KanonSS鬼畜物投稿専用スレッド

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1そうだ!鬼畜で行こう!!
このスレッドはKanonの18禁SSや鬼畜物SSの
投稿専用です。
■■■SS投稿用スレッドLeaf.key板』■■■
の分家スレッドです。
ここではエログロや鬼畜物のみを募集しております。

みんなで残酷な描写やキャラが不幸になるSSを投稿し
て楽しみましょう!!
残酷なお話が嫌いな方は読まないことをお勧めします。
2名無しさん@そうだ選挙にいこう:2000/07/09(日) 17:19
お、SS投稿用スレッドから独立したんだね。
面白いのが読めるのを期待してまーす。
3OVA:2000/07/09(日) 17:23
■■■SS投稿用スレッドLeaf.Key板■■■において
投稿された月宮あゆSS『罪と罰』第2章はこちらに書いていき
ます。
とてもキツイ描写が続くのでこういうのが嫌いな方は読まないよ
うにしてくださいませ。
ラストまではsageながら書いていきます。
>>3
OVAさん
ご配慮ありがとう!!
おいらは体力あるときに、まとめてmio_2chさんのとこで読むよ。
5大学生:2000/07/09(日) 17:52
テストとレポートが修羅場なんで、
それを乗り切ったら書いてみるよ。どんなのが2ch住人の好みなの?
(名雪を監禁して輪姦するとか?)
6あゆSS『罪と罰』第2章:2000/07/09(日) 18:29
ボクは、あれからも売春をさせられ続けた...。
自殺する勇気のないボクはこの地獄から逃げることは出来ない。
...そんなある日。

「よう、兄貴。遊びにきたぜ...」
ご主人様の弟の臭作様が訪ねてきた。
「今日は俺の奴隷もつれてきたぜ...」
臭作様の後ろに肩下まで伸びた長い髪をライトグリーンのチェック
のリボンで留めている綺麗な女の人が立っている。
「さあ、佐祐理お嬢様...」
臭作様が女の人にあいさつを促す。
『はじめまして...く、倉田佐祐理といいます...』
おびえた表情でご主人様に挨拶をする。

「ほう、こいつがお前の奴隷か...」
そう言って蛇のような目でなめ回すように佐祐理さんを見るご主
人様。
「さて、お楽しみといきますか...佐祐理お嬢様、服を脱いで
そこにいるあゆとセックスしてください...」
臭作様が佐祐理さんにいやらしい口調で命令する。

『お、お願いです。もう許してください、加藤さん...」
「おやおやぁ〜、あのビデオを川澄様に見て頂きたいという事で
すか?川澄様を想ってオナニーしているビデオを!!」
『そ、それだけは嫌です!!舞にそれを知られたら...!!』
「...だったら、早くしろっ!!」
『...わ、わかりました...』
佐祐理さんは服を脱いで裸になるとボクのそばに近づいてきた.
...。

「あゆ、佐祐理お嬢様をイカせて差し上げろ...お前が先にイ
クような恥を俺様にかかせるんじゃねぇぞ...!」
ボクを繋ぐ鎖を柱から外しながらご主人様が冷たい声で言った。
『あゆちゃん...ですね...佐祐理と...して...下さ
い...』
そう言うと佐祐理さんはボクにキスしてきた...。
>>6
加藤という苗字は臭作のものじゃなくて、
奴が成りすました管理人の苗字じゃなかったか?
8あゆSS『罪と罰』第2章:2000/07/09(日) 19:03
『ん、んん...』
ボクに舌を挿し入れてディープキスをしてくる。
『ふぁっ!!』
ボクのあそこに佐祐理さんの手が...こ、この人、うまい!
『あ、ふぅ、んん...あ、あぁ...っ』
ボクは佐祐理さんに胸を、あそこを、口唇を責められる。
「あゆ!!佐祐理にもしてやれ!!」
抵抗出来なくなりそうなボクにご主人様が怒鳴る!

このままイカされたら、どんなめにあわされるか...。
ボクは佐祐理さんの手を払いのけ、佐祐理さんを床に押し倒す!
床に仰向けに押し倒した佐祐理さんの上に乗り、佐祐理さんのあ
そこに顔を向け、あそこをなめ始める。
ぴちゃぴちゃ...ぺろぺろ...。
「あ、あぁっ...!」
佐祐理さんがあえぎ声をあげる。
ボクは佐祐理さんのあそこをご主人様にされたように舌と指で責
める。指を挿入し、かきまわしながら舌を這わせる。
『んあっ!』
佐祐理さんはボクのあそこに舌を当て、ボクを責めてくる。
し、しまった...ボクのあそこが佐祐理さんの顔の上にあるん
だ...!
ボクはあそこを責められる快感で飛びそうになる意識を抑えなが
ら佐祐理さんを責め続ける!

き、気持ちいいよぅ...ボク、イキそう...。
でも、まだだ、め...。
ボクは指と舌で必死に責め続ける!
ぶびゅっ!!
佐祐理さんのあそこから愛液が吹き出す!
「ひっ!!あああぁぁっ!!」
佐祐理さんが叫ぶ!!イッちゃった、の...?

くちゅうっ!!
『んあぁぁぁぁぁっ!!』
いきなりあそこに指を三本くらい挿れられ、ボクもイッてしまっ
た...。
イク寸前に佐祐理さんがボクに指を挿入してきたんだ...。
ボクと佐祐理さんはそのまま気を失った...。
9OVA:2000/07/09(日) 19:07
7さんへ
臭作は加藤という偽名で倉田家の使用人になったんですよ。
10あゆSS『罪と罰』:2000/07/09(日) 20:04
『う...んん...』
ボクが目を覚ますと、そこにはボクの知らない女の人が両手と
両足を縛られて床に転がっていた...。
「くくく、いい様だな...」
そう言いながらご主人様がその女の人を見下ろしてにやにや笑っ
ている。
女の人をよく見ると長い髪をブルーのリボンで縛って祐一君の学
校の制服を着ている。

「こんなとこまで犯されにくるとはな!くくくくく」
佐祐理さんを抱き寄せ佐祐理さんの胸を弄びながら、臭作様が女
の人に言い放つ。
「...ちがう...佐祐理からその汚い手を離せ...」
女の人は臭作様をにらみつけながら怒気を含んだ声で言う。

「ふん!馬鹿な女だ!佐祐理にナイフを突き付けただけで抵抗出
来ないお前が俺達から佐祐理を助けられるかよ!!」
「今から、たっぷり調教してやるぜ!!」

「舞...ごめんなさい...佐祐理なんかのためにこんな...」
「佐祐理は友達だから...助けに来た...」
「麗しい友情ってか。ふん!おい!あゆ!佐祐理!今からこいつに
お前達が犯される快感を教えてやれ!!」
臭作様がボクと佐祐理さんに命令する。

「そ、そんなこと出来ません...」
佐祐理さんが拒否すると、いきなり蹴りを佐祐理さんに入れる!
「ぐふぅっ!!い、痛い...」
「てめぇ!この俺の言うことが聞けねぇのか!!」
何度も蹴りを入れる!ドゴッドゴッ!!
「佐祐理っ!!佐祐理を!!佐祐理を蹴るな!!」
舞さんが叫ぶ。
「ぐふっ!で、できませ、ん...」
佐祐理さんは痛みで涙を流しながらも拒否し続ける。

「はあ、はあっ!ならこれならどうだ!!」
そう言いながら舞さんの顔にナイフを近づける。
「目の前でこいつが解体されるのとお前の手で犯すのとどっちが
いいんだ!!」
そう叫んで佐祐理さんを脅す。
「うぅっ...舞...ごめんなさい...でも、舞を殺される
くらいなら...」
そう言って佐祐理さんは舞さんに泣きながら近づいていった...。
11あゆSS『罪と罰』:2000/07/09(日) 20:41
「舞...せめて、優しくしますね...」
「佐祐理...」
佐祐理さんは舞さんを起こして座らせ優しくキスをする。

「くくく、あゆ、お前も行くんだ...」
『はい...』
ボクは佐祐理さんにキスされてる舞さんに近づき、首筋にキスを
する。
『ん、ん...』
舞さんの胸に手を延ばし後ろから首筋をなめたり耳を軽く噛んだ
りしながら舞さんの胸を服の上から揉む。
「んはあっ!」
舞さんが佐祐理さんの唇から顔を離し、吐息を吐く。
「舞...」
佐祐理さんが舞さんの足首のロープをほどき舞さんのスカートの
中に顔を入れる。
「さ、佐祐理...そんなとこ...に止め...うぁぁっ!」
ボクがブラの下に手を入れ乳首をつまむと舞さんの体から力が抜
けた。

佐祐理さんは舞さんの太股を開かせ、舞さんのあそこを下着越し
になめる。
「ひ、あぁぁぁっ」
ボクは胸を揉み続けながら舞さんの唇を自分の唇で塞ぎ、舌を挿
し入れ舞さんの舌に絡める。
『ん、んんんっ』「んぐぅぅっ」
佐祐理さんは舞さんのパンツを脱がせ今度は直接あそこを責める。
「舞...もう...こんなに...」
「ん、んんんんぅ...」
舞さんがなにかを言う。けどボクに唇を塞がれ声にならない。
『ぷはぁ』
ボクは唇を離すと舞さんの上着をブラごと上にずらして乳首に吸
い付く。ボクは乳首を吸いながなら舞さんを押し倒し、吸ってな
いもう片方のおっぱいを責める。
「...あぁっ!!」
舞さんが声を上げる。

「ククク、そろそろいい頃合だな。あゆ、佐祐理。そいつの足を
押さえつけて開かせてろ...」
そういって下半身をさらけ出しながら臭作様が近づいてきた...。
1211の訂正:2000/07/09(日) 20:47
誤 佐祐理さんは舞さんの太股を開かせ
正 佐祐理さんは舞さんの両足を開かせ
13あゆSS『罪と罰』第2章:2000/07/09(日) 21:18
「ま、舞に何をする気なんですか!?」
「決まってんだろうが!!これをぶち込んでやるのさ!!」
そういって大きくなったおちんちんをしごいて見せる。
「お、お願いします。佐祐理がご奉仕しますから、それだけは!」

「お前は俺の相手をするんだよ!!」
「きゃああっ!」
そう叫んでご主人様が佐祐理さんの手を掴んで引き寄せ、佐祐理
さんをよつんばいにさせ、佐祐理さんを挿し貫く!!
「ひっ!いやあぁっ!!」
「佐祐理!!」
舞さんが叫ぶ。
「あゆ!お前だけでもこいつを押さえつけてろ!!」
ご主人様に犯されてる佐祐理さんに一瞥をくれボクに命令する。
『わ、わかりました...』
ボクは暴れる舞さんを押さえつけようとする。
けど、ボクの力では押さえつけてるのは無理なのかボクは跳ね
飛ばされる。

『うぐうっ!』ドスン!ボクが床に手をついて体を起こすと...。
「使えねぇな!!テメエは!!」臭作様に怒鳴られる。
『ご、こめんなさい!ごめんない!!』
ぶるぶる。ボクは怒鳴られて、こわくて震えてる...。

臭作様は舞さんに近づきおなかをおもいきり蹴りあげる!!
「げほっ!!」
痛みで舞さんが咳き込む。苦しむ舞さんを押さえつけ、舞さんの
両足を開かせ、あそこをいきなり挿し貫く!!

「ぎゃあぁぁぁぁぁぁぁっ!!」
舞さんの悲鳴が部屋に響く。
「くくく、いくら泣き叫んでも外には聞こえねぇぜ!!」
そう言い放ち腰を乱暴に動かし始める。
「ぐ、あぁぁっ!!」舞さんの目から涙がこぼれ落ちた...。
14あゆSS『罪と罰』第2章:2000/07/09(日) 21:46
「ひいっ!あぁぁぁっ...もう、許して...」
「やめ、ろ...こん、な...」
佐祐理さんと舞さんはご主人様たちに犯されつづけている...。
「舞、俺様の奴隷になることを誓え...毎日佐祐理と一緒に快
楽を与えてやるぞ」
「ふ、ふざ、けるなっ!!」舞さんは拒否する。

「おい、あゆ!こたつの上にある針とライターを持って来い!!」
『わ、わかりました』
ボクはとなりの部屋にあるこたつの上から針とライターを取って
くる。
『取ってきました...』
臭作様はいつのまにか座位に体位をかえて舞さんを犯している。
舞さんの胸を揉みながらボクにとんでもない事を命令する。
「あゆ、舞の胸にその針を突き刺せ!」
『そ、そんなこと...』
「おまえがやられたいのか!!」

『わ、わかり...ました...』
ボクは舞さんに近づく...。舞さんはボクを見てる...。
「はやくやれ!!」叱咤されボクは針を舞さんの胸に突き立てる。
「!?ぐっ...」
『舞さん...ごめんなさい!!」
「だれが1本だけだと言った!!乳首も含めて全部突き刺せ!!」
舞さんの顔がひきつる。
ボクは舞さんの胸に針を突き立てていく...。
『うぐぅ...ひっく、ひっく,,,ごめんなさい、ごめんなさ
い...』
ボクは泣きながら針を刺していく...。
舞さんは時折小さな悲鳴をあげる...。
乳首に針を突き刺した時、舞さんは涙をながし悲鳴を上げると
失神した......。
15あゆSS『罪と罰』第2章:2000/07/09(日) 22:21
『うぐぅ...ひどい...ひどいよ...』
ボクは泣いていた...。
ご主人様に犯され、解放された佐祐理さんがボクに話しかける。
「あゆちゃん...全部、佐祐理がいけないんです...自分の
手で舞を、親友を犯したい...舞を自分だけの物にしたい..
.大切な親友をそんな目で見てた...だから...罰が当たっ
たんです...。そのせいで...舞を...こんな目にあわせ
て...あゆちゃんにもあんなひどいことをさせて...佐祐理
が...全部...悪いん...で...す...うぅっ...
ぐすっ...舞...ごめんなさい......」
そういって佐祐理さんは泣き続けてる...。
部屋の隅でボクと佐祐理さんは泣き続けた...。

ボク達の目の前で舞さんはあれからご主人様達に犯されつづけて
いる...。
「まったく、強情な女だ!!」
「まだ、忠誠を誓わねぇのか!!」
胸に針を突き立てられたまま、舞さんは犯されている...。
「こ、断る!!」
涙を流しながら強い口調で答える...。
しゅぼっ!ご主人様がライターに火をつけ舞さんの胸に刺さった
針を灼く。じゅうぅぅ。
「ひぃっ!ぎゃあぁぁぁぁぁぁっ!!」
ライターの火で灼かれた針が舞さんの胸を中から灼く!!

「おおっ!!よく締まるぞ!!」
「忠誠を誓うか!!」
舞さんはライターの火から逃れようとする!けれど後ろから臭作
様に犯されてるせいで逃げられない!!
「いやだ!!絶対に!!」
「そうか、そこまで拒むなら、あそこの二人にもお前と同じ事を
してやるか...」
そう言うとご主人様がボク達を冷たい瞳でにらむ。
『ひいっ....』
「す、するなら...佐祐理にしてください...舞とあゆちゃ
んには...」
ボクと佐祐理さんは抱きあって震えてる...。

「わ、わかった...奴隷に...なるから...」
「奴隷になります、だろうが!!」
そう叫びご主人様が舞さんを拳で殴る!!
「ど、奴隷になり...ます...」
舞さんは泣きながらそう答えた......。
16あゆSS『罪と罰』第2章:2000/07/09(日) 22:43
「くくく、良い子だ...さあ、なめろ」
そう言うと舞さんにおちんちんをくわえさせる。
「んぐ、ぐうぅぅっ...」
「いいぞ!舞!今からマンコに中出ししてやるからな!!」
「くくく、全部飲めよ!!」
「「おら!出すぞ!!」」
そう二人が叫び二人同時に舞さんに射精する!!
「んぐうぅぅぅぅぅぅぅっ!!!!」
舞さんはそのまま気絶した...。

気絶した舞さんから針を抜き取り、ご主人様達がボク達に近づい
てくる。
「兄貴...針責めしてやるとマンコがよく締まるぜ」
「そうか、今度は俺にも味あわせてくれよ...」
いやらしい笑みをボク達に向けてくる...。
『ま、まさか...』
「「まだまだ、楽しませてもらうぞ。あゆ、佐祐理...」」
二人は声をハモらせて言い放つとボクと佐祐理さんに...。

「『いやあぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁっ!!』」

...ボクの...悪夢は...まだ終わらない...。
                    佐祐理&舞編 完
17OVA:2000/07/09(日) 22:45
次は名雪編です。
一休みしたら書きます。
187:2000/07/09(日) 23:53
すごい…。
19名無しさん:2000/07/10(月) 00:46
上手いですね。感心致しました。ただ欲を言うと、
もう少し苦痛を与えた方が良いかと。あと語り手が受けている
苦痛の描写をいれると文章が引き締まりますよ
(この場合はあゆの視点なのでしょうがありませんが)
20OVA:2000/07/10(月) 02:52
19さんへ
助言ありがとうございます!
初めて書く長編SSなのでまだまだ描写がアレですががんばって
完結させたいです。
21OVA:2000/07/10(月) 02:53
うみゅ、間違えて上げてしまったんで下げます。
22OVA:2000/07/10(月) 03:02
名雪編書こうと思ったけど眠いんでまた後ほど書きます。
おやすみなさい。ZZZ...。
あれから数日後...ボクのそばで、名雪さんが狂ったようにオ
ナニーをしている...。
首にはボクと同じように鎖のついた首輪をつけられ、裸で部屋の
柱に繋がれている...。

「ああん...はあ、はあ...」
口からよだれを垂らして一心不乱に自分のあそこをバイブでかき
まわしている...。
その瞳に意志の光はなく、ただ、涙を流しながら快感を貪り続け
ている...。

ボクはそんな名雪さんの姿を見ていられなくなって耳を手で塞い
で目を閉じる...。

『名雪さん...ごめんなさい...』
ボクは小さくつぶやく...。
名雪さんは聞こえているのか、聞こえてないのかオナニーを狂っ
たように続けている...。

佐祐理さんと舞さんと共に犯されたあの後、ご主人様に命令され
ボクは名雪さんを...。
どうして、あんな命令に従ってしまったんだろ...ボクは名雪
さんを売ったんだ...自分かわいさに...。

『...ボクって...最低だ...』
ボクの目から涙がこぼれ落ちた...。
24OVA:2000/07/10(月) 16:17
仕事があるんで続きはAM3:00以降に書きます。
よろしくお願いします。楽しみになってます
260VA:2000/07/11(火) 05:48
25さんへ
ありがとうございます!がんばってラストまで書いていきます!
今週は忙しいのでちょっとずつになりますけどこつこつ書いてい
きます。
針とライターを使った責めを受けたあと...ボクはご主人様の
を...佐祐理さんと舞さんは...臭作様のおちんちんを二人
一緒になめて綺麗にさせられてる...。

「くくく、舞、これからお前は佐祐理と共に俺様の奴隷として暮
らすんだ。いいか、これからは毎日学校が終わったらここに来る
んだ。逃げたり、逆らうことがあれば佐祐理がどうなるか...
分かるな?」
「はい...わかりました...」
舞さんは臭作様に素直に返事をする...その瞳には...生気
がない...。
「佐祐理。お前もだ...もし、妙な真似をすれば舞を...」
「わ、わかりました...ご主人様...」
佐祐理さんはおびえきった表情で頷く...。
「自殺んか考えるなよ...残ったほうがどんなめにあうか、
考えろ...くくく...」
そう言って冷たい笑みを浮かべると舞さん達に命令する。

「もう今日は帰れ...明日、またここに来るんだ...」
「「...はい...」」
佐祐理さんと舞さんはシワになった服を来て、部屋を出ていく。
「...俺も今日は帰るぜ。明日また来る...」
そう言って臭作様も帰っていった...。

部屋にはボクとご主人様だけが裸のままでいる...。
「おい、あゆ」
『はい...』
「ひさしぶりにじっくりかわいがってやるぜ...股を開け」
「ま、まだ...するん、ですか?』
バチィン!!いきなりほっぺを殴られる!
『うぐぅっ!!』
「誰に向かって口答えしてんだ!!殺されてぇのか!!」
ボクは首の鎖を引っ張られながら何度も何度も蹴られる!
『うぐ...ご、ごめんなさい...ゆ、許して...下さい.
...うぅっ...』
ボクは痛みに涙を流しながら必死で謝る...。
28OVA:2000/07/11(火) 06:59
26が0VAになってる...。
27の臭作のセリフは「自殺なんか考えるなよ...〜」
が正しいです。
眠い...んでまたあとで書きます...。
29名無しさん:2000/07/11(火) 07:47
続ききぼーんあげ
「はあっ、はあっ!さっさと股を開け!!」
ボクを蹴りつけながらご主人様が怒鳴る!
『うぐっ...ひっく...わかり...ま...した...』
ボクはあまりの痛さに泣きながらその場で股を開く...。
「そら、挿れてやるぞ!!」
そう言ってボクの濡れてもいないあそこにむりやり挿入してくる
!!

『ひいぃっ!!いたいいたいいたいいたいぃぃぃっ!!』
濡れてもいないあそこにむりやり挿入されボクのあそこに激痛が
走りボクは泣き叫ぶ!
ご主人様はボクの悲鳴などおかまいなしに腰を乱暴に打ちつけて
くる...いたい...いたいよぅ...。
『うぐぅ...ひっく...抜いて...ください...痛いの
...』
ボクは泣きながらお願いする...バチィン!!
いきなりほっぺを殴られる...。
「俺は気持ちいいんだよ!てめぇの痛みなんか知るか!!」
そう言って今度は拳で何度も何度もボクの顔を殴る!!
『ひいぃっ!!うぐぅっ!!や、やめ...うぐっ!!』
ボクは何度も殴られながら腰を打ちつけられ気が遠くなる。
「くくく、射精(だす)ぞぉっ!!」
ドピュ!ドクッ、ドクッ......。

ボクの胎内に精液が吐き出され、おちんちんを引き抜かれる。
ボクは顔と下半身の痛みにただ、涙を流して嗚咽を繰り返してい
た...。
「てめぇもいいかげん飽きたなぁ...」
そう言ってご主人様がボクに近づいてくる...。
『......』
ボクにはもう、返事をする気力もない...。
「返事ぐらいしやがれ!!」
ボクのおなかに蹴りが入れられ、あそこから精液が流れ出す!
『うぐぅ!ゲホッ、ゲホッ...』
「おい、あゆ。新しい奴隷を調達するぞ。もちろんお前にも働い
てもらう...」
そう言って倒れているボクの髪を掴んで顔を向けさせ、ボクの目
の前に写真を差し出しボクに見せる。
その写真には...祐一君と一緒にいた髪の長い女の子が...
移ってる...。

「こいつを奴隷にしたいんだよ...お前、この女を知ってるか
?」
そんなことを冷たい声で問いかけてくる...。
ボクは...ほとんど...無意識のうちにこんなことを言って
しまう...。
『...その人を奴隷に出来たら...ボクのこと...許して
...くれる...?』
言い終わってからボクは後悔した...。
ボクってこんなに心の醜い子だったの?
関係ない人を身替わりにしようなんて...。
「おやおや、最近の娘は怖いな。自分さえ助かれば他人はどうな
ってもかまわねぇってか?ハハハハハハ」

ボクは自分の言動をすごく後悔した...。
「まぁ、かんがえてやらん事もないぜ...これからの働き次第
でな。くくくくくく...」
ボクに選択枝はなかった......。
32OVA:2000/07/11(火) 16:39
仕事があるんでまた後に続き書きます。
33名無しさん:2000/07/12(水) 02:20
期待あげ
『う...くぅ...』
次の日の夕方...ボクは今...商店街を歩いている...。
祐一君を探して、あの女の子の事を聞き出すために...。
『ん、あぁっ...』
股間に入れられてるバイブの振動で歩くのも辛い...。
ボクは下半身を責める振動に耐えながらご主人様が調達してきた
安物の服を着て商店街を歩き続ける...。

祐一君を探すボクの後をご主人様が離れすぎず近づきすぎずに付
いてくる...。
ボクが逃げようとしたり、おかしな真似をすればご主人様のポケ
ットの中にあるリモコンでボクのあそこに入っているバイブが強
烈な振動を起こす...ボクは逃げられない...。

『祐一君...どこに...いるの...』
股間を責め続ける物から早く解放されたい...。
このままじゃ気が狂いそう...。
ボクは買い物客で賑わう商店街を探し続ける...。
突然、ボクの肩を誰かが叩く。振り向くとそこには...。

「よっ、あゆあゆ」
祐一君が立っていた...。
「捜し物、見つかったか?」
久しぶりに会った祐一君がそう訪ねてくる。
『...ううん...まだ、だよ...』
ボクは祐一君に答える。
「なんだ、元気がないな。もしかしてたい焼き切れか?」
祐一君はそんなことを言ってボクをからかう。
でも...今は...。
『...ねぇ、祐一君...こないだ...髪の長い女の子と.
..喫茶店に...入ったよね...?』
「ん、名雪のことか?」
『...なゆき?』
「ああ、秋子さんの娘だ。俺の従姉妹でもある」
なんだ...従姉妹だったんだ...。
「見てたのか?」
祐一君がボクに聞く。
『うん、たまたま見ちゃったの...』
「ふーん...」
『今日は一緒じゃないんだね...』
「ああ、あいつはまだ学校だ。今日は部活があるんだよ。」
『そうなんだ...それじゃ、ボク...』
ボクが祐一君に背を向け、別れを告げ立ち去ろうとしたその時
「祐一さん」と呼ぶ声が聞こえた。
振り向くと買い物袋を持った秋子さんが歩いてくる。

「秋子さん、今買い物の帰りですか?」
「ええ、そうです...あら、あゆちゃん、こんにちは」
祐一君とそんな会話をし、ボクに気づいて挨拶をしてくる。
『...こんにちは。秋子さん』
秋子さん...祐一君がお世話になってるおばさん...。
前に一度、祐一君の部屋の片付けを手伝った時に会ったきりなの
にボクの名前覚えててくれたんだ...。
『...それじゃボク、用事があるから...』
そう言って立ち去ろうとする。
「ああ、またな。あゆ」
「また、家に遊びに来てくださいね、あゆちゃん」
『...ありがとう...さよなら...』
そう返事をしてボクは走り去った...。

「水瀬名雪か...」
ボクから名雪さんの名前を聞きだし、ご主人様がつぶやく。
「あゆ、次の作戦に移るぞ...」
そう言ってにやりと笑う...。

『はじめまして...水瀬名雪さん...ですよね?』
「そうだけど...あなたは?」
『ボク、祐一君の友達で月宮あゆっていいます...』
36OVA:2000/07/12(水) 04:58
つづきはまた後で...眠い...。
37名無しさん@そうだ選挙にいこう:2000/07/12(水) 06:19
続き希望あげ
祐一君から聞き出した名雪さんの名前をご主人様に報告した後、
ボクはご主人様に命令されて帰宅途中の名雪さんを探した...。
名雪さんを見つけたボクは彼女に話しかける...。
「祐一の...友達?」
『はい...祐一君に...伝言を頼まれて...』
「伝言?」
『とても大切な話があるから...町外れの広場に来て欲しいっ
て...来てくれるの...待ってるからって...』
「なんだろ?話なら家ですればいいのに」
『さあ...ボク...頼まれた...だけだから...』
「もう暗いのに...話ってなにかな?あゆちゃん...だっけ
、寒いのにわざわざ伝言してくれてありがとうね」
そう言ってボクに微笑む名雪さん...。
『う、ううん...たいしたこと...じゃないから...』
...胸が...いたい...よ...。
『それじゃ...ボク帰るから...』
「うん、ありがとう。さよなら」
『...さよなら...』
名雪さんの顔を見てられない...ボクは背を向けてその場を走
り去った...。
「わ、もうこんなに真っ暗...祐一どこかな...」
そんな独り言をいいながら名雪さんはいるはずのない祐一君を探
して辺りを見回す。
辺りには誰もいない...ボクと名雪さん以外...。
「もう、祐一〜っ、どこ〜」
名雪さんが祐一君の名前を呼ぶ。
ボクは名雪さんが背中を見せた瞬間走った...。
雪が踏みつけられる音に気づいて名雪さんがこちらを振り返る。

「ゆうい...むぐっ...!?」
ボクは手に持ったハンカチを名雪さんの鼻と口を塞ぐように押し
付ける!
ハンカチには何かの薬みたいな物を染み込ませてある...。
「!?ん〜、んぐ〜っ!!」
名雪さんが暴れる!ボクは名雪さんの腰にしがみつき、必死で口
と鼻をハンカチで抑えつける!
「う...」
名雪さんの体から力が抜け、ボクにもたれかかってくる。
意識を失ったんだ...。
「くくく、よくやったぞ、あゆ...」
振り返るといつの間にかご主人様が後ろに立っていた...。

「さあ、こいつを部屋まで運ぶぞ」
そう言ってそばに置いてあるたい焼きを売るための屋台をあごで
示す。
屋台は人一人を運べるようにしてある...。
『はい...ご主人様...』
ボクはぐったりしてる名雪さんをご主人様と屋台に乗せ、アパー
トへの道を屋台を押しながら歩いていく...。
40OVA:2000/07/12(水) 16:19
つづきはまた後で!
やたいって『屋台』って漢字でよかったかな...?
つづきからはエロシーンです。
41名無しさん@1周年:2000/07/12(水) 16:59
面白いので、頑張って、
SSの続きを書いて下さい。
便宜上下げとくけど、めちゃ期待してますんで、よろろん
43名無しさん@そうだ選挙にいこう:2000/07/12(水) 17:35
痛さの中に引きつけられる魅力がある
いや〜、鬼畜なSSなんてつまらんだろうと思ってたけど、これは面白い!
ぜひぜひ続きを書いて下さい。
できれば祐一もめちゃくちゃに……

いちおう下げておきます。
45OVA:2000/07/13(木) 03:31
みなさん、ありがとうございます!
がんばって続きを書きます!
最終章までは思い付く限りの鬼畜プレイを書いてきます!!
期待してまっせー

「う、うぅ〜ん...」
名雪さんが目を覚ました...。
「うみゅ......っ!?」
名雪さんは自分の姿を見て目を見開く...。
名雪さんは裸にされ、首にボクと同じ首輪をつけさせられ手首を
後ろ手に縛られて床に転がされていた...。

「な、なにこの格好...!?あゆ...ちゃん?」
名雪さんがボクの姿を見て絶句する...。
ボクは名雪さんと同じく首輪をつけさせられご主人様に口でご奉
仕をさせられていた...。
「くくく、ようやくお目覚めか?名雪ぃ...」
目を覚ました名雪さんにいやらしい口調で話しかける。
「今日、これから、お前は俺様の奴隷になるんだ...」
そう言って目の前のボクを乱暴に突き飛ばし床に転がさている名
雪さんに近づいていく...。

「な、なんなの!?お、おじさん誰!?」
名雪さんは下半身をさらけ出したまま近づいてくるご主人様から
逃げようとする...でも鎖で繋がれてるために逃げられない.
..。
「い、いやだよ...こっちに来ないで...!」
脅えた表情で縛られてない両足で後ろに下がろうとし続ける..
.。
「くくく...」
ご主人様の手が名雪さんの胸に伸びる。
「いやあぁっ!!触らないでぇっ!!」
名雪さんは悲鳴を上げる...けど...。
「くくくっ!こんなでっけぇ胸触るなと言うのが無理だぜ!!」
そう言って名雪さんの胸をいやらしい手つきで触り始める...。

「いやあっ!やめてぇっ!!」
名雪さんが悲鳴を上げる。
「くくく、恨むんならあゆを恨むんだな...」
そう言ってボクをちらっと見る...。
訂正
誤〜床に転がさている名雪さん〜
正〜床に転がされている名雪さん〜
49名無しさん@そうだ選挙にいこう:2000/07/13(木) 04:29
続き期待してます〜
「ど、どういうこと!?」
「こいつはな、お前を売ったんだよ...自分が助かるためにな
!」
「あ、あゆちゃん...ほ、本当なの...?」
ボクは...何も言えず...目を逸らした...。
「くくく、そういう事だ。たっぷりかわいがってやるぜぇ、名雪
ぃ...」
そう言って名雪さんの両足を開かせようとする。

「い、いやあっ!!」
名雪さんは必死に足を閉じようとする...。
「くくく、無駄なことを...」
名雪さんの両足がご主人様によってむりやり開かされる。
「いやぁぁっ!見ないでぇっ!!」
「くくく、いい眺めだぜ、そうら!!」
べちょり。
「ひいぃっ!!」
名雪さんのあそこをご主人様がなめる...。
「いや、いやいや!やめてぇ!」
ぴちゃぴちゃ...ずうぅぅ...。
名雪さんの悲鳴を無視してあそこをなめ続ける...。
「ひっ!?いやあぁぁぁ...」
ぷしゃああああ...名雪さんがおしっこをもらした...。
ご主人様の顔におしっこがかかる...。

「おやおや...おもらしか...」
そうつぶやいた後、名雪さんのほっぺを思いきり殴る!
「ひいっ!」
ご主人様は名雪さんの髪を掴んで名雪さんに質問する。
「おい、お前キスしたことあるか?」
「あ、ありません...」
名雪さんは涙を流しながら答える...。
「そうか、それじゃあこれがお前のファーストキスだ!」
そう言って名雪さんにいきなりキスをする!
「!?んぐぅ〜っ!!」
名雪さんが暴れる...ご主人様はむりやりキスを続ける。
しばらくして唇を離すと冷たい笑みを浮かべてこう言った...。
「どうだ?名雪ぃ。小便味のファーストキスはっ!!」
「う、うぅ...ひ、ひどい...よ...ぐすっ」
名雪さんが泣き出した...。
「ひどいのはテメェだ!これはおしおきが必要だな!!」
そう叫び名雪さんの顔を名雪さんのおしっこで濡れている畳に押
し付ける。
「いやあっ!!」
名雪さんは顔を床に押し付けられたままあそこをいじくりまわさ
れる...。
しばらくしてから指を離すと名雪さんのおしりのほうに移動する
...。

「くくく、今からここにぶち込んでやるからな!」
名雪さんの腰を掴み、あそこに堅く反り返ったおちんちんを当て
、そのまま名雪さんのあそこを思いきり挿し貫く!!
ず、すぷぷぷぷぷぷっ!ぷち、ん。
「ぎゃあぁぁぁぁぁっ!!痛い!痛いぃぃぃっ!!」
後ろからいきなり貫かれ名雪さんは大声で泣き叫ぶ!!
「いやあ!いやあ!やめてぇ!!」
「くくく、名雪ぃ、始めてがこんな犬みたいな格好で嬉しいだろ
う!!」
そう吐き捨てると腰を乱暴に振り始めた...。

「ひいっ!いやあぁ...おかあさん、助けて...」
「こんなでかい胸してなにがおかあさんだ!!おらおら、もっと
腰を振れ!!」
泣き叫ぶ名雪さんに乱暴に腰を打ちつける!
「あぐぅ...助けて...助けて...」
名雪さんがボクを見つめる...ボクに助けを求めてる...で
も...ボクはどうすることも出来ない...。
耳を塞いで目を固く閉じ、ボクはその場にうずくまった...。

「くくく!射精(だす)ぞぉっ!!受け止めろ!!」
「ひっ...いやあぁぁぁぁっ!!」
部屋に名雪さんの悲鳴が響いた...。
「うぅ...ぐすっ...」
名雪さんは床に倒れて泣いている...。
「名雪。奴隷になることを誓え!」
ご主人様が名雪さんに命令する。
「いや...絶対に嫌だよ...」
「あなたたちなんかに絶対負けない...!」
名雪さんはボクとご主人様をにらみつけ拒否する。

「ほう...面白い冗談だ...ふんっ!!」
ドゴォッ!!いきなり名雪さんのおなかを蹴り上げる!
「ぐふうっ!!」
「もう一度聞くぞ...奴隷になるか?」
「ゲホッ、ゲホッ...い、嫌だよ!!」
「この餓鬼があっ!!」
ドゴッ!ドゴッ!
何度も何度も名雪さんを蹴る!
それでも名雪さんは首を縦に振らなかった...。

「強情な奴だ...なら...」
ご主人様はタンスの引き出しを開け、中から何かを取り出した。
「くくく、いつまでそのへらず口が叩けるかな?」
そう言ってご主人様は名雪さんの目の前に透明の筒を差し出す。
よく見ると筒の先に針が付いてる。
「これはな、欲しくて欲しくてたまらなくなる薬だ...今から
お前に注射してやるからな...」
そう言って名雪さんを抑えつける!
「な、そんな、やめてぇっ!!」
暴れる名雪さんを抑えつけ、腕にむりやり注射する!
「ひいぃっ!いやあぁぁぁっ!」
「うぅっ...!?あぁぁぁぁっ!!」
注射をされてすぐに名雪さんの身に異変が起こった。
「はあっ!はあっ...!」
名雪さんは顔を紅潮させ荒い息をしている...。
『な、名雪さん...うっ!?』
名雪さんの異変に驚くボクの腕に痛みが走る!
痛む腕には注射器の針が刺さっていた。
『な、なにを...?』
「あゆ、お前の出番だ」
ちゅうぅぅぅ...。注射器の中の薬がボクに注射される。
『出番って...あ、あれ...?』

なんか、おかしい。体が、体が...熱い!
『う、ああぁぁぁっ...』
股間から愛液が溢れ出す...。
『あ、熱いぃぃっ!!な、なんで!?』
体が!体が熱いよ!!
『ご、ご主人様ぁ...か、体が...』
「疼いて疼いてしょうがねぇだろ?我慢せずオナニーしな」
う...ボクは自分のあそこに手を伸ばし、オナニーを始めた.
..。
くちゅっ、くちゅくちゅ...。
あそこから恥ずかしい音がする...。
『ああ、ん...はあ、はあ...』
き、気持ちいいよぅ...いつもの何倍も感じる...。
『んはあっ!ああ、ん!あうぅ...っ!!』
な、何も、考え、られ、な、いぃ...。

「名雪、あゆみたいに気持ちよくなりたいだろ、ん〜?俺様の奴
隷になるならこの世の物でない快楽を与えてやるぞ...」
「い、いや...だ...よ...」
「ほう、こんなに股を濡らしておいてまだ言うか...」
くちゅうぅ...。
「ひっ...さ、さわらないで...」
「ふん、おい!あゆ!こっちへ来い!!ぶち込んでやるぞ!!」
ご、ご主人様が呼んでる...指だけじゃ我慢出来ない!!
お、おちんちんが...欲しい!!
54名無しさん:2000/07/13(木) 06:18
面白いのであげ
「くくく、あゆ、ケツをこっちに向けろ」
『は、はい...』
早く、早く挿れてっ!!早く、おちんちんを突っ込んで!!
あそこをかきまわしてっ!!
「くくく、そらよっ!」
ず、ぷぷぷぷ....っ。
『うあぁっ!は、入ってくるぅ!おちんちんがあっ!ボクの胎内
(なか)に入ってくるよおっ!!』
ボクはもう、自分が何を言ってるのか自分でもわからない...。
早く、早くイキたい...。
『あんっ!あんっ!熱い!熱いのおっ!!き、気持ちいいよぅっ
!!もっと、もっと滅茶苦茶にしてえっ!!』
「くくく、すげえな、あゆ。自分からこんなにケツを振りやがっ
て雌犬め!」
『ああん!おちんちんが気持ちいいのおっ!!』
はあっはあっ...も、もう...ボク...イキそう...。
「うぅっ...」
「んあっ!?」
名雪さんが...ボクを...見てる...。
「くくく、忠誠を誓う気になったか?名雪ぃ...」

「...い...ま...す...」
「あぁっ!?聞こえんなぁっ!!」
「誓いますっ!誓いますからっ!イカせてくださいぃっ!!」
「...くくく、よく言った...これでお前も俺の奴隷だ!」

ちゅるん...。
『ああっ、抜いちゃいやあっ...』
「ふん、お前はタンスの引き出しにある物を使ってろ...。」
そう言って今度は名雪さんにおちんちんを挿入する...。
『ひ、ヒドイ、よ...ボクまだ...イってないの...に』
ボクはふらふらと隣の部屋に歩いていきタンスの引き出しを開け
た...。
56名無しさん@そうだ選挙にいこう:2000/07/13(木) 07:28
いいぞあげ
引き出しの中には...ご主人様のおちんちんと同じくらいの太
さのディルドーが...入っていた...前と後ろ両方がおちん
ちんの形をしていておちんちん2本分くらいの長さがある。
ボクはそれを手に取って自分のあそこに挿入する。
『んあぁっ!ああっ!はあっ!はあっ!』
ボクは何度も何度もディルドーを出し入れする!

「あゆ!こっちへ来い!」
ご、ご主人様が呼んでる...。
『な、なん...ですか...』
ううっ...は、はやく...イキたい...。
「ソレで名雪のケツを犯してやれ!」
そう言って名雪さんからおちんちんを抜き取り、手首のロープを
切って、駅弁ファックの体位に体位を代え、再び挿入する...。

「あん、ああん!いい!いいのおっ!!」
『名雪さん...入れるね...』
彼女の後ろから名雪さんのお尻の穴にボクのアソコに一度挿れて
濡らした部分を挿入する...。
デイルドーの真ん中のジョイントを曲げ、もう片方をまたがるよ
うにして自分のあそこに挿入するとボクは腰を動かし始めた..
.。
「ああっ、いっぱい!いっぱいなのおっ!すごい!すごいぃっ!
気持ちいい!よおっ!!」
名雪さんは涙とよだれを垂らしてよがり続ける。
『名雪さん!名雪さん!気持ちいい!?ボクすごくイイよぅ!』
「くくく、どうだ名雪。二穴責めの感想はようっ!!」
じゅぷじゆぷっ...。
『ボク...もう...イっちゃうぅぅっ!!』
「くくく、射精(だす)ぞ!」
「い、い、イクうぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅっ!!」
名雪さんの歓喜の声と共に名雪さんの体から力が抜ける...。

そして...名雪さんの目から光が消えた...。
『う、うぅ...』
ボクは意識を取り戻し、イったばかりでだるい体を起こす...。
まだ...頭がぼんやりする...。
『!?』
ボクの目の前で信じられない事が...起きてた...。

「ちんぽーちんぽー」
な、名雪さんが笑いながらご主人様に...ご主人様のおちんち
んにすりよってる...。
「ちんぽ大好き」
「さっき出したばっかだ!!」
そう叫んでご主人様が名雪さんを蹴り飛ばす!
ドガッ!ガッシャーン!
蹴り飛ばされた名雪さんはタンスに頭を打ちつけてしまう。
『あ、頭から血が出てるよ...名雪さん...』

「んふ、うふふふふふっ」
名雪さんは頭から流れてる血のことなど気にせずいきなりオナニ
ーを始めた...。
「ああん...まんこーまんこー」

『な、名雪さん...』
あまりの出来事にボクは呆然となった...。
「こわれちまったか...」
『そ、そんな...』
「これじゃ、お前の代わりにならんな...」
ボクの体から力が抜ける...ひざから力が抜けぺたんと座り込
む...。
「お前のせいだな、くくく」
『ボクの...せい...』
ボクの...ボクの...せい...。
ボクの...ボクの...ボクの......。

『いやあぁぁっ!ごめんなさい!ごめんなさい!ごめんなさい!
ごめんなさいぃ!名雪さん、正気にもどってぇぇぇぇっ!!』

「ちんぽーちんぽー」
意志の光を失った名雪さんの瞳から涙が一滴こぼれ落ちた...。

                       名雪編 完
59OVA:2000/07/13(木) 08:00
次は秋子さんを犯ります!
眠い...。
60名無しさん@そうだ選挙にいこう:2000/07/13(木) 08:27
オナニーあげ
61名無しさん@そうだ選挙にいこう:2000/07/13(木) 08:58
あげ
ダークですね。
でも面白い。かなりハイペースで書いていられるようだけど
無理して体調崩さないよう気をつけてください。
OVAさん以外の人の作品も見てみたい
一人じゃOVAさんがつらそうだし
6442:2000/07/13(木) 14:00
すばらしい物を堪能させてもらい感謝〜
下げとくけど、気分的に上げたいなこれ。
65OVA:2000/07/13(木) 16:04
秋子さん編はまた後ほど書いていきます。
残すところ、秋子さん編と祐一編と最終章のみ...。
完結させるまでがんばります!

55の訂正
あゆのセリフでカッコが「んあっ!?」名雪さんが〜になってま
すが、『んあっ!?』が正解です。
あゆのセリフは『〜〜〜』<このカッコで書いてきます。
他のキャラは「〜〜」<このカッコです。
名雪さんがこわれてから地獄のような日が続いた...。
放っておくといつまでもオナニーをしている名雪さんを縛りあげ
ご主人様が出かけると昼間はふたりだけになる...。
「ねぇ、これほどいてよ、あゆちゃん」
『...駄目だよ...そんなことばかりしてると死んじゃうよ
...』
「ほどいて、ほどいてぇ!」
名雪さんが泣き叫ぶ...。
『うぅ...っ...』
ボクは必死に自分の目と耳を塞ぐ...。

夕方にご主人様が帰ってくると名雪さんはご主人様にSEXをね
だる...。
食事をすることさえ忘れ快感のみを求める名雪さん...。
むりやりごはんを食べさせて飽きるまで彼女を犯すと再び縛りあ
げさるぐつわを咬ませ、ご主人様は眠る...。
暗い部屋の中、名雪さんのうめき声だけが響く...。
ご主人様の布団の中でボクはそれに耐え続ける...。
『ごめんなさい...名雪さん...うぅっ...』
ボクは今日も眠れない...。

「...兄貴、新しい奴隷のほうはどうだ?しばらく家に来るな
とか言ってたよな...新しいオモチャ、見つけたんだろ?」
「ああ...あれはもう駄目だな...」
「なんだよ...こわしちまったのか...」
「なあに...新しい奴隷の目星はつけてある...今度はお前
の奴隷達にも手伝ってもらうぜ...」
67OVA:2000/07/13(木) 16:30
続きます。
また後で。
すごいな〜。
このままラストまでぶっちぎってくれ〜。

上げたいのをぐっと我慢して下げ。
「ああん、ああん、気持ちいいおー」
名雪さんはバイブで狂ったようにオナニーをしている...。
さっきまでご主人様に犯されていたのに,,,。

さっき臭作様が訪ねてきてご主人様は名雪さんにバイブを与える
とそのまま出かけてしまった...。
部屋中に名雪さんの喘ぎ声が響く...。
名雪さんの声が...ボクには...ボクの犯した罪への...
彼女の...非難の声に感じられた...。
『ごめんなさい...名雪さん...』
何度口にしたのか、もうわからない謝罪の言葉...。
『うっ...うぐ...ぅぅ...』
ボクはいつの間にか泣いていた...。

がちゃっ...。
ご主人様が帰ってきた...。
「ああん、ああん...」
ご主人様が名雪さんに近づいていきバイブを取り上げる。
「あ〜ん、かえしてぇ〜」
名雪さんがご主人様に泣きつく。
「おい、名雪。こんなオモチャより本物のチンポのほうがいいだ
ろう?」
「ちんぽーちんぽー」
そう言いながらご主人様の股間を触り始める...。
「俺の言うことを聞いたら好きなだけぶち込んでやるぞ」
「ちんぽーちんぽー」
「おっきくてかたーい」
名雪さんは股間を触り続る...ドカッ!
ご主人様がいきなり名雪さんの顔を蹴り飛ばす!
「うみゅ...」
おとなしくなった名雪さんの髪を乱暴に掴み、ボクに命令する。
「おい!あゆ!お前もこっちへ来るんだ!」
『うぐぅ...ひっく...は...はい...』
ボクは泣くのを止めてご主人様のそばに近づいていった...。
「くくく、あゆ、名雪、お前達には明日新しい奴隷の調達を手伝
ってもらう」
『新しい...奴隷...?』
「くくく、この女がターゲットだ。名雪ぃ、てめえは良く知って
るだろう、ん〜」
そう言って名雪さんの髪を掴み、名雪さんとボクに一枚の写真を
見せる。その写真には...ボクの知ってる人が...。
「おかあさん」
写真を見て名雪さんが呟く。
『こ、この人を奴隷にするんですか!?』
「そうだ。おまえらみたいなガキばかり抱いてるとな、たまには
大人の女を抱きたくなるんだよ...」
『そ、そんな...もう...ボク...うぐぅっ!?』
ボクのおなかにご主人様の拳が叩き込まれた!
『う...いたいぃ...』
「てめぇに拒否する権利はねぇっ!...大体いまさらもう一人
陥れようがかわらねぇだろう!こいつを見てみろよ...」
そう言って名雪さんの顔をボクの前に突き出す...。
『う...うぅ...ぐすっ...』
ボクは...逆らえない...。

「おい名雪、この女の名前はなんていうんだ?」
「秋子...」
「ほう、秋子、か...。名雪、俺の言うことを聞いてお前の母
親を犯す手伝いをすれば好きなだけ気持ち良くしてやるぞ」
「おかあさん?」
「そうだ。おかあさんと一緒に気持ち良くしてやるぞ」
小さい子供に話しかけるように名雪さんに囁く...。
冷たい笑みを浮かべながら...。
「うんっ!おかあさんと気持ち良くなりたいよっ!」
名雪さんが無邪気な笑顔で答えた...。
ボクは...また...罪を重ねないと...いけない...。
71OVA:2000/07/14(金) 16:19
続きます。また後で書きます。
72名無しさん@そうだ選挙にいこう:2000/07/14(金) 19:08
これはずっとあゆ視点で続くんですかね?
壊れた名雪視点とかだと新鮮かもしれませんな
我慢せず壊れ上げ
73名無しさん@そうだ選挙にいこう:2000/07/14(金) 19:39
凄くイイです。
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□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□
『罪と罰』を全て読みました。現段階で言えることを書きます。

まず、「...。」が多い。特にモノローグの部分に異様に目立つ。
「...。」は落胆を表すには簡単な手法ですが、多用するとキャラの心情が
希薄になってしまいます。
あゆが大変落ち込んでいるというのはわかるのですが、これではあゆが面倒がっ
ているように取れていしまいます。
文面によって補正されますからそう取る人はいないでしょうが。

上と同じ物で「!」も多すぎます。
打撃音を強調するにはいいのですが、これもモノローグで乱発するべきではな
いでしょう。

それから一人称の小説は文面が単調になりがちです。
これは文章の視点が一人なので大変難しいのですが、これを解消する方法として
「三人目の自分」という手法があります。

つまり実際に見ている自分(状況説明)と、それを見た自分の心情(常識的反応)
と、冷徹に判断する自分(エゴ)を書き分けるというものです。
これができると文章に大変深みが出るのですが、とても難しいのでお勧めできません。
できたらやってみてください。

最後に一部の「!!」と「...。」を「。」に変えるとあきらめが表現できます。
これである程度のメリハリが出ます。がんばってくださいね。
76OVA:2000/07/15(土) 05:01
72さんへ
シナリオの都合上、ラストまでずっとあゆ視点で進行します。
73さんへ
誉めて頂けうれしいです。
75さんへ
アドバイスありがとうございます!
まだまだ初心者なので表現が変ですが少しずつ良くしていきたい
と思います。
次の日の午後、ボク達は名雪さんの家の前に来ていた。
玄関の前にはボクと名雪さん、佐祐理さん、舞さんの4人が立っ
ている。
ご主人様と臭作様はボク達4人にある命令をした。
それを実行するためにボク達はここに来た...。

名雪さんが玄関の鍵を開けて家の中に入っていく。
ボク達もドアを開けて家に入ると、玄関には秋子さんがいた。
「な、名雪!今までどこにいたの!?心配したのよ!」
秋子さんが名雪さんにどこにいたのかを問いかける。
秋子さん、心配してたんだろうな...。
ボクには心配してくれる人がいないから名雪さんがうらやましい
...。

「おかあさんただいまー」
名雪さんはそう言うとさっさとリビングのほうへ歩いていく。
「名雪!待ちなさい!」
ボクは名雪さんを追おうとする秋子さんに話しかける。
『こんにちは。秋子さん。実は名雪さんの事でお話があるんです

「名雪のことで?」
『はい。とても大切な事なんです』
秋子さんはボク達をじっと見つめ、こう言った。
「あゆちゃん、そちらの方達は?」
『...ボクの友達です。...名雪さんの事でいろいろ手伝っ
てもらって...』
「...そうですか。ここではなんですから、リビングのほうへ
どうぞ」

ボク達は秋子さんに言われたとうりリビングに入っていく。
リビングに入ると名雪さんはソファーに座っていた。
「おかあさん、お友達にお茶だしてー」
名雪さんが秋子さんにお茶をせがむ。
秋子さんは名雪さんの態度に何かを言おうとする。
けど、結局何も言わずに部屋を出ていった。
たぶんボク達へのお茶を入れにいったんだと思う。
ボク達は秋子さんが出ていってからそれぞれお互いの顔を見て頷
きあった...。
78OVA:2000/07/15(土) 05:56
続きます。眠いんでまた後で書きます。
うっ!こんなところで終わらせるとは・・・・。
古いジャンプ読者ですか?(笑)
8072:2000/07/15(土) 15:32
>OVAさん
そうですね
途中でいきなり視点を変更しても読み手を混乱させる原因となる場合がありますよね
余計な事を言ってしまって申し訳ありませんでした
81OVA:2000/07/15(土) 19:02
79さんへ
昔は読者でした。DBが終わってから買うのやめました(笑)
72さんへ
気になさらないでください。
読んでくださるみなさんへ
これからテレホで重くなるまで続きを書いていきます。
秋子さんが出ていってしばらくして、リビングのドアが開いた。
そしてすぐに、なにかが割れる音が部屋に響く。
ガッシャーン...。
「な、なにをしてるの!?あなた達!」
秋子さんが驚きの声を上げる。

秋子さんの足元には割れたティーカップが散乱している。
「えっちだよー」
名雪さんが答える。
秋子さんは驚きのあまり声を出せないでいる...。
ボク達は裸になってお互いの体を責めぎあっていた。
名雪さんは返事をしたあと佐祐理さんのおっぱいを吸う。
「あははーもっと吸ってくださいー」
ボクは舞さんと床の上であそこをなめあっている。
「あゆのここ、おいしい」
『ああ...ん、舞さんうますぎるよぅ...』

「や、やめなさい!あなた達!なにをしているのかわかっている
の!?」
「だからえっちだおー」
ボク達の行為をやめさせようとする秋子さんに名雪さんが笑いな
がら答える。
「な、名雪...あなたいつからこんな子に...」
秋子さんはそのまま立ち尽くす...。

「数日前からですよ、奥さん」
秋子さんの背後から声がした。
秋子さんがうしろを振りかえるとそこにはご主人様が立っていた。
「な、なんなんですか!あなたは!?」
「くくく、こいつらの主ですよ...」
そう言って口元を歪め、にやりと笑った...。
「どうですか?こいつらを見た感想は?とても幸せそうでしょう
?くくく」
「な、なにを言ってるんですか!ま、まさか!?」
「くくく、こいつらをちょいと調教してやったんですよ...。
まあ、娘さんは少しばかり精神が逝っちまいましたがね」
「な!?」
「くくく、今日は奥さん、あなたを調教して差し上げますよ」
「な、なにを言ってるんですか!警察を呼びますよ!」
「ふん...おい!お前達!この奥さんを気持ち良くして差し上
げろ!」
「...はい」
「あははーわかりましたー」
「おかあさんも気持ち良くしたげるねっ」
『ごめんなさい。秋子さん...』
ボク達は秋子さんに近づいていく。
「な、なにをする気なの?や、やめなさい...!」
ボク達の手が秋子さんに伸びる。
「いやあぁぁぁぁっ!!」

秋子さんは必死に抵抗する。舞さんは暴れる秋子さんの腕を捻り
上げ両腕を背中に回す。
舞さんが腰の後ろに手首を持ってくると佐祐理さんがすかさず手
錠をかけた...。
「やめなさい!あなた達!そんな人の言うことを聞いてはだ!?
んぐぅっ!?」
必死にボク達を説得しようとする秋子さんの唇を名雪さんが自分
の唇で塞ぐ。
「ん〜っんん〜っ!」
秋子さんが暴れる。ボク達は暴れる秋子さんの服をご主人様から
受け取ったはさみで切り刻んでいく...。

...最後に残った秋子さんのパンティを佐祐理さんが切り終わ
ると秋子さんは生まれたままの姿になった...。
「んぐ、ぷはあっ...!」
名雪さんが唇を離すと唾液が糸のようにつうっと伸び、切れた。
「くくく、とても子持ちとは思えねぇ体だな!」
ご主人様がいやらしい口調で語りかける。
「いやあぁっ!見ないでぇぇっ!!」
秋子さんが悲鳴を上げる。
「くくく、感度のほうはどうなんだ?」
そう言って秋子さんの形のいい胸を触る。
「やめてください!触らないで!」
秋子さんの言葉を無視して胸を触り続ける。
「おお!いいぞ〜!秋子ぉっ!!色、張り、艶、感触!どれを取
っても一級品だ!くくく、こんないい胸を独り占めしてたとはな
!おまえの旦那に嫉妬しちまうぜぇっ!!」
そう言いながら乱暴に秋子さんの胸を揉みしだく。

「おとうさんいない」
名雪さんがいきなりそんなことを言う。
「ほう...未亡人か。おい、秋子。体が疼く夜とかはいつもど
うしてるんだ?」
「そ、そんなことありません!」
胸を触られ続け、顔を紅潮させて荒い息をしていた秋子さんが強
く否定する。
「ふん!」
「うあぁっ!」
ご主人様が秋子さんの固くなった乳首を捻り上げる。
「嘘をつくな!...オナニーしてたんだろ?それとも...」
「し、してません...ひいぃっ!」
乳首を今度は強く摘む。
「いたい!やめて...」
秋子さんは目に涙を溜めて懇願する。
「じゃあどうなんだよ」
「オ、オナニーで処理してました...」
「くくく、もったいないな。これだけの体をしておいてオナニー
かよ。くくく、これからこの俺様が男ひでりのお前を抱いてやる
からな。感謝しろよ、くくくくくく」
「い、いやあぁっ!やめてください!」
「これからじっくり可愛がってやるぜ。秋子ぉ!」
「ちょっと待てよ兄貴」
いつの間にか臭作様がご主人様の後ろに立っていた。
「向こうの部屋で面白い物を見つけたぜ。これを使わねぇか?」
そう言って何か赤い物が入ったビンをご主人様に渡す。
ご主人様はビンを受け取りふたを開け、指で中の物をすくい取り
一口なめるとにやりと笑った。
「くくく、あゆ、これを秋子の体に塗れ」
そう言ってボクにそのビンを渡す。
『わかりました...』

ボクはビンの中身を指ですくい取り秋子さんの体に塗り始めた。
少し、ねばねばする。なんだろうこれ。
「や、やめてあゆちゃん」
秋子さんがボクに懇願する。
『ごめんなさい。秋子さん』
ボクは逆らえない。おとなしくいうことを聞くしかないんだ。
ボクはビンの中身を秋子さんの胸に、乳首に、うなじに、唇に、
耳たぶに、脇に、おなかに、ふとももに、おしりに、あそこに、
おしりの穴にビンの中身を塗った。

『終わりました...』
ボクの言葉を聞くとご主人様が命令する。
「さあ、お前達。全部なめて綺麗にしてやるんだ」
「あははーわかりましたー」
「はちみつくまさん」
『はい...』

名雪さんはもう秋子さんの体をなめ始めていた。
「やめなさい名雪!そんなとこなめないで!!」
「おかあさんもあわてるんだー。だいじょーぶ。やさしくなめた
げるからっ」
そう言って笑うと秋子さんのあそこをなめ始める。
「ひいっ...やめて...名雪...」
秋子さんが顔を紅潮させ荒い息をしながら名雪さんに懇願する。
「イチゴジャムおいしい」
あそこから顔を離し、名雪さんはそう言って無邪気な笑顔を見せ
た...。
「あははーおいしいですねー」
「はちみつくまさん」
ボク達も秋子さんの体をなめ始める。
ビンの中身はイチゴのジャムだった。
秋子さんの手作りなのかな?とてもおいしい。

「ひっ...ああ、くうぅ...ん...」
秋子さんが喘ぎ声を出し始める...。
「うみゅう...イチゴじゃない味がするー。もっともっとー」
そう言いながら名雪さんが秋子さんのあそこから舌を離し、ボク
の持ってるビンを取ろうとする。
「くくく、あゆ、全部使え」
ご主人様が命令する。
ボクはなめ取られたところにジャムを塗っていく。
新しく塗っていくたびにどんどんジャムがなめ取られていく。
「ああ...いや...んあっ...やめて...」
秋子さんは感じているのか荒い息をしている。
ボクは秋子さんの唇とおしりの穴に最後のジャムを塗り、秋子さ
んの唇をなめ、秋子さんの口に舌を挿し入れる。
『ん、んん...』
「ん、ぐ...!?」
名雪さんがおしりの穴のジャムをなめ取ると秋子さんの体から力
が抜けた...。
『ぷはあっ』
「ん、はあ、はあ...」
ボクが唇を離すと秋子さんは荒い息を整えようとする。

「くくく、そろそろいい頃合だな...」
そう言ってご主人様が服を脱いだ...。
そして床に仰向けに寝ころぶとボク達に命令する。
「お前達!秋子の股を開かせて俺様の上に運んでくるんだ!」
83の訂正
誤「...はい」
正「はちみつくまさん」
ボク達は黙って頷くと秋子さんの両足を開かせて持ち上げる。
「う...な!?なにをする気なの!?」
秋子さんが意識を取り戻しボク達4人に問いかける。
ボク達は秋子さんの言葉を無視して秋子さんをご主人様の上に運
ぶ。

「くくく、秋子ぉ、今からこれをぶち込んでやるからな!」
そう言って大きくなったおちんちんをしごいて見せる。
「い、いやあ!ゆ、許して!」
秋子さんは顔を左右に振っていやいやをする。
「さあ、秋子のマンコに俺のこれを挿れるぞ!ゆっくり降ろすん
だ!」
ボク達は黙って頷き、おしっこをさせられる子供のような格好の
秋子さんをご主人様の上にゆっくりと降ろしていく。
ず、ずぷぷぷぷぷぷぷっ。
「ひい!いやあぁぁぁぁぁっ!!」
「くくく、そらよっ!」
くちゅうぅっ!
「うあぁぁぁっ!!」
秋子さんのあそこにご主人様のおちんちんが全部入った...。

「あ、あぁぁっ...」
「くくく、動かすぞ!」
ご主人様は秋子さんの腰を掴むと秋子さんのあそこをおちんちん
でかきまわし始めた。
「ひいっ...うあぁ...っ」
秋子さんはご主人様の上で涙を流して泣く...。
「どうだ秋子ぉ!俺様のチンポの味はよぅ!!てめぇの夫のチン
ケなモノたぁ、比べ物にならねぇだろう!!」
ぐちゅぐちゅ。
秋子さんのあそこがかきまわされる。
「いやあ...あなた...許して...」
ボクはそんな秋子さんを見て胸が苦しくなった...。
ぐちゅぐちゅ...。
「ひ、やぁ...ん、んあぁぁ...」
秋子さんのあそこからする音と秋子さんの声だけが部屋に響く。
「わたしにもちんぽー」
名雪さんが泣きながらあそこをいじってる...。

「ふん。あゆ、アレを名雪にやれ。はあっ、はあっ」
ご主人様は腰を動かしながらボクに命令する。
ボクは頷くと脱いだコートの内ポケットからディルドーを取りだ
し名雪さんに渡した。
名雪さんのおしりの穴を犯したディルドー...。
名雪さんはそれに嬉しそうに頬擦りしてから自分のあそこに入れ
動かし始める。
「ああん、まんこーまんこー」

「名雪、こっちへ来い」
「うみゅ?」
ご主人様に呼ばれて名雪さんはあそこにデイルドーを入れたまま
歩いていく。
「なーに」
「名雪ぃ、一人でするのは嫌だろう?」
「うん」
名雪さんの返事を聞いて秋子さんを抱き寄せる。
秋子さんの胸がご主人様の胸に当たり、胸の形が潰れる。
「おかあさんのここにソレを入れてやれ。一緒に気持ち良くなれ
るぞ」
そう言って両手で秋子さんのおしりの穴を広げて見せる。
「ひいっ!いやあっ!」
秋子さんが悲鳴を上げる。
「うん!入れるー」
名雪さんが無邪気に笑う。
そして秋子さんのおしりの穴に自分のあそこに入っているデイル
ドーの片方を入れようとする。

「あらあら、ちゃんと濡らさないと駄目ですよー」
佐祐理さんが秋子さんにディルドーを挿れようとする名雪さんを
止めた...。
「なんで?」
「ちゃんと濡らさないと入らないし、お母さんが可哀相ですよ」
佐祐理さんは子供に話すように名雪さんに説明する。
「佐祐理...これを...」
舞さんが佐祐理さんにビンを渡す。
さっきのビンと同じでジャムみたいな物が入ってる。
...外から見る色からは何味のジャムか分からない。
「あーっ、これおかあさん大好きなんだよー」
そう言って無邪気に笑う。
「そうなんですかー。じゃあコレを塗って入れてあげましょうね
ー」
佐祐理さんはそう言って笑顔で名雪さんのあそこからはみ出てる
ディルドーにそのジャムをたっぷりと塗る。

「はい、もういいですよー」
佐祐理さんがそう言うと名雪さんは秋子さんのほうへ歩いていっ
た。
「おかあさん入れるねー」
そう言うと秋子さんのおしりの穴にディルドーを入れようとする。
「名雪やめて...!?いやあぁぁっ!痛いぃぃぃっ!!」
名雪さんは秋子さんの言葉なんて聞いてなかった。
むりやり秋子さんのおしりにディルドーを挿入して腰を振り出し
た。

「ああんああん、気持ちいいおー」
「あ、あぐ...うあぁっ...」
秋子さんの目から大粒の涙がこぼれ落ちた...。
「秋子ぉ、お前ケツの穴ははじめてかぁ。どうだ?実の娘にうし
ろの処女を奪われた感想はよぅ。くくくくくく」
「ぐうぅ...あぐ...うぅ...っ...」
秋子さんは屈辱に涙を流し続ける...。
「秋子ぉ、俺様のモノをくわえろ!」
そう言って臭作様が秋子さんの髪を掴んで顔を横に向けさせて口
におちんちんをねじ込む。
「!?んぐう〜っ!!」
「おら、舌を使え!!佐祐理!舞!あゆ!お前達もこいつをかわ
いがってやれ!」
「あははー。わかりましたー」
「はちみつくまさん」
佐祐理さん達は笑いながら秋子さんのあそことおしりの穴をなめ
始める。
佐祐理さんも舞さんもおかしくなってる...。
ボクはその場を動けず、じっと犯されている秋子さんを見てた.
..。
「射精(だす)ぞ秋子!全部飲め!!」
「んぐぅっ!?」
ビュッビュッ。おちんちんが秋子さんの口から引き抜かれる。
「げほげほっ...!」
喉の奥に精液を流し込まれ秋子さんがむせる。
「ああん!イクぅー!!」
名雪さんが失神して後ろに倒れ込む。
名雪さんのあそこからディルドーが抜ける。
秋子さんのおしりにディルドーが突き刺さったままになってる。
舞さんはそれを引き抜いて自分のあそこに挿入すると佐祐理さん
をよつんばいにさせ、佐祐理さんを挿し貫く。
「佐祐理...私もイキたい...」
「あははー佐祐理もイキたいですー。舞、一緒にイキましょう」
舞さんと佐祐理さんは快感を求めてお互いの体を貪りあう。

「うぅ...あぁっ...ど、どうしてこんなめに...」
「こいつらみたいなガキばかり抱いてるとな!お前みたいな大人
の女を抱きたくなるんだよ!秋子!胎内(なか)に出すぞ!!」
ご主人様の腰の動きが早くなる。
「いやあっ!やめてくださいぃっ!今危険日なんです!!」
「俺の奴隷になるなら外に出してやるぞ!」
「なります!!なりますから!!」
「なら、奴隷の証にたっぷり注ぎ込んでやるぜ!!」
「そ、そんな!約束がちがいます!!」
「知った事かぁっ!子供の名前でも考えておくんだな!!
射精(出す)ぞぉっ!秋子ぉぉっ!!」
「ひっ!!いやあぁぁぁぁぁぁぁっ!!」
部屋中に秋子さんの悲鳴が響いた...。
「くくく、あゆ。お前のおかげで奴隷がまた増えたぜ」
呆然としている秋子さんを上から降ろしてご主人様が笑いながら
座り込んで見ていたボクに話しかける。
ボクの...せいで...秋子さんまで...。
『あはっ、あはははははははっ』
ボクは笑い出した。
...なんでボク、笑ってるんだろ?
...なんで笑ってるのに涙が出るの?
...なんで......。
                       秋子編 完
92OVA:2000/07/15(土) 23:29
重くなったんで一度退却します。
次は祐一編です。
さらに酷くてイタイ話になります。
これが終わったら最終章になります。

次回の被害者(予定)
沢渡真琴
美坂香理
美坂栞
93名無しさん@そうだ選挙にいこう:2000/07/16(日) 00:51
堪能させていただきました、面白いです。
あ、ちょっと気になったことと言えば

>...最後に残った秋子さんのパンティを佐祐理さんが切り終わ
>ると秋子さんは生まれたままの姿になった...。

あゆ視点ならここは「パンツ」の方が良いかも。
いや俺はパンティーのほうが良いんですけどね<どっちや
9442:2000/07/16(日) 02:07
しっかし…なんかものすごいペースで書いてますねぇ。

感心します。
95名無しさん:2000/07/16(日) 02:13
堪能しました。
「いや...あぁ...ん...あぁ...」
「どうだ...ケツの穴も感じるようになって来ただろう」
「そらそら!もっとよがらせてやるぜぇっ!」
ぱん、ぱん。肉のぶつかる音が響く。
ずっと秋子さんはご主人様と臭作様に犯され続けている。
前と後ろから抱き抱えられあそことおしりを責められている。

「あははー気持ちいいですかー?」
「ああん気持ちいいおー」
「佐祐理と名雪のここ、すごくあふれてる...」
佐祐理さんと名雪さんはお互いに両足を絡めあっている。
お互いのあそこを1本のディルドーで繋げて...。
舞さんは二人のディルドーで繋がったあそこを指と舌で責めてい
る...。

ボクは部屋の隅にひざを抱え込んで座っていた...。
部屋中に喘ぎ声と肉のぶつかりあう音が響く。
『うぅ...ぐす...』
ボクはこの狂った宴を泣きながら見ていた...。
がちゃっとドアの開く音がする。
音のしたほうを見るとボクの知らない女の子がドアを開けていた。

「ただいまー。あうー秋子さーん、おなか減ったー」
そんなことをいいながらおなかを抑えてこの部屋に入ってくる。
年齢はボク達とさほど変わらないように見える。
栗色の腰まである長い髪を赤いリボンで二つ結びにしている。
女の子は部屋の中で行われている行為に驚いて固まる。

「!?な、なにしてるの?」
しばらく固まっていた女の子がこの部屋で行われている行為に疑
問を問いかける。
「真琴!逃げなさい!」
犯されている秋子さんが女の子に気づき叫ぶ。
「え!?」
女の子は秋子さんの突然の言葉にそんな返事をする。
「いいから早く逃げてぇっ!!」
秋子さんが必死に叫ぶ。
ここで行われている行為に戸惑っていた真琴と呼ばれた女の子は
秋子さんの言葉に頷いて背を向けて逃げようとする。
けど、名雪さんに飛びつかれその場に倒れこんだ。
「真琴ー真琴ー」
「あうー離してぇー!!」
いつの間にか側に近づいていた名雪さんが彼女に抱きついていた。
「くくく、でかしたぞ!名雪ぃ!」
秋子さんのあそこを責めながらご主人様が叫ぶ。
「ほう、まだ女がいたのか...」
秋子さんのおしりの穴を責めながら臭作様が呟く。
「くくく、丁度いい。お前達!俺達は今手が離せねぇからな。
おまえらがそいつを調教するんだ!」
ご主人様が命令する。
「くくく、秋子ぉ!感謝しろよ!お前をじっくりと俺達自ら調教
してやるからな。くくく」
「お願いします...せめて真琴だけでも...」
「「駄目だ!おまえらに人権はもうねぇんだよ!!」」
ご主人様達が叫ぶ。そして乱暴に秋子さんを再び犯し始める。
「いやあぁぁぁぁぁぁっ!!」
秋子さんの悲鳴が響いた...。

「あうー離してよぉーっ!!」
真琴と呼ばれた女の子が暴れる。
名雪さんに抱きつかれ床に座り込んでいる。
「...おとなしくして」
舞さんが近づいていき彼女の両腕をばんざいをするように床に押
し付ける。
仰向けに両腕をお抑えつけながら寝かされても両足をばたばたさ
せている。

「さあ、いいことしましょうね」
佐祐理さんが彼女の上着を下着ごと上にずらすと彼女の胸が露に
なる。
「真琴ー真琴ー」
「うふふ、かわいい胸ですねー」
名雪さんと佐祐理さんが胸を触ろうとする。
ドカッドカッ。
名雪さんと佐祐理さんが両足で蹴り飛ばされる。
「あうー!いやいやー!」
必死に足をばたつかせて抵抗する。
「うーいたいよー」
「ううっいたいですー」
名雪さんと佐祐理さんが涙目で痛がる。
「名雪!佐祐理!おまえらそいつの足を抑えつけて開かせろ!」
「わかりましたー」
「うみゅ、わかりましたー」
佐祐理さんと名雪さんはご主人様に命令され今度は蹴られないよ
うに横から近づくとじたばた暴れる両足を両手で抱くように抑え
つけ両足を開かせる。

「あうー!!」
彼女は両腕を舞さんに床に押しつけられ、右足を名雪さんに左足
を佐祐理さんに抱き抱えられ、完全に身動きが取れなくなった。
「でもこれじゃエッチ出来ませんー」
佐祐理さんが左足を抱きながら言う。
「おい!あゆ!」
『えっ...?』
「お前がそいつを犯せ!!」
97の訂正
誤 仰向けに両腕をお抑えつけ〜
正 仰向けに両腕を抑えつけ〜
「あゆ!早くやれ!」
『だ、だって...』
「...あゆ。俺を怒らせるなよ...!」
ボクを冷たい目でにらみつける。
こ、こわい...!
『わ、わかりました...』
ボクは舞さん達のほうへ歩いていった。

『真琴ちゃんって言ったよね...。ごめんね...』
ボクはそう言うとなにかを言おうとする彼女の唇を塞ぐ。
ちゅっ。
「!?んーんんー!」
『...ん』
ボクは唇を離すと首筋に舌を這わせておっぱいを両手で揉む。
「あう、やめてよぅ...」
ボクは首筋から舌を離し、胸に顔を近づけ乳首を吸う。
舌で乳首をころがすようになめ、軽く歯を立てる。
「うあぁ...」
乳首を舌で責めながら吸ってないほうのおっぱいを円を描くよう
に揉み、乳首を指で軽く引っ張る。
「うあ、ああ...っ」
彼女の体から力が抜けた。
ボクは胸から手を離し、パンティの中に指を入れる。
指の腹であそこを上下に擦る。にゅるにゅるした感触が指を通し
て伝わる。
ボクは女の子のあそこにある一番敏感な突起を指で摘む。
たしかクリトリスっていったかな...。
「ひいぃっ!やだあぁっ!」
ボクはそのまま顔を股間に近づけ、パンティを横にずらすと露に
なったあそこに舌を延ばしあそこをなめ始めた。
ぴちゃ、ぴちゃ。あそこからどんどん愛液が溢れてくる。
ずぶぶっ。ボクは舌をあそこに埋め込むように差し入れなめる。
「あ...あぁ...やめて、よぅ...」
舌を抜き取り、クリトリスに被ってる皮をむいて口で吸う。
「ひっ!?いやあぁぁぁっ!!」
そのまま彼女は失神した...。
「くくく、そろそろいいだろう。あゆ、これでそいつのマンコを
貫いてやれ」
そう言って秋子さんをいつの間にか犯し終わったご主人様がボク
になにかを投げて渡す。
『こ、これは...』
それは黒い色をしたパンティだった。
股間を覆う部分に大きな穴が開いていて、前のほうにおちんちん
を象ったディルドーが付いてる。
「さあ、早くしろ!」
ボクはそのパンティを履く。まるでボクにおちんちんが生えたみ
たい...。
「それでいい。さあ、入れてやれ!」
ボクは黙って頷くと意識を失ったままの彼女のあそこにディルド
ーを当て、ゆっくりと挿入していく。
ず、すぷぷぷぷ...。
「!?いたあ〜いっ!!やめてぇ!!」
目を覚ました彼女が大声で泣き叫ぶ。
『は、はじめて?』
「うぅっ、いたいよぅ、いたいよぅ。やめてよぅ...」
ボクはそのまま動けない。どんっ!
突然うしろから腰を突き飛ばされた!
ず、すぷぷぷぷぷっ、ぷ、ちん...。
「ひっ!?ぎゃあぁぁぁぁぁっ!!」
なにかが突き破られる感触がした...。
「いたいいたいいたいいぃぃぃぃっ!!」
「おら、あゆ!さっさと腰を振らねぇか!」
ぱちいぃぃん!おしりを叩かれた...。
『うぐぅ!!』
「痛いよぅ...助けてぇ...」
『ごめんね、ごめんね...』
ボクは涙を流して泣く彼女に謝りながら腰を振り始めた...。
「いたい、いたい...」
ずっずっ...。
ボクはなるべく優しく腰を振る。
くちゅっ。
『ひっ!?』
あそこにいきなり指を後ろから入れられた。
『あ、あぁっ...』
くちゃくちゅ、ちゅるん、少しかき回した後指が引き抜かれる。
「くくく、お前にもくれてやるぞ!!」
ず、すぷぷぷぷぷつ。
ご主人様かボクのあそこにおちんちんを挿入してきた!
『ああっ』
「くくく、そらそら!」
ぐちゅぐちゅ。ぱんぱん!
『あ、あぁ...お、奥に当たる...』
「いやあ、いやあっ」
ボクは後ろから激しく突き上げられる。
ボクが突き上げられるたびにボクの着けてるディルドーが激しく
彼女のあそこをかき回す。
『ひ、あぁ...ん...いやぁ...んん...』
ボクの口から喘ぎ声が出てくる。
あそこが、あそこが熱いよぅ!
「うぅ...祐一...助けて...」
『!?』
祐一君の名前を聞いてボクは今気づいた。ここは祐一君が住んで
るんだ...。もし今、祐一君が帰ってきたら...。
『お、お願いします。や、やめてください...』
こ、こんなボクを見られたくないよ...。
「なに言ってやがる!ここはもっともっとって言ってるぞ!」
ぐちゅぐちゅ、ぱんぱん!
『ひ、いやぁ...!あ、あぁっ!!』
「う...あぁーっ!!」
ボク達は同時にイってしまう...。

「な、なんだ!?お前ら何してんだよ!」
ボクはぼうっとする意識の中、聞き覚えのある声を聞いた。
その声の主が叫ぶ。
「あ、あゆ、真琴!な、なにしてるんだ!?」
ボクは目を開けて荒い息をしながら辺りを見る。
そこには...祐一君が驚いた顔で立っていた...。
『ゆ、祐一君...み、見ないで...』
ちゅるん。ボクのあそこからおちんちんが引き抜かれる。
「くくく、こいつらはな、俺達の奴隷になったんだよ」
ご主人様が祐一君に答える。
「どうだ、お前も俺達の仲間にならねぇか?こいつらを俺達二人
だけで面倒見るのも大変だからな。もちろん、いろいろ働いても
らうがな。くくく」
「ふざけるな!」
ドゴッ。
「ぐふっ!?」
臭作様が祐一君のおなかを殴った。
『祐一君!逃げて!!』ボクは叫んだ。
「ほう、祐一っていうのか。俺達の仲間になればな...」
『いやあぁぁっ!!』
ご主人様はボクをいきなりよつんばいにさせておなかを片腕で抱
え込むとボクのあそこを祐一君に見せる。
くちゅくちゅ...。
「こいつらのここに好きなだけ精液を出させてやるぞ!」
『いやあぁぁっ!!祐一君見ないでぇー!!』
ボクは片手で抱き抱えられあそこを指でいじくりまわされ、それ
を祐一君に見られてる...。
『う、うぅ...ぐすっ....』
みじめな姿を祐一君に見られボクの目から涙が溢れてくる...。

「やめろお前ら!そんな事をしてただで済むと思ってるのか!」
祐一君の怒声が響く。
「やれやれ、これだから童貞小僧は...ふん!」ドゴォッ!!
「ぐふっ!げほ、げほっ!」
「お前にもSEXの良さを教えてやるぜ!感謝しろよ!!」
そう叫ぶと臭作様は祐一君を縛り上げる。
「殺してやってもいいんだがな。死体の処理が面倒だからな」
祐一君を縛り上げるとそう言って笑いだした。
「くくく、あゆ。お前がこいつにSEXの良さを教えてやれ」
『そ、そんなこと...』
「こいつを殺されるよりはマシだろ?ん〜」
『うぅ...わ、わかりました...』
ボクは縛られて床に転がされている祐一君に近づいていく...。
『ごめんね...祐一君...』
ボクは縛られている祐一君のスボンを脱がせて祐一君の下半身を
裸にする。
「よ、よせ!あゆ!」
『ごめんね...』
ボクは祐一君のおちんちんにキスして舌を這わせる。
「や、やめろ。あゆ...」
祐一君のおちんちんはすでに大きくなっていた。
『はぁ...ん...』
ぺちゃ、ぺろぺろ...。
『あ...ん...ん、ん...』
おちんちんを口にくわえて、頭を上下に動かす。
『ん、んん...は...ん...』
口でくわえながら舌でおちんちんをなめる。
「う、あぁ!」
ビクンビクンとおちんちんが震え、精液がボクの口の中に放出さ
れた。
『んあぁっ』
大量の精液を流し込まれ、飲みきれずにおちんちんから口を離す。
ビュッビュッ...。
まだ精液が出てきてボクの顔に熱い精液がかかる。
『ん、んぐ...はあっはあっ...』
ボクは精液を飲み干すと祐一君の上にまたがりまだ堅いおちんち
んを自分のあそこに沈めていく....。
ずぷぷぷぷぷっ。
『んあぁぁっ大きい...』
「うあぁ、熱い...絡みついてくる...」
ボクは完全に祐一君のおちんちんを飲み込むと祐一君の上にまた
がったまま体を曲げて祐一君にキスをした。
「あ、あゆ?」
『動くね...』
そう言ってボクは祐一君の上で腰を振りだした。
『あ、ああん、はあ、はあっ...』
「う、うぅ...」
祐一君が呻き声を上げる。ボクで感じてくれてるんだ...。
ボクは腰の動きを早くした...。
「あははーあゆちゃんいやらしいですよー」
「精液顔についたまま...」
「うーわたしも祐一としたいおー」
くちゅくちゅ。
『ゆ、祐一君、気持ちいい?』
腰を振りながらボクは祐一君に話しかける。
「お、俺もう...」
『いいよ、ボクの胎内(なか)に出してっ!』
「おっとまだ駄目だ!」
『えっ!?」
ボクは後ろからご主人様に抱き抱えられる。
ちゅるん。あそこからおちんちんが抜けた。
「くくく」
臭作様が祐一君に近づいていき祐一君のおちんちんの根元をひも
で縛る。
「な、なにをするんだ!?」
祐一君が問いかけるが無視してボクに命令する。
「さあ、あゆ、もういいぞ」
そう言ってボクをおちんちんの上に降ろす。
ずぷぷぷぷ。またおちんちんがあそこに入ってくる。
「さあ、腰を振ってやれ」
ボクはまた腰を振り出す。
くちゅくちゅう。あそこから音がする。
「う、うぅ...」
「くくく、祐一。出したくても出せないだろう。俺達の仲間にな
るなら縄とひもをほどいてやるぞ」
『あ、あぁ...ボクもう...』
ボクもうイキそう...なにも考えられない...。
「うぅ...なる!仲間になるからほどいてくれぇ!!」
「くくく、いいだろう...」

『あ、ああん...!?』
どんっ!ボクはいきなり突き飛ばされた。
『えっ...!?』
ボクが顔を上げると祐一君が血走った目でおちんちんのひもをほ
どいている。
「はあっ!はあっ!」
ひもをほどくとボクを乱暴によつんばいにさせ、おちんちんを挿
入してくる。
『ひっ!あぁ...!?いたぁぃっ!!』
乱暴にボクの胸を揉みながら腰を打ちつけてくる!
『痛い!痛いよ!そんなに強く揉まないでぇっ!!』
「はあっはあっ!射精(だす)ぞ!!」
ドクッドクッ...ボクの胎内に熱い精液が注ぎ込まれた...。
105名無しさん@そうだ選挙にいこう:2000/07/16(日) 20:16
続ききぼーん
106名無しさん@そうだ選挙にいこう:2000/07/16(日) 20:18
いくらなんでもコメントがなげやりすぎだぞ(笑
『あ、あぁ...』
ドクッドクッ...。
精液をすべてボクの胎内に注ぎ込むと祐一君がボクのあそこから
おちんちんを引き抜いた。
ボクはそのまま床に倒れて意識を失いそうになる...。
『う...ぅ...』
「はあっ、はあっ...」
ボクから離れ、祐一君は荒い息をして立ち尽くす。
「くくく、どうだ祐一。SEXの味は?」
「ああ、最高だ...」
「そうだろう...くくく、抵抗する女をねじ伏せてむりやりぶ
ち込んでやるともっと楽しめるぜ...」
「それも良さそうだな...」
「おい、祐一。奴隷に出来そうないい女を知ってるか?」
「ああ、俺のクラスにいるぞ...」
「ほう、そいつをここに連れて来られるか?」
「わかったそのうち連れて来よう...」
「くくく、今日はパーティだ。こいつらにたっぷり奉仕させてや
るぜ」
「そいつは楽しみだ...」

祐一君とご主人様達がなにか話してる...。
何を話しているのか良く聞き取れない...。
そしてボクはそのまま意識を失った...。
祐一君が変わってしまった...。
あの日から祐一君は変わった。
平気でボクや秋子さん達を抱くんだ。それも乱暴に...。
ボクが好きだった祐一君はもういない...。

あれからずっとこの水瀬家では狂乱の宴が続いている。
みんな変わってしまった。
ボクのせいで...。
そして今は祐一君が連れて来た二人の女の子がみんなに犯されて
いる。
ボクは部屋の隅で目と耳を塞いで座り込み泣くことしか出来ない。

「いやあぁぁっ!相沢君、名雪!やめてぇ!!」
「香理も気持ち良くしたげるねっ」
「香理、あきらめろ」
「あうー、真琴もなめたげる」
「あははーもうこんなに乳首が立ってますよー」

「いやあぁっ!!痛い痛いぃっ!!お姉ちゃん、助けて...」
「あらあら、すぐに気持ち良くなりますからね」
「くくく、栞ぃお前のここはきつくていいぞぉ〜っ!!」
「すぐにケツの穴にも入れてやるからな!」
「すごい...こんなに小さいのに全部入ってる...」

みんな、みんな狂ってる...。
全部...ボクのせいだ...。
ボクは立ち上がりふらふらと部屋から出ていく。
『もう、耐えられないよ...』
109名無しさん@そうだ選挙にいこう:2000/07/16(日) 22:05
きちくっすねー
110名無しさん@そうだ選挙にいこう:2000/07/16(日) 22:06
さがりすぎなのであげ
111名無しさん@そうだ選挙にいこう:2000/07/16(日) 22:18
美汐と北川は何を逃れたか
ボクはふらふらと風呂場に歩いていく。
ボクの手には秋子さんの部屋から持ってきた顔剃り用のカミソリ
が握られている。
風呂場に入りボクはカミソリを手首に当てた。

『ごめんなさい...』
ボクはそう呟いてカミソリを思いきり引いた。
ボクの手首から大量の血が溢れ出す。
ボクは血の出ている腕を浴槽において浴槽に血が流れるようにし
て風呂場に座り込む。
もっと早くボクはこうするべきだったんだ。
そうすればみんなもあんなひどいめにあわなくてすんだのに。
ボクは自殺する勇気がなかった自分がキライだ...。
でも今、ボクは死ぬんだ。血をたくさん流して。
ボクは死ぬんだ。...なのに手首を切って大分たつのに死ねな
い...。

『な、なんで死ねないの!?こんなに血が出てるのに!』
ボクはカミソリで切った手首を見る。信じられない事が目の前で
起きた...ボクの目の前で手首のキズが塞がった...。
『な、なんで死ねないの!?こんなに痛いのに!!』
ボクは何度も何度も手首をカミソリで切りつける!
でも切っても切ってもキズが塞がってしまう。
「あゆ...お前はもう死んでるんだ...」

『ゆ、祐一君!?』
祐一君がいつの間にか風呂場に入ってきていた。
祐一君は手になにかを持っている。
祐一君は手に持ってる物をボクに振り下ろした。
すばあっ!にぶい音がした。
ボクの右肩に激痛が走る。
『ぎゃあぁぁぁぁぁぁぁっ!!』
ボクの足元に肩から切断された右腕が落ちた...。
鎮魂歌?
「うるさいぞあゆ」
祐一君はボクの右腕を拾いボクの肩にくっつける。
少ししてボクに右腕の感覚が戻ってくる。
『うぅ...なんで直るの...?』
「あゆ、お前は7年前に木から落ちて死んだんだよ...正確に
は脳死状態になったんだけどな...」
『ど、どういうこと!?』
「お前の本当の体はな、病院の狭い病室で眠り続けてるんだ」
『!?それじゃあ、ここにいるボクはなんなの!?』
「生霊さ」『!?』
「本当の体から離れて実体化した魂...精神かもしれんな..
.それが今のお前だ」
『そ、そんな!!』ここにいるボクが生霊!?そんな...。
「だからお前は死ねないのさ。本体が死なない限り...。なあ
あゆ、お前俺のこと好きなんだろ。ダルマにさせてくれよ。
どうせくっつけりゃ再生できるんだしな」
祐一君はボクに笑いながら近づいてくる。
『い、いや、来ないで...』「ふんっ!」
ズパアッ!!
『ぎゃあぁぁぁぁぁっ!!ボクのボクの両足があぁぁぁっ!!』
ボクは太股から両足を切断された。
足の支えを無くして体が床に落ちた。
『痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛いぃぃぃぃっ!!』
「くくく、さすが舞の剣だ。良く切れる。ふんっ!!」
『ぎゃあぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁっ!!』
ボクの両腕も肩から切り落とされた。
『痛い痛い痛い痛いぃっ!う...うぅ...ひどい...』
「あゆ、俺はな。お前の事が嫌いなんだよ!」
『ゆ、祐一君!?』
「これを覚えてるか?」
そう言ってボクの目の前に天使の人形を見せる。
そうだ...ボクはこれを探してたんだ...。
祐一君は人形を床に落として、ボクの目の前で踏み潰した。
『!?な、なんで...』
「ふん、お前、俺の言った事信じてたか?」
『今全部思い出したよ。もちろん信じてるよ...』
ボクの言葉を聞いて祐一君が笑い出す。
「アハハハハハ、バカな奴だ!」
『ゆ、祐一君!?』
「こんなモンが願いなんか叶えてくれるわけねぇだろ!!
7年前に言った事は全部ウソだ!ずっと信じてたのかよ!
救いようのないバカだなおまえは!!」
香里が間違ってますね。後もっと美坂姉妹の描写を詳しくやって欲しかったですね。
『そ、そんな...』
「くくく、楽しかったぜあの頃は。お前は簡単に騙されるしな。
帰る前にお前の心を踏みにじってやろうと思ってたのによぅ、
俺の目の前で木から落ちやがって。あの後いろいろ面倒だったん
だぜ。ん...泣いてんのかよお前」
『う、うぐ...うぅ...』
「ふん。これからも俺に手間をかけさせた償いをしてもらうぜ。
そら、挿れてやるぞ!」
ずぷぷぷぷぷ...。
...ボクのあそこに...入ってきた...。
「そらそら!もっと泣け!」
『う...うぅ...』
...腰をつかまれて腰を打ちつけられてる...。
「そぅら!!」ずぶっ!!ぶちぶちいぃっ!!
『ぎゃあぁぁぁぁっ!!』
ボクの...右目がえぐりだされた...。
「そら!一発目は右目に注ぎ込んでやるぞ!!」
ボクのあそこからおちんちんを抜き取り、ボクの右目に挿入して
くる...ドクッドクッ...。
『ひいぃぃっ!!』
「まだまだ犯してやるぞ!」
再びあそこに挿入される...。
『......』
ボクにはもう...声を出す気力もない...。
ざくっ。
ボクのおなかに剣が突き立てられ切り開かれた...。
『!?ぐあぁぁっ!』
祐一君はボクのおなかに手を入れて内臓を引きずりだす...。
引きずりだしてちぎり取った内臓をボクの口に詰め込む。
『んぐうぅぅっ!!』
血の味が口の中に広がった...。
「まだまだ苦しめてやるぞ!」
そう言うとボクのおなかからひきずりだしたボクの大腸でボクの
首を締めてくる。
『んぐうぅぅぅぅぅぅぅぅっ!!』
息が苦しい!ボクは自分の内臓で首を締められ、口には自分の内
臓を詰め込まれ犯され続ける...。
...もういやだ。もういやだもういやだもういやだもういやだ
もういやだもういやだもういやだもういやだもういやた。
死にたい死にたい死にたい死にたい死にたい死にたい死にたい。
ボクの目の前で踏みにじられた人形の目がこちらを見てる。
ボクの...ボクの願い...。
今のボクの願いは...死...自分自身の消滅...。
ぶちぃっ、大腸のちぎれる音と共にボクの意識は闇の中へ...。
                        第2章 完
117OVA:2000/07/16(日) 23:55
香理になってる...まちがえた...。
正解は香里ですっていうまでもないですね。
次回で最終章です。
美坂姉妹は次回作でやる予定です。
皆様、最後のオチ予想は勘弁してください。
自分で書いておいてなんですが気持ち悪くなりました...。
明日にでも決着を着けたいです。
ではまた明日。
118あゆSS次回予告:2000/07/17(月) 00:01
身も心もボロボロにされたあゆ。
彼女にはもう希望はなかった。
彼女にはもうすがる物はなかった。
彼女にはもうなにもなかった。
彼女は深い闇の底でただ泣いていた。
『ボク...生まれてきたくなかったよ...』
翼をもがれた天使に奇跡は起こらない...。
次回最終章『ぬくもりの中で』
75でえらそうな事を言った者です。
かなり意識していただいているようでうれしいです。
美坂姉妹のところはしょうがないですね。
確かに精神面を掘り下げたものを見たかったように思いますが。この形式では。

それとあゆ視点での注意点を一つ。
あゆには他の人物が言ったセリフの意味を表面でしか理解できないということを
意識してみてください。
それによっては勘違いから新たな展開という伏線手法もとれるのです。

それでは最終章がんばってください。
120名無しさん@そうだ選挙にいこう:2000/07/17(月) 01:34
おおっ、スプラッタ!
すんごいぞ。
121名無しさん:2000/07/17(月) 01:49
>OVAさん
スプラッタでは描写をとにかく細かくするのが読む人間に
インパクトを与えるので良い感じですよ。例えば、
>ズパアッ!!
>『ぎゃあぁぁぁぁぁっ!!ボクのボクの両足があぁぁぁっ!!』
>ボクは太股から両足を切断された。
でしたら、
「血を滴らせた斧の刃があゆの太もも目掛け打ちつけられる。
ザクッと鈍い音がした。シャベルで土を掘る音にも似ていた。
赤い飛沫が飛び散り、あゆの、獣のような絶叫が部屋を震わせた。
ごりっと骨が砕けた。
主を失った足がゴロンと転がり落ちた。
ひときわ高い絶叫
「ひっああっ」
(足足足)
あゆは凄まじい苦痛の中自分の両足が切断されたことを知った。
(足足足足足ボクの足が無い痛い痛い痛い)
そこへまた斧が今度はあゆの股目掛けて打ちつけられる!!」
みたいにとにかく細かく肉体が破壊されていく様を描写すればする
ほどスプラッタとしてのレベルが上がります
122名無しさん:2000/07/17(月) 01:52
スプラッタ小説としては
友成純一著「獣儀式」(幻冬社アウトロー文庫)
綾辻行人「殺人鬼」「殺人鬼U」(新潮社文庫)
などがスプラッタの古典的名作です。読むと勉強になりますよ。
小説としても十分面白いのでお勧めです。
123名無しさん:2000/07/17(月) 01:58
ちなみに描写があまり濃く無いので描写的には勉強になりませんが、
鬼畜ネタ的には、この世に存在するありとあらゆる鬼畜ネタが
入っている鬼畜大全集のような本があるんでネタ集めには役立ちますよ。
マルキ・ド・サド著「ソドム百二十日」(色々な出版社から発売)
です。この中には全ての鬼畜エロゲーのネタも入っていますよ(笑)
124名無しさん:2000/07/17(月) 02:00
鍵系の場所では鬼畜の話をすると追い出されますが、
ここは鬼畜について語れる良い場所ですね。
>124
とはいえ嫌いな人にとってはつらいでしょうからsageで書きましょう。
よほど下にあるとき以外あげないほうが良いと思います。
でないと某旅館のようになってしまいますから。(笑)
126名無しさん:2000/07/17(月) 02:07
ちなみにあゆが死なないなら、あゆの膣に生きた鼠を入れて、
秋子が陰唇を縫い付ける(もちろん麻酔無し)などは如何でしょう?
実際中世、魔女狩り時に使われていた拷問方法です。
大体1週間ぐらいで食い荒されて死ぬそうですが、中には生きたまま
食われながらもかなり長い間生きていた女も痛そうです。
拷問書も鬼畜ネタをやる方にはお勧めですよ。
127名無しさん:2000/07/17(月) 02:08
>125
すみません
一部の人でスレを独占してるってね。
にゃらみんなもっと感想書けばいいと思うけどね。
内輪で入り込めないって言われるんだろうな
内輪って…。ここ鬼畜SS書くスレでしょ。
まぁ、感想もあるけどさ。
>>125
そう言う論理で批判すると、究極的には、Leaf・Keyの賛美スレ以外はsageでやれということになりますよね。
大体これ、鶴来屋ほどよく上にあるスレじゃないでしょ。
この板自体がそう言う風潮なのにね。
>>125
容赦しづらいって意味ではこのスレッドも同じだと思いますよ。

>そう言う論理で批判すると、究極的には、Leaf・Keyの賛美スレ以外はsageで
>やれということになりますよね。
そういう考えの一部の人達があのスレッドをああしてしまったと私は考えますが。
つまりここもそうならない保証はないのです。
だからこそああいうふうに注意を促したんです。

SSでも感想でもないレスで申し訳ない。OVAさんがんばってくださいね。
感想書いてるのってkagamiさんなのだろうか?
135名無しさん@そうだ選挙にいこう:2000/07/17(月) 17:53
人が少ないうちにあげておこう
>>134>>131じゃないのか?
自分で間違えてる・・・>>133だな。
ウトゥ出汁脳・・・
138OVA:2000/07/17(月) 18:42
みなさんご意見アドバイス等ありがとうございます!
これから最終章を書いて行きます。
どっかで見たぞ!なんだよ!この展開は!と思われるかもしれま
せん。ですが、暖かい目で見てやってください。
書き終わるまでレスをつけないで頂けると読みやすくなると思い
ますのでご協力して頂けますと幸いです。
とりあえず、完結するかAM0:00になるまで書いていきます。
139あゆSS『罪と罰』最終章:2000/07/17(月) 19:21
深い...深くて暗い闇の中を...ボクは落ちていた...。
回りは完全に音も光もない闇の世界...。
ただずっとボクは落ち続けている...。
闇の底は見えない...どこまで落ちていくんだろう...。
どこまでこの闇は広いのだろう...。
あの後...祐一君に首を締められて...そうだ...。
ボクは...あの人形に...死を願ったんだ...。
ここは...死の世界?でも...体にまだ感覚がある。
闇の底に落ちた時、ボクは死ぬのかな...。
ふいに思い出す幼いころの思い出...。
ボクは...いつも...泣いていた...。
いつも...いつも...。

...公園の砂場で小さいボクと女の子が遊んでいる。
「あゆちゃん、おっきいおやまつくろーね」
『うん!』
仲の良かった女の子。でも、名前を思い出せない。
「お〜い!ごはんだから帰っておいで〜!」
唐突にかけられる言葉。その声に女の子は笑顔で駆け寄っていく。
「パパ〜!」
「もうごはんだから帰ろう」
「うん!バイバイ!あゆちゃん!」
『バイバイ...』
女の子はおとうさんに駆け寄ると嬉しそうに手を繋いで帰ってい
った。
ボクはその様子をじっと見てる。やがてその姿が見えなくなると
また一人で砂遊びを始める...。
「おい!あゆ!おまえひとりでなにしてんだよっ!」
名前を呼ばれて顔を上げるとそこには男の子が立ってる。
いつもボクをいじめる男の子。ボクはこの子がキライだった。
ボクは無視して砂遊びを続ける。
どんっざあぁぁっ...。
砂山が足で踏み潰され音を立てて崩れる。
ボクは立ち上がってそこから去ろうとする。
がしっ。どっしぃん。
足を引っかけられてボクは転ぶ。
起きようとすると髪の毛を引っ張られる。
「あゆのくせになまいきなんだよっ!」
転んだ痛さと髪を引っ張られる痛みでボクは大声で泣き出す。
『うぐっ...うあぁぁぁぁぁぁん!!』
「なにをしてるの!やめなさい!」
公園の前を通りかかった子供連れのおばさんが男の子を叱る。
「やべっ!」
男の子はボクの髪を離すとさっさと逃げていく。
「お嬢ちゃん。大丈夫?」
そう言うとボクの服から砂を払ってくれた。
『うぐ、ぐすっ...うん...」
「そう...。はやくお家に帰って手当してもらいなさいね」
『うん...』
「おかあさん、早く帰ろー」
「えぇ...それじゃあね」
おばさんは女の子と手を繋いで帰っていく。
ボクは二人が見えなくなると家に向かって歩いていった...。
140あゆSS『罪と罰』最終章:2000/07/17(月) 19:54
ボクは泣きながら家に帰る...。
家の前に着くと涙を服の袖で拭って家の中に入っていく。
部屋には誰もいない。小さいテーブルの上にはラップをかけたお
かずと裏返しの茶碗と箸、そしてひらがなで書かれた手紙が置い
てある。
ボクはその手紙を読んでから手を洗い、TVをつけるとごはんを
よそって一人で夕飯を食べる...。
食べ終わったあと、お皿を流し台に置いて部屋に戻りTVを見る。
TVアニメを見ていると主人公の女の子が家族で食事をするシー
ンになった。
ボクはTVを消してぬいぐるみを抱いてじっとお母さんの帰りを
待つ。
ときどき隣の部屋から笑い声が聞こえる。
時計の針が8時を指してもお母さんは帰ってこない。
一人でお風呂を沸かして一人で入る。
ボクはいつもひとりの時は体を先に洗う。
髪を先に洗うのはお母さんと一緒に入る時だけ。
一人の時、目をつぶって髪を洗うのが怖い。
だから一人の時は一番最後に急いで髪を洗う。
お風呂から上がってパジャマに着替えてもお母さんは帰ってこな
い。
時計の針が9時を指してもまだ帰ってこない...。
ボクは一人で布団を敷いて布団に入る。
暗い部屋で一人で寝るのは怖いから電気はつけたまま。
ぶうぅぅぅん!
冷蔵庫のモーターの音が静かな部屋に響く。
ボクは布団の中でその音に驚き、体を一瞬震わせる。
『う、うぐぅ...ぐす...』
いつの間にかボクの目に涙が溢れてくる。
がちゃっ。ドアの開く音がする。
ボクは涙を拭うと布団から飛び出して帰ってきたお母さんに抱き
つく。
『おかえりなさい!!』
そのあとボクはお母さんとたくさんお話してからお母さんと一緒
の布団で寝るんだ。
でも、朝起きるとお母さんはもう家にいない...。
目覚まし時計の音だけが部屋中に響いてた...。
141あゆSS『罪と罰』最終章:2000/07/17(月) 20:40
今日は小学校の授業参観日。クラスのみんなは綺麗にお化粧して
おしゃれな服を着て来てくれたお母さん達に喜んでる。
ボクはクラスメートのお母さん達の中を探してみる。
もしかしたら来てくれるかもしれない。
お仕事をちょっとだけでも抜け出してここに来てくれるかもしれ
ない。
でも...お母さんは来てくれなかった...。

今日は運動会。
クラスのみんなは家族の応援の中、1等賞を目指してがんばる。
でも、ボクを応援してくれる人はいない...。
ボクはリレーで一生懸命走る。せめて1等賞を取りたい。
お母さんにがんばったんだよって笑顔で話したい。
でも、ゴールの手前でボクは転んだ...。
ひざが痛くて立ち上がれないボクの隣をどんどん他の子が追い越
してゴールしていく。
ボクはなんとか立ち上がってゴールに歩いていく...。
お昼休み。みんな家族と一緒にお弁当を食べている。
ボクは誰もこない場所で一人ぼっちでおにぎりを食べる。
一人で食べるおにぎりはとてもしょっぱい...。

学芸会。やっぱりお母さんは来てくれない。
劇の途中でセリフを間違えて笑われた...。
ボクはその場で泣き出した...。

道端でボクは座り込んで泣いている...。
泣いてるボクの目の前には壊れた着せかえ人形が打ち捨てられて
いる...。
とっても大切にしてたのに...。
お母さんがボクの誕生日に買ってくれたずっと前から欲しかった
着せかえ人形。
うれしくて、友達に話したらその子の家で遊ぶ事になった。
家から人形を持ってその子の家に行く途中、いじめっ子に見つか
った。
ボクの目の前で人形は服をびりびりに破かれ、手足を折られ、髪
を引きちぎられ、首を引き抜かれた...。
とっても大事にしてたのに...壊された...。
お母さんには言えない...。
どんなに必死に直そうとしても壊された人形は元にはもどらない
...。
今のボクは...あの時の人形と同じなんだ...。
汚されて...こわされた...。
お母さん...ボク...汚されちゃったよ...。
でも...お母さんは返事をしてくれない...。
目を閉じて眠ってるように見えるのに触るととても冷たいんだ。
何度話しかけても二度と答えてくれない...。
もう抱き締めてはくれないんだ...。
ボクは闇の底へ向かってどんどん落ちていく...。
ずっと、ずっと、つらい事ばかりあったんだ...。
お母さん...ボク...『生まれてきたくなかったよ...』
142あゆSS『罪と罰』最終章:2000/07/17(月) 21:14
ボクは目を閉じて両足を両腕で抱えて丸くなる。
もう...どうだっていいよ...。
ボクも死んだらお母さんに会えるかな...無理だよね...。
みんなを巻き込んだんだ...いっぱい悪い事したんだ。
お母さんがいる天国になんか行けやしないんだ。
ボクは地獄に落ちて犯した罪の罰を受けるんだ...。
もう...どうだっていい...。
.............................
....ゆ...........あゆ...........
誰かがボクを呼んでる...地獄の鬼が呼ん出るのかな...。
「しっかりしなさい!あゆ!」
『!?』この声聴き覚えがある。でも、そんなはずは...。
「目を覚まして!あゆ!」
この声...間違いないお母さんの声だ!
『お母さん!!どこ!?どこにいるの!?』
ボクは目を開けてお母さんの姿を探す。でも闇しかない...。
「あゆ、聞きなさい!絶望しては駄目!死を望んでは駄目!」
『でもボク...いっぱい悪い事したんだよ...それに...
いっぱい汚されちゃったんだよ...』
それに...ボクは好きだった祐一君に...。
「あゆ、騙されては駄目よ!思い出して!」
『思い出す?騙される?なに言ってるのかわかんないよ!』
「あゆ、本当に祐一君があんなひどい事をすると思うの?」
『でも、みんなボクのせいなんだよ。だから祐一君が怒ったんだ
よ。ボクが祐一君に出会わなければあんなことにならなかったん
だよ。みんなボクが悪いんだよ』
「本当にそう思っているの?」
『えっ?』
「彼に出会えたことは無駄だったって思う?」
『ううん...祐一君と出会えて良かったと思うよ。でも...』
「あゆ、よく聞いて。あなたは騙されているの」
『ど、どういうことなの?』
「よく思い出して。あなた、彼の部屋の片付けを手伝ったでしょ
う?」
『うん、祐一君のお手伝いして秋子さんにお茶を煎れてもらって
おしゃべりして、それからボクは帰ったんだよ。それから...
あれ?それから...』
その後の事がよく思い出せない。秋子さんの家を出てそれからボ
クは...。
143あゆSS『罪と罰』最終章:2000/07/17(月) 21:47
『うぐぅ...思い出せないよ...』
「あゆ、あなたは汚されてなんかいないの。何も悪い事なんかし
てないのよ」
『え...』
ボクの体が止まった。ずっと落ち続けてたのに...。
『どういうことなのお母さん!』
「それは!?」
『!?な、なにこの黒いの!?』
ボクの目の前に黒いなにか...霧の塊...そうとしか言えな
い物がいきなり現れた。
「それ」はボクの周りをぐるぐると周り始める。
『な、なんなの?これ!?」
邪魔をするな...邪魔をするな...!?な、なにかがボクの
頭の中に響いてくる...。
...おまえはここで消えるんだ...おまえは...ここで。
こ、この声...聞き覚えがある。ま、まさか...。
『!?うぁぁぁぁっ!!』
霧の塊がトゲみたいに形を変えてボクの体に突き刺さった。
『うあぁぁぁっ!お、おかあさ...』
ボクにトゲのような形になって突き刺さったそれはボクの中に入
ってくる。痛みはない...けど気持ち悪い...。
ざあっ...ぷつん...。
まるで古いTVのチャンネルを替える時のようにボクの目の前の
景色が変わった。
『!?』
ボクの目の前に裸の女の子達が倒れてる...。
みんな放心してるみたい...それにここ...古い学校の中み
たい...。
『!?』
また目の前の景色が変わった...さっきとよく似た部屋が火に
包まれてる。
あ、また景色が変わった。今度はどこだろう、木や雑草が沢山生
えてる...。
ざあっ...。
また変わった...今度はどこかの寮みたいなところだ...。
部屋の中で女の子達が泣いてる...。
あ...また場所が変わった...目の前の女の子がなにか言っ
てる...あれ?窓?塀?強い光?自動車がこっちに来る!
ぶつかっちゃうよぅ!!
『!?』
...畜生、畜生、火傷が痛ぇよお...死にたくねぇっ!!
...畜生、畜生、体が動かねぇ...まだ死にたくねぇ!!
...どこだ?ここは。この街はどこなんだ...?
...まさか...兄貴か?...あんたも...。
な、なんなの?あの二人の声がボクの頭の中に響いてくる。
ど、どうなってるの?
144あゆSS『罪と罰』最終章:2000/07/17(月) 22:32
ざあっ。また景色が変わる。今度は夕暮れ時の商店街...。
くそっくそっ!何度やってもこいつらの体を動かせねぇっ!
俺はまだまだやりてぇことがあるんだ!体をよこせぇっ!!
兄貴、こいつらの体に入るとこいつらの過去の記憶が読めるみた
いだぞ...。
そんな事が出来てもな!体が動かせなけりゃ意味がねぇ!!
...くくく、さっき面白い事がわかったぜ。
なんだ?...それはなこの街はいろいろいわく付きなんだよ。
...どういうことだ?...それは俺達をこの街が引き付けた
ことと関係があるのさ...なにを言ってるのかわからん...
この街はな霊的な力を強くするのさ...だから俺達はこいつら
の頭の中をのぞけるんだよ...。
だが体を手に入れる事が出来ねぇだろうがっ!!
...こいつらの心をどうにか出来れば動かせるかもな...。
くそっ!こいつらの心が邪魔で体を操れねぇのか!!ん!?おい
...あそこを走ってるガキ、俺達の同類じゃねぇか?
ああ、まるで普通の人間みたいだな。後をつけてみるか...。
ざあっ。『!?』
あ、あれがボク?ベッドに寝かされてる...。
まるで、死んでるみたいだ...。
...あの体を使おう...。
あのガキの心が抜け出した時なら...。
な、なにを言ってるの!?
ざあっ。また景色...ちがう...時間が変わったんだ...。
何故だ!?なんで動かない!!
...どうやら魂が入ってる体は動かせないみたいだな...。
なんだと!...あわてるなよ。あのガキは精神、つまり心だけ
を実体化させてるから体に魂が残ってるんだ。つまり...。
あのガキの心が死ねば、魂も死ぬってわけだな!!
...そうだ...俺達は実体化出来ねぇがあのガキの心にとり
ついて攻撃することは出来る!
...そうか。ならあのガキの周囲の人間共の事を調べるぞ!
くくく、あんなガキでも一応女だ...ひさしぶりに女を泣かせ
て楽しむか...。
そして、楽しんであのガキの魂を殺した後で体を頂くって訳か。
くくく、楽しみだぜ!!
そんな...そういうことだったの...。
ざあっ
ボクが秋子さんの家から出てきた...。
ボクが別れを告げて商店街に歩いていく...。
...見つけたぞ!!
...お前の体をよこせぇぇっ!!
黒い霧みたいなのが...一瞬でボクを包んだ...。
後には...何もない...!
『これが、これが本当の事なのお母さん!!』
ボクはお母さんに叫ぶ。でも返事は聞こえない...。
145あゆSS『罪と罰』最終章:2000/07/17(月) 23:13
無駄だ、お前はここで死ぬんだよ...。
どうせ、生きてたってお前はひとりぼっちじゃねぇか...。
そ、そんなこと...。
ないってか?お前の母親は死んでるんだぞ...。
お前の好きな祐一だってお前の事なんか忘れてるしな...。
どうせお前は一人じゃ生きられないんだ。おとなしく母親の所へ
いきな...。
うぅ...いや...胸が...苦しい...。
お前は生きててもしょうがないんだよ。生きてても泣いてるだけ
だろう...。
お前も哀れな奴だよ...祐一なんかと出会わなければ植物人間
なんかにならずに済んだのにな...。
うぅ...祐一君...。
どうせ報われない想いなんだおとなしく死ねよ...。
ボクは、ボクは...。
「あゆ、お母さんの言った事を忘れたの!?」
お、お母さん?...そうだ...昔お母さんがボクに言ってく
れたよね。
『お母さんボクもう嫌だよ、ぐすっぐすっ...』
「どうしたの、泣いたりして...」
『みんなボクの事、ひっく、いじめるんだよ。女のくせにボクな
んて言うなっとか、チビですぐ泣くから面白いって...。
それにぐすん、お父さんがいないからってお母さんにべったりの
甘えん坊!やーいやーいって。それでね、恥ずかしいから幼稚園
に帰れって...ぐすっ、うあぁぁぁぁぁぁぁぁん!!』
「あゆ、あゆはまだ子供なんだから甘えててもいいのよ」
『だって、だって...』
「それにね、あなたはお母さんとお父さんの大切な宝物なのよ」
『ぐすっ...宝物?』
「そうよ。私達の大切な宝物。だからいつもあなたが幸せになれ
ますようにってお父さんも天国から見てくれてるの。それに、私
もあゆの幸せをいつも願っているわ」
『でも、ボク幸せじゃないよぅ...』
「幸せはね、願うだけじゃ駄目なの。幸せになれるようにがんば
らないとね...あゆ、人はみんなね、この子が幸せになれます
ようにって周りの人達に想われて生まれてくるの。
そして、もっと幸せになるためにがんばって生きていくのよ」
『ボクも...幸せになれる?』
「なれるわ。笑顔を忘れなければね。だからもう泣かないで。
ね、そうしたら、笑ってごらん」
『...うん』
「いい子ね。その笑顔を忘れなければきっと幸せになれるわ」
そうだ、そうだよ!
...そんな物嘘に決まってる!!そんな事で幸せになんかなれ
るはずはねぇっ!!現に祐一はお前の事なんか忘れてるじゃねえ
か!!
お前の7年間の想いなんか伝わらねぇ!!全部無駄なんだよ!!
無駄じゃ...ないよ...!
146名無しさん:2000/07/17(月) 23:48
続ききぼ〜んあげ
147あゆSS『罪と罰』最終章:2000/07/17(月) 23:50
祐一君と会えた事は無駄なんかじゃなかったよ!!
ボクは祐一君のおかげでお母さんがいなくなっても笑えるように
なったんだよ!!
悲しい事もあったけど、楽しい事や嬉しい事だって沢山あったよ
!!
ボクの想いは通じないかも知れない...けどボクはもう一度、
祐一君に会いたかったんだよ!!会って、お礼を言いたかったん
だよ!!
祐一君のおかげで泣いてばかりいたのに笑えるようになったんだ
よ!!だから、だから、ボクは、ボクは、無駄だったなんて思わ
ない!!
ボクはそう叫ぶ!!...あ、あれ!?
体が...熱い...でも...嫌な熱さじゃないよ...。

な、なんだと!?...な、なんだ...お、俺の感覚が...
どうなってるんだ!..,俺達が消える?...こんなガキに消
される!?...ばかな?消えるのは...あぁぁ......。
臭作?おい!へんじをぉぉぉ...............。

ボクの目の前が真っ白になる...。
暗い闇が白くなっていく...。
光が出てる?どこから?
ボクは眩しくて目を閉じた。なんだか体が軽くなった気がする。
さっきまで聞こえたあの声も嫌な感じももうしない...。
ボクはゆっくりと目を開けてみる。
目の前には白い翼みたいな物がある...。
『なにこれ...』
ばさあっ!
翼が動く。背中に変な感覚が走った。
ボクは自分の背中を見てみる。
ボクの背中には白く輝く大きな翼が生えていた。
『こ、これ!?』
「あゆ」
『!?』
声のした方を振り向くとお母さんがいた。
昔のままの姿で...。
「よく、がんばったわね、あゆ」
お母さんはそう言ってボクが大好きだった笑顔で微笑む。
『う、うぐっ...お母さん!お母さ〜んっ!!』
ボクは目の前のお母さんに抱きつく。暖かい!夢じゃない!!
『うぐぅ...うわぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁんっ!!』
ボクは懐かしいぬくもりの中で大声で泣き出した。
「大きくなったわね...あゆ...」
お母さんは泣きじゃくるボクを抱いて頭を優しく撫でてくれる。
『うん、うん』
ボクはお母さんの胸の中で何度も頷く。
お母さん。大好きなお母さん。もう一度、会えた...。
148あゆSS『罪と罰』最終章:2000/07/18(火) 00:23
『ぐすん、ぐすん...』
「あゆ、お母さんの言った事思い出してくれたのね...」
『うん...』
ボクは涙を手で拭い、お母さんに微笑む。
「うん、よろしい」
『よかった...。お母さん、来てくれてありがとう...』
「ええ、あゆは私の宝物だからね...」
『お母さん...』
お母さんはボクを抱くのをやめ、ボクの肩に両腕を置くとボクの
顔をじっと見つめて優しく言う。
「あゆ。もう...行きなさい...」
『えっ...』
「あなたはまだまだ生きていかないといけないの。いつまでもこ
こにいては駄目」
ボクの背中の翼が勝手にはばたき、ボクの体が少し浮く。
「あなたは祐一君に自分の想いを伝えたいんでしょ?」
『う、うん。でもボクみたいな心の醜い子が祐一君に...』
ボクは幻覚だったとはいえ悪いことしたんだよ...。
「あゆ、誰にでも悪い心と良い心があるの。でも、あなたは自分
の悪い心を認めてるでしょ?」
『うん...』
「なら、そのぶん、優しくなれるでしょ?」
お母さんはそう言うと優しく微笑んでボクの肩から手を離す。
ばさっ。また少し浮き上がった。
『おかあさん!!』
おかあさんからどんどん離れていく...。
「あゆ!強く!強く生きなさい!!」
お母さんがボクに叫ぶ。
『うんっ!ボク...強く生きていくねっ!!』
「そうよ!いつも、いつまでも見守っているから!!だから!!
幸せになりなさい!!私の...大切な...あゆ!!」
どんどんボクは浮き上がっていく。
お母さんがどんどん小さくなっていく...。
『お母さ〜んっ!!ボクを産んでくれてありがとう!!
お母さんの娘で...うぐ...良かった...よ!!』
ボクは小さくなっていくお母さんに精いっぱいの気持ちを伝えた
...。
『う...うぅ...』
ボクは溢れる涙を拭い、空を見上げる。
どこまでも続いていくような白い空...。
ボクは背中の翼に神経を集中させる。
もっと、もっと速く、もっと、もっと高く!!
背中の翼が大きくはばたきボクはどんどん天に向かって飛ぶ。
そしてどれくらい飛んだかわからなくなったころ、大きな光が目
の中に入ってくる。
少しまぶしい。光は強く輝くが熱くはない...。
ボクは光の中を飛んでいく。

...あゆ。

一番今のボクの聞きたい声が聞こえたような気がした...。
そして、ボクは...。
『う...うぅ...ん』
ボクが目を開けると白い天井が目に入った。
体を起こそうとするけど体がうまく動かない。
なにか細い物が体につけられてるような感触がする。
ボクは視線だけを動かして辺りを見回す。
白い殺風景な部屋。
視線を右側に動かすとそこには...祐一君がいた。
「あ、あゆ。目が...覚めたのか?」
『あ...祐一君おはよ...』
...なに言ってんだろ、ボク。
「う、ぐ...あ...うぅ...」
祐一君?祐一君が泣いてる...。
『なんで...泣いてるの?』
「っぐ...うぅ...」
祐一君は肩を震わせて、椅子に座ったまま声を殺して泣き続ける。
『これじゃ...始めて会った時と逆だね...』
ボクがそう言うと祐一君は泣くのを止め、優しく微笑んでこう答
えてくれた。
「あぁ...そうだな...」
『祐一君...』
「ん?」
『ただいま...』
「ああ、おかえり...あゆ...」

ガチャッ。ドアの開く音がする。
ボクがそちらを見ると白衣を着た女の人が口をぱくぱくさせてい
る。そして、そのまま走って部屋を出ていった。
「せ、せんせいっ!つ、月宮さんが!!目を覚ましました!!」
『ふう...』
「疲れたのか?」
『ううん、平気だよ』
あの後、お医者さんが来てボクは診察や検査をたくさんされた。
ずっと眠ってたから仕方ないけどね...。
お医者さんはボクが目を覚ましたのを奇跡だって言ってたけど、
奇跡なんかじゃないことをボクは知っている。
『おかあさん...』ボクはつぶやく。
「あゆ、どうしたんだ?」祐一君がボクに聞いてくる。
祐一君は今までずっとボクの診察が終わるのを待っててくれた。
『あのね、ボクずっと夢を見てたんだ。祐一君と再会して、祐一
君の部屋の片付けを手伝って...。』
「ああ、あの時は助かった」
『それでね、その後良く思い出せないんだけどすごく怖い夢を見
てたんだ。それでね、もうどうでもいいやって思ってたら、お母
さんが来てくれて、ボクを助けてくれたんだよ...』
「あゆの...おふくろさん?」
『うん...7年前...祐一君に出会うちょっと前にボクの前
からいなくなっちゃったんだけどね。ボクに強く生きなさいって
そう...言ってくれたんだよ...』
「そうだったのか...」
『ねぇ...祐一君。いつ...ボクの事思い出して...くれたの?』
「ごめんな、あゆ...」
『え?』
「俺、お前の事すっかり忘れてた...。たまたまこの病院に来
て、ここの患者がお前の事噂してて...。それで...思い出
した...。あれからお前の捜し物を手伝ってやろうと思って探
してもどこにもお前の姿が見えなくて...なんでいないんだろ
う。もう見つけたのかな。そう思ってた。
でも、ここで眠り続けるお前を見て俺は後悔した...。
俺がお前のこと忘れてたから、お前は俺の前に現れた。
でも、俺が思い出さなかったからお前は姿を消したんだ。
そう思って、ずっとここに通うようになったんだ。
だから、俺はいつもお前に話しかけた...。
目を覚ましたお前に謝りたかった...。
だから..目を覚ましてくれて俺は凄く嬉しかった。
だから...ごめん...。」
『謝らないで...祐一君は悪くないよ...。それにどんな形
でもボクのこと思い出してくれたんだし、それに...目を覚ま
して最初に会えたのが祐一君でボクうれしかったよ』
「ありがとう...あゆ...」
『ところで、たまたまここに来たって言ってたけど祐一君どこか
悪いの?』
「ああ、俺じゃなくて名雪の奴が...」
『なゆき...さん?』
「俺の従姉妹だよ。そいつがすごい寝ぼすけでな。寝ぼけて階段
から落ちたんだ。足が痛いって騒ぐし、秋子さんは用事で朝早く
から出かけててな。救急車を呼んだらここに運び込まれたんだ」
『そ、それで名雪さんはどうだったの?』
「ただの捻挫だった」『よかった〜』
「名雪の診察を待ってる時に...待合室で...偶然あゆの噂
を聞いて思い出したんだ...」
『偶然...』「ごめん...」
『ううん、責めてる訳じゃないよ。ただ、始めての出会いも、再
会も、そして思い出してもらえたのもよく考えたら全部偶然なん
だよね...。偶然ばかりってのも珍しいよねっ』
そう言ってボクは微笑んでみせる。
「そう言われてみればそうだな。案外偶然じゃなくて、運命、か
もな..,」『運命?』
「なんか俺、恥ずかしい事言ってるな」
『うん、ちょっとだけねっ』
ボクがそう答えると二人して笑い出した。
151あゆSSエピローグOVA:2000/07/18(火) 01:38
すみません。あと少しなんですけど...眠くてもう書けません...。
火曜日に残りを書きます...。
タイピングが遅くて書き切れませんでした。
鬼畜なラストやバッドエンドを期待された方ごめんなさい。
なめんな!と思う方ごめんなさい。
ハッピーエンドが好きなんです。
鬼畜SSのくせにハッピーエンドってのも珍しいでしょ?
オチはまた後で...眠い...。
152>OVAさん:2000/07/18(火) 02:40
あの、OVAさんてもしかしたらSS作家のF.coolさんじゃありませんか?
話の立て方、文章、幻想で落ちてハッピーエンディング。全体的に
作品自体が再殺部隊をH方面に再構築したような感じを受けたので。
人違いでしたら申し訳ありません。
>>152
2chでそう言う詮索はすべきでないと思うよ。
逆転劇がすごいね。
オチに大期待。
>>152
そうそう。そういった事はそう思った人のところで書き込みなさい。
ここでは勘違いではすまない事態になる可能性だってあるのです。
全てをYesと思ってくれる人ばかりではないのですから。
156OVA:2000/07/18(火) 07:22
152さんへ
ちがいます。まったくの別人です。
その人のこと全然知りません...。
それに自分はまったくのSS初心者です。
仕事から帰ってきたら決着をつけますんで...。
それではまた後に...。
確かにそーゆー詮索はするべきではないな…って僕も前やったな。ごめんなさい。
158名無しさん@そうだ選挙にいこう:2000/07/18(火) 07:32
早すぎるけど期待あげ
159152:2000/07/18(火) 07:52
すみません。152で不適切な発言をしてしまって申し訳ない。
OVAさん申し訳ありませんでした。
160名無しさん:2000/07/18(火) 18:13
エンディングの最後に「クックック、俺達は不死身だ」「兄貴、これからどうするんだ」「決まってるだろ」
という台詞を入れればバッドエンドにはやがわり・・・スマソ
しばらく笑いあった後、祐一君がボクに話しかける。
「あゆ。これ...」
そう言ってボクの目の前にポケットから取り出した物を見せる。
『これ...祐一君がくれた...』
ボクに祐一君がくれた天使の人形...探してきてくれたんだ.
..。
「これだろ?あゆが探してた物って」
そう言ってボクの手を取ると優しく手のひらに置いてくれる。
『ありがとう...探して来てくれたんだね...』
「ああ...あゆが目を覚ましたらもう一度...俺から渡して
やりたかったんだ...」
優しい目でボクにそう言ってくれる。すっごくうれしい...。
『ぐす...ありがと...祐一君...』
「ああ...もう...なくすなよ...」
『うん...』
しばらく無言で見つめあう...。
『祐一君...ごめんね...』
ボクは天使の人形を握ったまま祐一君に話しかける。
「え?」
『ボク、少し眠くなっちゃった...』
「!?お、おい...」
祐一君が慌てる。ボクは祐一君にくすっと微笑んで言う。
『大丈夫だよ。朝になったらちゃんと起きるから...』
「...本当か」『本当だよ...』
「本当に本当だな?」『本当に本当だよ』
「わかった。おやすみ、あゆ...」
『うん、おやすみ...祐一君...』
ボクは目を閉じようと思ったけどそばにいる祐一君にもう一度話
しかける。
『祐一君...』「ん?」
『あのね...ボクが眠るまででいいから...手...握って
て...くれない...かな?』
「...ああ。かまわないぞ」
祐一君が優しくボクの手を握ってくれる。とても暖かい...。
左手は人形を。右手には祐一君の手を握ってボクは話しかける。
『ごめんね...ボク...わがまま...だよね...?』
祐一君は優しく微笑むと優しく答えてくれる。
「そんなことないぞ。こういうわがままならいつでも聞いてやる」
『ありがとう...ゆう...いち...くん...だい...
す...き...』
そのままボクは眠りについた...。
夢の中で、子供の頃のボクは祐一君と笑顔で手を繋いで走ってい
た...。
ひさしぶりに見た楽しい夢だった...。
あれから数日後。ボクは今、病院の中にあるリハビリセンターで
歩くためのリハビリをしている。
『う、う〜ん...』
手すりにつかまって少しずつ足を動かして歩いていく。
ずっと眠っていたせいで、ボクの体はすっかり弱くなっていた。
最初は立つだけでもつらかったけど今は手すりにつかまればなん
とか少しは歩けるようになった。本当に少しだけだけど...。
『ふぅ...少し休憩しよ...』
ボクはそう呟いて、そのままぺたんと座り込む。
『はやく元気になりたいな...』
ボクは昨日の事を思い出す。

ボクが目を覚ましてから毎日、学校が終わってから祐一君はお見
舞いに来てくれるんだけど、昨日は土曜日でお昼に秋子さんと名
雪さん、それに学校の友達を連れてお見舞いに来てくれたんだ。

香里さん、北川君、舞さん、佐祐理さん、真琴ちゃん、栞ちゃん

ボクには身寄りがないし友達も祐一君しかいないけどみんなボク
と友達になってくれた。
最初は戸惑ったけどみんな優しくて、すぐに仲良しになれた。

香里さんと名雪さんは親友同士で栞ちゃんは香里さんの妹。
栞ちゃんは体が弱くてこの病院に通っているって教えてくれた。
だからボクは一緒に元気になろうねって栞ちゃんに言った。
うんって言ってくれてうれしかった。

北川君は祐一君の友達でクラスメート。
よくふざけあってるって名雪さんと香里さんが教えてくれた。
真琴ちゃんは記憶喪失だって言ってたけど秋子さんの子供になる
んだって言ってた。だからこのままでもいいんだって。
秋子さんはボクが退院したら子供にならないかって言ってくれた。
名雪さんは姉妹が出来るからうれしいって言ってくれた。
ボクはうれしくて、思わず泣いちゃった。

佐祐理さんと舞さんは祐一君達のひとつ年上の先輩。
泣いてるボクの涙を佐祐理さんがハンカチで拭いてくれた。
舞さんはボクの頭を優しく撫でてくれた。
そんな幸せな時間の中で、真琴ちゃんがボクのベッドに付けてあ
る天使の人形を見てボクに訪ねてきた。
ボクは『これね、ボクの宝物なんだよ。ボクのお願いを3つだけ
叶えてくれるって祐一君がボクに言ってプレゼントしてくれたん
だよ』
そう答えたら祐一君真っ赤になってボクの口を手で塞ぐとなんか
慌ててみんなに「ち、ちがうんだ」って言ってた。
なにがちがうのかよくわからなかった。
みんなくすくす笑ったりにやにやして祐一君を見てる。
ボクなにか変な事言ったかな?

真琴ちゃんがなにをお願いしたの?って聞いてくるからもうふた
つお願いしたから、あとひとつなのって答えた。
そしたら、あとひとつはなにをお願いするの?って。
だから、ボクはこう答えた。
『みんな幸せになれますように』

みんなが帰る時にボクが元気になったらみんなで遊園地に遊びに
行こうって言ってくれた。とてもうれしかった。
だから、早く元気になりたい。そして...祐一君に元気になっ
たボクを見て欲しい。
『休憩おわりっ』
ボクは手すりにつかまってもう一度立ち上がった...。
『よいしょ、よいしょ...』
少しずつ手すりにつかまって歩いてると後ろから声がした。
「おっ、やってるな」
ボクが振り向くと祐一君が紙袋を抱えて立っていた。
「よっ。眠り姫」そんな冗談を言って手を上げる。
『祐一君!』ボクは祐一君に微笑む。
「今日はあゆの好きな物買って来てやったぞ」
そう言って紙袋を見せる。
『ほんと!?』中身は...わかってる。
「ああ、出来たてだぞ」
『ねぇ、祐一君。今、外の天気どう?』
今朝窓から見た時はくもりだった。
「ああ、良く晴れてるぞ』
『祐一君。それならボク外で食べたいな...』
「でもまだ積もった雪が残ってるし少し寒いぞ」
『ちょっとくらいの寒さなら平気だよ。だから...ね』
「...わかった。じゃあ、そこに座ってくれ」
『?う、うん...』
言われたとうりに座り込むとボクに紙袋を持たせて...。
「よっこらせっと...」
『わぁっ!?』
ボクをいきなりお姫様だっこする。
『ゆ、祐一君!な、なにするの!?』
「なにってベンチがあるとこまで行くんだ」
『うぐぅ...恥ずかしいよお...』
「病人なんだから気にするな。さあ行くぞ」
祐一君はボクを抱き抱えて廊下を歩いていく。
みんなボク達を見てる...うぐぅ...恥ずかしいよぅ。
しばらくだっこされてるとベンチのある広場に出た。
少し寒い。誰もそこにはいない。雪が少し積もってる。
「よいしょ...」
ボクを雪を払ってからベンチに座らせて祐一君がつぶやく。
「....少し恥ずかしかったな...」
『すっごく恥ずかしかったよ!!』
「怒る事ないだろ」
『別に怒ってないもん!』
ボクはそっぽを向いて言う。
ふぁさ...。ボクの肩になにかかぶさる。
『これ...祐一君の...』
祐一君のコート...ボクの背中に羽織らせてくれたんだ...。
「冷めたらまずいぞ、ほら」
そう言って祐一君がボクに暖かいたい焼きを紙袋から取り出して
渡してくれる。
『ありがと...』
ボクはたい焼きを一口頬張る。
『おいしいね。祐一君』
「ああ。そうだな...」
祐一君もボクの隣に座ってたい焼きを食べてる。
昔もよくこうしたよね...。
『はぐはぐ...おいしい...』
「なあ、あゆ...」
『ふぁに?(なに?)』
「リハビリ...がんばるのはいいけど...無理するな...」
『え?』
「無理してケガでもしたら...どうする...」
祐一君がボクの事心配してくれてる...。
『うん...わかった』
返事をして少し考える。
祐一君に心配ばかりさせたくないよ...あ、そうだ...。
ボクはたい焼きを食べ終わるとベンチの背持たれに手をかけて立
ち上がった。
『祐一君見てて...』
ボクはベンチから立ち上がると少しずつ歩き出す。
ぎゅっ、ぎゅっ...。
両足で積もった雪を踏んで歩く。少し辛い...でも...。
『ボクね、まだちょっとだけだけど...ほら、足だけで歩ける
よ...もうすぐ...!?』
もうすぐ元気になれるから、だから心配しないで、そう言おうと
した時、雪に足を取られてバランスが崩れた。
『あ、あわわわわっ!』
ボクは顔から転びそうになる。
「あぶない!」
祐一君が飛び出してボクを受け止めてくれた...けど祐一君も
慌てて飛び出してきたせいか足を雪に取られて二人共転んでしま
った...。
『う...』
目を開けるとボクは祐一君の胸に抱きつくように倒れていた。
祐一君はおしりから倒れて、雪の上に座り込んでる。
「あゆ!ケガしてないか!?」
『う...うん...大丈夫...』
「...あまり...心配させるな...」
『うん...ごめんね...』
結局...心配かけちゃった...。
トクン、トクン...。
目の前の祐一君の胸から心臓の鼓動の音が聞こえる...。
ううん...ボクの...心臓の鼓動だ...。
「あゆ?やっぱりどこか痛めたのか?」
ぎゅっ...!
「あゆ?」
ボクはいつの間にか祐一君に抱きついていた。
「ど、どうしたんだ...?」
そのまま口が勝手に話し出した...。
『...祐一君...もう...どこにも行かないよね...』
な、なにを言ってるのボク...。
『ずっと...ずっと...この街に...』
駄目だよ...そんな事言っちゃ駄目。
ボクに祐一君を縛る権利はないんだ。なのに...。
なんで...言っちゃうの...。
『う...うぅ...』
涙が出てきた...どうして...。
「...あゆ、俺の顔を見てくれるか...」
さっき言った事忘れてって言わなきゃ...泣いちゃ駄目。
ボクは顔を上げて祐一君の顔を見つめる。
言わなきゃ...忘れてって...。
ぽろぽろっ...。
『う...ぅ...』
涙がぽろぽろこぼれ落ちる。
『あ...』
祐一君がボクの涙を指で拭ってくれた...。
「あゆ...これが...答えだ...」
祐一君の顔が...近づいて...くる...。
ちゅ...。
祐一君の唇がボクの唇と触れた...。
初めての...キス...祐一君の...ぬくもりが...唇を
通して...伝わってくる...。
ボクはゆっくり目を閉じた...。
でも...涙は止まらなかった...。
165あゆSSエピローグ『ぬくもりの中で』完結:2000/07/18(火) 22:11
どれくらいそうしてたんだろう...。
やがて、祐一君の唇がボクの唇から離れた...。
ボクが目を開けるとまた、涙がこぼれ落ちた...。
「いや...だったか?」
『ううん...うれ...し...い...』
祐一君はボクの顔を優しい顔で見つめてる...。
「...あゆ。俺...お前の事が...好きだ...」
『え?』
「7年前からずっと...好きだった...俺、気づいたんだ。
7年前、お前が俺の目の前からいなくなった時...俺は...
お前の事を忘れた...。
でもそれは...好きな子が目の前からいなくなってしまったか
ら...だから...辛い現実に...耐えられなくて...自
分の意志で...忘れてしまったんだ...」
『祐一...君...』
「でも...この街に帰ってきて...お前と再会して...全
部思い出して...目を覚ましてくれて...気づいた...。
あゆの...おまえのことが...好きなんだって...。
だから...ずっと...あゆの...そばにいるよ...」
『あ...』
ぽろぽろ涙がこぼれてくる...。
祐一君...うれしい...ボクも...ボクも...ずっと.
..祐一君のこと...。
『う、うぅ...ぐすっ...うぅ...』
ボクの気持ちも...祐一君に伝えたい...なのに...。
涙が...止まらない...。
笑顔で...祐一君に...この気持ちを伝えたい...。
でも...涙が...止まらないよ...。
『うぅ...ぐすっ...』
今...伝えないと...。きっと...後悔する...。
だから...だから...。
『ぐすっ...祐一...君...』
ボクの...7年間の想いを...。
ボクの...祐一君への...想いを...。
全部...込めて...。
今の...ボクに...出来る...精いっぱいの笑顔で...。
この...想いを...祐一君に...伝えたい...。
だから...今...ボクの...目の前にいてくれる...。
世界中で...一番...大好きな祐一君(あなた)へ...。
この...想いを...。

『......約束、だよ...』

                          Fin
おお!ついに完結ですね。
これから読ませてもらいます〜
167OVA:2000/07/18(火) 22:25
あとがき
長かったあゆSS『罪と罰』もやっと完結しました。
最終章を書いてて背中が痒くなりました。(^^;
ご意見、ご感想を頂けますとうれしいです。
とりあえず思い付く限りの変態プレイや鬼畜ネタを詰め込んだた
め、赤玉が出ちゃいました。
しばらくは短いSSや健全?SSを書こうかなと思います。
全部読んでいただきありがとうございました!!
うまく表現出来たか自信がないので『罪と罰』のキャラ設定を書
きます。
では。
168名無しさん@そうだ選挙にいこう:2000/07/18(火) 22:28
次回作期待してます。
169罪と罰キャラクター設定集:2000/07/18(火) 23:28
*キャラクター設定*
*月宮あゆ*
魂から精神(心)のみが分離して実体化した少女。
魂は眠り続ける肉体と共にある。
痛覚等を持っているが本体が死なない限りバラバラにしても死な
ない。(もっともあまりひどくすると心がこわれるが)
祐一の部屋の片付けを手伝った後、捜し物がある事を伝え商店街
に向かう途中に遺作達に捕らえられ精神攻撃を受ける。

*遺作*
エルフのゲームのキャラ。今作では悪霊として登場。
燃える旧校舎から逃げる際に大火傷を負い、逃亡途中にのたれ死
にした。
魂を持った人間にとりつく事が出来ず、あゆの魂を殺して体を奪
おうと企む。
遺作と臭作の目的は自分達が死ぬ羽目になった相手への復讐と不
特定多数の女性を犯す事。
男の体を手に入れるため、手始めにあゆの体を臭作と共に狙う。

*臭作*
エルフのゲームのキャラ。
遺作の弟。女子寮に住む生徒達を毒牙にかけていた。
警察に通報され逃げる途中に車にひかれて死ぬ。
遺作と共に悪霊化。Kanonの舞台である街の霊的磁場に引き
付けられ、人の記憶を読む特殊能力を遺作と共に手に入れる。

*たい焼き屋のおやぢ*
遺作とは別人。

*佐祐理、舞、名雪、真琴、香里、栞*
遺作達が作り出した幻影。
現実世界では全員未来を手に入れている。

*秋子さん*
今作では未亡人ということになってる。
現実世界では真琴を養女にした。

*あゆの母親*
あゆを救うために現れた。名前はない。(^^;
あゆをとても大切に思っている。仕事が忙しくてあゆに寂しい思
いをさせた事を悔やんでいる。
ちなみに風俗やお水系の仕事ではない。
生きてたら秋子さんと同い年。

*祐一*
ゲームでは主人公。あゆをいぢめた祐一は幻影。
本物は初恋の思い出を思いだし、あゆに告白した。

*アイテム編*

*たい焼き*
あゆでつくった物は涙の味がする。
普通のたい焼きはしっぽまであんこが詰まってる。
*ディルドー*
男性自身を象った大人のおもちゃ。
本編の物はフレキシブルに可動するジョイントで二つのディルド
ーが繋がっており、女性同士でSEXするのに役立ってる。
色は黒色であゆと舞、佐祐理の性器に名雪と秋子の肛門に挿入さ
れている。
使用ずみの本物があったら鍵っ子に高く売れそうだ(^^;

*天使の人形*
3つめの願いをあゆは使ってないので奇跡オチではない。
*イチゴのジャム*
秋子さんに塗って4人がかりでなめて秋子さんを犯すのに使用。
*謎ジャム*
名雪が秋子さんのうしろの処女を奪う為のローション替わりに使
われた。
*たい焼きの屋台*
名雪を運べるように改造されてる。
*舞の剣*
ゲームに出てきた西洋剣ではなく、分厚くて重い剣。
あゆをバラバラにするのに使用。

*Kanonの舞台である街*
ものみの丘があったり、あゆが実体化したり、奇跡が起きたりす
るなど不思議な事がよく起こる街。
風水とかの土地の性質で霊的な力を増幅するのかもしれない。
遺作と臭作を引き寄せ、悪霊としての力を増幅した。
(勝手な解釈。風水とかはよくわからないので突っ込まないで)
遺作、臭作は最後はあゆの体から放たれた聖なる光によって完全
に消滅した。(死ではなく消滅)
あゆの放った光は生きる事への希望、祐一と母への想いなどが込
められており、あゆと正反対の闇の属性を持った遺作達を消し去
った。
171名無しさん@そうだ選挙にいこう:2000/07/18(火) 23:44
おつかれさまでしたage
172名無しさん:2000/07/18(火) 23:58
面白かったです・・・。
ただ遺作はともかく臭作は不死身ではないでしょうか?
遺作は不死身ではないですし、臭作は結構甘いところがあるので、
(絡め手から女を落とすという美学意識及び、他人に
愛されることに耐えられない)
もしこれが灰田とか勝沼とかだともっと苦痛方向で攻めた
でしょうからどうなったか面白そうなところですね。
173名無しさん:2000/07/19(水) 00:02
久しぶりに面白いSS読ませてもらいました。
展開の仕方が上手いですね。
174名無しさん@そうだ選挙にいこう:2000/07/19(水) 00:09
ご苦労様age
ゆっくり読ませてもらうよぉ。
完結まで楽しみに取っておいたのさっ!!
読ませてもらいました。
鬼畜系SSにしてハッピーエンドというのは、かなり珍しいですね。
ジーンとしました。自分はこの手の話大好きです。

全体の構成や緩急のつけ方、文面などを見ていると、かなり手馴れた感じを受ける
のですが、どちらかでSSをアップしていたりするのでしょうか。

あれば読んでみたいのですがここでのHPアドレスの公開は・・・なので、あるの
でしたらここにアップしてもらうというのはどうでしょう。

自分も少々SSを書いたりしますが、できた作品は何度も手を入れたくなってしま
うものですしね。手直ししながらでもアップしてもらえれはうれしいです。
もちろん完全新作も読みたいのですが。(笑)
176名無しさん@へたれ書き:2000/07/19(水) 19:30
「Aー555に対し、シンクロレベル同調」

「これより第四段階実験開始」

機械音が鳴り響き、俺の意識は闇に包まれていった。


   『真実』


「おはよう、俺」

「ああ・・・」

色濃い暗闇の中で俺は名雪を犯している俺の前で立ちすくんでいた。
頭の中に細かい蟲がびっしりと蠢いているような感覚が俺を襲い、
思考を正常に働かせることができない。

「お前は・・・俺か・・・」

「どうだ?参加するか?」

「断る。名雪嫌がっているじゃないか!!」

俺は名雪を犯す俺を殴りつけ、名雪を抱き起こした。

「大丈夫か、名雪」

「祐一って・・・甘ちゃんだよね」

突然首筋に激痛、見るとそこには名雪が噛みついていて。

「ああ・・・」

俺の意識はまた遠くなった。

俺は目覚めた。その前には栞が立っている。

「お目覚めですか、祐一さん」

「夢を見たんだ・・・」

「どんな夢を見たんですか?」

「栞の病気が治る夢だ。俺は栞と恋人同士になって、ずっと仲良く
幸せに暮せると思っていた。なのに・・・」

「・・・」

「いつしかだんだん付き合いが上手くいかなくなってきて・・・
お前は働くつもりだったけど、俺はやめてほしかった。
結婚も・・・こじれて。でもなんで・・・」

「なんで?」

「お前と殺しあうことに・・・」

「それは憎悪こそが、そして憎悪から生まれる破壊こそが人間の本質だからですよ」

「栞・・・?いや・・・お前は佐祐理」

「あははーっまだわからないんですか、祐一さん。人間は、人間だけじゃない、
犬さん猫さん馬さん羊さん猿さん・・・人間を含めた全ての獣の魂の
原初にあるもの、それはタナトス」

「タナトス・・・?」

「それは「破壊衝動」それは「死への渇望」エロスは、セックスは擬似的な
死に過ぎない。それは擬似的な自傷に、擬似的な破壊にしかすぎない。
まがい物では真の欲望を抑えることなどできないんですよーっ。
破壊を求めるのは当たり前のことなんですよーっ」
177名無しさん@へたれ書き:2000/07/19(水) 19:31
「その通りだ祐一」

「舞?」

「ふぎゃあっぷどげぎゃあ!!」

倉田佐祐理の悲鳴が轟き渡った。
倉田佐祐理の上半身が唐竹割りに二つに裂け、その隙間から
剣を突き出した川澄舞の姿が映る。

「憎悪は楽しい   祐一も憎むがいい」

「楽しいのか・・・」

「病気を恨んだんですよ。冷たいお姉ちゃんを、健康なみんなを
そして私にこの仕打ちを与えた世界を憎みました」

「栞・・・」

「憎んで憎んで憎んで、心が全て憎しみで染まり、心から憎しみが
溢れ出すほど憎んだんですよ」

栞は笑った。これは心のそこから笑っている顔だ。

「気が付いたんです。憎しみの果てに、素敵な場所があることを。
憎悪で心を焼き尽くせば、その果てにある空虚に触れるんです。
そして、その空虚を憎悪を晴らすことで埋めようとすると、
さらに空虚になるんです。その空虚さはとても素敵なんです。
だから・・・」

目の前に血まみれの残骸が現れる・・・これは物だ、人間であった物
の絞りカスだ。

「だから私はお姉ちゃんを殺しました。両親を殺しました。クラスメート
を殺しました。街いく人々を殺しました。自分も殺しました。

栞の手首がスッパリと切れていき、鮮血が勢い良く吹き出す。

「祐一さん。もちろんあなたも殺します」

栞が手を振り上げる。その手には黄色いカッターナイフが。

「ぐうっ」

俺の右目に激痛が走った。栞がカッターナイフで俺の右目を切り裂いたのだ。

「いたい?いたい?いたい?うふふ・・・」

「クソッ、お前なんかに、俺の苦労も知らず、要求ばかりして、一度の浮気
で俺のことを限りなく責め立てるお前なんかにィ!!」

「ひぎゅあっ!?」

俺は栞の首を全力で掴み、絞めにかかっていた。栞の顔が鬱血し、汚らしい声が
一瞬漏れる。

「死ネ死ネ死ネ死ネ死ネ死ネ死ネ死ネェ!!」

栞の顔が青を通り越してドス黒く変色していく。それをみた俺の心のうちに沸きあがる
憎悪と歓喜!!

俺は射精していた。俺はモノとなった栞の身体を投げ捨てた。
178名無しさん@へたれ書き:2000/07/19(水) 19:32
「あらあら」

秋子さんが笑いながら、栞の死骸を持ち上げる。

「これは狐に比べると食べがいがありそうね」

「秋子さんか」

秋子さんは穏やかに微笑んだ。

「ねっ祐一君、私の言った通りでしょ。愛情の上に成り立つ幸せなんて
この世界にはないの。いくら愛し合っていると思いこんでいた二人だって
いつかは破局するわ。破局せず一生自分と相手自身を騙し通していける
恋人なんて滅多にいないわ。私とあの人がそうじゃなかったようにね」

「秋子さんも違うのか」

「当たり前よ。人間はね。ずっと同じには耐えられないの。明日も、明後日も、
明々後日も、それから先もずっと同じ幸せな日々・・・ふふっ理想に見える?

「でもね。かならず飽きが来るのよ。そして人間は心の奥底で常に破滅を
望んでいるのよ」

「祐一君、私がね、今までで一番、幸せを感じたのは、
嬉しそうな顔を浮かべながら隣で寝ているあの人の首を、包丁で
突き刺した時だったわ」

「・・・」

俺は俺の下で喘いでいる名雪の顔を見下ろした。俺の愛する名雪、
栞なんかとは違う、俺が心から愛する名雪。
(醜い)
どうしてSEXで喘いでいる女を下から見下ろすとこんなに醜く
見えるのだろう。そしてその醜さと愛おしさが愉しい。

(これをもっと愉しくする方法を俺は知っている)

俺は後ろ手にベッドサイドの机に手をかけ、引出しをあけると
黄色いカッターナイフを取り出した。

ズシャッ

(ああ、秋子の言う通りだ。
自分の大切なモノ、愛するモノを破壊するのが
これほど愉しいなんて)

ああ・・・憎むこと、愛すること、その二つは同じなんだ。

全てを壊したい。全てを殺したい。世界の全てを・・・

「郁未宗主。相沢祐一のELPOD同調率が700%に達しました。
もはや通常の人間の人格は保っていないかと」

「ふふ。違うわね。本当の人間に、人間の本来の姿に戻るのよ」

「はあ・・・この後はどうするのですか」

「祐一君を実験から解放して家に返してあげなさい」

「・・・?あの、この度の実験の意味はなんなんでしょうか?」

「貴方が知る必要のないことよ」「私になら教えてくれても良いでしょう」

「ええ、葉子さん貴方になら。あの街にいる超常能力者を
抹殺するのに一番手間隙がかからない方法なのよ、これはね」

                      
179名無しさん@へたれ書き:2000/07/19(水) 19:38
一応これで終りです(続けて書くことも可能な終り方ですが)
基本的に人の善よりも悪に、光より闇に、愛おしさよりも憎悪にこそ
力があると思えますし、人間自体、世界自体、結局のところ闇でしかないと
思っているので、ハッピーエンドにはできません。
ハッピーエンドを書いたり、信じられる人は嫌味ではなく本当に
うらやましいと思っていますよ。それは人間を信じられる心を
持っているということですからね。
180OVA:2000/07/19(水) 21:07
あうぅ...素敵すぎる。
私にはこういうの書けないんですごいと思います。
あゆSSをハッピーエンドにしてしまった私には到底真似できま
せん。
とりあえず続編きぼーん!です。(^^)
『祐一君。大分片付いたね』
「ああ、そうだな」
祐一君のお部屋のお片付けを手伝って一息ついた頃にドアがノッ
クする音がした。
「祐一さん、お茶を煎れましたからあゆちゃんと下で飲みません
か?」
さっき玄関で会った祐一君のおばさん...秋子さんが声をかけ
てくる。
「わかりました。...あゆ、下に行こうか」
『うん』
ボク達がリビングに降りて行くとテーブルの上に紅茶とケーキが
置かれていた。
「さあ、どうぞ」
秋子さんがそう言うとボク達はソファーに座った。
『いただきまーす』「いただきます」
ボク達は紅茶を飲んだりケーキを食べる。
『このケーキおいし〜い!』
「良かった。私の手作りなんですよ」
「秋子さんケーキまで作れるんですか?」
そんな風におしゃべりした後、ふと壁に掛けられた時計を見る。
『あ、そろそろボクいかなきゃ...』
「あら、もう少しゆっくりしていけばいいのに...」
「ありがとう...でもボク捜し物があるから...』
「捜し物?何か落としたのか?」
『うん。祐一君とぶつかった日も探してたんだよ』
「なにをなくしたんだ?」
『それが...わからないんだよ。大切な物って事しか...』
「そうか...」

玄関から出ると秋子さんと祐一君が見送ってくれた。
「あゆちゃん。またいつでも遊びにいらっしゃいね」
「ありがとう。秋子さん』
「あゆ、今日は手伝ってくれて助かった。ありがとうな」
『うん!それじゃ、ボクもう行くね!』
ボクはそう言って背中を向けて歩き出す。
「...あゆ」
『なに?』
声をかけられ後ろを振り向く。
「見つかるといいな。見つからなかったら手伝ってやるから」
『ありがとう。祐一君...じゃ...またねっ』

それからしばらく商店街に向かって歩いてるとおなかが鳴った。
『うぐぅ...さっきケーキ食べたばっかなのに...』
おなかを押さえて呟く。
『ボクって...食いしん坊なのかな...祐一君...食いし
ん坊な子ってキライかな...』
ボクは自分の体を見る。隣を祐一君の学校の制服を着た女の子達
が通り過ぎていく。
『うぐぅ...背も低いし...胸も...』
さっき隣を通っていった子達と比べると...。
『ううん!きっとボク今成長期なんだよ!だからおなかがすくん
だ!うん!きっとそうだよ!』
ボクは一人で納得してうんうん頷きながら歩く。

「あははーそれでですねー」
「佐祐理、前見て歩かないと...」

そうだよ!いつかボクもあの子達みたいに...。
どんっ!
『わあっ!?』
「きゃあっ!?」
どっし〜ん。ボクは前から歩いてきた女の人とぶつかって尻餅を
ついて転んだ。
『うぐぅ...痛い...』
「ご、ごめんなさい。大丈夫ですか?」
ボクの目の前にボクとぶつかった人が立ってる。
綺麗な人だなぁ...。
『うん...』
「ごめんなさい。わたし、よそ見してて...」
『ううん、ボクも考え事してたから...』
隣にいた女の人が手を差し出してくれた。
「...大丈夫?」
『う、うん。ありがとう...』
ボクは差し出された手に捕まって立ち上がる。
この人も綺麗...。
「本当にごめんなさいね」
『ううん。ボクの方こそ』
「...佐祐理。そろそろ」
「あ、そうでしたねー。それじゃわたし達はこれで...」
『うん、さよなら』
「さようなら」
「...さよなら」
そう言うと二人共歩いていった。
祐一君の学校の制服着てたからボクと年齢はかわらないと思うけ
ど二人共大人っぽくて綺麗だった。
『...ボクもあの人達みたいになりたいな...』
ボクはそう呟いてからまた歩き出した。

人が誰も通らない白い道の上を積もった雪を踏みながら歩いてい
ると変な声が聞こえた。
....つけ.ぞ...
..お..の...を.よ.せ...
『え?』
空耳かな?
ボクは首を傾げるとそのまま歩き出す...。

ぶわぁっ。
目の前に黒い何かがいきなり現れてボクに巻き付いてきた。
『な!?なにこれ?やだやだあっ!!』
一瞬の内に目の前が真っ暗になった。暗いよ...怖い...。
『祐一...君...たすけ...』

.............................
.............................
..........................あれ?
ボク...いつの間に商店街に来たんだろ?
ぐうぅぅ...。うぐぅ、おなかすいた...。
あ、たい焼き屋さんがいる。
あれ?おじさんあんな顔だったかな...?
まあいいや...。
ボクはたい焼き屋さんの前に歩いて行っておじさんにたい焼きを
注文した...。


                   そして第1章へ...
183OVA:2000/07/19(水) 22:46
あゆSSの訂正
第1章
誤 焼きたのたい焼き
正 焼きたてのたい焼き
祐一編
誤 もういやだの連発で最後のが「もういやた」になってる。
正 もういやだの連発が正解
第零章
誤 ドアがノック〜
正 ドアをノック〜
184OVA:2000/07/19(水) 22:59
175さんへ
本格的な長編SSはあゆSSが初めてです。
HP立ちあげたりするまでの知恵はありません(^^;

次回の予定であり書くかは未定です。
鬼畜又は18禁予定
名雪のSS『陵辱の果てに』
美坂姉妹のSS『死...そして...』
秋子さんのSS『華音市生誕』
真琴のSS『さらば真琴』
健全?
あゆSS『ぬくもりの中でその後』<やらないほうがいいかな?
あゆSS『うぐぅと車』
名雪の子育て短編SS『お母さんだおー』
名雪との未来SS『白い翼と黒い翼』
185折原耕平@実はSS好き:2000/07/19(水) 23:39
個人的には健全も読んでみたいです。
名雪の子育て短編SS『お母さんだおー』 がいいかな?
いや、鬼畜の方がとても面白かったので健全のほうはどういうの書くのかな〜と思っただけですが。
しかし、夢落ちみたいなモノとはいえキャラの性格設定をゆがめずに、
鬼畜モノ書いたというのは初めてとしてはスゴイと思う。

で、185同様健全も読んで見たいです。
187名無しさん@そうだ選挙にいこう:2000/07/20(木) 02:48
続ききぼーん
188名無しさん@そうだ選挙にいこう:2000/07/20(木) 02:48
さらなる活躍きぼーんあげ
189>179:2000/07/20(木) 03:11
なんか、よく読むと怖いよ
そうそう、ここに書きこむ前にワードパッドとかで草案を起こしておくと誤字、脱字
が減っていいですよ。
投稿する文章量も調節できますし、手直しなんかもらくだしね。

私もがんばって書いてみようかな・・・。
191OVA:2000/07/21(金) 00:01
あゆSSも割と好評のようでホッとしました。(^^;
次回のSSも大体のストーリーは出来てるんですけどなかなか面
白くするための肉付けがうまくいきません...。
健全SSであの秋子さんが唯一勝てない人間として祐一の母親で
も出そうかな...。
秋子さんですら恐れる祐一の母親ってのはどうでしょう?
(この人の詳しい設定ってなかったですよね?)

設定としては秋子さんの恥ずかしい過去を握ってて、秋子さんに
謎ジャムの作り方を教えた張本人。
名前は『相沢夏美(仮名)』
性格はおおらかで豪快。なんでも簡単に『承認』する。
妹の秋子さんをからかって唯一泣かす事が出来る。
秋子さんもこの姉にだけは頭が上がらない。

親馬鹿で息子を祐ちゃんと呼ぶ。(祐一の前では猫を被ってる)
祐一の前ではただの親馬鹿な母親のふりをしているが、祐一がい
ない時は本性をさらけ出す。
子供のころは幼馴染みの旦那と幼い秋子さんを子分にしていて、
かなりムチャをやっていた。
ケンカがむちゃくちゃ強く、祐一以上に口が達者である。
当然、旦那より強い。

秋子さんと同じく実年齢よりも若く見える美人。
若いころは成績優秀運動神経抜群の美少女だったが性格に問題が
あり、彼氏が出来なかった。
20歳すぎてから旦那とくされ縁で結婚。
以来、尻に引く。
同じ職場で旦那を部下としてこき使う。
趣味は妹をからかって遊ぶ、祐一をかわいがる、料理と仕事の4つ。
(あの秋子さんを子供扱いできる人物でもある)
この人が作った謎ジャムの破壊力は秋子さんのジャムの数倍の威
力を持ち、食べた瞬間に記憶と意識が飛ぶという恐ろしい物。
祐一も昔一度食べて死にかけた事がある。
その為相沢家ではこのジャムは作った本人しか食べない。

母親の春江さん(仮名)から受け継いだ秘伝のジャムを妹である
秋子さんに伝える。
この姉妹にとって謎ジャムはとてもおいしいご馳走であり、秋子
さんは姉の味を越えるため日夜試行錯誤を繰り返している。
ちなみに母の春江さん(故人)はどんなモノでもジャムに出来た。
(さばの味ジャム、クジラの肉味ジャムなど)
秋子さんにとってこの姉の存在は驚異であり越えるべき存在でも
ある。
...というのはどうでしょう?
鬼畜ネタ面白いの思い付くといいけど『罪と罰』のボツネタしか
いまネタないし...。
絶望とかプレイしてネタを考えないと...。
今は健全?SSくらいしか書けないかも...。
あ、そうそう『罪と罰』は第零章を持って完全に完結しました。
みなさんの書いた鬼畜SSも読んでみたいので書いてくださると
うれしいです。
1927:2000/07/21(金) 01:49
鬼畜物って難しいですね…。普通のHだけでもかなり辛いですけど。
>>176-179
なんか凄く怖い・・・。
ピリピリくるような凄みを感じるよ。
ダーク系ってやっぱり文章力がいるんだな。
本家SSスレッドも大繁盛だけどこちらも
期待してますので頑張ってください。
>>176-179
某K氏だったんですね…
195名無しさん@そうだ選挙にいこう:2000/07/22(土) 22:07
埋もれてしまってたのであげ
196名無しさん@そうだ選挙にいこう:2000/07/24(月) 00:03
消えそうなのであげ
197OVA:2000/07/24(月) 03:47
なんか本家SS投稿スレに比べると投稿が少ないですな...。
このままではこのスレが消えてしまうので『罪と罰』のボツネタ
使ってでも鬼畜SSを書かないと...。
たぶん『罪と罰』よりつまらないけど...。(^^;
196みたいな奴がいるから、消える事はなかろう。
回し下げ
回し
回し
回し
回して回して
さらに回す
『名雪!急げ!遅刻するぞ!』
その日の朝も俺は名雪と一緒に学校への道を走っていた。
「あっ!」
名雪が突然走るのをやめ立ち止まる。
『おい名雪!なにしてんだ!遅れるぞ!』
「祐一...ネコさん...」
名雪の奴は民家の塀の上に寝ているネコを嬉しそうに見つめてい
る。
『そんなことより学校に行かないと遅刻するぞ!!』
「ちょっとだけだから...」
俺の言葉にそう返事をして名雪はネコのほうへ歩いて行く。
『ばか!そんなことしてるヒマなんかないぞ!!大体お前は猫ア
レルギーだろうが!!』
俺は名雪の肩を掴んで名雪を連れて行こうとする。
「やだー、一回だけでいいからネコさん撫でるのー!」
名雪の奴がダダをこねる。
『駄目だ!!さあ行くぞ!!』
「やだー!ねこーねこーっ!」
名雪の奴が暴れる。
『駄目だっ!?』
名雪が暴れたせいで俺の体が後ろに突き飛ばされた。
ガツッ...。
『ぐあっ...』
俺は後ろの電柱に後頭部をぶつけてしまった。
頭が痛い...。俺は手で頭を摩る。
なんだかぬるぬるする...。
手を目の前に持ってきて手のひらを見ると血が付いていた。
『血...』
「あ...」
名雪の顔が青ざめる。
「ご、ごめんね!大丈夫!?」
名雪が慌てて俺に声をかけてくる。
『.........』
俺はその場を立って名雪に背を向け学校に歩いて行く。
「祐一!」
名雪が慌てて俺の側に走ってくる。
「ごめんね、祐一...でもわざとじゃないんだよ...」
『.........』
「...祐一...怒ってるの?」
当たり前だ。
「本当にごめんね...」
俺は名雪を無視して学校への道を急ぐ。
「...祐一。せめて血を止めないと...」
そう言ってハンカチを差し出してきた。
パシィッ!
俺はその手を払いのけるとそのまま走っていく。
「祐一...ごめんなさい...」
名雪がなにか言っている。よく聞こえないし、聞きたくもない。
学校に着いてからその日1日ずっと名雪を俺は無視し続けた...。
>205
祐一、そりゃ自業自得ってもんだ。名雪をいじめるな。
207名雪SS『陵辱の果てに』続き:2000/07/25(火) 16:29
学校に着いてからも俺は名雪と目を合わさないようにしていた。
北川や香里が俺達の様子を見て心配していたみたいだが俺は名雪
を許す気になれなかった。
休み時間のたびに名雪は俺に謝ろうとするが俺はあいつの顔を見
ようともせず名雪を避け続けた。
...そして授業が終わり、俺はさっさと帰り支度をして下校し
た...。

しばらく家に向かって歩いていると名雪の奴が駆け寄ってきた。
「祐一...待って...」
『.........』
俺は名雪を無視してどんどん歩いて行く。
「待って!」
名雪が俺の腕を掴む。
『...放せよ』
俺は名雪を見ようともせずに突き放す。
「...ぐすっ...ごめん...なさい...」
名雪が泣き出した。
俺はそのまま立ち止まる。
「ごめんなさい...ひっく...なんでも...するから...
許して...ぐすっ...」
『...なんでも?』
俺は名雪のほうを見る。
名雪の奴は涙をぽろぽろ流して泣いている。
こぼれ落ちた涙が足元の雪に落ちて消えていく...。
...泣いている名雪を見て俺の中にある感情が芽生えた...。
『...なんでも...いう事を聞くのか?』
「ぐす...うん...」
『なら許してやる』
俺は名雪を見つめてそう答えた。
「ほんと?」
『ああ...許してやる...だから先に家に帰ってろ...』
「うん...わかった...」
名雪が俺の腕を放した。
「祐一...本当にごめんね...」
『もういい...俺は用事があるから少し遅くなる...』
「うん...」
俺は名雪と別れて商店街に向かった...。
208OVA:2000/07/25(火) 16:31
続きます。またあとで書きます。
209名無しさん@そうだ選挙にいこう:2000/07/25(火) 16:33
だりい展開だな。
続きに希望なんだな
>>205
SSにつっこみを入れるんじゃない。あくまで創作です。

>>209
全てを見てから批評しましょう。
つまらないと思ったら見るのをやめましょう。
つーか序盤でそんな事書きこむな。

おれは先の展開が気になる。OVA氏、身体壊さん程度にがんばって。
鬼畜スレッドのホープとして頑張って欲しいぞ。
OVAさんが書かないと他の書き手さんは少ないみたいだし。
ここってKANONのSSだけですか?
同人マンガを文章に起こすというかなり反則なSSを書いたんですけど、
ここに載せてもいいでしょうか。
最近の本なんで持ってる人もいるかもしれないんですが、すごい雰囲気が気に入っ
たので書いてみました。
題材は東鳩です。つたない文なんですが、了承確認お願いします。
214:2000/07/26(水) 05:26
なんでもいいですよ。スレのタイトルはKanonですけど。
本家SS投稿用スレの分家スレなんで葉鍵系ならOKです〜。
というわけで了承。(^^)
215213:2000/07/26(水) 07:35
>>214
了承ありがとうございます。

一応元ネタの紹介です。
同人誌名:ToHfuya(とーふや)こみパスペシャル号
サークルHP:http://www.urawa.cabletv.ne.jp/users/tohfuya/
ネタマンガ:黒のメランコリア
作者名:蒼月

こんな感じです。余り長くないので3〜4回で載せてしまいます。
それではよろしく。
216213:2000/07/26(水) 07:37

「黒のメランコリア」蒼月作「我が刺すは、汝にあらず」

 彼女はゆっくりその手を下ろしていく。

「我が愛する者の、心臓を、魂を、五感を」

 手には短い針が一本。

「アスモデが突き刺すなり」

 その下にはひと型が置かれている。針がそのむねに刺さる。

「我が望み、成就されん・・・」         気高き汝 ウェヌスよアモルよアスタロトよ


『大丈夫かい?先輩』
 私はその時、確かに喜びを感じていた。彼は私を気遣ってくれている。
『初めてなんだから無理しなくていいぜ』
 彼と一つになれたことがただうれしかった。
『好きだよ先輩・・・好きだ!』
 彼は私の涙を拭い、やさしく抱きしめてくれる。
『・・・・』
『えっ・・・?』


            我しのびやかに汝に訴える


『あははっ、髪の毛? いいよ、あげるよ』
 でもなんだろう・・・このキモチは。
 クライ、暗いココロの奥にワダカマルこのキモチは。
『でも俺の髪の毛なんかでお守りになるの?』
 私は少し微笑んだだけでなにも答えなかった。
217213:2000/07/26(水) 07:40
すみません失敗です。もう一回最初からやります。
218213:2000/07/26(水) 07:42
「黒のメランコリア」 蒼月作「我が刺すは、汝にあらず」

 彼女はゆっくりその手を下ろしていく。

「我が愛する者の、心臓を、魂を、五感を」

 手には短い針が一本。

「アスモデが突き刺すなり」

 その下にはひと型が置かれている。針がそのむねに刺さる。

「我が望み、成就されん・・・」         気高き汝 ウェヌスよアモルよアスタロトよ


『大丈夫かい?先輩』
 私はその時、確かに喜びを感じていた。彼は私を気遣ってくれている。
『初めてなんだから無理しなくていいぜ』
 彼と一つになれたことがただうれしかった。
『好きだよ先輩・・・好きだ!』
 彼は私の涙を拭い、やさしく抱きしめてくれる。
『・・・・』
『えっ・・・?』


            我しのびやかに汝に訴える


『あははっ、髪の毛? いいよ、あげるよ』
 でもなんだろう・・・このキモチは。
 クライ、暗いココロの奥にワダカマルこのキモチは。
『でも俺の髪の毛なんかでお守りになるの?』
 私は少し微笑んだだけでなにも答えなかった。

219213:2000/07/26(水) 07:44
なんだか失敗します。どういうわけでしょう。ちょっと見合わせます。
220黒のメランコリア1:2000/07/26(水) 09:01
「黒のメランコリア」蒼月作


「我が刺すは、汝にあらず」

 彼女はゆっくりその手を下ろしていく。

「我が愛する者の、心臓を、魂を、五感を」

 手には短い針が一本。

「アスモデが突き刺すなり」

 その下にはひと型が置かれている。針がその胸に刺さる

「我が望み、成就されん・・・」


        気高き汝 ウェヌスよアモルよアスタロトよ


『大丈夫かい?先輩』
 私はその時、確かに喜びを感じていた。彼は私を気遣ってくれている。
『初めてなんだから無理しなくていいぜ』
 彼と一つになれたことがただうれしかった。
『好きだよ先輩・・・好きだ!』
 彼は私の涙を拭い、やさしく抱きしめてくれる。
『・・・・』
『えっ・・・?』


            我 しのびやかに汝に訴える


『あははっ、髪の毛? いいよ、あげるよ』
 でもなんだろう・・・このキモチは。
 クライ、暗いココロの奥にワダカマルこのキモチは。
『でも俺の髪の毛なんかでお守りになるの?』
 私は少し微笑んだだけでなにも答えなかった。
221黒のメランコリア2:2000/07/26(水) 09:03


           いと力強きアドナイの名において

              我が望み成就されたし


 そして私は針を持つ。

               我刺すのは汝にあらず


 今日彼を見かけた。あかりさんともう一人の女友達と笑いあっていた。
 そして彼はその女友達と・・・。

 私はひと型に針を落とす。


          アスモデが我が愛する者を突き刺すなり


 俺は胸に痛みを感じた。
「あいて・・・っ!」
「どうしたの?」
 後ろから志保が声をかけてくる。
 つけたばかりの下着姿のままのぞきこんでいる。
「赤いよ? ぶつけたの?」
「おぼえねぇなあ・・・」
「・・・ほり!」
「・・・!」
 ふざけて志保が俺の胸をなめる。
「おかえしだっ!」
「きゃあっ、きゃあ H!」


 これ以上見ることができない。私はどうなってしまうのだろう。

222黒のメランコリア2:2000/07/26(水) 09:06

       我が愛と憎悪の友にして執行人よ 秘蹟授けたまえ


 今日の彼は腕に奇妙なものをつけていた。マットを小さくしたような。
 そして彼の傍らには赤いグローブをつけた体操着の可愛らしい女の子。
 これからどこかへ行くのだろう。私は声をかけられなかった。
「お嬢さま? 大丈夫・・・ですか?」
 最近この学校に試験導入されたメイドロボが、本物の人間のように気遣った声を出す。
「・・・」
「あ・あの・・・」
 この子には私の声は聞こえなかったようだ。
 困った顔をしている。
「元気・・・出して下さいね?」
 そう言ってえへへ、と笑いかけてきた。
 少し気持ちが軽くなったような気がした。


       我 汝らに祈念す この似姿に祝聖を与えられんことを


「はあはあはあ」
 俺は彼女の小さな身体を木に押し付けて腰を使っている。
 彼女も俺もそろそろ限界だ。
「うあっ! うふぅ・・・っ! あ・・・っ!」
 彼女に埋めこんだまま、俺が果てる。
 彼女の中もそれに習うように俺を締め付けた。
「すごくよかったよ・・・」
 身体を離し、快感に上気した葵に話し掛ける。
「・・・はい・・私も」
 恥ずかしそうな葵の言葉を聞いたとたん、俺の胸に痛みが走った。
「いてっ!」
「えっ?」
 この前の痛みよりも強い。俺はとっさに痛む胸を押さえた。
「ど・どうしたんですか!?」
「あ・ああ・・もう平気だよ」
 ちょっと強がって見せる。
「なんだろ、最近、時々な・・」
「大丈夫ですか・・・?」


 部室で、私はゆっくりと目を閉じた・・・。

223黒のメランコリア4:2000/07/26(水) 09:08
「心配です・・なにかとても、気になるんです」
 俺の胸には三つ赤い痣ができた。彼女はそれを気にしているようだ。
「はは・・っ じゃあ君の超能力でなおしてよ」
「え・・・あ・あのそれは・・」
 気持ちを変えるためのジョークを彼女は本気で悩んでいる。
 胸を触りながら彼女をベッドに倒していく。
「冗談だって・・・!」
 ゆっくり彼女を味わっていく。
「あっ、はっ! ああ〜」


 気付かぬ間に、私の頬をつたうものがあった。でも目を離さない。


「体ヘンって悪いモノとか食べた? 病従口入禍従口出ってネ」
 一戦終えた俺のものを口できれいにしながら、また訳のわからない事を言う。
 いったいどこから仕入れて来るんだか。
「じゃあ移るなきっと」
 俺は笑いながら彼女の金髪をなでた。


 私は一つ供物を火皿にくべた。私はこれ以上見てはいけないのだ。
 このままでは最後の供物も捧げてしまう。私はそんなものを望んではいない。


「私、サイテーの妹だな・・・」
「姉さんの気持ちを知ってて、こんな・・・」
「えっ? なにか言った?」
 俺には聞こえていた。だがあえて聞こえないふりをする。
 なにごともなかったかのように後ろから愛撫を続ける。
「んっ、ううん、いいよ・・」
 彼女は泣いていた。
「お願いっ、もっと! もっとよくして!!」
 指先で引っかくように股間を愛撫する。
「ああ〜っ!」


 そんなはずはない。これは間違いだ。あの子がそんな事をするわけがない。
 でも涙が止まらない。チガウ!


「あ〜、いいぜ・・もっと舌使って・・うん」
 綾香が言い出した事だった。
「ほ・ほんとに上手になったよっ、いい子だマルチ・・っ!」
 綾香は俺の顔をまたいで身体を震わせている。
 俺は舌であふれる蜜を拭いながら、マルチの頭をなでた。


 もう見たくない。もうみたくない。モウミタクナイ・・・!
 そう、だ メがあるから ミタクナイ ものが 見えるのだ。
 こんなモノがあるから・・・!
 私は ゆっくり それを 押し つぶした。

224黒のメランコリア5:2000/07/26(水) 09:11

        我が愛と憎悪の友よ 執行人よ 我 汝らに祈念す


「ごめんよ先輩・・ずいぶん会えなかったね・・・」
 彼はいつもの黒装束の私の肩に手を置き、話しかける。
 薄暗い部室にはろうそくの火が2本。
「この部屋もなんだか久しぶりだな・・・」


         この似姿に秘蹟授け 祝聖を与えられんことを


私は彼を魔方陣へといざなった。
「恋のおまじないって・・・この人形を?」
「・・・・・」
「え〜と、この火皿に投げこめばいいのかい・・・?」
 私は返事をするかわりに素肌につけていたマントを床に落とした。
「!?・・・なんだよ先輩ってば・・はじめからそう言えば・・・」
 私の頬をつたうものがある。
「・・・さびしかったんだな・・ごめんっ」
 彼は私の涙を誤解している。
 そうじゃないの・・・。
 私はあなたを見ていたかっただけなの。
 これはあなたの代わりに災厄を受けてくれる依代だったのに。
「ほらっ、こんなものはもう・・・」
 そう言って かれは むぞうさに それを 火に なげいれた。


ウウーーーーー! カンカンカン!

 遠くからパトカーと消防車のサイレンが近づいてくる。
 私は浩之ちゃんを探していた。
 学校で火事が起こるなんて・・・。


             我が焼くは汝にあらず


 詳しい火元はわからないけどクラブハウスのある棟みたい。
 来栖川先輩に呼ばれたって言ってたけど・・まさか巻きこまれてないよね。
「浩之ちゃん!? そこにいるの」
 中庭のベンチに座っている人影を見つけた。
「と・・来栖川先輩・・・?」
 確かに浩之ちゃんと来栖川先輩だ。私は話しかけながら近寄る。
「大変なんですっ!クラブハウスが火事だっ・・・て」
 私は異変に気付いた。
 先輩は泣いていた。赤い。先輩の、瞳が・・・。
 そして、浩之ちゃんは・・・。


          我がうちなる愛を燃え立たせるなり・・・


 そしてわたしはてにいれた。
225OVA:2000/07/26(水) 16:25
>黒のメランコリア
ブラボー!いいですね!また書いてください!!
>みなさんへ
名雪SS続きどうしようか迷ってます。
ナチュOルみたいに名雪を調教していき鬼畜Hをやりまくる話と
罪と罰のボツネタで徹底的にいぢめた後、反則的なオチに行く話
のふたつが頭の中にあるんです。
どっちがいいでしょう?
226>225:2000/07/26(水) 20:29
ナチュラル風、に一票。
首輪つけるぐらいハードに(笑)

あと、OVAさんのSSはセリフ部分とモノローグ部分が多いよね?
状況描写の文章をもうちょっと入れるとより全体が
引き締まって良いと思います。偉そうに言っちゃっててごめんにょ^^;
227213:2000/07/26(水) 21:31
いかがだったでしょうか。取り急ぎ投稿したので後書きかけなかったんですが。
ちょっと鬼畜と言うラインからは外れているかとも思ったんですが、ここくらい
しか容認してくれなさそうだったんで。

内容についての感想は元があるので書かなくても結構です。
できれば文章表現について感想、批評頂ければ、励み、教訓になるのでよろしく
お願いします。

ちなみに元ネタの本はまだ虎の穴やメッセで売っていると思います。
興味がある方は合わせて見てみるのも面白いかもしれないです。

>OVAさん
自分もナチュラル風に調教していく方が見てみたいです。
今度は自分もオリジナルを考えます。
228名無しさん@そうだ選挙にいこう:2000/07/28(金) 03:17
あげ
229OVA:2000/07/28(金) 16:39
とりあえず名雪調教SSとして新作を書きます。
タイトルは『なゆラル』(^^;
名雪だけをしゃぶり尽くすのとあゆか香里と共に奴隷化するのと
どっちがいいかな?
あゆでやると『あゆラル』(^^;だけど千Oと被るから・・・。
すでに書いてるほうは別物として終わらせますんで。
230名雪SS『陵辱の果てに』:2000/07/28(金) 17:15
商店街の雑貨屋で買い物を済ませてから家に向かって歩く。
辺りはすっかり暗くなっている。
やがて家に着き、ドアを開けると玄関に秋子さんがいた。
『あれ?秋子さん、どこかへ出かけるんですか?』
「ええ、急に仕事が入ったので」
『そうなんですか。大変ですね』
「今日は帰れないと思います。夕飯は作ってありますから」
『わかりました。お仕事がんばってください』
秋子さんはいつもの微笑みで俺に言う。
「名雪と真琴の事、お願いしますね」
そう言ってドアを開け出ていく。
『いってらっしゃい』

秋子さんが出かけた後、俺はリビングに行った。
テーブルの上にはラップをかけられた夕飯が用意されている。
『名雪と真琴はもう食ったのか...』
流し台に名雪と真琴の食器が置いてあるのを見て独り言を呟く。
俺は自分の茶碗にごはんをよそって食事を取った。
食事を取ったあと、名雪が俺に声をかけてきた。
「祐一、帰ってたんだね」
『ああ...』
名雪はもうすでにパジャマを着ている。
『風呂、涌いてるのか?』
「うん、さっきわたしが入ったばかりだから」
『そうか。俺も入るとするか...』
そう言って俺はイスから立ち上がる。
『名雪』
「なに?祐一」
『風呂からあがったら話がある』
「え?」
『俺が行くまで起きてろよ』
名雪にそう言い、俺は風呂に入りに行った。

部屋から持ってきた着替えを脱衣かごにいれ、着ていた服を脱い
で洗濯機に入れ風呂場に入る。
体を流してから湯船に浸かる。
『ふう...』
湯船の中で俺はこれからの事を考える。
『ククク、ふたりだけの夜か...』
まあ、真琴もいるがあいつはどうでもいい。
秋子さんがいない今がチャンスだ...。
『名雪...待ってろよ...』
俺はさっさと体を洗って風呂からあがった。
231名雪SS『陵辱の果てに』:2000/07/28(金) 17:47
『真琴、起きてるか?』
風呂から上がって俺は真琴の部屋にやって来た。
ドアをノックして声をかけるが返事がない。
どうせまたマンガに夢中になってるんだろう。
『...入るぞ』
ドアを開けて中に入ると思ったとうりだった。
『おい、真琴。肉まん食わないか?ふかしすぎたんだ』
そう言ってさっきふかしてきた肉まんを真琴の目の前に差し出す。
パクッ。
真琴は俺の手ごと肉まんにかじりついてくる。
慌てて手を引っ込めたのでなんとか噛まれずに済んだ。
真琴はマンガを見ながら口だけで器用に肉まんを食べている。
そして、しばらくして真琴はそのまま目を閉じて眠ってしまった。
『真琴、睡眠薬入りの肉まんはうまかったか?』
俺は眠っている真琴にそう言うと真琴のそばで丸くなっていたぴ
ろを掴んで持ってきた袋に放り込んだ。
『さあ、ゲームの時間だ...』
どこかで聞いたような独り言を呟くと俺は名雪の部屋に向かった。

『名雪、俺だ。起きてるか?』
ドアの前で中の名雪に声をかける。
「うん...入って来ていいよ」
名雪の返事を聞いて俺は名雪の部屋に入った。
名雪はベッドの上に座って眠そうに目をこすっている。
「祐一。その袋なんなの?」
名雪が俺の両手に持っているふたつの袋を見て俺に聞いてくる。
俺は答えずに名雪に言う。
『名雪。なんでもするって言ったよな...』
「え?」
『今朝の事許してやる代わりに俺の言う事聞いてくれよ...』
「う、うん...なにをすればいいの?」
『じゃあ俺がいいって言うまで目を閉じててくれ』
「え!?...うん...」
名雪が目を閉じた。俺は袋を床に置いて中からある物を取りだし
て名雪に近づいていく。
名雪のうしろに回り込み、名雪の両手を腰のうしろに持ってくる。
「ゆ、祐一。何する気なの?」
俺は答えずに名雪の両手首に雑貨屋で買ってきた手錠をはめた。
ガチャッ。
「な、なんなのこれ!?」
名雪がいきなり手錠をかけられた事に驚く。
『手錠さ』
「!?」
『暴れられると面倒だからな...』
232名雪SS『陵辱の果てに』:2000/07/28(金) 18:50
「な、なに言ってるの!?早くコレ外してよ〜!」
名雪が騒ぐ。
『うるさいぞ。名雪』
俺は名雪の顔を両手で挟み、名雪の唇を自分の唇で塞ぐ。
「!?ん〜んん〜っ!!」
左手で名雪の頭を抑えつけてキスを続けながら名雪をそのままベ
ッドに押し倒し、胸を右手で揉みしだく。
...どうやらブラジャーを着けてないみたいだな。
キスをしながら名雪のやわらかい胸を弄ぶ。
名雪が嫌がって暴れるが気にせずに胸を触り続ける。
しばらくしてから名雪の唇から自分の唇を離す。
「う...祐一、やめてよ...こんなの嫌だよ...」
名雪が泣き出した...でも、俺はやめる気はない。
名雪のパジャマを乱暴に横に開く。
ボタンがちぎれ飛び、名雪の胸が露になる。
形のいい胸。かわいいピンク色の乳首。
俺は名雪の露になった胸を弄ぶ。
「いやあぁぁ...やめてぇ...」
名雪が悲鳴を上げるが俺の手は止まらない。
乳首を指で摘みながら円を描くように乳房を揉む。
もう片方の乳首を口に含み舌でころがしたり吸いついたりしてや
る。
「う...あぁっ...」
名雪の体から力が抜ける。俺は名雪の胸を吸いながら左手を名雪
の下半身に伸ばす。
下着の中に手を入れ名雪の秘唇を触る。
「ひっ...いやあぁ...そんなとこさわらないでぇ...」
名雪の声など構わずに名雪の秘唇を責める。
『おいおい、どんどん溢れてくるぞ』
名雪の秘唇から指を離し、愛液にまみれた指を名雪に見せてやる。
「いやあぁぁぁっ!そんなこと言わないでぇっ!」
名雪があまりの恥ずかしさに泣く。
俺はまた、名雪の下着に手を入れ秘唇を責める。
指の腹で名雪のスリットをこすり、名雪の突起を思いきり摘んで
やった。
「うあぁぁぁっ!!」
名雪が失神した...。
俺は名雪の着ている物をすべてはぎ取り裸にした後、大股開きに
してひざを曲げさせてふくらはぎと太股を密着させ、商店街で買
ってきた子供用のベルトで縛りあげる。
両足ともベルトで縛り付け終わると名雪は完全に身動き出来なく
なった。
『くくく、いい眺めだ...』
生まれたままの姿で名雪が俺の目の前で股を開いている。
涙を流して俺の目の前で気を失っている。
『かわいいぞ。名雪...』
俺は名雪の涙をなめ取った...。
233名雪SS『陵辱の果てに』:2000/07/28(金) 20:03
「う...」
名雪に意識が戻ったようだ。
「!?」
名雪は自分の姿を見て絶句した。
『名雪、目が覚めたんなら続きをするぞ』
俺はそう言うと袋からバターを取り出す。
「ゆ、祐一なにする気なの!?」
俺は答えずに名雪の股間にバターを塗りたくってやる。
「いやあぁっ!!やめてぇっ!!」
名雪が泣き叫ぶ...いいぞ!もっとかわいい声で泣け!
『名雪、これからお前の大好きな物と遊ばせてやるよ』
俺は袋からぴろを取り出して名雪に見せる。
「ね、ねこさん...?」

『おい、ぴろ。起きろ』
俺はぴろを乱暴に揺さぶって起こす。
「にゃ〜」
ぴろが目を覚ました。名雪の股間にぴろを持っていく。
『ぴろ、えさだぞ。たくさんなめてやれ』
「にゃ〜」
ぴろは名雪の秘所に塗られたバターをぺろぺろとなめだした。
「ひっ!!いやあぁぁぁっ!!」
『名雪。大好きな猫になめられてうれしいだろう』
「ひぃ...うあぁ...いやぁ...うぅ...」
名雪はアレルギーを起こして鼻を真っ赤にして涙をぽろぽろこぼ
している。
「う...ひっく...なんで...こんな、ことするの?」
秘唇をぴろになめられ、アレルギーを起こして泣く名雪。
かわいい顔が涙でくしゃくしゃになってる。
『お前がかわいいからさ』
「うぅっ....どういうこと?」
『俺はお前の泣き顔が見たいんだよ!』
俺はぴろを掴み、壁に投げつけるとズボンを脱ぐ。

『名雪、もっともっとかわいい声で泣いてくれ』
俺は名雪に近づき秘唇にペニスを押し当てて一気にねじ込んだ。
ずぷぷぷぷぷぷぷっ、ぷ、ちん。
名雪の処女膜が俺のペニスによって突き破られた。
「いやあぁぁぁっ!いたいいたいいたいいたいいたいぃっ!!」
泣き叫ぶ名雪に乱暴に腰を打ちつけてやる。
ぐちゅぐちゅ。ぱんぱん。
名雪の秘唇をかき回す音と肉と肉がぶつかりあう音だけが部屋に
響く。
「いやあ、こんなのいやあ...」
名雪が泣いている...俺のかわいい名雪...。
『いいぞ!もっと泣け!』
「いやあ、いやあ...」
俺は腰の動きを早くする。
『名雪!そろそろ射精(出す)ぞ!!』
「!?だめぇ!胎内(なか)に出さないでぇ!!」
『うっ...』
俺のペニスがぶるぶると震え、俺の欲望を名雪の胎内に一滴残ら
ず吐き出した。
「ひっ!?いやあぁぁぁぁぁぁぁっ!!」
名雪の悲鳴が部屋中にこだまする。

「いやあ...赤ちゃん...出来ちゃうよぉ...」
俺のモノを秘唇にくわえ込んだまま名雪が涙を流して呟く。
『俺は出来ても構わん』
「う...うぅ...」
名雪は泣き続ける。
『仕方ないな...洗ってやるよ』
「...うぅ...洗う...?」
『ああ。こうしてな!』
じょおぉぉぉぉっ。俺は名雪の胎内に勢いよく放尿してやった。
「ひっ!?やめてやめてぇっ!!」
途中で止めることなんか出来るか。
俺はそのまま小便を最後の一滴まで注ぎ込んでやった。
ペニスを引き抜くと精液と小便が名雪の秘唇から流れ出す...。
「いやあ...こんな...おしっこまで...うぅ...」
名雪は泣き続けている...。
俺は泣いてる名雪にキスしてこう言ってやった。
『...名雪、これからもかわいがってやるからな』
名雪は返事をしない...。
ただ、名雪の嗚咽だけが部屋に響いていた...。

俺のかわいい名雪...お前は俺だけのモノだ。
今日から...これからも...ずっと...。

                         つづく
234OVA:2000/07/28(金) 20:05
つづきます。
次回、笑撃のラストです。
235名無し酸@そうか選挙で逝こう:2000/07/29(土) 16:58
なんか下がりすぎちゃってるね。
テレホ前にアゲときます。
236名無しさん@そうだ選挙にいこう:2000/08/01(火) 09:12
下がりすぎだからあげとこう。
sage
246名無しさん@そうだ選挙にいこう:2000/08/02(水) 23:17
下がっているではないか。
というわけで、あげ。
続きまだかいな〜
248OVA:2000/08/03(木) 21:49
おまたせしました。これから続き書きます。
ただ、もともと『罪と罰』に組み込めなかったネタを再構築して
作ったSSなのでオチとかかなりふざけた内容です。
これが完結したら鬼畜SSを一休みして健全SSを書きます。
休みが欲しい・・・(T-T)
最高の気分だ。俺は名雪を犯したんだ。
かわいいかわいい俺だけの名雪...。
家に帰る時に見た7年ぶりに見た名雪の泣き顔...。
俺は名雪の泣いている顔を見て気づいた。
俺は好きな娘を泣かせて喜ぶ最低の男だってことを。
俺に犯されて涙を流す名雪...。
あのかわいい顔が涙でくしゃくしゃになるのが...。
俺にはたまらなく嬉しいんだ。
『名雪。おやすみ』
俺はベッドの上で股間から俺の精液と小便を垂れ流して泣き続け
ている名雪をそのままにして部屋を出た。
ぴろは壁に叩きつけたせいかぴくりとも動かなくなって床に転が
っていたが面倒だからそのままにしておいた。
『朝になったらほどいてやらないとな...。』
俺はそう呟いて自分の部屋に戻った。
今日はいい夢が見られそうだ...。
ちゅん、ちゅん...。
『う...』
朝か...スズメの鳴き声が聞こえる...。
俺はいつの間にか眠ってたのか...。
『ん?』
俺の目の前にパソコンがある...。
『そうか...ネットやってて眠っちまったのか...』
パソコンは電源が入ったままだ。
俺は電源を切って、椅子から立ち上がった...ん?
股間がなんだかぬるぬるする...。
まさか、俺は夢精したのか?
そういえば昨日の夜...ネットを繋いでいろいろなエロサイト
を見て回ってたんだ...。
それで面白いHPを見つけて...。
名雪を犯したのは...夢...だったのか...。
『はあ...eternal worldの見すぎだな...』
とにかく今履いてるパンツを洗わなければ。
時間はまだ5:30だ。秋子さんもまだ起きて来ないだろう。
俺はパンツを履き替えてタンパク質のシミの付いたパンツを持っ
て洗面所に向かった。
『早く洗ってしまおう...』
俺は洗面所に着いてすぐパンツを洗い始めた。
こんなとこを秋子さんたちに見られる訳にはいかない。
秋子さんが起きてくる前に洗ってしまわなければ!
じゃぶじゃぶ...。
手が冷たい。でももうすぐ洗い終わる。それまでの辛抱だ。

「祐一さん、今日はいつもより早いですね」
『うわあっ!!』
いつの間にか秋子さんが俺の後ろに立ってる...。
ぜ、全然気配を感じなかった...。
「どうしたんですか?そんなにびっくりしました?」
秋子さんが俺に話しかけてる...ってまずい!
パンツを隠さなくては!俺は濡れたパンツを後ろに隠した。
が...遅かった...。
「あらあら...」
み、見られた...秋子さんはいつもの微笑みで俺を見ている。
『あの、これはその...』
「別に気にしなくてもいいんですよ。祐一さんも男の子ですし」
ぐぁ...とどめ...ですか?
気づかないふりくらいしてくれてもいいでしょう...秋子さん。
はあ...名雪を犯す夢見て夢精したなんて知られたらなんて言
われるだろう...。
はやくこの気まずい雰囲気をなんとかせねば。
『あの...秋子さん。この事...』
「祐一さん」
『はい?』
秋子さんが俺の言葉を遮って話しかけてきた。
「名雪でそんな事したんですか?」
『な、なんの事ですか?』
「さっき自分で言ったじゃないですか」
秋子さんはいつもの笑顔で俺に言う。
『ぐぁ...』
また...いつもの癖が出たのか...。
秋子さんはいつもの笑顔のまま俺を見ている...。
「祐一さん。今朝の朝食あのジャムでいいですよね?」
『な、なんでいきなり朝メシの話になるんですか!?』
冗談じゃないぞ...。
「名雪、何て言うかしら」
秋子さんがにこにこ笑いながら俺を脅迫する...。
『なんで、なんで俺なんですか?』
「だって、名雪はイチゴのしか食べてくれませんし」
『だからって...』
「それにもうすぐ賞味期限が切れそうなんですよ」
あれのどこに賞味なんて言葉が当てはまるんですか...。
「食べて...もらえますよね?」
聖母の微笑みが悪魔の微笑みに見えた...。
『.........いただきます』

「うにゅ...おはようございます...」
名雪が起きてきた...。
「!?ゆ、祐一...なんで...ソレ食べてるの!?」
テーブルの上に置かれたあのジャムを見て一瞬で覚醒した名雪が
俺に話しかけてくる...。
俺はあのジャムの塗られたトーストを喰っていて答えられない。
「ゆ、祐一...涙、出てるよ...」
「あらあら、そんなに泣くほどおいしいですか」
秋子さんが嬉しそうにトーストを喰い続ける俺に言う...。

...秋子さん。あなたは鬼だ。
こんなモノを...人の食い物ですらないモノを...。
嬉しそうに喰わせるなんて...。
あんた...舌がおかしいよ...。
人に喰わせるモンじゃない...こんなモノ!!
どこをどうしたらこんな毒物が出来るんだ!!

「ゆ、祐一...」
なんだよ、名雪...。
「今の...声に出てたよ...」
『!?』
まさか...俺は秋子さんを慌てて見た。
良かった...聞こえてなかった。いつもの笑顔だ。
「祐一さん」
『はい?』
「あなたの今夜のご飯はこのジャムです。どんぶりいっぱいのジ
ャムにジャムをふりかけてジャムをおかずにして食べるんです。
飲物はこのジャムを入れた紅茶です」
き、聞こえてた...。
『な、なんで...』
「それからお弁当をこれから作ってあげますから持って行って食
べてくださいね」
秋子さんはにこにこ笑いながらご飯を電子ジャーからよそい手に
持つとにぎり飯を作り始めた。
「具はこれですよ。全部食べてくださいね」
秋子さんはジャムを具にしてにぎり飯を五個作り、アルミホイル
で包んで俺の目の前に差し出してきた。
「はい。お弁当ですよ」
秋子さんはそう言ってにっこり笑った....。
『うわあぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁっ!!』
俺はその場を逃げ出した。
「祐一!待って!せめて靴くらい...」
もういやだもういやだもういやだもういやだもういやだもういや
だもういやだもういやだもういやだもういやだもういやだもうい
やだもういやだもういやだもういやだもういやだもういやだ!!

どこをどう走ったのかわからない。
靴も履かずに俺は家を飛び出して走り続けた。
どんっ。
「うぐぅ!」
誰かにぶつかった。
俺はそのまま走り去ろうとするが袖を掴まれ走れなかった。
「うぐぅ...ひどいよ〜。祐一君」
あゆが俺の袖を掴んで怒ってる。
そうか...あゆにぶつかったのか...。
「ん?祐一君...どこか痛いの?涙、出てるよ...」
『.........』
「どうしたの?大丈夫?」
『っぐ...うぅ...』
「祐一君?」
『うわあぁぁぁぁぁぁん!!あゆぅぅぅぅぅぅぅぅっ!!』
俺は...あゆに抱きついて泣き出してしまった...。

どれくらい泣いたんだろう。あゆは膝立ちで抱きついて泣いてい
る俺の頭を優しく撫でながら俺に問いかけてくる。
「もう...大丈夫?」
『...ああ』
「ほんとにどうしたの?」
『とても...とてもつらいことが...あったんだ...』
「つらいこと?」
『あんな家...もう帰りたくない...』
「どうして?秋子さんと名雪さんが心配してるよ」
『...いやだ...帰りたくない』
「駄目だよ...待っててくれる人がキミにはいるんだから」
『あゆ?』
「ボクね...探し物、見つけたんだ。だから...もういかな
いといけないんだよ...」
『あゆ...俺を一人にしないでくれ...』
「祐一君は...一人じゃないよ」
『ちがう...俺は一人なんだ。だから、見捨てないで!!』
涙がぼろぼろ流れてくる。なんて情けないんだ...。
あゆは困った顔で俺を見てる...。
「ボクで...良ければ...一緒に居てあげるよ...」
あゆはそう言って俺に微笑んでくれた...。
天使の微笑み...天使は...天使はここに居たんだ...。
『一緒に...居て...くれるのか?』
「うん...」
『ああ...ありがとう...ありがとう』
俺はあゆに抱きついたまま何度もありがとうを繰り返した。
「そろそろ、行こっか。祐一君」
しばらくして、あゆが俺に言う。
『ああ...でも...どこに...?』
「ボク達の...学校...だよ...」
『わかったよ。行こう。あゆ』
俺はあゆと手をつないで歩きだした...。
『うわあぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁっ!!』
俺はその場を逃げ出した。
「祐一!待って!せめて靴くらい...」
もういやだもういやだもういやだもういやだもういやだもういや
だもういやだもういやだもういやだもういやだもういやだもうい
やだもういやだもういやだもういやだもういやだもういやだ!!

どこをどう走ったのかわからない。
靴も履かずに俺は家を飛び出して走り続けた。
どんっ。
「うぐぅ!」
誰かにぶつかった。
俺はそのまま走り去ろうとするが袖を掴まれ走れなかった。
「うぐぅ...ひどいよ〜。祐一君」
あゆが俺の袖を掴んで怒ってる。
そうか...あゆにぶつかったのか...。
「ん?祐一君...どこか痛いの?涙、出てるよ...」
『.........』
「どうしたの?大丈夫?」
『っぐ...うぅ...』
「祐一君?」
『うわあぁぁぁぁぁぁん!!あゆぅぅぅぅぅぅぅぅっ!!』
俺は...あゆに抱きついて泣き出してしまった...。

どれくらい泣いたんだろう。あゆは膝立ちで抱きついて泣いてい
る俺の頭を優しく撫でながら俺に問いかけてくる。
「もう...大丈夫?」
『...ああ』
「ほんとにどうしたの?」
『とても...とてもつらいことが...あったんだ...』
「つらいこと?」
『あんな家...もう帰りたくない...』
「どうして?秋子さんと名雪さんが心配してるよ」
『...いやだ...帰りたくない』
「駄目だよ...待っててくれる人がキミにはいるんだから」
『あゆ?』
「ボクね...探し物、見つけたんだ。だから...もういかな
いといけないんだよ...」
『あゆ...俺を一人にしないでくれ...』
「祐一君は...一人じゃないよ」
『ちがう...俺は一人なんだ。だから、見捨てないで!!』
涙がぼろぼろ流れてくる。なんて情けないんだ...。
あゆは困った顔で俺を見てる...。
「ボクで...良ければ...一緒に居てあげるよ...」
あゆはそう言って俺に微笑んでくれた...。
天使の微笑み...天使は...天使はここに居たんだ...。
『一緒に...居て...くれるのか?』
「うん...」
『ああ...ありがとう...ありがとう』
俺はあゆに抱きついたまま何度もありがとうを繰り返した。
「そろそろ、行こっか。祐一君」
しばらくして、あゆが俺に言う。
『ああ...でも...どこに...?』
「ボク達の...学校...だよ...」
『わかったよ。行こう。あゆ』
俺はあゆと手をつないで歩きだした...。
ぐあ、失敗。
253は無視してください。m(_ _)m
255OVA:2000/08/04(金) 01:15
オチがうまく書き込めなかった...。
またあとで書き込み直します。
今回は駄作でした。スミマセン。
次回予定の健全モノはちょっと自信があるんでまたそちらも見て
やってくださいね。
256『陵辱の果てに』完結:2000/08/04(金) 19:03
祐一が家を飛び出してすぐ、わたしは祐一を追いかけた。
でも祐一はものすごい速さで走り去ってしまってわたしは追い付
くことも出来ずに祐一を見失ってしまった。
「祐一...そんなに辛かったの?」
わかる気もするけど...。
...仕方ない。一度家に戻ろう。
もしかしたら帰ってるかもしれない。

...帰ってみても祐一は帰ってきてなかった。
わたしはお母さんに祐一を見失った事を報告した。
お母さんは少し考えてからわたしに言う。
「名雪、祐一って誰なの?」
「お母さん!こんな時にふざけないでよ!」
「ふざけてなんかいないわよ」
お母さんは真剣な顔でわたしに言う。
「お母さん!わたしの従兄弟の祐一だよ!」
「名雪に従兄弟なんていないじゃない」
「そ、そんな...」
「きっと夢を見たのね。ほら、早く学校に行かないと」
そう言って洗い物をしにキッチンに行ってしまった。

どういうことなの?
祐一のことを怒ってるようにも見えないし...。
わたしはとりあえず学校へ行くことにした。
ちゃんと祐一が家に帰ってくるといいけど...。


...祐一は帰ってこなかった。
香里も北川君も、祐一の両親さえも彼の事をあの日から忘れてし
まった。
わたし以外全員が...。
あの日、学校に着くと祐一の机がなくなっていた。
香里達までもが祐一の事を忘れていた。
祐一の部屋にあった物も全部なくなっていた。
彼がいた証になる物はすべてなくなってしまった...。
祐一との思い出も、全部わたしの空想だったんだろうか?
でも、空想にしてはリアルすぎる...。
「祐一、いったいどこにいっちゃったの?」
わたしは自分の部屋でけろぴーを抱き締めて呟いた。
そして、14年の月日が過ぎた...。
257『陵辱の果てに』完結編:2000/08/04(金) 19:39
「おかあさん、ただいまー!」
「おかえり、祐一」
あれから14年。わたしは結婚して男の子を産んだ。
従兄弟の名前をつけた10才の一人息子。
「おかあさん、今日学校でね、おもしろい話聞いたんだ〜」
「どんな?」
「あのね、おかあさんがボクくらいのころ大きい木があった場所
あるよね。あそこにね、ボクくらいの男の子と女の子の幽霊が出
るんだって」
「男の子と...女の子?」
「うん。昔そこにあった木から落っこちて死んじゃった女の子の
幽霊とその友達の幽霊なんだって。夕方にそこに行くとその幽霊
達の声が聞こえるんだって。ほんとだったらこわいよね」
「......」
「おかあさん、どうしたの?」
「まさか...ね...」
「祐一。おやつにスコーン作ったからいらっしゃい」
キッチンに居たお母さんが祐一に話しかける。
「は〜い」
祐一がお母さんの所に行く。

「おばあちゃんのジャム塗って食べるとおいしいよ〜」
「まだまだいっぱいあるからね」
祐一はあのジャムをスコーンにたっぷりつけておいしそうに食べ
てる。
従兄弟の祐一が居なくなった原因のジャム...。
離乳食やおやつにしてお母さんが与え続けたせいか、わたしの子
供はアレを平気で食べられる。
わたしはそんな息子を見て、居なくなった従兄弟を思い出した。
今ごろどこで何をしているんだろうか...。

...ねっ。ここから見る景色は最高でしょ?
...うん。少しこわいけど綺麗な景色だな。
祐一君もやっと高いとこ平気になったねっ。
だって、高いとこ平気にならないとあゆといられないじゃん。
あはは、うれしいよお。
なあ、あゆ。
なあに?
ずっと...一緒だよな?
うん!ずっと...一緒だよ。
ずっと...だぞ。
うん、えいえんにね...。
えいえん?
そう...えいえん...。
「えいえんはあるよ」
「ここにあるよっ」
...どこかで聞いたぞ。そのセリフ。
うぐぅ...そうだっけ?
ぷっ、あははははははははははははは。
ふふっ、あはははははははははははは。


「ず〜っと一緒、だよっ」


                    ...おわり、だよ
258OVA:2000/08/04(金) 20:04
おわりです。クズSSですみません。
なゆラルはネタが出来たら、ちゃんとしたやつでやります。
他の新作ではものすごく痛くて凶悪なあゆSSネタがありますが
イヤすぎるので封印しました。
他の鬼畜SSもそのうち書きたいです。
しばらく健全SSを書くんで鬼畜物は少し休みます。
というわけで、みなさんの力作をお待ちしてま〜す。
259名無しさん@そうだ選挙にいこう:2000/08/05(土) 05:52
ものすごく痛くて凶悪なあゆSSキボーンあげ。
260名無しさん@そうだ選挙にいこう:2000/08/07(月) 16:47
ちょっとあげとくねん。
なぜなんだろう。。。
宇津田、氏能。。。
 
(~Q~;)
2647:2000/08/10(木) 00:21
ニュース板に罪と罰がコピペされていた。更にコピペとわかる人がいて
ちょっと笑ったよ。
265名無しさん@そうだ選挙にいこう:2000/08/11(金) 01:52
hage
まわし
(省略されました・・全てを読むにはここを押してください)
268OVA:2000/08/11(金) 03:01
>7さんへ
マジですか?だれがそんなことを?
どのスレにコピペされてました?
>OVA

読ませてもらいました(^^;
中々楽しかったっす。
いや、ここまでは俺にはかけないなぁ(苦笑
これからも頑張ってね♪
270mio_2ch@新米SS屋:2000/08/18(金) 23:20
ダークなSS書いてしまいました・・・
鬼畜じゃないです。でもくそ暗い・・・
茜が酷い目にあうです。瑞佳も浩平も暗い人になってます。
むー。やっぱこっちに上げるべきかのう??
271>mio_2chさん:2000/08/18(金) 23:28
こっちのスレッドは寂しいし、こっちで良いと思います。
272mio_2ch@新米SS屋:2000/08/18(金) 23:31
んじゃー20位以下に下がった頃にやるです(^^)
つーか、明日。全部一気にやります。
2737世:2000/08/19(土) 00:01
>mio_2chさん
楽しみに待ってます。早く20以下にさがらないかな…。
274Starting Over・1:2000/08/19(土) 01:01

 プロローグ.長森

 その冬、浩平は同じクラスの里村さんと付き合い出した。
 同じクラスとはいえ、里村さんはおとなしすぎるほどおとなしい人で、
 わたしには今一つどういう人なのか分からない・・・。
 でも、浩平が選んだんだから、きっと、いい子なんだろうと思う。
「これで、わたしもお役ご免かな」
「いや、朝はおまえじゃなきゃだめだ」
「そんなあ、勝手だよ、浩平」
「茜は家の方向が違うからな」
「なんだ、それだけなの」
「・・・それだけだ」
 大丈夫だよ、浩平。
 わたしは・・・傷ついてなんか、いないよ・・・。
『うそつき・・・』
 
 1.浩平

 その日は朝から雨が降っていた。
 濡れた傘を振り回しながら教室に入ると、住井が声をかけてきた。
「あれ、雨なのに今日は里村さんと一緒じゃないのか?」
「ああ、今日は会わなかったな。いつもの空き地にもいなかったし。どうしたんだろう」
 住井はニヤニヤして言う。
「なんだ、心配なのか、折原」
「な、なんで、オレが心配なんかするんだよ」
「へえ。心配じゃないんだ」
 それには答えず、オレは窓の外を見る。目は無意識に茜のピンクの傘を探していた。

 髭が教室に入ってきて出欠確認をする。
「んあー。里村は休みか?誰か何か聞いてないか?」
 オレは思わず住井と顔を見合わせた。


 2.長森

 一時間目が終わると、心配そうな浩平がわたしの席に来た。
「うん、わかってるよ。里村さんの家に電話してみるね」
「・・・頼む」
 うなずいて、小銭入れを手に席を立つ。
 電話は食堂か事務室の前まで行かなければ、無い。
 短い休み時間なので、わたしは急ぎ足で昇降口手前の事務室に向かう。

 昇降口から3年生の男子数人がこちらに向かって歩いてくる。
 伸ばした髪を染めてたりして、ちょっと苦手なタイプの集団。
 無意識に彼らから距離を取るようにして、すれ違う。
 と。
 すれ違う瞬間、彼らの会話が断片的に耳に入ってきた。

「・・・絶対・・・でると・・・・・・」
「・・・だったなあ・・・」
「・・・まさか処女・・・とは・・・」
「・・・ごには・・・だったぜ・・・」

 彼らが行ってしまってから、なぜかわたしの心に、じわじわと不安がひろがってきた。
 ・・・まさか、ね。関係ないことだよね・・・?
 そう自分に言い聞かせながら、足はほとんど駆け出していた。
 わたしは祈るような気持ちで、電話の受話器をひったくるように取り、
 彼女の家の番号を押す。
275Starting Over 2:2000/08/19(土) 01:03
 3.浩平

「はぁっ、はぁっ、こ、浩平っ、ちょっと、来て・・・」
 息を切らせた長森が廊下からオレを呼ぶ。
「どうしたんだ?」
 オレは腕をぐいぐいひっぱられ、人気のない階段の踊り場まで連れてこられた。
「家は普通に出たんだって」
「ということは、途中で事故にでもあったのか?」
「でも、通学途中だよ?制服着て、身分を証明するものも持ってる時に
 事故にあったら、学校にも家にも連絡がないなんて、そんなはずないよ」
「ということは・・・どういうことだ?」
 一瞬、黙った長森が、躊躇したように話し出す。
「・・・関係ないかも知れないけど、ううん、関係ないと思うんだけど、
 電話をかけに行く時にね・・・」
 すれ違った上級生の男子の集団。断片的な会話。
 オレは話を全部聞き終わる前に、昇降口に向かって駆け出した。
 すぐに長森も後を追いかけてくる。
 チャイムが鳴り、教室へ戻る人波に逆行して、オレと長森は走りつづけた。

「可能性のある場所って、どこだ?」
「人が普段出入りしないような場所、だよね」
「体育倉庫とかか?」
「うん、そういう線だと思うよ」
 昇降口から出て、校庭の端にある体育倉庫を覗くが、そこには誰もいない。
「浩平、運動部の部室とかはどうかな」
「鍵かかってるんじゃないか?・・・一応念のため見とくか」
「じゃあ、わたしは他に何かないか探してみるよ」
 オレは部室群の方へ走り、鍵のかかっていない部屋を片っ端から見て回る。
 全てが徒労に終わり、杞憂だったか、と思いかけたその時。
 遠くで、長森の悲鳴のような声が聞こえた。
「・・・里村さんっ!!!」
 その声が聞こえた瞬間、オレは駆け出していた。


 4.長森

 浩平が運動部の部室の方へ走り去った後、わたしはぐるりと校庭を見まわして
 もう一度考えてみる。緑色に淀んだ水で満たされたプールが目に入る。
 この寒いのに、プールのことなんか考えたくないな・・・とぼんやり思った時、
 私の頭の中に何かが引っかかった。
 プールの隣にある水泳用の更衣室。
 夏場は塩素と汗の匂いで蒸せ返るようなその場所は、今の季節には
 全く忘れ去られて、廃墟のような佇まいを見せている。
 わたしは恐る恐るその扉に手をかける。鍵はかかっていなかった。
 ガチャリ、と重い音を立てて扉が開いた次の瞬間、わたしの喉は悲鳴にも
 似た声しか上げることができなかった。
「・・・里村さんっ!!!」
 搾り出すように名前を叫んだ後、わたしは動くことも話すこともできずに、
 立ちすくんでいた。暑くもないのに背中に汗がつたうのが分かる。
 涙がにじんでくる。膝が震えている。動揺したまま、よろよろと彼女の方に
 足を踏み出しかけた時。遠くから、浩平が走ってくるのが気配で分かった。

 いけない。
 浩平にこれを見せちゃ、いけない。
 浩平だけには、決して見せてはいけないんだ。

 ・・・それは彼女にとって、あまりにも残酷すぎるから。

 わたしは踏み出しかけた足でくるりと振り返り、浩平の前に立ちはだかる。
「お願い、それ以上は来ないで」
「な、長森?茜はいるのか?だったら・・・」
 何かを言おうとしている浩平を無理矢理さえぎる。
「保健室の先生を連れてきて。ここはわたしがなんとかするから」
 わたしはほとんど泣きそうだったと思う。浩平は何か言いたそうだったけど、
 わたしの様子をみて何かをさとったのか、しぶしぶといった感じで校舎のほうへ
 走り出す。
276Starting Over 3:2000/08/19(土) 01:04

 ふう。わたしは溜息を一つついて、更衣室の中へ入る。
 ・・・まだ、足は震えているけれど。
 浩平が保健室の先生を連れて戻ってくる前に、彼女のこの酷い状態を
 なんとかしてあげないと。
 わたしが近づいても、彼女の瞳は感情を失ったかのように、見開かれた
 まま凍りついている。
 目尻から頬にかけて幾筋もの涙の後がついていて、痛々しい。
 わたしはまず、柱に縛り付けられている両手首のロープを解くことから始める。
「・・・ひどい・・・」
 手首についたロープの跡は紫色の痣になり、ところどころロープで擦れて
 血が吹き出していて、彼女がどんなに激しく抵抗していたかを物語っていた。
 血のついたロープを解きながら、また涙がこぼれてきた。
 出血は手首だけではなかった。あちこち破られたスカートがまくれあがり、
 露わになった下半身は、さらに痛々しい状態だった。
 血と精液で汚されたその部分を、ポケットに入っていたハンカチを水で
 濡らして拭き取る。
「冷たいと思うけど・・・ごめんね」
 返事も反応もなかった。
 一度ハンカチを水ですすいで、涙と泥で汚れた顔や他の部分もひととおり拭く。
 上着とブラウスは乱暴に引き裂かれていて、衣服としての役割を果たしそうに
 なかった。わたしは自分の上着を脱いで彼女の上半身を覆い、乱れた髪を
 手櫛で整える。彼女は瞳を動かすこともなく、感情のない人形のように、
 されるままになっている。わたしの涙は、止まらなかった。


 5.茜

 目を覚ますと、私は見なれない場所にいた。
 白い天井。
 消毒薬の匂いのするベッド。
 腕には点滴の管がつながれている。
 ・・・どうやら病院らしい。
 ぼんやりとした頭でなぜ自分が病院にいるのか、
 目覚める前なにがあったのかを思い出そうとして・・・・・・。
 なにがあったのか。
 なにが。
 ・・・・・・。
「いやああああああぁぁぁぁぁっ!!」
 思い出したくもないことを思い出してしまった瞬間、私は発作的に点滴の管を
 腕から引き剥がして泣き叫んでいた。


 朝。
 雨の朝。
 いつもの空き地を外から見つめる。
「おまえは、ふられたんだ」
 そうはっきりと私に言ってくれた人。
 その人のことを思い出して、私の心に、ぽうっ、と灯がともるような暖かさが広がる。
 私は少しだけ微笑んで、空き地の中に入らずに学校へと向かう。
 いつもの雨の日のように、少し早く家を出てしまったので、学校に着くのも早かった。
 まだ人がまばらな昇降口で、上履きに履き替えようと靴箱を開いたとき。

 誰かが後ろから私を羽交締めにした。
「なにを・・・!」
 するんですか、と言おうとした私の口を大きな手が塞ぐ。
 一人じゃない。
 暴れようとする私の手足を何人かの腕が押さえつける。
 恐怖で喉が枯れ、身体が震える。
 取り囲まれたような状態で、私の身体はその場から連れ去られた。

 薄暗くてかび臭い部屋に連れ込まれる。
 私はこれから自分が何をされようとしているのか、ぼんやりと理解し始めていた。
 絶対に嫌だ。
 なんとかここから逃げ出さないと。
 そして、口を塞いだ手が離されたとき、私は出来る限りの大声で悲鳴をあげた。
 次の瞬間、私の身体は跳ね飛ばされていた。
 左の耳が一瞬聴覚を失い、頬が焼けるように熱くなる。
 思わず手をやると、唇が切れて血が流れていた。
 本気で叩かれたらしい。
 絶望と恐怖で頭がくらくらする。
 身体が震えて、起き上がれそうにない。
 近づいてくる数人の黒い影。
 涙が頬を伝う。
(助けて、浩平!)
 心の中で何度も叫んだ。決して届くはずのない言葉を。
277Starting Over:2000/08/19(土) 01:05

 両手を柱に縛りつけられ、上着とブラウスが乱暴に剥ぎ取られ、
 ブラジャーが捲り上げられる。
 無駄だと知りながらまだ抵抗しようともがく私を、冷たい目が嘲笑っている。
「へへ、意外に胸大きいじゃん」
 無骨な手が胸を弄ぶ。
 ・・・嫌・・・!
 私に触らないで・・・!
 私に触ってもいいのは、あの人だけ・・・。
 脳裏に浩平の顔がよぎる。
 その時。
 恐ろしい考えが私の頭に浮かぶ。

 あの人に、私がこんなことをされているのを知られたら・・・?

 嫌・・・それだけは、絶対に、嫌だ。
 ・・・死んだ方がまし。
 今、舌を噛み切ったら、汚されることなく死ねる。
 そうだ。
 死のう。
 そう思った瞬間。私の口に、何かが無理矢理押し込まれた。

 むっと鼻を突く青臭い臭気が喉の奥までを満たし、私は吐き気を覚える。
 私の胸の上に馬乗りになった男が、自分の性器を私の口に押し込んだのだ。
 乱暴に私の髪を掴んで、口の中をメチャクチャに突き回す。
「痛っ、歯を立てるんじゃねえよ!」
 髪が抜けそうなくらい強く引っ張られ、痛みと屈辱で涙がこぼれる。
 本当は噛みちぎってやりたい。
 でも私の身体は震えが止まらず、歯の根が合わない。
 私は、死ぬことすら、できない・・・。
 その時の私には、もう抵抗する気力さえ残ってはいなかった。
 ただ絶望だけが暗く心を満たしていた。

 スカートを捲り上げられ、下着を脱がされ、足が大きく開かれる。
 そして、何の前触れもなく、いきなり挿入された。
 身を裂くような強烈な痛みに、無意識に身体が暴れる。悲鳴が漏れる。
「なんだ、処女かよ・・・へへ、きつくて気持ちいいぜ」
 そう言って男は私の様子を気にすることもなく、乱暴に腰を突き動かす。
 痛い。
 助けて。
 お母さん。
 詩子。
 誰か。

 浩平・・・。

 私は、考えるのをやめた。
 そうしないと、心が、壊れてしまいそうだったから。

 あとは、痛みと恐怖だけが心を支配していた。



・ 気がつくと、また、白い天井。
 手足が動かない。ベッドに縛り付けられた状態。
 さっき目覚めた時、私は点滴を引きぬき、大声でわめきながら部屋の中のものを
 片っ端から投げつけ、大暴れしてしまった。
 看護婦さんとお母さんが飛んできて私を押さえつけるまでそれは続き、
 私は泣き叫びながら気を失ったのだ。
 この状態じゃ、やっぱり舌を噛み切るぐらいしかできることはない。
 私は自虐的に笑う。
 舌を噛み切る?
 今更、一体何のために。
 私は、ひどく疲れていた。
 もう何も考えたくなんかなかった。
 もう何も感じたくなんかなかった。
 何もかもが、とても遠くに感じられる。
 私とこの世界との間に薄い壁があるかのように。
 ・・・どうでもいい。
 何もかも、もう、どうでもよかった。
278Starting Over:2000/08/19(土) 01:06
 6.長森

「ごめんなさい、今はまだ誰かに会ったりできる状態じゃないんです」
 申し訳なさそうに、里村さんのお母さんが告げる。
「・・・いえ、いいんです。これ、お見舞いのお花です。渡しておいてください」
 それだけ言って、離れがたそうな浩平を促して、病院をあとにする。
 こんな時、わたしにできることなんて、何一つない。
 里村さんに対しても。浩平に対しても。

 あの時。浩平が保健室の先生を連れて戻ってきたそのあと。
 先生は救急車を呼んで、一旦校長室へ報告に行った後、わたしたちに
「このことは決して口外しないように」
 と言い聞かせて、里村さんとともに病院へ行った。
 わたしたちは校長室に呼ばれて、私服の刑事さんに事情を聞かれた。
 校長は、これ以上里村さんを傷つけるようなことはしたくないからと、
 この事件を極秘のうちに収めたい、と言った。
 確かに大事になると里村さんは今以上に傷つくことは間違いないとは
 思うけど。なんだか釈然としない。
 校長室を出たあと、教室に戻る気がしないわたしと浩平は、
 どちらからともなく屋上へ向かった。
 身体に突き刺さる冷たい風に、大きく身震いしながら、浩平に話しかける。
「・・・あの上級生の処分はどうなるの」
「退学、は間違いないだろうけど。あとは警察に任せるしかないんじゃないか」
「・・・死刑になればいい」
 浩平が驚いたような顔でわたしを見る。
 わたしは流れる涙を拭うこともできずに吐き捨てる。
「だって、あんなの、女の子にとったら殺されるのと同じだよ。
 それよりひどいかもしれないよ」
 浩平は、震えながら泣きつづける私の頭を、自分の胸にそっと押しつける。
 浩平の腕の中で、彼の肩も震えているのが分かった。
 でもそれが寒さのせいなのか、怒りのせいなのか、悲しみのせいなのか。
 自分たちにも分からなかった。


 あれから浩平はめっきり口数が少なくなってしまった。
 いつも何かを考え込んでいるようで、話しかけても返事すらしないことが多い。
 なんだか・・・昔を思い出してしまう。初めて浩平に会った頃。
 泣いてばかりいて、一緒に遊んでくれなくて。
 わたしはそれが悲しくて、浩平と約束をしたんだっけ。
(・・・約束?)
 そう、確かに約束をしたはずだ。
 でも、何を?

『永遠はあるよ』

 突然、頭の中で声が響く。
 幼い女の子の声。

『ずっと、いっしょに居てあげるよ、これからは』

 ああ、これはわたしだ。
 そう、約束をしたんだったね・・・。
 なぜ今まで忘れていたんだろう。

『それは、浩平が瑞佳以外の人を好きになるなんて、思ってもみなかったからだよ』

(・・・え?)
 わたしは思わず辺りを見まわす。
 違う。この声は頭の中から響いてくる。

『だから、悔しかったんでしょう、瑞佳?』
『里村さんなんて不幸になればいいと、思ってたんでしょう?』

(・・・何を、言ってるの)

『里村さんがあんなことになって、嬉しいでしょう?』

(・・・違う)

『あんな汚された身体じゃ、もう浩平が彼女を愛することなんてないと思って、
 喜んでるんでしょう?』
『あれが、あなたの望みだったんでしょう?』

(違う、違う、違う、違う、違う!)
(わたしはそんなこと、望んでない。望んでないよ・・・)

『ふふふっ・・・本当に?』

 嘲笑するような声。
 わたしの・・・声。

 本当に・・・?
 足元が崩れるような感覚。
 急速に現実感が失われ、世界が歪んでゆくような錯覚。
 錯覚?
 本当に錯覚なんだろうか。

『里村さんが憎かったんでしょう?』
『里村さんを好きになった浩平も憎かったんでしょう?』
『あの二人が苦しんで、いい気味でしょう?』

「やめて、やめて、やめてーーーっ!!」
 頭がおかしくなりそうだった。ううん、もうおかしくなっているのかもしれない。
「違うよ・・・そんなひどいこと思ってないもん・・・違うもん・・・」
 わたしは自分の身体を抱きしめて泣きながら、力なくつぶやきつづけていた。
279Starting Over:2000/08/19(土) 01:07
 7.茜

 意識はあった。
 なのに私は話すことや動くことはおろか、表情を動かすことすら
 億劫になっていた。
 何も見たくなかった。
 何も聞きたくなかった。
 誰の顔も。
 誰の声も。
 生きていることすら思い出したくなかった。

 なのに。
 私の脳はその人の姿を認識してしまう。
 扉の前に立つ、その人の姿を。

 ずっと、会いたかった。
 会って、抱きしめてほしかった。
 本当に、そう思っているのに。

 私の喉は反射的に叫び声をあげてしまう。

 まるで心が二つに引き裂かれたみたい。
 彼を心から求めている私と、何もかもを拒絶してしまおうとする私と。

 お母さんが飛んできて、浩平に謝りながらその場から彼を引き離す。
 看護婦さんが私をベッドに押さえつける。私の叫び声はまだ止まらない。
 浩平は悲しそうな顔で扉の前から姿を消す。

(浩平・・・ごめんなさい)
 8.浩平

 どうしてこんなことになってしまったんだろう。
 オレにできることは、何もないのだろうか。
 病室の前から連れ去られながら、オレの方こそ叫びたかった。

 感情を失ったような瞳で叫びつづける茜をこの目で確認したことは、
 想像以上にオレを動揺させていた。白い部屋に横たわる、痩せて
 やつれた、青い顔をした女の子。それは、封印していた悲しすぎる
 記憶を思い出させるものだった。


 また、ぼくは、こんな悲しいことに直面してしまった。
 どうして?
 何のために?

 こんな現実なんか、いらなかった。
 もう二度とあんな辛い思いはしたくないと思っていたはずなのに。
 なのに、ぼくはまた、こんな場所に居る・・・。

 ・・・幸せなはずだったこの世界を壊したのは・・・誰だ?





 冬の朝は夜明けが遅い。
 まだ薄暗い窓の外を眺めて白い息を吐きながら、オレは制服に着替える。
 バタフライ・ナイフを、しばらく手の中で弄んでから、ポケットに入れる。
 そして部屋を出ようとした時。

 そこに青い顔をした長森が立っていた。

 見られたかな・・・。
 こいつのことだから、きっと止めようとするだろうな。
 だけど、長森は何も言わなかった。いや。言えなかったの方が正確だ。
 なぜなら、長森自身が混乱していたから。
「浩平・・・わたし、どうしよう・・・どうすればいい?」
「どけ、長森」
「浩平・・・」
 とたとた とオレの後について来る長森。
「ついて来るなっ!」
 びくっとして、一瞬足を止めるが、またすぐ小走りについて来る。
「浩平、どこいくの?ねえっ」
「来るなって言ってるだろ!帰れ!」
 オレはポケットの中のナイフを握りしめる。


 9.長森

 わたしは、浩平とずっと一緒に生きていきたいと、望んでいた。
 最初から。初めて会った時から。
 泣いてばかりいる、純粋な瞳をした男の子。
 わたしがずっとそばにいてあげる。

 そう、『わたし』が望んだのだ。
 浩平との永遠を。
 そこから、世界がはじまったのだ。

 ・・・幸せなはずだったこの世界を壊したのは・・・誰?
 せっかく『わたし』が築き上げた、この世界を壊したのは・・・誰?

 何が現実かなんて、わからない。
 わたしの頭の中だけが、わたしにとっての現実だ。
 なぜ、狂い出したんだろう。
280Starting Over:2000/08/19(土) 01:08

「待ってよ、浩平っ!」
「来るなって言ってるだろ!」
 浩平がポケットからナイフを出す。
 わたしは息を飲んで浩平の手元を見つめる。
「浩・・・平・・・?何を・・・する気なの?」
「危ないからこれ以上ついて来るな」
 そう言って、学校の近くのコンビニの駐車場に入っていく。
 来るなって言われたって・・・。
「なんだ、てめえは!?」
 駐車場から大声が聞こえ、わたしは駆け出していた。

 いったい、どうやって探し当てたんだろう。
 わたしは浩平の里村さんへの想いと執念に衝撃を受けていた。
 そこにいたのは、里村さんに乱暴をした上級生のグループだった。
 リーダー格と思われる一人が、頬から血を流していた。
 浩平は血のついたナイフを握り締めて立っている。
「てめえ、ふざけんな!」
 数人が浩平に向かって躍り掛かる。
 その手にもナイフが握られていた。

「やめてえええっ!」
 わたしは思わず駆けよって浩平に抱きついた。
 そして、次の瞬間。
 ナイフはわたしの脇腹に突き刺さっていた。

「な・・・長森っ!長森っ!長森ぃっ!」
 浩平が、わたしの名前を呼んでいる。
 わたしなら、平気だよ、浩平。
 浩平の骨ばった大きな手が、わたしの背中を抱いてくれている。
「わああああっ!!ながもりいっ!目を開けろおっ!」
 わたしは遠くなっていく意識の中で、確かめるように目を開ける。
 ・・・浩平が、泣いてる。
 わたしのために、浩平が、泣いてくれている。
 言いようのない幸福感の中で、わたしは浩平に微笑みかけながら
 ゆっくりと目を閉じた・・・。





 暗転。

 緑の光が点滅している。

 それはまるで文字のようだった。
 『GAME OVER』
 点滅する文字は、そう読めた。

 わたしはゆっくりと身体を起こす。



・「長森さん、残念でしたねえ」
 眼鏡をかけて白衣を着た男性がわたしに話しかける。
 わたしは夢から覚めたような気分で自分の腕を見る。
 ・・・皺だらけの、老人の腕。
 少しずつ、現実が戻ってくる。
 そう、わたしは長森瑞佳。
 今は70歳だ。
「疲れたでしょう。少し休憩しましょう」
 さっきの男性が暖かい紅茶を持ってきてくれる。
 この人は、このゲームの開発者だ。
 わたしは紅茶を受け取り、砂糖と牛乳を入れてかきまぜる。
281Starting Over:2000/08/19(土) 01:09

 このゲームは、人生をシュミレートできるというもので
 わたしにはよくわからないけれど、仮想現実とかなんとか
 いうものらしい。
 五感全てがまるで現実のように感じられる。痛みも。幸福も。
 そこで人は、思うようにはならなかった現実の人生を
 自分の希望に添った形でやりなおせるのだ。
 ただ、自分の行動や思考によって、展開は変わる。
 必ずしも思ったとおりの展開にはなってくれないのだ。
 だから、このゲームの虜になった人は、何度でも繰り返し
 ここにやってくるのだ。わたしのように。
 もういちど、やりなおそう。
 わたしと浩平の物語を。

 本当は、子供の頃わたしの家の隣に引っ越してきて
 まもなく拒食症のようになって衰弱死してしまった
 可哀想な男の子の物語を。
 わたしは再びゲーム用のヘッドギアを手に取る。
「じゃあ、はじめましょうか。長森さん」





 暗転。
 泣きじゃくっている、男の子。
 わたしはなんとかその男の子と遊ぼうと窓に石を投げる。
『わたしが、ずっといっしょに居てあげるよ、これからは』



・ 何度でも、やりなおそう。
 わたしと浩平の物語を。

FIN
282Starting Over:2000/08/19(土) 01:12
 このゲームは、人生をシュミレートできるというもので
 わたしにはよくわからないけれど、仮想現実とかなんとか
 いうものらしい。
 五感全てがまるで現実のように感じられる。痛みも。幸福も。
 そこで人は、思うようにはならなかった現実の人生を
 自分の希望に添った形でやりなおせるのだ。
 ただ、自分の行動や思考によって、展開は変わる。
 必ずしも思ったとおりの展開にはなってくれないのだ。
 だから、このゲームの虜になった人は、何度でも繰り返し
 ここにやってくるのだ。わたしのように。
 
 
 もういちど、やりなおそう。
 わたしと浩平の物語を。

 本当は、子供の頃わたしの家の隣に引っ越してきて
 まもなく拒食症のようになって衰弱死してしまった
 可哀想な男の子の物語を。
 わたしは再びゲーム用のヘッドギアを手に取る。
「じゃあ、はじめましょうか。長森さん」





 暗転。
 泣きじゃくっている、男の子。
 わたしはなんとかその男の子と遊ぼうと窓に石を投げる。
『わたしが、ずっといっしょに居てあげるよ、これからは』



・ 何度でも、やりなおそう。
 わたしと浩平の物語を。

FIN
283Starting:2000/08/19(土) 01:15
ああああ〜(;;)
2重カキコのうえに改行がへんだあああああ。
余白が入ってないいいい。くーーーー(T-T)くやしいいい
2847世:2000/08/19(土) 01:19
待ってました。うわ、俺好みのブラックな展開。

>>283
改行を2つ以上すると改行が全部つめられちゃいます。
昔、偽で失敗しました。
>>274-281
ダークすぎますよ…
と、いうかノーマルSSスレッドに、こんなの書いたら怒ります。
286OVA:2000/08/19(土) 03:22
・・・ゲームキッズネタ?
でもでも素晴らしいです。また書いて下さい。
ところで他のSSスレ消えちゃいましたね・・・。
287258で書いた奴のあらすじ:2000/08/19(土) 04:17
嫌過ぎる為に封印した最強最悪のバッドエンド物を目指して考えた
Kanon月宮あゆSS『羽をもがれた天使』<栞エンドその後
*とても暗い上に救いはない。あゆのファンに刺されそうなSSの
ためあらすじのみUP*

あゆはたったひとつの奇跡を栞に与え、消えるはずであった。
だがあゆは消えなかった。あゆには心残りがあったのだ。
祐一へ7年間の想いを告げていないこと。
たとえ恋人になれなくても祐一のそばにいたい。
家族も友人もいない孤独な少女は自らの運命を受け入れたはずだっ
た。
泣いてばかりいた自分に笑顔をくれた初恋の少年のため消えるはず
だった。
だがあゆは暗い闇の中で願った。
『もっと生きていたい!もう一度合いたい!!』
気がつくとあゆはベッドの上だった。
『ボク・・・生きてる・・・』
あゆは7年間の眠りから覚醒したのだ。
あゆは神というものに心の底から感謝した。
だが現実は非情であった。
あゆは目を覚ました。
だが、祐一があゆのことを思い出した訳ではない。
あゆには月宮という養父母がいたがこの養父母はあゆの事を厄介者
として認識していたのだ。
実はあゆの父親と母親は多額の保険金をあゆを受取人として残して
いたのだ。
当時、生活が苦しかった月宮はあゆの財産目当てにあゆを引き取っ
たのだ。
だが、あゆの母親はちゃんと弁護士と遺言を用意していたため、月
宮家に金は入らなかったのである。
あゆが死ねばあゆの財産は自分達の物になる。
月宮はあゆが早く死ぬことだけを願い、あゆの見舞いになど一度も
顔を出したことがなかったのだ。
最近あゆの容態が悪化したことに喜んでさえいた。
「もうすぐ死ぬ。そうすれば金が手に入る」
だがいまいましいことにあゆは覚醒した。
あゆは誰にも見舞いに来てもらえずたった一人でリハビリをするこ
とになる。
元気になればまた祐一に会える。
それだけがあゆの心の支えだった。
そして辛いリハビリを終え、あゆはふたたび月宮家に居候すること
になった。
だが月宮家はあゆにとって暖かい家庭ではなかった。
あゆは勉強さえさせてもらえず、月宮の知り合いの工場に働きに出
された。
だがあゆはヘマばかりやらかしいつも怒鳴られ、とうとうクビにさ
れた。
クビにされたあゆに折檻を加える義母。他に行くところのないあゆ
には抵抗することも出来ない。
退院してからあゆはずっと奴隷のような生活を強いられていた。
厄介者のあゆは食事も、部屋も、着る物さえもいとこたちと差をつ
けられた。
あゆの着る物はすでに嫁に行った従姉妹のお古。
家族全員で鍋をつついて談笑していてもあゆは暗い部屋で冷たい飯
を缶詰のおかずでひとりぼっちで食べる。
あゆの部屋にはぼろぼろに古くなった布団一式とわずかな着替えが
詰まったダンボール箱が1個。
電気さえつけさせてはもらえずあゆは暗闇の中涙を流しながら眠る。
朝は早くから起きだし、掃除などをやらされる。
ヘマをするたびに殴られる。
あゆの夢見ていた暮らしとは天と地の差があった。

288258で書いた奴のあらすじ:2000/08/19(土) 05:07
そんなある日、あゆは連日の疲労で義母が大切にしていた皿を割っ
てしまい酷い折檻を受けた。
長くなった髪をむちゃくちゃに切られ、あざだらけになるまで殴ら
れタバコの火まで押し付けられた。
気の弱い義父はあゆを助けてはくれない・・・。
あゆは床屋に行く金ももらえず鏡を見ながら自分で髪を切った。
『もうやだ・・・』
あゆの涙が床を濡らす・・・。
そして秋、あゆは買い物を言いつけられ偶然祐一と再会した。
あゆがあいたくて仕方なかった初恋の人。
だが祐一は雰囲気や髪型の変わったあゆに気づかない。
あゆはショックを受けるが祐一に話しかける。
「せめて、友達でいられたら」そんな願いを込めて。
だが祐一はあゆを見て驚き何気ない一言を口走る。
「なんだ、あゆか・・・」
傷いていたあゆをさらに傷つけるには十分な一言だった。
あゆはその場で涙を流して笑い出す。
自分は結局、祐一にとってその程度の存在でしかなかったのだ。
あゆは泣きながら立ち去った。
祐一はそんなあゆに驚き追うことも出来なかった。
『これで本当に独りぼっち・・・』
あゆは自虐的に笑った。
それから数日後、義母が旅行に出かけて留守の夜、義父がたい焼き
を持ってあゆの部屋を訪ねてきた。
妻の両親に昔援助をしてもらったため、妻に逆らえず庇ってやる事
も出来ずにすまないと義父はあゆに謝った。
そして久しぶりのたい焼きを腹いっぱい食べさせてくれた。
あゆはまだ自分の事を考えてくれる人が居た事に喜び泣く。
義父はあゆのことを娘のようにかわいいとさえあゆに言ってくれた。
そして義父は問う。おじさんのことどう思う?と。
あゆは好きと答えた。だが、これは罠だった。
義父はあゆをむりやり抱いたのだ。
あゆの『好き』という言葉を免罪符にして。
わずかなこづかいを嗚咽を漏らすあゆに与え義父は言う。
「誰にも言っちゃ駄目だぞ」
それから毎日義父は妻の目を盗んであゆの幼さの残る体を求めてき
た。
普通に抱くのに飽きると怪しげな器具を使ったり、ビデオに撮って
売りさばいたりあまつさえ同じ趣味の仲間と共に輪姦さえした。
あゆは心を閉ざし、機械のように声を上げるだけだった。
そしてあゆはいつも夢を見る。
夢の中でのあゆはとても幸せだった。
大好きな母親と暮らし、祐一達の学校に通い友人達とおしゃべりを
する。そして学校が終わるといつものベンチで祐一を待つ。
いつものように遅れてくる祐一に文句をいいながらも仲良くたい焼
きを食べながらデートをして母親の待つ暖かい家に帰る。
あゆが本当に欲しい物すべてが夢の中にはあった。
だがどんな幸せな夢にも終わりはくる。
時計の音と共にあゆの幸せな夢は終わる。
目を覚まして自嘲気味にあゆは呟く。
『なんて都合のいい夢なんだろう・・・』
あゆは夢の中でしか笑えない、幸せになれない惨めな自分を笑った。
だがあゆの表情は変わらない。
あゆは笑顔を失ってしまっていた。
ひとりぼっちの天使は笑うことさえ出来なくなってしまったのだ。

289258で書いた奴のあらすじ:2000/08/19(土) 05:52
そして悲劇はクリクマスイヴに起こった。
仕事で帰れない夫とあゆを置いて自分の子供と外食に出かける義母。
クリスマスだというのにあゆはその日もこきつかわれていた。
少し、熱っぽいことに気づいたあゆは布団に入ろうとする。
だが、酒によった義父が帰ってきてあゆにいつものように襲いかか
ってきた。
熱があるうえいつものことなので抵抗もせずあゆはされるがままだ
った。
いつの間にか帰ってきた義母に義父に犯されているところを見られ
るあゆ。
義母は驚きのあまり声を出せない。義父はとっさにあゆに罪をなす
りすけた。
「こいつが誘ってきたんだ!!」
夫の言葉を信じた義母はあゆを罵り殴り、蹴り、わずかな荷物と共
にあゆを裸のまま庭に追い出した。
あゆは寒空の下で服を着るととぼとぼと家を後にした。
とうとう帰る場所さえなくしてしまったあゆは涙を流しながら街を
歩く。
泣きながらコンビニでカッターナイフを買い、祐一との、いや、あ
ゆだけの思いでの場所へ向かって歩いていく。
あゆは雪の降るなか寄り添ってホテルから出て来た栞と祐一の姿を
見つけた。
あゆはいつの間にか二人の後をつけていた。
やがて栞の家に着くと二人は名残惜しそうに抱き合い、キスをする。
あゆはその様子を物陰から見て嫉妬をする。
祐一が去った後、栞に話かけるあゆ。
栞は命の恩人であるあゆが生きていた事、再会出来た事を喜ぶ。
だがあゆは一言言うのだった。
『祐一君を返してよ・・・』
栞は最初何を言われたのか理解出来なかったが彼は物じゃないと答
える。
気がつくとあゆは泣きながら栞の首を締めていた。
栞があゆに問いかける。何故?
あゆは今まで自分受けた悲しみを栞にぶつける。
栞はどうすることも出来ない。
北川とのデートから帰ってきた香里に突き飛ばされあゆは正気に戻
る。
あゆは香里に介抱される栞に呟く。
『・・・ボクには家族がいない。・・・友達も祐一君しかいない。
なのに・・・キミはボクが欲しい物全部・・・持ってる。キミにな
んかボクのお願いあげなきゃよかった・・・。
ボクだって幸せになりたい!!・・・ただそれだけなのに・・・』
呟きが嗚咽に替わる。
栞はそんなあゆに友達になってみんなで幸せになろうと言う。
だがあゆはそれを拒否して立ち去った。
あゆの様子がおかしいことに不安を感じた栞は水瀬家に行きあゆの
事を話す。
あゆは思い出の学校で死のうとしていた。
立っているだけで思い出す幼いころの思い出。
「あゆ」
背後から声をかけられ振り向くと祐一が立っていた。
祐一が二人の思い出を思い出してくれた!
あゆは喜ぶ。『思い出してくれたんだね!」
だが祐一の後ろに立つ栞の姿を捕らえあゆの笑顔は消えた。


290258で書いた奴のあらすじ:2000/08/19(土) 06:46
栞が全てを教えたのを悟ったあゆは栞に石を投げつけた。
額から血を流しうずくまる栞。
あゆは栞に勝手なことをするなと怒鳴る。
祐一は心配していたんだと反論する。
あゆは祐一の言葉に耳を貸さない。
『どうせボクのことなんかどうでもいいくせに!!」
あゆはそう言い放つとカッターナイフを取り出しこれから死ぬから
立ち去ってくれと言う。
祐一と栞はあゆを説得しようとするがあゆは手首を切った。
あゆの足元の雪が赤く染まっていく。
『あははははっ。あの時と同じだね。でも、どうせすぐボクのこと
なんか忘れちゃうんだよね・・・。ボクはキミ達がキライ。自分達
だけ幸せになってさ。特に祐一君。キミのことが大っキライだよ!』
祐一は何も言えない。あの事故を思い出したから。
『楽しかったでしょ?惨めなボクを慰めるふりして優越感に浸って
さ」
あゆは血で染まった指で祐一の頬をなでこう言った。
『ボクはこの街が嫌い。この場所も嫌い。楽しかったって思ってた
思い出も嫌い。ボク一人残していなくなったおかあさんも嫌い。
ボクから祐一君を盗った栞ちゃんも嫌い。
ボクのことなんかこれっぽっちも思ってくれない祐一君も嫌い。
そんな祐一君を好きだったボクも嫌い。
7年間もずっと待ってた馬鹿なボクも嫌い。みんな、みんなだいっ
嫌いっ!!』
そう吐き捨てるように叫ぶと感情のない声ではっきりと呟く。
『さようなら』
あゆはそのままふらふらと立ち去って行く。
祐一も栞もなにも言えない。なにもしてやれない。
すべてを失った少女の目は霞み、もう音も聞こえない。
ふらふらと血を流しながらもうどこかもわからない場所をさ迷う。
あゆのもうはっきり見えない目に強い光が飛び込んでくる。
次の瞬間あゆの小さな体は宙に舞い、地面に強く打ちつけられてい
た。

あれからベッドの上であゆは眠っていた。
あのあとあゆを探していた秋子と名雪の乗ったタクシーにはねられ
たのだ。
祐一達の見守る中あゆが意識を取り戻した。
喜ぶ祐一達。だがあゆはこう言った。
『おにいちゃんだれ?』
あゆはあたりをきょろきょろ見回すと泣き出した。
『おかあさんどこ?ボクを一人にしないでぇ・・・』
祐一達はどうすることも出来ない。
泣きじゃくるあゆを秋子は抱き締め優しく頭を撫でてやる。
『ぐすんぐすん、ボクのおかあさんなの?』
「そうよ・・・あゆ」
『うえぇぇぇぇぇぇん!おかあさぁぁん!!』
そのまま泣き出すあゆ。
『おかあさん、もうどこにも行かないでね。ずっと一緒にいてね』
「ええ、ずっと一緒よ」
『約束だよ。ずっと一緒だよ』
「ええ、約束するわ」
『絶対だよ。ボクにはおかあさんしかいないんだもん。
おかあさんがいてくれないとひとりぼっちなんだもん。
ボクひとりぼっちはいやだよ。いいこになるから。
おてつだいもするから。だからボクをひとりにしないでね。
きらわないでね・・・』
「大丈夫よ。ずっと一緒だから。それにあゆのこと大好きよ。おか
あさん」
『ぐすっ。ボクも・・・おかあさんの・・・こと・・・だ・・・・
・・・』
秋子の暖かい腕の中で静かに息を引き取るあゆ。
その寝顔は母に抱かれる幼子そのままであった。
悲しい運命の元に生まれた哀れな天使は最後は幸せな顔で眠りにつ
いたのであった。

                             完


291OVA:2000/08/19(土) 06:58
と、まあこういうSSです。
あゆの視点で書くから痛さ倍増!
でもこんなの書いたら刺されそうだ・・・(^^;
っつうかこんなの考えた時点で人間失格かも・・・。
292mio_2ch@新米SS屋:2000/08/19(土) 17:16
ゲームキッズってファミ痛に昔載ってた新宿三郎(←このネタ分かる人います?笑)
の小説もどきですか?あれ、ほとんど読んでないんですがネタかぶってんですか。
あちゃー。まあ夢落ちみたいなもんなので珍しくもないオチですからね・・・

自分的には「未来世紀ブラジル」「時計仕掛けのオレンジ」FKディックあたり
を思い浮かべながら書いてました。とくに「ブラジル」かなあ。
293mio_2ch@新米SS屋:2000/08/19(土) 17:46
う。FKって誰だよ・・・PKディックです。大ファンの癖に・・・鬱
294名無しさん@そうだ選挙にいこう:2000/08/20(日) 22:25
埋もれあげ
さあまわせ
どんどんまわせ
もっともっとまわせ
まだまだまわせ
しつこくまわせ
300名無しさん@そうだ選挙にいこう:2000/08/20(日) 23:04
そう無理に回さんでよろしい。
301名無しさん@そうだ選挙にいこう:2000/08/25(金) 02:57
さらにまわし
sage
3037:2000/08/25(金) 03:28
シュミレートってのも気になります。シミュでしょ?ディックは電気羊と太陽ゲーム?と
後一つくらいしか読んでません。
304名無しさん@そうだ選挙にいこう :2000/08/27(日) 18:24
>287〜290
確かに痛いSSですね。これオフィシャルで書いたらエライことになりそう。
てゆーかこのスレのSSほとんどそうか(笑)
305OVA :2000/08/30(水) 03:38
>304
さすがにコレの完全版をオフィシャルに書く度胸はないです(^^;
放置プレイされてる現状からもコレを読みたがる人もいないみたいだし・・・。
まあ、さすがに葉鍵板住人の人達もコレは嫌ってことですかね・・・。
放置プレイされてるとか葉鍵住人も嫌とか書いてるのが気になったんで感想というわけじゃないが反応しておこう。

確かにめちゃくちゃ痛いが、嫌って言うのはちょっと違う葉鍵系の作品のBADENDのような痛いけど気になる、好きと言うには難だが気になる作品だったと思う。
しかしまあ、葉鍵の常として最後だけはご都合でも良いから救いを求めてしまう部分もあるんでその意味では前作のほうがイイのかもしれないが、
個人的には前作と比べても嫌いじゃないです。

そういうわけで次回作も期待します。
307名無しさん@そうだ選挙にいこう :2000/08/31(木) 03:33
埋もれあげ
じかい!
309名無しさん :2000/09/01(金) 15:33
詩でも歌ってみよう

うぐぅ うぐう うぐぅ うぐう
今度こそおまえを 殺してみせる
310名無しさん@そうだ選挙にいこう :2000/09/02(土) 14:42
面白いのであげ。
>309
なぜか笑える
詩じゃないけどな(ゲラ
313名無しさん@そうだ選挙にいこう :2000/09/02(土) 15:46
とりあえず、頑張れSS作家。
314OVA :2000/09/03(日) 02:22
>306
反応してくれてありがとう。(^^)
救いを入れる事は出来るけど、あの線香花火とかとタメを張れるひ
どい話目指して考えたのでああいうオチです。
315名無しさん@そうだ選挙にいこう :2000/09/10(日) 16:23
読みたがってる奴が居たので上げる。
>315
ありがと。
>>287-289
話の内容はヒドイが、完全版が読みたいぞ。
318OVA :2000/09/12(火) 05:37
>317
マヂですか?(^^;
自分で考えといてなんだけどこんなひどいの本当に読みたいですか?
まあ、読みたいって人が15人以上いるようなら書いてもいいですけど・・・。
ただし、むりやりハッピーエンドにする可能性大。
ラストをバッドとハッピーに分岐させてね。

最近気づいたんだけど私はあゆ属性みたいなので正直言うとあまりやりたくないです。
あゆ属性のくせにひでぇSS書いてるじゃないか!とか言われそうですが私はサディストだから(^^;
他人がSSや同人であゆを酷い目にあわせてるとムカツクけど自分がやるのはいいんですよ。(苦笑)

真琴とかならいくらでもいぢめてやりますがね。(藁)
319306 :2000/09/12(火) 07:27
んじゃ、完全版発表希望。
最も半分怖い物見たさだな、粗筋ですら気分悪くなったし(藁
感情移入激しい性質だから比喩でなく吐き気催すレベルになるんだが(苦笑)

ま、あゆ属性ゆえに書きたくないなら無理にとは言わないけど読んでみたいのはホント。
期待してますわ。
320名無しさんだよもん :2000/09/13(水) 03:01
あげるぞ。ゴルァ。
321名無しさんだよもん :2000/09/14(木) 00:17
まだ消えてなかったんだ、このスレ…。良かった良かった。
表現の可能性を存分に発揮してくだされ、OVA殿。
期待してまする。でも便宜上sage
322名無しさんだよもん :2000/09/17(日) 15:54
下がり過ぎじゃ、一回age。
でもすぐ下げるよ。
323名無しさんだよもん :2000/09/17(日) 17:19
そろそろ誰かAirの鬼畜物書いてくらはい!
324名無しさんだよもん :2000/09/17(日) 17:51
>OVA
そろそろ完全版アプして下さい。
325名無しさんだよもん :2000/09/17(日) 22:17
最後がハッピーなら途中はどうでもいい。
萌えキャラを陵辱した奴に落とし前つけさせる展開ならスカッとする。
326名無しさんだよもん :2000/09/18(月) 00:15
いや吐き気のするほどのバッドが読みたい。
つーかAIRはデフォルトでバッドみたいなもんだな。
327名無しさんだよもん :2000/09/18(月) 22:49
萌えキャラには救いの無い話が似合ってるんだな。
だからきっちりそのまま逝って欲しいんだな。
上げ。
「はあ……はぁ……香里、わたしもう……やだよ……ねえ栞ちゃんも、やめ……」
わたしの抗議に香里は聞く様子はない。
栞ちゃんも憑かれたようにわたしを責める手を休めなかった。

ねっとりとした香里の舌が私の肉裂にまとわりつき、わたしは鼻にかかった喘ぎを漏らした。
香里はわたしの固くなった秘芯を舐めしごきながら、指で秘肉をつまみじゅぷじゅぷと卑猥な粘着音を奏であげる。
「名雪のでこんなに汚れちゃったわ…ほら栞綺麗にして……」
ちゅぷ……
栞ちゃんの唇が香里の指にまとわりつき、ぴちゃぴちゃと舐めしゃぶり始めた。
指から唇が離れて、つっと糸をひく唾液を香里が舐め取る。

「お姉ちゃん……名雪さんのに入れても……いい……?」
栞ちゃんは反りかえった肉茎を自分でしごきながら、荒い息をたてる。

「しょうがないわね……名雪、股を広げて」
「いや……そんな太いの入らないよ……」
「そうね、昨日私がデイルドーで貫通したばかりだし、ちょっと痛いかもね。でも、私も名雪のこと気持ちよくしてあげるから……」

香里はお汁をたたえた割れ目を指で押し広げて、肉芽を痛いくらいに摘みあげる。
「ひうっ……ふあっ……」
そして栞ちゃんのペニスの鈴口から漏れ出すお露を茎の全体に塗りたくり、膣口へと先端をあてがった。
ぬちゅっ……
「いやあ……入っちゃやだよぉ……うにゅ゛、ひぐぅ゛゛ッ……」
「あら、やっぱり先端しか入らないわね。まあいいわ、栞、動いて」

じゅむ、じゅむっ
抜けるのを恐れてか、円を描くような動きで、深い抽送はしてこなかったが、それでも栞ちゃんのものによる圧迫感は充分だった。

「あ、あ、あ、いや……ふにゃあ……」
香里が私のおっぱいの先端部と、クリトリスの二つの突起を指で掴み、くにくにと押し潰す。
突起の皮をめくりあげ、絞り上げる。
そして乳首を口に含みながら、舌でねぶりまわしていた。

「お姉ちゃん……私……もう出ちゃうよ……」
「もう? それなら、出してあげなさい。もちろん中にね。」
「やだよ…… 香里、中だけはお願いだから……」

淫裂に埋まった肉茎が硬度を増して、膨れ上がる。
そして弾ける様に先端から熱い迸りが漏れだした。

「いやあ……でてるよぉ……」
でも栞ちゃんは出した後も抜こうとはしない。
硬さを保ったまま、柔肉をえぐる肉茎が、ぬめらかな粘膜に絞り上げられ、栞ちゃんもひっきりなしに声をあげていた。
香里は、入りきれないでいる栞ちゃんの勃起の根元に指を絡め、秘唇から溢れ出した白濁液を塗りそれを舌で舐め広げていた。

わたしの割れ目から滲む愛液をすくいとり、包皮を剥かれたクリトリスをくすぐった。……だめだ……18禁を書く事に魅力を失っている……氏農……
330名無しさんだよもん :2000/09/22(金) 21:32
とりあえず下がりすぎだからあげとく。
そろそろAirの鬼畜をやろうかな・・・。
331まごころを君に :2000/09/22(金) 23:18
*警告!ド不幸指定作品*
☆Air☆ 神尾観鈴18禁SS 『まごころを君に』

神尾観鈴は真夏の太陽の下、自宅の玄関先でずっと人を待っていた。
『・・・往人さん、もう来てくれないのかな・・・』
額に浮いた汗をハンカチで拭いながら一人呟く。
『せめて・・・お別れくらい言いたかったな・・・』

観鈴は寂しそうに呟き、腕時計をポケットから取り出し時間を見る。
『あ・・・もうお昼すぎてる・・・』
『結局、学校さぼっちゃった・・・』

観鈴は国崎に今日から迎えに来てもらうのをやめ、別れを告げる為、
朝からずっと焼け付くような太陽の下、外で国崎を待っていた。
時間を確認した後も観鈴はしばらく国崎を待ち続けていたがやがて
待つのを諦め、観鈴は自宅の中へ戻った。

『汗いっぱいかいちゃった・・・』
『シャワーでも浴びよ〜っと♪』

ぱたぱたと風呂場に駆けて行き、服を脱ぎ風呂場に入るとシャワー
の栓を捻る。
冷たい水が観鈴の火照った体を冷やしていく。
『冷たくって気持ちいい〜♪』
ぐうぅぅ。 不意にシャワーの音とは違う音が観鈴の腹からした。
『おなかすいた・・・はやく出てご飯つくろ〜っと』

観鈴は風呂から上がると、すぐに食べられるように焼そばを作った。
だが、フライパンの中にある物は観鈴だけで食べるにはいささか量
が多すぎた。
『あ・・・間違えてふたり分つくっちゃった・・・』
『にははっ、観鈴ちん大失敗☆』
笑いながら自分で自分の頭を拳で軽く小突く。
『・・・おなか空いてるからふたり分くらいぺろり、だもん』
『冷めちゃうから早くたべよ〜っと』

観鈴は一人言を言いながら焼そばを皿に盛り、テーブルで食べはじ
める。
『うん♪ 我ながらおいしく出来たっ』
『おいしい、おいしい』
焼そばをうまそうに笑顔で食べる。

『おいし・・・』
不意に焼そばを掴むはしが観鈴の手から落ちる。
・・・かたん。

『・・・おいしくない・・・』

『ひとりで食べても全然おいしくないよ・・・』

観鈴の瞳から涙がぽろぽろとこぼれ始める。
テーブルと焼そばの上に観鈴の涙が落ちてゆく。

『あ・・・ぐっ・・・』

『・・・うわあぁぁぁぁぁぁぁんっ!!』
とうとう堪え切れずに大声で観鈴は泣き出した。

『うぅ・・・ぐす・・・』
しばらく泣いた後、観鈴は涙を拭うと自分の部屋へと戻る。

自分の部屋で一人でトランプをしながら観鈴は誰にともなく呟く。

『・・・一人だって平気だもん・・・』

『・・・いつもと同じに戻っただけだもん・・・』

『・・・夏休み・・・私一人でも楽しく過ごせるもん・・・』

部屋の窓から見える空はいつのまにか赤い夕焼け空にかわっていた
・・・。

                          つづく
332名無しさん :2000/09/25(月) 11:59
age
333名無しさん@1周年 :2000/09/25(月) 12:09
>>331
おお、ついに観鈴が…。
続ききぼーん。
334      :2000/09/27(水) 01:59
335名無しさん@1周年 :2000/09/27(水) 02:07
331は何処へ行ったのだ?
早く続きを書いてくれ。

せっかくティッシュも用意してあるというのに、ほれ。
(シュッシュッ)←ティッシュを取る音
336名無しさんだよもん :2000/09/27(水) 02:26
>>335
エロとは限らないのでは・・・とか思ったり。
いずれにせよ、頑張れ〜331.
337名無しさんだよもん :2000/09/27(水) 17:06
 
338名無しさんだよもん :2000/09/28(木) 01:31
よsage
339名無しさんだよもん :2000/09/28(木) 17:41
>331
に期待age
340まごころを君に :2000/09/28(木) 20:55
国崎が神尾家を去ってから数日がたった。
観鈴はカーテンの隙間から差し込む日の光で目を覚ました。

『また、あの夢・・・』

観鈴は最近、不思議な夢を良く見るようになった。
どこまでも青く続いていく大空。
そこにもうひとりの自分がいる。

以前から同じ夢を良く見たが最近は毎日その夢を見る。
『起きて朝ごはん作らないと・・・』

観鈴はベッドから下りようとする。
『あれ?』
観鈴の両足は観鈴の意志のとうり動かない。

『あれれ?どうしたんだろう・・・』

しばらく足をさすっていると両足の感覚が戻ってきた。

『あ、直ったみたい』

観鈴はベッドから下り、洗面所で顔を洗うと台所に向かう。
台所に続く廊下には晴子が旅行バッグを持って立っていた。

『お母さん、どこか出かけるの?』

観鈴は晴子に声をかける。
晴子は観鈴をいつものようにへらへらと笑いながら見つめ答える。

『ウチ、これから温泉に行くんや』
『そうなんだ・・・』

観鈴は晴子の答えを聞いて悲しくなった。
晴子に甘えることは出来なくても、観鈴がひとりぼっちになることは今までなかった。
お互い生活の時間が合わないとはいえ、待っていればその日のうちに晴子は帰ってくる。
しかし、旅行に出かけるということは観鈴はその間はこの家に一人だけになってしまう。
観鈴は晴子が一緒に行こうと言ってくれないかと思ったがすぐに諦めた。

(私はいらない子だから・・・)
(お母さんの迷惑にならないようにいい子でいなきゃ・・・)

観鈴は作った笑顔で晴子に言う。

『いってらっしゃい。お母さん』

「ああ・・・行ってくるわ』
晴子はそう言うと玄関に歩いていく。
『観鈴』
晴子は背を向けたまま観鈴に話しかける。
『・・・いい子で留守番してるんやで』

『うん。いい子で留守番してる・・・』

『・・・おみやげ、買ってくるからな』
それだけ言い終わると晴子は家を出ていった。

観鈴は晴子が出ていったあともずっと廊下に立っていた。
観鈴の目が涙で滲む。
観鈴は泣くのを堪え、一人呟く。

『いい子で留守番するって約束したもん・・・』

『だから、泣いたら駄目っ』

『にはは。観鈴ちん、ふぁいとっ』

『私ひとりでも大丈夫だもん』

晴子が出かけてから数日後・・・。
夢を見たあとに観鈴は耐えがたい苦痛に襲われるようになった。
本来、あるはずのない痛み。

観鈴はただ、両手で自分の肩を抱き締め痛みが引くまで我慢するしかなかった。
誰も助けてはくれない。
誰も心配してはくれない。
観鈴はもう、学校に行くことさえ出来なくなっていた。
だが、観鈴には友人や教師から電話がかかってくることさえない・・・。

『うぅ・・・いた・・・いぃ・・・』

『助・・・けて・・・お母さ・・・ん・・・』

『助け・・・て・・・往人・・・さん・・・』

あまりの苦痛に閉じられた瞳から涙がこぼれ落ちた・・・。
341まごころを君に :2000/09/28(木) 21:51
観鈴が一日の大半を苦痛に耐えながら過ごすようになって、さらに数日が過ぎた。
『絵日記・・・書かないと・・・』
痛みから解放されたあと、観鈴は絵日記をつけて寝るだけの生活になっていた。
もう、ろくに食事さえも観鈴は取っていない。
『今日も楽しく過ごしました・・・っと』
観鈴は絵日記に自分のしたい事を書いていた。

今日はひとりで楽しく花火をした。

今日はひとりで海で遊んだ。

全部、嘘の日記。

観鈴は国崎が出ていき、晴子も出かけてひとりぼっちになってから一度も笑っていない。
そして、ひとりで遊ぶことさえも出来なくなっていた。

『にはは・・・嘘ばっかり書いてる・・・』
『嫌だな・・・楽しいこと、ひとつもしてないよ・・・』
観鈴の瞳が涙で滲む。
その時、不意に窓の外から子供達の声が聞こえた。

『お〜い!早くしないとお祭りおわっちゃうぞ〜!!』
『待ってよぉ〜!!』

観鈴は子供達の声を聞いて思い出す。
『そういえば今日はお祭りがあるんだっけ・・・』
観鈴はしばらく考え込むと呟いた。

『・・・お祭りに行こう』

『ひとりだけど・・・きっと・・・楽しいよ・・・』

『焼きそばやわたがしやりんごあめ、いっぱい食べて・・・』

『それで・・・今度は・・・恐竜を買おうっと』

『にはは。楽しみ』

『そうと決まったら早速行こ〜っと♪』
観鈴はシャワーを浴びて服に着替える。
部屋に戻り、恐竜の貯金箱を割って貯金を全部出すとそれをサイフにしまう。
そして家のカギを掛けて、夏祭りの会場である神社へと歩きだした。

しばらく歩いて、神社に辿り着くと普段と違い、神社の境内は大勢の家族連れやカップルでにぎわっていた。
観鈴はとりあえず、出店を見て回る。
『あ、すいませ〜ん。りんご飴ひとつくださ〜い!』
観鈴はりんご飴を買って食べながら歩き回る。
『にはは。おいしい』
『・・・楽しい・・・な・・・・』

やがて、ある程度歩いたところで観鈴は見覚えのある人物を見かけた。
その人物は少しだけ神尾家に泊まったことがあった。

『往人さ・・・』
観鈴は国崎の姿を見つけ、声を掛けようとした・・・が。

『あ・・・霧島さん・・・』
国崎は霧島佳乃と楽しそうに話していた。
佳乃は観鈴と違い友達が多く、観鈴はいつも佳乃を羨望の眼差しで見ていた。
『往人さん・・・あんなに楽しそう・・・』

国崎は目の前にいる愛しい少女を観鈴には一度も見せたことのない笑顔で見つめていた。
そんなふたりを見て観鈴は胸が痛んだ。
そして、心の底から佳乃を羨ましいと思った。

『邪魔しちゃ悪いよね・・・』
観鈴はそう呟くと背を向けて走りだした。

(なんて・・・惨めなんだろう)
(それに引き替え彼女は・・・)

観鈴はいつの間にか泣きながら走っていた。
そして、気がつくと国崎と初めてあった場所に来ていた。

(どうして・・・こんなに苦しいの?)
(往人さんが霧島さんと仲良くしてたから?)

『にはは・・・やきもち・・・なのかな、これ・・・』

『・・・うぅ・・・うわあぁぁぁぁぁぁぁん!!』
観鈴は赤く染まった海の前で堤防に持たれかかり泣きだした。

しばらく声を出して泣いたあと、観鈴は家に向かって歩きだした。
観鈴の瞳からはまだ、涙が流れていた・・・。

『はやく・・・帰ろ・・・』
342まごころを君に :2000/09/28(木) 21:52
観鈴が一日の大半を苦痛に耐えながら過ごすようになって、さらに数日が過ぎた。
『絵日記・・・書かないと・・・』
痛みから解放されたあと、観鈴は絵日記をつけて寝るだけの生活になっていた。
もう、ろくに食事さえも観鈴は取っていない。
『今日も楽しく過ごしました・・・っと』
観鈴は絵日記に自分のしたい事を書いていた。

今日はひとりで楽しく花火をした。

今日はひとりで海で遊んだ。

全部、嘘の日記。

観鈴は国崎が出ていき、晴子も出かけてひとりぼっちになってから一度も笑っていない。
そして、ひとりで遊ぶことさえも出来なくなっていた。

『にはは・・・嘘ばっかり書いてる・・・』
『嫌だな・・・楽しいこと、ひとつもしてないよ・・・』
観鈴の瞳が涙で滲む。
その時、不意に窓の外から子供達の声が聞こえた。

『お〜い!早くしないとお祭りおわっちゃうぞ〜!!』
『待ってよぉ〜!!』

観鈴は子供達の声を聞いて思い出す。
『そういえば今日はお祭りがあるんだっけ・・・』
観鈴はしばらく考え込むと呟いた。

『・・・お祭りに行こう』

『ひとりだけど・・・きっと・・・楽しいよ・・・』

『焼きそばやわたがしやりんごあめ、いっぱい食べて・・・』

『それで・・・今度は・・・恐竜を買おうっと』

『にはは。楽しみ』

『そうと決まったら早速行こ〜っと♪』
観鈴はシャワーを浴びて服に着替える。
部屋に戻り、恐竜の貯金箱を割って貯金を全部出すとそれをサイフにしまう。
そして家のカギを掛けて、夏祭りの会場である神社へと歩きだした。

しばらく歩いて、神社に辿り着くと普段と違い、神社の境内は大勢の家族連れやカップルでにぎわっていた。
観鈴はとりあえず、出店を見て回る。
『あ、すいませ〜ん。りんご飴ひとつくださ〜い!』
観鈴はりんご飴を買って食べながら歩き回る。
『にはは。おいしい』
『・・・楽しい・・・な・・・・』

やがて、ある程度歩いたところで観鈴は見覚えのある人物を見かけた。
その人物は少しだけ神尾家に泊まったことがあった。

『往人さ・・・』
観鈴は国崎の姿を見つけ、声を掛けようとした・・・が。

『あ・・・霧島さん・・・』
国崎は霧島佳乃と楽しそうに話していた。
佳乃は観鈴と違い友達が多く、観鈴はいつも佳乃を羨望の眼差しで見ていた。
『往人さん・・・あんなに楽しそう・・・』

国崎は目の前にいる愛しい少女を観鈴には一度も見せたことのない笑顔で見つめていた。
そんなふたりを見て観鈴は胸が痛んだ。
そして、心の底から佳乃を羨ましいと思った。

『邪魔しちゃ悪いよね・・・』
観鈴はそう呟くと背を向けて走りだした。

(なんて・・・惨めなんだろう)
(それに引き替え彼女は・・・)

観鈴はいつの間にか泣きながら走っていた。
そして、気がつくと国崎と初めてあった場所に来ていた。

(どうして・・・こんなに苦しいの?)
(往人さんが霧島さんと仲良くしてたから?)

『にはは・・・やきもち・・・なのかな、これ・・・』

『・・・うぅ・・・うわあぁぁぁぁぁぁぁん!!』
観鈴は赤く染まった海の前で堤防に持たれかかり泣きだした。

しばらく声を出して泣いたあと、観鈴は家に向かって歩きだした。
観鈴の瞳からはまだ、涙が流れていた・・・。

『はやく・・・帰ろ・・・』
343まごころを君に :2000/09/28(木) 22:02
うぐぅ、2度カキコになってる・・・。
341の訂正
誤 観鈴はシャワーを浴びて服に着替える。
正 観鈴はシャワーを浴びてから、外出着に着替えた。

このあとは観鈴は輪姦されます!!

観鈴を犯す悪党の候補
クラスの不良か不良集団スマックスのどっちか。
誰もスマックスなんて知らないだろうな・・・。

やって欲しいプレイ受け付け中♪

                        つづく
344名無しさんだよもん :2000/09/29(金) 12:57
>343
 道具はちょっとイヤだが、薬はOK。
 でも重要なのは感じることでしょ………て昼間から書く内容じゃねえな。
 とにかく頑張ってくれ。
345名無しさんだよもん :2000/09/29(金) 13:51
>343
 俺はネチネチしたのを希望〜〜♪

 ネチッこくいきましょうよ!
346名無しさんだよもん :2000/09/29(金) 18:08
何でもいいが、観鈴が死ぬのは勘弁して。
それ以外は何やっても良し。
他のヒロインを巻き込めばなお良し(笑)。
佳乃の幸せをぶち壊すのも、聖を堕とすのもいいね。

以上、343さんへのリクエストです。
347名無しさんだよもん :2000/09/30(土) 14:06
age
348名無しさん@1周年 :2000/09/30(土) 14:15
おお、続きが…。
(ラッキー)

とりあえず343さんへのリクエスト。
いやらしく、かつ、ねちっこ〜〜くやって下さい。
後、いきなり感じ始めてもつまらないので
感じ始めるまでじっくりとやって下さい。

とりあえず希望はそんなところです。
それでは頑張って下さ〜〜い。
349名無しさんだよもん :2000/09/30(土) 23:38
>クラスの不良か不良集団スマックスのどっちか

リアリティなさすぎ。
この場合まこけ帰りのマコピコックス達に廻される、
ってのがセオリーだろ
350名無しさんだよもん :2000/09/30(土) 23:40
>クラスの不良か不良集団スマックスのどっちか

リアリティなさすぎ。
この場合まこけ帰りのマコピコックス達に廻される、
ってのがセオリーだろ
351名無しより愛をこめて :2000/10/01(日) 10:57
>>350
どういうセオリーだ。
352某マコピコックス :2000/10/01(日) 11:22
>>350
その案成就の暁には、観鈴ちんの処女膜を破る役目、ぜひとも私に!
353マコピコLv01 :2000/10/01(日) 13:54
>>350
観鈴などに興味なし。裸で放り出されていようが捨て置きます。
354まごころを君に :2000/10/01(日) 18:30
とりあえずリクエスト受け付け終了です。
355名無しさんだよもん :2000/10/02(月) 08:06
期待あげ
356名無しさんだよもん :2000/10/03(火) 16:38
埋もれあげ
357名無しさんだよもん :2000/10/04(水) 23:35
下がりすぎだ
あげとこう
358名無しさんだよもん :2000/10/04(水) 23:45
中身の無いスレになってきたな。
359名無しさん@睡眠不足 :2000/10/05(木) 18:17
つーか続きはまだかよ。
360名無しさんだよもん :2000/10/06(金) 18:07
期待age。
361名無しさんだよもん :2000/10/06(金) 18:19
>>342
面白いね。エロでなくてもイイよ。つづききぼんじゅーる。
362名無しさんだよもん :2000/10/06(金) 22:42
どうしちゃったのかな?
書き逃げは許さないぞアゲ。
363名無しさんだよもん :2000/10/06(金) 22:44
あんまり無理じいするなよ。
364名無しさんだよもん :2000/10/06(金) 23:00
プレッシャーに耐えかねたのだろうか…?
気楽にやってくれればいいのに。
365まごころを君に :2000/10/07(土) 21:29
書き込みエラーばかりで書けないので続きは少し待って。
366秋子さん小説開始!予定 宣伝だけです…(割腹) :2000/10/07(土) 22:55
  名雪は私が守ります
  あの子は……
   大切な………
  私の……だから

今秋掲載予定。

作 みーしゃこ
367秋子さん小説開始!予定 宣伝だけです…(割腹) :2000/10/07(土) 22:56
  名雪は私が守ります
  あの子は……
   大切な………
  私の……だから

今秋掲載予定。

作 みーしゃこ
368みーしゃこ :2000/10/07(土) 22:57
二重カキコ、ゴメン…ううっ
369名無しさん@1周年 :2000/10/07(土) 23:01
>>365
期待してます。
370名無しさん@睡眠不足 :2000/10/07(土) 23:36
>>365
がんばってください
371名無しさんだよもん :2000/10/07(土) 23:43
#03

「うぐぅ、いたいよ−」
「どうした、盗人。せ○りなのか?」
「うぐぅ、ボクはまだお子様だよ」
「・・・って血が出てるぞ」
「うん、鯛焼き飽きたからたこ焼き食べたくなって」
「それで?」
「お金を払おうとしたら財布が無くって」
「・・・逃げたんだな」
「たこ焼き屋の親父はひどいよ。武器を使うんだもん」
「ま、まさか・・」
「うん、千枚通しで刺されちゃった」

・・・・・・合掌。
372あぼーん:あぼーん
あぼーん
373>>372 :2000/10/08(日) 23:52
―――――――――――――――――――――――
ウグゥ、死体ト遣ッテルョ〜!
__  ____________________
    .|/   ‖      ‖ ____    
        ‖      ‖ | ON AIR.|
   ∧ ∧ θ     ‖  ̄ ̄ ̄ ̄
   (@`@`゚Д゚)__ /[] ̄ ̄θΛ_Λ
  ||(.  つ_/    //(´∀` )/|
  ┗┳ /      ̄/⊂    ||_/
    ┻| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|  (  ━┳┛
      |_____| /ヽ」┘┻
____________|\_____________

グロスギルノデ削除要請シマス

――――――――――――――――――――――――――――
374>>372 :2000/10/09(月) 01:17
         ∧_∧    / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
        (´∀` )  < グロやめようよ・・・
        (    )@`@`@`@`@`  \____________
     / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄/|
    ∧ ∧     / /|
  /_(  @`@`)__/ / ┌─────────
 || ̄/  | ̄ ̄||/  < つーかこのスレで出すな
 ||@` (___/   ||    └─────────
  /
375グロイゾ >372 :2000/10/09(月) 10:52

                 /_________ヽ  | ΛΛマジ?
                 ガラッ!!||    三 || ̄ ̄ ̄ ||   |(;゚Д゚)
                     || エーッ!三||    / ||    |'と |⌒)
    ΛΛナニッ!?          || ΛΛΞ||  // ||   || | ノ
   (;゚Д゚)ミ            || (;゚Д゚) ||//   ||    |ι ' ~
⊆ ̄ιノυ            ||ι   ⊃||/     ||   |
 ̄ ̄| ̄ ̄| ̄|           || | | ||___ ||    |
 ̄| ̄ ̄| ̄ ̄|ΛΛホントカヨ… | ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|   ____
 ̄ ̄| ̄ ̄| ̄|;゚Д゚)        ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄  /\____
 ̄| ̄ ̄| ̄ ̄| /U   ズボッ!ΛΛウッソーン!?     /ΛΛ\___
 ̄ ̄| ̄ ̄| ̄| |      || (;゚Д゚) ||            |(;゚Д゚) |  ̄ ̄
 ̄| ̄ ̄| ̄ ̄|∪       ||ヾ||@`@`'||       п。。。|゚ι、| |オイオイ…!
376AA馬鹿 :2000/10/09(月) 10:53
          丿  /
   〜へ/(´曲`)ヽノ
    (曲`ヾ(´曲`》)   / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
  /(曲`ヾ(´曲`ヾソ´曲)<食うぞゴルァ
    ヽ(´曲`ゞ(´曲`)  \_____
    ノヽ彡´曲`)ミノ
        ||
        ´


377名無しさんだよもん :2000/10/09(月) 11:37
>376

コレは何?これだけなんだかわからん
378名無しアアン :2000/10/09(月) 11:43
真・女神転生〜モナー戦争〜(Vol.2)で登場した悪霊 レギオンッテナーだ。
http://piza.2ch.net/test/read.cgi?bbs=mona&key=970779019&ls=50
379>372 :2000/10/09(月) 15:51
gotisousamadesita~
380名無しさん@睡眠不足 :2000/10/09(月) 16:46
>>379
喜ぶなよ・・・
381名無しさん@睡眠不足 :2000/10/10(火) 00:47
それにしても>>342の続きはまだだろうか。
低俗な荒らし(372とかな)も出てきてるし、
そろそろ続きが出てくれないとな・・・
382名無しさんだよもん :2000/10/11(水) 13:01
いやマジでそろそろ続きを>342さん。
383続きはまだかい? :2000/10/12(木) 12:58
埋もれage。
384名無しさんだよもんぬ :2000/10/12(木) 17:58
どういった経緯だったか…。

佐祐理と舞のふたりが、いつものように話をしているときに、エッチな話題になった。
佐祐理は人並みていどに興味はあったものの、舞は疎く、こういう話題になるのはまれだ。

佐祐理「舞も、エッチしたことないよね?」
舞「エッチ?」
佐祐理「…うん。男の人とのエッチ…」
舞「ある」
佐祐理「そうだよね、舞もないよね。…って、えっ!?」
舞「……?」
佐祐理「舞、エッチしたこと、あるの…?」
舞「…ある」

佐祐理(舞はてっきり、こういうのにまったく疎いと思っていたのに)
佐祐理は、ショックを隠せない。

そして、脳裏をよぎる、ひとりの男の姿。

佐祐理「…もしかして、祐一さん?」
舞「うん」

こともなげに頷く舞に、またも衝撃を受ける。

佐祐理「そっか。そうなんだ…。あはは…」
佐祐理(…この、胸の痛みはなんだろう?)
佐祐理(ふたりに置いていかれたというショックなのかな)
佐祐理(それとも、祐一さんを舞に…)

舞「佐祐理も…」
佐祐理「…え?」
舞「佐祐理も、やってもらう?」

………。
……。
…。
385名無しさんだよもんぬ :2000/10/12(木) 17:59
(…どうして、こんなことになっちゃったんだろう…)

私は、自分の身に起きていることをにわかに信じられなかった。

祐一「佐祐理さん、そろそろ…」
佐祐理「えっ、なんですか?」
祐一「そろそろ挿れるから、腰、あげて」
佐祐理「は、はいっ」

祐一さんに言われるままに、心持ち腰を上げる。

祐一「いくよ…」
佐祐理「は、はい。お願い…します…」

ず…ずず…。

佐祐理「あっ…!?」

自分の中に異物が入ってくる感触に、思わず声を漏らしてしまった。
祐一さんのソレが入ってくるにつれ、自分の中が押し広げられていく。

佐祐理「…い、いつっ…いたっ…」

痛みを与えてくる祐一さんを、両手で押しのけようとする。
けれど、その手を祐一さんにつかまれ、万歳をするような格好で押さえつけられてしまった。

佐祐理「も、もう、全部入りました?」
祐一「まだだよ」
佐祐理「そんな…」

私の上にのしかかるようにしている祐一さんが、苦笑いを見せた。
ついで、侵入を止めていた祐一さんのソレが、ぐいっと押し込まれてきた。

佐祐理「…ひっ…ぐっ…!!」

抵抗していたなにかが、とうとう突き破られた。
…私は、自分が処女で無くなったのだとわかった。
386名無しさんだよもんぬ :2000/10/12(木) 18:00
ずず…ず…ず…。

侵入が止まり、私のお尻のところに、祐一さんの太股が当たるのを感じた。

祐一「佐祐理さん、ぜんぶ、入ったよ…」
佐祐理「…は、はい…」

祐一さんに返した言葉は、涙声になっていた。

祐一「痛かったろ? ごめんな。俺、あんま経験ないんだよ」
佐祐理「大丈夫…です。佐祐理が望んだこと、ですから…」

祐一さんが、本当に申し訳なさそうな顔をしているので、私はつっかえつっかえ、言葉を紡ぐ。

佐祐理「佐祐理は平気…ですから。祐一さん…続きを、どうぞ…」
祐一「さ、佐祐理さん」

私の言葉に、祐一さんが嬉しそうに微笑んでくれた。
ついで、私の中に入っていた祐一さんのソレが、なんだか少し大きくなったような気がする。

これ以上、大きくなるのでしょうか?
私のは、壊れてしまわないでしょうか…?

祐一さんのソレが出入りする度に、私の中に痛みが刻まれていく。
祐一さんに大丈夫とは言ったものの、そんな痛みに慣れるわけがなかった。

悲鳴をあげないように、顔を逸らし、シーツを噛みしめる。

佐祐理「……っ! ……っ!」

私はきっと、痛みに堪えようと、物凄い表情をしているかもしれない。
だって、こんなに痛いだなんて…。

祐一さん…。
いまの佐祐理は、佐祐理であって佐祐理でないんです。
だから、嫌いにならないでくださいね…?

佐祐理「……んんっ! ……んぅっ!」
祐一「ごめんな。佐祐理さん、もう少し…だから…」
387名無しさんだよもんぬ :2000/10/12(木) 18:00
ギシギシ…。
ベッドの軋む音。

私の上に乗っている祐一さん。

ああ…私は…。

佐祐理はいま、犯されているんですね。

祐一さんに…。
男の人に、犯されています。

そんな風に思うと、不思議と、熱い疼きが生まれた。

祐一「ああっ、さ、佐祐理…さんっ…!!」

祐一さんが呻いたかと思ったら、激しい動きが止んだ。
私の上に倒れてきて、なにかが…私の中でほとばしった。

熱いなにか。
すぐに、それが祐一さんのものなのだと、私にもわかった。

びくり…びくり…と、祐一さんのものが震えたかと思うと。
ふいに、小さくなっていく。

終わったんだな…と、初めての私にも理解できた。

祐一「佐祐理さん…」

はぁはぁ…と、荒い息をしていた祐一さんが…。
私の頭をそっと抱えて、優しくキスしてくれた。

そうして、祐一さんは私に微笑みかけてくれる。

でも私は…。
祐一さんに、こんな風に優しくされるような女ではないのだ。

こんなことをするほど、私は祐一さんを愛していなかった。
祐一さんにお願いしたものの、その言葉ほどに、私の心は込められていなかった。

ただ…。
舞と、祐一さんに置いていかれたくないという一心で。

そんな暗い気持ちで、祐一さんに抱いてもらったんだ。

ごめんなさい。
ごめんなさい、祐一さん。

佐祐理は…悪い子です。
388名無しさんだよもんぬ :2000/10/12(木) 18:02
話的に無理があるんで、自分のHPじゃとてもじゃないが恥ずかしくて発表できません。

せっかくだから、ここに書いておくぜー。
389名無しさん@睡眠不足 :2000/10/12(木) 18:04
あ、新しいのが・・・
390名無しさん@睡眠不足 :2000/10/12(木) 18:07
なかなかよsage
他の話もきぼーん(>>342もね)
391続きはまだかい? :2000/10/12(木) 18:23
>>342さんはまだかな。
佐祐理モノもなかなかだけど。
392名無しさん@1周年 :2000/10/12(木) 19:36
秋子さん陵辱キボーン。
つー訳で366も遠慮しないで書き込んでくれ。
393名無しさん@睡眠不足 :2000/10/13(金) 22:56
たまには・・・あげよう
みなさんどんどん書いてくれ(w
俺も考えるかな・・・
394名無しさんだよもん :2000/10/13(金) 22:58
そういや「OVA」さんは最近見ないけどどうしたのかな?
あの人が鬼畜SSのリーダー格だったのに。
395名無しさん@睡眠不足 :2000/10/14(土) 00:04
>>394
確かに気になるな。
どうしたんだろ?
396名無しさんだよもん :2000/10/14(土) 15:49
>>342 のってOVAさんじゃないの?
俺はそう思ってたけど…
397まごころを君に :2000/10/14(土) 20:49
観鈴は涙を流しながら家への帰路を歩く。
『う!? 痛っ・・・』
不意に観鈴の体に耐えがたい苦痛が走り始めた。
『あ・・・ぐ・・・』
あまりの痛みに観鈴はその場に崩れ落ちた。

『あ・・・ぐ・・・助・・・け・・・て・・・』

だが、観鈴を助けてくれる者は現れない。
もともと人の少ない田舎町の上、今日は夏祭りのため、住人の大半が神社へ出かけていたから。
そのまま観鈴は気を失ってしまった。

『う、うぅ・・・』
『気がついた?』
観鈴が目を覚ますと目の前に小太りの男が立っていた。
脂ぎった吹き出物だらけの顔をしてて眼鏡をかけている。

『・・・ここは?』
観鈴は寝かされているベッドの上から自分の周りを見渡してみる。
部屋中にゲームやアニメの女の子の人形やポスターが飾られている。

『外に倒れてたからここに運んできたんだな』
男は観鈴にそう言った。

『あなたが助けてくれたの?』
『そうなんだな』
『・・・ありがとう』

観鈴は礼を言うと男は観鈴にいきなり襲いかかってきた。
『礼なら体で払ってもらうんだな!!』
『え!?』
『僕さあ、君みたいな白痴とやってみたかったんだ!!』
男は脂ぎった手で観鈴の服をはぎ取ろうとする。

『いやあぁぁっ!!やめてぇっ!!』
観鈴は突然の事に大声をあげる。
『うるさいんだな!!』
パチィィン!
男は観鈴の頬を平手で殴りつけた。
『ひいっ!!』
観鈴の顔が痛みに歪む。

『君を学校で知った時から狙ってたんだな』
そう言うと男は汚らわしい唇で観鈴の唇を塞ぐ。
『!? ん〜っ!! んぐ〜っ!!』
観鈴は暴れるが男の体は重く、観鈴の力ではどうする事も出来ない。

『おいおい。 ずいぶん楽しそうじゃねぇか』
不意に声をかけられ男は慌てて観鈴から顔を離して振り返る。

『に、にいちゃん・・・』
小太りの男は部屋の中に入ってきた男達に驚いていた。
兄と呼ばれた男は小太りの男と違いそこらのチンピラのような男であった。
その後ろには5人ほど似たような格好の男達がにやにや笑っていた。

『引き篭りのテメェがなにやってんだ?あ〜ん?』
『べ、別になんだっていいだ!?ぐふっ!!』
小太りの男は自分の兄にいきなり殴られ気絶する。

『テメェはいつもみたいにオナニーしてろよ・・・』
『真琴〜、真琴〜ってな・・・』

『さあて、俺達にたっぷりと奉仕してもらおうか・・・』
男はそう言うと観鈴をベッドから引きずり下ろす。
観鈴は下着姿で床の上に座らされる。

『とりあえず、俺様のモノをくわえろ』
そう言ってズボンを脱ぐとモノを取り出し観鈴の目の前に差し出す。

『い、いや・・・』
どごっ。
『ぐふっ!!』
いきなり観鈴は腹を殴られる。
『聞こえんなあ・・・。 また痛い思いしたくねぇだろ?』
そう言って男は観鈴に囁く。
『う・・・うぅ・・・』
観鈴は涙を流しながら男のモノに舌を当てた・・・。

                          つづく

*Hシーンはただのサービスシーンです。
Hシーンは読んでも読まなくても全体のストーリーはあまり変わりません。
佳乃の幸せもぶちこわします。美凪&みちるも惨殺します。
ど不幸指定作品ですから(w
398名無しさんだよもん :2000/10/14(土) 23:09
>>397
kagamiさんですか?
399名無しさん@睡眠不足 :2000/10/15(日) 03:03
おお、続きですね。
美凪もきぼーん(w
でも惨殺はというと・・・まいいか
400名無しさんだよもん :2000/10/16(月) 00:14
まさか >>342が、kagamiさんだったとは・・・。
なんか納得。
401続きはまだかい?
埋もれage。