昔は多くのものが再販制度で定価が守られていましたが、現在では 新聞、
書籍、音楽CD、タバコしか残っていません。特に 新聞は 再販制度
を廃止すべきです。新聞の悪質な勧誘も 再販制度が なくなれば 激減
すると思います。ここは 是非とも公正取引の委員会の方に頑張って欲しいです。
2 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:01/11/26 20:03
このデフレでも、書籍の価格は上がる一方。こんなにコンスタントに上がっているのは、おかしい。
3 :
明快1号青森行急行:01/11/26 20:05
4 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:01/11/26 20:11
>>3 売れてないのは書籍だけじゃないが?パソコンだって今は売れてない。
>>4 それ在庫。
最初ッから少数生産予定なら収益性のバランスを考えて高くすんじゃないん?
雑誌なんかは耐久消費財と一緒にできないし。
本は版代が大きいから、「沢山すれば安くなる」がよく効くんだけどね〜。。
6 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:01/11/26 20:27
新聞なんとかせんとね・・・
7 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:01/11/26 20:35
8 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:01/11/26 20:50
論理性などなく屁理屈をこねることしか新聞にはありません。
ダメ銀行潰しきったら、次はここねらおう。
9 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:01/11/26 21:22
ナベツネまんせー!
10 :
金持ち名無しさん:01/11/26 21:48
マスコミを潰すほど難しい事は無い
聖域だよ。
11 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:01/11/26 22:48
猪瀬直樹も反対してましたよね。
猪瀬直樹も”廃止に”反対してましたよね。
13 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:01/11/26 22:58
>それ在庫
って書籍は在庫だらけだよ。それをシュレッダーにかけてゴミにする。価格維持のため。
14 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:01/11/26 23:11
つぶせー
そもそも道路や、電話回線などの全国平等っていう発想がわからんよなぁ
地方が寂れるのは当然。いやなら引越しなさい
それじゃダメなの?
16 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:01/11/26 23:34
17 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:01/11/26 23:51
18 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:01/11/27 00:41
板違いのような気もするが、age
20 :
貧乏名無しさん:01/11/27 02:00
再販なくして新聞の勧誘が変わるとは思えないが、
再販なくすのはいいかもしれない。
音楽CDって定価じゃないとこ結構あるでしょ。
21 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:01/11/27 11:56
22 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:01/11/27 12:09
どこでもいいから選挙の公約にしろ
23 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:01/11/27 14:48
ブックオフとかで事実上本の再販制度は崩れたような物。
25 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:01/11/27 22:24
26 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:01/11/27 22:25
27 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:01/11/27 22:41
>>23 ブクーオフは基本的に古本屋だからね。
一応新古本とかいって、出版社の在庫がそのまま並ぶ事もあるようだけどほんの一部。
ブクーオフが出版流通革命を起こす、というのは大嘘。
28 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:01/11/27 22:43
>>27 新刊に対する需要がなければ、古本屋が普通の本屋に取って代わる
可能性があると思うぞ
29 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:01/11/27 22:56
>>28 みんなが古本ばかり買うようになったら、なおさら再販制度は維持されるようになるだろう。
だって、価格競争なんて古本屋に勝てる分けないから。
30 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:01/11/27 23:03
>>29 ビデオゲームソフトなんて、中古品が本以上に激しく
流通していて、そのせいで新品の売上が減っている可能性がある
けれども、中古のせいで新品ゲームソフトの開発が中止されたという
話は聞いたことがない
ゲームソフトの新品価格を下げられないのは、小売店への
卸値がめちゃくちゃ高い(いわゆる7掛け、8掛け)せいで
比較は良くないが
31 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:01/11/27 23:13
ゲームソフトも再販制度に近い事をやっているということだな。
32 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:01/11/27 23:17
>>31 >>ゲームソフトも再販制度に近い事をやっているということだな。
ソニーはゲームソフトで再販制度そっくりなことをやろうとして失敗した
しかし、ゲームソフトの小売店の店長から聞くところによると、
今でもソニーの圧力はハンパでないらしい
詳しいことは知らん
33 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:01/11/27 23:30
とりあえずCDなどの外堀から埋めていくべきだと思われ
34 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:01/11/28 00:10
再販制の廃止には、ナベツネみたいな経営者はもちろん、新聞労組も一緒になって
反対しているのが現状。ひどいもんだよ。
35 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:01/11/28 02:18
http://www.pressnet.or.jp/saihan/saihan2.htmlの 突込みを入れました。
>新聞の購読料は、どこでも同じです。もちろん、新聞が異なれば価格も異なりま
>すが、同じ新聞なら、街中であろうと、辺地であろうと、また高層マンションの最
>上階でも、同じ価格で読者の手元にまで届けられています。
新聞には 主に大都市圏ではセット版で それ以外の地方は統合版なので、全国
価格が同じとは言えません。
>しかし新聞など著作物については、その文化・公共的役割から、昭和28年に再
>販制度が認められています。
「文化・公共的役割」って何、悪質な勧誘員を使って 無理やり新聞を読ませて
ドキュン思想を広めること?
>新聞は、国民・読者の生活にとって欠くことのできない政治・経済・社会・文化
>などに関するさまざまな情報や知識を届けてきました。そのことによって、わ
>が 国民主主義社会の健全な維持・発展に寄与してきましたし、これからも
>その役割が期待されています。
私は新聞を読んでいませんが、今のところ ちっとも不自由していません。
情報化社会が進んでいる現在、新聞では フォローし切れません。それから
国際化についても 新聞の画一的な思想を押し付ける体質が、個性の尊重や
その他 民主主義の発展を阻んでいることは否定できません。
>そして、そのような情報の入手は、すべての国民にとって平等であるべきもの
>です。人口集中地域では経済効率から安く売ることができても、人口の少ない
>地域や配達経費のかかる地域では、高額の購読料になってしまう。そうなった
>らどうでしょう。そうした不平等はあってはならないことです。
操作された情報のアクセスが平等でもね、、、。共産主義国やイスラム諸国では
意義があるでしょう。
>新聞界では、新聞の再販制度の維持こそが消費者の利益にかなうものである
>と考えています。
消費者ではなく、新聞社側じゃろが。
36 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:01/11/28 02:25
新聞なんかより本のほうが国民生活に欠かせないと思うが。
ネットやりはじめてからテレビ欄しか読まないし。
地方には本屋がない町村がいっぱいあるんだぞ。
37 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:01/11/28 02:26
35の続きです。
>再販の廃止は、価格が不平等になることはもちろん、読者の家庭にまで新聞
>をお届けしている戸別配達制度に大きな影響を与える恐れがあります。
新聞社も もっと企業努力をすべきです。新聞配達人の報酬をあげ、ホームレスには 新聞の勧誘よりも 配達をさせれば 出来ないはずは ないです。
>わが国の新聞の発行部数は約5,400万部、その93%が戸別配達されていま
>す。戸別配達の便利さ、大切さは、読者の皆さんも一致して認めておられる
>ところで、昨年、新聞協会が調査した結果では92%の方が、戸別配達を続
>けてほしいとしていました。
この数字を 新聞の再販制度賛成の割合と同一視するのは 無理があります。
>新聞販売店は毎日正確に新聞を届けるため、細かい配達ルートを整備
>しています。しかし、再販がなくなって販売店間で新聞の価格が異なっ
>た場合、配達区域外の読者から安い新聞を購読したいという注文が当然
>くるでしょう。同じ新聞を届ける販売店間で価格競争が始まれば、配
>達区域が入り組み、安定した新聞配達ができなくなってしまいます。
>一方、経済効率の悪い地域の販売網を維持するために、現在、新聞社
が負担している経費も、支出が難しくなるかもしれません。
こんなこと 再合売化すれば いいんじゃないですか?今のような専売制度
は読者にとっても 便利なシステムとは いえません。
>>35、
>>37 こんなことは みんな分かりきっていることです。しかし、2ちゃんねるの入門者
には 分かって欲しいですね。まあ、補足させて頂きますが、どうして 新聞ばかりを
優遇する必要が どこにあるんでしょうか? 新聞社だって 営利企業です。新聞記者
だって 人間ですから 過ちはあります。むしろ 一般人より 世間に疎い人間が 大勢おります。
北朝鮮なんかは 新聞は読めても ご飯が食べられない 人々が 沢山いるわけです。
こういうことを 踏まえて 新聞の重要性を語って欲しいものです。
40 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:01/11/29 02:29
今日、パソコン誌を買ったら880円だった
結論:新聞紙は再販制度を他の書籍は再販制度廃止を!!
アリー・マイ・ラブみてたら早朝に自宅でパジャマで
新聞を読んでたぞ。
アメリカでも都市部や郊外の住宅地では
宅配があるだろ。
農村部は知らんが。
43 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:01/12/04 22:08
あげ
>>41 新聞の定期購読率は 日本が90%とすると アメリカが50%、フランスが30%くらいだと
思います。・・・・日本でも 新聞を読むことが1種のブルジョワステータスという
考え方は 徐々になくなっていますね。
45 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:01/12/05 01:21
なにが「ブルジョワステータス」だ。ホームレスだって読んでいるぞ。
>>45 そうですね。今の情報化社会、新聞なんて 情報媒体としての価値は低下していますね。
現在では ネットに繋いでいることが ブルジョワステータスでしょうね。
47 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:01/12/05 09:33
俺、ネットに繋いでるからブルジョア。
48 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:01/12/05 09:37
>>46 特にADSLかケーブルで繋いでいるのは上流ブルジョア
64K以下は下流ブルジョア
徐々に逆転すると思われ。
貧乏人はネットで、金持ちは新聞で。
高級品だったTVも、今では貧乏人唯一の楽しみ(ワラ
50 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:01/12/05 09:59
いや、本当に金持ちはネットオペレータを雇うのでは?
「2chのあいつ、ちょっと気に入らないな。ちょっと叩いておいてくれ」
「いつもの叩きですね。承知いたしました。」
って感じで。
再販制度維持のためには、形振り構わぬキャンペーンを繰り広げているのが
マスコミですね。東京大学の三輪先生のサイトを見ても、彼らのエゲツないや
りくちはよく分かります。実際、専修大学の鶴田先生の著書は再販制度の廃止
に言及しているという理由で、当初予定していた出版社から出せなくなったり
もしています(労組の圧力で)。露骨な言論・出版妨害なわけです。
「再販制度がなくなると、言論の自由がなくなる」とか彼らマスコミは主張
していますが、再販制度があるのは日本とドイツぐらいでしょう?世界中の他
の国には言論の自由はないんでしょうかね?そもそも、出版妨害するような連
中が偉そうに「言論の自由を守れ」とか叫んでいるのは、滑稽でしかありませ
ん。
52 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:01/12/05 11:21
くだらない新聞、雑誌、書籍などを一切購読しない。
自分の周りでは急速に広まっています。
自分の周りから始めましょう。
速報性はネットで、特定分野を調べたければネットと図書館で。
宣伝媒体に貴重な金を払うのは止めましょう。
53 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:01/12/05 11:27
>>48 いやモデムで昼間も堂々と接続が真のブルジョア。つーか労費家。
ADSLとか安いからという貧乏根性で契約してるよ。
議論すらしないのが一番かも(爆
↓
再販制度があるということで油断させたままが一番
ネットの時代、変わりの手段の候補にこまらないし
変わりの手段が普及するのも近いでしょうし、、、
それ以上に、、、
下手に動かれて、国の負担になることの要求に関して
政治的に働かれたら嫌です
「新聞がないとお年寄りやPC持てない弱者が困る」とかいえば
新聞業界、新聞配達業界、その上のマスコミ本体などの既存勢力や
IT化普及に遅れてがちな中年、覚えるのも嫌なお年寄り
IT化への負担額が心配の低所得者の支持獲得には丁度良いでしょう
(この解決策をPC普及ではなく新聞存続援助
の方向(変革嫌がり現状維持)に持っていきそう
→国費(=税金)負担
→税金多く収めているのは誰ねん!(怒))
↑名前間違えました
すきやき@似非学者です
ごめん
>54
>>「新聞がないとお年寄りやPC持てない弱者が困る」とかいえば
郵便事業への民間参入に反対する旧郵政省の議論にも似たのがありましたね〜。
「インターネットが普及すると、PCを操作できないお年よりなどの上方弱者
が困る」とか。これからはPC使える層が高齢化するんですけどね。それに、
足腰弱った高齢者にとっては、わざわざ郵便局や郵便ポストまで行かなくても、
自分の部屋から通信できる方がよほど便利ではとも思いましたが。
いずれにせよ、この手の、いっている本人すら信じていないような、そらぞ
らしいウソをひねり出す才能がお役人にはあるようです。
57 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:01/12/06 10:03
>>「新聞がないとお年寄りやPC持てない弱者が困る」
文盲の方々の為に、新聞を朗読する役職を作るのが国の義務だ
というくらいトンデモな話です。
再版を廃止しろ。
出版文化を守るから必要だと。たしかに一面では言えるかもしれないが、
ゴシップ雑誌、エロ、くだらない物が圧倒的。それを守る必要なし。
59 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:01/12/06 11:01
一面でも言えない
60 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:01/12/06 11:39
専門書の出版社なんて皆小規模だから、
今廃止したら、軒並みつぶれるよ。
在庫の価値が激減しちゃうからね。
ゴシップ雑誌とかエロは、買い手が多いから廃止したって
生き残っていけるんだよ、結局はさ。
61 :
国道774号線:01/12/06 11:43
>>60 米国の専門書業界なんか寡占状態だしねー。
でも再販制度でどっぷり儲かってる日経が自分の事を棚にあげて
規制緩和しろだの、コストさげろだのの
記事を1面から大量に持ってくるのは頭にくるなぁ。
62 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:01/12/06 11:55
寡占の弊害と再販制度の弊害はどちらが大きいでしょう?
>>61 出版社が再販適用除外で出版することも
実はできるんだよね。
日経に是非ともやっていただきたい。
確かに日経のような出版社にとっちゃ、再販制度は”ぬるま湯”かもしれない
と、いうか、実は出版社なんて大手でも
一応大企業かも、しれない、かな?ってレベルだから
廃止したら、やっていけない所は結構多そうだ。
寡占になると、小部数しか売れない商品は出版されにくくなっていく。
売れ筋重視傾向が今より強まるだろうね。
鍵は電子出版だけど、
今のところ、デジタルコンテンツに金払う人は少ないんだよな。
あと、コピーの問題が解決されてない。
そういう状況が公取にもわかってるんで、
しばらくは、廃止されませんよ。
>>66 新聞については同意するけど、
書籍は違うだろうね。
モノとして違うんじゃないの。種類と購買傾向がね。
ああ、小規模版元が生き残る道があるね。
オンデマンド出版方式に切り替えて、ネット経由で売る。
今のところは、これしかないだろうな。
そうすれば、長期にわたってはけにくい在庫を抱える必要がない。
専門書は、僅かだけど特定の人たちにはニーズがあるもんね。
まあね、この問題の本質は何かといえば、結局は
「市場が健全か、不健全か」ってことじゃないですかね。
今の出版流通は、改革が必要なほど不健全じゃないと思うよ。
ブックオフとかの古本屋とか、ヤフオクってルートもあるしさ。
暴利を得て左団扇のところはないし
というか、俺は知りません。知ってる人いる?
68 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:01/12/06 18:48
再販指定があるおかげで生き延びてる小規模版元って本当に生かしておく必要あるの?
なくせば、オンデマンド出版方式かどうかともかくとして、生き延びれるように努力するでしょ。
70 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:01/12/09 01:33
71 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:01/12/09 07:33
どっちみち新聞はだめって人が多いんですね。
72 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:01/12/09 07:39
書籍は流通が硬直化してると思うけど。
もっと多様な販売ルートがあっても
いいんじゃない。あと専門書でも在庫を
古書店に処分してるんじゃないかな。
3ヶ月位前に出版された状態の良い本が
古本屋に並んでることが多いけど。
そんなことするぐらいなら消費者に
値引き販売したほうが良いと思う。
74 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:01/12/10 03:18
CDの値段が高すぎると思うのはおれだけ?
75 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:01/12/10 05:04
値段もそうだが、大体、同じ日に休むなんぞは、談合してるに決まってる。
>>74 輸入盤が無かったら今ごろとんでもない値段だぞ。
なぜ紀ノ国屋本店の地下が漫画喫茶なのだ。
77 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:01/12/10 18:44
新聞=悪のゴンゲで決まりか
78 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:01/12/10 19:00
いまさら名に言うトン念
くだらないこというやつは筆で殺したるでー
「規制緩和を唱えるマスコミが出版等の規制緩和に反対するのはおかしい」って
のはすごく納得できる
でもそれやったら頚草書房とか筑摩書房とか学術系の会社はすぐぶっつぶれるだろうね
だってあんなの誰も読まねえもん
80 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:01/12/11 09:29
頚草書房とか筑摩書房とか学術系の会社って
再販規制があるから生きてるのかね?
流通経路が変わるかもしれないが、
学術系にとってあまり関係ないんじゃないの?
81 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:01/12/11 11:16
学術系は安くなっても買われないし、高くなってもそこそこは買われるでしょう。
むしろ、一般書籍の方が影響大。
82 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:01/12/11 12:24
再販制度廃止はネットのブロードバンド環境をド田舎にも整備してからの話。
ここで議論してるやつらは田舎の声が聞こえてない。
BBは早期に全国化すべきと思うが、再販制度との関係は?
84 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:01/12/11 12:46
>>83 ネット(ブロードバンド)が普及しないと、意識的なデジタルデバイドによって
ネットを使いたがらない人が増えるだろう。
それはネット離れ=マスコミ依存を保守(守旧)的に唱える人たちの言い分を正当化してしまうのですよ。
85 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:01/12/11 12:50
続き
さらに言えば、デジタルデバイドそのものが新聞の個別宅配や再販制度への賛成論の論拠になっているといっていい。
田舎の高齢者の人は、2ちゃんねるに来てこのスレを見ることさえできないだろう。
その人たちを放っておく以上は、何も解決しない、ってこと。
化粧品、医薬品、酒類も かつては再販制度で守られていました。廃止の時は いずれも
業界の強い反発がありました。化粧品と医薬品の場合は、大型ドラッグストアの出現に
より 対面販売の体制が崩れ、顧客が 店員からの適切な商品選択のアドバイスを受けら
れなくなる といった口実だと思います。酒類の場合は 機転の利いた酒屋が 海外の
仲買人から直接 洋酒を大量に仕入れ 洋酒のディスカウントを展開し、更に 外国からの
圧力もあり、再販制度が 有名無実化し、それが 再販が なくなった突破口だったと思います。
いずれも 消費者にとっては プラスになったと思います。
しかし、どうして 新聞が 再販制度がなくなったら 消費者の利益を損なうのですか?
あんな 薄っぺらくて 質の低い情報が 都会でも 僻地でも 平等に得られると言っても
説得力に欠けます。
87 :
真田有 行造:01/12/12 00:57
専門書なんか日本人が書いた本は判りにくい。
翻訳書を見ると専門家で無い人が読んでも判るように書いて有るから
結局高くてもそっちを買う。
再販制度なくなって競争が生まれたら「売れる本=判り易い本」が増えると思う。
>>86 マスコミ、マスメディアがアホでないと政府・政治家が困ってしまうのれす。
以上。DONの回答終わり。
日本は人文系の専門書が多すぎるんじゃないか。
ある程度淘汰されるのもしょうがないと思うが。
研究者とその予備軍および素人のマニアしか
買わないような本が良書とされているみたいだけど。
その手の研究はネットや学術雑誌で発表すればいいのでは。
もっと一般人にもわかる理系の啓蒙書なんかは
どんどん出版して欲しいけどね。
でも優れたサイエンス・ライターってあんまりいないんだよな。
高校生じゃあるまいし,いつまでも理系文系ってのはダサいよ。
日本くらいだろ、そんな分け方してんの。
91 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:01/12/12 09:50
理系の啓蒙書なんて、高校生だますやつたくさんあるじゃん。
それ以上にまだほしいの?
92 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:01/12/12 09:53
>90
中国インドは数学と物理の教育に力をいれている。
日本みたいに役に立たない英語を重視する馬鹿国家と大違いだ。
現行の再販制度や電波法に反対するってことはテレビ局や出版社の経営
基盤を脅かすことと同じだからね。世の中にモノ申す言論人の99%以
上はメディアで食ってるわけだから反対するわけない。
世論に敏感な政治家は論外。
マスコミもこの問題には素知らぬふりで、そもそも話題にとりあげない
ので、特殊法人やダム建設のように熱い議論になることすらない。
まさに聖域。
94 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:01/12/12 10:47
マスメディアは銀行員の給料に文句を言えた筋のものえはない。
価格の部分の規制に守られているくせに調子にのるな!
>>93 ということは 私が39のレスで引用した「国民の99%が再販維持を望んでいる???」も
メディアの関係者が国民を代表していて その上での数字が99%と解釈して良いのですね。
96 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:01/12/12 15:27
97 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:01/12/12 22:32
どうして99%なんて見え見えのうそをつくのかな?せめて80%程度にしと
けば多少はそれらしく見えるのに(笑)
公取委はもっとしっかりせえよ。
大阪府警みたいにチェーンソーもって乗り込むくらいの気迫がほしいね
99 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:01/12/13 00:45
100 :
ニダー長島:01/12/13 00:48
101 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:01/12/13 00:54
>>7 こんな屁理屈信じるようなやつは おめでたいですね。何が文化だ、公共性だ?
日本が新聞のエゲツない拡張をやっている間に、今まで 日本よりも10年遅れている
と見下していた韓国からは 現代の文化の象徴である ITの分野では 韓国に追い越
されています。文化とか公共性って 新聞社の利益のことをいうんじゃないですよ。
102 :
使えない名無しさん:01/12/13 02:51
103 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:01/12/13 03:19
104 :
イナゾウ@ビブリオマニア:01/12/13 23:25
まあ、個人的には再販制度を維持してもらった方が
僕は良いですね。といのも、廃止したら出版社だけで
なく、書店もバタバタ潰れますよ。実家に帰ると良い
本屋が無くて苦労しているのに、これ以上不便になる
のは我慢ならんぞなもし。
一時期、再販制度の廃止を見越して、出店ラッシュで
多店舗化を図った書店もありました(数が大きくなれば
仕入れが有利になるのは分かるよね)。けれども、ちっとも
再販制度が廃止されないのが裏目に出て、今バタバタと逝って
おります。まあ、「フライング」ってやつでござるよ(藁)。
先手を打った方が、現状維持派より早く逝くってのは皮肉ッス。
新聞はあまり興味無いので「どうでもいい」のでござるが(藁)、
そもそも、新聞社の経営ってのは「テレビと一緒」で広告収入で
もってる所が大でござるよ。極端な話、我々が払ってる購読料なんて
ものは販売代理店にほとんど流れているのだから、新聞社はあまり
影響されるモノでは無い。ただ、「発行部数のハク」が広告収入に影響を
及ぼす所が大きいので気を使っているだけではないのかな?。
まあ、要点をまとめると、再販制度の廃止が新聞業界にモロに
影響を与える先は、現状の発行部数を支えている「販売代理店制度」で
あるので「そこを抜かして議論するのもどうかな〜」と思っただけでござるよ。
105 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:01/12/13 23:44
>>104 新聞社サイドの言ってることだよね。
「販売代理店制度」が維持されるかどうかは
市場に任せりゃいいだけのこと。
106 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:01/12/14 01:01
新聞が月に1度休みになるのも代理店が休みたいからなんだよな・
107 :
名無しさん:01/12/14 01:03
再販廃止にしたら本屋がつぶれるとか言ってるのは
国鉄民営化したら電車なくなるって言ってるのと同じ様なもんだ。
小理屈言うな。努力しろよ
>>106 コンビニは 365日24時間、従業員が交代で休みを取っているのに、どうして
新聞店に それが出来ないか 不思議ですね。
109 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:01/12/14 01:10
うちの70過ぎのばあさんでもネットで本買う
時代なんだから、ちっちゃな本屋なんてもう、
イラネンデネーノ
110 :
イナゾウ@ビブリオマニア:01/12/14 02:09
スマソ。書店を探索するのが個人的趣味なので、
「書店びいき」なのは勘弁してけれ(藁)。ちなみに僕は
別に「書店サイド」の人間ではないので「努力しろよ」とか
言われても、どうしようもないでござるよ(藁)。
104は、単に「1人の消費者」としての意見として受け取って
もらえばそれでいいぞなもし。
111 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:01/12/14 02:41
112 :
イナゾウ@ビブリオマニア:01/12/15 00:15
う〜む。「国民の99%うんぬん」の話が見苦しいのは、同意。
でも、ここまで書店に対する「風当たりが強い」というのも悲しいな(藁)。
まあ、乗りかかった船だし、ちいとばかり弁護すると〜。
最近、書店が潰れまくってるのは、前に書いた通り「出店ラッシュ」が一時期
あったため。明らかに、飽和状態になったぞなもし。取次自体が「どう考えても
書店が多すぎるよ〜。という訳で、減らす方向で逝きます」と言ってるんだから
間違いないでござるよ(藁)。「出店ラッシュを煽ったのは取次自身だろ?、ゴルア!」
という話は、この際、置いておくぞなもし(藁)。
113 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:01/12/15 00:26
>112
郊外型書店潰れまくってるか?
うちは政令都市の郊外だけど
ここんとこ駐車場がでっかい郊外型の
複合書店いっぱいできてるよ。
114 :
イナゾウ@ビブリオマニア:01/12/15 00:34
ほんで〜。出版業界というのは、バブル崩壊の影響をダイレクトには
受けませんでした。実は、ボディブローのように効いていたんですが、
ちょうど「出店ラッシュ」が一段落ついた頃に、ようやくそれが来た。
早い話、業界全体の売上の前年度割れがここ何年も続くようになりま
した。「遅れて来たバブル崩壊」という言葉が、よく使われるぞなもし。
いかんな、話が長くなってきたな(藁)。要は、「資金繰り」だよ、
資金繰り。「拡大路線が資金繰りで行き詰まる」ってのは、よく聞く
話でしょ。銀行が金を貸さなくなったのと、それに付随して、取次が
自身の書店に対する金融機能を果たせなくなったためなの。早い話、
「貸し剥がし」が横行しているんすよ。ほんでバタバタ逝ってるの(藁)。
115 :
イナゾウ@ビブリオマニア:01/12/15 00:57
>113殿へ
それは結構な事だと思うんですが、そういう大規模郊外型書店は
収支のボーダーラインが「恐ろしく高い」のも事実でござるよ。
ちょっと、皮肉めいた事を言うと〜。
「いっぱいできる」→「バタバタ潰れる」という順番がある訳なのです。
気に障ったらスマソ。
116 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:01/12/15 03:07
だけど、現実問題として出版業界は「再販制度は一切悪くない」と
見苦しいまでに開き直ったあげく、本屋が潰れまくってる理由を
全て古本屋・漫画喫茶・図書館に転嫁してるんだよな。ヴァカ?
>>115 資金繰りの面はありますね。
いまだと売れてから売れた分払えばいいけど、
再販制度がなくなれば資金力のないほとんどの本屋は
仕入れと同時に支払いを要求されるだろうし
大手資本のはいったチェーンの本屋でも出てこない限り出版社も
取次ぎも危なくて売れない。
もっとも与信管理なんてほとんどやったことがないから
わけわからなくなるのだろうけど。
とかといって売り先がなければ出版社も生きていけないわけで
まぁ大変厳しい状態になるわな。
個人的にはいいとは思わんけど再販制度は守りたいね。
118 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:01/12/15 08:51
しかし、出版社は、売れない→価格を上げる、ばっかりで、文庫本でも今や千円弱。
この業界には、売れない→価格下げる、という選択肢はないようだね。
119 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:01/12/15 09:40
構造改革バカの猪瀬直樹は再販制度を養護している。
本は今でも十分安いからだそうだ。
他人の既得権益は徹底的に潰そうとし、自分の既得権益だけはしっかり守る。
120 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:01/12/15 10:15
単純に、「本が高いから再販廃止せよ」って奴こそが
廃止になった時に泣きをみることになるよ。
まあ、少なくとも数年は廃止されないけど。
121 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:01/12/15 10:18
ちゅうか、世の中デジタル出版物だけで十分だ。紙媒体は消えろ。
122 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:01/12/15 10:28
>120
複雑に考えたら、再販維持なのか?
123 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:01/12/15 11:19
早く 日販を倒産させることだな。
金融機能の欠落した「卸」なぞ要らない。
猪瀬の言っていることは正論だよ。
特殊法人→自分は関係ない組織なので、何でも言える
再販制度→廃止したほうがいいに決まっているが、
関係あるので、反対
上記で重要なことは、当事者同士の話合いでは、
無理だ!!ってことだよ。
公正取引委員会など直接利害関係のないところで
決めて欲しいものだね。
125 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:01/12/15 14:25
どこが正論や。
126 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:01/12/15 16:10
>104
再販廃止のメリットはまだあるよ。少なくとも、横並びが無くなれば、新聞の差別化ができる。
それにアメリカ並みに安ければ、複数買って、見比べる人も出てくると思う。
田舎の人間は、新聞なんか読まずにネットをやった方が、新聞に騙されなくていい。(W
書籍の場合、市場原理が働くので、売れない本は注文が減って値下げするしかなくなり、売れる本は値が上がる。
DQN作家が消えてくれるのはありがたいし、逆にマイナーな才能ある作家が、安く売れて人気が出る可能性がある。
127 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:01/12/15 20:31
128 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:01/12/15 22:51
>>126 競争する必要が無く、独占していれば、値は下がらない。これは資本主義経済の常識。
毎年需要と供給が一定の、権威がある学術書は値崩れしないと思う。ブランドは高く売れる。
巷に氾濫している、初心者向けの学術書は、駆逐され、安くて質の良いものだけが残る可能性が高い。
129 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:01/12/15 23:39
いずれにしてもいいものが消えるって理屈はないわな。
130 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:01/12/15 23:46
> 再販廃止のメリットはまだあるよ。少なくとも、横並びが無くなれば、
新聞の差別化ができる。
> それにアメリカ並みに安ければ、複数買って、見比べる人も出てくる
と思う。
> 田舎の人間は、新聞なんか読まずにネットをやった方が、新聞に騙さ
れなくていい。(W
これは非常に重要だ。本はともかく新聞だけは一刻も早く再販廃止にす
べきだ。新聞記者が再販と記者クラブにあぐらをかいてどれだけ無責任
な報道を続けてきた事か。再販廃止にすれば少しは記者も脳みそを使う
ようになるだろう。
131 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:01/12/16 00:14
特に誤報を連発するような新聞は、信用を失い、潰れてくれるかな。
132 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:01/12/16 01:02
>>128 すると、ある程度の売り上げが確実視されるものしか
出版できなくなりますな。
それから専門書の出版も同じことが言えますな。
それと、128的な解釈では売れるもの=良質&安価
ということになりますが、それが間違っているのは明白ですな。
133 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:01/12/16 01:17
再販制度より委託販売制度のほうが書店や出版社に
とって重要じゃないのかな?
再販撤廃は値引きできるだけでしょう。
そこらへんごちゃ混ぜにしてる人が多いと思うけど。
売上げ見込み重視の傾向ばかりが強まるとどうなるか
民放のテレビ番組が良い例ですな。
本は本という言葉でひとくくりされますが
普通は同じ本と2冊以上買うことはない。
同じ文庫本でも、タイトルが違えば全く別の商品なんですよ。
つまり代替性が無い商品なんです。
こういう商品の場合競争によって質を高める効果があるかというと
ほとんど期待できないんですな。理由は・・・
この問題についてアレコレ言うならそれ位は調べて当然ですな。
面倒臭いから書きません。
例外としては、複数の出版社が同じ小説を出す場合
その効果が無いとはいえませんがね。
135 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:01/12/16 01:26
>>133 そうだね。オープン価格で売れることがメリット。
委託販売制度があれば、売り上げが見込めなくても、出版はできる。
>>133 まず言いたいのは、委託販売制度の存在や中身さえ知らずに
ただ規制=再販制度の撤廃を唱えている人が多いのではないか
ということです。業界についてそれ位の知識さえないまま
価格維持=規制=反対と唱える人は多いですね。
次に言いたいのは、委託販売制度は再販制度のように
規制の一種として扱われる制度ではなく
出版社と書店の間の取り引き形態だということです。
今、出版社が皆、委託販売しているかというと、そうではなく
いくつかの出版社は委託販売をしていません。
>>136 委託販売してない、つまり買いきりということ?
違和並とかですか?
ここ正味高いらしいですね。
138 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:01/12/16 01:44
>>134 それが、そうではないだろうね。この業界は認めないだろうが。
例えば、「できるwindows xp」とかいう類の本は、みんな競合している。
今は値段よりスピード勝負で行っているらしいが。知り合いが、値段を
ぐんと下げたら、爆発的に売れた、という話をしていた。
こんな分野ではなくても、例えば小説ジャンルでは、明らかに、小説相場のようなもの
がある。つまり間接的な競合商品だという意識が働いている。
>>135 そういう商品はすでに何年も前から出ています。
結局のところ再販適用も委託販売も
出版社が決めたとおりにできる、というのが現状なわけです。
再販制度と委託販売制度は制度の種類事態はまったくちがうものの
両者は深い関係にあるんですな。
書店の仕入れと販売と、出版社の在庫の価値を計るうえで。
あなたが出版社の企画部署にいた場合、売り上げが見込めない商品を
企画できるか、と考えてもらえればわかるかと思われます。
付け加えたいのは、再販制度・委託販売制度の恩恵をうけて
出回る本が売り上げが見込めないかというと、そうではなく
「長期的にみて売り上げが見込める(と思って出版する)」
商品だということです。
長期で見た場合の資産価値が保障されるから
こういう商品を出せる、ということですな。
140 :
>>138:01/12/16 01:56
余暇の過ごし方の大きな分類として
映画を見る、というのがあります。
それはすごし方の大きな分類からすれば
映画であることに変わりはありませんが、
かといって、「陰陽師」が「千と千尋」が同じ商品化というと、
そうではない。
全部は否定できませんが、それは例外ですな。
大味過ぎですな。
>>139 でも現状でも古書店にある程度時間がたてば
専門書の新古本が出る状態がでるのを考えるとな。
書店も取次頼みじゃなくてリスクをとるのも
必要じゃないかな。
もちろんリスクのある買取商品には仕入れ値をさげて
書店の粗利を増やすのは当然だと思うけど。
142 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:01/12/16 01:57
なるほど、売り上げが長期的に見込める商品を企画しているのに、出版不況なわけですね。
こりゃ深刻だ。
しかし、再販制度の無い国は、多様な本が出回っていないんですか?
付け加えれば、これも、テレビの例にあてはまりますな。
そもそも、戦前は数百部単位しか売れると見込めないものでも出版してたよね?
どうやって採算取ってたんだろう。。。弱小出版社ばっかりだったのに。
今みたいな形態になったのは、戦中のこと。
戦前で出来てたことが、今できないわけはなさそーな気がするんだけどな
>>142 そうですよ。
このスレッドの中にもそんなレスのやり取りがあったと思います。
つまり、日本に比べてかなり少ない。
>>145 値引き販売するのがそんなに出版の多様性を
損なうわけ?
再販の問題より出版流通の慣行の問題だと
思うのですが。
>>144 見込みは少ないにしても、当時は出版物そのものが今より
ずっと少なく、ゆえに貴重だったという背景があると思われます。
戦時中やっていて、今はやっていないのかというと
出回っている出版物の数等を考えてみれば
同じようなものかなと思います。
数百部がよりは大きいオーダーながら
陳列→返品を繰り返しつつ少しずつさばくわけです。
出版物が情報そのものではなく、紙に印刷された
実態のある商品として流通させるのだから
生産コストと、スケールメリットがどうしても絡んでくるわけですな。
148 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:01/12/16 02:13
ふーん、欠点はわかったけど。どのみち、今のままじゃどうしようもないんだよね。
とりあえず、高いトンデモ本が多すぎ。
刺激を与えて、出版社の方を改善するしかないと思うけど。
極端な話、安く投げ売りして、消費者にたくさん読んでもらい、いろんな本を読んでもらうキッカケをつくった方がいいんじゃない。
本を読む人を増やした方がいいと思うよ。
>>146 つまり、在庫価値の問題です。
再販と委託販売は在庫価値に絡む問題なんですな。
印刷された紙の束の本を生産するには、一定の部数が必要。
しかし、短期に売れる部数は限られている。
そこで、出荷、返品を繰り返しながら売っていくというわけですな。
長期の販売期間の間に、在庫価値が変わってくる場合
こうした販売プランは立てにくいから
安全パイ(短期で売れる見込みのあるもの)で
勝負するしかなくなってくるだろう、というわけです。
>>140 「陰陽師」と「千と千尋」の内容はまったく違うが、商品という側面から
みれば、映画という共通項があり、だから入館料が同じなんでしょうが!
書籍だって、このジャンルの専門書だから、というような値段のつけ方を
していますよ。代替不可能な内容だから、10万円にするといった判断は、
そもそも出版社にはできないし、そんなこと、やってませんよ。
>>149 ブランド価値のある値段の高い専門学術書(古典的名著)
のほかは長期販売はかなり難しいのでは。
再販の有る無しにかかわらず。
152 :
イナゾウ@ビブリオマニア:01/12/16 02:29
まあ、僕も厳しい事を一つ言うと、出版業界全体が「ぬるま湯」に
浸りきっている訳でござるよ。なにせ、書店が自身で注文した書籍すら
「返品し放題」の世界なんですから(藁)。言って見れば、仕入れに関して
ノーリスクぞなもし。商品を版元に返せば、お金は戻ってくる(藁)。
アパレル業界もそうなのかもしれんが、異様と言えば異様だわな。
別に「書店だけが甘えている」訳ではなく、それに付け込んで出版社側も
「とりあえず店頭に置いて見て下さいよ〜(もし売れなかったとしても、
返品が効くじゃないですか)」と「出荷優先でやって来た」のも、同様に
問題(藁)。まあ、馴れ合いでござるよ。
>>150 笑。あなたは面白い人ですな。
では、こう考えてみてくださいよ。
あなた「千と千尋」を見に行くと約束した人と
「陰陽師」を見に行けますか?
分類の次元の問題なんですよ。
大味でしょう?あなたの分類では。
>>151 そう。現実に厳しいですよ。
制度でなんとかやっている状態というわけですな。
制度がなくなると、もっと難しくなるよってわけです。
その辺の存在をどう捕らえるか、ということですな。
>>153 なんとかやってる。。。って無駄が多過ぎるだけだとおもうけど
>>153 でも実質大学生協のフェアなんかでは
学術専門書の大幅な値引き販売をしている
わけですよね。
学術専門書が研究者およびその予備軍の
消費にたよっているのを考えると
再販撤廃はそれほど出版社に影響を与えないと
思うのですが。
156 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:01/12/16 02:53
ちょっと、疑問に思った。
例えば、在庫って出版社はどうしてるんだ?
>>153 あなたも面白いというか変な人ですな。出版社がどうやって値段を決めるか
ご存知ないようで。三文小説と秀作とでは代替不可能だが、需要予測が同じ
なら値段は大体同じになる。
分類が大味だったら、小味にすればいいだけなんだが。
(なお業界が厳しくない、などとは言っていませんよ、念のため)
>>152 それでやっていけるなら、それで良いというのと
いやだめだ、ということでしょうな。
ぬるま湯のとらえかたもどうかなと思います。
価格と資産の価値の維持だけでぬるま湯となるかというと
私としてはぬるま湯と言えるほどの快適さはないと思いますね。
現行の制度を使うにしても、資本をつぎ込んで在庫を抱えるわけです。
出版社にとってはぬるま湯ではない。
書店はどうかといえば、本は代替性の無い商品でありながら、
じわじわと新刊がでてくる。それを限られたスペースに陳列する。
書店と名乗る以上、新刊は陳列する必要がある。
そんな中、それらを仕入れリスク付きで在庫管理するのは大変ですよ。
そういうところから淘汰が起こるのでしょうから
そんな状況になれば、それはそれで業界は変わるでしょうな。
当然の帰結として、売る側は売れにくい商品は
仕入れないようにするしかないのではないですか?
だから出版の企画の時点で書店に仕入れてもらえない
リスクが出てきますな。すると、余計、出版側は
冒険できなくなると思われます。
>>148 安くしたら買うものであれば安くしたほうがいいものもあるわけですが
そうでないもののほうがやはり多いとは思います。
どのみちトンデモ本は安くしようが高くしようが売れ残るのです。
本音を言えばたまたま買ってくれる人がいるのであれば
そこから利益を得ようというものです。
160 :
イナゾウ@ビブリオマニア:01/12/16 03:05
>156殿へ
別に深く考える必要は無く、出版社も普通に「倉庫」を持ってますよ。
っていうか、自分とこの子会社、あるいは専門の業者に在庫の管理、
出荷を依託しているぞなもし。
>>156 在庫は基本的に借りている倉庫においてあります。
経理上では製品ということで資産に勘定されます。
実際どの程度が不良資産であるかが問題なのですが。
出版社によってそれぞれでしょう。
弊社の場合は年度版が多いので決算期に
資産から償却し、焼却いたします。
>>159 そういう姿勢だから悪質な本が多くて、あまり本を買わなくなって、活字離れが起きてるんじゃないの?
>>154 何をもって無駄と見るか、ということですよ。
売れないなら無駄であれば、売れるものだけ作れば良いわけです。
そういう見方もありでしょうな。
>>153 >>154 長期販売計画が成り立つかどうか、ということですな。
在庫の価値は、規制が一切なければ市場が決めるわけです。
そうすると販売期間が長い場合、時間が経つほど商品の価値は下がる。
現状では、一応価値が変わらないので返品さた商品を
綺麗にして再出荷しているわけです。
資産的には、出版社が抱えたまま。
価値が変わるとなれば、それを見込んだ価格設定をするわけですな。
リスクも高くなるわけです。
ちなみに生協の場合は、本来は流通業が利益として得られる部分を
犠牲にして値引きしているわけです。
>>161 そこなんだよな。
どうせ焼却するなら消費者に安く売って
欲しいと思うわけですよ。
本好きとすれば。
既存の古本屋はマニアしか行かないし。
ブックオフは一般書しかないし。
>>160,161
感謝。
焼却するとは勿体ない。在庫一掃処分セールでもして下さい。
>>162 売れてる本の質が高いわけではないので、そうとも言い切れないかと。
まあ、質の見方はいろいろあるわけですがね。
本離れについては、メディアの進化等の要素もありますから。
書店というのは紙束としての本を売っているわけですが
では客が紙束が欲しいかというと、そうではなく
情報や知識や楽しさを求めている。
そんな意味では、大きな分類として本・小説が成り立ちます。
そんな流れについていけなかった、という所では
出版社や書店は反省すべき部分があるでしょうな。
かろうじてそれについていった流れとしては
レンタルビデオとの複合店でしょうね。
(かと言ってその視点を再販・委託制度についていれて
良いか言うと、別問題ですね。本、という商品の中での
問題なのだから)
思ったんだが、原価割れしなければ、売れない本を処分できるチャンスじゃないのか。
著作権料とか原価がどういう風に決まっているかは知らないが。
>>162 基本的に私が商売として本を作っている本音な訳でして、
再販制度維持のために業界の高名なかたが
お客様に説明をするためには言葉を選ばなければならないわけで
それが「文化」とか「言論の自由」という言い方で表現されるのです。
個人的に企業人としては儲かればいいものですので
最近は買いきり本を増やしております。
>>164-165 年度本の場合、どうしても前の年に作ったものは
かいてあることがウソになってしまうわけで、
新古本としてお買い求めになられた場合
書いてある内容によっては著しい損失を被るお客様も
いらっしゃるわけで、そういったものを出荷するというわけには
いかないのですよ。
寝る前にちょっと。
>>157 あなたのいう三文小説と秀作の判定基準は売上げと等価ですか?
小説全体の売上げは、ある程度ならば需要予測できても、
個々の小説についてはどうですか?
これも「千と千尋」と「陰陽師」等にも当てはまりませんかね。
>>167 それは結局資産価値の変動ということになりますな。
影でブックオフに流れたりもしていますが。
170 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:01/12/16 03:43
ちなみに著者の取り分は実売とは一切関係無い。
実売が10割だろうが6割しか売れなかろうが印刷した部数に乗算した額が
出版社から支払われる。
では、在庫となった残りの4割はどうするか。通常はわざわざ処分費用を
負担して裁断処分される訳だが、ブックオフとかに流した方が出版社の
損失は少ない。そんな訳で、最近の中堅出版社は裏で在庫の処分ルートの
確保に乗り出している場合が少なくない。
しかし、ここで本の著者が難癖を付けて来る場合がある。実際、漫画家や
小説家と言った著作権者は著作権法をろくすっぽ知らない場合が驚くほど多く、
あたかも著作権法に「再販価格維持権」が存在している(或いは、明文化されて
いないが生存権や表現の自由を具現化した制度だと勘違いしている)ことが
珍しくない。そんな中で、童話作家・H氏が定価350円の著書を200円でB本ルートに
流したのが著作権法違反だと主張して永岡書店を訴えた裁判が起こされるが、昨年11月の
一審・東京地裁、二審・東京高裁ともこの主張を全面否定し、H氏の主張はもとより
あたかも「再販価格維持権」が存在しているかのように勘違いしている漫画家・小説家たちに
とっても決定的敗北と言える判決を下した。なお、この判決は新聞では一切
報じられていない。
http://courtdomino2.courts.go.jp/chizai.nsf/Listview01/7DD4BC5777DDEAF649256AEA001DE536
171 :
イナゾウ@ビブリオマニア:01/12/16 03:57
>140殿へ
「ぬるま湯」とは、他の業界の営業から「この業界」に移って
きた人の言でござるよ。まあ、言われて見れば「そうだわなあ」と
その時は思ったのでござるが・・・。
業界全体の売上はマイナスが続いているに、新刊の発行点数だけは
鰻上り(藁)。これも、出版社が売上を確保するために発行点数を
増やしているのでござるが(取次に商品を卸しさえすれば、出版社は
実際に書店で本が売れる前に、一定額を受け取れる事になっている)、
「安易なやり方」という謗りは免れないかもしれないぞなもし。
172 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:01/12/16 04:17
>>168 いいんじゃないの、ノストラダムス研究家みたいな奴が消えるから。
日本経済はこうなると予想して、はずしまくる学者も二度と本が出せなくなるだろ。
「北朝鮮は楽園だ」とかな。
173 :
イナゾウ@ビブリオマニア:01/12/16 04:22
僕も寝ますので、ちょっと意見をまとめます。結局、出版業界というのは
「バクチの世界」であって、どんな本が大ヒットするかなんて、実際に
サイを振ってみないと分からないんですよ。チーズ然り、ハリーポッター
然り。ハリーポッターは、いくら世界で何千万部売れていたとしても、
「どうせ、児童書だろ〜」とオファーを受けた大手出版社もナメていた
節があります。ほんで、ああいう結果に(藁)。
ただでさえ、編集で通った企画が「こんなもん売れるか!」と営業の力で
握り潰される事が多いのに、再販制度が廃止されると、この傾向が益々
強くなるぞなもし(藁)。過去に売れた先生やPOSデータだけで、
推し量れるものではとても無いと思うでござるよ。結局は、ある程度、
試行錯誤というか玉石混交というか、無駄が許される環境があっても
良いと思うぞなもし。でなきゃ、画一的でツマランし、それこそ
書店の客離れを加速するんじゃないかな?。
174 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:01/12/16 04:28
今でも十分画一的でツマラン場合は、どうすればいいんだ(藁)
175 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:01/12/16 04:41
>>172 なぜ長谷川慶太郎が本を出し続けられるのだろうな?
奴に比べれば、中国の支配者のほうがよっぽどまし。
ノストラダムスの予言は当たっているのではないか・・・
177 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:01/12/16 06:56
>>171 笑える判例ありがとう。
バカがいるんだね。
だけどこの判決公表してるのどこか知らないけど
Aにしてるあたり、原告=控訴人がいかにバカか
示してるね。
178 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:01/12/16 06:57
↑ これ最高裁のHP?
179 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:01/12/16 08:01
180 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:01/12/16 09:29
>>23 同意!
mp3とpeer to peerソフトの普及でCD再販も崩れたようなもの。
最近は音楽CD買ったことがない。
181 :
イナゾウ@久し振りの休み:01/12/16 20:51
>今でも十分画一的でツマラン場合は、どうすればいいんだ(藁
それは、新刊、ベストセラーだけ置いておけば良いという「書店の無個性さ」
にも問題が有ると思われ(藁)。新潮のOh文庫で「本屋ってサイコー!」と
いう新刊が面白いので、もし興味があれば一読をお勧めでござるよ。著者は、
bk1の安藤氏ぞなもし。「配本」を「配給」と揶揄するところが、言い得て妙。
182 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:01/12/16 23:28
村上春樹のエッセイで読んだけど、出版関係者は
彼のようなビッグネームにまで再販制度について
余計な事は言わないほうがいいと釘をさしたらしい。
これが多様性のある言論かよ。
言論の自由がきいて呆れるぜ。
再販制度や電波法に関してアンケートとれば多くの国民は
改正や廃止に賛成すると思うよ。
まあ、マスコミがそんな調査するはずもないが(w
184 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:01/12/16 23:58
>>182 新聞・出版業界、特に新聞のいう言論の自由はあまり信用しない方がいい。今だって
多様性なんかないから、言論の自由の自主規制しているようなもの。
185 :
名無しさん2001 ◆RJTXcpFI :01/12/17 03:16
再販制度の欺瞞は中条慶大教授の規制破壊(東洋経済新報社)読めば判る
とりあえず読んどけ
186 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:01/12/17 05:22
ちょっと再販制度反対の人間が多すぎてオモシロないわ。
誰か維持派でがんばれや。
私は無理だけど。
187 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:01/12/17 16:30
http://natto.2ch.net/mass/kako/968/968004778.html 575 名前: 名無し@お腹いっぱい。 投稿日: 2001/03/24(土) 00:00
讀賣新聞 3/23 総合面
再販制度の存続、民主が支持表明
民主党は22日のネクストキャビネット(次の内閣)会合で、新聞、書籍などの
著作物の再販売価格維持制度(再販制度)の存続を支持する方針を決めた。
会合では「著作物は価格競争などの経済の物差しだけではかれない」
「規制緩和の推進が基本的スタンスだが、活字文化を守ることは重要だ」などの
意見が大勢を占めた。さらに、公正取引委員会が消費者らを対象に実施したアンケ−トで、
再販制度の維持を求める意見が98.8%に達したことなどを重視し、再販制度の存続に
賛成することになった。
>>187 わしはこんな政党を支持していたのか。
組合を通じての上納金は否応なしに取られるし・・・・・・
鬱だ、とことん飲もう・・・・
189 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:01/12/17 20:29
98.8%をマジで信じるかね。馬鹿ですか?こいつらは。
どうせ、裏では出版社の労連でも関わっているんだろうが。
>「著作物は価格競争などの経済の物差しだけではかれない」
ほう?それでは全ての著作物に再販制度を導入しなければ。
191 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:01/12/17 21:11
192 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:01/12/17 22:04
193 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:01/12/17 22:31
なんか、再販制度維持は、トンデモサヨク本を守るためというのが、現実味を帯びてきたな。
>>193 トンデモ左翼本だけでなくトンデモ右翼本でも
守りますよ。
それを売らなきゃそれぞれの本屋や出版社が
倒れるからです。
195 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:01/12/18 04:35
再販絶対護持を公約に掲げている議員は与野党問わず
ほぼ全政党に最低1人はいる。反対派が全くいない訳ではないが、
「言論の自由を封殺」だとか散々こきおろされるのが恐くて口を
開けない状態が今もって続いているのである。
意外なことに、野中広務が再販制度反対だそうだが(それで一時期
ナベツネと対立していた)。
196 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:01/12/18 06:04
再販制度廃止反対をいっているのが、大手マスコミと
大物著作者というのがどうも解せないんだよな。
再販制度って自転車の補助輪のようなもんでしょ?
補助輪いらない体力のある大人が「補助輪はずされる
とチャリがこげない」っていってるのと一緒じゃん。
そもそも、ブックオフだろうがなんだろうが、キチンと出
版社や著作者に利益が入るようにすれば再販なんて
必要無し。
日販とかの取り次ぎも逝ってよし。
197 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:01/12/18 08:00
小泉は閣僚内最大抵抗勢力・柳沢をクビにしろー
大手出版社・大手新聞社の収入を見なさい。30才で一千万ざらでしょ。
4月に入社した新入社員も冬の賞与100万の大台だよ。
再版で守る業界かね。
>>196 >>196 大手は零細に比べてダメージが軽いのは確かだけど
廃止になったら出版リスクが増えるわけだから
反対して当然でしょう。
つーかアンタこのスレ最初から読んでないだろ
200 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:01/12/18 20:58
>>169 資産価値の変動ねえ。売れなきゃただの負債だろうに。長期で売れる本なんてほとんど無いだろ。
売れない本は、実質資産価値なんかゼロだな。
201 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:01/12/18 21:02
>>196 逆に普通の本屋は再販制度があるために、ブックオフにやられているともいえる。
202 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:01/12/18 21:05
時間をかければ少しづつ掃けていく本はいくらでもあるだろ。
>>200 長期で売れるというのは、ロングセラーではなく
長期間売らなければ在庫がさばけない本です。
専門書の多くはそうやって売るんですよ。
本を生産するには、ある程度の部数がなければ単価が高すぎてしまう。
ところが専門書の多くは、その程度の部数さえ売るのが難しいわけですな。
だから長期にわたって陳列と返品を繰り返しながら在庫をさばく。
その間帳簿上は資産となるわけです。
それができないと、出版計画を立てるのが難しくなる。
まあ、簡単に説明すればこんな感じですな。
最近は事情が少しずつ変わってきていますがね。
204 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:01/12/18 23:06
205 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:01/12/18 23:13
ブックオフの社長は
「再販制度は我々にとって神様仏様です」て言ってる
A本屋において売れなければ返品して
B本屋に置くということを簡便にしているのが
再販制度。
正直な話出版社としては本屋がいくらで売ろうが
自分のところの取り分がキープで切れば(・∀・)イイ!のです。
しかしダンピングでやる本屋があると我々の販売窓口が
狭くなる可能性がありますのでやはり一定の規制はある必要はあるかと
思うのです。
また安売りで大量にはく本屋があった場合出版社がわに値下げを要求してくる
場合が予想されるわけです。
そうなると基本的に財務が脆弱である場合が多い出版社としては
存続の危機を迎えるわけでやはり再販制度廃止は反対せざるを得ない
と考えるわけです。
まぁ出版社の勝手な言い草ですが既得権益には固執すべきだと
考えているわけです。
ネット通販・オンデマンド出版・新古本流通・・・
市場の変化で、出版業界は変わっていくでしょうな。
制度・規制うんぬんをガミガミ言わんでも、放っておいてもね。
208 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:01/12/19 00:28
>>207 まあ、気持ちはわかる。誰しも既得権益は守りたいものだしな。
だが、いつまでも守り通せるわけじゃないだろうから、妥協案の規制を考えたらどうだろう。
たとえば、専門書だけは再販維持とか。
小説家の本だけは再販維持。
210 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:01/12/19 00:43
ダブル・スタンダードって重要かもね。
>>208 実は雑誌限定で廃止しよう、という案は前からあって私はこれに賛成。
専門書限定というのは難しい。実際適用するとなると区分が難しいでしょうな。
専門書については、装丁より内容が重視されるので
オンデマンド出版への移行が進むと思われます。
というより、強力に進めていくべきでしょうな。
すると、生産コストと長期在庫の問題が解消される。
本来は情報がウリでありながら、モノとして生産・流通させなければ
ならない、ということが原因となっていた問題が無くなるわけです。
再販に頼らない、良い解決法だと思いますね。
212 :
イナゾウ@ビブリオマニア:01/12/19 01:21
まあ、今でも出版社が「値引きを書店から要求される」場合はもちろん
あるでござるよ。例えば、著者の講演会で一度に100冊単位でオーダー
が来る時とか〜。「1冊、おまけにする」とか色々対応があるぞなもし。
それはどうでもいいけど、「分かっている書店」は「取次抜きにして直接
取引しませんか?〜」と悪魔の誘惑を囁いてくることもあるでござるよ(藁)。
その方が、お互い取り分が増えるしね。
結局、「業界の首根っこ押さえている」取次が変わる気が無いと
どうしようもないと思うでござるよ。誰か、取次の立場で意見して
くれる人いませんか?〜。
>市場の変化で、出版業界は変わっていくでしょうな。
>制度・規制うんぬんをガミガミ言わんでも、放っておいてもね
まあ、栗田さんも「***に手を噛まれる」事にならんかと心配ぞな
もし(藁)。確かに、流通機能とかは代替可能。後は「金融・決済機能」
だけど、銀行じゃなあ。「他に何か無い?」ぞなもし。
正直な話印刷会社がせめて最低生産部数を
それなりの単価で下げてくれるとありがたいというのはある。
まぁ印刷会社さんには常に無理も申し上げているわけで
はっきりいっていえないのですけど。
可能になればもう少し発行部数をコントロールできるのじゃないかな〜
と思うのですが。
214 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:01/12/19 02:10
だんだん本音が出てきて、面白くなった。もっと続けてね。
215 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:01/12/19 11:02
> A本屋において売れなければ返品して
> B本屋に置くということを簡便にしているのが
> 再販制度。
それは建前っしょ。置かずに裁断処分4割、これが現実。
216 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:01/12/19 11:14
梱包したまま瞬時に返ってくるのは
扱いやすくていいけど悲しい。
>>215 まあ運賃のほうが高いですから・・・・・
218 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:01/12/19 22:59
本は現状のままでもいいけど、新聞だけは再販廃止にして欲しい。質を
競う競争が起こらず、政治や経済の分析に関してふぬけた記事ばかり載
せてるし。今の日本の行き詰まりを打開するために、まず国民が日本の
政治や経済の本当の仕組みを知らなければならないのに今の日本の新聞
の現状は犯罪的ともいえる。
>>218 論評の傾向という面では朝日と読売はかなり違う。
行き詰まり打破に対して緊縮が朝日で
政府に金を出すように求めるのが読売だ。
自衛隊のアフガン方面派遣でも全く正反対のことが書いてある。
どのみち現状では完璧な打開策はないのだから
しょうがないと思える。
220 :
イナゾウ@インみちのく:01/12/20 00:22
まあ、別に「新聞の質」を問うだけなら、何も再販制度を崩すまでも
なく、記事を書いた人間の「署名制度」を導入するだけでかなり変わる
んでないかい?。
221 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:01/12/20 00:58
署名制度は、新聞社にとっては、痛し痒しらしい。全部を署名記事にすると、毎日なんか
記者不足で、それがばれてしまう(w
テレビで言うと、司会者とコメンテーターという役割分担を作って、間違ったこと
ばかり言っていたら、コメンテーターを首にすればいい仕組みになっているが、新聞は
記者を首にはできない。
それに、社の論調というのは、記者個人の責任ではなく、マベツネとかそういうやつの
が牛耳っている。
だから署名制度だけでは無理だね。
漏れも署名記事は難しいと思うね。
論評は避け当り障りのないことを書くしかないもの。
記者は会社員だし全員が時節で論調したいなんて考えてないだろうし
紙面で上下で全く逆のことが書いてあるなんてことになったら
それこそ( ゚Д゚)ハァ? だし、逆に全部意思統一されてあったら
それはそれで意図的な力を感じることもあるだろう。
新聞も一般紙から専門性の高い業界紙までいろいろあるから
難しいとは思うよね。
223 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:01/12/20 02:06
>>186 再販制度がなくなると...
新聞:過当競争で 僻地に新聞が配達されなくなり、新聞社のいうところの”公共性”
が損なわれ、報道の質も低下するらしいです。
書籍:小さい書店が 次々に潰れ、専門書などのマイナーな書籍が出版されなくなるそうです。
音楽CD:値崩れが起き アーチストの印税収入が減り、その結果 CDが出せなくなり、アーチスト
自体が減少するらしいです。
>>223 すごいもの知ってますねー
あまり業界のかた以外には読んでもらいたくない・・・
いや、ワタクシ大学で図書館司書コース専攻なんですけど
同紙による誹謗中傷が図書館協会で問題になったことが有ったものですから。
http://www.jla.or.jp/jla06.htm JLAは一応、再販制度支持のはずですけど今や出版業界に「再販制度の敵」と
みなされて糾弾されているのを見るにつけて「やはり、何か(再販制度の方が)
間違っているんじゃないか」としか思えなかったり。同じ本に何十冊もリクエストが
集中するのは「出版社が決めた値段に見合う価値を感じない」消費者が多いから
じゃないか、と言うことにどの程度の人が気付いているかは怪しいですけど。
出版業界の要求通りに図書館法17条廃止・公貸権導入なんて強行したら、
ただでさえ深刻な「活字離れ」がいよいよ坂道を転げ落ちるのでは?
227 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:01/12/20 07:17
>>227はあからさまに怪しいので、ゆめゆめ引っかからぬようにな!
230 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:01/12/20 14:11
新聞はよう知らんが
独学に燃える社会人にとって
専門書が入手しにくくなるのは人生の終わりだ。
再販制をなくしてはならない。
231 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:01/12/20 16:34
メリット・デメリット両方あるだろうね。
マイナーが消えるということは、質の平均が向上する。ただでさえ需要が頭打ちなんだから、いいかもしれない。
同時に独自性のある本も消える。
しかし、今でも独自性のある本はどんどん減少しているから問題ないかもしれない。
いずれにしても、このままでは徐々に下降していくだけだし、なんとかしないとね。
出版業界だけ守る必要はない。書店で注文してもいつ来るかわからない。
やる気がないからだ。競争原理がはたらかないからだ。
233 :
ななしさん:01/12/20 23:23
234 :
イナゾウ@早く仕事納めにならんかしら。:01/12/20 23:33
>「出版社が決めた値段に見合う価値を感じない」
まあ、そういう本も沢山ありますよね。逆に、この著者の本なら
「幾ら出しても構わん」というのもありますけど〜。ちなみに、僕は
自分が読んだ書籍の評価は「金額」で表現します。
例えば、長*川*太郎の2002年度版の新刊は「いいところ、500円だ!」
なんてね(藁)。
>出版業界だけ守る必要はない。書店で注文してもいつ来るかわからない。
>やる気がないからだ。競争原理がはたらかないからだ。
まあ、基本的に「客注の書籍を1冊取り寄せる」という行為は、書店に
とっても、出版社にとっても「大赤字」という現実も知っておいてちょ。
絶版であればどうしようもないし、出版社でも品切れだったら、次の
重版を刷るまで何週間も待たなくてはならないというのは、仕方の無い
事ぞなもし。決して、やる気が無いという原因だけではないでござるよ。
235 :
ななしさん:01/12/21 00:03
コンビニのデポのように在庫を管理するセンターを
作り、コンビニ的な市場調査と配達が出来ればいいかもしれない。
足が速い本に傾く傾向が強くなるとは思うけど。
> まあ、基本的に「客注の書籍を1冊取り寄せる」という行為は、書店に
>とっても、出版社にとっても「大赤字」という現実も知っておいてちょ。
それはいえてるなぁ〜
編集部の段ボール箱を開けて探して発送したりしてるものな。
増刷となると最低1000部は刷らないといかんから難しいな。
出版社に入る前は飲料関係の会社にいたけど
コンビニ関係の仕事なんかは品切れが即縁切りになるので
余分に作れないパックの乳製品とかは最後の最後になると
紙パック1ダース1200円を抱えて新幹線で届けたりしたな。
まぁある意味おいといて売れるまで待つのが本の商売だし
確かに甘いといえば甘い。
専門書だと、青空文庫の有料版みたいになっていくんじゃないかなぁ。
つまり、PDFのように書籍をデータ化して販売する。
ログを見てるとチラホラと活字離れという言葉があるが
活字離れというよりは本屋離れといった方がいいと思う。
活字離れだと、2ちゃんねるなんて、電子活字だらけだし、ネットサービス板や買い物板
とかの書籍通販スレを見る限り、活字離れが書籍販売不振の
原因とは直結しにくいと思う。
238 :
匿名希望さん:01/12/21 01:37
出版社人さん
でも、この業界って2,3年ずれてると思いません?
知りあいの編プロなんてLANの常時接続って何?って
言ってビクーリしましたよ。
原稿ももちろんメールで入れられませんしね(w
>>237 > 活字離れというよりは本屋離れといった方がいいと思う。
> 活字離れだと、2ちゃんねるなんて、電子活字だらけだし、ネットサービス板や買い物板
> とかの書籍通販スレを見る限り、活字離れが書籍販売不振の
> 原因とは直結しにくいと思う。
まぁ、確かに自分も送料タダのAmazonばっか使ってますし読書量が減ったとは
思いませんが本屋に行く回数はこの半年で激減しました。もう、本屋の接客態度は悪化の一途で
「お前どうせ明日にはこの本をブックオフで売るつもりなんだろ!」と言わんばかりの
ぶっきらぼうな「人を見たら泥棒と思え」的態度で接客業が務まると思ってるのなら
本屋なんて職業はこの世から消えて無くなった方がいいんじゃないか? とすら思えて来る。
「どうすれば足を運んでもらえるようになるのか知恵を絞る」と言う発想がハナから
無く、接客業の基本すら否定するような店に誰が行くものか。
まぁ、中にはバタバタと潰れて行く同業者を目の当たりにして「再販制度が有っても
無くても助からないんだったら、無い方がマシなんじゃないか」と気づき始めている所も
あるとは思いますがそれを口に出すのをトーハン・日販が許すはずも無かろうし。
>>238 その辺はなんともいえませんね。
私は飲料(中小)と土建というあまり最先端をいくようなところを
歩まずにきたので。
ただ少量多品種ということが構造的にできないというのは問題でしょうね。
結局それがいつまでもばくち商売をしなければならない
原因ではないかと思うのですね。
PCでもそうなのですがなるべくデータ渡しにしてやれば
納期も早くなるわけでそういったことは進めていくべきだとは思います。
>>237 ネットで特にココで書き込みをしているような方は比較的
画面活字に慣れているとは思います。
2ちゃんねるとはいえど現実の世界ではしらない人のほうが
多いわけでそういったかたはやはり書籍のほうが良いようです。
あと電子化での問題はコピーできるということでしょう。
中古の場合は残しておきたくなかったんかな〜とガガーリするわけですが
コピーは正直腹立ちますね。
241 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:01/12/21 23:27
まあ、無い方が必ずしも良いとは限りませんが、いつまでも昔と同じことをやっていても、いずれ新しいものに淘汰されるだけという事です.
これは、全ての事にいえますけどね。
>ぶっきらぼうな「人を見たら泥棒と思え」的態度で接客業が務まると思ってるのなら
貴殿がよく例に挙げる、その書店が頭のおかしい「キティさん」なだけではないの
かな(藁)。まあ、話のついでに言うと、書店での「万引き率」は約3%が平均だと
言われています。つまり棚卸の際にチェックすると、売れた訳けでも返品した訳でも
無いのに「どこかに消えてしまった在庫」がそれだけ在るという事ぞなもし(藁)。
ブック*フの例を挙げると、「どうしても話がヒステリックになる」のであまり
したく無いのだけど、スリップ(本にはさまっている売上カードね)が付いたまんま
の本(当然、万引きした本だと一発バレ)でも平気で買い取ってしまうというのは、
業界で「マコトシヤカニ聞かれる話」でござるよ。もちろん、この話が本当かどうかは
別問題だけどね。
>>242 別に1軒だけじゃないんですけど。
最低でも近所の3軒では全てそう言う応対です(この3軒に共通しているのは
「取次が日販」)。
> スリップ(本にはさまっている売上カードね)が付いたまんま
> の本(当然、万引きした本だと一発バレ)でも平気で買い取ってしまうというのは、
> 業界で「マコトシヤカニ聞かれる話」でござるよ。
それは法律に依らなくても国家公安委員会規則の改正で
現行「1万円以上」となっている身分証明の提示を「金額の大小に関わらず」
と
することで大部分は防げます。と言うか、そうすべきにも関わらずしていないのは
警察庁の怠慢。いや、出版業界が警察庁に全く期待していなくて
「再販制度絶対護持」で二人三脚を組んで来た文化庁を引き続きアテにし続けて
いるのが問題をこじらせ続けていると言うべきでしょうが。
>>234
他業界と出版界全く考えが違う。
客注が赤字なら、はっきりできないと宣言しなさい。自動車海外メーカー
も部品一個でも即出荷するだろう、それをするのが当り前だよ。
編集して原価がこれだから価格はこうなる、ふざけんな。
売れる値段で造るのが常識だ。他産業はみんなそうなんだよ。
コミックなんか版元すら在庫把握してないだろ、そんな産業、他にあるか。
ゼネコンと同じで、この業界はどうしようもない。取り次ぎのコンベアの下、
注文表が大量に落ちているのが現状です。この無責任さ、あきれるぜ。
245 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:01/12/24 14:22
例えば年間1万部以上の発行をする書籍、雑誌、新聞、CDなどに関しては
再販制度の対象外とするべきである。
247 :
イナゾウ@仕事が終らんが、一時休憩(藁)。:01/12/24 23:01
>223殿へ
242でちと失礼なレスを返してしまって、スマソ。
>(この3軒に共通しているのは「取次が日販」)。
きっと売りたい本を出版社に注文しても、
「お前の店は、返品が多すぎるんだよ!、ゴルア!!」と言われて
途中で取次に「冊数を勝手に減数されている」んでないかい?。
ほんで、やる気がないと(藁)。自分の取引先にそんな事されたら
まあ、キレるのも当然かしらん?。
そういった法律については、知りませんでした。ありがとさん。
248 :
イナゾウ@眠い・・・(藁)。:01/12/24 23:26
まあ、客注が赤字だというのは、もう少し説明が必要だわな。
要は、「こんな本、欲しいんだけど・・・。」と書名も著者名も
出版社名すら分からずに来る(藁)客の対応をするのに、10数分。
あ、ここには住所や電話番号を控える時間も入ってまふ。
次に、出版社に電話して、在庫確認及び注文するのに5分、長ければ
10分。この場合、FAXで出版社に注文を流すという方法もあるが、
在庫切れもしくは絶版の場合、連絡も無しに放っとかれる可能性が
無きにしもあらず(藁)。本が届いたら、注文した客に連絡するのに
また3分。本が入手不可能の場合、顧客に連絡するのも同様。その場合、
キレ始める客もたまにいるので、要注意(藁)。
まあ、早い話、1つの客注を対応するために、書店さんはトータルで
短くとも15分はかかっているわけで〜。本やの薄利多売性を考えると
この人件費は、とても無視出来ない訳ぞなもし。
ところで、244は再販賛成な訳?。論旨を見ると、とてもそうは
思えないんだけど・・・。
250 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:01/12/25 02:04
>>246 その基準で行けば、漫画はほぼ全廃ですな。
>>250 何か問題でも?よく売れるものは、別に保護してやらなくてもいいでしょ?
新聞、週刊誌みたいな生鮮食品のようなものも、本当は再販制度適用除外
すべきなんですよ。うれるよりも多く作りすぎるのが悪いのですから。
252 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:01/12/26 00:55
>>251 恐らくですが、
>>250は漫画雑誌を指しているのではないかな?
大雑把に言えばそうなんだけど、思考も同じになってるような。
例えば
>>251なら、出版前の漫画の売上予測をどうたてるんでしょうか。
ちなみに書店数は3万を超えます。どう配本するんでしょうか。
それがビシッと予測・生産・販売できるなら、出版社への転職するといいです。
すぐ役員になれますよ。
まちがえました。
>恐らくですが、
>>250は漫画雑誌を指しているのではないかな?
→恐らくですが、
>>250は漫画雑誌を指しているのでは"ない"のでは?
254 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:01/12/26 10:32
実際、今いちばんガイキチみたいに「再販制度絶対護持」とか
わめいてるのって漫画家なんだよね。
255 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:01/12/26 11:19
新聞とってない ネットで見るし
CD買ってない MXで拾うし
雑誌買ってない グーグルのほうが早くて便利しかもタダ
漫画買ってない 読みたいの1誌につきせいぜい1、2本なのでコンビニの立ち読みで充分
本買ってない 図書館あるし
256 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:01/12/26 11:23
>>255 そうやって得られる情報・データは、
既存のモノの流通からの利益で支えられてんだよね。
それがなければ、無料のデータも無くなっちまうよ
>>252
そもそもその考えがおかしい、車だろうと電機製品だろうと販売予測
どんな業界でも当り前だろう。出版界はこれだからな。
>>248
それなら新聞広告でに無かったら書店に注文と出すな。PCのサポートセンター
だって大赤字でやってるんだよ。
259 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:01/12/26 16:01
>>257 再販賛成って書くと、保護派ってことになるんだが、解ってるか?(ワラー
制度に反対するなら、制度が出来た背景くらい知ってから書くんだな
ま、ここを
>>1からずっと読めば少しは解るだろうから、読みな
260 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:01/12/26 23:07
「出版社と書店はいかにして消えていくか」小田光雄(ぱる出版)
という本を読んだんですけど、この業界相当病んでますね。
取次の決算書類も粉飾だというくだりが印象に残りました。
特に日販は危険水準だとか。
こうなったらもうハードランディングしかないんじゃないですか?
鈴木書店の倒産は現在のシステム崩壊の始まりにすぎない。
出版業界が外部からの批判や提言に耳を貸さず、自己改革を怠って
政治力だのみの愚かな再販維持キャンペーンばかりしてきたツケが
回ってきたってことです。
読者としては今のうちに必要な本を買っておくか、図書館にリクエスト
して置いてもらうしか防衛策がないのでしょう。悲しいですね。
261 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:01/12/26 23:08
新聞とってない ネットで見るし
CD買ってない MXで拾うし
雑誌買ってない グーグルのほうが早くて便利しかもタダ
漫画買ってない 読みたいの1誌につきせいぜい1、2本なのでコンビニの立ち読みで充分
本買ってない 図書館あるし
エロ本買わない MXで拾うし
学術専門書 食費抜いても買う!
私は再販制度にどのような態度をとったらいいのでせうか?
262 :
。゜(゚´Д`゚)゜。 ワァァァン :01/12/27 03:23
>>261 >CD買ってない MXで拾うし
元ネタがないとMXで拾えません。
>漫画買ってない 読みたいの1誌につきせいぜい1、2本なのでコンビニの立ち読みで充分
本がないと立ち読みできません。
>本買ってない 図書館あるし
本がないと図書館にいっても本はありません
>エロ本買わない MXで拾うし
元ネタがないとMXで拾えません。
無料のネット配信とかは一般書籍とか新聞の売上の利益をつぎ込んで
やっています。
263 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:01/12/27 06:41
再犯再犯再犯再犯再犯再犯再犯再犯再犯再犯
再犯再犯再犯再犯再犯再犯再犯再犯再犯再犯
再犯再犯再犯再犯再犯再犯再犯再犯再犯再犯
再犯再犯再犯再犯再犯再犯再犯再犯再犯再犯
再犯再犯再犯再犯再犯再犯再犯再犯再犯再犯
再犯再犯再犯再犯再犯再犯再犯再犯再犯再犯
再犯再犯再犯再犯再犯再犯再犯再犯再犯再犯
再犯再犯再犯再犯再犯再犯再犯再犯再犯再犯
再犯再犯再犯再犯再犯再犯再犯再犯再犯再犯
再犯再犯再犯再犯再犯再犯再犯再犯再犯再犯
再犯再犯再犯再犯再犯再犯再犯再犯再犯再犯
再犯再犯再犯再犯再犯再犯再犯再犯再犯再犯
264 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:01/12/27 07:50
>>260 この本と続編『ブックオフと出版業界』で著者は
「さっさと再販制度を廃止しないからあんなゴロツキ同然の連中に
業界を荒らされるんだ」と言うことを強調している訳だが、
あるゲーム雑誌の元編集長は「この業界に携わっている者なら
『再販制度の敵』を憎悪するのは当然」と著者の主張を180度取り違えているとしか思えないピンボケな感想をWeb日記に書いていた。
265 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:01/12/27 08:19
>>260 まず、小田光雄の制度への認識が変なんですよ。
時間をかけて良い本を作って売っていく為の制度ではなく
小部数の出版物を製造し
(一定部数以上の注文でないとコストが高すぎて出版できない)
それの在庫を少しずつさばいていく売り方を支えている制度なわけで。
最近の本は、記号として消費されている、と小田は言っていますが
再販制度は記号として消費されないような商品の為の制度なのだから。
この小田の本も、記号として消費されないような本じゃないですかね。
この本を再販適用せずに出版されたのなら、まだ説得力があったんですが
(再販の適用は、出版社の任意)
しっかり再販制度を適用していますからね。
流通構造を変えて行くのも良いでしょうが、そんな金を持っているところはありませんよ。
国が出せるわけでもない。小田光雄がやってくれるなら良いでしょうが。
−−というより、もう変化は始まっているのだから、それに任せれば良いと思います。
266 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:01/12/27 08:59
供給側にどっちか選択させることができるといい
再販でいくか
普通でいくか
267 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:01/12/27 10:35
>>266 既にそうなってますよ。
少ししか出版されてませんが。
268 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:01/12/27 12:30
>>266 主婦の友社(角川書店販売)が一部の実用書を
部分再販(書店は卸値〜希望小売価格の範囲内で販売)にしてるぐらい。
売れてはいるが再販絶対護持の業界関係者からは非難の嵐。
269 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:01/12/27 13:58
どうも、とりあえず規制だから反対!って人が多いみたいだね。
反対するにもその対象の知識すらないんじゃあ意味無いじゃん。
こことは関係ないですが
新規の全国紙を見た事がないですが
どうしてですか?
271 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:01/12/27 15:07
まあ、ブックオフにやられているものと、雑誌全般は廃止すべきかなと思います。
ただ、漫画がほとんどになりますけど。
272 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:01/12/27 15:09
>>272 そうしないと、書店が潰れるのは時間の問題でしょう。
273 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:01/12/27 15:10
>>269 そんなことはわかり切ってるよ。
だから主婦連は40年近く「再販制度断固粉砕」を掲げているのに
何の成果も挙げてないんだし。
極論で言えば、再販制度を放棄するのは業界の自由。
にも関わらず「再販制度を護る為に再販制度の敵を叩き潰せ」言う
各業界、特に出版業界の本末転倒ぶりに大多数は呆れてる。
274 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:01/12/28 01:09
「世間一般の」が抜けてた。スマソ
業界の本音は
厳しい競争はやりたくないな〜でしょ?
277 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:01/12/28 13:08
>>276 ま、ビジネスだから当然メリットとデメリットで判断するでしょー
278 :
金が欲しい:01/12/28 16:23
クロネコブック便が休日も活動しているのに、出版社は休日も出庫しろ。
努力もしないで、再版を守れだものな。
279 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:01/12/28 16:56
このスレで新古書店が話題になっているので、
とりあえず行ってみた。あまり、興味を引くような本はなかったし、
どちらかというとこの板で叩かれるトンデモ・エコノミストのが多かった。
でも、サムエルソン『経済学』(上・下)を併せて500円で買った。得した。
読まないだろうけどさ。
281 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:01/12/29 00:48
やはり、トンデモは再販廃止しても問題無さそうだな。
282 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:01/12/29 02:40
一通り意見が出たら、途端にレベルが下がりましたねぇ。
語り尽くされた論点をループさせても仕方ない。
あとは沈みゆくだけ。
284 :
金が欲しい:01/12/29 11:11
>>279
努力したくないのが本音だな。
大手は再版廃止で、中小が倒産した方が良いのも本音だものな。
285 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:01/12/29 11:23
公正取引委員会は総務省から独立して内閣の下にくるそうだから、首相のトップダウンで再販廃止ができるかもしれない。
この場合、猪瀬が邪魔。
286 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:01/12/29 11:31
新聞購読を止めましょう
287 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:01/12/29 13:20
新聞だけでも止めるべきだが、新聞社が本の再販を人質に粘るのでいっこうに進まないわけだ。
288 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:01/12/29 13:34
>>283 しかし、再販絶対護持にこだわっているのは小学館・講談社・集英社・
秋田書店・白泉社で中小出版社は「さっさと再販制度を廃止しろ」と言う姿勢に
シフトしつつあるのが皮肉。
>>285 行革断行評議会は「おじゃま虫」
http://www.asahi.com/politics/update/1225/009.html 自覚してるのか。
行革推進本部事務局と再販制度で正面衝突するのは時間の問題だしな。
ただ、トップダウンはいいとして現状では到底、国会の承認を得られなさそうな
状況をどう打破する? それこそ森率いる自民党文教族と民主党(特に枝野)が
「抵抗勢力」として立ちはだかるのは確実だし。ヘタしたら猪瀬の悲願である
「著作権法に再販価格維持権を明記」までやられかねんぞ。
289 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:01/12/29 13:45
特殊法人の抵抗勢力と再販制度の抵抗勢力を敵対させて、共倒れしてくれれば理想的なんだが、なかなかうまくはいかんだろうな。
290 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:01/12/29 14:13
このまま中小出版や書店は潰れるしかないのか。
291 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:01/12/29 14:54
>>298 この件でガチンコしそうな「特殊法人の抵抗勢力」とは例えばどんな所があります?
「再販制度の抵抗勢力」は以下の通り……。
文部科学省・文化庁
(社)日本新聞協会
(社)日本書籍出版協会
(社)日本雑誌協会
(社)日本出版取次協会
(社)日本書店組合連合会
(社)日本ペンクラブ
(社)日本レコード協会
(社)日本音楽著作権協会
(労)日本新聞労働組合総連合会
(労)日本出版労働組合総連合会
※(社)日本文芸家協会は江藤淳が理事長だった頃は「再販制度絶対護持」だったが、
江藤の死後は村上春樹・夏目房之助ら再販制度に懐疑的な会員の発言力が増しており
今年3月の提言でも「再販制度に問題が有れば見直しにやぶさかではない」と
している。また、(社)日本図書館協会は再販制度支持を表明していたが今では
出版業界に「再販制度の敵」とみなされ、糾弾されている。
>>290 少なくとも、書店は「接客業」としての自覚を取り戻さない限り再生は無いでしょうね。
292 :
金が欲しい:01/12/29 15:33
ネット初めてから読書は確実に少なくなった。新聞2紙に、週刊誌1冊、趣味の雑誌2冊
これだけで時間いっぱいだわ。再版有っても無くても、出版業界ジリヒンだろう。
293 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:01/12/29 19:24
それはあんたの場合だろ。駄目な新聞や雑誌が安くなったり、無くなったりするのは良いことだ。
294 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:01/12/29 19:27
民主党やマスコミなどは明らかに再販の抵抗勢力だが、特殊法人の改革には賛成してる。
今やられている抵抗勢力がこのダブスタを突いてくれればいいんだが。
295 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:01/12/29 20:19
「抵抗勢力の大老」とマスゴミに揶揄されている野中は
再販制度は廃止すべきだと考えているらしい。
296 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:01/12/29 20:25
目には目を、歯には歯をか。
297 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:01/12/29 20:40
国民各層が痛みを分かち合おうとしているときに、
マスコミが既得権益にしがみついて離さないのが
なさけない。
298 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:01/12/29 21:27
新聞購読、書籍購入を一切止めておけ
唯一の抵抗だ、図書館とネットにしろ
それが出来なければ再販制度に賛成しているのと同じだ
299 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:01/12/29 22:20
いいじゃんか。
古いメディアが馬鹿な制度で自ら滅亡を早めるだけの話だろ。
ほっておけって。
300 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:01/12/29 22:42
来たか300
301 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:01/12/29 23:16
>>298 古本ばかり買ってまーす。さっさと潰れて下さい。
302 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:01/12/30 00:16
本来どういう流通システムや流通慣行を採用するかは、企業の自由にま
かせるべきこと。企業が再販売価格を一定の水準に決めたいという契約を
小売店と結びたいなら自由にさせれば良い。再販制度制度を禁止することは
経済に規制を導入することであって、「再販制度」の廃止を規制緩和派
の中条や三輪が主張するのは自家撞着だ。
>>302 再販制度こそが 経済に規制をかけていて それによって 新聞や出版の業界を
甘やかしているのです。ところで、再販制度のメリットとは 何ですか?
304 :
302アホ:01/12/30 01:03
自由にしていい事を法律の力でやってるから問題なんだろ
再販法なくすから、自由にやれよ
305 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:01/12/30 01:28
>>303 出版については、既にこのスレで何度も書かれていますよね。
ループは止めませんか?
>>304 法的に認められ、今まで続いてきた背景があるわけですね。
認められるだけの理由があったということです。
それと今の業界の現状を照らし合わせて論じなければ
説得力無いでしょうね。
306 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:01/12/30 02:16
自由にやらせろよ。
307 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:01/12/30 02:30
>>302 あなたの主張は「独占禁止法を廃止せよ」と解釈していいのかな?
アメリカのガチガチの保守派にはそういう主張の人もいるみたいだが
そういう世の中は今より暗くなると思うのでやめてほしいね。
308 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:01/12/30 03:03
再販制度廃止こそ独占禁止法に値するのだが。
309 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:01/12/30 08:13
>>302 それは代替手段が確立されていない時期なら通用する理屈だろうが
もはや再販制度が大昔に果たしていたと言う「取次→A書店→取次→B書店」なる
ルートは死滅して久しい(取次に戻って来た本の4割は裁断処分される)し、
出版業界はさんざっぱら「再販制度廃止は知る権利の阻害に繋がる」とわめき続けて
来たのに今や「再販制度護持の為に知る権利を制限しろ」と180度正反対の
傲慢全開な態度。恥ずかしくないのか? と老婆心ながら忠告したいのだが。
310 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:01/12/30 09:15
まあ既得権益者も勝手にやっていれば
新聞なんてくだらない物は購読もしてないし
書籍も買わない。図書館があるしな
新聞も高いよ、あの程度のレベルならば
ネット新聞でも販売すれば半額以下にできるだろ
給料も下げてな
自分の周りでも急速に新聞購読している人は減ってるよ
20、30代だけど
団塊の世代までの命だろ
311 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:01/12/30 10:57
>>309 そりゃー、回転させる中で裁ききれない分は処分するに決まってんだろ
4割は廃棄ということは、6割は残るってことだろ
それ位はわかるよな
6割にも適用されてんだから死滅とは言えんよ
大丈夫?
312 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:01/12/30 11:03
そのうち4割が5割になり、6割になって・・・終了。
313 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:01/12/30 11:20
コンテンツ産業を潰したがってるアホどものスレだな、ここ。
(注:コンテンツ産業とは書籍・新聞だけではないぜ。
ビデオゲーム・映画・音楽・ネット上のコンテンツなども含むからな)
WinMXでMP3引っ張ってきてる時点で経済にブレーキかけてるって自覚しろよ。
314 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:01/12/30 11:27
>>313 とかいう奴に限って自分もやっていたりする。
315 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:01/12/30 11:36
音楽の著作権が大切なのはわかる。
CDの料金は何故高額なんだ
歌手、作詞、作曲に著作権料を払うのはわかるが
それ以外が高いといってるんだ。
ネットで有料で販売したらどうだ。
著作権料以外を激安でな。十分低コストで出来るだろ。
設定が高いんだよ、著作権料以外の所が
316 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:01/12/30 11:44
>>315 しかし、CD会社にしてみれば、どんなCDでも3,000円で
売れるわけだから、CDが自由価格制になることを考える
だけでも恐ろしいことだろう。
317 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:01/12/30 11:45
書籍・新聞の再販の論点って、要するに「商業ベースに乗りにくい学術書
の採算性維持」だと認識していたが。
だとすれば、なぜ未だに新聞の再販価格維持が認められるのかは理解に苦
しむ。もっとも、産経のように価格競争に訴える業者も出てきているから、
実質的には崩壊しつつあると言えるのかも知れないが。
特にこれからはネット等により情報の即時性、流動性が高まるのだから、
既存の流通網の価値はどんどん下がる。要するに希少本であっても本屋で
探す必要がなくなる。
求める人が少数であっても、その情報に価値を見いだすなら、ネットに
よる通販などで容易に入手できるだろう。それでも売れずに赤字になるな
ら、その情報には制作コストに見合う価値がなかったと言うことになる。
情報だから一般の商品と異なる…というのはマスコミの傲慢に思えて仕
方がない。
この不況の中でも一部の規制産業以外は厳しい価格競争と需要減退の中
で鎬を削って勝負をしている。マスコミだけがぬくぬくとして良い理屈は
ない。
318 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:01/12/30 11:53
しかし、これほど21世紀の2chに相応しい「祭」もないよう
に思うが。
今まで様々な権力に対して市民(ヒッキーもヲタも含めて(藁)
の立場からモノを申してきた2chが最高・最後の権力「マスコミ」
に挑む。勿論、得られるものは「安価で質の高い情報が得られる日本」
だ。
たぶん、このままではマスコミの強力な反・再販キャンペーンで新聞
・書籍の再販価格維持は覆せないだろう。しかし、2chの力を集めれ
ばもしかするとそれが可能になるのではないかという望みがある。
何せ、あの巨大な日生を相手に一歩も引かなかったひろはると2chだ。
今度はより大きく、政治も国家権力をも恐れる強大なマスコミは相手に
不足はないだろう。
…というのは漏れの脳内で終わるのだろうが。(藁
319 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:01/12/30 12:54
>>317-318 どうして主婦連を始めとする消費者団体が「再販制度断固粉砕」を
掲げて40年以上、何の成果も挙げられていないのかと言うとマスコミの
再販絶対護持キャンペーンへの有効な反証を自前では何も準備せず
学者任せにしていた(経済学者・法学者とも再販制度支持派が天然記念物
レベルになっているのはもはや常識である)からに他成らない。だから
マスコミの組織力“だけ”で「国民の99%が再販制度を支持」なんてどう考えても
捏造スレスレな結果になるのであって「日本には真の消費者運動は育って
いない」と嘆かれる所以となっている。それに、マスコミは既に「著作権法に
再販価格維持権を明記」と言う段階へ要求を引き上げているが、主婦連は
「著作権とかそう言う小難しいことはよくわからないから答えようが無い」と、
情け無いことに全く太刀打ち出来る態勢ではない。
主婦連合会
http://www.shufuren.gr.jp/ 全国地域婦人連合会
http://www.chifuren.gr.jp/ 消費科学連合会
http://www.shokaren.gr.jp/ 日本生活協同組合連合会
http://www.co-op.or.jp/jccu/ 田代祭で見せたパワーがそれ自体が巨大な権力であるマスコミによって築かれた
バベルの塔を崩壊させる一撃となれば、それは途方も無く凄いことだとは思うが。
それと、2chの管理者は「ひろはる」氏でなく「ひろゆき」氏では?
320 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:01/12/30 13:01
「何でもネット通販で安価に」とのたまうネット万能主義者は去れ。
世界中で人口比率ではPC所持率は100分の2だ。
321 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:01/12/30 15:36
世界中で再販制度に支配されている人口比率は100分の3。
322 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:01/12/30 19:55
>再販制度
(三輪氏を除く)多くの流通やってる経済学者は再販価格
維持行為一般に対して否定的ではありません。これは一般
の人、それからここに集まってる人が想像しているのと
は反対です。(中条氏は流通やってる訳ではないから
対象外。)再販維持をはじめとする取引慣行は、流通経路
において生じているさまざまな外部性やインセンティブ
の問題に対処し、効率性を向上させる手段としての機能が
あると考えられています。
>独禁法
日本の独禁法の規定では、再販価格維持は「原則違法」で、書籍などの
特別に指定した分野に対してのみ「適用除外」として認めるという構成に
なってます。この規定はいらない、すなわち再販維持行為そのものを
「原則適法」にすべきではないかという立場の経済学者も多いのです。
現在のアメリカの独禁法では、再販価格維持は「原則違法」とはされていません。
競争政策に関するアメリカの学者のなかでポズナーなどに代表される
シカゴ学派の人たちは、再販価格維持、テリトリー制、専売制などの
制限的取引慣行は競争制限的ではなく、「原則適法」であると
すべきだと考えていました。このような立場からは、再販価格維持の
禁止は不必要な規制の導入であるということになります。
独占禁止法へのシカゴ学派の影響が強くなり、再販価格維持
は「原則違法」ではなくなったのです。
追加
ということで、「文化の価値」とかとは関係なく、再販価格維持制度は
一般的に認めて問題ないという経済学者は多いのです。
個人的な考えでいえば
ダメ本は安くしても売れない。
不良在庫が本屋にあるか倉庫にあるかの違いで
遅かれ早かれ再生紙に廻される。
会社の会計の健全性を保つには早めに処分したほうが
よい気がする。
良い本は定価で売れるが
高い値段をつけることも出来ない。
儲けそこなったなと思っても後悔するしかない。
都会のように本屋がそこここにある場合は別だが
地方において一つの本屋に出版社が連合して支援をし
周りの本屋を駆逐すれば高い値段をつけることも可能だ。
もともとはこれを防ぐために作られたのが再販制度だ。
325 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:01/12/30 20:52
> 日本の独禁法の規定では、再販価格維持は「原則違法」で、
これは1975年の最高裁判決で示された法解釈。
米国では1911年の医薬品再販価格維持事件で最高裁が示した法解釈が
現在も生きている。
> 独占禁止法へのシカゴ学派の影響が強くなり、再販価格維持
> は「原則違法」ではなくなったのです。
学界の勢力がどうなろうと裁判所がそれを支持するかどうかは別問題。
と言うか、連邦最高裁が1911年判例を否定する判例変更をしたとでも言うなら
「原則違法ではなくなった」とも言えるだろうが、そんな事実がどこにある?
そりゃ、シュリンクラップ契約有効を支持する判例を作った裁判官はシカゴ学派に
毒されちまってるんだろうが。日本なら大阪地裁民事17部とか。しかし、
米国最高裁は1998年にQuality King事件でシカゴ学派が否定する消尽規定が
輸入禁止規定に優先する、並行輸入を認める判決を下している。間接的
再販価格維持である割安な並行輸入品の排除に一定のブレーキをかけた
この判決がシカゴ学派と相容れないのは明らか。
せいぜい伊従・紋谷のシカゴ学派二大巨頭を担いで好き勝手にわめいてろや。
326 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:01/12/30 21:41
心配するな。共和党政権は基本的に独禁法すら反対だ。
自由経済マンセー!
327 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:01/12/30 21:55
>地方において一つの本屋に出版社が連合して支援をし
周りの本屋を駆逐すれば高い値段をつけることも可能だ。
あのねえ。今時そんなことをやったら、すぐに叩かれて潰れるでしょ。
>>327 だから今は無理なんですよ。
ただし、再販制度はそうやって生まれたものなのです。
ある意味独占的な本屋がある地域でも過密地帯でも
離島でも全国同一価格で買えるということです。
例えばパソコンのパーツ(メモリ)などは地方のほうが高い。
書籍も同じことが言えるかどうか知らないが価格同一
維持のために必要なことかもしれない。
まぁ漏れは出版屋だから再販制度を維持してもらったほうが
とりあえず「売れた場合の」1冊あたりの利益は確保できるんで
いいと思うだけだけどね。
329 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:01/12/30 23:27
流通コストが高いなら、その分値段が上がるのは当たり前でしょうが。地方優遇にも限度があるでしょ。
でも、アマゾンってどうなの?
>>329 流通コストもありますが
先ほどのメモリの件ですと秋葉原と私の住んでいるところでは
1300円(256MB、PC133、同じ商品)の差があるわけです。
宅急便で1枚ずつ送ってもこれだけの格差は起きない。
はっきりいって競合店がないからです。
きれい事を言えば私どもとしては広くご利用いただくために
通常ルートに乗って発行され書店さんに並べていただく場合は
同一単価でと考えているわけです。
アマゾンさんの場合は現状では赤字覚悟でとりあえず
固定のお客様を獲得することを考えていらっしゃるのではないでしょうか?
はっきりわかりませんが、3500〜5000円程度の書籍を
発送するのであれば赤字にはならないと思いますが。
331 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:01/12/31 00:56
そのきれい事が新聞にも利用されているのが問題だな。
問題の根源は、情報をモノとして製造・販売・流通させていることにある。
333 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:01/12/31 15:29
>>332 「情報=モノ」で何がおかしい?
ネットコンテンツのビジネスでそれなりにうまく言ってるのはケータイ関係と
カラオケサイトくらいなものでは?
たとえば数百ページの学術書をネット販売でダウンロード・・・・・・
鬱だ詩嚢。
334 :
金が欲しい:01/12/31 16:17
再版有ろうと、無かろうと出版界は地盤沈下し続けるのは必定。
楽しくなってきたぞ。収入は下がっていくはずだから、書籍購入費はカットされるだろうから
当り前。
335 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:01/12/31 22:46
そういえば、日経に書いてあったが、音楽業界も出版業界も放送業界まで低迷していて、元気なのはゲーム産業だけだそうだ。
規制があってもこの程度。再販制度のなかったゲーム業界だけは苦しいながらも頑張ったことが結果にでたといえる。
自業自得だな。せいぜい終わりの時を引き延ばしていろ。
336 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:01/12/31 23:32
>>335 過去にSCEが販売価格維持のような行為をしていたのは、
それがSCEとメーカーに有利に働くから。
中古流通を規制しようとしたのも、同じ理由から。
公取委が無ければどちらも実行され、続いていただろうが
かといってそれが原因でゲーム産業が低迷するわけではないんだな。
業界の低迷と再販制度の問題は分けて考えるべき。
337 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/01/01 00:33
本当に?
338 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/01/01 14:23
>>335 PS2は本体こそ売れているが、ソフトは大手が派手に宣伝攻勢を仕掛けた
タイトルしか売れていない。こう言う状態になった原因の一つは、今まさに出版業界が
やっているような中古市場の「撲滅キャンペーン」がユーザーの不信感を招いた
ことにある。裁判は昨年3月、東京・大阪の両高裁でメーカーが敗れ去ったが
今年中にも最高裁判決が下されるとゲーム業界のみならず映像ソフト業界や
出版業界にも多大な(それがコンテンツ・プロバイダーの希望に沿わない
ものであっても、負の要因になるかどうかは別としての)影響を与えるであろう。
339 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/01/01 14:58
>>338 >今まさに出版業界が
>やっているような中古市場の「撲滅キャンペーン」がユーザーの不信感を招いた
>ことにある。
何でそうなるんだか理解できません。ソースでもあるのかな。
340 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/01/01 16:04
341 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/01/01 16:33
問題の詳細じゃなくて、
中古流通の規制と、
>>338の1行目のようなソフトの売上げ状況
に相関関係があるいえる理由を知りたいんですけど。
342 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/01/01 16:57
343 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/01/01 17:18
>>342 面倒なので、数行でまとめてみてください。
344 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/01/01 20:43
1998年の年明けに業界団体は著作権法第26条(頒布権)を持ち出して
中古屋とそれを利用している客に「お前らがやってることは犯罪だ。ガタガタぬかすと
獄にブチ込むぞゴルァ(゚Д゚)」と脅しをかけて来ました(1年半前から独禁法違反容疑が
浮上していたソニーを擁護する意図も含まれていた)。この撲滅キャンペーンは
小学生層などにはトラウマとなってしまい、中古屋で「中古を買ったら警察に捕まっちゃうん
ですか」と青ざめた顔で質問する光景も非常に多く見られたそうです。
そう言うメンタリティな部分の負荷を差し置いても、購入したソフトを処分出来なくなると
言うことは、そのまま駄作を掴まされた時の経済的リスクが飛躍的に増大することを
意味する。そして、ソニーがメーカーの圧倒的支持を取り付けて他社ハードへの
ソフト供給が滞り、業界を制圧した結果それが現実のものとなってしまった。DC発売時には
セガもソニーの販売方法に追随したので、この低年齢層のゲーム離れにさらに追い打ちをかけた。
低年齢層は旧作を売って小額のお小遣いを足して新作を購入すると言う遊び方が
出来なくなったので、家庭用ゲーム機で遊ぶと言う習慣が無くなり携帯ゲーム機(この市場で
トップシェアの任天堂は中古市場を黙認)やカードゲーム・ベイブレードなどに
押されて低年齢層の市場は昔に比べて非常に狭くなってしまった。
345 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/01/01 22:57
>>344 しかし、実際に中古屋が買い取りと販売を停止した時期ってあったんですか?
件の問題は、プレステ2が発売になる前には結論が出ていたんじゃないんですか?
ユーザーの中には、メーカーに不信感を抱いた人もいたでしょうが、
実際、買取が行われている以上、購入した駄作を処分できないため
購買を控え・・という状況にはならなかった。
古書流通も規制されていない。
というか、再販制度は古書流通にとってはプラスに作用する。
こういう背景があってブックオフが伸びてきたわけで。
書籍、ゲーム、音楽、映画・・ソフト産業はどれも
ソフト自体の質と、宣伝が決め手でしょう。
やっぱり
>>338の前半部分はわかりません
346 :
maspy:02/01/01 23:47
やっぱり
「構造改革なんてやらんでよろし!」
といわれた
焼け跡世代の
のさかあきゆき
が、一番インパクトありましたね。
このレベルのドキュンばかりをあつめて
やらせるほど、朝生も度胸なんですね。
本もネットでダウンロード、っていうレスがいくつかあったけど、
モニタずっと見てると目が疲れてくる俺はアナログ人間ですか?
長文はやっぱり紙媒体で読みたいと思うのだが…
348 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/01/02 00:30
>>322 御説を拝見したが、仰ることが良くわからない。
「再販価格維持を認めている経済学者は多い」「米国の”シカゴ学派”
では再販価格維持を競争制限とは捉えていない」というだけの話にしか
聞こえないのだが。
学者の意見を鵜呑みにしてここで開陳してくれるのは結構だが、何故
再販価格維持を競争制限として捉えないのか、何故、消費者への小売価
格を制約する再販価格維持が効率性を向上させると考えるのか、理由を
明示してくれなければ議論のしようがない
ついでに再販価格維持を議論するのに「流通をやってないから対象外」
と断じる理由についても教えてほしい。
322が「学者がこう言っているから正しい」というような自分の頭
で考えることを拒否している人間であれば無視してくれて結構だが。
版権のあやふやな本はとっとと電子化したものを公開して欲しいよ。
350 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/01/02 00:46
>>345 344の話は記述はゲームソフトのマーケットで中古品の取引に制限
を加えようとしたために新品ソフトのマーケットをも狭めてしまった例
と解釈させて頂いたが。つまり、企業がマーケットをコントロールする
ために競争制限的な施策を採用すると結果的に企業の首も絞めてしまう
ことがありうる…という類例だろう。
この場合、議論の焦点は中古品か新品か…ということではなくて、競
争制限的な政策がマーケットの発展にプラスになるかどうかということ
だと思うが。
ミクロ経済学の基礎の基礎で説明される、独占による社会的余剰の減
少…という極めてベーシックな議論を覆すだけの論拠になっていないと
思うが如何だろうか?
351 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/01/02 01:13
最近は論文も有料化してる。
ネットでDLしようとすると$5くらい取られることもある。
学問の発展のために無料にすべき。
352 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/01/02 02:00
>>350 それは結局のところは、”規制ならば全て撤廃”的な話になりますが、
そこまで大味、いや、マクロ的な話だったんですかね?
>独占による社会的余剰の減少…という極めてベーシック
>な議論を覆すだけの論拠になっていないと思うが如何だろうか?
というか、それ自体、出版業界に当てはまらないと思います。
あてはまるとしたら、その話の何がどの辺に当てはまるんですか?
353 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/01/02 17:19
>>345 えぇ、有りました。1994年12月から1999年末頃までソニーの圧力で
PSの中古は日照り状態でした。1999年10月にメーカー側が大阪地裁で勝訴した
直後には、業界最大手だったソフマップが機種を問わず家庭用の中古を
全廃しています(PCゲームは継続)。昨年3月の東京・大阪両高裁でメーカー側が
逆転敗訴して以降は、一部の自社流通系メーカー商品以外はほぼ中古流通が
PS発売前に近い状態へ回復しています。
354 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/01/03 00:38
>>352 >それは結局のところは、”規制ならば全て撤廃”的な話になりますが、
>そこまで大味、いや、マクロ的な話だったんですかね?
それぞれ経済的に規制を加えるには論拠があるのはご存じだと思うが?
たとえば自然独占とか情報の不完全性とか。
そのあたりのベーシックな議論が抜け落ちていると指摘している。
マクロ…というよりも考え方の大元の部分を伺っておきたいと思った
次第。そこを曖昧にしておくと、ミクロの部分でも議論が咬み合わなく
なる。あるいは、逆にミクロの部分に拘泥して全体をうやむやにするつ
もりなら結構だが。
>というか、それ自体、出版業界に当てはまらないと思います。
>あてはまるとしたら、その話の何がどの辺に当てはまるんですか?
基本的に全ての財はマーケットで取り引きされている。出版物で
あっても例外でないのは当然だろう。だから、「再販価格規制」と
いう「市場価格」の「規制」が成立するのでは?
もしかして、「マーケット」の意味から説明しなければならない
のか?
355 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/01/03 08:32
>>354 あなたが言いたいのは
完全に市場原理にゆだねずに、規制(=再販制度)を設ける
正当な理由は何か・・・再販制度の意義は?ってことでしょう。
ベーシックな議論というか、それこそスレの議論の本質であって、
さすがにそれは激しく既出なんで、
>>1から読み直せばわかると思うよ。
議論が抜け落ちているじゃなくて、アナタが流し読みしたか
あるいは読んでないんでしょう?
356 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/01/03 09:03
>>355 より細かく言えば、「書籍・雑誌・新聞のマーケットに於いて価格規制を
すべき理由があるのか?」という疑問に尽きる。そして、その疑問を解くた
めには基本的な考え方を整理しておく必要があるだろうと思った次第。
>さすがにそれは激しく既出なんで、
>>1から読み直せばわかると思うよ。
>議論が抜け落ちているじゃなくて、アナタが流し読みしたか
>あるいは読んでないんでしょう?
一応、一通り読んだつもりだったが再度見直した(結構時間を食ったが)。
しかし、やはり355氏の立脚する論拠が見えない。
355氏の考えるところの再販価格規制の論拠はどの発言を参照すれば
良いのだ?それと、「出版業界にミクロ経済学の原則があてはまらない」
とする私からすると驚くほかない意見の論拠についても示して欲しい。
>>356 −最初にミクロ経済学ウンヌンについて
>それと、「出版業界にミクロ経済学の原則があてはまらない」
>とする私からすると驚くほかない意見の論拠についても示して欲しい。
と、いうか、
>>350の
>独占による社会的余剰の減少…という極めてベーシックな議論を覆すだけの論拠
これが、さっぱり意味がわからないってことです。
出版業界に、上の引用文の何がどうあてはまるんですか?ってことです。
例えば「独占による」というのは、誰の、何になるんですか?
−再販制度について
商品の多様性の確保、地域格差の解消という点で意義があるわけです。
この制度が多様性と地域格差にどう影響しているのか
・・それを具体的に書込み番号を挙げていくのは、面倒だからしませんが
今までこのスレに何度も書かれているので、もう一度読んでみてください。
358 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/01/03 15:08
>>355 論点を整理して頂き感謝する。
1.ミクロ経済学云々の件
ここは経済板なのだからミクロ経済学の基礎の基礎の話くらいは当然
ご存じだと思い、お伺いしたのだが。
書籍や雑誌もマーケットで取り引きされる「財」の一つであり、通常
であればその取り引きに価格規制を加えれば社会的余剰(生産者余剰≒
供給側の効用+消費者余剰≒消費者の効用)が規制がない場合よりも少
なくなってしまうと言う話。これがわからないならミクロ経済学の初学
書でも読み直すことをおすすめする。その上で、誤りがあればご指摘頂
きたい。
一応、ここは経済板なのだから、基本的な知識くらいは身につけてき
て欲しいと思うのだが。漏れもさほど知識があるわけではないが、価格
規制による社会的余剰の減少から説明しなければならない…というのは
ちと痛すぎるように思う。
2.再販制度について
>商品の多様性の確保、地域格差の解消という点で意義があるわけです。
それらしき議論があったことは承知している。
355氏がこれらを論拠として再販価格維持擁護の立場に立っていると
解釈させて頂いて宜しいだろうか?
359 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/01/03 15:22
長くなったので続き。
a.商品の多様性の確保について
そもそも売れない商品を書店の棚に並べる必然性が見えない。
書店の判断で売れる本だけ書棚に並べれば良いのではないか?
価格規制を掛けると言うことは出版社や流通、書店等が消費者
から効用を奪っていることを意味するのだが、そこまでして「多
様性」を確保しなければならないのか?ならないとすればその論
拠は何なのか?
そもそも、多様性を確保しなければならない理由は何なのか?
b.地域格差の解消について
地域格差の解消とは、つまり地方書店への流通コストを都市部で売られる
書籍の価格にも上乗せして良い、とする議論になると思うが。それが許容さ
れるのは何故か。
生産地から近い分、流通コストが低くなり、価格が安くなるのは理の当然
ではないのか?北海道でカニが安いことを悪いと言って指摘する奴は居ない
のに何故、書籍は地域によって値段差が付いては駄目なのか?
>>358 ミクロ経済学のことは全然知らないんですが、簡潔に書けばこう?
「価格規制(再販制度)はマーケットの発展を妨げる
このデメリットを補う以上の存在意義が無ければ廃止すべき」
ミクロ経済学について勉強している暇は無いけど
結局、「再販制度の意義は何?」って事で良いんじゃないの?
※一応
再販制度:再販売価格維持制度
再販売価格:小売→お客さんへの販売価格
ってことで、スレのタイトルに戻るってわけですね。
361 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/01/03 15:47
1960年頃まで北海道と九州では「地方売価」と称して
他の地域より高い値段で本を買わされていた。再販制度下でも
地域による差別価格は実践されていたのだ。
で、私が再販維持派かどうかというと、成り行き任せ派。
かつては再販制度の意義はあったけど、徐々に薄れてきていると思うわけ。
つまり、多様性と地域格差が、流通とメディアの変化で補えるようになってきている。
このまま自然に移行するだろうと思うってこと。
それと、即刻廃止したら出版社の8割くらいは逝ってしまうので
そこまでやらんでも良いかなって感じ。
363 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/01/03 16:21
>>359 >>328にあるとおり価格差は
物理的な地理的要件によって発生するものではない。
本屋が少ないところではいくらでも値段を上げられる
ということを避けようという趣旨も含まれている。
あと普通の本屋を考えると与信が取れない。
再販制度がなくなると基本的に本屋に
本を並べるという行為は難しくなるだろう。
出版社は再販制度下においてはその概念が希薄で
他業種から出版社に入った人間としてはけっこう驚きだが。
>>359 a.商品の多様性の確保について
>そもそも売れない商品を書店の棚に並べる必然性が見えない。
売れない本を陳列したいって店も店員も、まず、いないんじゃないの。
>書店の判断で売れる本だけ書棚に並べれば良いのではないか?
どこも、そういう傾向にあるから書店はみんな画一的だと言われるんですよ。
ただ、マイナーな商品として分類されながらも、少なくても確実に
売れるような商品は、専門店として営業するなら置かなきゃなんないだろうね。
モンゴル語の辞書とか。
多様性については、激しく既出だから読み返してね。
これは結局、どういうスタンスをとるのかってこと。
完全に神の手に委ねると、マイナーな商品は流通しにくくなる
−が、それで良いかどうかってこと。
アナタは経済学を専攻したんだろうけど、多分大学で教科書になった本の
大部分はマイナーな本でしょ。(マイナーなら良質だとはいわない)
ミクロ経済学の本は1冊あればそれでいいかというと、そうでもないんじゃないの?
まあ、この辺も既出なんですが−
出す前から必ず商品ってのは、売れてるタレント関係とか
既に有名になっている著者の本とか、かなり限られているわけで
それ以外のものは未知数でしょ。
「白い犬とワルツを」とか「脳内革命」のような売れ方をする本
はあるわけだし、無名の作家が、一気に、あるいは徐々に有名になることもあるわけで。
b.地域格差の解消について
>地域格差の解消とは、つまり地方書店への流通コストを都市部で売られる
>書籍の価格にも上乗せして良い、とする議論になると思うが。それが許容さ
>れるのは何故か。
>生産地から近い分、流通コストが低くなり、価格が安くなるのは理の当然
>ではないのか?北海道でカニが安いことを悪いと言って指摘する奴は居ない
>のに何故、書籍は地域によって値段差が付いては駄目なのか?
そうすると、例えば、本を読んだり教育を受けたりする際に
コストがかかるってことでしょ。
地方ってのは、いろんな意味で不便だけど、
文化的なところで、そういう格差を抑えていこう、ってこと。
それが望ましいとされて今に至るって感じかな。
本全てが文化的に価値があるものとは言わんけどね。
ていうか、これも既出じゃないの?
366 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/01/03 20:30
>>360 簡単に「再販価格維持制度の意義」と敷衍されては困る。
ミクロ経済学の立場から整理しても確かにマーケットに規制を掛ける
べきケースというのは存在するが、果たして新聞・書籍における再販価
格維持制度がこのケースに該当するかどうかを問いたい。
もっと、突っ込んだ言い方をすれば、従前は「文化の多様性の維持」
「地域格差の解消」などという抽象的な解釈がされてきたのだが、それ
が本当に経済学の立場から価格規制を適用すべきケースなのかどうかを
問いたい。
367 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/01/03 20:42
>>363 >物理的な地理的要件によって発生するものではない。
>本屋が少ないところではいくらでも値段を上げられる
>ということを避けようという趣旨も含まれている。
例えば、登山をすると山小屋で缶ジュースが1本300円で売られて
いたりするわけだが、これは許容されて、新聞・書籍はなぜ許容されな
いのか?
結局、「俺等が作って売っている新聞や書籍は特別なモノでそんじょ
そこらの品物とは違うのだ」というマスコミ連中の驕りでしかないよう
に思われるが。
所変われば品物に流通コストが反映される。供給量の少ない場所では
物価が上がる。これが市場経済の一般的な摂理ではないのか?
>あと普通の本屋を考えると与信が取れない。
>再販制度がなくなると基本的に本屋に
>本を並べるという行為は難しくなるだろう。
それこそ、オンデマンド出版とかネット通販とかここで議論尽くされ
ている話だと思われるが。
与信が取れないのなら確実に売れる商品だけに商品ラインを絞り込め
ば良いし、それで商売できないのなら書店を廃業すれば良い。単にMD
(商品政策)でカバーすべきレベルの話で、換言すれば従前の書店経営
が激甘だったということに過ぎない。いきなり再販を外すのは厳しいに
しても段階的に外して市場淘汰に任せるべきだと思うが。
368 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/01/03 20:52
>>364 >ただ、マイナーな商品として分類されながらも、少なくても確実に
>売れるような商品は、専門店として営業するなら置かなきゃなんない
>だろうね。 モンゴル語の辞書とか。
品揃えなどというのは完全に個店のマーケティングの問題だと思うが。
モンゴル語の辞書にニーズがあればそれを置いた書店が出てくるだろう
し、ニーズがなければ置かなくなる。それだけの話ではないか。
書店に置かれなければ図書館で収集しようとするかもしれないし、ネ
ット通販で消費者に直接販売しようと言う動きも出るだろう。あるいは、
希少本のカタログが販売されて、それを見て欲しい人が出版元に直接発
注を掛けるようになるかも知れない。
マーケットで販売して採算の取れるモノは残り、採算が取れないモノ
は淘汰される。わざわざ価格規制で損益分岐点を引き上げて、本来採算
の取れないモノまで残す必要がどれだけあるのか?
学術的に価値があって、政策上どうしても残さなければならぬ本があ
るとすればそれだけを文部省なり何なりが補助金を出して残せば良いの
であって、田代まさしの本まで「文化の多様性」とやらのために一律に
価格規制で保護する必要があるとは思えない。
369 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/01/03 21:04
>>364 >完全に神の手に委ねると、マイナーな商品は流通しにくくなる
>−が、それで良いかどうかってこと。
そもそも「多様性」を維持しなければならない理由が見えない。
マイナーな商品というか、商品力のない商品が流通しないのは当然の
ことではないのか。セブンイレブンが売れない雑誌を売り場から撤去し
たとして、その行為のどこに問題があるのか?
ニーズのあるモノは売れる。専門性が高くニーズがさほどないものは
それなりの売り方をすればよい。どうやっても箸にも棒にも掛からない
モノで政策上どうしても保護すべきモノは保護すれば良い。何をやって
も売れないもので保護すべき理由もないモノなら市場に淘汰される。
>ミクロ経済学の本は1冊あればそれでいいかというと、そうでもないん
>じゃないの?
売れるモノが残っていくという当然の話だと思うが。
市販のテキストに良いモノがなければ、今でも大学の先生が簡易印刷
機でレジメを切って配ることがあるし、それが良いモノなら逆に書籍に
編纂されていくこともあるだろう。あるいはそのテキストが実費+αで
配布されることもあり得る。レジメそのものをネットで公開している先
生も最近では多いようだ。
何にせよ、全てのテキストが本屋で売られる書籍であるべき理由はない。
>出す前から必ず商品ってのは、売れてるタレント関係とか
>既に有名になっている著者の本とか、かなり限られているわけで
>それ以外のものは未知数でしょ。
それは出版社のマーケティングの問題だと思うが。
知名度が低いが中身が面白いというのであれば、相応の売り方をすれ
ばよい。
370 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/01/03 21:09
>>365 >地方ってのは、いろんな意味で不便だけど、
>文化的なところで、そういう格差を抑えていこう、ってこと。
>それが望ましいとされて今に至るって感じかな。
それが本当に望ましいのか?と問うている。
都市部の書籍の価格に地方への配送コストが含まれるとすれば、それ
は都市部から地方への所得移転が発生していると言うことになるのだが。
北海道でカニが安いのが当然であれば、山小屋で缶ジュース1本30
0円でも不思議はない。書籍であっても遠いところは流通コストが乗せ
られてしかりではないのか?
あるいはネット通販のように流通コストは切り離して、目に見える形
で付加すれば良いのではないか?
なぜ、新聞・書籍が特別扱いされるのか?
それはマスコミの驕りではないのか?
>>366 アナタもクドイなァ。
>>360で書いたように、経済学的視点からは書けないんだってば。
>従前は「文化の多様性の維持」
>「地域格差の解消」などという抽象的な解釈がされてきたのだが、それ
>が本当に経済学の立場から価格規制を適用すべきケースなのかどうかを
>問いたい。
多様性と地域格差についても、具体的説明がこのスレで既出なんで
わかるまで最初から読んでみてよ。
わかりにくければ、アナタが出版社の企画部署にいるとして
考えたり、書店の仕入れをする場合とか具体的に考えてみれば
わかりやすくなるかもよ。
経済学からのアプローチより、業界と商品特性を考えた上で
考えられるようになると思うよ。
あと、
>>364と
>>365も読んどいてね。
で、最後に問いたいんだけど、
アナタのいう、「マーケットの発展」てのは、
本の流通で考えた場合、具体的にはどうなること?
これを本の商品特性をふまえた上で教えてくださいな
>>368 > 書店に置かれなければ図書館で収集しようとするかもしれないし、ネ
>ット通販で消費者に直接販売しようと言う動きも出るだろう。あるいは、
>希少本のカタログが販売されて、それを見て欲しい人が出版元に直接発
>注を掛けるようになるかも知れない。
そう、ネット通販は新しいチャネルになってる。
こういう流れがあるから将来的に再販の存在意義は薄れていくと思うよ。
しかし、こうなったのは最近の話。
今まで再販の果たしてきた役割はあると思うね。
> マーケットで販売して採算の取れるモノは残り、採算が取れないモノ
>は淘汰される。わざわざ価格規制で損益分岐点を引き上げて、本来採算
>の取れないモノまで残す必要がどれだけあるのか?
だから、スタンスの問題と書いたでしょう。
弱い商品でも流通できる状態の方が好ましい、という理由から。
淘汰されるべきものは淘汰すべきというスタンスもあり。
タレント本の方がその他の専門書、学術書より強い商品であることが多い。
アナタが出版社の企画なら、売れない企画より、売れる企画をやりたいと
思うでしょ。
現状もそうなんだけど、再販廃止になれば、売れ筋路線はさらに強まる。
その辺をどうみるかってことだね。
> 学術的に価値があって、政策上どうしても残さなければならぬ本があ
>るとすればそれだけを文部省なり何なりが補助金を出して残せば良いの
>であって、田代まさしの本まで「文化の多様性」とやらのために一律に
>価格規制で保護する必要があるとは思えない。
国が審査?読んで判定するの?
人件費その他の費用や、判定基準はどうするのかな。
多数の出版物をチェックできるほど機能するのかな。
それができるなら、それを作って再販を廃止するのも1つの案だろうね。
提案してみれば?
373 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/01/03 21:42
他国では再販がなくても学術関連の本がなくなったわけじゃないんでしょ。
再販はなくてもいいんじゃないの?
特に新聞などでは、過剰な販売営業から価格競争に変わるような気がするんだけどなあ。
374 :
355麻呂:02/01/03 21:56
>>370 >>地方ってのは、いろんな意味で不便だけど、
>>文化的なところで、そういう格差を抑えていこう、ってこと。
>>それが望ましいとされて今に至るって感じかな。
>それが本当に望ましいのか?と問うている。
麻呂に問うているのでおじゃろうか。
麻呂はこれに関しても、最近までは望ましかったと思うね。
というか俺は4年前まで2年ほど長野市で暮らしてたんだけど
地方の書籍流通ってのは悲惨だよ。
そんな状況をネット通販が変えてきてる。
> なぜ、新聞・書籍が特別扱いされるのか?
> それはマスコミの驕りではないのか?
歴史的経緯があるわけで
昔のメディアも・本自体も少ない頃は、特別扱いされても良かったと思うね。
その頃に最適な制度だったんじゃないかね。
本全てが文化と教育に効果があるとは言わないけど
本が果たしてきた役割ってのはあると思うよ。
今後は消費者が決めればいいけど
ネット流通とデジタルメディアの出版が定着するまでは
維持してて良いんじゃない買ってのが俺の意見。
さて、今日はもう落ちるんで、また後日
375 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/01/03 22:00
一昨日から通貨が全てユーロに統一されたドイツやフランスが
いよいよ再販制度を続けられなくなるのは必至。特に、隣国で同じドイツ語圏の
オーストリアからネット通販に浸食され続けているドイツ出版業界は再販制度崩壊への
カウントダウンが始まったと見るべきだろう。日本の出版業界が何かにつけて
引き合いに出すフランス(1980年に再販制度を全廃したが大混乱の末、2年後に
復活)も周辺国からの非再販本流入を阻止出来るとは思えない。5年前に
再販制度が破綻したイギリスでも特に混乱は起こっていないだけに、20年前からの
社会情勢の変化(特に、ネット環境の発達)が混乱を吸収するクッションとして機能するのではないかと言う見方をするのは、間違っているのだろうか?
>>373 新聞については同意。
再販の無い国でも確かに小部数の本はあるけれど
確かアメリカは日本より少なかったはず。
どの程度守ってやるかってことね。
現状では再販は過剰保護だとは思わないんで、
今はまだ残しておいても良いんじゃないかと思うよ
>>375 間違ってないと思うね。
ネットでメディア自体も流通も変わってきているから
将来は再販の必要性は無くなるんじゃないかな。
ドイツとフランスの行方は興味深い。
378 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/01/03 22:51
>>371 >アナタもクドイなァ。
>
>>360で書いたように、経済学的視点からは書けないんだってば。
諄くなって申し訳ない。
不明な点は明確にしておきたい故とご理解頂きたい。
それはそうと、ここは”経済”板だと思うのだが、経済学の視点から
論じることができないのは経済学で説明できない理由なのか、それとも
355氏の知識不足にあるのか?
前者であればその理由をお伺いしたいし、後者であれば「勉強してく
れ」としか言いようがない。経済板で再販規制を論じるのに「経済学の
基本の基本を知りません」というのも如何なものか。
>多様性と地域格差についても、具体的説明がこのスレで既出なんで
>わかるまで最初から読んでみてよ。
その既出である理由が経済学の立場からは全く説得力を持たないので
はないかと申し上げているのだが?
自身の論拠が既出ならその番号を明示的に示すべきで、漠然と「既出
だからそれを読め」というのは単に議論から逃げているだけではないの
か。それとも単に曖昧な印象論を綴ったに過ぎないのか?
なお、蛇足ながら364,365は拝読させて頂き、疑問も呈してい
るはずだが。
379 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/01/03 23:01
>>371 >で、最後に問いたいんだけど、
>アナタのいう、「マーケットの発展」てのは、
>本の流通で考えた場合、具体的にはどうなること?
>これを本の商品特性をふまえた上で教えてくださいな
全然、漏れの疑問には答えて頂いてないのだが…。
こちらもまっとうな回答をお願いしておこう。
…で、本題。
経済学の立場に立てば書籍であろうと食料品であろうと家電であろう
と「財市場」の発展…というか、本来の政策目標は「社会的余剰の最大
化」という言葉で説明される。これは生産者側の利益という形で顕在化
する「生産者余剰」と消費者側の得られる効用である「消費者余剰」の
和の最大化ということになる。これが即ちマーケットの発展と換言でき
るだろうか。
要するに経済活動によって得られる利益・メリットを最大化しようと
いうこと。これは通常市場メカニズムにより自動的に達成されるのであ
り、これが正常に機能しないケースに限って市場規制が正当化される。
ここの議論を2度ほど通読させて頂いたが、書籍・新聞のマーケット
がこの「市場メカニズムが正常に機能しないケース」に該当するとは思
えない。それで、355氏に疑問を呈した次第。
380 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/01/03 23:34
>>372 >そう、ネット通販は新しいチャネルになってる。
>こういう流れがあるから将来的に再販の存在意義は薄れていくと思うよ。
>しかし、こうなったのは最近の話。
>今まで再販の果たしてきた役割はあると思うね。
このあたりは同意できる。かつて、再販価格維持を行うメリットが現
在以上にあったことも理解できる。
そのこと自体の是非は問われるべきだろうが、「地方の時代」と称して
高速道路や整備新幹線などの不採算インフラが作られた時代にあっては、
情報のアクセシビリティにおいても都市部に近づくことが求められたのか
も知れない。また、ネットもパソコン通信レベルでは厳しかったであろう。
>だから、スタンスの問題と書いたでしょう。
>弱い商品でも流通できる状態の方が好ましい、という理由から。
>淘汰されるべきものは淘汰すべきというスタンスもあり。
一貫して経済学の立場に立脚している漏れからすれば、それはスタン
スの問題ではない。どちらが社会的余剰の最大化に資するかという問題
であると捉える。本来であれば採算がとれない商品の損益分岐点を引き
上げて無理に流通に乗せるのは単純に余剰ロスに過ぎない。
だからこそ、それを正当化するに足る理由があるかどうかを聞いてい
る。本来、市場規制を正当化できる要因はさほど多くはない。
381 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/01/03 23:35
>>372 >現状もそうなんだけど、再販廃止になれば、売れ筋路線はさらに強まる。
>その辺をどうみるかってことだね。
売れ筋に集中させるのはマーケティング(…というかMD)の一つの
手段だと思うが。それこそマーケット、即ち消費者が何を求めるかとい
う話に過ぎないと思うのだが如何だろうか?
売れないものを無理矢理売れるようにすべきだ…というからには、そ
れだけの理由が必要だと思うのだが、それに足る理由が見あたらない。
勿論、ここの議論を読んでいても同様。
>国が審査?読んで判定するの?
>人件費その他の費用や、判定基準はどうするのかな。
>多数の出版物をチェックできるほど機能するのかな。
>それができるなら、それを作って再販を廃止するのも1つの案だろうね。
真に学術的に必要なモノなどはそう多くないと思うが。
むしろ先に国が真に必要とするテーマを絞って事前に告知すれば良い
と思うが。
実際には、そこまでして保護すべきモノがあるかどうか…という議論
が先に来るはずだが。
382 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/01/04 00:38
>>374 >というか俺は4年前まで2年ほど長野市で暮らしてたんだけど
>地方の書籍流通ってのは悲惨だよ。
そりゃ、東京より長野の方が書籍の流通量は少ないだろうし、長野より
小笠原の方が書籍の流通量は少ないだろう。当然、選択できる書籍の種類
もそれに見合って少なくなる。マーケットが小さいのだから理の当然であ
って、それを評して「悲惨」と見るかどうかは主観の問題。
書籍の流通云々以上にメリットを見いだして長野に住んでいるのだから、
別に問題はないと思うが。毎日たくさんの本に囲まれて暮らしたいなら東
京に住めばよいし、毎日安価に美味しい魚が食べたければ漁港の近くに住
めばよい。
>そんな状況をネット通販が変えてきてる。
ネット通販の普及は再販規制の意味を薄めていくという355氏の意
見には同意できる。ただ、現時点でもう廃止できるか否かという点での
解釈には違いがあるようだが。
383 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/01/04 00:39
>>374 >昔のメディアも・本自体も少ない頃は、特別扱いされても良かったと思うね。
>その頃に最適な制度だったんじゃないかね。
>本全てが文化と教育に効果があるとは言わないけど
>本が果たしてきた役割ってのはあると思うよ。
かつてはそうであったかも知れない。
情報ネットワークの整備が現在ほどに十分でない時代であれば、完全
市場の前提である情報の完全性はとうてい担保できなかったであろうし、
そうであるならば書籍の現物をできるだけ遍く流通させる意義もそれな
りにあっただろうと思う。
しかし、現在では書籍のレビューも入手できるし、必要ならネット通
販でも購入できる。オンデマンド出版の動きもある。即時撤廃…は非現
実的としても数年間の猶予期間をおいて撤廃というのは現実的な選択肢
であると感じる。
384 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/01/04 04:39
>382
茶々入れるようでアレだが、普通住居地の選定のためのコストは著しく高いが・・・。
「書籍のために住居を変える」というのは相当の利益を見いだせないと・・・。
一般化したい気持ちは分かるが、一歩踏みとどまって実際の場合を確認してみることも必要だと思われ。
再販制度の問題がこじれるのは、単純に需要供給曲線でモノを語れないということを再認識しないと。
でも、一部の雑誌では時限再販が始まっているのだが、事実上機能してないんだよねぇ。
まぁ、某大型書店で、東京ウォーカーのバックナンバーが投げ売りされていたことがあったが。(カタログ機能はあるので)
文庫化やCDのベストアルバムも事実上の値下げ。
「一斉解除」ではなくて、まずは「雑誌は時限再販しか認めないようにする」とか、折衷案を出して徐々に外堀を埋める方法を採るべきだと思うが。
完全に頑固ジジイの喧嘩に成り下がってる。業界・経済学者とも互いに相手方の台所事情を知ろうとしないのでまたこれがたちが悪い。
385 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/01/04 07:57
>>384 失礼。確かに「頑固爺の喧嘩」かも知れぬ。
もっとも漏れは学者でもないし、さほど賢くもないが。
382の書籍の話は一種の極論として話をしただけで、
実際に書籍のために引っ越しをする…というのは困難で
あろうというのは容易に理解できる。
ただ、既存の事象を「需要供給曲線」に落とし込むと
どう解釈されるのか…を検討することなしに抽象的な印
象論で語られているように思えてならないので、敢えて
教条的な書き方をしてみた。
現実的には確かに段階を踏んで徐々に解除に向かうべ
きであろうとは思う。これは以前にも書いたが。
>>385 何だ、
>>385の最後を読むと、結局結論は俺と似てるんじゃないの。
再販制度の存在意義は無くなってきているってことね。
かつては、意義があった、と。
で、前にも書いたけど、俺はミクロ経済的視点からは書けないんだって。
「全然知らない」と書いたように、知識が無いってことですよ。
かといって、このスレというかアナタの為に勉強する気もない。
その視点から書けないなら書くな、ってのは暴論じゃないかな。
ってのは、板としては確かに経済板だけど、経済学的視点で論じる板
ってわけでもないような。
とにかく、俺はミクロ経済学的にこの問題を論じることが
できないんだけど、アナタがこの問題の事象をミクロ経済学的に
評価するなら、どうするのかを知りたい。
アナタは、かつては再販に意義があったと思ってるわけでしょ。
昔と今の状況をミクロ経済学に落とし込んで評価すると、例えばどんな風になるんだろ。
かつての再販の意義を、ミクロ経済学的にどう評価できるのか。
アナタ流に言うなら
規制を加えると、マーケットにとってマイナスになるんでしょ?
そのマイナスと、かつての再販のもたらしたメリット比較すると
プラスだと思ったってわけでしょ?
そもそも、そんな評価ができるのかが疑問。
まあ、ミクロ経済学の知識が無い俺が想像するに、ですがね。
387 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/01/04 20:25
>>386 >何だ、
>>385の最後を読むと、結局結論は俺と似てるんじゃないの。
>再販制度の存在意義は無くなってきているってことね。
>かつては、意義があった、と。
「やれやれ…」という感想に尽きる。
再販価格維持の存在意義についての方向性については355氏の意
見も理解できる…と申し上げたに過ぎない。しかも、355氏はその
論証をまともに行ってないことに気づいて欲しいのだが。
更に、その”方向性”としては理解できても、ではかつて再販価格
維持を行うに足る十分な理由があった、現在もある…とはならないの
も気づいているのだろうか。
しかも、この件に関して何の論証もなされていない(何か書かれて
いるようだが、あれでは「論証」であるとは認め難い)。後から、3
55氏の提示した方向性について経済学の立場から解釈を与えたのは
この漏れであるはずなのだが。
厚顔無恥もここまでくると呆れるしかない。
>で、前にも書いたけど、俺はミクロ経済的視点からは書けないんだって。
>「全然知らない」と書いたように、知識が無いってことですよ。
知識がないのなら学んでくれ。
それに尽きる。
388 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/01/04 20:26
>>386 >かといって、このスレというかアナタの為に勉強する気もない。
>その視点から書けないなら書くな、ってのは暴論じゃないかな。
学者の議論ならともかく、普通のリーマンである漏れが知っている
程度の、高校の政治経済の教科書に毛が生えたくらいの知識について
「それくらいの知識は身につけてくれ」というのが「暴論」なのか。
複雑な解釈を要するならともかく、単純に調べればわかる話だ。
355がリアル厨房だというのであれば、話は別だが。
それと知らないなら「出版物は(ミクロ経済学の議論に)当てはま
らない」(352)などとは書かないことだと思う。355氏の怠慢
をさらけ出すことになる。
389 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/01/04 20:34
>>386 >できないんだけど、アナタがこの問題の事象をミクロ経済学的に
>評価するなら、どうするのかを知りたい。
>昔と今の状況をミクロ経済学に落とし込んで評価すると、例えばどん
>な風になるんだろ。かつての再販の意義を、ミクロ経済学的にどう評
>価できるのか。
379に基本的な考え方は書いておいた筈だが。
出版物マーケットにおけるかつての再販の(無理に解釈した)意義と
現在どう評価すべきかについては383に書いた。
355氏の言葉ではないのだが、「激しく既出」だ。
ただ、追補すれば、かつてあったとされる情報の不完全性についても、
情報・流通網が破壊された戦後すぐの頃ならともかく、カタログ等の配
布により補う余地があったのだから「昔は仕方がなかった」という意見
にも容易には与しがたいことは申し添えておく。
>そのマイナスと、かつての再販のもたらしたメリット比較すると
>プラスだと思ったってわけでしょ?
…ということで、この解釈も少し漏れとは異なる。
過去においては現在よりも多少なりとも意義を認めることができる…
という意味であって、プラスマイナスを勘案してプラスだという評価は
していない。
390 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/01/04 22:23
>>387 俺、高校では政治経済とってないんだよ。
まあ、アナタが教育熱心だってことは良くわかったけど
その話は平行線をたどるだけだから止めとこうよ。
これ以上アナタをがっかりさせると俺も悲しいからさ。
まぁ俺以外にアナタ的視点から書ける人もこのスレに居るよ、きっと。
きっと、居るさ。
>>389 >>昔と今の状況をミクロ経済学に落とし込んで評価すると、例えばどん
>>な風になるんだろ。かつての再販の意義を、ミクロ経済学的にどう評
>>価できるのか。
>
>379に基本的な考え方は書いておいた筈だが。
>出版物マーケットにおけるかつての再販の(無理に解釈した)意義と
>現在どう評価すべきかについては383に書いた。
いやいやいや、書いてないというか足りないよ。(続く)
(390の続き)
まず、
>>373は、簡潔にまとめれば
マーケットの発展のためには市場原理に任せるべきで
それが正常に働かないケースにのみ規制をかけるべき
だが、本の流通はこれに該当しない
って書いてるわけでしょ。
ミクロ経済用語は出てるようだけど、アナタが言ってるのは
マーケットにとっては、市場原理が一番だってことだけじゃん。
しかし、市場原理が働かないから再販があるのではなく、
放っておけば市場原理が「働く」。
働かせると、商品の多様性が損なわれ、地域格差が生じてしまうから
それを避けようってわけでしょ。
でね、ミクロ経済学的に論じたいってことなら、
再販の有無で生じる差とそれぞれの場合の消費者のメリットを
ミクロ経済学的に落とし込んで比較しないと足らんのじゃないの?
まずはその視点での議論を提案したアナタがやんないとさ。
>>383もミクロ経済学的に書いてるとは思えないッスよ
アナタが経済学の視点から論じたいって言ってるから
>そのマイナスと、かつての再販のもたらしたメリット比較すると
>プラスだと思ったってわけでしょ?
と書いたんだよ。
>過去においては現在よりも多少なりとも意義を認めることができる…
>という意味であって、プラスマイナスを勘案してプラスだという評価は
>していない。
経済学的視点での議論を、って言うくらいだから、てっきり
アナタはそんな評価をした上で書いたんだと思ってたよ。
違うんだね。ちょっとガッカリだな。
392 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/01/05 00:34
>>390 知的怠慢を開き直られたのでは返答のしようがない。
再販など論じなくて良いから、酒でも飲んで寝てくれ。
>>391 >でね、ミクロ経済学的に論じたいってことなら、
>再販の有無で生じる差とそれぞれの場合の消費者のメリットを
>ミクロ経済学的に落とし込んで比較しないと足らんのじゃないの?
頼むから少しは勉強してから議論してくれ。
原則価格規制を掛けなければ総余剰は最適化される。総余剰とは荒っ
ぽい議論になるが消費者のメリットだけではなく「消費者の効用+生産
者の利益」だ。ここまでは理解できるだろうか?
きちんと議論するなら以下のような組み立てが必要だと思うが。
論点の一つは市場メカニズム(いわゆる「神の見えざる手」)を機能
させるに足る十分な情報が市場に提供されているのか…ということであ
り、二つ目はもし「仮に」提供されてないとして市場介入すべきか否か、
そして三つ目にやっと「仮に」市場介入すべきとして、その手段として
再販価格規制が妥当であるか否か…が来る。
355の議論は一つ目と二つ目が抜け落ちていきなり三つ目から始ま
っていることに気づいて頂けるだろうか?
原則として市場介入しないことが最適な資源配分をもたらす以上、市
場介入すべき根拠を説明すべきは再販擁護の立場に立っている355で
はないのか?
393 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/01/05 00:34
>>391 漏れは少なくとも一つ目の論点に立って現在においては市場メカニズ
ムが機能するに足る十分な情報が既に提供されているし、過去において
も現在ほどではないにせよ自由競争下で必要な情報が提供されうる可能
性があったことは既に指摘している。
>経済学的視点での議論を、って言うくらいだから、てっきり
>アナタはそんな評価をした上で書いたんだと思ってたよ。
>違うんだね。ちょっとガッカリだな。
十分な情報提供という意味で過去においては現在に比べれば再販価格
規制の意義は大きかったのは間違いなかろう。それは「情報の不完全性」
という言葉で説明される。ただ、過去において前述の3つの論点に立っ
て、「本当に必要であった」とは残念ながら漏れには言い切れない。が
っかりされるのは自由だが、少しは勉強して己の頭で考えてみることを
強くお勧めする。
>>392 ミクロ経済学の勉強については、前に書いた通り、する気は無い。
だから、その視点での議論を望むなら他の人の意見を求めるべきだね。
それと、前に書いたように、再販の消費者にとっての存在意義は
文化的観点に尽きるので、それを踏まえたメリットを
市場に与える影響と比較できるのか、という疑問があるわけ。
別の書き方をすれば、市場について扱っている学問が、
市場的には評価する指標が無い、の文化的な方針を評価できるのかという疑問があるわけだ。
とにかく、アナタは経済学的視点で論じる必要があるとする以上、
アナタが上記の点を踏まえたミクロ経済学的評価をしない限り、
知識の有無にかかわらず、議論自体が成り立たないんだな。
その前提を作ってから、俺以外の人と議論するのが良いね。
まずは、その視点で議論をしようとしたアナタがやんないと。
そういう意味で
>>392も不十分じゃないの。
適用状態、非適用状態と、それぞれのメリットを
アナタが比較し、結果として再販はデメリットである、
としない限り、アナタの提案と意見自体成り立たないように思う。
>>393 情報の提供も何も、再販を適用しなければ市場原理が働くわけで
ここにアナタの逃げを感じるな。
このスレを読んでいるのは俺だけじゃないんだよ。
俺より経済学の知識がある多くの人と、そうじゃない少数派がいるだろう。
アナタの意見は、どちらに対しても不十分じゃないの?
まあ、俺としては上記の分類としては少数派からの感想となるが
まず、アナタは問題を自分自身で整理できていないから
ミクロ経済学に無知な俺にもわかるように説明できない。
ホントにわかってると、俺なんかに対しても平易に説明できるように
思った。
では、アナタと同等、あるいは以上の知識がある人に対して
有効な議論かというと、そうも思えない。
アナタ自身の意見が、経済学用語は使っているものの、
それにお落とし込まれた議論になっていないように思うので。
まあこれは、俺に知識が無い以上想像でしかないが。笑
この辺は、その他の知識にある方に意見を求めるしかないですがね。
補足です。
>>394前半の評価や比較というのは、ミクロ経済学的な評価・比較ということ
397 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/01/05 12:08
>>393 これに尽きる。
↓
>
>>390 > 知的怠慢を開き直られたのでは返答のしようがない。
> 再販など論じなくて良いから、酒でも飲んで寝てくれ。
399 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/01/05 12:22
>>394 …と思ったが、少し意味のある議論ができそうなので返答しておく。
>それと、前に書いたように、再販の消費者にとっての存在意義は
>文化的観点に尽きるので、それを踏まえたメリットを
>市場に与える影響と比較できるのか、という疑問があるわけ。
本来、書店のMD(商品政策)に帰するべき問題と経済学で論ずる問
題が峻別されてないからこういう疑問に至るのではないか?
若干荒っぽいが、文化的観点=消費者の選択余地の拡大=書店の品揃
えの多様化…という理解で行けば、一般的なミクロ経済学の立場からす
ると「売れるなら店頭に置けばよい」で終わりだ。それ以上でもそれ以
下でもない。
これを消費者の立場から換言すれば「買いもしない本を置いているか
ら全ての本の値段が高いというのは納得できない」ということになる。
売れない本は売れない故に高くなり、それでもペイしなければ市場から
淘汰される。このクリアーな市場の摂理に対してクリアーな反論を求め
てきたのだが。
355氏の議論が抽象的で曖昧なモノに思えてならなかったので、そ
の意味で明示的な説明を一貫して求めてきたつもりだ。まぁ、己の知的
怠慢なのに開き直るような御仁では説明のしようがないが。
漏れも暇ではないし賢くもないので、ミクロ経済学の教科書をここで
355氏にもわかりやすく書くことはできない。
400 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/01/05 12:39
>>394 少し399に追補しておく。
消費者が「出版物の多様な選択の可能性」に支払いの意志を持つとす
れば、それに必要なコストについては徴収する合理性がある。
しかし、そのような意志を果たして消費者は持っているのか。持って
いるとしてそのコストを「再販価格維持」という形で全ての消費者に対
して広く遍く負担させる必要が果たしてあるのか。「多様な選択の可能
性」に対して支払い意志を持つ者だけが、例えば書籍カタログの入手や
ネット会員への加入という形で支払い意志を示せば良いのではないのか。
漏れの立場からすれば、消費者が「多様な選択」に対して遍く支払い
意志を持っているか、と言う点で既に疑問だ。仮に支払い意志があるに
しても、一人一人の支払い意志の大きさと実際に再販により余分に支払
っているコストがリンクする仕組みになっていない以上、例えば上記の
ように「カタログ配布会員」や「ネット会員」という形で支払い意志を
持つ者だけが便益を受けるようにすればよい。
全国民が何らかの形でこのような会員制度に入会している…という状
況が仮に発生しうるなら、再販価格維持…という手段も合理性を持つか
も知れぬが。
逆にこのような会員制度が成立せぬほどに「多様な選択」に対して消
費者が支払い意志を示さぬのであれば、「多様な選択可能性」などとい
うものに経済的な価値はない、ということになる。
401 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/01/05 13:03
>>395 >情報の提供も何も、再販を適用しなければ市場原理が働くわけで
>ここにアナタの逃げを感じるな。
「情報の提供」…って意味をわかって言っているのか?
ここで言っているのは「こういう出版物があります」という財の存在と
その品質についての情報だ。
また、「再販廃止」=「市場原理が働く」というわけでもない。市場
規制の方法は他にもいくつか考えられる。それが有効に機能するかどう
かは別途検討が必要だが。例えば課税or補助金、例えば書店を免許制に
する等々他にも色々とある。その中で再販価格維持が手段として最適か
どうかという議論が別途必要だ…と言っている。
知らないなら学んでくれ。
知らないのに「アナタの逃げ」とは厚顔無恥も甚だしい。
>俺より経済学の知識がある多くの人と、そうじゃない少数派がいるだろう。
>アナタの意見は、どちらに対しても不十分じゃないの?
”具体的に””根拠を明示して”議論してくれ。
355氏の感覚を開陳されても対処に困る。
根拠を明示しないただの感覚論では煽りと本質的に変わらない。
402 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/01/05 13:03
>>395 >まず、アナタは問題を自分自身で整理できていないから
>ミクロ経済学に無知な俺にもわかるように説明できない。
漏れも残念ながら自ら学ぶ気もない怠慢な355氏にも理解できる
ように説明できるほど賢くないのだ。学者ならともかく一介のリーマ
ン風情にそこまで求められても困る。だから、「初学書でも読んでく
れ」と言ったのだ。
ただ、たまに学生時代の連れと話すとこの程度の話は容易に理解し
てもらえるから、あたら複雑難解な話をしているとも思えない。結局
全ては355の知的怠慢に行き着く。
わからない言葉があれば辞書を引く、ネットで調べる。簡単な初学
書を読んでみる。この程度の努力を怠る人間に理解させる能力は残念
ながら漏れにはない。
403 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/01/05 15:37
404 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん :02/01/05 17:48
盛り上がってますな。
ただ、403さんの書き込みで322を見て気づいたことがあり、初書き込みすます。
>322
>現在のアメリカの独禁法では、再販価格維持は「原則違法」とはされていません。
という驚くべきコメントに対しては、325が的確なコメントですが、一応補足すれば、
322氏は、1998年のKahn事件判決のことをいってるのかもしれません。
たしかに、ここだけは垂直的価格制限の当然違法が崩れたわけですから。
ただ、これは、double marginalizationという特殊な状況下で、「最高」
価格再販という極めて特殊な再販が合理の原則に移行しただけですから、
再販は原則違法というのが米国でも、欧州(連合、加盟国を含む)でも、
確立した判例であるわけです。
322氏は、「シカゴ学派の勝利」という80年代終わりに書かれたお笑い本か、
伊従氏のトンデモ本を読んだだけで書かれたのでは、と推測します。
ただ、325氏の紋谷氏の評価はホントですか、氏の一連の論稿からは、ちと信じがたい。
405 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/01/05 19:51
>>404 紋谷は文化審議会・著作権分科会のプロコピーライト推進派最右翼だよ。
著作権法に再販価格維持権を明記しろとかほざいてる連中の肩ばっか持ってるし。
1998年の旧・著作権審議会での譲渡権新設時にも欧米に準拠した消尽規定の
創設に猛反対して、東大の中山先生と全面衝突してた。今は中山先生が
文化審議会委員じゃなくなったから、阿部(浩)とかの子飼いを引き連れて
やりたい放題。その一方で中山先生は公取委の再販制度協議会に参加することに
なったので、著作権法への再販価格維持権明記を要求するなど甘ったれた姿勢の
出版業界を一喝してくれるだろうと期待しているのだが。
『アメリカ独占禁止法−シカゴ学派の勝利』(1987,有斐閣)
著者は横浜国立大学教授・村上政博(元・公取委審査部監査室長)。
そう言えば村上はで同じ横浜国大の作花(助教授・文化庁OB)と
『コピライト』でソニーの独禁法違反事件勧告(論文掲載は審決の2ヶ月前)を
ボロカスにこき下ろしてたな。著作権法の保護対象は全て再販制度の
対象と解釈すべきだとかなんとか(審決ではもちろん通らなかったけど)。
>>399 >本来、書店のMD(商品政策)に帰するべき問題と経済学で論ずる問
>題が峻別されてないからこういう疑問に至るのではないか?
おいおい、今更何を言い出すんだよ
だって一緒に落とし込んで論じたいといったのはアナタでしょう。
そもそも、そんな部分をミクロ経済学で論じられるのか疑問、とか
できるなら、それで書いて見てくれ−と俺は何度も書いてるじゃないの。
俺は一貫して、消費者側から見た、再販の果たしてきたメリットについてしか
書いてないでしょ。経済学的スタンスでは書いてないわけだよ。
アナタ流のミクロ経済学的考察がその部分を含めてできるというなら、見てみたい
とは書いたけどね。
その中の「多様性」については既にスタンスの問題だって書いてるじゃん。
文化的側面のある商品としては多様である方が望ましいってスタンスだよ。
本当にそれが望ましいかどうかってことは、ここでアンタと俺がいくら書いても
結論は出ないだろ。
多様性と地域格差については、再販擁護派がずっと主張してきて今に至る。
長期間、強引に廃止されずに、容認のまま今に至るってことは
そのスタンスが認められてきたとも言えるんじゃないの。(続く・・・)
>>399 それと、再販以外に代替措置が無かったなんて書いてる奴はいないわけで、
再販以外にも手段があるはずだ、と書いてもしょうがないだろ。
書くなら、代替手段だけではなくて、それを実際の流通に照らし合わせて
その手段を説明し、再販を廃止し、それに変えていけ!とかしないと。
ところで、アナタはカタログが好きらしいけど、かなり昔からそれは刊行されてるって。
大き目の本屋に行けば置いてあるよ。
それにしてもね、スーパーやコンビニの棚陳列が工夫されているように
陳列の仕方だけで売り上げが変わってくるのに、それがカタログオンリー
になったら売れなくなっちまうよ。
−なんて書いてると、再販についてはどうなんだヨ!ときそうだが、
再販がどんな具合で多様性と地域格差の解消をはたしているのかってことは
前にも書いたけど、既出。小部数出版の話とか、委託販売制度と再販の絡み等の
考察が、今までの(俺以外の人を含む)レスに沢山でてるから読んでみれば?
409 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/01/05 22:24
>>407 >>本来、書店のMD(商品政策)に帰するべき問題と経済学で論ずる問
>>題が峻別されてないからこういう疑問に至るのではないか?
>おいおい、今更何を言い出すんだよ
>だって一緒に落とし込んで論じたいといったのはアナタでしょう。
「一緒に…」と書いた覚えはないが。
反論するなら”明示的に””根拠を上げて”お願いしたい。
MDに帰するべき問題であって経済学で論ずるべき問題ではない…と
いうのはわかりやすく書けば、品揃え云々は書店等の販売業者が自らの
判断で最大限工夫すれば良い、ということだ。
書店が限られた店舗面積と資金の中でどのような商品を揃えて、どの
ようにして売り上げを増やしていくか…というのはまさにマーケティン
グやMDの領域の話ではないのか。
MDは再販価格規制があろうとなかろうと販売店として最大限の努力
をすれば良いだけの話だ。出版物に需要があれば販売店は繁栄するであ
ろうし、需要がなければ淘汰されるだけの話だ。
己の無知を開陳するだけが355の厚顔無恥かと思いきやそれだけで
はないようだ。他人の論についてもきちんと読んでくれ。
410 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/01/05 22:26
>>407 >俺は一貫して、消費者側から見た、再販の果たしてきたメリットについてしか
>書いてないでしょ。経済学的スタンスでは書いてないわけだよ。
再販価格維持は厳然として市場価格規制という意味で経済規制であっ
て、しかもここは「経済板」なのだが。
「再販も悪いことだけではありません、いいこともありました」とい
うのであれば、それはそうかも知れないとは思うがだからといって「再
販があって良かったね」と結びつけるのはいくらなんでも短絡思考だろ
うとは思う。
>その中の「多様性」については既にスタンスの問題だって書いてるじゃん。
>文化的側面のある商品としては多様である方が望ましいってスタンスだよ。
スタンスの問題で片づけてしまうのは思考停止だと漏れは思うのだが、
怠慢な355の思考回路からすればそれで止まるのもやむを得ないのだ
ろう。
多様性に対する支払い意志から詰めていけばある程度計量的に分析す
ることも可能だろうと思う。まぁ、確かに漏れにはそのような調査を行
う金も暇もないのは事実だが。
ただ、「多様な選択の余地」に対して支払い意志を示す消費者が少な
いと予想されるのであれば、再販価格規制により消費者の利益を減じて
いた可能性が大きいことは言えるだろう。
曖昧な抽象論をできるだけ排除して考えを詰めていけば、ある程度は
予想ができる。必要な知識も身につけず己の印象だけで語ってしまうか
ら簡単に「スタンスの問題」と論じることができるのか…とも思う。
>本当にそれが望ましいかどうかってことは、ここでアンタと俺がいくら書いても
>結論は出ないだろ。
ここだけは激しく同意する。
明示的・論理的に詰めていかなければ結論は出ないだろうからな。
411 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/01/05 22:45
>>407 >多様性と地域格差については、再販擁護派がずっと主張してきて今に至る。
>長期間、強引に廃止されずに、容認のまま今に至るってことは
>そのスタンスが認められてきたとも言えるんじゃないの。(続く・・・)
それは単純にマスコミの政治力の問題ではないのか。
マスコミが政治力を遺憾なく発揮して再販価格維持の排除を阻止して
きたという話であれば、それこそここで「激しく既出」であると思うが
如何か(例えば
>>229とか)。
しかも、この355氏の議論は裏返せば、このスレや経済学者に限ら
ず再販価格維持に対して排除の声が出てくるのも、そのスタンスがまっ
とうな制度として認められないからだ…とも言えないか。
412 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/01/05 22:46
>>408 >それと、再販以外に代替措置が無かったなんて書いてる奴はいないわけで、
>再販以外にも手段があるはずだ、と書いてもしょうがないだろ。
何故「しょうがない」のか漏れにはわからない。
「しょうがない」のは355氏の無知蒙昧位ではないのか。
きちんと理詰めで議論すれば当然出てくる話だと思うが。その議論を
飛ばして「再販価格維持は是か非か」を論じても、まともな議論になる
はずがない。
”高貴な”マスコミの皆様が”無知蒙昧な愚衆”を”教化”するには
結構な方法かも知れぬが。
>それにしてもね、スーパーやコンビニの棚陳列が工夫されているように
>陳列の仕方だけで売り上げが変わってくるのに、それがカタログオンリー
>になったら売れなくなっちまうよ。
カタログは単に一例に過ぎない。それこそスーパーやコンビニの陳列
のように販売業者が精一杯工夫して売るようにすれば良いだけの話だ。
販売業者も己の利益のために最大限工夫をするはずで、そこに経済規制
を加える必要があるのか。
413 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/01/05 22:52
>>408 >−なんて書いてると、再販についてはどうなんだヨ!ときそうだが、
>再販がどんな具合で多様性と地域格差の解消をはたしているのかってことは
こちらも既出だが、その多様性(の確保)と地域格差の解消をする必
要があったのか、仮にその必要があったとして再販価格維持がもっとも
適切な方法であったのか…という漏れの疑問に対して355氏は全くま
っとうな回答をしていない。
本当に誠実に議論する気があるのか小一時間問いつめたい処だ。(w
おやおや、何をいうんだろうなアンタは。
ここは経済板だが、経済学板ではないわけよ。
再販制度について出版社や書店経営の視点から考えるなら、経営板が
適当だろうが、制度の意義を考えるなら、やはり経済板が適当。
で、そのスレの中で経済学的でない視点から考察されても良い。
−という立場で書いてるわけ。
文化的側面からの意義は経済学的に論じることはできないだろ?
アナタならできんの?
同じ値段の文庫本が2冊あるとするだろ?
1冊は飯島愛の「プラトニック・セックス」で、もう1冊は福沢の「福翁自伝」。
商品としてはもちろん違う商品だし、文化的な評価も異なってくるが
経済学的にはどうよ?どっちも財になるんじゃないの?
再販制度は、市場に規制を与える制度だが、その意義は市場の論理とは
別のところにある、ってことを書いているわけよ。
で、それは経済学的に扱えないんだよ。
> こちらも既出だが、その多様性(の確保)と地域格差の解消をする必
>要があったのか、
だから、これはスタンスの問題なんだって。言い換えれば、方針だよ。
その方針が良いのかどうかは、政府と消費者が決めること。それ以上に何があんの?
>仮にその必要があったとして再販価格維持がもっとも
>適切な方法であったのか
このスレで考えるのは、再販制度の意義でしょ。
これから規制をかけるのならともかく、他の手段を考察しても
再販制度の意義が変化するわけじゃないだろ?
他制度の方が適当というなら、アナタが代替制度を提案し
それを再販と何らかの基準の上で比較して、代替制度に変更すべきだと言わない限り
再販制度の意義を論じてることにはならんってワケよ。
415 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/01/06 01:28
>>414 >で、そのスレの中で経済学的でない視点から考察されても良い。
>−という立場で書いてるわけ。
ある程度モノを知った上での話なら理解もできるが、己の無知蒙昧を
棚に上げての厚顔無恥な議論では意味をなさないと思うが、如何か。
繰り返すが己の知的怠慢をまず認めて、先にこちらの主張をきちんと
理解することが先決だろう。その上で、「ミクロ経済学の視点では…だ
が、そこには…という見落としがあるので、…あるべきだ」というのが
誠実な議論を行おうとする者の立場だと思うが。
出版物の流通は経済活動であるという視点に立たず、「経済学的でな
い視点から…」というならマスコミ板にでも行ってくれ。激しく板違い
だ。
416 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/01/06 01:28
>>414 >文化的側面からの意義は経済学的に論じることはできないだろ?
>アナタならできんの?
繰り返すが、それは「文化的側面からの意義」なるモノに、消費者が
どれだけの支払い意志を持つか…という切り口で、きちんとミクロ経済
学で論じることができる。勝手に「論じることができない」などと決め
つけないことだ。
更にアンケート等の手法を用いれば計量化もある程度可能だろう。た
だ、そのためには相応の費用と手間が掛かる。学者かしかるべき調査機
関がきちんと研究予算を持って対応するならまだしも、漏れのような一
介のリーマン風情には計量化まではできないというだけの話だ。
>同じ値段の文庫本が2冊あるとするだろ?
>1冊は飯島愛の「プラトニック・セックス」で、もう1冊は福沢の「福
>翁自伝」。
その価格そのものが既に再販価格維持で固定化されたものではないの
か。出版社が出版コストに必要な利益を乗せて市場に投入すれば、”自
由市場であれば”需要と供給に応じて自動的に価格と取引量が決定され
る。それだけのことだ。
417 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/01/06 01:29
>>414 >商品としてはもちろん違う商品だし、文化的な評価も異なってくるが
>経済学的にはどうよ?どっちも財になるんじゃないの?
経済学的には文化的評価などはどうでも良いのだ。
市場により価格と取引量が決定することで社会的総余剰が最大化され
ればよい。その出版物による「効用」が下世話な興味だろうと、純粋な
学問的関心であろうと関係ない。経済的な価値評価は消費者の需要と生
産者の供給量に裏付けられた「価格」一本で決まる。
むしろ、経済学からは離れるが、学問的関心による効用の方が下世話
な興味による効用の方が尊い…などと誰が決められるのかと思うが。
>再販制度は、市場に規制を与える制度だが、その意義は市場の論理とは
>別のところにある、ってことを書いているわけよ。
>で、それは経済学的に扱えないんだよ。
だから、それを”明示的に””根拠を上げて”論証してくれと言って
いる。それができないなら、「市場の論理とは別のところにある」など
というのは355氏の勝手な妄想の域を出ないということになる。
消費者の評価が支払い意志という形で顕在化され、その顕在化された
意志により価格と供給量が決まる…という意味において、再販価格維持
は明らかにマーケットメカニズムの埒内だと言える。
ただ、そのマーケットメカニズムがきちんと働くかどうか、働かない
のであればどのようにして総余剰の最大化を達成するか、再販価格維持
という方法が総余剰を最大化する方法として本当に適切なのかというの
が再販価格維持を巡る論点だと理解している。
無知ゆえの妄想はあまり振り回さぬ方が良いと思うが。
見ていてこちらが恥ずかしくなる。
418 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/01/06 01:31
>>414 >> こちらも既出だが、その多様性(の確保)と地域格差の解消をする必
>>要があったのか、
>だから、これはスタンスの問題なんだって。言い換えれば、方針だよ。
>その方針が良いのかどうかは、政府と消費者が決めること。それ以上
>に何があんの?
実際にはマスコミ諸氏が決めて、政府と消費者に圧力を掛けているの
が真相ではないのか。(w
それはさておき、ゼロベースから考えて真にどうあるべきかを論じな
いことには再販価格維持の是非など議論できないはずだが。「お上の考
えることだからそれはスタンスの問題」ではあまりにも思考停止の度が
過ぎる。
まぁ、思考停止だからこそ己の無知蒙昧も開き直れるし、マスコミの
プロパガンダを鵜呑みにして「再販マンセー」などと言えるのだろうが。
どちらにせよ、自分でしっかり学んで自分の頭できちんと考えること
だ。そこからしか地に足のついた議論は始まらない。
>このスレで考えるのは、再販制度の意義でしょ。
>これから規制をかけるのならともかく、他の手段を考察しても
>再販制度の意義が変化するわけじゃないだろ?
1をよく読め。
問われているのは意義は意義でも「存在意義」だ。
再販価格維持が存在すべきかどうかを1は問うているのだ。
だから、より適切な代替手段があれば「再販価格維持は不要」という
意味で再販価格維持の存在意義について結論づけることができる。
まさか、怠慢な355も日本語が理解できないわけではあるまい。
419 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/01/06 01:40
>>414 >他制度の方が適当というなら、アナタが代替制度を提案し
>それを再販と何らかの基準の上で比較して、代替制度に変更すべきだと
>言わない限り再販制度の意義を論じてることにはならんってワケよ。
マーケットメカニズムの基本原理からすれば何も規制を加えないこと
が社会的総余剰を最適化する。ここに再販価格維持という形で価格規制
を加えることが適切であると主張するのであれば、規制が必要であると
いう根拠と規制手段として再販価格維持と言う形がもっとも望ましいと
いう根拠を提示して、再販価格維持の必要性を立証する必要がある。
ここまで書けばわかるように、根拠を提示して立証する必要があるの
は再販擁護の立場に立っている355氏だ。そのこともわからず上記の
ような厚顔無恥なことを書いて恥ずかしくないのかと思う。
必要性を立証できないなら「再販価格維持は廃止すべき」の一言で終
わる。
420 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/01/06 01:41
結局、「新聞・出版のような文化事業は経済論理にはなじまない」という
主帳をしてきた当事者の新聞・出版業界が経済行為をしているということ
が問題の中心でしょう。
まあ潰れてしまった良心的出版社が言うのなら、説得力がありますが?
>>415 > ある程度モノを知った上での話なら理解もできるが、己の無知蒙昧を
>棚に上げての厚顔無恥な議論では意味をなさないと思うが、如何か。
いやいや、問題ない。
というのは、俺が経済学的な立場から論じているのではないから。
アナタこそ、本の流通についての知識が乏しいように思えるけど
その辺はどう?
維持派って人たちが、文化的視点から存在意義を唱えているのだから
文化的側面の意味とを無視して、経済学的立場からのみの議論しか
受け付けない姿勢では、議論になんないでしょ。
おまけに、経済学的立場で論じたかというと、論じていないわけで。
昨日のレスで経済学的な考察をしたレスがあり、
その立場から考えている人もいるわけだ。
アナタの論を進めても良いんじゃないの?
アナタは経済学的視点で論じなきゃ意味がないといいつつ、
文化的視点というのは、そもそも無意味だということを繰り返し書いているだけ。
アナタの経済学的考察はどこへ行ったのかな?
>>416 > 繰り返すが、それは「文化的側面からの意義」なるモノに、消費者が
>どれだけの支払い意志を持つか…という切り口で、きちんとミクロ経済
>学で論じることができる。
いやいや、ごまかしちゃだめだな。できない。
ミクロ経済学的に、文化的側面からの意義を持つ財が定義できないんだから無理。
できるなら別だけど。できるの?できないんでしょ?
売れるかどうかってのとは違うんだぜ。
アナタは一体文化的な商品というのをどう捕らえてんの?
経済学云々を語るような教養があるのなら、文化について
アナタなりの解釈があると思うんだけどな。
まぁ、学術書だけ国が保護すべきとかいう程度では、聞く前から
何となく想像できそうなものの、聞いてみたいね。
>その価格そのものが既に再販価格維持で固定化されたものではないの
>か。出版社が出版コストに必要な利益を乗せて市場に投入すれば、”自
>由市場であれば”需要と供給に応じて自動的に価格と取引量が決定され
>る。それだけのことだ。
だからね、市場原理で決定される価値とは別事件の価値が
文化的な価値なわけで。価格と文化的価値を混同してるようなアナタに
再販制度の意義を論じられるのかな?
>>417 >むしろ、経済学からは離れるが、学問的関心による効用の方が下世話
>な興味による効用の方が尊い…などと誰が決められるのかと思うが。
誰ももそんな事書いてないじゃん。どこかに書いてあった?
ついでに書いておけば、売れ筋商品に文化的価値が無いとは書いてないし、
売れ筋じゃない商品には文化的価値がある、とも書いていない。
>>再販制度は、市場に規制を与える制度だが、その意義は市場の論理とは
>>別のところにある、ってことを書いているわけよ。
>>で、それは経済学的に扱えないんだよ。
>だから、それを”明示的に””根拠を上げて”論証してくれと言って
>いる。それができないなら、「市場の論理とは別のところにある」など
>というのは355氏の勝手な妄想の域を出ないということになる。
だから、書いてるじゃないの。
市場で決まる価値と文化的価値は尺度が違うってことは明確でしょ。
だから、市場の論理とは別のところにあるってことになるわけよ。
アナタにとっては市場の論理=文化的価値なのかな?
本気で言ってんなら、かな〜り恥ずかしいぜ。
>>418 > 実際にはマスコミ諸氏が決めて、政府と消費者に圧力を掛けているの
>が真相ではないのか。(w
政府と消費者に圧力ってどんな圧力なの?
そんなに強力な業界だっけ?
>「お上の考えることだからそれはスタンスの問題」ではあまりにも思考停止の度が
>過ぎる。
そんな事書いて無いじゃん。文化的な価値観は経済学的に位置づけできない。
文化的側面をもつ商品の多様性を重視したり、地域格差は無い方が”良い”
の良いって部分も評価できないって事。
> まぁ、思考停止だからこそ己の無知蒙昧も開き直れるし、マスコミの
>プロパガンダを鵜呑みにして「再販マンセー」などと言えるのだろうが。
かつて、役割は果たしたと思う、とは書いたけど
俺は再販維持派でもないわけよ。
前に何回か書いてるじゃん。
アナタ自分で訊いたの忘れた?そのレスで答えてんだけどな。
アナタも日本語が理解できるなら、きちんと読んだ方が良いんじゃないの?
何回も書かなきゃわかんない人らしいってことはわかってきたけどね。
>>418 > 1をよく読め。
> 問われているのは意義は意義でも「存在意義」だ。
そりゃそうだろ。
存在意義の略として意義と書いてんだけど。
> 再販価格維持が存在すべきかどうかを1は問うているのだ。
> だから、より適切な代替手段があれば「再販価格維持は不要」という
>意味で再販価格維持の存在意義について結論づけることができる。
その、適切、という部分をなんらの考察で示さないと
結論付けられないっとことを言ってるわけだよ。
アナタこそよく読んだらどうだ?
>>419 >マーケットメカニズムの基本原理からすれば何も規制を加えないこと
>が社会的総余剰を最適化する。ここに再販価格維持という形で価格規制
>を加えることが適切であると主張するのであれば、規制が必要であると
>いう根拠と規制手段として再販価格維持と言う形がもっとも望ましいと
>いう根拠を提示して、再販価格維持の必要性を立証する必要がある。
だからさ、マーケットの価値観とは違う観点から規制を加えているわけ。
だから、あなたが俺の意見に反論するなら、文化的な価値観から
論じない限り無効なわけよ。
俺は、経済学的立場から論じてないんだから。
何回書けばわかるのかな?
427 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/01/06 02:35
>>355氏
マーケットの原理から言えば、
何も規制を加えないことが財を金払って消費した人間と
新聞社の効用が最大化されることになってる。
だから、直接金を払って新聞を「消費」した消費者の他にも、
再販制度が幸福を与えられる事を説明すればいい。
明日から忙しくなるからまとめて書いておいた。
まあ後で読むから、間が空いてもがっかりしないようにな。
あと、そろそろ経済学的に論を進めなよ。
結局アナタは市場原理一番ってかいてるだけで進歩が無いよ。
それなら俺でも書ける。
経済学的視点からのレスは、昨日もいくつかあったように
誰かが返すだろうから、まずはアナタが展開しないと。
今、再販が適用されてることはアナタもわかってるんだから、
それが要らないという論をかかなきゃだめなんだよ。
市場原理が一番で、規制は邪魔の一辺倒じゃ、
ミクロ経済学の先生達が泣くぞ
んじゃ、またな
>>427 それはどうも。そうなんですか。
ですが、まず、その説明は俺にはムリなのですよ。
それに、このスレでの立場として経済学的には論じないことにしたので。
しかししかし、ありがとう。
>>429 そう決めたなら仕方ない。
余計な事すまん。
しかも経済学的に厳密に言うと
>>427説明しなさすぎて
つっこみどころ満載か。例外とかあるし・・
432 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/01/06 03:16
日本人の中には「著作物の再販売価格維持制度が撤廃されると
学術書や文芸書などが販売されなくなり、文化の根幹が揺さぶられる」
と本気で考えている人がいるようである。その仮説が正しいかどうかを
確かめるためには「再販売価格維持制度の無い国には文化が無い」
ということが正しいかどうかを確かめればよい。以下の文章を読むに当たって、
アメリカには新聞と書籍に関する再販売価格維持制度がないこと、
および筆者が学術関係の世界にいることを念頭においてほしい。
433 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/01/06 03:19
私が住むフィラデルフィアの中心部には大きな書店が二軒ある。
Border'sとBarnes & Nobleである。両者とも全米各地に店舗を持つ
チェーン店である。三省堂や紀伊国屋みたいなものだと思えばよい。
ともに文芸書を多く販売しているのみならず、Border'sには学術書が
多く販売されている。経済学ならプロと大学院生しか読まないような
FudenbergとTiroleのゲーム理論の教科書が置いてあるし、
Springerの黄色い数学の本も多く販売されている。
これらは一般人が到底読まないようなものだろう。
日本の書店でこれらのレベルの学術書を置いてあるところが
一体どれだけあるだろうか。
大学生協を別にすると八重洲ブックセンターくらいしか
思い付かない(もちろんアメリカの大学のブックストアには
学術書が多く置いてある)。
しかし、ここで挙げた例では学術書といっても
比較的有名で部数の多いものである。
434 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/01/06 03:20
日本ではたとえば500部しか刷られないような学術書もあり、
再販売価格維持制がなくなるとこのような学術書が無くなると
懸念する人もいるだろう。しかし、そのような学術書が
どのようなルートで販売されるだろうか。
市場に流通するに値しない本は著者が引き取って身内に
ばらまくだろうし、市場に流通するに値するような本なら
専門の研究者が価格に関わらず購入するはずである。
学術書はあくまでも中身が重要であり、需要は価格とほとんど
無関係であることは、研究者なら誰でも知っていることである。
中には貴重な古書で非常に高価なものもあり、
予算の都合で購入できない場合もあるだろうが、
これらは通常の書店の流通ルートにのらないものだから
とりあえず再販売価格維持制度とは無関係である。
435 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/01/06 03:22
そもそもいまどき500部しか刷らないようなものを紙媒体で流通させることに
無理がある。テキストエディターで書いた文章にHTMLのタグをつけて
Webに載せれば書籍として出版するのに比べてほとんどタダで
業績を発表できる(このような文章までほとんどタダで
全世界にばらまくことができる)。読み手にとってもタダだから
従来高価な学術書を購入できなかった人でも気軽に研究業績を
知ることができる。学術雑誌にしても紙媒体で流通させると
コストや時間の点で不利なので、オンラインジャーナル化が進んでいる。
要は学術雑誌というフィルターを通過した研究業績が広く研究者の知る
ところになればよいのだから、紙媒体の価格というのはまったく
どうでもよいことである。
436 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/01/06 03:23
しかし、電子媒体で画像データを扱うとなると話しは厄介である。
CD−ROMで販売するのならともかく(これだと通常の書籍と大して変わらない)、
ネットワーク上で流通させるとなるとファイルのサイズが途方もなく
大きくなって事実上ダウンロードを断念せざるを得なくなる。
そのような場合は紙媒体の方が有利だろう。しかし、
学術書というのは「書店に置いてあるから買う」というものではなく、
「参考文献を調べて必要だと判断したものを注文する」ことのほうが
普通である。だから直接出版社に注文すればよい。
零細書店にはもともと学術書など置いていないのだから、
零細書店がつぶれようが学術書が消滅するわけではない。
437 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/01/06 03:25
値引き販売が可能」>「零細出版社が倒産」>「学術書が流通しなくなる」
という図式はどう見ても学術書もことを知らない人が思い込みで
描いたものとしか思えない。そのような事実関係は存在しないし、
むしろ再販売価格維持制度のないアメリカの方が学術書のレベルは高い。
438 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/01/06 03:36
では新聞についてはどうだろうか。
はたして宅配制度がなくなると新聞が流通しなくなるのだろうか。
誤解のないように補足すると、宅配制度が無くなるのではない。
宅配制度によらない新聞の購入が可能になるだけである。
アメリカには宅配制度がないと言われるが、実は宅配サービスはある。
アメリカでも宅配制度に対する需要はそれなりにあるのである
(ただし宅配によるコストのせいで若干高くなる。
高くてもよいから宅配してほしいと思う人が宅配業者に注文するのである。
実際、朝起きてすぐに新聞を読みたいという需要はあるし、
高層アパートでは地上に降りて新聞を買いに行くのが非常に面倒である)。
ただ、町角のニューズスタンドでも新聞を購入でき、
多くの人がそうしているに過ぎない。ニューズスタンドにもいろいろあって、
日本の零細書店のように新聞と雑誌とペーパーバックだけを扱っている本屋から、
屋台の売店や交差点にコインを入れると新聞を取り出せる販売機まであり、
新聞を購入できる機会は実に豊富である。
「宅配制度のもとでしか新聞を購入できない」場合と
「宅配制度以外の方法でも新聞を購入できる」場合とでどちらが
新聞に対する需要が多いだろうか。
常識を働かせれば後者の方が需要が多いということになる。
439 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/01/06 04:45
初めに言っとくが俺は直観的に再販制度に反対だ。でもかなり自信ない。統計上のデータとかよくわからんし。
ま、今はそれをおいといて
市場原理の問題点は下かな?
1.「総」効用が最大化されるだけで、分配の問題は考慮されない。
これが地域格差の問題。これはそんなに問題か?って気がする
2.外部性の問題。これは結構大きい気がする。
地方配達により地方の人間が言論にふれることの外部性の評価は。
また価格競争に走り紙面を読者に迎合した記事に変え、
多様な言論がなくなりそれに読者が触れられなくなることの不経済は。
「多様な文化」という公共財の評価は。
ま、これでも価格競争のメリットの方が上回ると思うが、
でも「なんとなく」そんな気がするだけで究極やってみないとわからん。
こうしてあげてみるとかなり問題がある気がするし。
>「値引き販売が可能」>「零細出版社が倒産」>「学術書が流通しなくなる」
俺もこの仕組みは理解できない。
>>400って外部性を考えると暴論な気がするんだけど。
あと355さんの意見って経済用語を使ってないだけで普通に
「市場原理の恩恵」vs「分配・外部性」の問題として論じてて知識が無くても問題ないと思うんだけど。
市場原理の恩恵がもたらされる理由を知らないだけで。
多様性の問題にスタンスの違い(=思い描く社会的無差別曲線の違い)
っていわれると何もいえなくなって思考停止になるのはたしかだが、
実際それを導出するなんて掲示板の議論じゃ無理だ。
(また「文化の多様性=消費者の選択余地の拡大」は違うと思うぞ。)
441 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/01/06 11:31
>>439-440 先にスタンスを説明しておけば、再販価格維持擁護の論点というのが
漏れにはきわめて抽象的で曖昧模糊としたものに見えた。だから、経済
学の理論を用いて詰めて議論をする…ということに尽きる。そこで35
5氏の言うところのマーケットに乗らない文化的価値なるものの正体は
何かを355氏の筆から明らかにしてもらおうとしてきた。その試みは
無駄に終わりそうだが。
その意味ではこのような議論は歓迎できる。漏れの議論には誤謬がな
い…と言えるほど漏れも賢くも完全主義者でもない。きちんと誤謬を指
摘して頂けるなら有り難い。
439を拝見して、355氏の言う「文化的価値」とは439氏の言
う「外部性」を言わんとしてきたのか…とは思う。そうであれば一定の
理解はできる。財市場に与える外部効果も十分に内部化されているとは
言い難いように思うし、さらに投票等政治判断に与える外部性は確かに
検証が困難だろう。
ただ、現時点においてはメディアの多様性はある程度十分に保証され
ているし、電子メディアや電波メディア等再販価格維持に乗っていない
代替手段も十分にあることから、この点の問題は少ない…とは言えるだ
ろうとも思う。この点は「多様な文化」という公共財の評価についても
同様だろう。
裏返せば、かつて代替手段としての電波メディアがラジオしかなかっ
たような時代であれば、355氏の言うような「文化的価値」の意義を
認める一つの要素にはなり得ただろうとは思う。
440の話についても355氏の言う文化的価値=外部性・公共財と
して捉えるなら議論の余地はあるだろうと思う。ただ、そうであればや
はり抽象論の繰り返しではなくて、厳密な議論をしたかったとは思う。
ま、漏れの書き方にも問題はあったのだろうが。
最後に「文化の多様性=消費者の選択余地の拡大」ではないと仰って
いるが、その理由を聞かせて頂いて良いだろうか。多少荒っぽい議論で
あることは承知しているが、ちょっと他に適切な言葉が思い浮かばない。
442 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/01/06 11:33
>>432 村上春樹が同じ疑問を呈したとき「黙っていた方が身のためだよ」的な
忠告を何度も受けたと言う。それが日本の出版業界。そういや猪瀬は「米国には再販制度は無いが、
図書館が『文化保存』の機能を果たしているから問題無い」とかほざいてたっけ。
日本の図書館は「再販制度の敵」扱いしてる癖に。
443 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/01/06 11:37
>>432-437 御説大変勉強になった。
漏れも再販価格維持の存在しない米国の出版事情など知らなかったの
で感謝している。
アメリカと日本とでは事情が異なる部分もあるだろうが、やはり自由
競争下でも出版物市場あるいは出版文化はそれなりに健全な発展を遂げ
ることが可能なのだろう。
444 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/01/06 11:45
ところで、アメリカの本や新聞って安いの?
445 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/01/06 11:56
>>438 別に宅配でなければ新聞が読めないわけではないでしょ。
駅売店、コンビニなどでも買えるじゃないか。
石を投げればコンビニに当たる程販売店があるんだから
バラ買いしたいならそれで事足りる訳。
反対する為の後づけの理由なんて要らないよ。
446 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/01/06 11:57
>>421-426 ちょっと振り返って355氏に失礼な言辞もあっただろうから、先に
謝っておく。漏れも少し頭に血が上りやすいたちで、少し礼を失した部
分があった。この点、お許し願いたい。
ただ、再販価格維持を経済学の立場から曖昧な主張や価値観を極力排
除して、有用な議論を積み重ねたい…という漏れの立場には代わりはな
い。
355氏が経済学の立場で議論する気がない(まぁ、漏れの書き方が
悪かったために意固地にさせてしまったのかも知れぬが)のは承知した
ので、439氏の提示してくれたフレームの中で355氏の議論を解釈
して敷衍させて頂きたいと思う。
>維持派って人たちが、文化的視点から存在意義を唱えているのだから
>文化的側面の意味とを無視して、経済学的立場からのみの議論しか
>受け付けない姿勢では、議論になんないでしょ。
漏れは355氏の仰る「文化的視点」を経済学のフレームの中に落と
し込んで議論をしてきたつもりだ。文化的視点は支払い意志額という形
でマーケットに乗せることができるという立場に立っている。
ただ、そこに問題点もあるかも知れないし、そのいくつかは439氏
の提示してくれた議論ということになる。355氏の立場は理解するが、
経済学と文化は相容れないものだとは考えない方が良いと思うのだが。
>いやいや、ごまかしちゃだめだな。できない。
>ミクロ経済学的に、文化的側面からの意義を持つ財が定義できないん
>だから無理。
439氏が提示してくれた「外部性」という概念がこれにあたると思
う。正直、「文化的価値」がマーケットに乗ると思っていたが為に、漏
れも見落としていたのだが。
他にもいくつか書いて頂いたが、439氏の提示した議論の根幹「文
化的価値=貨幣価値」なのか、という疑問については、これと一つ前で
答えになっていると思う。
今後は、この文化的価値(のうちマーケットに乗らないと思しき部分)
の本質と、それを踏まえて価格規制が必要か否かという方向へ、発展的
に話を進めて行ければと思う。以後宜しくお願いしたい。
447 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/01/06 12:42
今の新聞って、どこも一緒じゃん。
これはまさに競争がないことの証左でしょ。
448 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/01/06 12:54
最近の肉茎のレヴェルの低下は目に余る
おかしな記事一面に平気で持ってくるし、1年くらい前から顕著
449 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/01/06 14:00
>「文化の多様性=消費者の選択余地の拡大」ではないと仰って
>いるが、その理由を聞かせて頂いて良いだろうか。
俺は335氏とは違うので彼がどういう意味でいったか正確にはわからないが、
伝統芸能とか伝統工芸とか残したりするよね。
そういうのと同じような利益、
残っていること自体からの精神的利益とか、小説のネタになるとか、
海外への影響とか、なのかな。詳しくわからないけど。
こういうのと同じ、他の「文化」と同様に「文化の多様性」も残せ、
といってるのではなかろうか。
それは選択肢のためとは言えないと思う。
450 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/01/06 14:22
>>449 存在することによる精神的利益、と解釈させて頂いたら良い
だろうか。それは多様性という側面もあるかも知れないが、伝
統や文化が保持されている…という安心感、精神的満足のよう
なものかなとも思う。
それは例えば全国民の利益になるという判断ができれば、伝
統工芸や人間国宝のように国から補助金を出して直接的に補助
する道もあるような気はしている。
このあたりの外部性の内部化可否の議論、内部化手法の議論
をもう少し煮詰められれば実りある議論に結びつくと思う。
451 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/01/06 14:48
>>450 >存在することによる精神的利益、と解釈させて頂いたら良いだろうか。
それが一番じゃないかな。
精神的「利益」以外にも文化を残すことそのものへ価値を感じているのかも知れないが。
補助金は言論に関係有るところで国が特定分野や会社を
認定するのは現実的とは思わん。
内部化の方法ってのは思いつかんのだけど。
452 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/01/06 14:50
>補助金は言論に関係有るところで国が特定分野や会社を
>認定するのは現実的とは思わん。
補助金の対象分野を国が決めるのが現実的じゃないってことね。
453 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/01/06 18:04
>>445 イギリスは駅売りがメインだそうですね。
なお、英国では書籍の再販制度が1997年に破綻してしまっていますが
新聞はそれより以前から再販制度の対象ではありませんでした。
新聞を再販制度の対象にしてるのは、現在では日本とドイツだけのはず。
米国は(交通手段の近いもあるのでしょうが)再販制度は無くても宅配の方が
メイン。これについては関連スレッドがあるのでそちらを参照されたし。
マスコミ板「アメリカ主要紙の宅配はこんなに安いぞ!」(ログ)
http://natto.2ch.net/mass/kako/991/991417532.html
>>439 >「値引き販売が可能」>「零細出版社が倒産」>「学術書が流通しなくなる」
値引き販売により直接出版社がつぶれることはないのです。
くだらない本は値下げしても売れないからなのですね。
つぶれるのは基本的にくだらない本を作っている会社なわけなのです。
値引き販売で真っ先につぶれるのは資金力のない本屋です。
大量の本の在庫を抱え込むことが不可能になわけですので
資金がショートするか、足の速い本をいくつか置いておくことになるでしょう。
関西大手の紀伊国屋や旭などの在庫金額は相当な金額になり
大手でもこれを抱え込むことは難しいと思われます。
そうすると書店に並ぶ書籍は自然と絞られ、
書店に並べるという販売機会を逸する書籍が増えるのです。
売れ筋以外の本が本屋に並ばなくなると
「なんか読み物がないかな?」とぶらっと訪れ、手にとるお客様が
減るわけで、これは本屋さんも出版社もとても痛いわけです。
また書店さんに並べていただけるかどうかは営業力に係っている
わけで、さらに書店さんの与信管理も必要なわけで
現在の出版社ではこれははっきり言って無理です。
というわけで出版社としては再販制度廃止は反対なのです。
いろいろときれい事を並べても基本的には業界の保護なわけです。
私も基本的に(゚д゚)ウマー な商売を続けるには
現状維持をお願いしたいものです。
学術書は基本的に著者の肝いりで発行部数が決められております。
著者との信頼度によりますが買い切りと考えていただいたほうがいいです。
著者が「いや〜スマソ、もっと引き取れると思ったんだけど〜」
とか言い出さない限り(゚д゚)ウマー な商売です。
ただ辞典や百科事典、全集ものなど中途半端な学術書(?)は
非常に扱いに困りますので難しいですね。
455 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/01/06 21:47
>>451 まぁ、「再販だけではなく直接補助による内部化の方法もある」という
一つの例示であって、漏れもそれがベストだと必ずしも主張するものでは
ない。ただ、「存在することに寄る精神的利益」の部分と「言論」の部分
とはさほど重ならないか…という気はしている。一部、政治思想の古典に
関する部分などはちとややこしいような気はするが。
確かに内部化の方法なんてそうそう簡単には思い浮かばないだろうが、
それを放棄してしまえば見過ごして自由化するか、再販価格維持の存在を
認めるかの二分論に陥りかねないように思う。
2chの議論だからそれでよいとする立場もあるだろうが、折角だから
皆で知恵を寄せ合って色々考えてみるのも有益ではないか。結果は仮に出
なくても良い勉強にはなるだろうと思うのだが。余計なことであればスマ
ソ。
456 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/01/06 22:14
>>454 書店の経営上の問題点はここの議論から少しずれるかも知れぬが、興
味深いので少し首を突っ込ませて頂く。不快なら無視してくれて構わな
い。
書店の在庫の問題は確かにそうだろうとは思う。漏れも関西なので紀
伊国屋や旭屋はよく行くが、あれだけの在庫を抱えて資金を寝かせるの
は辛いものがあるだろう。
ただ、あれだけの大型書店になれば、売れ筋の本を大量仕入れするこ
とで仕入れ値を下げて利幅を上げたり、百貨店のように委託仕入や卸に
書棚を貸すような商売もできると思うのだが。
品揃えを売れ筋に集中させて売価を下げるディスカウント方式の書店
も出てくれば、逆に価格はさほど安くないが品揃えで勝負する書店も出
てくるだろうと思う。そちらの方が市場として面白みがあるし、また力
のある出版社や力のある流通業者にとっては面白いのではないかと素人
考えでは思ったりする。
与信管理の問題については出版社ではなく、日販や東販などの大手流
通の役割だと理解していたのだが違うのだろうか。大手流通がきちんと
与信DBを整備していけば、長期的にはそう難しくないような気はする。
まぁ、(゚д゚)ウマー な商売を続けたいのは誰もが一緒だが、既得権益に
しがみついても長期的な展望は開けないような気もするし、ここでひと
つ長期的な視野から改革を進めていくのも、決して業界にとってマイナ
スな話ではないのではないかと思う。
457 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/01/08 04:14
>384 です。>>ではないのは、2ちゃんねる専用ブラウザのおかげ。漏れが使っているのは「ホットゾヌ」です。
みなさん、ツール群サイトへ行けば使いやすいのが他にもたくさんありますので、おすすめですよ〜。
さて、Monazilla(Wの宣伝が終わったところで本題。ちょっと再販制度の本質から逸脱して
経済学的コジ付けになっていたのに辟易してましたが、戻りつつあるので再び茶々レス。
学術書について。
極端な話、学者の研究成果だって、馬鹿高い学術書にする必要は無いわけです。
書籍として出版した場合、その概要を探し出すことは非常に難しいですが、
大学が責任を持って所属研究者のアーカイブを管理すれば、検索エンジンにヒットした
文章の方が容易に持論と比較ができます。
そもそも今日のインターネットの普及があるのも、give&takeや情報共有が目的で作られた
学術ネットワークが基礎になってこそな訳ですから、こうした目的にwwwはそれなりに順応して
いるわけです。増して、大学に溜まる情報量は今後も加速度的に増えるでしょうから、
デジタルディバイドの問題も考える必要はありません。
(その自由と相互信頼性が高かった故、現在になっては逆説的な形でセキュリティ問題が
指摘されるくらいですから・・・)
引用に対するモラル低下も心配されますが、パクリ論文が同様にWebで出版された場合は、容易
に解析が可能。引用したければ、ハイパーリンクでサクっとしてしまえば問題はないワケで。
>454 レスから
>著者との信頼度によりますが買い切りと考えていただいたほうがいいです。
これが要は学者の教科書用の小遣い稼ぎってところですよね。(殆どカネにならないらしいが)それなのに引用統計が古いモノ、企業合併・省庁再編等で固有名詞の読替に異常に神経を
使わなくてはならないモノはざら、中にはそこら辺のレジュメよりも出来の悪い本など
たくさんあります。
すでに理系はおろか、文系の教授でも学術ネットワークとしてのWebの熟成に気がついた人たちが
どんどんWeb露出をやってますねぇ。学術書に関しては心配はいらないと思います。
問題があるとすれば、論文の保管を何処が責任を持ってやるか。
ルール未整備だとレコード会社ばりの移籍問題が出るのは目に見えます。
もういっちょ。
>421-426
新聞ではないのですが、雑誌でも「定期購読」を受け付けているところがありますね。
大概申込みをすると、週刊誌だと割増、月刊誌だと割引になるようです。
一定部数が見込めることによるインセンティブの他に、まずは送料の関係らしいですね。
第3種郵便は重ければ重いほど有利ですし、月刊誌は送料サービスをしても卸値との関係で、
定価からそれなりにお釣りがくるとの由。
一例ですが、日経ブランドのコンピュータ雑誌は、5年くらいで申し込むと、割引率がベラボウに。
新聞の場合、大量印刷、膨大な広告料(本紙&折込)、拡販費用(藁 など、
現状から差し引けるコストは多分にあると思います。
産経新聞が「逝きそう」と言われつつも値下げ工作に出ていますが、余力がなければできないはず。
>447
一週間休みを取って、朝から晩までテレビラジオのザッピング視聴やWebを駆使して、情報ジャンキーになってみるといいと思います。
大概の情報は既出が多いです。漏れは浪人時代に予備校へも行かず、
自宅でヒッキーしていました。すると、マニアックな情報、独自取材の情報を発信するメディア、
時間帯は限られてくることが分かるようになります。増して近年だと2ちゃんねるしかり。
この辺りの「需要側と供給側が考える情報密度の乖離」も再販の意義に関わるのではないでしょうか。
459 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/01/08 04:31
>>456 >不快なら無視してくれて構わない。
大丈夫ですよ。おそレススマソです。
正直な話言うところはもっともだと思うのですが
いわゆる大胆な改革な訳で個人的には実行するのは怖いですね。
取次ぎさんは書店の与信管理と販売を行うわけですが、
今度は書店に本を買わせる営業となるためこれは経験がないわけで
非常に難しいと思われます。
書店としても棚がガラーンとしていてはなんともマズイわけで
ある程度の本を確保せねばなりませんが、身銭を切って選択をする
ということが出来るかというと現状では出来ないでしょう。
出版社も取次ぎさん以上に営業して書店さんに買ってもらわないといけないのですが
取次ぎさんでさえ与信管理に関しては危ういわけで、
無知な出版社の営業が「売れたー万歳」と書店に本を押し込んで
逃げられた場合取次ぎさんと金の勘定をどうするのか?
という基本的な暗黙の了解さえこの業界にはないのです。
多分再販制度を無くした時点で流通がめちゃくちゃになるのではないでしょうか?
そうなると困るのは出版業界ですのでやはり再販堅持なのです。
ただ崩れる可能性は全くないわけではなくて、書店又は流通、出版社のどれかが
合併などを行い力と資金力を持って発行、流通、小売の
どれか二つ以上の機能を併せ持つ会社が出て、
タブーを破るような営業で業績を上げれば再編は進むと思われます。
>>457 学者さんの小遣い稼ぎとはいえ新組版で最低部数の1000部つくるにも
個人では支出するのは難しいかも?というようなお金がかかります。
よって教科書として使うものは学者さんにとって長期在庫な訳です。
ですのでデータや内容が古いのはしょうがないのです。
で、我々は「そろそろデータを新しくしたらいかがでしょうか?」
ともちかけ「更新はこちらでやりますので」といって第2版を「買い切り」で作ってもらうわけです。
データや固有名詞の読み替えなどは編集担当者がやります。
あとは先生に校閲してもらってもとの組版データを流用し、少しだけ修正してやり
「新刊」と銘打って新版の値段でお送りするわけです。
10000部とか作ってくれる先生がいたら紹介してください。
こういった本を作っていると書店営業とかやりたくなくなりますね。
462 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/01/09 17:38
>384 >457-458 です。
>461
そういえば、思い出しました。新組版で1000部だと、確かに結構なお金がかかりますねぇ。
高校で100ページ超の文集の製作を手伝ったことがありましたが、確かにこれで概算すると、新組み版1000部で百万円行きそうですね。
うちの大学にも、論文集がほこり被って「ご自由にお持ちください」コーナーにありますわ。
>10000部
うーん、無理ですね。確かにそういわれると、書店営業をやりたくなくなるという気持ちはわかりますわ。
463 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/01/09 23:08
>>460 こちらこそ、レス感謝する。
原理原則論的な話は随分と教条的に書かせて頂いたが、実際のところ
いきなり再販を解除して自由競争下に放り込んだらマーケットは混乱す
るだろう…ということはお陰で理解できたように思う。
確かに、ほぼ全ての商品の返品が自在という今の書店の商売が、全在
庫買い取りで返品不可となればそれは書店を恐怖させるには十分だし、
当然在庫リスクの管理に慣れていない書店は売れ筋に仕入を絞り、出版
社は販売に苦心することになる…という想像は容易に可能だ。
ただ、書店も書籍流通も出版社も阿呆ではないから、当然、再販価格
維持が認められなくなっても、いきなり買い切りには移行しないだろう
と思う。そんなことをすれば、それこそ零細書店が軒並み潰れ、自社の
商品である書籍の販路を失っていくことになる。特に書籍流通は大手の
流通業者の寡占状態に近いとも聞くし、再販が解除されても自社商品の
販路の確保に走ることはほぼ間違いなかろう。つまり、暫くは「売価買
い取り保証」もしくは富山の薬売り方式で、書籍は販売されることにな
るのではないか。そう、急激な変化が来るとは思わない。
しかし、逆に力のある流通や書店が売れ筋の利幅を下げて割り引き競
争を掛けてくると業界は急速に変わっていくのだろうと思う。このあた
りはまさに460氏の仰るとおりだろう。混乱を回避しながら再販を外
すにはソフトランディングを担保する仕組みが必要なわけで、その一つ
が議論に上っていた時限再販ということになるのだろうか。
出版物流通が混乱なく自由競争下へ移行できるような制度設計…とい
うか移行プロセスが設計できるかが、現実的に再販価格維持を排除する
一つの鍵になりそうな気がする。
再販制度を廃止した場合
1.新聞・・・現在の専売制度も崩れ、悪質な勧誘員も激減し、良い方向に向かうでしょう。
2.書籍・・・小さい書店の閉鎖に拍車をかけ、大きい書店や 都会の専門色を出した書店が
生き残るでしょう。再販制度で守られていても 都会と田舎の格差や 需給の
ミスマッチの問題がありますから、どなたか 再販や販売委託制度も含めて
書籍の流通問題に関して レスを立ててくださいませんか?
3・音楽CD・・再販の廃止よりも、違法コピーなどによる 著作権侵害の方が 深刻な
問題になっていますね。
4・タバコ・・・もともと税率も高いし、再販を廃止したところで、あまり メリットがないかも
しれません。最近では 輸入タバコが かなり シェアを伸ばしていますが、
それも 結局 JTが取り仕切っているので、そこらへんのところも 問題が
有ると思います。
465 :
イナゾウ@ビブリオマニア:02/01/13 01:53
まあ、このスレには結構、出版社の人や書店さんがカキコされている
みたいだけど、取次さんはいないのかなあ?。っていうか、ぜひ来て下さい。
ご意見拝聴したいぞなもし。この業界、「取次の存在の大きさ」は、どんなに
強調してもし過ぎる事は無いでござるよ。特に、実情を知らない人にはね。
例えば、出版社が新刊を発行すると、自動的に取次から代金の一部が
「前払いされる商習慣」になっています(このパーセンテージは、出版社の
力関係や、あるいは老舗かどうかによって変わるぞなもし)。
出版不況の最中、この「代金前払い制度」を当て込んだ、出版社の
「新刊発行ラッシュ」が進んでいて、10年前と比べてだいたい
1.5倍ぐらいに増えているかな。典型的な「自転車操業経営」に
なっています(藁)。
制度が崩れれば、こういう事も当然不可になる訳で〜。ちったあ、
新刊の発行点数も減りますでしょうね。個人的には、毎月の発行点数の
ノルマみたいなのが編集者に課せられるような仕組みには、不快感を
覚えるので、この限りにおいては制度改革されてもいいかなあ、と。
単に「数出しゃいい」ってもんじゃないでござるよ(藁)。
466 :
イナゾウ@ビブリオマニア:02/01/13 02:33
>取次ぎさんでさえ与信管理に関しては危ういわけで、
>無知な出版社の営業が「売れたー万歳」と書店に本を押し込んで
>逃げられた場合取次ぎさんと金の勘定をどうするのか?
まあ、確かに、危ない書店さんから「不自然な注文」が大量に来るとどうしようか
迷ってしまう事が有りますよね。特に「3延べ」の条件とかで。あ、これは商品の
代金を3ヶ月先に請求する条件という事でふ。手形と同じように考えてくらさい、
知らない方のために一応。
問題は、この条件で届いた商品を、書店さんが「中身も開けずに」即、返品。
出版社から商品の請求が来る前に「返品の代金を先に受け取ってしまう」と言う
「時間差を活用した」裏ワザが有る訳ぞなもし(藁)。これは書店さんにおける
自転車操業です。まあ、末期症状でござるよ(藁)。
もちろん、出版社も「危ない書店」には目を光らせてはいるけれども、実際に
「金のやり取り」をやっている取次さんの方が全然詳しいのは当然な訳で〜。
出版社側から言えば、ショックアブソーバーというか保険というか、取次さんを
介した方がまだ安全なのでござるよ。
>>466 個人商店の書店で手形のような決済が可能なのですか。
ずいぶん甘い業界ですね。取次さんも大変だ。
それとも中堅の書店さんがそのような有利な決済方法を
利用しているのですか?
やっぱり再販制度より流通慣行のほうに問題がありそうだな。
468 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/01/13 16:41
30年前はテレビもインターネットもなかったから新聞が情報の大部分を
補ってくれていたんでしょ?その時代なら全国どこでも価格差なくして
販売してたのは、わかる
今は、TVもあるし、リアルタイムで情報が入る時代で新聞のもつ意義が
低下していくだけだ。
新聞は再販制度で守るべき物ではなくなったと思う。
中学生の意見だよ
469 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/01/13 16:45
むしろ、なくなってもいい
さほど、こまらん・・・
困らないというのが現状ではないっすか?
470 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/01/13 16:51
再販制度をなくせば、売れる本しか出せなくなるよね。
そうすると「貿易赤字は悪だ」みたいなトンデモ本が
増えて、どんどん人々が洗脳されていくよね。視聴率しか
考えないテレビ業界では、もうそういうこと起こってる
よね。その先は……。
……やっぱ、必要悪のような気がするな、再販制度は。
471 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/01/13 20:01
売れない本ならいらないんではないですか?
再販制度は今の機能ではくだらない本も守ってるでしょ
10後も変わらず価値のある本なんてじっさいはほとんどないんでないかい?
時世ネタのほんがたとえばプラトニックセックスが30年後も同じ値段では
だれもかわんでしょ 10円がいいとこだよね
再版制度は逝ってよし!!
472 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/01/13 20:03
定価3000〜数万円の専門書も、売れない本だね(w
おれ、そういうの読まないからなくなってもいいけどさ。
3000円超える本は教科書だけか(w
>>471 DQNが増えるのがいいこととも思わん。売れるものだけ売ればよし、
ではそうなってしまうぞ。民放テレビの質の低さを見るにつけて
そう思う。NHKにもCM入れて視聴率競争させるのを、いいこととは
思わんし、いいこととは思わんだろう?
474 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/01/13 20:06
>>470 再販制度が無い国の方が、テレビや本のトンデモは少ないが?
475 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/01/13 20:07
NHKはいい番組作ってると思うよ。
狂牛病の特集組んだのもNHKだけだった。
スポンサーがいるTVはなぜか焼肉特集が多かった。
476 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/01/13 20:08
477 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/01/13 20:08
日本のテレビも規制業界なんだが。どちらかというと、自由競争にした方が質は上がるんだがな。もちろん新規参入をたくさん呼んだ場合だが。
478 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/01/13 20:13
>>473 DQNは自由競争の方が淘汰される。過去ログをみれば、利点と欠点はわかると思うが。
>>478 そりゃ違うだろ。クオリティの高いエロ雑誌が増えるだけだよ。
480 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/01/13 20:28
>>479 うまい!
ただ、エロ雑誌が増えすぎれば、飽きて多くは買わなくなり、別の本に新鮮味を感じてそれが売れるようになる。
市場の調整とはそういうものだろう。
>>480 そうすると、今度はクオリティの高いゴシップ雑誌が増えるな。
少なくとも、経済学や法学の教科書が売れる時代がやってくるとは
俺にはどうやっても思えない。
482 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/01/13 20:38
教科書や専門書というのは需要が一定だから、買う奴は高くても買うよ。自由競争の方が良いと思うが。
>>482 需要が一定なのは、再販制度が存在しているからじゃないの?
ガキのころからエロ雑誌とゴシップ雑誌にしか接しない時代が
きたら間違いなく需要は減ると思うが。そもそも、そんなものが
世の中に存在していることすら知らない人間が増えるのだから。
>>483 ゴシップ雑誌やエロ系統は再販制度の中でも需要は減ってるんじゃないのかな。
この前も写真週刊誌が廃刊してたし、エロ系では「さぶ」とかが廃刊になってたよ。
インターネットに需要を食われやすいその手の雑誌が消え、
逆にネット等では手に入りにくい付加価値のついた出版物が残ると思うよ。
>>484 いや、エロとかゴシップとかに限らず低俗なものばかり増えるのでは
ってことを言っている。付加価値が高いか低いかは低俗かそうでないかと
直接リンクしないだろ? 専門書は、再販制度がなくなるとかなりの数が
滅びていくだろうと思うから、国民がバカになっていくなー、と思う。
まあ、それでいいというなら、それも仕方がないが。NHKにネプナゲとか
やり始められたら、見る放送局がなくなって困る。
>>485 何故、再販制度がなくなると専門書がなくなるのかいまいちわからないです。
もともと、専門書なんて都会の大型店や専門書店でしか見つけにくいような気がするんだけど、
そういう専門書店がなくなったり、大型書店が低俗な物しか置かなくなるとは思えないです。
>>486 最低限の収入が保障されるから書かれる。
その保障がなくなれば、書くヤツは激減する
と思うから。それで必要悪。
>166殿へ
別に、大手も個人書店も関係無く、100冊単位で注文をくれるような場合は
そういう長期の支払い条件を付けるものぞなもし。あ、もちろん、書店さんから
言ってきた場合のみですよ。好き好んで、出版社側から付けるものでは無いッス。
ほんでも、手形決済が有るからといって責められるのはツライものが有るなあ。
他の業界でも、あって当然じゃないスかね?。
逆に大型店舗が増えたり、書店が入荷する本を吟味すると思うので
書店の個性化が進むような気がするんだけど違うのかな。
>>489 それも、それだけバラエティのある供給が存在したらって前提がつくでしょ?
まあ、個人的にキツイ事を言わせてもらえば、トンデモ本が増えるか
どうかや、専門書が減るとかいうのは、再販制度の維持・廃止に
「まったく関係無い」と思うぞなもし。
あくまでそれは、お金を出して買って下さる「消費者様の質」に
関わるものでございます(藁)。専門書が3千円から6千円に暴騰
しようが、買わない人は1000円だって買いやしませんて(藁)。
>>491 まあ、鶏か卵か、ってとこはあるけどさ。
ただ、目の前に置いとけば勘違いして買っちゃう奴がいるってのも
事実だぜ。勘違いして買っちゃった奴がもったいないって思って
読めば、すこしはカシコクなるじゃんか。
493 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/01/14 00:12
おれ新聞やめるし本もCDも買わない。
パソコン買い換えてBB導入しようとおもってる。
>>490 同人などの個人出版系もそんなに衰えてるように見えないし、
常に書き手の需要はあるような気がするけどね。
今の出版社に新しい本の出版に与信する体力がないということだったら、
別の参入者が出るだけじゃないのかな。
規制緩和→価格の低下+コスト等を抑えた新たな参入者→
競争は激化するが業界は盛り上がる みたいになるような。
>>494 要するに「同人」レベルのものはクオリティが低いって思ってるのさ。
そうすると、間違っていても売りやすいものが増える。「貿易赤字が
悪だ」的なトンデモ本とか。それで、国民みんながデムパになっていく。
それってまずいんじゃないの、って思うわけ。
496 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/01/14 00:18
>>490 供給が過剰すぎるので、減っても問題ない気がするが。
あまりに新刊ラッシュされると、古くて良い本も並ばない。
>>496 まあ、難しいとこだな。ただだからこそ、再販制度がなくなると
出版がポテチとかカップ麺みたいになってしまう気がする。
498 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/01/14 00:32
再販維持でも良いが、それだと現状打破は無理だろ。
ハードランディングしないと、変わらないぞ。
他に質を高める方法があるならいいが。
>>495 まあ、同人は例に出しただけで、要するに情報の発信は減らないんじゃないかと
思ったわけです。まあ、そのあたりは考え方の違いっすね。
情報の発信(増える)→流通機構(コストダウン)
→消費者(多くの情報が安く手に入る) 見たいな感じかな。
500 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/01/14 00:35
>>498 そうなのかな? あんまハードランディングって好きじゃないんだよねー。
いろんなとこに無理が出るし。
でもさ、Book Offとかの影響で徐々に変わりつつあると思うよ。あえて
叩き壊す必要もないんじゃないかな?
>>499 まあ、僕の場合、「質」ってのの評価基準は、経済価値と無関係だと
思ってるからね。味噌もクソも一緒って言うんだったらいいけどさ。
>>488 レスありがとうございます。
私は個人的に手形は大嫌いなものですから。
以前営業をやっていたのですが、信用力のないところと
手形で取引した日には心配で夜も眠れませんでした。
売掛金回収不能なんてなったら営業の責任になりますからね。
もちろんトヨタの手形だったら安心して寝れますが。
他の業界でも個人商店のような零細で信用力のないところとも
手形のようなサイトが長い方法で決済してるのがあたりまえなのかな。
長年の信頼関係というやつですか。
個人商店でも儲かっていれば話は別ですけどね。
ここらへんが不良債権急増の原因かもしれませんね。
503 :
イナゾウ@470殿へ:02/01/14 01:19
>ただ、目の前に置いとけば勘違いして買っちゃう奴がいるってのも
>事実だぜ
まあ、出版業界側も「仕掛け」と称して、売っていきたい本を書店さんに
「山のように積む」という売り方が一般的になっています。例えば、「ハリー・
ポッター」や「冷静と情熱の間」が棚一面を埋め尽くしているのを、書店さんで
何度も見た方が多いと思うぞなもし。
そうやって「今この本買っとかないと、何かに乗り遅れる気がしねえか?、ゴルア!」
と、半ば脅迫的に売りつけているんですが、まあ、確かに貴殿の仰る様にデムパな本も
雰囲気で売れていってしまう可能性は多いに有るでござるよ。再販廃止したら尚更ね。
「身も蓋もない」事を言うと、「勘違いして買っちゃった奴がもったいない
って思って読めば、すこしはカシコクなる」前に、次の商品を売りつけるのが
出版業界側の理想ではあるんですけどね(藁)。
でも、こういう「仕掛け」的な売り方が生まれたのも、お客さんが「自分が
欲しい本を自分で探す事が出来なくなっている」事から出てきているんですけど、
まあ、これも貴殿が仰る様に「鶏が先か卵が先か」の議論でござるな。
>>498 正直な話あまり現状打破を
業界として求めているわけではないですね。
ハードランディングどころか着地する前に
構造改革を進めれば空中分解するかもしれません。
再販制度があるから自由競争でない
というのは個人的には違うと思ってます。
売れない本は時期がくればやはり
返品されるわけで、売れないクソ本ばかり作ってれば
出版社はつぶれるわけです。
ただ書店は出版社にとっては販売窓口な訳でココがつぶれると
まずいのです。
書店さんの負担を少なくするというのは重要なことで
出版社の営業マンが個人のオタクをを一軒一軒まわったり
TVCMをうったりするほど利益が上がるわけではないので
出版社にとっては書店に並べるということが大きな宣伝広告となるのです。
あと書店にならんでいる書籍が減るという状況の欠点をいうと
例えば暇つぶしに何か読もうかな?とお客様が書籍目録を取り出して
なんかないかな?と探し、注文書を送り到着を待つなんてことは
不自然ですので「何か」読もうというような場合お客様もなるべく
たくさん並んだ本の中から選んでいただいたほうがいい訳です。
505 :
イナゾウ@133殿へ:02/01/14 01:44
>他の業界でも個人商店のような零細で信用力のないところとも
>手形のようなサイトが長い方法で決済してるのがあたりまえなのかな
う〜む。他の業界の事は知らんので、何とも言えないぞなもし。
元商学徒なのに情けない・・・(藁)。勉強するにも時間が無いッス。
た〜だ、書店の「零細で信用力のないところ」が大量に注文を出すと、
出版社側がその通り商品を出荷しても、「取次でカットされる」ので
ある種の「チェック機能」が働いているでござるよ!(藁)。って、凄い
業界だな!。オイ(藁)。
でもまあ、新しい書店がオープンする時に必要とされる「棚セット
(100冊単位)」なんてのは、12ヶ月単位で代金が請求される
のだから、他の業界よりも「サイトが長い方法で決済してる」とは
言えるかもしれないぞなもし。
あ、もちろん、通常の注文は「当月、即決済」ですよ。念の為に。
506 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/01/14 18:22
どのみち、放っておけばブックオフに淘汰されるから別に構わないな。
>>506 ブックオフに商品を並べるには
一度再販制度を通してどなたかに
買っていただかないといけないのですが。
>>503 最近の大型書店、俺の好きな本がずいぶんと減った。
岩波文庫すら置いてないところが多い。それが
これ以上進むのはいやだ。
510 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/01/16 22:26
再販制度が書籍の多様性にプラスに働くかは、
そんなに自明じゃないと思う。
1再販制を基礎にした委託販売制度で、本屋は
在庫のリスクを気にせず本を仕入れることが出来る→
2本屋が多種類の本を仕入れるようになる。
という論理なんだろうけど、在庫のリスクが
ないことが、多種類の本を仕入れるような直接の
動機付けになるとは思えない。この場合単に、
売れ筋の本を過剰に仕入れた方が、
本屋は儲かるよね。在庫リスクがないわけだし。
511 :
イナゾウ@ビブリオマニア:02/01/16 23:20
僕の好きな「光人社文庫」も置いてない書店が多いので非常に困ります。
スマソ。個人的趣味ッス(藁)。それはさておき「活字に飢える」って
感覚の人、最近は珍しいのかしらん?。僕なんて、鞄に2,3冊は常時
携帯してないと気分が落ち着かないぞなもし。
>売れ筋の本を過剰に仕入れた方が、
>本屋は儲かるよね。在庫リスクがないわけだし
う〜む、なかなか鋭い方ですね。正解。ちょっと、売れている本ですと、
書店さんは100冊とか当たり前に欲しがりますからねえ。加えて、近年
「仕掛け」的な大量展示販売が当たり前になっているので尚更でござるよ。
基本的に、書店さんは「売れ残ったら、返せばいいじゃん!」という立場に
いらっしゃいます(藁)。
ほんでも、最近は取次が「返品にとてもうるさい(誰がコストを被ると
思ってんだ!、ゴルア!)」ので、自分の店の「適正数」を考えた発注を
心がける良心的な書店さんも増えてるッスよ〜。って、当たり前か(藁)。
512 :
イナゾウ@ビブリオマニア:02/01/16 23:33
>再販制度が書籍の多様性にプラスに働くかは
話が長くなったので、まとめると〜。個人的に思うに「書籍の多様性」を
達成するためには、「出版社の営業」が果たす役割も非常に重要な訳で〜。
出してる本の内容と同様、頭のお堅い出版社が「書店への営業を舐めてる」
傾向があるのは、ちょっと残念な事に思うぞなもし。
要は、再販制度があった方が「書店への営業がしやすい」し、あまり
売れそうもない本でも「比較的、簡単に店頭に置いてもらえる」って
理由じゃ駄目かしらん?(藁)。え、甘過ぎ?(藁)。
それはさておき、「出版社就職希望」の次期3年生の皆様方。営業も
とても大事なんすよ〜。
513 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/01/16 23:53
再販有りでも良いが、出版社や書店が努力すればの話。
はっきり言って、現状はヌルイ。多様性なんて無い。
>>512>要は、再販制度があった方が「書店への営業がしやすい」し、あまり
>売れそうもない本でも「比較的、簡単に店頭に置いてもらえる」って
>理由じゃ駄目かしらん?(藁)。え、甘過ぎ?(藁)。
確かにそれはあるかもしれません。
しかし、本屋で特定の分野の売場面積は限られています。
(全くない場合もある)だから、出版社の営業さんが
努力されても結局は、競合している同じ分野の他の書籍を
追い出しているだけかもしれません。
営業するのが悪いということではなくて、書籍業界の活性化には
つながるだろけど、「書籍の多様性」には貢献しないかなと。
個人的には、再販制度よりも、図書館の予算を増やすことの方が、
直接的でわかり易い、文化の多様性への貢献になると思っています。
図書館のせいで新刊が売れなくなったと喚いている人達もいますが。
515 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/01/17 16:01
>>514同意。野党の某議員は「図書館が無い過疎地域の文化振興には
再販制度が不可欠」と主張していたが、それなら図書館の新設を促進する方が
よっぽど文化振興になるだろう。与党議員にとっても政治力を誇示する
「箱モノ」設置促進をやりたいのはやまやまだろうし。単純計算でも、
図書館の数が現在の3倍になれば一般ウケは期待出来なくても「最低限、
それだけの冊数は売れる」と言う出版も可能になる。出版社はいい加減に
図書館へのリクエスト殺到は「出版社が設定した価格に見合うだけの価値を
読者が認めていない」=「再販制度への不信任」の動かぬ証拠だと言うことを
自覚すべき。
516 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/01/17 17:12
書籍といえば、コンピューター関連の本はなんであんなに高いんだ。
まじめに個人で買ってる諸君。怒れ。
>516
高くても売れるからだろう。仕方なく買う。
>>516大手のPC関係の出版社が今年は
赤字に陥るそうだから内情はかなり厳しいと思う。
パソコンや逝っても腐るほど同じような本があるからね。
パソコンの普及も進んで勉強する人ははじめたころに
一冊買って後は応用して自分でやっていくし
そうでない人はもうパソコンから離れてしまっているだろう。
プログラミングなどの専門書は売れる量が少ないので
一冊あたりの単価が高くなる。
・10000部と1000部では印刷製本に係る1冊あたりの単価が違う。
・写植や版下、フィルムを作るコストは1ページあたりの計算なので
100部も10000部も同じ。
・多色刷りや絵が入っている場合が多く印刷費、フィルム代などが割高。
というような形で文字だけの本ほんにくらべ原価がかなり高くなる。
まぁどんな商売でもそうだけど損までしてやる必要はないから
ペイするぎりぎりの単価をつけているのだと思いますよ。
パソコン系の書籍は結構生ものですし損して売るなら
再生紙に廻したほうがいいですね。
漏れは土建関係から出版社にはいったのですが版元
といわれる会社はヤパーリ給料が高いです。
この辺がコストにかかわっているのも事実ですね。
かといって印刷機に廻すまではどうしても人手がないと
できない仕事でもありますのでいわゆる構造改革が難しい
業界でもあります。
再販のないアメリカでは 書店の数は日本の半分くらいしか ないそうです。人口比で
考えたら、4分の1くらいです。そのかわり、オンライン出版が発達しているので 日本
よりは 欲しい本を手に入れやすいかもしれません。
日本のように 売れるか売れないかも分からない本をむやみに置いて 売れ残った本を
返品して それが 廃棄処分される事実は 問題があると思います。
520 :
イナゾウ@ビブリオマニア:02/01/26 02:52
まあ、コストの問題は仰る通り、「刷る部数」が大きく関わってきますよね。
著名な作家を起用すれば当然、「原稿料が高くつく」ので初版から大きな部数に
せざるを得ない。そうでないと「とんでもない定価」になってしまう。
ましてや、「著名人ダブル」の対談本だと尚更ぞなもし。ニバイ、ニバーイ(藁)。
もちろん、「作家の面子」で初版部数が決まる割合も大きいですけど〜。
出版社の「給料がイイ」のは同意。けど、もちろん「業界内格差」も大きいで
ござるよ。お金が目当てでこの業界を選ぶ人も少ないと思うけど、もしそうなら
「寄らば大樹の陰」っつー事で〜(藁)。
ほんでも、ふと疑問に思ったんだけど、書店さんの給料ってどれくらいなのかし
らん?。休みも端から見ていて「悲しくなるくらい」少ないし、「キツイ商売」だと
思うでござるよ。
>日本のように 売れるか売れないかも分からない本をむやみに置いて 売れ残った本を
>返品して それが 廃棄処分される事実は 問題があると思います。
100円ショップで売れ残った野菜が、廃棄処分されるよりはマシです(藁)。
別にそういう事は、出版業界だけではないでござるよ。
521 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/01/26 08:28
sage
522 :
QUERY:02/01/26 09:17
組版・印刷・製本にかかる金はもうこれ以上下げられないとこまで来てるよ。
(DTP ・印刷板 低収入貧乏給料報告 >
http://mentai.2ch.net/test/read.cgi/dtp/994295798/)
本屋も同じ。低賃金で休みなし。。。
単純なことだよ。どこが「努力」「勉強」すべきか。
現在の本の世界を全体として守るならね(縮小してくにせよ)。
個人的に思うのは、業界全体、膨らみすぎたと思うね。
誰もが本を読むというのは幻想、啓蒙の手段としての本もまた幻想だよ。
ガラガラポンして、必要な「紙の本」が「必要な人」に届けばいい、
ネットで検索して注文すればいいよ。アフェリエイトで好きな本を
個人が紹介して、ネット書店にリンクする、書店機能を果たしてもらってもいいし。
紙じゃなくていい人にはHTMLあるし、これから電子ペーパーも出てくるだろうし。。
再販制は緩やかに壊れていくだろうね。おもしろくなってきたよ!
======2==C==H======================================================
2ちゃんねるのお勧めな話題と
ネットでの面白い出来事を配送したいと思ってます。。。
===============================読者数:81300人 発行日:2002/01/15
どもども、ひろゆきですー。
昨日は警察庁からの偽メールに取り乱しちゃいましたですー。
いやあ、今考えるとちょっぴり恥ずかしいですー。
よーく考えてみると、おいらも以前に「ネタ」と称して”閉鎖騒動”なんか起こしてたんですよねー。
その時のコメントはこんな感じでしたあ、、、↓
>そして、今回のオークションネタは、ネタのわかる人たちへの最後の花向けと、
>ネタのわからない人たちを笑う最後の悪趣味な冗談だったわけです。
まったく、おいらってば自分のことは棚に上げて、なにを言ってるんでしょうねぇ、、、
どうもおいらは自分に甘く他人に厳しいというか、自分の言動と他人の言動を相対的にみる能力が著しく欠落しているようなんですー。
ひょっとしたら、こういうところで「人格障害者」なんて言われちゃうんですかねぇ、、、
警察庁にはあんな高飛車で脅迫めいたメールを送りつけてしまったし、恥の上塗りですー。。。
でもみんなは、そういうとこも含めておいらのこと好きなんだよね?
まさかこんなことで愛想尽かしたりしないよね?
これからも応援してちょ!
んじゃ!
>>522 個人的にはインターネットオンリーにはならないと思う。
マンガ本はよく知らないが書籍の評価は
書店で書籍を手にしていただき中を開いてみていただく
ということが正しい評価のひとつになると思う。
それで買うか買わないかは判断していただくほうが好ましいと感じている。
出版社にとって書店というのはすばらしい広告媒体だから。
出版社もインターネットで注文を受けているところが多いが
現状では書店に並べたほうが売れると感じている。
あと個人的に感じているのはインターネットを媒体にした
HTMLによる書籍サービス(書籍のHTML化)は基本的に
お金に換えるのが難しい。
私どももインターネットによる有料サービスを行っているが
販売するのには非常に苦労している。
比較的にPCによる視覚化に向いている内容なのだけどね。
>>524 ネットオンリーにはならない、同感。
現況では「立ち読み感覚」をネット上で再現できるとは思えないから、
ネット書店は別の販売チャンネルと考えたほうがいい(当然だけどさ)。
でも「紀伊國屋」ではネットのほうで一店舗あたりの
収益が出てるんだから、バカにはできないよね。
(会員費とってるってのもあるけど)。
紙も電子も使えるようになるのがいい、選ぶのは読者のほうだから。
ちなみに、書籍のプリプレス段階では、
データ化されてることが多いはず、
これが生かされないのはもったいないね。
組版の現場や印刷屋の倉庫、編集者の引き出しのなか、
MOや焼いたCDんなかに眠ってると思う。。
HTMLはコピーされちゃうから難しい、PDFは描画が遅い、
現況のディスプレイで本を読んでたら目が痛くなるし。。
でも、新しいメディア、新しい表現手法がそのうち必ず出てくるさ。
そのフォーマットが大手から出てこないことを祈る。
GNU方式で開かれたものであることを期待する。
526 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/02/02 03:11
527 :
名無しさん:02/02/02 03:13
え、アマゾンの送料ただ終わりかよ。
もう絶対買わない
528 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/02/02 03:54
>ネットオンリーにはならない、同感。
>現況では「立ち読み感覚」をネット上で再現できるとは思えないから、
>ネット書店は別の販売チャンネルと考えたほうがいい(当然だけどさ)。
www.aozora.gr.jpのように、ある程度の物量の在るサイトが
出れば「立ち読み感覚」は再現できると思う。
パソコン雑誌のサイトも物量があり、連載記事のバックナンバー
が蓄積されている。www.wath.impress.co.jp/pc/
紙を使う理由って机から離れて、ソファで読書したいからだったが、
ポケットPCやザウルスを使ってみると、それも変わった。
文庫本や新書版の文字中心の書籍は消えてもいいレベルまで来てる。
なにせ文庫本一冊の大きさで128MBのメモリーカードが使える。
しかも小さい活字なんかよりTFT液晶は鮮明。バッテリー10時間。
529 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/02/02 06:45
>>527 厳密に言うと、1500円以上買ったら送料がタダになる。
それ以下は一律240円。
530 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/02/06 20:35
531 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/02/14 15:20
532 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/02/21 21:37
副島隆彦の今日のぼやき無料版2月20日の記述より。
「しかし、一人の客から3冊4冊まとめて注文してもらえると、送料をこちらが負担
する、という考え方にしなければなりません。そうしないと、アマゾン・コム(大
阪屋という取り付き店と、提携か買収して、巨大な本の倉庫を拠点に配送してい
る)が「送料無し」を打ち出した時代ですから。三省堂も紀伊国屋もこれに追随せ
ざるを得ないでしょう。私たちもやがてその流れに巻き込まれるでしょう。おそら
く、Amazon.com が日本政府(の管掌官僚)に圧力をかけて、以下のような、厳し
い交渉をしたのでしょう。
「日本の書籍の再販売制度は、独禁法の適応除外で、その商品の知的、教育的、良
質の国民文化育成目的、を表面の理由にして、本の価格の自由競争を禁じている。
これはおかしいじゃないか。だから、今回は、せめて、ネットでの書籍販売業者で
あるアマゾンが、送料を自己負担にする、というのを、局長通達違反だとしても、
認めてくれ。そうしないと日本での競争が出来ない」と要求して、押し切ったので
しょう。」
なんですか、この「局長通達」って?
すまん、引用が極めて見にくくなってしまった。以下引用部分のみそのまま貼り付け。
-----
しかし、一人の客から3冊4冊まとめて注文してもらえると、送料をこちらが負担
する、という考え方にしなければなりません。そうしないと、アマゾン・コム(大
阪屋という取り付き店と、提携か買収して、巨大な本の倉庫を拠点に配送してい
る)が「送料無し」を打ち出した時代ですから。三省堂も紀伊国屋もこれに追随せ
ざるを得ないでしょう。私たちもやがてその流れに巻き込まれるでしょう。おそら
く、Amazon.com が日本政府(の管掌官僚)に圧力をかけて、以下のような、厳し
い交渉をしたのでしょう。
「日本の書籍の再販売制度は、独禁法の適応除外で、その商品の知的、教育的、良
質の国民文化育成目的、を表面の理由にして、本の価格の自由競争を禁じている。
これはおかしいじゃないか。だから、今回は、せめて、ネットでの書籍販売業者で
あるアマゾンが、送料を自己負担にする、というのを、局長通達違反だとしても、
認めてくれ。そうしないと日本での競争が出来ない」と要求して、押し切ったので
しょう。
で、この「局長通達」って何でしょうか?
度々スマソ
>>536さんありがとうございます。すみません、紛らわしい
書き方をしてしまいましたが、私が知りたかったのは
「局長通達とは一般的にどのようなものか」ではなく
「ここで挙げられている局長通達はどの官庁のどの
局長によるどういう内容の通達か」でした。
公取には局長はいないし、間接的に出版産業に
関わると思われる文化庁にも局長はいません。
と言って、他に関係ありそうな官庁も思い浮かびません。
適用除外を適応除外と書いているし、副島氏が
いい加減に書いたのかなという気もします。
538 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/02/22 04:04
> 公取には局長はいないし、
それは昔の話。1996年7月から経済部・取引部・審査部の3部制から
経済取引局・審査局の2局制に改組。
539 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/02/22 05:21
..
>>538 ほんとだ。ありがとうございます。
しかし、そんな通達あったんですかね。
..
まあ、「保全あげ」という事で〜。
ついでにどうでもいい事なんだけどさ。立ち読み出来ないようにマンガを全部
ビニールで覆っている書店さんと、立ち読みOKで何も覆ってない書店さんと
どちらの方が売上は良いのか?。
543 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/03/09 04:55
立ち読みし放題なブコーフの圧勝
544 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/03/14 04:06
545 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/03/14 10:55
>544殿へ
紹介してくれて、サンクス。でも、音楽聞かない自分には内容がチンプンカンプン
でした。スマンス、宇津舵詩嚢・・・(藁)。
まあ、両方試してみた書店さんに聞いてみたら、やっぱりビニールで覆った方が
売上が上がるそうでござるよ。特に郊外の書店さんは、立ち読み目的のお客さんに
駐車場が占有されてしまうのが「痛い」そうな。
>立ち読みし放題なブコーフの圧勝
まあ、ブコーフも「オープンしたばかり」の頃はいいけど、その後いかに
売れ筋のマンガを定期的に仕入れるかが大変みたいですねえ。そうそう、売りには
来ないっしょ。
547 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/03/14 23:01
公取が見かけ倒しのうちは日本経済の復活などありえんね
再販制にしがみつくバカどもがいなくならない限り日本は永久に滅亡です
あ。それと取次制とか言う訳のわからん商慣習もいい加減にやめなさいネ
548 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/03/15 15:51
age
549 :
K-1GP:02/03/15 18:49
>>547いいこと言う、気に入った、おれは別の板で貴方達は
再販制度というぬるま湯から、抜け出ることが出来ないんでしょうと
書いたら、お前の文章はヤバイときたもんだ、だんだんとお湯も
ぬるくなってきているのに、水になるまで浸かっている気かなあ!
550 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/03/15 22:09
今や再販制度はネットと古書市場の急拡大と言う冷気にさらされて氷風呂です。
551 :
イナゾウ@ビブリオマニアin今日の出来事:02/03/16 02:40
今日、乗ってた特急列車が停電で立ち往生してしまいましてね、真っ暗闇の中
する事も無いんで、隣に座っていた女人と話をしていたんですよ。そしたら、たまたま
その子が就職活動中の出版社希望だったんで、話が盛り上がったんですけど〜。
「例えば、面接で『出版不況の中、この業界はどうしたらいいと思いますか?』と聞かれたら、
『取次を無くせばいい』って答えたらダメですかねえ?」
と、言われて「うん、ダメでしょ。」と即答してしまいました(藁)。
詳しくは過去レス参照だけど、僕は当分「取次制度」は無くしようがないなあと
思うでござるよ。
552 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/03/16 02:49
551は ほのぼのいい感じ、スプリング風味
553 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/03/16 02:56
取次ぎ制度をなくしたら、町の本屋さんがもろに被害を受けるでしょうな。
554 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/03/16 14:34
>>551 じゃあ、理想的な回答ってのは「著作権法26条の2(譲渡権)の
2項以下を廃止する」とかなんですかね。
555 :
イナゾウ@祝!!。GUILTY GEAR ロケテスト入り+6勝2敗:02/03/17 04:28
>554殿へ
>じゃあ、理想的な回答ってのは「著作権法26条の2(譲渡権)の
>2項以下を廃止する」とかなんですかね。
スマソ。何となく言いたい事は分かるんですけど、法律にはとんと無知なので
コメントし辛いッスよ〜。所詮、一兵卒の立場でござるよ。兎津陀史脳・・・(藁)。
まあ、僕がその場で教えた解答は〜、
「普段、本を買わない人をいかに取りこむかが、ヒット作を生み出すための重要な
条件に成りつつあります。そのためには、イラストが多くて文字数も極端に少ない、
薄くて安い本が良いなど、マーケティングも基本的にやり直す必要があると思います。
過去の成功体験に囚われ過ぎる事の無いよう、常に読者の裾野を広げる努力を各出版社が
し続けていく事が大事であると思います。」
な感じですかねえ。あんまり専門的な事を言うと、ツッコまれた時が怖いでござるよ。
>>551 業界は必死だから。
ホントに、その辺の回答は企業に反しちゃ駄目ですな。
某研究会で新聞再販の批判を展開したら、数年間、
そのゼミから学生はマスコミに採用されなかったそうな。
しかも、新聞だけ。
557 :
イナゾウ@ビブリオマニア:02/03/19 22:38
>某研究会で新聞再販の批判を展開したら、数年間、
>そのゼミから学生はマスコミに採用されなかったそうな。
まあ、出版・マスコミ業界は「再販制度に代わるモノ」の展望が拓けていないから
というのが大きいでござろうな。
僕は就職活動中、証券会社のリテールも受けていたけど、「ヤマト証券」の面接で
営業部長か人事部長だかに「手数料稼ぎ目的の回転売買」について批判していましたよ。
ええ、半分「喧嘩売りに行った」ようなものです(藁)。
ほんでも、その当時「投資信託がイケイケ祭り状態」だったので、証券会社は
手数料稼ぎのための回転売買から、信託報酬をメインにシフトするべきだと述べたら、
次の面接にも呼ばれていましたので、まあ、そんなもんでしょうか。
いまだ、出版・新聞業界には「再販制度の代替物」としてコンセンサスを得られそうな
ものは見られませんねえ。そりゃ、狭量にもなるってものかしらん?。
558 :
再販売制度を廃止すれば、本の価格は高くなる :02/03/20 05:41
経済学者は「再販売制度を廃止しろ!廃止すれば競争が
激しくなって価格も安くなる」と主張するが、それは
大きな誤りというもの。
出版業界が歩んできた歴史を紐解けば自明だ。
再販売維持制度と委託販売制度を廃止してしまったら、
本の価格はとんでもなく高くなるし、多様性もなくなります。
というか、出版界にはもともと再販制と委託販売制度なんてなかったんだよ。
もともとは書店の買い切り制だった。
この制度だと、売れれば大量に仕入れるけど、売れなければ大きな赤字になってしまい、
「買い取る側(書店)」のリスクが極めて高かった。
そのため書店のサイフの紐は固く、売る側の出版社にとって、「リスクは少ないが、
発行部数が伸びない」という嫌なパターンにはまってしまっていたんだ。
大量に作っても買い取ってもらえないため、売上は伸びないし、読者の手にも届かない。
出版社は経営上、価格も高めに設定しなければならない・・・と悪循環が続いていた。
出版社は印刷物を作るだけでは商売として成り立たないのだが、そんなパッとしない時間を
出版業界はしばらく過ごすことになる。
明治30年に、出版業界に参入してきたのが「実業の日本社」。
この会社の増田義一によって「委託・返品無制限制度」が実行に移される。
書店にとって、「商品は全て委託販売です。返品は無制限。自由にどうぞ」という
この制度の導入は大きかった。
この制度のおかげで、今までできなかった「見込み注文」ができるようになり、
リスクを心配しなくても良くなったからだ。
これが現在の出版業界の基礎である「委託返品制度」の始まりだ。
「再販制度反対」、「委託返品制度廃止!」という主張が
いかに消費者の利益を損なうのかということがわかっただろう。
再販制度・委託返品制度を廃止すれば、
@本の価格は今よりも高くなる。
A出版される本の点数も少なくなる。
と、消費者にとっては不利益だらけなのである。
559 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/03/20 18:39
>>558 委託・返品無制限制度は分かった
で、再販制度は?
560 :
リピートあげ:02/03/20 19:19
561 :
再販売制度を廃止すれば、本の価格は高くなる:02/03/20 19:44
>>560 委託返品制度と再販制はセットになっている。
再販制がなければ委託販売制度など維持できない。
もしも書店が書籍の価格を自由に値引きして販売できるようになると、
書店への仕入れ価格が急激に下がってしまう。
すると、ひいては出版社から取次への仕入れ価格も下がる。
ところが、「返品自由制度」を維持したまま、仕入れ価格を下げることなど
不可能だ。
普通の商品の仕入れ価格は定価の6割程度だが、そのかわり返品することは
できない。
一般の商品の場合は「委託販売」ではなく、小売店の「買い切り制」だからだ。
一方、書籍の仕入れか価格は定価の8割ほど。
これは「返品は自由にできますよ。そのかわり、仕入れ価格は高くなりますよ」ということだ。
「返品は自由にできますよ」という部分を支えているのが、「委託返品自由制度」で、
「仕入れ価格は高くなりますよ」という部分を支えているのが、「再販売価格維持制度」
両者は「コインの表と裏の関係」にあるということがわかると思う。
そもそも「再販売価格維持」とは、書店から取次を通して出版社に返品されてきた
書籍を再度出荷する際の価格を維持するための制度なんだよ。
返品されてきた書籍を再度出荷する際に、書籍の価格が低下してしまったら、
「委託返品自由制度」自体が維持できなくなるのです。
実質的に、書店への仕入れ価格が下がってしまうことになるわけですから。
書店側が「店頭では3割引の価格でしか売れない」ということになると、
書店への卸価格も値下げするしかなくなるからです。
「委託返品自由制度」と「再販売価格維持制度」は
表裏一体の関係にあり、どちらか一方だけを廃止して
「おいしい思い」をすることは絶対にできませんので。
562 :
再販売制度を廃止すれば、本の価格は高くなる:02/03/20 19:56
くそったれ経済学者どもは
「机上の空論」を振り回して、単純に
「規制を撤廃すれば、競争が促進されて
価格は安くなる」とかんがえるから経済がめちゃくちゃになってしまう。
ちょっとでも出版業界の歴史を勉強すれば「再販制度反対!」などとは
口がさけてもいえないはずだ。
ようするに、この板にいる経済学者はなんの能力もないということだ。
出版業界にはもともと「委託返品制度」も「再販売価格維持制度」もなかった。
ところが、そうした制度では本の価格もいまより高かったし、種類も少なかった。
「委託返品制度」と「再販売価格維持制度」を導入したからこそ、
価格も安くなったし、種類も豊富になったんだ。
ここの板のくそったれ経済学者は、出版界の歴史をよ〜〜〜〜〜く
勉強して出直して来い! ボケ!
563 :
再販売制度を廃止すれば、本の価格は高くなる:02/03/20 20:27
おまえらは「再販売制度を廃止しろ!」というが、
「委託返品自由制度」を維持したまま、再販制度を廃止することなんて
絶対に絶対に絶対に不可能だから。
書店にすれば「丸儲け」だよな。
「書籍は自由に値引き販売できる」し、「売れ残った本はどんどん返品できる」って
いうのならばな。
でもな、こんな制度を採用している業界なんて世界中さがしても一つもない。
「自由に返品できる」のであれば「仕入れ価格も高くなるし、価格も維持しなければならない」
「仕入れた商品が返品できない」からこそ、「店頭で値引き販売してもいいし、仕入れ価格も安い」んだよ。
「自由に返品できる」し「どんどん値引きしてもいい」なんていう条件を
導入してしまったら、日本の出版社はすべてつぶれます。
「値引き販売していい」という条件を導入するのであれば、返品は一切認められません。
当たり前のことです。
お前らくそったれ経済学者どもは「再販売制度」だけを表面的に捉えているから
おかしな主張を繰り返すことになるんだ。
「再販売制度」とはなんなのか? 再販売制度を維持している前提条件はなんなのか?
再販売制度を維持している前提条件は、他ならない「委託返品自由制度」だよ。
委託返品自由制度を維持したまま、再販売制度を廃止することなど絶対に絶対に絶対に絶対に絶対に
不可能です。そんなことしたら日本の出版社はずべて倒産します。
仕入れ価格がどんどん下がってしまうのに、売れなかった本はバンバン返品
されてしまうことになるんだからな。
おまえらはよ〜〜〜〜〜く頭を使えよ、知恵遅れどもが!ボケどもが!
返品が自由にバンバンできて、その上値引き販売もバンバンできるような、
そんな都合のいい制度が導入できるわけねえだろうが、ボケどもが!
ネタウザイ
煽り下手
565 :
K-1GP:02/03/25 00:24
>>562 563 なにをそんなにカッカしてんだよ、端から見てるとおかしいぜ、
ようするに、前にもちょっと書いたんだが、価値の高い本は値段が高くても売れる
し、
価値の低い本は安くしないと売れないと思う
、それを同じような値段で売ろうとするからそして現在はその価値の低い本
の洪水になっているんだろう、ミソ クソいっしょというところが問題だな。
566 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/03/25 00:32
567 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/03/25 01:52
「再販売制度を廃止すれば、本の価格は高くなる」は、また同じコピペ流しているね。
こうなると、板荒し。
568 :
K-1GP:02/03/27 00:07
>>558 あまり長文でじゃまだな、もう少し要約できねえのか、
くりかえし、くりかえし何回も同じ事を書いて、ボコボコじゃあねえか。
おまえがこのスレを立てたんじゃねえのか、あたま悪いのなら、こんなスレ
たてるな!
569 :
K-1GP:02/03/27 00:12
>>1さん 間違ったすまん558とは違うひとだよな、あんたはいい人だよ。
>>568、
>>569 このスレを立てたのは私です。ずうっと書き込みしていませんでしたが、一応
ロムってはいました。私としては どちらかといえば 新聞に焦点を当てたかったのですが、
書籍中心になってしまいましたね。
書籍の場合も 需給のミスマッチは 再販だけでは片付かない問題だと
思います。販売委託制度の問題も絡んできますし。どなたか、再販も含めて
書籍の流通システムの問題点について レスを立ててくれると ありがたいのですが、、、。
571 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/03/29 07:54
572 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/03/29 10:02
573 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/03/29 14:33
>>572 当然。って言うか、もう一つのスレ(
>>558が立てたの)でも書いたけど
>>558の正体は自称「再販問題研究家」の某T.Tに違い無いと確信している。
で、コイツはもちろん出版業界人じゃないし、それどころか「ゲームや映像ソフトにも
再販制度の傘を拡大しろ」とか電波飛ばしまくっている。
574 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/03/29 20:32
558が立てた、そのスレ見て来た。
もしかして、こいつ本の付録を作ってるやつ?(CDとか)
あとは書店で販売するソフトか。
575 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/03/30 09:33
[設問]
ガチャガチャ販売会社が、売上の10%を設置料、代金回収及び預けた製品補充の手間賃として支払う契約を書店と結んだ。
この契約と、書店が出版社と結んだ再販売価格維持契約との違いを経済学的に述べよ。
【解答】575はバカ
577 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/04/04 20:37
講談社と小学館がポイントカードに圧力かけてるって本当ですか?
578 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/04/04 23:53
このスレは意図が有りすぎて臭すぎ
では、スレを立てた方の意向を踏まえまして、新聞に話を移しますか。
今現在、新聞業界で「休刊日無し戦争」という仁義無き戦いが行われていますが、
果たしてどうなりますかねえ?。このスレの前半に有ると思うけど、新聞宅配制度
自体にも大きく影響を与える事でしょう。まあ、産経が吹っ掛けた喧嘩なのですが。
休刊日に無理して新聞を出す事によって、コストは数億円はかかるは、広告は
当然の如く集まらねえはで新聞社は踏んだり蹴ったりですが、もはや我慢競争の
感に(藁)。
叩き台として、こんな感じでどうスかね。
581 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/04/07 03:51
>>579 まぁ、元々「再販制度」絡みで新聞が出版業界を援護射撃しまくってますからね
(アカ卑新聞の執拗かつピンボケなブコーフ糾弾とか)。
ところで、新聞社は再販制度を「=宅配制度」と両者を密接不可分のものとして
主張することが多い訳ですが夕刊紙やスポーツ紙はほとんどが駅売りですよね。
一般紙は再販制度の無い米国では宅配中心なのに対し、同様に再販制度の無い
(書籍が1997年に破綻する前から新聞は適用対象ではなかった)英国では
一般紙・タブロイド紙とも駅売りが中心だそうですが外国の新聞流通ってどうなって
いるんでしょう? 残余紙の処分とか。
582 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/04/07 23:15
>>581 再販擁護の先頭に立っているのは、朝日よりも読売。
とりわけナベツネ御大。
基本的なことだけれど、
新聞の再販制度というのは、
「街の新聞販売店が新聞を買い取らなくてもいい、そのかわり
価格設定の自由はない」っていうことですか?
584 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/04/08 22:57
新聞も今のようなくだらない競争じゃなくて質で競争して最低限政策の
検証をして欲しい。大本営発表と広告しか載ってないから見る価値なし
だ。とても人様からお金を取れる物じゃない。
>>580 新聞がそんなに社会にとって重要なら、各新聞社が休刊日を統一するのは おかしいです。
休刊日の前日に大事件が起きたら どうするのですか? 一昨年の 長良川の事件なんかも
そうですね。もし、病院が同じ日に 一斉に休んだら・・・。
本来なら 各新聞社が休刊日をずらした方が いいのですが、難しい問題が発生します。
新聞社は ライバルに大事件のニュースを出し抜かれるのが 死ぬほど嫌ですからね。
そういう 新聞社のつまらない意地こそが「国民の知る権利」を 侵害しているんですよね。
つまり、国民の利益よりも 自分たちの手柄を優先させているのです。社会の公器とは
およそ 程遠いですね。
本来 企業というものは 顧客の満足を優先に考えて、次に 従業員の労務対策を考えるのですが、
新聞屋の場合は どうでしょう? 新聞は なるべくなら 休刊日を設けず ニュースを毎日
国民に伝えたいのですが、配達員にも休みを あげなければならない。”1週間に
1回では 新聞の読めない日が多い、しかし、配達員にも休みを あげなければ ならない
という” 妥協策で 月1回の休刊日が あるわけです。でも、コンビニなんかは
年中無休だけれど、従業員も 最低 週1回は 休めるはずです。新聞屋とコンビニで
どうして そういう差が 起こるんでしょうか?
>>581 >一般紙・タブロイド紙とも駅売りが中心だそうですが外国の新聞流通ってどうなって
>いるんでしょう? 残余紙の処分とか。
コンビニの弁当と似ているでしょう。売れる分だけ仕入れて 売れ残ったのは
捨てるんでしょう。ですから 売り切れ多いと思います。
>>584 新聞なんて 目の色変えて飛びつく人もいませんし、ただ なんとなく 惰性で
取っている人も多いでしょう。また、新聞なんて どれも 同じようなものだと
考えている人も多いですね。まあ、私の考えとしては 新聞は斜陽産業ですので
無駄な拡張よりも 積極的にリストラして スリム化すべきです。
586 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/04/09 12:36
新聞は国民生活の情報源とし重要な役割を果たしています。
労働新聞(ロドンシンムン)を読みましょう。
>>586 あの国は 労働新聞は買えても 米が なかなか買えないんですよね。国民が 空腹を必死に
こらえ、労働新聞を 有り難ーく 読んでいるのであります。
まあ、新聞の休刊日を無くすと、困るのはもちろん宅配所なのですが、やはり
「山間僻村の地域」は深刻みたいですねえ。休み無しはさすがにキツイっしょ。
>新聞屋とコンビニでどうして そういう差が 起こるんでしょうか?
コンビには向こうからお客さんが来る訳で〜。
まあ、新聞宅配制度の問題点を調べていて、「いくら何でもコイツは腐っているなあ」
と思うことは、以下。
宅配所の大きな収入源の1つとして「折込チラシ」が有るぞなもし。この収入の
多寡は、その宅配所の「宅配部数」によって決まるのだけど、「大幅な水増し」が
あるのが通常らしいです。例えば、本当は6千部しか配ってない宅配所が8千部配って
いると自称する。ほんで、実際に新聞社から8千部取り寄せてしまうみたいですねえ。
え?。差数の「配らない新聞」はどうするかって?。古紙回収の「押し紙屋」さんが
新聞社から宅配所に届いた新聞を「そのまま直行で持って行って下さる」そうです(藁)。
そう考えると、新聞社が発表している発行部数も「実際は眉唾もの」という事に・・・。
まあ、出版社の発表してる公称部数と同じように考えれば問題無し、ぞなもし(藁)。
>>588 >まあ、新聞の休刊日を無くすと、困るのはもちろん宅配所なのですが、やはり
>「山間僻村の地域」は深刻みたいですねえ。休み無しはさすがにキツイっしょ。
フランス、ロシア、韓国みたいに 週1回休みにして、休刊日には 駅売りで
特別板を出して 希望者には郵送するというのは ダメなんでしょうかね?
>コンビには向こうからお客さんが来る訳で〜。
新聞の場合は自分からお客に押しかける訳で〜。
>例えば、本当は6千部しか配ってない宅配所が8千部配って
>いると自称する。
残りの2千部は 新聞屋への お布施でしょう。
590 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/04/10 01:14
新聞を契約で宅配なんて、サラリーマンの源泉徴収みたいだ。
すべて売店で買うようにすれば、慌てるだろうな>日本の4大紙
少しは、スポーツ新聞を見習って欲しい。
591 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/04/10 02:32
そういえば、この前、読売新聞の勧誘員が来たんだけど、取ってくれたら
拡材はもちろん、購読料も東京新聞と同じでいいと言われた。
今取っているのは毎日新聞だけど、4カ月契約でそのうち1カ月は無代。
新聞に再販制はいらないてことを新聞社自身が実証している。
592 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/04/10 05:11
ナベツネってどうも本心から再販制度を信奉してる感じじゃないな。
新聞協会会長として「再販制度絶対護持」が弱小地方紙相手に最も求心力がある
フレーズだから言ってるに過ぎないような気がする。再販制度廃止後に
ご自慢の1000万部パワーで共同通信を叩き潰して地方紙を切り崩す自信は
満々だろうし。
593 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/04/10 18:33
再販制度で守られている(錯覚)は新聞と出版物だけではありません、
CDとテープもそうなんです、そっちの書き込みはぜんぜん無いようです、
もう完全に見放されているんでしょうか、お客様にも、悲しいことです、
いずれ、このままいくと、出版業界もその二の舞でしょう。
一番の問題点は、お客様の顔が見えてないということと考えます。
594 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/04/10 20:52
>>593 実際、再販制度対象外のインディーズ系はWinMXの跋扈を物ともせず
市場拡大してるからね。
595 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/04/11 02:11
輸入盤も再販対象外だけど市場拡大してるの?
596 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/04/11 02:34
>>595 洋盤は1990年に1年間レンタル禁止になってから市場が大幅縮小した。
597 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/04/11 23:28
邦版なんか禁止なってなくとも縮小だろうが、MDにダビング(コピー)が
流行るから、出すほうも本気になってつくる気にならないから、
ろくでもないのしか、出ないということ、わかるかな、
金にならないことやる馬鹿がいるかよ。
598 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/04/12 03:38
新聞も出版もつぶれます。再販制度が、絞首刑台です。 < 降りると首がしまるのです。
599 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/04/19 10:30
600 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/04/19 23:16
レコード業界は虫の息だよ、他の業界もその二の舞になるなよ、
頑張っ書込みしてくれ。
601 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/04/19 23:18
頑張って書き込みしてくれ、だった、訂正。
602 :
イナゾウ@ビブリオマニア+保全上げ:02/04/29 02:27
まあ、最高裁判決でゲームは「中古ソフト販売」が合法と出ましたねえ。それは
ひとまず置いといて〜。
新聞業界というと、とかく「読売・朝日などの全国紙」ばかりが議論の対象となり
ますが、地方紙はどうなんスかねえ。実際、県別で全国紙がシェアトップを占めて
いるのは、東京と大阪、山口の3つだけでござるよ。例えば、愛知県なら中日新聞、
北海道なら道新といった地方紙が圧倒的にトップといった感じ〜。
逆に言うと、全国紙は「都内でのシェアを伸ばす事」が売上を拡大する上で最も
重要になる訳でふ。ほんで、「押し売り合戦」の現況があると。592の「地方紙を
切り崩す」というのは、いかにも効率が悪く現実味が無いのではと思われるぞなもし。
603 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/05/06 23:05
>>558 おまえみたいのがいるから日本経済は衰退するのだ。
604 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/05/07 12:22
著作権と頒布権の保護が同じ著作権法で守られているのが誤解を招く原因なのかも。
盗作の類は著作権を侵害するので創造性や市場全体を維持する為に欠かせないものだけど、
頒布権を保護したり、頒布権の侵害に罰金を課したりすると、罰金が財源化して裁量行政の火種になるなど
害の方が多い。
606 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/05/08 00:56
業界の人は、自分の生活がかかっていますから、自由奔放な意見は見逃せない
のでしょうね。多くの人は、再販制度を廃止すべきまたは保持すべきという
結論を不動なものとした上で議論をしているから、罵り合いのような議論に
なってしまいます。
再販制度の良い点・悪い点を、感情的にならずに、冷静に分析するような文書は、
新聞でも書籍でも見たことがありません。議論が出ないようにしているので
しょうね。こういう点には、新聞・出版業界の閉鎖性を感じます。
607 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/05/08 21:41
経済板では流通管理なんてのは有ってはならない悪魔の考えですか?
売れない商品を、売れる商品でカバーして流通させる弱者救済的な業界は
逝ってよし?
リストラ無職は負け犬?老人、子供は人間に非ず?精薄、障害者、は断種?
売れない(というか、高価だが売れないリスクがある)商品が持つリスクを、売れる商品でカバーすること自体は、一つの立派な戦略だと思う。競争がある限りは。
再販制によって、売筋商品で上記リスクをカバーする以上の利益を競争排除に基づいて得られるから問題になる。
その分の無駄なコストを消費者が負うことで、業界の者が不当に潤う。
609 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/05/08 22:12
>>607 つうか、この板は既にまともな経済屋の方が希少。
思うがままに明後日の方向へ怒りをぶちまける動物ばかり。
610 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/05/09 17:45
>>606 あなたのような書きこみも珍しい、たしかにそういうことは言える、
維持派は反対派に対しては極悪人扱いですね、なにせマスコミが味方だから、
業界人は維持派が多いような書き方ですが、そうでもないでしょう、
あるいは守られていると勘違いしているとか、
たしかに良い点と悪い点があるでしょう、返品率40%以上というのは最も悪い点だと思う、
この部分の論争がないのは業界外の私としては納得のいきかねるところである。
>>610 で、出版業界側は「古本屋・漫画喫茶・図書館のせいでこんなに返品が多いんだ」と
鸚鵡返しする訳ね。
>売れない商品を、売れる商品でカバーして流通させる弱者救済的な業界は
逝ってよし?
限度があるというのだ。弱者救済は必要だが、弱者が増えすぎた。
どいつもこいつも雑魚ばかり。最後には強者の足まで引っ張る始末。
ある程度の厳しい環境がないと進化はない。
613 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/05/10 17:21
>>611 それならば、それに対しての対策、努力はしているんだろうか。
しかし構造的な不況業種に、努力努力といってもね。
出版社は本の品質下げずに値下げできないの?
再販あっても無くても、新刊値下げ出来ないなら魅力ないね。
616 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/05/10 19:35
>>613 対策はしてるでしょ。著作権法改悪で抑え込むべく活字文化懇談会への
ロビー活動。全然、建設的じゃないベクトルだけど。
大体「再販制度廃止は知る権利の阻害に繋がる」とか言ってた癖に
「再販制度を護る為に知る権利を制限しろ」なんて支離滅裂の極みだが。
617 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/05/10 23:54
>>612 雑魚が増えすぎて足を引っ張っているのは事実。
しかし雑魚だと思っていたのがとんでもなく出世する事もあるのが
本の面白いところ。
雑魚が好きでたまらない人もいるしね。
再販流通は雑魚を楽しむ為の保険システム。
錬金術に近いところは経済板向きな商品では無いね。
618 :
イナゾウ@ビブリオマニア:02/05/12 04:20
>で、出版業界側は「古本屋・漫画喫茶・図書館のせいでこんなに返品が多いんだ」と
>鸚鵡返しする訳ね。
まあ、ブックオフが極悪人扱いされているのは常識ですが、その一方でこういう事実も
あるでござるよ。書店がブックオフなどの新古書店や漫画喫茶から本を買い取って、それを
取次に返品してお金を受け取ってしまう。いわゆる「不正返品」ぞなもし(藁)。この事にも
触れて置かないと、「フェアでは無い」と思いますねえ。
一説には、大手出版社のコミック本で返品されてくるものの内、1.5%から4%が
こういった「不正返品」であるとも言われています。当然、スリップが挟まっている訳は
なく、こんな事がまかり通ってるとは信じ難いのですが・・・(藁)。。
>返品率40%以上というのは最も悪い点だと思う、この部分の論争がないのは業界外の
>私としては納得のいきかねるところである。
まあ、実際には「実販率100%近い大ヒット作」や「返品率80%以上の超駄作」も
全部ひっくるめての返品率40%という数字ですからねえ。何も全ての本が揃って、
返品率40%という訳でも無いぞなもし〜。まあ、今のこの業界、パチンコみたいなもので
沈沈ジャラジャラとどんどん玉を出していって、運が良ければ「確変でボロ儲け」という
世界でござるよ。後の大多数の玉は、一番下まで落ちていって・・・以下、略(藁)
619 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/05/12 10:47
agaruru
620 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/05/14 02:21
621 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/05/14 03:29
そんなもの最初から全て組織票ですが何か?
622 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/05/14 20:58
既出かもしれませんが、これ読んで、
ttp://www.yomiuri.co.jp/yomidas/konojune/95/95h3b.htm 95年の規制緩和小委報告で、1〉再販売価格維持行為は独占禁止法上、原則違法
〈2〉従って、この原則に対する例外を認めるためには、相当の特別の理由が必要。
でも結局、国民世論の幅広い声に配慮し、先送りですよね。
このスレ見ても、国民世論が強く再販価格維持制度存続を望んでいたとは思えないんで
すが、新聞社が自分達の意見を国民世論とすり替えて、存続される事に成功した、
マスコミに不利な規制緩和は今後も行われない、としか思えせん。
623 :
バブルガムシスターズ:02/05/14 21:02
バブルが又来るって本当ですか?
624 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/05/15 01:17
このスレが国民世論だって?(w
625 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/05/15 01:36
>>624 そのとおり。
再販制度の是非をまともに論じることができないほど何も知らずに
単純に消費者の不利益という言葉に踊らされる
というのがおおかたの国民の無関心さを反映していると思います。
626 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/05/15 01:44
>>625 というより、消費者として国民が自覚的に行動する例なんかあったのだろうか。
不利益だったら買わなくなるだけのような。
そして今まで再販によって不当に高かったとしてもその価格で買う人間が消費者になっているので
自分から動くことはないと思われる。
627 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/05/15 02:26
んじゃ今までどおりで何の不都合もないと。
628 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/05/15 03:36
>>626-627 いや、本屋に行かずブックオフに行く消費者が増えていると言うことは
「本屋では本を不当に高く売っている」と言う認識が広がっていることを意味するだろう。
だから出版業界は「読者は味方・消費者は敵」と言うスローガンの元で
再販制度に「暗黙の不信任」を突き付けている消費者の行動を犯罪行為に
したがっている訳だが。
629 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/05/15 04:21
>いや、本屋に行かずブックオフに行く消費者が増えていると言うことは
>「本屋では本を不当に高く売っている」と言う認識が広がっていることを意味するだろう。
その分析は間違っていると思います。
というかそんな大仰な認識ではないでしょう。
ただ単に古本屋に敷居が高かった、あるいは古本屋という存在を認知していなかった人が
古本屋という存在を知ったにすぎません。
ちなみにブックオフの100円本の棚は
古本屋ではまともに扱わないワゴンを大きくしたにすぎず、
また、ブックオフは、100円本以外の棚は古本の価格にしては高すぎます。
元々古本を知らなかった人が、宣伝と戦略の上手な割高な古本屋を知った、という現象にすぎません。
630 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/05/15 04:27
>だから出版業界は「読者は味方・消費者は敵」と言うスローガンの元で
>再販制度に「暗黙の不信任」を突き付けている消費者の行動を犯罪行為に
>したがっている訳だが。
これって被害妄想?
631 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/05/15 04:29
被害妄想です。
628の。
633 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/05/16 23:45
>>629 ブックオフ社員だと思う。
一人見つけたら10人は居るぞ。
634 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/05/18 02:44
>633
漏れは社員ではないが、ブクオフで買うのは、古いモノばかりだな。
それこそ、問い合わせれば絶版になってそうなものばかり。
そう言うのが二束三文出るというのはそれだけで魅力的。
しかも、結構管理が煩雑なので、取り寄せられるモノは取り寄せちゃう事が殆ど。
それこそ、最近の消費者はベストセラーの百円落ちを狙ってるか、
図書館で済ませちゃう様ながめつい人間が多いとおもう。
漏れも一般書に関してはその傾向がある(w
635 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/05/18 03:56
>>634 あ、ごめん。
>>628の被害妄想のほうです。
ブックオフは古本屋じゃないですよ。
ただのリサイクルショップです。
新刊書店だけじゃなくて古書業界とも仲が悪いです(w。
リサイクルブック協会ってのを勝手に設立したってどっかの
スレでみたよ。
636 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/05/18 16:35
ところで、私が文庫本を買い始めた20年前、文庫本の値段は300チョイが多かったので
すが、今500位に上がっているような気がします。
私も業界に詳しい訳では無いのですが、なぜ、値上がりするのでしょう?
作家の取り分や書店の粗利益率が上がったという話は聞かず、デジタル化で出版迄の
作業は格段に楽に、印刷技術の進歩で印刷費は安く、輸入パルプ増加で紙の値段は
暴落し製紙会社はリストラしまくり、というイメージです。
取次ぎという独特の制度の部分に非効率/高コストが吹き溜まっているような気がして
ならないのですが。
637 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/05/18 17:26
>>636 他の物価、平均賃金の変化と比較してみては。
20年で66%の値上がり。
そんなに上がりましたか?
そもそもなぜ値上がったかと聞けばそれでも売れたからです。
638 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/05/18 22:15
20年で40%の値上がりなら、どって事無えんじゃねえか?
639 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/05/19 01:37
>>636 ジャンプコミックなら350〜360円くらい。
もう何年か遡ると320円。
640 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/05/19 06:00
新聞って、読むんなら2紙以上とらないと偏るし、
それなら、いっそとらずに、ネットで情報仕入れたほうが正確。
よって再販制度なんかどうでもいい。
641 :
名無しさん@1周年:02/05/19 07:20
海外の新聞代はやすいと聞くがなぜだろう。
642 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/05/19 08:02
安いなりの情報サービスだから。
アメリカの正義を垂れ流す程度のものだし。
643 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/05/19 09:15
>641
どこの新聞の事?
具体例を出して比較してくれ。
644 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/05/19 11:50
日本の新聞の方がよっぽど雑魚なんだけどな。
646 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/05/20 03:16
634です。
>645
いま、新聞社は「何を売りたいのか分からない」んですわ。
「新聞」を売りたいのか「情報」を売りたいのか分からない。
大手4紙があたふたしているのを良いことに、日経は古くからテレコンサービスで、
「ぼったくり」と言われるほどのデータベースサービスを維持してきた。
昨年くらいだろうか、某新聞社がプロバイダサービスをやるというので、
「購読者割引というのはないのか?」
と聞いたところ、「そんなモノはない」とキッパリ。
新聞の領収書に特定法則に基づいた乱数IDを刷り込んで、ユーザーには記事データベースに
アクセスできるようにするとか、そう言った発想が欲しい。
647 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/05/20 05:29
648 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/05/20 14:32
編集王を読みました。
再販制度については理解できますタ
650 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/05/21 01:35
>>649 これは再販制度が、というよりも、新聞社が腐ってるだけでは?
651 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/05/21 01:40
再販制度は、良いものが高価になると言う経済の原理をうまく抑えている良い制度だと思う。
ただ、専門書などにはあまり効果がないのがたまに傷。
俺なんか2、3年に1回法律改正などで一万円くらい払って買い換えている。
653 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/05/21 04:24
>>652 ただの非常識な人間がしたことでしょ。
喜んでコピペして再販撤廃とかいってもリアリティないよ。
>>ただの非常識な人間がしたことでしょ。
それはそうだけど、
新聞社が、自分たちの新聞勧誘のやり方を改めようとしないばかりか
報道さえしないことは大いに問題があるね。
655 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/05/21 07:31
>654
それと再販制度撤廃はどんな関係が?(w
656 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/05/21 07:42
657 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/05/21 11:21
新聞の再販問題は、正直、あまり興味がないなー
現状維持でもいいんじゃないの?
・再販廃止で大新聞が値下げして、寡占が進むのはヤだ
・今の新聞に割高感がない、ってより、安く感じる
658 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/05/21 11:32
そういうこと。
高いとか損していると思うなら買わなきゃいいんだよ。
それでも生活に支障がないならそれでいいじゃないか。
買うか買わないか、そんだけのことだ。
再販制度廃止にするならついでに独禁法も廃止にしてくれや。
それこそ片手落ちだ(w
659 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/05/21 11:46
特許法と統合して既得権益保護法を新設するのはどう?
独占禁止法との兼ね合いは憲法判断ということで。
661 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/05/21 12:08
>既得権益保護法
めちゃくちゃ悪いネーミングだと思う。
趣旨とあってないし。
再販制度ってのは、別にそんなものを保護する意図じゃないし。
本以外の形態で情報の存在が認知しやすく、かつ売り手が売りたいと思えて買い手が買いたいと思える方法があるなら、
それを並行してやればいいんだよ。著作権と頒布権を侵さないように新しくソフトを製作してな。
だけどそういう流通システムでは情報の存在の認知も効率が悪いし、
発信者のギャランティーも見合わないから乗れないだけ。
本というメディアのソフトを別メディアに載せ変えたいだけっていうのは
別メディアを立ち上げようとしている連中が横着なだけなんだよ。
悔しかったらそういう別メディアでしか得られないオリジナルコンテンツを作れば良いのにな。
再販制度撤廃という主張は、元々そういうズルイ怠け者の主張で
結果的にそういう怠惰な連中にしか利さない。
662 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/05/21 12:44
>悔しかったらそういう別メディアでしか得られないオリジナルコンテンツを作れば良いのにな。
というか、そういう投資をしないで既存のメディアを潰して
そこから仕方なく流れてくるのを待つのが再販制度廃止論者の狙いです。
著作権と頒布権を分離して、頒布権だけを既得権益保護法(仮称)で保護すればいいと思うんですよ。
ネーミングが悪いんだったら、「産業構造変動速度規制法」とか単に「失業保護法」でもいいと思いますが。
664 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/05/21 13:08
>産業構造変動速度規制法
あのねえ、構造変動速度をコントロールする以前に、
別のメディアを一から作ればいいじゃん、って言ってんだよ。
いきなりね。再販制度を廃止する以前に。
再販制度と並行して新しい流通形態を起こして、
かつ再版制度にしか流通しない著作物と競走して生き残ればそれは本物だ。
だけど、恐らくソフト作りに携わる人がそれには乗らないだろうから、貧弱なソフトしか流通しないだろう。
なぜならソフト作りに携わる人が、結果的に自分が損するのが分かっているから。
自分たちの作ったソフトをどういう流通形態に乗せるかは、その人たちの選択の自由だろ。
だったら、結果的に損しない方を選ぶ。
新しいメディアを作ろうとしている人には、それが分かっているから
まず再販制度というメディアの流通形態を潰して選択の余地を無くそうとしている。
本当の意味で競走から逃げているのは再販制度廃止論者。
現状の「本」という情報メディアには、流通の形態も含まれている。
流通の形態が違うなら、同じ紙の束でも別メディアである、
ということが分かってない人が多いからこの議論は誤解と思い込みに支配されている。
>別のメディアを一から作ればいいじゃん、って言ってんだよ。
そりゃ異常に効率が悪いですよ。
>現状の「本」という情報メディアには、流通の形態も含まれている。
そうじゃなくて、例えば作家など、著作権により保護される権利を所有している人の利益を最大化するのに
編集者など、時代遅れになりつつある産業の労働者との利益配分を見直しましょうという議論なんですよ。
666 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/05/21 13:24
>>665 でも、自由化という建前からすれば商売のやり方を無理やり指摘して変えさせること自体矛盾していると思うけどな。
時代遅れであろうとなんであろうと無理やり商売のやり方を規制させるのも逆の意味で統制経済だと思うけどな。
667 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/05/21 13:26
>>665 >>別のメディアを一から作ればいいじゃん、って言ってんだよ。
>
>そりゃ異常に効率が悪いですよ。
あのねー、もっと言えば、例えば、
「Xボックス売りたいけど
PS2があって、そっちのほうがソフトいっぱいあるから
まずPS2に難癖つけて抹殺しちゃえ。
そしたらPS2のソフトがみんなXボックスで出せるだろ。
定価も安くするっていえばみんな納得だろ?」
ってことなんだよ。
この例で言えば、XボックスがPS2と並行してやってけないということを見越しているのが
廃止論の本音。
効率の良い悪い以前に、市場競走から逃げているだけ。
実際にインターネットという新メディアは発達したじゃん。
ま、あんまり金にはならないけど。
「テレビを廃止にしたほうがインターネットの普及は効率がいい」
と言っているようにしか見えないけどねえ。
>そうじゃなくて、例えば作家など、著作権により保護される権利を所有している人の利益を最大化するのに
>編集者など、時代遅れになりつつある産業の労働者との利益配分を見直しましょうという議論なんですよ。
そう思う人はさっさと安売り可で中身見ないでも名前だけで買うユーザーを相手にした
新メディアに乗るでしょう。
だけど作家で、今のところ再版制度以外の流通形態で自分が損するだろうと結論している人は
そういう議論を終了させていると思うよ。
自分の懐の計算は自分でするだろうし。
ましてや選択肢が増えるならともかく、現状維持という選択肢をまず切り捨てるというのは
デメリットしか見えない。
>>666 自由化が建前ではなくて、表現の自由を守るために印刷物を含む流通の形態をより適正に
規制しましょうという議論です。価格を自由化するのは、そうすることで情報を入手するコストが
安くなると思われるケースだけです。
>>667 ゲームは紙とインクよりそもそも原価が高いから、ゲームを通した表現の自由が
商業主義によりゆがめられるという配慮が働く余地が少ないんですよ。
669 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/05/21 13:39
>>668 >ゲームは紙とインクよりそもそも原価が高いから、ゲームを通した表現の自由が
>商業主義によりゆがめられるという配慮が働く余地が少ないんですよ。
俺の言いたいことをもうちょっとしっかり汲み取ってくれ。
例が悪かった。
PS2を>新聞
Xボックスを>インターネットニュース
に置き換えてくれ。
ソフトは>情報
とでもしてくれ。
ついでに言うとあんたが何を主張しているのか全然わからん。
>表現の自由を守るために印刷物を含む流通の形態をより適正に
>規制しましょうという議論です。
再販制度があるから表現の自由がうんたらなのか?
作家の利益配分がうんたらなのか?
一から順序だてた主張を伺いたい。
作家や記者が情報を提供する場合は、内容が何であれ著作権で保護されなければならんでしょ。
で、保護されるところの著作権は、盗作や剽窃行為が罰せられるという面もあるし、
著作権者が利益を得たい場合には利益が得られるべきだという部分もあるでしょ。
それと、新聞の印刷業者やインターネットニュースのホームページ作成業者の行っている
作業の意義は全然別なので、まず前者と後者を分けて議論しましょう、というのがじゃあ主張だ。
で、その印刷屋とホームページ屋が自由競争でそれぞれの提供するサービスの価格を決定する状態にして
なにが困るのよ、と問いたい。
>>668 さすがに経済的な意味までに表現の自由を拡張するのはどうだろうね。
商売的にペイできないと俺の言いたいことは言えないからペイできるようしろという論理ですか?
さすがにそれでは駄々っ子と同じではないかと思う。
表現したかったらどうぞご勝手にというのが表現の自由ではないか?
コストがかかったり読んでもらえなかったりするリスクも含めてご勝手にということでは。
>>671 「商業主義」というのはちょっとあいまいでした。すいません。
ほら、勘違いして役人気取りで「自主規制」とか言ってる連中がいるでしょ。
ああいう主張を議論から取り除くのにちょっと余計な事を書いてみましたです。
673 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/05/21 14:00
>で、その印刷屋とホームページ屋が自由競争でそれぞれの提供するサービスの価格を決定する状態にして
>なにが困るのよ、と問いたい。
まず断っておくが、この例え話は両者を架空のメディアとして扱う。
印刷屋が価格を自分たちで決めて全国一律で売っている。(再販制度)
HP屋はそれぞれのアクセスポイントによって自由価格で売っている(自由価格)
それぞれのメディアが売っている情報は、それぞれ著作権を買い受けて頒布権を得ているオリジナルコンテンツだ。
この状態は自然だ。
もちろんそれぞれのメディアでも競走がある。
ところが、「印刷屋を潰して全部HP屋にすればいい」という議論がある。
HP屋の経済活動の阻害となる、
ないしは印刷屋にしか売ろうとしない著作権を持ったソフト制作者の優良なコンテンツをHP屋の売り物にしたいから。
これが「再版制度廃止論」。
こういう例で分かりやすくなったかな?
674 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/05/21 14:02
>>670 >著作権者が利益を得たい場合には利益が得られるべきだという部分もあるでしょ。
これは違うぞ、著作権は著作物によって得られた利益にかんする一部または全部に対する作者の権利を保障したもので
その著作物について利益を出させるかどうか及びその分配について著作者を無視してはいけないというだけのものに過ぎない。
著作者の意向が最大限反映されるわけではない。
著作者に出版のやり方に文句をつけて差し止める自由があるように
出版社側も著作者の著作物を拒否する自由がある。
それだけの話だ。
675 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/05/21 14:03
>>671 そうだよねえ。
同人誌でも自費出版でもインターネットでもやればいいのに。
儲かんないけど。
それじゃ、出版社に相手にしてもらえない人が愚痴言っているみたいだ。
>ところが、「印刷屋を潰して全部HP屋にすればいい」という議論がある。
こういう議論が「再版制度廃止論」だと決め付けるのは暴論。
理由は、「再販制度を廃止したところで全ての印刷屋が潰れる訳ではないから」。
677 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/05/21 14:04
>著作者に出版のやり方に文句をつけて差し止める自由があるように
>出版社側も著作者の著作物を拒否する自由がある。
>それだけの話だ。
いやいや、ますます>675みたいな話になってきましたな。
678 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/05/21 14:06
>>676 もう少しこの例の意味を考えて欲しい。
この例では「印刷屋」とは再販制度そのものを指す。
理解できるまで説明してあげてもいいが。あなたが変な煽りでないのなら。
印刷屋がトラストを組んでいるのが再販制度であって、印刷屋そのものは個々の事業者だろ。
680 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/05/21 14:18
>>679 この例では印刷屋とは再販制度というトラストに所属している事業者で
HP屋というのがその外側にいる事業者たちでは。
>>680 そういう例えだったんですかね。
よしあしはともかく、言論統制に協力している見返りに公正取引法の適応除外を受けている業者がして、
それらが「印刷屋」という集団を形成して、一方でHP屋がある
というだけの国があるとして、経済的にどうかって事ですよね。どこへ均衡していくかというと。。。。
682 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/05/21 14:24
>>679 では、この例をやめよう。
多分あなたの中で色々勘違いがある。
本というメディアは紙の束に商品価値があるのではなく、
そこに書かれている情報というソフトが売り物であって、
それを読み出すために紙の束やインクがある。
そこで本というメディアの捉え方を終らせるのであれば、
再販制度は不必要という議論が出てくるのもうなづける。
ところが見落とされがちなのが、
本というメディアは実はその流通システムそのものも含まれているということ。
書店という宣伝を兼ねた情報端末から直に手に取り内容を確認しすぐに現物を購入できる。
定価販売とは、直販と同じで、どこでも取次ぎや書店という販売代行端末を通して出版社から直接購入するのと同じことだ。
これらの情報に接するシステムを含めて、従来の本というメディアは成り立っている。
(より情報に接するのに不自由な古本や図書館は除く。ここでは新刊本のことを言う)
このメディアの成り立ちのうち、消費者と出版社の接点である再販制度を廃止するというのは
メディアそのものの性質、流通する情報ソフトの性質そのものが違ってくるということでもある。
再販制度なくして流通しないソフトがある以上、これは否めない。
よって、再販制度ではない自由価格販売の本は、再販制度の本とは、そもそもメディアが違う、ということが言える。
違うメディアのものを、同じ紙の束だからといって同一視し、
競走以前に既存メディアを潰そうというのが「再販制度廃止論」。
大まかに言うとこういうこと。
わかりましたか?
683 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/05/21 14:26
>言論統制に協力している見返りに公正取引法の適応除外を受けている業者がして
そういう陰謀論は、たま出版とかでも扱ってもらえないかもしれないですね。
それは陰謀だからではなく、単純に売れないと見込まれるからだと思いますが。
>>683 現実の話か、トラストが正当化されるような経済的な根拠があるモデルの話か、
どっちかにしてくれって。
685 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/05/21 14:31
>それは陰謀だからではなく、単純に売れないと見込まれるからだと思いますが。
再販制度がなくなれば売れると思ってんじゃないの?(ゲラ
686 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/05/21 14:32
現実。
出版者の社員がちょっとだけ失業して、あとは平穏無事なんじゃないの?
688 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/05/21 14:38
現実を認めたくない人らしい。
失業した出版者社員もHP屋に転職するだけ。
たま出版で出版するような情報は、タダで配っても読者がそれを読んで入信してくれれば
それで元が取れるような・・・
690 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/05/21 14:58
>689
>>682をちゃんと読んで理解してくれたのかどうかだけが気になる。
再販制度廃止論者に一番言いたいことは、
「他人の商売に口出す前に自分の商売のシステムと商品を一から作ってみろ」
ということだ。
ようするに横着者の図々しい駄々なんだよ。>再販制度廃止論
691 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/05/21 15:05
現在の本が担っている情報伝達からインターネットでの情報配信及び注文による嘱託販売による方式に消費者、著作者、
それぞれの媒介者の三者が、利便性と利益性の双方でメリットを見出したときが今の本の制度のターニングポイントではないかな。
そんな時代はもう来ているとか言う気の早い人もいるみたいだけど。
インターネットと本の流通は当面はバッティングしないだろうけど、
本とDTPやPOD、新聞とインターネットはバッティングし始めている部分もあるように思う。
693 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/05/21 15:12
>691
結局、情報配信は分野によっては読み方による向き不向きがあって
技術的に難しいと思う。
長い読み物に関しては
紙の束以上の取り扱いに利便なメディアなんて想像もできない。
694 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/05/21 15:19
>>693 私も現在の状況では情報配信のほうは特に消費者にとっては利益性はともかく利便性に欠け
著作者にとっては利益性が薄いと思う。
著作者が直接ネットで配信して利益を出すには著作物のセキュリティー機能が現在の技術では甘すぎると思う。
>>690 > 再販制度廃止論者に一番言いたいことは、
> 「他人の商売に口出す前に自分の商売のシステムと商品を一から作ってみろ」
> ということだ。
あなたはそれを一からつくったのですか?
しかも、再販制度は売り方の問題であって、作り方の問題ではない。
話をごっちゃにしないほうがいい。それとも再販制そのものの理解
が足りない? なら、よく勉強したほうがいいね。
で、出版業界関係者の私も再販廃止論者です。
696 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/05/21 16:39
>>695 で、あなたの主張は?
アンケートとってるわけじゃないので結論だけ書かれてもなぁ
697 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/05/21 17:29
>>695 情報産業っていうのは、売り方と作り方が不可分なんだけど。
CS放送が
「地上波がタダで電波飛ばしているからいかんのだ。地上波も有料にしろ!それが自由競争だ」
と主張するようなもんだろ。
実際のところはCSでしか見られないコンテンツがあるから
CSはCSでやっていけているわけなんだけど、
これで地上波と同じだったらCSなんかやっていけない。
そもそも地上波とCSがメディアが違うのと同じように
再販制度で出版される本と自由価格で出版される本はメディアが違う。
地上波がどうやって採算とっているか考えたことあるか?
それにケチつけるんだったらCSみたいに
自由価格販売の販路とコンテンツを開拓するために投資してみろっての。
他人の商売に口出すな、というのは、そもそも再販制度の本と自由価格の本はメディアが違うってことだ。
情報配信の仕方が違うならそれは同じメディアじゃないのは自明だ。
これだけ何度も同じこと言ってんのにまだ分かんないのかなあ?
>>697 CSかぁ……。
ほんとに電波発しちゃった。
ちゃちゃいれゴメン。
>情報産業っていうのは、売り方と作り方が不可分なんだけど。
売ってる連中が作ってる連中に口を出すのは「検閲の禁止」という奴に違反して
究極的には憲法違反なのだけど・・・
700 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/05/21 17:43
>699
はあ?
あんたの言い方をマネすれば、
出版も放送も「作って売っている連中」だろ。
不可分なんだよ。
書店みたいな販売代行業のことを「売っている連中」と言っているのかな?
その認識は間違っているうえに再販制度批判にしては的外れだぞ。
断片的すぎて何を言ってるのかわかりません。
ななしさんは武田さんですか?
702 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/05/21 17:57
武田って誰?
自分は出版業界で食っている名もなき若者の一人だけど。
自分の見渡した限り、再販制度廃止論が穴だらけなのにそれを突く人が見当たらないし
その穴を突いたらどうなるかなあ、と思って書いてるんだけど
こういう突き方している人なの?>武田
だったらオリジナリティが無かったかな?
703 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/05/21 18:16
このスレを呼んで感じたことは、本を作っている人たちって
考え方が少々古いというか、頑固というか、そんな感想を持ちました。
古い制度の殻を出れば居心地の悪いところももちろんあるだろうけれど
いいところもいっぱい出てきて、業界が活性化するのではありませんか。
私は紙の本も好きですし、この形態がそんなに簡単になくなるとは思いません。
でも、ネットワークを使った(たとえば、書籍の内容を常にアップデートしてくれるとか)
従来とは異なる出版の方法もたくさんあると思います。
そのとき、従来の制度に縛られていたのではうまくいかないような気がします。
とはいうものの、もし自分が出版業界にいたら、再販廃止絶対反対
とか言ってるかもしれませんね。
704 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/05/21 18:26
>>703 頭が固いのはあなたでは?
>でも、ネットワークを使った(たとえば、書籍の内容を常にアップデートしてくれるとか)
>従来とは異なる出版の方法もたくさんあると思います。
>そのとき、従来の制度に縛られていたのではうまくいかないような気がします。
再販制度の本という既存のメディアはそのままにして、
それと並行して別の新しいメディアとして、オリジナルコンテンツでそれを行えばいいと思います。
そういう出版の方法をするために再販制度をわざわざ廃止にする必要ないのではないですか?と言っているにすぎません。
再販制度は別にそういうものを縛るものではないということは知っていますよね?
ただし、特に長い読み物が、そういうメディアが成功するかどうかはかなり疑わしいと私は思っています。
それをコンテンツを売る側が知っているから、技術的な解消が出来ない限りそういうものは
商業的に難しいでしょう。
これは何も制度が邪魔しているのではありません。
単純に売る前から商売にならないと分かっているからその機会が与えられないに過ぎません。
経験と予測です。
もし、利があると思えば、投資する人もいるでしょうが、
ま、よっぽどの新技術(紙というメディアを越えるほどの)がない限り
金を捨てるようなものだと思います。
705 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/05/21 19:21
>>699 検閲の禁止は政府だけだよ。
民間同士は検閲しようと何しようと自由だ。
>>702 再販擁護で孤軍奮闘しているようだけど、
できればなにか適当なハンドルを付けてもらえませんか。
あなたの特異な理屈をじっくり観察したいので。
707 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/05/21 19:41
>CS放送が
「地上波がタダで電波飛ばしているからいかんのだ。地上波も有料にしろ!それが自由競争だ」
と主張するようなもんだろ。
まったく間違っていませんが?
708 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/05/21 23:06
>>707 もし本気で言っているならかなりのアレですね。
709 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/05/21 23:18
間違ってもCSはそんなバカなこと岩内けどね。
それくらいバカな主張だ、という意味では全く間違っていない。
710 :
おフェラーリ三郎:02/05/22 04:35
>>697 >そもそも地上波とCSがメディアが違うのと同じように
>再販制度で出版される本と自由価格で出版される本はメディアが違う。
それを言うなら、
「広告で食ってる雑誌と、部数がハケてナンボの書籍では"メディア"が違う」
と言うべきなのでは?
同じ再販制下の商品なんだけど。
711 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/05/22 09:47
>710
視聴率で食っている地上波と、加入者の数増やしてナンボのCSでは金の回収の仕方も違うが
使用している供給システムが違う。
ここでは金の回収方法ではなく、
メディアの一部としての再販制度を指摘するために、供給システムとしての機能の例としてCSと地上波の違いを挙げただけ。
712 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/05/23 02:16
擁護スレ1000突破age
713 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/05/23 03:31
>>711 じゃあ、岩波で出ている漱石と新潮で出ている漱石は「メディアが違う」。
「供給システム」が違うのだからして、これはもう違いますよね?
時限再販の週刊ポストと週刊文春では「メディアが違う」、
常備委託の本と一般の新刊書も「別のメディア」になる……。
そういう理解でいいですか?
一部版元が言い始めている責任販売制だと、また「別のメディア」になるわけでしょう?
つまり放送は返品されませんが、出版物は返品されるわけで、
そうなると出版物の場合、返品システムも含めて供給システムなわけですよ。
こういう比喩って、何か意味があるんでしょうか?
714 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/05/23 04:02
夏目漱石 吾輩は猫である
文庫
角川書店 460円
岩波書店 500円
新潮社 476円
集英社 676円
電子ブック
角川書店 460円
青空文庫 0円
715 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/05/23 04:08
>青空文庫 0円
プリントアウト&製本したら機会費用も含めていくらになるんだろうね。
716 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/05/23 04:34
717 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/05/23 09:19
718 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/05/23 13:03
>>715 再販制度とは全く関係ありませんが、
電子本は基本的に印刷して読むものではないとおもいます。(PDFはちょっと別かな。)
印刷するのはオンデマンド本でしょう。
719 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/05/24 12:42
>>713 >そういう理解でいいですか?
その通りです。
ただし常備委託は書店がそれをやめるのが自由である以上再販制度のオプションに過ぎません。
>一部版元が言い始めている責任販売制だと、また「別のメディア」になるわけでしょう?
そのとおりです。
>つまり放送は返品されませんが、出版物は返品されるわけで、
>そうなると出版物の場合、返品システムも含めて供給システムなわけですよ。
>こういう比喩って、何か意味があるんでしょうか?
放送で言えば返品された出版物は、その地域に電波が届きながらも受信されなかった電波に当たります。
しかし放送の電波との違いは、物理的な「紙の束」というメディアの一部が存在し、
かつ保存ができ、再び発信できるという点です。
そこに再販本というメディアの特徴があります。
つまり放送やCDや出版物などメディア違いによって流通が可能なソフトがあることこそが多様なソフト供給を可能にしているのであって
そのことを踏まえずなんでもかんでも一緒くたに考えて単純に
再販制度を廃止すればいい、
というのは違うメディアが並列して存在することの意義を考えていないと言っているのです。
しかし、どうも再販制度廃止論は自由競争や消費者利益を謳うわりに、
なぜかメディアの並列を認めたがらず
何が何でも既存の再販制度というメディアのシステムを廃止した上で
自由価格本というメディアを再販本との市場競走もさせずに、
自由価格本を浸透させたいだけのように見えるわけです。
そこが非常に不自然な主張だと思います。
720 :
おフェラーリ三郎:02/05/25 04:55
>>719 ちょっと待って下さいよ。電波は返品されないわけで、返品コストも発生しません。
電波には在庫も発生しませんが、書籍は在庫管理にもコストがかかりますし、税金もかかります。
書籍流通でこのようなコストは大きなもので、化粧直しやカバー刷り直しもバカになりません。
両者の供給システムもコスト構造も利益構造も全然違うと思います。
また、
http://money.2ch.net/test/read.cgi/eco/1022082043/l50 の4でも言いましたが、実際に業界では、ポイントカードを実施している書店に
圧力をかけるような発言もありますし、現行の「新再販制度」、すなわち公取の指導があって初めて
非再販本やほんのバーゲンが行われるようになったという経緯があります。
ほかにも、再販制度に批判的な著者の原稿を受けつけないとか、
再販破りの相互監視システムが奨励されたり、新古書店を目の敵にしたりと、
「別のメディア」に非寛容なのはむしろ再販制擁護派なのではないかと思いますがいかがですか?
721 :
おフェラーリ:02/05/25 04:56
続きです。
私のような再販制廃止論は、独禁法の適用除外をなくせというもので、再販価格維持行為は
独禁法の原則通りこれを禁止せよというものです。
再販売価格維持契約がなくて、定価販売ができない、という状態を「別のメディア」などと
有り難がるほどのものでもないと思います。私は版元ですが、版元の定める「定価」なんて、
たいしたものではありません。はっきり言って、「腰だめ」で決めています。
その商品にどれだけ需要があるのか、適正な「定価」はいくらか、などということを、
たかだか私程度のふつーの人間が恣意的に決めているわけです。
出版社の人間だって、チーズがどこに消えたかとかバターがどこに溶けたかとかの
書籍の定価が「本当に適切だったか」なんてわからない。神様じゃないんだから。
それは市場で決めてもらえばよい。
「別メディア」という「定価」販売が、なにゆえそんなにエライのでしょうか?
結局のところ、定価販売という「別メディア」を守れと言うご主張は、
単に「出版社の恣意的な値付けを守れ」と言っているだけなのと同じにしか聞こえませんけど。
722 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/05/25 10:09
真面目な議論が多くて、なかなか、結論が出ないな〜。
新聞業界の連中なんて「再販制度 撤廃反対」の
マンセーで、労使とも一致団結しているよ。
723 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/05/25 14:42
>>720 ぶっちゃけたことを言ってしまえば企業はあらゆる手段を使って自社の利益を阻害するものをつぶすのが本質です。
それも自由競争の内なのです。
それを社会全体のために企業に手加減をしろというというのが独禁法です。
それを成立させたほうがいいかは社会全体に不公平が蔓延しないか社会全体のために利益になるか問い観点から見るべきでしょう。
再販制によって利益を保証されるところとその廃止によって有利になるところのどちらのために独禁法があるわけではありません。
そこに出版社や書店などの利害が絡む人たちのみを再販制擁護派だと決めたら
非寛容であるのは当たり前です。
彼らは自己の利益を最大化するのを目指しているのですから。
かく利益代表が自己の利益を追求しているのを批判しては単なる水掛け論にしかならないと思うのですが。
当事者の利益に組するまたはそれを批判する議論しかないのなら当事者で勝手にやってくれよとしかいいようがないです。
極端なことを言えば再販制があることで利益を得る人たちはこういうでしょう。
「確かに俺たちは自分の利益のために再販制擁護しているが、廃止を主張しているお前たちは自分の利益をまったく考慮してないとでも言うのか?」
724 :
おフェラーリ三郎:02/05/27 01:35
>>723 なるほど。では再販制擁護論という「業界の」主張には言及しないようにしましょう。
では「あなたの立場」だとポイントカードについてはどう思われるのですか?
725 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/05/27 03:03
実質、オンライン書店とかでは価格競争をしたいという需要があるのだから、
全国一律の送料で発送することを条件に通信販売では
書籍・雑誌の値引き販売を認めるのはどうだろうか?
この場合、過疎地等の住人に不利益になるわけではないし
本を安く買いたいという人のニーズにも合致するんじゃないかな。
726 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/05/28 12:30
ダイソーの100円本を見れば再販廃止後の未来が見える。
727 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/06/03 02:15
http://natto.2ch.net/test/read.cgi/mass/1015399685/287 強引でエゴイスティックな営業が日常になっているのが問題なのであって
営業が悪いわけではない。
他業界並みの(スーツ着用外回り営業社員)営業努力で落着く部数に
甘んじられる業界になれよと言う事。甘ったれてるんだ、いまの新聞はその辺が。
かつての情報源としての唯一性はもうないのだぜ?
むしろ過去の遺物化しているんだぜ?
大して商品価値もないのに、今のところ古い人間が相手にしているからって
自分達を変えていかないなんてずうずうしいにもほどがある。
旧世代「まあ、うっとおしいけど新聞は便利だから」
新世代「使えねえ紙っきれ押し売りにくる卑しい連中」
この比率は益々開く一方だというのに。
はやく再販制を撤廃しれ。
728 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/06/04 03:58
最近、このスレ読んだものです。
くだらない質問かもしれませんが、
再販なくしたら、専門書が高くなるとか売れなくなるとか
主張してますよね?出版業界側は。
しかし、専門書ってもともと高いですよね。それにあまり売れませんよね。
だから、高めに設定してるんですよね。
私は、司法書士なんですが、法学の本も大変高いです。
4,5千円はザラですが、出版側のいうとおり再販無くしたら
もっと高くなることなんてありえるんでしょうかね?
729 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/06/07 01:02
730 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/06/07 01:09
http://natto.2ch.net/test/read.cgi/mass/1006708662/246-247 再販がなくなると、新聞店はまず全紙を扱うだろうと思う。
品揃えが悪いと読み比べしたいお客に逃げられちゃうから。
そして安売り、配達手数料の発生、集金の縮小化・・・
営業と業務の分離の概念が出来ないと店が回らなくなり、
よりシステマティックかつ近代的な効率で店が運用されるようになる。
OA化も必須となるだろう。
店舗はなくなるかも。マンションの一室が事務所、今までの
ひとつの店の全区域を5人程度で回す。配達はバイト、
基本的には業務連携を強めたコンビニ即売に落とすのがほとんど。
販社が強くなり、本社は販売にお金も落とせず弱体化。
再販なくなったら新聞屋はものすごいリストラだろうね。
配達も営業も人がいらない。配達業務要員のバイトは必要だけど、メシ
食わなきゃならない人にはやってけなくなる。
営業もスーツで理論的な営業が求められるようになるから、
今までのトークしか出来ない奴は残れない。
街に頭悪そうな失業者が増えるのは必至。
おらおら、夕飯抜いても朝日新聞とれって
∧_∧ ボコッ ∧_∧
(#@∀@) (´Д`; ) やだよーお金もったいないよー
⊂ /| ⊂ ⊂ミ )
| _/ < < ノ
〈_フ 彡
ガッ
∧_∧ ガッ
ミ ○(#@∀@) あなたのパートナーになりたいってんだよ!
ヽ ∧_ ○)). ,, .: .
ミヘ丿 ∩Д`;), ", .
(ヽ_ノゝ _ノ だから他の新聞取ってるんだってばあ
∧_∧
(@Д@#) オラオラ、契約するまで何度でも来っぞ!
⊂ と
(⌒ / ガッ
グシャ∧(_)ゝ ノ", .
⊂( ・Д。) つ_),, .: .ひい、、もう許して・・・・
http://kaba.2ch.net/test/read.cgi/news2/1021866160/301-400
733 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/06/17 13:19
734 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/06/19 22:59
おお!ドイツが参入か。
どうでもいいが、新しいやり方とやらが実際に実現してしまったな。
今まで擁護派だった奴らはだんまりかい?
俺はドイツ好きだから成功して欲しい。在庫の問題もこれで解決するかな?
735 :
名無しさん@1周年:02/06/20 05:01
「再販制度の盟友」だと思っていたドイツの企業に
再販制度崩壊の一里塚を築かれた日本の前時代的出版業界ププッ
736 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/06/20 06:22
しかし、重要なのは新聞の方を破壊する参入がないことだ。
まあ、ネットがメインになれば、少しずつ減っていくだろうけどな。
737 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/06/20 06:32
実際このスレの人で新聞取ってる人っているの?
俺はもう5年近く取ってないが
738 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/06/20 14:52
スポーツ新聞だけ駅買い。それで十分だ。
740 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/06/21 13:26
741 :
名無しさん@1周年:02/06/27 05:15
日本経済新聞でも、オイラは、後ろの方に出ている経済教室という
学者が書いたものしか読んでいない。
大本営発表しか大手のマスコミはしなしい、また勉強不足の
記者も少なくない。
ネットだけでも十分だと思うが、日経のホームページに
その肝心の経済教室が掲載されていないがために、仕方なく
日経を購読しているようなものだ。
743 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/06/27 10:01
>>741 に出てくる話は実にわかりやすい反応ですね。こういう事をすることで
今まで利権を守ってきたのか。新聞にも似たような仕組みが出来上がっ
ているんだろうなぁ。
744 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/06/27 10:11
猪 瀬 直 樹 も 再 販 制 度 廃 止 に は 反 対 で す 。
あーんなご都合主義者のアホ小説家信じてるバカはだーれ?
745 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/06/27 10:14
今の時代、新聞社、一社ぐらい倒産しても不思議じゃないのに、
どうして、生き残っているんだ?
年寄りはともかく、今の若者で新聞とっている人、ほとんど、いないと
思っているが。
746 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/06/27 10:25
新聞なんてぇものは利ザヤが半端じゃないのでちょっとやそっと
売れなくなったぐらいじゃびくともしない、というかはっきりいって
未だにボロ儲けに近いぞ。
748 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/06/30 00:09
http://natto.2ch.net/test/read.cgi/mass/1015399685/287 強引でエゴイスティックな営業が日常になっているのが問題なのであって
営業が悪いわけではない。
他業界並みの(スーツ着用外回り営業社員)営業努力で落着く部数に
甘んじられる業界になれよと言う事。甘ったれてるんだ、いまの新聞はその辺が。
かつての情報源としての唯一性はもうないのだぜ?
むしろ過去の遺物化しているんだぜ?
大して商品価値もないのに、今のところ古い人間が相手にしているからって
自分達を変えていかないなんてずうずうしいにもほどがある。
旧世代「まあ、うっとおしいけど新聞は便利だから」
新世代「使えねえ紙っきれ押し売りにくる卑しい連中」
この比率は益々開く一方だというのに。
はやく再販制を撤廃しれ。
749 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/07/05 21:08
750 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/07/05 21:23
ところで今時 新聞を購読している人が
存在しているんですか?
マスコミ媒体を購読している人が
存在しているんですか?
原始時代に生きているんですか?
751 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/07/05 22:27
存在しているが、惰性だろうな
いずれ潰れるだろ
752 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/07/06 16:27
753 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/07/07 12:02
再販肯定派が逃げたな
754 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/07/07 12:47
最近では著作権の収入を出版社が上げるために著作徴集に関して
従来の徴集のための機構を通さず、別の会社をつくりそこを通すように
なってきたとか著作権料をあげるよう出版社が申し入れをしたとか
新聞に載っていた。化学、工学、医学分野でこうした動きがあるようだ。
ところで週間文春に猪瀬なおき氏が図書館から著作権料をたくさんとる
ための仕組みの提案をしている。これまで図書館でのコピー、閲覧は
安価あるいは無料だった。しかしこれでは著述業にある人の収入に
ならない。図書館はコンピュータ処理した閲覧回数に応じて著作権料を
はらうべきであるという論調だ。欧米では一枚あたりのコピー料金が
日本と比べて高い(200円?)。グローバルスタンダードに合わせよう
というものだ。日本はこれまでの個人が本も買えなかったような貧しい
状況には今ではないのだから、というものだ
猪瀬氏は前には再販制維持をとなえておられた。一貫して著述業の人
の経済的安定を唱えておられるのである意味共感をもてる。
こういう人が道路公団について話し合う委員になることができたのは
僕としては評価できる
755 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/07/07 13:10
再販廃止がグローバルスタンダードですが何か?
756 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/07/07 15:25
>755
著作権の話だよ。
おまえはディズニーを知らんのか?あれがグローバルスタンダードだ。
757 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/07/07 15:30
日本の著作は質が悪いので値上げは必要ありませんです
758 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/07/07 15:32
ポケモンなら保護してもいいけどね
あれは世界に通用するから
759 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/07/07 15:35
著作権の保護はわかるが
使いまわしの著作物に果たして
著作権の保護が必要か?
今までにない新たな内容ならばわかるが
760 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/07/07 15:41
ところで
何故 書籍は直販で販売しないんですか?
そうすれば著作権料が同じでも定価がもっと
安くなると思うんですが?
761 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/07/07 15:54
卸しがタカッテいるから
まるで寄生虫だな(w
ゴミだよゴミ
762 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/07/07 16:46
再販制度がなくなればなんかメリットってあるの。
763 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/07/07 16:52
再販制度維持してなんかメリットってあるの。
764 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/07/07 18:23
少なくともダメ新聞が淘汰される
日本でダメじゃない新聞なんてほとんど無いから利益になる
765 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/07/07 19:03
まぁ日本の場合、ダメ新聞を淘汰するには再販制度廃止プラス、記者
クラブの解体も必要だけどね。
766 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/07/07 19:13
廃止したい理由。
そうやって廃止とかしないと
結局いつまでたってもインターネットが儲からないから。
767 :
名無しさん@1周年:02/07/08 00:25
あのな、猪瀬はな、村上春樹が「再販制度廃止は文化衰退に繋がると言うが
再販制度の無い米国に文化は存在しないのか」と至極当たり前の疑問を呈したのに対して
「米国は再販制度が無くても図書館が文化保存機能を果たしている」とか逆ギレ
かましてたんよ。その癖に日本の図書館は文化を破壊してるってか。おめでてーな。
言っとくけど米国著作権法に公貸権(図書館サービス完全有料化)制度は無いからな。
採用してるのはイギリス・スウェーデン他5ヶ国程度で、ベルヌ条約やWIPO条約にも
出版物の貸与をコントロールする権限を著作権者に与えろと言う規定は無い。そんな状況がグローバルだなんて冗長にもほどがあろうってもんよ。
そもそも、再販制度を護る為に公貸権制度を導入したイギリスでは5年前に再販制度が
あぼーんしてしまった罠。
768 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/07/08 03:18
廃止したい理由
広告業界が出版メディアを支配したいからです。
要するに出版を現在のテレビと同じようにしたい。
テレビばかり見ているとバカになる。
769 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/07/08 19:41
>>767さん
貴重なご意見ありがとうございます。
日本国の研究の嘘とかについてもご意見をもっておられるかもしれませんね
これからもよろしく教えてください。では
770 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/07/08 20:04
>そんな状況がグローバルだなんて冗長
冗長?
771 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/07/08 21:08
>>767 ま、図書館や古本屋を糾弾する記者会見を開いていた著作者どもに、
「あんたらは若い頃、図書館に行ったことも古本屋で本を売ったり買ったり
したこともないのか」と記者に問われると、
ダンマリだった
という連中だからなあ・・・・・
772 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/07/09 03:13
2年前が再販廃止のチャンスだったのに実際は現状維持。
再販廃止派の皆さん敗因はなんでした。
匿名の掲示板で肯定派が逃げたとか喜んでないで自己批判してみましょう。
マスコミの世論操作ってのは無しよ。
773 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/07/09 03:34
>>772 それじゃあ、マスコミの世論調査の外にどういう理由があるってえの。
批判だけしておいて、説明責任はネグレクトするあんたはダメダメ。
那波でーす(w
>>772は、再販廃止派は世論に訴える努力が足りなかったといいたいのかな?
しかしマスコミがこぞって再販絶対護持で文字通りプレスキャンペーンを張っているときに、
それに対抗するのはなかなか難しい。
ただ、いまはネットという武器があるから、ネットを通して世論に少しずつでも粘り強く
訴えかけていくという根気が必要なのかもしれないけど。
>>772さんは、これでは不満足かな?
以上、長々とスレを汚してしまってすみませんでしたm(__)m
777 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/07/09 03:49
※注
以下の部分はネット信奉者に対するブラックジョークです。
>ただ、いまはネットという武器があるから、ネットを通して世論に少しずつでも粘り強く
>訴えかけていく
778 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/07/09 04:10
780 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/07/09 04:44
ブラックジョーク、面白かったからもう1点あげてもいいんじゃないか?
781 :
名無しさん@1周年:02/07/09 18:56
>>772 再販廃止派の総本山である主婦連が感情論だけで全く理論武装をしていなかったから。
ただでさえ今後、文化庁がプロコピーライトとかぬかして著作権者に大量破壊兵器を
無制限に与えまくる危険が非常に大きい消費者団体はもっとディベートを磨かないと
後が無いよ。
782 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/07/09 21:36
どのみち再販制度にしがみついている限り、10年もつか怪しいがな
783 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/07/09 23:13
既得権益が大好きな再販制度維持派やマスコミは
なぜそこまで固執するんですか?
784 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/07/10 01:13
785 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/07/10 01:36
>>772 >再販廃止派の皆さん敗因はなんでした。
ん〜。まず化粧品なんかと違って法定再販ですから、極端な話、独禁法改正なんてことになると
面倒くさいですわな。
だいたいみんな本なんてバカスカ買ったりしないんだから、そんなたまにしか買わない
消費財について何で法改正までせにゃならんのか、ということで興味さえもってもらえない。
議員さんはそんなことに血道を上げても票にもならんでしょ?
ちゅうことでこういう線はそもそもアウト。
つまりキャラメルとかワイシャツの再販制廃止と比べて初めからハードルが高い。
次。いまの出版物再販制は、再販価格維持契約やってもいいですよ、ということで、
業界がこぞってやっているわけで、再販価格維持契約は辞めよう!っていうのは、
法律の条文を前提にすると業界の自主努力(公取の指導があってもあくまで名目的には)しかない。
だから業界内部に再販制に懐疑的な人が増えるしかない。
ところが業界は再販制で食ってるという幻想があるから(幻想にしか過ぎないんだけど)、
要するに既得権だちゅうことで、動かないの。
だから何も変わらないの。
786 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/07/10 02:50
本の小売りに外資が参入して、出版社と消費者を仲介し、価格は
割り引くと新聞に書いていた。また数は少ないが割引して売っている
本屋もあるようだ。再販制が事実上崩れている。
これが広がっていくと新聞もやがて再販制を崩さざるをえなくなるかも
しれない。聖教新聞や赤旗は130円で売っていないし、日経は140円するし。
787 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/07/10 03:04
>>786 >本の小売りに外資が参入して、出版社と消費者を仲介し、価格は
>割り引く
それって単なる買取りの新古本屋だろ。
大昔からあるよ。
でも、なんで広がらないんだろうね。
788 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/07/10 10:40
789 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/07/10 13:51
そりゃ、住宅密集地なら恩恵をあずかれるだろうよ。
790 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/07/10 14:13
まあ新聞なんて買わないからどうでもいいけど
791 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/07/10 18:37
どうでもよくないんだな。新聞のひとりひとりの記者に、もっと自分
の書く記事に責任を持ってもらうためにも。
792 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/07/10 18:41
>>791 どっか別の板でやったら? そういうのってマスコミ板?
関係ないじゃん、経済に。それともそっちから逃げてきた人?
793 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/07/10 20:14
1
795 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/07/10 23:20
音楽CDも不況だな
再販で守られているのは軒並みだめだというのが笑える
797 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/07/10 23:42
大体 cdなんかは流通コストと販売店利益が高すぎるんだよ
この時代に 著作権料は現状が良いかどうかはやり方で色々とわかれるが
とにかく無駄なコストが高いんだよ
信じられん話だが、その売れてない音楽CDがまた値上げされるそうだ。
799 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/07/10 23:58
本が安ければもっと売れるとか思ってる奴って
積ん読という状況がわからないくらい本を読まない(買わない)奴なんだろうな。
800 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/07/11 00:06
>>799 そうかね。ちなみに何冊くらい蔵書がある?
801 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/07/11 00:07
音楽はインターネットからダウンロードが将来主流になるかも。
その上で自分でCD-Rを焼くとか別の保存手段が普通になるかもしれない。
容易に代替的な媒体が現れてくるので値崩れが起こる将来が近いかもしれない。
本の場合はインターネットでダウンロードして読むというのを新潮社とか
やってるけど、パソコン画面を見るのは疲れるのでまだまだ紙はいい媒体
ですね。
ところでCDとか書籍はそれぞれが異なる商品なので、値段もバラバラ。
再販価格維持行為は小売りが安く売るのを禁じているだけですね。
でも新聞の場合はどれも似たり寄ったりで、差別化の程度が低い。
そんな中で寡占の価格付けに良くあるように同じ価格がついている。
それで小売りも安売りをしないという再販価格維持がある。
新聞とCD、書籍の再販制とは少し事情が異なりますね。
802 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/07/11 00:11
>>797 >cdなんかは流通コストと販売店利益が高すぎるんだよ
もう少し詳細を希望。利益率とか流通コストの比率とか数字でお願い
803 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/07/11 10:41
>でも新聞の場合はどれも似たり寄ったりで、差別化の程度が低い。
そうかなあ。
産経と他の三紙じゃ違うと思うぞ(w
804 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/07/11 13:10
販売店の利益なんてのは販売店で買うという発想自体で無駄。
ダウンロードで良い。
流通コストも同じ。
いいですか重要なのは著作権料。
それ以外の既得権益は排除しろ。
805 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/07/11 13:13
新聞はどれも一緒
情報選択の偏向が著しく情報操作が大きい。
記事の信頼性というより、扱わなければならない
重要な問題を扱わないのが問題。
806 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/07/11 18:58
>>805 新聞より噂の真相でも読んでてください。
807 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/07/11 19:26
>>805 キミ自身が
新聞の読み方を知らないか、新聞を「何か別のもの」と勘違いしているか、
どちらかと思われ
808 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/07/11 19:36
日本の新聞は事実とデータがのってれば十分。
余計な解説や主張記事など要らない。
809 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/07/11 19:58
10円程度の価値だな
810 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/07/11 20:35
買わなけりゃいいじゃん。
あえて経済的な問題として取り上げるなら、その程度の解決法は子供にも思いつく。
わざわざ言うほどのことか?
812 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/07/12 08:42
806,807
あの低レベル記事に お金を払って
ご苦労様です。
噂の真相?、新聞の読み方?
あなた達は小学生ですか?
813 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/07/12 08:44
810
お前がわざわざ その書き込みをするほどのことか?
814 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/07/12 12:49
鸚鵡返しは低脳のあかし
815 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/07/12 14:13
鸚鵡返しは低脳(814)
のあかし
816 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/07/12 14:21
富士山麓に鸚鵡鳴く
817 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/07/12 15:13
再販制度維持派の人は
去勢されているんですよね
818 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/07/12 22:25
819 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/07/12 23:21
>>795 おれもそう思う、ただ笑っていられない、食管制度もそうだ、
農家の平均年齢はたしか、62歳くらいだぞ、出版社はどうだ。
820 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/07/13 01:47
>>761.
書籍の場合、問屋の取り分は9%だよ。
821 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/07/13 01:51
LOVE
822 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/07/13 02:03
823 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/07/13 02:26
再販無くしてまで、本を安売りする事はない。
劣悪音質で値段だけはCDと同じCCCDの凶悪さについて考えると、
再販制度が、CD業界のように甘えた業界を作ってしまったのだと
感じざるを得ません。
値段がオープン価格になれば、CCCDがCDと同じ値段で売られる
はずがありません。
そうやってはじめて、CD会社は自分のやったことが何であるか
気が付くのです。
825 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/07/13 03:15
>824
オープン価格にさせるよち
もっと簡単に誰にでもできることがあるよ。
買 う の や め れ ば い い ん だ よ
これ、最強。消費者に徹してろ。
826 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/07/14 01:09
827 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/07/14 14:52
再販無くしてまで、新聞、書籍を売る必要が何故あるのだ?
828 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/07/14 14:57
アメリカで一部1ドルもする新聞はなかった。
829 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/07/14 16:54
>>827 同意。
別に買いたくなきゃ今のままでいいじゃん。
830 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/07/14 18:23
>>800 亀レスすまん。
概算で2500冊。
読んだのを売ったりして減らしていなけりゃ
とっくに本の山で圧死。
で、このうち、積ん読状態の本が300冊くらい。
3日で文庫1冊読むくらいの俺のペースだと2年かけても消費できない。
図書館で借りてくる本もあるし。
なのに最低でも月10冊は買う。
これ以上本が安くなっても積ん読状態の本が増えるばかりなので、
本が安くなっても買う量は増やせない。
つまり安くなっても本はそんなに売れないと思う。
あるいは安くならない。
以上、
「人間の情報摂取量には限界がある」
という一例からの考察でした。
831 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/07/14 18:48
結局、本好きから見てブックオフみたいなものはどうなのですか?
832 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/07/14 19:55
>>831 俺の場合、欲しい本をあまり置いていないので
あまり用が無い。
欲しい本があったとしても大抵100円コーナーじゃなくて一律半額という納得のいかない値段と
それを探すまでの手間を考えたら専門的な古本屋か新刊本屋を当たるか出版社に直接当たるか
あるいは手元に置けないでもいいなら図書館で検索したほうが確実。
833 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/07/14 20:34
定価で書籍等を買えない貧乏人は逝って良し。
834 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/07/14 20:51
逝かなくていいですよ。(w
古本屋はそんなに安くはないのですが、わずかにでも
安いし、品切れ本など置いている時もあるし、古本屋には
時代を経ても売れ続ける良い本が置いてあるので古本屋はイイ
再販制をやめれば競争が進みよいと思うよ。規制に守られている
産業は効率性が悪く国際競争力が劣る産業だから(w
新聞でニューヨークタイムズとかヘラルドトリビューンとかが
日本上陸を果たした時には新聞社も変わらなければならないだろう
やはり外圧を利用するのが日本の国際競争力を高め21世紀を
生き抜くためには必要だ(w
835 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/07/14 21:17
>>834 国際競争力っていうけど
本とか小説って結局「日本語」という障害があるから
つきつめると広告営業力でしか競争するところがなくなるんだよね。
で、それが果たして書籍の真の競争と言えるのか?
ぶっちゃけ、悪い意味での「テレビ化」になると思うよ。
広告費で製作して仕入れ値タダにして、小売の棚代=末端価格
という本が生き残る。
これが再販制度廃止後の本の未来。
もうかるのは広告屋。
836 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/07/15 21:59
>831
買って失敗した本を売る所。
837 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/07/15 22:23
>>831 普通の古本屋でも買い取ってもらえないクズ本を売りに行くところ。
838 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/07/15 23:33
ブックオフが伸びたのは輸入パルプとの価格競争で古紙回収業がダメになったからだよね。
リサイクルを叫ぶなら少々高くても再生紙を使うべきでは。
839 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/07/16 14:45
840 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/07/16 14:58
産経なんて読んでる人がいるのが信じられない。
841 :
http://go.iclub.to/ddiooc/:02/07/16 15:01
842 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/07/16 19:54
843 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/07/17 01:44
844 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/07/17 01:51
845 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/07/17 02:03
846 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/07/17 02:59
へー。これがネットで地道な活動って奴か。
ネットってなんで情報が浸透しないんだろうね。
やっぱネタに興味を引くインパクトがなくてよく吟味されてないからなんだろうなあ。
あと、ネットのユーザーって再販制度がどうでもいいんじゃないか?
だって、これからはネットがあればいいと思ってるんだから。
847 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/07/18 01:27
848 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/07/19 00:20
お前ら本当に本当にネットだけの情報、知識でいいと思ってるんか?
そんな奴らさんざん厨房って馬鹿にしてこなかったか?
単純に高級取りが憎いだけだろ。
テレビ局や新聞がよく外務官僚たたくのも自分らより待遇がいいからってーのが
本音だぞ。そんな同レベルな気持ちでニュース発信されてもなにも変わらんぞ。
850 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/07/20 14:53
851 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/07/20 17:26
いいですか
あなたたちは ○○新聞がいいとか△△新聞がいいとか
そういうことではないんですよ
再販制度を批判しておきながら新聞購読している人は
精神分裂をしているんですか?
再販制度を批判しているなら その制度の維持に お金を払うとは
矛盾していますね
再販制度を廃止にしたいなら 再販制度を適用している媒体に
お金を使わないことです
これしかありません
マスコミと政府、官僚とのパワーゲームの材料である
再販制度はとても庶民で廃止なんていえる問題でないのよ。
853 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/07/20 17:44
再販制度を廃止にしたいなら
それらを買うな
出来ることは 買わないこと これしか方法はない
いくら文句を言っても無駄
854 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/07/20 17:53
買ってないから文句いってもいいかい?
855 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/07/20 17:56
いいぞ
856 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/07/21 23:57
あげ
再販制度なくして、100万部のコミックが一気に市場にでたら、初日はともかく
次の日から50円でも高いだろ。
漫画家さん食えなくなるよ。それはジャパニーズドリームを絶ってしまうようで
やだなぁ。
858 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/07/22 00:30
漫画はすでに崩壊してます
そうでもないよ。他と比べたらだけどまだまだ充分潤ってるよ。
860 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/07/23 00:21
861 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/07/23 21:04
862 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/07/23 21:26
大阪府警少年課などは23日までに、児童買春禁止法違反(児童ポルノの公然陳列)容疑で、
埼玉県和光市の会社員(28)ら3人を書類送検した。
調べでは、会社員らは今年5月6日、パソコン間でデータを直接送受信できるファイル共有
交換ソフトを使い、少女のわいせつな画像を、インターネット上で不特定多数が閲覧できる
ようにした疑い。
同課などは「マル秘」というタイトルの“おとり”画像を流し、ファイル共有ソフトのネッ
トワークに接続。3人がそれぞれ、わいせつ画像を公開しているのを確認した。画像は、い
ずれも同じ少女の画像だったという。
3人とも容疑を認め「ファイル共有ソフトを使えばログが残らないので、絶対捕まらないと
思った」などと供述しているという。
引用先
http://www.sankei.co.jp/news/020723/0723sha113.htm フェミファシズム悪法まんせー
863 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/07/26 00:03
864 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/07/28 00:37
新聞拡張員うざい!
866 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/07/30 01:06
http://natto.2ch.net/test/read.cgi/mass/1020010297/608 朝日新聞の論調は、スターリンの演説と一緒です。
自社の過去の歴史に目をつぶり、
盲目的に自国民の劣性を説いて、国民を煽る。
だから、朝日はマスメディアとしての
日本での信用力はゼロ。
本当は国際的にも信用はない。
それでも部数が多いのは再販制度と暴力による拡販、日教組による
宣伝の力によるもので自由競争によるものではない。
朝日は拡販員の暴力で売れており、方々から非難されている。
さらに、社民党に金をやって何とか自社の論理をしのぐ偏向ふり。
867 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/07/30 14:47
主観ばかりの主張が支持されないのはなんでだと思う?(w
868 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/07/30 16:23
ネット環境が常時接続になれば、正直、紙の新聞なんて必要ないだろう。
そんなに深く新聞読んでるわけではないし、WEB版で十分のような気がする。
869 :
アンソニー:02/07/30 16:38
>>868 紙の一覧性は狭いディスプレイをチマチマ見ているのとでは大違い。
新聞が無くなる事はない。
870 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/07/30 18:51
>>869 完全に無くなることはないかもしれんが、
明らかに売り上げも落ち、小さな存在になる。
折れの兄弟は、就職、進学で、バラバラになったが、
それぞれ、新たに新聞を契約してない。
実家のほうも、ついに新聞を解約した。
871 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/07/30 18:53
>>870 うちはテレビ欄しか利用されていない。その後、料理の油モノの敷物か
猫のトイレになるのがオチ。
872 :
名無しさん@1周年:02/07/30 19:32
値段が安くなって、わけのわからん勧誘員がこなくなるなら、
別に新聞の再販制度があったってかまわないさ。
そのうち無くなるだろうが
そのときはネットの書き込みごときで
いちいち騒がなくなってるだろうな。
875 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/07/31 19:53
今は無理だろ。
俺30代だけど、ネットしてない奴は会社はともかく
同世代の知り合いで半分いるよ。
100パーセント近くになってこそメディアの力だろ。
あと20年待てば絶対変わるだろうよ。
877 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/07/31 21:19
>>875 だったら、ニューヨークタイムスとかアメリカの新聞は自由価格なので
程度が低いのか? 「再販制反対」などの投書を新聞社に送っても、まず
採用されない。再販制があるため、新聞配達店は低収益にあえいでる。
同じ地域に、朝日/毎日/読売/産経の4人の配達人が配達しているが、こ
れを一人か二人ですべての新聞を配達すれば効率がアップする。給料を
二倍にしても販売店と配達人は儲かる。今の再販制は新聞社だけ儲かり、
販売店は低収益、読者は高い新聞代を払わされる。
読売新聞よ反論があればどうぞ。出来ないだろうが。悔しければ再販制
を廃止してみろよ。(藁、藁、藁
878 :
クラブ・ママ:02/07/31 21:19
どんどん景気が悪くなっている
879 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/07/31 21:33
>>878 えっ何で?物価が下がるのに給料とかボーナスはそのままで、リストラ
も無いので随分と生活が楽だけど?
- 公務員、新聞社社員、テレビ放送局社員。
880 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/07/31 21:36
すげえヒガミだな(w
881 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/07/31 22:02
ネットって誰でも発信できるから
こういうヒガミ丸出しの意見でも
たくさん書くと少数派でも多数派に見えるからいいよねー。
ネットバンジャーイ!
882 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/08/09 00:20
http://natto.2ch.net/test/read.cgi/mass/1015399685/669 速報はネット
昼の間に朝夕刊の記事を合わせた時事の解説記事主体の統合版を配る
チラシは昼間のうちにスポンサーから渡された枚数で、購買想定層宅を中心にポスティング
ネットで遠方の産直業者等からチラシデータを送信してもらい、配布
販売店のホームページ上のバナー広告上で地場の商店や企業の情報を流す
メーリングリストを発行し、タイムサービス等の情報をスーパーを通して流す
昼間主体の軽作業になるので、通勤できて人件費が安いパートを雇えばすむ(家賃不要)
配達時間に追われることも無いので、交通ルールも遵守できるし、急な欠員にも対応できる
新聞社側は専売制と再販特例制度を廃止し、補助金も拡張ノルマも無し
もう、今の売り方が時流に即さない事は分かっているはずだから家電業界のように自由競争にする
販売店は、地域に複数の紙を取り扱う店が一店舗あれば済む
883 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/08/09 03:06
新聞の再販制度がなくなると、どう新聞が変わるのでしょうか?
再販制度が無くなり競争が激しくなると、勧誘(営業)がさらに激しくなる
とおもうのですが?
また、地域に、複数の新聞を扱う店ができるようになることは、再販制度と
関係ないと思うのですが(以前はうちの地域は新聞店1店がすべての新聞
をカバーしていた)。というか、本当に1店舗になったら、競争がなくなり
高くなりそうな気がしますが。
なにか重大な勘違いをしているかな?
884 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/08/09 08:36
>>883 新聞が高くなったら買わなきゃいい。
WEB版で済むだろう、そんなもん。
885 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/08/09 08:47
886 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/08/09 12:06
>>885 そりゃそうだ。
やっぱ情報がタダだと思っているバカが多いのかな(w
カカクハカイ!
888 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/08/09 12:44
てれびキー局の報道部が本気でネット参入して、広告料で
ニュース流したら、新聞屋は消えてなくなりそう。
新聞屋がキー局の株主だ。公取にでも訴えろ
890 :
マック両義派:02/08/09 12:49
>888
テレビで取り上げられる記事の数には限りがある。
テレビ・ニュースは、所詮、(無)芸能番組どまりでは。
891 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/08/09 13:08
いいですか
圧倒的多数の省庁、地方、警察、消防、民間団体などからの
垂れ流し情報などは新聞の形態をとる必要が無い
それ以外の独自取材を含んだ部分を有料新聞として発行すればよい
892 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/08/09 13:09
垂れ流し情報だから新聞でいいんだよ。理由は、新聞が最も安価だから。
893 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/08/09 13:13
大丈夫ですか?
ネットで十分ですよ
垂れ流し情報は無料でいいですよ
新聞媒体で読みたい人だけが払えばよい
894 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/08/09 13:14
895 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/08/09 15:15
ネットに可能性があると夢想するのもいいけど現実をみようぜ
896 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/08/09 15:16
利用すれば料金がかかる。利用するだけなら収入源にはならない。当然だ。
897 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/08/10 19:52
次スレタイトル案
益無き聖域・再販制度を潰そう 第2面
898 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/08/10 20:35
再販制度で販売店が儲かっているかというと、近所の販売店は物凄く
オンボロの店。これじゃ冬に石油ストーブを倒せば、アッというま
に全焼で人間が焼け死ぬ。(静岡県で数人が死んだ事故があった。)
大新聞社さん、せめてエアコンの効いた店で働けるようにしてあげて
ください。冬は石油ストーブ、夏はランニング姿では、あまりにも
可哀そう。読者は世界的に見てもスバぬけて高い購読料を払っている
のですから。。。。
899 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/08/11 09:02
月3975円の購読料はさほど高いと思えないが・・・。
900 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/08/11 09:39
あの程度の垂れ流しレベルでは
月 1000円で十分だ
901 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/08/11 11:28
オレは日経新聞をとっている。別に購読料は高いとも思わないが、この新聞で
さえも再販制反対の立場は理解不能。日本の高物価、高コスト、高賃金、高価
格サービスを批判する記事を載せるのは結構だが、自分の会社はどうよ?と言
いたいのだ。公正取引委員会が新聞社の再販制にメスを入れようとすると、か
ならずその記事の扱いは小さく、しかも公取委は非常識といわんばかり。
902 :
貧乏名無しさん :02/08/11 11:35
>901
補助金行政を批判していたのに、自分達がもらう段になると
口をつぐむテレビ局を見れば明らか。
903 :
次スレタイトル案:02/08/11 15:24
価格破壊されてない業界(W
904 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/08/11 18:45
かって日経新聞の記者が神戸製鋼の社長にインタビューした記事が載っていた。
神戸製鋼の社長が、日本の従業員の給与削減は難しい、というようなことを言
うと、「そんな甘い考えで中国と競争できますか」と厳しく指摘していた。
そりゃ、社長も日本人の給料が中国人に比べて高すぎることくらいわかっている
が、日本で生活するには、ある程度の給与水準が必要なのだ。この記事を読んだ
とき、日経も人民日報の記者の収入にして、人民日報の販売価格で新聞を売っ
てみろよ、と言いたくなった。国際価格を言うならば、中国どころかアメリカ
のNYタイムスとか英国のロンドンタイムスよりも新聞の価格は高い。新聞が
再販制で守られている既得権階級なので論調が生ぬるく、日本はよくならない。
905 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/08/11 20:52
「噂の真相」誌によると、講談社と小学館が「未成年の性描写」をしないという密約をしたそうです
本来なら、フェミファシズム悪法「児ポ法」改悪を真っ先に反対すべき出版社が動かないばかりか、このような腰砕けの対応をするとは言語道断です。
出版社の腰抜けぶりには、怒りを通り越して呆れるばかりです。
906 :
でも・・・:02/08/11 21:02
もし 再販制度がなくなれば、確実に中小の出版社はなくなる、そして
本の業界から多様性がなくなり、一気に【本】は廃れていく。
それから、やっぱし・・・と後悔してもいいのなら どうぞ
吠えてください。
907 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/08/11 21:03
全く問題ないですね
即廃止にしてください
908 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/08/11 21:06
>>906 このスレでは新聞の再販制を問題にしている。
909 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/08/11 21:51
>>906 だからイギリスでは5年前に再販制度あぼーんしたけど
その煽りで潰れた出版社も本屋も無いっての。
910 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/08/11 21:53
>>905 「よいこ」の小学六年生、江角さんはどっちに入るのでしょうね?
小学六年生だけど、大人並みのナイスバディ。
911 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/08/11 22:29
圧倒的多数の省庁、地方、警察、消防、民間団体などからの
垂れ流し情報が、記者クラブに独占されているところに
いまの問題がある。上記情報源が、記者クラブ発表と同時に
各自のhpで同じ情報を流すようにしたら、ニュースの寡占が
なくなるだろう。
912 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/08/11 22:31
あまぞんがあるから、再販制度はいらない。
本はネット通販でかえばよろし。
街中の本屋はつぶれてよし。
913 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/08/11 23:42
>908
意味は同じだ。
914 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/08/11 23:44
このスレは 一時的に爆発的に盛り上がることは ありませんでしたが、
コンスタントにレスをいただき お蔭様で アボーンされることもなく、
9ヵ月近くの間でレスが900を超えました。皆さん 書き込み有難うございました。
このスレでは 大半が書籍の流通の問題で盛り上がっておりましたが、
今度は マスコミと経済に関してのスレを立ち上げました。
マスコミを経済学的な視点から考える
http://money.2ch.net/test/read.cgi/eco/1029080184/ そのスレでは 新聞、テレビなど、本来 マスコミ板の領域のテーマを
経済学的な視点から問題点を鋭く論じたいと思います。
皆さんの書き込みをお待ちしております。
917 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/08/30 05:47
再販制度を廃止にしたいなら
それらを買うな
出来ることは 買わないこと これしか方法はない
いくら文句を言っても無駄
>>917 逆効果の可能性もあるぞ。
不況カルテルが認められて、再販制も強化されるかもしれないよ。
919 :
わがまま屋:
いまさらですが新聞が面白くないのはそういう理由だったのですか・・・わけ合って
低学歴ナもんで・・・低学歴がこういう事を勉強しようと思うと大学行く以外には
本を読むか大学の講義に参加するとか教科書を読むとかの勉強とか2ちゃんを見れば
たりますか?なんせ大学に行ったことが無いので皆さんがどういう風に勉強しているのか
知りたいです。板違いで申し訳ありません。