SS投稿スレ10

このエントリーをはてなブックマークに追加
1名無しさんだよもん
SS書きたい人、読みたい人はこちらでどうぞ。
読んだら一言感想書き込むと作者の筆も滑らかになるよ。
もちろん無言も感想のうちだけど(;´Д`)

トラブルのない投稿の方法は>>2-5を参考にしてね。
初心者さんは投稿の方法は必ず読んでネ!
無用のトラブルはなるべく避けましょ。

前スレ等は>>3-5

※SS投稿の告知があった場合は、投稿を優先させてあげましょう。
※板が重くならないように、長文投稿後しばらくはageない方が良いでしょう。
※スレの寿命を伸ばすために、雑談などではリダイレクトの使用を控えよう。
 かちゅーしゃ対応(>1、>1)がお勧め。

【便利な関連サイト】
700/1300による回収サイト
http://uenohighschoolz.virtualave.net/sslib/
三告平氏によるSSトレーニングルーム
http://www.hakagi.net/ss/
2名無しさんだよもん:02/02/24 16:54 ID:r0b9bbhm
【投稿の手順】

1:まず、投稿する旨を告知するカキコをすると良い。
  「今からSS投稿します。なお、××な内容です」など。
  鬼畜・陵辱・スカなどのジャンルでは特に。読むのを嫌がる人もいます。
  (時間帯・スレの状態・信念・その他で省略可)
2:書いたSSを30行程度で何分割かしてひとつずつsageで書き込む。
  (名前欄に、タイトルと通しナンバーを入れると分かりやすい)
3:回しは不要。旧スレからの変更です。
4:最後にsageで作者名・タイトル・あとがきなどと共に、
  アップしたところをリダイレクトする(>>1-2みたいな感じ)とトッテモ(・∀・)イインチョ!

基本的には、手順の【3】だけでOK。
初めて投稿する人は、前スレや、前回投稿なども参考に。
3名無しさんだよもん:02/02/24 16:54 ID:r0b9bbhm
4暇な人 ◆/EIn1GX2 :02/02/24 16:54 ID:LYBYltuD
4?
5名無しさんだよもん:02/02/24 16:55 ID:r0b9bbhm
【関連スレ】
葉鍵板的SS討論スレッド Ver.7
http://wow.bbspink.com/test/read.cgi/leaf/1009782415/

最萌トーナメント支援用SSスレッド
http://wow.bbspink.com/test/read.cgi/leaf/1011756386/
妄想超爆裂ハーレムスレッド
http://game.2ch.net/leaf/kako/1006/10061/1006178327.html
AF団十尻衆の諸君!!
http://wow.bbspink.com/test/read.cgi/leaf/1002590718/
Leaf&Key仮想戦記〜ひとりぼっちの戦場編〜
http://wow.bbspink.com/test/read.cgi/leaf/1008739929/
葉鍵サバイバル 公開2日目
http://wow.bbspink.com/test/read.cgi/leaf/1011896511/
葉鍵ファンタジーU
http://wow.bbspink.com/test/read.cgi/leaf/1010300239/
エロシチュスレッド〜逆アナルスレ第二弾!
http://wow.bbspink.com/test/read.cgi/leaf/998240441/

【過去関連スレ】
鬼畜SS投稿スレ
1:http://mentai.2ch.net/leaf/kako/963/963130640.html
2:http://cheese.2ch.net/leaf/kako/974/974734116.html
職人さん育成スレッド
http://cheese.2ch.net/leaf/kako/992/992895490.html
61:02/02/24 17:47 ID:aixaCm7D
Kanonの小説が欲しいです。
しかし本屋では売ってません、そこでネット販売してるサイト
が欲しいです、ありませんか?
7名無しさんだよもん:02/02/24 17:52 ID:UgluhHef
>6
面白いことしてるな(w
8名無しさんだよもん:02/02/24 20:02 ID:HsmeM91o
>>6
いくらなんでも、スレまで立てることはないだろ。
9名無しさんだよもん:02/02/24 20:44 ID:uupZGkA1
>>6
ttp://search.shopping.yahoo.co.jp/books_search?p=kanon&r=books&b=41
つーかせめてYahooくらいチェキすれ。
10甘えん坊将軍:02/02/25 02:10 ID:umJJbaPr
 新スレ立てお疲れさまです。
 数日後には一本書き込む予定です。
11名無しさんだよもん:02/02/25 18:36 ID:OmnfhsWI
>>6
つーか、あんま面白くないよ。
買うならONEの方がよい。
12名無しさんだよもん:02/02/25 23:11 ID:xWMmzsuQ
新スレ乙〜。
13名無しさんだよもん:02/02/26 03:15 ID:q+UOHzia
雑談スレとして再出発か?
14名無しさんだよもん:02/02/26 06:46 ID:pieUaI3f
スレ9、かちゅでも開けないんだが……
15名無しさんだよもん:02/02/26 20:37 ID:XeggvLGQ
>>14
開けたよ。kage新しいのに入れ直したら?ちなみに漏れは0.99.0.68
16名無しさんだよもん:02/02/27 07:59 ID:oMe45ky1
>15
kage更新した直後に取得しようとしたんだが、
倉庫のパスワードを間違った。
以降、「もう使えません」エラーしか見れん。
17名無しさんだよもん:02/02/27 08:05 ID:VdPZzPtp
>>16
もしあればログ消去して、かちゅ再起動してもう1回チャレンジ。
18名無しさんだよもん:02/02/27 15:00 ID:odTrL5lx
なんでもかんでも自分の常駐スレで済まそうとする雑談厨はなんとかならんのか。
初心者・PC初心者・ソフトウェア、どこでもいいから逝ってよし。
19名無しさんだよもん:02/02/27 18:15 ID:zLZ8iiXF
最萌トーナメントのFAQより……


>Q: DAT落ちした前スレをどうしても今すぐ見たいっ!
>A:かちゅ〜しゃ + Katjusha Extender (Version 0.99.0.64(以上、最新推奨))などを利用して
>  http://test.tora3.net/ に記載されている、ID と PW を入力してください。
>  参考:http://www.monazilla.org/oyster.html
>  ブラウザーの人は2ちゃんねるマルチビューアを利用 → http://www.chikara.biz/kaku.cgi
20名無しさんだよもん:02/02/28 15:14 ID:aVsvZ6fd
   
21名無しさんだよもん:02/02/28 17:33 ID:0PW9kiN+
http://wow.bbspink.com/test/read.cgi/leaf/1013282749/130
明日からはお金払わないとdat落ちデータは見えなくなるので注意。

詳細は
http://kaba.2ch.net/test/read.cgi/accuse/1014739544/
ttp://page.freett.com/oissu/index.html
をどうぞ。
22名無しさんだよもん:02/03/01 17:21 ID:xGrnznRl
定期age
23名無しさんだよもん:02/03/03 00:33 ID:aANXIFcF
24名無しさんだよもん:02/03/03 16:49 ID:622Jt+Lt
メンテ
将軍、新作は?
25名無しさんだよもん:02/03/04 13:15 ID:vUB/EhOI
メンテ。
26名無しさんだよもん:02/03/04 23:24 ID:v2YlSG8R
葉鍵陸軍ではリレー小説に参加する同志を求めている。
我こそはと思うものは、下記スレッドまで来てくれたまえ。
http://wow.bbspink.com/test/read.cgi/leaf/1014565791/   
27名無しさんだよもん:02/03/05 23:46 ID:PobCvap/
    
28名無しさんだよもん:02/03/05 23:58 ID:G7+wcN7y
まあ、調子に乗って独立しようとすればこうなるわな。
29甘えん坊将軍:02/03/06 01:38 ID:tbO/GTcD
 これより投下します。
 16レス分程度です。
『原作以外のストーリーは認めない』方は読まない方がよろしいかと存じマス。
30特効薬:02/03/06 01:43 ID:KzGit/tF
「あの子は…私の妹なんかじゃないわ」
 それが、香里の口から出た言葉だった。
「でも…苗字が同じ『美坂』じゃないか」
「同じ苗字の人が同じ学校に通ってても不思議じゃないわ」
「栞は、自分の姉の名前が『香里』だと言ってた」
「同姓同名の生徒よ…」
 取り付く島が無いというのはまさにこのことだ。
 確かに苗字も名前も全く同じ生徒が同じ学校に在籍している可能性は限りなくゼロに
近いとはいえ、決してありえない話ではない。
 だが、俺の直感は次の質問を香里にするように促した。
「じゃあ…栞が病気を患って長い間学校を休んでいることも知らないんだな?」
「私は一人っ子よ。妹なんていない」
 そう言うと、香里はきびすを返して寒々とした廊下へと出て行こうとした…が。
 ぴたりと足を止め、
「相沢君…あの子のことが好きなの…?」
 こちらを振り向きもせず、いつもと変わらないクールな口振りで訊いてくる。
「ああ、好きだ」
 俺は本心を香里に打ち明けた。

 翌日の昼休み。
 俺は例のごとく、くそ寒い学校の裏庭で栞とバニラアイスを食べていた。
 ただでさえ身体の外側から冬の寒さがじわじわと侵食してくるのに、身体の内側でも
季節外れのバニラアイスが確実に俺の体温を奪ってゆく。
 栞と話でもして気を紛らわせないと、とてもこのまま外に居られるものじゃない。
「なあ、栞」
「なんでしょうか? 祐一さん」
「昨日香里と話したけど、『私に妹はいない』って言ってたぞ」
「そうですか…。じゃあ、きっとその人は私の姉と苗字も名前も同じなんでしょうね」
 そう言いつつも、バニラアイスを口に運ぶ栞の表情がほんのちょっと曇った様な気がした。
31特効薬:02/03/06 01:44 ID:KzGit/tF
「それにしても、本当に栞は変わった病人だな」
「どうしてですか?」
「普通、病人はベッドの上でウンウン唸ってるもんだろ?」
「…」
「なのに栞は寒い冬に平気で外を出歩くわ、冷たいアイスを平気で食べるわ」
「…祐一さんには、私が平気でいるように見えますか?」
「平気というよりも、むしろ寒さに対して鈍いように見える」
「そんなこと言う人、嫌いです」
 栞と共に過ごす何気ない昼休み。
 俺は、栞に軽口を叩くこの一時がこれからも続くものと信じていた。
 いや、信じていたというよりも、願っていた。
 俺の心の奥底に、あたかも黒雲のように漂う恐怖を紛らわすべく。
『栞の病状が悪化して、もう二度と一緒に昼休みを過ごせなくなるのではないか』という恐怖を。
32特効薬:02/03/06 01:45 ID:KzGit/tF
 実際、俺はあまりにも無力だった。
 栞の肉体を刻一刻と、確実に蝕んでゆく病魔の前には。
 俺は、栞の病気が非常に重いものであることを知らされてからというもの、彼女と
普通に付き合おうとしてきた。
 まあ、付き合うとはいっても、馴れ初めの頃と同じように、昼休みに昼食を一緒に
したり、放課後に寄り道をしたりする程度のものだが。
 栞本人といえば、自分の病気を気にする様子もなく、俺との何の変哲もない生活を
それなりに楽しんでくれてはいるように見える。
『次の誕生日までは生きられないだろう』というのが医者の見解で、それは香里だけではなく
栞本人も知っていることだ。
 しかし、栞は刻一刻と迫る死への恐怖と闘っているのみならず、姉に無視…というより
自分自身の存在をこの世から抹殺されているのだ。
 いわば栞は二重の死の恐怖に晒されていると言っても過言ではないだろう。
「栞…。お前の姉は、俺と栞が付き合ってることを知ってんのか?」
「ええ。もちろんです」
「何か言ってたか?」
「いいえ、特に何も」
「そうか…」
 会話が途切れ、気まずい沈黙が俺たちを包んだ瞬間。
「祐一さん」
 突如、栞が俺に話し掛けてくる。
「祐一さん…血は水よりも濃いんです」
 小さな声でだが、はっきりとそう口にした。
33特効薬:02/03/06 01:46 ID:KzGit/tF
 栞の誕生日を明日に控えた夜。
「なあ…栞…」
「なんでしょう? 祐一さん…」
「痛かったら、すぐに言うんだぞ」
「だったら祐一さんが私を気持ちよくして下さい」
「無茶言うな…というか、それが『初めて』の人間の言葉か?」
「あ…」
「へえ〜、栞は重度の好きモノだったんだな。知らなかった」
「そんなこと言う人、嫌いですっ!」
「すまない。俺が悪かった」
 軽口が過ぎたのを謝ると、栞は俺の頬にそっと手を寄せる。
 そして、
「気持ちいいのも…痛いのも…生きている証拠ですから…平気です」
 栞は頬を赤らめつつ、そして限りなく深い哀しみを瞳の奥に湛えながらも、はっきりと言った。
 栞の優しい言葉に、胸が一杯になる。
 ここまで誰かをいとおしいと思ったことは初めてだ。
 俺はぐっと腰を前に出し、栞の中へ侵入を開始した。
 ゆっくり、できる限り優しく。
 栞は、俺にとってかけがえのない存在だから。
34特効薬:02/03/06 01:46 ID:KzGit/tF
「なあ香里。今日は誰の誕生日か知っているか?」
「…」
 香里は俺の質問に答えるどころか、こちらを一顧だにしない。
「だから俺の話を聞けって、香里…」
「放してよ!!」
 掴んだ俺の手を振りほどき、香里は俺の前から立ち去ろうとする。
 だが、俺は再び香里の手首を力一杯掴んだ。
 そして今度はできる限り優しく話し掛ける。
「香里…栞は昨日からずっと俺の部屋にいるんだ。…会ってやって欲しい…」
「栞…が…?」
「そうだ。誕生日は来たが、栞はまだ生きてるんだ」
「栞は…あの子は、何処にいるの!?」
「俺の部屋だ。昨日からずっと」

 居候先の水瀬家の玄関をくぐると、丁度秋子さんが出かけようとしているのに出くわす。
 小さなポーチを持っているだけだから…たぶん買い物に行くところなのだろう。
「あらあら、祐一さん。昨日に続き、今日も女の子をお連れしたのですか?」
「ええ。大事な用事がありますから」
「…お邪魔します。美坂香里です」
 ここまで来る道すがら、黙っていた香里もさすがに家主に挨拶をしないほど無作法ではないらしい。
「栞ちゃんのお姉さん…ですか? 祐一さんに変なことをされないよう、気をつけて下さいね」
「…」
 秋子さんの冗談(?)を意に介する風もない様子で、香里は突っ立っている。
「では祐一さん。出かけてきますのでお留守番をよろしくお願いします」
「はい。お気をつけて。おい、香里」
「…」
 俺が上がるように促すと、香里は黙りこくったまま靴を脱いで俺に付いてきた。
35特効薬:02/03/06 01:48 ID:KzGit/tF
「昨日から栞と過ごして、人間の生きようとする本能は恐ろしいことを実感したんだ」
「…」
「一度快楽を得ると、更なる快楽を求めてやまないというか…」
「…?」
「生きるために快楽を得るのか…快楽を得るために生きるのか…って、哲学っぽいな」
「…相沢君…栞は…?」
「そんなに心配そうな顔をするなよ。大丈夫。もし最悪の事態になってたら病院に運ぶなり
お前の家に電話するなりしていたよ」
「そう…」
 俺の部屋の前につくと、一旦香里の方を振り向く。
「ああそうだ。言い忘れるところだったが、香里。お前は…病気である栞に何かして
やったか? 栞が必要としていたものを理解できてたか? …栞の姉として」
 そして俺は自分の部屋のドアを開いた。
 香里を栞に会わせるために。そして…俺の治療の成果を見てもらうために。

「あっ、祐一さん。お帰りなさい」
「おう。ただいま、栞。いい子にしてたか?」
「はいっ! あの…祐一さん…、今日は…」
「勿論だ。ああ、治療中は俺以外の人間を気にしなくていいからな」
 俺がそう言うと、栞はいそいそとセーターとスカートを脱ぎ、下着も躊躇することなく
脱いでゆく。
 栞がいつも身に纏っていたストールは、部屋の片隅にくしゃくしゃになった状態で
放り出されている。
 妹が生きていただけではなく、その妹が自分を全く無視し、しかもいきなり服を脱ぎ
始める光景に出くわした香里は驚くだけで精一杯のようだ。
「ちょ…ちょっと、相沢君!! これって…一体どういうこと!?」
「ん? ああ、病院でも治療をするときは服を脱ぐだろ? 手術する時なんか。それと同じだ」
「違うわよ!! あなた…栞と何を…」
 物怖じしないように見えた香里だったが、さすがにこれは刺激が強すぎるか。
 まあいい。いちいち言葉で説明するより実際に見てもらったほうが早いだろう。
36特効薬:02/03/06 01:48 ID:KzGit/tF
 俺がベッドに寝転ぶと、栞は俺の顔を跨ぐようにベッドに乗り、俺のズボンの
ジッパーを下げ、トランクスをずらす。
 そしておもむろに俺のナニを口で咥えた。
 俺も、栞の股間に色づく割れ目に指を這わせる。
 単なる縦筋でしかなかった栞の割れ目を指で開くと、ピンク色の綺麗な秘肉がひくひくと
蠢き、じんわりと透明の液体が染み出してくるのがよく見える。
 俺のナニを口に含み、舌で舐めているのに夢中でいる栞も真っ赤な顔で息を荒げながら
ぴくぴくと腰を動かし始めた。
「んむっ…ゆ、祐一さん…」
「ほら、口の方がお留守になってる」
 目の前で可愛く動くお尻をぺちんと軽く叩くと、栞は再び熱のこもった舌遣いで俺のナニを
満遍なく舐め始める。
 亀頭の先端を唇で啄ばむようにしたかと思えば、尿道口をちろちろと舌先で軽く舐めたり
して俺から快楽を引き出そうとする。
 俺もお返しとばかりに、栞の割れ目に口付け、桜色の秘肉を舌で味わう。
 俺は、包皮から可愛く顔を覗かせている栞のクリトリスに口付ける。
「ひゃっ…」
 唇で肉芯を咥え、こしこしと力を加えると、栞は俺のナニを思い切り口一杯に含み
ちゅるちゅるとはしたない音をたててしゃぶった。
「ちゅぷっ…んんっ…こふっ…うむうっ…」
 俺のサオの部分を手で握り、巧みに力を入れたり緩めたりしてしごくのと同時に
空いた方の手で袋をやわやわと優しく揉んでくれている。
「栞…そろそろ治療を始めようか」
「はい。お願いします」
 頃合を見計らって話し掛けると、栞は俺のナニから口を離した。
 ベッドのふちに座りなおした俺と向き合い、恐る恐る腰を下ろし始める。
 ちゅくっ…。
「あっ…」
 俺のペニスと自分の秘部が触れ合って水音をたてた瞬間、栞は思わず小さな声をあげる。
37特効薬:02/03/06 01:49 ID:KzGit/tF
「んっ…くううっ…」
 少しずつ腰を下ろしている間も、栞は苦しそうな呻き声を上げる。
 無理もないだろう。俺との接合部に栞の全体重がかかっているようなものだから。
 しかし、治療には多少の苦痛が付き物だ。
 こればかりは栞に我慢してもらうしかない。
 栞の苦痛と代償に、俺のペニスが栞の膣内奥深くと侵入してゆく。
「栞…」
 そんな痛ましい栞の姿に健気さを感じる一方で、俺は奇妙な満足感を覚えていたのも事実だった。
「ゆ…祐一さぁん…」
「あともう少しだから…」
 痛みに耐えて、俺の治療を受けようとする栞の姿を見ると、いとおしさがますます膨らむ。
「っ…ふぅ…」
 俺のナニの先端が一番奥深いところまで到達すると、栞は大きく息を吐き、俺に身体を預けてきた。
 そんな可愛い栞の姿を見ていると、ちょっと意地悪をしてやりたくなる。
 俺は不意打ち気味に腰を動かし始めた。
「あっ…きゃ…」
 俺から転げ落ちまいと、栞は俺の背中に手を廻す。
 栞が俺に身体を密着させた為に、互いの結合がより深まり、更なる快感が俺たちを襲う。
 先ほどの、栞による口淫の余韻もあるせいか、限界は近そうだ。
「栞…栞…栞…」
 腰を突き上げ、俺はただひたすら栞を愛し続ける。
「あっ…あっ…ゆ、祐一さん…」
 俺が腰を突き上げる度に、栞は断続的に喘ぎ声を上げる。
 互いに抱き合っている腕に力が入る。
 射精感がこみ上げ、俺は堪えていた精を栞の膣内に思い切り吐き出した。
「あっ…ふはあっ!」
 俺の熱い精液を胎内に浴びると同時に、栞は身体を可愛く小刻みに震わせ、絶頂を迎える。
 栞の膣壁がきゅっきゅっと淫らに蠢き、俺のナニに絡みついた。
38特効薬:02/03/06 01:50 ID:KzGit/tF
「はぁ…はぁ…ふぅ…」
 荒い息をつく栞。
 俺の治療を素直に、従順な態度で受ける栞を香里にも見せてやろう。
 そう考えた俺は、繋がったまま栞の身体を廻して香里と栞を向かい合わせるようにする。
「あ…あっ…」
 途中で、ペニスは栞のアソコからずるりと抜けたが、構わず俺は栞を背中から抱きかかえた。
 これからが治療の本番だ。 
 栞の主治医である俺には、何の理由もなく栞と身体を重ねているわけではなく、これは
あくまで栞の治療上の必然性に因るものであるということを香里に教えてやらなければ
ならないという道義上の説明責任がある。
39特効薬:02/03/06 01:51 ID:KzGit/tF
「同じ治療薬を投与していると、病巣もその薬品に対して抵抗力をつけるようになるからな。
 だからといって薬を変えるわけにはいかないから…」
 そう言いつつ、俺は香里の目の前で栞の両足を大きく開かせる。
「思い切って薬の量を増やすしかないんだ」
 俺は再びペニスを栞の膣口にあてがった。
 今度は亀頭とサオで満遍なく、栞の割れ目をにゅるにゅると、焦らすように擦る。
「あっ! はああっ! ゆ、祐一さぁん…」
 絶頂を迎えた直後で、ほんの少しの刺激にも敏感に反応するのだろう。
 射精したばかりで、柔らかくなった俺のナニにもびくびくと身体を震わせている。
 実の姉とはいえ、栞の欲望に溺れた表情や、男の愛撫に身を任せる有様など今までに
見たことなどないはずだ。
 相当な衝撃だったのだろうか。香里は先ほどから一言も言葉を発しないでいる。
 そんな香里を見ていると、栞がどれくらいこの俺の治療に頼りきっているのかを
ついつい見せ付けたくなる。
「栞、俺のが…欲しいか?」
 さっきから割れ目を擦り続けて、硬度を取り戻し始めた俺のペニスを、栞の入り口に
あてがいながら訊ねる。
「ほ、欲しいです! 祐一さんのが、欲しいです!」
 栞は髪を振り乱し、必死に俺に懇願する。
「俺のナニが欲しいのか、はっきり言ってくれないと解らないぞ」
「あっ! ああうっ…」
 流石に実の姉の前で『あの言葉』を口にするのは羞恥心が伴うのか、それきり口を
つぐんでしまう。
 はっきり答えない事へのお仕置きを兼ねて、俺は亀頭で栞の割れ目をツンツンと小突いた。
 既に一度俺のペニスを受け入れて膣内がほぐれたせいなのだろう。先ほど栞の胎内に
放った精液と、とめどなく分泌される愛液とでぐしょぐしょになっている栞のアソコは
一旦は俺のナニを受け入れたとは思えないくらい入り口を硬く閉ざしているようにも
感じられたが、ほんの少し腰を動かしただけでも、ナニの先端が栞の膣内に易々と入り込む。
40特効薬:02/03/06 01:51 ID:KzGit/tF
 だが、決して奥までは入れず、膣口に亀頭をぬりゅぬりゅと押し付け、時折浅く
挿入して栞を焦らす。
「栞。俺のナニが欲しいんだ?」
「…!!」
 俺の意図を知ってか知らずか、栞は黙ったままでいる。
 だが、指示に従わない患者に、無理矢理、力づくで治療を施すのでは名医とはいえない。
 本当の名医は、患者が自分から進んで治療を受けるように仕向けるものだ。
 俺は、栞の背中越しにアソコへと手を伸ばし、包皮から顔を覗かせているクリトリスを
指で摘む。
 コチコチに凝っているクリトリスを親指と人差し指で優しく摘み、指の腹で擦ると
黙っていた栞に変化が現れはじめた。
 身体をびくびくと震わせ、息遣いも段々荒くなる。
「栞…」
「お、オ○ンチン! 祐一さんのオチ○チンです! あはぁっ!」
 栞の口からその言葉が放たれた瞬間、ただ目の前の現実を受け入れるだけで精一杯だった
香里がはっと息を飲んだ。
 表情も、呆気に取られていたものから、驚愕のそれへと変わる。
「よしよし。やっぱり栞は素直な患者だな」
 そう言いつつ、俺は香里にも見せつけるように、ペニスを栞のアソコに押し付けて
ゆっくりと貫く。
 度重なる交わりで、栞の膣口は大分ほぐれているようだが、膣内は相変わらず壊れて
しまうのではないかと思わず不安になってしまうほど狭く、きつい。
「ううっ…くっ…くはあっ…」
 俺のナニが奥深くまで侵入するまでの間、栞は息を詰まらせたような声をあげていたが
亀頭が最奥の子宮口をこつんとノックすると大きくため息をついた。
 俺のナニの大きさに栞が慣れるまでそのままでいると、膣壁がひくひくと蠢いて
いるのが感じられる。
「栞…」
「はい…祐一さん…」
 俺が再び大きく腰を動かし始めると、栞も小さなお尻を一生懸命振って俺に応えた。
41特効薬:02/03/06 01:52 ID:KzGit/tF
「あっ…あはぁっ!! んっ…んんっ…」
 膣内で俺のナニが往復する度に、栞は嬌声を上げ、快楽をむさぼる。
 驚きのあまり、目を大きく見開いたままでいる香里は、じゅぷじゅぷと派手な水音を
立てている俺と栞の接合部から視線を逸らせないでいるようだ。
 香里にとっては、実の妹が目の前で男に犯されているようなものだから無理もないだろう。
 犯されているのみならず、嫌がるどころか淫らに乱れて俺のナニを膣内に受け入れている
栞の姿を目の当たりにしているのだから。
 今まで見た事もない、栞の新たな一面を見せ付けられた香里の心中はいかばかりだろうか?
 だが、俺の本来の目的が達成されたわけではない。
 確かに、栞が誕生日を迎えても生きているのは、俺による今までの『治療』が効を
奏したからだと言っても過言ではないだろう。
 俺は他の凡百な医者とは違い、患者のアフターケアをも怠らない。
 病み上がりで肉体の免疫力が著しく低下している状態にある患者に悪いばい菌が
つくのを防ぐのも医師の役目だ。
 そう。香里の存在は今の栞にとって、病気を悪化させる元凶以外の何物でもない。
 香里は病人である栞に、相当な精神的苦痛を加えたから。
 栞の病気の完治の為には、香里は二度と栞に近付いてはならないということが
最大の処方箋であることを伝えなければならないのだ。
 そのためには、栞に対して決して償うことの出来ない罪を犯したことを香里に
知ってもらわなくてはならない。
 そうすれば、栞はもはや自分の妹などではないということを、否が応でも香里は
認めざるを得なくなるだろう。
 考えただけで、俺は強い興奮を覚える。
42特効薬:02/03/06 01:54 ID:KzGit/tF
 栞の膣奥を何度も何度も犯すうちに、俺の下半身一杯にジンジン甘い痺れが漂い始める。
「ゆ…祐一さん…祐一さぁん…」
 切羽詰ったような表情をしつつ、栞は俺のほうに顔を向ける。
 たぶんキスを求めているのだろう。
 俺は何も言わず、栞の唇に口付ける。
「ん…んむっ…うふぅ…んちゅっ…」
 俺が口付けると、栞は安心したように目をつぶり、俺の腰の動きに自分の腰の動き
を合わせ始めた。
 俺と栞の接合部では精液と愛液が混じり、ぐちゅぐちゅと卑猥な水音をたてている。
 呆然と俺達の行為を眺めることしか出来ない香里の耳にも、この音が届いているに違いない。
 そう思ってちらりと香里に目をやると、相変わらず俺と栞の接合部に見とれたままでいる。
「くくくっ…」
 ただ黙っている香里の反応に満足し、思わず笑みを漏らすと、閉じられていた栞の目が開かれた。
 栞に対しては別に他意がなかったことを示すべく、俺は舌を栞の口腔内に侵入させ
自分の舌を絡める。
「んっ…んんっ…んむふぅ…」
 再び栞は目を閉じ、負けじとばかりに俺の舌に自分の舌を絡め始めた。
 俺が腰を突き上げる度に、栞は身体をくねらせ、嬌声を上げる。
 だが、香里に栞の全てを見せ付けてやったわけではない。
 俺は、栞の両足を思い切り左右に開き、接合部が香里にもよく見えるようにする。
「祐一さぁん…私…わたし…」
 栞もそろそろ限界らしい。
 両足が開かれたぶん、俺のペニスは栞の更に奥深い所に届くようになる。
「栞…栞…!!」
 俺のペニスの先端から大量の精液がびゅくびゅくと迸るのと同時に、栞の膣壁が
一滴残らず俺から精液を搾り取るかのように激しく締まった。
 絶頂を迎えた栞は全身が弛緩したようになり、俺の胸に背中を預けてくる。
 激しく互いを求めていた時とは違い、互いの体温が交じり合う、たゆたったような時間が
二人の間で流れる。
43特効薬:02/03/06 01:54 ID:KzGit/tF
「もう…もういやあっ!! やめてえっ!! こんなことっ!!」
 何を思ったのか、香里は耳を塞ぎながら、突如狂ったように叫びだす。
「おいおい、香里。栞への治療を『こんなこと』よわばりすることはないだろ?」
「何が…何が治療よ!! ただ栞を自分の好きにしているだけじゃない!!」
「当たり前だ。俺は栞が好きなんだからな。栞だって…ほら」
 俺は栞の身体を支える手を放し、今度は、絶頂を迎えて俺の肩にくたりと後頭部を
預けている栞の頭を両手で支えた。
 さっきから休むことなく胎内に精液を浴び、二度絶頂を迎えて夢見ごこちな栞の顔を
香里に見せる。
「いやあ。ここまで治療を進めるには随分苦労したんだ。腰もナニも、痛くて痛くて。
 でも栞のこの安らかな表情を見るだけで報われる。俺の治療が少しは役に立ったことを
実感できるんだからな」
 そう言いつつも、俺は再び腰を動かし始める。
 温かく、柔らかく包み込むのは勿論だが、きゅっきゅっと絶え間なく俺のナニを
締め上げる栞の膣内は何度犯しても最高に気持ちいい。
「ゆ…祐一さぁん…」
 俺と繋がったまま、栞は前にへなへなとへたり込んだ。
 無理もないだろう。さっきから休みなく交わりつづけて、ほんの僅かな刺激ででも
軽い絶頂を迎えるまでになっているのだから。
 俺も、今度はそう簡単に射精できそうにない。ナニはカチカチに勃起し、栞のヒダも
健気に俺のナニに絡みついては来るが、射精を促すまでには程遠い。
 だから何度も何度も栞の中を突き続け、ただひたすら栞の熱くて硬くて柔らかい膣内の
感触を愉しむ。
 子宮口を小突く度に、栞も全身を大きく震わせて俺のペニスの感触を味わってくれる。
 薄いが、柔らかくも張りのある胸を揉み、先端に佇む乳首を摘む度に栞はうわずった声をあげた。
「栞…俺はお前が好きだ。だから奇跡を起こしてみせる。それまではずっと一緒だ」
「あっ…はあぁぁ…はい…私も祐一さんが好きです…でも…」
「でも…?」
「もし…もし奇跡が起こっても…んふぅ…そのあとも…ずっと…私と…あふっ…」
「…そうだ。そうだったな。栞」
44特効薬:02/03/06 01:55 ID:KzGit/tF
「いっ…いやあああああ〜っ!!」
 俺と栞のやり取りを聞いていた香里は髪を振り乱し、地団駄を踏みながら再び叫ぶ。
「私は…私は栞の実の姉なのよ!! 栞は私の実の妹なのよ!! 返してえっ!!
栞を、栞を返してえっ!!」
 先ほど叫んだ時とは違い、香里はもう完全に我を忘れ、取り乱している状態のようだ。
 日頃クールな佇まいをしている香里からは想像もできない振る舞いだ。
「返してっ!! 栞は私の妹なのよ!!」
「香里…」
 静かに、だが叫びまわる香里にもはっきり聞こえるような力のこもった声で話し掛ける。
 栞を後ろから愛し続けながら。
「その言葉を…栞はずっと待ち続けていたんだ」
「…!?」
 涙と鼻水でくしゃくしゃになった顔を、香里はこちらへ向ける。
「栞は俺に話してくれた。『お姉ちゃんと一緒の学校に行きたい。登校する時も、昼休みも
下校する時も、寄り道する時もいつも一緒にいたい』ってな」
「…」
 黙りこくった香里に構わず、俺は続ける。
「だが香里…お前は、生きたいと願いつつ一人で病気と闘っている栞に寄り添うどころか妹として
見ることすら放棄したんじゃないか? もはや栞の姉であることをやめたんじゃないのか?」
「私だって…私だって辛かったのよ!! 他人のあなたに私の気持ちが解るわけない!!」
「ああ解らない。実の妹の存在を心から消し去ろうとする人間の気持ちなんかな。
 おまけに、栞が誕生日を過ぎても生きてることを知った途端に妹扱いか? 二重のエゴだな」
「〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!」
 声にならない叫びをあげる香里。
 人間は事実をズバリ指摘された時には何も言えなくなるというが、今の香里がまさに
その状態だった。
「何を今更…。お前以上に栞は辛かったんだ。だが俺は…」
 そう。決して、香里のように栞を見捨てたりはしない。
 …永遠に。
45特効薬:02/03/06 01:56 ID:KzGit/tF
 しかし、だ。
 俺は栞の事が好きだが、本当に栞は俺のことを好きでいてくれているのだろうか?
 正直、不安が全くないわけではない。
「栞…俺は、お前が好きだ」
「はい。私も…祐一さんが好きです…あっ! あはぁん…」
 その言葉を受け取ったことを栞に伝えるべく、俺は腰の動きを早める。
「栞…お前に姉はいるのか…?」
「きゃふっ…いいえ…もういません。私は…私を妹として見てくれなかったお姉ちゃん…
いいえ、香里さんのことは、もうどうでもいいです…あはうっ…」
「じゃあ…今、お前には誰がいるんだ?」
「は、はい…私には…祐一さんしかいません…」
「おいおい。血は水よりも濃いはずじゃなかったのか?」
 俺たちは飽きることなく互いを求め合ってはいるが、栞が本心を打ち明けてくれて
いるかどうかまでは誰にも解らない。
 だが、現に栞は俺を余すところなく全身で受け入れてくれている。
 目には見えないもの、耳には聞こえないものが、俺と栞を結び付けているのだ。
 俺は更に腰の動きを早める。
 熱くて狭くて、俺のナニをきゅんきゅん締め上げる栞の膣壁の感覚、栞の快楽に溺れる
喘ぎ声、精液と愛液が混ざり合ってドロドロになった栞の膣内、そして為す術もなく
呆けたように俺たちのSEXを眺めることだけを余儀なくされている香里の視線が
徐々に俺を高みに導く。
 栞の膣壁もひくひくと蠢き、絶頂が近い事を知らせてくれているようだ。
「栞…もう…もう…我慢できない…。お前の中に出すぞ…」
「は、はい。私も…イキそうですっ!! 祐一さんのを、私の中に、下さいっ!!」
 俺が全速力で腰を振ると、栞の膣も大きく収縮し始め、射精を促す。
「ゆ…祐一さあんっ…!!」
 栞は全身をびくんびくんと大きく痙攣させ、体の一番奥深い所で俺の精液を余さず受け入れる。
「ううっ…栞っ!!」
 その瞬間、栞を完全に自分のモノにしたという充実感と満足感に浸りつつ、俺は
栞の子宮口にペニスの先端をグリグリ押し付けながら精を放った。
46甘えん坊将軍:02/03/06 02:00 ID:KzGit/tF
>>30-45『特効薬』
 遅ればせながらKanonをコンプ。
 栞シナリオが一番よかった…。お約束といえばお約束だケド。
47名無しさんだよもん:02/03/06 02:52 ID:FSuQ6H0v
キタ━━━━━(゚∀゚)━━━━━!!!!

話がここで終わるのがもったいないような、ここで終わるのが相応しいような、不思議な読後感です。
美味しい話をありがとうございました。
48名無しさんだよもん:02/03/06 03:29 ID:OO/8wFVU
強烈です。
待った甲斐がありました。
49名無しさんだよもん:02/03/06 23:58 ID:lmf7WFYo
新作age
>30-45
原作のパラレルワールド的な作品ですね。
濃厚なエロシーンといい、香里を皮肉ったところといい、素晴らしいです。
50名無しさんだよもん:02/03/07 23:27 ID:lufjx38e
何かほかほか兄さんと似たようなネタだな。
51甘えん坊将軍:02/03/08 16:19 ID:m8GEh+n0
 身体の調子を崩してたので、ちょっと遅くなりますが
>>47 姉妹丼に移行するつもりでしたが、ちょっと収拾がつかなくなりそうなので
    思い切ってその部分はカットしました。
>>48-49 遅くなってスイマセン。理由は・・・前述のとおりです。
>>50 そうですか?
52名無しさんだよもん:02/03/09 05:07 ID:X6ztcbhe
浮上!!
53名無しさんだよもん:02/03/09 05:11 ID:X6ztcbhe
こんどこそ浮上
54名無しさんだよもん:02/03/10 16:57 ID:DI0TSYoe
トーナメント厨がいなくなって清々したと思ったが・・・・・・
結局は寂れてるのね(;´Д`)
55名無しさんだよもん:02/03/10 17:01 ID:4JwKnUac
>>54
君、面白いことをやっているね。。。

http://wow.bbspink.com/test/read.cgi/leaf/1014735202/304
56甘えん坊将軍:02/03/11 22:01 ID:kGis9QUX
 メンテ。
57ボク:02/03/12 10:49 ID:jPlE9yE7
ふぅ…
58甘えん坊将軍:02/03/14 03:34 ID:Z+FeqG6w
 メンテ。
59名無しさんだよもん:02/03/15 20:12 ID:k0ofO99D
60名無しさんだよもん:02/03/17 03:08 ID:hsfZOaOa
最萌に人材と熱意と意欲を吸い取られ
酸素欠乏状態なのでメンテ。
61名無しさんだよもん:02/03/17 03:30 ID:iMbUYjHG
さらにはリレー小説にも人材をとられてるメンテ。
62名無しさんだよもん:02/03/17 09:43 ID:gaWeV49V
しかもエロ系は逆アナルとAFに行ってるしねメンテ
63名無しさんだよもん:02/03/17 14:05 ID:G4Fpu33a
目下最大のライバルは監禁スレだろうメンテ。
64未熟名無し:02/03/17 17:41 ID:0ITgwOGj
最下層だYO!
65名無しさんだよもん:02/03/17 18:54 ID:PWHD2V9z
保全
66名無しさんだよもん:02/03/18 02:47 ID:onBPtU2r
逆アナルとAF、監禁スレの作者はもともとSSスレの住人と重ならないので
こことは無関係。けっこう古いひとはいるけど。

というより自然消滅だろう。トーナメント出の割り切りのいい者はキャラスレ
とかで書いてるよ・・・
67名無しさんだよもん:02/03/18 21:58 ID:Jom5IxV9
ESP
68名無しさんだよもん:02/03/18 23:57 ID:SRYjUVhE
葉鍵SS自体下火になってきているから仕方がないのかもしれない。

このスレは、キャラの名を借りただけの文章ではなく、キャラの特性やゲーム本編の
ファクター、そして作者のアイデアや構成力を生かしたSS(例外はあるが)が読める
唯一のスレだった・・・。

>66
監禁スレ(前スレ)に、某コテが千鶴監禁SSを書いてた。
69名無しさんだよもん:02/03/19 01:44 ID:OqNZrIoU
>68
「唯一」ってのはどうかと思われ
70名無しさんだよもん:02/03/19 01:45 ID:MvPGooXJ
琴音研究所監禁ものもSSコテ氏の作
71名無しさんだよもん:02/03/19 02:00 ID:c8XgIh7s
>>69
最萌もAFも逆アナルもキャラの名を借りただけのSSが殆ど。
事実、キャラの名を置き換えても話が通じる物ばかりだった。
>>70
あれって外部のサイトに全く同じものがあったが。
http://www.bx.sakura.ne.jp/~syou2/novels/azato/kizuato01.htm
72名無しさんだよもん:02/03/19 02:02 ID:c8XgIh7s
http://mio_2ch.tripod.co.jp/kaede.html
こっちが回収所にあるもの。
73名無しさんだよもん:02/03/19 02:25 ID:xeLd3DTj
>>71
じゃあ、そうでない作品を教えてください。
向学のために非常に興味があります。

ここではウザイと言われるでしょうから、
できればSS発掘スレにでもお願いします。
74名無しさんだよもん:02/03/19 02:35 ID:sf9roUOW
>>71
というか、ここのSS書きはコテがほとんどなのだから自分のコテ晒して
同じことを言えないのではタダのへタレ

プライドの高い人は、訓練所でヒキコモリ馴れ合うのがむいてるよ
75名無しさんだよもん:02/03/19 02:57 ID:UH+W5sQV
つーか、馴れ合い騒動のことまだ根にもっとるのか?
なかなかSSの投稿されないスレにこれだけ人が張り付いてるのには正直ビビタ。
それもsage進行で。
76名無しさんだよもん:02/03/19 03:02 ID:OqNZrIoU
>71
「殆ど」と逃げをうつくらいなら最初から「唯一」なぞと言わねばよからうに

つか、頼むからこれ以上敵をつくらないでくれ。
77名無しさんだよもん:02/03/19 03:49 ID:+uaQRL50
>>71-72 c8XgIh7s
監禁スレ1がDAT落ちしてるんで今確認できないのがアレだが
なにか激しく勘違いしてる?

超能力を軍事転用するための秘密研究所に監禁された琴音を
超能力実験・観察する観察員の記録日誌形式のやつなんだが…。
そのどっちと全く同じものなんだ?
78名無しさんだよもん:02/03/19 03:56 ID:n0h8IFEm
お、面白そうな事やってるじゃん。
じゃあ俺も。>>71

>キャラの名を置き換えても話が通じる物ばかりだった。
互換性など作品の質と何の関係もないと
討論スレで叩かれて反論もできずに逃げだしたのは
お忘れで?

まあ、俺は萌え至上主義の萌えシチュスレ出身だから、
>>71>>68のような奴らがいるとこには書きたくないってのはある。
79名無しさんだよもん:02/03/19 04:21 ID:a4PDKTcb
つーかなー、>>71のレスってどっかから借りてきたような文章だぞ。
そう、ちょうど最萌コテの馴れ合い騒動の時に紛れ込んだ奴。
二度も同じような奴に釣られてんじゃねーよ。
いちいち反応するってことは、少なからず心当たりがあるんじゃねーの?
>>71にあがってスレでは逆アナしかみたことないけけど、秀作もあれば駄作もある。
あたりまえのことだが、どのSSスレでもそれはいっしょだ。

>>78
だれもてめぇに書いてくれなんざ頼んでねぇ。
椅子にふんぞり返って「書いて欲しいだろ」的態度がムカツク。
うぜぇから消えろ。
80名無しさんだよもん:02/03/19 04:53 ID:flMoS8hh
まあ、71を庇うつもりはないが、78の態度も傲慢ちきで嫌。
81名無しさんだよもん:02/03/19 05:04 ID:HakSkb+n
>78
>お、面白そうな事やってるじゃん。
>じゃあ俺も。>>71

頭の悪さが窺えます。
82名無しさんだよもん:02/03/19 05:08 ID:+uaQRL50
>>54-55
面白い奴が常駐してるスレだってことをちょっと失念してたかもな…
83名無しさんだよもん:02/03/19 07:19 ID:m3Z4mEcr
「戦記」おもしろいじゃん、あれSSに入らんの?
84狗威 ◆inui/iEQ :02/03/19 23:33 ID:40frmR6D
「大戦記」スレをよろしく!(゚ー´)d⌒☆
85甘えん坊将軍 ◆edRx6H2I :02/03/20 15:58 ID:pyEQzFKn
 ・・・。
 いずれにせよ、レスをつけた方は、その元となった書き込みを意識しているに他ならないのであって。


 なぜ放置出来ないのか・・・。
86名無しさんだよもん:02/03/20 21:42 ID:lG1ODxfg
いずれにせよ、ネタスレは存在意義が曖昧だと潰れるという見本だな。
87狗威 ◆inui/iEQ :02/03/20 23:01 ID:LnJejr2D
んまぁ、黙ってSS書いてればそのうち正常化するでしょ。
現在、雫SS書いてるんで、完成したらここに落としまふ。
まあ、完成させることができたらの話ですけど。
88名無しさんだよもん:02/03/21 00:29 ID:JwKgMrzO
顔文字板で「顔文字選手権」ってのをやっていたりするけど、
アレの SS 版ってできないかなぁ〜なんて思ってみた。
89名無しさんだよもん:02/03/21 07:47 ID:pwbai9nB
>>88
それ、面白いかもしれない。
参加してくれる人が多ければ、
盛り上がりそう!!
9088:02/03/22 00:05 ID:tmN5zXtJ
毎回テーマを決めて、それに沿った SS を書く。もちろん葉鍵キャラで。
で、投稿期間内に作品をスレに書き込んでいく。その際、書き手の知名度によって
作品の評価が変わらないように、全員名無しで投稿する。

投稿期間終了後、作品の評価期間を設けて、投稿された作品について感想なり批評なりをする。
ちなみに「顔文字選手権」の方だと、気に入った作品に票を入れていき最終的に順位をつけるが、
順位付けは、某祭で荒れやすいということが証明されているので (w 採用するにはビミョー

評価期間終了後に、書き手が作品や感想についてのコメントをつける。この時はコテを出しても OK。
あんまり評判が芳しくなければ、そのままトンズラするのも良し (w



……ってなことを考えてみたが(ほとんど本家のパクリだが (w)結局のところ、書き手がどれだけ
参加してくるかにかかってくるんだよな。さわたしスレ (w とかを見るに、潜在的な職人はいるはずだが。
91名無しさんだよもん:02/03/22 02:44 ID:rwVcaE/l
投稿期間長めに取ればいけるんでない?
92名無しさんだよもん:02/03/23 00:19 ID:gQYfPWdF
>>88
面白いと思いますよ。
一応ニセモノ防止のために、投稿時に適当なトリップを出しておくといいかもしれないですね。

で、88は言いだした責任とって音頭とってね(w
93名無しさんだよもん:02/03/23 22:20 ID:DpbPbxgZ
あげてみる
9488:02/03/23 22:56 ID:cUGNXgz7
>91
1〜2週間くらいかな、なんて思っている。
あんまり長くてもダレるし、どっちにしても最終日に集中するだろうし (w
そこまで盛り上がればの話だけど。

>92
>で、88は言いだした責任とって音頭とってね(w
言われるとオモターヨ(;´Д`)
まぁ、本気じゃないと言えなくもなくもないので、関連スレとか覗いて
色々と考えていたりするが。
95名無しさんだよもん:02/03/26 00:07 ID:ir1YIMda
本当に開催するんなら、自分も投稿してみようとか無責任に言ってみるテスト。
96名無しさんだよもん:02/03/26 00:25 ID:UalmWKjQ
あ、自分も自分もー。
キャラスレにSS投下しても基本的にマンセーな反応(あるいは無反応)しかないし。
いや、それが悪いわけじゃないけど(むしろいいんだけど)、批評されてみたいってのはあるかもしんない。
97名無しさんだよもん:02/03/27 00:02 ID:nOyNm/+B
同じく。
やるんなら絶対参加するつもり、と言ってみるテスト。
98名無しさんだよもん:02/03/27 00:06 ID:nOyNm/+B
と、いう訳で知名度上げ。
99名無しさんだよもん:02/03/27 00:08 ID:FuBxkX7e
そんじゃ歯に衣着せずにぶった切っちゃうぞー。
なんつったりして。たぶん褒めてばっかだろうけど。
100名無しさんだよもん:02/03/27 00:26 ID:l/VfL2C1
で、いつからやろう?
いや、その前に何人が投稿してくれるかが問題か。
点呼でもとります?
厳しい現実が明らかになりそうで個人的には嫌なんですけど(w
101名無しさんだよもん:02/03/27 01:34 ID:px9KkZ8T
本当にやるなら、投稿用スレと感想スレを分けた方が良いと思います。
いろいろ連絡事項とかもあるだろうし、このままココで続けるのはちょっと……。
102名無しさんだよもん:02/03/27 01:44 ID:dVb0XMLZ
そういう配慮は参加人数を見極めてからでいいのでは。
10395:02/03/27 01:50 ID:/faxpGGA
まー、一度やってみればいいんじゃないかとか。
何か問題出たら、そのとき考えればいいかと思われ。
新たにスレ立てるのも、それからでも遅くないんじゃないかな。

ということで、参加予定者1。
104名無しさんだよもん:02/03/27 01:55 ID:/faxpGGA
って、嫌といってる横から点呼とってどうするんだ俺。
ごめんよ>>100さん。
105100:02/03/27 02:01 ID:HwrkjsW3
>>104
全然気にしないで下さいな。
遅かれ早かれとらないといけないし……。
さあ、他の参加者求む!
106名無しさんだよもん:02/03/27 02:10 ID:dVb0XMLZ
2げっと。ただ、テーマにもよるけど。
【お花見】とか【卒業式】とかの年中行事ならまだしも
【嘘】とか【口喧嘩】とかは書くの難しそう。
10797:02/03/27 02:15 ID:8GnzcBBd
3人目〜。
いつもキャラ決めて書いてるので、テーマ決めてから書くのは初めて……。
色々勉強になりそうで楽しみです。
108名無しさんだよもん:02/03/27 02:22 ID:NiaoeZ3R
華麗に4ゲット〜

でも点呼なんてせずにとっとと始めた方がいい気がする。
点呼通りの数しか出なかったらなんか寂しいし、それ未満だったら泣けてくるし(w
109名無しさんだよもん:02/03/27 03:18 ID:tSI4Q0ON
>>108
そだね〜。
でもその前に知名度をあげておいた方がいいような……。
宣伝でもする?(w
110名無しさんだよもん:02/03/27 06:21 ID:3EaCvGmT
まず一回やれば、二回目から増える可能性もあるよ。
何の企画でも、盛り上がるのは始まった後でしょ。
11188:02/03/27 09:45 ID:42uBbErZ
あっ、いつの間にやら盛り上がってますね。
とりあえず、別スレ立ててやろうと思ってます。
ココはココで SS を投稿したい人がいると思うので、邪魔になると思うし。

一応、形式は「顔文字選手権」を借りたいと思ってます。

第八回顔文字選手権大会
http://choco.2ch.net/test/read.cgi/kao/1015675389/l50
112名無しさんだよもん:02/03/27 10:06 ID:quvlHEYo
(´-`).。oO (SSスレの活性化のためにもここでやったほうがいいような……)
113名無しさんだよもん:02/03/27 11:50 ID:b21rYDFt
>112
最萌のときの惨状をまた繰り返す気か?
114名無しさんだよもん:02/03/27 21:22 ID:pMyXZ0Yp
ROMってる人間から一言言わせてもらうと、SSを書き込みたい人間が書き込めばいいと思う。
面白いSSを書く人は余計なことは言わず、淡々と書き込んでる。
SSスレがあるにも関わらずわざわざ新スレを立ててやるということは、何か別の意図があるんじゃない?
11597:02/03/27 22:52 ID:DkKqlxgo
私はどちらでもいいですが。
投票で決めますか?
ここでやるか、新スレ立てるか。
116名無しさんだよもん:02/03/28 00:06 ID:islS7dPu
あのね、なんのためにそれやろうと思ったわけ?
SS投稿スレを寂びさせるため?
それをここで提案したの?
いい度胸してるね。
117名無しさんだよもん:02/03/28 01:47 ID:6RHkzkaK
>>116
そこまで考えちゃいまいて。純粋にイベントがやりたいだけでしょ。
つーか、スレの一つや二つにマジでそんな陰湿になってたとしたら、相当のアフォやね。
まあ、俺的にはどっちでもいいんだけど。

ところで、>>87のSSはどうなった?
118名無しさんだよもん:02/03/28 02:20 ID:OP/N5WRu
>>54-55>>71-82の再来かな?

あんな風に最萌SS書きなみに煽られることは覚悟しといて、
その上でやるならOKかと。
別にこの企画がなくても随分前(前スレ)から寂れまくってたし。
119狗威 ◆inui/iEQ :02/03/28 02:54 ID:qnsTX1EV
>>117
うぃ〜、ただいま完成〜。
一日空けて、推敲してから投稿しやす。

企画の方は面白そうなので、余裕があったら参加しますです、はい。
12088:02/03/28 10:24 ID:fyegMIZ1
別スレを立てるかどうかで、このスレを占拠するのもどうかと思ったので、
こちらの方にスレ立てのお伺いをしておきました。
http://wow.bbspink.com/test/read.cgi/leaf/1008789904/724-725n

以後は、こちらの方でお願いします。
121名無しさんだよもん:02/03/28 19:41 ID:kpdXr9RE
アハトアハト
122狗威 ◆inui/iEQ :02/03/28 22:17 ID:GBUcmA5H
それでは、これより投稿しますです。
123お見舞い(1/10):02/03/28 22:18 ID:GBUcmA5H
 ある日、私がいつものように香奈子ちゃんのお見舞いに行くと、一輪の小さな花が飾られていた。
黄色い花びらをつけ、ベットの脇の花瓶に一本だけ添えれていたそれは、灰色に彩られた無機的な
病室の中で、ささやかな命の光を放ってるように思えた。
 一体、だれがこの花を持ってきてくれたのだろうか? それは、私の頭の中に生まれた当然の
疑問だった。最初に思い浮かんだのは、香奈子ちゃんのご両親だった。香奈子ちゃんのご両親は、
二人とも、とても忙しい人で、あまり香奈子ちゃんのお見舞いに来ることができず、その変わり役の
ように私が毎日香奈子ちゃんのお世話をしに来ていた。別にそのことに問題があるわけではない。
お仕事が忙しいのは仕方のないことだし、この役目は私自身が望んで引き受けたことでもあるの
だから、問題があるはずもなかった。ただ、その忙しい合間を縫って、香奈子ちゃんのお見舞いに
来てくれたのかと思った。
 でも、ご両親がお見舞いに来てくれたにしては、花瓶に生けらている花が一輪だけというのは少し
不自然だなと思った。それならば、一体だれがこの花を持ってきてくれたのだろうか?
 次に浮かんできたのが、同じ生徒会役員の由紀ちゃんと美和子ちゃんだった。香奈子ちゃんとは
一緒に仕事をしてきた仲なんだから、二人がお見舞いに来てくれることは別に不思議じゃない。でも、
お見舞いに来るなら、私に一言くらい声をかけるのではないだろうか? 二人とも私が毎日お見舞い
に来ていることは知っているはずだった。
 結局、いくら考えてもわかることはなさそうなので、私は、知り合いの看護婦さんに尋ねてみること
にした。毎日、香奈子ちゃんの病室に通っている間に、私には何人かの看護婦さんとちょっとした
お話をするくらいになっていた。
「あっ、すみません」
 ちょうど病室の前を、一人の看護婦さんが通りかかったので、私は急いで声をかけた。その人は、
今年看護学校を卒業したばかりの新人さんで、患者さんや、その関係者とちょっとした雑談をする
ようになったのは私が始めてだそうだった。
「あら、藍原さん。どうしたの?」
「ちょっとお聞きしたいことがあるんですけど、よろしいですか?」
124お見舞い(2/10):02/03/28 22:18 ID:GBUcmA5H
 看護婦さんはこころよく「ええ、いいわよ」と言ってくれた。笑ったときに見せるえくぼが可愛らしいな
と思った。
「病室に飾ってある黄色い花のことなんですけど、誰か香奈子ちゃんのお見舞いに来てくれたん
ですか?」
「お花? ああ、あれのことね。あれならさっき来てた男の子が生けていったわよ」
「男の子、ですか?」と私は思わず訊き返した。香奈子ちゃんのお見舞いに来てくれる男の子なんて
思い当たるところがなかったからだ。
「そう、男の子だったわよ」と看護婦さんは言った。
「藍原さんと同じくらいの学年だったかしら? あまり自信はないんだけど、あの制服は藍原さんの
学校のものだったと思うわ。藍原さんの学校の男子生徒の制服って詰め襟の学生服でしょ?」
 私は「ええ」と肯いて考え込んだ。香奈子ちゃんのお見舞いに来てくれる同じ学校の男子生徒
なんて、本当に心当たりがなかった。
「その人、どんな人だったか、憶えていませんか?」
 私の質問に看護婦さんは「うーん」と小さく唸った。そして、「あの子のこと、知ってるかな?」と
言った。
「あの子?」
「太田さんと同じ日に病院に運び込まれた兄妹がいたでしょ。その病室の前でじっと立ちすくんでいる
男の子がいるのよ。その子が太田さんの病室に花を生けていったの」
 私も、その人のことなら何度か見かけたことがあった。前期の生徒会長である月島先輩と、
その妹さんが眠る病室の前で、その人はじっと病室の扉を見つめていた。その人の瞳は、目の前の
扉を見つめているようで、もっと他のものを見ているような瞳だった。その人の存在は、この場にいて、
この場にいないような、そんな感じがした。月島先輩か、その妹さん、どちらかのお友達で、お見舞い
に来たのだろうか? 私はそう思い、しばらくその人のことを眺めていたのだが、結局その人は病室
に入ることなく、その場を立ち去った。なにか、病室に入れない、もしくは、入りたくない理由があるの
だろうか? もし、そうなのだとしたら、私にはその人の気持ちが少しだけわかる気がした。私も、
125お見舞い(3/10):02/03/28 22:19 ID:GBUcmA5H
今の香奈子ちゃんの姿を見るのは辛いものがある。ただ、虚ろな瞳で天上を見つめる目の前の
香奈子ちゃんと、かつて私がいじめられているところを助けてくれて香奈子ちゃんが同じ香奈子ちゃん
であると信じられないことがある。できることなら、あの時の香奈子ちゃん姿だけを記憶の中に
留めておきたいと思ったことすらある。月島先輩達の病室でひとりたたずむその人も、きっと
変わり果てた友達――もしくは恋人?――の姿を目にしたくはないのではないかと思った。元気な
ままの友達の姿だけを、ずっと記憶の中に留めておきたいのではないかと、そう思った。
 ともかく、その人が月島先輩の知り合いであるならば、香奈子ちゃんと知り合いであってもおかしく
はないと納得し、看護婦にお礼を言い、それ以上のことは考えないようにした。あまり人の心の深い
ところには、不用意に立ち入らない方が良いと思った。私は、軽く頭を振って気を取り直してから、
香奈子ちゃんのお世話に集中することにした。
126お見舞い(4/10):02/03/28 22:21 ID:GBUcmA5H
 それから数日、私はいつも通り学校に通い、その帰りに香奈子ちゃんの病室へお見舞いにいった。
病室に飾られていたお花は、少しずつ元気をなくしていったけど、それを取り替えようという気は
おこらなかった。せめて、このお花をもってきてくれた人に、一言お礼を言いたいと思っていた。
しかし、あれから月島先輩の病室の前に、あの人が姿を現すことはなく、あらかじめ用意しておいた
お礼の言葉は、私の口から外へと飛び出すことはなかった。胸の中に小さなもやもやを抱えたまま、
ただ、日々だけが流れ過ぎていった。
 それは、そんなある日のお昼休みの出来事だった。私は、由紀ちゃんや、美和子ちゃんと、お昼
ご飯を買いに購買部へと向かうところだった。数多ある学校の購買部の例に漏れず、うちの学校の
購買部もお昼時は戦争になる。人気のあるパンを求めて、多くの生徒達が購買部のカウンターに
殺到する。しかし、私達は人気パン争奪戦に参加することはなく、いつものようにゆっくりとパンを
買いに向かっていた。争奪戦に参加する気にはなれないし、こうやっておしゃべりしながら歩いている
内に、購買部の騒ぎは沈静化する。「残り物には福がある」というわけにはいかないけれど、それなり
のものは余っていた。
 だから、私達はゆっくりとした足取りで、授業のことやら、受験のことやら、生徒会のことやらに
ついて、とりとめもなくおしゃべりをしながら購買部に向かっていた。普段、私達はおしゃべりに集中
すると、あまり他のことに注意は回らないようになる。だから、その時、その人の存在に気がついた
のはまったくの幸運と言ってよかった。
 それは、教室を出て、階段へと続く廊下を右折する時だった。ふと、私の視界に一人の男子生徒の
姿が写りこんだ。その人は、パン争奪戦に参加する他の生徒達にまったく関心を示すことなく、
廊下の窓へともたれかかり、じっと遠くの空を眺めていた。空を眺めているようで、本当はもっと他の
ものを見ているような瞳。この場にいて、この場にいないような存在感。その瞬間、目の前のその人と、
月島先輩の病室の前でたたずむあの人の姿が、私の中でぴたり重なった。
「瑞穂、どうかしたの?」
127お見舞い(5/10):02/03/28 22:21 ID:GBUcmA5H
 私は、どうやら無意識の内に足を止めてしまったらしい。由紀ちゃんと美和子ちゃんは、少し先に
進んだところから、心配そうに私の方を見つめていた。
「ん? なにかあったの?」
 私は「なんでもないよ」と言おうとしたが、その瞬間に由紀ちゃんが私の視線の先に割って入った。
「あれ? 長瀬くんじゃない?」と由紀ちゃんは言った。
「長瀬くん?」と私は訊いた。
「なに? 名前知らなかったの? あの人はA組の長瀬祐介君。瑞穂が見てたのって長瀬くんでしょ?」
 私は「うん、まぁ……」と曖昧に返事をした。なんとなくだけど、はっきり「見ていた」と告白することが
恥かしく感じられた。
「瑞穂ってああいうタイプが好みだったんだ。意外というかなんというか」と由紀ちゃんがニヤニヤと
しながら私の顔をのぞきこんできた。
「そ、そんなんじゃないよ」
「でも、少しはわかる気もするな。長瀬くんって一部の女子には人気あるからね。あまり目立つタイプ
じゃないけど、結構かわいい顔立ちしてるでしょ。そういうところが好きな子にはたまらないんだって」と
由紀ちゃんは言った。「でも、やっぱり意外だったな」
「もう、あんまりいじめると瑞穂がかわいそうだよ」
 私と由紀ちゃんのやり取りを見兼ねたのか、美和子ちゃんが助け舟をだしてくれた。由紀ちゅんは
「はいはい、わかりましたよ」と両手を軽くあげる仕草をした。どうやら、この場は引き下がってくれる
みたいだった。
「もう、由紀はすぐにそうやって調子に乗るんだから」
「悪かったわよ。もう瑞穂をからかったりしないから勘弁してよ」
 私は由紀ちゃんの相手をしてくれる美和子ちゅんに心の中で感謝をしつつ、窓の外を眺める人
――長瀬さんの方へと視線を戻した。
「あれ?」
 視線の先に長瀬さんの姿はなかった。あるのは、窓の外に広がる正午の青い空だけだった。
128お見舞い(6/10):02/03/28 22:22 ID:GBUcmA5H
「なに? 今度はどうしたの?」と由紀ちゅんが振りかえって言った。「あれ? 長瀬くんがいなくなって
るね? どこいったんだろ? 学食にでも行ったのかな?」
 由紀ちゃんはそう言ってあたりをきょろきょろと見渡したが、長瀬さんの姿をみつけることは
できなかった。由紀ちゃんが言ったように学食に行ったのだろうか? でも、長瀬さんが学食でお昼を
摂る姿を私は想像することができなかった。
「あっ、多分、学食じゃないと思う」と美和子ちゃんが唐突に言った。
「友達から聞いた話なんだけど、長瀬くんって、お昼休みとか放課後、よく屋上にいるらしいよ」
「屋上?」と私は聞き返した。
「うん、何人か直接見たって人もいるって」
 私は、お昼の屋上で、ただ一人たたずむ長瀬さんの姿を想像した。長瀬さんは、そこでも空を
見つめ続けているのだろうか? そして、空を見上げながら、その先に何を見ているのだろうか? 
よく晴れ渡った空の下で、その場所からの解放を求めているのだろうか? そんな長瀬さんの姿は、
鮮明な写真のように私の頭の中に浮かんできた。学食でお昼を摂る姿よりも、よほどリアルな映像
として網膜の裏側に映り込んできた。
「由紀ちゃん、美和子ちゃん。悪いんだけど、先にお昼食べててくれないかな? 私、お昼休みに
先生のところに用事があるんだった」
「用事? そんなのあったけ?」
「うん、私もすっかり忘れてた。だから、今日のお昼は二人で食べて。本当にごめんね」
 私はそう言うと、急ぎ足でその場を去った。後ろからは、由紀ちゃんがなにかを言っていたけど、
その時の私の耳には届かなかった。私の足は、真っ直ぐに屋上を目指していた。
129お見舞い(7/10):02/03/28 22:22 ID:GBUcmA5H
 長瀬さんは屋上にいた。屋上のほぼ中央に立ち、両手をズボンのポケットに入れたまま、
じっと空を見上げていた。
 空はよく晴れていた。雲一つない青空だった。長瀬さんの視線は、その空を見上げながら、
そのさらに向こう側にあるものを見つめているように思えた。その視線の先には一体なにが
あるのだろうか? 私は、長瀬さんの視線の先を追いながら、ふと、そんなことを考えた。長瀬さんは、
その視線の先になにを求めているのだろうかと――。
 その時、ふいに風が吹いた。風は、私と長瀬の髪を舞い上げ、開けっ放しにしてあった屋上の扉を
動かした。バタンッと、屋上の重たい扉が閉まる大きな音がした。長瀬さんもその音に気がつき、
体をよじったところで、ちょうど私と視線が交叉した。先程まで空の向こう側を見つめていたその
瞳には、私の姿が映し出されていた。
「あ、あの……」
 急なことに、私はなにを言うべきか、言葉を見つけることができなかった。そもそも、どうして私は
屋上に来たのか、それすらわからなかった。私は、頭が真っ白になり、真っ白な頭の中から必死に
言葉を探そうとして、ただ、あたふたとするだけだった。
「こんにちは」
 と、ふいに長瀬さんが口を開いた。私が想像していたよりも優しさを含んだ声だと思った。
長瀬さんの表情もいつのまにか柔らかいものになっていた。
「こ、こんにちは」と私は返事をした。先に声をかけられて事で、なんとか気を取り直すことができた。
「君は?」と長瀬さんが言った。私は慌てて自己紹介をした。
「あっ、私は藍原瑞穂といいます」
 そして、私は頭を下げてから訊いた。
「……長瀬さん、ですよね?」
「うん、そうだけど。どこかで会った事あったかな?」
「いえ、多分、初対面だと思います」
「そうか、そうだよね」と長瀬さんは何故かホッとした表情をして言った。「で、僕になにかようかな?」
130お見舞い(8/10):02/03/28 22:24 ID:GBUcmA5H
 そこで再び言葉につまった。私はなんの為に屋上に来たのか、その理由を見つけ出そうとした。
幸いなことに、今回は、なんとかそれを思い出すことができた。
「あの、長瀬さんは、太田香奈子という生徒は御存知ですか?」
 長瀬さんは少し考えてから言った。
「うん、知ってはいるけど、それがどうかしたのかな?」
 私は、一つずつ順を追って説明した。私が香奈子ちゃんと中学校からの友達であること、今年の
3月に起きた事件のせいで、香奈子ちゃんは今でも入院していること、そして、その病室に、先日、
一輪の花が生けられていたということ、その花を持ってきてくれた人が、長瀬さんにそっくりだという
こと……。
 私がその話をしている間、長瀬さんは一言も言葉を発することなく、真剣な表情で聞いてくれた。
私の話の内容を、一言でも聞き漏らさないよう細心の注意を払って耳を傾けているみたいだった。
長瀬さんは私の話を聞き終わると、ゆっくりと口を開いてこう言った。
「多分、その花は僕の持ってきたものだと思う。太田さんという同じ学校の生徒が入院していることが
知っていたし、その病院には僕の知り合いも入院していたから、こう言っては失礼かもしれないけど、
"ついで"みたいなものだったんだ」
 そして、長瀬さん照れ笑いのようなものを浮かべた。「やっぱり、花一輪だけっていうのは失礼
だったかな?」
 私は、慌ててそれを否定した。お見舞いに来てくれたこと、そのこと自体で十分すぎるくらい嬉しい
ことだということを言った。そうすると、長瀬さんは喜んでくれた。長瀬さんの喜ぶ姿を見ると、なぜだか
私も嬉しい気持ちになって小さく笑った。それにつられて長瀬さんも笑った。こうして笑っていると、なんだか初対面の人のような感じがしなかった。以前にもどこかで会ったことがあるような気がした。少し不思議な気持ちだと思った。
 また、私は先程の長瀬さんの言葉が気になった。長瀬さんは『知り合いが入院している』と言った。それは、やはり月島先輩達のことなのだろうか? ふと、病室の前で一人佇む長瀬さんの姿が脳裏に浮かんできた。
「あの、長瀬さん……」
131お見舞い(9/10):02/03/28 22:25 ID:GBUcmA5H
 私は思いきって訊いてみることにした。月島先輩達が眠る病室のこと、遠くを見ついている時の
長瀬さんの視線のこと、それらを聞くと、長瀬さんはすごく複雑な表情をして言った。
「そんなところまで見られてたんだね」
 そして、長瀬さんは空を見上げた。でも、その視線は空ではなく、空の向こう側にあるものに
向けられていた。
 それを見て私は少し後悔をした。調子に乗ってこんなこと訊くんじゃなかったと思った。
 やがて、長瀬さんは視線を私の方へと戻した。その瞳には、再び私の姿が映し出されていた。
「うん、確かに僕はその病室の前で立ち尽くしていた。僕にはその病室にはいる勇気がなかったし、
なにより僕にはそこに入る為の資格がない。月島さん達があんな風になった責任は僕にあるん
だから……」
「責任?」
「そう、僕の責任なんだ。どういう責任かは言うことができないけど、僕の責任であることには
違いないんだ。だから、僕にはあの病室に入る資格はないんだ」
 長瀬さんは少しうつむき加減になってそう言った。その瞳には、もう私の姿は映っていなかった。
「大切な人だったのですか?」と私は訊いた。
「うん、大切な人だった。生まれて初めて『大切だ』と言える人だった」
 そうして、長瀬さんは大きくため息をついた。
「もうこの話はうやめよう。第一、初対面の人間と話すことじゃない」
 私は黙って肯いた。お互いの間には重苦しい沈黙が流れた。長瀬さんは再び空を見上げた。
もちろん、その視線の先には空の向こう側に向けられていた。私は、その視線の先を追いながら、
いくつかのことについて考えた。
 それは、主に長瀬さんと、香奈子ちゃんと、私自身に関することだった。私達はとても似た境遇に
あると思った。私は香奈子ちゃんを、長瀬さんは月島さん――恐らくは月島先輩の妹さんを失った。
いや、香奈子ちゃんは完全に失われたわけではない。香奈子ちゃんに会おうと思えば会うことは
132お見舞い(10/11):02/03/28 22:25 ID:GBUcmA5H
できるし、回復の望みも断たれたわけではない。少なくとも私はそう信じている。だけど、失われた
ものが大きいことには変わりはない。私はときどき思う。香奈子ちゃんは永遠に回復することは
ないのではないかと――。そうして、私は私自身の思い至った考えてに震えている。それは恐らく
長瀬さんにしても同じだと思った。ふたりの境遇は似ている。ならば、お互い助け合うこともできる
のではないかと。そう思った。
「藍原さん」
 ふいに、長瀬さんが私の名前を呼んだ。私はその声で我に返って長瀬さんの方を見た。その
瞳には私の姿が映っていた。
「もしも、のことなんだけど」長瀬さんはそう言って続けた。「もし、世の中の嫌なこと、思い出したく
ないこと、今の自分を縛り付けているもの、そういうもの全てを忘れて、完全に自由になれると
言われたら、藍原さんはどうする?」
 私は、急なその質問を完全に理解することはできなかった。でも、なんとなくだけど、長瀬さんの
言わんとしていることはわかる気がした。そして、この言葉を聞いた瞬間、私の脳裏には香奈子
ちゃんの姿が浮かんできた。
「そうですね……」と私は少し考えてから言った。
「多分、お断りすると思います。嫌なこととか、忘れたいこととか、沢山あるのはたしかです。
実を言うと、香奈子ちゃんの存在を忘れたいと思ったこともあったんです。できることなら、
今の香奈子ちゃんを忘れて、昔の香奈子ちゃんとの思い出だけにすがっていたいって……。
でも、それは結局嘘の世界なんです。夢みたいなものだと思うんです。それはいずれ醒めてしまう
ものだと思うんです。たとえ、醒めることのないものだとしても、私は嘘の世界に住みたいとは思い
ません。そこは、どこまでいっても同じ世界だと思うからです。それならば辛いことがあったとしても、
現実の世界に生きたいと思うんです。少なくとも、そこには変化があると思うんです。『希望』と言って
もいいかもしれませんね。私は、その『希望』がある限り、この世界で精一杯生きてみたいと、
そう思うんです」
133お見舞い(11/11):02/03/28 22:26 ID:GBUcmA5H
 それから私は少し照れ笑いを浮かべた。「自分で言っていて、なにを言ってるのかわからないん
ですけど」
 長瀬さんは、しばらくの間、私の目をじっと見つめた。そして、ふと空を見上げた。その視線は、
相変わらず空の向こう側に向けられていたけど、その瞳にはなんとなくだけど優しさが感じられた。
やがて長瀬さんは私の方へと向き直って言った。
「ありがとう」

 了
134狗威 ◆inui/iEQ :02/03/28 22:27 ID:GBUcmA5H
>>123-133 「お見舞い」

以上、投稿しますた。
135名無しさんだよもん:02/03/28 22:29 ID:IiuFpjRQ
>>123-133
…まだ読んでる最中だが、とりあえず。

改行うざい(w

…10がいきなり11になるんだもんな…まさかリアルタイム?
1361/2:02/03/28 23:34 ID:IiuFpjRQ
終わった。

>>123-133
…まず、投稿する前に一度自分で読み直して下さい。
この手のシリアスの場合、ちょっとした書き間違いが話を台無しにしてしまいます。
「由紀ちゅん」ぐらいは笑って済ますとしても、「もうこの話はうやめよう」ってのはちょっと…
…そういう効果を狙っていたのなら謝ります。

投稿された方の生真面目な性格を反映していると思われるのですが、文章が硬い。英文和訳を読んでいるような気になりました。

「なに? 今度はどうしたの?」と由紀ちゅんが振りかえって言った。「あれ? 長瀬くんがいなくなってるね? どこいったんだろ? 学食にでも行ったのかな?」
 由紀ちゃんはそう言ってあたりをきょろきょろと見渡したが、長瀬さんの姿をみつけることはできなかった。由紀ちゃんが言ったように学食に行ったのだろうか?

「言った」が二行で三回…

結果的にくどくなり、歯切れも悪くなっています。
…投稿された方がこの文体にこだわってるとか、瑞穂ちゃんの性格を文章に反映させた…ということなのかも。その場合は謝ります。

私はときどき思う。香奈子ちゃんは永遠に回復することはないのではないかと――。そうして、私は私自身の思い至った考えてに震えている。それは恐らく長瀬さんにしても同じだと思った。ふたりの境遇は似ている。ならば、お互い助け合うこともできるのではないかと。

このくだりには同意しかねます。瑞穂ちゃんはそういう馴れ合う性格ではないと思います。
…太田さんの看護疲れからこうなった…というのであれば謝ります。
1372/2:02/03/28 23:37 ID:IiuFpjRQ
でも、それは結局嘘の世界なんです。夢みたいなものだと思うんです。それはいずれ醒めてしまうものだと思うんです。
たとえ、醒めることのないものだとしても、私は嘘の世界に住みたいとは思いません。そこは、どこまでいっても同じ世界だと思うからです。それならば辛いことがあったとしても、現実の世界に生きたいと思うんです。
少なくとも、そこには変化があると思うんです。『希望』と言ってもいいかもしれませんね。私は、その『希望』がある限り、この世界で精一杯生きてみたいと、そう思うんです」

…投稿された方はご存知ないと思われますが、某ヱヴァゲとなんかかぶるような気が。

後、細かい話ですが

「藍原さん」

ではなく、

「瑞穂ちゃ…いや、藍原さん」

のほうがいいかと思います。
…この手の腐れテクは嫌い…ってことなら謝ります。

次回作に期待しています。
138名無しさんだよもん:02/03/28 23:40 ID:V8RTdRyL
祐介と香奈子って同じクラスじゃなかった?
139名無しさんだよもん:02/03/29 00:13 ID:5CsVW/n6
>>134
瑞穂の心理描写がちょっとくどいね。
半分くらい省略しても、意味は通るのでは?
推敲したら見違える出来になると思う。
140狗威 ◆inui/iEQ :02/03/29 15:46 ID:y/mKp7X2
貴重なご意見ありがとうございます。
自分がSSを書く際は、ほとんど思いつきだけで書いているようなものなので、
今回のこれは、その問題点が一斉に噴出したようなものですね。
一回読み返して、投稿するのを止めようかとも思ったのですが、
こうしてアドバイスを頂けたのですから、投稿して正解でした。ありがとうございます。

なお、誤字の点については、正直気づきませんでした。申し訳ありません。
今後ともご指導のほどよろしくお願いします。
141名無しさんだよもん:02/03/29 22:40 ID:LlRZMj+h
新作age
142名無しさんだよもん:02/03/29 23:31 ID:mo74Dsoo
http://wow.bbspink.com/test/read.cgi/leaf/1013711439/
このスレ違いで書かれてったSS、台詞しかねぇ(w
>>706-708
>>742-745
143いちごくいてえ(1/2):02/03/30 06:48 ID:iKtQQUo3
『祐一、朝だよー。朝ごはん食べる前に起こしに来てね。祐一、朝だよ-・・・』
 俺はうつぶせのままシーツの外に出し、目覚ましから流れる眠気を誘う声を止めた。
 まだ本鈴まで一時間以上ある、いつもどおりの時間。春の足音がすぐそこに聞こえる
今日も、まだこの街の朝は寒さに包まれている。
 欠伸を一つして、暖かい布団の中から出る。適当に仕度を済ませて廊下に出れば、
寒さも増して感じられた。
(この家に来た時は、大音量の目覚ましに驚かされたっけ)
 苦笑する。意味は無いが。
 俺はいまや形だけになたノックをして、名雪の部屋に入る。目に付く目覚ましの群れ
は、たった一つをのぞいてスイッチがオフになっているのを知っていた。
 『私、あの目覚ましだけで起きられるよ』
 血の気が引いたのは言うまでも無い。それ以来あの恥ずかしい言葉を聞かれたくな
いがために、名雪よりちょっとだけ早く起きて俺が起こすようにしている…自分で起こす
のも充分恥ずかしい気がするが、それはこの際気にしない。
一番近く―枕もとに置かれた例の目覚ましのスイッチを切って、俺は名雪を包む布団に
腰掛けた。しばし名雪を眺め、視線が桜色の唇で止まる。
―祐一、もしかして酷い事言ってる?
―A定食、売り切れてた…。
―いっちごっ、いっちごっ。
―祐一なら…いいよ。
  っと、これ以上眺めてると朝っぱらから変な気を起こしそうだし、そろそろ時間も迫っ
てるしな。
「名雪、名雪。起きろよ」
 身体を揺する。うにぅ、と謎の言葉をつぶやいて身体を起こす。
「起きたか?」
「起きたおー」
 とか言いながら目は開いておらず、そのまま微動だにしない。
144いちごくいてえ(2/2):02/03/30 06:48 ID:iKtQQUo3
(まったく…)
 俺はため息をひとつついて、名雪の頬に両手を添えた。
「…名雪」
 口の端から言葉をこぼし、俺は名雪に口づけた。それは粉雪の様に柔らかく、しかし
名雪の様に柔らかい。
「ん…」
 唇を離してから約一秒、覚醒するまでのタイムラグ。ようやく目を開いた名雪は、果た
して状況が飲み込めていない。
「…え?ゆういち?…いちご味…?」
「おう、お前から貰ったリップだぞ」
 俺はちらちらとそれを目の前で振って見せる。とたん、一気に赤くなる名雪。
「わ、わ、わ」
「落ち着け名雪。そらっ」
「きゃっ」
 抱き付かれて名雪がかわいい声をあげる。しばらく暴れた後、動きを止めた。
「…名雪は、いちご好きか?」
 そしてもう一度、目の前でリップを振ってみる。その問いの真意を察したらしく、名雪
は恥ずかしそうに目を伏せ、閉じて、心なしか顔をあげた…。




(あらあら)
 彼女は少し開いたドアから中の様子を窺っていた。
(…これなら、これからは祐一さんにお任せしても…大丈夫ですね)
 足音を立てないように一階に降りていく彼女の後ろ姿は少し寂しげで。
 浮かべた微笑みは何よりも嬉しそうに…。
145くらっしゃ:02/03/30 06:50 ID:iKtQQUo3
暇つぶしに書いたモノです。叩くなりなんなりしてくださいませ。

腹減った・・・。
146名無しさんだよもん:02/03/30 08:01 ID:1M0WI5D3

       / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
       |  次から何事もなかったかのようにどうぞ。
   ∧ ∧ |/\___________
   (,,゚Д゚)____.    |..          |
   (つ/~ ※ ※ \   |           |
   /※ ※ ※ ※ \  ̄|| ̄ ̄ ̄|| ̄
   ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
147名無しさんだよもん:02/03/30 10:34 ID:BDgZr5Gm
>>143-144
(゚∀゚)イイ!
148名無しさんだよもん:02/03/30 19:21 ID:gYHsObqE
SS投稿はsageでやった方がいいよ。
下手すると、途中でエロ広告が入るときがある。
14988:02/03/31 01:37 ID:lhm4os0J
【葉鍵板 SS 職人選手権(告知)】

ルール
・テーマを決めて、それに沿った SS、シチュなどを書く。
・書き手は全員名無し(書き手の知名度で作品の評価が変わるのを避けるため)
・書き手の騙りを防ぐためにトリップをつけるのは OK。
 但し、普段コテでトリップをつけている人は、それとは別のトリップをつけること。
・企画に参加している作品と非参加作品を区別するために、書き始める前には
 参加していることを宣言する。
・投稿期間と感想期間に分け、投稿期間は作品の投稿だけで、一切感想をつけない。
 感想期間に投稿された作品について感想、評価などを行う。
・その他、SS の投稿方法や関連スレは >>2-5 に。

参考スレ:第八回顔文字選手権大会
http://choco.2ch.net/test/read.cgi/kao/1015675389/l50
15088:02/03/31 01:37 ID:lhm4os0J
以上、ルールの叩き台を作ってみました。
何かおかしいところがあれば指摘してください。

とりあえず、進めるにあたって決めなきゃならんことは、

・テーマ
・投稿期間と感想期間の長さ

ってところです。
いつ始めるかは、これらが決まれば流れ的に決まるでしょう。

それでは、意見のほどお願いします。
151名無しさんだよもん:02/03/31 02:00 ID:iCDzaenO
>>2-5って何?
別スレでやるの?
152名無しさんだよもん:02/03/31 02:09 ID:QVSVEMwW
>>149-150
乙〜。
相談スレッドで色々あったみたいだけど、形になりそうで一安心。

投稿期間は二週間、感想期間は一週間をキボンヌ。
テーマはまあ、適当に決めてしまっていいのではないかと。
とりあえず一回目は発起人のあなたが決めるとか。
153名無しさんだよもん:02/03/31 02:54 ID:60eoGq0q
>>149-150
乙彼
とりあえず君もトリップ付けた方がいいと思う

期間はあるていど余裕がある方がいいね
そもそも作品が来てくれないとお話にならないわけだし
「次回のテーマ」は感想期間中に決めるようになるかな
書き手側としては、テーマ告知は早い方がいいんだろうけども…
154名無しさんだよもん:02/03/31 03:54 ID:kp2YZUqt
…正直、やらんでいいと思う。

スレ立てスレで見る限りここでやるみたいだけど…迷惑。
感想期間中は投稿できないなんて、スレをつぶしたいの?

…だいたい、ここで議論されてもねぇ。
>>120でスレ立てスレに行って、結論らしい結論も出ないまままた戻ってこられても…

別スレ立てて、そっちで討論したら?
155名無しさんだよもん:02/03/31 07:56 ID:Xp+xDxxf
最近の動きを見るに、まっとうな批判に混じって、
SSスレ常駐の「面白い奴(>>82)」に憑かれたような雰囲気も感じるので
おれはむしろ早めに名無しに戻るのをおすすめするガナー。
トリップだけ発表して名無し宣言、「もし将来発言する時もこのトリップ以外では
発言しません」で騙り防止最強。
156 ◆qsaJNT.c :02/03/31 10:27 ID:lhm4os0J
とりあえず、トリップをつけてみますた。

>151
いや、別スレでやろうと思ってたきに作ったテンプレから
消し忘れただけッス (w

>152
期間はそんな感じにしようと思っていました。
テーマは、ベタなところで「春」とか、少し捻って「始まり」
とかはどうでしょうか?

>153
最初なんで企画の周知期間を置いたほうがいいでしょうね。
あと、テーマ決めてからも 2、3日置くとか。

>154
んにゃ、そんなことないです。
非参加作品にはどんどん感想つけてください。
157名無しさんだよもん:02/03/31 15:04 ID:6zC4eXhk
テーマが曖昧じゃあなんのために決めるのか分からない。
>>154
バレンタインとか日にちが決まってるネタじゃなければ、
そんなに急ぐもんでもないような。
まあ、議論はどっかでやった方がいいと思うが。
討論スレはダメかなあ、やっぱ。
158名無しさんだよもん:02/03/31 23:53 ID:thIMj5mW
いきなりですが、SS投稿してもよかですか?
企画は参加したいですね〜。
ま、マターリと行きましょう。
159名無しさんだよもん:02/04/01 00:01 ID:iLkbro1H
>>159
よかですよ
160名無しさんだよもん:02/04/01 00:13 ID:QvHlRrBp
では、投下でし。ギャグものでし。
161あぁ、葉鍵板:02/04/01 00:14 ID:QvHlRrBp

 机を前に椅子に座る男は、机上のディスプレイに目を向けている。
 隣の席の男は手を休め、声をかける。
「お前さー、2チャンネル見てるよな?」
「あぁ」
 男はディスプレイから目を離すことなく、短く素っ気なく返す。
「何処の板?」
 素っ気ない返しを気にすることなく、男は続けて訊く。
「葉鍵板」
 男は平然と言い放つ。それは、当たり前すぎる常識にウンザリするような口調で。
「……房が」
 訊いた俺が馬鹿だったよと言いたげな表情で、男は言う。
 そこで男が初めてディスプレイから目を離す。
「房? はッ何を今更!」
 そこで男はおもむろに立ち上がり、相方を見据える。
「私がマルチのTシャツでも着て、羽リュックを背負っていれば良かったのかな? 私は七厨
板筆頭、三大隔離板、葉鍵板住民だぞ?」
 主の視線を失ったディスプレイには、画面一杯にあゆが名雪が秋子さんが――。
「一体どれだけ馬鹿をやって来たと思っているのかね? ネタと祭にハイエナのように餓えて
いる住民にかね?」
 ブラックアウトするディスプレイ。画面両端から、チビあかりが箒に乗った先輩がモップ掛
けをするマルチが――。
「年中トテモ(・∀・)イインチョや∠´×`)ユズハニャーンと言いながらちゃん様にハァハァしている住民に
かね? 半世紀程言うのが遅いぞ!!」
「そんな昔にはねぇーよ!!」

                 − 終われ −
162158:02/04/01 00:19 ID:QvHlRrBp
くだらなくて済みません。HELLSINGネタでした。
先に、誰かやられていたら申し訳ないです。
読んで不快になられたら申し訳ないです。
まだまだ新人ゆえ拙いSSですが、楽しんでいただければ幸いです。
163名無しさんだよもん:02/04/01 00:56 ID:m0ZdCeDJ
面白そうなので見てみたい。
164名無しさんだよもん:02/04/01 01:42 ID:SeNsToGY
ここは何? 貴方は誰? 私は何所?
165名無しさんだよもん:02/04/01 06:12 ID:gn22uk0f
何気にこのスレ見てみたんですが、
なんか企画面白そうですな。
普段SSなど書かない人間ですが、ちと参加してみようかな、と思ったり。
こんな俺でもいいですか。
166名無しさんだよもん:02/04/01 15:49 ID:9IyvJ89K
煽られても叩かれても泣いてはだめ。
煽りに反撃をくわえようとするのはもっとだめ。
以上のことに自身がないならばやめておいた方が良い。
あと、放置プレイは厳粛に受けいれるべし。
167名無しさんだよもん:02/04/01 23:59 ID:SE/CN4e0
さっさと決めないと停滞するだけだよ?
168名無しさんだよもん:02/04/02 00:38 ID:CmDjn06V
じゃあテーマは「夏休み」
169名無しさんだよもん:02/04/02 00:43 ID:C5OipAKr
もう夏の話かよ。
170 ◆qsaJNT.c :02/04/02 00:48 ID:BCFIQXxo
>167
ぐっ、確かに……
とりあえず、特に反論も無かったので、
・投稿期間:2週間、感想期間:1週間
というのは確定でいきます。

あとはテーマなんですが、適当に思いついたのを挙げていくと
・お花見、入学式、春、始まり、(新たな)出会い、など。
この中で、一番具体的なのは「お花見」ですかね。
他に(・∀・)イイ!!と思うのがあれば、つれづれなるままに挙げていってください。

>168
それは、7月ぐらいにでも (w
171名無しさんだよもん:02/04/02 01:16 ID:TCe7SK3T
今年のお花見の季節はもう過ぎてると言ってみるテスト。
それと、個人的にテーマは具象的なものよりも、抽象的なものの方がいいな〜。
あんまり具体的すぎると、似たような話が多くなるのではないかと愚行する次第。
ということで、テーマは「春」にいっぴょ。
172168:02/04/02 01:46 ID:CmDjn06V
おいおい、ここで投票までやるのかよ。
んなもん独断と偏見で決めればいい。
173名無しさんだよもん:02/04/02 01:51 ID:W0hYdqBo
春でいいのでは?
範囲広いし。
174名無しさんだよもん:02/04/02 01:53 ID:oIr92E8a
とりあえず、>168の独断と偏見は却下だな。
175名無しさんだよもん:02/04/02 01:58 ID:XOI9kHg1
春ねえ……。
あまり範囲が広すぎるとテーマを決める意味がないような。
まあ、住民の総意に従いますが。
個人的には「花」とかがいいなあ。
176名無しさんだよもん:02/04/02 16:15 ID:IA/oeL/J
しかし、テーマが逆に狭すぎるとネタやオチが被って投稿が後の人ほど損をする罠。
テーマは>175に習い、私も「花」を取り上げてみたい。
177168:02/04/02 20:13 ID:dipbiUOa
だから投票するなら別スレでやろうよ。
しないなら「花」にケテーイ
テーマは狭くもなく広くもなくって事で。
178 ◆qsaJNT.c :02/04/02 22:48 ID:BCFIQXxo
折れも「花」がいいと思います。
書き手が、どんなヒロインにどんな花を割り当てるのかが面白そうです。

一応、テレホ組の人がいると思うんで一晩待ってみます。
特に反論がなければ、明後日から開始ということで。
179名無しさんだよもん:02/04/02 22:52 ID:cvoeuXIT
話の腰折って悪いんだが
>1の回収サイトって移転とかした? 行けないんだが。
180名無しさんだよもん:02/04/02 23:46 ID:mIisPknL
告知age
181名無しさんだよもん:02/04/02 23:53 ID:+O631Ycu
>>179
何か移転するみたいな事、言ってたような…。
182700/1300@長森後援会員 ◆PXmizukA :02/04/03 02:32 ID:d4lT6xwP
http://snow.prohosting.com/nts/
とりあえずUPしておきました.
申し訳ありませんが,新たなSSの追加は土日まで待ってください.
183名無しさんだよもん:02/04/03 03:54 ID:5xvAArWd
>>182
そのページはなに?
184700/1300@長森後援会員 ◆PXmizukA :02/04/03 05:40 ID:d4lT6xwP
ぬあ
ミス
http://snow.prohosting.com/nts/sslib/
重ね重ね申し訳ない.
185 ◆qsaJNT.c :02/04/03 21:02 ID:3lOxQb5u
特に異論もなかったようなので、今回のテーマは「花」でいきます。
開始は明日の 0:00 から。また後で告知します。
186名無しさんだよもん:02/04/03 23:37 ID:uSwLoram
見切り発車です。
がんばりましょう。
187名無しさんだよもん:02/04/03 23:50 ID:KuYXapWg
投稿2週間か……最終日の駆け込み投稿が多い気がする(w
188名無しさんだよもん:02/04/03 23:54 ID:OeB/fOl2
その前にdat落ちしたら、どうしよう…。
189 ◆qsaJNT.c :02/04/04 00:00 ID:ngd4f1Tx
【葉鍵板 SS 職人選手権】

今回のテーマ:「花」

投稿期間:4月4日の午前0時 から 4月18日の午前0時 まで

テーマを見て思いついたネタがあれば、どんどん投稿してください。
面白い作品だったら、感想がたくさんついてきて(・∀・)イイ!!
もちろん、その逆もあるだろうけど……(;´Д`)

同じテーマで、他の職人さんと競い合えるまたとない機会です。
現役職人の方はさらに自分の腕を研くため、初心者の方は自分の作品と
他の職人さんの作品を比較、参考にするため、などに利用してください。

ルール
・テーマを決めて、それに沿った SS、シチュなどをここに投稿する。
・書き手は *全員名無し*(書き手の知名度で作品の評価が変わるのを避けるため)
・書き手の騙りを防ぐためにトリップをつけるのは OK。
 但し、普段コテでトリップをつけている人は、それとは別のトリップをつけること。
・企画に参加している作品と非参加作品を区別するために、書き始める前には
 参加していることを宣言する。
・投稿期間と感想期間に分け、投稿期間は作品の投稿だけで、一切感想をつけない。
・感想期間に、投稿された作品について感想、評価などを行う。


※もちろん投稿・感想期間中に、これに参加しない SS を投稿してもらって構いません。
 その SS に対しては、これまでと変わらず自由に感想をつけてください。
190名無しさんだよもん:02/04/04 00:08 ID:AWNvhphq
複数の作品を投下するのはOK?
191 ◆qsaJNT.c :02/04/04 00:12 ID:ngd4f1Tx
>190
OK でいいと思います。
とにかく、作品が投稿されないと話にならないんで。
192名無しさんだよもん:02/04/04 00:18 ID:V1lWQAbh
これはもうスタート?
193名無しさんだよもん:02/04/04 03:28 ID:irD0mMRt
企画と関係なく投稿されるSSとどう区別するようにするのか書いてない……、
SSの頭に「テーマ:花」とかつければいいのか?
194名無しさんだよもん:02/04/04 03:34 ID:gzaR4sq6
>>193
>・企画に参加している作品と非参加作品を区別するために、書き始める前には
> 参加していることを宣言する。
以上189より抜粋。
195 ◆qsaJNT.c :02/04/04 09:42 ID:ngd4f1Tx
>192
スタートです。分かりにくくてすいません。
196名無しさんだよもん:02/04/04 12:49 ID:k+W+pl+I
キャラスレに投下済のSSに手を加えたのは駄目?
197 ◆qsaJNT.c :02/04/04 19:31 ID:ngd4f1Tx
>196
テーマに沿っているものならいいと思います。
198名無しさんだよもん:02/04/04 23:34 ID:n8gr3k9X
作品募集あげ。
199名無しさんだよもん:02/04/05 10:51 ID:ZFvhIbdl
この企画の弱点は感想がすぐにもらえないという点だな。
SS書きは感想がすぐにでもほしい人種なのにこの二週間という期間は長すぎる。
投稿期間と感想期間とかいうのを撤廃したら?
200200ゲトー!:02/04/05 12:25 ID:cuyQ/wFe
>>199
いや、非参加者はいくらでも感想つけられるはずだから、ある意味問題ないんじゃない?
201名無しさんだよもん:02/04/05 15:33 ID:+f2A+l/n
>199
そだね。大会期間と休眠期間に分けちゃえ。投稿&感想で2、3週祭。
しばし充電……いらないか? 最萌みたいに毎日書くわけじゃないし。
感想期間(only)だけ、余分に三日ぐらい追加してもいいかもね。
202じゃあ一番乗り:02/04/05 15:39 ID:yaXh9jP6
歩道の脇に小さな花が咲いているのを見つけた祐一
「天野、これ何ていう花?」
「え?えーっと・・・ごめんなさい、わかりません」
「いや、別にいいんだけど」

三日後

「わかりましたよ、相沢さんっ」
「ん?何が?」
「ほら、相沢さんが聞いてたあの花の名前です」
「花?何の?」
「え、あの・・・何でもないです・・・」

三日後

「あ、この花・・・すまん天野、せっかく調べてくれたのに」
「・・・この花はキツネアザミという名前だそうです」
「キツネアザミ・・・いい、名前だな」
「はい」
203名無しさんだよもん:02/04/05 16:48 ID:nfX1u2aw
>>220
>非参加者はいくらでも感想つけられるはずだから、
これは、この企画へ、じゃない通常SSは(当然)投稿も感想も通常通りに進行だから、
すぐ感想が欲しい人は企画と関係なくいつも通りと投稿すればいいってことだよね?

感想も一種の審査だから、一斉に始まった方が盛り上がりそうだってのに俺も賛成。
「二週間も感想をもらえない期間がある」じゃなくて、単に
「締め切りは 4月18日の午前0時」ぐらいに考えた方がいいんじゃない?

まあでも、締め切り直前じゃあ投稿が被って
インパクト薄れるかもしれんし、だいいちスレへの投稿が交通渋滞起こして
投稿が間に合わないカモしれんけどナー(´ー`)y-~~
204名無しさんだよもん:02/04/05 23:40 ID:oEqbr6l0
宣伝不足な気がする。
とりあえず、今日の出来事スレと総合質問・雑談スレに告知をした方が良いと思う。

205名無しさんだよもん:02/04/06 00:03 ID:XI3IvxLh
SSが投稿されるのはまだ先の話だと思うけどね。
前のレスにもあったけど、投稿は締め切り間近に殺到すると思われ。
つーか、まったくネタが思いつかん。
思いついたとしても陳腐なものばかりで、一秒で却下。
206名無しさんだよもん:02/04/06 00:27 ID:e2xME0SC
あ、ココにSS投稿するんでしたか。新スレが立つのかなあと思ってました。

207 ◆qsaJNT.c :02/04/06 01:18 ID:u9Z7Bkcs
>199-201
投稿期間と感想期間を分けたのは、一つは作品を投稿するときの
公平性の確保で、もう一つは実験みたいなものです。
前者は、マンセーばっかりの感想がついた SS の後と、(゚Д゚)ゴルァばっかりな感想がついた
SS の後とでは、同じ SS でも読み手の心証が違ってくるのではないか、ということで、
後者は、いつもの「打てば響く(感想が無いのも『響く』として)」環境とは違ったところで
勝負してみたいというものです。
……えー、後者については、確かに自分の思いつき(つーか、趣味)が入っていますデス。

>203 >205
あと、最終日付近で投稿渋滞が起きそうな場合は多少の延期を含めて、柔軟に対処したいと思います。
力作が互いに分断して投稿されても悲しいだけなので。〆切は要は目安ですね。
極端な話、一年中「テーマは『花』」で引っ張るわけにもいかんので (w

>204
宣伝不足ですか、そうかもしれません。ただ、SS 書きの方は、ここ(と SS 討論スレぐらい)は
見ているんじゃないかと思い、あまり宣伝は考えてませんでした。
関係無いスレで宣伝して「宣伝ウゼー!」と煽られてもアレなんで。一応、紹介されたスレは見てきます。
でも一番の宣伝は、某スレでおおさか氏に紹介されることではないかと思ってみたり (w
30 人ぐらいは ROM っているみたいなんで。
208名無しさんだよもん:02/04/06 01:41 ID:xf6STfuc
>207
各種エロSS・エロシチュ系のスレへの告知は?
(エロ禁止でやるなら必要ないかも知れませんが)
209名無しさんだよもん:02/04/06 21:46 ID:zDD4gVqs
>>208
結構知られてると思うけどなあ。
あんまそういうスレで宣伝するのもうざがられるんじゃ?
一応、ageとく。
210名無しさんだよもん:02/04/06 22:04 ID:kR2Dygvw
これ(・∀・)イイ!!(・∀・)イイ!!
http://k-server.org/beauty7/pot.html
211 ◆qsaJNT.c :02/04/06 22:33 ID:u9Z7Bkcs
>208-209
各 SS スレとここは住人が被っていると思うので、張ってもうざがられそうですね。
まぁ、定期的に age とくのが一番でしょうか。
一応、住人があまり被ってなさそうな今日の出来事スレには張っておこうと思います。
巡回ルートにしている人も多そうなんで。>>208
212名無しさんだよもん:02/04/07 22:18 ID:NcRX15C+
まぁdat落ちだけはしないように
213名無しさんだよもん:02/04/07 23:12 ID:tj73mjjY
>>212
確かに。
今、書こうとしている人はどれくらいいるんだろう……?
214名無しさんだよもん:02/04/08 00:50 ID:eDQPKnUZ
   (;´Д`)ノ
215名無しさんだよもん:02/04/08 02:10 ID:WYSRViKx
>213
執筆予定中。ただ、ネタが…
216名無しさんだよもん:02/04/08 02:43 ID:2ZX/IsQj
つーか、「花」って何気にむずい。
217名無しさんだよもん:02/04/08 09:05 ID:1yOquw/v
「お花摘み」で書いていいでスカ?
駄目でスカ。そうでスカ。
218名無しさんだよもん:02/04/08 13:04 ID:Z/TY/RI9
花言葉でも誕生花でも、ネタになりそうなものはいくらでもあるんじゃ?
219名無しさんだよもん:02/04/08 16:22 ID:7iYPMQXD
ズバリ陳腐
220名無しさんだよもん:02/04/08 17:36 ID:O05rLFxO
>>219
……俺それネタで書いてるんだけど……。
逝ってよしですか……?
221名無しさんだよもん:02/04/08 18:22 ID:MVli7Kca
花弁はいかんの?
222名無しさんだよもん:02/04/08 18:38 ID:pXOXCJMB
花電車は予約済みなのでよろ。
223名無しさんだよもん:02/04/08 19:22 ID:7GcxkUkU
(´-`;).。oO (>220 同士よ……)
224名無しさんだよもん:02/04/08 19:54 ID:eDQPKnUZ
花火、は反則だよなぁ……
225名無しさんだよもん:02/04/08 20:47 ID:o9JvCzpG
花提灯だよ、くぅ〜〜

226名無しさんだよもん:02/04/08 20:57 ID:d1JLAmf5
みんな締め切りギリギリまで悩んだ末に
結局ネタがかぶる罠。
227名無しさんだよもん:02/04/08 21:14 ID:t9CkvOEp
そんなに堅苦しく考えないでいいんじゃないの? 
被りそうなネタは早いもん勝ちなんだよもん。勝てば官軍なんだよもん。
仮にネタが陳腐でも、表現技法やキャラによって全然雰囲気は変わってくるだろうし。
とにかく作品出さないと、雑談だけで終わってしまう罠w。
228名無しさんだよもん:02/04/09 22:31 ID:yntvr39R
メンテカキコ。
しかし、本当に締め切り前日あたりがやばそうだ……。
とっとと完成させようないと……。
229名無しさんだよもん:02/04/10 01:08 ID:nYuGij1d
それはそうと、いつも通りの投稿はいまでも
いつでもOKなはずなのだが、全然ないな……。
230名無しさんだよもん:02/04/10 01:15 ID:3BoF9GDu
>>229
前から。
231名無しさんだよもん:02/04/10 09:59 ID:xx1sTwry
とはいうものの投稿しにくい雰囲気なのも確か。
テーマSSと投稿SSが混じるとややこしそうだ。
だからといってスレ分けする必要は無いと思うが。

まあ、既存のSS職人さんはテーマSS・投稿SSに関係なく投稿してくれると思うけど……
232名無しさんだよもん:02/04/10 21:31 ID:T8wA72tE
しつもん。ハードな強姦ものとかは駄目ですか!先生!
233名無しさんだよもん:02/04/10 21:32 ID:T8wA72tE
あ、ヒロイソの花(大事な物)を散らす展開で
234名無しさんだよもん:02/04/10 23:13 ID:nevaHicl
……う〜ん。
自分の文章力に自信があるのならいいんじゃん?
ただ、評価は厳しくなる……かなぁ。
やっぱ俺には分からんよ。
他の人の意見求む。
235名無しさんだよもん:02/04/10 23:30 ID:1Bd8Sd/N
>232-233
君が書くのは自由。レギュレーション違反かもしれないが、別に商品が出るものでもないし。
ただ拒絶反応を起こす人も多いだろうから、どんな評価が返ってきても耐えるように。
素直に陵辱系のスレに行けばよいような気もする。
……何より、ベタだし。
多分、誰もが一度は頭に浮かべた。もちろん俺も。そして俺は却下した。
ただの強姦ではなく、なんか一工夫欲しいね。
236名無しさんだよもん:02/04/11 00:43 ID:266kErb/
【葉鍵板 SS 職人選手権】
今回のテーマ:「花」

投下します
237名無しさんだよもん:02/04/11 00:46 ID:266kErb/
『フラワーステッキ、出たよ!
お花の力でマジカル変身!
精薄怪人にはフラワーエナジーでオシオキしちゃおう!
これでみんなも魔女っ娘戦隊フラワーガールズの仲間入り!
フラワーマントとフラワーパンツもよろしくね!
 
お求めは、おもちゃのお店ハロームックで』
238名無しさんだよもん:02/04/11 00:47 ID:266kErb/
「……」

「欲しいのか?」

「!?」

「舞、欲しいのか?」

「……」

「……」

「……うん」

「そうか……」

「……」

「……」

川澄舞は、何か言って欲しかった。

「……」

「……」

川澄舞は、何か言って欲しかった。
239名無しさんだよもん:02/04/11 00:48 ID:266kErb/
以上
sageんの忘れた、鬱
240名無しさんだよもん:02/04/11 00:51 ID:QNSnPJmu
いかん。
萌えた(w
241おおさか@つちへん:02/04/11 01:30 ID:C6Y47f98
宣伝しときますー。とりあえず明日以降に(笑
242名無しさんだよもん:02/04/11 01:55 ID:mt+vd2/s
…なんていうか、もっと強硬に反対しとけばよかった。
243おおさか@つちへん:02/04/11 02:01 ID:C6Y47f98
うーん、そういう向きもありますか・・・ そうですね。とりあえず保留にしますが、
・・・どうしましょう?(笑
244名無しさんだよもん:02/04/11 02:14 ID:mt+vd2/s
>>243
>>242のタイミングが悪かった。スマソ。

…ところで>>241は通常のSS? 選手権SS?
…それとも単に、構ってってこと?(w

…どうせなに言っても無駄だし(w
245おおさか@つちへん:02/04/11 02:22 ID:C6Y47f98
>244
寂しいんですよ(笑

>>241>>207に対するもののつもりでした。
つまりあちらの方にも既に書いてありますが、「SS職人選手権」について、ですね。
いやあ、最近レス番付けないで書いていることが多かったものですから、うっかりしてました。
ええ。とりあえず、宣伝(項目化)はもう少し成り行きを見て・・・、あるいは、こちらのスレの
方針に従うことにします。よろしくお願いします。

それから、構ってくださるのはうれしいです(笑
でも、それでしたらどこか別の所でやりましょう。余所で(笑
246名無しさんだよもん:02/04/11 02:24 ID:3OP3pVJ9
>>244
宣伝てーのはガイドライン鶴来屋スレでこの企画の紹介をするという意味だと思われ。

>…どうせなに言っても無駄だし(w
ていうか、この一文がなにに対してなにか分からんのだが……。
247おおさか@つちへん:02/04/11 02:30 ID:C6Y47f98
>246
その通りです。フォローありがとうございます。
ところで最後の一文については、どのようにもとれますね。
自分は「放っておいてもおおさかがはしゃいでネタにするんじゃネーノ?」と解釈いたしました。
確かにここしばらく頭の中がホンワカとして、少々やりすぎているところもあるようです。
そこかしこで警告というか指導めいたものもいただいてますし。
もうちょっと自重した方が良いのかもしれませんね。

反省反省ヽ(´ー`)ノ
248名無しさんだよもん:02/04/11 02:41 ID:3pIQ0smy
>>244の意図するところは判るけど、
正直、そう思うんだったらきっちり酷評してやれって感じ。
そこで愚痴るのは単なる逃げだろ。
選択肢としては、スルーか酷評かどっちかしかないだろーが。

あと、おおさか氏は>>207を見て来てくれたんだろうから、
その対応はいくらなんでも失礼すぎる気も。

ちなみに私は>>236-238についてはいわゆるSSではないと思うけど、
面白かったからこれはこれでアリって言う意見かな。

まあ、この企画は別スレでやるべきじゃないかなとは思ってた人なんけどね。
249名無しさんだよもん:02/04/11 02:48 ID:3OP3pVJ9
>>244といい>>248といい、どのレスのどの発言に対して、どのような意見を述べたいのか
イマイチ理解できないのだが……。
なんか、皆びみょーに食い違ってるのではないかと思うのは俺だけ?
250248:02/04/11 02:59 ID:3pIQ0smy
>>249
あくまで推察だから見当違いだったら謝罪して割礼するけど、
>>242は、この企画そのものにもしくはこのスレで行うことにってことでしょ。
んで、>>244は、>>242>>241に対するレスだと思われたかもしれないことに
対するフォローだと思うんだけど、>>241がおおさか氏を売名目的だと
思ってるみたいなんで、一応フォローもしといたつもり。
ガイドラインスレはずっと見てるスレだし。昔書いたのいくつか採用されてるし。

……ああ、めんどくせえ。
たぶん>>244は言わんとすることを理解してくれると思うからそれでいいや。

つーか、そんくらい判れ(暴言)
251名無しさんだよもん:02/04/11 04:15 ID:mt+vd2/s
>>248
>おおさか氏は>>207を見て来てくれたんだろうから、
>その対応はいくらなんでも失礼すぎる気も。

>>244は皮肉でもなんでもなく、単に誤解してただけ。
そういわれてみれば、>>241が「宣伝」といえばそういうことだよね…ゴメソ。
…鼎たんのSSが見れるとか思ったとかそういうわけじゃなくて(w

それにしても「宣伝」するなら事後報告だけで十分なのに、わざわざ>>241ってのは…
「宣伝」したらしたで、事後報告も間違いなくあるんだろうし…>>247もそうだが、なんというか…>>241らしい(w

誤解がないように言っておきますが、それが嫌いって訳じゃないんですよ。
嫌いって訳じゃ…ないはずなんだ(w

うだうだと長文スマソ。
252名無しさんだよもん:02/04/11 04:19 ID:mt+vd2/s
>>250
ありがとうございます。

多分>>244は理解したと思う。どっかまだ勘違いしてるかもしれないけど(w
253名無しさんだよもん:02/04/11 04:27 ID:mt+vd2/s
>>248
>ちなみに私は>>236-238についてはいわゆるSSではないと思うけど、
>面白かったからこれはこれでアリって言う意見かな。

投稿期間中にこういうことを言うってことは、非参加者ってこと?

>>189をみると、
>・投稿期間と感想期間に分け、投稿期間は作品の投稿だけで、一切感想をつけない。
>・感想期間に、投稿された作品について感想、評価などを行う。
>※もちろん投稿・感想期間中に、これに参加しない SS を投稿してもらって構いません。
> その SS に対しては、これまでと変わらず自由に感想をつけてください。
^^^^^^^^^^^^^^^^^^
ということなので、例え非参加者だろうとこの企画を容認するならそういうこといっちゃダメなんじゃ…
…ところで…>>242は実は絶賛したかったからだったらどうする?(w

>そこで愚痴るのは単なる逃げだろ。

それもそうだ。
今回の企画の方法や期間について、もう一度考えなおすべきじゃないか、と言ってみるテスト。

まず投稿期間。
長く取ってもどうせ締め切り間際にならないと出てこないので、告知期間を長めに取って投稿期間はせいぜい二日間にするとか、あるいは月の決まった日(毎月1日から2日までとか)を専用の投稿期間に当てるとかしたほうがいい。
現行の投稿期間はいくらなんでも長すぎ。最萌だって1日だったんだし。
…まさか板が飛ぶとかそういうことはないだろう(w
また、わざわざ感想期間を設定するのも>>248をみれば分かるように無意味。

今回の企画が少なからず通常の投稿に影響を与えていることを考慮して欲しい。
…単に日照りが続いているだけなのかもしれないけど(w

…てな議論が続くと、さらに日照りがひどくなる罠(涙
254名無しさんだよもん:02/04/11 09:14 ID:QLniDOPM
通常の投稿はこれ終わってから言うべきだろう。
通常の投稿ができないからこの話が出てきたんだよ。
255 ◆qsaJNT.c :02/04/11 09:51 ID:VJ3VFa+t
えっと、何やら色々とあったようですが……

>おおさか氏
こちらこそ、ガイドラインでの紹介お願いします。
なんせ、書き手がいての企画なんで。

>企画
企画の方式に不備があるとは思います。ほとんど見切り発車で始めたもんですから (w
ただ、今回はこの方式でいかせてもらいます。
感想期間に >253 氏のような代替案を出してもらえれば、こちらとしてもありがたいです。
256花占い:02/04/12 02:48 ID:nI4rNfza
「天野ー、ちょっと誕生日教えて」
「え?な、何ですかいきなり」
「まあ、いいから教えて」
「12月6日ですが・・・」
「ふむふむ」
「何を調べてるんですか?」
「12月6日の誕生花は『ユキノシタ』か・・・」

涙の嫌いな気の強い人。でも本当は淋しがりやなのです。
愛におぼれることもなく、冷静な観察力を持っています。
そのため、さよならの繰り返しですね。妥協しないのが、あなたのよいところ。
今のままで必ず、好運を呼ぶ恋人にめぐりあえます。

「そして花言葉は・・・」
「切実な愛」
「あれ?知ってたの?」
「はい」
「そうかー、天野って切実なんだー」
「はい」
「え?」
257 ◆qsaJNT.c :02/04/12 22:01 ID:F2v6ph8u
>256 多分、SS 選手権参加作品だと思いますが、その場合は作品を投稿する前に 参加作品であることを宣言してもらえますか。 その理由と詳しい詳細は >189 ということで。
258 ◆qsaJNT.c :02/04/12 22:14 ID:F2v6ph8u
>257 読みにくいのは気にしないでください。最近、調子が悪いんで……
259名無しさんだよもん:02/04/12 23:01 ID:yLav/EKb
今から SS を投稿します。SS 選手権参加作品です。
全部で 8 レスです。
260俺と真琴と美汐と花と (1/8):02/04/12 23:02 ID:yLav/EKb
 気持ちがいいほどよく晴れた日だ。頭の上に広がる青空がまぶしい。
 こんな日は家でのんびりしているのに限るのだが、なぜか今、俺は商店街のド真中にいた。
 しかも、両手には多くの荷物が入った袋をぶらさげて。
 
「で、なんで俺が、せっかくの休日を荷物持ちをして過ごさなきゃならないんだ?」
「家で暇してないで、こんなにいいお天気なんだから、外に出ないと体が腐っちゃうでしょ。
 それに、若い内に体を鍛えておいた方がいいってテレビで言ってたし。
 だから、その荷物だって祐一を鍛えるためなの。あたしって頭いいっ!」
「へいへい」

 一人盛りあがる真琴を目の前にしては、言い返す気も失せ、ただ頷くことしかできない。

「手伝ってもらって本当に申し訳ありません、相沢さん」
「まあいいさ。真琴の言う通り、どうせ暇だったしな」
「ありがとうございます」

 天野は天野で、こんな風に物腰が丁寧なものだから、無下に断ることもできない。
 つまりこの二人に誘われた時点で、今日の予定は決まっていたようなものだ。
 せめて、この両手にあるものが重い荷物でなきゃ良かったんだが……

「……?」
「どうされました? 相沢さん。先ほどから、私たちの顔を交互に見ているようですが。
 ……えっと、何かついています?」

 天野が恥ずかしそうに一差し指で頬を掻く。


 (まぁ、両手に花とは言うしな)
261俺と真琴と美汐と花と (2/8):02/04/12 23:02 ID:yLav/EKb
「あっ」

 買い物袋をぶらさげた俺たちが、家に帰ろうと商店街を歩いていると、
 天野が急に足を止め、小さな声を洩らした。

「ん、どうした? 天野」
「いえ、きれいな花がたくさんあるなって思ったもので」
「わぁっ、ホントにキレイだ〜」

 天野が足を止めた場所、そこには小さな花屋があった。
 店先には様々な種類の花が飾られていて、そのひとつひとつに可愛らしいネームプレートがつけられ、
 カラフルなペンで花の名前が書かれている。
 そこに春が凝縮されているようだった。

「そりゃ、花屋はきれいな花がたくさんないと商売ができないからな」
「相沢さんは、現実的すぎます」
「そーよ、祐一はゲンジツテキすぎるのっ」

 こういう場面でひねた返事をするものではなく、二人から一斉にツッコミが入る。

「それはそうと、この花屋に止まったのも何かの縁だ。俺が天野に似合う花を選んでやろう」

 自分に向けられた非難の声を回避すべく、そこで素早く話題を変える。

「……そうだな、これなんてどうだ」

 俺は店先に飾ってあった一輪の白い花を手に取り、天野に見せた。
262俺と真琴と美汐と花と (3/8):02/04/12 23:03 ID:yLav/EKb
「百合、ですか」
「そうだ」
「何故でしょうか?」
「一言で表すのは非常に難しいが、あえて言うなら、
 『天野』という人格から醸しだされる比類なき耽美な香りを集めた象徴がこの花だった、
 とだけ言っておこう」
「何だか、一部表現が怪しい部分もあるような気もしますが……」
「大丈夫、気のせいだ」
「そうですね。それでは、ありがたく受け取っておきます」

 そう言うと天野は、俺の手からその花を受け取り、俺に軽くおじぎをした。
 気のせいか、頬が少し赤みを帯びているように見えた。

「ねぇ、真琴はっ、真琴に似合う花はっ?」

 というような天野の微妙な変化を読み取るわけでもなく、
 真琴が俺に花のことを訊いてきた。

「ん、真琴か。そうだな〜」

 そう言いながら、俺は花屋の店先をざっと見渡した。
 確かに花はたくさんあるが、俺の直感に訴えかけてくる花は見当たらない。

「ねぇ、ねぇ、早くぅ」

 そんな俺の気も知らずに、真琴は催促してくる。
 俺は真琴に対して、しばらく静かにするようにたしなめると、
 もう一度、店先に飾られている花々を見回した。
263俺と真琴と美汐と花と (4/8):02/04/12 23:04 ID:yLav/EKb
 その時、ふいにある花に目が止まった。
 店に面した通りに向かって、その華麗さをアピールしている花々の影に隠れ、
 ひっそりと咲いている花だった。花の色は黄色、背丈は 20 cm ぐらいだろうか。
 それが置かれている場所のせいかもしれない、周りにある花とは対照的にとても寂しそうに思えた。

 (あっ……)

 そう、俺は前にこれと同じような場面を見ている。
 友達同士でワイワイと騒いでいる姿を、じっと陰から見ていることしかできなくて、
 そして去った後に、ひとりでその場所に佇んでいる、そんな姿を。

 (……真琴)

「あの花? 真琴に似合う花ってあの花なの?」
「えっ、ああ」

 急に訊かれたものだから、生返事で答えてしまう。

「ふーん。他の花に比べると地味だけど、でも祐一が選んでくれたからいいや」

 その時見せた真琴の笑顔は、そこに飾られている花々にも負けないぐらいもものだった。

 
「ところでさ」
「なんだ?」
「どうして、真琴にはあの花が似合うと思ったの?」
264俺と真琴と美汐と花と (5/8):02/04/12 23:04 ID:yLav/EKb
「……」

 言葉がつまってしまった。
 正直に話してもいいが、真琴に過去の辛い記憶を思い出させてしまうかもしれない。
 かといって天野にああ言った手前、言わないと不自然になる。
 迷った。

「ねぇ、どうして?」

 真琴の追及はまだ続く。きっと俺からの返事があるまで続くだろう。
 どうすればいい、どうすれば……

「花言葉っ、花言葉がお前にぴったりなんだ」

 とっさに俺の口から飛びだした言葉がそれだった。

「花言葉……って何?」

 真琴がきょとんとした顔で俺に訊いてくる。

「なんだ、お前知らないんだ」
「なによぅ、知らないから訊いているんじゃない」
「いや、別に知らないんならいいんだ」
「全然っ、良くない。教えてよ〜」
「……しょうがない、教えてやるよ」

 俺は一呼吸ついて、そして答える。
265俺と真琴と美汐と花と (6/8):02/04/12 23:05 ID:yLav/EKb
「ハナ肇の仲間だ」
「そんな嘘を真琴に教えないでください、相沢さん。
 花言葉というのはね、その花にまつわる素敵な言葉のことよ」

 絶妙な返答で話題を逸そうとしたが、天野にいらんフォローを入れられてしまう。
 天野よ、何故いつものように話を流してくれない。

「そうなんだっ。ねぇ、祐一、この花の花言葉って何?」

 そして繰り返される危機。真琴の口撃は終わらない。
 ……本人にしてみれば訊きたくなるのは良く分かるが、俺にとっては困る。
 第一、俺ぐらいの年頃の男の口から、ぽんぽん花言葉が出てきたら、それはそれで怖いだろう。
 それに花言葉どころか、俺はこの花の名前すら知らない。
 奇妙なことに、他の花にはついているネームプレートが、この花にはついていないのだ。

 まぁ花言葉と言えば「愛」とか「友情」とか、その辺が妥当なところだろ。
 適当な花言葉を作って真琴に言ってしまったほうが、いいのかもしれない。

「それにしても、相沢さんがこの花をご存知なんて少し意外でした」
266俺と真琴と美汐と花と (7/8):02/04/12 23:05 ID:yLav/EKb
 俺が腹を決めようとしたところで、フォローを入れてきたのはまたもや天野だった。
 しかし、それはさっきとは違い、俺にとっての救いの言葉だった。

「えっ、天野、この花のこと知っているのか?」
「はい、田舎の祖母の家の裏山にはたくさん咲いていましたから」
「それじゃ、花言葉も知っていたりして」
「えぇ、確か祖母から聞いたような気もしますが。
 ……でも、先ほど相沢さんは、あの花の花言葉は真琴に似合うからって……」
「最近、俺って物忘れが酷くってっさ、ついさっき言ったことも忘れちゃうんだ。
 だから、俺の代わりに天野に思い出して欲しいんだが」

 そんな俺の言葉を受けた天野から、疑惑のまなざしを受けること数秒。

「分かりました。では、思い出すので少しお待ちになっていてください」
 ……確か、あの花の花言葉は」

 天野は目を閉じて考え始める。

「わぁ、どんな言葉なんだろっ」

 真琴はこっちの気も知らず、一人で喜んでいる。

(ふぅ、これで一件落着か……)

 そんな真琴の姿を見ながら、俺は心の中で一呼吸つく。


 その時、天野の口が開いた。

「やっと思い出しました」
267俺と真琴と美汐と花と (8/8):02/04/12 23:06 ID:yLav/EKb
「えっ、美汐、本当?」
「さすが天野のことだけある」

 その言葉には偽りは無く、本当に天野を褒めたい……いや、むしろ感謝したかった。
 俺の危機を救ってくれた女神なんだから(危機を広げたのも天野だが、この際忘れることにする)
 しかし、
 
「でも……本当に聞きたいですか?」

 どこか歯切れの悪い口調で、天野はそんなことを言ってきた。
 妙なことを言うものだ、天野は。せっかく思い出してもらったものを、聞かずにはいられようか、いやない。

「当ったり前よっ、聞きたいに決まっているじゃない」
「他の誰が何と言おうと俺が許す。さぁ、その胸の奥の想いをぶちまけてくれ」
「……分かりました。そこまで仰るのなら言います」

 今度は、どこか悲壮感ただよう顔つきで天野は言った。


「えっと、あの花の……
 ……オトギリソウの花言葉は……『復讐』」

「えっ……」

「……あぅ」

「そんな酷な言葉はないでしょう……」


 商店街を吹き抜けた一陣の風が妙に冷たく感じた、麗らかな春の出来事だった。
268名無しさんだよもん:02/04/12 23:07 ID:yLav/EKb
>>260-267
以上「俺と真琴と美汐と花と」でした。
269名無しさんだよもん:02/04/13 01:01 ID:iwrB+2fn
(´-`;).。oO (…268さん、おつかれ) 
(´-`;).。oO (…ちなみに百合の花言葉は『純潔・無垢』) 
(´-`;).。oO (…美汐たんにはぴったりだね)
270名無しさんだよもん:02/04/13 12:08 ID:D9M5c6Yc
感想書いてもいいの?
271名無しさんだよもん:02/04/13 12:22 ID:bKUUhKYk
>>270
いや、だめだろ。
>>269の事を指しているのなら、ぎりぎりこれはセーフじゃん?
作品内容には一切触れてないし。

ところで、締め切りって18日の0時だったっけ?
272名無しさんだよもん:02/04/13 14:21 ID:eshkJMYv
ていうか、選手権SSは感想禁止って正気の沙汰とは思えん。
完全に選手権SSとそれ以外のSSを隔離するなら、それこそ別スレでやれって感じ。
まあいいけど。
273名無しさんだよもん:02/04/13 15:51 ID:KDM32M8z
発動した企画に一々ケチをつけないよーに。
文句があるなら最初に言えばよかったやん。
終わるまで黙っとけ。
274名無しさんだよもん:02/04/13 17:36 ID:nnlBleG3
>>273
そもそも、参加者以外に「感想つけるな」と強要するのは筋違いじゃないのか?
ルールを守れと言えるのは、企画に賛同した人間相手だけだろ。
それに文句があるんだったら、それこそ最初から別スレでやればいいだけの話じゃないの。
ていうか最後の一言はなんとかならんものかねえ。煽ってどーする。
275名無しさんだよもん:02/04/13 19:10 ID:ie97ebX1
>>272=>>274
君は煽りの自覚がないのかい?
君自身、凄い勢いで煽ってるよ。
276名無しさんだよもん:02/04/13 21:22 ID:VTDCB6DF
……SS書きさんの投稿する意欲を削がないようにお願いします……。
批判、意見がおありの方は感想期間中に。
>>255参照よろ。

〜〜〜〜〜〜〜〜〜次から何事もなかったかのようにどうぞ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
277名無しさんだよもん:02/04/13 22:19 ID:gZBILsZM
結局感想は禁止の方向なのね(´Д⊂)
ん……できれば、なぜ感想期間を分ける必要があったのか、納得のいく理由を聞かせてくれい。
俺としては感想も交えた方が活気が出ていいと思うのだが。
直前に意見は感想期間中にと書いてあるが、試行錯誤の段階なのだから、早めに話し合う方がよいだろう。
ルールがあるのは当然だが、基本的に強制力というものが働かない場である以上、
ルールの存在理由をみんなに納得させる必要があると思う。アカウンタビリティだっけ?
278名無しさんだよもん:02/04/13 22:40 ID:NLgJzJKm
>>272-275
つーか、お前ら全員煽りなのでまとめて消えてください。できればこの企画ごと。

……昔のSSスレは良かった(タメイキ
279名無しさんだよもん:02/04/13 22:41 ID:Ox1tUju0
分ける理由は投票がある場合に
予断や煽りを生じないようにするためだと思うが、
このスレでは投票やらないしね・・・。
280名無しさんだよもん:02/04/13 22:49 ID:0PvlrP9U
>>278
あの寂れきってた状態がいいと。ふ〜ん。君、もう消えていいよ。
ていうかこの企画に不満があるなら立ち消えにするの立派なSSを書けばいいじゃん。
書けないんなら黙っとけ。


〜〜〜〜〜〜〜〜〜次から何事もなかったかのようにどうぞ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
281名無しさんだよもん:02/04/13 23:03 ID:Ox1tUju0
>>280
いちいち反応するからこのスレは
煽り師においしい相手と思われるんだよ。
放置して278のバカっぷりを際立たせておけよ。
282名無しさんだよもん:02/04/13 23:04 ID:qEKLffjA
(´-`).。oO(これだけ荒れてるのに執拗にルールに拘るのはなんでなんだろ…)
(´-`).。oO(議論した議論したって言うけど、反対意見を無視して強行しただけし…)
(´-`).。oO(そもそも、企画参加者以外にはいつも通りのSSスレって話はどこに…)
283 ◆qsaJNT.c :02/04/13 23:06 ID:hiB8LJB1
>277
前に同じような意見があって、その時の自分の答えは >207 にあります。
確かに投稿、感想ごちゃまぜにした方が盛りあがるでしょうが、自分としては
そういうお祭りみたいなものではなく、一歩引いて作品を鑑賞する機会に
したかったので、こういう形式にしてみました。

ただ、この SS 投稿スレをお借りしているからには、ここの流儀に従うというのも
一理あると思うので(つーか、そっちの方が正しいかもしれないです)
考えなおしてみたいと思います。

前の繰り返しになりますが、今回だけはこの方式に行かせてください。
既に、このルールで始めてしまっているので。
284名無しさんだよもん:02/04/13 23:11 ID:rX6yy3aa
>>283
だから、なんでそれを君が決めるわけ?
どうしても自分ルールに拘りたいんだったら自分のHPでやったら?
285名無しさんだよもん:02/04/13 23:23 ID:3A3ar4HB
>>284
だから、なんでそんなに君は突っかかるわけ?
どうしても煽りたいんだったら自治スレでやったら?
286名無しさんだよもん:02/04/13 23:49 ID:NLgJzJKm
荒れてるなあ。

>285
ていうか、どっちもどっち。
287名無しさんだよもん:02/04/14 01:08 ID:T+agCS6I
いつもの「面白い奴」(>>118)が両派を自作自演してまぎれてるようにも見える俺。
誰もそれを言い出さないのがスコシ・フシギ。
問い掛けは構わないが、必要以上に煽ってるヤシは脳内あぼーん。
そいつに対して必要以上に煽り返してるヤシも脳内あぼーん。
もし本人としてはどんなマジレスだったとしても、
それは、スレに対して煽りの効果しかない
レスしかできなかった本人の責任もあるってことで。
288名無しさんだよもん:02/04/14 02:42 ID:gopTQ3Tn
〜〜〜〜〜〜〜〜〜次から何事もなかったかのようにどうぞ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
いや、マジで。
次から煽り、荒らしがあっても各自脳内あぼーんして下さいな。
とりあえず18日まで……。
289名無しさんだよもん:02/04/14 03:08 ID:7HERivQ+
まあ、この企画が多数欠陥を含んでいることは事実であるし、
それへの批判を、無下に煽り荒らしと断定するのも、また荒れの元かなと。
しかし、とりあえずその批判は企画終了まで待ってみてはどうかね?
その後に問題点を指摘して、今後この企画を続けていくかを考えよう。
企画終了まであと一週間ちょいなんだから、大した問題ではなかろうて。
290名無しさんだよもん:02/04/14 08:44 ID:NTsxaE3m
…ところでこの企画ってあと一週間で終わるんですよね?
正直、こんな荒れるんだったら続きは別の場所でやってホスイ…
291名無しさんだよもん:02/04/14 11:03 ID:jg4/oF6M
まさか企画がなければ荒れもせずに、普通の投稿もガンガン来る
とか思ってる人はいないよね?

まずは投稿される状態からつくろうとは思わないの?
292おおさか@つちへん:02/04/14 14:22 ID:3CXbej9g
こんにちわ。
状況が状況ですけれども、お約束の項目が出来ましたのでご報告にあがりました。
こちらです。
http://wow.bbspink.com/test/read.cgi/leaf/1002905893/757
一カ所明かな誤変換があります(「規格」→「企画」)。ごめんなさい。
また、この他に問題のある表現、うそ・おおげさ・まぎらわしい・おおさか逝って良し!
などございましたら、以下のスレでご指摘下さいませ・・・

語れ!和め!『ガイドライン鶴来屋#2』
http://wow.bbspink.com/test/read.cgi/leaf/1002905893/

ではでは、お邪魔しました。
まだ先はありますし、何やら艱難も見え隠れしてますが、良い企画となりますことを。
293名無しさんだよもん:02/04/14 14:27 ID:lZGaCT8B
>>292
乙〜。
どうもありがとです。
294名無しさんだよもん:02/04/14 23:44 ID:Bt1fF2lD
メンテ
295『花談義』1/5:02/04/15 17:07 ID:Tjj7M0qm

「花、ねぇ…」
 カタン、とレポート用紙にシャーペンを落として、俺はそっとつぶやいた。
 周りを見ると、他の連中はそれなりに書いているらしい。
 そもそも、何でいきなりこんなレポートを書かなきゃいけないってんだ。自
習なら自習でいいじゃないか。
 なのに、代わりの先生が来て、「この題で何でもいいから、レポートを書い
てもらう」とか言い出すのは、反則だろ?
 あまつさえ、その題ってのが「花」ときたもんだ。
 花だぜ、花。理科でアサガオの観察をやってるわけじゃないんだから、勘弁
してくれよ。
 まあ、とにかく俺はそんな題を出されて途方に暮れてると言うわけだ。
 それにしても…。
 名雪や香里がそれなりに書き進めてるのは、まあ納得できるんだが…。俺の
前の席の奴までもが、何故か快調に筆が進んでるみたいなのが……はっきり言っ
て信じられない。
 大体北川と花なんて、どう考えても結びつかないんだが。まさか、「ふふん、
オレは実は花屋の息子だったんだ」とか言ったりしないよな? それこそ悪い
冗談としか思えないぞ。

296『花談義』2/5:02/04/15 17:08 ID:Tjj7M0qm

 …待てよ。
 どんな内容でも花に関することであればいい、と言ってたな、確か。
 と言うことは、だな。
 こいつにはこんな花が似合いそうだ、なんて言う実に主観的かつ独善的で無
意味なものでも、俺なりのレポートなんだよな?
 とにかく何でもいいから、この時間に書けるものを出さないと、そのまま課
題になりそうな気がするし、出したもん勝ちだよな、やっぱり。
 それじゃ、まずは名雪だな。
 こいつは……ボケの花? って、どんな花かは知らないのに、名前だけって
感じなのが見え見えなのだが、この際背に腹は代えられない。とにかく書けば
いいのだ。
 さっきから快調に書いてる北川のやつは、さしずめヒマワリだろうか。香里
と言う太陽を追っかけていて、日が沈めばしょぼんとしてしまうような。
 …何とか、形になりそうだな。意味がないのはどうしようもないけどな。
 と、一通り書いたところで、ちょうどよく終業のチャイムが鳴った。
 書いたレポートを前に…北川に渡しながら、さっきから感じていた疑問を
投げつけることにした。
「なあ、北川、お前結構書いてたみたいだけど、何を書いたんだ?」
 俺が尋ねると北川は、フフンと自信満々と言った風の笑みを浮かべながら、
短く答えた。
「カリフラワーを使った料理についてだ」

297『花談義』3/5:02/04/15 17:09 ID:Tjj7M0qm

 は?
 …北川、お前が花屋の息子だとか言わなくて、何となく安心したのはいいん
だが、そのカリフラワーって何だよ、カリフラワーって。
「それって、花なのかよ?」
「名前にフラワーってついてるんだから、花には違いないだろ?」
「ブロッコリーはあの一個一個が花だってのは聞いたことあるし、確かに長く
置いたブロッコリーは花咲くのは知ってるけどな」
「同じだから問題ないだろ?」
「いや、カリフラワーとブロッコリーじゃ違うだろ?」
 と、そこに横から香里の横やりが入った。
「カリフラワー坊やとブロッコリー兄貴じゃ、どっちもどっちね」
 腕組みをして俺と北川を…非常に冷めた視線で見る香里に、俺も北川も思わ
ず言葉が詰まる。
「ぼ、坊やって、オレのことか…」
「兄貴って…」
 …確かにそんなことで言い合うのもアホらしいのは分かるんだが、こうも冷
静に指摘されてしまうと、立場と言うものがまるでないじゃないか!
 そこにさらに横から名雪がひとこと。
「坊やの方が可愛いよね。兄貴って…何となくいやだよー」
 それを受けて思わず、俺と北川、さらに香里までもが異口同音に告げていた。
「そーゆー問題じゃないって…」

298『花談義』4/5:02/04/15 17:10 ID:Tjj7M0qm

 ちなみに、俺のレポートは再提出の評価を受けてしまった。だが、何故か北
川は「優」の評価を受けていた…。
 北川は計り知れないやつだが、そのレポートに「優」をつける方も、奥が深
い……って、そんな馬鹿な話があっていいのかーーーッ!
「日頃の行いの違いだな、相沢」
「何だよ、そりゃ?」
「お前は普段から花(女の子)に囲まれているが、オレはそうじゃないからな。
こんな場面くらいでは花を飾りたいじゃないか」
 そりゃ確かに俺の周りには何かと女の子がつきまとってはいるんだが、それ
をこんな風に言ってる北川が、少しだけ可哀相に思えてきた。
「言ってて空しくねえか?」
「……そんな気がしないでもないが、お前は親友だからな」
 ふと北川と俺の視線が交差した後。
「北川ッ」「相沢ッ」
 俺たちはあつい友情の抱擁を交わした。
「わ、わ、カリフラワー坊やとブロッコリー兄貴が抱き合ってるよー、アブナ
イ香りだねーー」
「似たもの同士で、本当にお似合いなんじゃないかしら?」

299『花談義』5/5:02/04/15 17:11 ID:Tjj7M0qm

 …な、なんてことを言いやがるんだ、香里のやつめ。この俺たちの、あつい
男の友情が分からないなんて。
 なあ、北川? と、俺が北川に同意を求めようとしたら、
「嬉しいよ、相沢。オレたち、お似合いだってさ」
 と、嬉しそうに頬をほんのり赤く染めていた…。
 っと、そこでおもむろに気がついた。北川は、本当にオメデタイやつだった
のだと。それこそ、頭の中に花が咲いてるような…。
「こんな花はいらねーーーって!」

(終わり)
300名無しさんだよもん:02/04/15 17:13 ID:Tjj7M0qm
>>295-299『花談義』

と言うことで、ネタとしては「花」に絡めてあるものの、思いついたネタをさ
らっと書いただけなので、企画連携じゃなくて、普通のSS投稿と言うことにし
ます。
普通に書いたSS投稿もOKなはずですよね? 感想など、よろしくです。
301名無しさんだよもん:02/04/15 17:34 ID:ehPSWpx0
>>295-299
では感想をば。

まず目に付くのが改行の悪さです。
読みにくさで多少、印象が悪くなるかもしれません。

後、行き当たりばったりに書かれてる気がしないでもないような。
何となく前半と落ちがつながっていないように見えます。
私だったら4、5番辺りをもっと膨らませて書いて、
それだけで1つの作品にしちゃいます。
……題名も『花談義』ですし、私個人の趣味かもしれないですけど(汗

このぐらいしか欠点は見つかりませんでした。
なかなかの良作かと。
302名無しさんだよもん:02/04/15 19:24 ID:uKQYpLT6
他スレに投下したものではだめですか。
303 ◆qsaJNT.c :02/04/15 20:03 ID:JemU/b3u
>302
企画にだったら、テーマに沿ってれば構いません。
参加してない SS も自由に投稿してください。
304某543:02/04/15 20:38 ID:oWiYX1td
>>303
速レスどうも。
以下の「葉鍵キャラがオヤジに物凄い勢いで犯される画像」という駄スレのタイトルに
インスピを受けて書き上げたものなのですが、やはり所詮駄スレと言うことで感想が
全然付かなくてちょっぴりサミシイ思いをしていたところこのスレを見つけまして。
もう貼るのが面倒なのでリンクだけですが、ご一読いただけると嬉しいです。
http://wow.bbspink.com/test/read.cgi/leaf/1016638939/85-94

あと、dat落ちした模様ですが「ヒロインが美少女じゃなかったら」スレの
841-848のSSもぼくの物です。こっちの方も読めれば。リンクは以下
http://wow.bbspink.com/leaf/kako/1011/10110/1011050918.html
あ、でもこれ見るとhtmlになってるのかな?
305名無しさんだよもん:02/04/15 23:12 ID:aK7zT3oY
>>304
下は見れないので上の感想です。

……内容に入る前に1つ。
同じ人が言ったセリフが二個続くことが何個かありました。
何らかの意味がないのなら避けた方が無難です。

えっと、これは18禁SSとして見ていいのですよね?
私見ですが、18禁SSはいかに抜けるかが勝負かと。
この作品はその点において少し難点があります。

その1、その2、その3の情景描写はしつこく、かつ説明的な印象を
受ける文が多々あります。
その4〜5とメリハリをつける意味でも、1〜3はさらっと流すべきです。

次に。
6〜8! 肝心の陵辱部分!
急転直下すぎます!! もっと、じっくりとろとろと……(以下略
ていうか、媚薬が効くの早すぎです。
校長がいきなり挿入するのもいただけません。
こういう時は周りからゆっくり責めて、佐祐理さんにもっと屈辱を与えて欲しかった……。
306名無しさんだよもん:02/04/15 23:13 ID:aK7zT3oY
長かったので二つに分割です。

後、校長はあれで満足したんですか……?
普通これをネタにこの後も脅しそうじゃないですか。
まあSSの退き時もあるのかもしれません。
ただ、久瀬さんがあまりいる意味がないような気が。
彼が助けにくるのならともかく最初だけなら、あの辺は佐祐理さんの
回想シーンにしてとっとと進めちゃうとか。

全体的には上手い方ですよん。
メリハリにさえ気をつけて頂ければ神に認定される日も遠くないです。
……ていうか、ぶっちゃけこのSSで抜いた私が批評して良かったんだろうか(;´д`)
307名無しさんだよもん:02/04/15 23:34 ID:jxPfC5kC
SS選手権参加作品(テーマ:花)を貼ります。
ホワイトアルバムのシリアス系。
全11レス。
308エーデルワイス(1/11):02/04/15 23:35 ID:jxPfC5kC
――Edelweiss, edelweiss, every morning you greet me.

 キッチンから、火に掛けたばかりのやかんが静かにうなる音がする。
 ふたり分の息づかいと、秒針が時を刻む音――。
 そんな微かな音さえ聞こえてくる。

 カチッと音がして、部屋の照明が落とされた。
 冷たいフローリングのこの部屋で、篠塚弥生はスイッチの位置をすでに記憶している。
 ぴったりと閉じられた厚手のカーテンが、部屋から陽射しを完全に閉め出していた。
 パッと――。
 プラスチック製の着火装置から光が弾けると、部屋の輪郭が一瞬だけ浮かび上がる。
 着火装置を手にした由綺は、儀式めいた手順を楽しんでいるようにも見えた。
 ちか、ちか、と。炎が咲いて簡素なインテリアに影を付ける。
 小さく笑い声を上げて、由綺はそっと灯心に炎を近づけた。
 やがて、ローマンカモミールの甘い香りが流れ出して、部屋を満たしている闇と混ざり始める。
 着火装置を脇に置くと、由綺は傍らの女性に微笑みかけた。
「なんだか神秘的な感じだね……。私、どきどきしてきちゃった」
「良い香りですね。でも、別に息を詰める必要はないですよ、由綺さん」
 蝋燭の炎を映して、弥生の瞳が柔らかく光っている。
「え、あれ……ホントだ」
 一瞬きょとんとしてから、由綺は口もとに手をあてる。
「でもほら、すっごく綺麗だったから……」
「……ええ、本当に」
309エーデルワイス(2/11):02/04/15 23:36 ID:jxPfC5kC
 光がゆれて、弥生の端正な顔の片側をチラチラと撫でた。
 その口もとはやさしく緩められている。
「もう、弥生さん……あんまり笑わないでよ」
 ぼんやりとした蝋燭の光では、お互いの細かい表情まで照らし出すことはできない。
 それでも弥生は、照れたようにはにかむ由綺の顔を、細部まで脳裏に描くことができた。
 そして、その声ににじむわずかな疲労の色も。
 ――おそらく、まだ少し無理をしている。
 由綺の様子をうかがいながら、弥生は事務所に戻るタイミングをもう少し遅らせることにした。
「すみません、あまりに美しかったものですから……」
 弥生の言葉からは主語が抜け落ちていた。
 キャンドルから溶け出した蝋は、甘い芳香を放ち続けている。
「うん、そうだね。なんか、嫌なことなんてみんな吹っ飛んじゃいそうだよね」
 はしゃぐ瞳のなかで、二つの炎が弱々しく揺れている。
 生活感の希薄なこの部屋で、由綺はその名と同じ結晶のような透明感を放っていた。
 怜悧なマネージャーの目に、そんな彼女はいかにも儚げに映る。
 “もう大丈夫”という確信が持てるまで、弥生は由綺を一人にするつもりはなかった。
 少なくとも、今朝の出来事が由綺の心から拭い去られたと確信できるまでは――。

 ――それらは単体で見ればごくありふれたアクシデントに過ぎなかった。

 森川由綺の音楽が、次のステップへ進むために技量の壁に直面していたこと。
 三流のゴシップ紙に『あの森川由綺に仰天の私生活パートナー!? 諸○真の素顔!』という見出しが載ったこと。
 由綺の送迎に使った車が、雑誌社の名札をぶら下げた二本足のハイエナと接触事故を起こしたこと。
310エーデルワイス(3/11):02/04/15 23:37 ID:jxPfC5kC
 起きた時期さえ重なっていなければ、緒方プロは余裕を持って“処理”できたはずの案件だった。
 接触事故にしても、当事者は自分の足で病院に行って精密検査を受けている。
 越えるべき壁の存在にしても、つまらないゴシップ記事にしても――。
 いずれも、この業界では成功へと到る里程標のようなものだった。
 避けて通ることなどできないし、由綺自身もそのことはじゅうぶんに理解している。
 しかし、短期間で立て続けに増えたストレスは、由綺の余裕を紙やすりのようにゆっくりと削り取っていた。
 過密気味のスケジュールをこなして――。
 私生活に関する下世話で的はずれな詮索を笑顔でかわして――。
 そのためにますます恋人にも会いにくくなって――。
 事故が起きたのはそんな矢先だった。
 急に車が停まって、怪訝な運転手の表情が、ゆっくりと困惑と焦燥へと変わっていく。
 倒れ込んだ人影がガラス越しに見えた瞬間、張りつめていた由綺の心に冷たい水が浸み込んだ。
 さっきまで自分にテープレコーダーを突き付けていた相手が、腕を押さえてうずくまっている。
 状況を認識するより先に、指の間からこぼれた赤い色が由綺の目に飛び込んでいた。
 夏の夕焼けの色。派手なステージ衣装の配色。どこかで見たマフラーの色。
 人間から流れ出した血の色。
 ――大丈夫です。仕事はちゃんとできますから。
 自分の体を抱きしめたまま、由綺はただ『大丈夫』と繰り返す。
 弥生が到着したとき、由綺の顔色は蒼白を通り越して紙のように白かった。
『今日は全部キャンセルでいい。弥生さんの判断に任せるよ』
 電話口の弥生に対して、緒方プロダクションのトップは即答する。
 だから――、弥生は由綺のマンションに来ていた。
311エーデルワイス(4/11):02/04/15 23:38 ID:jxPfC5kC
 キッチンで、やかんが湯気を噴き出す音がした。
 寄せられる信頼と平穏な時間は、弥生にとって魅惑的なほど心地が良い。
 しかし――。
 意識的に、弥生はローマンカモミールの匂いを脳髄から追い出した。
 ――だからこそ、あまり長居するべきではないだろう。
 立ち上がりかけた由綺をやんわりと制して、弥生はキッチンへと向かった。
 廻り続ける換気扇の下では、キャンドルから流れ出した幻想の効果も薄れてくる。
 これから一緒にお茶を飲んで、それからもう一度由綺の様子を見るつもりだった。
 決して急ぐつもりはないが、英二からは一度事務所に戻るように言われている。
 白っぽく光る蛍光灯を見上げながら、弥生はガスコンロの火を停めた。
312エーデルワイス(5/11):02/04/15 23:39 ID:jxPfC5kC
――Small and white, clean and bright, you look happy to meet me.

 弥生は一時間以内に由綺のマンションに戻るつもりだった。
 事務所で英二への報告を済ませると、彼女は機械のように精密なスケジューリングで動き始める。
 手帳の上に積み上がった雑事を吹き飛ばすように片づけて、必要な書類にざっと目を通す。
 弥生は一分たりとも時間を無駄にするつもりはなかった。
 彼女が英二に呼び止められたのは、駐車場に向かおうとした矢先のことだ。

『エーデルワイスですか?』

 日頃感情の変化を他人に見せない弥生が、かすかな低温を身にまとっている。
「そう。かの<サウンド・オブ・ミュージック>で使われた曲だな。
……というより、そのために作曲されたんだが」
 それに答える代わりに、弥生は手首の時計に目を落とした。
 シンプルだが優美なデザインのリストウォッチは、その所有者とよく似た雰囲気を持っている。
「あれってロマンチックな話だよな。いや、特に好きってわけじゃないんだけどさ」
 それはナチスドイツ占領下のオーストリアで、音楽を愛する一家が素朴な祖国愛と人間愛を確かめる話だ。
 <エーデルワイス>というのは、クライマックスで祖国を称える歌に登場する、白く輝く花の名前だった。
 明るく、シンプルで、極めて清潔で健全な話――。
 弥生にとって宝石よりも貴重な時間が、取るに足らない話題で空費されようとしている。
 非難の響きは、声ではなく視線に宿っていた。
「たしか、ブロードウェイのミュージカルでしたね。映画化されたものを鑑賞したことがあります。
……それが何か?」
313エーデルワイス(6/11):02/04/15 23:40 ID:jxPfC5kC
 しかし、冷気を帯びた弥生の視線は、軽薄な鉄面皮にぶつかって跳ね返されてしまった。
 英二はまったく無頓着に話を続ける。
「まあ正直なところ映画はどうだっていいんだ。脚本も……だな。
たしかにロマンチックな話なんだが、それゆえ感傷的にはなりえない。
あの作品で一番センチメンタルなのはナチスの連中だしな。
面白いのは花のイメージの方だよ。
銀嶺に横たわる万年雪の合間に、ひっそりと咲く純潔の乙女……ってヤツ」
 ひと呼吸置いてから、弥生は口を開いた。
「はっきり申し上げます。いまは時間の価値について論じる時間さえも惜しい状況なのです。
由綺さんの件は、緒方さんのお仕事にも少なからず影響があるかと思いますが」
 『影響がある』どころではなかった。
 現時点でこそ大事には至っていないが、まだ火種は消えていない。
 ともすれば、緒方プロが費やしてきた時間と、費用と、才能、そのすべてが延焼にさらされることになる。
「そんなコワイ顔しなさんな。この二,三時間でどうにかなるほど森川由綺はやわじゃないさ」
「だからこそ、いまのうちに処置をとる必要があるのではありませんか?」
「処置はするさ。けど、腹が煮えそうなのは弥生さんだけじゃないんだぜ?」
 ほんの一瞬。気の抜けたような笑みを浮かべたまま、英二の語気が極低温を通過した。
 しかし、すぐにまた、いつものとらえ所のない口調に戻る。
「まあしかし、結局は夢の花なんだよな。
アレは高山に野生するから、普通は目にする機会なんてまずない。
だが、実物なんか見たことなくても、俺たちは花に自分好みのイメージを投影できる。
真っ白な紙に絵の具を塗りたくるようにして、な」
 上着のポケットにだらしなく手を突っ込んで、白い短髪のミュージシャンはニヤリと笑った。
 皮肉な笑みが口もとに貼り付いて、視線だけがやけに鋭い。
「それがこの場合はエーデルワイス――気高さと純潔の象徴ってわけだ。
花の方にしてみりゃ理不尽な話じゃないかね? 好き勝手なこと言われてさ」
314エーデルワイス(7/11):02/04/15 23:41 ID:jxPfC5kC
 芸能事務所のトップと、所属アイドルのマネージャー。
 そのふたりが交わすにしては、かなりきわどい内容の会話だった。
 英二の言辞は、ほとんど挑発的な響きすら持っている。
 だが、弥生の口調はあくまで静かだった。
「私は……それでいいと思っています。
咲き誇る花にどのような幻影を見いだそうと、それは見る者の自由ですわ。
だからこそ、エーデルワイスは人を惹きつける……」
 事務所に戻ってから初めて、弥生はわずかに相好を崩した。
「高山は……薄い空気と強い寒気という過酷な環境にあります。
しかし、だからこそ人はそこに咲く花に気高さを感じるのでしょう。
そういう方々の多くは、花がつぼみを付けるまでの過程には興味を持ちませんけれど」
 ですが――、と弥生は言葉を続ける。
「少なくとも“私たちは”、由綺さんがエーデルワイスではないことをよく知っている。そうでしょう?」
 黙礼して身をひるがえした弥生を、英二は黙って見送った。
 隙のないスーツ姿が、足早に廊下の角を曲がって消える。
 ――相変わらず純愛だねえ。弥生さんは。
 英二の引き締まった表情は一瞬しか持たなかった。
 軽く肩をすくめて、彼は自分のオフィスに向かって歩き出す。
 それから、思い出したように腕時計――伝統的なヨーロッパの機械式――にちらりと目をくれた。
 まずまずの時間だった。
315エーデルワイス(8/11):02/04/15 23:42 ID:jxPfC5kC
――Blossom of snow may you bloom and grow, bloom and grow forever.

 弥生が戻ったとき、由綺の顔にはわずかな赤みが差していた。
 部屋に通された弥生の目に、ステーションから外されたコードレス電話の子機が映る。
 この部屋の電話は、親機も子機もまるで新品のように綺麗なままだ。
 それが、ついさっきまで使われていたかのように由綺のベッドに放り出されている。
 少し遅れて気付いた由綺が、あたふたと受話器を元の位置に戻した。
 ――なるほど。
 それで、弥生は英二が自分を事務所に呼び戻した理由を理解した。
 どうやら、あの男は特効薬の投与に踏み切っていたらしい。
 さっきから、由綺はしきりに赤い目をこすっている。
 弥生の脳裏に、さきほどの冗談とも本気ともつかない英二との会話が甦った。
 本気かどうかは別として、あの会話は足留めだった可能性が高い。
 弥生の視線に気付いて、由綺は目頭を押さえる手を止めた。
「えと、別に……なんでもないんだよ。でも、なんか……急に、涙出ちゃって」
 背後に英二の繰り糸が見えたとしても、この状況で弥生の選択肢はひとつしかない。
 まぶたを腫らした由綺が目の前にいるのだ。
 弥生にとって、それ以上に重要な事実などありはしない。
「くれぐれも無理をなさらないで下さい。緒方さんも気に掛けておられましたよ」
 複雑な内心を隠したまま、弥生は静かに微笑んだ。
「うん、ちょっと前に緒方さんから電話があってね。いろいろ心配してくれて……」
316エーデルワイス(9/11):02/04/15 23:43 ID:jxPfC5kC
 あの少し前に、英二はこの部屋に電話を入れていたのだろう。
 そしておそらく、由綺はその後でふたり目の人物と電話で話をしている。
 いまの由綺は、いつも特定の人物を話題にするときと同じ表情を浮かべていた。
 それが示すのは絶対の信頼、あるいは無制限の親愛――。
 いずれにしても、弥生や英二に向けられるものとは明らかに種類が違っている。
 それには気付かないふりをして、弥生はやさしく由綺の手を取った。

 ――誰もがエーデルワイスに触れられるわけではない。
 ――そして、誰にとってもエーデルワイスであるとは限らない。

「私、明日はがんばるよ。みんなにいっぱい迷惑かけちゃったし。弥生さんにだって……」
 泣き笑いのような顔で、由綺はそう宣言した。
 色白の顔と澄んだ瞳に、弥生を惹き付けて止まない生命力が戻っている。
「そんな風に考えるのはやめて下さい。配慮が至らなかったのは私の責任でもあります」
「ううん、弥生さんには迷惑かけっぱなし。でも……、また明日からお願いします」
 目元と鼻の頭を赤くしたまま、由綺は精一杯の微笑みを浮かべた。
317エーデルワイス(10/11):02/04/15 23:45 ID:jxPfC5kC
――Edelweiss, edelweiss, bless my homeland forever!

 この時間になると、周囲のビルに明かりを映した窓はほとんどなくなる。
 オフィスの窓はすでに黒いガラス板になっていて、受話器を握る弥生の姿を映していた。
 あと少しで、森川由綺の今日のスケジュールはすべて終わる。
 弥生自身も、少し前に自分の仕事に区切りをつけたところだった。
 数分も経てば、弥生は由綺と合流するために階下へと向かうことになる。
 ――あと数分。
 腕時計を見ながら、弥生は耳もとの不誠実な声に意識を向けた。

『だって、最初に言ったら弥生さん反対すると思ったからさあ』

 手にした内線電話から、悪びれようともしない英二の声が響いている。
 いくつかの“簡単な質問”に対して、彼女の上司はさっきから曖昧な受け答えに終始していた。
「しかし、不安要素があまりに多すぎます。彼との接触は由綺さんの傷口を広げる可能性もありました」
『まあ、そのへんは結果オーライってことでいいんじゃない?。
ほら、由綺ちゃんてしんどいときほど人に頼らないからさ。誰かが言ってやらないと……』
 前日の休養は、“森川由綺が事故で筋を傷めた可能性に配慮”したということになっていた。
 公式に発表される『真実』に比べれば、この世界の『現実』は大した意味を持たない。
 スクリーンに大写しにされる大輪の花に対して、土の合間からようやく顔を出した新緑の芽が、
さして目を惹くものでないことは確かだろう。
318エーデルワイス(11/11):02/04/15 23:46 ID:jxPfC5kC
「お疲れさま! あれ……このお花、弥生さんが持ってきたの?」
 弥生の背後で、張りのある澄んだ声が上がった。
 その声が合図だったかのように、弥生はあっさりと追及の手をうち切った。
 ――ええ、ではその件については後日改めてうかがいますわ。はい、では失礼します。
 相手の声はまだ何かを話そうとしていたが、弥生は構わずに受話器を置く。
 内線通話のランプが、不満げに一瞬だけ点滅して消えた。
「お疲れさまです。予定より早かったのですね」
「うん、弥生さんもお疲れさま。これ、とっても綺麗な花だね」
 子供の様に無邪気に、由綺はガラス製の花器に生けられた花をのぞき込んでいる。
「たまには、彩りがあるのも良いかと思いまして」
 ――そう、たまには理由のない行動も良いだろう。
 一握りの幸運な人間は、咲き誇るエーデルワイスよりずっと魅力的なものがあることを知っている。
 そして篠塚弥生は、心の底から“花”に魅せられていた。
「私、お花って大好き……」
 うっとりと、由綺は花の横顔を見つめている。
「ええ。私も、好きですわ」
 そう答える弥生の視線は、しかし、花瓶には向けられていなかった。
319名無しさんだよもん:02/04/16 00:10 ID:FMljUHJj
>>308-318
以上、エーデルワイスでした。
欲張ってテーマを追ってたら作品自体の輪郭がボケちゃった気がします。
課題は多い…。

でも自分に限っていえば、締め切りがあると逆に書く気が起きます。
この企画でスレの書き手が増えるといいんですが。
320某543:02/04/16 01:01 ID:ilYOOlff
>>305>>306
なるー……。
むむむ、果敢にも挑戦してみたけれど陵辱はむずかしいナア。
何を呼んで勉強したらいいのカシラ?フランス書院文庫とかか。

「花」。花ね。
締切までもう時間無いみたいだけど書いてみよか……。
321『花談義』を書いた名無し:02/04/16 16:17 ID:DzInR5ah
>>301
感想どうもです。

改行の悪さ、ですか。
それは自分がテキストエディタで書いてる際に、全角35文字で改行させてい
るからですね。HTMLや普通に文書を書くときは段落単位でしか改行しないんで
すけど、テキスト形式で投稿する場合はいつもこうしているもので。
他の投稿SSと比べると、確かにちょっと見苦しいですね。
展開については、ご指摘の通りと申しましょうか、3/5までざっと書いたところ
で、これではオチが弱いなと思って、4,5の部分を足したのです。

さて、今回SS選手権のネタに沿っていながら、普通の投稿としたのは、あまり
SS選手権に意味がなさそうな気がしたからです。選手権参加SSもそれほどない
ですし、この状態で選手権と銘打っても実体はなさそうな気がします。
ただ、共通のネタ(今回は「花」でしたが)と期限を設定することで、「何か
書いてみよう」と言う気持ちを刺激されたのは事実なので、今後もし続けると
したら、選手権など大げさに言わずにただテーマとその期限を設定するだけで
もいいのではないかと思います。
322名無しさんだよもん:02/04/16 20:11 ID:8L8/GYhY
>>321
ああ、そういうやり方もあるのか……。
確かにそっちの方がいいかもしれないですねぇ。


とりあえず、今回は選手権参加いたします。
4レス分、今より投下です。
3231/4:02/04/16 20:12 ID:8L8/GYhY
『ミオソティス』

夏が、終わろうとしていた。
「……やはり、行ってしまうんですね……」
美凪が寂しそうに呟く。
「ああ」
美凪とみちるとの思い出がつまったこの町。
けれど、俺はここを離れる決心をした。
「それがあいつとの約束だからな」
空で泣いている少女に大切なことを伝える。
みちると交わした、その約束を守るために。
「お前もやっぱり、約束を守るんだろ?」
「はい」
迷いなく頷く。
顔を上げた美凪は澄んだ目をしていた。
3242/4:02/04/16 20:12 ID:8L8/GYhY
そろそろバスの時間がせまってくる。
「それじゃあ、俺行くぞ」
美凪に背を向けて歩き出す。
「……国崎さん」
「ん?」
呼び止められ後ろを振り向くと、美凪がポケットから何かを取り出していた。
「……お別れ賞……進呈です」
それは、いつもの白い封筒に入ったお米券ではなかった。
青色のかわいらしい花。
どこかで見たような気がする。
「何だ、これ?」
「……ミオソティスです」
「みおそてぃす?」
聞きなれない名前だ。
オウム返しに聞き返す。
「……別名、忘れ名草です」
「……」
何となく、美凪が何を言いたいのか分かった。
「……春から夏にかけて咲く花で、ヨーロッパ原産……」
幼い時、母親に忘れ名草について教えてもらったことがあったから。
「……ムラサキ科で……」
確かこれの花言葉は――
「……花言葉は『私を忘れないで』です」
3253/4:02/04/16 20:14 ID:8L8/GYhY
ふっと美凪が微笑む。
「……国崎さん」
「何だ?」
「……私を、みちるを……そして、この町を、忘れないでください」
単語1つ1つに力を込めて言う美凪。
忘れるものか。
この夏の思い出。
「ああ」
この花に誓って忘れはしない。

「……それと」
「ん?」
「……もう1つ……いえ……何でもないです」
何故か、頬をそめて口ごもる。
「何だよ。もう1つ、何だ?」
「……いえ。……国崎さん、もうバスが来ちゃいます」

ブロロロロ……
動き出したバスの中で、俺は独り考えていた。
『もう1つ……』
美凪は何を言いたかったのだろう?
この後に続く言葉は?
それまでの会話を思い出す。
約束、お別れ賞、忘れ名草、花言葉、忘れないこと……。
……待てよ。
忘れ名草の花言葉。
そうか。
思わず右手の忘れ名草を握りしめる。
もう1つ、だったな。
3264/4:02/04/16 20:15 ID:8L8/GYhY



とある田舎町の商店街。
青年が人形の上に手をかざしていた。
不思議なことに、その人形はひとりでに動いている。
それを見つめる子供が1人。
だが、子供の興味は人形が動く不思議さよりも、別のところにあるようだった。
「ねえ、おじさん」
人形がばたりと倒れる。
「……俺はおじさんじゃない。お兄さんだ!」
真剣に力説する青年。
子供は構わず、人形を持ち上げて言う。
「じゃあ、お兄さん。この人形の胸に付いているお花、きれいだよね」
青い花の押し花だ。
刺繍でもしたかのように、ぴたりと調和している。
青年はその押し花に触れられて、口元がほころんだ。
少し嬉しそうな口調で話し出す。
「ああ、この花は忘れ名草と言ってな」
「うん」
「花言葉が2つあって……」

そう。
忘れ名草の花言葉は2つ。
1つは『私を忘れないで』。
そして、もう1つは――『真実の愛』。

                 <END>
327名無しさんだよもん:02/04/16 20:20 ID:8L8/GYhY
>>323-326
え〜、美凪シリアス風味の『ミオソティス』でした。
……何というか、まあ、……文章自体のレベルが低いのは……どうしよ(泣)
何とかしたいと思ってます……。
328月宮あゆのそ・の・後☆:02/04/16 22:27 ID:QSCfJnIC
  相沢祐一は暗い闇の中、四角い棺にすがりついて泣いていた。
 「うっうぅぅぅ・・・」
 「馬鹿野郎・・・なんで、なんで死んじまったんだよぅ・・・あゆぅ・・・」
  棺に付けられている窓からは月宮あゆの安らかな寝顔が見える。
  祐一はあゆの寝顔を涙の溢れ出る瞳で見つめながら、物言わぬあゆに語りかける。
 「あゆ・・・ほら、起きろよ・・・」
 「・・・・・・・・・」
  だが、祐一の悲痛な叫びにあゆが答える事はなかった・・・。
 「うぅぅぅ・・・。あゆ・・・あゆぅ・・・」
 「なんで・・・なんで・・・」
 「飲み物を買う金まで、たい焼きにしちまったんだよおぉぉぉぉっ!!」
 「飲み物さえあれば、たい焼きをのどに詰まらせて死ぬ、なんて事にはならなかったのにぃぃぃぃっ!!」
 「バカ野郎・・・」
 「あゆのバカ野郎〜ッ!!」
329月宮あゆのそ・の・後☆:02/04/16 22:28 ID:QSCfJnIC
 『・・・いちさん』
 「・・・う・・・」
 「祐一さん、もうお昼ですよ」
 「・・・あ、秋子さん」

  祐一が涙でぼやけた目を擦りながら開くと、目の前に叔母の水瀬秋子が立っていた。

 「・・・あれ?」
  祐一はベッドから上半身を起こすと辺りをきょろきょろと見回す。
 「夢・・・だったのか・・・」
  
 「祐一さん、さっきあゆちゃんから電話がありましたよ」
 「今日は、あゆちゃんとデートじゃなかったんですか?」
 「げっ、寝過ごしたっ!!」
 「秋子さん、俺、出かけてきますっ」
 「はい。いってらっしゃい」

 「はあ・・・あれは夢だったのか・・・」
 「まったく、縁起でもねぇ・・・」

  祐一はあゆとの待ち合わせの場所まで、先ほどまで見ていた悪夢を愚痴りながら走った。
330月宮あゆのそ・の・後☆:02/04/16 22:29 ID:QSCfJnIC
 「もう!祐一君遅いよっ!!」
  祐一があゆとの待ち合わせに使っているいつものベンチに着くと、白い猫耳帽子を被ったあゆが頬を膨らませながら怒っていた。
 「すまんすまん」
 「もうっ!祐一君が遅刻したから見る予定だった映画の時間が過ぎちゃったじゃないっ!」
 「ホント悪かったって。機嫌直してくれよ」
  祐一はいつものように軽薄な態度であゆに謝る。
 「・・・・・・・・・」
  すると、あゆはうつむいて悲しそうな声で囁くように呟いた。
 「・・・うぐぅ・・・ボク、待ってる間不安だったんだよ・・・」
 「・・・え?」
 「だって・・・もし祐一君が来てくれなかったらって思うと・・・」
 「あゆ・・・」
 「そんなことないってわかってるんだけど・・・」
 「でも、不安なの・・・。ボク、もうひとりで待ちつづけるのイヤだよ・・・」
  そう言って、顔を上げて祐一を見上げたあゆの瞳には涙が溜まっていた・・・。
 「・・・ごめん。本当にごめんな・・・」
 「もうこれからはあゆに寂しい想いさせたりしない。だから、泣かないでくれ・・・」
 「・・・ホント?」
 「ああ。約束する」
 「・・・約束、だよ」
  そう言うと、あゆは涙を指で拭いながら祐一ににこりと微笑んだ。
331月宮あゆのそ・の・後☆:02/04/16 22:30 ID:QSCfJnIC
 「あ、ほらほら、あゆ。あそこでたい焼き売ってるぞ」
 「わあ、ホントだ!」
  一緒に見る予定だった映画の時間に間に合わなかったあゆと祐一は、次の上映時間まで近くの公園で時間を潰そうと散歩に来ていた。
  花見シーズンまっさかりの公園には宴会をしているサラリーマン達や家族連れで賑わっており、食べ物の屋台も沢山出ていた。
 「あゆ、せっかくだからたい焼き食べようか?」
 「うんっ。ボク買ってくるねっ」
  そう言ってあゆはたい焼きの屋台に駆け出そうとする。
 「あっ。あゆこれで買ってきな」
  祐一はたい焼き売りの屋台に向かって駆け出そうとするあゆを引き留めるとあゆに千円札を一枚手渡した。
 「遅刻したおわびだ。これで好きなだけ買ってこいよ」
 「うんっ。ありがとう祐一君っ」
  あゆは満面の笑みを祐一に見せると嬉しそうに屋台へと駆け出した。
332月宮あゆのそ・の・後☆:02/04/16 22:30 ID:QSCfJnIC
  祐一があゆを待つこと数分後。
 「おまたせ、祐一君」
  紙袋一杯のたい焼きを抱えたあゆが祐一の元に戻ってきた。

 「おかえり。随分沢山買ってきたなぁ」
 「えへへ。久しぶりだもん」
  そう言って屈託なく笑うあゆ。
  祐一はそんなあゆに優しく微笑みながら話し掛けた。
 「こんなにあると、飲み物がないとつらいな・・・。あゆ、たい焼き代のつり銭残ってるか?」
 「ううん。全部たい焼きにしちゃった。えへへっ」
 「まったく、しょうがない奴だなぁ。飲み物買ってくるから食うのちょっと待ってろよ」
  祐一があきれた口調であゆにそう言うと、あゆは申し訳なさそうに祐一に謝った。

 「うぐぅ・・・ごめんね、祐一君。ボク、そこまで気がまわらなくて・・・」
 「・・・気にすんなって。まあ、今度からは飲み物代も取っとくようにしろよ」
 「・・・うん」
 「あゆはそそっかしいからな。飲み物なしでたい焼き食べてのどにつまらせでもしたら大変だもんな」
  祐一がそう言っておどけてみせると、あゆはぷうっと頬を膨らませながら祐一に言い返す。

 「うぐぅ〜っ。ボク、そこまでドジじゃないもんっ」
 「ハハハ、冗談だよ」
 「うぐぅ〜。酷いよ祐一君っ」
 「ハハハ、悪い悪い」
 「もう、祐一君ったら・・・」
  あゆがそう笑いながら言うと、祐一はあゆに手を差し伸べて話し掛けた。
 「ほら、一緒に行こうぜ」
 「うんっ」
333月宮あゆのそ・の・後☆:02/04/16 22:31 ID:QSCfJnIC
  そんなこんなで楽しい時間を過ごしたあゆと祐一は映画を見るために公園を後にした。
  お互いの手を繋ぎながら映画館まで歩く道中、あゆが祐一に話し掛ける。

 「ねぇ祐一君。これから見るAirって映画すっごく人気があるんだよねっ」
 「ああ。かなりおもしろいらしいぞ」
 「へえぇぇぇ。どんなお話なのかなぁ」
 「人づてに聞いた話だと、不思議な力を持ったホームレスが行き倒れになった田舎町で、乳離れの出来ていない頭の弱い女の子達と知り
 合いになって、その子達の行く末を暖かく見守るっていう涙と感動の物語らしいぞ」
 「へえぇ。面白そうだねっ」
 「ああ。楽しみだよな」
 「うんっ」

 (あゆ・・・すごく楽しそうだな・・・)
 (・・・俺もあゆといると、なんだか心が安らぐ・・・)

 「祐一君、どうかしたの?」
  そんな事を考えていると、あゆが祐一の顔を下から覗き込んで尋ねる。
 「・・・いや、なんでもない」
 「ふふっ、へんな祐一君」

 「・・・なあ、あゆ」
 「なあに?祐一君」

 「これからも、ずっとこんな風に一緒に居られたらいいな・・・」

 「・・・うんっ!」
 
  祐一の言葉に、あゆはこの日で一番の笑顔で、そう答えた。
                                                   はっぴーえんど、だよ☆
334OVA:02/04/16 22:38 ID:QSCfJnIC
久々の新作です。
その後シリーズと同じ世界での話です。
335嗚呼、馬鹿ップル:02/04/16 23:14 ID:QSCfJnIC
  西暦200X年 秋

  それは、平和で大した事件など何もない、いつもの夜に起こった。

 「祐一、祐一〜っ」

  ドタドタドタッ。
  いつものように学校から帰ってきてから、相沢祐一が居候先の水瀬家の自室でくつろいでいると、祐一と同じく、水瀬家に居候してい
 る沢渡真琴がノックもせずに、祐一の部屋へと駆け込んできた。

 「こら、ノックぐらいしろっていつも言ってるだろ」
  ベッドに寝転んで雑誌を読んでいた祐一は上半身をベッドから起こすと、突然の侵入者に対して、子供を叱る親のような口調で返事を
 返す。

 「そんなことより、これ見てこれっ!!」
  そう言って、真琴は手に持っていた漫画雑誌のページを開いて祐一に見せる。

 「なんなんだよ、いったい・・・人がせっかくくつろいでるってぇのに・・・」
  祐一はぶつぶつと文句を言いながら真琴から漫画雑誌を受け取って真琴が指し示すページに目を
 通す。

 「・・・ん、これって・・・」
 「そうなのよう!!」

  祐一の言葉を遮って、真琴が嬉しそうに語りだす。

 「『恋はいつだって唐突だ』がテレビアニメになるんだって!!」
336嗚呼、馬鹿ップル:02/04/16 23:15 ID:QSCfJnIC
 「真琴、もう嬉しくって嬉しくって!」
  真琴はにこにこと満面の笑顔を浮かべながら、祐一に話しかける。
 「ねぇ、祐一・・・」
 「・・・アニメが始まったら・・・その、一緒に見ようねっ」 

  真琴は少し頬を染めながら、漫画雑誌の記事に目を通している祐一に話しかける。

 「・・・・・・・・・」

  1999年の冬、ものみの丘の妖狐であった真琴は、一度はこの世界から消えた存在であった。
  だが、仲間である他の妖狐達と奇跡を信じる相沢祐一によって、人間としてこの世界へと帰ってきたのだ。
  ・・・以前よりも少し素直に・・・そして、少し・・・甘えん坊になって・・・。
  こうして、帰ってきた真琴は再び水瀬家に引き取られ、祐一と共に水瀬家の一員になったのであった。

 「・・・それは無理だな」
  祐一は真琴の願いに対して、ぽつりと呟くように答える。
 「どうしてよう!」
  てっきり、一緒に見てくれるとばかり思っていた真琴は不満を露わにして祐一に食ってかかる。
 「・・・だって、このアニメ、関東と関西だけの放送だぜ」
 「だから、俺達の住んでるこの地域じゃ見れないぞ」

 「えぇ〜っ!!だって、テレビでやるアニメなんでしょ〜っ!!なんでなのようっ!!」
 「そんなこと、俺が知るかよ。まあ、地方だとこういう番組を放映したって、視聴率が取れないからだろ」
 「そんなあぁ〜っ・・・」
 「あう〜、祐一と一緒に見たかったのにぃ・・・」」
  真琴は悲しそうな顔でそう呟くと、とぼとぼと部屋を出て行った。

 「・・・少し、かわいそうかな・・・。でも、こればっかりはどうしようもないしなぁ・・・」
  祐一は真琴が出て行ってから、ぽつりと呟いた。
337嗚呼、馬鹿ップル:02/04/16 23:17 ID:QSCfJnIC
 「・・・はあ」

 「どうしたの?真琴。なにかあったの?」
  夕食時、ため息ばかりつく真琴を心配して秋子が尋ねる。

 「ううん、なんでもない・・・」

 「そうなの?」

 「・・・うん、ごちそうさま・・・」
  真琴は夕飯を半分ほど残して、とぼとぼと自分の部屋へと戻っていく。

 「・・・真琴、どうしちゃったのかなぁ?」
  名雪が真琴の後姿を見送りながら、隣で食事を取っている祐一に話しかける。

 「あいつはな、好きな漫画がテレビアニメになるって喜んでたんだけどさ、そのアニメってのが関東と関西だけの放送で見られないから、
 落ち込んでるんだよ」

 「あらあら、そうだったの?」
 「そうだったんだ。それで元気がなかったんだね」

 「ああ、けどさ、こればっかりはどうしようもないだろ」
  祐一が大げさに肩をすくめてみせると、名雪が首を振って祐一に話しかける。

 「ううん、そんなことないよ〜。方法はあるよ〜」
338嗚呼、馬鹿ップル:02/04/16 23:18 ID:QSCfJnIC
 「・・例えばどんな?」
 「祐一がね、前住んでた所の友達に頼んで、ビデオに撮って送ってもらえばいいんだよ〜」
 「あら、それはいいアイディアね」

  秋子が頬に手を当てながら名雪のアイディアに賛同する。

 「えへへ、いい考えでしょ」
  名雪が得意気に胸を張る。

 「・・・残念だが、それは無理だ」
 「なんで?」
 「そんな事を頼める奴なんか知り合いにいないし、第一、いい年こいてアニメの録画なんて頼めるかよ」
  祐一はぶっきらぼうにそう答えるとぷいっと横を向く。

 「祐一、恥ずかしいかもしれないけど、真琴の為だよ」
 「そうですよ、祐一さん。こんな簡単な事で真琴が笑ってくれるならお安い物でしょ」
  名雪と秋子はそっぽを向いてる祐一をなんとか説得しようとする。
339嗚呼、馬鹿ップル:02/04/16 23:19 ID:QSCfJnIC
 「・・・・・・・・・」
  祐一は黙ったまま、答えない。

 「・・・・・・・・・」
 「・・・・・・・・・」

  しばらくの間、三人の間に沈黙が走る。

 「・・・祐一、まさかとは思うけど、向こうに友達居ないとか?」

 「!」

  名雪が不意に放った呟きに、あからさまに祐一の様子が変わった。

 「そういえば、祐一さんがこっちに来てから、一度も向こうのほうからは誰からも手紙はおろか電話すらかかって来た事ないわね・・・」
 「・・・・・・うぐぅ」
  秋子の鋭い指摘に、祐一は思わず月宮あゆの口癖を呟く。

 「・・・・・・・・・」
 「・・・・・・・・・」
 「・・・・・・・・・」

 「・・・祐一、ふぁいとっだよっ」
 「祐一さん、強く生きてくださいね」

  哀しい者を見る目で、名雪と秋子が祐一をに声をかける。

 「う・・・うわあぁぁぁぁぁぁぁぁんっ!!」
  ドタドタドタドタッ・・・!!
  いたたまれなくなった祐一は泣きながら自室へと逃げ出した。
340嗚呼、馬鹿ップル:02/04/16 23:20 ID:QSCfJnIC
 「祐一さん、家の中を走ったらいけませんよ」
  祐一の走り去る音と秋子のずれた言葉だけが秋の夜長に響いた・・・。
341嗚呼、馬鹿ップル:02/04/16 23:20 ID:QSCfJnIC
  ・・・それから数ヵ月後。
  祐一が学校から帰ってくると真琴が新聞を真剣な眼差しで読んでいた。

 「あう〜」
  新聞のテレビ欄とにらめっこをしている真琴を祐一はただ黙って見つめる。
 「あう・・・やっぱりないよぅ・・・」
  真琴は悲しそうに呟く。

 (真琴・・・そんなに見たいのか・・・)
  祐一は真琴が不憫でならなかった。
  どうにかして、元気づけてやりたい。
  そう考えた祐一は真琴に話し掛けた。

 「真琴」

 「わあっ、祐一帰ってたの?」
 「・・・真琴、そんなに見たかったのか?」
 「えっ?なにを?」
 「とぼけなくてもいい。あのアニメのことだよ」
 「あう〜」
342嗚呼、馬鹿ップル:02/04/16 23:21 ID:QSCfJnIC
 「・・・ふう」
 「・・・いいか、真琴。もうさ、あんなアニメの事なんか忘れちまえよ」
 「・・・えっ?」

 「あのな、真琴。俺、あれからインターネットとかで真琴が見たがってたアニメの事調べたんだ」
 「そしたらさ、真琴の見たがってたアニメだけどな、アレ、テレビ放映が終わったらすぐビデオとDVDが発売されるんだってさ」

 「・・・えっ、ホント?」
 「ああ。だけどな、1巻目は一話入りで2800円(税抜き)で2巻から7巻は各二話入りで各5800円(税抜き)だってさ」
 「・・・あう〜、高いよぅ〜」

 「だろ?放映してる地域じゃタダなのにな。随分とふざけた話だと思わないか?」
 「うん。思う思う!」
 「だろ。それにさ、普通、関東と関西だけの放送なんてまずありえないのに、こんな放送の仕方してるのはなんでだか、わかるか?」
 「こうやって、狭い範囲にだけ放送する事でな・・・」
 「見られない地域のファンの飢餓感を煽って、ビデオやDVDを売りつけようって魂胆なのさ!!」

 「わかるか?真琴。こんな、ファンを馬鹿にしたやり方を許せると思うか?」
 「あう〜許せないっ!!」

 「だろ?こんな金儲けの事しか考えてないカス達の作ったアニメになんか金を出す価値なんかないんだ!!」
 「こんな物、俺達の貴重な時間を割いてまでわざわざ見る価値なんてないんだよ!!」
 「それにな、このアニメの原作ってさ、元々はエロゲーだったんだ。それが人気が出て、家庭用ゲーム機のソフトに移植されて漫画にな
 ったんだ」
 「このアニメを作ってる連中はな、ただ単に金をぽんぽん出してくれる馬鹿なオタクから金をどうやって巻き上げるかって事だけを考え
 て、これっぽっちの愛情もないくせに、この作品をアニメ化したんだよ!!」
343嗚呼、馬鹿ップル:02/04/16 23:22 ID:QSCfJnIC
 「インターネットで放映地域の奴らの感想とか調べてみたらさ、確信が持てた」
 「本来、右利きのキャラが左利きになってたり、登場人物の口の位置が毎回とんでもないとこにあったり、メインヒロイン以外の扱いが
 ひどかったり・・・」
 「こんな金儲けのことしか考えてないくせに、いっぱしのクリエイター気取りのカス集団に、真琴が期待しているような内容のアニメが
 出来ると思うか? 出来る訳ねえだろ!!」
 「どうせ、ラストだって全員陳腐な友情で結ばれて、みんなハッピーでよかったね、よかったね、で終わるに決まってんだ」
 「それこそ、三流の同人作家が描いたシナリオみたいにな!」
 「そんな、カス共の作った駄ニメのことなんて、忘れちまえよ。今度、もっといいアニメを借りてきてやるから」

 「・・・うん。わかった」
  祐一は真琴にそれだけ力説すると、真琴を元気づけるために買ってきた肉まんを袋ごと真琴に差し出した。

 「・・・よし。それじゃ、肉まんでも食うか」
 「わーい、肉まーん」
 「ははは、いっぱいあるからな」
 「わあい、ありがとう祐一っ」
344嗚呼、馬鹿ップル:02/04/16 23:23 ID:QSCfJnIC

  ・・・そして、瞬く間に時は過ぎ、季節は春。
  大学への進学を果たした祐一は、春休み最後の日に真琴と遊びに行こうと思い立ち、真琴を呼びに真琴の部屋へと向かった。
  コンコン・・・。
 「真琴、ちょっといいか?」
  ・・・シーン。
 「あれ?どっか出かけてんのかな?」
 「しょうがない。下に降りて秋子さんにでも真琴がどこ行ったのか聞いてみよう」
 「秋子さん、真琴は・・・」
 「ただいまー」

  祐一が1階に降りて真琴の行き先を秋子に聞こうとすると、丁度真琴が帰ってきた。

 「おかえり、真琴。探してたんだぞ」
  祐一は真琴がリビングに入ってくると真琴に声をかける。
 「あ・・・祐一・・・」
  真琴は祐一の顔を見るや否や、手に持った袋を隠すようにして、祐一から目を逸らした。
345嗚呼、馬鹿ップル:02/04/16 23:23 ID:QSCfJnIC
 「ん?何を持ってるんだ?」
 「あう、何でもないわよう・・・」
 「何でもないって・・・。思いっきり怪しいぞ」
 「別に何でもないったらぁっ」
  真琴はそう祐一に言うと慌てて自分の部屋に駆け込もうとする。
 「あ、おい。ちょっと待てって」
 「あうーっ」
  祐一は何故か逃げようとする真琴の腕を掴んで引き止める。

 「あうーっ、離してよぅ!」
  真琴は何とか逃れようとじたばたと暴れ出す。
 「わ、こら、暴れるな!」
 「あうーっ、離してったらぁっ!」

  じたばたじたばた。
  がささっ、ぼとっ。

 「あうーっ!」
  暴れたせいで真琴の持っていた袋から、中身が床に落ちた。
 「な・・・真琴、これは・・・」
 「・・・あう〜」
  真琴が必死に隠そうとしていた物、それはテレビアニメ『恋はいつだって唐突だ』のDVD第一巻であった・・・。
346嗚呼、馬鹿ップル:02/04/16 23:24 ID:QSCfJnIC
 「ま、真琴。お前・・・」
 「あう〜」
  真琴は気まずそうに祐一から視線を逸らした。
  おそらく、真琴は結局アニメを諦められずに、秋子にねだってDVDを買ってもらったのであろう。

 「・・・真琴」
 「・・・あう」

  真琴は祐一に何て言われるのかが怖くてきゅっと目を閉じる。

 「・・・まったく、しょうがない奴だな。これ、秋子さんにねだって買ってもらったんだろ?」
 「・・・あう」
 「あれだけ、どうせ最低レベルの駄ニメだから、やめとけって言ったのにな」
 「あう〜」

  祐一はそれだけ言うと、ふうっと溜息をつくと優しい口調で縮こまっている真琴に話し掛けた。
 「・・・でもまあ、買ってきちまった物は仕方ないよな」
 「真琴、一緒に見ようぜ」
 「・・・えっ?いいの祐一?怒ってないの?」

 「別に怒ってなんてないさ。真琴は好奇心が強いんだなって思っただけだ」
 「えっ・・・そうかなぁ?」
 「そうさ。・・・なあ真琴、人間ってのはさ、ホント、好奇心が強い生き物だと思わないか?」
 「えっ?」
 「ほら、例えば道端とかにさ、犬の糞とかよっぱらいのゲロとか、猫や犬の死体とかがさ、よく落ちてるだろ」
 「・・・うん」
 「こんなもん、見たくない見たくないって思っててもさ、つい怖いもの見たさでついつい見ちゃうじゃないか」
 「うん。あるある」
 「それでさ、見た後に後悔するんだよな。やっぱ見なきゃよかったーってな」
 「それと一緒なんだよ。今の真琴の気持ちは・・・」
347嗚呼、馬鹿ップル:02/04/16 23:24 ID:QSCfJnIC
 「あう・・・」

 「ほらほら、せっかく高い金を払って買ってきたんだろ。早く見ようぜ」
 「・・・うんっ!」

 「・・・・・・・・・」
 「・・・・・・・・・」

 「・・・つまらなかったな」
 「あうーつまんなかったー」

  祐一と真琴はエンディングテーマが流れているテレビ画面を見ながらぽつりと呟いた。
348嗚呼、馬鹿ップル:02/04/16 23:25 ID:QSCfJnIC
 「・・・これ、本当に販売戦略で放映地域が狭かったのか?」
 「あまりにもクソすぎて、東海や北海道とかのテレビ局が放映を拒否したんじゃないのか?」
 「あう・・・でも、いっくら偽者のバッグとか売ったり、バカの一つ覚えのドラマ再放送しか脳のないテレビ局が、せっかくの新番組を
 放送しないなんてあるのかなあ・・・」

 「美汐に調べてもらったんだけど、ほんの数ヶ月前まではこれらのテレビ局もヘブンシングとかいうオタク向けの深夜アニメを放映して
 たんだって」
 「それでね、今度からは、愛より証とかいう一生恋愛も結婚も出来そうもない可愛そうなオタク野郎向けのアニメをやるらしいよ」
 「・・・ふ〜ん、しっかし、実際のとこはどうなんだろうな?」
 「真琴はそんな事、もうどうでもいいわよ。それより、こんなつまんない物に期待してお金使ったのかと思うとすっごくムカツクの!」
 「そうだな。俺も真琴の気持ちは良くわかる。本当に金と時間の無駄だったよな」
 「まったくよう!金返せーって感じ!!」

  真琴は頬を膨らませてぶーぶーと文句を言う。
  そんな真琴を尻目に、祐一はDVDのパッケージから封入物を取り出すと、真琴に一枚の白い紙を見せていたずらっぽく話し掛ける。

 「お、真琴。アンケートハガキが入ってるぞ。これに苦情を書いて送ってやろうぜ」
 「さんせーいっ!祐一、一緒に書こっ!」
 「ああ、お安い御用だ!」
 (こんな恥知らずな商売をやってるようなカス共だ。どうせ、物事を正しく見極める力もない単純なバカオタクの良かったですーとか、
 感動しました。これで泣かない奴は人間じゃないっ!とかのくだらねぇうえに何の役にも立たねぇ賛美のハガキしか読まねぇんだろう
 な・・・)
 (だけど、これで真琴の気が済むなら・・・いいか)
 「よーし、書くぞっ、真琴っ」
349嗚呼、馬鹿ップル:02/04/16 23:26 ID:QSCfJnIC
______________________________________________________________
                            郵便はがき

                                                〒1XX−xxxx 

                         東京都XXXX−xxビル
                            (株)投影 
                            アニメ製作部  行

                     購入作品 恋はいつだって唐突だ 第一巻

                     ご住所 2ちゃんねる  市葉鍵板町 
                      電話番号 1919−0721
                          氏名 木目沢ネ右一
                          年齢19 大学生 男
                  E−mailアドレス
                        お買い上げの店名 獅子の穴

            この度は小社のビデオソフトをお買い求め頂き、誠にありがとうございます。
            今後もよりよい作品をリリースしていくため、ぜひアンケートにご協力ください。
350嗚呼、馬鹿ップル:02/04/16 23:26 ID:QSCfJnIC
  ●アニメ「恋はいつだって唐突だ」で好きなキャラクター名ををお書き下さい。(三名まで)
   (口の位置が変すぎて)(原作と同じキャラには) (到底見えないからい・な・いっ!)
  ●ビデオソフトに入れて欲しい特典(映像等)がございましたら、お教えください。
   このアニメを作った無能なスタッフ共のインタビュー。
   こんな恥知らずな商売をどうどうと出来るクリエイター気取りのカス共のツラをぜひ一度拝んで見たい。
  ●お手持ちのDVDプレイヤーをお教え下さい。
   PS2
  ●DVD化して欲しい作品(新作、旧作)がございましたら、お教え下さい。
   この駄ニメの製作、放映、販売に関わった連中全てが関わってない物なら何でもいい。
351嗚呼、馬鹿ップル:02/04/16 23:27 ID:QSCfJnIC
   露骨な商業主義見え見えの放映地域の狭さや二話入り5800円で残り六巻を売るなど、よくもまあこんな恥知らずな真似が出来ま
   すね。
   本当のアニメクリエイターならば、普通は自分達の作った作品を少しでも多くの人に見てもらいたいと思うと思うのですが。
   貴方達にはプロとしてのプライドという物がないのでしょうか?

   本当のプロならば、少しでも多くの人達にテレビで見てもらって、それでソフトを買ってもらおうとするものだと思います。
   また、劇中の設定が明らかに原作と違うのもどうかと思います。
   所詮、金儲けの為だけに作られた作品なんて、こんな手抜きで良いということですか?

   まあ、この程度の作品しか作れない貴方達がこんな恥知らずな商売の仕方をするのは仕方ないことなのかもしれませんが。
   どうせ、貴方達はこれからもこういういやらしい商売をしていくのでしょうね。
   貴方達のような金儲けの事しか考えてないうえに、こんな恥知らずな真似しか出来ない人達が偉そうにアニメクリエイターを気取ら
   ないでください。
   今後も貴方達のようなアニメ製作者が現れると、きっとこの業界は駄目になってしまうでしょう。
   貴方達のような恥知らずのクリエイター気取りのカスにはどうせ一生かかったって、ガンドムやエバンゲリヲンや満と宮嵜アニメの
   ような名作は作れやしないのだから、ぜひ、この業界から消えてください。
   絶対、有り得ないでしょうが、もしも万が一、こんな恥知らずな商売が成功して、真似をするバカが出てくると大変迷惑ですので。
   貴方がたの商売の失敗を心の底より祈らせていただきます。

______________________________________________________________
352嗚呼、馬鹿ップル:02/04/16 23:28 ID:QSCfJnIC
 「どうだ、真琴こんなもんでいいか?」
 「うんっ。真琴これでいいっ」
 「よーし、あとで一緒にポストに入れにいこうな」
 「うんっ。あ、そうだ。そういえばこの駄ニメ買ったお店に張ってあったチラシに書いてあったんだけどね・・・」
 「この駄ニメシリーズ全巻揃えると非売品新作アニメがもらえるんだって。もうどうでもいいけど」

 「へぇー。まぁ、どうせ今までの映像の再編集ばっかの手抜き駄ニメか、2等身キャラがくっだらねぇギャグを延々と続けるだけのクソ
 だぜ、きっと」
 「あはは、きっとそうに違いないねっ」
 「いや・・・待てよ・・・」
 「こんな恥知らずな真似を堂々と平気でやるような奴らだ。いきなり最終巻あたりで諸般の事情により、新作アニメの製作は中止になり
 ました、とか言い出してさ、この最悪の絵でポスターとかタペストリーとかに特典を変更とかしそうだよな」
 「まっさかぁ。いくらなんでもそこまで・・・こいつらならやりそうだよね・・・祐一」

 「だよな。よし、真琴。これからふたりでこのカス共を徹底的に2ちゃんで叩いてやろうぜ」
 「うんっ。叩こ、叩こっ!」
 「よし、さっそく俺の部屋にいこうぜっ」
 「うんっ!」
353嗚呼、馬鹿ップル:02/04/16 23:29 ID:QSCfJnIC
  ・・・そして、時は流れて・・・。

 「おはよう、おとうさん、おかあさん」
 「ああ、おはよう」
 「おはよう、あゆ」

  奇跡的に昏睡状態から目覚め、養父母と共によその街に引っ越した月宮あゆは養父母との間にあった垣根もすっかり消え、幸せな毎日
 を送っていた。

 「学校はどうだい、あゆ?」
 「うん!すっごく楽しいよっ」
 「そうかそうか」
 「ほらほら、二人とも。早く朝ご飯食べて出かけないと遅刻しますよ」
 「はーい」

  あゆが養父母とそんなやり取りをしていると、リビングの方から付けっ放しになっていたテレビから新しいニュースが食堂に流れてき
 た。
354嗚呼、馬鹿ップル:02/04/16 23:30 ID:QSCfJnIC
 『それでは、次のニュースです』
 『インターネットを通じてアニメ製作会社投影に対し、コンピューターウイルスを送りつけた大学生と無職の少女が昨夜逮捕されました
 ・・・』
 『この大学生と少女は、以前からインターネット上の掲示板等で投影に対する誹謗中傷を書き込んでおり・・・』

 「もぐもぐもぐ・・・ごちそうさまっ」
  あゆは朝食を取り終わると、鞄を手に持って元気よく家を出る。

 「いってきまーす」

 「・・・ふう、もうすっかり夏だね・・・」
  あゆは学校への通学路を歩きながらひとり呟く。

 「・・・そういえば、祐一君達は元気にしてるかな・・・」
 「夏休みになったら、会いに行ってみようかなぁ・・・」
  そんな風にひとり呟いていると、あゆと同じ学校の同級生があゆの隣に元気に駆け寄ってきた。

 「おはよう、あゆちゃん」
 「あ、佳乃ちゃんおはようっ」
 「今日も暑くなりそうだねぇ〜」
 「うんっ。そうだね〜」

  西暦200X年初夏
  今日も平和な一日が始まるのであった・・・。

                                                            完
355OVA:02/04/16 23:34 ID:QSCfJnIC
もうひとつ新作です。
少し毒入ってます。
次回は名雪にふられて自殺しようとした斎藤が高槻(悪霊)と合体して、名雪や秋子さんを犯しまくる痛快爽快鬼畜ヒストリー物の予定です。
356OVA:02/04/16 23:36 ID:QSCfJnIC
げ、まちがえてあげちゃった・・・。
みなさん、ごめん。
下げてください。
357名無しさんだよもん:02/04/16 23:43 ID:sVo3iVa1
>馬鹿ップル
途中でやめておけば、「面白かった」で終わるんだけど。
何をそんなにムキになってるのかしらんけど、はっきり言って見苦しいよ、これ。
ネタか何かか?
358OVA:02/04/16 23:48 ID:QSCfJnIC
完全にネタです。
やったあと失敗したと思いました。
359名無しさんだよもん:02/04/16 23:48 ID:xAumpFqt
>>355
お願いですから、その「痛快爽快鬼畜ヒストリー物」とやらはご自分のページか何かでやってくださいね。
はっきり言ってネット資源の無駄遣いでしかないですから。こんな駄作を長々と出されるのは。
360OVA:02/04/16 23:51 ID:QSCfJnIC
とりあえず思いつく限り毒づかせてみたけど、読んでくれた方達を不快にさせただけならごめんなさい。
今回のこれに関しては、こういうのを楽しめる人専用だと思ってください。
361OVA:02/04/16 23:54 ID:QSCfJnIC
>>359
そんな上等な物もってません。
鬼畜用スレがなくなったのが痛いです。
とりあえず鬼畜はここには書きません。
362OVA:02/04/17 00:01 ID:i0lab5FY
今回の反省を踏まえ、もう少し、読んでくれる人を楽しませられるSSという物を書けるようにしたいです。
とりあえず、当分SSは自粛致します。
それから、今回のSSはあまりにクズすぎたのでsage回しでなるべく皆様の目に届かないように致します。
しばらく回しますのでよろしくお願いします。
●SSを回収されている方がいらっしゃいましたら、馬鹿ップルに関しては回収等しないようお願いいたします。
他の物ならいくらでも誹謗中傷、転載、引用してもかまいませんので。
(無視していただければ一番いいのですが)
363名無しさんだよもん:02/04/17 00:02 ID:i0lab5FY
回してます。
364名無しさんだよもん:02/04/17 00:02 ID:i0lab5FY
回してます。
365名無しさんだよもん:02/04/17 00:03 ID:i0lab5FY
回してます。
366名無しさんだよもん:02/04/17 00:04 ID:i0lab5FY
回してます。
367名無しさんだよもん:02/04/17 00:05 ID:i0lab5FY
回してます。
368名無しさんだよもん:02/04/17 00:06 ID:W6nh2d3Q
ついでに、こっちについても。
>月宮あゆのそ・の・後☆
冒頭の夢の部分とその後の展開とのつながりが何にもないと言う時点で、
物語としては何も起伏がない、ただの「あゆと祐一のデート日記」になってると思う。
幸せだと言いたいのは分かるけど、ただデートの様子だけを書かれてもね…。
ありきたりではあるけれど、もう少し夢の展開をなぞらえるなどの工夫が欲しいんじゃないのか?
369名無しさんだよもん:02/04/17 00:06 ID:i0lab5FY
回してます。
370名無しさんだよもん:02/04/17 00:08 ID:i0lab5FY
回してます。
371名無しさんだよもん:02/04/17 00:10 ID:i0lab5FY
>>368
言われてみればそうですね。
一気に書き上げて見直しもせずにアップした物なんで・・・。
これもかなりひどい出来ですね・・・。
精進します。
372名無しさんだよもん:02/04/17 00:13 ID:i0lab5FY
感想、批判等ありがとうございました。
いわれないとわからないので、もう少し学習して出直します。
とりあえずあと三回ほど回したらここから消えます。
373名無しさんだよもん:02/04/17 00:13 ID:i0lab5FY
回してます。
374名無しさんだよもん:02/04/17 00:13 ID:Kw9h9OQN
>>368
同意。あの前振りなら、夢と同じくあゆが喉を
詰まらせて、「リハーサル済み」の祐一が
どう行動するかを書くのが当然というか、必然のはず。
375名無しさんだよもん:02/04/17 00:14 ID:i0lab5FY
回してます。
376名無しさんだよもん:02/04/17 00:16 ID:i0lab5FY
回してます。
377名無しさんだよもん:02/04/17 00:17 ID:i0lab5FY
回してます。
お目汚し申し訳ありませんでした。
378業務連絡 ◆qsaJNT.c :02/04/17 00:20 ID:hCR6l3KU
葉鍵板 SS 職人選手権 (>189) の締切が明日 18 日の午前 0 時となっています。
投稿される予定の方はお早めにお願いします。

>321
ご意見ありがとうございます。参考にさせていただきます。
379名無しさんだよもん:02/04/17 00:22 ID:XrgYTjlY
さあて、まだ1文字も書いてないけど、間に合うかなぁ?(w
380名無しさんだよもん:02/04/17 00:23 ID:W6nh2d3Q
ただ叩くだけ、ってのも好きじゃないのでいちおう補足。
>馬鹿ップル
の方は、「祐一が友達いない」って泣いて去るあたりが一つの山だと思うんだよ。
あれで終わってもいいし、もう少しそれに関するオチをつければ、それなりに
まとまったと思う。タイトルとは関係なくなるけどね。

ま、出直すのはかまわんけど、あまり萎縮することもないんじゃない?
381名無しさんだよもん:02/04/17 00:51 ID:g7F9omQC
今さっきネタが思い浮かんだ。
……流石に間に合わないな。
382名無しさんだよもん:02/04/17 01:42 ID:wt7s+eDy
>381
私は今から書くつもりだったりしますが……
383名無しさんだよもん:02/04/17 02:07 ID:8ZN/OxEG
>>381
おなじく、これから書くつもりだったりする。
384名無しさんだよもん:02/04/17 02:17 ID:+Eegze28
じゃあ締め切り一日延期。
385名無しさんだよもん:02/04/17 02:20 ID:XrgYTjlY
>>384
それは意味がない。一日延長したら、どうせ今日は書かないだろうから(w
386名無しさんだよもん:02/04/17 02:29 ID:hrrmLFSb
あれ……もう締め切り? さて、書くか(w
387名無しさんだよもん:02/04/17 02:48 ID:wt7s+eDy
>385
同じく。
何もかも締め切りギリギリ……
388名無しさんだよもん:02/04/17 16:00 ID:XrgYTjlY
今回は断念しますた(涙
389名無しさんだよもん:02/04/17 22:52 ID:brwBrd2b
ちはす。ん、一応SS投稿選手権の例のあれって事で。間に合った……(藁
今から落とします。しばし書き込み控えていただけるとありがたい。
390『楓のおもてなし』:02/04/17 22:53 ID:brwBrd2b
 蝉時雨の鳴り響く柏木家の縁側に、楓は一人、座っていた。
 傍らの瓶からグラスにラムネを注ぐと、氷の触れる涼しげな音が、うだるような暑さを一時忘れさせる。
 炭酸の弾ける心地良いのどごしを楽しみ、一息つくと、楓は視線を庭に向けた。
 夏の強い日差しを浴びて、庭に植えられた草花が色濃く輝いている。
 太陽に顔を向けるひまわりの根元には、いかにも涼しげなキョウチクトウの白い花弁。
 その脇を飾るのは燃え立つような紅のサルビアだ。
 緑色をバックに、鮮やかな色彩を振りまく夏の花々達。
 風に揺られる以外、これといった変化もない風景を、楓は飽きもせず眺める。
 そこに、蜜の匂いに引かれて迷い込んできた紋白蝶が、花から花へと飛び移り始めた。
 その様を眺めていた楓の視界に、同じように匂いに誘われたのか、妙なものが侵入してきた。
 かなりの高さがある塀の上に、にょっきりと手が生え、足がかかり、帽子を逆さに被った青い短髪の頭が引き上げられる。
 ややつり目がちな瞳が、きょろきょろと庭を眺め回し、楓の視線とぶつかった。
「……よぉ」
「……こんにちは」
 まるで男の子みたいな風貌と口調だが、楓にはすぐに同性であると分かった。
 あのほとんど起伏のない胸は、自分のものと通じるものがある……。
 そんなことが分かる自分が、少し悲しかった。
 その少女は塀の上に乗りかかったまま、決まり悪げに頬を掻く。
「……えっとよ」
「ドロボウですか?」
「違うっ!」
 身を乗り出した瞬間、少女はバランスを崩し、
「とっ、とっ……うわあっ!」
 柏木家への不法侵入に成功した。
391『楓のおもてなし(2/4)』:02/04/17 22:54 ID:brwBrd2b
 そのドロボウ少女は、イビルと名乗った。
「だーから、ドロボウじゃないって言ってんだろ」
 イビルは泥を払い落としながら、楓の横にどっかと腰を下ろす。
「なら、どうして?」
「猫探してんだよ。見なかったか? 黄色っぽくて図々しいやつ」 
 そんな感じの野良猫になら心当たりがあった。よく夕食時を狙ってやってくる、あのなつっこい猫。
「たまですか?」
「そうそう! って、なんで名前知ってるんだ?」
「うちではそう呼んでいるんです。なんとなく、たまっぽかったので」
「……そうか。いや、それはどうでもいいや。で、どこにいるんだ?」
「今日は見ていませんけど」
「ったく、あのバカ。人がわざわざクソ暑い中、探しに来たってーのに……」
 帽子でぱたぱたと顔を仰いでいたイビルは、ふと、涼しげな瓶に目をとめた。
「なぁ……悪いんだけどよ」
「ごめんなさい。空っぽです」
「いいだろー。お客様のためにもう1本くらい出してくれても」
 何とも図々しい客もあったものだが、さすがはたまの飼い主と楓は自分を納得させた。
 短くため息をついて、冷蔵庫をあさる。が――。
「あれで最後でした」
「なんだよぉ。せっかく冷たいもんが飲めると思ったのによー」
 イビルは情けない顔をして、後ろに寝転がった。その横に、トン、と氷を浮かべたグラスが置かれる。
「ただのお冷やですけど」
 と言う間もなく、イビルはグラスをひっ掴んで、一息に飲み干した。
 冷水が喉を通して、体全体に流れ込んでゆくような爽快感。
「ぷはーっ! 生き返るな、ちくしょーっ」
「……もう一杯、いります?」
「おう、頼まぁ」
 再び運ばれてきたお冷やを、今度は頬や首筋に当て、火照った体を冷やす。
「あーっ、たまんねーな。これでなんか甘いもんでもありゃあ、言うことないんだけどな」
 要求は徐々にエスカレートしていった。
392『楓のおもてなし(3/4)』:02/04/17 22:54 ID:brwBrd2b
「甘いもの、ですか?」
「おう! 贅沢は言わねぇが、水ようかんとかあんみつとか。いやいや、かき氷でもかまわねぇぜ」
 楓は小首を傾げていたが、不意に立ち上がり、サンダルを突っかけて、庭を横切る。
 花壇の前に立ち、イビルを手招きする。
 なんだ? と思いつつも、イビルも立ち上がり、再び叩きつけられる陽光に、慌てて帽子を被り直す。
「なんだよ……わざわざ日の当たるとこに出て……」
 楓はサルビアの花弁を掴み、引っ張った。二段になっている花の、外側の部分がするりと抜ける。
「どうぞ」
「はぁ?」
「甘いですよ」
「……これを、食うのか?」
 楓はふるふると首を振る。
「この根っこをですね、吸うと蜜があって、ちょっと甘いんです」
 根元の白い部分を口にくわえ、吸ってみせる。
 イビルは半信半疑だったが、同じように花を引っこ抜き、口にくわえた。
 吸うと、確かに僅かだが、甘い味がする。
「お、ほんとだ。あめぇな」
「はい」
 楓が目を細めて笑った。
 ささやかだが、自然な甘さが舌に溶ける。それをつまみに、合間にお冷やを飲む。
 なかなか乙な感じだ。
「こーいうのも悪くないな」
「そうですね」
 二人の少女は赤い花びらをくわえて、笑いあった。
393『楓のおもてなし(4/4)』:02/04/17 22:56 ID:brwBrd2b
「……こんなところにいたのか」
 雰囲気は違うが、イビルによく似た顔立ちの少女が、門の外から顔を覗かせた。
「たまはとっくに捕まった。帰ろう」
「おう! それじゃ、世話になったな」
「はい……」
 イビルが楓に手を振り、駆け出そうとして、くるりと引き返してくる。
「わり。もう2、3個もらっていいか?」
「かまいませんけど」
「サンキュ。じゃ、またな!」
 サルビアの花弁を3つ引き抜いて、今度こそイビルは駆けだす。
 門のところで待っていた、赤髪の少女が頭を下げる。楓も同じように礼を返し、双子のような少女達を見送った。
 塀の向こうから、二人の声が聞こえる。
 いや、ほんとだって。試しにやって見ろよ。
 ……本当だ。甘いな。
 だろお?
 楽しげな声は、少しずつ遠ざかっていった。

                             <FIN>



以上です。ちなみにイビルの衣装はリーフファイトのやつなんで、帽子付きです。では。
394名無しさんだよもん:02/04/17 22:57 ID:urNE51JA
【葉鍵板 SS 職人選手権】

今回のテーマ:「花」

投稿期間:4月4日の午前0時 から 4月18日の午前0時 まで

今までに投稿された作品

>>202 美汐ほのぼのSS

>>236-239 舞ほのぼのSS

>>256 『花占い』 美汐ほのぼのSS

>>259-268 『俺と真琴と美汐と花と』 真琴・美汐ほのぼのSS

>>307-319 『エーデルワイス』 ホワイトアルバムシリアスSS

>>322-327 『ミオソティス』 美凪シリアスSS

SSのジャンルは勝手に決めました…。
何か間違いがあったら指摘よろ。
395394:02/04/17 22:59 ID:urNE51JA
ぐあ…。
割り込み気味だ…。スマソ。
396名無しさんだよもん:02/04/17 23:03 ID:WOCzK5Sc
選手権の参加SSを投下しマッスル。
全部で8レスくらい。
397フラワー乙女(1):02/04/17 23:03 ID:WOCzK5Sc
 きっかけはとある朝の出来事。
 珍しく早めに登校して、『朝の教室で一人頬杖をつく乙女』を演出しようと目論んでいた
のだが、あいにく瑞佳が先に来ていた。
 あまつさえ白と黄の小さな花が集まった束を、窓際の花瓶に差しているところだったのだ。
「瑞佳、それ…」
「あ、おはよう七瀬さん。これ? 前の花がしおれちゃったから、新しくしたんだよ」
「そ、そうなの、気が利くわね。あたしも実は気になってたのよ」
 なんてのはもちろん嘘で、毎日花瓶が目に入っていたはずなのにちっとも気づかなかった。
こういうところで乙女としての差がつくのか…と、憂鬱になって席に座る。
「でもずいぶん綺麗な花じゃない。どこに生えてたの? あ、もしかして買ったとか」
「まさかぁ、そんなお金ないよ。家で植えてるのがよく咲いたから、少し持ってきたんだよ」
(自分で育てたのかこのアマーー! こいつ完璧超人かーー!?)
 差どころか断崖に近い壁……それを目の当たりにして、絶望の淵へと叩き落とされる留美。
「そう、そうなのね瑞佳…。いつもあんたはそうやって軽々とあたしの上をいくのね…」
「は? えーと、七瀬さん?」
「くっ…あたしだって背景に花が飛び交うような女の子になってみたいわよーーっ!」
「な、七瀬さんーー!」
 背後に瑞佳の声を聞きつつ、涙をまき散らしながら留美は走る。
 気がつくと中庭の、園芸部が管理している花壇の前に立っていた。
(あ、ここにも咲いてる…)
 地を覆う葉の敷布の上を、赤い花がデコレーションのように飾り立てる。それぞれの花弁
の中心には黄色い粒が顔を見せ、留美はしばらくの間、ぼんやりとそれに見とれていた。
「どうした七瀬、花壇荒らしか?」
「荒らすかっ! …って折原じゃない、何でこんな所にいるのよっ」
 背後からの声に振り返る。そこにいたのは乙女の敵、王子様の対極にいる人物こと折原
浩平だ。
「お前が走っていくのが見えたからな。荒らしじゃなかったら何してるんだ?」
「見れば分かるでしょ。ひとり中庭で花を見つめる……乙女にしか為せない技よ」
398フラワー乙女(2):02/04/17 23:03 ID:WOCzK5Sc
「似合わないことするなよ。お前が興味ある花といったら貴之花くらいだろ」
「なんで相撲やねん! ああもう、ほっといてよっ。あんたみたいな男には分からないだ
ろうけど、あたしの心は例えるならこの…」
 と、目の前の花たちを指さして、そのまま語尾が消えていく。
「この……えっとぉ……」
「花の名前も分からんとは…。乙女が聞いて呆れるぜ」
「し、失礼ねっ! 何よ、そういうあんたは分かるっていうの?」
「そりゃあれだろ。ほら……なんだ、パンジーだろ」
「そ、そうよ。あたしもそう言おうと思ってたの」
「いや、なかなか見事なパンジーだな」
「やっぱり花はパンジーに限るわね」
「七瀬さーん」
 花壇の前でうんうん頷いていると、戻ってこない留美を心配したのか、瑞佳が小走りに
やってきた。
「あ、浩平も。こんな所でどうしたの?」
「ご、ごめんね瑞佳。ちょっと花を見ながら物思いに浸ってたのよ」
 言われて瑞佳も花壇へと視線を落とす。
「わ。綺麗に咲いてるねぇ、そのベゴニア」
「‥‥‥」
 互いに目を逸らしてえへんえへんと咳払いする二人に、不思議そうな顔をする瑞佳だが、
とりあえず笑顔を作って言葉を続けた。
「それより、そろそろ先生来ちゃうよ。教室に戻らないと」
「まあ待ちなさいよ瑞佳。実はあたしも花を育ててみようと思うの」
「あ、そうなんだ。七瀬さんにぴったりだと思うよ」
「やっぱりそう?」
「頭にチューリップも咲いてるしな」
 とりあえず浩平は無視して、花に囲まれた未来の自分を想像してみる。そう、いつまでも
瑞佳に負けてはいられないのだ。ここはひとつ花の似合う女の子として、『なんて美しい花
なんだ。まるで君の心のようだね』『えっ、そんな…』というような王子様との出会いを
目指すべきだろう。
399フラワー乙女(3):02/04/17 23:04 ID:WOCzK5Sc
「それで、何の花を育てたいの?」
「え? えーっと、ほら」
 ここですぐに花の名前が出てこない時点で既に駄目だが…。
「バ…バラとか」
「花といえばバラかよ。おめでてーな」
「うるさいわねっ! いいじゃないバラ、気高く咲いて美しく散るのよ」
「いいけど、バラはけっこう大変だよ? ちゃんと剪定もしなくちゃいけないよ」
「う…。そ、そうよね。植木鉢で育てるってイメージじゃないわね…」
 やはり最初はアサガオあたりにすべきだろうか? しかし小学生の自由研究じゃあるまい
し、どうせ育てるなら乙女らしい花でないと…。と、そこで浩平が助け船を出した。
「七瀬ならあれだろ、ラフレシアって感じだ」
「折原、ちょっと顔を出しなさい。殴ってやるから」
「おいおい、ラフレシアの花言葉は『可憐な乙女』だぞ? お前にぴったりだと思ったんだ
が…」
「え? う、うん。やあねっもちろん知ってたわよ」
「そうなんだ、浩平って物知りだねぇ」
「いや、口から出任せだけどな」
「‥‥‥」
 とりあえず浩平にオラオラ千発を叩き込むと、留美は物憂げに空を見上げた。
「わーっ! 浩平が血の海に沈んでるよぉっ」
「ふぅ…何かいい花はないのかしら。花言葉が乙女とかそういう系統で」
「ん…コスモスがそんな花言葉だったと思うけど…。後で調べておくよ」
「そ、そう? 悪いわね」
 ちょうどチャイムが鳴ったので、二人で浩平を引きずりながら大急ぎで教室へ戻った。
400フラワー乙女(4):02/04/17 23:04 ID:WOCzK5Sc
 昼休み、瑞佳が留美の机の上に広げたのは、カラー写真つきの花言葉の本だった。
「図書室で借りてきたよ」
「ご、ごめんね。そこまでさせちゃって」
「つーか、乙女ならそれくらい自分で調べろよ」
「ううっ、自分でもそう思った…」
「ま、まあまあ。ちょうど図書室に用事があったんだよ」
 優しい瑞佳はそう言って、背の高いピンクの花の写真を見せる。
「やっぱりコスモスだったよ。花言葉は『乙女の真心』」
「そ、それだーーっ!」
 意を得たりと人差し指を突き上げる留美。
「やっぱりね、前からコスモスは好きだったのよ。あたしの心の乙女コスモが反応していた
のかしら」
「そ、そう。でも咲くのは秋だよ?」
「え゛」
「秋桜って書くくらいだしね」
 しまった、今は春。これでは乙女になるのが半年先になってしまう。
 秋にはコスモスを植えるとして、それまでの繋ぎをどうするか…留美は悩みながらページを
めくった。
「うう…すぐ咲きそうな花でいいのないかなぁ」
「贅沢なやっちゃな」
「あんたは黙ってなさいよっ」
「あ、これがいい。これにしろ」
 そう言って浩平が指さした写真は、紫色をした小さな花。
 トリカブト――花言葉『騎士道』
「何が悲しくてトリカブト育てなきゃならないのよ…」
「色々使えて良さげじゃないか」
「何に使えってのよっ! トリカブトを!」
「そりゃ七瀬のことだから、殺りたい奴の一人や二人いるだろ」
「そうね、とりあえず目の前に一人いるわ…」
 言うが早いか浩平を窓枠へ放り投げると、そのままマッスルミレニアムを炸裂させた。
401フラワー乙女(5):02/04/17 23:05 ID:WOCzK5Sc
「わーっ! 浩平の魂が昇天していくよぉっ!」
「はぁ…。あたしに似合う花は何なのかしら。ねえ瑞佳、あたしって花で言うとどんなイメ
ージだと思う?」
「え…うーん、そうだね」
「ウツボカズラ」
「生き返ってくるなっ!」
 人差し指を顎に当てて考え込む瑞佳。その姿は可愛らしく美しく、立てばシャクヤクとは
まさにこんな…。
(そういえばシャクヤクって何だろ?)
「ひまわりとか、ハイビスカスかな」
「え? ああ、うん、夏の花ね。まあ8月生まれだし」
「ひまわりは豪快だからな。ビール片手に種をぼりぼり食ってるイメージだな」
「やっぱり違うのにする…」
「はぁっ、浩平はすぐ余計なことを言うんだから…」
 念のためハイビスカスの花言葉を調べたら『勇ましさ』だったりしたので、さらに落ち
込んだ留美はすがるような目を瑞佳に向けた。
「ね、ねえ、何かあるでしょ? 可憐で繊細なあたしのイメージに合うようなのが!」
「え……可憐で繊細……?」
「‥‥‥。やっぱり瑞佳もあたしをそういう目で見てるんだーーっ!」
「ち、違うよ違うよっ。え、ええとねっ」
 瑞佳は悩んだ。どうしよう、ここはお世辞でも『カスミソウが似合うんじゃないかな』など
と言っておくべきだろうか? しかしこんな純真な友人に嘘など言えはしない。ああ言えは
しないんだよもん。
「ラ…ラナンキュラスとか似合うんじゃないかな」
「何それ、怪獣?」
「‥‥‥」
「ああっ、見捨てないで瑞佳ー!」
 そろそろ疲れてきた瑞佳は、それでもめげずに提案する。
「ねえ、最初だしとりあえずヒヤシンスの水栽培にしたら? 水に浸すだけで花が咲くよ」
402フラワー乙女(6):02/04/17 23:05 ID:WOCzK5Sc
「えーっ、幼稚園児じゃあるまいし。そんな貧相なのヤダ」
「ヒヤシンスは別に貧相じゃないよ…」
「そういう問題じゃないのよ。あたしのイメージの問題なのよ」
 それは瑞佳みたいな女の子なら、どんな花だろうがきっと似合うだろう。でも自分はそうは
いかない。強行軍でも乙女の階段を登らないと、きっといつまでも追いつけない…。
 そんな風に思い込んでいた留美は、瑞佳の顔が曇り始めているのに気づかなかった。
「七瀬さん…。どうして花を育てたいの?」
「へ? 決まってるじゃない、乙女としてのレベルを上げるためよ」
「…それだけ?」
「うん。だって乙女といえば花だし。とりあえず花さえあれば可愛い感じしない?」
 その瞬間…
 留美は初めて、瑞佳が大声を上げるのを聞いた。
「花が好きなわけじゃないの? 花だって植物なんだよ、生きてるんだよっ! 自分のイメ
ージアップのためだけに利用するなんて……そんなの花がかわいそうだよっ!」
 ガーーン
 乙女として事実上の死刑宣告――心の醜さを指摘され、その場に膝をついて崩れ落ちる留美。
「そ、そうね…その通りよ…。ごめんなさい瑞佳、あたしって薄汚い人間だわ…」
「あ、いや、そこまで落ち込まなくても…」
「いつからあたしはこんな風になってしまったのよ! きっと永遠に乙女になんかなれない
んだぁぁ! うわぁぁん生まれてきてごめんなさいぃぃぃ」
「ど、どうしよ浩平〜」
「パンジーとベゴニアの区別もつかないしな」
「わーっ、追い打ちかけてどうするんだよっ」
「ええそうよ! どうせあたしはツバキとボタンの区別もつかないのよ――!」
 鼻水をたらして泣きじゃくる留美に、瑞佳はしばらく困っていたが、そっとしゃがみこんで
留美の頬へと手を添えた。
「ごめんね七瀬さん。少し言い過ぎたよ」
「えぐっ…。ううん、瑞佳は間違ってない。あたしに乙女なんて無理だったのよっ…」
403フラワー乙女(7):02/04/17 23:06 ID:WOCzK5Sc
「そんなことないよ。理由はどうあれ、花を育ててみれば何か変わるはずだよ」
「こ…こんなあたしにも花を咲かせることができるって言うの?」
「もちろんだよっ、だって七瀬さんは女の子だもん…」
「み、瑞佳…。あんたって奴は…」
 留美の目には確かに見えた。微笑む瑞佳の背景に咲く花と、乱れ飛ぶ点描トーンが。
 そして留美の背後から、ぽんと肩に手が置かれる。
「そうだぞ七瀬。こんな所で諦めるなんてお前らしくないだろ」
「折原…」
「まあ、花=乙女という発想がそもそも安直だけどな」
「あっはっは。ほっとけこの野郎」
 二人に励まされ、留美はゆらりと立ち上がる。そう、後ろなど向いてはいられないのだ。
見果てぬ先まで続く乙女のロード! それは今始まったばかりなのだから…。
「おかげで目が覚めたわ。もうイメージがどうなんて我が儘は言わない。どんな花でも綺麗に
咲かせてみせるわよ!」
「その意気だよっ」
「何でもいいんだったら、園芸部に知り合いがいるから種でも貰ってきてやろうか?」
「え、ほんと?」
 いきなりそんなことを言う浩平に、少しばかり警戒気味に聞く。
「でもどうして急に協力的なのよ」
「フッ、見てみたくなったからさ。七瀬が一体どんな花を咲かせるのかをな…」
「折原…。あんたって奴は…」
 昼なのに射し込む夕日。そんな中で笑い合う二人に、瑞佳はそっとハンカチで目を押さえ
るのだった。
「じゃあ後で行ってくる。何でもいいんだな?」
「あ、でも早く成果を見せたいから、なるべくならすぐに芽が出るのがいいかなっ」
「わかったわかった」
 そして放課後に浩平から種を受け取ると、留美は意気揚々と家に帰っていった…。
404フラワー乙女(8):02/04/17 23:06 ID:WOCzK5Sc
 数日後。
 教室で住井とだべっていた浩平のところに、留美が息を切らせて怒鳴り込んできた。
「お〜〜り〜〜は〜〜ら〜〜!」
「どうした七瀬、いつものように鬼みたいな顔をして」
「やかましいっ! 何よあの種、やけに茎が細いと思ったら――カイワレ大根じゃない!」
「すぐに芽が出たろ?」
「そりゃ出たけどぉっ…。野菜じゃなくて花を育てたいんだってば、花ぁっ!」
 半泣きで叫ぶ留美に、浩平は呆れたようにため息をつく。
「なんだ大根の花も知らないのか。まったく最近の若いモンは…」
「え? う、うん、それはもちろん知ってたわよ?」
「花言葉は『乙女の中の乙女、キングオブ乙女』だからな。まさにお前のためにあるような
花だな、うんうん」
「‥‥‥。さすがにもう騙されるかぁーー!」
 そして鉄拳が繰り出され、流血の花を咲かせるのだった。


<END>
405名無しさんだよもん:02/04/17 23:07 ID:WOCzK5Sc
>>397-404 「フラワー乙女」
七瀬ギャグです。
406名無しさんだよもん:02/04/17 23:18 ID:smj7lyKl
今から SS を投稿します。 全部で 10 レス。企画参加です。 しばらく、書き込みはご遠慮ください。
407青い花 (1/10):02/04/17 23:24 ID:hCR6l3KU
 暖かな風が、頬をそっと撫でて過ぎてゆく。
 厳しい寒さとどこまでも続く白い風景に覆われていた街は、いつしかその姿を変えていた。

 白い大地は、生命の芽吹く緑へと。
 灰色に染まった空は、鳥が翔ける水色へと。
 そして空から舞い落ちる雪は、咲きほこる数々の花のかけらへと。

 冬という間奏が終わり、春という合唱が始まるように。

 街はその姿を変えていた。
408青い花 (2/10):02/04/17 23:24 ID:hCR6l3KU
 閑静な住宅街。

「戸締りよしっ、お弁当よしっ、時間よしっ、
 準備はOKだよ、名雪さ〜ん」

 その一角でひときわ元気な声が響く。
 頭には特徴的な白い帽子。短く切り揃えられた栗色の髪。
 そしてデニムのオーバーオールに身をつつまれたその姿は、一見すると少年に見える。
 が、彼女はれっきとした女性である。ただその少年っぽい風貌は、彼女がよく知る青年の
 揶揄の対象になっていたりするのだが。
 これからどこかへ出かけるのだろうか、彼女は両手で大きなバスケットを持っていた。
「ありがと〜、あゆちゃん」
 彼女の声に応え、返事が届く。
 しかし彼女が思ったよりも遠くから、それは聞こえてきた。

「あれっ。名雪さ〜ん、どこにいるの?」
「こっちだよ〜、今行くから、ちょっと待っててね」
 その声は、彼女が今立っている場所から、家を挟んだ丁度裏側のから聞こえる。
「うぅん、ボクがそっちに行くよ、名雪さ〜ん」
 そう言うと、彼女はその声がする方に足を運んだ。
409青い花 (3/10):02/04/17 23:25 ID:hCR6l3KU
 外玄関を入り、家の壁沿いをどんどんと進んで行く。
 キッチン、リビングの横を通り抜け、家の隅にあたる所を曲がると、ふいに空間が開けた。
「あっ、名雪さん、見ーつけた」
 先ほどの声の主はそこにいた。

「あはっ、見つかっちゃった」
 わざわざ探しに来てくれた彼女に対し、その主は笑顔で振り返り答える。
 髪を肩まで伸ばし、その顔立ちはどこか幼さを残している少女だった。
「名雪さんは何をしていたの?」
「ちょっと、お花に水をあげてたんだよ」
 そう言うと、手元にあった鉢を見せた。
「わぁ、かわいいお花っ」
 その鉢には青い花が咲きほこっていた。ひとつひとつの花こそ小さいが、それが寄り添うよう咲く様は、
 まさに『かわいらしい』という言葉がぴったりだった。
「ねぇ、名雪さん。この花の名前は何て言うの?」
「何だと思う?」
「えっ、うーん……」
 質問を返され一瞬戸惑うが、すぐにその名前について考え始める。

「うーん……」
 考える。
「うー……」
 考える。
「……」
 考える。

「……うぐぅ」
 その台詞と共に手を口元に持っていく。それが彼女にとっての降参の合図だった。
「別にそんなに困らなくてもいいよ、あゆちゃん。」
 そんな彼女の可愛いらしくも滑稽な姿に、少女は苦笑を浮かべた。
410青い花 (4/10):02/04/17 23:25 ID:hCR6l3KU
「『勿忘草』っていうの、この花」
「ワスレナグサ?」
「そう、小学校の卒業記念にもらったんだ」
「へぇ、じゃあ、名雪さんにとって大切なお花なんだね」
「うん。大切な……花だよ」
 少女は手に持っていた鉢を静かに下に置くと、言葉を続けた。

「この花にはね、悲しいお話があるんだ。
 あゆちゃん、知ってる?」

「うぐぅ……」
 一秒だった。

「ごめんっ、今度はわたしがちゃんと話すから」
 そんな彼女に手を合わしながらしばらく苦笑すると、真顔に戻り話し始めた。

「昔、ある街にとても仲のいい恋人たちがいたの……」


 それは、七年前の記憶と共に。
411青い花 (5/10):02/04/17 23:26 ID:hCR6l3KU
 ある日、その恋人たちは河辺を散歩していました。

 ふと、彼女が岸辺に可憐な青い花が咲いているの見つけました。

 彼は愛する彼女のために、その花を摘もうと手を伸ばしました。

 その時、彼が足を掛けていた岩場が崩れ落ちたのです。

 数日前の大雨のせいで川は濁流に。彼の身はその中に吸い込まれてしまいました。

 その一瞬の出来事に、彼女の心は絶望に切り裂かれそうになりました。


 しかし神様は、ほんの少しだけ奇跡を与えました。


 その濁流の中から彼の体が浮き上がったと思うと、次の瞬間、彼は残る力を振り絞って
 手の中にあった青い花を岸辺にいた彼女に向けて放り、こう叫びました。


 『その花を私だと思ってください。そして、私のこと、忘れないでください』
412青い花 (6/10):02/04/17 23:27 ID:hCR6l3KU
「……だから、この花は『勿忘草』って言うんだって」
 少女は、その言葉で物語を締めくくった。
「そう……なんだ」
 風が吹いた。
 風は彼女たちの側を駆け抜け、その足下にあった花を撫でた。
 そして彼方へと去っていった、春の香りと彼女たちの想いをそこに残して。

「ボクに、似てるかな」
 彼女は誰にともなくつぶやいた。
「うん」
 少女は静かに頷いた。

「でも、どうしてボクにそんな話をしたの?」
「……」
 少女は暫く間、真っ直ぐに目の前にいる彼女のことを見つめているだけだった、
 が、ふいに口を開いた。
「あゆちゃん、もう一つだけ訊いていい?」
「えっ、う、うーん……また、答えられないかもしれないけど」
「大丈夫、今度は答えられると思うから」
 そこまで言うと大きく深呼吸をし、言葉を続けた。
「さっきのお話の女の人は、その花をどうしたと思う?」
「えー、えと……」
 その問いに対して、また彼女は考え出した。

「うーん」
 考える。
「うー……」
 考える。
「……」
 考える。
413青い花 (7/10):02/04/17 23:28 ID:hCR6l3KU
「多分だけど、その男の人を忘れないように、一生懸命そのお花を育てると思うよ」
 少し自身なさげな口調ではあったが、彼女は答えた。
「うん、私もそう思った……だから」
 それは、突然の告白だった。


「だから、わたしもこの花をもらったときから、ずっと大切に育てていたんだ。
 わたし、忘れない。だから、わたしのことも忘れないで、って思いながら。
 ……でも、花は咲かなかった。
 この街が寒すぎただけかもしれないし、わたしの気持ちが、足りなかっただけかもしれない」


 そこには二人の少女がいた。
 
 一人の少女は、忘れられていた。
 目の前に広がった悲劇に耐え切れなかった少年の心は、少女を拒絶した。

 一人の少女は、忘れてくれ、と言った。
 自分の存在が少年を混乱させるから、と。しかし彼は忘れることはなかった。
 
 そんな二人の少女がいた。
414青い花 (8/10):02/04/17 23:28 ID:hCR6l3KU
「……待っていたんだ、その男の人のこと」

「うん」

「ボクも知っている人だよね」

「うん」

「祐一君……だね」

「……うん」

 それは、とても静かなやり取りだった。
 お互いの気持ちを取り交わすように、言葉が紡がれていた。
 風は止んでいた。その場に、少女たち以外の存在が不要であることを知っているかのように。
 そして静寂。

「ボク……」
 その静寂に投げられた一つの言葉。

「ずっと咲かなかった花が、今年になって初めて咲いたの。こんなに綺麗に」
 しかし、その言葉を遮るように発せられる少女の言葉。
415青い花 (9/10):02/04/17 23:29 ID:hCR6l3KU
「え?」
「その時、わたし思ったんだ。
 花が咲かなかった理由って、わたしが変わらなかったせいじゃないかな、って。
 わたしがあの冬にずっといるままだから、花には、春が来たことが分からなかったんじゃないか、って。
 季節はずっと変わっていくのに、わたしだけ変わってないなんて、ダメだよね」
 そこまで言うと少女は空を見上げた。
 そこに見えるものは、水色の空、白い雲、まぶしい陽光。そして感じられる春の匂い。

「だから、もっと季節を感じられる場所へ行こう、あゆちゃん」
 少女は振り返り、こう切り出した。
「えっ、行くって、どこへ?」
「もう、あゆちゃん。春だからってボケボケしてちゃダメだよ〜 その手に持っているバスケットは何?」
 彼女はハッとした顔をして、両手で持っていたバスケットを見る。
「お花見〜! そうだ、祐一君が場所取りをしてくれているんだ」
「そう、だから急がなきゃ」
 そう言うやいなや、少女は一目散に駆けていこうとした。その時だった。
「あの、名雪さん」
「どうしたの? あゆちゃん」
「ボク頭悪いから、こういう時何て言っていいか分からないけど、でも一つだけ言っておくよ」
 彼女は大きく息を吸い込み、その言葉を告げた。
「ボクは祐一君のこと好きになる。今までよりも、ずっと、ずっと好きになる。
 名雪さんに負けないぐらい、ずっと好きになるよ」
「うん……ありがとう」
 その言葉が正しいかどうか、言った本人たちも分からなかった。
 でも、何故かその場に相応しいような気がしていた。

「じゃあ、行くよ」
「うん」

 そして彼女たちは、二人揃って家を後にした。
416青い花 (10/10):02/04/17 23:29 ID:hCR6l3KU
 春の陽光が照らしだす街の中へ、彼女たちは駆けていく。

「ずいぶん時間が経っちゃったよ。祐一君、怒ってないかな」
「大丈夫、100mを7秒で走れば、怒られないですむよ〜」
「うぐぅ、ボクには無理っ」

 そして、住人がいなくなった家の庭。
 風に吹かれ、青い花がやさしく揺れていた。
417青い花 (10/10):02/04/17 23:31 ID:hCR6l3KU
>>407-416 「青い花」
名雪は難しい……
418名無しさんだよもん:02/04/17 23:34 ID:V23K1HJo
SS投下します。2レス。
選手権参加作品です。
419「花の葬列」(1/2):02/04/17 23:36 ID:V23K1HJo
 ぷかぷかと、浮かぶ雲。
 青い空は、寂しげに青く。
 冬の陽光はまだ、弱々しく地上を照らす。

 長い階段を上って、丘の上。
 俺たちの街を――想い出の街を見晴らせる、彼女の眠る場所。
 俺が着いたときにはすでに先客がいた。
「久しぶりね、相沢君」
 こちらに気付いたのか、香里は俺の方を振り返る。
「ああ。久しぶりだな、香里」
「来たんだ」
 意地悪く、香里が言う。
「まあな。香里こそわざわざ」
「まあね……いまさらだけどさ」

 しばし、墓前に手を合わせる。
 終えて、周囲を見渡す。
「しかし……ここだけ浮いてないか?」
「そう?」
「ああ……お前はここを花壇にする気か?」
 墓地なんてものは、大体モノクロームの空間である。
 冬の間なら特に。
 だというのに、この場所だけ、溢れんばかりの花、花、花。
420「花の葬列」(1/2):02/04/17 23:36 ID:V23K1HJo
「いいじゃない。寂しいよりは」
「まあ、そうだけどよ……」
「相沢君だってそれだけ花抱えてきてるじゃないの」
 香里が指差すのは、俺が抱えてきた花束。
 花屋からここまで結構気恥ずかしかったんだがな。
「花ぐらい飾ってやらないと寂しそうだからな……それに、俺はあいつと春を過ごすことができなかったからな、せめてあいつの眠るところくらいは春にしてやりたくて……」
 持ってきた花を、飾る。
 聞いていた香里が、微笑む。
「…相沢君って、ロマンチストね」
「うるせえ」

 冬の空は、弱々しく青く。
 だけど、確実に春に向かっている。
 一陣の風が、通り抜ける。
 ずっと暖かくなってきた風。
 花の香りを吸い上げて、吹き抜けていく。
「ね、相沢君……この風、栞のところにまで届いたらいいね」
「そうだな…」
 春はもうすぐ来る。
 俺たちのもとにも。
421名無しさんだよもん:02/04/17 23:38 ID:V23K1HJo
>419-420
KanonSS「花の葬列」。
420のタイトル間違えました。(2/2)です。
422名無しさんだよもん:02/04/17 23:47 ID:MWOM6Z0/
滑り込みで申し訳ない、今からSS投下します。
一応企画参加作品です。
423さくら(1):02/04/17 23:48 ID:MWOM6Z0/
穏やかな春の日射しが街を温めていた。
のどかな午後。どこからか子供のはしゃぐ声が聞こえてくる。
天然の光源を見上げて、彼女はそっと足を止めた。
「本当、いいお天気ですねー」
言いながら、愛おしむように大きな袋を抱き締める。
新しい季節の空気を、小さな身体いっぱいに吸い込んで。
緑の髪の少女――マルチは、屈託なく微笑んだ。

「本当は、ちょっと遠回りになっちゃうんですけど……」
買い物の帰り、ふと思い立ったマルチは、帰宅ルートを少し変えてみたのだった。
「でも、良かったです」
長い坂道の中程。
高みからの眺望を、ピンクの霞が彩っていた。
「……桜さん、とっても綺麗です」
マルチはそれからもしばらく花を見つめていたが、やがて名残惜しそうに歩を進めはじめた。

と、吹き抜けた一陣の風がマルチの髪を乱し、桜の花びらを舞わせた。
重力の束縛を逃れたようにひらひらと踊る、欠片。
その動きが彼女のある記憶を蘇らせた。



『あーおーげーばー、とーおーとーしー、わーがーしーのーおーんー』
『卒業式には、この歌を歌うんだ』
『今日はマルチの卒業式みたいなもんだからな』
彼女をここに向かわせたのは気まぐれだけではなかった。
引き出しにしまったままだった思い出が、この場所――かつてテスト運用で派遣された高校――に、マルチを導いたのだった。
424名無しさんだよもん:02/04/17 23:49 ID:5tLBuP6m
時間を少しオーバーしてしまいそうです(泣)
それでも良いですか?
425さくら(2):02/04/17 23:50 ID:MWOM6Z0/
「……そう言えば、あの時も桜さんが咲いてました」
懐かしさに顔をほころばせたかと思うと、急に赤面するマルチ。
どうやら感極まって大泣きしてしまったことを思い出したらしい。
「い、今はもうあんなに泣き虫じゃないです」
誰に追求されたわけでもないのに言い訳を口にする。

ぴたり、マルチの足がまた止まる。
――「今はもう」?
それは、過去の自分と現在の自分が違うということ。
「……変われたんでしょうか、私は」
真剣な目で側道の花を見上げる。
桜はただ先程と同じ様子で、風にその身を削らせていた。
426さくら(3):02/04/17 23:50 ID:MWOM6Z0/
『桜は散るから美しい』
マルチはそんな言葉を知っている。
人づてに聞いたのか、何かの本で読んだのか、あるいは初めから知っていたのか……定かではないが。

花は咲き、そして散る。
人は成長し、そして老いてゆく。
けれどロボットであるマルチは――変わることはない。
自分だけが時間の流れから取り残されたような錯覚……いや、実感。
まとわりつく不安に、マルチは紙袋をきつく抱き締めた。

(やっぱり、あの人と同じ時間を生きることはできないのですか?)
(ずっと側にいることはできないのですか?)
(……いちばんすきなひとなのに)
暖かな春の温度のもとで、彼女の小さな肩だけが震えていた。

「浩之さん……」
「おう、なんだ?」
「えっ……?」
返事を期待した呼びかけではなかった。
ただ、心細さから呟いただけだった。けれど……
マルチが振り向いた先には、確かに浩之が立って……笑っていた。

「お前の帰りが遅かったからな。また迷子にでもなってるんじゃねーかって、探しに来たんだ」
ぶっきらぼうな、しかし優しい声音。
「……で、どうしたんだ?」
浩之は上体をかがめ、マルチの表情を覗き込む。
「ううっ……ひっ、浩之さぁん」
充分に貯水されていた涙が、ついに大きな瞳からこぼれ落ちる。
……少なくとも、涙腺がゆるいのは改善されていないようだ。
マルチはそのまま浩之の胸に顔を埋めて、しばらく泣き続けた。
427さくら(4):02/04/17 23:51 ID:MWOM6Z0/
「……そうか」
やっと落ち着いたマルチ(と言っても、まだしきりにしゃくり上げているが)から話を聞いて、浩之は頷いた。
不安そうに見上げてくるマルチ、の頭に大きな手のひらが置かれた。

「大丈夫だ」
浩之の手は、そのままわしわしとマルチの髪を撫でる。
「確かに、マルチはロボットで……俺と同じ時間は過ごせない」
坂道の途中で立ち止まったまま。
「だけど、今は、間違いなく一緒にいるだろ?」
桜の花びらが散る中で。
「俺はマルチと一緒にいたいし、マルチも俺と一緒にいたい……って思ってくれてんだろ?
 お互いが相手のことを必要としてる限りは、何があっても大丈夫だと思うぜ」
柄にもない台詞に、浩之は照れ笑いを浮かべる。
何の根拠もない、あるいは気休めとしか取れない言葉。
だが、浩之の口から語られたというだけで、マルチを安心させるには充分だった。

マルチは寄り掛かるようにして浩之の胸に頭を押しつけた。
また泣き出すのか、と一瞬身体を固くした浩之だったが、すぐにその動作の真意に気付く。
苦笑しながら、にしては随分と楽しそうに、彼女のリクエストに応える。
「……ったく、しょーがねえなぁ」

なでなでなでなで……
再びマルチの頭を撫でる。髪に降りかかった桜の花びらを払い落とすのも兼ねて。
「……なあ、マルチ。今度花見に行かねーか?」
「お花見、ですか?」
「ああ。ここよりもっともっと桜がいっぱい咲いてるとこでさ、みんなでどんちゃん騒ぐんだ。
 きっと楽しいぜ?」
「……楽しそうですねー。行きたいです」
「よし、決まりだな。それじゃ……」
428名無しさんだよもん:02/04/17 23:54 ID:MWOM6Z0/
以上、>>423-427、「さくら」でした。
……ベタベタですね。

えーと、実はもう一作あるので、それも投下します。
全く別の話で、1レスです。
429:02/04/17 23:55 ID:MWOM6Z0/
「……やあ。また、来たよ」

「今日も、花……持ってきたよ」

「こうして君のお見舞いに通うようになってから、ずいぶん花の名前に詳しくなった気がするよ」

「これがカーネーション、これがブルースター、これがかすみ草、これがフクミドリ、これが……」

「……目を開けてくれないんだね」

「……」

「外は……」

「外はね、桜が満開で……」

「見渡す限りピンク色の霧に包まれたようだよ」

「こんな切り花なんかより、ずっと綺麗で……」

「あの桜並木の下を、」

「君と二人で歩けたら、どんなに……」

「……」

「だから……お願いだから、目を開けてよ」

「……瑠璃子さん」
430名無しさんだよもん:02/04/17 23:56 ID:MWOM6Z0/
>>429、「花」でした。
……SSと呼んでいいんでしょうか、これ。

自分の投稿はこれで終わりです。
次の方、お待たせしました。
431名無しさんだよもん:02/04/17 23:59 ID:iUBZWizx
あう……花が被っちゃったよ。はるかSS。『約束の桜』
速攻で書くもんじゃないね。でも書いちゃった以上、追加投稿。
さすがにこの時間は滑り込みが多いと思いつつ……(w
3レス分です。落とします。
432『約束の桜(1/3)』:02/04/17 23:59 ID:iUBZWizx
 青い空に、淡紅色の花片が舞っている。
 風に流されながら、くるり、くるりと左右に揺れ、少しずつ大きくなる。
 ふわさ、と視界のごく間近、下方ギリギリに降りてきた。
「ん……ねぇ」
「どうした?」
「取って」
「はぁ?」
 冬弥は芝生の上から身を起こした。
「取ってって……これか?」
 はるかの鼻先にちょこんと乗ってる、小さな桜の花びら。
 はるかは大の字になったまま、指1本動かそうとしない。
「ん……くすぐったい」
「おまえなぁ」
 ため息をつきつつも、花びらを取ってやる。
 はるかはおかしそうに、喉を鳴らして笑った。
「あはは……」
「まったく……」
 穏やかな春の日の午前。
 満開を通り越した桜の木は、後は枝につけた無数の花々を散らせるだけだ。
 合間合間には緑色の葉が見え始め、おそらくは三日としないうちに、全ての花は散ってしまうだろう。
「今年最後のお花見だね」
「……そうだな」
 朝っぱらから講義をさぼって何をするのかと思えば、ただ芝の上に寝ころんで、散りゆく桜を眺めるだけだ。
 ただそれだけのことが、はるかには妙に楽しいらしい。
 いい加減、はるかの突飛な行動につき合い慣れている冬弥は、諦め気分で再び寝転がり、腕を首の後ろで組んだ。
433『約束の桜(2/3)』:02/04/18 00:00 ID:wK19feDC
 ざっと風が吹いた。
 飛ばされた花片が吹き散らされ、空を埋める。
 そして雪崩のように降り注いでくる。
「あは……ピンク色の雪みたい」
 はるかが空に手を伸ばした。
 指の隙間を抜けて、無数の花弁が舞い降り、はるかの上に積み重なる。
 手のひらや顔、胸から足先まで、桜色に染まってゆく。
「綺麗だね……」
 その声が、妙に遠くから聞こえた。

 突然はるかの視界に、黒い影が割り込んだ。
 逆光に遮られ、影を落としたその顔は、ひどく真剣だ。
 伸ばされたままのはるかの手を、痛いほど強く握ってくる。
「……冬弥?」
 痛みに顔をしかめながら名前を呼ぶと、冬弥ははっとして、慌てて手を離した。
「ごめん……」
「どうしたの?」
 上体を起こすと、積もった桜が流れ落ちた。
「……なんでもない」
 冬弥はなぜか顔を赤らめて、視線を逸らした。
 はるかは不思議そうに冬弥を眺めていたが、不意に握られていた手を押さえ、体を折る。
「いたたたた……」
 あまり痛そうじゃない声だ。
「なんでこんなに痛いんだろう」
 ちら、と冬弥を見る。
 その上目づかいの視線に、冬弥は折れた。
434『約束の桜(3/3)』:02/04/18 00:02 ID:wK19feDC
「わかった。おれが悪かったから……」
「ん、じゃあどうして?」
「……笑うなよ」
「ん」
 冬弥は横を向いたまま、語り始める。
「はるかが……桜に埋まっていったから。それがすごく綺麗で、幻想的だったから……」
 桜は春の象徴でありながら、人を酔わせる、狂気に誘うという言い伝えもある。
 紅の花が咲き乱れ、散ってゆく光景は、確かにどこか非現実的だった。
「桜が、はるかをさらっていってしまいそうな気がして……」
 笑われる、かと思った。
 だけどはるかは、むしろ困ったように視線を彷徨わせて――。
「あ……」
 そっぽを向いたままの、冬弥の背中にもたれかかった。
「大丈夫」
 それこそ、まるで桜の精のような。
「どこにも行かないよ」
 優しい暖かさが、冬弥の背中に伝わってくる。
 はるかは冬弥の首に手を回し、ぎゅっと抱きしめた。
 目を閉じて、髪を触れあわせ、耳元で囁く。
「また、来年も見ようね」
 ひどく優しい声が、冬弥の胸に響いた。
 柔らかな白い手に、冬弥は自分の手を重ねた。
 間に指輪の代わりに、押し花のように花びらが挟まれる。
「……ああ、そうだな」
 冬弥はそっと呟いて、誓約をかわす。
 小さな誓いを祝うように、桜が舞い踊った。

                                      <FIN>
435名無しさんだよもん:02/04/18 00:03 ID:wK19feDC
>>432-434
『約束の桜』でした。では、次の方どうぞーっ(w
436424:02/04/18 00:06 ID:SNwVOMNb
日付変わってもちょっとなら大丈夫かな…?
424は脳内あぼーんで。さくらの作者さん、ごめん。
もうちょっとだ!
437 ◆qsaJNT.c :02/04/18 00:06 ID:LovYeVV2
>424
どれぐらいかかりそうですか?
あまりかかりそうだと、一旦締め切ってしまおうと思いますが。
438名無しさんだよもん:02/04/18 00:07 ID:wK19feDC
>>432-434
選手権参加作品宣言忘れてました(汗)スマソ。
439424:02/04/18 00:07 ID:SNwVOMNb
>>437
後30分以内には必ずっ…!
440 ◆qsaJNT.c :02/04/18 00:12 ID:LovYeVV2
>439
分かりました。
では >424 氏の作品を最期で締め切らせていただきます。
しかし、皆さん最期の追い込みが凄いですわ……
441名無しさんだよもん:02/04/18 00:17 ID:o5gWHBdN
正直こんなに出るとは……(;´д`)
442424:02/04/18 00:41 ID:SNwVOMNb
遅れました!
そろそろ投下します。結構長いです。
推敲は殆どしてないので、ご勘弁を。
443鬼灯(ほおずき)の心@その1:02/04/18 00:44 ID:SNwVOMNb
Prologue 〜秋風の吹く夜〜

風が急に寒さを増し、夏が完全に終わったことを告げていた。
セピアに色付き始めた街を歩いていると二度目の冬が近づいているのがわかる。
木々は少しずつ赤く縮れたその葉を落とし、足音は秋。
さくり、と落ち葉を踏み砕く音を立てつつ、10月の商店街を祐一と佐祐理は2人、ウィンドウショッピングに興じていた。
「わあ、あれなんて綺麗ですよね……でも佐祐理には似合いませんね。あ、舞なら似合うかもしれません…」
ショーウィンドウの前で一喜一憂。こういう場では佐祐理の「普通の女の子」の部分が露出する。
ただ少し普通と違うのは「佐祐理には似合わない→舞なら似合う」と思考するパターンで、その辺りが佐祐理らしいと言えた。
歩き始めて2時間。さすがに疲れ果て、祐一は別世界を見つめるように商店街を行き来する人々を眺める。
「ほら、祐一さん、あの服なんて舞に似合いそうですよねぇ……」
ウィンドウショッピングに夢中の女性の体力は無限大。
完全に別世界に行ってしまった佐祐理に祐一は苦笑いで返した。

「もうすっかり秋ですねぇ……」
ようやくこっちの世界に戻ってきた佐祐理と、売られ始めたばかりの缶入りコーンポタージュを飲みながら足を休める。
「そうですね。早いモンですよね、1年なんて」
「…はい。ところで祐一さん、勉強は進んでいますか?」
「もちろん順調ですよ。佐祐理さん、教え方上手いんだもんな。これなら大学、手が届きます」
祐一より一足早く卒業した佐祐理と舞は、この辺りでもトップの大学に進学した。
そして二人から、自分たちは先に一緒に暮らすが、祐一が卒業したら三人で一緒に生活しよう、と誘われている。もちろん快諾した。
祐一の成績は元々悪くは無く、進学の選択肢は多かったが二人に追いつくには更なる努力が必要だった。
その他に引越しの資金も貯めなくてはならないので受験生という身分でありながらアルバイターでもあり、
一般的に「彼女」と呼ばれる関係にある佐祐理との一時は多忙な祐一にとって数少ない楽しみの一つではある。
ただでさえ受験勉強に大きく時間を割かねばならないわけで、引越しは大学への進学を確実にしてからでも良いのかもしれないが、
佐祐理との事もあり、この計画だけは早めに実現しておきたいと祐一は考えていた。
444鬼灯(ほおずき)の心@その1:02/04/18 00:44 ID:SNwVOMNb
「あははっ…それは佐祐理の力ではなくて祐一さんの実力ですよ」
「大船に乗ったつもりでいて良いですからね」
「期待しています」
佐祐理がはにかんで笑うのと同時に二人はまたゆっくりと商店街を歩き始め、祐一がおもむろに口を開く。
「…そうそう、今日バイト代が入ったんです。日頃のお礼も兼ねて今日はナンか佐祐理さんにプレゼントしちゃおっかなー」
「はぇ?そんな、いいですよ」
案の定、気を使って断る佐祐理を無視し、祐一は辺りを見回して手頃な店を探す。
「あんまり高価なものはきついんですけどね…そうだ、花なんかいいかな、素朴で」
一人頷いて花屋へ駆け出そうとする祐一の腕を佐祐理が引っ掴む。
「あ、あの…お気持ちは嬉しいのですが……花は……」
「え?ああ、別の物の方が良かったか」
「はい……」
申し訳無さそうに笑う佐祐理。その後に続く言葉は意外なものだった。
「花は、嫌いなんですよ」
祐一に対して向けられたその科白は、どこか祐一に向けられていないようにも感じられる。
そこだけ大きな空洞が出来てしまっているような、その空洞に何度も木霊した残り香のような声のような、
そんな生気の無い表情と科白だった。
しばし祐一は意外な佐祐理の一言に唖然としていたが、すぐにいつもの笑顔に戻った佐祐理に手を引かれて百花屋に連れて行かれる。
「祐一さん、どうせ奢りなら一緒にイチゴサンデーでも食べましょう?」
7ヶ月の間、二人の時を過ごしてきた祐一にとっても初めてのこと。
(何かあったのか?佐祐理さん…花ごときであんな―――)
そう、あんな、暗い瞳を―――。
445鬼灯(ほおずき)の心@その3:02/04/18 00:45 ID:SNwVOMNb
Episode 1 〜落ち葉〜

佐祐理のアルバイトがハネるまでの約2時間、祐一は喫茶店でぼんやりと花のことを考えていた。
佐祐理は、確かに普通の女の子と言うには変わり過ぎている。けれども、単純に花―――何か特定の種類ではなく
全体としての花が嫌いだ、と佐祐理は明言したのだ。その時のあの瞳も気になる。
5杯目のコーヒーに口をつけたところで、優しい声が祐一に掛かる。
「お待たせしました、祐一さん」
「ああ、待ってましたよ」
「今日は何かご用なんですか?」
「そ、佐祐理さんに聞いておきたいことがあってさ」
「聞いておきたいこと……??」
佐祐理が首を傾げる。
「あのさ、佐祐理さんって、なんで……花が嫌いなのかな」
「はぇー……そう言われましても」
明らかな困惑の表情を浮かべる佐祐理を祐一は追求する。
「なにかさ、決まった種類の花が嫌いとかだったらわかるんですよ。
でも、佐祐理さんは花全部が嫌いだって言う風に…花屋に行こうとした俺を引き止めたじゃないか」
佐祐理は答えない。
祐一はコーヒーを口に運び、佐祐理の回答を待つ。
「なあ、佐祐理さん」
「わからないんですよ」
「はぁ?」
「特に理由はないんです。とにかく嫌いなんですよ。食わず嫌いみたいなものかもしれませんね、あははっ……」
佐祐理が嘘をついているのは祐一にはすぐに感じて取れた。元から佐祐理は嘘をつくのは得意ではないし、
第一、特に理由無く嫌いならなぜ、あれほどに暗い瞳で花屋を見ていたのか。
446鬼灯(ほおずき)の心@その4:02/04/18 00:46 ID:SNwVOMNb
佐祐理は言葉の最後にもう一度苦笑いを零したが、すぐに消えて表情が暗くなる。
本気の質問をした祐一は、佐祐理の不誠実な態度に少し苛つき始める。
「…佐祐理さん」
「……はい」
「俺たち、付き合い始めてもう7ヶ月ですよね。俺も忙しいけど殆ど毎日一緒の時間を作ってさ、そこの辺りは嬉しいよ。でもさ」
「俺、まだ佐祐理さんのことが全然わからない。何一つ理解できないんです。…佐祐理さん、優しいし、正直だし綺麗だけど……」
「理由が無いなんて、そんな嘘つかないでくれよ!」
本気の質問に対し、明らかで下手な嘘を付かれた事に激昂した祐一の言葉に、
目を逸らしていた佐祐理がはっと顔を上げ、また目を逸らした。
「俺はさ……佐祐理さんのこと、好きなんだよ。もちろん舞も好きだけど…佐祐理さんのは違う。恋人としてだ」
「佐祐理さんはそうじゃなかったのかよ。俺の一人芝居だったのか?哀れに踊るピエロとかって、俺のこと嘲笑ってたのかよ!?」
「違います!!佐祐理はそんな」
飛び跳ねる様に否定する佐祐理。しかし祐一は止まらない。
7ヶ月間、自分は佐祐理に近づこうと努力してきたのに、佐祐理にはいつもはぐらかされてばかりだった。
すれ違いや遠まわしな拒否、逃亡―――。独占や束縛じゃない。祐一はただ佐祐理のことが好きだから、爆発した。
「だったら何なんだよ?7ヶ月も付き合ってキスも無しか?手をつなぐ事だってないのかよ?佐祐理さんにとって俺って何だよ?
玩具か?手のひらの上で弄んでるどうでも良い玩具なのかよ。だったら説明がつくよな。卑しいピエロなんかと繋ぐ手は無いか」
447鬼灯(ほおずき)の心@その5:02/04/18 00:46 ID:SNwVOMNb
「そんな……」
「だってそうだろ!?俺は佐祐理さんのことできる限り理解して、受け入れて……恋人だからだ!でも佐祐理さんは違うんだろ!?
そう思わざるを得ない!!」
ここが喫茶店であることも忘れ、言いたい事を思いきり吐露した祐一に、店内の注目が集まっていた。
ため息を漏らし、頭を掻きつつ言う。
「……とにかく、俺は今ホントに佐祐理さんの事がわからなくなってるんです。店内で騒いじゃったし、今日のところは帰ります。
……もうこっちからは連絡しませんから、なんか、色々整理がついてちゃんと理由が話せるようになったら連絡してください」
伝票を持って祐一が席を立つ。店内の注目を集めたまま精算を済ませて店から出る。
一人残された佐祐理。
「そんな……そんな……佐祐理は―――違うんです……行かないで下さい―――」
「行かないで、行かないで、行かないで……祐一さん」
俯いた瞳から大粒の涙が後から零れて、喫茶店のテーブルに落ちて行った。
448鬼灯(ほおずき)の心@その6:02/04/18 00:48 ID:SNwVOMNb
Episode 2 〜鬼灯(ほおずき)〜

「ただいま、秋子さん」
「……こんばんは」
明くる日、バイトの終わった祐一が客人を連れて帰宅してきた。
「お帰りなさい、祐一さん。あら、今日は舞ちゃんも一緒なのね」
いつものように出迎えてくれた秋子が暖かく笑って、鋭いんだか何考えてるんだか解らない舞の無表情がちょっとだけ赤くなる。
「祐一お帰り……あ、舞さん来てるんだ!!舞さん、今日も勉強教わっていいですよね?」
名雪も眠い目をこすりながら玄関口まで現れ、舞の姿を見るや否や奇跡のように目を覚ました。
舞は祐一の家庭教師に来たのだが、名雪もちゃっかり参加してその成果を学校で発揮している。
その辺りに対して祐一が名雪に激しくツッコミを入れたり、舞が「……構わない」と遅れた反応を示したりして玄関前が大騒ぎになる。
「…とりあえず祐一さんも舞ちゃんも名雪も、一緒に夕ご飯を食べましょう?」

食事の後もすっかり片付けられたリビングのテーブルの上には柿の入った浅い籠が置かれ、緑茶をすすりつつ四人は談笑に耽る。
話題は主に受験の話、学校生活の話、人間関係の話と―――祐一の恋の話。
「ところで、祐一さんはいつになったら恋人の佐祐理さんを連れてきてもらえるのかしら?」
「そーだよー、わたしも会ってみたいよ。すんー…ごい美人なんでしょ、祐一」
「あ、それはですねえ、だから何度も申し上げます通り近いウチにと……」
満面の笑みで祐一をいじめる水瀬親子に気恥ずかしさで真っ赤になりながら何とか、
いつもと変わらないその場しのぎの言い訳をした。
だがその実、先日とった自分の行動と佐祐理の反応が気に掛かっており、顔で笑っていても眼だけは暗く澱んでいた。
「……祐一、話がある」
佐祐理の話題になってすぐ舞が思い出したようにすっくと立ちあがり、
「あの……秋子さん………祐一、使います」
と許可を求めて、返事も聞かぬ間に祐一の首根っこを掴みリビングを出て行く。
すぐに階段を登る軽快な足音と階段を引き摺られる重い音が響いて、ドアの閉まる音の後静かになった。
449鬼灯(ほおずき)の心@その7:02/04/18 00:49 ID:SNwVOMNb
「あれ、どうしたのかな…何かあったのかな?」
「……そうね、きっと佐祐理さんの事ね」
「そうなの?」
「ええ。祐一さんの目、とても暗かったから」

祐一の部屋に飛び込むと、舞はそのまま祐一を壁に叩きつけた。
すぐ横にあった本棚が揺れて、幾つかの本が床に落下した。
「祐一、佐祐理を泣かせた」
―――やはりそれか。予想してはいたが覚悟を決めるのはちょっと勇気が必要だった。
「………ああそうだよ」
舞の目が次第に厳しく、冷たいものへと変わる。空気すら凍りつかせそうな眼光で見据えられ、胸倉を掴まれる。
「事と次第によっては…絶対に許さないから」
本気で殺しかねない勢いの舞に怯まず、祐一は尋ねる。
「舞はさ…嘘、つかれたことあるかよ」
「嘘?」
「俺はあるよ。一番大切な人に、本気の質問をしてな」
「理解できないんだよ。気持ちはお互いに通じてるのに。俺は佐祐理さんになら自分をさらけ出せる。
でも、佐祐理さんは全くそういう素振りが無いんだよ。わかるか?信用されてないんだ。好きな人にな」
胸倉を掴む力の抜けた舞の手を払い、祐一が立ちあがった。表情は悲しい。
450鬼灯(ほおずき)の心@その8:02/04/18 00:49 ID:SNwVOMNb
「俺は佐祐理さんに嘘をついた事なんて一度も無い。あの人をもっと理解したくて、想いたくて、今日まで時間を過ごしてきた。
でも信用されてない。手を繋ぐ事すらできない。俺は本気だったけど、もう疲れたよ」
「―――もう佐祐理さんには連絡しない。多分お前にもだ。悪いけど、もう帰ってくれるか?」
それだけ言われて、舞は背中を押されて部屋から追い出された。
仕方なく、階段を降りて玄関で靴を履く舞に秋子が声をかけた。
「もう、お帰りなんですか?」
「……ごめんなさい」
「いいえ、いいのよ。若い時には色々あって当たり前なんだから」
「……そうなの」
ありがとう、とお礼を言って玄関の扉を開ける舞。
「……あ、舞ちゃんちょっと」
「…なに」
「この鬼灯(ほおずき)の鉢……良かったら持って行ってくださいな」
「……いいの?」
見事に実をつけた、赤い鬼灯を感心の目で眺める舞。
「ええ。花言葉はちょっと良くないんだけど」
「なんて言うの?」
「鬼灯の花言葉はね―――」
「―――偽り、よ」
451鬼灯(ほおずき)の心@その9:02/04/18 00:52 ID:SNwVOMNb
Episode 3 〜鬼灯の心〜

舞が部屋に戻ると、佐祐理は電気も点けずにベッドの上で蹲っていた。
「佐祐理」
「舞………」
「佐祐理は、どうして祐一に嫌われてしまったの?」
舞らしく、気使い無しに単刀直入に佐祐理に尋ねる。
「花が……嫌いだから……」
「それだけなの?」
「うん………」
舞は佐祐理の前まで歩いて行き、先程秋子に貰った鬼灯の鉢を傍らに置いた。
「佐祐理は、私にも嘘つくの」
「えっ……」
「一弥のこと……前に祐一から聞いたの」
「一弥のことを…」
佐祐理を見下ろしながら舞はゆっくりと、話し始める。
「それを聞いて思ったの。……佐祐理は前に進んでいない」
「えっ……舞?」
「一弥に心を開かなかったから一弥を失って……また、同じ事をするつもりなの?」
傍らに置いた鬼灯を佐祐理の目の前に突き出す。
「鬼灯の花言葉は偽り……今の佐祐理はこの鬼灯の実と同じ。本心を隠してる」
「……一弥を失って…佐祐理は後悔していないの?同じように―――」
「祐一も失ってしまいそうなのに」
その言葉を聞いた瞬間、佐祐理の瞳から涙が頬を伝った。
一筋、涙が流れ出てしまって後はもう堰を切った様に涙が溢れる。
「ああ…あはは……やっぱり、舞にはわかっちゃうんだ……」
自虐的に笑う佐祐理を、舞がそっと抱きしめる。
「後悔してないの」
「後悔…してる。すごく。一弥の事……食べたがった飴を買ってあげて一緒に食べればよかった。
欲しがった玩具を買ってあげて一緒に遊んであげればよかった」
452鬼灯(ほおずき)の心@その10:02/04/18 00:53 ID:SNwVOMNb
「好きだったから……愛していたから厳しくしてた。本心を隠して」
「また…同じことを繰り返してしまった。祐一さん…愛しているのに…どうして素直になれないのかなぁ……
また………失くしちゃったよぉ……」
佐祐理が舞の腕の中でボロボロに泣く。
そう、佐祐理の想い人は祐一。皮肉にもかつて愛していて、それゆえに亡くした弟と同じ、年下の男性。
だからこその不安。
愛する事によって、祐一を失くしてしまうのが佐祐理にとって一番恐ろしい事だった。
そしてそれは現実になった。
弟の時と同じように、本心を隠したことから起こった、悲しい結末……皮肉な繰り返し(カノン)―――。
残酷な結果に泣き伏す佐祐理に舞が優しく声をかけた。
「後悔してるなら……前に進めばいい。同じ過ちを繰り返すのは、一番愚か」
「舞……?」
「祐一は死んだわけじゃないから」
「―――祐一も、佐祐理の事が好きだから」
453鬼灯(ほおずき)の心@その11:02/04/18 00:57 ID:SNwVOMNb
Epilogue 〜〜

佐祐理からの電話を何度か無視したものの、しつこい位にかかって来る電話をとうとう取って
今、祐一は町外れの山間にある墓地まで来ていた。
秋風が枯れかけた草を揺らし、乾いた葉の擦れる音が辺りに満ちている。
その中の、少しだけ豪華な作りになっている墓の前に佐祐理が佇んでいた。
「来てくれたんですね…祐一さん」
「うん……まあ」
「佐祐理が花を嫌う理由…聞いてもらえますか」
「ああ」
秋晴れの空を見つめ、風をいっぱいに受けながら佐祐理が話し始める。
「ここは以前お話した、弟の一弥のお墓です」
「佐祐理は、一弥に厳しく接していました。愛していました、それが愛だと思って。本心を偽って」
「祐一さんも同じです。厳しく接していたわけではありませんけど、本心を偽っていたのは確かなんです」
「どうして?」
「一弥は、花が好きでした。お葬式の時、一弥はたくさんの花と一緒に棺に入れられていました……
それからなんです、佐祐理が花を嫌うようになったのは」
空を見上げる瞳を閉じて、話を続ける。閉じた瞼から、涙が一筋、光る。
「こういうのはなんですけど…祐一さんも一弥と同じように年下の男性ですから。
佐祐理が祐一さんを愛する事によって失ってしまうのが怖くて、なかなか祐一さんを受け入れられなかったんです」
454鬼灯(ほおずき)の心@その12:02/04/18 01:04 ID:SNwVOMNb
言葉が途切れると、一弥の墓石の前に佐祐理が座る。フレアースカートが丸く、綺麗に広がった。
墓石の横に置かれた、スーパーの半透明の袋に入った鉢から佐祐理が鬼灯を取り出す。
「佐祐理さん?」
「祐一さん、これ、舞が秋子さんに貰ってきた鬼灯です。…花言葉、知ってますか?」
「いえ……」
「花言葉は「偽り」です。鬼灯の実もそうですよね。まるで本心を仮面が隠しているみたいで……」
佐祐理の見せた鬼灯の実。それを、祐一が剥いて中の実を取り出した。
「これ、口に入れて噛むと鳴るんだよな…」
「はい」
佐祐理がその実を受け取り、口に含む。
鬼灯の実が奏でる素朴な音が小さく響き、風にさらわれて行く。
「こうして、一弥と遊んであげればよかった」
佐祐理が呟く。
「とりあえず、鬼灯の実、幾つか取ってくれませんか?」
祐一の言葉に、佐祐理が三つほどその実を渡す。祐一は鬼灯の実を全て剥いて、佐祐理に返した。
「これは…」
「それを一弥くんに供えてあげれば、少しは一弥くんも救われるんじゃないかな、と思って」
「……そうですね」
佐祐理がようやく笑顔になって祐一に向き合った。一弥の墓に向かって二人、手を合わせる。
(一弥…ごめんね。でも、もう同じ間違いは繰り返さないから―――この鬼灯は、わたしの心…祐一さんが開いてくれた)
ほぼ同時に、二人がしばしの黙祷から醒める。
「そろそろ、行きましょうか。舞も待ってます」
「もういいんですか、佐祐理さん」
「はい…大事なものは、もう心に」
一際大きく風が吹き、佐祐理の長い髪とスカートを流して行く。
一足先に墓地から歩き出し、背中で祐一に語りかけて……。
「本心で……心から。愛しています、祐一さん。いえ―――」
「祐一くん」
振り向きざまに、最高の笑顔で。
心を開いて、やさしく、祐一に口づけた。
455鬼灯(ほおずき)の心作者:02/04/18 01:07 ID:SNwVOMNb
めちゃ遅れたやん…
推敲とか全然してないんで文法的なものとか勘弁してください…
456告知age:02/04/18 01:08 ID:Mf0lKLaL
【葉鍵板 SS 職人選手権】

今回のテーマ:「花」

投稿期間:締め切りました

今回投稿された作品

>>202 美汐ほのぼの

>>236-239 舞ほのぼの

>>256 『花占い』 美汐ほのぼの

>>259-268 『俺と真琴と美汐と花と』 真琴・美汐ほのぼの

>>307-319 『エーデルワイス』 弥生、由綺シリアス

>>322-327 『ミオソティス』 美凪シリアス
457告知age:02/04/18 01:08 ID:Mf0lKLaL
>>389-393 『楓のおもてなし』 楓、イビルほのぼの

>>396-405 『フラワー乙女』 七瀬ギャグ

>>406-417 『青い花』 あゆ、名雪シリアス

>>418-421 『花の葬列』 香里シリアス

>>422-428 『さくら』 マルチシリアス

>>429-430 『花』 瑠璃子シリアス

>>431-435 『約束の桜』 はるかシリアス

>>442-455 『鬼灯(ほおずき)の心』 佐祐理シリアス

SSのジャンルは勝手に決めました…。
何か間違いがあったら指摘よろ。
458名無しさんだよもん:02/04/18 01:13 ID:EMSDvu/P
余裕を持って6本、駆け込みで8本…………締切間際の作家心理が見えるようだ(w
感想とかはまた落ち着いてから。一気に読み過ぎちゃったよ。
459 ◆qsaJNT.c :02/04/18 01:13 ID:LovYeVV2
        ∧∧  ミ _ ドスッ
        (   ,,)┌─┴┴─┐
       /   つ. 投稿終了│
     〜′ /´ └─┬┬─┘
      ∪ ∪      ││ _ε3
               ゛゛'゛'゛
ただ今をもって、投稿期間を終了させていただきます。
参加された書き手の皆さん、どうもご苦労さまでした。

以下が、今回投稿された作品一覧です(>394 氏のまとめも参考にさせてもらいます)

>>202   美汐ほのぼのSS
>>237-239 舞ほのぼのSS
>>256   『花占い』 美汐ほのぼのSS
>>260-268 『俺と真琴と美汐と花と』 真琴・美汐ほのぼのSS
>>308-319 『エーデルワイス』 ホワイトアルバムシリアスSS
>>323-327 『ミオソティス』 美凪シリアスSS
>>390-393 『楓のおもてなし』 楓・イビルほのぼのSS
>>397-404 『フラワー少女』 七瀬ギャグSS
>>407-416 『青い花』 あゆ・名雪シリアスSS
>>419-420 『花の葬列』 祐一・香里シリアスSS
>>423-427 『さくら』 マルチほのぼのSS
>>429   『花』   祐介シリアスSS
>>432-434 『約束の桜』 はるかほのぼのSS
>>443-454 『鬼灯(ほおずき)の心』 佐祐理シリアスSS

それでは、これから感想期間に入ります。
投稿された SS について感想、批評などをご自由に行ってください。
期限は4月25日の午前0時までとさせていただきます。
また、感想期間中に企画の運営方式などの意見もお待ちしています。
460名無しさんだよもん:02/04/18 01:13 ID:73pGrb3K
画ーん、、、終わってるぅ。やっぱりダメだったか。
461名無しさんだよもん:02/04/18 01:13 ID:KFo7cQWZ
>>457
>>429-430の解説は、おもいっきりオチを割ってる(泣
462 ◆qsaJNT.c :02/04/18 01:15 ID:LovYeVV2
ぐあっ、被った (w
>456-457(=394?)氏、どうもありがとうございます。
463394=456-457:02/04/18 01:17 ID:X4bCp75Z
>>461
……。
…………。
………………。

吊ってきます……。
464名無しさんだよもん:02/04/18 01:19 ID:ZxUMBm1u
鍵が多いというか、Kanonが強いというか、いやいや、美汐たんが多いというか……(w
465鬼灯(ほおずき)の心作者:02/04/18 01:26 ID:SNwVOMNb
もっと煮詰めたかった……。
466感想人1:02/04/18 01:35 ID:Ch0+2oCe
そんじゃ、最初の方から。勝手に点数もつけてみた。(10点満点)
選手権なんだから、点数つけは問題ないっしょ?

>>202   美汐ほのぼのSS――(2点)
内容がほとんどないに等しいね。読者の想像に任せる部分が多すぎるし、美汐の
しゃべり方にもちょっと違和感があるように思えた。何というか、本当にただ
「投稿しただけ」って感じ。

>>237-239 舞ほのぼのSS――(8点)
会話だけでその場の情景がよく分かり、ネタとしては成功してると思う。
同じ表現を繰り返してるのが、ポイント高いね。

>>256   『花占い』 美汐ほのぼのSS――(4点)
ネタはストレートで、前置きも何もなしにいきなり花言葉の話になってしまうのは、
さすがに手抜きと言う感じ。
美汐の相手が祐一だと言う印象も、そのしゃべり方からは感じにくい。
467感想人1:02/04/18 02:01 ID:t5Ik1b7O
>>260-268 『俺と真琴と美汐と花と』 真琴・美汐ほのぼのSS――(6点)
「一差し指」ってどの指? と言う疑問はさておき。
何気ない三人の日常のひとこま、と言う感じがよく出ていると思う。
真琴の記憶に関する祐一の心配も俺的には評価できるんだけど、オトギリソウって
花屋で売ってるような花だっけ? と言う疑問や先述の「一差し指」などのちょっと
したことが気になった。
もう少し場面設定を煮詰めてくれた方がよかったのではないかと。

>>308-319 『エーデルワイス』 ホワイトアルバムシリアスSS――(7点)
由綺を花にたとえて話を進める部分が、やや説明的と言う感じがする。それ自体は
ラストの弥生の場面へとつなぐのに必要なのだろうけど、英二が俺語りをしている
ような嫌いがあるので、読んでいてうっとうしさを感じるかも。
物語としては非常に淡々としているものの、ラストの弥生のセリフがこのSSのツボ
ではないかと思う。このセリフを書きたいために、それまでの展開を綴っていた、とも
言えそうなくらいに。

>>323-327 『ミオソティス』 美凪シリアスSS――(4点)
別れの場面にわすれな草はあまりにもオーソドックス過ぎるアイテムだと思うが、
それをあえて別の名前ともう一つの花言葉に絡めたところに、作者の苦労がうかがえる。
それでも、やはりひねりが足りないと思う。
468感想人1:02/04/18 02:42 ID:+FBKM5GW
>>390-393 『楓のおもてなし』 楓・イビルほのぼのSS――(9点)
冷たいラムネ、蝉時雨、ヒマワリやキョウチクトウ、それにサルビア。うん、小物が
実にいい感じで「夏の午後の風景」を演出しているね。
見知らぬ人を前にしている割には楓が人見知りしないのも、その場の雰囲気とイビル
(って誰かしらんのだけど)の放つ人懐っこさゆえかなと、割と自然に納得できた。
いい話だったよ。
ただ、タイトルがちょっと直接的すぎ。これで気の利いたタイトルだったら、文句なし。

>>397-404 『フラワー乙女』 七瀬ギャグSS――(9点)
いや、面白かった。留美がそう言うキャラだと言う部分も大きいが、ギャグとしての
部分をきっちりと押さえていて、構成もなかなか。オチもお約束とは言え、それもまた
いい意味で期待を裏切られなかったので、言うことなし。
ただ、冒頭がやや唐突な印象を受けたので、それがマイナスということで。

>>407-416 『青い花』 あゆ・名雪シリアスSS――(8点)
冬から春への移り変わりととに名雪の思いの変化を花に重ねて、真摯に綴られて
いる印象を深く受けた。作者の思いが春の日差しのように感じられる。
ただ、そうした「春」の部分だけしか書かれていないので、名雪がどれほどの思いを
咲かない勿忘草に込めていたか、と言う点が希薄になってしまうのが何とも残念。
もう少し長くなってもかまわないので、この辺を含めて書いて欲しかった。

―と、言うことで、ひとまずここまで。
469名無しさんだよもん:02/04/18 03:58 ID:25oytGOU
>>397-404 『フラワー乙女』 七瀬ギャグSS
定番と言えば定番だが、素直に笑えたんだよもん。するりと流れていくようなギャグの数々が小粋だよもん。
加えて瑞佳萌えなのでプラス五点だよもん(w
ちっとばかり、文章がスムーズに繋がらない部分があるけど、概ねよいのではないでしょうか。
ラフレシアは定番過ぎだな、とか、あずまんがネタハケーン、とか、マッスルミレニアムはどうよ?
と突っ込みたくもあるが、楽しめました。はい。もっとも俺なら七瀬には、マリーゴールドを勧めるが……。真夏に咲く黄金の花。
花言葉は『可憐な愛情』。ここでおおっと思わせておいて、実は『勇者』という意味も持ってたり(w

あ、一つ突っ込ませてもらえば、コスモス植えるなら春、やや遅め。
ここに投稿するために、春咲きの花と春植の花を、ネットで調べたんだよもん。
どの作品の作者かは秘密だよもん。しかし……途中で路線変更したため、あんまし役に立たなかった(汗
470名無しさんだよもん:02/04/18 08:11 ID:vQelWiH3
花の話をする事はあっても、普通「花言葉」までは用も無ければ言わないと思う。
そこら辺がどうしても作為的で興ざめになる。
それでも、単に「花を話に出した」のでも「花を話にした」のでもなく、
「テーマ」がちゃんとあって、そこに花が出てくるという>>442-455『鬼灯(ほおずき)の心』に一票。
投票はやってないけど。
終始強引な展開でSSの出来自体はそんなでもないが、
せっかくお題を掲げてのものだから、基準もネタを重視した。
471名無しさんだよもん:02/04/18 15:23 ID:K305u/jt
>>442-455『鬼灯(ほおずき)の心』を読んでみた。ちと厳しめにいくので、覚悟してーな(w

どうもな……俺の中でのキャラクター像とずれている。キャラ全般の言葉遣いが微妙に……特に名雪とかw
それは解釈の差としても、祐一簡単にキレ過ぎとか、人の家まで来て舞が怒るのは不自然とか、
なんで舞を連れてきて、佐祐理さんは連れてきていないんだ、とか(家庭教師という名目はあるにしても)。
舞と佐祐理にはもっと強い信頼関係があるだろうし、祐一もね。
ストーリーの都合で、色々ねじ曲げている感じを受ける。

文章自体もやや、読みづらい。とりあえず冒頭の4行目、主語の位置が不安定。それに一行が長すぎ。
あと、セリフが行末まできたとき、括弧をつけて区切るときと区切らないときがあって混乱する。
基本的には、同じ人物のセリフでも行末まで来たら括弧でくくるみたいだが……、
俺はその方式、分かりづらくて苦手だな。これは個人的好みなので、何ともいえんが。

テーマがあればえらいというわけではないが、ちゃんと花と絡めたことに関しては、470氏と同様、評価はする。
だけどテーマ自体、本編シナリオの焼き直しという印象は拭えないなぁ。

最後にとどめ。推敲する時間がなかったは言い訳にはならない(w
凹んだかもしれんが、こういう評価を下されることも覚悟の上での投稿だと思われるので、
気落ちせず、次の機会でも頑張ってくれ。では。

各作品が、どのようにお題を処理しているか、っていうのも興味深いが、
「花言葉」をただ出しただけっていうのが一番目につくな……。
472感想人1:02/04/18 16:08 ID:g+enU4po
>>419-420 『花の葬列』 祐一・香里シリアスSS――(4点)
場面の使い方はうまいと思うが、やはり「それだけ」と言う感じ。
物語のエピローグの部分だけを書いても、訴えるものはさほどないと思う。

>>423-427 『さくら』 マルチほのぼのSS――(4点)
さくらの散る様に感化されたとでも言うのなら、マルチがいきなり感傷的になっても
納得できるのだけど、過去のことに思いを馳せて悩んでしまうあたりにやや疑問を
感じてしまう。あまりネガティブな発想をしないのではないかと思うので。

>>429   『花』   祐介シリアスSS――(3点)
ありきたり、と言えばそれまでなので、コメントのしようがないな。

>>432-434 『約束の桜』 はるかほのぼのSS――(8点)
どこか幻想的な現実離れした雰囲気を、桜の花びらの散る様、それに埋もれる様で
よく表現していると思う。冬弥の突然の行動や、その後のはるかの反応もよかった。
ただ、ちょっと物足りない気がする。

>>443-454 『鬼灯(ほおずき)の心』 佐祐理シリアスSS――(3点)
物語の展開に根本的な疑問を感じる。
花に関する話題から始まって、「うそをついた」と言うだけで祐一があれだけ
きつい態度をとった理由が今ひとつ共感できない。それまでの付き合いを思えば
こそ、逆に相手を思いやるくらいのことができると思うのだが。
それから、秋子さんが舞に渡したほおずきの鉢植え。これがいきなり前置きもなく
登場したので、秋子さんの真意などがあるのかないのかすら、よく分からない。
うがった見方をしてしまうと、ほおずきと言うアイテムを出したいがために、
それまでの流れを書いたような印象を受ける。よって、ほおずきと言う花の存在には、
あまり必然性を感じなかった。
473感想人1:02/04/18 16:09 ID:g+enU4po
一通り評価を出してみたけど、一番よかったのを選べと言われたら、

>>390-393 『楓のおもてなし』 楓・イビルほのぼのSS――(9点)
>>397-404 『フラワー乙女』 七瀬ギャグSS――(9点)

この二点を「優秀SS」として、推したいと思う。
474感想人1:02/04/18 16:18 ID:g+enU4po
さらにまとめを。
「花」と言うテーマで、花言葉をメインに持ってくるものが多かったように思えるが、
どちらかというと、「花」と言うテーマに沿わせる、と言うことに躍起になって、
その結果肝心の話がおろそかになっているような印象も受ける。
花をあくまでも場面を飾る素材として使っている『楓のおもてなし』と、
花を真正面にとらえて狙いをはずすことなく書ききった『フラワー乙女』が、
自分の推薦として、あげた理由もそこらにあるのかも知れない。

とにかく「花」を出せばいいと言うのでは、『花談義』の中でレポートの再提出を
食らった祐一と変わらないと思うが?(あの作品には、そうした皮肉が込められて
いると解釈した)
475名無しさんだよもん:02/04/18 17:38 ID:KimV2WK2
>>感想人氏
ご苦労さまです。
いろいろ参考になったんだよもん。
次はもっと精進したいです……ってそういや次はどうするんだろう?

投稿スレでこのままやるのはうざいっていう人もいるだろうし、
この企画自体は別スレ立てても十分やってけると思うので<<別スレ>>に一票。
476名無しさんだよもん:02/04/18 18:44 ID:jQU9iJId
俺の評価は感想人さんと大分違うな……。ま、いっか。

3位 『さくら』マルチSS

このテーマは個人的に大好き。それとエピローグの雰囲気がイイ!
欲を言えばもうちょっと話を掘り下げて欲しかった……。

同着 『花の葬列』香里SS。

話としてまとまっている。というかまあ、俺は作品に漂う雰囲気で評価するので。
栞への想いが伝わってきて良かった。

2位 『青い花』あゆ・名雪SS

基本的な文章が上手いと思う。花というテーマを立派に活用しているのではないだろうか。
勿忘草の伝説とからめたのもGOOD。

1位 『エーデルワイス』ホワイトアルバムSS

俺には絶対に書けない作品。それだけしか言えない。


別スレと投稿スレ、どちらでやってもいいけれど企画は続けたい。
けっこうな数のSSが読めておもしろかった。
477名無しさんだよもん:02/04/18 18:47 ID:7bGtSM7g
SS投稿スレにSSが集まるのは自然な流れなんでいいのでは?
どうせ混雑するのは三週間に一回だけだし(w
別スレ立てるとかえって問題が起こりそうで恐いな。ま、それは俺の意見として……
>>308-319 『エーデルワイス』 ホワイトアルバムシリアスSS の、感想をば。

あー、文章うまいね。この人。まずはそこに惹かれるわ。それに弥生さんの心情をうまく捉えていると思う。
ひとつひとつ、文の表現と隠した感情とを見事に絡めてある。感心。
確かにメインが弥生さんの描写になっちゃってるけど、それはそれでいいのではなかろうか。
ただ、読者へと説明する部分が冗長に感じられる。
エーデルワイスへと思いを馳せるのは、英二との会話ではなく、弥生さんの一人語りでまとめた方が落ち着いたかも。
車を走らせる中で、流れるラジオからの「エーデルワイス」に、由綺を重ねてみたり。
……まぁ、こりはそういう表現方法もあるな、って程度に受け取って欲しい。
あと弥生さんの『エーデルワイスですか?』のセリフ。
これ、前後に空白を挟んでいるんだから、二重括弧にしなくていいんじゃ?
強調したかったんだろうけど、まるで電話の声のようで戸惑った。
最後の『現実』と『真実』も、逆の方がよかった気がする……。
色々言ったけど、レベルは高いと思う。うむ。よかった。

さて、次の投稿テーマも考え始めますか。感想期間中に決めるんだったよね?
ちーとアクションものが読みたい気分……なんつったりして。ま、急ぐこともないか。
478名無しさんだよもん:02/04/18 19:10 ID:aPhaa0WJ
色々読めて面白かった。
敢えて苦言を呈するとすれば、本編の設定やシナリオを活用しつつ新たな物語を
生み出したものが皆無であることか。
479名無しさんだよもん:02/04/19 00:22 ID:aNOARpHb
テーマをもとにイメージを少し飛躍させるのはアリだと思う。
あんまりテーマとかけ離れたネタはアレだけど、なるべくいろんなモチーフを読みたいしね。
読み手として、個人的にはシンプルな小ネタも歓迎。
でも、ヒネって磨き上げた小ネタだとさらに歓迎。
しかし、意外とたくさん投稿があって良かった。アンタら普段はどこに隠れてるんだ…。

>>202【無題】美汐ほのぼの
こういう「小ネタ拾いました」って感じの作品はわりと好き。
その都度テーマが変わるんだから、こういうアッサリ味の作品だって悪いことはない。
でも、いくらでも欲を言える作品なのも間違いないかな。
小珠ほど磨き甲斐はあると思うし。

>>237-239【無題】舞ほのぼの
一見テーマとの関連性は薄いけど、
考えてみると花と魔法少女はどことなく親戚風味。
限定的とはいえ、舞らしい子供っぽさは出てるよね。
クールに見えるけど、口べたで照れ屋なだけ。
その一側面ってことで。
文の繰り返しで、どんどんテンパっていく様子が段階的に想像できる。

>>256【花占い】美汐ほのぼの
美汐の誕生日も誕生花も知らないけど、この通りだとしたら結構イメージは重なるね。
そう思って読むから…ってのが多分にあるんだろうけども。
茶化そうとした相手(おそらく祐一)の言葉を逆手にとってひっくり返す…。
この長さで、シーンを限定したシチュとしては良くできてるんじゃないかな。
クールにみえて実は世話焼きベッタリタイプだからね。
美汐というか美汐スレ系のシチュは萌えに強いな。
480名無しさんだよもん:02/04/19 00:23 ID:aNOARpHb
>>260-268【俺と真琴と美汐と花と】真琴・美汐ほのぼの
わりとぞんざいにつき合いながらも、根っこの部分にはやさしさがある…。
気はつかわないけど心遣いはある。
そういう関係が心地良い。
最後に花言葉と絡めたオチをつけるとさらに良かったかも。
欲をいえば、だけどね。

>>308-319【エーデルワイス】弥生・由綺シリアス
静的な作品というイメージを持ったな。
表面に出さない愛情とか愛着とかが全体に染みついてる。
WAキャラはかくのごとく静かに燃える…と。
心のひだは描けてるけど、もう少し動きというか事件性があっても良い気がする。
アクションで語る…みたいな。

>>323-327【ミオソティス】美凪シリアス
美凪が取り出すアイテムには迂遠な心情が顕れる。
最後に取り出した青い花は、彼女の心そのものだった。
ふたつ目の花言葉を言い出せなかったのは、
それを言葉に出すと相手を引き留めることになってしまうから…。
ふたつの花言葉がピッタリとはまる、シンプルだけど心に触れる作品。
ただ、せっかくキャラを使っているのだから、もう少し「らしさ」を見せてもいいと思う。
481名無しさんだよもん:02/04/19 00:24 ID:aNOARpHb
>>390-393【楓のおもてなし】楓・イビルほのぼの
冒頭の描写が実に上手いね。慣れてる感じがする。
けだるい夏の昼下がりに、ふと出会った見知らぬふたり…。
あけすけな闖入者と家人は、どちらもまったくの自然体で触れあっている。
「袖振り合うも…」とか「一期一会」って言葉を思い出したよ。
ふたりが一面識もないからこそ、この作品は爽やかなんだろうね。
俺は「おもてなし」って言葉はぴったりだと思った。
他に気の利いたタイトルってのも悪くないけど、これはこれで。

>>397-404【フラワー乙女】七瀬・長森ギャグ
まず、ホントに面白かったと言っておこう。
テンポを妨げない軽めの文体も作品にマッチしてる。
モチーフとしての意外性はないけど、
花がらみのギャグで中だるみもせずきっちり完走してるのは見事。
いろんな花が浮かんでは消え、最後に残ったのはオチでした…って構成も綺麗だね。
楽しめました。

>>407-416【青い花】名雪・あゆシリアス
テーマはしっかりしてるし、春、花、想いというお互いを暗示するモチーフも面白い。
ただ、咲かない花と名雪の想いをつなぐものが、読み手には実感として見えにくいかな。
全体としてみると良作だと思う。
482名無しさんだよもん:02/04/19 00:26 ID:aNOARpHb
>>419-420【花の葬列】香里シリアス
墓地の花は、どちらかというと生者のためにある…。
間に合わなかった「春」を敷きつめようとするふたりは、
おそらくそのことを自覚してるんだろうね。
ただ、もう少し何かが起きてほしかった気はするな。
淡々と墓標を飾って終わるのは少し空虚な感じがする。
倦怠感を描くのには成功してると思うけど、
どうせならその下にあるモノに触れてほしかった。

>>423-427【さくら】マルチほのぼの
一年ごとの短いサイクルで大きく変化する学校という場所で、
桜の花は変化のタイミングを示す合図でもある。
その導入はいいんだけど、マルチの不安がおさまる描写が少し唐突な気がする。
これは浩之の側で過ごす限り、決して消えることのない不安だろう。
浩之の言葉で心理が変化するプロセスをきちんと書いてくれると良かった。
桜の花を見て不安が浮上して、お花見でそれが消えるという流れは良いと思う。
すっきりした文体で、描写は上手。

――とりあえずここまで。
483どれかの作者:02/04/19 04:52 ID:X2FoFLuy
感想書きの方、ご苦労さま。同じ作品への感想も、人によって違っておもしろいね。
作品も小ネタからシリアス長編まで、色々出て、楽しめた。
一番笑ったのは、最終日に怒濤の勢いで投稿されてゆくその過程にだが。……人のことは言えないか。

ところで>>237-239【無題】舞ほのぼの。舞は、一体どれが欲しかったんだろう。
ステッキ? マント? それとも……ぱんつか? (;´Д`)ハァハァ……ごめん。
ちーと反則気味だけど、こういうのもありだよね。
484名無しさんだよもん:02/04/19 11:44 ID:ajy3olk1
今の内に言っておくけど、投稿期間は長くとっても意味ないね。
告知期間を長くとって投稿期間自体は短くすれば、
「普通の投稿ができない」とかなんとか言われる事もないし。
485名無しさんだよもん:02/04/19 14:14 ID:b80zAsb7
>>484
君は書くのが早いからいいのだろうけど、遅筆もいる事を考慮してほしい。
486名無しさんだよもん:02/04/19 15:34 ID:7ld7vJvj
>485
いや、違うだろ。例。

告知期間……二週間ぐらい。お題とかをケテーイ。みんなに告知。選手権作品投稿不可。
       ただし、選手権とは関係ない投稿は全然OK。要するにノーマル状態。
投稿期間……三日ぐらい。怒濤のように投稿。最終日夕方以降はラッシュ。
       普通の投稿をしてもイイ。が、流される可能性大。
       参加してない人には、この間だけ、ちっと我慢してもらう。
感想期間……一週間ぐらい。感想つけまくり。他の投稿とかもOK。
       これと告知期間は混ぜてもいい。

こういう感じのことをいいたかったんじゃないかな? 
ちなみに俺も、こういう感じのに同意。俺も最終日に投稿したし(w
どうしても都合がつかないって人だけ、例外的に告知期間の間にあげてもらう、などの柔軟性は欲しいけどね。
期間設定は皆に任せる。にゃ、そーいうことで。
487名無しさんだよもん:02/04/19 15:35 ID:efpPrL8z
>>485
484の案は実質的に執筆に取れる時間は
変わらないと思うが。それとも他人の投稿作品を見ないと
触発されないから、投稿期間は長い方がいいってことか?
488名無しさんだよもん:02/04/19 20:06 ID:yU5UJ4rw
このカキコをした人は、書いてくれなかったのか……(w
>222 :名無しさんだよもん :02/04/08 18:38 ID:pXOXCJMB
>花電車は予約済みなのでよろ。
489名無しさんだよもん:02/04/19 20:15 ID:ObkwYbSV
>>486
その案イイ!
告知期間と感想期間は混ぜちゃった方がいいと思う。
どうせテーマはすぐには決まらないだろうから。
感想期間中に次のテーマを考えて、決まったらその日から告知期間ってのは?

スレ問題もあったな……。
別スレでやった方がいいと思う人いる?
いるのなら、今言って欲しい。このスレで始まった後に
『うざい!』って言うのは出来ればやめてほしいかな、と。
お互いの繁栄のために。

ところで、次のテーマは何がいいだろ……。
<<雨>>かな。それともここんとこ烈しくふいてる<<風>>かな。
それとも、全然方向を変えちゃった方がいいのかな。
<<口喧嘩>>みたいに。どうしよ?
490名無しさんだよもん:02/04/19 20:26 ID:x/vulh9t
今回のは、プレ企画ということで、
新スレ立ててあらためて第一回からスタートをキボンヌ!!
491名無しさんだよもん:02/04/19 20:59 ID:efpPrL8z
>>490
禿同。
492482の感想続き:02/04/19 22:26 ID:aNOARpHb
文体と書式のフォーマットで書き手が特定できてしまいそうだw
まぁ別にいいんだけども


>>429【花】シリアス
悪いとは思わないんだけど、まず「惜しい」という気持ちが先に来てしまうな。
少しふくらませればいくらでも転がせるのに…。
タイムアップ間近みたいだったから仕方ないのかも知れないけどね。
ネタが浮かぶタイミングまでは自分でコントロールできないしねえ。

>>432-434【約束の桜】はるかシリアス
去りゆく桜の花と、それに埋もれたはるかに正体のない不安を覚える冬弥。
過ぎていく季節をボケッと眺めながら、移ろうのが季節だけでないことに戦慄する…。
はるかというキャラの、「存在の頼りなさ」がよく出てると思う。
平和で、美しくて、不安、という情景は、はるかのイメージそのもの。
彼らは引き寄せて抱きしめて捕まえておくことのできない関係だから。
凝った構成はないけれど、よくまとまっているし描写も綺麗。
あえて難を言うなら、桜の言い伝えの部分がややおざなりに見える点かな。
この部分を冬弥の言葉で語ってくれると良かった。
493482の感想続き:02/04/19 22:28 ID:aNOARpHb
>>442-455【鬼灯(ほおずき)の心】佐祐理シリアス
好ましいはずの花が、心の傷痕に深く根付いている…。
意表をつくスタートから、陰にとらわれた佐祐理の葛藤が痛々しい。
ここで舞が出張るのは必然的かな。
傷つきたくない気持ちのせいで新しい傷が増えていく矛盾は、
頭で解っていても抜け出すのは難しいものだから。
やや荒削りで展開が乱暴な気はするけど、
「結局、みんなお互いが大切で仕方ない」というキャラたちの心理は充分に温かい。
>わたしの心…祐一さんが開いてくれた
この部分はよく考えたと思う。テーマとの絡め方は良かった。
あとは単なる記述ではなく、効果を計算した表現をしよう。
というか、それをやる時間を確保してくれ。
練り込み不足は書き手も自覚してるみたいだし…。
494鬼灯(ほおずき)の心作者:02/04/19 22:55 ID:lHwC3dLP
>493
本当にゴメンナサイ。
一晩経って読み返して削除依頼出しに行こうかと思ったくらいです。
次の時はちゃんと時間をかけて書きますから。まだかな次のテーマ…。
早くこのスレdat落ちしないかな〜(T_T)
495名無しさんだよもん:02/04/20 01:18 ID:ENN0ckmU
「花」「鳥」「風」「月」順にいっとく?

>>489
口喧嘩はネタであってテーマじゃないでしょ。
496名無しさんだよもん:02/04/20 01:28 ID:HNzgdCEn
「花」「月」「雪」「星」「宙」という順もあるな(w
497名無しさんだよもん:02/04/20 01:32 ID:UXb+YRi3
SSを書くための「お題」ってことならそんな縛りはなしでいいと思うけど。
口喧嘩だろうが気絶だろうが夕焼けだろうが朝ご飯だろうが、、、

個人的には今回は「花」の知識が(ネタも)自分の引き出しになく
調べる余裕がなかったので、参加したかったのだが未参加。
次があるとしたらできれば書きやすいお題がいいなあ。
498名無しさんだよもん:02/04/20 01:59 ID:NxEMg3IQ
ん、ちと風変わりに「旅」とかいうお題を提案してみる。……ダメっぽいな。
口喧嘩……俺だったら、片方徹底的に黙らせて、激しく言っている方を、根負け、謝罪という方向に持っていくな(w

……にしても、書きやすいお題ねぇ。「書きやすい」というのは、「安直」に繋がりやすいので、危険だ。
今回の場合、「花」→「花言葉」がそれに該当する。
むろん、その発想から、いいものを書き上げた人もいるがな。

>>494
>早くこのスレdat落ちしないかな〜(T_T)
いくらなんでも、(美汐たん)「こんな酷な言葉はないでしょう……」w 
気持ちはわからんでもないが、評価されている部分もあるのだから、前向きに頑張れ。
499お知らせ:02/04/20 02:24 ID:hdK7p05h
ただいま、第1回【葉鍵板 SS 職人選手権】が進行中です。
現在、投稿期間を終えて感想期間に入っています。
第1回の詳しい詳細は >>189
投稿期間中に投稿された参加作品のリストは >>456-457

目に留まった作品だけでもいいので、よろしければ何か書き込んでください。
書き手と読み手の有意義な関係の構築に御協力お願いします。
また次回のテーマ、今後の運営方法についても話し合いがなされています。
500495:02/04/20 04:16 ID:ENN0ckmU
「口喧嘩」じゃテーマにならないと言ったのは「口喧嘩をする」以外の解釈が難しいから。
「話の内容」まで決まってしまってはバリエーションが出せないと思うのだ。
「旅」とかはまだ抽象的だから「旅をする」以外の解釈もあるだろうけど。

ってーか、新スレ立てようと言ってる人、理由も言ってもらわんと分からんよ。
テーマ決めだけは俺も別スレでやりたいんだけどな。
討論スレじゃダメなのかなあ?
501名無しさんだよもん:02/04/20 14:30 ID:hdK7p05h
>499
*追記
「感想期間」は企画参加作品のみの適用になります。
それ以外の作品は以前と変わらず常時歓迎です。
また、それに対する感想も同様です。

(´-`) .。oO(SS職人と同じくらい切実に、感想職人に来てほしいな)
(´-`) .。oO(おそらく、感想書きの方がストイックな作業なんだろうけど…)
(´-`) .。oO(『反応がある』というのはSSスレが回るための必須要素だから)
502名無しさんだよもん:02/04/20 15:52 ID:3UTcGUqe
>>501
最高の感想職人は、引退しちゃったからね。
その分、われわれが頑張らないと駄目だね。

ということで、頑張る。。。
503あぼーん:あぼーん
あぼーん
504感想人1:02/04/20 23:14 ID:Mox1/VMZ
>>502
最高の、じゃない感想人で失礼しました。
と、揚げ足とりになってしまうけど、そう言う書き方をされると、つい言いたくなったよ。
別に強制されたわけでもないけどさ、何だか「(最高の感想職人ではない)お前の感想なんて意味ないよ」
と言われてるような気がしたもんでね。
505名無しさんだよもん:02/04/20 23:47 ID:ixH8jVuA
最高の感想人なんていやしないよ。
十人十色の見方があるからこそ、感想ってのは創作の肥やしになるんだから。
だけどあの人が素晴らしい感想書きなのは事実だと思うし、感想人1さんもそんなに過剰反応せずに聞き流して欲しい。
横レスすまん。
506名無しさんだよもん:02/04/20 23:59 ID:tKrIGT/9
>>504
それはさすがに、妄想のし過ぎ。
というか、人の話の裏を読みすぎ。
507名無しさんだよもん:02/04/21 00:00 ID:D5O/AF/q
別に「アレ」が最高であるとは思えんがな。
508名無しさんだよもん:02/04/21 00:16 ID:tT7ElkMD
俺が最高。
509名無しさんだよもん:02/04/21 00:21 ID:Wcvd4QoM
>>508
証明してみな。
むぅ、何か荒れ模様の時に出てきてしまった。オロオロ。いや、気を取り直して。

感想人1氏を初めとする、感想をくれた方々。ありがとう。励みにも参考にもなったよ。
特に感想人1氏には、高得点をつけてもらった上、お勧めSSの一つにあげてもらったりして、こっそり小躍りした(w
ただ、『楓のおもてなし』のタイトルについて突っ込まれたときは、自覚があるだけに痛かった。
加えて衝動で書いた『約束の桜』で「物足りない」とか「説明がおざなり」とか言われたときには、
練り込み不足を痛感して投稿をちょっと後悔したり。

なんか最高だのなんだの問題になってますが、我々書き手にしてみれば、
どんな感想でもつけてくださるだけでありがたいわけで。
502氏も自戒を込めていっただけで、別に他人を貶めようとしたわけではないと思う。
ので、これからも、感想人諸氏にはよろしく頼みたい。俺も頑張る。
……ただ、イビルを知らないと言われたときには、ちょっとショックを受けたり(w
では、失礼。
511名無しさんだよもん:02/04/21 00:31 ID:pZVNTa8x
最高かどうかはともかく、書き手の増加に寄与したのは間違いないな。
それは功績だと思うよ。
多くの書き手のなかから、自分好みのSS書きを見つけられる方がいい。
合わないのは読まなくてもいいし、批評するのも自由なんだから。
まずは多様性が欲しいな。
そのために、ある程度の「反応の数」を確保できると良いんだけどね。
なんなら1,2行程度の所感でも構わないから…。

505氏の言う通り、いろんな視点から感想をもらうことが一番の肥やしでしょう。
ひとりの感想書きが頑張ってくれても、一作品あたりの感想は一つだしね。
512名無しさんだよもん:02/04/21 00:41 ID:TMSoG9fF
正直、この企画は新スレでやって欲しい(切実
513名無しさんだよもん:02/04/21 00:49 ID:pZVNTa8x
>>512
すまんが、理由を言ってくれないと…
514名無しさんだよもん:02/04/21 01:53 ID:x7KHxRw4
>>513
ここは特定のSSを投稿するスレではないからという理由だけで十分のような。
トーナメントそのものは大いに結構だと思うけど、
ここまでの規模になったらリレー小説系や逆アナル、AF団みたく、
独自のスレを建てて移動する方がいいんじゃないの?
総合スレと特化スレの棲み分けってのは葉鍵板の基本だし。
正直、ここまで規模が広がると完全にSSスレを乗っ取ってしまった状態なわけだし。
実際、こんだけ祭りやってるのに他のSSって投下しずらいし。
つーか、あくまでSSスレに固執する理由の方が理解不能なんだけど…。
正直、回収云々を気にしてるってくらいしか思いつかない。
515名無しさんだよもん:02/04/21 01:59 ID:Wcvd4QoM
>>514
固執する理由ねぇ。
多分、もともとこの企画が、SS投稿スレを活性化させるためのものだからじゃないかね?(w
516名無しさんだよもん:02/04/21 02:02 ID:ue4KlcUG
>>512-514
今やSS投稿スレじゃなくて、SS討論スレになってるしねえ。
確かにSSの投稿は自由だけど、この状態はいかがなものかと。
517名無しさんだよもん:02/04/21 02:10 ID:ue4KlcUG
>>515
個人的にはSS投稿スレが活性化したというより、
SS投稿スレがSSトーナメントスレになってしまっ
ただけのようが気がする。
いや、もちろん現状の繁栄は素晴らしいと思うよ。
ただ、従来のSSスレを打ち消すような格好で続け
る必要があるのかなーって。
従来のスタイルのSSスレは寂れていたとはいえ、
確実に需要はあって、dat落ちする度に立て直され
てた訳だしねえ。
518名無しさんだよもん:02/04/21 02:13 ID:JbE9RwXw
>>512
つまらない作品もメンテ代わりにはなる。
519名無しさんだよもん:02/04/21 02:16 ID:KKonDMJm
ここで企画開催になった要因の一つに、別スレ立てるとそちらに住民が移動してしまい
このスレが益々寂れるものになるという懸念もあったのだよ。
ここの住民じゃない書き手はもちろん、ここの書き手も新スレに奪われちゃうんじゃないかってね。
520名無しさんだよもん:02/04/21 02:19 ID:Q/lIP8G6
確かに、感想期間は別スレもしくはSS討論スレでした方がいいような気がする。
521名無しさんだよもん:02/04/21 02:23 ID:uLIynAyH
うーん……そこまで問題視されるなら、別スレに行っちゃった方がいいかも。
別スレに行ったとしても、俺は特に困らないし。
もしも、その後ここが寂れたとしても、それは仕方がないって事で。
正直、俺としては、トーナメントの作品も含めて、SS投稿スレだと思うんだが。
522名無しさんだよもん:02/04/21 02:32 ID:bRE3VZzy
>>521
それが一番かもな。
トーナメントそのものは別スレでやっても特に困らないし、
スレッドレイプ状態だという意見もまあ判らなくはないしな。
523名無しさんだよもん:02/04/21 02:34 ID:7TKYrzdK
むむむ。そうだねぇ。
確かに、今この流れの時に作品を出したいと思う人はいないだろうな(w
別スレだったら普通に投稿したい人にも気兼ねしなくていいわけだし。
少しでも企画がいやだと思う人がいるのなら、
このスレでやることに固執するちゃんとした理由もないのだから
別スレ立ててやった方がいいと思われ。
524名無しさんだよもん:02/04/21 02:46 ID:Lgw2U7U/
つーか、今さら文句垂れる奴ウゼエ。
書きたいSSがあるなら書いて投稿すればいいだろうが。
それもアリってルールに明記してあるんだから。
書きもせずに不満ばかり言うな。
525名無しさんだよもん:02/04/21 02:46 ID:/3nrAD/v
>>260-267 『俺と真琴と美汐と花と』
キャラの描き方もいいし、文章もすんなり読める。
美汐で持ち上げ、真琴で落とすやり方もオーソドックス。
特に悪い点はないが、逆に突き抜けたものも、あまり感じなかった。

>>295-299 『エーデルワイス』
うらやましいほどの筆の上手さ。アイドルを花に準えることで
テーマにもしっかり取り組んでいる。英二の長い語りが、主題の
説明であると同時に、由綺のための時間稼ぎであるところがまた
小憎らしい。難点を挙げるとすれば結末の弱さとそこに至るまでの冗長さか。

>>323-326 『ミオソティス』
美凪と国崎の別れの場面はしんみりとしたけど、
テーマに関してはちとストレートすぎるかな。
文章については…上手い下手というより、
書く時間をじっくり取れば、どうとでもなるかと。
526名無しさんだよもん:02/04/21 02:52 ID:/3nrAD/v
書いてたらスレの流れに気付かなかった(汗
議論中の方々はどうぞ続けて。
527名無しさんだよもん:02/04/21 03:11 ID:pZVNTa8x
これ、別にトーナメントじゃないんだけどね
投票もしてないし、順位付けだって感想書きの任意
投稿して感想をもらうっていう手順は変わってないよ
俺は書き手と読み手をあまり分散させたくない
このスレの敷居が低くなってほしいと思ってるし、
企画の参加者がここに定着してくれればと思ってる
まぁこれは俺の意見だけどね

とりあえず「投稿スレで議論してる」っていう現状は問題あるな
かといって、運営用のスレ立てるほどのレス消費はないだろうし…
どっかを間借りできないかな?
528名無しさんだよもん:02/04/21 03:24 ID:tT7ElkMD
まとめ

テーマ決め、告知、議論、感想の感想、雑談、ヲチは別スレだな。
実際の投稿、それへの感想を否定する理由はない。
今までもそうだったからな。
あとは期間の限定。
感想も3日ありゃ十分だろう。
期間外の投稿・感想もちゃんと断ればいいだろう。
SSの投稿・感想を排除するのがこのスレの趣旨ではないはずだが。
529名無しさんだよもん:02/04/21 03:37 ID:nOcX75ci
独立して立てても、投稿期間初期はメンテだらけになるだけだしな。
基本的に>>528の案に賛成。
>>484の案も併用すれば企画中に普通のSSが投稿しずらいということにはならないと思われ。
つーか、俺だったら気にせず普通のSS投稿するけどね。
530名無しさんだよもん:02/04/21 03:47 ID:ZE70TejB
と、いうことはだ。
告知期間:一週間半
投稿期間:三日間
感想期間:三日間
ぐらいか?

でもなあ……テーマ決めやら告知やら議論やらを別スレでやるのは面倒じゃないか?
どうせだから、別スレ立ててまとめてやりたい。
明日ぐらいにその辺、投票して決めたいと思うけど、
その投票をどこでやるかがまた問題(w
投票ぐらいはここでやってもいいかな……やっぱだめ?
531名無しさんだよもん:02/04/21 03:48 ID:/3nrAD/v
>>389-393 『楓のおもてなし』
キャラの選定と、楓のもてなし方の、二つの意外性が光っている。
「そう来たか!」と心の中で唸ってしまった。
文章も上手い部類に入ると思うし、コンパクトにまとまっている。
欠点のほとんど無い快作。

>>396-405 『フラワー乙女』
この長さにも関わらず一気に読めた。
ネタの選び方と、話の転がし方に非凡なセンスを感じる。
何気にテーマに対して真っ向勝負を挑んでいるあたりも
好感を持てる。

>>406-417 『青い花』
花と名雪の思いとの関わりがちょっと強引かな。
名雪の口から淡々と語るよりは、数年ぶりに花が咲いた場面を
描写した方が、読み手を引きつけられると思う。
祐一をめぐるあゆと名雪の微妙な関係という、書き難いところに
取り組んでるあたりはポイント高し。
532名無しさんだよもん:02/04/21 03:54 ID:Wcvd4QoM
>>530
投票板の駄スレを再利用ってのはどうかね?
533名無しさんだよもん:02/04/21 04:31 ID:/3nrAD/v
>>422-428 『さくら』
マルチが思い出し泣きをして、浩之が慰める、というだけでは
物足りない。もうちょっとストーリーに事件性が欲しい。
キャラの描き方、文章については特に問題ないと思う。

>>431-435 『約束の桜』
これもネタとしてはありがちだとは思うが、桜に埋もれる
はるかを見て、冬弥が不安に襲われるあたりは見せ方が上手い。
桜の舞う中で交わされる誓いも、ドラマチックで良い。

>>442-455 『鬼灯(ほおずき)の心』
これは他の人も指摘している事だけど、ストーリーの都合の為か、
人物の描き方に、非常に違和感を受けた。物語の骨格は良いものを
持っているのに、肉付けの悪さがそれを打ち消している、といったところか。
推敲すれば見違える出来になると思うので、時間的余裕を持って書いて欲しい。
534名無しさんだよもん:02/04/21 04:41 ID:/3nrAD/v
短いSSについては、感想の書きようがなかったので
割愛しました。

一応ベスト3も挙げとこう。
一位は抜群の文章力で『エーデルワイス』
二位はネタの多さで『フラワー乙女』
三位は穴の少ない『楓のおもてなし』
535名無しさんだよもん:02/04/21 09:28 ID:UNd8ujXN
<<別スレでまとめて>>に一票。
>>528が正論なんだけど、そこまでしてSS投稿スレにこだわらなくてもとは思う。
あるいは投稿だけこのスレでやって、あとは全部新スレでやるとか。
やっぱ現状の、全てこのスレでってのはマズいかも。
536名無しさんだよもん:02/04/21 09:38 ID:E6MDALJn
最萌トーナメントの時といい、今回といい、
SSの投稿が減るように減るようにという動きだけは必ず起こるスレだ…。
しかも、その後、そのおかげでSSスレが栄えたって試しがないんだが。
それはどう思う? たとえば>>516-517のue4KlcUGさん。
本心から>いや、もちろん現状の繁栄は素晴らしいと思うよ。と
思ってらっしゃるなら…。(たぶん回答はないと想像)


ネギ板みたいに、こういう運営に関する議論だのする葉鍵避難板みたいのはなかった?
全部キャラスレのコテがやってるような個人的な板ばっかりだっけ。
537名無しさんだよもん:02/04/21 10:30 ID:pZVNTa8x
時間とネタがあるときに書いて、
いつでも投稿できるって環境はなるべく残したいんだよね
従来の書き手はどう思ってるんだろ
ネタと意欲はあるけど、企画やってるから気兼ねしてやめちゃうって人はいるのか?

気兼ねは心理的なモノだけど、時間を決めちゃうと物理的な制限になる
「それを見越して計画的に書けばいい」と言われたら、結局は意欲の問題になるけどさ
ルール的な制約は少ない方がいい
<<投稿スレでは投稿と感想(告知もかな)のみ、テーマ設定他運営諸々は別スレ>>
っていうのが、投稿スレの趣旨と衝突せずに活性化を見込めると思うんだけど

暫定相談用の再利用候補地
http://wow.bbspink.com/test/read.cgi/leaf/1018184406/
538名無しさんだよもん:02/04/21 11:42 ID:9Fvg7XT/
SSの投稿を減らすような動きに負けるくらいなら最初から投稿しない方がいいと思われ。
人が少ない状態でも、優れた作品にはきちんと感想レスがつくのはこのスレの冒頭で
証明されている。
人が集まらないと書かない(書けない)というのは甘えだろう。

>537
あんまりスレを細分化する必要はないと思う。
539名無しさんだよもん:02/04/21 12:45 ID:WDcZ00hl
>>538
学生さんですか?
あなたの考え方は確かに正論なんですが、それでは良い作品も集まりづらいですよ。

「場所を用意したから勝手に投稿しろ」というよりも、書き手さんが投稿しやすい環境を
用意する方が人が集まって盛り上がります。
これは、「いい製品を作ったんだから買ってくれ(プロダクト・アウト)」よりも、「お客様が
欲しがる製品を作る(マーケット・イン)」への、商売の発想の転換と同じようなものです。

「テーマを定める」「締め切りを決める」は、逆なようですが、実は書きやすくする工夫です。
テーマがないと、インスピレーションがわくまで書き始めませんよね。
また期限がないと、ついつい怠けてしまいます(w

ということで、まずは投稿しやすい環境にして、参加者を増やしましょう。
作品が増えれば、その中にいいものが見出しやすくなります。
またSS上達のコツは、とにかく書くことです。
書いて感想をもらってフィードバックをかければ、次は更に良くなりますよ。
そうすれば、読む側もまた面白い作品に出会えるというわけです。
540名無しさんだよもん:02/04/21 14:59 ID:RheNa5C9
どっちもまずはスレタイに従ってSS投稿してから話すってのはどうだ(w
後書きに今回の企画の賛否を書くと。

嫌だという人達の作品が素晴らしければきっと賛同者が増えるだろうし
説得力も増す。逆もまた同じ。
541名無しさんだよもん:02/04/21 16:36 ID:VEP99MZp
こんな企画あるの知らなかったYO!
ヘタレSS書きとして参加したかった...

つか早く第二回のテーマを決めようよう。自分の場合は遅筆だから準備要るし。
SS書きは、どこに投稿するかとかより、ネタを考えることのほうに時間使いたいのですよー。
...そんなこと言う前にテーマのネタ出しするべきか。

「踊り」「旅」「休み」
「時計」「嘘」「影」

目に付いた単語を羅列してみたりする
542名無しさんだよもん:02/04/21 17:21 ID:F/PJp8wJ
>541
流れ読め(w
543516-517:02/04/21 18:54 ID:86UJz6X2
>>536
ていうか、いきなり煽り扱いされてもなあ(苦笑
正直、個人的にはどっちでもいいっす。ここでやろうが、新スレでやろうが。

ただ、レスにレスするのは控えるってのはSSスレの暗黙のルールだったと
思うので、ここでSS評論・議論をするのは控えた方がいいのではないかと思っただけなので。
無論、投稿SS絡みの評論・議論も否定しないよ。そのための感想期間でもあるわけだし。
ただ、ここでやるのは如何なものかと思うのよね。

ま、多数派の望むようにするのがよろしいのではないかと。
544名無しさんだよもん:02/04/21 19:01 ID:2ScELPs3
……いつまでも決まらないのはかなり萎えるのでとっとと決めちゃおうYo!
<<新スレ>>か<<分割>>か<<このスレ>>かで、投票しない?
545名無しさんだよもん:02/04/21 22:17 ID:oV/x79zP
>>295-299 『エーデルワイス』
とかはどうも「喩え」があざといと言うかキザっぽいと言うか、
巧すぎるのが難点なんだな。
もうちょっとヘタレてた方が親近感があったりして。
俺がヘタレなだけかなあ?

で、別スレでやるかどうかだけど、
ここはSSが書きたい・読みたい人のためのスレではないのか?
そのための企画ではなかったのか?
別スレでやれと言ってる人は「企画物」に反対してるだけのように思える。

実際の投稿、それへの感想を否定する理由はない。
546名無しさんだよもん:02/04/21 22:40 ID:+4rV8Nhy
あくまで感想ということで。
お客が欲しがる製品(SS)は、面白いもの。
読み専としては、テーマに縛られたものよりも、ゲーム本編に作者独自のアイデアやネタを
加えた作品に惹かれる。
率直に言わせてもらうと、期間中に投稿されたものはある一場面を切り取っただけのものばかりで
物語性(またはヤマ、オチ)はあまりない。
読めることは読めるが、心には残らなかった。
(別につまらないと言っているわけではないです。投稿期間中以外の作品も殆どが似たような感じだし)
547名無しさんだよもん:02/04/21 22:44 ID:Ra5Wb2uT
誰かタイトルと作者のURL教えてください

マルチのSSで・・・最初の方は忘れたけど、後半にマルチがGSでバイトしてて
夜中に浩之の墓参りして襲われるってシーンがあるんですが、
でも最後はハッピーENDだったと思います。
どこで読んだか忘れてしまった。
もう一度読みたいのでぜひお願いします。
548名無しさんだよもん:02/04/21 22:53 ID:Zz2Hu2PQ
>>547
スレ違い。討論スレでどうぞ。
549通常投稿への感想:02/04/22 00:46 ID:SiQnT/lw
>>328-333 「月宮あゆのそ・の・後☆」

素直にゲーム後の様子をファンが想像したファンSSですね。好感持てます。
ただ、SS単体として評価を受けるとなるとやはり
もう一工夫二工夫はいるかもしれませんです。
550選手権投稿の感想:02/04/22 00:48 ID:SiQnT/lw
読んでないのもあります。原作ゲーで知らないから…ってのも含む。

>>237-239 舞ほのぼのSS

短いけど上手い。上手い(w ワラタ(w
テーマとはこじ付けぽく感じる向きもあろうが、「花」がより少女趣味を
強調しておかしみを出してると感じたので、俺的には無問題。

>>308-319 『エーデルワイス』

誰もが知ってる歌の歌詞を作中に引用すると
読んでる最中BGMが脳内に流れますね(笑 楽しい。
ただ、会話とか、あまりもってまわったり演出多めの書き方をしようとすると
それが読者に、作者の操作過多に感じられてわざとらしく思われたりすることも
あるかも。

>>397-404 『フラワー少女』

マンガノリのSS。楽しく読めました(笑 頭の中に絵が出る。コマ割りとか。
それまでのノリの良さに比べてオチがちょっと弱いかなと思いました。自分は。
あと、二行目、
>演出しようと目論んでいたのだが、
の前に「誰が」そうしようとしているのかは、先に知らせておいて(゚д゚)ホスィ
551選手権投稿の感想:02/04/22 00:49 ID:SiQnT/lw
>>428「さくら」

キャラの思いを表現するだけじゃなくて、表現するために何かイベント・事件等が
ひとつ起きた方が読みでがある。物足りないかな。
5行目「大きな袋」読んだその時になんの袋かわからせて欲しい。
「緑の髪の少女」ピンクの髪の誰々とか、○○ちゃんの髪は綺麗なブルーだ、
とか書かれるとちょっと抵抗がある俺。
<緑の黒髪>だったらセーフだが、マルチの髪ってそういうタイプでもないような。
公式設定でマルチは緑色の髪のロボなんだったら、俺が知らないだけです。ゴメソ。
なんか、個人的好みからの注文ばかりになったかな…
テーマは好きです。自分でもこのテーマで書いたりします。

>>429「花」

感想は同上。ワンシーンですな。こういうのを否定するわけじゃなくて、
いろんなSSと比較するとなると、と。あとやっぱり、俺個人の好みの問題なんだろうね。
これも作中のテーマとシーン自体は好きです。

>>432-434 『約束の桜』

こちらも、ちょっとそう感じました。ワンシーン。
あと、幻想的、非現実的、桜の精、こういう直接的な言葉は、あまり多用しないで
平易な言葉で巧みに同じムードを出した後、決め場で一回だけ
印象的な文にして使うと、大きな効果が出ます。
(ならお前がやってみせろよ>俺(汗 ……などとも勿論思いマスガ…)
タイトル、彼女が桜に埋まる、セリフ内で「幻想的」って言葉を使う、ってのも、
自分ならちょっと違う風にするかな。これは単なる俺の好みか。
季節も季節だしテーマ「花」で桜が被るのは気にしなくて構わないっすよ。
イメージとテーマ自体はよく伝わりました。
552選手権投稿の感想:02/04/22 00:49 ID:SiQnT/lw
>>443-454 『鬼灯(ほおずき)の心』

佐祐理が祐一に距離を置いている、ってのを、エピソードを入れるなどして
読者にも実感させないと(読者も裕一と一緒に佐祐理に苛立つほどに)、
突然キレた裕一に、読者は距離感を抱いてしまいます。
ホオズキの花言葉と構造を生かしたストーリーは良かったです。
花言葉、初めて知りましたです。


自分が最も気に入ったのは、
>>237-239舞ほのぼのSS、>>397-404『フラワー少女』ですね。



どうも自分は、CGなしゲームなしでSSとして単体で読む時は、
あくまで小説として、ちょびっと現実めに読むらしいのがよくわかりました。
最初から「マンガです!」って宣言されてるタイプはもちろん違いますが(火浦巧とか)
そのへん加算された感想ですのでバイアスかかってるのをご承知の上。

あと、「練りが足りなかった」ら、その分がちゃんと、不評を買う。
それは理不尽なことじゃなくて、公平なことですです。
投稿する際に、織り込み済みで覚悟してましょ。それでへこむ意味、なし(w
(※ 勿論、別の自分、締め切りに弱い自分も「う〜」とか唸ってますがw)
それでも、この日本の中で一生会わないであろう誰かが
時間をかけて自分のを読んだりレス付けてくれる、そんな奇跡が起こるんだから、
投稿しない誰にも読まれないよりは遥かに良いことですよん。
批判ばかりじゃなく評価されるところは評価されてるんだし。

運営に関する話し合いは自分も葉鍵板外の別スレか避難板欲しいなあ。
553名無しさんだよもん:02/04/22 19:55 ID:xL3/KR8E
……で、結局どうする?
このままだと何も決まらない罠。
今までの流れを読むと、企画自体はこのスレでやって
それに付属するもの(テーマ決め・感想の感想など)は別スレでファイナルアンサー?
期間は
告知期間:10日
投稿期間:3日(上と合わせて大体二週間。まあ妥当かと)
感想期間:4日(今日も感想があったのでそれを考慮して)
でいい?
んで、それ以後の感想やテーマ決めは別スレでやると。
『何でお前が決めるんだ、俺の案の方がいいぞ』という人は意見求む。
特に問題なければ……。
別スレを何処にするかだなあ。新スレ立てる?
554名無しさんだよもん:02/04/22 20:28 ID:zxPhIHBU
感想書きのみなさんごくろうさまです。
とりあえず停滞は好ましくないと思う。ここで熱気が冷めるのは絶対にマズイです。
次のテーマ設定も早い方がいい。

場所に関しては>528および>553に同意。
新スレで良いんじゃないでしょうか。
告知、投稿、感想期間については従来通りを希望します。
理由は>>537
早い時期に書いても投稿できないとなると、みんなギリギリにしか書かなくなりそうなのでw

もし投稿期間を限定するなら、告知+投稿で14日間(必ず土日が二回)を希望。
感想期間は長めに「締め切り日から次の締め切り日まで」で。
555名無しさんだよもん:02/04/22 20:32 ID:jbh+gYqu
>>554
感想期間は「締め切り日から次の投稿期間開始前日まで」をきぼんぬ。
556名無しさんだよもん:02/04/22 20:44 ID:z5fxN7rX
と言うが、常に「SS選手権」とやらを行うのかい?
常設企画にするつもりなら、真面目な話別スレにしなよ。
何で終わったらすぐに次の題目決めて、すぐにやりださないといかんのよ?
557名無しさんだよもん:02/04/22 21:29 ID:ohBJAH71
>>554
「投稿期間」というのは「感想不可期間」で、「感想期間」はその逆。
「普通の投稿」を例外的に扱う事自体おかしいので、
両期間はできるだけ短くするってのが今までの話。
長く取るなら全部ひっくるめて別スレになるだろうが、
そうする意味があるかどうか。
「投稿期間」を長く取っても意味がないってのは証明されたと思う。

都合のある人だけ例外的に扱えばいいと思う。

投稿・感想は平日・休日両方含んで土〜日の4+5日間ってのはどう?
告知は1週間でも1ヶ月でもどうでもいいや。
558名無しさんだよもん:02/04/22 21:29 ID:VfmSyddv
>>556
通常の投稿者が萎えるから、常設企画にしたくないんだろ?
そのために、告知期間を取っているのdeath。
告知期間中は企画投稿禁止なので、通常の投稿も気兼ねなく出来ると思う。
投稿期間はたかだか三日間だから重なることもあるまい。

……もしかして他にも、別スレでやれよ、って思っている人はいるの?
多かったら考え直す必要があるのかな……。
559名無しさんだよもん:02/04/22 21:44 ID:jWkbjBF5
しかし、実際には選手権がないとろくに投稿されていない罠。
560名無しさんだよもん:02/04/22 22:06 ID:zxPhIHBU
>>557
>両期間はできるだけ短くするってのが今までの話。
その認識はなかったな。
投稿期間の限定はともかく、感想期間については。

認識にズレがあるみたいだね。
感想が「普通の投稿」と衝突することはないと思ってるんだが。
別に例外扱いにはならんだろう。
それに、感想の受け入れ期間を限定するのは賛成できない。
SSスレの生命線は「反応があるかないか」だと思う。
「投稿された作品への感想は以後無期限で受け付ける」のが好ましいと思うが。

投稿期間の限定については必要ならやればいいと思うよ。
三日あれば基本的には足りるでしょう。
でも、通常の投稿と企画作品は、そこまで排他的なモノなんだろうかね…。
561名無しさんだよもん:02/04/22 23:32 ID:Kg9pbdZ9
>>560
感想については賛成。
無期限に受け付けない理由が特にないので。

企画作品は通常の投稿を妨げると思いますよん。
少なくとも私だったら出したくないです(w

もう議論はいいから、とっとと次を始めようよ・・・。
562名無しさんだよもん:02/04/23 12:42 ID:cDDFLW0F
で、結局今回の「選手権」の「優勝作品」はどれなんだ?

進行役が全然まとめないから、どうなってるのか分からないんだけどさ。
別にそこまでやらないんだったら、はなから「選手権」なんて言わない方がいいよ。
563名無しさんだよもん:02/04/23 15:37 ID:MeL4CCYK
>でも、通常の投稿と企画作品は、そこまで排他的なモノなんだろうかね…。

残念ながら排他的。
少なくとも俺だったら投稿出来ない。
企画物で盛り上がってる中、普通の投稿をすると企画物以外の「異物」が混じる事になる。
本末転倒だが、スレの空気がそうなってしまうと、そう感じるだろう。

投稿と感想の両方があってSSスレは廻る、という意見は同意だし活性化のために企画を続けるのも
いいと思うが、今は議論その他でスレッドレイプになってるって事も考えた方がいい。

というか、新スレ建てるなり廃スレ使うなりして運営スレ用意して欲しい。
企画SSをSSスレに投下するのは構わないだろうが、運営・議論をこのスレでするのはやめた方が良いと思う。
SSスレは議論の場じゃない。
564 ◆qsaJNT.c :02/04/23 19:42 ID:TPDZAyY1
お久しぶりですが、進行役です。
数日前より家からネットに接続できない環境になっており、結果的にこちらの方を
放り出してしまっている形になってしまいました。申し訳ありません。
現状だと >563 で言われているとおり、SS スレの進行を妨げてしまっていますので、
これからの議論は >537 にある
http://wow.bbspink.com/test/read.cgi/leaf/1018184406/
にて行うことでよろしいことでしょうか? >ALL

ふがいない進行役のせいで、今回の事態を招いてしまい申し訳ありません。
今回のような SS スレに関する話し合いの場を、現在準備していますので、
それが整ったらお伝えしたいと思います。

565警告:02/04/23 19:47 ID:zckv3aK2
>>564
まて! このままならそのスレはdat落ちする。
メンテ厨と同じ事をするな!!
566名無しさんだよもん:02/04/23 20:04 ID:1n2NI05l
>>565
作品でも感想でもないレスでこのスレを消費し続けるのもマズいでしょ
今回は差し迫った必要性を考慮してくれ

続きはこっちで
http://wow.bbspink.com/test/read.cgi/leaf/1018184406/
567名無しさんだよもん:02/04/23 23:36 ID:l1D1mG2/
スレ立て相談所でいいんじゃねーの?
568名無しさんだよもん:02/04/23 23:46 ID:YTNSM4I1
とりあえずこちらで。
【スレッド立てたい時の相談スレッド#9】
http://wow.bbspink.com/test/read.cgi/leaf/1008789904/l50

葉鍵板にもこういう運営議論とかすぐにできる避難板があればいいのにねえ。
とりあえず、そういうのはないんだね?
569名無しさんだよもん:02/04/24 00:36 ID:EM8xxWXu
羊を使わせてもらうとか
http://bbs.hakagi.net/hituji/index2.html
570名無しさんだよもん:02/04/24 19:14 ID:mUivGx1J
取りあえず相談中

【スレッド立てたい時の相談スレッド#9】
http://wow.bbspink.com/test/read.cgi/leaf/1019490934/
571名無しさんだよもん:02/04/24 21:16 ID:MrLCzhvL
SSできたーよ。
菜由貴「ハァハァ(;´Д`)」
湯宇衣恥「ちんぽーだねー?(・∀・)」
菜由貴「ちんぽーだねー・・・」
572 ◆qsaJNT.c :02/04/24 21:24 ID:iTAzGctp
スレ立て相談スレの方にも書きましたが、話し合いの場を
ttp://jbbs.shitaraba.com/game/bbs/read.cgi?BBS=1097&KEY=1019648130
に設けましたので、こちらの方に移動して続けるというのはどうでしょうか? >ALL
573名無しさんだよもん:02/04/25 14:43 ID:9/8ax3nJ
>>571
キャラの名前を間違えるのはいかがなものか?
574名無しさんだよもん:02/04/25 16:07 ID:tZ6oZBbQ
>>571
「・・・」よりは「…」を使う方がよろしいかと。
575名無しさんだよもん:02/04/25 17:48 ID:Mjxfh+1n
>>573-574
……ネタにマジレスするなよ(w
でも、せっかくだから……(w
>>571
起承転結をつけた方がめりはりがあっていいかも。
576名無しさんだよもん:02/04/25 18:33 ID:KbNrH8Du
>>571
タイトルがイマイチ。
577名無しさんだよもん:02/04/25 19:27 ID:6xFzykfC
>>571
次作はコテハンとトリップ装着でやってこい。
せっかく作品を書いたのだから、それに対する責任とプライドを持つべきだぞ。
とりあえず、2秒で読み終えることができる点は評価したい。
578名無しさんだよもん:02/04/25 22:32 ID:On4huxaf
最萌の時の馴れ合い騒ぎよりも酷い状態だな。
579名無しさんだよもん:02/04/25 22:42 ID:tZ6oZBbQ
>>578
このスレに何を期待してるんだ?(w
580名無しさんだよもん:02/04/25 22:46 ID:oupW8iZy
低 能 一 行 煽 り は 放 置 よ ろ
581名無しさんだよもん:02/04/26 03:43 ID:XVkm9Epa
>>571
正直、和んだ。
582名無しさんだよもん:02/04/27 17:53 ID:X4YSJlpZ
んで、結局どうなんの?
583名無しさんだよもん:02/04/27 20:36 ID:E6GWj8og
正直、外部で討論をしてまでこのスレにこだわる理由は何かと小一時間(略

現状を見るに、どう考えてもSSスレ振興になってるとは思えないんだよね…
584名無しさんだよもん:02/04/27 21:03 ID:TSqlKssv
議論は向こうでやれ。
585名無しさんだよもん:02/04/28 12:50 ID:w0AxnLSL
結局SSの投稿ないじゃん。
今回の企画がどうのよりこのスレがもう不用なんじゃねーの?
586名無しさんだよもん:02/04/28 14:38 ID:PBlYdQsX
非論理的な煽りは放置推奨。
587名無しさんだよもん:02/04/30 13:37 ID:Mz2R9ki5
新作期待メンテ
588名無しさんだよもん:02/04/30 16:00 ID:6lZH8EbC
正直、この雰囲気ではもはやSSスレとしては死に体状態かと思われ。
589無断転載:02/04/30 23:42 ID:XXv9IJ1f
今投稿スレッドに必要なのは、

「自分はどんな葉鍵作品が来ても受け入れるゾ!」

という、読み手側からの断固とした決意表明ではありますまいか。
もしそういう決意表明が十名分ほども書き込まれたならば、
書き手は信じる拠り所を得るわけであり、腕をふるう気力も
湧こうというものです。
590シャボン玉が浮かぶ空:02/05/01 05:04 ID:cyqykS6n
 潮風を感じながらバスを降りる。夏の日差しが照りつけてくる。
そのまぶしさに思わず目を細めた。
 そんな俺の後ろを排気ガスを吐き出して、バスが走り去ってゆく。
 やがて視界が戻り、目の前に水平線を見える。ぐるりとあたりの
風景を確かめる。
 相変わらずだな、などと少し感慨に浸る。
 らしくない、自分でもそう思う。
 そうやって、しばらくぼーっとしていたが、ふとここに来た目的を
思い出す。
 それじゃ、行くか。
「よっと」
 荷物を背負い直し、歩き出す。
 目指す場所は決まっていた。
591シャボン玉が浮かぶ空:02/05/01 05:05 ID:cyqykS6n
 初夏の日差しに照らされた駅舎は、あの夏から変わっていなかった。
 そして……。
 駅の前には、シャボン玉をとばす少女がいる。
 いや、とばすというより破裂させているといった方が正しいか。
 これもあの夏から変わらない風景。
 俺は少女に近づく。
「よお、みちる」
 懐かしい顔に声をかける。手を止め、少女がこちらを向く。
「おっちゃん、だれ?」
 疑問符を浮かべた表情で俺のほうを見る。そういや、こっちのみ
ちるとは初対面か。
「俺は国崎往人といって、美凪の友達だ」
 とりあえず自己紹介をする。
「美凪お姉ちゃんの……お友達?」
「そうだ」
 断じてへんたいゆうかいまじゃないぞ、と付け加えるのももちろ
ん忘れない。
 へんたいゆうかいまという言葉にどう反応すればよかったのか
分からなかったようだ。少女は眉を寄せて、む〜とうなっている。
しばらくそうしていたが、結局気にしないことにしたらしい。
「みちるはね、美凪お姉ちゃんの妹なんだ」
 と自己紹介をする。 
「そうか……」
 くしゃくしゃと頭をなでてやる。
592シャボン玉が浮かぶ空:02/05/01 05:06 ID:cyqykS6n
「んに?」 
 みちるは気持ちよさそうに目を細める。
 思い出したように俺の手の下からみちるが言う。
「でも、美凪お姉ちゃん今は学校だよ」
 そうか学校か……。
「じゃあ待つことする」
 とりあえず、日陰のベンチに避難する。
「みちるも待ってるんだ。おそろいだね」
 にゃはは、と日向でみちるが笑う。
 にしても……。
「暑くないのか?」
 炎天下、立ち続けるみちるに訊いてみる。
「大丈夫だよ〜、なれてるから」
 そう言うと、またシャボン玉をとばし始めた。
 やることもなくただぼーっとそんな光景を見ていると眠気がおそっ
てきた。俺は眠気に逆らわず、うとうととまどろむ。
 どのくらい時間がたったのだろう。
「あ、美凪お姉ちゃん!」
 というみちるの声で目が覚めた。
 日は少し傾きかけ、心なしか陽光が和らいで感じられる。
 そんな中、駅に向かってやってくる美凪が見えた。
593シャボン玉が浮かぶ空:02/05/01 05:06 ID:cyqykS6n
「国崎さん……」
 美凪がベンチに座る俺を見つけて、声をかけてきた。
「よお」
 そう言って、片手をあげる。
「近くまで寄ったもんだから、ついでにな」
 その言葉は少し言い訳がましく聞こえただろうか。
 美凪はただ、そうですか、とだけ呟く。
「ねーねー美凪お姉ちゃん」
 みちるが制服の裾を引っ張る。
「何?」
「早くしゃぼんだましようよ、しゃぼんだまー」
「うん」
 美凪が頷く。
「国崎のおっちゃんも一緒にやろー」
「道具がないぞ」
「じゃん」
 美凪がカバンからシャボン玉の道具を取り出す。
「用意がいいな」
 容器を受け取り、準備をする。
「じゃあ、しゃぼんだまどれだけとばせるか、競争〜」
「おっけー」
「わかった」
 みちるの言葉に俺と美凪が頷く。
 ストローに息を吹き込む。
 上手くとばせるかどうか、自信はなかった。
594シャボン玉が浮かぶ空:02/05/01 05:07 ID:cyqykS6n
 俺とみちるは相変わらず、美凪に完敗だった。
 少々和らいだといってもやはり夏の日差しはきつい。
 ばてた俺は日陰に避難する。
「国崎さん、ここいいですか?」
 美凪が横に立って、訊いてくる。
 ああ、と頷く。返事を聞いて、美凪がベンチに座る。
「しかし、安心した」
「何が、ですか?」
「あの時と変わらずに笑えてるみたいだしな」
 約束ですから、とポソリと呟く。
「そうだな、約束だからな」
 俺は視線をシャボン玉をとばしているみちるにやる。
 下手だ下手だと思っていたが、結構ちゃんとシャボン玉をとばし
ている。
「ずいぶんと上手くなったなもんだな」
「ええ……練習しましたから」
 ぷかぷかと空に舞うシャボン玉を見ながら、最後まで上手くシャ
ボン玉をとばせなかったアイツを思い出す。
 美凪はいつでも笑っている。
 アイツとの約束通りに。
 だから、俺のいる場所はここじゃない。俺は俺の約束を果たしに
行かないとな。
595シャボン玉が浮かぶ空:02/05/01 05:08 ID:cyqykS6n
「じゃあ、俺はもうそろそろ行くな」
「もう、行かれるのですか?」
 少し残念をそうに言う。
「約束がまだだからな。今の俺をアイツに見られたら『こらぁ、国
崎往人! こんなところでボヤボヤしてるんじゃない!』ってきっ
と怒鳴られる」
 俺は苦笑する。
「そうかもしれません」
 と美凪が微笑む。
 俺は立ち上がり、カバンを背負い、ぐっと体を伸ばす。
 そんな俺を見て、シャボン玉をとばす手を休め、みちるが訊く。
「えっ? 国崎のおっちゃん、もういっちゃうの〜」
「ああ」
「でもまた、すぐに戻ってくるよね」
「すぐにかどうかはわからないけど、また戻ってくる」
「約束だよ〜」
「分かった、約束だ」
 じゃあな、と手を振り、ふたたび俺は歩き出す。
596シャボン玉が浮かぶ空:02/05/01 05:09 ID:cyqykS6n
「ばいば〜い」
「国崎さん、またいつでも来てください。待ってますから!」
 後ろからみちると美凪の声がする。きっと二人そろって手を振っ
ているに違いない。
 けれど、振り返らずに歩く。そうして、空を見上げる。
 ふわり。
 何かが視界をよぎる。よく見るとシャボン玉だった。
 あいつらがとばしているのだろうか。多分……そうだろう。
 シャボン玉は風に乗り、どこまでも飛んでゆく。
 どこまでも、どこまでも……。
 今度の目的地は、ここより遠い。
 小さくなるシャボン玉を見送りながら、そんなことを思う。
 なんせ、空の向こうだからな。
 でも。
 きっとたどり着ける。

 アイツが、みちるが待っているから……。
597シャボン玉が浮かぶ空:02/05/01 05:10 ID:cyqykS6n
>590-596
以上、
『シャボン玉が浮かぶ空』
#相変わらずセンスないタイトルだ<ナイヨウモナー。

ただいま。
でもまだ、リハビリ中……。

#さあ皆さん、ヘッポコが投稿されました。
#この後なら、恥ずかしくないぞ!
598名無しさんだよもん:02/05/01 22:01 ID:cTIGq6KQ
>>590-596【シャボン玉が浮かぶ空】国崎・美凪シリアス
進行は会話主体だけど、別に地の文に不足があるって感じじゃない。
情景描写は動きがあってテンポもいいと思う。
変わらない風景だからこそ、変わったものが際だって見える。
そのコントラストを軸に、「あの夏」を反芻していく展開は悪くないね。
本編の余韻は優しく回顧されてる。
みちるのセリフで「今の幸せ」を描写してくれても良かったかな。

ただ、いささか溜めが足りない気がする。
ソフト過ぎるというのか。
奥ゆかしいのは好きなんだけど、要所では針を仕込んでほしい。
> その言葉は少し言い訳がましく聞こえただろうか。
具体的にはこの部分をもう少し突っ込んで欲しかった。
「あの夏」に別れてから、変わった想い、変わらなかった想いがあるはず。
それが彼らを揺さぶらなかったはずはない。
綺麗で幻想的にまとめるのも良いけど、
思い出の残滓に少しつまづくのもスパイスになるから。
二人がつまづかなかったのは、美凪が確固たる「今」を手に入れていて、
国崎がそれを確認したからだと思う。
だから余計に、「あの夏」と現在の対比を、もう少し狙い撃ち気味にすると良かった。
「あの時はこうだったけど、今はこうなってる」って感じで。

絵的なイメージはなかなか秀逸。
599 ◆uMlrpHbI :02/05/02 18:38 ID:24W3E7wS
演劇部控え室で(1/4)
演劇部発表会の一時間前、澪はやや緊張した面持ちで控え室にいた。
それまで忙しく動き回っていたが、急に手持ち無沙汰になっていた。
共演者との最後の打ち合わせ、衣装のチェックは済んでいた。
妙に空いた時間のため、澪の思考は普段辿らない道を行き始めていた。
打ち合わせ、試演のため何度も上がった舞台が思い浮かんだ。
当然ながら今日の舞台は、練習とは違うところが有った。観客だ。
初出演の澪は、「大勢の観客に見られる自分」を今始めて意識していた。
「練習で100回上手くいっている演技が、非常に大事な最後の一回で
 果たして上手くいくだろうか」という不安であった。
600 ◆uMlrpHbI :02/05/02 18:39 ID:24W3E7wS
演劇部控え室で(2/4)
控え室に二人の部員で無い人が入ってきた。
この学校の先輩、里村茜と茜の旧友、柚木詩子だ。去年のクリスマスパーティは三人でケーキを
作ったりお酒を飲んだりした。「あれ、パーティはどこでやっていたっけ?」
澪がそんなことを考えている間に、二人と入れ替わりに控え室にいた部員は
申し合わせたように全員出て行ってしまった。
「そういえば、初めて出会った頃、澪は私に三つ編みをしてくれましたね。」
挨拶もそこそこに普段は無口な茜から喋り始めた。『あまり上手くいかなかったの』
そうスケッチブックで答える澪に「嬉しかったです。お礼に澪の髪を梳きたいのですが?」
そう言って茜は澪に体を寄せた。『今なの?』と言う疑問はあったが、勿論いやとも書けず
言われるがままに澪は茜に背を向けた。茜が澪を後ろから抱え込む形になったのは
衣装やメイクが崩れない様にという配慮だった。やさしく、飽くまでやさしく澪の髪を
梳き続ける茜。その感触や衣装越しに伝わってくる体温、良い香りのする体臭。
過去の、懐かしくて暖かいものを連想させるコンボに澪はすっかり脱力していた。
601 ◆uMlrpHbI :02/05/02 18:39 ID:24W3E7wS
演劇部控え室で(3/4)
いままでほとんど無言だった詩子が脱力を見越したかのように、澪に喋り始めた。
「澪ちゃん、メイクは終わったんだね。手伝おうと思っていたのに」
詩子はマジックを取り出した。当然舞台のメイクにマジックは使わなかった。
それはパーティの思い出、酔った詩子はつぶれた澪の顔にいたずら書きをしたのだ。
『家で怒られたの』やや頬を赤らめ、返事を書く澪。家族としては当然であろう。
夜遅くに帰ってきた愛娘が酔っ払って、なおかつ顔に変な模様を書かれていたのだから。
「あはは。ごめんごめん」詩子は笑って会話を打ち切った。
会話には参加せず、澪の髪を梳きつづけていた茜。
反応を見ながら、時々刺激的な話題を澪に振っていた詩子。
そして時間は流れ、深山部長が澪を呼びに来た。
602 ◆uMlrpHbI :02/05/02 18:40 ID:24W3E7wS
演劇部控え室で(4/4)
舞台までの廊下で、部長は澪に声をかけた。
「大分良い表情になったわね。さっきまで笑顔が無かったわよ」
ばれていたのだ、澪の不安は。普段笑顔の澪が無表情なので一目瞭然なのだ。
「あの二人の御蔭ね。上月さん、リラックス法って知っている?」
それは意識的に緊張と弛緩をくりかえし、体の活力を取り戻す法と部長は説明した。
弛緩が茜、緊張が詩子、二人は両翼なのだ。
「そして、最大のリラックスは笑うこと、笑顔でいることなのよ」
つまり澪は当初、無表情で不安、緊張と最悪の選択をしていたことになる。
澪は感謝せずにいられなかった。
控え室で澪の気配を察し、静かな環境を作ってくれた演劇部員たちに。
懐かしくて暖かいものを提供してくれた茜に。
憎まれ役になりかねない危険な役を引き受けてくれた詩子に。
二人にリラックス法を伝授し、舞台に上がる澪に言葉を掛けてくれた部長に。
「上月さん、頑張れとは言わない。楽しみなさい」
603 ◆uMlrpHbI :02/05/02 18:43 ID:24W3E7wS
>>599-602
「演劇部控え室で」よろしくお願いします。
604名無しさんだよもん:02/05/03 00:08 ID:0nYzg+wL
605名無しさんだよもん:02/05/03 03:47 ID:MnfP+st4
>>599-602
あまりにもそのまんまな説明口調が気になるし、
オチが脇キャラじゃいかんだろう。
例えば、それに「はい」と笑顔で答えさせるとオチる。
(この例はベタだけど)

でもネタはいい。
最後の台詞も青春っぽくていい。
606名無しさんだよもん:02/05/03 23:47 ID:0nYzg+wL
『演劇部控え室で』
>>599-602
出だしから説明調なのが少し硬い。
そのせいでちょっとミもフタもない感じになってる。
でも、アイデアはかなり良いね。
ガチガチだった澪の視野が徐々に開けて、
最後に演劇部全体の温もりに包まれる展開は上手いと思う。
ちょっと落ち着いて周りを見れば、自分を支えてくれる人ばかり…。
"保護者"たちの役割分担も考えてある。
あとはやっぱり見せ方だな。
状況説明をト書きでやるんじゃなくて、描写で表現するように。
そうすると間が取れるし、読み手にもリアリティが伝わる。
どんな表情で、どんな動作をしているか。
少し狙って書くと、それだけで心情を描ける。

>控え室に二人の部員で無い人が入ってきた。
ここで、ノックの音からドアの開き方、詩子が顔を覗かせるところまで書いてみるとか。
(例えばの話ね)
もちろん、クドクドやりゃ良いってもんでもないんだけど。
その辺を意識して書いてみるといいかな、と思った。
607名無しさんだよもん:02/05/04 00:55 ID:e/LTXlkK
>>599-602
超長編小説の中のシーンっぽかったよ。
そこだけ切り出す必要性が感じられないと言うか。
ど根性でもっとひっぱるかもっと切りつめるかが必要でわ
608597:02/05/05 03:20 ID:3XrSPzrz
>598
ありがとうございます。
反応をあまり貰ったことがないので、嬉しいです。

#けど、それよりも……。
#自分のような紛い物でじゃなくて、もっと本職のSS書きさんに
#書き込んでホスィ。

現在妄想中↓
「百花屋にて」香里×北川もの。連休が終わる前には書き上げたいです。
「鬼神楽・櫻舞」耕一もの。四姉妹は出ません、よって萌えナシ。
「(題未定)」みさき先輩もの。内容は○一の新作のパクリっぽいです。
#誰か代わりに書いてくれませんかねぇ。
#少なくとも自分よりは上手くやって貰えるはず(メンドくさいし。
609 ◆uMlrpHbI :02/05/05 10:38 ID:aaTw8wBf
>>605-607
ありがとうございました。
勉強になります。
610名無しさんだよもん:02/05/06 21:09 ID:4urm/HPk
メソテ
611名無しさんだよもん:02/05/08 00:54 ID:f5hZSDZO
>>608
個人的意見だけど、タイトルにはあんま凝らない方が好印象だと思われ。
「シャボン玉が浮かぶ空」は悪くないと思うよん。
612川澄舞は日曜夜にTVをみない:02/05/08 02:43 ID:Rp+I72hn
ある日の宵の口のこと。魔物を討つ者川澄舞は、ひとり学校へと来訪。
それはすこし奇妙なこと。なぜって、その日は日曜日だったのだから。
日曜日ゆえ、学校はまさにお休み中。川澄舞がやってくると、大儀そうに
「ああ君、女子生徒よ。今日は日曜だ。おれは休む。君も休むがいい」
しかし川澄舞は聞きいれず、学校のなかにひらり侵入。
「いやはや」学校はぼやくことしきり。「ひとにはひとの都合があろうにさ」
川澄舞は廊下にすっくと一人立ち。日曜なので廊下も休み中。
「ぶしつけなひとだ」と、廊下。「ぼくがこうして休んでいるというのに」
そんな抗議も知らぬ顔、川澄舞は孤剣を佩いて凛々しく屹立。
「ひともなげなことだ」廊下の愚痴。「ひとを廊下だと思って」
川澄舞はずいぶん待っても、肝心お目当ての獲物……というのはつまり
魔物のこと……がやってこないのでいぶかり思案。
日曜日だから休んでいるのかしら?とあやぶんだ川澄舞、魔物たちのねぐらへ一走り。
ところがそこはもぬけのから。魔物衆、どうやら寝過ごしたわけでもない模様。
面妖な?と小首かしげた川澄舞、あっ、と思い当たって小走り一走り。
たどりついたのは校庭。見れば、果たして不可視の魔物がずらりぞろりとせいぞろい。
されど意固地な校庭が、休みだからとどっかり寝そべり、魔物といえども進むあたわず。
川澄舞はほのかにほほ笑み、校舎と廊下にわびごとを言い、飄然、家路についたのでありました。
613名無しさんだよもん:02/05/08 03:30 ID:ICDlEZU1
題名激萌え(w
614名無しさんだよもん:02/05/08 09:33 ID:7DLd9Vh8
うわ、懐かしいw
615名無しさんだよもん:02/05/08 13:06 ID:zlTywJMS
懐かしい……
616名無しさんだよもん:02/05/08 13:32 ID:d41IMtVJ
元ネタが分からん……。教えてたもれ。
617名無しさんだよもん:02/05/08 23:56 ID:xu3aK7EK
いや
618名無しさんだよもん:02/05/09 02:11 ID:Lap35oSV
瀬戸際メンテ
619名無しさんだよもん:02/05/09 13:00 ID:yd2vb7Yj
「川澄舞は○○〜」ってタイトルのSSシリーズ(?)が昔あったのよ。
Leaf&key@2ch SS Library に回収されてるけど今移転中らしくて見れない。
eternal world がまだ残ってるから、そっちを見た方がいいか。
ttp://mio_2ch.tripod.co.jp

で、Leaf&key@2ch SS Library の復活はまだかな……と催促してみるテスト。
620名無しさんだよもん:02/05/09 13:56 ID:kkIRT1BX
>>619
サンクス。
621名無しさんだよもん:02/05/09 22:16 ID:MLZACMT3
つうか、回収サイトの管理人ってやる気あんの?
以前にサーバー変えた時も回収サイトだけ移転せず、突っ込まれて
慌ててUPしてるし。(>>179-182
更新する気がないなら最初から引き受けなけりゃいいのにね。
622名無しさんだよもん:02/05/10 00:22 ID:8L/L24U8
前の回収サイトも名無しの一言で「そうですね。すいません」と
撤退を決めてしまったが(w
623名無しさんだよもん:02/05/10 14:51 ID:XxAFm4nq
>622
621がそれと同一人物だったら面白いな。
何度同じことをやっても懲りないという(ワラ
624名無しさんだよもん:02/05/10 20:31 ID:rsDEGJKl
SSが読めない回収サイトなんかとっとと撤退してほしい。今より悪くは
ならないだろ。
引き継ぐ人が出るかもしれないんだし。
625名無しさんだよもん:02/05/10 23:32 ID:i5U0M9Px
開き直った上に623を否定しないな
626名無しさんだよもん:02/05/10 23:54 ID:N3S00oKF
まあまあ、ボランティアをそう悪く言ってはいけないよ。
627名無しさんだよもん:02/05/10 23:57 ID:176sSgAB
「代わりにオレがやってやるぜ!」ってヤツ以外は文句言うな、ということで。
628名無しさんだよもん:02/05/11 00:52 ID:ZTaQGiu7
注文付けること自体は別に構わないと思う。
>>621>>624はただ、いかにも自分は何もしないくせに文句ブーたれれば他人が
なんとかしてくれるって思い込んでる態度が反感かったんだろうな。特に624。
>引き継ぐ人が出るかもしれないんだし。
お前が探せ。
629名無しさんだよもん:02/05/12 21:39 ID:p2k5/vqZ
めんて
630名無しさんだよもん:02/05/13 16:34 ID:uKl92Tlv
メンテ
631名無しさんだよもん:02/05/14 17:56 ID:cRk7vNrE
メンテ
632名無しさんだよもん:02/05/17 09:47 ID:4PZvvicY
ところでわれもののネタバレSSはそろそろOKですか?
633名無しさんだよもん:02/05/17 20:04 ID:oCh+uYXs
ええと思う。
634おおさか@つちへん:02/05/17 20:22 ID:xG2OZwxu
ところで『百花屋にて』はまだですか?

>(・∀・)オマエモ ハヤクカケ!

・・・あう。
635名無しさんだよもん:02/05/18 10:11 ID:y+v3UNND
メンテ
636名無しさんだよもん:02/05/19 03:21 ID:0qWCuD8x
O
637名無しさんだよもん:02/05/19 21:23 ID:luEv2CS1
a
638名無しさんだよもん:02/05/20 02:38 ID:HRKRQJCP
b
639名無しさんだよもん:02/05/21 16:25 ID:noF/Ectv
メンテ
640名無しさんだよもん:02/05/22 01:52 ID:km6SJRtc
メンテだらけだな。
641名無しさんだよもん:02/05/23 15:59 ID:DH2r/3jE
メンテ
642名無しさんだよもん:02/05/24 03:35 ID:9rxvVbC6
コンペの方のネタを締め切り後に思いついたので、こちらに投稿いたします。
題材は「うたわれるもの」です。
643月下にて1:02/05/24 03:37 ID:9rxvVbC6
「トウカ、君は走るのは得意か?」
 ある晴れた昼下がり、ハクオロのやや考え深げな問いが
きっかけだった。西日が差し込む部屋には彼ともう一人だけが
退屈な政務の書面と向き合う時間を過ごしている。もっとも
書面と挌闘をしているのはハクオロだけであったが。
「え?あ…はい!某は走るのは大得意であります。何しろ
里にいた頃は負け知らずでしたから」
 突然の問いが自分に向けられた事に気がついて、あわてて
トウカが背筋を伸ばして答える。彼女は御側付として常に
ハクオロの身辺警護に当たっているのだ。
「ふむ、ならば少々頼みがあるのだが……」
「聖上の頼みであれば一命を賭しても」

「ハッ、ハァハァ速い…ッ…!」
 刀を地面に突き、体を軽く預けて息を整える。
山を2つ越えて走り続けてトウカの膝はがくがくと震えていた、
しかも途中で森を突っ切り、川を横切る無茶苦茶な行程なのだ。
 トウカも好き好んでこんな道のりを走ったわけではない、彼女の
追跡対象がこの道を走り続けたせいであった。
 疲労困憊なトウカに比べ彼女が追跡した対象は息も荒げずに
悠然としていた。いや正確に言うならば、追跡対象はトウカを引っ張りまわして
走った獣のムックルでは無く、その背に乗った少女アルルゥである。
644月下にて2:02/05/24 03:38 ID:9rxvVbC6
『たまに、夜に抜け出して何処かへ行っているらしい』
ハクオロがアルルゥの行動に不安を抱いているのは、その声色からも判った。
『私に話してくれない所を見ると、何か秘密にしておきたい事なのだろう。
あの子も女の子だ、男の私には見られたく無い事、知られたくない事もある。
しかし、やはり危険が無いか心配なのだよ…』
 ハクオロの父としての願い。なにより個人的に自分に懐いてくれている
少女に対する思いが、使命感を超えてトウカを突き動かしていた。
「某も随分と感傷的だ」
口元に浮かぶ苦笑い。もっともこんな気持ちは嫌いではなかった。
だが、いささか武人としては場の緊張感に欠けていたかもしれない
「トウカお姉ちゃん出てくる…」
「!!」
 ムックルに乗りながら背伸びをする様にアルルゥがトウカの隠れている
木陰に言葉を投げかけた。こっそり後をつけるつもりがこれでは台無しで
ある。
「そ…某とした事がっ!ここは得意の声色で……に…ニャア〜」
「似てない」
 底の浅い隠蔽術は一言で喝破されてしまった。
「ううっ」
観念して出てきたトウカを見るアルルゥの眼差しは不機嫌そうだった。
埋火のような静かな怒りがトウカに向けられる。
645月下にて3:02/05/24 03:40 ID:9rxvVbC6
「済まぬ。だが、無断で夜半に出かけるその身の危険。聖上の心配を
どうか判って欲しい」 
身を正し、トウカがアルルゥに詫びた。それは彼女の瞳に汚された事
に対する怒りの色を見たからであった。
 いかなる相手だとて、それが誇りを汚した非礼なら頭を下げる。
それがエヴァングルガの武人トウカであった。
 そして、アルルゥが一人で夜抜け出す理由が彼女の背後に有った。
「墓…でござるか?」
山の中腹、里を見渡せる崖の突端に置かれたやや大き目の石。アルルゥが
その石を運んだとしたらさぞかし難儀だっただろう。そして、花が供えら
れて無くば墓標だと気がつかなかったに違いない。それ程その墓は慎ましい
物だったのだ。
「これは、クソ蟲の墓」
 トウカが尋ねる前にアルルゥはその墓の主の名を告げた。軽蔑と怒りと
そして悲しみを帯びた声。月を背にした影でその言葉を発した表情は
トウカには判らなかった。
 そして珍しく…本当に珍しくアルルゥは事の顛末をポツリポツリと
話し始めた。 ヌワンギと言う名の愚か者の話し。権力に溺れ、自分を
見失い、卑怯極まりない行いをした男。描写の乏しいアルルゥの言葉だけ
でもトウカの怒りを沸き起こす程の卑劣漢であった。 だが最後は敗北し
放逐され、そして惨めに野垂れ死にしたらしい。
 偵察と称して野山をムックルと共に駆け回っていた彼女が、ヌワンギの
死体を見つけたのは本当に偶然だったのだ。
646月下にて4:02/05/24 03:43 ID:9rxvVbC6
「アルルゥ殿、どうして…」
 トウカの感覚ではとても許す事ができぬ男だった。ましてやアルルゥに
とっては最愛の家族を死に至らしめた元凶なのだ。墓を建てるどころか死体
を足蹴にしたとしても文句を言う者はおるまい。
 まるで自分の事の様に憤るトウカの顔をちらりと見て、アルルゥははるか
彼方へ視線を向けた。
「ん」
 そんな事は判っているのだろう、それでも……
「ヌワンギ、蜂蜜くれた」
 優しかった頃の記憶。それは彼にとっては恋する相手の妹に対する何気
ない施しだったのかもしれない。それでも幼い少女には初めて自分と言う
存在を他人が認識してくれた喜びだったのだ。
 憎んでも、蔑んでも、怒っても、胸に残る暖かさ。だからこそ何より
変わってしまった事が悲しかった。誰もが彼を忘れてしまうのが悲しかった
のだ。
 ひっそりと建てられた小さな墓標。走り去る様に流れる時の中で、彼が
いた事を少女が忘れない為の証し。供えられた花は彼が恋した少女の名
であった。
647月下にて5:02/05/24 03:46 ID:9rxvVbC6
「馬鹿」
 墓に向けられた、たった一言の罵倒の言葉に、どれ程の感情が込められて
いたのだろうか。
 だからトウカは優しくアルルゥをその腕に抱いた。
「誰も見てはいないから…」
 しゃくりあげる声と共にトウカの胸でアルルゥが涙を流す。悼む事も
許されぬ彼の為に泣く少女。そして、これからも彼女は彼の為に一人で
泣くに違いない。
「聖上お許し下さい」
 胸の温もりを抱きしめながら、トウカは心中で自分の主に詫びた。
事の顛末の詳細を語れない事。そして全てを捧げると誓ったこの剣の一部を
彼女の為に…優しい彼女を守る為に奮う事をひそかに詫びねばならなかった
から。
 夜の風がゆるりと吹きぬける。夜空の月だけが秘密を抱いた二人の姿を
見つめていた。
648名無しさんだよもん:02/05/24 03:59 ID:9rxvVbC6
以上の>>643-647でうたわれるものSS「月下にて」終わりです。
コンペの作品を読みながら題材の『走る』でトウカの人形イベントを
思い出して作った話しです。
 
649名無しさんだよもん:02/05/25 01:48 ID:CHivhGyX
われものはわからぬ。
650名無しさんだよもん:02/05/25 02:26 ID:apj0TWiX
>649
お前!われものもやる!!
651名無しさんだよもん:02/05/25 02:36 ID:apj0TWiX
652感想人1:02/05/25 13:38 ID:4MiutgGT
>>643-647「月下にて」
悪くはないけど……冒頭のハクオロの「君」にまず引っかかり、次いで「昼下がりなのに西日が差し込むのか?」と引っかかり、全体として練り込み不足を感じた。
トウカの誠実さ・不器用さが走る様や隠れる様によく出てるのはいいとして。
仮にもエヴェンクルガの武人なので、たとえ相手が卑劣漢であってもその死体にひどい仕打ちをするような発想はしないと思うんだけど。
アルルゥの想いや雰囲気を出そうと狙うあまりに、トウカの書き込みがおろそかになっているような気がする……。
狙いは悪くないけど、作り込みが足りない感じ。点数つけるとしたら、5/10点。
653名無しさんだよもん:02/05/26 20:41 ID:BBtLV/3n
654名無しさんだよもん:02/05/27 02:21 ID:pM6xBATN
OHPのコテハンにしても有名どころに留めて欲しい。
ただでさえ手を広げ過ぎの感が強い企画なんだから。
655名無しさんだよもん:02/05/27 02:21 ID:pM6xBATN
誤爆すまん
656648:02/05/27 23:28 ID:EzH1ow+G
>感想人1さん
 感想ありがとうございました。ご指摘の部分も考えてもう一度
推敲してみようと思います。
 やはり感想を頂くとそのレスを読むだけで緊張しますね。
 
657名無しさんだよもん:02/05/28 23:54 ID:+nBhNfuM
あげ
658名無しさんだよもん:02/05/31 22:28 ID:ynyHMAD8
麺て
659名無しさんだよもん:02/06/02 19:45 ID:J+epdP3k
めんてなの
660名無しさんだよもん:02/06/03 02:14 ID:x39X4w6t
661めんて:02/06/04 22:51 ID:Hog4TI3I
生死を問え
悦楽と共に
662名無しさんだよもん:02/06/07 20:19 ID:m/phGnDF
mente
663名無しさんだよもん:02/06/08 19:26 ID:mQXQor7f
men
664名無しさんだよもん:02/06/09 00:23 ID:gv0yj6+U
665名無しさんだよもん:02/06/09 03:16 ID:HiYMkXZZ
666名無しさんだよもん:02/06/09 13:17 ID:qTogSShT
MENNTE
667名無しさんだよもん:02/06/09 19:08 ID:nt2koeik
a
668名無しさんだよもん:02/06/10 01:18 ID:klGVY/UI
メンテ
669 :02/06/10 08:38 ID:7Aa1vLf/
670名無しさんだよもん:02/06/12 19:58 ID:pU/Jy75h
免停
671名無しさんだよもん:02/06/14 19:56 ID:Liz0OReU
めんて
672名無しさんだよもん:02/06/15 00:03 ID:5teF9C+v
圧縮回避メンテ
673名無しさんだよもん:02/06/15 05:42 ID:/MqKAex2
投稿ないねぇ…。

素直に落とすという選択肢はなしか?

メンテしてる人間は書き手?(近々ここに投稿する予定があるからメンテなのか?)



いや、俺もこのスレにはお世話になったけどさ。

正直…どうよ?
674名無しさんだよもん:02/06/15 08:06 ID:zqTTM9TZ
初ですが投稿させてくんさい。一応投稿ルールは読みましたが、不備があったらごめんなさい。

KANONのギャグSSです。レトロな漫画と混ぜてみました。
675名無しさんだよもん:02/06/15 08:10 ID:zqTTM9TZ
「真琴ちゃん」

本日、我が家には美坂姉妹が来ている。名雪の部屋で勉強会という名目であったが、現在、俺と香里がクラスの嫌いな奴の話題で盛り上がり、栞がそれに相槌を打ち、名雪は睡眠学習という風情だ。

ドタドタドタ

「ゆういぢ〜〜ゆういぢ〜〜」

ドタドタドタ

「どこなのら〜〜どこにがぐれだのら〜〜」

ドタドタドタ

「…相沢君。何なの、今のは」
「えと、実は今、ちょっとした事情で、うちで子供を預かってるんだ」
「それが、今の子ですか?」
「ああ。ちょっと変わった子でな」
実はちょっとどころじゃない。いつも昼間は公園に行っているのだが、運悪く鉢合わせてしまうとは、さすが美坂姉妹。正にインケツシスターズだ。
「元気な子ですね。幼稚園児ですか?」
「年は俺も知らん。でも見た目は…栞、お前と同じくらいだ」
「そんな冗談言う人、大嫌いです」
「いや冗談じゃなくて」
不意に足音が近づいてきた。

ドタドタドタ・・・バン!

「キシャーーーみづげだのらーーーー!!」
「まっ真琴っ!!」
俺はクチの周りにいびつなシワをつくって叫んだ。
676名無しさんだよもん:02/06/15 08:13 ID:zqTTM9TZ
そう、その変わった子というのがコイツ、沢渡真琴。
ある日突然秋子さんが、理由も言わず我が家に連れてきたのだ。
以来、俺と名雪はコイツの奇行に悩まされている。

「こんな天気のいい日に、家に閉じこもってると悪い子になるのらーー!!貴様ら、外でドロンコ遊びをするのらーー!!!」
「うっ!」
まことから漂う異臭に、香里が眉をしかめる。香里が一番苦手そうだからな、こーいうフケツな奴は。
さっさと追っ払ってやるか。
「真琴。悪いけど、今日はお客さんが来てるから、一人で遊んでなさい」
「フ―――ッッ」
説得失敗。敵、猛る。
「ドロンコ遊び、す・る・の・らーーっ!!!」

ドタドタドタ・・・

あれ?言葉とは裏腹に、真琴は部屋を出ていった。言う事をきいたとは思えないが、とりあえず俺は努めて美坂姉妹へのアフターケアをすることにした。
「なあ、今日はおひらきにしたほうが身の為だぜ」
「そ、そうみたいね。栞、行くわよ」
「は、はい。でもほんとに、思ったより大きい子でしたね。まことさんでしたっけ?お気の毒です」

ドタドタドタ・・・

「キャッ!?」
「うおっ戻ってきた!?」

バン!

「家に閉じこもってる貴様ら悪い子に、ドロンコ遊びさせてやるのら――ッ!!」
677名無しさんだよもん:02/06/15 08:16 ID:zqTTM9TZ
ビヂャアァッ
「「ヒィ――ッッ!!!」」
悲鳴をあげる女性陣を尻目に、まことはバケツ一杯に汲んできた泥をカーペットにぶちまけ、グチャラグチャラとかき混ぜ始めた。その横で、ここにきてようやく目を覚ました名雪が、寝起きドッキリさながらの「!?」な表情で固まっている。

「部屋の中に泥沼ができて、コイツも身震いして喜んでるのら〜〜」
真琴はベッドの上に鎮座していたけろぴーを掴むと、それを泥中に沈めている。
「ああっダメ!けろぴーを返してッッ」
「こいつも泥水に浸かれて喜んでいるのだ〜!」

泥にまみれたけろぴーを取り返そうと必死な名雪も又泥まみれだ。可哀想に、美坂姉妹は部屋の隅で抱き合って震えている。

「あ…相沢君、助けて」
香里が声を震わせている。泣きつかれるのはこれで2度目だが、シチュエーションの格差は如何ともし難い。

「今のうちに逃げろ。俺が盾になってやるから」
「で、でも、あれ、怖い」

香里が指差している「あれ」とは、今しがた真琴が手に取ったもうひとつのバケツだった。俺はその中身を確かめようと歩を進めた。
が、近づくほどに強くなるその悪臭に、俺はその中身を覗き見ること無く特定することができた。
具体的な名称を言うのは憚られるので、本来KEYのゲームに出ることはないが、天津堂やLibido、まんぼう小屋のゲームにおいてはデフォルトであるものだと言っておこう。

「祐一さんっ、うんにょが!怖いです!うんにょが!」

俺の婉曲な表現をスポイルする栞。
678名無しさんだよもん:02/06/15 08:18 ID:zqTTM9TZ
「とにかく…、汚されないように俺のうしろに隠れて、はやく部屋から脱出しろ」
「わ、分かったわ。…行くわよ、栞」
「お姉ちゃん…でも、怖いです」
「大丈夫、私がついてるわ」
さすがお姉さんといったところか。香里は、怯えている栞を目で諭し、駆け出した。
「栞、こっちよ!…あッッ!?」

ズルリ!べチャッッ!

「お、お姉ちゃん!?」
しかし、泥に足をとられてこけた。俺は殆ど心配するより先に、この女はどこまでインケツなのだろうと呆れてしまった。おそらく、弾丸抜きのロシアン・ルーレットをやっても、銃が爆発して死ぬのだろう、と。

そんなことを考えていると、真琴が横を駆け抜けていった。香里の無様なコケっぷりに、極めて子供らしく狂喜した真琴は、件のバケツの中身を、香里の頭からドバーーーーっ!とぶち撒けた。

「キャハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハ!!!」

子供特有の真っ直ぐな嬌声が残酷さを湛え、響いた。それが俺、いや、我々の、理性の軟化を促す合図だったのだろう。俺は衝動的に呟いていた。

「やるか、ドロンコ遊び」

或いは、我々は大人であろうとする生活に、疲れを溜めていたのかもしれない。気づけば、俺たち5人は嬉々として、室内泥んこ遊びに興じていたのであった。
679名無しさんだよもん:02/06/15 08:21 ID:zqTTM9TZ
>>675-678 おわりです。
680名無しさんだよもん:02/06/15 20:35 ID:EnNytYkH
a
681流水塔 ◆skb1Nfqs :02/06/15 22:24 ID:Pxh+zLxE
>>674 乙彼。全体的な流れとして、「真琴が泥遊び→祐一達が童心に立ち帰りはしゃぎ合う」 
    特に違和感なく結末までもって行けてたと思う。ただ、終盤の「やるか、ドロンコ遊び。」
    の前に一言祐一が真琴を叱るシーンを入れたほうがよりベターだった。
    例えば、「子供特有の真っ直ぐな嬌声が残酷さを湛え、響いた」と
    「いや、我々の、理性の軟化を促す合図だったのだろう。俺は衝動的に呟いていた。」の間に・・・
   祐一「お・・お前って奴は・・・なんてことしてくれたんだこのバカっっっ!!」
   真琴「あうーっ。」
   祐一「相変わらず人の迷惑も考えずに無茶苦茶なことしてくれたな。このっっっ!!」
   真琴「ゴツンッッ!?いっ・・痛い!?何も殴ることないでしょう。祐一のバカァ!!」
   祐一「いいなあ真琴は。やりたいこと好き放題やれて。」
   ・・・とかね。
682名無しさんだよもん:02/06/15 23:02 ID:ZGDCdcuX
>681
いや、キミ、元ネタわかってるか…?
683流水塔 ◆skb1Nfqs :02/06/15 23:15 ID:Pxh+zLxE
>>682 すまんが知らないのよ。というか、あくまでテクスト読解だから、
    元ネタを前提として読んだ人とは感想が違ってくるでしょう。
    それより、>>682さんも一言感想書いてあげて。
    投稿して2時間も感想0は無いと思うんだが。
684682じゃないよ:02/06/17 09:22 ID:vWrxrhPz
おお、「まことちゃん」のパロディですな。懐かしい。グワシ。
それ以上の感想は書きにくいが、巧く料理してるし何より面白いので無問題。

>>683
タイトル落ちの一発ネタに近いものがあるので、元ネタが判る人は感想をつけづらいと思われ。
「まことちゃん」の雰囲気を巧く当てはめてるとしか言いようがないというか、
元が究極のナンセンス漫画なだけに、真面目に感想を書くのが間違ってるような気がすると言うか。

つーか正直、>>681の真面目な感想は面白かった。あ、もちろん肯定的な意味で。
いや、元ネタを知ってると知らないとではここまで差が出るもんだなあってw

それではサバラなのだ!!
685名無しさんだよもん:02/06/17 09:33 ID:iWRp8YCj
ついでに一言。

>>673
独自の方向に特化した創作系のスレが多数存在する葉鍵板において、
完全にノージャンルのSSスレというのがこのスレの存在意義。

だから別に繁盛しなくても良いし、メンテしておく意味もあるかと思われ。
既存の創作関係のスレのどれにも該当しない(OR該当させたくない)SSを投稿するための、
ある意味最後の駆け込み寺的存在という意味もあっての「総合」投稿スレな訳よね。
ここが寂れてるってことは他の創作系スレが賑わってるってこと。歓迎すべし。
686名無しさんだよもん:02/06/17 22:31 ID:M0Q7dDpB
>>685がいいこと言った!
687神よ、お許しください…。:02/06/20 10:57 ID:spgUp6+z
コンペスレに貼るつもりで書いたのに………寝坊して貼り損ねました…
くやしいのでここに貼らせてください………おながいします(⊃Д`)
688名無しさんだよもん:02/06/20 11:02 ID:spgUp6+z
「それみさお、とってこーい!」
 僕はボールを蹴り上げる。少し小さくなった靴が引っかかって爪先が痛いけど、それでも力いっぱい蹴り飛ばす。
 少し赤くなりだした空に向かって、ボールはとんでいく。
 サッカー選手みたいに遠くへは飛ばせないけれど、力いっぱいキックするのはすごく気持ちがいいんだ。でも、
「お兄ちゃん、あたし犬さんじゃないよ…」
 こいつは僕の気持ちをわかってくれない。ものすごく不満そうな顔をして僕のほうを見ている。
 犬をなでるのは好きなくせに、犬と一緒にされると怒るなんてわがままな奴だ。
「だめじゃないかみさお、せっかくあんな遠くまで飛んだのに。取りに行くのはみさおの役目なんだぞ」
「だって、私さっきからボール拾いばっかなんだもん………疲れちゃったよぉ…」
 そうして、みさおはそのまま、地面に座り込んでしまった。あ、まだ地面乾いてないのに。
 スカート汚したら、またお母さんに怒られちゃうじゃないか。
「だらしないやつだなぁ、そんなんじゃ立派な野球選手になれないぞ?」
「お兄ちゃん、またわけのわからない事言ってる…」
689名無しさんだよもん:02/06/20 11:03 ID:spgUp6+z
 みさおの奴は、相変わらず頬を膨らませて僕のほうを見てる。僕は、地面に座ったままのみさおを無理矢理立たせてやった。
「そんな事言うんなら、今度は私にボールけらせてよぉ。こんなのつまんない…」
「何言ってんだ、しらないのか?お兄さんはボールを拾いをしちゃ駄目って、法律で決まってるんだぞ?」
「そんなのウソだよぉ」
 最近みさおが僕の言う事を信じてくれなくなった。
 前は僕の言う事を「ウンウン」って聞いてたのに、今は僕の言う事が全部ウソだと思ってる。
 きっとこの間お父さんが、「大人になるとみんなウソツキになる」って言ってたからだ。
 僕の言う事よりお父さんの言う事を信じるなんて、ちょっとショックだ。仕方がない、別のはなしをしてみよう。
「それにな、こういう言い伝えがあるんだぞ」
「………言い伝え?」
 相変わらずみさおは僕の顔を睨んでる。
「サッカーをするときな、思いっきり蹴ったボールを上手く取れた人は、お願いがかなうんだ」
「それほんと?」
 急にみさおの顔が明るくなった。
「ほんとだぞ!それにな、蹴った人のお願いもかなうんだ」
「じゃ、じゃあね、じゃあね!お兄ちゃんが蹴ったボールを私が取ったら、私の背、おっきくなる?」
「それくらい簡単だ。しかも兄妹だから、二倍大きくなれるんだ!」
「ホント!?じゃあわたし、お兄ちゃんの蹴ったボール、いっぱいとるよ!」
 そう言って、みさおは川原の方にに走っていった。
 フフン、あいつもまだまだ、しゅぎょうが足らないな。
690名無しさんだよもん:02/06/20 11:07 ID:spgUp6+z

 私は雨が嫌い。

 「雨が降らないと、水がなくなって困るでしょ?」って先生は言ってたけど、それでも嫌い。
 濡れるし、冷たいし、汚れるし、外にも遊びにいけない。
 でも、一番嫌なのは、今日みたいに雨が降ってても、おけいこには行かなきゃいけないこと。
 今日の雨は少し強いから、傘をさしててもあんまり意味がない。ずっと歩いてきたから、靴の中がぐちゅぐちゅして気持ち悪い。
 ホントなら今日はお休みしたいけど、きっとお母さんが怒るからそれは駄目だ。傘を傾けて、空を見てみた。もちろん、空も暗い。
 ますますおけいこに行きたくなくなる。はやくおひさまが見たい。明日は、晴れるといいな。
 橋についた。雨のせいで、川の水が多くなってる。
 いつもみたいなきれいな水じゃなくて、茶色くてすごく濁ってる。やっぱり雨は嫌い。
「あ………」
 川原にある、小さな小屋。その軒下に、誰かいた。雨の日は危ないから、川原に降りちゃいけないのに、何してるんだろう。
 目をキュッと細くしてよく見たら、それは知ってる子だった。いつも家にいるあの子。すぐ怒るあの子。何してるんだろう。危ないのに。
691名無しさんだよもん:02/06/20 11:08 ID:spgUp6+z

「………なにしてるの?」
 本当はおけいこが始まるから急がなくちゃいけないのに、私はあの子が気になって仕方がなかった。
 いっつも家の中にいて、あんまり外に出てこない子。
 あの子がこんな雨の日に、こんな危ないところにいるのが気になって、私は川原に降りてきてしまった。
「ねぇ、なにしてるの?」
「………」
 返事がない。雨でビショビショのその子は、膝を抱えてうずくまったまま何もこたえてくれない。
 おなかが痛いのかな?ちょっとだけ心配になってもう一度だけ聞いてみた。
「ねぇ、なにしてるの?」
「………………サッカー」
 雨の音がうるさいから、聞き間違いかなって思ったけど、その子は確かに「サッカー」って言った。すごくすごく小さい声で。
「サッカー?こんな日に?雨降ってるのに?」
 私はますます不思議になって聞き返してみたけど、返事はなかった。
 でもよく見ると、その子の脇に泥だらけの小さなサッカーボールが転がっていた。
 スニーカーもやっぱり泥ですごく汚れている。本当にサッカーをしていたみたいだ。
 雨は朝からずっと降ってるから、この子は雨の中でずっと遊んでたのかな?
「ねえ、帰らないの?風邪ひくよ?」
 聞いてみたけど、今度は答えてくれなかった。やっぱり膝を抱えたまま、下を見ている。雨が強くなってきた。
 そろそろ行かないと、おけいこに遅刻する。先生に怒られる。お母さんにも怒られる。
 でも、そんな風にしてるその子の事が気になって、もう一度だけ聞いてみた。
「ねぇ、こんなところにいると危ないよ?雨の日は川の水が増えるから危ないって、お母さんに言われなかった?」
692名無しさんだよもん:02/06/20 11:10 ID:spgUp6+z
「………」
 やっぱり返事はない。けど、その子は少し震えてるみたいだった。
 さっきまで何ともなかったのに、ホントに風邪ひいちゃったのかな?
「………」
 その子が立ち上がった。あんまり勢いよく立ったので、私はちょっとびっくりして後ろに下がってしまった。
 その子はしばらくどこかを見つめていたけど、急に、
「………ん」
「わっ!」
 足元のボールを拾って私に押し付けた。ボールはすごくドロドロだったけど、私はおもわずボールを受け取ってしまった。
 ボールの泥が服と手について、少し汚れた。
「わっ!わっ!な、なに?」
 驚いて聞いてみたけど、その子はもうそこにいなかった。雨の中、傘も差さずに走っていった。
 小屋から少し離れたところまで行くと振り返って、
「サッカーやろう」
 突然そんな事をいった。急にボールを渡された時もビックリしたけど、私はまたビックリした。
「サ、サッカー?」
「………うん」
 私は困ってしまった。なんでこの子がそんな事を言うのか全然わからなかった。雨が降ってる。
 サッカーなんかしたらきっと濡れちゃう。汚れちゃう。それに、これからおけいこに行かないと。
 サッカーなんかできないし、やりたくない。なんでこの子がそんな事を言うのか全然わからなかった。
「わ、わたし、これからおけいこ行かないと………」
 断ろうと、そう言いかけて、言葉が出なくなった。あの子が、こっちを見てる。それだけで、何も言えなくなってしまった。
 雨のせいなのかわからないけれど、あの子の顔は泣いているみたいに見えた。

「やろう」

 もう一度だけ、そう言った。


 私は、その日初めて、おけいこをさぼった。
693名無しさんだよもん:02/06/20 11:12 ID:spgUp6+z
わかり難いかもしれませんがONEネタでございます。
Give me time…いやまじで…。
694名無しさんだよもん:02/06/20 15:50 ID:S2okUr/M
アイデアは実にいいと思う。文章の繋ぎ方も上手いと思われ。

ただ、どうも話が散漫過ぎて、書いた意図つーか主題みたいなものが
伝わってこないような。もっと練り込んでみたら更にいい出来になると思う。
魅力を強く感じるだけに惜しいというかなんつーか。

あと、女の子は多分瑞佳だと思うんだけど(違ったら以下は無視の方向で)、
ここで一緒に遊ぶとなると、本編の投石のエピソードとの整合性が気になったり。
あの時点までにあんま仲良くなってると違和感があるので。

まあ、このままでも矛盾が生じるわけではないけど、
個人的意見を言うならば、ここはさぼらせずに帰らせて、
あくまで瑞佳が初めて浩平を意識したシーンというのにとどめておき、
んで、くだんのエピソードに繋がっていくのを匂わせるような終わり方にするとか。

好き勝手言ってスマソ。でも良かったっす。できれば再挑戦キボンヌ。
695感想人1:02/06/21 11:37 ID:Oh879Qg0
>>688-693
むむむ…。
ゴメン、よく分からなかったよ。
前半と後半のつながりがはっきりとしない(何となく予想は出来るんだけど)のが
一番気になったところか。何だか未完成の作品みたいな印象。
文の組立とかテンポとかは悪くないと思うので、惜しいね。どうせコンペスレに
間に合わなかったのなら、もっと完成度を高めてもよかったんじゃないかと。
こちらに上げる分には期限はないんだからさ。
そう言えば、タイトルはないの?
696693:02/06/22 01:35 ID:Ro1gaDqr
ご批評、ありがとうございます。ちょっとだけw
散漫としてるとか矛盾があるとか言われてますが、それは単純な力不足と思い知りましたので参考にさせていただきます(ヒィ

ただ、>>695さんが未完成の作品みたいな印象、と書かれていたので醜い言い訳を。
本当はこのあと、場面が現代に移って瑞佳達と云々、という閉めに当たる下りがあったんですが、
書いてる途中でどうにもダラダラした展開になってる気がしだし…ならいっそのこと、と全部カットしてしまいました。
個人的には斬ってしまったほうが綺麗になるかな、と思ってやってみたんですが、どうやら不発だったようで…。
皆さんのご意見、参考にして精進いたします。

「書き終わった後で未練たらしく言い訳してんじゃねぇよこのチキンが!」ってのは理解してるのでもう言わないでくれ(⊃Д`)
697感想人1:02/06/22 11:14 ID:BgosWyoc
それにしても、感想書く人減ったね…。
メンテはしてくれる人多いみたいだけど、維持するつもりがあるなら、感想書きなよ。

>>696
いや、別に言い訳してもいいんじゃないのかな?
皆さんと言っても、感想書いたの二人だけだし。そこまで低姿勢になる必要はない
と思う。
めげずにまた書いてね。
698名無しさんだよもん:02/06/22 14:23 ID:avnuCNiV
めんて
699名無しさんだよもん:02/06/22 23:03 ID:XiLlFwRf
gsre
700名無しさんだよもん:02/06/23 03:04 ID:aKfapnqb
701名無しさんだよもん:02/06/23 11:36 ID:Zr5iW4BW
ごめん、読んでない…惰性すまそ。
702名無しさんだよもん:02/06/23 14:11 ID:q2kWoY7e
保守 
703名無しさんだよもん:02/06/24 22:14 ID:sPi7AL1f
緊急浮上!
704名無しさんだよもん
メンテ