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マンセー名無しさん :
2009/03/25(水) 20:03:17 ID:oJaWGE24
日韓が永住外国人の選挙権で協議
日韓両政府は24日、在日韓国人の法的地位や待遇に関する局長級の協議を都内で行い、
韓国側が強く要望している永住外国人への地方選挙権付与問題など懸案について意見交換した。
日本から外務省の斎木昭隆アジア大洋州局長、韓国から外交通商省の趙泰永東北アジア局長らが出席。
今回が17回目。
斎木氏は在日韓国人について「日本人と同じ社会で生活している」と指摘。
その上で「対応可能な問題にエネルギーを注ぎながら議論を深めたい」との認識を示した。
趙氏は「特別永住することになった歴史的経緯があり、ここで生まれ、
これからも生活する人々の不便が解消されることが会議の目的だ」と訴えた。
協議の中で日本側は、在日韓国人を地方公務員や公立学校教員に採用する取り組みを進めている
状況などを説明したとみられる。(共同)
[2009年3月24日16時59分]
http://www.nikkansports.com/general/news/f-gn-tp3-20090324-474882.html
韓国敗戦に市民ため息、報道は冷静
「北京五輪の金メダルに続き、韓国の実力を世界に見せつけた」。
第2回ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)決勝で日本に負けた韓国では、
試合が終わった瞬間、テレビ観戦の市民から残念そうなため息が漏れたものの、
すぐに「偉大な挑戦だった」と韓国の選手らに拍手と称賛を送った。
韓国メディアも冷静な報道ぶりで、日本への批判的な論調はほぼないようだ。
SBSテレビは、3年前の大会時に韓国を刺激する発言をしたイチローが「韓国は強い、と認めた」
と韓国の評価が上がったことを強調し「世紀の戦いは始まったばかりだ」と報じた。
ソウル市内の球場には約1万5000人が集まり、大型スクリーンの映像を見ながら応援。
韓国メディアによると、男性会社員(37)は「国民に大きな感動を与えた。次回は優勝も期待できる」
と満足そうだった。
大統領府によると、李明博大統領も閣議後にテレビ観戦。「国民らが得た自信感は優勝より
大きな価値がある」との祝電を現地に送り、金寅植監督に電話して労をねぎらった。
韓国民の間に日本への激しいライバル心はあるが、イチローが試合を決める2点適時打を放った
ことについて「日本の選手ながら、よくやった」(KBSテレビ)と素直にたたえる声が多い。
聯合ニュースによると、視聴率はキー局3局の合計で32・2%となり、今大会で最高。
全国の刑務所の受刑者もテレビで応援した。
[2009年3月24日22時17分]
http://www.nikkansports.com/baseball/wbc/2009/news/f-bb-tp0-20090324-474925.html
【WBC連覇】韓国では休暇を取った会社員も 国全体が熱狂
2009.3.24 17:20
【ソウル=水沼啓子】第2回ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)の日韓による決勝戦が
米ロサンゼルスで行われた24日、ソウル市南部の蚕室野球場には平日にもかかわらず約8000人の
市民が集まり、テレビ中継を観戦しながら、熱狂的な応援を繰り広げた。
蚕室野球場を本拠地とする韓国プロ野球チーム「LGツインズ」と「斗山ベアーズ」がこの日、
日韓戦の応援会場として無料開放。応援グッズの棒風船も入場者全員に配布された。
韓国の代表チームカラー、ブルーの棒風船が会場を埋め、球場が青一色になる中、
両チームのチアリーダーらも参加して応援を盛り上げていた。
球場には学生らのほか背広姿のサラリーマンもちらほら。中には応援のため休暇を取ってきたという
男性会社員もいた。
昼休みに応援に駆けつけたというソウル市の会社員、金韓龍さん(42)は「この『世紀の一戦』
がどうしても気になってきた。世界一を目指して日韓が戦うこと自体がすばらしい」と評価した。
球場に友人と来たというソウル市の女子大学生(23)は「もう少しで世界一になれたのに残念。
日本に負けて悲しいけれど、いいプレーを見せてくれたのでよかった。もちろん今度は絶対日本に勝ちたい」
と選手らの健闘をたたえた。
一方、韓国メディアによると、ソウル市内の与党、ハンナラ党の党本部でも国会議員らが政局をよそに
テレビ中継を観戦。韓国仏教最大宗派の総本山「曹渓寺」でも僧侶や信徒たちがテレビの前で応援した。
また、職場や学校でも上司や教師らの目を盗んで、パソコンや携帯電話などを使って、
こっそりと観戦していたファンも多かったという。
http://sankei.jp.msn.com/world/korea/090324/kor0903241723004-n1.htm http://sankei.jp.msn.com/world/korea/090324/kor0903241723004-n2.htm
曽我さん長女が保育士目指し4月から研修
2009.3.24 19:45
北朝鮮による拉致被害者、曽我ひとみさん(49)=新潟県佐渡市=の長女、美花さん(25)が
保育士をめざして4月から佐渡市内の私立保育園で研修することになり、曽我さんが24日、
コメントを発表した。
美花さんは平成16年に北朝鮮から帰国後、新潟市内の専門学校で3年間、幼児保育を学び、
今月卒業した。拉致被害者を対象にしたハローワークの再就職支援制度を活用して、
保育園で半年程度の研修を受け、正式採用をめざす。
曽我さんは「本人は帰国してから4年半、一貫して保育士への夢を持ち続けてきたが、就職するには
まだまだ越えなければならない課題も多くある。一日でも早く職場、仕事に慣れてほしい」
と社会に巣立つ娘を気遣っていた。
次女のブリンダさん(23)は新潟市内の専門学校を卒業後、昨年10月から佐渡市内の酒造会社で
研修を受けている。
http://sankei.jp.msn.com/world/korea/090324/kor0903241945005-n1.htm
北朝鮮、制裁決議なら「6カ国協議の意義なし」
2009.3.24 21:23
北朝鮮の外務省報道官は24日、「試験用通信衛星」打ち上げに対し、
日米韓などが国連安全保障理事会で制裁決議など「敵対行為」を行えば
「6カ国協議がもはや存在する意義がなくなる」とする談話を発表した。朝鮮中央通信が伝えた。
日米韓などが長距離弾道ミサイル「テポドン2号」の発射として警戒、
非難している「衛星」打ち上げ計画について、北朝鮮外務省が公式に立場表明したのは初めて。
打ち上げを前に国連安保理での制裁論議をまとめようとしている日米韓の動向をけん制する狙いと
みられる。(共同)
http://sankei.jp.msn.com/world/korea/090324/kor0903242124006-n1.htm
北ミサイルで日米韓首席代表が27日に協議へ
2009.3.24 23:29
【ワシントン=有元隆志】北朝鮮が人工衛星の打ち上げと称し、長距離弾道ミサイル「テポドン2号」
の発射準備を進めていることを受けて、北朝鮮の核問題をめぐる6カ国協議の日本、米国、
韓国の首席代表が27日、ワシントンで3カ国会合を開き、対応を協議することになった。
6カ国協議筋が23日明らかにした。会合では新たな安保理制裁決議案などを話し合うとみられる。
オバマ政権下で日米韓の首席代表会合が開かれるのは初めて。斎木昭隆外務省アジア大洋州局長、
ソン・キム米6カ国協議担当特使、魏聖洛・韓国外交通商省朝鮮半島平和交渉本部長が出席する。
北朝鮮が4月4日から8日の間に「人工衛星」を打ち上げる前に3カ国が集まることで結束を示すと
ともに、発射後の対応で足並みをそろえるのが狙いとみられる。
http://sankei.jp.msn.com/world/korea/090324/kor0903242330007-n1.htm
【正論】初代内閣安全保障室長・佐々淳行 日米正念場の北ミサイル対応 2009.3.25 02:24 ≪無法“砲艦外交”許すな≫ 北朝鮮は4月4日から8日までの間に、「平和目的の人工衛星打ち上げ」と偽って、 大陸間弾道ミサイル「テポドン2号」を発射する公算大である。そして無法にも 「(日米が)迎撃すれば戦争。報復的軍事攻撃を行う」と軍事的恫喝(どうかつ)を加えてきた。 国際社会に対する許し難い挑戦であり、こんな北朝鮮の“砲艦外交”に屈したら、それは日本の恥である。 麻生太郎総理は、発射中止を強く申し入れるとともに、毅然(きぜん)として、 日本上空飛来の場合は、これを迎撃すると表明した。筆者は、この姿勢を全面的に支持する。 だが官邸やマスコミでは、「もし本当に人工衛星だったら」とか「撃破すると危険物が日本に落下する」、 あるいは「日本を飛び越してアメリカに向かうようであれば、撃墜することは集団的自衛権の行使につながる」 といった、昔からの事なかれ主義の議論もきかれる。ミサイルの性能もよくわからないのに、 「撃っても当たらない」という、初めからギブアップの敗北主義も横行している。 なるほど、要地防空の、射程20〜30キロの航空自衛隊のパトリオットIII型は届かないかもしれない。 海上自衛隊のイージス艦のスタンダード・ミサイルも、まだ2隻しか搭載されていない。 ハワイ沖での実弾発射訓練でも、「こんごう」は標的にヒットしたが、「ちょうかい」は失敗した。 命中率は50%である。射程も百数十キロだから、迎撃に失敗する恐れもたしかにある。
>12 ≪総理は事前に迎撃命令を≫ しかし、日本のイージス艦の弾道ミサイル発射探知、軌道追尾の能力は世界一である。 1998年8月31日、北朝鮮が無警告でテポドン1号を発射し、三沢上空で日本列島を飛び越し、 アラスカ沖まで飛んだとき、米海軍はこれを捕捉できなかった。同月14日から夏休みを返上で緊急出動し、 日本海上で忍耐強く約2週間、警戒配備に当たったイージス艦「みょうこう」のみがただ1隻、 ミサイル発射の火の玉を捕捉した。それを追跡し、推力、射角をコンピューターで解析し、 それが北のいうような人工衛星でなく、大陸間弾道弾であることを証明した。 今度は「撃墜」することだ。地球の引力に抗して垂直上昇する人工衛星ロケットの推力は、 引力で放物線を描く大陸間弾道弾のそれとは比較にならないほど大きいといわれる。 だが、その識別は難しい。「みょうこう」は、その至難の業を成し遂げたのだ。 米海軍は海自のこの貢献を高く評価し、賛辞とともに「ミヨコによろしく」といってきた。 いうまでもなくそれは「みょうこう」のことだった。麻生総理の決意表明は高く評価するが、 自衛隊法第82条の2による「ミサイル迎撃」は総理の権限である。だが、撃墜許可の総理=防衛大臣 命令が現場のイージス艦長に届くまでに、海幕長↓護衛艦隊司令官↓群司令と、指揮命令系統を経たの では絶対に迎撃に間に合わない。テポドンは、発射後7分で日本上空に達するとみられる。 垂直上昇を続ける人工衛星ロケットなのか、太平洋、アメリカに向かうミサイルなのかの判断は、 時間どころか分秒を争う問題だ。従って、麻生総理は「ミサイルの場合は躊躇(ちゅうちょ)なく迎撃し、 撃墜せよ。集団的自衛権云々(うんぬん)は論ずべからず、全責任は総理である私がとる」と、 自衛隊法第82条の2第3項の「事前の権限委譲」に則(のっと)り、あらかじめ撃墜許可命令を 下令しておかないといけない。さもないと超音速のテポドンの迎撃は不可能である。
>13
≪米国民の感情悪化避けよ≫
また、日本上空における迎撃は、まさに日米安保条約の試金石であり、日本の正念場である。
1998年の場合には日本に迎撃能力が全くなかったから許されたが、今回は違う。
もしも集団的自衛権の行使を躊躇するなど、テポドンが日本上空を通過してアメリカに向かうのを
見送ったならば、オバマ新政権下のアメリカ国民の対日感情は一挙に悪化するだろう。
危機管理では「大空振りの三振」は許されるが、「見逃しの三振」は許されないのだ。
また、日本国民の間にたまりにたまった政府の弱腰外交に対するフラストレーションの爆発も懸念される。
永田町・霞が関ではいま田母神俊雄元空幕長の人気が急上昇している事実を直視せねばならない。
田母神氏も、それこそ制服の本分である「ミサイル迎撃」にこそ職を賭すべきであったと惜しまれる。
いまやまさに、日米安保条約の相互信頼性が問われている。ヒラリー米国務長官はオバマ政権発足後、
真っ先に訪日し、14分14秒だったといわれる演説の中で「日本」を6回、「日米関係の重要性」を
23回繰り返した。これがリップサービスだったのか否か、北朝鮮のテポドン発射で日本を本気で守って
くれるのかどうか。
日本海に展開している「レイクエリー」以下3隻の米イージス艦の対応も注目される。
米国側の心底を確かめる好機でもある。(さっさ あつゆき)
http://sankei.jp.msn.com/world/korea/090325/kor0903250225001-n1.htm
スウェーデン通じ面会要求 米、記者拘束で北朝鮮に
2009.3.25 07:52
【ワシントン=有元隆志】ウッド米国務省副報道官(報道官代行)は24日の記者会見で、
米国人女性記者2人が中国と北朝鮮の国境で北朝鮮当局に拘束された問題について、
米国の利益代表を務める平壌のスウェーデン大使館を通じ、記者2人との面会を北朝鮮側に求めている
ことを明らかにした。北朝鮮からは「2人の身柄を丁重に扱っていると連絡を受けた」という。
2人が北朝鮮当局からスパイ容疑で取り調べを受けているとの韓国メディアの報道に関しては、
「容疑がかかっていることは承知している」と述べるにとどまった。
一方、北朝鮮が「人工衛星」と主張する長距離弾道ミサイル発射に対し、
国連安保理で制裁決議案が採択された場合、「(核問題をめぐる)6カ国協議は存在意義がなくなる」
との声明を出したことに関しては、「われわれはどのようなミサイル発射であっても挑発行為とみる。
北朝鮮は朝鮮半島の非核化に集中するべきだ」と語った。
http://sankei.jp.msn.com/world/korea/090325/kor0903250754002-n1.htm
【WBC連覇】韓国ベンチはイチロー敬遠を指示 金監督が中央日報に語る
2009.3.24 17:46
WBCの日本優勝を受けて中央日報(電子・日本語版)は「イチローを歩かせなかったのが敗因」
とする韓国チームの金寅植(キム・インシク)監督のインタビューを掲載した。
同電子版によると、金監督は同点で迎えた延長十回表二死二、三塁の場面で、イチロー選手と勝負した
ことについて、林昌勇(イム・チャンヨン)投手と姜●(=王へんに民)鎬(カン・ミンホ)捕手の
バッテリーについて「 ベンチからサインが出て、それを捕手が理解した。 そして捕手が投手にサインを
送ったが、安打を浴びた」と説明。ベンチはイチローとの勝負を避けるよう指示していたことを明らかにした。
金監督はさらに、「悔やまれるのは、はっきりと敬遠のサインを送っておくべきだったということだ。
捕手が変わり、若い捕手が作戦のサインを投手と十分に疎通できなかった可能性もある。
(中略)それが悔やまれる」とベンチとの意思疎通がうまくいかなかったことが敗因と分析した。
http://sankei.jp.msn.com/sports/mlb/090324/mlb0903241747041-n1.htm
北朝鮮:「衛星発射」通告 制裁なら「6カ国」不参加?
【ソウル西脇真一】北朝鮮の外務省報道官は24日、「人工衛星」打ち上げ計画に関連し、
国連安保理で制裁が決議された場合、「6カ国協議は存在する基礎も意義もなくなる」との談話を発表した。
北朝鮮の朝鮮中央通信が伝えた。協議への不参加を示唆し、制裁決議の動きをけん制する狙いとみられる。
談話は「6カ国協議参加国の日本や米国が差別的に宇宙の平和利用権を否定し、
自主権を侵害しようとするのは(6カ国協議で05年に採択した)9・19共同声明の
『相互尊重と平等の精神』に全面的に反する」と指摘。さらに「このような敵対行為が
国連安保理の名で強行されれば、安保理が共同声明を否定することになる」などと主張した。
毎日新聞 2009年3月25日 東京朝刊
http://mainichi.jp/select/world/news/20090325ddm007030099000c.html
北朝鮮:米記者拘束問題 解放交渉、長期化か 「米朝対話の契機」見方も 【ソウル西脇真一】米国人女性記者2人が中朝国境地帯を取材中、北朝鮮軍当局に身柄拘束されてから 24日で1週間がたった。同日付の韓国紙、中央日報によると、2人は平壌近郊の軍保衛司令部の招待所で、 スパイ容疑で取り調べを受けているとみられる。米国は北朝鮮に「懸念」を伝えたが、 解放交渉は長引く可能性が高い。ただ、韓国内には「米朝対話の契機」との見方もある。 中央日報が伝えた情報消息筋の話によると、記者2人は17日未明、中国吉林省の延辺朝鮮族自治州の 図們市付近で中朝国境を流れる豆満江を越え、北朝鮮側の咸鏡北道(ハムギョンプクド)に渡り拘束された。 事態の大きさから北朝鮮軍当局は18日に2人を平壌に緊急移送し、不法入国の経緯や偵察行為が なかったかなどを調べている。このあと、軍から情報機関の国家安全保衛部に身柄が移される見通しだ という。 米国務省当局者は19日、毎日新聞に「北朝鮮に懸念を伝えた」と語った。 しかし、これまで北朝鮮は明確な態度を示していない模様だ。 北朝鮮は96年8月、中朝国境を流れるもう一つの鴨緑江を渡り不法入国したとして 米国人男性の身柄を拘束した。米国は北朝鮮に特使を派遣したが、釈放まで3カ月かかった。 今回は北朝鮮が「人工衛星」と主張する長距離弾道ミサイルの発射準備を進め、 これに米国などが懸念を示すタイミングで発生した。 発射が強行されれば米朝関係の険悪化は必至で、問題解決が長引く可能性がある。 ただ、韓国紙、朝鮮日報は今回の事件が「米朝の包括的な対話が公式的に始まる契機となるかもしれない」 との見方を伝えている。また、24日の韓国夕刊紙、文化日報は、米中外相の電話協議が行われ、 記者拘束問題を話し合ったと報道。米国務省高官は今後、米朝高官協議が開催される可能性を 排除しなかったという。
>18
◇ゴア氏創設TV局の記者、人身売買など取材予定
AP通信などによると、北朝鮮側に拘束された米国人女性記者は、米ケーブルテレビ「カレントTV」
に所属する中国系のローラ・リンさんと韓国系のユナ・リーさん=同左、いずれもAP。
同僚の米国人男性カメラマンと中国人ガイドが同行していた。国境付近の中国側・吉林省で、
人身売買の末にストリップを強制されていた女性や貧困に苦しむ子どもの脱北者を取材する計画だった
という。
カメラマンは既に中国から出国した。
カレントTV(本社・サンフランシスコ)はゴア元米副大統領が、自身の落選した大統領選での
既存メディアの報道に不満を抱き、05年に共同創設した。ゴア氏は現在、会長を務める。
毎日新聞 2009年3月25日 東京朝刊
http://mainichi.jp/select/world/news/20090325ddm007030103000c.html
金総書記の実妹に重体説、訪朝仏医師の治療対象はこの人?
【ソウル=浅野好春】韓国紙、東亜日報は24日、北朝鮮の金正日(キムジョンイル)総書記の実妹
、金敬姫(キムギョンヒ)氏(62)が、アルコール依存症の合併症により、
ほぼ意識不明の重体に陥っている模様だと、北京発で報じた。
同紙によると、この情報は、平壌にたびたび出入りする在日本朝鮮人総連合会(朝鮮総連)系の
消息筋が明らかにした。金総書記の健康悪化説が広まった際、訪朝したフランス人医師の治療対象は
総書記ではなく、金敬姫氏だったといい、2008年10月に総書記の長男の金正男氏が連れて行った
という。
(2009年3月24日19時17分 読売新聞)
http://www.yomiuri.co.jp/world/news/20090324-OYT1T00859.htm
ミサイル発射に制裁なら「6か国協議破綻」と北朝鮮が警告
【ソウル=浅野好春】朝鮮中央通信によると、北朝鮮外務省報道官は24日、談話を発表し、
4月4〜8日に予告している「人工衛星打ち上げ」名目の弾道ミサイル発射に関連して、
発射後に国連安全保障理事会で対北制裁措置などを決めた場合、
北朝鮮核問題をめぐる6か国協議が破綻(はたん)すると警告した。
6か国協議継続を拒否する姿勢を示すことで、北朝鮮に強い姿勢で安保理協議に臨もうとする
日米などをけん制する狙いだ。
談話は、北朝鮮も宇宙平和利用の権利を持つと改めて強調した上で、6か国協議について
「協議参加国の日本や米国が、わが国だけ差別的に宇宙の平和利用の権利を否定し、
自主権を侵害しようとするのは、(2005年9月に6か国が合意した)朝鮮半島非核化のための
共同声明の『相互尊重と平等の精神』に全面的に違反する」と指摘。さらに、
「こうした敵対行為が安保理の名で敢行されれば、それは安保理が共同声明を否定することになる」
とし、「共同声明が破棄されれば、6か国協議はもはや存在する基礎も意義もなくなる」と主張した。
談話は特に日本について、6か国協議が「日本の義務不履行で破綻直前にある」とし、
「破綻の責任は、日本をはじめ共同声明の精神を拒否した国々が全面的に負うことになる」と非難した。
(2009年3月24日20時05分 読売新聞)
http://www.yomiuri.co.jp/world/news/20090324-OYT1T00903.htm
北ミサイル「迎撃当たらぬ」発言、官房長官らが批判
自民党が24日に開いた国防部会などの合同会議で、北朝鮮の弾道ミサイルの迎撃に関して
「当たるわけがない」とする見解を示した政府筋の発言に批判が相次いだ。
会議では政府側の出席者に対し、政府筋が発言を取り消し、釈明するよう求めた。
河村官房長官は24日午前の閣議後の記者会見で、
「政府は国民の安全を確保するため、きちっと対応できるようやっている。そういう懸念は持っていない」
と述べ、政府筋の見解を否定した。浜田防衛相も記者会見で、
「万全の努力をしており、そのようには考えていない」と語った。一方、中曽根外相は
「(迎撃が)難しいのは事実だ。まだやったことがないし、どういう形でどこへ飛んでくるのか分からない」
と語った。
政府筋は23日、ミサイル防衛(MD)システムでの迎撃について、
「あっちがピストルを撃って、こっちがピストルを撃って当たるわけがない」と述べた。
(2009年3月24日16時24分 読売新聞)
http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20090324-OYT1T00720.htm
「当たるわけがない」迎撃ミサイル、命中精度に集まる注目 北朝鮮の弾道ミサイルを自衛隊のミサイル防衛(MD)システムは迎撃できるか――。 北朝鮮が「人工衛星」名目で発射準備を進めている問題を巡り、 政府筋が「当たるわけがない」と発言したことで、その精度に注目が集まっている。 迎撃は二段構えだ。ミサイル発射後、米国の早期警戒衛星の情報を基に、 イージス艦搭載の「SPY―1レーダー」などが瞬時に弾道を計算。日本の領土・領海へ落下しそうなら、 海上自衛隊イージス艦のスタンダード・ミサイル3(SM3)で大気圏外の迎撃を試み、撃ち漏らせば、 地上のパトリオット・ミサイル3(PAC3)で破壊。日本着弾まで約10分と短時間のため、 自衛隊法82条の2の「破壊措置命令」が発令済みなら、部隊指揮官が迎撃を指示する。 PAC3は2003年のイラク戦争で使われ、「迎撃範囲内ではすべて成功」(米政府)。 SM3は迎撃実験で、米軍が16回中13回、海自は2回中1回成功、単純計算だと命中率は約8割だ。 政府のこれまでの説明通り、「命中精度は相当程度高い」とは言える。 ただ、日本のMDシステムは北朝鮮の中距離弾道ミサイルへの対処が主眼で、 長距離弾道ミサイルが正常に飛行した際は迎撃能力はないし、そもそも日本に飛来しない。 北朝鮮が予告するミサイルは長距離弾道と見られ、迎撃は発射失敗の場合などが想定されるが、 大気圏外に出る前に制御を失うと、「弾道計算は非常に難しい」(防衛省幹部)。 政府は25日に官房長官、防衛相、外相の「3大臣会合」で破壊措置命令発令の方針を決める。 日本に本体や部品が落下する可能性は「極めて低い」(政府筋)とし、「事態急変に備える」ために 認められる「閣議決定を経ない発令方法」をとる見通しだ。予告通りなら秋田、岩手両県の上空を飛ぶため、 発令後、航空自衛隊浜松基地(静岡県)のPAC3を陸上自衛隊秋田、岩手両駐屯地に移す。
「イチロー避けろ」伝わらず…韓国、最後に薄い選手層響く
日本5―3韓国(WBC決勝=23日)──最後は選手層の厚さの違いが響いた。
韓国は八回以降、がむしゃらに代打と代走を送り、何とか延長に持ち込んだ。
しかし、主力を代えたことで戦力が低下。特に捕手の朴勍完に代打を送った影響が十回の守りに出た。
二死二、三塁でイチローを迎えた場面で、ベンチは「無理に勝負しなくていい」というサインを
送ったが、捕手の姜ミン●には伝わらず、バッテリーは勝負に行った。結果は中前打を浴び、
金寅植(キムインシク)監督は「大事なところでコミュニケーションがうまくとれなかった」と悔やんだ。
(●は金ヘンに「高」)
それでも、現役大リーガーは秋信守(チュシンス)だけというメンバーで日本を最後まで苦しめ、
準優勝に輝いたことには満足の様子で、金監督は「チームとして多くのことを学べた。
4年後はさらに強くなって戻ってきたい」と選手の健闘をたたえていた。(山脇幸二)
(2009年3月24日21時48分 読売新聞)
http://www.yomiuri.co.jp/sports/wbc/2009/news/20090324-OYT1T00988.htm
韓国、イチロー勝負悔やむ「サイン伝わらず」 WBC
2009年3月24日20時31分
9回2死から追いつき、延長に持ち込んだ韓国だが、10回に林昌勇(ヤクルト)が力尽きた。
金寅植監督が悔やんだのが、イチローとの勝負だ。
2死二、三塁。一塁は空いていた。ベンチは敬遠の指示は出さなかったが、際どいコースを突いて、
うまくいかなかったら歩かせる作戦だったという。「捕手にはサインを送ったんだが、投手にはうまく
伝わらなかったようだ」と金監督。結局、甘く入った変化球を中前に打ち返され、致命的な2点を失った。
それでも、前回大会の4強から一歩前進しての準優勝。
準決勝で大リーガーの強打者をそろえたベネズエラに快勝し、決勝の9回はダルビッシュを追いつめた。
金監督は「選手は最後までよく戦ってくれた」とたたえた。
http://www.asahi.com/sports/update/0324/TKY200903240407.html
北朝鮮が打ち上げても「反応抑制すべき」 米政権周辺 2009年3月25日2時9分 【ワシントン=鵜飼啓】米オバマ政権の周辺から、北朝鮮が「人工衛星打ち上げ」を強行した場合でも 反応を抑制すべきだ、との声が公然と上がっている。北朝鮮との対話を続けたいオバマ政権の意向が 反映されているとみられ、強硬姿勢の日本などと足並みが乱れそうだ。 過剰反応を戒めたのは、民主党の上院外交委員会スタッフのジャヌージ氏。 バイデン副大統領にアジア外交政策を助言、大統領選ではオバマ陣営の北朝鮮政策責任者を務めた。 23日にワシントンであったシンポジウムで「我々の反応が強ければ強いほど、対話の中断が長引く」 と訴えた。「過剰反応」の具体例として、ミサイル防衛による迎撃、発射前の先制攻撃、 6者協議の中断・解体を挙げた。 北朝鮮の「衛星打ち上げ」予告に対し、日米韓はロケットとミサイルが同じ技術を使っていることから、 北朝鮮の弾道ミサイル開発を禁じた06年の核実験後の国連決議への違反と位置づけている。 キーティング太平洋軍司令官ら米軍幹部は「迎撃可能」と繰り返し、牽制(けんせい)している。 発射した場合は対応が国連に持ち込まれる見通しで、日韓などは「厳しい対応」が必要として新たな 非難決議を採択したい考え。だが、中ロが慎重で、議長声明などにとどまる可能性が高まっている。 ジャヌージ氏は決議違反の「明確なメッセージ」を伝える必要があるとする一方、 「大事なのは各国の一致。そのために譲歩が必要であれば仕方がない」と述べ、 決議が採択できないことも容認すべきだとの考えを示した。
>27
ミサイル問題では、クリントン米国務長官が6者協議とミサイルを「混同すべきではない」とし、
発射しても6者協議を続ける考えを示している。
北朝鮮政策を担うボズワース特別代表も北朝鮮との対話を進めるべきだとの立場。
ジャヌージ氏の考えが政権内で主流と見られ、北朝鮮はこうした状況を見透かしている可能性が強い。
これに対し、ブッシュ前政権でホワイトハウス国家安全保障会議(NSC)上級アジア部長だった
ワイルダー氏は「発射の代償を払わなければ、北朝鮮はより強い立場になったと考えて交渉の席に
戻るかもしれない」と反論。新たな決議採択が不可能でも、06年の決議に盛り込まれた
「ぜいたく品」禁輸などの制裁の厳格適用を各国で確認すれば北朝鮮に圧力を加えられる、
との考えを示した。
http://www.asahi.com/international/update/0324/TKY200903240425.html
北朝鮮「衛星」、27日破壊命令へ 安保会議を開催
2009年3月25日3時3分
政府は北朝鮮の「人工衛星」打ち上げ予告を受け、27日に安全保障会議(議長・麻生首相)
を開いて、自衛隊法に基づく「弾道ミサイル破壊措置命令」を発令する方針を固めた。
河村官房長官、中曽根外相、浜田防衛相が25日に協議し、発令手順を最終的に確認する。
破壊命令には
(1)「日本に飛来する恐れがある」時に閣議決定を経て防衛相が命じる
(2)「日本に飛来する恐れがあるとは認められない」が、事態の急変に備え、
あらかじめ防衛相の判断で原則非公表で命じる――の2種類がある。
政府は、北朝鮮の通告通りなら、東北地方上空を通過するだけで日本に直接飛来する恐れがあると
まではいえない、として(2)を選択。ただし、シビリアンコントロール(文民統制)や情報公開を
重視する観点から防衛相だけに任せるのではなく、安保会議を開いて政府全体の意思を確認。
そのうえで国民の不安をあおらないよう、官房長官が27日の定例会見で、
発令の事実や迎撃用の地対空誘導弾パトリオット3(PAC3)の配備計画などを公表する方針だ。
http://www.asahi.com/politics/update/0325/TKY200903240480.html
北朝鮮、拘束米記者の待遇に配慮することを米政府に保証
2009年03月25日 09:07 発信地:ワシントンD.C./米国
【3月25日 AFP】米国務省のロバート・ウッド(Robert Wood)報道官代行は24日、
中朝国境で北朝鮮当局に拘束された米国人女性記者2人について、北朝鮮側が米政府に対し、
待遇に配慮することを保証すると伝えてきたことを明らかにした。
ウッド報道官はまた、2人がスパイ行為の容疑がかけられていることについては、
詳細には触れず「承知している」とだけ答えた。
一方でウッド報道官代行は、米当局者が、ニューヨーク(New York)の北朝鮮国連(UN)代表部、
または、北朝鮮で米国の利益代表部を兼ねる平壌(Pyongyang)のスウェーデン大使館を通して、
北朝鮮側から直接保証を得たのかどうかについては言及を避けた。
ウッド報道官代行によると、米当局はスウェーデン大使館に対し、
拘束されている女性記者2人を訪ねてくれるよう働きかけているという。(c)AFP
http://www.afpbb.com/article/politics/2585755/3953541
>>6 > 韓国メディアも冷静な報道ぶりで、日本への批判的な論調はほぼないようだ。
嘘ばっか。さすが捏造朝日の子会社。
【イチから分かる】北ミサイル迎撃 技術・法制面からは撃墜可能 2009.3.25 06:37 北朝鮮が「人工衛星」打ち上げを名目に長距離弾道ミサイルの発射準備を進めている。 政府はミサイル本体やロケットなどの部品が日本領内に落下してくれば、ミサイル防衛(MD)システム で撃墜する方針だ。日本列島を飛び越える形で三陸沖に着弾した平成10年のテポドン1号発射以降 配備が進んだ現行システムでの撃墜の可能性を探った。(赤地真志帆) MDシステムは、米国の早期警戒衛星などの情報でミサイル発射を探知し、着弾前に迎撃する仕組み。 ロケット・エンジンの燃焼が終わり、安定軌道に入った大気圏外でイージス艦の海上配備型迎撃ミサイル (SM3)が撃墜を行い、失敗すれば地対空誘導弾パトリオット(PAC3)が大気圏再突入時に 迎撃する。 10年のテポドン1号発射や18年のテポドン2号を含む弾道ミサイル7発発射の際は、 システム自体が未完備だった。今回、北朝鮮がミサイル発射に踏み切れば、初の実運用となる。 SM3で迎撃可能な高度は約100キロ。北朝鮮がハワイ近くまで届く最大射程でテポドン2号を 発射すれば、高度は1000キロにも達し、撃墜はできない。 ただ、政府はミサイルが不具合で日本領内に落下する事態も想定。高度100キロ以下の上空を 通過する場合も日本の領空に引っかかるため、撃墜の可能性を検討している。 北朝鮮は4月4〜8日の間に「人工衛星」を打ち上げるとして、国際海事機関(IMO)などに 危険区域を通告した。このうち、秋田県沖約130キロの海域は約9割が日本の排他的経済水域(EEZ) と重なる。 同海域には1段目のロケットが落下する可能性が高いが、 「発射時の微妙なずれで日本本土や領海に落下し、大きな被害が出る可能性もある」(防衛省幹部)。 自然落下するロケットや部品などは降下速度も遅く、自衛隊では「撃墜は十分可能」とみている。
>32 SM3で撃ち漏らしたミサイルを着弾前に撃墜するPAC3についても関東の4カ所と浜松、 岐阜に配備されている。射程が数十キロと短いため、落下の可能性が高い地点にあらかじめ移動させて おく必要はあるが、「北朝鮮の通告で飛行ルートは判明しており、現在の配備数で十分カバーできる」 (航空自衛隊幹部)と運用に支障はない。 17年の自衛隊法改正で「弾道ミサイル等に対する破壊措置」(82条の2)が新設され、 法制上の根拠も整備されている。日本に飛来するおそれがあると認められる場合は、 防衛相が首相の承認を得て破壊措置を命令。明確な発射兆候がない場合でも防衛相があらかじめ 「緊急対処要領」を作成し首相の承認を得ておけば、空自航空総隊司令官の判断で撃墜が可能だ。 ◇ 【用語解説】海上配備型迎撃ミサイル(SM3) イージス艦搭載の迎撃ミサイル。イージス艦のレーダーで標的を探知、追尾し、撃墜する。 平成19年度に「こんごう」、20年度に「ちょうかい」に配備された。日本全土をカバーするには、 日本海にイージス艦2隻を展開させることが必要だ。2度行われた発射試験では1回は成功し、 2度目は迎撃に失敗している。迎撃可能高度は約100キロだが、より高高度での迎撃を可能とする 「21インチミサイル」を26年度までの期間で日米共同開発中だ。
【政治】政府きょう方針決定 北ミサイル迎撃 関係3閣僚会合 2009年3月25日 朝刊 政府は二十五日午後、河村建夫官房長官、中曽根弘文外相、浜田靖一防衛相の関係三閣僚会合を 首相官邸で開き、北朝鮮が「人工衛星ロケット」を発射した場合の対処方針を決定する。 河村氏が二十四日の記者会見で明らかにした。 対処方針には、打ち上げ失敗などでロケットの一部が日本の領土や領海に落下する懸念もあるとして、 ミサイル防衛(MD)システムで迎撃するための「破壊措置命令」発令も盛り込む。 政府は、同命令を閣議決定を経ずに発する方向だが、自民党有志議員でつくる 「北朝鮮外交を慎重に進める会」は同日、迎撃するという国家の意思を明確にするため、 閣議決定を経るよう政府に求めることを決めた。 これに関連し、与党は同日、「北朝鮮ミサイル問題対策本部」の初会合で、政府側に対し、 国民への情報伝達態勢を整備することなどを申し入れた。 ◆外相『難しい』発言 火に油 ミサイル防衛(MD)システムで北朝鮮の弾道ミサイルが迎撃できるかどうかをめぐり、 政府内で二十四日、見解が迷走した。MDの実効性を疑問視する意見はこれまでもあり、 迎撃の成否をめぐる論争はしばらく尾を引く気配だ。 事の発端は、政府筋が二十三日、MDを弾丸にたとえて 「ピストルの弾をピストルで撃ち落とせるはずがない」などと記者団に語ったこと。 この発言に対し、浜田靖一防衛相は二十四日の記者会見で「準備万全になるよう努力している。 あまり内容を把握していないのではないか」と指摘。自民党国防部会でも、 政府筋発言に「(外交上)マイナス発言だ」「不見識極まる」と反発する意見が相次いだ。
>36
麻生首相も同日夜、記者団に「MDを含め、国民に危険が及ぶことは全力を挙げて阻止するのが
政府の姿勢だ」と強調した。
首相らが火消しに躍起となる背景には、MDには七千億円以上をつぎ込んでいる事情がある。
政府筋発言を認めれば「膨大なカネをかけているのに、かすりもしなかったらバカみたい」
(自民党幹部)というわけだ。
さらに、政府は北朝鮮のミサイル発射をけん制する狙いから迎撃方針を示しているにもかかわらず、
技術的に不可能と断言すれば、けん制にならない。
ただ、中曽根弘文外相は同日の会見で「難しいのは事実だろう」と、政府筋発言を事実上追認。
二〇〇八年十一月のMD迎撃実験は失敗に終わっており、外相発言は政府内の混乱に拍車をかける
形となった。 (三浦耕喜)
http://www.tokyo-np.co.jp/article/politics/news/CK2009032502000069.html
国連制裁論議をけん制=「安保理が6カ国協議否定」−北朝鮮
【ソウル24日時事】朝鮮中央通信によると、北朝鮮外務省報道官は24日発表した談話で、
北朝鮮が長距離弾道ミサイルを発射すれば国連安保理決議違反とみなし、安保理での対応を求める方針の
日本や米国を批判した。談話は「このような敵対行為が国連安保理の名で強行されるなら、
安保理自体が(2005年9月の)6カ国協議共同声明を否定することになる」とけん制した。
朝鮮通信(東京)が伝えた。
談話は「6カ国協議参加国の日本や米国が差別的に(北朝鮮の)宇宙平和利用の権利を否定するのは、
共同声明の『相互尊重と平等の精神』に全面的に反する」と主張。
その上で、「共同声明が破棄されれば、6カ国協議は存在意義もなくなる」と決め付けた。(了)
(2009/03/24-20:13)
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2009032401060
北朝鮮報道官、6カ国協議不参加の意向を示唆 国連制裁の場合
【ソウル=島谷英明】北朝鮮の外務省報道官は24日、人工衛星の名目で進めているとみられる
長距離弾道ミサイルの発射準備に関して談話を発表した。核問題を巡る6カ国協議への不参加の意向を
示唆しながら、日米などが国連安保理決議に違反するとして制裁発動を探っている動きを強くけん制した。
北朝鮮の朝鮮中央通信の報道を朝鮮通信(東京)が伝えた。報道官談話は
「日米が北朝鮮に対してのみ宇宙の平和利用の権利を否定し、自主権を侵害しようとしている」と指摘。
こうした行為は「(核問題を巡る6カ国協議の共同声明に盛り込まれている)相互尊重と平等の精神に
全面的に反する」と強調した。
そのうえで国連安保理が制裁に動けば「6カ国協議はこれ以上、存在する基礎も意義もなくなる」
と主張し、6カ国協議に参加しない可能性を強くにじませた。
さらに「6カ国協議破綻の責任は日本をはじめ、平等の精神を拒否した国々が全面的に負うことになる」
とも述べた。 (2009年3月24日 23:09)
http://www.nikkei.co.jp/news/main/20090324AT2M2403H24032009.html
韓国、独自制裁も検討か 北朝鮮ミサイル発射で
韓国政府当局者は24日、北朝鮮が「人工衛星」打ち上げと主張する長距離弾道ミサイルが発射された
場合は「国連安全保障理事会のレベルで制裁がなされようが、各国個別の制裁となろうが、
韓国政府は断固とした対応を取る」と述べた。聯合ニュースが伝えた。
必要なら韓国独自の制裁も検討することを示唆したとみられる。
同当局者は具体的な制裁方法には言及しなかったという。
ワシントンで27日に開かれる6カ国協議の日米韓首席代表会合でも、
制裁問題などが論議されるとみられる。(共同)
更新2009年03月24日 13:59米国東部時間
http://www.usfl.com/Daily/News/09/03/0324_020.asp?id=68493
「六カ国」離脱、北朝鮮が示唆 国連安保理制裁けん制(03/25 07:17)
【ソウル24日井田哲一】北朝鮮の朝鮮中央通信によると、北朝鮮外務省報道官は二十四日、
同国の「人工衛星」発射に対し国連安保理で制裁が決議された場合、北朝鮮の核問題をめぐる
六カ国協議が「存在する基礎も意義もなくなる」との談話を発表した。韓国の聯合ニュースが伝えた。
日米韓などが長距離弾道ミサイル「テポドン2号」の発射と警戒する「衛星」打ち上げへの批判に
ついて、北朝鮮が公式に立場を表明するのは初めて。六カ国協議からの離脱をちらつかせ、
発射中止を迫る日米韓などを揺さぶる狙いのようだ。
談話は、「日米が北朝鮮の宇宙平和利用の権利を否定するのは、
(二〇〇五年九月、相互尊重と平等の精神をうたった)六カ国協議の共同声明に反する」と指摘。
安保理での制裁は安保理による共同声明の否定につながり、同協議の存在意義がなくなると強調、
その破綻(はたん)の責任は日本などが負うべきだとした。
http://www.hokkaido-np.co.jp/news/international/154823.html
北朝鮮、国連がミサイル制裁したら「6か国協議」不参加
2009年03月25日 06:09更新
北朝鮮の外務省報道官は24日、同国が人口衛星と名付けた長距離弾道ミサイルの発射に対して
国連安保理が制裁したら、6か国協議に参加しないと警告した。北朝鮮の朝鮮中央通信が報じた。
6か国協議に不参加することを示唆し、国連安保理の制裁を図する日米などをけん制しているとみられる。
報道官は、日米が自国の宇宙平和利用権を否定し、自主権を侵害しようとしているのは、
朝鮮半島非核化のため出した9・19共同声明に盛り込まれている相互尊重と平等の精神に反する行為と
指摘した。
そのうえで国連安保理が制裁決議しこのような敵対行為に加勢するなら、
6か国協議に存在する礎も意義もなくなると主張し、6か国協議に参加しない可能性を強く示した。
さらに、「この場合、6か国協議が破綻に至った責任は日本をはじめ共同声明の精神を拒否した
国々にある」と非難した。
http://jp.ibtimes.com/article/biznews/090325/31804.html
【韓国】韓国国防省、WBC兵役特例に否定的
2009/03/24(火) 22:45
韓国国防省は、ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)で好成績を納めた
韓国野球代表チーム選手の兵役特例許容可否論議について、否定的な意見を明らかにした。
ウォン・テジェ国防省スポークスマンは、今日ブリーフィングで「即興的に勝ち負けの問題を持って
議論する懸案ではない」として「すでに数年前に立場が整理された懸案」と話した。
ウォンスポークスマンは「兵役特例はアジア競技大会1位以上、オリンピック3位以上の場合適用される
ことがすでに決定されている」として「世論だけで決定できる問題ではない」と強調した。
一方大韓野球協会長のハンナラ党カン・スンギュ議員は、今日「国家の名誉をより高めて国民に喜びを
抱かせた選手たちには補償すべきだ」として「兵役特例法案を議員立法で発議する」という立場を
明らかにした。主務部署である文化体育観光省も「国民感情と世論などを確かめてから決める問題」
とし、多少前向きの立場を取っている。(情報提供:innolife.net)
http://news.searchina.ne.jp/disp.cgi?y=2009&d=0324&f=national_0324_042.shtml
天声人語
2009年3月25日(水)付
冷戦期、アメリカとソ連はあらゆる分野で張り合った。宇宙開発もスポーツも。
東西対立の落とし子、西独で開かれた72年のミュンヘン五輪、無敗同士で迎えた
男子バスケットボールの決勝は語り草だ
▼試合は終了直前、逆転のフリースローが決まって50対49で米国が「勝利」した。
ところがソ連の抗議で時計が戻され、残り3秒からの再開となる。
ここでゴール下へのロングパスが通り再逆転。五輪で62連勝中だったバスケ発祥国は表彰式に出ず、
銀メダルを拒んだ。冷たくて熱い、今は昔の物語だ
▼平時の疑似戦争とでもいおうか、国と国との試合は熱しやすい。因縁があればなおさらだ。
拮抗(きっこう)する力、国際情勢、過去のしがらみ。
一切を薪(まき)にして、負けじの炎が激しく揺れる
▼野球の世界一をかけた第2回WBCで、侍たちが2連覇を飾った。実のところ、世界に名を借りた
「日韓五番勝負」だった。納めの一戦は、両国民の万感を溶かし込んで燃えた。
攻守とも緩みのない延長戦に、仕事が手につかぬ人も多かったろう
▼決勝打を放ち、イチローはにこりともしなかった。こちらは仕事師の顔である。
敬遠もありえた場面で投手が勝負したのは、打者が「日本代表の代表」だからだろう。
シンボルをねじ伏せたいという思いは、センター前にはじき返された
▼隣国と好敵手になるのは悪くない。サッカーのブラジルとアルゼンチン、
ラグビーの豪州とニュージーランド。意識し合い、互いに強くなった。
日韓が戦うたび、伝説と因縁が積み上がる。すべて、共有の財産である。
http://www.asahi.com/paper/column20090325.html
【WBC】「“ダーティーサムライ”」と韓国紙 「イチローは高慢」
2009.3.25 10:58
【ソウル=水沼啓子】日本が連覇を果たした第2回ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)
について、25日付の「中央日報」はWBCの特集ページで、
「勝利したがマナーで負けた“ダーティーサムライ”」との見出しで日本チームを批判した。
同紙は日本について、「韓国との決勝戦で非紳士的なプレーが何回かあり、試合後の記者会見場では
一部の選手が高慢な態度をみせまゆをひそめさせた。優勝チームらしいマナーとはほど遠い」と伝えた。
非紳士的と問題にしたのは、中島遊撃手が六回の守備で二盗を試みた走者の顔にひざが当たった
プレーと、七回の攻撃で一塁走者の中島が併殺を避けようと二塁手に体当たりしたプレー。
会見場での「高慢な態度」とはイチローを指し、同紙は「イチローは試合後の記者会見場で
いすのひじ掛けに片方の腕を乗せ、斜めにもたれかかるように座りながら、質問に答えた。
答える途中で一人で笑った。勝者としての喜びや余裕と見るには見苦しい」と報じた。
「中央日報」は社説でもWBCを取り上げ、「韓国野球、本当によくやった」と題して
「(韓国代表チームは)収入が法外に少ない“いちばん腹を空かせたチーム”だったが団結力と精神力で
決勝にまで上がった」とし、「WBCで全世界に誇示した韓国人の底力をもう1度発揮して、
当面の経済危機を克服しよう」と主張している。
「東亜日報」は「スシだけを食べて、食あたりした」との見出しで、「韓国が今大会で行った9試合中、
5試合が日本と当たった」として、今回導入された敗者復活戦がある対戦方法に疑問を投げかけた。
同紙は「残念だが…あなたたちは我らのチャンピオン」と選手の健闘をたたえ、
日刊スポーツも「偉大なる2位」と、金寅植監督の采配(さいはい)などをたたえていた。
http://sankei.jp.msn.com/world/korea/090325/kor0903251059003-n1.htm http://sankei.jp.msn.com/world/korea/090325/kor0903251059003-n2.htm
【WBC】「日韓は本物のクラシックを繰り広げた」 中継局が絶賛
2009.3.25 10:33
ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)を中継した米スポーツ専門局ESPNは24日、
電子版で日本−韓国の試合は、決勝にふさわしい好試合だったと絶賛した。
「日本と韓国は本物の大試合(クラシック)を繰り広げた」との見出しで、選手のプレー、
観客の声援のすべてが強い勝利への願望に満ちており、大会開催の意義を問うことが愚かに思えたと報じた。
決勝を見たならば、米国がなぜ勝てなかったのかなど、どうでもよくなってしまうとしている。(共同)
http://sankei.jp.msn.com/sports/mlb/090325/mlb0903251034016-n1.htm
【WBC】カストロ氏「イチローは世界最高の打者」 原采配も絶賛
2009.3.25 14:25
キューバのフィデル・カストロ前国家評議会議長は24日、政府系のウェブサイトに掲載したコラムで、
日本が韓国を破って優勝した野球の第2回ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)の決勝について
「(日韓)両チームの質を証明するかのように、想像できる限り最も緊迫した試合の一つとなった」
と振り返った。
前議長は「韓国は、日本に2回勝利した投手を使う誘惑に抵抗できなかった」と指摘。
しかし同投手は「日本の専門家や打者に研究されてしまっていた」と、韓国の敗因を分析した。
これに対し「日本の監督は投手の選択を間違えなかった」と評価した。
また決勝打を放ったイチローを「世界最高の打者」とたたえた。
一方、前日の米国戦についても、松坂大輔投手の後に登板した選手を
「わずかの危険でも感じると何のためらいもなく交代させた」として原辰徳監督を評価した。(共同)
http://sankei.jp.msn.com/world/america/090325/amr0903251425012-n1.htm
女性記者拘束問題、北朝鮮は不法入国容疑と通知
【ワシントン=宮崎健雄】米国務省のウッド報道官代理は24日、米国人女性記者2人が北朝鮮当局に
拘束された問題で、北朝鮮が2人を不法入国容疑で調べていると通知してきたことを明らかにした。
韓国メディアは、北朝鮮がスパイ容疑で調査中と報じたが、報道官代理は「北朝鮮が言っているのは、
2人が不法に国境を越えたと考えているということだけだ」と述べ、スパイ容疑の連絡は受けていない
とした。また、北朝鮮側は2人を「丁重に扱うことを米国に保証している」という。
米朝には国交がなく、米政府は、平壌で米国の利益代表を務めるスウェーデン大使館を通じ、
記者2人が同大使館員と面会できるよう要請している。
(2009年3月25日11時25分 読売新聞)
http://www.yomiuri.co.jp/world/news/20090325-OYT1T00354.htm
WBC 熱戦5度、日韓新球史 好ライバル・実力は対等 2009年3月24日 侍ジャパンが、ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)で2連覇を果たした。 今大会、5度目となったライバル韓国との決戦は、互いに譲らない延長戦の末、日本が勝利を収めた。 期待、友好、誇り。日韓両国で、ファンらの胸にも様々な思いが残った。 ◇ WBCの5試合を振り返り、新たな日韓関係を予感した人たちも多かった。 JR鶴橋駅近くで父親の店を手伝う鄭韓別(チョン・ハンビョル)さん(23)は 「野球の歴史が浅い韓国がここまで勝ち上がれてうれしい。日本人の韓国に対するイメージも変わって 永遠のライバルと映ったのではないか」と、好ゲームが続いた効果を前向きに受け止める。 「韓日戦は応援は過激になるが、試合が終われば気持ちが通じてアジアの兄弟として仲良くなれると思う」 と話した。 奈良県三郷町の部品販売業村上宏さん(71)は「これまで韓国という国をあまり意識したことは なかったが、(WBCで)韓国の実力が日本と対等だとわかった。 スポーツや色々な分野でライバル関係が続くこともいいのでは」と話す。 韓国から来日して約30年になる大阪市生野区の成田孝子さん(47)は、コリアタウンで営む キムチ店で日韓戦をすべてテレビ観戦した。「どちらも頑張って、いい試合が多かった。 最高の決勝戦だった。韓国が負けたからといって、韓国人の日本人への感情が悪くなることはないよ」 一方、日韓関係の将来に不安を抱く人もいた。 大阪府豊中市の食品会社パート、川上八千代さん(55)は、日本が敗れた18日(日本時間)の 2次ラウンド日韓戦の後、韓国選手がマウンドに国旗を立てた様子が心にひっかかっていた。 「まだまだ反日感情が強いんやと思ってさみしい感じがした。勝負といってもスポーツだから、 こうした好ゲームを通じて国同士の関係が深まればいいのに」と語った。
>50
◇
息づまる熱戦に、選手の親や知人はかたずをのんだ。
世界一に輝いた瞬間、マウンド上でガッツポーズをしたダルビッシュ有投手の母・郁代さん(50)は、
この日、出身地・大阪府羽曳野市のパブリックビューイング会場に姿を見せた後、大阪市内の勤務先に
移動しテレビ観戦した。ダルビッシュ投手が登板した9回裏からは、緊張のあまり画面を見られなく
なった。「もう後のない試合で、経験したことのない『抑え』を任された責任は大変なもの。
心臓の鼓動が速くなりただ祈るだけだった」と振り返った。
テレビ画面から目を離した一瞬、アナウンサーが絶叫する声で勝利を知った。
直後からは国内外の親族や知人から祝福の電話が殺到。「勝利をつかんだ後の表情は見てないんです。
夜のニュースであらためて確認します。世界一を決めるマウンドに立たせてもらえたのはとても幸運な
ことだと思います」と喜んだ。
イチロー選手のオリックス時代の打撃投手で、「イチローの恋人」と呼ばれた奥村幸治さん(36)
=兵庫県宝塚市=は、指導する少年野球の遠征で訪れていた長野県松本市でテレビ観戦した。
奥村さんは、10回表の決勝打について「あの場面で打席が回り、結果を出すのが彼のすごいところ。
テレビのインタビューで本人が『持っている』と答えていたが、本当に何かを持っている」と話した。
http://www.asahi.com/kansai/sports/news/OSK200903240139.html http://www.asahi.com/kansai/sports/news/OSK200903240139_01.html
将軍様「激やせ写真」のナゾ 国民の同情を期待?
2009.3.25 18:43
【ソウル=黒田勝弘】北朝鮮は最近、金正日総書記(67)が別人のようにやせてやつれた姿を
公表したが、その意図をめぐってソウルでは憶測が飛び交っている。
「健康を顧みず苦労されている将軍様」として国民の同情心や忠誠心を得るためとの見方や、
「後継者作りに向けた布石ではないか」などさまざまな観測が出ている。
しかし神格化された絶対的権力者の突然の“激やせ姿”は逆に民心の不安・動揺や離反を招く可能性も
あり、写真公開はナゾを呼んでいる。
異例の“激やせ写真”は朝鮮中央通信が20日、平壌の金日成総合大学に新しくできた
屋内プールを視察する様子として伝えたもので視察日は前日の19日(RPの確認)。
この日の写真のうち屋外のものはグレーの半コート姿だが、屋内ではコートを脱いだ薄地の人民服姿で、
おなかのへこみなどやせ方が目立つ。
しかもメガネをはずした素顔の正面写真では、顔や首筋にしわが多く“老い”が見られるほか
視線も弱く、表情や姿に以前のような力が感じられない。
この“衰え”は1月23日の王家瑞・中国共産党対外連絡部長との会見時に比べれば明らかだ。
この時はおなかにまだふくらみがあり、顔の肉付きは普通で表情に異常はなかった。
わずか約2カ月の間の激やせが病状によるものか、それとも健康管理のための意図的な減量なのかは
不明。金総書記はこれまで「権力と権威の象徴」として肥満を維持してきたフシがあるが、
脳卒中(説)を機に「命には代えられない」と減量を受け入れた可能性が高い。
弱々しい姿をわざわざ公開した背景については「人民だけでなく最高指導者も苦労していることを
印象付け同情心と忠誠心、団結強化を狙っている」(亡命者出身の姜(カン)哲煥(チヨルフアン)・
朝鮮日報記者)「病身をおしての現地指導を強調し人民にヤル気を出させるため」
(孫光柱・デーリーNK編集長)など内部引き締め説が有力だが、
一部には「人民に老いを知らせ後継体制の準備を予告しているのでは」と見る向きもある。
http://sankei.jp.msn.com/world/korea/090325/kor0903251846006-n1.htm
北朝鮮攻撃なら作戦発動 米軍司令官、異例の言及
2009.3.25 17:40
シャープ在韓米軍司令官は24日の米下院軍事委員会公聴会で、北朝鮮が攻撃を仕掛けてきた場合
には、米国と韓国の連合軍が朝鮮半島有事を想定した「作戦計画5027」を発動することができる
と証言した。
6カ国協議を通じた北朝鮮の核問題解決を目指す米国は最近、北朝鮮を刺激しないよう、
こうした作戦計画の存在に言及することはほとんどなく、米軍高官が議会公聴会という公の場で
明言するのは極めて異例。
シャープ司令官とともに証言したキーティング米太平洋軍司令官は、
北朝鮮が「人工衛星」と主張する長距離弾道ミサイルの発射について
「米国土と(日韓)同盟国を守る用意がある」と重ねて表明した。(共同)
http://sankei.jp.msn.com/world/korea/090325/kor0903251742004-n1.htm
北朝鮮が一方的に栄養調査中止 食糧支援問題、米政府明かす
2009.3.25 17:48
北朝鮮への食糧支援を担当する米国際開発局(USAID)幹部のジョン・ブラウス氏は24日、
米朝間の合意に基づき、北朝鮮が昨年10月に実施するはずだった全国栄養調査を一方的に
取りやめていたことを明らかにした。ワシントン市内の討論会で語った。
北朝鮮への支援食糧については、軍部などに横流しされているとの疑惑が指摘されている。
米側は食糧事情を把握するための栄養調査を要請、北朝鮮側もいったんは同意したが、
同じ時期に国連との人口調査を行うことを理由に中止を通告してきたという。
ブラウス氏は米国の食糧支援が困っている人の元に実際に届いていることを米議会などに
説明するために「栄養調査は極めて重要だった」と強調。中止決定に遺憾の意を示した。(共同)
http://sankei.jp.msn.com/world/korea/090325/kor0903251749005-n1.htm
ヒル氏指名の是非審議へ 駐イラク大使人事で米議会
2009.3.25 17:50
米上院外交委員会は25日、オバマ大統領が駐イラク大使に指名したヒル国務次官補の
人事の是非を問う公聴会を開く。
「責任ある形でイラク戦争を終わらせること」を最重要課題に位置づけるオバマ政権にとって、
駐イラク大使は主要ポストの一つ。イラク駐留米軍の戦闘部隊は来年8月末までに撤退予定のため、
比較的落ち着いてきた治安情勢を維持しながら撤退を完了することが焦点となる。
イラク側との調整などで米大使の外交手腕が問われる。
ヒル次官補は北朝鮮核問題をめぐる6カ国協議の米首席代表を約4年間にわたって務め、
寧辺の核施設無能力化などの一定の成果を生んだ。
ヒル氏のイラク大使就任には外交委員会での審議を経て、上院本会議で承認されることが必要。(共同)
http://sankei.jp.msn.com/world/america/090325/amr0903251751013-n1.htm
北ミサイル発射、政府「破壊命令」発令へ 27日に安全保障会議
2009.3.25 21:11
北朝鮮が人工衛星打ち上げを名目に長距離弾道ミサイルの発射準備を進めている問題で、
政府は25日、ミサイルが軌道をそれ、本体やブースターなどが日本領内に落下した場合、
自衛隊法に基づく「弾道ミサイル破壊措置命令」を発令し、ミサイル防衛(MD)システムで
迎撃する方針を決めた。27日に安全保障会議を開き、正式決定する。
河村建夫官房長官、中曽根弘文外相、浜田靖一防衛省が25日午後、首相官邸でこの方針を確認、
麻生太郎首相も了承した。
日本に飛来する弾道ミサイル迎撃の手順は、3通りあり、攻撃の意図が明確な場合は自衛隊法76条に
基づく防衛出動を発令し迎撃するが、意図が不明確な場合、閣議決定を経て防衛相が破壊措置を命ずる
ケースと、防衛相が非公表で命ずるケースに分かれる。今回は閣議決定は不要と判断したとみられる。
一方、自民、公明両党のは25日、31日の衆参本会議で北朝鮮に自制を求める国会決議を採択する
方針を決めた。
http://sankei.jp.msn.com/politics/policy/090325/plc0903252112020-n1.htm
韓国与党「北は詐欺談話発表」 6カ国協議不参加示唆に反発 2009.3.25 22:10 【ソウル=水沼啓子】北朝鮮のミサイル発射に対して国連安全保障理事会で制裁決議を行った場合、 6カ国協議に参加しないことを示唆した24日の北朝鮮外務省報道官談話について、韓国与党、 ハンナラ党のスポークスマンは25日、「北朝鮮外務省は詐欺談話を発表した」と非難し、 談話の矛盾点を指摘する論評を発表した。 北朝鮮の外務省報道官は24日の談話で、「日米が、唯一わが国(北朝鮮)に対して宇宙の平和的利用 の権利を否定し自主権を侵害しようとしている」とし、これは「(2005年9月19日の6カ国協議の) 共同声明の『相互尊重と平等の精神』に全面的に反する」と強調。その上で 「共同声明が破棄されれば、6カ国協議はこれ以上存在する意義もなくなる」と不参加を示唆した。 北朝鮮の談話は、日米がとくにミサイル発射に反対していると主張しているが、ハンナラ党の論評は 「中国とロシアも反対している。北の火遊びを支持するのは少数の北の支配層しかいない」と批判した。 他の国も人工衛星を打ち上げているのだから、北朝鮮にもその権利があるとの北朝鮮の主張に対しては、 「ミサイルの弾頭表面に衛星という2文字を書けば核弾頭が衛星になるというのか。 6カ国協議のテーブルで衛星ということを科学的に立証してみろ」と強い調子で追及した。 北朝鮮は第12期最高人民会議(国会)第1回会議が開催される4月9日直前の4日から8日の間に、 人工衛星ロケットを打ち上げると国際機関に通告。 実際は長距離弾道ミサイル「テポドン2号」改良型ミサイルの発射とみられている。 打ち上げ中断を求める国際的な圧力が強まる中、それでも北朝鮮はミサイル発射を強行するというのが 専門家らの見方だ。
>57
韓国統一研究院の朴英鎬研究委員は「長距離弾道ミサイル発射は、国内の結束強化を図る目的がある。
同時に、対外的には米国との交渉カードとして利用する。さらに、北がミサイルを輸出して
外貨を稼いでいる中東諸国に対しては、ミサイル技術がアップデートしたことを示す狙いがある」
と述べ、「実際に打ち上げるだろう」と予想する。
北朝鮮に対する制裁について朴研究委員は「(国連の制裁が実施されず)日米がそれぞれ制裁を
加えた場合でも、北は6カ国協議に参加しなくなるだろう」と指摘。そのうえで、
「以前にも1年ほど6カ国協議が開催されなかったことがあるが、北朝鮮の目的は米国との
2国間協議なので、その前提となる6カ国協議にいずれ戻ってくるだろう」と分析している。
http://sankei.jp.msn.com/world/korea/090325/kor0903252211008-n1.htm
オーマイニュース閉鎖へ 閲覧低迷、広告収入伸びず
2009.3.25 23:24
オーマイニュース社は25日、市民記者によるニュースサイト
「オーマイニュース(現オーマイライフ)」を4月24日に閉鎖すると発表した。
閲覧数の低迷や景気悪化で広告収入が伸びず、約2年半で日本から撤退することになった。
オーマイニュースは韓国で発足。ソフトバンクと提携し、「市民みんなが記者」をスローガンに、
平成18年8月に日本でも活動を始めた。初代編集長にはジャーナリストの鳥越俊太郎氏が就任した。
その後、広告収入の増加を目指して、20年9月に生活に密着した話題を主に取り上げる
「オーマイライフ」に衣替えしていた。
http://sankei.jp.msn.com/world/korea/090325/kor0903252328009-n1.htm
北朝鮮「衛星」:27日「破壊命令」 政府、国民に説明へ
2009年3月25日 21時35分 更新:3月25日 21時40分
北朝鮮が長距離弾道ミサイルを4月4〜8日に「人工衛星」の名目で打ち上げることを通告している
問題で、政府は27日に安全保障会議を開いたうえで、ミサイルが日本に落下する場合に備え、
浜田靖一防衛相が自衛隊法82条2の第3項に基づく初の「破壊措置命令」を発令することになった。
河村建夫官房長官、中曽根弘文外相、浜田防衛相が25日、首相官邸で協議し、初の命令を出す方針が
固まった。
命令を受け、海上自衛隊が海上配備型迎撃ミサイル(SM3)搭載のイージス艦2隻を日本海などに、
航空自衛隊は地上配備型迎撃ミサイル(PAC3)を、秋田、岩手両県に展開。
政府は国民への情報提供の態勢なども含め、対処方針を記者会見で説明する。
迎撃に踏み切れば、03年に整備が始まったミサイル防衛(MD)システムの初運用となる。
安保会議の内容は通常公表されず、同3項による命令も非公表が原則。
しかし北朝鮮は既にミサイル発射を通告しているため、首相が主宰する安保会議で決定した対処方針を
明らかにすることで、国民の不安解消と政権浮揚につなげる狙いだ。
北朝鮮が通告した危険水域に基づけば、ミサイルは秋田、岩手両県の上空を通過する公算になる。
河村長官は協議後の会見で「通告通りなら日本への落下のがい然性は非常に低い」と述べた。
ただ、故障したミサイルの部品やロケットブースターなどが日本領土・領海に落ちるおそれもあるため、
防衛省は浜松基地(静岡県)のPAC3を両県に移動させ、迎撃に備える。【松尾良、坂口裕彦】
http://mainichi.jp/select/today/news/20090326k0000m010122000c.html
北朝鮮ミサイル破壊、27日に初の命令
政府は25日、北朝鮮が「人工衛星」名目で弾道ミサイルを発射する場合に備え、
自衛隊法に基づく初の「破壊措置命令」を発令する方針を決めた。
日本に飛来した場合は自衛隊のミサイル防衛(MD)システムで迎撃する。
27日に開く安全保障会議(議長・麻生首相)で決定し、浜田防衛相が命じる方針だ。
対処方針は25日、河村官房長官、中曽根外相、浜田防衛相が首相官邸で協議して確認した。
破壊措置命令は自衛隊法82条の2に基づく措置で、手続きには
〈1〉ミサイルなどが日本に飛来する「おそれ」がある場合、閣議決定を経て防衛相が発令する
〈2〉「おそれ」があるとまで認められない場合でも、事態の急変に備え、
閣議決定を経ずに防衛相があらかじめ発令する――の二通りがある。
政府は北朝鮮の予告通りなら、東北地方のはるか上空を通過するため、日本に飛来する可能性は
極めて低いと判断し、〈2〉を適用することにした。この場合、発令の事実の公表や、
安全保障会議の開催は義務づけられていない。国民の混乱を回避し、シビリアンコントロール
(文民統制)を確保するため、これを実施することにした。
破壊措置命令を受け、防衛省は、迎撃用のスタンダード・ミサイル3(SM3)を搭載した
海上自衛隊のイージス艦を日本海に展開するほか、航空自衛隊浜松基地(静岡県)の
地対空誘導弾パトリオット・ミサイル3(PAC3)を秋田、岩手両県内の自衛隊施設に移動させる。
(2009年3月25日22時55分 読売新聞)
http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20090325-OYT1T01110.htm
北朝鮮「衛星」、落下前の発表目指す 官房長官ら確認
2009年3月25日20時13分
河村官房長官は25日、中曽根外相、浜田防衛相と首相官邸で会談し、北朝鮮が発射を予告している
「人工衛星」への対応を協議した。安全保障会議(議長・麻生首相)を27日に開き、
「弾道ミサイル破壊措置命令」を発令する方針を確認したとみられる。
河村長官は協議後の記者会見で、発射された場合の国民への周知について、
「06年のケースは公表に非常に時間がかかった。発射と同時に察知して、できるだけ早く、
限られた時間の中で周知するというのが政府の役割だと思っている」と述べ、
「人工衛星」が落下する前の発表を目指す考えを示した。
周知の方法については、「各市町村は防災無線を持っているし、第一報が入ればマスコミに伝えるので、
ラジオ・テレビが一斉に伝えると思う」と語った。
http://www.asahi.com/politics/update/0325/TKY200903250389.html
当たるか?被害は?官邸緊迫 北ミサイル迎撃へ 2009.3.25 22:54 「つまらんことを言うんじゃない。緊張感が足りないんじゃないか」 24日午後、麻生太郎首相は、ある政府高官を首相執務室に呼び、珍しく声を荒らげた。 この高官は23日、記者団との懇談でミサイル防衛(MD)について 「鉄砲の弾で鉄砲の弾を撃つようなものだ。当たるわけない」と私見を披露した当人。 北朝鮮が「人工衛星」を名目に長距離弾道ミサイルの発射準備を進めている折、 こうした発言は国民の不安を助長しかねない。 多少の“失言”には寛容な首相も、さすがに堪忍袋の緒が切れたようだ。 首相は24日夜、記者団に高官発言への感想を問われ「発言を知らないので答えようがない」 ととぼけた上で、「政府は迎撃ミサイルを含め、国民に危険が及ぶことを全力で阻止する」 と語気を強めた。 北朝鮮の予告通りならば、ミサイルは1段目を日本海で切り離した後、日本の東北地方上空を通過し、 ハワイ沖に着弾する。北朝鮮は平成18年7月にテポドン2号の発射、10月に核実験を行い、 国連安保理は決議1695、1718号をそれぞれ採択しており、いかなる理由でもミサイル発射は許されない。 だが、さらに問題なのは北朝鮮がテポドン2号の打ち上げに1度も成功していないことだ。 1段目の切り離しに失敗したり、2段目が失速すれば日本の領土・領海に落ちる可能性もある。 政府はミサイルが軌道をそれた場合、速やかに迎撃し、被害を最小限にとどめる方針だが、 判断は極めて難しい。落下物に燃料が大量に残っていれば、迎撃で被害が拡大する可能性もあるからだ。 防衛省などは多様なケースを想定し、被害を最小限に防ぐシミュレーションを実施しているが、 ミサイルは発射後7〜8分で日本上空に達するため、迎撃の是非は瞬時の判断が求められる。 失敗し、人的・物的被害が発生すれば、政府は非難を免れない。
北ミサイル、韓国政府“弱腰” 首席代表「制裁決議」に悲観的 2009.3.25 23:51 【ソウル=水沼啓子】北朝鮮の核をめぐる6カ国協議の韓国首席代表、魏聖洛(ウイ・ソンラク)・ 外交通商省平和交渉本部長は25日、北朝鮮がミサイルを発射した場合、 「一定の対応が不可避」としながらも、対北制裁については留保する姿勢を示した。 これまで日米韓が一致して国連安全保障理事会での制裁を示唆しながら北に圧力をかけてきたが、 ミサイル発射が近づいたことから、韓国政府は現実的な対応策を検討し始めたとみられる。 この日、中国から帰国した魏本部長は「必ずしも制裁になるとは断定できない」と述べた。 これまで韓国は、北朝鮮のミサイル発射について、日米両国とともに安保理決議違反として、 制裁の可能性を示唆してきた。しかし、安保理で拒否権を持つ中国やロシアが制裁に慎重なことから、 今回発言に含みをもたせたとみられる。 ミサイル発射問題への対応策をめぐり中国との間で意見の相違があることについて、魏本部長は 「少しずつ共感する部分を広げている過程」と述べ、まだ意見が一致していないことも明らかにした。 また、「(ミサイルが発射されたら)多少冷却期があるかもしれないが、6カ国協議が再開して 非核化を論じる機会があると期待している」と、6カ国協議はいずれ再開されるとの見通しを示した。 一方、北朝鮮の外務省報道官は24日の談話で、 「日米が、唯一わが国(北朝鮮)に対して宇宙の平和的利用の権利を否定し自主権を侵害しようとしている」 とし、これは「(2005年9月19日の6カ国協議の)共同声明の『相互尊重と平等の精神』に 全面的に反する」と強調。その上で「共同声明が破棄されれば、6カ国協議はこれ以上存在する 意義もなくなる」と不参加を示唆しており、強硬姿勢を崩していない。
>66
北朝鮮は第12期最高人民会議(国会)第1回会議が開催される4月9日直前の4日から8日の間に、
人工衛星ロケットを打ち上げると国際機関に通告した。実際は長距離弾道ミサイル「テポドン2号」
改良型ミサイルの発射とみられている。
打ち上げ中断を求める国際的な圧力が強まる中、それでも北朝鮮はミサイル発射を強行するというのが
専門家らの見方だ。
韓国統一研究院の朴英鎬研究委員は「長距離弾道ミサイル発射は、国内の結束強化を図る目的がある。
同時に、対外的には米国との交渉カードとして利用する。さらに、北がミサイルを輸出して
外貨を稼いでいる中東諸国に対しては、ミサイル技術が向上したことを示す狙いがある」と述べ、
「実際に打ち上げるだろう」と予想する。
http://sankei.jp.msn.com/world/korea/090325/kor0903252351010-n1.htm
北ミサイル迎撃、MD計画の過信は禁物 コイル米元国防次官補に聞く 2009.3.25 23:56 北朝鮮が「人工衛星」と称し長距離弾道ミサイルを発射した場合、日米のミサイル防衛(MD)は 機能するか。キーティング米太平洋軍司令官が24日の下院軍事委員会公聴会で 「大統領が命令すれば、米領土と同盟国を守る準備はできている」と述べるなど、 米軍高官からは対応に自信を示す発言が相次いでいる。 これに対し、クリントン元政権下でミサイルなどの運用実験・評価を担当した フィリップ・コイル元国防次官補は「不確かなシステムに頼り切るべきでない」と強調する。 コイル氏にその理由を聞いた。(ワシントン 有元隆志) −−発射前にミサイルか人工衛星の打ち上げかの見分けはつくのか 「衛星ならば、ミサイルの弾頭より大きい。形状をみればわかる」 −−発射前に確認ができない場合、発射後どの時点で判別ができるか 「ロケットでも弾道ミサイルでも打ち上げ当初は地球の自転に沿って上昇するので見分けはつかない。 1分後ぐらいにロケットとミサイルでは上昇角度が変わってくる」 −−北朝鮮が夜間に発射した場合の探知は 「早期警戒衛星は発射を探知できるが夜間や悪天候では感度は高くはない。 より性能の高い宇宙空間赤外線システム(SBIRS)衛星などの配備は計画より遅れている。 仮に衛星なら、米国などのように好天候で実施するだろう」 −−日米のイージス艦に配備されている海上配備型迎撃ミサイル(SM3)で迎撃する可能性は 「日米が迎撃するとは想像できない。イージス艦による迎撃の問題点はミサイルの速度が遅いことだ」
実質的所有者は朝鮮総連…東京地裁が土地・建物移転登記命令
破綻(はたん)した全国の在日朝鮮人系信用組合から不良債権を買い取り、
在日本朝鮮人総連合会(朝鮮総連)に対して約627億円の債権を持つ整理回収機構が、朝鮮総連と、
朝鮮総連中央本部(東京都千代田区)の土地建物の登記上の名義人である合資会社を相手取り、
中央本部の所有権が朝鮮総連にあることの確認などを求めた訴訟の判決が26日、東京地裁であった。
浜秀樹裁判長は、中央本部について、「対価を支払うことなく朝鮮総連が使用し続けており、
実質的な所有権は朝鮮総連にあるというべきだ」と述べ、朝鮮総連の代表者への移転登記をするよう
命じた。朝鮮総連は控訴する方針。
この判決が確定すれば、整理回収機構は強制競売の手続きに入る予定で、朝鮮総連は立ち退きを求
められる可能性がある。
整理回収機構は旧朝銀東京信組などから買い取った債権のうち、
約627億円分は実質的には朝鮮総連への融資だったとして返還を求める訴訟を提起。
2007年6月、東京地裁が朝鮮総連に全額支払いを命じる判決を言い渡し、確定した。
この判決に基づき、同機構は中央本部の土地建物を差し押さえようとしたが、
同本部の登記上の所有者は合資会社「朝鮮中央会館管理会」となっていたため、
同機構は、今回の訴訟で名義の書き換えを求めていた。
(2009年3月26日15時47分 読売新聞)
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20090326-OYT1T00779.htm
朝鮮総連ビル、名義書き換え命じる=強制競売に向けRCC勝訴−東京地裁
在日本朝鮮人総連合会(朝鮮総連)の中央本部ビルを強制競売できるよう、
整理回収機構(RCC)が登記上の所有者「朝鮮中央会館管理会」などを相手に総連代表者の名義に
書き換えるよう求めた訴訟の判決で、東京地裁は26日、徐萬述議長名義への書き換えを命じた。
これでRCCによる強制競売の動きが進みそうだ。
浜秀樹裁判長は「当初から総連が使用を継続し、管理会に使用料などを支払った形跡がない」とし、
総連が実質的な所有者と指摘。徐議長の名義にすれば、RCCの強制執行は可能になると述べた。
RCCは総連に約627億円の返済を求めた訴訟で勝訴。
同地裁に競売を申し立てたが、登記上は管理会所有だったため認められなかった。
RCCは管理会名義のまま競売に付す手続きを進めるため、同地裁に別の裁判も起こしたが、
昨年11月に棄却された。
朝鮮総連中央本部広報室の話 事実をまったく無視した不当極まりない判決で即時控訴する。
(2009/03/26-15:30)
http://www.jiji.com/jc/c?g=soc_30&k=2009032600623
米国務長官「高い代償」 北朝鮮ミサイル発射問題
【ワシントン=丸谷浩史】ヒラリー・クリントン米国務長官は25日、訪問中のメキシコで記者団の
質問に答え、北朝鮮が人工衛星の名目で進めている長距離弾道ミサイル発射は「挑発的だ」と警告する
とともに「核問題を巡る6カ国協議に影響し、高い代償を払うことになる」と強調した。
米メディアは北朝鮮によるミサイル発射が迫っていると相次いで報じ、情勢は緊迫してきた。
クリントン長官は北朝鮮がミサイルを発射すれば、国連安全保障理事会の決議違反として
問題を提起する考えも示した。 (2009年3月26日 10:04)
http://www.nikkei.co.jp/news/main/20090326AT2M2600H26032009.html
北朝鮮:「日米はミサイル発射非難の資格なし」
2009/03/26(木) 10:09
26日付新華社通信によると、北朝鮮外務省は「泥棒が泥棒を捕まえろと叫んでいる」と
日米を非難する声明を発表した。日本では「北朝鮮がミサイルとみられる物体を発射台に設置」
と報じられ、長距離弾道ミサイル「テポドン2号」かと緊張が高まっている。
朝鮮中央通信社は24日、北朝鮮外務省の声明を引用して、日米が北朝鮮の衛星発射に反対するのは
北朝鮮に対する敵対行動だと伝えた。北朝鮮が長距離弾道ミサイル発射を計画していると非難する
国自身が、弾道ミサイルを大量に保有しており、
こうした非難は「泥棒が泥棒を捕まえろと叫んでいるに等しい」という主張だ。
北朝鮮は2月「銀河2号」搭載ロケットを利用して、「光明星2号」試験通信衛星を発射すると発表。
日米韓は、北朝鮮が「テポドン2号」型弾道ミサイルを発射する計画ではないかと見ている。
日米は、国連安保理の第1718号決議に違反するとして、北朝鮮に発射計画の取り消しを求めた。
北朝鮮外務省の声明は、いかなる国も平等に宇宙技術を発展させる合法的権利を有していると強調。
日米が衛星発射技術は弾道ミサイル発射に利用できることを理由に、北朝鮮の衛星発射に反対するのは、
「料理に使う包丁まで武装解除の対象にするような考え方」だと述べた。
声明はさらに、日米の論理は実質的に、いかなる非友好国も自衛能力を持つ権利はなく、
平和的な宇宙開発技術を発展させる権利もないと言うに等しい、としている。(編集担当:吉田庸子)
http://news.searchina.ne.jp/disp.cgi?y=2009&d=0326&f=politics_0326_004.shtml
テポドン、3段式の改良型か 設置を韓国側も確認 2009年3月26日12時7分 【ソウル=牧野愛博】北朝鮮は25日、東北部の咸鏡北道(ハムギョンブクト)花台郡(ファデグン) 舞水端里(ムスダンリ)にあるミサイル基地の発射台に長距離弾道ミサイル「テポドン2」と見られる 機体を設置した。韓国政府関係者が26日、明らかにした。 北朝鮮は「4月4日から8日までに、人工衛星を運搬するロケットを打ち上げる」としている。 韓国政府関係者などによると、北朝鮮が25日、組み立て棟から機体を引き出し、 基地内にある発射台に設置したことを、米国などの偵察衛星が確認した。機体の上部には覆いが かけられ、弾頭部分まですべて組み立てが終了しているのかどうかは不明という。 引き出された機体は、06年7月にも発射した2段式長距離弾道ミサイル「テポドン2」 (射程6千キロ以上)とみられる。北朝鮮は「試験通信衛星を運搬するロケット」と説明しており、 「テポドン2」を3段式に改良した機体の可能性が高い。 今後は、地下のパイプを使って液体燃料を注入。 発射した機体から出る電波を追跡するレーダーや衛星の管制システムを本格稼働させるとみられる。 韓国政府関係者は「4〜5日もあれば、発射準備は完了するだろう」と語った。 北朝鮮の国際海事機関(IMO)に対する通知によれば、ロケットが落下する可能性があるのは、 1段目は秋田県沖約130キロから約380キロにかけての帯状の海域、 2段目は日本列島の東南東約2150キロの太平洋の長さ約800キロの海域。 発射時刻は、予定期間中の日本時間午前11時から午後4時の間を計画している。
>74
韓国政府は発射の可能性が極めて高いと判断している。韓国軍は情報監視態勢のレベルを引き上げた
ほか、海軍のイージス艦「世宗大王」を日本海に配備し、情報収集に全力を挙げる方針だ。
27日にはワシントンで日米韓の6者協議首席代表が集まり、国連安全保障理事会での対応を含む
事態の善後策について協議する。李明博(イ・ミョンバク)大統領も4月初め、
ロンドンでオバマ米大統領や麻生首相らと首脳会談を行い、ミサイル発射阻止に全力を挙げる考えだ。
◇
日本政府関係者は26日、北朝鮮が発射台にミサイルとみられる機体を設置したことについて、
米国などの情報をもとに確認したことを明らかにした。
http://www.asahi.com/international/update/0326/TKY200903260072.html
北朝鮮ミサイル「発射なら安保理に提起」 米国務長官
2009年3月26日10時38分
【ワシントン=鵜飼啓】北朝鮮の弾道ミサイル問題で、クリントン米国務長官は訪問先の
メキシコ市で25日、発射されれば国連安全保障理事会に問題を提起するとの考えをAP通信など
同行記者団に示した。ただ、国連でどのような対応を求めるのか具体的には踏み込まなかった。
クリントン氏はミサイル発射を「挑発的な行動」と改めて位置づけ、
「見逃されることはない。代償があるだろう」と述べた。米政府は日本と同様、北朝鮮の主張通りに
人工衛星の打ち上げだったとしても、弾道ミサイル開発を禁じた安保理決議違反としており、
何らかの形で違反への非難をとりまとめたい考えだ。
また「早期再開を希望している6者協議にも良くない結果を招く」と言及。
発射に踏み切れば、協議再開の困難さが増すことへの懸念も示した。
http://www.asahi.com/international/update/0326/TKY200903260099.html
ミサイル計画進めば「安保理決議違反を提起」…米国務長官
【リオデジャネイロ=小寺以作】クリントン米国務長官は25日、
北朝鮮の長距離弾道ミサイル発射準備について、
「(高い)代償を払う道を進んでいる。6か国協議にも深刻な影響を及ぼす」との見解を示した。
長官は、「北朝鮮が計画を進めた場合、国連に安保理決議違反を提起するつもりだ」と言明し、
発射の場合、米国として厳しい姿勢で臨む方針を強調した。
訪問先のメキシコ市で、記者団の質問に答えた。
(2009年3月26日10時55分 読売新聞)
http://www.yomiuri.co.jp/world/news/20090326-OYT1T00396.htm
北朝鮮、長距離弾道ミサイルを発射台に設置と 米政府当局者
ワシントン(CNN) 米政府当局者は25日、北朝鮮が長距離用とみられる弾道ミサイルを
発射台に設置したことを明らかにした。北朝鮮は先に、国際機関に対し4月4日─8日の間、
「人工衛星」を打ち上げると通告していた。
発射台への設置が本当なら、この期日内の打ち上げの可能性が高まったことになる。
北朝鮮は、打ち上げるのは通信衛星と主張しているが、日米韓は人工衛星搭載のロケット技術は
軍事に転用可能で2006年の北朝鮮制裁決議に違反すると反発、打ち上げに踏み切った場合、
国連安保理で対応策を講じるとけん制している。
発射台に据えられた長距離ミサイルの種類は不明だが、北朝鮮は米アラスカやハワイにも
到達可能とされる射程約6700キロの「テポドン2」を保持する。
2009.03.26 Web posted at: 10:57 JST Updated - CNN
http://www.cnn.co.jp/world/CNN200903260001.html
北朝鮮「衛星」:発射台に設置か 先端部に覆い 米報道
【ワシントン草野和彦、ソウル西脇真一】米NBCテレビは25日午前(日本時間26日未明)、
米当局者の話として、北朝鮮が「人工衛星打ち上げ用」と主張している長距離弾道ミサイル1基を、
咸鏡北道花台郡舞水端里(ハムギョンプクドファデグンムスダンリ)のミサイル発射台に設置したと
報じた。NBCはこのミサイルを「テポドン2号」としている。
NBCによると、ミサイルの先端部分には覆いがされているが、2段目までが確認できるという。
ロイター通信は「発射間近にあることを示しているが、正確な時期ははっきりしない」との
当局者の話を伝えた。北朝鮮は4月4〜8日の間に「人工衛星」を発射すると予告している。
一方、クリントン米国務長官は25日、訪問先のメキシコ市で「北朝鮮は、6カ国協議の再開に
悪影響を与える道を進んでいる」と言及。いかなる目的であれ、ミサイル発射の場合は
「国連決議違反として国連で提起する」と改めて強調した。
また、韓国の有力紙、朝鮮日報も26日、外交消息筋の話として北朝鮮のミサイル発射台に
「テポドン2号」が装着されたと報じた。米国の偵察衛星が24日、確認したという。
技術的には3〜4日以内の発射が可能だが、燃料の注入までは確認されていないという。
毎日新聞 2009年3月26日 11時52分(最終更新 3月26日 15時17分)
http://mainichi.jp/select/world/news/20090326k0000e030045000c.html
ミサイル問題で官房長官「各国と情報交換」 北朝鮮「問題ない」
河村建夫官房長官は26日午前の記者会見で、北朝鮮が長距離弾道ミサイル「テポドン2号」を
発射台に設置したとの報道について「重大な関心の下で自衛隊を含めた情報収集態勢を取り、
各国とも機密情報を交換している。具体的にどのような情報を持っているかについて個別の答えは
差し控える」と述べ、関係国と連携して情報収集を進めているとした。
北朝鮮の政府機関紙、民主朝鮮は26日、「試験通信衛星」の打ち上げを主張していることに関して、
国際海事機関(IMO)などの国際機関を通じ「必要な資料を通報した」と改めて指摘した。
そのうえで「衛星打ち上げに全く問題視されるものはない」と強調した。
朝鮮中央通信の報道を朝鮮通信(東京)が伝えた。(2009年3月26日 12:53)
http://www.nikkei.co.jp/news/seiji/20090326AT3S2600B26032009.html
北朝鮮ミサイル、韓国も設置を確認 現地報道
【ソウル=尾島島雄】韓国の聯合ニュースは26日、政府当局者の話として、北朝鮮が北東部の
日本海側にある舞水端里(ムスダンリ)で24日午後に弾道ミサイルを発射台に設置したと報じた。
これに関連して韓国軍は弾道ミサイルの探知・追尾のためイージス艦を日本海に派遣する方針だと伝えた。
北朝鮮が「試験通信衛星を打ち上げる」として国際機関に伝えた4月4―8日の発射を想定すると、
予想より数日早く設置したことになる。発射に欠かせない液体燃料の注入は確認されていない。
韓国国防省報道官は26日の記者会見で「発射を強行すれば、朝鮮半島の安全保障と北東アジア地域の
安定に対する深刻な挑戦だ」と述べ、発射中止を重ねて要請した。
ムスダンリは2006年のテポドン2号の発射時にも使用した基地。衛星写真を解析している
米シンクタンクによると、衛星打ち上げとミサイル発射の双方が可能な体制になっているという。
(2009年3月26日 13:52)
http://www.nikkei.co.jp/news/kaigai/20090326AT2M2601L26032009.html
韓国国防部:北朝鮮に「ミサイル発射即刻中止」促す
2009/03/26(木) 14:58
26日付中国新聞社電によると、韓国国防部は26日、北朝鮮の長距離弾道とみられるミサイルが
発射台に設置されたことを受けて、「北朝鮮のミサイル発射は国連安保理第1718号決議に違反しており、
北朝鮮に即刻発射計画を中止するよう求める」とする声明を発表した。
中国新聞社が韓国聨合通信の報道を引用して伝えた。
聨合通信の報道によると、韓国国防部の元泰載報道官は同日の記者会見で、
「北朝鮮は近日ミサイル発射の準備を続けているが、韓国政府と国際社会の数度にわたる警告をも
顧みず、発射を強行した場合は、朝鮮半島の安全保障と北東アジア地区の安定に対する重大な挑発に
なる」と警告した。
しかし、北朝鮮がミサイルを発射台に設置したのは本当かとの質問に対して、
同報道官は機密情報であることを理由に回答を避けた。(編集担当:吉田庸子)
http://news.searchina.ne.jp/disp.cgi?y=2009&d=0326&f=politics_0326_006.shtml
北朝鮮、人工衛星の「平和的」打ち上げ計画を確認−米国は抗議の構え
3月26日(ブルームバーグ):北朝鮮は26日、「平和的」な宇宙プログラムの一環として、
人工衛星の打ち上げを計画していることを確認した。
米国は北朝鮮がミサイル発射実験を実施した場合、国連に問題提起する方針を示している。
北朝鮮国営の朝鮮中央通信(KCNA)は政府機関紙、民主朝鮮を引用し、
「人工衛星の製造と打ち上げは近代的な科学と技術の結晶だ」と強調。
いかなるミサイル発射に対しても対抗措置を講じる方針を「しつこく繰り返している」として、
韓国とその同盟国を非難した。
クリントン米国務長官はメキシコ市で25日、ミサイルが発射された場合には国連でこの問題を
取り上げると表明。韓国国防省も26日、ロケット発射は「挑発行為」だとの認識を示した。
米政府の国防当局者は25日、ワシントンで匿名を条件に、北朝鮮が同国東海岸の発射台に
弾道ミサイル「テポドン」1基を設置しているとの見方を示した。
北朝鮮は今月、4月4−8日に人工衛星を打ち上げると国際機関に通知している。
原題:North Korea Affirms It Plans ‘Peaceful’ Launch of Satellite
更新日時 : 2009/03/26 14:37 JST
http://www.bloomberg.co.jp/apps/news?pid=90003011&sid=akHhAg.CJlGQ&refer=jp_asia
北朝鮮:「衛星発射」通告 設置作業開始を確認 「4日に発射か」−−日本政府高官
政府高官は26日午前、北朝鮮が「人工衛星打ち上げ用」と主張している長距離弾道ミサイルを、
咸鏡北道花台郡舞水端里(ハムギョンプクドファデグンムスダンリ)のミサイル発射台に設置する
作業を開始したことを確認したと明らかにした。
北朝鮮は4月4〜8日の間に「人工衛星」を打ち上げると予告しており、政府高官は
「北朝鮮は発表したことを基本的には守る。天候次第だが、おそらく4日にミサイルを発射するだろう」
との見通しを示した。
毎日新聞 2009年3月26日 東京夕刊
http://mainichi.jp/select/seiji/news/20090326dde001030027000c.html
北朝鮮ミサイル3段式か テポドン2号を改良?米警戒
【ソウル26日共同】米韓軍当局が、北朝鮮の「人工衛星」打ち上げに使われるのは2段式の
長距離弾道ミサイル「テポドン2号」(射程6000キロ以上)を改良した3段式の可能性が高い
とみていることが26日、分かった。複数の関係筋が明らかにした。
3段式をミサイルとして使った場合、最大射程は8000キロ前後に伸びると推定しており、
米国などは大陸間弾道ミサイル(ICBM)に直結すると警戒している。
米韓の政府当局者は、北朝鮮咸鏡北道舞水端里の発射台へのミサイル設置を確認した。
ただ、韓国軍関係者によると、上部には覆いがかかっており、米偵察衛星からも詳しい構造は
確認できていないとみられる。
北朝鮮は4月4−8日の打ち上げを国際機関などに通告している。
韓国政府内では、北朝鮮が9日の最高人民会議第12期第1回会議に確実に間に合わせるため、
天候条件さえ合えば予告期間初日の4日にも打ち上げるとの見方が多い。
北朝鮮は日本海と北太平洋上の2つの危険水域を指定。
2段目も地球上に落下することを前提にしており、関係筋によると、
「人工衛星」を積んで地球の周回軌道に乗せるための3段目の存在が確実視されている。
ブレア米国家情報長官は今月10日の上院軍事委員会公聴会で、北朝鮮が3段式打ち上げに
成功すればアラスカやハワイだけでなく、米本土も射程に入れることができると強い警戒感を示した。
北朝鮮が1998年に試験発射したテポドン1号は先端部分に固体燃料式の推進装置を持ち、
3段式に通じる構造を持っていたとみられている。
http://www.47news.jp/CN/200903/CN2009032601000792.html
韓国もイージス艦派遣へ ミサイル設置は24日か
2009.3.26 11:48
韓国の聯合ニュースは26日、北朝鮮が長距離弾道ミサイル「テポドン2号」とみられる物体を
舞水端里の発射台に設置したのを受け、韓国海軍が昨年末に就役した韓国初の
イージス駆逐艦「世宗大王」を日本海に派遣すると報じた。
同艦は弾道ミサイル対応の迎撃ミサイルを搭載していないが、弾道ミサイルが発射された場合に
追跡する。韓国紙、朝鮮日報によると、ミサイルは長さ33〜35メートルで、米国の偵察衛星が
24日に発射台への設置をとらえた。
ただ、韓国軍関係筋によると、上部には覆いがかかっており、北朝鮮が主張する「衛星」が
搭載されているかどうかは確認できていない。(共同)
http://sankei.jp.msn.com/world/korea/090326/kor0903261149001-n1.htm
打ち上げは「当然の流れ」 「韓国には打撃」と北朝鮮紙
2009.3.26 13:03
北朝鮮の内閣などの機関紙「民主朝鮮」は26日の論評で、
「わが国は1998年の光明星1号打ち上げで、衛星打ち上げ国になっており、
今回の試験通信衛星の打ち上げは当然の流れだ」と指摘、
宇宙開発のための打ち上げであることを強調した。朝鮮中央通信が伝えた。
論評はまた、今回の「衛星」打ち上げを長距離弾道ミサイルの発射として中止を求める
韓国の李明博政権を非難。「衛星の打ち上げを契機にわが国の国力はさらに強化され、
南朝鮮(韓国)の人々の心は北へ向かうことは明らか」とした上で
「これは李政権にとって甚大な打撃となる」と主張した。(共同)
http://sankei.jp.msn.com/world/korea/090326/kor0903261304002-n1.htm
韓国検察、牛肉問題報道で番組プロデューサーを拘束
2009.3.26 19:27
韓国検察は26日までに、米国産牛肉に牛海綿状脳症(BSE)の危険があると報じ、
昨年の李明博政権への抗議行動に火を付けたMBCテレビの報道番組「PD手帳」の
男性プロデューサーについて、米牛肉輸入を決めた官僚への名誉棄損容疑で拘束した。
PD手帳については、抗議行動が激しさを増していた昨年6月に農林水産食品省が捜査依頼。
番組でBSEに感染したか感染の疑いがあると紹介した「へたり牛」や米国人女性が
いずれも感染していなかったと判明したが、当時の主任検事は身柄拘束は見送り、
別の捜査チームが引き継いでいた。
韓国メディアによると、同検事は名誉棄損の立件は困難と判断し、
検察首脳部との間で摩擦が生じていたという。同検事は今年1月に辞職した。(共同)
http://sankei.jp.msn.com/world/korea/090326/kor0903261930003-n1.htm
中ロ韓印首脳と初会談へ オバマ氏、北朝鮮焦点に
2009.3.26 10:26
ギブズ米大統領報道官は25日の記者会見で、金融サミットに初参加するオバマ大統領が
ロンドンで4月1日、中国の胡錦濤国家主席とロシアのメドベージェフ大統領、
2日に韓国の李明博大統領とインドのシン首相とそれぞれ初会談すると正式発表した。
北朝鮮は日本海側の咸鏡北道舞水端里にあるミサイル発射台に長距離弾道ミサイルを設置、
4月4〜8日の間に「人工衛星」名目で発射を強行する構え。このため、6カ国協議参加国である
ロシアや中国、韓国首脳との会談ではこの問題が緊急の焦点に浮上してきた。
オバマ大統領は3月末にロンドン入りし、金融サミットに参加。その後、フランスとドイツで
開かれる北大西洋条約機構(NATO)首脳会議に出席し、トルコも訪れる。
英国滞在中にはブラウン首相やエリザベス女王とも会談する。(共同)
http://sankei.jp.msn.com/world/america/090326/amr0903261028007-n1.htm
北ミサイル発射なら「高い代償」 米ヒラリー長官
2009.3.26 11:12
クリントン米国務長官は25日、メキシコ市内で、北朝鮮が「人工衛星」と主張する
長距離弾道ミサイルの発射について「高い代償を払い、6カ国協議に影響する。
国連で安全保障理事会決議への違反を提起する」と警告した。
クリントン長官は「いかなる目的であれ、ミサイルを発射しようとすることは挑発的行為だ。
国連安保理の決議に違反する」とした上で、発射された場合は「この挑発的行為と決議違反は
見過ごされない」と指摘した。メキシコのカルデロン大統領らとの会談後の記者会見で述べた。
また、米国防総省のモレル報道官は25日の記者会見で、人工衛星をロケットに載せて打ち上げる
技術は「軍事転用可能」と強調。発射した場合は国連安保理が2006年に採択した北朝鮮制裁決議
に「違反する」と重ねて明言した。
実際の発射には液体燃料の注入が必要。注入後のミサイルは燃料の重みで不安定になるため
「2〜3日中に発射される可能性が高い」(米情報筋)とされる。(共同)
http://sankei.jp.msn.com/world/america/090326/amr0903261117008-n1.htm
【中国のブログ】中国人が見た韓国人のマナー「列に並ばない!」 2009/03/26(木) 03:29 近年、中国人の間では「文化を横取りする」などとして韓国に対する反発が高まっている。 このブログは旅先で出会った韓国人のマナーについて紹介するものである。以下はそのブログより。 --------------------------------------------------------- 中国ではかつて、韓国人は「高麗棒子(韓国人に対する蔑称)」と呼ばれていた。 これは日本軍が中国に駐留していた時代、警察官として採用されていた朝鮮人たちが 日本鬼子の威を借りて横暴な態度を取り、中国人を持っていた棒で殴打していたことに由来する。 古来より彼らの心中には中国は友人であるという考えは存在しないようである。 上記のとおり、日本軍国主義の下、彼らは日本人と共に中国を虐めていたのである。 世界が平和になり「長兄」とする国家が存在しなくなった昨今、韓国は自ら行動せざるを得なくなった。 自国に誇れる文化がないためであろう、漢字を廃止し、孔子や李白、孫中山などの著名な中国人を 韓国人とみなしているのである。 以前、私が旅行で客船に乗ったときのことである。船上には大陸の中国人や香港人、 台湾人旅行客のほかに韓国人旅行客もいた。韓国人旅行客以外は、出身地域はそれぞれ異なるものの、 皆が打ち解けることができた。しかし、韓国人旅行客だけが騒がしく、秩序のない行動をしていた。 列に並ばなければならない時、我々は皆、順序を守って列に並んでいた。 おしゃべりをしながら列に並んでいれば、前の人が進んでいることに気付かない時もあるだろう。 こういう時には注意が必要だ。自分の前にスペースがあると、韓国人が割り込んで来るのである。 韓国では列に並ぶという習慣がないのか、それとも故意の行為だったのかは分からない。 しかし、同じような行為が何度も発生していることを見ると、 もはや割り込みは彼らの習慣になっているようである。 -------------------------------------------------------------- (出典:随風邪来去痴呆瘋者无形博客 意訳編集担当:畠山栄)
社民・福島氏、北ミサイル迎撃批判を延々と 野党席からも失笑
2009.3.26 18:46
社民党の福島瑞穂党首は26日の参院予算委員会で、北朝鮮の弾道ミサイルが日本領内に落下した場合、
迎撃する日本政府の方針について、「迎撃ミサイルが目標に当たったら残骸(ざんがい)が落ちる。
当たらなくともミサイルは向こう(国外)へ行ってしまう。国内外の市民に被害はないといえるのか」
と激しい批判を展開した。
中曽根弘文外相は「わが国民の生命財産に被害が及ぶ恐れがあるならば迎撃は当然だ」と答弁。
浜田靖一防衛相も「そのまま落ちてきた方が被害は大きい。宇宙空間で当たれば燃え尽きてほとんど
落ちてこない。まず破壊することで規模を小さくするのが重要だ」と強調し、理解を求めた。
しかし、福島氏は、「当たらない場合は国益を侵害し、当たった場合でも単なる人工衛星だったら
どうなるのか」などと迎撃批判を延々と続け、野党席からも失笑が漏れた。
http://sankei.jp.msn.com/politics/policy/090326/plc0903261851015-n1.htm
北ミサイル迎撃で迫られる理論武装 衛星なら国際法上は適法? 2009.3.26 19:58 北朝鮮が長距離弾道ミサイル「テポドン2号」の発射準備を受けて、政府は発射後は国連安保理に 提起する方針を固めているが、決議が採択されるかどうかは微妙な情勢だ。北朝鮮は「人工衛星打ち上げ」 として国際法上の手続きを着実に進めており、ミサイルだったことを証明するのは至難の業となるからだ。 そこが北朝鮮の狙いなだけに、政府は新たな理論武装を迫られている。 政府が北朝鮮を批判する論拠は、平成18年6月にテポドン2号など弾道ミサイル7発の発射実験を 行ったことにある。これを受け国連安保理は「弾道ミサイル開発に関するすべての活動を停止」を求める 非難決議1695号を採択。同年10月には核実験を行ったため、さらに制裁決議1718号を採択し、 「大量破壊兵器と弾道ミサイル計画の完全なる放棄」を求めた。 このため、麻生太郎首相は「1718号の違反は明らかであり発射を見過ごすつもりはない」と表明、 ミサイルが軌道をそれたら迎撃し、国連安保理に提起する考えを表明している。 ところが、今回は発射準備を米偵察衛星で確認されたことを受け、北朝鮮は2月24日、 実験用通信衛星「光明星2号」をロケット「銀河2号」で打ち上げるとの談話を発表した。 3月上旬に宇宙空間の利用原則を定めた宇宙条約と宇宙物体登録条約に加盟。 12日には国際海事機関(IMO)と国際民間航空機関(ICAO)に対し、4月4〜8日の打ち上げを 通報、危険区域を設定した。日本の国土交通省にも3月21日、同様の通報を行った。 このため、軍事専門家の江畑謙介拓殖大客員教授は「北朝鮮は建前上は国際条約にすべて従っており、 もし『平和的な宇宙活動だ』と主張すれば国際法違反とはいえない。『ミサイルとロケットは同じ構造で あり、発射は地域の安定を損なう』との政府の理論だけで安保理で非難決議が通せるのか」と指摘する。
【WBC】「世界ランクも優秀選手数も日本より上」と韓国紙
2009.3.26 11:41
【ソウル=水沼啓子】26日付韓国各紙は、第2回ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)で
準優勝を収めた韓国代表選手が25日帰国したことを、「英雄帰還」(日刊スポーツ)などと報じた。
「朝鮮日報」は「ランキングもスターも 日本より上の韓国野球」との見出しで、
「ポジション別優秀選手に韓国から4人が選ばれた。優勝国の日本(3人)より多い。
韓国野球はこの日、国際野球連盟(IBAF)が発表した世界ランキングでも3位から2位にあがった。
日本はわれわれより一段低い3位だ」と伝えた。
大会を取材した記者の投票によるポジション別優秀選手(投手は3人)には、日本からは投手で松坂、
岩隈、外野手で青木が選出。準優勝の韓国からは投手・奉重根、一塁手・金泰均、三塁手・李机浩、
指名打者・金賢洙の4人が選ばれた。
特に本塁打と打点で大会トップの金泰均は満票で選ばれたことから、
「満場一致で選ばれた“世界の星”」(京郷新聞)「金泰均 満場一致オールスター」(スポーツソウル)
との見出しで各紙が関連記事を掲載した。
http://sankei.jp.msn.com/sports/mlb/090326/mlb0903261142008-n1.htm
【中国のブログ】WBC敗戦後の韓国人、「感情のない顔」
2009/03/25(水) 16:43
このブログはWBC決勝が行われた24日、韓国の大学に通う中国人が見た、
韓国の様子を紹介するものである。以下はそのブログより。
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3月24日、私にとっては平凡な一日に過ぎなかったが、周りの韓国人たちにとってはそうでは
なかったようである。この日はワールド・ベースボール・クラシック(WBC)における
韓国人のプライドをかけた決勝が行われる日だったからである。
韓国にいる私も決勝戦を見たが、私の周りの全ての韓国人も決勝戦に釘付けとなっていたのだった。
相手が日本で、しかも決勝戦とくれば、韓国が平常でいられることなどできるわけがなく、
大学や研究室にいる韓国人は試合に釘付けとなっていた。彼らが試合に釘付けになっている間、
私はこっそり抜け出し、洗濯をするために家に帰ったのだったが惜しくも韓国は試合に負けてしまった。
研究室に戻った私が見た光景は、感情のないような顔をした韓国人たちであった。
なぜこれほどまでに韓国でWBCが盛り上がっていたのであろうか。
韓国人はどちらかというと愛国主義の人々が多い。スポーツは平和な戦争であり、
日本との決勝戦であれば、これほど多くの韓国人の注目を集めるのも当然だ。
また、2002年に行われたワールドカップサッカー以来、韓国には誇れる出来事がなかったため、
韓国人は栄誉を欲しているのだ。経済危機下にある韓国は民族の心を集結させるためにも栄誉が
必要だったのであろう。
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(出典:留学韓国期待未来的博客意訳編集担当:畠山栄)
http://news.searchina.ne.jp/disp.cgi?y=2009&d=0325&f=column_0325_009.shtml
従軍慰安婦問題:福岡市議会、意見書可決 /福岡
福岡市議会は25日、旧日本軍の従軍慰安婦問題に誠実に対応するよう国に求める意見書案を可決した。
慰安婦問題をめぐって地方議会から国への意見書提出は08年以降、兵庫県宝塚市(08年3月)、
東京都清瀬市(同年6月)、札幌市(同年11月)がある。
平和・人権問題に取り組む市民団体などの要請を受け、社民・市政など2会派が作成した文書案がベース。
これに民主・市民、共産を加えた4会派が立案会派となり、採決で公明も賛成した。
被害者出席のもと、国会で公聴会を開くことや、政府は慰安婦問題の責任を認め、
公的に謝罪することなどを求めている。一方で、議員間で見解の相違がある
「歴史教育を通じてこの問題を国民の記憶にとどめること」などの項目は盛り込まれなかった。
提案会派の一つ、社民・市政の池田良子議員は「被害者の訃報が相次ぐ中、
被害者の尊厳回復と経済的支援ができる時間は限られている」と話している。【鈴木美穂】
〔福岡都市圏版〕
毎日新聞 2009年3月26日 地方版
http://mainichi.jp/area/fukuoka/news/20090326ddlk40040354000c.html
【中国のブログ】韓国大統領の中国への要求「大韓半島と呼べ」 2009/03/27(金) 04:18 3月13日、韓国ソウルで行われた記者会見において、李明博大統領が「中国に対し、朝鮮半島という 名称を大韓半島に変更するよう要求する。さらに、朝鮮半島という言葉を今後は使用しないよう求める」 と宣言したことに対し、当ブログを書いた中国人は「脱中国」の一環ではないかと推測している。 以下はその話題のブログより。 ----------------------------------------------- 3月13日、韓国ソウルで行われた記者会見において、李明博大統領が「中国に対し、朝鮮半島という 名称を大韓半島に変更するよう要求する。さらに、朝鮮半島という言葉を今後は使用しないよう求める」 と宣言した。 李明博大統領は「絶対的多数の国家が一方をKOREA(大韓民国)と称し、 もう一方をNORTH KOREA(北朝鮮)と称しているにも関わらず、 これら2つの国が存在する半島を朝鮮半島と呼んでいる」と発言。 続けて、「中国には朝鮮族の人々が多く存在するが、朝鮮半島という名称では、まるで我々が他人の 土地に住み着いているようではないか」と発言した。李明博大統領の発言のあった当日、ソウルにある 中国語で運営されていたウェブサイトでは「朝鮮半島」という名称が「大韓半島」に修正されたのだった。 つまり、李明博大統領は中国に対して「宿題」を出したうえに、その宿題を「提出」するよう要求して いるのである。 韓国は数百年にわたって使用してきた漢字を捨て去り、中国を感じさせる名称を廃止するなどの 「脱中国」を進めている。例えば、「中医(中国医学)」を「韓医」と変更したほか、 首都ソウルの漢字表記を「漢城」から「首爾」へと変更している。
男3人がソウル日本文化センターの図書閲覧室を一時占拠 「対馬は韓国領土」
2009.3.26 23:46
ソウル市中心部にある国際交流基金のソウル日本文化センターに26日午後、男3人が侵入し、
図書閲覧室を約10分間占拠した。1965年の日韓基本条約の破棄などを訴えるビラを持ち、
職員と言い争いになったが、けが人はなかった。
3人のうち、インターネット新聞発行人を名乗る50代の韓国人は同日、警察に拘束されたという。
関係者によると、3人は閲覧室の扉を自転車のチェーン鍵で閉鎖。当時、日本の新聞などを見ていた
韓国人ら約10人がいたが、火炎瓶に見せ掛けた液体の入った瓶で脅され、外に逃げた。
ビラには「対馬は韓国領土」とか、「韓日漁業協定を廃棄しろ」などと書かれていたという。(共同)
http://sankei.jp.msn.com/world/korea/090326/kor0903262348004-n1.htm
米情報長官が警告 北朝鮮のミサイル発射に
2009.3.27 08:25
【ワシントン=有元隆志】ブレア米国家情報長官は26日、北朝鮮が「人工衛星」と称し、
長距離弾道ミサイル「テポドン2号」の発射準備を進めていることについて、実際に発射した場合、
「国際的な非難だけでなく、さらに悪い事態を招く恐れがある」と警告した。
ロイター通信などが伝えた。
ブレア長官は健康不安が伝えられる金正日総書記について、
「権力をしっかりと握っている。だれかが権力を継承すると予期することは非現実的だ」と述べ、
当面現在の支配体制が続くとの見通しを示した。
ギブズ大統領報道官は26日の記者会見で、
「(ミサイル発射は)挑発的であり、国連安保理決議に違反する」と述べ、
同盟国と協力して朝鮮半島の非核化という目標を目指していく方針を改めて示した。
国務省は27日に北朝鮮の核問題をめぐる6カ国協議の日米韓首席代表による会合がワシントンで
開かれると正式に発表した。3カ国会合とともに日米、米韓の個別会合も開かれる。
http://sankei.jp.msn.com/world/america/090327/amr0903270825001-n1.htm
「設置後」の衛星写真公開 北朝鮮ミサイル発射施設
2009.3.27 09:09
米シンクタンク科学国際安全保障研究所(ISIS)は26日、北朝鮮・舞水端里の
ミサイル発射施設に長距離弾道ミサイル「テポドン2号」とみられるミサイルが設置された後の
現地時間26日午前11時(日本時間同)に撮影された衛星写真を公開した。
写真でミサイルの姿は鮮明に確認できないが、発射台やミサイル設置に必要なクレーンなどが
写っている。
写真はISISが民間の商業衛星を利用して撮影。
ISISは国際原子力機関(IAEA)査察官を務めた核専門家デビッド・オルブライト氏が
主宰しており、北朝鮮やイランの核問題などで定評のある分析を行っている。(共同)
http://sankei.jp.msn.com/world/america/090327/amr0903270913003-n1.htm
北ミサイル「破壊命令」 安保会議経て防衛相が発令
2009.3.27 08:53
政府は27日午前、国会内で安全保障会議を開き、北朝鮮が「人工衛星」打ち上げ名目で発射した
長距離弾道ミサイルが日本の領土・領海に落下する事態に備え、ミサイル防衛(MD)システムで
迎撃する方針を決めた。これを受け、浜田靖一防衛相が自衛隊法82条2の第3項に基づき
「破壊措置命令」を自衛隊に発令した。
破壊命令発令は、弾道ミサイルの迎撃手続きが平成17年に自衛隊法に明記されて以来、
初めての適用となる。
ミサイルは北朝鮮が国際機関に通告した通りのルートを通れば、秋田、岩手両県の上空を通過する。
ただ、発射失敗で予定軌道を外れ、ミサイル本体やブースターが日本に落下することも想定されるため、
あらかじめ破壊措置を命令し、事態の急変に備える。
命令を受け、海上自衛隊は海上配備型迎撃ミサイル(SM3)を搭載したイージス艦「こんごう」
「ちょうかい」(いずれも長崎県・佐世保基地)を日本海に展開。航空自衛隊は浜松基地(静岡県)
の高射教導隊に配備した地対空誘導弾パトリオット(PAC3)を陸上自衛隊秋田、岩手両駐屯地に
移動させる。また、首都圏警戒のため防衛省庁舎のある陸自市ケ谷駐屯地(東京都)や朝霞(埼玉県)、
習志野(千葉県)両駐屯地に発射機を展開させる。
ミサイルが日本に落下する可能性が高まった場合、防衛省は19年3月に閣議決定した
「緊急対処要領」に基づき、消防庁や警察庁などの関係機関に落下予想時刻や場所を直ちに通知。
ミサイルが予定軌道を外れ、事故や故障で日本に飛来してくる場合には、空自航空総隊司令官が
対処要領に基づき、部隊に迎撃を命じる。ミサイルが北朝鮮の通告通り日本上空を通過する場合は、
迎撃を見送る方針だ。
http://sankei.jp.msn.com/politics/policy/090327/plc0903270846002-n1.htm
米海軍のイージス艦5隻、日本周辺に展開
北朝鮮が「人工衛星」を打ち上げる名目で弾道ミサイルの発射準備を進めている問題に絡み、
米海軍が日本の周辺海域で、弾道ミサイルを探知するイージスレーダーを備えた駆逐艦の展開を
始めている。
展開しているのは少なくとも5隻で、いずれも弾道ミサイルを迎撃する「SM3」ミサイルを
搭載しているとみられる。北朝鮮が打ち上げを通告している来月4〜8日を前に、
日本周辺の洋上で活動に入る見通しだ。
長崎・佐世保港では今月23日から米海軍第7艦隊の駆逐艦3隻が入港。
うち2隻が25日午後に出港、青森港に寄港していた駆逐艦も26日午後に出港する。
3隻とも日本海または太平洋で活動を始めるとみられる。
海上自衛隊のイージス艦「こんごう」と「ちょうかい」の2隻も佐世保基地に停泊中で、
政府が自衛隊法82条の2に基づく迎撃体制を正式に決定すれば、日本海に展開するとみられる。
(2009年3月26日07時13分 読売新聞)
http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20090326-OYT1T00017.htm
北ミサイル迎撃PAC3、都心と東北に配備へ…防衛省
特集 北朝鮮情勢
北朝鮮が「人工衛星」名目で弾道ミサイルの発射準備を進めている問題で、
防衛省がミサイルの迎撃を目的に地対空誘導弾パトリオット・ミサイル3(PAC3)を
配備する候補地が26日、明らかになった。
政府は27日に浜田防衛相が自衛隊法に基づく「破壊措置命令」を発令する予定で、
30日をメドに現在配備している自衛隊施設から移動を開始する。
候補地は、ミサイルが上空を通過する可能性のある陸上自衛隊新屋演習場(秋田市)、
同秋田駐屯地(同)、空自加茂分屯基地(秋田県男鹿市)、
陸自岩手山演習場(岩手県八幡平市など)、同岩手駐屯地(同滝沢村)。
また、都心の防空を強化するため、陸自習志野演習場(千葉県船橋市など)、
同朝霞駐屯地(東京都練馬区など)、同市ヶ谷駐屯地(同新宿区)などにも展開する予定だ。
(2009年3月27日03時14分 読売新聞)
http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20090327-OYT1T00038.htm
テポドン2の2段分確認、先端部に覆い…米政府筋
【ワシントン=宮崎健雄】米NBCテレビは25日、米政府当局者の話として、
北朝鮮・舞水端里(ムスダンリ)の発射施設で、長距離弾道ミサイル「テポドン2」のロケット2段分が
組み立てられたことを確認、先端部には覆いがかけられていると報じた。
北朝鮮は今回、射程を長くするため、3段式ミサイルに改良したとの情報もあるが、
今回のミサイルの最終的な形状は不明。先端部に覆いをかけたのは、実際に衛星を搭載するかどうかを、
米国などが偵察衛星で監視できないようにする狙いである可能性がある。
(2009年3月26日13時58分 読売新聞)
http://www.yomiuri.co.jp/world/news/20090326-OYT1T00416.htm
盧氏後援者の不正資金事件、駐日大使も受け取りか…韓国紙
【ソウル=浅野好春】韓国紙、中央日報は26日、盧武鉉(ノムヒョン)前大統領の後援者が
与野党議員や李明博(イミョンバク)大統領の側近らに不正資金を渡した事件で、
権哲賢(クォンチョルヒョン)駐日大使も多額の現金を受け取ったことが確認されたと報じた。
検察関係者の話として伝えたもので、権大使は受け取りを否定している。
同紙によると、権大使は、盧前大統領の後援者で靴製造会社会長の朴淵次(パクヨンチャ)被告
(別の贈収賄事件で起訴済み)から「億ウォン単位」の現金を受け取った。3期連続で国会議員を
務めた権大使は、「朴被告に2回会ったことがあるが、金は受け取っていない」と話しているという。
また、韓国最高検察庁は26日、盧前大統領の側近で野党民主党議員の
李光宰(イグァンジェ)容疑者(44)を違法な政治資金を受け取った疑いで逮捕した。
今回の事件で、現職議員の逮捕は初めて。李議員は逮捕直前、議員を辞職すると表明した。
(2009年3月27日00時00分 読売新聞)
http://www.yomiuri.co.jp/world/news/20090326-OYT1T01269.htm
韓国が日本海にイージス艦派遣準備
【ソウル=前田泰広】韓国政府筋は26日、北朝鮮による長距離弾道ミサイルの発射台設置を受けて、
韓国がイージス艦「世宗大王」を日本海に派遣する準備を進めていることを明らかにした。
この政府筋によると、イージス艦を使ってミサイルの発射探知や飛行ルートの追跡などを行うという。
国防省報道官は26日午前の定例記者会見で、「我々は陸海空軍が連携して十分な準備をしている」
と述べた。
聯合ニュースは、国防省が特別作業班を稼働させたと報道。米軍と協力態勢を維持し、
偵察衛星などが収集した北朝鮮の動向を分析し、関連部署に伝達するという。
韓国外交通商省は、魏聖洛朝鮮半島平和交渉本部長の主宰で対策会議を開催した。
北米局や東北アジア局など関連部署の実務担当者が集まり、対応策を協議。
魏本部長が27日からの訪米で、日米の政府関係者とミサイル問題で意見を交換することを確認した。
(2009年3月27日00時44分 読売新聞)
http://www.yomiuri.co.jp/world/news/20090326-OYT1T01050.htm
韓国外務省と軍「発射自制を」 日本海へイージス艦派遣
2009年3月26日19時23分
【ソウル=箱田哲也】北朝鮮が長距離弾道ミサイル「テポドン2」と見られる機体を発射台に
設置したとされる問題で、韓国外交通商省報道官は26日の記者会見で「長距離ロケットの発射は
国連安保理決議1718の明白な違反であり、即刻中断するよう強く求める」と語った。
報道官は「北が韓国と国際社会の警告を無視して発射を強行することは、韓(朝鮮)半島の安保と
北東アジア地域の安定にとって深刻な脅威であり、挑発行為だ」とも述べ、自制を求めた。
韓国国防省報道官も26日の定例会見で、発射を自制するよう求めた上で
「長距離ロケットの発射準備に関するあらゆる活動を24時間監視するなど対応している」と語った。
北朝鮮が人工衛星の打ち上げが目的と主張している機体の発射について、韓国政府当局は
「より包括的、中立的だ」として、「ミサイル」と呼ばず「ロケット」との表現に統一している。
また、韓国軍当局によると、ミサイル発射にあわせてイージス艦「世宗大王」を日本海に派遣する
ことにしている。
http://www.asahi.com/international/update/0326/TKY200903260308.html
「弾道ミサイル破壊措置命令」を発令 北朝鮮発射準備で
2009年3月27日9時2分
北朝鮮が長距離弾道ミサイル「テポドン2」とみられる機体の発射準備を進めていることに対し、
政府は27日朝の安全保障会議(議長・麻生首相)で、ミサイルが日本の領土・領海に落下する場合に
備え、自衛隊法82条に基づく「弾道ミサイル破壊措置命令」を初めて発令することを決めた。
これを受け、浜田防衛相は自衛隊に対し、破壊措置命令を発令した。
北朝鮮は「4月4〜8日に人工衛星を運搬するロケット」の発射を予告している。
http://www.asahi.com/politics/update/0327/TKY200903270033.html
北朝鮮ミサイル―備えつつ、冷静に対応を 北朝鮮の「人工衛星打ち上げ」予告を受け、政府はきょう、自衛隊への 「弾道ミサイルなどに対する破壊措置命令」を発令する。 北朝鮮東北部のミサイル基地では、すでに発射台に長距離弾道ミサイルと見られる機体が据えられ、 発射への準備が進む様子が偵察衛星などにとらえられているという。 北朝鮮は「発射するのは通信衛星を運搬するロケット」と説明する。その言い分通りだとしても、 実体は北朝鮮が開発した弾道ミサイル「テポドン2」の改良型と分析されている。 発射すれば、北朝鮮の「弾道ミサイル計画に関連するすべての活動の停止」を盛り込んだ 国連安全保障理事会の決議に反するのは明らかだ。 自衛隊法は、弾道ミサイルが日本に向けて発射されたり、人工衛星打ち上げ用のロケットなどが 事故で落ちてきたりするおそれがあるとき、迎撃ミサイルで破壊できるとしている。 今回の命令はこれに基づくものだ。 北朝鮮が明らかにした計画によると、「ロケット」は秋田県と岩手県の上空を通過する。 事故で予定の軌道を外れたり、機体の一部が日本の領域に落ちてきたりするおそれがないわけではない。 実際、3年前に北朝鮮が発射したテポドン2は空中で破損し、発射場の近くに墜落したと見られている。 破壊措置命令を受けて自衛隊は、海上配備型迎撃ミサイル(SM3)を搭載するイージス艦を日本海に、 地上配備型の迎撃ミサイル(PAC3)を両県に配備する。万一の事態に備えておくことは当然だろう。
>117
同時に政府は、国民が必要以上に不安を抱かないよう努力すべきだ。
自衛隊の配備などの対応策を公表するのはもちろん、発射された場合には自治体などに迅速に
情報を伝える必要がある。住民や消防、警察の対応策を事前に詰めて、周知しておくことも大事だ。
そうすることで安全で冷静な対応が可能になる。
北朝鮮の真の意図がはっきりしないのは事実だが、いまにも北朝鮮のミサイルが日本を狙って
発射されるかのような議論は行き過ぎだろう。いたずらに人々の不安や地域の緊張をあおるべきではない。
政府は冷静に備えを講じつつ、北朝鮮に発射をやめさせ、核やミサイル開発を通じた脅しの外交を
断念させるための努力を強めねばならない。日本とほぼ同じ立場をとる米国、韓国と連携し、
国際的な圧力の輪を広げていくことが重要になってくる。
4月2日には金融サミット(G20)で各国首脳がロンドンに集まる。
麻生首相はオバマ米大統領、李明博韓国大統領らとともに、中国やロシアなどの首脳を巻き込み、
国際社会の強いメッセージを北朝鮮に送り続けるべきだ。
(-@∀@) 新聞社説 2009年3月27日(金)付
http://www.asahi.com/paper/editorial20090327.html
北朝鮮を牽制、B-2ステルス爆撃機のグアム島への再配備が完了
2009/3/24 21:34 - 画像は今月12日、アラスカ圏を経由してグアム島のアンダーセン空軍基地まで
米国本土から連続24時間の長時間、長距離飛行に成功したミズーリ州ホワイトマン空軍基地所属の
米空軍のB-2ステルス爆撃機。
これまでB-2ステルス爆撃機をグアム島に向かわせる場合は、ハワイのヒッカム空軍基地で一体、
休憩を入れて太平洋を横断するというコースが選択されてきたが、今回、米空軍は極東地域で有事が
発生した際の即応展開能力向上のためにミズーリ=アラスカ=グアム島というコースを経て直接、
米国本土の基地からグアム島まで長距離飛行を行う「ポーラー・ライトニング(極地の稲妻)」作戦を立案。
ミズーリ州ホワイトマン空軍基地所属の4機のB-2ステルス爆撃機部隊に対して「ポーラー・ライトニング」
演習の実施を兼ねてグアム島への再配備を命じていた。
米空軍は昨年2月にもホワイトマン空軍基地所属のB-2ステルス爆撃機部隊をグアム島に配備していたが、
昨年2月の配備では、1機のB-2ステルス爆撃機が整備不良から離陸直後に墜落して全損するという事故を
起こしていた。
北朝鮮は4月中にも衛星打ち上げを名目に長距離弾道ミサイルの発射実験を行うことを予定しており、
今回のB-2ステルス爆撃機のグアム島再配備はそうした北朝鮮の動きを牽制することが背景にあるものと
見られている。
http://www.technobahn.com/cgi-bin/news/read2?f=200903242134
北ミサイル 麻生首相「国民被害は断固阻止を」
2009.3.27 11:17
河村建夫官房長官は27日午前の記者会見で、北朝鮮が「人工衛星」と称して
長距離弾道ミサイルの発射準備を進めていることに関し、「北朝鮮から飛翔体が発射された場合、
政府は速やかに必要な情報を伝える。テレビ、ラジオなどの情報に注意してほしい」と呼びかけた。
河村長官はミサイル防衛(MD)システムによる迎撃を決定した同日の安全保障会議で、麻生太郎首相から
「国民が被害を受けることは断固阻止しなければならない。万全を期して対応してほしい」
と指示があったことを明らかにした。河村長官はミサイルについて「通常わが国領域内に落下することはない」
と指摘した上で、「国民は平常通りの生活、業務を続けてほしい」と冷静な対応を促した。
一方、浜田靖一防衛相は「弾道ミサイル破壊措置命令」を自衛隊に発令後に記者会見し、
「今まで準備してきた。迎撃が可能なのは疑いはない」と述べた。また、
「(人工衛星であれ)わが国の領土の上を飛ぶようなものを打ち上げるというのは不愉快だ」
と北朝鮮側の対応を厳しく批判した。
http://sankei.jp.msn.com/politics/policy/090327/plc0903271118003-n1.htm
<朝鮮半島>緊張緩和の秘訣は「北朝鮮のプライドを守ること」―中国専門家
2009年3月25日、朝鮮半島情勢に詳しい中国の専門家が、自身のブログで緊張状態にある韓国と
北朝鮮の関係について分析した。タイトルは「北朝鮮のプライドはどれくらい高いか?」。
緊張緩和のポイントはそのプライドを傷つけないようにすることだという。
この専門家は上海復旦大学韓国研究センター研究員で、韓国長安大学講師の●徳斌(=「擔」のつくり、
ジャン・ダービン)氏。同氏は韓国の李明博(イ・ミョンバク)大統領が米国との連携を深め、
厳しい対北朝鮮政策をとったことに「北朝鮮が怒っている」と指摘。
「プライドを命より大事にする北朝鮮が、現在の強硬姿勢を途中で変える可能性はかなり低い」と分析した。
韓国と北朝鮮の関係は李大統領就任後、急速に緊迫化している。怒り心頭の北朝鮮は朝鮮労働党機関紙・
労働新聞(08年10月16日付)で、「神聖な存在」である金正日(キム・ジョンイル)総書記の
「死亡説」を韓国メディアが報じるなど「韓国による尊厳を傷つける行為」を列挙した。
同氏はこれで「北朝鮮の激怒具合が分かる」としている。
プライドが高い北朝鮮は絶対に自分から「食糧支援」を申し出ない。だが、李大統領は当初、北朝鮮に
「先に申し出るよう」要求。この屈辱に反発した北朝鮮は、後に韓国が支援を申し出ても断固拒否した。
同氏は「両国は双方のメンツが保てる方法を探すべきだ」と指摘。
緊張緩和の秘訣は「北朝鮮のプライドを守ること」と強調した。(翻訳・編集/NN)
2009-03-27 12:28:01 配信
http://www.recordchina.co.jp/group/g29909.html
推進ロケット5、6基利用で予想より強力 韓国紙報道
2009.3.27 12:23
27日付の韓国紙、朝鮮日報は、北朝鮮が「人工衛星」の打ち上げとして発射するとみられている
長距離弾道ミサイル「テポドン2号」の改良型について、1段目は中距離弾道ミサイル「ノドン」の
推進ロケット5、6基を束ねてつくられ、当初の予想より強力な推進力を持っていると米韓情報当局が
評価していると報じた。
日本の防衛白書によると、2006年7月に発射されたテポドン2号は、
新型ブースターを1段目、ノドンを2段目に利用した2段式ミサイルとしていた。
米韓情報当局は、今回発射されるのは3段式の可能性が高いとみている。(共同)
http://sankei.jp.msn.com/world/korea/090327/kor0903271224004-n1.htm
発射は「明白な決議違反」 安保理で対応と英国連大使
2009.3.27 09:38
英国のサワーズ国連大使は26日、北朝鮮の長距離弾道ミサイル問題について
「発射すれば明白な安全保障理事会決議違反だ」と指摘、安保理で対応することになると警告した。
安保理の会合後に記者団に語った。
日本政府はミサイル発射は決議違反に当たるとして、安保理で新たな制裁決議案を提出する構え。
5常任理事国では米国が日本と協調する姿勢を示している。
大使は、2006年の安保理決議は北朝鮮による弾道ミサイルの関連技術の開発を禁じており、
北朝鮮が「人工衛星」の打ち上げと主張しても違反になると強調した。(共同)
http://sankei.jp.msn.com/world/korea/090327/kor0903270939000-n1.htm
特別報告者の権限更新承認 国連人権理、北朝鮮で
2009.3.27 09:39
国連人権理事会は26日、北朝鮮の人権状況を調査する特別報告者の業務権限を1年間更新することを
盛り込んだ決議を賛成多数で採択した。決議案は日本が欧州連合(EU)や韓国などと共同提案。
47の理事国のうち、賛成26、反対6、棄権15で採択された。
中国やロシア、キューバなどが昨年に続いて反対したが、反対票は前年より1つ減り、賛成が4票増えた。
決議は北朝鮮で「重大、広範囲かつ組織的な人権侵害」が続いているとして「深刻な懸念」を表明。
特別報告者に協力し、入国を許可して必要な情報を与えるよう北朝鮮政府に強く要求した。
人権理はすべての国連加盟国を対象に人権状況を審査する「普遍的審査」の制度を昨年から導入。
これに伴い、北朝鮮など国別の特別報告者制度は不要になったとの声が一部の途上国で強まっており、
日本政府は今回の決議案の賛成票固めに注力していた。(共同)
http://sankei.jp.msn.com/world/korea/090327/kor0903270940001-n1.htm
北朝鮮のミサイル 大半の国が決議違反と認識 米国務省
2009.3.27 10:38
米国務省のデュグイッド副報道官代行は26日の記者会見で、北朝鮮が「人工衛星」と主張する
長距離弾道ミサイルの発射について「大半の国は米国と同じように国連安全保障理事会の(過去の)
諸決議を解釈している」と述べ、決議違反との見方が主流になっているとの認識を示した。
しかし、安保理(15カ国)では、常任理事国として拒否権を持つ5大国のうち、
1カ国でも反対すれば決議案は採択されない。常任理事国の中国やロシアは決議には慎重なため、
米政府は安保理でどういう対応を目指すのかについては明らかにしていない。
北朝鮮は2006年7月に計7発のミサイルを連射、同10月に核実験を行った。
安保理はこの時、非難決議と制裁決議をそれぞれ採択した。(共同)
http://sankei.jp.msn.com/world/korea/090327/kor0903271039002-n1.htm
アフガンへ再派兵検討か 韓国
2009.3.27 10:53
27日付の韓国紙、東亜日報は、韓国政府がアフガニスタンの復興支援のため軍部隊を
再派遣する方針を決め、派遣規模や時期、駐屯地域について具体的な検討に入ったと報じた。
韓国政府高官の話として伝えた。
韓国は2007年12月にアフガンから軍部隊を撤収後、再派遣の予定はないとしてきた。
同紙によると、部隊は軍事作戦ではなく、民間技術教育などを担当する工兵を中心とし、
規模は1000人未満とする案が有力。6月ごろに予想される李明博大統領訪米の前後に具体案を準備し、
早ければ同月の臨時国会に派遣同意案を提出する計画で、派遣は今年後半になる見通しだ。
米国から公式の要請はないが、間接的に派遣を求める意向が伝達されていた。別の外交消息筋の話では、
この問題で先週、米国側と協議を行い、韓国政府内で本格論議が始まったという。(共同)
http://sankei.jp.msn.com/world/korea/090327/kor0903271054003-n1.htm
「人工衛星」打ち上げ自制要請に反発 日中露に北朝鮮大使
2009.3.27 12:40
聯合ニュースによると、北朝鮮の慈成男駐英大使は26日、同国が長距離弾道ミサイルとみられる
「人工衛星」の打ち上げ準備を進めていることについて、日本や中国、ロシアなどを名指しして
「地域の平和を害していると言われるのは納得できない」と述べ、各国の自制要請に反発した。
ロンドンでの行事で、韓国の千英宇駐英大使に語ったという。
同ニュースによると、千大使が「(国民の)生活が困難なのに、宇宙開発に金を使うのは理解できない」
と述べると、慈大使は「生活が苦しい国でも平和的な宇宙開発を行う権利がある」と主張。
「核兵器を保有しているし、短・中・長距離の弾道ミサイルをそろえている」とも語った。(共同)
http://sankei.jp.msn.com/world/korea/090327/kor0903271240005-n1.htm
【政治】外国人学校 無認可校へ助成可能に 与党議連が法案準備
2009年3月26日 朝刊
不況で学費を工面できない外国人学校の児童・生徒が相次ぐ中、政府が憲法八九条をたてに
外国人学校への資金支援に難色を示している問題で、自民・公明両党の議員連盟
「外国人学校および外国人子弟の教育を支援する議員の会」(河村建夫会長)は二十五日、
資金支援を可能にする「外国人学校支援法案」(仮称)の素案をまとめた。
今国会中の法案提出をめざす。野党が同調すれば、外国人学校救済が一気に前進する。
議連は山下栄一幹事長、馳浩事務局長といった教員経験者や、外国人集住地区の国会議員ら五十五人。
法案は▽各種学校に認可されていない外国人学校でも、国の「各種学校規程」を満たせば、
地方自治体は資金支援してよい▽自治体に外国人学校の支援金乱用防止権限を与える
▽国は、外国人学校を資金支援した自治体に補助金を出せる−が骨子。
憲法八九条は、公の支配に属さない教育事業への公金支出を禁じている。
岐阜県がブラジル人学校に資金援助しようとしたところ文部科学省から憲法違反のおそれを指摘され、
奨学金給付に変更した例があり、各自治体が二の足を踏んでいる。
議連は、政府が違憲論を撤回する見込みはないと判断。
議員立法により、政府の方針変更を促すことにした。
http://www.tokyo-np.co.jp/article/politics/news/CK2009032602000099.html
【世界フィギュア】真央は金妍児意識せず
2009.3.27 11:28
フィギュアスケートの世界選手権で、浅田真央(中京大中京高)が日本人初の2連覇を達成できるか
どうかは、54人が氷上で舞う、27日(日本時間28日)のショートプログラム(SP)に
大きく懸かっている。
23日に現地入りした後の公式練習では、少しずつ調子を上げてきており、
浅田自身も「調子は悪くない。もっとよくしていきたい」と連覇に照準を合わせている。
師事するタチアナ・タラソワコーチは「フリーで3回転半ジャンプを2回跳べる女子はいない」という。
昨年のグランプリ(GP)ファイナルで浅田は、女子選手として初めて2度の3回転半を成功した。
浅田の最大の武器はジャンプだ。
滑走は最終組で2人目の50番。2人後の52番で同じ年のライバル、金妍児(韓国)が滑る。
今季の直接対決はGPファイナルで浅田が優勝、先月の四大陸選手権では逆に金が優勝し1勝1敗。
3度目の対決に互いが勝ち越しをかける。
それでも浅田はマイペースだ。「一緒の組だからといって、よくも悪くもない」。
金妍児の「練習妨害発言」騒動、WBC決勝の日韓戦に続く日韓対決で、注目が高まるとはいえ、
常に最終組で金と一緒の浅田にとってはいつものことだ。
先月の四大陸選手権ではSPで失敗を繰り返し6位。フリーで盛り返ししたものの3位に終わった。
周囲の騒々しさを軽く受け流し、浅田は「最初のSPで自分の力を出したい」と連覇へのカギをきちんと
胸に刻んでリンクに立つ。(榊輝朗)
http://sankei.jp.msn.com/sports/other/090327/oth0903271129012-n1.htm
北朝鮮ミサイル:破壊措置命令を発令 MD配備で初 政府は27日午前、国会内で安全保障会議(議長・麻生太郎首相)を開き、 北朝鮮が「人工衛星打ち上げ」名目で長距離弾道ミサイル「テポドン2号」を発射した際の対処方針を 決定した。これに基づき浜田靖一防衛相は、ミサイルが日本の領土や領海に落下する場合に備え、 自衛隊法82条2の3項に基づく「破壊措置命令」を発令した。 03年にミサイル防衛(MD)の整備が始まって以来、実際に発令するのは初めて。 麻生首相は安保会議で、「どのような形であれ、国民に被害が起きるような現象は断固阻止しないと いけない。万全を期して対応するように」と関係閣僚に指示した。 3項による破壊措置命令は、弾道ミサイルや人工衛星などの飛しょう物体が、 日本に落下してくる可能性が生じたものの、「飛来するおそれがある」と明確には言えない場合に 発令される。北朝鮮が「人工衛星の打ち上げ」と称し、落下する可能性のある海域を国際機関に 通知しており、日本に落下する可能性が高いとは言えないと判断した。 法律上は3項による破壊措置命令の発令時は公表する必要がない。 しかし、北朝鮮が4月4〜8日のいずれかの日の午前11時から午後4時の間に発射すると通告しており、 政府は国民への十分な説明が必要と判断。実際に発射が確認された際にも、速やかに発表する方針だ。 あらかじめ閣議決定されているMD運用のための「緊急対処要領」に基づき、部隊は迎撃に備える。 海上自衛隊は近く、海上配備型迎撃ミサイル(SM3)搭載のイージス艦「こんごう」「ちょうかい」 の2隻を日本海に展開。航空自衛隊は、浜松基地(静岡県)の地上配備型迎撃ミサイル(PAC3)を、 上空を通過する可能性がある秋田県・新屋演習場、岩手県・岩手山中演習場などに移動し、 関東地方の高射部隊のPAC3も首都圏に配置される。
>131
すでに、弾道ミサイルは発射台に設置されており、
「気象条件が整えば4日に発射される可能性が高い」(政府高官)との見方が強まっている。
河村建夫官房長官は27日午前の記者会見で、「(ミサイルが)不具合で落下する場合を具体的に
想定すると、通常は我が国の領域内に落下することはない。平常通りの生活を続けていただきたい」
と国民に冷静に対応するよう呼び掛けた。そのうえで、「政府は万が一に備え関係機関が警戒態勢をとる。
発射された場合は、速やかに情報は提供する」と強調した。【古本陽荘】
毎日新聞 2009年3月27日 11時27分(最終更新 3月27日 11時57分)
http://mainichi.jp/select/world/news/20090327k0000e010044000c.html
北朝鮮ミサイル:防衛相、落下阻止に自信 破壊措置命令で
北朝鮮が「衛星」と主張する長距離弾道ミサイル発射に備え、浜田靖一防衛相は27日、
ミサイル防衛(MD)による初の破壊措置命令を出したが、巨費を投じたMDに政府高官が
「当たりっこない」と放言するなど、麻生政権の対応はぎこちなさが目立つ。
迎撃の成否以外にも、迅速な情報提供や万一の際の被害復旧など未消化の課題が残っている。
「(日本へ落下した場合の破壊は)疑いのないところだ」。
浜田防衛相は同日の会見で述べ、MDによるミサイルなどの落下阻止に改めて強い自信を示した。
自衛隊法によるMDの対処は、
(1)日本への明確な武力攻撃
(2)武力攻撃とまでは言えないが、ミサイルや人工衛星が日本へ落ちてくる可能性が高い
(3)可能性は比較的低いものの、事態の急変に備える−−の三つに分かれている。
政府は今回、(3)の同法82条の2第3項に基づく措置を選択した。日本に落下する可能性は
低いとの判断に加え、北朝鮮や国民への刺激を避けて、最も抑制的な措置を選択した。
本来非公表の3項命令の公表に踏み切り、法的に必要のない安全保障会議を開催したのも、
初めてのケースで国民に事態をきちんと説明する必要があるとの判断があったためだ。
破壊措置命令という強い言葉を、防衛省幹部は「攻撃への応戦ではない。
あくまで火の粉が降りかかった時に払うものだ」と説明し、不安感をあおることを戒める。
ただ、異例の決定まで首相官邸や防衛省の調整が手間取り、政府部内では
「この間、各省庁の対応が遅れた」との不満も聞かれた。北朝鮮の事前通告で日本側は
準備期間を与えられた形だけに、迎撃や国民への迅速な情報提供などで対応を誤れば、
政権の致命傷になる危険性もある。
毎日新聞 2009年3月27日 11時33分(最終更新 3月27日 11時37分)
http://mainichi.jp/select/world/news/20090327k0000e010045000c.html
北朝鮮ミサイル:破壊措置命令「当然」と拉致家族ら
北朝鮮による人工衛星打ち上げ名目での長距離弾道ミサイル発射に対応するため、政府が27日に
「破壊措置命令」を発令したことについて、拉致被害者の家族からは「当然だ」とする声が上がった。
北朝鮮による拉致被害者家族会の増元照明事務局長は、破壊措置命令について
「日本の領土内に落ちるものを迎撃するのは当然。発射自体が許されない」と話した。
発射予定(4月4〜8日)後まもなくの13日には北朝鮮への経済制裁の延長期限を迎え、
発射の場合は制裁強化が検討されている。増元事務局長は
「政府は(ミサイル発射という)このタイミングでというだけでなく、
『拉致問題で誠意ある対応をしないから(制裁を強化する)』という姿勢を見せてほしい」と話した。
一方、長崎県佐世保市の佐世保港では27日、海上自衛隊のイージス護衛艦「こんごう」と
「ちょうかい」が出港準備を急いだ。
両艦は港最奥部の岸壁に船首を陸側に向け、桟橋を挟み並んで停泊。迎撃ミサイルを発射する
垂直発射装置のふたを開け「最後の点検」をしていた。
ここ数日は米海軍のイージス艦の出入りも激しく、一時は海自の2隻と合わせて計5隻の
イージス艦が集結するなど緊張が高まっていた。
毎日新聞 2009年3月27日 11時55分(最終更新 3月27日 13時34分)
http://mainichi.jp/select/world/news/20090327k0000e040052000c.html
防衛相が初の破壊措置命令、北ミサイル迎撃で 政府は27日午前、国会内で安全保障会議(議長・麻生首相)を開き、北朝鮮が「人工衛星」名目で 発射準備を進めている弾道ミサイルが日本の領土や領海に落下する場合、ミサイル防衛(MD)システム で迎撃する方針を決めた。 これを受け、浜田防衛相は自衛隊に「破壊措置命令」を発令した。 2003年にMDシステム導入を決め、05年に破壊措置命令の規定を設けてから初めての発令となる。 命令期間は4月10日までで、自衛隊法82条の2の3項に基づき、閣議決定を経ずに発令された。 政府は安保会議で、「北朝鮮の飛翔(ひしょう)体発射事案に関する対応」を決定した。 ミサイルを迎撃する方針を示すと同時に、「(日本への落下は)通常は起こらないと考えている」とした。 北朝鮮は4月4日から8日の午前11時から午後4時にかけての発射を予告している。 河村官房長官は「北朝鮮が事前通報している時間帯も、平常通りの生活・業務を続けて下さい。 発射された場合、速やかに必要な情報をお伝えいたしますので、テレビ・ラジオ等の情報に注意して下さい」 と国民に呼び掛ける談話を発表した。 MDシステムは、海上自衛隊のイージス艦がまず、スタンダード・ミサイル3(SM3)を発射して 大気圏外で迎撃。撃ち漏らした場合は、地上から航空自衛隊の地対空誘導弾パトリオット・ミサイル3 (PAC3)を発射して高さ十数キロで迎撃する仕組みだ。 破壊措置命令を受け、防衛省は近く、SM3を搭載した海自佐世保基地(長崎県)所属の イージス艦「ちょうかい」と「こんごう」の2隻を日本海に展開する。 さらに、ミサイル追尾のため、イージス艦「きりしま」を太平洋に出動させる。
>135
首都圏と浜松、岐阜の計6か所の空自基地に配備されているPAC3は、一部を秋田、岩手両県に移動させ、
〈1〉陸上自衛隊岩手駐屯地(岩手県)
〈2〉同岩手山演習場(同)
〈3〉同秋田駐屯地(秋田県)
〈4〉同新屋演習場(同)
〈5〉空自加茂分屯基地(同)
〈6〉陸自朝霞駐屯地(東京都など)
〈7〉同習志野演習場(千葉県)
〈8〉空自習志野分屯基地(同)
〈9〉同市ヶ谷基地(東京都)――の9か所に展開する。
北朝鮮は日本海沿岸にある舞水端里(ムスダンリ)のミサイル基地で、長距離弾道ミサイルを発射台に
設置する作業を進めている。ミサイルは東北地方のはるか上空を通過すると見られるが、
故障などで日本に落下する事態も予想される。
(2009年3月27日12時44分 読売新聞)
http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20090327-OYT1T00313.htm
金総書記の権力掌握は強固…米国家情報長官が見解
【ワシントン=宮崎健雄】ロイター通信によると、ブレア米国家情報長官は26日、昨年、
脳卒中を起こしたとされる北朝鮮の金正日(キムジョンイル)総書記について回復後の権力掌握は強固で、
誰かが権力を奪うと予期するのは非現実的だと述べた。
金総書記は、以前よりもやせた写真が公開されるなど健康問題が注視されているが、
金総書記の支配が続くとの見方を示したものだ。
北朝鮮が「衛星」打ち上げを名目に弾道ミサイルの発射準備を進めていることに関しては、
長官は発射すれば国際社会の非難か「より悪い」結果を招くと警告した。
米国務省のドゥーグッド副報道官代理も26日の記者会見で、衛星でも国連安保理決議違反だとする
米国の主張について、「ほとんどの国が我々と同様に解釈している」と述べ、
国際社会の反発が強いことを強調した。
(2009年3月27日10時56分 読売新聞)
http://www.yomiuri.co.jp/world/news/20090327-OYT1T00409.htm
安保理協議なら「6者協議は消滅」 北朝鮮外務省報道官
2009年3月26日22時20分
【ソウル=牧野愛博】北朝鮮外務省報道官は26日、国連安全保障理事会が弾道ミサイル問題を協議した
場合、6者協議への参加を拒否し、核開発の再開も辞さない構えを示した。朝鮮中央通信が伝えた。
報道官は「安保理が『議長声明』であれ『報道文』であれ、我々の平和的な衛星発射に対して、
一言でも非難する文書を出すことは無論、取り扱うこと自体が乱暴な敵対行為」と批判。
「敵対行為で(05年9月の6者協議)共同声明が否定された瞬間から6者協議はなくなり、
朝鮮半島非核化に向けた全過程が元の状態に戻り、必要な強い措置を取る」と警告した。
http://www.asahi.com/international/update/0326/TKY200903260339.html
韓国国債もシティ世界指数に組み入れを−韓国政府が要請
3月26日(ブルームバーグ):韓国政府は米銀シティグループに対し、
同行がまとめている世界国債指数の構成銘柄に韓国国債を加えるよう求めている。
実現すれば最大150億ドル(約1兆4700 億円)の海外資金の呼び込みにつながる可能性もある。
韓国企画財政省の金翊柱(キム・イクジュ)国際金融局長は25 日のインタビューで、
韓国国債を購入する外国人投資家の利子所得とキャピタルゲイン(有価証券譲渡益)への
課税免除を決めたことが「こうした動きの基礎を築いた」と説明した。
同局長は、「海外からの投資に対する最大の障害が取り除かれたことから、
韓国国債を世界指数に含めるよう求めている。
シティは前向きだ。既に、この方向で期間6カ月の見直しに着手している」と語った。
シティはブルームバーグ・ニュースに、韓国国債を世界国債指数の対象とするかどうかの決定にはまだ
「時期尚早」とのコメントを寄せた。
シティは「韓国の源泉徴収税廃止の発表を、海外投資家に対する韓国市場の魅力を高める前向きな動きと
見なしているものの、組み入れを決めるのは時期尚早だ」とした上で、見直しを続けると述べた。
更新日時 : 2009/03/26 21:41 JST
http://www.bloomberg.com/apps/news?pid=infoseek_jp&sid=aFqSJqs7Jdjw
春・夏・秋・冬
国の発展のために、国際社会のどの国にも認められている宇宙利用=人工衛星打ち上げという
固有の権利を行使しようとする朝鮮に対する日本当局、マスコミの事実わい曲とひぼう中傷に満ちた
バッシングは日を追うごとにヒートアップしている
▼そうした中にあっても、元外務官僚の浅井基文氏(本紙23日付8面参照)のように、
日本当局の狙いがどこにあるのか、的確に見抜き、恐れず世論に警鐘を鳴らす研究者たちも存在する
▼「ジャーナリスト・ネット」というブログ
(
http://journalist-net.com/cat325/2009/03/post_998.php )
に「夏史邦の『こりあ・とーく』」という欄がある。3日付で取り上げていたのが「問われる新聞の『テポドン』報道」
▼「北朝鮮の『テポドン発射準備』をめぐる新聞報道がただならぬ様相だ。
『テポドン2 迎撃検討 防衛省、MD初運用』(2月27日付産経)など、まるで戦争前夜である。
各紙、底の浅い一面的な論説・解説は同工異曲の体だ。日本の新聞は世論をどこへ導いていこうというのか」
という書き出しで始まる
▼俎上に上げたのが、朝日新聞2月28日付社説「北朝鮮ミサイル 『ロケット』は通らない」。
「宇宙空間を平和目的に利用する権利はどの国にもある」。
だが「衛星打ち上げはミサイル技術の開発にもなる」。これに対し「まったく指摘のとおりである。
しかし……この論理だと、日本のH2Aロケットも指弾されることになる」。
また「日本のH2Aは核弾頭ではないが、『スパイ衛星』を載せて打ち上げられている」と明快だ。
詳細は同ブログで。(彦)
[朝鮮新報 2009.3.27]
http://www1.korea-np.co.jp/sinboj/j-2009/08/0908j0327-00001.htm
北朝鮮ミサイル 陸自駐屯地司令が岩手県に破壊命令説明
2009.3.27 12:49
浜田靖一防衛相の破壊措置命令を受けて、地対空誘導弾パトリオット(PAC3)が配備される
陸上自衛隊岩手駐屯地の熊谷文秀駐屯地司令は27日、岩手県庁を訪れ、
達増拓也知事に命令の概要を説明した。
達増知事は会談後、報道陣の取材に応じ、政府の対応について
「約10年前に弾道ミサイルが岩手県上空を通過した時と比較すると、準備態勢が取れている」とし
「国から要請があれば県として協力したい」とも話した。
岩手県総合防災室は「発射予定の前日となる4月3日にも情報連絡室を設置し、
関係機関との連絡強化を図る」とした。
http://sankei.jp.msn.com/politics/policy/090327/plc0903271250006-n1.htm
解説:北朝鮮ミサイル破壊措置命令 情報提供に課題 官邸・防衛省、調整に遅れ
北朝鮮が「衛星」と主張する長距離弾道ミサイル発射に備え、浜田靖一防衛相は27日、
ミサイル防衛(MD)による初の破壊措置命令を出した。
巨費を投じたMDに政府高官が「当たりっこない」と発言したり、
問題発生から「日本へ落下の可能性は薄い」との見解を政府が示すまで約1カ月かかるなど、
麻生政権の対応はちぐはぐさが目立つ。
迎撃の成否以外にも、迅速な情報提供や万一落下した際の被害復旧など未消化の課題が残る。
河村建夫官房長官は同日午前の記者会見で、「通常は我が国領域内に落下することはない。
国民には平常通りの生活、業務を続けてもらいたい。万万が一に備えて警戒態勢をとることにした」
と強調した。
自衛隊法によるMDでのミサイル対処は、
(1)日本への武力攻撃
(2)武力攻撃とまでは言えないが、ミサイルや人工衛星が日本へ落ちてくる可能性が高い
(3)可能性は低いが、事態の急変に備える−−の三つに分かれている。
政府は今回、最も抑制的な(3)の同法82条の2第3項に基づく措置を選択した。
北朝鮮や国民への刺激を避けたもので、本来非公表の3項命令を公表し、法的に必要のない
安全保障会議を開催したのも、初のケースで国民にきちんと説明する必要があると判断したからだ。
ただ、首相官邸と防衛省の間で対処方針の調整に手間取り、
政府部内では「そのあおりで、各省庁の対応が遅れた」と不満が出ている。
また、北朝鮮からミサイルが日本に落下する場合の到達時間は7〜8分程度だが、
「自治体やマスコミへの第一報は5〜10分後」(内閣官房)で、落下前に間に合うかも不透明だ。
北朝鮮の事前通告で日本側は準備期間を与えられた形だけに、対応を誤れば、
政権の致命傷になる危険性もある。【松尾良】
毎日新聞 2009年3月27日 東京夕刊
http://mainichi.jp/select/world/news/20090327dde007030027000c.html
防衛省、ミサイル配備を住民説明へ…東北展開に不安広がる 北朝鮮が「人工衛星」の名目で弾道ミサイルの発射準備を進めている問題を巡って、政府が27日、 自衛隊法に基づく「破壊措置命令」を出したことを受け、弾道ミサイルを迎撃する地上配備型の パトリオット・ミサイル3(PAC3)の運用方法が注目されている。 迎撃が本当に可能なのかという技術的な疑問点とともに、破壊した場合、 大量の破片が地上に降り注ぐ可能性も否定できない。 配備が予定されている東北地方を中心に、防衛省・自衛隊は、地元への説明を行う方針だ。 PAC3の配備が決まったのは首都圏のほか、陸上自衛隊の秋田駐屯地(秋田市)と岩手駐屯地 (岩手県滝沢村)。空自浜松基地(浜松市)からPAC3部隊が陸路約600キロを移動する。 PAC3の迎撃ミサイルは、ミサイルが大気圏内に落下してきた最終段階で探知する。 このため防衛省は「弾道ミサイルの落下はもちろん、燃料を入れたブースターが落下予定の海域を はずれ、東北地方に落ちることがあっても迎撃は可能」(同省幹部)とする。 ただ、PAC3の迎撃範囲は半径十数キロ程度で、秋田、岩手両県の中心部しかカバーできない。 ミサイルやブースターに命中して破壊しても、鉄の破片が大量に落ちてくる可能性もある。 PAC3はミサイルを搭載したランチャーやレーダー装置、電源車などで構成され、 「1部隊は25台の車両、80人ほど」(空自中堅幹部)。 分散して展開地へ移動するものの、市街地を通行すれば住民の不安感をあおる。 自衛隊トップの折木良一・統合幕僚長も26日の定例記者会見で 「地元や自治体の説明については防衛省として検討している」と述べ、不安を広げない策を検討中。 自衛隊内には「住宅街にある秋田駐屯地ではなく、海岸近くの演習場に配置するという案もある」 という声も出ている。
>146
◇
岩手県庁では、午前9時40分頃、陸上自衛隊岩手駐屯地の熊谷文秀司令が達増拓也知事を訪れ、
破壊措置命令の発令を伝えた。
熊谷司令は、会談後、記者に「迎撃態勢を取ることで、飛行物の被害を少なくするべく努力している。
理解いただきたい」と語った。
秋田県八峰町八森の漁業男性(67)は「何かが落ちてくるかもしれない。
怖いので、しばらく漁に出たくない」と言う。
1998年に北朝鮮が発射した弾道ミサイルが三陸沖に着弾した岩手県側も同じ。
宮古市の重茂漁業協同組合の高坂菊太郎参事(57)は「10年前は、ミサイルがどこに落ちたかも
分からず、心配だったが、今度は正確な情報をいち早く知らせてほしい」と訴える。
PAC3が配備される予定の岩手県滝沢村の岩手駐屯地から100メートルほどの場所に住む
主婦高橋ツヤさん(39)は「このような緊迫状態になるとやはり怖い。
村から何も知らされていないのは不安」と話していた。
(2009年3月27日14時45分 読売新聞)
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20090327-OYT1T00606.htm
露外務次官も北に「発射自制」呼び掛け
2009.3.27 16:51
インタファクス通信によると、ロシアのボロダフキン外務次官は27日、
北朝鮮が「人工衛星打ち上げ」として長距離弾道ミサイルの発射を計画している問題で、
発射を自制するよう北朝鮮に呼び掛けた。
同次官は「(北東アジア)地域の情勢は緊張しており、発射を自制する方がよい」と述べ、
発射を思いとどまるよう北朝鮮側に促した。
また、すべての関係国が状況を冷静に見極めるべきだと述べ、外交的手段による問題解決を訴えた。
ボロダフキン次官は北朝鮮の核問題を話し合う六カ国協議のロシア首席代表。(共同)
http://sankei.jp.msn.com/world/europe/090327/erp0903271652003-n1.htm
第4四半期の韓国GDP伸び率改定値、前期比‐5.1%
2009年 03月 27日 09:02 JST
[ソウル 27日 ロイター] 韓国銀行(中央銀行)が27日発表した2008年第4・四半期の
国内総生産(GDP)成長率改定値は、季節調整済みで前期比マイナス5.1%となり、
四半期としては1998年第1・四半期以来最大のマイナス成長となった。
ただ、速報値のマイナス5.6%から上方修正された。
2008年第3・四半期の成長率(改定値)はプラス0.2%、第2・四半期はプラス0.4%だった。
第4・四半期の前年同期比での成長率改定値は、マイナス3.4%となり、速報値と一致した。
2008年通年の成長率改定値はプラス2.2%。速報値のプラス2.5%から下方修正となる。
http://jp.reuters.com/article/worldNews/idJPJAPAN-37192320090327
焼き肉店頑張ったかいあった!韓国人夫婦在留OK
大手焼き肉チェーン「叙々苑」傘下の焼き肉店を東京都内で経営する韓国人夫婦が、
国に在留を認められなかったのは不当だとして、強制退去処分の取り消しなどを求めた訴訟で、
東京地裁は27日、請求を認めた。
杉原則彦裁判長は「夫婦は長期間、身を粉にして働き、叙々苑社長から高い評価を受けて店の営業を
許された。違法状態だったが、営業を継続する経済的価値は高く、すべてを失わせるのは酷だ」と指摘した。
判決によると、夫婦は1988年、借金返済のため、短期滞在の名目で来日。
期限が過ぎても残留し叙々苑の直営店で働いていたが、同社は99年ごろ、
夫婦を含め不法就労者を全員解雇した。
夫婦は別の店に移った後、2004年にその店の経営を引き継いだ。
叙々苑社長との親交は続いており「叙々苑」の商号使用を直営店以外で唯一許された上、
食材の提供も受けるようになった。
夫婦は06年、在留許可を求め、東京入国管理局に出頭していた。
[ 2009年03月27日 18:13 ]
http://www.sponichi.co.jp/society/flash/KFullFlash20090327082.html
クローズアップ2009:北朝鮮ミサイル 日米韓の足並み焦点 ◇制裁実施に温度差 北朝鮮が「人工衛星打ち上げ用」と主張する長距離弾道ミサイルを咸鏡北道花台郡舞水端里の ミサイル発射台に設置する作業が始まったことで、発射準備は最終段階に入った。 6カ国協議参加国は発射後をにらんだ対応に重点を置き始めており、 北朝鮮に対する制裁の可能性を示唆してきた日米韓の姿勢にも微妙な温度差が生じている。 「必ず制裁だとは断言できない」。 25日、中国から帰国した6カ国協議の韓国首席代表、魏聖洛外交通商省朝鮮半島平和交渉本部長は 語った。韓国は、日米両国と「いかなる目的であれミサイル発射は安保理決議違反」との認識で一致し、 制裁の可能性を示唆してきた。 しかし、中国で6カ国協議議長の武大偉・外務次官らと会談してきた魏氏は 「互いに共感できる部分を広げている過程だ」と述べ、 制裁論議で認識の差を埋められなかったことを明らかにした。 魏氏の発言は、発射後をにらみ、韓国がより現実的な対応を模索していることをうかがわせる。 「一定の対応は不可避」(魏氏)ながら「制裁は難しい」との認識を示したと受け止められた。 一方、米国は「発射後に安保理で対抗策を検討する」(クリントン国務長官)との姿勢を崩していない。 ただ、厳しい内容にした場合、北朝鮮の反発を招くなどして米国が望む6カ国協議の早期再開が遠のく ことになりかねず、対応に苦慮している。 北朝鮮の非核化を最優先とするクリントン長官は、これまでの合意で北朝鮮の義務を定めた 6カ国協議を重視したいのが本音だ。
>153 さらに、中朝国境付近で取材中だった米国人女性記者2人が北朝鮮当局に拘束された問題も、 影を落としている。クリントン長官は発生当初から直接関与しており、この問題の解決を通じて 北朝鮮との関係改善につなげ、6カ国協議再開への道を模索しているとの見方もある。 27日には、日米韓の首席代表がワシントンで会合を開く予定だが、ミサイル発射問題で あくまでも強硬姿勢を取る日本と米韓が足並みをそろえることができるかが焦点となる。 これに対し、北朝鮮は強硬発言を繰り返している。 朝鮮中央通信によると、北朝鮮外務省報道官は26日、 「安保理で衛星打ち上げを非難する文書の採択や取り扱いがあれば、朝鮮半島の非核化に向けた プロセスは元の状態に戻る」と述べ、6カ国協議からの離脱や核開発再開も辞さない構えを見せた。 6カ国協議の議長国・中国にとっても北朝鮮の離脱は絶対に回避しなければならないシナリオだ。 中国外務省の秦剛副報道局長は26日の定例会見で、「人工衛星打ち上げ」として国際組織に通報した 北朝鮮の対応に一定の理解を示しながら、「関係各国は冷静さを保ち、6カ国協議を守っていくように してほしい」と述べ、安保理決議違反と主張する日米韓をけん制した。 【北京・浦松丈二、ワシントン草野和彦】
>154 ◇迫る液体燃料注入作業「発射意思、決定的に」−−設置、予想より早く ミサイル設置の動きについて、26日付の韓国紙、朝鮮日報は「発射意思の決定的兆候」と報じた。 情報当局者によると、日米の衛星画像などから、舞水端里では、24日ごろ車両などの動きが活発化し、 25日に設置が確認された。 韓国国防省関係者は28日前後に据え付け開始と予想したが、時期が早まった模様だ。 米メディアによると、設置されたミサイルは先端部分に覆いがされ、2段目までしか確認できない。 今後は液体燃料を注入し、準備を完了させる。これまでは発射台近くに車両を止め、 液体燃料を注入していたが、注入に数日間かかるうえ、人工衛星で注入の様子をとらえられていた。 今回は地下に液体燃料注入施設を新設するなど基地を改良した。軍事アナリストの小川和久さんは 「注入は1日で終わるだろう。低温の液体燃料を入れればミサイル自体の温度が下がるので、 その温度差を人工衛星で察知すれば注入の確認は可能だ」と指摘する。 北朝鮮は国際海事機関(IMO)などに「4月4〜8日の午前11時〜午後4時に打ち上げる」 と通告しており、発射時期まで繰り上げることはないというのが一般的な見方だ。 また、06年7月のテポドン2号発射は午前5時ごろだったが、今回の予定は昼間。 ある情報関係者は「世界中に人工衛星であることをアピールすると同時に、 ミサイル輸入国への見本市としての意味もある」とみる。 前回は発射直後に損壊したことを日米両政府が確認しているが、その後、北朝鮮はエンジンの 燃焼実験をするなど改良を続けてきたとされる。同紙は「3段ロケットの形状」と報じており、 2段式だった前回のものを改良した可能性がある。
米国:「喜んでイランと対話」駐イラク大使指名のヒル氏
【ワシントン小松健一】オバマ米政権の次期駐イラク大使に指名されたヒル国務次官補の
指名承認公聴会が25日、上院外交委員会で行われた。ヒル氏はイラク安定化にとって
「イランが真の問題である。イランはイラクの主権を尊重しなければならない」と指摘。
オバマ政権がイランとの対話政策を策定すれば「喜んで対話外交の任に当たる」と述べた。
ヒル氏は北朝鮮核問題を巡る6カ国協議の米首席代表を務めたほか、90年代には旧ユーゴや
コソボ紛争の和平交渉にあたった。共和党の一部から中東の経験や知識に乏しいと批判されているが、
ヒル氏は「イラクが直面している問題は特異なものではない。世界各地で同様の問題を見てきた」
と述べ、イラク安定化への貢献に自信をのぞかせた。
毎日新聞 2009年3月26日 11時33分
http://mainichi.jp/select/world/mideast/news/20090326k0000e030039000c.html
ロシア、北朝鮮に自制促す 関係国には「大騒ぎするな」
2009年3月27日18時56分
【モスクワ=副島英樹】北朝鮮のミサイル発射準備を巡り、ロシアのボロダフキン外務次官は27日、
「北東アジア地域の状況は緊張しており、北朝鮮は発射を自制した方がいい」と述べた。
一方で関係国に対しては「大騒ぎする必要はない」と冷静な対応を求めた。
ラブロフ外相も26日、「性急な結論を出すべきではない。
実際に(発射という)出来事が起きるまでは評価すべきではない」と呼びかけた。
一方、ロシア軍参謀本部幹部はインタファクス通信に対し、
「万一事故が発生した場合、折れたミサイルがロシアの島々に落ちる可能性も否定できない。
防衛手段もとりながら注意を払う」と、事態を注視することを強調した。
http://www.asahi.com/international/update/0327/TKY200903270404.html
「浪費だ」「全部持ってる」韓国・北朝鮮大使にらみ合い
2009年3月27日19時3分
【ソウル=牧野愛博】「生活が苦しいから宇宙開発できないという国連決議はない」。
北朝鮮の慈成男駐英大使が26日、ロンドンで開かれた交流行事に出席し、
弾道ミサイル「テポドン2」とみられるロケットの発射準備に触れて怪気炎を上げた。
同席した韓国の千英宇(チョン・ヨンウ)駐英大使(元6者協議首席代表)によれば、
千氏が「苦しい経済状況で『宇宙開発』に貴重な資源を浪費しようという意図が問題だ」
「数千キロ離れた土地に穴を掘るため、数千万ドルを投資する理由はない」
と指摘したことに慈氏が強く反発。
「衛星を打ち上げるミサイルを問題視するなら、食卓で使う包丁まで軍縮対象になる」と主張し、
「我々は核兵器も、短中長距離ミサイルも全部持っている」
「我々の衛星は、南朝鮮(韓国)から遠く離れて飛行するから心配する必要はない」などと語ったという。
http://www.asahi.com/international/update/0327/TKY200903270406.html
「間近に落ちた方が国民に緊張感」=北朝鮮ミサイルで−石原都知事
東京都の石原慎太郎知事は27日の定例記者会見で、北朝鮮が弾道ミサイルの発射準備をしていること
に関連し、「こんなことを言うと怒られるかもしれないが、変なものが(日本の)間近に落ちるなんて
ことがあった方が、日本人は危機感というか、緊張感を持つんじゃないかな」と述べた。
その上で、「(日本人は)まあ大丈夫だ、まあ大丈夫だ(という意識)で来たわけだから」と話した。
外国からの攻撃などに対する国民の危機意識の薄さを指摘したとみられるが、批判も出そうだ。(了)
(2009/03/27-17:41)
http://www.jiji.com/jc/zc?key=%c0%d0%b8%b6&k=200903/2009032700796
迎撃準備へPAC3移動=東北と首都圏、イージス艦も日本海に−防衛省
北朝鮮の弾道ミサイルに対する「破壊措置命令」を受け、防衛省は27日夜から、
航空自衛隊の地対空誘導弾パトリオットミサイル(PAC3)などの移動を開始した。
PAC3は東北と首都圏の5カ所に配備。海上配備型迎撃ミサイル(SM3)を搭載した
海上自衛隊のイージス艦「こんごう」「ちょうかい」も日本海に配備され、
北朝鮮が通告している4日以降の発射に備える。
東北では、ミサイルの上空通過が予想される秋田、岩手両県の陸自駐屯地にPAC3を配備し、
空自加茂分屯基地(秋田県)で指揮統制を行う。首都圏防御のため、陸自市谷駐屯地(東京都新宿区)、
朝霞駐屯地(埼玉県)、空自習志野基地(千葉県)にも配備する。
同省は配備先について、「首都圏の重要性を踏まえ、総合的に判断した。
PAC3を配備した当初の考え方も勘案した」としている。
このほか、海自の護衛艦「きりしま」も東北沖の太平洋に配備。レーダーによる情報収集を担当し、
支援に当たる。空自の航空総隊司令官が全体の指揮を執る。
自衛隊は、米国の早期警戒衛星の情報やレーダーやセンサーの分析に基づき、日本の領土、
領海にミサイルや一部が落下することが予想される場合、直ちに迎撃態勢に入る。
ミサイルは7、8分で落下するとの見方もあり、迎撃対象かの判断は極めて短時間で下す必要がある。
迎撃精度を疑問視する声もあるが、同省幹部は「(射程)1000キロ級の弾道ミサイルに対し迎撃する
制度設計で、成功した実験もある。計算できるものについては、きちっと対応できる」と強調している。(了)
(2009/03/27-20:29)
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2009032701017
ミサイル迎撃は未知数=住民周知には限界も
政府は、北朝鮮が発射する長距離弾道ミサイルが日本の領土・領海に落下する場合に備え、
ミサイル防衛(MD)システムによる迎撃に万全を尽くすとともに、直ちに落下が予測される地域の住民に
周知する考えだ。しかし、実際の迎撃は技術的にも困難とされ、北朝鮮のミサイルが日本に到達するまでの
10分前後の時間で、住民に通知できる情報は限られている。国民の安全、安心を確保する万全の態勢とは
言えないのが実情だ。
河村建夫官房長官は27日の記者会見で「通常はわが国領域内に落下することはない」と強調し、
冷静な対応を求めた。ただ、同日の官房長官コメントでは「2段目のロケットの燃焼が突如中断する
ケースでは、飛しょう体の一部が領域内に落下することも全く考えられないわけではない」と
「万々が一」の危険性を指摘した。
故障などでミサイルが日本に落下する場合、日本海に配備されるイージス艦が搭載する海上配備型
迎撃ミサイル(SM3)と、秋田、岩手両県などに配備される地対空誘導弾パトリオットミサイル(PAC3)
で迎撃する方針。しかし、防衛省幹部は「制御を失ったミサイルは軌道計算が極めて難しい。
100パーセント迎撃できるとは言い切れない」と話す。
また、PAC3が迎撃に成功したとしても、破片が地上に落下する可能性がある。
外薗健一朗航空幕僚長は同日の記者会見で、可能性を認めた上で、破片の落下で予想される被害について
「一概に言うのは難しい」と言及を避けた。
一方、住民への周知については、北朝鮮がミサイルを発射したと首相官邸が確認した場合、
直ちに一斉同報システムで自治体など関係機関に「ミサイル発射」の一報を通知する。
同システムを使えば、北朝鮮によるミサイル発射を通知するのは発射後5−10分程度で、
政府関係者は「落下までに間に合うだろう」と自信を示す。
ただ、その後の推定落下地点を通知する第2報は、発射から30分−1時間後。
ミサイルの落下後になる可能性が高く、飛行ルートに当たる住民は1時間近く、不安な時間を過ごすことになる。(了)
(2009/03/27-20:16)
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2009032701002
<大阪>脱北日本人妻家族偽装 中国人3人を再逮捕へ
(3/27 20:03)
中国人が脱北した日本人妻の家族になりすました不法入国事件で、大阪府警は、中国人3人が
パスポートを不正に入手しようとしたとして逮捕状を取りました。まもなく再逮捕する方針です。
逮捕前、金孝女被告は、「あなたは斎藤博子さんの娘さんではないの?」との記者の質問に、
「そういう話はママ(斎藤容疑者)と一緒に話さないと(答えられない)」と話していました。
出入国管理および難民認定法違反の罪できょう起訴された金孝女被告らは、
2001年に脱北した斎藤博子容疑者の長女らになりすまし、不法入国したとされています。
その後の警察の調べで、孝女被告らは、斎藤容疑者の「めい」になりすました金孝月被告(47)ら
3人で共謀し、今月2日、東京都内のパスポートセンターに虚偽の書類を提出して、
「めい」名義のパスポートを不正取得しようとした疑いがあることがわかりました。
警察は、旅券法違反の疑いで既に逮捕状を取っていて、まもなく3人を再逮捕する方針です。
http://webnews.asahi.co.jp/abc_1_001_20090327006.html
イエメンのアルカーイダ、韓国人観光客殺害認める
2009.3.27 19:47
国際テロ組織アルカーイダ系の「アラビア半島のアルカーイダ」を名乗る組織は27日、
イエメン東部ハドラマウトの観光地シバームで15日に韓国人観光客4人が殺害された自爆テロについて、
犯行を認める声明をウェブサイト上で公表した。
声明は韓国人を標的にした理由について
「韓国はアフガニスタンやイラクでのテロとの戦いを口実に十字軍(米欧)と同盟し、イスラムに対する戦争に加わっている」
と指摘。
「こうした観光客はイスラムの信仰を汚し、イスラム世界にキリスト教を広めようという危険な役割を担っている」
などと主張した。(共同)
http://sankei.jp.msn.com/world/mideast/090327/mds0903271948003-n1.htm
北ミサイル 進まぬ国民保護、警報整備11%止まり 2009.3.27 22:47 北朝鮮が「人工衛星」名目で長距離弾道ミサイルの発射準備を進める中、政府は国民保護とい う麻生太郎首相の強い意向を受けて、非公表が原則である破壊措置命令の公表に踏み切った。 しかし、他国の武力攻撃や大地震などの際、瞬時に住民に危険情報を知らせる 「Jアラート」(全国瞬時警報システム)をすでに整備した自治体はわずか11・7%の 211市区町村(24日時点)に過ぎない。国民保護法制が整備されて5年近く経つが、 地方自治体レベルでの体制整備ははかどっていないのが現状だ。 Jアラートは国民保護法制の一環として平成19年2月から運用を開始した。政府が大地震、 津波などの災害や、大規模テロやミサイル攻撃などの情報を入手すると、東京・霞が関の総務省消防庁に 設置したアンテナから人工衛星を通じて全国の自治体に瞬時に警報が伝わるシステムだ。 消防庁はホームページで「日本に向けて弾道ミサイルが発射された場合、 早い時は10分弱で着弾するとされていますが、このような場合にはJアラートの活用が不可欠です」 と紹介するなど、整備を呼びかけてきた。 ところが、導入は「義務」ではないことから、多くの自治体は「財政難」などを理由に導入を 渋ってきた。導入済みの211自治体でもJアラートと防災無線などを直結し、 全自動でサイレンや音声で危険情報を流すシステムを導入しているのは138市区町村にとどまる。 今回ミサイルの上空通過が予想される秋田県(25市町村)で導入済みの自治体はゼロ。 岩手県(35市町村)も釜石市など5市町に過ぎない。
「弾道ミサイル避難は屋内へ」 都の行動マニュアル
2009.3.27 23:00
東京都は、外国からの武力攻撃や大規模テロなどの発生に備えた行動マニュアルを冊子にまとめており、
弾道ミサイルによる攻撃を受けた場合には、建物や地下街など屋内への避難を呼びかけている。
冊子は「テロや武力攻撃から身を守るために」で、都の国民保護計画策定に伴い、
平成18年度末に約4万部を発行した。
武力攻撃については、ゲリラや特殊部隊、着上陸侵攻、航空攻撃などに分類。弾道ミサイルは、
(1)発射前の着弾地域の特定が極めて困難で短時間での着弾が予想される
(2)弾頭の種類(通常弾頭、核、生物・化学弾頭)に応じて被害や対応が異なる
(3)弾頭の種類を着弾前に特定することは困難−としている。
また、警報はミサイルの発射が迫ると発令され、テレビやラジオなどで警報の内容を伝達。
実際にミサイルが発射されたときには、その都度発令され、着弾が予想される地域にはサイレンなどで
注意を呼びかけるとしている。
攻撃を受けた場合は、屋内(建物や地下街)に避難し、状況に応じ、行政機関からの指示に従い
適切に避難すること定めている。冊子は、都庁や各区市町村の窓口で配布している。
http://sankei.jp.msn.com/politics/policy/090327/plc0903272303016-n1.htm
北朝鮮「衛星」:ロシア外務次官が「発射を自制すべきだ」
【ワシントン小松健一、モスクワ大前仁】米国務省のデュグイッド副報道官代行は26日、
北朝鮮が長距離弾道ミサイルを発射した場合、「国連安保理決議に違反する行為で、
大半の国々はそのように解釈している」と述べ、国連安保理で対応を協議するとの立場を改めて示した。
サワーズ英国連大使とリペール仏国連大使も26日、「(発射は)安保理決議違反」と述べた。
一方、インタファクス通信などによると、ロシアのボロダフキン外務次官は27日、
「北東アジア情勢は緊張が高まっており、北朝鮮は発射を自制すべきだ」と語った。
毎日新聞 2009年3月27日 19時36分
http://mainichi.jp/select/world/news/20090328k0000m030052000c.html
北朝鮮ミサイル:破壊措置命令…危機管理で政権浮揚期待 政府が27日、北朝鮮の長距離弾道ミサイルの落下に備え、法律上は公表する必要がない 自衛隊法82条2の3項に基づく「破壊措置命令」の発令をあえて発表したのは、 緊張を高める北朝鮮に対し、毅然(きぜん)とした姿勢を示す必要があると判断したためだ。 北朝鮮への強硬姿勢と併せて危機管理に万全を期す政府の姿勢を強調し、 政権浮揚につなげたいとの思惑も見え隠れする。【古本陽荘】 政府が27日に命令を発令し、北朝鮮への緊張感を国内外に高めつつあるその裏で、 今回準備されているミサイルが日本に落下する可能性について「ほとんどない」(内閣官房幹部) との見方が実は支配的だ。 準備されている「テポドン2号」の改良型とみられるミサイルは、射程が8000キロとも言われ、 北朝鮮から1000キロ程度の日本の上空では宇宙空間を飛び越える。日本に被害が出るとすれば、 1段目のブースターが日本海に落下した後、2段目のブースターが故障し、角度を変えて落下する 場合などが想定される。だが、実際には「飛び方や距離を考慮し、故障の可能性を掛け合わせると 落下の確率は非常に小さい」(同)のが実情だ。 にもかかわらず、政府は公表の必要がない3項による破壊措置命令を発表し、政府の取り組み姿勢を 明確にする選択をした。航空自衛隊の地上配備型の迎撃ミサイルPAC3の展開場所まで公表する 異例の対応ぶりだ。 国民には「事前に住民は特別な構えをする必要はない」(同)と冷静な対応を要請。その一方で、 北朝鮮に対しては「人工衛星であれミサイルであれ、我が国の領土の上を飛んでいくのは極めて不愉快だ」 (浜田靖一防衛相)と圧力を高める機会ととらえる硬軟の「使い分け」の姿勢がうかがえる。 麻生太郎首相は、06年に北朝鮮が核実験を実施した際、国連安保理で日本が議長国として 経済制裁発動を実現した際の外相。首相周辺からは、「この局面でしっかり国際世論をまとめることが できれば、政府への信頼感が出てくるはずだ」と政権浮揚への期待の声が漏れる。
北朝鮮ミサイル:PAC3が移動開始
北朝鮮の長距離弾道ミサイル発射に対応する破壊措置命令の発令を受け、
地上配備型迎撃ミサイル(PAC3)部隊が27日夜、配備場所に移動を始めた。
航空自衛隊入間基地(埼玉県)からは午後8時ごろ、PAC3ミサイルの発射装置やレーダーなどを
搭載した特殊車両が陸上自衛隊朝霞駐屯地(東京都練馬区)や防衛省(新宿区)に向け出発。
ミサイルの上空通過が予想される東北地方の秋田駐屯地と岩手駐屯地などには、
浜松基地(静岡県)のPAC3部隊が週明けまでに移動する。【本多健】
毎日新聞 2009年3月27日 23時25分
http://mainichi.jp/select/seiji/news/20090328k0000m010125000c.html
首都圏にPAC3展開、破壊措置命令受けて
北朝鮮が「人工衛星」名目で弾道ミサイルの発射準備を進めている問題で、自衛隊は27日夜、
浜田防衛相が発令した「破壊措置命令」に基づき、地上配備型のパトリオット・ミサイル3(PAC3)
の首都圏への展開を開始した。
航空自衛隊入間基地(埼玉県狭山市)では27日午後8時、迎撃ミサイルを搭載するランチャーや
レーダー装置などを積んだ約30台の車両が続々と出発。
展開先となる陸上自衛隊朝霞駐屯地(東京都練馬区など)と防衛省(新宿区)内にある
空自市ヶ谷基地に向かった。
(2009年3月27日22時06分 読売新聞)
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20090327-OYT1T01085.htm
北朝鮮の発射計画、ロシアが自制求める
【モスクワ=緒方賢一】ロシアのボロダフキン外務次官は27日、北朝鮮が「人工衛星」の
打ち上げとして弾道ミサイルの発射を計画している問題について、「北東アジアの緊張が高まっており、
控えた方が良い」と述べ、北朝鮮に自制を求めた。タス通信が伝えた。
一方で、6か国協議の首席代表を務めるボロダフキン次官は「この問題で感情的になるべきではない」
として、日本や米国、韓国に冷静な対応を呼びかけた。
ロシアは北朝鮮への追加的な制裁には慎重な立場だ。
(2009年3月27日19時44分 読売新聞)
http://www.yomiuri.co.jp/world/news/20090327-OYT1T00940.htm
対ミサイル誘導弾、首都圏で展開開始 反対運動も
2009年3月27日21時0分
弾道ミサイル破壊措置命令を受け、航空自衛隊入間基地(埼玉県)など首都圏4カ所に配備されている
空自の地対空誘導弾パトリオット3(PAC3)の4個高射隊が27日夜、東京・市谷など展開予定地へ
移動した。一部で交通規制を敷くなどものものしい雰囲気の中、大型特殊車両や護衛車が隊列を組み、
夜の首都圏の高速道路を走り抜けた。
首都圏でPAC3が展開するのは、空自市ケ谷基地(東京都)と陸上自衛隊朝霞駐屯地(同)、
同習志野演習場(千葉県)。
入間基地からは午後8時過ぎ、レーダー装置や発射機を積んだ深緑色の大型車両、電源車、
燃料タンク車、「危」マークが入った小型車など約30台の車列が出た。
基地内の道路脇では約50人の隊員らが並び、敬礼で見送る中、関越道で東京方面に向かった。
習志野演習場には、市民団体「パトリオットミサイルはいらない!習志野基地行動実行委員会」の
メンバーが駆けつけた。吉沢弘志代表は「今後、防衛省などに抗議していきたい」と話した。
朝霞駐屯地には午後9時10分ごろから、入間基地からの車両が続々と到着。
「開門、開門」と声が飛ぶと、小銃を右手に握る2人の自衛隊員が左手で黒い門を開けた。
十数台が門内に入り、そのまま訓練場の暗い闇の中へと次々に吸い込まれていった。
http://www.asahi.com/national/update/0327/TKY200903270442.html
【NYタイムズ】韓国の期待を一身に背負うキム・ヨナ…WBC敗退、練習妨害、浅田真央とのライバル意識[03/28]
http://takeshima.2ch.net/test/read.cgi/news4plus/1238171261/l50 韓国コミュニティ中心のショッピングセンター、コリアタウン・プラザでは、今週は2つの熱い話題から
逃れることができない。今週月曜日、韓国はWBCで最大のライバル日本に敗れた。そして国民の関心は
次のフィギュアスケートに移った。韓国のキム・ヨナ選手が世界選手権の優勝候補の一人なのだ。
韓国と日本が野球で激突したのと同じ都市で、両国の間で再び対決が見られることになる。
キムの最大のライバルは日本の浅田真央選手だ。前年度世界チャンピオンである。
ステープルズ・センターで行われる女子シングルは金曜日から始まる。
「ウワー、今週はキム・ヨナが日本の女の子に勝たなきゃいけないプレッシャーが大変だわ」と、
コリアタウン・プラザの美容品店に勤務するSoo Changさんは語る。
彼女は「Korea Herald Business」、「Daily Sports Seoul USA」、「The Korea Daily」の一面に
載っているキム・ヨナの写真に熱い眼差しを送った。「今や彼女は我が国に誇りをもたらしてくれる
唯一のホープです」。来年のオリンピックはキム・ヨナと浅田真央の二人が金メダル候補と言われている。
ともに母国でスーパースターの18歳同士である。
韓国国民の間ではキム・ヨナはスポーツの域を超えた存在だ。「Forbes Korea」誌は彼女を韓国の
著名人トップとして紹介、コリアタイムズ紙では「2008年パーソン・オブ・ザ・イヤー」に指名して
いる。次点は何とオバマ大統領、バン・キムン国連事務総長、李明博韓国大統領といった面々である。
キム・ヨナのエージェントであるIBスポーツのライアン・W・キム氏によると、彼女はサムスンや
ヒュンダイなど8社のコマーシャルに出演しているという。そして彼女のスケート曲を編集した
「氷上の妖精/クラシックアルバム」と題されたCDは、コリアタウンのMusic Plaza店でベストセラーに
なっている。
>175
今大会には彼女を取材するために韓国からは新聞8紙とテレビ3局が来ている。4大陸選手権で
日本の選手に練習の邪魔をされたという彼女の話が伝わって、彼女を守るためにファンたちも集結した。
日本スケート連盟は故意に邪魔をするようなことはなかったと言うが、韓国人たちの怒りは収まっていない。
「韓国国民にすれば重大問題です」と、コリアタウン・プラザで岩塩クリスタルランプを販売している
Tong Suk Chun氏は言う。「なにせ彼女は国民の宝ですからね!」
浅田はキム・ヨナとは未熟な頃からずっと競争相手としてやってきたので親しい間柄だと言う。
英語でおしゃべりをすることもあると言い、ライバル関係を歓迎している。「大会でプレッシャーが
あってもキム・ヨナさんがいるおかげで、それをパワーに変えることが出来たりします」と、浅田は言う。
一方、キム・ヨナは浅田との関係を「友人でもないが敵でもない、その中間あたり」だとして、
「いずれ引退すればもっと気楽に会えると思います」と言う。
キム・ヨナのコーチで五輪で二度銀メダルを取ったブライアン・オーサー氏は、自らの経験に基づいて
キムにライバルに関して助言を与えている。彼とブライアン・ボイタノは1980年代に競い合った仲で、
「ブライアン対決」として知られている。1988年、オーサー氏が自国カナダのカルガリーで行われた
五輪でボイタノに次ぐ2位になりクライマックスに達した。オーサー氏は敗れて精神的に打ちのめされたが、
その時の経験が現在プレッシャーと闘うキムを手助けするのに役立っていると言う。(一部略)
Kim Yu-na Skates While Carrying the Hopes of South Korea
By JULIET MACUR
Published: March 26, 2009
http://www.nytimes.com/2009/03/27/sports/othersports/27skate.html?_r=1&ref=othersports
破壊措置命令 北のミサイルに冷静に備えよ(3月28日付・読売社説) 万一の事態を想定し、様々な対応策をとるのは安全保障の要諦(ようてい)だ。 自衛隊は、万全の準備を進めてもらいたい。 浜田防衛相が、北朝鮮の弾道ミサイルが日本に落下した場合は迎撃するよう、 自衛隊に初の「破壊措置命令」を下した。 海上自衛隊のイージス艦2隻が近く、日本海に派遣される。 航空自衛隊の地対空誘導弾部隊も、弾道ミサイルの飛行ルートの下に位置する東北地方などに展開する。 海上と地上からの2段構えの迎撃態勢をとる。 北朝鮮のミサイルには、冷静に対応することが重要だ。 北朝鮮は「人工衛星の打ち上げ」を主張しており、日本が標的になっている訳ではない。 ミサイルが正常に飛行すれば、日本の領土・領海内に落下することはない。 問題になるのは、ミサイルの1段目は正常に飛行した後、2段目が故障し、失速して日本に落下するなど、 偶然が重なる、極めて限られたケースだ。 その場合は、国民の生命や財産に被害が生じかねない。 自衛隊が迎撃し、被害の最小化を図るのは当然のことだ。 そもそも日本にとっての脅威は、日本列島を射程に収める中距離弾道ミサイル・ノドンだ。 北朝鮮の長距離ミサイルが脅威となるのは、グアムやハワイ、アラスカなどが射程に入る米国である。 今回、発射の兆候が早期に確認されたのは、米国の偵察衛星情報によるものだ。 迎撃時にも、米国の早期警戒衛星が発射を探知し、日米のレーダーで追尾する。 自衛隊と米軍が緊密に情報を共有し、運用面での連携を強化することが大切だ。
>177
2006年7月に7発の弾道ミサイルが発射された時には、政府から自治体や関係機関への連絡が遅れた。
その教訓を踏まえ、政府は今回、事前に地元説明会などを開いている。
実際のミサイル発射時にも、国民の不安を軽減するよう、必要な情報を迅速に関係者に伝える体制を
整えておくべきだろう。
北朝鮮は4月4〜8日のミサイル発射を予告している。日本は、同じ立場の米韓両国とともに、
中国やロシアなどの協力も得つつ、発射の中止を求める外交努力をぎりぎりまで尽くす必要がある。
それでも発射した場合は、国連安全保障理事会に提起し、厳しい対応を協議すべきだ。
北朝鮮が、追加制裁も非難も受けず、何の代償も求められないような事態は許してはなるまい。
(2009年3月28日01時34分 読売新聞)
http://www.yomiuri.co.jp/editorial/news/20090327-OYT1T01328.htm
【主張】ミサイル破壊命令 国家の決意を首相が語れ 2009.3.28 03:23 北朝鮮のミサイル発射準備に対し、政府は安全保障会議を開き、ミサイル防衛(MD)システムで 迎撃する方針を正式に決めた。自衛隊には自衛隊法に基づく破壊措置命令が発令された。 国連安保理は2006年、北に弾道ミサイル発射を行わないよう要求する決議を全会一致で採択した。 今回の北の発射通告はそれに違反するうえ、日本の上空を通過させることで日本人に恐怖を与えようと いう無法な行為だ。断じて許されない。政府が迎撃に全力を尽くすのは当然だ。 麻生太郎首相は安保会議で「国民が被害を受けることは、断固阻止しなければならない」と指示した。 その決意を国民に示し、発射にどう備えるかをきちんと説明すべきだ。 国民に安心感を与え、国際社会に日本の意思を示すことが重要である。 北朝鮮は「人工衛星」と称して4月4〜8日に長距離弾道ミサイル「テポドン2」改良型の発射を 予告している。1段目が日本海、2段目が太平洋に落下予定だ。故障や制御不能で落下物が日本の領土、 領海を直撃する可能性は捨てきれず、不測の事態に万全を期すべきだ。 取り得る最善の方法がMDによる迎撃である。 イージス護衛艦2隻を日本海に配備するほか、地対空誘導弾パトリオット(PAC3)を各地に移動、 配置する。関係自治体とも連携し、国民の生命、財産を守り抜かなければならない。 迎撃方針に対し、野党側には「北を刺激するので逆効果だ」などの異論がある。 社民党の福島瑞穂党首は26日の参院予算委で「迎撃ミサイルが目標に当たったら残骸(ざんがい)が落ちる。 当たらなくともミサイルは向こうへ行ってしまう」と、迎撃行為が国内外の住民に被害を与えると批判した。 迎撃は被害を最小限にするためだ。この事態の原因を誰が作っているかを見失ったような議論である。
【社説】北朝鮮ミサイル 揺さぶりに動じるな 2009年3月28日 やはり北朝鮮は「人工衛星」と称して、ミサイルを発射するようだ。浮足立っては北朝鮮の思うつぼだ。 備えるべきは備えて、日米韓は協力して、地域安定への努力を重ねてほしい。 衛星情報によると、北朝鮮は日本海側にある舞水(ムス)端里(ダンリ)で弾道ミサイルを発射台に 設置した。 日米韓をはじめとして、発射取りやめを呼び掛けてきたが、北朝鮮は通告通り四月四日から八日の間に 発射を強行するようだ。 これを受け、政府はミサイル防衛(MD)を発動する「破壊措置命令」を決定した。 国外からの脅威に対して、領域防衛のため自衛隊動員を決めたのは初めてだ。 失敗してミサイルや破片が領土領海へ落ちてきた場合に撃ち落とすためである。 実際に北朝鮮の長距離ミサイルは、これまで失敗し墜落したことがある。 万一に備えるのは当然だ。住民への迅速な連絡も重要である。ただ、いたずらに国民の不安をあおらない よう努めてほしい。冷静な対応が望ましい。われわれメディアも心掛けたい。 北朝鮮は、今回の発射を「通信衛星を運搬するロケット」と説明しているが、 このロケットは長距離弾道ミサイル「テポドン2」改良型とみられている。 従って、国連安保理決議の「ミサイル開発に関連するすべての活動停止」に反する。 北朝鮮はこうした批判に強く反発し、制裁決議や議長声明を出すならば、「敵対行為」とみなし、 「六カ国協議はなくなる」という外務省声明を出した。 強硬姿勢を誇示するのは、今回の発射をミサイル技術の向上とともに、 「外交カード」に使おうとしているからだろう。
社説1 北朝鮮のミサイル実験に万全の備えを(3/28) 「人工衛星」を名目とした北朝鮮の弾道ミサイル実験に対し、 政府は安全保障会議を開いてミサイルが日本領土・領海に落下する場合には迎撃する方針を確認し、 浜田靖一防衛相が自衛隊法に基づく破壊措置命令を初めて発令した。 北朝鮮は4月4日から8日までの午前11時から午後4時までの間のどこかの時点で 「試験通信衛星『光明星2号』を運搬ロケット『銀河2号』によって打ち上げる」とし、 国際民間航空機関(ICAO)や国際海事機関(IMO)に通告した。 飛行ルートの通りなら秋田、岩手両県の上空を通過する。 北朝鮮の発表を額面通りに受け止めれば、発射は日本に対する武力攻撃ではない。 日本有事とは違うが、警戒は怠れない。故障などで物体の一部が日本の領域に落下する可能性もある。 防衛省・自衛隊が落下物を破壊する構えを整えるのは、日本国民の生命・財産を守る立場からすれば当然である。 麻生太郎首相は安保会議で「緊張感を持って毅然(きぜん)とした態度で対応するように」と指示した。 国内で混乱があれば、北朝鮮の術中にはまる結果にもなる。それを避けるためには、発射期日が迫った段階、 さらに発射後も、政府による適切な情報提供が不可欠である。この点を特に強調しておきたい。 日米両政府は「人工衛星」であっても、発射は北朝鮮が2006年7月にミサイルを連射した後に 採択された国連安保理決議1695、同年10月の核実験後の安保理決議1718に違反すると表明している。 北朝鮮のミサイルの性能向上は日米にとって直接的な脅威にもなる。 したがってクリントン米国務長官は「核問題を巡る6カ国協議に影響し、高い代償を払うことになる」 と警告した。北朝鮮が警告を無視して発射を強行すれば、国連安保理で制裁を含む議論が提起される。
【外信コラム】ソウルからヨボセヨ 軍にはやはり漢字
2009.3.28 03:24
久しぶりに韓国軍を視察する機会があった。西海岸の平沢港にある海軍の第2艦隊司令部と瑞山にある
瑞山空軍基地。西海岸沖の南北境界線は北朝鮮との軍事衝突の可能性が最も高いところになっているため、
対北有事の第一線ということになる。
とくに瑞山空軍基地は主力のF16戦闘機が80機配備され即時出動態勢にある。北まではわずか6分。
部隊の第20戦闘飛行団では毎日、F16が昼60回夜20回の離着陸猛訓練で備えに余念がない。
司令部の玄関には「必勝/対備体制強化月間1月23日〜」と漢字の看板が出ていた。
「必勝」のように軍隊にはやはり漢字が似合う?
韓国軍では昔から敬礼のあいさつは「ピルスン(必勝)!」のほか「チュンソン(忠誠)!」
「ダンギョル(団結)!」「トンイル(統一)!」など漢字語で気合を入れてきた。
瑞山基地の戦闘飛行団の合言葉も「即刻対応・現場終結」でこれはハングル書きだった。
一方、配下の第121戦闘飛行大隊の指揮所前にはハングルで「ムン、サギジャ」と妙な標語が出ている。
聞くと「ムンチゴ、サワソ、イギジャ」の略で「団結して戦い勝とう」という意味だった。
現代っ子好みのハングル略語だが、これも時代の流れか。
ところが基地でのF16の性能紹介パネルの背景写真が何と「独島(日本名・竹島)」。
これも時流便乗的だが、日本との領土問題などより北への備えに集中してください。(黒田勝弘)
http://sankei.jp.msn.com/world/korea/090328/kor0903280324000-n1.htm
PAC3、首都圏に配備 イージス艦も出港へ
2009.3.28 00:13
北朝鮮が「人工衛星打ち上げ」として発射した長距離弾道ミサイルが日本に落下した場合に備えて
破壊措置命令が出されたのを受け、航空自衛隊は27日夜、首都圏警戒のため、
地対空誘導弾パトリオット(PAC3)を陸自朝霞駐屯地(東京都)や防衛省本省がある
陸自市ケ谷駐屯地などに移動し、配備した。
陸自の秋田、岩手両駐屯地などにも30日までに運び入れ、迎撃態勢をすべて整える。
海自は27日、海上配備型迎撃ミサイル(SM3)を搭載したイージス艦「こんごう」「ちょうかい」を
28日に長崎県の佐世保基地から出港させることを決めた。SM3を搭載していないイージス艦「きりしま」
も28日に海自横須賀基地を出港。こんごうとちょうかいは日本海に展開し、
きりしまは太平洋側でミサイル発射時に航跡の探知などに当たる。
http://sankei.jp.msn.com/politics/policy/090328/plc0903280015000-n1.htm
北ミサイル 迫る“Xデー” 見えぬ恐怖どうすれば 2009.3.28 01:47 「外出を控える」「何をすればいいのか」。北朝鮮による長距離弾道ミサイルの発射準備を受け、 自衛隊に初の「破壊措置命令」が出た27日、ミサイルの飛行コースにあたる東北地方の住民には、 見えない恐怖へ困惑と不安が広がった。一方、迫る“Xデー”に、自治体では地対空誘導弾パトリオット (PAC3)の配備が進むなど、徐々に緊張感が高まっている。 “そのとき”、われわれはどうすればいいのか。 ◆広がる不安 ミサイルが頭上を飛ぶかもしれない地域の住民は、不安を募らせる。 「迎撃」に備え、PAC3が運び込まれる陸上自衛隊秋田駐屯地(秋田市)。 近くの将軍野(しょうぐんの)幼稚園の小玉由利子教諭(39)は「保護者から不安の声はない」 と言うが、「県から『適切に対応を』と連絡があったが、何をすれば…」。 盛岡市内の会社員、鈴木千里さん(25)は「実感はわかないが、仮に人工衛星だとしても どこに落ちるか分からない」と不安を隠せない。米軍三沢基地(青森県三沢市)の前に住む 自営業の女性(66)は「4月4〜8日は外出を控える」と自分なりの防衛策を語る。 ◆「情報が少ない」 各自治体でも、Xデーに向けて緊迫感が広がった。 秋田県では、破壊措置命令を受け、陸上自衛隊秋田駐屯地の原友孝司令が27日、県庁を訪れ、 佐々木誠・県危機管理監に命令の概要を説明。同席した県知事公室の三浦庄助次長は 「発射予告の直前になり、万一の事態に備え情報を共有したい」と身を引き締める。 一方、PAC3の指揮・統制を行う航空自衛隊加茂分屯基地がある男鹿市にも27日、 東北防衛局から職員が訪れた。 同市では「国防のことなので仕方がないが、国からもう少し情報がほしい」と不安をのぞかせる。
>187 首都圏も事情は同じだ。東京都の石原慎太郎知事は27日の定例会見で 「政府に任せる以外ない。東京がやることには限度がある」と述べた。 「東京を囲うわけにはいかない。災害対策で使っている緊急情報システムで都民に警告するが、 『飛んでくるぞ』と言ってどこに逃げたらいいのか」といらだちをのぞかせる。 ◆建物にいるしか… 実際、ミサイルが発射されたとき、どう対処すればいいのか。 弾道ミサイルは10分ほどで日本に到達するという。政府は、速やかな情報を提供するとし、 「テレビやラジオの情報に注意してほしい」と呼び掛けている。しかし、発射通告は4月4〜8日。 期間中、報道を注視し続けることは不可能だ。 拓殖大学客員教授の江畑謙介氏は「空襲やある特定の建物をねらって撃ってくるわけではなく、 対策も取りづらい」と話す。 危険区域とされるのは、秋田県沖の日本海と千葉県沖の太平洋だが、軌道が逸れて、 日本列島を直撃する最悪の事態も想定されるため、政府は迎撃を決めた。 ミサイルを迎撃したときの被害は出るのだろうか。日本は海に囲まれている上に国土の約7割が山間部 とあって、江畑氏は「被害が出る確率は限りなく少ない。迎撃の精度も高く、 ミサイルが筒ごと降り注ぐことはほぼない」と指摘。 都心にも迎撃システムがあるため、「万一、都心に向かってきても撃ち落とせるだろう」(江畑氏)。 しかし、対処方法については「降り注ぐ破片を避けるために、情報をキャッチし、 家などの建物の中にいるようにするしかない」
【産経抄】3月28日
2009.3.28 03:22
早坂隆氏の『続・世界の日本人ジョーク集』には、日本のハイテクにまつわるジョークが
たくさん出てくる。あまりの精度の高さが称賛されたり、からかわれたりするのだ。
その対比で他国のハイテクの不正確ぶりや「おおらかさ」が揶揄(やゆ)される。
▼例えば「日本の地獄と中国の地獄」という話がある。日本の地獄も中国の地獄も、
同じようなハイテク機械で人々を苦しめる。ところが中国の方だけに長い行列ができている。
オチは読んでのお楽しみだが、要するに地獄でも、日本の機械は正確だということである。
▼この中に北朝鮮のハイテクは出てこない。ジョークにもならないレベルということなのだろうか。
しかし今、気になるのは来週末にも打ち上げるらしい弾道ミサイルの精度だ。
国際機関への通報通りの方向、距離で発射できる技術があるのか、ということである。
▼通報通りだと、ロケットの1段目は東北沖の日本海、2段目は太平洋のはるか沖に落下するという。
だが、3年前のミサイル連続発射のさい「テポドン2」の打ち上げには失敗している。
ちょっとした狂いで、日本列島に落ちてくる恐れは捨てきれないのだ。
▼だから政府は「破壊措置命令」を発令し、そういう場合は迎撃しようとしている。
ところが、国内には「本当に撃ち落とせるのか」という声が起きている。社民党の福島瑞穂党首など
国会で「当たらない場合は国益を侵害する」と、早くも責任を追及しようという構えだ。
▼ハイテクに100%の正確さを求める国民性と解釈したいところだが、今回はそうはいかない。
「当たらないかもしれない」と躊躇(ちゅうちょ)するのは被害が出るのを待つだけだからだ。
そんなときも、他に方法はあると福島さんらはお考えだろうか。
http://sankei.jp.msn.com/politics/policy/090328/plc0903280322002-n1.htm
“憂国青年”日本が最多 日韓米英仏調査、「政治に関心」58%
2009.3.28 05:00
内閣府が27日に発表した世界青年意識調査結果によると、
日本の青年は調査対象となった5カ国の中で政治への関心が最も高いことが分かった。
前回(平成15年)調査と比べても政治に関心があるとの回答は11・3ポイント増え、
現状を憂い政治の動向に注目する若者が増えていることをうかがわせた。
調査は日本と韓国、米国、英国、フランスの5カ国の18〜24歳までの男女を対象に
各国約1000人に実施、平成19年秋と20年秋の2度に分けて、家族や学校、国家・社会、
人生観などについて質問した。
国家・社会に関する調査では、「政治に関心ある」と答えたのは、日本が58・0%と最も高く、米
国54・5%、韓国49・7%、フランス42・6%、英国33・2%の順。
「自国人であることに誇りを持っている」と答えたのは米国が91・2%と最も高く、日本は2番目の
英国(84・1%)に次いで81・7%だった。逆に、「国際的視野を身につけている」としたのは
日本は最低で27・8%と、1位の米国(52・9%)の半分程度にとどまった。
家族観の項目では、日本は「子供は親から経済的に早く独立すべきだ」が88・6%で最も高く、
「わが子に老後の面倒をみてもらいたいと思わない」も韓国の55・4%に次いで2番目に高い
50・0%。逆に「どんなことをしても親を養う」は最も少ない28・3%。
韓国は日本と同じ傾向で、欧米3カ国は逆の傾向がみられた。
http://sankei.jp.msn.com/politics/policy/090328/plc0903280501005-n1.htm
>191
同じ調査の記事。
【政治】8割が「日本人」に誇り 5カ国の青年意識調査
2009年3月28日 05時02分
内閣府が28日発表した日本など5カ国の青年に対する意識調査結果によると、
日本で「自国人であることに誇りを持っている」と答えた人は、6年前の前回調査より9・1ポイント増の
81・7%に上り、1977−78年に実施した調査で聞いて以来初めて8割を超えた。
自国で誇れるもの(複数回答)は「歴史や文化遺産」が59・4%で最も多く、
「文化や芸術」が44・7%で続いた。一方、自国人が「国際的視野」を身に付けていると考えている人は、
日本が27・8%で最低だった。
日本の歴史や文化・芸術に誇りを感じる若者の増加傾向が明確になった形。
経済の低迷などで「内向き」志向が強まっているとも言えそうだ。
調査は日本や韓国、米国、英国、フランスに住む18−24歳の青年約1000人ずつを対象とし、
2007−08年にかけて実施した。
自国人であることに誇りを持っていると答えた割合は、米国が91・2%でトップ。
以下英国84・1%、日本、韓国78・0%、フランス77・1%の順だった。
社会に満足していると答えた人は、日本では43・9%にとどまり、
米国(67・6%)や英国(61・2%)に大きく差をつけられた。
日本人のイメージ(複数回答)は「勤勉」「知的」などが上位。
「信頼できない」は米、英、フランスが1けた台だったのに対し、韓国では30・5%に上った。(共同)
http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2009032701001154.html
>192,191
> 同じ調査の記事。
日韓若者、老親を「どんなことしても養う」は3割前後
2009年3月28日6時26分
日本と韓国の若者は、将来、親の面倒を見ようという意識が低い――。
日韓、欧米の計5カ国の若者を対象にした内閣府の調査で、こんな実態が浮き彫りとなった。
調査は日本、韓国、米国、英国、フランスで、18〜24歳の男女各1千人前後を対象に5年ごとに
面接方式で実施しており、今回で8回目。
現在、母と暮らすのは韓国が77%(父とは74%)と最も多く、
次いで日本が74%(同68%)で、欧米3カ国の平均は48%(同37%)だった。
「親から経済的に早く独立すべきだ」という考え方について、
「そう思う」が各国とも75%を超え、日本は89%と最も高く、次いで韓国の84%だった。
一方、将来、年老いた親を「どんなことをしてでも養う」と答えたのは英66%、米64%、
仏51%と欧米が高かったが、日本は28%、韓国も35%と低かった。
逆に「将来、自分の子どもに老後の面倒をみてもらいたいか」の問いでは、
「そう思う」は欧米3カ国の平均67%に対し、日韓は40%台だった。
日韓の若者の傾向について、内閣府の担当者は「親との同居世帯は多いが、将来への独立志向が高く、
親の面倒をみるという意識も低い。欧米に比べると親子関係はドライなのかもしれない」と話している。
(石塚広志)
http://www.asahi.com/national/update/0328/TKY200903280001.html
国のミサイル情報、接続は市町村の一部…どうなる住民伝達 北朝鮮が「人工衛星」名目で発射準備を進めている弾道ミサイルが、日本国内に落下する場合に備え、 27日、初めて自衛隊に「破壊措置命令」が発令された。 これを受けて、弾道ミサイルが上空を飛び越えると想定される岩手県は27日、 危機管理連絡会議を招集した。秋田県でも内閣官房と市町村を光ファイバー回線で結ぶ 緊急情報ネットワーク(エムネット)の受信体制構築を急ぐなど、緊張が高まる。 しかし、市町村などは住民にどんな情報をどうやって伝えるかに頭を悩ます。 24時間の警戒態勢を続ける岩手県は、同日午後に招集した会議で4月3日からの態勢強化を確認した。 大谷陽一郎・総合防災室長は「国からなかなか情報が来なかったので、今になってようやく動き出せた」 と話す。秋田県の佐々木誠・危機管理監は、PAC3展開の説明に来た原友孝・陸自秋田駐屯地司令に 「仮に破壊するようなことがあれば、住民に影響がない形で遂行してほしい」と要請した。 ミサイル発射の緊急情報は、総務省消防庁が運用する「全国瞬時警報システム(Jアラート)」 で伝えられる。情報は、人工衛星経由で市町村が受信。自動的に防災行政無線に流れて 屋外スピーカーなどで放送される。所要時間は20秒程度。しかし、Jアラートを防災行政無線まで 完全に接続している市町村は102自治体のみ。秋田県はゼロ、岩手県は4市町にとどまる。 政府の情報が1分以内で届くエムネットについても両県の市町村の接続率はあまり高くなかったが、 プログラムをパソコンにインストールすれば受信できるため、構築を急いでいる。 しかし、秋田市には防災行政無線が一切なく、エムネットの情報を伝える手段がない。 当初は消防車など約200台で「発射情報があったら屋外に出ないで下さい」と広報することも検討したが、 政府の「平常通りの生活、業務を続けて」とする談話を受けて取りやめを決めるなど、対応は定まらない。 一方で、日本海に面した秋田県八峰町では、公民館を避難所に使えるよう準備を進める。
米イージス艦、日本海で北朝鮮ミサイル警戒か
2009年3月28日6時13分
【ソウル=牧野愛博】米海軍のイージス駆逐艦で、横須賀基地所属のジョン・S・マケインと
ハワイ・真珠湾を母港とするチェイフィーが30日、寄港していた韓国・釜山港から出港する。
在韓米軍は目的地を明らかにしていないが、日本海で、北朝鮮の長距離弾道ミサイルを追跡する
任務に就く模様だ。
2隻は海上配備型迎撃ミサイルSM3を搭載するほか、遠距離の航空機やミサイルを探知できる
高性能レーダーを持つ。北朝鮮が発射するロケットの軌道や、秋田県沖とされる1段目の着弾地点の
早期特定を目指す。
日本海には、米軍の艦艇と情報共有(データリンク)が可能なコンピューターを持つ
海上自衛隊のイージス艦も展開するとみられる。
韓国海軍も昨年配備された同国初のイージス艦「世宗大王」を派遣する予定だ。
http://www.asahi.com/international/update/0328/TKY200903270495.html
米イージス艦が北のミサイル発射警戒
2009.3.28 09:50
【ワシントン=有元隆志】米軍制服組トップのマレン統合参謀本部議長は27日のCNNテレビ番組で、
北朝鮮の長距離弾道ミサイル発射に備えて、「警戒のための措置がとられた」と語った。
海軍当局者が同テレビに語ったところによると、イージス駆逐艦ホッパーが京都府の舞鶴への
寄港をとりやめ、日本海で警戒にあたる。また、米韓合同軍事演習後に長崎県佐世保に寄港していた
イージス駆逐艦チャフィーとジョン・S・マケインの2隻も出航した。
3隻ともに北朝鮮が発射を予定している4月上旬まで日本海にとどまり、ミサイル追跡などにあたる
とみられる。
http://sankei.jp.msn.com/world/america/090328/amr0903280952005-n1.htm
「ミサイル発射は国連決議違反」 日米韓「6カ国」首席代表が一致
2009.3.28 11:20
【ワシントン=有元隆志】北朝鮮の核問題をめぐる6カ国協議の日米韓首席代表は27日、
ワシントンで会談し、北朝鮮が発射準備を進めている長距離弾道ミサイル問題を協議した。
その結果、北朝鮮が通告通り4月上旬にミサイルを発射した場合の対応について、
「人工衛星」の打ち上げと主張しても国連安全保障理事会決議違反として、
直ちに国連で取り上げるべきだとの認識で一致した。
会談後、日本の首席代表である斎木昭隆外務省アジア大洋州局長は記者団に対し、
「(日米韓で)認識は一致している」と述べた。
会談には斎木局長のほか、米国首席代表のソン・キム6カ国協議担当特使、韓国首席代表の
魏聖洛(ウイソンラク)外交通商省朝鮮半島平和交渉本部長、さらに米国のボズワース特別代表
(北朝鮮政策担当)が参加した。個別協議に続き、3カ国で会談した。
オバマ政権下で日米韓の首席代表会合が開かれるのは初めて。北朝鮮のミサイル発射を前に
3カ国が集まることで、結束を示すとともに、発射後の対応で足並みをそろえるのが狙いとみられる。
一方、米軍制服組トップのマレン統合参謀本部議長は27日、CNNテレビ番組で、北朝鮮が
実験に成功し、米国に到達可能なミサイルを保有した場合、「われわれにとって脅威となる」と述べた。
同時に、2006年7月の長距離弾道ミサイル「テポドン2号」の実験に失敗したことに言及し、
「破片であっても(東アジアの)地域の人々には脅威になる」と指摘した。
http://sankei.jp.msn.com/world/america/090328/amr0903281014007-n1.htm
在韓米軍イージス艦は30日出港
2009.3.28 12:25
在韓米軍は28日、韓国・釜山港に寄港している米イージス駆逐艦2隻が30日に出港すると
明らかにした。日本海に展開し、日本のイージス艦と連携して北朝鮮が「人工衛星」打ち上げ用と
主張する長距離弾道ミサイルの発射を探知、飛行ルートを追跡するとみられる。
2隻は米海軍横須賀基地の「ジョン・S・マケイン」と、ハワイの真珠湾を拠点とする「チェフィー」。
いずれもミサイル防衛(MD)対応型で、海上配備型迎撃ミサイル(SM3)を搭載している。
20日まで行われた米韓合同軍事演習に参加した後も韓国近海に残っていた。(共同)
http://sankei.jp.msn.com/world/america/090328/amr0903281226010-n1.htm
「ミサイル先端部」の可能性 米研究所が最新衛星写真
2009年3月28日11時18分
米民間研究機関、科学国際安全保障研究所(ISIS)は27日、同日午前に撮影した
北朝鮮東北部の咸鏡北道(ハムギョンブクト)花台郡(ファデグン)舞水端里(ムスダンリ)にある
ミサイル基地の衛星写真を公開した。
同研究所は「ミサイルの先端部に当たるべき部分と影が見えるが、断定はできない」としている。
米デジタルグローブ社が現地時間午前11時ごろ撮影した。写真は不鮮明ながら、
中央部にクレーンを載せた発射塔があり、その左隣にほぼ同じ高さのミサイルらしきものが写っている。
同研究所はその最上部が「ミサイルの先端部」にあたる可能性を指摘している。
http://www.asahi.com/international/update/0328/TKY200903280085.html
「発射なら安保理非難決議目指す」日米韓6者代表が一致
2009年3月28日12時41分
【ワシントン=東岡徹】北朝鮮の核問題をめぐる6者協議の日米韓首席代表が
27日夕(日本時間28日午前)、ワシントンで協議した。
北朝鮮が4月4〜8日に予告した「人工衛星打ち上げ」は、北朝鮮の主張にかかわらず、
ミサイルの発射だとして国連安全保障理事会決議の違反とみなすことを改めて確認。
外交筋によると、発射された場合は安保理で非難決議の採択を目指すことで一致した。
日本の斎木昭隆・外務省アジア大洋州局長、米国のソン・キム担当大使、
韓国の魏聖洛(ウィ・ソンラク)・朝鮮半島平和交渉本部長が出席。北朝鮮は安保理でミサイル問題が
取り上げられれば6者協議から離脱し、核開発を再開する姿勢を示したが、3代表はこうした立場を
受け入れず、発射されれば安保理で対応を協議する方針で一致した。協議後、ソン・キム氏は記者団に
「国連で何らかの行動をとるというのはごく適切なことだ」と述べた。
発射された場合の6者協議の進め方も意見交換。斎木氏は協議後、記者団に「ミサイルの発射が
行われれば6者協議も当然影響を受ける。これは我々としては覚悟しなければならない」と述べた。
また日米、日韓、米韓の首席代表による個別の協議も27日開かれた。
斎木氏は、米政府のボズワース北朝鮮政策特別代表とも話し合った。
http://www.asahi.com/politics/update/0328/TKY200903280067.html
海自イージス艦が出港 米艦と連携、迎撃態勢
2009.3.28 10:40
北朝鮮が「人工衛星打ち上げ」として発射した長距離弾道ミサイルの落下に備える破壊措置命令を受け、
海上配備型迎撃ミサイル(SM3)を搭載した海上自衛隊のイージス艦「こんごう」と「ちょうかい」が
28日午前、長崎県の佐世保基地を出港した。
SM3を搭載しないイージス艦「きりしま」も発射時にミサイルの探知・追尾に当たるため、
同日午前、神奈川県の横須賀基地を出発した。30日ごろまでに、こんごうとちょうかいが日本海に、
きりしまが太平洋に展開し、米海軍のイージス艦などと連携し、
北朝鮮が4月4〜8日と通告した発射に備える。
こんごうとちょうかいは、ミサイルの弾頭部分や切り離した部分などが日本の領域に落下する恐れが
生じた場合にSM3で迎撃し、きりしまはミサイルの航跡を捕らえ、弾道の解析や落下地点の予測など
を行う。
http://sankei.jp.msn.com/politics/policy/090328/plc0903280908006-n1.htm
緊張感漂わすイージス艦 ゆったりと日本海へ
2009.3.28 11:20
灰色の2隻が静かな緊張感を漂わせ、ゆっくりと桟橋を離れていった。
北朝鮮のミサイル発射に備え、海上自衛隊のイージス艦「こんごう」と「ちょうかい」が
28日午前8時すぎ、佐世保基地(長崎県佐世保市)を出港した。
2隻は、ちょうかい、こんごうの順でタグボートに引かれ桟橋を離れた。
艦尾には迎撃用ミサイルの垂直発射装置、艦橋には特徴的な六角形の高性能レーダーも見える。
甲板上に乗組員が直立不動で並ぶ。
報道のヘリコプターが飛び交う中、2隻はゆったりと湾口を抜け、日本海に向かった。
一方、首都圏への落下に備え、航空自衛隊の地対空誘導弾パトリオット(PAC3)が配備された
陸自市ケ谷駐屯地(東京都)。防衛省本省の敷地内にある同駐屯地には28日早朝から、
迷彩服姿の空自隊員が大量の機材をグラウンドに運び込んだ。
http://sankei.jp.msn.com/politics/policy/090328/plc0903281124007-n1.htm
北朝鮮ミサイル:海自イージス艦3隻が出港
北朝鮮の弾道ミサイル落下に備えた「破壊措置命令」を受け、海上自衛隊のイージス艦3隻が
28日朝、出港した。海上配備型迎撃ミサイル(SM3)を装備済みの「こんごう」「ちょうかい」は
佐世保基地(長崎県)から日本海へ、横須賀基地(神奈川県)の「きりしま」が本州東側の太平洋に
それぞれ向かった。
こんごうと、ちょうかいは、早ければ29日に日本海の目標海域に到達し、監視活動に入る。
2隻でほぼ日本全土の領空をカバーする機能を持ち、ミサイル発射の際は、早期警戒衛星など
米軍側の情報も参考に、万一の事態に備える。きりしまは10年度にSM3を装備予定で、
今回は弾道ミサイルを追尾し、太平洋側での着水地点の確認などを行うとみられる。
また、米海軍もSM3装備のイージス艦「シャイロー」など数隻を日本近海に配置している。
こんごうとちょうかいは、米ハワイで各1回SM3の実射試験を経験したが、
ちょうかいは米製弾頭の不具合で、模擬ミサイルの迎撃に失敗した。
米海軍は16回の実射試験中13回を成功させたという。【本多健】
毎日新聞 2009年3月28日 10時33分(最終更新 3月28日 11時33分)
http://mainichi.jp/select/world/news/20090328k0000e040012000c.html
北朝鮮ミサイル:日米韓が確認「発射なら安保理協議」
【ワシントン及川正也】北朝鮮核問題を巡る6カ国協議の日米韓首席代表は27日夕、
ワシントンで会談した。北朝鮮が「人工衛星打ち上げ」として通告している弾道ミサイル発射を
実施した場合、ミサイル関連活動の中止を求めた国連安保理決議に違反するとして、
直ちに国連安保理で対応を協議するよう求める方針を確認した。
安保理での具体的な対応については国連代表部などを通じて協議中だが、
斎木昭隆外務省アジア大洋州局長は会談後、記者団に「日米韓で認識は一致している」と指摘。
また、「ミサイル発射による6カ国協議への影響を覚悟しなければならない」と述べ、
同協議の停滞もやむを得ないとの認識を示した。
会談には斎木局長、ソン・キム米特使、魏聖洛・韓国外交通商省朝鮮半島平和交渉本部長が出席。
毎日新聞 2009年3月28日 12時11分
http://mainichi.jp/select/world/news/20090328k0000e030050000c.html
伊賀市外国人住民協:雇用・教育・防災など充実求め、市へ報告書提出 /三重
◇外国人も安心して暮らせる環境を
定住外国人の意見を市政に反映させる「伊賀市外国人住民協議会」の申載三(シンチェーサム)会長は
27日、2年間の討議結果を報告書に取りまとめ、内保博仁市長に提出した。
雇用、教育、防災など、外国人が安心して暮らせる環境整備を求めた。
同協議会は市が05年2月に発足させた。20人の委員は2年おきに改選。
現在2期目で、ブラジル、中国、韓国など7カ国の住民と日本人のNPO代表者らで構成している。
07年6月30日から今月8日まで計8回の会合を開き、主要な意見を報告書に取りまとめた。
報告書では、昨年末からの景気悪化で解雇され、社宅退去を余儀なくされる外国人が後を絶たない
として、早急な実態調査と雇用確保を求めた。また、日本語指導が必要な小・中学生が193人おり、
指導充実に向けた教職員への研修強化の必要性を指摘した。
さらに、地震など大規模災害への備えとして、ボランティア通訳の確保や多言語案内板の設置、
外国人を含む防災訓練の実施を提言している。
申会長は「今回の意見がどう反映されるか、見守っていきたい」と速やかな取り組みを求め、
内保市長は「しっかり頑張ります」と答えた。【渕脇直樹】〔伊賀版〕
毎日新聞 2009年3月28日 地方版
http://mainichi.jp/area/mie/news/20090328ddlk24040350000c.html
未来韓国財団:ソウルから視察団 吉田・福岡市長を表敬訪問 /福岡
福岡市が昨秋、韓国ソウルで実施した観光プロモーションに携わった「未来韓国財団」の
許和平理事長らの一行8人が27日、市役所に吉田宏市長を表敬訪問した。
市内の美術館や博物館などの視察が目的。
吉田市長は「桜が満開の良い時期に来ていただいてうれしい。今は両国の経済情勢が厳しいが
今後も一緒に連携していきたい」と話した。許理事長は「今日は友達に会うという親しい感覚で来た。
先のWBC(野球)であれだけ両国がいい試合を見せたのだから、手に手をとればきっと良い方向に
進めるはず」と笑顔で応えた。
緊迫した表情だった26日の空港共同会見と違い、この日の吉田市長は終始にこやか。
親しい友を前に「昨日まで忙しい仕事(空港問題)があって……」と安どの表情を見せていた。
【鈴木美穂】〔福岡都市圏版〕
毎日新聞 2009年3月28日 地方版
http://mainichi.jp/area/fukuoka/news/20090328ddlk40040368000c.html
蔵王と韓国のスキー場が提携 相互の魅力アップへ情報交換
2009年03月27日 19:52
山形市の蔵王温泉スキー場と韓国のデミョン・ビバルディ・パーク・スキー場が、
相互の魅力アップに向けて情報交換、宣伝などを行う業務提携の協約書の締結式が27日、
蔵王温泉スキー場上の台ゲレンデ「ジュピア」で行われた。
蔵王温泉観光協会によると、日本と海外のスキー場が業務提携を行うのは全国的にも珍しい。
協約を結んだのは、同協会と、デミョン・ビバルディ・パーク・スキー場を運営する韓国のリゾート企業
デミョングループ。同スキー場は、ソウルから北東に約100キロ離れたホンチョンにある会員制リゾートで、
韓国のスキー場の中でも最多の約70万人が1シーズンに訪れる。
年間を通じてウオータースポーツが楽しめるオーシャンワールド、ゴルフ場などを備えている。
蔵王温泉スキー場では近年、韓国での宣伝に力を入れた効果もあって韓国人スキー客が年々増え、
昨シーズンは約1万2000人が訪れた。しかし、今シーズンは円高ウォン安の影響で来場者が激減。
スキー客誘致の新たな取り組みとして、多くの会員を持つデミョン・ビバルディ・パーク・スキー場と
連携し、会員への宣伝を進めることになった。デミョングループ側も、
蔵王でのリフト料金や買い物の割引など会員特典の充実が期待できるとし、連携に応じた。
協約書では、ポスターやパンフレットなどを互いのスキー場に置くほか、ホームページの相互リンク、
スタッフの交換研修などを盛り込んだ。締結式では同協会の岡崎宏一会長と、
デミョン・ビバルディ・パーク・スキー場の運営統括部長を務めるイ・ヨンスーさんが協約書にサインを
した後、握手を交わした。岡崎会長は「両国の橋渡しとなる関係を築きたい」と語り、イ部長は
「蔵王は規模が大きく仙台空港からも近い。連携を会員サービスの向上に結び付けたい」と話していた。
http://yamagata-np.jp/news/200903/27/kj_2009032700448.php
【緯度経度】ソウル・黒田勝弘 たかが野球されど野球 2009.3.28 14:20 日韓を興奮させた野球のワールド・ベースボール・クラシック(WBC)決勝戦の翌朝、 タクシーの運転手がこちらは何もいわないのに「昨日は野球で声がかれましたよ…」という。 「どこで見たの?」と聞くと「食堂のテレビで」という。 韓国人はこの日の昼食前後、みんなテレビの日韓戦に群がり一喜一憂の大騒ぎだった。 運転手も仕事そっちのけで食堂に座り込み、声援に声をからしたというわけだ。 彼はさらに続けて「イチローをなぜ歩かせなかったのか!」と怒り、 「そもそも左打者にサイドスロー投手はまずい。林昌勇の続投は実にけしからん!」 と韓国の作戦ミスを批判するなど話が止まらない。 そこでこちらは韓国人になりすまし「それは結果論じゃ。結果がよくなかったからそういうのであって、 いい結果が出ていればよくやったと絶賛されたはず。あまり欲を出すな。そもそも韓国の安打数5本に 対し日本は15本だ。日本楽勝のケースだから韓国は運がよかったんだよ」という。 すると彼は「日本に点をやらないわが方の守りは最高だったですからねえ…」といって、 やっと静かになった。 韓国のスポーツ・ナショナリズムには特異なところがある。日本とのゲームには異様に闘志を燃やし、 普段以上の力を発揮する。歴史的に日本に支配された民族的ウップンが作用しているからだ。 だから日本には「何が何でも勝たねばならぬ」という強烈な対抗心がある。 そこには日本支配に対し自力で戦って勝てなかったというウップンもある。 スポーツで勝つことはその“恨み晴らし”になる。韓国人は日本があってこそ力が出る− つまり韓国にとって日本は依然として「元気の素」であることが今回も確認された。 と同時に、ベスト4になった2002年日韓共同開催のサッカーW杯で「経済でも世界の4強に!」 と官民挙げてキャンペーンが行われたように、韓国ではスポーツの対外試合で意気が上がるとコトが スポーツ以外に広がる。
>210
W杯では、韓国より上の3位になったトルコで「経済も世界ベスト3へ!」などと大キャンペーンが
行われたのかどうか、今でも気になっているが。
今回はどうか。「野球を通じ韓国の国家ブランドを世界に高めた」(KBSテレビ)
「韓国野球は全世界を驚かせ全国民を1つにした」(MBCテレビ)という。
ソウル各紙には「感動の太極闘魂(韓国魂?)、大韓民国が誇らしい/謝恩大セール」
と百貨店の1ページ大広告も出た。
そして「韓国野球の成果はWBC準優勝だけではない。それ以上に国民に自信をもたらし、
危機克服において指導者と国民がいかなる心構えと姿勢でどのように努力すべきかを教えてくれたことだ」
(韓国日報社説)「野球でがんばれるなら他の分野でもやれるはずだ。WBCで全世界に誇示した
韓国人の底力をさらに発揮し経済危機克服に向かおう」(中央日報社説)とげきを飛ばしている。
在ソウル邦人の間では「もし今回、日本に勝って優勝でもしていたらどうなっていただろう」が話題だ。
以前には、対日スポーツ勝利で教科書問題や領土問題をめぐるその時々の反日感情が沈静化するという
こともあった。
「日本打倒で世界制覇」となっていたら「経済でも世界制覇へ」ときたか。まさか。
そこまではいかなくても、余裕が出て「もう日本に過去(歴史)のことはいいません!」
となっただろうか、それとも逆に「押せ押せ」でもっと日本にうるさくなっただろうか。
しかし今回、興奮の中で“異論”も散見された。たとえば韓国チームが勝利の後、
マウンドに国旗の小旗を立てたのを「田舎臭い!」と批判する声がネットに出ていた。
ホームラン打者の金泰均選手も帰国談話で「国家対抗の国際大会だけではなく日常的にもっと
野球に関心をもってほしい」と語っていた。
http://sankei.jp.msn.com/world/korea/090328/kor0903281426001-n1.htm http://sankei.jp.msn.com/world/korea/090328/kor0903281426001-n2.htm
秒読みの北朝鮮ミサイル実験、今後起きうる6つのシナリオ 2009年 03月 28日 15:37 JST [東京/ソウル 27日 ロイター] 北朝鮮が長距離弾道ミサイルを発射台に設置し、 発射は秒読み段階に入った。米国は、発射実験が行われた場合、 国連安保理が2006年の北朝鮮の実験に対して課した制裁決議に違反すると警告している。 今回の実験が朝鮮半島全体を揺るがす事態に発展するという見方は少ないが、 北朝鮮の一連の挑発行為は韓国の李明博政権に対北強硬策を断念させ、 オバマ米新政権の関心を引くことが狙いとみられる。 報道によると、4月4─8日の間に「人工衛星」名目で発射が計画されているミサイルについて、 日本は破壊措置命令を発令。米国も迎撃する方針を示しているが、 技術的な問題などから実際に迎撃するのは難しいという声もある。 緊張が高まる中で今後起こりうるシナリオと金融市場などへの影響について、 アナリストの見方をまとめた。 ◎海上での衝突 北朝鮮は、黄海沖で韓国と軍事衝突が起きる可能性を警告。 同海域では、1999年と2002年に双方に死者を出す事件が起きている。 2002年の衝突で大きな被害を出した北朝鮮は、新たな直接的交戦には及び腰とみられる。 ただ北朝鮮はこれまで、黄海沿岸での短距離ミサイル増強に努めており、 韓国の領海や船舶にミサイルを発射し、緊張を高める可能性は考えられる。 ミサイルや迫撃砲による攻撃があれば、韓国株式市場の混乱やウォンの急落が予想されるが、 影響は長続きしないとみられる。99年と02年の衝突でも、韓国のソブリン格付けに変化はなかった。
>212 ◎国境での銃撃戦 非武装地帯での銃撃戦は、双方の多数の兵士が絡む広範囲な戦闘に発展する可能性が高い。 しかし、より大きな紛争を引き起こす可能性があることから、陸上戦は起こりにくい。 北朝鮮にとって、より現実味があるのは、大規模な軍事演習を行ったり、 軍用機を国境近くに飛ばしたりすることだろう。 韓国の李相喜国防相は、ミサイル実験問題に注意がそれる中でも、陸海空からの「限定的な」攻撃を 北朝鮮が起こしうると言及。攻撃があった場合は、その元となった基地に向けて反撃すると述べている。 南北両軍のこうした衝突が発生した場合、ミサイルや核兵器の実験以上に、 株式市場とウォンは急落すると予想される。 また、北朝鮮軍による韓国への侵入や砲撃は、外国資本の大規模な引き揚げを誘い、その結果、 韓国債券市場では利回りの急上昇を引き起こすと考えられる。 ◎弾道ミサイル実験 2006年7月に「テポドン2号」を発射した時のように、北朝鮮が中距離弾道ミサイルの 発射実験を行う可能性も小さいながらある。 しかし、こうした動きは、ロケット打ち上げが平和目的とする北朝鮮の主張を土台から崩し、 制裁への動きが強まるだろう。
>213 ◎2度目の核実験 2006年10月に最初で唯一の核実験を実施した北朝鮮だが、再実験を行えば孤立化をさらに招き、 核兵器に使用できるわずかなプルトニウムも使い果たしてしまうことは承知している。 現時点で、再実験によって北朝鮮が得る政治的な利益は少なく、 逆に最大の支援国である中国との緊張を高めるリスクがある。 また、北朝鮮においてミサイル実験は「強力な国家の建設」というスローガンの象徴にもなるが、 この実験が成功すれば、指導者たちにとって国内の体制強化につながり、 2度目の核実験を行う必要もなくなる。 しかし専門家らは、核実験はいずれ実施されるとみる。その理由は、最初の実験は不完全な成功 だったとみられ、デザインを改良したもので再実験する必要があるからだ。 ◎核プログラム 北朝鮮は、オバマ政権への影響を強めるべく、6カ国協議の合意に基づいて進められている 寧辺にある核施設の無力化作業を中止し、稼動再開に向けて動き出す可能性がある。 専門家は、同施設が数カ月もあれば稼動再開できると指摘。また、核兵器をもう1つ作るのに 十分とされるプルトニウムの抽出に利用可能な核燃料棒も備蓄されている。
>214
◎全面戦争
北朝鮮が韓国や日本を攻撃できるミサイルのほか、数千もの迫撃砲を瞬時に発射できる能力を
持っていたとしても、米韓両軍は北朝鮮を直ちに制圧することができると、
在韓国米軍司令官は語っている。
専門家によると、全面戦争は金正日政権に終えんをもたらし、朝鮮半島で大規模な破壊が
引き起こされるだけでなく、おそらく飛び火した日本でも大きな被害が出る恐れがある。
そうなれば、既に世界的な景気低迷で痛手を受けている同地域に、新たな経済危機をもたらすことに
なるだろう。
(ロイター日本語ニュース 原文:Jack Kim、翻訳:橋本俊樹)
http://jp.reuters.com/article/topNews/idJPJAPAN-37205220090328
216 :
マンセー名無しさん :2009/03/29(日) 18:27:54 ID:yjahkyfb
憂楽帳:中朝国境こぼれ話
最近、中朝国境で聞いた笑い話。
吉林省延辺朝鮮族自治州の食堂で、中国商人が北朝鮮商人に尋ねた。
「今は100年に1度の経済危機だ。貴国への影響はないか」。
北朝鮮商人は胸を張った。「何と生ぬるい! わが国はこの30年間、ずっと経済危機だ」
長白朝鮮族自治県は過疎の村。中国側の都市部は遠く、川を隔てた北朝鮮の20万人都市、
恵山(ヘサン)との密輸が頼り。「国境を良好に管理して経済発展を進めよう」。
中国語の看板を地元朝鮮族は恵山市民にこう訳して教える。「国境を上手に渡って、ともに潤おう」
恵山の百貨店。商品が入れば客が奪い合う。客同士のけんかになれば店が罰せられる。
店員は棒を持ち、客を商品から遠ざける。地元住民は「お客様に鞭(むち)打つ独創的百貨店」と呼ぶ。
犬肉は朝鮮民族の好物だ。国境の犬は食べ切り、最近は外地に買い出し。
内陸部で延辺ナンバー「吉H」の車が通れば、犬は一斉に逃げ出す。
「犬狩りが来た」と叫びながら、とか。
今年は中朝国交60周年。国境の話題に、さらに注目したい。【西岡省二】
毎日新聞 2009年3月28日 12時21分
http://mainichi.jp/select/opinion/yuraku/news/20090328k0000e070052000c.html
【週刊韓(カラ)から】韓国野球の強さの秘訣は“抗日義士”? 2009.3.29 13:00 第2回ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)の決勝戦で韓国が日本を相手に戦い、 延長戦の末に敗れたものの、準優勝となった。 日本の野球より歴史も浅く、これまで“格下”とみられてきた韓国野球。 それが日本戦となると、最後まであきらめずに食い下がる。あの粘り強さは一体どこから来るのか? 日本戦で見せる韓国野球の強さの秘訣(ひけつ)を探ってみた。(ソウル 水沼啓子) 韓国でプロ野球が誕生したのは1982年で、日本(1936年)と比べて50年近く遅い。 また、全国各地に野球場が整備されている日本と違い、韓国は大都市を除くと野球場もほとんどない状態だ。 日本の多くの高校に野球部があるが、韓国の場合、野球チームがあるのは全国で50余校に過ぎない。 野球を取り巻く環境をみると、日韓の差は歴然としている。 にもかかわらず、なぜ日韓戦となると、韓国選手たちは実力以上とも言える力を発揮するのか。 韓国野球の歴史をひもとくとその理由が見えてくる。韓国に野球が伝来したのは1889年で、 ひと足先に野球が伝来していた日本によって紹介されたという説がある。 当時の朝鮮では在住日本人が主に野球を楽しんでいたという。 朝鮮の人たちが野球をするようになったのは、米国人宣教師が野球を広めた1905年以降のようだ。 1910年の日韓併合後は全国に野球が広がり、1913年に「全朝鮮中等学校野球大会」が行われる ようになった。中等学校とは現在の高校に相当するので、現時の高校野球のようなものかもしれない。 実は、野球における日韓戦は、すでに統治時代に行われている。 独立運動に参加した朝鮮の学生たちが「民族意識を鼓吹する」という目的の下、 野球チーム「漢勇団」を組織。日本人チームとの試合で勝利を収めたという記録も残っている。 この試合について、韓国の文献によると「日本人に対して積もった恨みと鬱憤(うっぷん)を 思いっきり発散させる最高の抗日野球チームだった」という。
防衛省でPAC3を公開 首都圏のミサイル警戒用
2009.3.29 17:33
北朝鮮の長距離弾道ミサイル落下に備えて地対空誘導弾パトリオット(PAC3)が配備された
首都圏の三カ所のうち、防衛省本省がある陸上自衛隊市ケ谷駐屯地(東京都)で29日、
展開状況が報道陣に公開された。
PAC3の発射機2基は上空に向け、隊員用の運動場に配置。データ情報の受信アンテナも近くにある。
しかしミサイルの動きを統制する射撃管制装置はなく、市ケ谷以外の展開場所の陸自朝霞駐屯地(東京都)
や空自習志野分屯基地(千葉県)に配備されたとみられる。
今回の飛来ルートは秋田、岩手県の上空とされるが、防衛省は万が一の落下に備えて首都圏にも
PAC3を配備した。
http://sankei.jp.msn.com/politics/policy/090329/plc0903291738005-n1.htm
「ミサイル先端部」か 北の施設を撮影
2009.3.28 20:08
米シンクタンク科学国際安全保障研究所(ISIS)は27日、北朝鮮・舞水端里(ムスダンリ)の
ミサイル発射施設を現地時間の27日午前11時(日本時間同)ごろに撮影した衛星写真を公開した。
中央の円内に、ミサイルの先端らしきものが写っているようにも見えるが、
ISISは「断定できない」としている。
ISISが26日に公開した衛星写真は、ほぼ真上から撮影されていたが、27日の写真はミサイルが
据え付けられることになる発射塔の北側寄りから撮影。発射塔の影がかかってミサイルの姿は鮮明に
確認できないが、ミサイルの先端部らしきものが、発射塔の高さよりも上に突き出しているようにも見える。
(共同)
http://sankei.jp.msn.com/world/korea/090328/kor0903282008003-n1.htm
ミサイル発射視察か イラン人代表団が北朝鮮に滞在 2009.3.28 20:09 【ワシントン=有元隆志】北朝鮮の長距離弾道ミサイル発射を控え、 3月1日から15人のイラン人代表団が北朝鮮に滞在していることが28日までに分かった。 朝鮮半島情勢に詳しい情報筋が明らかにした。北朝鮮政府の招待によるもので、 一行は4月4日から8日の間に予定されている発射に向けて、準備作業に参加するとともに発射も 視察するとみられる。弾道ミサイル開発での、北朝鮮とイランの密接な協力関係を示すものといえそうだ。 訪朝しているのは、イランのミサイル、衛星開発に携わっているシャヒード・ヘンマット・ インダストリアル・グループ(SHIG)社の幹部ら。SHIGの技術者らは06年7月の 「テポドン2号」発射の際にも、イラン革命防衛隊のミサイル専門家らとともに北朝鮮を訪れ、 ミサイル発射を視察した。 情報筋によると、一行はアフマディネジャド大統領から、金正日総書記にあてた親書を届けた。 親書では、両国の衛星打ち上げでの協力関係の意義を強調するとともに、金総書記の病気が治り、 全快を願うと記されているという。 北朝鮮とイランは、2006年7月に失敗に終わった「テポドン2号」の発射時や、 今年2月のイランの衛星打ち上げのデータを共有しており、 同筋は「それらのデータを今回の打ち上げにも活用している」と指摘する。 SHIGはイランの中距離弾道ミサイル「シャハブ3」の開発などを担当し、 北朝鮮とのミサイル協力にも深く関与してきた。 米政府はSHIGが大量破壊兵器拡散に関与しているとして、たびたび制裁措置を講じている。 北朝鮮は2月のイランの衛星打ち上げに際し、ミサイル技術者らを現地に派遣し、協力した。 イランが打ち上げに使った国産ロケット「サフィール2」は、北朝鮮のミサイル技術を利用したと みられている。
金総書記、自らの健康問題に言及「同志たちは心配する」
2009.3.29 00:46
北朝鮮の朝鮮労働党機関紙「労働新聞」は28日の論説で、金正日総書記が側近らに対し、
「私が再び現地指導に行くと言うと、同志たちは私の健康問題について心配するが、
祖国と人民のため険しい道を歩むことが(むしろ)私にとっては楽だ」と述べたとする言葉を紹介した。
金総書記が自らの健康問題に言及したことが北朝鮮メディアで報道されるのは、
健康悪化が昨年夏に伝えられて以降、初めて。朝鮮中央通信が伝えた。
同紙の3面に掲載された長文の論説は、金総書記が今年に入り、地方の工場や発電所などで
現地指導を続けている意義を解説する内容。北朝鮮メディアが伝える金総書記の現地指導件数は、
27日現在で42件で、昨年同期の4倍近いペースとなっている。(共同)
http://sankei.jp.msn.com/world/korea/090329/kor0903290050000-n1.htm
北ミサイル「衛星なら決議違反に当たらず」露が米に伝える
2009.3.29 02:08
米国の自由アジア放送(電子版)は28日、ロシアが米国に対し、北朝鮮が人工衛星を打ち上げた
場合は国連安全保障理事会決議1718違反には当たらず、制裁を加えることはできないと伝えたと
ソウル発で報じた。ワシントンとソウルの複数の外交筋の話としている。
日米韓は北朝鮮が「人工衛星」と主張しても、弾頭ミサイル関連活動の中止を義務付けた
同決議に違反するとの立場。ロシアは安保理で拒否権を持つ常任理事国で、報道が事実なら、
安保理での協議は難航しそうだ。
自由アジア放送によると、ロシアは同決議について法的に検討し、政府としての解釈を決めたという。
http://sankei.jp.msn.com/world/korea/090329/kor0903290209001-n1.htm
北朝鮮ミサイルで米中が協調模索
2009.3.29 10:06
マクドノー米大統領次席補佐官(国家安全保障問題担当)は28日の記者会見で、
金融サミットの場を借りて4月1日にロンドンで開かれるオバマ大統領と中国の胡錦濤国家主席との
首脳会談で、北朝鮮のミサイル問題が主要議題の一つになるとの見通しを明らかにした。
マクドノー氏は「われわれが国連安全保障理事会決議違反とみている北朝鮮の行動に備え、
中国側と懸念を共有したいと考えている」と述べた。
北朝鮮は4月4−8日の間に「人工衛星」名目で長距離弾道ミサイルを発射する構え。
日米韓などは発射は決議違反として新たな制裁決議などを検討。拒否権を持つ中国やロシアは
制裁決議に慎重なため、米側として中国に同調を求めていく姿勢を示した発言とみられる。(共同)
http://sankei.jp.msn.com/world/america/090329/amr0903291011007-n1.htm
衛星技術提供要請を拒否 中国、北朝鮮の意図警戒か
2009.3.29 16:16
北朝鮮が中国に対し、科学技術協力の一環として人工衛星打ち上げ技術などの提供を
ここ2、3年にわたって要請したものの、中国は協力項目の対象外との理由で要請を拒否し続け、
実現しなかったことが29日分かった。複数の中朝関係筋が明らかにした。
北朝鮮は、日米韓などが長距離弾道ミサイル「テポドン2号」の発射実験として警戒する
試験通信衛星「光明星2号」の打ち上げを「独自技術」で進めてきたとしているが、研究開発の過程で、
有人宇宙船「神舟号」の飛行を3回にわたり成功させた中国の衛星技術利用も検討していたとみられる。
中国は軍事転用など北朝鮮の意図を警戒した可能性がある。(共同)
http://sankei.jp.msn.com/world/china/090329/chn0903291618004-n1.htm
北、中・短距離ミサイルも準備 テポドン直後に発射か 2009.3.29 01:05 北朝鮮が「人工衛星」と主張して「テポドン2号」改良型とみられる長距離弾道ミサイルの発射準備を 進めている問題で、この発射計画とは別に、北朝鮮が日本海側の元山(ウオンサン)付近でも中・短距離 ミサイルの発射準備を進めていることが28日、複数の政府関係者の話で分かった。米国の偵察衛星 などが監視を強めており、新たな発射計画はテポドン2号の発射直後に実行に移されるとの分析もある。 相次ぐミサイル発射計画は、平成18年に国連安全保障理事会が北朝鮮に 「大量破壊兵器と弾道ミサイル計画の完全なる放棄」を求めた制裁決議1718号に違反するだけでなく、 「衛星」打ち上げとの北朝鮮の主張が矛盾に満ちていることを示している。 複数の政府関係者によると、新たにミサイルの発射準備が進められているのは、北朝鮮の東海岸にある 元山付近の発射基地。元山は北朝鮮が4月4−8日に長距離弾道ミサイルを発射しようとしている 舞水端里(ムスダンリ)の基地から約250キロ南西に位置し、貨客船「万景峰92」の母港がある 主要都市で、米国や韓国は偵察衛星で付近の基地を監視していた。 これまでの日米韓3カ国による分析により、新型ミサイルの射程は「短距離か中距離タイプ」 (防衛省関係者)と推定されるが、ミサイルは燃料タンクの大きさや注入量、 何段積み上げるかによっても射程を調整できる。 舞水端里よりも元山の方が韓国や日本の大都市圏に近く、日韓は特に警戒を強めている。 発射基地には複数発が配備されているとの見方もあることから、日米韓で緊密に情報交換している。 また、具体的な発射計画は明らかではないものの、この中・短距離ミサイルの発射は 「長距離弾道ミサイルの発射後になる」(政府関係者)と分析されている。国連で対北朝鮮制裁決議が 採択されたり、米国からエネルギー支援などの譲歩が引き出せなかったりした場合に 「北が次々とミサイル発射のカードを巧みに使ってくる可能性がある」(米政府関係者)との見方からだ。
市ヶ谷の防衛省にもPAC3、周辺ビル配慮し煙よけ柵設置
自衛隊は29日、北朝鮮が「人工衛星」名目で発射の準備を進めている弾道ミサイルに備えるため、
首都圏3か所に展開しているパトリオットミサイル3(PAC3)の部隊のうち、
東京・市ヶ谷の防衛省内に配置した部隊を報道陣に公開した。
迎撃ミサイルの発射機2台は鉄条網で囲まれ、ミサイルの噴射煙が広がって同省の職員約9400人や
周辺のオフィスビルなどに影響が出ないよう、前方以外の3方に高さ約2・5メートルの柵も設置した。
計16発の迎撃ミサイルが搭載されているとみられ、弾道ミサイルの飛行ルートに当たる北西の上空に
向けられている。
このほか首都圏には、万が一に備え、朝霞駐屯地と習志野演習場にもPAC3部隊が展開している。
一方、空自浜松基地からも同日朝、PAC3部隊が出発。静岡・清水港から貨物船で、陸自秋田、
岩手両駐屯地と空自加茂分屯基地(秋田県)に向かった。
(2009年3月29日18時57分 読売新聞)
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20090329-OYT1T00650.htm
北朝鮮ミサイル、秋田県沖に落下物なら回収…政府が検討
北朝鮮のミサイル問題で、政府は北朝鮮が秋田県沖に指定した「危険区域」に落下物があった場合、
海上保安庁の巡視船で回収する方向で検討に入った。
落下物を分析し、ミサイルの構造や部品の材質、入手経路などの解明につなげる狙いがある。
北朝鮮は秋田県沖の日本海と千葉県東方の太平洋の二つの海域を危険水域に指定しており、
政府は、ミサイル発射後、切り離されたブースターなどが落下する可能性があるとみている。
このうち、秋田県沖は約9割が日本の排他的経済水域(EEZ)と重なっており、
海保は船舶被害などに備え、事前に巡視船を配備する方針だ。
政府はミサイル発射後、海上自衛隊のP3C哨戒機や海保の航空機で落下物の有無を調査し、
確認できた場合、巡視船を派遣して回収を目指す。
ただ、政府内には「落下物は沈んでしまう可能性が高く、回収は困難だ」との見方もある。
北朝鮮が2006年7月に「テポドン2」など7発の弾道ミサイルを発射した際は、
日本のEEZから離れていたため、政府は落下物の確認は行わなかった。
(2009年3月28日14時48分 読売新聞)
http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20090328-OYT1T00617.htm
北朝鮮ミサイル:露「衛星なら決議に違反せず」 米に通告
【ソウル西脇真一】北朝鮮の弾道ミサイル「テポドン2号」の発射準備について、
米政府系放送局「ラジオ自由アジア」は28日、ロシアが「ミサイルに人工衛星を搭載していれば
国連制裁決議には違反しない」との見解を米国に通告したと報じた。
ロシアは北朝鮮に発射自制を求めているが、「搭載なら違反せず」との立場を明確にしたのは初めて。
米韓の複数の外交消息筋の話として伝えた。ロシアは、ミサイル関連のすべての活動停止を求めた
06年の国連安保理決議を法的に検討し、結論を出したという。
報道は「安保理での対北制裁決議案が通過する可能性は薄くなった」としている。
一方、北朝鮮核問題を巡る6カ国協議の日米韓首席代表は27日、ワシントンで会談し、
発射した場合は決議違反だとして、直ちに国連安保理での協議を求める方針を確認した。
毎日新聞 2009年3月28日 21時55分
http://mainichi.jp/select/world/news/20090329k0000m030082000c.html
金正日総書記「険しい道、楽しみに」 自身の健康に言及
2009年3月28日21時6分
【ソウル=稲田清英】北朝鮮の朝鮮労働党機関紙「労働新聞」は28日付の論説で、
金正日(キム・ジョンイル)総書記が「私がまた現地指導に行くというと、同志たちは私の健康問題を
心配するが、祖国と人民のため険しい道を歩くことは私にとって楽しみになる」と述べたと紹介した。
朝鮮中央通信などが伝えた。発言日は不明。ラヂオプレス(RP)によると、
健康悪化説が浮上した昨年9月以降、金総書記が自身の健康問題に言及した発言が伝えられるのは
初めてとみられるという。健在ぶりを強調する狙いがある模様だ。
http://www.asahi.com/international/update/0328/TKY200903280243.html
脱北者偽装事件 外務省、面談せずに「親族」と認定 2009年3月29日11時0分 北朝鮮を脱出して帰国した日本人妻の親族を装って不法入国したとして、出入国管理法違反容疑で逮捕、 起訴された中国人らについて、外務省が面談せず、電話でのやり取りと書類のみで「親族」と認定したと、 日本人妻の斎藤博子容疑者(67)=同容疑で任意捜査=が関係者に証言していることが、 この関係者への取材でわかった。これまでに入国が認められた脱北者100人超についても 同省は面談していないとみられ、大阪府警は他にも脱北者を装った不法入国がないか慎重に調べる。 親族になりすまして不法入国したとされるのは、いずれも同法違反罪で起訴された 「長女」の金孝女(キム・ヒョニョ)(44)▽「次男」の金哲権(キム・チョルグォン)(38) ▽「めい」の金孝月(キム・ヒョウォル)(47)の3被告。 支援団体関係者への取材によると、斎藤容疑者は01年に中国へ脱北。 不法入国者として中国の公安当局に逮捕されるのを免れるため、ブローカーを通じ吉林省の孝女被告の家に 滞在した。池青松(チー・チンソン)容疑者(46)=同法違反容疑などで逮捕=も同居していたという。 ここで身を潜めている間、中国の日本大使館を通じて外務省と連絡。外務省職員からは電話で名前や 生年月日、北朝鮮に渡る前の日本での住所などを聞かれた。電話でのやり取りは複数回あったが、 面談は一度もなく、長女になりすました孝女被告に対しては「質問はほとんどなかった」という。 その後、斎藤容疑者と孝女被告は親子と認定され、2人は帰国途中に渡航証明書を渡されて 01年8月に入国した。04年に入国した哲権被告も府警の調べに「面談はなかった」と供述した。
脱北女性の父親の写真公開 「生前に札幌在住」 日本政府の保護求め(03/22 09:03)
脱北者を支援するNPO法人・北朝鮮難民救援基金(東京)は二十一日、
昨年十一月から日本政府に身柄の保護を求めている脱北女性・崔京淑(チェキョンスク)さん(37)
の父親の生前の写真を公開した。京淑さんの証言では、両親はかつて札幌に住んでいた。
救援基金は京淑さんとの親子関係を証明できる情報を募っている。
父は在日朝鮮人の崔根享(チェグンヒョン)さんで、日本名・松原さん。
母は日本人オギハラミツコさん。両親は一九六七年、一男一女を日本に残して北朝鮮に渡った。
長男の朝鮮名はチェ・スンウン、長女はチェ・キョンジャという。京淑さんは北で生まれた。
母は八〇年、父は九二年に北朝鮮で病気で他界した。
救援基金によると、写真は九〇年、京淑さんの最初の夫との結婚式で撮影された一枚で、当時七十一歳。
救援基金が今月中旬、北朝鮮国内の協力者を通じ、京淑さんに紹介された父の知人から入手した。
京淑さんは再婚した夫と約四年前に脱北し、現在、中国国内に潜伏している。
情報は救援基金(電)03・3815・8127へ。
http://www.hokkaido-np.co.jp/news/international/154295.html
【北ミサイル】北朝鮮、日本を名指しで「安保理での協議に、誰よりも躍起になっている」と非難[03/29]
http://takeshima.2ch.net/test/read.cgi/news4plus/1238327654/l50 “日本が安保理協議に躍起”
北朝鮮が長距離弾道ミサイルを発射した場合、日本、アメリカ、それに韓国が、
直ちに国連安全保障理事会の場で取り上げることを確認したのに対し、北朝鮮は29日、
日本を名指しして「安保理での協議に、誰よりも躍起になっている」と非難しました。
北朝鮮が人工衛星の打ち上げを名目に、来月初めにも長距離弾道ミサイルを発射する構えを見せるなか、
日本、アメリカ、それに韓国の政府代表は、27日ワシントンで対応を協議し、
発射されれば直ちに国連安保理の場で問題として取り上げることを確認しました。
これに対し、北朝鮮は29日、朝鮮労働党の機関紙「労働新聞」に掲載した論評で、
国際的なルールに沿った人工衛星の打ち上げだと、あらためて主張し、日米韓の姿勢は
「卑劣で謀略的だ」と反発しました。とりわけ、日本については「不当にも、安保理で協議すべきだと
誰よりも躍起になって見苦しくふるまっている」と非難し、安保理で協議されれば6か国協議は
破たんすると再び警告しました。論評では、さらに、日本政府がミサイル防衛システムで迎撃する
破壊措置命令を発令したことに関して「日本は迎撃すると大騒ぎしたが、『迎撃すれば戦争だ』
というわが軍隊の宣言に驚き、今では残がいが日本の領土に落ちた場合だけどうにかすると、
力のない発言をしている」と主張し、挑発的な姿勢も示しました。
ソース : NHK 3月29日 19時6分
http://www3.nhk.or.jp/news/k10015051781000.html
朝日の基地外投稿第181面
http://society6.2ch.net/test/read.cgi/mass/1237973669/l50 77 名前:文責・名無しさん メェル:sage 投稿日:2009/03/30(月) 07:10:25 ID:o4TShakd0
で、本日の東京版には
「北朝鮮のミサイルなんて、落ちた場所に住んでた人に補償すれば良い問題!
それよりも北方領土や沖縄の米軍駐留こそ早急に対処汁!!」
という投稿がありました。
…読んだ瞬間に目を疑ったぜ。
80 名前:文責・名無しさん メェル:sage 投稿日:2009/03/30(月) 08:02:15 ID:HQTyrxZU0
>>77 『ミサイル破壊命令 過剰では』 会社員 及川捷三(千葉県船橋市66歳)
北朝鮮の弾道ミサイル問題で、政府は初の破壊措置命令を出した。イージス艦や地上から迎撃ミサイルなどで、
日本への落下物があれば打ち落とすという。しかし、これは過剰で過激な反応と思う。
今回の問題に時間とお金を投入する意義はあるのだろうか。極論だが、万一、日本に落下して物的被害が出ても
補償の方がはるかに安上がりとも考えられる。迎撃や国連安保理での協議をすれば、北朝鮮がより先鋭化して
軍事的な脅威を増しそうだ。これに対応する費用は巨額になろう。
対外的には、北方領土をはじめ竹島や尖閣諸島とその周辺の資源。さらに、米軍が実質的に支配している基地問題
などもある。どれをとっても今回のミサイル問題に比べれば、けた違いの影響が国益に及ぼされるだろう。
しかし、政府はこれらの肝心なことには極めて緩やかにしか対応していないと感じられる。
これらに比べて今回は騒ぎすぎで、軍事力強化への道を歩むかのように思える。政府は、国益を基準に何が優先
される重要な問題なのかを正しく判断する努力をしてもらいたい。それが大多数の国民が期待することではないか。
北朝鮮ミサイル:迎撃弾部隊が東北へ 首都圏は設置完了
北朝鮮が「人工衛星」とする弾道ミサイルの万一の落下に備えた自衛隊の部隊展開は29日も続き、
航空自衛隊浜松基地(浜松市)の地上配備型迎撃ミサイル(PAC3)の部隊が、秋田、
岩手両県の自衛隊施設に向けて出発。首都圏主要部を防護する部隊も発射装置の設置を完了させ、
全国5カ所へのPAC3の展開準備が進んだ。
29日朝に出発した浜松基地の部隊は、大型トレーラーに搭載された発射機のほか、射撃管制装置、
レーダー、電源供給などの特殊車両で編成され、主に清水港(静岡市)から海路で移動。30日にも、
陸上自衛隊新屋(あらや)演習場(秋田県)と同岩手山演習場(岩手県)などに到着するとみられる。
一方、首都圏では、市ケ谷駐屯地(東京都新宿区)内の防衛省本省横のグラウンドに、
PAC3弾頭8発を充てん可能な発射装置計2台が北西方向に向けて設置された。
首都圏ではこのほか朝霞(埼玉)、習志野(千葉県)両駐屯地への展開も完了した。
打ち上げ予定のミサイルは3段式とみられ、北朝鮮は、秋田県の西方沖約130〜380キロの
日本海に第1段目を落下させ、その後、東北地方北部上空を通過すると説明している。
守備範囲が半径約20キロで配備数も限られるPAC3は、都市圏人口の比較的多い秋田、
盛岡両都市圏とすでに配備済みの首都圏の防護を優先する。【本多健】
毎日新聞 2009年3月29日 21時23分(最終更新 3月29日 23時14分)
http://mainichi.jp/select/world/news/20090330k0000m010092000c.html
脱北者:ブローカー動かず激減 韓国からの支援金細り
北朝鮮から中国へ逃れる脱北者が大きく減っている。国境を接する中国吉林省延辺朝鮮族自治州延吉。
脱北ビジネス最大の拠点だが、脱北者を手引きし、暗躍してきたブローカーらの動きは今、止まったまま。
中朝国交樹立60周年の今年、国境警備が強化されたほか、金融危機などの影響で韓国から彼らへ渡る
カネが途絶えたためだ。ただ、ブローカーに支えられた脱北は「必要悪」でもある。
国境の向こうで困窮しきった人々が滞る。【延吉で西岡省二】
延吉の喫茶店。50歳代男性の中国人朝鮮族ブローカーがたばこの煙を吐き出した。
「北朝鮮のミサイル発射? 関心ないよ。それより客がいないんだ」。「客」とは脱出を試みる
北朝鮮住民。地元の公安関係者も「北朝鮮から逃れて来た者はここ1年、大きく減った」と証言する。
男性は中国の元軍人。国境の図們江(朝鮮語名・豆満江(トゥマンガン))を渡った脱北者を
延吉のアパートにあるアジトへ移す役割だ。男性によると
(1)北朝鮮側の協力者と連携し、国境越えを手引きする越境班
(2)男性ら輸送班
(3)アジトの管理班
(4)北京などへの遠距離輸送班−−などがある。
脱北者が韓国亡命に成功した場合、謝礼に相当する手数料は主に韓国の支援団体が提供する。
脱北が減ったのは韓国側の事情が大きい。「中国のブローカーに渡る手数料は1人平均10万元
(約140万円)かかる」(支援団体関係者)とされる。男性の依頼主は韓国の宗教関連団体で、
企業や個人寄付も有力資金源だったが「韓国経済が冷え込んで寄付が激減し、カネの流れが悪くなった」
と付け加えた。
また、韓国政府は脱北者へ支給される「定着支援金」が支援団体を経由し、手数料支払いで消える例が
多いとみる。政府は脱北者を対象にした定住教育で、手数料を支払わないよう指導を強化する。
ブローカーの手引きなしに脱北者は国境を渡れない。男性は「いつでも動く。だが、カネが必要だ」と話す。
毎日新聞 2009年3月30日 2時30分(最終更新 3月30日 2時30分)
http://mainichi.jp/select/world/news/20090330k0000m030105000c.html
脱北者:越えられぬ、中朝国境の壁 <世の中ナビ ワイド NEWS NAVIGATOR 国際> 北朝鮮との国境の街、中国吉林省延辺朝鮮族自治州図們。かつて多くの脱北者が図們江(朝鮮語名・ 豆満江(トゥマンガン))を越えてきた。北朝鮮当局が予告した「人工衛星」の打ち上げが迫る一方、 図們で取材中の米国人記者2人が北朝鮮当局に身柄拘束される事件が起きた。 人口14万の小都市は今、重苦しい空気が漂う。【図們で西岡省二】 ◇脱北者取り締まり、両国で強化 ■国交樹立60周年 図們江は春になっても凍りついたまま。人影もない。川幅は狭いところで約20メートル。 外部から来た多くの人が「越境は簡単」と錯覚する。だが、北朝鮮側には約50メートルごとに 監視小屋が建てられたり、土中に穴が掘られ、中で朝鮮人民軍兵士が24時間見張っている。 中国側も脱北が相次いだポイントに監視カメラを設置。国境線から200メートル以内に人が 侵入すれば、国境警備隊が出動する。昨年の北京五輪前、中国側は多くの河川敷に鉄条網を張った。 中朝国交樹立60周年に合わせ「中朝友好年」と定めた今年は、さらに神経をとがらせる。 「中国政府は脱北者問題で北朝鮮を刺激したくない」。延吉の脱北ブローカーの見方だ。
>246 ■「崩壊状態」の街 北朝鮮では経済難が慢性化している。特に図們江の向こう側、咸鏡北道(ハムギョンプクド)は 平壌から遠く離れ「もはや崩壊状態」(北朝鮮と取引する中国商人)という。 だが、住民による脱出の動きは影を潜めている。 北朝鮮情勢に詳しい延辺大学北東アジア研究院の金強一院長によると、北朝鮮国内で重層構造の 監視体制が敷かれている。国家安全保衛部、人民保安省、軍などがそれぞれの情報網で住民の動きを 見張る。一般住民が自力で国境に近づくことは不可能といわれる。 ■朝鮮族の心情 金院長は中国東北3省(吉林、黒竜江、遼寧)に潜伏する脱北者は3万人と推測する。 多くが90年代後半以降、越境してきた「長期滞在組」だ。 朝鮮族に嫁ぎ、地域社会に溶け込んだ女性も多い。 ただ、警察への通報をちらつかせて脱北者の人身売買や性的関係を迫る悪質ブローカーも後を絶たず、 韓国の人権団体などが改善を訴えている。 中国の朝鮮族には脱北者への同情心が強い。「文化大革命(1966〜76年)で迫害された時、 北朝鮮側に逃れて食べさせてもらった」。延吉在住のある学者は「恩返し」の気持ちから、 90年代に計400人の脱北者を保護したという。 だが、脱北者をかくまった経験のある別の朝鮮族男性は振り返る。 「脱北者に甘い顔をすると『次は兄』『今度は母を』と要求が増える。同情心で世話するのも限界がある」。 複雑な心情も混在する。
>247 ◇日本人妻逮捕、ヤミビジネス鮮明に ブローカー、弱みにつけ込み 北朝鮮を脱出した日本人妻(67)が中国人男女4人を親族と偽り、 不法入国させたとして逮捕(のちに釈放)された事件は、脱北ビジネスのヤミを浮かび上がらせた。 日本人妻の脱北には複数のブローカーが関与していたが、一方で日本人男性(故人)が帰国への道を 開いていた。 日本人妻は01年2月に脱北し、ブローカーの手引きで延吉に逃れた。 中国朝鮮族の池青松容疑者(46)=旅券法違反容疑などで再逮捕=の家で潜伏中、 延吉で日本企業の現地代表を務めていた男性は人を介してこの日本人妻と会った。 「40年前、『鯖江(福井県)よりも素晴らしい町が北朝鮮にある』と言われ、 清津(チョンジン)(北朝鮮咸鏡北道)に行きました」 「子供は4人。夫は亡くなりましたが、母親はまだ日本で生きています」。 初対面の男性にこの日本人妻は日本語を思い出しながら事情を話し、頭を下げ続けた。 「鯖江にある私の戸籍謄本を取り寄せられないでしょうか」。 男性は「異郷の地で苦しむ日本人を見放せなかった」。生前、毎日新聞に回想した。 男性が鯖江市役所に国際電話をかけると「該当する人物がいる」との回答だった。 男性が勤める企業の本社が代わりに戸籍謄本を取り、延吉へ転送させた。 中国遼寧省の瀋陽総領事館に出向いて領事に謄本を手渡すと「明日には旅券(パスポート)を発給する」 との返事があった。直後にこの日本人妻は日本政府職員とみられる人物に引き取られた。
>248
==============
■ことば
◇脱北日本人妻親族偽装事件
大阪、千葉両府県警は8日、脱北して帰国した日本人妻(67)と中国人4人を
出入国管理法違反容疑で逮捕した。この日本人妻は在日朝鮮人の男性と結婚後の61年、
帰還事業で北朝鮮へ渡航。01年2月に中国に逃れ、同8月帰国した。
この事件で中国人男女4人が「日本人妻の親族は共に帰国できる」と定めた入管制度を悪用し、
日本に不法入国した。その後の調べで、4人はこの日本人妻が延吉に潜伏した際、
手引きした脱北ブローカーだったことが判明した。
毎日新聞 2009年3月30日 東京朝刊
http://mainichi.jp/select/world/news/20090330ddm012030044000c.html
発射時の制裁、困難な状況 韓国外相が示唆
2009.3.29 23:54
韓国の柳明桓外交通商相は29日付の韓国紙、中央サンデーのインタビューで、
北朝鮮による長距離弾道ミサイル発射時の対応について、国連安全保障理事会で拒否権を持つ
中国やロシアが冷淡だと述べ、制裁は難しい状況であることを示唆した。
同紙によると、柳外交通商相は、日韓が強い対応を求めているが、米国も北朝鮮核問題の6カ国協議
を引っ張る立場から、対話の方向に傾いていると説明。協議参加国のうち北朝鮮を除く5カ国の
国連大使が対応を話し合っており、合意できる「共通の分母」づくりが重要だと強調した。(共同)
http://sankei.jp.msn.com/world/korea/090329/kor0903292356005-n1.htm
中・短距離準備の可能性も 北朝鮮ミサイルで韓国報道
2009.3.30 00:43
韓国のKBSテレビは29日、北朝鮮が「人工衛星」と主張する長距離弾道ミサイル以外に、
中・短距離の弾道ミサイルの発射準備をしている可能性があるとの見方を報じた。
韓国の情報消息筋の話として伝えた。
同ニュースは、北朝鮮が過去にミサイルを発射した場所で関連施設などが見つかったと指摘したが、
具体的な場所や施設の種類、見つけた方法などは触れなかった。北朝鮮は2006年7月に
弾道ミサイル7発を発射した際、南東部にある江原道の旗対嶺から中距離弾道ミサイル「ノドン」など
6発を発射しており、今回も旗対嶺の可能性がある。
KBSによると、同筋は「(ミサイル発射準備とは)まだ断定できない」としている。
旗対嶺は日本海沿岸地域にあり、元山にも近い。(共同)
http://sankei.jp.msn.com/world/korea/090330/kor0903300043000-n1.htm
「北朝鮮、発射なら安保理」 日英首脳、電話会談で確認
2009年3月29日23時53分
麻生首相は29日夜、英国のブラウン首相と電話で約20分間会談した。
両首脳は、北朝鮮はミサイル発射を自制すべきであり、強行すれば国連安保理決議に違反することや、
安保理でしっかりと議論する必要があることを確認した。
また、4月2日にロンドンで開かれる金融サミット(G20)の成功に向け、
緊密に協力することでも一致。麻生首相は「世界経済回復に向け前向きなメッセージを出すべきだ」
とし、議長を務めるブラウン首相への協力を約束。ブラウン首相は新興国や途上国に必要な資金が
不足するなか国際通貨基金(IMF)の基盤強化が重要だとして、日本が昨年11月の第1回
金融サミットでIMFへの最大1千億ドル(約10兆円)の融資を表明したことに謝意を伝えた。
http://www.asahi.com/politics/update/0329/TKY200903290235.html
「衛星打ち上げ」で公平な措置を要求 北朝鮮
2009年3月29日21時50分
【ソウル=箱田哲也】北朝鮮が「人工衛星打ち上げ」を強行すれば、国連安全保障理事会で
協議すべきだと日米韓が主張している問題で、29日付の朝鮮労働党機関紙「労働新聞」は
「人工衛星の打ち上げを安保理が扱った例はない」として、公平な措置をとるよう要求した。
ラヂオプレス(RP)が伝えた。
労働新聞は「世界の9カ国程度が、これまでに数千基の人工衛星を打ち上げているが、
安保理が扱ったり問題視したりしたことは一度もない。安保理が誰かだけを問題視できるか」
と非難した。また、安保理で協議された場合には「非核化と6者協議は完全に破綻(はたん)し、
さらに強力な措置を取ることになろう」と改めて警告した。
http://www.asahi.com/international/update/0329/TKY200903290226.html
北朝鮮ミサイル「核弾頭搭載能力なし」 米国防長官発言
2009年3月29日23時46分
【ワシントン=鵜飼啓】ゲーツ米国防長官は29日、FOXテレビの番組で、北朝鮮には現時点で
弾道ミサイルに核弾頭を搭載する能力はないとの見方を示した。北朝鮮が「人工衛星」として
発射準備を進めるテポドン2については「現時点では迎撃の計画はない」と語った。
ゲーツ氏は「ハワイに向かって飛んでくるなどした場合は迎撃を考慮するかもしれない」としたが、
米西海岸に到達する可能性については「このミサイルにはそうした能力はない」と否定的な見方を示した。
また、北朝鮮が外交的な取り組みを受け付けないとして、発射を食い止めるすべは「ない」と語った。
http://www.asahi.com/international/update/0329/TKY200903290236.html
北朝鮮機関紙が安保理を牽制、ミサイル問題めぐり
【ソウル=浅野好春】韓国の聯合ニュースによると、北朝鮮の党機関紙「労働新聞」は29日、
「人工衛星打ち上げ」名目の長距離弾道ミサイル発射を強行する構えを見せていることに関連して、
国連安全保障理事会を牽制(けんせい)した。
日米など主要各国が北朝鮮の行動を安保理決議違反として、
安保理での論議を進めようと準備しているのを阻止する狙いだ。
同紙は、北朝鮮外務省報道官が先にミサイル問題を安保理で論議すれば核問題をめぐる
6か国協議が消滅するとした発言を引用した上で、
「安保理が公正さを失って反共和国(北朝鮮)敵対行為に利用される恥辱を繰り返すならば、
朝鮮半島非核化を吹き飛ばした汚点を歴史に刻むことになる」と警告。
また、これまで9か国ほどが数千個の人工衛星を打ち上げても安保理が取り扱ったり、
問題視したことはないとして、安保理で「二重基準と偏見があってはならない」と主張した。
(2009年3月29日21時57分 読売新聞)
http://www.yomiuri.co.jp/world/news/20090329-OYT1T00781.htm
北朝鮮ミサイル発射、「気象条件から6日以降」と韓国報道
【ソウル=浅野好春】韓国の聯合ニュースは29日、北朝鮮が「人工衛星」名目の
長距離弾道ミサイルを発射するのは、気象条件から4月6日以降になる可能性があると伝えた。
北朝鮮は4月4〜8日の間の発射を国際機関に通報しているが、聯合電によると、
韓国気象当局は発射基地のある咸鏡北道・舞水端里(ムスダンリ)の天候について、
「3日から曇り始め、4日午後には雨か雪が降り、5日も厚い雲に覆われる」と予測しているという。
ただ、韓国の天気予報は「よく外れる」と国民の不評を買っている。
(2009年3月29日21時30分 読売新聞)
http://www.yomiuri.co.jp/world/news/20090329-OYT1T00754.htm
ネットの「高額バイト」実は運び屋…大学生、韓国で逮捕 「密輸容疑で韓国の警察に捕まっている」。 今年1月、横浜市内の女性のもとに、音信不通になっていた息子から突然、手紙が届いた。 インターネットで知り合った男たちにだまされ、中身を知らないまま、 覚せい剤の入った荷物を運ばされたことが記されていた。息子をだました男たちとは、何者なのか。 その実態が、先月、東洋大学の学生が覚せい剤を密輸しようとしたとして逮捕されたのをきっかけに 明らかになろうとしている――。 「母さんへ 心配かけてごめん」。1月初め、横浜市港北区の女性の自宅に、そんな書き出しで 始まる手紙が届いた。手紙の主は、昨年10月末に連絡が取れなくなっていた大学生の長男(25)で、 韓国・仁川市の拘置施設から出されていた。 そこには携帯電話のサイトを見たのをきっかけに、韓国で逮捕されるまでの経緯が説明してあった。 長男が、携帯電話のアルバイト紹介サイトで「海外旅行して稼げる仕事」という書き込みを見つけ、 投稿者に連絡したのは昨年10月初め。都内の飲食店に呼び出されると、 5〜6人の男たちがいて食事をごちそうになった。その後も何度か食事に誘われ、 家庭の事情で学費を稼がなければならないことなど、親身になって聞いてもらった。 「これからは生活の面倒をみてやる」。リーダー格の男からそう言われたのは同月中旬。 マレーシアから韓国に「荷物」を運ぶアルバイトをすれば30万円を支払うと言われ、 成田空港で引き合わされた20代前半の女性と2人で出国した。 マレーシアでは携帯電話で指示を受け、白人の男からスーツケースを1人一つずつ受け取った。 その日のうちに韓国に渡ったが、仁川空港の税関で、スーツケースの二重底に覚せい剤が隠されて いることを指摘され、そのまま2人一緒に逮捕されたのだという。
>257
長男からはその後も、手紙が届き、仁川空港で逮捕された日本人が数人いることも書かれていた。
実際、東京・練馬の女性の家にも今年1月、韓国旅行に出たきり連絡が取れなくなっていた
長男(24)から同様の手紙が届いた。
捜査関係者によると、問題のサイトに書き込みをしていたのは、元東洋大生の渡辺恭被告(20)=
覚せい剤取締法違反罪で起訴。事件発覚後、退学処分=だった。渡辺被告は、この書き込みを見て
連絡してきた無職の男(25)を使い、マレーシアから覚せい剤を密輸したとして先月、
大阪府警に逮捕され、今月には、同様に2人の運搬役にトルコから覚せい剤を密輸させたとして、
警視庁に逮捕された。
渡辺被告は「15人ぐらい海外に行かせた」と供述。警察当局は、このうち横浜市の女性の長男も含め、
少なくとも3人が韓国で逮捕されたことを確認した。
渡辺被告が、サイトに書き込みを始めたのは昨年9月頃から。知り合いのホステスに紹介された男と、
月30万円の報酬をもらう約束を取り決めていた。この男も密輸組織の末端にすぎないとみられ、
関係都府県の警察は組織の割り出しを進めている。(池亀 創)
(2009年3月30日07時03分 読売新聞)
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20090330-OYT1T00017.htm
【環球異見】日本のWBC連覇 2009.3.30 08:53 野球の国・地域別対抗戦、第2回ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)で23日、 日本代表が見事に2大会連続優勝を果たし、日本国民は選手たちから元気をもらった。 決勝で日本に敗れた韓国も、日本代表を最後まで苦しめた自国の選手たちを「英雄」と呼び称賛し、 米国は日韓の死闘に惜しみない拍手を送った。「侍ジャパン」の連覇は、世界でも大きく報じられた。 ◇
>259 ▼ロサンゼルス・タイムズ(米国) 第一級のゲームと称賛 野球発祥の地、米国でも、WBCでの各国代表の戦いぶりは強い印象を与えたようだ。 ロサンゼルス・タイムズのケビン・バクスター記者は24日付紙面で 「ワールド・ベースボール・クラシックの決勝は、まさしく“クラシック”だった」と賛辞を贈った。 「クラシック」には、「第一級の」という意味がある。 「すばらしい投球があり、適時打があり、息をのむような守備があった」。バクスター記者は、 死闘を繰り広げた日韓チームをこう称賛したうえで、ため息交じりにこんな問いを発する。 「大リーグのスターたち(による米国代表)が日本や韓国に勝てないのなら、 どうしてもっと彼ら(日韓選手)を(大リーグに)引っ張ってこないんだ?」 米国は開催地でありながら、WBCへの関心の薄さをたびたび指摘されてきた。 が、少なくとも実際に試合を観戦した記者たちは、各国代表が誇りをかけて激突する真剣勝負の 醍醐味(だいごみ)を、存分に堪能したとみえる。 同紙のビル・シャイキン記者は、選手たちだけではなく、 「ドジャースタジアムの歴史に残る10イニングを通じ、情熱と気力を爆発させ続けた」 日韓両国のファンについても、驚きを交えつつ称賛した。 大リーグの試合で緊迫した場面になると、観衆を盛り上げるためにしばしば 「メーク・サム・ノイズ(さあ音をたてて)」というメッセージが電光掲示板に流れる。 シャイキン記者は「そんなばかばかしいメッセージは、この日一度も流れなかった」 と指摘したうえで、こう続けた。 「両国のファンはだれに指示されることもなく“ノイズ”を出し続けた。 自らの気分のおもむくまま、実に的確に」(ロサンゼルス 松尾理也)
>260 ▼聯合報(台湾) 低迷する野球界に嘆き 台湾の有力紙「聯合報」は25日、日本のWBC連覇を優勝カップを手にしたイチロー選手の 写真を使い1面から大々的に伝えた。さらに3面全面を割いて韓国を破った勝因を克明に分析するのは、 さっぱり振るわない最近の台湾野球へのいらだちでもあるようだ。 台湾は日本のプロ野球や米大リーグに選手を輩出するなど、野球は“お家芸”といえる。 しかし、昨年夏の北京五輪で中国に延長戦の末、まさかの逆転負け。実力は優位に立つと信じていた だけにそのショックは大きく、翌日の聯合報は1面トップで「台湾野球の暗黒の日」と報じた。 しかもリベンジに挑んだはずのWBCでは、韓国戦で0−9と大敗し、 続く中国戦は1−4のスコア以上に、攻守に圧倒された。同紙が「われわれは一歩遅れている」 との見出しを掲げた小さな記事は、台湾住民の“ぼやき”と読める。 記事は「政府に責任はないのか」と結び、昨年は球団ぐるみの八百長問題まで発覚し、 人気低迷が著しい台湾野球界の再構築を呼びかけ、日米への人材流出に警鐘を鳴らした。 球史をひもとけば、嘉義農林が1931(昭和6)年の夏の全国中等学校野球大会で準優勝。 戦後も現ソフトバンク球団会長で、日本代表監督相談役を務めた台湾籍の王貞治氏を筆頭に 郭泰源選手(元西武)ら多くの台湾出身選手が日本のプロ野球を沸かせた。 米国にはヤンキースの剛速球投手、王建民選手もおり、確かに台湾選手は高い実力を持ち、 その活躍場所を海外に求める傾向がある。 記事はこうした流れに歯止めをかけようとするが、今年2月に来台した王氏は台北市内で会見し、 「精神力と基礎体力が不足している」と台湾野球が抱える問題の本質を突いた。(台北 長谷川周人)
>261
▼朝鮮日報(韓国) 侍翻弄した投手陣を誇示
25日付の韓国紙「朝鮮日報」は、WBC決勝で日本に惜敗した韓国代表選手たちの写真を
1面に大きく掲載し、「負けたけれど、よく戦った」
「彼らは敗者でなく、19日間、国民に幸福感を与えてくれた英雄だ」と健闘をたたえた。
さらに、見開きで「WBC準優勝」を特集。ベスト4に終わった前回大会(2006年)と比較し、
今回好成績を収めた要因を分析している。まず、選手の平均年齢が、今回は27・5歳と、
前回より1・8歳若くなったことを挙げた。
次に、四球や得点、打点がチーム別最多を記録し、
「機動力とチャンスの場面における集中力で得点につなげる能力は、世界最高だった」と評価。
「米国と日本のスカウトたちが韓国選手への認識を新たにしたことも大きな収穫だ。
米大リーグや日本のプロ野球に進出する選手たちが増えるだろう」と予想した。
「世界が驚いた韓国野球…偉大な挑戦は続く」との見出しの記事では「勝利と挑戦のドラマの中に、
長い間記憶に残る名場面とスターたちがいた」とし、奉重根投手ら活躍した選手とその好プレーを紹介した。
優勝した日本関連では、イチロー選手に関する記事のみだった。
「“戦犯”の汚名をそそいで」との見出しでイチロー選手の決勝打に対する日本側の反応に触れながら、
結局「侍ジャパンの象徴イチロー」を翻弄(ほんろう)した韓国投手陣を持ち上げた。
「韓国選手の年俸総額76億1000万ウォン(約5億円)を上回る1700万ドル(約17億円)
の年俸を稼ぐイチローに対し、奉重根らは臆(おく)することなく投げた。
韓国は、日本に第二、第三のイチローが現れても、いくらでも“狙撃手”を送り込める自信を得た」と、
投手陣の実力を誇示した。(ソウル 水沼啓子)
http://sankei.jp.msn.com/life/trend/090330/trd0903300855003-n1.htm
【世界フィギュア】大差での敗北… 浅田、打倒金のカギは細部の精度
2009.3.29 17:40
バンクーバー五輪の前哨戦は、残酷なまでに明暗を分けた。今季1勝1敗からの浅田と金妍児の
対決は19.62点もの大差で幕を閉じた。4位に沈んだ浅田に対し、金は200点超の歴代最高で優勝。
「調子をさらに上げたい」と勢いづいた。
浅田は2度のトリプルアクセル(3回転半ジャンプ)のうち2つ目で転倒、それも回転不足と判断され、
点が伸びなかった。「その後は持ちこたえた。満足している」とは話したものの、
後半の連続ジャンプでも回転不足判定があり、不調は隠せない。
一方の金は圧倒的な強さ。踏み切りが乱れて後半のジャンプが回転不足となり、
規定違反で1つのスピンの得点が0点になりながらSPに続きフリーも1位。
「GOE」と呼ばれる各演技要素への加点と、演技構成点が抜群に高いからだ。
金に対しては、演技細部の評価が際だった。GOEではSP2.4点、フリー7.4点、
演技構成点ではSP2.56点、フリー5.52点、それぞれ浅田を上回った。
日本スケート連盟の吉岡伸彦強化部長は「このままでは大変なことになる」と危機感を隠さない。
浅田も「毎日たくさん練習したい」と改善に意欲的だ。演技難度では浅田が金を上回る。
互いにミスをしない前提なら、スピード感や一つ一つの技の美しさなどにより、
GOEと演技構成点を積み重ねることが、打倒・金のカギになってくる。
演技が終わると、浅田は燃え尽きたように、今季から師事するタチアナ・タラソワ・コーチの
腕の中へ倒れ込んだ。今季の経験を「先生と相談して来季につなげたい」。
信頼関係で結ばれた師弟は5月から来季の新プログラムに取り組み、金の背中を追う。(榊輝朗)
http://sankei.jp.msn.com/sports/other/090329/oth0903291746010-n1.htm
フィギュアスケート:危機感いっぱい日本連盟「困ったもんです」
【フィギュア世界選手権・女子フリー】キム・ヨナの圧勝に日本連盟は強い危機感を漂わせた。
吉岡強化部長は「やることがいっぱいある。全部です。困ったもんですね」と自ちょう気味の笑みを
浮かべ、連覇を逃した浅田について「プログラム全体を通して滑り込みが必要」と指摘した。
浅田は今季、始動が遅れた。「来季のプログラムを早めにつくって、早めに詰める作業をしないと
いけない。同じことをしていたら同じ結果になる」と吉岡強化部長。
これまで選手のコーチが主導権を握っていた調整スケジュールに、連盟側が“介入”する方針も示し、
伊東フィギュア部長も「強化部が本格的にアドバイスすることになるでしょう」と明言した。
また、夏に五輪開催地のバンクーバーを第一候補に浅田、安藤、織田ら男女強化選手を集めた
合同合宿も計画している。今季最後に見せつけられた圧倒的な差は、あらゆる手段を使って埋めて
いくしかない。(スポニチ)
2009年3月30日
http://mainichi.jp/enta/sports/general/figure/news/20090330spn00m050004000c.html
フィギュアスケート好きな奥様〜Part122
http://hideyoshi.2ch.net/test/read.cgi/ms/1238340693/l50 205 名前:名無しさん@自治スレにてローカルルール議論中 メェル:sage 投稿日:2009/03/30(月) 12:03:14 ID:ZYStG6X30
他スレから甜菜
FPの解説
(N : ネルソン、 P :ロロ、 A :アニー )
P:彼女は一番滑走ですが、あまり有利ではありませんね。
A:まったく。
N:世界チャンピオンの2優勝候補の一人日本代表 浅田 真央の登場です。
彼女は常に、常に進み続けるワルツ、ハチャトリアンの仮面舞踏会にのせて滑ります。
このワルツは良くスケートで使われますが、特に世界のエリートスケーターたちに使われます。
でも、でもアニー私の意見に賛成だと思うけれど、このワルツは、いかなテクニックの弱みも許されづ、
この曲に合わなければなりません。
日本代表の浅田 真央は完全にそれがが出来ます。
演技開始
P:彼女はここ一年で、とても成長(成熟した、大人っぽくなったという意味)しました。
彼女は、現世界チャンピオンとしてタイトルを守ろうとするでしょう。
それはすぐに分かるでしょう。
N / P :3A の準備です。気をつけて!
A :オー!3A のコンビネーション。
P:すばらしい!
N:このFPはすばらしいですね、そして、スピードがあります、
今までは完璧です。
A / P :彼女は2回目の3A にここで挑むはずです。(転倒)あーらら。
A:あー、2度挑んだとは何と大胆なことでしょう。何て大胆なんでしょう!
完璧に回っていませんでしたし、ここで、沢山マイナスされるでしょう。
P:さあ、集中して、3-2-2。よし、そんなに動揺はしてない、
先ほどの続きですが、我々が今観ているこの演技は、
我々が知っているまだ成長しきっていないスケート選手の浅田真央とは似ても似つかない...
(話途切れます、真央の演技に見入っているようです。)(続く)
>265 207 名前:名無しさん@自治スレにてローカルルール議論中 メェル:sage 投稿日:2009/03/30(月) 12:04:09 ID:ZYStG6X30 (続き) N:完璧...完璧、、、 P:すでに、ヴァンクバーオリンピックの金メダルに近づいていることを感じます。 もちろん、それはタラサワコーチが良い仕事をしたからで。 2度目の3−2−2。(ここで“くすっ”とロロが微笑ん感じ)軽々3に2A。 N:すばらしいFPです。 P:すばらしいFPですですね。 A:今のところ完璧です、あの2度目の3Aがなければ... N : ウイ、しかし、1回目は出来てます。 P : 強さ(激しさ)は衰えません。そして... (真央ステップに入ります) (会話が途切れます、皆さん、真央姫の演技に見入っているようです。) N:タラサワコーチはどちらにしても、いわゆる奇跡を作る人ですね。 P:いつもそうでした。いつも, 選手をオリンピックチャンピオンにするための準備する女性で、 手がけた選手はオリンピックのチャンピオンになっています。 私はその使命に失敗したことを稀にしか見たことがありません。 N:オー、観客が拍手を始めました...(会話が途切れる) 演技終了 N:オーララララ、オーララララ P:ブラボー! N :浅田真央の格別なFPです、画面に今話していた奇跡を作るタラサワコーチが拍手しています、 観客がスタンディングオーベンションです。 オー、大 大感動のひと時です。 私には、今後のどのような展開になるか分かりませんが、ねェアニー、 確かなことは、事はライバル達は、浅田真央を越すにはとても強くなければならない。 このLAのスケート場で、浅田真央、本当にすばらしい名作(傑作)プログラムの演者となりました。 A :本当にすばらしいFP、まったく2回目の3Aの転倒は残念です。 スローションを観てみましょう。たぶん回転不足だったと思います。 彼女は沢山マイナスされることでしょう。 それ以外の5つの3回転、ルッツ、フリップ それらのジャンプはとてもよく飛べています。
>266 209 名前:名無しさん@自治スレにてローカルルール議論中 メェル:sage 投稿日:2009/03/30(月) 12:05:29 ID:ZYStG6X30 (続き) (スローモーション) この3Aのスリーモションを見てください。 皆様に言ったように、一つだけまえに飛ぶジャンプです。 彼女は後ろ向きで進みます、前向きになりました。彼女は前方に飛びます、 1回転、2回転、3回転半。パーフェクトに完全に回転しています そして、その後にジャッジの鼻先で腕を上げて回転。 見るために前にきちんと屈んで! 2番目の3Aです、2回目を見てください。 P:たいした不足じゃない! A :半回転足りないわよ。 P :やさしくないねェ。 A :えー?私は、親切でも意地悪でもないわよ! P :ちょっと4分の1だけ、いいでしょ(ロロさんのお願いモード) A :見直してみますよ。でもどちらにしても問題は変わらないわよ。飛べてないのだから、かの女、転んじゃったのだから... そして、フリップ、クリーンな着地 続いてジャンプ、ちょっと2フットになりましけれど、 これはたいした問題ではないわ。タチアナコ―チ... P:彼女は彼女の選手達が滑っているときはかなり集中しているね。彼女自身が滑っているようでだね。 A :ウィ、静かになんかしていられないわよ。よく分かるわ、 私は彼女の態度に賛成だわ。選手達と一緒に滑るわ、確かに。 本当にすばらしい演技、でも10点差をつけたYKがどうくるか見ないと。 そして、それがなぜ浅田真央が2回の3Aに挑まなければならなかったか。 作戦として、キムヨナの点まで上がるには、とても大きな事をしないといけなかった。 彼女のSPが完璧でなかったことを言わないといけないわね。 彼女はタイトルを逃す危険があるほど得点をなくしているわ。 P:とても美しい出来栄えだった。 A :感情情的に、気高く、とても感動的で、とても優しく、とても恐ろしく、とても音楽的で、、、
>267 (結果) マイナス1.なぜなら彼女は転倒したから。転倒する度に1点なくなります。 現在まで、もちろん彼女が188点でトップに立ちます。 N:あなたの意見ではこのFP で、、、(画像が終わり。) 210 名前:名無しさん@自治スレにてローカルルール議論中 メェル:sage 投稿日:2009/03/30(月) 12:06:35 ID:ZYStG6X30 (続き) インタビュー Nelson :今のFPに一言。満足なさっていますか? Mao : はい、とても幸せです。 N :このFPで世界チャンピンになれると思いますか? M :まだ、分かりません。 N :あなたはフィリップ カンデロロをご存知ですよね。 見てください、見てください、彼女はとても喜んでいます。 M :(大きな笑顔と共に)はい。 ロロ:こんにちは、真央! N:彼はあなたのゴッドファザーですが、今夜、彼はあなたがとても自慢です。 M :ありがとうございます。 N:私たちフランス人はあなたが大好きです。 あなたは我々にとって、歴史に残る偉大なスケーターの一人です。 我々はそれをお伝えできて光栄です。 ありがとうございますそしてブラボー。 M :ありがとございます。
>268 695 :氷上の名無しさん@実況厳禁 [↓] :2009/03/30(月) 10:47:34 ID:bOBFmRXK0 こちらはブログのコメント欄からなので、ソースなしですニダ スウェーデンより、ユーロスポーツチャンネルの解説。 たった今、ヨナ選手のエキジビションの中継で… コメンテーター無言になっていましたよ。 女王なのにジャンプ3回で、3回目は不発…アンコールもジャンプなし。 貫禄なくて酷すぎる…。 コメンテーターも男性と並ぶ採点に疑問が残ると辛らつなコメントです。
朝鮮学校:補助金増など求め1万4988人署名提出 都に関係者 /東京
多摩地区にある朝鮮学校2校の関係者が27日、補助金の増額など処遇の改善を求める
1万4988人分の署名を都に提出した。多摩地区の各市に対しても同様の要望をする。
この2校は、西東京朝鮮第一初中級学校(立川市)と西東京第二初級学校(町田市)。
朝鮮学校は学校教育法で「各種学校」と位置づけられ、各自治体の判断で補助金を出す。
都は児童・生徒1人当たり年額1万5000円を補助しているが、
要望書は「低い水準にとどまっている」と拡充を訴えている。【木村健二】
毎日新聞 2009年3月28日 地方版
http://mainichi.jp/area/tokyo/news/20090328ddlk13100274000c.html
北朝鮮の3段式機体確認 米軍事研究機関が衛星写真公開
2009年3月30日13時5分
【ワシントン=鵜飼啓】米民間軍事研究機関グローバルセキュリティーは29日、
デジタルグローブ社が撮影した北朝鮮舞水端里(ムスダンリ)のミサイル基地の衛星写真を公開、
2段式の「テポドン2」を改良したと見られる3段式の機体が設置されていることを確認した。
写真は現地時間の29日に撮影されたもので、白い機体が3段に分かれていることが判別できる。
影の部分では発射台と機体の間のすき間も見える。グローバルセキュリティーは
「写真からはテポドン型の弾道ミサイルなのか、人工衛星打ち上げに使う発射体なのか判別することは
できない」としている。
http://www.asahi.com/international/update/0330/TKY200903300190.html
北の3段式発射体を確認、改良型テポドン2か…米衛星写真
【ワシントン=宮崎健雄】米商業衛星企業「デジタルグローブ」は29日、
北朝鮮・舞水端里(ムスダンリ)のミサイル発射施設をとらえた最新の衛星写真を公表した。
撮影は現地時間29日午前11時ごろで、3段式の発射体が発射台上に設置された状況がくっきりと
写っている。発射準備に向けた動きが伝えられてから、公開された写真でミサイル本体が確認されたのは
初めて。
写真を分析した米軍事研究機関「グローバル・セキュリティー」のティム・ブラウン上級研究員は、
「明らかに3段式の発射体とみられる」と指摘。作業用の橋も巻き上げられ、発射準備が進んでいるという。
同研究員は、衛星を搭載しているかどうかは写真だけでは判断できないとしているが、
ミサイルとロケットの技術はほぼ同じで、改良型テポドン2とみられる。米議会調査局によると、
北朝鮮が2006年に発射したテポドン2は2段式で、射程6000キロ・メートル程度とされる。
(2009年3月30日14時07分 読売新聞)
http://www.yomiuri.co.jp/world/news/20090330-OYT1T00508.htm
北朝鮮ミサイル:姿現す…3層の形状か
【北米総局】米シンクタンク「科学・国際安全保障研究所」(ISIS)は29日、
北朝鮮が「人工衛星」打ち上げと称して咸鏡北道花台郡舞水端里(ハムギョンプクドファデグンムスダンリ)
で発射準備を進めている長距離弾道ミサイルが鮮明に写った衛星写真を公開した。
米デジタル・グローブ社が現地時間29日午前11時(日本時間同)ごろに撮影したもので、
3層に分かれたミサイルが発射台に垂直に設置されている様子が確認できる。
27日までの写真ではミサイルの形状がはっきりとしておらず、覆いがかぶせられていたとみられる。
06年7月に発射された長距離弾道ミサイル「テポドン2号」は2段式で、
最大射程を延ばすために3段式に改良された可能性もある。
http://mainichi.jp/select/world/news/20090330k0000e030046000c.html
北ミサイル 発射施設周辺の写真公表
2009.3.30 11:16
【ワシントン=有元隆志】米衛星画像大手、デジタルグローブ社は29日に撮影された
北朝鮮咸鏡北道舞水端里(ムスダンリ)にある長距離弾道ミサイル発射施設周辺の写真を公表した。
韓国の聯合ニュースは韓国政府筋の話とし、ミサイルの上段部分の覆いが除去されたものの、
北朝鮮が主張するように「人工衛星」が搭載されているかは確認できないと伝えた。
ゲーツ米国防長官は29日のFOXテレビ番組で、長距離弾道ミサイルの発射実験が
目的との認識を強調した。長官はまた、米領域を標的としたものでない限り、
「われわれが何らかの対応をする用意はない」と述べ、撃ち落とさない方針を表明した。
http://sankei.jp.msn.com/world/america/090330/amr0903301116003-n1.htm
日本の破壊命令に反対せず 北ミサイルで韓国大統領
2009.3.30 12:19
韓国の李明博大統領は北朝鮮の長距離弾道ミサイル発射に備えた自衛隊への破壊措置命令と関連し、
軍事的な対応には反対だが「日本領土への落下に備えた自国民保護のためで、反対はできない」と述べた。
英紙フィナンシャル・タイムズとのインタビュー内容を大統領府が30日明らかにした。
李大統領は北朝鮮が核開発をせず、純粋な宇宙開発をしているだけなら「誰も文句を言わなかった」
とし、核弾頭搭載も含めた技術開発が進んだとみられる弾道ミサイルの脅威を指摘。
6カ国協議参加国で北朝鮮と友好関係にある「中国やロシアも(発射に)反対だ」と語った。
一方、迎撃を試みて失敗する可能性も念頭に、日本は「慎重に対応する」との見方を示した。
韓国の対北朝鮮政策の「最終目標は北の核放棄と南北共存」で、南北協力事業の開城工業団地の廃止
といった「極端な措置は取らない」としたが、北朝鮮の強硬対応が続く場合、
支援中断などの「追加的な措置」を取る可能性も示唆した。(共同)
http://sankei.jp.msn.com/world/korea/090330/kor0903301222001-n1.htm
朝鮮外務省スポークスマン 「宇宙開拓権侵害は敵対行為」
「6者会談の意義失う」と警告
朝鮮外務省スポークスマンは24日、談話を発表し、日米などの勢力が朝鮮に対してのみ、
平和目的の人工衛星打ち上げを「脅威」とみなし、差別的に宇宙利用の権利を侵害しようとすることは、
「6者会談9.19共同声明の『相互尊重と平等の精神』に反する」と主張した。
さらに、このような敵対行為が国連安全保障理事会の名で強行されるなら、
「9.19共同声明を否定することになり、同声明が破棄されれば6者会談はもはや存在する基礎も
意義も失うことになる」と指摘した。
米国や日本などは衛星運搬ロケットと長距離ミサイルの技術が厳密に区分されないため、
朝鮮が衛星を打ち上げれば「脅威」になるという論理を持ち出している。
同スポークスマンは平和的な宇宙利用の権利の合法性と平等性を強調したうえで、
「自分たちはいくらでもやってよいが、われわれがやってはいけないという強盗的論理は
敵意の表れである」と批判した。
また、国連安保理には「平和的な宇宙研究開発と利用に関する主権国家の権利に干渉する
いかなる権限もない」と指摘した。
そして、「6者会談が一部の参加国の敵対行為によって壊れようとしている現実は、
敵対関係の解消なしには100年を経ても核兵器を手放せないというわれわれの立場の真理性を
実証している。6者会談破綻の責任は9.19共同声明の精神を拒否した国々が全面的に負う
ことになる」と警告した。
[朝鮮新報 2009.3.27]
http://www1.korea-np.co.jp/sinboj/j-2009/04/0904j0327-00001.htm
朝鮮外務省スポークスマン談話(全文) 「強権と専横は通じない」 衛星発射を問題視する米、日の対応 24日に発表された朝鮮外務省スポークスマン談話の全文は次のとおり。 ◇ 宇宙空間を開拓して平和的な目的に利用することは、地球上のすべての国が平等に持つ 合法的な権利である。 ところが現在、米国とそれに追従する一部の勢力はわれわれの平和目的の試験通信衛星 「光明星2号」の発射を阻もうと一大キャンペーンを展開している。 彼らは衛星運搬ロケットと長距離ミサイルの技術が区別されないことから、 われわれが衛星を発射すれば自分たちへの脅威になるという論理を主張し、 国連安全保障理事会で問題視すべきだと騒いでいる。 わが国に最も大きな罪を犯した日本が騒動の先頭に立っている。 米国と日本をはじめ、われわれの衛星発射を非難する国々はすべて、 われわれよりも先に衛星を打ち上げた国々である。 衛星発射技術が長距離ミサイル技術と同じならば、これらの国々こそミサイル技術も いち早く開発し、多くの内容を蓄積してきたことを示すことになる。 自分たちはいくらやってもよいが、朝鮮はやってはいけないという強盗のような論理は、 われわれに対する敵対感の表れである。 自分たちが敵視する対象は自衛の手段も所持してはならないばかりか、平和的な発展も してはならないという破廉恥な強権と専横が通じると考えるなら、それは大きな誤算である。
>278 世界で衛星を打ち上げている国は1つや2つではないが、 国連安全保障理事会が個別の国による衛星発射を取り扱って問題視したことはない。 平和的な宇宙研究開発と利用に関する主権国家の自主的な権利に干渉できる、 いかなる権能も持たないからである。 衛星発射技術が長距離ミサイル技術と区別できないからといって、 国連安保理で取り扱われるべきだというのは、テーブルナイフも銃剣と同じ点があるから 軍縮の対象にすべきだという強引な主張も同然である。 6者会談参加国である日本や米国がわが国にだけ宇宙の平和利用の権利を否定し、 自主権を侵害しようとしているのは、朝鮮半島非核化のための9.19共同声明の 「相互尊重と平等の精神」に全面的に反するものである。 このような敵対行為が国連安保理の名義で敢行されるならば、 それはまさに国連安保理自身が9.19共同声明を否定することになる。 9.19共同声明が破棄されれば、6者会談はこれ以上存在する基礎も意義もなくなる。 そうでなくても、朝鮮半島の非核化を遅延させることで自国の核武装の口実を作ろうとしている 日本の義務不履行によって、6者会談は破綻する直前に来ている。 6者会談が一部の参加国の敵対行為によって破綻直前の状況に置かれた今日の現実は、 敵対関係が清算されない限り100年を経て核兵器を放棄できないというわが方の立場が 真理であるということを再度立証している。 6者会談破綻の責任は日本をはじめ9.19共同声明の「相互尊重と平等の精神」を 拒否した国々が全面的に負うことになるだろう。
橋下知事「日本は北朝鮮じゃない」 朝鮮学校母親ら抗議
2009年3月30日19時4分
大阪府庁の大阪ワールドトレードセンタービルディングへの移転が府議会で否決された後の記者会見で、
橋下徹知事が「やっぱり日本は北朝鮮じゃないってことですよ。何でも思い通りに物事を進めたら独裁者に
なってしまう」と発言したことに対し、府内の朝鮮学校に子どもを通わせる母親らでつくる
「大阪府オモニ連絡会」が30日、発言の撤回と謝罪とともに、
朝鮮学校の児童・生徒の安全対策を取るよう府に求める要望書を提出した。
要望書は、ミサイル問題で北朝鮮バッシングが起きている中、移転問題とは関係ない北朝鮮を引き合いに
出した発言は不適切だと指摘。「発言により、朝鮮学校の子どもたちに対するいわれなき嫌がらせや
脅迫などが助長される恐れがある」と対応を求めた。(千種辰弥)
http://www.asahi.com/politics/update/0330/OSK200903300091.html
朝鮮外務省スポークスマン 「安保理上程なら6者会談なくなる」
朝鮮外務省スポークスマンは、朝鮮側の平和目的の人工衛星打ち上げに対する立場を明らかにした
3月24日付の談話と関連して同26日、朝鮮中央通信社記者の質問に答えた。
同スポークスマンは、24日付談話で宇宙の平和的な利用の権利を否定し自主権を侵害しようとする
敵対行為が国連安全保障理事会の名でなされるなら、同理事会そのものが6者会談9.19共同声明を
否定することになると警告したことについて言及した。
そのうえで、一部のメディアが国連安保理の敵対行為が朝鮮に反対する「制裁」や「決議」の
採択のような度合いの高い措置にのみ限られているかのように伝えていることを問題視した。
同スポークスマンは、このような報道には「国連安保理の名でわれわれの衛星打ち上げを
非難しながらも、それがもたらす悪い結果は避けてやり過ごそうとする敵対勢力の愚かな浅知恵が
潜んでいる」と指摘した。
さらに、安保理が「個別国家の衛星打ち上げ問題を取り上げて問題視したことは一度もない」
と指摘、安保理が「議長声明」であれ、「プレス声明」であれ、
「朝鮮側の平和的な衛星打ち上げに対して一言でも非難する文書を出すのはもちろん、
この問題が安保理に上程され取り扱われること自体が朝鮮側に対する敵対行為になる」と警告した。
また、このような敵対行為によって「9.19共同声明が否定されるその瞬間に6者会談はなくなり、
朝鮮半島の非核化に向かって進ちょくしてきたすべてのプロセスが元の状態に戻ることになる」
と指摘した。(朝鮮通信)
[朝鮮新報 2009.3.30]
http://www1.korea-np.co.jp/sinboj/j-2009/04/0904j0330-00001.htm
春・夏・秋・冬
5月21日から裁判員制度が始まるのを前に、日本各地の裁判所で一般市民が参加する
模擬裁判が行われている。「難しい」という感想が多いようだ
▼致命的なのは「裁判の争点を理解するのが難しい」というもの。
検察や弁護人が、法律用語をわかりやすく書き換え作成した資料を提供したというのに、この結果。
裁判は一般市民にとって実に「難しい」ものだ
▼書面のやり取りが主な民事裁判の口頭弁論では、記号で呼ばれる文書の提出を確認し、
次回期日を決めて終了ということが多く、傍聴しただけでは内容を理解できない。
民事裁判の判決言い渡しは、「原告の訴えを棄却する」などの一言で、理由説明なく閉廷されるのが
普通。せっかく足を運んでも1、2分で終了し、あっけにとられる傍聴者をよく見かける
▼「裁判を理解するのが難しいのは記者も同じだ」とは、「司法記者クラブ」詰め経験のある
記者の言葉。注目度の高い裁判は、綿密に資料を読み込んで独自に取材するため、
きちんと理解したうえで記事を書けるが、「そうでない場合は…」と言葉を濁す
▼公共施設の使用承認が取り消された問題で、東京地裁は東京都に賠償を命じる判決を下した。
裁判長は裁判の争点、判決の理由などを丁寧に説明した。
「地方自治体が民主主義の根幹を否定した」(判決文)事件の重大さを認識していたのだろうと、
ある弁護士は指摘した。それに比べて、日本のメディアの注目度は低い。
争点が明確で、「難しい」内容ではないはず。何か書いてはいけない事情でもあったのか。(泰)
[朝鮮新報 2009.3.30]
http://www1.korea-np.co.jp/sinboj/j-2009/08/0908j0330-00001.htm
韓国大統領「軍事的対応は反対」 北朝鮮ミサイルで発言
2009年3月30日19時34分
【ソウル=牧野愛博】韓国の李明博(イ・ミョンバク)大統領は、英紙フィナンシャル・タイムズ
とのインタビューで「北韓(北朝鮮)のミサイル発射に軍事的に対応することには反対だ」と語った。
韓国政府が30日、明らかにした。
日本政府の対応に関しては「ミサイルが日本領海に落ちることに備えた自国民の安全のためのもので、
反対はできない」と述べた。日本が迎撃に失敗してミサイル防衛の信頼性が低下する可能性について
「日本はその点もすべて前提にしたうえで慎重に対応するとみている」と語った。
韓国政府当局者は李氏の発言について「北を不必要に刺激するのを避けるためだ」と説明した。
韓国政府は米韓関係を最重視しており、米国が北朝鮮との対話に踏み込んだ場合に備えた発言とみられる。
http://www.asahi.com/international/update/0330/TKY200903300354.html
「そっち行ったらファーって感じ」ミサイル発射で政府筋
2009年3月31日0時40分
北朝鮮が予告する「人工衛星」が発射された場合について、政府筋が30日、
「(ミサイルが飛ぶのは)高すぎてそもそも見えないから、国民からすると何が起きているかわからない」
と述べたうえ、「見えたらおもしろいけどな」と記者団に語っていたことがわかった。
同席した政府関係者によると、ミサイルをゴルフボールに例え、「そっち行ったら『ファー』
(コースからそれて飛んでいくボールに注意するように呼びかける掛け声)っていう感じだ」
とも述べたという。
この政府筋は23日、ミサイル迎撃について「鉄砲をバーンと撃った時にこっちからも
鉄砲でバーンと撃って(弾と弾が)当たるか。当たらないと思う」と発言している。
与党からも「緊張感が足りない」との批判が相次いだ。
http://www.asahi.com/politics/update/0331/TKY200903300418.html
発射なら北朝鮮に追加制裁 自公党首会談で一致
2009年3月31日1時51分
麻生首相は30日、公明党の太田代表と会談し、北朝鮮が「人工衛星」を打ち上げた場合、
日本独自に経済制裁を追加することで一致した。北朝鮮が予告通り4月4〜8日に打ち上げれば、
13日に期限切れとなる現行の経済制裁の延長とあわせて閣議決定する。
首相は会談で「経済制裁の強化も考えなくてはいけない」と表明。
政府内では、ぜいたく品などを対象にしている北朝鮮に対する輸出禁止を全品目に拡大することや、
在日本朝鮮人総連合会(朝鮮総連)やその関連施設の固定資産税を減免しないよう
自治体への指導を強化する案などが挙がっている。
日本政府は北朝鮮に対し、06年7月のミサイル発射や同年10月の核実験を受け、
国連安保理決議に基づく制裁に加え、北朝鮮籍船の入港全面禁止や北朝鮮からの輸入の全面禁止などの
独自制裁を科している。北朝鮮に対する輸出額は05年に69億円あったが、08年は8億円に減少。
今年は1、2月で計4400万円程度とさらに落ち込んでいる。
http://www.asahi.com/politics/update/0331/TKY200903300424.html
首相、中国共産党常務委員と会談…ミサイル問題で協力要請
麻生首相は30日、首相官邸で中国共産党の李長春政治局常務委員と会談し、
北朝鮮が「人工衛星」名目で弾道ミサイルの発射準備を進めている問題について、
「発射は国連安保理決議違反で容認出来ない。
(北朝鮮の核問題を巡る)6か国協議国の議長国でもある中国の協力を得たい」と述べ、
北朝鮮に発射中止などを促すよう要請した。
李氏は「日本の関心を理解する。朝鮮半島の非核化は日中双方の利益だ。
関係国が朝鮮半島の平和と安定に資することを行うよう望む」と述べ、
首相の要請を胡錦濤国家主席に伝えるとした。
(2009年3月30日19時24分 読売新聞)
http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20090330-OYT1T00881.htm
ミサイル発射なら追加制裁、首相と公明代表が一致
麻生首相は30日、首相官邸で公明党の太田代表と会談し、北朝鮮が弾道ミサイルを発射した場合、
「人工衛星」を名目にしていても日本独自の制裁措置を強化すべきだとの考えで一致した。
太田代表が会談後、記者団に明らかにした。
北朝鮮に対する追加制裁としては
〈1〉北朝鮮への輸出全面禁止
〈2〉北朝鮮への送金限度額の引き下げ
〈3〉現在6か月ごとに更新している北朝鮮籍船の入港禁止と輸入全面禁止の措置を1年以上に延長
――などが政府内で検討されている。
首相は30日、首相官邸で記者団に対し、追加制裁について
「まずミサイルを発射させないようにするのが一番。仮に発射された場合は、国連安全保障理事会、
他国の対応等々(を踏まえて)考えさせていただく」と述べた。
(2009年3月30日21時45分 読売新聞)
http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20090330-OYT1T00971.htm
政府が北朝鮮の天候予測、ミサイル発射時期の予測に
北朝鮮が「人工衛星」名目で弾道ミサイルの発射を準備している問題で、政府はミサイル基地がある
舞水端里(ムスダンリ)の天候を独自に予測し、偵察衛星の情報と照らし合わせ発射時期を探るための
分析を進めている。
宇宙航空研究開発機構などによると、ロケットやミサイルの発射の可否は、現地と飛行経路の風や雨、
積乱雲、雷などの状況が判断材料となる。特に風は、地上に加え高高度の風(高層風)も重要になるという。
30日現在の政府の分析によると、北朝鮮が「人工衛星」を打ち上げると予告している4月4日〜8日
の現地の天候は4日は「曇り」、5、6日は「曇り時々雨」で、7、8日はおおむね「晴れ」。
天候が「曇り」でも発射は可能だが、舞水端里は日本海に近く、西部に2000メートル級の山々が連なる。
政府筋によると、日本海側から湿った風が吹けば、山にぶつかり雲ができやすく、
風の強弱まで正確に予測するのは難しいという。
衛星からの情報では、3段式とみられるミサイルが発射台に設置されたことが確認されており、
政府は今後も気象条件の詳細な分析を行う方針だ。
(2009年3月31日03時14分 読売新聞)
http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20090331-OYT1T00143.htm
北朝鮮、開城工業団地の韓国人1人を拘束…政治体制批判で
【ソウル=前田泰広】韓国統一省は30日、北朝鮮当局が南北経済協力事業の開城(ケソン)工業団地で
働く韓国人1人を拘束し、取り調べていると韓国側に伝えてきたことを明らかにした。
北朝鮮側は、この韓国人が北朝鮮の政治体制を批判し、北朝鮮従業員に脱北を持ちかけたためだと
説明しているという。
同省によると、北朝鮮の「開城工業地区出入局事業部」が同日昼、連絡してきた。
調べを受けているのは北朝鮮観光事業などを手がける現代峨山(アサン)の関係者と見られる。
(2009年3月30日18時41分 読売新聞)
http://www.yomiuri.co.jp/world/news/20090330-OYT1T00865.htm
韓国駐日大使:「東アジア共同体を」−−講演で提唱
権哲賢(クォンチョルヒョン)・駐日韓国大使は30日、東京都内のホテルで開かれた
アジア調査会主催の講演会で、欧州連合(EU)をモデルにした日本、韓国、中国などの
「東アジア共同体」の創設を提唱した。
その足がかりとして、日韓FTA(自由貿易協定)締結へ向けた交渉促進を日本側に強く求めた。
権大使は、日韓が優勝を争った第2回ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)について
「世界の野球をアジアがリードしていることを示した」と述べた。
その上で、「人類の発展軸が欧州から米国、アジアへと移るという未来学者の予言が現実味を
増している」と語り、日韓中を中心とした経済協力を訴えた。【杉尾直哉】
毎日新聞 2009年3月31日 東京朝刊
http://mainichi.jp/select/world/news/20090331ddm007030069000c.html
北朝鮮ミサイル:「見えたら『ファー』って言う」政府高官
政府高官は30日、北朝鮮がミサイルの発射を準備していることに関し
「ミサイルが飛んでいるのが見えたら面白いな。見えたら『ファー(打球の飛ぶ方向にいる
プレーヤーや観客に警告するかけ声)』って言うのにな」と語った。
ミサイルをゴルフボールに例えての表現で、不適切との指摘が出そうだ。
この高官は以前もミサイル防衛(MD)について、「撃っても当たるわけがない」と発言し、
批判を受けたことがある。【仙石恭】
毎日新聞 2009年3月30日 21時29分(最終更新 3月30日 22時07分)
http://mainichi.jp/select/world/news/20090331k0000m010086000c.html
北朝鮮ミサイル:PAC3が東北の演習場に到着
北朝鮮が「人工衛星」とする弾道ミサイルの万一の落下に備え、
地上配備型迎撃ミサイル(PAC3)が30日夜、東北地方の配備予定地、
岩手県滝沢村の陸上自衛隊岩手山中演習場と秋田市の同新屋演習場に到着した。
PAC3は空自浜松基地(浜松市)から船で仙台港に到着。
ミサイルを積んだ車両を含む各約20台の特殊車両が東北道などを使い両演習場へ向かった。
北朝鮮は打ち上げ危険区域として、秋田沖約120キロの日本海を挙げており、
1段目がこの海域に落下して本体は北東北上空を飛び越える可能性が高い。
毎日新聞 2009年3月30日 23時07分(最終更新 3月30日 23時10分)
http://mainichi.jp/select/world/news/20090331k0000m040109000c.html
北朝鮮ミサイル:PAC3トラック一時立ち往生 秋田
30日午後10時20分ごろ、秋田市新屋町の県立野球場こまちスタジアム敷地に、
地上配備型迎撃ミサイル(PAC3)の発射機を積んだ自衛隊トラック(全長16メートル、
幅3メートル、重さ約30トン)1台が誤って進入。Uターンして出ようとしたところ、
照明灯のコンクリート部分に車体が挟まり、一時身動きがとれなくなった。
PAC3は、北朝鮮が「人工衛星」として打ち上げる弾道ミサイルの万一の落下に備えて
配備されるため、空自浜松基地(浜松市)から船で仙台港に到着。
約20台の特殊車両に機材を載せて陸上自衛隊新屋演習場(秋田市)に向かう途中。
自衛隊関係者によると、同球場は新屋演習場の手前約2キロにあり、運転手の隊員が演習場の
入り口と間違えたらしい。現地の担当者は「走行は可能で、運用に支障はない」と説明している。
【坂本太郎】
毎日新聞 2009年3月31日 0時40分(最終更新 3月31日 1時22分)
http://mainichi.jp/select/world/news/20090331k0000m040133000c.html
オバマ米大統領、本格外交デビューへ 北朝鮮、アフガンなど課題山積 2009.3.30 20:33 【ワシントン=有元隆志】オバマ米大統領は31日から8日間の日程で欧州・トルコを訪問する。 初の本格的な外交デビューとなる今回の歴訪中には、北朝鮮の長距離弾道ミサイル発射が予定されている。 金融危機、アフガニスタン支援で欧州諸国やロシア、中国と協調態勢を打ち出せるかどうかも課題となる。 今後のオバマ外交を占う意味でも重要な旅となりそうだ。 ブッシュ前政権への批判が強かった欧州では、大統領候補として昨年7月に欧州を訪れたオバマ氏への 注目度は高く、ベルリンでの演説には20万人が集まった。米シンクタンク戦略国際問題研究所 (CSIS)のレジナルド・デール上級研究員は「欧州でのオバマ人気は引き続き高い」と言う。 ケネディ元大統領が1961年に欧州を訪問したときのような熱烈な歓迎を受けるとみられている。 ただ、デール氏は同時に、オバマ氏が大統領としての「真の指導力が問われることになる」と指摘する。 大統領は主要20カ国・地域(G20)金融サミット(首脳会合)にあわせ、 4月1日にロンドンで中国の胡錦濤国家主席、ロシアのメドベージェフ大統領とそれぞれ会談する。 マクドノー大統領次席補佐官(国家安全保障問題担当)によると、 胡主席との会談では「米中が共有する懸念」である北朝鮮の弾道ミサイル問題が議題となる。 米政府はミサイル発射について、国連安保理決議違反で厳しい対応が必要とする立場だが、 中国は慎重姿勢を崩していない。 米中がどこまで足並みを合わせ、北朝鮮に圧力をかけることができるかが焦点となる。 米露首脳会談では、第一次戦略兵器削減条約(START1)が12月に失効するため、 新たな条約の交渉を本格化させる共同声明を発表する見通し。 イランの核問題のほか、ロシアが反対している東欧へのミサイル防衛(MD)計画についても話し合う。
駐韓英大使「北“衛星”なら安保理議長声明は容易でない」
2009.3.30 20:40
聯合ニュースによると、マーティン・ユーデン駐韓英大使は30日、
北朝鮮が「人工衛星」と主張する長距離弾道ミサイルを発射した場合、
国連安全保障理事会で発射に憂慮を表明する議長声明を出すことは容易ではないとの見方を示した。
記者団に語った。
同ニュースによると、大使は、発射は安保理決議違反であり英国としては「強力な外交的対応が必要」
と考えるが、「中国とロシアは北朝鮮に敵対的な態度を取らないだろう」と指摘した。
またロンドンでの金融サミットに合わせて行われる韓国と英国の首脳会談でもミサイル問題が
取り上げられるとの見通しを示した。(共同)
http://sankei.jp.msn.com/world/korea/090330/kor0903302040003-n1.htm
韓国がPSI参加なら「即時、断固とした対応」北朝鮮が“警告”
2009.3.31 00:33
北朝鮮の対韓国窓口機関「祖国平和統一委員会」は30日、韓国が米国主導の大量破壊兵器の
拡散防止構想(PSI)への正式参加を検討していることについて、「参加はわが国への宣戦布告であり、
即時に断固とした対応措置を講じる」と警告する報道官談話を発表した。朝鮮中央通信が伝えた。
「対応措置」の内容は具体的に言及しなかったが、北朝鮮が韓国のPSI参加をめぐる動きに
反応するのは初めて。
韓国は、北朝鮮の「人工衛星」打ち上げを長距離弾道ミサイル発射とみなし、
発射の場合はPSIへの正式参加を検討している。
談話は、「われわれの衛星打ち上げで問題視されることは一つもない」と主張、
韓国がPSIに参加することは「北南関係を完全に断ち切り、民族を核戦争の惨禍に追い込む、
許せない犯罪行為」だと非難した。(共同)
http://sankei.jp.msn.com/world/korea/090331/kor0903310033000-n1.htm
米女性記者2人を起訴へ 北朝鮮、敵対行為容疑など
2009.3.31 07:58
北朝鮮は31日、中朝国境付近で不法入国容疑で拘束した米国人女性記者2人に対する捜査の結果、
「不法入国と敵対行為の容疑が確定した」とした上で、「裁判に向け起訴する準備をしている」と
国営朝鮮中央通信を通じ明らかにした。
北朝鮮が2人を起訴する方針を明らかにしたことにより、拘束は長期化する可能性が出てきた。
同通信はまた、2人に対する「調査や領事接触、待遇などは関係の国際法にのっとり行われている」
と報じ、北朝鮮で米国の利益代表となっているスウェーデン大使館が2人と接触していることを示唆した。
(共同)
http://sankei.jp.msn.com/world/korea/090331/kor0903310759001-n1.htm
PAC3部隊が岩手、秋田に到着
2009.3.30 22:59
北朝鮮が「人工衛星」として発射準備を進める長距離弾道ミサイルの落下に備え、
航空自衛隊の地対空誘導弾パトリオット(PAC3)部隊が30日夜、
ミサイルが上空を通過するとされる岩手、秋田両県の演習場に入った。
PAC3の発射機や関連装備を積む車両約60台はこの日、フェリーで入港した
宮城県・仙台港から高速道路を利用して両県へ。午後9時すぎから午後10時すぎにかけ、
岩手県滝沢村の陸自岩手山中演習場と秋田市の陸自新屋演習場に相次いで到着した。
航空自衛隊は指揮系統の中心を空自加茂分屯基地(秋田県男鹿市)に置き、
ミサイルを搭載した発射機を岩手山中、新屋両演習場に展開する。
空自はレーダー装置や通信装置などが正常に作動するか確認作業をした上で、
4月4〜8日に予想される発射に備える。
http://sankei.jp.msn.com/politics/policy/090330/plc0903302302016-n1.htm
【風を読む】論説委員長・中静敬一郎 次は迎撃力から抑止力へ
2009.3.31 08:18
自らの手で自らの国を守る。こんなあたり前のことを北朝鮮が気付かせてくれている。
来月4日にも「衛星」と称して、長距離弾道ミサイルを発射しようとしていることが持つ
覚醒(かくせい)効果だ。
国連安保理は2006年、北に弾道ミサイル発射を行わないよう要求する決議を全会一致で採択した。
国際社会は北の発射行為を決議違反とみなして自制を求めている。
だが、この違反により新たな制裁を科すことには常任理事国の中国、ロシアが慎重姿勢であること
から、難しい。頼みの綱としてきた米国ですら、北が「安保理で上程すること自体、乱暴な敵対行為」
(外務省報道官)とし、その場合、「六カ国協議はなくなる」と指摘したことで、
腰がふらついているようにみえる。北との対話に意欲をみせるオバマ政権関係者が、
過剰な反応を戒めているとも伝えられている。
日米韓と中露、さらには日米をそれぞれ分断することで、制裁に行き着かないと北は高をくくって
いるのだろう。国連が制裁を見送れば、北は衛星と称して、同様な行為を繰り返すことになる。
列島を越える弾道ミサイルへの日本と他国との受け止めは違う。日本にとってはいつ落下するかも
しれない、いや落下を装って日本領土を侵害することも狙っているかもしれない。
日本の脅威であることは明白だ。問題は、日本が抑止する力を持っていないことだ。こ
の現実に目を向けなくてはなるまい。国際社会の無力さを慨嘆しても仕方ない。
日本が「普通の国」なら、ミサイル発射に対し、国民の生命・財産を守るためにあらゆる措置を
講じるとの声明を出せる。挑発がいかに高いものにつくかを示すことが抑止につながるからだ。
これまでは迎撃力を整備してきた。これからは抑止力を整えることが国防の課題である。
http://sankei.jp.msn.com/politics/policy/090331/plc0903310819005-n1.htm
対北自制要求決議から「国連決議違反」を削除 共産、社民、国民新の要求で 2009.3.31 01:30 北朝鮮の弾道ミサイル発射問題で、与野党が30日、発射の自制を求める衆参の国会決議の原案から、 北朝鮮のミサイル発射を「国連安保理決議に明白に違反」とした文言を削除したことが明らかになった。 共産、社民、国民新の野党3党の要求によるものだ。 自民、公明両党は削除を受け入れたが、自民党内からは不満の声も出ている。 また、決議案の名称も「北朝鮮による飛翔体発射に対して自制を求める決議」とし、 「弾道ミサイル」ではなく「飛翔体」とあいまいな表現にとどめた。 衆参両院は31日の本会議で、それぞれ全会一致で採択する。 民主、共産、社民、国民新の野党4党の国対委員長は30日午後、国会内で会談。 決議原案の「国連安保理決議に明白に違反」との表現に対し、共産、社民両党が 「北朝鮮は人工衛星と称しており、『明白に違反』とまでいえるのか」と難色を示した。 国民新党は「中国、ロシアが新たな安保理決議に慎重な構えで、外交面の配慮も必要だ」と削除を求めた。 これに対して、民主党も与党に削除を要請することで一致。 野党側の要請を受けて、自民、公明両党の国対幹部は対応を協議し、削除を受け入れた。 参院は30日午後、「明白に違反」との表現を盛り込んだ決議案でいったん合意し、 自民、公明、民主、国民新の4党が共同提案を終えていた。 しかし、与野党の衆院国対間の合意を受けて、決議案を修正して再提出することになった。 自民党国対幹部は30日夜、「『明白に違反』を削っても、安保理決議違反と規定できる。 発射が迫っており、早く採択する必要がある」と説明する一方、決議案に 「国連安保理決議第1695号及び第1718号は、北朝鮮の弾道ミサイル計画に関連する全ての 活動は停止されなければならない旨規定しており」との表現があることを削除容認の理由に挙げた。
【産経FNN世論調査】北ミサイル迎撃態勢に賛成81%
2009.3.30 20:17
北朝鮮が人工衛星の打ち上げと称してミサイルを発射する動きをみせていることに関し、
日本政府がミサイル防衛(MD)システムで対抗する方針を固めていることに関し
「賛成」が81.0%で、「反対」の13.3%を大きく上回った。
これは日本に被害が及びそうな場合についての賛否をきいたものだ。
ミサイル発射については、「不安を覚える」と回答したのは83.2%に上った。
ミサイルが発射された場合、日本単独ででも北朝鮮への制裁を強化すべきかどうかの質問に対しては、
すべきだと「思う」が69.9%、「思わない」が22.9%だった。
国連での制裁決議など、「国際的な圧力を強めるべきか」との問いには、「思う」が90.5%と
圧倒的に多く、国民は外交努力による制裁決議の採択に強い期待感を持っていることを裏付けた。
MDについては、自民党支持層の88.7%が「賛成」と回答。
民主支持層でも79.7%、公明支持層でも75.6%がそれぞれ賛成している。
共産党支持層では、「反対」が35.0%で「賛成」は62.5%にとどまった。
http://sankei.jp.msn.com/politics/policy/090330/plc0903302020009-n1.htm
北ミサイル「重大な懸念」―韓国大統領
【ソウル30日AFP=時事】韓国の李明博大統領は29日付の英紙フィナンシャル・タイムズの
インタビューで、北朝鮮が発射を通告している長距離弾道ミサイルに関して「問題の核心は北朝鮮が
核開発を目指していることであり、核弾頭を運搬できる技術を獲得することは重大な懸念となる」
と指摘した。
一方、ゲーツ米国防長官も29日、FOXテレビの番組で、北朝鮮は長距離弾道ミサイルを
保有しようとしていると指摘。ただ、同国が現時点でミサイルに核弾頭を搭載できる能力を持っている
可能性は低いとし、米国の領域を標的としたものでない限り、米軍がミサイル防衛(MD)で迎撃する
ことはないとの見解を示した。
日米韓は、北朝鮮がミサイルを発射した場合、国連安保理に問題を付託する方針。
これに対して北朝鮮は6カ国協議の崩壊を示唆しているほか、
一部メディアは再核実験の可能性も指摘している。 〔AFP=時事〕
(2009/03/30-23:16)
http://www.jiji.com/jc/a?g=afp_int&k=20090330021721a
北朝鮮で拘束の米女性記者、スウェーデン大使館関係者と面会
2009年03月31日 03:35 発信地:ワシントンD.C./米国
【3月31日 AFP】米政府は30日、北朝鮮で米国の利益代表部を兼ねるスウェーデン大使館の関係者が、
中朝国境で北朝鮮当局に拘束された米国人女性記者2人と面会したと発表した。
2人の状況などについては、これまでのところ明らかにされていない。
米国務省のゴードン・デュグイッド(Gordon Duguid)副報道官代行は、
記者団から拘束事件の最新情報を求められ、「週末にかけて、スウェーデン大使館の担当者1人が
(拘束されている米記者)それぞれ1人ずつと面会した」と語った。
ある匿名の米当局者は、2人の記者がプライバシー保護法の権利放棄書に署名しないうちは、
2人の健康状態やそのほかの詳細な情報については明らかにすることはできないと語った。
さらに、そうした文書に2人が署名したかどうかについても明らかにすることはできないとした。(c)AFP
http://www.afpbb.com/article/politics/2588076/3983392
北朝鮮で拘束の米女性記者、不法入国などで起訴へ 北朝鮮メディア
2009年03月31日 05:43 発信地:ソウル/韓国
【3月31日 AFP】北朝鮮の国営朝鮮中央通信(Korean Central News Agency、KCNA)は31日未明、
同国当局が中朝国境で拘束した米国人女性記者2人について、
北朝鮮に不法入国したとして当局が起訴する準備を進めていると報じた。
KCNAによると、「米記者の北朝鮮への不法入国と敵対行動容疑が、証拠と供述によって確認された」
という。
KCNAは「北朝鮮の管轄権を有する機関」が2人の捜査にあたったことを明らかにし、
「この機関は現在も捜査を続けており、同時に、すでに確認された容疑に基づいた起訴の準備も
進めている」としている。
また、2人は領事機関と連絡をとることも許可され、国際法にのっとった待遇を受けるとの見通しを示した。
KCNAの報道では、「敵対行動」が何を意味するのかや2人の出廷時期などについては明らかにされて
いないが、韓国の専門家によると、2人はスパイ罪で裁判にかけられる可能性があるという。(c)AFP
http://www.afpbb.com/article/politics/2588080/3983578
北が核爆弾の小型化に成功か ノドン搭載用に
2009.3.31 10:34
北朝鮮が寧辺の核施設で抽出したプルトニウムを使って製造した核爆弾の小型化に成功、
中距離弾道ミサイル「ノドン」(射程約1300キロ)搭載用の核弾頭を製造し、
北部の地下施設で保管しているとの情報を米韓情報当局が得ていることが31日、分かった。
北朝鮮は日本のほぼ全土を射程に入れるノドンを多数実戦配備しており、
事実であれば日本にとって深刻な脅威となる。
国際研究機関「インターナショナル・クライシス・グループ」北東アジア事務所(ソウル)の
ダニエル・ピンクストン氏が関係政府当局者の話として明らかにした。
同氏は地下施設の具体的な場所について、平安北道、慈江道、両江道の
3つのノドンミサイル基地近くである可能性を指摘した。(共同)
◇
【用語解説】ノドン
旧ソ連製の地対地ミサイルのスカッドC(射程500キロ)を基に北朝鮮が開発した
中距離弾道ミサイル。1993年5月末に日本海に向け発射実験を行った。
改良を重ねて射程を約1300キロに延ばしたとされ、ほぼ日本全土が射程内に入る。
発射台車両を使った移動が可能で、97−98年ごろから実戦配備。
2006年3月、在韓米軍のベル司令官(当時)は米上院軍事委員会への書面証言で、
北朝鮮がノドンを約200発保有しているとの推定を明らかにした。(共同)
http://sankei.jp.msn.com/world/korea/090331/kor0903311035003-n1.htm
厳戒!北朝鮮代表が韓国入り/W杯予選
2009.3.30 10:53
アジア最終予選B組で首位に立った北朝鮮が29日、韓国入り。4月1日にソウルで韓国と対戦する。
現在北朝鮮は勝ち点10。1試合消化の少ない韓国は同8の2位で、ともにW杯出場への重要な一戦。
北朝鮮が長距離弾道ミサイルとみられる「人工衛星」ロケットの打ち上げを予告し国際問題となっている
こともあり、仁川国際空港は厳重な警備が敷かれた。
http://www.sanspo.com/soccer/news/090330/scd0903301054003-n1.htm ↓↓↓↓↓何故か「韓国」対「北朝鮮」を衛星で生中継する狗HK
BS1 18:05 - 22:00
2010FIFAワールドカップ アジア最終予選
2010年の南アフリカW杯出場をめざし、終盤を迎えたアジア最終予選の試合を2試合生中継。
[延伸のとき以降の番組に変更あり]
番組の詳細
▽ 「オーストラリア」対「ウズベキスタン」(試合開始 日本時間 後6:00)
【解説】早野宏史 〜シドニー オーストラリアスタジアムから中継〜
<中断>ハーフタイム BSニュース(5分),第1試合終了後 BSニュース(3分)
▽「韓国」対「北朝鮮」(試合開始 日本時間 後8:00)
【解説】木村和司 〜韓国・ソウル ワールドカップスタジアムから中継〜
<中断>ハーフタイムにBSニュース(7分)
北朝鮮、米記者2人起訴へ 拘束長期化の可能性
2009年3月31日10時28分
【ソウル=牧野愛博】北朝鮮の朝鮮中央通信は31日、中朝国境地帯で拘束した
米国人女性記者2人について「中間調査結果で不法入国と敵対行為容疑が確定した」とし、
担当機関が同容疑などを根拠に裁判で起訴する準備を続けていると伝えた。
起訴方針が示されたことで、拘束が長期化する可能性が出てきた。
同通信は「証拠資料と本人たちの陳述から容疑が確定した」とした。北朝鮮関係筋は
「敵対行為容疑であれば、米国が何もしない限り、拘束は長引くかもしれない」と述べた。
韓国政府関係者も「政治問題になった。いつ解決するかは北と米国との交渉次第だろう」と語った。
同通信は、米国に対する北朝鮮の要求については伝えていない。
ただ、「調査過程での領事接触、待遇などは関連国際法に合致するようにしている」とも説明。
米国との対話は拒否しない姿勢を示している。
韓国政府などによれば、2人は17日、中国・図們市近くを流れる豆満江(中国名・図們江)
を越えて北朝鮮領内に入ったところを、北朝鮮兵士に拘束されたという。
【ワシントン=鵜飼啓】北朝鮮が米国人女性記者2人を拘束している問題で、
米国務省のデギッド副報道官代行は30日、平壌のスウェーデン大使館員が先週末、
2人に個別に面会したと明らかにした。
米国は北朝鮮と国交がなく、領事業務などを代行しているスウェーデン大使館を通じて
面会を申し入れていた。デギッド氏はプライバシーを理由に2人の健康状態などについては
明らかにしなかった。
http://www.asahi.com/international/update/0331/TKY200903310050.html
北朝鮮ミサイル、衆参両院が抗議決議
2009年3月31日13時20分
衆参両院は31日の本会議で、ミサイル発射準備を進める北朝鮮に抗議し、自制を求める決議を
それぞれ全会一致で採択した。決議は「北東アジアの平和と安定を損なう行為で断じて容認できない」
として、日本政府に各国と連携し、北朝鮮に発射の自制を引き続き働きかけるよう求めた。
決議を受け、麻生首相は両院の本会議で「発射を強行した場合には、まずは国連安全保障理事会で
しっかり取り上げていきたい」と述べた。
衆院では共産、社民両党の賛成を得るため、当初あった
「今回の北朝鮮による行為は、国連安保理決議に明白に違反する」との文言は削除された。
http://www.asahi.com/politics/update/0331/TKY200903310143.html
北朝鮮:「米国人2記者は敵対行為容疑」と朝鮮中央通信
【北京・西岡省二】北朝鮮国営の朝鮮中央通信は31日、同国が今月17日に中朝国境地域で拘束した
米国人記者2人について「証拠資料と本人らの陳述を通して、不法入国と敵対行為の容疑が確定した」
と報じた。「敵対行為」の中身は不明だが、スパイ容疑がかけられている可能性がある。
同通信は「当該機関の中間調査結果」としている。北朝鮮側は今後も捜査を続け、
同容疑で起訴する準備をしていると伝えた。2人の身元は明らかにしていない。
また、2人の取り扱いについて「調査過程での領事接触、待遇などは関連国際法に合致するように
している」と強調した。
AP通信によると、米国務省は30日、スウェーデンの外交官が先週末に2人と接触したと発表した。
2人の様子は不明。
2人は米カレントTVの韓国系米国人のユナ・リー記者と中国系米国人のローラ・リン記者。
毎日新聞 2009年3月31日 12時05分
http://mainichi.jp/select/world/news/20090331k0000e030055000c.html
北ミサイル発射、自制要求の国会決議を衆参両院で採択
2009.3.31 13:10
参院は31日午前の本会議で、北朝鮮に対し長距離弾道ミサイル発射について
自制を求める決議案を全会一致で採択した。午後の衆院本会議でも採択された。
決議は、ミサイル発射を「わが国のみならず北東アジア地域の平和と安定を損なう行為」と指摘し、
「断じて容認できない」と抗議の意思を表明。北朝鮮に対して「国際社会の声に真摯に耳を傾け、
発射を自制することを強くもとめる」としている。
自民、公明、民主、国民新の各党が当初、合意していた決議の原案には
「国連安保理決議に明白に違反する」と明記してあったが、30日の野党国対委員長会談で共産、
社民両党が難色を表明。与党や民主党も全会一致で速やかに採択することを優先させ、削除した。
http://sankei.jp.msn.com/politics/situation/090331/stt0903310907001-n1.htm
北ミサイル発射の自制要求決議、衆参両院が全会一致で採択
衆参両院は31日、「人工衛星」の打ち上げを名目に弾道ミサイルの発射準備を進めている
北朝鮮に対し、発射の自制を求める決議をそれぞれ全会一致で採択した。
決議は、北朝鮮のミサイル発射の動きを「我が国のみならず北東アジア地域の平和と安定を損なう
行為として、断じて容認できない。断固たる抗議の意思を表明する」と非難し、自制を強く要求した。
ただ、ミサイル発射が「国連安全保障理事会の決議に明白に違反する」との文言は、
共産、社民両党などが異論を唱えたため、決議に盛り込まれなかった。
麻生首相は採択を受け、31日の参院本会議で、「(ミサイル発射は)国連安保理決議にも
反するものだ。発射を強行した場合は、まずは国連安保理でしっかりと取り上げたい」と述べた。
(2009年3月31日13時15分 読売新聞)
http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20090331-OYT1T00416.htm
「ニンテンドーDS」、韓国で違法コピー横行 韓国で、任天堂の携帯型ゲーム機「ニンテンドーDS」のソフトの違法コピーが横行している。 韓国では、本体機器は2007年から2年間で200万台を売り上げ、 李明博大統領が「任天堂のようなモノを作れないか」とハッパを掛けたほどのヒット商品。 任天堂は当局に対策強化を求めているが、十分な効果は上がっていない。 「DSは違法ソフトに食われた」――。 韓国随一の電器街・ソウル市竜山地区でゲーム店を経営する店長は、こう断言した。 この店では、正規ソフトは月に5個ほどしか売れないが、 ソフトを違法コピーできる記憶装置は20〜50個売れる。 子どもにせがまれた親が買うケースが多く、「全国では140万個以上売れている」と推測する。 見かけは正規ソフトとほぼ同じで、ネットに無断配信されたソフトのプログラムをダウンロードし、 本体に接続する。1個約5万ウォン(約3850円)と、正規ソフトの2万〜4万ウォン (1540〜3080円)よりやや割高だが、約50種類のゲームを記録できる。 大半は中国から輸入され、複製ソフトを使えないようにした本体の機能を解除してしまうという。 仮に140万個の記憶装置に4万ウォンのソフト50本が複製された場合、 被害額は2兆8000億ウォン(約2100億円)にのぼる。 店にとっても魅力的な商品だ。この店では正規ソフト1個の利益は4000ウォン(約300円)だが、 記憶装置はその約5倍になるという。
>320
任天堂の現地法人、韓国任天堂はすでに韓国関税庁に取り締まりを要請し、
関税庁は「記憶装置は事実上、違法な複製に使われる」と「コンピュータープログラム保護法」
違反の疑いで約20万個を押収した。だが、効果は乏しい。記憶装置を別の電器店などに保管し、
客の注文時に店員が取りに行くなどして摘発を逃れる店もあるという。
韓国任天堂によると、同様の被害は中国、香港、ブラジル、メキシコ、スペインなど
世界規模で広がっている。高麗大の李大煕(イデヒ)教授(インターネット法)は、
知的財産権への消費者の理解が不十分な点を指摘し、違法な複製を放置すれば正規ソフトの利益が減り、
韓国企業のソフト開発も妨げることになると警告している。(ソウル 前田泰広)
(2009年3月31日03時14分 読売新聞)
http://www.yomiuri.co.jp/atmoney/news/20090331-OYT1T00157.htm
加盟15市町が脱会 千葉朝鮮学園振興協議会
2009.3.31 23:21
千葉朝鮮初中級学校(千葉市花見川区)に通う生徒の教育補助金を捻出するため昭和57年に発足し、
千葉市や船橋市など千葉県内19市1町が加盟している「千葉朝鮮学園振興協議会」(会長・藤代孝七
船橋市長)から15市町が3月31日付で脱会し、平成21年度は5市だけで運営されることが分かった。
北朝鮮による拉致事件などを受け、20年度中に脱会表明する市町が相次いでいた。
弾道ミサイル発射問題もあり、同協議会の存続自体も今後問われそうだ。
任意団体の同協議会は毎年11、12月、加盟する市町の人口や同校に通う生徒数に見合う負担金を
徴収し、負担金総額は18年度438万6000円、19年度444万2000円、
20年度371万8000円となっている。
昨春以降、「このまま教育補助金を出し続けることに住民の理解が得られない」などを理由に、
脱会表明が相次いでいた。
31日付で脱会したのは、松戸、茂原、成田、柏、八千代、我孫子、鎌ケ谷、浦安、袖ケ浦、木更津、
流山、八街、習志野、四街道の14市と大網白里町。21年度は千葉、船橋、市川、市原、佐倉の
5市だけで運営されることになる。
脱会した市長の一人は「日本の学校が門戸を開いているのに、教育補助金を出すことに違和感があった。
北朝鮮の政治姿勢にも問題があるのではないか」と話している。
協議会の設立以来、「会長市」を務める船橋市が辞退する意向を示しており、会長市が“空席”となる
ため、事務局が千葉市に移される。新しい会長市が決まるのは6、7月になる予定という。
http://sankei.jp.msn.com/region/kanto/chiba/090331/chb0903312322011-n1.htm http://sankei.jp.msn.com/region/kanto/chiba/090331/chb0903312322011-n2.htm
サッカーW杯の日韓招致合戦再び 2009.3.31 22:16 日本サッカー協会が招致に乗り出しているサッカーの祭典2018、22年のワールドカップ(W杯)。 日本にとってW杯単独開催は悲願だが、韓国が国際サッカー連盟(FIFA)が定める締め切り期限 ぎりぎりになって、22年の招致に突如、名乗りを上げたことで、「日本への対抗心か」などと憶測を 呼んでいる。02年大会では日韓が招致合戦を繰り広げた末、共同開催になった経緯があるだけに、 「またか」という思いの日本関係者も少なくない。 FIFAは18、22年のW杯招致手続きで、日本、韓国など11の協会や組織から提出された 招致登録書を受理したと3月17日に発表した。 初の単独開催を目指す日本は両大会に、韓国は22年大会のみに立候補登録した。 昨年末、FIFAのゼップ・ブラッター会長が立候補予定国・地域を公表したが、その中に日本は 入っていたが、韓国はなかった。招致の意思がある場合、FIFAは今年2月2日までに意向書を提出する よう求めていたため、日本協会は1月22日に送付。これに対し、韓国協会は、締め切り日の2月2日に 駆け込み表明した。韓国協会は、3月16日が提出期限だった招致登録書も、同14日に提出した。 突然の招致表明については、韓国メディアも事前に聞かされておらず驚いた様子。 多くの韓国サッカー関係者も予想していなかったとし、協会の準備不足を指摘する声もある。 産経新聞の取材に対し、劉永●(=吉を2つヨコに並べる)・韓国協会広報局長は 「会長選など内部事情により、表明時期が遅れただけで準備はできていた」と説明した。 韓国報道によると、1月22日の会長選で選出された趙重衍会長は、W杯招致について記者らに問われ、 「今から検討したい」と述べ、態度を保留していたという。急遽意思表明に踏み切ることとなった 理由として、表明しておかなければ招致を完全に放棄することになるので、韓国の聯合ニュースは 「サッカーファンの非難を避けるため、慌てて表明した可能性が高い。 一応意思表示はしておこうという心理が作用した」と報じている。
>324
韓国メディアとのインタビューで、趙会長は「政府の承諾がなくても意向書を提出できると判断した。
招致表明した後、所管の文化観光省に連絡した」とし、事前に関係機関と調整しないまま表明したことを
明らかにした。韓国は、江原道・平昌(ピョンチャン)が18年冬季五輪の誘致を目指し、釜山市は
20年夏季五輪の招致に名乗りを上げているが、韓国政府が3つの国際大会すべての招致を強く支援
することは考えにくい。突然のW杯招致に困惑した釜山市は、政府への働きかけを強化する構えだ。
18、22年の開催地は同時に決定されるが、同じ地域が連続して開催地に選ばれることはない。
FIFAのブラッター会長は、18年大会についてはイングランドを支持しているとされる。
もしそうなれば、22年大会はアジア圏開催の可能性が高くなり、因縁の日韓対決に豪州が加わって、
三つどもえの戦いとなる。
02年大会に続き、再度、日本と招致合戦で戦うことについて、劉局長は「スポーツを通じ、
善意の競争をする良い機会になるだろう。招致合戦は日韓のサッカー発展にも役立つ」と話した。
今後は4月にFIFAから招致契約書が送付され、12月11日までに署名入りで返送する。
両大会の開催国は、来年12月のFIFA理事会で決定する。(ソウル 水沼啓子)
http://sankei.jp.msn.com/sports/soccer/090331/scr0903312217005-n1.htm http://sankei.jp.msn.com/sports/soccer/090331/scr0903312217005-n2.htm
金正日総書記の長男・金正男氏、金総書記の激やせの理由について「激務のせい」 北朝鮮の金正日総書記の長男・金正男氏が、ミサイル発射に関して、 なぜこのタイミングで打ち上げを強行するのか、その理由を初めて語った。 金正日総書記の長男・金正男氏は30日午後、中国・北京国際空港で搭乗手続きをしていた。 金正男氏は「(フジテレビです、お会いできてうれしいです)そうですか、 わたしもお会いできてうれしいです」と話した。 金正男氏は「(北朝鮮が打ち上げようとしている“衛星”についてどう思う?)わたしは何も情報がないのです。 われわれ(北朝鮮)は、4日から8日の間に衛星の打ち上げを行うと言っていますが、 それ以上は知りません」、 「(最近お父さんの写真が公開されて、明らかにやせました。おなかが引っ込みましたよね?) 皆知っているように、年をとれば体重は減ります。太るよりは、やせる方がいいでしょう」と話し、 笑顔を浮かべた。 しかし、「これは脳卒中のせいですか?」との問いには、 「この質問には答えられません、あいにく...。とても難しい問題です」と話すにとどまった。 2009年1月の取材から2カ月、またもやFNNがスクープ直撃に成功した。 関西大学経済学部の李英和教授は「驚いたタイミングです」と話した。 北朝鮮は、早ければ4日後にもミサイルを発射すると通告している。 日本が迎撃への動きを進める中、金正男氏からは意外な答えが聞かれた。 金正男氏は「(日本政府の対応は大げさですか?)日本政府の行動は、自衛のため当然だと思います」 と話した。
>326
北朝鮮は3月9日、「ミサイルを迎撃することは、戦争を意味する」と警告を発した。
それにもかかわらず、金正男氏は「日本政府の行動は当然」と語った。
そして、北京をたってマカオに到着した金正男氏は「(北朝鮮はなぜ今、ミサイルを打ち上げようと
しているのか?)それはわかりません。6カ国協議と、アメリカとの(直接)対話と深く関係があると
思いますよ。今がそのタイミングだと思います」と話した。
北朝鮮は3月20日、金総書記の激やせ写真公開、ふっくらしていた以前とは別人のようだった。
その8日後には、朝鮮労働党の機関紙「労働新聞」に、「わたしがまた現地指導に行くというと、
同志たちはわたしの健康問題を心配するが、祖国と人民のため険しい道を歩くことは、
わたしにとって楽しみになる」と、金総書記自身のものとされる談話が掲載された。
金正男氏は「たぶん父は疲れているのです。激務のせいで」と、対外的に初めて、その理由を説明した。
金正男氏は、ミサイル発射が予告されている期間は、北朝鮮には戻らないと語った。
コリア・レポートの辺真一氏は「本当に彼(金正男氏)が金総書記の後継者として、
今もリストアップされているならば、一番重要な時期ですし、肝心要な後継者と目されている人物が、
その瞬間ピョンヤンにいないというのは、それはもう後継者ではないと」と話した。
一方、関西大学の李教授は「3月16日にね、労働党の中央本部で、正式に中央の幹部たちに対して、
文書で『後継者が決定した』ということが下達された。金正男氏に内定した可能性が高いという
ふうに見ていますね」と話した。
(03/31 18:37)
http://www.fnn-news.com/news/headlines/articles/CONN00152165.html
北朝鮮、衛星打ち上げはプライド? March 31 - 2009 連日報道されている北朝鮮のロケット打ち上げ問題、ほとんどのマスコミは 長距離弾道ミサイル発射問題と報じているが、sorae.jpが独自に調査し、今回の打ち上げについて、 北朝鮮が人工衛星を打ち上げる可能性が極めて高いと考えている。 衛星写真から分かるように、これまでのテポドンとは異なり、初めて白く塗装され、 ロケットも多段・大型化した。打ち上げについても、北朝鮮が事前に国際民間航空機関(ICAO)や 国際海事機関(IMO)などの国際機構に対し、実施日(4月4日から4月8日まで)を通知したことから、 人工衛星の打ち上げをアピールしていると判断できる。 しかし、北朝鮮が人工衛星の打ち上げに拘る大きな理由がもう1つある。 それはロケットの打ち上げにおいて、韓国には負けられないプライドがあるからだ。 韓国はロシアなどに依頼し、人工衛星を打ち上げているが、自国のロケットで人工衛星を打ち上げた ことはない。そのため、韓国は2001年からロシア側と協力し、外羅老島で羅老宇宙センターの建設を 開始し、韓国初のロケット「KSLV1号機(Korea Space Launch Vehicle 1)」の開発も進めている。 2008年10月には初めて機体を公開し、2009年4月に初の打ち上げを実施する予定だと発表したが、 現在開発が遅れている。 一方、北朝鮮は1998年に「光明星1号」を載せたテポドン1号を打ち上げたが、地球周回軌道の投入に 失敗している。この打ち上げは通告なしで行われたもので、日本政府はこのような事態をなるべく 早いうちに把握するためとして、偵察目的の情報収集衛星を導入した。
>328
上記のように、朝鮮半島からロケットによる人工衛星の打ち上げはまだ成功していないため、
韓国と北朝鮮の互いのプライドをかけた、「南北人工衛星打ち上げ競争」とも呼べる戦いが
実は繰り広げられている。つまり、北朝鮮にとって、今回の打ち上げは長距離弾道ミサイルの
技術試験だけでなく、人工衛星を打ち上げ、「朝鮮半島初」の称号を獲得すると共に、
自国のロケット技術は韓国よりも優れていることを示す重要なものでもある。
もろちん、ロケットだろうか、ミサイルだろうか、朝鮮半島から普通に(地球の自転を利用して)
打ち上げた場合、日本上空を通過する。今回、日本はイージス艦や迎撃システムPAC-3などを
配置しているが、これに対し、韓国の李明博大統領は「軍事的な対応には反対だ」と述べている。
この発言は、「韓国がロケットを打ち上げる場合、同じく日本上空を通過するが、
そういう対応はしないでくれ」と読み取れなくもないが、韓国がロケットを打ち上げる際、
日本はどういった対応をとるのか、今後の焦点となる。
http://www.sorae.jp/030899/2923.html
日米韓外相が一致「北発射なら安保理決議違反」 新決議も視野
2009.4.1 01:03
中曽根弘文外相は31日、アフガニスタン安定化に向けた閣僚級会議出席のため訪れた
オランダ・ハーグで韓国の柳明桓外交通商相、クリントン米国務長官と相次いで会談した。
一連の会談では「人工衛星打ち上げ」として北朝鮮が長距離弾道ミサイルを発射した場合には
(1)国連安全保障理事会決議に違反する
(2)安保理での新たな決議も視野に対応する−との認識で一致した。
クリントン氏は会談後の記者会見で、北朝鮮が長距離弾道ミサイルを発射すれば「報い」を受けると
警告。日本領域内に落下する事態に備え、政府がミサイル防衛システムによる初の破壊措置命令を
自衛隊に出したことについて、領土防衛のため「日本はあらゆる権利を保持する」と述べた。(共同)
http://sankei.jp.msn.com/politics/policy/090401/plc0904010104000-n1.htm
新型地上レーダーも実戦モードに 高い探知能力、北全域をカバー 2009.4.1 01:31 北朝鮮の「人工衛星」名目による長距離弾道ミサイルの発射準備を受け、防衛省が今週に入り、 航空自衛隊の新型地上レーダー「FPS−5」を実戦モードに移行させたことが31日、分かった。 探知・追尾能力を大幅に向上させたレーダーで、北朝鮮全域の上空を監視できる。 すでに展開したイージス艦、地対空誘導弾パトリオット(PAC3)と合わせ、迎撃に向け、 自衛隊が保有するミサイル防衛(MD)システムはすべて準備が整った。 FPS−5は試験用レーダーとして平成15年度に完成し、千葉県にある防衛省施設で運用研究に 使われている。18年度に解体予定だったが、北朝鮮の弾道ミサイルの脅威を念頭に存続させた。 20年度から23年度にかけて全国の4カ所に正式配備する予定で、 3月31日には鹿児島県の下(しも)甑(こしき)島に初号機を配備した。 高性能の「SPY1レーダー」を搭載したイージス艦とともに、FPS−5は弾道ミサイルに 対処するレーダー網の中核。正確な迎撃には不可欠なため、試験用を実戦転用する。今週から 「弾道弾サーチモード」に入り、ビームを絞り照射距離の長い状態でミサイル発射に備えている。 FPS−5は、高速で落下して反射面積も小さい弾道ミサイルを探知・追尾できるよう性能を 向上させたのが特徴。探知距離は従来型の「FPS−3」の倍近い。運用研究ではさまざまな 飛翔体の追尾に成功しており、「ミサイルが日本上空に飛来すれば、必ずとらえられる」 (自衛隊幹部)と信頼性は高い。
【主張】北ミサイル なんのための国会決議か 2009.4.1 04:44 北朝鮮に弾道ミサイル発射の自制を求める決議が衆参両院の本会議で全会一致で議決された。 「(発射は)断じて容認できない」と国家意思を明確にしたものの、肝心のミサイル発射を 国連決議違反とする部分は削除された。不十分な自制要求になったことは誠に残念である。 当初、与党と民主党などが合意した決議案には、 人工衛星であっても「国連安保理決議に明白に違反する」との文言があった。 しかし、共産、社民両党が「北朝鮮は人工衛星と称しており、『明白に違反』とまでいえるのか」 と難色を示し、これに民主党や国民新党も同調したため、与党側も削除を受け入れたという。 2006年に北朝鮮が核実験を行った際、国連安保理が全会一致で採択した制裁決議は、 北朝鮮に「弾道ミサイル計画に関連するすべての活動」の停止を求めた。 「すべての活動」には当然、人工衛星の打ち上げも含まれる。 北がどれだけ「宇宙開発のための人工衛星だ」と主張しても、国連決議違反は明白なのである。 共産、社民両党の主張は、国際社会では通らない。 にもかかわらず、これら少数野党の削除要求を受け入れた与党や民主党の対応は情けない限りだ。 北朝鮮の「人工衛星だ」とする主張に対し、中国とロシアは態度を明確にしていないが、 米国のクリントン国務長官は先月25日の記者会見で、ミサイル発射を安保理決議違反と位置付け、 北が発射を強行すれば安保理に問題を提起する考えを示した。 英仏の国連大使も26日、「発射は決議に明白に違反する」との見解を表明した。 6カ国協議の日米韓首席代表も27日、北が「人工衛星だ」と主張しても国連決議違反として、 直ちに国連で取り上げるべきだとの認識で一致した。 今回の国会決議はそうした西側諸国の共通認識ともずれており、 誤ったメッセージを国際社会と北朝鮮に与えかねない。
【正論】帝京大学教授・志方俊之 ミサイル防衛が試されるとき 2009.4.1 04:47 ≪「国民の目線で…」とは≫ 与野党を問わず、政治家はよく「国民の目線で」とか「生活者の目線で」という表現をする。 だが政治家が目線を下げるという言葉に、高慢さを裏返しにしたような響きがあり、どこかおかしい。 政治家は、常に国民と国家のため、より広い視野と遠大な展望をもって政策を練り実行するのが義務 なのだから、「国民の目線で」は当然のことだ。いまさら言わずもがなの言葉を口にしないでほしい。 政治献金問題で「国民の目線で」とか「政治を国民の手に」などと唱えた政治家こそ胡散臭いと感じる。 さて「国民の目線で」の逆は「国家の目線で」だが、それがないと国として立ち行かない。 個人や企業、自治体がいかに努力しても、自分たちではどうにもならないことがある。 「国政」が国政である所以は、まさにそれだ。その国政の基本に憲法があることは言をまたない。 憲法に、すべての国民は健康で文化的な最低限度の生活を…とあり、この権利を保障するため、 義務教育や保険年金、弱者を救済するセーフティーネット整備など国の経済・財政、金融政策がある。 原理主義や専制独裁の国家は別として、社会や経済分野の政策は修正ややり直し、妥協が可能で、 短期的に収斂(しゅうれん)するものだ。 しかし国政の核心である安全保障にかかわる「外交」や「防衛」はそうはいかない。 短期的で、対症療法的な施策では対応できないのである。 経済や景気浮揚の緊急対策のように修正ややり直しがきかないところで、動いている。
>335 ≪経済・金融と違う長期戦略≫ 北朝鮮の弾道ミサイル発射が大きい問題となっている。今回、わが国が迎撃から国連安全保障理事会 への持ち込み、さらには制裁強化までの幅広い外交・防衛の選択肢を持っているのも、 自衛隊に対弾道ミサイル能力を持たせることに至った戦略的判断と長期的な取り組みがあったからだ。 安全保障にかかわる外交と防衛の問題は、長期的かつ戦略的な対応を必要とする好例だろう。 時期と方向を誤れば、その結果は取り返しのつかないものとなる。 ミサイルをミサイルで撃ち落とす専守防衛的な装備体系の整備は、高度な技術と莫大な費用と 長い年月を必要とする。将来の脅威を予測して戦略を定め、技術の開発、装備の取得、要員の養成、 部隊の訓練、法改正(自衛隊法第82条の2の破壊措置命令)を積み重ねて初めて成り立っている。 現在、自衛隊が持つ対弾道ミサイル能力はいまだ完成されたものではないが、早い時期に戦略を 定め営々と整備してきたからこそ、いま何とか迎撃という選択肢を持てるようになったのである。 長期間にわたる営々とした積み上げがなかったら、弾道ミサイルの脅威を目の前にして国家として 対応する手段を持ち得なかった。 国民はただおびえ、無力感や敗北意識にとらわれ、国としてはすべてを米軍に依存するしか なかったであろう。 ミサイル防衛能力の整備は、経済、金融のように2年から数年間で回復させられる短期、 中期的取り組みとはわけが違うのだ。
>336
≪安保を政争の具にするな≫
外交と防衛が表裏一体のものであることは、海上自衛隊のソマリア沖派遣でも分かる。
年間約2000隻の日本関係の船舶が、アデン湾周辺を通過していることを考えれば、
同海域の安全がわが国にとって死活的な国益である。
この地域の安全を維持する国際的活動にわが国が参加すべきことは、昨年からはっきり分かっていた。
ところが国会は経済の緊急対策一本ヤリで、海賊対策法案の整備は遅れに遅れた。
この海域では、すでに約20カ国の海軍艦艇が海賊掃討の活動をしている。
ところが、わが国は先日、ようやく2隻の護衛艦を見切り出航させた。
これは、日本に関係する船舶しか護衛できない「海上警備行動」を取りあえず発令したものである。
独立した意思を持つ国家として、あまりに腰が引けたやり方である。
海賊対策のための法案が国会に提出されているが、民主党が政局がらみでこれを人質にとるような
ことがないことを訴えたい。もしも非現実的な修正案や対案を示して成立を先延ばしするようであれば、
政権交代を口にできる政党とはいえない。派遣された部隊指揮官が現場で困惑することがないよう、
明確な法律を一刻も早く整えることこそが真の文民統制であり、政治の責任である。
国会では、海上自衛隊の艦艇ではなく海上保安庁の巡視船を派遣すべきだと主張している政党も
あるようだ。その場合は海保の機能と能力強化を盛り込んだ関連法案を付帯させなければならない。
ミサイル防衛もソマリア海域での海賊対策も、国際貢献ではなく自国の安全に直結した国政の
最重要任務であることを政治家も国民も認識すべきだ。国際社会とリスクを分担できないようでは、
国連安保理の常任理事国に手を挙げることなど考えないことだ。(しかた としゆき)
http://sankei.jp.msn.com/politics/policy/090401/plc0904010351003-n1.htm
北朝鮮が対日警告、「衛星迎撃なら軍事的手段」
2009.3.31 19:10
北朝鮮の国営朝鮮中央通信は31日、北朝鮮が打ち上げる「衛星」を日本が迎撃した場合、
「再侵略戦争の砲声とみなし、最も威力ある軍事的手段で、(日本の)あらゆる迎撃手段と
その牙城を打ち砕くだろう」と警告する論評を発表した。
しかし、「衛星」の日本領域内落下に備え発令された破壊措置命令には言及しておらず、
論評が同命令を念頭に置いたものかどうかは不明。
論評はまた「衛星」打ち上げを長距離弾道ミサイル発射と警戒する日本について
「脅威をあおる過程で、国内の政治的危機を解消し、軍国化を進めようとしている」と主張した。(共同)
http://sankei.jp.msn.com/world/korea/090331/kor0903311911006-n1.htm
北に拘束の米女性記者2人とスウェーデン大使館員が面会
2009.3.31 19:53
【ワシントン=有元隆志】米国務省は30日、北朝鮮駐在のスウェーデン大使館の外交官が先週末、
北朝鮮当局に拘束されている米国人記者2人と個別に面会したことを明らかにした。
米国内では弾道ミサイル発射問題で米朝関係が緊張するなかで、「北朝鮮が2人を何らかの
取引材料に使おうとしているのではないか」(北朝鮮問題専門家)との見方が出ている。
米政府は2人の記者が不法越境したとして、北朝鮮当局に拘束されたとの通知を受けて以降、
ニューヨークの国連代表部など「さまざまなチャンネル」(ウッド副報道官)で北朝鮮と連絡を取り、
平壌のスウェーデン大使館を通じ、2人への面会を求めてきた。
米朝は外交関係がないため、スウェーデンが米国の利益代表となり領事業務などを行っている。
国務省は詳しい交渉の内容は明らかにしていないが、北朝鮮は2人の身柄を適切に取り扱うと
約束しているという。ただ、「2人のうち1人は健康問題を抱えている」(米政府関係者)
として、拘留が長期化することを懸念する声も出ている。
CNNテレビによると、2人が所属するケーブルテレビ局の共同創設者であるゴア元副大統領は
クリントン国務長官に対し、釈放に尽力するよう要請した。
米朝間では1996年8月にも韓国系米国人がスパイ容疑で北朝鮮に抑留された。
このときも北朝鮮が翌月の潜水艦による武装工作員侵入事件で不利になった立場を挽回(ばんかい)
しようとして利用したとの見方が強かった。韓国系米国人は約3カ月拘留され、
ニューメキシコ州のリチャードソン知事(当時下院議員)が訪朝し、交渉の末に解放された。
現地での「生活費」として5000ドルを支払ったといわれている。
http://sankei.jp.msn.com/world/korea/090331/kor0903311954008-n1.htm
ロッテがソウルに112階建てビル建設へ
2009.3.31 20:57
韓国政府は31日、同国の財閥ロッテグループが運営するソウルのテーマパーク「ロッテワールド」
の近くに、同グループが計画している112階建ての超高層ビル(高さ555メートル)の建設を
計画通り許可すると発表した。
早ければ来年2月にも着工。一帯は「第2ロッテワールド」として開発され、
ソウル市は新たな観光名所になると期待している。
同ビルについては、ソウル空港を利用する韓国軍軍用機の飛行コースと重なるため、安全問題が浮上。
2007年にビルの高さを制限する決定が政府によって出され、ロッテ側が取り消しを求めていた。
軍が滑走路の方角をずらすなどの措置を取ることで決着したが、韓国メディアは今後も安全論議が
続くと伝えている。(共同)
http://sankei.jp.msn.com/world/korea/090331/kor0903312057009-n1.htm
「衛星」発射控え北朝鮮国内も緊張? 「戦争前夜のよう」
2009.3.31 23:01
北朝鮮への人道支援を行う韓国の仏教系非政府組織(NGO)「良い友人」は31日付の
ニュースレターで、「人工衛星」打ち上げを控えた北朝鮮で、労農赤衛隊などの民兵組織まで
「戦闘準備」に入り、全国的に緊張した状態になっていると伝えた。
北朝鮮当局は地方幹部らを集め、日米韓などが打ち上げに「妨害行為を働けばただではおかない」
と説明。男性は移動を禁じられ、朝鮮人民軍も外出できない状態で、
平安南道平城市に住む40代の女性は「戦争前夜のようだ」と語ったという。(共同)
http://sankei.jp.msn.com/world/korea/090331/kor0903312304010-n1.htm
北朝鮮が独国内で生物・化学兵器用の機器調達図る?
2009.3.31 23:09
【ベルリン=黒沢潤】北朝鮮が2008年に、生物・化学兵器への転用が可能な機器を
ドイツ国内で調達しようとして、阻止されていたことが31日までに分かった。
ドイツの情報機関「連邦憲法擁護庁」のフロム長官が産経新聞の取材に対して明らかにした。
北朝鮮が調達を試みた機器は、ガス検知器や化学化合物の測定・解析装置、
CNC(コンピューター数値制御)工作機、特殊鋼。
長官は具体的な件数については言及を避けたが、「そこそこの件数があった」と語った。
長官によれば、機器調達の任務を負う在ベルリンの北朝鮮大使館が、ドイツの国内市場を物色し、
北朝鮮政府に随時、市場の動きを報告しているという。
同庁は過去数年間にわたって調達阻止に向けた活動を行い、
「拡散の懸念のある機器を製造する企業については組織的に情報を収集し、敏感に目を光らせてきた」
という。この結果、北朝鮮の物資購入の動きは企業側によって初期の段階でつぶされた。
こうした機器などをめぐっては、関係機関との連携で過去にも輸出を阻止したことがある。長官に
よれば、大量破壊兵器の製造部品そのものの購入の動きについては、08年には確認されていない。
北朝鮮は08年に、医療機器の調達にも関心を示したという。
理由のひとつは金正日総書記の健康問題に起因しているとみられるが、フロム長官は、
武器関連以外の機器は同庁の阻止活動の対象外だと述べた。
これらの機器は、ドイツの厳重な輸出管理規則のもと、
中国など第3国に設立された北朝鮮の関連機関を通じて輸出されているという。
http://sankei.jp.msn.com/world/korea/090331/kor0903312311011-n1.htm
北はノドン最大で320基配備か 研究機関が指摘
2009.4.1 01:09
北朝鮮が実戦配備した中距離弾道ミサイル「ノドン」が最大で320基に上る可能性があることが
1日分かった。国際研究機関「インターナショナル・クライシス・グループ」が3月31日に発行した
北朝鮮ミサイル問題に関する報告書の中で、関係国政府の内部資料に基づく内容として明らかにした。
報告書は、北朝鮮が最近、ノドン搭載用の核弾頭を製造して実戦配備したと情報当局者らが
みていると指摘。中朝国境に近い北部の両江道嶺底里や慈江道龍林邑のミサイル部隊近くに
核弾頭の保管が疑われる場所があるとしている。
また、韓国の情報当局は北朝鮮が新型中距離弾道ミサイル「ムスダン」を2007年から
実戦配備したとみており、黄海南道の黄海沿岸にある部隊のほか、
咸鏡南道の日本海沿岸にある2つの部隊に配備されている可能性があるという。(共同)
http://sankei.jp.msn.com/world/korea/090401/kor0904010110000-n1.htm
北朝鮮が米国人記者2人の起訴準備、拘束長期化へ
【ソウル=前田泰広】北朝鮮の朝鮮中央通信は31日、米ケーブルテレビ局「カレントTV」
(本社・サンフランシスコ)の米国人記者、ユナ・リー(韓国系)、ローラ・リン(中国系)の両氏に
対する取り調べの結果、証拠資料と本人の陳述から「不法入国」と「敵対行為」の容疑を適用し、
起訴を準備中だと報じた。
北朝鮮当局が国外追放ではなく、裁判に持ち込む方針を決めたことで、2人の拘束が長引く可能性が
強まった。事件の長期化により、米朝関係にも影響を及ぼすのは確実だ。
同通信が当該機関の中間調査結果として伝えたもので、2人の待遇などは「関連の国際法に合致する
ようにしている」と主張、米国の利益代表を務める在平壌スウェーデン大使館が接触していることを
事実上認めた。事件の経緯、証拠などは明らかでない。
北朝鮮の国内法で、「不法入国」は出入国法、「敵対行為」は刑法に違反したものと推定される。
スパイ罪は刑法の別の条項で規定されているため、2人にはスパイ罪を適用していない模様だ。
裁判で敵対行為が認定された場合、5年以上10年以下、罪状が重い場合には10年以上の
労働教化刑を科すとされている。
今回の事件は、北朝鮮が「人工衛星打ち上げ」名目の長距離弾道ミサイル発射を準備する中で起きた。
北朝鮮は、衛星打ち上げでも「国連決議違反」と批判する米国をけん制する目的で、
事件をできるだけ政治的に利用する考えとみられる。
(2009年3月31日19時28分 読売新聞)
http://www.yomiuri.co.jp/world/news/20090331-OYT1T00880.htm
ミサイル迎撃は「再侵略」…北朝鮮が日本を恫喝
【ソウル=浅野好春】北朝鮮の朝鮮中央通信は31日、「人工衛星」名目で準備している
長距離弾道ミサイル発射に関連して、日本がミサイルを迎撃した場合、北朝鮮への「再侵略」と見なし、
「最も威力ある軍事的手段とあらゆる攻撃手段で日本の牙城を無慈悲に粉砕する」
と恫喝(どうかつ)する記事を伝えた。
自衛隊部隊の配備や国連安保理での論議を進めようとしている日本をけん制したものだが、
部品などが日本国内に落下するのを防ぐため迎撃するケースも含めて「攻撃」すると脅しているのかは
不明だ。
(2009年4月1日01時08分 読売新聞)
http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20090401-OYT1T00115.htm
日米・日韓外相が会談…北ミサイル対応、安保理協議で一致
【ハーグ(オランダ)=遠藤剛】中曽根外相は31日夕(日本時間31日夜)、
ハーグ市内でクリントン米国務長官と会談した。
双方は、北朝鮮が「人工衛星」だと主張して弾道ミサイル発射に踏み切った場合の対応について、
国連安全保障理事会で対応を協議し、決議の可能性も視野に強いメッセージを出すことが必要だとの
認識で一致した。会談で外相は「(北朝鮮に対する)決議の可能性も念頭に、強いメッセージを
発することが大事だ」と述べ、長官も「一致して行動し、連携していこう」と応じた。
これに先立ち、中曽根外相は、韓国の柳明桓(ユミョンファン)外交通商相とも会談し、
ミサイル発射の場合は、安保理で協議すべきとの立場を確認した。
(2009年4月1日01時24分 読売新聞)
http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20090401-OYT1T00131.htm
浅田真央、課題は演技点 男子は4回転回避の流れ 2009年3月31日14時23分 【ロサンゼルス=坂上武司】フィギュアスケートの世界選手権が28日に閉幕し、 今季はひと区切りとなった。女子の金妍児(キム・ヨナ)(韓国)が圧倒的な完成度で頂点に立ち、 銅メダルで復活を示した安藤美姫(トヨタ自動車)、4位の浅田真央(愛知・中京大中京高)ら 日本勢は、来季のバンクーバー五輪へ巻き返しを狙う。男子は4回転ジャンプへの考え方が分かれた。 ■女子 2強と言われた女子は明暗を分けた。ショートプログラム(SP)で10.06点、 自由で9.56点も、浅田が金妍児に引き離された。 一つの要因は、滑りや振り付け、技のつなぎなど5項目を審判が主観で評価する演技点だった。 2人は今季3大会で顔を合わせて浅田の1勝2敗。SP、自由で計6回、同じ審判の前で滑ったが、 演技点に限れば全敗で、逆転優勝したグランプリファイナルの自由でさえも上回れなかった。 得点は演技点のほか、技術点と、ジャンプ転倒などによる減点で計算。 技術点は、各技の基礎点に、姿勢や着氷など出来栄え(GOE)が加減される。 世界選手権の自由で、浅田の基礎点は金妍児より4.36点多い。だが、トリプルアクセルの転倒などで、 GOEが加減された技術点は3.04点少なかった。転倒は演技点にも影響する。 浅田は06年に当時の世界歴代最高となる199.52点を記録して以降、 200点以上を目指して難しいプログラムに挑み、今季も「自由は自分でも大変だった」と言う。 高難度の技で、金妍児の安定した演技点や完成度の高さに対抗するのは、リスクを伴う。 技の難度と精度をバランスよく練り上げ、演技点をいかに高めていくかが、課題となりそうだ。
フィギュアスケート:連盟危機感 真央に200点超え厳命 フィギュアスケートの世界選手権で4位に沈んだ浅田真央(18=中京大)ら日本代表は31日、 米ロサンゼルスから成田着の航空機で帰国した。日本スケート連盟の幹部は優勝した キム・ヨナ(18=韓国)が女子初の200点超えとなる207・71点の世界最高点をマークした ことを受け、来季のバンクーバー五輪へ向けて、浅田に200点超えを厳命した。 浅田らとともに帰国した日本連盟関係者は、選手以上に危機感を募らせていた。 金メダル大本命と思われていた浅田がシニア参戦21試合目にして初めてメダルを逃したショックは大きく、 海外勢のレベルアップも目の前に突きつけられた。中でも浅田の最大のライバル、 キム・ヨナが驚異的な世界最高得点をマークした事実を重く受け止めていた。 伊東フィギュア部長は「世界のレベルはかなり上がっている。(浅田は)絶対じゃなくなった」 と険しい表情で話した。浅田は1年前の世界選手権で、フリーの3回転半で転倒しながら優勝したが、 それは周囲の失敗に助けられたという側面もあった。 今回は前回の優勝時の得点を2・53点上回る188・09だったが、結果は4位。 浅田に20点近い大差をつけて優勝したキム・ヨナに、力の差を見せつけられた。 吉岡強化部長は「五輪で200点台の争いになるかどうかは分からないが、 女子は200点を取るぐらいの力がないと五輪のメダルは難しい」との見解を示した。 プレッシャーの少ないシーズン序盤のGPシリーズなどで200点以上を出せる実力を備えなければ 五輪では勝負にならない。これまで実力が抜きん出ていた浅田に対しては忠告することがなかった 日本連盟も、ついに“200点超え”を厳命せざるを得ない状況となったわけだ。
真央に200点超え指令…ヨナ打倒の最低ノルマ
フィギュアスケート世界選手権で屈辱の4位に終わった浅田真央(18)=中京大=ら日本代表チームが
31日、成田空港に帰国した。ライバルの金妍兒(キム・ヨナ、18)=韓国=に大差得点で惨敗した
真央に、日本スケート連盟の吉岡伸彦フィギュア強化部長は、ヨナ打倒の最低ノルマに日本女子初の
200点突破を厳命。2010年バンクーバー五輪に直結する来季に向け、ゼロからの仕切り直しを求めた。
真央は全身黒づくめでニット帽を目深にかぶり、帰国した。
1日の中京大入学式に出席するため地元・名古屋に帰省。
成田空港では到着口の外に出ず、報道陣の目を避けるようにして国内線航空機に乗り込んだ。
その真央ら女子日本にヨナ超えの高設定ハードルが突き付けられた。世界選手権で金が叩き出した
女子世界最高207・71点に、危機感を募らせる吉岡強化部長は「一つの目安として男子は250点、
女子は200点を出せる力がないと難しい」と断言。女子で過去に200点を突破した日本選手はいない。
真央の自己ベストは、06年12月のNHK杯で当時世界最高だった199・52点。吉岡強化部長は
「技術的に大差はない。確実に得点を取るために演技の完成度を高めていけるかが課題」とした。
7月には五輪での採点に影響する“世界の採点基準”を国際連盟の審判員らで論議される。
五輪用に作られる新プログラムに反映させるため、日本連盟ではこれまで選手任せだった
プログラム作りにも介入する方針だ。吉岡強化部長は「今季と同じやり方なら負ける」と話した。
(2009年4月1日06時01分 スポーツ報知)
http://hochi.yomiuri.co.jp/sports/winter/news/20090401-OHT1T00083.htm
「テポドン2」先端、衛星搭載に適した形状 米当局分析
2009年4月1日10時28分
【ワシントン=鵜飼啓】北朝鮮が発射準備を進める「テポドン2」について、複数の米国防総省当局者は
31日、先端部が人工衛星の搭載に適した球状に近い形になっている模様だ、とロイター通信に明かした。
事実とすれば「衛星打ち上げ」とする北朝鮮の主張を裏付ける材料になる。
空軍の情報担当部門などがこれまでに撮影された衛星写真を分析して判明したという。
こうした形状は米国やロシア、中国、欧州などでも衛星打ち上げに採用されている一方、
弾道ミサイルの弾頭の場合は先端部は円錐(えんすい)形に近い形の場合が多いとされる。
しかし、衛星打ち上げに必要な技術の多くが弾道ミサイルにも流用可能なことから、日米韓などは、
仮に衛星打ち上げだとしても発射は弾道ミサイル開発を禁じた国連安全保障理事会の決議違反、
として問題視。実際に北朝鮮が発射に踏み切れば、安保理で対応を協議するとしている。
http://www.asahi.com/international/update/0401/TKY200904010042.html
北朝鮮:核小型化に成功、「ノドン」搭載…国際調査機関
【ジュネーブ澤田克己】安全保障問題を専門とする国際シンクタンク「国際危機グループ」
(本部・ブリュッセル)は31日、北朝鮮が核爆弾の小型化に成功し、日本を射程に入れる
中距離弾道ミサイル「ノドン」(射程約1300キロ)用の核弾頭を配備した、との報告書を公表した。
関係国政府の内部メモに基づく情報という。事実ならば日本にとって重大な脅威となる。
報告書はまた、ノドンの実戦配備数を最大320基と見積もった。韓国政府は北朝鮮が保有する
核兵器数を6〜8個と推定しているが、うち何個が弾頭化されたかは不明だ。
ノドンは慈江道に司令部を置く独自部隊によって管理され、発射基地は同司令部と両江道、
平安北道の計3カ所。核弾頭は同司令部と両江道の基地近くに貯蔵されているようだという。
報告書は北朝鮮が「人工衛星」の打ち上げ用と主張している「銀河2号」ロケットについて、
長距離弾道ミサイル「テポドン2号」と同一と指摘しながらも、発射準備に数週間かかるなど
実用性に難点があるため、ノドンの方が「より差し迫った脅威」と警告した。
国際危機グループは、各国政府などの拠出に基づき世界中の紛争について調査・報告している。
理事長は日豪主導で昨年発足した「核不拡散・核軍縮に関する国際委員会」共同議長のエバンス元豪外相。
毎日新聞 2009年4月1日 12時35分
http://mainichi.jp/select/world/news/20090401k0000e030055000c.html
【北ミサイル】先端部は人工衛星搭載用か ロイター通信が報じる
2009.4.1 09:25
【ワシントン=有元隆志】ロイター通信は31日、北朝鮮が4月初めに打ち上げる予定の
長距離弾道ミサイル「テポドン2号」の先端部について、ミサイルの弾頭よりも球状で、
人工衛星搭載用である可能性が高いと、複数の米軍当局者が分析していると伝えた。
同通信によると、オハイオ州にある米空軍の国家航空宇宙情報センター(NASIC)の分析官も含め
米軍当局者らは、ミサイルの形状について、一般的な軍事、商業衛星の先端部と似ているとの結論に
達したという。ミサイルの弾頭はより円錐(えんすい)型となっている。
米衛星画像大手、デジタルグローブ社が29日に撮影した咸鏡北道(ハムギヨンプクド)舞水端里
(ムスダンリ)にある長距離弾道ミサイル発射施設の写真では、3層に分かれた細長い円筒形の
ミサイルが発射台に設置されている様子が写っているものの、先端部までは鮮明ではなかった。
米軍当局者らは解像度の高い軍事衛星などの情報をもとに分析したとみられる。
北朝鮮は4月4日から8日までの間に、運搬ロケット「銀河2号」を使って、
試験通信衛星「光明星2号」を打ち上げると発表している。
これに対し、日本や米国は北朝鮮が「人工衛星」と主張したとしても、北朝鮮に弾道ミサイル計画に
関連するすべての活動の停止を求めた国連安保理決議違反にあたるとして、発射中止を求めている。
http://sankei.jp.msn.com/world/america/090401/amr0904010932003-n1.htm
【北ミサイル】対話派が制裁派上回る 韓国紙世論調査
2009.4.1 11:49
1日付の韓国紙、東亜日報は、国政全般に関する最新の世論調査結果を掲載し、
北朝鮮による弾道ミサイル発射時の韓国政府の対応について、
対北朝鮮政策の基本方針を転換し対話を行うべきだとの回答が41・4%なのに対し、
「強い制裁」を求める者は33・2%だったと報じた。
同紙は、朝鮮半島の緊張激化より対話を通じた問題解決を求める国民が多いことを示したとの
分析を伝えた。
李明博大統領の支持率は36・8%だった。
調査は3月28日に19歳以上の国民1000人を対象に実施された。(共同)
http://sankei.jp.msn.com/world/korea/090401/kor0904011154001-n1.htm
衛星搭載の可能性も、米専門家が北ミサイル先端部を分析
【ワシントン=宮崎健雄】北朝鮮が舞水端里(ムスダンリ)のミサイル基地に設置した発射体の先端部は、
先が細くなった円すい形ではなく、人工衛星を収納する際に使用される球根型の形状であることが30日、
米軍事研究機関「グローバル・セキュリティー」のミサイル専門家、
チャールズ・ビック上級研究員の分析で分かった。
北朝鮮は、通信衛星を4月4〜8日の間に打ち上げると主張しており、
実際に衛星を搭載する可能性がある。
ビック氏は、米デジタルグローブ社が29日に撮影した衛星写真などを分析した。
それによると、先端部は弾道ミサイルに使用される円すい形ではなく、大気圏に再突入する際に
必要となる姿勢制御には適していない構造だという。長さは2006年に発射されたテポドン2の
35メートルより、5メートルほど長いとの情報もあるという。
(2009年3月31日14時51分 読売新聞)
http://www.yomiuri.co.jp/world/news/20090331-OYT1T00626.htm
日韓スワップ取極に係る一時的増額措置の延長について
2009年3月31日
日本銀行
日本銀行と韓国銀行は、世界的な金融為替市場の混乱の影響が続いていることに鑑み、
円−ウォン貨のスワップ取極に関する引出限度額の一時的増額措置(注)について、
2009年10月30日まで期限を延長することで合意した。
日本銀行は、今般の措置が、健全で適切に運営されている日韓両国経済に世界的な金融為替市場の
混乱が及ぼす影響を緩和し、東アジアの金融為替市場の安定に資するものと確信している。
(注) 日本銀行と韓国銀行は、昨年12月、2009年4月末までの時限措置として、
引出限度額を30億米ドル相当の円またはウォンから200億米ドル相当の円またはウォンに
増額することについて合意した。
2009年3月31日時点におけるチェンマイ・イニシアティブに基づく二国間通貨スワップ取極の
ネットワークの概要は別紙(PDF、66KB)参照。
以 上
本件に関する照会先:
日本銀行国際局アジア金融協力センター 03(3277)3773
http://www.boj.or.jp/type/release/adhoc09/un0903c.htm
日本選手バッシングの韓国マスコミ ヨナ「200点越え」で一転大はしゃぎ 2009/3/30 フィギュアスケートの世界選手権は、韓国のキム・ヨナ選手が初の「200点超え」を果たし、 圧倒的な強さで優勝を果たした。一方、日本勢は安藤美姫選手が3位に入賞したものの、 連覇が期待されていた浅田真央選手は4位に終わった。大会前には、キム選手が「日本選手に妨害された」 と韓国の民放に報じられるなど日本選手バッシングが絶えなかった。だが、大会後の韓国マスコミは一変。 キム選手の優勝に「大はしゃぎ」といった様子で、浅田選手の扱いはきわめて控えめだ。 ◆浅田選手については、結果を淡々と伝える 米ロサンゼルスで行われていた世界選手権は、キム・ヨナ選手がショートプログラム(SP)76.12点、 フリー131.59点の計 207.71点を獲得して初優勝を飾った。これまでの歴代最高点は、 浅田真央選手が06年に記録した199.52点だったが、国際スケート連盟主催の大会としては女子初の 「200点越え」を果たした。 一方、2連覇が期待されていた浅田選手は、SPでは3位と出遅れていた上、フリーの演技では 2回目のトリプルアクセル(3回転半ジャンプ)で転倒。188.09点で、4位という結果に終わった。 浅田選手が表彰台を逃すのは03年12月の全日本選手権以来。 キム選手をめぐっては、「場外問題」がくすぶりつづけていた。韓国の民放局・SBSが09年3月14日、 キム選手のインタビューを放送した際、「キム選手が、試合直前の練習で日本選手から 進路妨害を受けていた」などと報じたのだ。日本選手の名前は明らかにされなかったが、 国内では「キム選手が浅田選手を攻撃するねらいなのでは」といった憶測が広がり、 日本スケート連盟には抗議のメールや電話が殺到。連盟では、3月19日には、ウェブサイト上に 「日本選手はスポーツマンシップに則って競技を行っており、意図的に妨害行為をした事実はありません」 という告知を掲載するという異例の事態に発展。浅田選手側もキム選手側も、報道陣に対して 「競技以外のことは話さない」とクギをさすなど、大会前は日韓ともに「ピリピリムード」が漂っていた。
>360 大会前は、韓国マスコミの中でも「日本選手バッシング」が行われていたが、大会が終わってみると、 様相は一変。 「『新女帝』の誕生、世界が起立拍手」(東亜日報)「世界メディアが絶賛」(朝鮮日報) などとキム選手を称える記事で埋め尽くされ、浅田選手については、結果を淡々と伝える程度にとどまった。 ◆「この状況が続けば来年、日本はメダルなしだ!」 日本側の世論についても、朝鮮日報が 「日本のネットユーザーらの書き込みには『ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)の リベンジをされた』『憎くても認めるべきものは認めよう』という反応もあった」 と紹介するぐらいで、日韓の「ピリピリムード」は、すっかり影をひそめてしまった形だ。 祝賀ムードにわく韓国側と対照的なのが、日本側だ。 浅田選手は、3月30日の会見で 「また頑張ろうという気持ちも出てきた」「(トリプル)アクセルは失敗したが、 必ず次につながると思う」と、今後への意気込みを披露するも、キム選手の「200点越え」については、 「自分の演技をすることだけを考えたい」 と述べるなど、「妨害騒動」が尾を引いている可能性もありそうだ。
>361
さらに、2位に入賞した安藤美姫選手のコーチを務めるニコライ・モロゾフ氏は、
試合後にスケート連盟への批判を展開。サンケイスポーツによると、
「連盟の一部の人が選手に口出ししすぎる。大抵それは的はずれで、自分の力を誇示したいだけ」
「きょうの真央にも同じことが起きた。この状況が続けば来年、日本はメダルなしだ!」
などと、浅田選手の不振の背景には、連盟側の不当な介入があることを示唆したのだ。
2010年の冬季五輪でのメダルが期待される浅田・安藤両選手だが、日本側には、
今後も様々な火種がくすぶっていると言えそうだ。
http://www.j-cast.com/2009/03/30038504.html
春・夏・秋・冬
朝鮮の人工衛星発射と関連し、当初は強硬な姿勢をとっていた米国が「迎撃しない」との立場を表明。
李明博大統領も3月30日、「軍事的に対応することに反対する」と述べた。
これによって日本はまたしても「振り上げた拳」の落としどころに窮する状態に追い込まれつつある
▼衆参両議院は翌31日、「発射自制決議」を全会一致で採択。
地上配備型迎撃ミサイルも実戦配備し、戦争前夜のような雰囲気を煽っている。
防衛省が「厳戒態勢」に入る一方、東京都は情報伝達訓練を行った
▼こうした中、「弾道ミサイル」との主張を曲げない日本当局やメディアには不都合なニュースが。
米軍事研究機関「グローバル・セキュリティー」のミサイル専門家であるチャールズ・ビック上級研究員
が3月30日、設置された発射体の先端部は先が細くなった円錐形ではなく、
人工衛星を収納する際に使用される球根型の形状であるとの分析を発表したのだ
▼朝鮮が再三にわたって指摘しているように、人工衛星の打ち上げは主権国家として当然の権利である。
中国やロシアはもちろん、米国ですら今回の発射は認めざるをえない状況に追い込まれつつある。
ましてや国連安保理でこの問題を取り上げるなど、もってのほかである
▼問題は、06年の核実験成功の際と同様、今後の日本の対応だ。
すでに右翼勢力は総聯の各機関に対する脅迫などを行っており、
朝鮮学校の生徒に対する嫌がらせや暴行がいつまた起こるとも限らない。
同じ過ちを繰り返すだけ袋小路に迷い込むということを肝に銘じるべきだ。(国)
[朝鮮新報 2009.4.1]
http://www1.korea-np.co.jp/sinboj/j-2009/08/0908j0401-00001.htm
朝鮮外務省が非難 「人権理事会決議は謀略」
朝鮮外務省スポークスマンは3月30日、国連人権理事会第10回会議で3月26日、
朝鮮に対する決議が採択されたことを非難した。
同スポークスマンはこの問題に関する朝鮮中央通信社記者の質問に答え、人権理事会での決議採択は
「欧州連合(EU)と日本が不純な政治目的で毎年繰り広げている謀略策動の産物」だと指摘した。
また、「新たに設けられた国連人権理事会内においても引き続き『裁判官』のようにふるまおうと
するもくろみから、偏見的かつ対決的な特別報告者制度を維持しようと躍起になっている」
と西側諸国を非難した。
日本に対しても、「過去、朝鮮民族に働いた残酷な人権じゅうりんの罪をうやむやにしようと
反朝鮮人権騒動の先頭に立っている」と非難した。
同スポークスマンはEUや日本が「米国のイラク、アフガニスタンでの人権じゅうりん行為に対しては
口をつぐみ、米国が敵視する国々ばかり選択的に中傷している」と断じ、朝鮮側は「このような国々が
作り上げた『決議』をこれまでと同様、断固として全面的に排撃する」と明らかにした。
さらには、「人権はすなわち国権である」としたうえで、
「謀略と圧力でわれわれの国権をどうにかしようとするのは妄想である」と強調した。
[朝鮮新報 2009.4.1]
http://www1.korea-np.co.jp/sinboj/j-2009/04/0904j0401-00003.htm
朝鮮記者同盟 李明博政権の言論掌握策動を非難
朝鮮記者同盟中央委員会のスポークスマンは3月30日、
南朝鮮当局による言論の掌握が強化されていることに関連して談話を発表した。
談話は、李明博政権が進歩的な言論を弾圧し、言論全般を掌握するために南朝鮮の放送、
通信を統括する放送通信委員会と主要放送社をはじめ言論機関のトップを自身の息のかかった人物で
すべて固め、朝鮮日報、東亜日報などの「御用新聞社」がテレビ放送まで独占できるよう言論関連法
を手直ししようと策動していることに言及した。
一方で、当局の言論弾圧と掌握策動に反対してたたかった労組関係者を逮捕、拘束する横暴を働き、
大企業が進歩的な新聞、雑誌社に広告を発注できないように圧力を加えて財政的に窒息させようと
していると指摘した。
談話は李明博政権のこれらの措置を、「言論を自らのファッショ統治体制の構築と同族対決策動の
御用ラッパ手として駆り出すための許しがたい反民主的、反民族的な犯罪行為」だと非難した。
そのうえで、南朝鮮の言論人に対して「事大・売国と同族対決、ファッショ独裁に狂奔する
李明博政権を厳しく断罪すべきであり、民心と民族の意思を反映する公正な報道活動を積極的に
展開すべき」だと訴えた。
また、「政権と結託して北南間に敵対と不信、対決をあおる反動言論社と言論人の居場所は
どこにもない」と、北側を冒とく、中傷する南朝鮮の保守メディアを非難した。(朝鮮通信)
[朝鮮新報 2009.4.1]
http://www1.korea-np.co.jp/sinboj/j-2009/04/0904j0401-00005.htm
不法入国 「米国人記者の起訴準備中」 敵対行為の嫌疑
3月31日発朝鮮中央通信は、17日に朝中国境地域を通じて朝鮮に不法入国した2人の米国人が
当局に抑留された問題について、「当該機関による中間調査の結果、証拠資料と本人らの陳述を通じて
米国人記者の不法入国と敵対行為の嫌疑が確定した」と報じた。
同通信は、「調査を続ける一方、すでに確定した嫌疑に基づいて裁判所に起訴する準備を進めている」
とし、「調査過程での領事接触、待遇などは関連国際法に合致するよう行われている」と伝えた。
[朝鮮新報 2009.4.1]
http://www1.korea-np.co.jp/sinboj/j-2009/04/0904j0401-00006.htm
韓国前大統領に疑惑迫る 政治資金疑惑事件 2009.4.1 19:42 【ソウル=黒田勝弘】韓国検察当局が進めている前政権の政治資金疑惑捜査が盧武鉉前大統領自身に 迫る勢いを見せ、世論の関心を集めている。事件は盧前大統領と同郷の企業会長による政官界に対する ワイロがらみの工作疑惑。最新の検察捜査で盧氏の親戚に500万ドル(約4億9500万円)もの 巨額資金が流れていたことが明らかになり、その資金の意図と行方が焦点になっている。 問題の企業人はスポーツシューズ製造で知られる朴淵次・泰光実業会長で、故郷の釜山・慶尚南道地域を 背景に同郷の盧武鉉前大統領一家に対し以前から“スポンサー”の役割をしてきた人物とされる。 朴会長はすでに脱税容疑で逮捕され、朴会長と親しかった盧氏の実兄、盧建平氏も収賄容疑で逮捕された。 今回の500万ドルは盧大統領の退任直前、朴会長から盧建平氏の娘婿(30代の実業家)に投資の名目で 提供されたというが、何らかの代価を狙った不正政治資金ではなかったかとする疑惑が持ち上がっている。 今回の事件では盧前大統領の側近だった現職国会議員の李光宰・民主党議員や当時の大統領秘書官を はじめ、前政権の多くの要人や大統領の親戚たちが政治資金疑惑などで相次いで調べられ逮捕されている。 朴会長はこれまで各界に“資金”をばらまいてきた太っ腹な人物として知られる。このため検察・警察・ 国税関係はもちろん、現在の李明博政権や与党関係者の名前も疑惑リストに上がっているという。 その結果、すでに現政権の秋富吉・前大統領秘書官が「税務調査への手心要請」の代価として ワイロを受け取った容疑で逮捕され、与党ハンナラ党の有力議員も調べられている。
北のミサイル発射想定しサイレン30秒、秋田で事前テスト
北朝鮮が「人工衛星」名目で弾道ミサイルの発射準備を進めている問題で、秋田県八峰町は1日、
町内の行政防災無線を通じて、ミサイル発射時に実際に流す警報サイレンの事前テストを行った。
午後6時50分から30秒間、町内全世帯と公民館などに設置された約3000個の受信機と
約50個の街頭スピーカーに、「ウー」という物々しいサイレンの電子音が音程を変えながら響き渡った。
さらに「万一に備え、ミサイルが発射されたら直ちにサイレンを鳴らして町民にお知らせします」
などと、事前に録音した声も流した。
八峰町では、内閣官房からの連絡やニュースなどで情報が入り次第、警報サイレンを流すが、
過去に放送したことがなく、町民が混乱しないように事前にテストを実施した。
(2009年4月1日20時31分 読売新聞)
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20090401-OYT1T00939.htm
ミサイル偵察米軍機を「容赦なく撃墜する」、北朝鮮が警告
【ソウル=浅野好春】韓国の聯合ニュースによると、北朝鮮の朝鮮中央放送は1日、
「人工衛星」名目の長距離弾道ミサイル発射準備に関連し、米軍機が咸鏡北道舞水端里(ムスダンリ)の
発射基地を空中偵察しているとして、「米帝が我々の平和的衛星打ち上げ準備に干渉し、
領空を偵察機に侵犯させれば、容赦なく撃墜する」と警告した。
北朝鮮メディアが米軍機の空中偵察回数を伝えることはあるが、「撃墜」に言及するのは極めて異例。
同放送は米軍機を「RC135戦略偵察機」と特定しており、日本海上空などでミサイル発射を監視する
電子偵察機「RC135S」(コブラボール)の活動を警戒しているとみられる。
(2009年4月1日19時21分 読売新聞)
http://www.yomiuri.co.jp/world/news/20090401-OYT1T00869.htm
北朝鮮ミサイル発射なら「相応の代価」 韓国の6カ国協議代表
2009.4.1 22:50
核問題をめぐる6カ国協議の韓国首席代表、魏聖洛(ウィ・ソンラク)外交通商省
平和交渉本部長は1日、北朝鮮が「人工衛星」打ち上げとして長距離弾道ミサイル発射を強行すれば
「相応する代価を払わせる必要がある」と述べ、国連安全保障理事会での対応が不可欠だとの考えを
強調した。
ワシントンで日米の政府当局者と協議後、帰国した仁川国際空港で記者団に語った。
魏本部長は「われわれが問題としているのは(核弾頭などを)遠くに飛ばす能力だ」と指摘。
実際に人工衛星を搭載していても、弾道ミサイル関連活動中断を義務付けた安保理決議に違反し
「国際社会の平和と安定を阻害する」と語った。
日米韓3カ国による追加的な制裁措置の可能性については「各国がそれぞれ判断する問題だ」
と述べるにとどめた。(共同)
http://sankei.jp.msn.com/world/korea/090401/kor0904012252005-n1.htm
WBC「アジア勢優勝よかった」 李大統領が日本を祝福
【ロンドン1日共同】ロンドンで1日午前(日本時間同日夜)行われた日韓首脳会談で、
韓国の李明博大統領が、ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)での日本の連覇を
「アジア(勢)が優勝できて良かった」と祝福する場面があった。
日韓両チームが5回対戦し、決勝で優勝を争ったのを念頭に麻生太郎首相が
「3勝2敗で勝たせてもらいました」と笑顔を見せると、李大統領は首相の手を握りながら、
お祝いの言葉を述べた。
2009/04/01 21:57 【共同通信】
http://www.47news.jp/CN/200904/CN2009040101000945.html
デモするなら、総連の前ですればいいと思うの…
「北ミサイルの迎撃中止を」=防衛省前で市民団体アピール
北朝鮮の「人工衛星」名目での弾道ミサイル発射に備え、自衛隊が迎撃態勢を取っていることに対し、
複数の市民団体が1日、防衛省(東京都新宿区)前で、迎撃中止を求めるアピールをした。
約30人が「『迎撃』名目のミサイル防衛発動を許すな! 4・1防衛省行動実行委員会」などの
呼び掛けで集まり、「迎撃名目の戦闘態勢だ」「地対空誘導弾パトリオットミサイル(PAC3)は、
平和憲法の枠組みを超えており、市民生活を脅かす」などと訴えた。
(2009/04/01-20:46)
http://www.jiji.com/jc/c?g=soc_30&k=2009040101093
金総書記「激やせ」は減量のせい? 韓国側分析
2009.4.1 23:06
韓国の国家安保戦略研究所の南成旭所長は1日、韓国記者団に対し、
最近公表された写真で北朝鮮の金正日総書記が以前に比べ、かなりやせた印象だったことについて
「(脳卒中などの)後遺症克服のため、今年1月以降、減量をしている」と述べ、健康が回復過程にある
との見方を示した。聯合ニュースが伝えた。同研究所は韓国の情報機関、国家情報院の傘下機関。
聯合ニュースによると、南所長は北朝鮮が「人工衛星」と主張する長距離弾道ミサイル発射の費用に関し
「金総書記が(1998年のテポドン1号発射に)2億−3億ドル(約198億−297億円)かかったと
述べていることから、今回は3億−5億ドルと推定される」と語った。(共同)
http://sankei.jp.msn.com/world/korea/090401/kor0904012308006-n1.htm
韓国のベビーパウダー12種類からアスベスト検出
2009年4月1日20時44分
【ソウル=箱田哲也】韓国食品医薬品安全庁は1日、同国産のベビーパウダー12製品(8社)から
発がん物質の石綿(アスベスト)が検出された、と発表した。同庁によると、いずれも国内向けに
流通している商品で、販売を禁止するとともに、すでに出回っている製品の回収や廃棄作業を進めている。
先月30日に韓国の放送局KBSからの取材を受け、タルクと呼ばれる鉱石の微粉末を主原料と
しているすべてのベビーパウダー(14社30製品)を検査した結果、12製品から検出されたという。
これまでのところ被害は確認されていないという。
http://www.asahi.com/international/update/0401/TKY200904010314.html
ミサイル迎撃、韓国大統領が理解示す 麻生首相と会談
2009年4月1日22時20分
【ロンドン=山浦一人】金融サミット(G20)出席のため訪英している麻生首相は1日午前
(日本時間同日夕)、市内のホテルで韓国の李明博(イ・ミョンバク)大統領と会談した。
両首脳は「人工衛星」打ち上げの名目であっても、北朝鮮のミサイル発射は「国連安保理決議違反」
であり、実際に発射されれば米国と連携して安保理で取り上げることで一致した。
北朝鮮は4〜8日に「衛星」を打ち上げると予告している。日本側の説明によると、
麻生首相はミサイル発射について「明確な安保理決議違反で、日米韓で対応する必要がある」と指摘。
李大統領は「完全に同意する。安保理の対応を含め、日韓米で対応したい」と応じた。
大統領はまた「日本の上を飛び越える形で発射されるため、日本は国民を守るため、
いかなる措置もとることができるし、韓国もそれを認めている」と述べ、日本政府が万一に備え、
ミサイル防衛システムで迎撃する態勢をとっていることに理解を示した。
首相はまた、北朝鮮による拉致被害者の田口八重子さんの家族と
金賢姫(キム・ヒョンヒ)元北朝鮮工作員の面会が実現したことについて、あらためて謝意を伝えた。
大統領は拉致問題について「痛みを分かち合う立場で、協力するのは当然だ」と答えたという。
両首脳はこのほか、世界的な経済危機の克服に向けた日韓の協力や、
首脳が相互訪問する「シャトル外交」の継続を確認。
アフガニスタンに加えて、パキスタンへの支援でも連携を強化していくことで一致した。
http://www.asahi.com/international/update/0401/TKY200904010323.html
「北朝鮮、東京に核撃ち込む能力持つ」国際研究機関が報告書
【パリ=林路郎】ブリュッセルに本部を置く国際研究機関「国際危機グループ」
(理事長・エバンス元豪外相)は31日、北朝鮮が核弾頭の小型化に成功し、
「(中距離弾道ミサイル)ノドンが、すでに東京に核弾頭を撃ち込む能力を持つ」とする報告書を発表した。
複数の情報筋の分析結果だとしている。
北朝鮮はこれまで、核の小型化に成功したと公表したことはないが、米国防情報局(DIA)は3月10日、
プルトニウムを原料とする核爆弾数発を弾道ミサイルに搭載できるよう小型化させたとの認識を示していた。
報告書は、米軍の情報として、日本を攻撃できるノドンの配備数を320基と分析。
ただし、このうち何発に核弾頭が搭載された可能性があるのかは記していない。
また、米情報機関の話として、北朝鮮が米軍機による爆撃を封じるため、中国国境付近にノドンの
新たな基地の建設を続けている兆候があるとしている。「国際危機グループ」は1995年に創設され、
英国のクリス・パッテン元香港総督、米国のピカリング元国務次官らが役員を務めている。
(2009年4月1日22時19分 読売新聞)
http://www.yomiuri.co.jp/world/news/20090401-OYT1T00994.htm
北朝鮮ミサイル発射なら「相応の代価」 韓国の6カ国協議代表
2009.4.1 22:50
核問題をめぐる6カ国協議の韓国首席代表、魏聖洛(ウィ・ソンラク)外交通商省平和交渉本部長は
1日、北朝鮮が「人工衛星」打ち上げとして長距離弾道ミサイル発射を強行すれば「相応する代価を
払わせる必要がある」と述べ、国連安全保障理事会での対応が不可欠だとの考えを強調した。
ワシントンで日米の政府当局者と協議後、帰国した仁川国際空港で記者団に語った。
魏本部長は「われわれが問題としているのは(核弾頭などを)遠くに飛ばす能力だ」と指摘。
実際に人工衛星を搭載していても、弾道ミサイル関連活動中断を義務付けた安保理決議に違反し
「国際社会の平和と安定を阻害する」と語った。
日米韓3カ国による追加的な制裁措置の可能性については「各国がそれぞれ判断する問題だ」
と述べるにとどめた。(共同)
http://sankei.jp.msn.com/world/korea/090401/kor0904012252005-n1.htm
金総書記「激やせ」は減量のせい? 韓国側分析
2009.4.1 23:06
韓国の国家安保戦略研究所の南成旭所長は1日、韓国記者団に対し、最近公表された写真で
北朝鮮の金正日総書記が以前に比べ、かなりやせた印象だったことについて
「(脳卒中などの)後遺症克服のため、今年1月以降、減量をしている」と述べ、
健康が回復過程にあるとの見方を示した。聯合ニュースが伝えた。
同研究所は韓国の情報機関、国家情報院の傘下機関。
聯合ニュースによると、南所長は北朝鮮が「人工衛星」と主張する長距離弾道ミサイル発射の費用に
関し「金総書記が(1998年のテポドン1号発射に)2億−3億ドル(約198億−297億円)
かかったと述べていることから、今回は3億−5億ドルと推定される」と語った。(共同)
http://sankei.jp.msn.com/world/korea/090401/kor0904012308006-n1.htm
【北ミサイル】「安保理で対応」英、伊とも一致
2009.4.2 08:37
【ロンドン=今堀守通】麻生太郎首相は1日午後(日本時間2日未明)、
英国のブラウン首相とロンドン市内の首相官邸で会談し、北朝鮮が弾道ミサイルを発射した場合には、
国連安全保障理事会で対応していくべきだとの認識で一致した。
麻生首相は「北朝鮮によるミサイル発射は、地域の平和と安定を損なうものであり、
安保理決議違反で容認できない。強行する場合は安保理でしっかり対応する必要がある」
と述べ協力を求めた。ブラウン首相は「日本の立場、日本の受け止め方に同情する。
安保理でしかるべく対応するよう日本と緊密に協力していきたい」と応じた。
また、ブラウン首相は第2回主要20カ国・地域(G20)金融サミット(首脳会合)議長として
「世界経済回復への前向きなメッセージを出すべきだ」と述べ、日本が国際通貨基金(IMF)強化策
などを打ち出すことに謝意を表明した。麻生首相は「需要刺激と金融規制の双方の課題に、
各国が取り組んでいくメッセージを出していくことが重要だ」と強調した。
日英首脳会談に先立ち、首相はイタリアのベルルスコーニ首相とも市内のホテルで会談、
北朝鮮のミサイル問題でベルルスコーニ首相は「日本の考え方に同意する」と述べた。
http://sankei.jp.msn.com/world/korea/090402/kor0904020839002-n1.htm
【北ミサイル】米大統領「安保理で対応協議」 中国首脳に伝達
2009.4.2 09:26
【ロンドン=渡辺浩生】オバマ米大統領は1日、中国の胡錦濤国家主席との初の首脳会談で、
北朝鮮が長距離弾道ミサイルを発射した場合には、国連安全保障理事会決議違反として安保理に
問題を提起して対応を協議する意向を明確に示した。
米政府高官が記者団に明らかにしたもので、胡主席はその際、北朝鮮のミサイル問題に対して
態度を明確にしなかったという。
同高官は、中国側の態度について「中国は明らかにミサイル発射を懸念しており、
われわれが安保理に持ち込むことを知っている」と指摘したうえで、
「中国側は、(その際に)どうするのか、(安保理での)行動を阻止するとも言っていない」
と述べ、中国側の対応がまだ明確でないことを強調した。
日米韓3国は北朝鮮がミサイルを発射した場合には、新たな決議も視野に安保理で対応を協議する
方針で一致している。しかし、常任理事国で拒否権を持つ中国はロシアとともに新たな決議に慎重と
されており、どのような態度を示すかに関心が集まっている。
一方、米国債の最大の保有国の中国が基軸通貨ドルに代わる新たな国際準備通貨の創設を提唱して
いる問題について、同高官は「会談で話し合われなかった」としている。
http://sankei.jp.msn.com/world/korea/090402/kor0904020827001-n1.htm
【北ミサイル】韓国政府、PSI参加方針固める 衛星搭載でも
2009.4.2 11:05
北朝鮮が長距離弾道ミサイル発射を強行した場合、韓国政府が対抗措置として米国主導の
大量破壊兵器拡散防止構想(PSI)に正式参加する方針を固めたことが2日分かった。
韓国政府当局者が明らかにした。発射が確認されれば時間を置かずに、米国に正式参加を伝える。
北朝鮮は3月30日、韓国のPSI正式参加は
「宣戦布告であり、即時に断固とした対応措置を講じる」と警告しており、激しい反発が予想される。
韓国政府は北朝鮮の「ロケット」に人工衛星が搭載されていても原理的には長距離弾道ミサイルと
同じだとの立場。国連安全保障理事会による対応を働き掛けると同時に、
韓国独自の措置で不拡散への意志を表明する必要があると判断した。(共同)
http://sankei.jp.msn.com/world/korea/090402/kor0904021105003-n1.htm
【北ミサイル】燃料注入開始 米軍高官がCNNテレビに
2009.4.2 11:07
【ワシントン=有元隆志】米CNNテレビは1日、米軍高官の話として、
北朝鮮が咸鏡北道(ハムギヨンプクド)舞水端里(ムスダンリ)にある長距離弾道ミサイル発射施設で、
ミサイルへの燃料注入を開始したと伝えた。同高官はミサイル発射に向けての最終段階に入っている
ことを示しているとしており、今週末にも発射される可能性が高くなった。
北朝鮮は4月4日から8日の間に「衛星」を打ち上げると国際機関に通報している。
1週間程度は燃料を注入したままの状態にしておくことは可能とみられているが、
その状態を長期間保つことはできない。燃料を抜き取って発射を中止するということはあるものの、
抜き取り作業は危険を伴う場合が多い。
韓国の聯合ニュースは3日から4日にかけては天候が悪化するとして、
ミサイル発射は6日から8日になるとの見通しを伝えていた。北朝鮮が米軍高官の指摘するように
実際に注入を開始したとしたら、天候など発射に向けた条件は整ったと判断したとみられる。
別の米軍当局者がCNNテレビに語ったところによると、北朝鮮はミサイル先端部をごく最近に
なって取り付けた。はっきりとは見えないものの、人工衛星搭載用に使われる球状のような形に
なっているという。
クリントン国務長官はCBSテレビのインタビューで「衛星打ち上げでもミサイル発射でも
実質的な違いはない」と述べ、ミサイル発射は北朝鮮にミサイル関連活動の停止を求めた
国連安全保障理事会決議に違反するとの考えを強調した。
米衛星画像大手、デジタルグローブが3月29日に撮影した衛星写真からは、
3層に分かれた細長い円筒形のミサイルが発射台に設置されている様子が写っていた。
2006年7月に発射された「テポドン2号」の改良型とみられている。
http://sankei.jp.msn.com/world/korea/090402/kor0904020753000-n1.htm
【北ミサイル】燃料注入管の連結確認 「作業短縮」と韓国関係者
2009.4.2 11:40
韓国政府関係者は2日、北朝鮮舞水端里の発射台に設置された「テポドン2号」とみられる
長距離弾道ミサイルに、燃料注入用パイプが連結されていることを確認、
「発射予告時期からすると注入が始まっているころだ」と語った。
ただ、北朝鮮がテポドン2号を初めて発射した2006年当時と違い、今月1日時点では
発射台周囲に燃料トラックなどは見当たらなかった。地下に新たに燃料注入用施設を建設したとみられ、
同関係者は「燃料注入にかかる時間は相当短縮されていると判断している。
早ければ1〜2日で完了する」と語った。
06年当時は燃料注入に3〜4日以上かかったとみられている。(共同)
http://sankei.jp.msn.com/world/korea/090402/kor0904021141004-n1.htm
ミサイルで冷静対応確認 日米防衛相が電話会談
2009.4.2 12:17
浜田靖一防衛相は2日午前、ゲーツ米国防長官と電話会談し、
北朝鮮が「人工衛星」として準備を進めている長距離弾道ミサイル発射を強行した場合について
「日米が緊密に連携し、冷静に対応する」との方針を確認した。
ゲーツ氏は「北朝鮮が人工衛星と主張しようが、発射されれば国連安全保障理事会決議違反と公に
言うつもりだ。日米韓3カ国で静かに協力の準備を進めているが、今後も緊密な連携の維持が大事だ」
と述べた。浜田氏は「引き続き緊密に連携し、冷静に対応したい」と応じた。
またゲーツ氏は「今回の事態は日米間の運用上の調整、協力関係を改善する機会でもある。
ミサイル防衛(MD)での日米協力を今後も期待している」と述べた。
ミサイル発射の際には、米軍の早期警戒衛星での探知、レーダーでの捕捉など、
米軍と自衛隊の運用を確認する機会になるとの認識を示した発言だ。
浜田氏は「同じ意見だ。危機感を持っているのでよろしくお願いしたい」と述べた。
電話会談は米側が申し入れた。
http://sankei.jp.msn.com/world/america/090402/amr0904021218008-n1.htm
北朝鮮高官夫人が2子連れ亡命 韓国紙報道
2009.4.2 12:18
2日付の韓国紙、京郷新聞は、与党関係者の話として、中国・上海に駐在する
北朝鮮貿易代表部代表の妻が2人の子供とともに韓国側に亡命したと報じた。
約1カ月前にシンガポールの韓国大使館を通じて韓国入りしたとしている。
同紙によると、妻らは今年1月、夫が会議のため平壌を訪れている間に亡命。
現在は韓国の情報機関の保護下に置かれ、金正日総書記の健康問題など内部情報について
調べを受けているという。亡命の動機について同紙は、夫がスパイ容疑を掛けられ、
将来に不安を感じたためとしている。
韓国統一省は2日、亡命の事実について確認できないとした。(共同)
http://sankei.jp.msn.com/world/korea/090402/kor0904021220005-n1.htm
【北ミサイル】「迎撃には報復の打撃」と警告
2009.4.2 14:02
北朝鮮の朝鮮人民軍総参謀部は2日、「衛星」打ち上げを長距離弾道ミサイル発射として
警戒態勢を強める日米韓の動きに対し「高度の戦闘準備態勢にある」とした上で、
「衛星」を迎撃すれば「報復の打撃を加える」などと日米韓に警告した。朝鮮中央通信が伝えた。
「重大報道」形式で発表された警告は、特に日本に対し「われわれの平和的な衛星に対し迎撃行為を
敢行するなら、容赦なく(日本の)迎撃手段だけでなく、重要な対象にも報復を加える」と表明した。
米国にも、「(報復の)被害を避けようとするなら、展開している武力を即座に撤収させるべきだ」
と述べた。(共同)
http://sankei.jp.msn.com/world/korea/090402/kor0904021404006-n1.htm
【北ミサイル】発射施設近くに戦闘機移動 迎撃準備に対応か
2009.4.2 18:07
聯合ニュースによると、韓国政府筋は2日、北朝鮮が同国北東部の咸鏡北道内の空軍基地に
配備されているミグ23戦闘機の飛行大隊を、テポドン2号とみられる弾道ミサイルの発射準備が
進んでいる同道花台郡舞水端里のミサイル発射施設近くに移動させたと述べた。
同ニュースによると、別の韓国政府筋は、日本政府が日本領域に落下する事態に備え、
自衛隊法に基づく迎撃の準備を進めていることに対応した措置との見方を示した。
ミグ23の移動先は花台郡の北方にある漁郎郡の空軍基地で、
もともと配備されている基地よりも日本海側という。(共同)
http://sankei.jp.msn.com/world/korea/090402/kor0904021807007-n1.htm
【北ミサイル】「迎撃なら報復攻撃」北軍総参謀部が「重大報道」
2009.4.2 20:27
【ソウル=水沼啓子】朝鮮中央通信によると、北朝鮮の朝鮮人民軍総参謀部は2日、
「衛星」打ち上げに対し日本や米国が「迎撃」の動きをみせていることについて「重大報道」を発表し、
「日本が『迎撃』行為を行うなら、展開された迎撃手段だけでなく重要対象にも断固たる報復の攻撃を
加える」と警告。破壊措置命令を受け、日本海に展開している海上配備型迎撃ミサイル(SM3)搭載
の海上自衛隊のイージス艦や、地対空誘導弾パトリオット(PAC3)の展開部隊に攻撃を加える
可能性があることを示唆した。
http://sankei.jp.msn.com/world/korea/090402/kor0904022028008-n1.htm
【北ミサイル】韓国「発射強行ならPSI全面参加」北は猛反発 2009.4.2 20:50 【ソウル=水沼啓子】北朝鮮が「人工衛星運搬ロケット」の名目で長距離弾道ミサイルの発射を強行 した場合、韓国政府はその対抗措置として、米国主導で進めている大量破壊兵器拡散防止構想(PSI) に全面参加する方針であることを2日、明らかにした。これに対して北朝鮮は同日、 政府機関紙「民主朝鮮」の論評を通して、「わが国への宣戦布告だ」と猛反発している。 北朝鮮は論評の中で、PSIについて「わが国への侵略を実現するため米国が考え出した侵略の道具だ」 とし、韓国のPSI参加は「決して見過ごすことはできず、断固とした対応措置を講じる」と警告した。 PSIは2003年、米国主導の下、核兵器を含む大量破壊兵器(WMD)やミサイルの拡散を 防止する目的で始まった。WMDや関連部品などを積んでいると疑われる船舶や航空機などに対し、 参加国の領域内で効果的に輸送を阻止する仕組みだ。現在、日本をはじめ主要8カ国(G8)、 欧州連合(EU)全加盟国など、計94カ国が参加している。 対北融和政策を進めていた盧武鉉政権下の05年、韓国は米国からPSI参加を要請されたが、 北朝鮮の反発を避けるために正式には参加せず、オブザーバーの資格で部分参加。 06年10月に行われた北朝鮮の核実験実施を受け、米国は韓国に対してPSIへの正式参加を 強く求めたが、PSIを「朝鮮半島に戦争の暗雲を引き込む導火線」と非難していた北朝鮮の激しい 反発が予想されたため、韓国はこの時も正式な参加を見送った。 韓国メディアによると、韓国政府は今回、北朝鮮がミサイルを発射した場合、 即時に米国にPSIへの正式参加を通報する予定という。
【北ミサイル】米韓首脳会談、北ミサイルには国際社会一丸で対応
2009.4.2 21:03
【ロンドン=渡辺浩生】オバマ米大統領は2日、金融サミットを前に韓国の李明博大統領と会談し、
北朝鮮が長距離弾道ミサイルを発射した場合には、国連安全保障理事会の決議違反として、
国際社会が一丸となって対応すべきだとの考えで一致した。
また、オバマ大統領の招きで李大統領が6月16日にワシントンを訪問することが決まった。
会談は北朝鮮の核・ミサイル問題に多くの時間が割かれた。両首脳は米韓が緊密に連絡をとり、
ミサイル発射の場合は安保理で毅然(きぜん)とした対応をとるとの立場で一致した。
また、米議会で反対の声が強い米韓自由貿易協定(FTA)について、
両首脳は主張の違いを認めながらも、「相互利益のために前進させることが重要」という
基本認識を確認した。オバマ大統領は、アフガニスタン支援に対する韓国の協力に謝意を表した。
http://sankei.jp.msn.com/world/korea/090402/kor0904022103011-n1.htm
事務所前代表の逮捕状請求 韓国、タレント自殺事件で
2009.4.2 21:04
韓国の女性タレント、チャン・ジャヨンさんが自殺した問題で、警察当局は2日、
日本に滞在しているチャンさんの所属事務所の前代表(40)について、
暴行や脅迫などの容疑で逮捕状を請求した。聯合ニュースが伝えた。
チャンさんの自殺をめぐっては、チャンさんが自殺直前に
「(所属事務所から)酒の席や夜を共にする接待を強要された」と訴える内容のメモを残していたと
韓国メディアが報道。警察は当初、うつ病などが自殺原因と結論付けていたが、
所属事務所の家宅捜索を行うなど再捜査に乗り出していた。
同ニュースによると、警察当局者は、逮捕状が出れば、日本の警察の協力を得て前代表の身柄を拘束し、
日韓犯罪人引渡条約に基づき韓国へ移送するとの見通しを示した。
前代表は、韓国メディアに対して容疑を否認、「いつでも帰国する用意はある」と話している。(共同)
http://sankei.jp.msn.com/world/korea/090402/kor0904022104012-n1.htm
【北ミサイル】オバマ米大統領「新たな制裁決議案を準備」 米韓首脳会談
2009.4.2 23:16
【ロンドン=渡辺浩生】オバマ米大統領は2日、金融サミットを前に韓国の李明博大統領と会談し、
北朝鮮の長距離弾道ミサイルの発射問題などについて協議した。韓国の聯合ニュースによると、
オバマ大統領は李大統領に「米国は国連安全保障理事会の制裁決議案を準備している」と語った。
北朝鮮のミサイル発射問題をめぐり、オバマ大統領が新決議案の提示に言及したのは初めて。
ただ、米側はこの発言を確認していない。
両首脳はこの日の会談で、北朝鮮が長距離弾道ミサイルを発射した場合には、
国連安保理の決議違反として、国際社会が一丸となって対応すべきだとの考えで一致。
また、オバマ大統領の招きで李大統領が6月16日にワシントンを訪問することも決まった。
会談は北朝鮮の核・ミサイル問題に多くの時間が割かれた。両首脳は米韓が緊密に連絡をとり、
ミサイル発射の場合は安保理で毅然(きぜん)とした対応をとるとの立場で一致した。
また、米議会で反対の声が強い米韓自由貿易協定(FTA)について、両首脳は主張の違いを
認めながらも、「相互利益のために前進させることが重要」という基本認識を確認した。
オバマ大統領は、アフガニスタン支援に対する韓国の協力に謝意を表した。
http://sankei.jp.msn.com/world/korea/090402/kor0904022316013-n1.htm
【北ミサイル】4日に発射か 情報当局高官が見通し
2009.4.3 01:05
【ワシントン=有元隆志】AP通信は2日、複数の国防総省高官の話として、
北朝鮮の咸鏡北道舞水端里にある長距離弾道ミサイル発射施設で、発射台周辺に燃料注入のための
トレーラーや車両が止まっており、燃料注入が開始されたと報じた。ある情報当局高官は、
北朝鮮が4日にミサイルを発射しようとして準備を進めているとの見通しを示した。
これに関連して、米軍高官は米CNNテレビに対し、北朝鮮がミサイル発射に向けた「最終段階」に
入ったとの見方を明らかにしたほか、米政府高官も2日のロンドンでの米韓首脳会談後、
北朝鮮が発射に向けた作業に着手したとの認識を示した。
そのうえで発射をとどまるよう「最大限の努力を続けている」と述べた。
北朝鮮は4月4日から8日の間に「衛星」を打ち上げると国際機関に通報している。
1週間程度は燃料を注入したままの状態にするのは可能とみられているが、
その状態を長期間保つことはできない。燃料を抜き取って発射を中止するということはあるものの、
抜き取り作業は危険を伴う場合が多い。
米軍当局者がCNNテレビに語ったところによると、北朝鮮は人工衛星搭載用に使われる
球状のようなミサイル先端部をごく最近になって取り付けたという。
http://sankei.jp.msn.com/world/america/090403/amr0904030106000-n1.htm
【北ミサイル】最後の直接接触は「先週」 米、発射回避で北朝鮮と
2009.4.3 07:42
【ワシントン=有元隆志】ウッド米国務省副報道官(報道官代行)は2日の記者会見で、
長距離弾道ミサイル発射準備を進めている北朝鮮に対し、「どのようなミサイルであれ発射をやめる
べきだ。非生産的で、挑発的で、地域の緊張を高めるだけだ」と述べ、発射を中止するよう強く求めた。
ウッド氏によると、米国は北朝鮮と先週、ニューヨークの国連代表部を通じて接触した。
ウッド氏は「われわれには北朝鮮についていくつかの懸念事項がある。それらについて話し合った」
と述べた。具体的には言及しなかったが、ミサイル問題についても提起したとみられる。
ウッド氏は北朝鮮に対して、核問題をめぐる6カ国協議に早期に復帰するよう求めた。
http://sankei.jp.msn.com/world/america/090403/amr0904030744002-n1.htm
【北ミサイル】日中首脳会談 胡主席は安保理決議には同調せず
2009.4.3 09:35
【ロンドン=木村正人】訪英中の麻生太郎首相は2日夜(日本時間3日未明)、ロンドンで
中国の胡錦濤国家主席と会談した。北朝鮮が「人工衛星」と主張する長距離弾道ミサイルについて、
首相が「(発射を)強行すれば国連安保理で決議を採択して強いメッセージを発信することが重要」
と協力を求めたのに対し、胡主席は「情勢がエスカレートしないよう冷静に対処することが必要」
と述べ、安保理決議への言及を避けた。
また、首脳会談では首相が29、30日に訪中することで合意した。
日本関係者によると胡主席は歓迎の意を表明した。訪問先などは決まっていない。
首相は「北朝鮮のミサイル発射は地域の平和と安定を損ない、安保理決議違反であり容認できない」
と強調。胡主席は「事態を大変注視している。さまざまなルートで北朝鮮に働き掛けている。
発射されれば日本国民の中で大きな反響もあろう」と憂慮する一方で、
対応については「引き続き(日中を含めた6カ国で)よく連携していきたい」とだけ述べた。
日米韓は、北朝鮮がミサイルを発射した場合、新決議提出も含め安保理で協議する方針で一致しており、
英国の理解も得ている。しかし、中国はこうした動きには距離を置いている。
東シナ海のガス田問題について、日中両国は昨年6月、共同開発で合意しているが、
具体的な協議は始まっていない。首相が「胡主席の指導力を期待している」と述べると、
胡主席は「事務レベルで意思疎通を図っていきたい」と語るのにとどめた。
中国製ギョーザ中毒事件について、胡主席は「日本側とも協力していきたい」と語った。
http://sankei.jp.msn.com/world/china/090403/chn0904030937001-n1.htm
【北ミサイル】「衛星」受信施設は未確認 2009.4.3 02:01 北朝鮮が「人工衛星」と主張する長距離弾道ミサイル「テポドン2号」改良型ミサイルの発射準備が 最終段階に入った問題で、「人工衛星」が軌道から外れた際に軌道修正するための受信・制御施設が、 北朝鮮の地上に確認されていないことが2日、日米軍事筋の話で分かった。 これは「仮に人工衛星だとしても発射後は制御できない」(政府関係者)ことを意味し、 「人工衛星」の運用ではなく、弾頭の運搬手段としてミサイル発射実験を行う北朝鮮の意図を裏付ける ものといえそうだ。 北朝鮮は2月に実験用通信衛星「光明星2号」をロケット「銀河2号」で打ち上げると発表。 3月には宇宙空間の利用原則を定めた宇宙条約と宇宙物体登録条約に加盟し、 ミサイル発射を「宇宙の平和利用」だと主張している。 しかし、日米軍事筋によると、米国や韓国などが偵察衛星で監視を強めているにもかかわらず、 衛星が軌道に乗った後に衛星を上昇させたり、下降させたりして調整する制御施設は現在も未確認の ままだ。 同筋や専門家によると、人工衛星を軌道上で安定させるには地上に大型の受信アンテナや軌跡を 追尾するレーダーが必要とされる。 これに対し、北朝鮮側はあくまで、「制御施設などなくても衛星が軌道上を周回すればいい」 と言い張る可能性もある。だが、政府筋は「仮に衛星を打ち上げたとしてもそれをコントロールする 施設がなければ衛星としての役割を果たせない」と指摘する。米政府関係者は 「仮に弾頭部分に衛星を搭載しても、すぐに落下、炎上するだろう」との見方を示している。
【北ミサイル】受信施設未確認、核弾頭搭載を想定? 2009.4.3 02:04 北朝鮮に「人工衛星」の軌道をコントロールする制御施設がないとの分析が強まったことで、 政府内ではミサイル発射が「衛星の運用が目的ではなく、核弾頭の搭載を想定した実験ではないか」 (関係者)との見方が出ている。それが今回の地対空誘導弾パトリオット「PAC3」の配備など、 政府の対応を後押ししたともいえる。日米韓3カ国は今後、「衛星」だと主張する北朝鮮に、 制御施設の有無などの情報開示を要求する方針だ。 北朝鮮のミサイル発射について、政府は最初から対応に迷いが一切なかったわけではない。 「本当に『人工衛星』という可能性はないのか。よーく、確認してくれ」 麻生太郎首相は2月上旬以降、随時開かれてきた安全保障会議などで、 繰り返し関係省庁にこう指示してきた。 平成10年8月に発射された弾道ミサイル「テポドン1号」をめぐっては、 北朝鮮側は人工衛星「光明星1号」だと主張し続けた。同年10月1日の朝鮮中央通信は、 「北朝鮮各地から肉眼で見ることができる」とまで書き、「どんな視力があったら、 高度300キロ近いところを飛ぶ衛星が見えるのか」(日米軍事筋)と失笑を誘ったほどだ。 今回も、北朝鮮は人工衛星と主張して譲る様子は見せていない。だが、北朝鮮の地上に 制御施設がないとの分析が強まったことも手伝い、日本政府は「仮に弾頭部分に衛星を搭載していても、 ミサイルの発射と基本的には同じだ」(政府関係者)とする判断に落ち着いていった。 日米韓は、北朝鮮に発射の自制を求める一方で、実際に発射された場合には国連安全保障理事会に 付託する方針。政府は、安保理で日本の立場を理解するよう各国に働きかけていく。
北朝鮮制裁、1年延長へ 10日にも閣議決定
2009.4.2 12:04
政府は2日、今月13日に期限切れを迎える対北朝鮮制裁措置を1年間延長する方針を決めた。
10日にも閣議決定する。河村建夫官房長官が2日午前の記者会見で明らかにした。
これまで制裁期間を半年ごとに延長してきたが、北朝鮮が昨年8月の日朝公式実務者協議で約束した
拉致被害者の再調査に応じないため、1年間の延長にし「圧力」を強めることにした。
会見で河村氏は「ミサイルの打ち上げいかんにかかわらず1年という線で検討している」と明言した。
その上で「(拉致被害者の再調査が)進展しない中で延長しないという選択肢はあり得ない。
期間を長期に取りながら対話を求める姿勢を強くするということだ」と強調した。
この問題をめぐっては、自民党の拉致問題対策特命委員会(委員長・古屋圭司衆院議員)が3月、
輸出の全面禁止や、日本から北朝鮮に送金する際に外為法で義務づけられている3000万円超の
報告基準額を1000万円に引き下げる追加制裁案を取りまとめ、政府に要望している。
北朝鮮が「人工衛星」名目で長距離弾道ミサイルを発射した場合、政府は自民党案を踏まえ、
制裁を強化する方向だ。麻生太郎首相はこれまで「ミサイルが発射された場合は国連安保理の反応や
北朝鮮の拉致問題への対応などを勘案し、制裁をさらに強める案を含めて総合的に判断する」
と指摘していた。
http://sankei.jp.msn.com/politics/policy/090402/plc0904021105002-n1.htm
【北ミサイル】麻生首相「地域の安定損なう」中国主席らと会談へ
2009.4.2 17:36
【ロンドン=今堀守通】麻生太郎首相は2日(日本時間3日未明)、
ロンドン市内で国連の潘基文事務総長、中国の胡錦濤国家主席と相次いで会談し、
北朝鮮の弾道ミサイル発射問題を中心に意見交換する。
潘氏とは「ミサイル発射は地域の安定を損なう」との懸念を共有するとみられる。
中国とは、ミサイル発射は自制すべきだという点では一致している。だが、拒否権を持つ中国は、
国連安保理への提起に慎重な構えを崩しておらず、胡氏との会談では突っ込んだやりとりが行われそうだ。
これに先立ち、麻生首相は1日午後(日本時間2日未明)、イタリアのベルルスコーニ首相や
ブラウン英首相とも会談した。
英伊両首相とは、北朝鮮が弾道ミサイルを発射した場合には国連安全保障理事会で対応していくべきだ
との認識で一致した。ブラウン首相は「日本の立場に同情する」とし、ベルルスコーニ首相も
「日本の考え方に同意する」と応じた。
http://sankei.jp.msn.com/politics/policy/090402/plc0904021736008-n1.htm
【北ミサイル】北戦闘機がMD偵察を活発化 発射前に挑発行為?
2009.4.3 01:30
北朝鮮の戦闘機が自衛隊のミサイル防衛(MD)システムに対する偵察活動を活発化させていることが
2日、分かった。日本海に展開している海上自衛隊のイージス艦の配置状況などを把握する狙いがあると
みられる。「人工衛星」名目による長距離弾道ミサイルの発射準備を進めている基地周辺に戦闘機を
機動展開させていることも判明。
発射前に挑発行為に出てくる恐れもあるとみて、自衛隊は警戒を強めている。
長距離弾道ミサイル「テポドン2号」改良型の本体やブースター(推進エンジン)が日本領土・領海に
落下する事態に備え、自衛隊はMDシステムでの迎撃に向けた準備を完了している。
日本海にはイージス艦「こんごう」「ちょうかい」が展開。北朝鮮側の通信・電子機材の信号を収集する
海自の「EP3」など、電子偵察機による日本海での警戒活動も強化している。
これに対し、北朝鮮は1日までに、日本海に近い咸鏡(ハムギヨン)北道(プクド)舞水端里
(ムスダンリ)のミサイル発射基地近くに別の基地からミグ23などの戦闘機を移動させた。
2日には、数機の戦闘機で日本海への飛行を活発化。
こんごうとちょうかいの配置やEP3の飛行状況の確認といった偵察活動を行ったとみられる。
航空自衛隊の戦闘機による緊急発進(スクランブル)の対象となる日本の防空識別圏への侵入は
していない。北朝鮮空軍はミグ23や同29など約590機の作戦機を保有している。
http://sankei.jp.msn.com/politics/policy/090403/plc0904030131001-n1.htm
【主張】G20と北朝鮮 発射阻止に包囲網強めよ 2009.4.3 03:23 「衛星打ち上げ」を名目に長距離弾道ミサイルの発射準備を進める北朝鮮に対し、 ロンドンの主要20カ国・地域(G20)金融サミットに参集した各国首脳が自制を求める声を 強めている。 北朝鮮は4日にも発射を強行する構えだが、日米韓はこれを断じて許してはならない。 G20の首脳は、国際包囲網をさらに強化し、国際社会の一致した意思を示していくべきだ。 日米韓は、「ミサイル関連のすべての活動停止」と対北制裁を定めた2006年の国連安保理決議違反 として、北に発射中止を強く求めてきた。だが、問題はその重大な意味がまだ国際社会に広く理解されて いないことだろう。 今回のミサイルは「テポドン2号」改良型で射程7000キロ超とみられ、 成功すれば大陸間弾道ミサイル(ICBM)能力の保有を意味する。 北東アジア周辺に限定されていた北朝鮮の軍事的脅威は質的に一変し、新たに米本土、モスクワ、 欧州も射程圏内に含むことが可能になる。日本の上空通過だけが問題なのではない。 G20は金融・経済危機の対応を練る場だが、国連安保理の常任理事国(米露英仏中)もそろっている。 アジアだけでなく、国際社会全体に脅威を広げる北の行動を許さず、強い圧力をかけるための首脳外交を 展開する必要がある。 こうした認識から、1日の米露首脳会談では、オバマ米、メドベージェフ・ロシア両大統領が 「ミサイル発射は地域の平和と安定を損なう」と言明した。 北朝鮮に国連安保理決議の順守と発射自制を求める共同声明を発表した。 オバマ大統領は胡錦濤・中国国家主席との首脳会談でも、北の発射を「挑発行為」と批判し、 発射を強行すれば国連決議違反として安保理で取り上げる方針を強調した。 中国側も発射には「明白な懸念」を示したという。
麻生首相、オバマ米大統領と北朝鮮ミサイル問題で協議
2009.4.3 09:03
【ロンドン=今堀守通】麻生太郎首相は2日午後(日本時間3日未明)、第
2回主要20カ国・地域(G20)金融サミット(首脳会合)の閉幕を受けて、
ロンドン市内の滞在先のホテルで同行記者団の取材に応じ、会合の最中にオバマ米大統領と
北朝鮮の弾道ミサイル発射問題をめぐり意見交換したことを明らかにした。
首相は「土曜(4日)には北朝鮮のロケットもしくはミサイルが日本の頭上を飛び越えていくことは
極めて大きな話だ」と強調した。
首相の説明によると、首相がオバマ大統領に「北朝鮮が度重なる(自制)要請にもかかわらず
強行した場合は、きちんとしたメッセージを日本としては出さねばならない。
安保理に上程するので賛意を示してほしい」と要請したのに対し、大統領は同意した。
首相は、ロシアのメドべージェフ大統領にも同様のことを伝えた。また、中国の胡錦濤国家主席との
会談について、「朝鮮半島の非核化に関しては理解を得られていると思う」と述べた。
金融サミットについては「首脳宣言に国際通貨基金(IMF)の拡大や貿易金融支援、
途上国・新興国支援が盛り込まれたので、日本としては合意形成に十分貢献できた」と成果を訴えた。
次回開催については「今年9月の国連総会のときにニューヨークでというのが各国は一番集まりやすいし、
(金融危機が)始まったのはニューヨークだから、われわれとしてはいいことだという話をしている」
と述べた。
http://sankei.jp.msn.com/politics/policy/090403/plc0904030905010-n1.htm
オバマ氏年内訪中 米中首脳が会談 ミサイル問題も論議
2009年4月2日3時55分
【ロンドン=坂尻顕吾、望月洋嗣】オバマ米大統領と胡錦濤(フー・チンタオ)・中国国家主席が
1日、ロンドンで初の首脳会談を行った。「米中戦略・経済対話」の新設で正式合意し、
今夏にワシントンで初会合を開くことを決めたほか、胡主席の招きでオバマ大統領が
今年後半に中国を公式訪問することになった。
また、北朝鮮が「人工衛星」と主張する長距離弾道ミサイルの発射問題でも意見を交わした。
新華社通信によると、胡氏は会談冒頭で「米国との良好な関係は両国人民の利益だけでなく、
アジア太平洋地域や世界の平和と安定、繁栄にも資する」と指摘。
オバマ氏は「米中関係は非常に建設的であり、経済的な結びつきはとても強い」と応じた。
米ホワイトハウスの声明によると、新対話ではクリントン米国務長官と戴秉国・中国国務委員が
戦略対話を担当、ガイトナー米財務長官と王岐山・中国副首相が経済対話を担当する。
両首脳は米中人権対話を早期に再開することでも合意した。
声明は北朝鮮問題に関する具体的なやり取りは明らかにしていないが、朝鮮半島の非核化など
世界や地域の緊張緩和に向けて、両国が密接な連携と調整を図ることで一致したとしている。
金融危機対応については、米中両政府の大規模な景気刺激策を互いに評価した。
http://www.asahi.com/international/update/0401/TKY200904010329.html
金総書記の指導スタイルに変化 突然訪問・対話も頻繁に
2009年4月2日7時14分
【ソウル=牧野愛博】北朝鮮の金正日(キム・ジョンイル)総書記の現地指導のスタイルが
昨年秋から変わった。北朝鮮関係筋などが明らかにした。指導先を突然訪れる、人々と会話を交わす、
1カ所の訪問時間を短くして数をこなす――などの特徴があるという。
関係筋によれば、指導先への訪問予告は、ほとんどが前日。
企業所を訪れる場合、一つの場所の指導時間を5〜10分に絞り、駆け足で全職場を回る。
説明を聞いて積極的に質問をするほか、視察先の人間の健康を気遣う発言も出るという。
金総書記は指導を通じ、40〜50代が多い企業所支配人らの教育を試みているとされる。
これまでの金総書記は、指導先に十分な事前準備の時間を与え、
随行員や一部の幹部としか会話をしないなど、カリスマ性を高めることに主眼を置く動きが目立った。
韓国政府によれば、今年に入って金総書記の現地指導は、昨年の3倍以上にあたる40回以上を数える。
指導スタイルの変化が金総書記の動静報道が再開した昨年10月以降に起きたため、
専門家の間では「健在ぶりを示し、体制への不安感を取り除く目的がある」との見方が出ている。
http://www.asahi.com/international/update/0401/TKY200904010333.html
「北朝鮮、ミサイル燃料注入開始」と米報道
2009年4月2日11時15分
【ワシントン=鵜飼啓、ソウル=牧野愛博】米CNNテレビは1日、米軍高官の話として、
北朝鮮が舞水端里(ムスダンリ)のミサイル基地で発射準備を進める長距離弾道ミサイル「テポドン2」
に燃料注入を始めた、と報じた。北朝鮮が「通信衛星打ち上げ」を予告している4〜8日に向け、
最終準備に入った模様だ。韓国政府も2日夜、燃料注入作業が始まった事実を確認した。
北朝鮮は前回の06年のテポドン2発射時には、タンクローリーから4、5日かけて燃料を
注入していたが、今回は地下のパイプを使って直接注入できるようになり、作業効率が格段に
向上したと見られている。このため、「1、2日」(韓国軍関係者)で注入を終えるとの見方が強い。
また、別の複数の軍当局者はCNNに、ミサイルの弾頭に当たる先端部分はごく最近据え付けられたと
明らかにした。覆いがかけられているためはっきりしないものの、先端が膨らんだ形になっており、
人工衛星を収納する形状と合致するという。
一方、クリントン国務長官はCBSテレビのインタビューに応じ、国連安全保障理事会での対応を
念頭に「明言してきたことだが、北朝鮮が発射に踏み切れば良くない結果を招くだろう」と述べ、
北朝鮮を牽制(けんせい)した。国務省発表の会見録によると、
「まだ北朝鮮には再検討の時間があると願っている」とも語り、発射自制に期待感を示した。
http://www.asahi.com/international/update/0402/TKY200904020002.html
北朝鮮発射なら「安保理で協議」 オバマ氏、中国主席に
2009年4月2日11時41分
【ロンドン=坂尻顕吾、望月洋嗣】オバマ米大統領は1日、ロンドンで会談した
中国の胡錦濤国家主席に対し、4〜8日に予定される北朝鮮のミサイル発射について
「実施は国連安保理の制裁決議違反にあたり、発射された場合は安保理で協議する」
との考えを示した。会談後、米高官が記者団に明らかにした。
米高官によると、オバマ氏はミサイル発射が「挑発的行為」で、
周辺地域の安全保障と安定に衝撃を与えるとの認識を示した。
さらに、発射された場合の対応を取るのは「国連安保理が最もふさわしい」と伝えたという。
この高官は、胡主席側の反応について「発射の見通しに懸念を抱き、我々が国連安保理に持ち込む
ことを理解している」と述べた。ただ、中国側は、対応については言及しなかったという。
中国外務省の馬朝旭報道局長は会談後、「両首脳は密接な連携を保ち、朝鮮半島をめぐる核問題など
地域や世界の不安定な緊張を引き起こす要素を軽減し、共同して衝突を解決することで一致した」
と説明したものの、会談での具体的なやり取りは明らかにしなかった。
中国側はこれまで北朝鮮がミサイルを発射した後の対応には一切、言及していない。
胡氏は先月中旬に訪中した北朝鮮の金英逸首相と会談した際、「現在(各国が)直面している困難」
との表現でミサイル発射問題を取り上げ、間接的に自制を促した経緯がある。
オバマ氏との会談でも日米韓の懸念には一定の理解を示したものとみられる。
http://www.asahi.com/international/update/0402/TKY200904020108.html
韓国統一相、北朝鮮への独自制裁には慎重
2009年4月3日3時1分
【ソウル=箱田哲也、牧野愛博】韓国の玄仁澤(ヒョン・インテク)統一相は2日、
ソウルで朝日新聞記者と会見し、北朝鮮がミサイルを発射した場合の措置について
「国連安全保障理事会で議論すること自体が北への制裁になるのではないか」と強調。
韓国政府の独自制裁についても「人道支援と政治状況は別に推進すべきだとの立場なので、
その考えはない」として否定的な見解を示した。
2月の就任後、韓国メディアを含めて単独会見に応じたのは初めて。ミサイル発射は認められない
との考えを改めて強調する一方、発射後には冷静かつ慎重な対応をすべきだとの認識を示した。
玄統一相は北朝鮮の意図について「内部体制を引き締めるとともに、米新政権をテストし、
米国との交渉を早期に再開させたいのだろう」と分析。「(発射したら)国連安保理決議1718違反
だと指摘してきた。ただ、軍事的な対応をすることは望ましくない」と述べた。
一方、昨年2月の李明博(イ・ミョンバク)政権の発足後、本格的な南北対話が止まっている現状に
ついては「いつ、どこででも、どんな方式でも、どんなレベルでも対話の用意があると明らかにしている。
対話再開のため、忍耐強く門戸を開いて待っている。対話での問題解決が現状を打開できる唯一の道だ」
と述べた。北朝鮮は今年に入って李政権への非難をエスカレートさせているが、
今後も根気強く対話を呼びかけていく考えを示した。
http://www.asahi.com/international/update/0403/TKY200904020315.html
北朝鮮軍、日米韓を非難 「迎撃したら攻撃加える」
2009年4月3日8時33分
【ソウル=牧野愛博】北朝鮮の朝鮮人民軍総参謀部は2日、「人工衛星の打ち上げ」に対する
日米韓3カ国の動きを非難する報道文を発表した。朝鮮中央通信が伝えた。
「4〜8日」とした予告期間を目前に控え、北朝鮮メディアは連日、打ち上げの正当性を訴えている。
報道文は日本に対し、「衛星を『迎撃』すれば、迎撃手段だけでなく、
(日本の)重要対象にも攻撃を加える」と警告。米国に「展開した武力の速やかな撤収」、
韓国には「打ち上げを妨げる行為の禁止」をそれぞれ要求した。
朝鮮通信によれば、平壌放送は1日、米国の偵察機が打ち上げに関して領空を侵犯した場合、
「容赦なく撃墜する」と強調。北朝鮮の祖国平和統一委員会報道官は3月30日、
韓国が「大量破壊兵器の拡散防止構想(PSI)」への参加を検討している点を批判し、
「参加すれば、断固たる対抗措置を取る」と訴えた。
http://www.asahi.com/international/update/0403/TKY200904030025.html
北朝鮮経済制裁を1年延長へ 拉致、進展みられず
2009年4月2日11時59分
政府は2日、今月13日に期限切れになる北朝鮮への独自の経済制裁措置を1年延長する方針を決めた。
これまで半年間の延長を繰り返してきたが、日朝間で合意した拉致被害者の再調査で進展がみられない
ことなどから、延長期間を拡大する。10日に閣議決定する見通しだ。
河村官房長官は2日午前の記者会見で「(制裁の延長期間は)1年の線で検討している。
制裁は拉致問題の進展とも絡んでいる。対話が進んでいない。(北朝鮮が4〜8日に「人工衛星」
として打ち上げを予告している)ミサイルの打ち上げにかかわらず、継続する方向だ」と語った。
発射されれば、輸出禁止を全品目に拡大するなど、さらなる制裁に踏み切る方針だ。
政府は北朝鮮に対し、06年7月のミサイル発射や同年10月の核実験を受け、
国連安保理決議による制裁に加え、北朝鮮籍船の入港全面禁止や北朝鮮からの輸入全面禁止などの
独自制裁を科している。
http://www.asahi.com/politics/update/0402/TKY200904020113.html
日米韓、制裁確認の決議目指す 北朝鮮が発射なら
2009年4月3日3時1分
【ソウル=牧野愛博】日米韓3カ国は、北朝鮮が「人工衛星打ち上げ」を名目に弾道ミサイル発射に
踏み切った場合、ただちに国連安全保障理事会を開き、北朝鮮による06年の核実験を受けて採択された
制裁決議の厳格な履行を各国に強く求める新決議の採択を目指す方針を固めた。
複数の関係筋によると、3月27日にワシントンで開かれた3カ国協議で、米国がこうした方針を提案。
日韓両国も基本的に同意したという。また韓国政府当局者によると、2日にロンドンで行われた
米韓首脳会談でも、オバマ大統領から李明博(イ・ミョン・バク)大統領にこの方針が伝えられたという。
安保理で拒否権をもつ中国とロシアは「人工衛星打ち上げであれば、過去の安保理決議違反とは
言えない」との立場で、新たな制裁を科す決議の採択は困難と見られる。
より実現性の高い「過去の決議を再確認する決議」を目指す判断と見られる。
多くの国が、06年の安保理決議が定めた制裁措置を実施していないのが実情で、
関係筋は「再確認にとどまっても、新たな制裁と同等の意味がある」と説明している。
ただ、こうした内容でも、中ロの同調を得られるかどうかは不透明。
米国は北朝鮮との対話の機運がしぼむことへの懸念も関係国に示しており、新決議実現への「本気度」
を不安視する見方もある。最終的には拘束力のない議長声明にとどまるとの見方も強い。
http://www.asahi.com/politics/update/0403/TKY200904020317.html
胡主席「北ミサイルを注視」 安保理対応には踏み込まず
2009年4月3日10時44分
【ロンドン=丹内敦子】麻生首相は2日夜(日本時間3日未明)、
中国の胡錦濤(フー・チンタオ)国家主席とロンドンで会談した。北朝鮮のミサイル発射について、
胡氏は「事態を大変注視している」と懸念を表明したが、国連安全保障理事会での対応については
言及しなかった。一時、3月末で調整していた首相の訪中は、4月29、30日で合意した。
北朝鮮のミサイル問題では、首相が「発射を強行する場合は、安保理で決議を採択して、
強いメッセージを発信することが重要だ」と、中国側に協力を要請。主席は
「様々なルートで北朝鮮に働きかけを行ってきた。発射されれば、日本国民の中で大きな反響もあろう。
情勢がエスカレートしないよう冷静に対処することが重要だ」と述べたが、
発射後の対応については具体的に触れなかった。
日米韓は人工衛星の打ち上げであっても安保理決議に違反するとして、新たな安保理決議の採択を
めざしている。拒否権を持つ中国、ロシアの対応がかぎを握るが、中国側は人工衛星なら決議違反
には問えないとの立場をとると見られている。
首相はまた、拉致問題について引き続き中国の協力を要請。主席は「今後も必要な協力を提供したい」
と応じた。中国製冷凍ギョーザ事件については、首相が「まだ未解決なのは遺憾だ。
早期の真相究明をお願いしたい」と述べ、主席が「ギョーザ問題を重視している。
調査を継続し、日本側とも協力していきたい」と応えた。
http://www.asahi.com/politics/update/0403/TKY200904030076.html
米軍高官「北がミサイルに燃料注入開始」…米CNN報道
【ワシントン=宮崎健雄】北朝鮮が「衛星打ち上げ」名目に長距離弾道ミサイル発射を準備している
問題で、米CNNテレビは1日、米軍高官が明らかにしたところとして、
舞水端里(ムスダンリ)の発射施設でミサイルへの燃料注入が始まったと報じた。
ミサイルに使われる液体燃料は腐食性が高いなど一度注入すると抜き取りが難しく、
報道が事実であれば、発射は後戻りできない情勢となった。
北朝鮮は4月4〜8日の間に、通信衛星を打ち上げると主張している。
燃料注入は2、3日以内に完了するとされ、4日には発射準備が整うとみられる。
北朝鮮は天候が良ければ同日にも発射に踏み切る構えだ。
ミサイルの燃料タンクは燃料の長期保管に適さず、発射の大幅な延期もなさそうだ。
CNNは、同高官が発射が最終段階にあると述べたことを伝え、ミサイルの先端が衛星を飛行時の
衝撃から保護するのに適した球状であることから、実際に衛星を搭載している可能性があるとする
複数の軍当局者の見方を報じた。
また、当局者らは、発射によって北朝鮮は弾道ミサイル改良の貴重な情報を得ることになり、
先端に何があるかより、発射自体を懸念しているという。
(2009年4月2日10時25分 読売新聞)
http://www.yomiuri.co.jp/world/news/20090402-OYT1T00267.htm
ミサイル発射なら安保理で「対抗措置」…米大統領が表明
【ロンドン=黒瀬悦成】オバマ米大統領は1日、ロンドンで行った中国の胡錦濤国家主席との
首脳会談で、北朝鮮が「人工衛星打ち上げ」の名目で長距離弾道ミサイルの発射実験に踏み切った場合、
国連安全保障理事会の対北朝鮮決議違反と見なし、同理事会の場で対抗措置を取る考えを胡主席に伝えた。
米政府高官が1日、記者団に明らかにした。
同高官によると大統領は、北朝鮮によるミサイル発射は「挑発的行為」で、
北朝鮮に弾道ミサイル関連活動を禁じた2006年の国連安保理決議に違反するとの立場を表明した。
中国側もまた、北朝鮮によるミサイル発射の可能性に「明確な懸念」を表明したものの、
安保理で北朝鮮への対抗措置を支持するか、常任理事国として対抗措置を阻止するかは態度を明確に
しなかったとされ、安保理協議の行方は不透明だ。
(2009年4月2日10時45分 読売新聞)
http://www.yomiuri.co.jp/world/news/20090402-OYT1T00378.htm
北朝鮮の弾道ミサイル発射後、関係国の高官協議開催へ
【ワシントン=本間圭一】米国務省当局者は1日、本紙に対し、北朝鮮が「人工衛星」名目で
弾道ミサイルを発射した場合、関係国がワシントンで高官協議を開く方向で調整していることを明らかにした。
関係国は、日米韓の3か国と見られる。当局者によると、協議ではミサイル発射の状況を相互に確認し、
国連安全保障理事会での対応などを議論する予定だ。既に政府間で事前調整が進んでいるという。
(2009年4月2日12時00分 読売新聞)
http://www.yomiuri.co.jp/world/news/20090402-OYT1T00537.htm
北朝鮮、発射基地近くにミグ配備…韓国・聯合ニュース
【ソウル=浅野好春】韓国の聯合ニュースは2日、消息筋の話を引用し、
北朝鮮が長距離弾道ミサイル発射準備の一環として咸鏡北道・舞水端里(ムスダンリ)の発射基地近くに
ミグ23戦闘機を移動、配備したことが確認された、と報じた。
韓国政府は何らかの戦術的意図があるとみて、状況を注視しているという。
聯合電によると、咸鏡北道の人民軍空軍基地を拠点にしたミグ23飛行大隊が、
舞水端里近くの漁郎空軍基地に移動した。移動日は不明。
北朝鮮は1日、メディアを通じ「米軍が領空を偵察機に侵犯させれば撃墜する」と警告している。
発射基地周辺では2003年3月2日、漁郎基地から飛び立った戦闘機ミグ23、ミグ29各2機が、
日本海上空を偵察飛行していた米軍の電子偵察機RC135に接近し、二十数分にわたり威嚇したことがある。
(2009年4月2日20時03分 読売新聞)
http://www.yomiuri.co.jp/world/news/20090402-OYT1T00988.htm
「迎撃なら日本の重要対象攻撃」北朝鮮の総参謀部が警告
【ソウル=浅野好春】朝鮮中央通信によると、北朝鮮の朝鮮人民軍総参謀部は2日、
「人工衛星打ち上げ」名目の長距離弾道ミサイル発射準備に関連して「重大報道」を発表し、
「日本が迎撃を敢行するなら、すでに展開済みの迎撃手段だけでなく、重要対象に対しても、
我が人民軍は容赦なく断固たる報復攻撃を加える」と警告した。
迎撃手段とは自衛隊のパトリオット・ミサイル3(PAC3)やイージス艦とみられるが、
重要対象が何を指すかは不明。
さらに、米国に対し、発射基地周辺海域などに配備した武力を速やかに撤収するよう求め、
韓国にも「民族の誇りである我が方の人工衛星打ち上げを妨害してはならない」と要求した。
ミサイル発射を目前に、日米韓3か国への対抗措置に違いがあることを示し、
国連などでの今後の対応に微妙な温度差のある3国の分断を図る狙いとみられる。
重大報道ではとりわけ、ミサイル発射準備に「最も悪辣(あくらつ)に行動しているのが、
我が人民の百年来の宿敵である日本だ」と、日本を最も強い調子で威嚇した。
ラヂオプレスによると、重大報道の内容は、平壌放送などが2日午後の臨時ニュースで伝えた。
(2009年4月2日18時39分 読売新聞)
http://www.yomiuri.co.jp/world/news/20090402-OYT1T00898.htm
米韓首脳、北朝鮮のミサイルに「断固たる対応」で一致
【ロンドン=黒瀬悦成】オバマ米大統領は2日、ロンドンで韓国の李明博(イミョンバク)大統領と
首脳会談を行った。
両首脳は、北朝鮮が「人工衛星打ち上げ」の名目で長距離弾道ミサイルの発射実験を強行した場合、
「断固たる対応が必要」との認識で一致した。
米政府高官が同日、記者団に語ったところでは、両首脳は、発射実験が北朝鮮による
弾道ミサイル活動を禁じた「国連安全保障理事会決議に違反している」との立場を共有、
米韓が安保理を通じて国際社会に対抗措置を働きかけることを改めて確認した。
同高官はまた、日中韓など6か国協議参加各国の間では、「北朝鮮が実験を実施するだろうとの認識で
一致している」と述べるとともに、北朝鮮に対し最後まで自制を働きかけていく方針を強調した。
会談では、李大統領がオバマ大統領の招待で6月16日にワシントンを訪問することでも合意した。
(2009年4月2日20時21分 読売新聞)
http://www.yomiuri.co.jp/world/news/20090402-OYT1T01008.htm
北朝鮮のミサイル開発、イランが協力か…米専門家指摘 【ワシントン=本間圭一、宮崎健雄】北朝鮮が「人工衛星打ち上げ」名目で準備する 長距離弾道ミサイル発射で、イランが協力しているとの見方が浮上している。 米国の専門家らが指摘しているもので、北朝鮮、イランの両国が核技術とミサイル技術を 相互に提供しあい、「核ミサイル」開発を急ぐ構図になっているという。 3月26日に公表された、北朝鮮・舞水端里(ムスダンリ)に設置されたミサイルの商業衛星画像を見て、 米民間研究機関グローバル・セキュリティーのミサイル専門家チャールズ・ビック氏は 「発射場でほこりを防ぐ構造がイランの設備とそっくり」と述べ、 ミサイル組み立て施設のレイアウトもイランの建物と酷似していると指摘する。 衛星写真を解析すると、管制設備の付近にバスや賓客用乗用車が確認できたという。 ビック氏は「テヘランからの客だろう」と話す。同氏によると、イランには北朝鮮のための 専用エンジン試験場があり、今回発射されるとみられるテポドン2改良型のエンジンも イランで燃焼試験が繰り返されたとみられる。 また、米政府当局者は本紙に「イランの技術者は、たびたび北朝鮮を訪れている」と明言する。 別の民間機関ブルッキングス研究所の報告などによると、北朝鮮は1983年にイランと弾道ミサイル 開発の相互支援協定を結び、93年に、北朝鮮が中距離ミサイル「ノドン」を売却することで合意した。 北朝鮮による98年と2006年のテポドン発射実験にもイラン技術者が立ち会い、 成果はイランが今年2月、初の「人工衛星」を打ち上げたロケット「サフィール2」にも応用された 可能性が高い。ロケットの最終段を制御して衛星を軌道に乗せる技術などがイランから北朝鮮に 還元された可能性がある。米ヘリテージ財団のブルース・クリングナー上級研究員は 「北朝鮮とイランは互いに支え合う関係。改良した技術を交換しあっている」と指摘する。
クローズアップ2009:北朝鮮ミサイル 「発射なら決議違反」 <世の中ナビ NEWS NAVIGATOR> 北朝鮮が「人工衛星打ち上げのロケット」と主張する、ミサイルの発射まで最短であと2日となった。 ロケットかミサイルかは、搭載物が分かるまで判然としない。政府は着弾の可能性に備え迎撃態勢を取る。 だが、迎撃に成功するかどうかは未知数で、北朝鮮がミサイルを制御できるか疑問視する声もある。 情報が住民に確実に伝わるかにも課題が残る。 ◇ミサイルとロケット、搭載物で違い 弾道ミサイルとロケットは基本的な構造は同じ。搭載物が爆弾などの兵器ならミサイル、 人工衛星ならロケットだ。アトラスロケット(米国)やドニエプルロケット(ロシア、ウクライナ)は、 大陸間弾道ミサイルを転用して開発された。ロケットは大気圏外に出るが、ミサイルは最後は地上に戻る。 人工衛星を積んだロケットかどうかは、搭載物が地球を周回する軌道に入ったか否かでも判断する。 地球付近の飛行物体を24時間態勢で監視する北米航空宇宙防衛司令部(本部・米コロラド州)などが 軌道を割り出す。 周回軌道に入るには、切り離し時に一定以上の速度に達することが必要で、 それ以下だと地上に落下する。必要な速度は高度で異なり、高度約670キロで分離された 日本の人工衛星「いぶき」は秒速7・5キロ(90分で地球一周)だった。 人工衛星の打ち上げに成功すると、北朝鮮は世界で10カ国目の自国製ロケットでの打ち上げ 成功国となる。 ロケットでも日米韓が打ち上げに反対するのは、安保理決議1718が根拠だ。 北朝鮮を巡る主な決議には、06年7月のミサイル発射の際に採択された決議1695(非難)や、 同年10月の核実験の際に採択された同1718(制裁)がある。
>431 決議1718は、強制力を規定した国連憲章第7章(平和に対する脅威)に基づき、北朝鮮に対して (1)さらなる核実験や弾道ミサイル発射の停止を要求 (2)弾道ミサイルに関するあらゆる活動を停止し、ミサイル発射のモラトリアム(凍結)設定の決定、 などとし、ぜいたく品の北朝鮮への輸出禁止などの制裁も科した。 安保理理事国(15カ国)のうち日米英などは、人工衛星打ち上げと弾道ミサイルの発射は同じ技術、 システムを使っているとして「1718決議に違反するのは明らか」との立場だ。 【ニューヨーク小倉孝保、西川拓】
>432 ◇政府「落下可能性低い」 北朝鮮の発射情報は、まず米軍の電子偵察機や早期警戒衛星が察知する可能性が高く、 米軍が割り出した発射場所と時刻、ミサイルの種類、着弾時間と地点の5情報が防衛省を経由して 首相官邸などに伝達される。 全情報を空自航空総隊司令官(司令部・東京都府中市)が集約して総合的に判断。 万が一、日本への着弾が予想されると海上配備型迎撃ミサイル(SM3)を持つ海自イージス艦の艦長や、 地上配備型迎撃ミサイル(PAC3)を装備する空自高射部隊の隊長に迎撃命令を出す。 日本上空へは発射から10分以内に達するとされ、瞬時の判断が必要だ。 想定されるケースは主に二つある。一つは打ち上げ時や発射の早い段階で不具合が生じて弾道が 低くなり、日本に着弾する可能性。この場合、日本海にいるイージス艦のSM3が発射され、 赤外線探知装置で目標をとらえて高度100〜300キロの大気圏外で迎撃する。 撃ち漏らした時は「2段構え」でPAC3が地上レーダーの誘導を受けて日本上空十数キロで撃ち落とす。 二つ目は秋田県西方沖の日本海上で、第1段ロケットの切り離しなどに失敗して日本付近上空で ロケットの方向が変わり、日本に着弾する可能性だ。 着弾まで数十秒しかなく、SM3の迎撃は間に合わずにPAC3だけの対応となる可能性もある。 SM3で自衛隊は2回中1回、米軍は16回中13回、実射試験に成功したが、自衛隊幹部は 「核兵器などの着弾防止が目標で、今回の(衛星打ち上げ名目のロケットのトラブル発生の)ケースは想定外」 と漏らす。 PAC3も半径約20キロのドーム状の射程内しか届かず、実際に迎撃できるかは未知数。 命中しても破片が落下して被害が出る可能性も指摘されている。
>433 ただ、政府は北朝鮮の情報などから「我が国の領域に飛来したり落下する可能性はほとんどない」 (内閣官房幹部)とみている。 政府はこれまで、SM3搭載のイージス艦4隻の改修費とPAC3配備で既に8000億円以上の 予算を計上。新型SM3の日米共同開発費の分担金などを含めれば1兆円超となる。 1発の価格はSM3が約20億円、PAC3は約5億円とされる。【本多健】
>434
◇制御不能対応、不透明
今回の北朝鮮のミサイルは3段式とされるが、電子機器の故障やエンジン燃焼の不調で途中で姿勢が
乱れれば制御不能に陥る可能性は高い。日本のロケットの場合は、そうなる以前に自爆指令を送信して
機体を破壊するが、北朝鮮がどのように対処するのかは不明だ。宇宙航空研究開発機構の的川泰宣名誉教授は
「北朝鮮が通告している1段目の落下予測域が日本沿岸ぎりぎりまで延びているのが気になる」と言う。
さらに不明なのが、北朝鮮の追跡管制体制。2段目の切り離しや3段目の点火は、
衛星を軌道に投入する際に極めて重要な段階だ。だが北朝鮮の通告によると、その段階でミサイルは、
北朝鮮からみて地平線下に隠れる位置にあり、データを直接受信できない。
日本は、外国の協力を得て太平洋中央部のクリスマス島や南米、欧州など数カ所リレーしながら
ロケットを追跡している。的川氏は「北朝鮮は海外局を持っていないだろう。
打ち上げの最重要段階を見ていなくていいのか」といぶかる。
ただ、洋上の船舶でデータを受信する可能性を指摘する専門家もいる。【西川拓】
毎日新聞 2009年4月2日 大阪朝刊
http://mainichi.jp/select/opinion/closeup/news/20090402ddn003030029000c.html
クローズアップ2009:北朝鮮「ミサイル」(その2止) 住民伝達に課題 <世の中ナビ NEWS NAVIGATOR> ◇政府「落下可能性低い」 政府は「落下の可能性はほとんどない」としているが、ミサイル発射時の地方自治体への情報提供に 緊急情報ネットワークシステム「エムネット」を利用する。首相官邸から瞬時に情報を各自治体に伝える システムだが、住民に確実に伝わるか課題もある。06年のミサイル発射時に自治体への通報の遅れが 問題となったが、今回もどこまで対応できるか未知数だ。【石川貴教、坂本太郎、狩野智彦】 エムネットは首相官邸と各府省、各自治体、放送事業者など国民保護法に基づく指定公共機関を 専用回線などで結び、メッセージを送信して専用ソフトが入ったパソコンの画面に表示するシステムだ。 各自治体に遅くとも1分以内に情報が伝わる。 これまでに接続した市区町村は1241(3月27日現在)と全体の68・8%。 住民に瞬時に伝える方法には、人工衛星を介して市区町村の防災無線まで自動的に警報を伝える 「全国瞬時警報システム(J−アラート)」がある。だが、J−アラートは国民保護法に基づき、 武力攻撃が発生したと政府が認定した際にサイレンの警報音が鳴る仕組みで、武力攻撃ではない今回は、 警報音を鳴らせない。 エムネットの情報を住民に知らせるかどうかは、各自治体の判断に委ねられる。 国から自治体への情報提供は、自治体に広報の義務はない災害対策基本法に基づくためだ。 エムネットの他に、総務省消防庁は消防防災無線を用いて各市区町村に都道府県を経てファクスで 情報を提供。送信時間などを考慮すると、伝達には時間がかかる。政府は発射から1時間程度をめどに 河村建夫官房長官が会見で状況を説明。その後、麻生太郎首相が会見を開いて経過を説明する方針だ。 エムネットが県と秋田市にしかなかった秋田県は、1日までに残る24市町村のうち22市町村で整備 し終えた。35市町村のうち16市町村と県だけだった岩手県は、残る市町村への整備を1日、終えた。
>436 情報提供を受けて市区町村は、防災無線や広報車などで住民に警戒を呼びかける。秋田県横手市は 1日、全世帯に「報道に注意し、発射された場合は外出を控えて」と呼びかけるチラシを配布した。 「発射の一報で防災無線のスイッチを入れても間に合わない。事前に気を付けてもらう」と担当者は言う。 同県能代市は広報車を出す予定を取りやめた。担当者は「情報が届くころには頭を飛び越しているの ではないか」。由利本荘市も「万一落ちてきても、安全と言える場所があるわけでもない」と戸惑う。 PAC3(地上配備型迎撃ミサイル)が配備された岩手県滝沢村は、 「どこに落ちるか分からず、避難などの措置は取れない」としてテレビやラジオの速報に注意するよう 住民に呼びかける。同県の越野修三・防災危機管理監は「落下の可能性は低い。冷静に対処したい」 と話す。
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◇函館エムネット、設置以来の不通
政府の緊急情報ネットワークシステム「エムネット」が、
07年8月に北海道函館市に設置されて以来、不通のままになっていたことが分かった。
システムの不具合とみられ、市は当面、道の防災電話などを通じて情報提供を受ける。【昆野淳】
◇人工衛星、打ち上げ手続き不備 周波数など、国際機関に提出なし
北朝鮮が長距離弾道ミサイルを4〜8日に「人工衛星」の名目で打ち上げるとしている問題で、
人工衛星打ち上げの際に必要な国際電気通信連合(ITU)への届け出をしていないことが1日、
分かった。手続きに不備があるため、政府内からは人工衛星なのか疑問視する声が出ている。
総務省によると、人工衛星を打ち上げる際、姿勢の制御や地球との交信に使う電波が混線しないように
するため、打ち上げの2〜7年前にITUに衛星の名称や使う周波数などを明記した計画を提出する。
ITUは情報を公表し、影響を受ける可能性がある人工衛星を所有する国からの意見を受け調整する。
北朝鮮もITUに加盟しており、この手順を踏む必要がある。違反しても罰則規定はなく、
軍事目的の衛星は対象外だが、北朝鮮は「試験通信衛星」を打ち上げると公表している。【仙石恭】
毎日新聞 2009年4月2日 東京朝刊
http://mainichi.jp/select/opinion/closeup/news/20090402ddm002030082000c.html