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マンセー名無しさん :
2009/02/06(金) 18:15:43 ID:WQm6fNa4
【主張】テポドン発射準備 日米韓の結束強めるだけ 2009.2.5 02:53 北朝鮮が米国領土に到達可能な「テポドン2号」を含む長距離弾道ミサイルの発射準備を進めている ことがわかった。3年ぶりの発射に踏み切れば、発足直後のオバマ政権の対応を含めて朝鮮半島の緊張 が高まる。 米偵察衛星や韓国情報などによれば、同国北部のミサイル発射施設に列車やトラックで貨物が 搬入されつつあり、格納容器の形状からテポドン2号かそれ以上の大きさと推定されるという。 北朝鮮が2006年7月、ミサイルを連射した際、テポドン2号は空中分解して失敗に終わった。 それでも推定射程6000キロはアラスカ州に、改良型(1万2000キロ)なら米西海岸に届き、 米国に新たな脅威となる。核、ミサイル、拉致の包括解決を掲げる日本にとっても重大な問題だ。 断じて発射を許すわけにはいかない。 この時期に「これ見よがし」の行動に出たのは、米新政権発足を意識した動きとみていい。 オバマ政権は中東、アフガニスタン問題に着手したが、北朝鮮問題は「過去の交渉を点検している」 (クリントン国務長官)段階で、基本的にブッシュ政権下で始まった6カ国協議を継続する方針だ。 これに対して北朝鮮は、「核保有国」の立場で新たな核軍縮交渉を要求している。 米政府の具体的な対応方針が固まる前に最大限の脅威を見せつけて、 有利な協議に持ち込むことを狙った常套(じょうとう)手段の可能性もある。 だが、仮に米政府を脅すための偽装行動だとしても、朝鮮半島の緊張を高めるのは無責任な振る舞い としかいいようがない。北朝鮮は05年の6カ国合意で核廃棄を約束したにもかかわらず、 テロ支援国家指定解除や重油供給支援を「ただ取り」した形で核査察を拒否して現在に至っている。
社説:視点 北朝鮮の挑発 体制の緩みを示していないか=論説委員・中島哲夫 北朝鮮の金正日総書記が先月訪朝した中国要人と会談し、重病説はほぼ沈静化した。 「発作で倒れたものの相当回復し、少なくとも重要事項は自分で決裁しているだろう」。 多くの専門家がそう見ている。 その会談前、北朝鮮外務省は談話で在韓米軍基地の査察などを求めた。 米国が受け入れねば「100年たっても」核を放棄しないという。 続いて朝鮮人民軍総参謀部が韓国との「全面対決態勢」に入ると宣言した。 そして会談後、北朝鮮の対南機関が発表した声明は、ひらたく言えば 「朝鮮半島西側の黄海上で南北武力衝突が今後いつでも発生しうる」という意味の脅しを含んでいた。 ごく最近には長距離弾道ミサイル「テポドン2号」の発射準備らしい動きが表面化した。 米国の偵察衛星に見せつけたに違いない。 一連の動向は、金総書記が中国要人に語ったとされる「朝鮮半島情勢の緊張を望まない」という言葉と、 全くそぐわない。中国の体面を傷つけるものと言うべきではないか。 もちろん、北朝鮮得意の戦術ではあろう。米オバマ政権の発足に合わせて緊張を高め 「早く交渉しないと危ないぞ」と迫る。前2代の韓国大統領と違い北朝鮮に融和的でない 李明博政権を圧迫し、政策変更と韓国社会の分裂を同時に狙う。 だが、それにしても挑発が過激だ。 では、付随的な狙いと言われてきた北朝鮮内部の引き締めという要素が、想像以上に重いのか。 裏返して言えば、体制の緩みが深刻なのではないか。そんな疑念が募る。 兆候はある。昨年、韓国入りした脱北者は2800人余り。累計1万5000人を超えた。 知識人、エリート層も増えつつある。対南工作機関の要員まで含まれている。
>7
また韓国メディアによると、北朝鮮では韓国ドラマのDVD録画を楽しむ住民が増えた。
こうした品目も出回る日用品市場を、今年から閉鎖すると当局が布告を出した。
ところが住民の反発が強く、閉鎖は予定通り実施されていないという。
これらは表に出た「緩み」の一部に過ぎない。体制崩壊に直結するほどではないにしても、
最高指導者を神格化している特殊な支配原理にとって、忌まわしい兆候と言えるだろう。
北朝鮮の危機意識が強ければ強いほど、交渉での妥協の余地は狭まり、
武力衝突やミサイル発射の可能性が高まる。影響力のある中国と米国は安易な妥協を排しつつ、
北朝鮮が無益な挑発や暴挙に走らないよう、協調して抑止に努めるべきである。
毎日新聞 2009年2月5日 東京朝刊
http://mainichi.jp/select/opinion/editorial/news/20090205ddm005070066000c.html
春・夏・秋・冬
イランが初の国産人工衛星の打ち上げに成功した事に対して、米国はじめ国際社会がかまびすしい。
衛星=長距離弾道ミサイルへの応用が可能となる、イスラエルや欧州の一部がその射程に入った云々と。
国連安保理が同国の核開発について制裁決議をしているからなおさらだ
▼ 朝米の核問題とも重なってくるが、宇宙条約にもあるように衛星の発射、保有はどの国にも認められた
固有の権利である。米国が発射してイランは認められないなどの論法は通じない。むろん衛星の開発、
その技術の軍事転用が容易な事は常識である。要は当事者がその意思を持つのかどうか、にかかっている
▼時を同じくして、朝鮮が長距離ミサイルの発射実験に踏み切るのではないかという観測が流されている。
衛星同様、ミサイル実験もどの国にも等しく認められた権利である。
朝鮮が必要だと認めれば実験に踏み切るのであって、そこに他国、第3者が入り込む余地はゼロである
▼こうした、三尺童子にもわかる事実について、朝鮮やイラン、キューバなど反米自主を明確にする
国々に対しては、何か重大な問題をはらんでいるかのような、
国際法を犯しているかのような取り上げ方をする。まさに為にする論理以外の何物でもない
▼ イスラエルが行ったパレスチナ・ガザ地区への軍事侵攻、無差別・殺りく行為についてはどうだったか。
かつてのコソボ紛争などと同様、当然、人道に対する罪で告発されるべきイスラエルを米国は明確に擁護、
支持した。このような二重基準を国際社会から一掃すると平和が訪れる。(彦)
[朝鮮新報 2009.2.6]
http://www1.korea-np.co.jp/sinboj/j-2009/08/0908j0206-00001.htm
イラン、「朝鮮との関係発展に特別な関心」
イラン革命勝利30周年記念集会と映画鑑賞会が2日、平壌の千里馬文化会館で行われた。
モルテザ・モラディアン駐朝イラン大使と大使館員が招かれた。
朝鮮イラン親善協会委員長の鄭永秀労働相は演説で、革命勝利後、イラン人民は米国の対イラン
敵視策動を粉砕し、経済発展と人民生活向上をめざすたたかいで多くの成果を収めたと指摘した。
また、金日成主席がイランとの関係発展に深い関心を払い、イランの指導者とともに友好関係の
強固な基礎をもたらしたことについて強調した。さらに、平和的な核活動に対するイラン政府と
人民の原則的な立場に全的な支持と固い連帯を表明すると強調した。
モラディアン大使は、イランと朝鮮は同じ立場に立っており、国際舞台で互いに支持してきたと述べた。
大使は、イラン政府は朝鮮政府との協力関係の発展に特別な関心を払っていると述べ、
朝鮮人民が自主性と原則を堅持してあらゆる分野でまばゆい発展を遂げ、
反帝闘争において引き続き勝利するものと確信すると強調した。(朝鮮通信)
[朝鮮新報 2009.2.6]
http://www1.korea-np.co.jp/sinboj/j-2009/05/0905j0206-00005.htm
〈論調〉 ガザ侵攻の主犯は米国
現在、国際社会が、イスラエルによるパレスチナのガザ地区に対する武力侵攻行為を断罪、糾弾している。
国際法的見地からも国と民族の自主権と人権、平和と正義を重んじる人間の理性と感情の面からも、
ガザ地区に対するイスラエルの武力攻撃は到底許されない犯罪行為である。
イスラエル軍用ヘリが撃ちまくるミサイルに罪のない人々が無残に命を落とし、住居、公共の建物、
学校など、平和的施設が完全に破壊される惨状を目撃してだれもが怒りに歯ぎしりせずにはいられない。
ところが、世界で唯一、米国だけは正反対である。
彼らはイスラエルをひ護するだけでなく、イスラエルのガザ地区侵攻を陰に陽に手助けした。
最近、米議会は、イスラエルがパレスチナのハマスの攻撃に対応する権利を有していることを、
確認するとの決議を採択した。
米国は国連の安全保障理事会でイスラエルとハマスの即時停戦を求める決議が採択された際、
唯一棄権した。米国のこのような行動は、イスラエルのガザ地区侵攻を公に支持したのも同然である。
さらに重大なことは、イスラエルが殺害した人々の大部分が、ハマスの軍事メンバーではなく、
一般の住民であるということである。これはイスラエルのガザ侵攻が本質において、
パレスチナ人の自主独立国家建設の志向を抹殺するための一種の侵略戦争であったことを実証している。
イスラエルによる今回のガザ地区侵攻は、米国の軍事作戦のコピーであると言える。
国連と国際社会を完全に無視してガザ地区を不意に侵攻したことにも、その口実にも、
米国のイラク侵攻行為と一脈相通ずるところがある。
イスラエルのガザ地区侵攻作戦は、米国がシナリオを書いたとの疑念を晴らせなくしている。
(労働新聞3日付論評)
[朝鮮新報 2009.2.6]
http://www1.korea-np.co.jp/sinboj/j-2009/05/0905j0206-00004.htm
米、南朝鮮軍 北侵戦争演習
◆陸、空軍大規模戦力を動員
1月31日発朝鮮中央通信が軍事消息筋を引用して伝えたところによると、
米軍と南朝鮮軍が年初から朝鮮に対する武力を増強し軍事演習を強化している。
1月下旬から南朝鮮駐留米軍第2師団の兵力と戦車、装甲車、砲兵戦力が動員されて地上合同火力攻撃
演習が行われ、同月14日からは米第2師団所属戦闘航空旅団の空中火力攻撃演習が行われている。
米軍は、12日から17日までの間に南朝鮮全域を作戦舞台にして南朝鮮駐留米軍の空軍と陸軍の
大規模戦力を動員して北侵戦争演習を行った。
海外基地から各種航空機が南朝鮮の米空軍基地に次々と機動展開し、14、16の両日には580余機
の各種航空機が縦深対象物攻撃、近接航空支援、空中戦演習を行い、グアム島を離陸した核搭載用
B52H戦略爆撃機が南朝鮮上空に飛来し、爆弾を投下して基地へ戻る演習も頻繁に行われている。
一方、南朝鮮軍も7日から24日までの間に北侵作戦計画「5027−04」に伴う段階別の戦闘行動
規範の完成、協同作戦の実現性をテストするための戦争演習と実戦を想定した「酷寒期訓練」を展開した。
14日には延坪島海上水域を作戦舞台にした緊急出動展開と作戦隊形の編成、火力攻撃演習を行い、
20日には同水域に2隻の戦闘艦船を増強した。(英)
[朝鮮新報 2009.2.6]
http://www1.korea-np.co.jp/sinboj/j-2009/05/0905j0206-00003.htm
南朝鮮で政策転換求める声 「反北政策の必然的結果」
北南合意の無効化を宣明した祖平統声明の発表に関連して、
民主党や民主労働党をはじめとする南朝鮮の野党勢力は、北南間の対決が激化している現在の状況は、
「李明博政府の対北政策によるもの」だと主張、当局に政策の転換を強く求めている。
李大統領は祖平統声明の発表を受けて、「(祖平統の)強硬発言は珍しいものではない」と述べ、
既存の対北政策を変更する意思がないことを明らかにした。
しかし、事態の深刻さから目をそらす保守当局の言動は、野党勢力の強い反発を招いている。
民主党の丁世均代表は、李政権は「北側が対話の場に出てこられるよう、対北政策の基調を転換し、
前提条件なしの南北対話を実現させるべきだ」と、当局の前向きな政策推進を求めた。
民主労働党の姜基甲代表も現在の事態について、「6.15と10.4宣言を否定する李明博政府の
対決一辺倒の対北政策がもたらした必然的結果」だと指摘した。同代表は現状を打開するために、
「政府が南北宣言の履行意志を明らかにし、対北政策の基調を全面的に転換すべきだ」と主張した。
民主労働党は各界の勢力を糾合した諸政党、市民社会団体緊急時局会議の開催を提案する一方、
当局に対して、対話の窓口を開くための対北特使派遣を求めた。
また民間団体も、北側の今回の強硬な立場表明が李明博政権の対北政策に起因したものだという
見方を示しており、「西海上の南北軍事衝突の可能性」に憂慮を表した。
「平和と統一を開く人びと」のユ・ヨンジェ政策室長は、「西海を和解と共存の海に変えるという
10.4宣言の合意を南側政府が否定したことで、西海が血の海になるおそれがある」と指摘し、
当局が事態収拾に積極的に取り組むよう求めた。(相)
[朝鮮新報 2009.2.6]
http://www1.korea-np.co.jp/sinboj/j-2009/05/0905j0206-00002.htm
「竜山惨事」 野党と市民が共同歩調、ソウル市内で連日 追悼集会を開催 ◆「公安統治反対」、広がる輪 既報のように1月20日、ソウル・竜山区再開発による立ち退きに反対しビルに立てこもった住民が 死亡する事件が発生、警察当局の強制的な鎮圧による犠牲だったとの非難の声が高まっている。野党、 市民団体らはこのような事件を引き起こした李明博政権の責任を追及する活動を活発に展開している。 ◆怒りの拡散 「今回の惨事は1%の特権層のための政策と(米国産牛肉輸入に反対する)キャンドルデモ以降、 全面的に強化されている公権力の暴力が引き起こした」 南朝鮮の民主党、民主労働党、進歩新党、創造韓国党などの野党と市民団体は1日、 ソウルで「暴力殺人鎮圧および『MB(李明博)悪法』阻止に向けた国民大会」を開催し、 このような内容を盛った共同声明文を発表した。 「竜山惨事」と呼ばれる今回の事件は、ソウル市竜山区再開発地域の住民らに、 補償対策が不備のまま立ち退きを迫ったのが発端。住民5人と警察官1人が死亡し、数十人が負傷した。 ソウルで行われた「国民大会」には約1万人が参加。連合ニュースによると、野党と市民団体が 政府を糾弾する大規模な集会を共催するのは「1987年の6月民主抗争以来のこと」だ。 この日の大会で民主党の丁世均代表は「87年の民主化運動以降、この国の民主主義は前進してきた。 われわれはこの民主主義を後退させ歴史に逆行するMB悪法を阻止するためこの場に集まった」と強調した。 また、共同声明文は、「『竜山惨事』に対する国民的な怒りが広がっているが、政府と与党はこれから 目を背け2月の臨時国会での非正規職法案など各種悪法の決議に没頭している」と政府を非難した。
>14 一方、88の市民団体で構成された「竜山撤去民殺人鎮圧汎国民対策委員会」は1月31日、 ソウル市内で犠牲者を追悼する集会を開催し、このような惨事を引き起こした警察関係者の処罰と 竜山地区の再開発中止を求めた。集会には8000余人が参加した。 同委員会は今月2日にも同様の集会を開催、今後も連日集会を実施するという。 さらに同委員会は3日からソウル、釜山、大邱、大田、光州をはじめ南朝鮮全土60カ所で、 今回の事件の責任追及の一環として、警察庁長に内定している金碩基氏の処罰を求める署名運動を行っている。 ◆人権の蹂躙 今回の事件は、昨年、米国産牛肉輸入に反対する市民たちの大規模なキャンドルデモに対処する 過程であらわになった李明博政権の「公安統治」の実態と危険性をさらに浮かびあがらせた。 警察当局は事件発生当時、現場にテロや人質事件鎮圧などの特殊任務に就く精鋭部隊まで投入する 異例の「鎮圧作戦」を展開。多くの犠牲者が出たにもかかわらず、李明博大統領は事件をめぐる 警察の強硬鎮圧を指摘する声に、「完全に一方的な話」(1月30日)だと反論した。 警察当局は市民団体が主催する犠牲者追悼集会を「違法集会」だとみなし開催予定地を封鎖した。 さらに検察当局は3日、進歩新党が運営する動画サイトが配信した映像は立てこもった住民に 不利な場面が意図的に削除されたものだとしながら、動画サイト事務所を家宅捜索、 事件と関連する映像の原版を押収した。 進歩新党のリ・チアン副スポークスマンは同日、「資料協力を要請すれば十分に手に入れることの できる映像にも関わらず、捜索令状を出して無理な強圧捜索を行うのは納得できない」と反発、 「キャンドルデモ以降続く、公権力の過度な濫用である竜山事件に対する政府の失策に免罪符を与える ための捜索」だと非難した。
>15
聖公会大学のキム・ミヌン教授は、李政権発足以降の公安関連事件について、
「過去の公安統治スタイルと異なる」と指摘する。
「李政権の統治の根本は法と制度、政策を転換するスタイル」だとしながら、
「抵抗という問題を違法化し憲法上の基本権を封じ込めている」と説明する。
◆全面抗争へ
今回の事件は、野党と市民らによる「反李明博連帯」の形成を強く促す契機となっている。
このような連帯は、2日に開会した臨時国会での「情報院法改正案」や「言論関連法改正案」
「集会およびデモに関する法律改正案」など「MB悪法」と呼ばれる法案の通過阻止に向けてさらに
活発になっていく兆しを見せている。
今回「国民大会」を行った野党と市民団体は昨年12月にも、「経済、民生危機克服に向けた諸政党、
市民社会団体、各界人士の連席会議」を開催した。今回の行動は双方の連帯が「質的、内容的に発展した」
ものだと関係者は指摘している。これまでの「一過性」の連携を克服し、継続的な「反李明博連帯」
への発展に期待を寄せている。
「今、民主主義と大多数の国民の命が危険にさらされている状況が目の前で起こっている。
この重大な危機状況のなかで市民団体や政党の違いなど関係ない。生活を救い、民主を助けるために
力を合わせるべきだ」(1月29日、暴力殺人鎮圧糾弾および「MB悪法」阻止に向けた諸政党、
市民社会団体、各界人士の記者会見)
このような動きについて一部では、民生破綻で生活難を強いられる労働者、農民、失業者、自営業者、
青年学生らが合流すれば市民と李明博政権との全面的な抗争が勃発するのも時間の問題だという見方が
強まっている。(呉陽希記者)
[朝鮮新報 2009.2.6]
http://www1.korea-np.co.jp/sinboj/j-2009/05/0905j0206-00001.htm
合意白紙化した李明博政権 北南対決 地域安保の焦点に 李明博政権が引き起こした朝鮮半島の政治・軍事的対決状況は、東北アジア情勢の焦点として 浮上している。米国オバマ新政権の発足で、国際社会からは朝鮮半島非核化と朝米関係進展に対する期待 まじりの観測も出てきているが、北南朝鮮の間では武力衝突の危機をはらむ事態が醸成されつつある。 今回の祖平統声明は北側の最終判断に基づく立場表明だ。 声明には、もはや李明博政権の政策転換の可能性に期待は持てないという認識が表れている。 南側との「全面対決態勢」に入ることを宣言した朝鮮人民軍総参謀部スポークスマン声明に引き続き、 祖平統という祖国統一運動部門の常設機関が北南合意の無効化を声明の形で「正式宣布」したことは、 世論喚起以上の意味を持つ。 声明が指摘しているように、北南関係を「戦争瀬戸際の最悪の状態」に追い込んだ張本人は 李明博政権だ。同政権は「失われた10年」をことさらに叫びたて、 北南首脳対面の結実である6.15共同宣言と10.4宣言を否定した。 李明博大統領は祖平統声明に対して、「両者の合意は北側の声明一つで破棄される性格のものではない」 と話したが、これは過去の北南合意を反故にした自らの反北対決路線にこそ向けられるべき指摘だ。 北側は李明博政権によって北南合意が死文化、白紙化した事実を追認したに過ぎない。 南朝鮮の一部には、北側の一連の声明は「オバマ政権に向けられたもの」であり、 北側の立場表明を「米国の関心を引くため」だとする見方がある。 李明博大統領の「自由民主主義体制下での統一」発言、反北ビラの散布と謀略放送の強化、 「急変事態」と「先制攻撃」論の提唱など、「李明博政権の反北対決策動は本質において、 われわれを武力でどうにかしてみようという北侵戦争騒動」というのが北側の観点だ。 北側の対南批判を米国の新政権発足と結びつけながらうやむやにする間にも朝鮮半島の緊張は高まり、 南朝鮮当局が「平和と安全をかく乱する存在」としてクローズアップされる構図が生まれている。
>17
北側は今年元旦の3紙共同社説で「朝鮮半島非核化の実現」に向けた強い意欲を表し、
「東北アジアと世界の平和と安全を守るための自主的な対外政策」を推し進めていくと明言した。
今年に入って、中国共産党中央対外連絡部の王家瑞部長が1月21〜24日に訪朝、
金正日総書記と会見した。
また、祖平統声明発表直前の29〜31日にアレクセイ・ボロダフキン次官(6者会談団長)を
含めたロシア外務省代表団が平壌を訪問した。
一連の外交を通じて、東北アジア地域の平和と安全に関する問題が論議されたとみられる。
朝鮮半島で北南対決を激化させている李明博政権は、明らかに国際社会の潮流に逆行している。
米国での政権交代を機に、朝鮮半島非核化を論議してきた6者会談の枠組みにも新たな関心が集まって
いる。昨年12月の6者団長会談は東北アジアの平和安保問題に関する作業部会を今年2月、
モスクワで開催することに合意した。
李明博政権は「非核・開放・3000」を提唱し、北側の核放棄を新たな対北政策推進の前提条件に
するという立場だが、南朝鮮当局のこのような同族対決姿勢が多国間外交の場で問題視されることも
考えられる。
李明博大統領はこの間、北側の「態度の変化」をうんぬんし、「長期的観点」から情勢に対処できる
戦略をとると言ってきたが、実際には悠長な態度をとっていられる状況ではない。
1月17日の朝鮮人民軍総参謀部スポークスマン声明は、99年に宣布した西海上境界線をそのまま
維持するという立場を明確にした。一方の南側は、国防長官が率先してNLLの固守を叫んでいる。
「北南間の政治・軍事的対決は極限に達し、火と火、鉄と鉄が真正面からぶつかり合う戦争の
瀬戸際まで至った」という祖平統声明のくだりは決して誇張された表現ではない。(金志永記者)
[朝鮮新報 2009.2.6]
http://www1.korea-np.co.jp/sinboj/j-2009/04/0904j0206-00002.htm
祖平統1月30日声明 南のNLL固執で緊張激化 ◆原則に沿った対応措置 既報のように、朝鮮の祖国平和統一委員会(祖平統)は1月30日、 ▼北南朝鮮間の政治・軍事的対決状態の解消と関連したすべての合意事項の無効化、 ▼「北南間の和解と不可侵および協力、交流に関する合意書」(1991年採択、92年発効) とその付属合意書にある朝鮮西海海上軍事境界線関連の諸条項の廃棄を宣言する声明を発表した。 今回の声明は、南朝鮮の李明博政権が西海上をはじめとする軍事境界線一帯に陸、海、空軍武力を 大々的に集中させている事実に言及し、 「もはや北南関係をこれ以上収拾する方法も、回復させる希望もなくなった」と断言した。 北側は昨年からさまざまな声明や談話、メディアの論評などを通じて、 北南関係に対する姿勢を改めるよう李明博政権に繰り返し忠告してきた。 しかし、6.15共同宣言と10.4宣言を否定し、 同族対決を追求する李政権の政策路線に変化はないばかりか、逆に対決姿勢をあらわにしている。 こうした事実に対処して、北側は昨年12月、軍事境界線の陸路通行遮断を含めた「重大措置」の 履行を南側に通告。今年1月17日には朝鮮人民軍総参謀部スポークスマン声明を通じて、 南側との「全面対決態勢に入る」ことを明らかにした。 李明博政権によって過去の全ての北南合意が死文化、白紙化した状況で、 「われわれだけが過去の合意に拘束される必要はない」と主張した。 西海では1999年と2002年の2度にわたって北と南の間で武力衝突が起きた。 米国が一方的な境界線を主張しているため、衝突の危険を常にはらんでいる水域だ。
>19 南朝鮮軍部内では戦争熱を鼓吹する動きが顕著だ。李相熹国防長官は今年元旦、 「北方限界線」(NLL)海域を担当する海軍艦隊を訪問、第3の西海交戦に向けた準備に万全を期す ことを指示し、「敵の挑発抑制」を強調するなど、NLLを保持するためには武力衝突もいとわないと いう李政権の姿勢があらわになった。 祖平統声明は、北側が「西海での軍事的衝突を防止し、問題の水域を平和水域に変えるために可能な 全ての努力を傾けてきた」点について強調した。また、海上軍事境界線関連条項を破棄したことについて、 「南朝鮮当局の好戦的策動に対処して不可避的に講じた断固たる措置」だと主張した。 ただし、同声明は合意事項の無効化の範囲を政治・軍事的対決状態の解消問題に関する項目に 限定している。経済分野をはじめとする協力、交流問題には言及していない。 ◆西海境界線問題の経緯 朝鮮西海上の境界線と関連した両者の合意は、北南基本合意書、およびその付属合意書にある 西海上軍事境界線関連条項が唯一のものだ。しかし、同条項の内容は境界線の位置を定めたものではない。 西海の北南境界線付近は、いまだに戦争の火種として残っているのだ。(地図参照) 53年7月27日に結ばれた朝鮮戦争停戦協定は地上の軍事境界線については確定したが、 海上の境界線に関しては見解の一致を見ることができなかった。 南側が主張しているNLLは、停戦協定に反対した李承晩政権の「単独北進」を防ぐために米国が 同年8月30日に一方的に引いた線だ。朝鮮は、朝米間でも北南間でも合意がないNLLを認めていない。
>20
南側がNLLに固執し、自らの度重なる侵犯行為を正当化し続けた結果、
99年6月15日と02年6月29日、同海域で北と南の軍事衝突が起こった。
99年の衝突直後から同年9月まで、事態を収拾するための朝米将官級会談が6回にわたって行われた。
会談で朝鮮は、国際法的規範にのっとった境界線の設定案を提示するなど問題の解決に向けて努力を
傾けたが、米国側は問題の討議自体を拒否した。結果的に朝鮮は、朝鮮人民軍総参謀部の特別報道
(99年9月22日)を通じて、自身が設定した線を西海軍事境界線とすることを宣言した。
2000年、6.15共同宣言が発表された後には、海上境界線を公正に確定するための会談が
北と南の間で行われた。
北側は西海での軍事衝突の根源を取り除くために、過去における双方の主張を無効とし、
新しい土台の上で新たな解決を模索することを主張したが、南側がNLLに固執したため、
協議はそれ以上進展しなかった。
07年10月の首脳対面と会談の結果、北と南は西海での偶発的衝突を防止するために
共同漁労水域を設定し、同水域を平和水域にすること、
黄海南道海州地域とその周辺海域を含む「西海平和協力特別地帯」を設置することに合意した。
直後に開かれた北南人民武力部長(国防長官)級会談(11月27〜29日)では、
これらの問題が集中的に話し合われ、双方は今後も協議を続けていくことで合意した。
しかし、このような努力も、昨年2月の李明博政権発足以来、中断されたままだ。(姜イルク記者)
[朝鮮新報 2009.2.6]
http://www1.korea-np.co.jp/sinboj/j-2009/04/0904j0206-00001.htm
在日コリアン:老齢年金不支給訴訟の敗訴確定
外国籍を理由に老齢年金を受給できないのは不当な差別で憲法や国際人権規約に反するとして、
京都府内の在日コリアン5人が国に計7500万円の賠償を求めた訴訟で、
最高裁第3小法廷(近藤崇晴裁判長)は3日、原告の上告を棄却する決定を出した。
原告側敗訴の1、2審判決が確定した。
国民年金制度は当初、国籍条項が設けられ対象は日本人に限られた。
原告側は制度の不備で在日コリアン高齢者が無年金状態で放置されてきたと主張したが、
1、2審は「立法府の裁量権の範囲内で、憲法や国際人権規約に反するとは言えない」と退けていた。
毎日新聞 2009年2月3日 21時34分
http://mainichi.jp/select/jiken/news/20090204k0000m040108000c.html
北の態度硬化の影に金総書記の健康不安、米専門家 2009年02月05日 17:57 発信地:ワシントンD.C./米国 【2月5日 AFP】北朝鮮の核問題をめぐる6か国協議をめぐって、北朝鮮側が以前より はるかに強硬な路線を取るようになっている背景には、金正日総書記の健康不安問題がある――。 1月に訪朝した米シンクタンクの専門家が4日、このような見解を示した。 ウッドロー・ウィルソン国際センター(Woodrow Wilson International Center for Scholars)の セリグ・ハリソン(Selig Harrison)研究員は、北朝鮮は突然、強硬路線に転じており、 その理由が問題だと指摘。 バラク・オバマ(Barack Obama)新大統領に対し「毅然とした態度」を示すためとの分析もあるが、 ハリソン氏は「金総書記の健康不安の影響」と「韓国の北朝鮮政策の転換」の2点を強調した。 ■金総書記の仕事量は減少 同氏によると、前月の訪朝の際に出会った北朝鮮の高官らは、 「金総書記が脳梗塞で倒れた」との前年8月の報道について「作り話だ」と異口同音に否定した。 だが同氏自身は報道の内容を信じているという。 また、「複数の確かな情報筋」から金総書記の仕事量が大幅に減ってきているとの情報を得ており、 それによれば金総書記は日常的な国内問題の処理は義弟の張成沢氏に任せ、 外交・防衛政策の大半は今や国防委員会のタカ派の手に委ねられているという。
>24
■「南北共同宣言見直し」発言も刺激に
さらに、韓国の李明博大統領が2000年6月と07年10月の南北共同宣言を見直すと発言したことが、
日米韓が北朝鮮体制の体制変革と(南への)吸収合併を狙っているとの北朝鮮の不安を再燃させたと指摘。
「総書記の病状に揺れる北朝鮮にとって、神経を逆なでされたようなもの」と述べて、
李大統領の発言は「歴史的なひどい過ち」だとの見方を示した。
■息子=後継者は「名目」か
一方、金総書記の後継者問題については、「息子が後継者と目されているというような証拠は
見あたらない。だが、うち1人が張氏とともに『名目上の指導者』に担ぎ上げられている可能性は
あるかもしれない」と分析した。(c)AFP
http://www.afpbb.com/article/politics/2568288/3756197
女性7人殺害事件、韓国に衝撃 死刑執行復活論も浮上
2009年2月6日10時0分
【ソウル=箱田哲也】ソウル近郊で38歳の男が女性7人を殺害したとして逮捕された事件に、
韓国社会が衝撃を受けている。メディアは連日、トップ級で報じ、死刑執行の復活論も浮上。
一方で、容疑者と被害者の人権をめぐる熱い議論が広がっている。
逮捕されたのはカン・ホスン容疑者。警察発表などによると、1月26日に逮捕。
06年12月から2年間で20〜52歳の女性計7人を殺害し、遺体を埋めるなどしたと供述した。
カン容疑者は「05年10月に火事で4人目の妻を亡くした後、女性を見れば殺人の衝動に駆られ、
自制できなくなった」と供述。「(2人の)息子が印税をもらえるよう犯行の過程を本にして出す」
とも述べたという。4人目の妻には多額の保険金がかけられていたことも判明した。
凶悪な事件に韓国社会は騒然となり、制度は残っているものの、
97年12月以来執行されていない死刑を復活すべきだとの声が強まっている。
韓国では国家人権委員会の勧告を受け、容疑者を連行する際、顔が分からないよう帽子とマスクを
着けさせるとの規定を警察当局が作っているが、主要紙は一斉に独自入手したカン容疑者の顔写真を掲載。
人権委のホームページには勧告廃止を求める書き込みが相次いでいるという。
ストッキングにブーツ姿の女性が狙われたと伝えられたため、ジーンズやスニーカーに履き替える
女性が増えているとの報道もある。カン容疑者の人権擁護を主張する会員制サイトがインターネット上で
立ち上がると、非難する意見が殺到したという。
http://www.asahi.com/international/update/0205/TKY200902050361.html
北朝鮮が発射準備、テポドン2号改良型か…韓国紙
【ソウル=浅野好春】韓国紙、中央日報は6日、韓国政府関係者の話として、
北朝鮮北東部の日本海側にある咸鏡北道・舞水端里の発射基地に到着したとされる
弾道ミサイルについて、テポドン2号の改良型とみられる、と報じた。
同紙によると、この関係者は、2006年7月に行われたテポドン2号の発射実験が失敗に終わった
ため、改良を加えたと推定されると指摘。射程は、6600キロから1万2000キロに達する可能性
があるとみる専門家もいる。ただ、今回、衛星写真で識別されたミサイルは、
テポドン2号と全長や直径がほぼ同じため、どの部分を改良したかは確認できないという。
(2009年2月6日19時53分 読売新聞)
http://www.yomiuri.co.jp/world/news/20090206-OYT1T00876.htm
HBC「雪まつり」ページ 「韓日」「独島」記述に抗議「メル凸」 2009/2/ 5 60回目を迎える「さっぽろ雪まつり」をめぐって、思わぬ騒動が起きていたことが分かった。 地元放送局が、放火で焼けてしまった韓国の国宝「崇礼門(略称: 南大門)」の雪像を出展したのだが、 これを紹介する特設ページに、「独島」という表現があったことが発覚。 特設ページのスポンサーに抗議のメールが寄せられ、問題の表現は削除された。 放送局によると、担当者の不注意が原因だといい、「報道機関としてはお恥ずかしいこと」と話している。 問題となったのは、北海道放送(HBC、札幌市)がさっぽろ雪まつり用に開設したページの記述だ。 さっぽろ雪まつりは2009年2月5日〜11日にかけて開催され、HBCでは、札幌大通公園7丁目に 「HBC大韓民国広場」を出展。08年に放火で焼失してしまった韓国第1号の国宝 「崇礼門(略称: 南大門)」を、雪像で一足早く「復活」させた。 雪像の様子は、2月5日午前の「JNNニュース」でも全国に生放送で紹介された。 ◆「韓国側の資料の表現を、そのまま使ってしまった」 ところが、雪像を紹介するページ冒頭の、こんな記述が問題化したのだ。 「ここは、国際親善の広場『HBC大韓民国広場』です。 韓日両国は、1965年12月に基本関係条約を締結し、国交正常化されました。 その後の両国関係強化も、独島(日本名=竹島)や過去の問題等のため 必ずしも平坦な道のりではなかったですが(後略)」 「韓日両国」「独島(日本名=竹島)」と、「韓国側」の表現が連続して登場したことから、 一部のネットユーザーの反発を呼んだ。 そして、特設ページに広告を出稿していたスポンサーにメールで抗議をする「メル凸」が行われた。
>29
HBC広報部の説明によると、問題の記述は08年12月22日から公開されていたが、
スポンサー2社に対して2〜3通ずつ抗議のメールが寄せられ、HBCでは1月30日にスポンサーからの
連絡を受けて初めて問題を把握したという。HBCにも、週末から週明け(1月30日〜2月1日)にかけて、
40〜50通の抗議メールが寄せられ、2月2日の午前10時頃、問題の記述は削除された。
「独島」といった表現が掲載されてしまった経緯について、HBCの広報部では、
「担当者が日本や韓国の資料をもとにウェブを作成したのですが、韓国側の資料の表現を、
そのまま使ってしまった部分がありました。文章中でも、『韓日』『日韓』という表現が混在して
いました。報道機関としては、お恥ずかしい限りです」
と話している。
http://www.j-cast.com/2009/02/05035463.html
その担当者の名前を晒し挙げろ、どうせチョンだろ。 と思ったのはウリだけじゃないはずニダ。
【社会】L&G 韓国、ハワイで『円天』 資金悪化背景に計画
2009年2月4日 夕刊
東京都新宿区の健康寝具販売会社「エル・アンド・ジー」(L&G)が高配当をうたって
多額の出資金を集めた事件で、会員への現金の配当を停止した二〇〇七年、
同社の波和二(かずつぎ)会長(75)が、韓国と米ハワイで、電子マネー形式の疑似通貨「円天」
の仕組みを使った事業を手掛けようとしていたことが、関係者の話で分かった。
資金繰りが悪化していたL&Gが、出資金を集めるため海外に活路を見いだそうとしたという。
複数の関係者によると、波会長は同年初め、円天が使えるバザー「円天市場」を世界中に設置して、
L&Gに資金を集約する「世界通貨円天構想」を打ち出した。
波会長は、元妻の親族を社長とする「L&G韓国」を数年前に設立。L&Gの自社ブランドの
化粧品などを輸入販売しており、〇七年八月には、この会社を拠点に韓国国内の店舗と加盟店契約を
結び、「円天」に代わる疑似通貨「ウォン天」が使える「ウォン天市場」を開く予定だった。
商品の販売額と同額分のウォン天を会員に付与することで、販売促進につなげる仕組みだったという。
その布石として、同年五月に横浜市で開かれたL&Gの全国大会の円天市場には、加盟店として
韓国の宝石商などが出店。円天で商品を販売したが、資金繰りに窮したL&Gは加盟店に対し、
円天売上高に応じた現金を支給しなかったため信用を失い、韓国での事業計画は行き詰まった。
同社の幹部会員の男性は「横浜の大会で円天市場を大々的にPRして世界に広めようとしたが、
L&G商法への批判が広がり実現しなかった」と話している。
波会長は、支援者らと毎年のように訪れていたハワイでも、知人の会社などを使う形で円天導入の
調査を始めていたという。
L&Gは〇七年十月に出資法違反容疑で警視庁などの捜索を受け、十一月には破産手続き開始が決定し、
事業を停止した。
http://www.tokyo-np.co.jp/article/national/news/CK2009020402000215.html
【外信コラム】ソウルからヨボセヨ ニンジンの効用
2009.2.7 03:20
薬効名高い高麗ニンジン(朝鮮ニンジン)で「ホンサム(紅参)」というのがある。
白い高麗ニンジンを加工して赤くしたものだが、そうすることによって薬効が高まるのだという。
ぼくは近年、この「紅参」をコーヒー沸かしみたいな特製の器具で加熱してエキスを作り、
それを冷やして毎日少しずつ飲んでいる。濃いコーヒー色をしていて、疲労回復や体調維持に効果的だ。
風邪にもかかりにくく、とくに酒飲みにはもってこいである。
市販のエキスより自家製の原液は信じられる。
韓国の田舎で、山スソなどの傾斜地に黒っぽいムシロみたいな覆いで囲った畑をよく見かけるが、
高麗ニンジンの畑だ。そうした農家の栽培モノとは別に、山に生えている天然モノもあり
「サンサム(山参)」という。こいつはべらぼうに高くて金かダイヤモンド並みだ。
とくに深山で長年ひそかに育ったものは高価で、そういうのを見つけると一生食っていけるとか。
最近、統一教会(現在は世界平和統一家庭連合)の文鮮明師が満90歳の誕生日を迎え盛大な記念行事
がソウル郊外の本部であったと、ニュースになっていた。その際、金正日総書記からお祝いに贈られた
「90年モノ、80年モノ、60年モノ」の3種類の「山参」が紹介されたという。
ニンジンは年代モノほど価値があるのだが、90年モノとは!
後で分かったのだが、貴重さを強調するため10倍にしていうのだそうな。
北朝鮮が故郷の文鮮明師は近年、投資事業などで北朝鮮と親しいようだ。(黒田勝弘)
http://sankei.jp.msn.com/world/korea/090207/kor0902070320000-n1.htm
こんなやつに免許取らせるな! って言うやつは…おらんのだろうな。 それと、60点で合格? チョンには免許取らせるな! と思ったのはウリだけじゃないはず。
朝鮮半島の安定は利益に=北朝鮮に自制求める―中国外交部
2009年2月6日、中国外交部の姜瑜(ジアン・ユー)報道官は定例記者会見に出席、
北朝鮮問題についてコメントした。
先ごろ北朝鮮メディアは中国が新たな北朝鮮支援を決定したと報じたが、姜報道官は
「中国政府は長年にわたり北朝鮮に無償援助を続けている。援助は北朝鮮人民の経済的困難の
克服を支援するためだ」と述べるにとどまり、具体的な援助については言及しなかった。
また、北朝鮮は韓国とのあらゆる合意を無効化すると通告するなど挑発を強めているが、
この問題に関し、姜報道官は「関係国は朝鮮半島の平和と安定が共通の利益になることを理解して
いるとわれわれは確信している」と発言、ミサイル発射準備を整えていると伝えられる北朝鮮に自制を
呼びかけた。また「隣国として中国は南北朝鮮が対話を通じて関係を改善し、和解と協力を推進する
ことを支持している」と対話への期待も表明している。(翻訳・編集/KT)
レコードチャイナ 2009-02-07 14:05:47 配信
http://www.recordchina.co.jp/group/g28353.html
北、長距離弾道ミサイル準備、肯定も否定もせず
2009.2.7 13:29
北朝鮮を訪れていた米国のボスワース元駐韓大使が7日、平壌から北京に到着し、
懸念されている長距離弾道ミサイル発射準備について「(北朝鮮側は)肯定も否定もしなかった。
状況を見守るべきだとしていた」と語った。北京空港で記者団に話した。
元大使は、アブラモウィッツ元国務次官補ら安全保障・外交分野の元当局者、
研究者の一行で北朝鮮を訪問し、日程を終えた。オバマ政権発足後、米国の元当局者らの訪朝は初めて。
元大使はまた、朝鮮半島の最終的な非核化に向け、北朝鮮は「引き続き努力できるという立場だった」
と述べた。
元大使は、北朝鮮の外務省や軍関係、経済関係の高官と会ったとしたが、具体的には明らかにしなかった。
別の同行者によると、金正日総書記の健康問題は取り上げられなかったという。(共同)
http://sankei.jp.msn.com/world/korea/090207/kor0902071333003-n1.htm
【朝鮮半島ウオッチ】「韓国の憂鬱」どうなる米韓関係 2009.2.7 18:00 北朝鮮がミサイル発射の動きをみせ緊張を煽るなか、韓国の李明博政権は米オバマ政権を神経質に 注視している。3日の電話による米韓首脳会談で李大統領とオバマ大統領は「朝鮮半島の非核化」 など対北政策の協調で一致したが、韓国側からみる米韓関係には各論で難題が山積だ。 北朝鮮は年初以来、連日の韓国非難を続け、李政権を「ファッショ」、李大統領を「逆徒」と呼び 「対決宣言」を出しており、韓国にとって米韓同盟強化は喫緊の課題だ。(久保田るり子) ◆頭越しへの懸念 北朝鮮のミサイル発射準備は、オバマ政権との有利な直接交渉を狙う米国へのメッセージ性が高い− と分析されているが、並行してボルテージを上げている韓国非難の方は、過去10年の「太陽政策」を 転換した李政権を敵視、その責任を追及しているため、韓国国民に「李政権の対北政策の誤り」を 知らしめる小規模な軍事衝突の危険性を指摘する専門家が少なくない。 韓国政府は北朝鮮の非難声明につとめて冷静だが、 「北朝鮮ではすでに準戦時体制で、いつ衝突命令が下ってもおかしくない」(北朝鮮関係筋)とされる。 一方の米オバマ政権の対北政策はまだ、輪郭がはっきりしていないが、特使派遣など直接外交を 視野に入れているのは確かだ。 北朝鮮の挑発が続く安保不安のなかで韓国内で危惧されているのは、米朝接近による「韓国置き去り論」 「頭越しへの懸念」だ。李政権にとっては米国との対北政策の具体的な調整が緊急の課題。 今月中に訪韓予定のクリントン国務長官と韓国側の協議がスタートとなる。
>39 ◆オバマ・シフト 2月25日に政権1年を迎え2年目に突入する李政権だが、経済危機の深刻な影響、安全保障環境の 悪化に加え、支持率低迷、左翼勢力のデモといった国内世情の不安定など内憂外患を抱えている。 そんななかで先月中旬、政権基盤を固める内閣改造を行ったが、目を引いたのは “オバマ・シフト”ともいえる対米配慮の人材配置だった。統一相には国際政治学者の玄仁沢氏、 駐米大使に前首相の韓悳洙氏を登用。内定発表は米大統領就任式(20日)直前だった。 南北関係を統括する統一相に指名された玄氏は、李政権の対北政策「非核・開放3000」(核廃棄と 経済開放を前提に韓国が10年間で北朝鮮の国民所得3000ドルを実現する大型支援を行うとの構想) 立案の責任者だった人物。「3000構想」は核廃棄と大型支援と引き換えに経済開放を誘導しようと いう実利主義で南北関係を米韓など国際情勢の枠組みから外交の一角と位置付ける政策だ。 「米韓と南北を連携したい」との李政権のオバマ政権への期待がにじんだ。 駐米大使となる韓悳洙氏は金泳三政権からの経済閣僚経験者で盧武鉉政権では米韓FTA締結支援 委員長を務めた。米韓FTAは盧武鉉政権で合意したが、両国議会は批准していない。米側は自動車 分野に不満でオバマ氏は大統領候補時に「(米韓FTAは)問題が多い」と述べており批准は困難視 されているが、韓国側はFTAに経済効果だけでなく米韓の緊密化、同盟強化を目指している。 首相級の駐米大使指名は韓氏に批准交渉を含む包括的な米韓経済協力の体制強化を任せようとの 「李大統領の意向の反映」との見方が大勢だ。
北朝鮮、ドイツ人医師の厚遇ぶり明らかに 報酬や饗宴
2009.2.7 18:38
【ベルリン=黒沢潤】北朝鮮指導部の心臓治療に携わるドイツ人の心臓外科医(65)が
平壌をたびたび訪れ、北朝鮮側から特別の配慮を受けていた実態が明らかになった。
貧困や飢餓などで多くの国民が苦しむ中、金正日総書記をはじめ政権幹部の体調管理に神経をつかう
北朝鮮の様子がうかがえる。
北朝鮮当局はこの外科医に対し、「名誉医師」の特別称号を授けている。
同外科医が所長を務める「ドイツ心臓センター」(ベルリン)の内部資料によれば、
金総書記が昨年夏に重病で倒れたと伝えられた際も、この外科医は9月26日−10月3日に
平壌を訪問している。実際に金総書記を治療したかどうかは不明だ。
外科医は2007年5月にも訪朝しているが、その際、金総書記が心臓バイパス手術を受けたとも
報じられている。外科医に近い筋が産経新聞に証言したところによると、ベルリン・平壌間の搭乗機の
座席はファーストクラスで、手術に際し「莫大な金額」が外科医計8人の医療チームに支払われた。
外科医はその際、家族とともに朝から「高級な日本料理」をふるまわれたという。
北朝鮮のある外交官によると、「平壌ではキリンビールや刺し身をはじめ、
(金総書記の好物とされる)日本料理が珍重される」と話しており、外科医への厚遇ぶりがうかがえる。
北朝鮮とドイツの医療界の結びつきは古く、北朝鮮政府は旧東ドイツ時代から、
東ベルリン有数の総合病院「シャリテー」に対し、多数の医師の養成を依頼していた。
国交のある両国間では今でも、その流れが引き継がれている。
韓国の金大中元大統領と個人的な親交を持つドイツ人の学識経験者によれば、「シャリテー」は以前、
故金日成主席の首のこぶの除去手術を北朝鮮から打診されたこともあったという。
http://sankei.jp.msn.com/world/korea/090207/kor0902071840005-n1.htm
韓国でも教科書問題 高校近現代史で「左傾化」記述を修正 2009.2.7 21:23 【ソウル=水沼啓子】韓国の歴史教科書をめぐり保守と革新・左派の対立が激化している。 昨年発足した保守の李明博政権は、10年に及ぶ金大中、盧武鉉政権下で反米、親北的な 「偏向した歴史教育」が行われたと非難し、「左傾化」した教科書の記述内容の修正を勧告。 これを受けて教科書が書き直されると、今度は市民団体などが1月に「教育権を侵害した」として 憲法裁判所に違憲審判を求める騒動になっている。 新学年がスタートする3月までの事態収拾は難しそうだ。 韓国では小学校の全科目のほか、中・高校の国語と国史、道徳など一部の科目で国定教科書を使用。 それ以外は、政府の検定を受けた民間出版社の教科書の中から、各学校が独自に選んでいる。 問題となったのは、新学期の3月から使われる高校の近・現代史の教科書。 6種類の教科書で、教育科学技術省が計253カ所の修正勧告を出した。 修正勧告は韓国と北朝鮮を比較する際の記述に多く、たとえば、朴正煕元大統領が主導した 「セマウル運動」に対して、北朝鮮の「千里馬運動」と比べながら、「独裁の産物」と決めつけるなど、 韓国側を否定する内容が目立ったという。 とくに「左傾化」教科書の代表格とされた「金星出版社」は、北朝鮮に好意的な記述や 北朝鮮の「主体思想」の説明などに対して、最多の38カ所の修正を勧告された。 「金星」を含むすべてのの出版社が修正勧告を受け入れる中、無断で修正された「金星」教科書の 執筆者5人が「表現の自由と著述活動を侵害する」として、ソウル中央地方裁判所に、 出版社を相手取り著作権侵害を禁止する仮処分を申請。しかし先月8日に「修正要求に問題はない」 として却下された。結局、「金星」の教科書も新年度から使用されることになった。
奥土一男さん死去 拉致被害者、蓮池祐木子さんの父
2009.2.7 22:00
北朝鮮による拉致被害者、蓮池祐木子さん(52)の父、奥土一男(おくど・かずお)さんが7日、
膵臓(すいぞう)がんのため死去した。81歳。通夜、告別式は親族のみで執り行う。
祐木子さんが昭和53年7月、当時大学生だった蓮池薫さんとともに、新潟県柏崎市の海岸で失跡し、
妻のシズエさんとともに行方を捜し、無事を祈り続けた。
北朝鮮による拉致疑惑が明らかになり、平成9年3月に結成された家族会に合流。
街頭署名などで救出を訴えた。
14年9月に北朝鮮が日本人拉致を認めて謝罪。10月に帰国した祐木子さんと24年ぶりに再会した。
16年5月には北朝鮮に残っていた孫とも対面を果たしたが、
シズエさんは15年8月に73歳で亡くなった。
http://sankei.jp.msn.com/world/korea/090207/kor0902072203007-n1.htm
北朝鮮「宇宙の平和利用進める」 ミサイル転用懸念には触れず
2009.2.7 22:28
北朝鮮の朝鮮労働党機関紙「労働新聞」は7日、「平和的に宇宙を利用する権利はどの国にもある」
とする論評を掲載、「わが国も専門の機関を設置し、宇宙の平和利用に向け、事業を進めている」
と明らかにした。朝鮮中央通信が伝えた。
論評はまた、イランが2日に国産ロケットで国産人工衛星を打ち上げたことを評価、
米国やフランスなどが長距離弾道ミサイルへの転用を懸念していることについて
「中傷したり足を引っ張ったりするべきではない」と批判した。
論評は、北朝鮮が再び長距離弾道ミサイルの発射準備を進めているとして、
米韓が警戒を強めていることには触れなかった。
北朝鮮は1998年8月の飛行体発射について「人工衛星の打ち上げに成功した」と発表したが、
日米韓などは長距離弾道ミサイルだったとしている。(共同)
http://sankei.jp.msn.com/world/korea/090207/kor0902072230008-n1.htm
【週刊韓(カラ)から】辻調の仏料理講座 韓国で人気 2009.2.8 13:00 辻調理師専門学校などを運営する辻調グループ校が協力する料理アカデミー 「tsuji+I(ツジワン)」(鄭永華院長)が昨年3月にソウルで開校し、 フランス料理の講座などが韓国で人気になっている。 講師陣はすべて辻調グループ校から派遣された日本人講師。 「本物の味を韓国に広めたい」と調理器具や厨房設備をはじめ、 トリュフなど韓国では入手困難な食材も日本で調達して使用するという本格的な料理講座だ。 レストランのシェフたちも受講しているフランス料理講座をのぞいてみた。(ソウル 水沼啓子) ツジワンは、ワインバーやワインスクールなども運営している韓国のワイン販売会社 「PDP Wine」から、「食文化を体験できる料理アカデミーを開校したいので パートナーになってほしい」と、辻調グループ校に協力の依頼があったのが開校のきっかけだ。 約2年間の準備期間を経て昨春、開校した。その準備の過程では、模擬授業も実施したが、 韓国ではなかなか手には入らないフォアグラや子羊の肉といったフランス料理の食材集めに苦労したという。 ツジワンの施設は、韓国のセレブたちが集うソウル・新沙洞に「PDP Wine」が ワイン文化普及のためにオープンした「podo PLAZA」のビル内に設置されている。 調理器具や厨房設備はすべて日本で調達し、プロ仕様の道具を使って授業を行っている。 また、トリュフなどの高級食材は韓国では入手が難しいことから、日本で仕入れている。
>48
講座は現在、フランス料理のほか、日本料理、製菓・デザートの3コースがあり、
今年は中華料理や韓国料理のコースもスタートするという。講座は週に2レッスンあり、6週間で終了。
1レッスンの所要時間は2時間半で、1クラス8人に限定。現在、40人が受講中だ。
受講料は300万ウォン(約20万円)と、かなり高めで、受講生は料理好きの主婦などアマチュアが
7、8割。残りはレストランのシェフやフードスタイリストなどで、プロも通う本格的な料理講座だ。
フランス人ではなく、日本人がフランス料理を教えることについては、フランスのミシュラン社が
編集しているレストランの評価を星の数で評価するレストラン・ホテルガイド「ミシュランガイド」の
東京版も出版され、日本のフランス料理のレベルが高いことが韓国人の間でも知られるようになったので
とくに抵抗はないという。
授業はメーンの講師のほか、補助講師2人に通訳が付くというと手厚い態勢で進められる。
受講生たちが直接、調理実習するというよりも、講師のデモストレーションを見て、学ぶスタイルが中心だ。
授業では、調理方法だけでなく、フランス語の料理用語や「フランス人とトリュフのかかわり」
といったフランスの食文化に関する蘊蓄(うんちく)にも触れ、受講生たちは熱心にメモを取ったり、
「トリュフに替わる食材はありますか」などと質問したりしていた。
フランス料理講座の講師を務める野口直樹・辻調グループ校助教授(37)は
「韓国の場合、フランス料理はまだまだ普及しておらず、日本よりも20年近く遅れている感じで
食材や調理器具も手に入りにくい。
こちらで何度か食べてみたが、米国スタイルのものが多く、正直言って『これがフランス料理?』と
思った。だから受講生の皆さんには、フランス人が愛し、長年に渡って伝えられてきた本物の味を教えたい。
ここで学んだ人たちが、韓国に本物のフランス料理を広めてくれたらうれしい」と話していた。
http://sankei.jp.msn.com/world/korea/090208/kor0902081300001-n1.htm http://sankei.jp.msn.com/world/korea/090208/kor0902081300001-n2.htm
【疑惑の濁流】“謎のルート”で工作船の待つ日本海側へ? 浮かび上がる拉致の「点と線」 2009.2.8 13:00 「大町ルート」。北朝鮮による拉致被害者を調べている「特定失踪者問題調査会」(荒木和博代表) が目を付ける不思議な道筋がある。千葉から、東京や埼玉、長野を経て日本海へと抜ける、 かつて在日朝鮮人らが多く使っていた物流ルートのことだ。 「失踪者が消息を絶った現場を地図上に落とすと、奇妙にも多くがルート上に重なる」(調査会)。 終点は北朝鮮工作員の上陸ポイントが多数設定されていた日本海沿岸。 この“点と線”は何を物語っているのか…。 ◆太平洋側から失踪の謎…失踪者の3割がルート上 昭和37年4月、千葉県海上町(現旭市)の自宅から美容院に出かけたまま行方不明となった 家事手伝い、加瀬テル子さん=失跡当時(17)=は、調査会が「拉致濃厚」とする失踪者だ。 翌日には新宿コマ劇場へ観劇へ行く約束を叔母としていたといい、失踪時の所持金はパーマ代のみだった。 加瀬さんのほかにも、周辺では6件の失踪事案(未届も含む)があったことが調査会の調べで 判明している。 だが、仮にこれらの失跡事案が拉致事件だとしても、海上交通量が多い太平洋側に、 工作船が近づくことは事件発覚のリスクを伴う。そこで、調査会が立てた仮説が 「太平洋側で拉致し、日本海側まで陸路で運ばれたとすれば、どのようなルートか」だった。 ヒントは、現地での聞き込み調査でみつかった。 「ここは水あめの産地で、在日朝鮮人の人々が多く従事していたんですよ」 現地調査の際、地元住民はこう説明したという。水あめは焼酎の味付けのため、日本海側から北朝鮮へ 輸出されていた。そして、それらを日本海側まで運んだルートが「大町ルート」だった。
>50 千葉を起点に東京や埼玉、山梨、ルート名ともなった長野・大町を経て、糸魚川付近で新潟、 富山に分かれる。 新潟港は北朝鮮の貨客船、万景峰号が入港していたことで知られ、富山の氷見港にも、 北朝鮮との間を往復する貨物船が頻繁に出入りしていた。 調査会の真鍋貞樹副代表は「(『大町ルート』を使って)新潟、富山の在日朝鮮人が食肉や海産物 などを車で運んでいた。ルート周辺には在日の人々が多く居住する地域もあり、大切なルートだっだ」 と解説する。 北陸から新潟にかけての日本海側には、工作員の上陸ポイントが多数設定されていた。 「そこには工作員をかくまったりする『土台人』と呼ばれる協力者がいたはずだ」。 拉致問題に取り組む関係者はそう指摘する。 在日朝鮮人らの中で工作員に目をつけられた人々が、北朝鮮にいる親族の安全と引き換えに工作活動への協力を強要されたことは、これまでの拉致事件の捜査や韓国での公判の内容で明らかになっている。 調査会によると、失踪者が行方不明となった現場が大町ルート上に重なるケースは、 約150件にも上るという。 これは、調査会に情報が寄せられている失踪者約470人の約3割に達し、 「偶然の一致」とするには確かに多すぎる。 現場は関東に集中しているが、ルート途中の地方にも、失踪ポイントは多く点在する。
>51 「このルートで拉致被害者が運ばれた可能性は捨てきれない」 真鍋副代表はそう語る。 調査会には、その“実証例”ともいえる証言が寄せられたこともあった。 ◆「青年を新潟に運ぶのを手伝った」…ルートと符合する証言 平成16年10月末、調査会に一本の電話が入った。 「(千葉県内にある)病院の関連施設から新潟に運ぶのを手伝わされた。 調査会が発表したあの青年だ。藤田さんだよ」 男は当時60歳ぐらい。 北朝鮮と関係が深いとされる都内の病院関係者の運転手をしていたと自称したという。 調査会は電話に先立つ同年8月、昭和51年2月に埼玉県川口市の自宅からガードマンのアルバイト に行くと出かけたまま失跡した東京学芸大生、藤田進さん=同(19)=について、 「拉致濃厚」と発表していた。 調査会は男と接触を重ねた。 「山梨を通って日本海側で富山方面に分かれる所から新潟へ行き、万景峰号に乗せた」 「(藤田さんは)泣いていた」…。 男はそう証言した。警視庁にも「藤田さんの拉致にかかわった」という趣旨の供述をしたという。 その“拉致”ルートは、まさに「大町ルート」そのものだった。
>52 「だが…」と、真鍋副代表はトーンを落としながら言葉を続ける。 「残念ながら、男の話の信憑(しんぴょう)性を裏付けるものは何もない。 『大町ルート』はあくまでも仮説にとどまっている」 古い話であり、警察の捜査でも、男の証言内容を今確認するのは不可能に近いためだ。 ◆田口八重子さんは? 浮かび上がる“状況証拠” 政府認定の拉致被害者の中にも、どこから連れ出されたか分かっていない被害者がいる。 田口八重子さん=拉致当時(22)=だ。 昭和53年6月、勤務先の東京・池袋の飲食店で知り合った「宮本明」を名乗る 在日朝鮮人の補助工作員に「温泉に行こう」と誘い出されたとされている。 「近く新潟へ旅行に行く」 田口さんは拉致される少し前、飲食店の同僚に、こう話していたことが分かっている。 新潟・佐渡島は、調理師をしていた田口さんの母の故郷でもあり、 捜査当局が「田口さんは新潟で拉致された」との見方を強めた時期もあった。 調査会に電話をしてきた男が関係していたという都内の病院。 ここには、「宮本明」ががんで一時入院していたとされ、疑惑の「点と線」は、 おぼろげながら拉致事件との関連性を浮かび上がらせている。
金総書記、全選挙区で候補に
2009.2.8 20:31
朝鮮中央通信は8日、北朝鮮の国会議員選挙に相当する最高人民会議代議員選挙の有権者大会が
同日までに全選挙区で開かれ、すべての選挙区が金正日総書記を3月8日に実施される
第12期代議員選挙の候補者として「推挙」することを決めた、と報じた。
金総書記は1日に軍幹部らが出席した第333号選挙区の有権者大会で最初に推挙されており、
実際には同選挙区で候補者登録するとみられる。
金総書記は、過去2回の代議員選挙でも全選挙区で候補者に推挙されたが、
最終的には特定の選挙区で候補者登録した。(共同)
http://sankei.jp.msn.com/world/korea/090208/kor0902082034002-n1.htm
金賢姫元工作員の「証言強要」めぐり内部調査 韓国情報機関
2009.2.9 12:15
1987年の大韓航空機爆破事件の実行犯、金賢姫元北朝鮮工作員が最近、韓国の盧武鉉前政権時代に
情報機関、国家情報院(国情院)から「金正日書記(爆破事件当時)の指示で爆破したとする事件直後の
捜査結果は虚偽だ」などと証言するよう強要されたと主張し、国情院が事実かどうか内部調査を始めた。
聯合ニュースが9日、関係者の話として伝えた。
金元工作員は月刊誌に公表された書簡などで、2003年に国情院が「北朝鮮犯行説は虚偽」
との世論づくりを図り、自分をテレビで証言させようとした、などと主張。
一方、国情院内の歴史清算委員会は07年、大韓機爆破は北朝鮮の犯行と確認している。(共同)
http://sankei.jp.msn.com/world/korea/090209/kor0902091219001-n1.htm
春・夏・秋・冬
朝鮮人強制連行真相調査団と日本の平和・市民団体が共催してきた「在日朝鮮人歴史・人権週間」。
今年は7月に強制連行問題をテーマに行われる
▼ 朝青や留学同、朝鮮大学校の青年、学生たちはフィールドワークや名簿整理、証言収集、論文執筆など、
強制連行問題の調査研究に活発に取り組んでいる。修学旅行先で強制連行跡地や墓地を訪れる朝鮮学校も
ある。「強制連行はなかった」という主張が平然とまかり通る日本社会に抗い、
歴史の真実を学び伝える重要な活動だ
▼数十年に渡って在日朝鮮人史を研究しているある研究者は
「今の学生たちは日本の植民地時代の体験談を直接聞く機会が少なくなっている。
学校で学ぶ内容と日本社会で語られる内容が食い違っていることに疑問を抱くこともあるだろう。
だからこそ真実との生々しい接触が求められている」と語る
▼数年前、福岡のある墓地を取材した際、足元に転がっている石が強制連行され犠牲となった朝鮮人の
「墓標」であることを伝えられ、その場で体が固まってしまった。
記者の特権というか、こうした生々しい体験をする機会は多い。
宮崎では日本の「特攻隊員」として朝鮮人の名が刻まれている名簿を目の当たりにし、
北海道では遺骨発掘に立ち会った。そのときの衝撃を決して忘れることはできない
▼解放後60年以上が経った今も、日本各地には無数の同胞の遺骨が眠っている。
だが当時を知る人は少なくなり、痕跡がわからなくなった現場も少なくない。
真実を残し伝えることは、それを知る者に課せられた使命だ。(天)
[朝鮮新報 2009.2.9]
http://www1.korea-np.co.jp/sinboj/j-2009/08/0908j0209-00001.htm
朝英の代表が相互訪問 人的交流を積極推進 朝鮮と英国との関係発展に向けた人的交流が活発に行われている。 朝鮮労働党代表団(団長=党中央委員会の朴慶善副部長)が1月27日〜2月4日まで英国を訪問。 同代表団の訪英に引き続き、英国国会代表団(団長=デービッド・アルトン上院議員、 英国−朝鮮諸政党議員団委員長)が今月3日から朝鮮を訪れた。双方の代表団は相手国の関係者らと 面会し、幅広い分野で対話と交流を促進していくことなどについて話し合った。 朝鮮は2000年以降、欧州連合(EU)加盟諸国と相次いで国交を樹立。01年5月にはEUと 公式の外交関係を結ぶなど、西側諸国との関係改善に乗り出した。今回の一連の外交を通じて、 英国のみならず欧州全体との関係発展に積極的に取り組む姿勢をあらためて示した。 ◆EUとの関係進展 朝鮮労働党代表団は英国滞在期間、同国外務省の関係者およびグリン・フォード上院議員(英国労働党) をはじめとする欧州議会の議員らと会った。 また、ケンブリッジ大学を訪れ、アジア問題専門家、研究者らとの意見交換も行った。 米国の自由アジア放送(RFA)がフォード議員側の関係者の発言を引用して伝えたところによると、 朝鮮側はEUとの関係進展に対する積極的な意志を表明したという。 また、EU側に再生エネルギー関連技術の提供も要請した。 一方、数多くの訪朝経験を持つフォード議員は、欧州議会が朝鮮半島の平和に深い関心を寄せており、 北南朝鮮の間で対話が再開されることを望んでいると述べた。 さらには、EUが今後も人道支援を含めた対朝鮮支援事業を拡大していく意向を明らかにした。 フォード議員は他の欧州議会議員らとともに代表団を結成し、3月に訪朝することが伝えられている。 6者会談と朝鮮半島の平和問題、EUと朝鮮との交流拡大などについて話し合う予定だという。 RFAの報道によると、英国外務省側は今回の朝鮮労働党代表団招請について、 朝鮮側との幅広い分野の対話を促進させることに目的があると説明している。
>59
◆関係発展に意欲
一方、朝鮮最高人民会議の関係者らと英国国会代表団との会談が4日、万寿台議事堂で行われた。
朝鮮側から李種革・朝鮮―英国親善議員団委員長をはじめとする代議員と関係者らが、
英国側からアルトン上院議員など代表団メンバーとピーター・ヒューズ駐朝特命全権大使が参加した。
朝鮮通信によると、会談で双方は両国議員間の親善関係発展および相互関心事となる諸問題について
意見を交換した。
5日には、崔泰福・最高人民会議議長が万寿台議事堂で英国代表団と会見した。
朝英両国は2000年12月に外交関係を樹立した。
国交樹立後、朝英両国の間では経済、文化などさまざまな分野で交流が進んでいる。
代議員、国会議員の相互訪問などの「議員外交」も活発だ。
前出のフォード議員やアルトン議員をはじめとする英国の国会議員代表団は
たびたび朝鮮を訪問している。このような議員交流活動を英国側で担当しているのが、
各政党所属の上下院議員を網羅して03年10月に結成された英国−朝鮮諸政党議員団だ。
朝鮮側も04年3月、崔泰福議長が英国を訪問するなど、両国関係発展に強い意欲を見せている。
昨年3月には慈成男大使が駐英大使としては初めて上下院合同会議で演説し、
両国間の文化交流拡大を訴えた。(李相英記者)
[朝鮮新報 2009.2.9]
http://www1.korea-np.co.jp/sinboj/j-2009/05/0905j0209-00001.htm
中国政府が朝鮮に無償援助
4日発朝鮮中央通信によると、中国政府が朝鮮に対する無償援助の提供を決定した。
通信は、「中国政府の無償援助は強盛大国建設を急ぐ朝鮮人民のたたかいを鼓舞する」ものだと評価した。
中国政府も朝鮮に対する無償援助の提供について、
「中国政府は数年の間、可能な範囲の中で朝鮮に対する援助を続けてきた。
われわれの援助は朝鮮人民の経済的困難に対する支援にその目的がある」(外交部スポークスマン)
と指摘している。
◆米国の支援食糧も到着
南朝鮮の聯合ニュースが4日、米国の声放送(VOA)の報道を引用して伝えたところによると、
米国の対朝鮮食糧支援50万トンのうち、第7次提供分にあたる4940トンが近頃、南浦港に到着した。
今回で支援総量の約3割にあたる17.3万トンが提供されたことになる。
昨年5月、米国政府は朝鮮に食糧50万トンを支援することを公式に発表した。朝鮮側はこの発表直後、
米国側の支援が「朝米両国人民間の理解と信頼増進に寄与するだろう」という立場を表明した。
[朝鮮新報 2009.2.9]
http://www1.korea-np.co.jp/sinboj/j-2009/05/0905j0209-00002.htm
世界労連欧州事務所が南当局に抗議の手紙
世界労働組合連盟(世界労連)欧州事務所が南朝鮮当局の反民主、反統一策動に抗議して1月26日、
李明博大統領に手紙を送った。
世界労連欧州事務所は手紙を通じ労組活動家が逮捕され、
投獄されている南朝鮮の現実を到底許し難いものとして強く糾弾し、次のように強調した。
われわれは南朝鮮政府が労働者の初歩的な権利を尊重し、逮捕、投獄した労組活動家を
直ちに釈放することを求める。
現在、南朝鮮政府は軍事境界線地域で朝鮮民主主義人民共和国に対する挑発策動を露骨に行っている。
南朝鮮政府は軍事演習を含めた朝鮮に対するすべての挑発行為を直ちに中止すべきであり、
南朝鮮に駐屯している外国の軍隊を撤退させるべきである。
われわれは、南朝鮮当局者が反朝鮮策動を中止し、
朝鮮の平和的統一をめざす道に立ち戻ることを強く求める。(朝鮮通信)
[朝鮮新報 2009.2.9]
http://www1.korea-np.co.jp/sinboj/j-2009/05/0905j0209-00004.htm
在米同胞が北南関係改善求めデモ
在米同胞インターネットメディア「民族通信」によると、在米同胞全国連合会のメンバーらが
1月18日、ロサンゼルスの南朝鮮総領事館前で李明博政権に北南関係改善を求めるデモを行った。
メンバーらは「李明博政権は6.15共同宣言と10.4宣言を履行せよ」
「『国家保安法』を撤廃せよ」などのスローガンを叫んだ。
デモでは声明が発表された。声明は李明博政権に対して、
▼北南共同宣言の履行意思を明らかにし、北と南の和解と協力関係を復元し、
▼「国家保安法」を廃止し、
▼事大、売国的な政策を中断し自主的平和統一政策を樹立することなどを求めた。
[朝鮮新報 2009.2.9]
http://www1.korea-np.co.jp/sinboj/j-2009/05/0905j0209-00005.htm
韓流ざんまい:参政権運動率いる「3兄弟」=堀山明子 「右手には地域住民として滞在国の地方参政権、左手には韓国国民として韓国の国政参政権。 国際化社会の中で両方求めるのは当然だ」 在日韓国人の人権運動に尽力した故金敬得弁護士は01年、パリ在住で韓国人向け新聞を発行する 金済完氏と「両手の参政権運動論」を語り合い、意気投合した。日本での外国人地方参政権は 実現していないが、韓国では5日、在外韓国人に国政参政権を認める法案が成立した。 金弁護士は天国で「よっしゃ」と左手を握りしめているだろうか。 金済完氏はその後韓国に戻り、日米中など海外に住む韓国人向けインターネット新聞「世界へ」を 07年に立ち上げ、国政参政権運動を展開してきた。韓国に永住する外国人は06年から地方参政権を 行使しているので、これで両手が満たされた。金氏に先日「目標達成ですね」と声をかけたら、 「国政参政権付与の改正法は不備だらけ。郵便投票も認められていない。 これから3兄弟が手をとりあって改正運動だ!」と次なる目標の話が返ってきた。 金氏によると「3兄弟」とは、 (1)在外韓国人による国政参政権 (2)在日韓国人による日本の地方参政権 (3)在米韓国人による米国市民権 −−の獲得運動に参加する人たち。 バラバラだった3兄弟はこの数年で接点ができたものの「仲の良かったことは一度もない」。 在外投票という共通利益ができたこれからが、「和解するチャンス」という。 金氏は90年代半ば、パリの日本人が日本の国政参政権を求めて活動する姿を見て 「韓国にも在外投票制度を」と新聞で呼びかけた。当時の韓国国内の反応は「日本の次でいいんじゃない」 と冷ややか。在日団体は「日本の地方参政権獲得の障害になるかも」、在米団体は 「米国国籍取得を目指しているのに、本国を思い出させるな」とそれぞれの事情でブレーキをかけた。
【対馬が危ない】100万人署名スタート 新法制定求め
2009.2.7 22:45
長崎県対馬市で韓国資本が一部不動産を買収するなどしている問題で、
日本青年会議所(JC、安里繁信会頭)は7日、新法制定などを求める署名運動を全国で始めた。
JCが全国一斉に署名運動を展開するのは初めて。
「北方領土の返還及び竹島の解放」と「国境・離島を守るための政策の策定」を要望するもので、
9月23日までに100万筆を目標に集め、首相や関係省庁に提出する。安里会頭は
「対馬問題も外交上の大きな争点になっていく危険性があり、今のうちに対処しなければならない」
と協力を呼びかけている。
この日、JCは全国47カ所で約1500人の会員を動員。東京都立川市のJR立川駅前で署名した
女子大生(22)は「奄美大島出身なので離島の問題に関心がある。政府にはしっかり守ってほしい」
と話していた。
http://sankei.jp.msn.com/politics/policy/090207/plc0902072253006-n1.htm
在韓被爆者300人追加提訴へ 長崎地裁
2009年2月8日 00:14
【晋州(韓国南部)7日神屋由紀子】国外居住を理由に被爆者援護の対象外となり、
精神的苦痛を受けたとして在韓被爆者が国に慰謝料を求めている集団訴訟で、
新たに300人が3月にも長崎地裁に提訴することになり、
提訴予定者に対する弁護士の聞き取り調査が7日、韓国晋州市であった。
厚生労働省は昨年8月、出国を理由に健康管理手当を受給できなくなった在外被爆者に対し、
裁判所の事実認定を条件に1人120万円の慰謝料などを国が支払うと決定。
裁判はこれを受けたもので、第1陣388人が昨年12月、長崎、広島、大阪の3地裁に提訴した。
今回、8日までの2日間で晋州市など慶尚南道と釜山市の計300人を調査した上で、
3月にも長崎地裁へ提訴する予定。
この日は、広島市などの弁護士4人や在外被爆者支援連絡会(長崎市)の平野伸人共同代表が面談。
手当打ち切りの根拠となった国の通達が2003年まで存続していたことから、
弁護士が「手当をもっと早くもらいたかったか」などと質問すると、
被爆者は「長い間受けられずつらかった」と訴えた。
=2009/02/08付 西日本新聞朝刊=
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/item/76031
【政治】東京特派員の眼 『太郎と一郎』比較
2009年2月8日 朝刊
最近の各種世論調査では、首相にふさわしい政治家として、民主党の小沢一郎代表が麻生太郎首相を
逆転して上回っています。両氏が政権をかけて対決することになりそうな次期衆院選。
各国の記者に「太郎」と「一郎」を比較してもらいました。
◆『チェンジ』対決に注目 <朴 弘基氏 ソウル新聞(韓国)>
麻生首相と小沢代表は、いわば宿命のライバルだ。
次期衆院選で麻生首相が自民党を勝利に導けば、一九五五年の保守合同以来続く自民党を守った人物
として、小沢氏が勝てば、歴史の転換点をつくった政治家として記録される。
敗れた側は政治生命を失うだろう。
二人の対決で最も注目しているのは、なぜ自分が政権を担うのにふさわしいかを、
どんな論理で説明し、国民を納得させるかだ。
ポイントは、政権獲得後にどんな「チェンジ」が日本に訪れるかだろう。
小沢氏が考える変化の具体策は何か。
小沢氏は日本列島改造論を唱えた田中角栄元首相の秘蔵っ子だったと聞く。
「日本改造」を超えるような、チェンジの先の国家像を示してほしい。
麻生首相も現状に安住しているわけではない。
国会改革、公務員制度改革など、多くのチェンジを打ち出している。
小沢氏が政権を担うよりも強い日本が出来上がるのだ、というビジョンを明らかにしてほしい。
二人の論戦に、韓国だけでなく世界が注目している。
そして変化の競い合いは、日本にとり新たな力となるに違いない。
http://www.tokyo-np.co.jp/article/politics/news/CK2009020802000088.html
韓国刊行の九州沿岸の航海用電子海図に安全上危険を及ぼすようなデータが多々存在するので日本刊行の海図を使用してください[02/04]
http://gimpo.2ch.net/test/read.cgi/news4plus/1234138938/l50 海洋情報部 韓国の航海用電子海図(ENC)について (注意喚起)
今般、韓国が刊行している九州沿岸のENC( KR3G3G00, KR3G3K00)に、以下のとおり航海
安全上危険を及ぼすようなデータが多々存在することが判明しました。
韓国の水路当局に対しては既に連絡を行っているところですが、同海域の航海には我が国
刊行のENCを使用していただくようお願いします。
○韓国刊行ENCの九州沿岸地形等(白い線)は、日本測地系と推定され、南南東に約500mずれています。
ENCの場合はGPSによる絶対位置を表示するため、海図情報が全体にずれていることは非常に危険です。
○現状の地形と異なっています。
ひびきコンテナターミナル及び白島石油備蓄基地が記載されていないなど、地形が著しく現状と相違して
おり危険です。
○灯台の明弧が逆転していたり、航路標識情報に誤りがあったり、著しく現状と相違しており危険です。
○浅所や障害物の情報が現状と相違しており危険です。
海上保安庁海洋情報部 更新日2009年2月4日
http://www1.kaiho.mlit.go.jp/KOKAI/ZUSHI3/cation/cation.html
日韓引き合いに「経済危機を改革の好機に」 オバマ大統領
2009.2.10 10:37
オバマ米大統領は9日、中西部インディアナ州エルクハートで開かれた住民約1700人との対話集会で
「経済危機を改革の好機としなければ、日本や韓国の自動車メーカーに追いつき、競い合うことはできない」
と奮起を促した。就任後、初の地方遊説。
エルクハートはオバマ氏の地元イリノイ州シカゴから約150キロ東にある人口5万人ほどの小都市。
キャンピングカーなどの生産拠点だが、景気後退のあおりを受け、失業率はこの1年間で4・7%から
15・3%に跳ね上がっている。
オバマ氏は「この辺りは全米のどの地域より速いペースで失業が増えている」と述べる一方、
大型景気対策法案に盛られた刺激策が実行されれば
「2年間で8万人近い雇用をインディアナ州に創出できる」と法案への支持を求めた。
オバマ氏は10日には南部フロリダ州フォートマイヤーズを訪れる。(共同)
http://sankei.jp.msn.com/world/america/090210/amr0902101038010-n1.htm
「中国は悲惨な旧正月過ごした」?!五輪開会式リハ盗撮のTV局―韓国
2009年2月8日、中国紙・環球時報は、北京五輪開会式のリハーサルを盗撮した韓国のテレビ局が、
今度は「大部分の中国人が物寂しい春節(旧正月)を過ごした」と中国の負の部分を強調する
特集番組を放送した、と報じた。
特集を放送したのは韓国のテレビ局SBS。番組は始めから終りまで「失業問題に苦しむ中国の悲惨さ」
を強調した構成で、「出稼ぎ農民1000万人が失業」「生活への不満から最近は頻繁に『暴動』が発生」
などと紹介。また、「月収50元(約670円)」の中国人女性が「切符が高すぎて帰省できない」
「肉なんてぜいたく品」と窮状を訴えるなど、数多くの「生活に苦しむ」人々の姿が紹介された。
環球時報はこれに対し、「大部分の中国人は春節を心から楽しんだ」と反論。
SBSが報じた内容は「韓国の視聴者に誤った認識を与えるもの」として不快感をあらわにし、
「リハーサル盗撮事件では世界中の非難を受けたはず。全く教訓が生かされていないようだ」
と切り捨てた。(翻訳・編集/NN)
2009-02-09 20:58:03 配信
http://www.recordchina.co.jp/group/g28405.html
在韓米軍司令官、北朝鮮に「挑発やめろ」
2009年2月9日22時17分
【ソウル=牧野愛博】在韓米軍のシャープ司令官は9日、北朝鮮で弾道ミサイル発射の動きがある
ことについて「北朝鮮がミサイル開発に執着しないことを求める。挑発をやめるべきだ」と語った。
司令官は「米韓両国は全面戦争や自然災害、内戦、核のコントロール喪失などで
北朝鮮が不安定な事態に陥った場合に対応する準備をしている」とも述べた。
米韓両国が99年に基本的な想定と戦略方針を定めた概念計画「5029」を、
実戦に耐えうる作戦計画に格上げする作業が進んでいることを示唆したものだ。
http://www.asahi.com/international/update/0209/TKY200902090273.html
韓国警察の責任不問 鎮圧作戦で市民6人死亡
2009年2月9日22時30分
【ソウル=牧野愛博】韓国ソウル中央地方検察庁は9日、ソウル市の雑居ビル立ち退きを巡り
市民と警官隊が衝突し6人が死亡した事件で、警察の刑事責任を問わないとする捜査結果を発表した。
与党ハンナラ党は「これ以上、政治的に利用すべきではない」とのコメントを出して
事件の幕引きを図る考えだが、野党は反発している。
検察庁は、火災は市民が作った火炎瓶が、ビルに持ち込んでいた大量のシンナーに引火して
発生したと結論づけた。鎮圧作戦を行った警察に刑事責任を問うことは困難と判断。
市民20人を特殊公務執行妨害などで起訴した。
http://www.asahi.com/international/update/0209/TKY200902090272.html
金総書記、ビールぐびぐび言語も明瞭 中国、韓国に連絡
2009年2月10日9時33分
【ソウル=箱田哲也】健康不安が指摘される北朝鮮の金正日総書記が、先月訪朝した中国共産党の
王家瑞・対外連絡部長と会談した際、計5時間にわたって明瞭な言葉で話し、強いビールを何杯も
飲むなど健康な状態にあると見られると、中国政府が韓国側に伝えてきたことがわかった。
韓国政府関係者が9日明らかにした。
この関係者によると、中国側は金総書記の頭髪が自然で、切開したような跡は確認されなかったとして、
脳手術の可能性に否定的な見方を示した。また、中国の胡錦濤総書記の親書を両手で受け取り、
右手で握手した際は握力を感じたとも報告。
左手は不自由でも、特に腫れているようにも見えなかったという。
金総書記と王部長は1月23日、平壌で午前中に2時間、午後に3時間会談したといい、この間、
金総書記は背筋をまっすぐ伸ばして王部長と向き合い、言葉を詰まらせずに話し続けたという。
金総書記は外部からの客をもてなす際、最近よくワインを出すが、今回は一杯も飲まなかったという。
中国政府は金総書記の健康に関するこうした情報を韓国のほか関係各国にも連絡したとみられる。
王部長の訪朝は4回目で、金総書記と毎回会談している。
http://www.asahi.com/international/update/0209/TKY200902090292.html
韓国山焼き観光客4人死亡、火の手逃れようとガケから転落
【ソウル=浅野好春】韓国南部、慶尚南道昌寧郡の火旺山頂上付近で9日夜、
山焼き行事を見物していた観光客4人が死亡、4人が行方不明となり、50人以上が負傷した。
聯合ニュースによると、犠牲者は、突風にあおられた火の手を逃れようとしてガケから落ちる
などしたという。旧正月から15日たった満月祭にちなみ、山上の群生ススキを焼く恒例行事で、
山頂一帯には当時、1万5000人以上が集まっていた。
(2009年2月10日01時51分 読売新聞)
http://www.yomiuri.co.jp/world/news/20090210-OYT1T00111.htm
「朝鮮半島有事にソウル破壊免れず」在韓米軍司令官が指摘
【ソウル=浅野好春】在韓米軍のウォルター・シャープ司令官は9日、
ソウルの外国人記者クラブで会見し、米韓連合軍の即応準備態勢のもとでも、
有事の際には「ソウルが(ある程度)破壊されるのはやむを得ない」と述べた。
また、在韓米軍の兵力について、当面2万8500人規模が維持されるとの見通しを示した。
米韓は、第1次核危機の1994年当時、南北対話の場で北朝鮮代表に「ソウルは火の海になる」
と脅され、実際に相当のダメージを受けると分かったことから、その後は「先制攻撃」の可能性も
含め作戦計画を整えてきたとされる。だが、司令官は「北朝鮮の兵器をすべて破壊するのは不可能で、
ソウルは破壊を免れない」と指摘した。
(2009年2月9日23時01分 読売新聞)
http://www.yomiuri.co.jp/world/news/20090209-OYT1T00829.htm
拉致家族会との面会前向き クリントン米国務長官訪日で報道官
2009.2.10 08:26
【ワシントン=有元隆志】ウッド米国務省副報道官は9日の記者会見で、
16日からのヒラリー・クリントン国務長官の訪日に際して、日本側が北朝鮮による拉致被害者家族会
との面会実現を目指していることについて、「初めて聞いた」としたうえで、
「米政府は拉致問題を非常に懸念している。長官は日本側の提案にしっかりと目を向けるだろう」
と述べ、前向きに検討していく姿勢を示した。
副報道官は、米政府としてこれまでと同様、これからも北朝鮮に対し、拉致問題の解決を促していく
方針を強調した。
http://sankei.jp.msn.com/world/america/090210/amr0902100827003-n1.htm
核管理不能事態も想定 北朝鮮問題で在韓米軍司令官
2009.2.9 18:30
シャープ在韓米軍司令官は9日、米韓両軍が北朝鮮による全面攻撃だけでなく、
北朝鮮内部が不安定化し核兵器を管理できなくなるなど不測の事態を想定した対応計画も整備したと
言明した。ソウルの外国人記者クラブでの講演で述べた。
司令官は不測の事態について(1)自然災害(2)大規模内戦(3)核兵器の統制能力喪失−を例示。
「発動せずに済むことを望むが、あらゆる状況に備えた計画を準備している」と語った。
北朝鮮国内での急変事態を想定した米韓連合軍の「概念計画5029」の改訂作業を念頭に置いた
発言とみられる。
北朝鮮が長距離弾道ミサイルの発射準備ともとれる動きを見せていることについては
「挑発行為を中断するよう要求する」と述べ、発射を強行した場合は軍事的対応もあり得ると
牽制(けんせい)した。(共同)
http://sankei.jp.msn.com/world/korea/090209/kor0902091830002-n1.htm
【埼玉】深谷市、朝鮮学校への助成再開 支給額は中断前の3倍に[02/09]
http://gimpo.2ch.net/test/read.cgi/news4plus/1234173354/l50 埼玉 深谷市が教育助成再開
北部地域同胞 朝・日友好親善の前進確認
埼玉県深谷市議会第4回定例会(昨年11月19日)で第3回定例会から継続審議となっていた
「深谷市に在住する外国人学校・民族学校の児童生徒の教育の機会を制度的に保障するための
教育助成に関する請願」が採択された。
請願は、圧倒的多数の議員が賛成票を投じたことによって採択された。
深谷市は、市町村の合併事業における混乱と地方財政の困窮を理由に、約3年前から朝鮮学校に
対する教育助成金の支出を一時中断していたが、請願の採択を機に再開されることになった。
支給額は中断前の3倍に増額される。また、他の外国人学校にも制度は適用される。
今回の措置は、埼玉北部地域の在日同胞たちの地道な運動の結果だ。埼玉朝鮮初中級学校の生徒
たちは、コンサートなどに出演し、多彩な文化交流を通してその存在意義を示してきた。
今回、共に尽力してきた埼玉県朝鮮人強制連行真相調査団の石田貞団長は、
「在日朝鮮人たちの民族教育への熱意が市政を動かした」と振り返る。
1月25日、総連北部支部の同胞新年会が行われ(写真)、富岡清・熊谷市長や埼玉県議、
地元の市議など日本の有志が多数参加した。
同胞たちは、朝・日友好親善の前進を確認し、
「萎縮することなく胸を張って素晴らしい地域同胞社会を築いていきたい」と語っていた。(丘)
[朝鮮新報 2009.2.9]
http://www1.korea-np.co.jp/sinboj/j-2009/03/0903j0209-00001.htm
高額の印鑑販売会社を家宅捜索
2009.2.10 12:40
「このままでは命がなくなる」などと不安をあおって高額の印鑑を購入させたとして、
警視庁公安部は10日、特定商取引法違反(不実告知、書面不交付)の疑いで印鑑販売会社
「新世」(東京都渋谷区)など関係先を家宅捜索した。
全国霊感商法対策弁護士連絡会によると、新世は世界基督教統一神霊協会(統一教会)系の企業という。
統一教会は「当法人は、宗教法人であり、その規則に従っていかなる営利事業も行っておりません。
したがって、『新世』とは関係ありません」とコメントしている。
公安部の調べによると、新世の20代と30代の女性販売員2人は平成19年10月から20年7月に
かけて、JR渋谷駅前の路上で50代の女性3人に「あなたの運勢を鑑定します」などと持ちかけて
事務所に連れて行き、「先祖の影響が出ている。転換期だ」「このままでは命がなくなる」
「のろいから家族を守るために印鑑が効果がある」などと不安をあおり、
それぞれ数十万円程度の高額の印鑑を購入させた疑いが持たれている。
公安部では、新世が同様の手口でこの数年にわたり印鑑の販売を繰り返していたとみて、
押収した資料の分析を進めるとともに関係者から事情を聴き、販売実態の解明を急ぐ。
http://sankei.jp.msn.com/affairs/crime/090210/crm0902101244019-n1.htm
「日韓併合」「金日成生誕」──2つの100周年で朝鮮半島は激震する=黒田勝弘 2009年2月10日 SAPIO ◆日韓併合の歴史認識に 「NHKと日本政府」陰謀説 韓国に「東北アジア歴史財団」というのがある。盧武鉉前政権時代に国家予算で誕生した準政府機関で、 日本や中国との歴史紛争に対応し、広く韓国の立場を内外に宣伝する組織だ。 財団の理事長は金容徳・前ソウル大教授で、彼はソウル大に「日本学研究所」を開設したことなどを 評価され、日本から「国際交流基金賞」を贈られている。しかし財団理事長としては、慰安婦問題、 竹島問題、日本海名称問題など、日本糾弾事業が目立つ。 その財団の最近の内部資料に「韓日併合100周年に備えた財団の対応策」というのがあって、 こんな意味のことが書かれているという。 「日本のNHKが(日本)政府の支援で日本の学界と連携し"2010年・日韓併合100周年特集"を 企画し、韓日併合の意味などを韓国の学者たちに問い合わせるなど準備を進めており、 (韓国としても)多様な対応策を検討しなければならない」 この件を紹介した東亜日報(2008年10月29日)は 「NHK、日本政府支援で"韓日強制合邦100周年特集"準備」という見出しになっている。 NHKが政府の支援で企画をやるはずはないだろう。 韓国では政府が国家予算を使って自分たちの歴史認識を内外にPRしているので、 日本もそうだろうという韓国マスコミのいつもの意図的(?)勘違いだ。 東亜日報はさらにこう伝えている。「相当数の日本の学者たちが強制合邦の不法性を否認してきており、 最近の日本の右傾化の流れにしたがって強制合邦の合法性を主張する日本の学界の動きも強化されると いう憂慮がある。このため国内の学界は、韓日強制合邦の不当性を世界に知らせる学問的論理の構築に、 もっと力を傾けなければならないという指摘が出ている」
>86 「財団は2009年に"国権侵奪100周年記念国際学術会議"を開き、韓日強制合邦が国際法的にも 不当だったことを知らせた後、2010年には平和をテーマに新しい韓日関係を提示する計画だ」 ちなみに、日本の朝鮮半島支配・統治につながった1910年の日韓併合条約については、 韓国側では「強制」を強調し、不法、無効を主張してきた。 しかし条約には当時の韓国政府が署名しており、国際的には昔も今も合法論が支配的だ。 現在の観点での道義論や政治論ではともかく、学問的には韓国は分が悪い。 そのせいか、韓国の国定歴史教科書『国史』(高校)では「日帝は全国的な義兵の抵抗を武力で鎮圧し 司法権と警察権を奪った後、ついに大韓帝国の国権まで強奪した(1910)」 とわずか2行書かれているだけだ。条約締結や「併合」あるいは「合邦」などはどこにも出ていないのだ。 だから韓国にとって1910年はいやな記憶で、ことさら記念したいとも思っていないのだが、 2010年がそれから100周年にあたるといって、 どういうわけか日本側から「2010年問題」をいう声が出ているのだ。 NHKの企画準備は事実である。寝た子を起こすのか?「均衡取れた歴史認識」に向けた 企画そのものは結構として、どうか慰安婦問題のような反日偏向報道にならないよう祈るばかりだ。 「2010年問題」についてはそのほか、近年、韓国で引っ張りだこの東大名誉教授の 和田春樹先生なども、ソウルでのセミナーで「2010年日韓歴史清算論」を主張している。 そして「日本は竹島を韓国に譲るべき」と提案し、韓国側を喜ばせている。 2010年に向け、また、いや依然としてといおうか、歴史問題などという昔話ではいささか 気が重くなるが。
>87 韓国では「過去問題」が大好きだった頭でっかちの反日左派政権の盧武鉉時代が去り、 保守・実用主義の李明博政権が今年、2年目を迎える。 李政権は昨年のスタート直後、想定外の米国産牛肉輸入問題で旧政権派の左翼反米勢力の 反政府デモに揺さぶられ、出鼻をくじかれた。 しかしその後、あの牛肉・反政府デモはテレビの反米虚偽報道による扇動だったと分かり、 テレビ界は粛清が進み、各界で左派勢力の追放に拍車がかかっている。 今や韓国は米国牛肉の最大輸入国で、輸入牛肉消費は大いに盛り上がっている。 何か月にもわたって政権を揺さぶり、国を揺さぶったあの「反米牛肉ロウソク・デモ」がウソのようだ。 あれは政権交代期の"通過儀礼"だったか。 政治的に旧政権派の反政府勢力を抑え込んだところで、これも想定外にやってきたのが「経済危機」だ。 李政権には得意のはずの「経済」だが、これは韓国だけで片付く問題ではない。長期化は必至だ。 しかし国際的な経済危機がからんだこの「思わぬ不幸」は、逆に国民団結にはもってこいだ。 新年の経済展望を「ほぼゼロ成長」と予測する向きもある。 韓国はこれから「国民みんなが力を合わせ我慢、努力して危機克服を!」となるだろう。 韓国は反米牛肉デモでも明らかなように、キャンペーンの効きやすい社会だ。 そして国際的な経済危機の中での韓国経済の危機だけに、国際協調は不可欠だ。 李政権はすでに外貨確保策として、日本などとの協力体制強化に奔走している。 「経済」と「国際協調」という韓国の生存を賭けた現在・未来重視のトレンドの中で、 100年前の日韓併合などという「2010年問題」は影が薄い。 日韓関係には昔から「韓国が困れば日韓関係はよくなる」という皮肉の声が聞かれる。 韓国の不幸、世界の不幸の中で、日韓関係はすでにその流れにある。
>88 ◆アメとムチのあらゆる対策を 朝鮮半島情勢を左右する一方の北朝鮮はどうか。 こちらは2010年ではなく、実は「2012年問題」に向け大きな転換期に入りつつある。 2012年とは、世襲独裁者・金正日の年齢が満70歳になる年であり、 創業者の父・金日成の生誕100周年の年だからだ。 北朝鮮はこうした節目の年を大いに好む。そして国民動員つまり人民統制・忠誠確保に大いに利用する。 北朝鮮にとって「2012年問題」の核心は権力後継だ。金正日は誰を後継者にするのか。 そしてポスト金正日にどういう体制を残そうとするのか。金正日重病説を背景に、これから準備が始まる。 金正日の"病状"はいかにも怪しい。 北朝鮮当局は内外に健在ぶりを印象付けようと躍起になって写真を発表している。 多くの写真は明らかに合成だが、本当に元気ならそんなにムキにならなくてもいいではないか。 と同時に北朝鮮当局は、そうした"金正日秘密情報を満載した韓国からの宣伝ビラに異常に神経を とがらせ韓国を非難している。"将軍さま"に対する人民の忠誠心が確固としているなら、 南から風船が運んでくる宣伝ビラなど昔からあったことだから、気にすることはないではないか。 北朝鮮では今、金正日病気説とあいまって明らかに民心の動揺や、場合によっては権力に対する 民心離脱が起きているのだ。 北朝鮮は最近、金剛山観光や開城観光の中断、開城工業団地への出入り制限をはじめ、 韓国との対話・交流を中止、制限するなど対外強硬政策が目立つ。 北朝鮮ウォッチャーの間では「北が対外強硬策に出る時は内部の問題がある時」というのは常識だ。 対内危機には内部引き締めのため必ず危機感をあおる。
復元中の南大門公開 ソウル市民が長い列
2009.2.10 22:24
ソウル中心部に位置する韓国の国宝第1号、南大門(正式名・崇礼門)が放火で全焼してから
1年を迎えた10日、復元工事中の同門が一般公開され、
普段は立ち入り禁止となっている現場を見ようとする市民や観光客らの長い列ができた。
一般公開は一日だけで、周辺では南大門の復元作業が順調に進むよう願う祈願祭が行われ、
市民団体が舞を披露するなどした。
南大門は朝鮮王朝時代の1398年に完成。石造りの土台上に木造2階建ての楼閣が建てられ、
日本人観光客にもなじみが深かった。土台部分の修復工事はほぼ終わり、
焼失した楼閣部分の復元作業が今後本格化し、2012年末にすべての工事が終わる予定。(共同)
http://sankei.jp.msn.com/world/korea/090210/kor0902102226003-n1.htm
韓国政府に3億4000万円賠償命令 朝鮮戦争中の大量処刑
2009.2.10 23:10
朝鮮戦争(1950〜53年)開戦直後に韓国で左翼とみなされ警察などに処刑された
「蔚山国民保導連盟」加盟者の遺族508人が、韓国政府に損害賠償を求めた訴訟で、
ソウル地裁は10日、計約51億4000万ウォン(約3億4000万円)の支払いを命じる判決を
下した。聯合ニュースが伝えた。
朝鮮戦争前後の韓国軍や警察による民間人虐殺事件で、国家賠償を命じる判決は初めて。
遅延利子を合わせると実際の賠償額は約200億ウォンに上るという。
国民保導連盟は、韓国政府が共産主義からの転向者らを管理下に置くために全国に組織した団体。
戦争勃発で同連盟員らが北朝鮮に同調することを警戒、警察や軍が多数を虐殺したとされる。(共同)
http://sankei.jp.msn.com/world/korea/090210/kor0902102312004-n1.htm
田口さん、韓国人と結婚? 兄明かす「面会に期待」
2009.2.11 19:08
拉致被害者、田口八重子さん=拉致当時(22)=について「韓国人男性と結婚した」との情報を
聞いたことがあると、田口さんの兄、飯塚繁雄さん(70)が11日、明らかにした。
北朝鮮は、田口さんが同じ拉致被害者、原敕晁(ただあき)さん=同(43)=と結婚したとしており、
新たに矛盾が生じる可能性も出てきた。
飯塚さんによると、以前に関係者から聞いた話だといい、韓国人男性の詳細については知らないという。
北朝鮮は、田口さんは、「1984年10月19日に原さんと結婚。
86年7月30日、交通事故で死亡した」と主張している。
だが、帰国した拉致被害者、地村富貴恵さん(53)はこれまでに、
「86年7月の時点で独身だった」
「田口さんの運転手だった男性から、死亡されたとされる時期の3カ月後に平壌のデパートでみかけたと聞いた」
などと証言しており、北朝鮮側の説明は崩れている。
また、日韓外相会談を終えた韓国の柳明桓外交通商相が11日、飯塚さんらと、
大韓航空機爆破事件の実行犯、金賢姫元死刑囚(47)との面会について「遅からず実現すると承知している」
と述べたことについて、飯塚さんは「会うことが拉致問題を動かすインパクトになる。
八重子のことについて詳しく聞いてみたい」と期待を示した。
面会の日時は未定だが「2週間ぐらいで段取りがつくのではないか」(飯塚さん)と感じたという。
金元死刑囚は、韓国の月刊誌のインタビューなどで田口さんの家族への面会の意向を示していた。
http://sankei.jp.msn.com/world/korea/090211/kor0902111917000-n1.htm
人民武力相に金永春氏 北朝鮮、総参謀長も交代
2009.2.12 00:38
北朝鮮の朝鮮中央通信によると、金正日総書記は11日、
人民武力相(国防相に相当)を金鎰●氏から金永春・国防委員会副委員長に、
朝鮮人民軍総参謀長を金格植大将から李英鎬大将に交代させる決定を同日付で出した。
決定は、金総書記の肩書を「国防委員会と朝鮮労働党中央軍事委員会の委員長」とした。
党中央軍事委員会委員長はこれまで公表されておらず、今回の報道で金総書記が兼務していることが判明した。
昨年夏に金総書記の健康問題が表面化して以降、金総書記名義で指導部人事が報道されるのは初めて。
金鎰●、金格植の両氏が更迭されたかどうかや、異動先などは不明。(北京 共同)
●=吉を2つヨコに並べる
http://sankei.jp.msn.com/world/korea/090212/kor0902120040000-n1.htm
金総書記、砲撃訓練を視察
2009.2.12 11:09
北朝鮮の朝鮮中央通信は11日、金正日総書記が朝鮮人民軍砲兵司令部所属の第681部隊を訪れ、
砲射撃訓練を視察したと報じた。日付は伝えなかった。
金総書記の活動報道は、平安北道の工場を現地指導したと8日に報道されて以来。
視察には、金総書記の11日付の決定で人民武力相に就任したばかりの金永春次帥、
軍総参謀長となった李英鎬大将ら軍高官と、金総書記の義弟でもある朝鮮労働党の張成沢部長、
対韓国関係を総括する金養建統一戦線部長らが同行した。
金総書記は、別の砲兵部隊でも砲射撃訓練を視察したことが1月4日付で報道されている。(共同)
http://sankei.jp.msn.com/world/korea/090212/kor0902121111001-n1.htm
北朝鮮、「国防相」にタカ派起用 軍事的緊張高める狙い 2009.2.12 22:04 【ソウル=水沼啓子】北朝鮮の金正日総書記は11日、人民武力相(国防相に相当)に 金永春・国防委員会副委員長(72)を、朝鮮人民軍総参謀長に李英鎬大将をそれぞれ任命した。 軍内タカ派で金総書記の最側近とされる金永春氏らの登用は、 米国との交渉を見据えて軍事的緊張を高める狙いと後継者問題をにらんだ布石とみられる。 北朝鮮は最近、軍事的な緊張を高める動きを活発化させ、1月17日には、 総参謀部報道官が「韓国との全面対決態勢」を宣言。 長距離弾道ミサイル「テポドン2号」の発射準備の動きも見せる中で、軍の最重要人事が行われた。 北朝鮮はこれまで、軍高官の人事は、故金日成主席の誕生日(4月15日)や 人民軍の創設記念日(4月25日)と前後して実施してきたが、 今回は、金総書記の誕生日(2月16日)を前にして行われた。 金永春氏も李英鎬氏も、軍の中では金総書記の最側近とされている。 韓国紙の報道などによると、金永春氏は「野戦の専門家で、厳しい原則論者」「軍内のタカ派」とされ、 「戦時体制の雰囲気を高めて内部統制を固め、韓国に圧力を加える意図がある」との分析も出ている。 金永春氏が総参謀長を務めていた1998年10月から2007年4月までの間に、 黄海上で2度の南北軍事衝突が起こり、銃撃戦の末、死傷者を出すなど緊張が高まった。
>99
尹徳敏外交安保研究院教授は、最近の北朝鮮動向について「1993年とまったく同じ状況だ」
と指摘する。北朝鮮は同年、核拡散防止条約(NPT)脱退を宣言。
日本海に向けて中距離弾道ミサイル「ノドン」の発射実験を行うなど軍事的緊張を高めて米朝交渉を
進めた。金正日総書記が国防委員長に選出され、軍優先の「先軍体制」の原型ができたのも同じ年だ。
尹教授は「米国にオバマ新政権が誕生し、北朝鮮はいま正念場を迎えている。核問題は米朝交渉で決着
をつけるというのが北の狙いで、オバマ政権との交渉を見据えて瀬戸際外交を繰り広げている」とした。
また、今年67歳になる金総書記の健康問題とも絡んで後継者問題も急浮上。
3月8日には最高人民会議代議員(国会議員)選挙も行われ、3期目となる金正日体制がスタートする。
尹教授は「今回の人事は、後継体制の構図を作るための人事固めという意味合いもある」と分析している。
http://sankei.jp.msn.com/world/korea/090212/kor0902122205004-n1.htm
金剛山観光で予約販売開始 韓国企業、再開への支持求め
2009.2.13 00:39
北朝鮮軍兵士による韓国人観光客射殺事件で昨年7月に中断した金剛山観光に関し、
事業主の韓国企業、現代峨山は12日、ツアーの予約販売を13日から始めることを明らかにした。
観光再開への世論の支持を得るのが狙いで、再開時の優先参加資格と参加費割引が受けられる。
同社は4月の再開を目指しているが南北関係は悪化しており実現の見通しは現段階では暗い。
同社は3万人を目標に予約を取り付け、再開の機運を盛り上げたい考えだ。
同観光は2泊3日コースで、平日料金は23万ウォン(約1万5000円)からだが、
3万ウォンの予約金を支払えば料金が最大で5割引きになる。(共同)
http://sankei.jp.msn.com/world/korea/090213/kor0902130040000-n1.htm
米の訪朝団、「クリントン親書」持参 北側は直接対話を要求
2009.2.13 01:28
米国の民間訪朝団として今月7日まで北朝鮮・平壌を訪れていたボスワース元駐韓大使が、
非核化作業の進展を求めるクリントン国務長官名の「親書」を北朝鮮側に渡していたことが12日、
分かった。6カ国協議筋が明らかにした。北朝鮮側は「米朝直接対話を求める」と回答したという。
協議筋によると、ボスワース氏らは3日に平壌入りし、翌4日に北朝鮮側に6カ国協議の枠組みで
核施設の検証作業の早期の完了を求める「親書」を渡した。これに対し、北朝鮮側は
▽核計画の申告は朝鮮半島とその周辺の非核化を前提とする
▽核廃棄は行動対行動の原則で進める
▽核施設での燃料棒抜き取りなど具体的な核の無能力化については、エネルギー支援の結果を確認した上で進める
−ことを要求。これらの点について、まず米朝直接対話を進めることを求めたという。
ボスワース氏は7日、経由地の北京で記者団に「非核化に向けた北朝鮮の取り組む姿勢が確認できた」
と語っていたが、具体的な交渉内容は明らかにしていなかった。
その際、北朝鮮が長距離弾道ミサイル発射の準備をしている兆候があることについて、
「(北は)否定も肯定もしなかった」とも述べていた。
欧米メディアは、ボスワース氏がオバマ政権で北の核問題を担当する特使に就任すると報じており、
ミサイル発射をちらつかせながら改めて米朝2国間交渉を進めようとする北朝鮮側の思惑に乗って、
オバマ政権が「6カ国協議よりも2国間交渉を急ぐ恐れがある」(協議筋)と懸念する声も上がっている。
http://sankei.jp.msn.com/world/korea/090213/kor0902130130001-n1.htm
「金総書記は数週間職務不能だった」 米情報長官が書面で証言
2009.2.13 09:45
【ワシントン=有元隆志】米中央情報局(CIA)をはじめ16の情報機関を統括する
ブレア国家情報長官は12日、上院情報特別委員会公聴会に提出した書面証言で、
北朝鮮の金正日総書記が昨年8月、脳卒中のため数週間執務不能となったが、著しく回復し、
いまは主な政策決定を行っているとみていると表明した。北朝鮮がウラン濃縮による核計画を
秘密裏に進めているとの懸念が情報機関のなかで高まっていることも明らかにした。
ブレア長官は経済的な苦境や国民の困窮にもかかわらず、金正日体制に反対するような組織は
国内に見あたらず、政権の基盤は依然強固だとの見方を示した。
核開発問題に関しては、北朝鮮が核兵器を「戦争のためよりも抑止、外交手段」とみていると指摘した。
さらに、「軍事的敗北の危機にあると感じ、あるいは制御不能な状態に陥らない限り、
米軍や米領土への核兵器使用を試みることはないだろう」とした。
拡散問題については、「弾道ミサイルやミサイル関連部品をイランを含む中東諸国に売るとともに、
シリアの原子炉建設に協力した」と明記した。そのうえで核技術を再び移転する可能性があると懸念した。
長官は自国の抑止力維持のため、北朝鮮が核兵器や核物質を輸出する可能性は核技術移転と比べて高く
ないとした。もっとも、経済的に苦しくなり生き残りのために輸出に踏み切る可能性はあるとも記した。
イランの核開発については、2003年秋に核兵器開発を中止し、少なくとも07年中ごろまでは
活動を再開していないとの見方を示した。ただ、核兵器生産に関連する技術開発や、核物質の輸入は
続けているとして、警戒感を表明した。核兵器に使われる高濃縮ウランの製造は2010年から
15年の間に技術的に可能になるとの判断を示した。
http://sankei.jp.msn.com/world/korea/090213/kor0902130947004-n1.htm
北朝鮮 2月25日前後にミサイル発射可能 韓国紙報道
2009.2.13 10:34
【ソウル=水沼啓子】13日付の韓国紙、朝鮮日報は、李明博大統領が就任1周年を迎える
今月25日前後に、北朝鮮が長距離弾道ミサイル「テポドン2号」の発射準備を完了させる可能性が
あると報じた。
米偵察衛星などによる追跡や監視を避けるため、上部を覆い、通常の貨物列車(20メートル余)の
2倍の40メートルに達する長さの特殊な貨物列車を使い、咸鏡北道の舞水端里のミサイル発射基地
まで運搬したという。
米韓情報当局によると、北朝鮮は現在、発射基地の建物内でミサイルを組み立てており、
この作業終了後、発射台への移動・垂直設置、液体燃料注入などが必要なため、
今月16日の金正日総書記の誕生日までにミサイルを発射するのは事実上不可能という。
舞水端里のミサイル発射基地では、発射準備を行っているとみられる人や装備が頻繁に行き来する
様子も捕捉されている。
http://sankei.jp.msn.com/world/korea/090213/kor0902131035005-n1.htm
【正論】東京基督教大学教授・西岡力 金賢姫証言があぶり出した闇 2009.2.13 03:40 ≪3時間にわたる会見記事≫ 大韓航空機爆破事件の犯人、金賢姫氏が十数年ぶりに口を開いた。 彼女は韓国が10年ぶりに保守政権となった昨年10月初め、元国会議員に長い手紙を書き、 盧武鉉前政権と親北テレビ局などから受けた迫害を告発した。 その手紙を入手した『月刊朝鮮』元編集長、趙甲済氏が同誌12月号に寄稿した。 趙氏は金賢姫氏と連絡を取り続けており、私は昨年末、ソウルで趙氏と面会し、金氏への質問を託した。 日本に帰国した拉致被害者は、横田めぐみさんが「スッキ」という北朝鮮女性に日本語を教えていたと 証言した。そのスッキが金氏の同僚工作員、金淑姫(キム・スクヒ、 韓国語で続けて発音すると「スッキ」と聞こえる)であったのかの確認もその一つだった。 年が明け、趙甲済氏は金氏と3時間にわたり面談し、同誌2月号に寄稿した(『月刊正論』3月号 に和訳掲載)。それによると、金氏は横田めぐみさんについて次のように話している。 「淑姫がめぐみから日本語を学んだといいます。もちろんそのときは金淑姫に日本語を教えてくれた 女性の名前がめぐみだとは分かりませんでした。幼いとき日本から拉致されてきて、性格がおとなしく、 拉致されてきた韓国男性と結婚し、娘を産んだという話を聞きました」
>105 ≪田口さんらが帰国すれば≫ 同じ記事の中で金賢姫氏は田口八重子さんについても語っている。 「最近、青年になった田口の息子の写真をテレビで見ましたが、目がお母さんと似ていますね。 息子にかならず会いたいです」 「(李恩恵=田口さん=が死んだとは)信じられません。あそこは交通事故が起きることがありません。 (日本に)送り返せば私と関係すること、そして工作員教育状況などが知られてしまうから、 離さないのでしょう」 2002年9月、北朝鮮は日本人を拉致したことを認め謝罪した。 だが、「拉致したのは13人だけで8人は死亡した。5人とその家族の帰国で拉致問題は解決した」 という新たなウソをついた。しかし北は死亡の証拠を出せず、被害者が13人とする証明をも できなかった。だから今、日本政府は、すべての被害者の生存を前提に即時帰還を求めている。 なぜ北朝鮮は、偽の遺骨まで出して被害者死亡としなければならないのか。 私は、国家ぐるみのテロ犯罪への金正日総書記の責任を回避するためと主張してきた。 北は田口さん拉致は認めたが、大韓機爆破事件は韓国の捏造(ねつぞう)、 田口さんは金賢姫氏の教官ではないと主張している。 もし田口さんが帰国すれば、金賢姫氏の主張の正しさが証明される。 めぐみさんも金氏の正しさを証明する証人となることが今回判明した。 だからこそ北は田口さんやめぐみさんが死んだ、というウソをつかざるを得なかったのだ。 一つウソをつくとそれを守るために次々にウソをつかざるを得なくなる。
>106
≪捏造キャンペーンの解明を≫
韓国で、大韓機事件を捏造とするキャンペーンが盛り上がるのが2001年秋からだった。
親北組織が記者会見などを開き、04年にかけ、テレビの3大ネットワークが、
事件には疑惑が多いとする長時間の特別番組を放映した。
特に、KBSは第2回小泉訪朝の当日から、そのような特別番組を2夜連続で流した。
そして05年、盧武鉉政権は、三審制の司法が有罪判決を下した大韓機事件を「疑惑事件」だとして、
国家情報院に組織した「委員会」で再調査を行った。
その上、全政府機関の上に立つ「真実と和解」委員会は、今も再調査を続けている。
事件の遺族の一部も捏造説を主張し、日本人に会う前に自分たちと会えと金賢姫氏を圧迫している。
金正日総書記が拉致を認めたとき、日本では朝鮮総連や旧社会党など親北勢力が大変なダメージを受けた。
もし、田口さんらが帰ってきて金賢姫氏と会ったなら、金総書記は115人の韓国人労働者らを爆殺した
テロリストということになり、親北派は重大な影響を受けたはずだ。
それを防ぐため北の工作機関は、小泉訪朝の直前、日本に拉致の一部を認める準備を始めたころから、
韓国の親北派を使って大韓機事件捏造キャンペーンを展開したのだ。
いま世界でも、捏造説が残っているのは韓国だけだ。
金賢姫氏の告発を受け、李明博政権が国家情報院やテレビ局の正常化に大胆に取り組むなら、
真実が韓国民にも伝わる。そうなれば北としては被害者死亡というウソをつき続けるメリットがなくなる。
李政権が金氏の告発を真摯(しんし)に受けとめ、田口さんの家族と金氏との早期の面会実現や、
捏造キャンペーンを操った勢力の摘発にまで踏みこめるか注目していきたい。(にしおか つとむ)
http://sankei.jp.msn.com/world/korea/090213/kor0902130319002-n1.htm
【主張】金賢姫面会 拉致を日韓連携の弾みに 2009.2.13 03:43 大韓航空機爆破事件(1987年11月)の実行犯、金賢姫(キムヒョンヒ)元死刑囚と、 拉致被害者で金元死刑囚に日本語を教えていた田口八重子さんの家族との面会が実現する見通しとなった。 田口さんのケースは、北朝鮮工作員だった金元死刑囚の「李恩恵という日本人女性から教育を受けた」 との供述をきっかけに明らかになった。その後の警察当局の調べで、 「李恩恵」は拉致された田口さんと判明し、日本政府が拉致問題に本腰を入れて取り組む契機にもなった。 金元死刑囚と田口さんの家族の面会が実現すれば、北朝鮮による拉致が国際テロを実行する工作員を 養成するための国家犯罪だという事実を改めて世界に発信することになる 。拉致問題解決と被害者救出に向けた国際世論の盛り上がりが期待される。 面会は、北に融和的だった盧武鉉(ノムヒョン)政権に代わって過去の政権とは一線を画す 李明博(イミョンバク)政権が韓国で誕生したからこそ、実現の運びになったともいえる。 これを機に、新しい形の日韓の協力関係が一層強化されることを望みたい。 北朝鮮は「李恩恵なる日本人女性はいない」と言いつつ、田口さんについて、 「84年10月に原敕晁(ただあき)さん(拉致被害者)と結婚し、 原さん病死後の86年7月に田口さんも交通事故で死亡した」と説明している。 しかし、田口さんの兄で拉致被害者家族会代表の飯塚繁雄さんは最近、「韓国人男性と結婚した」 との情報を聞いた。帰国した拉致被害者の地村富貴恵さんも、北が死亡したとする時期の3カ月後に 田口さんを平壌で見かけたという話を聞いている。北の説明のウソは明白である。
>108
16日、ヒラリー・クリントン米国務長官が来日する。クリントン氏は先の中曽根弘文外相との
電話会談で、拉致問題を重視する姿勢を示した。拉致問題へのオバマ新政権の理解をさらに深めるため、
クリントン氏と被害者家族との面会が実現できるよう、日米両国政府に調整を求めたい。
北朝鮮が拉致被害者の再調査を約束した昨年8月の日朝協議から半年が経過した。
北は約束を果たすどころか、弾道ミサイル発射の脅威をちらつかせている。
クリントン氏の来日とその後の金元死刑囚と田口さんの家族との面会は、
不誠実な北を動かす突破口となり得る大きなチャンスである。
http://sankei.jp.msn.com/world/korea/090213/kor0902130320003-n1.htm
2009年2月13日(金曜日)付 朝日新聞社説 /ー- /==ヽ i ▲_▲/. |/ /|\(-@∀@) キョキョキョ ⌒⌒''(つ 朝 Φ_. ■金賢姫元死刑囚―田口さんの家族と語れ ▼~|\ .\三\[=]\ | .| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ | ■沖縄の不発弾―国の責任で早く対処を . \| 死神新聞 | ※中傷する意図は全くありません 金賢姫元死刑囚―田口さんの家族と語れ 北朝鮮の工作員として87年にビルマ沖で大韓航空機を爆破した金賢姫(キム・ヒョンヒ)元死刑囚。 彼女の日本語教育係だったと日本政府が断定しているのが、 かつて「李恩恵(リ・ウネ)」という名で語られた拉致被害者の田口八重子さんだ。 その金元工作員と、田口さんの家族が初めて面会できる可能性が大きくなった。 韓国外相が「遠からず実現されると承知している」と語った。 突然連れ去られたうえ、北朝鮮でどうなったかもわからない。家族らの長い間の苦しみはいかばかりか。 31年前の事件当時、田口さんの長男はわずか1歳だった。母の顔も、そのぬくもりも、記憶にはない。 そういう家族が金元工作員から話を直接聞く機会ができそうだ。 面会を早く実現させ、家族が肉親の消息に迫れる場をつくってほしい。 大韓機爆破は、ソウル五輪を翌年に控えた韓国への妨害工作でもあった。 「蜂谷真由美」名義の偽造旅券を持った金元工作員らが実行した。
>110
彼女は韓国に移送後、爆破事件について詳しく語り、自伝も出版した。
だが金大中、盧武鉉の両政権時代には、ほとんど姿が見られなくなった。
韓国に亡命して北朝鮮の金正日体制の打倒を訴えた
黄長ヨプ(火へんに華、ファン・ジャンヨプ)元朝鮮労働党書記もそうだ。
韓国の政権が南北交流を進めることにまず目を向け、北朝鮮を無用に刺激することを避けたためだ。
そんな金元工作員が再び表に出られるようになったのは、保守の李明博政権ができたことが大きい。
前政権が北朝鮮に融和的すぎたとして、李政権は見直しを始めた。
そのため北朝鮮は非難の度を強め、南北関係は悪化の一途をたどっている。
ここは李政権として、いたずらに北朝鮮に譲歩するのではなく、
まず日本や米国との協調を確認して北朝鮮に臨もうということだろう。
今回の面会問題の進展は、そうしたなかでの新たな日韓協力の象徴的な出来事ともいえる。
北朝鮮は02年、当時の小泉首相訪朝時に拉致の事実を初めて認めた。田口さんについては、
同じく拉致した日本人男性と結婚し、86年に交通事故で亡くなった、としてきた。
だが田口さんは、やはり拉致被害者である韓国人男性と結婚したのではないかという情報も報じられている。
金元工作員の証言の多くはすでに公になり、日本政府も事情を聴いた。面会で拉致の新事実が
わかる可能性は大きくないかもしれないが、真相究明へ一歩でも進めれば幸いなことだ。
韓国も多くの拉致被害者を抱える。拉致問題の進展へ日韓の連携を強め、
そして核問題も含めて米国のオバマ新政権との結束を固めていきたい。
週明けのクリントン国務長官のアジア歴訪はそのいい機会になる。
http://www.asahi.com/paper/editorial20090213.html
「6カ国協議促進の良い機会」 クリントン氏アジア歴訪で米国務副長官
2009.2.13 12:07
スタインバーグ米国務副長官は12日、ワシントン市内で講演し、
クリントン国務長官によるアジア歴訪に、「6カ国協議を前進させる良い機会になる」と指摘し、
対北朝鮮政策で日本や韓国、中国と連携を密にしていく意向を表明した。
副長官は北朝鮮の金正日政権に、
「オバマ政権が6カ国協議プロセスを強く支持していることを理解すべきだ」と強調。
同政権が「非核化に向けた義務を果たせば、前向きな道が開ける」と関係改善に期待感を示した。
クリントン長官が初外遊先に日本を選んだことにも触れ、
「日本は(アジア太平洋地域の)要だ」とし、日米関係の重要性を訴えた。(共同)
http://sankei.jp.msn.com/world/america/090213/amr0902131209010-n1.htm
米国務長官と拉致家族会との面会「必ず実現」官房長官が言及
2009.2.13 12:20
拉致被害者の家族会と支援組織「救う会」、超党派の国会議員でつくる「拉致議連」は13日、
官邸で河村建夫官房長官と面会し、来日を予定しているクリントン米国務長官と家族会との面談が
実現するよう要請した。
河村長官は「会えるということで前向きに検討しており、必ず実現すると思っている」と述べた。
家族会事務局長、増元照明さん(53)は面会後、「クリントン長官は拉致問題の重要性を
理解しているとうかがっているので、会っていただけると思っている」と期待を示した。
また、家族会側は、拉致被害者の田口八重子さん=拉致当時(22)=の家族と、
田口さんから日本語教育を受けた大韓航空機爆破事件の実行犯、金賢姫元死刑囚との面会についても、
日本政府の尽力を求めた。
http://sankei.jp.msn.com/world/korea/090213/kor0902131220006-n1.htm
北朝鮮が核弾頭製造に着手か 米研究者証言
2009.2.13 13:44
米シンクタンク、国際政策センターのハリソン・アジア研究部長は12日、米下院外交委員会の
アジア太平洋小委員会公聴会に提出した書面で、1月の北朝鮮訪問時に会談した軍幹部から、
弾道ミサイルに搭載する核弾頭製造に乗り出したことをほのめかされたと証言した。
ハリソン氏は訪朝後に記者団に対し、北朝鮮が六カ国協議の合意に基づいて申告した
プルトニウムについては「すべて武器化した」と北朝鮮高官から説明されたと述べていた。
この日の公聴会では、「武器化」の定義は不明だとする一方、国防委員会報道官の李賛福上将から
「(プルトニウムを使った)ミサイル弾頭を製造中もしくは製造を試みているとほのめかされた」
と指摘した。(共同)
http://sankei.jp.msn.com/world/korea/090213/kor0902131344007-n1.htm
北朝鮮「テポドン2号」発射準備?基地へ設備輸送…韓国報道
【ソウル=浅野好春】韓国の聯合ニュースは11日、消息筋の話として、
北朝鮮北東部の日本海側にある咸鏡北道・舞水端里基地に、
テポドン2号と推定される弾道ミサイルの発射に必要な追加設備を輸送している模様だ、と報じた。
聯合電によると、平壌近くの軍需工場から、設備を積んだ車両が舞水端里のミサイル発射基地に
相次いで移動しており、この消息筋は「発射準備作業を段階的に進めていると分析される」と語った。
(2009年2月11日18時48分 読売新聞)
http://www.yomiuri.co.jp/world/news/20090211-OYT1T00569.htm
田口さん家族と金賢姫元死刑囚の面会を調整、韓国外相が会見
【ソウル=加藤理佐】中曽根外相は11日、ソウル市内で韓国の李明博大統領、
柳明桓外交通商相とそれぞれ会談し、北朝鮮問題などで意見交換した。
外相会談後の共同記者会見で、柳外交通商相は大韓航空機爆破事件の実行犯、金賢姫元死刑囚と、
その教育係を務めた拉致被害者の田口八重子さんの家族との面会を調整していることを明らかにした。
柳外交通商相は「遅からず面会が実現されると承知している」と語った上で、
面会の時期や場所は「調整中」とした。
田口さんは1978年に拉致され、日本政府は金元死刑囚の日本語教育係だった「李恩恵」を
田口さんと特定した。兄の飯塚繁雄さんは拉致被害者家族会の代表を務めている。
(2009年2月11日19時15分 読売新聞)
http://www.yomiuri.co.jp/world/news/20090211-OYT1T00431.htm
「どうか将軍さま…」金総書記の健康祈願の詩、北朝鮮が放送
【ソウル=浅野好春】北朝鮮の朝鮮中央放送は11日、金正日総書記の健康を祈願する
異例の詩を伝えた。
16日に総書記が67歳の誕生日を迎えるのにちなんだ放送で、
「健康悪化説」との関連で注目されそうだ。
韓国の聯合ニュースによると、この詩は朝鮮作家同盟中央委員会の詩人、柳ドンホ氏の作品で、
題名は「我らの将軍さま、健康でいらしてください」。全8節からなり、いずれの節も
「我らの将軍さまが健康であられれば」で始まり、「この世の万事、楽しく、すばらしく見えます」
などとつながる。最後に「我が父なる金正日将軍さまよ、どうか、どうか、健康でいらしてください」
と締めくくられている。
北朝鮮では今年の旧正月(1月26日)前後にも、金総書記の健康を祈願する子どもの集まりや、
住民のインタビューを集めた番組が放送されたという。
(2009年2月11日20時28分 読売新聞)
http://www.yomiuri.co.jp/world/news/20090211-OYT1T00570.htm
北朝鮮軍部で異例の人事、国防相と総参謀長が同時に交代
【ソウル=浅野好春】朝鮮中央通信によると、北朝鮮の国防委員会と朝鮮労働党中央軍事委員会は
11日、朝鮮人民軍の金永春国防委員会副委員長(次帥)(72)を人民武力相(国防相に相当)に、
李英鎬平壌防御司令官(大将)を人民軍総参謀長にそれぞれ任命する決定を伝えた。
北朝鮮で人民武力相と軍総参謀長が同時に交代するのは異例。
金鎰チョル・前人民武力相や金格植前総参謀長がどんなポストに異動したかは不明だ。
さらに、この日の決定は金総書記の肩書を国防委員長とともに、党中央軍事委員長と初めて報じた。
(チョルは吉を二つ並べる)
同委員長ポストはこれまで空席と考えられてきたが、
こうした変化は北朝鮮軍部の権力構図に何らかの重要な変動があった可能性をうかがわせている。
(2009年2月11日23時05分 読売新聞)
http://www.yomiuri.co.jp/world/news/20090211-OYT1T00866.htm
在日韓国人の強制退去、韓国側が拒否…70年代外交文書で判明
【ソウル=前田泰広】日本政府が1970年代後半、
日本で犯罪を犯した在日韓国人を韓国に強制退去させようとし、
韓国政府が受け入れを拒んでいたことが、韓国政府が12日公開した外交文書で明らかになった。
拒否された日本側は、強制退去対象者を北朝鮮に送還する可能性を韓国側に「暗示」したとしている。
外交文書によると、韓国政府は「韓国に生活基盤がない」などとして強制退去対象者20人の
受け入れを拒否。在日韓国大使館は78年7月、「日本政府が北朝鮮に送還することを暗示した」
と分析し、「日本との協議で1人の受け入れを決めた」と韓国外務省(現外交通商省)に報告した。
だが同省は、「受け入れられない」と大使館に再協議を指示したとされる。
(2009年2月12日00時03分 読売新聞)
http://www.yomiuri.co.jp/world/news/20090211-OYT1T00976.htm
「金総書記、脳卒中から回復」米が脅威評価報告
【ワシントン=黒瀬悦成】米政府の16情報機関を統括するブレア国家情報長官は12日、
北朝鮮の金正日総書記の健康状態に関し、
「昨年8月に脳卒中を起こし、数週間にわたり執務不能に陥った」ものの、
「最近は公の場で活動しており、健康が著しく回復し、主要な政策決定を下している」
との分析を明らかにした。
上院情報特別委員会の公聴会に同日提出した、2009年版の「脅威評価報告」で示した。
長官はまた、北朝鮮が核兵器を保有しても、金正日体制が「軍事的敗北の瀬戸際にあると認識し、
どうしようもないほど制御不能な状態に陥らない限り、米軍や米領土への核攻撃には踏み切らない」
との見方を示した。
(2009年2月13日12時47分 読売新聞)
http://www.yomiuri.co.jp/world/news/20090213-OYT1T00526.htm
北朝鮮ミサイル発射、可能性低いと分析 クリントン長官
2009年2月11日19時32分
【ワシントン=鵜飼啓】クリントン米国務長官は10日、北朝鮮による弾道ミサイル発射の動きに
ついて「地域の安定や平和を脅かすような行動の前兆ではないと見ている」と述べ、
実際に発射する可能性は小さいとの分析を示した。
中旬からのアジア歴訪時に北朝鮮核問題の進め方を各国と協議する考えも示した。
一方、長官の側近でオバマ政権の国務省政権移行チームを率いたシャーマン元国務省顧問は同日、
7日まで訪朝していたボスワース元駐韓大使にオバマ政権が北朝鮮との対話に意欲を示すメッセージを
託していたことを示唆、「北朝鮮は前向きに反応しているようだ」との見方を示した。
シャーマン氏はワシントンでのシンポジウムで、ボスワース氏が北朝鮮に
「大事なメッセージを伝えた」と言及。
(1)政権は発足したばかりで問題に取りかかるまで時間がかかる
(2)北朝鮮核問題は重要課題の一つ
(3)米側の関心を引くために悪い振る舞いをする必要はない、などのメッセージを伝えたと語った。
http://www.asahi.com/international/update/0211/TKY200902110178.html
金賢姫と田口さん家族面会「遠からず実現」 韓国外相
2009年2月12日3時1分
【ソウル=牧野愛博】韓国の柳明桓外交通商相は11日、訪韓した中曽根外相との共同記者会見で、
拉致被害者の田口八重子さんから日本語教育を受けた大韓航空機爆破事件実行犯の金賢姫元死刑囚と
田口さんの家族との面会について、「遠からず実現されると承知している」と述べた。
柳氏は「具体的なことは調整中だ」と述べる一方で、実現の時期については見通しを示さなかった。
金元死刑囚は韓国在住。韓国政府関係者によると、田口さんの家族は今年に入って日韓両政府を
通じて金元死刑囚に「韓国で1月中に面会したい」と打診。金元死刑囚は
「お目にかかりたいが、今は事情があって会えない。時期を改めて考えたい」と回答していた。
韓国政府関係者によると、面会は早くても春ごろになる見通し。
金元死刑囚の安全を考え、面会を非公開とする意見も内部で出ているという。
http://www.asahi.com/international/update/0211/TKY200902110207.html
韓国新政権、金賢姫・元死刑囚との面会を後押し 2009年2月12日7時30分 【ソウル=牧野愛博】大韓航空機爆破事件の実行犯、金賢姫元死刑囚と拉致被害者の田口八重子さん の家族との面会が実現へ向け動き出した。金元死刑囚との関係がこじれた過去2代の革新系政権に 取って代わった李明博政権が協力的なことから、春ごろには面会にこぎつける可能性があるが、 拉致問題で新事実が明らかになる可能性は小さい。 98年の金大中政権発足後間もなく、金元死刑囚は水面下に姿を消した。盧武鉉前政権まで2代に わたり北朝鮮に融和的な政権が続き、北朝鮮に批判的な金元死刑囚の言動に神経をとがらせたからだ。 田口さんの家族は04年にも日本政府を通じて面会を打診したが、 韓国政府は「母親がテロリストだったことを子どもに知られたくないと金元死刑囚が訴えている」 と説明。田口さん側が託した手紙の受け取りも拒んだ。 ところが保守の李政権になって金元死刑囚は昨年10月、元韓国国会議員に接触。 盧前政権下で、情報機関の国家情報院が「韓国側の自作自演だった」などとして 爆破事件の見直し調査を進めたことを批判する手紙を託した。 元議員は「自分の証言が疑われたことに怒ったようだ」と語る。 1月には、有力ジャーナリストとも面会し、国情院の対応を批判した。元議員らによると、 金元死刑囚は国情院長らに謝罪を求める手紙を送ったが、反応がないため、直接行動に出たという。 田口さんの家族と面会する案も、そんな中で浮上した。金元死刑囚は元議員にあてた手紙で 「テレビで(田口さんの)息子をみた。会ってあげられなくてもどかしい」と語り、 ジャーナリストには「ぜひ会いたい。日本にも行ってみたい」と伝えた。
米の北朝鮮核問題特使にボスワース氏か ロイター報道
2009年2月12日10時57分
【ワシントン=鵜飼啓】ロイター通信は11日、米政府が北朝鮮核問題を担当する特使に
スティーブン・ボスワース元駐韓大使を任命すると報じた。事実とすれば、イラク大使に転じる
見込みの6者協議米首席代表、ヒル国務次官補に代わり、米国の対北朝鮮政策をまとめることになる。
一方、AP通信は「ボスワース氏に就任の打診が行われた」とする政府当局者の話を引用。
クリントン国務長官は15日に日中韓などアジア歴訪に出発する前に特使人事を発表したい考えだ
、と報じた。
ボスワース氏は、94年の米朝枠組み合意を受け、北朝鮮で軽水炉を建設するために設けられた
国際機関、朝鮮半島エネルギー開発機構(KEDO)の初代事務局長で、
クリントン政権後期の97〜01年に駐韓大使を務めた。
現在はフレッチャー外交法律大学院学長で、7日に訪朝を終えたばかりだ。
オバマ政権には、ヒル氏が北朝鮮核問題に集中するあまり、
担当の東アジア太平洋地域全体への目配りがおろそかになったとの反省がある。
このため、国務次官補とは別にこの問題だけに取り組む特使を設ける方針を決めていた。
http://www.asahi.com/international/update/0212/TKY200902120082.html
韓国統一相に高麗大・玄仁澤教授、「いつでも対話」
2009年2月12日19時30分
【ソウル=箱田哲也】韓国の李明博大統領は12日、統一相に玄仁澤高麗大教授(54)、
企画財政相に尹増鉉元金融監督委員長(62)、国家情報院長に元世勲前行政安全相(58)
を任命した。玄氏は「韓(朝鮮)半島の平和と南北関係の発展のためなら北の責任ある当局者と
いつどこで、どんな議題、形式でも対話する用意がある」とあいさつした。
玄氏は李政権が対北朝鮮政策として掲げる「非核・開放3000」の作成に中心的な役割を果たした。
就任前から北朝鮮メディアは「(玄氏が統一相になれば)関係はさらに悪化し、完全に決裂するだろう」
などと激しく反発。韓国の野党も南北関係がさらに冷え込むと批判していた。
http://www.asahi.com/international/update/0212/TKY200902120249.html
金賢姫元死刑囚との面会「時期は本人次第」 韓国外相
2009年2月12日19時52分
【ソウル=牧野愛博】韓国の柳明桓外交通商相は12日の記者会見で、
拉致被害者の田口八重子さんから日本語教育を受けた大韓航空機爆破事件実行犯の金賢姫元死刑囚と
田口さんの家族との面会について、「面会は韓国で行われると承知している」と語った。
面会の時期や形式については「当事者間で協議が進んでいると把握している」と述べるにとどめた。
面会は「基本的に金賢姫さんの意思に沿って決定されるべきだ」とも語った。
韓国政府によれば、同省は情報機関の国家情報院を通じ、
金元死刑囚から面会の時期や公開の是非などについて連絡が来るのを待っているという。
金元死刑囚は最近、周囲に日本行きへの意欲を見せていたが、身辺の安全を考え、
韓国政府内には旅券発給に慎重な意見がある。
87年の事件当時、「蜂谷真由美」名義の偽造旅券を持っていた金元死刑囚は、
日本で旅券法違反に問われる可能性があり、関係者の間で「日本行きは難しい」との声が出ていた。
http://www.asahi.com/international/update/0212/TKY200902120252.html
「金総書記、数週間職務不能だった」米国家情報長官報告
2009年2月13日10時59分
【ワシントン=梅原季哉】「おそらく昨年8月に脳卒中を起こし、数週間にわたり職務遂行不能だった」
――ブレア米国家情報長官は12日、北朝鮮の金正日総書記の健康状態についてこのような見方を示した。
この日議会に提出した世界の脅威に関する年次報告の中で明らかにした。
脳卒中の結果、数週間は「倒れる前のような活発に職務を行う能力が阻害されていた」とする一方、
「最近の行動を見る限り、健康を相当回復し、主要な決定を下しているとみられる」との見方を示した。
世界全体を扱った報告書46ページの中で、北朝鮮には1ページ余りを割いただけだが、
北朝鮮が核兵器を「実際の戦闘での使用よりも、抑止や国際的地位、外交圧力の手段とみている」と分析。
「体制が軍事的敗退や崩壊の危機に直面していると認識しない限り、
核兵器を米軍や米領土に対して使おうと試みることはない」と推測した。
http://www.asahi.com/international/update/0213/TKY200902130050.html
春・夏・秋・冬
「わが民族同士」の基本精神が込められた6.15共同宣言と10.4宣言を否定した李明博大統領。
その本人の口から「同じ民族」という言葉が発せられようとは、想像もしていなかった
▼ 李明博大統領は9日の定例ラジオ演説で、
「北朝鮮を心から心配し、助けとなる国は同じ民族の韓国だけだという事実を悟るべきだ」と述べた。
しかし、一方で「南北関係で重要なのは揺るぎない明確な原則だ」などと述べているのを見ると、
どうやら北に対し「南に対する『強硬姿勢』を改めろ」と上から物を言っているようだ
▼李明博政権発足後、「同じ民族」として朝鮮に対して果たして何を行ったのか。
「北からの要請があれば国際機関を通じて(食糧)支援をする」
「世論の同意を得たうえで支援を考える」などとお茶を濁し結局、何もしなかったのはどこの誰だったのか
▼ 南朝鮮当局が何もしなくても、民間レベルでの北南交流は今も続いている。
中国をはじめとする諸外国との交流も盛んだ。
現時点では先行きは不透明だが、米国の新政権発足により朝米関係でも何らかの変化が起こるのは確実だ。
こうした状況から、袋小路に入ってしまったのが自らであることを、
南朝鮮当局はそろそろ気付いてもいい頃ではないのか
▼「過去のように北朝鮮の顔色をうかがって終わりを誤るより、最初に困難があっても正しく出発し
結果をよくすることが重要だ」という「対北原則」で、何を得たのか。
この「原則」自体がすでに誤っていることを、李明博大統領は真摯に受け止めなければならない。(国)
[朝鮮新報 2009.2.12]
http://www1.korea-np.co.jp/sinboj/j-2009/08/0908j0212-00001.htm
南の労働者団体が実務者会合
白頭山共同登山を協議
南朝鮮の統一ニュースによると、北側の朝鮮職業総同盟(職総)と南側の全国民主労働組合総連盟
(民主労総)、韓国労働組合総連盟(韓国労総)が4〜7日、平壌で実務協議を行った。
白頭山共同登山を含めた北南労働者統一大会を、6.15、10.4両宣言の発表を記念して
6月15日〜10月4日の間に平壌と白頭山で開催する問題が話し合われた。
共同行事に関しては、南側の両労総が時期、規模、日程などを検討した後、
3月に平壌で行われる北南労働者代表者会議で最終決定される予定。
3月の代表者会議ではこのほかにも、「労働者団体が6.15、10.4両宣言を固守、
履行するにあたっての課題が論議」(民主労総のキム・ヨンジェ統一局長)される。
今回の協議では、韓国労総側が3〜4月にかけて4〜5億ウォン(約2650〜3300万円)相当の
「統一米」を北側に提供することについても話し合われたという。一方の民主労総側は今月初め、
組合員による募金を通じて174トンの「6.15統一米」を北側に送っている。
[朝鮮新報 2009.2.12]
http://www1.korea-np.co.jp/sinboj/j-2009/04/0904j0212-00004.htm
麻生首相の施政方針演説を非難 朝鮮中央通信
「過去清算回避の駆け引き」
朝鮮中央通信は7日、「旧態依然とした政治的駆け引き」と題する、要旨次のような報道を配信した。
日本の麻生首相は2009年施政方針演説で、対朝鮮問題に関して
「拉致、核、ミサイル問題を包括的に解決し、国交正常化を実現すべく取り組む」と力説した。
今年の演説には全く新しさがないし、これまでの反朝鮮敵視の立場がそのまま反映されている。
これは、朝・日関係問題解決の根本を捨てた日本当局の旧態依然とした政治的駆け引きにほかならない。
日本が国交正常化の前提条件を「拉致、核、ミサイル問題解決」と見なす思考方式は、
被害者に代価を求めるような鉄面皮でねじ曲がったものである。
周知のように、これまで朝・日両国間に正常な国家関係が樹立されず、
不信と対立の関係が形成されてきた根本原因は、日本が過去の罪悪に対する誠実な反省と賠償をせず、
わが国に対する敵視政策を悪らつに実施してきたところにある。
朝・日関係発展は徹頭徹尾、日本が先の世紀、朝鮮人民に働いた犯罪をきれいに清算するところから
出発すべきである。
にもかかわらず、日本が過去の清算をあくまで回避して「拉致問題」はじめほかの問題に対する
優先的解決に固執し、それを国交正常化実現の前提にしているのは言語道断である。
日本は過去の清算を回避し、われわれから何らかの譲歩を引き出そうとする愚かな政治的駆け引きを
やめるべきである。(朝鮮通信)
[朝鮮新報 2009.2.12]
http://www1.korea-np.co.jp/sinboj/j-2009/04/0904j0212-00003.htm
朝鮮の論調 09年 1月 反北対決政策に変化のない李明博政権への「全面対決姿勢」が講じられた。 朝・日関係の行方も不透明だ。そんななか、米国でオバマ政権が発足。 直接的な言及はまだないが、核問題と朝鮮半島の安全保障問題という朝米間の懸案が強調された。 ◆対米 核、安全保障問題強調 米国の核問題と朝鮮半島の安全保障問題を扱った論調が目立った。 朝鮮外務省スポークスマンは13日、米国が朝鮮半島の非核化は朝鮮が核放棄すれば実現する問題 であるかのような主張を繰り広げていることを問題視し、談話を発表した。 談話は、「米国の対朝鮮敵視政策とそれによる核の脅威によって朝鮮半島の核問題が生じたのであって、 核問題によって敵対関係が生じたのではない」と前置きし、「米国の対朝鮮敵視政策と核の脅威の 根源的な清算なしには、100年が経ってもわれわれが核兵器を先に手放すことはない」と主張した。 続いて労働新聞15日付は、米国は、朝鮮半島平和保障の当事者としての責任から絶対に逃れられない と強調した。現在、朝鮮半島情勢の緊張が激化していることについて「全面的に米国に責任がある」と指摘。 「米国に朝鮮を侵略する意図がなければ朝鮮と平和協定を締結できない理由はない」と強調した。 さらに、朝鮮外務省スポークスマンは17日、「米国の核の脅威が少しでも残っている限り、 われわれの核保有の地位はいささかも変わらない」との立場を示した。 これは、米政府内で「朝鮮が先に核を放棄してこそ関係正常化が可能」などと核問題と関係正常化問題を 対峙させる主張が出ているのと関連して、朝鮮中央通信社記者の質問に答えたもの。
>132 スポークスマンは、米国の主張は「朝鮮半島の核問題の本質に対するわい曲」だとしながら、 「関係正常化と核問題は徹頭徹尾、別個の問題」だと強調した。 民主朝鮮2日付論評は米国の核政策の矛盾について指摘。 「核の拡散」を促した張本人は米国だとして、その責任を追及した。 労働新聞31日付論説は「核軍縮」を訴える米国の欺まん性を非難。 「米国は朝鮮を核攻撃の対象に定めて核の脅威を加え続けている」としながら、 「米国の核の脅威が続く限り、戦争抑止力をいっそう強化する」と主張した。
>133 ◆対日 対朝鮮敵視政策変化なし 日本の軍備増強を非難する論調とともに総連と在日朝鮮人問題に関する長文の論説が2度配信された。 労働新聞5日付は2008年に総連と在日朝鮮人に対して日本当局が行った弾圧を概括し、 「日本の対朝鮮敵視政策にいささかの変化もなく、こんにち極限にいたっている」との認識を示した。 同紙は、昨年の日本当局の総連弾圧を振り返り、このような事態が続けば「無慈悲な報復を加える」 と警告した。 労働新聞24日付は、在日朝鮮人問題が発生した原因と経緯、日本当局が問題解決を妨げてきた 事実などを改めて取り上げた。 そのほか、16日発朝鮮中央通信は、石原慎太郎東京都知事の「中国が北朝鮮を合併することが一番楽」 「平和的に瓦解できる」(13日)などの発言を取り上げて非難した。 23日発朝鮮中央通信は、石原都知事などが朝鮮の首脳部に「拉致被害者の再調査を求める書簡」 を送付したことと関連、「『拉致問題』、核問題をうんぬんして、人気を上げようとするのが 日本の反動層であり、このような政治ブローカーが大手を振って歩くのが不正常な国−日本の政界」 だと非難した。 さらに石原都知事について「突飛な発言を連発するだけの見るも哀れな政治役者」だと断じた。
>134 ◆対南 「全面対決態勢に入る」 朝鮮人民軍総参謀部は17日、李明博政権の対北対決政策を粉砕するための「全面対決態勢に入る」 と宣言するスポークスマン声明を発表した。 声明は「原則的立場」として▼全面対決態勢に突入▼南朝鮮軍の「先制攻撃」「よう懲」に 「強力な軍事的対応措置」で対応▼北側が設定した西海海上軍事境界線固守の3点を主張。 声明は冒頭で、李明博大統領の「過去のように北に何かを与えて南北関係が改善したと考えてはいけない」 (昨年12月31日)との発言を取り上げ、これを「対決宣言」とみなした。 声明発表以降、国内では声明を「正義の宣言」(労働新聞1月19日付)などと支持する論調が 相次いでいる。 民主朝鮮20日付は声明発表後の南側当局の対応を非難し、政策転換はおろか北南対決をさらに あおる言動を展開する李政権は「権力の座から退くべき」だと主張した。 祖国平和統一委員会は30日に発表した声明で、李政権が西海の海上をはじめ軍事境界線一帯に 陸、海、空軍武力を大々的に集中させている事実に言及し、「もはや北南関係はこれ以上収拾する方法も、 立て直す希望もなくなった」と述べた。北南間の政治的・軍事的対決状態解消と関連したすべての 合意事項の無効化と、西海海上軍事境界線条項の破棄を宣言した。 昨年11月、北南将官級軍事会談北側団長は、12月1日から軍事境界線通過を遮断するなどの 「重大措置」を講じることを発表している。
>135
元旦に発表された労働新聞、朝鮮人民軍、青年前衛の3紙共同社説は
「こんにちの世界に、わが国のように政治的に安定し、全人民が未来への大きな希望と抱負、
信念にあふれている前途洋々たる国はない」という楽観と自信を示した。
年始から外交分野でさまざまな動きがあった。
金正日総書記は1月23日、中国共産党の王家瑞対外連絡部長ら(1月21〜24日に訪朝)と会見した。
6者会談ロシア側首席代表のボロダフキン外務次官一行も1月27〜31日、訪朝し朴宜春外相と会見した。
一方、今月3〜7日に訪朝したボスワース元南朝鮮駐在米国大使、アブラモウィッツ元国務次官補など
朝鮮問題専門家7人で構成された代表団は民間ではあるがオバマ政権発足後、
初めての米国の訪朝団として注目を集めた。
6者会談参加国の米・中・ロは官民の差はあれども朝鮮と接触をもったが、
南朝鮮と日本は断絶状態を維持したままだ。
李明博政権の対北政策に警鐘を鳴らし続けてきた北側はついに「全面対決態勢」に入った。
李政権の対北政策転換を再三促し続けた論調も、政権退陣を主張するに至った。
米国とロシアが6者会談合意で割り当てられた重油20万トンの支援をすでに完了するなか、
日本は自らの義務履行に着手する兆しすら見せていない。
共同社説は「朝鮮半島の非核化を実現し東北アジアと世界の平和と安全を守るため、自主、平和、
親善の理念のもと、朝鮮と友好的に対する国々との関係を発展させる」と強調している。
6者会談米国側首席代表を4年間務めたヒル国務次官補は3日に米国内で行われた講演会で
「(米朝関係が)もう二度と過去に後退することはない」と指摘している。(呉陽希記者)
[朝鮮新報 2009.2.12]
http://www1.korea-np.co.jp/sinboj/j-2009/05/0905j0212-00001.htm
「テポドン2号発射へ?」狙いは大統領就任1周年―韓国
2009/02/13(金) 18:29
韓国ではこのほど、朝鮮民主主義人民共和国(北朝鮮)が今月25日の李明博大統領の就任1周年の前後に、
長距離弾道ミサイル「テポドン2号」を発射させる可能性があると報じられ、注目を集めている。
中国新聞社が外電を通じ、13日付で報じた。
韓国紙「朝鮮日報」によると、北朝鮮は米国の偵察衛星からの監視を逃れるため、屋根つきの、
約40メートルという通常の約2倍の長さの貨車を使用し、舞水端里の試験場にミサイルを輸送した。
「特別仕様」の貨車は、試験場への直接乗り入れが可能なため、監視や追跡、
運搬するものの特定などを難しくする狙いがあると見られる。
韓国政府の関係者によると「現在、発射試験場周辺では、発射準備に携わる作業員の出入りや
装着の動向が確認されている」と述べ、ミサイルの発射時期については「恐らく現在はロケット組み立ての
作業中だろう。組み立て終了後は発射台への装着、液体燃料の注入などがあるため、
今月16日の金正日総書記の誕生日前のミサイル発射は難しい」と分析、ミサイル発射の「最有力日」は
李明博大統領の就任1周年に当たる25日前後との見方を示した。(編集担当:金田知子)
サーチナ
http://news.searchina.ne.jp/disp.cgi?y=2009&d=0213&f=politics_0213_003.shtml
北朝鮮、核弾頭製造に着手か=兵器保有認知に固執−米下院公聴会
2月13日11時9分配信 時事通信
【ワシントン12日時事】1月に北朝鮮を訪問した米シンクタンク「国際政策センター」の
セリグ・ハリソン・アジア研究部長は12日、下院外交委アジア太平洋小委員会の公聴会で、
北朝鮮軍幹部が既に核弾頭製造に着手した可能性があることを示唆したと証言した。
また、北朝鮮が核兵器保有国として認知されることに固執していると説明した。
ハリソン氏が1月13−17日に訪朝した際、朝鮮人民軍板門店代表部の李賛福代表は、
兵器化した30.8キロのプルトニウムを使って核弾頭の製造段階あるいは試作段階に入ったことを示唆。
また、北朝鮮高官らは、既存の核兵器を廃棄するかどうかはオバマ米政権の出方次第との姿勢を示すと
ともに、日本が負担を拒否している20万トン分の重油支援を強く要求したという。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090213-00000056-jij-int > 日本が負担を拒否している20万トン分の重油支援を強く要求したという。
> 日本が負担を拒否している20万トン分の重油支援を強く要求したという。
> 日本が負担を拒否している20万トン分の重油支援を強く要求したという。
【外信コラム】ソウルからヨボセヨ 共産党は嫌いだ!
2009.2.14 03:16
ソウルの北東に位置する江原道は山が多く渓流釣りにいいのでよく出かける。
そのポイントの1つである五台山の麓の「珍富(チンブ)」に、田舎には珍しい立派な公園があり
「李承福記念館」と看板が出ている。駐車場まで完備しているのにいつも人はほとんどいない。
実に寂しい公園だ。
「李承福記念館」は約40年前、韓国に侵攻してきた北朝鮮の武装ゲリラに襲われ惨殺された
李承福少年(当時、小学2年生)の記念館だ。北朝鮮のゲリラ部隊120人が東海岸から韓国に侵入してきた
いわゆる「蔚珍・三陟事件」だが、韓国軍に追われたゲリラが逃走中に山間部の李少年の家に侵入し、
一家4人を殺害した。
重傷を負って唯一、生き残った長男(中学生)の証言から、
李承福少年はゲリラに「お前は北と南とどちらが好きか?」と聞かれて「ぼくは共産党は嫌いだ!」
と言ったため殺されたと分かった。当時の韓国の社会的雰囲気や学校教育そのままに答えたわけだが、
これがニュースで広く伝えられ李少年は英雄になり銅像や記念館もできた。
ところが90年代以降、民主化によって韓国社会に親北・左翼思想が広がったため李少年は忘れられた。
しかも左派勢力は「李少年の発言はマスコミのデッチ上げだった」とするキャンペーンまで展開し
裁判沙汰(さた)になっていた。その最高裁の判決が今週あって「デッチ上げではなかった」とケリがついた。
親北・左翼の退潮を象徴しているようだ。(黒田勝弘)
http://sankei.jp.msn.com/world/korea/090214/kor0902140316000-n1.htm
「拉致問題の家族のことは忘れない」 クリントン国務長官
2009.2.14 08:34
【ニューヨーク=長戸雅子】ヒラリー・クリントン国務長官は13日、
北朝鮮による日本人拉致問題について、「被害者家族のことを忘れない」と述べ、
強い関心を持っていることを明らかにした。国務長官として初外遊となるアジア歴訪を前に
ニューヨーク市内で行われた講演で語った。また、北朝鮮が完全かつ検証可能な形で核開発計画廃棄を
行う用意があるなら「オバマ米政権は北朝鮮との国交正常化に前向きに取り組む」と明言した。
クリントン長官は「北朝鮮に拉致された日本人の家族のことを忘れていない。
東京で何人かの(拉致被害者)家族と会うつもりだ」と述べ、拉致問題解決に協力していく姿勢を示した。
さらに日本との関係について「日米同盟はこれまでもそうであったようにこれからも確固たるもので
あり続けなければならない」とアジアにおける米外交の要とし、両国関係はオバマ政権下で
「より強力なものになると期待している」と述べた。
クリントン長官は北朝鮮の核問題を「北東アジアの安定に対する最重要課題」と位置づけ、
「交渉を再び軌道に戻せるよう韓国、日本、中国と協議するつもりだ」と核問題に関する6カ国協議を
通じ解決に尽力する姿勢を強調した。北朝鮮に対しては「挑発的な言動を避ける責務がある」と
ミサイル発射へ向けた動きなどを牽制(けんせい)した。
さらに北朝鮮が完全に核兵器計画を放棄するのであれば国交正常化のほか、
「経済支援や朝鮮半島の休戦協定を平和協定へ転換する用意もある」
と対話路線を印象付けながら前向きな対応を取るよう北朝鮮に促した。
http://sankei.jp.msn.com/world/america/090214/amr0902140838005-n1.htm
米国務長官:核放棄なら米朝関係正常化 拉致も忘れない 2009年2月14日 11時14分 更新:2月14日 11時26分 【ニューヨーク小倉孝保】ヒラリー・クリントン米国務長官は13日、日本、韓国、中国など アジア4カ国歴訪を前にニューヨーク市内で講演し、北朝鮮が完全かつ検証可能な形で核兵器計画を 放棄する用意があるなら、米国は北朝鮮との関係正常化と経済支援、朝鮮半島の停戦協定に代わる 平和条約締結に前向きに取り組むことを表明した。一方でクリントン長官は「日本人拉致被害者を 忘れていないことを保証する」と述べ、16日からの訪日中に「拉致被害者の家族と面会する」と明言。 日本と協力して北朝鮮に拉致問題の進展を促す姿勢を示した。 北朝鮮核問題を巡る6カ国協議でブッシュ前政権は米朝直接交渉を重視した結果、 日本など他の協議参加国との足並みが乱れ、非核化プロセスが停滞した。クリントン長官は 「パートナーの声をしっかり聞く」と強調し、日中韓との協議を重視する方針を明らかにした。 また6カ国協議を軌道に戻すうえで「北朝鮮には挑発的な行動や言辞を控える責務がある」と語り、 ミサイル発射実験や韓国への威嚇的態度をやめるよう求めた。 長官は日米同盟について「揺るぎないものであったし、今後もそうでなければならない」と指摘。 その上で、アジアの平和と安定の要の同盟関係だけでなく、アフガニスタンでの女子教育向上や アフリカの貧困削減などに資する「より強固な日米連携」に期待を表明した。 クリントン長官はアジア歴訪で金融・経済危機、地球温暖化、クリーンエネルギー開発など地球規模の 課題に対処する方策を話し合う意向で、そのために米国の総合力を傾注する「スマート(賢明な)パワー」 を展開すると説明。特に中国との間で「共通の利害」に根ざす包括的な協力関係の重要性を訴えた。 さらに中断している米中軍事協議が今月後半に再開されることを明らかにした。
クリントン長官、「北朝鮮が核廃棄したら国交正常化」
2009年2月14日11時9分
【ニューヨーク=小村田義之】クリントン米国務長官は13日、アジア歴訪を前にニューヨーク市内の
アジア・ソサエティーで講演し、北朝鮮が完全かつ検証可能な形で核兵器計画を廃棄する用意が
本当にあるなら、「米朝関係を正常化し、朝鮮半島の休戦協定の平和協定への転換や、エネルギー支援、
経済支援にも前向きに応じる」と表明した。
非核化に伴い平和協定を結ぶ可能性はブッシュ前大統領も07年に言及した例があるが、
就任直後の国務長官が公の場で関係正常化に意欲を示したことで、北朝鮮側の前向きな対応を強く促した形だ。
クリントン氏は北朝鮮問題について、6者協議を通じて取り組むと説明。北朝鮮による弾道ミサイル発射
の動きなどを念頭に「挑発的な行動や韓国に対する無用の言動」を慎むようクギを刺した。
週明けからのアジア歴訪で、日本は最初の訪問地。長官として初の訪日でもあり、
拉致問題について「我々は北朝鮮に拉致された日本人の家族を忘れていないことを保証する」と言明。
訪日の際に拉致被害者の家族と面会すると明言した。
また、来年が日米安保条約発効50周年だとも指摘。「揺るぎない同盟であり続けなければならない」
と決意を示した。沖縄駐留米海兵隊のグアム移転をめぐる協定にも署名すると明らかにした。
クリントン氏はまた、最初の外遊にアジアを選んだことについて
「大西洋と同様、太平洋をはさんで強固なパートナーが必要だと示したい」と語り、
エネルギー問題などで米中両国が協力関係を深めることにも意欲を示した。
http://www.asahi.com/international/update/0214/TKY200902140057.html
【疑惑の濁流】「めぐみさんが日本語教えた」女スパイ 金賢姫元死刑囚の同僚工作員はどこで何を… 2009.2.14 13:00 大韓航空機爆破事件の実行犯、金賢姫元死刑囚(47)が韓国誌とのインタビューで、 拉致被害者の横田めぐみさん=拉致当時(13)=が北朝鮮の女工作員に日本語を教えていたと証言した。 工作員は金元死刑囚の同僚だった「金淑姫」。帰国した拉致被害者もこれまでに 「めぐみさんは『スクヒ』という女性に日本語を教えていた」と話していたが、 その相手が工作員だったことが裏付けられた形だ。北の謀略やテロに利用された拉致被害者たち。 金元死刑囚の証言は、北がひた隠す“闇”に一筋の光を当てている。 ◆拉致被害者と女工作員のペアで日本人化教育 「(淑姫が)めぐみから日本語を学んだといいます。もちろんその時は、日本語を教えた女性の 名前がめぐみとは分かりませんでした。幼いときに日本から拉致され、性格がおとなしく、 拉致されてきた韓国男性と結婚し、娘を産んだと聞きました」 このほど、韓国誌「月刊朝鮮」のインタビューにこう答えた金元死刑囚。 めぐみさんと「淑姫」が一緒に写ったポラロイド写真も見たことがあるという。 金元死刑囚は「蜂谷真由美」として大韓航空機を爆破するために、日本人に成りすました。 そのために教官にさせられたのが、拉致被害者の田口八重子さん=同(22)=だった。 田口さんは金元死刑囚と同居しながら教育を施した後、めぐみさんと一時期同居していたことも 帰国した被害者の証言で明らかになっている。 金元死刑囚と「淑姫」が同僚工作員だったことをみれば、田口さんが金元死刑囚に日本人化教育を していたのと同じような時期に、めぐみさんが「淑姫」に日本語を教えていた可能性もある。 「淑姫」とはどんな工作員だったのか…。
>144 ◆「淑姫」は偽名…エリート女工作員? 金元死刑囚の著書「いま、女として」(文芸春秋)に「淑姫」に関する記述があった。 「こちらが金淑姫同志です」 1980年の春、平壌郊外の工作員専用の東北里10号招待所。金元死刑囚が彼女に出会ったのは、 工作員教育のため密封(外部との接触を遮断すること)収容されたときだったという。 「淑姫」は偽名。金元死刑囚も「金玉花」というを偽名を使っていた。 工作員は互いの素性を知ることは許されていなかったからだ。 韓国情報機関関係者によれば、「淑姫」は1963年生まれ。本名は「キム・スネ」。 佐官級将校だった父と、食料品店の販売員だった母との間に生まれた。 平壌軽工業大学日用品学科1年生の時に工作員として召還されたという。 めぐみさんが64年生まれだから、北朝鮮当局は同世代の日本人に成りすまさせるために、 「淑姫」の相手をめぐみさんにさせた可能性も浮上している。 金元死刑囚と「淑姫」は80年4月、工作員養成機関「金星政治軍事大学」(1992年に 金正日政治軍事大学に改称)に入学したという。敷地内の招待所に同居して工作員教育が始まった。
>145 ◆「肉体と精神を極限状態にまで追いつめる」軍事訓練 韓国情報機関関係者によれば、金星政治軍事大学は「朝鮮人民軍第695部隊」との隠語でも呼ばれ、 北朝鮮はその存在すら認めていない。平壌郊外の広大な敷地に形成されながら、 外部から徹底的に隔離されている。北朝鮮側が「死亡」とした日本人拉致被害者の大半の死亡確認書は 「第695病院」が発行しており、695部隊の付属機関である可能性が高いのだ。 金星政治軍事大学で金元死刑囚と「淑姫」は、革命史をはじめとする政治思想、 包摂(協力者として抱き込む)対象者への接近方法など工作実務の講義をはじめ、 「肉体と精神を極限状態にまで追いつめる」軍事訓練を受けたという。 ピストルや小銃の射撃、短刀の扱いなど武器訓練から、重い背嚢を背負った夜間行軍、 地図で指定場所を探し当てて穴に3日間隠れる訓練、埋めて隠した文書を再び掘り起こす訓練もあった、 と金元死刑囚は著書で振り返っている。
>146 ◆おとなしかった「淑姫」…ペアに失敗? 金星政治軍事大学を卒業した2人は、朝鮮労働党「調査部」(83年に「対外情報調査部」に改称、 現「35号室」)に配属された。そこは、「統一戦線部」「対外連絡部」「作戦部」などと並ぶ 朝鮮労働党傘下の諜報・非合法活動機関の一つ。 海外の政治、軍事、経済などの情報収集とともに、国際テロ、拉致も担当する部署だった。 かつて日本人拉致を実行し、国際手配を受けている工作員らの中にもこの部署の出身者は多い。 金元死刑囚は81年7月から「淑姫」と別れ、約1年8カ月、東北里2階3号招待所に入り、 田口さんからマンツーマンで「日本人化教育」を受けた。 その後の「淑姫」の動向は、83年3月に再び金元死刑囚とペアを組むようになるまで「空白」だった。 ところが、最近になって、興味深い証言が浮上した。 朝鮮労働党「対外連絡部」の元工作員を名乗る男が、82年から約1年間、 平壌市内にある工作員の招待所で「北朝鮮の女性と同居しているめぐみさんを見た」と話したのだ。 その女が「淑姫」だったとしたら、話は一本の線につながる。 《性格はおとなしかったが、節目のはっきりした娘だった》 金元死刑囚が「いま、女として」で「淑姫」について語ったくだりだ。 金元死刑囚は今回の月刊朝鮮とのインタビューで、めぐみさんについて似た表現を使っている。 「おとなしい淑姫がおとなしい日本人の子と生活したのでもっとおとなしくなった。 工作員は活発でなくてはならないのに、淑姫を『李恩恵』(田口さんが名乗っていた名前) と合わせる(ペアにする)のであった。失敗だった」。金元死刑囚は、指導員からそう聞いたという。
>147 ◆マカオの工作拠点に出入り 金元死刑囚と「淑姫」は日本語や日本人教育のほかに、中国語も学んだという。 金元死刑囚の著書によると、2人は85年夏、中国・広州とマカオでの語学実習が命じられた。 金元死刑囚は大韓機事件のときに使った「蜂谷真由美」、 「淑姫」は「高橋慶子」の偽造の日本旅券を使って広州やマカオに入ったのだという。 マカオは、北の工作員がうごめいてきた地。これまでに、3件の外国人拉致が発覚している。 78年7月、リスボア・ホテル内の宝石店に勤めていた中国人女性2人が「日本人」を名乗る 男2人に観光案内を頼まれて連れ出されて失跡。同じ日には、エストリル・ホテルで働いていた タイ人女性が行方を絶った。3人は同じ船で北朝鮮に連れ去られた疑いが強いことも判明している。 エストリル・ホテルにはかつて、金元死刑囚が「蜂谷真由美」名で1週間滞在していたことが、 韓国当局に把握されている。ホテルに、西側情報機関が「北朝鮮の工作拠点」と認定していた 貿易会社が部屋を借りていたこともあった。 なくてはならない工作拠点があったマカオに出入りしていた金元死刑囚と「淑姫」に、 北朝鮮当局がどれだけ“期待”していたかが浮かび上がる。
【グローバルインタビュー】オバマ政権の北朝鮮政策、前政権とどう違う? バルビーナ・ホワン前国務省東アジア太平洋局上級顧問に聞く 2009.2.14 13:00 ヒラリー・クリントン米国務長官は16日から日本を含めてアジア4カ国を訪問し、 北朝鮮の核問題などを話し合う。ブッシュ前政権下で1月まで北朝鮮問題に取り組んだ バルビーナ・ホワン前国務省東アジア太平洋局上級顧問に、今後の展望などについて聞いた。 (ワシントン 有元隆志) ――昨年12月の6カ国協議首席代表会合で、北朝鮮は核施設の検証の枠組みの文書化を拒否した 「1月のオバマ政権の発足まで待った面はあるだろう。ただ、ブッシュ前政権と合意を結ぶことに 興味がなかったかというとそうでもない。北朝鮮を『悪の枢軸』の一角と呼んだブッシュ前大統領と 合意を結べば、彼らにとって重要な勝利といえるからだ」 ――10月の米朝協議では検証の枠組みに同意したのになぜ拒否に転じたのか 「検証の枠組みに同意し、査察団を国内に入れることは政権を弱体化させると判断したのだろう。 北朝鮮政権は国民を厳しい統制下におき、外界から完全に孤立化することで権力を保っている。 検証に同意しなかったからといって驚くことではない」
>150 ――10月の米朝合意に問題があったのか 「多くの人が米交渉責任者のヒル国務次官補(東アジア・太平洋担当)に対し、なぜ検証の枠組みを 文書化しなかったのかと批判する。なかには、ヒル氏が検証に興味がなかったというような批判もあるが、 それは間違いだ。ヒル氏は北朝鮮側との会談の度に『検証が必要だ』と言い続けた。 北朝鮮側も毎回『わかっている』と答えていた。 もちろん口頭と文書化の合意では異なる。 ヒル氏は10月の時点では、北朝鮮の金桂寛外務次官との間で口頭合意までこぎつけたということだ。 6カ国協議の問題点の1つは、北朝鮮代表団は外務省だけで構成されており、 北朝鮮全体の意思を反映していないことだ。金次官が『検証に同意した』と言っても、 政権全体として受け入れたとは約束できない。ヒル氏は非常に努力したが、 北朝鮮は検証の厳しさを知っているので、受け入れることはできないと判断したのだろう」 ――ヒル氏は北朝鮮軍部との接触を望んでいたが 「北朝鮮との交渉に先立ち、米国は毎回公式非公式に『軍指導部と接触できないか』と申し入れた。 6カ国協議が開催されると、ヒル氏のそばには必ず米軍制服組が座り、 北朝鮮軍部も参加してほしいとのシグナルを送った。北朝鮮が要請に応じることはなかった」 ――オバマ政権は米朝直接対話を行うべきか 「ブッシュ政権が誕生したときも、その前のクリントン政権のときも、直接対話が良いか悪いかの 議論があった。もはや6カ国協議か米朝直接対話かの二者択一の議論は誤りだ。時間の無駄といえよう。 個人的には金正日総書記は悪であり、政権自体も悪と思っているが、悪であっても彼らは狂ってはいない。 われわれは話し合わなければならない。ただ、直接対話は多国間協議の一部であることが非常に重要だ。 地域の安全保障に関係のある日本、韓国などの関与が必要だ」
>151 ――日本政府は6カ国協議を通じ、核問題だけでなく拉致事件の進展も目指しているが 「米国人の友人から『なぜ日本は数十年前におきたことにこだわるのか』と聞かれることがある。 そのときは必ず数十年前にマイアミ(フロリダ州)の浜からいなくなった米国人がキューバに拉致 されていたことがわかったらどうするかと答えている。30年前であろうと無視できるはずがない。 拉致問題は解決されなければならない。一方で、いま北朝鮮が日本人を再び拉致する可能性は非常に低い。 日本は今後どう取り組むか真剣に考える必要があるだろう」 ――日朝協議で解決を目指すべきということか 「過去に日朝協議で進展があった。小泉純一郎元首相は2002年9月に訪朝した。 近年の日本では最も勇気ある行動と言ってもいい。多くの人は北朝鮮を予測不能というが、そうではない。 韓国や日本よりもはるかに予測可能だ。彼らは非常に保守的で、過去と違ったことをやろうとはしない。 唯一の例外ともいいのが、金総書記が小泉元首相に日本人拉致を認めたことだ。 米国ではブッシュ政権が誕生し、韓国では盧武鉉政権が誕生するとはだれも予想しなかった。 北朝鮮経済は崩壊寸前で、日本に救いの手を求めた。 不幸にしてその後進展はなかったが、日本にはなお拉致問題で北朝鮮を動かすうえで多くのてこがある」 ――ただ米国はブッシュ政権ではなくオバマ政権になった 「民主党政権だから、オバマ大統領が外交経験が少ないからといって、 北朝鮮にソフトな態度に出るということにはならない。 クリントン長官も金総書記に『平壌に行ってすてきなパーティーを開きましょう』とは言わないだろう」 ――核問題に戻るが、高濃縮ウランによる核開発問題の扱いはどうなるか 「ヒル氏がプルトニウムによる核開発問題だけを追求したというのは偏った批判だ。 彼はウラン濃縮問題にも懸念を示してきた。ただ、この2年間プルトニウム問題に主に焦点をあてたのは、 より脅威だったからだ。ウラン濃縮には具体的な証拠はなかった。北朝鮮がウラン濃縮を計画していた いくつかの秘密情報を保有していたが、ウラン濃縮計画はプルトニウムよりも遅れていた」
>152 ――核拡散問題の扱いは 「北朝鮮は合理的な国ではあるが、リスクが高くても計画をやりとげようとするユニークな特徴がある。 米国、日本にとって、最も差し迫った脅威とは拡散だ。北朝鮮が寧辺の核施設の稼働を再開しても、 核爆弾をより生産してもただちに米国民の安全に影響を与えることはない。 北朝鮮の核物質が他の国やテロ組織にわたることが危険だ」 ――北朝鮮はシリアの核施設建設に協力した 「オバマ政権がまずすべきことは、内部で拡散問題にどのように対処するか検討することだろう。 北朝鮮はシリアの施設建設に協力した。核関連物質を輸出したかについての決定的な証拠はないが、 北朝鮮が核技術を提供することは懸念すべきことだ。 北朝鮮はイランやシリアとミサイル開発で長年協力してきた」 ――「アメとムチ」のバランスをどうとればよいか 「ブッシュ政権下で、マカオの金融機関バンコ・デルタ・アジア(BDA)の北朝鮮関連資金を 凍結したことは非常に効果的なムチだった。北朝鮮の対応をみたらいかに効果的だったかわかる。 不幸にして米政権内部の問題で凍結をやめてしまった。政権首脳部でしっかりとした合意がなかった ことが問題だ。アメだけとかムチだけではなく、オバマ政権は『アメをムチ』を同時に使いながら、 北朝鮮に対応すべきだろう」 ――金総書記は昨年8月に脳卒中で倒れたとみられている。 中国要人と会談するなど回復は伝えられているが、現在の北朝鮮の権力構造をどうみているか 「おそらく大きな変化がおきていると思う。金総書記は病気になり、しばらく身体の自由がきかな かった。そのために権力の一部を委譲したとみられている。権力継承に向けた動きを早めていると思う」
クリントン米国務長官:対北朝鮮、独走を否定 日中韓との修復急ぐ−−アジア政策 【ワシントン草野和彦】クリントン米国務長官は13日の演説で、 アジアに「より持続的に関与する」という「米国の願望」を述べ、アジア歴訪の目的とした。 「アジア軽視」とやゆされたブッシュ前政権との違いを印象づけた。 米国発の国際的な金融危機などの課題に対処するには、日本をはじめとする訪問国との関係修復が必要と 認識しているためだ。今回の歴訪は、新たな協力関係の構築に向けた土台作りがテーマとなる。 「(一人の)妻、母、娘、姉妹として会うだろう」。長官は演説後の電話による記者会見で、 拉致被害者の家族との面会について、国務長官という立場を離れ、個人的に共感できる問題だと強調。 北朝鮮のテロ支援国家指定解除を巡り、対米関係でしこりを残す日本への配慮を示した。 また「ここ最近は、米国がアジアに十分な関心を払ってこなかったという一般的な感情があると思う」 と述べ、アジア政策では北朝鮮核問題のみに傾注したとされるブッシュ前政権を批判した。 しかも前政権は米朝協議で譲歩を重ね、6カ国協議参加国の不信感を招いた。 長官は「協議再開のために韓国、日本、中国と最良の方法を話し合う」と語り、米国の独走を否定。 北朝鮮の非核化のため米国との国交正常化をてことして使うと改めて表明したのは、 協議進展への意欲を込めた日中韓へのメッセージでもある。 長官は最近、7人のアジア専門家を夕食に招待した。 参加者は「長官は十分に情報を得て、戦略的な考えを持っていた」と語る。 長官はこの日も「米国だけでは、課題を解決できない」というお得意のフレーズを披露。 金融危機での訪問国からの協力取り付けに向け、米国が率先して動いているとアピールすることも 忘れなかった。
>155
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◇国務長官演説要旨
◆アジア外交全般
アジアは米国にとって非常に重要な地域だ。太平洋諸国との強いパートナー関係が必要だ。
世界的な金融危機の解決は、自由貿易を維持しながら国際協力によるべきだ。
日韓がアフガニスタン支援に合意し、アフリカの海賊対策で米国と協力していることに満足している。
パートナーの声をしっかり聞く。
◆北朝鮮
北朝鮮の核問題が北東アジア安定の最大の課題だ。6カ国協議を通じ、交渉を軌道に戻すよう努力する。
北朝鮮が完全かつ検証可能な形で核兵器計画を放棄するなら米国は2国間関係を正常化する。
休戦協定を平和条約に置き換え、経済需要を満たす支援を行う用意がある。
北朝鮮には挑発的な行動や言辞を控える責務がある。
我々は北朝鮮に拉致された日本の被害者の家族を忘れていない。
◆日米同盟など
来年50周年となる日米の同盟関係は揺るぎないものであったし、今後もそうでなければならない。
日本には、アジアの平和と安定に向け、さらなる強固な協力を期待する。
中国と積極的な協力関係を持つことが不可欠だ。
クリーンエネルギー分野などの協力は米中関係を深化させる。【北米総局】
毎日新聞 2009年2月14日 東京夕刊
http://mainichi.jp/select/world/news/20090214dde007030002000c.html
【朝鮮半島ウオッチ】北朝鮮の実力 テポドンの「威力」は? 2009.2.14 18:00 北朝鮮のミサイル発射の兆候に韓国、在韓米軍司令官は「有事対応の準備はできている」と牽制し、 米朝間の駆け引きが本格化している。一連の動向が示威なのか、発射が強行されるのか。 それは金正日総書記の政治判断いかんだ。だが、軍事専門家によると、 「技術的には北朝鮮は長距離ミサイルの試射が可能な時期」といい、注目は今月3日に 人工衛星打ち上げ成功を発表したイランとの「技術協力のレベル」と指摘している。(久保田るり子) ◆試射の効果は「天文学的」 北朝鮮北東部の咸鏡北道・舞水端里には今週に入って「平壌近くの軍需工場からの車両が移動している」 (韓国・聯合ニュース)との政府消息筋情報が伝えられる一方、米国はゲーツ国防長官、 クリントン国務長官が「迎撃の態勢を整える」「威嚇行動は受け入れない」と相次いで発言し、警告を発した。 先月末、列車で舞水端里基地に運ばれた物体は、大きさなどから2006年7月に発射直後に空中分解した 「テポドン2号」(射程4300−6000キロ)か、その改良型とみられるが、問題はその能力だ。 専門家は「イランの人工衛星『オミド』はロケット『サフィール2』を使って打ち上げに成功したようだ。 イランとの協力が維持されていれば、射程6000キロ以上の長距離弾道ミサイルを北朝鮮が試射を行っても おかしくない」(江畑謙介・拓殖大学客員教授)と指摘する。 北朝鮮は、ノドン(射程1500キロ)を一度の実験(1993年)で実戦配備した。 北朝鮮がイラン『シャハブ3』とパキスタン『ガウリ1』に「ノドン」の技術を供与、両国の同一モデル の発射実験に基づくデータ交換で完成したためだ。北朝鮮とイランは1973年の国交樹立以来の 核・ミサイルの開発協力関係にあり、首脳往来も毎年のように続いている。今月10日のイスラム革命 30周年にも北朝鮮は金永南・最高人民会議常任委員長の祝電で両国関係強化をアピールしている。
>157 一方で北朝鮮は北西部の平安北道・東倉里に8年前から新基地を建設中で、昨年5月には同基地で 「テポドン2号」とみられるロケット・エンジンの燃焼テストを行ったことが米韓当局により確認されている。 開発の進捗度について米国防省は「(米本土に届く)到達能力はない」と懐疑的だが、 「軍事的には実験さえやらなければ怖くない。しかし、失敗しても実験すれば次に成功する可能性が ゼロから天文学的に高くなる。発射はミサイル開発のルビコン川なのだ」(江畑氏) ◆「核実験」の代替効果狙う? 北朝鮮のミサイル発射は核開発とセットで行われてきた。1993年5月のノドン発射は第一次核危機 で核拡散防止条約脱退宣言後に行われ、2003年春の短距離ミサイル発射は核施設の再稼働の時期だった。 2006年7月のテポドン発射は10月の核実験前に強行。運搬手段としてのミサイル開発が誇示された。 では今回はどうか。韓国の北朝鮮専門家の多くが「オバマ米政権との核交渉のカード」とみて、 現段階で発射の可能性は「5分5分」との見方が多いが、 「核実験の代替効果を狙っている。実行するだろう」との分析もある。 「ブッシュ前米政権は核実験で関与政策に転換したが、オバマ政権は核不拡散に厳しい政策を 打ち出しているため核実験は困難。しかしミサイル技術の進展は時間の問題でもあり、核実験に相当する 軍事脅威。レッドラインぎりぎりだ。対米交渉を優位に進める目的で強行されるのではないか」(専門家) 「テポドン2号」が完成すれば、グアム、ハワイ、アラスカが射程内に入る。 本土まで届かなくても「太平洋を重視する米戦略上、十分に意味がある」(同)ともされる。
北の寧辺資料に高濃縮ウラン付着 米分析で検出
2009.2.14 22:55
米国務省のソン・キム前朝鮮部長(現・6カ国協議担当特使)が昨年5月に北朝鮮から持ち帰った
寧辺の核施設関連資料に、プルトニウムと並ぶ核兵器の原料である高濃縮ウランの粒子が付着していた
ことが14日分かった。複数の協議筋が明らかにした。
資料はプルトニウム生産量検証のために北朝鮮が提出した原子炉や再処理施設の稼働記録などの
コピー文書約1万8000ページ。コピー作業は核施設内で行われたとみられ、
米国は記載内容のほか、文書自体の科学的分析も進めていた。(共同)
http://sankei.jp.msn.com/world/korea/090214/kor0902142258003-n1.htm
【週刊韓(カラ)から】「花男(はなだん)」が韓国社会を席巻!? 2009.2.15 13:00 韓国KBS2テレビで毎週月曜日と火曜日に放映されている韓国版ドラマ「花より男子(だんご)」 が韓国社会を席巻している。略して「花男(はなだん)」。日本の人気漫画が原作で、日本や台湾で ドラマや映画になっている。国境を越えた熱烈なファンが多く、ついに韓国でもドラマ化されたのだ。 1月5日の放映開始以来、週を追うごとに視聴率はアップ。3週目に25%を超え、 同じ時間帯の「月・火ドラマ」で視聴率首位をキープしていた他の人気ドラマを抜いてしまった。 最新の2月9日と10日の視聴率はいずれも30%を超えた。いまや「花男」の話題が韓国のマスコミ はもちろん、若者たちの会話に登場しない日はないといっても過言ではない。(ソウル 水沼啓子) ドラマは、上流階級の子女たちが通う名門高校を舞台に、ひょんなことからこの学校に通うことに なった一般庶民のヒロインをめぐり財閥の御曹司などイケメンの「花の4人組」(略して「F4」) のメンバーらが織りなす恋愛物語だ。 豪邸で大勢の召使いをかしずかせた優雅な暮らし、高級スポーツカーを乗り回し、 自家用機でニューカレドニアに旅行と、およそ高校生らしからぬ生活…。 韓国社会ではかなり刺激的な不品行な場面やいじめのシーンもあり、 一部のお堅い韓国の記者や保護者たちから眉(まゆ)をひそめられているドラマである。 でも、若い女性たちが「花男」に夢中になるのも当然。 韓国はいま、経済難にウォン安で、ショッピングも海外旅行もままならない状況にあり、 「花男」はそんな暗い世上を覆い隠し、ひとときの夢を見させてくれるからだ。
>162 「花男」の配役を紹介すると、雑草のようにたくましく、正義感が強いクリーニング店の娘、 クム・ジャンディ(原作・牧野つくし)役は女優のク・ヘソン。 ちなみにクム・ジャンディという名前は韓国語で「光る芝生」という意味だ。 わがままで横暴だが、一途(いちず)で純な大財閥御曹司、ク・ジュンピョ(道明寺司)役は ほとんど無名の新人、イ・ミンホ。身長186センチ、69キロとスリムな体形。 このドラマでひと晩にして有名人になったシンデレラボーイだ。 前大統領の孫で「F4」を代表する超美男子のユン・ジフ(花沢類)役は、 アイドルグループ「SS501」のリーダー、キム・ヒョンジュン。 実は多くのタレントたちが、この役を狙ってオーディションに臨んだ。 4代続く名門の陶芸家の後継者でいつも冷静でクール、「F4」きってのプレーボーイ、 ソ・イジョン(西門総二郎)役は俳優、キム・ボム。笑顔がたまらなくチャーミングだ。 父親は不動産業を営みながら裏社会を牛耳るドンで、 その跡取り息子のソン・ウビン(美作あきら)役は歌手でタレントのキム・ジュン。 出番が少なく、ドラマ中ではちょっと影が薄いかもしれない。 F4を演じている4人ともに身長180センチを超え、体重は60キロ台。いずれも容姿端麗で、 ドラマの設定ではファッションセンス抜群の超お金持ち。完全無欠のセレブたちだ。 実は、「花男」は若い女性だけでなく、男性からも支持されており、 ファン層も10代から40〜50代の男女と中年層まで広がっている。 「花より男子」をパロディー化した「花より○○」という表現も流行。 インターネットでは、「花より爺(じじい)」というタイトルで、 中堅タレントが登場するパロディー版も流れ、完成度が高いと評判になっている。
米が沖縄に偵察機緊急配備、北朝鮮のミサイルを警戒
防衛省に入った連絡によると、米軍は13日夜、沖縄県の米空軍嘉手納基地に、
北朝鮮の弾道ミサイル発射に備えるため、2機の電子偵察機RC135Sコブラボールを緊急配備した。
北朝鮮は現在、北東部にある発射基地で核弾頭を搭載可能な長距離弾道ミサイル「テポドン2」や、
その改良型の発射準備を進めているとみられる。
米軍がコブラボールを日本に展開するのは、北朝鮮が日本海に向けて弾道ミサイル7発を連射した
2006年7月以来。
コブラボールは発射された弾道ミサイルの航跡を観測するほか、ミサイルが発する電波信号を記録し、
ミサイルの命中性能などを割り出すことができる。
テポドン2の改良型は、米国西海岸まで届く射程1万キロ以上とされており、米軍は3機保有して
いるコブラボールのうち2機を展開し、今後、ミサイル発射に関する情報収集を本格化させる。
(2009年2月15日06時05分 読売新聞)
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20090215-OYT1T00049.htm
米ミサイル監視機展開 テポドン2号牽制へ嘉手納配備 2009.2.15 01:37 北朝鮮による長距離弾道ミサイル「テポドン2号」の発射準備を受け、米軍が弾道ミサイル監視機 「RC135S」(コブラボール)を沖縄県の嘉手納基地に展開させたことが14日、分かった。 北朝鮮を非難しているヒラリー・クリントン米国務長官の16日の来日に合わせ、 軍の運用面でも発射に踏み切らないよう強く牽制(けんせい)する狙いがあるとみられる。 自衛隊も電子偵察機による情報収集活動を強化する方針を固めた。 米軍は、北朝鮮が平成18年7月5日にテポドン2号を含む弾道ミサイル7発を発射した際も、 1カ月以上前の5月末から嘉手納にコブラボールを配置。 連日のように長時間飛行し、発射当日も偵察飛行を行っていた。 コブラボールは弾道ミサイルの飛行を監視する電子偵察機。 赤外線センサーでミサイルを追尾し、ミサイルが発する電波情報などから弾道や性能を分析する。 発射地点の割り出しや着弾予測地点の特定もできる。 今回、嘉手納に配置したコブラボールは2機で、13日夜、相次いで米本土から飛来してきた。 発射準備は切迫していないが、嘉手納にとどまり、継続的にテポドン2号に関する偵察飛行を行うと みられる。 米軍が保有しているコブラボールは全3機。このうち2機を嘉手納に展開させたことは、 オバマ政権発足直後から発射準備で揺さぶりをかけてきた北朝鮮に対し、 米側が強い軍事デモンストレーションに出たとの見方がある。
【主張】ヒラリー来日 対北朝鮮で日米韓結束を 2009.2.15 02:53 米国のヒラリー・クリントン国務長官が16日、来日する。 インドネシア、韓国、中国の順でアジアを歴訪する一環だが、 就任後初の外国訪問先を日本にすることで「日米同盟重視」をアピールする狙いだ。 クリントン長官は歴訪に先立って「日米同盟はこれまでも、今後も揺るぎない」と演説し、 「北朝鮮に拉致された人々や家族も忘れない」と述べた。17日に麻生太郎首相らと会談し、 拉致被害者家族と面会する。小沢一郎・民主党代表とも会うという。 ブッシュ前政権下で「かつてなく強化された」(シーファー前駐日米大使) 同盟関係を引き続き発展させ、深めていくオバマ政権の意欲の表れとして歓迎したい。 日米間では、普天間飛行場移設を含む米軍再編、アフガニスタンなどでの貢献策など 外交・安全保障面の懸案が山積している。 中でも最も心配な緊急課題は北朝鮮問題だ。北朝鮮は長距離弾道ミサイル発射準備の動きを見せ、 訪朝した米専門家にミサイル搭載用核弾頭の製造に着手したことを示唆した。 ウラン濃縮をひそかに続けている疑いも強い。 前政権下の核をめぐる6カ国協議は核検証手順の確認を怠って、重油支援などを「ただ取り」されて 暗礁に乗り上げた。テロ支援国家指定解除では日本との信頼を損ない、同盟形骸化の危機につながった。 北朝鮮は協議と別枠で「核保有国」同士の軍縮交渉を米国に強要する姿勢すら示している。 いずれも許し難いことである。
>168
こうした過去の失敗を繰り返さないためには、オバマ新政権の下で日米韓の結束と協調を
あらためて確認し、北朝鮮に対する交渉戦略をしっかりと調整し直す必要がある。
幸い、李明博・韓国政権下で日韓にも新たな協力関係が育ってきた。
中国、ロシアとの連携も強化し、6カ国協議の仕切り直しにまたとない機会とすべきだ。
日本政府は拉致、核、ミサイル問題の包括的解決を掲げてきた。人道・人権に強い関心を持つ
クリントン長官に、拉致被害者家族らの切実な思いを受け止めてもらいたい。
その上で、核も拉致も同時に動かしていくことが大切だ。
日米には中国との戦略的関係の調整など長期的課題もある。
同盟を空洞化させない不断の対話と協議を米国に求めるのは当然だ。
日本側も具体的な行動で同盟強化に努める必要がある。
http://sankei.jp.msn.com/world/america/090215/amr0902150253000-n1.htm
【ハロランの眼】クリントン歴訪の表に出ないこと 2009.2.15 17:30 クリントン米国務長官は今日、安全保障問題が重要議題となる就任後初のアジア歴訪を開始する。 長官や、その協議相手の中国、日本、インドネシア、韓国の指導者たちからは多くの外交辞令が 発されるものと予測できよう。 そうした心地よい発言はしかし、その下に横たわりアジアにおける米国の安全保障態勢に影響する まぎれもない現実を覆い隠すだろう。それらの現実はクリントン長官に難問を突き付けるかもしれない。 北京では、人民解放軍の高級将校たちが少なくとも10年余にわたり、米国の意思を試している。 この地域の米軍司令官たちは代々、中国に対し、太平洋の大国であり続けるという米国の決意を 読み誤ったり過小評価したりしないよう戒めるのが賢明だと感じてきた。 加えて、胡錦濤政権と共産党は権力にとどまるうえで人民解放軍に恩義がある。 政権も党も不安になっている。国際経済危機と中国自体の経済不振、 そして度重なる社会不安の発生で、自らの権力維持に対する信任に疑問が持たれてきているからだ。 クリントン氏は中国に断固として対応することを示唆している。 指名承認の議会公聴会に対する書面回答で、「これは一方だけの努力ではない。われわれの行動は、 中国が国内と国外での自身の将来に関して何を選択するかにかかっている」としている。 2006年の小泉純一郎首相退陣以来、3人の首相を立ててきた日本の政府は、さらに弱体だ。 麻生太郎現首相の支持率は20%付近をさまよい、率いる自民党は年内に選挙で政権から追放される かもしれない。 このため、地域の安全保障でもっと大きな役割を果たすようにという米国の懇願への日本の 対応能力はほとんど麻痺している。日本側では、オバマ大統領が日本に肩入れするのかどうか案じ、 新大統領が中国との関係改善に傾いて日本を無視するのではないか懸念している、と当局者たちが言う。
>170
韓国では、最近の政権は李明博大統領に至るまで、米国との同盟を継続するのかどうか、
米国との自由貿易協定を完結させるのかどうか決定せず、どのような対中関係を求めるのかも
決断していない。そのうえ、韓国は、北朝鮮を吸収すれば莫大な費用がかかるから、
もはや朝鮮半島の再統一に熱心ではないようにみえる。
韓国国民の大多数は、日本に対する憎悪と不信についてのみ、意見が一致しているようだ。
中曽根弘文外相は11日、ソウルで韓国の柳明桓外相と会談したが、
両外相は経済協力に関する決まり文句を発し、「日韓の歴史に対処する」日韓研究プログラム
(日韓新時代共同研究プロジェクト)に漠然と言及した以外、ほとんど何もしなかった。
米国は両国と防衛条約を結んでいるのに、両国の自衛隊、軍はお互いほとんど協議せず、
こうした対立意識が、米国のアジア安全保障態勢で(鎖の中の)最も弱い環を成しており、
3者間の同盟になってはいない。
北朝鮮は、クリントン氏の歴訪日程にはないものの、背景に潜むことになるだろう。
平壌の指導者、金正日氏は、核兵器を放棄する意図など持っていないことがすでに
明白になっているうえ、近く、弾道ミサイルの発射を再び命じるかもしれない。
新たに韓国に対する好戦的姿勢に出てもいる。
脚注をひとつ。大方の大統領、閣僚級の外遊は訪問地から訪問地への直行で行われる。
クリントン長官はしかし、東京からジャカルタへ南に5760キロ飛び、次いで、
ソウルまで5280キロ北上し、そして、進路を中国に取る。
スポークスマンはアジアで迎える側の都合によってルートは決定された、と語った。
別の解釈もあり得る。外国人を相手にする中国の昔ながらの戦法に、
「蛮族を門で待たせておく」というのがある。北京は、クリントン氏に不自由な思いをさせて、
この米国の嘆願者に身のほどをわきまえさせようとしたのかもしれない。
http://sankei.jp.msn.com/world/america/090215/amr0902151731004-n1.htm http://sankei.jp.msn.com/world/america/090215/amr0902151731004-n2.htm
北朝鮮:クリントン米国務長官「核放棄条件」に失望か
【北京・西岡省二】クリントン米国務長官は13日、北朝鮮の核兵器計画放棄を条件に
平和条約締結に取り組む意向を示したが、北朝鮮は核を保有したまま米国との関係正常化を果たす
考えを強調し、オバマ米政権に柔軟姿勢を求めてきた。クリントン氏がブッシュ前政権と同様、
完全・検証可能な核放棄を関係正常化の前提としたことに、失望感を抱いている可能性がある。
北朝鮮はオバマ政権発足前、外務省報道官談話などで
「関係正常化しても、米国の核の脅威が少しでも残っている限り、我々の核保有の地位は変わらない」
と主張。核保有国として米国と対等に軍縮会議を開き、
ともに核放棄してこそ朝鮮半島全体を検証した形で非核化できるとの立場を重ねて強調してきた。
6カ国協議の次期米首席代表に就任するとみられるボスワース元駐韓大使らが今月上旬に訪朝した
際も、北朝鮮首席代表の金桂冠外務次官は核保有国である点を強調。「オバマ政権と直接対話したい」
「6カ国協議は望まないが、米国との対話に必要ならできる」などと述べたという。
北朝鮮政権に近い関係者は「(北)朝鮮ではオバマ政権への期待感が高まっていたが、
今回の(国務長官)発言で熱が冷めるかもしれない」と指摘している。
毎日新聞 2009年2月15日 東京朝刊
http://mainichi.jp/select/world/news/20090215ddm007030128000c.html
在韓米軍の削減、日本も懸念 70年代の韓国外交文書
2009年2月15日6時57分
【ソウル=牧野愛博】韓国外交通商省は11日付で、在韓米軍の削減を巡って70年代に米政府と
交わした外交文書を公開した。韓国だけでなく、当時の佐藤栄作首相も削減に懸念を表明。
米国はカーター大統領が「自主国防」を唱えた朴正熙大統領に親書を送るなどして沈静化に努めて
いたことがわかった。
米国は69年、同盟国に地域防衛への一層の負担を求める「ニクソン・ドクトリン」を発表、
71年に在韓米軍の1個師団が撤退した。こうした動きの中で70年ごろ、当時の韓国外相は
駐米大使への訓令で「北の計略にはまるようなものだ」として削減を阻止するよう指示していた。
韓国はワシントンで日本の駐米大使館員と接触。70年7月、佐藤首相が東京でロジャース米国務長官
に会い、「韓国と極東地域の安全保障に与える影響を心配し、関心を表明した」という情報を入手した。
ロジャース氏は「韓国の安保に支障を与える規模にはならない」と首相に伝えたという。
韓国が78年6月に米側から得た情報では、米国は、北朝鮮の金日成主席と盟友関係にあった
ルーマニアのチャウシェスク大統領が訪米時、「在韓米軍の即時完全撤退」を主張する可能性を予測。
あらかじめ全面拒否する方針を韓国に伝えた。
カーター大統領は同月、朴大統領にあてた親書で「米国は北朝鮮と直接対話をしない確固たる立場だ」
と説明。米韓関係を重視する朴大統領の姿勢に敬意を表したという。
米韓両国は同年、米韓連合軍司令部を創設した。
http://www.asahi.com/international/update/0211/TKY200902110201.html
北朝鮮要職に張氏筋 金総書記義弟 組織固めの見方
2009年2月15日 朝刊
【ソウル=福田要】北朝鮮の金正日総書記の義弟である張成沢・朝鮮労働党行政部長(63)に
近い幹部が相次いで要職に起用されている。張氏は「ポスト金正日」体制の重要人物とみられており、
後継準備も視野に入れた組織固めの一環として注目を集めそうだ。
朝鮮中央通信が十二日伝えた、金総書記の現地指導随行者の名前から、
中核機関である国防委員会の参事に朴明哲元体育指導委員長(体育相)の就任が確認された。
朴氏は張氏の側近。二〇〇四年三月に同委員長を解任され、同時期に分派活動をめぐり
一時は失脚したとみられる張氏と同様、朴氏も地方へ追放されたとの情報があった。
新任ポストの参事は、国防委の実務を担う重責の役職とされる。
通信社・聯合ニュースによると、十一日付で任命された金永春人民武力相と李英鎬軍総参謀長も
軍指導部と密接な関係を持つ張氏に近いとみられる。
消息筋によると、張氏は一時健康が悪化した金総書記に代わって重要業務を仕切り、
発言権を強めているともいわれる。韓国の東国大北朝鮮学科の高有煥教授は
「張氏が後継体制に向けた権力移行の過渡期を主導する可能性がある」と指摘する。
一方、別の専門家は張氏が空白を経て〇五年に党務復帰後、市場活動の抑制など統制を強めたため
反発が広がり、国内の動揺を抑える狙いから北朝鮮の対外的な強硬姿勢が続いているとみる。
張氏は金総書記の長男である金正男氏に近いとも伝えられ、張氏が今後、政権内でどのような
位置づけを得るかは、金正男氏を巻き込んだ後継争いに影響を与える可能性もある。
http://www.tokyo-np.co.jp/article/world/news/CK2009021502000060.html
金総書記67歳に 健康問題、内外最大の関心事 2009.2.15 22:36 【ソウル=黒田勝弘】北朝鮮の金正日総書記は16日、満67歳の誕生日を迎える。 国内では例年通り盛大な祝賀行事が準備されており、3月8日の最高人民会議代議員(国会議員) 選挙に向け金総書記を代議員に“推戴”するキャンペーンも盛んだ。 官営メディアは軍部隊や経済視察など金総書記の公式動静をこれまでになくしきりに伝えている。 しかしその一方で11日の平壌放送は金総書記の健康を祈る詩を放送した。 放送では旧正月(1月26日)にも「(金総書記の)安寧と健康を祈る人民の思い」が伝えられている。 活発な動静報道と健康祈願は、昨年来、内外を騒がせている“病気説”を意識したものだろう。 詩は「ああ、わが将軍が健康なら、軍事優先朝鮮は限りなく隆盛、繁栄する…人民のため、 祖国のため、健康でいてください、わが父・金正日将軍よ、なにとぞ健康でいてください!」 というものだが、誕生日を前に健康祈願の詩の朗読は異例だ。 北朝鮮では82歳で亡くなった父・金日成については生前、長寿を願う「万寿無疆 (まんじゅむきょう)」がよくいわれた。しかし金総書記をめぐっては最近、健康を願う話が しばしばメディアに登場しており、北朝鮮内部でも金総書記の健康問題への“こだわり”が目立つ。 健康祈願は健康に問題があることを間接的に認めたものであり、北朝鮮内部でそれが重要な問題と してとらえられていることを意味する。深刻な発作を誘発する脳や心臓など循環器系の疾患は常時、 要注意だ。 今回、中国要人との会談などを通じ表面的には回復(?)および健在ぶりを誇示したかたちだが、 70に手の届く年になった金総書記および北朝鮮の今後にとって、健康問題はやはり最大の関心事である。
>175
独裁体制維持のため長男への権力世襲を選んだ父・金日成は、十分に元気だった61歳の時、
31歳の金正日氏を後継者として機関決定している(1974年2月)。
後継者としての金正日氏の対外的な公式登場は80年10月の朝鮮労働党第6回大会で38歳。
父の死で権力委譲が実現したのは14年後の94年、52歳の時だった。
誕生日を前に労働新聞は12日の祝賀論評で「強盛大国建設というわれらの課題は
息子の代にできないなら孫の代にいたっても何としても果たすべき」と“3代世襲”を強調している。
「代を継いで」は金総書記が後継者になって以来、北朝鮮の権力継承哲学になっている。
独裁体制の維持・安定にはそれしかないというわけだ。
「孫の代」として金総書記には異母兄弟で長男・正男(37)、次男・正哲(27)、
三男・正雲(25)がいる。「強盛大国の扉を開く」という北朝鮮の当面の国家目標は、
金日成生誕100年で金総書記が70歳になる2012年をメドにしている。
「誰か?」を含めた後継体制構想もこのあたりが重要になってくる。
「金日成→金正日」の場合、時間をかけた「帝王学」習得と周到な後継体制づくり、
国民の忠誠確保のため父そっくりの神格化などが行われた。
3代目になる「3人の息子」に関しては、ウワサはあっても2代目づくりの時のような確たる動きは
まだ見当たらない。金総書記は健康問題を機に後継者対策を急ぐ必要性を感じているに違いない。
http://sankei.jp.msn.com/world/korea/090215/kor0902152239001-n1.htm http://sankei.jp.msn.com/world/korea/090215/kor0902152239001-n2.htm
北朝鮮にミサイル発射自制を要求へ、米韓高官が合意
【ソウル=浅野好春】クリントン米国務長官のアジア歴訪準備のため訪韓したクリストファー・ヒル
国務次官補は15日、ソウルで韓国外交通商省の金塾(キムスク)朝鮮半島平和交渉本部長と会談した。
金本部長は会談後、北朝鮮が「状況を悪化させる措置」をとらないよう米韓で求めることで合意したと、
記者団に明らかにした。
最近の弾道ミサイル発射準備の動きなどを念頭に、北朝鮮に発射自制を促す考えとみられる。
双方はまた、北朝鮮が条件なしに韓国の対話提案に応じるべきだとの立場でも一致した。
(2009年2月15日22時01分 読売新聞)
http://www.yomiuri.co.jp/world/news/20090215-OYT1T00739.htm
北朝鮮のミサイル迎撃 韓国軍、12年までにシステム構築
【ソウル=山口真典】聯合ニュースは15日、韓国軍が北朝鮮の弾道ミサイルなどを探知し迎撃するシ
ステムを2012年までに構築する計画だと報じた。ミサイル発射を常に監視する作戦統制所を設け、
発射の場合に駆逐艦や迎撃ミサイルによる撃墜を命令する。
この「弾道・誘導弾防御体系」構築計画は06年に始まったが、当初の中・短距離弾道ミサイル
「スカッド」や「ノドン」に加え、長距離弾道ミサイル「テポドン2号」も対象とする。
同計画の総予算は3000億ウォン(約200億円)。
早期警報レーダーを10年までに外国から購買する予定という。(2009/02/15 19:57)
http://www.nikkei.co.jp/news/kaigai/20090215AT2M1500U15022009.html
金総書記の誕生日に合わせ、正男氏帰国と聯合ニュース
【ソウル=浅野好春】北京発聯合ニュースは15日、北朝鮮消息筋の話として、
金正日総書記の長男、正男氏(37)が同日の高麗航空便で北京から平壌に帰国した、と伝えた。
金総書記の誕生日に合わせた一時帰国とみられる。
聯合電などによると、今回、正男氏は北京、マカオに滞在していたとみられる。
正男氏は北京入りした1月24日や、マカオに向かった27日に北京の空港で、後継者問題について
「関心がない。だれも分からない。すべては父(金総書記)が決めることだ」と報道陣の質問に回答。
マカオの空港でも、総書記の健康状態に関して「非常に良好のように見える」と突っ込んで発言し、
注目を集めた。
15日の出国時は、報道陣を避けてVIP用の通路を通ったため、報道陣の前に姿を見せなかった。
(2009年2月15日21時23分 読売新聞)
http://www.yomiuri.co.jp/world/news/20090215-OYT1T00692.htm
北朝鮮・金総書記が67歳に、後継づくり急ぐ可能性も 【ソウル=浅野好春】北朝鮮の金正日総書記は16日、67歳の誕生日を迎えた。 総書記は1月23日に中国共産党幹部と会談、脳卒中などからの回復を内外にアピールしており、 当面の健康状態に問題はなさそうだ。 だが、一時は「数週間にわたり執務不能に陥った」(ブレア米国家情報長官による2009年版 脅威評価報告)とされ、病気の再発に伴う権力空白を防ぐため、金総書記は今後、後継体制づくりを 急ぐ可能性もある。 金総書記の誕生日関連のメーン行事となる「慶祝中央報告大会」が15日、平壌で開かれ、 金永南最高人民会議常任委員長が報告を行ったが、総書記自身は姿を見せなかった。 総書記は大会に例年出席しているわけではなく、これは特異な動きとは言えない。 ただ、最近の金総書記は、異例のハイペースで各地の視察を続けている。 ラヂオプレス(RP)によると、今年に入っての金総書記の動静報道は13日時点で23件。 同期間で10件以上だった例は過去にないという。無論、報道ベースの数字であり、 実際に訪れたと断定できないが、健康不安の払拭を狙って無理を重ねているようにも見える。 この背景には、韓国民間団体による反北朝鮮ビラ散布や、ラジオ放送で金総書記の健康悪化説が 一気に広まったため、これを打ち消そうと国内向けに宣伝しなければならない点がある。 オバマ米政権発足を意識して「米朝交渉」を誘導する狙いも込めているようだ。 金総書記との直接対話の用意を表明しているオバマ大統領に、 「私は元気だから、いつでも対話に応じられる」と、間接的に呼びかけているとみられる。
>180
だが、強く疑われる脳卒中など何らかの循環器障害は、いつ再発してもおかしくはない。
韓国の専門家の間では、このため、金総書記は金日成主席の生誕100年に当たる、
北朝鮮の年号で「主体100年」の節目となる2012年に向けて、後継体制づくりを急がなければ
ならなくなったとみる向きが多い。さらに、後継者指名の前倒しもあり得る、との見方もある。
朝鮮労働党機関紙「労働新聞」は12日付で、金日成、金正日父子に続く「3代目の世襲」を
予告するかのような政論を掲載した。
後継体制をめぐっては、集団指導体制への移行も取りざたされるが、
後継者を具体的に指名するとなれば、金総書記の長男の正男(37)、次男の正哲(28)、
三男の正雲(25)の息子3人を軸に検討を進めるとみられている。
(2009年2月16日00時14分 読売新聞)
http://www.yomiuri.co.jp/world/news/20090216-OYT1T00025.htm
【国際】 「時には不正な手法を以って『学ぶ』としても、それは盗まれるほうが悪い」 〜中国が日本に学ぶべき点
http://mamono.2ch.net/test/read.cgi/newsplus/1234722437/l50 【今日のブログ】中国が日本に学ぶべき点
2009/02/15(日) 11:58
日本は他国の文化を取り入れることに抵抗が少なく、学びとるのが上手いと言われている。
このブログは中国が日本に学ぶべき点と中国が気をつけるべき点を考察するものである。
以下はそのブログより。
---------------------------------------------------------
日本と中国との間に発生した過去の不愉快な過去は、現在の日中関係にまでその暗い影を
落とし続けている。多くの人々は過去を忘れ、日本に学ぼうと思い始めているものの、
それでも心の中には抵抗があるのは事実であろう。
現在、多くの中国人が日本メーカーの電化製品を使用している。我々が本当に日本製品をボイコットし、
駆逐したいのであれば、我々中国のメーカーが技術と知名度、価格競争力、サービスの質を向上させ、
実力を持って競争するべきである。携帯電話や車など、皆が韓国や米国の製品を使用しているというのに、
日本製品だけをボイコットする必要は何処にあると言うのだろうか?
日本アニメの中国への影響は大きなものがあるはずだが、だれもボイコットを言い出さないのは
なぜだろう。中国アニメのレベルは日本アニメの比ではなく、小さな子供ですらどちらが日本アニメか
見分けがつくほどである。日本の漫画やアニメは、知らず知らずのうちに日本の悪い思想に洗脳する
ためのものだと指摘する人もいるが、これは杞憂に過ぎない。
なぜなら、日本の小さな子供たちもアニメを見ているばかりか、我々中国人を洗脳するために
制作しているものではないからである。
>182
日本は他国に学ぶのが世界で最も上手い国である。時には不正な手法を以って「学ぶ」としても、
それは盗まれるほうが悪いと言うものである。話によると、日本は中国から画仙紙の製法を盗んで行った
といわれているが、日本では小学生から書道の授業があると言う。また、日本は中国の古代文化の研究が
進んでいるが、中国が中国古典文化を研究するときには日本の力を借りなければならないのが現実である。
最後に私が言いたいのは我々の財産を保護すると同時に上手に運用するべきだということだ。
さもなくば、韓国に端午の節句を盗まれたように、他国に文化を盗まれてしまうだろう。
http://news.searchina.ne.jp/disp.cgi?y=2009&d=0215&f=column_0215_002.shtml -----
> 最後に私が言いたいのは我々の財産を保護すると同時に上手に運用するべきだということだ。
> さもなくば、韓国に端午の節句を盗まれたように、他国に文化を盗まれてしまうだろう。
オチが韓国でした___
北朝鮮メディア「何が飛び立つか見ていればわかる」
2009年2月16日10時30分
【ソウル=牧野愛博】北朝鮮の朝鮮中央通信は16日、
同国内で長距離弾道ミサイル「テポドン」の発射準備とみられる動きがあることに初めて触れ、
「我が国から何が飛び立つかは、見ていればわかることだ」と伝えた。
ただ同通信は発射準備については明言していない。発射の可能性を示唆することで、
米国の関心を朝鮮半島に向け、対話を有利に始めたい意図があるとみられる。
同通信は「最近、米国など一部の国が『長距離ミサイル発射準備』と騒いでいる」とし、
「自衛的な国防力建設はもちろん、平和的な科学研究活動までミサイルの名を借りて妨害しようと
いう陰険な策動」と批判した。「宇宙開発は自主的権利」とも訴えた。
北朝鮮は98年8月に発射したテポドンについて「わが国初の人工衛星『光明星1号』を発射し、
軌道に進入させた運搬ロケット」と説明したことがある。
http://www.asahi.com/international/update/0216/TKY200902160045.html
>>184 将軍様の魂が永遠の闇に飛び立つのではないかと・・・。
「何が打ち上がるかいずれ分かる」 ミサイル発射懸念の北朝鮮
2009.2.16 10:46
朝鮮中央通信は16日、北朝鮮が長距離弾道ミサイル発射を準備している可能性があるとする
米韓などの指摘に対し、「重大な挑発」と反論する一方、「わが国で何が打ち上がるか、いずれ分かる」
と表明、「宇宙開発はわれわれの自主的権利で現実的な要求だ」と主張し、
人工衛星の打ち上げ準備を進めていると示唆する論評を発表した。
北朝鮮が最近の長距離弾道ミサイル発射準備説をめぐり立場を表明したのは初めて。
論評は、米韓などが懸念を表明していることに、「重大な挑発であり、ミサイルを理由に
われわれの平和的な科学研究活動まで妨害しようとする凶悪な策動だ」と非難した。(共同)
http://sankei.jp.msn.com/world/korea/090216/kor0902161046000-n1.htm
必要機材の移送完了 テポドン2号発射準備で韓国紙報道
2009.2.16 10:58
16日付の韓国紙、中央日報は韓国軍高官の話として、北朝鮮が長距離弾道ミサイル「テポドン2号」
発射に必要な機材を咸鏡北道舞水端里の発射施設に移送する作業を完了したと報じた。
同紙によると、軍当局はテポドン2号の組み立て作業が予想より早く進んでいる可能性があると
みているが、発射台に据え付ける段階には至っていない。
発射台にミサイルを固定する機器の設置作業も行われていない。
韓国の情報当局者は、北朝鮮が2006年のテポドン2号の発射失敗後、燃料供給施設や
組み立て施設を改善しており、発射までの時間を大幅に短縮できると分析しているという。(共同)
http://sankei.jp.msn.com/world/korea/090216/kor0902161105001-n1.htm
北朝鮮の金総書記が67歳の誕生日
2009.2.16 12:02
北朝鮮の最高指導者、金正日総書記は16日、67歳の誕生日を迎えた。
快晴ながら氷点下10度まで下がった厳しい寒さの中で、首都平壌の中心部にある
金日成主席の銅像には、早朝から市民や軍人、子どもたちが花束を抱えて参拝に訪れた。
朝鮮労働党機関紙「労働新聞」は1面に記念社説を掲載し、金総書記を「革命と勝利の象徴」
とたたえた。テレビやラジオは、金総書記の指導業績を回顧する特集番組を編成。
特集番組の中では、金総書記の「健康と安寧を祈る」とするアナウンサーのコメントや、
労働者らのインタビューが紹介された。(共同)
http://sankei.jp.msn.com/world/korea/090216/kor0902161202002-n1.htm
北朝鮮が弾道ミサイル発射を「予告」…テポドン2号か
【ソウル=浅野好春】北朝鮮の朝鮮中央通信は16日、「長距離ミサイル発射準備説を騒ぐのは、
我々に対する冒涜であり、挑発だ」と題する記事を伝え、「わが国で何が打ち上げられるかは、
(諸外国が)見守れば分かるだろう」と、弾道ミサイルを近く発射することを事実上認めた。
北朝鮮が発射を「予告」したのは初めて。
米韓当局は、長距離弾道ミサイル「テポドン2号」(射程4300〜6000キロ)発射準備の動き
をとらえていたが、同通信は、「宇宙開発は我々の自主的権利だ」として人工衛星の発射を示唆した。
ただ、人工衛星の発射体は弾道ミサイルと同一で、北朝鮮は今回、人工衛星打ち上げの体裁をとりつつ、
テポドン2号を発射するとみられる。
北朝鮮がこの時期にミサイルを発射するのは、1月に発足したばかりのオバマ米政権を牽制する
ことで、米国を「米朝直接対話」の場に引きずり出す狙いなどがある可能性が高い。
北朝鮮は、1998年8月31日に中距離弾道ミサイル「テポドン1号」(射程2200キロ)を
打ち上げた際も、4日後に「3段式ロケットによって人工衛星を打ち上げた」と主張。
この時の人工衛星を「光明星1号」、発射体を「白頭山1号」と命名した経緯がある。
(2009年2月16日11時49分 読売新聞)
http://www.yomiuri.co.jp/world/news/20090216-OYT1T00391.htm
北朝鮮:人工衛星打ち上げを示唆 ミサイル説否定
【北京・西岡省二】北朝鮮国営の朝鮮中央通信は16日、長距離ミサイル発射の兆候について
「わが国で何が打ち上げられるか見守れば分かる。宇宙開発は我々の自主的権利で、現実発展の要求だ」
と主張し、人工衛星の打ち上げを準備している可能性を示唆した。
北朝鮮公式メディアがミサイル発射準備に言及するのは初めて。
北朝鮮は98年のテポドン1号発射の際、「人工衛星を打ち上げた」と発表しており、
今回も国際社会の批判を避けるためにも同じ理屈を持ち出しているとみられる。
同通信は周辺国が指摘するミサイル発射の兆候を「デタラメ」と否定し、
「我々に対する重大な挑発と言わざるを得ない」と反発。「我々の自衛的な国防力建設はもちろん、
平和的な科学研究活動までもミサイルにかこつけて阻もうとしている陰険な策動」と批判した。
毎日新聞 2009年2月16日 11時58分
http://mainichi.jp/select/world/news/20090216k0000e030047000c.html
北朝鮮ミサイル発射実験準備との憶測、「悪意ある策略」−KCNA
2月16日(ブルームバーグ):北朝鮮は16日、国営朝鮮中央通信(KCNA)を通じて、
同国が長距離ミサイルの発射準備を進めているとの米国の憶測は、
宇宙開発の権利に挑む「悪意ある策略」だとする声明を発表した。
北朝鮮は「これは、北朝鮮の自衛のための軍事力増強のみならず、平和目的の科学研究をも
妨げようとする悪意ある策略だ」と主張。「何が打ち上げられるかは後で分かるだろう。
宇宙開発はわが国固有の権利であり、変化する現実の要請に基づくものだ」と説明した。
韓国と米国のメディアは今月、北朝鮮が大陸間弾道ミサイルの発射実験の準備を進めている
可能性があると報じた。クリントン米国務長官が今週、日本、インドネシア、韓国、中国の
アジア4カ国を歴訪するタイミングをとらえて、北朝鮮は声明を公表した。
更新日時 : 2009/02/16 12:02 JST
http://www.bloomberg.co.jp/apps/news?pid=90003011&sid=atsUCEpGtBDs&refer=jp_asia
朝鮮通信使の研究成果を披露 '09/2/14
日韓友好の歴史を伝えたいと、府中市上下町の元高校教諭光元次夫さん(62)が「朝鮮通信使展」を
計画している。地元で開かれる上下ひなまつり(21日―3月22日)の期間中、研究成果を披露する。
上下町商店街の呉服店「吉田本店」の空き室を会場に借りた。まつりのメーンイベント「でこ市」に
ちなみ、全国各地で収集、調査した通信使の土人形や張り子人形を展示。一行の最高責任者「正使」
を再現した衣装、日本側の歓待ぶりを伝えるパネルなどもそろえ、展示資料は200点前後に上る。
光元さんは「韓国で手に入れた珍しい資料も展示する。
『近くて遠い国』が『近くて近い国』に発展するきっかけになれば」と来場を呼び掛ける。
http://www.chugoku-np.co.jp/News/Tn200902140059.html
「拉致問題は深刻な懸案」 クリントン米国務長官が解決に意欲
2009.2.16 12:44
ヒラリー・クリントン米国務長官は15日、日本人拉致問題で、「さらなる情報を提供するよう
北朝鮮に強く求めていきたい」と述べ、解決に向け米国も尽力する姿勢を改めて示した。
就任後初の外国訪問で日本へ向かう途中、同行記者団に語った。ロイター通信などが伝えた。
クリントン長官は「拉致問題は深刻な懸案だ。6カ国協議の一部であり、日本だけの懸案ではない」
と述べ、核問題と並行して同協議で北朝鮮への働きかけを強める考えを鮮明にした。
長官は「北朝鮮の非核化がわたしの目標だ」と述べ、すべての核計画を明らかにし、
プルトニウムを放棄させるという6カ国協議合意から後退することはないとの考えを強調。
各国と協力して諸懸案に対処する国際協調を柱とした米新政権の方針を日中韓、
インドネシアの4カ国歴訪で明確に示すと述べた。(共同)
http://sankei.jp.msn.com/world/america/090216/amr0902161247003-n1.htm
北朝鮮紙幣散布を強行 総書記誕生日に韓国団体
2009.2.16 12:48
韓国の拉致被害者家族団体「拉北者家族会」などは16日、北朝鮮の金正日総書記の誕生日に合わせ、
同国の5000ウォン紙幣約30枚と同国体制を非難するビラ約2万枚を大型風船に付け、
ソウル北方の臨津閣から北朝鮮に向けて飛ばした。
北朝鮮に非難の口実を与えたくない韓国政府は紙幣散布が国内法に違反すると警告し、
やめるよう求めたが家族会などは無視した。韓国統一省は警察などと協議中だと表明したが、
処罰に踏み切れば、政権支持基盤の保守層の反発を招くため対応に苦慮している。
北朝鮮へ向けた同国紙幣散布は初めてとみられる。家族会の代表は抑留中の拉致被害者への
「生計支援」だとし、北朝鮮が韓国との対話に応じればビラ散布もやめると主張。
被害者家族の一部からは抑留者を危険にさらすとして反対する声も出ている。(共同)
http://sankei.jp.msn.com/world/korea/090216/kor0902161250003-n1.htm
中国人の韓国観は間違っている、「文化略奪説」を否定―韓国紙
2009年2月12日、中国紙・環球時報はウェブサイトで「中韓関係」をテーマとした
ネットフォーラムを開催。両国間に広がる「嫌韓」「反中」意識の解決に向け、
真剣な話し合いが行われた。韓国紙・中央日報の中国語版ウェブサイトが伝えた。
韓国側からは中央日報や朝鮮日報の北京駐在記者、中国側からはソウル駐在歴10年になる
人民日報の記者と3億人のネットユーザーが参加した。中国と韓国は最近、
「文化起源説」をめぐり激しく対立。韓国が漢字や漢方、端午の節句などを「韓国起源」とし、
儒教の始祖である孔子までも「韓国人」だと主張したことで、中国側の反発を招いている。
フォーラムでは、中国のネットユーザーからこうした「文化の略奪行為」に対する批判が集中。
「韓国人は中国の発展に嫉妬しているだけだ」などと指摘する意見も飛び出した。
これについて韓国紙・中央日報は、「中国人の多くは韓国を誤解している。
事実を曲げた報道のせいかも知れない」と中国メディアのあり方を批判。
「韓国の端午の節句は中国のものとは全く別物だ」など「文化略奪説」を否定した。
(翻訳・編集/NN)
2009-02-16 13:50:30 配信
http://www.recordchina.co.jp/group/g28616.html
来日のクリントン長官「拉致情報、北朝鮮に促す」
【ワシントン=宮崎健雄】クリントン米国務長官は15日、日本ヘ向かう機中で同行記者団と会見し、
北朝鮮に対して、日本人拉致被害者に関する説明をするよう強く求めていく方針を示した。
長官は「拉致問題は重大な懸念材料であり、悲劇だ。日本だけの懸案ではない」と強調。
北朝鮮の核問題をめぐる6か国協議の中でも提起し、
「北朝鮮に、より多くの情報を提供するよう強く促す」と述べた。
また長官は、ブッシュ前政権が「米朝枠組み合意を破棄した」とした上で、
「北朝鮮は報復としてプルトニウムを再処理し、それまで無かった核兵器を、保有することにつながった」
との見解を示し、前政権の対応を批判した。
(2009年2月16日14時19分 読売新聞)
http://www.yomiuri.co.jp/world/news/20090216-OYT1T00602.htm
「血筋堅持」が金総書記の意志=北機関紙
【ソウル16日時事】朝鮮中央放送は16日、北朝鮮の金正日労働党総書記が
67歳の誕生日を迎えたことに関して、同党機関紙・労働新聞が
「白頭山の伝統をわが革命の永遠の血筋として堅持していくべきだということが(金総書記の)確固不動の意志だ」
とする社説を掲載したと伝えた。ラヂオプレス(RP)が報じた。
北朝鮮では、故金日成主席が白頭山を抗日武装闘争の拠点とし、金総書記が同地で生まれたと主張されており、
社説は金総書記の息子への3代目の権力継承を示唆したものとみられる。
(2009/02/16-15:43)
http://www.jiji.com/jc/c?g=int_30&k=2009021600547
北朝鮮・労働党機関紙、革命の血筋を強調 金総書記の67歳の誕生日 2009.2.16 19:01 【ソウル=黒田勝弘】北朝鮮は16日、最高指導者・金正日総書記の67歳の誕生日を迎えた。 朝鮮労働党機関紙「労働新聞」(同日付)が社説で「白頭山の血統の継承」や 「代を受け継いだ革命偉業」を強調し、金正日後の3代にわたる権力世襲をあらためてにおわせたほか、 「長距離弾道ミサイル発射準備」説に対してはミサイル説を否定し、 「何が打ち上がるかはいずれ分かるだろう。宇宙開発はわれわれの自主的権利だ」(朝鮮中央通信) として「人工衛星打ち上げ」を示唆した。 北朝鮮は1998年、初めて長距離ミサイル「テポドン」を発射した際も、 国際世論の非難をかわすため「人工衛星を打ち上げた」と弁明したことがある。 しかし今回の反論は北朝鮮が「発射準備」説を間接的に認めたことを意味するため、 ソウルでは遠くない将来、発射を強行する公算が大きくなったと受け止められている。 金総書記の誕生日祝賀行事は、前日の平壌での「慶祝中央報告大会」をはじめ例年通り各地で 盛大に行われた。しかし金永南・最高人民会議常任委員長や新任の金永春・人民武力相(国防相)、 李英浩・人民軍総参謀長ら、軍・党などの首脳が勢ぞろいした「中央報告大会」に金総書記は 出席しなかった。 大会での金永南委員長の演説は「北南関係は戦争の瀬戸際」と緊張をあおるなど韓国非難が目立った。 今年、67歳になった金総書記の実際の誕生地は、父・金日成主席が所属した 旧極東ソ連軍の国際部隊駐屯地だったロシア・ハバロフスク郊外のキャンプというのが定説だ。 しかし北朝鮮では経歴を神格化するため抗日武装闘争が行われた中朝国境の白頭山で生まれたとされ、 今や「白頭山」は金総書記を象徴する言葉になっている。 その白頭山で開催された祝賀大会は「絶世の偉人に対する尽きない敬慕と称賛の熱風が渦巻き、 白頭光明星(金総書記のこと)の誕生を全世界に知らせた歴史のその日の歓呼のように荘厳な祝砲が 天地を揺るがした」と伝えられている(13日の朝鮮中央放送)。
ミサイルも衛星も原理同じ「安保理決議に背く」 北の発射準備で韓国外相
2009.2.16 19:14
【ソウル=水沼啓子】韓国の李相喜国防相は16日、
国会で「北朝鮮が1月からテポドン2号の打ち上げ準備をしている」と公式に見解を示した。
また、柳明桓外交通商相も、北朝鮮の国営メディアが長距離弾道ミサイルの発射準備を否定し
人工衛星打ち上げの意思を示唆したことについて、「ミサイルでも人工衛星でも(北朝鮮が発射すれば)
国連安保理事会決議1718号(北朝鮮の核実験実施発表に関する決議)に背くものだ」との認識を示した。
国会本会議で議員の質問に答えた。柳外交通商相は
「ミサイルと人工衛星は基本原理は同じで、弾頭だけが違う」と述べ、北朝鮮の動向に懸念を示した。
国連安保理事会決議1718号は、北朝鮮が2006年10月9日に行った核実験に対する
対北経済制裁などに関する決議で、この中で北朝鮮に弾道ミサイルの発射や計画に関するすべての
活動を停止することを求めている。
http://sankei.jp.msn.com/world/korea/090216/kor0902161915005-n1.htm
金寿煥枢機卿が死去 韓国
2009.2.16 20:42
韓国のカトリック教会を代表する金寿煥枢機卿が16日午後6時12分、
入院先のソウル市の江南聖母病院で死去した。86歳。
昨年8月29日に入院し、約6カ月にわたり闘病生活を送っていた。
金枢機卿は1922年5月、大邱生まれ。69年、ローマ法王から枢機卿に任命され、
韓国人最初の枢機卿となった。また、当時としては世界最年少の枢機卿だった。
以降30年間、天主教ソウル大教区の教区長を在任。98年に教区長を引退した。
独裁や不正に対して強硬な発言もはばからず、日本統治からの解放後の韓国社会で政治的、
社会的に最も影響力のある宗教家だった。
88年には日本の上智大学から神学名誉博士号を授与された。(ソウル 水沼啓子)
http://sankei.jp.msn.com/world/korea/090216/kor0902162043006-n1.htm
「大量破壊兵器の拡散防止構想」参加を再検討 韓国国防相
2009.2.16 23:51
韓国の李相喜国防相は16日の国会答弁で、米国が主導する大量破壊兵器の拡散防止構想(PSI)
に関し「(北朝鮮が)核・ミサイル開発を行う状況の中で、(正式)参加するかどうかを再検討する
時期となった」と述べた。聯合ニュースが伝えた。
李国防相は「政府はPSIの趣旨と意図に共感している」とし、段階的に参加を推進する必要性を
強調した。
韓国はPSI訓練に視察団を派遣しているが公海上での臨検などに参加していない。
2006年の北朝鮮核実験後、米国が正式参加を強く要請したのに対し盧武鉉前政権は南北の衝突を
招く恐れがあるとして拒否してきた。(共同)
http://sankei.jp.msn.com/world/korea/090216/kor0902162351008-n1.htm
韓国、サマータイム導入を検討
2009.2.17 00:22
韓国政府は16日、地球温暖化対策の一環として、夏季に時計の針を1時間進める
「サマータイム」制度の導入に向け、本格的な検討を行うと発表した。
同制度をめぐっては、労働強化につながるとして警戒する労働組合などを中心に反対意見も多く、
導入は早くても来年以降になる。
日本でも超党派の議員連盟がサマータイム制度導入法案の国会提出を目指している。
韓国知識経済省は「日本と一緒に実施すれば効果が大きい」としており、
日韓の共同実施も今後の検討課題となりそうだ。
同省によると、韓国ではソウル五輪に合わせて1987−88年にサマータイム制度が実施され、
当時は5月の第2週からサマータイム入りした。(共同)
http://sankei.jp.msn.com/world/korea/090217/kor0902170022000-n1.htm
「女多」の島が男性多数 韓国済州島、史上初?
2009.2.17 09:03
岩と風と女性が多く「三多島」の別名もある韓国南端、済州島で昨年、韓国政府の統計調査が
始まって以来、初めて男性の人口が女性を上回った。19世紀の朝鮮時代の記録でも女性が多く、
有史以来初めてではないかと話題を集めている。
済州特別自治道が17日までにまとめた人口統計では、
2008年末の時点で男性が50・03%(約28万3000人)を占めた。
これまで女性が多かったのは、男性が島を囲む海で多く遭難してきたためとの言い伝えがあった。
聯合ニュースによれば1836年の記録では女性が52%だった。
韓国社会には男児を好む考えが残っており、同島の統計でも50歳代までの全世代で男性人口が
女性を上回り男女人口が逆転した。(共同)
http://sankei.jp.msn.com/world/korea/090217/kor0902170904001-n1.htm
韓国:民間団体がビラ入り風船、北朝鮮向けて飛ばす
【ソウル西脇真一】韓国の民間団体が16日、宣伝ビラを入れた大型風船を北朝鮮に向けて飛ばした。
ビラは金正日総書記の健康問題にも触れており、これまで北朝鮮が猛反発。
韓国政府も団体に自制を促していたが、強行した。統一省報道官は同日の会見で
「北朝鮮に南北関係悪化の口実を与えることになるという点で、多くの国民が憂慮している」と批判した。
北朝鮮による「拉北者家族会」と脱北者らで作る「自由北韓運動連合」が、
軍事境界線に近い臨津閣(京畿道坡州市)から2万枚を飛ばした。
団体側は「政府の要請で3カ月間散布を中断したが、状況はむしろ悪化した」などと訴えている。
ビラに北朝鮮紙幣30枚を交ぜているが、政府は「無許可で国内に持ち込んだ」として、
摘発対象との認識を示している。
毎日新聞 2009年2月16日 22時39分
http://mainichi.jp/select/world/news/20090217k0000m030103000c.html
金総書記批判ビラ、誕生日に散布再開…韓国の脱北者2団体
【ソウル=前田泰広】韓国の脱北者団体「自由北韓運動連合」(朴相学代表)など2団体は16日、
北朝鮮の金正日総書記(67)の誕生日に合わせ、金総書記を批判するビラ2万枚の散布を再開した。
一部には北朝鮮の5000ウォン紙幣計30枚も挟み、巨大風船で北朝鮮に向けて飛ばした。
朴代表は、「(金総書記の)誕生日を祝う行事会場にビラが落ちれば、
金体制の誤りを北朝鮮住民により効果的に知らせることができる」と説明している。
韓国統一省は15日、「南北関係に否定的な影響を及ぼす」として、散布の自粛を要請する一方、
北朝鮮紙幣を韓国に持ち込むには、「南北交流協力法」に基づき、同省の承認が必要だと指摘していた。
聯合ニュースは16日、警察当局が団体関係者らを同法違反容疑で調べる方針だと伝えた。
朴代表は「この法律は北朝鮮が1月30日、一方的に破棄しており、今は存在しない。
食料を買うお金を送っているので、法的問題を超越した人道的な問題だ」と反論、
今後もビラを散布する方針だ。
2団体は昨年12月、南北関係悪化を懸念する与党ハンナラ党の要請で、ビラ散布を中断した。
(2009年2月16日18時54分 読売新聞)
http://www.yomiuri.co.jp/world/news/20090216-OYT1T00806.htm
拉致被害者の情報「北朝鮮に求める」クリントン国務長官
2009年2月16日19時25分
クリントン米国務長官は15日、東京に向かう機内で同行記者団と会見し、北朝鮮による
日本人拉致問題について「北朝鮮に(被害者に関する)情報をもっと出すように求めていく」
と述べた。拉致問題を「6者協議の一部」とし、米側としても6者協議の中で提起する考えを示した。
クリントン氏は、北朝鮮に対しては「検証可能で完全な核計画の解体と核放棄に向けて進めば、
協力の門戸を大きく開いている」と対話を呼びかけた。一方で「そのためには北朝鮮は非核化、
不拡散に取り組まなければならない」とくぎも刺した。
ブッシュ政権は北朝鮮の高濃縮ウランによる核開発を問題視したが、クリントン氏は
「高濃縮ウラン計画は情報機関の意見が割れている。プルトニウムの再処理は疑う余地がない」とし、
プルトニウム放棄に最優先で取り組む考えも示した。(鵜飼啓)
http://www.asahi.com/international/update/0216/TKY200902160378.html
批判ビラ散布、金総書記誕生日に再開 韓国の脱北者団体
2009年2月16日19時26分
【ソウル=箱田哲也】韓国の脱北者団体などが16日、北朝鮮の金正日総書記の誕生日に合わせ、
これまで自粛していた北朝鮮向けの批判ビラの散布活動を再開した。
ビラの中には北朝鮮の5千ウォン紙幣も交ぜ、巨大風船に結びつけて南北の軍事境界線に近い
坡州市の臨津閣から飛ばした。警察当局は南北交流協力法違反の疑いで調べる方針。
当初はビラ10万枚、5千ウォン紙幣420枚を送る計画だったが、
風向きがよくないためビラ2万枚、紙幣30枚にとどめた。
韓国政府や与党ハンナラ党は、北朝鮮が激しく反発しているビラ散布行為が南北関係に
悪影響をもたらすとして、自制を促していた。団体側も約3カ月間、活動を休止していたが、
北朝鮮側が最近になって韓国批判を強めたことから再開に踏み切った。
南北交流協力法は、政府の許可なく北朝鮮紙幣を韓国国内に持ち込むことを禁じている。
団体側は「交流のためではなく、北の家族に金を送るのが目的。違法ではない」と主張しているが、
統一省は「法的な措置は不可避だ」と取り締まる方針を明らかにしている。
http://www.asahi.com/international/update/0216/TKY200902160376.html
テポドン・境界線否定…緊張高まる総書記誕生日
2009年2月16日23時12分
【ソウル=牧野愛博】北朝鮮の金正日総書記は16日、67歳の誕生日を迎えた。
北朝鮮国内では祝賀行事が続いているが、金総書記はこの日も姿を見せなかった。
朝鮮中央通信が同日、長距離弾道ミサイル「テポドン」の発射準備とみられる動きがあることに
初めて触れるなど、朝鮮半島では緊張が高まっている。
韓国の李相憙国防相は16日の国会答弁で「北は1月からミサイルの発射を準備中だ」とし、
「韓米が徹底的に監視している」と述べた。
柳明桓外交通商相は同日の答弁で、同通信が「宇宙開発は自主的権利」と伝えたことについて
「ミサイルであれ人工衛星であれ、国連安保理決議に違反する」と語った。韓国政府関係者は同日、
柳外相が24、25両日に訪中し、この問題への対応策を中心に協議することを明らかにした。
ただ、各国による宇宙の平和利用は禁止されていない。先端部に人工衛星や観測機器を載せた場合は
ロケットになり、国連決議での制裁は難しいとの声も韓国政府内の一部で出ている。
北朝鮮が日本海側の咸鏡北道・舞水端里で行っている準備作業の詳細は明らかになっていない。
一方、北朝鮮が先月末の声明で黄海上の軍事境界線である北方限界線(NLL)を否定した問題に
ついて、李国防相は「軍事的挑発には断固対応する」と述べた。
http://www.asahi.com/international/update/0216/TKY200902160429.html
北朝鮮の情報管理、中国ピリピリ 各国が収集活動活発化 2009年2月17日7時8分 【北京=峯村健司】北朝鮮の金正日総書記の健康状態に注目が集まる中、友好国の中国の当局が、 情報収集を活発化させる各国の動きに神経をとがらせている。中国筋によると、政府系シンクタンクの 中国社会科学院の幹部が北朝鮮に関する情報を韓国側に漏洩した疑いで、取り調べを受けていることが 判明。大使館や外国メディア関係者に単独で許可なく接触することを禁ずる通達を出すなど、 管理を強めている。 この社会科学院の幹部は、朝鮮半島情勢や日中関係など中国での東アジア研究の第一人者で、 対日政策の決定にも影響力を持つとされる。中国内外のメディアに頻繁に登場していたが、 1月下旬ごろ公の場から姿を消した。 複数の中国筋によると、この幹部は1月下旬、捜査当局に拘束され、事情聴取を受けている。 北朝鮮をめぐる政府の機密情報を韓国の情報機関に漏らした疑いが持たれているという。 捜査当局は、幹部が情報提供の見返りに金品を受け取ったかどうかを調べているとみられる。 社会科学院外事局は「そのような話は聞いていない」と否定しているが、 幹部とは連絡がとれない状態が続いている。 背景には、金総書記の健康不安が広まった昨年以降、北京を舞台に繰り広げられている 各国の大使館や情報機関関係者による激しい情報収集活動がある。 特に力を入れているのが韓国で「北朝鮮の情報収集にかける要員数や経費は他国と比べても 群を抜いている」(北京の外交筋)。昨年初めにも、中国共産党対外連絡部の複数の幹部が、 北朝鮮関連の機密情報を韓国情報機関に漏らしたとして処分された。
外国人に「在留カード」…偽造行為に罰則、国が一元管理へ
政府が今国会に提出する出入国管理・難民認定法改正案の概要が16日、明らかになった。
中長期に日本に滞在する外国人に対し、身分証となる「在留カード」を法相が発行し、
在留管理を国に一元化する。これに伴い、市区町村が発行している外国人登録証明書は廃止する。
カードの偽造行為には懲役刑や強制退去処分の罰則規定を設ける。
カードには氏名や生年月日、性別、国籍、住所、在留資格、在留期間を記載。
勤務先や住所などに変更があった場合は、入国管理局に届け出ることを義務づける。
「特別永住者」と呼ばれる在日韓国・朝鮮人は在留カードの対象から外し、
新たな身分証明書を発行する。原則3年が上限の外国人の在留期間を5年に延長することも盛り込んだ。
(2009年2月17日03時22分 読売新聞)
http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20090216-OYT1T01221.htm
弾道ミサイルは「抑止力強化」=米政権の出方見守る姿勢も−北朝鮮当局者
【ニューヨーク16日時事】北朝鮮の外務省高官らが、今月上旬に平壌入りした
ボスワース元駐韓米大使らの訪朝団に長距離弾道ミサイルの発射準備について問われた際、
「われわれは依然(米国の)脅威にさらされており、そうした状況下では抑止力を強化することになる」
と述べていたことが16日、分かった。訪朝団に近い筋が明かした。
同日の朝鮮中央通信は発射の準備を進めているのはミサイルではないと強弁、
「宇宙開発はわれわれの自主的権利」と主張し、「人工衛星」を打ち上げる可能性を示唆した。
ミサイル発射の際に予想される国際社会からの非難をかわすための弁明とみられ、
「抑止力」とする高官発言とは矛盾している。
ただ、訪朝団に近い筋によれば、北朝鮮側はオバマ米政権の対北政策が固まるのを見守る姿勢も
同時に表明。「訪朝団は『相反したメッセージ』を受け取った」という。
(2009/02/17-02:34)
http://www.jiji.com/jc/c?g=int_30&k=2009021600623
北朝鮮、対米交渉にらみ布石 対話路線試す
【平壌16日共同】北朝鮮は16日、国営朝鮮中央通信の論評を通じ、
「テポドン2号」の改良型とみられる長距離弾道ミサイル発射を警戒する日米韓を非難しつつ、
“人工衛星”発射の可能性を示唆する構えをみせた。
「民族最大の名節(祝日)」とされる最高指導者、金正日総書記の誕生日である16日に、
外交安保分野で立場が表明されるのは異例。日本を皮切りとするクリントン米国務長官のアジア歴訪の
同日開始をにらみ、北朝鮮はオバマ米政権との交渉に向けた布石を打ち始めたとも受け取れる。
北朝鮮はオバマ政権発足後、6カ国協議の米首席代表に内定しているボスワース元駐韓大使や
クリントン政権期のシャーク元国務副次官補らオバマ政権と人脈のある研究者グループの訪朝を
相次いで受け入れている。これら研究者との意見交換を通じオバマ政権の出方を探ると同時に、
“人工衛星”発射準備をにじませながら、
オバマ政権が打ち出す北朝鮮との対話路線を試そうとしている可能性もある。
人民武力相と朝鮮人民軍総参謀長を交代させる人事が11日行われたが、
これも今回の論評発表と関連した動きとみられる。
2009/02/16 18:59 【共同通信】
http://www.47news.jp/CN/200902/CN2009021601000674.html
春・夏・秋・冬
日本のある芸能人がネット上で日記などを綴っていたブログに事実無根の誹謗中傷や
脅迫のコメントが多数寄せられた問題で、警視庁は書き込んだ複数の男女の一斉摘発に乗り出した。
殺害予告された芸能人もいる
▼ ネット上での中傷被害は他人事ではない。「朝鮮学校では反日・スパイ教育をしている」
「朝鮮人強制連行はでっち上げ」といったデマに始まり、在日外国人が税金、社会保障など
諸制度において過度な優遇措置を受けているという「在日特権」なる言葉まで溢れている。
噴飯ものだが見過ごすのは危険だ。こうしたデマや誹謗中傷が恐怖や嫌悪といった
負のイメージを植えつけ、排外主義、差別を助長しているからだ
▼埼玉県深谷市が外国人学校に通う児童生徒への教育助成を行うことを決めたことで、
市に抗議の電話やメールが寄せられた。しかし、実際はほとんどが事実関係を誤認した内容だった
という。「抗議の大半は、朝鮮学校を特別支援するものと誤解している」(市職員)
▼抗議の内容は、ネット上のブログや掲示板に書き込まれた誤った情報と類似している。
そのなかには市の連絡先を記し抗議を扇動している書き込みもある
▼ 関東大震災朝鮮人虐殺ではデマが民衆を殺人へと駆り立てた。構図は同じだ。
虐殺を目撃した母親から証言を聞かされたある同胞は
「事件から85年が過ぎた今も、朝鮮人蔑視の情況は変わっていない」と語った。
デマと差別の連鎖を断ち切るため、まずは日本政府が手本となり、対朝鮮外交、在日朝鮮人政策を
見直し、友好へと舵を切らなければならない。(天)
[朝鮮新報 2009.2.17]
http://www1.korea-np.co.jp/sinboj/j-2009/08/0908j0217-00001.htm
朝鮮メディア、麻生総理の施政方針演説を非難 「旧態依然」の対朝鮮敵視政策 ◆「朝・日関係の根本忘れる」 昨年8月の政府間実務会談以降、朝・日関係は断絶状態が続いている。 7日発朝鮮中央通信は、麻生太郎総理が1月28日に行った施政方針演説について 「まったく新しいものがなく、かつての反朝鮮敵視の立場をそのまま反映している」と指摘した。 ◆根本は過去清算 施政方針演説で対朝鮮問題に言及した麻生総理は、「拉致、核、ミサイル問題を包括的に解決し、 不幸な過去を清算し、日朝国交正常化を実現すべく取り組む」と語った。 これに対し、同通信は、「朝・日関係問題解決の根本を忘れた日本当局の旧態依然とした 政治的駆け引き」だと指摘した。 また、日本が国交正常化の前提条件に「拉致、核、ミサイル問題解決」を掲げていることについて 「被害者に代償を求めるようなもの」だと一蹴。「日本が過去を清算し、対朝鮮敵視政策を放棄しない 限り朝・日関係はいつになっても正常化しない」との原則的立場を示した。 ◆「愚かな駆け引き」 「日本は過去清算を避けながら、われわれから譲歩を得ようとする愚かな政治的駆け引きを やめるべきだ」という朝鮮中央通信の指摘は、これまでも繰り返されてきたものだ。 朝鮮は、両国間に存在する懸案問題の根本が何であるかについて機会あるたびに強調してきた。 朝・日両国は昨年6月(北京)と8月(瀋陽)、政府間実務会談を行った。 6月の会談は、「平壌宣言にしたがって不幸な過去を清算し、国交正常化を実現するため」 (08年6月13日、朝・日会談の結果に関する報道文)に開催された。
>220
会談で朝鮮側は、拉致問題の再調査実施と「よど号」関係者問題解決のために協力する意思を表明。
日本側は対朝鮮制裁の部分解除を行うことにしたが、日本側の合意違反により双方の溝が深まった。
その後、事態収拾のために行われた8月の会談では「互いの関心事項に関して関係の改善という見地
から協議を進め、解決に向けて誠実に努力」(朝鮮側が発表した合意内容)することで意見がまとまった。
しかし、その後、福田総理が突然辞任、麻生新政権は瀋陽会談の合意を継承すると言いながらも
具体的な行動を示さないまま昨年10月、4度目となる対朝鮮「制裁」の延長を決めた。
「制裁」延長の口実として「拉致問題」の進展がないと説明したが、
日本ではこの問題が「政治勢力の政権維持や奪取などの不純な目的を達成するための道具」
(08年10月22日発朝鮮中央通信)として使われていると朝鮮側は看破している。
一方、日本は6者会談でも自らの義務である対朝鮮エネルギー支援を行っていない。
朝鮮は昨年12月に行われた6者会談に先立ち、「日本を参加国と認めないし、
相手にもしないだろう」(朝鮮外務省スポークスマン、08年12月6日)との立場を明らかにした。
◆「政権運命尽きた」
朝鮮は麻生政権発足から1カ月が経った時点で、「政権交代のたびに立場を変え、
右往左往しながらすべてを投げ出す日本」(労働新聞08年10月22日付論評)との判断を示した。
最近朝鮮のメディアは、「麻生政権の運命が尽きたのは明らか」(労働新聞4日付)だと
指摘している。1月の支持率が20%を割り込んだ事実に言及し、「民心を欺き、汚い政治、
反動的な政策を強行」する麻生内閣への「当然の審判」(同上)だと強調した。(呉陽希記者)
[朝鮮新報 2009.2.17]
http://www1.korea-np.co.jp/sinboj/j-2009/04/0904j0217-00001.htm
不法残留者11万3000人=5年でほぼ半減−法務省
法務省は17日、今年1月1日現在の不法残留者数を前年比24.5%(3万6713人)減の
11万3072人と発表した。政府が不法残留者らの半減を目指して5カ年計画をスタートさせた
2004年の約22万人と比べ、48.5%減となった。
不法残留者は、在留期間が過ぎたのに出国記録がない外国人。
国別では、韓国、中国、フィリピンの順で多く、3カ国で53%と過半数を占めた。
一年間で大幅に減少したのは、徹底した摘発や07年11月に導入した生体認証による
出入国審査の抑止効果に加え、昨年の不法残留者記録を精査した結果、死亡や帰化などが判明し、
除外された者が9948人に上ったことによる。
(2009/02/17-08:59)
http://www.jiji.com/jc/c?g=soc_30&k=2009021700089
北朝鮮を「主敵」とせず 韓国国防白書、「脅威」は強調
2009.2.17 11:59
聯合ニュースは17日、韓国国防省が20日発刊予定の「2008年国防白書」では
北朝鮮を「主敵」と表現せず、代わりに「直接的で深刻な脅威」と記述すると報じた。
隔年刊行の白書では過去に主敵と記述してきたが、05年以降の2回、この表現を使わず、
北朝鮮を「直接的な軍事脅威」などと記載。保守派の李明博政権発足後初の白書で用いられる表現が
注目されていた。今回の表現は過去2回よりも北朝鮮の脅威を強調したものになっている。
李相喜国防相は昨年7月、国会で北朝鮮を「最大の主敵国家」と呼びながらも
「(白書では)不必要な内部論争を呼ばず、皆が共感できる表現にする」と表明していた。(共同)
http://sankei.jp.msn.com/world/korea/090217/kor0902171200002-n1.htm
北朝鮮副局長が北京入り ロシアでの作業部会出席か
2009.2.17 12:55
北朝鮮の鄭泰洋外務省米州局副局長が17日、空路北京に到着した。
モスクワで19〜20日に開催される北朝鮮の核問題をめぐる6カ国協議の
「北東アジアの平和と安全のメカニズム」作業部会に向かうとみられる。
鄭副局長は北京国際空港で、北京入りの目的や今後の米朝関係について問う記者団の質問に
「行ってみなければ分からない」とだけ答え、迎えの車に乗り込んだ。
同作業部会はロシアが議長国を務め、開催は2007年8月以来。
米国はアービジュー国務副次官補を代表として派遣すると発表しており、オバマ政権発足後初めてとなる、
6カ国協議の枠組みを利用した米朝間の外交交渉が注目されている。(共同)
http://sankei.jp.msn.com/world/korea/090217/kor0902171257004-n1.htm
「北への圧力検討」 クリントン米国務長官、家族会と面会
2009.2.17 18:22
北朝鮮による拉致被害者家族会のメンバーは17日、東京都港区の米国大使館で、来日中の
ヒラリー・クリントン米国務長官と面会した。家族会が北朝鮮に対して再度テロ支援国家指定するよう
求めたのに対し、クリントン長官は「よく調べてから対応する」とし、「拉致問題は米国としても
優先すべきものと理解している。解決のためにはどう圧力をかけていくか、検討したい」と話したという。
面会したのは、家族会代表で、田口八重子さん=拉致当時(22)=の兄、飯塚繁雄さん(70)と、
横田めぐみさん=同(13)=の父、滋さん(76)、母、早紀江さん(73)の3人。
家族会によると、面会は約30分。クリントン長官は「北朝鮮は残酷な国で、理解できない状況だ」
「この問題については前から気になっており、いろいろ研究もしている」などと高い関心を示したという。
家族が田口さん、めぐみさんの写真を横に置いて「米国の協力が欠かせない」と訴えると、
クリントン長官は「拉致されて30年以上たっており、大変なこと。ぜひ運動を続けてほしい」
と家族を励ましたという。
http://sankei.jp.msn.com/world/korea/090217/kor0902171837006-n1.htm
「本当に残酷なこと」とクリントン長官 家族会、米の「行動」に期待 2009.2.17 18:59 ヒラリー・クリントン米国務長官と17日に面会した拉致被害者の家族会。 「母親の思い」を伝えた横田めぐみさん=拉致当時(13)=の母、早紀江さん(73)の言葉に、 クリントン長官は「本当に残酷なこと」と聞き入ったという。 引き裂かれそうな肉親の思いは伝わったのか。家族らは米国の協力に期待をかける。 「母親として、どのお母さんも、こんな残酷なことに対しては最後まで戦うでしょうと申し上げました」 面会を終えた早紀江さんは、そう語った。 家族の訴えは、これまでも米国を動かしてきた。 米大統領として初めて北朝鮮による拉致について言及したのは、クリントン長官の夫、 ビル・クリントン大統領(当時)だった。まだ、拉致事件が「疑惑」とされていた10年前、 平成11年5月のことだ。故小渕恵三首相と会談したクリントン大統領は「日本はこの問題を 解決するまで追及し続けなければならないし、私はこうした立場を強く支持する」と語った。 15年3月、アーミテージ国務副長官(当時)も訪米した家族に「北朝鮮をテロ支援国家にしている 理由に日本人拉致も含まれる」と明言。18年4月には、ブッシュ前大統領が、ホワイトハウスで 早紀江さんらと面会し、「最も心を動かされた面会の一つ」と語った。名指しこそ避けたものの 金正日総書記を「国の指導者が拉致を奨励するのは心ない」と批判し、「働きかけを強めたい」と約束した。 だが、そのブッシュ前大統領は昨年、北朝鮮に対する「テロ支援国家指定」を解除。 「核」が優先され、「拉致」が置き去りにされた感は否めず、家族は米国の対応に失望した。
【から(韓)くに便り】ソウル支局長・黒田勝弘 日本アジア鉄道の夢よ 2009.2.18 03:34 日本に行って新幹線に乗ったという韓国のお年寄りが「日本では『のぞみ』が走っているんだねえ。 実に懐かしかったねえ」という。何のことかとっさには分からず「えっ、どうしました?」というと、 実は戦前、日本統治時代の朝鮮半島でも「のぞみ」が走っていたのだという。 戦前の鉄道時刻表を調べてみると、確かにあった。南端の釜山から朝鮮半島を縦断し、 中朝国境を越えて旧満州の新京(現・長春)まで走る特急列車が「のぞみ」となっている。 いや、よく見ると「ひかり」もある。 当時の時刻表によると「東京・新京間、2867・5キロ、所要時間・54時間36分」となっている。 さらに途中の奉天(現・瀋陽)から北京につながる列車の時刻表も出ている。 日本の高速鉄道・新幹線の「ひかり」や「のぞみ」は、実は昔、同じ名前の列車が 朝鮮半島から中国大陸に向け走っていたのだ。そのことを戦後派のぼくは最近まで知らなかった。 しかし「ひかり」や「のぞみ」が戦後、新幹線としてよみがえった時、 日本の鉄道界ではこのことが意識されていたのだろうか。 新幹線に「ひかり」や「のぞみ」と命名した人たちはその歴史を当然、知っていたはずだ。 ここから韓国の高速鉄道の話になる。 韓国高速鉄道は「KTX(コリア・トレイン・エクスプレスの略称)」という何の変哲もない名前だ。 列車に「ひかり」や「のぞみ」といった愛称もない。ぼくのような鉄道好きにとっては、 なぜ「アリラン」と命名されなかったのか今でも不満だが、それはともかく、 今でも残念なのは韓国の高速鉄道が日本の「シンカンセン」を導入しなかったことだ。 KTXは1980年代末の盧泰愚政権時代に計画され、金泳三政権時代の1994年、 フランスの高速鉄道TGV(テージェーベー)と契約、2004年に部分開通した。 しかし始発のソウル付近と終着の釜山付近は在来線を利用しており、さらに大邱から古都・慶州や 蔚山を経由する本来の新ルートはまだ建設中で、11年にならないと開通しない。
>230
ぼくはKTXに初めて乗った時、どこか安心(?)したことを覚えている。
日本人としてフランス製TGVへの対抗心からだ。乗ってみて、ちゃちな感じのいかにも軽量で、
狭くて窮屈な決してよくない乗り心地に「これじゃ新幹線の方が上だ」と実感した。
座席の方向が固定されていて、乗客にとっては後ろ向きに走ることにもなるなど、不親切には驚いた。
開通後も時間の遅れなどトラブルが相次いだ。
そのたびに「日本の新幹線にしておけばよかったのに…」と思ったものだ。
韓国は技術移転や借款など好条件のTGVを選択したのだが、当時の日本の消極姿勢は今思いだしても
痛恨だ。とくに日本政府は何もしなかったに等しい。「また日本(新幹線)になったら何をいわれるか
分からない!」という反日感情への過剰な気遣いなど、まったく腰が引けていた。
韓国の鉄道は100年以上、日本システムで運用されてきた。今さらなぜフランスなのだ?
日本は世界に誇る経験と信頼の新幹線を「韓国のために」なぜ自信をもって強力に推さなかったのか。
KTXは最近また、建設中の慶州回りの新路線で敷設済みコンクリート枕木15万本が不良品とわかり
大騒ぎになっている。「新幹線にしておれば…」の思いは強い。
http://sankei.jp.msn.com/world/korea/090218/kor0902180335000-n1.htm
北朝鮮や経済危機協議へ 24日に日米首脳会談
2009.2.18 09:08
ギブズ米大統領報道官は17日の声明で、オバマ大統領が24日にホワイトハウスで
麻生太郎首相と会談し、北朝鮮問題や世界経済危機への対応などを話し合うと発表した。
オバマ政権としてホワイトハウスに招待する最初の外国首脳が日本の首相となることについて、
声明は「日本は親しい友人であり、米国の重要な同盟国。オバマ大統領は、
アジアや世界が直面する問題に関する協力強化の方策を協議することを楽しみにしている」と述べた。
24日の日米首脳会談開催は、訪日したクリントン国務長官が17日の中曽根弘文外相との会談で合意、
発表していた。(共同)
http://sankei.jp.msn.com/world/america/090218/amr0902180908000-n1.htm
金正日総書記が最高人民会議候補登録で国民に感謝書簡
2009.2.18 09:13
北朝鮮の金正日総書記は17日、3月8日に実施される最高人民会議(国会に相当)の
第12期代議員選挙に際して、全選挙区が自身を候補者として推薦したことに感謝する
全有権者向けの書簡を発表した。朝鮮中央通信が伝えた。
同選挙区では2月1日に有権者大会を開催し、金総書記を代議員候補として推薦。
これ以降、8日までに700近い全国の選挙区が有権者大会を開き、
すべて金総書記を代議員候補として推薦していた。
金総書記は書簡で、「深い感謝を伝える」と述べ、「選挙に全有権者が参加することで、
われわれの国家制度を盤石にし、人民政権を強化するのに積極的に寄与しなくてはならない」と訴えた。
金総書記は1998年と2003年も全選挙区で候補者に推薦され、その際にも全有権者向けに
感謝の書簡を発表した。(共同)
http://sankei.jp.msn.com/world/korea/090218/kor0902180914001-n1.htm
北朝鮮が寧辺でウラン濃縮地下施設 情報当局把握と韓国紙報道
2009.2.18 10:06
韓国紙、東亜日報は18日、韓国政府高官の話として、北朝鮮が寧辺の核施設の近くに秘密裏に
ウラン濃縮のための地下施設を建設し、稼働させているとの情報を米韓の情報当局が共有していると報じた。
北朝鮮はプルトニウムと並ぶ核兵器原料となる高濃縮ウランによる核開発疑惑を否定しており、
真偽は不明。韓国政府の別の当局者は同紙に米情報当局の間で結論が出ていないことを示唆し、
「もう少し見守る必要がある」と語った。
同紙によると、地下施設は寧辺郡内の行政区域「西位里」に位置。
同郡には北朝鮮のプルトニウム生産プログラムの中心である原子炉や再処理施設も位置する。
同高官は濃縮施設の技術的水準や濃縮ウランの生産量などについては具体的に言及しなかったという。(共同)
http://sankei.jp.msn.com/world/korea/090218/kor0902181007002-n1.htm
北朝鮮は「人工衛星発射の資格なし」とクリントン長官
2009.2.18 10:12
アジア歴訪中のクリントン米国務長官は17日放映の米NBCテレビとのインタビューで、
北朝鮮は「人工衛星」の打ち上げ国が負うべき義務を果たしておらず、
長距離弾道ミサイル発射は「有益ではない」と強調、重ねて自制を求めた。
1967年に発効した宇宙条約は発射した物体が他国に損害を与えた場合、
打ち上げ国が国際的責任を負うと定めている。北朝鮮は条約に加盟していないことから、
長官は未加盟国に打ち上げ資格はないとの立場を示したとみられる。
北朝鮮の朝鮮中央通信は16日、「宇宙開発は自主的権利」とする論評を発表。長官はこれを踏まえ
「宇宙空間への発射を考えている国家の義務が存在するが、北朝鮮はそれを守っていない」と述べた。(共同)
http://sankei.jp.msn.com/world/korea/090218/kor0902181013003-n1.htm
金正日に仮病説浮上…諜報プロ「わざと重病説流した」 ◆狙いは米政府への揺さぶり 16日に67歳の誕生日を迎えた北朝鮮の金正日総書記。今年に入って頻繁に国内を視察する写真を 公開し、中国高官とも会談するなど重病説を払拭するかのような動きを見せているが、 これを受けてインテリジェンス(諜報)のプロからは「わざと重病説を流した可能性がある」と 仮病説を指摘する声が挙がっている。 「昨年9月9日、金総書記は建国60周年式典に参加しなかった。このタイミングでわざと重病説を 流したのではないか」と語るのは、元韓国国防省北朝鮮情報分析官の高氏。高氏は元韓国海軍少佐で 米国防情報局(DIA)にも留学した経験を持つ諜報のプロ。長年、朝鮮半島の“情報戦”に携わってきた 高氏は「脳卒中で倒れた」という重病説が「米国に対する陽動心理作戦そのもの」と分析する。 その一番の理由として高氏は「米国のテロ支援国家指定解除に向けた揺さぶり」を挙げる。 ブッシュ大統領=当時=は昨年6月に指定解除の方針を固めていたが、核施設への検証方法が問題 となり米朝が対立。米政府は指定解除発効期限の8月11日を過ぎても解除を見送ったままだった。 「そんななか、9月に重病説が流れた。北朝鮮内部に混乱が発生した場合、核が武装グループに奪われる ことを米国は懸念し、ヒル国務次官補が10月初め、金総書記の健在を確認するために訪朝した」(高氏)。 ヒル国務次官補は平壌で北朝鮮側と核検証の基本合意に達した。 高氏は「この際、ヒル次官補は金総書記の健在を確認し、核は安全に管理できると報告した。 その数日後にブッシュ大統領が解除を決断した」という。
>236
また高氏は「重病説を流すことは、世襲への批判を和らげる効果もある」と語る。
実際、1974年に金総書記が父親の金日成主席の後継者に内定した際も、金主席の健康悪化説を意図的に
流布させた疑いがある。権力者の身体的な危機が伝わると、政権中枢や世論は後継者探しに動き始める。
そこへタイミングよく息子を担ぎ上げることで、スムーズな世襲が可能になる。
日本の「弔い選挙」に近い演出ができるというわけだ。
このほか、朝鮮半島には「死んだと噂された人は長生きする」ということわざがあり、
縁起を担いで重病説を流した可能性も否定できない。
金総書記は先月中旬、訪朝した中国共産党の王家瑞・対外連絡部長と延べ5時間にわたって
ビールをあおりながら会談。この際にも頭部を切開した跡などは確認されなかったという。
となると、金総書記のトリックに全世界がだまされた可能性も高まってくる。
ZAKZAK 2009/02/17
http://www.zakzak.co.jp/top/200902/t2009021710_all.html
「北の弾道ミサイルも6か国協議で」クリントン長官が意欲
ヒラリー・クリントン米国務長官(61)は17日、東京都内のホテルで読売新聞と単独会見し、
北朝鮮が長距離弾道ミサイル「テポドン2号」(射程4300〜6000キロ)の発射準備の動きを
見せていることについて、「挑発的であり、有益ではない」と強く非難した。
その上で、「日本を防衛する」と述べ、日本に対するいかなる攻撃も抑止する姿勢を明確にした。
クリントン長官はまた、「目的がどうであれ、ミサイル発射の断念を促す」と言明。これまで、
北朝鮮の核問題を巡る6か国協議で話し合われてこなかったミサイル問題を同協議で取り上げ、
北朝鮮に絡む懸案を拉致問題も含めて包括的に解決する意欲も示した。
一方、クリントン長官は、日本の民主党が、在日米軍再編に関する合意の見直しを求めていることに
関して、「責任ある国家は、合意に従うものだ」と述べ、合意の履行を求めるとともに民主党の出方に
くぎを刺した。
日米関係については「強固な日米のパートナーシップなくして成功することは想像もできない」と強調。
「日本国民がだれに統治してもらいたいかは、日本国民の決めることだ」としながらも、
「政治的にどのような将来が控えているにせよ、日本とのパートナーシップをさらに深く、広げていく
ことを期待する」と語り、日本側の政治に変化があっても、協力関係を維持していく方針を示した。
クリントン長官はまた、「日本は世界における責任ある国家」と評価し、気候変動対策や中東情勢など
国際的な懸案に共に対応することに期待感を表明。金融危機についても「現在の経済危機を脱する方策を
見いだす重大な責任を負う」と述べ、共同で対処する姿勢を示した。
(2009年2月17日23時15分 読売新聞)
http://www.yomiuri.co.jp/world/news/20090217-OYT1T01055.htm
中川財務相の辞任劇、各国メディア「統治能力ない日本象徴」
17日辞任した中川昭一財務・金融相について、各国メディアは大きく報じた。
【ローマ=松浦一樹】先進7か国財務相・中央銀行総裁会議(G7)の開催国で、
問題の“震源地”となったイタリアでは、主要メディアが中川氏辞任を一斉に速報。
主要紙は、「政治統治能力が失われた今の日本を象徴」(レプブリカ紙)、
「日本人は常に真剣、清廉、厳格だというイメージが崩壊した」(ジョルナレ紙)などと論評した。
【ソウル=浅野好春】韓国の各メディアは、中川氏について「記者会見でのデタラメ発言で
物議をかもした」人物と紹介。通信社の聯合ニュースは「日本の景気が急激に悪化する中、
景気対策を陣頭指揮すべき重要閣僚の辞任で、経済的に少なからぬ余波が及ぶと憂慮される」と指摘した。
【ロンドン=大内佐紀】英国のザ・タイムズ紙はネット上に東京支局長のブログを掲載。
「世界第2の経済大国が最悪の危機を迎える中、中川氏には(国を)率いることが出来なかった」
として辞任は当然との見方を示し、麻生首相の任命責任や、財務官僚の補佐能力にも疑問符をつけた。
【ワシントン支局】米紙ウォール・ストリート・ジャーナル(電子版)は17日、
「支持率低下に悩む麻生首相の新たな挫折」と指摘。ニューヨーク・タイムズ(同)は、
次期総選挙での与党敗北の可能性に触れた。
【台北=源一秀】中川氏は、台湾との関係強化を目指す超党派議員連盟「日華議員懇談会」の
主要メンバーで、台湾では辞任を惜しむ声が上がった。
総統府筋は「長く台日友好に尽くしてもらっただけに残念」と話した。
(2009年2月17日23時26分 読売新聞)
http://www.yomiuri.co.jp/world/news/20090217-OYT1T01073.htm
拉致被害者家族と面会 北朝鮮問題、日本に配慮 米長官 2009年2月17日22時1分 クリントン米国務長官は17日、北朝鮮による拉致被害者の家族と米国大使館で面会したほか、 6者協議の枠組みを重視する姿勢も打ち出し、日本に最大限の配慮を示した。 ただ、行き詰まった状態でブッシュ政権から引き継いだ6者協議を再び動かす道筋は見えてこない。 約30分にわたり面会したのは、拉致被害者家族連絡会の飯塚繁雄代表(70)と、 横田めぐみさんの両親の滋さん(76)、早紀江さん(73)夫妻。飯塚代表によると、 早紀江さんはめぐみさんらの写真を見せながら「どんな母親、父親でも、 子どもがこのような目にあえば最後まで戦うと思う」と訴えた。 長官は「とても残酷なこと」と応じ、「(救出への)運動を続けて欲しい」と激励したという。 米政府はこれまで、米朝協議などの機会に北朝鮮に拉致問題解決を迫ってきたが、 クリントン氏は外相会談後の共同会見で、拉致問題を「6者協議の一部」と言及。 「北朝鮮への包括的関与の一部とすることで、進展につながる可能性が高まる」と指摘した。 米政府当局者によると、訪日時の拉致問題への対処をめぐって、米政府内では (1)クリントン氏が日本の立場を支持する発言をする (2)支持発言をし、ヒル国務次官補が家族と面会する (3)長官が面会する、との三つの考えがあった。「過度な期待を抱かせるべきではない」 との理由から、実務者間では(2)を推す声が強かった。だが、日本に強いメッセージを 送る必要があるとの判断や、日本側からの働きかけもあり、面会が実現した。
北朝鮮は「直接で深刻な脅威」 韓国、国防白書で表現へ
2009年2月17日23時35分
【ソウル=牧野愛博】韓国国防省は20日に発行する08年版国防白書のなかで、
北朝鮮を「直接で深刻な脅威」と表現する。同政府関係者が17日、明らかにした。
これまでの「現存する軍事的な脅威」との表現から踏み込んだ。
国防白書はほぼ2年ごとの発行。北朝鮮で弾道ミサイル「テポドン」発射準備の動きがあることや、
軍事的な緊張を高める発言が続いている状況などを踏まえ、厳しい表現を選んだとみられる。
韓国は従来、北朝鮮を「主敵」と表現してきたが、融和政策を掲げる盧武鉉前政権時代の
04年版白書で削除。代わりに「直接の軍事脅威」とし、
06年版白書では「現存する軍事的な脅威」とさらに表現を和らげていた。
http://www.asahi.com/international/update/0217/TKY200902170360.html
「発射なら制裁不可避」 北朝鮮ミサイル問題で韓国外交通商相
2009.2.18 11:52
韓国の柳明桓外交通商相は18日、ソウル市内での講演で、北朝鮮が長距離弾道ミサイル発射を
強行すれば、「(2006年の国連安全保障理事会決議に基づく)制裁は不可避だ」と述べ、
自制を要求した。
柳氏は北朝鮮が2006年10月に核実験を行ったことを踏まえ、
「長距離ミサイルと核兵器能力が結合すれば国際社会の平和と安全保障に深刻な影響を与える」と指摘。
北朝鮮が示唆している「人工衛星」打ち上げとの主張を退けた。
北朝鮮の核計画検証には、「北が検証に関する原則への合意を拒めば非核化の意志がないという
ことを意味する」と述べ、譲歩する考えはないことを強調した。(共同)
http://sankei.jp.msn.com/world/korea/090218/kor0902181153005-n1.htm
定着する「性犯罪国家」のイメージに焦りの声―韓国
2009/02/17(火) 21:02
17日付環球時報によると、世界各国で「性犯罪国家」のイメージが定着しつつあるとして、
韓国で焦りの声が出はじめた。韓国メディアを引用して伝えた。
インターネットを利用した民族主義的活動で知られる団体のVANKによると、英国、米国、
カナダの政府外交部門が開設したウェブサイトなどが「韓国では性犯罪が多い」として、注意事項を
かなり具体的に紹介している。フィリピン政府は2005年、自国の女性に対して「韓国人警戒令」を出した。
日本では、インターネットメディアが、韓国では性犯罪と外国人女性に対するセクハラが多いと
報じたという。
VANKの朴起台団長によると、米国とカナダで外交部門が韓国の性犯罪問題を掲載したのは
2004年8月。現在では、同様の内容を掲載する旅行・文化関係のサイトは152件に広がったという。
朴団長は、各国政府の外交部門、文化部門、観光関連のウェブサイトを対象に、
国家のブランド性とイメージを高める運動を推進すべきと主張した。
VANKは、日本海呼称、竹島領有権問題、歴史教科書問題で日本が事実を歪曲してきたとして、
自らの主張と異なる内容を掲載した各国のサイトや報道機関に激しい抗議活動を展開。中国の学会が、
「高句麗は中国の地方政権のひとつ」としたことにも猛反発した。高句麗は紀元前37年ごろから
7世紀後半にかけて朝鮮半島北部から現在の中国東北地方を領土とした国家。
同団体は、相手のサーバーの機能に障害をもたらすことを意図した「メール爆弾」を送りつける
抗議活動も行ってきたことから、サイバーテロ集団の性格を持つとされる。(編集担当:如月隼人)
http://news.searchina.ne.jp/disp.cgi?y=2009&d=0217&f=national_0217_022.shtml
ウォン安で日本人が殺到! 韓国「美容整形」はこんなに危ない (週刊朝日 2009年2月27日号掲載) 2009年2月18日(水)配信 いわずと知れた美容整形大国・韓国。 昨秋以来の急激な円高ウォン安で「格安で整形手術が受けられる!」と日本人がソウルに殺到している。 しかし、今その韓国ではこんなに恐ろしいことが起こっているというのだ──。 韓国でここ数年、もっとも国民の同情と注目を集めている女性がいる。 その名も「扇風機おばさん」。名前はハン・ミオクさんという。現在、40代後半。 20代のころ、歌手を目指して韓国や日本のキャバレーで歌っていたという彼女がなぜ韓国一の有名人に なってしまったのか。 その理由はミオクさんの顔にある。頬がぶくぶくに膨れ上がり、あごの下から首の後ろまで こぶとりじいさんよろしく、大きなデコボコとした肉塊がぶら下がっている。 体とは不釣り合いなほど大きくなった丸い顔。確かに扇風機にそっくりだ(写真)。 しかし、この異常な姿は彼女が美しくなろうと美容整形手術を繰り返した果ての姿なのだ。 ミオクさんがメディアに初めて登場したのは04年11月。 韓国の民放SBSが「瞬間キャッチ 世の中にこんなことが」という番組のなかで ミオクさんの半生を紹介すると、大きな反響を呼んだ。 番組によれば、ミオクさんが最初に整形手術を受けたのは、歌手を目指していた20代のころだった。 エラの張った顔の形がコンプレックスだったミオクさんは、 「もっと奇麗になればプロの歌手としてデビューできるかもしれない」と、闇医者に頼み、 シリコンを注入することで頬をふっくらさせることにした。
>246 すると、自分に自信が持てるようになった。 しかし、歌手としては思うようにいかない。そのうち、もっと奇麗になればうまくいくのではと、 せき立てられるようにシリコン注射を繰り返すようになった。 頬がパンパンに膨れ上がり、顔が満月のようになっていくミオクさんに、周囲の人は注射をやめるよう 助言したが、やめられなかったという。「もっと奇麗になりたいんだろう? シリコンを入れろ」という 幻聴まで聞こえるようになった。ミオクさんの顔に恐れをなした闇医者が注射を打つことを拒否すると、 今度は自らの手でシリコンの代わりに自宅にあった大豆油やパラフィンを注射するようになったという。 その結果、顔が肥大化し、大きな肉塊で目や鼻もつぶれてしまった。 放映後、番組には「ミオクさんを元の顔に」と多額の寄付が寄せられた。 精神科による治療、そして15回におよぶ異物除去手術でミオクさんの顔からは合計4キロもの 肉芽腫が取り除かれた。その様子も08年6月に放送された。 なぜ、韓国ではこんなにもミオクさんに関心が集まるのか。 ソウル在住のジャーナリストがその事情を説明する。 「韓国では、おばあさんが孫に『お前は整形しないとダメだよ』と手術をすすめるぐらい整形は一般的。 それだけに整形に対する関心も高い。さえない女の子が全身整形をして生まれ変わる映画 『カンナさん大成功です!』も、原作は日本の漫画ですが、日本では想像できないくらい大ヒットしました」 しかし、一方でトラブルも増え続けている。
>247 日本の国民生活センターにあたる「消費者保護院」によれば、美容整形に関する相談件数は04年には 1804件だったが、06年には2753件と約1・5倍に急増している。 しかも最近では、トラブルの多くがミオクさんに注射を施したような闇医者ではなく、 免許を持つ医師のもとで起こっているという。 ある20代の女性は、韓国で人気の通称“貴族手術”と呼ばれる頬をふっくらさせる手術を受けたが、 微細脂肪を移植した頬の一部分から膿が出て、かゆみがとまらなくなってしまった。 また、鼻にシリコンを入れた男性も、その5年後に鼻筋を通す手術を受けたが、異物ができ、 それがかさぶたになってしまった。結局、入れていたシリコンを除去し、再びシリコン注入手術をしたが、 結局、鼻の形が完全に崩れてしまった。 「こういったトラブルの多くが、医師は医師でも美容整形の専門医でない“非専門医”が整形手術をして 起こしている。韓国ではむしろ闇医者以上に問題になっています」(前出のジャーナリスト) 大韓美容成形外科学会も、病院の看板の文字の大きさが統一されていない場合や「成形外科」ではなく「女性院」と名乗っているところは専門医でない可能性が高い、と注意を呼びかけている。 この話、日本人にとっても他人事ではない。 この年末年始、急激な円高ウォン安を受け、日本からも「安価な整形手術」を目的に渡韓する観光客が 急増した。 韓国への美容整形ツアーを扱う代理店によれば、 「航空券は予約できても、希望が殺到して手術の日程が確保できないほど」 の人気だったという。
>248 しかし、大韓美容成形外科学会の医師はこう忠告する。 「旅行会社などが斡旋する病院は専門医ではない場合も多く、 よしんば専門医でも技術が落ちることがある。事前に徹底して調べてから手術を受けるべきだ」 日本美容外科学会理事の大森喜太郎医師もこう警告する。 「医療契約も衛生管理や倫理規範も日本とまったく異なるところで手術を受けるなんて、 事故やトラブルがあったときどうするのか」 メスを使わない、いわゆる“プチ整形”であっても危険はあるという。大森医師は続ける。 「海外、国内を問わず、注射をしたところが腫れ上がった、デコボコになってしまったなど、 トラブルが多く報告されています。コラーゲンやヒアルロン酸などの注入、埋入材料は一般に流通している ものだけで60種類以上あります。そのなかで厚労省やFDA(米食品医薬品局)が認可しているのは たった3種類。同じコラーゲンといってもメーカーや国によって10種類近くあり、そのほとんどは、 どこで何を材料につくられたかもわからない。『簡単で安いから、プチ整形』と言いますが、 簡単なのは施術する医師だけで、受ける側にとっては体内に異物を入れることに変わりありません。 その危険を考えた上で手術するかどうか判断するべきです」
春・夏・秋・冬
「平壌宣言には日本の首相も署名している。だから平壌宣言を支持し、履行を促すことは当然のことだ。
左翼的な運動でもない」。大阪で行われた日朝新春の集いであいさつした人の言葉だ。
日本政府やメディアによって、「北朝鮮=悪」「親北=左翼」というイメージが植えつけられている中、
なるほどと思った
▼安倍政権の頃から、支持率低迷の打開策の一つとして用いられてきた「北朝鮮バッシング」と総連弾圧。
今週の調査でついに支持率が一桁台に落ち込んだ麻生政権も、「拉致」や「ミサイル」を喧伝するように
なった。米国務長官の訪日もあって、「北朝鮮の核問題」などで一致したことが新聞やテレビで大々的に
報道されている
▼平壌宣言の前文には、「朝・日間の不幸な過去を清算して懸案事項を解決し、結実ある政治、経済、
文化的関係を樹立することが双方の基本利益に符合し、地域の平和と安定に大きく寄与するという共通の
認識を確認した」と書かれている。現在の日本の対朝鮮政策が平壌宣言に背いていることは明らかだ
▼4月には朝鮮に対する「制裁」措置の期限が切れるが、何の成果も得られなかった強硬策に固執する
日本政府だけに、再び延長に踏み切ることが考えられる。隣国でありながら国交がないという不幸な関係
がこれ以上続かないように、「制裁」措置がこれ以上延長されないように、
草の根レベルの朝・日友好運動をさらに拡大していくべきだろう
▼両国首脳が署名した平壌宣言の履行のための運動を、幅広く行っていくことの大切さを改めて
痛感している。(国)
[朝鮮新報 2009.2.1]
http://www1.korea-np.co.jp/sinboj/j-2009/08/0908j0218-00001.htm
〈論調〉 軍拡の全責任は米国に
米国の軍部好戦勢力が核の狂気から依然として目覚められずにいる。
その代表人物が現国防長官のゲーツである。
彼は多くの機会に、老朽化した米国の核武力の現代化が急務であるとして、ブッシュ政権時代から
推進してきた「信頼性のある代替核弾頭(RRW)計画」を推し進めるべきであると主張した。
「RRW計画」とは、米国が保有している核弾頭が製造年が古く安全性を保てない状況で、
より信頼性のある安全な新型の核弾頭に替えるということである。米国が狙うのは、核兵器の現代化を
推し進めて戦略核武力の分野で他の競争相手に対して絶対的な優位を占めることである。
「核を持った者が世界を支配する」という核の教理のもとに米国は、1940年代に初の原爆を開発、
生産して以来こんにちまで大々的な核武力増強および拡散の道を歩んできた。
問題は、米国の核政策によって世界が否応なしに核軍拡競争の道に進んでいる事実である。
広島と長崎に原爆を投下し、敵対国家に核の脅威を加えた米国の暴悪さに歯ぎしりした世界の多くの
人々が核武力の建設の緊要性を認識し始めたし、地球上についに核軍拡競争の時代が到来したのである。
われわれが核兵器を持つことになった動機もこれに他ならない。
莫大な資金と努力、時間を費やさなければならない核の開発を選択せざるを得なかったのは、
米国がわれわれを核先制攻撃の対象として名指し、核戦争挑発策動を絶えず加えている状況で、
安全上やむを得ず講じた自衛的措置であった。
最近、アジアのある国も米国を念頭に置いて他国が核軍縮をしない限り、
自国も一方的に核兵器の開発・研究を中断しないとの立場を宣明した。
米国こそ世界に核軍拡競争の波を起こした張本人である。(民主朝鮮10日付論評)
[朝鮮新報 2009.2.18]
http://www1.korea-np.co.jp/sinboj/j-2009/05/0905j0218-00008.htm
朝鮮中央通信 ミサイル発射準備説を非難
◆朝鮮に対する「冒涜、挑発」
16日発朝鮮中央通信は、米国など一部の国が、朝鮮が長距離ミサイルの発射準備を行っているような
論調を展開していることについて、「われわれに対する厳重な挑発」だと非難した。
さらに、「わが国で何が打ち上がるのかは、いずれわかるだろう」と付け加えた。
同通信は、「これはわれわれの自衛的な国防力の建設はもちろん、平和的な科学研究活動までも
ミサイル発射を口実に妨げようとする凶悪な策動」だと指摘。
また、「宇宙開発はわれわれの自主的権利であり現実発展の要求」だとしながら、
「不純勢力が、われわれが誰かの関心をひくために挑発的な行動をとっていると騒ぐこと自体、
われわれに対する冒涜」だと非難した。
そのうえで、「われわれは誰の関心も必要とせず、むしろ誰も朝鮮民族だけが住む朝鮮半島問題に介入、
干渉しないことを願うばかりだ」と主張した。
[朝鮮新報 2009.2.18]
http://www1.korea-np.co.jp/sinboj/j-2009/04/0904j0218-00001.htm
李政権の言論、文化交流遮断 「反北対決姿勢の表れ」 6.15共同宣言実践南側委員会傘下の言論本部(以下、6.15南側言論本部)が計画していた 北側との記事交流事業が南側当局によって不許可となった。 昨年の李明博政権発足後、当局間関係の断絶にも関わらず着実に続いてきた北南間の民間交流だが、 南側当局の反北対決政策によって中止に追い込まれる例が増えている。 言論分野の交流を遮断した李政権に対して、北南双方から批判の声が上がっている。 ◆「理屈に合わない」 6.15南側言論本部と6.15共同宣言実践北側委員会の言論分科委員会は昨年10月、 平壌で開かれた北南言論人代表者会議で6.15言論本部のインターネット機関紙「統一言論」と 北側のインターネットメディア「わが民族同士」との記事交流に合意した。 内容は、双方が運営するメディアや電子メールを通じた記事、論評、写真、動画の交換などだ。 6.15南側言論本部は同交流事業を「社会文化協力事業」の一環として統一部に申請、 事業に対する承認を求めたが、先月30日、不許可の通知を受けた。 統一部は4日の記者会見で、不許可の理由について、「国家の安全保障と公共の安寧秩序、 公共の福利を阻害する憂慮があるため」「事業が純粋な記事交流ではなく、 北側の一方的な政治主張を伝える窓口の役割を果たすおそれがあるため」などとしている。 しかし、すでに連合ニュースや統一ニュース、「民族21」などのメディアは数年前から北側との 記事交流を推進している。今回の不許可措置は他団体の交流事業との整合性の面から見ても異例で、 「李明博政権の硬直した冷戦的対北政策と6.15共同宣言に対する非理性的な拒否感が反映された決定」 だという批判が噴出している。 現行の北南交流事業の枠組みでは、6.15南側言論本部が「社会文化協力事業者」として 承認されても、北側から送られてくる全ての記事は統一部と関係機関の審議を経たうえで承認、 条件付承認あるいは不許可が判定される。
>254 また、同本部は他のメディアが行っている交流事業と同様に、電子メールを利用した交流という 一般的な方式を採用する旨を当局に申告済みだった。統一部が「国家安保」を理由に申請を却下する ことは「論理的に合わない」(6.15南側言論本部)といえる。 今回の措置は「予断に満ちた過剰反応」(統一ニュース)という声も上がっている。 統一部の決定を受けて6.15南側言論本部は4日、声明を発表。「南北相互間の誤った報道を防ぎ、 事実に立脚した客観、公正な報道の実現に向けた記事交流を『対南メッセージの伝達窓口』と見るのは 理屈に合わない」と非難し、「問題点があるなら、両者の協議を通じて解決すべきだ」と主張した。 同本部のチョン・イルヨン共同常任代表は、「南北メディア間の交流は『共生と共栄』を 対北政策の基調とする政府であれば、むしろ積極的に推し進めるべき事案だ」と指摘、 「なぜ不許可にするのか納得がいかない」と非難した。 コ・スンウ政策委員長も当局に対して不許可の具体的理由を提示するよう求めた。 他のメディアも、北南の和解と協力に寄与する言論の役割を否定する李政権の姿勢を問題視している。 京郷新聞6日付の社説は李政権の対応を「対決的対北観の表れ」だと指摘、 「南北対話と交流、協力を強調する政府の言葉を誰が信じることができるのか」と批判した。 ハンギョレ新聞6日付の社説も、「民間交流を偏狭な物差しで測ることは南北関係に 何のプラスにもならない」とし、当局に対して不許可措置の撤回を求めた。 また、今回の強硬措置には「統一部より高い次元の力が作用した」との見方を示した。 6.15南側言論本部は韓国記者協会、インターネット記者協会、全国言論労組などが加盟し、 06年6月に結成。北側の6.15言論分科委員会との交流も盛んだ。 また、北南関係や統一問題についての声明や論評を精力的に発表している。
>255 ◆文学作品の検閲も 北側も祖国平和統一委員会(祖平統)の書記局報道(13日)を通じて、南側の対応を非難した。 報道は、南側の交流事業遮断は「南朝鮮の人びとの統一意識を抹殺し、同族に対する敵対意識を 鼓吹しようとする不純な企図から出発したもの」だと断言した。さらには、「李明博政権が持ち出す 『憂慮』とは民族の和解と団結、自主統一を願う北側の声が南側に伝わることで、『安保』とは 同族対決と反統一の法・制度とファッショ統治システムを強化するということだ」と手厳しい。 言論分野以外でも交流遮断の動きは現れている。 京郷新聞9日付の報道によると、統一部が北側の作家の小説を発刊する予定の出版社を相手に、 作品の一部の内容を削除するよう求めていたことが明らかになった。 出版社側は「事実上の事前検閲にあたる」と反発、当該作品の出版を放棄することを決めた。 問題視された作品は小説「蓋馬高原」(黄健作、56年、朝鮮作家同盟出版社)で、 「知識を作る知識」出版社が昨年企画した朝鮮近現代文学100選のうち、第1弾で発刊予定(12月) だった50作品の中に含まれていた。原作はすでに研究用として南側に搬入されており、 一般市民も閲覧可能。89年には他の出版社から原文そのままの形で出版されたこともある。 しかし、統一部は先月7日、出版社側に対して「一部の内容を削除すれば出版を許可する」方針を通告。 当局が削除を要求した箇所は全190ページ中、40ページにのぼるという。 北側を称える内容と朝鮮戦争当時の米軍による民間人虐殺に言及した部分などだ。
【在日】 「在留カードをもらえない非正規滞在者が排除される」公明党に是正申し入れ 〜新たな在留管理制度、同胞の懸念は強い [02/18]
http://gimpo.2ch.net/test/read.cgi/news4plus/1234946886/l50 新たな在留管理制度 同胞の懸念は強い
2009-02-18
◆差別なき共生社会実現に逆行
日本政府は現行の外国人登録に替わる新たな外国人在留管理制度法案を今国会に提出する準備を
進めている。同法案には「適法に在留する外国人の利便性向上を図る」という「外国人台帳制度」
も担保されているが、これは副次的なものでしかない。
犯罪者対策や不法滞在者を取り締まることを目的に、外国人管理の精度をこれまで以上に高めており、
「差別のない共生社会の実現」を訴えてきた在日同胞への配慮を欠くものとなっている。
◆特別永住者も「身分証明書」
「新たな在留管理制度に関する提言」(第5次出入国管理政策懇談会、08年3月報告)は、
約43万人を数える特別永住者について、長年日本社会に生活していることから
管理の対象とする必要がないとした。しかし、警察など治安関係者の反対にあい、
特別永住者も16歳以上に「身分証明書」を持たせ、なおかつ常時携帯させる案が有力だ。
ただし、常時携帯義務や定期的な切り替え義務、及び違反した際の罰則については明らかでない。
なお、一般外国人の違反者については刑事罰の対象としている。
◆一般永住者は入管に届け出
一般永住者は再入国許可手続きの時以外、入管に行く必要がなかった。だが、新制度が導入されると、
わざわざ「身分事項」と「所属機関・派遣先等」を地方入管局に届け出なければならない。
都市部の入管局はいまでもたいへんな混雑ぶりなだけに、大きな負担増になる。
対象となる在日同胞の一般永住者は約5万人近い。
>258 ◆外国人雇用で就職差別懸念 外国人を雇用している職場などには、個人単位で定期的、かつ随時報告するよう義務づけている。 違反したときはペナルティーも。早くも「零細企業がいちいち入管に届け出る手間をかけてまで 外国人を採用するだろうか。非常に憂慮される」という疑問の声が民団関係者から出ている。 特別永住者も一般外国人と同様、就職差別を受けるかもしれない。 ◆住民サービス除外の同胞も 現行の外国人登録制度は非正規滞在者とその家族も対象としている。 このため、外国人登録を住民行政の基礎としている市町村は、オーバーステイになってしまった人や その家族であっても、例外なく一定の範囲で住民サービスを行ってきた。新制度が導入されると、 入管から在留カードを交付されないため、市区町村から「見えない存在」とされ、 母子保育・教育などの行政サービスを打ち切られる公算が強い。在留資格のない子どもたちには 就学通知も届かず、教育を受ける権利が阻害される。健康保険など医療問題も深刻だ。 ■□ 民団が是正申し入れ 公明党法務部会 民団中央本部は6日、呂健二副団長をはじめとする代表団が衆議院第一議員会館で公明党法務部会の 主要メンバーを前に民団として主要な懸念事項を伝えた。権益擁護委員会から崔聖植行政書士、 婦人会から余玉善中央会長、青年会から金宗洙中央会長が加わった。 代表団は、日本で永住・定住している外国人に管理のための在留カードは不要と強調、 「住民として住民基本台帳の対象とするべきだ」とこれまでの基本的な立場をあらためて表明した。 さらに、常時携帯義務に特別永住者を含めようとの動きにも、 99年8月の国会付帯決議の精神を踏まえるよう求めた。
>259 さらに一般永住者の負担増、零細企業が外国人を雇わなくなる可能性、 入管で在留カードをもらえない非正規滞在者が排除される問題なども指摘しながら 「生活に直結する」「死活問題だ」と、危機感を示した。 余婦人会長は「在日の4世、5世が誕生しているというのに、時代に逆行している」と不快感を あらわにした。崔行政書士は「現行制度で十分。在留カード導入でむしろ治安が悪化するのでは」と、 専門家の立場から懸念を表明した。
>260
■□
外国人管理 国に一元化
この法案は08年3月、法相の諮問機関「出入国管理政策懇談会」(座長・木村孟〈つとむ〉
大学評価・学位授与機構長)が公表した「新たな在留管理制度に関する提言」が根幹となっている。
概要は次のとおり。
〓〓〓 ◇ 〓〓〓
法務省の業務
?@法務省が外国人の入国・再入国・出国情報に加え、新たに在留情報も一括して集中管理する
?A入管が在留カードを発行する
?B外国人から「身分事項」と「所属機関・派遣先等」を地方入管局に届けさせ、
同時に「居住地」については市町村を経由して届けさせる
?C外国人が所属する機関(留学先、研修先、職場)に対し個人単位で
「就労状況、研修状況、就学状況」を定期的かつ随時報告させることを義務づける。
市町村の業務
?@外国人が「法務省に居住地を届け出る」窓口となり、その居住地情報を在留カードに記載する(法定事務)
?A特別永住者を含む中長期在留外国人が届け出た「居住地」「世帯」情報と法務省から提供される
外国人の在留情報(身分事項、在留更新許可・不許可処分、出国などの情報)をもとに「外国人台帳」を整備する
?B日本国民と外国人との混合世帯を正確に把握するため、日本国民の住民基本台帳と外国人台帳を連携させる
?C職権記載や調査権によって外国人本人の申請以外によっても台帳への記載変更や削除を行う。
(2009.2.18 民団新聞)
http://www.mindan.org//shinbun/news_t_view.php?category=13&page=45
262 :
マンセー名無しさん :2009/02/24(火) 12:24:24 ID:g2qBwDW8
【外信コラム】ソウルからヨボセヨ ある宗教人の死
2009/02/21 15:56
韓国宗教界を代表したカトリック教会の金寿煥枢機卿が亡くなった。享年86。
16日に亡くなり20日葬儀が行われたが、この5日間、韓国マスコミは故人の人物像や生き方、
業績など金枢機卿一色だった。故人の遺体が安置されたソウル中心街の明洞聖堂には別れを惜しむ
信徒や市民が連日つめかけ、その数は数十万人にのぼった。
しかも葬儀の様子は全テレビで生中継された。
訪韓中のクリントン米国務長官の記者会見を中継していたテレビは、
会見は途中で打ち切り葬儀の方を中継していた。まるで韓国はカトリック国家のような雰囲気である。
ちなみに韓国では約5000万の人口にカトリック信者は約500万人、
プロテスタント信者は約900万人となっている。
故人の“人気”の背景には、宗教人として隣人愛を強調してきた教えや質素な暮らし、
ソフトな人柄などのほか、多くの国民の気持ちを代弁して政治や社会に訴え、
時々の社会問題や政治対立、紛争の解消に努力してきたこともある。
野党勢力が弾圧された時代には民主化に献身し、近年の親北・左翼風潮には苦言を呈した。
彼は戦前、日本の上智大学に留学し敗戦直前、学徒兵としての日本軍経験がある。
一部左翼勢力はこの経歴を非難していたが、彼のきわめてバランスのとれた考え方は
日本統治時代を含む激動の人生体験から生まれたものだろう。
韓国からまたひとり「人生の長老」が消えた。(黒田勝弘)
http://www.iza.ne.jp/news/newsarticle/column/224435/
米韓が3月に軍事演習 在日米軍も参加
2009.2.18 13:22
米韓連合軍司令部は18日、朝鮮半島有事の際の米軍の増援、指揮態勢を点検する合同軍事演習
「キー・リゾルブ」と、野外機動訓練「フォールイーグル」を3月9日から20日までの12日間、
韓国全域で実施すると発表した。
北朝鮮軍側には18日、「防衛に重点を置いたもの」として訓練予定を通告した。
米軍は在韓部隊約1万2000人と、在日米軍などの域外から約1万4000人と空母などが参加。
例年並みの規模だが、期間が昨年の6日間の2倍となるため、北朝鮮の反発が予想される。
2012年に有事作戦統制権が米韓連合軍司令官(在韓米軍司令官が兼任)から
韓国軍に移管されることも踏まえ、演習を進める。(共同)
http://sankei.jp.msn.com/world/korea/090218/kor0902181325006-n1.htm
女スパイの継父無罪 「直接証拠ない」と韓国地裁
2009.2.18 13:33
北朝鮮脱出住民(脱北者)を装ったスパイ活動で懲役5年の判決が確定した北朝鮮の元女工作員、
元正花受刑者の共犯として国家保安法違反罪で起訴された継父、金東順被告に、水原地裁は18日、
直接証拠がないと判断、無罪を言い渡した。金被告は同日、釈放された。聯合ニュースが伝えた。
判決は、金被告がスパイであると推定させる間接的な証拠はあるが、脱北者として対北朝鮮貿易を
展開していただけの可能性も排除できないと指摘した。検察側は控訴する方針。
検察側は、金被告が中国に滞在中の2003年末から2006年にかけ、
貿易業により元受刑者の工作資金の工面に協力したなどとして懲役12年を求刑していた。(共同)
http://sankei.jp.msn.com/world/korea/090218/kor0902181341007-n1.htm
北朝鮮紙幣散布で捜査依頼 韓国統一省
2009.2.18 13:41
韓国統一省報道官は18日、同国の拉致被害者家族団体「拉北者家族会」などが
北朝鮮に大型風船に付けて飛ばすため、北朝鮮の5000ウォン紙幣を韓国内に政府の許可なく
持ち込んだとして、同省が南北交流協力法違反容疑で検察当局に捜査を依頼すると発表した。
家族会などは16日、北朝鮮の金正日総書記の誕生日に合わせ、体制非難ビラとともに
北朝鮮の5000ウォン紙幣約30枚を大型風船に付け、北朝鮮に向けて飛ばした。
韓国政府は家族会などにビラ散布などをやめるよう繰り返し求めていた。(共同)
http://sankei.jp.msn.com/world/korea/090218/kor0902181343008-n1.htm
金賢姫・元工作員 面会に意欲示し快活で闘志満々
2009.2.18 19:08
【ソウル=黒田勝弘】北朝鮮による拉致日本人の一人、田口八重子さんの家族との面会準備が
進められている大韓航空機爆破事件の金賢姫・元工作員(47)は先ごろ趙甲済・元「月刊朝鮮」
編集長のインタビューに応じたが、趙氏によると彼女は面会に強い意欲を示すとともに、
自らの近況などを積極的に語るなどきわめて快活で「闘志満々にみえた」という。
長らく世間の目を避けて暮らしてきた金元工作員がマスコミ人と接触し写真にまで収まるのは
久しぶり。趙氏とは15年ぶりのインタビューだったが、すでに2児の母になっている彼女は
以前のふっくらした風貌とは異なり、やせていて、メガネをかけていた。
親北朝鮮的だった金大中、盧武鉉政権下の韓国では、1987年の大韓航空機爆破事件を
「韓国が仕掛けたもの」という北朝鮮の宣伝そのままの疑惑説が幅を利かし彼女をひどく悩ませた。
そのストレスを物語るように3時間にわたるインタビューではせきを切ったように多弁で、
現状について多くの不満を吐露したという。
彼女は工作員として「李恩恵」から“日本人化教育”を受け日本語はきわめて達者だったが
「長く使わないので出なくなった」という。趙氏によると
「彼女は日本に一度行ってみたいという気持ちは強い。日本に対する感情は悪くないようだ」という。
今回のインタビューは1月初め講演で地方に出かけた趙氏を彼女がひそかに訪ねてきて実現した。
保守派の論客として知られる趙氏への期待からとみられている。
http://sankei.jp.msn.com/world/korea/090218/kor0902181912010-n1.htm
サムスン後継者が離婚 慰謝料などは不明
2009.2.18 19:32
聯合ニュースによると、韓国最大の財閥、サムスン・グループの最高実力者、
李健煕前会長の長男で、後継者と目されるサムスン電子の李在鎔専務(40)が18日、
妻(32)との間で離婚に正式合意した。妻が離婚請求訴訟を起こしていた。
法廷外での協議で慰謝料などをめぐり両者の合意が成立した。
韓国メディアは妻が5000億ウォン(約315億円)台の財産分与を請求したと報じたが、
妻が離婚を求めた理由や具体的な合意内容は明らかになっていない。
妻は食品大手、大象グループ名誉会長の長女。
2人は11年前に結婚、1男1女がおり、妻が求めていた養育権は李専務が得たという。(共同)
http://sankei.jp.msn.com/world/korea/090218/kor0902181932011-n1.htm
前人民武力相が降格 北朝鮮
2009.2.19 11:50
ラヂオプレス(RP)によると、北朝鮮の金鎰●(=吉を2つヨコに並べる)前人民武力相
(国防相に相当)が人民武力省の第一次官に降格されたことが18日、
朝鮮中央テレビの報道から判明した。降格の理由などは不明だ。
3月8日に行われる最高人民会議第12期代議員選挙に関連し、
同テレビが18日に伝えた有権者らの「忠誠の決意大会」でこの肩書が確認されたという。
金正日総書記は11日、人民武力相を金鎰●(=吉を2つヨコに並べる)氏から
金永春・国防委員会副委員長に交代させる決定を出していた。(共同)
http://sankei.jp.msn.com/world/korea/090219/kor0902191152001-n1.htm
ミサイルの議題化検討か 6カ国協議で韓国、京郷新聞報道
2009.2.19 13:26
19日付の韓国紙、京郷新聞は、韓国政府消息筋の話として、同政府が北朝鮮の核問題を
話し合うための6カ国協議の議題に弾道ミサイル開発問題を含める案を検討中だと報じた。
20日に行われるクリントン米国務長官と柳明桓外交通商相の会談でも同案について
論議される見通しという。柳外交通商相は近く6カ国協議議長国の中国を訪問する予定で、
中韓外相会談でも協議される可能性がある。
ただ、北朝鮮はミサイル問題に関し、「米朝間の問題」との立場で、
韓国政府関係者も北朝鮮が簡単には応じないとの見方を示しているという。(共同)
http://sankei.jp.msn.com/world/korea/090219/kor0902191328002-n1.htm
北朝鮮117万トンの食糧不足 韓国統一省が報告書
2009.2.19 19:39
韓国統一省は19日、国会に提出した報告書で、北朝鮮の今年の食糧事情について、
外国からの支援がない場合、推定117万トンが不足すると明らかにした。
報告書によると、北朝鮮の食糧需要量が548万トンなのに対し、昨年の生産量は431万トン
だった。また昨年の北朝鮮と中国の貿易額は27億8000万ドル(約2600億円)で、
前年比41.2%増となった。
報告書は最近の北朝鮮経済に関し「対外経済環境の不安定さの増加」を指摘、
「市場の規制を強めるなど計画経済強化の傾向が見られる」とした。(共同)
http://sankei.jp.msn.com/world/korea/090219/kor0902191940003-n1.htm
日本企業に技術流出 容疑の元サムスン社員を書類送検
2009.2.19 21:10
韓国警察当局は19日、携帯電話に組み込まれているカメラの技術を日本企業に流そうとしたとして、
不正競争防止・営業秘密保護法違反の疑いで、韓国企業の元小型カメラ開発担当者(48)ら2人を
書類送検したと明らかにした。聯合ニュースによると、韓国企業は半導体・電子機器大手のサムスン電子。
警察当局は日本企業名を明らかにしていない。
警察当局によると、2人は2006年に韓国企業を退社した際、次世代携帯電話用の立体映像カメラ
の設計図などを持ち出し、07年2月に競争相手の日本企業に同技術を利用した事業の提案書を送った。
日本企業は提案書を採用しなかったという。(共同)
http://sankei.jp.msn.com/world/korea/090219/kor0902192110004-n1.htm
クリントン国務長官が訪韓 北朝鮮問題協議へ
2009.2.19 23:11
クリントン米国務長官は19日夜、訪韓した。20日に李明博大統領や柳明桓外交通商相らと会談し、
北朝鮮の核問題などについて話し合う。6カ国協議を通して核問題を解決していくことなどが確認される
見通し。
また、北朝鮮が発射を準備しているとみられる長距離弾道ミサイル「テポドン2号」など
北のミサイル問題についても協議するとみられる。
20日午後には韓国の名門、梨花女子大学で学生らを前に講演するほか、韓国の若手女性指導者らとの
交流会も予定されている。同日夜、今回のアジア歴訪最終訪問地、中国に向かう。(ソウル 水沼啓子)
http://sankei.jp.msn.com/world/korea/090219/kor0902192311005-n1.htm
金総書記の三男が候補者登録 3月の代議員選挙
2009.2.19 23:42
韓国の聯合ニュースは19日、北朝鮮の金正日総書記の三男、金正雲氏が3月8日の
最高人民会議(国会に相当)代議員選挙に候補者登録したことが分かったと報じた。
北京にいる複数の北朝鮮消息筋の話として伝えた。
聯合ニュースによると、同筋は「権力の継承作業が本格化したことを意味する」と指摘。
選挙後に正雲氏が金総書記の後継者に内定したことが公式なものとなり、
4月には朝鮮労働党と朝鮮人民軍の重要な役職に就く見通しという。
同ニュースは既に、金総書記が正雲氏を後継者に指名し、
こうした決定を盛り込んだ「教示」を党組織指導部に出したと報じている。(共同)
http://sankei.jp.msn.com/world/korea/090219/kor0902192345006-n1.htm
北朝鮮担当特使にボスワース元駐韓大使 米国務長官
2009.2.20 18:43
【ワシントン=有元隆志】ヒラリー・クリントン米国務長官は20日、ソウルでの記者会見で、
北朝鮮問題担当特使にスティーブン・ボスワース元駐韓大使(69)を起用すると発表した。
ボスワース氏は人権問題なども担当するといい、北朝鮮との包括的な対話に取り組むことになりそうだ。
クリントン長官はボスワース氏について「有能で経験豊富な外交官」と評した。
同氏は長官とともにオバマ大統領にも直接報告できる立場になるという。
ボスワース氏はクリントン元政権下で北朝鮮に軽水炉の建設を進めた朝鮮半島エネルギー開発機構
(KEDO)の初代事務局長、駐韓大使を歴任し、朝鮮半島情勢に詳しい。
現在はタフツ大フレッチャー法律外交大学院の院長を務める。
今月上旬には平壌を訪れ、北朝鮮側と意見交換した。
ただ、ボスワース氏は常勤ではないとみられるうえ、核問題の6カ国協議の米首席代表となるか
明らかにされていないなど、今後の役割には不透明なところもある。
米シンクタンク・マンスフィールド財団のゴードン・フレーク所長は、ボスワース氏ついて、
「北朝鮮情勢に詳しく、この仕事にふさわしい人物だ」と評価しながらも、
「常勤か非常勤かという点に加え、次期国務次官補(東アジア・太平洋担当)に指名されるとみられる
カート・キャンベル元国防副次官補との関係がどうなるのかも、はっきりしない。
指名の意義を判断するには早すぎる」と語った。
http://sankei.jp.msn.com/world/korea/090220/kor0902201843001-n1.htm
クリントン国務長官、韓国の女子学生と交流 「柔軟性とカリスマ感じた」 2009.2.20 19:29 【ソウル=水沼啓子】訪韓中のクリントン米国務長官は20日、韓国の名門、 梨花女子大学(梨大)を訪れ、韓国の若手女性指導者との交流会や女子学生との対話集会に出席した。 韓国は男尊女卑など儒教的な伝統が残るが、それだけに女性運動も盛んだ。家庭と仕事を両立させ、 成功したキャリアウーマンの象徴的な存在として、クリントン長官に対する韓国の女性たちの関心は高い。 クリントン長官は、今回の訪韓で「女性」も重要なテーマに位置づけており、 女性の権利拡大に力を注ぐ姿勢を世界にアピールした形だ。 クリントン長官は、旧姓の「ローダム」を入れた名前を使用するなど、女性の権利にも関心が高い。 過密な日程を縫って設定された一連の行事は、「韓国の未来の女性リーダーに会いたい」という クリントン長官の希望で実現した。 クリントン長官は、女性初の米国務長官となったオルブライト氏など数多くの女性リーダーを 排出してきた米国の名門女子大、ウェルズリー大出身だ。一方、梨大も女医、首相、 弁護士など数々の女性リーダーたちの母校として知られる。両校は1997年に交流協定を結び、 活発な交流を続けていることから、今回の訪問に至ったという。 梨大を訪れたクリントン長官はまず、若手の女性国会議員7人と面会した。女性議員らは会見後、 「同じ女性として、母として、弁護士として、政治家として多くのことを学ぶとともに共感する場だった」 「女性が持つ柔軟性とカリスマを感じた」「言葉と行動にパワーがあった」 「韓国の女性政治家たちももっと堂々とする文化になればいい」などと語り、 長官から女性政治家像を学びとったようだった。
北朝鮮の先制攻撃には報復 韓国国防相
2009.2.20 20:58
韓国の李相喜国防相は20日の国会で、朝鮮半島西方の黄海で北朝鮮が韓国側の船舶に先制攻撃を
行えば、砲撃した火砲や誘導ミサイルの発射地点を攻撃すると述べた。一方で戦線が拡大しないよう、
軍は「挑発に見合うだけの対応」をするとも述べた。聯合ニュースが伝えた。
北朝鮮は1月から、韓国が黄海上の軍事境界線と位置付ける北方限界線(NLL)を認めないと強調。
北朝鮮が海岸部に配備している火砲の訓練回数が増加していると伝えられるなど、
同海域での緊張が高まっている。 (共同)
http://sankei.jp.msn.com/world/korea/090220/kor0902202059003-n1.htm
【土・日曜日に書く】論説委員・石川水穂 共産党が正論を唱えた時期 2009.2.21 03:45 ≪社党は韓国発表に疑問≫ 大韓航空機爆破事件(1987年11月)の実行犯、金賢姫元死刑囚と、 拉致被害者で金賢姫に日本語を教えた田口八重子さんの家族との面会が近く実現する見通しとなった。 この事件がソウル五輪妨害を狙った北朝鮮の爆破テロだと韓国捜査当局が発表したのは、 21年前の88(昭和63)年1月15日だ。韓国側はこのとき、金賢姫の日本語指導員が拉致された 日本人女性で、金正日書記(当時)から「恩恵」という朝鮮人名を付けられたことも明らかにした。 発表には金賢姫も同席し、「私はだまされていた」と告白した。 ここで思い出されるのは、韓国側の発表をめぐる旧社会党(現社民党)と共産党の論争だ。 当時の土井たか子・社会党委員長は1月21日、来日中の米下院議員との会談で、 「北朝鮮がやったといっているが、北にとってプラスになる行為と考えることはできない」 と韓国側の発表に疑問を示した。これに対し、共産党の宮本顕治議長は1月22日の党内の会議で 「大韓航空機事件は北がやったと確信している」と明言したと、 機関紙「赤旗」が24日付1面トップで報じた。 その後、社会党機関紙「社会新報」が1月26日付で「自白に疑問続出」と金賢姫の供述に 疑問を投げかけたのに対し、赤旗は翌27日付で「テロは社会主義国にあるまじき行為」とする 朝鮮問題研究者の論文を載せた。 2月7日、「恩恵」に関するさらに詳しい情報が日韓捜査当局によって発表された。 これに社会党が衝撃を受け、執行部の中に「拉致がはっきりすれば断固、北朝鮮に対し抗議すべきだ」 という声が出始めたと、翌8日付産経は伝えている。
>283 その後も社会党内の動揺は続いた。3月7日、同党の井上一成国際局長が民放テレビのインタビューで、 大韓航空機事件を「北朝鮮のテロ行為だ」と明言したのに対し、 山口鶴男書記長は「国際局長がそのような発言をするはずがない」と反論した。 だが、社会党の支持母体である全電通の山岸章委員長は、井上氏の発言を「常識論だ」と支持した。 ≪梶山答弁を引き出す≫ 一方、共産党は日本政府から重要な答弁を引き出した。 3月26日午前の参院予算委員会で、共産党の橋本敦氏は産経が昭和55年1月に報じた 「アベック蒸発事件」について、竹下内閣の見解を質(ただ)した。 これに対し、梶山静六国家公安委員長(自治相)は「昭和53年以降のアベックの行方不明は、 おそらくは北朝鮮の(工作員による)拉致の疑いが濃厚だ。今後とも真相究明に全力を挙げる」と答えた。 このことは産経と日経の夕刊にベタ記事で報じられただけだったが、実は、 この梶山答弁は日本政府が拉致事件を北朝鮮の犯行だと公式に認めたものだった。 当時の日本共産党は、昭和60年11月の党大会で北朝鮮を「覇権主義の一つの野蛮な典型」 と批判して以降、北との断交状態が続いていた。 こうした政治的な背景があったにせよ、この時期の共産党の活動は評価されてよいだろう。 その後、共産党は平成12年11月の党大会に朝鮮総連幹部を来賓として招くなど、 逆に北との関係修復への動きを強めている。
>284
≪金賢姫との面会に期待≫
田口さんの家族は、長男の飯塚耕一郎さん(32)と、兄で拉致被害者家族会代表の
飯塚繁雄さん(70)らだ。八重子さんが拉致された昭和53年夏、耕一郎さんは1歳だった。
繁雄さんに引き取られて育てられたが、生みの母の八重子さんのことは知らされなかった。
それを知らされたのは、耕一郎さんが21歳のときだ。会社の海外研修でパスポートが必要になり、
戸籍を取り寄せたところ、「養子」と書かれていた。育ての親の繁雄さんは、生みの母が八重子さんで、
北朝鮮に拉致されて金賢姫に日本語を教えていたことを耕一郎さんに打ち明けた。
金賢姫との面会の見通しが日韓外相会談で明らかになった今月11日、繁雄さんは
「会うことが拉致問題を動かすインパクトになる。八重子のことについて詳しく聞きたい」と話した。
一方、金賢姫は回想記「忘れられない女」(文春文庫)の中で、
「彼女(田口八重子さん)は酒に酔うと招待所の窓の外を眺め『うちの子供はいま何歳かしら?』
と言いながら指折り数え、何も知らずに連れてこられた身の上を嘆いた」と書いている。
この本には、同じ拉致被害者の横田めぐみさんから日本語教育を受けたといわれる
女性工作員「金淑姫」のことも書かれている。
面会を機に、拉致被害者に関する情報が少しでも増えることを期待したい。(いしかわ みずほ)
http://sankei.jp.msn.com/world/korea/090221/kor0902210347000-n1.htm
北朝鮮、ミサイル月内発射か 英軍事誌が衛星写真分析
2009.2.21 10:10
英軍事専門誌ジェーンズ・ディフェンス・ウイークリー(電子版)は20日、衛星写真の解析結果
などから、北朝鮮が弾道ミサイル「テポドン2号」を2月中に発射する可能性があると伝えた。
同誌の専門家は米衛星画像大手デジタルグローブから提供された北朝鮮東海岸の咸鏡北道舞水端里にある
発射施設の写真や各種報告を分析。発射準備が「相当進展した」と説明。発射台近くでエンジン実験の
関連施設が拡張中とも指摘し、衛星写真では、複数のロケットエンジンのテストを準備中に見えるという。
ただ、ミサイルがすでに発射台に据え付けられたか否かははっきりしないともいう。
北朝鮮は2006年にテポドン2号を発射した。
同誌によると、その際には据え付けから発射まで約20日かかったとしている。(共同)
http://sankei.jp.msn.com/world/korea/090221/kor0902211011001-n1.htm
大失態「警察が作った偽札」市中に流通 韓国、誘拐事件身代金に用意
2009.2.21 16:52
【ソウル=水沼啓子】ソウル市内のパン屋の女性店長(39)が誘拐された事件で、
犯人側に渡す身代金として警察が用意した偽札が市中に出回り、大騒ぎになっている。
承認なしに紙幣を勝手に偽造された韓国銀行側は当惑し、
警察側は「類がない」と対処に苦慮している様子だ。
事件は今月11日夜、起きた。店じまいをしていた女性店長が2人組の男に誘拐され、
犯人は店長の夫に身代金7000万ウォン(440万円)を要求した。通報で警察も捜査を始め、
身代金用などに保管していた12億ウォン(7600万円)分の偽造紙幣のうち、
ニセの1万ウォン札7000枚分を利用することになった。
“身代金”を入れたカバンにGPS(衛星利用測位システム)を装着し、
受け渡し現場には48人の警察官を配置した。身代金と引き換えに女性は解放されたが、
偽札を持ってオートバイで逃走する犯人を追跡中に取り逃がしてしまった。
犯人は17日になって、偽札に気付いたらしく、身代金のうち700万ウォン分の偽札を使い、
ソウル市内のバイク店で中古バイクを購入。その後、別の中古バイク店で
「資金が急に必要になったので処分したい」とバイクを売り払い、現金400万ウォンを受け取った。
偽札を使われたバイク店の店員によると、偽札は100枚ずつ帯封がされ、
銀行の封筒に入っており、銀行から引き出してきたように見えたという。
事件を受け、被害を受けた店側の損害賠償問題が議論の的になっている。
国家機関が作った偽紙幣での被害の前例がないからだ。犯人の1人は偽札を持ったまま今も逃走中。
警察側はこれ以上偽札を使われないよう、犯罪者の人権擁護のため通常は非公表にしている
犯人の顔写真まで公開して行方を追っている。
http://sankei.jp.msn.com/world/korea/090221/kor0902211653002-n1.htm
【朝鮮半島ウオッチ】北朝鮮、やせこける兵士たち 金総書記の健康問題、「変化」に期待する住民 2009.2.21 18:00 このニュースのトピックス:北朝鮮 核、ミサイル、海上軍事衝突予告−脅威を総動員して緊張をあおる北朝鮮だが、国内では一体、 何が起きているのか。金正日総書記の異変情報に住民のなかには『やった!』と歓喜する人が 大勢いる一方で、食糧偏在のため100万人「無産階級」である軍人はやせ細り、軍用米の収奪で農村は 疲弊しているという。北朝鮮内に記者を募り育て、内部情報誌「リムジンガン」を編集・発行してきた アジアプレスの日本人ジャーナリスト、石丸次郎氏(46)に最新事情を聞いた。(久保田るり子) ◆密貿易、収奪、利権 異変説以降、昨秋は毎月のように中朝国境周辺で情報収集してきた石丸氏だが、 1400キロに及ぶ国境は統制が極端に強化され、親戚訪問など合法の人の出入りも制限を受け、 北朝鮮側では盛んに中国製携帯電話狩りが行われていたという。 北朝鮮は盧武鉉前政権下で年間約40−50万トンあった韓国の食糧支援を昨年来、 李明博政権の対北政策を理由に拒否。その影響で次第に深刻な状況が進んでいる。 「国境では北朝鮮の貿易会社が食糧確保のため中国の密輸業者と取引を始めた。 中国は食糧輸入国となり対北食糧支援や正規の輸出が減った。特に北朝鮮軍の食糧難は深刻だ。 内部で撮影された写真やビデオでみると若い兵士がひどくやせているのが目につく。 軍用米を収奪されている農村の疲弊がひどい。北朝鮮は90年代後半のような飢餓ではないが、 いまは市場経済の広がりで金を出せば食糧に誰でもアクセスできる。 ところが政府が食べさせなければならない軍隊に対しては、経済破綻のため食糧配給を 満足にできなくなった。このままでは春以降に農村から食糧危機が起きるかもしれない」(石丸氏) 配給制度の崩壊で、北朝鮮全土にできた闇市場は2003年に数百とも推定される公設市場に 整理統合されて合法化された。市場は現金とモノの動く実体経済となり、計画経済を飲み込む勢いで 利権構造も生んだ。
>288 「配給制度で手に入れることのできない薄型テレビを、地方の末端党幹部が市場での商売でもうけて 手に入れるケースが珍しくなくなっている。市場活動で生み出される権力が従来の権力構造を浸食する 現象が起きている。この動きは止められないだろう」 ◆「変化」への渇望 昨秋9月、建国60周年式典を欠席したことで一気に真実味を帯びた金正日総書記の健康異変説。 石丸氏はこの時期、国境の中国側、鴨緑江沿いで越境してきた北朝鮮住民を取材し、 敏感な反応ぶりを直接聞いた。 「彼らには大きな衝撃だったようだ。絶望のなか待ちに待った社会変化がついに訪れるかもしれない との期待だ。金総書記の健康異変を『やった!』と露骨に喜ぶ人も少なくなかった。 仲間内では露骨に話すが、密告が恐ろしくて公には話せない。 しかし、外国人の私には興奮を隠せない口ぶりで『次の時代』への関心を話す人もいた」(同氏)。 だがその後、金総書記の写真公開など官制メディアによる「健在キャンペーン」が効果を奏し、 いまや「興奮」や「期待」はしぼみつつあるようだともいう。 一方、北朝鮮当局は市場に対して昨夏から再編・統制を開始。市場の場所や商売人の年齢制限、 商品の量や種類を限定などで制約を増やすなど取り締まり強化に乗り出している。 政治的な内部引き締めと市場からの経済利権を独占しようという奪取が目的とみられる。 石丸氏によると、北朝鮮住民の多くが「戦争でも起きればいい」と話す。 金日成主席の死後15年を経てますます疲弊する北朝鮮社会は、 「戦争でも起きない限り変わらない」という絶望からの心情吐露だ。
韓国女性が連続カラオケ76時間 世界記録
2009.2.21 21:52
聯合ニュースによると、韓国人女性のキム・ソゴクさん(54)がソウルのカラオケ店で21日、
76時間7分にわたり歌い続ける記録を達成した。米国人が持つ75時間の世界記録を更新したという。
キムさんは英国のギネス・ワールド・レコーズに認定を申請する。
キムさんは18日から歌い始め、曲の合間に30秒の休憩を取りながら、計1283曲を歌った。
80時間を目指していたが、疲労している様子を見た家族らが断念するよう説得した。
9カ月前に夫に先立たれた悲しみを克服するために挑戦したといい、
「こんな形で終わってむしろ腹が立つ」と悔しそうだったという。(共同)
http://sankei.jp.msn.com/world/korea/090221/kor0902212153004-n1.htm
金総書記が地方の製鉄所視察 朝鮮中央通信が報道
2009.2.21 22:19
北朝鮮の朝鮮中央通信は21日、金正日総書記が咸鏡北道の金策製鉄連合企業所と
羅南炭鉱機械連合企業所で現地指導したと報じた。日付は伝えなかった。
金総書記の活動報道は、江原道元山市の工場などを視察したと12日に報道されて以来。
金総書記の活動報道は2月に入り、咸鏡南道や江原道、さらに今回の咸鏡北道と日本海側一帯に
集中している。長距離弾道ミサイルの発射が警戒されている舞水端里も咸鏡北道にあり、
金総書記の視察行程との関連が注目される。
朝鮮労働党の朴南基部長、朱奎昌第1副部長らが同行した。(共同)
http://sankei.jp.msn.com/world/korea/090221/kor0902212220005-n1.htm
米、ボスワース氏が6カ国協議首席代表へ
2009.2.21 23:45
米国務省当局者は20日、クリントン国務長官から北朝鮮問題担当特別代表に起用された
スティーブン・ボスワース元駐韓大使について、核問題をめぐる6カ国協議の米首席代表を
務めることになると語った。ソン・キム6カ国協議担当特使は引き続き次席代表を務める。
ボスワース氏はタフツ大学フレッチャー法律外交大学院院長の職務も続けるという。
ボスワース特別代表は北朝鮮問題について統括する役割を担い、
キム特使が協議参加国との接触などを役割を担うことになる。
特別代表が常勤でないことについて、北朝鮮問題専門家などから
「どこまで本気で取り組むつもりなのか」と疑問視する声があがっている。(ワシントン 有元隆志)
http://sankei.jp.msn.com/world/korea/090221/kor0902212346006-n1.htm
【産経抄】2月22日
2009.2.22 03:00
21年前の昭和63年1月15日、「成人の日」の日本列島に衝撃が走った。
前年の11月、大韓航空機を爆破したとして逮捕された日本人を名乗る女は、
金賢姫という北朝鮮の工作員だった。韓国の捜査当局が本人を同席させたうえで、そう発表したのだ。
▼常識を通り越した国家犯罪である。だが彼女はもうひとつ、聞き逃せない供述をしていた。
北朝鮮で工作員の訓練を受けていたとき、日本から拉致されてきた女性から日本語を学んだ。
日本人になりすますため、その女性と寝食をともにしていたと詳しく語っていた。
▼その8年前に産経新聞が報じて以来、膠着していた拉致事件の実態解明を一歩も二歩も進める
供述だった。目的や北朝鮮での生活の一端が初めて明るみに出たからだ。
李恩恵と呼ばれていた日本人女性はその後、22歳で拉致された田口八重子さんであることがわかる。
▼その「金賢姫」の名前が久しぶりに新聞に登場した。日韓両政府の調整で、
田口さんの家族との面会が実現することになったのだ。金賢姫・元工作員の希望だという。
田口さんの兄の飯塚繁雄さんも「八重子のことを詳しく聞きたい」と、期待を寄せている。
▼先日の産経新聞には金元工作員の最近の写真が載っていた。
韓国誌のインタビューを受けたときのものだ。47歳になり、事件当時に比べほっそりして見える。
「事件は韓国の謀略」などとする北朝鮮や親北勢力のプレッシャーに悩まされてきたせいだろうか。
▼それでも面会には意欲的だといい、拉致問題の前進に期待したいが、ここまでの歳月の長さは残酷だ。
1歳で残された田口さんの長男は32歳になった。
かつての工作員も、田口さんに教えられた日本語が「長く使わないから出なくなった」という。
http://sankei.jp.msn.com/world/korea/090222/kor0902220301000-n1.htm
【週刊韓(カラ)から】あの「ダイソー」が続々上陸 1000ウォンショップ人気の背景 2009.2.22 13:00 日本に住んでいたとき、足しげく通った「100円ショップ」チェーンの「ザ・ダイソー」 (本社・広島市)。良質な生活用品が安価に手に入る日本を離れ、昨年夏に韓国に赴任した。 超物価高のソウルの住民となり、節約を強いられる生活を送っていたときに見つけた「ダイソー」の看板。 もちろんハングルで書かれていたが、紛れもなく、日本でこよなく愛した、あのダイソーだった。 韓国では、「1000ウォンショップ」として知られ、2001年に韓国に本格進出。 今も店舗を増やし続けている韓国経済界の成長企業なのだ。(ソウル 水沼啓子) 「ダイソー」の商品などを均一価格で販売する1号店が、ソウル市内にオープンしたのは1997年。 このとき店名はまだ「ダイソー」ではなかった。 2001年に韓国の貿易企業との共同で「ダイソー亜成産業」(本社・韓国龍仁市、朴正夫社長)を 設立。店頭にも「ダイソー」の看板を掲げて、本格的な韓国進出が始まった。 現在、韓国の「ダイソー」はソウル市をはじめ全国に410店舗以上を展開している。 今年は学生街の梨大駅や新村などに新たな店舗を開店する計画で、全国で約450店舗まで拡大する予定だ。 韓国の「ダイソー」では日常生活用品や化粧品、事務用品、インテリア製品、食品など 日本とほぼ同じ品ぞろえ。6万余種類の商品を販売している。 しかも、消費者に飽きられないように新鮮味を出すために、毎月1000余種類の新商品を次々と開発。 現在、韓国内はもちろん中国、東南アジア、インド、欧州など全世界30余カ国の2000以上の 関連企業と取引をしている。 今年は化粧品の開発に力を入れており、現在260余りの化粧品を販売しているが、 ダイソーオリジナル化粧品や美容関連商品を含むコスメティック商品を約600種類まで増やす計画だ。
北朝鮮、射程3000キロの新型中距離ミサイルを配備 韓国国防白書
2009.2.23 11:45
【ソウル=水沼啓子】韓国国防省は23日に、「2008年版国防白書」を発刊し、
北朝鮮が1990年代後半から開発してきた射程3000キロの新型中距離ミサイルを
2007年に実戦配備したと明記した。オーストラリアやインド、ロシアの一部が射程に入るとしている。
白書は隔年に刊行され、保守の李明博政権発足後初となる今回の国防白書では、
北朝鮮を「主敵」とする表記が復活するかどうかが注目された。だが、「主敵」の表現は使わず、
「直接的で深刻な脅威」と記述した。南北関係が悪化する一方で北朝鮮を刺激しない表現にとどめた形だ。
以前は「主敵」の表現が使われていたが、北朝鮮の反発で、対北融和政策を掲げた盧武鉉政権下の
2004年版で初めて削除され、代わりに「直接的軍事脅威」の表記になった経緯がある。
2006年版では、「わが安保に対する深刻な脅威」と表記されていた。
北朝鮮に関する表記では、2006年版で表記された
「(北朝鮮が)核兵器1、2個を製造したと推定される」という文言も今回削除された。
北朝鮮が自らを「核保有国」と主張していることをめぐる論議を避けるためとみられる。
http://sankei.jp.msn.com/world/korea/090223/kor0902231147000-n1.htm
米アイドル、アジア人蔑視ポーズで3600億円訴訟? 指で目を横に引っ張り 日本でも放送された米ディズニー・チャンネルのドラマ「シークレット・アイドル ハンナ・モンタナ」 などで人気になったアイドル歌手で女優のマイリー・サイラス(16)が、 友人と撮った個人的な写真でアジア人を蔑視するポーズをしたとして、全米のアジア系住民から 総スカンを食らっている。事態はロサンゼルス在住のアジア系住民が訴訟を起こす騒ぎに発展し、 判決次第ではサイラスに約3600億円の賠償が命じられる可能性まで浮上しているという。 米メディア「アクセス・ハリウッド」などによると、サイラスが恋人で歌手のジャスティン・ガストン を含む友人らとともに写した写真が先週、何者かによってインターネット上に公開された。 写真でサイラスらは、指で目を横に引っ張るポーズをとっていたが、これは目が細いアジア人をからかう 表現とされ、米国でアジア・太平洋系住民の社会的・政治的な福祉の向上を目指す全米中華系団体 「OCA」が謝罪を求める騒ぎとなった。 「からかわれ、侮辱されてきたアジア系の人々の長く不幸な歴史に、新たに深く刻み込まれるような 出来事だ」と怒り心頭のOCAに対し、サイラスは当初、「ただ面白い顔をしただけ。騒ぎすぎぃ」 と無邪気にコメントしていた。だが、その後の騒動拡大を受け 「私たちの写真が誰かを傷つけたのだとしたら心から謝罪します」と反省の弁をブログに書き込んだ。 しかし、昨年6月にも、当時15歳ながら米ファッション誌にセミヌードを披露して全米の良識派から 非難を浴びていたサイラスを擁護する者は少なく、ロサンゼルス在住の韓国系女性にいたっては、 周辺に住むアジア太平洋系住民約100万人を代表して訴訟を開始。 最低でも1人あたり4000ドル(約36万円)の損害賠償を請求するとし、 万が一これが認められれば賠償総額は約3600億円にも達することになる。
超教派で緊急声明発表、小牧者訓練会創始者セクハラ問題 2009年02月14日 キリスト教の弟子訓練の普及に努めてきた小牧者訓練会の創始者である韓国人宣教師の 卞在昌(ビュン・ジェチャン)氏(国際福音キリスト教会前主任牧師)が、 複数の女性信徒にセクシャル・ハラスメントを行っていたとされる問題で、同教会の一部信徒と 小牧者訓練会に関わってきた牧師らは超教派で3日、卞氏に被害者へ対する謝罪を求め、 日本での弟子訓練の再構築の必要性を訴える緊急の声明を発表した。日本のキリスト教各紙が伝えた。 今回声明を発表したのは、これまで小牧者訓練会と協力するなどして日本での弟子訓練運動を 進めてきた牧師らを中心とした「卞在昌宣教師の性的不祥事を憂える超教派の牧師会」。声明では、 ▽小牧者訓練会、小牧者出版社との関係を断ち、組織の清算を求める、 ▽事件の全貌を明らかにし、被害者への謝罪と償いを求める、 ▽小牧者訓練会、小牧者出版社、国際福音グループとの関係を奨励してきたことを謝罪し、 被害者のための支援を行う、 ▽日本における弟子訓練の再構築を訴える、の4項目を挙げた。 小牧者訓練会とはこれまで、日本の約60教団・教派2000教会が、 その弟子訓練プログラムにおいて何らかの関わりを持っており、 その創始者である卞在昌氏の今回の問題により大きな影響と動揺が出ると考えられる。 すでに、日本基督教団で弟子訓練を進め、今月1月に予定されてた「小牧者コンベンション」の 大会会長であった疋田國麻呂牧師(同教団大宮教会)はその役職を辞任、 全国の教職者へお詫びの文章を送付したという。 また、小牧者訓練会を支援してきた韓国のサラン教会も支援を停止することを明らかにしている。
>301
この問題を受け昨年12月には、「国際福音キリスト教会による被害を受けた女性達の救出と癒しを
目的とする会」(FOE=Faith of Esther)が発足。「愛する人たち。自分で復讐してはいけません。
神の怒りに任せなさい。それは、こう書いてあるからです。『復讐はわたしのすることである。
わたしが報いをする、と主は言われる』」(ローマ12:19)の聖書の言葉のもと、
個人攻撃や法的な裁き、教会の崩壊を求めることなく、「同じ被害に遭っている人々を一刻も早く
救出し、ともに交わりを持つことをとおして回復のプロセスを踏むことを目的」
として活動を行うとしている。
3日には国際福音キリスト教会の信徒有志らも声明を発表。「今、教会は瀕死の状態です。
主流派の教職者と多くの信徒との間の信頼関係は損なわれ、教会は廃墟の様相を呈しています」
と同教会の現状を憂え、「事態を放置してきたことを深く反省し、悔い改めるべきは悔い改め」
るとする一方、信徒の立場として、
▽卞氏が事実を認め謝罪すること、
▽小牧者訓練会による釈明と連帯して道義的責任、損害賠償責任等を果たすこと、を要求。
「主にある愛の交わりを回復したい」と訴えた。
http://christiantoday.co.jp/main/domestic-news-912.html
「ボランティア分かりやすく」 九産大生発表 釜山の観光地に注文
2009年2月19日 09:48
【釜山18日神屋由紀子】韓国釜山市での日本人観光客の受け入れ態勢について、
福岡市の九州産業大の学生たちが18日、釜山市の東亜大で発表会を開いた。
両大は一昨年から共同でお互いの街の観光整備状況を点検しており、改善点を行政側に提言する予定。
九産大の一行は観光産業学科の34人。
16日に釜山入りし、南浦洞や西面など観光地を巡るコースを設定。
個人旅行者が歩き回れるかという観点で、日本語案内の有無や交通マナーなどを見て回った。
2年生の岩田千代子さん(20)は地下鉄駅で切符を買うのに戸惑った体験を紹介。
釜山では、主な地下鉄駅に日本語案内の観光ボランティアがいるが、「声を掛けられるまで存在に
気づかなかった。腕章などを付けて日本人観光客に分かるようにしたほうがいい」と指摘した。
現在、両市が共同で観光戦略を展開。学生を指導する九産大の千相哲教授は
「観光ボランティアに共通のバッジや腕章を作るなど両地域で取り組むこともできる。
調査結果は市の担当者に伝えたい」と語った。
6月には東亜大の学生が福岡市で同様の調査を行う予定。
=2009/02/19付 西日本新聞朝刊=
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/item/78113
入国審査すり抜ける「ニセ指紋」、韓国で広く流通か
【ソウル=前田泰広】日本から強制送還された韓国人の女(51)が指紋照合で身元を確認する
バイオ審査をくぐり抜け、日本に再入国していた事件で、女が指紋を変造するために使った
特殊なテープと同種のテープを、韓国警察が、不法入国をあっせんする組織の元ブローカーから
入手していたことがわかった。
元ブローカーは「仲間からテープの製造法を聞いた」と供述しているという。
韓国警察は、テープが韓国の闇社会に広く出回っているとみて、
ほかにもテープを使って日本に不法入国したケースがないか調べている。
韓国警察にテープを提供したのは、過去に旅券偽造容疑で摘発されたことのある50歳代の韓国人の男。
捜査関係者によると、この男は今月初め、韓国警察の事情聴取に応じ、自分が作ったという
特殊なテープを任意提出したうえ、シリコーン樹脂を使ったテープの作り方を説明したという。
韓国では、指紋を登録すれば、登記簿謄本などを受け取れる無人発給機が普及しており、
男は韓国警察に対し、仲間から聞いた話として「テープを作り始めた当初は、実際に指紋を
読み取れるかどうか無人発給機で確かめてから、日本への不法入国に使っていた」などと供述。
テープを使った日本への不法入国が相次いでいる可能性を示唆した。
日本で強制退去処分を受けた韓国人の女が昨年4月、青森空港から不法に再入国したケースでも、
女は両手の指に、他人の指紋で作ったとみられるテープをはって、バイオ審査を通過していた。
韓国警察が、入手したテープを女に見せた結果、女は「自分が使ったのとよく似ている」
と供述したことから、韓国警察はテープが同じ方法で作られた可能性が高いと判断、
流通ルートの特定を急いでいる。
(2009年2月19日03時01分 読売新聞)
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20090219-OYT1T00029.htm
今年もポリ容器が大量漂着、韓国側に対策求めたが… 強酸性の液体が入ったハングル表記のポリ容器が毎冬、日本海沿岸に大量漂着している問題で、 長崎県や北九州市など地方自治体が日韓実務協議に初めて参加し、 韓国側に原因究明と対策の強化を求めた。 国が外交交渉の場に自治体関係者を同席させるのは異例。韓国側に再三対策を求めているにも かかわらず、今年も1月末現在で1万2000個以上の容器が漂着している状況に業を煮やした。 ポリ容器漂着は長崎県では少なくとも1999年から続いている。 ハングルで「硝酸」「硫酸」などと表記され、高濃度の塩酸が検出されたものもある。 日本は韓国に原因究明と再発防止を求めてきた。 しかし、環境省によると、今年も1月末現在で北海道から沖縄まで18道府県で1万2668個を確認。 4万1600個が回収された昨年と同ペースで推移している。 自治体は回収作業に追われ、長崎県では平戸市や小値賀町などの海岸で1月23日までに 約1200個、佐賀県でも唐津市や玄海町の沿岸で1月28日までに計180個見つかり、 うち20個には塩酸とみられる液体が入っていた。 今回、自治体が参加した協議は6日、韓国・釜山市で開催された 「きれいで豊かな海を共に守るための日韓実務協議」。外務、環境両省のほか、容器の漂着数が多い 長崎、島根県、ポリタンクの内容物の成分を独自に分析した北九州市の担当者も出席した。 協議で長崎県廃棄物対策課の幹部が、海岸にたまった容器の写真を示し 「市民が強酸性の内容物を触って炎症を起こしかねない。離島が多く、海岸線も長いので回収、 焼却に多大な労力と費用を費やしている」と訴えた。 北九州市監視指導課の幹部は、同市内に昨冬漂着した容器に入っていた液体のサンプル調査を提示。 塩酸濃度が23%に上る液体もあり、危険度の高さを指摘した。
韓国との戦争準備はできている=北朝鮮
2009年 02月 19日 11:22 JST
[ソウル 19日 ロイター] 北朝鮮は19日、韓国との戦争の準備はできていると表明した。
クリントン米国務長官はこの日韓国を訪問し、北朝鮮問題を協議する。
北朝鮮国営の朝鮮中央通信社(KCNA)によると、匿名の軍関係者は
「裏切り者である(韓国大統領の)グループは、
(北朝鮮)人民軍が完全に全面対決の準備ができていることを忘れてはならない」と述べた。
北朝鮮は長距離ミサイルの発射準備を進めているとみられているが、専門家は、
米国の新政権の関心を引き、韓国政府に圧力をかけることが狙いではないか、との見方を示している。
アジア歴訪中のクリントン国務長官は17日、北朝鮮がミサイルを発射すれば、
非常にマイナスになるとの見方を示している。
http://jp.reuters.com/article/topNews/idJPJAPAN-36565720090219
えっ!TDLで金正日誕生祝賀会!?60人が朝鮮舞踊 北朝鮮ウオッチャー「日にちが日にち、場所が場所だけに」 今月16日、東京ディズニーランド(TDL)内で行われた朝鮮学校の舞踊公演が、 北朝鮮ウオッチャーたちに波紋を広げている。当日は金正日総書記の67歳の誕生日、 さらに後継者レースに名前が挙がる長男、正男氏(37)は大のディズニーランド好き。 「日にちが日にち、場所が場所なだけに平壌へのアピールではないか」というのだ。 関係者によると、公演は16日午前9時半から、シンデレラ城を望む撮影スポット 「プラザテラス」で行われた。出演したのは東京都北区の東京朝鮮中高級学校舞踊部の生徒約60人。 同校は朝鮮総連と関係が深く、朝鮮語などの民族教育を学ぶため在日朝鮮人の子弟が通学している。 「開園と同時にプラザテラス周辺では『一般の学生による公演がありますので、 先に入らないでください』とアナウンスがあり、立ち入り禁止になった」と来園客。 その後、色鮮やかな民族衣装に身を包んだ生徒たちがテラスに現れ、チャンゴ(朝鮮半島の打楽器)や 扇子を使い、「月鼓の舞」や「農楽舞」など、華麗な朝鮮舞踊を30分間にわたって披露したという。 当時、テラス周辺には約70人の“観客”がいたが、「中国雑技団?」「沖縄の人たち?」などと、 公演の内容をよく理解していない客も多かったという。 この日、北朝鮮では金総書記の誕生日を祝い、東平壌大劇場で万寿台芸術団の音楽舞踊アンサンブル が行われたのをはじめ、各地の劇場や文化会館でも公演が行われたと平壌放送は伝えている。 そのため、北朝鮮ウオッチャーの中には「2・16TDL公演も祝賀イベントの一環ではないか」 とみる人もいる。 さらには、金総書記の長男、正男氏がディズニーランド好きということから、 「公演は必ず平壌に伝わるはず。後継者レースで正男氏の線が強くなってきた兆候ではないか」 と深読みするウオッチャーまで出てきている。正男氏は2001年5月に成田空港で拘束された際、 「ディズニーランドに行きたかった」と説明。02年12月にもフランスの「ディズニーランド・パリ」 に行くため、ビザを申請したものの、発給を拒否されたと仏紙に報じられたことがある。
韓国の対外純債務、2008年第4四半期に増加=中銀
2009年 02月 20日 14:12 JST
[ソウル 20日 ロイター] 韓国銀行(中央銀行)が20日発表した統計によると、
2008年第4・四半期に同国の純債務が増加した。世界的な金融危機で同国から海外への
直接投資が減少したことに加え、ドルひっ迫を緩和するため当局が流動性供給策を実施したことが背景。
韓国は、1997─1998年のアジア通貨危機を克服後、2000年には純債権国に転じたが、
前年9月には再び純債務国に転落した。
12月末時点の対外純債務は323億ドルで、9月末時点の240億ドル(改定値)から増加した。
12月末時点の対外債務の総額は450億ドル減の3805億ドルで、
対外債権の3482億ドルを上回った。
1年以内に返済期限を迎える短期の対外債務は、12月末時点で388億ドル減の1940億ドル。
これは韓国の外貨準備高の96.4%に相当する規模で、同国が短期債務を返済するには外貨準備を
ほとんど使い果たす必要があることを意味している。
韓国の対外債務の約半分を占める銀行セクターの対外債務は、9月末時点の2208億ドルから、
12月末時点では1717億ドルまで減少した。
http://jp.reuters.com/article/marketsNews/idJPnJS838615720090220
パチンコをやめろ/高山正之(ジャーナリスト) Voice2月20日(金) 12時33分配信 / 国内 - 政治 マッカーサーは戦後の日本で過去に例のない専制と独裁政治を展開した。 彼はまず罪を犯した米兵への裁判権を日本に放棄させ、新聞が米兵の犯罪を報道することも 禁止された。おかげで米兵は強姦も強盗もし放題、殺人も構わなかった。 調達庁の調べでは占領期間中2500人が殺された。 彼の占領政策の柱は、日本人の誇りを奪い堕落させ2度と白人支配の脅威にならないようにする ことだった。そのために東京裁判で日本を侵略国家に仕立て、 A級戦犯はわざと皇太子殿下の 誕生日に死刑を執行した。横須賀港にあった戦艦三笠はいかがわしいダンスホールに改造された。 日本では賭博は禁止だったが、マッカーサーは朝鮮人が国に帰還するまでのあいだ、 パチンコ屋をやることを日本政府に認めさせた。 賭けごとは日本人の堕落を促すと読んだためだ。さらに彼は、軍歌いっさい厳禁のなかで パチンコ屋に限って軍艦マーチを流すことを認めた。どこまでも日本を貶めた。 パチンコで日本人を堕落させる計画は彼の期待以上にうまくいった。 なぜなら朝鮮人は帰還しないでパチンコとともに日本に居座ったからだ。 経営者の95%が朝鮮人という業界は、日本人の射幸心をあおっていまも年商20兆円を稼きだしている。 対支那のODA総計6兆円をはるかに凌ぐ上がりは南北朝鮮を潤し、 社民党への献金から北の核開発までを支えてきた。
長友が韓国のラフプレーに激怒/練習試合 <練習試合:東京3−1城南一和(韓国)> ◇19日◇宮崎県都城市高城運動公園多目的広場◇50分ハーフ 東京の日本代表DF長友佑都(22)が、「闘将」に変身した。 19日に宮崎県都城市で行われたKリーグ城南一和との練習試合(50分ハーフ)で、 度重なる敵のラフプレーに激怒。普段はおとなしい温厚な男が、前半44分に自陣ゴール前で 相手に小突かれると「応戦」する気迫を見せた。11日のW杯予選オーストラリア戦では、 ミスを重ねMF中村俊にしかられた長友だが、この試合を視察した日本代表大熊コーチからは、 その闘志を高く評価された。 前半44分、相次ぐラフプレーに長友が怒った。ゴール前で小突かれると、ひじを突き出して 「反撃」し、食いつかんばかりに詰め寄った。同僚が仲裁に入り、自ら手を差し出して和解したが、 後半10分にDF茂庭が顔面に強烈なひじ打ちを受けた。3−1で勝ったものの、試合は荒れた。 温厚な性格で、試合中に激高することはめったにない長友が、「話にならない」と3度も繰り返し、 顔を紅潮させた。 そんな長友を、視察に訪れた日本代表の大熊コーチは「すごく気持ちが入っていた」と評価した。 戦う気持ちこそ、岡田監督がこの1年、選手に求めてきたことだった。長友は出ていなかったが、 昨年2月の東アジア選手権・中国戦では、のど輪を食らったMF鈴木を、誰も助けに行かないことを 同監督が問題視した。この日の長友は相手のラフプレーに、敢然と立ち向かった。 プレーでも成長した。オーストラリア戦では、マークが集中するFW大久保に連続でパスを出し、 中村俊に一喝された。この日は「ガンガン来るんで意図的に行かなかった」とむやみな オーバーラップは控え、守備でリズムをつくり、機を見てはフリーの味方に確実にパスをつないだ。 中村俊には「まだ電話してません」と、その後具体的な指導は受けていないが、 課題克服に近づいているようだ。
韓国ウォンじりじり下落 投資回収進み株価も低迷
2009年2月20日18時20分
【ソウル=稲田清英】韓国の通貨ウォンが、じりじり下落している。
20日の対ドル相場終値は前日より25.5ウォン安い1ドル=1506.5ウォン。
外国人投資家による投資回収の動きが続いており、株価も下落。
金融危機の影響で急落が続いた昨年11月以来の1500ウォン台をつけている。
聯合ニュースによると、対円でも100円=1600ウォン前後で過去最安の水準となった。
韓国経済の悪化に加え、米国の株価下落や、東欧の経済沈滞による欧州の金融不安再燃への
懸念などが背景。「投資家の安全資産への志向が強まり、市場の開放性が高い韓国からの
投資離脱につながっている」(市場関係者)
http://www.asahi.com/business/update/0220/TKY200902200249.html
昼食会でキムチ談義 李大統領とクリントン長官
2009.2.20 20:56
「キムチはダイエットに良いと聞いたわ」。韓国を訪問したクリントン米国務長官は20日、
李明博大統領と昼食を共にしながら会談した際、キムチの話題で盛り上がった。
韓国大統領府が明らかにした。
大統領府によると、昼食にキムチが出たのを見て李大統領が「韓国の伝統食で健康に良い」と勧め、
「オバマ大統領と電話会談した時に、ハワイでプルコギとキムチをおいしく食べたと話していた」
と紹介した。クリントン長官は「マジックフードね」と応じ、
同席していたヒル国務次官補(元駐韓国大使)もキムチを使った韓国料理の説明をした。(共同)
http://sankei.jp.msn.com/world/america/090220/amr0902202058012-n1.htm
拉致で日本の懸念伝える=中国高官、金総書記に
来日中の王家瑞・中国共産党対外連絡部長は20日、都内で記者会見し、
1月下旬に北朝鮮を訪問した際に行った金正日労働党総書記との会談で、
拉致問題や核問題に対する日本側の懸念を直接伝えたことを明らかにした。
王部長は拉致問題の解決に向け、中国として協力する意向を示しながらも、
「最後は日朝両国次第だ」と語り、これまでと違うアプローチが必要との考えを示した。
王部長は、金総書記の反応には触れなかった。ただ、「北朝鮮は『解決済み』、日本は『未解決』
と主張し合うだけでは解決策は見つからない」と述べ、金総書記にも柔軟な対応を促したことを示唆。
「日朝関係は信頼が重要で、信頼の上に問題解決を図るべきだ」と強調した。
王部長によると、金総書記との会談と宴会は計約5時間に及んだ。
健康不安説が伝えられる金総書記の体調については「以前に会った際と変化はなかった」と語った。
王部長は、金総書記が会談で「朝鮮半島の緊張を見たくない」と発言したと紹介。
「6カ国協議を十分に評価し、中国側と緊密に連携していく」と金総書記が積極姿勢を示したと
する一方、北朝鮮へのエネルギー支援に参加していない日本に「積極的役割」を促した。
王部長は北朝鮮によるミサイル発射の兆候が伝えられることに関しては、
「北朝鮮は否定した」と述べるにとどめた。(了)
(2009/02/20-23:43)
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2009022000737
【韓国】児童性的暴行の加害者58%が「知人」
2月20日13時14分配信 サーチナ
児童性的暴行加害者の大部分が知り合いだということがわかり、対策が必要だと指摘されている。
18日、全南大学校病院が運営する児童性的暴行専担機関・湖南ヘバラギ(ひまわり)児童センターに
よれば、去年、センターに受付られた児童性的暴行被害事例186件中、知り合いによる被害が129件(58%)、
知らない人による被害41件(18%)に比べて、相当に多かった。
知り合いの中では同級生、隣人、親・姻戚がそれぞれ27件(21%)で最多、
先・後輩26件(20%)、教師6件(5%)だった。
加害者の年令は満19歳以上が48件(36%)、満14歳未満も46件(34%)で高い割合だった。
(情報提供:innolife.net)
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090220-00000047-scn-int
朝鮮中高級学校の生徒たちが献血で地域貢献/横浜
2009/02/21
社会の一員として地域に貢献しようと、神奈川朝鮮中高級学校(神奈川区沢渡)の生徒らが二十日、
献血に協力した。
二〇〇七年に開校五十五周年の記念事業として同校生徒会の発案で始まったもので、今年で三回目。
同校正面玄関に横付けされた献血車で、高校三年生のほか、教員や卒業生ら約六十人が献血した。
三年生の李イスルさん(18)は「注射は嫌いだけど、少しでも役に立てたらと思って参加した。
これを機に今後も協力したい」。生徒会担当の崔成柱教諭は
「卒業前の恒例行事。協力し合う気持ちが芽生えるきっかけになれば」と話した。
本年度、県内の高校で献血活動を行ったのは同校を含め八校だけ。県赤十字血液センターは
「毎回OBも含めて協力してもらい、まとまった量が集まる。大変ありがたい」と感謝していた。
神奈川新聞社
http://www.kanaloco.jp/localnews/entry/entryivfeb0902539/
韓国の模索:世紀またぐ歴史清算/1 被害者を結ぶ基金構想 「日本の植民地支配解放から63年余。被害者団体が一堂に会したのは今日が初めて。 これからは声を一つにしよう」 5日、戦後補償問題に取り組む韓国の被害者団体の責任者24人が大邱市内で開いた初会合。 韓国原爆被害者協会の金竜吉会長(68)が訴える。 金さんは各団体をまとめる総連合会の設立推進委員長に選ばれた。 日本政府や強制連行に関与した日本企業などを相手に、日本で起こした賠償請求訴訟はここ数年、 相次いで敗訴が確定した。昨年6月、韓国政府が独自で支援する「国外強制動員犠牲者等支援法」 が施行されたが、慰労金が支給される死傷者・遺族と、無事帰国したために慰労金の受領資格のない 生存者が線引きされてしまった。 「結束が崩れた被害者」(原告団弁護士)をどうまとめればよいのか。 1月、浮上したのが慰労金を得た被害者が1人100万ウォン(現行レートで約6万6000円) 出資し、被害者全体のために使う共済組合設立案だった。だが、20億ウォン集める計画に反応は鈍く、 出資者は30人程度。被害者団体は新たな策を練る必要に迫られた。 その直後のことだった。日韓国交樹立の際の協定に基づいて日本の経済協力資金で設立された 韓国鉄鋼最大手ポスコ(旧・浦項製鉄)を相手取り、補償が妨害されたとして強制連行被害者が 慰謝料を求めた訴訟で、ソウル高裁はポスコに被害者救済のため出資するよう和解勧告を出した。 ポスコは和解案を拒否したが、直後から主要被害者団体と接触し始めた。 金会長は「被害者団体が一つになれば、ポスコは出資に動く」と期待。 強制労働に関与した日本企業も参加する民間基金へと構想を膨らませる。 基金構想に距離を置く被害者団体もある。日本企業の参加も現実には難しい。 だが金仁成共済組合準備委員長(68)は「基金は未来への投資だ」と話す。 被害者の高齢化が進む中、それは時間との闘いでもある。
韓国の模索:世紀またぐ歴史清算/2 沈黙を破った元戦犯遺族 韓国中西部、天安市にある戦争被害者や海外同胞の国立墓地「望郷の丘」に、 韓国人元BC級戦犯6人の墓が2カ所に寄り添うように建つ。 昨年末、同進会韓国遺族会の姜道元会長(70)は日本からの遺族ら10人と訪れ、 六つの墓に紙パックの日本酒をかけ、冥福を祈った。 同6月の初の日韓合同慰霊祭以来、2度目の墓参だった。 日本で暮らす元戦犯は李鶴来さん(83)を中心に1955年、同進会を設立し、 日本政府に補償要求を始めた。しかし、韓国では2年前、19人が遺族会を発足させるまで 沈黙が続いた。姜さんは父の刑死を小学生の時に知ったが 「韓国で戦犯は日本軍協力者。表に出て権利を叫ぶなんて許されない雰囲気だった」からだ。 転機は05年8月。韓国政府が公開した日韓基本条約に関する外交文書で、 日韓両国ともBC級戦犯問題を「補償請求権の枠外」と認識していたことが判明。 「基本条約で解決済み」として補償要求を棄却した「日本の最高裁判決(99年)の根拠が崩れた」と確信した。 「韓国政府が日本への補償要求を後押ししてほしい」。 李さんは公開文書に勇気づけられ、3カ月後に韓国の街頭で初めてマイクを握る。 韓国政府はその後、BC級戦犯89人を「強制動員犠牲者」と認め、名誉回復した。 姜さんのもとへ今月初め、韓国政府から慰労金の支給通知が届いた。 「初めて被害者として認められたという実感がわいてきた」。 長年封印してきた疑問に向き合う覚悟ができた。「なぜ裁かれたのか。真相を知りたい」。 父が建設中に捕虜を虐待したと指弾されたタイの泰緬鉄道を、今年末に訪れる計画を立てている。 【ソウル堀山明子】=つづく
韓国の模索:世紀またぐ歴史清算/3 判定分かれる「親日派」 太平洋戦争末期、旧日本軍特攻隊員として出撃し沖縄沖に散った卓庚鉉さん(享年24)の 慰霊碑建立計画が突然、頓挫した。昨年5月のこと。卓さんの故郷、韓国南部・泗川市で予定された 除幕式当日、反対する独立運動家の遺族ら約50人が碑を包囲したからだ。 「住民の反対が強い。碑を撤去したい」。 市は公有地の提供をやめ、式参加者約30人に理解を求めた。 会場の隅で崔昌根さん(81)=ソウル在住=がつぶやいた。「死んだ者の魂はいつ浮かばれるんだ」 崔さんは「兄は特攻隊の汚名を着せられた」と訴える。 兄貞根さん(享年24)は特攻隊員ではなかったが45年4月、戦闘機で出撃後に行方不明になった。 日本人上官が「敵の巡洋艦に体当たり」と虚偽報告したため「特攻死」にされた。 崔さんは06年、強制動員犠牲者への慰労金支給に先立ち韓国政府が行った実態調査で、 兄の事案を申告。特攻死でないことは認められたが、陸軍士官学校出身で死亡時の階級が中尉だった 経歴が「侵略戦争への積極協力」などを「親日反民族行為」として追及する別の法律に触れる可能性 があると指摘された。 「士官学校志願者は強制動員被害者と認められない」。 調査員の言葉に崔さんは怒り「とやかく言うなら補償はいらない」と申請を取り下げた。 一方、卓さんら特攻隊員2人の戦争協力は、下士兵のため拒否できない「強いられた志願」 と認められ、慰労金が支給される方向だ。志願兵はどこで被害者と追及対象者に線引きされるのか。 調査員も判定の難しさを打ち明ける。「最終的には国民感情を考慮するしかない」 【ソウル堀山明子】=つづく
韓国の模索:世紀またぐ歴史清算/4 補償に日本判例の壁 原告の被害者・遺族ら約20人は法廷を出ると、怒りの声を上げた。 「我々は日本人じゃない」「ここは韓国だぞ」 旧三菱重工業広島工場(広島市)に強制連行され、原爆投下で被爆した韓国人元徴用工6人が 三菱重工業に慰謝料などの支払いを求めた判決が3日、釜山高裁であった。 韓国民法には外国での確定判決を踏襲できる規定がある。 裁判長は「日本で(三菱重工業への個人請求権を認めない)判決が確定(07年11月、最高裁) している」と述べ、控訴を棄却した。韓国法廷で日本企業の補償責任が問われた初のケースだった。 提訴から9年。 被爆2世の朴在勲さん(62)は「日本の判決に従うだけなら韓国の訴訟に展望はない」と嘆く。 「日韓基本条約(65年発効)で個人の請求権が消滅した」との日本の司法の指摘が事実かどうか 確認するため、原告団は基本条約に関する外交文書公開を求める別の訴訟も起こした。 韓国政府が05年に文書を公開し、独自に強制連行被害者への追加支援を決断する契機となった。 だが、追加支援は法的補償ではなく、人道的措置というのが政府見解だ。元慰安婦と在韓被爆者が 日本に補償交渉を促す狙いから外交通商相を相手に「外交的保護を受ける権利が侵害された」 と憲法裁判所に訴えたが、同省は「外交は高度な裁量行為」と反論する。 日本企業や韓国政府を相手にした一連の訴訟を担当する崔鳳泰弁護士は「このまま韓国でも 法的補償を求める訴えが認められないのか。今後は憲法裁判所の判断が分岐点になる」と語る。 元慰安婦が起こした憲法訴訟は4月の公開公聴会でヤマ場を迎える。【ソウル堀山明子】=つづく
竹島の日:松江市で記念式典 韓国は「遺憾表明」
島根県が定めた「竹島の日」の22日、松江市で記念式典が開かれた。
05年の制定後4回目を迎え約520人が出席したが、08年に引き続き中央省庁関係者は欠席。
県内選出国会議員も国民新党の2人が出席しただけで、自民党の3人は欠席した。
会場の外では元ソウル市議らが抗議活動を行おうとして警察官に制止された。
竹島を巡っては文部科学省が08年7月、中学校新学習指導要領の解説書で領土問題に初めて触れたが、
当初記載する方針だった「我が国固有の領土」は韓国の反発を受け直接的に領有を示す表現を避けた。
式典で溝口善兵衛知事は解説書に「竹島」が記載されたことを「ひとつの前進」と評価したうえで
「国の動きは出てきたものの、まだ十分でない。竹島問題を所管する組織の設置などを強く求めていきたい」
と話した。
◇
【ソウル西脇真一】韓国外交通商省は22日、松江市で行われた「竹島の日」式典について
「深い遺憾を表明して抗議し独島(日本名・竹島)に対する誤った領有権主張を直ちに中断するよう求める」
との報道官論評を発表した。
毎日新聞 2009年2月22日 21時48分(最終更新 2月22日 21時50分)
http://mainichi.jp/select/world/news/20090223k0000m040065000c.html
韓流ざんまい:日本酒居酒屋の「日式改革」=堀山明子 ソウルで食事会に呼ばれた時、日本食の店を指定されると、ちょっとガッカリする。 五つ星ホテルの日本人料理長がいる超高級店は別として、「日式」と呼ばれる韓国人経営の店は、 たいてい値段の割においしくないのだ。真っ黄色のたくあん、鮮やかな黄緑色の粉ワサビ。 人工的に日本風の色を出し、味はワンパターン。 日本料理の修業もせず「高い値段で売れるから」と日式の看板を掲げる店も多い。 「何を食べたい?」と聞かれると「日式以外」と答える悪いクセがついた。 ところが先日、期待せずに指定された日式に行くと、コロッケや焼き物などおいしい家庭料理が 出てきた。ニューヨークで長らく日本食店に勤めたという韓国人が経営していて、 お袋の味のツボを押さえつつ、伝統的日本食より少しスパイシー、なのにサッパリ味。 「マシッソヨ(おいしい)」を連発すると、料理人は「なんちゃって日本食だけど、いろいろ工夫して いるので」と照れ笑いした。まじめな日式の努力や進化を見ようとしなかった自分が恥ずかしくなった。 昨年はワインブームから日本酒ブームに移り、「サケ」と言えばそのまま通じる。 関税庁統計によると、韓国の昨年の日本酒輸入量は前年比で44・2%増。若者が集まる弘大や 鍾路付近には、日本酒のきき酒ができ、自慢の一品料理を出す日本酒居酒屋が20軒以上並ぶ。 「時代遅れの日式」のイメージを破り、新しい食材やサケを輸入し日本文化の発信地となりつつある。 日本に留学経験のある30代韓国人が経営する日本酒居酒屋に行くと、マグロ納豆、豆腐サラダ…… と日本の定番のメニューに交じって、辛くて野菜たっぷりの「アルタン」(たらこスープ)が シャレた鍋で出てきた。アルタンはもともとは韓国料理だが、なぜか昔から日式の店の必須メニューで、 韓国式アルタンよりサケに合うよう薄味になっている。 土着化した日式の要素は残しつつ、本場の居酒屋メニューを取り入れるのがトレンドらしい。
北朝鮮の前人民武力相が降格、米・韓に強硬路線発動か
【ソウル=浅野好春】韓国の聯合ニュースは18日、北朝鮮の金イルチョル前人民武力相
(国防相に相当)が同省の第1次官に降格された、と報じた。
3月8日の最高人民会議代議員選挙に関連して朝鮮中央テレビが18日伝えた有権者らの
「忠誠の決意大会」で、この肩書が確認されたという。
降格の理由は不明。先に任命された金永春新人民武力相(国防委員会副委員長)は
金正日総書記の厚い信任を得ている人物で、米国や韓国に対する「強硬路線」の発動に向けて
起用されたとの見方がある。
(2009年2月18日22時09分 読売新聞)
http://www.yomiuri.co.jp/world/news/20090218-OYT1T00902.htm
米国務長官「緊張高める行為」、北ミサイル発射中止求める
【ソウル=本間圭一】アジア歴訪中のヒラリー・クリントン米国務長官は20日、
ソウルで韓国の柳明桓外交通商相と会談した。
長官は会談後の共同記者会見で、北朝鮮が発射準備を進めているとされる長距離弾道ミサイル
「テポドン2号」に触れ、「6か国協議に影響を与え、緊張を高めるすべての行為を中止すべきだ」
と述べ、ミサイル発射をやめるよう要求した。長官はまた、北朝鮮問題を担当する特使に、
スティーブン・ボスワース元駐韓国大使を起用することを明らかにした。
両外相は会見で、6か国協議を通じ、朝鮮半島の非核化に向け、連携を強める方針で一致した。
柳外交通商相はミサイル問題について、「安全面で大きな心配を持っている。
米韓は緊密に協力していく」と述べた。
また、長官は、「韓国を侮辱し、同国との対話を拒否する限り、米朝関係は変わらない」
と北朝鮮に「挑発行為」をやめるよう求めた。
長官は会談に先立ち、在韓米軍司令部を訪れ、シャープ司令官らから、在韓米軍の現状や
「テポドン2号」について説明を受けた模様だ。
(2009年2月20日13時11分 読売新聞)
http://www.yomiuri.co.jp/world/news/20090220-OYT1T00541.htm
在韓米軍兵力を維持…クリントン長官、韓国大統領と会談
【ソウル=本間圭一】アジア歴訪中のクリントン米国務長官は20日、
ソウルの青瓦台(大統領府)で李明博韓国大統領と会談し、北朝鮮の核・ミサイル問題、
米韓同盟強化、世界金融危機への対応について意見交換した。
青瓦台報道官によると、李大統領は会談で、北朝鮮の核・ミサイル問題を念頭に
「韓国と米国、日本、中国が安保上の懸案に対して一つの声を出すことが重要だ」と指摘した。
米韓外相はこれに先立ち、弾道ミサイル問題も6か国協議で取り上げることで一致した。
クリントン長官は、現行の2万5000人規模の在韓米軍兵力を維持する方針を再確認した。
また、4月初めにロンドンで予定される第2回金融サミット(G20)に合わせ、米韓両大統領による
首脳会談を行うことへの期待も表明した。韓国側はこの提案を受け入れるとみられる。
李大統領は「米国が世界経済回復のリーダーの役割を果たさなければならない」と指摘した上で、
韓国としてG20で世界各国に財政出動を呼びかけ、国内総生産(GDP)の最低2%を投資するよう
呼びかける考えを示した。
長官は20日夜、最後の訪問地となる中国の首都・北京に入った。
21日に楊潔チ外相をはじめ、温家宝首相、胡錦濤国家主席らと会談する予定。
(「チ」は竹かんむりに「褫」のつくり)
(2009年2月21日00時26分 読売新聞)
http://www.yomiuri.co.jp/world/news/20090220-OYT1T01004.htm
北朝鮮、グアムまで射程のミサイル配備…韓国「国防白書」
【ソウル=前田泰広】韓国国防省は23日、「2008年版国防白書」を刊行し、この中で、
北朝鮮が射程3000キロ以上の新型中距離弾道ミサイルを2007年に実戦配備したことを
明らかにした。
米軍基地のあるグアムなどが射程に入ると見られる。
白書では、北朝鮮を「直接的で深刻な脅威」と位置づけ、朝鮮人民軍が前線にゲリラや破壊活動を
行う特殊兵6万人を増強し、計18万人を配備したとも指摘。同省関係者は、山が多い韓国の地形を
考慮した人民軍が、軽武装の特殊兵を短時間に韓国内に潜入させようとしていると分析している。
特殊兵は、原発や都市基盤の破壊を行うとされ、増強は日本にとっても脅威だ。
北朝鮮を「主敵」とする表現は04年版から削除されており、李明博政権になって初となる
今回の白書でも使われなかった。
(2009年2月23日12時16分 読売新聞)
http://www.yomiuri.co.jp/world/news/20090223-OYT1T00512.htm
北朝鮮の食糧不足117万トン、韓国推計 対中貿易激増
2009年2月19日19時24分
【ソウル=牧野愛博】韓国統一省は19日、国会に提出した北朝鮮情勢報告の中で、
今年の食糧不足量を117万トンと推計した。
昨年の生産量431万トンに対して需要量を548万トンとした。
慢性的な供給不足と不安定な対外経済環境のため、市場への規制強化など経済政策の保守化が
著しいという。故金日成主席が56年に提唱した大規模な大衆動員「千里馬運動」の復活など、
過去への回帰もみられる。
昨年の南北間の貿易額は18.2億ドル(約1700億円)で前年比1.2%の増加にとどまった
のに対し、中朝間は41.2%増の27.8億ドルに達した。
http://www.asahi.com/international/update/0219/TKY200902190251.html
金正日総書記後継時の混乱を懸念 クリントン米国務長官
2009年2月20日0時1分
【ソウル=鵜飼啓】クリントン米国務長官は19日、北朝鮮の金正日総書記の後継問題をめぐり、
「平和的に行われたとしても予測不能性が高まる」と述べ、混乱が生じる可能性に懸念を示した。
ジャカルタからソウルへの機内で語った。AP通信が伝えた。
長官は「(後継者が)権力基盤を固めるため(対外的に)さらに挑発的な振る舞いを起こす可能性も
ある」と指摘した。総書記の後継者には3人の息子らが取りざたされるが、はっきりしていない。
長官はまた、「指導体制をめぐる状況が不透明な中、我々は北朝鮮の行動に影響を与えることが
できる戦略をまとめなければいけない」と述べた。米政府は、20日の韓国側との会談などを踏まえ、
北朝鮮政策の見直しを急ぐ考えと見られる。
http://www.asahi.com/international/update/0219/TKY200902190311.html
米韓、北朝鮮にミサイル準備自制呼びかけへ 外相会談
2009年2月20日12時51分
【ソウル=牧野愛博、鵜飼啓】クリントン米国務長官は20日、3カ国目の訪問国韓国で、
柳明桓外交通商相と会談した。両外相は会談後の共同会見で、北朝鮮のミサイル発射の動きや
韓国に対する激しい非難を自制するよう求めるとともに、核放棄に向けた対話に応じるよう呼びかけた。
長官は北朝鮮のミサイル発射について「いかなる挑発的な振る舞いも自制すべきだ」と述べた。
柳外相も最近、人工衛星を運搬するロケットとして発射した場合でも、国連安保理決議違反になるとの
認識を再三表明。会談では、実際にミサイルを発射すれば厳しく対応する方針を確認したと見られる。
冷え込んでいる南北関係をめぐっては、長官は「北朝鮮が韓国を侮辱し、対話を拒んでいる間は、
これまでとは違った(良好な)関係を米国と築くことはない」と述べた。
このほか、作業が遅れている米韓同盟の再定義、アフガニスタン支援問題、
見通しが立たない米韓自由貿易協定(FTA)の批准問題などについても意見交換した。
長官は午後には李明博大統領と昼食をともにしながら会談。
梨花女子大学を訪れ、学生らとタウンホールミーティング(対話集会)に臨む。
http://www.asahi.com/international/update/0220/TKY200902200177.html
北朝鮮特別代表にボスワース氏 米発表、高官協議模索も
2009年2月20日13時7分
【ソウル=鵜飼啓】クリントン米国務長官は、19日の記者会見で、北朝鮮政策担当の政府特別代表
にボスワース元駐韓大使を起用すると発表した。ボスワース氏は長官だけでなくオバマ大統領にも
報告できる立場となり、北朝鮮との高官協議も模索するという。
ボスワース氏はヒル国務次官補の後を受けて米政府の北朝鮮政策を束ねる立場になる。
核問題だけでなく大量破壊兵器の拡散や人権問題にも取り組むといい、米朝間での包括対話につながる
可能性がある。大統領に直結する立場となるため、ヒル氏以上の裁量が与えられると見られる。
ただ6者協議に首席代表として出席するのかどうかははっきりしていない。北朝鮮核問題への
日常的な対処は、ヒル氏を副官として補佐してきたソン・キム6者協議担当大使が引き続きあたる。
ボスワース氏はクリントン政権時代に北朝鮮問題にかかわり、北朝鮮に軽水炉を建設していた
朝鮮半島エネルギー開発機構(KEDO)の初代事務局長を務めた。北朝鮮にとって軽水炉獲得は
「悲願」で、建設を手がけて理解のあるボスワース氏は願ってもない相手だ。
だが、米側はこれまでの窓口の金桂寛外務次官より上の高官との協議を求めると見られ、
北朝鮮が受け入れるのかどうか不透明だ。
外交官出身のボスワース氏は米日財団理事長を務めたこともあり、05年に旭日重光章を受けるなど、
日本との関係も深い。日本外務省内では北朝鮮のテロ支援国家指定解除を進めたヒル氏に対して
「日本軽視」との受け止めが強いが、こうした批判を抑えることもできそうだ。
http://www.asahi.com/international/update/0220/TKY200902200179.html
日中韓の研究者が集まり「日本の武士道」を研究 2009/02/17(火) 09:32 東アジアにおける「武士道の研究」の国際シンポジウムが、15日に北京で開催された。 これは北京日本学研究センターと中華日本哲学会が開催したもので、中国からは中国社会科学院、 北京大学、南開大学、日本からは大阪市立大学、北海道大学、韓国からは嶺南大学など、日中韓の 約100人の研究者が集まり、東アジアにおける日本の武士道研究について議論と交流を繰り広げた。 武士道はかつて日本の歴史の中で大きな役割を果たしてきた、 日本の思想を代表する文化現象の一つであり、日本の思想を理解するための重要なキーワードである。 日本では武士道についての研究はかなり行われてきた。しかし中国や韓国では日本人の研究を紹介 した著書の翻訳は出ているが、自国の視点から見たより一歩進んだ研究はあまり行われてこなかった。 そのため日中韓の研究者が、武士道とはいったいどういうもので、いかに客観的に武士道を見るか という議論や交流を行うことは、東アジアでの日本の武士道研究を一層深め、東アジア諸国における 日本の思想の理解を深めることができると期待されている。 基調講演では、国際日本文化研究センター研究部の笠谷和比古教授が、歴史的視点から武士道の 概念の成立と展開を論じ、韓国嶺南大学哲学系の崔在穆教授は、韓国の「花郎徒(ファランド)」と 武士道との結び付けて歴史的な意味をさぐり、中国社会科学院哲学研究所の卞崇道教授は、 明治時代の井上哲次郎を重点に明治思想における武士道を考察した。 中国で「武士道」は、日本の民族精神のなぞを解く重要なキーワードの一つだ。 新渡戸稲造の『武士道』は多くの中国語訳が出版されており、その他にもルース・ベネディクトの 『菊と刀』、戴季陶の『日本論』、蒋百里の『日本人』は、日本を知る上での「日本四書」である。
北朝鮮が新型ミサイル配備、北を「主敵」とせず 韓国国防白書
2009.2.23 17:30
【ソウル=水沼啓子】韓国国防省は23日、「2008年版国防白書」を発刊し、
北朝鮮が1990年代後半から開発していた射程3000キロ以上の新型中距離ミサイルを
2007年に実戦配備したと明記した。
オーストラリアやインド、ロシアの一部が射程に入るとしている。
白書は隔年に刊行され、保守の李明博政権発足後初となる今回の国防白書では、北朝鮮を「主敵」
とする表記が復活するかどうかが注目された。だが、「主敵」の表現は使わず、「直接的で深刻な脅威」
と記述した。南北関係が悪化する中で、北朝鮮を刺激しない表現にとどめた形だ。
以前は「主敵」の表現が使われていたが、北朝鮮が反発。2002年版は発刊自体が見送られた。
対北融和政策を掲げた盧武鉉政権下の2004年版で初めて「主敵」の表記が削除され、
代わりに「直接的軍事脅威」と表現された経緯がある。
2006年版では、「わが安保に対する深刻な脅威」とさらに表現が弱められた。
北朝鮮に関する表記では、2006年版で表記された
「(北朝鮮が)核兵器1、2個を製造したと推定される」という文言も今回削除された。
北朝鮮が自らを「核保有国」と主張していることをめぐる論議を避けるためとみられる。
日韓両国が領有権を主張している竹島(韓国名・独島)については、
「独島などを含む東・西・南海岸のわが領土を守るため万全の態勢で備えている」と記述している。
http://sankei.jp.msn.com/world/korea/090223/kor0902231731001-n1.htm
【今日のブログ】中国人が語る「私が嫌韓になった理由」 2月19日20時42分配信 サーチナ 中国人の間では「文化を横取りする」などとして韓国に対する反発が高まっている。 このブログは韓国に留学していた中国人が韓国で生活し、 嫌韓感情を抱いた経緯と身をもって体験した出来事を紹介するものである。以下はそのブログより。 --------------------------------------------------------- 四年前、私は一人で韓国にやってきた。 韓国に来る前、私は「韓流ブーム」の影響を深く受けていたため、 韓国は先進的でとても良い国であり、韓国人はとても優しくて親切な人々だと思っていた・・・ しかし、これら韓国に抱いていた「好感」はソウルに到着するとともに失望と恐怖に変わったので あった。車の中から外を見ていた私の目にはボロボロの小さな建物が映り、 ドラマの中にあった高層ビルや豪華な別荘などは見ることはできず、まさに別の国ではないか。 その後、大学が始まり、私は様々な人に自ら、「中国から来ました」と話かけた。 彼らは歓迎の意を表してくれるものと思っていたし、最低限の礼儀はわきまえているものだと思っていた。 しかし、話しかけた人々は一声発するだけで立ち去ってしまうなど、非常に冷ややかであった。 その後、私の韓国語が上達するにつれ、韓国人たちがなぜ、中国人である私に対して冷ややかな 反応を見せたのかが分かるようになってきた。 ある時、引越しをした私の部屋に大家がやってきて、私に歯ブラシと歯磨き粉を手渡した。 私はこれは韓国の習慣なのだろうか?と思っていたところ、何と大家は 「あなたも先進国である韓国に来たのだから、歯磨きぐらい覚えたほうが良い」というではないか・・・
>344
また、私は韓国人男性と交際していたのだが、彼の友人たちと一緒にお酒を飲んでいたところ、
友人の一人が私に「韓国は素晴らしいだろう。中国にいる時にソファーに座ったことがあるか?」
と話しかけた。私の彼が「それは無知だ。中国もとても発展しているのだ」と反駁したところ、
「韓国人男性らしくない」との理由で殴られたという。
他にも数々のエピソードが存在し、私は堪えきれなくなって韓国人と口喧嘩をしてしまった。
韓国人の中国に対する偏見と無知は非常に深いものがあり、喧嘩をしても解決できるものではない。
仮に口喧嘩で相手を言い負かしても、彼らの思考を変えることが出来ないからである。
恐らく、韓国で生活するほとんどの中国同胞が私と同じ体験をしていることだろう。
最後に韓流にかぶれている中国人同胞たちに対して言いたい。もちろん韓国人スターを好きになる
権利はあるし、それは自由だが、盲目的に韓国を崇拝するのは止めたほうが良い。
もし私の話が信じられないのであれば、韓国で生活してみればよい。
きっとそれまでの考えは根底から覆されることになるだろう。
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(出典:人生若只如初見BLOG意訳編集担当:畠山栄)
※ 中国人の間では「文化を横取りする」などとして韓国に対する反発が高まっている。
2005年に韓国の「江陵端午祭」がユネスコの無形文化遺産に登録されたことなどが発端とみられるが、
その後は、韓国人が「漢字は韓国人が作った主張」、「孔子は韓国人だったと主張」などと、
根拠があいまいなままの報道や、電子掲示板への書き込みが相次いだことも、韓国人への反発をあおった。
韓国のテレビ局が8月の北京五輪大会のリハーサルを無断で放送したことでも、
中国では韓国を非難する声が相次いだ。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090219-00000119-scn-cn
座談会=“新・旧”在日韓国人 民団とどのように関わるか 民団中央大会を前にしたオールドカマー・ニューカマーの声 2009年02月18日 00:00 在日韓国人社会で起きている変化はさまざまある。それによる新たな課題もいくつかある。 オールドカマーとニューカマーの実践的な協力関係の構築は、最重要課題の一つだ。 23日に開かれる在日韓国民団の定期中央大会を前に、オールドカマーとニューカマーから3人の方に、 これまでの両者の関係と現状、今後の展望や提案を語ってもらった。司会・尹敏鎬(本紙論説委員) ◆ニューカマーに門戸を開くべき 康三熙(カン・サムヒ) 1942年、東京生まれ。東京韓国学校高等部を経て、東洋大学法学部入学。 65年卒業。(株)谷企画トレーディング代表取締役。 趙玉済(チョ・オクチェ) 1957年、慶尚南道成安郡生まれ。1985年日本に移住。亜細亜大学法学部卒業。 (株)ニュークリエイティブ代表取締役社長。 朴寅東(パク・インドン) 1962年、江原道原州市生まれ。高麗大学法学部卒業。 2000年早稲田大学法科大学院客員研究員。東京弁護士会所属。 ーー在日韓国人の歴史と現状をふまえ、オールドカマーとニューカマーがどういう関係を確立すれば、 民団を通じて日本でともに仲良く暮らすことができるのか。 康 一言お断りさせていただくが、私は一支部の団長で、民団を代表するというわけではない。 まず、私たちオールドカマーとニューカマーの境を何と定めるべきか、これさえもはっきりしていない。
>346 ーー何となくコンセンサスとしてあるのは、 80年代以降に留学生としてこられた韓国人をニューカマーとするというものだが。 朴 留学自由化が80年の初めに実施された。当時日本に行くには、兵役を済ませ、 厳しい日本語試験を通らなければならなかった。ビザ取得にも半年以上の時間がかかった。 やっと日本に来ることができたと思ったら、今度は在日同胞の方々が「あなたたちは何ですか」と言う。 この言葉には驚いた。(笑) 康 いや、あのころは大事にしすぎるくらい大事にした。 ところが人数がどんどん増えていくことによって、互いに商売敵になることもあり、軋みがでてきた。 ーー民団には韓国住民の税金から補助金が出ている。 それなのにオールドカマーはニューカマーを受け入れていないという声があるのも事実だ。 康 民団がニューカマーを受け入れていないというのは少し語弊がある。 私たちオールドカマーと言われる人たちは、日本に同化しつつある。 しかし、帰化を止めるための策を、民団としても韓国としても何ももっていない。 在日韓国人はどんどん日本に同化していっているのに、 なぜニューカマーとオールドカマーを線引きするかのように韓人会ができたのか。 趙 なぜできた、と尋ねるのではなく、なぜ韓人会ができたのかを考えてみてほしい。 民団の規約に「ニューカマーは入るな」という類のものはないはず。しかし、確かに民団は昔、 「永住権者」または「特別永住権者」以外は入れないという暗黙のルールのようなものがあった。 かつて民団では、民団の団費を払わなければ旅券代行業務は受け付けてくれなかった。 また、厄介な問題が生じたのである支部を訪ねると「なんであいつらを助けなければならないのだ」 と言われた。私たちとあなたたちとは違うからと言われる。差別意識が存在している。 民団は、地方に行けば組織が存在していないところもある。それなのに、まるでそれが存在し、 60万人の在日韓国人を代表するかのように振舞っている。政府補助金をもらっていながら 韓国人のために使っているのではなく、組織を維持するために使っている。実に残念だ。
>347 康 確かに。 趙 オールドカマーは、祖国や韓国人のために仕事をしてきた人たちが多い。 そこは認める。日本に学校を建て、本国に工場を建て、在日大使館、領事館の土地を提供し、 本国で災害が起きれば寄付金を送ってきた。そういう先輩たちは、今は少なくなってしまった。 康 今残っている者も考えは同じだ。事あるごとに寄付金も集めている。 趙 ただ、そういった方々の多くは亡くなられた。民団が本当に韓国人社会の代表として活動を しようと思うのであれば、開かれていなければいけない。 ニューカマーがもっと自由に活躍したり、民団に加入もしたりできるようにすべきだ。 康 今、民団各支部の事務部長をしている人にはニューカマーの方々が多い。 趙 その人たちの中で、民団の中心的な役割として活動できている人たちが何人いるか。 彼らは、事務部長か、その下のポジションで留まっているのが現状だ。3・4世は、入団して 3年も経てば幹部に昇進するのに、ニューカマーは20年仕事をしていてもポジションが変わらない。 朴 組織運営を透明化する必要がある。 補助金をもらっているなら、本国の監査院から毎年監査を受けるべきではないか。 康 監査は今も受けているはずだ。 趙 以前、国政監査をしたところ、使途不明金が出てきたことがある。 韓国内だったら厳しく制裁を受けるところだ。 月刊新東亜で読んだところ、元団長は、1年に120回も韓国に出張していたらしい。 いかなる理由があるにせよ、団長が本国に頻繁に出張する必要があるのか。 3年で120回だとしても多すぎるほどだ。
>348 康 普通はそんなには行けないだろう。 趙 団長が1年に120回以上韓国に出張しても民団が何も言わなかったのは異常だ。 民団の運営資金は韓国国民の税金。 個人をどうこう言うつもりはないが、民団は組織として腐敗しているのではないか。 ◆中央・地方で定期的な話し合いの場を ーー金大中・盧武鉉政権当時、韓国政府は民団を利用して、北朝鮮を守るための組織工作を行った。 専門家はそう指摘している。実際、現在も相当な数の親北派が民団に残っており、 民団は政治団体化しているといわれる。特に河丙〓・前団長時代はそういう傾向にあったと聞く。 『民団+総連の「和解」のウラで何が起っていたのか!?』という本に書かれていた。 康 基本的には親睦団体だ。 趙 親睦団体なら、新しく移住してきたニューカマーたちとはより親睦を深めなければならない。 私たちは民団を否定しているのかといえば、決してそんなことはない。 究極的に民団を中心として同胞らが集まるべきだ、という考えに変わりはない。 韓人会は、当時の若者らが自主的に集まってできたものだ。 しかし、特別永住者たちは集まれるような力がない。 3世、4世には日本に帰化して生きていくのが楽だと考える人が多いようだが、 アイデンティティーが薄く、そのような人が今後民団を引っ張っていくのは難しいだろう。 民団をお年寄りのサランバン(社交場)のように考える人に民団をリードしていくのは無理ではないか。 民団組織や同胞社会を引っ張っていくには、韓国から来て20年、30年と日本に住んだ人たちが 組織に参加していかなければならないだろう。だから民団は開かれていなければならない。 本国にひんぱんに行く機会があるのなら、日本にある各団体のリーダーたちを集めて 「手を取り合ってがんばろう」というべきでないのか。
>349 康 それを呼びかけたいのだが、なかなか実現できずにいた。どうしたら一緒に活動できるだろう。 趙 民団の団長らが、例えば3カ月に1回でもいいからニューカマーのリーダーを集め、 話し合う場を設けてくれるだけでも全然違う。 朴 米国には在米韓人会があり、留学生も含めて多くの人が行事に参加している。 実際日本に来ていると、民団はあまり活動していないようだった。 民団が政治団体だという話が出たが、団体というのは、その目的と方向性によって性格が決まる。 民団が我々は親睦するための団体だというのならば、親睦団体としての役割を果たすべきだ。 康 親睦団体イコール政治団体になるのだ。日本でも、親睦団体が政治的な役割を果たす。 民団といえども、組織が大きくなったからこそ政治的な役割を果たすことになってしまっている。 我々も知らないうちにそうなっていった。今になって性格的に親睦だの政治だのと分ける方がおかしい。 あなたたちが民団に入り、団長でも何でもすればいいのでは。 趙 逆に、韓人会または各団体と対話し、一つになる努力を見せるのもいいのではないですか。 康 我々は、親がつくった民団があるのに、後から韓人会という別の組織をつくる必要はない、 あなたたちが入ってきなさい、ということを言っているのだ。 ーー未曾有の経済危機の中、本国でも民団への補助金に対する批判が高まる気配を見せている。 康 民団に財政資金があったころは自分の金で運営していた。 民団では今、国から補助金をもらっているから問題になるのだという声が出ている。 韓国学校の問題も同じだ。国から補助金をもらっているなら国の話を聞くべきだ、と。 これは当たり前の話だ。 それでも、我々がつくった学校だから、何とか我々の資金と手で運営できる道を模索している。
>350 ーー今回の中央団長選は、無投票で決まった。民団の高齢化と人材不足についても憂慮する声がある。 また、合同演説会ではニューカマーに対する言及はなかった。 朴 日本に来て、民団の存在を肌で感じたことはあまりない。 駐在員や数年しか日本にいなかった人たちは、民団の名前は知っていても何をする団体なのか知らずに 帰国した人も多い。来日して日が浅い人が「外国にきても安心できる」と感じられるようにすべきだ。 もう少し民団の存在をはっきり示せば、留学生をはじめとして、 多くの韓国人が民団に集まるようになるのではないか。 康 ニューカマーの人たちが民団を引き継いでくれなければ、民団はこのままでは生き残れない。 趙 在日同胞親睦団体は永遠であるべきだ。 そこで、韓人会がどのようにして民団と一つになっていくか、考えているところだ。 約2年前、民団のある方に提案をした。21世紀という新時代に合わせ、 民団の各地方本部をスリム化し、迅速に情報がいきわたるためのシステムを構築すべきだと。 民団新聞も、実際は読まれずに捨てられることがほとんどだ。 とにかく、どうすれば費用を効率よく使えるかを考えるべきだと思った。 民団職員、特に役員はボランティアとして活動すべきだ。そうすれば大幅に費用が削減できる。 そこで捻出された金で有益なビジネスができるはずだ。 その方から返ってきた言葉は「民団組織の人数は、韓人会の比にならない。 民団に入りたいのであれば、まず新宿支部に行って加入手続きを済ませてこい」というものだった。 康 民団は、過疎化を防ぐため、地方支部から入らないといけない。 当然能力があれば団長にもなれる。何も問題はない。 民団を改革するなら支部レベルから改革すべきだろう。
>351
ーー民団中央選挙が無投票で決まった。組織の活力が失われるという懸念はないのか。
康 民団の団長選には大変な金がかかる。
景気が悪いのに、誰が金かけて団長をやるのかという話はあった。
趙 韓人会は、自分の地域で、100%手弁当で活動している。
民団は、1円であろうと7億円であろうと、本国から援助を受けている限り、その責任は無限。
道徳性も責任も問われる。
康 今年の支援金は7億円か。
ーー73億ウォンなので約5億円。2005年以降は縮小傾向にある。政府が韓国内の世論を意識し、
また他の国の在外韓国人への支援と均衡させることを考慮しているからだ。
趙 政府が支援をしてくれている間によりよい事業をし、有効に対外活動をすべきだ。
補助金は組織維持のために使うものではない。在日韓国人社会の人材育成のために使うべきだ。
我々は同胞を愛しているし、同胞の中心団体として存在すべきは民団であるという愛情を持っている。
だからこそ苦言を呈することができるのだ。
http://news.onekoreanews.net/detail.php?number=47275&thread=04
ミサイル基地接近のロ貨物船拿捕=発射控え警備強化か−北朝鮮
【モスクワ19日時事】タス通信によると、北朝鮮のミサイル発射基地がある
北東部・咸鏡北道舞水端里の近海に接近したロシアの貨物船が17日、
北朝鮮国境警備隊によって拿捕された。舞水端里では長距離弾道ミサイル、
テポドン2号の発射準備が進んでおり、北朝鮮当局が警備を強化しているとみられる。
(2009/02/19-20:31)
http://www.jiji.com/jc/zc?k=200902/2009021900708
【マスコミ】従軍慰安婦問題を取り上げたNHK特集番組改変問題 内部告発した職員が退職
http://mamono.2ch.net/test/read.cgi/newsplus/1235041767/l50 [NHK]特集番組改変問題の内部告発職員が退職
2009年02月18日20時44分 / 提供:毎日新聞
旧日本軍の従軍慰安婦問題を取り上げたNHK特集番組改変問題で、
「政治家らによる介入があった」と内部告発した長井暁・NHK放送文化研究所主任研究員(46)が
今月28日付で退職することがわかった。日向英実・放送総局長が18日、記者会見で明らかにした。
日向総局長は「家庭の事情だと聞いている」と説明した。
長井さんは担当デスクとして特集番組「ETV2001・戦争をどう裁くか『問われる戦時性暴力』」
の制作に関与。教育番組センター・チーフプロデューサー(CP)だった05年1月に会見し、
安倍晋三元首相(放送当時は官房副長官)ら政治家による番組への圧力を証言した。
長井さんは、取材協力した市民グループがNHKなどを相手に起こした損害賠償訴訟でも証言。
07年1月の東京高裁判決は「(NHKは)政治家の意図をそんたくし改変した」と認定した。
長井さんは06年6月に制作現場から現職場に異動になっていた。【臺宏士】
http://news.livedoor.com/article/detail/4023797/
韓国、海自に給油を打診 ソマリア沖で 日本は拒否
2009年2月22日8時1分
ソマリア沖の海賊対策に海軍艦船派遣を計画している韓国が、日本政府に海上自衛隊から給油を
受けられないか打診していたことが分かった。日本側はインド洋での補給活動はテロ対策に限定されて
いるとして拒否。防衛省内には3月初めに国会に提出する海賊対策新法に外国艦船への給油を盛り込む
案もあるが、首相官邸は消極的で、実現性は低いとみられる。
11日に行われた日韓外相会談では海賊対策の協力で合意したが、海自の活動の制約もあって、
実際に何ができるかは手探り状態が続いている。
韓国政府関係者などによると、韓国側は外相会談前の実務協議で、海軍駆逐艦「文武大王」を近く
ソマリア周辺に派遣する計画を説明。「最も助かるのは給油支援だ」と日本側に打診した。
国際テロ組織「アルカイダ」がソマリアで活動していることから、補給支援特措法を適用できるのでは、
との期待もあった。
しかし、日本側は、特措法での給油対象はテロ対策の海上阻止活動に参加している艦船に限定
されているため、不可能だと説明した。
防衛省は一方で、各国艦船の給油の需要が多いとして、海賊対策新法に、派遣される海自の任務に
給油を加えることを検討。政府関係者によると、13日の官房長官、外相、防衛相の会合で浜田防衛相
が提案したが、「海賊対策と直接関係ない」「審議が混乱する」などの理由で受け入れられなかった。
韓国国防省によれば、ソマリア沖で護衛が必要な韓国の関係船舶は年間150〜160隻。
韓国側が韓国人乗組員のいる日本の関係船舶を護衛する代わりに、海自に韓国船の護衛を期待する声も
ある。しかし、海自が派遣する護衛艦は2隻で、保護対象に想定している日本関係船舶は少なくとも
年間2300隻以上。新法が成立して日本と無関係の外国商船を保護できるようになっても、
日本船の護衛で手いっぱいなのが実情だ。(牧野愛博=ソウル、石松恒)
http://www.asahi.com/politics/update/0220/TKY200902200297.html
「于山島=鬱陵島」と認識の韓国史料
竹島(韓国名・独島)をめぐり日韓両国が領有権を主張する中、
戦後間もない一九四七年に韓国の調査団が、同国側が竹島の古い名前だと主張する「于山島」を
鬱陵島と同一視していたことを示す史料が見つかった。
二十二日の「竹島の日」を迎え、韓国側の主張の矛盾を裏付けるものとして注目を集めそうだ。
史料は、島根県の竹島資料室が見つけた。
米軍政下の暫定政府の要請に基づき、竹島などの領有権を固めるため、朝鮮山岳会が四七年八月に
学術調査した内容を、民俗学者の同会の宋錫夏会長が翌四八年にまとめた。竹島の北西九十二キロに
位置する鬱陵島について、歴史や朝鮮本土からの位置関係など島の概要を紹介している。
この中に于山島そのものの表記はないが、「太宗十七年(一四一七年)」の年号や
「按撫使の金麟雨が鬱陵島で大きな竹や水牛皮、綿子、検樸木などを献上した」など、
一四三一年編さんの韓国の歴史書「太宗実録」で初めて登場した于山島に類似する記述を、
鬱陵島のこととしている。
また、于山島と関連があるとされる于山国が、歴史書「三国史記」に登場する年号
「新羅智証王十三年(五一二年)」も記されている。
竹島資料室の錦織希衣さんは「韓国側が調査当時、于山島を鬱陵島と認識していたとみられる」
と指摘。「于山島が竹島という韓国側の主張が、成り立たないことを補強できる史料」とした。
于山島をめぐっては、韓国在住の米国人研究家ゲーリー・ビーバーズ氏が、韓国の古地図や文献を基に、
于山島は竹島ではなく、鬱陵島の北東に隣接する竹嶼(ちくしょ)を指している、
とする研究成果を発表。島根県の竹島問題研究会も同様の見解を示している。
('09/02/22 無断転載禁止)
http://www.sanin-chuo.co.jp/news/modules/news/article.php?storyid=510247004
アジア経済監視の新組織 ASEAN+3、脱IMFへ
2009年2月22日21時29分
【プーケット(タイ南部)=高野弦】東南アジア諸国連合(ASEAN)と日本、中国、韓国の
13カ国による財務相会議が22日、当地で開かれ、対外債務の返済が困難になった国にドルを融通する
「チェンマイ・イニシアチブ(CMI)」の規模を総額1200億ドル(約11兆円)に増やすことを
決めた。域内各国の経済情勢を独自に監視する専門チームをつくることでも合意、
国際通貨基金(IMF)が支援を決めなくても必要に応じて独自に支援する枠組みを拡大する方針だ。
日本政府はアジア通貨危機のさなかの97年に、IMFのアジア版とも言える
「アジア通貨基金(AMF)」構想を提案したが、米国の反対で頓挫した。
一連の合意案が具体化すれば、「ASEAN+3」が独自の判断で関係国を経済支援できる余地が
広がり、AMF構想に一歩近づく。
CMIは主に日中韓がASEANにドルを融通することを想定したもので、
現在は16本の二国間協定があり、総額580億ドル。昨年5月に800億ドルまで増額することを
決めたが、世界経済が急速に悪化していることから大幅に増やすことにした。
また、域内の経済や為替、金融監督を一元的に監視する独立した事務局を設立し、
支援の必要性を検討する専門スタッフを置くことが明記された。現在はこうした組織がないため、
CMIの8割は、監視機能を持つIMFの支援にあわせて発動することになっている。
同日の会議では、二国間協定の内容を一本化し、支援決定時に関係国が1カ所に集まって意思決定
する仕組みを整えることでも合意した。これらの案が実現すれば、AMF構想に近い形で、
域内の経済情勢に機敏に対応できる支援体制になる。
http://www.asahi.com/international/update/0222/TKY200902220098.html
夢乗せ活性化期待へ 日韓ロ試験運行船入港
2009年02月23日
■境港
◇関係者ら100人熱烈歓迎
22日、鳥取県の境港に到着した日韓ロ定期貨客船航路の試験運航船。
韓国・東海市の訪問団199人を、鳥取・島根両県の関係者約100人が熱烈に歓迎した。
計画を進める東海市の海運会社「DBSクルーズフェリー」によると、4月の予定だった
本格就航の時期は、船の入手が3月にずれ込む見通しのため、5月下旬になりそうだという。(徳永悠)
試験運航船は「パンスターハニー」(1万4千トン)。
21日午後6時半ごろに東海を出て、22日午前8時半ごろ、境港に到着した。
市民らによる境港大漁太鼓が披露され、漫画「ゲゲゲの鬼太郎」の妖怪の着ぐるみたちも
韓国の国旗を振って歓迎。岸壁に降り立った金鶴基・東海市長たちに、
鳥取県の平井伸治知事や中村勝治・境港市長らが花束を手渡して喜び合った。
県が新設した境港国際旅客ターミナルで歓迎式典が催された。平井知事が「夢が実現しました」
と切り出し、「アジアが中心となる時代に山陰と東海が両国の玄関口になる。経済、人の交流、観光、
文化、子どもたちの教育。大きな成果がこの航路から生まれることを期待しています」とあいさつ。
中海沿岸の4市1町でつくる中海市長会会長の松浦正敬・松江市長も「この航路で北東アジアの貿易や
観光産業が発展することを期待したい」と述べた。金市長は「(訪問団の)199人は夢を持って
ここに来ました。早く本格就航ができるように努力したい」と話した。
訪問団はこの日、鳥取県側の鳥取砂丘(鳥取市)や鳥取二十世紀梨記念館(倉吉市)などを視察。
23日は松江市の松江城などを訪ねた後、午後7時に境港を出港する。
中村・境港市長を団長とする訪問団27人も乗船して東海へ向かい、交流を深める予定だ。
http://mytown.asahi.com/tottori/news.php?k_id=32000000902230003
韓国国防白書の表紙に”竹島” 軍事的関心を強調 2009.2.23 18:48 【ソウル=黒田勝弘】韓国国防省は23日、「2008年版国防白書」を発表したが、 表紙に日本と領有権紛争になっている竹島(韓国名・独島)のカラー写真を掲載するなど 島に対する軍事的関心を強調した内容になっている。 「独島の写真」はこれまでも国防白書に掲載されているが、表紙になったのは初めてだ。 表紙には陸・海・空軍別に3枚の写真が掲載され、海軍の部分で「独島」を背景に「独島」と 命名された新造の大型強襲揚陸艦が航行する姿が出ている。 このほか本文中に「独島防衛訓練」の海軍艦艇と空軍機による「独島哨戒活動」の2枚の写真が 出ているが、これは前回の「2006年国防白書」と同じだ。 関連の記述は「わが軍は西北5島と馬羅島、鬱陵島、独島などを含む東・西・南海岸のわが領土を 確固と守護するために万般の備えを整えている」となっており、前回とほぼ同じ内容になっている。 「2008年版国防白書」は当初、昨年末に発刊の予定だったが、政府内での記述調整で刊行が 遅れた。北朝鮮関連では北朝鮮を「主敵(仮想敵)」とするかどうか関心を集めていたが、 「直接的で深刻な脅威」との表現にとどまったほか、2006年版で記述されていた 「(北朝鮮が)核兵器1、2個を製造したと推測される」という文言も今回削除された。 これに対し、「独島」関係は当初通りの扱いになった。
「竹島の日」今年も政府関係者の出席ゼロ 2009.2.22 22:44 わが国固有の領土にもかかわらず韓国が不法占拠を続けている竹島(韓国名・独島)。 島根県が制定した「竹島の日」の22日、松江市で記念式典が開かれ、520人が参加した。 しかし、県が毎年求めている政府関係者の出席は今年もゼロ。式典会場から約1・5キロ離れた 別の会場では韓国側の主張を支持する日本人研究者の著書出版記念集会に約700人が集まった。 今年で4回目となる「竹島の日」だが、関係者は「形式的な式典はやめ、国に意見をぶつける場に しなければ」と危機感を募らせている。 県民会館で行われた記念式典では「日本の領土を守るため行動する議員連盟」会長の 山谷えり子参院議員が「領土問題と国政の現状」と題して講演。山谷氏は昨年訪問した対馬について 「自衛隊の基地の隣などを韓国資本が買い占めており法整備が必要」と訴え、「国として一番守るべきは 命、領土、領海。『竹島の日』を政府制定にし、来年までに新たな一歩を実現しよう」と呼びかけた。 しかし、式典に出席した国会議員は、島根を地盤とする国民新党の亀井久興幹事長、 亀井亜紀子参院議員の2人だけ。国会議員による講演も今年の山谷氏が初めてだった。 一方、同じ松江市内の「くにびきメッセ」では、竹島が日本領であることを否定する著書 『竹島=独島問題入門』の出版記念講演会が開かれた。著者の内藤正中(せいちゅう)・ 島根大名誉教授は欠席し、講演会を主催した財団法人理事長との対談がビデオで流された。 対談では竹島の領有権について直接的な言及を避けたが、1950年代に韓国が「李承晩ライン」 を設定して竹島の領有権を主張、日本の漁船を拿捕(だほ)した事件について「竹島には直接関係ない」 と話すなど事実と異なる内容もあった。
経済で苦境も左派勢力排除で安定の兆し 韓国・李明博政権発足1年 2009.2.23 21:43 【ソウル=黒田勝弘】韓国の李明博政権が25日で発足1周年を迎える。 “経済大統領”を看板に50%近い高得票率で当選しスタートした李明博大統領だが、 肝心の“経済”が世界的な危機の中で苦境にあり、頭が痛い。 しかし、一時20%あたりにまで落ちた支持率はこのところ30%代に回復。 左派など旧政権勢力の執拗な政治揺さぶりに対しても“耐久力”がつき、政権安定の兆しをみせている。 最新のマスコミ世論調査によると、政権1周年の支持率は33・5%で金大中、金泳三元大統領の 50%台には及ばないが、盧武鉉前大統領の25・1%は上回っている(23日付の朝鮮日報から)。 分野別では「外交」「対北朝鮮」で比較的評価が高い半面、「経済」や「社会秩序」「政治安定」 では評価が低い。「外に向けては比較的よくやっているが国内的にはダメ」というわけだ。 特に「成功した経済人」として国民に期待された「経済」は、突然の世界経済危機という 想定外の要素もあるが、公約の「年平均7%の経済成長」などは今や夢のような話になってしまった。 今年はマイナス成長が必至だし、貿易から株価、外貨、失業率と、いい話は全くない。 ただ今回の経済苦境は対外的要素の印象が強く、しかも経済危機を理由に「国民団結」を訴えやすい。 この結果、労働争議は激減し、23日には労使に政府や民間団体を加えた「労使民政非常対策会議」 が「賃金凍結」など異例の合意を発表し“経済挙国ムード”を盛り上げている。 過去、経済の足を引っ張ってきた労働運動がらみでは最近、急進派労組「民主労総」が 幹部の性スキャンダルで世論の支持を失い動けなくなっていることも、政権には好材料だ。
>363
「社会秩序」や「政治安定」で評価が低いのは昨年、政権発足直後に起きた米牛肉輸入をめぐる
大規模な反政府デモや、多数の死者が出た最近の撤去ビル住民排除事件をめぐる与野党や
左右の対立激化の印象が強いせいだが、特に国会の実情に世論の批判が強い。
与党ハンナラ党が圧倒的多数を占めているにもかかわらず、
旧政権派を中心に少数野党の議場占拠など“暴力闘争”でマヒが続き、重要法案が通らないでいる。
これには李政権を支える保守派のイラ立ちが目立つ。
北朝鮮への一方的支援を止め、北の軍事的脅迫には断固対応の方針を明らかにするなど
「毅然とした対北政策」には支持が高い。ただ民間団体の対北宣伝ビラには反対するなど、
あいまいさは残っている。
外交的には日米重視が明確で、クリントン米国務長官の訪韓でも「日米韓協力体制」を確認した。
日本人拉致問題解決への積極的な協力姿勢もその一環だ。
経済危機を背景に日米との協力強化に世論の異論はない。
李政権はこの1年、各界に進出していた旧政権派の左派勢力追い出しに努めてきた。
左派が実権を握っていた政府系の各種団体や委員会を廃止・縮小・改編したり、
左派系市民団体への補助金打ち切りなどがそうだ。
その象徴が放送界の中心であるKBS(韓国放送公社)の変化。
親北・左派系として知られた前社長が“追放”された後、均衡を取り戻しつつある。
マスコミの軌道修正は政権安定化につながっている。
http://sankei.jp.msn.com/world/korea/090223/kor0902232144004-n1.htm http://sankei.jp.msn.com/world/korea/090223/kor0902232144004-n2.htm
韓国人気女優のメール盗み見 事務所代表ら書類送検へ
2009.2.23 22:24
ソウル警察庁は23日、韓国映画「猟奇的な彼女」などで日本でもファンの多い女優
チョン・ジヒョンさん(27)の所属事務所代表(41)ら3人がチョンさんの携帯電話メールを
盗み見していたと明らかにした。情報通信網利用・個人情報保護法違反容疑で近く書類送検する。
聯合ニュースが伝えた。
携帯電話の個人情報を不法に入手し、携帯の「コピー機」をつくり、約10回にわたりメールの
やりとりを見ていたという。チョンさんの行動監視が目的だったとみられている。(共同)
http://sankei.jp.msn.com/world/korea/090223/kor0902232224005-n1.htm
北朝鮮が「衛星打ち上げ」準備 近くミサイル発射か
2009.2.24 12:50
朝鮮中央通信によると、北朝鮮の朝鮮宇宙空間技術委員会報道官は24日、
実験通信衛星「光明星2号」を運搬ロケット「銀河2号」で打ち上げる準備を、
咸鏡北道花台郡の「東海衛星発射場」で本格的に行っているとする談話を発表した。
実際にいつ発射されるかは明らかにしていない。
日米韓当局などは、北朝鮮が1月から「テポドン2号」の改良型とみられる長距離弾道ミサイル
発射へ向けた準備を同郡舞水端里の発射施設で進めている兆候があるとして注視してきた。
北朝鮮は1998年に発射した弾道ミサイル「テポドン1号」を同国初の人工衛星「光明星1号」
だったと主張しており、今回も「衛星打ち上げ」を名目に近く発射を進める姿勢を明確にした形だ。
韓国政府関係者は24日、舞水端里の発射施設で長距離弾道ミサイルとみられる物体は
発射台に設置されていないと語った。(共同)
http://sankei.jp.msn.com/world/korea/090224/kor0902241251002-n1.htm
北朝鮮の「衛星打ち上げ」談話要旨
2009.2.24 13:41
北朝鮮の朝鮮宇宙空間技術委員会が24日発表した報道官談話は次の通り。
一、宇宙は人類共同の富で宇宙の平和利用は世界の大勢だ。
一、1998年8月、最初の試験衛星「光明星1号」を打ち上げ、宇宙軌道に乗せた。
一、現在、実験通信衛星「光明星2号」を運搬ロケット「銀河2号」で打ち上げる準備を、
咸鏡北道花台郡の「東海衛星発射場」で本格的に行っている。
一、この衛星が成功裏に打ち上げられれば、わが国の宇宙科学技術は経済強国に向けた
もう1つの大きな一歩を踏み出すことになる。(共同)
http://sankei.jp.msn.com/world/korea/090224/kor0902241342003-n1.htm
クローズアップ現代 2月24日(火)放送予定
苦境に立つ韓国経済
97年の通貨危機以来、金融自由化を急速に進めてきた韓国が苦境に立っている。
外資が逃げ、不動産バブルが崩壊。不動産投資が浸透していた一般家庭の家計を直撃した。
急激なウオン安・円高は、円建て融資の返済額を膨張させ、経営危機に陥る中小企業が続出している。
一方、輸出不振に苦しむ製造業では模索も始まった。
「現代自動車」は、景気回復後に欧州で一気にシェアを獲ろうと去年11月、チェコで新工場を開設した。
対日貿易赤字の改善にも力が入る。
あるメーカーでは日本の技術者を呼び、輸入に頼ってきた部品の内製化を進め始めた。
苦境の背景と最新の動きを伝える。(NO.2703)
スタジオゲスト : 笠井 信幸さん(アジア経済文化研究所・理事)
http://www.nhk.or.jp/gendai/
自殺、失業 揺れる韓国 経済危機で社会不安噴出 2009/2/24 経済危機は、すでに韓国市民を動揺させている社会不安を一層こじらせるだろう。 韓国の中流階級は、既得権を持つパワーエリートが存在し、パワーエリートが中流階級を排除している と考える傾向がある。こうした背景の下で、経済危機に臨んで、李明博大統領は富裕者と財閥を優遇して いるという認識が浸透し、困難を切り抜けるために国民に団結を訴える大統領の説得力が弱まっている。 ◇ ≪分析≫ 韓国の発展は多くの点でサクセスストーリーといえる。だが、朝鮮戦争(1950〜53年)後、 主要な産業経済国、民主主義国に転換したにもかかわらず、おそらくそのスピードゆえに国民は 自国社会のあり方に満足できないでいる。いま、韓国では、暴動、自殺、失業など、多くの社会問題が 盛んに議論されている。経済危機はこれらの問題を悪化させ、解決をより困難にしている。 ◆強制退去で死傷者 1月19日、ソウル市の再開発地区で立ち退きを求められた住民が建物を占拠して座り込みを 続けていたが、20日、約300人の機動隊員が突入して鎮圧行動に出た。この際、火災が発生し、 6人が死亡、17人がけがを負った。火災の原因は、抗議者が蓄えていたシンナーに引火したものと みられる。都市開発の補償金は少なく、住民を強制退去させるために暴力団が雇われているともいわれる。 韓国人は暴力的なデモを好む傾向があるが、実際に死傷者が出るのはまれだ。 1980年代と90年代、機動隊は学生や労働組合員と大規模な戦いを繰り広げた。 その後、約10年間、催涙弾が使われることはなかったが、いまでも抗議運動は激烈だ。 指を切断したり、自殺さえする悲憤にかられた抗議行動は、実際には有効でないにもかかわらず、 悲嘆を誘い、意思力の勝利として称賛される。
>373 韓国はOECD(経済協力開発機構)で自殺率が最も高いとしばしば主張される (実際はハンガリーが自殺率1位)。10万人当たりの韓国の自殺者数は、 1982年に6.8件だったが、2006年には21.5件に急増した。 自殺の約80%は鬱病が原因とされ、この5年間で約33%増え、いまや国民の2.7%が 鬱病といわれる。金融問題が原因の一つとしてよく挙げられる。 過労死問題も深刻だ。韓国では2004年に週休2日制が導入されたが、 07年の年間平均労働時間は2357時間で、他のOECD諸国より、かなり長い。 1月28日には、安哲植知識経済省第二次官が着任間もなく死亡した。春節(旧正月)中も働き、 帰宅後すぐ亡くなった。1年前に李明博大統領が就任して以来、官僚の負担は増し、 業績を上げるように圧力を受けている。07年には107人の官僚が死亡し、そのうち41人は ストレスが原因だと政府はみなしている。労働時間の長さは、必ずしも仕事の質を保証しない。 長時間労働を尊ぶ文化で、家族生活が犠牲になっている。 ◆ネット言論弾圧 最近、2人の有名な俳優が自殺した。一人は崔真実さん(39)、もう一人は金知厚さん(23)だ。 崔さんは、インターネットに虚偽を書き込まれたことを苦に、金さんは同性愛を告白したあと、 嫌がらせの電子メールに悩まされて自殺したとされる。いまでも韓国には、同性愛を嫌う文化が残っている。 韓国では、ブロードバンド(広帯域)のインターネット環境が普及している。 1月12日、韓国警察庁は、しつこいメールや個人情報の収集を含めて、オンラインのストーカー行為 を犯罪とみなすと発表した。保守派の与党ハンナラ党は、オンラインでの中傷を違法とする 「サイバー侮辱罪」法案を提出し、投稿には実名の使用を要求している。
>374
1月7日には、政府の経済政策に批判的なブロガー(日記形式のホームページを作成し公開する人)
「ミネルバ」が逮捕された。容疑は、昨年12月に行った「政府が金融機関と大手企業に米ドル買い禁止
を通達した」という書き込みが虚偽であり、外国為替市場と国家の信用を傷つけたというものだ。
この逮捕をめぐっては、言論の自由を制限する権力の乱用だとして懸念を引き起こしている。
データによれば、韓国の所得配分はかなり平等だ。しかし、社会的不平等感は強い。
韓国人は年齢と性別による序列を尊重する儒教の伝統と、公正さを求める、強い社会民主的本能を
併せ持っている。
韓国では失業は社会的悪であり、恥とみなされる。とくに男性にとってはそうだ。
最近まで、労働組合は広範な世論の支持を受けていた。不動産投機は広く行われているが、
とくに悪徳だと考えられている。韓国財閥は貪欲で、中小企業をいじめているとみられる。
◇
≪結論≫
世界経済減速によって、社会問題の悪化や社会的亀裂を逃れられる国はほとんどないだろう。
しかし、韓国では、亀裂が拡大し、不安が高まる、とくに難しい時期に危機が襲った。
経済問題に劣らず、社会問題に配慮と対策が求められる。しかし、社会問題の領域で指導力は
ほとんど発揮されていない。さまざまな社会問題が、韓国に重くのしかかり続けるだろう。
http://www.business-i.jp/news/special-page/oxford/200902240009o.nwc
「人工衛星」発射準備と表明=テポドン2号か−北朝鮮
【ソウル24日時事】朝鮮中央通信によると、北朝鮮の朝鮮宇宙空間技術委員会スポークスマンは
24日、「人工衛星」の発射準備作業を本格的に進めているとの談話を発表した。
朝鮮通信(東京)が伝えた。北朝鮮は最近、長距離弾道ミサイル・テポドン2号の発射準備
とみられる動きを見せ、「人工衛星」打ち上げを示唆してきた。
同談話は、咸鏡北道花台郡にある衛星発射場で、実験通信衛星「光明星2号」を運搬ロケット
「銀河2号」で打ち上げる準備を本格化させているとしている。また、1998年の
長距離弾道ミサイル発射について、「最初の試験衛星『光明星1号』を打ち上げた」と主張した。
談話は、具体的な発射時期は明らかにしていない。聯合ニュースによると、韓国軍当局者は
発射台にミサイルはまだ装着されていないため、すぐに発射できる状態ではないとの見方を示した。
韓国の李相憙国防相は18日、北朝鮮による長距離ミサイルの発射準備は早ければ2、3週間以内に
整うと語っている。
米国などは、北朝鮮のミサイル発射は国連安全保障理事会決議違反となると警告。
クリントン国務長官は先のアジア歴訪を通じ、ミサイル発射を自制するよう強くけん制した。
24日の日米首脳会談、25日の李明博韓国大統領の就任1周年に合わせる形での
北朝鮮のミサイル発射準備表明は、結束を強める日米韓3カ国を揺さぶる意図があるとみられる。
(2009/02/24-13:12)
http://www.jiji.com/jc/c?g=int&k=2009022400371
新・行文知照?――「金正日後」の米中(2009/2/23) 「朝鮮半島に統一国家ができたとして、中国を敵対視できるのか。敵対しうる能力はないと思う」――。 最近、中国の学者が韓国紙のインタビューに答え、こう言い切った。中国の高まる自信を如実に示す発言だ。 ◆強い中国と朝鮮半島 語ったのは北京大学国際関係学院の朱鋒教授。インタビューしたのは中央日報のコ・プンギョク記者。 記事は同紙の2月8日付「中央SUNDAY」に「北朝鮮の急変事態 中国は単独で介入せず」という 見出しで掲載された。 まず、韓国記者が「一部学者は『朝鮮半島に武力衝突が発生したら、中国が介入する』と予測しているが……」 と聞いた。これに対し朱鋒教授は「決して同意しない。金正日書記が死亡し突発的な変事が起きても、 私は中国が介入するとは考えない。中国の利益と外交原則に合わないからだ。北朝鮮で危機が発生しても、 6者協議と国連安保理を通じ解決すべきだ。中国単独で対応はしないだろう」と答えた。 朱鋒教授は、「韓国にも中国の介入の可能性を憂慮する声が大きい」という、 重ねての質問に対しても「私が見るところ、韓国は中国の対北朝鮮政策をあまりに心配しすぎだ。 中国の基本的立場は『これはあなたたちの問題であり、我々の問題ではない』という認識が基礎である。 朝鮮半島の分裂を維持しようというものではない」といなした。 その後、前述の「中国に対し、統一韓国は敵対できない」という趣旨の発言が続いた。 さらに朱鋒教授は「歴史的に朝鮮半島が中国に敵意を抱いたのは、中国が衰えた時だった。 しかし、中国が強大である時は両国関係はとてもよかった」と述べ「強大になった中国」を強調した。
>377 ◆「中国は北に介入」 このインタビューの一問一答は、現在の両国の意識を明快に映す。 韓国人は中国の北朝鮮支配を懸念する。それは第三国から見ても異常なほどに強い恐れだ (「チャイナハンズが見る日本(4)韓国の動揺」=2008年4月14日参照)。 一方、中国にしてみれば中韓関係の悪化を防ぐために、こうした韓国人の懸念を払拭しておく 必要がある。それに加え「別に直接支配しなくとも、北朝鮮はもちろん韓国も『統一韓国』だって、 今や強大な中国には逆らえなくなっているぞ」と、はっきりと諭しておく意味もあるのだろう。 インタビューでは、そうした中国の余裕に対する韓国人の反発を垣間見ることができる。 韓国記者は「もし、韓国と米国が北朝鮮問題に共同介入した場合は?」と、 米国という後ろ盾があると仮定しての反撃的な質問もしている。 これに対し朱鋒教授は「北朝鮮に軍事的な内乱が起き、米韓が軍事的な介入するというのなら、 事前に必ず中国と協議せねばならぬ。さもなければ中国は同意しないだろう」と、ピシリとクギを刺した。
>378 ◆「現状維持が日中の共同利益」 10年ほど前までは、日本のアジア専門家に会うたびに中国の専門家は 「朝鮮半島の現状を維持することが日中両国の共同利益である」と判を押したように確認したがったものだ。 当時は「統一国家が生まれるなら韓国主導であろう。 それは当然、親米国家であり、米韓同盟を維持する可能性が高い」というのが大方の専門家の見方だった。 中国としては、統一韓国の誕生は決してうれしくないシナリオだったのだ。 だが、興味深いことに、21世紀に入ったころから「現状維持への合意」を日本の専門家に求めなく なった。「中国が台頭するにつれ、新たな強大な隣人を恐れる韓国は、統一後、米韓同盟を廃棄、 中立化する」との見方が浮上してきたからだ。少なくとも、「米韓同盟を維持したとしても統一韓国は 反中的な国家にはなりえない。中国を刺激したくない米国も、旧北朝鮮地域に米軍を配置しないだろう」 との見方が多数説となった。 実際、2003年にスタートした盧武鉉前政権は「バランサー外交」を表明。 統一が実現しないうちから、中国と米国を等距離に置くと受け取られかねない外交姿勢を打ち出した。 前政権の外交とは距離を置く李明博現政権も北朝鮮に対しては強腰に転じたが、対中政策に変化は 見られない。親米色が濃いとされる李明博政権だが、中国の不興を少しでも買うような動きには出られない。 韓国は米国と日本が開発中のミサイル防衛網の構築にも参加していない (「『後戻り』できない韓国」=2007年11月26日」参照)。 こうした実例からも中国とすれば「時がたつほどに韓国は中国に寄って来る」との計算が十分に成り立つ。 「米国の衰弱振りによっては、中立化どころか19世紀末までのように中国の影響圏下に完全に戻る」 と韓国の変化を期待する中国人もいる。
>379 ◆「再統一に不熱心な韓国」 産経新聞(2月15日付)のコラム「ハロランの眼 クリントン歴訪の表に出ないこと」の中で、 リチャード・ハロラン氏は韓国に関し、こう書いた。 「最近の政権は李明博大統領に至るまで、米国との同盟を継続するのかどうか、米国との自由貿易協定を 完結させるのかどうか決定せず、どのような対中関係を求めるのかも決断していない……」。 米国から離れ、中国にどんどん引き寄せられる韓国。 この記事はそんな韓国に対する米国の苛立ちを明確に現している。 もっとも、盧武鉉前大統領的な立場の人は「米国離れこそバランサー外交。 米中の間に立ち双方から譲歩を引き出すことで外交力が増せる」と主張するかもしれない。 ただ、世の中はそんなに甘くないだろう。今や、韓国のあいまいな態度は戦略からではなく、 単に現実から逃避しているに過ぎない、と見なされ始めたからだ (「統一に背を向ける韓国――恐中論が加速」=2007年2月14日参照)。 ハロラン氏は記事の中でこう続けた。「韓国は、北朝鮮を吸収すれば莫大な統一費用がかかるから、 もはや朝鮮半島の再統一に熱心ではないようにみえる」。 朱鋒教授も記事の後段で「韓国は北朝鮮の再建過程で主導的な役割を果たさねばならない。 (再建は)中国がする仕事ではない。今後、韓国は北朝鮮の難民・再建問題で中国の利益に配慮すべきだ」 と明快に求めている。「金正日後の中国の介入と分断維持工作の可能性」を繰り返し聞く韓国記者に対し、 逆に韓国の姿勢を問うたのだ。 中国にすれば「中国による北朝鮮支配」という韓国の根深い疑いは、片腹痛いに違いない。 「起きてもいない事態で他人を難詰する前に、朝鮮半島安定へ向け、自らの責任の取り方と決意を示せ」 と言いたくなるのであろう。
>380
◆120年後の「行文知照」
「金正日後」の朝鮮半島のあり方に関し、米中両国の間に確たる合意はない。
しかし、「有事の際、米中双方は共に国連平和維持活動(PKO)部隊を派遣する」程度の合意は、
韓国の頭越しに、暗黙裡に固めるかもしれない。状況が煮詰まって来たというのに、
第一の当事者である韓国は腰の引けたまま。これに関し、米中両国はともに不安を高めているからだ。
1885年、混乱の続く朝鮮半島を巡り対立を深めた日本と清は天津条約を結んだ。この中で両国は
「将来の朝鮮有事に際し兵を送る時は、まず、お互いに通知する」との「行文知照」を約束した。
両国は基本的に対立していただけに「介入の手続き」を予め決めておく必要があったのだ。
120余年経って米中が同様の約束を交わしても別段、不思議ではない。
朝鮮半島情勢の安定が揺らぎ始めたうえ、周辺の海洋勢力と大陸勢力の間の力関係が微妙に変化し、
さらには半島内の各勢力がどの大国と結ぶかでせめぎあう
――という昔の構図が再び浮かび上がってきたからだ。
注)引用した記事はすべてネットから。中央日報は韓国語版を参照した。
http://www.nikkei.co.jp/neteye5/suzuoki/20090219n5c2j000_19.html
北朝鮮「ロケット準備」 朝鮮中央通信報道
2009年2月24日12時29分
【ソウル=牧野愛博】北朝鮮の朝鮮宇宙空間技術委員会報道官は24日付の談話で、
「試験通信衛星『光明星2号』を運搬するロケット『銀河2号』を打ち上げるための準備作業が、
咸鏡北道花台郡にある東海衛星発射場で本格的に進行中だ」と明らかにした。朝鮮中央通信が伝えた。
北朝鮮は98年8月に長距離弾道ミサイル「テポドン」を発射した際にも、
ミサイルを「人工衛星」の運搬ロケットと主張しており、今回の談話は現在、
同郡舞水端里で準備しているテポドンの発射を予告したとみられる。発射時期には触れていない。
同通信は16日、「我が国から何が飛び立つかは、見ていればわかることだ」と伝えたが、
発射の動きを具体的に伝えたのは初めて。談話は「衛星が成功裏に発射されれば、
我が国の宇宙科学技術は経済強国に向け、大きな一歩を踏み出す」と主張。発射に向けた強い意思を示した。
韓国政府によれば、北朝鮮は1月末からテポドン発射に向けた準備を開始。
韓国の李相憙国防相は18日、「発射準備が整うまで早ければ2〜3週間とみている」と語っていた。
http://www.asahi.com/international/update/0224/TKY200902240117.html
北朝鮮、ミサイル発射を再予告…談話は「通信衛星」と主張
【ソウル=浅野好春】朝鮮中央通信によると、北朝鮮の「朝鮮宇宙空間技術委員会」報道官は24日、
人工衛星の実験通信衛星「光明星2号」を運搬ロケット「銀河2号」で打ち上げるための準備を
本格的に進めているとの談話を発表した。
北朝鮮北東部の日本海沿岸にある咸鏡北道花台(ファデ)郡の「東海衛星発射場」で準備作業を
進めているとしており、長距離弾道ミサイル「テポドン2号」(射程4300〜6000キロ)か、
その改良型(同1万キロ以上と推定)を近く発射することが確実となった。
談話は具体的な発射日時について触れていないが、実際に発射に踏み切れば、
日米韓など国際社会の強い反発を招くのは必至だ。
北朝鮮は2月16日にも、朝鮮中央通信の記事を通じて弾道ミサイル発射を「予告」していた。
今回の談話は、ミサイルではなく改めて「人工衛星」発射だと強弁する目的とみられる。
談話が明らかにした「東海衛星発射場」は、花台郡舞水端里(ムスダンリ)にあるミサイル発射基地を指す。
北朝鮮は1998年8月31日に中距離弾道ミサイル「テポドン1号」(射程2200キロ)を
発射した際にも同基地を使用した。
(2009年2月24日12時53分 読売新聞)
http://www.yomiuri.co.jp/world/news/20090224-OYT1T00473.htm
また電通が宣伝してる日本のパチンコ屋から送金した金で作られた ミサイルが飛ぶのか。 そろそろパチンコつぶせよ。まじで。
385 :
マンセー名無しさん :2009/02/25(水) 01:44:29 ID:zup2qOu0
サラ金の次は、パチンコだな。
記者の目:李明博政権1周年にみる日韓関係=堀山明子(ソウル支局) ◇歴史和解を棚上げするな 「100年」の節目、信頼醸成に 韓国の李明博政権が25日で発足1年を迎える。 日韓関係はこの1年間、首脳間のシャトル外交が復活し、歴史問題でギクシャクする以前の状況まで修復した。 年明けから麻生太郎首相、中曽根弘文外相が相次いでソウルを訪れ、李大統領と会談し、 北朝鮮の核問題のみならずアフガニスタン復興など国際分野の協力にも合意した。 日韓協調が世界に果たす役割を互いが認識し、実践する「新時代」に踏み出したといえる。 こうした日韓の国際協調の流れを評価したうえで、あえて問いたい。 なぜ歴史問題だけが抜け落ちているのか。特に2010年の、日韓併合から100年という節目を前にした今、 両国の首脳、外相の会談で歴史が話題にならない方が不自然ではないだろうか。 ある日本外務省当局者は歴史に触れないのは李政権が目指す「成熟した日韓関係」への実践だと説明し、 「歴史問題は両国関係がこじれない程度に対処すればよい」と解説した。 歴史を取り上げれば「違いを浮き彫りにするだけ」との疲労感が双方の外交当局にある。 来年の節目も「韓国で反日感情が高まり、政治問題化することのないよう」にしているとみられる。 日韓基本条約締結40周年の節目の05年も、日本政府は「歴史問題で波風を立てない」方針でのぞんだ。 だが、日韓双方が領有権を主張する竹島について、島根県議会が「竹島の日」の制定に関する条例を可決し、 青少年交流が止まる事態にまで発展した時、きちんと対応できただろうか。 当時は小泉純一郎首相が毎年靖国神社を参拝している時期で、韓国国民の不信が高まっていた。 竹島問題は発火点にすぎず、ひとたび爆発すれば対処は難しい。 麻生首相が創氏改名を肯定した過去の発言は、現在も韓国国民の記憶の中にあり、火種はくすぶる。
>386 90年代半ば、村山富市政権は歴史の和解について、民間から寄付を募り韓国人元慰安婦に 「償い金」を贈る「アジア女性基金構想」を推進したが、韓国から「日本政府の補償責任があいまい」 と厳しく批判を受け、頓挫した。日本では政府だけでなく、運動を進めた人にも挫折感が残り、 今も政治的な努力に距離を置く雰囲気が強いように見える。 一方、韓国では盧武鉉政権が05年に日韓基本条約に関する文書を公開し、交渉経緯の検証を経て 「日本から経済協力資金を受けた韓国政府の責任を果たす」と、強制連行被害者に追加支援を行う 方針を決めた。これをきっかけに、戦後補償問題に対する韓国国民の意識は大きく変わった。 被害者団体の中からも現実的な選択を模索する機運が生まれつつある。 韓国政府の支援は法的補償ではなく人道支援との立場だが、被害者団体は受け入れた。 さらに支給条件をめぐる被害者間の亀裂を越え、歴史を次世代に伝える議論も始まった。 日本との歴史和解を目指すための領域は、10年前に比べ広がった。 04年からソウル特派員として、韓国政府が被害者に「慰労金」を支給する国外強制動員 犠牲者等支援法が07年11月に成立するまでの過程と、昨年6月の実施後の状況を見続けてきた。 支援法の救済基準づくりは、対象になる者と切り捨てられる者を選別する、 いわば痛みを伴う作業だった。日本で負傷せずに帰国したため慰労金支給の対象から外れた 生存者らの中には法改正を求める声もある。国民全体でのコンセンサスづくりは道半ばだが、 戦後補償の政策論が多角的にできる土台はできた。
>387
韓国国内の被害者救済が進む中、日本政府の協力は非常に限定的だ。
慰労金支給のための韓国人の被害認定は軍人・軍属が8割程度進んだのに対し、
民間企業に徴用された労働者は2割余にとどまる。
日本政府は07年11月、軍人・軍属11万人分の名簿を韓国政府に提供したが、
労働者分は渡していない。本籍が「朝鮮」の元徴用工を拾い出してデータベース化する作業のため、
日本政府は人と予算を付ける政治判断ができないだろうか。
韓国政府や国会の政治判断を間近に見てきただけに、もどかしく感じる。
日韓の国際協力を広げ、歴史の和解を含めた2国間の信頼を深める−−。その作業は車の両輪だ。
韓国国民の自衛隊アレルギーが表面化すれば、アフガン復興など国際協力も機能しなくなりかねない。
「日本の軍事大国化」という韓国国民の不信を緩和するためにも、歴史の和解に向けた努力は不可欠だ。
100年の節目を、しっかりした両輪で走り始める出発点とすべきだと思う。
「成熟した日韓関係」をさらに具体化するためにも、協調の流れにある李明博政権の今こそ、
信頼醸成のチャンスではないか。
毎日新聞 2009年2月25日 東京朝刊
http://mainichi.jp/select/world/news/20090225ddm004070152000c.html
北のミサイル発射台になし 米政府当局者
2009.2.25 09:32
【ワシントン=有元隆志】米政府当局者は24日、北朝鮮が発射準備を進めている
長距離弾道ミサイル・テポドン2号について、北東部の日本海側にある咸鏡北道・舞水端里の
発射台には「まだ設置されていないようだ」と語った。ロイター通信が伝えた。
同当局者は「2006年と同様の兆候が見られる」と述べ、この年の7月に同ミサイルを発射した
のと同じ発射台を使っていると指摘した。同当局者によると、06年の実験は失敗に終わったため、
北朝鮮は再び失敗しないよう今回は慎重に準備を進めているという。
北朝鮮は24日、咸鏡北道の「東海衛星発射場」で、実験通信衛星「光明星2号」を
運搬ロケット「銀河2号」で打ち上げる準備を行っていると発表した。
http://sankei.jp.msn.com/world/america/090225/amr0902250942007-n1.htm
北朝鮮向け5000万ドル投資ファンド設立 香港の専門会社
2009.2.24 19:49
【上海=河崎真澄】朝鮮半島問題の専門家らが香港に設立している民間企業の
コリョ(高麗)アジアは24日、北朝鮮の水力発電プロジェクトなどへの資金供給を目的に、
総額で5000万米ドル(約47億5000万円)にのぼる投資ファンドを設置したと発表した。
発表によると、投資ファンドの名称は「チョソン(朝鮮)ファンド」。
投資や運用の業務はシンガポールに本拠を置く投資会社、アングロアジア・キャピタル・マネジメント
が管理し、同国を本拠に北朝鮮への投資を行うとしている。
メーンとなる投資先は電力などエネルギー関連の産業。水力発電や石炭火力発電関連のプロジェクトに
資金を供給するほか、バイオ発電や風力発電など、環境対応型エネルギーシステムも投資対象としている。
さらに、商業銀行を中心とする民間債権者会議であるロンドン・クラブ向けとして、
北朝鮮がかかえる対外債務の一部を肩代わりする資金も供給すると表明した。
コリョアジアは発表資料の中で、「北朝鮮には魅力的な投資機会が残されている」としており、
機関投資家などに今後、北朝鮮ファンドへの参加を呼びかけていくものとみられる。
コリョアジアは2000年に香港で設立。政治問題や金融、文化など朝鮮半島問題の専門家により
構成されているという。民間ベースの北朝鮮向け投資ファンドは異例。
詳細は明らかにしていないが、同社では北朝鮮の鉱物資源の存在に注目している。
http://sankei.jp.msn.com/world/korea/090224/kor0902241949004-n1.htm
「北朝鮮流」日米韓揺さぶり 人工衛星発射準備の談話 2009.2.24 22:29 【ソウル=水沼啓子】北朝鮮の朝鮮宇宙空間技術委員会報道官は24日、 実験通信衛星「光明星2号」を運搬ロケット「銀河2号」によって打ち上げる準備を、 咸鏡北道花台郡の「東海衛星発射場」で本格的に行っているとする談話を発表した。 朝鮮中央通信などが伝えた。打ち上げ時期は明らかにしていない。24日の日米首脳会談、 25日の韓国の李明博大統領就任1周年をにらんだ日米韓3カ国への揺さぶりが狙いみられる。 米韓当局は、花台郡舞水端里のミサイル発射施設で北朝鮮が1月から長距離弾道ミサイル 「テポドン2号」の発射準備を進めている兆候があるとして、偵察衛星などで動向を監視していた。 北朝鮮は1998年8月に発射した弾道ミサイル「テポドン1号」を同国初の人工衛星「光明星1号」 と主張しており、今回も同じ「宇宙開発と平和的利用」の名目でミサイル発射を示唆したみられる。 北朝鮮の動きに対して、韓国の柳明桓外交通商相は「ミサイルでも人工衛星でも(発射すれば) 国連安全保障理事会の決議に反し、制裁は避けられない」との見解を示している。 北朝鮮は98年7月末の第10期最高人民会議代議員(国会議員に相当)選挙の約1カ月後に ミサイルを発射。その5日後の最高人民会議で金正日総書記が憲法改正で最高ポストとなった 国防委員長に“推戴”されている。今回は、3月8日に第12期最高人民会議代議員選挙が行われる。 選挙には金総書記の後継者として有力視されている三男の正雲氏が候補者登録したとの情報がある。 専門家によると、技術的には早ければ3月上旬か中旬ごろには打ち上げが可能という。 テポドン2号の組み立て完了後、垂直発射台に設置し、弾頭(北は光明星2号と主張)を装着し 発射可能となるまでに2、3週間を要する。最終段階の液体燃料注入は、 一度注入すると抜き取りが難しいことから実際に打ち上げ段階に入ったことを意味する。
韓国、イラクと油田開発で合意 インフラ整備も投資
2009.2.24 22:41
韓国大統領官邸は24日、李明博大統領と訪韓中のイラクのタラバニ大統領が同日会談し、
韓国がイラク南部バスラ地区の油田開発に参加するとともに、イラクに35億5000万ドル
(約3400億円)規模のインフラ(社会資本)整備への投資を行うことで合意したと発表した。
韓国は原油輸入の8割を中東に依存。大統領官邸は、今回の合意でこれまでの両国間の不協和音が
解消され、韓国にとって中東で初めてとなるイラクでの油田開発権に近づいたと強調している。
両国関係をめぐっては昨年2月、韓国石油公社などがイラク北部のクルド自治政府と
同様の覚書を結んだが、石油収入の分配をめぐり地方政府と対立する中央政府が無効と主張。
韓国に不快感を示していた。(共同)
http://sankei.jp.msn.com/world/korea/090224/kor0902242242006-n1.htm
北朝鮮住民が韓国で提訴 離散した父の遺産分与求め
2009.2.24 22:52
聯合ニュースは24日、北朝鮮に住むきょうだい4人が、朝鮮戦争(1950〜53年)の間に
韓国へ逃れた父の遺産分与を、父の再婚相手の韓国人女性に求める訴訟をソウル中央地裁に起こしたと
伝えた。
韓国では北朝鮮住民も韓国の裁判所に提訴できるとの見解が有力で、2005年には日本でも人気の
韓流ドラマ「ファン・ジニ」の原作者の北朝鮮作家が韓国の出版社に著作権を侵害されたとして
韓国の地裁に訴え、翌年和解が成立したことがある。
今回提訴した4人は人道支援で北朝鮮入りした韓国の民間団体に訴状を託した。
父は妻子を残して韓国へ逃れ、再婚した後、死亡。
4人は100億ウォン(約6億4000万円)の遺産の一部について相続権を主張した。(共同)
http://sankei.jp.msn.com/world/korea/090224/kor0902242253007-n1.htm
南北境界海域の島視察 韓国情報機関トップ
2009.2.25 12:50
韓国情報機関の国家情報院は25日、元世勲院長が21日に、韓国が黄海上の軍事境界線と
位置付ける北方限界線(NLL)に近接する韓国の島、白●(=領の頁を羽の旧字体に)島を訪れ、
北朝鮮艦艇の動きなどの軍事動向について報告を受けたことを明らかにした。
同院によると、北朝鮮が韓国に対する対決姿勢を強めていることを受け、
元院長は同島の海兵隊基地で将兵らを激励し、徹底警戒を行うよう訓示した。
聯合ニュースによると、最近、北朝鮮軍が海岸部に配置している火砲の訓練回数が増加しており、
24日も黄海に向け砲撃訓練が行われた。(共同)
http://sankei.jp.msn.com/world/korea/090225/kor0902251251001-n1.htm
北朝鮮:衛星発射準備 対米強硬と非難回避 談話に二つの狙い 【北京・西岡省二】は24日、実験通信衛星の打ち上げ準備に言及した異例の談話で、 周辺国が懸念するミサイル発射を「衛星運搬ロケットの打ち上げ」だと主張した。 米国の注意を引き付けて交渉のテーブルに誘い出す狙いがあるほか、通信衛星の打ち上げという 「平和利用」を前面に打ち出すことで国際社会の批判をかわしたいという意図が隠されているようだ。 北朝鮮は最近、米国の偵察衛星に確認させるような形でミサイル発射準備を進めているとされる。 核問題の6カ国協議がこう着し、米朝の公式対話が途絶えていることを理由に 「対話中断の間、軍は正常に発射訓練を実施できる」(朝鮮労働党関係者)との論理のようだ。 背景には、北朝鮮が米国から多くの見返りが期待できる米朝ミサイル協議の復活を望んでいることがある。 だが、アジアを歴訪したクリントン国務長官を含め、米国側から明確なメッセージがないため、 北朝鮮は今回、より強い姿勢を示したと見られる。 また、24日にはオバマ政権発足後初の日米首脳会談、25日には李明博韓国大統領就任1年となり、 そこに照準を定めたとの観測もある。 一方、北朝鮮は人工衛星にも強い関心を持っているようだ。イランは2日、その打ち上げに成功し、 衛星保有国になった。北京の外交関係者によると、両国はミサイル開発で協力関係にあり、 イランが使ったロケットには北朝鮮の弾道ミサイル「ノドン」が使われていたという。
>397
◇近い時期の発射ない−−高有煥(コユファン)・東国大教授(北朝鮮学)
近い時期の発射はないだろう。発射すれば、オバマ米政権との2国間協議に入る前にその機会が
つぶれてしまう。また、最大の支援国である中国の反発を買うようなことは容易にはできない。
今回、意図的に発表したのは、発射予定現場周辺の衛星写真が公開され、世界が注目する中、
何もせずにいれば弾道ミサイルだというイメージが固定するので、人工衛星だと強調する必要が
あったのかもしれない。
また、発射準備を進める過程で対米交渉を試みることができる。
「平和目的の宇宙開発権」を放棄することで、見返りの要求も可能だ。
つまり北朝鮮は当分、ミサイル発射をカードとして利用していくだろう。
一方、人工衛星であれミサイルであれ、周辺国は急いで対応を取らざるを得ない。
6カ国協議の動きも早まるかもしれない。【聞き手・西脇真一】
◇国内に大きな行事か−−礒崎敦仁・慶応大法学部専任講師(北朝鮮政治)
98年のテポドン発射は、金正日総書記体制が公式にスタートした祝賀的な意味合いがあった。
今回、打ち上げを実施するとすれば、北朝鮮国内でこうしたお祝いに匹敵する動きがあるとの観測が
可能だ。金総書記の後継問題も含め、何らかの重要決定がなされたとの見方も成り立つ。
具体的には、より新しい国家体制に向けた憲法の修正などが考えられる。
「強盛大国」を主張しながら、これまで実現できていない金総書記が、自らが総書記である間に
国民向けに実力を示す意味もあるだろう。98年の時は、発射翌月に最高人民会議(国会)が開かれ、
金総書記が国防委員長に再選された。その例からすると、最高人民会議があるとみられる4月ごろに
発射の可能性もある。オバマ米政権の対北朝鮮政策が確定していない中、揺さぶりをかけたとも言える。
【聞き手・篠田航一】
毎日新聞 2009年2月25日 東京朝刊
http://mainichi.jp/select/world/news/20090225ddm007030031000c.html
青森、函館方面へ発射計画か 北の「衛星打ち上げ準備」
2009.2.25 14:51
北朝鮮が長距離弾道ミサイルの発射準備をしている問題で、ミサイルは最大飛距離が約1万キロに
達する「テポドン2号」の改良型で、日本上空に向けて発射する準備が進められていることが24日、
米朝関係筋の話で分かった。米国などが偵察衛星などで監視しており、発射準備は今週中にも完了するという。
同筋によると、テポドン2号改良型は今月8日ごろ、北朝鮮の平壌周辺の工場から貨物列車で
舞水端里の発射台に移動。先週には飛距離を延ばすための発射台が置かれ、周辺では燃料注入施設など
も完成したという。
発射に必要な燃料注入は1日ででき、燃料を十分に注入した場合、
飛距離は8000〜1万キロで米国本土に届くとされる。
ただ、「関係国に脅威を与えるのが狙いで、日本側に向けられている」(同筋)という。
具体的には青森市か北海道函館市方面に向かって発射し、太平洋側に落とす計画とみられている。
北朝鮮が衛生打ち上げ準備を本格的に行っているとする朝鮮中央通信の報道について、
河村建夫官房長官は24日の記者会見で、「すぐにという判断はしていないが、
実際には準備しているという北朝鮮側の報道なので注視しなければならない」と述べた。
また、ミサイル発射との見方には「人工衛星かどうかはコメントを差し控えたい」とした。
http://sankei.jp.msn.com/world/korea/090225/kor0902251452002-n1.htm
北朝鮮、テポドン2発射を強く示唆 2009年2月25日0時41分 【ソウル=牧野愛博、箱田哲也】北朝鮮は24日、人工衛星「光明星2号」の打ち上げを準備中 だとの談話を発表することで、長距離弾道ミサイル「テポドン2」の発射を強く示唆した。 人工衛星のためと主張するとみられるが、国際社会の北朝鮮に対する反発が強まるのは避けられない。 北朝鮮は98年8月に「テポドン1」を発射した咸鏡北道花台郡の舞水端里で再びミサイル発射の 動きを見せる。韓国大統領府報道官は24日の定例会見で「現時点で具体的な兆候はない」と述べたが、 政府内には組み立て作業は完了し、燃料注入作業などを残すだけとの観測も出ている。 24日の談話は発射時期に触れていない。ただ北朝鮮では3月から4月にかけて国会にあたる 最高人民会議代議員選挙(3月8日)や故金日成主席の誕生日(4月15日)、朝鮮人民軍創建記念日 (同25日)など記念行事が続く。国威発揚のため、この時期に強行する可能性が指摘される。 朝鮮中央通信は21日から3日連続で、金正日総書記が咸鏡北道にある諸施設を視察したと報じた。 同道には舞水端里の基地のほか、軍事施設が多数存在するとされる。 同時に発足して間もない米国のオバマ政権を強く意識した行動ともみられている。 射程6千キロ以上とも言われるテポドン2はアラスカを収める。韓国政府当局者は 「米国との交渉が始まる前に発射試験を成功させたい思惑もあるのではないか」と述べた。 中国外務省の馬朝旭報道局長は24日、「朝鮮半島の平和と安定にとってプラスになるように 行動すべきだ」と述べ、自制を求めた。クリントン米国務長官も訪韓時の20日に 「北朝鮮は決議違反や6者協議を損ねるすべての挑発的な行為を自制すべきだ」と語っており、 今後の6者協議に影響を与えるのは確実だ。
『写真で見る在日コリアンの100年』 在日韓人歴史資料館 出版社:明石書店 発行:2008年12月 ISBN:9784750328881 価格:¥2940 (本体¥2800+税) 感情こびりついた資料 ベルリンにユダヤ博物館というのがある。数年前そこに行って感銘を受けた。 全体的に、「ベルリンの発展のためにユダヤ人たちがいかに多大な貢献をしたのか」ということを 語っているのである。ホロコーストのことも語っているが、声高ではない。企画展示は、ユダヤの数学 について。難しい内容だが、ドイツの若者たちは熱心に議論しながら理解しようとしていた。 私は、日本にもぜひ、在日コリアン博物館が必要だと思った。日本に共に暮らす在日の人びとに ついて、日本人はあまりにも何も知らないから。するとその後、東京に在日韓人歴史資料館という のができたではないか。2005年のことである。実に画期的なことだった。 本書はその資料館の資料を写真で収めた図録である。日本への渡航から、関東大震災時の朝鮮人虐殺、 過酷な労働、徴用による動員、皇国臣民化教育、そして解放、差別撤廃への活動など、在日100年の 歴史が1冊に収められている。名もなきアボジ(お父さん)、オモニ(お母さん)から力道山、 金嬉老(キムヒロ)まで、登場する人物も多様で多数である。チョゴリ(上着)からヨガン(おまる)、 砧(きぬた)、くず鉄商のそろばん、初期のパチンコ台まで、登場するものたちも多彩だ。 古ぼけた写真たちには、笑いや苦しみや悲哀などといった感情がこびりついていて、 いくら消そうとしても消えないかのようである。
>404
日本から受けた暴力と差別。その荒々しくも痛々しい記憶とハン(恨)と叫びとが、
全篇(ぜんぺん)に渦巻いている。多くの日本人がこの本を手にとってそれらの声に耳を傾けてほしい。
だが同時にこの資料館は今後、在日コリアンがこれまで日本社会にどれだけ多様な足跡を残し、
日本人とともに日本社会をつくってきたか、そして自分たちの文化や習俗を大切にしながら日本人と
共生してきたか、その文化とは何なのか、という側面ももっと物語ってほしいのである。
評・小倉紀蔵(韓国思想研究家)
(2009年2月23日 読売新聞)
http://www.yomiuri.co.jp/book/review/20090223bk08.htm
春・夏・秋・冬
クリントン米国務長官は、就任後初めての外遊にアジアを選んだ。
歴代の政権は同盟国イギリスに目が向いていただけに、米国債のありがたい顧客である中国など、
やはり未曾有の金融危機が影響を与えているのかと思う
▼訪日時の外相会談などや記者会見、分刻みのスケジュールをこなすその姿を見ての印象だが、
真っ直ぐに相手を見つめながらのハキハキとした物言い、さすが弁護士でありながら
ファーストレディー、上院議員から大統領候補にまで上りつめた人物である事をうかがわせる。
問題は米国を取り巻く現状をどれほど正確に把握し、舵取りしていけるのか、その識見、能力だ
▼その彼女が国務長官に指名されてから、折りあるたびに口にし続けてきた課題の一つが
朝鮮の核問題である。つまり米国の意図である「完全に、検証可能な形での核放棄」を主張してきた。
併せて6者会談の重要性をも説いた
▼ここで注目したのは「北朝鮮が自らの義務を履行する場合にもたらされる機会についても、
互恵主義を発揮してもらいたいという、非常に明確なメッセージを北朝鮮に送りたい」
(13日、ワシントンでの記者会見)という言葉だ。さらに6者会談の「議題は包括的なもの」
であり、日本が執拗に口にする拉致問題もそこに含まれるという指摘だ(朝日新聞との会見)
▼互恵主義を言うのなら、その権利は朝鮮側にもある。6者会談メンバーの日本もエネルギー支援
という義務を果たさなければならない。そしてそのすべては9.19共同声明に明記されている。
要は米国が順守するのかどうかだ。(彦)
[朝鮮新報 2009.2.20]
http://www1.korea-np.co.jp/sinboj/j-2009/08/0908j0220-00001.htm
春・夏・秋・冬
アジアを歴訪したクリントン米国務長官は、日本と南朝鮮の対朝鮮強硬姿勢を後押しする
リップサービスを披露。だが同時に、景気対策とアフガニスタンでの協力という難題を課した
▼米国で成立した景気対策法案の総額は7870億ドル、約6割は財政支出だ。
国債を増発し財源とする。今回のアジア歴訪はそのための「セールス」。
中国から米国債の「買い継続」意思を確認したクリントン長官は、
「中国政府が米国債への信認を維持していることを高く評価する」とご満悦
▼「ドル買い支え」が使命でもある日本と南朝鮮は、併せてアフガニスタン支援も求められた。
両者としては、ここで何としても米新政権から点数を稼いでおきたいところだけに、それぞれ、
アフガニスタン支援拡大の方針をクリントン長官に説明した。日本はさらに、在沖米海兵隊
グアム移転などに関する協定に調印した。日本が約3兆円の負担を強いられる米軍再編作業の一部だ
▼クリントン長官は南朝鮮当局者との会談後の記者会見で、アフガニスタンへの南朝鮮の派兵を
望むかという質問には答えなかった。だが、米国は同盟国に軍事面での支援と、軍・警察の育成、
復興・民生支援での貢献を求める方針。両者への要求は今後さらに増すだろう
▼李明博大統領はクリントン長官に対し「韓国の成長は自由民主主義と市場経済を採択した結果」
「米国外交史の成功事例であり米国にとって誇らしいこと」と賛辞を並べた。
その米国式の資本主義が世界に何をもたらしたのか考えもしない。ますます対米隷属が深まりそうだ。(天)
[朝鮮新報 2009.2.23]
http://www1.korea-np.co.jp/sinboj/j-2009/08/0908j0223-00001.htm
春・夏・秋・冬
米国発の金融危機に端を発した経済不況が世界規模で広がる中、朝鮮は強盛大国の建設にまい進している
▼今年の共同社説は、「こんにちの世界に、わが国のように政治的に安定し、
全人民が未来への大きな希望と抱負、信念にあふれている前途洋々たる国はない」と強調。
その自信を裏付けるように、2月初旬に行われた内閣総会では、昨年の工業総生産額が
前年比で109%に成長し、最近10年間でもっとも高い水準に達したことが報告された
▼朝鮮宇宙空間技術委員会のスポークスマンは24日、国家宇宙開発展望計画に沿って第1段階として
ここ数年の間に国家の経済発展に必要な通信、資源探査、気象予報などのための実用衛星を打ち上げ、
その運営を正常化することを予見していると述べ、当面、実験通信衛星「光明星2号」を
運搬ロケット「銀河2号」で打ち上げるための準備を、
咸鏡北道の東海衛星発射場で本格的に進めていることを明らかにした
▼金正日総書記は、年初から各経済単位を視察し、各地で収めた成果を高く評価。
経済強国建設のための課題を示している。本紙でもたびたび紹介しているが、
朝鮮国内では共同社説を貫徹し2012年に強盛大国の大門を開くために人々がこぞって奮闘している。
一致団結し強い国をつくるという明確なビジョンが、朝鮮の姿から見えてくる
▼朝鮮の側から見れば、日本や南朝鮮が核やミサイル、拉致を口実に強硬策に固執しているのは、
先行きも見えなければビジョンもない者のねたみ、負け犬の遠吠えのように映っているのかもしれない。(国)
[朝鮮新報 2009.2.25]
http://www1.korea-np.co.jp/sinboj/j-2009/08/0908j0225-00001.htm
朝鮮宇宙空間技術委員会 「光明星2号」発射準備中 朝鮮宇宙空間技術委員会は24日、スポークスマン談話を発表し、衛星運搬ロケット「銀河2号」 による試験通信衛星「光明星2号」の打ち上げ準備が本格的に進められていることを明らかにした。 談話の全文は次のとおり。 ◇ ◇ 宇宙は人類共同の財産であり、こんにち宇宙の平和的利用は世界的なすう勢になっている。 政府の宇宙開発と宇宙の平和利用政策にしたがって、朝鮮では1980年代から自身の力と技術で 人工衛星打ち上げのための研究開発事業を一貫して行ってきた。 この過程で、朝鮮の科学者、技術者らは1998年8月、 初の試験人工衛星「光明星1号」を打ち上げ、宇宙軌道に乗せるという大きな成果を挙げた。 その後10年間、国の宇宙科学技術をより高い水準に引き上げるための取り組みが 力強く進められた結果、人工衛星発射分野で飛躍的な発展が成し遂げられた。 国家宇宙開発展望計画にしたがってわれわれは、第1段階として今後数年の間に 国家の経済発展に必須の通信、資源探査、気象予報などに利用する実用衛星を打ち上げ、 それらの運用を正常化することを予見している。 現在、試験通信衛星「光明星2号」を運搬ロケット「銀河2号」で打ち上げるための準備が 咸鏡北道花台郡にある東海衛星発射場で本格的に行われている。 この衛星が成功裏に発射されれば、朝鮮の宇宙科学技術は経済強国に向けた もう一つの大きな一歩を踏み出すことになるだろう。
【注】朝鮮のメディアは2月初めから、衛星運搬ロケットの発射を近いうちに実施することを
示唆してきた。
16日発朝鮮中央通信は、一部の国々が朝鮮の「長距離ミサイル発射準備」を騒ぎ立てていることに
対して、「平和的な科学研究活動までもミサイルにかこつけて邪魔しようとする策動」だと非難し、
「わが国から何が打ち上がるかは、じきにわかるだろう」と指摘した。
また労働新聞7日付は、「平和的な宇宙利用権は誰にでもある」と題した論評を掲載、
「朝鮮の平和的宇宙進出と宇宙利用に関する政策は時代の発展に符合する正当なものであり、
これを遮る力はどこにもない」と強調した。
[朝鮮新報 2009.2.25]
http://www1.korea-np.co.jp/sinboj/j-2009/04/0904j0225-00002.htm >>409
祖平統代弁人 李大統領の北冒とく発言を非難 朝鮮中央通信によると、祖国平和統一委員会(祖平統)のスポークスマンは21日、 南朝鮮の李明博大統領が「三度の食事を心配する社会主義なら、そのような社会主義はしない方がよい」 と発言したことに対して、「朝鮮の尊厳と体制を甚だしく中傷、冒とくするもの」だと非難する談話を 発表した。談話の要旨は次のとおり。 ■ われわれは、李明博大統領があえてわれわれの根本を否定し、 中傷する妄言をためらいなく吐いたことを重大視せざるをえない。 今回の李大統領の言動は民族の団結と統一にあくまでも反対し、 同族対決だけを追求する反統一分子の悪らつな本性を再びさらけ出した許しがたい妄言である。 李大統領が、腐敗した論理で尊厳あるわれわれの社会主義を中傷することこそ、 わが人民への耐え難い冒とく、愚弄である。 貧困と人権の問題はむしろ南朝鮮にある。 経済と民生の破たんにより、前代未聞の失業と貧困が社会全般にまん延し、 人民の生計は言うまでもなく、生命にまで直結している南朝鮮の経済市場を外部勢力に丸ごと 売り渡した逆賊行為により、ベビーカーを押す女性や中学生、幼い子どもまで生存権を求めて 街へ繰り出しているのがまさしく南朝鮮である。 南朝鮮をこうした残酷な生き地獄、人権の墓場にした李政権があえてわれわれを荒唐無稽なき弁で 誹謗、中傷することこそ、言語道断である。
>411
李大統領の妄言は、内外の糾弾と排撃を受けている反北対決政策を合理化し、
南朝鮮人民に同族敵対意識を鼓吹するためのき弁である。
今回の事態を通じて、李大統領こそ同族対決ヒステリーが骨髄にまで徹した反統一逆賊であり、
このような者を放置しては北南関係の改善や朝鮮半島の平和、統一をいささかも期待できないことが
より明白になった。
現在、李大統領は北南関係を破たんさせた責任を免れるため、
「北と団結し共生、共栄しようと思う」などと発言し内外世論を欺いているが、同族の尊厳と体制を
冒とくし、全面否定する場に、どのような北南団結があり、共生、共栄があると言うのか。
李大統領が北南関係を最悪の状態に追い込んだ反民族的罪悪から教訓をくみ取るどころか、
むしろわれわれの根本まで冒とくし、真っ向から挑戦している状況で、
われわれは断固たる決意で李政権と最後まで決着をつけるであろう。
李政権の末路がいかに悲惨であるかは、これから実際に明らかになるだろう。(朝鮮通信)
[朝鮮新報 2009.2.25]
http://www1.korea-np.co.jp/sinboj/j-2009/04/0904j0225-00004.htm
「金総書記息子の世襲可能」 韓国情報機関
2009.2.25 22:43
韓国情報機関の国家情報院は25日、非公開の国会情報委員会で、
北朝鮮の金正日総書記の息子3人のうち1人が後継者となり、
親子三代にわたり権力を世襲することは可能との見方を示した。国会関係者が明らかにした。
同関係者によると、委員会には元世勲院長も出席。
国家情報院は、世襲が実現しても権力の掌握力はかなり低下する可能性を指摘。
金総書記の三男、金正雲氏が来月の最高人民会議(国会に相当)代議員選挙に候補者登録したとの
一部報道に関しては「手続きや登録時期を勘案すると、まだ信憑性がないようだ」とした。
金総書記の健康については「完全には回復していないが、業務に大きな支障はない」と分析した。(共同)
http://sankei.jp.msn.com/world/korea/090225/kor0902252243003-n1.htm
韓国政権1年を非難 「10の犯罪」と北朝鮮
2009.2.25 22:44
北朝鮮の祖国統一研究院は25日、韓国の李明博政権が同日で発足1年となったのに際し、
南北間の合意白紙化や経済破綻など李政権がこの1年で「10の犯罪を行った」と非難する文書を発表した。
朝鮮中央通信が伝えた。
文書は、李政権の「1年の犯罪は、(韓国の)歴代保守政権が数十年で重ねた罪悪をはるかに上回る」
と主張、「李政権をそのままにしていれば、(南北関係の)破局は免れない」と指摘した。
北朝鮮の朝鮮労働党機関紙「労働新聞」も同日、
南北関係悪化を解決するには「李政権を打倒するしかない」とする論評を掲載した。(共同)
http://sankei.jp.msn.com/world/korea/090225/kor0902252245004-n1.htm
北朝鮮住民が韓国で提訴 韓国に逃れた父の遺産分与求め
2009年2月25日20時6分
【ソウル=箱田哲也】北朝鮮の住民が、朝鮮戦争の際に韓国側に逃れた父の遺産分与を求め、
ソウル中央地裁に提訴した。地裁は25日、原告側が求めた不動産処分禁止の仮処分申請を認める
決定をした。北朝鮮住民が韓国の裁判所に提訴するのは珍しい。
原告側代理人を務める韓国の弁護士によると、北朝鮮に住む4人のきょうだいが、
父の再婚相手やその子らを相手に、87年に亡くなった父の遺産約100億ウォン(約6億3千万円)
の一部を分けるよう求めている。実子と証明するため、DNA鑑定用の手のつめや毛髪も送ってきた。
仮処分申請は、不動産の第三者への転売などの禁止を求めたもので、
地裁は「書面上、仮処分申請は妥当」と判断した。
過去に北朝鮮住民が韓国側で提訴した例としては、日本でも人気のドラマ「ファン・ジニ」の
原作者の北朝鮮作家が05年、著作権を侵害されたとして韓国の出版社を相手に訴え、
和解が成立したことがある。
http://www.asahi.com/international/update/0225/TKY200902250278.html
NHKクローズアップ現代(2009年2月24日放送) 日韓の輸出競争 「激化」予想と日本技術者の渡韓 2009/2/25 世界的な経済危機が地球をあまねく覆い、日本国内は言うに及ばず、海外のニュースも 景気の悪い話ばかり。まるでどこの国がもっとも重病なのかを競い合ってるかのようだが、 今回の放送「苦境に立つ韓国経済」によると、韓国経済も相当に深刻な状況だという。 経済成長率が年率(換算)でマイナス20%。不動産バブルの崩壊、金融自由化で入ってきた 海外マネーの撤退、急激なウォン安などなど。もっとも、韓国は自動車や電子・電機製品の輸出国で 日本以上に貿易、輸出に依存している。その点では、ウォン安は必ずしもマイナスではないはずだ。 ところが、「製造業が抱える構造的弱点から、ウォン安を競争力につなげることができない」 (国谷裕子キャスター)のだという。 ◆韓国政府が経費を補助 「はたして、その弱点とは!?」と進んでいきそうな展開だったが、国谷キャスターは 「まずは韓国経済の現状からご覧ください」と言って冒頭のブリーフィングを終え、VTRがはじまる。 肩すかし状態のまま、番組も煮詰まってきたころに、ようやくそれらしい話になった。 韓国はたしかに製品輸出大国なのだが、開発に時間のかかる素材や部品は、 日本をはじめとする先進国からの輸入に頼ってきた。 対日貿易収支を見ても、貿易赤字は膨大。昨2008年度は327億ドルに上る。 そこで、当たり前のような話だが、輸入していた製品を自前で開発する動きが出ている。 ある造船部品メーカーは、日本の機械メーカーを退職した日本人技術者を招いた。 「(開発にあたって)指導者の役割を果たしてくれたのは大きな助けになりました」(メーカー代表)
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こうした動きは単に個々のメーカーにとどまらない。韓国の産業団体が日本の新聞上で、
日本人技術者の募集広告を出したこともある。しかも、こうした経費は国が補助し、
国家的に技術者輸入を後押しし、国内開発を推進しているのだという。
スタジオゲストの笠井信幸・アジア経済文化研究所理事は
「こういうことは今までも行われていたが、政府が政策として進めるのは非常に新しい動き」
だという。そこにはウォン安で製品輸出の攻勢に出る狙いがうかがえ、
「日本との競争もさらに激しくなる」(国谷)ことが予想されている。(ボンド柳生)
http://www.j-cast.com/tv/2009/02/25036596.html
【外信コラム】ソウルからヨボセヨ 日本で「独島の日」?
2009.2.28 03:16
韓国政府の対マスコミ広報はずいぶん発達していて、外国人記者のケイタイにも各種のお知らせが常時、
入る。今週の日曜日(22日)の昼過ぎ、家で寝ころがっていると外交通商省からメールが入った。
日本の島根県で「竹島の日」の行事をやったのはケシカランとスポークスマン論評を出したので、
詳細はネットで見てほしいとある。
おかげで「あ、そうか今日は“竹島の日”だったんだ」と日本人として忘れていたことを恥じ、
それを律義に知らせてくれた韓国政府に感謝した。しかし実は韓国の外交通商省のメールおよび
公式論評には「竹島の日」ではなく「独島の日」と書かれていた。
つまり韓国政府は島根県議会が4年前に制定した「竹島の日」を、
「竹島」という日本名を使うのがいやで韓国名にして「独島の日」と書き換えているのだ。
その結果、日本非難の公式論評は「日本での“独島の日”に抗議」というのだが、
日本には「独島の日」は存在しないし島根県が「独島の日」を制定したこともない。
だから日本としては「日本には“独島の日”などありません」と論評は拒否していいのだ。
これは笑うべきことか怒るべきことか。本紙の島根からの報道によると、県主催の記念行事より
竹島への日本領有権を否定する地元学者の出版記念会の方が出席者は多かったという。
日本ではほとんど関心が持たれず冷遇されている「竹島の日」を毎年、内外にPRしてくれている
韓国政府にはやはり感謝すべきだ?(黒田勝弘)
http://sankei.jp.msn.com/world/asia/090228/asi0902280317000-n1.htm