狂牛病や口蹄疫など

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196名無しさん@お腹いっぱい。
農業共済新聞10月2週号より

人への感染について品川教授は「1995年に英国で新変異型クロイツフェルトヤコブ
病が発見され、世界で111例見られる」とし、原因は@異常プリオンタンパクに汚染
された牛肉や特殊くず肉(脳、脊髄、胸腺、脾臓)、その加工品(ハンバーグ、ミート
パイなど)の摂取A食肉加工を行う段階での異常プリオンタンパクの付着―が推定で
きるという。
しかし、「日本は西欧と違い、牛の脳を食べる習慣がない。その点、西欧と比較して
危険性は少ない」(品川教授)。また、「マウスへの感染実験では、牛が感染する最少
量の(BSE感染牛の)肉骨粉を、千倍にしなければ感染しなかった。人を含め他の動物
への感染度が低いのは明らかだ」(山内氏)としている。
また、研究者の中には、北海道大学の近藤喜代太郎名誉教授のように「人がヤコブ病
にかかるリスクは@食生活の中で危険部位をどれだけ食べるかA人口一人あたりの
『市場流出汚染牛』頭数―により違う。試算では日本人がBSEにより新変異型クロイ
ツフェルトヤコブ病にかかるのは、9000億分の一の確率」と、危険度は極めて少な
いという見方もある。