1 :
遠い目 :
04/01/06 01:05 ID:U2xfmjF5
2 :
遠い目 :04/01/06 01:07 ID:U2xfmjF5
3 :
遠い目 :04/01/06 01:08 ID:U2xfmjF5
4 :
遠い目 :04/01/06 01:08 ID:U2xfmjF5
5 :
遠い目 :04/01/06 01:09 ID:U2xfmjF5
100%確実な情報とは限りません。呉々も鵜呑みなさらぬよう。
※参考サイト
ラストサムライを根ほり葉ほり
http://www.cine-tre.com/contents/uramenu/025.html 「ラスト・サムライ」を見る前に時代劇について知っておいてほしいこと
http://www5f.biglobe.ne.jp/~kurawan/special18.html 《 設定など1 》
■明治時代に甲冑?
わざとです(参考:プロダクションノート)。「勝元の甲冑は旧式のものだと見てわかることが重要です。なぜなら、それが彼の選択だからです。近代的な様式を拒む中で、勝元は過去に戻り、明確なメッセージとしてこの古色蒼然とした軍服を身につけるのです」
■氏尾の鎧兜が日本の物に見えない。
鎧:魚鱗具足(ページ下部の写真237//金魚鱗小札2枚胴具足)
兜:黒田長政の水牛兜(黒漆塗桃形(ももなり)水牛脇立兜ほか)
この辺りに倣ったものと思われます。
■サムライが刀と弓しか使わないって。
わざとです。近代兵器の官軍に対峙するサムライという構図をわかりやすくするため。当時多発した不平士族の乱では刀と弓のみで官軍に立ち向かった例もあります。
■勝元、英語ペラペラすぎ。
勝元は天皇の元師範役であり、元老院の参議という相当なエリートであり、知的好奇心旺盛な人物と作中でわかります。英語を話せても不思議はありませんし、当時のエリートで留学するなどして英語を習った者は少なからずいます。
■勝元の住処が山奥すぎ
「東京のご自宅(謹慎してたとこ)」があり「戦いがすんで先祖の住んでいたこの地に戻った」発言から居を移したことがわかります。
■たかは夫の仇討ちをしないの?
戦死は仇討ちの対象外です。
■集団土下座って。
座礼(現代でも剣道やお花などで行う礼)と見る向きもあります。或いは、座礼の意味も土下座の意味もない交ぜになった行為と見る向きも。ちなみに西洋式敬礼の習慣は当時まだそれほど普及していません。
6 :
遠い目 :04/01/06 01:10 ID:U2xfmjF5
《 設定など2 》
■勝元はなぜ鉄道を襲った?(参考レス:21人目698)
ある人の解釈
>大村は2年間で1600KMも鉄道を延ばしたが、そのため相当強引に
>住んでる人を立ち退かせており、燃えていた家は大村が鉄道工事
>のために立ち退かせた人の家です。
>勝元はその強引な工事をストップさせたということでしょう。
■ボブが右手に刀を持ったままなのは意味があるの?
右利きの人が右手に鞘ごと持っていたら抜刀できません。つまり、斬る意志が無い事を表してます。
■天皇が巫女さんみたいな緋袴はいてる。
あってます。伝統衣装専門家の協力を得ています(有職文化研究所//考証協力リスト)
http://www011.upp.so-net.ne.jp/yuusoku/institute/jisseki/jisseki4.html
7 :
遠い目 :04/01/06 01:11 ID:U2xfmjF5
《 風俗など1 》
■電柱がある。
電信の開始は1854年から。オールグレンが日本についた時にはまだ無い電線が、春に東京へ上った時には張り巡らされています。
■田んぼが丸い。
車田という丸い田んぼが今でもあります。
■変なところに鳥居がある
村の入口に鳥居はあり得るそうです。石ころが乗ってるのは、願掛けの意味で投げたもの。
■天皇の後ろにひかえてる女官がいる。
あってます。衣装と同じ方の協力を得ています。
■謁見の間の狛犬、並んでる人。
あってます。同上。
■忍者はないだろう。
ズウィック監督がどうしても出したかったから。原田(大村役)が意見したが、これだけは譲らなかった。プレミア12月号では「忍者風の暗殺部隊」との表現が使われている。
■着物を着るの初めてのくせにうますぎ。
男の着物はわりと簡単。最初は着慣れていない感じを出すために腰高に着付けてます。別のシーンではベルトを使用するなど細かな表現が見られます。
■アヒル?鶏じゃなくて?
鴨やアヒルは江戸期には飼育されてます。鶏は時を告げることから神聖視されており、食べるようになったのは江戸期から。作中では鶏もアヒルも飼ってます。
■街並みが雑多すぎないか?
あんなもんです。当時の横浜(URL捜索中)//幕末の東京(江戸)
■食事のシーン、当時は箱膳ではないのか?
制作サイドの意図は不明。勝元が、西洋的なものを受け容れる人物であると表すための小道と見る向きもある。ちゃぶ台を使い始めたのは、家族の人間関係が比較的平等な都市部の労働者階級家庭から。(参考サイト)
http://www.dnp.co.jp/jis/g_gakko/talk/21/21_talk1_3.html ■たかがタオルを使ってる。
タオルは明治5年から輸入されています(参考)。
■路傍に仏像はないのでは?(Up:2003/12/31)
あります。勝元の寺のロケ地・圓教寺で路傍の仏像が見られます。また、当時の写真でも道ばたの仏像が見られるそうです。
■植物や山が日本のものと違うがどうなの? (Up:2003/12/31)
ニュージーランドで撮影してます。日本では明治時代の風景としてロケに使える場所がありません。現在のような一面の杉林は二次大戦後に出来た風景です。ちなみにソテツの原産地は日本・中国南部です
8 :
遠い目 :04/01/06 01:11 ID:U2xfmjF5
9 :
極東板ラスサムスレ住人 :04/01/06 01:14 ID:U/bUi/RK
otu
11 :
名無シネマ@上映中 :04/01/06 01:19 ID:0rEgkUWX
乙でございます。今夜は嵐もなく静かな夜だ。たまにはこういうのもよかろうて。
乙
あた、なんだもう次スレか。ひっぱって申し訳ないけどせっかく書いたから
>>987 勝元の選択は理解できるよね?天皇に謁見した時点でもう切腹するしか
勝元には選択肢がなかった。つまり死刑宣告を受けた身。
このまま無駄死にするのかそれとも戦うかの二捨選択の上での決断。
さぁ君ならどうする?あえて切腹を選んでも間違いではないよ。
拾ってきた ムービー/「ラストサムライ」大ヒット。だが本国では苦戦、各紙批評 森山京子/映画「ラストサムライ」 SPA!(1/13) 103
16 :
松陰先生!! :04/01/06 01:30 ID:Hi7/z7CL
松陰が高杉晋作に教えた死生観 君は問う。男子の死ぬべき所はどこかと。小生も昨年の冬投獄されて以来、 そのことを考え続けて来たが、今ついに、死の一字について発見するところがあった。 死は好むものでもなく、また、憎むべきものでもない。 世の中には、生きながら心の死んでいる者がいるかと思えば、 その身は滅んでも魂の存する者もいる。 死して不朽の見込みあらば、いつ死んでもよいし、生きて大業をなす見込みあらば、 いつまでも生きたらよいのである。つまり小生の見るところでは、 人間というものは、生死を度外視して、何かを成し遂げる心構えこそ大切なのだ。 高杉晋作はこの死生観を一生貫いて生きました。
17 :
名無シネマ@上映中 :04/01/06 01:32 ID:0rEgkUWX
>>14 冷めたこと言うとそれじゃ映画としてつまんないってことになるけど西郷は実際戦争
自体は避けたかったにも関わらず担ぎ出されて不平士族に命を預けた。
日本の過去の因縁をおいどんがあの世へ持って行ってやろうってな具合にね。
俺はそのへんの西郷の境遇を重ねて見てたなぁ。
>>14 その答えは前スレで自分の一番初めの書込みで書いています。
探さないでくださいw
それよりも、その二者択一で勝元を追い込み
勝元が戦いを選択したことは、仕方の無い事だ。
・・とする予定調和にひっかかりました。
本当に二者択一だったのでしょうか?
そして敢えてそのような予定調和にしてまで
描いた合戦シーン、その価値とは?
とにかく、考えさせられますね。
19 :
名無シネマ@上映中 :04/01/06 01:38 ID:hC5sMcc6
ずっと「最後侍」だと思っていたが、台湾では「末代武士」だった。 カコイー。。ただコンビニやワーナービレッジに置いてあるワーナーのちらしには、 演員がトムと真田の名しかなく、文章中には「他叫勝元(真田廣之)」。 「他」が真田のことなのか、「勝元」が真田のことなのか、、、、 でも「我叫○○」で「私の名前は○○です」なんだよなぁ。。
20 :
名無シネマ@上映中 :04/01/06 01:38 ID:/wt8r2zC
陸軍が招いた外国人士官はドイツ人たちですよね。 違う国を混ぜると混乱をきたすから(騎兵のフランス導入は例外としても) あの時代アメリカからお雇い士官が来たことがおかしくないですか? 日本に西洋馬はいない。 小さくて足が短くてチョコチョコ歩く日本馬のみのはず。 陸軍が明治何年かに数頭を種馬として輸入したくらいしかこの時代には あんなにカッコいい馬はいないはず。
21 :
U輔 ◆K4wFQYETpY :04/01/06 01:39 ID:zhlu5ZOG
>>17 日本の近代化、廃藩置県を強力に推し進めた西郷は
その結果出てきた「不平士族の反政府感情」というのも
自分の責任としてあえて引き受けた、という感じはあるね。
22 :
名無シネマ@上映中 :04/01/06 01:40 ID:9BfjEuRY
つうかおまいら、前スレの取り上げて欲しい歴史上の人物の中に大楠公が 出て来んとはどういうつもりだ? 大楠公こそ武士の中の武士、忠臣の中の忠臣である! ・・・つうか足利一族だきゃ許しがたい・・・。 英雄・大塔宮に手を掛けるとは何たることか。
23 :
遠い目 :04/01/06 01:42 ID:U2xfmjF5
たか:The way of Samurai is difficult for children. He misses his father. オルグレン:And he is angry because I am the cause of that. She smiles ever so slightly at his obliviousness. たか:No. He is angry because he fears you will die as well. ここんとこが一番泣けた。 なんでかわからんけど(遠い目)
24 :
遠い目 :04/01/06 01:47 ID:U2xfmjF5
>20 前・これは「ハリウッド映画」だ。以上。 一応映画的に説明はしてるし(対反乱戦のプロ) 後・そんな馬NZで調達できない。以上。 これは娯楽映画。気楽に楽しむべし。
26 :
名無シネマ@上映中 :04/01/06 01:50 ID:6oHsi2mS
前スレで出てた、オーストラリア映画の 「ジャパニーズ・ストーリー」も見てみたい。
27 :
名無シネマ@上映中 :04/01/06 01:54 ID:9s4J2v5C
29 :
名無シネマ@上映中 :04/01/06 01:57 ID:0GXAJp8S
>>20 みたいなループ、そろそろ何とかしてくれ。
パンフとか公式プロダクションノートくらい読んでね。
>>16 それって、勝とか竜馬とか、あの時代の英傑の多くに共通する考え方だわな。
松陰ほど短絡的でバカ正直ではないにしても(笑)
今日のスレ速すぎ・・・
>>18 勝本やアルグレンは自分の生き方を全うする為に戦う事を選択したのであって、
「二者択一」「予定調和」というのは結果から見た考え方に過ぎないのでは?
もし彼等が追い込まれて仕方なく戦いを選んだのなら、
アルグレンが天皇に「彼の生き様をお話ししましょう」とは言えないでしょう?
>>18 いやその感覚が世界的にも現代人にとってプレーンな感覚だと思うよ。
だからこそ敢えて日本のこの題材をこの監督はとりあげたんだと思うんだ。
死ぬとわかっているのになぜ戦うのか?
日本人としては慣れ親しんだこの題材も、世界的には簡単には共感することが
難しい非常に不可思議な心情なんだろうなと思う。
でも前スレのU輔氏と同様やはり白虎隊の彼等には共感を禁じ得ないし
このあたりまえに日本人みんなが彼等に感じてる心情は
戦争反対、殺人はいかなる理由でも悪といった、現代の単純な善悪論でははかれない
世界にもっと違った価値観や見方ができるきっかけを与えるように思うんだよね。
>とにかく、考えさせられますね。
うん、それが監督の一番の狙いだと思うよ。
>>31 >>14 で二者択一の見解が出てきたのでそういう話になりました。
では、彼らが彼らの生き様を実行する事が
中心であったとすると、前スレで何度か言ってきた
そこまでして自分の信念を貫いた意義とは?
の話になります。
そして「彼の生き様をお話ししましょう」つまり
肯定するべき選択(人によっては決して善では無いとのことでした)
であったと、物語が主張する事に対して
我々はどう受け止めれば良いのでしょうか?
の話になります。
ループしてるかな?
答えは人それぞれになっているのが現状ですね。
34 :
名無シネマ@上映中 :04/01/06 02:13 ID:CMQcpknl
木曽馬とかだったらそれはそれでハリウッドなのに映画的にショボイ馬使うな! とか言うんだろうな 両方混ざってれば完璧だったかもな。 周りがカッコイイ中で、一人だけ150cm代の身長で、ちっこい馬に乗って闘うサムライ。 そんでじつは結構そこそこ強かったりしたりするとかで。
35 :
名無シネマ@上映中 :04/01/06 02:20 ID:yCSZWXFL
接吻シーンはいらねーんじゃねーか? と言ってみる。
36 :
映画批評? :04/01/06 02:21 ID:FqkMwe5S
37 :
U輔 ◆K4wFQYETpY :04/01/06 02:22 ID:zhlu5ZOG
>>33 >そして「彼の生き様をお話ししましょう」つまり
>肯定するべき選択(人によっては決して善では無いとのことでした)
>であったと、物語が主張する事に対して
>我々はどう受け止めれば良いのでしょうか?
つまり一人一人が
「自分にとって人間性と尊厳を失わない生き方(現代の自分の時代において」とは何か?
という問いかけをこの映画はしている、という事でしょう。
監督は決して「これが絶対善の生き方だ」と武士道を提示しておるわけではないと思う。
ただ、ひとつの「こういう生き方、価値観もある(あった)」という見方を
観客に提示しているのでしょ。
38 :
遠い目 :04/01/06 02:24 ID:U2xfmjF5
風呂入ってきた。
>>35 日本では「接吻いらねー」。海外では「接吻どまりかよ」。
この映画のいろんな場面で言えることだけど、
ちゃんと欧米側と日本側の意見の中間ポイントを突いてるな、と(遠い目)。
「そのギリシャ軍の最後は?」「全員戦死した」勝元ニヤリ。この台詞が個人的には ラストサムライ最高の名台詞。 テルモピュライの逸話って、やっぱり勝元が気に入ったカスター(リトル・ビッグボーン)を オルグレンが否定した序盤の会話の関連ですかねぇ。「リトル・ビッグボーンはアレだったが 欧米でも大軍に挑んで全滅した少数の英雄の逸話自体はあるから」って
40 :
名無シネマ@上映中 :04/01/06 02:26 ID:yCSZWXFL
>>36 まあ、アメリカ人にわかりにくいって言うのは同意だけど、
トムがおいしいとこ総取りっていう感じはあまりしなかったな。
>>32 死ぬとわかっているのになぜ戦うのか?
の部分は実は、意外と肌で受け止められます。
それより、なぜ殺すのか? の部分ですね。
(勝元、そして勝元をそうさせた監督、そしてそれを受け入れる観客への疑問)
自分の信念の為なのか、それとも自分が思い込んでいる理想の為なのか
それとも演出上、合戦シーンで大勢が死ぬのはあたりまえなのか
合戦シーンがあるのがあたりまえなのか、まで。
どちらかというと、大手を振って「合戦シーン良かったね」「合戦シーン良かっただろ」
と一概に言ってしまうのは短絡的すぎやしないかと。
>>32 のように考えるきっかけにならないのであれば、もったいないと。
極端な事を言ってしまうと、「フィルムなんだから血を流さない物語にも出きるだろう」
とも言えます(もちろん、単純にそうしろとは言いません)。
>>35 確かにな。
甲冑着付けのコスプレイで充分エロくて(;´Д`)ハァハァできたのに。
どっかの風俗でやってないのかな
43 :
遠い目 :04/01/06 02:33 ID:U2xfmjF5
>>42 あれさー、はたで観てるぶんには充分えろちっくだけど、
自分が甲冑着せられても、だからなんだ、じゃねー?
じゃなにか、甲冑着込んでまた脱ぐのか(遠い目)。
風俗嬢に甲冑着させていくっていうのはどうだ(w
45 :
遠い目 :04/01/06 02:35 ID:U2xfmjF5
>>44 ナイスだ。
しかも、「武士道」を朗読しててもらいたい。ぜひ(遠い目)。
46 :
名無シネマ@上映中 :04/01/06 02:38 ID:looiiRlA
週末は日本、ニモにかわされたみたい・・そろそろ抜くかと期待してたけど。 やっぱお子様は、冬休み強いね。 週間は勝ってくれてりゃいいけど。
47 :
U輔 ◆K4wFQYETpY :04/01/06 02:39 ID:zhlu5ZOG
>>41 >極端な事を言ってしまうと、「フィルムなんだから血を流さない物語にも出きるだろう」
>とも言えます
ハーバードの日本史の教授は
ラストサムライに関連したナショナルジオグラフィック記事で
「日本は自らの苦しみを経て現代化をしようとした国だ」と言ってるね。
つまりこの映画の中での「血を流す合戦」場面は
「自らの血を流す変革を成し遂げた」ってことを
象徴してるんじゃないかね。
http://news.nationalgeographic.com/news/2003/12/1202_031202_lastsamurai.html "It's a country that tries to modernize itself in a hurry," said Harold Bolitho,
a professor of Japanese history at Harvard University in Cambridge, Massachusetts.
"It wants to get rid of a non-productive class of samurai to replace it with an effective fighting force.
It wants to stand up as an independent nation and
not be pushed around by Britain or the United States."
48 :
遠い目 :04/01/06 02:40 ID:U2xfmjF5
>>11 にもあったが、ほんとに今宵はのんびりしてていいな。
昨日は某国の話で映画はそっちのけだったからさ(遠い目)
49 :
名無シネマ@上映中 :04/01/06 02:42 ID:0rEgkUWX
>>41 「戦で死ぬのは名誉なことだ」という感覚を持てるかどうか
が大きいんじゃない?
>>47 訂正
しまった、hurryとhurtを間違えた!
パッと読んだもんでスマソ、スルーしてくだされ
>>37 もちろん、「これが絶対善の生き方だ」とは言わないでしょう。
「自分にとって人間性と尊厳を失わない生き方(現代の自分の時代において」とは何か?
という自己を見つめ直すような仕掛けを感じる人もいるでしょう。
ただ、一般的にはハッピーエンドに見える結末に、「あの戦いは正しかった」と
思う人がいるなら、もう少し考える余地があるのかと。
「今回はこれで良かったかもしれないが、二度と繰り返してはいけない」とか
おもいっきり「ああいうやりかたはいけない。もっと違う道があったはずだ」と否定するとか
「あとの祭り。ここから学ぶのは、とにかく、自分らしく生きることだ」とか
自分なりに思うところがあれば、それが
>>32 のように製作側の思うツボなのでしょうね。
(そこまで監督かんがえてればいいけどw ハリウッド映画だからなーー)
>>47 グッジョブ!
各国の人々の反応も楽しみだね。
拒絶、無関心、賞賛 etc‥‥
どう解釈するかで、その国特有の民族性なども浮き彫りになりそうな感じ。
53 :
名無シネマ@上映中 :04/01/06 02:50 ID:yCSZWXFL
欧化を嫌っている勝元がなんで英語しゃべれるんだ?
公開前までのラストサムライスレの住人です あまりの話題ループっぷりに飽き飽きして足が遠のいていましたが ずいぶん建設的に進んでいるようで安心しました
>>49 戦で死ぬのは別に名誉なことじゃないですよ。
自分の信じる事を最後までやり遂げた結果死ぬならば
名誉だけれども。
って、そういうこといってんだよーね。
>>52 ゴメン、誤訳だった・・・
正しくは「日本は急速に現代化をしようとした国だ」って事ね。
まあその「急速な現代化」に対する士族の反乱、ってのが
映画はじめに大村が説明してた背景なんだけど。
57 :
遠い目 :04/01/06 02:52 ID:U2xfmjF5
>>53 欧化を嫌っている、イコール、その文化を学ばない、じゃねーだろ。
好きだろうが嫌いだろうが、「相手のことを勉強しよう」がこの映画のテーマじゃね?
しかも、それだけ知的好奇心旺盛なやつだった(勝元)ってのは、
きちんと映画の中で描写されてると思うがどうだ(遠い目)
58 :
名無シネマ@上映中 :04/01/06 02:55 ID:CMQcpknl
>>53 インテリエリートだからじゃねぇの?
サムライのトップてのはそういうもんだと思うし、劇中でも知識探求心旺盛な描写台詞もあった。
「敵を知るためだ」とかなんとか。
単純な欧化反対ではなく、欧化に伴い武士道を切り捨てることを嫌っただけ、ということを
言いたかったんではないかと。
59 :
名無シネマ@上映中 :04/01/06 02:56 ID:0rEgkUWX
>>53 勝元はいろんな矛盾に折り合いをつけている深い人柄がよく現されていたと思う。
アルグレンとの最初の会話で「こちらが名乗ったのに名乗らないのは失礼だ」
と怒りを示して背を向け、アルグレンが名乗るとおもむろに振り向き
「お目にかかれて光栄です」と丁寧に頭を下げた場面が好きだ。
>>51 戦いを否定することが近代の常識であって、これまでも何度も「戦争はいけません」という
メッセージを映画は伝えて来たけれど、そんな綺麗ごとでは何の解決にもならないことをこの監督は
気付いていたんじゃないかな。実際今現在もアメリカは戦争してるわけだし。
もっと相手を理解すること、とくに理解の難しい文化を本当に意味でリスペクトすることこそが
平和に繋がると考えたんじゃないかと思う。この映画ではもちろん戦いが描かれているわけだけども
その両者のどうしようもなく戦いに突入していく様がリアルに伝わってくるし
その動機はあらゆることに通じることだと思うし実際伝わったと思うよ。
あまり結び付けたくはないけど911事件に対する対処にも何かしらのヒントをアメリカ人に
与えてくれる映画だと思うし。
>(そこまで監督かんがえてればいいけどw ハリウッド映画だからなーー)
いや相当に巧妙に練られた企画だと思うな。良心ということで言えば相当に良心に貫かれた映画だと思う。
61 :
U輔 ◆K4wFQYETpY :04/01/06 03:02 ID:zhlu5ZOG
>>51 >ただ、一般的にはハッピーエンドに見える結末に、「あの戦いは正しかった」と
ハッピーエンドか、あれ・・・?
まあ「心休まる風景」ではあるけれど。
>「今回はこれで良かったかもしれないが、二度と繰り返してはいけない」とか
そういうのもあったんじゃないの。は「異文化相互理解」の中に入れてる、と俺は思ったけどね。
違う価値観、違う文化の人間同士が勝元とアルグレンのように
信頼しあえたのはお互いの考え、価値観に敬意を払い、学びあったから。
そういう「異文化理解の態度」が今の時代に通じる
「二度と繰り返さない」道ではないか、という
メッセージも感じたけどね。
62 :
名無シネマ@上映中 :04/01/06 03:04 ID:AixElE4N
63 :
名無シネマ@上映中 :04/01/06 03:07 ID:0rEgkUWX
>>55 そう、その最後までやり遂げるってことの究極の場として「戦場」を意識してたのが
侍だったんじゃないかと思う。そして相手も同じ価値観を持つ者であればただの殺
し合いでなく「逆縁」の出会い、形は悲惨だけど一種の絆を持つ者として、つながり
合う場になるという発想があったように思う。
64 :
名無シネマ@上映中 :04/01/06 03:07 ID:pt+wwHvX
ロードオブザリング〜二つの塔〜と どこが違うのか良くわからなかった。 最後の戦で、火計を使ったけど「違う!そこは火計じゃなくて水攻めだろ!」 と思った。 木の巨人が助けに来てくれなかったところが違うと思った。 ラスト、トムクルーズがホビット庄に帰ってきたけど 結局呪われた指輪はどうするんでしょうね? 富士山の火口に捨てなくてよかったのかな。 完結編に期待です。
65 :
遠い目 :04/01/06 03:08 ID:U2xfmjF5
>>57-
>>61 は言い方は違うが同じことを言っている。
「それだけじゃないとしても異文化相互理解がこの映画のキモだ。」
いい国だな、ここは。まじで。
なんでこんな良心的なやつらが、こんな時間に起きててこういうレスをするんだ。
俺は在宅音楽関係だからなのだが。
66 :
名無シネマ@上映中 :04/01/06 03:08 ID:0rEgkUWX
67 :
名無シネマ@上映中 :04/01/06 03:11 ID:7sKEdVSP
>>64 「指輪」も、指輪とともに消えていく英雄時代への挽歌だよ。
王の帰還では大村と化したサルマンが(ry
>>51 ループを承知でもう少々。
勝本が死を選択したのではなく、
あくまで自分の生き方を貫く事を選択した様に、
この映画は殺しあいを描いた物ではなく、
日本の未来というものを真剣に考えた男たちの物語です。
(もう
>>47 が言ってくれてますが)
方法や考え方は違っても、共に日本を愛していた同胞を
戦いで死なせてしまった・・・という慚愧の念があるから
官軍一同は「土下座」で答えたのでしょうし。
人の生き死にを軽々しく考えてはいけないと思いますが、
命そのものに拘泥しすぎると見失う物も大きいと俺は思います。
69 :
名無シネマ@上映中 :04/01/06 03:12 ID:CMQcpknl
パールハーバーとかと違って、相当に反アメリカ的な映画だと思ったよ俺も。 わざわざアメリカから日本にやって来るオルグレン、っていう設定もそういう意味なんじゃないかな。 (ついでにインディアン集落虐殺も) 自国内での争いとはいえ、勝元のやってることといえばほとんどテロまがいだし。(俺自身は勝元に共感するけど) しかし裏を返せば、異文化を認めつつも自国の文化も大切にしろよ!というメッセージでも あるわけで。しかも最後は世界最強国家アメリカ人が生き残るわけで。 相当に矛盾を抱えつつも苦肉のシナリオにしたとも思えるし 実は単にエンターテイメントなだけだったりするのかもしれんし 深く考えれば深く、浅ければ浅い、むー、評価に困るねぇ。
70 :
sage :04/01/06 03:13 ID:cWr8g5mR
この映画見て感動して何人かの友達に勧めまくったんだけど 「トムが変な格好してるから見る気しない」 「サムライ見るくらいならニモを見る」 「金がもったいない」 「そのうちテレビでやるだろ」 トムはマジで良かったし映画館で見なきゃ損だ、 くだらねぇ偏見捨てて見ろ!と説得したけど 反応はイマイチだった。ガッカリ。
71 :
U輔 ◆K4wFQYETpY :04/01/06 03:14 ID:zhlu5ZOG
「激動の時代の武士道」はこの映画のタテ糸、
そしてヨコ糸は最初のインディアン描写からはじまって
勝元とアルグレンの衝突・理解に見られる「異文化理解」って感じだと俺は思った。
そしてその中からつむぎ出されてくる観客一人一人への問いかけが
「人間性と尊厳を持って生きるとは」ってことなんじゃないかな。
まあそれをどう受けとめるかはホント観客次第だけども
>>65 こんな良心的なやつらが、こんな時間に起きててこういうレスをするんだ。
俺、米国在住で昼間だから。
今まで規制で書けなかったけど、書ける串が見つかって
つい嬉しくてねw
72 :
遠い目 :04/01/06 03:16 ID:U2xfmjF5
>>70 いいよ、そういう人たちはこの映画観てもたぶん
「トムが変な格好してた」
「ニモ観れば良かった」
「金損した」
「テレビで観りゃ良かった」
とか言うので。
>>70 ふつーに「日本が舞台のグラディエーターですよ」って言えばいいのではないかと。
74 :
名無シネマ@上映中 :04/01/06 03:17 ID:pt+wwHvX
>>66 ??
>>67 サルマン=大村ですか。
とにかく、火計やっちゃったからあれは駄目だったんだよね。
「三国志かお前は!」「お前は諸葛亮曰くか!トムクルーズ!」とおもったもん。
いくらなんでも古過ぎだよ、ズウィックさん。
とにかく、あそこはダム(信玄堤?)を決壊させてごぶりんを一網打尽にしなくては
いけなかった。
75 :
名無シネマ@上映中 :04/01/06 03:18 ID:pt+wwHvX
ああそれとがんだるふがたすけに来てくれなかった。 なぜ?
76 :
UNKO :04/01/06 03:20 ID:HO4j0eA+
>>28 台湾はHokkienだよ
中国系のマレーシア人はほとんどHokkienを使う
77 :
名無シネマ@上映中 :04/01/06 03:21 ID:pt+wwHvX
とにかく、完結編 ラストサムライ〜大政奉還〜に期待です。
78 :
名無シネマ@上映中 :04/01/06 03:21 ID:0rEgkUWX
>>68 >人の生き死にを軽々しく考えてはいけないと思いますが、
>命そのものに拘泥しすぎると見失う物も大きいと俺は思います。
素晴らしい。同意です。
俺は日本のしがない勤め人なのでそろそろ寝ないと。
今日はいい意見がたくさん聞けてよかった。おやすみなさい。
79 :
名無シネマ@上映中 :04/01/06 03:21 ID:7sKEdVSP
>>69 監督自身が自覚してなのか無自覚なのかは分からないが、
この作品のテーマからすると、質や完成度としては相当に低い地点で妥協している。
それでも従来の聖林異国冒険映画に比べれば格段の進歩があるし、
テーマとは関係なく甲冑武者、殺陣、忍者、大合戦で魅せた。
何より、被写体である真田・福本が抜群にいいし、彼らを誠実に撮ったことが最大の功績。
>>73 「そんな駄作なんだ」と返ってくるのがオチ。
81 :
名無シネマ@上映中 :04/01/06 03:27 ID:ITmGqc1y
松陰は黒船が来航する前から国土防衛を考慮して九州から東北まで地形を調べたりの旅してたから凄いわ。
82 :
遠い目 :04/01/06 03:30 ID:U2xfmjF5
俺も寝る。
明日はレコーディング、めんどくさいけど仕事ら。
>>71 俺も米国在住してた。LAとBoston。
もち食ったか?
日本人としてのIdentityを、心のどこかで大切にしような。
おやすみー(遠い目)。
83 :
名無シネマ@上映中 :04/01/06 03:32 ID:pt+wwHvX
>>81 それを言うなら伊能忠敬だろ?
伊能大図が徳川埋蔵金だったという説も(爆)
まあでも映画観て最終的に思ったことを暴露しとく サムライがガトリング銃使ったら最強なんじゃね?
>>83 伊能地図は当時の欧米人が見てその精密ぶりに驚嘆したという話は良く聞くね。
その他街道筋には一里塚(今で言うキロポスト)とか道路案内標識とかが圧倒的に整備されてて、
外国人は舌を巻いたというし。
86 :
UNKO :04/01/06 03:35 ID:HO4j0eA+
松陰は30歳くらいでくたばった人だから 大河ドラマの題材にするのは無理だね 短編のクレオを1年間の長編アニメ母をたずねて3千里に膨らませたくらいの 脚本家がいたならともかく
87 :
名無シネマ@上映中 :04/01/06 03:36 ID:pt+wwHvX
>>84 サムライの魂は刀とか思ってる米英人はアホ!
長篠の戦い見せてやりたいわ。
ガトリング銃盗むとか、トムクルーズルートで入手するとかして
対向すればよかったんだよな。
少数が対向するにはゲリラ戦だよ、やっぱ。
88 :
名無シネマ@上映中 :04/01/06 03:38 ID:pt+wwHvX
サムライが刀で決着付ける時代は 鎌倉時代で終わりだろ? 武士道精神も関が原くらいでおしまい。 ラストサムライは宮本武蔵ってかんじで。
89 :
名無シネマ@上映中 :04/01/06 03:39 ID:CMQcpknl
>>87 最後銃火器で騎馬隊が玉砕するシーンは
武田騎馬軍がやられたシーンとだぶるよな。あれは影武者だったっけ?
黒澤はすごいなぁ。というか、倒れる馬の演技って、ありゃどうやって撮影してんのかな。
90 :
名無シネマ@上映中 :04/01/06 03:40 ID:q4PITozI
>>81 松陰だよ、彼は藩の兵法指南もしてましたよ。佐久間象山とも仲良しだよ。
あと銃火器乱射雨あられの中で、馬には一発も当たらないてのは 動物愛護団体との妥協の産物なんだろうなぁ、て思いますた。
92 :
名無シネマ@上映中 :04/01/06 03:45 ID:pt+wwHvX
>>90 風土の情報収集の為の周遊ね。
まあその後にアメリカ艦隊に密航しようとして自宅謹慎になったわけだが。
>>84 ワラタ
で思ったのが、もしサムライが勝っていたらこの映画では悪役になっただろうなと。
結局歴史には悪役はいないんだよね。双方どちらの見方もできる。
で日本人は比較的、敗者に感情移入する。
その心情が世界的には珍しいし、今回映画にする価値があったのかな?と思った。
>>46 一応書いておくと、週刊のランキングは都市部だけだから、ある意味まやかしの数字
95 :
名無シネマ@上映中 :04/01/06 03:47 ID:pt+wwHvX
ニモみときゃ良かった。
96 :
名無シネマ@上映中 :04/01/06 03:49 ID:looiiRlA
>>95 ぼっくすに、週間累計でるじゃん、時差はあるけどw
そっちのこと。
97 :
名無シネマ@上映中 :04/01/06 03:50 ID:looiiRlA
98 :
名無シネマ@上映中 :04/01/06 03:53 ID:DJFLso9Y
>>39 テルモピュライの逸話って、やっぱり勝元が気に入ったカスター(リトル・ビッグボーン)を
オルグレンが否定した序盤の会話の関連ですかねぇ。「リトル・ビッグボーンはアレだったが
欧米でも大軍に挑んで全滅した少数の英雄の逸話自体はあるから」って
弱小ギリシャ軍(西洋)VS巨大ペルシャ軍(東洋)の魁となった戦い。”西が東を押し返す”
弱小日本軍(東洋)VS巨大ロシア軍(西洋)”東が西を押し返す”に向けての最後の内戦
の意味があるんじゃあ?
しかし、ラストのたかの村はよく無事だったな。 官軍にジェノサイドされた村の廃墟でトムが咆哮するようなラストだったら最高だったんだが(俺的には)
100 :
UNKO :04/01/06 04:00 ID:HO4j0eA+
ブレイブハートを見ると主人公を裏切った元仲間を主人公が容赦無く むごい殺し方で殺す場面が出てきますが この映画の大村は彼ももとは理想に燃えた志士だったのでは という想像出来る余地を残して結局殺さなかったという (ぎゃははははははははは…)
101 :
名無シネマ@上映中 :04/01/06 04:03 ID:pt+wwHvX
廃刀令に従わない勝元、あれが変。 刀は武士の魂だとか思い込んでるアメ公逝っとけ。 会議の場に刀を持ち込むな。 それが戦いの大義名分だっただけに、納得いかない。 主上の命令にも従えないで何が忠義だ。 お上は操られていると思い込むな、ハゲ。 結局自分のワガママ通そうとしやがって。 貴様らなどガトリング一成掃射だ!
>>82 >もち食ったか?
新年パーティでお雑煮食ったよ。
>日本人としてのIdentityを、心のどこかで大切にしような
こっちにいると考えさせられること多いな。
おやすみ
>>98 俺はもっと単純に、少数で大軍に立ち向かった逸話を勝元が喜んでるだけだと思った。
武士道的にはたしかに理解できるんだけどな。
まぁだったらコルテスがアステカを滅ぼした戦闘はどうなのよ!という問いもある。
104 :
名無シネマ@上映中 :04/01/06 04:05 ID:pt+wwHvX
>>99 そこまで徹底すべきだったな。
戦争が決して何かを生み出すものでない事を
もっと印象付けるべきだった。
>88殿 鎌倉時代は弓がメインウエポン。騎馬武者が騎乗して一騎打ちで弓の射ち合いしたり、 取っ組み合い(組打ち)したりする。 南北朝時代は、野太刀(大太刀とか、斬馬刀とも)、長巻き、長刀、金砕棒などの長柄武器。 その次は槍がメインウエポンになり、火縄銃が出て来てからは火縄銃が戦場の主役。 (でも、上級武士達は、火縄銃を好まなかったとも聞く。実際には、武士が使う比較的 大口径の火縄銃もあった) >89殿 長篠の戦いでの、火縄銃三段打ちVS武田騎馬隊は、最近じゃあ否定的らしいけどね。
106 :
U輔 ◆K4wFQYETpY :04/01/06 04:07 ID:zhlu5ZOG
>>98 テルモピュライの戦いって知らなかったから検索したら
ギリシャ軍ってスパルタなのね。
スパルタって日本の武士階級と同じく
戦闘集団が支配階級でもあった国家だよね。
そういうのの関連でもあるのかな、と俺は思った
107 :
名無シネマ@上映中 :04/01/06 04:08 ID:7jVzWEfI
前スレ
>>831 >この時代って、かなりドラマがあると思う。NHKが描くには難しいかもしれんが。
>蘇我入鹿、蘇我赤兄、中臣鎌足、額田王、有馬皇子、中大兄皇子、大海人皇子、大津皇子、鵜野皇女、草壁皇子・・・
>金かけてやってほしい。実現するのは厳しいだろうが。
やめてくれんか〜
宮廷の側近は朝鮮人ばっかりだぞ〜
>>104 まったく逆だろう。尊厳とは、闘って殺し合ってしか得られない、という
ある意味間違った価値観を表現したかったのではないかと。
それをサムライの死生観を借りて、やっちゃった。
反アメリカ的ともとれるし、アメ的戦争美化ともとれる。ある意味玉虫色に解釈できるのが
日本的ともいえなくもない。
ところで、勝元の詩の完成形ってどんなんだったんだろうな、最後の句。
本人的には「完璧」だったらしいが。あれって英語詩なの?よくわかんなかった。
109 :
名無シネマ@上映中 :04/01/06 04:13 ID:pt+wwHvX
トムクルーズは結局武士にはなれず エロ侍止まりだったと思う。
110 :
名無シネマ@上映中 :04/01/06 04:18 ID:pt+wwHvX
>>108 アメリカはやだよな。
なんだかんだ言って一番戦争好きだから。
とにかく戦争やらずにはいられないなら
とっとと戦争をスポーツ化してだな
その国の代表者1名が戦闘するとか、レースをするとかして
国家間の決議を下すようにだな。
内紛にしても同じにな。
111 :
U輔 ◆K4wFQYETpY :04/01/06 04:18 ID:zhlu5ZOG
>>108 >尊厳とは、闘って殺し合ってしか得られない、という
>ある意味間違った価値観を表現したかったのではないかと。
アホだね
112 :
UNKO :04/01/06 04:19 ID:HO4j0eA+
英語でHAIKUを作るっていう授業がアメリカでもあるらしいけど 音で575を英語でやるのは無理だから575は単語の数でやる THE SUN IS SHINING TODAY これで5
113 :
名無シネマ@上映中 :04/01/06 04:20 ID:pt+wwHvX
HAIKU is not 俳句. だな。
114 :
名無シネマ@上映中 :04/01/06 04:21 ID:jH4tB1JL
武士道精神か。 刀剣を質屋に入れてたり、役人根性むき出しの武士が。 新渡戸稲造がカッコつけて言うから、外国人が真に受けちゃって。 武士に精神的な魅力があったのは戦国時代だろ。
115 :
名無シネマ@上映中 :04/01/06 04:25 ID:pt+wwHvX
武士道なんてのはいつの時代でも 単なる理想(幻想)に過ぎなかったんじゃないかね。 パーフェクトに実践できてた香具師は皆無だろう。 歴史に名を連ねた奴等ってみんな自分勝手なんだもん。
116 :
U輔 ◆K4wFQYETpY :04/01/06 04:27 ID:zhlu5ZOG
>>114-115 「何故他の東アジア諸国ではなしえなかった
自らの国家変革が可能だったのか」という、
歴史事実にもとずく疑問への答えが「武士道」だったんだろう、
ズウィック監督には。
「カッコつけた武士道」じゃ
そういう「事実」もありえなかっただろうしね。
117 :
U輔 ◆K4wFQYETpY :04/01/06 04:34 ID:zhlu5ZOG
>>114 なんで今でも武士道を「真に受ける」外国人が多いのか
よく考えてみな。
もしも今の日本が内乱戦頻発、
国連からの援助頼りの最貧国みたいな国だったら
いくら「カッコつけた武士道」でも説得力ないだろう。
まあ一応歴史モノだから美化されるところもあるだろう。 現実にあの時代に生きてた人が武士道なんて意識してたのかね。
第2次世界大戦のころの日本軍にもサムライスピリッツはあったと思う。 (そしてそれが本当に最後のサムライなのかも) 俺は(洗脳なのかもしれんが)、当時の日本陸軍こそ、古今東西世界最強の軍隊だったと 思ってるし、それはサムライ魂の最後の発露ゆえだったとも思う。 当時の戦闘機乗りの大エース坂井三郎著の「大空のサムライ」とか読むと、 やつは死なないし、どちらかというとグラマンとかに囲まれても 必死にかつ沈着確実に逃げ回り生き延びるほう。 それでいて部下(僚機)をただの一人も死なせないで帰還させる男。 こいつははたしてサムライ?それとも違うのか? サムライも時代時代によって、いろいろ変わるのかねぇ。
>>36 >ラストのサムライ=くるーず
( ´_ゝ`)フーン
121 :
U輔 ◆K4wFQYETpY :04/01/06 04:38 ID:zhlu5ZOG
>>118 >現実にあの時代に生きてた人が武士道なんて意識してたのかね
そりゃ武士はしてただろう。「武士道」どうの、っていうんじゃなくて
「武士としてどうあるべきか、生きるべきか」みたいのをね。
122 :
名無シネマ@上映中 :04/01/06 04:38 ID:pt+wwHvX
>>116 ハイー?
急激な欧米化に待ったをかけたのが侍だっただろう?
123 :
U輔 ◆K4wFQYETpY :04/01/06 04:41 ID:zhlu5ZOG
>>122 とりあえず日本の歴史知ってる?
幕末維新が全て町民・農民だけで行われたと思ってるの?
124 :
名無シネマ@上映中 :04/01/06 04:43 ID:pt+wwHvX
>>123 映画の話だっつーの
現実の歴史とごっちゃにすんな。
125 :
U輔 ◆K4wFQYETpY :04/01/06 04:48 ID:zhlu5ZOG
>>124 >映画の話だっつーの
映画でも明治政府に「もと侍」はいただろ。
たとえ「映画」でも、アメリカ人監督に
こういう「映画」を作ろうとまで
思わせたものは何だったのか、ってことだよ。
単なる「幻想・理想」のお話だったら
わざわざ日本の明治維新期に話しを持ってこなくても
いくらでもできるだろう。
単なる理想、幻想だろうよ。 アメリカ人監督がその時代に生きてたわけじゃないしな。 所詮は伝聞でしかない。どこの国でも歴史は美化される。 戦国時代だって現実には醜い争いだっただろう。 まあそれと映画というエンターテイメントとは別物だと思うけど
127 :
名無シネマ@上映中 :04/01/06 04:52 ID:X5zPDn8C
128 :
名無シネマ@上映中 :04/01/06 04:57 ID:jaANxa2L
>>18 は馬鹿。それだけ。ギリシャ悲劇も理解できないだろう。
三島由紀夫の戯曲も駄目だね。きっと。
129 :
名無シネマ@上映中 :04/01/06 04:57 ID:pt+wwHvX
>>125 監督の考証の話が何で
映画を作るきっかけの話になるんだよ。
そんな過去レスの取り繕いはどーでもいいよ。
>「何故他の東アジア諸国ではなしえなかった
>自らの国家変革が可能だったのか」という、
>歴史事実にもとずく疑問への答えが「武士道」
って部分が、実際の映画のストーリーと矛盾してるだろっていってんの。
明治政府にいた「もと侍」が急激な国家変化をもたらすもので
それを止めるのも侍、と。
で、映画のラスト、結局止める方がまかり通っただろ?
ちっとも監督の考証反映されてないね。
130 :
U輔 ◆K4wFQYETpY :04/01/06 04:59 ID:zhlu5ZOG
>>126 >所詮は伝聞でしかない。どこの国でも歴史は美化される。
っていうか、明治維新は伝聞でもなんでもない「史実」なんだけど。
その実現根底に「武士道を体現した志士達がいた」ってのは
監督の解釈かもしれないけど、
だからといって「ありえない」というのも根拠なし。
131 :
名無シネマ@上映中 :04/01/06 04:59 ID:pt+wwHvX
>>108 が案外的を射ているな。
監督、結局チャンバラ好きでそれがやりたかったって言ってるもん。
エンターテイメント性もかなり重視していて、
アクションの為に斬り合いを入れてバランスを取ったとね。
アメリカで15禁になっちゃうような斬り合いを
肯定的に行いたいが為に武士道というフィルターをかけ
まるで行われるべくして行われた戦いだ、みたいに堂々と
殺し合いをエンターテイメントに仕上げたんだもんね。
結局それが見たいだけなんだよな。
132 :
名無シネマ@上映中 :04/01/06 05:01 ID:jaANxa2L
>>60 いいこと言いますね。遅レスだけど、感心した。
133 :
名無シネマ@上映中 :04/01/06 05:01 ID:pt+wwHvX
>>128 こういう死生観に魅入られた馬鹿が
死は美しいとかいって面白がって
見るんだろうな。
135 :
名無シネマ@上映中 :04/01/06 05:08 ID:h/dkxWv5
136 :
名無シネマ@上映中 :04/01/06 05:10 ID:CMQcpknl
しかしラストシーン近くでは桜花散るという儚さ美しさをしっかりと しかもそのまんま表現しているわけで。 あれって欧米人には理解できるのかな。 すくなくともあそこは監督は意図してやったわけでそ。 市川昆の金田一シリーズだったかに、心理描写として、 突然関係ない流れで「風で揺れる竹林」というカットが挟まれる 天才的演出があるんだけれども(俺的には) それを彷彿とさせたね、あそこは。 つーか、あの戦場(ニュージーランドロケだろ?)には桜なんてそれまで無かったわけだし。 単に日本向けの挿入カットなのか?むーん?
137 :
名無シネマ@上映中 :04/01/06 05:11 ID:h/dkxWv5
>>126 時間が遅くなって、キムチ臭くなってきた。w
138 :
U輔 ◆K4wFQYETpY :04/01/06 05:11 ID:zhlu5ZOG
>>129 >で、映画のラスト、結局止める方がまかり通っただろ?
は?勝元たちは散っていっただろ?
明治政府の人間も勝元たちも「国を思う気持ち」は同じ。
その気持ちが「天皇中心の近代国家」を作り上げた。
けれど「武士」としてしか生きられない勝元たちは
ある意味「時代遅れ」であることもわかっていたんだろ。
それに殉じて死んでいったんだよ、映画では。
139 :
名無シネマ@上映中 :04/01/06 05:15 ID:TMCiw985
140 :
名無シネマ@上映中 :04/01/06 05:15 ID:TMCiw985
141 :
U輔 ◆K4wFQYETpY :04/01/06 05:16 ID:zhlu5ZOG
>>133 >こういう死生観に魅入られた馬鹿が
>死は美しいとかいって面白がって
>るんだろうな。
他スレに前に書いたことだけど、
もいちどここにもコピペするよ。
「大義の為に死ぬ覚悟」、
それを常日頃の肉体と精神の鍛錬で
自分の血肉としてゆくのが武士道であるならば、
「散る桜の美しさ」に通じるその精神は
ある意味テロ思想犯やオウムにだってある、と言えてしまう。
だからこそ単に「命を捨てる覚悟」だけでなく
「いつか散るとわかっている桜の美しさをいとおしみ、命をはかなむ」気持ち
つまり「いかに生きるか、一期一会」をも強調してるような
監督の視点に俺は感心したわけ。
勝元だって最後の最後まで自分を体制と元武士との
挟間で葛藤しながら自分を抑え、
「いかに大義の為に生きるか」を模索したのだろうし。
けれども季節が移り変わるのを誰も止められないように
大きな時代の流れの中では勝元は散る運命だったのかもしれないし
また勝元自身もそれをわかって受け入れて死んでいったのだろう、と
「俺は」思う。
142 :
名無シネマ@上映中 :04/01/06 05:17 ID:TMCiw985
>>131 おまえ、ズウィックの精神分析をやる前に、自分が神経科に行って来い。(嘲笑
映画を見る資格無し。
143 :
U輔 ◆K4wFQYETpY :04/01/06 05:19 ID:zhlu5ZOG
>>136 >単に日本向けの挿入カットなのか?むーん?
アメリカでもしっかり入ってましたよ。
んじゃ俺は落ちます
144 :
名無シネマ@上映中 :04/01/06 05:21 ID:CMQcpknl
>>143 それ、一般的なアメリカ人にもやっぱり理解るもんなのかしらん?
日本人の受ける感慨とは、微妙に違うとは思うけど。
145 :
名無シネマ@上映中 :04/01/06 05:23 ID:pt+wwHvX
>>138 わかった。
あんたは「天皇中心の近代国家」=「国家変革」 って言ってて
俺は「急激な欧米化」=「国家変革」 って言ってる。
それじゃ話食い違うよ。
はっきり言ってしまえば、この映画は「武士道」を描いてはいても、 武士の本質、は描いてない(描き足りない)感じがするんだよなあ…。 武士の本質は、戦人(いくさびと)。武力でもって戦い、相手を叩き潰してことこそ の武士。戦力差から負けるのはしょうがないが、もう少し遣り様はあるだろう、と。 >武士道なんてのはいつの時代でも単なる理想 「単なる」の一言は余計だけど、同意。理想だからこそ書かれ続けて来たし、 講談のような形で語れ続けてきた。 そして、平和になった江戸時代に『葉隠れ』という形で体系化され、まとめられた。 そういう事なんじゃないかと思う。
147 :
名無シネマ@上映中 :04/01/06 05:27 ID:pt+wwHvX
>>142 ばーか。
自分の意見も言えず単なる是非だけしか言えない猿はくるんじゃねえよ。
そのレスに反対なら、論破してみ。
急に関係ない話だけど、俺は忍者の本当の姿を描いた映画を作って欲しい。 スーパーマンや暗殺部隊やサイキックソルジャーとしての忍者ではなく、 池波正太郎(真田太平記とか!)や子連れ狼の、草とか、そういう存在の。 どうハリウッドエンターテイメントにするのかは、無責任ながら知らんけど。 たのむぜぇトムクルーズ!
>136殿 散り行く桜に自身を重ねる、というのは日本人の精神性そのままですよね。 ハリウッド映画でここまで直球な表現で描かれてて、ビックリしましたよ。 (逆に日本ではあまり見ないよなあ…)
>>146 理想でもいいんだよ。その武士道の価値観が現代のアメリカ人にとって欠けている理念で、
世界の宗教国家に伝えたい理想の形のひとつなんだと思う。
日本が舞台だからといっても、我々日本人も他の国々のように初めて聞くように
同時に受け取るべきメッセージだと思うな。
151 :
名無シネマ@上映中 :04/01/06 05:35 ID:pt+wwHvX
>>146 >この映画は「武士道」を描いてはいても、
>武士の本質、は描いてない(描き足りない)感じがするんだよなあ…。
ラストサムライだからしょうがないんじゃないの。
描いたのは武士じゃなくて、武士の黄昏じゃん。
ラスト、戦場の桜もやり過ぎだと思ったね。
桜はまあいいとしても、サムライは美しくも何とも無い。
往生際が悪すぎる。
ガキの喧嘩のラスト、泣きながら突っ込んでくる相手に
つい引いて土下座、みたいな(w
152 :
名無シネマ@上映中 :04/01/06 05:37 ID:pt+wwHvX
おち
153 :
名無シネマ@上映中 :04/01/06 05:41 ID:CMQcpknl
武士の本質ってどんなだ? 俺は武士たらんとする結果、傘貼りの内職する武士も結構好きなんだが、 そういうのとはちょっと違うよね あんな武士こんな武士いろんな武士があるけれど 武士は武士だし、武士サイコー!
今思うとチェンバレンの出てた将軍って結構ちゃんとした作りだったんだな。 20年も前に作られたのに。
武士と侍って何が違うの? 日本語の台詞では武士だったのに 英語字幕ではsamuraiだったシーンがあったが
仕える主君を持ち、家系があるエリートが侍。 落ちぶれた奴が浪人。 両方とも武士。 例えば忠臣蔵は、海外ではロイヤルローニンと訳されてる。 それでも武士道の体現者である。 なんか違ったら訂正よろ
157 :
名無シネマ@上映中 :04/01/06 06:20 ID:9/F5T1bd
ロイヤル浪人ワラタ デラックス浪人はどんな浪人だろう・・・ しかしフィクション映画なのに話を肥大させてイデオロギー論争やってる奴は痛いな。 勝元一派をサムライ階級全体に置き換えるなよ・・・ まぁ監督のメッセージが何かとかは大いに妄想して勝手に議論してろって感じだが。
158 :
名無シネマ@上映中 :04/01/06 06:38 ID:SUAmi39Q
武人としてのサムライは西南戦争で消えたみたいだけど、頭山満とか玄洋社とか 政治結社を結成し、朝鮮の金玉均や支那の孫文やインドの革命組織とかに援助し てるんだよね。サムライは革命の輸出をはじめたんだね。
「武士道」や「サムライ」は下位概念。 ズウィック監督の本来の意図を探りたいなら、 『レジェンド・オブ・フォール』を観るべし。というか必須だろ。 こちらはドラマだがラスト・サムライと対をなす作品であることは間違いない。 なお、絵画の作品ひとつひとつを吟味し批評するのは大切なこと。 さて今日もオレは観ました!の感想を楽しみにしているわけだが。
160 :
遠い目 :04/01/06 07:02 ID:U2xfmjF5
Total as of Jan. 4, 2004: $90,017,337 + Overseas Grpss: $61,138,000 / Japan 日本すげー。61億強いった。トータル160億以上。
161 :
山猫 ◆neko4yfuBA :04/01/06 07:05 ID:Td6fdP3Q
>>160 日本の収益60億j突破!祝!
日本はまだイキオイを失ってないから、まだまだいくなぁ。
162 :
遠い目 :04/01/06 07:06 ID:U2xfmjF5
163 :
シャイン :04/01/06 07:10 ID:looiiRlA
おおおっ、けさのめざましのランクは、ニモを抜いてたし景気いいなあ。 あと、6113万jじゃねえの?61億じゃなく。
164 :
遠い目 :04/01/06 07:12 ID:U2xfmjF5
>>163 大体の円換算で、億。
ニモ抜き、まじで?
165 :
名無シネマ@上映中 :04/01/06 07:12 ID:Td6fdP3Q
>>162 おめ!しかし1億5000万ドルなんだったら円ならだいたい約180億円。
167 :
遠い目 :04/01/06 07:16 ID:U2xfmjF5
>>166 そか。単純に100かけてみた。
とにかくおめおめ。
あ、ちゃう、162億円か? なんでこんな時にかぎって計算機がみつからんのだ。
見つけた。15115537ドル、108円/ドルで163億2477万円。
170 :
名無シネマ@上映中 :04/01/06 07:24 ID:tqHJ/Iqg
すごーい。日本この一週間で約20億ドルだよ。 今週末からイギリスやイタリアが入ってくるから、box officeで日本の数字が分かるのもこれ限りだね。 日本での興収サイトってないの?数字の分かる。
>>164 ニモ抜いてたよ。ズームイン!でもやってた。
172 :
遠い目 :04/01/06 07:33 ID:U2xfmjF5
>>169 乙。
ないみたい>日本での数字の分かる興収サイト
173 :
名無シネマ@上映中 :04/01/06 07:35 ID:4/29Cigs
興行通信って、ダメね。 どこか違う会社が大掛かりに興行収入しらべて 公表したらおわり。 日本boxオフィスでもできればいい。
174 :
名無シネマ@上映中 :04/01/06 07:35 ID:0hQXOhXi
>>99 あのラストは写真家がこうだと信じたいと言うもの。
村の様子や、小雪が農作業してる事も含めてみんなそう。
あと
>>15 が言ってるSPAは過去スレでも悪名高いフジサンケイグループの雑誌だからね。
175 :
遠い目 :04/01/06 07:37 ID:U2xfmjF5
176 :
170 :04/01/06 07:37 ID:tqHJ/Iqg
ごめん。20億円の間違いだ。
全世界で3億ドルだな目標。今となってはぜんぜん余裕ペースだと思うけど。
>>112 アメリカでの俳句教育をテレビでやってた。
アメリカの小学校教師(黒人女性)が言うには、
欧米の詩は、「詩人」という専門の人しか詠めないという感じだが
俳句は誰でも詠めるから、子供たちにピッタリだって。
アメリカの小学生が作った俳句(原文は当然英語だと思う)
雪だるま ママのココアが 呼んでいる
>>178 ちゃんと季語が入ってるのなw
>>171 そうかー。
公開前の下馬評じゃあ、ニモ2に対してサムライ1ぐらいだったのになあ(遠い目)
180 :
名無シネマ@上映中 :04/01/06 08:45 ID:BQbiYZ7N
フジサンケイグループは共産圏の検閲&スパイに屈しない、という意味で悪名高い。 ところが最近、中国に支局を置いたって聞いたんだけどマジ?
181 :
まとめ人 :04/01/06 09:05 ID:Gpghfkfl
182 :
名無シネマ@上映中 :04/01/06 09:08 ID:b8TFcitR
183 :
名無シネマ@上映中 :04/01/06 09:11 ID:Yb4f4oET
まとめ人さん、いつも乙ー!
184 :
名無シネマ@上映中 :04/01/06 09:12 ID:Yb4f4oET
まとめ人さん、いつも乙ー!
185 :
名無シネマ@上映中 :04/01/06 09:13 ID:looiiRlA
186 :
名無シネマ@上映中 :04/01/06 09:30 ID:Ic4+yPWe
yahooのレビューで翻訳通して読んだものの中に、 低い評価を出したいわゆる評論家に、 『貴方たちはこれから悲しい生活を送る事になるでしょう』みたいな事が 書いてあったのには笑った。 そこまで思ってくれているのかってw
187 :
名無シネマ@上映中 :04/01/06 09:31 ID:Ic4+yPWe
アメリカのをつけ忘れた。
FAQページを見てふと気が付いたこと&入れて欲しい自分の疑問 聞き取りにくい台詞で、グレアムの >「悪イ奴ヲ懲ラシメル為ニ、アメリカカラ、ワザワザ、来タノダ!」、自分は 「反逆者ヲヤツケル(やっつける)為二、ワザワザオ越シニナラレタノダ」だと思ったが そのあと、「早ク! 機材、ヲ運ベ!!」 の前に(「しかし、私の一存では・・・・・・」に対して) 「聞イテコイ!」入ってると思う。細かいところですが それで、自分の疑問点。信忠がオルグレンに向けて語った「Sorry Good(戸田超訳 「ベリーグッド」だが、どうしてもVery goodに聞こえない)」ってどういう意図があると思います? ガイドブックでは「唯一知っている英語を誇らしげに」と解説付いていましたが、その後の様子から ぺらぺらとはいかないまでも多少話せるのでどうも違うような気がして。
189 :
名無しシネマ@上映中 :04/01/06 09:35 ID:s9zfIOfT
しかしクリスマス前後から今日までの伸びは驚異的だな!! 何かスピ-ド2の最後の方で船が港に突っ込んでいく時のカウント をとっているような感覚で興行収入が増えていっている。俺の 予想として日本では、1月の末までちょい観客数減って、2月から 春休みにかけて、また驚異的に伸びると見た!後期試験も終わるし バレンタインのイベントもあるからね〜。これにフランスとかの分 も入ってくるのを、考えると末恐ろしい・・・。
190 :
名無シネマ@上映中 :04/01/06 09:42 ID:6pa08V5d
日本人は団体になっても結構礼儀正しい(一部をのぞいて) それは仏教とか武士道とかの 影響を気付かないうちに、うけているから。 日本人のいいとこが映画になって世界中に広まるのはいいことだ。 というわけでラストサムライをこれからも応援します!
アメヤフレビュー段々ボルテージアゲてきてる。映画好き歴史物好きのカキコが一段落して年に映画を 数回見るぐらいの人たちが多数を占め始めてきてるんだなきっと。 いえーい、低空ロングランだ。
192 :
名無シネマ@上映中 :04/01/06 09:50 ID:looiiRlA
欧州公開はじまる今週末から、米国外屈指の興行パワーのトムだけに、 ラス侍どんくらい稼ぐか楽しみ・・・だけど、ちと不安。
193 :
名無シネマ@上映中 :04/01/06 09:56 ID:0GXAJp8S
>>182 ドイツからはじまったんだね。イギリスでもやるんだろうな。
写真家役の英国人俳優ティモシー・スポールと、真田がいるからね
イタリアは7日らしいけど。
ハリウッドのトップスターの映画。
やっぱ、規模の差を見せ付けられるよな。
>>188 「Jolly good.」
「ベリーグッド」でも当たらずとも遠からず。
196 :
名無シネマ@上映中 :04/01/06 11:25 ID:3vQA8kXZ
>>53 倒幕運動の思想は「尊王攘夷」。つまり外国勢力を日本から追い払い、外国に対して弱腰であっさり開国しちまった幕府をやっつけ天皇中心の新国家を作るべしって思想だ。
ただこれの思想的指導者である吉田松蔭は黒船に密航してでも欧米の実情を知ろうと試みてた。また、開国派の人々とも親交があった。
尊王攘夷を叫ぶ一方日本も変わらなければ欧米に対抗できないと彼等は考えてて、欧米の技術や政治システムを導入しなければ欧米に飲み込まれるという事も当時の人々は認識してたんだよ。
欧米の技術や政治システムを日本にコピーすることで、始めて外国から日本を守る事ができる。それが外国勢力を追い払うべきと考える攘夷思想の到達点だったわけだ。勝元もおそらくそうした思想に基づき、欧米を勉強していたのだと思われ。
ただ、その事と日本の伝統文化である廃刀令とは関係ないだろ?(大体関ヶ原の頃にはもう、戦場の主役は鉄砲だった)
日本を外国から守る手段として欧米化を進めて来たのに、日本の精神(則ち守るべき日本そのもの)を捨てて、いったい何の意味があるんだ? 本末転倒じゃないか。
というのが勝元の考えだと思ったんだがねぇ。
結構この映画の忍者って好感もてるな よくある宙返りしまくる超人みたいな描かれ方してない 屋根に上る時も1人が補助になって上げてるし 普通の映画なら宙返りしながら上がるだろう
>139 オレも対訳の「武士道」買っちゃったもんな。
199 :
名無シネマ@上映中 :04/01/06 11:51 ID:BLeTD56A
>>197 そうなんだよ!
かなり進歩(?)したニンジャなんだよ。
今までのニンジャよりトンデモ度が下がってるのに、格好良さは上がっているのが凄い。
日本の時代劇でここまでやれるか?と思ってしまう。
忍者のところで、勝元が「女、子供を」って言ってるのに、 英語字幕では、「殿、どうぞ中へ」ってな感じになってた。 勝元が叫んでるのに、これはないだろ。
201 :
名無シネマ@上映中 :04/01/06 12:43 ID:0hQXOhXi
202 :
名無シネマ@上映中 :04/01/06 12:43 ID:Apnf3WGP
百済の王族が天皇の祖先にあたる。 聖徳太子は朝鮮語で話していた。 鎌倉時代くらいまで皇居の中では朝鮮語が公用語だった。 よって武士の先祖は半島人なのだ。
公開前のこのスレに居た者ですが(公開後はネタバレ恐れて回避) ようやく、昨日吉祥寺で観てまいりました いやあ、素晴らしかった 既にテンプレで纏めてあるようですが 目立った時代考察ミスや矛盾も少なく、気にならないし 素直に映画に入り込むことが出来ました 泣かせ所満載で、我慢してたものの耐え切れず 終始、漢泣き 司馬遼太郎の「世に住む日々」なんか読むと 江戸時代の男は英雄の最後を語ってはよく泣いたそうで 「まあいいか」と思いつつ泣いた泣いた 2003年度公開の映画では最高の出来なんではないか? マトリロ・レボの糞さを一気に忘れられました
204 :
名無シネマ@上映中 :04/01/06 12:47 ID:05Gf/Enw
「武蔵」の忍者は出てくるだけでインチキ度が上がったからな。 内容の酷さも組み合わせれば、日本人以外には見て欲しくないよ。 題材は最高なのにな。
206 :
名無シネマ@上映中 :04/01/06 12:53 ID:gWlQSThT
207 :
名無シネマ@上映中 :04/01/06 12:56 ID:0KjE2t5Y
侍はゲームに生き残った・・・
208 :
名無シネマ@上映中 :04/01/06 12:57 ID:gWlQSThT
>>205 「飛ぶが如く」がアメで放映されてたっつう話だが、
こないだやってた政宗総集編観てて、今からあれをアメに売り込みに行けよって思いました。
勝新の、人間以外の生きものとしかおもえない迫力を見よ!
209 :
名無シネマ@上映中 :04/01/06 12:58 ID:0KjE2t5Y
>>208 あれは、くすりの影響では?まあ眼光は死んでなかったけど。
210 :
名無シネマ@上映中 :04/01/06 13:00 ID:8fZ7kqKo
今日の讀賣朝刊一面下編集手帳でもほめてたね。ただし最後に イラク派兵と掛けていて萎え。
そーいう政治と一緒に語って欲しくないよねぇ
213 :
名無シネマ@上映中 :04/01/06 13:26 ID:+VpzvV7O
もし、勝元が最後、大村の所まで辿りつけていたとしたら、彼は大村を殺して いたであろうか? それとも、別の手段をとったのであろうか?
>204 PGAってどんな賞なん? アメリカの評価って、ほんとのところ、どうなん? マスコミは酷評してるってコピペよく見るけど、 どんな風な酷評なん? msnやyahoo!の一般人評価は高いみたいだけど、 翻訳希望。>英語わかる人
215 :
名無シネマ@上映中 :04/01/06 13:37 ID:sR1y/igi
この映画を見終わったあと、思い出したのが槙原敬之の 「大事なのは、変わっていくこと、変わらずにいること」 矛盾している内容に思えるけど、今の自分自身や世の中 見ててそう思う。
216 :
名無シネマ@上映中 :04/01/06 13:49 ID:TbR/e0AY
217 :
名無シネマ@上映中 :04/01/06 14:02 ID:tZra0+mv
ふと思ったんだが、この映画をイラクで公開したらどうなるんだろう? 民族意識に火をつけ自爆テロを奨励することになるか、アメリカとの 融和政策を奨励することになるか?
219 :
名無シネマ@上映中 :04/01/06 14:07 ID:0hQXOhXi
基礎知識 1.PGAはアメリカ映画製作者組合。 2.アカデミー賞作品賞候補はアメリカ映画製作者によって選ばれる。
220 :
名無シネマ@上映中 :04/01/06 14:08 ID:tZra0+mv
>218 それだ!
イスラム教圏には大乗仏教を普及させるのがいいんとちゃうやろか。
キリスト教とイスラム教は兄弟みたいなもので むしろ彼らから見れば多神教の日本人こそ 理解不能な連中と思われてると聞いたこともあるが。
223 :
名無シネマ@上映中 :04/01/06 14:27 ID:Nx7p8D1y
読売の去年の十大ニュースの、一位は、阪神優勝だぞ。
224 :
名無シネマ@上映中 :04/01/06 14:31 ID:7jVzWEfI
やっぱり東南アジアでは公開しないのか。 官軍の突撃するさまは、反感買うだろうからなー
225 :
名無シネマ@上映中 :04/01/06 14:34 ID:neZxeFzd
>222 多神教徒を見つけたら殺すべしとコーランに書いてあるそうです。 本来ジハードの対象はキリスト教徒じゃなくて日本人のような多神 教徒です。
226 :
名無シネマ@上映中 :04/01/06 14:35 ID:OMm0wMPC
キリスト、イスラム、ユダヤ 元は全部同じもの。 近親憎悪で馬鹿やってるだけ。
227 :
センスdeカバー ◆0rIxHFtsVM :04/01/06 14:36 ID:6FKcZiWR
この映画を見てとりあえず思ったこと。 日本はサムライの国ではない。百姓の国だ。 サムライなんていうのはサムライ全盛の江戸時代でも全人口の6%くらいだった。 なのに日本人の心は武士道だ、なんて言われてもピンと来ない。 当たり前だ。日本人のほとんどは武士の家系じゃないからな。 で、日本人のほとんどの先祖である百姓はサムライに搾取され続けていた。 サムライは日本人のほとんどの敵であるというのが実態。 何故自分たちの先祖でもないサムライをそれほどまでに褒め称えるのか。 わからない。
228 :
名無シネマ@上映中 :04/01/06 14:36 ID:fAJZokKY
>>222 にゃるほど
似てる者同士だから宗教戦争があるのかもね
>>222 森羅万象と先祖崇拝、これが本来の宗教の根本概念であって、
むしろ一神教であるユダヤ教から派生したキリスト、イスラム教の方が、
「宗教」という概念的には特異なんだけどね。
多神教の国は、キリストの神も仏様も、細かい概念は取っ払って、
「神」として迎え入れるけど、あちらさんは「神さまは創造主お一人でごわす(´ω`)」と
言い切っちまうんだから。
うんこ細いと思うよ、ヤツら。
>>225 それはどっちかというと、わざわざイスラム教圏にまで十字軍で遠征したキリスト教徒で、
イスラム教は本来自分から外国へ足運んでまで教義を押しつけにいく性質じゃなかったのにな。
231 :
センスdeカバー ◆0rIxHFtsVM :04/01/06 14:40 ID:6FKcZiWR
>>228 イスラム教では、イエスキリストもモハメッドと同じ預言者として称えられているしね。
本当に兄弟みたいなもんだよ。
>>229 ただ、一神教のほうが宗教として完成度は高いけどね。
>>227 「サムライ」という身分は江戸時代にだけ存在したのではない。
江戸時代のサムライは戦国時代の勝ち組で、
うまいこと徳川幕府に仕官出来ただけ。それが6〜7%だってだけの話だ。
江戸時代に百姓だった人たちの先祖も、
神武東征の頃から幕末まで通して百姓だったわけではない。
>>228 似てるというより、聖地がおんなじってのがミソかなって。
奪い合ってる。
234 :
名無シネマ@上映中 :04/01/06 14:44 ID:BLeTD56A
>>225 マジかよ
誰かこれのソース出してくれ
マジなら現代のキリスト・ユダヤ・イスラムの対立は日本人には万万歳じゃねーか
恐るべし神国日本
内閣ニンジャ室の仕業か?
ユダヤ教、キリスト教、イスラム教 みんな同じ神様を信じてます。 旧約聖書も共通。 あとは、預言者を誰にするかで分かれる。 イエスの言葉(新約聖書)を信じるならキリスト教、 ムハンマドの言葉(コーラン)を信じるならイスラム教
>>231 完成度が高いかどうかは人それぞれの考え方の違いじゃない?
洗脳力が強かったってのは認めるけどさ。>一神教
むしろ俺の主観では、完成度が高いのは仏教。
237 :
名無シネマ@上映中 :04/01/06 14:46 ID:TbR/e0AY
ウオー!!ここは ラ ス ト サ ム ラ イ のスレッドではないのか??
てへ(´▽`)
239 :
名無シネマ@上映中 :04/01/06 14:50 ID:BLeTD56A
>>236 最終的に他教を淘汰して残るのを「完成」と勝手に定義して、
ユダヤ教じゃ!
ソマリアで「パールハーバー」を上映しているのを ニュースでやってたが、日本軍が真珠湾を攻撃するシーンで ソマリア人たちは拍手喝采で大盛り上がり。 (そのあとの場面がどうなってるかまではレポートがなかった)。 ちなみに、ソマリアを実効支配していて、アメリカ軍と激しく戦闘した アイディード将軍。 なんと、アイディード将軍の息子は、アメリカ海兵隊員なのだ。 まだ将軍とアメリカとの関係がよかったころに 息子をアメリカに留学させ、息子はアメリカ市民権を得るために 海兵隊に入隊したそうだ。 そういう経緯を知ると、ソマリアの紛争は内輪もめで 世界が心配して損したってかんじ
ごめん、言い切ってしまった。 ユダヤ教で、いかがかしら?
>>227 >百姓はサムライに搾取され続けていた。
>サムライは日本人のほとんどの敵であるというのが実態。
幕府の崎海軍伝習所の教官だったオランダ海軍のカッテンディーケは
著書「長崎海軍伝習所の日々」(平凡社・東洋文庫)にこう書いてる。
「日本の下層階級は大きな個人的自由を享有している。
そうして彼等の権利は驚くばかり尊重せられていると思う。
しかもその自由たるや、ヨーロッパの国々でも
余りその比を見ないほどの自由である。」
イギリスの初代駐日大使オールコックも著書「大君の都」(岩波文庫)に
「一般大衆の間には、我々が想像する以上の真の自由があるのかも知れない。
民主的制度をより多くもっている国々以上に
日本の町や地方の労働者は多くの自由をもち、
個人的に不当な仕打ちを受けることがない」
士農工商は身分ではなく、職業の違いに近いという。
身分の垣根には“抜け道”もあった。
金で旗本の株を買ったり、養子縁組などの手続きをとれば、
庶民が武士になることはできた。農民が代官や奉行になった例もある。
243 :
名無シネマ@上映中 :04/01/06 15:05 ID:neZxeFzd
>>227 >>227 野球選手が人口に占める割合は僅かだよな。だから、お前は松井やイチロー
は尊敬に値しないというのだな。日本はサラリーマンの国だからw
246 :
名無シネマ@上映中 :04/01/06 15:12 ID:BLeTD56A
>>244 まぁ蹴りが痛かったけど許してやるよ
チョンが撃退される様子でもROMってるさ・・・
センスdeカバー君のようなのを見ると、 ホント日本の自国の歴史の教育がなっちょらんのを痛感します。 ラスサムを見て幕末明治初期に興味を持った人たちが、 改めてこの時代を勉強して真実を知ってくれたらいいとホントに思う。
>>243 気持ちは判るが、ヤツが言いたいのは「搾取」の部分じゃないのか?
農民のぜいたくを禁じたという悪名高い慶安のお触書。 でも、ぜいたくする農民がいるから規制したとも言える。 実際に読むと、幕府がまるで親のように細々と考えていることがわかる。 さらにこれがどのくらい徹底され、破ったらかといって罰を受けたかは疑問とされている。 慶安の御触書 一、幕府のきめたきまりを守らなかったり村をおさめる地頭や代官を無視したりせず、 名主たちを本当の親とおもってその言いつけを守ること。 一、朝は早起きして田畑の草をかり、昼は田畑を耕し、夜には縄をなったり俵を編むなど、 それぞれの仕事を油断なく行うこと。 一、酒やお茶を買って飲んではいけない(自分でつくること)。 一、百姓には先々のことも考えないで、収穫のあとの秋には米などを妻子に たくさん食べさせてしまいあとになって米がなくて困るものが多い。 いつも米の少なくなる正月や2月3月の気持ちですごし食べ物を大切にしなさい。 麦や粟(あわ)やひえや大根や菜っ葉などいろいろな食べ物をつくり、 米を食べつくして困ることのないようにしなさい。 小豆(あずき)の葉っぱやいもの葉っぱもすてずに大事に使いなさい。 一、男は畑仕事、女は布を織るなど、一日しっかりと働き夫婦ともよく稼ぐこと。 だから美人の女房でも夫のことをおろそかにしたり(働かずに)茶ばかり飲んでいたり 遊んでばかりいるようなものは離婚しなさい。 (↓につづく)
(↑のつづき) 一、特別に広い田畑を持っているものならよいが、田畑が少なく収入が少ないのに 子供がたくさんいる家は、他人に養子に出したり(商店などに)働きに出したりして、 食べ物がなくて困ることのないようにしなさい。 一、健康に気をつけ病気にならぬように気をつけること。 どんなに精を出して働いても病気になってしまえば働けず、 暮らせなくなってしまうのだから気をつけること。 一、たばこを飲んでは行けない。これは腹のたしにもならずけっきょく病気になるだけなのだし お金もかかるし、火事を出すもとであるから。 一、独身の百姓が病気になって田畑の仕事が出来ないときは、五人組や村中の百姓が助け合って 田畑を荒らさないようにしなさい。 一、年老いた親は大事にし孝行しなさい。 年貢さえすませてしまえば百姓ほど楽なものはないのだから、 このことをよく心がけ子供たちや孫たちにもよく言い聞かせ、 健康でぜいたくをしないでかせぐべきである。 教科書に載っている御触書 一、早起きし、朝は草を刈り、昼は田畑を耕作し、晩には縄や俵を作り、どんな仕事にも油断なく励むこと 一、酒や茶を買って飲まないこと 一、いつも食物を大切にし、まず、雑穀を中心に食べること。麦・粟・稗・菜・大根などを作り、米は多く食べないこと 一、百姓は衣類については、麻布と木綿のほかは帯・着物の裏にも使ってはならない。
人間とは内ゲバする生き物である。部外者は傍観するに限るね
>>227 江戸時代日本の生産力は数倍に増大したが、検地の類いは300年で1回か2回。
実際には脱税しまくりで、五公五民ってのは幻想なんだよ。そもそも、日本人口の数パーセントで日本で生産された米の半分をどうやって消費するのかって話しさ。輸出して外貨を稼ぐわけでもないしさ。
そういう徴税能力のやたら低い江戸幕藩体制だが、治安と平和の維持という国家権力にとって最も重要な義務にかんしてはかなり有能だった。産業の振興なんかも積極的にやってたしね。
幕末当時の日本の世論は攘夷=鎖国の維持が支持されていたし、強大な欧米列強の驚異がなければ、ことさら社会変革を推進する必要を当時の日本は感じてなかったんじゃないかね。
強大な欧米に対応するために、やむなく日本を変革するしかなかった。幕末維新の実体ってのはその程度のもんだろ。
一部の支配者が大衆から搾取してる……なんて考え方はサヨク史観による偏向なんよね。侍が尊敬されるのは、そういう優秀で善良な支配者だった事も影響しているらしい
>>248 江戸時代の農民の実体はそんな過酷なもんじゃないんだよ。
実質1日平均5時間労働、庄屋は村人全部を年に複数回、
自費で慰安旅行させるくらいの甲斐性があったし。
武士階級は質素倹約を旨とし、大名の食事も割合貧しかった。
百姓の子供に行儀作法を教えて指南料を得、
ようやく日々の生計を立てる武士も多かった。
武士ほど貧乏で制約が多く、百姓ほど豊かで自由だったんだよ。
江戸時代が何故「太平」と言われていたか想像してみて(´▽`)ニコ
宗教対立も民族対立もほとんどない日本は恵まれてるなぁ
斬り捨て御免も「殺りたきゃ殺れ、ただしその後でお前切腹な」だったので、 本当にやったヤツは滅多にいないか、ただの逆切れ殺人事件扱い。 江戸時代は男性からは女性を離縁出来るが、 女性から男性を離縁する事は出来なかったと言われていたけど、 実際には女性から男性に送った三行半も発見されてるし。 犬公方の生類哀れみ令はみんな笑ってたし。 江戸時代の制度はそのまま信用しちゃいけないよ。
そもそも、ヨーロッパや中国で荘厳華麗な宮廷文化が展開されている時代に、何故日本では庶民に見せる・売る為の文化(歌舞伎、浮世絵、相撲)が発達したか考えろって事やね。 富が一般市民に広範に分散し、逆に特権階級にはあまり集中してなかった事の裏返しっしょ。
>>253 あまり知られてないが、弥生時代から平安時代にかけてかなり激しい抗争の歴史があるんだよ、日本にも。日本人が遺伝的に多様な民族なのはその名残りだそうな。
古代の日本人は苦労したろうねぇ
http://movies.yahoo.com/news/eo/20040105/107336580000.html PGAは「サムライ」を取って、「ロスト」を切り捨てた
「ザ・ラスト・サムライ」はまだゲームに生き残っている。
トム・クルーズの大作はこれまでのところ、賞レースから外れたところで、享けて
きたが、今再び「オスカーレースの月曜日」でその存在を主張し始めた。アメリカ
映画製作者組合(PGA)の主要ノミネーションを掴み取ったのである。
クルーズとズイックらサムライチームは、PGAの年間映画製作者賞の資格がある。
他にもCold Mooutain ,The Load of the Rings, The return of the King,
Master and Commander, The Far Side of the World, Mystic River,
Seabiscuitなどがノミネートされている。
「ラストサムライ」を除けば、上記の作品はすべて、ゴールデングローブ賞の最
優秀作品賞にもノミネートされている。
1990年に設けられたPGA賞は、非常によくオスカーを予測してきた。Driving
Miss Daisyが最初にPGAの栄誉に属して以来、PGAの映画製作者賞受賞者は、
14回のうち10回もアカデミーの最優秀作品賞を得ている。
去年も例外ではない。ChicagoのMarty Richardsが3月の上旬にPGAを取り、
数週間後にオスカーを取った。
「ラスサム」はPGAが取り上げるまで、政治力のある人達からは殆ど無視され
てきた。アメリカ映画協会((AFI)が時代劇年間ベスト10に指名した以外は。
PGAのオスカー最優秀作品賞に対する神秘的な予言能力は、今度ばかりは、途方
にくれてLost in Translation を見放している。
@訂正よろしこ
吉良上野介は浅野に賄賂を要求したが断られたので、 それを根に持って浅野をいじめたとされているけど、実際はそうじゃない。 吉良家は家柄は高いけどビンボーだった。 だから接待役の指南をして、指南料をもらい、それを生計の足しにしていたし、 それはれっきとした授業料の請求にすぎなかった。 賄賂を要求したわけではぜんぜんない。 また、武家屋敷などは町人や百姓の娘が女中に出ていたが、 「どこそこの武家屋敷で女中をした」 というのは、今で言う学歴みたいなものだった。 女中をする事で行儀作法を覚えるので、彼女らは給料を貰うのではなく、 「指南料」を支払っていた。 公家や京のお内裏などで働いた娘さんの場合、かなりの「学歴」という事になる。 江戸時代は四民がなにげに助け合っていた良き時代だったんだよ。
260 :
名無シネマ@上映中 :04/01/06 15:33 ID:TbR/e0AY
もっと作品の話をしようぜぃ!! 例えば俺の彼女なんか観た後に飯食ってるときに なんかオカシイナ〜って思ってたら、実話だと思ってやがったぜい!! んでこないだ部屋行ったら枕元に日本史の本があったぜ!
>>260 ぜんぜん作品の話じゃなかった・・・
今気づいた。。
なかなか勉強になるスレだなー。みんな大したもんだ。日本は全然安泰じゃないか。
>>256 こりゃもうテロに近いね。
263 :
名無シネマ@上映中 :04/01/06 15:38 ID:BLeTD56A
>>260-261 いいよ・・・お前いいキャラだよ・・・
彼女が歴史に興味持ってくれて良かったな
将来、男の子が生まれたら強い子に育ててくれるかもしれん
アメリカの歴史家スーザン・B・ハンレー 「1850年の時点で住む場所を選ばなくてはならないなら、 私が裕福であるならばイギリスに、労働者階級であれば 日本に住みたいと思う。」 アメリカ駐日総領事ハリス 「彼らは皆よく肥え、身なりもよく、幸福そうである。 一見したところ、富者も貧者もない。 これがおそらく人民の本当の幸福の姿というものだろう。 私は時として、日本を開国して外国の影響を受けさせることが、 果たしてこの人々の普遍的な幸福を増進する所以であろうかどうか、 疑わしくなる。 私は、質素と黄金の時代を、いずれのほかの国におけるよりも、 より多く日本において見出す。 生命と財産と安全、全般の人々の質素と満足とは、 現在の日本の顕著な姿であるように思われる」 イギリス駐日公使 「この封建制によって日本人は、われわれの考えている意味では自由でないにしても、 多くの幸せを享受することができた。 西洋諸国の誇るいっさいの自由と文明をもってしても、 同じくらい長年月にわたってこの幸せを確保することはできなかった。 国家の繁栄・独立・戦争からの自由・生活の技術における物質的な進歩---- これらはすべて、日本人が国民として所有し、 そして何世代にもわたって受け継いできたものだ」
265 :
名無シネマ@上映中 :04/01/06 15:49 ID:t3UFmGX7
>PGAのオスカー最優秀作品賞に対する神秘的な予言能力は、今度ばかりは、途方 >にくれてLost in Translation を見放している。 「途方にくれて」、というのはLost in Translation を途方にくれさせている、 という意味でしょ。 "at a loss" はLostとかけた一種のしゃれね。
266 :
名無シネマ@上映中 :04/01/06 15:56 ID:pdVQwplv
既出かもしれないけど、テレビ東京の新春時代劇「竜馬が行く」にはがっかりした。 ラスサムを見て幕末に興味を持ったから、かなり期待して見てたんだけどさ。 なんで竜馬が薩長連合や江戸無血開城のために奮闘したのかというと、 内戦になったら欧米列強につけこまれて植民地にされる危険があったからでしょ? つまり、竜馬は(竜馬に限らず、あの時代の志士はみんなだけど) 日本の独立を守るために命を賭してがんばったわけだ。 なのに、ドラマでは「無用の流血を避けるため」だの「殺し合いのない平和な 日本をつくるため」だのと御託が並べられてて、見てるほうはしらけまくったよ。 幕末のドラマに、戦後民主主義の価値観を持ち込まれてもねえ。 (ラスサムを見たあとだったから、よけいにそう感じた。) 司馬遼太郎の原作もこんな感じなの? それとも、かなり改悪してるのかな。
>>264 まるで楽園だね。全てがこうじゃないんだろうが外から見た率直な意見はある程度
信じられそうだ。なぜこんな社会が形作られたのか、また滅びねばならなかったか。
中高生あたりに学校で活発な議論して欲しいな。学者はあてにならないから。
ひょっとしたらこれからの世界にアピールできる生き方があるかもよ。
test
>>266 テレビドラマは判りやすく変えられちゃうからね。
つっても司馬の竜馬読んだの10年は前なので、明確にどうこう違いを語れないんだけど。
ドラマ見てないし。
■1 戦う西洋、平和の日本■ 戦国時代には世界一の銃砲生産大国だった日本が、江戸時代に入ると、 銃を捨て、平和な国造りに向かった様子を、前回の地球史探訪で紹介した。 JOG(24) 平和と環境保全のモデル社会:江戸 今回はその続編として、その後に建設された社会がどのようなものだったのかを見てみよう。 同時代のヨーロッパでは、内では30年戦争を行い、ドイツでは人口が1/2とか、 1/3になるような悲惨な状態であった。また外に対しては、植民地収奪に明け暮れて、 はやい話がスペイン人が現れる前には、中央アメリカの推定人口は7千万人から 9千万人はいたとされているが、私がすでに書いたようにスペイン人の侵入のわずか一世紀後には、 350万人に激減している。またこれも推定であるが、3千万人から6千万人に及ぶ 黒人奴隷がアフリカからアメリカ大陸に連れ去られ、その三分の二が航海途上で死亡して、 大西洋に捨てられたといわれている。[1,p243] 西洋が内なる戦争と外への植民地化に血道をあげていた頃、江戸日本は260年余の 長い平和と繁栄の時代にあった。その差は教育水準に歴然とあらわれる。
■2 江戸時代の群を抜く教育水準■ 専門家の推定では、幕末の嘉永年間(1850年頃)での江戸で の就学率は、70〜86%。これを以下のデータと比較してみよう。 ・イギリス(1837年での大工業都市) 20〜25% ・フランス(1793年、フランス革命で初等教育を義務化・無料化したが) 1.4% ・ソ連(1920年、モスクワ)20% 江戸日本の教育水準がいかに群を抜いていたかが分かる。 なぜこれだけの差がついたのか、単に物質的豊かさだけなら、 産業革命に成功し、7つの海にまたがる広大な植民地を収奪した イギリスの方が、はるかに有利だったはずである。その秘密を探ってみよう。 19世紀前半の日本の就学率は80%程度あり、 江戸・大坂・京都・名古屋などは100%に近かった。 同時代のヨーロッパの就学率は20%程度であった。
■お師匠様はボランティア■ 当時の江戸には、1500余りの寺子屋や塾があった。幕末の全国では、1万5千にものぼる。 僧侶や神官、武家、農民などが運営していたもので、幕府は直接的には一切、関与していなかった。 これらの人々が自宅などに、10人から、大きいところでは100人程度の生徒を集め、 読み書き、算術、地理、さらには、農業用語や漢文まで教えていたという。 現在で言えば、正規の小中学校がなく、すべて町中の書道教室や学習塾のようなものだけだったと 想像すれば良い。 面白いのは、たいていの塾は、武家や僧侶、農民など、他に収入のある人達がやっているので、 授業料などは生活の足し程度でしかなかったという点だ。生徒は「お志」として、 都市部では多少の金品や菓子折り、農村部ではとれた野菜などを届ける程度であったという。 現在なら、年金だけで食べていける定年後のお年寄りが、地域への奉仕として、子供達を教える、 というような形である。今流に言えば、ボランティア活動であった。 それでは、なぜ全国で1万5千もの塾ができる程、大勢のボランティアの先生がいたのだろうか。 それは、先生になると、たとえ身分は町人でも、人別帳(戸籍)には、「手跡指南」など、 知的職業人として登録され、生徒には「お師匠様」と尊称で呼ばれ、地域でも知識人、 有徳者として尊敬された。優秀なお師匠様は将軍に直接拝謁して、お褒めの言葉をもらうこともあったという。 お師匠様たちは物質的には豊かでなくとも、近隣の人々に感謝され、 尊敬されるという精神的な価値で十分満足できたのである。
今まで鎖国については、外国との交流によって文明が発達するチャンスを失くしてしまって、 無駄なことしたなぁくらいに思っていた。 ところが、鎖国時代の日本っていうのは、他国の文化技術はほんの少ししか入って こなかったにもかかわらず、独自の力で世界トップクラスを維持していたそうだ。 例えばオランダやポルトガルやスペインが出島に追いやられてしまい、キリシタンが厳しい弾圧を 受けて外国人宣教師も火あぶりにされたということは中学あたりで習うが、 よく考えてみれば欧州の大国が、自国の宣教師が異教徒に火あぶりにされて黙ってるなんて おかしいんだよね。インドやフィリピンはすでに植民地とされ、インカ帝国なんか歴史すら 残らないほど破壊されてるのに。 これがなぜかというと、日本の軍事力・技術というのは当時オランダやスペインでも簡単に 手出しできるような相手ではなかったということで、スペインの艦隊の司令官宛てに本国から 「下手に日本に手を出して、王国の恥をさらすような事態にならぬように」という指令も 出されているんだそうだ。 日本はさすがに中国を侵略できるほどの軍事大国ではなかったけれども、少なくとも簡単には 手出しできない強国だったそうだ。 時代は鎖国以前にさかのぼるけれども文化の面でも、フィレンツェからやってきた商人が 「わが国の文化芸術を凌いでいるかもしれない」と感嘆の手紙を書いている。 そして当時のフィレンツェはルネサンス真っ只中。 周りを海に囲まれた小さな島国に、どうしてこれだけの技術や文化が生まれ得たのだろう。
>265 ロストを途方にくれさせたまま放置、ってことすか。 しゃれなんだ、へー。 訂正どーも。
275 :
名無シネマ@上映中 :04/01/06 16:16 ID:9BfjEuRY
>>267 そりゃ大袈裟な話で、天領の領民や大藩や行政の上手い藩のの領民で、
自作農階級であれば楽だったろうという話。
江戸時代は地域差がでかいんだよ。東北の小作は本当に悲惨で、春に
なると雪解け水と一緒に飢え死にした小作が毎年川を流れていったし、
薩摩は重税で農民は非常に苦しい生活を送っていた(ただし薩摩は
お目見え格の武士もド貧乏だった)。
>>266 テレビ東京は、以前にも萬屋錦之介で「竜馬がゆく」をやっている。
両方見た人いないかな?
>>275 それって現代でも言えることじゃねぇ?
浮浪者いるし、餓死してる人いるし。
>>275 追加。
どっちにしろ、同時代のどの国と比較しても、「太平」かつ「豊か」だったのは間違いない。
現代と当時を比較したらあかんぜよ。
279 :
名無シネマ@上映中 :04/01/06 16:25 ID:byuEI/dR
>273 長い平和と安定の時代に育まれた文化はすごいものがあるね。 この間はじめて国立美術館で江戸時代の古物の展示を見たんだけども、 漆の箱にしても刀の鍔にしても、髪の毛の太さの金細工で恐ろしく 繊細な装飾をされていたりするのを見ると、現代日本の職人でも あそこまでの技術を持った人はめったにいるもんじゃないと感心したね。
280 :
名無シネマ@上映中 :04/01/06 16:39 ID:wI+DIFSC
>>266 そうだね。
これに限らず、現代日本が作る幕末のドラマで一番欠けているのは、当
時の人々が持っていた外国の侵略に対する危機感、恐怖感の表現だと
思う。
知ってか、知らずか現代の日本の時代劇ではこの部分がスルーされる
ことが多い。
本当なら一番大事な、改革の動機の部分なのに。
まあ、侵略されると考える時点で憲法違反だから、そういうドラマを作っ
ては、憲法違反だと抗議が来るのかもね。
一番肝心の部分がぼかされているから、一般の日本人には、幕末維新
のドラマはちょっと複雑で難しいというイメージを持たれて、視聴率もい
まいちと言われることが多い。
幕末維新の出発点は「この平和で豊かな日本を、強大な武力を持つ戦争好きな欧米列強から如何に防衛するか」なのかもね。 庶民から搾取する貴族や王族をやっつけて民主国家を作るみたいな、サヨクの好きそうな革命とは根本的に違う。 悲惨な現状を変える事が目的なんじゃなくて、そこそこうまくいってる今を如何に守るか。いわいる市民革命とは180度向いている方角が違う革命だったのかも。 江戸幕府を倒して近代国家を建設したのも、幕府が憎いからというよりは今の政治体制では欧米列強の軍事力に対応できないからしかたなく……といった風にも思える。 勝海舟なんかの評価が高いのも、彼が負けた側を代表して(欧米につけこまれる要素となりえる)内戦を回避し、幕府をうまく幕引きさせる事で近代日本の建設に協力したから。 そう言う意味じゃ江戸幕府ってのは、死際を含めて優秀な政権だったといえるんだろうねぇ……。
ま、よく言われるけど260年にわたる平和ってのは世界史的にも珍しいらしいし、 それが奴隷の平和でなく自力で達成したものであればなおさら振り返る余地はある気がする。 しかし欧米の技術と欲望には勝てなかった。 そこでご先祖さん達に感謝したいのは、武士たちが自分たちの負けをすばやく認めたことだね。 いわば現実認識力の高さ。だからいち早く自己変革できたし、なんとか時代の波に乗れた。 それを民族の尊厳だ文化の高さだなんだってやってたら今の日本とっくにないよ。 根が素直ってことかなぁ。
江戸時代を肯定的にとらえ、かつ黒船に腰を抜かされた当時の人々の欧米への恐怖を理解する。 この二つがあの時代のドラマを作る上で大前提にあると思うんだけど、どーもそこを端折ってるドラマが多いわな
まぁ要するにラストサムライはそういう、豊かな江戸時代を建設し明治維新の自己変革にも成功した日本の精神的バックボーンを見直そうよという、そういう話しなのかもね(と、強引に本題に戻す)
漫画だけど、『るろうに剣心』で明治維新が庶民には傍迷惑な 「秩序破壊のための破壊」みたいに描かれてて非常に違和感を 覚えた記憶がある。
一番大切な根っこの部分をどこかへ忘れてるんだね。糸の切れた凧みたいなもんだ、今の日本は。 その糸をまさか外人に引っ張ってもらうことになろうとは。エドとトムには感謝だな。
287 :
名無シネマ@上映中 :04/01/06 16:58 ID:8fZ7kqKo
江戸時代は良かったと言うけど、大塩平八郎の乱、郡上百姓一揆、山中一揆、 武左衛門一揆、山代慶長一揆、三閉伊一揆、寛政一揆、渋染め一揆、等々、 江戸時代には23000件以上の一揆が起こったらしいがな。
>>279 なんでも鑑定団見てっと、
「現在の技術ではもうこれを再現できません」
なんて工芸品がいくつも出てくるよ
物質主義の限界にぶちあたり、精神主義を見直した時、 その理想像は江戸時代の日本だったのかもしれんな。
ごめん、なんかご隠居さんの話みたくなっちちゃった。 誰か応援ヨロシク!!
291 :
名無シネマ@上映中 :04/01/06 17:03 ID:SNt2Yffp
映画を観て、そして正宗を観た息子(小6)が、 えらく興奮してその勢いで、百数十体アルミホイルで人形を作り、 合戦の様子をジオラマみたいに作ってしまいました。 ちゃんと槍持つ足軽、柵の向こうから狙っている弓兵、 (一応馬に乗って見える)大将もいたりします。兜付きでw 余り時代劇には興味のなかった子供を嵌らせたのはすごいと思いましたね。
292 :
名無シネマ@上映中 :04/01/06 17:03 ID:TGaxMBnl
幕府が断固として鎖国を貫き、欧米が江戸を艦砲射撃し火の海とか、その後の展開もおもろそうなんだが。
>>287 しかし、天草島原の乱みたく何千何万もの人間が殺しあう深刻な戦いはあまり聞かないけど。
一揆ってもうちょっとこう、ストライキというかデモというか、農民が御上に要求を飲ませる為の手段みたいなイメージがあるんだよね。
294 :
名無シネマ@上映中 :04/01/06 17:09 ID:pdVQwplv
>>280 NHK大河の幕末維新物なんかでも、スルーされてる?
>>292 薩英戦争や四国連合とやりやった長州と同じ。
「今の日本の力では鎖国を貫くのは無理だ。維新をやらねば」という結論に辿り着くと思われ
296 :
名無シネマ@上映中 :04/01/06 17:10 ID:Ym2O5/cw
>>281 幕末の江戸幕府の偉い人って誰?
ぜんぜん思い浮かばないんだけど。
>>296 とりあえず勝海舟でしょう。他にも幕府には結構優秀なのがいるよ
>>293 民意の高さと言えるかも知れん、が
「一揆に関わる者は一族郎党皆殺し」なイメージがまだあるんだよな
実際はどうだったんだろう
>>296 勝海舟は?小栗上野介は?将軍慶喜は?
299 :
名無シネマ@上映中 :04/01/06 17:20 ID:BLeTD56A
>>282 技術の負けは認めたけど、道徳などの精神の負けは認めなかったみたいですよ。
和魂洋才ってやつ。
300 :
名無シネマ@上映中 :04/01/06 17:21 ID:Ym2O5/cw
え〜 勝海舟って江戸幕府の人なんだ。 もっとモダンなイメージだったのに。
301 :
名無シネマ@上映中 :04/01/06 17:27 ID:azBbYS4o
封建制ではあったが、実権は将軍や藩主にはなかったりしていたからね。 将軍には老中なりがついていたしね。 大名もおかしくなったら、家臣で牢に閉じこめちゃったりしていたらしいし・・ 「君臨すれども・・」ってやつかね?
302 :
294 :04/01/06 17:29 ID:pdVQwplv
すいません。書いてる途中でキーを押してしまいました。 NHK大河の幕末物でもスルーされてるとしたら、意図的なんじゃないかな。 愛国心や国威の発揚につながるようなドラマはダメというような放送コードが あるのかもよ。 欧米列強に侵略されるという危機感がなければ、維新なんてありえなかったのに。 いちばん大切な点をスルーするなんて、幕末物の視聴率が悪いのもたしかに当たり前だね。
>>300 あの当時の幕府は単純な守旧派じゃないよ。将軍家をベースとしつつも流血無しで近代的な国家を作ろうと頑張った連中がいる。
また一度劣勢が濃厚になれば無用の抵抗をすぐ止めて、維新の内乱を小規模に押さえた点でも彼等の功績は大きいみたい。
勝や小栗はそういう人。
>>299 わかっとるがな。そう俺をひっぱり出さんでくれ。俺は、ゴ イン キョ。
>>302 オレは幕末ネタの「その時歴史が動いた」を見るといやがうえにも愛国心が盛り上がるのだが
306 :
名無シネマ@上映中 :04/01/06 17:37 ID:BLeTD56A
昨日2回目観てきた。 やっぱいい映画だわ〜。 もっと日本史勉強しなきゃ。
308 :
名無シネマ@上映中 :04/01/06 17:37 ID:dow2GUCk
幕末の人たちの意識を考える上でも、江戸時代の位置づけは大切なんじゃ ないかな。 「江戸時代」って、ひとことで簡単に語られ過ぎている感があるね。 鎖国が続いていて、平和で太平の世の中だったので、変化も乏しかったのでは。 という一般的な思い込みが有るのじゃなかろうか。 でも250年というのは半端な年数じゃない。 西南線戦争から現在までの約二倍。変化はかなりのものだったと思う。 決して停滞していた時代じゃない筈だ。 人々の生活レベルは相当向上したろうし、意識も江戸初期と後期では大きく 違う。中期という言葉すら、多分大ざっぱに分け過ぎだろうね。
江戸ズィック監督は生活に禅を取り入れているそうだね。
310 :
センスdeカバー ◆0rIxHFtsVM :04/01/06 17:44 ID:PbLQ5PVG
プ。 江戸時代の町人の文化が優れていたのなら、ラストサムライじゃなくて ラストチョウニンって映画作ればよかったのに。 何故日本人はサムライを特別視するのかね。気持ち悪いね。 そもそもサムライってのは主君に誠実に仕える家来のこと言うんだよ。 そういう意味で、信長・秀吉・家康なんかはサムライじゃない。 彼らは政治家。信長や秀吉をサムライとしてイメージしている馬鹿な日本人も多いけどな。 江戸時代のサムライってのは主君に誠実に仕える。主君になろうなどと野望を持ってはいけない。 主君のために命を投げ出し、主君の命令には絶対服従。主体性の無い能無しサラリーマンと同じ。 戦国時代のサムライは主君に誠実に仕えるなんてことはない。下克上の世。 主君を殺して自分が出世することが偉いと思われていた時代。義理も道理もあったもんじゃない。 権謀術数の蔓延る滅茶苦茶な時代だった。 さてはて。日本人の誇りとするサムライってのは、何のことなんだろうねぇ。
>>303 でも、老中などの従来からの幕府の重役はそうでもなかったみたい。
井伊直弼が暗殺されてから特に萎縮してたって感じが、大河ドラマ
「徳川慶喜」によく出ていた。
あのドラマ、幕末モノなのに展開が単調で面白味に欠けるという、
批判が多く、視聴率もそんなに良くなかったんだが、実際江戸城内
では、そういうリズムで毎日が進んでたと思われるので、ある意味
それを認識させただけでも秀作だと漏れは思っている。
313 :
名無シネマ@上映中 :04/01/06 17:47 ID:XY49NwkL
じゃあ寛永の鎖国令がなく交易してたら? 支那、朝鮮などの流入でモラルが損なわれたか?
314 :
センスdeカバー ◆0rIxHFtsVM :04/01/06 17:47 ID:PbLQ5PVG
幕末を潜り抜け、明治維新で活躍した下級武士層。 まぁこれも一つのサムライではある。 彼らは真面目でよく働き、勉強家でもあった。 だからこそ明治時代において経営者・資本家として成長していった。 が、これも日本人の抱くサムライのイメージとはちょっとずれている。 サムライなんてのは幻想に過ぎないんだよ。神話みたいなものだ。 イザナギイザナミが現実にはいなかったように、日本人が思っている「サムライ」もまた 現実にはいなかったものだ。
315 :
名無シネマ@上映中 :04/01/06 17:48 ID:dow2GUCk
江戸後期には、武士達が何らかの血なまぐさい一件に際し「今時こんな事、 会津や桑名の侍でもやらぬぞ」と悪態をついていた記録もある様だ。 江戸の初期には大名がかなり残虐な処刑をしたりしているが、江戸も半ばに なると、そんなことしたら逆に家名に傷がついたんじゃ・・
316 :
名無シネマ@上映中 :04/01/06 17:49 ID:gVu2ouZr
>>230 イスラム教国もオスマン帝国時代はヨーロッパに侵出してきてたが・・・
ウィーン包囲とかあるでしょ。オーストリアあたりまで攻めてきてたよ。
なんだっけか、征服した土地では改宗か租税かを選ばせるシステムだったね。
317 :
名無シネマ@上映中 :04/01/06 17:49 ID:3nIfkUEI
あの時代にあんな機関銃はあったのかね? 拝一刀も乳母車に機関銃装備してたが…
318 :
センスdeカバー ◆0rIxHFtsVM :04/01/06 17:50 ID:PbLQ5PVG
>>308 江戸時代250年の歴史より、明治10年の進歩のほうが凄まじかったよ。
量的意味・生活レベルという意味ではね。文化的意味では比べられるものではないな。
>>308 中期でも、吉宗の時代、田沼の時代、松平定信の時代、徳川家斉中期・後期
ぐらいには分けられるかな。
鬼平や剣客商売に代表される池波正太郎の小説は、田沼と定信の時代に
またがる時期の江戸をよく描写できてると思うけどね。
320 :
名無シネマ@上映中 :04/01/06 17:52 ID:gVu2ouZr
>>314 唯物すぎw
幻想、観念こそ人間の人間たるゆえんだと思うよ。
321 :
センスdeカバー ◆0rIxHFtsVM :04/01/06 17:52 ID:PbLQ5PVG
>>315 赤穂浪士討入事件だって、幕府はすごく驚いたらしいからね。
まさか主君のあだ討ちを本当にする奴がいるとは思ってなかったらしい。
いや、学問として朱子学としては、主君に誠実に仕えることが素晴らしいと教えていたんだけども、
そしてその考えからすればあだ討ちというのは本来讃えるべき行動だったのに。
幕府は混乱し、結局あだ討ちをした赤穂浪士を全員切腹させてしまった。
これは幕府の学問の精神と、現実の武士社会の慣習の溝が浮き彫りになった事件だね。
322 :
名無シネマ@上映中 :04/01/06 17:53 ID:8fZ7kqKo
>>317 実際に関で造られてるよ。機関銃じゃなくて銃身が何本も装備された物。
靖国神社の博物館にも実物が奉納されている。
323 :
名無シネマ@上映中 :04/01/06 17:54 ID:gVu2ouZr
>>317 あれって、ガトリング銃とかいわなかったっか、うろ覚えだけど。
>>318 まあ、江戸時代には緩やかに進歩していたモノを、明治維新で一気に
技術・文化の西洋化・近代化を促進したからね。
たとえて言うなら、人力の駕籠から一気に特急列車を走らせるぐらいに。
325 :
センスdeカバー ◆0rIxHFtsVM :04/01/06 17:56 ID:PbLQ5PVG
>>320 そういう幻想や観念が恐ろしい結果を生み出したのがナチスなんだけどなぁ。
まぁいいや。
日本人が海外に行った時、外国人に尋ねられたとする。
「サムライってナンデースカ?」
あなただったらどう答える?
きちんとしたサムライのイメージがないと、日本人として恥だとは思わないのかな?
幻想や観念で答えてしまうの?
理想は理想として存在することこそが理想的。 実際にそんな奴がいるいないではなく、そのときそれが理想として存在したのかが重要なのだと思う。 で、存在したの? 当方、歴史にはそんなに強くないもんで。好きではあるんだけど……
327 :
名無シネマ@上映中 :04/01/06 18:00 ID:gVu2ouZr
うむうむ、江戸時代では明治あれほどの短期間に 西洋化、近代化できるだけの ポテンシャルを培っていたとも言えるわけですな。 他国はそれがなかった。 自助の近代化すらできずに植民地化されたわけだ。 ところで侍のイメージなんか人それぞれでしょう。 ラストサムライで表現しようとしてたサムライって、 統一定義があるようなものなの??? わけわかめっす(;´。`)
328 :
名無シネマ@上映中 :04/01/06 18:01 ID:dow2GUCk
>>321 関ヶ原から数えれば、赤穂浪士討ち入りは戦後100年以上。
今の我々以上に平和ボケだった時代だよね。
>>319 さんが時代分けしてくれたけど、人々の生活や意識、社会のありかたには
大きな変化があったのが、江戸時代だと思う。
329 :
名無シネマ@上映中 :04/01/06 18:02 ID:wzNfFUbd
>>325 西洋の騎士道に、日本人の心「侘び、寂び、粋」をミックスしたもの。
チョソには永久に理解できない概念。
>>325 「侍は何か」なら実態を説明すればいいだろう。
「武士道は何か」と聞かれたら、観念的なものを答えればいいんじゃないの?
331 :
センスdeカバー ◆0rIxHFtsVM :04/01/06 18:03 ID:PbLQ5PVG
私はサムライの子孫ではない。おそらく百姓の子孫である。 明治時代の田畑の権利書が実家に残ってたりするしね。 日本人のほとんどは、百姓やせいぜい町人・商人の子孫なんだよね。 だから、百姓や町人・商人の歴史を誇り、語るのならよくわかる。 けれども何故サムライを誇るのか?そこんところがよくわからない。 ラストサムライを観ている間ずっと考えていた。 日本人にとってサムライとは何なんだろうと。誰かサムライについて教えてくれよ。
332 :
名無シネマ@上映中 :04/01/06 18:05 ID:gVu2ouZr
侍とは、武士道を体現しようと試みる者。 これでどうでしょうかw
>>331 あこがれ、に近いんじゃないかな。
今、現代にはいない存在。
だから、先祖としてどうだってことは関係なく、この日本って国が生んだってことが一番重要なんじゃないかな?
334 :
名無シネマ@上映中 :04/01/06 18:06 ID:gVu2ouZr
答えになってない。ぎゃふん(;^∇^)
センバカなんてまともに相手にするなよ・・・
336 :
名無シネマ@上映中 :04/01/06 18:08 ID:gVu2ouZr
今もあるじゃない、 「おお!あいつサムライだなぁ」なんて表現でほめる?ことが。 生まれや階級、実際に武士かどうか、 家柄なんかあんまり関係ない観念として 現在も息づいているんじゃないかな。 正味、昔のことは昔の人しかワカラン。
真面目な質問には答えるよ。 つか、文脈を省き過ぎて確かに訳わからんことになってるかも。 すまん。
339 :
名無シネマ@上映中 :04/01/06 18:12 ID:dow2GUCk
>>331 サムライと武士道を分けて考える事から始めれば良いんじゃなかろか。
武士道は完成され切ったものでもなければ、過去のものでも無い。
存在すらしなかったものではない。これからも、武士道は語られ続けるよ。
であれば、
>幻想や観念が恐ろしい結果を生み出した
ようなアホで脆弱なものではないものに、「武士道」を現代人が鍛え上げて
いくのも、ひとつの手だと思うけどな。
漏れの約300年前の祖先は「勘定奉行」(経理・出納係)だったことが 過去帳でわかってるけど、なんかサムライというイメージからは 遠いな〜…。いわゆる、ただの“サラリーマン侍”だわな。 一方では、ホンモノのお宝として、西郷隆盛が西南戦争に赴いた頃に 我が家の先祖の一人が同行した際、携行していた短刀が家にある。 (ただし人は斬っていない刀だそうな)
341 :
センスdeカバー ◆0rIxHFtsVM :04/01/06 18:15 ID:PbLQ5PVG
>>327 明治維新で活躍した下級武士には目を見張るものがある。凄いパワーだった。
新しい経済体制にいち早く順応し成功していったんだからね。
サムライの意味ではないけど。
「侍は何か」なら実態を説明すればいいだろう。
サムライは、サラリーマンの時代もあったし、私的暴力集団の時代もあった、という説明か。
「武士道は何か」と聞かれたら、観念的なものを答えればいいんじゃないの?
武士道とは何か。答えられるの?
>>333 はぁはぁ。サムライとは日本が生み出した、世界と比較して特異な存在であると。
農民はいつの時代いつの土地にもいたけども、サムライだけは異色な存在であると。
だから価値があるんだと。それならちょっとはわかる。
が、サムライは異色な存在であったのかな?戦国時代のサムライってのは滅茶苦茶で野蛮で粗暴で、
そんな暴力団的サムライは世界のどこにでもいた。
江戸時代のサムライも、中国の宦官や官吏を併せたような存在だったし。
本当に特異と言えるのかなぁ・・・。
ウチの先祖はネットで検索すれば名前がばんばか出てきちゃうよなサムライさんだが 子孫の自分は・・・・・・・・・・・ ごめんよご先祖様・・・・・_| ̄|○フガイナイシソンデ
343 :
名無シネマ@上映中 :04/01/06 18:17 ID:0rEgkUWX
浅田次郎の小説読んでみたら? 彼は「心意気」をテーマに損得勘定に左右されない人間像を描いていた。 あるときは鉄道員だったりヤクザだったり自衛隊だったりしたけどそんな彼が 長編の時代物として選んだテーマが「壬生義士伝」つまり新撰組だった。 武士道から入ったのでなく「心意気」から武士道へいき、そのもっとも象徴的な 歴史的存在が(彼にとって)新撰組だったんだと思う。
>>287 同時代の世界を見回しても、「一揆」的なものが一番少ないのが日本なんだよ。
>>316 へーそうなんだ。サンクス
>>317 ガトリング砲のことならありました。
>>321 赤穂浪士切腹は当然の沙汰。
あいつらは老人と若年層しかいなかった屋敷を、夜中にいきなり大人数で奇襲したテロ集団だ。
しかも扇腹なヤツが何人もいる。
ちなみに同時代の人たちは日記や文献などで浅野や赤穂浪士を非難している。
>>335 ハゲドウ
345 :
名無シネマ@上映中 :04/01/06 18:20 ID:zOH9AOkd
>331 歌舞伎を観るとわかるのだが、たいていの百姓、町人も自分の先祖が武士であったという 夢を抱いていたようだ。だから、侠客の助六が実は曽我五郎だったり、渡海屋の銀平が実 は平知盛だったり、という公家や武士が庶民に身をやつしているという話が庶民に受けた。
346 :
センスdeカバー ◆0rIxHFtsVM :04/01/06 18:21 ID:PbLQ5PVG
>>336 例えば勇気があるとか、潔い人をサムライだなぁと言ったりすることはあるね。
信義道理を重んじ、清貧簡素な生活を是とし、自分自身に厳しくある生き方・人。
多分今の人が思うサムライとはこういうイメージじゃないだろうか。
で、思うのが、こんなサムライっていつの世に、どういう形で存在していたの?と。
サムライのイメージに合致するサムライが果たして本当に存在していたのかと。
もちろん個人単位では存在していただろうが、サムライという地位として存在していたのかな?と。
>>339 武士道かぁ。サムライと武士道は違うと。これを混同して曖昧なイメージ持ってる人が多いんだよね。
そういうの、俺大嫌いなの。曖昧なイメージで、サムライかっこいい〜なんて言ってる奴大嫌い。
芸能人に憧れる中学生と大差ないから。作られたイメージに踊らされてる感じがして不快。
>>345 夢というか、実際にありうる。
鎌倉幕府に仕官しなかった武士、室町幕府に仕官しなかった武士、
徳川幕府に〜ってね。
落ちぶれたら喰ってく為に畑も耕すし。
江戸時代通して百姓だった家系でも、大抵は「隠し姓」を持っていた。
それは名乗りを許されなかっただけで、基本的には江戸期以前は姓のある家系だった名残だし。
そうでなかったとしても、江戸初期に本家から分かれ、分家を重ねた結果。
幕末まで姓が伝わらなかった場合もあるしね。
>>346 >作られたイメージに踊らされてる感じがして不快。
不快なら見なきゃよろし(笑)
知人は戦国時代は美濃の斉藤道三に仕えた武将で城に住んでいたけど、 織田家に寝返った後で織田家が覇権を失い、関ヶ原では豊臣方についてしまった為に負け組となり、 野に下って畑を耕すしかなかった。 それでも一応庄屋さんクラスで幕末を迎え、お屋敷と広大な土地を持って現代にまで到る。 戦国時代の先祖は武将だけど、江戸時代の先祖はお百姓だよ。
351 :
センスdeカバー ◆0rIxHFtsVM :04/01/06 18:29 ID:PbLQ5PVG
>>343 論理などを超越した「心意気」が武士道の根幹ならば、俺はそのような武士道は大嫌いだ。
心意気だとか、そういう不条理なもので他人を傷つけて、俺は正しいことをしたんだ、
などと省みない奴を何人も見てきたからな。
ただのわがままなんだよ。ガキの考え。
新撰組にしたって、心意気は確かにあっただろうが、彼らの功罪については議論のあるところ。
彼らが正しかったかと問われれば黙ってしまうのが多いだろう。
>>344 赤穂浪士討入りは美談として語り継がれているけどねぇ。
赤穂浪士の討入りは、荻生徂徠に触発されたという意見もあるね。
赤穂の近くに荻生徂徠が居を構えていたそうな。
で、なんで日本人は赤穂浪士が好きなんだろう。これもまた疑問だ。
>>345 武士の身分への憧れねぇ・・・。
自分は特別な存在だと思いたいのが人間の心理だしね。
サムライのイメージはそのための道具・・か。幻滅だなぁ。
知人の先祖は、 だ。スマン
353 :
345 :04/01/06 18:30 ID:zOH9AOkd
ちなみに幕末の黙阿弥あたりになると、主人公は生粋の町人で野暮な侍を手玉に取る ような話も増えてくる。町人の実力が上がるにつれて、サムライ・ブランドの価値が 下がって来るのだな。
355 :
武智光秀 :04/01/06 18:33 ID:DqmxupsB
落語の「たがや」ってのがあるが、 あれもやはり後世の創作なのかねえ?
356 :
センスdeカバー ◆0rIxHFtsVM :04/01/06 18:33 ID:PbLQ5PVG
>>349 いや、俺はトムクルーズ大好きだし。7月4日に生まれての彼は良かったよ。
トムまじかっこいい。真田や渡辺もかっこいいし。
かっこいい男大好きなんだよね。
>>350 サムライって、どうしてそこまで価値があるんだろうね。
誰か明確に示してくれないかなぁ。
いつの時代にこういうサムライの姿があって、それが人々の憧れとなった、とか。
勘定奉行とか岡引なんて憧れないでしょ。
武士道についても、何故そこまで価値があるのかわからない。
外国人に明確に説明できる人、日本人でほとんどいないだろう。
つまりほとんどの日本人が武士道の精神を持っていないし知らないということ。
>>351 >赤穂浪士討入りは美談として語り継がれているけどねぇ。
赤穂浪士は「物語」としてヒットしちまったのがマズかったんじゃないかな。
浅野が切腹した時、赤穂の領民は餅ついて祝ったほど喜んだという、
いわく付きのバカ殿だった。赤穂浪士は浅野家の後の仕官先がなくて
逆ギレしただけと言っていい。
吉良は炭おき小屋に隠れているところを発見されて殺されたことになっているが、
実際は老骨に鞭うって、邸内の若者たちを叱咤し、陣頭指揮を執って戦った。
しかし殺された。
吉良だけでなく、なんの関係もなかった邸内の若者たち全員が皆殺しにされた。
だけど勧善懲悪の物語を描くには、吉良は悪者でなくばならなかった。。。
358 :
センスdeカバー ◆0rIxHFtsVM :04/01/06 18:34 ID:PbLQ5PVG
>>355 花火の時、橋の上で切っちゃったやつだっけ・・・。
うろ覚えだ。
359 :
名無シネマ@上映中 :04/01/06 18:36 ID:ezijBsA7
>>351 現在一般的に語られている忠臣蔵のお話は、
後世になってから作られた
「史実を膨らませた作り話」なんだが・・・
要するに大河ドラマみたいなもんなんだから
ハマルようなお話になってるのは当然。
センスでなんとかさんは ニュー速+の靖国スレでも暴れていた困った人じゃないの? 何か確か日本の周辺の海には凄い資源が眠っているはずで そいつを掘り起こせば日本は資源大国になる、いやなるべき! とかノタマッテおられたような・・・ やいやいやい! 映画の話をしようぞえ! 当時の日本の話は読んでいておもろいけどなんか思想の押し付け合いとか 不勉強なやつのレスを見ているとスレの無駄使いと思われてむかつくんよ。 下らんレスの応酬で浦島太郎になっちまう身にもなってください。 最後に鶴になるぞ!
361 :
名無シネマ@上映中 :04/01/06 18:38 ID:dow2GUCk
江戸時代の話に戻るけど、 ペリーが来る頃には商人出身の家老なんてのもいたみたいだ。 江戸末期に一揆が多発したのは、ただ単に政情不安があったり飢饉があった だけではなく、百姓に一揆を起こす事が出来るだけの力が付いてきたと 見るべきだろう。 地域格差は大きかったらしいが、地方自治が発達していた証拠でも有り、 寺子屋の先生もやりたいと言ってなれるものでもなかったらしい。 地元の有力者たちが、これと見込んだ人に頼みに云ったとか。 で、誰か越訴の詳しい話して。w 百姓の中にも武士道はあったと感じられると思う。 過去の武士道は、これからの武士道を考えるための、良い材料となると思う。
362 :
名無シネマ@上映中 :04/01/06 18:38 ID:zOH9AOkd
>>355 たがやの原型は武士がたがやの首を切ると、たがやの首が宙にあがって「た〜がや〜」と
いうものだったそうだよ。
そして新撰組はその物語りとしての忠臣蔵を間に受け、歌舞伎の忠臣蔵のコスプレをして活躍した奴らなのだ。だからあんなに格好がハデなのね。
364 :
センスdeカバー ◆0rIxHFtsVM :04/01/06 18:39 ID:PbLQ5PVG
日本人は無宗教だから、行動倫理の指針となるものがない。 キリスト教だったら聖書、イスラム教だとコーラン、そういうのが行動倫理の指針となる。 日本人にはそれがない。神道や仏教の戒律なども、一部の人に限られたものであり、 一般人の行動倫理にまではならなかった。 だからこそ、サムライという曖昧なイメージだけども何かしっかりした人ってのを作り上げ、 人々の行動倫理の指針としたんじゃないかなぁ。人々も行動倫理を求め、一番合ってたものが 「サムライ」という実際には存在しないけど神話のように人々の心の中に浮かぶものだったと。
>>356 >サムライって、どうしてそこまで価値があるんだろうね。
わからんものをわかる必要はないんとちゃう?
ましてわかってる人に「俺を説得してみろ」的態度は反感買うと思うな。
どっちにしろ、公家の「のほほほほ、麻呂は関白どす」よりはカッコイイと思うな。
まぁ、公家でも、姉小路公知はある意味カコイイと思うけど。
ご飯くってこよっと
>>341 >「侍は何か」なら実態を説明すればいいだろう。
>サムライは、サラリーマンの時代もあったし、私的暴力集団の時代もあった、という説明か。
おおむねそうでいいんじゃない?「あなた方が思ってる侍とは多分ちょっと違いますよ」ってね。
サラリーマン侍が俺の侍のイメージかな?
>「武士道は何か」と聞かれたら、観念的なものを答えればいいんじゃないの?
>武士道とは何か。答えられるの?
俺は
>>326 でも言ってるけどそんなに歴史には詳しくない。
だから、正確なものは言えない。けど、今俺が思ってる観念的なものなら言えるかもしれんから言ってみる。
まず、最初に思うのは「自己犠牲の精神」かな。
質素倹約にしても、ラストサムライのような突攻精神にしてもこれが根幹にあるのだと思う。
あと「信念に殉じる」。
自らの信念を守り、そして立場が違っても信念を持った相手には尊敬の念を覚える。
が、これは君の考えでは悪らしいから完全に平行線。
さて、センスdeカバー がそろそろ揚げ足とりに走ってきたから、ここで終わり。
自分の中の武士道を見直すいい機会だった。一応、礼を言っておく。
367 :
武智光秀 :04/01/06 18:42 ID:DqmxupsB
>>358 それそれ
橋の上で花火見物がごったがえす所に殿様が馬で乗り入れて、
箍屋とぶつかって首を刎ねとばしちまう話
このスレで語られるようなサムライなら
そんなことはしない、できようもないってことになるけどね
Total Grossで”Mission Impossible2”抜きそうだね。
369 :
センスdeカバー ◆0rIxHFtsVM :04/01/06 18:46 ID:PbLQ5PVG
ニュース速報+きっての良識中道派コテハンなのに。 変なイメージ持たれちゃって遺憾だなぁ。
>>357 感情を押さえられず家臣を失業させてしまうような奴の為に何で仇討ちなんてやってやる必要あるんだと昔から思ってたが……。
そういうオチか
371 :
名無シネマ@上映中 :04/01/06 18:49 ID:0rEgkUWX
>>351 よーわからんけど極度の人間不信みたいだねw
2ちゃんになんか入れ込んでないで直接人と接することに時間費やした
ほうがいいよ。
それと
>>356 説明できないイコールないとはいえないでしょ?
特にこの手のことは不言実行のほうが説得力あると思うよ?
372 :
名無シネマ@上映中 :04/01/06 18:53 ID:8fZ7kqKo
天保の頃、初めて西洋式の新式銃や大砲、兵法を輸入して実践した 高島秋帆は長崎町年寄だったけど身分は町人だった。幕府重臣達の 前で演習を披露し、それが認められて洋式銃や大砲は幕府に買い上 げられたけど、蘭学嫌いの幕臣・鳥居ヨウゾウに嵌められて幽閉さ れた。でもペリー来航後許されて幕府の砲術師範に取り立てられた。
373 :
名無シネマ@上映中 :04/01/06 18:53 ID:0rEgkUWX
忠臣蔵は絶対サラリーマン武士道奨励のために討ち入り実行当初 からその後の宣伝活動まで幕府が裏でからんでたと思うなぁ。
>>347 何の誤爆かと思ったら・・・センスdeカバー ◆0rIxHFtsVM のことだったのか。
375 :
名無シネマ@上映中 :04/01/06 18:56 ID:dow2GUCk
>>364 日本人が無宗教ってのは大きな間違いだと思うぞ。
ま、ホントにそういう人もいるだろうが、大半の人は自身の宗教性に
気付いていないだけ。社会にも「日本人は無宗教」って通念ができてる。
板違いになりすぎるので、平和でいいからそれでいい。に止めておくね。
>>370 粗暴だわ頭悪いわ挙動不審だわで、最悪なDQNだったらしいよ。
だいたい松の廊下事件の時、吉良が接待のやり方を意地悪して
指南してやらなかったなんて言われてるけど大嘘。
浅野は何年か前に同じ役目を仰せつかり、吉良はちゃんと教えたし、
二度目だから大丈夫だろうと踏んで、わざわざ浅野にやらせたのに。
>>327 アフリカや中近東にはいまだにその基盤がなく近代化できない国も沢山あるよなぁ。
378 :
センスdeカバー ◆0rIxHFtsVM :04/01/06 19:03 ID:PbLQ5PVG
>>375 マクスウェーバーによる宗教の定義に基づけば現在の日本人は無宗教と言わざるを得ない。
俺はラストサムライを単なる娯楽映画としては観る事ができなかった。
ちょっと真剣に見てしまった。だから普通の観客であるあなたたちと
違う視点から見ちゃったんだよね。その違いだな。
>>378 要約すると
俺様>>>>>>>>>>>オマエラ
ってことですか、そうですか・・・
>378 マクス君に日本の宗教について講義してあげるから今度呼んどいでよ。
>>378 マクスウェーバーの宗教定義はこの世の宗教の物差しじゃないだろ。
>>378 娯楽映画で無いならば何映画としてみたん?
383 :
名無シネマ@上映中 :04/01/06 19:16 ID:0GXAJp8S
それで、また観にいくのか?おまいらは!
>>383 2回でもう良し!
あとはDVDまで溜めます。
385 :
名無シネマ@上映中 :04/01/06 19:18 ID:J+UwQT0w
>>250 >一、たばこを飲んでは行けない。これは腹のたしにもならずけっきょく病気になるだけなのだし
お金もかかるし、火事を出すもとであるから。
愛煙家には耳が痛い・・・
386 :
名無シネマ@上映中 :04/01/06 19:19 ID:9aU3nsat
>>287 >江戸時代は良かったと言うけど、大塩平八郎の乱、郡上百姓一揆、山中一揆、
>武左衛門一揆、山代慶長一揆、三閉伊一揆、寛政一揆、渋染め一揆、等々、
>江戸時代には23000件以上の一揆が起こったらしいがな。
↑まじかいな? 23000÷265年=年間86.79件=4.21日に1件の一揆有りか?
>>249-250 う〜む、なんというか、「余計なお世話だ。国がそこまで介入するなお節介な!」と思うなぁ。
>>386 まぁ、役人に村の代表が抗議に行くのも一揆に入るからねぇ
389 :
名無シネマ@上映中 :04/01/06 19:25 ID:J+UwQT0w
センスでなんとかの文読んでいると、Imdbなんかに巣食っている 鮮系、中国系アメ人の言い分とそっくり、と思う。
391 :
名無シネマ@上映中 :04/01/06 19:29 ID:OgdKEmcn
村でアルグレンが子供たちに野球を教えているシーンがあったでしょ? そこで木刀をバット代わりに使っているように見えたんだが・・・ 微笑ましいと思いつつも、 そんなことやってるとみんな氏尾から怒られるぞ〜と思った。 あの後、アルグレン以下全員が正座させられて、 氏尾から説教食らうシーンを期待してたけどなかったので少し寂しかった。
392 :
名無シネマ@上映中 :04/01/06 19:33 ID:J+UwQT0w
>>391 あのシーン大好きだ。きっとズウィックは野球ファン。
393 :
名無シネマ@上映中 :04/01/06 19:34 ID:WORq8T7O
いいそれ。 その時、アルグレン以下( ´・ω・)ショボーンとかw
>>392 この子たちの子孫が松井やイチローなんだよ、とか言いたいんじゃね?(笑)
395 :
名無シネマ@上映中 :04/01/06 19:35 ID:0GXAJp8S
某掲示板からコピペ↓ 私自身が映画館で驚いたのは、最後の合戦で、 オルグレンの投げた刀が、米人(元)上官の胸に刺さった時、 館内から感性と拍手が沸き起こった事です。 聴衆は(恐らく)私以外、全員米人でしたが、 心は完全に勝本軍サイド。ラストは号泣してうるさい奴もいて 私が逆に引いてしまったくらいです
刀投げはどうにも違和感あったな 「武士の魂」とかそういうのより 投げてああ上手く刺さるかよ、って ククリナイフじゃないんだから
>395 やっぱり主人公のトムに感情移入しちゃうんじゃないのかな。
>>397 刀を手裏剣よろしく投げるのはちゃんとした武術や忍術の技だよ。達人は箸を投げても相手を殺傷できる。
因に、宮本武蔵は刀投げの名人だったらしい
>>395 彼が死んで観声が起こるのは違う気がするな。
彼も最後は自ら陣頭で指揮をとり、散った。
何を考えていたのかはもう一度最初から注意してみてみないとわからんが、何か感じるものがあったのだろうな、とは思った。
400 :
武智光秀 :04/01/06 19:46 ID:DqmxupsB
>>398 ほうほう、なるほど
オルグレンがそれを練習してたかはさておきw
勝元も忍者へ向かって脇差投げつけたもんな
箸!? いくらなんでも箸は無理だろ! 目に刺さるのか?
>>402 昔教育テレビで木の板に箸を投げ付けてそれが刺さるの見た事ある(^^;
>>391 それいいな。なごむ。
必死に怒ってる氏尾が目に浮かび、実にほほえましい。
405 :
武智光秀 :04/01/06 19:50 ID:DqmxupsB
406 :
名無シネマ@上映中 :04/01/06 19:52 ID:0GXAJp8S
木製?鉄製? 木製だったらすげぇな。 棒手裏剣の要領で投げんのかな?
鉄製の火箸じゃない? 木製の箸は流石に刺さらんだろ
マジかよ! すげーな
桐の板に樫の箸とかなら刺さりそうだ
412 :
武智光秀 :04/01/06 19:57 ID:DqmxupsB
いや、たしか普通の箸だった 鋭くて硬そうだったけど 板っても5mm厚くらいだし、距離も5mくらいだったと
あんな軽くて先が丸い物、いったいどうやって刺すんだ。 俺は鉄製でも刺せそうにないぜ。
手裏剣術は武術の中でも一番誤解されてる分野だからなー(^^;
誤解っていうか 箸しか持ってない相手に刺し殺される可能性があるだなんて 普通考えないよなw
剣術、柔術、弓術、手裏剣術と、日本の武術を大体網羅してたな、そういえば(笑)
そんな危険な箸を割り箸の袋で切れるのは大したもんだ
418 :
名無シネマ@上映中 :04/01/06 20:02 ID:0rEgkUWX
忍者の持ってた武器の種類なにげにすごかったなw 手甲鉤にサイも持ってたぞ。これでもかっ!てくらいw
5mm!? 部活で5mmベニヤ板を切るのに、四苦八苦してたのが馬鹿らしくなってくるぜ。
420 :
センスdeカバー ◆0rIxHFtsVM :04/01/06 20:03 ID:7pmaAKaq
箸なら楽勝だろう。 小学生の頃、5m離れた場所から画鋲を5つ同時に壁に投げて刺す芸当が 流行ってたしな。箸みたいに大きなものなら簡単。
>>399 俺もそう思う、大村が全軍攻撃を急き立てていた時、大佐が「わかったよもう!」
って感じでオペラグラスを渡した直後前線に出て行ったからね。
あれは「わかったよもう!」って気持ちじゃなくて
仕事ながら嫌な役を買って出てしまったなという大佐のジレンマから来たものと推測。
勝元やアルグレンの姿に心揺さぶられたって感じか?
その割には簡単にやられ過ぎだけどw
>>420 どうつっこんだらいい?
箸が画鋲ほどにとがってたら危なくて使えないだろうが!
とか、
センスdeカバーは鉛筆を壁に刺すことができた超人らしいぞ
とか、
まず試しに細長いものを投げてみろ。まっすぐ飛ばないから。
とかしか思いつかんのだが。
>265さん まだここ見てらしたら、 Lost in Translation 意味を・・・
>422 画鋲は刺す物、箸は刺してはいけない物
425 :
武智光秀 :04/01/06 20:19 ID:DqmxupsB
>>423 265じゃないけど
映画の題名でしょ
翻訳される過程で意味が失われる、
ニュアンスが伝わらなくなる、とかそういう意味
映画の内容は
メリケンのビッグスターが日本に来て
意思疎通が出来ずにいろいろ苦労する話、らしい
426 :
423 :04/01/06 20:30 ID:M7CFETVG
>425 ありがとう!
急に人が少なくなった・・・と思ったら 重いだけ?
428 :
名無シネマ@上映中 :04/01/06 20:34 ID:0rEgkUWX
空気がね・・・
>>424 そうです。箸を刺して使うのは下品な食し方です。
430 :
遠い目 :04/01/06 20:35 ID:U2xfmjF5
投剣の引き合いで箸が出てきたは良いが その箸の話で揚げ足取られるのもね。
432 :
名無シネマ@上映中 :04/01/06 20:37 ID:Odo0nCa7
アメリカで日本語を、 日本で英語を使って、 本国と同じように完全な意思の疎通が 出来ると思う方がおかしい。
433 :
武智光秀 :04/01/06 20:45 ID:DqmxupsB
>432 日本で日本語を使ってたって 完全な意思の疎通は無理だモン
434 :
遠い目 :04/01/06 20:46 ID:U2xfmjF5
435 :
名無シネマ@上映中 :04/01/06 20:48 ID:0hQXOhXi
何でこのスレこんなになっちゃったかと思ったら 冷静に語るスレがなくなってるからだな。
>>433 あの映画は、それ以前の問題だろう。
この映画とは全く対極に位置する、
差別映画(障害者まで出演させて)だろうが。
437 :
名無シネマ@上映中 :04/01/06 20:52 ID:OkDhTSko
中尾がいい
438 :
遠い目 :04/01/06 20:54 ID:U2xfmjF5
439 :
☆ :04/01/06 20:55 ID:CWIY/c1A
440 :
武智光秀 :04/01/06 20:58 ID:DqmxupsB
>>436 ロスト〜見てないので、
俺のカキコのナニに腹をたててるのか解らんぽ
441 :
名無シネマ@上映中 :04/01/06 20:58 ID:0hQXOhXi
SAMURAIは世界の共通語のようだな。
脳が字幕読むモードの時いきなり日本語で喋られても字幕(英語)読み続けてしまって混乱した。 これ、オレだけ?
443 :
武智光秀 :04/01/06 21:00 ID:DqmxupsB
>438 ウルティモ・ドラゴンは「究極龍」なのにね ultimoってどういう意味なの 教えてイタァリャのエロい人
>>406 明日はローマのプレミアだけど謙さんは行かないのかね。
>>438 「ルルティモ・サムライ」な。 七人の侍は「セッテ・サムライ」
公式サイトはどこも書いてること同じだから大丈夫だ。
445 :
武智光秀 :04/01/06 21:03 ID:DqmxupsB
>444 正直スマンカッタ
真田や監督か行ってて謙が行かないってのはヘンな話だな。>EUプレミア
>>443 ultimoは「最後」「最期」「最新」「究極」「最高」
“l'Ultima Cena”で「最後の晩餐」
448 :
武智光秀 :04/01/06 21:11 ID:DqmxupsB
>446 何か忙しいみたいってこのスレか前スレで 「砂の器」? >447 めりがとうイタァリャのエロい人
449 :
名無シネマ@上映中 :04/01/06 21:11 ID:qHVkhpRg
450 :
名無シネマ@上映中 :04/01/06 21:12 ID:iF68cqdp
正月も相変わらず「ニモ」「サムライ」が強い。 ちなみにこの週末の全体興収に占める割合は、「ニモ」が約35%、「サムライ」が約33%におよび、 この2作で全体の70%近くまで達している。 また、それぞれの最終興収見込みは、「ニモ」が相変わらず120億円付近、 一方の「サムライ」は80億円突破を確実とし、100億円も視野に入れ始めている。 日米両マーケットにおける「サムライ」の粘り強さは予想以上であった。
451 :
名無シネマ@上映中 :04/01/06 21:14 ID:0hQXOhXi
日本は他に見るものがないからだよ。 ワーナー、ディズニー以外の会社しっかりしろって感じだな。
今日シネチッタ川崎で2回目見てきた。 正月の独眼竜政宗を見てたら、どうしてもガマンできなくなったから。 最後に音楽がなくなって「字幕:戸田 奈津子」という文字が出た 瞬間に、私の後ろ2列目くらいの女の子が禿げしく笑っていた。 絶対2ちゃんねらーだね。
454 :
名無シネマ@上映中 :04/01/06 21:16 ID:iF68cqdp
<1/3〜4> 全国映画興収ランキング(暫定) 順位 タイトル 週末興収 累計興収 1(1) ファインディング・ニモ $7,700,000 $69,600,000 2(2) ラスト・サムライ $7,200,000 $61,100,000
>448、449 忙しいったってラスサムの仕事は優先するんじゃねーの普通。 トムだけ行くなら分かるけど、他の日本人行ってるなら 謙は当然行くべきだろう。準主役なんだから。
456 :
名無シネマ@上映中 :04/01/06 21:25 ID:BUzy1l0Q
>>421 過去スレで確か、
最初の方では「戦闘は契約外だ」と言って後ろに下がってた大佐が、
1年後の戦闘では最前線に出てきたのはオールグレンや勝元達に
感じるところがあったんだろうってレスがあった。
そうでなければ大村に急かされたって兵士達に新式銃を撃つよう
後方から指示を出してた筈だって。
457 :
名無シネマ@上映中 :04/01/06 21:26 ID:+VpzvV7O
いや、だからアメリカと日本のエンタメ業界は違うし。 氏尾さんは、映画に重点おいてる人だけど、謙さんや小雪は ドラマもものすごく重要だと思うよ。
458 :
武智光秀 :04/01/06 21:27 ID:DqmxupsB
>455 1. 本人が日本での仕事優先を希望 2. 所属事務所との契約がそうなってる 3. その他大人の事情 なんでだろ〜
459 :
名無シネマ@上映中 :04/01/06 21:28 ID:IF5V88wR
まぁ日米双方ともたいした作品ではないとの意見で一致だね。 大雑把に言えば中くらいの作品かな。
460 :
名無シネマ@上映中 :04/01/06 21:29 ID:hb2TKj7I
半島人がくやしがってるなW
461 :
名無シネマ@上映中 :04/01/06 21:29 ID:7Yg/JXAd
ダダダダーンでラスサムの曲が!━*・゚゚・*:.。..。.:*・゚(゚∀゚)゚・*:.。. .。.:*・゚゚・*━!!!!!
462 :
武智光秀 :04/01/06 21:30 ID:DqmxupsB
>459 脳内が大雑把に一致しちゃったのね よちよち
463 :
名無シネマ@上映中 :04/01/06 21:35 ID:iF68cqdp
台湾のサイトより、一部(機械翻訳読みにくいよー) アジア地区が間もなく1月にフリーボードの人気の日本の硬い底の役者の 真田の広いことを持つ中で【末代の兵士】が台湾を訪問することを宣伝す るため、台湾の経験に話及んで、すでに来た(よこした)ことがある台湾の 2度の彼はずっと忘れ難いで小さく包みの味を覆う。 真田の広いのが第1回【末代の兵士】シナリオに触れる時、彼はこれが1本 のかつて見たことがない大型の昔の服装の史詩の映画であることを知ってい て、彼は極力機会に公演することを獲得して、彼はこのような機会がつかの 間を知っていて、彼はむしろ順位にこだわらないでこの映画に公演してもよ い。彼は切れの中で伝統の兵士の尻の尾に扮して、劇の組が多くないがその 上渡辺の謙虚な扮したことに位置して1元の下に勝って、しかし十分なのが 劇を奪い取るので、彼は切れの中でひとつ扮して完全に外来の文化と外国人 の兵士を好きでないで、始まると時とても嫌なトムの克魯斯の扮する欧格仁 上尉、からかう多くの回の激化の殴り合いがあって、しかし雨降って地固ま るの過程の中で、欧格仁上尉ときわめて深い友情を作り上げる。
465 :
464 :04/01/06 21:39 ID:ExdO12ry
真田の広いのは1月の中で華に到着すると予想して、その時切れに従って 舞台に立って、台湾の観衆の情熱の口に合うとのが小さく包みを覆うのが 彼がずっと忘れ去ったことができないので、そのため彼は華の刺し縫いす る兄弟会社の招待を受け取ると、すぐに仲買人に電報を送って、すべての 行程を並べて台湾に来て3日間を期間とする宣伝を行う。
>>464 うーん、
>小さく包みの味を覆う。
>小さく包みをを覆うのが
ってなんだろう。
・・・わかりにくいけど、真田さんの役は小粒でもピリリと
辛く光ってるってこと?
467 :
名無シネマ@上映中 :04/01/06 21:44 ID:0GXAJp8S
468 :
464 :04/01/06 21:50 ID:ExdO12ry
殆ど真田のことしか書いてない。 謙さんのこと、たったの1カ所だー。 真田の広いの=真田広之 渡辺の謙虚=渡辺謙 なんだろうね。
真田さんは神社参拝の際に鳥居の前でお辞儀をします ここにも武士道たる精神に感服しますた・・・
470 :
名無シネマ@上映中 :04/01/06 21:55 ID:Yb4f4oET
もしかして真田と渡辺、取り違えてる? いくつかの国で。
>小さく包みを覆うのが ショウロンポウの味が忘れられないとか。
>小さく包みを覆うのが 短小で包茎
473 :
名無シネマ@上映中 :04/01/06 21:59 ID:vuLu6H6R
>>310 >そもそもサムライってのは主君に誠実に仕える家来のこと言うんだよ。
>そういう意味で、信長・秀吉・家康なんかはサムライじゃない。
侍大将だ。
うじお・・・でしたっけ。真田さんがやっていた侍。 彼が一番侍らしい侍というか絵に描いたような侍だと思いました。 勝元さんが最後死に際に「パーフェクツ・・・」と呟きましたが 「完璧だ・・・」と日本語で言ってほしかった。 侍として死ぬときはせめて祖国語で・・・・
475 :
ソィヤ〜 :04/01/06 22:03 ID:K6fdYZ9o
レッドウォリアーのテーマ最高です 気持ちが高ぶりますねー 最後の出陣で流れていますし CMでも流れていますね
476 :
名無シネマ@上映中 :04/01/06 22:07 ID:p1AE2l6y
>>474 俺もそう思ったな。
最後の言葉が異国語ででるのは、違和感があった。
心情的に言って欲しいとかそういうことでなくて、ストーリーラインの中で
木に竹を接いだような感じ。
とはいえ、この映画は英語圏の人をターゲットに作られたと考えると、英語
圏の観客が最後の決めセリフを字幕で読むよりは英語で読んだほうが、それまでの映画の
ストーリを自然な形で振り返り、得心できるので仕方がないと思うよ。
>>473 侍は主君につかえ、主君は国家と民につかえるもんじゃないかね?
そういう種類の「名君」も、大名の中には何人かいる。
>465を想像で補って訳すてみると 真田広之は、1月中旬に台湾に舞台挨拶に来る予定。台湾には彼のファンが多く 彼もショウロンポウの味が忘れられなかったため、台湾のワーナーブラザースの 招待を受けると、すぐに代理人に電報を打ち、他の仕事をキャンセルして台湾 で3日間宣伝を行うという。
479 :
名無シネマ@上映中 :04/01/06 22:07 ID:Yb4f4oET
>>474 英語だろ、やっぱ。
死を前に最高の桜を見て、辞世の句は頭の中で完成。戦友に切腹の手を借りて、最期の言葉が伝わらなかったら、つらい。
480 :
名無シネマ@上映中 :04/01/06 22:08 ID:p1AE2l6y
訂正 ストーリライン→演出
>>470 海外では真田さんのほうが知られてるのかも?
The RingとかThe Twilight Samuraiとかあるし。
イタリアヤフーのキャスト紹介でも真田さんが4番目、渡辺謙さんが11番目だ。
482 :
名無シネマ@上映中 :04/01/06 22:17 ID:Yb4f4oET
>>481 そか。まさか取り違えないよな。
真田、人気あるんだなー。
>>479 禿げ同
この場合は映画を観ている人への意識でなく
オールグレンに対しての辞世の句なんだよな!!
あと、軍隊の少佐が帽子をとって頭を下げるシーンは自分も元侍
であったが勝元のような生き方は出来なかった事に対する後悔の念、
武士道の精神を貫いた勝元に対しての懺悔が含まれているのである
と大体の方は感じるでしょう!!
484 :
名無シネマ@上映中 :04/01/06 22:21 ID:Yb4f4oET
あ、俺のID、ETじゃん。 映画一般の「IDに映画名出したやつは神」スレに行ってこよう。
>454 この数字どこから拾ってきてるの? 興行通信社って数字まで出さないよね。海外?
486 :
名無シネマ@上映中 :04/01/06 22:23 ID:qIi4wqF2
>>474 侍なのに人生最後にかけられた言葉が「ボブ〜〜」ってのも辛いと思った。
ボブチャンチーではないですよね
488 :
名無シネマ@上映中 :04/01/06 22:27 ID:8fj6ZsWz
百済の王族が天皇の祖先にあたる。 聖徳太子は朝鮮語で話していた。 鎌倉時代くらいまで皇居の中では朝鮮語が公用語だった。 よって武士の先祖は半島人なのだ。
489 :
名無シネマ@上映中 :04/01/06 22:29 ID:Yb4f4oET
「IDに映画名出したやつは神」スレ、入れんかった。うわーん。 携帯だから? オスカー作品賞ノミネート、いって欲しいなー。
>450 は eiga.com のコピペだな。 >日米両マーケットにおける「サムライ」の粘り強さは予想以上であった。 これって口コミ効果って事、物語ってるよな。 確かに日米とも最初思ったほど興行収入よくなかったから。 期待薄だったのが面白くて口コミで広がってるってことなんだろう。 日本で100いくかはアカデミー次第かも。
>>488 またかよ。
毎日、同じネタでスレ荒らしご苦労さん。
492 :
名無シネマ@上映中 :04/01/06 22:30 ID:ocRoSn6l
ところで皆さん 鎧武者姿で成人式する地域あるの知ってますか? そこでは今年、勝元、氏尾タイプの注文殺到らしいです
494 :
名無シネマ@上映中 :04/01/06 22:32 ID:cAZkiUHe
>492 こいつ毎日毎日バカじゃねーのって感じだな。
えっ、確か1位だったよ
(492はこの先徹底的に無視しますので) >494 ニモの日本の数字は?box officeでは分からないよね。 だから485で聞いたんだよ。
500 :
名無シネマ@上映中 :04/01/06 22:36 ID:mMNrW7+W
質問>494 これは日米計$90,017,337 のうち 日本だけで$61,138,000 ってこと?
501 :
名無シネマ@上映中 :04/01/06 22:36 ID:Yb4f4oET
>500 違うよ。米が$90,017,337、日が$61,138,000。 ただ今週からヨーロッパの数字が入ってくるから 日本の数字だけのは分からなくなる。(と思う)
503 :
名無シネマ@上映中 :04/01/06 22:39 ID:ocRoSn6l
>>495 >>499 勝手に無視してろよ工作社員
なんで毎日って言えるんだよ
答えは簡単!
お前は宣伝工作の為毎日このスレを監視しているからだ
いい加減にしとけよ社員
悪行やりすぎだぞ
君に良心というのがあるにならすぐ工作やめなさい
504 :
名無シネマ@上映中 :04/01/06 22:40 ID:BUzy1l0Q
日米以外での国でのラストサムライの一般上映が今月から スタートするな。 日本を扱った外国映画でこんなに楽しみなのは初めてだ
>>347 その中の一つのスレはリアルタイムで見てたよ。
懐かしいな(w
507 :
名無シネマ@上映中 :04/01/06 22:41 ID:ocRoSn6l
>>502 さすが社員
数字には詳しいよな
この工作員が
フランスは日本オタクの国という異名を持ち、 ドイツは日本の漫画やアニメが大人気で日本の勉強をする人が増えてるそうなんで、 期待出来る気がする。
509 :
名無シネマ@上映中 :04/01/06 22:43 ID:Yb4f4oET
>>500 うんにゃ。
上の数字がアメリカ。
下が日本。
トータルで約1億5千万ドル。
円換算でトータル約160億円。
日米とも5日以降の数字はガタッと落ちそうだけど 日本は来週3連休あるから12日までに+10億とれるかもしれないな。
511 :
名無シネマ@上映中 :04/01/06 22:47 ID:ocRoSn6l
ID:rVIZw4+C こいつは社員です みなさんあまり真にうけないように
512 :
名無シネマ@上映中 :04/01/06 22:49 ID:8kU8O0DO
フランスでは評判良いようですよ
513 :
名無シネマ@上映中 :04/01/06 22:49 ID:3VY0y88E
>508 スウェーデンも日本ブーム中らしいよ。
わーい(´▽`)
515 :
名無シネマ@上映中 :04/01/06 22:50 ID:oVMSugDR
スペインとイタリアも日本オタク増えてる。
おおーい皆さん、511のバカは無視な。 eiga.com にもあったけど ニモもサムライも指輪が始まるまでずっと行きそうだな。
517 :
シャイン :04/01/06 22:54 ID:EWvZOpiv
>>485 ニモの数字は、ぼっくすのWEEKEND REPORTの英文から引用。
518 :
名無シネマ@上映中 :04/01/06 22:54 ID:4/29Cigs
>>517 でも今朝の日テレ、フジでは正月ランキングで1位ラストサムライ、2位ニモだったよ。
520 :
シャイン :04/01/06 23:00 ID:EWvZOpiv
>>519 王様のブランチはずっと、侍勝利。めざましは負けてたのに今週は逆転・・
週末週間9大都市全国とらんきんぐばらばらなんかな?番組により。
521 :
名無シネマ@上映中 :04/01/06 23:03 ID:0hQXOhXi
まあ大人の休みは終わっても子供の休みはまだ続くからな。
522 :
名無シネマ@上映中 :04/01/06 23:03 ID:Yb4f4oET
なんで日本はbox officeやんねーんだろうな。
>517 そうかサンキュー。 >518 PGAってオスカー影響与える大きな賞なの? ゴルフじゃないよね。(藁) トムが宣伝して獲らせたって事なんでしょうか。
>508 ドイツの公式サイトを英語で読んでみたけど、もんのすごーい 長文の解説が掲載してある。 最初の方がズイックの日本文化と武士文化にたいする情熱と称賛について。 そのあと侍とイギリスの騎士のこととか、、勝元もアルグレンも魅力的だとか。 たかのこともちょっと触れていた。 20分くらい読んだけど、まだ10分の1くらい。ドイツ人のこだわりって すごい。
525 :
名無シネマ@上映中 :04/01/06 23:08 ID:ISg6rYFn
またハリウッドお得意の単純なアクション映画か!? 時代考証とかは大丈夫か!?と思ったのですが、 2chなどを見る限りでは中々評判が良さそうなので見てみました。 映像的にも大変に美しい映画でしたが、この映画の見所はそんな所よりも 人々の内面にあると思いました。 時代の変わり目にあるための混乱、 そして日々入り込んでくる西洋文明や新しい時代の波。 そしてそんな中にあっても古き自分たちの誇りや生き方などを かたくなに守り続ける人々の姿は美しくもどこか物悲しく感じました。 今この時代に生きる我々は何か大切なものを無くしてはいないのでしょうか? 物語の最後のほうでの父親役の俳優が言う台詞「私が最後のモヒカン族だ」と言う台詞は涙なしには見れませんでした。
>>525 >>内面にあると思う・・・
うんうん、そうそうと思ってたら
最後にモヒカン族はねーだろう
527 :
名無シネマ@上映中 :04/01/06 23:20 ID:0GXAJp8S
トムは、主演以外の映画にも投資してるからね。 コリン・ファレル主演の新作もまたプロデュースするし。 ハリウッドでは、足蹴にできないんだよね。 どのスタジオも儲けさせてもらってるから。
528 :
名無シネマ@上映中 :04/01/06 23:21 ID:3pgmz7Fe
でも見方を変えたら アルグレンってアールの発音が出来ない日本人の習性を再認識するために (この事実はわりと広く知られている)つけた名前なんじゃない? オーグレンかアーグレンのほうが近いのにな。
着剣!の時に流れる音楽がめちゃくちゃいい。 サントラで言うと8番目の曲です。
531 :
名無シネマ@上映中 :04/01/06 23:25 ID:dnSapKCt
時代考証云々って考え方は、まず、 日本の時代劇を直してから言った方がいいよな。
532 :
名無シネマ@上映中 :04/01/06 23:26 ID:gTTLBf7/
>273 幕末の日本が列強に侵略されなかったのは当時の日本が 軍事政権だったということが大きい。武家政権が誕生してから 太平洋戦争で敗戦を迎えるまで日本は1000年間も軍事政権が 続いていた。 幕末に日本にやってきたアメリカ、イギリス等の外交官の 記録を読むと、沿海や海戦では勝利を収めようが、上陸してからの 戦闘に相当不安があったらしい。 それは二本差の武士がウロウロしていてかなり恐怖感をもっていた。 イギリスの外交官も、武士が刀を抜いたら逃げるすべは無いなどと 日記に書いてるね。
>>532 おもしろ。このスレはおもしろぴ話が聞けるから好き。
534 :
名無シネマ@上映中 :04/01/06 23:30 ID:LEEHAZQW
忍者が出てくる直前のお芝居を村人が鑑賞しているとき タカがチラチラとオルグレンを盗み見しているね。 この頃には既にオルグレンに惚れちまったと見える。
535 :
名無シネマ@上映中 :04/01/06 23:31 ID:ObHugaip
>>523 はいはい社員さんもういいよ
堂々と社員ですと宣言しなさい
536 :
名無シネマ@上映中 :04/01/06 23:32 ID:3VY0y88E
>532 確かに、銃で1,2発撃っても切りかかってきそう。実際どうだったのだろう。 銃でも身を守れない社会って、ある意味凄いな。
>>532 まさに最後のサムライ対官軍の戦いの再現を警戒して日本に侵攻できなかったんだろうね。
ガトリングガンが完成するまでは実質的に外国は日本に侵攻することはできなかったと。
そんでもってサムライはガトリングガンが完成する前に、自らの形を変えガトリングガンを購入する立場になったと。
しかし日本は忍者、侍、柔道、柔術、空手と完全に武道のイメージですな。
ガトリングガンを初めて使用したのは日本なんじゃなかったっけ? 幕末維新の時に購入したらしいが。
540 :
名無シネマ@上映中 :04/01/06 23:36 ID:LEEHAZQW
イギリスは幕末の日本を侵略しようとした場合、負けるとは 思ってなかったらしいが、それにしても上陸してからは相当 厄介な事になるとは書いてるね。みんな平気で命を捨てるからね。
日本人でこの映画を見に行く人の中で、 外国人から見た日本を見てみたいって理由がかなりあるんじゃないかな そうすると自然と考証うんぬんて話題になりやすいような気がする
>>536 戦国時代の甲冑の性能テストの基準は鉄砲の弾を通さないことだったらしいよ。
まあ西洋鎧みたいに全身を覆うわけじゃないから完全防備じゃないけど、そう簡単には銃で死ななかったんじゃないかな?
ドイツと言えば、よくテレビで紹介される手作りで鎧兜まで作っちゃってる 日本の武具愛好家みたいな人たちいるじゃん? あの人たち、絶対に見に行くんだろうな。 サムライがカッコよく描かれていて嬉しいだろうね。
それにしても日本の底力には驚嘆せざるを得ないね。 アフリカ、中東、インド、東南アジア、中韓とすべての地域が欧米の支配を免れなかった。 その中で独立を保っていた国や地域もあったが、 近代化を実現し、列強の一国として欧米に肩を並べることができるまでになったのは日本だけ。
日本の戦国時代の合戦ってあまり死者がでなかったって聞いたけど実際どうなんかな?
おまいは見たんか?
548 :
名無シネマ@上映中 :04/01/06 23:47 ID:6i0XgwzW
>>541 それあるよね。
アメリカ人は江戸時代の事くらい何となく分かってるって聞いたことあるけど
ヨーロッパでは日本の歴史なんて教えていないんだよね?
ドイツの愛好家達は大河の武田信玄にはまったのが元々だと聞いてるけど、
今の欧州の日本ブームって、アニメと武道だけなんだろか。
549 :
名無シネマ@上映中 :04/01/06 23:51 ID:QQKo8nqw
>>546 確かに。農民が多かったし、武士道(は江戸期から)なんてない時代だから、
一人死ぬと、みんな一斉に引いて、睨み合いが続いたらしいね。
取り合えず、明日2回目逝ってきます。史実と照らし合わせるとムムムって
とこも多々あるが、そういう映画じゃないしね。
550 :
名無シネマ@上映中 :04/01/06 23:51 ID:QEDWOekb
幕末から維新にかけて日本に住んでいたイギリス外交官 のミットフォードはその後明治30年代の日露戦争後に 再来日して当時の陸軍大臣の黒田や、東郷平八郎 と会ったときは感動して震えたそうだよ。幕末に来日 したときは刀しか無かった国が、その後30年足らずで 世界最大のロシア艦隊と戦争して勝っちまった。 そのスターと会えたという事で感動したそうだ。 日本はモンゴル帝国が侵略してきたときも たまたま軍事政権でサムライがいたから侵略 されずにすんだんだよな。もちろん立地に恵まれ てたのと天候という大きな見方もあったが。
フランスのユーザーレビューでは概ね好評。今のところ10点中9点。 たまに0点がついてたりして、アメリカでの反応と似てる。 好意的感想をひとつ抜粋。ほぼ直訳。 「これは私が見た映画の中で、『ブレイブハート』以来の最も優れた 歴史映画だ。いい言葉がみつからない・・・この映画は封建時代から産業化 までの移行をうまくあらわしている。 トム・クルーズは素晴らしい。けれどケン・ワタナベの信じられない働きを 忘れている人がいるようだ。(※ここではトムを褒めるレビューが多い) 彼はアカデミー助演男優賞にふさわしい演技を見せている。この人物の 強さ、穏やかさ、狂おしさは驚くべきものだ。 要するに、見逃しちゃいけない映画ってことだ!」
スレの流れ無視してすまんです
>>544 なんかこの前TVで偶然見たんだけど、
北欧だったかで自分の別荘に茶室建てちゃったりしてた人がいたね。
そんで着物を着て近所の日本マニアの人と(近所にいるのかよ!)茶会だってさ。
凄い熱意だな。おれも休日はネイティブアメリカンな生活したいけど、なかなかそこまでは・・・
554 :
名無シネマ@上映中 :04/01/06 23:56 ID:6i0XgwzW
555 :
名無シネマ@上映中 :
04/01/07 00:02 ID:1P296g3i >>551 フランス語読めるの?またなんかあったら報告よろ!