1 :
名無しは町の何でも屋:
2 :
名無しの笛の踊り:2006/06/11(日) 16:28:33 ID:gftUdaZw
3 :
名無しの笛の踊り:2006/06/11(日) 16:29:57 ID:almSth1f
4 :
名無しの笛の踊り:2006/06/11(日) 16:36:52 ID:VRfajmDe
5 :
名無しの笛の踊り:2006/06/11(日) 17:22:00 ID:e+0+oVhO
6 :
名無しの笛の踊り:2006/06/11(日) 17:53:21 ID:2je1sxck
凄いよ君テレホマンはもうイラネ
7 :
名無しの笛の踊り:2006/06/11(日) 19:59:15 ID:Mdeoifp+ BE:384998047-
>>1 スレタイを♪で検索している馬鹿のことも考えろクズ
8 :
名無しの笛の踊り:2006/06/11(日) 21:02:59 ID:almSth1f
馬鹿は黙ってろクズ
9 :
名無しの笛の踊り:2006/06/11(日) 22:56:26 ID:x5ilu1uN
13 :
名無しの笛の踊り:2006/06/13(火) 12:43:42 ID:DrSCwleW
あげ
14 :
名無しの笛の踊り:2006/06/13(火) 23:43:06 ID:FAGLbRGx
埋まったのであげよう
16 :
名無しの笛の踊り:2006/06/14(水) 13:19:58 ID:NoCCqAuZ
17 :
名無しの笛の踊り:2006/06/14(水) 16:15:26 ID:RLYhony5
前のスレであった「カラヤン・ゴールド」の輸入盤は
塔にあったよ。
ただ「ゴールドCD」の国内盤は見当たらなかった。
18 :
名無しの笛の踊り:2006/06/14(水) 16:23:33 ID:iUnR9tp/
輸入盤のゴールドってCD番号の最初の三桁が439のやつですか?
あれって見た目ゴールドになってないような感じなんですが、
もしかしてただのリマスター盤?
ゴールドディスクだからゴールドだど
>>17 情報d
>>18 カラヤンゴールドのいきさつ書くね。
いきさつ知れば分かると思うので。
「カラヤンゴールド」というのは、カラヤンの残したディスクの中からおそらく
音質面であまり評判の良くなかったと思われるものをチョイスして、
OIBPリマスターをして発売するというシリーズだった(前スレに書いてくれた
人の情報によると当初20種、追加で5種出て全25種のシリーズ)。
「カラヤンゴールド」というタイトルはそのシリーズに付けられた単なる名前で
あって、インターナショナルでは最初から通常素材のCDで発売された。
日本だけは「カラヤンゴールド」というシリーズ名の「ゴールド」に掛けて、
初回分を完全限定のゴールドCDとして発売し、その後はインターナショナル
同様に、通常素材のCDに引き継がれたんじゃなかったかと記憶しています。
ということで、輸入盤は当初から今に至るまで、ゴールド素材で発売された
ことはなく、国内盤もゴールドCD仕様は限定盤で、今はあまり見ることは
なくなったというわけでした。
ちなみにリマスター自体は輸入盤もゴールドCDの国内盤も、引き継がれた
通常素材の国内盤もすべてOIBPで、同じものだよ。
21 :
名無しの笛の踊り:2006/06/14(水) 17:22:20 ID:iUnR9tp/
>>20 なぁ〜るほど、よくわかりました!どうもありがとうございます!
22 :
20:2006/06/14(水) 18:38:12 ID:H5O7XtuG
>>21 いえいえ。
リアルタイムで聴いてきた世代の方々にはよく知っていることで
面白みのないレスだったかとm(__)m。
でも「カラヤンゴールド」が発売されたのもだいぶ前のこと。
若い世代のカラヤンファンの人たちの知識の一つにでもなれば(大した
知識にもならないかも知れないけど)などと思いました。
ちなみにOIBPの技術を使ったのは「カラヤンゴールド」が最初でした。
たぶん、「カラヤンゴールド」という企画はOIBPという技術が開発
されたからこそ企画されたシリーズだったのではないかと思います。
「カラヤンゴールド」発売時にはヘルマンスのコメントが出て、
そこには「カラヤンが一度OKしたサウンドバランスをカラヤン
抜きでいじることには複雑な思いもあった」とありました(実際、
84年に来日した際、カラヤンは黒田さんのインタビューに答えて、
「デジタルリマスタリングという言葉が近年よく聞かれますが、
あれはまやかしにしか過ぎません」と答えていた)。
でも結果的には「カラヤンゴールド」は成功だったと、自分は思います(
その後「オリジナルス」シリーズまで引き継がれたすべてのOIBPが
成功したとまでは思っていないけど)。
23 :
名無しの笛の踊り:2006/06/14(水) 19:01:47 ID:Qr7Kxo1y
いやいや、リアルタイムで聴いてますが、そこまでしりませんでした。 おれは…
いろんなことがわかると、余計にカラヤン盤の音質の謎は深まるばかりですな。
ちょっとまったぁ!
カラヤンゴールドは25種類でなく30種類。
(輸入版含めていいならコンプリートした。第二期が一度も再販されずに入手困難な
ため、マラ9とモツレクは国内版で手に入らなかった。というか第二期が出るころは、
工房だったので金もなく、第一期が多過ぎて手に負えなかったので、どうせ集まらんワイと
華麗にヌルーしてしまったorz。第三期登場時、第一期が再販されたのでそれで揃えた)
第一期・・・20(国内リリース93年、第三期発売時に再販、その後幾度か再販)
第二期・・・5(国内リリース94年)
第三期・・・5(国内リリース96年)
前スレの文脈から推して、おそらく第二期が忘れ去られていると思われ。
(マラ9/モツレク/ドンキホーテ/ワーグナー序曲集/くるみ割り人形)
第三期
(ヴェルレク/ヘルデンリーベン/タコ10/驚愕&時計/ブル7)
第一期書くのマンドクセ
25 :
名無しの笛の踊り:2006/06/14(水) 20:37:07 ID:gSMapsK9 BE:742494896-
カラヤンBPOのモツ/アイネ・クライネ・ナハトムジーク。
第3回発売時の応募券を集めてもらえた。
あれはレーベルがシックな黒(カラヤンゴールド国内盤とほとんど同じデザイン)で
アルミの銀盤だった。
27 :
名無しの笛の踊り:2006/06/14(水) 21:01:30 ID:gSMapsK9 BE:371247293-
そっか。あれはカラヤンゴールドじゃないのか。
あ、ディスク自体がゴールドかそうでないかで判断するのはいい加減にやめとくれよ?
>そっか。あれはカラヤンゴールドじゃないのか。
>
>あ、ディスク自体がゴールドかそうでないかで判断するのはいい加減にやめとくれよ?
最初から私はそんな判断はしていないし、勝手に早合点されても正直困るのだが。
ドイツ盤も含めてのコンプリートだから、ドイツ盤がアルミか金蒸着かは知っている
つもり。
わかりにくいので以下、追加します。
だからディスク自体がゴールドかそうでないかで判断する気は微塵もない。
30 :
名無しの笛の踊り:2006/06/15(木) 00:59:33 ID:+cbVByEj
アヌス!
31 :
名無しの笛の踊り:2006/06/15(木) 01:01:13 ID:+cbVByEj
最近裏青は同じ音源が色々なレーベルから出るね。
32 :
名無しの笛の踊り:2006/06/15(木) 01:04:03 ID:N/cNnBJq
最大の関心事はレーベルによって音質の差はあるのか、だね
33 :
名無しの笛の踊り:2006/06/15(木) 01:53:39 ID:Lg89U3oR
35 :
名無しの笛の踊り:2006/06/15(木) 12:12:57 ID:UT4MxPYf
> 24 第三期 ヘルデンリーベン
.....ヘル(ベルト)伝の愛....
36 :
名無しの笛の踊り:2006/06/15(木) 16:05:26 ID:lVZUly0V
リーベン?
37 :
20:2006/06/15(木) 18:21:39 ID:kDWYPCe5
>>23 ですね。
リマスター全盛はカラヤンに限ったことじゃないですが、技術の種類も
増えた上に、輸入、国内ともに廉価盤企画が増えてきて、同一音源で
リマスター前のものとリマスター盤、OIBP盤がそれぞれ店頭に
並んでいたりするので、よく表示を見て買わないと…。
またそれ以前に、ヘルマンスが言ったように、カラヤンが一度OKした
サウンドバランスをカラヤン抜きでいじる、リマスタリングという
作業自体への肯定、否定の意見も、ある人にはあるのではないかと。
>>24 情報d。
30種だったんですね。
全部国内盤ゴールドCDではないといっても、そこまでゴールドCDで
集められたとは素晴らしい。
最近はゴールドCDはおろか、カラヤンゴールド自体がもしかすると
廃盤になってしまったのでは?
店頭でもあまり見かけなくなったような…。
38 :
名無しの笛の踊り:2006/06/16(金) 08:40:31 ID:/83UtHD3
第1期発売の30種はDCCでも同時発売され、CDが限定盤、DCCは限定ではなかった。
実際は第1期のCDは、その後アンコールプレスなどで追加プレスがあったりで、
結果としてDCCのほうが先になくなってしまった。ていうかDCCというメディア
そのものがなくなってしまったな。
39 :
名無しの笛の踊り:2006/06/16(金) 14:11:38 ID:+UNdkhHs
>>38 そういえばDCCなんてあったね。
新し物好きのおれもあれはさすがに買わなかったけど。
俺もカラヤン・ゴールドはリアルタイムで追っかけてた
世代だけど、DCCでも出てるのは知ってたけど、現物は
見た記憶がないなぁ。
ま、興味なかったから見る気なかったし、そのせいかも
知れないが…。
>>37 カラヤン・ゴールドは物によってはカタログ落ちしてしまって
いるのもあるようだが、そういう物は別の廉価シリーズに
組み込まれて再販されてるようだから、まったく入手
出来なくなったというものはないそうだ。
最近はEMIがPO時代の音源を初め久しく廃盤になって
いたものの復刻に頑張っているから、話題的にはそっちへ
流れるけどね。
/⌒ヽ
⊂二二二( ^ω^)二⊃
| / ブーン
( ヽノ
ノ>ノ
三 レレ
42 :
名無しの笛の踊り:2006/06/18(日) 08:53:50 ID:NVjfOeD2
43 :
名無しの笛の踊り:2006/06/18(日) 13:31:51 ID:zxV7+6L+
アンカー2
44 :
名無しの笛の踊り:2006/06/19(月) 19:03:35 ID:jTz7cQyF
カラヤンのトスカを買おうと思ってるんですが、ウィーンフィルと
ベルリンフィルのものどっちがいいですか?
BPOに一票
アヌスミラビリス
キンタマーニ
48 :
名無しの笛の踊り :2006/06/20(火) 02:17:35 ID:0ESVM2fJ
カラヤン・ゴールドの輸入盤はケースがゴールドだった!!
>>44 俗に言う「イタオペらしさ」は微塵もないけど、断然BPO盤が優れている。
トスカというドラマのドラマ表現、その解釈の深みが全然違う。
オケもフレージングセンス、スケール、パワーから微細に至るまで、
その表現の幅は尋常ではなく、まさに圧倒的。
歌手の三役も素晴らしく、言葉の発音に丁寧で発声が美しい。
BPOと数多く残した全録音の中でも屈指の一枚だと思われる。
50 :
名無しの笛の踊り:2006/06/21(水) 08:21:13 ID:LSFhJmwo
>>44 49と同感だが、金銭的に余裕があれば両方持っていたいところだ。
ばらの騎士、アイーダやカルメンやオテロ同様新旧で全く違った良さがあるよ。
>>50 >49と同感だが、金銭的に余裕があれば両方持っていたいところだ。
同感。
でも、トスカに関しては新盤から受ける感銘の大きさには旧盤も霞む。
新盤が出来過ぎと言ってしまえばそれまでかも知れないが…。
新盤でスカルピアを歌ったライモンディは、「(録音準備時の)カラヤンの
歌稽古があまりに厳しくて、途中で逃げ出したくなった」と語っていた。
実際、ディスクから聴ける三役の歌唱はどれも、キャラクターと等身大で
完全にシンクロしていて、その生の感情を伝えることに献身的に打ち込んで
いるさまに胸を震わされる。
ライモンディだけでなく、リッチャレッリもカレーラスも相当厳しい稽古を
受けたと思われる。
出演者たちそれぞれが作品に対し献身的かつ徹底的に詰めた演奏、
最近はこういうオペラ演奏も聴けなくなって、かなり寂しい。
52 :
名無しの笛の踊り:2006/06/21(水) 18:12:43 ID:dhqrfDSl
44です。
皆さんありがとうございます。
もう少し意見など教えてもらえればとしばらく控えてました。
カラヤンは実はそれほどたくさんは聴いてなくて、でも晩年の
演奏より壮年期の演奏にどちらかと言うと惹かれてます。
ベルリンフィルのものは晩年に近いようなのでウィーンフィルのが
いいかなとも思ってましたが、ベルリンフィルのが過ごそうなので
そっちを買ってみます。
ウィーンフィルのはまたお金がある時にでも。
ありがとうございました。
53 :
名無しの笛の踊り:2006/06/21(水) 18:42:12 ID:LSFhJmwo
>>51 >出演者たちそれぞれが作品に対し献身的かつ徹底的に詰めた演奏
やっぱりカラヤンの偉大さがもっとも如実に現れているのはオペラだよね。
あれだけ錚々たる歌手陣を集めて、それを統率できる指揮者はもう現れないかも。
アンチ・カラヤンでもオペラ指揮者としてのカラヤンの才能は認めざるを得ないっ
て人は多いはず。
>>53 カラヤンは根っからのオペラ畑の人。
もちろんコンサートレパートリーもとてつもなく広かったけれど、
音楽の根っこはオペラにあった。
むしろ、ウルムの田舎オペラで悪戦苦闘するところからキャリアを
スタートさせて、アーヘン(これも田舎オペラ)、ベルリン、ウィーンの
オペラへと登り詰めるまで、劇場という職場で日々撲殺されていながら、
あそこまでコンサートレパートリーを広げることが出来たことが、
なんといっても驚異的(カラヤンのスコアリーディングの速さと、驚異的な
記憶力は多くの人が感嘆しながら証言しているとしても…)。
ちなみにカラヤンが初めてトスカを振ったのは、1930年6月24日、
ザルツブルクの州立歌劇場にて(演奏会記録より)。
1929年3月にウルムにてオペラの仕事を始めて、わずか1年ちょっと。
カラヤン、まだわずか22歳と2ヶ月だった。
ちなみにフィガロを振ってウルムで仕事を始めてからトスカを振るまでの
間にカラヤンが取り上げたオペラは、フィガロを含めてたった8作品しかない。
つまりキャリアスタート後、9番目に取り上げたオペラ作品がトスカだった。
VPOとの旧盤が録音されたのは1962年、BPOとの新盤は1979年。
それだけを見ているとピンとこないかもしれないけれど、トスカはカラヤンが
若干22歳にしてレパートリーにした、おそらくカラヤン自身のお気に入りの
作品だったろうということが、演奏記録から予想される。
55 :
名無しの笛の踊り:2006/06/22(木) 04:47:21 ID:EekEsonu
>日々撲殺されていながら、
ワロタ
ぴぴるぴるぴるぴぴるぴ〜
57 :
名無しの笛の踊り:2006/06/22(木) 10:32:31 ID:DJj8i/5z
撲殺ワロスw
撲殺
59 :
名無しの笛の踊り:2006/06/22(木) 10:39:50 ID:6MpNAD/f
>日々撲殺
おまいら笑い事じゃないぞ
>>54 大変な思いをしてたんですね。
やっぱりカラヤンは凄い。
もっと秘められた事実教えてください。
カラヤンってゾンビだったのね
61 :
名無しの笛の踊り:2006/06/22(木) 10:49:29 ID:6MpNAD/f
いや表現しきれなかっただけで、きっと日々撲殺が繰り返される環境でなんとか難を逃れた
ということなのだろう。
みんな意地悪しないでちゃんと読んでやれよ。
62 :
名無しの笛の踊り:2006/06/22(木) 10:55:10 ID:tttYNsc+
撲殺…。忙殺どころではないな。
それを乗り越えたカラヤン凄杉
63 :
名無しの笛の踊り:2006/06/22(木) 11:29:55 ID:+cFIjruw
撲殺、気に入った。
コレ使わせてもらおう。
64 :
名無しの笛の踊り:2006/06/22(木) 11:42:35 ID:GsK0//vn
撲殺w
お茶噴いた。カラヤン不死身だなw
65 :
名無しの笛の踊り:2006/06/22(木) 11:50:03 ID:Z9+g+a1w
自演くさい
66 :
名無しの笛の踊り:2006/06/22(木) 12:01:37 ID:6MpNAD/f
オタク自演って意味わかって使ってる?W
68 :
名無しの笛の踊り:2006/06/22(木) 13:40:42 ID:qkpXLzDy
「トスカがスカルピアを撲殺」という、新趣向の演出も見てみたいものです。
それはさておき、BPOとの新録音の少し後に(1981年か82年頃?)、
ほぼ同じキャストとオケを指揮して演奏会形式で行ったトスカのライヴも、
劇的な緊張感と高揚感に満ちた壮絶な演奏でした。登場人物の演劇的なキャ
ラクタライゼーションの徹底、オケの恐ろしく雄弁な表現力、そしてプッチー
の音楽が持つ現代性の際立たせ方。
69 :
名無しの笛の踊り:2006/06/22(木) 14:52:43 ID:+cFIjruw
>>67 だよな?って見ての通りじゃん。
66年のクルーゾ監督作品。
思わず最後まで見てしまった。
やっぱりスゴイね!
70 :
名無しの笛の踊り:2006/06/22(木) 15:01:04 ID:wq5Rfx4G
本当は黙殺って言いたかったのか・・・・?
71 :
名無しの笛の踊り:2006/06/22(木) 15:02:58 ID:wq5Rfx4G
>>67 昔から気になってたけど、このシリーズのやつなんでカラヤンだけ正装じゃないの?
72 :
一生の不覚:2006/06/22(木) 15:06:35 ID:jzHbMkIq
DVDでカラヤン管弦楽名演集を入手したいのですがやはりもう無理なのでしょうか?
当スレの先輩方から何かアドバイスでも頂ければ幸いです。
カラヤンって「ぬるぽ」が口癖だったらしいね。
75 :
54:2006/06/22(木) 15:49:42 ID:rCcAJC/j
読み直して自分も吹いてしまった。
やっぱり酒飲みながら書くもんじゃないな。
忙殺の打ち間違い。
演奏会記録の数字まで間違ってなくて良かったわ。
スマソ
ちなみに、新盤録音後の演奏会形式による演奏は、演奏会記録に
よると1982年2月22日となっていて、新盤録音からはしばらく時間が
経っている。
オペラの録音は上演と合わせて行うことが多かったから、新盤録音
段階では実演の予定はもともとなかったんじゃないかと思われる
けれど、オズボーンの伝記によると、トスカの新盤はBPO100周年の
記念録音計画の皮切りだったそうだから、その記念年にあたる1982年に
演奏会形式で実演にかけたのは、何かこだわりのようなものもあった
のかもしれないね。
76 :
名無しの笛の踊り:2006/06/22(木) 16:01:34 ID:6MpNAD/f
>75
あんな時間に酒ですか?
それにしても惜しかったね。
そんな告白しなけりゃ、久々の神誕生か、というところだったのに。
↓神候補 臨場
77 :
名無しの笛の踊り:2006/06/22(木) 16:40:31 ID:+cFIjruw
>>75 いやいや、あなたは素晴らしい。
ところでトスカの新盤、あの冒頭部分だけで「やられた!」って思う。
今もたまに聞く。
78 :
名無しの笛の踊り:2006/06/22(木) 16:44:42 ID:3bI1D+dm
プッチーw
【!!
>>54氏は】撲殺【そうでもない!!】
単純にいえば神ほどじゃないってこと。
因みに、カラヤンのオペラは、大衆的過ぎると思う。
80 :
名無しの笛の踊り:2006/06/22(木) 17:39:41 ID:zZtwjh8J
カラヤンのトスカは、トスカが飛び降りるまでもなく、冒頭の音を
聴いただけですでに泣けます
泣けるトスカ言いようがない
82 :
名無しの笛の踊り:2006/06/22(木) 22:46:51 ID:/P3vP2QJ
NHKのDVDは今日あたりもう店頭に並んでいたんでないの?
WphとのDVDはブラ1の第1楽章が全部静止画ってほんと?
84 :
名無しの笛の踊り:2006/06/22(木) 22:54:16 ID:/P3vP2QJ
マジ?!
85 :
名無しの笛の踊り:2006/06/22(木) 23:00:06 ID:ellTCP1V
>>83 未聴だが、レコ芸7月号の視聴レポートに拠ればホントみたいよ。
1999年の正月だったかにNHKで放送された時は、たしか映像があったような気がしたが・・・
経年劣化で映像が修復不能なのかね。
演奏は凄い名演だったけどね。
86 :
名無しの笛の踊り:2006/06/22(木) 23:59:55 ID:xk2hQgoW
カラヤンのトスカで凄いなーと思うのは、トスカにかぎらずオペラで、
言葉の扱いです。
たとえばBPOとのトスカの次のやり取り。
2幕でのスカルピアとのやり取りで、トスカがカヴァラドッシの隠れているところをついに口を割るところ。
ト:井戸の中。
ス:そこいいるんか?
いろんな盤で聴いたけどライモンディのスカルピアは「そこにいるのか!」は驚きをもって、ハッとして緊張感がある小声で
歌われる。
他の盤は「そこだな!!!」って大声で歌われるのが多かった。でも、カラヤンとライモンディのをきいて初めてその切羽詰った
やり取りの意味が分かりました。
ちなみにVPOのスカルピアのタッディは最高の悪役の声だと思います。
トスカ以外にも、歌モノでのこのような傾向はたくさんあります。
おまけ。ご存知の方もいらっしゃると思いますが。。。
ttp://www.geocities.jp/mitodellopera/karajan.mov 有名な歌手の有名なアリアへのカラヤンならではのリクエスト。。。そして珍しい老眼鏡!
老眼鏡は薔薇騎士のレコディングの風景でみたきりです。
87 :
名無しの笛の踊り:2006/06/23(金) 09:00:41 ID:06Vc2K9c
>>85 NHKで放送されたのは終楽章途中からで第1楽章は放送されていない。
それにしても実に素晴らしい演奏だった。
早く見たい。
88 :
名無しの笛の踊り:2006/06/23(金) 09:29:46 ID:4lW9GPwc
カラヤンはオペラの指揮はまさに「神」だと思う。
オペラだけは・・・。
でも、それだけでも凄いとは思うが。
89 :
名無しの笛の踊り:2006/06/23(金) 11:32:15 ID:2gj0NMVm
90 :
名無しの笛の踊り:2006/06/23(金) 11:58:37 ID:B0DGrgLo
91 :
宇野珍:2006/06/23(金) 12:26:50 ID:dIM0IZsF
R.シュトラウスやチャイコフスキーのように精神性が乏しく
外面的な音楽もカラヤン向きといえよう。
92 :
吉松珍:2006/06/23(金) 12:34:41 ID:P8INd+I6
交響曲の最高傑作はチャイコフスキーの悲愴だお!
確かにカラヤンは、通俗名曲の帝王。他のも良いけど。
94 :
名無しの笛の踊り:2006/06/23(金) 16:17:40 ID:jq91gCi+
カラヤンはもっとベルクを録音すべきだった…
95 :
名無しの笛の踊り:2006/06/23(金) 18:07:38 ID:m/AQElE7
>>94 ですな。
ヴォツェックやルル、ヴァイオリン協奏曲を録音してたら間違いなく決定盤になってたはず!
前者のオペラをやったらそれこそ曲にふさわしい鮮烈で精緻なドラマが構築されてたはず。。
96 :
名無しの笛の踊り:2006/06/23(金) 19:55:05 ID:UAj6tZub
新ウィーン楽派のOIBPだが
・シェーベルク「浄夜」「ペレアス」 ←これはいいとして、もう一枚の不完全なオムニバス困る。
・W「交響曲」 W「六つの楽章」 B「三つの楽章」 S「変奏曲」 68min.
・W「パッサカリア」 B「叙情組曲」 W「五つの楽章」 +シュトラウス「メタモルフォーゼン」 69min.
こうすればよかた
97 :
名無しの笛の踊り:2006/06/23(金) 22:21:25 ID:m/AQElE7
なんでR・シュトラウスが出てくんだ?
98 :
名無しの笛の踊り:2006/06/23(金) 22:38:23 ID:GljAM9QQ
トスカニーニのオペラのなかでも名盤中の名盤といわれている
M&Aから出ているLa Traviataのゲネプロ版ゲットしたぜ。
カイマンで\1,580。
99 :
名無しの笛の踊り:2006/06/23(金) 22:41:27 ID:GljAM9QQ
↑誤爆。トスカニーニだけじゃなくカラヤンもファンです。
【撲殺!】オペラだけ?【黙殺!】
101 :
名無しの笛の踊り:2006/06/23(金) 23:15:22 ID:+Wt288WV
>>101 1966年1.2月と手持ちのLDには表記されてる。
突然すみません、カラヤンのことはほとんど知らないのですが、たまたま
買ったカラヤン文庫「ドリーブ:コッペリア」というCDに収録されている
ポンキエッリの歌劇ジョコンダから、「時の踊り」の2分56秒あたりにズルヒ
というような変な声が入っているように聞こえるのですが。。どなたかご存知
の方おられますか?
>>104 よりによって、なぜに「たまたま」そのCDを買われたのか、
ちょっと興味があります。
>>105 友人からコッペリアをすすめられたのです。素晴らしい演奏で名盤だと思う
のですが。
107 :
名無しの笛の踊り:2006/06/24(土) 17:34:28 ID:NKQ/9Ln4
今日1957年の来日のDVD買ってきた。
しかしカラヤン財団の人が書いてるライナー、間違いが2箇所ある。
今晩見る予定。
108 :
名無しの笛の踊り:2006/06/24(土) 17:44:06 ID:zxJrVl7C
地元のCD屋に行ったら売り切れと言われた。
明日届くかもしれないと言われた。
>>107 ライナーの間違いの詳細と、DVD見たらレポよろ。
110 :
名無しの笛の踊り:2006/06/24(土) 18:27:32 ID:sT9Rru+G
>>カラヤン=BPO1957年日本公演
シュヴァルベ、フィンケ、ツェペリッツは既に在籍してたのか。
名古屋の特典映像では髪フサフサのボルヴィツキーも見えますな。
カラヤンの指揮は若々しい力強さはあるが、まだちょっと「よその
オケ」を振ってるような感じ。
ズルヒって表現いいね
112 :
名無しの笛の踊り:2006/06/25(日) 02:07:41 ID:BVeDgP2K
NHKのDVD悪くはないが、やっぱり年代が古すぎる。カラヤンの映像なら
もっと新しいのがあるのではないか。
今回は第1回ってことだから古い順でリリースすんじゃね?
114 :
名無しの笛の踊り:2006/06/25(日) 02:30:53 ID:qhUmCr0x
>>104 おれLPで持ってるが、ズルヒは入ってたような気がする。
クラシックは時々あるから記憶違いかもしれない
カラヤンのうなり声じゃないの?>ズルヒ
116 :
名無しの笛の踊り:2006/06/25(日) 12:45:59 ID:cgyek/Zh
何というかカラヤンはどの曲を振っても
それなりのレベルの演奏はするが、
ほとんどの場合、確実にその上を行く
他の指揮者の演奏があるような気がする。
オペラ以外ではR.シュトラウスと新ウィーン学派
の演奏以外ではこの曲ならカラヤン!というものは見当たらない。
>>116 聴くほうの好みがあるからその2人の作曲家でも別の指揮者がいいという人も
いるだろう。
世評が高いのと自分の好みを言わせてもらえば、シベリウス、ブルックナー、
マーラー、ショスタコ(10番だけだけど)もガチ。
118 :
名無しの笛の踊り:2006/06/25(日) 18:15:27 ID:hg0VtffJ
>116
カラヤンの演奏を偏差値で表した場合、たとえばカラヤンの演奏=65とする。
おそらくカラヤンが指揮したあらゆる作曲家の演奏はほぼ65前後だろう。
アバドなら、偏差値45とすると、ロッシーニのみ偏差値70、あとは40といったところか。
ベームはモツ偏差値70、他は55。
>>104 わはは、ほんとだ入ってる。
こんなのよく気付いたね。
俺が聴き直したのはオリジナルスシリーズの「舞踏への招待」という
タイトルのOIBP盤だけど、確かに「ズルヒ」と聴こえるわ。
何度も聴き直してみたけど、これは何かの物音とかじゃなくて、
明らかに誰かの喋り声だね。
しかもマイクのすぐ近くでしゃべった感じで、とてもはっきり聴こえる。
実に不思議…なんだろね、ズルヒ。
オケのプレーヤーの誰かが不意になんかしゃべっちまったのかw
121 :
名無しの笛の踊り:2006/06/25(日) 20:24:51 ID:qhUmCr0x
.i';i
/__ヽ
||烏|| /⌒彡
_ ||龍|| /⌒\ /冫、 ) はいはいわろすわろす
>>118 \ ||茶|| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄\ `./⌒ i ` /ゝ
||\`~~´ (<二:彡) \( < ( \\
||\|| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|| ̄\`つ ⌒ _)
カラヤンの新ウィーン楽派って評価が高いけど、俺に言わせると
スギの絵に和田が絵の具塗りたくりましたみたいな感じ。
原作を万人受けするようにTVドラマ化したようなもんだろ。
今ではバロックなんかがつまんない古楽器演奏より面白いと思う。
124 :
 ̄∨ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄:2006/06/25(日) 20:49:39 ID:qhUmCr0x
/ ̄ ̄ ̄ ̄\〜
彡 / \|〜
彡彡 ◎---◎|〜
彡彡 3 ヽ〜 ←(笑)
│ ∴)д(∴)〜
│ 〜 /〜
│ 〜 / _____
\____/ | | ̄ ̄\ \
/ \__| | | ̄ ̄|
/ \___ | | |__|
| \ |つ |__|__/ /
/  ̄ ̄ | ̄ ̄ ̄ ̄| 〔 ̄ ̄〕
125 :
104:2006/06/25(日) 22:57:37 ID:kqupp8cA
レス下さった方ありがとうございます。聴きなおすとズルキと言っている
ようにも、ドイツ語は良くわからないけど「Zurich」チューリッヒ?
とでも言っているのかな?
プレーヤーの声ではないような感じがするんだけど、収録場所はいつもの
教会だけど、もしかして心霊系かな?
チューリッヒwwww
127 :
名無しの笛の踊り:2006/06/26(月) 06:25:13 ID:h3fA8fgL
音友の人気ランキングでカラヤン二冠だネ。
バースタインには陰りが見えるそうだ。
昨日カラヤンのワーグナー管弦楽曲集を2枚買って初めてカラヤンの
ワーグナーを聴きました。
EMIから出ている2枚セット(バラ売りになってましたが)なんですが
演奏の凄まじさにびっくりしました。
「ワーグナーとはこういうもんだ!」みたいな、なんだか凄い説得力に
完全に圧倒されてしまいました。
BPO、火がついてるみたいでした。
オランダ人のティンパニが超凄かったです…。
>>128 EMIのワーグナーはすごいよね。俺もその後何種か買ったけど
一番聴くのはこれ。
あとカラヤンで好きなのはR.シュトラウスのメタモルフォーゼンと
オーボエ協奏曲かな。がいしゅつだろうけど。何度聴いても陶然となる。
130 :
名無しの笛の踊り:2006/06/26(月) 22:03:36 ID:6Ym9mSU4
,..-──- 、
/. : : : : : : : : : \
/.: : : : : : : : : : : : : : ヽ
,!::: : : :,-…-…-ミ: : : : :',
{:.: :: : i.'⌒' '⌒' i: : : : :} .
. {::: : : | ェェ ェェ |: : : : :}
{ :: : :| ,.、 |:: : : :;!
.ヾ: :: :i .r‐-ニ-┐ | : : :ノ
ゞイ_! ヽ 二゙ノ イゞ‐'
/::/_` ー一'´ト7ー-┐__
//::[ ̄l丁 ̄/ /:: :: :: !:::: ::` ー 、 _
/:::/::::/  ̄ ``′/:: :: :: ::!:: :: :: :: :: :::: `丶
./::::/:::/ /:: :: ::_ ∠:: :: :: :::: : :: :: /|
l::::/:::/ .l .,! .| /:: :: ::,イ∠ !:: :: :: ::: :: /:: :: |
/::/:::/ | ! .| /:: ._, -X_.入:: :: :: : :/:: :: :: ::|
!/:::/ ! .| ! メ∠匸 !l/.ヽ.イ .入_:: : ,':: :: :: ::. :|
レ':::l l l l"/:: |.ヾ" へ〉 /ハ∨:: :/:: :: :: :: :: |
サイモン・ラトル(1955 〜
132 :
名無しの笛の踊り:2006/06/26(月) 23:01:26 ID:nozB/jE+
>>103 このLDは、クチパクですか?
>>101の画像を見ると、Vcが外側に配置される変わった並びになってます、
この頃のカラヤン録音は、Vcがセンターにパンされてる録音しか聴いた事がありません。
Hrも変わった並びですね。
この配置のまま録音もされたのでしょうか?
'70年代の全集LDは恐らくクチパクっぽくて、第九なんかは映像の配置とスピーカーから聴こえる
楽器の定位が逆になってる事(映像では下手側のHrが、なぜか音声は右側から聴こえる)もありました。
133 :
名無しの笛の踊り:2006/06/26(月) 23:17:48 ID:GpWnVqPd
真性ライブ以外は、70年代80年代を問わず、あなたの言い方でクチパクです。
このスレの人には既成の事実だよ。
>クチパクです
それがカラヤンの美学。
135 :
名無しの笛の踊り:2006/06/26(月) 23:25:26 ID:GpWnVqPd
それだけが、返す返(ry
136 :
名無しの笛の踊り:2006/06/26(月) 23:43:00 ID:HdjxFrpF
>>113 いや、これで終りではないかな。これ以後のは、プロダクションを作った
カラヤンが自分のプロのものにしてしまったそうだから。
>>132 この映像(ベートーベン5番、新世界、シューマン4番)はフランスの
名監督クルーゾーを演出に招いて制作されたもので、音はモノラル。
以下LD(シューマン・リハーサル)のライナーからの引用。
カラヤンとクルーゾーによるこれらの音楽映画の撮影には膨大な
時間がかかり、最初の作品となったシューマンの交響曲第4番1曲
のために120時間もの日程が組まれたといわれ、後にカラヤンも
当時を回想して次のように語っている。
「前代未聞の時間を費やし、それだけ高くついた。というのもクルーゾーは
映画出身で、カメラのワン・ショットずつでものを考える人間だったから。
ということは私たちは繰り返し舞台を転換し、繰り返しカメラの前で演奏を
やり直さねばならなかったわけで、交響曲1曲に少なくとも36時間仕事を
し、引き続いて素材のフィルムを仕上げさせ、整理し、そうしてやっと編集
の仕事をはじめることができた」
ところでこのLD、フィルムの関係かピッチが狂ってるみたいだけど、
DVDでは修正されてるのかな。
138 :
名無しの笛の踊り:2006/06/27(火) 16:07:38 ID:jiJbbRbi
>ところでこのLD、フィルムの関係かピッチが狂ってるみたいだけど、
DVDでは修正されてるのかな。
過去のソフトではPAL方式のコマ送り数のままNTSC変換したため若干ピッチが高くなっていたそうだ。
今回紀伊国屋から出たDVDでは修正されているそうだ。ただ、「新世界より」はそれでもピッチが高く聴こえるけど。
139 :
名無しの笛の踊り:2006/06/27(火) 16:21:37 ID:N5hzxubA
その紀伊国屋ソフトはLDとの演奏時間を比較してみてどうですか?
>>128 カラヤンのワーグナー管弦楽曲集はそのEMIの2枚組以外に
80年代に入ってからBPOとスタジオ録音したDG盤と、同じく
80年代にザルツブルクでVPOと演奏したコンサートライブの
3種が、今は普通によく店頭で見かけられるが、どれもそれぞれ
素晴らしい。
80年代BPOのDG盤はあまり話題に触れる人がいない感じも
するが、選曲でマイスタージンガーから1幕の前奏曲ではなく、
3幕の前奏曲を選んでいるあたりに、カラヤンの心境を感じ取る
ことも出来る。
VPOとのザルツブルクライブは、タンホイザーもノーマンが歌った
トリスタンも素晴らしかったが、ジークフリート牧歌がとりわけ
美しく印象的。
まあでも最高を選ぶのであれば、やはり2枚組の70年代BPOとの
EMI盤。
2枚分ということで選曲数が多いことがまずなにより嬉しいポイント。
そして、絶頂期に入ったBPOとカラヤンの演奏は、各楽器が限界
まで鳴り切っていて、「圧倒的」という言葉が確かにこれほどよく
似合う演奏は他にはない。
ここまで鳴っていても演奏が混濁せず、歌としなやかさを失わない
ことも驚異的。
初めて聴くカラヤンのワーグナーとしてEMI盤を選んだのは大正解。
次はリング全曲を聴くべし。
141 :
128:2006/06/27(火) 19:35:25 ID:Y2GI6i3l
レスくださった方どうもありがとうございました。
自分はリアル厨房で、今度うちの吹奏楽部でさまよえるオランダ人
序曲をやることになり、自分はティンパニを担当することになったので
顧問の先生が教えてくれてこのCDを買いました。
「カラヤンのワーグナーのCDは何枚かあるからEMIと書いてある
ものを買え」と言われて買ったんですが、間違えなくて良かったです。
でもオランダ人のティンパニは超凄すぎて、困りました。
こんな風には叩けない…
まあ当たり前なんですが…
でも少しでもこんな感じに叩けるように毎日聴き込みながら頑張ります!
R.シュトラウスとかリング全曲というのはよく知らないんですが、
調べてみます。
142 :
名無しの笛の踊り:2006/06/27(火) 20:19:55 ID:1/+nVO61
>>142 私は、諸石氏は字面だけ見るとものすごく感激してるように見えるけど
実は形容詞のインフレで何も内容のない文章だと思うんだけど
>>142さんのご意見はいかが?
144 :
名無しの笛の踊り:2006/06/27(火) 21:13:50 ID:1/+nVO61
>>143 内容がないというのは具体的にはどういうことなんでしょうか。
「内容」の内容によります。
>>138 情報サンクスです。ずっと気になってたもので。
DVDにはLD未収録の運命リハーサルや、新世界
では「指揮の技法」なんてのも収録されているみたい
で、今度買い直してみます。
>>139 運命はLDの方は29分半となってますが、犬のサイト
見ると、本編32分とありますね。新世界はLD39分半
に対してDVDは本編41分、シューマンはLD26分に
対してDVDは本編27分となってますね。(オープニング
タイトル込みかどうか不明ですが)
>>144 「内容がある」の定義をしろと? なるほど。
スレ違いだけど質問されたので答えてみようかな。
・CDや演奏会を選ぶ際、またはその音楽を鑑賞する際に役に立つ情報
・必ずしも役に立たなくても読んで面白かったり心に残ったりする文章
だいたいこのどちらかがある文章を、私は「内容がある」と形容します。
諸石氏の文章は、「絶品」「涙が出るほど感動した」「このような演奏が
残されたことに感謝したい」云々という類の最上級の形容表現を使いすぎる。
こういう表現は、ごくまれに使ってこそ生きるってもんでしょう。
濫用するのは、常に振り切ってるメーターみたいなもんで、
何の役にも立たないし、真実味もないから面白くも無い。
「内容がない」というのを具体的に言うとこういうことです。
147 :
名無しの笛の踊り:2006/06/27(火) 23:52:22 ID:5Ufo6/sw
その通りだと思う。
類型的表現以外ないと記憶している。
それを繰り返さすルーチンワークなのだから怠慢といってもいい。
148 :
名無しの笛の踊り:2006/06/28(水) 00:17:13 ID:5mFefl2z
正確には形容詞のデフレだね
誉め言葉の価値が下がりまくり
149 :
名無しの笛の踊り:2006/06/28(水) 00:25:41 ID:2vg/h2dc
現代日本の風潮に一致するともいえる。
何でも最高
いちいち感動
あたまに超〜
ま、なんにしても楽な仕事してるってわけだ。
150 :
名無しの笛の踊り:2006/06/28(水) 00:34:46 ID:V3mgHlSD
今日友達の家で73年収録のチャイ4DVD見た。
いや、よかった。
あれすごいね。
あの頃が絶頂期なのかな?
ベルリン・フィルは聴いたことないけど
今度来たら行ってみたい。
151 :
名無しの笛の踊り:2006/06/28(水) 00:53:18 ID:5mFefl2z
>>150 1973年といったら絶頂まっただなか。
今は名前だけ同じの別団体ですよ
アバド以降のベルリンフィルはドイツの一流オケの中の一つに成り下がったからな。
オーケストラの伝統を引き継ぐ事がどれだけ困難かといういい見本だ。
ヨーロッパですら伝統ではウィーンフィル、機能ではバイエルン放送響の方が上だろう。
<世界最高の指揮者>カラヤンの下では名実ともに<世界最高のオーケストラ>だった。
今は残念ながらフルトヴェングラーやカラヤンに匹敵する巨匠は誰一人いない。
アバドやラトルではハナから世界一なんて目指してないしその資格もない。
テンシュテットが健康で長生きしてベルリンフィルを引き継いでいれば全盛期を維持出来ていたかもしれんがね。
まあ20年位して今の若手の誰かが押しも押されぬ大巨匠にでもなればベルリンフィルもかつての栄光を取り戻すかもしれんが難しいだろうな。
153 :
名無しの笛の踊り:2006/06/28(水) 14:59:09 ID:2vg/h2dc
現代において、「世界一」がどういう意味を持つかにも依る。
そもそもオケの「世界一」とは何か。
機能性、芸術性あるいはその両者の混淆をいうのか。
前者は当然、全体の水準が底上げされてきたし、
後者についてはグローバル化される反面、多様化も進み芸術性音楽性においての一元的な価値尺度は崩壊しつつある。
指揮者カラヤンとともに、21世紀は君臨する価値はノスタルジアとしてはあっても、真の価値としては求められなくなった帰結だろう。
少なくともフルトベングラーやカラヤンが、彼等足り得た時代は終わった。
伝統以外に際だったアドバンテージがないところで、ヒエラルキーの頂点に存在し続けることは、実際上手段が困難だし故に目的意識も変容してくるのだと思う。
あ、N響を擁護はしてないよ。
ありゃ論外ね。
>153
「朝飯にトムヤムクンはないだろう」までは読んだ。
155 :
名無しの笛の踊り:2006/06/28(水) 15:06:54 ID:2vg/h2dc
>154
そうですか。お気の毒に…
どうかお大事にしてください。
156 :
名無しの笛の踊り:2006/06/28(水) 15:11:00 ID:ID0VNhNB
もともとフルヴェン時代は透明な響きのオケだったし、
ドイツの地方オケみたいな感じだったけどね。
157 :
名無しの笛の踊り:2006/06/28(水) 15:27:21 ID:2vg/h2dc
>ドイツの地方オケみたいな感じだったけどね。
そうですよね。
透明ってのはわからないですが。
それをカラヤンが受けて、機能性に関してはアメリカのオケを目指して
あとはみんな知っての通りスーパーオケになった。
アバドやラトルの何が悪かったかは、個人的には確証がないですがモチベーションは変質せざるを得なかっただろうということです。
これは指揮者だけの問題を越えたところにあるような気がします。
>>152 揚げ足取りのようになって申し訳ないが、ちょっと引っかかったので
> アバド以降のベルリンフィルはドイツの一流オケの中の一つに成り下がったからな。
> オーケストラの伝統を引き継ぐ事がどれだけ困難かといういい見本だ。
カラヤン自身ベルリンフィルは自分の楽器だと言っていたように、あのサウンドは
あくまでカラヤン・サウンドとして考えるべきだと思う。今のベルリンフィルが
カラヤン時代と決定的に違うのはアンサンブルの精度が落ちたことだろう。
以前、高関だか山下どっちかが言っていたが、英雄の生涯1曲に4日も練習
時間かけていたそうな。また、練習の終了時間もカラヤンがOKを出すまでで、
すべてカラヤン次第だったと言っていた。今は指揮者の選任はもとより、拘束
時間もオケ側が仕切っているみたいだから当然と言えば当然だが。
> 機能ではバイエルン放送響の方が上だろう。
バイエルンにしても今のヤンソンスの演奏、CDを聴くとそれほど機能的
に上とは思えない、いや、まだマゼール時代の方がましだったと思うこと
もしばしばだが。
> アバドやラトルではハナから世界一なんて目指してないしその資格もない。
音楽はオリンピックやサッカーのように世界一を目指してするものではない。
また、その資格はないと言い切る自信はどこからくるのか?最近のラトル
とのドボルザークの交響詩集はよかったぞ。久々にベルリンフィルらしさ
を堪能できたが。
> テンシュテットが健康で長生きしてベルリンフィルを引き継いでいれば全盛期を維持出来ていたかもしれんがね。
テンシュテットとベルリンフィルのCD、特にタンホイザーの弦楽器の粗さは当時
ショッキングに感じたものだったが(今でも同じ感想だが)。
そういえば、カラヤンはタンホイザーのリハーサルでウィーンフィルの弦をしごいて
いた(カラヤン・イン・ザルツブルク)が、ベルリンフィルの精度の高いアンサンブル
もカラヤンに負うところが大きく、余人をもって代えることはできないと思う。
そもそも、たられば話はむなしいのでやめよう。
159 :
名無しの笛の踊り:2006/06/28(水) 15:33:11 ID:c7gOiy9i
地方オケ、というのは田舎っぽいという意味かな?
俺は別にそうは感じないな。
単に、カラヤンに比べてフルヴェンの演奏が
アクが強かっただけだと思う。
そのアクが何とも言えず魅力的なわけではあるが。
>>152 店主が引き継げば維持出来たかと言うと、俺はカラヤン以外の誰にも
無理だったと思ってるけど、それ以外はまったく同意。
BPOは創立当初から代々カリスマ監督とやってきたオケだから、結果
カリスマ監督じゃないと今までの伝統を維持出来ない。
VPOのように、オケだけで伝統を守るためのノウハウを築く必要が
なかったのだから、そんなノウハウなど持ち得ているわけもない。
カラヤンの後にアバドやラトルのような仲良し路線の指揮者を監督に
選んだのは、人間関係的には不和が起きづらい良い選択(BPOは、
カラヤンと衝突したことで、その部分には相当に過敏になっていると
思われる)だったろうが、BPOが今まで築き上げてきたものを守るという
前提で見ると、その選択は完全に失敗だったと言わざるを得ない。
BPOは若返ったと同時に「幼くなった」と自分は感じている。
カラヤンまでのBPOには演奏に「限界で勝負しようとする厳しさ」があった。
それは代々のカリスマ監督が要求する厳しさであって、オケが持って
いたものではなかったのかも知れないが、他のオケからは感じられない
厳しさと緊張感がBPOの最高の魅力だった。
残念ながら、アバド時代からラトルの今にかけて、そういった魅力をBPO
から感じることはほとんどなくなってしまった。
仲良し路線が悪いとは言わないが、結果的に俺にとってBPOは、
「このオケじゃなければ!」というオケから、「別にこのオケじゃなくてもいい」
というオケになった。
34年間カラヤンとともに歩き、圧倒的な響きとダイナミクス、表現の頂点を
極めたBPOに聴衆が期待するものを、BPOの団員たちは心に刻んで
おかなければいけなかった。
かつての栄光を取り戻すためには、団員たちが「幼さ」を克服すること、
これが何より先決で、話はそれから、というのが自分の正直な印象。
で、結局何が言いたいの?w
伝統、伝統ってゆーけど、
昔のウィーン・フィルと今のウィーンフィルを聴き比べてみると
えらく音変わっちゃったねぇ。
おんなじオケの音とは思えないですわ。
昔の音の方が好きやけど、
まぁ、メンバーが代わっちゃってるんだから仕方ないっすね。
アムステルダムは今も昔もあんまり変わらんような気がするけど、
今のベルリン、ウィーンフィルよりは好きな音ですわ。
あれ?ワシ全然関係ない話しとるか?
失礼しましたな。
コンセルトヘボウもシャイーになってからは変わったでしょ
今純粋に「機能的に」世界一のオケってどこ?
シカゴ?
いまのラトルベルリンフィルも結構すごいと思うんだけど。
164 :
名無しの笛の踊り:2006/06/28(水) 16:40:15 ID:SXMbPoa3
>>150 当方もそのLD持ってます。
これは、素晴らしいと思います。
ところが、その後に購入した同曲の66年のCDを聴いて、さらに衝撃を受けました。
明らかにこっちの方がオケが巧い!
冒頭のホルンからして凄い!!
徒者じゃない
これだけで圧倒された
極めつけは、フィナーレ
爆演が炸裂する!
ハイスピードで鮮烈、ハードでダイナミック
凄まじいパワーだ
其れまでの愛聴盤だった60年・76年盤が霞んで見える...
165 :
名無しの笛の踊り:2006/06/28(水) 16:42:37 ID:ID0VNhNB
N響。プライドは世界一。
166 :
名無しの笛の踊り:2006/06/28(水) 17:26:22 ID:/C0ZcZX1
カラヤン・ベルリンフィルの全盛期には女性団員がひとりもいなかったんだな。
読響もその頃が黄金期?
マイヤーってちょこっと入ってまたすぐ出たっけ?
169 :
168:2006/06/28(水) 19:09:34 ID:trbqeUkZ
あ、すまん勘違いしてた、EMIのやつか
カラヤンはベルリンフィルと4回も録ってるんだったね
170 :
名無しの笛の踊り:2006/06/28(水) 19:16:20 ID:pNv9tY/G
>>167 マイヤーは正確には仮採用まで。
正採用を決めるための団員投票を辞退して、自ら身を引いた。
オズボーンの伝記によると、仮採用期間中に相当ないじめにあって
いたとのこと。
カラヤンとBPOの関係が良好な頃から、BPOの中にはカラヤン反対派が
いたことは頭の隅に置いておいてもいいかも(テーリヒェンはその筆頭)。
ちょうどマイヤー事件が起きた頃は団員の交代時期に当たっていて、
若い団員たちが増えてきた頃だったそうで、反対派は裏でそういう
若い新人たちを仲間に取り込む活動をしていたらしい(それで加担した
若手筆頭がシェレンベルガー)。
ライスターも彼の本を読む限り、カラヤンに対してあまり良い書き方は
していないから、彼も反対派の一人だった可能性もある。
マイヤーはカラヤンに引っ張られてきたから、彼女をいじめていたのは
反対派のシェレンベルガーやライスター辺りだったのかもね。
嫌な話だな。
171 :
名無しの笛の踊り:2006/06/28(水) 19:23:08 ID:ID0VNhNB
テーリヒェンはフルヴェン時代からいたからなぁ。
反対派のドンみたいなもんかなw
カラヤン時代のベルリンフィルが一番だという人は世界中にゴマンといるわけだが、
アバド、ラトル時代のベルリンフィルを叩くことでカラヤン時代のベルリンフィルを
持ち上げようとするのは、現状を知らない日本のジジむさいカラヲタぐらい(w
まあそれは半分冗談としても、
>>152のバイエルン放送響の方が機能で上とはこりゃ
また大変なネタだこと。しかも世界一を目指す資格ときた。マゼールやバレンボイム
なら世界一の指揮者、資格ありとでも言いたいのかな?
カラヤン時代から変わることを求めたのはベルリンフィル自身だったのは明らかだ。
それはフルトヴェングラー亡き後のベルリンフィルも同じだった。
つまり、音楽監督の交代により自ら進化しようとするのがベルリンフィルの伝統なのだ。
(それが進化だけではなく多くの喪失をももたらしているのだが・・・)
カラヤン時代のベルリンフィルがもう二度と再現不可能な素晴らしいオーケストラで
あったことに異論はないが、カラヤン亡き後までカラヤンオーケストラであることを
ベルリンフィルに求め続けるのがカラヤンファンだとは思われたくないね。
「ジャガイモとビール」まで読んだ
カラヤンBPOは最高!
もうそれでいいじゃねぇか
176 :
名無しの笛の踊り:2006/06/28(水) 21:25:34 ID:ID0VNhNB
NHKから出たブラームスの交響曲のDVDをみたよ。
さすがベルリンフィル!むちゃくちゃ凄い音がしていた。
1番はステレオ録音で、ベルリンフィルの音が
鮮明に記録されていた。さいごの追い込みも凄かった。
みんな聞いてみてね!!
178 :
名無しの笛の踊り:2006/06/28(水) 22:05:20 ID:d+YnxS/p
>カラヤン時代から変わることを求めたのはベルリンフィル自身だったのは明らかだ
しかしカラヤン亡き後カラヤンが敷いたレールの上を我が物顔で通ってきたのはベルリンフィル。
フカーツ祭とかね。
体裁上変わろうとしたが結局カラヤンが作り上げたネームブランドにあぐらをかいただけ。
なんか物凄く説教臭いおっさんが出てきたね。
180 :
名無しの笛の踊り:2006/06/28(水) 22:20:59 ID:kbEsh6ji
「オレだけは知っている」的な価値観が固まった痛いオッサンが出現するのは
カラヤン、フルヴェンスレでは、もはや日常のワンシーンになってる
181 :
名無しの笛の踊り:2006/06/28(水) 22:32:11 ID:2vg/h2dc
そうだよな。
ここはカラヤンの演奏した曲目挙げて、ただ凄いよ、凄いよって言い合うスレだもんな。それ以外は書くことないし、聞く耳ももたないよな。
わかってるよ。
182 :
まじれす:2006/06/28(水) 22:35:57 ID:bvfjtHQ3
「カラヤンのここが素晴らしい!」 こう言うだけでいいのに
「それに比べて今の連中は・・・」 と続けるから・・・
183 :
名無しの笛の踊り:2006/06/28(水) 22:48:55 ID:2vg/h2dc
>「カラヤンのここが素晴らしい!」 こう言うだけでいいのに
何で君にそう限定されなければならない?
カラヤンのスレであることは確かだが、カラヤンに関して広く話題を求めることは自然だろ。
> 「それに比べて今の連中は・・・」 と続けるから・・・
どこをどう読めば?
今日のレスにおれを含めてそんなこと言っている人はいないがね。君のレスこそ、威圧的で決め付けが激しいね。
184 :
名無しの笛の踊り:2006/06/28(水) 23:21:23 ID:kbEsh6ji
火が点いたオサーンは止まらない
185 :
おんやあ?:2006/06/28(水) 23:21:26 ID:bvfjtHQ3
186 :
名無しの笛の踊り:2006/06/28(水) 23:23:37 ID:kbEsh6ji
そのとおり
だから余計に
腹が立ち
188 :
もう一句:2006/06/28(水) 23:29:53 ID:bvfjtHQ3
カラヤンは
もうこの世には
いないのよ
今を嘆くな
カラヤン聴こう
189 :
オサーン:2006/06/29(木) 00:05:11 ID:HupkL0Sa
カラヤンと
同時に生きた
俺たちの
言うこと聞けや
野郎ども
190 :
名無しの笛の踊り:2006/06/29(木) 00:08:54 ID:MIRe0hiD
さまざまな
意見はあれど
カラヤンの
遺し給ひし
芸の真髄
191 :
名無しの笛の踊り:2006/06/29(木) 00:15:54 ID:NlH2HrQz
192 :
名無しの笛の踊り:2006/06/29(木) 01:22:58 ID:cgpScBO+
>>191 なんか頭ががちがちのやつが出てきたな。
古楽器演奏マニアか?古楽器のベートーヴェンなんて
カラヤンの半分も音出てないよな。糞だよ
>>192 ベートーヴェンを音量だけで判断すんのかおまいはwwwww
194 :
191:2006/06/29(木) 01:52:57 ID:NlH2HrQz
>>172 >カラヤン時代から変わることを求めたのはベルリンフィル自身だったのは明らかだ。
それはフルトヴェングラー亡き後のベルリンフィルも同じだった。
つまり、音楽監督の交代により自ら進化しようとするのがベルリンフィルの伝統なのだ。
(それが進化だけではなく多くの喪失をももたらしているのだが・・・)
そう、その通り。
んで、もうおまえが答えまで出してるじゃん。
進化した部分に関しての「魅力」よりも、失った(いや、特にカラヤンから
アバドへの交代時に関しては、「積極的に捨て去った」と言ったほうが
いいかもな)ものの大きさに対しての「無念さ」が勝っている人もいる、
ということよ。
少なくとも、俺はそう。
それと、今のBPOが「ダメになった」とは思わないけど、かつての
BPOよりも、他のメジャーオケとの差が縮まったのは、間違いない。
それは他のオケが上手くなったということも理由としては大きいと
思うけど、BPOも何か気を入れ直さないと、今のままではその差は
今後さらに縮んでいくように思われる。
カラヤンとBPOが到達したサウンドは、カラヤン以外には無理よ。
「ったく今のBPOときたら、情けねーオケになっちまったな」と思っても、
カラヤンと到達したあのサウンドと「まったく同じ音」を後任に期待して、
そう感じてるわけじゃない。
ただね、かつてあれだけのサウンドに到達したオケだからね、そこは
やっぱり忘れてほしくないなと、そういう歯痒さみたいなのがあるわけよ。
>>196 「カラヤンは愚鈍の極みといえよう」まで読んだ あとは明日
198 :
名無しの笛の踊り:2006/06/29(木) 09:13:20 ID:QUBPOyba
>>196 昔オーマンディが「フィラデルフィア・サウンドなどない。
オーマンディ・サウンドなんだ」と言っていたけどベルリン・フィルも
そうだったんだよ。
今は指揮者特有の音になるのを嫌うのか、特徴がつかみにくい部分があるね。
199 :
名無しの笛の踊り:2006/06/29(木) 09:22:10 ID:pLZc/VEn
>>198 オイ、おまいのID、
ベルリン・フィルになってるぞ。
60〜70年代のVPOの音はベームの音だったの?
VPOの音は誰も変えられない
202 :
名無しの笛の踊り:2006/06/29(木) 10:57:15 ID:z/eHeWJj
そろそろ元に戻したいけどいいですかー。
もっと気楽に、只カラヤンは素晴らしい、凄いと言うだけのスレなんですけどー。
203 :
名無しの笛の踊り:2006/06/29(木) 11:05:15 ID:cgpScBO+
>>193 もちろん音量だけではないが、音量は非常に重要だ。
というのはベートーヴェン自身が音の大きさにかなり
気を使っていたからな。運命の第三楽章からフィナーレに
なだれ込むあの圧倒的なクレッシェンドは、その代表例だ。
それまでの作曲家は、あんなドラマティックな音楽は
書かなかった。
204 :
名無しの笛の踊り:2006/06/29(木) 11:29:09 ID:z/eHeWJj
凄い、凄いよ、スゲー、羽根ジャケ、ホカニスゴイノナイデスカ、〜まで読んだ
などのタームを使ってなかったり長文を書いたりするのは、オサーン認定します。
VPOも、カラヤンじゃないと出ない音を出していたと思うけど。
カラヤンがVPOを振ったときの音と他の指揮者がVPOを振ったときの音は違うと思う。
でも、カラヤンがBPOを振ったときの音とも違う。
オーマンディがVPOを振った時、フィラデルフィアサウンドは出たのだろうか?
この前、クラシカJAPANでベト8を振った映像を見たが、
ヴィオラとチェロの位置がVPOのいつもの位置と逆だったから驚いた。
楽器の位置を変えると響きもかなり変わるのかな?
208 :
名無しの笛の踊り:2006/06/29(木) 12:18:42 ID:QUBPOyba
>>205 おれが一番わかりやすいと思うのはニューイヤー・コンサート。
もろカラヤン・サウンドになってる。
嫌う人もいるだろうけど。
60年代のデッカとのVPO録音はむしろBPOとのものよりも好きだ
という香具師いる?
ブラ1とか。
1951年?にバイロイトでのニーベルングの指輪全曲が15000円でなかったっけ?
211 :
名無しの笛の踊り:2006/06/29(木) 13:34:25 ID:GaknCmgY
やはりウィーン・フィルの方がベルリン・フィルより芳醇でまろやかな響きがする。
でも完成度はどうかな? 3番はVPOの方が人気が高いし個人的にもいいと思う
けど。
にしても、カラヤンが死んで20年近くなるのにCDショップのクラシック売り場
には相も変わらずカラヤンのCDがたくさん並んでる。それに比べるとラトルや
アバドはやっぱ少ないね。自分は熱狂的カラヤンファンだけど、さすがにこういうの
はどうかと思うなあ。全然話の流れを無視してますが。
212 :
名無しの笛の踊り:2006/06/29(木) 13:45:29 ID:kUNJIwBp
天下のウィーンフィルでさえ、ベームが振るとギチギチの色気のないベームサウンドになる
「そうか?」と思う人はギスギスして冷たいブルックナーやシューベルトを聴いてみよう
213 :
名無しの笛の踊り:2006/06/29(木) 16:55:59 ID:4i+8AptV
EMIのバイロイトでのワルキューレ第3幕(52年かな)って持ってる人いる?
いたら感想くらさい
214 :
名無しの笛の踊り:2006/06/29(木) 18:25:18 ID:rSKN9wQp
>>212 表現はギチギチで色気がなくても
音色自体はウィーンフィルそのものって感じだよ。
基本的にVPOをだらしないオケだと思っている俺には
ベームくらい締めてもらうと品良く聞こえる。
カラヤンとのものも晩年より60年頃の方が好き。
>>211 アバドは、一時期病気で休養しちゃったからね。
精悍な顔つきだったのが、ちょっと気の毒な感じがする。
なにアバドだと
218 :
名無しの笛の踊り:2006/06/30(金) 01:27:04 ID:hCW0TXAQ
>精悍な顔つきだったのが、
釣り・・・・だよね?
219 :
名無しの笛の踊り:2006/06/30(金) 09:13:28 ID:BEe7BWyi
おれのアバド
顔だけの印象では、ボンクラの若旦那って感じのアバド。
221 :
名無しの笛の踊り:2006/06/30(金) 11:25:17 ID:9Zt4kzNH
ドイツの有名な言葉。
「ベームは息を引き取った翌日に死んだ」
なるほど、人気も生きてる間だけってことか
223 :
名無しの笛の踊り:2006/06/30(金) 14:08:03 ID:jLtsRjAC
224 :
名無しの笛の踊り:2006/06/30(金) 14:22:13 ID:9Zt4kzNH
>>223 カラヤンが亡くなった時のニュースでこの映像流れてね。
これじゃフルヴェンもたまらないわな。
225 :
名無しの笛の踊り:2006/06/30(金) 14:29:45 ID:hCW0TXAQ
226 :
名無しの笛の踊り:2006/06/30(金) 15:53:59 ID:3GFqrDFj
BPO57年初来日のDVD見たよ。
なんとも感無量。
カラヤンも若々しくかっこよかった。
音質はステレオ(一部モノラル)といっても時代も時代だし、正直
言ってまったく期待してなかったんだけど、思ってたよりずっと
鮮明に当時のBPOの音色を楽しめるレベルで嬉しかった。
それにしても57年なんて自分はまだ生まれてもいなくて、生で聴く
ことが不可能だった演奏が、こうして記録として残っていて、それを
DVDで楽しめるということが、なにより幸せだと思った。
これでもっと買いやすい値段だったら、ほんとに最高なんだけど…(
VPOとのほう買えるのはいつになるやら…)。
来日時の団員がリブレットに書いてる話だと、この初来日時、ベルリン
から東京まで、プロペラ機乗り継ぎながら45時間半(ほとんど
まる2日…)かけて来たとのこと。
ほんとに感謝感謝。
>>223 こりゃ、まるでアルミ・うわっ何をすrjouoan,vc32. 5aqHふじkkfo
白髪になってからもロン毛?みたい(坂本龍一みたい)に流している髪型の時もあるね
229 :
カッコイイね(^^)/:2006/06/30(金) 19:05:40 ID:3ooQB9jc
>>223 指揮がすごくダイナミックだねo(^-^)o
1940〜1941年と言えば、当時32〜33才だな。
今の俺より年下だよ(*^_^*)
凄いよね・・・(*^−^)ノ
230 :
名無しの笛の踊り:2006/06/30(金) 19:32:11 ID:jLtsRjAC
>>230 227は感動のあまり、言葉を失ったんだよw
232 :
名無しの笛の踊り:2006/07/01(土) 16:18:51 ID:bJQnFX9y
別にさ〜今のBPOは
カラヤンファンに好かれるために
演奏してんじゃないんだからさ〜
って思う俺が居る
カラヤンファンはあくまでカラヤンファンであることを自覚して
BPOファンでもあるかのような物言いは止めた方がいい
カラヤンサウンドが凄いのには異論ないけど、あれは時代の産物でしかない
ディランも「時代は変わる」と言っている
違う価値観も受け入れられるように生きた方が人生楽しいよ、と
カラヤンサウンドが失われたということじゃなく、
唯一無二の存在であったBPOがOne of themになってしまったことを嘆いているんだよ。
>>233 そうかあ?????
今のベルリンフィルと同じような演奏を出来るオケってどこだ?????
やっぱ
>>232に同意だな。
235 :
名無しの笛の踊り:2006/07/01(土) 20:50:14 ID:c+hd0WCs
N響があるではないか、諸君。
テクニックやアンサンブルの精度は明らかに落ちているだろ。
音にも個性が無くなった。
ベルリンフィルにしかできない音を持っているとは思えない。
DSOでもNDRでもあまり変わらない音。
むしろNDRのほうがアンサンブルの精度が高いんじゃないかという希ガス。
カラヤン・クルーゾーの映像見たが、
カラヤンの指揮自体は見てて美しいというものでもないね。
>>236 まあ人にはいろいろな聴き方、価値観があるものだが、
テクニック、アンサンブルの精度が明らかに落ちているって・・・?
キミはベルリンフィルも北ドイツ放送響もベルリン国立歌劇場も
生で聴いてもあまり変わらないと本気で思っているのか・・・?
カラヤンサウンドでなきゃどれも似たようなもの、下手糞なのだと
思い込んでいるのなら、まだその方が理解出来るよ。
今のベルリンフィルはドイツらしさがますます薄れてEU化が進んでいると
言うなら同意するところだがね。
>>238 どうしてそこでベルリン国立歌劇場が出てくるのか、わけわからんレスだね。
ベルリンフィルの個性が薄れてきたことには
>>236に同意。
アンサンブルの精度は、カラヤン時代は驚異的だった。
>>238は今のベルリンフィルとカラヤン時代のベルリンフィルを生で聴いてもわからないの?
>>239 >今のベルリンフィルとカラヤン時代のベルリンフィルを生で聴いてもわからないの?
どうしてこういう話に? 単なる釣り?
>>240 アンサンブルの精度が落ちているかどうかわからないのか?って聞いてるんだよ。
で、なぜベルリン国立歌劇場なの? 単なる釣り?
ほぼ少数の例外を除いてほとんど誰が指揮しても一つのスタイルで演奏すると
いうことがアンサンブルの精度というなら、カラヤン時代のベルリンフィルは
それこそ無敵のアンサンブルだった。ウィーンフィルが伝統的な演奏スタイル
を守るなどといっても、カラヤン時代のベルリンフィルの方がはるかに自分達
のスタイル、すなわちカラヤンの流儀を守っていた。カラヤン全盛時代における
ベルリンフィルは、文字通りカラヤンオーケストラの究極の形だった。
今のベルリンフィルにそのような固まったスタイルは無い。それを個性の喪失
といえばそのとおりであり、より多様なスタイルに適応出来るようになったと
いうことでもある。それがアンサンブルの精度が落ちたということになるなら、
それは「アンサンブルの精度」という言葉に対する認識の違いに過ぎない。
>>242 いや、単純に技術的な問題。
特に管楽器のアンサンブル能力が落ちていると感じる。
音程やアーティキュレーションの統一感音色の統一感など。
セクションとしてのまとまりが薄い。
すごく単純ないい方をすると、バラバラになってしまった。
「アンサンブルの精度」は求められるスタイルへの適応ではない。
音程や吹き方・弾き方をセクション内・セクション間・オケ全体で揃えられる能力のことだ。
単純に、その能力が落ちていると感じる。
多様なスタイルに適応できるならそれでよし。
その時に求められるスタイルできちんとそろえて欲しい。
「誰が指揮しても」という観点ではなく
どの演奏会を聞いてもセクション内で揃っていないんだよ。
で、なぜベルリン国立歌劇場が出てきたの? 単なる釣り?
>>243 「オレはベルリンにいるからベルリンフィルは誰よりも知ってるんだ」
と言われたら「じゃあベルリン国立歌劇場も聴いているよね」と
言い返したかったから(笑
本当は別に他意もなくたまたま挙げただけだよ。
管楽器のアンサンブル能力は80年代からすでにおかしくなっていた。
個人的には特にトランペットが年々不安定になっていったと思うね。
木管はコッホが登場しなくなった頃からもうかなり怪しかったが、
ライスターが抜けたのを期に全体のレベルは逆に復活したと思う。
個人的に今心配なのは、ヴィオラ。このセクションはクリストが円熟期を
迎えていたアバド時代が頂点で、クリスト退団で一気に弱くなった。
コントラバス軍団とティンパニーはやはりカラヤン時代が見事だった。
245 :
名無しの笛の踊り:2006/07/01(土) 23:32:00 ID:yCu1Lpda
なにアバドだと
結局カラヤンでなきゃヤダって駄々コネてただけってこったな。
アバドやラトルや今のベルリンフィルがホメられることは
カラヤンがケナされることだと疑心暗鬼になっているのかもwww
他者をオトしめることでしか自己主張できない今ドキの若者ぷー太郎を
そっくり自演してるジイサマがここにはたくさんおるようだぜ ハァ
ヲタジジイたちがここで必死にならんでも、
カラヤンは世界中のファンから今でも愛されてるんだよ。
247 :
名無しの笛の踊り:2006/07/02(日) 06:15:10 ID:57I8DKC6
>>他者をオトしめることでしか自己主張できない今ドキの若者ぷー太郎を…
この時点でおめーもジイサマ決定
248 :
名無しの笛の踊り:2006/07/02(日) 06:18:45 ID:7kDG2pUo
無限ループ
マジメなオッサンがくだらねー事書いて荒れだすと、
オッサンはいい歳こいて、意固地で譲らないから長い間荒れることになる
はよ死ねや
ベームの方がよくね?
カラヤンのシューベルトなんて糞でしょ。
いまどきベームのシューベルトがいいなんて抜かす馬鹿がいるのはジャップの爺だけだろうなあw
ドイツですら「ベーム・・・?ソレだれ?」だよw
カラヤン時代は
フルトヴェングラーを持ち上げるためにカラヤンを貶める
ラトル時代は
カラヤンを持ち上げるためにラトルを貶める
もうよそうよこんなこと
252 :
名無しの笛の踊り:2006/07/02(日) 08:18:41 ID:q5RDhc+2
>「ベームは息を引き取った翌日に死んだ」
「アバドは息を引き取る前に死んだ」
「BPOはアバドが息の根を止めた」
「ラトルは死んだBPOを墓に埋めた」
253 :
名無しの笛の踊り:2006/07/02(日) 08:18:47 ID:0F7mP/EC
>フルトヴェングラーを持ち上げるためにカラヤンを貶める
これは一部の評論家が実際にやったこと
>カラヤンを持ち上げるためにラトルを貶める
さて、誰が?
「カラヤンは息を引き取っても永遠に不滅だ」って妄想www
日本のカラヲタジジイはカラヤンを持ち上げるために
今のベルリンフィルを貶める。そういうこったな。
255 :
名無しの笛の踊り:2006/07/02(日) 10:02:48 ID:VsJBAUZt
256 :
名無しの笛の踊り:2006/07/02(日) 12:52:32 ID:q5RDhc+2
>カラヤンを持ち上げるためにラトルを貶める
比較対照としては格が違いすぎてラトルなんぞカラヤンの足元におよばねーだろが
257 :
名無しの笛の踊り:2006/07/02(日) 13:02:30 ID:0F7mP/EC
カラヤンをわざわざ持ち上げる必要なぞないわけで
258 :
名無しの笛の踊り:2006/07/02(日) 14:07:24 ID:giY1xUfx
>>256 いやいや、どちらもフルトヴェングラーには及ばないよ。
259 :
名無しの笛の踊り:2006/07/02(日) 14:15:47 ID:1KT3K8WN
フルトヴェングラーもなんであんなに人気があったのか不思議だ。
260 :
名無しの笛の踊り:2006/07/02(日) 15:43:55 ID:6ld3NdF4
録音が劣悪なのがある意味幸いした。
みんな妄想の中で名演を描いている。
歴史上の大指揮者であることは疑う余地がないが
自分としてはナマも聴いたことないし、録音も良いものが少ないし実感できない。
261 :
名無しの笛の踊り:2006/07/02(日) 15:54:02 ID:0F7mP/EC
│
│
│
│
│ _
│ /  ̄  ̄ \
│ /、 ヽ
J |・ |―-、 |
q -´ 二 ヽ |
ノ_ ー | |
\. ̄` | /
O===== |
/ |
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資料がないんじゃどうしようもないのは確か。
ニキシュがすげえとかサバタがすげえとか言われても、あんだけのものしか残ってなければ
どうしようもない。
263 :
名無しの笛の踊り:2006/07/02(日) 17:00:51 ID:giY1xUfx
ニキシュはともかくサバタはモノラルでけっこういい音質の
物が残っている。名指揮者だったことは間違いない。
264 :
名無しの笛の踊り:2006/07/02(日) 17:15:55 ID:C6YAuYF+
そうだな
サバタBPOのブラ4なんて1939年だが優秀録音だぞ
265 :
名無しの笛の踊り:2006/07/02(日) 18:32:52 ID:tZURvKT6
今のBPOを好むか好まないかは置いといて、今のBPOをもしカラヤンが
振ったとしたら、俺は意外にカラヤンは今のBPOを気に入るんじゃ
ないかと思ったりもする。
カラヤンは若い頃からトスカニーニとNBCの演奏を崇拝していたし、
セルの招きでクリーブランドを振った時も、クリーブランドを絶賛し、
ベルリンに帰ってきてからBPOを躍起になって扱いたとのこと。
NBCやクリーブランドは、カラヤンが振っていた頃のBPOよりずっと
音の立ち上がりが早く機能的で、軽く、切れ味のあるオケだった。
今のBPOもまたそういう感じ。
カラヤンの本当の好みは、そういうオケだったんじゃないかと。。。
まあでも俺はカラヤン時代のBPOが好みだけどね。
そういえば、ホルンの好みは当時のベルリン・フィルとは異なるスタイルだったけど
ベルリン・フィルがそうしたカラヤン好みの奏者を受け入れなかったとか。
267 :
名無しの笛の踊り:2006/07/02(日) 22:16:10 ID:k+D7FKz8
>>265 87年録音のハイティンク・マーラー「巨人」を聴いてもわかるように、
完全にカラヤンの皮を被っていたことがわかる。
カラヤン呪縛が溶かれたかのように、本来のヴィルトーゾ・オケとして
ノビノビ演奏している。
268 :
名無しの笛の踊り:2006/07/02(日) 22:20:28 ID:fGAagJvS
今日、クラシカJPでオーマンディ/フィラデルフィアの惑星、展覧会観たのだが、
オーマンディ/BPOなんて聴いてみたかったねぇ。
彼はベルリン・フィルを指揮したことなかったのかな?
そーいえばバーンスタインも?
269 :
名無しの笛の踊り:2006/07/02(日) 22:29:11 ID:4VKhHZ9B
↑ >そーいえばバーンスタインも?
え、なんで?79年のマーラー第9は有名ではないか。
>>269 あ、そういえばそうだった。
失礼しますた。
今年ウィーンフィルからリリースされた「ウィーンフィル・ライヴシリーズ」だけど、
第一弾のカラヤン指揮モーツァルト・ジュピター交響曲が燃えるような熱演!
ほかに聴いた人、いる?
>>271 ベームのドン・ファンがすごいよ。やはりベームは最高。
273 :
名無しの笛の踊り:2006/07/03(月) 00:04:21 ID:CcyTFV9I
はいはいすごいすごいすごーい
カラヤンもベームもチンポと一緒か…
いや俺のじゃないがね。
274 :
名無しの笛の踊り:2006/07/03(月) 00:22:01 ID:tetHyC4L
ウィーンフィルとのライブといえば、ウラニアのエロイカだな。
1944年のライブ録音。
275 :
名無しの笛の踊り:2006/07/03(月) 04:46:13 ID:7v/MpGFd
>>271 それはどうやって入手できるんでしょうか?
277 :
名無しの笛の踊り:2006/07/03(月) 14:17:31 ID:FLMxMVQ3
>>243 別に専門家・ライターを絶対視するわけじゃないけどさ
だったらどうして去年出たBPO本だと
「アンサンブルはむしろカラヤン時代より上かも」
なんてコメントが出るかね?
むしろラトル時代の今は「敢えて合わせない」感すらあるんだが・・・。
俺も大体
>>244に同意。
強いて言うならトロンボーンは80年前後に一度落ちかけたのが
90年代になってそこそこ復活したかなって印象。
278 :
名無しの笛の踊り:2006/07/03(月) 14:22:56 ID:FLMxMVQ3
>>250 何でも本家本元じゃないとダメって価値観も微妙なんだけど・・・
英語はクイーンズイングリッシュじゃなきゃダメって言ってるみたいで
>>260 蛇足だけど、最近のクラシック関係の録音はむしろ概ねダメだと思うんだ
そもそも音に透明性が無くてくぐもってるし、綺麗な音でもないし
優秀なエンジニアの減少と予算の削減の関係でこうなっちゃったのかなぁ
マスメディアに踊らされてるヴァカ発見。
280 :
名無しの笛の踊り:2006/07/03(月) 16:37:59 ID:+Bk10sAh
メジャーレーベルに限っては、最近はどこも本当におかしな音だね
デジタル機材のHIFI性能は高まってるのにもこもこした音。
PHILIPSもRCAも本当におかしい・・・ポップスのエンジニアがやってるんだろうか?
281 :
名無しの笛の踊り:2006/07/03(月) 16:43:36 ID:W//4rFuT
ヴァント&ベルリン・フィルのブルなんか
音のヌケがイマイチだね。
282 :
名無しの笛の踊り:2006/07/03(月) 17:27:27 ID:CcyTFV9I
君達の使用機器がポップス仕様なのだと思われ
因みに俺はヌキは然るべきところで行う。
283 :
名無しの笛の踊り:2006/07/03(月) 19:33:11 ID:fskHOXQo
カラヤンの偉大さを改めて認識したのは、1986年のBPO来日の時だった。
カラヤンが病気のため、小澤がピンチヒッターで振ったが響きが全然違った。
そしてカラヤンが指揮台に立った時はBPOが小さく感じたが、小澤だとBPOが
ものすごく大きなオケに感じた。
これはカラヤンの放つオーラみたいなものの影響だろう。
因みにカラヤン/BPOは、1966、1970、1973、1980、1984に聴いた。
かつてのBPOには、名手と言われる粒ぞろいの奏者が沢山いたし、響きも言葉
では表現出来ないほど個性的で素晴らしかった。
284 :
名無しの笛の踊り:2006/07/03(月) 19:52:24 ID:W//4rFuT
>>283 僕も86年の小澤&BPO行きました。
リハでは小澤の言うとおりやっていたが
本番ではもろカラヤンの音楽になっていた、と
ある楽員が話してましたね。
286 :
宇野珍poco:2006/07/04(火) 08:17:03 ID:vAgrtDZf
小澤と比べればたいていの指揮者は偉大に思えるといえよう。
ぼくが代役に立っていれば、クナのような巨大さでベルリンフィルを圧倒し、
カラヤンの存在のちっぽけさをアピールできたはずだ。
(ノ ̄ 3 ̄)ノ ツマラネ・・・・・
288 :
名無しの笛の踊り:2006/07/04(火) 09:58:10 ID:PN113Q0A
帝王と呼ばれ始めた頃、60年代の話しだと思うが、
カラヤンがBPOとVPOのどちらがいいか、という主旨の質問に答えて
「ひとつのオーケストラは、こうしようといえばそうするが、もうひとつのオーケストラは、何故そうするのか、と聞いてくる」
どっちがどっちで、だからどう思ったのか
いまだにわからない。
みなさん、どうですか?
>>286 その小澤にすら劣るアバド(ロッシーニはのぞく)やメータやハイチンコでも一流指揮者といわれる時代だw
チンドン屋並みの音楽性のショルティでも今いたら神扱いだわな。
アーノンクールみたいな昔ならVPOからは鼻もひっかけられなかっただろうチンカスでも今や巨匠扱いだからなw
290 :
名無しの笛の踊り:2006/07/04(火) 11:24:25 ID:y6zSbsEM
>>288 「右足を10センチ前に出すように」ともし指示したら
ベルリン・フィルは素直に従うが、ウィーン・フィルだったら
「マーラーの時代以来我々はこのスタイルだから」と拒否するだろう・・・。
というエピソードでしょ?
>>289 晩年のヴァントも。
291 :
名無しの笛の踊り:2006/07/04(火) 12:57:31 ID:Xw21JmL5
>>284 カラヤン死後4年目の93年にプレートルが指揮したヴァルトビューネでも
オケはプレートルの指揮にあまり従ってなかったし、音はカラヤンサウンドだったね
そのサウンドを変えることのできたクラウディオ・アバドはやはり指揮者としての
格がそこらの雑魚とは違うと言うことだな。
カラヤンとベルリン・ウィーン以外の組み合わせこそカラヤンの真の実力がかいま見える気もする
カラヤン/シカゴとかカラヤン/フィラデルフィアとかカラヤン/アンサンブルサクラとかの録音は残ってないのかねえ。
>>293 SKDとの録音はいくつかあるが、まあやはりそれでもカラヤンサウンドは出ているよ。
オルフの初演曲を録音したCDも最近再発売されたが、やはりルーティンでない曲でも
それなりの雰囲気は作ってしまう点で、単に馴れ合い関係に依存して仕事してただけの
ジジイではないことがわかる。
フィルハーモニアとか、パリ管とも録音がある。
>>288 おそらく前者BPO後者VPOだろうが、どちらが良いかという質問への
はぐらかしだろう。
仕事がしやすいオケというならBPOだったろうが、オケの良さは
それだけで見られるわけでもない。
気持ちの中では、どちらも同じく特別なものだったと思うぞ。
297 :
名無しの笛の踊り:2006/07/04(火) 21:44:23 ID:Gv4jWP4O
「ベルリンフィルそ指揮するときは音楽のことだけを考えていればよいが
ウィーンフィルを指揮するときはそうはいかない」
ウィーンフィルの伝統を重んじる姿勢に対してのカラヤンのコメント。
298 :
名無しの笛の踊り:2006/07/05(水) 19:44:40 ID:GIHuRKKO
>>293 最近裏青でニューヨーク・フィルとの録音が出た
299 :
名無しの笛の踊り:2006/07/05(水) 21:15:25 ID:t9XJSzaE
>>298 ジュピター、英雄の生涯、第九あたり?
METに客演したときのワルキューレも聞きたいな。
300 :
名無しの笛の踊り:2006/07/06(木) 02:48:04 ID:44N+i9nl
カラヤンって、何でショタスコヴィチを録音しなかったのか。
10番だけしかも2回。嫌いだったのか?
マーラーもあまり好きそうじゃないな。
R.シュトラウス、ブルックナーは好きなんだろ?
ヾ(o゚ω゚o)ノ゙ ポカ〜ん。。。。。
>>300 カラヤンの頃のショスタコは有名指揮者が振らないからって不思議がるほどの作曲家じゃなかった。
カラヤンはマーラーですら70年代になってやっと取り上げた位で本来レパートリーは保守的。
そもそもショスタコってそれほど大した作曲家じゃないよ。
少なくともプロコフィエフみたいな本物の天才作曲家じゃない一流半の作曲家だな。
交響曲でも6、8、10番みたいな傑作と凡作との差が激しすぎる。
10年位して飽きられたらスクリャービンみたいにガクッと人気凋落すると思うね。
304 :
名無しの笛の踊り:2006/07/06(木) 15:20:56 ID:M5sVRbnr
マーラーは「巨人」と「復活」の録音予定はあった。
305 :
名無しの笛の踊り:2006/07/06(木) 15:29:55 ID:QVDwPx6a
>>304 予定があったのが80年代末
しかし、カラヤン自身は82年以降、一度もマーラーを振ってない
だから、生きていてもキャンセルしてたと思われ
306 :
名無しの笛の踊り:2006/07/06(木) 15:32:34 ID:QVDwPx6a
>>300 ショスタコの5番は録音しないんですか?
と聞かれて
「5番にはソ連の指揮者の名演が沢山あるから、私が振る必要はないと思う」
とか答えたらしい
>>302 馬鹿乙
>>306 5番についてのそのコメントも実はただカラヤン自信が興味なかっただけって感じだなw
>>307 「興味」の文字が無い方がいいような気がした。
自信じゃないや、自身だったw
マーラー録音、なんでこんなにも後回しにしたの?
>>310 昔、インタビューか何かで、「あなたは何故マーラーを長い間
振らなかったのか」という質問に対して、「マーラーに必要な音の
パレットが自分の中に無かったから、それを獲得するために長い
時間がかかった」と話をしていた記憶がある。
カラヤンが初めて取り上げたマーラー作品は「大地の歌」だったかと
思うが、次に取り上げた5番は完全にレパートリーにするのに、
確か2年かかったと言っていたような…。
全部とは言わないから、もう何曲かでも聴きたかったね。
残念ながら間に合わなかったけど…。
カラヤンが残したマーラーの録音は、6番だけは「惜しい!」という感が
あるけど、以外はどれも素晴らしい。
特に5番と9番は演奏の個性に強い説得力があって、とても気に入ってる。
>>310 「マーラーの、どの作品が私に相応しいのだろうか・・・」
〜カラヤンの言葉〜
「ベルリンフィル・栄光の軌跡」 W・シュトレーゼマン著(音楽之友社)
「マーラーとヒットラー」 桜井健二著(二見書房)
このへん読んでごらん。
やっぱりマーラーがユダヤ人だったことと深い関わりが・・・
314 :
名無しの笛の踊り:2006/07/06(木) 20:00:09 ID:M5sVRbnr
>>313 それ、昔から何度も言われてるが、メンデルスゾーンなんかも
結構録音してるし、どうなのかな?
そこまで考えるものなのか?
「革命」はムラヴィンスキーがあるから自分がやる必要もない、って
言ってなかったっけ?
315 :
名無しの笛の踊り:2006/07/06(木) 20:04:19 ID:r9tEHik1
まぁカラヤンは曲の内部に切り込んで行くタイプじゃないから、
マーラーやショスタコービチには向いてないよ。
>>311 「マーラーに必要な音のパレットが自分の中に無かったから、
それを獲得するために長い時間がかかった」
何だかかわいい表現w
ショスタコーヴィッチって東西冷戦で随分と割を食っていたりして
カラヤン存命中は、音楽的よりも政治的に微妙な人だったから、
今、カラヤンがいたら、また違った取り組みをしていたんかな
318 :
名無しの笛の踊り:2006/07/06(木) 22:28:12 ID:QDj4UyGV
>>300 1966年来日時に「音楽の友」(だったか)のインタビュー記事の中で、「新しい
ものの中では、ショスタコーヴィチとバルトークに興味がある」と答えていた。
それで第5他を次々と録音するのかと思ったら第10だけだった。67年のベルリン
芸術週間で振ったのも第10で、翌年1月にNHK-FMでも放送(ステレオ)されたが、
最初のレコード録音より凄まじい演奏だった。バルトークも、弦チェレとオケコン
だけだったかな?
バルトークはライブでP協奏曲があるね(アンダ)。
320 :
名無しの笛の踊り:2006/07/06(木) 22:43:42 ID:+0Tj1Iek
タコ5は>314の言うとおり、ムラビンが完璧な演奏残しているから
指揮する気がない、と語っていた。
あれだけ有名な曲だから当然DGやEMIから録音の要請はあっただろう。
カラヤン自身はタコ8がお気に入りだったらしい。
321 :
名無しの笛の踊り:2006/07/06(木) 22:47:13 ID:uQZLkVqR
ショタスコ10番の旧盤って出てる?
新盤はオリジナルズになってるけど。
>>318 バルトークはピアノ協奏曲3番もやってるね。
ゲザ・アンダとのCDの他、80年代前半にも
演奏してた(デュシャーブルだったかな)。
>>318 なんか1966年ころって時期、
その後にプラハの春があってワルシャワ軍が侵攻して
他の曲の録音時期を失してしまったのかな?
324 :
名無しの笛の踊り:2006/07/06(木) 23:03:36 ID:EyD+KxkU
ショスタコの10番はモスクワライブが壮絶
スタジオ録音とは熱さとオケのノリがまるで違う
325 :
名無しの笛の踊り:2006/07/06(木) 23:20:20 ID:M5sVRbnr
326 :
名無しの笛の踊り:2006/07/07(金) 01:16:00 ID:UWAfbOzw
>>314 メンデルスゾーンも録音しただけ。
コンサートはスコットランドだけだっけ?
>>323 ワルシャワ軍てポーランド軍ですかね(嗤
ワルシャワ条約機構って知らないのか
ワイセンベルクとの、ベートーヴェン・ピアノ協奏曲全曲(3枚)買った。
みんなが言うほど、悪くない。
どの程度本心かはわからないが、シュトレーゼマンの本によると、
カラヤンは「もし自分に作曲する才能があったとしたら、
ショスタコーヴィチのような曲を作曲していたと思う」と語ったことが
あったそうだ。
実際は10番しか演奏しなかったが、それでも10番を初めて取り
上げたのは、BPOとソビエトへ演奏旅行に行き、作曲者本人の前で
演奏した時より何年も前のことだったから、ソビエトへ演奏旅行に
行くことをきっかけにして10番をレパートリーにしたわけでは
なかったことは間違いないと思う。
内的欲求から取り上げた作品だったろう。
マーラーに関しては、むしろ外的要因からレパートリーに入れて
いった感もある。
ただ、大地の歌だけは、作品を知った時にかなり興奮して、その
素晴らしさを語ったそうだから、強い共感を感じていたことは
間違いないと思う。
晩年の9番への執着も、やはり同様に強い共感があったろう。
>>328 今や、NATOにポーランドも組み込まれてしまったからなあ・・・
ショスタコーヴィッチは今でこそ冷静に評価できるけど、
昔は、取り上げ難いというか、なんか微妙な感じだったんだろうね
カラヤンなら、7・8・9辺りどうならすか興味がある
332 :
名無しの笛の踊り:2006/07/07(金) 22:21:01 ID:Ab4sHAE9
ワイセンベルクはラフマニノフだけ。
>>330 バイオリニストのオイストラフの勧めでショスタコーヴィチの10番をレパートリーにしたそうですよ。
ソースは「カラヤン調書」だった思う。
>>331 スレとは全然関係無いが、
いわゆる冷戦期ってか、ソ連がちょうどブレジネフからアンドロポフあたり
の時代にショスタコ聴き始めたものとしては、聴く方としても、曲を聴く時は
色んな意味でちょっと微妙な感じだった。
あの時感じた感覚は今となってはうまく言葉では言い表せられないなぁ。
335 :
名無しの笛の踊り:2006/07/08(土) 07:48:54 ID:zueumIXZ BE:747072588-
337 :
名無しの笛の踊り:2006/07/08(土) 09:00:30 ID:wi5CD4s8
>「マーラーとヒットラー」 桜井健二著(二見書房)
著者はカラヤンに対して感情的過ぎ。間違ったこと書いていたし。
確かカラヤンがマラ10のアダージョを演奏したと書いてあったはず。
偏向しているといえようw
ワイセンベルクをソロに迎えたベトのピアコンってソロの音量がミキシングかなんで操作されてて音小さくね?
カラヤンのコンチェルト演奏はオケが単なる伴奏に徹するわけではなく強く存在を主張してくるから
しょうがないとはいえ、あれはわざと録音上の操作でソロの存在感をなくそうとしてるような気が。。
失礼w
○ミキシングかなんかで
>>338 EMIの録音だしね(チャイコもひどい)。DGだったら少しはまともに
録れてかも…。
カラヤンがコンチェルトやるとどれもソリスト付交響曲みたいな感じに
なるね。ムターやツィメルマンといった若手を起用したのも自分の思い
通りにコントロールしたかったからじゃないかな。ロストロがR・シュトラウス
のドン・キホーテや、リヒテル、オイストラフとのトリプル・コンチェルトでの
カラヤンのワンマンなやり方を批判してたね。
ムターといえば、88年のチャイコンではカラヤンの配下から逸脱はしてないものの、
ムターがのびのびと自由に振舞いたいのに出来なくてとても窮屈そうな演奏になってるのがなんともはや。。
342 :
名無しの笛の踊り:2006/07/08(土) 12:10:33 ID:2hvE0GZX
ワイセンベルクといえば、昔ヨーロッパに行った時
たまたまテレビでワイセンベルクをソリストに迎えたモーツァルトのコンチェルトをやっていた。
第2楽章になりワイセンベルクが席を移動、
どうしたのかな?と思っていたらカラヤンがピアノ席に座り弾き始めた。
実に素晴らしかった。
あれは商品化されたことあるのか?
また見たい。
>>342 なんじゃそりゃ!!
カラヤンが第2楽章弾いたの?
344 :
名無しの笛の踊り:2006/07/08(土) 12:52:14 ID:2hvE0GZX
>>343 うん。
その前後にメニューインとのヴァイオリン・コンチェルトとかやってた。
>>342 そんな映像記録があるとは知らなかった。
まあでもカラヤンはもともと神童ピアニストとして出た人だし、
パウムガルトナーに会わなかったら、そのままピアニストになって
いたかも知れない人だから、腕前は相当なものだったのかもね。
指揮者になってからも、バッハのブランデンブルクなんかを取り上げた
時は、チェンバロ弾いたりしてるし。
ちなみに俺は今、最後の録音のブル7聴いてます。
これはOIBP盤聴いて、がらっと印象が変わったもの。
最初に出たものを聴いた時は、正直なところ、あまりのバランスの
悪さ(特にTp.)に「こんなに雑なバランスの演奏がラストレコーディング
なのか…」と、がっかりしたものだったけれど、このリマスタリングは
個人的には大成功だったと思う。
実際に会場で鳴っていた音は、リマスタリング前と後のどちらが
近いのか、それはわからないけれど…。
346 :
名無しの笛の踊り:2006/07/08(土) 17:02:05 ID:a25OF8y1
それパリテレビの香具師だろ。
>>343 テレモンの映像でもチェンバロ弾いてたやつあったし・・
結構ノリノリでおもしろいw
348 :
名無しの笛の踊り:2006/07/08(土) 21:11:25 ID:BmuplNeP
カラヤンははじめピアノの神童として名を知らしめた
349 :
名無しの笛の踊り:2006/07/08(土) 22:02:41 ID:RpvLJaHj
>>345 前スレか前々スレだったかで誰かが一度書いて、そのまま流れて
しまったかと思うんだが、最後のブル7の通常盤とOIBP盤は、
実は途中がテイク違いなんじゃないか、という話があるんだけど、
誰か詳しい人いる?
ちなみに、両盤の楽章ごとの演奏時間は↓
通常盤:1楽章〔19:47〕、2楽章〔23:12〕、3楽章〔10:10〕、4楽章〔12:42〕
OIBP盤:1楽章〔19:40〕、2楽章〔23:15〕、3楽章〔10:11〕、4楽章〔13:00〕
(通常盤はディスコグラフィ付きの限定国内初期盤、OIBP盤はカラヤン・
ゴールドの輸入盤)
通常盤とリマスター盤、もしくは輸入盤と国内盤なんかでも、演奏の
始まる前と終わった後の無音部分をどの程度取ったかによって、
楽章のタイムクレジットがずれるというのは、わりかしよくあることだけど、
数秒の違いならまだしも、さすがに4楽章の20秒という違いは、テイク
違いで演奏時間自体が変わった可能性も感じさせる。
もし詳しい人いたら、よろしくm(__)m。
>>349 それはジャケット記載ではなくてCDプレーヤーで表示される時間?
351 :
名無しの笛の踊り:2006/07/09(日) 01:09:59 ID:Fdt7jooO
もうすぐ命日だが皆何聞くの?
やっぱりカラヤン没後10年に演奏されたアッバードの素晴らしいモツレクだな。
,rn \从从从从从从从从从从/
r「l l h. ≫
| 、. !j / / ≫ みんな〜
ゝ .f / _ ≫
| | ,r'⌒ ⌒ヽ、. ≫ お待たせ〜〜っ♪
,」 L_ f ,,r' ̄ ̄ヾ. ヽ. / ./ ≫ テポドンいくぞ〜〜〜〜〜〜〜〜〜
ヾー‐' | ゞ‐=H:=‐fー)r、) ./ /WWWWWWWWWW\
| じ、 ゙iー'・・ー' i.トソ
\ \. l、 r==i ,; |'
\ ノリ^ー->==__,..-‐ヘ__. / /| /
\ ノ ハヽ |_/oヽ__/ /\ / |_ ゴゴゴゴ…
\ / / / \./ / ヽ___
\' |o O ,| \ ../ / /
y' | |\/ | ./ /
| |o |/| _ | ./__/
| | | 「 \:"::/
ヾニコ[□]ニニニ | ⌒ リ川::/
/ \ / \ ...::::/
/ ゞ___ \/ /
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/ ゝ / .::\ / |
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| / ...::::::::::/ | | /
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/ ...::::::::/ | |
/ .....::::::/ |___| /
/''' .... ...:::::::::/ ( \__
/ ...:::::::::/ ゙-'`ー---'
354 :
349:2006/07/09(日) 01:48:14 ID:kSWwjI8v
>>350 いや、上に書いたのはジャケットに記載されているタイムクレジット。
ジャケット記載のタイムクレジットにも時々誤りがあったりするから、
書いたついでに、音が鳴り始めてから楽章が終了し、音が減衰して
消えるまでの、「実際に音が鳴っている時間」を調べてみた。
結果は恐ろしいことになった↓
通常盤:1楽章〔19:44〕、2楽章〔23:09〕、3楽章〔10:06〕、4楽章〔12:38〕
OIBP盤:1楽章〔19:32〕、2楽章〔23:09〕、3楽章〔10:04〕、4楽章〔12:57〕
1楽章と4楽章は、確実に使用テイクが違う箇所がない限り、上記の
演奏時間のずれは、まったく説明がつかない…。
355 :
名無しの笛の踊り:2006/07/09(日) 05:00:25 ID:+3dJiXjL
協奏曲はライブの方がピアノとオケのバランスが良い。
>>353 キューブリックの「博士の異常な愛情」のラストを思い出した。
>>354 >通常盤とOIBP盤の演奏時間の違い
OIBP盤って何のコトか分からないけど、この違いはやはり
>使用テイクが違う
という事じゃないかな?
だってそれ、ウィーン楽友協会でのLIVE録音でしょ?
ウィーンフィルの楽友協会でのLIVEは1回だけというのはあまり無く、
ほとんど全く同一プログラムでLIVEを2〜3回行うんだし。
もうややこしいから89/4/23演奏会の真性一発録りの放送音源を出してくれよ。
361 :
349:2006/07/09(日) 14:13:35 ID:kSWwjI8v
>>357 >>349に書いたけど、OIBP盤というのはカラヤン・ゴールド盤のこと。
>>358があげてくれたのは
>>359が書いてくれたように、どちらもOIBP盤で
おそらく同一のマスター音源で作られているものだと思う。
通常盤と書いた、リマスター前のものは、どうやら廃盤になって
しまっているみたいだから、今ではリマスター盤が通常盤扱いと
いうことになるのかな。
リマスター段階で別テイクと差し替えるというのは、ちょくちょくある
らしい、という話は聞くけど、この最後のブル7もそういうことだった
んだろうね。
知らなかったから、調べてみてちょっと驚いてる…。
>>360 真性一発録り、俺もそれが一番だと思う。
362 :
名無しの笛の踊り:2006/07/09(日) 18:49:08 ID:crhPaTa4
364 :
名無しの笛の踊り:2006/07/09(日) 18:59:27 ID:jq+Lv74j
365 :
名無しの笛の踊り:2006/07/09(日) 19:26:29 ID:DoIlJzVO
カラヤンの残した最高のディスクはどれだとお考えでしょうか?
さっぱりサロメになるか
367 :
名無しの笛の踊り:2006/07/09(日) 20:19:18 ID:DoIlJzVO
バラの騎士もあるが、やはりドイツグラモフォンの「オペラ間奏曲集」に尽きるかと思います。
368 :
名無しの笛の踊り:2006/07/09(日) 20:28:31 ID:jq+Lv74j
そのディスクが演奏史上の里程標となっており
現在もなお超えられていないもの、という基準で選ぶならば
上に出ている物のほかに
・新ウィーン楽派のセット
・ブルックナー全集(特に459)
・オネゲル23
>>357 正直それ嫌い。
カラヤンの嫌なところが強調されてるような気がする。
逆に好きな人はとてつもなく好きなんだろうなということは理解出来る。
371 :
名無しの笛の踊り:2006/07/09(日) 23:03:10 ID:c8ZP2ewl
>>368 ブル4は全集のやつよりEMIのほうがいい希ガス
373 :
名無しの笛の踊り:2006/07/10(月) 00:15:36 ID:nuUMOXjh
>>
禿同。
あれは他の誰にも真似できない。
374 :
名無しの笛の踊り:2006/07/10(月) 01:00:48 ID:XUl1HvvH
>>354 両方のCDを同時に再生して、違いを見つけテレポートしてくれよ。
さぞや楽しい論文が書けるかと。
なんで通常盤とリマスタ盤と使用テイクが違っちゃうんだかなぁ
1.最初の奴は急いで出したので没テイクを間違えて使ってしまった
2.最初の奴はカラヤンの指示通りのテイクを使ったが、後でどう考えてもそれよりいいテイクがあったので
プロデューサーが気を利かせて差し替えた。
どっちだろうね
素直に考えれば2かなと思うけど、それとは別に、カラヤンは生前
グロッツがテイク編集したこの録音をチェックしていたんだろうか、
となんとなく思ったりもする。
この録音、思うところが2点あって、一つは、なぜエグゼクティブ
プロデューサーがブレーストではなく、ガーベンなのか、という点と、
もう一つは、なぜテレモンディアルが映像を同時収録していないのか、
という点。
細かいことではあるんだけど、ブレーストがカラヤンの録音をプロデュース
するようになってからは、カラヤンのDGの録音はおそらく100%
ブレースト、グロッツ、ヘルマンスのチームだったかと思う。
カラヤンはこの録音チームにこだわりを持っていただけに、最後の
録音だけブレーストではなくガーベンが担当していることが引っ掛かる(
ブレーストは確か、カラヤン死後SONYに引き抜かれてDGを辞めたから、
もしかするとそのせいなのかも知れないけど)。
テレモンディアルが映像を録っていないのも、晩年のものは大半が
録音と映像収録を同時にしていることと、カラヤンとVPOによるブル7の
演奏価値を考えると、むしろなぜ映像収録しなかったのか、不思議に
すら思える。
そんなことをいろいろ考えていたら、もしかしたらこのブル7は、
もともと単なる記録としてDGのスタッフを使って録っていたもので、
製品化する予定はなかったんじゃないか、と思ったりもしてた。
378 :
名無しの笛の踊り:2006/07/10(月) 19:13:02 ID:yCvdzuVH
>>377 なるほど、読み深いですね。
>ブレーストは確か、カラヤン死後SONYに引き抜かれてDGを辞めたから
ブレーストがSONYに引き抜かれたのは1989年春で、カラヤンはまだ在世中でした。
「仮面舞踏会」が彼の最後の録音でしょう。
ブレーストの引き抜きは当時は結構クラシック界の大事件で、レコ芸の89年4月号でもかなり詳細な記事がありました。
カラヤンの録音プランは、89年は開店休業状態になっていました。
カラヤンもDGとの契約を更新する意志はすでになく、同年秋にはSONYへの移籍が予定されていたらしいです。
ウィーンpoとのベートーヴェン:フィデリオが移籍第1弾の録音になるというプランまで決定していたと言われています。
90年にはウィーン国立歌劇場に復帰して(最初はコンサートで)、モーツァルトとリヒャルト・シュトラウスの作品を演奏し、SONYがライヴ録音することになっていたらしいです。
以上、ソースは89年当時のレコ芸、音楽の友、FM-fanなどの音楽誌。
379 :
名無しの笛の踊り :2006/07/10(月) 23:07:26 ID:kLRIKH89
この時期 DG から SONY に移籍したのって大物多いね。しかも超がつく!カラヤン
にホロヴィッツに、C.クライバー。しかし最初の二人はすぐ亡くなってしまうし、
クライバーは結局ニューイヤーを2枚出したのみ。なんかあるのだろうか・・・・。
法則を先取りしていたのでは?
>>378 5月のウィーンオペラハウスのコンサートはモーツアルトと大地の歌
ってfmfanに書いてあった気がする。
sonyの第一弾はフィデリオ、続いてロ短調ミサ、その辺まで覚えている。
あと、レコ芸のカラヤンディスコグラフィの最後に、演奏会の予定とか
かいてあった。
ザルツブルクでフィルハーモニアと共演するとか、その際にPO側は
シノーポリも連れて行きましょう!といっった。
その年の夏はフィルハーモニアとシノーポリのオールRシュトラウスプログラムだった。
あーあ。 オレはなに追憶してんだか。。。
もうすぐ命日だね。
382 :
名無しの笛の踊り:2006/07/11(火) 09:18:02 ID:S70rdp49
>>379 ジュリーニもそうだった。
それに比べ今は・・・。
383 :
名無しの笛の踊り:2006/07/11(火) 14:53:26 ID:OBaqUFKJ
昨日、中古CDショップでカラヤンのばらの騎士旧盤のモノラルエディションと
書かれたものを見かけたので、こんなものがあったのか、と思い
購入してきました。
聴いてみたところ、確かにモノラル録音でした。
この音源の素性を知らなかったので、ネットで検索してみたのですが、
詳しい情報を見つけることが出来ませんでした。
このディスクについて詳しい方いましたら、この音源はいったい
どういうものなのか、教えて頂けないでしょうか。
ちなみに音質はモノラルでもかなり鮮明で、私が今まで聴いてきた
ステレオのものよりも、むしろ音に厚みとふくよかさを感じます。
最近のartリマスター盤は聴いたことがないので、それと比べてどうかは
わからないのですが…。
384 :
凄い!カッコイイね!:2006/07/11(火) 20:48:54 ID:hPvj40Ml
>>362 気合入りまくりジャンか、1957年のカラヤン&BPOヽ(・∀・)ノ
385 :
名無しの笛の踊り:2006/07/12(水) 00:24:02 ID:ZdyeqaUb BE:420229049-
>>383 確かこれステレオとモノラルは別テイクだったような・・・
録音は1956年の末頃
(フィルハーモニアとのステレオ録音は1955年から始まってるが
一部はモノ音源のみしか残ってないのもあり)
>>383 シュワルツコップが調整卓の前に座って、バランスとかを監修したモノだよ。
CDの発売当時は少し話題になったよ。
387 :
名無しの笛の踊り:2006/07/12(水) 00:52:53 ID:KmmnvWAm
両方聞いたけど、やっぱりステレオ盤を好む。
モノ盤も良い音だけど。
>>383 君はその運の良さに感謝したほうがいい。
『ばらの騎士』旧盤のモノラル盤は現在は廃盤で、中古市場にも
なかなか出てくることがなく、おまけに海外ではステレオ盤よりも
ずっと高値で取引されている始末。
その理由は一つ、ステレオ盤よりも音質が良い、ということ。
響きの広がりはあっても、音がスカスカしていて前に出てこない
ステレオ盤に対して、モノラル盤は音の密度が濃く、歌とオケの
生々しさと力強さ、ニュアンスを伝える音の情報量は、ステレオ盤
とは比較にならない。
art盤もモノラル盤の音の充実には迫れていない。
モノラル録音というだけで鼻から敬遠するリスナーもいるから、
おそらく当初見込んだほど売れずにさっさと廃盤にしてしまった
のだろうが、これからのリスナーのことを思うと残念なことに
なっている。
389 :
383:2006/07/12(水) 15:16:51 ID:cOvvuPTy
皆さん、ありがとうございます。
ステレオ盤とモノラル盤はテイクが違う可能性もあるということ
なんですね。
落ち着いてじっくり聴けてはいないので、テイクの違いはよく
わかりませんが、週末にじっくり聴いてみたいと思います。
モノラル盤が廃盤になっていることは、店頭で見ないことから予想は
していましたが、それほどのものとは知りませんでした。
音質はartリマスター盤よりもモノラル盤のほうが良いとのことですが、
私自身artリマスター盤は聴いたことがないので、いずれ購入して、
自分の耳でも比較してみます。
ばらの騎士の話とは別に、ステレオ録音とモノラル録音、単純に好みを
言えば、私もステレオ録音が好みなので、ばらの騎士artリマスター盤が
例えばモノラル盤より音質が落ちるとしても、私が持っているリマスター
前のステレオ盤(これは確かに音がスカスカしていると、私も感じて
います)よりずっと改善されているとしたら、好みの点からart
リマスター盤を好んで聴くかも知れないとも思っています。
390 :
名無しの笛の踊り:2006/07/12(水) 17:43:04 ID:a79vrVrj
オレもモノ盤持ってるよ
新盤の方がずっと好きだからあまり聴かないけどね
391 :
名無しの笛の踊り:2006/07/12(水) 17:42:54 ID:a79vrVrj
オレもモノ盤持ってるよ
新盤の方がずっと好きだからあまり聴かないけどね
392 :
名無しの笛の踊り:2006/07/12(水) 18:27:23 ID:q1M4/T6H
↑ カキコ時間が入れ替わってるウウウ
393 :
名無しの笛の踊り:2006/07/12(水) 20:49:59 ID:NZd/Ijy8
394 :
名無しの笛の踊り:2006/07/12(水) 20:53:45 ID:Q1HisFp/
住人が多い板では、そんなに珍しい事ではない
クラ板が過疎板だから、クラ板にしか来てない奴には珍しいだろうな
395 :
名無しの笛の踊り:2006/07/12(水) 21:02:26 ID:5pWfOoTJ
実況板なんかであるね。
時間が10秒も離れてるうえにIDが同じで同一人物なのに入れ替わってるのは見たこと無い
最近、新ウィーン学派に興味を持ち始め、評判の良いカラヤンの演奏のものを
購入しようかと検討しているのですが…。
皆さんご存知のように、国内盤は三枚組。
外盤はOIBP化されたものが、現在二枚発売されており、まだ国内盤に
含まれている曲の内、三曲がOIBP化されては発売されていないようです。
私はOIBP化されたものについて、される前のものと聴き比べなどをしたことは
ないのですが、他スレで調べたところ、OIBP化の音質については物によって賛否両論?のようです。
このスレの方々ならば聴き比べをされている方がおそらくおられるのではと思い、
音質の違いなどを教えて頂きたく思い書き込みさせて頂きました。
で、現在、国内盤の三枚組セットを買うか、OIBP盤二枚を買って、残りの曲のOIBP化を待った方が良いのかで悩んでおります。
どうも、未OIBP化の残りの曲はスレの上の方で別の方が書かれていますが、それだけでは分数が中途半端なようですが…。
拙い文章また長文で申し訳ありませんが、アドバイスを宜しくお願い致します。
398 :
名無しの笛の踊り:2006/07/12(水) 23:52:14 ID:Ip+zm8q8
>>397 その質問は荒れる。
OIBP擁護派vsアンチ派の不毛な戦いを延々読むことになるだけで時間の無駄。
両方買って自分で確かめるが良し。
399 :
名無しの笛の踊り:2006/07/13(木) 01:47:46 ID:iE+0UKVq
>>396 IDが同じで同一人物だからこそ、10秒離れても入れ替わるんだよハゲ
400 :
名無しの笛の踊り:2006/07/13(木) 02:03:41 ID:lTixmmGV
>>398が正解だが、両方買うのが無理なら、ぐずぐず悩むより手に入れやすい方をさっさと購入しまず聴くことだ。
話しはそれから。
こんなことをリスクと捉らえるようでは、何も始まらないよ。
>>398,400
荒れるのは質問者のせいではなく、答える側の書き込み内容と
書き方による。
「アドバイスを下さい」と言っている質問者を、「その質問は荒れる」と
突き放すような狭量な書き方にはまったく賛同しかねる。
>>397 カラヤンの新ウィーン楽派セット自体に興味があるのであれば、
迷わず国内盤の3枚セットを買うことをお薦めする。
理由は
・OIBP化されていないヴェーベルンの作品もきちんと聴ける。
・残っているヴェーベルンの作品は、必ずいつかOIBP化されるとは断言
出来ない。
・OIBP盤の音質は別として、従来盤の音質を良い悪いで言うならば、
「充分良い音質」である。
・国内盤セットのブックレットの柴田氏のエッセイは、読み物としても
楽しく、楽曲解説も詳細とは言わないまでも、しっかりしている。
カラヤンの新ウィーン楽派セットの中で、他盤と比べてその出来栄えの
差が大きいと思われるのが、OIBP化されていないヴェーベルンの作品。
これを聴かないのは、正直もったいない。
国内盤セットを聴いた上で、それでも音質が気に入らないというので
あれば、
>>398が書いているように、両方買って聴き比べるのが良いと
思う。
ただし、OIBP盤が必ずしもより良い音質に聴こえるかどうかは、
聴く環境と、個人の音質の好みもあるから、責任は持てない。
あくまでも個人的な感想としては、音の生々しさでOIBP盤、音の輪郭の
明瞭さで従来盤がそれぞれ秀でていると感じている。
402 :
397:2006/07/13(木) 07:59:58 ID:leNfIQcA
>>398 >>400 そうなのですか…そうとは知らず質問しまい、申し訳ありませんでした。
デリケートな問題なのですね…。
失礼致しました。また、ご忠告頂きありがとうございました。
>>401 仰る通り、確かに、音質については個人の好みがありますね。
また、御丁寧に色々と情報・アドバイスを頂きありがとうございます。
大変、参考になりました。
お答え頂いた方々、どうもありがとうございました。
今回は、まず国内盤を購入してみようと思います。
それでは、失礼します。
>>402 最近、新ウィーン楽派に興味を持たれたということのようなので、
それでしたら私も国内盤セットを購入されるのが良いかと思いました。
401氏が書かれているように、国内盤のライナーは柴田南雄氏が書いて
いて、確かに楽しく読めるライナーです。
特にこれから新ウィーン楽派を聴いていかれる人には、情報量もあって
わかりやすく書かれているのでおすすめではないかと思います。
私自身も国内盤セットと2枚のOIBP盤両方持っていますが、音質の
違いの印象も401氏とほぼ同じです。
OIBP盤は音に温かさもあり、耳辺りも良いので、私は気に入って
いますが、新ウィーン楽派の作品に似合うのは、勝手な好みでは
ありますが、シャープに音の線がくっきり聴こえる、リマスター前の
国内盤セットかなとも思ったりしています。
私の場合は、響きに浸りたい時はOIBP盤を掛け、作品の細かい線を
突っ込んで聴きたい時は国内盤を掛けることが多いです。
聴かれたら、ぜひ感想など聞かせてくださいね。
404 :
名無しの笛の踊り:2006/07/13(木) 17:03:21 ID:VrT5sLrm
カラヤンの「新ウィーン楽派」は父親のレコード棚に古いLPボックスが
あるんだけど、これはやはり国内盤のCDの方が近い音なんでしょうか?
LPとCD聞き比べてみた方いますか?
405 :
名無しの笛の踊り:2006/07/13(木) 17:19:58 ID:R9jIWv6X
他人に音質について質問するような奴が、
リマスタや媒体による音質の違いを聞き分けられるわけない
質問しないとわからないレベルの人は、何を聴いても変わらんよ
406 :
名無しの笛の踊り:2006/07/13(木) 17:28:38 ID:JowY1Aow
>>401 荒れるのは答える側の書き込み内容や書き方のせいではなく、質問者の質問内容による。
「その質問は荒れる」と親切に教えている者を突き放すような狭量な書き方にはまったく賛同しかねる。
OIBPは問題外の悪リマスター。リマスターっつーよりもう編集の域だな。
手を出すなというのが俺の初心者へのアドバイス。
自分の考えを持ってる人にこれを押しつける気はないし、
疑い深い初心者はこんなところで聞かないで最初から好きなようにすればいいが、
俺はOIBPは勧めないね。
そんな事言ったら70年代は
大体、初心者で新ウィーン楽派の曲をそんなに聴いている可能性が低い、
しかもカラヤンマニアでもないだろうと思われる人が質問してるんじゃないの?
まぁ、CDを聴いて気に入ればするかもしれないけど、同曲同演のものをOIBP盤と国内盤を
両方買って聴き比べるとかするか?そうするかどうかわからないから、質問してんじゃないの?
考え方はどうあれ、401氏や403氏、407氏のように自分なりに答えてやるだけでいいじゃん。
398氏のように質問内容によってはスレが荒れる可能性があるっていうのを教えるのもいいと思う。
ちなみに、おれも国内盤をお勧めする。
理由は401氏や403氏と大体同じ。
おれもあのライナーはいいと思うし、ウェーベルンの作品を聴かないのは勿体無いと思うから。
音質については、質問している人自身が言っているように個人で好みが違うからなんとも言えない。
>>405 あなた(ID:R9jIWv6X)は、他スレでもろくなレスしてないですねw
そのカキコの根拠がわからないんですが?
実際に聴き比べしないと音質の違いなんて、わからないとおれは思うんだけど。
あなたがどれくらいのレベルの方が知りませんが、もう少し初心者に優しくしようよ。
410 :
名無しの笛の踊り:2006/07/13(木) 21:20:51 ID:GlWhruTV BE:206249235-
OIBP盤がお勧め。
音がイイし安いしジャケがカコイイ。国内盤の糞解説が無いのもイイ。
浄夜ならSACDで再発してくれてもいいぐらいのタイトルだよな。名盤。
>>407 >手を出すなというのが俺の初心者へのアドバイス
すまんがその手を出さない方がイイオリジナルスの具体的なタイトルを頼むわ。
(もしそんなものがあるのならDGのサイトでカキコしといてやるよ。エンジニアが処分されるかもなw)
クライバーのベトとかムラヴィンのチャイコとかリヒターのバッハとかもOIBP前のCDを探して買えということだよな?
アホか。
初期のCDなんてLP用に低域を削ったり広域を持ち上げたりしたマスターを使用している。
それが聴き易いのか何か知らんが、意味不明な極論ばかり言ってるからヲタは嫌われるんだよ。
初心者とやらが勘違いしそうだからとりあえず言っておくわ。OIBP盤で一切問題無し。
>>398 同意w
絶対に荒れる。CDで買い揃えた奴が新たに出たOIBP盤を必ず否定する。
100タイトルぐらい両方で買い揃えて聞き比べた奴がいるなら写真をうpしてくれ。
説得力のあるレビューになるだろう。
411 :
名無しの笛の踊り:2006/07/13(木) 21:23:44 ID:6Kjc77zU
CDにも柴田先生の解説が付いているとは知りませんでした。
LPと同じく「これは画期的なアルバムである」というあれですか?
それともCD用に書き下ろしされたものでしょうか。
どなたかお教えくダサイ。
412 :
名無しの笛の踊り:2006/07/13(木) 21:30:54 ID:Jhc+uFum
>>410 たぶんアレじゃない?
昔某評論家が一部のOIBP盤をけなしたからその名残でしょ?
おれももちろん全部聞いたわけではないが、OIBP盤て成功してると思う。
カラヤンでいうと「ツァラ」「惑星」「チャイコ3大」「タコ10」
ベートーヴェンやヴェルレク、マラ9は聞いてない。
あ、サンサーンスの「オルガン」も良かった。
音に自然な奥行き感が出てオルガンの音も綺麗になった。
413 :
名無しの笛の踊り:2006/07/13(木) 21:34:32 ID:xxhVNVWL
カラヤンの惑星はオケの技術的ミスが多すぎるのが誠に残念。
414 :
名無しの笛の踊り:2006/07/13(木) 22:34:14 ID:ma5dQ3jF
>>411 詳しくもなにもLP初出時のを転載したものですよ。
415 :
名無しの笛の踊り:2006/07/14(金) 00:13:45 ID:cjdCJw6h
>>414 あんがとさんでつ。
たぶん前書きの部分は省いて、作曲家と作品の説明だけを転載したんでしょうね。
当時はあの解説だけでも随分と為になったでつね。
>>415 そうだね。
柴田さんの解説は、今読んでもやっぱり良い解説だと思うなぁ。
カラヤンの新ウィーン楽派聴く時は、いつも柴田さんの解説読み
ながら聴いてるよ。
>>413 それはBPO盤のこと?
確かに技術的ミスはあるけど、音楽の質を下げてしまうような
致命的なものだとは感じないけどね。
まぁ俺は惑星ならカラヤンとBPOのCDが一枚あればそれでいいと
思っているほどBPO盤に惚れ込んでいる人間なので、あまり
参考にはならないかもしれないけどね。
OIBP盤に関しては俺は擁護派のほう。
特にカラヤンのデジタル録音物は、OIBP化されたもののほうが
ずっと気にいってるし、まだOIBP化されていないパルジファルとか、
早くOIBP化されないかと首を長くして待ってる。
デジタル録音のVPOとのチャイコ4,5,6とかヴェルレク、最後の
ブル7なんかは、OIBP盤を聴き直したことで、演奏の真価を理解
出来た。
当初出たものを聴いた時はどれもなんだかピンとこなかったけど、
ちゃんとバランスが整えられて、サウンドも鮮やかになったことで、
これらの演奏のもっとも神掛かった部分である、微妙な音の彩りや
移ろいが聴こえてくるようになった。
これは俺にとっては嬉しいことだったなぁ。
おいおいパルジファル国内版安かったので買ってしまったよ・・・・・(´・ω・`)ショボーン
まだ聴いてないけど
>>417 あ、ごめん。
俺はパルジファルのOIBP化待ってるって書いたけど、別に
近いうちに具体的にOIBP化される予定があるという意味では
ないから。
特にデジタル録音初期のあまり音質の評判が良くなかったものは
主要なものはほとんどOIBP化され、どれも成功していたから
デジタル初期のOIBP化は評判良かったんじゃないかと思う。
なのに、カラヤンのベストディスクを語ると必ずと言っていいくらい
話にあがる、重要なパルジファルが未だにOIBP化されないのは
ほんと不思議。
いい加減早く出してくれないだろうか…(´・ω・`)ショボーン
80年代のオペラ録音でOIBP化されたのってある?
>>419 あれ?そういえば…ないかも…( ゚д゚)ハッ!
デジタルで録音されたオペラは、パルジファル、魔笛、トゥーランドット、
カルメン、ばらの騎士、ドン・ジョバンニ、仮面舞踏会…まだあったっけ…?
どれもOIBP化されてないか…?
カラヤンのオペラはOIBP化しない、という取り決めでもあるのかなぁ。
ばらの騎士以降は俺としては別に今の音質で気に入ってるからいい
んだけど、パルジファル、魔笛、トゥーランドットあたりはぜひOIBP化
してほしい。
特にパルジファルとトゥーランドットは激しく希望。
あとは、ファルスタッフとさまよえるオランダ人。
オランダ人はEMIだから関係ないですけどねw
422 :
名無しの笛の踊り:2006/07/14(金) 13:37:18 ID:IelgRPqY
OIBP化でカラヤンは明晰な音になった
フリッチャイはボヤけた音になった
>>421 あ、そうだ。
ファルスタッフもあったね。
最初はフィリップスから出てたけど、実際に録音したのはDGでした。
なんで最初フィリップスから出てたんだろ…。
ファルスタッフもOIBP化希望!
オランダ人もデジタル初期らしい薄い音してたよね。
まぁEMIだからしょうがないのかもしれないけど…あれも直して
ほしい…(´・ω・`)
424 :
名無しの笛の踊り:2006/07/14(金) 16:14:15 ID:+MYwzFnH
EMIのデジタル初期ってほんと最悪。
シベリウスの1番&2番は演奏がいいだけに残念。
425 :
名無しの笛の踊り:2006/07/14(金) 21:03:19 ID:cGwXdvSM
>>423 カラヤンのオペラがなかなかOIBP化されないのは、しなくても売れる
からだろう。
それに特別企画がない限り、OIBP化すると廉価扱いにしないとならなく
なるから、そのあたりの算段もあるんだろう。
今から2年後の2008年はカラヤン生誕100周年、翌年の2009年は
没後20周年だから、DGも盛大な記事企画を考えているだろうし、
もしかしたらその時に主要オペラのOIBP盤も出てくるかも知れないね。
426 :
名無しの笛の踊り:2006/07/14(金) 21:45:04 ID:oD/2t0as
ブル全のOIBP化はまだか??
バラ売りでオリジナルジャケ希望。
あ、オリジナルスの斜めジャケは勘弁。
斜めジャケうぜえええええええ
428 :
名無しの笛の踊り:2006/07/14(金) 22:24:12 ID:4tZVuWxz
日本のクラヲタの抗議メールで
DG担当のフォルダパンクさせるまで止めそうにないぞ>斜めジャケ
没後10周年の企画もショボかったな。多分、今度も(ry
韓国EMIのチャイ4〜6を注文したどー
国内盤okazakiリマスターはあまり期待出来なさそうだからこれでよかったのかな、かな
>>426-428 全国中古CD店情報
http://music4.2ch.net/test/read.cgi/classical/1123287743/307 海外メジャーレーベルの一部は、音源使用は認めても、
廉価盤で出すとなるとオリジナルジャケットをそのまま使うことを許可しない、
そうです。
国内盤再発のBEST〜シリーズがことごとく「オリジナルもどき」になっているのが良い例。
ほかにジャケットの版権、肖像権などがからむことは言うまでもありません。
オリジナルジャケ・廉価でRCA盤を大量発売しているBMGの健闘は賞賛に値しますが、
こちらも上記の制約のためか、
CD化の際に増量された曲のタイトルまで無理やりジャケットに書き足して、
オリジナル性を著しく低下させてしまっている例が多数。
433 :
名無しの笛の踊り:2006/07/15(土) 01:26:37 ID:6CDspQaH
>>430 釣り?
Okazaki>>>韓国EMI だぞ
434 :
名無しの笛の踊り:2006/07/15(土) 01:50:34 ID:P/5dl+jR
>>433 釣り?
Disky>>>>>韓国EMI>>Okazaki だぞ
436 :
名無しの笛の踊り:2006/07/15(土) 07:57:37 ID:JGuc1XSI
それならばせめてオリジナルスの斜め具合を・・・
>>434 制作時の契約にそこまで含めてないんじゃないかね(憶測)
>>437 俺が高校の音楽の先生から聞いた話、
先生が若い時アメリカに旅行したらしい(多分、40年以上前の事になると思う)。
本場のJAZZを聴きたいとかで小さなバーみたいな所に行ったら
日本でも有名な人がバンド演奏していたらしい。
昔は人種差別が色々とあって、レコード売れているのに侘しい所で演奏して、
『随分と搾られて掠め取られているんだな』と音楽の先生は言っていた。
明日は命日だね。
今日は前夜祭?ということで、一日の締めくくりに、このスレの流れからいって、
ウェーベルンのシンフォニーを聴こう。
いまから風呂に入ってくるが、風呂上りのビールとのミスマッチが楽しみだ。
あしたは、パルシファルの第3幕を聴こう。
書いていて気が変わった、ビールを飲みながら聴くのは、もっとやんわりしたものにしよう!
そして、最後に冷房で冷え切ったところでウェーベルンにしよう。
これから湯船に浸かって、やんわりとした曲を考えますね。
440 :
439さんに、お勧めCDだよヽ(・∀・)ノ:2006/07/16(日) 00:03:27 ID:ksYLv79G
>>439 ヘンデルのコンチェルト・グロッソなんかは、どう?
同時期に録音されたバッハの組曲が凡演なのに、ヘンデルは名演だよ。
フーガの演奏の切れ味が抜群、さすがBPO。
441 :
名無しの笛の踊り:2006/07/16(日) 00:03:34 ID:63LEouaT
さっきローエングリン聴いた。涙が出てきた。。
未だにこれを勝るものはないと個人的に思ふ。
>>426-428 何年か前、紙ジャケでオリジナルジャケット(&カップリング)
シリーズがあったけど、あれもっと続けて欲しかったな。帯まで
LP当時のデザインだったし、かさばらなくて収納にも便利なのに。
>>439 自分はモツレク(80年代)。毎年恒例になってしまった。
443 :
439:2006/07/16(日) 00:47:41 ID:MBNRj6qQ
結局モーツァルトの15番のディベルティメントにしました。
変ロ長調のやつ。3種類あるけど直感で、最後のものにしました。(ネオンの音符のジャケット)
アダージョ!言葉が出ないです。
バイオリンのハイノート!この演奏のはあんまり綺麗じゃないけど。。。それがかえって。。。(気分のモンダイでしょうね)
穏やかな、憂いの、(悲しみももちろん)色調を帯びています。晩年のカラヤンが切々と歌います。
>>440さん
今からヘンデル聴いてウェーベルン聴いてねますね。
ヘンデルは6の6にします。久しぶりに聴くなー。
ミュゼットが楽しみだ。
444 :
名無しの笛の踊り:2006/07/16(日) 02:09:34 ID:D7D2MV8J
毎日聴いてるから命日といって何か特別なものを聴くということはないなぁ。
>>443 自分はいろいろと考えて、明日の(あ、今日か…)メインは、最後の
VPOとのブル7にするよ。
これは普段それほど頻繁に聴く事がないんだけど、時々無性に
どうしようもなく聴きたくなる時があるんだよね。
もうなんだかすべてのわずらわしい事から開放されたいと思った
時なんかにとても聴きたくなる…。
あとは、自分もスレの流れ的にウェーベルンはかけたいと思う。
弦楽合奏のための5つの楽章なんかは、実はカラヤンは昔から
相当演奏に拘っていたものだった。
あとはカラヤンの好きだったR.シュトラウスとチャイコフスキー、
ワーグナーからは一つを選びにくいから、いっそのこと管弦楽曲集で。
そうだ、カラヤンが大好きだったトスカもかけよう…。
しんみりスレになってるな
子供の時、初めて買ったレコードが、カラヤンの「ピーターと狼」だった。
部屋にはポスター貼っていたくらい好き。
最近BSで、カラヤンが指揮をしている時の、正面の映像をみたら、本当にずっと目を閉じていて
感動〜
448 :
名無しの笛の踊り:2006/07/16(日) 13:21:19 ID:XWgAc08A
まだ初々しい頃のロミー・シュナイダーの語りがよかった
ピーターと狼は今もこのドイツ語版が一番好きだ
449 :
名無しの笛の踊り:2006/07/16(日) 13:25:20 ID:aEpQ6E//
>>448 箱入りのCD、シュナイダーとカラヤンの2ショット写真豊富で
見てるだけでも面白いね。
450 :
名無しの笛の踊り:2006/07/17(月) 19:07:12 ID:1V3mh/yp
ウィーンフィルとのブル5(ステレオのやつ)ってどっかに売ってないかナー。
451 :
名無しの笛の踊り:2006/07/17(月) 23:06:25 ID:OE07cgMJ
高校生のときに、FMでカラヤン/BPOのフィデリオ序曲を聞いて、思いっきりずっこけたことがある。
452 :
名無しの笛の踊り:2006/07/18(火) 00:02:35 ID:Ci0KaKG5
ふーん、ずっこけたってことは期待はずれってことかな?
453 :
名無しの笛の踊り:2006/07/18(火) 19:16:56 ID:vGgwsAaV
>>447 「ピーターと狼」の日本語は、たしか坂本九がナレーションだった。
454 :
名無しの笛の踊り:2006/07/19(水) 17:17:13 ID:YanmVoj6
>>416 俺も確かにカラヤンの新盤の惑星はダメだと思う。
なんであんなのCDリリースしたのかな?
どうして取り直しをしないんだろ?
あんなに技術的ミスの多い演奏も珍しい。
455 :
名無しの笛の踊り:2006/07/19(水) 17:35:48 ID:535qKZ1O
私が持ってる「ピーターと狼」のナレーションはいしだ壱成です><
456 :
名無しの笛の踊り:2006/07/19(水) 17:39:38 ID:oxqv7wmy
>>454 おまえ壊れたレコードみたいにそれ繰り返してるな
カラヤンの惑星はウィーン・フィルのがけっこう良かったけどな
こっちのほうが若さや荒々しさも感じられて気持ちがいい
458 :
名無しの笛の踊り:2006/07/19(水) 21:10:32 ID:q4QQCIHy
>>456 おっと、ちょっと反対意見があるとすぐに叩きにかかるのは幼稚な2ちゃんねらー。
>>458 それはカラヲタだから仕方のないことだね。
460 :
名無しの笛の踊り:2006/07/20(木) 02:26:16 ID:EXgS9cRm BE:439997748-
>おっと、ちょっと反対意見があるとすぐに叩きにかかるのは幼稚な2ちゃんねらー。
何だこのレス?幼稚なのはどっちだ。
おめーだといえよう
青裏DVDってどこで入手できるのかな?石まるにはないし、通販のみなんですかね。
>>462 ヤフオクは?自分は買ったこと無いけど出てるのは見たことあるよ。
430だがokazakiリマスター盤が届いたので韓国EMIのと聴き比べをしてみた
何ていうかグラモフォンのOIBP(okazaki)とOIBPしてない奴(韓国EMI)みたいだった
今回のokazakiリマスターは成功といえよう
耳鼻科行った方がいいかな?
70年代に録音したシューマンのシンフォニー全集、
なんかあまり出来よくないと思うのは自分だけか・・・?
どうもカラヤンBPOにはシューマンの音楽は合わないような希ガス。。
気に入らなければ聴かなければいいだけの話ですけどねw
彼らの全盛期だったのでちと残念だなと思うわけです。
466 :
名無しの笛の踊り:2006/07/22(土) 04:09:08 ID:axPknrJy
>465
ヴォルフガング・シュトレーゼマン氏の回想録によると・・・
シューマン交響曲全集を録音した直後に、ベルリンpo定期でシューマンの交響曲第2番を取り上げる機会があった。
終演後、満場の拍手を背にさっさと退場してきたカラヤン氏、
楽屋の壁をゲンコで ガ ツ ン と殴りつけて
「もう2度とやるものか!!」と吐き捨てたという。
だからシューマンの音楽がカラヤンとは合わないというのは本当でしょう。
シュトレーゼマン氏もそう書いてる。でも第4番だけは霊感に溢れた名演とも記してた。
たしかに交響曲第4番については時々取り上げてたし、
60年代のクルーゾとの映像(ウィーン響)や晩年にウィーンpoと録音したのは名演と思うけどね。
BPOとのは未聴です。
467 :
名無しの笛の踊り:2006/07/22(土) 04:12:59 ID:UCSVLigD
メンデルスゾーンの全集も、同時期の一回だけだね。
468 :
名無しの笛の踊り:2006/07/22(土) 10:07:22 ID:hFL+t5S5
>465-466
そうかなあ?確かにカラヤン色に染められた演奏だけどカラヤンファンにとっては
颯爽としてジェット機操るような爽快さがたまらないんだけどなあ。
合う合わないというのは判るような気がするけど、完成度としては十分だと思う。
確かに4番以外は演奏してる機会も少ないようだし、1番や3番ですらカラヤンはそれほど好きじゃなかったのかも。
469 :
名無しの笛の踊り:2006/07/22(土) 11:04:38 ID:Y3DQn8U+
>>465 カラヤン「春」はあまり好きじゃないな。
なんか粘着質で。
同時期のサヴァリッシュの方が数段上。
471 :
名無しの笛の踊り:2006/07/22(土) 12:50:36 ID:axPknrJy
↑
466ですが、私の立てたスレです。
なぜシューマンのSym2が敬遠されるのか、
シューマンの精神分裂と絡めた妙な偏見がクラ界にあるのではないかと考え、
スレを立てました。
472 :
名無しの笛の踊り:2006/07/22(土) 13:04:29 ID:ldMIxppQ
メンデのスコットランドは文句なしの名演だと思う。
うむ、あれは良いものじゃ
VPOとのトヴォルジャーク8番はどう?
好き嫌いがとても分かれそうな気がする。
俺はカラヤン好きだし、この演奏はVPOの美質を活かした、
この上なく流麗で美しくカッコイイ演奏だと思うけど、
アンチェル/チェコフィルとか聴くと「ああ、この曲はこういう音楽だったのか」と
妙に納得してしまう。カラヤンが精巧で美しい作り物に思えてくる・・・
475 :
名無しの笛の踊り:2006/07/22(土) 13:30:30 ID:ldMIxppQ
>>474 デッカ? DG?
他の指揮者の演奏だとノイマン&チェコ・フィルの旧盤が好き。
躍動感が素晴らしい。
ただカラヤン&VPOデッカ盤はノイマンよりシンフォニック。
新盤はリズムが重いけどこれはこれで深い味わいがある。
>>747 日本じゃふた言めには本場モノとか抜かす馬鹿批評家がいるからな。
いくらドヴォルザークでも欧米の一流オケよりチェコフィルみたいなヘボオケ有り難がる奴がいるのは日本だけだろw
60年代くらいまでのチェコフィルはヘボオケではないよ。
セルが振ってるザルツブルクライブでも聞いてみな。
そんなことも知らないで偉そうにw
>>476みたいな人はウィーンフィルやベルリンフィルなら
なんでもありがたる人なのかな?
479 :
名無しの笛の踊り:2006/07/22(土) 16:19:40 ID:tAaoqexW
480 :
名無しの笛の踊り:2006/07/22(土) 16:51:00 ID:zPoLIvBo
>>470 この時の放送音源が流通してるらしいぞ。
>60年代くらいまでのチェコフィルはヘボオケではないよ。
昔のチェコフィルはマジにうまいし、音もいい
セルのザルツブルクライブは俺の愛聴盤
これがステレオ収録ならどんなに嬉しいか・・・
482 :
名無しの笛の踊り:2006/07/22(土) 18:00:54 ID:9DOhKYS2
>>474 デッカの「イギリス」は凄い名演だと思うよ。
第1楽章の展開部とか第4楽章のコーダなんて
カラヤンがVPOを煽りに煽ってるぞ!
483 :
名無しの笛の踊り:2006/07/22(土) 18:05:10 ID:tAaoqexW
【!!カラヤンは】煽ってる【そうでもない!!】
484 :
名無しの笛の踊り:2006/07/22(土) 18:29:54 ID:hFL+t5S5
>474
田舎臭さを出しているか都会の洗練された演奏かの違いなのでは?
カラヤンには田舎臭い曲も都会の演奏にしてしまうからな。
ドボ8はBPOよりVPOのほうがいいね。
ANDANTEから出てたVPOのライブはすごい良かった。
485 :
名無しの笛の踊り:2006/07/23(日) 00:24:55 ID:GKgrFOxE
1970年5月20日に東京文化会館で、シューマン「交響曲4番」をBPOでやった。
このナマは、ものすごい迫力のある演奏だった。特に終楽章後半の、たたみ
かけるようなアチェレランドには参った。
なおこの日は、後半にR.シュトラウス「ツァラトウストラ」だったが、これも
冒頭の、あの重低音から始まるオーケストレーションを堪能した。
帰り際に「音が生きてるように動いてましたね。」と語り合っている人がいたの
も印象に残っている。
486 :
名無しの笛の踊り:2006/07/23(日) 00:35:09 ID:BMqmf03Q
>>485 それ吉田秀和さんも絶賛していた日ですね。
487 :
名無しの笛の踊り:2006/07/23(日) 00:56:21 ID:GKgrFOxE
>>486 そうです。1970年5月23日の朝日新聞夕刊の文化欄「優雅にさえるカラヤン 音に密着、
のまれず」のタイトルでの演奏評です。
なお付け加えると、この日は5月とはいえ結構蒸し暑い日でしたが、「カラヤン氏の指示
により、空調を止めさせていただきます。」との貼り紙がしてありました。音の伝わり方
に影響を及ぼすからだという事でしょう。
488 :
名無しの笛の踊り:2006/07/23(日) 00:59:57 ID:lE87+wvS
しかしシューマン4番とツァラトゥストラ…
実にいいプログラムですね。
グラモフォンから出ている1972年録音のグリーグの「ペール・ギュント」いいねぇ
音に魔法がかかっているのかなって思うくらい素晴らしい演奏でした
490 :
名無しの笛の踊り:2006/07/23(日) 08:34:03 ID:rCKRVT3y
板違いで失礼
BPOの往年のヴィオラ奏者、ウルリヒ・コッホとライナー・モーク
は何故短期間でBPOを去ったのだろうか??
491 :
名無しの笛の踊り:2006/07/23(日) 11:40:54 ID:ENip1+TL
>>485 >>487 36年も前だけど、そんなプログラムでやったことだけは覚えていました。
東京文化会館で「ツァラ」のオルガンはどうするのか、などと思ったものだ
が、やはり電子オルガンだったのでしょうね。
空調停止の件は、>音の伝わり方・・・ というより空調による暗騒音レベル
の増大を嫌ったのではないかな。昔のホールは静寂から始まる曲には辛い
ノイズが目立つことが少なくないから。
492 :
名無しの笛の踊り:2006/07/23(日) 12:30:34 ID:nMAtfcoD
494 :
名無しの笛の踊り:2006/07/23(日) 16:43:35 ID:5k9OCKXo
マァラーってカラヤンにしてはいまいちでない?
4,5,6
495 :
名無しの笛の踊り:2006/07/23(日) 17:12:40 ID:G6pUMHPu
79年あたりに来日したときにツァラやった。
オルガンのかわりにナショナルのテクニトーンを使うことになった。
今はなくなったが、大阪の阪神百貨店のナショナルショールームで
テクニトーンを試奏するカラヤンの写真が展示されていたよ
>>494 マラ9のライブ盤聴いた時に、わずか数年でここまでさらに完成度を
上げることが出来るなら、他のものも再録したらさぞや完成度の高い
ものが出てくるかも、と楽しみにしてた。
結局そのまま亡くなってしまったけど…。
自分は6番以外は満足してる(もっと出来たろうとは思うけど)。
6番はカラヤンらしいドラマティックさが充分に発揮しやすい曲だと
感じるだけに、いまひとつ満足度にかけるかな。
再録がほしかった。
確かに5番は80年代にもう一度録音してほしかったな
マーラーの5番って、
トランペットに17歳の少年を使ったという逸話があるよね?
500 :
名無しの笛の踊り:2006/07/23(日) 22:33:52 ID:6kEFJ+a8
アイヴズ録音してほしかったなー
コンサートではなんかやってたような・・・
さすがに録音はないよねw
502 :
名無しの笛の踊り:2006/07/23(日) 22:36:37 ID:BMqmf03Q
最後にウィーン・フィルとベートーヴェン&ブラームス
録音して欲しかった。
503 :
名無しの笛の踊り:2006/07/24(月) 00:12:24 ID:1bxIVdco
>>491 ツァラトウストラのオルガンは、たしかヤマハのチャーチモデルのエレクトーン
だったと思います(当時の電子オルガンでは最高級品)。奏者は吉田実氏でした。
吉田氏に後日このコンサートの事を聞いたところ、「カラヤンは練習と本番とでは
全然違う振り方をするからということを、ある人からアドバイスされた。案の定、
練習では目を開けて楽譜を見、拍子もきっちりと明確に振り、冒頭のオルガン和音
だけが残る所も切る合図をちゃんとやった。しかし本番では目をつぶり暗譜でデモ
ーニッシュな指揮をし、オルガンが残る所では手を下ろしてしまった。拍子を自分
で数えていたから楽譜の長さ通りに切る事が出来たが、先のアドバイスを聞いてな
かったらえらいことになっていたと思う。でもこの事を通して、カラヤンは演奏者
を信頼して任せてくれたのだなと思った。また、オルガンの入る所だけを細切れに
練習したので、全曲を通してくれないかと頼んだら『大丈夫、全曲通しは本番でや
りましょう』との返事だった。だから本番は良い意味での緊張感を持って臨んだ。
さすがカラヤンだと思った。」と語ってくれた。
504 :
名無しの笛の踊り:2006/07/24(月) 00:17:02 ID:K7D7hUF3
>>503 すごいなあ・・・
まるでフルトヴェングラーだ
505 :
名無しの笛の踊り:2006/07/24(月) 09:21:57 ID:NK/bVCFk
今の指揮者はそんなこと出来ないだろうね。
506 :
名無しの笛の踊り:2006/07/24(月) 09:58:35 ID:pgIbItFC
ああ出来ないね。
なんといっても根津が許さない、そんなやり方は。
507 :
名無しの笛の踊り:2006/07/24(月) 19:03:35 ID:W6LeSwAn
>>496 カラヤンのマラ9がすばらしいのは、その前にバーンスタインが録音して
BPOをトレーニングしておいたせいだと聞いたことあるけど、ネタ?
508 :
名無しの笛の踊り:2006/07/24(月) 19:07:25 ID:NK/bVCFk
下振りさせてたって話でしょ?
金子氏がレコ芸誌上で言ってたけど。
でも名盤は82年盤のほうだからね。
それにバルビも昔やってたから。
509 :
名無しの笛の踊り:2006/07/24(月) 20:07:57 ID:DKzseJQY
マラ9はあの当時のBPOにとって、けっして日常的なレパートリーでは
なかっただろうから、バーンスタインと先に演奏機会を持ったことが、
「結果として」後のカラヤンとの演奏の役に立ったということは
充分有り得ると思う。
でもカラヤンとバーンスタインの解釈はまったく違うものだから、
下振りというのは、さすがに言い過ぎだと思う。
バーンスタインの影響を受けたベルリン・フィルを、再び自分のものに
するために、気合入れて録り直したんだろ。
バンスタの指揮棒にまったく反応しないベルリン・フィルにはけっこう笑った記憶がある
おかげでカラヤン=ベルリン・フィルの精緻さが一層浮き立ったんだろうな
512 :
名無しの笛の踊り:2006/07/24(月) 22:44:39 ID:9nGQUXLq
>>498 当時23歳のクレッツァーがソロをつとめたが、
何の間違いか、17歳の天才と騒がれたらしいな。
オレとしては、ヴェーゼニックかアイヒラーの
ソロで始まるマラ5も聴いてみたかったがな。
怖いけど。
>>512 初っ端からマシンガンで撃たれるようなショックかもね。
クーベリック/BRSOが近いイメージかな。たぶんW・バウアーだと思うけど。
514 :
名無しの笛の踊り:2006/07/24(月) 23:00:55 ID:Noymez2I
クレッツァーのアシはアイヒラーのはずなんだがな。
クレッツァーとグロード時代も良かったんだが
アイヒラー&ヴェーゼニック時代は強烈。
1812年なんか生で聴いたらぶっ倒れるかもな
515 :
498:2006/07/24(月) 23:05:59 ID:gslX009h
>>512 そうなんだ・・・
子供の柔らかい唇から出る音色が欲しいということで、
わざわざ17歳の少年を練習させて・・・なんて何かの本に書かれていたよね。
真相を知ると、ちょっと複雑、でも、納得。
516 :
名無しの笛の踊り:2006/07/25(火) 01:53:45 ID:vN0kOtwa
ソロの後、明らかにアイヒラーかヴェゼニックの音が
かぶさってるのが分かるよな。
あの両首席は化け物のような音圧と自己主張をするな。
アイヒラーはたしか、「Tp.はB♭管だ」と言い切ってたな。
オケではわりかしC管も頻繁に用いる奏者が多いけど、
アイヒラーはB♭管に拘っていたんだろう。
あの図太い鳴りっぷりを聴いても、わかる気がする。
ヴェゼニックも音と鳴りっぷりから、アイヒラー同様B♭管に
拘っていたんじゃないかという気がする。
518 :
名無しの笛の踊り:2006/07/25(火) 13:59:10 ID:rnbta+9q
>>516 イメージ的に、アイヒラー&ヴェーゼニックの音圧は
グロート&クレッツァーの2〜3倍くらいに感じる
カラヤン就任以後のBPOの歴史って猛者ぞろいの獰猛だったオケが「去勢」されていく
(決して悪い意味ではなく、洗練されていくに近い意味)過程だと思ってるんだけど
60年代のあの異常にうねる弦楽器群の向こうから音が突き抜けてくるからね
あの音量は本当に化け物(ハーセスが2人いるようなものw)
519 :
名無しの笛の踊り:2006/07/25(火) 14:08:54 ID:wLv1exjR
>(決して悪い意味ではなく、洗練されていくに近い意味)
だったら「去勢」とか使うのやめれ
520 :
名無しの笛の踊り:2006/07/25(火) 14:42:58 ID:S5iVvxev
>>518さんの書いておられる
> 60年代のあの異常にうねる弦楽器群の向こうから音が突き抜けてくる
これをブルックナーで聴いてみたいのですが
現在入手可能な物でお薦ありますか?
60年代のブル録音は66年だったかの9番しかなかったような
522 :
名無しの笛の踊り:2006/07/25(火) 18:54:08 ID:heI5AHSv
>>515 その話、結構有名だったよね。
結局は当時入団したばかりだったクレッツァーのソロで、アシには
ヴェーゼニックが付いているようだ、ということになった(何年か前、
BPOファンサイトの掲示板で、盛んにその検証がされてた)。
ただ、その話もかなり具体的に出た話だったから、もしかしたら実際に
そういう企画を進めていたのかもね。
で、結局少年に練習させてみたけど上手くいかなくて、最終的に
一番若かったクレッツァーにソロを吹かせた、ということだった
のかも知れない。
もしそうだったとしたら、その少年とは誰だったのか、というところは
興味があるけどね。
今は中年になり、セキヤマと名乗っています。
524 :
名無しの笛の踊り:2006/07/26(水) 19:32:18 ID:7rrKNlAx
525 :
名無しの笛の踊り:2006/07/26(水) 21:41:41 ID:xxprkP3x
ベルリン・フィルの初来日のDVDを見ましたが、予想以上のクオリティに
驚きました。
冒頭のワーグナーから「運命」の終わりまで一気に聞かせます。
美しく豪快、まさにこのコンビを象徴するような演奏ですね。
部分的には以前テレビで見ていたのですが、これはステレオ収録の威力抜群で
長く愛聴盤になりそうです。
526 :
名無しの笛の踊り:2006/07/26(水) 21:48:10 ID:x2XxXhNr
>523
ツケンじゃないの?
527 :
名無しの笛の踊り:2006/07/27(木) 14:54:44 ID:m5F4nt5U
小生、EMIの後期チャイ交響曲集二枚組の韓国プレスかった。なんか音がオカシイネ。次の日 バラで日本盤三枚かい聴いたところ、こちらのほうがクリアだった。韓国盤買って損したよ。
528 :
名無しの笛の踊り:2006/07/27(木) 16:26:03 ID:J3oeDFAw
散々言われてる事だが、チャイ4目当てに先走って
韓国プレスを買った人は損をしました
>>525 自分も見ました。
何人かの人たちも書かれていましたが、なんといっても、あの頃の
カラヤンとBPOのコンサートが映像記録としてきちんと残されていた
ことに感謝でした。
それも日本でのコンサート、そしてステレオ録音で。
今のように海外の一流オケが毎年ごろごろやってくるような時代では
なく、聴衆の緊張感もひしひし伝わってくるし、BPOのメンバーも、
次はいつ、ここまで来られるかわからないから、やれる限りの演奏を、
という気持ちのこもった、何か感動的なものもあって、自分も映像を
見ながら、胸を熱くしました。
東京での映像も素晴らしいものでしたが、名古屋でのアンコール
だったG線上のアリアには、演奏する側と受け取る聴衆との間に、
強い心の繋がりを感じ、自分はぽろぽろと泣きました。
泣き虫だな
おれも泣けたよ。
とてもコトバでは言い表せない。
最近のコンサートよりも真剣つーか・・・
つっこみ期待してますw。
なんでやねん
>>522 カイルベルトがブル6をベルリンフィルと録音していますよ。
62年頃だったかな。
そーかいな
535 :
名無しの笛の踊り:2006/07/29(土) 12:41:07 ID:+pcxycIk
スレ違い?
糞虫以下
カラヤンのバビ・ヤールを聴いてみたい
と、ないものねだりをしてみるテスト
死ぬまでに一回バイエルン放送響に客演してほしかった。
539 :
名無しの笛の踊り:2006/07/30(日) 18:30:36 ID:ie6yNe48
カラヤンが存命中に大フィル振ったらどんな演奏になったんだろうか。
東洋のベルリンフィルになったのか、それともたとえカラヤンの指揮でも
いつもの大フィルから脱却できない演奏になったか?
540 :
722:2006/07/30(日) 21:49:10 ID:rs+VVlkq
そういえば最晩年ですが懐かしのフィルハーモニア管を
振る予定があったんですよね。
ベルリン・フィルを辞任して時間が空いたから出た企画かもしれませんが
カラヤンの死と共に消えてしまいました。
実現していたらと思うと残念です。
542 :
名無しの笛の踊り:2006/07/31(月) 20:09:22 ID:txqqs78r
ヘルベルト・フォン・カラヤン
勲二等旭日重光章
オーストリア文化科学勲章
ドイツ大功労十字勲章
イタリア大将校栄誉勲章
パリ朱勲章
オックスフォード大名誉博士号
ザルツブルク大名誉博士号
早稲田大名誉博士号
ベルリン名誉市民
ウィーン名誉市民
ザルツブルク名誉市民
ナチス党員3430914番
最近モノーラルの小品集が国内のEMIから出ましたね。
リマスターが誰コレのいいっこなしで。(どうせ買わないと聴けないんだから。)
なんか、新鮮でいいですね。オペラの間奏曲集もバレエ曲集も、帝王の萌芽を
聴く感があります。
小品?なら同じくモノーラルのフィンランディアも素直?なので驚いた記憶があります。
VPOとのブラームスの第二も、ああ、コレが、この感じがあとあとまでついていくんだな、
と妙に感心したことがありました。
544 :
名無しの笛の踊り:2006/08/01(火) 00:47:14 ID:liAoZOOL
本国が出しているものは音質良いと思います。
好みもありますが。
545 :
名無しの笛の踊り:2006/08/01(火) 12:14:51 ID:O2D5EPq3
>>538 え、1回もないの?1回くらいはやってそうだけど。
>>540 80年代のフィルハーモニアはことさら"歌わない"オケだからなぁ・・・
ナチス党員3430914番
あんまり良い番号じゃないね。
547 :
月我丈次:2006/08/02(水) 15:27:36 ID:UJl1bz0v
>>540 エルガーの交響曲を録音する予定だったってことみたい。
もしカラヤンがもう少し生きててエルガーを録音してたら、
エルガーの人気はもっと高かったろうに・・・残念・・・
548 :
名無しの笛の踊り:2006/08/02(水) 18:59:52 ID:Ex03qMkl BE:140076926-2BP(2)
>>547 フィルハーモニア時代にブリテンとかヴォーン・ウィリアムズとかの録音は残ってるけどね
549 :
名無しの笛の踊り:2006/08/03(木) 02:15:19 ID:4ukjWGdz
カラジャンに限らずだけど、デジタル初期のCDって
凄く音質が悪く感じるなあ。
デジタル録音はこれだけ音が鮮明ですよっていうのをアピール
したいがためか残響のほとんどないデットな感じのが多いもんねw
意図的に残響をつけなかったのですか!?
552 :
名無しの笛の踊り:2006/08/03(木) 19:50:19 ID:JlrA/lm4
キリスト教会って残響大きすぎじゃね?
頭クラクラくる。
553 :
名無しの笛の踊り:2006/08/03(木) 19:57:51 ID:5b4WgFwG BE:373536184-2BP(2)
>>552 あまりにも残響がありすぎるので録音時にはテントで覆ったとかいうエピソードがあったようで。
近くに空港があって頻繁に上空に飛行機が飛ぶんで
そのたび録音中断しなければならなったとかw
なんで普通にコンサート会場で録音しねーのかっつー話だいなw
555 :
名無しの笛の踊り:2006/08/03(木) 20:23:12 ID:3taNWxjT
ベルリンフィルの本拠地、再建されたフィルハーモニーザールの音響が
カラヤンは大嫌いだったから、録音に使わなかったそうな
>>553 この教会は、実際は録音で聴くほど残響音は長くない。
(階段にスピーカーを設置して残響音を加えようとしたくらいだ)
しかし、良質な残響を捉えられるマイクポイントが容易にみつかるのと、
演奏者が音を聴き合い易いという理由でよく録音に使われる。
>>555 フィルハーモニーは、音響が落ち着くまで何年もかかったのと
(ステージの高さの変更など、細かな改修が重ねられた)、
満足いくマイクポイントがなかなかみつからなかったことが、
オープン後10年近く録音に使われなかった理由。
カラヤンが嫌ったのは、フィルハーモニーのパイプオルガンの音。
知らなかったのなら仕方がないが、ウソやデマを流すのはいかんよ。
グラモフォンの録音は響きも一緒に採る傾向があったからホール特性には敏感だったかもしれない
558 :
名無しの笛の踊り:2006/08/03(木) 23:23:27 ID:ESiQVwjK
>>556 凄いですね 何でも知っているんだ
イエス・キリスト教会についてのカイルホルツの
話詳しく教えて下さい。
559 :
名無しの笛の踊り:2006/08/04(金) 06:52:25 ID:btAaeNKz
数年前からクラシック興味持ち出して少しずつ売れてる名盤集めだしたんやけど、
交響曲はカラヤンが半分くらいになってしまうんだよね。
やっぱこの人凄かったんやなあ
>売れてる名盤
たしかに売上げだけは凄かったといえよう。
何かね、人間味が感じられないのですよ。カラヤンの演奏ってね。
最近、一所懸命聴いてるんですけどね、なかなか「お!やっぱり
すごいなぁ」という感想は得られないですね。
カラヤン演奏の旨味ってどのへんにあるんでしょうかね?
562 :
名無しの笛の踊り:2006/08/04(金) 09:54:03 ID:jBnwFrrL
563 :
名無しの笛の踊り:2006/08/04(金) 09:59:59 ID:zlDnCPOc
人間味?
精神性(笑)みたいなもんか?
564 :
名無しの笛の踊り:2006/08/04(金) 10:20:35 ID:XAUKvEs8
アマチュア聞くと人間味感じるから、そちらをお薦めする。
>>561 演奏の難しい曲をいとも容易くこなしてしまうところ
まずは新ウィーン楽派の管弦楽集をどうぞ
566 :
名無しの笛の踊り:2006/08/04(金) 12:12:32 ID:XAUKvEs8
>>558 , イ)ィ -─ ──- 、ミヽ
ノ /,.-‐'"´ `ヾj ii / Λ
,イ// ^ヽj(二フ'"´ ̄`ヾ、ノイ{
ノ/,/ミ三ニヲ´ ゙、ノi!
{V /ミ三二,イ , /, ,\ Yソ
レ'/三二彡イ .:ィこラ ;:こラ j{
V;;;::. ;ヲヾ!V ー '′ i ー ' ソ
Vニミ( 入 、 r j ,′
ヾミ、`ゝ ` ー--‐'ゞニ<‐-イ
ヽ ヽ -''ニニ‐ /
| `、 ⌒ ,/
| >┻━┻'r‐'´
ヽ_ |
ヽ _ _ 」
ググレカス [ Gugurecus ]
( 2006 〜 没年不明 )
568 :
名無しの笛の踊り:2006/08/04(金) 12:50:19 ID:AowjPPEV
>>567 いろんな意味で空気読めてない
あと初めにカラヤンの演奏を聞いてしまうと(特に70年代BPOで)
彼のありがたみが湧かなくなるのは問題。w
569 :
月我丈次:2006/08/04(金) 15:46:03 ID:VMWXgr4Y
>>568 それはあるね〜
ある意味レコード芸術の究極の姿かもしれないと思うよ
70年代のBPOの録音は色々な意味で凄い。
今聴きなおすと付加したエコーがわかっちゃうところはあるとしても。
30年代40年代から50年代にかけて沢山残ってる
ロマンティックな演奏を聴くと、
70年代に一つの頂に到達した感がとてもある。
スタンダードな演奏をどこに持ってくるかで評価って変わっちゃうからね〜
なかなか難しい問題だね。
570 :
名無しの笛の踊り:2006/08/04(金) 18:20:55 ID:J9hu3sCO
Google Videoでカラヤンの若い頃の運命全曲を観られるけど、やっぱり若い頃の
演奏はのりがいいねえ。編集も後年の不自然なものと違い、ごく自然に楽しめる。
それにしても運命で30分を切る演奏は、当時としてはかなり新鮮だったんでしょうなあ。
571 :
名無しの笛の踊り:2006/08/04(金) 20:07:14 ID:64+xAFbQ
カラヤンがやけくそになっただけのような (ry
なぜにやけくそになるのかと
573 :
名無しの笛の踊り:2006/08/04(金) 21:37:04 ID:J9hu3sCO
29分と聞くと確かにやけくそになって指揮しているのかと思うけど、映像を観る
限り、かなりゆったりした指揮ぶりだから、冷徹な計算に基づいての演奏時間
なんでしょうな。
574 :
名無しの笛の踊り:2006/08/04(金) 22:38:19 ID:3pBW+Rjd
シュワルツコップが亡くなりましたね。黙祷。カラヤンとの競演でいえば
「ばらの騎士」の録音が有名ですね。他に印象に残る録音といえば
何でしょうか。
575 :
名無しの笛の踊り:2006/08/04(金) 23:23:19 ID:u2KOGsE6 BE:210114836-2BP(2)
>>574 ベートーヴェンの第9を2度入れてる(1948年と1955年)
>>576 66年のベト5ですよね。
LDを持ってますが(シューマン4と新世界の3曲ワンセット)、
DVDでもピッチ修正されてないんですか。
あれはチョッとひどい・・・。
578 :
名無しの笛の踊り:2006/08/05(土) 09:10:17 ID:Eddl+hbl
>>276 それはヨーロッパのマスターテープを使ってるんだな。
フィルム秒24コマ→PAL25コマだからそのまま1コマづつシンクロさせると1/25ピッチが高くなる。
ヨーロッパのPALの映画DVDはピッチが高くて動きも(気づくレベルじゃないが)早くなる。
ちなみにNTSCの場合は秒30コマだからフィルムからそのまま変換すれば問題ない。
多分映画から直接でなくPALのマスターをそのまま流用してるのだな。
>>574 録音年は失念しましたが(確か40年代後半だった気が…)、ドイツレクイエムがあったかと。
最後の4つの歌もあるけれど、仕上がりが気に入らずにヤノヴィッツと入れ直した
逸話の方が有名かも。
VPOとのドイツレクイエムは1947年、ホッターとのペアーでした。
4つの最後の歌は1956年POとのライブが出てました。ブレインのホルンが聞けます。
あとカラヤンとシュヴァルツコップなら、「コシ・ファン・トゥッテ」、「こうもり」
「ナクソス島のアリアドネ」、「ヘンゼルとグレーテル」あたりも歴史的名盤かと。
582 :
579:2006/08/05(土) 16:46:23 ID:rtBgMlO/
>>580 >>581さんが端的に説明して下さっています。
>>581 代レス&さらなる情報提供ありがとうございます。
実演を含めるともっと増えるかな?
583 :
名無しの笛の踊り:2006/08/05(土) 20:01:01 ID:NIm1KKen
チャイコの6番って、どれが一番悲愴?
584 :
名無しの笛の踊り:2006/08/05(土) 20:04:37 ID:Ip0UwpzR
70年代のEMI盤
カラヤンってのは演奏の中であんまり自己主張しない人だったんじゃないか
と思う。バーンスタインが演奏の中での自己主張が強かったのと対照的。
演奏美学として、客観的な系列と主観的な系列に分かれるとしたら、カラヤン
はやはり客観的なタイプだったんじゃないかな。
弟子の小澤も客観的。自分のことよりもお客さんのことを考えている?
カルロス・クライバーは主観と客観の均衡が取れたタイプだったと思う。モン
トゥーなんかもそう。
しかしシューリヒト、ムラヴィンスキー、トスカニーニは即物的な主観性が強い。
ストコフスキーのロマンティシズムは意図的なものだから、彼の演奏の個性は
ロマン的な客観主義の産物だ。
カラヤンのロマンティシズムもまた、意図的に作られたものじゃないかな。その
意味で客観的なのだ。
587 :
名無しの笛の踊り:2006/08/05(土) 21:27:24 ID:9zB5VNFr
そくぶつてき 0 【即物的】
(形動)
(1)物に即して考えるさま。主観を交えないで、事物そのものの本質を見きわめようとする態度。ザッハリッヒ。
即物的な主観性?
588 :
名無しの笛の踊り:2006/08/05(土) 21:31:00 ID:yhX/UV+8
大指揮者がやると大体主観的なんじゃないの?
極端か一般的なのかに別れるけど。
589 :
名無しの笛の踊り:2006/08/05(土) 21:49:05 ID:dLmvFihC
カラヤンもカラヤン節が有名だった。曲によるんじゃないか。レニーはマーラー
とかでかなり個性的な解釈をしたのは認めるが。
590 :
名無しの笛の踊り:2006/08/05(土) 22:23:18 ID:/+0Ks3kf
ロシア人にしては、結構ドイツで活躍したんですね
591 :
名無しの笛の踊り:2006/08/05(土) 22:40:47 ID:jNcI2WXb
アンダンテのブル5はどうですか?
592 :
名無しの笛の踊り:2006/08/05(土) 22:44:53 ID:8l4FV+vo
マラヤン
「カラヤン節」って、作文で言えば句読点がない文章のようなあれですか。
レガートの多用で流線形にしてしまう…。
なんでああなってしまうのでしょうか?
美の追求の結果
595 :
名無しの笛の踊り:2006/08/05(土) 23:39:06 ID:PPDNMlQ5 BE:494996494-2BP(18)
596 :
名無しの笛の踊り:2006/08/06(日) 00:37:02 ID:VGIQ9P5W
カラヤン流のレガートってのちのちの人たちにも影響与えてない?
ジュリーニ&シカゴの「グレート」聞いたときなんかそう思った。
あとドホナーニとか。
ドホナーニは実際にカラヤンのリハーサルを見学してたようだし影響受けたのは間違いないなw
あのカラヤン・レガート(?)の美学を受け容れられるかどうかだね。
カラヤンにはカラヤンなりの信念があってやってたんだろうから。
たしか…「音を区切ると音楽の流れが途切れてしまう」とかいう話を
メニューインとの対談でしてなかったか?
某タワレコのクラシック売り場でそのDVDの映像が流れてた。
599 :
名無しの笛の踊り:2006/08/06(日) 01:12:31 ID:5NWc8Jup
象徴的なのが、第九のリハーサル。
四楽章のビオラのパートに於ける明確な指示だね。
>>599 第九のリハ盤は60年代ベト全のSACD全集に特典盤で入っていて、
自分もそれを買った時に初めて聴きましたが、ものすごく細かい
リハーサルをしていて、とても興味深く、今でもよく聴いています。
もしかしたら、全集の中で一番よく聴いているかも知れない…(笑)。
指示は楽譜上にある表情記号や指示記号などを具体的に指摘
し続けるような感じが大半ですが、結果として出てくる音楽は、
味気のない、単なる機械的なものとは違っているわけで、この点に
「リハでは手綱をしっかりと締め、本番(通し)ではそれを開放して
オーケストラに任せる」というカラヤンのやり方がよく伺えるような
気がしました。
それにしてもSACD全集はとても良い音質ですね。
自分はOIBP盤も持っていますが、SACD全集のCDレイヤーの
音質ですらOIBP盤よりも自然かつ生々しいです。
DSDはマスターテープの音にもっとも近い、ということのようですが、
だとすると、60年代のベートーヴェン以外の録音のものも、マスター
テープの音は、本当はこのベートーヴェンのように素晴らしいもの
なのでしょうか。
他の録音ももっとSACDで聴きたいです。
601 :
名無しの笛の踊り:2006/08/06(日) 17:26:50 ID:VGIQ9P5W
>>591 僕は大好きな演奏です。
DGの全集でも「ロマンティック」や7番8番あたりは
あまり好きではないんですが、5番は素晴らしいですね。
すべてにおいてバランスが良いと思います。
>>600 私もそのSACDの全集持っています。
プレーヤーを購入した際同時に買ったソフトでした。
当時の「カラヤン&BPOでベートーヴェン全集だ!」というメーカーの
気合が感じられる名録音です。
それまであまり気に入ってなかった4番の演奏など見直しました。
602 :
名無しの笛の踊り:2006/08/06(日) 19:39:02 ID:8Ed+WxaK
SACDで指輪全曲も復活して欲しい。これはべト全を遥かに上回る名録音として
当時から有名だった。SACDだとさらにどんな新発見があるか楽しみ。
603 :
名無しの笛の踊り:2006/08/06(日) 19:48:47 ID:VGIQ9P5W
>>602 リングはもともといい録音ですからね。
SACD化希望ですね。
>>584 迫力満点だよね。DGだとなぜこうならないのか不思議・・
605 :
名無しの笛の踊り:2006/08/07(月) 00:15:24 ID:h3lEBkKw
EMIは当時音割れしていることが多いと不満をもつ人もいたんだが。音割れ
するくらい感度上げて録音したから、音のエネルギーが損なわれないというか
テープノイズが少なくて済んだとも言えるのかも知れないけど。
606 :
名無しの笛の踊り:2006/08/07(月) 02:11:32 ID:KUKrh/Wb
アナログ時代のDG盤は全体的にテープのヒスノイズが多くてぼやけた感じがする。
録音の仕方もオフマイクな感じで楽器が遠くで鳴っている感じがする。
だから同時期のアメオケの録音やロンドン(デッカ)等と較べると、楽器の存在感が出ていない。
音色もデッドな感じで実に惜しい。
ソニーのカラヤンの遺産の話なんですけど、82年収録のベト5ですが、
輸入盤のDVD持ってるんですが、前にCSのクラシカジャパンで見たのと
映像が部分的に違うんですよね。。
DVDは国内盤も輸入盤も全く同じでしょうか?
クラシカを見てよかったので、輸入盤のDVDが安かったので
買ったのですが少し違くてショーボーンとなりますたw
どなたか詳しい方教えてください。
608 :
名無しの笛の踊り:2006/08/07(月) 07:50:21 ID:rAYfAHp6
>>598 >「音を区切ると音楽の流れが途切れてしまう」
カラヤンってレガートだけが強調されがちだけど
あのレガートも他の指揮者が振ったら
多分「ただ音を伸ばした」だけの冗長なものになるはずなんだよね
ベルリンフィルってオケの特性上(よく言われるけど)
ピラミッド型の積みあがるサウンド、ってのも関係するとは思うんだけど
下をきっちり作ってるからそのうえに乗る音がレガートでも
大丈夫というか綺麗に聞こえるというか・・・
ただ伸ばしゃ良いってもんじゃない、カラヤン技法の凄さが最近分かるようになった
カラヤンでも例えばカルメンの新録なんか
結構フレーズを切ってメリハリのある演奏しているぞ。
まあ、使用している版の問題もあるだろうが、
想像していたのとは随分違ってクライバー並の筋肉質の演奏だった。
もっと情緒連綿のとろけるような演奏かと思ったけど。
カラヤンって全休止短く取る気がするんだけどなんで?
楽想が変わるでもなくインテンポで1小節1,2,3,4って
全休止がある部分とかだとほとんど3〜3.5ぐらいで入る
>>610 あるある、ジュピターとかそうだよね。
頭の中で全休止をカウントしてないんじゃ?
感覚で、次のキューを出している感じがする。
それともフレーズの捉え方が、巨視的なのかな?
ブルックナーの第9のDVD見てるとそう思う。
チョット残念ですね。
まあ、性格的にせっかちなんだよ。
よくカラオケで休符ちゃんととらないオヤジいるじゃん
あれと同じ。
んなわきゃねー
613 :
名無しの笛の踊り:2006/08/07(月) 20:06:17 ID:9JLBGSyW
レガートがあう曲と合わない曲あるよ。
ベートーヴェンでレガートやられると、間の抜けた感じになる。
614 :
名無しの笛の踊り:2006/08/07(月) 20:13:54 ID:+VvpEgNY
取り過ぎるティーレマンは間延びする。
なんか、作戦が見え透いてやだな。
615 :
名無しの笛の踊り:2006/08/07(月) 20:27:08 ID:CoOQqI78
ベートーヴェンの交響曲は、
弦の火花の散りそうなアクセントの唸りに醍醐味があるのです。
616 :
名無しの笛の踊り:2006/08/10(木) 22:16:27 ID:gMdIsgkn
カラヤンの軽騎兵序曲最高だね。
617 :
名無しの笛の踊り:2006/08/11(金) 00:13:43 ID:9nx+NDkr
カラヤン&BPO
マスカーニの≪カヴァレリア・ルスティカーナ≫間奏曲は美の極致!!
618 :
名無しの笛の踊り:2006/08/11(金) 02:33:18 ID:PVZlMqi2
↑とっても同意!
オペラ間奏曲集はどれもすばらしいが、「カヴァレリア・ルスティカーナ」は白眉!
619 :
名無しの笛の踊り:2006/08/11(金) 04:23:19 ID:NFl/J27q
カラヤンは、音の美しさに関して定評があったからな。大曲だと音の美以外に
いろいろ要求されるから、人によっては批判する演奏もあったけど、間奏曲とかの
いわゆる小品だと、多くから評価されていた。
620 :
Herbert:2006/08/11(金) 07:41:44 ID:vdJo+WJo
同感です。そして同じアルバム中の椿姫第3幕前奏曲も逸品!悲劇的なオペラ
の結末が見えるような演奏ですが、変に情緒的に安っぽい所がなく、知的・
叙情的・美的な表現は完璧。曲最後のシュヴァルべ(おそらく)のソロが限り
なく素晴らしいです。カラヤンのオペラ、呼吸が素晴らしいのです。
最高ですね。
チャイコフスキーの三大バレエ組曲集もいいでしょ。
622 :
Herbert:2006/08/11(金) 08:47:35 ID:vdJo+WJo
チャイコの3大バレエも3回録音してましたね、PO、VPO、BPOと。
POは若々しいフレッシュな魅力、VPOはオケの音色の魅力(当時ウィーン国立
歌劇場の総監督だった)、BPOはたっぷりとしたオケとの表現の魅力か
なあ。各々のオケの特徴を生かしきった演奏だったように思います。
聴かせ上手なカラヤンの面目躍如たるところですが、以前どこかで(TVで)
カラヤンに関する「聴衆に媚びてる」なる発言を聞いた事があったけど
これはおかしい。カラヤン人気を皮肉ったか嫉妬しているとしか
思えませんね。本当に素晴らしい芸術・音楽を正当に素晴らしいと思い
評価できないとしたらこれは悲しい事。
私はたとえカラヤン以外でも素晴らしい曲の素晴らしい演奏は大好きです!!!
623 :
Herbert:2006/08/11(金) 12:25:11 ID:vdJo+WJo
ところで、モスクワ・ライヴのショスタコ10番、出来凄過ぎ!
フルヴェンも真っ青、ライヴのカラヤン、天才の証明!
624 :
名無しの笛の踊り:2006/08/11(金) 13:36:35 ID:MiOLdohz
>>621 「花のワルツ」はゴールウェイが吹いてるからそれだけで聞くけど
オケの(弦の)もったりした特性もあってか微妙に感じたりもするんだよなぁ
ゴールウェイで思ったけど
「カラヤン・ホーム・コンサート」ってアルバムの牧神ってゴールウェイじゃないの?
録音期間が1969-75年なんだけど違う?あれブラウなの?
625 :
名無しの笛の踊り:2006/08/11(金) 23:25:15 ID:fRtjX9D0
カールハインツ=ツェラー
626 :
名無しの笛の踊り:2006/08/11(金) 23:35:35 ID:el/ouC3l
ブル5ライブ裏青で出るんだ・・・
627 :
名無しの笛の踊り:2006/08/11(金) 23:42:15 ID:fRtjX9D0
>626
何をいまさら。もう何種類出ていると思ってんだ!
628 :
名無しの笛の踊り:2006/08/12(土) 00:15:19 ID:Dk96COzh
1967年のだよ。
>>624 「胡桃割り人形」録音の頃、
ゴールウェイはまだベルリンフィルにいなかった。
カラヤン(だけではないが)の裏青、レパートリーが偏り過ぎ。
ヴァントの正規盤よりましかもしれんが。
631 :
名無しの笛の踊り:2006/08/12(土) 02:40:45 ID:Dk96COzh
632 :
名無しの笛の踊り:2006/08/12(土) 08:06:26 ID:bZwXTWKb
カラヤン=BPOの「牧神」の正規録音は
ソロは全てツェラーが受け持ってるな。
633 :
名無しの笛の踊り:2006/08/12(土) 08:57:50 ID:kIFn6cQy
カラヤンはレパートリー広しといえど実際に演奏会に出す曲はおおまかにかぎられているもんな。
合唱曲なんてヴェルレクが一番多いんじゃないか。あとブラームスの交響曲、ベト、
ブルッパチ、英雄の生涯あたりが最多。
ベトの戦争交響曲の録音があるな。1812年と一緒にコンサートでやってれば(やってないけど)
それは是非聴きたい。
634 :
名無しの笛の踊り:2006/08/12(土) 09:14:29 ID:uqSVP+M/
アダージョカラヤンに入っているアルビノーニのアダージョはどうよ。
635 :
名無しの笛の踊り:2006/08/12(土) 12:01:18 ID:DJUJyUWg
かなり良いよ
アダージョカラヤンが無性に聴きたくなった。よし聴こう。
お盆休みに旅に出たらカラヤンのブルックナー持ってくるの忘れたorz
638 :
名無しの笛の踊り:2006/08/13(日) 19:17:15 ID:K9VK1mSm
EMIのカラヤンオペラバレー集を買いました。
640 :
名無しの笛の踊り:2006/08/14(月) 19:23:46 ID:tBU0/FOj
いいでしょ。オペラバレエ集。
ところで有名なEMI盤のワーグナー管弦楽曲集T&Uの感想求む。
特にマイスタージンガーとタンホイザーパリ版。
私としては理想郷。他の何聞いてもワーグナーとは認められなくなってしまっています。
あれ?俺の持ってるの一枚物なんだけどな>ワーグナー
分売の奴はパルジファルのが入っているのか・・・・それだけのために買うのもなあ
1974年のベルリンフィルのですか?
だったら第1幕への前奏曲と、第3幕への前奏曲が入っていますよね。
ナチの滝
644 :
名無しの笛の踊り:2006/08/14(月) 20:43:35 ID:rmUziLl1
>>640 >>641 99年だったかにグランドマスターシリーズで発売された時に2枚そろって買った。
父親がLP2枚組のを持っていて、おれが厨房のころによく聞いていた。
演奏は豪壮華麗。
おれはウィーンpoとのザルツブルクライヴのしなやかさ&妖艶さが好きなのだが、いかんせんこちらは収録曲数が少なくカラヤンのワーグナー管弦楽曲集を聴きたいのなら、やっぱりベルリンpoとの2枚組がお薦めですね。
645 :
名無しの笛の踊り:2006/08/15(火) 12:05:49 ID:W3lpoSSV
>>629 ゴールウェイの「胡桃割り人形」 は、ボールト=RPOがある。
カラヤンのワーグナー管弦楽曲集は
EMIに入れたI,II(一枚物はパルジファルの第1幕、第3幕への前奏曲が省略)
DGウィーンのザルツブルグライブがありますが、
DGにはベルリンフィルとやったやつがまだありますよね。これがあまり話題にならないのはなぜ?
647 :
名無しの笛の踊り:2006/08/15(火) 20:55:42 ID:G7z1d956
なぜも何も全曲盤で出てるのに序曲集みたいな半端モノ聴いてよろこんでるのはお前位だろw
648 :
名無しの笛の踊り:2006/08/15(火) 21:23:23 ID:1WeW+Xab
649 :
名無しの笛の踊り:2006/08/15(火) 21:33:09 ID:03Yf+n3Y
>>647 モーツァルトやベートーヴェンならともかく、ワーグナーなら「序曲・前奏曲集」と書くべきですね。
それと文に句読点が打たれてないので、一読して意味がつかみづらいです。
ワーグナーの毒に当てられて脳細胞が破壊されたのでしょうか。
お気の毒です。
650 :
名無しの笛の踊り:2006/08/15(火) 23:24:38 ID:OUnlJwDN
タンホイザー序曲だとドレスデン版が聴ける
651 :
名無しの笛の踊り:2006/08/15(火) 23:26:09 ID:Dzyj3rEQ
やっぱパリ版でしょ。
652 :
名無しの笛の踊り:2006/08/15(火) 23:48:41 ID:4tCsgU1P
ノヴァーク版がよい
ワーグナー管弦楽曲集のEMI盤なら、個人的には1枚の輸入art盤より
2枚に分けられた国内art盤が絶対にお薦め。
正直に言うと、なぜパルジファルの1,3幕の前奏曲を削ってまで、
輸入盤は1枚に拘ったのか、理解に苦しむ。
カラヤンが特にパルジファルに拘っていたのはEMIも知っていただろうに…。
実際、この2枚に収録されたパルジファルの1,3幕の前奏曲は、絶対に
聴かなければ損だ。
DGの全曲盤での演奏よりもじっくりとスローで、濃厚に演奏されている。
パルジファルはいまひとつ人気がない、という短絡的な理由で削ったの
なら、レーベルとしての良心を疑ってしまうところ…。
ちなみに管弦楽曲集を聴いてハマった後は、絶対に全曲盤を聴いていった
ほうがいいね。
特に、トリスタン、ローエングリン、マイスタージンガー、リング、パルジファル
は、個人的にはカラヤン以外のものは、だれのものを聴いてもワーグナーとは
認められなくなってしまっている。
654 :
名無しの笛の踊り:2006/08/16(水) 02:08:06 ID:xGxHnwTo
そういえばカラヤンのタンホイザー全曲ってあるの?
656 :
Herbert:2006/08/16(水) 02:33:28 ID:mJzhjV9i
カラヤンは20世紀後半最高のワーグナー指揮者だと思う。バイロイトで活躍
したクナッパーツブッシュもカラヤンのワーグナーの魅力にはかなわない。
咆哮ではなく歌うワーグナーがカラヤンの特徴で、オケから引き出す音も
透明感と重厚感の両方を矛盾無く聴かせてくれる稀有なもの。653の8つの
オペラもそうだが、オランダ人はどうしたのだろう?
657 :
名無しの笛の踊り:2006/08/16(水) 10:15:39 ID:ww75oqlQ
このコテうざい
658 :
名無しの笛の踊り:2006/08/16(水) 10:53:56 ID:mE+yyTrh
数年前出たオルフェオからのトリスタンはどうなん?
あれ出た当初は輸入版は置かない主義の馬場ムトウでも置いてたくらい
話題版だったけど、実際聞いてみても「?」な感じが残るのよねー。
で、あれはカラヤンが楽譜見ないで指揮していてそれでミスがあって
歌手も混乱してたっからだっていう話があるんだけど、真相は如何?
659 :
名無しの笛の踊り:2006/08/17(木) 11:23:38 ID:UzUGzpiB
age
660 :
646:2006/08/17(木) 12:21:37 ID:ALhyCPjB
661 :
名無しの笛の踊り:2006/08/17(木) 17:55:47 ID:UzUGzpiB
age
カラヤンのワーグナーなら、1957年のトリスタン、タンホイザー、マイスターの
前奏曲、序曲がいいね。
663 :
名無しの笛の踊り:2006/08/18(金) 02:01:59 ID:OseBJ8TN
57年のタンホイザーとトリスタンは ステレオがありそうでないよね?
55年のカイルベルトのリングでデッカがステレオ録音したってだけで大騒ぎしてるのにだ。
そのたった二年後に放送音源がステレオ化されてると思える理由がわからん。
まあ、スタジオ録音ならその時代でもステレオはあるんだけどな。
666 :
名無しの笛の踊り:2006/08/18(金) 15:16:54 ID:CIrjwE4O
658同様、orfeo盤のトリスタンとイゾルデの評価求む!
667 :
656:2006/08/19(土) 00:10:38 ID:ZGCTySvI
全く同感!要はワーグナーをどう位置づけるかに寄るが カラヤンの曲の
捉え方が汎用性を得ている。クナヤベーム等の限られた能力で表現するとの比較すると
その表現の多様性に改めて気づく事になる. カラヤンの62年のベートーベンを聴いた後に
67年のワルキューレや70年のブルックナーを聴くと 曲により表現を変えるカラヤンの
凄さをいかなるロバの耳の持ち主でも感じる事が可能です.
今日はここまで
ORFEOのトリスタンは3枚組じゃなかったっけ?
そうだとしたら、第1幕の最後で切れてるはず。
669 :
名無しの笛の踊り:2006/08/19(土) 02:18:02 ID:eK5kQImQ
来年はBPOのカラヤンオンリーで自主制作盤を出して欲しいね。
60年代から70年代のベルリンでのライブを中心に。
670 :
名無しの笛の踊り:2006/08/19(土) 09:31:34 ID:V3adK1Fv
再来年はカラヤンの正規CD化されていない曲のライブ音源を10枚組くらいで
ドドッと出して欲しい。ファンの人は思い思いの企画案をベルリンフィルに
メールで送って提案してみよう!
アンネゾフィームターとやってるメンデルスゾーンの
ヴァイオリンコンチェルトがキモイんだが
これはメンデルスゾーンがキモイんだな
語彙を増やせよ
私はむしろ晩年の腐臭の漂ったライブが好きだ。
・幻想(いろいろあるが80年代のならどれでも)
・ロ短調ミサ
・1983年のブラチクルス
・100周年コンサートのマラ9(これにかえて同年のザルツブルクでのマラ9でもよい)
・晩年によく振ったモツ29&39のライブ
・晩年にもライブで振ったベト4&7
・タコ10のライブ
・アルペンのライブ
・シベリウス、ニールセンのライブ(ニールセンはライブはやってなかったかも)
80年代のカラヤンには腐りかけの巨神兵のような凄みがあるといえよう
>>656 心底同意。
透明感と重量感、それに陶酔感と官能美、ドラマティシズム。
これらを全て満足させてくれるのはカラヤンだけだった。
20世紀後半最大のワーグナー指揮者は間違いないね。
最大
677 :
名無しの笛の踊り:2006/08/19(土) 19:21:07 ID:0vbSTnOZ
60年代によくやっていた現代音楽のライブ集めたCDなんて出したら面白いのに。
ポリモルフィアとか。
戦争レクイエムとかグレの歌なんて録音あれば是非是非。
678 :
名無しの笛の踊り:2006/08/19(土) 19:55:16 ID:9jqkGVIi
カラヤンのワーグナー序曲集74年録音を3種類持っている。
1.87年ごろの古い輸入CD1枚もの
2.98年頃のHS2088の2枚もの
3.ARTの輸入1枚もの
この中で特にタンホイザー序曲の盛り上げが
一番華麗に聴けるのは1だった。
録音レベルが異常に低いが。
2はかすれ、3は雰囲気はあるがボヤけている。
EMIの戦略にまんまと乗せられているんだよな。
確かにHS-2088は音が薄っぺらくなる傾向はあるね
680 :
名無しの笛の踊り:2006/08/20(日) 00:01:55 ID:O4xnd3EK
74年物のタンホイザーは、
盛り上げのピークのちょっと前のトランペットと
それに続くピークの打楽器、
その直後の目の覚めるようなカスタネットがいいですね。
聴かなくても思い出すだけで興奮してしまう。
682 :
名無しの笛の踊り:2006/08/20(日) 01:35:19 ID:8BSwT/62
あそこ聴いて何にも感じない奴とは友達になりたくない。
683 :
名無しの笛の踊り:2006/08/20(日) 01:39:58 ID:AIDBN1aM
助かった。
ニーベルングの指環とマイスタージンガーに、驚くほど静かで美しい
瞬間がたくさんあることを教えてくれたのが、カラヤンでした。
カラヤンのワーグナーが他のワーグナー指揮者のものを圧している
ところは、そういった点と、いざパワーが必要なところは圧倒的な
パワーとスケールを持っていて、そのダイナミクスの差が凄まじい
ところではないかと思います。
歌手は必ずしもワーグナー歌いに拘っていなかったように思いますが、
むしろドラマの中のキャラクターのイメージには、ワーグナー歌いで
有名だった歌手たちよりも、よく嵌る歌手たちを選んでいると思います。
歌詞の言葉ひとつひとつの表情付けもよくされていて、歌手の歌稽古で
言葉というものに相当拘っていたのではないかと、想像されます。
ワーグナー指揮者として有名だった某指揮者たちを含めて、ワーグナーで
ここまでやれている指揮者は、カラヤン以外にはなかったし、これからも
カラヤン以上にやれる人は、簡単には出てこないでしょうね。
歌手がはまっている、とはいうものの、たとえばウォータンの告別などはやはり歌手が弱いと感じてしまう。また、
例の下降する契約のモチーフももっとはっきり出して欲しい、と思わないでもない。
ジークリンデとジークムントの二重唱は絶美だし、この部分はオケが超絶的に美しく、弦の刻みがこんなにはっきり聞こえる演奏は
ちょっとない。しかしジークムント役の歌手はカラヤンの演奏に合っていないと思う。
686 :
名無しの笛の踊り:2006/08/20(日) 21:57:33 ID:R1fitbRp
少なくとも、ベト・シューマン・ブラムスあたりは
レガートは合わないなあ。
BPOの自主制作CDがいくつか出るみたいですけど、63年のフィルハーモニー
落成記念公演のベト9がステレオで登場するみたいですね!
裏青で出てるやつは最後エコーかかって不自然ですけど、その辺ちゃんとなってるのかなw
688 :
名無しの笛の踊り:2006/08/21(月) 01:22:51 ID:X4EmHcqw
ちゃんとしていなきゃ出す意味ない。
狂喜のあまりショックになりそう音源でないかの?
689 :
名無しの笛の踊り:2006/08/21(月) 02:33:25 ID:YbpUjxoU
690 :
Herbert:2006/08/21(月) 07:48:13 ID:vI5uS+yC
675:共感に感謝します。数多いる音楽ファンの中で『心底同意』と思われ
ると本当に嬉しくなります。特にワーグナー論議になるとカラヤン・ファンは
熱っぽく語り始める。それだけ多くの録音等を通じてカラヤンのワーグナーに
感激した経験を持つ人が多いからでしょう。イタリア・オペラでもそうだけど
カラヤンはワーグナー・オペラの全てのフレーズを本当に丁寧に大事に歌い上
げていると思う。しかも常に聴衆の立場で音楽をとらえる指揮者だったから
聴き所、聴かせ所(つまりツボ)を実に上手く聴かせる。
684の方に私も同感です。『歌詞の言葉ひとつひとつの表情付けもよくされ
ていて、歌手の歌稽古で言葉というものに相当拘っていたのではないかと、
想像されます。』は素晴らしい読みだと思います。職人的指揮者カラヤンの
真骨頂ですね。
691 :
宇野功呆:2006/08/21(月) 15:45:08 ID:oVOIMoIF
深い精神性を感じさせるベートーベンだ。筆舌に尽くし難い冒頭から見事といえよう。
きわめて劇的かつ人間的なアッチェレランドも実にすばらしい。渾身の力をふりしぼっ
た有名な主題も息をのむばかりで,ここでカラヤンの表現は,もはや気違い沙汰としか
思えない。しかも表現が全くただごとではない。特にすばらしいのはフィナーレで,
これはまさに愉しさの極みだ。これはもう神技と言って差し支えなく、ベストの出来と
いえよう。ベートーベンはカラヤン盤があれば他は必要ない。
宇野のせいでずっとカラヤンのベト聴かず嫌いだったなぁw
4つのベト全そろえた今となっても納得いかない部分は多い。。
>>684 発売当時、室内楽的精妙さをもつワーグナーと評されたくらいだからね。
694 :
アホしかいないのか?:2006/08/23(水) 02:07:35 ID:5W6XDVfR
762 名前:名無しの笛の踊り[] 投稿日:2006/08/23(水) 02:04:29 ID:RjjJOLCA
異様な盛り上がりで慶賀の至りですが カラヤンファンとして一言!
カラヤンんに比してフルヴェンは所謂能才であり決して断じて天才ではない
解るか!レパートリーの狭さがそれを証明する. 20世紀の最大の指揮者は
カラヤンなのです. どうか皆様誤解されませんよう老婆心ながら 心より
アドヴァイス申し上げます. こんな投稿ごめんなさい. でもフルヴェングラーは
良いところまでは行きますが 20世紀最大の指揮者では 決して 断じて
100% 天地神明に掛けてありえません. 皆様解った上で議論されていると確信
致しますが. ベームやクナのようにカラヤンの比べれば取るに足らない指揮者とは
申しません. フルヴェンは(長いので常にフルヴェンと言っています.それで十分)
20世紀前半の最大級の指揮者であり 霊感に富む表現は素晴らしいです.
でも表現の幅と応用性がカラヤンに比してかなり劣る点がマイナスであり
20世紀最大の指揮者と断ずるのは非常に無理があります. それを既定の事実と
した上でフルヴェンを楽しむ事が肝要かと存じます.
言わずもがなの内容ですが念の為.
繰り返しますがフルヴェンは最大級の指揮者と存じ上げます.フルヴェン収集家でも
御座いますから.
695 :
名無しの笛の踊り:2006/08/23(水) 02:15:22 ID:RjjJOLCA
出た!WPO! 人間の屑!カラヤンの話題をフルヴェンへ振ったカラヤンファンの
恥さらし! 世界中のカラヤンファンを敵にまわした境界児!
他人のヤフオクIDにけちつけて悦に入ってる引きこもり!カワイソ。
他のサイトも良くチェックしているな。 ひまじん.
他にやる事無いのか? 早く寝ろ!
696 :
宇野珍ポーコー:2006/08/23(水) 02:17:39 ID:kAc6MA2F
彡≡≡ミ
ω□-□ω
( 皿 )<それそれ、それいっ!といえよう。
人 Y / シコシコ
( ヽつ゜〜〜〜〜○ 〜〜〜〜○ ドピュッドピュッ
(_ω_)
697 :
名無しの笛の踊り:2006/08/23(水) 02:40:30 ID:Zng477PK
でも面白かったよ。フルヴェンもその辺のことは自覚していた可能性がある。
何かの雑誌で読んだけど、
フルヴェンの未亡人が、「うちの主人は、カラヤンについて、奴のレガートは凄いって言ってました。」
と証言してたらしい。
698 :
名無しの笛の踊り:2006/08/23(水) 09:08:52 ID:gilZDsfE
カラヤンとフルヴェン未亡人のエリザベートさんが
親しく談笑している写真があるけど、どんなこと話してたんだろう?
699 :
名無しの笛の踊り:2006/08/23(水) 12:51:39 ID:FPMiSweZ
カラヤン「ぬるぽ」
夫人「ガッ」
以前は宇野本だけで充分だと思ってた。
ただネットの普及した現在では古い。
通俗的だからわかりやすい。一般受けがする。
クラシック音楽の底辺を拡げた功績は多大だ。
だがしかし問題は宇野本を通俗的だと思わず、
評論だと錯覚してしまうことだ。
宇野本に接して入門するのはよいが、初歩の
段階をすぎたら、もっと優れた評論に移って
ゆかなければならない。
真の優れた評論は辛口専門ではない。
丸山真男いはく、解説書を書く人は評論をしてはならない。
> 通俗的だからわかりやすい。一般受けがする。
> クラシック音楽の底辺を拡げた功績は多大だ。
これ少し疑問。
俺ならこう書き直す。
「単細胞で頑固者だから信者とアンチに分かれる。
クラシック音楽にカルト/オタク的市場を形成した功罪は多大だ。」
>>690 「ばらの騎士」ではオーストリア訛りを歌手に特訓したって話もあるくらいだから、
言葉は大事にしてたんだろうね。
「カルメン」では、パリ・オペラ座のコーラスをわざわざ呼んでるし、
ドレスデンとの「マイスタージンガー」も、
「このオペラの最も理想的なコーラス」と太鼓判押してる。
なのに・・・・・それだったら・・・・・。
ウィーン楽友協会なんか、ガンガン使っちゃってさぁ。
お付き合いとはいえ、そんな事でポリシー曲げちゃう様な人かねぇ。
704 :
名無しの笛の踊り:2006/08/24(木) 22:10:00 ID:23pAI8Ai
カラヤンはブラームスはチャイコフスキーと並んで、かなり思いいれの
あるレパートリーだったはずなのに、なぜ「大学祝典序曲」や「ピアノ協奏曲
1番」は録音しなかったんだろうか?スケーターズ・ワルツとか軽騎兵序曲とか
マドンナの宝石といったB級通俗名曲は入れてるのに。
705 :
名無しの笛の踊り:2006/08/24(木) 22:16:11 ID:1/SeBuDN
>>704 ピアノ協奏曲第1番は、シュトレーゼマンによると
「何度か取り上げるよう進めたが、『若い頃やってみたがうまくいかなかった』」
ということらしい。
大学祝典序曲は単に好きでなかったのでは?
やらない指揮者、そう珍しくない。
フルヴェンもやってなかったはず。
あんな馬鹿っぽい曲やらなくていいよw
確かに大学祝典序曲はバカっぽいw
いくら通俗名曲を積極的に取り上げたカラヤンといえども鼻で笑ってたに違いないw
ウエリントンの勝利、1812年と比べてどっちが(ry
709 :
名無しの笛の踊り:2006/08/24(木) 23:31:36 ID:V4gvdABm
このヒト、私生活が派手だった、という話ですが、どういうふうに、
派手だったのですか? リアルタイムで見てないので(私は若い)、
よくわからないのですが。
710 :
名無しの笛の踊り:2006/08/25(金) 01:34:21 ID:ENJt0f2L
>>707 バーンスタインが大学祝典やると、真性バカっぽい演奏になる(w
それをカップリングしているブラ2のラストからして
既にバカっぽいからなあ、バンスタは
>>713 ノーヘルでサンダル履いて乗ってるやつかw
>>709 ヤター新しいポルシェ買ったよー
たった3秒で時速100キロ到達(*゚∀゚*)ワーイ
こんな感じ。
>>715 スリーセカンド?(大賀)
>>709 自家用ジェット持っていた。それも自分が操縦していた。(趣味と実用を兼ねていた)
719 :
Herbert:2006/08/26(土) 14:43:25 ID:BHhEAOzd
715:『ドキュメント・カラヤン・イン・ザルツブルク(1987年夏の映像)』で、
ソニーの大賀さんとの会話にありましたねえ!カラヤンにとって第一級の
スポーツカー(ポルシェ、フェラーリetc)は大人の玩具のようなもの。
オケもクルマも最高のものが欲しいのはカラヤンならでは!
721 :
名無しの笛の踊り:2006/08/26(土) 16:42:18 ID:LXdMxoRM
オモロイネタないの?
フェラーリもポルシェもベンツも持っていて嫁さんは美人で金持ちでしかも音楽の天才で
ああそれに比べて俺達は・・・・
なんと不公平なのだろうか
というルサンチマンがアンチカラヤンのエネルギーの源泉だなw
わからないでもないが
723 :
名無しの笛の踊り:2006/08/26(土) 18:37:32 ID:oogFZU0T
カラヤンの演奏を聴いてると、文章の句読点を無視した、
ちょっぴり毒っぽい色気ある声の朗読を聴いているようで、
曲の意味が伝わってこないような空しさをおぼえます。
あのレガートを多用する演奏はやっぱり気持ち悪いです。
724 :
名無しの笛の踊り:2006/08/26(土) 18:46:29 ID:oogFZU0T
ちなみに僕はセレブな人たちへの興味はありません。
彼らに対する憧れも憎しみもありません。
725 :
名無しの笛の踊り:2006/08/26(土) 18:59:10 ID:GQF+N8ub
>>723 今は古楽器演奏の影響もあって、フレーズやアーティキュレーションを
明確・明瞭にしたコンパクトな演奏も増えてきたからね。
カラヤン好きの俺としては残念だが、
だんだん古さや違和感を感じるようになってきたとは思う。
727 :
Herbert:2006/08/26(土) 19:09:57 ID:BHhEAOzd
724:私はただ憧れあるのみです。カラヤンのように親の遺産があるわけ
でも無く全て自分の腕一本で大成功し、その成功を愉しむ余裕まである
人を尊敬します。しかも彼が世の中に与えたものの凄さ、素晴らしさは文句
のつけようがありません。
728 :
名無しの笛の踊り:2006/08/26(土) 19:19:21 ID:GJMK0W/4
そのとーり。
ちなみに私はカラヤンに古さを感じることはない。
マーラー、ブラームス、ベートーヴェンについては、あまり評価しないが、
チャイコ、ワーグナー、通俗名曲については、
未だ追随を許さない存在だと思う。
人生としては憧れる気持ちはわかるが、妬む気にはなれない。
誰もがカラヤンになれる世の中なんてありえない。
不公平だからこそ自分の得意分野(=仕事?)でがんばる気になるわけでしょ。
俺がカラヤンが凄いと思うのは、ワーグナー、ブルックナー、Rシュトラウス、通俗名曲かな。
「マーラー、ブラームス、ベートーヴェンについては、あまり評価しない」には同意。
チャイコはムラヴィンスキーとかスヴェトラーノフを聴いた後にカラヤンを聴くと赤面してしまう。
なんだかカッコ付けすぎ・気取りすぎで恥ずかしくなる。
730 :
名無しの笛の踊り:2006/08/26(土) 19:30:03 ID:GQF+N8ub
カラヤンのブラームスは最高だと思いますが・・・。
好みだから仕方ありませんね。
731 :
名無しの笛の踊り:2006/08/26(土) 19:42:59 ID:GJMK0W/4
チャイコについては、ロシア人かウィーンの人か、どちらを重く見るかで感じ方がかわってくるのかも。
私は、ウィーンで洗練されたロシア人ってイメージで曲聴くから、
全然赤面しない。逆にロシア丸出しだとどん臭く感じてしまう。
ブラームスについては、すみません。
個人的には、ザンデルリンク(2番だけアバド)で決まりって感じなのです。
特にザンデルリンクのハイドンバリエーションには、誠実さが感じられ、
ブラームスの渋さが最もよく表現されている気がするのです。
ブルックナー、Rシュトラウスは忘れていました。
カラヤン最高ですね。
特に英雄の生涯は絶後ではないでしょうか。
他のを聴くと、どこかしら英雄の障害がつきまとってしまう。
長文ご免。
カラヤンの演奏は作曲家の主張の無いバロックが面白いよ。
連綿と歌ってくれるヴィヴァルディなんかたまらなく心地好い。
古典派以降だとイタリアものかな。プッチーニとかレスピーギ。
カラヤンのレガートが気持ち悪いっていう人たくさんいるけど、
ジュリーニのレガートのほうがもっとキモチワルイと思います(最悪!)。
でも、ジュリーニの悪口いう人って今までみたことないね。
これってなんだろう。
カラヤンの計算された人工臭に対して、ジュリーニの人間味ある温厚さとの違いか
735 :
Herbert:2006/08/26(土) 21:45:07 ID:BHhEAOzd
レガート奏法はカラヤンの音楽作りの根本だった。カラヤンにとって音楽とは
1つ1つの音であり、かつまたその音の一連の流れに過ぎなかった。音楽の
中の『歌』を重視したカラヤンがイタリア音楽(数々のイタリアオペラetc)に
強く心惹かれたのも彼が何よりも音楽に美を求めているからでしょう。同じ
ドイツ語圏とは言えドイツ人とは違うオーストリア人としてのカラヤンの特徴
が出てますね。ザルツブルク出身の最初の息子モーツァルトも当時の事とは
言え外国語であるイタリア語で素晴らしいオペラを書いてます(フィガロ、
ドン・ジョヴァンニ、etc)。ザルツ出身の2番目の息子カラヤンもヨーロッパ
の幅広い音楽地図の豊かさをまさに体現した芸術家といえましょう。『歌』を
重視しながらもリズムの安定、アンサンブルの正確さ、ハーモニーの充実さ、
が崩れない。その上でオーケストラ全体を本当に1つに纏め上げ豊かな表現で
全てを包み込んでしまう。
指揮者としての天才の証明以外の何ものでもないと思います。
>>735 ハーバートさんにお聞きしたいのですが
そのカラヤンの長所が良くでている
お勧めCDはどれですか?
>>733 人物像から来る心理的要因もあるかも。
権力や地位を最大限に利用した帝王カラヤンと
良すぎるまでの人の良さのジュリーニ。
>>737 やっぱそうでしょうね。納得します。
オンガク以外の部分に出てくるんでしょうな。
ジュリーニさんはとってもジェントルマンだって、いろんな雑誌にも書いてあるし、
こういうことが、きっと聴き手の心理にもプラスなんでしょうね。
彼のブラームスの第2とマンフレッド序曲は大好きです。「ライン」はレガートがきつ過ぎで好きになれないです。
私はからヤンはもちろんジュリーニも好きで聴きますが、737氏の言う
部分はやっぱり私もあると思いますね。
マスコミで語られるキャラクターイメージみたいなものが、音楽自体と
かけ離れたところで先入観と結びついてしまい、その先入観を持ちながら
音楽を聴いてしまうために起こる誤解もあると思います。
レガートに関して、カラヤンは冷たく、ジュリーニは人間的な温かみが
ある、というのが、まず先入観によるものと言わざるを得ないと思います。
カラヤンの演奏は、専門スレのこちらで質問するのがベストかと思ってきました。
http://www.hmv.co.jp/product/detail.asp?sku=1388538 カラヤン指揮ウィーンフィルのジゼルのCDです。
こちらの演奏はオリジナルの短縮盤を用いているとのことですが、演奏内容はどのような印象でしょうか?
お薦め演奏スレなどをみても、この曲のお勧めレスでは必ずカラヤンの名が挙がります。
私はボニング新旧、マルティノン、MTTとNAXOSのやつぐらいしか聴いていません。
恥ずかしながらカラヤンには余り造詣がないのですが、驚異的な高評価に興味を持ちました。
曲目が曲目(バレエ音楽)だけにレスをつけるのが難しいかもしれませんが、もし詳しい方がいらっしゃるようでしたらお願いします。
>>740 ジゼルの話題はこのスレでもあまりあがらないので、それほど
詳しい人はいないのではないでしょうか。
別スレで聞いたほうがいいかも知れないですね。
ただ、私の場合は、カラヤンのジゼルは、これ一枚あれば他は特に
いらないかな、と思っている、美しい演奏です。
しかし、私はジゼルには特に詳しくありませんので、ご了承のほど。
>>735 カラヤンのイタオペとくると、私の場合はプッチーニですね。
ヴェルディもいいけど、プッチーニの説得力は格別です!
742 :
Herbert:2006/08/27(日) 01:50:58 ID:XRMxsXas
735:741:カラヤンのお勧めCDとなると私の場合、まずオペラになります。
・アルビノーニの『アダージョ』、パッヘルベルの『カノンとジーグ』、Vivaldi『四季』
・バッハ『マタイ受難曲』、ヘンデル『合奏協奏曲』
・モーツァルトの三大オペラ(Figaro、Don Giovannni、魔笛)、6大交響曲(EMI)
・Beethoven『フィデリオ』、第九(ベルリン・フィルハーモニーホール落成記念)
・ワーグナー『トリスタン』『マイスタージンガー』『パルジファル』『リング』
・Verdi『トロヴァトーレ』『ドンカルロ』『オテロ』『アイーダ』『ファルスタッフ』
『レクイエム』
・Puccini『ラ・ボエーム』『バタフライ』『トスカ』
・R・Strauss『サロメ』『バラの騎士』
・フランス音楽『海』『牧神』『ボレロ』『ペレアスとメリザンド』『カルメン』
・チャイコフスキー、4〜6番(70年頃EMI、70年代半DG)
・ブルックナー4番(70年頃EMI)、8番(DG)
・ブラームス交響曲全4曲、『ドイツ・レクイエム』『悲劇的序曲』
番外編として、Beethovenの『トリプル・コンチェルト』、ショスタコの10番モスクワライヴでしょうか。
長くなりまして恐縮です。この他にも良いものは多々あるのですが………。
>>742 歌劇「カヴァレリア・ルスティカーナ」
が抜けてる。
745 :
Herbert:2006/08/27(日) 12:51:41 ID:XRMxsXas
734:744:確かに!
こうして見ると、カラヤンはオペラ史上の重要作品は殆ど網羅してますね。
言葉の最も良い意味でオーソドックス(正統的)な演奏を出来たからでは
ないでしょうか?オーケストラ演奏の基本が完全に身に付いていたので
しょうね!
746 :
名無しの笛の踊り:2006/08/27(日) 12:58:33 ID:75kXtJX9
>>742 肝心の「オペラ間奏曲集」が抜けていますね。それから
シェーンベルクの「浄夜」、ドヴォコンも^^
747 :
Herbert:2006/08/27(日) 13:13:27 ID:XRMxsXas
745:734は743の間違いでした。
746:有難う御座います。皆さんどんどんご指摘ください!
私が書かなかったものにも素晴らしい録音がいっぱいありますよね。
個人的に、ドゥヴォルザークの第九『新世界』、ベルリオーズの『幻想』も好き
です。マーラーの第5、『大地の歌』も加えさせて頂きます。
748 :
名無しの笛の踊り:2006/08/27(日) 15:27:01 ID:LButfEeb
家庭Symも凄いと思う
749 :
名無しの笛の踊り:2006/08/27(日) 17:04:54 ID:ClzAR1Jc
>>742 ヴェルディ、プッチーニ、バラの騎士などのオペラやフランス物など
複数の録音がある場合は特にどちらでしょうか?
たとえば「アイーダ」はデッカ?EMI?
ツァラトゥストラ(70年代DG)、ワーグナー管弦楽曲集(70年代EMI)
ウィーン・フィルとの旧盤のドヴォ8、最後のブラ全なども個人的に加えたいです。
おらは、「アイーダ」は、デッカということで。
751 :
名無しの笛の踊り:2006/08/27(日) 18:36:56 ID:1hkkmpo9
>>742 ラフマニノフ・ピアノ協奏曲2番(ワイセンベルク)
も追加
752 :
名無しの笛の踊り:2006/08/28(月) 00:38:05 ID:5cgKAlvu
>>742 やぱり 日本人にとっての最高は1957年のベルリンpoとの映像だろう・・・
「ニュルンベルクのマイスタージンガー」のあとに「ドン・ファン」がプログラミングされてた・・・
それは前から聴いてたんだけど、実際の映像で、しかも21世紀になって、
胸ワクワクさせられるような演奏で、「マイスタージンガー」きかされた例はないよ!!!
実は、買ったばかりのNHKのDVD聞こうと思ってDVD止めてる。
燃え上がるドイツ精神聴いて、日本精神高揚の縁を聴く。
カラヤン最高だぜっっっっっっっ!!!!!
753 :
Herbert:2006/08/28(月) 01:32:20 ID:bqY6VyVT
もの凄く盛り上がって来ましたね!
さて、カラヤンの名盤論議における複数録音のケースですね。これは人によって
意見が分かれるところだと思います。若い時の『刷り込み』の影響だって決して
無視できない。なので私の意見はあくまでも現時点での私の個人的趣味という事
を前提で書きますね。
ヴェルディのアイーダは深いドラマ性の点でデッカ盤を買います。しかしEMI盤
の壮麗さ、豪華さも素晴らしいです。ワーグナー管弦楽曲集は70年代EMI盤を超
える演奏は少なくとも他の指揮者にはいない。私の場合、タンホイザー・パリ版、マイスター
ジンガー、ローエングリン、トリスタンの音楽美の真髄をこれほど感じさせる演奏に他には
お目にかかった事が有りません。マイスタージンガーのドレスデンとの全曲盤は評価の高い
録音で私も大好きですが個人的にはBPOとの全曲盤を聴きたい!イースター音楽祭での
ライヴでも良いので再来年あたり生誕100周年記念の年に発売されないかなあ!
『ツァラ』は70年代DG盤がいまだに私には最高です。シュヴァルベに優るこの曲のソロ
は考えられません。『英雄の生涯』は同じ理由でEMI盤です。最近のラトル&BPO盤も
良い録音・演奏ですが、音の良さを度外視してでもカラヤンのEMI盤を押したい。
ただDG盤も結構評価してます。ドゥヴォ8番はVPOとの2度目の録音が素晴らしい
と思いますが、旧盤の良さも捨て難いですね。
>>751:そうです!忘れてました。ワイセンベルクとのP協も有りました!
EMI盤のチャイコ1番、ラフマニノフ2番は録音もさる事ながら、映像も素晴らし
いですよね!Beethoven『皇帝』も良いですよ。
754 :
名無しの笛の踊り:2006/08/28(月) 01:40:16 ID:WlRIQyEo
もうそろそろカラヤヌスお出ましかな?
755 :
Herbert:2006/08/28(月) 01:52:51 ID:bqY6VyVT
追伸:『バラの騎士』は実は1960年ザルツブルク音楽祭実況の映画が一番
好きなんです。芸達者で素晴らしい歌手達勢揃いの最高のバラです。各3幕
の前奏を演奏するカラヤンの指揮ぶりも見物です。『カルメン』はバルツァ、
カレーラスを起用したDG盤が素晴らしいのでしょうが、コレルリ、プライス
、VPOとの旧盤も良いですね!ヴィッカース、バンブリー、との映像も良い
ですよね!
756 :
WPO:2006/08/28(月) 02:36:19 ID:FIZpLmri
754
史上最強の馬鹿WPOが降臨したようです。合掌!
カラヤヌス様に対する口の利き方もなってない! ずばり 死んでくれ!
このスレも潰したいか?
カラヤン、キーシン、BPOのチャイコP協1の話が出ないね
漏れはこのCD欲しいと思ってるのだが
今はよつべで見られる
758 :
名無しの笛の踊り:2006/08/28(月) 22:39:43 ID:uo7PnCRq
大学祝典序曲がバカっぽいからカラヤンが録音しなかった??
みたいな話がでていたけど、二重協奏曲なんかもある種、バカっぽい
田舎くさい曲だけど、カラヤンがやると「美しい悲劇」でも見ているような
壮麗な演奏になる。何気に名盤だと思うな、あれも
759 :
名無しの笛の踊り:2006/08/28(月) 22:49:14 ID:5cgKAlvu
邪道だと怒られそうだが、
カラヤン&ベルリンpo管楽アンサンブルの『ドイツ&オーストリア行進曲集』がすごくいい。
もちろん今まで書き込まれてる名盤はどれもすばらしいことは言うまでもない。
760 :
名無しの笛の踊り:2006/08/28(月) 23:01:42 ID:2RUISUTy
カラヤンは、シベリウスの3番も録音してないんじゃなかったっけ。
アレはEsクラの馬鹿騒ぎがあるからな。
761 :
名無しの笛の踊り:2006/08/28(月) 23:07:28 ID:j1cBivDU
馬鹿騒ぎといえば「ローマの祭り」も。
762 :
名無しの笛の踊り:2006/08/28(月) 23:11:34 ID:uo7PnCRq
逆にラトルはカラヤンのレパートリーを避けているようにも
見えるな、まあ英雄の生涯とか惑星とか入れたけど。
763 :
名無しの笛の踊り:2006/08/28(月) 23:14:33 ID:Sw2VoLOg
最近、通俗名曲のアルバムの新録音ってほとんどない。
みんなカラヤンにはかなわないと思ってんのかな?
764 :
Herbert:2006/08/29(火) 00:19:51 ID:iD9SoDuV
763:BeethovenやBrucknerの交響曲のような大曲を演奏するのとは全く違った
能力がいわゆる小品を演奏するのに求められるのではないでしょうか?
他の仕事でもそうですが、サービスを提供する側が、それを享受する側を、
つまりこの場合聴衆の心を理解している事が肝要でしょう。
カラヤンにはそれがあった!それにまずは演奏家が小品を好きでなければ!
765 :
名無しの笛の踊り:2006/08/29(火) 00:41:45 ID:KK2p3DLd
デザートもメインディッシュも両方作れるシェフってところかな
766 :
名無しの笛の踊り:2006/08/29(火) 00:50:03 ID:4NW2OG3H
いや、デザートだけ並べても十分フルコース並みの満足をもたらす
天才シェフでしょう。
767 :
名無しの笛の踊り:2006/08/29(火) 00:51:09 ID:qlupl11M
とても腕のいいシェフでお気に入りですが、
アンティパストからデザートまで、すべてをこのシェフが手がけた料理を食べたら
お腹いっぱいになって、もう数日は食べなくていいや、
と思う日もたまにあります。
毎日このシェフのフルコースを食べたらくどいかも。
でもしばらく食べないと無性に食べたくなる中毒性もあります。
769 :
名無しの笛の踊り:2006/08/29(火) 01:09:46 ID:KK2p3DLd
ラトルは創作料理系で、正面から勝負しないタイプだな。
フツーのフルコースや懐石は作れなさそうなタイプ
770 :
名無しの笛の踊り:2006/08/29(火) 01:22:24 ID:4NW2OG3H
激しく同意。早く辞めれればいいのに。
771 :
名無しの笛の踊り:2006/08/29(火) 11:31:55 ID:KK2p3DLd
邪道でもヴィヴァルディ『四季』も凄くいい。シュバルベとの旧盤も
もちろん、ムターとのVPO盤もいい
772 :
名無しの笛の踊り:2006/08/29(火) 11:36:09 ID:LfL4jsch
シュヴァルベっていえば、今何してるんですかね?
学校で教えてるとか?
773 :
名無しの笛の踊り:2006/08/29(火) 11:41:58 ID:jMUvBPJg
カラヤンのレパートリーの広さは、ファミリーレストランに通じるものがある。
774 :
名無しの笛の踊り:2006/08/29(火) 11:43:47 ID:KK2p3DLd
>>773 不味くて狭くて、店内が暗い創作料理屋のラトルよりまし。
775 :
名無しの笛の踊り:2006/08/29(火) 11:43:50 ID:LfL4jsch
>>773 IDがベルリナー・フィルハーモニカーですよ。
776 :
名無しの笛の踊り:2006/08/29(火) 11:55:40 ID:jfrf3r4A
カラヤンヲタ晒しage
カラヤンを持ち上げてどうしてラトルを貶めるの?どちらも聴くしそれぞれの良さがあると思うんだけど。
フルトヴェングラーを持ち上げるためにカラヤンを貶めた一世代前の頭の固い人たちのマネをする必要はないよ。
そんなことはカラヤン自身が一番望んでいないはずだ。
778 :
名無しの笛の踊り:2006/08/29(火) 16:31:08 ID:TXDKMcYU
何でも料理に例えるのは頭が弱い証拠
779 :
早稲田法:2006/08/29(火) 19:03:24 ID:FbNowszH
なんだねこの小物たちは
780 :
東大医卒:2006/08/29(火) 19:25:05 ID:rn6tgOOK
料理に例えるのは頭が弱い証拠とのことだが
君の見解に少々興味を持った
「料理に例える」と「頭が弱い」の関連について
もう少しで構わないから論を展開してみてもらえないだろうか
私は幼い頃から常日頃
「難しいことを易しく分かりやすく話す人は聡明である」
と教えられてきたので
多くの人にとって非常に身近な「料理」を説明の具にすることが
なぜ愚なのか直感的には理解できないのだ
781 :
名無しの笛の踊り:2006/08/29(火) 19:29:31 ID:x2kg3H6z
ヤヌス登場!
782 :
早稲田法:2006/08/29(火) 19:29:33 ID:FbNowszH
>>780 プ なにこの詐称
バカが頭よさそうに頑張ってる文体ワロスww
お前も充分つまらんけどな
カラヤンは、アバドやラトルよりは上だけどセルやジュリーニには遠く及ばない。
785 :
名無しの笛の踊り:2006/08/29(火) 19:46:23 ID:w7i/xqcF
モーツァルトは、間違いなく??
ファッションセンスが真っ向から対立していて、
その火消しをして煙っている感じが、聴いていて辛い。
ブルックナーは、
お洒落に気を配り、ファッション誌に載るようなイメージの人が、
ビックリマンチョコのシール集めが趣味なのを暴露しているみたいな、
しかもそれを開き直れない感じが、裏目に出て×。
786 :
名無しの笛の踊り:2006/08/29(火) 20:05:44 ID:7Ye/iyoY
780に激しく同意。同趣旨のことを書こうと思っていた矢先。
787 :
東大医卒:2006/08/29(火) 20:09:59 ID:rn6tgOOK
>>779 君こそ詐称ではないのか
それとも最近の早稲田法の文章力というのはこの程度なのか
カラヤンが遊びに行った当時からは予想できなかった酷いレベル低下と言えるだろうな
788 :
早稲田法:2006/08/29(火) 20:10:09 ID:FbNowszH
バカに分かりやすい知性派ぶりってやつですねwww
ゴミ虫どもが惨め惨めwwww
789 :
早稲田法:2006/08/29(火) 20:12:32 ID:FbNowszH
>>787 ふーんていうか東大にも知り合いいるけど
簡単に詐称喚問してみるか
東大の学生証に関して誤まっているものを次から選べ
1.図書館の入館証にもなっている
2.記載事項の一番上は「所 属」である
3.学生証の背景の色は青色である
4.写真の配置は学生証の右隅である
さあどれだwww
790 :
早稲田法:2006/08/29(火) 20:13:06 ID:FbNowszH
ああ、3分以内に答えろよな
ググられたらうざいんでwww
791 :
早稲田法:2006/08/29(火) 20:13:41 ID:FbNowszH
ゴミ低学歴の東大詐称バロスwwwwwwwwwwwwwwwwww
792 :
早稲田法:2006/08/29(火) 20:16:27 ID:FbNowszH
あ?
マジで答えられないのお前
ゴミじゃんww
2chで東大騙って学歴コンプ解消でつか?wwww
蛆虫乙wwwwww
まあそろそろググって答えてきそうだから次の問題いこうかな
本郷キャンの、カタカナ3文字の食堂の名前をいえ
(正式名称では7文字)
793 :
東大医卒:2006/08/29(火) 20:32:05 ID:rn6tgOOK
>>早稲田法
君は本当に愚かだ
「誤っている」が正しいのであって「誤まっている」は本来誤用である
一応真面目に答えてやるが
10年近く前の大学院学生証に関して言えば、3と4が間違いである
というより、別に駒場に入れたことに別段感激しなかったので
理科、本郷医学部時代ともに学生証など凝視したことがない
それよりも、スレタイをもう一度凝視した上で
カラヤンを料理に例えたカキコについて
早稲田法に相応しいコメントをしてみたらどうかね
794 :
早大一文卒:2006/08/29(火) 20:46:44 ID:QwqTAo6D
なんで東大と早稲田がここで論争してるのよ(笑)
学歴なんか別にしてカラヤン論を論ぜよ!
796 :
名無しの笛の踊り:2006/08/29(火) 21:00:35 ID:rn6tgOOK
カラヤン論か
では、料理はさておいて
「ポスト・カラヤン世代からの音楽と商業・産業の関係の変容」
というお題でどうだろうか
797 :
中学校の担任:2006/08/29(火) 21:05:06 ID:WkRdA8pv
ばかもん、君たちこんなところでケンカしてないで、
夏休みの宿題を済ませなさい。
798 :
名無しの笛の踊り:2006/08/29(火) 21:11:43 ID:zJUFhG3P
>>796 「色彩との調和」の方が良いと思います。
801 :
名無しの笛の踊り:2006/08/29(火) 21:59:26 ID:oh9+R5zE
カラヤンが笑ってるよ。
802 :
京大法:2006/08/29(火) 22:51:55 ID:fs0usENo
東京の大学ってバカだねー。ツマラン事で言い争ってるwww
東大も早稲田も教授がデータ捏造していて新聞沙汰。
慶応も大学院の試験問題前ばらしして首になったってのがいた。
で、その教授が今の所属が早大教授。
手鏡でクビになったのも早大教授。
そのスキャンダルさがカラヤンと相同性があるのかなあ。
804 :
名無しの笛の踊り:2006/08/30(水) 09:11:59 ID:HvfHBz4x
>>799 この論争だけ眺めていると
どこからどう眺めても早稲田法がバカで下品に見える(w
たぶん万人がそう思っていると思う。
学歴で語っている時点でどっちもバカで下品。
806 :
名無しの笛の踊り:2006/08/30(水) 09:54:52 ID:aBOvBOVM
恥ずかしい連中だな
808 :
名無しの笛の踊り:2006/08/30(水) 10:15:50 ID:P0G2db0F
義務教育でもないのに大学進学率50%を超える時代に学歴の話ですか?w
809 :
名無しの笛の踊り:2006/08/30(水) 10:30:29 ID:aBOvBOVM
そういうことは東大受かってから言えや低学歴ww
おやおや、
>>809今度は東大文2ですか?
慶應経済じゃなかったのか、浅野くん? 学歴があったって、はったりひとつ成立できないのじゃ生きづらそうだね。
あと、恥を知っているなら、翌日に名無しではりつかないよねw
811 :
名無しの笛の踊り:2006/08/30(水) 11:12:32 ID:kHMz0CsY
おいおい、やめようよ。
812 :
名無しの笛の踊り:2006/08/30(水) 12:40:43 ID:181JSs5i
ここはクラ板ですよ
814 :
名無しの笛の踊り:2006/08/30(水) 12:58:24 ID:kHMz0CsY
DGのバルトーク「オケコン&弦チェレ」聞いたけど、よかった〜!
この夏にピッタリのヒンヤリさとある種の熱さを伴ったカラヤンならではの
名演です。
815 :
フルヴェンも好き:2006/08/30(水) 13:41:36 ID:6J0P8Jdt
オケコン&弦チェレだったら、EMI盤もいいですよ!妖しいまでのオケの響きにクラクラ
30年アンチをやってきたが、装置をグレードアップしたら、いやー、たまりませんね。
形而下の極みだが、凡夫としては効し難い美に降参。
高級車やグルメと同じヨロコビがありますね。
まだ分かってないとみえるw
美しい装いの中にどのような実像が潜んでいるのか、目下観察中。
アンチが長く、まともに聴き始めたばかりなんで、頓珍漢なカキコは御容赦!
819 :
名無しの笛の踊り:2006/08/30(水) 23:41:56 ID:0pVZL1gx
オーディオのグレードアップでカラヤンに嵌るというのは、小生もまったく同じ。
もともとアンチではなかったけれど。
かなりのハイグレード装置のほとんどを中古で手に入れて、
手持ちのCDを片っ端からかけまくったが、
中でもアルビノー二のアダージョに打ちのめされた。
絶美というのはこういうのを言うんだーと思った次第。
820 :
名無しの笛の踊り:2006/08/31(木) 00:12:59 ID:Zd/+nFU7
中古で買ったカラヤン・ゴールド(日本盤・ゴールド仕様)の音質のよさに
ぶっ飛んだ
821 :
Herbert:2006/08/31(木) 00:44:24 ID:P8ynsoWI
>>819:そうですか! アルビノーニのアダージョ、良いでしょう!
私は70年代初期のDG録音が特に深みが有って素晴らしいと思っています。
あのようにたっぷりと弦を歌わせられる指揮者は他にいませんね!
DGのバルトーク「オケコン&弦チェレ」はEMI盤と比較して如何ですか?
どちらも持っていますが、最近殆ど聴いていなかったので…。両者の
比較論を何方かにお願いしたいです。
学歴云々で乱れたこのブログもやっと本来の音楽の話題に戻ってきました。
ご同慶の至りです。これからも宜しく。
>>821 >このブログ
笑った。
カヴァレリア・ルスティカーナの前奏曲も優雅ですばらしい。
カヴァレリア・ルスティカーナのA Casa, A Casaも美しい。
要するに、歌劇『カヴァレリア・ルスティカーナ』全曲 コッソット、ベルゴンツィ、グェルフィ、他 カラヤン&ミラノ・スカラ座
を聴けば満足。
823 :
Herbert:2006/08/31(木) 01:45:28 ID:6PHadgKF
>>822:失礼しました。この『ちゃんねる』が正式の表現ですか?
「スレッド」(略して「スレ」)でしょ
Herbertってやつはわざとボケてんだよw
マジレスはいらないだろw
基地外コテが普通に相手にされるのもクラ板の醍醐味
827 :
名無しの笛の踊り:2006/08/31(木) 08:27:05 ID:DMhp17BF
ここはひどいブログでつね
828 :
名無しの笛の踊り:2006/08/31(木) 09:18:14 ID:RnWbtT1E
こいつ、カラヤヌスだぞ
829 :
名無しの笛の踊り:2006/08/31(木) 10:46:02 ID:4/RNK/mI
EMIのブルックナー、ロマンティックと7番は実に素晴らしいですね。
>>830 別。
DGのVPO150周年記念盤のは76年のザルツライブ。
>>831 そうか。サンクス。
でも一応注文してみた。
833 :
名無しの笛の踊り:2006/08/31(木) 14:54:08 ID:54aOHSFO
>>830 これはたしか、以前DGからLDで出ていたのと同一音源では?
どうせならDVDで再発売すればいいのに・・・
LDでのカップリングは「テ・デウム」だった。
834 :
名無しの笛の踊り:2006/08/31(木) 14:58:57 ID:4TTPdheC
ヘーデルゾ・モウカランヤン
>>833 マジですか。
それなら持ってるのでキャンセルします。
836 :
名無しの笛の踊り:2006/08/31(木) 22:07:13 ID:RqNBlSto
EMIのブルックナーって70年代のですか。
あれは確かカラヤンが病気した直後のセッションで、芸風がガラッと変わったと評されたものです。
それまでと違って、カラヤンの顔が見えない、自動演奏装置だみたいな評価だったような気がします。
そこがいいんですよね、自然体で。
837 :
Herbert:2006/08/31(木) 22:13:00 ID:6PHadgKF
>>829:『EMIのブルックナー、ロマンティックと7番は実に素晴らしいですね。』
同感です!EMI特有の残響たっぷりの録音ですが、私は好きですね。
某評論家U氏の言う「極端な素朴さ」もブルックナー交響曲の1つの有り方でしょうが、
私は豊かな美しい響きをBrucknerの音楽に求めたい。カラヤンのブルックナー演奏の
特徴にスケルツォ楽章が速すぎず(例えば第8の第2楽章)、ちゃんとした歌になって
いると思う。カラヤンのブルックナーはフレージングが良いなあ!
838 :
名無しの笛の踊り:2006/08/31(木) 22:21:34 ID:RqNBlSto
そうそう、ブルックナーに限らず、カラヤンのプレイの特徴って、
レガートだけでなく、フレーズが長いってのありますよね。
年代によっても違うけど。
でもフレーズ長く要求されるとプレーヤーは大変。
弦は弓が足りないし管は息が足りない。
やはりあの要求に応えたBpo、Vpoは立派!
839 :
Herbert:2006/08/31(木) 22:33:00 ID:6PHadgKF
>>838:大賛成!
カラヤンも結構工夫していたらしく、BPOと第8をやる時はホルンを8本従えて、
交代で吹かせたりしたようですね。だから1時間半もかかる大シンフォニーの
最後の音まで演奏の質の高さを保持出来たのですね。
ところで、カラヤンとVPOとのロマンティックは残されてないんでしょうかねえ?
ライヴでも良いんですが…。
840 :
名無しの笛の踊り:2006/09/01(金) 00:43:48 ID:sXojsPwO
>>839 ・・・1959年のVPOとのブル8日本初演(日比谷公会堂)でホルン8本を見て
度肝を抜かれた・・・と知人がいっていたのを思い出した。残念ながら録音も
映像もとられていないが。
841 :
名無しの笛の踊り:2006/09/01(金) 02:00:05 ID:Fmm8tGs8
久々に「イン・ザルツ」を見直した。何というか、やはりカラヤンといえども、晩年は
奥さんの存在が大きかったことが改めて伝わった。クライバーも、奥さん亡くして
からすぐ逝っちゃったし・・・。連れ合いの存在は重要だな。
ムターと離婚したプレヴィンは、カラヤンの享年と2歳しか違わない。偉大な音楽
家として、プレヴィンが最後まで元気に活躍してくれることを願わずにいられん。
関係ないカキコになってしまった、スマソ。
842 :
名無しの笛の踊り:2006/09/01(金) 02:14:23 ID:DLCQjPdk
プレヴィンとムターって離婚したの?スピード離婚だな、こりゃ。
カラヤヌスのオバカ発言が出てこないとつまらないなぁ。
843 :
名無しの笛の踊り:2006/09/01(金) 14:54:20 ID:N0W7TJEB
なんかイタいスレになっちまったなぁ
844 :
名無しの笛の踊り:2006/09/02(土) 07:54:53 ID:ITkr4YGC
女ざかりのムターにとってはフニャチンのプレヴィンに我慢できなかったんだろ
つーか結婚前はどうだったんだろ
845 :
名無しの笛の踊り:2006/09/02(土) 08:13:19 ID:a8FDhn1V
激しく安い十枚組が売ってたんだけど
買って大丈夫?
激しく安いなら買えよ
>> 839
ブルックナー8番って元々ホルン8本ですよね.
ひょっとしてワーグナーチューバ以外に8人いたってことですか?
848 :
名無しの笛の踊り:2006/09/02(土) 17:21:51 ID:b2JJD6et
>>844 チソチソ目的で結婚したとは思えんが。
共有していた音楽的な価値観に綻びが生じたっつーとこかな。
849 :
名無しの笛の踊り:2006/09/02(土) 17:43:13 ID:JoNjIl2c
プレヴィンがムターのために作曲したものを録音するとか
レコ芸のインタビューで話していたから
音楽活動は今後も一緒に続けるのでは?
850 :
Herbert:2006/09/02(土) 20:46:46 ID:STWsJ2fp
>>847:自分の記憶に頼っての記述でした。確かにスコアでの指示はホルン8本
です。8番ではなかったかもしれません。私が書きたかったのは、作曲者指定
の本数以上に金管楽器奏者(確かホルンだったと思うのですが)を揃え、例えば
楽章毎に交代で吹かせると言うカラヤンのアイデアの事です。奏者を疲れさ
せず、パワー全開のホルンを曲の最初から最後まで聴衆に聴かせる事ができる
わけです!
そういえば60年代半ばのBPOとのBeethoven5番の白黒映像を見ると確かにホルン
奏者が8人見えます。ここぞという個所で凄い事をやって聴かせてくれますね。
そう言えば、カラヤンは倍管好きだったね。
リヒャルトのメタモルフォーゼンではピークで弦を倍にするしな
(確かリヒャルトに許可とったんだよな)
853 :
名無しの笛の踊り:2006/09/02(土) 23:14:53 ID:8cxQnikz
ドキュメンツから出ているカラヤン・ボックス(10枚組)買ったけど、
1947年のウィーン・フィルとの第9、鳥肌物だった。これだけでも
買った価値があったな。まあスレのみんなはとっくにEMI盤でもっているんだろうけど。
854 :
名無しの笛の踊り:2006/09/02(土) 23:24:07 ID:gN49fdBW
855 :
名無しの笛の踊り:2006/09/02(土) 23:27:01 ID:8cxQnikz
>>854 全部モノラルだけど、フルトヴェングラーとかと
比べたらはるかに高音質。レッグのEMI録音が中心だからだろうけど
>>853 Vol1 のブラームス:ドイツ・レクィエムのほうが重要。
857 :
名無しの笛の踊り:2006/09/03(日) 01:35:13 ID:vd0PiHGp
モノラルのなんか買っても
どうせろくに聴かないからなあ
イラネ
858 :
Herbert:2006/09/03(日) 16:33:54 ID:XSJpsBPc
KarajanのBrahms:ドイツ・レクイエム
戦後にVPO、最近亡くなった(合掌)シュワルツコップ、ホッターとのカラヤン初録音は、あの
トスカニーニの愛聴盤だったそうですね。半世紀以上経って録音は古い筈なのに、
単独で長い間CDカタログに残りました。
その後もカラヤンは何度もこの名曲を取り上げていますが、私は60年代DG盤、
78年(確か)イースター音楽祭でのライヴが特に好きです。
859 :
名無しの笛の踊り:2006/09/03(日) 17:48:21 ID:D4g/Y+Jf
>>858 私はCDよりもDVDを集めてきましたが、子供にお金がかかるので
はるかに出費が少ないクラシカジャパンをつい先日導入しました。
カラヤンのことはあまりよく知らないのですが、昨日イースターでの
ドイツレクイエムを見ました。
私は合唱曲が好きなのですが、この曲いままでイマイチ良さがわからなかったんです。
しかし昨日の放送を見て実に素晴らしい演奏だったので曲が好きになりました。
なんといってもカラヤンの指揮ぶりが敬虔で大変感動的です。
あれほど指揮姿が美しい人はいません。
ところで見ていて思ったのですが合唱団のメンバーとメンバーの間に
距離を開けていたのですが、カラヤンはいつもあのスタイルなんでしょうか?
面白いと思うと同時に不思議に感じました。
まだクラシックを聞き始めて5年くらいで知らないことだらけです。
81年の来日公演でのブラームスの一番、第一楽章なんかカラヤンに合ってるせいか
かっこよかったなあ。たしかテレビ中継もされたんじゃなかったっけ。
861 :
名無しの笛の踊り:2006/09/05(火) 08:48:01 ID:/DLiNYdy
低脳バカヤヌスは誰に相手もせんて。
863 :
名無しの笛の踊り:2006/09/05(火) 21:00:01 ID:HBNWdxjz
>>816 何故アンチになったのですか?
周囲に洗脳された?
カラヤン受容プロセスの一例としてよろしく。
またBBSでカラヤヌスが生き恥をさらしに来た様だな。
こいつはせいぜいが7,8歳の精神年齢しかもたないカスだから、あちらで相手にするまでもないだろう。
自分の息子共の年の半分にも満たないわけだ。
865 :
816:2006/09/05(火) 22:53:44 ID:UJ9N804c
>>863 何故というか、この30年、例えば、フリッチャイのベト、ムラヴィンのチャイコ、
ヴァントのブルなどにあって、カラヤンの演奏にはないものを求めて
音楽を聴いてきたと思う。
今もアンチをやめたわけではないが、暖衣飽食には弱いということだなあ。
866 :
名無しの笛の踊り:2006/09/06(水) 02:07:09 ID:rXa0QrN7
861 クソ低脳がまだ生きていたか!全部駆除したはずだが! お前ら直ちに死ね!
カラヤンに貴様の様なのがいると迷惑!直ちに死ね!この話題で今後盛り上がれるな!馬鹿がカラヤンファンだと
正常なファンが迷惑だよ.861よ お前だ 日本語解るか---?
864も相当の馬鹿だが 多分知識はゼロ! 情けない! このクソたわけの最低野郎!
すぐ死ね!このスレは最低で誰も相手にせんが 一応書いておく! でもカラヤンサイトの注目度は高いな.
害虫も無視できぬサイトだ. 害虫よ 反省し 反省し懺悔し 死になさい!
以上
カラヤヌス
867 :
wpo:2006/09/06(水) 02:11:43 ID:rXa0QrN7
よし カラヤヌsの話題で このサイトは一色だ!全部それで池
1980年代のまだ青いクラヲタ共にとってはアンチが半ばお約束だった気がする。
親父の世代がカラヤン・マンセーだったからその反動かもしれんけど。
変な話、自分が「親父」の歳になって虚心胆懐にカラヤンを聴けるようになった。
根にアンチがあるのは変えられないけど。
今時の世代にはそういうのってないんだろな。
869 :
名無しの笛の踊り:2006/09/06(水) 02:44:31 ID:ClVG1mG6
アンチカラヤン的言辞を得意気に吐くのは
レコ芸に洗脳されたままで〜すと告白してるのと同じ
870 :
名無しの笛の踊り:2006/09/06(水) 03:15:02 ID:vqj3EszQ
871 :
868:2006/09/06(水) 03:16:59 ID:BabOghjY
80年代の友人&同級生に珍しく熱烈なカラヲタがいたけど、そいつがまた熱烈なレコ芸愛読者だった。w
奴は洗脳されなかったのかな?
>>871 レコ芸にはカラヤンを褒める記事もけなす記事も両方載ってたよ。
「レコ芸信者」は自分と違う意見のやつをけなすときの決まり文句みたいなもんだろ。
>>872 「一流の偽物は二流の本物に優る」とか評してましたな。
今考えると贅沢な時代だったわけです。
「二流の本物」って具体的にいうとどういうもののことなの?
「一流の偽物」というのは、「偽物にしてはよくできてる」と
いう意味として何となく分かるのだが…。
結局、「一流の偽物は二流の本物に優る」なんて評し方は、
詭弁にすぎないと思う。
>「二流の本物」って具体的にいうとどういうもののことなの?
恐らく言わんとしてるのは、精神性があるとか本流だとかという意味だと思う。
カラヤン在世当時はまだフルヴェンの呪縛から逃れられない批評家も多く、
カラヤンは凄いけど精神的に深みに欠けるとか仏造って魂入れずだとか感じていた
評論家が結構いた。そこへいくと、例えばヨッフムとかイッセルシュテットとかは
魂が入っているけど、地味でフルヴェンやベームといったクラスと比べると
二流という感じは否めないといったことを言いたかったんだと思う、それらの批評家は。
「一流」と「二流」を「超一流」と「一流」という表現に変えたほうがわかりやすいかもしれませんな。
カラヤンのマラ9を聴いた時は、これぞ「一流の偽物」と思った。
作品に対する共感は一切無しで、最高の技術と音楽性でスコアを
音にする作業。
何かに駆り立てられるような強い意志の元、ここまでマニエリスティックな
演奏の例を他に知らない。
圧倒的な演奏で強烈に感動したけど、マーラーの音楽ではなかった。
レニー/BPOの演奏は、演奏の完成度からすれば「二流の本物」と
言われてもしょうがないかなと。
もうひとつ付け加えておくと、カラヤンの他人に比べ多くの録音や演奏会に対し、
あまりにも簡単に音楽を料理しすぎているからだといった偏見もあったんでしょう。
それでチェリビダッケから「コカコーラ」だと批判されたり、生産数が多くて
内容が薄いと感じていた人もいたわけです。実際、クライバーがある曲の解釈について
カラヤンに長電話で教えを請うたあげく「この曲は作曲家の指定通りに演奏は不可能だ」と
結論に達し指揮をしなかった(ちなみにカラヤンはその曲をよく指揮していた)なんて話を聞くと、
確かに音楽に対する真摯な姿勢とか演奏家としての良心に疑問を感じる人もいるのは理解できます。
もちろんカラヤンが優秀すぎて他人が苦労するところをいとも簡単に処理できてしまうという
見方もあるでしょうけど、いずれにしろそういったカラヤンやマゼールのような指揮者は
必ずしも評論家受けが芳しくなかったですな。
>>877 同感です。魂入っていても荒削りな演奏だと、技術面に関しては二流と思われても
仕方ないかと。カラヤンの美の追求と実現は、アンチカラヤン派の人にとっても
認めざるを得ない一つの芸に達していた。
karayanusです.
WPOという名称をご存知のことと思います. これは"Wiener Philharmonic Orchestra"という
英吉利語の略称なので御座います.
皆様より 絶大な信頼をいただいております このkarayanusが言っておりますから
間違い御座いません.
もし これに異議を申し立てる方がおいでであれば 自分宛にメールをお送りくださいませ.
解らせて差し上げます.
カラヤヌスのネタは他にスレを立てて、そっちでやれよ。
マジでウザイ。
883 :
名無しの笛の踊り:2006/09/06(水) 22:07:38 ID:WHfh8Th3
ニセモノという表現は、素晴らしいとは思うが100%認めては評論家としての
立場が危ういなんて考えてたんじゃないか。
アンチを敵に回したくない、ある程度認めてもカラヲタとは一線を引いている
ということを読者に示しているだけ。詭弁、まあそういうことだな。
「一流の偽物は二流の本物に優る」
出谷啓による、カラヤンのブル9に関するコメントだった。
評論家なんて聴いてもいない演奏にコメントつけたりしてるもんな。
三流の評論家に評論されても説得力がない。
884 :
名無しの笛の踊り:2006/09/06(水) 22:33:05 ID:Xjoq3XYt
>>878 >実際、クライバーがある曲の解釈について
>カラヤンに長電話で教えを請うたあげく「この曲は作曲家の指定通りに演奏は不可能だ」と
>結論に達し指揮をしなかった(ちなみにカラヤンはその曲をよく指揮していた)なんて話を聞くと、
これはエレクトラについての逸話。
カラヤンは「よく指揮していた」というのは嘘。
885 :
Herbert:2006/09/07(木) 22:09:52 ID:lr10Bqrh
生前からカラヤンについては必ずと言って良いほど繰り返されてきた論議。
カラヤンをフェイク(偽者)と言う人は何を根拠にそれを言うのか私には全く
理解できない!
・レコードが沢山売れて大衆的な人気を誇る!
・レパートリーが広く独墺物だけでなくイタリア、フランス音楽等にも実力を
発揮する!
・BPO音楽監督、ウィーン国立歌劇場総監督、英国フィルハーモニア管主席、
ミラノ・スカラ座ドイツオペラ責任者、ウィーン学友協会監督、ウィーン交響
楽団指揮者、ザルツブルク音楽祭芸術監督、等を一挙に占めていた!これぞ
カラヤンの実力の証明!
・目を閉じて指揮するのをポーズと非難する向きもあるようだが、少なくとも
私はいくら目を開けて指揮しても下手な指揮者よりもはるかにマシ!
・金を儲けた事にしたってカラヤンの伝記を良く読めばわかるが、戦争で一文
無しになってから必死の努力で這い上がってきた事は誉められこそすれ貶すの
は可笑しい!
評論家だって人間なのであり、人物として第一級な人も居ればそうでないのも
居る。教養を感じさせる評論家も居ればそうでないのも居る。評論家の言う事、
書く事を一々真に受ける必要は無いと思う。本当に信ずるに足る評論のみ信ず
れば良いのではないか。
他人の恵まれた条件、優れた才能を嫉妬する気持ちは私には到底理解でき
ないし、したくも無い。それは人間の持つ最も醜い感情の1つのように思える。
それは美しい芸術音楽を素直に享受するには余りにも不純だ。芸術音楽だって
それを心から聴いてくれる人間を選ぶのではないか!
カラヤンはミューズの女神が選んだ数少ない本物の指揮者であると私は確信
している!
カラヤン=ニセモノ論が横行した理由
何でもカラヤン色にするから。それだけ。
あとは
>>885のようなヲタをからかいたい連中がエサとして使っているだけ。
カラヤンが天才であり、空前絶後のハイレベルな演奏を成し遂げたことを誰も否定できない。
しかし、いくら聴いても、指揮者の素顔が見えないことに、言いようのない不安を感じてしまう。
思弁的、情緒的表現を、かくも排除することにより、この指揮者は何を言わんとしているのか。
一流の偽者とは、この指揮者を理解できない不安に対する自己防衛のレッテルである。
888 :
Herbert:2006/09/07(木) 23:23:05 ID:lr10Bqrh
ついつい興奮して、本気文章を長々と書いてしまいましたm(_ _)m。
>>886:ふ〜ん、そんなものなのでしょうか…。
アンチ・カラヤン派が横行するという事は、かつてV9時代のあまりに強かった
巨人に対してするアンチ巨人族のようなものなのでしょうか?
『何でもカラヤン色にするから。』と書かれてますが、指揮者は誰でも演奏
する音楽を自分色に染めようとするのではないのでしょうかねぇ?
>>887:『指揮者の素顔』…バーンスタインだったら、指揮者の素顔が良く見え
るのかも知れませんね。彼は自分を開けっ広げに表に出す人ですからね!
でもカラヤンは本人も言ってましたが、かなり内向的な人ですよ。子供の頃
家庭である程度厳しく躾けられた人の特徴ですよ。表に見える以上に、
カラヤンは内面的に深い人だと私は思っているんです。
『思弁的、情緒的表現』とありますが、私にはカラヤンは十二分に情緒的、
抒情的と感じます。だからこそオペラがあれほど素晴らしいのではないで
しょうか!
ただ『思弁的』とは私には良くわかりません。何か『思弁的』な演奏の
良い例を教えて頂けないでしょうか?他の指揮者の例でも良いですから。
『一流の偽者とは、この指揮者を理解できない不安に対する自己防衛の
レッテルである。』………ナルホド、これは非常に良く分かります!
889 :
名無しの笛の踊り:2006/09/07(木) 23:25:23 ID:Cq3AQNdg
'71年録音の「魔弾の射手」序曲(F28G 22034)の音悪くね?
NS-1000Mの高音ユニットがイカレタかと思う程、高音が出ない。
トリスタンだけは脱帽する
891 :
Herbert:2006/09/08(金) 00:02:44 ID:YkQ3WNPm
>>890:『トリスタン』は『奇跡のカラヤン』(1938年、ベルリン国立歌劇場)の
上演演目でしたね!
892 :
名無しの笛の踊り:2006/09/08(金) 00:27:32 ID:tXiLSLa9
>>885 カラヤン嫌いの者として一言。
俺は、いくらカラヤンが嫌いでも、「偽者」だとは思わない。
よく聴く演奏だってそれなりにあるし、偉大な指揮者だと思う。
しかし、俺が一番やるせないのは、彼以上とは言わなくとも、
彼と同レベルの演奏をする指揮者は結構いるのに、
世間一般ではあたかもカラヤンを他を凌駕して素晴らしい指揮者
のように扱っていることにある。つまり分不相応に高い評価を
受けていることが余計カラヤンに対する憎しみを掻き立てる。
少なくとも俺の場合は。
どんな指揮者でも得手不得手はあるしな。
いい演奏(録音)=自分の好みが多い指揮者を好きになる傾向はあるが
「絶対」はない。手放しに神とか崇める奴は理解に苦しむ。
894 :
karayanus:2006/09/08(金) 00:46:26 ID:xJSgVhFd
>>864 解ったぞ 貴様がWPOか! 低脳で知識もなく 更に金玉の小さい
最低の野郎! 怖いか! いきがって書く暇があったら勉強しろ!
この最低オタク野郎! 秋葉原へ毎日通っていろ!
暇なオタクは一日10時間ネットするらしい! 最低の野郎だWPOは。
このくらい言っておけば応えて反省するだろ。
895 :
Herbert:2006/09/08(金) 00:49:24 ID:YkQ3WNPm
>>892、893:『世間一般』の意味は私には良く分かりませんが、それは
きっとこれまで私の周りに居たのが殆どアンチ・カラヤンばかりだった
からでしょう。少なくとも私はカラヤンを評価する為に他の指揮者を
貶めるような事は決してしたくない!
私がカラヤン好きなのは、彼の個性・音楽そのものが好きだからであり、
この『好き嫌い』だけはどうしようもありません。
望むらくはカラヤン・ファンが真のファンである事。本当にカラヤンの
音楽の良さを理解して受け入れる"本物"のファンである事でしょう。
そして1人の芸術家を真に愛する人間は、他の芸術家をも理解できると
いう事です。
896 :
名無しの笛の踊り:2006/09/08(金) 01:59:08 ID:3X0ac2PG
>880 お前はホントにバカだな
これは"Wiener Philharmonic Orchestra"という
英吉利語の略称なので御座います.
"Wiener" で始まるのは "Philharmoniker" !
"Philharmonic Orchestra" で終わるのは "Vienna"
だから"VPO"という略語はあっても"WPO"とう略語は無いの!!
前にも言われただろ!! ばか!!
コピペにマジレスカコイイ
最近、既成の言説に価値観を左右されることなく、カラヤンを
聴くことができるようになりつつある。
以前、私は「カラヤンのレガート多用が気持ち悪い」とこのスレ
に書いた者であるが、単に生理的に受け付けられないからダメ、
というのではその人の芸術を正当に評価したことにはならないで
あろうから、カラヤンの演奏スタイルに耳が慣れるまで、若干の
忍耐を自らに課したのである。
さて、いかなるゲテモノと言えども、慣れてくれば案外平気になる
ものである。こうして言説的・生理的先入見を排した上で改めて
私が聴いたカラヤンの音楽は、肯定的なものとしてに響いたの
であった。
900 :
899:2006/09/08(金) 07:28:06 ID:EGB/8Shi
常に滑らかに流れ、全体として円く収まってしまうカラヤン・
サウンドのイメージには、やはりそれなりの美学(倫理とコス
モロジー)が存在するのではないかと思う。
カラヤンの音楽美学の中に包み込まれる心地良さというもの
があるに違いない。それが、カラヤン・ファンたちを魅了し続
けているのだ。
ただし、その魅力には一種、麻薬的なものがあるのかもしれ
ないとも思った。その世界に一度はまりこんだら、二度と出て
来られないかもしれないという恐怖をおぼえる者はいないだ
ろうか。
神父のように内省的で、スターのように華やかなカラヤンの
世界、それはそれで居心地のいいものではあろうけれども、
彼の虜となり、信者のように彼の「施設」で暮らし始めたら、
おそらくその外の世界で何が起こっているのか、さっぱり分か
らなくなるのではないか。
901 :
899:2006/09/08(金) 07:31:53 ID:EGB/8Shi
カラヤンのレパートリーの網羅性に嫌悪感をおぼえるという
人がいても頷ける。われわれ普通の音楽ファンは、ひとりの
カリスマの愛人となり囚人となることを望まない。カラヤンとは
対照的な生き方と芸術家にも、もっともっとたくさん出会いた
いと思う方が健全だろう。
カルト、というと聞こえが悪いかもしれないが、カラヤンの魅力
には、カルトにも通じるような強烈な麻薬的効果が秘められて
いたのではないだろうか。
目を瞑って指揮をする、自分の指揮姿を映画にしてしまう。
芸術的効果と経済的効果の両方を同時に達成してしまう。
かつてフルトヴェングラーは偉大な宗教家と間違えられるような
カリスマを秘めていた。しかし、フルトヴェングラーの宗教性は、
もう少し古典的なものである。現世利益やテクノロジーに疎い
古い寺院の主、それがフルトヴェングラーだとすれば、古いスタ
イルの宗教の衣を脱ぎ捨てて新たな装いと方法論でクラシック
音楽の普及を始めたカラヤンのカリスマ性は、語弊を避けずに
いうならば、新宗教のリーダーのそれに似たものだったかもしれ
ない。
902 :
名無しの笛の踊り:2006/09/08(金) 08:25:05 ID:oWqv/R45
「WPOは最高といえよう」
まで読んだお
おお、漏れのIDがBPOもどき!
905 :
名無しの笛の踊り:2006/09/08(金) 11:40:35 ID:xrlspGYd
>>899 そんなオナニー駄文はてめえのブログにでもかけ糞ガキ
906 :
名無しの笛の踊り:2006/09/08(金) 12:18:11 ID:Y/ePQU1E
ID:EGB/8Shi
>俺の価値観は本からの受け売りのみでつくられています
まで読んだ
907 :
名無しの笛の踊り:2006/09/08(金) 13:14:18 ID:T4J8c4nh
カラヤンのチャイコフスキーはカラヤン臭がしないと思うのだが。
するじゃん、枯れたメロディにももりもりレガートつけて
909 :
名無しの笛の踊り:2006/09/08(金) 14:06:51 ID:DQY0kTkY
68:ぴかぁ〜◆q5y3ccmqnw :2006/09/08(金) 12:35:27
人間が人間たるもの、規定するものは
規範、他者とのつながり
法、規範の明文化、集団的規則
自然 先天的制約
アーキテクチャ、自然の改善、技術
他者から自然へ。まさにルネサンスである。近代化である。コギト、心身二元論もこの意味にとれるだろう。
技術は近代からでなく道具をもつとは人間になったということだ。それが稚拙であり、集団秩序は他者との関係に求められた
近代以降、自然開拓され秩序は技術に求められるようになる
910 :
名無しの笛の踊り:2006/09/08(金) 22:37:11 ID:cC5haqvm
とりあえずHerbertに言いたいのは
貴方がカラヤン好きなのはどうでもいいし、それは別に問題じゃない。
ただそういう完全なる主観は、こういう場所で垂れ流して良い類じゃないってことね。
チラシの裏じゃないんだから、そういう熱い思いの吐露は"脳内"でやって下さい。
カラヤンは異常にレパートリーが広いと思うし
大体全ての曲を合格点でこなす稀有な才能だったとも思うけど
ごく一部の録音やらを除いて当人の演奏への思い入れや必然が聞き取れないんだよね。
オペラやら新ウィーン関係やらライブなんかは
当人が凄く思い入れているものもあるとは思うけど。
それを私の感受性の問題や前時代的なロマンチシズムと取られると
それはそれで話は終わってしまうのだけど、
他の数多の偉大な指揮者では感じ取れたようなものが見えない録音が多いのも事実だと思う。
p.s.
>>888でカラヤンの内面云々言ってるけどそんなのは私にとってはどうでもいい。
個人的にカラヤンを評価する際に彼が物凄かったと思うのは
(たとえ卑俗と言われようが)曲の構造を彼なりにガッチリ捕まえている点。
あれだけサウンドとして大きく頑丈に作っている点は彼の基本姿勢として素晴らしいと感じる。
p.s.2
だけど「花のワルツ」とか「天国と地獄」の最後辺りで分かるように
オケの(特に弦の)縦線が揃わない特質もあるためか時々リズム感が異常に悪いのが問題。
「春の祭典」の第1回目の録音も聞くのが辛かったりする。
完全崇拝は(貴方の言う)"芸術"に対する態度じゃないとだけ言わせて貰う。
長々と大変すみませんでした>ALL
911 :
名無しの笛の踊り:2006/09/08(金) 23:16:36 ID:pczKlaJ9
↓ さて、そろそろまともなレスに期待しようか ↓
糞アヌスネタは専用スレでやれやアホw
1963ベルリンライブの正規盤の話もせずに何なんだ。
913 :
名無しの笛の踊り:2006/09/08(金) 23:54:11 ID:HntP3F7B
正規盤は終演後拍手入りか?
>>913 やっぱりそこがポイントだよね
MEMORIESだと拍手なくて萎える
終楽章冒頭でいきなりペットが音はずしてるのも萎えるな・・・
害虫ども.
カラヤンのベートーヴェンこそ 最高の精神性を兼ね備えた音楽なので御座い
ます. 虚心になって カラヤンの心地よいベートーヴェンで 昇天なさいませ.
917 :
Herbert:2006/09/09(土) 03:08:21 ID:j6/zV+us
>>910:正直なレス有難う。
ここは個人的な意見が許される場でしょうから、余りに的外れでない限り、
個人的な意見の吐露はある程度お許し頂けると有難いです。
音楽論も結局は主観ですよ。
私がカラヤンを完全崇拝しているかといえば、必ずしもそうだとも言い
切れません。ただ他の指揮者の演奏を聴いても満足できず、コンサートの
後自宅に帰ってからカラヤンの演奏を聴いて耳の保養をし直す事がこれ
までも数多くありました。
彼の演奏は若い時の録音からして好んでいます。"精神のキラメキ”の
ようなものを感じるのです。どんな曲でも他のどんな指揮者よりも素晴
らしいのかどうかは知りません。しかし他の指揮者には出来ない高みに
カラヤンが達しているのは確かですよ!
918 :
名無しの笛の踊り:2006/09/09(土) 03:24:35 ID:7Df9++MQ
カラヤンの音作りは、聴く者の精神が宇宙的な世界へ飛翔
するほどの偉大な外観と内面を兼ね備えている。
919 :
名無しの笛の踊り:2006/09/09(土) 04:45:15 ID:RyWYDxUu
なんかアレだね。
いっときの、凄いよ君一色のころとは見違える展開だね。
というと現れるかな?
なんでもかんでも凄いよ君。
920 :
名無しの笛の踊り:2006/09/09(土) 05:49:40 ID:m0aRNZOn
カラヤンてなんなの?変な名前
カラヤン、チューヤン、おてもやん!てか?!
921 :
名無しの笛の踊り:2006/09/09(土) 08:17:26 ID:dao166er
>910
オマエはバカか。
カラヤンスレなんだからカラヲタの熱い思いをぶちまけてもよかろう。
もちろんあんたの意見も排除されるべきではないんだけどな。
>演奏への思い入れや必然が聞き取れないんだよね。
思い入れや必然ってじゃあ具体的にどうやって演奏に反映させるんだ?
たしかにカラヤンの演奏は客観的ではあるとは思うんだけど、それには
徹底した音へのこだわりという根拠が存在している。音楽を音の造形として
聴くか、指揮者の解釈を聴くか、聴く側の姿勢によって印象が左右されるんだろうと思う。
俺はそれがカラヤンの個性だと考えている。どの曲も一貫して造形へのこだわりによって
「最高に美しいが思い入れを感じない」演奏ができるなんて、ある意味すごいんじゃないか?
単に思い入れを感じない、心に響かないだけの演奏、指揮者だったらわかるんだが。
>>917 完全マンセーな意見なんて逆に耳障りと言ったまで。
既にカラヤンの凄さは君に言われなくても分かってると言いたかった。
>>921 「あと一歩があれば文句無く・・・」って気にさせるんだよ、カラヤンは。
その一歩が無くても滅茶苦茶凄いとは思うんだけど、だからこそ惜しい気持ちがある。
923 :
名無しの笛の踊り:2006/09/09(土) 11:52:51 ID:dao166er
俺もカラヲタの部類なんだろうな、と思う。
EMIのモツ交響曲集を好んで聴いていた。とはいえ、他の指揮者の演奏を比較して
カラヤンのモツマンセーするつもりはない。ただ単に、好んでいるだけだった。
その後、晩年のライブを含むモツを聴いた。ほほう、カラヤンの晩年のモツは
こうなるのか、という驚きがあった。
そしてその後、77年ごろのDGのモツ交響曲集を聴いた。
聴く前は、当時の他のCD聴くとだいたいどんな音が出ているのか、どんな演奏なのか十分推測できる。
そして、その推測はほぼ当たっていたのだが、ひとつだけ推測できないものがあった。
むちゃくちゃ感動してしまったことだ。
924 :
続き:2006/09/09(土) 11:58:28 ID:dao166er
カラヤンのモツ交響曲がそれほど高い評価は得ていないのは知っているし
なぜかも大体理解は出来る。「ニセモノ」だといわれればそうかもしれない。
でも、なぜか判らないが、感動してしまった。
これはやられた!という気持ちがある。
おそらく、カラヤンのモツ交響曲の変遷を聴いたからなのかもしれない。
モツだけでなく、ベトやブルでも同じ経験はある。
カラヤンの演奏の一部分だけを取り上げて語ることはほとんど意味がないのかもしれない。
カラヤンのモーツァルトは流麗過ぎるのが鼻につく人もいるようですが、例えば
同時代の指揮者ベームによるものに比べると遥かに現代的な演奏で古さを感じさせませんな。
ベームのモーツァルトは当時は高い評価を得ていたが、今となっては武骨で古色蒼然たる印象は拭えない。
926 :
名無しの笛の踊り:2006/09/09(土) 13:07:37 ID:+A4jrFwl
昔はベームの方が好きだったが今は全然聞かなくなった。
なぜだかわからん。
ベームベルリンのモツはたしかに無骨だな
特に最後の3曲は素っ気なさ過ぎて物足りない。
928 :
Herbert:2006/09/09(土) 18:23:51 ID:WbB/zGPP
う〜ん、懐かしいですね、カール・ベームの話題は!
1975年春のVPOとの来日演奏会はNHKが招聘した事もあってNHK-TVで全国中継
されましたね。私も初日のBeethoven No.4&7など殆どをFMやTVで見聴きしま
した。MozartのJupiterや未完成も良かった!珍しいStravinskyのFirebird
などBohmらしくないレパートリーもやりましたね。
大体べームはライヴの人ですよ。レコードでは大人しいと言うか地味すぎると
いうか…。BohmとBPOで思い出すのは確か1976年Berlinでのブルーノ・ワルター生誕
100周年記念演奏会でBPOを指揮してMozartのNos.39、40、41をやっていた。
当時のVPOとの演奏に比べるとテンポも速めでアグレッシヴな演奏だったように
記憶しています。
70年代はアンチ・カラヤン派の代表格のように奉られてたなあ!
929 :
名無しの笛の踊り:2006/09/09(土) 19:18:19 ID:82a/h/7S
晩年のVPOとのチャイ4。良いね。
同じVPOとの5,6はあまり好きではないが
4番は迫力あって好き。
ってかチャイ4は5種もってるがどの録音も好きだな。
5、6はBPOのEMI盤が良いね。確かに4番はどれも素晴しいです・・・
931 :
名無しの笛の踊り:2006/09/09(土) 19:35:50 ID:82a/h/7S
929だが、EMI盤の5,6は俺も好きですよ。
すごくエキサイティングな演奏で、いつもテンション上がる。
あの頃の演奏が一番好きかな。
晩年もそれなりに好きだけど。
932 :
名無しの笛の踊り:2006/09/09(土) 21:03:10 ID:38zGIMhg
>>928 カラヤンスレでベーム話しは申し訳ないが懐かしいな。ただし、FMは
生中継(東京のみステレオという・・・)やったけどTVは録画だった。おまけに
TVは全曲目ではなく、ジュピターやグレートの放送はなかったような・・・。
カラヤンの新しい略称
フォンカラ
934 :
Herbert:2006/09/09(土) 23:30:05 ID:d4WVNOUo
>>932:今でこそ東京に住んでいるが、当時私は丁度地方で高校受験を終え
て、高校入学前の春休みの間べームVPOの来日演奏のエアチェックに躍起にな
っていた。NHK−FMでは殆どのべームの演奏会が放送された。当時NHKのクラ
シック番組によく登場していた大木正興氏やフルートの吉田雅夫氏がFM生番組
で驚嘆してべーム&VPOを賞賛していた。そのエアチェックしたカセットテー
プを私は擦り切れるほど繰り返して聴いた。
しかし高校1年の秋にカラヤンのワーグナー管弦楽曲集(EMI、LP2枚)を聴いた。
更にR.Straussの英雄の生涯(EMI)、ツァラトゥストラ(DG)を聴いて、その圧倒的な
演奏力に心を奪われた。べームも良い。しかしカラヤンは隔絶した存在
だった。魔力といっても良い魅力に溢れていた。当のカラヤン本人もその事
を良く知っていた筈だ。しかし敢えて、クラシック音楽の普及の為に彼は
自分自身を最大限利用したのだ。私はそう信じる。
フルトヴェングラー他の無数のライヴ録音がこれほど普及したのもカラヤンが
先頭切ってレコード産業を盛り上げたからだ。ベームの思い出を書きながら
結局はカラヤン礼賛になってしまった!
カラヤンの演奏は、アヘンなんだな。
Herbertは幸福なジャンキーだね。
>>909 ぴかぁ〜まだいたのか
哲板行かなくなって久しいなあ
937 :
名無しの笛の踊り:2006/09/10(日) 03:02:34 ID:BSBzcUd+
カラヤンと坂本龍一って顔が似てるよね。
笑うと、苦虫を噛み潰したような、皮肉そうな嫌味な顔になるところが特に。
938 :
Herbert:2006/09/10(日) 06:13:12 ID:3v5y5wcJ
>>935:アヘンじゃないでしょ、愛でしょ!特に音楽美への愛!
939 :
名無しの笛の踊り:2006/09/10(日) 06:23:40 ID:FJZ99qqF
940 :
名無しの笛の踊り:2006/09/10(日) 16:54:30 ID:Bdyss43Z
モルヒネならやってたがアヘンはやらんよ、クソクン
941 :
名無しの笛の踊り:2006/09/10(日) 19:47:01 ID:pICNlocZ
カラヤン中毒になったって別に健康害するわけじゃないんだから、麻薬に例えるのはどうかと。
942 :
名無しの笛の踊り:2006/09/10(日) 20:01:40 ID:YCacoyNf
音楽そのものが健全な麻薬だろ
名盤だけじゃなくカラヤンの駄盤を教えてくれ。
944 :
名無しの笛の踊り:2006/09/10(日) 21:35:34 ID:wRzpl+s7
カラヤンの駄盤
「惑星」(BPO)
オケに緊張感がなく、ミスと和音混濁の連続。
そのままリリースをOKしたカラヤンにも焼きが回っていたか?
総じて80年代、BPOとの不仲説があったころの録音は緊張感がないのが多い。
駄盤か・・・
シベリウス交響曲第一番 EMI
なんか雑なんだよね。だから嫌いだなこれは。
946 :
名無しの笛の踊り:2006/09/10(日) 21:47:38 ID:mw/v6uOp
↑
惑星の話題になると必ずミスが云々・・・というレスするヤシか?
鬼の首をとったかのようだが、そんなに駄演のレッテルを貼るほどではないと思うが?
俺にとっての駄演は、モーツァルトのアイネクライネ、60年ごろか?EMI。
いくらなんでもそりゃやりすぎじゃないの?というようなお化粧べったりの演奏。
947 :
名無しの笛の踊り:2006/09/10(日) 21:53:05 ID:QNPTJTfg
70ネソ代のDGは駄盤率が高いな。EMIの方が録音を含めてずっと宵。
晩年のウィーン・フィルとのチャイコフスキーの交響曲第4、5、6番(グ○モフォン)
同じく晩年のウィーン・フィルとのドヴォルザークの交響曲第9番(グラ○フォン)
枯れている、カラヤンのかほりが全くしない
949 :
名無しの笛の踊り:2006/09/10(日) 22:21:28 ID:wRzpl+s7
>>946 そんな浅い考えではない。
事実あんなにミスが多いと音楽を楽しむどころではない。
だから駄盤だと言っているに過ぎない。
>>947 アナログ時代のDGは確かに録音が良くないね。
マスターテープのヒスノイズに埋もれてるって感じがどうしてもぬぐえない。
マイクの配置も悪いのか、オケの楽器が浮かび上がってこないのも残念。
遠くの方で鳴っているようなぼやけた感じ。
>>948 同感。70年代は録音が、晩年は演奏が良くない。
誤解を招く恐れがあるので言っておくが、カラヤンは好きな指揮者の一人です。
以上書いたのは、好きだからこそ残念な点。
950 :
名無しの笛の踊り:2006/09/10(日) 22:46:47 ID:d4u65KgG
シューベルトとシューマンの番号の若い交響曲の演奏はどうしてもなじめないんです
951 :
名無しの笛の踊り:2006/09/10(日) 23:00:26 ID:Bdyss43Z
駄盤だ盤盤バン♪
952 :
Herbert:2006/09/10(日) 23:48:53 ID:7+o33ilE
>>946:これは面白い! 僕はカラヤンの60年頃EMI、BPO盤アイネクライネが好きで
良く聴いております。お化粧べったりかぁ、当然ながら聴く耳が違えば受け
る感覚も変りますね。
カラヤンの駄盤…あんまり思い浮かばないなあ。
基地害が住み着いてるな
>>948 晩年のウィーン・フィルとのシンフォニーのレパートリーの録音は、たしかに
仰るとおりカラヤンの匂いがしませんよね。オケの奏法もカラヤン流儀の
流麗なあれではなくて、オケに任しちゃってるという感じです。
あたかもカラヤン不在、指揮者不在の感すらあるこれらの録音ですが、しかし
美点はあります。それはウィーン・フィルの音がありのままによく鳴っていること。
あれと同じ時代に、ウィーン・フィルをあれほど美しく鳴らすことのできた指揮者
が他にいたかどうか。
955 :
名無しの笛の踊り:2006/09/11(月) 01:37:24 ID:uXpy73Vc
晩年のカラヤンといえば、ベルリン・フィルとのブラームス交響曲全集も、
カラヤン・レガートが鳴りをひそめて、オケそのものが豪快に鳴るという
演奏でした。これは体力の衰えとともに統率力の衰えもあるのかもしれ
ませんが、カラヤン自身の音楽観が変化して、「オケに任せる」ように
なっていったからではないか?などと愚考してみたりもします。
録音の仕方も、全盛期のようなつぎはぎ編集録音じゃなくて、通して録音
するようになっていたそうですね。
これらの変化が「新しいカラヤンの始まり」を告げるものだったのか、そ
れとも「カラヤン時代の終焉」を告げるものだったのか、それは分かりませ
ん。
だけど芸術の探求に終わりはなく、体力の許す限り、芸術家は芸術の探求
を通して常に精神が新しく生まれ変わっていくことができる。フルトヴェング
ラーもワルターもバーンスタインもカラヤンも、その点においては一緒だった
のではないでしょうか。
カラヤン晩年の演奏は、全盛期とはまた別の見方からの批判もあるようですが、
個人的にはあれはあれで結果として(例えカラヤンが衰えていたゆえだとしても)
いい味を出していたと思います。特に悲愴とかライブでの演奏は、以前のような
カラヤンの癖が抜けて、いい意味で素朴というか生の音が出ているようで好感がもてました。
BPOとの仲が悪くなった頃には、カラヤンも衰えていたらしく、BPOの奏者自身も
カラヤンの指示が大雑把になり演奏に粗が目立つようになってきたと感想を述べているのを
インタビューで聞いたことがあります。ですからオーケストラの自発性を期待できるVPOとの
共演を増やしたのは正解だったのでしょう。
BPOとの決別後、ドレスデンにカラヤンがポストを求めて打診したが断られたそうですが、
ベルリンの壁があの時崩れていればひょっとすると本当に実現して、
ウィーンとはまた異なった魅力ある晩年の演奏を聴かせてくれたのではないかと少々残念です。
957 :
名無しの笛の踊り:2006/09/11(月) 02:08:16 ID:6stu38nf
カラヤンの駄演。ウィアム・テル序曲の2曲目。
嵐の場面のトロンボーンが不自然にズームアップ。あまりに人工的。
まあ、録音のせいだが。
958 :
名無しの笛の踊り:2006/09/11(月) 02:17:40 ID:6stu38nf
カラヤン臭って言葉が出てきたけれど、
カラヤンは、まだ作曲家による、また曲による描き分けをしている方だと思う。
指揮者じゃないけど、チェロのマイスキーなんか凄いぷんぷんですよ。
マイスキー
何をやってもマイスキー
カラヤン晩年の演奏の中で一番好きなのはウィーン・フィルとのブルックナーの交響曲第7番
70年代の絶頂期のゴージャスでグラマーな音楽とは一変して繊細で祈りを捧げるような第2楽章
後半の一番盛り上がるところでシンバルが入らなければ文句無しなんだけどね
「惑星」のミスって具体的にどこ?
マイスキーは、曲によってはそれこそマイスキー編曲と断り書きを入れた方がいいんじゃないかと思える演奏もありますな。
しかも同曲の演奏でも、過去のものの方が癖がなく良かったりする。もっともこれは好みの問題でしょうが。
個人的には、原曲より魅力的になるなら、演奏者が自由に"編曲"しても構わないとは思います。
作曲した人によるものの方が絶対に素晴らしいという保証はないわけですから。