526 :
世界@名無史さん:04/07/10 00:48
やはり村の植生が気になった。
ニュージーランドロケとはいえ、村に松、竹、杉がないのは寂しい!
あの時代の日本には杉はあまりない。
思いのほかシダ系が多かった。
竹に関しては同意だが…
この村って十津川村がモデルになってるの?
529 :
世界@名無史さん:04/07/19 00:58
まだ見てないのだが、面白そうだね
弟がこの映画の信者になってたなぁ。
ブレイブハート信者の俺とちょっとした口論になったw
どっちも大して変わらんよ。
532 :
世界@名無史さん:04/07/19 09:17
>>525 ネタにマジレスって感じですが。そういうステレオ・タイプに影響されつつも、
それとは違う点があるのがこの映画の面白いところだと思うのですが。
「放浪者」「教師」として非白人社会にやって来た白人がサムライに出会い、
「弟子」になり、最後はその社会に「土着」するという。
で、その白人がクライマックス・シーンで戦うのが、西欧の武器で武装した
非白人国家の近代的軍隊。こういう組み合わせって、今までのアメリカ映画では
なかったと思います。
>>532 ひとり未開に紛れ込んだ文明人が、その社会での生活を経て彼らに感情移入し
未開側に立って母国(もしくはそれに類する文化)に対抗する、というのは
もう手垢がつくほど使い古されたプロットだと思うが・・・
534 :
世界@名無史さん:04/07/19 09:30
>>532 デ・ニーロの「ミッション」とかあるよ。
ケビン・コスナーの「ダンス・ウィズ・ウルブス」でも。
535 :
世界@名無史さん:04/07/19 15:01
536 :
世界@名無史さん:04/07/19 15:11
なんかさー、すんごく安っぽいんだよね。
アメリカ人のオタが、付け焼刃の知識で天皇とか侍とか禅について熱心に語ってるのって。
もういい加減やめて欲しいね。
失笑もんだよ、まったく。
>>536 こう言うと「荒らしにマジレス」なのかもしれんが、
「付け焼き刃の知識で思いっきり嘲笑される」よりは、
何十倍かマシだと思うよ。
ここ、付け焼刃の知識で他の国の歴史について語る板……
目くそ鼻くそ?
539 :
世界@名無史さん:04/07/19 22:11
>>537 馬鹿がブランドバッグを買い漁るのは見苦しいってことだよ。
薄汚い貧乏人が持ち歩いてても、ブランドのイメージを損なうだけだろ?
既に所持しているターゲットとされた層の人だって良い気分にはならないはずだ。
ミーハー外人はうざい。
540 :
世界@名無史さん:04/07/19 22:26
っていうか、お前らもっと純粋に映画として楽しめよ
変な歴史観もって見るもんじゃないと思うぞ
541 :
世界@名無史さん:04/07/19 22:28
世界遺産に吉野熊野とか入ったのって、まさかラスト侍の影響じゃないよね?
542 :
厨房妄想すまんかった。:04/07/19 23:08
・・・宗教的理想に燃えて、聖地エルサレムに赴いた若き十字軍騎士が、異教の人民を虐げる戦場の現実に打ちのめされた矢先、イスラム勢との戦闘で捕虜となり、奴隷に身を落とす。
そこで偶然にもイスラムの英傑サラディンに拾われ、彼のもとで薫陶を受けつつ、同じ拾われ者の、戦争孤児のムスリムの娘と恋をはぐくみ、やがて彼は一人のイスラム戦士として、サラディンの軍に加わり再び戦場へ・・・・・。
みたいな映画、どこかで作ってくれないかな。激しく無理っぽいけど。。。
>>539 馬鹿だの何だのと罵ってる時点でミーハー外人よりもレベル低い。
ところで、ラストのゴルフ場での決戦、あれってなんでゴルフ場なんでしょうね?
政府がつくった国立のゴルフコースなのかな。それともサムライが自分たちで
保守管理してたゴルフコース?コース図が見たいですね。
>>544 映画版の本スレで「開拓地説」を見たことがある。
勝元の下に不平士族が集まって人口が増えたので、
田畑を増やすべく森を切り開いたが、
政府軍が来たりして作業が中断してしまった。
で、開拓地は一冬放ったらかされた後、
芝っぽい雑草が生えてああなった、と(w
かなり無理やりな説ではあるが。
>542
そのプロットどこかで…
と思ったら、AoE2のサラディンシナリオが近いぽ
ヲレはライトノベルのクルセイドを思い浮べた。
548 :
世界@名無史さん:04/07/21 00:09
「個性豊かで古風な戦士たちが、全滅覚悟で、近代装備に身を固めた非白人国家の
軍隊と戦う」という意味では、『アラモ』に似ていますな。
イデオロギーは正反対ですが。
勝元はのちのちの日本のために反乱を起こしたんだよ。
「勝元立つ!」となったら、日本中から不平士族が集まる。
そこを政府軍が壊滅させる。
そうすれば後腐れなく不平士族を根絶できる、というビジョンを持ってたんだと思う。
550 :
世界@名無史さん:04/08/04 22:45
>550
それはいくらなんでも、集まってくれたやつらに不誠実なんでは。。。
551 :
世界@名無史さん:04/08/04 22:51
今さら言うのもなんだが、トムはインディアン虐殺の罪悪感でアル中になり、
日本で勝元の村に囚われてからも「サケ、サケ!」を連発していた。
トムがアメリカで飲んでいたのは恐らく度数が高いジンやウイスキーだったろうに、
日本酒で満足できたのか?
「マズイー!モウイパイー!」って言ってたやん
腹へってる時は何食ってもうまいもんです。
554 :
世界@名無史さん:04/08/08 01:09
>>549 中江兆民『三酔人経綸問答』の豪傑君みたいですな。
>>552 「アリガトウ オカワリ?」ですがな。とネタにマジレス。
アツクナラナイデ マケルワ
モヒカン族の最期
557 :
世界@名無史さん:04/09/30 16:37:40
558 :
世界@名無史さん:04/09/30 17:06:52
それのどこが鋭いツッコミなのかと聞きたい。
ここはどこじゃーおぬしはなにものじゃー
560 :
世界@名無史さん:04/09/30 18:28:10
>すべてのサムライはローニンになったのではなかったのか
ただの無知を材料に騒がれましても・・・
561 :
世界@名無史さん:04/11/03 04:16:13
やっと見ました。以前、米国の少年が、この映画を見て、ネイティブインデアンを
サムライを同じように考えてサムライを保護しよう、みたいなことを言っている掲示板と、
それをたしなめる人の話がでてたけど、予備知識なしに外国人があれを見れば、
誤解するのも無理はない、と思った。どうみても、サムライは「絶滅に向かう種族」だ
もの。突っ込みどころが多いというより、突っ込む気にもならなかったというのが
正直な感想。
他に思ったことは、渡辺謙はどこまで英語を理解して話しているのか?ということとか、
ラストの戦闘シーンが「影武者」のナガシノの戦いに似てるなぁ、とか。
あの勝元拠点の村落に、そんなに戦力があるのか?とか。
続いてKILLBILL見たもんだから、KILLBILLの方が日本人的に違和感なかった。
深作が外国人を主役として撮影してもあんなもんになるかも、という感じがした。
>>557 サムライの所属する政府は徳川政府ではなく藩政府で
徳川政府がクラッシュしても藩お抱えなので浪人になってない。
ついでに明治政府下では藩当主が藩知事になりそっくりそのまま
県に移行した。だから多くのサムライは公務員になった。その間
リストラで浪人になったものが反乱をおこした。
モヒカン族の最後
564 :
世界@名無史さん:04/11/14 01:28:38
ていうか、侍、士族が忠誠を尽くすのは天子様よりも
公方様や藩侯じゃないのかな?
侍が忠誠を尽くすのは藩主。
藩主が幕府に忠誠を誓ったので間接的に幕府に忠誠を誓ってる。
ところが反幕府の動きがでてくると同時に天皇持ち上げが
古来よりの権威として出てくる。幕府<天皇って論理だったのが
二重支配に慣れていた侍は当然のように間接的に忠誠を誓う先をもとめてしまった。
もとより外国がきたせいで各藩をまとめてくれる権威の到来を切望した。
本来のサムライは藩主なんぞには忠誠を誓ったりしなかったもんだがなあ。
鍋島式飼い犬武士道が流布しちゃったからしょうがないのか。
567 :
世界@名無史さん:05/01/04 11:49:45
ああ
>>561 >ネイティブインディアン
どんな人たちだっけ?
569 :
世界@名無史さん:05/01/26 20:37:01 0
ダンス・ウィズ・ウルブスは子供心に、つまんない映画だなあと思った。
アメリカ映画って基本的に自国民のためのものでしょ。
インディアンはもうアメリカ国民を脅かす存在じゃないから、なんだかそら美しく描けてた。
サスサムは、トムが日本男児にいらついてて、けん制しまくりなとこが面白かった。
大村は士族出身の商人ぽい。カツモトは農民出身のたたきあげ。武士道に憧れ、
寛大にふるまう利己主義者。我らが西郷さんのわけないです。
渡辺謙さん大健闘だけど、エイゴをしゃべらされてるとこがくやしい。
イチローみたく日本語で語ってほしかった。
トムが天皇に刀を献上する場面で、大村に対して「調子にのんなよ!!」って眼ですごんで、
(ほんとならありえないだろうけど)受け取らせたところが、恐るべし、アメリカ。
大衆演芸の時代劇と違ってウソを本物にする技術もエネルギーもすごいです。
ラストサムライって新しい戦士として生まれ変わったトムのことですよね?
570 :
太平の戦さを開く春の音:05/01/26 20:51:44 O
唐突ですが訃報です
[亜細亜の光、日本!]
東京裁判法廷係として四百二十三回もの審理のほとんどを傍聴した
歴史の貴重な証人、冨士信夫元大日本帝国海軍少佐が、
去る二十四日御逝去されました。
謹んで御冥福をお祈り申し上げます。
|||(-_-;)||||||年賀状を戴いたばかりなのに…無念
571 :
世界@名無史さん:05/01/29 01:30:10 0
>>568 ネイティブアメリカン。。。
うちに「インディアンに学ぶ知恵」一句が書いてある湯のみあるなあ。
加藤諦三の本とかにも出てくる。写真家の星野なんとかさんがワタリガラスを追って
熊に襲われて死んじゃった。
ネイティブ民族の人たちは多民族虐殺とかしなかったのかな?
いけにえとかささげてたんだっけ?
そりゃインカ帝国か?彼らはインディアンとはちがったのかな。
572 :
世界@名無史さん:05/01/29 02:45:31 0
カホーキアにいったことあるけど、なんか、あーゆーものに
対する、アメリカ人のあこがれってば、結構強いものがある
みたいだね。やっぱり、アメリカって古いものがないことに
コンプレックスがあるんで、カホーキアはすばらしい!
カホーキアは美しい!ってことで、必死な感じがひしひしと
感じるものだった。日本じゃあ、まあ、古いものはいくらでも
あるわけで。
573 :
世界@名無史さん:05/01/29 08:08:36 0
ラストサムライとラストモヒカンを同列に扱う時点で
ハリウッドに俗されているんじゃアホ
>573
どっちも同列じゃん(w
575 :
世界@名無史さん:
所詮ただのサムライ・フィルム。
アメ公から見た「サムライ」で「武士道」でしかない。
SFソードキルみたいなもんだ。