16 :
名無しさん@お腹いっぱい。:02/07/19 22:00 ID:LA36NFh7
ローラ・インガルス・ワイルダーと言う名前がワイルダー。
農場の少年は「おいしそうな本」という印象でちた(w
うまそうだよ、たっぷり食ってるし。
でもローラ一家メインの本の方が物語りとしては好き。
児童文学受け入れ是非議論進行中の折からこっそり返事。
>>19 削除申請するかロカルルスレで議論しろ
終了房が
てすと
て
23 :
アルマンゾ:02/07/31 12:28 ID:FlxCnj0R
>>21-22 久し振りにあがったとおもったらテストですか。
で、児童文学は絵本板で語っていいのかな?
最近この板来ていないんだけど。
なしくずしに児童書スレ次々立っている様だが
ところで5年生の息子が国語で「プラムクリーク」をやってる。
「大きな森」も「大草原」もとばしていきなり
プラムクリークか〜。まあしゃあないな。
>>23 トップのロカルルの「絵が半分」ってのがある以上は、板違いといわれても文句言えないと思われ。
ちなみに、児童文学派はダメもとで新板の申請中。
ロカルルは、もうちょっとアバウトな線引きで、住人の志向に合わせたものに改定検討中。
この改定が通れば、板の雰囲気に合わせて、あとは自己判断ということになるものと思われ。
詳しくはロカルルスレ参照。
26 :
名無しさん@お腹いっぱい。:02/07/31 19:26 ID:paWQGxFX
テレビドラマ版よりかなりドライでワイルドな内容に
最初は面食らったが、すぐ引き込まれた。
今はテレビ版のほうがウエットすぎて苦手な時もある。
あれはあれでまた別の面白さがあるが。
初期の岩波版かな?翻訳が
父ちゃん、母ちゃん、で
名前の表記もメリー、カロリンてのが抵抗あったんだけど
かえってこっちの方が内容にしっくり来るように今は思う。
27 :
アルマンゾ:02/07/31 20:21 ID:FlxCnj0R
>>26 後半部分、激しく同意。同じことを考えている人がいたとは。
翻訳でキャラクターのイメージとか物語の世界観とか全く違った
ものになってしまう。比べてみるのも面白いかもね。
>>26 テレビドラマ版は、捏造と歪曲のかたまりで、見るに耐えられない。
もっとも、原作もかなり稚拙だ。
だから、未だに三流文学の領域を抜け出ていない。
姉メリーを美化し過ぎているのはうさん臭い。
失明というファクターは別として、
いつもしとやかにふるまっているあたりは、
どっかの小説のヒロインの性格をパクった気がしないわけでもないが。
インガルス一家が原始人みたいな放浪生活をしていたころは、
日々の生活だけで汲々で、
つつましくお嬢さんみたいな行動なんかできないのは当たり前の話。
実際のメリーは、むしろ野性的なブス女だったという可能性も否定できない。
30 :
名無しさん@お腹いっぱい。:02/08/01 19:09 ID:KVLlwqXC
今でてる本は、メアリー、キャロライン、
とうさん、かあさん、になってるよね。
やっぱりテレビ版から入った人が多いから合わせたんでしょうか。
原作にでてくる「エッグ・ノック」という飲み物がおいしそうで、
図書館で料理の本かりて作ったが、
牛乳に生タマゴをぶちこんでカクハンして飲むというしろもので
腹が下りました。
31 :
名無しさん@お腹いっぱい。:02/08/01 20:09 ID:JXOThits
プラムクリークだったかな、教会のクリスマスに行って
プレゼントをもらう話。ワクワクして好きだった。
ローラちょびっとブラックだし。
32 :
アルマンゾ:02/08/01 20:19 ID:DV4rJCt4
>>29 >姉メリーを美化し過ぎているのはうさん臭い
それは感じますね。キャラクターの設定上メリハリでるのかも。
>インガルス一家が原始人みたいな放浪生活をしていたころは、
>日々の生活だけで汲々で、
>つつましくお嬢さんみたいな行動なんかできないのは当たり前の話
でもね、貧しさや古いものを大切にするという、偏屈とも言える
考え方を美徳とする文化はあるみたいですよ。当時のアメリカは
欧州の文化が色濃く反映されていたと思うし。
>>29 原作を全て『自力で』読んでから言って欲しいですね。
テレビ編に原作にない部分があることは事実だけど色づけとうけとればよい程度。
原作を損なうような改訂改ざんは行われていない。
>いつもしとやかにふるまっているあたりは、
原作と日記を全て読めばそれがなぜだったのかも記されている。
メアリが自分で「いい子にみせかけようとして鼻にかけていた」とローラに詫びる話しや
ローラが「子供の頃は時々メアリをぶってやりたいと思ったことがあった」と
語るシーンも出てくる。
自分がいい子であることをアピールすることで評価をあげようとする人間はどの時代にも
どの階級にもいたのだからメアリのあの性格は少しもおかしくはない。
>日々の生活だけで汲々で、
だったのは確かだけど母親のキャロラインは東部出身の教育を受けた女性。
学校がない地域に住んでいた時でさえ子供達に行儀と学問を教えることに余念がなかった。
あの貧しさで勉強できたはずながいという無知な意見もたまに聞かれるけど
キャロライン自身が教員資格をもっており、東部の学校で教えた経験もあったのだから
不可能だったはずがない。
>実際のメリーは、むしろ野性的なブス女だったという可能性も否定できない。
インガルス一家の写真は白黒だが残っている。その写真を見たアメリカ人の中で
メアリーとキャロラインの評価は一応「美人」という範疇に入っている。
>>33 >原作を全て『自力で』読んでから言って欲しいですね。
悪いけど、すでに読んでいるから、このような評価できると思うのですが。
ロレンスの『息子と恋人』(1913年)と明らかにストーリーが酷似。
貧しい庶民階級の一物語という点をはじめ、
長女の失明と長男の死。母親の愛情が次女(次男)へと移るところや
さらに、肉体的な父親と道徳的な母親の対立といった点等々。
>メアリが自分で「いい子にみせかけようとして鼻にかけていた」とローラに詫びる話しや
>ローラが「子供の頃は時々メアリをぶってやりたいと思ったことがあった」と
>語るシーンも出てくる。
知的な生活を押し付けられたメリーの母親への批判で、
内心は生命力に満ちた野性的な生活を望んでいた証拠ともいえよう。
『息子と恋人』でも、長男ウィリアムは禁欲主義的な母親へささやかな反発を感じていた。
作者は、『息子と恋人』を読み尽くして、
一家の境遇に近いモレル家の生活に深く共感し、
その結果、あのような小説が生まれたのではないのだろうか?
『小さな家』シリーズは、本来はれっきとした純文学であるはずなのだが、
中途半端に子ども向けの作品にレベルを落としてしまった結果、
文学としての評価は今一つ低い結果になった。
35 :
アルマンゾ:02/08/07 11:56 ID:Q0t+oyEg
>>34 なるほど、面白い見方ですね。俺も34さんの引用した場面が印象に残ってます。
シリーズの最初の方は人間模様というよりも、インガルス一家の生活の描写に
重点が置かれていて、子供向けという印象があります。そして主人公が大人に
なるにつれて内面的なものや葛藤が描かれるようになって、やや大人向けという
傾向が強くなっているように思います。確かにやろうと思えば純文学的な作品
にすることも可能だったと思います。
ところでこの作品が好きな方は「子供向けの部分」と「大人向け」の部分の
どちらが好きなのでしょうか?俺はどちらも好きですが。
36 :
33:02/08/07 14:36 ID:???
>>34 ああ、そうでしたか失礼しました。
>ロレンスの『息子と恋人』(1913年)と明らかにストーリーが酷似。
>貧しい庶民階級の一物語という点をはじめ、
>長女の失明と長男の死。母親の愛情が次女(次男)へと移るところや
>さらに、肉体的な父親と道徳的な母親の対立といった点等々。
確かにTVの方ではそういうの目につきますね。
ただ原作にはあまりない部分ともいえるかな。メアリの失明などに至っては
辛過ぎて書けなかった、とその部分を省いて書いてたりもしますね。
しかしそういう視点で見れば確かにロレンスを読んでいた可能性はうなづけるかも。
TVについてはなんというかレベルの一定してないところもあるしなあ。
自分はTVも原作に準じるものとしてどちらも好きなんですがね。
ところでみなさんはローズの書いた大草原ものや日記、ローラとまったくタイプの違う本など
もよまれましたか?私はローズの養子のロジャーが更に続きを書いたローズの子供時代
の話しなども「大草原」ものの一環として大好きなんですが。
話がカタくてついていけない・・・・
38 :
名無しさん@お腹いっぱい。:02/08/07 23:08 ID:R3pTaV8Q
個人的には「野性的なブスのメアリー」を
映像で見てみたい気もする・・・・
インガルス一家の白黒写真で衝撃だったのは
とうさんが意外としょぼいオヤジだったことかな。
自分はテレビ版から入ったもので・・・
TVドラマは後半見ててつらいものがあった。
話のつじつまは合わないし、だんだんついていけなくなった・・・
あとメアリー役の子がどんどん太ってくのが悲しかった。
39 :
名無しさん@お腹いっぱい。:02/08/07 23:40 ID:ZjMXRXZj
理屈はともかく面白かった(・∀・)イイ!
40 :
名無しさん@お腹いっぱい。:02/08/08 03:25 ID:tGGEoIrL
ローラ達はトイレってどうしていたのだろうか。
女しか生まれなかったが、父さんは下手だったのか。
41 :
名無しさん@お腹いっぱい。:02/08/08 09:13 ID:KGlx76kH
下手だと女の子なの?
でもまー典型的な女系家族だよね。
もし男の子がいたらローラの性格ももうちょっとおとなしかったかも。
42 :
名無しさん@お腹いっぱい。:02/08/08 16:00 ID:R+mzbrS5
>>40 トイレ外にあったじゃん
それでたまったらきっと肥しにしてたと思う
ハリエットの家だけ途中から水洗トイレになったよね
悲しかったのは差別用語ってことでセリフが吹きかえられ
しかもその声が元のローラの声と似てもにつかずものすんごい違和感のある回ができたこと
「口なしエイブ」っていうローラの声が「だんまりエイブ」だったか何か
ものすごい違和感のある女の声に変っていた
あのセリフの後ローラはキャロラインに厳しく叱られるのだから
あのままでもよかったはずなのに
ローラとアルマンゾが結婚してから飼った頑固でいうことを聞かないラバに
ローラがネリーと名づけたのが笑える。
ローラよーっぽどネリー嫌いだったんだなあ、と
意地悪なネリーが出てくる話は楽しかったなぁ。
ローラがネリーを負かした時はスカッとしました。
ネリーはそんなに嫌いじゃないけれど、ジャックをいじめたのには怒った覚えが。
ジャックが死んだときは泣きました。
ジャックはよい犬だから神様のもとへ・・・。・゚・(ノД`)・゚・。
46 :
名無しさん@お腹いっぱい。:02/08/08 20:56 ID:+L00Grc2
>>45 原作のジャックが死ぬ頃の話しって少しさびれてる感じがするよね
一家があまり幸福ではなかった時代
47 :
名無しさん@お腹いっぱい。:02/08/09 00:11 ID:nxvTepmZ
バニティーケーキ食べたい・・・
48 :
名無しさん@お腹いっぱい。:02/08/09 00:19 ID:nxvTepmZ
ローラがネリーを「ひる」のいる澱んだ河に追い込んで、
ネリーにひるをたからせたよね。
ひるを振り払おうと発狂して暴れるネリーを見てローラは
「ネリーの踊りを見てよ!」と爆笑したよね。本読みながら笑っちゃったよ!
49 :
名無しさん@お腹いっぱい。:02/08/09 02:37 ID:ArQBviMw
>>48 問題はその後メアリに父さんにいいつけるわよと言われて
ローラがヒルをひっぺがすところ
自分でも気持ち悪いと思ってたのにひっぱってむにょーんって伸びるヒル
をはがした時のローラの気持ちを想像した。
気持ち悪くてちょっと後悔したかもしれないけど
やっぱりせいせいしただろうなあ(w
50 :
名無しさん@お腹いっぱい。:02/08/09 15:38 ID:Xzw0Q8Le
食欲がない時に大草原シリーズ読むと食欲復活する
落ち込んだ時に読むのも(・∀・)イイ!
ローラ好き チャールズ好き
お父さんがヴァイオリンを弾いてくれるでしょう?
ポンっとイタチが跳ねました(でしたっけ?)とか。
実際にその曲を聞けた時、とってもうれしかった!
本当にイタチが跳ねてる感じだったから。
52 :
さく・え/ななし:02/08/10 10:51 ID:iXcFBpUe
今月末から近くの美術館でガース・ウィリアムズ
原画展があるんだ。楽しみー!
□大草原の小さな家〜ガース・ウィリアムズ絵本の世界
大草原の小さな家シリーズ、絵本の「しろいうさぎとくろいうさぎ」
「おやすみなさいフランシス」などでガース・ウィリアムズは親しまれています。
本展は、それらの原画約140点やスケッチ、手紙、写真、初版本などを展示します。
8月23日(金)〜10月6日(日) 下関市立美術館
これですね。横浜、新潟とまわってたのか。
関西こおへんのかなあ。
54 :
さく・え/ななし:02/08/10 16:23 ID:lS4Cbv+m
>>51 いいなーっ!!
聞いたことないっ
どんな曲だったんだろう
どっかでダウンロードできたりしないかなあ
55 :
さく・え/ななし:02/08/10 17:48 ID:qOZ7prfv
「大草原」で、家の中に「踏んでも消えない火の玉」が
飛び込んでくる話がありますが、あれってもしかして大槻教授のいう
プラズマ・・・?
>>30 ワロタ。読んでると冷たくて旨そうなのにね。
56 :
さく・え/ななし:02/08/10 20:30 ID:ikj69FWI
57 :
さく・え/ななし:02/08/12 11:14 ID:TXxfw6XG
夏休み大草原スペシャルとかやってくれないかなあ
週1だとうっかり見逃してしまうのよー(ノ ゚Д゚)ノ ==== ┻━━┻
大草原の家ビデオにとって繰り返し繰り返し見てたら
いつのまにか英語のヒアリングが得意になってました
59 :
さく・え/ななし:02/08/19 16:12 ID:5R0bLyl6
ローラの「ロッキーリッジ農場」とってもきれい。
白い壁の家もとても可愛い。
60 :
さく・え/ななし:02/08/19 23:46 ID:H0dO6yEg
「長い冬」でのインガルス一家の食事、きめの粗い黒パンとか
天火で炒めて塩をふったじゃがいもとかトマトの酢漬けとか、
よく考えるとものすごく質素なのになぜかとっても美味しそうに思えた。
吹雪の中、遭難しそうになりながら学校から帰って皆でお茶を飲む話と
5月にクリスマスのお祝いをして贈り物のたるを開ける話が大好きだったなぁ。
板違いスマソ。
61 :
さく・え/ななし:02/08/27 23:53 ID:0XQZbe7J
小児期から結婚するまで愛読していました。
今でも好きです。
でも関連の書籍を読んでいると、ローラの娘のローズが当時売れっ子の記者で、
ローズの勧めと添削・校正があって大草原シリーズができたと書いてあり納得。
農家の主婦が老後に小児期を回顧して書いたにしてはよくできたお話だった。
当時は売れっこ作家だったローズの本は残らず
ローラの本が後世に残ったのも皮肉だった。
NHK出版の本に書いてあった。今は手元にないけど。
62 :
さく・え/ななし:02/08/29 00:59 ID:L9UEuem4
もう書き込んじゃだめなのかなあ?
板違いなら仕方ないか・・・
でもこれだけ書かせてください。
>30
私も凄く飲んでみたかった!
ミルクセーキみたいなものをイメージしていましたが。
お腹すいたときはいつも「農場の少年」を読んで気を紛らわせてたなあ。
「スコットランド人のしまりやさん」
って父さんが母さんのことをちゃかして誉めるときに言うのがおかしかった。
あと「シルバーレイクの岸辺で」はメアリーの失明など結構辛い話が多くて
なかなか読み返せなかったなあ。