1 :
吾輩は名無しである:
国内海外問わず、お薦めの幻想文学について語ってください。
三島由紀夫の再来、
盗作作家でブサイクなわけではない可能性が高い、
お洒落でダサいジミー大西似の、
平野啓一郎先生著「鏡の影」
正直、どこまで含めていいのかわからなかったので、
とりあえず目についたところを貼っておきました。
てきとうに追加よろしくです。
D
6 :
吾輩は名無しである:03/06/16 14:25
関口巽と久保竣公はお勧め
7 :
吾輩は名無しである:03/06/16 17:44
ミルハウザーとかエリクソン
ロード・ダンセイニ『ペガーナの神々』で決まり。
今から、27レス後に、気色悪い澁澤ヲタが大挙してやってくるだろう。
>>6 誰だろうと思って検索したら京極の登場人物かよ!
蘭郁二郎がちくま文庫で出たね。日下さんのあのシリーズ
(怪奇探偵小説名作選)はイイ!!
リラダンやホフマン、ユイスマンスとかもいいけど、
日本の怪奇探偵ものが好き。久生十蘭や橘外男、日影丈吉
とか。橘の「青白き裸女群像」「陰獣トリステサ」「妖花イレーネ」
なんて、タイトルだけでも魅力的です。
あとは、アルジャノン・ブラックウッドがおすすめ。
12 :
吾輩は名無しである:03/06/17 11:24
意外にへたれな趣味だな、ixionよ。
14 :
吾輩は名無しである:03/06/17 11:56
昔の日本の幻想小説は文章が臭くて好きになれない。
あれなら辞書を引き引きレ・ファニュでも読んだほうがマシ。
幻想文学の読者って気持ち悪い人ばっかりだよね。
まあ、俺がすきなのは唐宋伝奇集だな。
16 :
吾輩は名無しである:03/06/17 13:40
いい、とか。
おすすめ、とか。
それしか言えないの?
18 :
吾輩は名無しである:03/06/17 15:16
まあまあ、マターリと。
ところで、平凡社ライブラリーの「捜神記」がどこにも売ってない。
平凡社のHP見たら品切れになってた。
(関係ないけどユイスマンス「大伽藍」も品切れだった)
古本屋をまわるかなあ。
筑摩といえば「バートン版千夜一夜物語」はいつになったら出るのだろうか。
19 :
吾輩は名無しである:03/06/18 01:57
>>11 あのシリーズはいいね。
いままで蘭郁二郎なんて作家しらなかったよ。
それにしても学研の伝奇ノ匣シリーズとか、
今は怪奇小説が流行っているのだろうか。
20 :
吾輩は名無しである:03/06/18 04:21
さすがイクシオン、センスいい〜!
センス悪くてすまんね。大体、読書の「センス」なんて
知ったこっちゃないし。勝手にけなしてくれ。
>それにしても学研の伝奇ノ匣シリーズとか、
>今は怪奇小説が流行っているのだろうか。
だとしたら、講談社の大衆文学館がもっと
続いてもいいはずだったが…。あと国枝
の文庫一気に復刊とかね(これは未知谷の
あれがあるからいいんだけどさ)
ところで、「怪奇」と「幻想」の境目はどこ?
平井呈一とかはやっぱ「怪奇」で、タルホ
は「幻想」なのかな?
22 :
吾輩は名無しである:03/06/18 10:15
怪奇=ixion
幻想=イクシオン
23 :
吾輩は名無しである:03/06/18 12:17
センス悪くてすまんね。大体、読書の「センス」なんて
知ったこっちゃないし。勝手にけなしてくれ。
>それにしても学研の伝奇ノ匣シリーズとか、
>今は怪奇小説が流行っているのだろうか。
だとしたら、講談社の大衆文学館がもっと
続いてもいいはずだったが…。あと国枝
の文庫一気に復刊とかね(これは未知谷の
あれがあるからいいんだけどさ)
ところで、「怪奇」と「幻想」の境目はどこ?
平井呈一とかはやっぱ「怪奇」で、タルホ
は「幻想」なのかな?
「怪奇」と「幻想」は二つの重なる輪の
ようなものではないのでしょうか。
23=陰湿
つーか、幻想文学ならハリーポッターは欠かせないですよね!
私は全作品読みましたが、すごくおもしろい!本当にはらはらドキドキです!
ハリーやはーまいおにーなど、凄く魅力的なキャラクターもあって萌え!
文学板は初めて来ましたが、みなさんも堅苦しい「お勉強」してないで
ハリーポッター読みませんか?
27 :
吾輩は名無しである:03/06/18 13:07
読みません
28 :
吾輩は名無しである:03/06/18 13:20
>26
文学=お勉強の固定観念はどうにかならないものか
学問であればお勉強だが?
大学で学び研究するならお勉強だが?
>ところで、「怪奇」と「幻想」の境目はどこ?
「怪奇」でない「幻想」小説なんていくらでもあるだろ
ここの人って凄く陰険ですね!なんかそういう揚げ足取り・・・・・
いくら勉強できたって人との付き合いができなきゃだめじゃないの?
33 :
吾輩は名無しである:03/06/18 13:35
26=30
はやく大人になりまちょうね
>>32 だから勉強じゃねえての
日本語嫁ねえのかよ(ppp
>「怪奇」でない「幻想」小説なんていくらでもあるだろ
いや、そらあるけどさ^^; 幻想じゃない怪奇小説だって
たくさんある。でも、その「境界」は、って聞かれたら
ややこしくないか?(別に境界を引く必要がない、
って言う考えも確かにあるけどね)
昭和初期の探偵小説群は明らかに「怪奇」に属する
ような気がするけど(蘭はその中でも「幻想」に近い
作家だと思う)、それもハッキリしない。人が死ぬ
とか怪物が出てくるとか、そんな安易な境界線
なんだろうか…。
しかも、「幻想」だってどこまで含むのかも分かりづらい。
例えば、尾崎翠の『第七官界彷徨』なんて、俺は
幻想に近づいた作品だと思うが、なぜなのか説明
しづらい。タルホや百閧フ場合にはある程度説明
できそうな鬼がするけどね。
怪奇と幻想は別物だ!
37 :
吾輩は名無しである:03/06/18 14:15
怪奇はグロテスク。
>36
懐かしい。芸術と美術は別物だ!だっけ?
なんで荒れるんだw
いちおうsage進行でお願いします。
> 例えば、尾崎翠の『第七官界彷徨』なんて、俺は
> 幻想に近づいた作品だと思うが、なぜなのか説明
> しづらい。
乙女幻想とか?違うかw
「第七官界彷徨」をよんでむちゃくちゃ衝撃を受けたんだけど、
いったいなにが凄いのかが全く説明できない。
あえていうなら、清原なつのをよんだときの衝撃と似てる気がする。
たしかに、どこまで「幻想」といえるかはむずかしい。
素人考えだけど、
たとえば美しい風景を観たときの感動とか、夜の暗闇への恐怖とか
人知をこえた「なんだかよくわからないもの」(恋愛も含む)を
表現しようとしたときに「幻想文学」は誕生したんじゃないでしょうか。
とかんがえると、リアリズムでないものはすべて「幻想」になってしまうけど
どうでしょうか?
>たとえば美しい風景を観たときの感動とか、夜の暗闇への恐怖とか
>人知をこえた「なんだかよくわからないもの」(恋愛も含む)を
>表現しようとしたときに「幻想文学」は誕生したんじゃないでしょうか。
1さんが想定している「幻想文学」って具体的にどういうもの?
それを明確にしないで発生云々いってもよくわからない。
>とかんがえると、リアリズムでないものはすべて「幻想」になってしまうけど
>どうでしょうか?
「リアリズム」って何?幻想の対義語として使ってるわけ?
うわ、いきなり突っ込みがきたw
じつは、僕もどこまで「幻想文学」といえるのかは迷ったんですよ。
というのも、関連リンクを捜すためにスレ一覧をながめてたら
村上春樹も幻想文学といえないこともないと思えてきちゃって…。
ごめんなさい、うまくまとまりません。
定義論は不毛と思いつつも自分で言い出したことなので
もうちょっと考えがまとまったらまた書きます。
けどさすがに「リアリズム」は自分で書いておいていうのもなんだけど、
かなりあたまわるそうに見えるw
42 :
吾輩は名無しである:03/06/18 16:11
このスレの参加者で幻想文学が何か知っている人は誰もいない
43 :
吾輩は名無しである:03/06/18 16:21
ixion ◆ySh2j8IPDgが来るスレは必ず荒れる。これ定説。
44 :
吾輩は名無しである:03/06/18 16:29
幻想文学って潰れたんだろ。
今更なんでこんなスレ?
雑誌とともに消えろよ。
ixionは日本は弱いからな
47 :
吾輩は名無しである:03/06/18 16:32
49 :
吾輩は名無しである:03/06/18 17:33
このスレ自体が幻です
50 :
後藤萌@今年から早稲田大学教授♪うれしいわ(はぁと:03/06/18 17:39
スンタダールからはじまる狭義のリアリズムとするならそれも一理あるが
マジックリアリズムの人が出てきたため対極にはもうできないよね
幻想文学はやはり単純に非現実の世界を物語るものとすればいいんじゃない?
51 :
吾輩は名無しである:03/06/18 18:05
普通に文学として語ればいい。
わざわざ「幻想」なんか付ける必要はない。
そうすればixionが上げた類のヘタレは語る値打ちもないってことがわかる。
52 :
吾輩は名無しである:03/06/18 18:27
ヘタレって言われちゃった・・・・いっくん
53 :
吾輩は名無しである:03/06/18 18:44
ixionは国内になるとがくっと落ちるなw
54 :
吾輩は名無しである:03/06/18 18:52
最後に残る幻想小説はリアリズム小説かもしれない。
という類の説を荒俣宏も書いてたしさ。
55 :
吾輩は名無しである:03/06/18 20:00
山尾悠子の新作長編が今年九月に発売決定だとさ。
出来については不安はない。山尾悠子だから。
「幻想」というとやや重厚で文学的な響き。思弁的と表しても…。
「ファンタジー」というと手軽な読み物っぽい響き。
ゴーゴリの『外套』だって「幻想小説」として挙げたくなるが、
あれは「ファンタジー」という感じはしない。
かつて西武流通グループが「芸術」を「アート」と呼んで
ビジネスにしたみたいな大衆化(マニアだけのものから)が、
このジャンルには急激に進行した。「銘柄」→「ブランド」も
おんなじ。日本語と外来語って微妙に意味するところが違う。
「伝奇」という言葉も便利だね。「怪奇」でくくりきれない
ものを、この言葉で上手に覆っている気がする。
「幻想」と「リアリズム」の境界で書こうとする作家も面白い。
作品としてはいまひとつだったけど、映画にもなった『スパイダー』
みたいに「信頼できない語り手」のスタイルで書かれたもの。
幻想をモチーフとして書く作家と、幻想する主体の内部に入り
込もうとする人と…、後者の方に興味惹かれる。
アラマタの説もそういうところに抵触するのかな?
ああ、渋龍の偏愛した作家たちは、「伝奇」という感じがする。
「バカ」「あほ」「まぬけ」「キチガイ」で人を分類するのって
友だちと飲みながらやったりすると面白いゲームだけど、
「幻想」「ファンタジー」「伝奇」「怪奇」とかで小説を分類する
ゲームは、読書家とやると楽しそう。
マダム来るな
く〜るきっとくる〜♪
60は、読書家ではなく夢想家。
63 :
吾輩は名無しである:03/06/18 21:09
正直、何が「幻想文学」か?、なんてどうでもいい。
幻想文学=現実ではないものを扱った文学、てことでいいんでないかい?
大して深い意味があるわけでもなし。
↑
ほとんどの文学が当てはまるな
高野聖がいい!
66 :
吾輩は名無しである:03/06/18 22:39
幻想文学、と題を付けると
糞をおいしくいただいてる連中が群がって
自分の喰らってる糞についてうんちくたれをはじめる。
ブラックウッド? 恥ずかしくないのか。
嫌いなら書き込むなよ
好きなら「好き」って言えよ。
なーに変態じみた倒錯をやってんだか?幼稚園児じゃあるまいし。
ブラックウッドってここでは評判悪いのね。
好き/嫌いでそれぞれ意見出し合ってみたら?
私は「ダブル/ダブル」というアンソロジーに収録されていた「二人で一人」
という短篇しか読んでないんだけど、古典的というか教科書的な作品だなーと思った。
お薦めの作品があったら教えてください。
>>69 そう。
双子/分身系の話ばかり集めた幻想文学アンソロジーなのかな? 一応。
収録作品ではエリック・マコーマック「双子」が面白かったです。
まあ、これを幻想文学だというと怒る人も多そうですが(笑)
>普通に文学として語ればいい。
>わざわざ「幻想」なんか付ける必要はない。
ふーん、国内で幻想、って、例えば佐藤春夫「F・O・U」とか、
安部公房や牧野信一の諸作とか、そういうのを挙げておけば
いいのか?それなら「ヘタレ」じゃないのかねぇ。
だったら、前にも書いたけど、伊藤整の「幽鬼の街・村」が
一番好き。過去が押し付けてくる苦しさ。逆に閉塞された
ものから飛び出す、というなら、タルホの作品とか福永武彦
の「飛ぶ男」とか。
あとは石川淳の『狂風記』とか? でもこういう諸作を本当に
「幻想小説」でくくるのかどうか疑問だぞ。
でも荒れそうだからこれ以上書くのはやめとくわ。
>ixion
そんなこと言わないで!
74 :
吾輩は名無しである:03/06/18 23:43
イクシオン怒ってる。文面から伝わってくるよ
怒ってない。「文学」という括りをすればいいとか
言っといて、ある作品に関しては「ヘタレ」とか
レッテル貼り付ける馬鹿が鬱陶しいだけ。
>75
気にするなよ。イクシオンクラスのコテハンだと敵も多いさ。
だってスターだもの。
佐藤春夫、安部公房、牧野信一ファンに喧嘩売ってる
売ってねぇし(苦笑)
ま、いいや。
荒らす原因作ってすまんかった>1さん
>ふーん、国内で幻想、って、例えば佐藤春夫「F・O・U」とか、
>安部公房や牧野信一の諸作とか、そういうのを挙げておけば
>いいのか?それなら「ヘタレ」じゃないのかねぇ。
ixionへ
>閉塞されたものから飛び出す
足穂が「閉塞されたものから飛び出す」?
何それ?意味わからないです。
無理にわかりにくいように書いてない?俺は
足穂を良いと思うけど、この説明はまったく理解できない。
「投げ出されてあるもの」とか「周辺」とか、もうそういう
いかにもな単語なんてたくさんだ。
多読してるのはすごいことだよ。それは認める。
でも俺は、もっと別の読み方をしたいんだよ。
資料の多さは確かに議論に強いが、でも俺は理論武装なんてしたくないんだよ。
こないだ名無しで書き込んでから再び本棚をひっくり返して調べたんだけど、
ネガティブ・ケイパビリティっていうのか、「中途半端な知識に絶える強さ」
という価値観で単なるウンチク人間に反駁したキーツはすごいよ。
俺はすごいと思うよ。彼の観点。俺は賛成だね。
キーツだったっけか。忘れちゃったよ。しかもキーツが誰かなんてもちろん
ロクに知らないよ。誤読してるかもしれない、でもいいんだよ。俺が
解釈したままで正しいのなら、俺はキーツが好きだってことで。
そういうわけで、俺が言いたいのは、ixionみたいな膨大な読書量重視で
本を読むのはいたってつまらない、ということだ。
あと、2ちゃんで煽られたぐらいで一々怒ってんじゃねえよ。
>>80,81
別に僕はixion信者ではないけど、
このスレでいちいち喧嘩をふっかけるのはやめてくれ。
足穂についても、ixionがそう感じたってだけだろ。
読んでちがうと思ったらあなたの感想を書けばいいわけで、
理論武装とか読書量重視とか、たんなる嫌がらせとしかおもえない。
まあねぇ……ixionは他人の読み解き方を受け入れないからねぇ……。
自分と同じじゃない奴は「馬鹿」の一括りだしねぇ……。
赤子の手をひねるような感覚で理論武装して悦に入ってるんだろうねっ!
馬鹿(=ixion)は放置で!
84 :
吾輩は名無しである:03/06/19 08:15
ixionが他人の黄泉を受け入れない?あほか
ixionを論理的に打ち負かした人間がいますか?
煽るだけだろ。ixionがあきれて相手をやめると
勝った勝ったと大騒ぎ。鬼の首を取ったように勝ち誇る。
馬鹿じゃねーの
86 :
吾輩は名無しである:03/06/19 10:24
いくらでもましなものを読んでるだろうに
「幻想文学」となるとヘタレしか上げない。
レッテル貼りより悪質だよ、これは。
幻想文学ならヘタレ上げとけば充分、ってのは、それこそ幻想文学をなめてないか。
あれっ? 現像文学って、バカがする学問じゃなかったの?
>>82 同意。本の話をしに来ているのに、どうして常に特定コテに絡んで
流れをぶったぎる人がいるんだろう?
ixion氏は本の読みだけでなく、レスの読みも深い。
問題意識を暗示しておくだけでも、彼はそれをきちんと掬い上げながら
自分の問題意識と絡めて解説や議論を試みる。
鮮やかにピンポイントで突いてくるよ。
「読書量」と「理論武装」という特徴しか挙げられないキミは、
レスの読みが浅い。
その場で主題とされていることは何か――それを読み取りながら
スレの流れを作っていけないというのは、作品に対峙するときにも
いかにも不自由そうじゃないか。
たとえば、
>>63 の言うように「幻想文学」の定義を求めていく
必要は私も感じなかった。確かにどんどん読んで面白い時間が
持てれば、それでいい。
でも、そのようにして閉じてしまうと、自分が持っている以上の
情報は得られないし、こういう場所を有効活用できないだろう。
何かネタを挙げて、それを多方面から考えていくのが、この場の
ゲームなのだから。
そこで、敢えて
>>57 のように深めていけば、いろんな潮流を
皆で整理しながら拾っていける作品だって出てくるし、自分の
読んできた本を引き出しに整理するようにカテゴライズできる。
それを元に、これからの読書を展望できる。
>>86 のような、ヘタレとは何かの根拠の欠けた説得力のない
レスも出てこない。
91 :
吾輩は名無しである:03/06/19 11:32
88うざい
またしてもG
ixionの挙げているものをみれば
幻想文学どころか日本文学を知らないことがわかる
94 :
吾輩は名無しである:03/06/19 11:49
ixionは元々日本人じゃないから。
ほらの国の人だよ・・・・・・
95 :
吾輩は名無しである:03/06/19 12:52
ixionは数は読んでるし感想もまともだけど、
煽りに乗る時点で厨房でしょ。
本人は圧倒的な知識でDQNをやりこめるのが楽しいんだろうけど、
それでスレッドが荒れるって事に気づかない。
いくら本読んでたってこれじゃ敵が増えるよな
知識ないよ
97 :
吾輩は名無しである:03/06/19 13:03
ixionは知識の広さをアピールしようと必死
常に自分の得意な領域に話をずらしていく
苦手分野を認めようとしない
98 :
吾輩は名無しである:03/06/19 13:13
煽りに乗る時点で厨房でしょ。
それでスレッドが荒れるって事に気づかない。
いくら本読んでたってこれじゃ敵が増えるよな
99 :
吾輩は名無しである:03/06/19 13:51
ここ何のスレ?幻想文学スレ?それともixionスレ?
100 :
吾輩は名無しである:03/06/19 13:55
100
101 :
吾輩は名無しである:03/06/19 14:15
ていうか、泉鏡花とか言えないところがこいつの浅さだよな。
さあ、アホは置いといてまじめに幻想文学を語ろう。
102 :
吾輩は名無しである:03/06/19 20:29
ホフマンすきですか?
103 :
吾輩は名無しである:03/06/19 21:09
岡本綺堂はスレ違い?
104 :
吾輩は名無しである:03/06/19 22:34
80に答えてくれixion
106 :
吾輩は名無しである:03/06/19 23:15
ixion は都合の悪い質問には答えないよ
幻想=石堂藍
怪奇=東雅夫
答えてないことなんてないんじゃね?
109 :
吾輩は名無しである:03/06/20 01:11
逃げたなixion
作者マルケスは怒るが、
「百年の孤独」が最強。
または短編集「エレンディラ」
112 :
吾輩は名無しである:03/06/20 03:40
ガルシアだからじゃない?
>>102 >>104 スレたてた身でありながら、ホフマン読んだことないです。
はじめて読むとしたらなにがお薦めですか?
ロード・ダンセイニの「ヤン川の舟歌」が好き。
国書のバベルの図書館に載ってるやつ。
かなりリアルに幻想世界旅行ができる感じがして、すごく好き
ですた。「位の低い神々」なんて表現イイなあ。
現実逃避したいときに読んで泣k
安西冬衛の「蟻走痒感」て幻想文学に入るのかしら、
すごいね、アレ、キチガイスレスレというか、夢のわけのわかんなさ
丸出しというか。
QBBが夢蔵って本出してるんですけど、それ読んで、夢って俺だけじゃなく
すっとこどっこいな物なんだねえ、と思いますた。
116 :
吾輩は名無しである:03/06/20 22:34
古川とか津原とかオモロイよ
117 :
吾輩は名無しである:03/06/20 23:34
「ドグラでーす」
「マグラでーす」
「二人合わせてドクラ・マグラでーす」
ワーワー パチパチパチ
古本屋で「異端教祖株式会社」と「夜のガスパール」を購入。
これも幻想文学に入れていいかな?
あと国書からでてる「アラビアン・ナイトメア」を読了。
猥雑な雰囲気はとても楽しめたけど、全体の話としては微妙。
むしろ話の後半にヨルの語るイブリーズの物語のほうがおもしろかった…。
アラブつながりで、
古川日出男の「アラビアの夜の種族」ってどうですか?
この人の「13」はつまんなくて途中で読むのやめてしまったため、
いまだに手を出せずという感じなんですが…。
>118タン
夜のガスパル以外はタイトルすら聞いたことないなあ
夜の…も第一の書しか読んでない。ごめん。
第○の書って、ラブレーっぽくない?
>足穂が「閉塞されたものから飛び出す」?
>何それ?意味わからないです。
別に実存がどうこう(悩みからの解放、とか)の胡散臭いものでは
ないよ。もしそんな風に勘違いしてるんならゴメン。福永と並べたのが
悪かったな…福永の「世界の終わり」とかかとタルホの「弥勒」とかを
比べてみりゃあ、全く方向性が違うしな。どっちも好きだけど。
俺が「飛び出す」って言ったのは、夜空を泳ぎ回って文字を描き出す
真鍮の砲弾(「弥勒」)を思い浮かべつつ、またタルホの「無機と有機」
の境界へのこだわり(「白昼見」とか)について考えた上でのもの。
時代の閉塞、とかそんなチャチな下らん言葉とタルホは関係ないし。
きらめく天体や「マッチ、タバコ、発条、インキ壷、歯車、映画の
フィルム、ビール壜、鉄砲の玉、懐中時計」にタルホが寄せる「夢と哲学」
(「私の耽美主義」)ってのは、伊藤整が「幽鬼の街・村」で書くような
内面性から離れて「過去よりも未来。判ったものよりえたいの知れぬもの。
完全なものよりも半端のもの。立派なものよりくだらないもの。目的が在る
より無い方が本当らしく」あるという、彼の未来派耽美主義の表明でもある。
で、それは自分の過去に深く入り込むことによる「幻想」とは違って、
離れることや飛翔することにより得られる幻想なわけ。有機的な自我
なんかに閉塞されず、自由に飛翔する真鍮の砲弾なんかのことよ。
ま、俺は内に内に篭って幻想(というか幻覚・妄想?)に踏み込む、って
のも好きだけどね。あと、昭和の作家ばっかり念頭において考えてたん
で、それ以前の作家(もちろん古典も含む)は失念しとった。すまん。
以上。他人の読み方受け付けない、って、いつ俺がそんなことした?
と思ったので、一応回答。でも、やはり俺はこのスレにいない方が
よさそうだわな^^;
121 :
UAYE ◆uaYejoOYtk :03/06/22 19:11
質問しておきながらこんなこと言うのは申し訳ないんだけどさ、
ぜんぜん意味わかんないよ。
俺は娯楽のために幻想文学を読んでるんだよ。
たぶん別の目的のために読んでるあんたとは一生話が合わないだろうね。
で、俺の回答。
あんたのそういう迷宮みたいな評論が少なくとも、
幻想文学の楽しみに利するとは思わない。
そうか、ixionはレトリックを弄んでいるだけで別に
難解ではないじゃん。むしろ素直な感想書きじゃない。
>>120 そうでしょ? 評論ではないでしょ?素直な感想がとめどなく出るんでしょう?
足穂の話題が出たところで、ワタシ一番のお気に入りの文章を。
さあみなさん どうぞこちらへ!いろんなタバコが取り揃えてあります。
どれからなりとおためし下さい
ウキウキする。
別に、俺にはどんな読書でも楽しいからね^^;
お勉強で読んでるように多くの人に見えるらしいが、
ぜーんぜん。俺にとっちゃあ「娯楽」ですわ。
幻想文学の「楽しみ」という一般的なものが存在する
として、UAYEさんはそれに「利する」読みだけを
認めてる、ってことかな?
書かないで置くつもりだったけど、なんかいちいち
人の読み方を「娯楽じゃない」とか「理論武装」とか
言う奴が多すぎるんで。大体上のレスのどこが
俺の理論なんだ?全部タルホが書いてること
でしかないし。
以上。
125 :
吾輩は名無しである:03/06/22 19:24
なるほど、そりゃそうだ。>イクツィオン
あ、あんたも娯楽で読んでるんだ。
じゃあ何も言わないよ。
>として、UAYEさんはそれに「利する」読みだけを
>認めてる、ってことかな?
自分の楽しみに利することなら、って感じかな。
しかしリアルタイムで2ちゃんするのは初めてだぞ。
ドキドキする。
嫌いな作家とかのスレがあがってるけど嫌いな作家なんか
いないよ。嫌いな作品はあるけどね。
つまらないかおもしろいか・・・そんぐらいしかねーわな。
俺としちゃあーね。
誰かが言ってた
「自分の問いを愛せ」
問いのあるものしか反応できないとか思う昨今・・・ヨコレス、スマソ
ixionのレスは別に難解でもないじゃない。解説的に足穂の発言を拾って、
ある程度分かりやすいように論旨をまとめてるだけでしょ。
少しでも突っこんだ話になると単に自分が分からないだけじゃないのかい?
娯楽娯楽と言い募ってるけど、それってその小説に関して深く考えることはしません、という
態度表明かい?
別にそれで読むことは自由だが、少しでも話が込み入ってくるとあんたのは理論武装だ、
とかバカみたいな拒否反応をするのはジャンルの閉塞につながるだけだよ。
なんでこういう手合いが多いのかね。一応、学問板なんだけどもね、ここは。
>129
おもいっきり遊び感覚でカキコミしてます。
複雑なことは大嫌い。
だから「泉〜」が出てきたのか・・・ナ〜ル
そういや、なんか引っかかってたんだけど、
>120
>やはり俺はこのスレにいない方がよさそうだわな
なんでそう思うの?
別にいたっていいと思うが
↑
遊び感覚=馬鹿
理論=唾棄すべき実用主義
とか勘違いしてない?つーかixionのは理論なんてえらそうなものじゃなく
いたって普通の感想。複雑だろうが単純だろうが娯楽のスタンスは変わらない。
それを表面的な文章(理論武装とかな)で切り捨てるおまえが馬鹿!!
もうくんな
ケツに帆かけて逃げ出します。さようなら〜
137 :
吾輩は名無しである:03/06/22 23:42
勝者ixion!!!
>>14 レ・ファニュって何が面白いですか。
『恐怖の愉しみ』に入っているのは読んだ。
古書店で『ゴールデン・フライヤーズ奇談』を
見つけたので読もうとしているところ。
デ・ラ・メアが好きなのだけれど、この板では
まだ見かけたことがない。
鏡花を語る人には、八雲から始めてもらいた
かった気が…。
139 :
吾輩は名無しである:03/06/23 07:36
ixionって本当にガキだな。お前が相手したことでどれだけ
このスレが荒れたかわかってるのか?お前の書き込みそのものが
迷惑なんだよ。いい歳して何やってんだよ!もう初老だろ、お前。
少しは自重しろよ。わかったか?
>>119 ラブレーって「ガルガンチュアとパンタグリュエル」の?
そっちを読んでないから何とも…だけど、
何となくわかるような気がするような気がする。
「異端教祖株式会社」は、アポリネールです。
ちなみに手に入れたのは講談社文庫版で、
ピアズレーの絵が表紙になっています。
「種族」は昨年の超話題作でよく知られた本だと思うけど、
信用できない東雅夫氏の強力プッシュだったので読んでいないw。
その前の年の話題作『ミステリ・オペラ』も分厚い本だったのに、
肩透かしだったし。
翻訳の体裁とったのなら『死の泉』はかなり面白かったので、
あれより良いという人が出てきたら読もうと思う。
そういうの読むなら、確かに大正ロマンの陰翳のこる昭和
はじめの幻想文学の方が良い気が…。
河出文庫のタルホ出してきて眺めていたら、「私の耽美主義」
のしばらくあとにアルフレッド・クビンの名が出てきていて、
へーと思った。そんな古くに紹介されていたんだ。
147 :
吾輩は名無しである:03/06/23 15:40
118最悪〜
ixionは糞コテ
津原泰水の『ペニス』なんかはどうなの?
要は澁澤龍彦が好むものが幻想文学…とか、言ってみるてすと
>>140 「第1の書」から「第5の書」まであったと思う、巨人の話。
で、ガスパールの方も同じ形式で第6の書まであったもんだから。
内容はというと…あまり似てないですね。どっちもファンタジー
ぽいけど。
「夜の…」ではパンタグリュエルが引用されていたりして、著者の
愛着が感じられました
つうかSFは駄目か?
156 :
吾輩は名無しである:03/06/23 22:59
削除
>154
ガスパールについてもう少し詳細キボヌ
詳細を語れるほどくわしくないっす。
僕の一番好きなのは「ルーヴルの潜戸」のくだり。スイスの傭兵さんが
恐がってる様子だの、真夜中セーヌ皮の波音が肌で感じられる気がして。
ユプ・ユプ・ユー!
159 :
吾輩は名無しである:03/06/24 00:38
UAYEなんでまだいるの?
>158
回答さんきゅ
幻想文学=非リアリズムの1様式。曖昧・決定不可能性
日本じゃ、やっぱ佐藤春夫が先駆けか・・・
UAさんこれはハマッたって奴は何?
幻想文学は自分なりにいろいろ読んできたつもり
なんですが、最近どうも飽きたのか。
思い返してもこれといって心に残る作品がない……。
読書、とくに幻想文学は快楽の最後の砦であったはずが、
それすらも飽きかけて……どうすりゃいんだろう。
UAさん助言ちょうだい
>>142 「死の泉」とは全然タイプ違いますが、同等以上の面白さだったよ。
耽溺しました。ちょっとタニス・リー思い出した。
>142
それは画家としてのアルフレッド・クービン?
彼幻想密度100パーセントの小説も書いてるよね。
>>おぼろ
上で紹介させてもらった冬衛タンの「蟻走痒感」が今までに見た極めて気のふれた
幻想文学のひとつです。
図書館で、あとは見たんですけど、ロニー兄という人の「クシペユ」がすごかった
です。国書刊行会の幻想文学全集に入ってました。あまりにもわけがわからなくて
「何これ?」と言ってしまいました。もちろん変な夢とかみました
もうネタ切れです
シャルル・ノディエとかヴィリエ・ド・リラダンって、脳みそが溶けるような
幻想的な短編を書いてそうじゃないですか。名前からして。でも
あんまりハマらなかったなあ。ちょっと僕のツボからは逸れてて。
「夜の…」の第なんばんめの書か忘れたけど、こんなフレーズがあって萌えた。
「お前が馬に乗るだと」
「ええ、何がおかしい!俺はリンリスゴウの殿様の犬にまたがって
駆け回ったものだ!」
中野美代子の「契丹伝奇集」のうしろの方にあった「掌篇四話」「翩篇七話」が
なんとなくキモくて好きです。同「クク・ノール」は正統派な幻想文学
の感じがしました。ああいう感じって、どういんだろう
おなじ人の「眠る石」というのもハルキ文庫で買ったのですが、「掌篇四話」「翩篇七話」
を超えるキモパワーは出ていませんでした。
168 :
吾輩は名無しである:03/06/25 01:11
ixionは1000万キモパワーのコテハン
>>164 同等以上。それは巡り合わせが来たら読んでみなっきゃ。
>おぼろ人さん
「オルドーヴル」という箇条書きだけからなるリストに、たとえば
「俺たちは三日月に腰かけてタバコを喫っている紳士の身方だ」
「地上とは思い出ならずや」などという項目とともに、
「アルフレッド・クビン作“Insekt von Mond”」とあります。
法大出版局から出ていた『対極』が面白かったですね。
…前にどっかのスレでも書いたと記憶。
>>161さん
「幻想」は「空想」と違ってリアリズムの延長にあるのだと思います。
「幻想」と「リアリズム」は表現上の対概念ではない。対概念を敢えて
挙げるとするならば、「幻想性」と「合理性」かな?
どうでしょう?
それと近代文学に限れば、鴎外やら薄田泣菫(字はこれで正しいか)らの
作品の一部も幻想文学と言われることもあるようですね。
ついでに…
>>168 もっと面白いこと書け! つまらん。
煽りで笑いとるくらいの修行せーよ、文学板に常虫するならば。
「ハザール事典」は、なんか、ユーゴどっかの教授が書いたらしいんですが
民話や古文書に特有の言い回しをすごくたくさん使ってて、意図的に
ああいう味って出せるもんなんだろうか、とびっくりしました。
たとえば、「○○の学生××は△▽を師に、はじめの数週間をギリシャ語の
学習に費やしたが、δ(デルタ)まで覚えたところで内乱が起きてしまったため
年老いてからもαからδではじまる単語でのみギリシャ語を話した」みたいな。
細かい部分は、だいぶ前なんで忘れちゃった。でも、こういう感じの
ゾクゾクするような文がいっぱいで、大好きな本の一つです。でもいかんせん
小むつかしいのと、体裁奇抜なため
20ページぐらいしか読んでません。でも、もしよければオボロ人さんにも
読んでほしいです
172 :
吾輩は名無しである:03/06/25 01:25
142はキン消しを買ってもらえなかった可愛そうな子供
幻想味がない小説はつまらない。
知識や教養がないよりセンスがないということは
もっとつまらない問題だと思う。
ageたりsageたり、コテ名入れたり削ったりといった
悪知恵やマメさがあったにせよ、それは致命的なことだ。
研究者であっても読書家であっても、ね。
174 :
吾輩は名無しである:03/06/25 01:32
142はセンスあるつもりなの?
キミよりなかったら恥ずかしくて生きていけないw。
まあ、スレ汚しになるからやめるけど、
130や136のレスはセンスないよね。
しおれた帆では風を受けられないのだろうか。
キミとはケンカしても面白くない。
愛のないケンカは不毛だから嫌い。
176 :
吾輩は名無しである:03/06/25 01:41
センスって便利な言葉だね。客観的に判断する基準がないから
馬鹿がよく使う。自称センス溢れる142は頭悪すぎるよ。
「サラゴサ手稿」は、ぜんぶ刊行されたら圧巻っすね。
第175夜だけ?河出の東欧怪談集に載ってましたが、ああいう
感じで全編つづくのか。ちょっと、すごい迫力ですよね。
中世マルタの甘い、よどんだ空気を想像しながら重い病んだ騎士の語りに
酔える!
中世じゃなかったらスマソ
>142
芥川の『歯車』も入るそうです。>近代
確かに「幻想」は読み手の現実に追随する時間差が微妙に必要だと
思います。
それが微妙で、意図的な重なりすぎは「怪奇」がついてしまうようです。
ま、自分的な意見ですけど・・・。
>あっても、ね。
↑
142のレスってものすごくハイセンスだよ、ね。(サブイボサブイボ
このスレの住人的には、ミルハウザーはどんな感じなんでしょうか?
「バーナム博物館」「イン・ザ・ペニー・アーケード」あたりは
直撃だと思うんですが、幻想文学と括られるのには変な違和感があるような。
142氏もUAYE氏もそーとー読んでる…。
クービンの「対極」って「裏面」のことかな?
英訳で最初の30ページくらい読んだけど、旅に出るところ
で力つきてしまった。
>UA氏 ハザール辞典って前からでも後ろからでも読める
やつでしょ。六年ぐらい前から読もう読もうと思ってていつ
しか失念してた。今度よむかも。冬衛タンってお方も面白そうな。
俺はじゃあ、とりあえず中井英夫の「牧神の春」って短編を押して
おきます。
182 :
吾輩は名無しである:03/06/25 20:43
「風の裏側」が両面から読めたやつと思います。例のごとく
パヴィチ節で引き込んでくれる感じですが僕はハザール…のほうが好き
ネットでもいい感じにトリップできる幻想短編
ってあるもんで、「曉に死す」(承諾ずみ)というサイトに
収録されている作品はどれも読みごたえがありますよ。
所収の「最も短いショートショート」は、既出「クシペユ」
の異界哀愁漂う快鬼譚!
>おぼろタソ
おすすめ紹介していただいてありがと
僕の場合は読んでるっつーかパラパラですね。とくに分厚いやつ。
^^;
おさむってバレたね(w
188 :
吾輩は名無しである:03/06/29 13:14
Exquisite Corpseは幻想文学ですか?ゲイが主役でスプラッタなんですけど・・・
189 :
吾輩は名無しである:03/06/29 19:12
上林尭「野」
190 :
吾輩は名無しである:03/06/29 19:35
漱石『夢十夜』、鏡花『眉かくしの霊』、野坂『骨餓身峠〜』、上にある
中井『牧神の春』などキラ星が所収された『幻想小説名作選』の巻末で、
半村良と小松左京が「幻想小説とは何か」と対談している。
半村 最後に、ぼくがね、若い人たちに解ってもらいたいのは、幻想小説
っていうのは一つのジャンルじゃなくて、すべての小説のあいだを埋めて
いるエーテルみたいなものだから、いろんなスタイルがあって、それこそ
スタイルに制限がないってことなんです。無差別級小説ですね、これ。
小松 (略)
半村 だから明治時代を見ても、ちゃんとした小説家は、みんな書いて
いますね。
小松 書いてるね。幻想文学というのは、要するに人をひきつけ、虚構の
作品世界の中に引きずりこんで、あたかも異様な体験をさせるような
かたちで、ハラハラさせたり、一喜一憂させたりするわけだ。つまりは
フィクションの基本ですな。
『牧神の春』読みたくなったから出してきたけど、
川端の『片腕』――こんど読むと10回目ぐらいかな。
『雪国』なんかよりよっぽど美しいと思う。川端文学って、よく
言われるところの死臭ってやつだと思うけど、何か薄ら汚れて
いるイメージがあって好きになれないものが多いけれど、これはいい。
佐藤春夫のは『西班牙犬の家』で、太宰の『魚服記』も出ている。
>181
そーとー読んではいなくて、たまたま読んだものを
書いてみているだけ。
ジャン・パウルの「巨人」は見た目すごいファンタジーでそそる。
期待はずれが恐ろしいのと、読むのがめんどくさいのとで、いまだ
1ページも読んでないです。でもいつか読みたい
>142
ある意味、面白くなきゃそれは幻想小説じゃないって感じですかね。
最近ユングの著作をちょいちょい読んでるんですが、彼は
完成度の高い幻想小説を好む傾向があるような気がする。頻繁に
クービンの小説取り上げてます。ほかにはホフマンとかシラーとか。
シラーはまだ俺は知らないけども。(←すれすれ)
>UA兄ィ
俺はポウイスという作家の「ウルフソレント」とかいう奴持ってるけど、
同じく読むのがめんどうで20ページ目ぐらいで放置。そのまま2年くらい
経ってる。何気に読みたいんだけど、読む日がくるのかわかんないです。
やっぱアルクトゥールスへの旅だろ・・・
__∧_∧_
|( ^^ )| <寝るぽ(^^)
|\⌒⌒⌒\
\ |⌒⌒⌒~| 山崎渉
~ ̄ ̄ ̄ ̄
197 :
吾輩は名無しである:03/07/16 00:14
198 :
吾輩は名無しである:03/07/16 19:21
須永朝彦ってどう?
199 :
吾輩は名無しである:03/07/19 02:01
季刊『幻想文学』の最終号がでました。ついに終刊…みなさん読みましたか??
なんかよくわかんないけど200
(^^)
>197
思いっきりカメレスだが、エリアーデはいいよネ
エスプレッソだ、アメリカンじゃない
【内容】
「宗教学・神話学の泰斗にして、現代ルーマニア文学の巨匠たる
ミルチャ・エリアーデは、その生涯に数多くの研究と小説を残し
ましたが、亡命以後最晩年に至るまでひたすら幻想小説を書き続
けました。その意味でも、エリアーデにとって幻想小説は魂の奇
跡にほかなりません。
本全集は、初めての幻想小説『令嬢クリスティナ』から最後の作
品『百合の花陰で』に至る、26作品に及ぶ幻想小説をすべて網羅
し、書かれた順に編み直すことによって、エリアーデの思想の核
心を浮き彫りにしようという、世界でも初の試みです。
204 :
吾輩は名無しである:03/08/07 15:00
はてしない物語の最後が好き
205 :
吾輩は名無しである:03/08/09 22:09
さすがに酷いスレッドだなぁ…。
エリアーデは素敵。エーコやレム同様、薦めるまでもなく偉大。
私のおすすめはJ.ポトツキとソーマデーヴァ。日本では勿論 鏡花。
(⌒V⌒)
│ ^ ^ │<これからも僕を応援して下さいね(^^)。
⊂| |つ
(_)(_) 山崎パン
208 :
吾輩は名無しである:03/08/20 19:43
ブランビラ姫?面白かったage
209 :
吾輩は名無しである:03/08/20 20:01
幻想小説とは、文学ジャンルではなく文学の機能の一つである。
---吾輩は名無しである
>210
やっぱそうだよね
age
213 :
吾輩は名無しである:03/09/18 09:26
渋沢龍彦はいい。
214 :
吾輩は名無しである:03/09/18 09:32
秘密結社の手帖がみあたらない
だれか発見したことのある古本屋びぼんぬ
215 :
吾輩は名無しである:03/09/18 12:42
216 :
吾輩は名無しである:03/09/18 18:53
218 :
◆CRaxoB3keg :03/09/20 10:19
アーサー・マッケン『夢の丘』の文庫が復刊。
これは面白かった印象がある。
マッケン、ブラックウッド、M・R・ジェイムズの御三家
日本では、夢野久作、久生十蘭、小栗虫太郎
といった感じでたとえると
少しは雰囲気が伝わるかな?
赤江爆はどんな感想をもち?
220 :
◆CRaxoB3keg :03/09/21 14:28
>>219 個人的には赤江爆よりも橘外男、日影丈吉のほうが。
ただし橘外男は長篇。『青白き裸女群像』など。
日影丈吉のほうは短篇。「崩壊」など。
少し前にちくま文庫から日影丈吉集『かむなぎうた』出たね。
222 :
吾輩は名無しである:03/09/23 23:32
世界幻想文学大賞(World Fantasy Award)の
ノミネート作品〈長篇部門Novel〉とのこと
ジェフリー・フォード The Portrait of Mrs. Charbuque
グレゴリィ・フロスト Fitcher's Brides
グレアム・ジョイス The Facts of Life
パトリシア・A・マキリップ Ombria in Shadow
チャイナ・ミエヴィル The Scar
ちなみに最近の受賞作は
2002年 アーシュラ・K・ル・グィン THE OTHER WIND
2001年 ティム・パワーズ DECLARE
2000年 マーティン・スコット THRAXAS
223 :
吾輩は名無しである:03/09/25 18:51
木々高太郎『人生の阿呆』復刊されたね。
224 :
吾輩は名無しである:03/09/27 01:04
皆川博子だめ?
結構好きです。
225 :
吾輩は名無しである:03/09/27 02:44
226 :
吾輩は名無しである:03/09/27 03:02
セルペンチーナタンハァハァ
>>225 シェーアバルトは結構好き。
ここでやっていいんじゃない。
ホフマンも好きだけどね。
>>224 皆川博子もここだよね。
古井由吉も幻想かなり入ってるんですけど
このカテゴリーに属するのでしょうか?
230 :
吾輩は名無しである:03/09/27 22:24
>>229 古井由吉は幻想文学とは呼びにくいかも。
この板には専用スレもあるようだし。
231 :
吾輩は名無しである:03/09/28 00:45
シェーアバルトは小遊星物語だけ読んだ
星の形を変えるような大事業やってみたくない?
つーか他の星の重力に引っ張られて落っこちるほどのジャンプしてみたい
232 :
吾輩は名無しである:03/09/28 01:12
>>223 アーサー・マッケン「夢の丘」も同じく復刊したね。
第ニ弾にも期待できそう。
233 :
吾輩は名無しである:03/10/12 03:37
保守
234 :
吾輩は名無しである:03/10/12 10:58
>>218 >>232 マッケン『夢の丘』、今読んでまーす。
面白い! 情報ありがとぉー!
第ニ弾復刊はいつ頃?
235 :
吾輩は名無しである:03/10/24 22:00
ウィリアム・コツウィンクル『ファタ・モルガーナ』
幻想もさることながら、主人公の独身男の刑事がいい味だしてる。
19世紀末のパリやドイツの描写もいいと思う。
(本当にああだったのかはわからんけど)
コツウィンクルなどという超マイナーな
作家を挙げるあなたは誰?
俺も実はファタ・モルガーナはまったけども。
エンターテイメント小説っぽくもあるんだけど、
独特の幻想味あるよね。
237 :
吾輩は名無しである:03/11/01 00:19
ジュリアン・グラックの「シルトの岸辺」を読み終わった。
マレンマの守備隊の将校に憧れるな。
一日中、本読んでいても上官に怒られそうもない。
238 :
吾輩は名無しである:03/12/12 21:02
239 :
吾輩は名無しである:03/12/15 21:45
フラン・オブライエンって幻想文学に入るのかな?
入れても、いいよ
241 :
吾輩は名無しである:03/12/15 22:18
>>235 『バドティーズ大先生のラブコーラス』ってのを読んだことあるよ。
>>238 ミルチャ・エリアーデがSFとは・・・
>>239 『第三の警官』は素晴らしい!!!
>>241 「SF・ファンタジー・ホラー」板なので、エリアーデが入ってても不思議では
ないと思う。
>231
シェーアバルトってB級作家だと思うけれど
A級よりB級を愛してしまうわたしなのだっ
あとは『類推の山』のドーマル『類推の山』なんかイイんだなぁ
ホフマンスレがとうとう落ちちゃった(´・ω・`)
どうにもこうにも人気が無いのか・・・
SF板にあったエリアーデスレが享年19で夭逝してる…
246 :
12345梨789:04/01/01 23:57
ホフマンもエリアーデもおこで語ればいいじゃないか!
フラン・オブライエンの「ハード・ライフ」は今年出るのかな。
エリアーデで『ムントゥリャサ通り』に匹敵する作品ってありますか?
>>247 私は個人的には『ムントゥリャサ』が一番だと思いますが、『妖精たちの夜』のほうが上だと
いう声もききます。前半はかなりつらいんですが、途中ぐらいからべらぼうにおもしろくなる
らしいです。(私はおもしろくなる前に挫折しました。・゚・(ノД`)・゚・。)
他には、『19本の薔薇』もいいですよ。『ムントゥリャサ』に匹敵するわくわく感が味わえます。
252 :
吾輩は名無しである:04/01/10 23:34
ホフマンのベスト3を是非教えてちゃぶだい。
牡猫ムル、黄金の壷は入るのかなァ?
マルセル・シュウォッブは澁澤龍彦が『架空の伝記』を訳したがってたっけ。
>>252 順不同で
砂男・大晦日の出来事・黄金宝壺
どれも大好き、去年クリスマスにくるみわり人形も初めてバレエ見に行った
チャイコフスキーさんはこういう風に見てたのねーて感じでした
255 :
吾輩は名無しである:04/01/12 00:08
ジュリアン・グラッグ「シルトの岸辺」
J・M・クッツェ−「夷敵を待ちながら」
ディーノ・ブッツァ−ティ「タタール人の砂漠」
同類型。連続して読んで意味わからなくなった。
256 :
吾輩は名無しである:04/01/12 21:04
>>254 252です。ありがっと! 全部読んでたァ”
黄金壷は大好きdすよォ。
「リプレイ」傑作だった。
258 :
吾輩は名無しである:04/01/13 02:37
アーサー・マッケン作品集成全六巻ゲット。
冬にぴったりだねえ。
259 :
吾輩は名無しである:04/01/13 19:42
>>258 おおおっ、これはこれは! 箱入だよね確か。
>>255 ブッツァ−ティ「タタール人の砂漠」良くない?
古本屋さんで怪奇と幻想って雑誌買った
ちょっと古いけど持ってる人いる?
261 :
吾輩は名無しである:04/01/17 19:26
今、エネスクの《弦楽八重奏曲》Op.7を聴いてるんですが、これって
エリアーデの幻想小説を読むときのBGMにぴったり。
262 :
吾輩は名無しである:04/01/17 19:30
ゴーメン・ガーストってどうですか?
BBCでテレビ化されたらしきものを見たのですが、原作は?
ドラマの方は激しくイギリスっぽく、分かりにくいノリだったと思うのですが。
アーサー・マッケンとかマービン・ピークの名前が出るってことは
もしかしてM・P・シールって人どなたか知ってたりしますか?
(ヘンリとロウィーナの物語・・・安楽椅子探偵だけではない・・・よくご存じだ砂布巾・・・)
266 :
吾輩は名無しである:04/01/24 13:38
タタール人の砂漠って映画化されているんだよね?
265さん、やはりご存知でしたか。
シールは南條竹則、西崎憲などが訳した短篇をいくつか読んで以来、
ずっと気になってた。「ああ、この人は只者じゃない!」と思った。
特に気に入ったのは「ゼリューシャXelucha」という作品で、
原文を読む時間と能力があればなあと思いながら幾歳月…。
聞くところでは短篇のほかに長篇でもひとつすごいのがあるらしい(未訳)。
268 :
吾輩は名無しである:04/01/25 10:12
季刊幻想文学ってクソ雑誌なら知ってるよ
もう一人気になってるのがFrank Owenという人。
自分が知る限りでは3つの短篇しか邦訳がない。
邦題は失念したけれど「Dr. Shen Fu」は珠玉の作品。
Weird Talesなんかに作品を載せてたみたいだけど
この人も間違いなく「只者じゃない」と思う。
14篇の短篇を集めたセレクションはぜひ翻訳して欲しい。
保守
M・P・シールとかフランク・オーエンあたり、
かなりマイナーな作家ですが、はまる人ははまると思うので
どこかの出版社で短篇集でも編んでくれないかと・・・。
(ちくま文庫では・・・邦題・・・「支那のふしぎな薬種店」・・・だった)
272さん、それでした。未読の方は是非ご一読を。
イタリアの奇才を何人か挙げておきます。
どれも短篇集なので気軽に読めると思います。
でも、絶版になってるのもあるかな‥‥。
マッシモ・ボンテンペッリ『わが夢の女』
ジョヴァンニ・パピーニ『逃げてゆく鏡』
トンマーゾ・ランドルフィ『カフカの父親』
ルイージ・マレルバ『皇帝のバラ』
ディーノ・ブッツァーティ『七人の使者』
274 :
吾輩は名無しである:04/02/07 23:55
トーマス・オーウェン『黒い玉』
表題作の『黒い玉』読んで思ったんだけど・・・
「この人の頭の中って一体何が入っているんだろう?」
読んだあと、絨毯にたまっている毛玉見てすごい嫌な気分になった。
日本ではこれ一冊しか出てないのかな?
物凄く嫌な気分になるけど、他のも読みたくて仕方がない。
Frank Owenについて補足です。
彼は支那趣味をモチーフにした短篇を多く書いていますが
「支那のふしぎな薬種店」はその彼の真骨頂ともいえる佳品です。
錬金術をきわめて不死の生命を手に入れた博士が登場します。
本当にこの人のものはもっと読んでみたいと思っています。
>274さん。トーマス・オーウェンには『青い蛇』という短篇集もあったかと。
彼の短篇は数編しか読んでませんが、キレと重みのある怪奇ものを書きますね。
276 :
吾輩は名無しである:04/02/10 01:18
ねじの回転
あれは妄想。
278 :
吾輩は名無しである:04/02/21 00:38
ロバート・シルヴァーバーグ『夜の翼』
SFなんだけど…読み終わって「う〜ん」と思ってしまった。
ハヤカワ文庫で出てますので関心もった人はぜひどうぞ。
値段以上の価値はあります、絶対に。
279 :
吾輩は名無しである:04/02/22 18:58
>>278 確か村上春樹が好きだったと記憶しているが。
ただ今は絶版じゃないの?
280 :
弧高の鬼才 ◆W7fyJoqOQ. :04/02/22 19:02
ひと呼んでミツコ
282 :
吾輩は名無しである:04/03/06 10:18
age
>>281は結局買い手がついたの? 教えてエライヒト
>283
落札されてるね。二人同額の場合は先に入札した方が落札者。
285 :
吾輩は名無しである:04/03/08 00:50
ロード・ダンセイニ『魔法使いの弟子』
これは…「素晴らしい」としか言えませんね。
ラブクラフトが「ダンセイニの物語の世界は私が生を送る国土なのです」
という意のことを言ったそうですが…わかる様な気がします。
『影の谷年代記』もなんとか入手したいものです。
四谷怪談
287 :
吾輩は名無しである:04/03/12 21:51
>285
自分がまさに今読んでいる最中!
奇遇がうれしくて書き込んでしまいます。
呪文の解決法がちょっと簡単すぎるかな、とは思いますが、
全てのシーンが叙情にあふれ、素晴らしい作品だと思います。
魔法使いが宇宙に思いを馳せ、精霊達も遠い宇宙からやってくる、
中世を思わせる世界にさりげなくSF的視点が入り込むのが新鮮でした。
(単に私がSFをあまり読まないだけかも)
大樹の枝が絡まる階段、迷路のような魔法使いの家、
ワニの剥製、囚われた影たち…
描写の隅々まで楽しめる小説だと思います。
主人公が弟子入りする動機が(て言うか親が)現実的なのはご愛嬌?
ファンタジイって幻想文学とはちょっと違うのかなって思っているので、
気にはなっているのだけど読んだことがないです。
っていうか、早川のファンタジイ文庫の表紙どうにかならんのですか。
あれじゃ、ふつうのサラリーマンは恥ずかしくてレジまで持っていけないと
思うのですが。(ある意味エロ本買うより恥ずかしい)
289 :
sageないで:04/03/13 02:53
夏の世の夢は入ると思うんだが
『妖女サイベルの呼び声』
…て、マキリップの作品はどうなんだろう、この板的には?
ファンタジーは幻想とは違う、とかわけわからんこと言われ
たりして。
マキリップは、どの作品もすごく(・∀・)イイ!!わけだが。
293 :
吾輩は名無しである:04/03/16 22:08
マキリップいいじゃん、板新しく作ろうかね。
マキリップはルグインの追従者よね。
ファンタジー盛り上がれい。
最後のユニコーンだって近年映画公開じゃないのよ。
>最後のユニコーンだって近年映画公開
え、そうなん!? ビーグルの?
んー、でも怖いぞ映画化。ナルニアも映画化される
らしいが…。
295 :
吾輩は名無しである:04/03/16 22:49
>ixion
『最後のユニコーン』
アニメだってあるじゃん。1982年ものだけど。
今DVD再販中だしさ。 アメリカのアマゾン限定。
リージョンコード、アメリカよ。
レッド・ブル(赤い牡牛)の正体
って知ッテル?
296 :
吾輩は名無しである:04/03/16 22:57
ワシントン・アーヴィング
ロイド・アリグザンダー ラルフ・イーザウ
ジョーン・エイキン ミヒャエル・エンデ アラン・ガーナー ルイス・キャロル
ケネス・グレアム カルロ・コルローディ
ローズマリ・サトクリフ フェリックス・ザルテン マージェリー・シャープ
ダイアナ・ウィン・ジョーンズ ドディー・スミス
ロアルド・ダール
ロード・ダンセイニ ウォルター・デ・ラ・メア
J.R.R.トールキン
イーディス・ネズビット
ジョーエル・チャンドラー・ハリス
ロバート・E・ハワード マーヴィン・ピーク ピーター・S・ビーグル
エリナー・ファージョン
スーザン・プライス
マリオン・ジマー・ブラッドリー
フィリップ・プルマン
オトフリート・プロイスラー
ラッセル・ホーバン ライマン・フランク・ボーム
ホルヘ・ルイス・ボルヘス
パトリシア・A・マキリップ
ジョージ・マクドナルド A.A.ミルン
マイケル・ムアコック
ウィリアム・モリス
フリッツ・ライバー
H・P・ラヴクラウト
アストリッド・リンドグレーン
C.S.ルイス
アーシュラ・K・ル=グイン
J.K.ローリング エミリー・ロッダ ヒュー・ロフティング
はい終了。みんながみんな同じ感性。見るべきところは一つもない。
297 :
ハガード王:04/03/16 23:15
>296
ファンタシー嫌いのことを昔はアンチ・ファンタシー
って言ってたけど、同じ感性のファンタシーをおちょくった
アンチ・ファンタシーってファンタシーもあるそうな。
298 :
吾輩は名無しである:04/03/16 23:23
299 :
吾輩は名無しである:04/03/16 23:25
ファンタジーほどエピゴーネンの見分けがつきやすいかわいそうなジャンルも珍しい。
300 :
ハガード王:04/03/16 23:30
>>299 エピゴーネンを偽装したオリジナルなんてのが装えるから、
文学は面白いんだが。常時反転的な意味性記述を行うのがファンタシーの常道。
>>295 知らない^^;<アニメ
赤い牡牛の正体?「恐怖」とかそういうことじゃなくて?
302 :
吾輩は名無しである:04/03/16 23:36
ジェイムズ・バリ
『ピーターとウェンディ』(ピーター・パン)
は結構手ごわいよ。
303 :
吾輩は名無しである:04/03/16 23:41
>301
ドイツでは結構人気で、ファンサイトもあるよ。
ユニコーンは確かeinhornだったかな。シーンのダウンロードもできた。
赤い牡牛の正体のヒントその1
全ての順列組み合わせ、マトリクスとしての存在属性
304 :
吾輩は名無しである:04/03/16 23:49
>301
アニメの『最後のユニコーン』だと、シュメンドリックがまるで
スナフキン。作者ビーグルがシナリオに加わってるだけあって、
感性的にはかなり良さそう。欧米の人気は相当なものらしい。
赤い牡牛の正体のヒントその2
ハガード王の影
305 :
ハガード王:04/03/16 23:53
SF、神話、伝説、童話の全てを含み、
ナンセンスと自己否定を通してミーハーを
極めるのが今のファンタシーなんだが。
306 :
?n?K?[?h??:04/03/16 23:56
『ピーターとウェンディ』の主人公は
実はピーターではない、という説もあるとか。
307 :
吾輩は名無しである:04/03/17 00:02
実写版の『最後のユニコーン』は、
公式サイト公開のデータだと、CG用原画の
スケッチのセンスが、、、
赤い牡牛の正体のヒントその3
アメリカ文化の「無知性」
308 :
ハガード王:04/03/17 00:05
宇宙論と心理学の合体としての
思弁(speculation)というのが、
今のファンタシーの定義なんだが。
309 :
?n?K?[?h??:04/03/17 00:14
『ピーターとウェンディ』は、
当時の典型的なファンタジーを
風刺した、かなり意地悪な作品だったらしい。
310 :
吾輩は名無しである:04/03/17 00:18
映画『最後のユニコーン』はアマルシア姫以外の
キャストは全部決まったらしい。ドラキュラ役者で
有名なクリストファー・リーがハガード王を演じるとか。
(ロード・オブ・ザ・リングのサルマン)
今日はいったいどうしたんだてくらい人が居るなこのスレ
312 :
吾輩は名無しである:04/03/17 00:27
『最後のユニコーン』の著者のビーグルは
歌も歌っているらしい。『最後のユニコーン』の中にも、
アメリカで流行っていた歌とか、ヨーロッパ中世から伝わる
歌とか、さりげなく使っているのがたくさんある。
313 :
吾輩は名無しである:04/03/17 00:35
>312
ビーグルはボッシュの絵を解説した研究書みたいなのも
書いてるよ。The Garden of Earthly Delightsというのが、それ。
314 :
吾輩は名無しである:04/03/19 19:12
「夢の棲む街」に感動して
山尾悠子スレに書き込もうとしたら落ちてるし……
薔薇色の脚(゚∀゚)イイ
317 :
吾輩は名無しである:04/03/20 11:42
アルクトゥルスへの旅も復刊されないかな。。。
318 :
吾輩は名無しである:04/03/20 22:35
>>317 サンリオ文庫にあったやつね。国書では出てたか。
ところで「サンリオ出版部」の前身は「山梨シルクセンター出版局」
山梨が本拠だったんで「山サン梨リ王オウ」からサンリオになったんだと。
319 :
吾輩は名無しである:04/03/23 20:17
age
320 :
吾輩は名無しである:04/03/24 21:48
サンリオ文庫にあったレム『浴槽で発見された手記』は
創元推理文庫で復刊すべきである、と声を大にしていったところ
隣から「ウルサイ!」と怒鳴られましたっ。。。
>>320 そりゃお気の毒に。でもお隣さんにはあんまり迷惑かけないようにね。
322 :
吾輩は名無しである:04/04/07 22:48
保守
323 :
吾輩は名無しである:04/04/08 23:39
『青白き裸女群像』ってスゴイ。。。
324 :
吾輩は名無しである:04/04/09 01:38
「蒲団」と「麻袋の行列」もスゴイ。
麻袋ってやっぱりかなりフィクションも入ってるのかな?
325 :
吾輩は名無しである:04/04/09 18:28
まさかと思うけど砂男読んだひといる?
あっ、ホフマンじゃないからね。
326 :
吾輩は名無しである:04/04/09 21:17
>>325 シブサワ経由で入って、少し読みましたよ。良かったなぁ。
中井英夫ってよくないですか?
328 :
吾輩は名無しである:04/04/10 01:55
>>325 砂男って何?
「天狗」の人?
それとも別の作者名や作品名?
つまり大坪砂男であると
331 :
吾輩は名無しである:04/04/11 00:52
中井英夫好きなら大坪砂男もいけるかと。
332 :
W ◆RABK4KAJgA :04/04/11 21:39
大坪砂男はちょっとしか読んでないんだが「零人」が良かった。
橘の『裸女群像』は国枝史郎ばりの濃密さだね。>323
橘外男の作品はインパクトあるよなぁ。
もう少し有名になっても良さそうな作家だ。
こないだはじめてジョナサン・キャロルを
読んだけどものすごく良かった。
今まで幻想小説と紹介されるものを毛嫌いしてて損した。
335 :
吾輩は名無しである:04/04/21 23:03
大坪砂男ってホフマンから取った名前?
日影丈吉全集、欲しいんだけど高すぎ……
337 :
吾輩は名無しである:04/04/29 23:12
J・G・バラード『溺れた巨人』
何と言えばいいのでしょうか…。
SFに分類されていますが、何に分類していいのか不明だからSFに
放り込んでいる、という感じでしょうか?
ダリの絵画世界を文章化したらこの小説になるのでしょうか。
20世紀屈指の傑作短編小説だと思います。
同じ本に収録されていた『爬虫類園』と『たそがれのデルタ』も
素晴らしいとしかいいようのない短編でした。
339 :
吾輩は名無しである:04/05/08 10:55
あのフリードリッヒ・シラーがこんなものを書いた。
「招霊妖術師」
とりあえずダンセイニの「世界の涯ての物語」(河出文庫)GET、これから読むsage
341 :
吾輩は名無しである:04/05/09 01:18
オ-ダンセイニトハ! 世界の涯の物語デタノネ。
342 :
吾輩は名無しである:04/05/09 13:40
343 :
吾輩は名無しである:04/05/10 10:46
夢野久作の『髪切虫』
髪切虫が色々妄想する話。でもあれは幻想文学というよりむしろ電波かな。
ギチギチギチギチ。イチイチイチイチ。ギイギイギイ。
カヤカヤ……カヤカヤカヤカヤカヤ……。
大坪砂男
橘外男
中井英夫
日影丈吉
J・G・バラード
フリードリッヒ・シラー
ダンセイニ
夢野久作
むぅ〜なかなかいい名前が出てる。
345 :
吾輩は名無しである:04/05/20 21:07
『溺れた巨人』絶版だった。。。ガクッ。
国書から「スタニスワフ・レム・コレクション」が全6巻で出るらしい。
評論が訳されるのはうれしいねえ。
「ハードライフ」フラン・オブライエンは秋発刊らしいけど、
ほんとかなあ? あてにしないで待つか。
348 :
吾輩は名無しである:04/05/24 23:02
>>347 でもマターリとなんやかやレスついてるんじゃないですかー。
レムファンって辛抱強いのかな‥‥?
350 :
吾輩は名無しである:04/05/30 19:38
ボルヘス読もうと思うんだけど、どれから読めば良いかな?
>>350 国書刊行会から「ボルヘス・コレクション」も出ているのでチェック汁。
サンクス!
さっそく捜します。
354 :
フェイク ◆rPjlGb6FyM :04/05/30 23:31
>>351 ちくま文庫のは『ボルヘスとわたし』じゃなかったっけ。
>>350 これは自撰短篇集なのでイチオシです。
エッセイのほうは『異端審問』(晶文社)が濃厚。
356 :
吾輩は名無しである:04/06/10 20:56
J・G・バラード『夢幻会社』
またもバラードですが、どうしても書き込まずにいられません。
この驚くべき世界はいかなる頭脳から生まれるのでしょうか。
幻想小説(あるいはSF)の範疇にとどまらない、20世紀屈指の
傑作小説であり、そして20世紀文学の一つの到達点であるさえと思います。
私の褒めすぎでしょうか?
357 :
吾輩は名無しである:04/06/10 23:34
いや、バラードは誉めるべきでしょ。
もっと流通して、読まれるべき作家だと思うよ。
浅田彰なんかも、けっこう取り上げてるよね。
現実には、絶版ばかりだけど・・・
「流刑の神々」ハインリッヒ・ハイネ。
こんなのももしかしたら幻想文学なんて呼んでもいいかもしれない
359 :
吾輩は名無しである:04/06/19 22:12
ジョルジュ・サンド『フランス田園伝説集』
正確には「幻想文学」ではありませんね。
作者が故郷近辺の民話・伝説を収集・編纂しただけのものですから。
しかしそれでも人の心に訴えかける何かを持っているのは
作者の才能のなせる技でしょう。
個人的には「夜の洗濯女」に驚嘆しました。
背筋が寒くなる、とはこのことでしょうか。夜に読む事をお勧めします。
360 :
吾輩は名無しである:04/07/02 17:37
バロウズ『ソフトマシーン』
バタイユ『空の青み』
が河出から文庫化されたが、
単行本で持ってるんだよな。
ダンセイニに続いて河出は元気っぽい。
渋沢龍彦編「暗黒のメルヘン」は面白かった。
日本人作家による幻想小説のアンソロジーです。
泉鏡花、坂口安吾、石川淳、三島由紀夫、安部公房、江戸川乱歩、など。
個人的には椿實の作品を初めて読むことが出来て印象的でした。
>>361 有名かと思ってたが、意外に読んだという人がいないような気がする。
それとも、読んだけどミーハーぽいのが恥ずかしくて言い出さないだけかな?
363 :
吾輩は名無しである:04/07/03 16:54
「死霊」なんか幻想文学に入れてやらないの?
『暗黒のメルヘン』は昔読んだよ。
これはいいアンソロジーだね。
アンソロジスト澁澤の面目躍如。
366 :
吾輩は名無しである:04/07/05 23:48
幻想文学は河出が強いんだなあ。
367 :
吾輩は名無しである:04/07/06 20:28
「死霊」=妄想はわらた。
もともと幻想なんざ妄想の亜流だしな。
368 :
吾輩は名無しである:04/07/07 14:44
妄想=正系、幻想=異端ってこと。
369 :
吾輩は名無しである:04/07/07 14:59
タニス・リー様はどう思われますか?
370 :
吾輩は名無しである:04/07/08 12:39
なんも。
371 :
吾輩は名無しである:04/07/08 12:48
中井英夫がすきな327・342さんよ。
"乳房喪失"の編集担当だったって言う奴がいるが、本当かね?
知ってたら、こいつの真偽レスこう。
372 :
吾輩は名無しである:04/07/09 00:30
エリアーデの小説集は完結?
>>371 本当。昔「短歌研究」の編集者(編集長か?)だった。
374 :
吾輩は名無しである:04/07/09 12:37
↑
その時、中井ふみ子と出来たのか?
375 :
吾輩は名無しである:04/07/09 12:41
中井?→中条だろ? それとも、じぇんじぇん別の女性のこと?
376 :
吾輩は名無しである:04/07/09 14:49
ジャネットウィンタースンが入ってないじゃないか
377 :
吾輩は名無しである:04/07/09 21:04
入れてやんないもん、だ。
378 :
吾輩は名無しである:04/07/09 21:10
ジャネット・ウインタースンを出すんだったら、こちとらスターク・ガースン
とイアン・モインズを出すぞ。
何卒、こいつらも混ぜてくれ。なのまアー。
379 :
吾輩は名無しである:04/07/09 21:15
「乳房喪失」の作者は中条ふみ子。中井英夫との間を当時相当騒がれたって
話だ。
時に、中井ふみ子ってだれだ?
380 :
吾輩は名無しである:04/07/09 22:20
歌作の上手な中井君の話も、歌唱の下手な仲居君の話も、ナカイがらみの話
はもういい加減にしませう。
ジャネット・ウインタースンとスターク・ゲイサン(ガースンとは読まない
と思うけど)は立ち入り禁止。
イアンちゃんはいいよね。先週のシカゴ・トリビューン・サンデー・レビュ
ーでも特集が出てたよ。
381 :
吾輩は名無しである:04/07/10 11:57
ジャネット、スタークおよびゲイサンの三人とも聞いたことない。
もっと誰でもしっていそうな作家の名前をカキコしてよ。
中井英夫は知ってるけど、彼のこと書くと380にガタガタいわれそうだしね。
382 :
吾輩は名無しである:04/07/16 20:03
中井英夫、いいじゃないですか。好きですよ。
どんどんカキコしてごらんなさい。
期待してますよ。
383 :
吾輩は名無しである:04/07/18 12:56
中井英夫もいいけど、深沢七郎の「風流夢譚」も混ぜてよ。
読めればな。開架してる図書館、国内にあるか?
>384
「風流夢譚」は鹿砦社の「スキャンダル大戦争2」に再録されてるよ。
大江健三郎の「セヴンティーン第2部」も載っている。
386 :
吾輩は名無しである:04/07/19 09:58
「風流夢譚」って幻想というより妄想だよね?
天チャンの首を切ってコロコロと転がったってやつでしょう。
たしか、左翼文学者に「勝手に天チャンの首をきったら駄目。人民裁判
にかけなきゃ駄目」てな感じで批判されたって読んだよ。
367サン、ゴメン。幻想は妄想の亜流だっけ。
でも、仲間だから混ぜてあげてもいいのかな。
人民裁判って……。
ルイ十六世みたいに国会議員が1人1人死刑票を投ずるのかw
左翼文学者って中野重治でしたかね?
390 :
吾輩は名無しである:04/08/03 10:23
ここも夏枯れでちゅね。
391 :
吾輩は名無しである:04/08/07 22:04
「風流夢譚」か。
392 :
吾輩は名無しである:04/08/13 11:54
いつものようにエアコンの効いた会社でカキコしたい。
393 :
吾輩は名無しである:04/08/19 14:03
酷暑だからねえ。>392
ところで、国書なんだけど、
最近パワーなさげ。
河出が元気という話が出てたけど、
幻想文学に強い出版社はほかにどこがあるのかな?
394 :
吾輩は名無しである:04/08/20 13:10
ペヨトル工房はもうありません
「薬菜飯店」でしょう。
397 :
吾輩は名無しである:04/08/25 10:48
マジックリアリズムってこのスレの範疇外?
ジャネットやエリクソンなど。
398 :
吾輩は名無しである:04/08/25 12:30
エリクソンって? 名字は?
>>398 Steve Erikson じゃないの?
トレヴィル…
401 :
吾輩は名無しである:04/08/31 02:32
>ペヨトル工房はもうありません
いいえ、みんなの心の中に生きているわ
402 :
吾輩は名無しである:04/08/31 13:46
国書の白い果実とケルベロスは駄目なのかな?
結構好きなんだけど。
403 :
吾輩は名無しである:04/08/31 15:22
>>402
面白そうね
404 :
吾輩は名無しである:04/08/31 15:32
あちこちにちりばめられた幻想的なイメージと
病的で痙攣的なイメージ。by金原瑞人
悠子タンが金原師弟の日本語に手を入れたやつでつね。
406 :
吾輩は名無しである:04/09/02 10:44
今朝の新聞に種村季弘の訃報が。澁澤龍彦経由で読み始めて以来、
かなり好きな作家だったんだが。
407 :
吾輩は名無しである:04/09/02 10:46
そうかぁ、死んじゃったのか・・・・
まず種村季弘さんには数多くの翻訳でお世話になった。
ドイツの幻想文学に関しては、この人がもしいなかったら、
未訳のまま埋もれた傑作も多いはず。ご冥福を。
409 :
吾輩は名無しである:04/09/02 19:04
種村さん、今頃は天国で澁澤さんと再会しているのでしょう。
合掌。
それほどでもないと思うが…
412 :
吾輩は名無しである:04/09/03 23:07
オラフ・ステープルドン『オッド・ジョン』
これもSFに分類されていますが、実態は何とも形容のしようがない小説ですね。
小説というよりは、作者の人類の未来に関するビジョンの提示とでも
言った方が適切なのかも。
思うに、あまり明るいビジョンではないようですが・・・
しかし、一読の価値はあります。
古本屋で見かけたらぜひどうぞ。
それほどでもないなぁ。
今年の春に出た種村季弘氏の「畸形の神」が遺作だろうか。
翻訳ではグラウザー「外人部隊」が7月に出たばかりだったのにな。
415 :
吾輩は名無しである:04/09/05 23:16
フリードリヒ・グラウザーの本は
狂気の王国、クロック商会、砂漠の千里眼につづいて4冊目か。
狂気の王国は面白かった。
416 :
吾輩は名無しである:04/09/17 01:28:07
ほしゃげ
417 :
吾輩は名無しである:04/09/17 19:32:19
シブサワもタネムラもいないこの世界に未練はない。
じゃあインドだ、ワクワク
421 :
吾輩は名無しである:04/09/18 23:15:00
インドに行くには三島由紀夫の許可が必要だ。
横尾忠則も三島の許可が出て、初めてインドに行ったのだ。
422 :
417:04/09/18 23:25:20
>>418 ネルヴァルのように生きるのだヨ。とりあえずこの秋は。
>>420 インドならゴーチエだヨ。ポンペイ夜話の。
メリメのイールのヴィーナスでも読もうかナ。
>422
ザリガニにリードをつけて散歩するわけですね
424 :
吾輩は名無しである:04/09/19 00:29:02
425 :
吾輩は名無しである:04/09/27 04:14:56
アトリエOCTAってとこが出してた『幻想文学』って
古いやつだとプレミアつきますかね?
日本幻想文学特集のと悪魔特集の買おうか迷ってる…
>>425 『幻想文学』の相場はピンキリ。同じ号が3000円近くで売られてること
もあれば、800円くらいで買える時もある。
ただ、OCOTAに在庫がある(注文すれば定価で買える)のにプレミ
ア価格で買うのだけは避けること(OCOTAのHPで要確認)。
>>425さんのお尋ねのは在庫切れみたいだけど。
まぁ、よほど初期の特集(2、3号あたりまでは国会図書館にもないっ
て噂)以外は、探してれば1500±300円くらいで買えそうな気がする。
427 :
吾輩は名無しである:04/09/29 14:46:52
>>426 サンクス
見てきたけど まだ存在してたんだね あの会社
800円以下だったはずだから買おうかな…
428 :
吾輩は名無しである:04/10/17 18:09:06
尾崎翠の未発表作品が単行本になったみたいだね。
429 :
吾輩は名無しである:04/11/04 12:02:41
。
430 :
吾輩は名無しである:04/11/04 14:23:23
香山滋いいね〜
432 :
吾輩は名無しである:04/11/11 00:31:04
433 :
吾輩は名無しである:04/11/29 19:11:32
ルーセルのロクス・ソルスを買ってきて読み始めました。
意外にも読みやすい感じですね。
>>433 漏れはものすごく大変でした。博士の説明が入る前の段階で
状況を思い描くのがとにかく大変で・・・
436 :
吾輩は名無しである:04/11/30 17:16:10
平井正訳の、ボナヴェントゥーラ『夜警』持ってるよん。今古本屋に持ち込めば
いくらくらいに値が付くかなあ。
漏れも持ってる。でも大して高くなさそうだ。
438 :
吾輩は名無しである:04/11/30 22:44:53
尾崎翠にルーセルにボナヴェントゥーラか、
なかなかいい趣味の人が多いね。
ジャリ、ヤーン、エリアーデあたりも読んでそうかな。
439 :
吾輩は名無しである:04/12/05 23:32:55
月刊ペン社はなかなかいい本を出していたんだが、
髪質が悪いので古本屋でいい状態のものがない。
妖精文庫
441 :
吾輩は名無しである:04/12/09 12:55:49
妖精画廊1・2っていうのだけ持ってるよ。また荒俣か。
442 :
吾輩は名無しである:04/12/09 13:03:29
や、「夜警」っていい値つくのか??? 漏れも確か持ってるが。
ネット古本屋で見たら800円くらいだった。
買い取りで200円くらいじゃない?
445 :
吾輩は名無しである:04/12/09 21:05:24
俺の持ってるのは、現代思想社の第一刷りだ。
まぁ、値段なんていいじゃないですか。
447 :
吾輩は名無しである:04/12/13 13:02:16
誰だ、値段なんて関係ねーってほざく奴は。
値段がほいちょっと低ければ買えてた本を
数えたらキリがねーっつのに。
オレも言いてーよ、読みたい本は値段なんぞ気にしねーで買ってる
ってな。
あー、資本制社会だな。
>>447 そう言うなよ
最近は手に入りやすくなった本も増えてるんだしよ。
10年前だったら金積むしかなかった本が文庫で出る時代だ。有難いよ本当。
450 :
吾輩は名無しである:05/01/03 00:30:48
ボナヴェントゥーラ持ってる人はクービンも持ってるだろ?
451 :
吾輩は名無しである:05/01/03 23:06:51
世界幻想文学大系の『アルクトゥルスへの旅』を上下4000円で入手。
これってお買い得?
クービンって絵はみたことあるけど、小説は読んだことない。(´・ω・`)
454 :
吾輩は名無しである:05/02/28 22:03:09
455 :
吾輩は名無しである:05/02/28 23:14:55
『アルクトゥルスへの旅』は昔サンリオ文庫で出てたんだってね。
ちくま文庫で復活してくれないものか。
456 :
吾輩は名無しである:05/03/01 23:45:32
age
457 :
吾輩は名無しである:05/03/01 23:52:26
『アルクトゥルスへの旅』はファンタジーだね。
幻想文学と呼ぶにはSFチックすぎる。
そんなこというとレムの『ソラリス』もそうか。
458 :
吾輩は名無しである:05/03/13 22:12:37
o
459 :
吾輩は名無しである:05/03/14 00:02:23
>>454 ついてました。
面白かったけど・・・コリン・ウィルソンが言うほど凄いとも思えない。
460 :
吾輩は名無しである:2005/03/21(月) 21:20:28
オブライエンの『ハードライフ』読んだ人いる?
461 :
吾輩は名無しである:皇紀2665/04/01(金) 21:56:34
ホフマンの文庫全集は出ないのかな?
初カキコ。
「幻想」と「怪奇」の境界は?とか
「幻想」でない「小説」なんてあるのか?とか
そういったことは皆さんも一度は考えたことがあると思います。
「驚異」と「怪奇」(だっけか)の間の「ためらい」とかさ。
「幻想文学」或いは「幻想小説」の定義は難しい。というか無理だと思います。
定義を決めようとしても皆の前提が違うし。
まぁいいです。
本題。「幻想文学」という言葉は、
誰がいつ何の訳語として使ったのが嚆矢だと思われますか??
個人的には「fantasy」が昭和40〜50年代頃に「幻想文学」と呼ばれだしたと思うのですが。
「幻想」という語は明治10年代っぽい。
誰か博識な方、回答よろしくです。
議論も歓迎です。
463 :
吾輩は名無しである:2005/04/15(金) 19:52:31
>「幻想」と「怪奇」の境界
そういえばどこかで誰かが書いてたなあ。
荒俣だったか東だったか。。。
464 :
吾輩は名無しである:2005/04/15(金) 20:06:39
>>457 >>459 コリンウィルソンの「わが人生わが読書」(Books in my Life)で紹介されてたね。
船員が海の怪物に捕まるとやがて皆恍惚の表情を浮かべたシーンを
ウィルソンは性の神秘的というか本能的な力の象徴と読み取ってた。
465 :
吾輩は名無しである:2005/04/17(日) 00:18:33
藤枝静男先生も幻想文学でOKですか?
本人は「わしゃ私小説家じゃ」と怒るでしょうが…
466 :
ニャンチかな?:2005/04/18(月) 23:36:50
>>462 別に博識とは縁がないが、「幻想」+「文学」については『日本幻想文学史』
須永朝彦著白水社(1993.9)の冒頭「はじめに−<幻想文学>を繞って」に日
本における「幻想」なる語の起源についての論及があり、さらにその粉本であ
る「国文学」昭和59年8月号所収の千葉宣一「澁澤龍彦と中井英夫」を読めば、
2チャンネルレベルの疑問には答えられるようだね。
で、「じゃ、図書館に行けよ」と突き放すほど意地悪ではないので、そこから
読み取れる結論を書くと、
明治14年刊行の『哲学字彙』に「始めて、Hallucinationの訳語として《幻想》
が登場」した。
しかし、「幻想文学」なる語の初出についてに「幻想文学」と呼ばれだしたと
は言及はない。
個人的にはfantasyが「昭和40年〜50年代頃に「幻想文学」と呼ばれだした」
という「乱暴な議論」に与しない。
「幻想文学」はfantasyを包含する概念だと思う。
467 :
ニャンチかな?:2005/04/18(月) 23:40:30
>>466 訂正
しかし、「幻想文学」なる語の初出についてに「幻想文学」と呼ばれだしたと
は言及はない。
↓
しかし、「幻想文学」なる語の初出について言及はない。
468 :
吾輩は名無しである:2005/04/28(木) 18:50:35
アラマタもどこかで「幻想文学」という言葉について書いてたような。
469 :
吾輩は名無しである:2005/05/19(木) 11:55:35
^
470 :
吾輩は名無しである:2005/05/31(火) 02:47:43
ノディエが好きだと君にあげる。
471 :
吾輩は名無しである:2005/06/19(日) 11:30:53
シブサワ、タネムラがいなくなって
幻想文学もさびしがっているよ
472 :
吾輩は名無しである:2005/06/19(日) 13:52:02
京極ってどうなの?
474 :
吾輩は名無しである:2005/06/28(火) 07:41:34
475 :
吾輩は名無しである:2005/06/28(火) 19:04:39
アンソロジーがいいんじゃないの>474
>>475 レスありがとうございます。
「現代ドイツ幻想短篇集」とサマセット・モーム「魔術師」
この2つを送ってもらおうと思います。
477 :
吾輩は名無しである:2005/07/10(日) 20:20:49
白水uの種村=編「ドイツ幻想小説傑作集」をブコフで手に入れたが、
セレクションの幅が広いので退屈しないで読みすすめられますね。
478 :
吾輩は名無しである:2005/07/10(日) 20:32:58
「ドイツ幻想小説傑作集」は確かにイイ!
479 :
吾輩は名無しである:2005/07/11(月) 13:25:33
ツヴェタン・トドロフが幻想文学の定義をしていたような。
違ったらごめんなさい。
個人的にはアンドレ・ピエール・ド・マンディアルグの「ダイアモンド」とか推してみる。
480 :
吾輩は名無しである:2005/07/22(金) 00:06:33
トドロフの文庫本があったね。「幻想文学序説」だったかな?
481 :
吾輩は名無しである:2005/07/22(金) 01:01:29
題と作者を教えてください。
友達から聞いたあらすじは、アメリカ人?(男)がフランス?のホテルのカジノで美女からメモをもらう。
フランス語?のため意味が分からないので、従業員に尋ねたところ、そのメモを見たとたんカジノから出て行け、と言われた。
しょうがなくフロントの従業員に再度尋ねたところ、ホテルから出て行け、、、 みたいにスケールアップしていき、最後は美女に再会し、
メモの内容を教えてもらえそうになった瞬間、文字が消えていく、といった内容です。
どなたかよろしくお願いします。
482 :
名無し物書き@推敲中?:2005/09/03(土) 11:22:53
8
483 :
携帯:2005/09/04(日) 08:42:36
タニス・リーの『パラディスの秘録』をお薦めする。ただし、最終巻は未訳。
アンドロギュヌス幻想が、吸血鬼物語や魔術師の遍歴の所々に表れ、なかなかに面白い。
その驚異の物語は、ダンセイニ卿の驚異物語をも凌駕すると言っても過言ではなかろう。 超個人的私見だが。
484 :
吾輩は名無しである:2005/09/19(月) 01:00:28
ブルガーコフの「悪魔物語」。これは凄い。
この人が、この作品で何を言いたかったのか俺には全くわからない。
でも凄い、凄いとしか言いようがないくらい凄い。そのくらい凄い。
読んでない人は今すぐ読むべし。今なら岩波文庫で読めるから。
485 :
吾輩は名無しである:2005/09/19(月) 21:51:14
『創造者』
486 :
吾輩は名無しである:2005/09/20(火) 18:30:02
おいおい、幻想文学の大家といったらH.P.ラヴクラフトだろ、
御大なくしてどうやってこの畑語るんだよ、てけり・り!
何と云ってもアメリカ文学史上外す事の出来ない、御大の
代表作は『インスマウスを覆う影』『狂気の山脈』『アウトサイダー』!
特にアウトサイダーは彼の師であるポオをさえ凌駕している。
さらに彼の詩はフランス象徴派詩人のそれに劣らず、格調高い文体も
後のアメリカ文学研究家から再評価されている・・・窓に、窓に!
御大存命中には頭の固い権威主義者から全く相手にされなかったが、
現在では御大なしにボルヘスもコリン・ウイルソンもいなかったとされる!
更に御大の弟子にはその後のアメリカ文学史の主柱となってゆく作家群、
R.E.ハワード、C.A.スミス、エドモンド・ハミルトン、
ロバート・ブロック、オーガスト・ダーレス、ブライアン・ラムレイ等を
産出している!!
487 :
aerkame:2005/09/21(水) 22:59:20
>>486 ラヴちゃんは俺も読むよ、俺はデモベインでクトゥルー知った。
あの闇の深遠に潜む得体の知れないもの、って感じがいいよね。
青心社の「クトゥルー」全13巻購入、創元社のラヴクラフト全集は
やや読みにくい、なので未読(^^;
プレステにサイレントヒルってゲームがあるんだけどかなりクトゥルーっぽいよ。
あと同じ創元社から全集が出てるポオの方はさすがに時代が古いだけ
あって文学性は劣りますよね、翻訳もひどくて読みにくいし。
個人的にはダーレスの善悪二元論はアウト(><;
あと国書刊行会の定本ラヴクラフト全集を図書館で借りたんですけど、
詩の方面でもかなり凄いですよね!
マジでクトゥルー神話自体は金枝篇とかの民俗学からも評価されている
みたいですしラヴクラフトの影響は凄まじいものがありますよね。
時代が古いと文学性が劣る、って……。
489 :
aerkame:2005/09/21(水) 23:16:03
>>488 いや、別に時代がふるいから劣るってわけではないけど、
ポオとラヴクラフトとを比べると、やっぱりポオを
改善したものがラヴクラフトだって分かるでしょ。
ただし、それ以降の作家では逆に衰退していってるなーってのは
俺の率直な感想だけど。
何もかもが良くなっているとは思わんけどな。
ポー→ラヴクラフト
えっ、
>>487って釣りでなくてマジで言ってたの?
「クトゥルー神話自体は金枝篇とかの民俗学からも評価されている」とか
時代の前後関係あまりにメチャクチャだから、アホのふりしてると思ってた。
まさか天然だったとは。
492 :
吾輩は名無しである:2005/09/21(水) 23:28:38
某ゴスロリ雑誌で澁澤さんの特集がくまれてゐて『黒魔術の手帖』を
読んで以来、すっかり怪奇幻想の世界にはまってしまゐました。
最近は澁澤龍彦全集などを買い揃えてゐるんですが、
好きなバンド発掘とあゐまってお金を湯水のやうに使ってしまう
今日この頃です。
イヤイヤ、487はいかにも知ったかぶりっぽいお喋りを、わざとやってみせたんだよな、な?
492もか。間違ひだらけのエセ假名遣が香ばしいぞ。
495 :
aerkame:2005/09/21(水) 23:36:10
>>490 具体的にどこが?
ポオを読む限り、怪奇短篇を生んだ画期的な作家だとは思うが、
今日では読むべきものは少ないと思うよ。
>>491 スマソ
俺の書き方が悪かった。
クトゥルー神話が金枝篇のような正当な民俗学を基盤に成り立っていて、
そのために後に民俗学から正当な擬似神話として評価されているってこと。
496 :
吾輩は名無しである:2005/09/21(水) 23:36:31
幻想文学の客層の八割はこういう気持ち悪い人種
497 :
吾輩は名無しである:2005/09/21(水) 23:40:29
ワロタ
幻想文学にはまっている奴って
いつの間にか読書から蒐集になっている奴が多いな
「正当な擬似神話」って……撞着語法のつもりか?
>>495 もう知ったか君の真似はいいって。
いや、本当に自分の発言の馬鹿っぷりを自覚してないのかな。
499 :
aerkame:2005/09/21(水) 23:44:47
>>498 擬似神話として正当だということ。
あくまで擬似的なもの、でもそんじょそこらの荒唐無稽な
くず創作とは一線を画しているの。
↑駄目だこいつ、皮肉も通じてねえや。
501 :
aerkame:2005/09/21(水) 23:47:51
↑皮肉とあとから付け加えてごまかす寂しい人
まだ解ってない、と。これがバカの壁か。バカは自分がバカだと気づかないからね。
ポー→ラヴクラフト→ディック→キングという流れは
米国ならではの病理を内包した悪趣味文学の歴史を形成しているが
ポーの遺産はそれだけではない。
夢野久作はここ入れていいの?
506 :
492:2005/09/21(水) 23:51:19
私も493や498のような(多分同一人物)自分の無知を棚上げして、
他人を馬鹿呼ばわりするのはズルイしイタイと思うんですが(^^;
クトゥルー神話なんてラヴクラフト死後のダーレスらの捏造だろ。あほか。
>>506 かなづかひを覺えてから出なほしてきませうね。
真っ当な民俗学者にクトゥルー神話を評価する奴なんて存在しないよ。
もしや、キャンベルみたいな通俗神話学者のこと鵜呑みにしてるのかね?
↑
まじめに教えちゃだめ! 彼は死んでも態度を改めることはないでしょう
どうでもいいが中井英夫ってつまらん作家だよな
>>512 駄作率は高いかもね。特に晩年ほど。でも、たまに巧い佳品もあるから。
日本の幻想文学っていうとどうしても戦前の探偵小説か、
戦後のSF作家になっちゃうから面白くないんだよね。
例えば白水社から出ている日本幻想小説傑作集なんか見ても、
割と何でもありって感じ、自由すぎる。
海外で言えば大抵19世紀ロマン派から世紀末文学って感じで、
芸術としての文学をあくまでも意識してはいたと思うんだよね。
そこら辺がこの白水社の幻想小説アンソロジー俯瞰して思う事。
それから何で乱歩みたいなものがヨイショされるのかわからん。
思うんだが幻想マニアは互いに批判精神みたいなものが無い、
つまらないものはつまらないっていったらどうなんだ。
英国怪談もM.R.ジェイムズとかほとんど土着趣味に近いだろ。
土着趣味の何がいけんとですか。
泉鏡花とか芥川龍之介とかだって定番だろ。
>>514 日本では純文学が自然主義リアリズム中心だったから、
幻想小説が非純文学系に多く求められるのは当然だ。
>>492 そうか。今、澁澤氏の有力読者はゴスロリの少女たちなのか〜。
なるほろ〜。
白水の幻想小説集の日本のやつは元来クソでしょ。
芥川、夏目、太宰、泉・・・など戦前の文豪からエログロ探偵作家のが時たま入ってて、
あとはSF短篇や現代のかなり自由な作風が認められている作家のばっかで浮いてる。
無理矢理2巻分使っている印象はぬぐえん。
あの選択が許されるならば英米篇は3、4冊になるぜよ。
本来だったら中国みたいに古典が大半を占めてしかるべき2冊もいらん。
澁澤、ユイスマンス、ワイルドに、ビアズリーの挿絵。
ゴスロリさんの御用達。
ふーんシモンズがないあたり皮相的だね
その辺をあのスタイルだけのアホウどもに持ち込んだゴスロリ雑誌の罪は重いな…
可哀想に
みんな大人げないんだな
こういう人が買ってくれるから
多少なりとも売上アップして
君らが喜びそうな
狂った企画が通るんでしょうが
セカチューが売れれば嘆き、
電車男を罵倒し、
澁澤が流行れば、ポーズだとあざ笑う
いい氏に方しねえぞ
>>522 だね。ほんとかわいくないな。
いいじゃねえか、
ポーズでさえ、澁澤さえ読まない奴はたくさんいるんだから。
ゴスロリだっていいじゃねえか。
そいで澁澤の文庫本が売れてるなら。
怪奇幻想の文学みたいな名作を復刊しないで
M.R.ジェイムズ怪談全集みたいなどうでもいいもんばっか
出版しているから幻想文学界は蒐集馬鹿しか集まらないわけよ
ラヴクラフトはアメリカ文学史に出てこないと思うが
ましてやその亜流作家なんて論外でしょ
要は英語ができりゃ怪奇小説なんてネットで読める
モニターがいやならプリントすりゃええ
あらかじめ本になってなきゃ嫌なら諦めるこった
世間は蒐集好きの閑人相手に商売なんかせーへん
平井呈一でも拝んでりゃええ>524
>>525 このスレにこんな権威主義な方もめずらしい。
528 :
525:2005/09/23(金) 11:12:03
>>527 いや事実を指摘したまで、本屋・図書館でアメリカ文学史の名の付くものを読んでみな
ディック、ブラッドベリ、キング、ハインライン、アシモフやエラリークイーンは
載っているが、ラヴクラフトだけは名前が出てきたとしてもまともに紹介されていないよ
それにラヴクラフトはともかく、その亜流のクトゥルー作家なんてどう見ても屑でしょ
>>528 紹介されていないのは事実だが、そのことが屑を意味するかどうかは
貴台の評価に過ぎぬのではありますまいか。
ものがものだけに
時代がもう少し経つと凄みを帯びてくるのかも
しれないが>擬似神話
529が正しい。文学史に載らない素晴らしい
作家はゴマンといる。
なんたってアメリカは広いのだから。
そうだよな群小作家でも素晴らしいのはいるだろう、イギリスにしても
Franz J PotterやSarah Wilkinsonなんかもzittaw pressで購入したけど、
既訳のルイスやラドクリフなんて長くて詰らんのと比べると
どちらかというとポオのアッシャー家に近いところがあって、
何で邦訳ないんだろうか疑問に思ったよ。
他にもわんさかあるけど安いところからどんどん買って行きたいね。
Franz J Potterあたりはレ・ファニュよりずっと前に
怪奇小説書いているからね。思うんだが、巷に流布するゴシック小説解説書
なんかではゴシック小説何個か持ち出して残りは駄作って切っているけど、
マニアから見ればラドクリフより良い物ならいくらでも見つかると思うよ。
The Ghost Story SocietyのAll Hallowsなんてわざわざ出版されていない
ことを確認したものを発行しているからね。
Ash-Tree PressやTartarus Pressなんかも頑張っているし、
Midnight Houseなんかの作家は永久に邦訳されることはないんじゃないかな。
日本怪奇小説傑作集っての創元から出たがつまらん。駄作多すぎ。
読めるの3割よくて4割、1・2巻読了したが1巻はまだしも
2巻は特にひどすぎ、うんざりした。
3巻はラインナップが最低なのでもう買わん、解説も通俗的な割りに
的外れ、これ読んで面白いとか思う奴はいるのか?
夏目や鴎外の屑作品も著名作家だから商用に付けましたって感じなんだが。
まだ購入してない奴はやめとけやめとけ。
やっぱり個人選集とかで読んだほうが良い、日本のは。
>>532 おいおい、あれは「これから読む」人がターゲットだ。
幻想文学スレに常駐しているような猛者は最初からターゲットにしてないだろ。
535 :
無名草子さん:2005/10/13(木) 11:52:19
恩知らず
536 :
吾輩は名無しである:2005/10/13(木) 14:35:46
このスレ読んでいるやつってブラッドベリーやディックなんかは
どう思う?あれが幻想文学だと思うやつはいるか?
自分は俗に云う純文学から幻想文学(西欧ロマン派など)
に入ったものなんだが、どこら辺がポオの正統な後継者なのかわからないのだが。
ブラッドベリやディックはSFじゃね。ジャンル的には。
SFだから幻想文学よりいいとか悪いとかではないが。
>>536 ハックスリーの評論「文学における卑俗性」は読んだ?
そしたらポオが純文学だなんて戯言だってわかるよ。正にポオ幻想。
W・Bの、摂理の天使についての有名な言葉―
「病床の身にある者に常に寄り添い、生の歓びをもたらす妖精を追い払っているが、天使が離れると妖精は喜び戻り、病人は回復する」を思い出す、今日この頃。
540 :
吾輩は名無しである:2005/10/22(土) 00:03:38
ノヴァーリス全集をちくま文庫で!
541 :
吾輩は名無しである:2005/10/23(日) 21:10:48
牧神社版の『オトラント城奇譚』が欲しい・・・
『ヴェニスの刺客』と『老英男爵』は持ってるんだけど。
(『責苦の庭』は国書のフランス世紀末文学叢書のやつを持ってるからいい)
・・・学研の文庫(でしたっけ?)でオトラント城が収録されてるから、あれを
買ってもいいんだけど、やっぱり牧神社のやつは見た目・手触りが
ハァハァものだから・・・う〜ん。
542 :
吾輩は名無しである:2005/11/21(月) 06:30:21
age
澁澤龍彦のおすすめを教えてください。
>>540 1/12 42122-X c0198 の-8-1 ノヴァーリス作品集 I(全3巻)
フリードリヒ・フォン・ハルデンベルク著 今泉文子訳 448 文庫
ホフマンの作品、黄金宝壺と黄金の壺どっちが正しい?
今手持ちを確認したら黄金宝壺になってたな。
沖積舎のですが
岩波文庫だと旧版が黄金宝壺、新版が黄金の壷。
ところで宝壺って何て読むんですか?
548 :
吾輩は名無しである:2005/12/12(月) 22:09:51
マゾッホの『魂を漁る女』を読了。
こんなに面白い小説はそう沢山はないですね。
面白すぎて文学じゃなくて娯楽作品なのかも、と思う。
そのくらい面白い。
まだ読んでない人は本屋の中公文庫の棚にGOだ!
俺は「ガリチア物語」と「密使」の方が好きだな。
どっちも選集買わないと読めないけど…。
ってかマゾッホは幻想文学なん?
550 :
名無しさん@自治スレッドでローカルルール議論中:2006/01/25(水) 01:23:14
橘外男を読もう。
551 :
吾輩は名無しである:2006/02/19(日) 20:38:12
幻想文学の定義は求めても不毛に終わるな。幻想を言い換えて列挙するだけだとルイ・ヴァクスで十分やね。
それから知識の羅列を生きがいにしているマス男は誰もいない所でマスをかきなさい。
書名や作家名の羅列はスレタイに沿っていれば参考になるが、
お前の駄レスには何の価値も無いな。
553 :
吾輩は名無しである:2006/02/19(日) 21:13:39
オレなんか、幻想は幻視だと思ってる。というと異世界ファンタジーやホラーとの差異がなくなってしまう。
554 :
吾輩は名無しである:2006/02/19(日) 21:17:57
>552
むかーしあった「左翼小児病」という言葉を思い出させてくれてありがとう。
君の個性が生かせるスレはきっとあるよ!
555 :
吾輩は名無しである:2006/02/19(日) 22:37:57
>>550 橘外男は面白い!
やっぱキワメツキは「青白」?
556 :
吾輩は名無しである:2006/02/20(月) 00:29:53
青白き裸女群像ではある病気−近年法改正されたものの、某所のホテルで宿泊拒否したことが大きく報道された−を「天刑病」と表現するという、現代の基準からは容認されない表記のため復刊されないだろう。古本屋で桃源社版を探すしか手がない。
その「青白き裸女群像」は未読者が表題から妄想するような描写は殆んどない。地底要塞のような建造物の描写は面白かったが、後半から失速した物語は読むのが辛くなる。
557 :
吾輩は名無しである:2006/02/20(月) 20:06:02
「地底の美肉」はどうなの?
558 :
吾輩は名無しである:2006/02/20(月) 20:07:59
559 :
吾輩は名無しである:2006/02/20(月) 21:47:28
中井英夫
561 :
吾輩は名無しである:2006/02/20(月) 23:41:15
>>553 つか分類する必要あるか?
ちょっと不思議ならもう幻想文学に全部入れちゃっていいんじゃね?
大雑把過ぎるかな。
563 :
吾輩は名無しである:2006/02/20(月) 23:59:27
分類は近代の病である。世界が名づけられたもので文節化されているとモダーンは安心する。
ことばは定義を求めて彷徨うが、定位がない以上パラノ(イド)具合が疾患まで高められた病者が勝利する。
「不思議ならもう幻想文学」は魅力的な定義だが、生産的ではないという点でパラノが納得しない。もっともパラノは何を聞いても納得しないが。
パラノは2chに安住=隔離しておけばいい。
>パラノ(イド)
ぷ。
この分だと、スキゾ(イア)とか言ってるっぽい。笑
566 :
吾輩は名無しである:2006/02/21(火) 21:13:17
うーむ、阿保と馬鹿は偏在するな。
paranoidはローマ字読みではないぞ。
ついでにスキゾ(イア)のスペルを教えてくれ。
568 :
吾輩は名無しである:2006/02/22(水) 06:20:32
≫566-567君らは不毛だよ。
幻想文学の定義よりも魅力を語れ!
定義なんぞ語ってナス
あと 志村ーアンカー
570 :
吾輩は名無しである:2006/02/22(水) 07:21:53
象徴主義文学って幻想文学なんすか?
岩波文庫で牧野信一読みました。
面白かったっす。
572 :
吾輩は名無しである:2006/05/10(水) 22:39:08
573 :
吾輩は名無しである:2006/05/12(金) 04:13:10
作者は精神病なのではないか、と疑ってしまうような小説を教えてください。
詩人の中原中也のような雰囲気が好きです。
Jules Supervielle (ジュール・シュペルヴィエル)さんって、どうしてあんなに好ましいんでしょうか。
ぼくはこの人の "La Jeune Fille à la Voix de Violon" (『ヴィオロンの声をした少女』)が大好きなんですね。
その女の子は大きな目をした、どこにでもいそうなごくふつうの女の子です。けれど、まわりの大人たちが自分に対していつもアヤシゲな態度を示すんですね。
みんな自分のことで何やらヒソヒソやっている。でもまあ、女の子がひとりいればそんなもんでしょ、と大して気にとめてもいなかった。
ある日のこと、木から落ちてしまうんですね。自分の上げた叫び声が、ヴィオロンの音色をしていることに気がつく。変ホ調や嬰へ調の調べをしていることに気がつく。
彼女は目立つことを嫌った。ヴィオロンの音楽を奏でることを避けた。
それでも耳のいい子には、自分が黙っていてもヴィオロンの旋律が届いてしまうんです。不安を覚えた友だちはみな、自分のもとをつぎつぎに去っていくんですね。
そしてある日のこと、大人たちは女の子に何か変化が起きたことらしいことに気がつきます……。
*
二十八歳のその処女(むすめ)は、
歩道に沿つて立つてゐた、
雨あがりの午後、ポプラのやうに。
――かぼそい声をもう一度、聞いてみたいと思ふのだ……
(中原中也「米子」)
>>574 素晴らしいね!!ファンタスティック・・・
576 :
+:2006/05/14(日) 02:52:47
ageとく
創元社の怪奇小説傑作集1を読んだけど、
モダンホラーと比べるとずいぶん理屈っぽいな。
ホラー小説というよりも、ホラーについて語った小説って感じだな。
昔のものってあんな感じなのか。
そこらあたり詳しい香具師がいたら一言聞かせてくれ。
>>577さん、鋭い。
あの小説が書かれた時代は科学が、
ソレまでの人間が闇としてきた領域に
容赦なく切り込んできた時代でした。
ーー何でも機械。何でも科学。なんでも理論。
故に、ホラー小説も、何らかの理屈に支えられてなければ、
リアリティをもって読者に訴えられず、共感も得られないわけで。
当時のモノを読むと、妙なエセ理論を持ち出す登場人物たちに暖かい微苦笑も。
「幽霊狩人カーナッキ」までくると、オイオイ(w という感じがして面白いです。
>>578さん、明快なご説明をありがとうございます。
薄々そういうことではないかと考えていましたので、納得です。
2.3も同じような感じだろうと思って、英語圏をとばして
4.5を読んでみようかと思っています。
>「幽霊狩人カーナッキ」までくると、オイオイ(w という感じがして面白いです。
そういう楽しみ方もあるのですね。
現代のスプラッタホラーなんかは、半ばギャグとして楽しめると思っていたので、
大変参考になりました。
580 :
アイルビーバック:2006/05/25(木) 22:19:11
創元推理文庫を久しぶりに買う時がきた。
「黒い玉」トーマス・オーウェン。
>>481 ものすごく遅レスですが。
クリーヴランド・モフェット(Cleveland Moffett)の「謎のカード」(The Mysterious Card)だと思います。
邦訳では「謎の物語」(筑摩書房:1991年3月発行)と
「シャーロック・ホームズのライヴァルたち3」(早川書房:1984年2月発行)
というアンソロジーで読めます。
ちなみに「シャーロック・ホームズのライヴァルたち3」では、
「なぜそうなったのか」という解決編も一緒に訳されています。
謎は謎のまま楽しみたいというのであれば「謎の物語」の方をお勧めします。
582 :
吾輩は名無しである:2006/05/27(土) 14:33:41
幻想文学とラノベとの境界線が分かりません…
ゆとり世代にも分かる文章で書かれた
会話文だけで成立しているような物語→ラノベ
(つまり文字の形をよそおったマンガ)
また真の幻想文学の中にもヒエラルキーが存在し、
19世紀のゴシック風味かつアリストクラティックな
内容のものが至上ともされる。
>>579 >>2.3も同じような感じだろうと思って、
いや、それが違うんだな。
2巻は時代が下って説明を排したような怪奇小説が多い構成。
たぶんあなたが思ってる「モダンホラー」の源流を揃えている。
平井呈一の解説も、非常に参考になるはず。
3巻は広い範囲からバラエティ豊かに揃えたような構成で、
東雅夫なんかは3→1→2の順番で読んだ方がとっつきやすいかもと言ってるね。
>>584 1みたいのはこれでもういいと思ってたので、
なるほど、3あたりでも読んでみます。、
ありがとう。
シリーズじゃ5も退屈かもしれないが、『蜘蛛』は面白いですよ。
4は…サド裁判で有名な某文化人が好きなら。
587 :
吾輩は名無しである:2006/06/04(日) 11:53:18
豊島与志雄はあまり読まれてないっぽい
589 :
吾輩は名無しである:2006/06/16(金) 10:44:21
590 :
吾輩は名無しである:2006/06/18(日) 11:57:46
国枝史郎好きな人いますか?
591 :
幼女たんと森栖:2006/06/28(水) 18:38:05
592 :
吾輩は名無しである:2006/08/04(金) 18:08:17
お前の相方は?粘着暇人の。
ものすごく頭悪いカキコだったらすみません。
詩人ですが高柳誠、稲川方人が好きです。こんな私におすすめの
本はないでしょうか。他にはレイ・ブラッドベリや宮沢賢治、京
極夏彦を読みます。
このスレで度々名前を見る尾崎翠は買ってみようと思ってます。
もっと本が読みたいのですが、お財布の事情で失敗はしたくな
くて…。図書館行けと言われそうですが、金はないのに手元に
置いておきたい、若干収集癖のあるバカ者です。何かありまし
たらよろしくお願いします。
幻想文学と怪奇小説って被ってない?
595 :
吾輩は名無しである:2006/09/14(木) 02:11:29
>>589 読んだ。じつによかった。がんばれ、シバタ! 角田光代なんかに
負けるうな!
596 :
吾輩は名無しである:2006/10/15(日) 01:01:42
ほしゅ
>>594 かぶるところもあるよ。かぶらないこともあるよ。
幻想文学の定義はまださだまってはないが、
俺は
「幻想的な文」が支える「書物」を
幻想文学と思っている。
(ここでいう「書物」は書籍の体裁をとってなくたっていいけどな)。
598 :
吾輩は名無しである:2006/11/19(日) 23:52:28
幻想文学の定義はトドロフはじめいくつか既出だけれど
商業的にはヨーロッパでは浪漫派文学、古典大衆小説、シュールレアリスム、
マジックレアリスム、ニューゴシック、古典SF、ラテン文学等等。
日本では大正時代の探偵小説と昭和の澁澤周辺の作家という状態。
とりあえず大型書店の幻想文学コーナー行けば雰囲気が掴めるし、
amazonでも似たような傾向の趣味が規格化されている。
幻想文学ってのは売り方の問題だと思う。
英国怪談なんかが好例で、作品単体で読んで楽しむんじゃなく、アンソロジーにして
作家の名前を並べて逃避的な仮想文化史を作り上げることが目的でしょう。
もしも100年前の娯楽小説のイマジネーションに本気で恐怖しているんだとしたらよっぽどの知恵遅れでしょ。
作品自体に楽しみがあるかと問われると、自分の読書の不純さに気付くと思う。
古今を問わなければ現在のサブカルチャーの方が遥かに凄まじいイマジネーションでしょう。
澁澤に関しては彼の紹介した神秘思想だとか秘密結社だとか異端美術なんかは既に
ヨーロッパでも定番のサブカルチャーみたいで(彼は意外と第一文献には当たらなかったらしい)
ここら辺の趣味は全世界でかぶるところがある、ボルヘスのバベルの図書館読んでいて思った。
いずれにしろアカデミックな文学板よりもサブカル板か一般書籍板の方がお似合い。
幻想文学としてまともに大学で扱っているのは明大の風間さんくらいかな?
599 :
吾輩は名無しである:2006/11/20(月) 04:18:14
600 :
吾輩は名無しである:2006/11/20(月) 08:52:20
>>590 国枝好きやで
纐纈しか読んでへんけどな、泰淳の富士みたいでおもろかったわ
ジャンル名が消費誘導に役立つことがあり、その括りに属すること以外に
さして価値の見いだせないような作品群があるからといって、幻想文学が
そのためだけに案出されたインデックスだという論拠にはならないな。
602 :
吾輩は名無しである:2007/01/12(金) 01:52:22
アントニオ・タブッキ。ファン・ルルフォ。海外じゃこのへんがいいね。
603 :
吾輩は名無しである:2007/02/03(土) 02:44:13
舷窓小説
サフィズムの舷窓
605 :
吾輩は名無しである:2007/02/04(日) 00:06:40
>>602 俺インドとペレイラしか読んでないけど
タブッキが幻想的ってのがピンとこないな
たとえばどの作品?
606 :
KEMANAI:2007/02/06(火) 23:13:59
>>602 いいな。タブッキとルルフォ。
>>605 「インド夜想曲」も結構幻想的じゃね?
あと「レクイエム」とか。
607 :
:「KEMANAI」@タコシェ:2007/02/16(金) 00:17:31
イタリアの幻想文学は結構いいねえ
608 :
吾輩は名無しである:2007/03/20(火) 02:16:47
椰子・椰子
609 :
吾輩は名無しである:2007/04/14(土) 19:15:02
山尾訳のよんだひといる?
610 :
吾輩は名無しである:2007/04/23(月) 01:47:31
ああ、そうね、ヲタ向けと一般向けの違いってことでひとつw
…とはいえ、いわゆるFTやSF的な設定が一般化してから、
まださほどは時間が経ってはいないはず。
てか、気持ちは判るし俺もそれらはべつもんだと思うけど、
ファンタジーはファンタジーで好きだしなぁ。
612 :
吾輩は名無しである:2007/04/30(月) 01:44:20
洋館とチェンバロと退廃ムード漂う小説が読みたい。
何かいいの無いかな。
613 :
吾輩は名無しである:2007/05/03(木) 23:34:08
チェンバロって、あまり幻想文学向きじゃない気がするなあ…
ハープほど詩的でもなく、ピアノほどメカニカルでもなし。
イタロ・カルヴィーノとロダーリも仲間に入れてくれ。
内田百閧熄aくていい。
>>613 精神を直接ぴんぴん弾くような音だと思う<チェンバロ
怪奇風味な小説に合いそうな予感
617 :
吾輩は名無しである:2007/06/12(火) 00:19:12
15日に岩波のホフマン短編集復刊
「クレスペル顧問官」「G町のジェズイット教会」「ファールンの鉱山」「砂男」「廃屋」「隅の窓」
>>617 懐かしいな、これ。探せば家にあるはずなんだけど…。
面倒だからもう1冊買うか。
ホフマン短編復刊いいね
620 :
吾輩は名無しである:2007/07/06(金) 20:08:06
ミルハウザーみたいな感じの作家教えておくれよ
621 :
吾輩は名無しである:2007/07/28(土) 14:20:33
クロウリー『リトル、ビッグ』
エリクソン『黒い時計の旅』
ヘルプリン『ウィンターズテイル』
このあたりいかが?
アンリ・ボスコ「骨董商」なんてどう?
623 :
吾輩は名無しである:2007/08/15(水) 22:06:05
E・D・ポー 「使いきった男」
この本よんだことないけど面白そうだね。
「体とガロア理論」っていう幻想文学読んだけどこれは
なかなか面白いよ
EAポーだ間違えた
626 :
吾輩は名無しである:2007/09/03(月) 05:07:10
>>621 遅くなったけど黒い時計の旅買いました
ありがとう
>>624 >「体とガロア理論」っていう幻想文学読んだ
詳しい書誌情報希望
そういや今月にルルフォの『ペドロ・パラモ』復刊されますね。
629 :
吾輩は名無しである:2007/10/01(月) 22:36:18
うん。
630 :
アイルビーバック:2007/10/08(月) 01:46:39
ミルハウザー好きなら、きっと『ペドロ・パラモ』もいける。
エリアーデもいければタブッキもいける、はず。
たぶん、カルヴィーノとキシュも。
632 :
吾輩は名無しである:2007/10/26(金) 02:57:25
エリアーデ幻想小説全集の1巻が手に入りません
633 :
吾輩は名無しである:2007/10/26(金) 03:30:10
幻想文学としてベストセラーになった小説を教えていただけませんか?
基本的にはインテリ向けであまり売れないジャンルだと思ったのですが
もし、人口に膾炙した作品があるのなら、呼んでみたいです。
635 :
吾輩は名無しである:2007/10/26(金) 14:22:13
それは くだらんハイファンタジーだろ
まったくの別世界を舞台にしてるのがハイファンタジー
現実世界と並存しているのがロウファンタジー
よってハリポタはロウファンタジーだお
作品としての価値を決める分類ではないので要注意
『ペドロ・パラモ』すげー面白かった。『燃える平原』も買いですか?
カフカや宮澤賢治も幻想文学に含まれたりするから
変身とか銀河鉄道とかは条件にあってると思う
639 :
吾輩は名無しである:2007/11/28(水) 03:55:39
リラリラダンダン
640 :
吾輩は名無しである:2007/11/28(水) 11:56:16
時代物ファンタジーはハイファンタジーですよ。
もちろん
ロウファンタジー>>>ハイファンタジー
641 :
吾輩は名無しである:2007/11/28(水) 19:48:21
ユアグロー以上の存在はいない。他の奴らは、ぬるい。くだらない。スケールが小さい。
642 :
吾輩は名無しである:2007/11/28(水) 19:54:56
ヤッ、これあドウモ奥様のお酌(しゃく)で……どうぞお構い遊ばしませんで……手酌で頂戴いたしやす。チイット世界が丸過ぎるようで。ヘヘヘ。オットット……こぼれますこぼれます。
643 :
吾輩は名無しである:2007/11/28(水) 20:19:05
>>641 やつの奇想は無尽蔵なんでしょうか。正直レトロな幻想作家なんて一蹴できますよね。
『セックスの哀しみ』なんてタイトルでは、まるで読む気にならないのですが。
ホフマン儲の俺が読みたくなるように紹介してくれんかね?
645 :
吾輩は名無しである:2007/11/28(水) 23:43:22
ホフマンもユアグローもどちらも幻想文学ではないですか。どちらも読んで、争わないでくださいませ。
星新一は幻想文学?
星新一からは幻想を感じない
つまりリアルってこと?
649 :
吾輩は名無しである:2007/11/29(木) 12:04:14
星新一はSF(すこし ふしぎ)
受信出来なかったってことだろ。
このやりとりはO森にパクられるとみた
652 :
吾輩は名無しである:2007/12/24(月) 19:35:30
J・グラック氏死去 フランスの作家
ジュリアン・グラック氏(フランスの作家)フランス紙フィガロなどによる
と、22日、フランス西部アンジェの病院で死去、97歳。
10年生まれ。高等師範学校を卒業後、高校教師となり、38年に小説「ア
ルゴールの城にて」を発表、シュールレアリスムとドイツ・ロマン主義を融合
したと絶賛された。文壇の交友を嫌い、代表作「シルトの岸辺」は51年、フ
ランス最高の文学賞とされるゴンクール賞に選出されたが、受賞を辞退。定年
まで教師生活を続けながら、創作に当たった。(パリ共同)
(12月24日19時24分)
「シルトの岸辺」は大好きだった。合掌
653 :
吾輩は名無しである:2007/12/24(月) 19:36:41
合掌
655 :
吾輩は名無しである:2007/12/26(水) 15:13:37
この世界について考える。穢れなく揺らぎもせず永遠に朽ちることのない世界。私はなぜ
此処にいるのだろう。そして何処へ行こうとしているのだろう。
たしかに私は喚ばれている。けれどそれは、海の彼方にみえる陸地からの呼び声ではない
ように思う。そもそもあの陸地には誰かがすんでいるのだろうか?そうではないという気がする。
この世界は王が織り上げた夢の回廊ではないだろうか。私は自分の夢から別の夢へと移動した
だけではないのか?
泉―それをぬければ私は今度こそ夢から覚めるのだろうか?
いつ、どのような場所で?
656 :
吾輩は名無しである:2007/12/26(水) 15:23:03
その昔、とても心地よい声があって、私はその声で名を呼ばれるのが好きだった。あの時、
私は何と呼ばれていたのだろう。
本当にその声が好きだったのだけれど、誰の声だったかも憶えていない。
そしかしてあれが〈王〉の声なのだろうか。
いまでも時々、その声が聞こえるような気がするのだ。深い深い記憶の底から。
657 :
吾輩は名無しである:2007/12/26(水) 15:31:10
ラヒアの名を憶えている。巨大な都だった。
空気が悪く大地は瀕死で、精霊の声が全く届かぬ土地だった。
けれど美しいものや優れたものも、たくさんあったと思う。
すべて私が壊してしまったのだろうか?
↑出展おしえて・・
マキリップの新しいのはどうかね?
アンドレ・ピエール・ド・マンディアルグ
661 :
吾輩は名無しである:2008/02/19(火) 21:24:49
サミュエルバトラーのエレホンのような設定の幻想文学書を探しているのですが
初心者の自分にオススメを教えていただけないでしょうか。
詳しい方お願いします
662 :
吾輩は名無しである:2008/02/19(火) 21:40:25
ユートピアものってこと?
663 :
吾輩は名無しである:2008/02/19(火) 21:51:43
即レスありがとうございます。
そうです、ユートピア物です。まだ幻想文学初心者ですので、なるべく読みやすいものを探しています。
もしあったらヨロシクお願いいたします。
664 :
吾輩は名無しである:2008/02/19(火) 22:27:50
おれはそろそろ『サラゴサ手稿』完全版を出すべきだと思うんだ・・・。
第三の警官
668 :
吾輩は名無しである:2008/03/15(土) 22:19:21
携帯からスレ立てできないのでひとこと。
なぜ、「短篇の名手」アンブローズ・ビアスのスレがないのか。
ぜひ、この忘れられた作家を議論して欲しい。
うーん自分は、あんまり思い出せないんでムリポいw
悪魔の辞典とか短篇集を幾つか持ってて、読んでもいる筈なんだが。
そういや
フローベルの『聖アントワヌの誘惑』が岩波で復刊されたなー
おまいら買ったか?
あと『ラナーク』の評価も聞きたい
671 :
吾輩は名無しである:2008/04/01(火) 23:56:09
あげ
>>665 東京創元社メールマガジン(2008年4月15日発行)
近刊案内(2008年6月刊行予定分)
【創元ライブラリ】
◇『サラゴサ手稿』〈上〉 ヤン・ポトツキ著/工藤幸雄訳
ポーランド幻想文学の傑作、迷宮構造の怪異な物語。完訳版で登場。
673 :
吾輩は名無しである:2008/05/08(木) 19:52:27
アマゾンでエリアーデ幻想小説全集の1巻買えた!
今見たら在庫なしになってたから最後の一冊だったのかな
2,3巻はよそにも在庫があるけど1巻は見かけないの
古書サイトで全3巻1万円で買った。帯付の美本だった。
出版予定からサラゴサキエター!
また!?
まじかよ・・・。
創元社のメルマガ見たが、七月の予定の中にもサラゴサ入ってなかった
681 :
吾輩は名無しである:2008/07/09(水) 02:01:17
サラゴサはもうお蔵入りかな
それだけは勘弁して。
683 :
吾輩は名無しである:2008/07/12(土) 15:32:57
ぼやぼやしてるうちに工藤さん、
逝かれてしまったじゃないか…
合掌。
担当は墓前に供えるつもりで
絶対刊行するように!
684 :
吾輩は名無しである:2008/07/24(木) 10:47:52
影追いの街 って小説はなかなかのものだと思ったけどどうかな?
685 :
吾輩は名無しである:2008/07/24(木) 19:39:38
686 :
吾輩は名無しである:2008/08/05(火) 17:28:11
影追いの街 って小説はなかなかのものだと思ったけどどうかな?
ぜんぜんダメじゃん?
いったいどこが面白いの?
688 :
吾輩は名無しである:2008/09/12(金) 13:43:00
題名が良い。
689 :
吾輩は名無しである:2008/09/22(月) 03:20:50
エリアーデの迷宮の試練ってどんな話?
そもそも小説じゃないしw
マルセル・ブリヨンが好きな人いる?
『幻影の城館』も『砂の都』も理解できないなりに心地よくて惚れてしまった。
他の作品も邦訳が出て欲しい。
人に薦められて、ケリー・リンク「スペシャリストの帽子」ってのを読んだ。
ハヤカワFTだし帯にネビュラ賞とか書いてあってちょっと躊躇したけど
買ってよかった。読み終わってからすぐに再読したくなったのは久しぶり。
694 :
吾輩は名無しである:2008/10/30(木) 16:23:51
俺が一番、印象に残っているのは小学校の図書館で読んだ「かぼちゃ人類学入門」
児童文学の中の幻想文学も侮れない
ここ五年の文学板の香ばしさがタップリと詰まったスレッドですけれどもねぇ(嗤)おやはや(嗤)
とりあえず最近訳がでた出たテッフィの「魔女」を勧めておきますか(嗤)幻想文学というほど濃い話が詰まっている訳ではありませんが、なかなか暇潰しになる佳作だと思いますよ(嗤)
シネよカス(笑)
697 :
吾輩は名無しである:2008/10/31(金) 10:14:13
悪夢的作品コミュニティでかなり書きこみしてるだろ
誰かわかったぞ!
誰でもいい。
700 :
吾輩は名無しである:2008/12/18(木) 19:15:11
あげ
奇怪な再会 芥川龍之介
703 :
吾輩は名無しである:2009/01/26(月) 00:09:40
おとさんぞ
704 :
吾輩は名無しである:2009/01/26(月) 00:14:21
ヴァテック
705 :
吾輩は名無しである:2009/01/26(月) 04:17:21
沙耶の唄は幻想?
706 :
吾輩は名無しである:2009/01/30(金) 11:56:10
>>536 3年以上前のにレスするが、初期のブラッドベリ『10月はたそがれの国』は
幻想文学? 今読んでるけど、結構好きなのだが
707 :
吾輩は名無しである:2009/02/03(火) 01:05:32
708 :
ぜっとん:2009/02/07(土) 02:57:49
なんでふぃっつじぇいむずおぶらいえんのなまえがでねえのかなあ
ひらがなはよみづらいなあ
710 :
吾輩は名無しである:2009/02/07(土) 03:03:55
『ゼリューシャ』
711 :
ぜっとん:2009/02/07(土) 03:07:56
あとえむぴいしいるとか
712 :
吾輩は名無しである:2009/02/07(土) 20:27:30
川上ひろみの『椰子・椰子』に影響をあたえた、吾妻ひでおの『不条理日記』は立派な幻想文学かと。
713 :
ぜっとん:2009/02/08(日) 02:39:10
ゼリューシャよりもむらさきくも
714 :
吾輩は名無しである:2009/02/09(月) 00:09:36
パープルクラウドね
715 :
ぜっとん:2009/02/12(木) 02:37:18
あとふらんくおーえんね
716 :
ぜっとん:2009/02/15(日) 01:25:34
えりあーでやっぱいいな
小品ながらゼリューシャはいいね。腐癈と爛惰の窮。ノルウェーだかの地下墳墓で、屍體の齒が雫
る聲が響く描写は印象に殘る。
718 :
ぜっとん:2009/02/20(金) 00:57:20
シールええね
719 :
ぜっとん:2009/03/04(水) 01:03:53
ぱにっつぁ
720 :
ぜっとん:2009/03/06(金) 01:00:40
JGバラードはSFの域を超えてんのかいな?
721 :
吾輩は名無しである:2009/03/07(土) 23:30:56
コリン・ウイルスン『精神寄生体』
読んだのは30数年前。基本的に「内向型」。それが好みならいいかも。
時代的なこともあるんだろうが、ちぐはぐで流れの悪い訳が悔やまれる。
20年ほど前に出たペヨトル工房の再発も、当時は訳者あとがきを資料にと思って一応買った。
どこかで新訳にチャレンジしてくれないかな…。
722 :
ぜっとん:2009/03/08(日) 01:13:23
ゆうこりんの友だちが好きなのか?
アウトサイダーは良かったけどもやな
パッと咲く。
文学自体がそういうものなのか知らんが・・・
うちの近くの県立図書館には
「日本幻想文学集成」
「稲垣足穂全集」
「澁澤龍彦全集」
「エリアーデ幻想文学集」
「バルザック幻想文学集」
など幻想文学ばかりが開架に並んでる
健全とはいえないな
726 :
吾輩は名無しである:2009/03/08(日) 09:31:12
精神寄生体いいね
具体例はあえて挙げんが、幻想文学の多くに精神寄生体の影がチラホラしとる
ま、リアル世界にも冒されてヤバそうなのがいっぱいいるわけだが
727 :
ぜっとん:2009/03/08(日) 11:18:15
>>724 国書刊行会が図書館協会に裏から手を回してんじゃないか
728 :
吾輩は名無しである:2009/03/09(月) 16:08:08
ヴィクトル・ペレーヴィン「チャパーエフと空虚」「恐怖の兜」
729 :
吾輩は名無しである:2009/03/09(月) 21:16:16
ホフマン 砂男
730 :
弧高の鬼才 ◆zD.tvziESg :2009/03/09(月) 23:58:28
ほら吹き男爵の冒険
731 :
ぜっとん:2009/03/11(水) 01:13:23
ボルヘスの長篇小説
「失われた時を求めて」の短篇版
ムントゥリャサ通りでのラストってどういうことなの?
734 :
ぜっとん:2009/03/13(金) 01:14:18
しかし宗教学者、民俗学者でもあるエリアーデ
735 :
吾輩は名無しである:2009/03/13(金) 18:02:24
日野啓三。とりあえず「砂丘が動くように」「夢を走る」「光」。
さらりと凄い。文学を読んでいてよかったと感じる作家の一人。
736 :
ぜっとん:2009/03/15(日) 21:39:31
日野啓三って幻想文学だったのか
知らんかった
737 :
吾輩は名無しである:2009/03/16(月) 11:29:37
山尾悠子『山尾悠子作品集成』『ラピスラズリ』
日野啓三の幻想じゃない小説やエッセイも好きです
でも『光』はすごく良かった
738 :
ぜっとん:2009/03/16(月) 23:09:08
日野啓三ってスピリチュアル系っぽい感じがしたけどな
山尾悠子とは渋いとこきよったな
739 :
吾輩は名無しである:2009/03/18(水) 18:56:48
季刊の幻想文学ってどっかでまとめて買えないんかな
全号ほしくなっちゃった
740 :
武陽隠士 ◆UCfK2Lx59s :2009/03/18(水) 22:33:21
>>738 三浦清宏なら分かるが、日野啓三は全然違うよ。
本人は非科学的なことけっこー批判的だ。
柄谷行人との対談読んでみなよ。
スピリチュアルなんて退屈千万なことには興味ないみたいさ日野は。
741 :
吾輩は名無しである:2009/03/18(水) 23:11:30
古くさいね。山尾なんちゃらだの、日野なんちゃらだの
742 :
武陽隠士 ◆UCfK2Lx59s :2009/03/18(水) 23:14:43
>>741 うん確かに。
同じ古くさいなら、もっと昔の徳田秋声でも読んだほうがずっと気持ちいいし、
新しいことがあるな。
今は誰がいるの? 平野啓一郎?
744 :
ぜっとん:2009/03/18(水) 23:58:04
>>739 季刊幻想文学ってそんないいか?
2冊しか買ってないな
それ以上買う気もしんかった
>>740 本人がどう批判しようとも
スピリチュアル系っぽい匂いするわいな
病院に入院しててビルの屋上に影がふわふわするとか
非科学的なことに批判的な姿勢があるとは思えんかったな
ま、1作しか読んでないんだがw
>>741 山尾なんちゃらってのは古臭いのか?
読んだことなくて渋い装丁のイメージしかないんやが
どこらへんがどう古臭い?
>>743 平野啓一郎っておいおいw
尾崎翠も古臭い?
746 :
ぜっとん:2009/03/19(木) 00:07:42
やっぱ日本の幻想文学って層がうすいな
泉とか徳田? 日野とか平野?
安部や星? まさか宮沢?
シェーアバルトみたいな作家おらんのかね
749 :
ぜっとん:2009/03/19(木) 00:11:13
尾崎翠は20位以内に入れても構わんよ
タルホは微妙か
750 :
武陽隠士 ◆UCfK2Lx59s :2009/03/19(木) 00:46:04
>>747 書いてないな。
そういやあここは幻想文学のスレだったなw
すまん幻想文学なんて好きじゃないんで、
ついスレの主旨失念してしまった。
藁貸し増すねぇ〜(笑)
ブヨは好きじゃないのに何でこのスレチェックしてんだ?
アホを糾弾して悦に入るため?
753 :
ぜっとん:2009/03/19(木) 01:57:07
ぶようぜえよ
山尾悠子はいかがでしょうかねぇ(笑)どうにもあれなファンを引き付ける作家と言った感じですが(笑)おやはや(笑)
>>750 おやはや(笑)秋声に幻想小説があることもご存じない(笑)おやはや(笑)
756 :
吾輩は名無しである:2009/03/19(木) 09:55:35
なーんだ、ぶよの粘着か(・∀・)ニヤニヤ
あらまあ
来週エリアーデ原作の「コッポラの胡蝶の夢」DVDリリースだね
みんなスルー?
759 :
ぜっとん:2009/03/19(木) 23:21:18
ほんとあんたがたは低脳だな。幻想文学何もわかってないだろ
ファンタジーじゃない文学ってなに?
761 :
ぜっとんT世:2009/03/20(金) 01:13:29
>>753 >>759 おい、おれになってるおまえ、
そう、そこのおれ、じゃなくて、
おれのまねしてるおまえだよ
いちいち代弁しなくてええで。
それともおまえはおれなのか?
じゃあおれは一体おまえじゃないのか?
おれのようなおまえのおれよ、
このテーマの幻想文学作品をちと挙げてみ。
ボルヘス以外でだぞ。
ほかのスレでもおれのなりすましがいたようだが
ええか、おれはおまえではないし、
たぶんあまえはおれではないはずだ
たしかに福山マサハル似のイケメンで身長180、
エリート大出で高給取りのおれになりてえってのは
わからなくもねえがな。
762 :
ぜっとんT世:2009/03/20(金) 01:15:58
つーことで、ちと「コッポラの胡蝶の夢」に絡めたw
しかしエリアーデってやっぱボルヘスに近いな。
秋声の幻想小説に興味津々、二、三編でいいのでタイトル教えて
764 :
吾輩は名無しである:2009/03/20(金) 11:11:24
>>761-762 ,,.....,,
ξ _、,_ミ
δ ッJヾ
てノДソ <つまらん!お前の話はつまらん!
ぜっとん様(笑)超おもしろい!(^.^)
山尾が古臭いって…
笙野頼子や川上弘美と同世代なのにその評価はどうかと思うぞ
幻想文学とヲタクの妄想をゴッチャにするなよ
判るなあその感じ「自体」はすごく、山尾はじぶん読んだことはないが。
――端的に、ヲタくさいんだよね幻想文学好き。高級カッコ笑い(悪い)
カッコ閉じヤオイなひとたちなんて印象。趣味的。閉じている。
つうか。
たまにてかたまになら良いんだけどねー箱庭も。
そればっかりもしくは、それだけじゃあ。馬鹿だよ。
770 :
ぜっとんT世:2009/03/24(火) 02:54:07
で・ぜっさんとのように閉じてるほうがいさぎよいんだよ
中途半端に世間に媚びて開いているふうを装うのは
見苦しいというか痛いんとちゃうか
俺は、はっきりとそれ悪口だと思っているよヲタって言葉、
むろん特定の趣味(アニメとか?)を貶す貶したいとか、そんな意味では
全く無くて。――ただしでまぁ、適性ってのもあるんでしょうが当然に。
でもね。が少なくともひとのそんなは知的ではない。したがって馬鹿。
772 :
ぜっとんT世:2009/03/24(火) 23:29:21
ヲタいいじゃないか
いま日本が力強く輸出してんのはヲタク文化でっせ
だーから、そーゆー意味で使っているんじゃないって、直前でww
趣味は趣味でむろん結構。どんなんだって、基本的には。けどなー
淫している自身のそんな様を、一方ではひとは客観視も出来ないと。
いつだってただの一つの視点からしかモノが見えない、その程度の者には。
…つーか。ついでだから言ってしまうw
塩野七生とか。萌えだろあんなの所詮はとかおもた。全く違う。
何一つとして、さえなりざえの代わりとなるものはない、その程度の意味だw
愚か者だけが縋りつく。ないしは物事に過度に拘泥をする。それが俺は好かない。
――前にボルヘススレで煽られた人かな
いやごめん(苦笑 ほんとごめ
とうに幻想文学云々からは離れているww見ての通りに。無視して。
読んだことない作品や作者を語るのはジャンルを問わずあんまり褒められたことじゃないな
自分を語ることになりがちだしさ
780 :
吾輩は名無しである:2009/03/26(木) 06:19:13
誰かこれでスレたててよ。
【黒い玉】トーマス・オーウェン【青い蛇】
名前: 吾輩は名無しである
E-mail:
内容:
ベルギーの作家。精神病患者の犯罪についての研究で博士号を取得し、文芸評論、美術評論、推理小説、幻想小説と幅広く執筆。
ペンネームのトーマス・オーウェンは、自作の推理小説の探偵の名を取ったもので、弁護士として企業の法律顧問という一面も持つ。
ベルギー仏語仏文学王室アカデミー会員。
781 :
吾輩は名無しである:2009/03/26(木) 12:52:34
怪異 怪談 剣と魔法 マジックリアリズム、シュルレアリスムそれら以外の上質な幻想を描ける作家が出て来ることを祈ってるよ
782 :
ぜっとんT世:2009/03/27(金) 00:52:35
>>780 トーマス・オーウェンはたいしたことねえと思ったな。
トーマスよりフランクやで。
>>781 つーと、なんだい、ボルヘス的作家かい?
そんなのが出てきて欲しいならそれこそ山尾を読んでればいいじゃないかw
784 :
吾輩は名無しである:2009/03/27(金) 13:26:57
シュルレアリズム抜きってめっちゃ難しいな
785 :
780:2009/03/27(金) 20:33:52
>>782 誰もお前みたいな文盲低学歴のクズに云ってない。
786 :
吾輩は名無しである:2009/03/27(金) 21:32:16
山尾悠子って評価高いが過大評価じゃないよな?
評価高い・・・のか
山尾好きが数人いるだけじゃないのか?
788 :
吾輩は名無しである:2009/03/27(金) 23:02:46
>>786 同業者にもファンが多く評価も高い。プロ同士、読めば数字や賞だけではかれない良さに気付くんだろうな。
過大評価じゃないね。
>>787 評価が高いのを知らないのか・・・?
789 :
ぜっとんT世:2009/03/27(金) 23:51:58
>>785 780とやら、まーどうでもええが
何を鏡に向かってつぶやいてんだw
ま、鏡ちゅうのは幻想文学にしばしば使われるが
790 :
785:2009/03/28(土) 01:31:01
>>789 文盲でごめんよw
『鏡』を使った幻想文学で何が思い浮かぶ?
791 :
ぜっとんT世:2009/03/28(土) 01:39:47
エリアーデの「ムントゥリャサ通りで」に鏡が出てきたな
あれはおもろいよ
『ペルシャの鏡』
山尾悠子「仮面物語」
794 :
吾輩は名無しである:2009/03/28(土) 20:21:55
山尾悠子の本欲しいけど高いよう……
795 :
吾輩は名無しである:2009/03/28(土) 21:02:22
買えよ
ゲームソフトよりはやすいだろ
厨房かよ
797 :
ぜっとんT世:2009/03/30(月) 00:44:37
鏡、もちろんルイス・キャロルもあるで
山尾悠子読んでみっか
山尾の批判は出ませんか(笑)おやはや(笑)
>>797 富ノ沢は如何です(笑)おやはや(笑)
自分でやったらいいのでは?
800ゲットが俺のファンタジー
801 :
吾輩は名無しである:2009/04/02(木) 00:55:29
ささやかw
802 :
ぜっとんT世:2009/04/02(木) 22:22:48
ファンタジー自体がささやかなもんやな
>>798 読んでみんことには批判もリスペクトもできへんな
富ノ沢もまだ読んだことないねえ
>>800 じゃあ900はわてにゲトさせてくれ
山尾とか富ノ沢とかって
作風でいうと誰に近いといえるんかいな?
尾崎翠なのか仁木悦子なのか
マンディアルグなのかバラードなのか
夢野なのか久生なのか中井なのか、などなど
誰に近いかといわれましてもねぇ(笑)やはり作風として誓いのは牧野信一でしょうが、それでは収まりきらないものがあると思いますからねぇ(笑)
そこに夢野久作と谷崎潤一郎初期をブレンドした感じ、ですか(笑)野暮な言い方ですが(笑)おやはや(笑)
横光利一も近いでしょうかねぇ(笑)おやはや(笑)
805 :
吾輩は名無しである:2009/04/04(土) 00:54:41
わけわかめ
806 :
吾輩は名無しである:2009/04/04(土) 22:32:55
レービィ
ブッツァーティ
ロダーリ
てどうなの?
807 :
吾輩は名無しである:2009/04/05(日) 00:19:47
電話下さいおはようございます中止です電話下さいおはようございます中止です電話下さいおはようございます中止
です電話下さいおはようございます中止です電話下さいおはようございます中止です
808 :
吾輩は名無しである:2009/04/05(日) 00:59:06
そうですか。
809 :
ぜっとんT世:2009/04/09(木) 01:45:57
>>803 牧野信一っていうとやな、町田康を思い出すけどもやな
夢野と谷崎初期と横光っていうと、阿部和重っぽくなるんとちゃうかw
>>806 ブッツァーティやカルヴィーノにひけをとらないほどの
もっとすごいやつがイタリアには結構いてはるで
ランドルフィとかいいよね。
>>809 だからブッツァーティってどんな評価なのよ
812 :
ぜっとんT世:2009/04/11(土) 23:23:36
おぉー!ランドルフィええね>Tango
カルヴィーノと並べてるのを見りゃわからんか?>811
まあそうやな、カルヴィーノをカフカのほうに三歩進めて
安部公房のほうに一歩戻した感じとちゃうかな
なんやね、それ。
ずっと昔から私には、カルヴィーノという名前の作家が何人かいるような、曰く言い難い奇妙な想念がありますw
>>812 でも辞書に名前がのってたのはロダーリでもブッツァでもなく、レービィだったし、結構おもしろかったんだが
石黒達昌
日本では少ないタイプかな
817 :
ぜっとんT世:2009/04/22(水) 00:14:58
>>814 >カルヴィーノという名前の作家が何人かいるような
そりゃ常識でっせw
実際にカルヴィーノ名義で書いてる作家がいたろ?
>>815 >レービィだったし、結構おもしろかったんだが
プリモは読んだことねーしなーw
チェーヴァとかガッダとかサングィネーティとか
結構へんな作家が伊太利亜は多いんやが。
一人の作家が書いたとは思えないほどヴァリエーションが豊富
という意味だよね?
819 :
ぜっとんT世:2009/04/23(木) 01:02:10
すまん、ついファーストネームで遊んじまったw
多彩な筆さばきができんと「冬の夜」みたいなのは書けへんな。
思えば各国の幻想文学なども結構訳されておるようですねぇ(笑)それも大概が七十年代八十年代初頭です(笑)
やはりその頃は海外文学ブームだった様で(笑)おやはや(笑)
821 :
ぜっとんT世:2009/04/26(日) 22:06:24
ほやから必然的に古書漁りになっちまうってことやw
サンリオ文庫の目録見ると結構面白いのが昔はあったんやけどな
日本文学全集が盛んに出たのも七十年代八十年代初頭です殻ねぇ〜(笑) 海外文学ブームだけでは無いですよ〜(笑) 当時は高度経済成長も友無い日本にもそれなりに魅力の作家が居たので生姜ねぇ〜(笑)
823 :
吾輩は名無しである:2009/05/01(金) 18:21:44
すごい幻想文学とダメな幻想文学の違いってなによ?
824 :
(o`.´o)materialist :2009/05/01(金) 18:53:18
「境界領域」の有無では〜(笑)
825 :
吾輩は名無しである:2009/05/01(金) 22:58:24
つまり、幻想文学はどういう態度で批評されてるかが知りたいんです。
象徴性や現実への批判性を見いだすとか?それとも発想の斬新さを評価するとか?
826 :
吾輩は名無しである:2009/05/01(金) 23:10:51
イソップの寓話を読み直せ 馬鹿
827 :
武陽隠士 ◆UCfK2Lx59s :2009/05/01(金) 23:28:21
>>825 幻想文学なんてヒマ人の好事家の為にあるようなもんだろう。
幻想文学に含まれるような文学が、まともな批評に付されるときは、その当該文学は幻想文学として批評されてるわけじゃないよ。
個々の幻想文学の作品評価は、ミステリーよりも狭くて、ほとんど好事家の中で完結してるわけさ。
その枠から出た批評は幻想文学に対するもんじゃないんだよ。
まあ例外的に美学とかの対象になると違うかな。精神分析もそうだ。詩人(的批評家)が当該作品にポエジーを見いだすときも幻想文学としての評価だな。
ま、列挙したこれらのケースはちゃんとした幻想文学としての批評(厳密には批評じゃなけどね)がなされることが多いね。
どうでもいいけど、幻想文学なんてウツツぬかしてる時点でバカだと思うよ君は。
たぶんちゃんと名作と言われる文学作品を読んでいないんだろう。最初からオーソドキシーがない。
鏡花は如何です(笑)オーソドキシーで幻想文学でもありますけれどもねぇ(笑)おやはや(笑)
谷崎にしても初期の作品だけを取り出せば、いえ、後期ですらも幻想文学ということが出来るでしょう(笑)川端は如何です、三島は如何です(笑)幻想文学では(笑)おやはや(笑)
830 :
武陽隠士 ◆UCfK2Lx59s :2009/05/01(金) 23:58:28
幻想文学という枠での批評のことを言ってるのだが。
まあよく意味分からないみたいだよね。
例えば19世紀ロシア文学に幻想文学的なものミステリー的なものポルノ的なものがあっても
大文字の“文学”としての評価であって
ミステリー、幻想文学、ポルノとしての批評じゃない(そもそもそんな批評はない)。
今ならミステリーとして批評も幻想文学として批評もあるだろ?意味わかんないかな?
まあたぶん今日からだけど、
私の書くことは抽象思考したことなあ奴にはわかんなくていい風に書くことに決めたんだよね。
いちいちかいつまんで猿にも分かるように書くのが面倒くさくなってきた(福沢諭吉は猿にも分かるように書け!と弟子に説いた)。
はっきりいって狸=唯物論者顔コテは抽象思考できていないよ。
たぶんそれは(現状の自分にとって)読みやすい本ばっか選択して読んでいたからじゃないかな。まあこれも多分全然君には分からないんだろうけど…
831 :
吾輩は名無しである:2009/05/02(土) 00:00:03
>>826 寓話はまさに825的な見方で面白がられてるんでしょ?
でも幻想文学が全部、寓話みたいなわけないし、でも幻想の部分を批評するとすると、象徴?皮肉?みたいな態度しか想像できないんだけど
それ以外の評し方があったら教えてください
832 :
吾輩は名無しである:2009/05/02(土) 00:03:47
>>827 ポエジーも精神分析も美学も、象徴とかそういう見方の態度の物しかしらないけど
>>830 トドロフもご存じない(笑)おやはや(笑)
834 :
吾輩は名無しである:2009/05/02(土) 00:08:51
「幻想文学」ってジャンルの確定があったかはどうでもいい
今、幻想文学と見なされる時点で、幻想の要素があったわけじゃん。幻想抜きじゃ語れないような作品もあったわけで
そういうのが文学として批評されるときに幻想要素はどう扱われてきたの?
ってことね
835 :
武陽隠士 ◆UCfK2Lx59s :2009/05/02(土) 00:14:52
宮沢賢治に対して天沢退二郎、入沢康夫が血道を挙げるのを想起して欲しいな(“思想家”吉本隆明も一応詩人だから入れるか)。
宮沢賢治は優れた詩人には受けがいい。まあそれはいいんだけど、
宮沢賢治をちゃんとした批評家がちゃんと論じることって意外に少ないんだよ。
幻想っぽい文学って詩的には読めるけど散文的には無理があるんだろうな。
泉鏡花は別だが。あれは文体に日本語としての強度があるんだよな。
単なる幻想文学だかじゃ終わらない。描写の力業もスゴいしさ。
お前ら仲いいよな
>>836 俺の質問というリングでプロレスされて当惑
835
ああ、なるほど、描写力か。なるほどなるほど
839 :
吾輩は名無しである:2009/05/05(火) 02:18:25
(笑)おやはや(笑)
840 :
吾輩は名無しである:2009/05/05(火) 09:21:32
>>830
お前は抽象思考云々以前に、宗教の何たるかがまったくわかっていない
841 :
武陽隠士 ◆UCfK2Lx59s :2009/05/06(水) 01:23:05
>>840 その反駁じゃ漠然としすぎだよ。
それだと、こう理解することもあり得るぞ……
…“俺(注:オマエのことねw)がハマってる生き神様を頂いてる素晴らしい新新宗教である×××教からすれば、武陽の信じてるキリスト教は、宗教としてはまったく間違ってる。ゆえに武陽隠士は宗教が分かっていない云々”
…これがオマエの主張かも知れないとか(失笑)
反駁するのならこちらに変な想像wの余地与えるなよ(笑)
842 :
吾輩は名無しである:2009/05/06(水) 09:22:39
わからないのは、君の知性が足りないから
宗教カルトはみんなそんな感じ
843 :
吾輩は名無しである:2009/05/06(水) 12:47:31
自演のクソ
845 :
吾輩は名無しである:2009/05/06(水) 22:05:42
>>841 もう少し文章が巧ければ面白いコテなのに……
846 :
吾輩は名無しである:2009/05/07(木) 01:26:28
ゼーロンと美食倶楽部面白い。小田原も駿河台も好き。
ところで話題を変えると、幻想ってなんだろうね。
プロレタリア文学も見方を変えると革命幻想をあつかった幻想文学とか。
そもそも幻想文学をひっくり返せば文学幻想。
いやはや(笑い)
どーでもいいことを書いてしまった。
848 :
吾輩は名無しである:2009/05/07(木) 10:32:25
山尾悠子の全集買ってきて写真見たけど物凄い美人だったんだな。
山尾より美人な作家はいないんじゃないかと思えてくるぐらい美人だった。
849 :
吾輩は名無しである:2009/05/07(木) 10:37:01
うpキボンヌ
850 :
吾輩は名無しである:2009/05/07(木) 11:49:56
851 :
吾輩は名無しである:2009/05/07(木) 11:56:09
表示できません
となります…
>>847 日本語だと同じ幻想≠セが、横文字だとファンタジーとイリュージョン、別の言葉になる。
(幻想という言葉ををファンタジーの意味で使うことが多くなったのは澁澤龍彦の登場以降らしい。)
革命幻想・文学幻想はイリュージョンの方の幻想じゃないのかね。
853 :
ぜっとんT世:2009/05/09(土) 01:13:24
>>852 幻想という言葉にファンタジーの色付けをしたっちゅうなら
澁澤より荒俣じゃね?
荒俣は澁澤や種村ほどにはエロスに惹かれんかったらしいな。
>>847 >幻想文学をひっくり返せば文学幻想。
せや、フィクションちゅうのは幻想やからな。
>>853 たしかに、世界幻想文学大系の影響は小さくないよな。
個人的には妖精文庫のほうが好きだけど
852
なるほど。ここでいう幻想文学はファンタジーのことを指すのか。
文学幻想はイリュージョンのほう。
さて、文学に幻想(イリュージョン)を持つやつが幻想文学(ファンタジー)にはまるということはありうるのだろうか。…
なんか、知り合い見てるとむしろ幻想文学好きほど文学幻想抱いてない(=文学なんかどうでもいいと思っている)ような気もする。
disillusion
857 :
吾輩は名無しである:2009/05/09(土) 03:06:13
「ドグラ・マグラ」最強。
858 :
吾輩は名無しである:2009/05/09(土) 11:48:41
>855
メインストリームが嫌いなだけじゃないの?
文学読みの人の場合、文学幻想というか、文壇幻想みたいなものはわりとあるんじゃないか。
妙に荒れるスレ(作家)がいるけど、その作家が文壇幻想に抵触してるケースが多いと見ているのだが。
幻想文学とはスレ違いだけど。
860 :
吾輩は名無しである:2009/05/09(土) 12:47:57
文壇幻想ってなに?
おやはや(笑)如何でしょうかねぇ(笑)武陽理論に従うと、文学幻想がある方=幻想文学好き、らしいですけれども、実際は違うでしょう(笑)
>>855の方が仰っているように、正統文学(笑)メインストリーム等に関心がない、というスタンスの方が殆どなのでは(笑)おやはや(笑)
オーソドックスなものを読まず、最初から幻想へ向かう、といった感じでしょうかねぇ(笑)おやはや(笑)
862 :
ぜっとんT世:2009/05/09(土) 22:38:17
>>853 月刊ペン社の本は1冊しか持ってねー(火山を運ぶ男)
>>855 >むしろ幻想文学好きほど文学幻想抱いてない(=文学なんかどうでもいいと思っている)ような気もする。
それはそうやろな。
プロレスに格闘技の真剣さを求めてないっちゅーことやな。
>>858 メインストリームはメインストリームなりの楽しみ方があるっちゅーことや。
プルーストをメインストリームと呼ぶとしての話やけどな。
863 :
吾輩は名無しである:2009/05/09(土) 23:38:36
大阪弁へたですね
キャラクターづくりがへたですね
粘着キテイ婆巣ヘカエレ
文学幻想が何かとか知らんが、ただリアリティ追求してるだけのはつまらない。
作り話の分際でwとか思う
なんかこのスレ変だよな。
つーか、文学全体が、広義の幻想文学と呼べる^^;
おやはや(笑)本物ですか(笑)
869 :
アイル・ビー・バック:2009/05/11(月) 01:17:54
くる〜きっとくる〜♪
そろそろ人格を統合しようかw
870 :
吾輩は名無しである:2009/05/11(月) 08:52:05
いくしおん ひまだねアンタ
871 :
悪い太郎 ◆LziSwFxVAU :2009/05/11(月) 10:08:47
>ただリアリティ追求してるだけのはつまらない。
>作り話の分際でw
すべての創作は身体の拡張だ。
「そろそろ人格を統合しようか」
などといったイヤらしいカキコにだって、
アンタという人間がよく現れている。
872 :
吾輩は名無しである:2009/05/11(月) 12:28:45
873 :
吾輩は名無しである:2009/05/13(水) 21:12:31
狸以外のコテはもうちょっと個性だせや
分かりにくい
874 :
吾輩は名無しである:2009/05/13(水) 22:23:00
スレ違いだな
875 :
吾輩は名無しである:2009/05/13(水) 22:34:01
どうでもいいがなw
876 :
ぜっとんT世:2009/05/16(土) 22:27:59
>>863 そんな幻想をここで持ち出さんでもええでw
>>865 >ただリアリティ追求してるだけのはつまらない。
っちゅーのは確かにそーやけど、
リアリティを追求しすぎて幻想文学になるってことも
なくはないでw
ブルトンの「超現実」なんてのもあるしやな、
それから。キャロルやカフカの幻想性に
「特別なリアリティ」を感じるっちゅーこともあるんとちゃうか。
877 :
ぜっとんT世:2009/05/18(月) 00:57:03
種村の影で少し光がさえぎられてるけど
前川はいい編者やなー
878 :
ぜっとんT世:2009/05/24(日) 10:58:03
前川道介ね
>>876 『幻想文学』って雑誌で、第一回幻想文学新人賞が載ってるバックナンバーを古書店で購入するといいよ。
澁澤龍彦が選評でリアリティの大切さについて語っている。
あと筒井康隆が、
比較的新しい時期の(といっても七、八年前かな?)エッセイで、
「自然主義的リアリズムの素養が最近の若い小説家志望者にはないから、つまらない小説しか書けない云々」
みたいなことを書いていた。
幾何学的精神がうんたらってやつか?
881 :
ぜっとんT世:2009/05/28(木) 21:52:28
>>879 わて古い雑誌は買わへんし読まへんさかいなー
せやけど、澁澤がリアリティの大切さを語ってても
まったく説得力あらへんなw
『唐草物語』なんてファンタジー色ギンギンとちゃうやろか?
あと筒井は、もったりしたタモリ的笑いが好きじゃおまへんな。
だから書き手としては三流やと思っとるけど
読み手としてはもうちょっとマシでそこそこセンスがええから、
作家としてより批評家にでもなったほうがよかったんとちゃうか。
「自然主義的リアリズム」ってのもどえらい古臭い言葉やけど、
どういう作家を念頭においてんのやろなー。
安部公房あたりでもなさそーやし。
ゾラやらモーパッサンやらを前提において語っておられたと思いますねぇ(笑)
確か新作短編集の内の一篇がそのマニフェスト的小説をだったと思われますよ(笑)おやはや(笑)
883 :
武陽隠士 ◆UCfK2Lx59s :2009/05/28(木) 23:38:22
>>881 君のレス読んで思ったけど、幻想文学とかそんなもんばっか読まないで
ちゃんとしたもの読んだほうがいいと思うな。
そしたらそういうレスみたいな内容レベルではなくなると思うよ。
884 :
ぜっとんT世:2009/05/28(木) 23:52:50
>>882 なるほど、ゾラとかモーパッサンか、
よく知らへんけど、モーパッサンの短篇って怪奇もんでっしゃろ?
メリメとかヘンリー・ジェイムズとかのほうがうまいんとちゃうやろか。
>>883 ま、わてが何を読もうがあんたはんには関係あらへんがなw
「ちゃんとしたもの」の定義も具体例もわからへんから
何ともいえんけどもやなw
> わてが何を読もうがあんたはんには関係あらへんがなw
ははは
全くこれに尽きますなぁw
どこの草深い里のオナゴさんやろか?
おおきなおせわどすな。
>>884 武陽が「気持ち悪い」と切り捨てていたアルツィバージェフも言及されておりましたねぇ(笑)これは本を手に入れるのが一苦労ですが(笑)おやはや(笑)
これも幻想的なものを残しておるはずです(笑)ブロンテ、ディケンズも言及されておりましたねぇ(笑)確かにディケンズは好きですが(笑)個人的には師匠的な作家の一人ではありますねぇ(笑)おやはや(笑)
887 :
ぜっとんT世:2009/05/29(金) 00:02:51
>>885 まったくやで。
構ってちゃんスメルが臭うとりますさかい。
君子危うきに近寄らず、ですわ。
筒井を低く評価したんが拙かったんやろかw
888 :
ぜっとんT世:2009/05/29(金) 00:06:35
>>886 アルツィバージェフええやん。わてもちっとは読んでますさかいw
ディケンズは健康すぎまんな。
あれを幻想文学にすると、
カフカの『失踪者(アメリカ)』みたいになるんやろけど。
ディケンズなども一見健康的ですが実は凶暴な想像力を隠している作家でして、岩波のディケンズ短編集などを薦めておきましょうかねぇ(笑)おやはや(笑)
大いなる遺産は改訳したいところですけれども(笑)おやはや(笑)
私もなるほど筒井は勉強家であると思いますけれども、小説家としてはいまいち引っ掛かる部分もあるのが確かですねぇ(笑)
元は反社会的な物だったのが、今では権威になってしまっている、というおかしさはあるでしょうねぇ(笑)
勿論筒井自身もそれは意識しておるようで、紛い物の文豪を演じておるのはまさにその証拠ではないでしょうかねぇ(笑)おやはや(笑)
百目鬼が生きていた時代の方がまだ良かったようで(笑)おやはや(笑)
891 :
ぜっとんT世:2009/05/29(金) 00:19:47
>>889 秘められた「凶暴な想像力」っちゅーのは感じんでもおまへんが、
筆が立つ分だけ、技巧のほうに心が入ってる感じがありまんな。
>>890 そーでっしゃろw
文学部唯野教授じゃ笑えへんしなー。
ロッジとかブラッドベリとかのほうが
はるかに笑えますさかい。
892 :
武陽隠士 ◆UCfK2Lx59s :2009/05/29(金) 00:22:41
>>886 「気持ちわるい」っていうのは、ある意味魅力かもね。
>ぜっとんなんたら
いや単に君がバカだからさ。いらざる助言だった。
失礼。
893 :
ぜっとんT世:2009/05/29(金) 00:33:56
>>892 そや、わてはバカでっせw
そいで、あんたはんはバカではないでっせw
だから、わてにちょっかい出さんでもええよw
そーいえば、わては幼稚園でこう習ーたなー。
「バカにバカといっちゃいけませんよ」
「他人にバカという人がバカなんですよ」
894 :
武陽隠士 ◆UCfK2Lx59s :2009/05/29(金) 00:48:52
>>893 そのくらいで動じてるようじゃコテは無理じゃないかな?
バカにはバカって言ってやるのが優しさってもんでしょ。
少なくとも幻想文学にハマってるほどのバカなんだから、バカって言われても嬉しいんじゃない?
ま、いずれにしても幻想文学云々する人って退屈な人なんだよな
895 :
ぜっとんT世:2009/05/29(金) 00:56:35
>>890 しかし狸はんは物知りでおまんなーw
百目鬼は知らへんかったんでぐぐりよったら
新聞記者らしいでんな。
篠田一士や丸谷才一とは友人、
筒井康隆や江藤淳とは敵対、
とブンヤにしてはなかなか力持ってたみたいでんなw
>>894 >>893嫁
どの本でだっけか、喧嘩してたよねツツイ。えんえんねちねちとw
897 :
ぜっとんT世:2009/05/29(金) 01:20:10
>>896 筒井はきっと根がクラーイんでっせ。
それが作品にも滲み出てしもーとるから、
タモリ倶楽部的なムードが漂っっちゃってるんやなー
こっちは相手にしてないのに、
ねちねち粘着される陰湿なのってやだしねw
>>890で狸はんが書いちょるけど、
一時代のニーズには応えたかもわからへんけど、
オードリーやはんにゃの時代に
タモリで笑えっていわれても無理やしーw
ロッジ『大英博物館が倒れる』とか
ブラッドベリ『超哲学者マンソンジュ氏』のほうが
スカッと知的に笑えますさかい。
ある意味今の推理小説・SF界の根の暗さというのは乱歩起源であると思われますねぇ(笑)
あの人の周囲は根が陰気なのが多かったのですよ(笑)おやはや(笑)
>>895 今は全て絶版に追い込まれているようですねぇ(笑)向井敏の本もこれまた殆どが絶版になっておりますよ(笑)おやはや(笑)
900 :
ぜっとんT世:2009/05/29(金) 01:36:48
>>895 乱歩みたいに暗さを暗さとして出してる作家はええんよ
暗さをユーモアの銀紙でくるんでる作家はあきまへん
>>899 朝日新聞社で復刊はないでっしゃろなw
暗さ、といえば高橋和巳の邪宗門ですけれども、これも幻想的な素材は無いですが、広義の幻想文学に入れても宜しいかと(笑)
日本文学の少なくとも片面は幻想文学ですよ(笑)おやはや(笑)
902 :
ぜっとんT世:2009/05/29(金) 01:46:50
高橋和巳は読んでへんなー
一度読んでみなあかんかなー
私小説にも幻想的なのがおまんな
藤枝とか。
ほな、そろそろ寝ますさかい。
903 :
ぜっとんT世:2009/05/29(金) 14:19:04
昼酒呑みながら読む「金沢」はいい塩梅ですわ
おやはや(笑)吉田健一ですか(笑)
ご陽気な推理小説なんていやや
907 :
ぜっとんT世:2009/05/29(金) 23:39:28
>>903 おっ、U世かいな。あんま悪させーへんといてな。
ま、そこそこ文学読んでるよーやから、許したるわw
でも、わてはケンボーはあんま好きじゃおまへんでw
『金沢』とか『東京の昔』あたりは読んだけどもやな、
予定調和的な吉健ワールドは好きじゃおまへんのや。
会話に後藤明生的なノイズがないしなー
長篇より短篇のほうがまだええけどな。
>>907 旦那はんもわりかし文学読んでるようだから許しといたる
909 :
ぜっとんT世:2009/06/01(月) 22:46:54
>>908 許してもろておおきにー、えらいすいまへんなー、
って、なんでやねん!
・・・このベタなノリツッコミっ、パン(ノンスタイル風に)
後藤明生は私小説家やけども
「壁の中」なんて完璧な幻想文学でんな。
910 :
吾輩は名無しである:2009/06/15(月) 20:16:55
トーマス=オーウェン、なかなかいいな。
「黒い玉」より「青い蛇」に入ってる作品の方が良いのが多いね。
911 :
ぜっとんT世:2009/06/16(火) 00:36:59
>>910 ほんまはフランクのほうがええと思うんやけど
トーマスのほうは2冊とも文庫になったさかい
入手しやすいし、短篇集やさかい、
電車のなかで読むのに適してまんな。
w
913 :
吾輩は名無しである:2009/06/21(日) 18:33:07
創元推理文庫のグレーカバーは結構持ってる
914 :
吾輩は名無しである:2009/06/26(金) 19:36:33
創元推理文庫は結構あなどれないな。
SFのほうがメジャーかもしれないけど
幻想もなかなかいいラインナップ。
915 :
吾輩は名無しである:2009/06/27(土) 04:46:48
英国の幻想文学の大家、T・リーの「パラディスの秘録」
この中の黄の殺意、これは傑作です。
916 :
ぜっとんT世:2009/06/27(土) 19:58:26
タニス・リーはハヤカワ文庫のFTに結構入ってますな。
あの文庫も時折復刊フェアでもやるとええんやけど
アレクサンドル・グリーン「黄金の鎖」とか
カシュニッツ「精霊たちの庭」とか絶版が多いで。。。
創元推理文庫のグレーといえば
代表格はマーヴィン・ピークでっしゃろか。
ただのSF
>>916 レ・コスミコミケみたいにepi文庫にはいるといいのにね。
>>910 そうなのか。
「黒い玉」だけハードカバーで持ってて、
「青い蛇」は絞りカスなのかと思ってた・・・
西海奇談
「荻坊奥路の浮世草子に関する調査研究」って冊子にあった。
921 :
吾輩は名無しである:2009/07/07(火) 00:05:14
カルビーノ見えない都市とブッツアーティ神を見た犬読んで幻想文学好きになりました
幻想文学界の大物の作品を読みたいんだけど誰がいいかな
ボルヘスとか?
あと海外文学全集シリーズででてる南米系の作家とか面白いんですかね。マジックレアリズムらしいけど
あと調べてたらロシアではターボリアリズムとかいって虫の生活とか変な作品もありますね
671 :菜の花 ◆qS5Y1mPhJ2 :2008/10/22(水) 17:44:27 O
今までありがとうございました
2ちゃんねるを去ります
さようなら…
924 :
吾輩は名無しである:2009/07/08(水) 22:37:00
アルベルトサヴィニオって『人生という名の家』以外に邦訳されたものある?
925 :
吾輩は名無しである:2009/07/21(火) 18:05:32
白水Uでイタリア幻想小説傑作集出してくれないかなあ
926 :
吾輩は名無しである:2009/07/24(金) 00:43:22
紙葉の家は? 漏れは読んでないんだけど大傑作みたいなうわさは
ながれているので、ひたすら気になる。読んだひと、居るのかな?
泡坂妻夫の「わんわん烏」はガチ
928 :
吾輩は名無しである:2009/07/24(金) 23:18:00
ユアグローの小説はガチで幻想文学
929 :
ザ・スミス:2009/08/02(日) 00:12:59
ボルヘスとナボコフの2トップで
司令塔ジョイスがゲームメイク!
930 :
吾輩は名無しである:2009/08/02(日) 11:13:27
嘘ついちゃダメ。
931 :
吾輩は名無しである:2009/08/02(日) 15:24:00
ニワカはジョイス・マンスールでも読んでろや
932 :
ザ・スミス:2009/08/02(日) 16:25:53
ジョイス・マンスールもいいけどさ。
マルセル・ベアリュのほうがよくね?
933 :
ザ・スミス:2009/08/02(日) 16:41:20
イーディス・ネズビットも捨てがたいんだけどね
934 :
ザ・スミス:2009/08/08(土) 21:14:41
カダレとはダレカ?
935 :
吾輩は名無しである:2009/08/09(日) 11:43:35
夢宮殿はイマイチだったが砕かれた四月は良かった
幻想文学というよりファンタジーになるのかもしれないが、別役実「そよそよ族伝説」は最高だ
復刻まんせー
そよそよ族は是非完結させて欲しいな
別役のファンタジーものって共通する趣向が多いよね
島とか何層にもなってる地下町とか
廃盤w
名作だが
黒い時計の旅 スティーヴ・エリクソン
941 :
吾輩は名無しである:2009/10/02(金) 11:08:15
「蝶」 皆川 博子
ノスタルジーな良本ですよ
942 :
吾輩は名無しである:2009/11/29(日) 01:16:44
キャロル
943 :
ザ・スミス:2009/11/29(日) 02:08:49
ジョイスキャロルオーツがどうしたって?
遂に。
945 :
ザ・スミス:2009/12/04(金) 01:21:04
キシュ、カダレなんかの東欧系いいな
文学は全て幻想。
「日本幻想作家事典」欲しいな〜 高いけど
948 :
ザ・スミス:2009/12/05(土) 18:43:11
イタリーの幻想ものはどうなん?
ランドルフィとか。
>>947 メジャーどころしか知らないから買ってみた
面白いけどラノベが一緒になってるのはおれにとっては不便だった
漫画編とか映像編と同じように分けてくれればいいのにと思った
951 :
吾輩は名無しである:2009/12/17(木) 21:40:53
南米も結構幻想文学あるよね
952 :
ザ・スミス:2009/12/19(土) 18:14:17
ボルヘスとガルシア=マルケスに続く3番手ってコルタサルあたり?
953 :
ザ・スミス:2009/12/19(土) 19:53:31
ドノソって線もあるぜ?
954 :
ザ・スミス:2009/12/24(木) 22:08:48
ドノソの文庫はイマイチだったなあ
夜鳥は読んでないけど
955 :
吾輩は名無しである:2009/12/25(金) 11:43:33
ラテアメの幻想は明るい感じがする
東欧は暗い
イギリスは怖い
フランスはエロイ
956 :
吾輩は名無しである:2009/12/26(土) 23:40:21
ドイツはやるせない
957 :
ザ・スミス:2010/01/10(日) 21:10:11
外男と砂男がよかったな
蜘蛛も好き
959 :
ザ・スミス:2010/01/16(土) 00:56:00
橘外男と大坪砂男ね、一応。
日本の幻想は貧乏くさい。
961 :
吾輩は名無しである:2010/01/24(日) 18:28:17
日本の幻想は幽玄って感じはあるな
幽玄って貧乏人の美学でしょうね。
日本の金持ちは成金趣味になるんだから
幻想文学にはならんなあ
あ、パノラマ島とかは金持ちの幻想趣味かな
964 :
ザ・スミス:2010/01/26(火) 17:19:42
贅沢貧乏・・・森茉莉
借金貧乏・・・内田百
引越貧乏・・・色川武大
パノラマ島のM県T市って三重県鳥羽市だっけ?
パノラマ島自体は真珠島がモデルなんだよね。
966 :
吾輩は名無しである:2010/02/12(金) 15:16:25
無人島がオークションに出される時代だから、そういう島を買い取ってさ、
どっかの金持ちがエドガワランドってテーマパークでもつくんないかな。
年間300人くらいは訪れると思う。
967 :
吾輩は名無しである:2010/02/12(金) 16:36:15
儲かんねえよ…
968 :
吾輩は名無しである:2010/02/13(土) 22:11:13
作品社から出てるエリアーデが好きなんだが。
エリアーデどう思う? 全巻買って読んだんだけど幻想文学では完成度が高いよね?
969 :
吾輩は名無しである:2010/02/14(日) 05:22:27
そら、一流の学者の余技だもんな。
若さなき若さは、数年前に映画化されたな。
971 :
吾輩は名無しである:2010/02/14(日) 13:32:51
エリアーデは小説の出来はそんなにいいと思わない
まあ、その中で彼の資質としてはどちらかというと短いもののほうが向いてると感じた
勿論、20世紀を代表する大知識人だとは思うけどね
彼の他の仕事を読むほうが凡百の小説を読むよりずっと面白い
国書刊行会の書物の王国ってどうですか?
アンソロジーならもっと他で集めた方がいい?
973 :
ザ・スミス:2010/02/16(火) 21:20:51
エリアーデはいい作家だと思うで〜
「ムントゥリャサ通り」とか「ダヤン」とか。
「書物の王国」は2〜3冊しかみてないけど
断片的すぎて薄味だった印象があるなあ。
風の影はどうですか?
975 :
吾輩は名無しである:2010/02/18(木) 10:41:37
若い女って言うのは,触ってもいいし,舐めてもいいし,
また,髪の毛の匂いを嗅ぐのもいいよね。
寒い時は,湯たんぽ代わりになるし,暇な時は撫でくってると
甘えてくる。
それこそ,チンポを1時間くらいしゃぶらせるのも良し,
精液を顔に掛けるのも良し,
ただ柔らかい感触を味わうだけでも良い。
ケツの穴のシワを丹念に舐めさせるのもいい。
やっぱり,女は最高だね・・・
976 :
吾輩は名無しである:2010/02/19(金) 04:38:11
↑
幻想的じゃない。
只の馬鹿w
977 :
ザ・スミス(仏蘭西):2010/02/24(水) 18:34:13
そういえば作品社ってほかに幻想小説出してるのかな?
この出版社の本はエリアーデしか買ってないや。
978 :
FFF:2010/02/24(水) 22:40:58
作品社はすごいぞ===
作品社の本は何を買っても面白いぞ===
何か凝った本が多いよね、企画が。
誰だっけ、あの、、、ロシア人の、、、そうそうアクーニンの「自殺の文学史」
ってのがあるけどさ。あの最後の付録凄いよ、世界の文学者で自殺した奴の名前とプロフィール網羅してやんの。
ごめん幻想文学から外れたけど。
979 :
ザ・スミス:2010/02/25(木) 19:36:09
エリアーデってムントゥリャサだけ読んでればOKだよね
980 :
ザ・スミス(仏蘭西):2010/02/25(木) 22:52:51
>>979 「ムントゥリャサ通り」読んだらほかのも読みたくなると思うで〜
>>978 ほぉぅー! 悪人をかけてるとは!
981 :
ザ・スミス:2010/02/27(土) 18:31:09
マイトレイとかホーニヒベルガーとかも読んだけど、
ムントゥリャサだけでいいと思うぞ
982 :
ザ・スミス(仏蘭西) :2010/02/27(土) 22:08:12
>>981 「マイトレイ」はまだ読んでないけどやな
「ダヤン」とか「19本の薔薇」とか好きやで〜。
つーか、今まで読んだ作品でがっかりしたことがあらへん。
983 :
吾輩は名無しである:2010/02/28(日) 01:45:22
新スレ立てたよ
幻想文学ってどういうジャンルよ?・・初めて聞いたわ
>>985 検索することも知らないバカなら当然だな
987 :
ザ・スミス:2010/02/28(日) 21:18:35
幻想文学って帰納法的に馴染んじゃったけどなあ。
何でも演繹法的にショートカットしようとすると無理があるんじゃね。
紀田と荒俣が編纂した「世界幻想文学大系」とか
「日本幻想文学集成」みたいな叢書もあれば、
「幻想文学」って雑誌もあるし、
読んでないけど「幻想文学大事典」なんてのまである。
「幻想文学1500ブックガイド」は意外に良かった。
無理して過疎スレ埋めなくても
おやはや(笑)
>>987 おやはや(笑)そのブックガイドは大分読んでおるはずですけれどもねぇ(笑)おやはや(笑)さて果て(笑)
おやはや(笑)
992 :
ザ・スミス:2010/02/28(日) 22:02:37
おやはや(笑)どもどもですねぇ(笑)まぁ日本の幻想文学の翻訳は少ないですから、
どうしても白水社の海外怪奇短編小説集からのものが多かったような気がしますけれどもねぇ(笑)おやはや(笑)さて果て(笑)
ちなみに幻想文学を口にすると武陽が発狂しますのでご注意を(笑)おやはや(笑)さて果て(笑)
獲る狸 ってキモい
995 :
ザ・スミス:2010/02/28(日) 22:15:59
>>993 発狂したい人間は好き勝手にさせておけばいいんだよ。
あと創元推理文庫の怪奇小説傑作集とかね。
>>994 おやはや(笑)武陽ですか(笑)
>>995 おやはや(笑)確かにそうですねぇ(笑)
もうああいう類の幻想小説集(あるいはイギリス短編24のようなものでしょうかねぇ(笑))の翻訳はされないのでしょうかねぇ(笑)おやはや(笑)さて果て(笑)
997 :
ザ・スミス:2010/02/28(日) 23:08:14
バベルの図書館シリーズ、あれ良かったなあ。
本棚に入れるのにあの判型はやっかいだけど。
おやはや(笑)何冊かは読んでおりますけれどもねぇ(笑)どうも絶版が多いようで(笑)おやはや(笑)さて果て(笑)
英語圏の作家にどうしても比重がかかっておる気もいたしますけれどもねぇ(笑)おやはや(笑)さて果て(笑)
おやはや(笑)
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