軍事板書籍・書評スレ29

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1名無し三等兵
兵法、戦記、戦史、回想録、安全保障、危機管理、エトセトラ。
ノンフィクション中心、軍事に関係あれば基本的に可。

なお、雑誌関係は、
軍事雑誌総合スレ 第14号
http://anchorage.2ch.net/test/read.cgi/army/1260670793/

架空戦記は、架空戦記総合スレッドで
【超重心砲】架空戦記総合スレ67【碧海の玉座】
http://anchorage.2ch.net/test/read.cgi/army/1264339353/

シム板、軍事板Wikipediaスレやグリペンスレ住人は、
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http://pc11.2ch.net/net/
をどうぞ。
過去ログは>>2-5あたり
前スレ
軍事板書籍・書評スレ28
http://anchorage.2ch.net/test/read.cgi/army/1262252182/
2名無し三等兵:2010/02/19(金) 17:55:31 ID:???
第27スレ http://anchorage.2ch.net/test/read.cgi/army/1259390684/
第26スレ http://anchorage.2ch.net/test/read.cgi/army/1255434040/
第25スレ http://anchorage.2ch.net/test/read.cgi/army/1252590323/
第24スレ http://anchorage.2ch.net/test/read.cgi/army/1248787576/
第23スレ http://anchorage.2ch.net/test/read.cgi/army/1245514794/
第21スレ http://anchorage.2ch.net/test/read.cgi/army/1238505284/
第20スレ http://anchorage.2ch.net/test/read.cgi/army/1233756961/
第19スレ http://anchorage.2ch.net/test/read.cgi/army/1231077334/
第18スレ http://anchorage.2ch.net/test/read.cgi/army/1228397490/
第17スレ http://anchorage.2ch.net/test/read.cgi/army/1225283554/
第16スレ http://anchorage.2ch.net/test/read.cgi/army/1221228939/
第15スレ http://gimpo.2ch.net/test/read.cgi/army/1218257092/
第14スレ http://hobby11.2ch.net/test/read.cgi/army/1212803221/
第13スレ http://hobby11.2ch.net/test/read.cgi/army/1208068192/
第12スレ http://hobby10.2ch.net/test/read.cgi/army/1196358728/
第11スレ http://hobby10.2ch.net/test/read.cgi/army/1185767163/
第10スレ http://hobby10.2ch.net/test/read.cgi/army/1185767163/
第9スレ http://hobby9.2ch.net/test/read.cgi/army/1176637596/
第8スレ http://hobby9.2ch.net/test/read.cgi/army/1165229084/
第7スレ http://hobby7.2ch.net/test/read.cgi/army/1155985404/
第6スレ http://hobby7.2ch.net/test/read.cgi/army/1140883550/
第5スレ http://hobby7.2ch.net/test/read.cgi/army/1130213915/
第4スレ http://hobby7.2ch.net/test/read.cgi/army/1120575348/
第3スレ http://hobby7.2ch.net/test/read.cgi/army/1104672011/
第2スレ http://hobby3.2ch.net/test/read.cgi/army/1065783183/
第1スレ http://hobby3.2ch.net/test/read.cgi/army/1053498652/
3名無し三等兵:2010/02/19(金) 17:56:03 ID:???
4名無し三等兵:2010/02/19(金) 17:57:05 ID:???
軍事板 書評スレッド
ttp://yasai.2ch.net/army/kako/980/980501031.html
軍事オタが薦める一冊
ttp://mentai.2ch.net/army/kako/962/962485777.html
軍事マニア推薦図書スレッド
ttp://mentai.2ch.net/army/kako/966/966664863.html
軍事・兵法・戦記・戦史関連書籍総合スレット
ttp://hobby3.2ch.net/test/read.cgi/army/1053498652/

近めの書籍を扱ったスレとして、世界史板、日本近代史板、国際情勢板、外交政策板などの当該スレも参照のこと

書店等の参考についてはこちらをどうぞ。
ttp://wiki.livedoor.jp/force_army_2ch/d/%b7%b3%bb%f6%c8%c4%bd%f1%c0%d2%a1%a6%bd%f1%c9%be%a5%b9%a5%ec%a5%c6%a5%f3%a5%d7%a5%ec%c3%d6%a4%ad%be%ec
5名無し三等兵:2010/02/19(金) 21:43:18 ID:???
トム・クランシーの著作は、軍事やインテリジェンスを小説形式で楽しく読めるテキストですか?
6名無し三等兵:2010/02/19(金) 21:44:48 ID:???
太田文雄はオススメしてるね>トム・クランシー
7名無し三等兵:2010/02/19(金) 22:05:17 ID:???
カレルはあらゆる戦場で「もし…は禁物だが、あと一撃の機会があれば!」的な記述があったあと、
毎回ギリギリでドイツが敗北ないし撤退するパターンがお約束で盛り上がる

史実かどうかは知らないが
8名無し三等兵:2010/02/19(金) 22:08:27 ID:???
ドイツ版「帝国陸軍の最後」だからね。
9アドバンスト杜聖 ◆REH634FRNQ :2010/02/19(金) 22:09:05 ID:???
よく分かんないけどドイツ版司馬史観みたいなもんって認識で良いのだろうか
10名無し三等兵:2010/02/19(金) 22:12:59 ID:???
最後の1個大隊が〜ってよく聞くけど、ドイツ陸軍(当時まだ国防軍?)の連隊って
兵力不足から来る改組で1個連隊が2個大隊で構成されてたんだっけ?

あんまり関係ない?
11名無し三等兵:2010/02/19(金) 22:18:42 ID:???
前スレでトゥキディデスの話してた人、どこの訳が一番いい?

ギリシャやローマの軍事も結構面白いよね。
当時の戦術や社会に関する本しか読んでなくて、
古典の類にはほとんど手を出していないけど、これを期に手を出してみようか。
12名無し三等兵:2010/02/19(金) 22:23:28 ID:???
なにぶん古いしクロスチェックなしでソースとはできないが
それでもなおカレル本は魅力を失っていないと断言する!
13名無し三等兵:2010/02/19(金) 22:37:35 ID:???
>>11
田中利光著の新ギリシャ語入門(大修館書店)あたりからはじめるのが良いと思う。
14名無し三等兵:2010/02/19(金) 22:45:43 ID:???
>>11 前スレの人じゃないが、2000年の歳月を宗教の背景なしに生き残ってきただけあって、あの辺の古典は原典の方が面白い。
いろいろな意味で初心者向けって事になってる、「ガリア戦記」(講談社学芸文庫で)、「アナバシス」あたりが最初はいいんじゃないかね。
15名無し三等兵:2010/02/19(金) 23:03:24 ID:???
>>13
>>14
レスdクス

ギリシャ語からかよ!
これまた前スレで、『ガリア戦記』は原典読めって話もありましたな。
おとなしく『ガリア戦記』の邦訳から手を出してみます。
16名無し三等兵:2010/02/19(金) 23:03:49 ID:???
クセノポンの「アナバシス」より前の時代の従軍記ってあるのかな?
17前スレ983:2010/02/20(土) 00:43:38 ID:???
>>11
今読んでるのは久保正彰訳の岩波版
旧字体がちょっと突っかかるぐらい以外の不便は今のところなし(現在中巻の四分の一ほど読了)
流石に西洋古典叢書版は手を出しづらいなぁ・・・
前スレの前半のほうに書いたけどアッリアノスの「アレクサンドロス大王東征記」とかも読みやす
いよ
18名無し三等兵:2010/02/20(土) 07:21:45 ID:???
ガリア戦記はインチキのように面白いよなぁ。
軍の指揮官が残した作戦記録とは思えん位読み物として面白い。

今の世にいたら物書き稼業だけで名を成せるレベルだよなぁカエサルは。
独裁者兼法律家兼軍人兼作家ってどんだけマルチに有能なんだか奴は。
19名無し三等兵:2010/02/20(土) 07:41:22 ID:???
ゴーストライターのような人間に対して語り、脚色させたと考える方がありえる話だ。
20名無し三等兵:2010/02/20(土) 12:23:19 ID:???
空の技術 設計・生産・戦場の最前線に立つ 光人社NF文庫

まだ手にとっていないのですが渡辺洋二氏の新作が出ました。
21名無し三等兵:2010/02/20(土) 12:24:33 ID:???
空の技術、アマゾンでは予約中だけど他の本通販サイトでは在庫ありになってる
22名無し三等兵:2010/02/20(土) 12:39:15 ID:???
空の技術 光人社NF文庫 (発行年月:2010年03月)

アマゾン:予約中
jbook:発売日以降の入荷・発送

楽天ブックス:残りあと30個です
紀伊国屋:在庫がございます
bk1:出荷可能24時間
7ネット:当日〜2日で発送

仕入れのタイミングなのか、各社で違うんだな。
23名無し三等兵:2010/02/20(土) 12:46:18 ID:???
書籍の発売日はかなりいい加減だからね。
そもそも出版社によっても出版社から出るタイミングから店頭に並ぶタイミングまで違うし。
店によっても普通にずれるし。なんとかして欲しい。
24名無し三等兵:2010/02/20(土) 12:49:24 ID:???
前のスレの389で、↓の本をお教えいただいた者です。
ttp://www.namiki-shobo.co.jp/survive/tachiyomi/survive014.htm
これではありませんでした。
下記の内容の他、砲弾が飛んでくる音がしたら顔面を押さえるとか音で飛来する方向を判断するとかありました。
また、ホテルからタクシーに乗るときは個人タクシーを使うなとかそういう護身的なことが多くありました。
徒手格闘の本は、とても興味深いものでしたのでそれについてもお礼を申し上げます。

388 :名無し三等兵:2010/01/15(金) 13:52:07 ID:OJeJSQEA
1998年上半期ごろに、新聞広告で観て購入。護身や軍事に関する書籍。ソフトカバー。
著者は50代ぐらいの自衛隊関係者(うろ覚えだが一佐かも)で、色々な古武道の段を持っていた。
手掛かりはこれだけですが、見つかりますでしょうか。
25名無し三等兵:2010/02/20(土) 12:51:15 ID:???
表紙の疾風の写真は未発表の物みたいだね。
26名無し三等兵:2010/02/20(土) 16:32:33 ID:???
27名無し三等兵:2010/02/20(土) 19:16:22 ID:???
こないだPHPから出たヴェノナ文書に関する本はどう?
28名無し三等兵:2010/02/20(土) 19:59:15 ID:???
>>27
入門書としては悪くないと思うよ。
問題は、あれが事実上唯一の書籍ってことだろう。
29名無し三等兵:2010/02/20(土) 20:00:03 ID:???
>>27
前スレ
30名無し三等兵:2010/02/20(土) 22:11:12 ID:???
>>22
楽天は2冊売れたな
31眠い人 ◆gQikaJHtf2 :2010/02/20(土) 22:37:02 ID:???
>22
今日買って参りますた。
航空ファンと丸に掲載されていた短編の収録だそうな。
しかし、後書きに「著者の人生設計上、航空関係の著作をなるべく早い時期に出し終えようと
決めたためだ」と書いてあるのが気になります。
渡辺さん、次はどの世界に転身するんでしょうか。

ついでに、今日読み終えた本。
軍事と余り関係がないかも知れないが、参考文献的に。

アンドレイ・ランコフ著 『民衆の北朝鮮』(花伝社:鳥井英晴訳)

北の実態の上から下までをを、ロシア人ランコフが分析し、書いたもの。
日本や韓国のそれと違い、実際にランコフがソ連邦と言う体制に組み込まれていた
人だし、ソ連末期に平壌で過ごしたことのある人なので、現状分析は結構読み応えが
ある。
また、日本や韓国の人間がこうした分野を取り上げる場合は、より当事者意識が出て、
しかも、悲観論か楽観論に二分される傾向があるのに対し、ランコフの本は、出来るだけ
中庸の立場から、冷静に北という国を捉えようとしている。

その上、大抵の北研究は、金王朝の行く末など政治に目を向け過ぎているきらいがある
のに対し、こちらは下層階級、中産階級の描写も多く、結果的に冷静な判断を下している
様な感じを受ける。

それにしても、ソ連の方が自由だったと言わしめる北って一体…。
32名無し三等兵:2010/02/20(土) 23:01:45 ID:???
>>31
かつては翻訳本も出されているから、新たな取材先がなくなったなら
そっちの方向に進んでもらえたら嬉しかったのですが
航空関係からも出てしまわれるおつもりなのか。

世傑でも、関わるのはこれが最後になるだろうと異例のあとがきで驚いたし。
数少ない信頼できる書き手なのに・・・
33名無し三等兵:2010/02/20(土) 23:03:42 ID:???
いつも新著は文春文庫からの出版だったのに、今回は光人社だったのはなぜだろう。
34名無し三等兵:2010/02/20(土) 23:05:55 ID:???
ttp://www.amazon.co.jp/dp/4769826354/
アマゾン、今は在庫ありになった。今日が入荷日だったのか
35眠い人 ◆gQikaJHtf2 :2010/02/20(土) 23:30:10 ID:???
>33
今回の内容が余り素人受けするものではなかったので、軍事系に強い
光人社から出されたと後書きにありますね。
36名無し三等兵:2010/02/20(土) 23:36:22 ID:???
>>35
そういう理由ですか。
届くのを楽しみに待っていますが、渡辺氏の著作をあと何冊読めるのかとも思うと・・・
37名無し三等兵:2010/02/21(日) 00:33:36 ID:???
渡辺洋二氏には「302空」を改訂して貰わねば。
永らく絶版だし。
38名無し三等兵:2010/02/21(日) 00:57:13 ID:???
吉村昭の太平洋戦争関連の作品は参考文献として使えるのでしょうか?
ノンフィクション小説という、紛らわしい分類がされてるので。
39名無し三等兵:2010/02/21(日) 00:58:40 ID:???
>>37
渡辺さんの執筆手法は関係者への徹底した取材に基づいてるから、戦後65年も
経過して関係者もほとんど亡くなってるだろうから、改訂は難しいと思う。
40名無し三等兵:2010/02/21(日) 01:08:53 ID:???
>>38
少し前のスレにも吉村昭が参考文献どうのとか言ってる人がいたけど、

「参考文献として使えるのでしょうか?」ってのが最近流行ってるの?
最近、こればっかり。

去年は「読む価値があるのでしょうか?」だったよね。

その本を読んで参考になったら既に参考文献なんですが。
で、書いてある事が真実かどうかなんてもう誰にもわからないし。

吉村昭について限って言うと、戦艦武蔵・海軍乙事件、深海の使者、関東大震災、
いずれも素晴らしい本だと思いますよ。

吉村昭はエッセイもたくさん出版されていて
それぞれの題材の取材時の苦労談や本編には載っていない事も書いているので、
詳しく知りたければエッセイ集もせっせと図書館で借りる必要があります。
41名無し三等兵:2010/02/21(日) 01:12:07 ID:???
と、ほぼ同じ事を以前のスレに書いて、二度目。
ついでに書いておくと、最近熱いのが森史朗氏。

この人は元編集者で、城山三郎・吉村昭の作家人生に関する本まで出している。
非常に重く分厚い本ばかりなので、文庫化され次第コンプリートすると良い。
42名無し三等兵:2010/02/21(日) 01:18:38 ID:???
吉村さんの作品で、伊33号潜内部から遺書が出てきた話が好きだなあ。
水枕の中に沢山の遺書が入ってた。
43名無し三等兵:2010/02/21(日) 01:28:15 ID:???
水枕?
本来の用途とは真逆に防水嚢として使われたの?
44名無し三等兵:2010/02/21(日) 01:33:47 ID:???
参考文献云々は他のスレでソースとして提示できるのかという意味あいじゃないだろうか?
45名無し三等兵:2010/02/21(日) 01:44:36 ID:???
>>43
そうです。
機関室の配管に縛り付けてあった水枕を開けたら乗組員の事故経過報告と遺書が沢山出てきました。
「万年筆の旅」という短編集に入ってます。
46名無し三等兵:2010/02/21(日) 01:57:29 ID:???
第一次世界大戦直前の欧州情勢が複雑怪奇なので詳しく知りたいのですが何を読むべきでしょうか?

八月の砲声、戦略の形勢、第一次世界大戦(リデル・ハート)、国際紛争は読みました
47名無し三等兵:2010/02/21(日) 01:59:44 ID:???
そういう意味ではアウトだろ。
人名については変えてあるみたいだし、その他にも手が入っていてもおかしくはない。
そして、どこなのか判然としない。

でも、知らない事件を学ぶ最初の道具としては、非常に素晴らしいと思う。
48名無し三等兵:2010/02/21(日) 02:11:37 ID:???
>>46
そこまで読んでてまだ何を知りたいってんだ…
49名無し三等兵:2010/02/21(日) 02:32:52 ID:???
大国の興亡 上巻 コンプリートだ。
50名無し三等兵:2010/02/21(日) 03:54:10 ID:???
>>46
この辺かな

オーストリア=ハンガリーとバルカン戦争―第一次世界大戦への道
ttp://www.amazon.co.jp/dp/4588625152/
第一次世界大戦の起原
ttp://www.amazon.co.jp/dp/4622073218/
第一次世界大戦期の日米関係史
ttp://www.amazon.co.jp/dp/4792370701/
アメリカ合衆国中立の研究 : 第一次世界大戦における
ttp://opac.ndl.go.jp/recordid/000001072634/jpn
世界大戦原因の研究
http://www.amazon.co.jp/B000JAI56W/
軍事史学 通巻14号第4巻第2号(1968年 8月)<特集>第一次世界大戦史
ttp://wwwsoc.nii.ac.jp/mhsj/db/1_10.htm#14

第一次世界大戦前のドイツにおける「中欧」構想
ttp://opac.ndl.go.jp/articleid/6385783/jpn
イタリアの参戦決定過程をめぐる一考察--第一次世界大戦に際して
ttp://opac.ndl.go.jp/articleid/203968/jpn
サライェヴォ事件より開戦まで--開戦外交と戦争責任 (第一次世界大戦前後(特集))
ttp://opac.ndl.go.jp/articleid/894504/jpn
アメリカの参戦問題研究の展望と現状 (第一次世界大戦前後(特集))
ttp://opac.ndl.go.jp/articleid/894507/jpn
フランスの戦争指導者--ジョッフル,フォッシュ,クレマンソー (第一次世界大戦前後(特集))
ttp://opac.ndl.go.jp/articleid/894506/jpn
第一次世界大戦における戦時通商と中立制度の動揺--主として英,独の戦時通商と中立制度について
ttp://opac.ndl.go.jp/articleid/2684273/jpn
51名無し三等兵:2010/02/21(日) 03:55:30 ID:???
ちょっと面白そうなやつ

イギリス光学産業と第一次世界大戦--軍需に牽引された産業の限界
ttp://opac.ndl.go.jp/articleid/6216491/jpn
第一次世界大戦参戦と日本のマスメディア
ttp://opac.ndl.go.jp/recordid/000009904269/jpn
第一次世界大戦後の東プロイセンの鉄道事情
ttp://opac.ndl.go.jp/articleid/4156392/jpn
第一次世界大戦とイギリスの対インド鉄道政策の転換-「アクワース委員会報告書」を中心にして
ttp://opac.ndl.go.jp/articleid/4670256/jpn
52名無し三等兵:2010/02/21(日) 03:59:15 ID:???
>>46
オーストリア=ハンガリーとバルカン戦争―第一次世界大戦への道
http://www.amazon.co.jp/dp/4588625152/

外交 (ハロルド・ニコルソン著)
http://www.amazon.co.jp/dp/4130050168
53名無し三等兵:2010/02/21(日) 04:06:57 ID:???
>>51
>イギリス光学産業と第一次世界大戦--軍需に牽引された産業の限界

うおおおおおダイアルサイト論文だーーーー!?

ありがとう、お返し。
http://www.iop.org/EJ/abstract/1475-4878/21/5/302

iop登録すれば読めるよん。



54名無し三等兵:2010/02/21(日) 06:29:26 ID:???
ガリア戦記はどの訳がいいの?
55名無し三等兵:2010/02/21(日) 08:55:19 ID:???
森史朗の著作ってテーマの選定や内容の精緻さは
確かに素晴らしいんだが、細部を思い込みや通説で
書き流してない?

あまり主題に関わる部分ではないけれど、出来が
言いだけに、逆に気になるというか・・・
56名無し三等兵:2010/02/21(日) 10:30:18 ID:???
吉村氏のは、小説と小説を書くための取材記の二パターンがあるね。
「戦艦武蔵」と「戦艦武蔵ノート」のように。
「陸奥爆沈」のように後者しかないものもあるが。
後、氏の作品の場合、フィクション部分では登場人物を仮名にしてあ
るケースが多いように思う。
「光る壁画」でも、実名で書かれている東大関係者部分や開発の部分
は史実、主人公である「オリオン光学」の方の私生活に関わる部分は
完全なフィクションというようになっているし。
57名無し三等兵:2010/02/21(日) 11:24:15 ID:???
>>54
原文に忠実なのが岩波文庫の近山訳
上と比べて読みやすいのが講談社学術文庫の国原訳
中高生くらいでも読みやすく、時代背景など各種解説もついているのが中倉の<新訳>ガリア戦記

まったく知識ないなら中倉を、知識あるなら近山訳をおすすめする
中倉訳はあまりに文体がカエサルのそれとあっていないような気がするので。
58名無し三等兵:2010/02/21(日) 11:35:44 ID:???
>>44
ああ、なるほど。

言い換えるなら、「参考文献として使えるのでしょうか?」ではなく、
(それこそ、完全なフィクション小説でも参考文献に使える場合がある。
 何か参考になる部分があれば参考文献なのだから)

「作者の創作が一切入っていないノンフィクションでしょうか?」と聞けばいいのに。
59名無し三等兵:2010/02/21(日) 11:46:43 ID:???
>>56
吉村昭氏は、読めばわかるね。

基本的に戦争を書いたものでは、多くの証言者に直接取材できているので
ほぼ証言者の証言どおりに進む。

沖縄戦だったかでいわゆる完全なフィクション小説を書かれているが、
これは沖縄戦で生き残った女性に取材した後に
書いた小説だとあとがきに書いている。

それ以前の昔の時代の小説ではさすがにフィクションな部分があるが、
それでも古い本を収集してよく書いている。

読者から、「今度出た本の何々は当時ではありえません」という手紙が来ていたそうだが、
考証の根拠になった資料メモを送っていたそうな。
これもエッセイ集に・・・吉村昭はエッセイ集まで読まないといけない作家
60名無し三等兵:2010/02/21(日) 11:50:24 ID:???
戦艦武蔵ノートだったと思うけど、数年間毎日つけていたはずの
腕章の色を聞いたら、関係者の答えがばらばらだったという話が
あったな。
61名無し三等兵:2010/02/21(日) 11:57:36 ID:???
>>46
古典かつ洋書になるけれど、欧州情勢を外交史、外交関係という意味でとれば
A.J.P. Taylor, The Struggle for Mastery in Europe, 1948-1918, (Oxford UP, 1954).
F.R. Bridge and Roger Bullen, The Great Powers and the European State System 1815-1914, (Longman, 1980).
あたりを読むべきだと思う。
だるかったらヘンリー・キッシンジャー『外交(上)』や、
高坂正堯『古典外交の成熟と崩壊』の当該の章で見取り図を作ってからがいいかも。
後者はできれば全部読んでおくとヨーロッパ外交への理解が増す気はする
外交史で最新の研究に当りたければ、イギリス中心となるけれど
Zara S. Steiner and Keith Neilson, Britain and the Origins of the First World War, (2nd ed., Palgrave Macmillan, 2003)
とかがおすすめ。他の研究は同書の脚注から引っこ抜いてもいい。

資料的にラフでもいいから、精神史とか思想的なものもより重視するなら
>>50氏も勧めてるジェームス・ジョル『第一次世界大戦の起源』や、ルネ・ジロー『国際関係史 1878-1914』がいいと思う。
ジローは外交史的にもフランスの視点が中心となるので、その意味でも面白い

その他歴史としては、細谷雄一さんの講義のシラバスがわりと参考になる気がする。わりと内容も被ってるが
ttp://club.pep.ne.jp/~y.hosoya/office/diplomatic-history.htm
もし、政治学的にこの時期を検討するなら、既読のナイ『国際紛争』の原著の
Futehr Readingsを見るといいです(邦訳版は独自のリストになっているため)

>>50-51氏のはリンクつきでありがたいけど、検索単語引っこ抜きなのかな?
池田十吾さんの本はこういう意味では役に立たなかったと思う
62名無し三等兵:2010/02/21(日) 12:23:06 ID:???
>>60
そのことで一つ話があるんだけど、

海軍では大佐、大尉をだいさ、だいいと読んでいたのが定説になっているけど
ある本で、海軍士官が
「よくそういう事が書かれているが一度もだいさ、だいいと読んだ事はない」
と書いてあったのを思い出した。

問題はどの本にその記述があったか忘れていることだ。
63名無し三等兵:2010/02/21(日) 13:06:47 ID:???
>>62ですが、その本では「宜候」のアクセントが戦中と戦後で違う、
映画を観ると違和感があるとも書かれていた。何の本だったかー
64名無し三等兵:2010/02/21(日) 13:22:46 ID:???
ティーガーとティーゲルの違いみたいなものかしら。

>>63
現代でも宜候って使うんだっけ?
65名無し三等兵:2010/02/21(日) 13:33:41 ID:???
映画でよく聞くのは「よぉぅそろぉう」が多いと思うんだけど、違うのか?
66名無し三等兵:2010/02/21(日) 14:00:56 ID:???
「艦長」のイントネーションも
67名無し三等兵:2010/02/21(日) 15:13:30 ID:???
>>64
海自ではふつうに使ってるよ。

イントネーションを比較するなら、海自の体験航海とかと古い日本の戦争映画を比較するのがよろしいかと。
68名無し三等兵:2010/02/21(日) 15:31:39 ID:???
今は動画があったな。戦中の映画もあるし。

さっそく探してみたら、「帽振れ」の号令が思い込みと全然違っていた。
「ぼーふれーー」かと思ってたら、「ボゥフレッ」だった。
69名無し三等兵:2010/02/21(日) 18:52:33 ID:???
前スレでやや過剰ぎみな守屋純批判があったけど、そこまで信頼できない人だったっけ?
前にアントニー・ビーバーの著作に対する根拠の薄い批判をしたり、マーザーの著作を根拠に対ソ戦予防戦争論をだしたりと注意が必要な人だとは思うけど
70名無し三等兵:2010/02/21(日) 19:00:28 ID:???
どんどん訳書を出してほしい人だ。
71名無し三等兵:2010/02/21(日) 19:27:49 ID:???
>>70
同感。特に予防戦争論の代表格のヨアヒム・ホフマンの本邦訳してほしい。
72名無し三等兵:2010/02/21(日) 19:34:57 ID:???
日本の軍事関連書籍に関しては近世近代の軍事理論書の翻訳や中世から近代の戦史が未開拓
理論書は一次文献として重宝すること間違いなし
売れないだろうけどね
73名無し三等兵:2010/02/21(日) 20:17:52 ID:???
>>22
楽天books、土日で5冊売上。

売れた冊数がわかるの面白いな
74名無し三等兵:2010/02/21(日) 21:22:23 ID:???
>>62
そういえば、零戦の読みも、一時は「れいせん」が正しいとされていたが、
今は、戦時中から「ぜろせん」は使われていたってのが通説になってるしなあ。
75名無し三等兵:2010/02/21(日) 21:38:12 ID:???
吉岡平センセが「サムライン」でそれ関連を登場キャラに言わせていたなあ。
いや、吉岡センセのご本は好きなんですが。
76名無し三等兵:2010/02/21(日) 22:34:05 ID:???
A Civilians Guide to the U.S. Military
米国一般市民向けの米軍入門書
敬礼や上官への呼びかけのルールから、葬儀や軍法会議等の共通の話と
5軍それぞれのミッション、組織、装備、入隊・訓練プログラム等について触れる
用語集 (スラング含む) あり
内容は軍オタなら周知のことなのだろうけど私には面白かった

ただ、アメリカ人が書いたアメリカ人向けの本だから、殆どいい事しか書いてないけど
ジュネーヴ諸条約に関して、アメリカが問題になった事例がちょっと出てるくらい
77名無し三等兵:2010/02/21(日) 22:40:15 ID:???
全ての本に批判的な視線を求めるのはどうかね…
78名無し三等兵:2010/02/21(日) 22:44:50 ID:???
本を評価するモノサシは、偏狭な己の持つ1本だけで、
それに合わない本はめったくそに叩いてやるぜ!
79名無し三等兵:2010/02/21(日) 22:57:00 ID:???
本に批判的な内容を含める必要はないが
読む側に批判的な視点は必要 (単なる娯楽として読むのでなければ)
80名無し三等兵:2010/02/21(日) 23:04:57 ID:???
本に書かれた批判を無批判に取り込んでしまう人はままいるね。
81名無し三等兵:2010/02/21(日) 23:11:40 ID:???
    \  どんなミスも絶対に見逃さない /
.                           
               \       
    ヽ(^o^)       (/o^)      (^o^))
      ( )7       ( /      <  )
      < \     / く        / >
   """"""""""""""""""""""""""""""""""""""

こうですか?わかりません
82名無し三等兵:2010/02/21(日) 23:36:59 ID:???
343空の紫電改、鴛淵大尉機の写真が掲載されてる本ありますかね?
83名無し三等兵:2010/02/21(日) 23:37:49 ID:???
まぁ極力クロスチェックを心掛けるべきなんだよな
Aという本の内容の反証のためにBという本を読んで確信が持てたと思ったら、Bの参考文献にAがはいっていてふりだしに戻るということがあったりするが
84名無し三等兵:2010/02/22(月) 01:11:32 ID:???
リデル・ハートの『戦略論』新訳で出るね。
85名無し三等兵:2010/02/22(月) 10:01:02 ID:???
>>82
そもそも、343空の戦時中の写真自体がほとんどない。
菅野大尉機の写真も長く未発見だった。

戦後の米軍マークになってからの写真はだいぶ残されているが。
86名無し三等兵:2010/02/22(月) 17:47:20 ID:X0e86qOn
前スレで話題になっていた「パウル・カレル全否定論」の大木毅だけど
パウル・カレルを全否定する記事の載ったコマンドマガジンの次の号で
書いてる記事の参考文献にはDas Deutsche Reich und der Zweite Weltkrieg
の第6巻が挙がっているんだよな。

■ウォーゲーム・シミュレーションゲーム総合75■
http://schiphol.2ch.net/test/read.cgi/cgame/1261479598/618-641

つまり大木毅はパウル・カレルがドイツ公刊戦史で参考文献に使われてる事実を
知っていたはずだけど、それをパウル・カレル全否定の記事では一切書かずに、
まるでカレルなんてドイツ史学会で全く相手にされてないようなネガな話だけ
延々と書き綴った上で「今後カレルの著作を資料として用いることはない・・・・
いや、できないだろう」 と資料的価値を全否定していたというわけ。しかも
「一部の政治的意図を有するものを除けば、知識階級に属する人間で、
カレルの著述を真実であるとみなすものは、もはや誰もいないであろう」
とまで書いて、カレルの価値を認めるのはナチチンパかバカだけだとほぼ断定している。

ドイツ公刊戦史の編者がナチシンパもしくは知識階級に属さない人間かどうかは言うまでもない。

大木は記事の中で、パウル・カレルはドイツに都合の悪い事実を知っていながら
「わざと書かない」ことで読者を誘導したことを批判しているけど、これじゃ本人も
パウル・カレルがドイツ公刊戦史で参考文献に使われている(都合の悪い)事実を
知っていながら「わざと書かない」で読者を誘導したと批判されてもしょうがないよ。
だって Das Deutsche Reich und der Zweite Weltkrieg を参照しているんだからね。
87名無し三等兵:2010/02/22(月) 17:54:17 ID:???
もうええやん
88名無し三等兵:2010/02/22(月) 17:59:11 ID:???
>>86
派生へGO!
89名無し三等兵:2010/02/22(月) 18:28:38 ID:???
別にスレ違いだとも思わないけど。
これからの執筆家が使用するかどうかは別にして
カレル本にはカレル本なりの価値がある。
誰が何を参考にして書こうが原則自由。
今時カレルを主要なタネにして自説を展開しても
説得力がないだけの話。
90名無し三等兵:2010/02/22(月) 18:35:51 ID:???
ドイツ軍、諸説カレル 春の風

以下、軍ヲタ的連歌で。
91名無し三等兵:2010/02/22(月) 18:41:51 ID:???
>>89
自分なりの結論がある人同士の議論は、やっぱり別の所でするべきだと思うんだ。

さて、新たな本を読もう!
92名無し三等兵:2010/02/22(月) 18:55:19 ID:???
>>90
春の目覚めは 泥に沈んで
93名無し三等兵:2010/02/22(月) 18:56:10 ID:???
>>90
それにつけても 金の欲しさよ
94名無し三等兵:2010/02/23(火) 00:36:14 ID:???
大木さんなら軍事史研究局のフリーザー大佐と面識がありますよ

ソースは電撃戦という幻のあとがき
95名無し三等兵:2010/02/23(火) 00:55:34 ID:???
>>86
で、きみは、Das Deutsche Reich und der Zweite Weltkrieg を読んだの?
96名無し三等兵:2010/02/23(火) 01:02:00 ID:???
オックスフォード大学出版局から英訳が出ているよ、
Das Deutsche Reich und der Zweite Weltkrieg
97名無し三等兵:2010/02/23(火) 10:02:52 ID:???
つぅか今やカレル本の価値は
当時のドイツ軍統帥部の戦略的なものの考え方や見方、
作戦企図が読み取れる、といったレベルにとどまり、
事実関係のネタとしては既に陳腐化してる訳よ。

たとえば「〜将軍は×××作戦を行うにあたり、○○という見通しに基づき
・・・を目的としたが、その結果は△△だった。あと1個大隊あれば(ry」
概略上のような文章があったとして、
上に書いた通り、「ドイツ軍の作戦企図と状況見通し」、つまり
「〜将軍の×××作戦における作戦目的・・・と現状認識○○」を掴むには
それでよいかも知れんが、書かれた時代が古い為、
独側現状認識○○とソ連側の実態●●や、
独側の公式戦果/損失△△と裏取れた実際の戦果/損失▲▲が乖離してる以上、
事実関係のソースとしては使えない。

ましてや他者も指摘している通り、
その過程で起こった独軍側の残虐行為等が恣意的に無視されてたり、
結論として「あと1個大隊あれば(ry」的な情緒論に走っているならば、
カレルの経歴を無視するにせよ大木氏の批判の趣意は満更的外れでもない。
98名無し三等兵:2010/02/23(火) 10:04:24 ID:???
公刊戦史のネタ元になってる事を殊更に論い、
カレル本を全肯定したい手合いも居る様だが、
公刊戦史とてカレル本の記述の全てを参考にしたわけではあるまい?
仮にそうならば、わざわざカレル本とは別に公刊戦史を作るのではなく
カレルを公刊戦史編纂・研究チームのトップに据え、
更に必要なスタッフを加える形で「豪華版カレル本」を公刊戦史にすれば済むw

だいたい公刊戦史ってのは我が国の戦史叢書も含め、どの国のそれも
基本自国軍将校向けの戦史教科書としての性質を有する。
従って正確な事実関係の記述が重視される
(逆に言えばその記述さえ充実していれば足る)一般向け戦史本に比べ
当時の指揮官の作戦企図や現状認識と決心の内容に重きを置く傾向がある。

反ナチ政策により、旧国防軍やSS関係者と政府関係者との接触が
センシティブだった当時の西独において、
カレルの著作は、作戦レベルにおける独軍指揮官の、
こうした企図・認識・決心を把握する上では確かに参考になっただろう。 

しかし事実関係を裏付けるソースとしてそのまま使われたかは疑問だ。
だいいち当時の西独公刊戦史とて、今やソースと記述の古さは否めまい。

このスレに定期的に出る話題によれば、
我が国では近々戦史叢書の改定が行われると聞く。
ドイツで同様の動きがあるかは寡聞にして知らないが、
東西統一によって旧東独の所有する各種資料、
東欧自由化によって東側諸国の資料に門戸が開かれた今、
むしろドイツこそ公刊戦史の見直しを行うべきかも知れない。
99名無し三等兵:2010/02/23(火) 10:28:24 ID:???
>カレル本を全肯定したい手合いも居る様だが

見えない敵と戦ってる奴w
100名無し三等兵:2010/02/23(火) 10:33:35 ID:???
それで反論したつもりか?w
101名無し三等兵:2010/02/23(火) 10:40:39 ID:???
いや、俺はカレル本を全肯定したい手合いじゃないから
狂犬のように暴れまくる奴に反論するのもしんどい。
102名無し三等兵:2010/02/23(火) 10:43:18 ID:???
というか、「カレルはこんな馬鹿なことを書いていますけど、事実はこうですから
信じちゃいけませんよ、カレルのことなんて」
 という形でカレルの記述を引用した場合も、参考文献としてカレルの本が巻末
や脚注に記載される、という話になるんだよね

 類似例で言うと、
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%BB%84%E7%A6%B9%E9%8C%AB

 こういう調査報告も、ねつ造とされた発表論文を細かく引用した上で、
「黄禹錫の論文に寄ればAとあるが、我々が検証した結果、Bと出た。
実験プロセスの過程は下記の如し」
 云々やるわけだ。
 で、当然参考文献やら実験関連のデータには、黄禹錫の発表論文も
記載される訳ね、その報告書には。
 どうして、参考文献とあるだけで「全肯定」となるのか。
 調査報告書とか読んだことがないのかな。
103名無し三等兵:2010/02/23(火) 10:46:22 ID:???
大まかには同意できるから、
カレル本肯定論者が存在するかどうかについての議論は派生でやってくれ。
104名無し三等兵:2010/02/23(火) 10:47:04 ID:???
だーかーら、派生議論スレにいけと・・・

ドイツネタはいつもこうなるんだよ。永久ループなんで
次は戦史叢書読破ネタか大井参謀や辻参謀の話にしちゃうおうぜ
105名無し三等兵:2010/02/23(火) 10:49:11 ID:???
辻政信 勝っているときは前線に気配りができる男

負け始めると(略)
106名無し三等兵:2010/02/23(火) 10:49:25 ID:???
>>102
飛行機10年乗り放題ワロタwww
107名無し三等兵:2010/02/23(火) 10:54:11 ID:???
>>105
突然塹壕に飛び込んできて
「戦況はどうか」
「見ての通り激しい砲撃下です。大変危険ですから退避してください!」
「そうか、しっかり頼む(・∀・ )≡シュタッ」

後にも先にも、弾雨の中最前線を駆け回り一兵士一兵士に声をかける参謀など
見た事がないと前線の兵士からは賞賛されている・・・

伝説の参謀、辻政信ッ!現在も生死不明・・・
108名無し三等兵:2010/02/23(火) 10:56:57 ID:???
辻ーんは参謀なんてやらず大隊長でもやっていれば…
109名無し三等兵:2010/02/23(火) 11:14:22 ID:???
辻ーんはアニメとかの主人公に本当に向いてるよな
110名無し三等兵:2010/02/23(火) 11:43:24 ID:???
これ↓は全肯定だろう
http://mimizun.com/log/2ch/army/anchorage.2ch.net/army/kako/1262/12622/1262252182.html
>881 :名無し三等兵:2010/02/18(木) 12:12:17 ID:???
>山崎雅弘は、まだまだカレルを批判できるレベルじゃあない。
>カレルの著作は、ドイツ陸軍版「戦史叢書」。
>内容に多少間違いがあるのが分かっていても、目を通しておかないとね。

>935 :名無し三等兵:2010/02/18(木) 19:32:13 ID:???
>パウル・カレルの著作の存在があまりに大きすぎて、
>アンチがいるってだけさ。
>戦史叢書だってアンチはいるぞ。

111名無し三等兵:2010/02/23(火) 11:53:40 ID:???
せっかく辻のターンにしたのに〜
112名無し三等兵:2010/02/23(火) 11:57:10 ID:???
>>109
あれだけどこの戦線にも顔を出してるのは、アニメキャラ並みだよなw
226事件あたりの騒乱に絡み、満州で張作霖の葬式をやり、
日中戦争に従軍し、ノモンハン事件で大暴れ、
マレー電撃戦、ガダルカナル、ビルマ、で戦後もあれだろ。

そういえば最近辻の著作が復刻されてるけど、初版とは内容が違うらしいね。
ノモンハン事件の時に和平交渉をぶち壊した話なんかが省かれてると。
113名無し三等兵:2010/02/23(火) 12:01:32 ID:???
>これ↓は全肯定だろう

いや違う。お前の思い込みが生んだ幻想だ。
114名無し三等兵:2010/02/23(火) 12:03:51 ID:???
>>112
戦後も・・・って簡単に書けないくらい、いろいろやってるしなぁ。
任期中に行方不明になった国会議員なんてそんなにいないだろ。

ここのweb後半が新たな辻伝説だ。
ttp://kokkai.ndl.go.jp/SENTAKU/sangiin/040/0096/04005040096021c.html
115名無し三等兵:2010/02/23(火) 12:04:34 ID:???
だから、カレル話は↓でやれ

派生議論スレ43
http://anchorage.2ch.net/test/read.cgi/army/1255614577/
116名無し三等兵:2010/02/23(火) 12:33:07 ID:???
>>113
結局そうやって論点はぐらかせ返す刀で相手を罵倒するしか能がないのな
>>101同様w
117名無し三等兵:2010/02/23(火) 12:37:37 ID:???
だから、カレル話は↓でやれ

派生議論スレ43
http://anchorage.2ch.net/test/read.cgi/army/1255614577/
118Lans ◆xHvvunznRc :2010/02/23(火) 12:59:08 ID:???
>112
だから、メレンティンも忘れないでくだしい。

西方戦役→北アフリカ→東部戦線(スターリングラード後)→ノルマンディー→東部戦線
119名無し三等兵:2010/02/23(火) 13:37:04 ID:???
辻の欠点は、負け戦でもハッスルして傷を広げたこと
120名無し三等兵:2010/02/23(火) 13:44:54 ID:???
誰かご存知ありませんか?
確か4、5年前のNHKBSで放送された、週間ブックレビューの中で、
確かノッポさん?が紹介された書籍で、ヒトラー、第二次世界大戦について
新事実が書かれた書籍を紹介されていたと記憶してますが、
誰かこの書籍について、心当たりがある方はいらっしゃいませんか?
121名無し三等兵:2010/02/23(火) 13:52:30 ID:???
>>120
ttp://www.nhk.or.jp/book/review/index.html

こんだけ履歴残ってるから自力で探してみてくれ
122名無し三等兵:2010/02/23(火) 13:56:39 ID:29T7vC2N
>> どうして、参考文献とあるだけで「全肯定」となるのか。

カレル話は派生スレネタだというのは措くとして
そもそも「カレル全肯定派」なんて一人も存在しない。

「カレルも他の資料と同じで使い方次第」
「全肯定も全否定もどちらも愚か」

これが大勢の意見だと思うよ。
ドイツ公刊戦史が参考文献にしているというのは
単に「している」事実を指摘して「全否定」の姿勢に
疑問を呈しているいるだけなんだよ。

必死になって大木擁護書いてる人がいるけど
実在しない敵を相手に戦っているようだね。

そもそもカレルの記事内容に対する疑問なんて
戦史研究の分野では昔から言われてきたことで
別に珍しくもなんともない話。
だからみんな昔から脳内補正して読んできた。

それよか

>>大木は記事の中で、パウル・カレルはドイツに都合の悪い事実を知っていながら
>>「わざと書かない」ことで読者を誘導したことを批判しているけど、これじゃ本人も
>>パウル・カレルがドイツ公刊戦史で参考文献に使われている(都合の悪い)事実を
>>知っていながら「わざと書かない」で読者を誘導したと批判されてもしょうがないよ。

問題はこっちだろうね。カレルの記事がどうだろうと関係なく
「自説に都合の悪い事実はスルーして都合のいい事実だけを羅列」
という研究発表はスティネットの真珠湾陰謀論みたいなのと同類だと思うよ。
123名無し三等兵:2010/02/23(火) 14:12:32 ID:???
>>114
  本日の会議に付した案件
○国会法第三十九条但書の規定による
 議決に関する件(肥料審議会委員)
○旧軍港市国有財産処理審議会委員の
 任命同意に関する件
○日本電信電話公社経営委員会委員の
 任命同意に関する件
○緊急質問の取り扱いに関する件
○決議案の委員会審査省略要求の取り
 扱いに関する件
○議員辻政信君に関する件
○参議院予備金の支出承認に関する件

「議員辻政信君に関する件」が見事に浮いてるなw
ここだけ学級会の議題みたいだ。
124名無し三等兵:2010/02/23(火) 14:13:57 ID:???
流れを変えよたい……
そういえば最近、ウォーゲーム始めようかなと思っているのだけれどお勧めの書籍ある?
ハンドブックの方は昔のものばかり取り扱ってると聞いたので、出来れはそれ以外でお願いします。
125名無し三等兵:2010/02/23(火) 14:14:59 ID:???
>>113>>122
>「カレル全肯定派」なんて一人も存在しない。
ひょっとして「カレルに事実誤認やプロパガンダは全くない」とか
明文で書かないと「全肯定」じゃないとかいいたいのか?
なら「全否定派」とやらもおるまいよ。

だとしても読む度にいちいち脳内補正が必要な陳腐化した代物を
「戦史叢書」とか「あまりにも大きな存在」とか持て囃し
それに対する非難にケチつけなきゃ気に喰わない狂信っぷりは
全肯定に等しいわw
126名無し三等兵:2010/02/23(火) 14:20:34 ID:???
一人ジャンケンって楽しいんだろうか
127名無し三等兵:2010/02/23(火) 14:27:16 ID:???
相変わらず一行煽りしか能がないのなw
128名無し三等兵:2010/02/23(火) 14:47:00 ID:29T7vC2N
>>なら「全否定派」とやらもおるまいよ。

いるよ。

「今後カレルの著作を資料として用いることはない・・・・いや、できないだろう」
「一部の政治的意図を有するものを除けば、知識階級に属する人間で、
カレルの著述を真実であるとみなすものは、もはや誰もいないであろう」

こういう全否定を書いている人が。

しかし「知識階級」ってのもすごい思考形態だよね。
「知識人」じゃなくて。

129名無し三等兵:2010/02/23(火) 14:47:53 ID:???
>>121
どうやら、週刊ブックレビュー 2006年04月30日の放送の「ヒトラー・コード」ぽい
とんくす
130名無し三等兵:2010/02/23(火) 14:51:27 ID:???
そりゃ>>98で述べた理由から
一般向け戦史の書き手である大木氏からすれば、
プロパガンダ的歪曲や事実誤認が少なからず含まれるカレル本に対し
そういう見解を持ったと手何ら不思議はない。
てかその程度で「全否定」なら
>>110に例示されてるのも「全肯定」に等しいな。
131名無し三等兵:2010/02/23(火) 14:57:46 ID:29T7vC2N
中国人が南京大虐殺の死者数を年々水増しして
事実とかけ離れた数字になっていることは周知の事実だけど
そうだからといって一部の日本人が主張する
「中国人はウソばっかり捏造する連中」だから
「南京大虐殺は無かった」という「南京虐殺全否定論」が
自動的に正しいことを意味することにはならないよね。

大木毅のパウル・カレル否定論も
それと本質的には同じだという気がする。

「パウル・カレルが事実をいろいろ操作している」からといって
「だからパウル・カレルの著作は全部資料的価値がない」
という極論に一足飛びに飛躍するのは皮相的かつ短絡的だよ。
じゃないと聞き取り調査に協力した多数のドイツ人元軍人
の証言が全て無駄ということになってしまう。
ナッシュが書いてるように事実関係が正しい記述も多い。
http://schiphol.2ch.net/test/read.cgi/cgame/1261479598/650

念のために書いとくけど
ここで問題にしているのは「パウル・カレル」じゃなくて
「大木毅のパウル・カレル全否定論」だから。
「パウル・カレルは問題だらけ」というのを
いくら執拗に書きたてたところで
だから「大木毅の全否定論は正しい」という証明にはならない。
ましてや不都合な事実を知っていて書かなかったのなら尚更。

まあネタが何であっても
個々の著者や著作、各ページの記述内容を
自分の頭で判断・評価できるだけの「知性」がある人なら
視野狭窄な「××全否定論」の類は相手にするなというのが
一連の騒動で得られた教訓だね。
132名無し三等兵:2010/02/23(火) 14:58:32 ID:???
>>129
読んだら書評もよろしくな
133名無し三等兵:2010/02/23(火) 15:05:58 ID:???
「今後カレルの著作を資料として用いることはない・・・・いや、できないだろう」
「一部の政治的意図を有するものを除けば、知識階級に属する人間で、
カレルの著述を真実であるとみなすものは、もはや誰もいないであろう」

これを

「だからパウル・カレルの著作は全部資料的価値がない」
ってのはタチの悪い歪曲だな。

で、ましてやここで言う「資料的価値」の性質及び対象が何なのかも触れず
ただ否定的なことを書いたが故に「全否定」と断じ
それに基づき延々ネガキャンするってのも「知性」が感じられんね。
それこそ「一部の政治的意図を有する」んだろうよw

それとも「経済的意図」か?w
そういう世界観を売り物にする商売及びその従事者と関係が深いとか。
134名無し三等兵:2010/02/23(火) 15:15:32 ID:???
>>85
ありがとう。
菅野機の写真って未発見だったんだぁ・・・初めて知った!

じゃあ模型関連本の鴛淵機の塗装パターンは生存者の証言等で考証したのかな?
135名無し三等兵:2010/02/23(火) 15:22:15 ID:???
>それとも「経済的意図」か?w
>そういう世界観を売り物にする商売及びその従事者と関係が深いとか。

某ポンチ絵師取り巻きの一人が作ったFAQの
パウル・カレル論争の恣意的なまとめ方見ると確かにそれもあるかもW
136名無し三等兵:2010/02/23(火) 15:26:15 ID:29T7vC2N
>それとも「経済的意図」か?w

そういや戦史や歴史の世界で名高い著者を貶めるような行為で
金儲けしようとする人もいるね。

別宮暖郎の「坂の上の雲ではわからない・・・」シリーズとか。

そういう「著名人を貶めて己の名を売る」というのは
人間として最も恥ずべき醜悪な行為じゃないかな。
137名無し三等兵:2010/02/23(火) 15:31:30 ID:???
>>136
「私は権威主義者です」まで読んだ。
138名無し三等兵:2010/02/23(火) 15:37:21 ID:29T7vC2N
なんだか粘着質に絡んでくる人がいるけど

>まあネタが何であっても
>個々の著者や著作、各ページの記述内容を
>自分の頭で判断・評価できるだけの「知性」がある人なら
>視野狭窄な「××全否定論」の類は相手にするなというのが
>一連の騒動で得られた教訓だね。

この結論だと何か不都合なの?

このスレ読んでる人ならよくご承知の
当たり前のことしか書いてないと思うけど。
139名無し三等兵:2010/02/23(火) 15:41:16 ID:???
「××全否定論」を「××全肯定論」に置き換えても同じ事が言える罠
それともアレか?自分のレスに一字一句了承するまでレス続けるクチか?w

>なんだか粘着質に絡んでくる
なんというお前が言うなw
140名無し三等兵:2010/02/23(火) 15:42:53 ID:???
>>137
別に権威は否定しないけど、
批判を許容できない程信じ込まれてもねぇw
141名無し三等兵:2010/02/23(火) 15:55:11 ID:???
>>138
なんつーか、大木の主張を「全否定」と決め付けた上で
それを「視野狭窄な「××全否定論」の類は相手にするな」と称し
とにかく封殺したいって意図が見え見えなんだよね。

ところが大木説にも一部の理があることについては>>98で述べたとおり。
そこを「全肯定or全否定」に論点すり替え、
延々粘着してきたのはどっちなんだか?w

そういう無理な論法で異論を封殺したがる偏狭さとのめり込み加減を
「全肯定」と言ってるわけよ?お分かり?w
142名無し三等兵:2010/02/23(火) 16:04:09 ID:R12KraFV
教本は、どこで買えるんですか?
143名無し三等兵:2010/02/23(火) 16:12:49 ID:???
>>142
まずどこ軍の何の教本なのか書きましょう。
旧軍や自衛隊の各種携帯教本なら神保町文華堂書店に扱いあり。
144名無し三等兵:2010/02/23(火) 16:14:00 ID:???
>>135
多分前スレとこのスレも似たようなまとめ方されるだろうよ。
145名無し三等兵:2010/02/23(火) 16:22:30 ID:29T7vC2N
>>141
俺のいいたいことは>>131で書いたから繰り返さないよ。

前スレでも誰か書いてたけど
0か1かみたいな硬直した思考パターンと
「都合の悪い事実は知ってても書かない」という批判対象と同種の姿勢に
少し疑問を呈してみただけ。

もちろん「全肯定」とか「全否定」の
言論を「発表」するのは自由だし
それを封殺なんてする力は俺にはないよ。

ただし、
>>一般向け戦史の書き手である大木氏
が、
>>「資料的価値」の性質及び対象が何なのかも触れないで

一般読者(戦史好きのシミュレーションゲーマー)に向けて

「今後カレルの著作を資料として用いることはない・・・・いや、できないだろう」
「一部の政治的意図を有するものを除けば、知識階級に属する人間で、
カレルの著述を真実であるとみなすものは、もはや誰もいないであろう」

と書いて、パウル・カレルの著作に対する否定的なイメージのみ植え付ける。

これが「パウル・カレルの著作は全部資料的価値がない」
という全否定の主張でないなら、一体なんなんだよ?
使い方が云々なんて件の記事には全然書かれていないし。

まあ「ソ連先制攻撃論」の守屋純みたいに大木毅も主張を変えて
「カレルも使い方を誤らなければ資料として使える」
という方向に路線転換する可能性はあるかもしれないけどね。
146名無し三等兵:2010/02/23(火) 16:40:28 ID:???
>一体なんなんだよ?
「事実関係の記述を中心とした
一般向け戦史”としては”価値がない。」ってこったろう。

>使い方が云々なんて件の記事には全然書かれていないし。
逆に言いたいが戦史叢書や自衛隊の戦史教本を除き
市販の戦史本なんてのは、
例えそれが「戦史好きのシミュレーションゲーマー」向けだとしても、
殆どが「素人向けに事実関係を解説する」だけだろ。

そしてカレルの(今となってはほぼ唯一の)価値
「当時の指揮官の作戦企図と状況認識及び決心」を知るなんて使い方は
そういう一般ニーズに合致しない極めて特殊な「使い方」だし、
「事実関係の把握」の点からすれば妨げにすらなりかねない。

>路線転換する可能性
知るかよw
「「著名人を貶めて己の名を売る」というのは
人間として最も恥ずべき醜悪な行為」じゃなかったのか?w
147名無し三等兵:2010/02/23(火) 16:46:39 ID:29T7vC2N
>「事実関係の記述を中心とした一般向け戦史”としては”価値がない。」ってこったろう。

http://schiphol.2ch.net/test/read.cgi/cgame/1261479598/650から転載

『チェルカッシィ包囲突破戦』(下)より引用
 1966年に,パウル・カレルは彼の東部戦線の戦いの記念碑的解説の第2
部、『焦土(焦土作戦)』を出版し、丸まる1章がチェルカッシィの戦いに充
てられた。
 彼の戦闘の扱いの中で、彼は公的な歴史、戦後の解説、そしてベテランのイ
ンタヴューをまとめて、最初の真にバランスのとれた、作戦レベルでの戦闘の
解説を行った。
 彼は戦術的な詳細については詳しく書いていないが、彼の解説は戦闘を素早
く読み解くには最善のものであり続けている。
 同様に,詳細な戦時のソ連の作戦に関する戦闘後報告、選集は1944年9
〜10月に印刷された「戦争経験に関する研究資料の収集」は重要であり、旧ソ
連で提示される公式の物語とは、しばしば議論のある、比較的飾り気の無い解
説であった。
 興味深いことに、この報告に描かれた戦術行動は、ドイツ軍の記録と並行し
ており全く似通っている。
 選集をドイツ軍の解説と並べて比較すれば、日付、場所、そして部隊の移動
は、ほとんど正確に対応するのである。
 もちろん、特定の交戦で認められた結果は異なっているだろうが、戦術的報
告における事象は共通している。

 著者のダグラス・E・ナッシュはウェストポイント出の米軍士官で、「砂漠
の嵐」作戦にも参加。
 95年にはフォート・レヴンワースの指揮幕僚大学の名誉指揮官を授与され
てる。
 この本の執筆には、マイクロフィルム化された、当時のドイツ軍の軍集団か
ら連隊に至る作戦日誌なども使われている。
 その上で、こういってるわけだ。
148名無し三等兵:2010/02/23(火) 16:47:58 ID:29T7vC2N
何度も書いて申し訳ないけど
自説に都合の悪い事実は無視して知っているのに書かないというのは
よくない姿勢だと思うよ。
149名無し三等兵:2010/02/23(火) 16:52:56 ID:???
>>147
同じスレにはこうもあるなw

>903 :名無し三等兵:2009/07/28(火) 19:27:54 ID:???
>>選集をドイツ軍の解説と
>>並べて比較すれば、日付、場所、そして部隊の移動は、
>>ほとんど正確に対応するのである。
>当たり前だ。
>てか同じ戦闘扱っててその部分からして記述が違ったら大変だろ?w

>>もちろん、特定の交戦で認められた結果は異なっているだろうが
>その異なる結果を照合・検証の上で正確な結果割り出すのが、
>「ウラを取る」って事じゃないのか?
>それがなされてない以上、
>単なる「ドイツ側記録のまとめ」以上の意味は無いんだよ。

>で、「解説」たるやお馴染みの「あと1個大隊あれば勝てた」だろ。
>平家琵琶や浪花節の類だなw
150名無し三等兵:2010/02/23(火) 16:54:18 ID:???
>>148
ならパウル・カレルも「良くない姿勢」だなw
151名無し三等兵:2010/02/23(火) 16:56:16 ID:29T7vC2N
論旨のすり替え。お疲れ様。


ところで、

>「当時の指揮官の作戦企図と状況認識及び決心」を知るなんて使い方は
>そういう一般ニーズに合致しない極めて特殊な「使い方」だし、

歴史ものシミュレーションゲーマーにとっては逆に
これこそが一番重要な情報なんだけどね、言うまでもなく。

だってプレーヤーの立場が「当時の指揮官」で
「作戦企図と状況認識及び決心」を自分で擬似追体験
するのがシミュレーションゲームの醍醐味なんだから。

知らないで書いてるのならしょうがないけど
知っていてわざとこんな重大な「事実の歪曲」しているのなら問題だね。
152名無し三等兵:2010/02/23(火) 16:56:52 ID:???
おっと>>149のネタ元は
http://mimizun.com/log/2ch/army/anchorage.2ch.net/army/kako/1245/12455/1245514794.html
>>901に対するレスな。
つかカレル信者の依拠するネタって共通してんのなw
153名無し三等兵:2010/02/23(火) 16:58:06 ID:???
>>151
じゃ、歴史のシミュレーションゲーマー以外には糞の役にも立たない訳だw
154名無し三等兵:2010/02/23(火) 16:59:04 ID:???
とりあえず専用スレでも立てて移動してくれ。

ここに書き続けないでくれ。
155名無し三等兵:2010/02/23(火) 17:02:27 ID:29T7vC2N
すまないね。悪かった。

まあ行間も含めて戦史書を読みこなしてる知的な人たちだったら
今回のやりとりでも行間からいろいろ見えてきたと思う。

偏った話題で延々と続けて申し訳ない。俺はもう引っ込むよ。
156名無し三等兵:2010/02/23(火) 17:04:20 ID:???
>>151
ところがその状況認識が間違ってた故
「あと1個大隊が(ry」と泣き言垂れてるのがカレル本じゃん。
何かい?勝ち負けではなく、
そういう独軍指揮官の負け惜しみを追体験するのが
あんたのいう「シミュレーションゲーム」とやらなのかい?w
157名無し三等兵:2010/02/23(火) 17:28:34 ID:???
そんなことより「補給戦」の話でもしようぜ
158名無し三等兵:2010/02/23(火) 17:46:13 ID:???
>>147
なんだゲーヲタの内ゲバかよ…(呆
159名無し三等兵:2010/02/23(火) 18:28:57 ID:???
馬鹿がグダグダ粘着しやがって。
160名無し三等兵:2010/02/23(火) 18:46:15 ID:???
放っておきゃ良いじゃん。
ゲーヲタ仲間の派閥争いだかライターのショバ争いだかで、
生活に影響しかねず必死なんだろ。察してやれw
161名無し三等兵:2010/02/23(火) 18:58:29 ID:???
海上護衛戦の海軍批判って後知恵の類だよね?
162名無し三等兵:2010/02/23(火) 19:03:13 ID:???
後知恵が怖くて回顧録が書けるか!馬鹿野郎!
163名無し三等兵:2010/02/23(火) 19:09:24 ID:???
当事者中の当事者による反省、じゃないのか?実際戦争中も喧嘩売りまくって仕事してたんだろうし。
164名無し三等兵:2010/02/23(火) 19:10:54 ID:???
>>161
その立場になった人だけがわかる苦労じゃないの?

大井参謀がもし水上艦艇勤務だったなら、燃料も弾薬も全部よこせ、
でないとこっちは戦争してるんだぞ、負けてもいいのか〜って叫んでたかも知れん。

海上護衛戦って、終戦後8年で書かれた本なのに
それが今でも通用してるんだからすごいよ。

大和ブームのおかげで、例のセリフが受けて読む人が増えて良かったと思う。
165名無し三等兵:2010/02/23(火) 19:12:48 ID:???
>>147は該当のスレから転載と言ってるが、そもそもこのスレのレスが転載されたのが
リンク先のレスなんだよな。
ループはまだしも他所のスレの争いまで持ってるのは勘弁>ID:PTWgct43=ID:29T7vC2Nか
166名無し三等兵:2010/02/23(火) 19:17:55 ID:???
随分伸びていると思ったら、カレルネタかw
こういうネタは嫌いじゃないけど、どうもライター同士の抗争に発展しているみたいだねw
3人くらいのライターが書き込んでるのかな?
そろそろ専用スレ作った方がいいかも。
167名無し三等兵:2010/02/23(火) 19:18:28 ID:???
国を挙げての戦争に、水上部隊の伝統が何だ。水上部隊の栄光が何だ。馬鹿野郎!

って本人ボイスでの効果音とか電話の保留音が欲しい
168名無し三等兵:2010/02/23(火) 19:23:01 ID:???
>>166
それだけだと、いかにも隔離スレなんで誰も来ないでしょう。こういうのどうよ。
戦記小説といわれる本の、資料をクロスチェックして検証するスレ。

[作家]○○は参考文献として使えますか?スレ[小説]
169名無し三等兵:2010/02/23(火) 19:25:59 ID:???
>>165-166
つぅかゲーヲタと連中が崇め奉る売文業者の争いは当該板・スレでやりゃ良いじゃん。
軍板にまで飛び火させんなや。
170165:2010/02/23(火) 19:28:24 ID:???
>>169
当該板・スレの住人じゃないんで言われても困るわ。
別に話し続ける気も無いし。
171名無し三等兵:2010/02/23(火) 19:29:55 ID:???
だだだだれか今日読んだ本の書評を書いてくれ
172名無し三等兵:2010/02/23(火) 19:43:24 ID:???
すまねえ、今日読んだ本はリメイク版のあずまんが大王なんだわ。
173名無し三等兵:2010/02/23(火) 19:45:54 ID:???
えーと、今日はドリアーニ将軍が陸軍参謀長を免職になった辺りまで読みました。
再読ですけどね。
174名無し三等兵:2010/02/23(火) 19:52:31 ID:???
俺は大ちゃんの「主砲射撃準備よし!」だがこの流れじゃ書きねえorz
175名無し三等兵:2010/02/23(火) 20:02:08 ID:???
>>172
大阪の可愛さを軍事的に語ろうぜ
176名無し三等兵:2010/02/23(火) 20:12:12 ID:???
「戦略論の原点」の普及版(1995円)が再登場していたよ。
177名無し三等兵:2010/02/23(火) 20:14:24 ID:???
某白蛇のナ●ガがバカ笑いしてる本でもいいのか?>今日読んだ本の書評を書いてくれ
178名無し三等兵:2010/02/23(火) 20:35:25 ID:???
SFの『新任少尉、出撃!』だが構わんかね?
179名無し三等兵:2010/02/23(火) 20:58:07 ID:???
『教養人の東洋史 下』社会思想社、初版1966/4/15、今読んでるのは34版1990/6/15
抜粋すると
「アメリカとソ連が正面から戦えば、確かに世界大戦の可能性があった。また、志願軍と言う形式は、
アメリカと中国が正式の戦争状態になるのを避けさせた。
これは、永く人類に感謝されるべき賢明な処置であったといえるのではなかろうか。」

こんなんなら、同じ文脈で大東亜戦争も肯定できるわww
マルクス史観を堪能中ww
180名無し三等兵:2010/02/23(火) 21:02:15 ID:???
弓兵団インパール戦記で、暴露峠を筆者が四度目に往復するところまで読みました。

アキャブ方面(ビルマの沿岸)でも英印軍は攻勢に出てる中でのインパール作戦だったことが
部隊の動きで分かる。

そいと、ジンギスカン作戦ですが、筆者の大隊はアキャブへ進出するときにアラカン山系を
越えているんです。で、このときもビルマの農家から痩せ牛を買い付けて荷を負わせて、
荷が尽きて糧食無くなったら牛を食べるってことをしてる。

だから、牟田口司令官の創意工夫とか突拍子もない発案として否定するのは
ちょっと思いとどまったほうが良い可能性がでてきました。

次は烈のインパール戦記がやはり光人NF文庫で出てるので、そちらで宮崎繁三郎の
後退戦闘の様相について読む予定。

白骨街道こと靖国街道の話はいつ読んでも暗然、慄然とさせられます。
181名無し三等兵:2010/02/23(火) 21:05:57 ID:???
今更かつやや板違い気味だが、米原万里「嘘つきアーニャの真っ赤な真実」。

筆者は一頃ロシア語同時通訳の第一人者として活躍したが、2006年56歳で逝去。
本書は筆者の少女時代、プラハのソ連大使館付属学校在籍当時親交のあった、
ギリシャ、ルーマニア、ユーゴスラビア出身の三人の少女との交遊と、
東欧自由化後の再会を描いたエッセイ。

まぁ筆者も含め各国共産党役員の子女と言う事で、
筆者や登場人物の言動や価値観は軽妙洒脱な文体にも関わらず若干の違和感を感じるが、
当時、西側とは言え軍事政権下で言論の自由が無かったギリシャや、
共産体制下でも封建社会の名残を留めたルーマニア、
一方、党高官にもそれほど特権が与えられなかったユーゴスラビア、
それぞれのお国柄と政権交代後の社会変化と影響を通し、
国家や民族の意味(筆者は所謂¨地球市民¨ではない)について考えさせてくれる好著。

なお筆者には本書の他にも「旅行者の食卓」「ロシアは今日も荒れ模様」
といったロシア・東欧事情や、
同時通訳の視点から「言語」を語る「シモネッタ&ガセネッタ」、
犬猫の生態を描いた「ヒトのオスは飼わないの?」等の小品を残しており、
軽妙洒脱ながらも博識ぶりを窺わせる優れたストーリーテラーであった。
つくづく早逝が悔やまれてならない。
182名無し三等兵:2010/02/23(火) 21:17:28 ID:???
インパールの影に隠れて菊兵団のフーコンは目立たないなぁ。
183Lans ◆xHvvunznRc :2010/02/23(火) 21:27:39 ID:???
>180
弓兵団は、いくつかの連隊戦記が戦友会により編纂されてます。
歩兵213/歩兵214/工兵33の各連隊については、その存在を確認済

たまに古書でも流れてるようなので、諭吉大隊と気力があれば
探してみるのもいいかも
184名無し三等兵:2010/02/23(火) 21:34:00 ID:???
アーヴィングの著作はどうですか?歴史修正主義の烙印押されましたけど。
185名無し三等兵:2010/02/23(火) 22:13:13 ID:29T7vC2N
手元にあるドイツ公刊戦史のDas Deutsche Reich und der Zweite Weltkriegを
数冊見てみたけどデビッド・アービングの「ヒトラーの戦争」とか「ロンメル」
「ドイツ空軍の悲劇」なんかは参考文献に挙がっているね。

「だから信頼できる」なんて短絡的に主張する気はないけど
信憑性や史学会の評価を判断する材料のひとつにはなるんじゃないか。

最近は「この本はダメだとわざわざ触れるために参考文献に使うこともある」
なんていう根拠不明で無理矢理な解釈して噛み付くヘンな人もいるから
うっかりしたことは書けないけどねw
186名無し三等兵:2010/02/23(火) 22:16:47 ID:???
そりゃまぁアーヴィングの所行が明らかになって裁判で負ける前だからねぇ。
187名無し三等兵:2010/02/23(火) 22:18:11 ID:???
いいから卓ゲー板に帰れよ糞ゲーヲタ。
188名無し三等兵:2010/02/23(火) 22:24:57 ID:???
>>179
貴氏のレスの意味がよくつかめないので、もうちょっとkwsk
189名無し三等兵:2010/02/23(火) 22:39:36 ID:???
>>178
ハヤカワの軍事SFってどう? 特に海外作家。
『彷徨える艦隊』の1,2巻は読んだ。
三次元の宙間戦闘は面白いけど、いまいち登場人物に感情移入できない。
文化が違うからなんだろうか。

>>179
おいらも、もうちょい前後の文章が欲しいお。
190名無し三等兵:2010/02/23(火) 22:42:09 ID:???
察するに、朝鮮戦争への介入の話じゃないか?
正規軍じゃなくて、義勇兵名目だったのは世のため人のためになった、感謝しろと。
ボランティア軍、志願軍、義勇兵、この辺の訳は揺れるからねw
191名無し三等兵:2010/02/23(火) 22:44:08 ID:???
>>189
老人と宇宙、彷徨える艦隊は面白いと思う。
カリン・ロワチーのシリーズは面白そうだけどまだ手は出せてないなぁ。
彷徨える艦隊は3巻から盛り上がってると思う。
副大統領閣下がうっとうしいのはスルーだ。
192名無し三等兵:2010/02/23(火) 22:52:10 ID:???
>>179
察するに朝鮮戦争のときの話だろ?
中国側の「志願軍」という名称が、「戦場を朝鮮半島内に限定したい」という
メッセージだったんだろうというのは、実態が正規軍だったことが明らかに
なった後ではほとんど通説化した見方だと思うんだが。
アメリカとしても戦場を広げたくないという点で利害が一致していたから、
「志願軍」の建前を受け入れた訳だし。

最初から両者の間に「限定戦争」という暗黙の了解があったという点で、
第二次大戦とは全く意味合いが違う。
マッカーサーの思惑通りに米中全面衝突まで行っていたら、話は違うが。
193名無し三等兵:2010/02/23(火) 23:05:33 ID:???
アーヴィングの著作は注や参考文献一覧がないね。
194名無し三等兵:2010/02/23(火) 23:08:51 ID:???
>>193
原書でもそうなん?
195名無し三等兵:2010/02/23(火) 23:10:50 ID:???
>>188,189
ああ、朝鮮戦争についての文章です

書き出しがこう
「中国はなぜ朝鮮に志願軍を送ったのであろうか。中国の指導者たちは、それはソ連がさんかしないですむようにするためであった、といっている。」
>>179に引用した文
「しかも、中国のはらった犠牲は巨大であった。」と続く

他にも北伐中の南京事件について英米の砲艦が南京市内を砲撃したことは書いてあっても、
国民革命軍が領事館を襲撃したことを書いてなかったり、日本が反対してたことを書いてなかったり
196名無し三等兵:2010/02/23(火) 23:17:44 ID:???
>>185
おーい、それ、幾らかかった?W
197名無し三等兵:2010/02/23(火) 23:18:52 ID:???
>>189
すまんが、『彷徨える艦隊』は未読だわ。

洋物の軍事SF(SFに限らんが)は元本職が書いてることが多いから、
軍オタ的な視点で読むなら大抵の奴は面白いと思う。
小説として楽しめる物となると、さっき挙げた『新任少尉』とか、
あとは有名どころで悪いが、
『エンダーのゲーム』や『宇宙の戦士』辺りなんかが面白かったな。

>>191
ロワチーは良くも悪くも女流って感じで、
ちょっと腐女子臭さと女々しさが多くてとっつきにくいところがあるから、
買う前に現物をぱらぱらめくってみた方がいいぞ。
198名無し三等兵:2010/02/23(火) 23:19:07 ID:???
まあ、現物を持っていなくても、「持っている」といって吹かすのは馬鹿でもできるからな
199名無し三等兵:2010/02/23(火) 23:21:24 ID:???
ID:29T7vC2Nがドイツ語読めるのなら、第一巻の内容くらいは書けるよな

 持っていないとする人の言葉を粉砕する意味からもぜひ書いてみようぜ
200名無し三等兵:2010/02/23(火) 23:26:51 ID:???
前スレでは菊地某による日本語訳もあるとか口走ってたしな。

案外ネット上で「〜の著作が参考文献として引用されている」程度の解説
(恐らくは歴史修正主義系サイトに書かれたもの)読んだだけで、
実物に目を通した事は無いのかもなw
201名無し三等兵:2010/02/23(火) 23:28:29 ID:???
英訳本を持ってるんじゃないの?
てか俺も読んでみたくなった。
雨に留学したあとも軍ヲタを続けていたら図書館に行こう。
202名無し三等兵:2010/02/23(火) 23:29:12 ID:???
>菊地某による日本語訳

あるならぜひ欲しいもんだ

 それとドイツ語版と英語版では、経済に関する部分で重大な違いがあるんだが
現物を持っているのなら当然判っているよな
203名無し三等兵:2010/02/23(火) 23:33:22 ID:???
参考文献をNGワードにしちゃう勢いだよおいw
204名無し三等兵:2010/02/23(火) 23:35:59 ID:???
>>201
仮に持っているのならかなりの金持ちということになるが……文章からはそういう香りが
まったくしてこないな、彼のそれは
205名無し三等兵:2010/02/23(火) 23:39:22 ID:???
なんかもう嵐にしか見えん。
煽り愛するならコテつけろコテ。あぼーんするから。

>>197
洋物の軍事SFは元軍人の著者が結構多いから、意外な狙い目だよな。
シナリオが残念なこともあるけどw
206名無し三等兵:2010/02/23(火) 23:44:30 ID:???
>菊地某による日本語訳

906 名前: 名無し三等兵 [sage] 投稿日: 2010/02/18(木) 15:06:38 ID:???

>結局お前もあるか無いかも知らずにその「ご高説」を非難してんじゃん

とうとう逆切れか。
あるのを知ってるわけだが。菊地晟氏の著作(翻訳本)とか読んでごらん。

946 名前: 名無し三等兵 [sage] 投稿日: 2010/02/18(木) 20:13:01 ID:???
ドイツ公刊戦史はこれか?
   Das Deutsche Reich und der Zweite Weltkrieg
英訳 Germany and the Second World War
菊地氏の訳書はカリウスの戦記、これは元は戦後連邦軍兵士の教育本。



カレルの本を低評価していた906が
いつまでたっても示すことができずにいたのに
結局カリウスの戦記だったというオチ
207名無し三等兵:2010/02/23(火) 23:48:21 ID:???
>菊地氏の訳書はカリウスの戦記、これは元は戦後連邦軍兵士の教育本。

公刊戦史とカリウスの戦記を取り違えるってどれだけゆとりというか、凄い奴だね、
ID:29T7vC2Nは

 当然、現物を持っているわけがないから、書いていることは信用ならないよな
208名無し三等兵:2010/02/24(水) 00:19:52 ID:0WNG7MEB
俺はID:29T7vC2Nだけどカリウスの戦記がどうたらと書いたのは俺じゃないよ。

ていうか俺はただ>>184のレスに対して自分の知ってること書いただけなのに
なんでこんな異様な絡まれ方するのか理解できない。

手元にあるドイツ公刊戦史のDas Deutsche Reich und der Zweite Weltkriegの
「現物」見てアービングの名前があったから、あるよと書いただけだ。
それが事実と違うというのか? 
アービングの名前は参考文献に出てないのか?

「案外ネット上で「〜の著作が参考文献として引用されている」程度の解説
(恐らくは歴史修正主義系サイトに書かれたもの)読んだだけで、
実物に目を通した事は無いのかもなw 」とか
「当然、現物を持っているわけがないから」とか
自分の勝手な妄想だけでどんどん話を進められても困るよ。

他の人にも迷惑かけてるし
そういうのを「荒らし行為」っていうんだよ。
書籍・書評スレなんだから書籍の話をすればいい。

大木毅の異常な擁護といい今回の件といい
何がやりたいのか、さっぱりわからん。
209名無し三等兵:2010/02/24(水) 00:26:04 ID:???
>>208
自分の巣に帰ってくれ。
■ウォーゲーム・シミュレーションゲーム総合75■
http://schiphol.2ch.net/test/read.cgi/cgame/1261479598/
210名無し三等兵:2010/02/24(水) 00:29:58 ID:???
こたつちゃん、こんなところでもIDさらして迷惑かけているのかい
困った人だねえ
211名無し三等兵:2010/02/24(水) 00:35:33 ID:???
>他の人にも迷惑かけてるし
>そういうのを「荒らし行為」っていうんだよ。

ここ、笑うとこですか?
212名無し三等兵:2010/02/24(水) 00:49:32 ID:wdNMBSK2
213名無し三等兵:2010/02/24(水) 04:32:44 ID:???
>>206

で、>>196>>199の質問には答えられないのか?w
214213:2010/02/24(水) 04:35:10 ID:0QUZQjVb
>>213訂正

×>>206→〇>>208
215名無し三等兵:2010/02/24(水) 07:35:08 ID:???
何故ここまで、スレの流れを無視して粘着したがるのかがさっぱりわからん

先々月、ネットで古本で注文して先月その半額の値段でブクオフにおいていた
「図説 古代ギリシアの戦い」を読了
ミュケナイ時代からローマとの戦いまでのギリシア人の戦闘方法や戦争感をよくまと
めた良著
特に後継者戦争以降のヘレニズム時代の戦争が、何故それ以前に比べて動員兵力
が大きくなったのかという説明には個人的には目の鱗が落ちた気分

ただ気になる点が二つ
ペルシア戦争の記述がちょいと浅いかなという点、コレはまぁ重箱の隅
もう一点がアレクサンドロス大王の記述が非常に感情的としかいいようが無い
無論、作者が所謂「東西世界の融和を目指した英雄」としてのアレクサンドロス像を
否定したいのはわからなくも無いし、確かに暴君的側面を垣間見せるエピソードはい
くつかあるけど、それにしてはちょいと記述の仕方がいただけないかな
納得できる記述も幾つか見受けられるのにそこが残念

ペルシア戦争の記述に関しては「世界の戦史2 ダリウスとアレクサンダー」(人物往来社)
が古いけどテルモピュライの戦いの説が面白い
アレクサンドロス大王の東征に関しては森谷公俊著「アレクサンドロス大王」講談社選書メチエ
が特に緒戦の三つの会戦に重点を置いていて記述もわかりやすいし、別の切り口なら ピエール・
ブリアン著「アレクサンドロス大王」文庫クセジュなどがお勧め
216名無し三等兵:2010/02/24(水) 07:45:24 ID:???
>>208
どうでもいいけどこれ以上ageで書き込むな
217名無し三等兵:2010/02/24(水) 07:49:26 ID:???
他板の論争を持ち込む人が居なくなれば元に戻るだろうよ。
218名無し三等兵:2010/02/24(水) 08:51:46 ID:???
>>152に貼られたこのスレの過去スレでも
「肯定派」の主張・ソースが似通ってる所見ると
カレルの話題出るたびに現われちゃぁ張り付いてるんだろうよ。

それこそ「政治的意図」か「経済的意図」でもあるんだろう。
>>209のスレでage下記で似たような内容の主張してる奴の生業は
「フリーランス」だそうだからw
219名無し三等兵:2010/02/24(水) 09:07:55 ID:???
おはようございます。フリーランスの半ニートです。今日も2ゲット阻止頑張ります。
220名無し三等兵:2010/02/24(水) 10:32:17 ID:???
うむ。今日も一日頑張りたまえ。
221名無し三等兵:2010/02/24(水) 10:54:10 ID:???
カレルが大好きで、戦中に出た奴の写真を額縁に入れてリビングに飾っている人
かもしれないね、例の人
愛読書はアービングとカレル、クルト・マイヤーの戦記。
222名無し三等兵:2010/02/24(水) 11:37:15 ID:???
あとはヴェルナー・マーザーとかヨアヒム・ホフマンとかの
一連の歴史修正主義本もだろ。あと「急降下爆撃」とかもなw
223名無し三等兵:2010/02/24(水) 12:06:49 ID:???
彼のアイドルは、アドルフ

そういやフルトヴェングラーの父親の名前もアドルフだったな
224名無し三等兵:2010/02/24(水) 12:36:53 ID:???
スレにそぐわない書き込みばかりなので、ここで仕切りなおし。秘蔵ネタ?を


「通貨燃ゆ」谷口智彦

タイトルからは、円・ドル・ユーロの今後を占う経済本のように感じますが、
軍事ネタ満載。地政学、ドルの投資額からグルジア紛争を警告。すごいじゃないですか。
2005年の時点で、グルジア問題にこれだけ解説した本は
軍事関係でも少なかったのでは。もっと早く読んでいれば。

朝鮮戦争では、北が韓国銀行の内部へ侵攻した時の顛末、
あまり朝鮮戦争に詳しくない自分にとっては面白く読んでいるところです。
225名無し三等兵:2010/02/24(水) 13:17:30 ID:???
とりあえず、ここでカレルに少しでも批判的なレスすると
延々罵倒混じりの擁護しようとする奴は、
情弱のロートルかナチシンパかキモいゲーヲタしか居ないって事が良く解ったw
226名無し三等兵:2010/02/24(水) 13:42:39 ID:???
煽って召喚すんな
227名無し三等兵:2010/02/24(水) 14:42:42 ID:???
前々からわかっていたことだからねえ、カレルがうさんくさいってのは

日本軍の南方戦記に出て来る徴発(という名の掠奪)が東部戦線では
華麗にスルー……という段階で、もはやヘンの世界
228名無し三等兵:2010/02/24(水) 15:05:09 ID:???

ロシア人やウクライナ人を「劣等種族」呼ばわりしているドイツ人が、
なんもせずにいるはずがないのにそういう箇所は書かないのがカレル
229名無し三等兵:2010/02/24(水) 15:55:50 ID:???
それを踏まえて、使えるところだけ使えばいいだけなのになぁ
230名無し三等兵:2010/02/24(水) 16:06:46 ID:???
有名な人を見ると謗らないではいられない病
231名無し三等兵:2010/02/24(水) 16:18:47 ID:???
「少しでも批判的なレス」

少しでもだって。
自分の行動を客観的に見るのも
難しいよね。
232名無し三等兵:2010/02/24(水) 17:00:26 ID:???
まだ荒らしが常駐してるのかよ・・・


とりあえず本日休みだったので隣県の古本屋巡りを実行
ブクオフ含む六店ほどまわって、めぼしい戦果はリデルハートの
「ヒトラーと国防軍」ぐらいかな
その本を入手した古書店の店主に「岩波講座 世界歴史」全揃の
ばら売り(特別包装も紐結びもしてなかったので)できないか
聞いたら「三十二冊で16kだから高くないっしょ」と返された

店主問題なのは値段じゃない、運搬手段と置き場所だorz
233名無し三等兵:2010/02/24(水) 17:10:35 ID:???
>>232
全額払って、そこに置いてもらったらw

全巻とか全集とかになると、電子書籍が便利だね。
漫画家はDVD-BOXを出したりしてる。
234名無し三等兵:2010/02/24(水) 17:11:49 ID:???
ブックオフの文庫本だけど、著者あいうえお順だとばらけてしまうので
出版社別にしてくれると探しやすいと思うんだけどな。

光人社とかはコーナー作っていいと思うんだが。
235名無し三等兵:2010/02/24(水) 17:45:00 ID:???
戦前日本の政軍関係については、どの本がおすすめ?
236名無し三等兵:2010/02/24(水) 18:39:21 ID:???
>>234
光人社や学研M文庫はコーナーがあることも多いよ。
歴史小説かフランス書院系の後、あるいは岩波文庫の後あたりにまとまってることが多いような。
たくさんあると思って見たら第14空母戦闘群シリーズばかりだったときには、俺はがっかりだけど、
朝日ソノラマがたくさんあってウホウホのこともある。
237名無し三等兵:2010/02/24(水) 19:01:11 ID:???
学研M文庫は絶版になるのが早いのが欠点だよな。せっかく復刊してもすぐ
買わないと絶版になっちゃう。『南北戦争』とかはなかなか出回ってないし
アマゾンのマーケットプライスで1万3千円ついてたことあるし。
238名無し三等兵:2010/02/24(水) 19:08:32 ID:???
「ガンビアベイ」が欲しい
239名無し三等兵:2010/02/24(水) 19:10:20 ID:???
ブコフのNFは歴史小説コーナーにまとめられてることもあるかと思えば同じ店で作者別の中にぽつんと刺さってたりするから油断できない
そして光人社だと思ってよく見たら色の似てる光文社だったというオチもある
240名無し三等兵:2010/02/24(水) 19:44:34 ID:???
>>237
学研M文庫も少しずつ電子化されてきてるけど、
仮想戦記はあってもまだ有名どころは電子化されてないね。
電子書籍が嫌いな人でも、電子書籍が出れば
古本のプレミア価格も下がるだろうから、どんどん増やして欲しいんだが。

ttp://www.paburi.com/paburi/publisher/gk/index.shtml
241名無し三等兵:2010/02/24(水) 19:47:28 ID:???
ttp://www.paburi.com/paburi/bin/qfind2.asp?genre=10&searchtype=all

戦記物全般で言うと各社で200冊弱。結構読みたい物もある。
242名無し三等兵:2010/02/24(水) 20:34:29 ID:???
>>229
だから どれが使えるのか? という鑑別が難しいんだよ
スケールのデカイ、マインスィーパーみたいなもんだ
243名無し三等兵:2010/02/24(水) 21:53:07 ID:???
そんな泣き言いわれても…

一次資料をあさる人達の苦労ってそんなもんじゃないぞ。
244名無し三等兵:2010/02/24(水) 22:08:27 ID:???
>>237
M文庫悲しいぐらい売れてないんだよ…
中小書店には出回らないぐらい少部数しか刷ってなくても、それでも新古本屋に廃棄処分で流れる部分が少なからず…
仕事ついでであちこちのブコフ巡ってるとよくわかる。
あちこちの店に同じタイミングで程度上のブツが出まわるから在庫廃棄なのは一目瞭然…
初出荷以降完全に脚が止まって初版売り切り商売なんだろうな。

かなりヤバイ状況の癖に文化事業レベルのことやってるんだ、学研はw
再刊メインとはいえそれでも細々続いてるってことは、まあ大儲けじゃなくても一応黒字ではあろうとは思うんだが…
245名無し三等兵:2010/02/24(水) 22:22:01 ID:???
音頭に合わせて踊るのを(訪ねてきた、外部の)著者にも強制していたような
会社だから、何を考えているのか合理的に推測するのが合理的でない。
246名無し三等兵:2010/02/24(水) 22:25:54 ID:???
>>243
とはいえ、end user視点なら、「そんな苦労するよりは、グランツ読んだ方がいい」

て終わるだろ
もっとも日本語訳はあややだから、英語読めって話になるけど、そこさえ抜けたら
カレルの鑑別つけるよりよっぽど楽ってもんだ
247名無し三等兵:2010/02/24(水) 22:34:08 ID:???
森靖夫『日本陸軍と日中戦争への道』はどうですか?
248名無し三等兵:2010/02/24(水) 22:37:22 ID:???
>日本語訳はあややだから

そんなにひどいの?
249名無し三等兵:2010/02/24(水) 22:43:47 ID:???
>>246
グランツもロシアサイドの内容は優れているけど、ドイツサイドは弱いんだよね。
何しろ、いまだにZiemkeの「Moscow to Stalingrad」と「Stalingrad to Berlin」
が主要参考文献なんだよな。この2冊は決して悪書じゃないと思うけど、古いからね。
グランツの本は欧米ではドイツの記述はさらっと流してロシアの記述だけを抜粋して読め、
とまで言われているからなあ。帯に短し、たすきに長しなんだよね。
250名無し三等兵:2010/02/24(水) 23:05:09 ID:???
>>248
平易な英文の意味が正反対に約されてしまうくらい、凄い
長文が隣のページまでつながっていて「終わりはどこだよ」
という類いの奴を誤訳するなら同情するけど……20words
くらいの英文でそれをやられたのではなあ。
251名無し三等兵:2010/02/24(水) 23:06:32 ID:???
それ詳解の話?
252名無し三等兵:2010/02/24(水) 23:07:51 ID:???
ttp://www.asahi.com/national/update/0224/TKY201002240422.html
グーグル電子書籍、日本でも秋ごろ販売へ

さて黒船ですよ、現在も
ttp://books.google.co.jp/books
で書籍の全文検索ができて便利。

全文検索で気に入った本をそのまま購入できるようになれば完璧だな。
253名無し三等兵:2010/02/24(水) 23:22:39 ID:???
「ばら物語」をめくってて戦場医療の歴史の本とかないかなぁ、と思ったんだが
誰か心当たりある人居る?

>>252
絶版本をデータ化しといて注文するとその場で製本してくれる奴は
上陸しないんだろうか。
254名無し三等兵:2010/02/24(水) 23:41:53 ID:???
>>243
しごく一般的な資料批判手続きだよなぁ。
何言ってるだか…。
255名無し三等兵:2010/02/24(水) 23:42:57 ID:???
>>244
こういうバカげたことやってるから儲からねーんだろw
256名無し三等兵:2010/02/24(水) 23:43:56 ID:???
研究者様がいらっしゃるようで。
257名無し三等兵:2010/02/24(水) 23:50:58 ID:???
「十五対一」とか「ノモンハン」読むときだっておんなじだろうにw
258名無し三等兵:2010/02/24(水) 23:54:21 ID:???
「空の技術」 渡辺洋二著
面白いですね。

が、航空モノはもう書かないのかな。
渡辺氏の新境地とはどういうものだろうか。
259名無し三等兵:2010/02/24(水) 23:58:32 ID:???
>>258
前作の文春文庫で、具体的にどうして続けられなくなったかを書かれているよ。

昔は本を出すたびに反応があって新たな当事者から証言を得られたが
最近はもう、本を出しても当事者からは何も反応がない。
だからもう自分の執筆スタイルを続けられないとな。


260名無し三等兵:2010/02/25(木) 00:16:23 ID:???
輸送船がらみでは、大内健二さんのがお勧めでしょうか?
261名無し三等兵:2010/02/25(木) 01:52:11 ID:???
>>260
戦時標準船とはどんなものかとか、そういう総論的な部分から知りたいなら、
大内さんの本はよいと思うよ。わりと体系的に良くできてると思う。

日本の戦時輸送船のエピソード集みたいな本なら、土井全二郎もいい。
現場の船員さんの声が聞きたいなら、「日本郵船戦時船史」などに色々。

無名船団のデータ集みたいな本なら、駒宮真七郎の「戦時船舶史」などがいい。
輸送船の保護を担当した陸軍船舶兵についての「陸軍船舶戦争」も出してる。
手に入りにくいけど、図書館にはそこそこ置いてある。

あと、戦時輸送船ビジュアルガイドも、模型誌の連載ベースの本だけど、わりと面白い。
塗装とか個々の船体の改装要領については、さすがに詳しい。
作者さんのホームページも面白い。
262名無し三等兵:2010/02/25(木) 02:18:44 ID:???
岩重さんのね。
あの人若いんだよなぁ。
263名無し三等兵:2010/02/25(木) 10:30:46 ID:???
輸送船関係で1冊だけ選べといわれたら「戦時輸送船団史」だな。

未だにこれを超える本はない。これも古本は高いが図書館で取寄せ可能
264名無し三等兵:2010/02/25(木) 10:39:24 ID:???
モンサンサラット「クルエルシー」、とうとう読まずに売ってしまったな
265名無し三等兵:2010/02/25(木) 11:41:29 ID:???
戦前日本の政軍関係については、どの本がおすすめ?
266名無し三等兵:2010/02/25(木) 19:39:15 ID:???
ネットの古本屋で『ドイツ第三帝国のソ連占領政策と民衆〈1941‐1942〉 永岑三千輝 著』を買ったら
「謹呈 著者」って書いた栞が挟まってた。
多少痛んではいるが使用感無いし、こりゃどこぞの先生の蔵書かな?
にしてもこんなマニアックな本を書く日本人が居るとは思わなかったよ。
267名無し三等兵:2010/02/25(木) 19:59:01 ID:???
皆さんが復刊してほしい第二次大戦の軍人の回想録にはなにがありますか?
268名無し三等兵:2010/02/25(木) 20:02:42 ID:???
出版社の中の人がきたぞ
色々お願いしろ
269名無し三等兵:2010/02/25(木) 20:20:07 ID:???
復刊か。ならガムランを。
翻訳して欲しいのだったらもっといるし、他人が書いた伝記だったり、
WW1までいけばさらに増えるけど。
270眠い人 ◆gQikaJHtf2 :2010/02/25(木) 20:59:56 ID:???
>253
ちょっと外した感はあるかと思いますが、ダグラス・スター著『血液の歴史』なんてのは
如何です?
第2部は血液と戦争と言う章立てで、近代戦争に於ける血液供給について書いてあり
ますね。
271名無し三等兵:2010/02/25(木) 20:59:59 ID:???
いいから中公はさっさと『電撃戦』と『失われた勝利』を再刊しろ!
272名無し三等兵:2010/02/25(木) 21:06:46 ID:???
マンシュタインと本郷氏の名文を安価で提供してくれ……
273名無し三等兵:2010/02/25(木) 21:38:53 ID:???
古本で買った白将軍の「韓国戦争一千日」に将軍の謹呈しおりが入っていたときは感動した
274Lans ◆xHvvunznRc :2010/02/25(木) 21:41:02 ID:???
>273
それ、私のにも入ってたw
ちなみにブクオフで入手
275名無し三等兵:2010/02/25(木) 22:02:42 ID:???
メレンティン『ドイツ戦車軍団』やデーニッツ『10年と20日間』は特に復刊してほしいな。
あと、レーダーやケッセルリンクの回想録も邦訳してほしい。
276名無し三等兵:2010/02/25(木) 22:04:25 ID:???
回想録の類が復刊するときは中公文庫ビブリオで復刊してほしいと思うのはおれだけ?
277名無し三等兵:2010/02/25(木) 22:06:08 ID:???
グデーリアンが戦前書いた戦車戦に関する本の日本語訳読みたいな。
あとロンメルが書いた歩兵戦に関する本も。
278名無し三等兵:2010/02/25(木) 22:07:59 ID:???
ランルザックの自伝を翻訳してくれ。
279アドバンスト杜聖 ◆REH634FRNQ :2010/02/25(木) 22:11:20 ID:???
気温高くても雨じゃなぁ…
280アドバンスト杜聖 ◆REH634FRNQ :2010/02/25(木) 22:27:09 ID:???
ごめん誤爆
281名無し三等兵:2010/02/25(木) 22:32:15 ID:???
気温高くて雨って最高じゃん。

南方で行軍する日本軍ごっこができる。
282名無し三等兵:2010/02/25(木) 22:34:38 ID:???
今日は本当に暖かかった。
ここ稚内でも5度まで上がって久しぶりに汗かいた。
雪じゃなく雨だったのも3ヶ月ぶりぐらいかな?
283名無し三等兵:2010/02/25(木) 23:33:49 ID:???
>>282
ええい、道民はフィンランド人か!
284名無し三等兵:2010/02/25(木) 23:58:00 ID:???
軍事関連書籍の図書目録みたいなものは出てる?そういうのがあると検索に
便利なんだけど。
285名無し三等兵:2010/02/26(金) 01:01:04 ID:???
近代日本軍事関係文献目録
ttp://rnavi.ndl.go.jp/gunji/

テンプレ入り希望
286名無し三等兵:2010/02/26(金) 11:56:31 ID:???
>>259
吉村昭さんが戦争ノンフィクションを書かなくなった理由にかなり近いね

さういう視点から見ると、公刊戦史部のリサーチ力って凄いな
ドイツじゃ確か、つい最近まで例の公刊戦史の刊行が続いていたはずだから
287名無し三等兵:2010/02/26(金) 11:58:55 ID:???
海軍反省会については10回目以降も刊行してほしいな。各論も気になるし。
288名無し三等兵:2010/02/26(金) 11:59:38 ID:???
陸軍の軍人は反省会のようなものは開かなかったのかな?
289名無し三等兵:2010/02/26(金) 12:02:32 ID:???
南洋作戦に関しては、海軍の補給力責めれば事済む。
「タマも飯もなくて戦が出来なかった」

もんだいは比島決戦以降か
290名無し三等兵:2010/02/26(金) 12:06:48 ID:???
辻政信と瀬島龍三の出席する陸軍の軍人は反省会w

血の雨が降りそうだ。
291名無し三等兵:2010/02/26(金) 12:23:59 ID:???
それ一般的にはリンチとか吊るし上げ大会って言うからw
292名無し三等兵:2010/02/26(金) 12:50:01 ID:???
石原莞爾も入れてやれよ
293名無し三等兵:2010/02/26(金) 12:56:33 ID:???
瀬島はまだしも、辻の前で何か言える元将校なんているのか?
いたとしても、辻に圧倒されて終わりだろ。
294名無し三等兵:2010/02/26(金) 13:22:47 ID:???
瀬島は戦時中の日記残してないのかな?あったらかなり重要な資料になるけど。
295名無し三等兵:2010/02/26(金) 13:24:32 ID:???
参謀本部で戦地視察した人は限られていて、その中の独りが辻

ドイツじゃだれがそれに当たるのかな?
296名無し三等兵:2010/02/26(金) 13:27:53 ID:???
戦争末期ならヴェンクとか。
ちゅうかヒットラーもたびたび行ってるんだから
それについていッてるだろ。
297名無し三等兵:2010/02/26(金) 13:38:39 ID:BYDMJnCn
防衛研究所には未公刊の軍人の日記が結構あるから、その中でも特に重要な
地位にいた人のが公刊されるといいな。
298名無し三等兵:2010/02/26(金) 14:06:34 ID:???
>296
それ戦地が向こうから来ているからw
299Lans ◆xHvvunznRc :2010/02/26(金) 14:29:17 ID:???
>295
参謀旅行の発祥はたしかプロイセンのはずですが、なにか?
300名無し三等兵:2010/02/26(金) 14:40:00 ID:???
>>298
それは辻ーんについても言えるような気がしないでもないw

本当、辻ーんや瀬島は調べれば調べるほど惜しい人物に思えて
301名無し三等兵:2010/02/26(金) 15:56:09 ID:???
>>295
シュペーアの自伝で前線視察の話があったと思う。
302名無し三等兵:2010/02/26(金) 16:14:02 ID:???
日本軍の将官クラスの回顧録ってあまり出てないね。
303名無し三等兵:2010/02/26(金) 17:56:22 ID:???
>>299
参謀旅行は平時にやるただの研修旅行だろうが。
304名無し三等兵:2010/02/26(金) 18:14:22 ID:???
古戦場巡りですね。staff rideといって、CSIとかで手引きが出てます。
だから、アメリカにいれば南北戦争の史跡、古戦場をそれを使って見学して回れる。

砲兵とかは旅団単位で前線に出張っている時代だから多少違いはあるけど
でも、当時使われてた戦闘兵器はリエンアクトメントで再現されているから、把握しやすい。

そこらは羨ましいといえば羨ましいか。
305名無し三等兵:2010/02/26(金) 18:42:40 ID:???
>>297
20年ほど前の話だけど、秦郁彦が、
防衛研究所が個人情報保護を理由に史料を見せなくなったって、何かに書いてたな。
たしか、歴史と人物だったかにノモンハン事件時の小松原日記を全文掲載しようとしたら、
防衛庁から差し止めが入って、結局は検閲が入った抄録になったと。

その後、どういう風になっているかは知らん。
306名無し三等兵:2010/02/26(金) 21:06:48 ID:???
でも田中新一や真田穣一郎とかの日記は公開されていて、研究でも引用されてるよ。
307名無し三等兵:2010/02/26(金) 21:11:48 ID:???
伊藤整一の日記は残ってないのかな?残っていれば、大戦の大半を軍令部次長の
要職で過ごした人物だから、軍令部の業務日誌が残ってない現在では軍令部の動き
がわかる貴重な史料になるけど。
308名無し三等兵:2010/02/26(金) 22:00:37 ID:???
>>270
ぐぐってみました。
目次をみると中々面白そうなので読んでみます。
ありがとうございます。
瀉血かぁ。
309名無し三等兵:2010/02/26(金) 22:19:00 ID:vptS8Z9w
パウル・カレル全否定論の大木毅が
軍事書籍・書評スレで批判されて激怒の反撃

■ウォーゲーム・シミュレーションゲーム総合76■
http://schiphol.2ch.net/test/read.cgi/cgame/1267090809/36-
310名無し三等兵:2010/02/26(金) 22:21:33 ID:???
 先ほど、友人から電話がかかってきて、お前が非難されているという。また2chかと
思い、あれなら、もういいよと答えたが、今度は軍事板の書評スレだという。
 へ? ゲーム板じゃないのかい。だったら、言いがかりじゃない批判もあるかもしれな
いからと行ってみて……絶句した。一人、カレル信者みたいなやつがいて、私をあしざま
に罵っているのである。
 その論法は、こうだ。

 大木毅というやつがいて(つまり、私ですな)、『コマンドマガジン』にカレルを批判
する記事を書き、資料としては使えないとまで断じた。
 しかるに、ドイツの公刊戦史、"Das deutsche Reich und der Zweite Weltkrieg"では、
カレルの著作を参考文献に挙げてあり、きちんとした資料として扱っている。大木は、こ
の公刊戦史を『コマンド』の記事でも使っているのだから(とくに、第88号の記事で挙げ
た6巻)、カレルが評価されているのを知っていたはずだ。
 つまり、大木は、カレルが歴史家として評価されているという、自分にとって不利な事
実を黙殺して、誹謗中傷したのである。

続く
311名無し三等兵:2010/02/26(金) 22:23:14 ID:???
 この世迷い言の当否をいう前に、"Das deutsche Reich und der Zweite Weltkrieg"につ
いて、説明しておこう。訳せば、『ドイツ国と第二次世界大戦』ぐらいになるか、ドイツ
連邦国防軍の軍事史研究局が、ドイツから見た第二次世界大戦史のスタンダードとするこ
とをめざして刊行した一大シリーズである。厳密にいえば、シヴィリアンの研究者も含め
た集団執筆による自由な研究の成果であるという点で、必ずしも連邦国防軍の「公刊戦史」
とはいえないのだが、それに準じるものと理解してよかろう。
 第1巻が刊行されたのが1979年で、完結したのが2008年。いちばん薄い巻でも、
四百数十ページ、厚い巻だと千三百ページ余りもあるという一大シリーズである。巻数は、
全10巻の予定だったが、5、9、10巻が厚くなりすぎて、2分冊になったので、実質
的には全13巻。
 私は、留学中にボン大学近くの古本屋で、4巻までの揃いを見つけたのを幸い、新刊が
出るたびに買い足していって、全巻持っている。
 なので、さっそく、各巻の巻末に付いている参考文献目録をチェックしてみた。
 はたして、書籍スレッドのカレル信者がいうように、ドイツ軍事史研究の集大成の一つ、
『ドイツ国と第二次世界大戦』は、カレルの著作を典拠として挙げていたか?

 結論から述べると、ただ一冊、第8巻を除き、残り12巻には、カレルの本など、まっ
たく挙げていなかった。書籍スレのカレル信者が、鬼の首でも取ったように記している、
問題の第6巻の参考文献目録をいくら眺めても、カレルの本など出てきたりはしなかった
のだ。
 しかし、第8巻に寄稿した筆者だけは、カレルの著作を評価し、資料として使ったので
はないのか?

続く
312名無し三等兵:2010/02/26(金) 22:23:59 ID:???
 ……もちろん、そうではない。

 いったい、『ドイツ国と第二次世界大戦』第8巻では、カレルの著作は、どのような扱
いを受けているのか。
 ここで参考文献目録に挙げられているのは、『焦土作戦』と『砂漠のキツネ』。
 まず、『焦土作戦』が、どこで引かれているのか、本文をたどっていくと、案の定だ。
パウル・カレルは、こんなことを書いているが、でたらめだという指摘をするために、第
2章第2節「『ツィタデレ』作戦の失敗」、135ページで引用されているのである。ド
イツ語の原文を引用し、私の試訳をつけてみよう。

Dieses Szenario befluegelte beispielsweise die Phantasie des deutschen
Militaerschriftstellers Paul Carell,der einen Wettlauf des III.Panzerkorps nach
Prochorovka inszenierte:"Wieder einmal,wie so oft in der Geschichte der
Kriege,hing eine schicksalhafte militaerische Entscheidung, die den weiteren
Verlauf des ganzen Feldzuges bestimmten musste,vom Lauf der Uhr ab,von
einem Tag oder gar einer Stunde.Die 'Weltminute von Waterloo' wiederholte
sich bei Prochorowka".Damit bezog er sich auf den Wettlauf bei Waterloo
zwischen dem preussischen Marschall Bluecher,der dem schwer in
Bedraengnis geratenen birtischen Feldherrn Wellington zu Hilfe eilte,und
Napoleons Marschall Grouchy,der diese Intervention vergeblich zu verhindern
suchte.General Kempf sei bei Prochorovka ebenso zu spaet gekommen wie
seinerzeit Marschall Grouchy.
【註番号略、ウムラウトとエスツェットを開いて引用。以下同様】

続く
313名無し三等兵:2010/02/26(金) 22:24:40 ID:???
 では、こうしてカレルを引用した、この章の筆者カール=ハインツ・フリーザー大佐
(文学博士)は、それに対し、どのような評価を下しているか。再び原文を引き、試訳を
付す。

Doch aus den deutschen Archivakten ergibt sich,dass es diesen Wettlauf am
12.Juli gar nicht gegeben hat und erst recht nicht die von Rotomistrov
beschriebene Panzerschlacht suedlich von Prochorovka.Im
betreffenden Abschnitt stand lediglich die 6.Panzerdivision mit hoechstens 44
Panzern.

しかし、ドイツの文書館史料からは、この7月12日の競走などまったくなかったし、い
わんやロトミストロフの記述したプロホロフカ南方の戦車戦など存在しなかったことがあ
きらかになる。当該戦域には、最大時で44両の戦車を有するのみの第6装甲師団があっ
ただけなのである。

 もう、おわかりだろう。『焦土作戦』の一部は、パウル・カレルの「空想」を粉砕する
ために引用されただけにすぎないのだ。

続く
314名無し三等兵:2010/02/26(金) 22:26:12 ID:???
 では、『砂漠のキツネ』のほうは、どう使われているか。
 当該箇所は、第6章第4節、1105ページ。この章の筆者、ゲルハルト・シュライバ
ー退役中佐(文学博士)は、ここで、OKW、国防軍最高司令部の戦時日誌と、日本でも
翻訳があるロンメル文書集(リデル・ハート編)、ケッセルリングの回想録に基づき、カ
セリーヌの戦いをめぐる概況を描写し、そこに註をつけ(註47)、「カセリーヌの戦い
の作戦的な事象と雰囲気については、質的にはさまざまであるが(die qualitativ
unterschiedlichen)」と留保をつけて、通俗的なものを含む15冊ほどの文献を挙げてい
る。そのなかには、必ずしも学術的でない読み物などもあるのだが、そのなかに『砂漠の
キツネ』もあるというだけのことだ。
 要するに、カセリーヌの戦いについて、玉石混淆になるのを厭わず、網羅的に文献を示
したから、『砂漠のキツネ』も入ったということで、けっして高く評価されているわけで
はない。それが証拠に、ここ以外で『砂漠のキツネ』に言及しているところなど、ありは
しないのである。

 以上、カレル信奉者の詐術を暴いてきた。
 なんとも悪質なやりようである。
『ドイツ国と第二次世界大戦』は学術書であり、日本国内では、なかなか実物を見ること
ができないが、権威ある文献であることだけは、よく知られている。
 くだんのカレル信奉者は、それを見越して、誰も本物にあたらないだろうと、たかをく
くり、『ドイツ国』でもカレルの著作は文献目録にあがっているなどとフレーム・アップ
し、カレルの権威を守ろうとしたのだ。
 しかしながら、これまでの論考より、このカレル信奉者は『ドイツ国』を読むどころか、
実物に接していないことは明瞭……いや、あるいは、本物を見てはいるのだが、だまし通
せるだろうと、敢えて虚偽を記したのかもしれない。
 なんとも、戦史ファンを馬鹿にしたやり口ではないか。

続く
315名無し三等兵:2010/02/26(金) 22:26:52 ID:???
 繰り返しておこう。『ドイツ国と第二次世界大戦』全13巻およそ一万ページ余のなか、
カレルが言及されているのは、第8巻の二カ所。それも、一つはカレルの「空想」を否定
するための引用であり、もう一つは、玉石混淆ではあるものの、カセリーヌ戦に触れた文
献を網羅するなかで挙げられたにすぎない。『ドイツ国と第二次世界大戦』全13巻中に
は、カレルの著作を歴史家として評価したところなど、ありはしないのである。
 にもかかわらず、ドイツの公刊戦史でもカレルは認められているなどと、真っ赤な嘘を
唱えるとは、ただ呆れるばかりだ。
 もっとも、自分に具合の悪いところをネグレクトし、都合のいい部分をフレーム・アッ
プするのは、まさにパウル・カレルのやり口である。信奉者は、師匠に倣うということで
あろうか。
 ともあれ、こんなデタラメがネット上に広まっていってはたまらないと考え、急ぎした
ためた。どれくらいの効果があるかはわからないが、カレル信奉者の妄説をくじく助けに
なればいいと思う。
 しかし、正直怒るのを通り越して、気味が悪くなった。
 ここまでしてカレルを守ろうとするのは、単に信者というだけでなく、何か政治的意図
でもあるのだろうか?
 というのは、このカレル信奉者の手口は、ネオ・ナチや歴史修正主義者が歴史を歪曲す
るやり方と似通っているからだ。なんともグロテスクなことではある……。

終わり
316名無し三等兵:2010/02/26(金) 22:27:33 ID:???
補遺

>反論をアップしていただいたことに、感謝
 どういたしまして。本来ネット上の情報を、裏付けも取らずに鵜呑みにするほうがおか
しいのですが、放っておけば、ウソが一人歩きすると思って、書きました。参考にしてい
ただければ幸いです。

>非生産的なことに
 いえいえ、カレル信奉者のように虚偽を述べ立てるためならともかく、事実の探求それ
自体が勉強になりますから。
 また、×××氏の日記でも指摘されたことですが、カレルの問題性が充分に理解されて
いない節もありますし、また批判の文章を発表してもいいかなという気もしています。そ
の予備作業にもなるかと……。
317名無し三等兵:2010/02/26(金) 22:28:18 ID:???
NGする側の身にもなって欲しいもんだ。
318名無し三等兵:2010/02/26(金) 22:32:51 ID:???
大木さんか守屋さんにその公刊戦史邦訳してほしいな。
319名無し三等兵:2010/02/26(金) 22:42:52 ID:vptS8Z9w
ゲルハルト・シュライバー退役中佐(文学博士)がどんな人なのか
俺は全然知らないけど
公刊戦史の執筆を分担筆者の一人として任される人物だから
さぞや学識と判断力に秀でた研究者なんだろうと思う

そういう人が「カセリーヌの戦いの作戦的な事象と雰囲気については、
質的にはさまざまであるが(die qualitativ unterschiedlichen)」と留保をつけて、
通俗的なものを含む15冊ほどの文献を挙げていて、
その中にパウル・カレルの『砂漠のキツネ』が入っているというのなら、
それはシュライバー退役中佐(文学博士)の判断では
「カセリーヌ戦について」もっと知りたい読者に薦められる15冊のうちの1冊と
いうことなんじゃないかと思うんだけど、この理解は間違っているかな?
320名無し三等兵:2010/02/26(金) 22:43:08 ID:???
カレル信者の人の痛さは勿論だが、一々反応する大木氏も正直大人げないよな、と思う。

そもそも研究者が頻繁にブログ更新したりネットで大立ち回りすること自体、
本道からの逸脱に見えて仕方ないんだがなぁ……
321名無し三等兵:2010/02/26(金) 22:44:50 ID:vptS8Z9w
また大木毅は「質的にはさまざまであるが」という言葉を「玉石混交」と勝手に歪曲して
「読むに値しない本が混じっている可能性もある」ように印象を操作しているけど
シュライバー退役中佐(文学博士)がいう「質が低い本」というのは最低レベルの
合格点は満たしている程度の文献という意味だとも解釈できるよね

というか筆者の立場を考えればそちらの可能性の方が高いんじゃないだろうか
「読むに値しないデタラメ本」なんか公刊戦史で読者に薦めたら大問題に発展する
ヘタすりゃシュライバー退役中佐(文学博士)自身の研究者としての地位も危うくなるよ

カセリーヌの戦いについて書かれた本なんて膨大にあると思うし
いくら「網羅的に文献を示した」としてもインチキばかり書いているクソ本なんて
公刊戦史の中で名前を出すことすら憚られるはずじゃないかな
それなりに慎重に内容を検討した上で列挙する本15冊を精選しているはずだ

それをまるで「適当に名前を挙げていったらたまたまカレルの著作も入っていただけ」
みたいな偶然扱い(しかも俺様解釈)のように読者を誘導するのはどうなんだろうね

それが誠実さや公平さが求められる研究者の態度と言えるのだろうかね?
むしろネオ・ナチや歴史修正主義者が歴史を歪曲するやり方と似通っている気がするよ
322名無し三等兵:2010/02/26(金) 22:46:50 ID:???
大木さんはもう10年以上論文出しておらず、ラノベ中心だから研究者の
カテゴリーに入るかな。あと、2ちゃんの批判をいちいち本人に知らせる
友人もどうかと思う。
323名無し三等兵:2010/02/26(金) 22:47:24 ID:???
「空の技術」、まだ読み始めたばかりだけどすごいね。
第一章の24ページだけで買ってよかったなと思わせる充実振り。

それにしても、設計者の方から貸し出したままになっている写真の扱い。
これなんとかならないのかな・・・
324名無し三等兵:2010/02/26(金) 22:48:01 ID:???
大井信者とかもいるのかな?
325名無し三等兵:2010/02/26(金) 22:48:24 ID:???
>>320
まあいいんでない
ネットの上に情報が出る事自体は利用者にとって好ましいことだし、
それが当事者なら尚更
326名無し三等兵:2010/02/26(金) 22:49:05 ID:???
>>319
日露戦争のことよくわからない人は『坂上の雲』を読みましょうって言ってるようなものだから
間違ってるといえば間違ってる
間違ってないといえば間違っていない
ただ正しくはない
327名無し三等兵:2010/02/26(金) 22:50:30 ID:???
>>322
>10年以上論文出しておらず
しかも研究者としての論文は、日本のドイツ政治外交史研究者としては
十分高水準のものだったから惜しまれる

>>318
>大木さんか守屋さんにその公刊戦史邦訳してほしいな
そんな無茶をwwwwww
むしろドイツのしかるべき機関で英語版のWeb公開を希望したいですね


しかし、カレル騒動はもう反論したい人も含めてあっちでやってくれって感じだな
328名無し三等兵:2010/02/26(金) 22:51:03 ID:???
大木さんは何でもう論文書かなくなっちゃたのかな?結構読み応えあったのに。
329名無し三等兵:2010/02/26(金) 22:52:58 ID:???
戦史叢書もそうだけど、公刊戦史は膨大なものがほとんどだから、外国の公刊戦史が
邦訳される可能性はほとんど無いね。
330名無し三等兵:2010/02/26(金) 22:55:24 ID:???
変態のドイツ人が十数冊で公刊戦史を終えたという事実に驚いた
331名無し三等兵:2010/02/26(金) 22:56:33 ID:???
大木さんは日本でも数少ないドイツ外交史研究者だっただけに研究再開してほしい。
大木さん以外では、田嶋信雄さんと三宅正樹さんしか見当たらないし。
332名無し三等兵:2010/02/26(金) 22:58:04 ID:???
でも完結に30年くらいかかってる。全102巻の戦史叢書でも20年くらいなのに。
333名無し三等兵:2010/02/26(金) 22:59:30 ID:???
ネオナチや歴史修正主義者の烙印を押されてしまったアーヴィングだけど、
ジョン・キーガンやグレイグ・ゴードンは彼の著作を評価してるね。
334名無し三等兵:2010/02/26(金) 23:06:25 ID:vptS8Z9w
この大木毅という人はどうも
自分の「パウル・カレル全否定論」に少しでも疑問を呈する人間は
全員が「パウル・カレル全肯定論」を主張する「カレル信者」
もしくは「ナチシンパ」だという風に
話を大きく歪曲して理解しているようだね

ただ単に論理的な破綻や整合性の欠落、
カレル全否定論に合わない事実などを指摘されているだけなんだから
研究者らしくもっと冷静に対応すればいいことなのに

ちなみに「○○は元ナチだから」○○の言うことや書くことは
すべて無価値だという論理のすり替えは
ディベートの世界では「個人攻撃」と言って
卑怯な詭弁術と見なされているね

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%80%8B%E4%BA%BA%E6%94%BB%E6%92%83
335名無し三等兵:2010/02/26(金) 23:14:56 ID:???
匿名批判に反論したら、情報の送り手としてはそれだけで失格。
F2の時にださく氏が本に先んじて自らの不明を表じたように、早めに
ごめんなさいをいうツールとしてはネットは使える。が、反論しちゃだめ。
名前を出す商売していれば応援と同時に批判もくるし、中にはいわれのない
非難もある。毒チョコとかカミソリ入りファンレターとかこまぎれにされた
自著同封とか。実質的な危険があるなら警察に通報する筋だし(筒井さん
はやられていた)、そうでなければ騒ぐもんじゃない。
名前を出してピンで商売しているからには、いわれのない論難に対しても、
黙っているべき。
336名無し三等兵:2010/02/26(金) 23:16:48 ID:???
確かに元ナチだから云々で全て無価値だとは言えないな。
しかし歴史修正主義者の場合は別。
337名無し三等兵:2010/02/26(金) 23:19:13 ID:???
>>334
>>310
頼むからここでやらないでくれ

■ウォーゲーム・シミュレーションゲーム総合76■
http://schiphol.2ch.net/test/read.cgi/cgame/1267090809/
338名無し三等兵:2010/02/26(金) 23:22:49 ID:???
大木さんが書いた論文では、特にドイツの対米開戦や和平工作、フリードリヒ・ハックを
扱った論文が読み応えあったな。
339名無し三等兵:2010/02/26(金) 23:38:36 ID:???
>>335
その辺はケースバイケースだろう。放っておくと致命傷だったり、
明らかに多くの人間が同じような論点で異論を唱えていたら反論もありうる。

それの出所がよくわからんが、マジだとしたら
今回のは自分が言いたいことを言うダシに使ったんじゃねーの?w
340名無し三等兵:2010/02/26(金) 23:44:15 ID:???
>>309
どうでもいいからいい加減にsageを覚えろよ。
341名無し三等兵:2010/02/26(金) 23:44:23 ID:???
>>336
必死になって稀な反例を探し出してくれるので、トリビア好きにはありがたい存在ですよ。
いや、もちろん裏をとる必要があるし、
裏がとれなくて(あるいは歪曲だとわかって)、なんだよ騙されたってのは織り込んだうえでだけど。
342335:2010/02/26(金) 23:59:43 ID:???
>339 ご指摘感謝。少し筆が走ったかも知れぬ。分けて考える。
著作。これはやはり反論すべきでない、と思う。訂正や弁明ができるように
なったのはネットの恩恵で享受すべきだが。
論文。ここが難しい。理系は簡単だ。世界的に、査読を経た物が論文だ。
史学系は、自分が知る限り、国内に査読誌が存在しない。だから(理系で
は明確に区別される)学内紀要誌掲載のものや、商業誌掲載のものも
「論文」扱いだね。政治家が「論壇誌に寄稿した論文」と同様に。
査読なしを前提とし、それでも「論文」というのなら、ネット上で匿名の
相手と論争しても差し支えない。ただし、それは、どちらも、「ただの言い
っぱなし」レベルでの「言い争い」に過ぎず、もったいないことになる。
本当ならは史学系でも査読の有無で線引きされるべきだ・・・という問題
意識があるのなら、ネット上の「言い争い」には参加すべきではない。

私は若い頃ブンガクを志したが、「論文」に触れるようになったのは理系に
おいてであった。翻って文系の人たちを見ると、そもそも投稿すべき
査読誌が存在しない! ことに驚き、同情した(レベルを保証して貰えない
んだもん)。文系では「論文」とされているものを読み、頭を抱えた。

>>今回のは自分が言いたいことを言うダシに使ったんじゃねーの?w
に同感だし、ってことは、研究者でも、プロの物書きでもないってこったな。
343名無し三等兵:2010/02/27(土) 00:02:34 ID:???
>>342 文系でも引用されている論文や、あるいは他の論文を引用して
自分の位置づけを定めてある論文はある。

テーマごとに細かいものまで全ての発表論文を集めてまとめる作業を
するなんてこともある。

査読が無くても、論文の評価は自ずとなされていると思っていい。
344名無し三等兵:2010/02/27(土) 00:07:54 ID:???
とりあえず、文系だと「雑」誌の記事と論文が一緒くたってのが混乱と不幸のもとだな。
とくに事情を知らない理系人間のツッコミはw
345名無し三等兵:2010/02/27(土) 00:26:24 ID:???
外国と比べて、日本軍は将官クラスよりも佐官クラスの軍人の回顧録の方が
たくさん出てるね。
346名無し三等兵:2010/02/27(土) 00:40:05 ID:???
当方、純理系ではありませんが、理系としても古いんで、NSCというより
NSという感覚なんですがね、それらと、不動産屋さん主催で空自の偉い人
だった人が優秀とされたアレと、どっちも論文と言われると困るなあと。
で、だからこそ、「自ずとなされている」ではだめだと思うわけです。
匿名第三者の介在が、「最低限」の保証をするわけで。自己評価はナシ。
「歴史上使われた理系の手法や道具」を少し調べたりしたことがあり、
まとめようと思い、投稿できそうな史学系学会誌がないか探したことが
あります。自分が役員やっている理系の学会誌に書いてもつまんないし。
すると、さくっと投稿できそうな史学雑誌ってないのですね。会費払って
会員になるぐらいは投稿するに際して当然と思いますが、どうもそれだけ
では済まず、もやもやと・・・
事情を知らない突っ込みかもしれません。が、ルールでなく事情を知る必要
があること自体に問題があろうかと。ルールなら一般則ですが、事情は個別
ですから。投稿規定を明示していない学会の割合とでもいいますか。
それが、送り手が受け手に対して「ルールなく」、あえていえば
だらしなく、直接のやりとりをしたくなる遠因ではないかと。
「研究者」「テメエの名前で商売しているピンの著者」なら、ネットで
反論せず、次の「論文」なり次の「著作」なりで、個別事項的に反論するの
でなく、暗に踏まえつつ、批判を知らぬ読者にも不自然に感じさせない
ようなうまさで包括的に説明すればいいのになあ、と思うわけです。
347名無し三等兵:2010/02/27(土) 00:42:16 ID:???
とりあえず…文章の途中で改行すると読みにくいよ
348名無し三等兵:2010/02/27(土) 00:43:33 ID:???
そういう話はスレ違いじゃない?
349名無し三等兵:2010/02/27(土) 00:44:04 ID:???
その前にスレ違いで上手くない長文が問題だ。
350名無し三等兵:2010/02/27(土) 00:50:19 ID:???
ところで復刊ドットコムでこの間復刊された
マキャベリの『戦術論』とリデルハートの『戦略論』の新訳がまだ届かんのだが、
誰か「俺んとこには来たぞ」って奴いるか?
「2010年2月下旬」に届くことになってるんだが、もう月末だぞ……
351名無し三等兵:2010/02/27(土) 00:53:50 ID:???
すまん。飛弧で老眼に優しい大きなフォントにするとこうした改行になるの
です。しかしスレチという突っ込みは速いなあ。そうでない終わり方にした
のに。

ので、話柄を変えのを兼ねてネタ投下、というか質問。
A History of The Air Ministry, Grey著 をちまちま読んでいるんですが、
人名ばかり多く、政策の具体的側面の記述に乏しく(空軍省令や空軍省
要求仕様がちっとも出てこない)、難渋しております。
合わせて読むべき書などご教示くださいな。
352名無し三等兵:2010/02/27(土) 01:02:28 ID:???
>>340
309はシミュスレで暴れている歴史修正主義者のコタツという人でしょう

彼は大木にSNSでアク禁喰らって以来、大木に粘着してひたすら罵倒している
ヘンな人です
353名無し三等兵:2010/02/27(土) 01:02:33 ID:???
始めから終わりまでスレチでしたからね。
354名無し三等兵:2010/02/27(土) 01:03:05 ID:???
誰か「王湘穂」の「超限戦」を読んだ方、第2部に書いてあるとされる
25種類の戦闘方法という項目についてどのような種類があるか教えていただけませんか。
ネットで調べても、肝心の2部の項目が書いてありません。
355名無し三等兵:2010/02/27(土) 01:10:05 ID:???
買えよ。
356名無し三等兵:2010/02/27(土) 01:11:33 ID:???
IIDあげて書いている人って、学歴的には中学生くらいなのかな?
論旨も典拠も大学行っていたらあり得ない内容だよ ちょっと酷いわ
357名無し三等兵:2010/02/27(土) 01:15:23 ID:???
>>356
ドイツでも若年層内にときおり存在するネオナチ予備軍の厨房、劣化国産版だろ
そろそろスレチになるからこの話やめろや
358名無し三等兵:2010/02/27(土) 01:28:42 ID:???
>>356
参考文献欄に基本的には他の学術論文か教科書しかない理系かもしれず
359名無し三等兵:2010/02/27(土) 01:33:46 ID:???
>>358
理系ならWikipedia頼りなんて考えられない
あまり理系を舐めるな
360名無し三等兵:2010/02/27(土) 01:41:01 ID:???
>>358
追試までやる人から見たら理系も地獄なんだが
機材、部材、環境その他あるから毎度追試できるものではないが
それでも貴重な予算を使ってやる時は、実験やる側の技量も試
される面がある
 追試で結果が出なかった場合、「向こうが間違っているか、こっち
の不手際か」で悩んだりいろいろ大変なんだよ
361名無し三等兵:2010/02/27(土) 01:47:50 ID:???
なんかすっごい団塊臭がする…… (´・ω・`)
要領を得ない文章と意味不明なカタカナ表記、場の雰囲気を読めないあたりに。

いろいろと違いがあるのは認めるが、理系、文型で安易に区別する人間は教養を疑うお。
362名無し三等兵:2010/02/27(土) 01:54:07 ID:???
どっちらしろ、IDあげの厨房はダメダメ、場違い、スレ違いってことで


今度来たら、とっとと叩き出してお帰り願おう 
363名無し三等兵:2010/02/27(土) 01:57:38 ID:???
文系馬鹿にするなよ
文章がおかしいのは文理以前の問題だ
364名無し三等兵:2010/02/27(土) 01:59:22 ID:???
スレチ嫌なのは賛成
この話もうやめようぜ 無駄だ
365名無し三等兵:2010/02/27(土) 02:27:22 ID:???
「太平洋戦史文献解題」井門寛/新人物往来社/1971年8月15日

昭和16年末から45年末間に出版された単行本と
昭和20年8月から45年末間に出版された雑誌記事をまとめてある。
単行本については簡略な解説がついているが、雑誌記事は記事名のみ
巻末には終戦時の陸海軍部隊編制・年表・著作者の索引がついている。

解説文を読んでるだけでも楽しいし購入意欲がムラムラ沸いてくるんだが、
掲載されてる本のほとんどが入手困難なんだよな、特に雑誌なんかそうだし
366名無し三等兵:2010/02/27(土) 02:45:42 ID:???
雑誌を見たければ、国会図書館かなあ
地方だとかなりつらい
367名無し三等兵:2010/02/27(土) 03:01:19 ID:w9XhgfSp
>>352
>>356
>>357
>>362

ちゃんと論理的に疑問を呈しているんだから
個人攻撃とかレッテル貼りで誤魔化すのは
やめましょうよ、O木さん

>>319>>321は内容を読めばわかる通り
大木毅の「論点のすり替え」や「印象操作」に対する
批判なんですから

歴史修正主義とは何の関係もないでしょう
368名無し三等兵:2010/02/27(土) 03:09:45 ID:???
またID野郎か




失せろ!
369名無し三等兵:2010/02/27(土) 03:14:52 ID:???
なんかキモイなぁ
ここでやるなよ
370名無し三等兵:2010/02/27(土) 03:17:32 ID:???
まじに消えろ
迷惑だ
371名無し三等兵:2010/02/27(土) 03:33:18 ID:???
本当いい加減にして欲しいわ<パレル話題
書評スレに粘着している肯定・否定派双方いい加減邪魔だと自覚できないものかえ・・・
ここで書評の一つでも上げて流したいけど、適当な読了本も無いしなぁ

372名無し三等兵:2010/02/27(土) 03:39:59 ID:???

荒らしや粘着は嫌悪感を助長する事で自己の存在をアピールする、敵の術中にはまるな諸君。
373名無し三等兵:2010/02/27(土) 05:43:43 ID:o+b6XET7
初心者スレから誘導されてきました。
江畑謙介「米軍再編」は、現在でも内容的に古くなっていないでしょうか?
374名無し三等兵:2010/02/27(土) 07:59:21 ID:???
>>373
本来中長期的な視点で行われるもので、
急激に内容が変わることはないと思うが、
そもそも個々の計画の変更はよくあることだし、
新版発売から3年以上経ってるし、政権も変わったしQDRも出た。

ワカンネ
375名無し三等兵:2010/02/27(土) 08:42:32 ID:???
今更ながら、ヒトラーが勝利する世界買った
376名無し三等兵:2010/02/27(土) 09:02:44 ID:???
>>373
オバマ政権で方針転換があり、大きく動いた部分――
例えば欧州MDであったり、日本の嘉手納であったりの内容は古くなりつつある
ただ数年前が分かれば、今と比べることができる
さらに基礎的な情勢についての解説は、当地の問題を考える上で未だ有益だと思う
377名無し三等兵:2010/02/27(土) 09:09:59 ID:???
>>376
嘉手納ってなんかあったっけ?
378名無し三等兵:2010/02/27(土) 09:13:07 ID:???
うん、普天間だった。申し訳ない
379名無し三等兵:2010/02/27(土) 10:55:00 ID:???
伊藤之雄『山県有朋』は純粋な軍事史本じゃないけど、山県の陸軍統制や
陸軍の組織運営の実態を解明した良書だと思う。
380名無し三等兵:2010/02/27(土) 10:55:50 ID:???
日本の政軍関係についてはどの本がお勧めですか?
381名無し三等兵:2010/02/27(土) 14:42:32 ID:???
>>375
誤訳がどれくらいあるのか、ちょっと恐いので様子見している
382名無し三等兵:2010/02/27(土) 17:37:45 ID:???
ここしばらく「零戦隊長」読んでて、今朝の「兵士たちの戦争」観たら
大原さん出てて驚いたわ。
本題からはやや外れるんでコメント自体は短めだったけど。

>375
漏れも買ったはいいが、厚さにびびって積んだままorz
383名無し三等兵:2010/02/27(土) 18:18:58 ID:???
第四次中東戦争においてイスラエル戦車部隊がエジプトの対戦車部隊に
ボコボコにされる様を描いた戦記があれば読みたい。
384名無し三等兵:2010/02/27(土) 18:19:46 ID:???
質問だけど、「電撃戦は幻」論が比較的最近まで出てこなかったのはなんで?
やっぱ「みんなパウル・カレルが悪い」?
385名無し三等兵:2010/02/27(土) 18:52:35 ID:???
思い込みの責任を言葉に被せてるだけにしか…

問題は言葉そのものじゃなく、その言葉の定義だろうに。
386名無し三等兵:2010/02/27(土) 18:54:03 ID:???
>>384
そもそも「電撃戦」とはなんぞや、のコンセンサスができてないんだから、
それを否定するも肯定するも、その対象が確定してないないんだから、
厳密には議論にならない。
387名無し三等兵:2010/02/27(土) 19:12:57 ID:???
『電撃戦という幻』は良書なの?
388名無し三等兵:2010/02/27(土) 19:18:43 ID:???
良書には違いないが、
「機甲戦術としての電撃戦の分析」じゃなくて、
あくまでも「西方電撃戦の分析」だということを忘れちゃいかん。
平たく言えば、
「対仏戦がドイツ軍の素晴らしい作戦計画に基づいた完璧な奇襲攻撃である」
という伝説の検証に過ぎない。
38946式:2010/02/27(土) 19:24:12 ID:???
>>265
>戦前日本の政軍関係については、どの本がおすすめ?
>>380
>日本の政軍関係についてはどの本がお勧めですか?

戦前日本の政軍関係となると北岡伸一あたりを読んでみてはいかが?
『日本陸軍と大陸政策』東大出版会
『日本の近代(5)政党から軍部へ』中央公論新社
ただ学術書なので読み解こうとすると時間がかかるかもしれません。
(そんな頭悪いのは私だけか?)

もし戦後をご希望ならまた答えます。
390名無し三等兵:2010/02/27(土) 19:27:11 ID:???
>>387
タイトルにあるように、電撃戦という途中から出て来たプロパガンダに対し、実態は
どうであったのか? という検証を、学者的に徹底的にこれでもかとやり尽くした本

典拠と巻末地図だけでも凄い価値がある
あと、著者はドイツ軍の大佐で、文武両道だから単なる書生/学者論で書いたわけ
ではない。実戦部隊の指揮もやっている人みたいだよ。
391名無し三等兵:2010/02/27(土) 19:48:32 ID:???
>>380 筒井清忠はどうだろう。

>>383 「ヨム・キプール戦争全史」「イスラエル地上軍―機甲部隊戦闘史」「砂漠の戦車戦」
この辺は既読だよね。あと、ぐぐってみたらオスプレイのキャンペーン・シリーズにやっぱりあった。
http://www.ospreypublishing.com/store/The-Yom-Kippur-War-1973-(2)_9781841762210

…しかしイラク1941なんて誰が読むんだ一体?
392名無し三等兵:2010/02/27(土) 19:51:05 ID:???
俺が読むよ
393名無し三等兵:2010/02/27(土) 20:19:14 ID:???
いや、俺が読むよ。
394名無し三等兵:2010/02/27(土) 20:21:32 ID:???
じゃあ俺も読むよ
395眠い人 ◆gQikaJHtf2 :2010/02/27(土) 20:27:02 ID:???
>375 >381、>382
トイレの中で読んだ人が此処に(ぉ。
特に誤訳的に気になる部分はありませんでしたよ。
とは言え、ドイツ中心ではあるのですが、日本向けだからか、ちょっと論点の
ずれている部分(日本とかの記述)はありましたが。
396名無し三等兵:2010/02/27(土) 20:55:22 ID:???
>>392-394
ダチョウ倶楽部乙
397名無し三等兵:2010/02/27(土) 20:59:44 ID:???
>>396
どーぞどーぞ
398名無し三等兵:2010/02/27(土) 21:03:13 ID:???
>>395
高い城の男とどっちが面白かったですか?
399名無し三等兵:2010/02/27(土) 21:49:24 ID:???
レン・デイトン『電撃戦』との相違点は?
400名無し三等兵:2010/02/27(土) 21:51:36 ID:???
>>389
『政党から軍部へ』は一般書だからそんなに肩肘張らずに読めるよ。
それにしても、戦前日本の政軍関係についての本って実質的に政府と
陸軍の関係に関する記述がほとんどで海軍があまり出てこないね。
ほかの国のはどうか知らないけど。
401名無し三等兵:2010/02/27(土) 21:56:07 ID:???
>>399
そっちは短い作家の書いた入門書。
ビギナーなら、まずこっちを読んでから「電撃戦という幻」を読むのもいいと思うよ。
402名無し三等兵:2010/02/27(土) 22:03:02 ID:???
>>399
概略はデイトンのでいい
ただ、具体論としてのドイツ軍展開や、決勝点の攻防戦、その意味やヒトラーの
勘違いについては「電撃戦という幻」がないと意味が判らないだろう

あとは抽象論が後者に入っているので、その手の素養に欠ける人が読むと
たぶんチンプンカンプン
 
403名無し三等兵:2010/02/28(日) 07:28:17 ID:???
もっというと、デイトンの「電撃戦」は、厳密な意味での
歴史学上の資料としての価値はほとんど(まったくかも)ないが、
「電撃戦という幻」にはある。
では「電撃戦」が何の価値もないゴミかというとそうではなく、
何も知らない者がまず概略を知るにはかなりいい本。
というか、現状、この目的に関してこれ以上の本があるかな?

これ(なんか召喚呪文になりそうだけどw)パウル・カレルや
伊藤正徳の本にも似たようなことがいえるんじゃないかな?
もちろん、ある集団の擁護や「鎮魂」という目的があったことを
踏まえて読まないといけない、という指摘は正しいと思うけど。


404名無し三等兵:2010/02/28(日) 11:13:12 ID:???
当事者の書く自伝は、ほとんど全部何かしらおかしい所がある。

ただ、「個人的な経験」では、日付や人物の取り違え、
主な出来事の間違いや、本人の思い込みがあるような自伝は
ご本人が書いている場合が多い。また、文体も著者によって大きく異なる。

また、余計なチェック無しにそのまま世に出ている点に価値がある。
だから間違っていても興味のある分野なら外せない。

史料といろいろな点が一致して、マニアにとって突っ込める部分が少ない本、
矛盾点を見出せない自伝はゴーストライター物の可能性が高まってしまう。
もしくは編集担当が軍事に明るい人で、大幅に書き換えた物か。
ある出版社の出す戦記は、どれも一様に文体が似かよっているのに気づく。

最近は共著が増えた。
これは良い事で、ゴーストライター物かどうかを気にする必要がない。
405名無し三等兵:2010/02/28(日) 13:37:40 ID:???
>>403
そいや、何気にパウル・カレルの著作も刊行から四十年たっているんだよなぁ
406名無し三等兵:2010/02/28(日) 14:37:12 ID:???
戦略論の原点が普及版になってた
700円安くなってソフトカバーに
どうしたのかな
407名無し三等兵:2010/02/28(日) 14:38:32 ID:???
普及させたいんだろ
408名無し三等兵:2010/02/28(日) 14:40:37 ID:???
>>403
踏まえて読んで、逆計算が出来る人ってかなりのプロだから、素人がその真似を
しても火傷するだけ、という指摘もしたほうはいいかもな

まずは通史としてちゃんと書かれた本を精読して、展開をきちんと覚え込んだ上で、
比較検証しつつ読む、くらいの慎重さがないと……言葉はなんだが、「ヘタに面白い」
から、カレルの放つ毒に飲まれ、取りこまれちゃう可能性が大きいんだよね
409名無し三等兵:2010/02/28(日) 17:23:27 ID:???
資料としての正確性はともかく、読み物としては抜群に面白いからなぁ・・・
学生時代にバルバロッサ作戦や焦土作戦に触れてこの道へ入った奴はかなり多いだろ。
軍事オタクの通過儀礼みたいなもんだろ
410名無し三等兵:2010/02/28(日) 17:57:09 ID:???
>>391
ありがとう。
恥ずかしながらその辺りの本すら未読です。
411名無し三等兵:2010/02/28(日) 18:35:08 ID:???
>>409
問題は通過儀礼が終わらないことだよ
412名無し三等兵:2010/02/28(日) 19:01:52 ID:???
つか、真偽不明判断保留って普通にしない?
413名無し三等兵:2010/02/28(日) 19:10:25 ID:???
たかが趣味なのに、あれは読むな、通史を読めフンダララ
414名無し三等兵:2010/02/28(日) 19:23:10 ID:???
自分はこう思う、だけど他人は自由にどうぞって人は少ないけど
自分はこう思う、だから他人にも強要するって人は多いからw
415名無し三等兵:2010/02/28(日) 19:44:52 ID:???
自分もカレルと伊藤正徳で第二次大戦に興味持った口だよ。
416名無し三等兵:2010/02/28(日) 19:45:51 ID:???
>>414
「頭の柔らかさ」が軍オタに限らず、マニアに一番欠けている能力だと思う。
世の中いろいろ、ドイツ軍もいろいろ。さて次の本、何かドイツ以外で1冊。
417名無し三等兵:2010/02/28(日) 20:34:52 ID:???
坂井三郎の放つ毒に飲まれ、取りこまれちゃう
阿川弘之の放つ毒に飲まれ、取りこまれちゃう
半藤一利の放つ毒に飲まれ、取りこまれちゃう
海軍善玉論の放つ毒に飲まれ、取りこまれちゃう
418名無し三等兵:2010/02/28(日) 20:41:01 ID:???
聾で盲で唖になれば幸せだろうに。
419名無し三等兵:2010/02/28(日) 20:42:46 ID:???
俺の諭吉1万コ分隊が突撃したくてウズウズしてるぜ、HAHAHA!!!
420名無し三等兵:2010/02/28(日) 20:43:47 ID:???
あほくさ
421名無し三等兵:2010/02/28(日) 20:55:54 ID:???
ゲームスレからの主張がいないのが幸いか
アゲが来たら奴だと思え〜
422名無し三等兵:2010/02/28(日) 21:25:11 ID:???
>>419
おい1000人でいいからこっちに恵んでくれ
423名無し三等兵:2010/02/28(日) 21:27:13 ID:???
あほくさ
424名無し三等兵:2010/02/28(日) 21:37:41 ID:???
日本軍の軍人の回想録では、誰の回想録が特に重要?
425名無し三等兵:2010/02/28(日) 21:38:27 ID:???
中野学校について知りたいのですが、誰の著作がいいでしょうか?
426名無し三等兵:2010/02/28(日) 22:02:21 ID:???
>>425
新潮文庫「秘録 陸軍中野学校」
畠山清行 著
保阪正康 編
427名無し三等兵:2010/02/28(日) 22:38:35 ID:???
>>426
あれは正直どうかと思う
著者が聞いているはずのない会話とか入ってるし
428名無し三等兵:2010/02/28(日) 22:56:34 ID:???
>>425
国会図書館とかにある「陸軍中野学校」(非売品)を薦める。

当事者達の本も良いかと。買ったら10万以上しますし。
429名無し三等兵:2010/02/28(日) 23:39:39 ID:???
>>425
陸軍中野予備校 安永航一郎
430名無し三等兵:2010/03/01(月) 00:00:38 ID:CPsrpept
パウル・カレルの話題が出ているようなので

パウル・カレル/大木毅論争のその後の展開
http://schiphol.2ch.net/test/read.cgi/cgame/1267090809/88-

いちおうこれも派生スレの一種だと思うのでリンクだけ貼っておきます
関心のある方のみ参照してください(何人かはおられると思う)

議論そのものは今後は上の派生スレでやりますからご心配なく
431名無し三等兵:2010/03/01(月) 00:03:36 ID:???
派生スレでも何でもないから貼らないでくれ。
元々自分で貼ったのだろうに。
432名無し三等兵:2010/03/01(月) 00:40:16 ID:???
>>430
なんで何時までもsageを覚えられないの? 自閉なの?
433名無し三等兵:2010/03/01(月) 00:42:20 ID:???
>>417
大井篤の放つ毒に(ry
434名無し三等兵:2010/03/01(月) 00:49:10 ID:???
>>429
ワロタw
435名無し三等兵:2010/03/01(月) 00:53:36 ID:???
高橋慶史氏のSS本何で再スタートやねん・・・
紙面構成なんて変える必要ねーし。
売れねーとか言ってないで、大日本絵画は役員の給料下げろw
文字情報の多さが元々の売りなのに・・・
写真はそれ用のがあるだろうに。
旧第一巻の立場は幻かよ!





俺の諭吉分隊がUPを始めました。
436名無し三等兵:2010/03/01(月) 01:00:49 ID:???
諭吉はもういいから
437名無し三等兵:2010/03/01(月) 01:04:38 ID:???
大井の『海上護衛戦』にはどのような問題点があるの?
438名無し三等兵:2010/03/01(月) 01:11:51 ID:???
>>435
100%同意
再スタートする必要は全く無い。
写真中心の構成にしたら、俺は買わないだろうな。
あの詳細なデータと地図、なかなかお目にかかれないエピソードや洋書の翻訳
あの写真・データ・地図・文章の絶妙なバランスがたまらなく良かった。

ところで、高橋慶史氏はカ●ル信者・・・いやなんでもない。

439名無し三等兵:2010/03/01(月) 01:13:11 ID:???
>>437
水上部隊の栄光が(ry

ある程度太平洋戦争の海戦史を知ってから、読んで見ると面白い本。
440名無し三等兵:2010/03/01(月) 02:12:44 ID:???
またコタツか

こいつは本当に下げを覚えられない万年厨房だねえ……
441名無し三等兵:2010/03/01(月) 03:04:03 ID:???
最近見つけた人で松下芳男さんなる人がいたそうですが、
この人の本読んだ人おられますか?
経歴が特異なようですが、内容の方はどうなんでしょう?
442名無し三等兵:2010/03/01(月) 03:15:28 ID:???
松下芳男著作目録
ttp://d.hatena.ne.jp/higeta/20091227/p1
443名無し三等兵:2010/03/01(月) 10:51:03 ID:???
>>435
>俺の諭吉分隊がUPを始めました。
そこは
俺の諭吉分隊に動員令を命じました。
444名無し三等兵:2010/03/01(月) 12:15:17 ID:???
戦後日本の政軍関係についてはどの本がいいの?
445名無し三等兵:2010/03/03(水) 19:06:00 ID:???
おっ、やっと復活したな。
本当にチョーセン人は、ろくなことしないな。
446名無し三等兵:2010/03/03(水) 19:34:26 ID:???
さて、鯖落ち中に何か読みました?
447名無し三等兵:2010/03/03(水) 19:37:23 ID:???
暇だから本の整理してたら同じ本が3冊あった
6、7千円損した
448名無し三等兵:2010/03/03(水) 19:38:31 ID:???
小説を数冊。

読んだ、ってか読み終えた、だけど。
同時に10冊くらい読んでるのは普通だよね…?
449名無し三等兵:2010/03/03(水) 19:41:59 ID:???
おらぁ森史郎?「暁の珊瑚海」

阿川さんの五十六、長門、その他エッセイ。
阿川さんは好きだけど、高松宮日記編纂委員会に組み込まれるくらいだから
やっぱ日本の上流階級に出入する政治的作家なんだろうな。

帝国ホテルを借り切って娘の結婚披露宴をする日本海軍将官たちの群像を見ると
日本はやはり2000年の歴史を持つ文明国家で
「過酷な手段を用いても戦線を維持せよ」
「北方の蛮人に敗北するくらいならドイツ民族は滅ぶべきだ」なんて本土決戦は無理だと思った。

今度はイタリア抜きでやろうなんて、お世辞にもいえないな。
つうか似てるよ、どっちかというと。ローマ帝国の末裔のほうに。
450名無し三等兵:2010/03/03(水) 19:44:00 ID:???
>>449
森史「朗」っすよ

文庫になりだして、森史朗は一気に普及し出しましたね。
451名無し三等兵:2010/03/03(水) 19:47:14 ID:???
烈兵団インパール戦記 光人社NF文庫

烈の工兵連隊の軍曹の戦記。コヒマで苦労し、インパールへ転進を命じられるも部隊はボロボロで
ホウホウノ体でビルマまで引き上げてきている。
インパールは大変きびしく古兵ですら生き延びられるのは稀であったことが良く分かる。

また、弱兵と自分を卑下してみせつつも、その時々の正直な感情を吐露しようとしてくれるのはありがたい。
452名無し三等兵:2010/03/03(水) 19:48:12 ID:???
そうか、森史朗だったかw
いや、いいもの書く作家だなと感心しました。
単行本時代から興味あったけど、寝床や電車でよめる文庫本じゃないとという制約があってさー。
はやく勇者の海、文庫に落ちないですかね
453名無し三等兵:2010/03/03(水) 20:06:51 ID:???
ブックオフで平井正『20世紀の権力とメディア』と三宅正樹
『日独政治外交史研究』がそれぞれ105円だったので買った

平井の方は文学者らしく論証を端折るので読みやすくて助かる
三宅は活字の詰め込みように恐れをなしてまだ手を出していない
454名無し三等兵:2010/03/03(水) 20:07:24 ID:???
>帝国ホテルを借り切って娘の結婚披露宴をする日本海軍将官たちの群像

くくくっ阿川大尉の娘は行かず後家
455名無し三等兵:2010/03/03(水) 20:10:17 ID:???
JAZZシンガーとして大成したじゃん
456名無し三等兵:2010/03/03(水) 20:11:52 ID:???
>>454
でも嫁入り修行はしてたってさw
457名無し三等兵:2010/03/03(水) 20:13:29 ID:???
『歴戦1万5000キロ 大陸縦断一号作戦従軍記』藤崎武男著 中公文庫
7年半積ん読状態だったのを発掘
山西省から大陸を縦断してハノイ、サイゴン、プノンペン
バンコクからマレー半島までw
まさにザ・歩兵www
しかし、日本軍も支那軍ばりに着替えて『便衣兵』として活動してたのを初めて知ったわ
458名無し三等兵:2010/03/03(水) 20:27:33 ID:???
一昨日、丸善本店に行ったらマキャベリの戦術論集発売していたよ。
459名無し三等兵:2010/03/03(水) 20:31:46 ID:???
Janeの隠し機能

1.書き込みウィンドウを出し半角入力に切り替える
2.Wキーを押しっぱなしにする
3.Wキを押しっぱなしにしながらsageのチェックするところをおもむろにクリック
460名無し三等兵:2010/03/03(水) 21:01:59 ID:???
どっちか忘れたけど
北杜夫の娘か、阿川弘之の娘が、どっちかの家の庭で・・・・座り小便したら
唇の厚い親爺に怒られた?・・・北の娘か・・・いや、良家の子女がまさかな
461名無し三等兵:2010/03/03(水) 21:03:06 ID:???
>>458
マジで?
復刊.comに頼んだ奴がまだ届かんから、
発売延期になったとばかり思ってたよ。
462名無し三等兵:2010/03/03(水) 21:16:31 ID:???
唇が厚いといえば清張
463名無し三等兵:2010/03/03(水) 21:25:48 ID:???
>>455
それは阿川泰子さんwww
おっさんには懐かしい名前だ。
「コピーはミタ」のCMを思い出すぞ。

ところで
昔々このスレで薦められた、
野村實さんの「海戦史に学ぶ」を近くの古本屋でやっと入手。
面白かった。
第一次世界大戦のドイツ太平洋艦隊の話と
同じく地中海におけるドイツ潜水艦戦と日本の話は興味深いな。
464名無し三等兵:2010/03/03(水) 21:39:20 ID:???
本屋に行ったら雄山閣から猪熊敬一郎著「鉄血」が復刻されてた
日露戦争戦記文学シリーズ(一)と銘打ってるから第二弾、第三弾と続くんだろうな
しかし「此一戦」と「肉弾」は明元社で復刻されてるし、続巻として何を出すんだろ?
465名無し三等兵:2010/03/03(水) 22:26:17 ID:???
長篠合戦の世界史を900円で入手
まだあんまり読み進んでないけど面白いなこれ
466名無し三等兵:2010/03/03(水) 22:48:13 ID:???
900円・・・まあ適正か、やすく手に入ったね。
こないだamazon見たら中古品が2〜3万円していたな

いまみたら5000円か
467名無し三等兵:2010/03/03(水) 23:03:36 ID:???
>>444
戦前のはもう読み終わったの?
468名無し三等兵:2010/03/03(水) 23:08:41 ID:???
>>464
「ツシマ」とかw
469名無し三等兵:2010/03/03(水) 23:10:42 ID:???
900円って適正どころか滅茶目茶安いじゃないか。
470名無し三等兵:2010/03/04(木) 00:49:33 ID:???
渡辺洋二氏の空の技術、読んでたんだが

井町勇氏のところから写真を持ち出して、そのまま返さず、
第三者に有償で貸し出している人物って、誰?
471名無し三等兵:2010/03/04(木) 12:56:06 ID:???
>>470
それ気になってたんだが、渡辺氏があえて名前を出していないのだし、
恐らくかつては著作を読み、自分も世話になった有名な人であろうと
思ってあえて追求しないでいてる・・・

イニシャルでも出してくれたらこの人だろうなと確信できるんだけど。
472名無し三等兵:2010/03/04(木) 13:16:02 ID:???
渡辺氏は元航空雑誌の編集者だしなあ
その手のライターとも付き合いはあるだろうから、即座に名前が浮かんだんだろうなあ
473名無し三等兵:2010/03/04(木) 19:24:33 ID:???
設計主務者から写真を盗んで有料貸与するとは・・
酷い話ですね。
474名無し三等兵:2010/03/04(木) 20:54:06 ID:???
土井さんから借りたガラス原板を、
郵送で送り返してきた人とか・・・。
(おかげで破損してしまったらしい)

ちょっと酷すぎるよな・・・。
475名無し三等兵:2010/03/04(木) 21:18:22 ID:???
>>472
文中にヒント出てるし、今はもう亡くなった人みたいだよ。
476名無し三等兵:2010/03/05(金) 14:49:25 ID:???
>>470
俺俺、俺だよ
ちょっと手持ちがなくて丁寧な梱包で返送できないんだけど、
今から言う口座にちょっとお金振り込んで貸してくれたら(ry
477無駄口:2010/03/05(金) 16:13:40 ID:Ur+xRnmx
オレ連送か、

現発にて対処せよ。
但、簡易包装は一切まかりならん。
478名無し三等兵:2010/03/05(金) 16:25:48 ID:???
>>476
あー俺俺、俺だよ
ちょっと手持ち兵力がなくてさー、ソ連軍に包囲されそうなのよ、
だから今から指定する師団と航空艦隊を至急こちらの言う場所に配置してくれないかな?
あーお願いダヨ、俺もみんな死んじゃうんだよ無いと、だからお願いね

電話先は伍長。 電話もとはマンシュタイン
479名無し三等兵:2010/03/05(金) 17:37:57 ID:???
過去、取材と称して数多くの無礼者が関係者の前に現れたのであろうと思わせる記述ですね。
なんとも酷い話だ。
480名無し三等兵:2010/03/05(金) 17:42:41 ID:???
でも、文庫化されて良かったんだよな。
その設計者に関する記事、初出は2004年の航空ファンなんだ。
6年経ってやっと記事内容が広まった。
481名無し三等兵:2010/03/05(金) 17:49:11 ID:???
軍事とは少し違うけど、民間防空については、どの本がオススメ?
482名無し三等兵:2010/03/05(金) 21:36:35 ID:???
中央公論新社が出していた分厚くて値段が高い本は皆絶番なんだな、本屋が場所取るから
返品したのか、買う奴が以外といたのかわからないがスリム化して再販してくれないかな?
483名無し三等兵:2010/03/05(金) 21:43:51 ID:???
『火器の誕生とヨーロッパの戦争』を復刊してくれい。
よくあることだが、マケプレがとんでもないことになってるw

>>481
軍事に戻すが『日本防空史』がわりと民間について触れてたと思う。
484名無し三等兵:2010/03/05(金) 21:48:05 ID:???
そろそろ文庫化じゃない?
火器の誕生とヨーロッパの戦争
485名無し三等兵:2010/03/05(金) 21:53:52 ID:???
>>483
その本、あちこちの図書館に置いているようなのだが、一読するくらいじゃダメなの?

欲しい本はほとんどの本が在庫切れなんで
買おうにも買えず、古本か図書館しか利用してない。

新品で本を買う事が減ったなぁ。
存在を知った時にはすでに在庫切れというパターンが多いね・・・
486名無し三等兵:2010/03/05(金) 22:11:51 ID:???
>>485
できるかぎり本そのものを手元においておきたいオタクの気持ちを理解してください
487名無し三等兵:2010/03/05(金) 22:32:22 ID:???
>>484
それだとうれしいなぁ。

>>485
昔じっくり読んだんだけど、
最近になって趣味の範囲がさらにシフトしたんで改めて読みたいなと。
買いたいのは利便性の問題だったりする。
行動範囲内に置いてる図書館がないんだわ。
わざわざ余所のを取り寄せて貰うのも何だし。
だったら買っちゃえばいつでも読める、ってとこ。

新品は昔旧版で読んだけど復刊してた本とか派生分野とか中心にそこそこ。
趣味の中心のはある程度読み尽くした後補充が為されない感がある。
488名無し三等兵:2010/03/05(金) 22:34:43 ID:QLIZ8lYC
『大東亜補給戦』復刊してほしいな。類似本があまり無いし。
489名無し三等兵:2010/03/06(土) 00:02:38 ID:???
山・動くも復刊してほしい
490名無し三等兵:2010/03/06(土) 00:37:39 ID:???
ロジスティクスに関しては、『補給戦』『大東亜補給戦』『山・動く』は必読の
名著だと思うけど、他にはどんな本がお勧めだろうか?
491名無し三等兵:2010/03/06(土) 00:48:39 ID:???
民生の物流の話だけど、『コンテナ物語』は面白かった
あの箱がそこまで偉大なものだったとは……
と尊敬の念を抱くこと間違いなしw
492名無し三等兵:2010/03/06(土) 00:54:43 ID:???
故江畑氏の軍事とロジスティクスを忘れてもらっちゃ困るね。
493名無し三等兵:2010/03/06(土) 00:59:58 ID:???
日本軍の末端の現場(それも幹候将校)視点の、「Gパン主計ルソン戦記」も必読だろう。
494名無し三等兵:2010/03/06(土) 01:00:01 ID:???
>帰還者の聞き取り資料公開へ=「研究者にも重要」−長妻厚労相

>太平洋戦争で死亡した旧軍人・軍属に関する未公開資料の一部について、
>厚生労働省は年内に公開することを決めた。
>歴史的価値が高いと判断し、国立公文書館への移管も進めるという。

>公開を決めたのは、帰還者から所属部隊員らの生死などを聞き取った資料。
>昭和30年代にかけて作成され、旧陸軍、海軍から引き継いだが、同省内の倉庫に埋もれた状態だった。

http://www.jiji.com/jc/c?g=soc_30&k=2010030500417

このスレの人で喜ぶ人も多いかな。
こいつをネタにした新研究も楽しみだ。
495名無し三等兵:2010/03/06(土) 01:07:45 ID:???
長妻が珍しくまともなことしやがった!
496名無し三等兵:2010/03/06(土) 01:22:43 ID:???
岡田外相の密約文書の調査や文書公開のルールの見直しといい、今回の事といい、
史料公開に関しては民主党政権はまともなこともしてるな。そこは評価したい。
この調子で防衛研究所も非公開史料を少しでも多く公開してほしいものだ。
497名無し三等兵:2010/03/06(土) 01:41:37 ID:???
初投稿です
一応、無線関連の仕事をしています。「青函連絡船ものがたり」(絶版)を読んで
洞爺丸台風で連絡船の通信士が時化の中で電鍵を叩いて交信するなどの描写がリアル
で痺れました。WW2あたりで無線通信に関するオススメ本はありますでしょうか。
技術的な記述が多いものが希望です。

NF文庫の・・・電信兵は・・・とか、通信兵・・・の記録、みたいなタイトルのものは
一通り目を通したつもりですが技術的な記述が少なくて、足の遅い船でボカチン
に怯えてXX基地へ行ったとか、○○基地で戦闘があったというような紀行(失礼)物が
多い印象を受けました。
xx式無線機はこんな調整が必要だとか○型無線機の構造は・・・で癖があったとか
製造サイドや現場サイドでの技術的なことが知りたいです。
498名無し三等兵:2010/03/06(土) 01:45:04 ID:???
補給物なら海上護衛戦を忘れてないか?
499名無し三等兵:2010/03/06(土) 02:01:36 ID:???
>>497
もう読んだかもしれないが、NF文庫の『通信隊戦記』はどうだろう。
著者は工業学校電気学科卒業の陸軍通信隊士官で、
軍通信隊(第1、第20電信連隊)として中国戦線でいくつかの作戦に参加している。
技術的記述が多いかどうかはその方面に詳しくないのでわからないが、
少なくとも通信隊関係の描写はそれなりにあると思う。
500名無し三等兵:2010/03/06(土) 03:25:02 ID:???
>>497
図書館で探すことになろうけど、「日本無線史」(電波監理委員会,1951年)と言う本があるようだ。
501名無し三等兵:2010/03/06(土) 06:45:35 ID:???
>>497
広島戦時通信技術資料館 広島手製本倶楽部
ttp://www4.ocn.ne.jp/~minouta1/index.html#radio

ここが色々と素晴らしい
502名無し三等兵:2010/03/06(土) 06:49:06 ID:???
ttp://www4.ocn.ne.jp/~minouta1/book_niponmusensi.html
>日本無線史復刻及び頒布について(平成22年1月1日から)

>頒布希望者については、要望の都度オンデマンドにて日本無線史3巻の復刻作成する。
>下記に作成見本を示すが、作成都度に製本材料入手の関係により、製本内容は異なります。

だそうですよ
503名無し三等兵:2010/03/06(土) 08:28:40 ID:???
ノルマン・コンクエストと征服王ウィリアムの生涯について学べる良書ないですか?
できたら、あまりにも学術的すぎて論文を読んでいるようで味気ないものよりも
読み物としてもそこそこ面白いものをお願いします。
504名無し三等兵:2010/03/06(土) 08:47:22 ID:???
>>497
本ではないが
ある通信兵のおはなし
http://ohanashi.okigunnji.com/
505名無し三等兵:2010/03/06(土) 09:08:22 ID:???
>504
小説以外で、プリーズ。
506名無し三等兵:2010/03/06(土) 09:41:08 ID:???
手記ってあるやん
507名無し三等兵:2010/03/06(土) 09:56:26 ID:???
海軍レーダー 徒然草
ttp://www1.odn.ne.jp/~aac00450/
横浜旧軍無線通信資料館
ttp://www.yokohamaradiomuseum.com/
508名無し三等兵:2010/03/06(土) 10:02:48 ID:???
>>503
あんたさあ、違うスレでも聞いてただろ?
訳者本人か?
尼で検索すれば一発だろw
生涯とか特徴的な単語でバレバレなんだよ。
509名無し三等兵:2010/03/06(土) 10:19:29 ID:???
これか

世界史板住人がおすすめの本を紹介するスレ3
http://academy6.2ch.net/test/read.cgi/whis/1198106521/621
510名無し三等兵:2010/03/06(土) 14:13:04 ID:???
渡辺さんのB-29に関する本も文庫とかで復刊しないかな。
511名無し三等兵:2010/03/06(土) 16:52:59 ID:???
渡辺洋二氏の302空は永久に絶版ですかねえ・・・
512名無し三等兵:2010/03/06(土) 17:05:25 ID:???
>510
それはルメイともう一人の共著の訳書のやつ?
たしかに、同じ訳書でもドイツ夜間防空戦は
何度か再刊されてるけどこっちはサンケイ?と
ソノラマだけだね。

そういや、零戦戦史の続きはもう無理なのかな・・・
513名無し三等兵:2010/03/06(土) 17:56:05 ID:???
>>509
ここも大概だが、そっちはかなり荒れているなー。
やっぱり人口が多いと変な人も増えるのかね?
514名無し三等兵:2010/03/06(土) 18:13:23 ID:???
変なのって無駄に働きまくるからなぁ・・・
実際は1〜2人なのかもしれん
515名無し三等兵:2010/03/06(土) 18:27:50 ID:???
>>512
零戦戦記の続きって、まだ出ていなかったのか
買いそびれたのかと思って、大きな書店に行くたびに探していたんだが
516名無し三等兵:2010/03/06(土) 18:34:32 ID:???
>>491
最近物流の歴史が面白いので読んでみよう。

>>513
ここ2、3年世界史板は衰退著しくて、
前に比べて中身のある話とかあんまり聞けなくなったし出来なくなった。
物知りのトリの人で顔見せなくなった人もちらほら。
出してくる情報量少ない割に妙に好戦的だったりとかorz
>>503の人も何日か放置されてたからこっち来ただけだと思うんだが。
517名無し三等兵:2010/03/06(土) 18:45:04 ID:???
世界史オタより軍オタので多いのは意外だ
518名無し三等兵:2010/03/06(土) 19:10:01 ID:???
コンテナ様は偉大なり。
最も美しい凡ての御名はコンテナ様に属する。
慈悲深いコンテナ様に祈りなさい。
519名無し三等兵:2010/03/06(土) 19:14:32 ID:???
>>503 バイユーのタペストリーについて書いているサイト

http://www.asahi-net.or.jp/~cn2k-oosg/norman.html
520名無し三等兵:2010/03/06(土) 19:16:52 ID:???
そういや「コンテナ物語」積んだままだった。
521名無し三等兵:2010/03/06(土) 19:22:03 ID:???
>>516
2chそのものが、ここ数年で一気に薄くなった。

以前は長文vs長文だったが、今じゃ長文はめったにみないし、
書いた後もみんなスルーw
522名無し三等兵:2010/03/06(土) 19:25:01 ID:???
ネオ麦茶の事件以来、質の低下は否めないよね。
523名無し三等兵:2010/03/06(土) 20:07:46 ID:???
>>522
分母が増えたのだからしょうがないだろ
524名無し三等兵:2010/03/06(土) 20:23:02 ID:???
ハンドシグナルが詳しく載ってる本ってないのかな
なかなかどうして見付からない
525名無し三等兵:2010/03/06(土) 20:37:31 ID:???
細分化されて薄くなったのは否めないが、まあこんなもんだろって思う。
黎明期に情熱がある人が集まるのは歴史もネットも一緒。
526名無し三等兵:2010/03/06(土) 20:42:39 ID:???
>>494
全容を把握できてないアジ歴が既にあるが、それよりすごいのでちゃうのかw
読む時間ないよもう・・・

そういえばアジ歴って海軍側資料は多いけど陸軍関係は資料が少ない気がする。
527名無し三等兵:2010/03/06(土) 20:45:58 ID:???
伊藤計劃て亡くなってのか…
『虐殺器官』の文庫を見て初めて知ったわ
文庫になるの早いなと思ったんだけど
528名無し三等兵:2010/03/06(土) 20:46:18 ID:???
アジ歴の何が辛いって、「○○年に於ける法律」が把握できないこと。
最初の法律を探して、それから全ての改正を探して訂正していかなきゃならない。
○○を改正する法律が改正する部分しか載ってないからなぁ。
529名無し三等兵:2010/03/06(土) 20:56:28 ID:???
>>528
アジ歴は専用ブラウザみたいなのを作成して欲しいかも。
530名無し三等兵:2010/03/06(土) 22:09:00 ID:???
>>528
それはアジ歴レベルじゃなく、およそこの国の法令管理の問題だったりする。
国の立法実務担当者ですら、そうやって改正差分をおっかけるか、
旧版の法令集を探し出すかしか方法がないんだと。

総務省の法令検索システムが、将来的には、
過去の一時点での適用法令を探せるようなのを目指してるとちらっと聞いた。
531名無し三等兵:2010/03/06(土) 22:12:51 ID:???
>>530
勉強になるレスだのぉ
532名無し三等兵:2010/03/06(土) 22:15:38 ID:???
>>530
そういうのの積み重ねって個人単位で持ってること多いからね
533名無し三等兵:2010/03/06(土) 23:01:06 ID:???
>>525
だけど、某所でも言われてたけど
本をろくに読んでもなさそうな自称「軍ヲタ」が目立ってきてない?
軍ヲタなら最低読書は必須条件だと思ってたんだけど
534名無し三等兵:2010/03/06(土) 23:05:07 ID:???
最近はゲーム・漫画・アニメ・ラノベ等で
薄っぺらい軍事知識を垂れ流し放題だから
それに感化された知ったかが必然的に増加する
535名無し三等兵:2010/03/06(土) 23:12:36 ID:???
>>533
ググって得た知識だけですぐ語っちゃうから、基本的な歴史・用語すら把握できていない。
検索の達人だと、最初にある程度のゴールともいえるネットがあるから、
深い知識を得る機会を持たない。

書評スレでも、読む価値あるか、○か×かを聞いてくる人が増えてきたね。
全ページ完璧な本などない。わずか数ページの為に読むべき本だってある。
536名無し三等兵:2010/03/06(土) 23:15:21 ID:???
>>533
自称軍オタが増えたというか、検索なんかをつかってライトに語る層が「軍オタ」に認定されることが増えたように思う
537名無し三等兵:2010/03/06(土) 23:29:44 ID:???
>わずか数ページの為に読むべき本だってある。
わかりすぎて財布が寒い。
538名無し三等兵:2010/03/06(土) 23:31:00 ID:???
↓諭吉なんとか
539名無し三等兵:2010/03/06(土) 23:50:51 ID:???
↑この円高ならジョージ・ワシントンだろ
540Lans ◆xHvvunznRc :2010/03/06(土) 23:59:42 ID:???
>533
今日も、そんな自称と被害担当艦で激戦中なり
541名無し三等兵:2010/03/07(日) 00:01:01 ID:???
>>533
端から見て軍オタとひとくくりになってても色んな方向性があるし
どの辺りで落ち着くか、満足するかってのは人ぞれぞれだからいいんじゃないかと。

>>536
ネットの情報の質が上がってきているってのもあると思う。
日本関係でなければ下手に日本語の本読むより外国語読めるようになって
ネットで情報調べた方が面白いんじゃないかと思うときがある。
読めるようになる前に心が折れる自信もあるけどね。
542名無し三等兵:2010/03/07(日) 00:32:59 ID:???
次の世代の軍オタは英語力勝負かな。

洋書の名著を全部読み、英語ネット読みまくり、
向こうのマニアとも自在に交流できる人材なら簡単に既存のマニアを追い抜ける。

団塊世代のマニアの弱点は英語力だからなw
543名無し三等兵:2010/03/07(日) 00:40:38 ID:???
ドイツ語がアドバンテージになったのは昔の話だからな。
今なら論文は大概英語だし、各国の注目すべき文献は英訳される。
544名無し三等兵:2010/03/07(日) 00:41:06 ID:???
次の世代も何も既に沢山いるでしょうよ、そういう人は。
545名無し三等兵:2010/03/07(日) 00:42:06 ID:???
仕事は英語もやむなしと思って、まあそこそここなしてるけど
趣味の世界まではまだそこまで覚悟完了してないなあ
日本語の翻訳文化は有難いんだけど、逆にそこに甘えが出るね
546名無し三等兵:2010/03/07(日) 00:50:23 ID:???
英語みたいな敵性言語できなくてもいい
そもそも英語は劣等言語
独語仏語あたりは意味不明な上に劣等言語だからできなくてもいい
547名無し三等兵:2010/03/07(日) 00:52:23 ID:???
本来なら本棚の半分くらいは洋書という割合でいいくらいだと思う。

でも本棚の大半は日本語の本って人が多いんじゃないかな。
自分も洋書は10冊とか20冊とか、その程度。

まぁ、趣味だから誰かに強制されるわけじゃないし、これでいいんだけどね。
548名無し三等兵:2010/03/07(日) 00:54:11 ID:???
使える言葉は多ければ多いほどいい。
しかも言語のいいところは、同時に学んでもあまり混乱を生じないところ。
549名無し三等兵:2010/03/07(日) 00:56:15 ID:???
マイナー分野だと、いつかは洋書に手を出さないとだめなのはわかっているんだが、
実際にはなかなか手が出ないなあ。
英語サイトを斜め読みするのが精一杯だ。
550名無し三等兵:2010/03/07(日) 00:58:18 ID:???
マウスオーバー辞書にはものすごいお世話になってる。
ただこれで単語が覚えられなくなってるんじゃないかな…という一抹の不安が…
551名無し三等兵:2010/03/07(日) 00:59:17 ID:???
これも米英が日本を植民地化しなかった・できなかったのが悪い。
だから俺は来週も働かない。
552名無し三等兵:2010/03/07(日) 01:00:29 ID:???
完璧な翻訳機マダー?
553名無し三等兵:2010/03/07(日) 01:01:01 ID:???
お前が働かないことで俺が働けてるかと思うと涙が出るぜ。
554名無し三等兵:2010/03/07(日) 01:14:13 ID:???
>>552
蒟蒻屋に就職して、開発にいそしむのだ。こんやくこんにゃくの開発を。
555名無し三等兵:2010/03/07(日) 01:15:42 ID:???
さて、パックの刺身に花を乗せる仕事にもどるか。
556名無し三等兵:2010/03/07(日) 01:20:06 ID:???
>>554
国際結婚とな
557名無し三等兵:2010/03/07(日) 01:21:15 ID:???
働かないと本が買えないので明日も仕事に行ってきます。
558名無し三等兵:2010/03/07(日) 01:22:11 ID:???
働いて、本を買って、読んで、また働いて…

その一生に何が残ると言うのだ
559名無し三等兵:2010/03/07(日) 01:26:18 ID:???
>>551
同じジョークを韓国人の友達がいってたぞ
「秀吉がちゃんと韓国を占領しなかったのが悪い。
おかげで俺は日本語がよくわからないし日本のアニメが好きにみられない!」
560名無し整備兵:2010/03/07(日) 01:26:57 ID:???
>>558

 読まずに働く一生に、一体何の意味が?
561名無し三等兵:2010/03/07(日) 01:31:45 ID:???
>>560
そもそも生きることに何の意味があるというのだ?
562名無し三等兵:2010/03/07(日) 01:32:56 ID:???
俺は15でそのことを悟ったんだよ
563名無し三等兵:2010/03/07(日) 02:05:56 ID:???
仏教じゃ生きることは苦しいことだし、神道では…そもそも意味なんか求めてねえだろw
キリスト教に帰依すればいい。欧米国家の行動を深く知るためにはキリスト教的倫理観の理解は役立つと、
無理矢理スレに合わせる。
564名無し三等兵:2010/03/07(日) 02:52:17 ID:???
洋書は耳に馴染んだ話と全然別のことが書いてあることが割とあるが
語学力的に意味を汲み取れていないのか、著者が間違ってるのか、
自分の知識がいい加減なのかで不安になる

所詮アマチュアでソースを逐一チェックするわけでもないので、
日本語の本も同じことではあるが
565名無し三等兵:2010/03/07(日) 03:15:57 ID:???
生きることの意味は見いだせなくても、死にたくないと思う自分と、楽しみたいと思う自分
だけは疑えない。

だから俺は死なないし、楽しむんだ。
それにつけても金の欲しさよ…
566名無し三等兵:2010/03/07(日) 03:16:16 ID:???
>>533
亀だけど某所ってどこよ? そんな某所見たことないぞ。
567名無し三等兵:2010/03/07(日) 03:27:02 ID:???
戦前の陸海軍の内規類を収録した史料集のようなものは出てる?
568名無し三等兵:2010/03/07(日) 05:58:34 ID:???
>>550
それでも全然英文読んでないよりは格段にためになるよ
案外覚えていくもの>マウスオーバー辞書
569名無し三等兵:2010/03/07(日) 07:43:23 ID:???
>>567
つ『近代日本軍隊教育・生活マニュアル資料集成』柏書房

ところで最近不作じゃね?
並木が早く正気に戻りますように・・・アーメン。
570名無し三等兵:2010/03/07(日) 11:07:10 ID:???
学研M文庫は今月も軍事系は無しか…
やっぱり売れてないのかな?
571名無し三等兵:2010/03/07(日) 12:16:35 ID:???
>>564
今の日本の定説って、戦史叢書ベースだし
戦後に発行されたたくさんの当事者の著作を元に大幅に変わっていってるので、
それらのフィードバックが全然ないアメリカの戦記では
米軍の公式発表そのままだと思うよ。

日本語に翻訳されたアメリカの戦記は少ないけど、
英語に翻訳された日本の戦記はそれこそ、ほんとに少ないかと。
572名無し三等兵:2010/03/07(日) 12:20:33 ID:???
本好きな皆様に質問・・・

今後、5,6年は全国を転々とするコースに乗ってしまったんですが
オマケに、大部分が寮施設だから、大量に持ち込むわけにもいかず
大量の蔵書を抱えている自分としては、困る・・・・
大部分は、実家に所蔵としても、一定量は手元に欲しい(およそ50冊ほど)
それに加えて、当然のごとく自然増加もあるし

転勤族の方、どうしているんでしょうか?
やはり定期的な整理と処分が必要?
573名無し三等兵:2010/03/07(日) 12:24:00 ID:???
解体してScanSnap
574名無し三等兵:2010/03/07(日) 12:24:49 ID:???
自前で電子書籍化っすなw
575名無し三等兵:2010/03/07(日) 12:32:19 ID:???
電子化では所有欲が満たされないわけで…

ぶっちゃけ頻繁に里帰りして収納していくのがいいんでない?
もしくは部屋に放り込んでおけって送りつけるかw
576名無し三等兵:2010/03/07(日) 12:35:12 ID:???
ScanSnapで一冊スキャンするのにどれくらいの時間かかりますか?
577名無し三等兵:2010/03/07(日) 13:03:47 ID:???
>>573
正直、本を解体するとかは出来ないなぁ
それに物欲は満たされないしw

>>575
ま、3時間で東京の実家には付くから、月一で帰りたいな〜
その際に、実家に持って帰ったりしたいな〜
とは思っている


この際、書籍用にキャリーバックとか買ってみようか思索中
578名無し三等兵:2010/03/07(日) 13:20:48 ID:???
デジカメ撮影が早くて安い。
アジ歴の史料よりは可読性が高く撮影できる。
100円ショップで売っているトレーとかターンクリップを組み合わせて本やカメラを固定する道具も作れる。
スキャナは綺麗なんだが、家庭用では遅くてだめだ。
579名無し三等兵:2010/03/07(日) 15:18:59 ID:???
アジ歴の一部の資料の可読性の低さは異常。
というか手描きの文字より印刷文字の方が読みにく場合があるってどういうことよ?

昔の人の字の上手さに何度感動したことか…
580名無し三等兵:2010/03/07(日) 15:54:53 ID:???
長谷川慶太郎さんってどんな感じ?
全面的に信じるのはちょっとというのは分るんだけど
581名無し三等兵:2010/03/07(日) 15:58:09 ID:???
>>580
全面的に信じないのが吉
582名無し三等兵:2010/03/07(日) 16:04:16 ID:???
>>581
ありがとう
583名無し三等兵:2010/03/07(日) 16:57:14 ID:???
支那事変で連隊砲が三一式山砲だった連隊が四一式山砲に更新された後、
大陸の後方部隊や汪兆銘政権の軍で使用されたのか、本国へ戻されたのか、
砲のその後の流れをを知りたいのですが、どの系統の資料が良いのか見当が付かない状態です。
「大砲入門」「中国大陸の機械化戦争と兵器」等では分かりませんでした・・・

参考にできそうなものがありましたら教えてください
584名無し三等兵:2010/03/07(日) 17:24:26 ID:???
ttp://d.hatena.ne.jp/shomotsubugyo/20100303/p1
>戦後初めて、ロンドンで開催されたIFLA国際図書館協会連盟の目録会議に、日本代表として」出席した天野敬太郎氏は、
>「日本がアメリカに敗けたのは、文献目録がなかったからだ」と言われたそうです。


日本の図書出版関係者は反省しろ!!!!!!1
585名無し三等兵:2010/03/07(日) 17:29:00 ID:???
「日本を再び戦争のできる国にしないために、
文献目録は何一つ無い世の中にしましょう!!!」
586名無し三等兵:2010/03/07(日) 19:08:27 ID:???
>>576
本だとスキャンナップよりフラットベット型のがよくね
587名無し三等兵:2010/03/07(日) 19:44:07 ID:???
英語ねぇ。
なんじゃかんじゃで気がつきゃピジンイングリッシュ風がグローバルスタンダードだからダイジョブダイジョブ
588名無し三等兵:2010/03/07(日) 20:07:40 ID:???
>>586
解体するかしないかで変わるんじゃないか。
589名無し三等兵:2010/03/07(日) 20:08:00 ID:???
翻訳ソフトって使ったことないんだが何処が駄目なんだ?
590名無し三等兵:2010/03/07(日) 20:09:42 ID:???
使えばわかる
自分で訳したほうがはるかにマシ
591名無し三等兵:2010/03/07(日) 20:09:55 ID:???
液晶画面で字を読むと目が疲れませんか?
印刷して読むっていうなら別ですが。
592名無し三等兵:2010/03/07(日) 20:24:34 ID:???
>>589
ソフトによるかもしれないがテクニカルターム(専門用語)とかが弱いんだよなぁ。
普通の文章の翻訳なら意外とイケるのだが・・・・。

>>591
チラつきの多いCRTディスプレイと比べたら
液晶の方が遥かに楽だよ。
CRTは見ていると目がかなり疲れる。
593名無し三等兵:2010/03/07(日) 20:41:56 ID:???
>>591
液晶にもいろいろある。

長時間見続ける用途ならL997辺りを買っておけばおk
液晶の世界で6年間売り続けているロングセラー。
594名無し三等兵:2010/03/07(日) 20:56:47 ID:???
>>590
使用者が癖覚えて補正掛けてやる方が
一から訳すよりが労力かかる?

>>592
単語の問題なのかー。
この単語出てきたらこう訳せ、とか覚えさせられないんだろうか。
595名無し三等兵:2010/03/07(日) 20:57:44 ID:???
>>583 日本のアジア同盟軍となると、「もう一つの陸軍兵器史」しかない気がするが、そこまで細かい話が載ってたかどうか…
596名無し三等兵:2010/03/07(日) 21:10:57 ID:???
>>594
そいつの英語力にもよるが、ある程度読めるのであれば機械翻訳は時間の無駄
597名無し三等兵:2010/03/07(日) 21:31:15 ID:???
私的な時は直接読むので済ませるが、仕事で訳す時は敢えて機械翻訳使う。
間違った思い込み(自分では気づきにくいし、文脈に沿った誤訳してしまう
と編集者共訳者監訳者とも気づきにくい)を指摘してくれるから。

(うろおぼえで引用)「冥府魔道があるとすれば・・・人と話が合わない、
資料がない、プラモがない、実戦の武勇伝がない」にはまると、洋書しか
選択肢がない。本日落手は「First Over Everest!」1933年版。向こうの
図書館落ち。1934の日付入りの手書きのメッセージが2つある。片方は
著者のひとりか。いまにもばらけそうだが、酸素瓶の積み方を示す写真が
あって小躍り。


高校時には赤点だったんだがなぜ・・・

598名無し三等兵:2010/03/07(日) 21:35:22 ID:???
>>595
今ちょっと見た限りでは、そこまで細かい話はないね。
昭和12年以前に、中国が31式山砲を日本から輸入していたということはかろうじて書いてある。
しかし、汪兆銘政権軍などが持ってたとか、日中戦争開始後に現地で更新した分をもらった、
あるいはもらわないという話までは出てこない。
599名無し三等兵:2010/03/07(日) 22:08:20 ID:???
平松茂雄氏の『中国は日本を併合する』ってどんな感じ?
600497:2010/03/07(日) 23:55:56 ID:???
>>497です。
ありがとうございます>各位
『通信隊戦記』も読みました。これは有線通信がメインで著者は将校でした
ので隊のマネジメント的な部分が多く記されていて別の面で参考になりました。
しかし無線に関する部分は殆どなくてちょっと残念でした。
「海軍レーダー 徒然草」「横浜旧軍無線通信資料館」
「広島戦時通信技術資料館 広島手製本倶楽部」
こちらも一通り目を通してあります。
「ある通信兵のおはなし」も以前に夢中になって読みました。少々疑問に
思える部分(当時にそれほどの計測器があったか?)がありますが、興味深い
ですね。
「日本無線史」ですか!明倫館にフルセットで21万!。地道に探してみます。
引き続き、何かありましたらお知らせ下さい。
601名無し三等兵:2010/03/07(日) 23:58:05 ID:???
『「太平洋戦争」は無謀な戦争だったのか』 ジェームズ・B・ウッド
これ読んだ方いらっしゃいますか?

どんな感じなんでしょ?
602名無し三等兵:2010/03/08(月) 00:02:15 ID:???
>>601
前のスレにあった気がする
603名無し三等兵:2010/03/08(月) 00:32:30 ID:???
583ですが、今は見当たらない、祖父の連隊の戦友会の発行した本に確か、
「旧式山砲でも活躍する郷土部隊」といった当時の新聞のコピーが張ってあり、
それを思い出して気になったのです。

レスを下さった方ありがとうございました。
604名無し三等兵:2010/03/08(月) 06:10:14 ID:???
歴史群像のマンガ、相変わらず登場人物が当時の人間に見えない
605名無し三等兵:2010/03/08(月) 12:00:11 ID:???
「戦争請負会社」(P.W. シンガー)と、「外注される戦争―民間軍事会社の正体」(菅原 出)

民間軍事会社のことを書いた本としてはどっちがよさげでしょうか?
他にも良書がありましたらご教授ください。
606名無し三等兵:2010/03/08(月) 12:18:55 ID:???
興味を持っているのなら両方図書館で読み比べでおk
607名無し三等兵:2010/03/08(月) 12:29:22 ID:???
>>605 洋書なら沢山ある。

その二冊については、手っ取り早く日本語で見取り図を描きたいなら後者。
色々な論点の関連をまとめ、考えさせられる挿話を幾つも知りたいなら前者。

PWシンガーは子供兵や無人機などでもやはり著作を出している。
菅原出は日経オンラインでイラクとアフガニスタンの時局解説を分かりやすく書いている。
608605:2010/03/08(月) 12:43:40 ID:???
>>607
ありがとうございます
まずは大まかに全体を知りたかったので、後者の方から先に読んでみようかと思います
609名無し三等兵:2010/03/08(月) 12:46:08 ID:I0Dv4NGg
他スレで誘導していただき、来ました。

ふとした事で購入した半藤 一利著「ノモンハンの夏」を読み
今まであまり触れることの無かった戦史戦記ものに興味を
持ちました。今は堀栄三著「大本営参謀の情報戦記」を読んでいます。

同じようなジャンルの本で、これは読んどけ!というオススメ作品が
あったら、教えてください。よろしくお願いします。
太平洋戦争ものはもとより、独ソ戦に関して、良いものが
あれば、特にお願いいたします
610名無し三等兵:2010/03/08(月) 12:49:55 ID:???
>>609
新刊で手に入るものなら光人社NF文庫
ttp://www.kojinsha.co.jp/book01.html
学研M文庫
ttp://gakken-publishing.jp/m-bunko/cul.html
の中で興味を持った物をどうぞ。

絶版でもまだ手軽に古本がある分野では
朝日ソノラマ文庫全巻(ここはほぼ全部ハズレ無し)
611名無し三等兵:2010/03/08(月) 13:13:30 ID:???
>>609
 ・情報戦争/実松譲
   光人社NFの日米情報戦が最新?巻末資料がなくなってるが。海軍側の情報戦の話
 ・日本陸軍「戦訓」の研究-大東亜戦争期「戦訓報」の分析/白井 明雄

   陸軍が戦訓をどう分析していて、どう活用していたかの話

 ・情報敗戦―太平洋戦史に見る組織と情報戦略/谷光 太郎
   色々なエピソードを羅列したような本。さほど細かいことは書いてない。

 ・私も或る日、赤紙一枚で―ある応召暗号兵の記録/太田 俊夫
   古い本だが、陸軍暗号の仕組みについて話がある
   個人の回想なので、史実との違いも散見される

 ・情報戦に完敗した日本―陸軍暗号"神話"の崩壊/岩島 久夫
   「私も或る日、赤紙」で陸軍暗号神話が書かれているが、そうじゃないんだよという内容

 ・太平洋戦争 暗号作戦―アメリカ太平洋艦隊情報参謀の証言(上下)/エドウィン・トーマス レートン
   アメリカも情報戦には苦労していますってのが分かる

 ・ノモンハンの真実 日ソ戦車戦の実相/古是 三春
   陸軍による戦車による夜間襲撃戦闘の詳細を書いた本

 ・悪魔的作戦参謀辻政信―稀代の風雲児の罪と罰/生出 寿
   絶対悪が背広着た存在といわれた人んついて書かれた本

 ・ガダルカナル戦記/亀井宏
   陸軍の戦記関係では自分としては最高の本だと思っている

 ・詳解 日本陸軍作戦要務令/熊谷 直
   陸軍の資料として
612名無し三等兵:2010/03/08(月) 14:04:14 ID:???
>>610>>611
教えていただきありがとうございます。
新品ではなく、ほとんど中古本になりますが

バルバロッサ作戦上中下
ドイツ参謀本部興亡史上下
太平洋戦争 暗号作戦―アメリカ太平洋艦隊情報参謀の証言(上下)
ノモンハンの真実
ガダルカナル戦記

以上をamazonで注文しました。読み終わったら他の本もチェックして
みようとおもいます。ありがとうございました。
613名無し三等兵:2010/03/08(月) 14:10:40 ID:???
>>612
空戦や海戦も興味深いですよ。

たくさんありますのでじっくり読んで行ってください。
614名無し三等兵:2010/03/08(月) 14:29:26 ID:???
>>608
以前このスレで似たような質問があった時、誰かが挙げてくれたリスト。
八割がた読んだがとても参考になった。

P.W.シンガー「戦争請負会社」
酒井裕「ピース・ブローカー」
ロバート・ヤング・ペルトン「現代の傭兵たち」
「世界の危険・紛争地帯体験ガイド」
ロルフ・ユッセラー「戦争サービス業」
ソロモン・ヒューズ「対テロ戦争株式会社」
背景資料として
メアリー・カルドー「新戦争論」
モイセス・ナイム「犯罪商社.com」
松本仁一「カラシニコフ」1.2

あとは現場からの声として
「傭兵の掟」(スティーブ・ファイナル)
や、未読ながらこんなのもある。
「民営化される戦争 21世紀の民族紛争と企業」(本山美彦)
「戦争民営化 10兆円ビジネスの全貌」(松本利秋)
「ザ・プライベート・オペレーター」(小峯隆生)
615605:2010/03/08(月) 14:37:06 ID:???
>>614
こんなにもリストアップしていただけて、ありがたい限りです。
検索したら中古もあるようなので、機会があれば順次読んでみようかと思います
616名無し三等兵:2010/03/08(月) 14:49:01 ID:???
>>601
意外と内容はまとも。値段ほどの価値があるかは微妙だけど。
純粋に軍事的な可能性として日本が史実以上に善戦できる可能性を探っているので、what ifとその検証
っていう意味では面白い。
踏み込みが浅い部分や間違ってる部分は、たぶん、海外の太平洋戦争研究の現状における限界と思えば、
それなりに興味深い。

問題は訳者の中途半端な解説で、これは全面的にいらないと思う。
もう少しまともな解説者をもって来て欲しかったところです。
617名無し三等兵:2010/03/08(月) 14:51:11 ID:???
ウッドの本は原書が戸部良一さんの防衛研究所主催のフォーラムの報告で取り上げられてたね。
618名無し三等兵:2010/03/08(月) 15:50:39 ID:???
>>615
最近だと、『戦場の掟』っていう本が出てる。
ある傭兵への取材を通して、イラクでのPMCを巡る状況や傭兵の生活を描いている。
ちなみに取材対象の傭兵は…。
619名無し三等兵:2010/03/08(月) 16:22:31 ID:???
502 名前:名無し三等兵[sage] 投稿日:2009/12/13(日) 12:22:40 ID:???
「「太平洋戦争」は無謀な戦争だったか」を読んだ。
日本が戦力を保持した状態で1945年以降を迎える可能性と、そうなったときの戦争終結が史実と大分違ったものになったのではという主張の本。
前者は、日本海軍が戦線を広げない、艦隊保全主義に徹する、大型船団を組んでシーレーンを維持する。
ってな感じでアメをてこずらせ、1945年までなんとか戦線を維持することは出来たという主張。
そうなれば、世界情勢の変化で日本は壊滅的な敗戦は避けられたんじゃないかという主張。(勝てるとは言っていない)。

訳者は、インパールの牟田口の作戦を褒めたり、日本軍は残虐行為をしないという思いに憑かれてる方。
色々、原文に突っ込みの訳注をいれているが、兵器の知識に関する間違い(潜水艦の居住性とか)はスルーしている。
突っ込みは思想的なものが多い感じ。

著者は、日本海軍に関する知識が乏しく、兵器についてもよく知らない。小沢と栗田の区別がつかず、訳者に何度も突っ込みいれられている。
こういう戦略とればいいじゃないか?って主張は結局後知恵だよなぁという感想。
とれなかったのは、それなりの理由があるわけだし。
例えば、大船団組めば被害が減るってのは正しいんだが、輸送効率は落ちる。
港湾能力をアメリカや欧州基準で考えりゃ正解かもしれないが、太平洋戦線ではそれも難しい理由があった。
実際やらなかったわけではなく、輸送効率との兼ね合いの中でできることはやっていた。
(参考:戦史叢書 海上護衛戦 P344-374)

アメリカ人視点の新しい見方があるかと思って読んだのだが、あまり斬新な主張はなかった。
620名無し三等兵:2010/03/08(月) 16:33:41 ID:???
日本がやり方変えたらアメリカ側も対応措置とるだろうという反論は、仮定に対する反論なので意味が無いとか切り捨てている。
↑アメリカ人的斬新な視点
621614:2010/03/08(月) 16:35:45 ID:???
>>615
どういたしまして。
所で、1つ書名を間違えたので訂正。

>「傭兵の掟」(スティーブ・ファイナル)
>>618が挙げてくれた
>『戦場の掟』
が正しい。

>>618
お陰で間違いに気付いた。
thx。
622名無し三等兵:2010/03/08(月) 18:54:48 ID:???
吉田裕はどう?
623名無し三等兵:2010/03/08(月) 18:55:35 ID:???
日本軍の動物利用について知るにはどの本がいいだろう?
624>>614リスト・原作成者:2010/03/08(月) 19:50:27 ID:???
>>608 「戦場の掟」はこちらからも推薦。名著です。
>>614氏が転載したリストを作ったときには、まだ出てなかった本なんですよ。追加しといて下さい)
あと近著では、悪い意味での左翼バイアスふんだん(共同通信社のベテラン記者の本なんです)ながら、
現場の声はしっかりすくい上げている、石山永一郎「彼らは戦争に行った」というのが出てます。
このリストの後あたりで読んでみてもよろしいかと。
(本山・松本両氏のは、他の本をしっかり読んでる時間がない方が手っ取り早く把握したい場合、有用だと思います。小峰氏のは未読)

>>614 お役に立ったようでなによりです。
625名無し三等兵:2010/03/08(月) 20:18:41 ID:???
大井の『海上護衛戦』と戦史叢書のほうの『海上護衛戦』にはどのような
記述の違いがありますか?
626名無し三等兵:2010/03/08(月) 20:45:17 ID:???
>>625
どのようなも何も、タイトルが同じだけで全く別の本だが
627名無し三等兵:2010/03/08(月) 21:17:38 ID:???
別宮の『軍事学入門』と防衛学研究会の『軍事学入門』くらい違うだろ。
内容の正確さやレベルじゃなくて、方向性そのものが。
628名無し三等兵:2010/03/08(月) 21:25:39 ID:???
今は国立国会図書館様が素晴らしい仕事をされておられる。
これが戦史叢書の「海上護衛戦」の全目次。

ttp://rnavi.ndl.go.jp/mokuji_html/000001210681.html
629名無し三等兵:2010/03/08(月) 21:39:51 ID:???
>>622
http://anchorage.2ch.net/test/read.cgi/army/1255434040/

772 名前:名無し三等兵[] 投稿日:2009/11/18(水) 12:41:23 ID:Je9Wcz6s
藤原彰と吉田裕の著作はどう?


773 名前:名無し三等兵[] 投稿日:2009/11/18(水) 12:49:11 ID:YPbZbr+N
>>772
岩波新書の吉田裕本は全て読んでおきたい。

『昭和天皇の終戦史』
『日本の軍隊』
『アジア・太平洋戦争〈日本近現代史 6〉』

岩波現代文庫に入っている『日本人の戦争観』は少し???ってかんじ


774 名前:名無し三等兵[sage] 投稿日:2009/11/18(水) 13:13:28 ID:???
>>772
藤原彰はちゃんと将校教育受けてるだけあって、旧日本陸軍のことは良く知ってる。
化学兵器とかの特殊分野では、参考にした史料の間違いに気付かないことはあるようだがね。
「餓死した英霊たち」は、太平洋戦争の実相をうまく切り出してると思う。
常識的な内容と言えばそうなんだが、初心者なら一読を勧めたい。

吉田裕は旧軍の制度的な部分なら、わりとまともだったような。
戦闘とか戦争犯罪など前線に近い部分を語るには、どうも基礎的な知識が欠けてると感じる。

ただ、藤原彰にしろ吉田裕、山田朗などその手の立場の研究者は、
現代戦に関する分野では進歩に追い付けていないので、ほとんど信用できない。
630名無し三等兵:2010/03/08(月) 21:55:17 ID:???
光人社のよもやま物語シリーズでまだNF文庫になってないのは何でしょうか?
631名無し三等兵:2010/03/08(月) 23:09:21 ID:???
所有欲が有るなら、トランクルーム、レンタル倉庫がいいんじゃね?
632名無し三等兵:2010/03/08(月) 23:10:14 ID:???
比留間弘さんの著作は「泣きむし士官」しか文庫化されてないかな?
あと斎藤新二さんの軍楽兵のとか・・・
633名無し三等兵:2010/03/08(月) 23:13:23 ID:???
>>630
よもやまシリーズは名作が多いんだけど、文庫化で題名変わってる事が多い。
文庫化したら挿絵を省略したり。

だから著者名で確認しないとわからない。
634名無し三等兵:2010/03/08(月) 23:17:18 ID:???
半藤さん15の時経験した東京大空襲の体験記出したね。
635名無し三等兵:2010/03/08(月) 23:26:17 ID:???
18世紀から19世紀の戦史を学べる本を教えてください
636名無し三等兵:2010/03/09(火) 04:07:39 ID:otgJ7vj1
学術書で防空の本が出てたが
637名無し三等兵:2010/03/09(火) 09:27:57 ID:S5ekW9KB
第一次大戦で、秀逸な戦記物を教えてください
638名無し三等兵:2010/03/09(火) 09:33:10 ID:???
講譚社学術文庫の防空シリーズか
堀米庸一『中世ヨーロッパの防空意識』
ゲルマン的な部族国家がキリスト教会との連携の下、いかに防空意識を発達させたかの古典。
黙示録に予言された雹の策源地を攻撃する為、祈りによって大天使を召還するクリュニー派の解説が白眉。

ピョートル・バーク『14世紀の防空・太陽王の世紀』
宰相リシュリーの重農主義と愛人の建築熱のはざまで、ひとえにフランスは空から守られなければならないと
防空戦闘機の開発に国費を乱費した太陽王と奇人変人列伝。
639名無し三等兵:2010/03/09(火) 11:06:51 ID:???
>>638
ややウケ
640名無し三等兵:2010/03/09(火) 13:24:21 ID:???
>>635
Fighting Techniques of the Colonial Era: 1776-1914 Equipment, Combat Skills and Tactics

>>637
H. S. Gullett, The Australian Imperial Force in Sinai and Palestine 1914-1918
オーストラリア公刊戦史のくせに情感たっぷりで、しかも文章も難しいほうではない。
欧米系というより旧軍的な感じ。「戦記物」としては面白い。


結論:
クレクレ厨は氏ね

641名無し三等兵:2010/03/09(火) 14:06:13 ID:???
>>640
おおおサンクス
http://www.awm.gov.au/histories/
で読めるのな。
642名無し三等兵:2010/03/09(火) 14:22:20 ID:???
>>640
クレクレで面目ない。でも教えてくれてありがとう。いい人だな
643名無し三等兵:2010/03/09(火) 14:26:12 ID:???
>>641
す、すげぇ・・・

PDFで読めちゃうじゃん、やばいよやばいよwww
644名無し三等兵:2010/03/09(火) 14:37:15 ID:???
ttp://www.awm.gov.au/cms_images/histories/27/chapters/04.pdf

写真もボーフォートにベンジャンス。
渋すぎワロタwww

こりゃ良い資料だ。
645名無し三等兵:2010/03/09(火) 15:20:44 ID:???
>>640
d
646名無し三等兵:2010/03/09(火) 16:49:39 ID:???
>>640
オーストラリア公刊戦史は、面白いし、ネットで読めて便利だけど、
WW2を読んだ限りでは、現地人に歓迎される解放軍オーストラリアみたいなお国自慢や
イギリスの〜将軍のせいで負けたみたいな恨みごと・責任なすりつけが多く感じる。
それでも、重要な資料なのは否定できないが。
647名無し三等兵:2010/03/09(火) 17:59:38 ID:???
>イギリスの〜将軍のせいで負けた

たぶん英国の戦史だと「無能なオーストラリア軍を率いて果敢に戦う○○将軍」みたいに書かれて…
648名無し三等兵:2010/03/09(火) 18:11:35 ID:???
第1次ソロモン海戦
ナルヴィクの英雄、イギリスのクラッチレー少将のせいで負けた
とは書いてないだろな。

649名無し三等兵:2010/03/09(火) 19:29:15 ID:???
確か戦史叢書の改訂版は2015年から刊行開始だっけ?
650名無し三等兵:2010/03/09(火) 19:37:28 ID:???
2003年の読売新聞の報道では、10年後=2013年を目指すとなってた。
でも、改訂自体が誤報説あり。
651Lans ◆xHvvunznRc :2010/03/09(火) 20:01:42 ID:???
>649>650
大丈夫!改訂版の編纂自体は行われてます。
・・・作業がはかどらず遅れてるらしいですが・・・orz

(ただし、以前の戦史叢書とは編纂方針が違うので、現Verの重要性はかわらず)
652名無し三等兵:2010/03/09(火) 20:18:45 ID:???
どう違うんだっけ?確か戦争指導に関する記述を増やすんだったか?
653名無し三等兵:2010/03/09(火) 20:24:56 ID:???
局地的なことを削って大局的なこと増やすんじゃなかったっけ?
654名無し三等兵:2010/03/09(火) 20:34:19 ID:???
現行のは作戦戦闘史中心の記述で中隊レベルのことまで細かく書いてる割には
戦争指導とかの大局的な観点からの記述が少ないから、それや外国の動向、
戦後の安全保障政策にも言及するとか読売では報道されたと思う。
655名無し三等兵:2010/03/09(火) 20:36:09 ID:???
>>651
古い奴の電子化はしないのかな?
656名無し三等兵:2010/03/09(火) 20:51:30 ID:???
>>655
それは是非やって欲しいよなあ
たとえ有償になっても、その価値は十分にあるから
657名無し三等兵:2010/03/09(火) 20:52:15 ID:???
今更言っても詮無いことだが、削らず増やすだけってわけにはいかんのかな。
658名無し三等兵:2010/03/09(火) 20:59:15 ID:???
一応、公式戦史というくくりで作ってるからその辺は一定限度に抑えたいんだろう。
個別の詳しい事例については、各種論文や副読本といった形で出せばいい。
659名無し三等兵:2010/03/09(火) 21:09:53 ID:???
国の予算で電子化し、ネットでも読めるようにしてくれるのが理想だな。
660名無し三等兵:2010/03/09(火) 23:15:43 ID:???
局地的な事なんか興味無いから今回の改訂は大歓迎!などと場の雰囲気を悪くしつつ質問!
第一次世界大戦直前のニコライ二世とウィルヘルム二世の交換電報が載ってる本は無いかな?別宮さんのサイト以外に日本語で読みたいんだが

一応同志が二の舞にならないように報告をすると
ニコライ二世の日記:保田孝一・講談社学術文庫
には無かった。どちらかというとニコライ二世の日記を通してその人間性を探ったもののようだ、ただ大津事件に関しては詳しく書いてあるから日露関係の資料にはいいかも
661名無し三等兵:2010/03/09(火) 23:30:03 ID:???
和田春樹『日露戦争』はどう?
662名無し三等兵:2010/03/09(火) 23:30:40 ID:???
局地的な内容のものってほとんど回顧録かノンフィクションで
学術的なものに関しては大局的な内容のものの方が多くない?
わざわざ「戦史叢書」として出す必要があるのか疑問
663名無し三等兵:2010/03/10(水) 04:37:28 ID:???
>>660
はい
http://wwi.lib.byu.edu/index.php/Willy-Nicky_Letters_between_the_Kaiser_and_the_Czar

1914分
http://wwi.lib.byu.edu/index.php/The_Willy-Nicky_Telegrams
The Kaiser's letters to the Tsar, copied from the government archives in Petrograd, and brought from Russia by Isaac Don Levine, ed., with an introduction by N.F. Grant. London, Hodder and Soughton Ltd, 1920
http://wwi.lib.byu.edu/index.php?title=Special%3ASearch&search=Willy&go=Go

本ならこれ
Letters from the Kaiser to the Czar, Copied from Government Archives in Moscow Unpublished Before 1920
http://www.amazon.co.jp/dp/1153237253
664名無し三等兵:2010/03/10(水) 13:41:46 ID:???
>>661
日露戦争に興味のあるなら買え、
興味がなければ買う必要は無い。

和田春樹はロシア・ソ連史が専門なんだから。

665名無し三等兵:2010/03/10(水) 15:32:22 ID:???
>>655
去年の年末ごろ、防衛省が戦史叢書の電子化入札募集してたね
電子化自体はされるのは間違いない
でも著作権とかもろもろで一般人は見れないらしい
あくまで保存のためとかなんとか
666名無し三等兵:2010/03/10(水) 17:42:50 ID:???
「他策ナカリシヲ信ゼムト欲ス」 若泉敬

読んでおくべきかな。
667名無し三等兵:2010/03/10(水) 18:46:26 ID:???
>>665
有償配布もないのかね?
主に置き場所の問題で、欲しいけど買えない人も多いと思うんだが
668名無し三等兵:2010/03/10(水) 19:33:43 ID:???
防衛研究所にある史料で公刊されてほしいものには何がある?
669名無し三等兵:2010/03/10(水) 19:40:50 ID:???
>>668
たぶん防衛研究所には無いだろうけど、個人的には陸海空自衛隊の各級部隊史や駐屯地・基地史にあとは研究論文、かなー。
市販本で自衛隊の組織史をまとめた本ってないのかねえ。武器や安全保障なんかは割と沢山あるからいいんだけど。
670名無し三等兵:2010/03/10(水) 20:01:23 ID:???
>>668
「東アジア戦略概観」「防衛研究所紀要」
「防衛研究所ニュース」「戦史研究報」

ぱっと思いつくのはこれくらい
671670:2010/03/10(水) 20:12:54 ID:???
>>668
下の枠欄書くつもりか何を寝ぼけたか……

ttp://iup.2ch-library.com/i/i0065192-1268219297.jpg
672名無し三等兵:2010/03/10(水) 20:33:50 ID:???
重要な地位にいた軍人の日記公刊されてほしいな。田中新一とか。
673名無し三等兵:2010/03/10(水) 21:21:44 ID:???
海軍次官だった澤本頼雄や海軍軍務局長だった岡敬純の日記も出てほしいよ。
後者は非公開だけど。
674名無し三等兵:2010/03/10(水) 21:23:41 ID:???
>>666
密約問題の報告書が出たからその関連で店頭でも目立つところに出るかもね。
675名無し三等兵:2010/03/10(水) 21:25:48 ID:???
>>665
そういう権利は国に帰属してるもんだと思ってたよ。
広く公開し、以て歴史の鑑とする為に末永く保存するのではないのか…。
676名無し三等兵:2010/03/10(水) 21:47:11 ID:???
グーグルに任せたら全ページ速攻でスキャンして公開してくれるんだけどね。
全文検索できるようになってて、対応した出版社の本を何冊か買ってるよ。
今まで戦記本だと思っていなかった本でも、全文検索のおかげで戦記本だとわかったし。

例えば兵器名で検索すればその戦記、そのページが出てくる。

無登録、IDなしでかなりのページが立ち読み可能。
ttp://books.google.co.jp/books

例えば、証言録海軍反省会と入れて検索するとだいぶ内容が読める。

自分は便利だと思ってるんだが、
他の人が賞賛してるのを余り見かけないのはどうしてだろう。
677名無し三等兵:2010/03/10(水) 21:49:47 ID:???
>>675
今の発行元は、朝雲新聞社って一民間企業だしな
678名無し三等兵:2010/03/11(木) 01:49:06 ID:???
アーヴィングの『ヒトラーの戦争』と『狐の足跡』復刊してほしいけど、
著者がああいうことになったから難しいかな。
679名無し三等兵:2010/03/11(木) 05:35:09 ID:???
リデルハートの新訳、発売(復刊)延期だってさ。
何か最近は軍事物に限らず出版社都合の発売延期が多いが、
やっぱりどこも経営やばいのかね。
680名無し三等兵:2010/03/11(木) 09:52:31 ID:???
>>678
ユダヤ関連広告(スポンサー)が日本をフルボッコとか、そういう流れでも俺の会社は
かまわない、という馬鹿な出版社じゃないと無理でしょ
 アービングの本が出た当初なら、まだ「俺は知らなかった」という言い訳も通ったけど、
発刊から20年、欧米での裁判では全戦全敗、ナチとして入国拒否の国まで出ている
時、アービングってのは

 俺はナチです

 と言うのに等しい。
 研究のため(ネオナチの精神構造解明のため)読みたい、という人もいるかもしれんが
そういう人に対しては「だったら原書を向こうからオークションや古本で取り寄せたら?」
くらいの話にしかならんでしょ。
 一般人に敢えてネオナチの毒をばら撒く必然も、そのリスクを取る意味もない。
681名無し三等兵:2010/03/11(木) 10:26:47 ID:???
>>668
戦史研究用に訳した各国の戦史本や軍人の伝記。
あと各国の操典・教本類の訳書。
682名無し三等兵:2010/03/11(木) 13:43:33 ID:???
でも『狐の足跡』にはネオナチ的な記述は無いし、『ヒトラーの戦争』にしても
メインテーマはヒトラーの戦争指導であってホロコースト関連の記述は全体的には
少ないから問題ないんじゃない?
683名無し三等兵:2010/03/11(木) 13:52:40 ID:???
>>675
著作権が切れたとか朝雲がOKするならともかく無償公開はないだろうな
無断でそんなことしたら誰も書かなくなる
684名無し三等兵:2010/03/11(木) 14:09:01 ID:???
国の事業で税金使って作ってるもので、
一般の本と違って実質的な執筆者個人に印税が入る性質の本ではないからな。
売れ行きが落ちるから書かれなくなるとかって性質のものではない。

まあ、広報センターでも入場料を取れと言われるご時世に、無料配布は難しいだろうけど。
685名無し三等兵:2010/03/11(木) 16:14:22 ID:???
>>682
>『狐の足跡』にはネオナチ的な記述は無いし

ネオナチの手口って幾通りもあって、たとえば

・ヒトラー暗殺に関ったロンメルを誹謗することで、ロンメル英雄伝をクズしていく

・ヒトラー暗殺にロンメルは関与していなかった、と主張することでヒトラー暗殺に関った
人々が英雄だった、という印象を少しでも薄めるべく力を尽くす

 こうした戦略がある状態では、たとえばロンメルの行動一切について細かな歴史改編(ねつ造とも言う)
を積み重ねていくのが、

 正しいネオナチ の姿勢な訳だ。
 アーヴィングの場合、欧米の研究者が、彼の著作を徹底解析して、どこを改編してネオナチにとって
都合のいい記述にしているか、解析している人もいるらしいぞ
 
686名無し三等兵:2010/03/11(木) 16:15:27 ID:???

>ホロコースト関連の記述は全体的には 少ない


ヒトラーがユダヤ人虐殺を知らなかった、部下が勝手にやった

 という大改編があるのなら、それでダウトですよ
 
687名無し三等兵:2010/03/11(木) 16:17:30 ID:???

まあどっちにしろ、いろいろと台所が苦しいはずの早川が、アーヴィングの本を文庫化していない、
という点を考えても、まともな出版社は手を出さないと思いますよ

 レン・デントンの「電撃戦」とか「Uボート・コマンダー」とかは文庫になっていますよね?
 そのへんが、基本的な意味の分岐になっていると思われます

 
688名無し三等兵:2010/03/11(木) 16:17:51 ID:???
残ってない組織は幾らでも叩けるから便利だなぁ
689名無し三等兵:2010/03/11(木) 16:38:38 ID:???
別に自分とは縁もゆかりもないヨソの国の滅んだ組織を、
世界一般の常識に逆らってまで庇ってやる必要も無いし。
690名無し三等兵:2010/03/11(木) 19:13:55 ID:???
>>684
国立国会図書館みたいに実費でコピーさせてくれればよい
(国立国会図書館みたいに高いコピー代は嫌だし
 半分までなんて規制をかけられるのも困るが)
691名無し三等兵:2010/03/11(木) 19:15:23 ID:???
『ヒトラーの戦争』は文庫になってるよ。あと、ジョン・キーガンや
グレイグ・ゴードンはアーヴィングのこと高く評価してるよ。
無論ホロコースト否定論には与してないけど。
692名無し三等兵:2010/03/11(木) 19:17:48 ID:???
デズモンド・ヤング『ロンメル将軍』は古典的名著だけど少しロンメルを美化しすぎてると思う。
693名無し三等兵:2010/03/11(木) 19:33:37 ID:???
グレイグ・ゴードンて誰。
694名無し三等兵:2010/03/11(木) 19:40:00 ID:???
>>693
ttp://ja.wikipedia.org/wiki/ゴードン・クレイグ
この人じゃないかな
695名無し三等兵:2010/03/11(木) 19:40:43 ID:???
>>692
多分ゴードン・クレイグの間違いだと思う。彼はドイツ外交史の大家で、
『軍事力と現代外交』の著者の一人。
696名無し三等兵:2010/03/11(木) 19:44:40 ID:???
>>692
作者が、ロンメルの捕虜になって、そのときの扱いに心酔してしまった人だからなあ
697名無し三等兵:2010/03/11(木) 19:44:57 ID:???
>>691が言ってるのはこの記事のことだと思う。
ttp://blog.ohtan.net/archives/50954863.html
698名無し三等兵:2010/03/11(木) 19:54:08 ID:???
ヤングは著書を映画化した「砂漠の鬼将軍」でも本人役で出てたからな。
699名無し三等兵:2010/03/11(木) 19:58:26 ID:???
小川さんや亡き江畑さんの次の世代を担う軍事評論家は出てきているの?
700名無し三等兵:2010/03/11(木) 20:00:22 ID:???
いさく・・・も、いつの間にか結構上の世代か
701名無し三等兵:2010/03/11(木) 20:03:08 ID:???
いさくタンくらいしか・・・

くらまが事故った時は元艦長クラスを呼んでたな。
702名無し三等兵:2010/03/11(木) 20:16:48 ID:???
知ってるのだと
岡部、小川、神浦、清谷、田岡、林、兵頭
ぐらい
703名無し三等兵:2010/03/11(木) 20:29:13 ID:???
>>702
後半5人はギャグか?どうしょうにもねーじゃねーかw
704名無し三等兵:2010/03/11(木) 21:08:12 ID:???
惠龍之介さんの『海の武士道』や『昭和天皇の艦長』はどう?
705名無し三等兵:2010/03/11(木) 21:20:45 ID:???
小川さんもなあ
まともに英語使えないでしょ、あの人
706名無し三等兵:2010/03/11(木) 21:59:03 ID:???
>>704
ぶっちゃけ惠龍之介はまともな軍ヲタなら読むに価しない。
彼の一連の著作は、反自虐史観に基づいて日本海軍の「良かった探し」をしてるだけなので。
行間に妙な自尊心の強さと他人を小馬鹿にする不遜さが見えて非常に不快だった。

♪惠龍之介を殺すにゃ刃物はいらぬ ビハール号事件と囁きゃよい〜♪
707名無し三等兵:2010/03/11(木) 22:45:23 ID:???
>>706
『昭和天皇の艦長』の原本は確か、昭和天皇にも奉呈されたものらしいから、
一概に切り捨てられないんじゃね?
708名無し三等兵:2010/03/11(木) 22:48:41 ID:???
「奉呈」ってのは一方的に差し出す行為なわけで、何の保障にもならないだろ。
むしろ、陛下の御威光を箔付けに使ってる胡散臭い奴って印象だなあw
709名無し三等兵:2010/03/11(木) 22:53:42 ID:???
まあ、軍ヲタには進めないが、海外向けのプロパガンダ活動として頑張ってほしいね。
710名無し三等兵:2010/03/11(木) 22:55:28 ID:???
昔は軍事学入門とか食い入るように読んでたのに
読書に刺激が欲しい
711名無し三等兵:2010/03/11(木) 23:38:43 ID:???
「戦略の格言」を買って読んでいるがこの本はもしかしたら大当りかもしれない。戦略家の立ち位置を明確に書いてくれることで俺の中で戦略の概念が固まった。
そうすると「戦略の形成」における「戦略」はリデルハートの「大戦略」になるのか
じゃあクラウゼヴィッツにおける「戦略」は?
やばい、なんか戦略って面白いかも
712名無し三等兵:2010/03/11(木) 23:42:18 ID:???
さあもう一歩上の政治にはまろうぜ。

極端にニヒリストになるか、運動家になって公安に逮捕されるかの二つに一つの末路だけど。
713名無し三等兵:2010/03/11(木) 23:48:20 ID:???
政治厨は人であふれてんだろ!
戦略ヲタ引きぬくんじゃない”
714名無し三等兵:2010/03/11(木) 23:49:36 ID:???
微妙に軍事から外れた海外小説(SFとか)で軍事系の単語に誤訳が多いのはどうしてなんだろうな。
そろそろcaptainを一律に「大尉」と訳すのはやめて欲しい…。
715名無し三等兵:2010/03/11(木) 23:52:08 ID:???
>>713
多分あなたが言ってるのは政治厨じゃなくて政治風厨だと思う。

…どうでもいいけど○○厨って言い方を空間的に使うのはどうなんだろ?
流行らせる?
716名無し三等兵:2010/03/11(木) 23:57:13 ID:???
>>715
戦略風厨でいいんでください
717名無し三等兵:2010/03/12(金) 00:00:28 ID:???
>>716
「やっぱりリデル・ハートくらい読んでないとね〜」
718名無し三等兵:2010/03/12(金) 00:13:00 ID:???
>>706
一次史料も参照してるし、数多くの関係者への取材を基にしてるのを
考えるとあながち切り捨てることもできないんじゃない?
719名無し三等兵:2010/03/12(金) 00:14:40 ID:???
何度も何度も言われてることだけど、書物の書かれた意図と内容は別物だからねぇ
720名無し三等兵:2010/03/12(金) 00:19:47 ID:???
コンドリーザ姐さんはどの辺の立ち位置になるんだ?
721名無し三等兵:2010/03/12(金) 04:22:51 ID:???
>>711
その本は未読だが、
クラウゼヴィッツの「戦略」は「作戦術」以上「軍事戦略」以下のものだと思う。
あくまでも『戦争論』の記述を解釈する上ではだが。
722名無し三等兵:2010/03/12(金) 05:14:04 ID:???
日本の出版界はナチス賛美とか歴史修正主義に関しては無神経どころか売れればOKだから、
アーヴィング程度なら問題なく出すだろ。
むしろそっち方面にカテゴライズされた作品の中ではおとなしい部類。

ユダヤ陰謀論とか真っ向からナチス賛美する本を大手出版社が堂々と出しているんだがw。
徳間とか学研とかどうすんだその程度でビビってたら。
自分の大学のアラブ研究者の教授が「今世界で一番ユダヤ人差別の本が多く出版されている国は
日本だ。先進国でその手の本を堂々と商業出版できるのは日本だけ。」と呆れてた。
723名無し三等兵:2010/03/12(金) 08:54:59 ID:???
>呆れてた

うん。普通はあきれるだろうし、そろそろそのへんは修正が入るというか、
国力の沈没に伴い、外からの圧力が強まるのではと思うよ

 
724名無し三等兵:2010/03/12(金) 09:23:25 ID:???
宇野正美ユダヤが判ると世界が見えてくるなんか、
西洋人はこういう風にユダヤ人を差別するんですよ、
西洋人みたいに振舞うにはまずユダヤ差別ですだからな。

外国のトレンド大好き島国です、はい。
725名無し三等兵:2010/03/12(金) 09:33:17 ID:???
アーヴイングとかあのへんが今後日本でも警戒されるようになるのでは?

という根拠のひとつは、昨今の経済大不況と1930年代がダブるからなんだよ

 冷戦期までなら、ドイツ軍万歳みたいな論調も、対ソ戦(現代戦でだな)の
関連から認めざるを得なかった。なにしろ、欧州が過去の戦争犯罪で分裂し
ている時にソ連の大戦車軍団が西側に攻め寄せたらまずい、という前提が
あったから

 でも、もう冷戦は終わったし、経済は不況。まるで1930年代。
 そりゃ、ユダヤ人から見たら、過去の悪夢が蘇るような既視感があるだろう。

 ガラパゴスで一周どころか30年くらい時計が止まっていた日本に対して、
こいつはヤバいと向こうの人たちが感じる可能性は高いよ
726名無し三等兵:2010/03/12(金) 09:36:02 ID:???
なにそのポール・アードマン「アメリカ最後の日(1985年の大逆転)」
727名無し三等兵:2010/03/12(金) 10:52:45 ID:???
そういや去年だったか、オーストリアの極右、ナチもどき党の党首が謎の事故死を
遂げているな
728名無し三等兵:2010/03/12(金) 14:03:22 ID:???
>>725
1930年代と現在を同列に語るな、頭大丈夫か?
国力の沈没と出版社の規制なんて関係ねーよ。
なんでそこでユダヤ陰謀論が出てくるのか意味が分からん。
適当な妄言は吐くもんじゃないよ、これ以上やるなら他所へ行ってくれ。

大体、アーヴィングがダメならルーデルやマイヤーの本なんて発禁だっての。
都合の良い改変や間違いなんてよくある話だ、研究者がそれを分析するのは当然だろうが。
729名無し三等兵:2010/03/12(金) 14:04:32 ID:???
これだな
http://plaza.rakuten.co.jp/syuukyou/diary/200810140000/

 リーマンショック直後に

>事故原因は不明。ハイダー氏は1986年に極右の自由党党首に就任、
>その後、同党と分かれて、未来同盟を結成した。ナチス党員の家庭に
>育ち、ナチス擁護発言で物議を醸したこともある。未来同盟は先月下
>旬の総選挙で、前回の3倍増となる21議席を獲得した。(ベルリン 黒沢潤)

消されたネオナチ?
730名無し三等兵:2010/03/12(金) 14:06:07 ID:???
分析云々言うのなら原語、英語でやるのが基本だよな
731名無し三等兵:2010/03/12(金) 15:07:49 ID:???
いや、ルーデルの住んでた、住んでる世界ってあの本のままだから。
都合の良い改変や間違いなんてまったくない。

ただ現実と乖離してるだけ。
732名無し三等兵:2010/03/12(金) 15:46:26 ID:???
どうでもいいけど思想が理由で出版差し止めを受けるような国にだけは行きたくないな。
733名無し三等兵:2010/03/12(金) 15:47:52 ID:???
流石に間違いが無いとまではいえんだろ。
…やっこさんの急降下爆撃と資料を付き合わせたような本ってないかね…。
734名無し三等兵:2010/03/12(金) 16:50:25 ID:???
>>733
某ブログのマラート着底の詳細についての記事くらいしか知らんな・・・
誰かやってもらえないかなブログとかで・・・
735名無し三等兵:2010/03/12(金) 17:03:39 ID:???
>>732
安心しろ、世界中何処に逝ってもタブーはある
736名無し三等兵:2010/03/12(金) 17:11:11 ID:???
タブーはあるだろうが、法律でわざわざ禁止してる地域は先進国には少ないだろうな。
737名無し三等兵:2010/03/12(金) 18:07:19 ID:???
法が止めなくてもやってはいけないことはたくさんあるのだよ、坊や
738名無し三等兵:2010/03/12(金) 18:30:56 ID:???
そりゃ当たり前だ。
でもわざわざ法律で定めてしまうのとそうじゃないのでは重みがまるで違う。
特に大陸法系の国々では。

英国の妙な法律とかは全然別だけど。
739名無し三等兵:2010/03/12(金) 20:11:34 ID:???
ギュンター・ラルの回想録邦訳出ないかな。
740名無し三等兵:2010/03/12(金) 20:12:48 ID:???
メルダースの名前部隊名から抹消されたのは残念。
741名無し三等兵:2010/03/12(金) 21:47:10 ID:???
>>722
欧米と違ってヒトラーとかナチスを特別とは思っていないんでしょう。
政治家も政敵のことをけっこう気軽にヒトラーやナチスに例えるし。
742名無し三等兵:2010/03/12(金) 22:47:31 ID:???
>724
ユダヤ陰謀論と日ユ同祖論が同居する国だからなぁ。
ちなみに、日本におけるユダヤ陰謀論は、シベリア出兵の際に持ち帰られた地獄対話もといシオン賢者のプロトコルが起源だったり。

>733
実スコアが倍くらいに膨れ上がったらどうするよ。
743名無し三等兵:2010/03/12(金) 22:52:42 ID:???
>>722
ズートルビの本家解散劇の翻訳本(絶版本だろうな)でマネージャーのブラアンエプスタイン(ユダヤ系である。アッーである)の実像やジョウビズの世界をあからさまに描いていたな・・・
思春期に読んだアレが、中二病をこじらせたんだか、何だかで、妙にアイドルや虚像に夢を持たなくなった、その挙句が軍ノタの道か・・・・・・スレちだな
744名無し三等兵:2010/03/12(金) 23:01:56 ID:???
『ジャングルの航空戦』読了。

ベトナム戦争でFACを務めたアメリカ人の話。
当時の地上攻撃時の管制方法なんかが分かって
結構面白かった。
OV-10で敵地に着陸して味方を乗せて帰ったり
無茶もやっていたようだ。
745名無し三等兵:2010/03/12(金) 23:04:24 ID:???
第二次大戦の爆撃機パイロットの回想録は出てるの?
746名無し三等兵:2010/03/12(金) 23:07:37 ID:???
>>742
公式認定スコアの戦車500台ちょいが
あれやこれやで実際のところは800台くらいらしいからなあ・・・
倍くらい、にマジで膨れ上がるという・・・
747名無し三等兵:2010/03/12(金) 23:21:00 ID:???
こうすれば日本軍は勝てた的な本では、ウッドの以外では、ピーター G. ツォーラス
らが編集した『太平洋戦争の研究:こうすれば日本は勝っていた』が邦訳されないかな。
748名無し三等兵:2010/03/12(金) 23:24:46 ID:???
こうすればドイツは勝てた的なのはないの?
749眠い人 ◆gQikaJHtf2 :2010/03/12(金) 23:28:25 ID:???
>748
つ 『ヒトラーが勝利した世界』
つ 『歴史に「もし」があったなら』
750名無し三等兵:2010/03/13(土) 00:22:29 ID:???
つ『Dデイの惨劇』
ちょっと毛色が違うか。
751名無し三等兵:2010/03/13(土) 02:59:39 ID:???
>>748
「最後の一個大隊がry」
752名無し三等兵:2010/03/13(土) 04:52:35 ID:???
>>729
あちらのネオナチってマトモな政治勢力はごく一部で、基本的に日本で黒バスに乗ってるような
方たちと同じような存在だから、政治的主張ウンヌン以前に組織犯罪がらみのいざこざに
巻き込まれた可能性が大なんですが。

麻薬や恐喝、窃盗とネオナチは切っても切れませんな特に欧州じゃ。
日本で言うならDQNとネット弁慶の国士様が一緒くたになったような存在だから。
753名無しの愉しみ:2010/03/13(土) 09:56:35 ID:???
>>748
柘植閣下のヒトラーの選択を真っ先に思い出したYO
そんな時代もありました。
754名無し三等兵:2010/03/13(土) 11:38:44 ID:???
>>752
だったら日本の出版社はいよいよその手のネオナチから手を切らないと

今後の書籍って日本のそれも電子化されて、kindleとか電子デバイスで
読めるようになって、外資がいろいろと入ってくるんでしょ?
755名無し三等兵:2010/03/13(土) 12:13:57 ID:???
何を言ってるんだ
756名無し三等兵:2010/03/13(土) 12:39:32 ID:???
言論の自由って何なんだろうな?
757名無し三等兵:2010/03/13(土) 12:42:32 ID:???
>>756
どこの国でも、無制限の自由は認めていないよ
度を越した言論は、規制を受ける

欧米では、ナチズム関連のボーダーラインが、日本よりはるかに厳しいってだけのことだろう
758名無し三等兵:2010/03/13(土) 13:57:11 ID:???
梅本弘さんはどうですか?
759名無し三等兵:2010/03/13(土) 13:57:28 ID:???
>>754
お前は一体誰と戦っているんだ?
760名無し三等兵:2010/03/13(土) 15:06:43 ID:???
パウル・カレルについて熱く盛り上がってると聞いたんだが、そうでもないんだな。
761名無し三等兵:2010/03/13(土) 15:11:09 ID:???
>>760
ゲハ板の気違いが主張して来てスレを上げるんだけど
基本ここの住人はみんな無視だから
762名無し三等兵:2010/03/13(土) 15:28:26 ID:???
ゲハじゃなくて卓上ゲーム板っしょ。
763名無し三等兵:2010/03/13(土) 16:34:18 ID:???
あの頭の悪さはゲームハード板レベルだろ
764名無し三等兵:2010/03/13(土) 16:51:08 ID:???
単純な書評が減ってきたな。まぁ、目だった新刊もないか。

何か新刊情報あります?
765名無し三等兵:2010/03/13(土) 16:55:32 ID:???
新刊情報を出す人はいない
ここで新刊情報を出しちゃうと少ない部数をより多くの人で奪い合いになっちゃうから
書名を挙げてる人は自分がそれを手に入れた後だから挙げてる
766名無し三等兵:2010/03/13(土) 17:27:15 ID:???
ttp://www.kojinsha.co.jp/

光人社のトップページだけど、「零戦の攻防」の著者が多分違うと思います。
767名無し三等兵:2010/03/13(土) 17:30:19 ID:???
ついでに、価格も違う
768名無し三等兵:2010/03/13(土) 19:34:11 ID:???
というか、読んで感想や自分なりの評価を書くのが多いから
単純に「なんか出ている」という話にはなりにくい場所なのだ
769名無し三等兵:2010/03/13(土) 20:37:30 ID:???
日本以外の国の第二次大戦のエースパイロットの回想録には何がある?
770名無し三等兵:2010/03/13(土) 21:06:27 ID:???
>>763
いや、元スレが卓ゲー板だから
ってまぁいいか
771名無し三等兵:2010/03/13(土) 21:14:29 ID:???
>>769
翻訳されたものではクロステルマンとか、ゼムケとか、ボイントンとか
772名無し三等兵:2010/03/13(土) 21:19:18 ID:???
ユーティライネンとイェーガーはどうしたおい。
773名無し三等兵:2010/03/13(土) 21:38:07 ID:???
ドイツ絡みでまだあった気がするぞ

203の勝利はだれだった?
774名無し三等兵:2010/03/13(土) 21:51:26 ID:???
まだ入手できそうなのでドイツのエースなら夜戦のヨーネンとか
回想記というより伝記だけどトリヴァーのハルトマン本とかかな?
クノーケとシュペーテの本はamazonだと在庫ないのか・・・
775名無し三等兵:2010/03/13(土) 22:22:01 ID:???
フィンランド上空の戦闘機:エイノ・アンテロ・ルーッカネン
フィンランド空軍戦闘機隊:イルマリ・ユーティライネン
上記二点は併せても一万円以下という驚きの安さ!

他にフィンランド空軍の自伝は無いかな?
776名無し三等兵:2010/03/13(土) 22:28:01 ID:???
>>773
203の勝利はリッペルトだね
英仏海峡の空戦の著者のスコットは、エースといえるだろうか・・・
777名無し三等兵:2010/03/13(土) 22:48:45 ID:???
米海兵隊のグレゴリー・ボイントン
778名無し三等兵:2010/03/13(土) 22:57:23 ID:???
戦闘機乗りで良いなら、ノモンハンで活躍したソ連のボロジェイキンも自伝が和訳されてたな。
779名無し三等兵:2010/03/13(土) 23:04:21 ID:???
>>775
ユーッティライネン氏自伝は写真と訳者梅本氏による膨大な脚注が追加されていて、
お買い得ですね。
780名無しの愉しみ:2010/03/14(日) 00:20:25 ID:???
>>773
アドルフ・ガーランドの「始まりと終り」S47年フジ出版
ついでに彼のサイン入りフォトももってるぞい。
781名無し三等兵:2010/03/14(日) 02:23:11 ID:???
第二次大戦で戦死した日本軍将兵の遺書を収録した本は出てる?
782名無し三等兵:2010/03/14(日) 02:41:19 ID:???
「きけ わだつみのこえ」
じゃダメかい?
783名無し三等兵:2010/03/14(日) 03:16:04 ID:???
できたら学徒兵以外で。
784名無し三等兵:2010/03/14(日) 03:21:55 ID:???
出てるかと聞かれたら出てると答えるのが道理であろう。
785名無し三等兵:2010/03/14(日) 03:22:59 ID:???
特にどれがお勧めないしは良書ですか?
786名無し三等兵:2010/03/14(日) 03:41:03 ID:???
栗林中将のは色々と手紙も含めて残ってたような。
787名無し三等兵:2010/03/14(日) 03:59:39 ID:???
何をもって良書とするのか。
目的も分からんと何を薦めればいいのかも分からん。
788名無し三等兵:2010/03/14(日) 04:40:29 ID:???
戦闘で死ぬかどうかは事前にわからないので、玉砕前なんかを
別にすれば戦死者の遺書が残るケースは少ないんじゃないか

戦死した人の書簡を集めた本でよければ
岩波新書の『戦没農民兵士の手紙』というのを持ってる
789名無し三等兵:2010/03/14(日) 09:00:59 ID:???
>>788 死ぬかもってことで、部隊で事前に遺書を書いて髪の毛なんかも封筒に納めて
手配したという話なら戦記に出てきます。

中国戦線からビルマに移動した部隊で後にインパール作戦に参加したところの話。
790名無し三等兵:2010/03/14(日) 09:47:22 ID:???
>>781
戦場日記集みたいな本で、遺書めいた記述が出てくる例は多かったよ。
ご両親様有難うございました云々みたいな。
唐突に日常生活の記録が途絶えて、(3月14日戦死)みたいな例も多いけどね。
791名無し三等兵:2010/03/14(日) 14:27:48 ID:???
>>781
半藤一利の「戦士の遺書」は?
792名無し三等兵:2010/03/14(日) 17:31:11 ID:???
最近原書房はリデル・ハートの著書の復刊を相次いで行っているね。
793名無し三等兵:2010/03/14(日) 18:03:39 ID:???
>>792
>>717に誰も突っ込んでくれなかったから言うけどさ、「リデル・ハート」って言うな!
「リデル=ハート」もしくは「リデルハート」って書いてくれ!
794名無し三等兵:2010/03/14(日) 18:22:47 ID:???
りでる☆はーと
795名無し三等兵:2010/03/14(日) 18:25:54 ID:???
リデル☆ハート
796名無し三等兵:2010/03/14(日) 18:26:37 ID:???
ああちくしょうリロードしときゃよかった
797名無し三等兵:2010/03/14(日) 18:36:37 ID:???
de Gaulleですら、ド・ゴールとドゴール、表記が一定しないこんな国じゃ
798名無し三等兵:2010/03/14(日) 18:41:43 ID:???
リデルハートといえば、俺は石津朋之さんの
『リデルハートとリベラルな戦争観』を読んで、
勝者と敗者の共同作業
そうか戦争はいくら圧倒的に勝っていても相手が妥協してくれないと大変なのかとか
色々面白いなーと思ったんだけど、あれはどんな感じ
自分は軍事系は初心者なのでいいとは思ったんだけど、それであれはいい本と言うには修練を積んでないので
799名無し三等兵:2010/03/14(日) 18:45:51 ID:???
ド・ゴールとかは音的にも分かたれてるからいいんだけどさ、
ダヴーとかどうしろってんだろうな。
800名無し三等兵:2010/03/14(日) 19:08:10 ID:???
北博昭「戒厳―その歴史とシステム」というのが新刊で出てて、面白そうなので買った。
日本の戒厳制度の改正と背後の思想についての本。
一言で戒厳令といっても、時代によって中身が変化してるというのを類型論で語ってる。
著者は、日本の戦前軍事法についての貴重な研究者。
なお、先行研究としては、大江志乃夫「戒厳令」というのが岩波新書に入ってる。

>>481
あー関係者様の宣伝目的かもしれんけど答えておくと、
土田宏成 『近代日本の「国民防空」体制』というのが、最近出たばかり。
たぶん>>636が言ってるのと同じ。
まだざっとしか読んでないけど、防空法の制定とか都市計画、警防団の創設まで、
日本の民間防空について、法律面をわりと重視してまとめた感じ。
参考文献もしっかり書いてあるし、おそらくとても良い本ですよ。
801名無し三等兵:2010/03/14(日) 19:09:13 ID:???
戒厳令の本は、よく見たら今月の新刊じゃなくて、先月出た本でした。
朝日選書。
802名無し三等兵:2010/03/14(日) 19:19:44 ID:???
こんなところで宣伝する人がいるのか…?
803名無し三等兵:2010/03/14(日) 19:27:57 ID:???
石津朋之さんに関しては、戦略研究学会の件が残念。
804名無し三等兵:2010/03/14(日) 20:25:54 ID:???
>>803

>戦略研究学会

なんか騒ぎが起きたんだよね、あれ
805名無し三等兵:2010/03/14(日) 21:59:01 ID:???
>>798
リデルハートの理論や思想や性格を理解する上では非常に良い本。
ただし、ある程度の基礎知識が必要になるから、初心者向けというにはやや厳しい。
リデルハート系戦略思想そのものの是非については「場合による」としか言い様がない。
個人的には机上の空論的な所が多分にあるように思うが。
806名無し三等兵:2010/03/14(日) 23:25:24 ID:???
大井『海上護衛戦』や戦史叢書『海上護衛戦』以外で戦時中の日本の海上護衛
に関する良書には何がありますか?
807名無し三等兵:2010/03/14(日) 23:51:22 ID:???
>>806
陸軍の護衛担当者と言うことで、駒宮真七郎『船舶砲兵』

護衛された側の恨み節として、
土井全二郎『ダンピールの海―戦時船員たちの記録』
日本郵船『日本郵船戦時船史』

戦果は無かったのということで、木俣滋郎『潜水艦攻撃―日本軍が撃沈破した連合軍潜水艦』
808名無し三等兵:2010/03/15(月) 00:08:47 ID:???
「戦艦大和 最後の乗組員の遺言」読みました。

大和の艦橋にいて生還、
戦後にはある士官の「奄美大島までとても行けないぞ」という発言を覚えていて
それまでは徳之島沖と間違って伝わっていた大和の沈没位置の訂正と、
海底探査、沈没位置確定に尽力された方の本です。

大和特攻の顛末を淡々と書かれているのでとても好感が持てました。
大和沈没後は本土決戦用の陸戦隊に入り、この話も素晴らしい。
何もわからない応召兵だけの陸戦隊の教育を任されて途方にくれます。

その後の記述も充実しています。
戦後の大和を巡るゴタゴタも漏らさず書いてあり、
戦後に出た様々な資料への感想や反論、「大和の周辺」を書いておられます。

「語り部として」の章では
講演後のアンケートで「戦争になったら親と外国へ逃げる」と答えた若者と、
ちょっとユニークな問答をされています。
これが現実なんだなぁ・・・実に良い本でした。
809名無し三等兵:2010/03/15(月) 00:11:22 ID:???
>>806
手に入りやすい中で労作なのが
「海軍護衛艦物語」

ttp://www.amazon.co.jp/dp/4769814178/
810名無し三等兵:2010/03/15(月) 00:20:08 ID:???
角田房子亡くなったんだなあ。
軍事物もいくつも書いてたなあ。
811名無し三等兵:2010/03/15(月) 00:23:14 ID:???
>810 ありゃ、確かに。
知らんかった…ちょっと検索して本スレで追悼してくるわ。Thx.
812名無し三等兵:2010/03/15(月) 00:26:15 ID:???
って検索したが本スレないのか。お歳がお歳だし大往生だとは思うが、ご冥福をお祈りします。
813名無し三等兵:2010/03/15(月) 08:25:16 ID:???
甘粕大尉という本、満州国に対する興味を抱かせてくれました。
ご冥福を。
814名無し三等兵:2010/03/15(月) 11:32:56 ID:???
>>781
靖国神社が出してる「英霊の言之葉」
815名無し三等兵:2010/03/15(月) 12:14:46 ID:???
『閔妃暗殺』は批判が多いけどね。
816名無し三等兵:2010/03/15(月) 19:20:13 ID:???
>>810そうだったんだ・・・亡くなってたとは知らんかった。
>>793手元にある解放の戦略は「リデル・ハート」ってなってるが
これ間違いだったんだ。これも知らんかった。
817名無し三等兵:2010/03/15(月) 19:25:30 ID:???
中古の原書房の1986年版戦略論も「リデル・ハート」だな
あとついてた郵便葉書が「昭和64年8月31日」まで有効なあたりが時代だな
818名無し三等兵:2010/03/15(月) 19:28:00 ID:???
昭和64年8月WWWWW
その日はこなかったわけだ。
819名無し三等兵:2010/03/15(月) 19:51:56 ID:???
そういう楽しみは古本にあるよね。
この間買った雑誌は、中国残留孤児の帰還が始まったばかりの頃で、
肉親捜しの顔写真ページが付いてたわ。
820名無し三等兵:2010/03/15(月) 20:30:36 ID:???
>>805
ありがとう、ございます。
821名無し三等兵:2010/03/15(月) 23:10:06 ID:???
個人で戦史叢書を全巻持ってる人はどれだけ要るかな?
822名無し三等兵:2010/03/15(月) 23:15:55 ID:???
>>821
本職の研究者やライターの人でも、自分の専門分野以外は、持っていない人も多そうだものなあ
823名無し三等兵:2010/03/15(月) 23:40:55 ID:???
防衛研究所には所蔵史料の目録出してほしいと思わない?
824名無し三等兵:2010/03/16(火) 00:10:07 ID:???
>821
ノシ 資料集の南方の軍政と海軍年度作戦計画もありますよ

>823
目録欲しいですね
825名無し三等兵:2010/03/16(火) 08:58:41 ID:???
陸軍年度作戦計画や操典類も出してほしいな。
826名無し三等兵:2010/03/16(火) 09:58:11 ID:???
15年前に死んだ親父が飛行機好きでさ。
引越をするんで書棚を整理していたら、立花正照とかミグエースものとか80年代本が出るわ出るわ。
大部分、ブクオフで引きとて貰ったけど、欲しかった
「空戦フォークランド」「海戦フォークランド」が出てきたので2冊だけ、残した。

フォークランドと、湾岸戦争の大空軍を見てから死ねたんだから、まあ幸せだっただろうな
827名無し三等兵:2010/03/16(火) 12:23:01 ID:???
ウヨワロタw

若い女性、旧東独から脱出=「負け組」男性は極右支持−調査結果
http://www.jiji.com/jc/c?g=int_30&k=2007060400182
【フランクフルト4日時事】 若い女性がチャンスを求めて旧東独地域を去る一方、
残された男性は仕事も結婚の機会もなく極右政党に投票−。
ドイツ統一から15年以上たっても東西経済格差が一向に縮まらない中、旧東側では
若い世代の女性人口が男性より大幅に少なくなっている実態が明らかになった。
828名無し三等兵:2010/03/16(火) 15:15:00 ID:???
辻ーんの潜行三千里見つけたんだけど
昭和25年刊の奴でさ
これってプレミアある?
829名無し三等兵:2010/03/16(火) 21:48:23 ID:???
>若い世代の女性人口が男性より大幅に少なくなっている実態が明らかになった。
……
830名無し三等兵:2010/03/17(水) 01:19:29 ID:???
防衛省も外務省のように一定の期間が経過した文書を審査・公開するべきだよな。
特に内部部局や幕僚監部の文書。
831名無し三等兵:2010/03/17(水) 01:26:50 ID:???
>>827
エロゲエロマンガを輸出するチャンスだな
ドイツは猟奇変態大国だからいけるだろ
832名無し三等兵:2010/03/17(水) 04:04:46 ID:???
>>830
つーか、そもそも隠すだけの価値がないような情報まで隠す割に、
隠さなきゃいけない情報がばんばん流出するという、
不可解極まる情報管理体制をどうにかして欲しいよな。
833名無し三等兵:2010/03/17(水) 15:32:50 ID:???
非売品だけど防衛研究所もOBへのオーラルヒストリーを冊子にしてるね。
834名無し三等兵:2010/03/18(木) 23:17:01 ID:???
>833
ttp://www.amazon.co.jp/dp/4120040062
例外的なものだろうけど、再編集されて一般販売されたのもあるね。
835名無し三等兵:2010/03/19(金) 03:32:54 ID:???
フォークランド紛争についての良書教えて。

あと、上陸戦と島嶼防衛戦も。
836名無し三等兵:2010/03/19(金) 03:46:26 ID:???
>>835
ググレカス

フォークランド戦争―“鉄の女”の誤算
サンデー・タイムズ特報部, 宮崎正雄
http://www.amazon.co.jp/dp/4562013745

空戦フォークランド―ハリアー英国を救う (単行本)
江畑 謙介(翻訳),, A・プライス, J・エセル
http://www.amazon.co.jp/dp/4562014628

海戦フォークランド―現代の海洋戦
堀 元美 (著)
http://www.amazon.co.jp/dp/4562014261
837名無し三等兵:2010/03/19(金) 11:15:52 ID:???
>>835
前者は>>836と、後は概要を1冊にまとめた「湾岸戦争、フォークランド/マルビナス紛争」ってのがある。
後者は硫黄島やタラワ、マキンに関する本でも読んだらどうだい。
838835:2010/03/19(金) 13:12:21 ID:???
>>836
ググレカスと言いながら、やさしく教えてくれるあなたが好き

>>837
探してみる。ありがとう。
839名無し三等兵:2010/03/19(金) 13:40:43 ID:???
>>835
歴史群像2009年8月号(No.96)にペリリュー島攻防戦と日本軍の対上陸戦術についての特集がある
ペリリュー島の帰還者の回顧も載ってるし価格(1000円)の割りにはいいんじゃないかな
840名無し三等兵:2010/03/19(金) 15:24:37 ID:ozkl+xMy
冷戦下の東西ドイツの諜報戦や、シュタージとの
抗争に関して、良い資料となりそうな書籍に心当たりは
ありますか?
841名無し三等兵:2010/03/19(金) 16:39:12 ID:???
お前ら様方、本をどうしても処分せねばならぬ時、
どういう基準で取捨選択する?

…小説だが佐藤大輔どうしよう…。
842名無し三等兵:2010/03/19(金) 16:42:26 ID:???
>>841
ここ○○年で1度も読んでなければ、不要
843名無し三等兵:2010/03/19(金) 16:45:18 ID:???
貴重度優先だろうなぁ

佐藤大輔ならだいたいどこでも手に入るが、どんなに探しても手に入らない本もある。
844名無し三等兵:2010/03/19(金) 17:00:04 ID:???
>>842
積ん読を全て処分せねばならぬのか、何という鬼嫁
845名無し三等兵:2010/03/19(金) 17:05:01 ID:???
たった1行、軍板で書き込みたいたい。
そんな時、数年死蔵していた蔵書が役に立つのさ。

まるで朝鮮戦争で捕虜になり催眠暗示を掛けられ終戦後帰国。
平和な市民生活を送るある日、電話がかかり、コードをささやかれると
大統領狙撃犯として暗示が始動するように・・・。

思いつくままに書いた
846名無し三等兵:2010/03/19(金) 17:15:05 ID:???
トゥキディデスの「戦史」は
「トゥキディデスを早口で言うと築地です、に聞こえる」
というネタで
「トゥキディデスって何だ?」
と聞かれた際に答える為だけに買った事になっちまってるなあ
847名無し三等兵:2010/03/19(金) 17:20:09 ID:???
思い返してみると、購入理由が思い出せん本が一杯あるなあ。
848名無し三等兵:2010/03/19(金) 17:20:41 ID:???
な?すばらしいじゃないかw

無駄は文化、書棚の肥やしは自身の教養。
地震で崩れて自らの墓穴となる日まで、溜め込むんだ。
フィギュアとかだき枕でいっぱいの部屋より、よほど人間の最後として恥ずかしくない
849名無し三等兵:2010/03/19(金) 17:39:34 ID:???
>>848
その前に広い住居に住むことをお勧めする。
後、近年はイカロスの豚本があるので大同小異の恥ずかしい人もいるだろう。
近々山本五十六を愚弄する本を出版予定のようだが、よくやるよ。
850名無し三等兵:2010/03/19(金) 19:15:35 ID:???
地獄だ。
851名無し三等兵:2010/03/19(金) 19:26:39 ID:???
>>848
抱き枕はないがフィギュアと軍事書はそれなりにある
エロゲはリアル妻のものなので問題はない
852名無し三等兵:2010/03/19(金) 20:20:09 ID:???
著者にごはんを食わすため、でいいんじゃないですか
853名無し三等兵:2010/03/19(金) 22:48:53 ID:???
>>841
資料は貴重かどうか問わず基本的に確保。
創作でも資料性の高いものは残しておく。
創作は買っては売ってを繰り返してほとんど残ってないなぁ。

創作で残っているのは『第三次世界大戦 チームヤンキー出動』ハロルド・コイル、
『秘めたる空戦』松本良男くらいかな。
854名無し三等兵:2010/03/20(土) 02:01:43 ID:???
>>853
『第三次世界大戦 チームヤンキー出動』
懐かしいな。この本、英語の勉強のために原書と翻訳を突き合わせて読んだよ。
文法上の難読箇所は全て訳し落としてあった。
翻訳者の経歴は書いてなかったと思うが、よくこの程度の学力で翻訳できたものだと思ったね。
855名無し三等兵:2010/03/20(土) 04:12:31 ID:???
うるせーよ、おっさん。
オメーはどこの教授なの?ねえ?
論文の一つでも出してくださいな。
856名無し三等兵:2010/03/20(土) 04:33:04 ID:???
もう春休みか。
857名無し三等兵:2010/03/20(土) 04:40:06 ID:???
>>856
だな。
おい>>854
お前の学力って何だよ?
858名無し三等兵:2010/03/20(土) 05:15:11 ID:???
なんらかんら言われても、裾野開拓で文字通り頑張っているのが
学研。学研の功績は近年でいえば不動のピカイチ。
反対に堕落した筆頭がイカロス。
やはり「キモ」に手を出すと落ちていく諸刃の剣。
大日本絵画、いい加減にしろ。
新シリーズに昇華?するたびに値段アップは健在!
並木、上とは違う意味で心底いい加減にしろ。
ガリレオ、個人的にはさておき、薄い紙面で頑張ってる。
俺が買ってやるから頑張れ!
イカロス、テメーにはもう期待してない。
やはり豚に手を出したが最後だった・・・
859名無し三等兵:2010/03/20(土) 11:50:14 ID:???
芙蓉出版、中央公論、原書房はあんまり儲からなさそうな(そして俺が大好きな)分野の本を出してくれるから頭があがらない
860名無し三等兵:2010/03/20(土) 11:54:56 ID:???
すまぬが、今月のNF文庫新刊の
「帰れなかったかったドイツ兵」と
「本当にゼロ戦は名機だったのか」を
読んだ御仁はおられぬか?

前者は著者名でひっかけても今ひとつ傾向が
わからぬし、後者は碇氏の著書とはいえ、去年の
新潮選書?のみたいな内容だと・・・
861名無し三等兵:2010/03/20(土) 12:23:55 ID:???
腐れ萌えのイカロスは、買うと手が烏賊臭くなる気がするのでイヤだ
862名無し三等兵:2010/03/20(土) 12:39:25 ID:???
よく知ってるな
経験者の言葉は重みがあるな
863名無し三等兵:2010/03/20(土) 13:08:50 ID:???
「帰れなかったドイツ兵」
日本に来てドイツ帰国ができなくなった
「トール」とか武装商船乗組員の話だよ。

箱根に幽閉されて、
近くの娘っ子にちょっかい出そうとしたとかそんな話しだわな
864名無し三等兵:2010/03/20(土) 14:12:06 ID:???
「新しい朝」はもう連載再開されないんだろうか
865名無し三等兵:2010/03/20(土) 18:33:26 ID:???
オスプレイ“対決”シリーズ 「パンターvsシャーマン バルジの戦い 1944」購入
著者はお馴染みのザロガ氏。結論はシャーマンが必要な量と質を満たしていたという点で優れていたが、
パンターの設計思想が戦後のMBTの原点になったという当たり障りのないもの。
866名無し三等兵:2010/03/20(土) 18:39:27 ID:???
>>853
「秘めたる空戦」は史実だったなら伝説の名著だったのにな。
登場人物、機材、題名までいちいちかっこいい。

あれより面白い空戦記は読んだ事がない。マンガ版も面白い。
867名無し三等兵:2010/03/20(土) 18:44:41 ID:???
エイミー・チャン おそろしい子っ!
868867:2010/03/20(土) 18:48:50 ID:???
すまん誤爆orz
869名無し三等兵:2010/03/20(土) 21:58:26 ID:???
「戦略の形成」を読み始めたんだが、
古代アテネや共和制ローマは塩婆のおかげでついていけてるけど、
時代が下るとやばいかも知れんね。
870名無し三等兵:2010/03/20(土) 22:08:51 ID:???
>>869
俺は上の九章以降を読むために買ったなあ
一から八は読んでないや、下巻なんて開いてすらいない
871名無し三等兵:2010/03/20(土) 22:13:50 ID:???
それでも下巻を買うのが鏡だな
俺は上下巻とも積んだままだが
872名無し三等兵:2010/03/20(土) 22:19:01 ID:???
大国の興亡と外交も下巻は絶賛放置中
興味が1914年8月で途切れてるんだよねー、いつかの為に買ってるけど読むのは来世かな
873名無し三等兵:2010/03/20(土) 23:54:19 ID:???
>>858
> 並木、上とは違う意味で心底いい加減にしろ。
どういうふうなんですか?
874名無し三等兵:2010/03/21(日) 00:19:52 ID:???
平和宇宙戦艦だっけ?
875名無し三等兵:2010/03/21(日) 05:33:10 ID:???
>>869
『補給戦』とかも、以前興味が無かった近代あたりは眠くて仕方が無かったが、
今読むとむちゃくちゃ面白い。
趣味なんだし、興味がないと読む気にならんよなぁ。

>>874
それは芙蓉書房かと。
bookoffで見かけたが、あまりのトンデモぶりに買おうかどうかちょっと迷ったw
876名無し三等兵:2010/03/21(日) 08:38:34 ID:???
100円コーナーなら買ってもいい気がするw>平和宇宙戦艦。
誰か読んだ人概略でいいから感想頼む。
877名無し三等兵:2010/03/21(日) 13:05:37 ID:???
イカロスってアンチが多いんだね。このスレを見ていて思った。
878名無し三等兵:2010/03/21(日) 15:34:51 ID:???
中身に問題はない、ただ見た目がちょっとアレなだけだ
879名無し三等兵:2010/03/21(日) 17:34:45 ID:???
宮本宣良「越境者の記憶 兄弟それぞれの戦場」桂書房

三兄弟の長男と次男について書かれた本。
長男は歯科中尉で満州で降伏、後八路軍に参加、次男は37年渡米後、日系人部隊としてヨーロッパ戦線に参加
三男はちょっとしか書いてないが帝国陸軍にいたとか

これから読むかもしれん
880名無し三等兵:2010/03/21(日) 22:43:10 ID:???
オスプレイミリタリシリーズ日本の戦車1939-1945迷った挙句購入。
著者がザロガ氏で日本版監修が鈴木邦弘氏。
日本戦車通史としては良質でお勧め、P41しかないのでやや駆け足気味。
写真は小さいけど、良質で細部まで見やすいのは良。
1900円という値段をどう思うかは夫々に。
ただいつものザロガ氏の執拗さが希薄なのがちょっと残念。
881名無し三等兵:2010/03/21(日) 23:15:27 ID:???
日本の戦車とかどうでもいいんだろ…
882名無し三等兵:2010/03/21(日) 23:49:20 ID:???
むしろ、鈴木さんに書いてもらった方が良かったのではないかな・・・
883名無し三等兵:2010/03/21(日) 23:53:13 ID:???
というかいつものように一次資料を基に…とは行かなかったようで。
まあ、M4中戦車以外はどうでもいいのも確かなんでしょうけどw
884名無し三等兵:2010/03/22(月) 01:22:07 ID:???
>>878
俺は戦艦本の判断基準として
「ビスマルクの防御の利点と欠点に触れてるか」を使っているけど
この前本屋で見たイカロスの戦艦本をみた限り欠点に触れている形跡はなかった


オスプレイミリタリーシリーズは本文より日本関連の部分の訳者注のが面白い
885名無し三等兵:2010/03/22(月) 11:48:33 ID:???
>>884
欠点は水平防御の脆弱性とかそのへんか
近距離ならあれでいいんだけどね
886名無し三等兵:2010/03/22(月) 12:04:52 ID:???
日本の戦車で思い出したんだが原中将の本
復刊してくれないかな
密林ですごいことになっとる
887名無し三等兵:2010/03/22(月) 18:07:32 ID:???
原剛さんってどうよ
888名無し三等兵:2010/03/22(月) 22:05:15 ID:???
どうよてどうよ。
889名無し三等兵:2010/03/22(月) 22:39:41 ID:???
いきなり俺の名前が出て来て焦ったが軍事史家にいるのね
つーか軍事史家なんて職業があるのか
890名無し三等兵:2010/03/22(月) 22:44:17 ID:???
>>889
よう原
891名無し三等兵:2010/03/22(月) 22:54:58 ID:???
>>889
剛、早く下に降りてきなさい
892名無し三等兵:2010/03/22(月) 23:10:56 ID:???
>>889
肩書きであっても職業ではないだろうなぁ。
幸か不幸か日本だとそれだけで食うのは中々難しい。
不幸なことにただの歴史で食うのも(ry
893名無し三等兵:2010/03/22(月) 23:15:29 ID:???
軍事史に関する諸々の仕事で生活の糧を得てるなら、職業って言ってもいいんじゃないかな。
それで暮らしていけるとは思えないけど。
894名無し三等兵:2010/03/23(火) 00:09:49 ID:???
明日、軍事思想史入門 近代西洋と中国ってのが発売するみたいだけど旧版持ってる方いたら、どんな内容なのか
教えてください

895名無し三等兵:2010/03/23(火) 02:23:05 ID:???
>>876
アマゾンに読んだ人のレビューがあるよ
896名無し三等兵:2010/03/23(火) 05:54:24 ID:???
>>860
「本当にゼロ戦は名機だったのか」
新しい史料の発掘やら、新しい解釈の流れに乗るために、このようなタイトルにしたのではないか?
最後に掲載されている参考文献を確認すると分かるが、殆どが普通に手に入る一般書籍。
参考文献の内容転載と、著者の経歴の中でインタビューした関係者の証言で作った本。

・初陣の戦果に関しては従来の説のまま
・52型のマイナーチェンジの間の栄の製造ミス事件の話が出てこない
・水メタノール噴射の解説で「酸素量を増やす」とあるが、これは「冷却による酸素密度の増加」では?
・巻末の参考文献で一次資料は操縦説明書くらいで昭和40年代刊行の零戦本が中心
・52型など後期の改造は性能バランスを崩しダメになったと結論

突っ込みどころを探しながら読むなら時間つぶしになる本。
897名無し三等兵:2010/03/23(火) 23:11:00 ID:???
零戦に関しては紫電改とか烈風とか後継機がシャンとしなかったことが最大の不幸なんだろうけど
898名無し三等兵:2010/03/23(火) 23:23:04 ID:+TcOi3FA
秀吉の朝鮮侵攻について、イデオロギーとかセンセーショナルな記述抜きで解説した
良書って何がありますか?
899名無し三等兵:2010/03/23(火) 23:29:02 ID:???
雑誌になるけど、中西豪とかイイと思う
歴史群像のバックナンバーを漁れば、朝鮮の役関係の記事が出てくる

最新の歴史群像でも、海上補給の点から朝鮮出兵を書いた記事が掲載されている
900名無し三等兵:2010/03/24(水) 09:04:09 ID:???
>>897
生産移行は、雷電では?
901名無し三等兵:2010/03/24(水) 12:59:13 ID:???
>>900
甲戦じゃないじゃん
902名無し三等兵:2010/03/24(水) 13:14:14 ID:???
ここで議論すんなぼけ。

狙ってた古本を昼休みに買いに行ったら無くなってたし、ああもう。
903名無し三等兵:2010/03/24(水) 19:02:58 ID:???
>>898
諸星秀俊『明治六年「征韓論」における軍事構想』軍事史学45-1
は、明治初期の陸軍が秀吉の朝鮮出兵を反面教師にして出兵計画たててたという見方をしていて
ついでの参考になるとおもうよ

征韓論、西郷殺されて出兵したとして、
本気で清と戦争するつもりだったのかしら
904名無し三等兵:2010/03/24(水) 20:17:30 ID:???
>>898
分かりやすいのは
学研の歴史群像赤本の『文禄・慶長の役』
戦争の日本史シリーズの『文禄・慶長の役』 中野等

専門的
『秀吉の軍令と大陸侵攻』 中野等
905名無し三等兵:2010/03/24(水) 23:00:27 ID:???
興味のある人はどうぞ

現在出版中の本の全文掲載予定だそうです
http://yamato3000.seesaa.net/
906898:2010/03/24(水) 23:04:10 ID:???
>>899 >>903-904
ありがとうございます。

歴史群像のバックナンバーは書店じゃ手に入りにくいかと思うので、
まずは戦争の日本史シリーズを探してみようかと思います。
907904:2010/03/24(水) 23:07:57 ID:???
>>906
あぁいや、自分が言ってるのは雑誌の歴史群像本誌じゃなくて、赤い表紙のムック本のほうね。
これはアマゾンの中古とかなら有る。
908名無し三等兵:2010/03/24(水) 23:18:22 ID:???
>>907
了解です。個人的に専門書よりムックみたいな方から入りたいので、そっちを探してみます。

歴史群像アーカイブの戦国編には、朝鮮の役の話はありませんでしたね…
日本の南北朝時代やスペイン継承戦争や南北戦争もまとめてくれないかな…
909名無し三等兵:2010/03/24(水) 23:22:48 ID:???
>>908
朝鮮の役関係の記事は、まとめられていない>アーカイブ
各記事に、朝鮮戦役に関わる記述はあるけど

文禄慶長の役関係の記事は、個別にバックナンバーを漁るしかない
>>907の言うように、赤本を探すのも良いと思う
910名無し三等兵:2010/03/24(水) 23:25:12 ID:???
南北朝は歴群の上記シリーズで『戦乱南北朝』ってのがある。
後、戦争の日本史にも。
スペイン継承戦争は歴群本誌の記事自体が何年か前のマールバラ公戦記だけだったような。
南北戦争は学研M文庫のやつが一番だが絶版、歴群本誌の南北戦争特集も古すぎて入手困難。
911名無し三等兵:2010/03/24(水) 23:59:33 ID:???
歴史群像も赤verはヤフオクや古本屋でも結構見つかるが
黄verは15年以上昔だから滅多に見ないね
当時の歴群はかなりマイナーな本だったし
912名無し三等兵:2010/03/25(木) 22:37:27 ID:???
太平洋戦争研究会の本って中立性に疑問を感じるんだが
913名無し三等兵:2010/03/25(木) 23:26:31 ID:???
本当の意味で中立性を保つことなんて不可能だろ
914名無し三等兵:2010/03/25(木) 23:33:04 ID:???
右も左も平等に載せるから中央公論社ができたという噂を聞いたことがある。
915名無し三等兵:2010/03/26(金) 00:06:50 ID:???
塩野七生のエッセイでバチカン坊主に
『何ありえないこと言ってんのぉ?バカァ?』(意訳)
って罵られたというスタンスだな
916名無し三等兵:2010/03/26(金) 00:42:19 ID:???
>>911
創刊当時は軍事に限らずあれこれのトピックを取り上げてたな

ついでにどういう伝手で依頼したんだかよくわからん人が
原稿書いてたりしてたw
大学で宋学の講義してた人が三国志の記事書いてたり
『紫禁城の黄昏』訳してた人が戦国武将の評伝書いてたり
917名無し三等兵:2010/03/26(金) 08:31:20 ID:???
>>916
初期の歴史群像は中身が戦国時代・三国志で8割を占めていて
第二次大戦・太平洋戦争なんて1〜2割程度だったから完全に刺身のツマ扱いだったんだよな。
今では逆転に近い状態だけど。
918名無し三等兵:2010/03/26(金) 22:06:32 ID:???
>>917
戦国と三国志は資料が限定されるから弾切れになったんだろ
919名無し三等兵:2010/03/26(金) 22:33:33 ID:???
三国志は知らんが、戦国はまだまだ文献や遺跡の調査で上がってくるものがあるよ。
方針の転換と刊行体制の変遷を見るにアンケートの結果でそうなったんだろうね。
920名無し三等兵:2010/03/26(金) 23:14:45 ID:???
高橋慶史さんの武装SS本を購入した方はおられませんか。
前著よりも写真を中心としたのになっているらしいですが、読みごたえはいかがでしょう。
921名無し三等兵:2010/03/27(土) 00:55:05 ID:???
三国志も、最近曹操の墓らしきものが発見されたとか、話題になってたな
922名無し三等兵:2010/03/27(土) 01:37:11 ID:???
長沙走馬楼呉簡みたいな大発見もあるんだけど
解読→記述を分析した論文→一般書の記述の変更
までに何十年かかるやら
923名無し三等兵:2010/03/27(土) 01:45:52 ID:???
「1192作ろう鎌倉幕府」みたいに、教科書の記述ですら書き換えられていても、
世間の常識は変わっていないことも多いしなあ
924Lans ◆xHvvunznRc :2010/03/27(土) 01:58:04 ID:???
>920
買いました。確かに写真は増えてます。
写真140
部隊編成図40
装備情況表30
作戦地図40
と帯にはあります。
収録師団は
SS第3装甲師団、SS第6山岳師団、SS第18義勇装甲擲弾兵師団
SS第25擲弾兵師団、SS第26擲弾兵師団、SS第30擲弾兵師団

つか、写真いらないよなぁ・・・
でも図が大きくなったので見やすいのは良いかと
でも持ち運びに不便だなぁ・・・このサイズは通勤電車の中で読むのは厳しいです。
925名無し三等兵:2010/03/27(土) 02:04:54 ID:???
通勤電車の中でナチ関係の本なんて読んでたら、たとえ文庫本でもモサドにマークされちゃいます><
926名無し三等兵:2010/03/27(土) 10:33:57 ID:???
モサドの美しい女スパイが…

って、話ですか。
927名無し三等兵:2010/03/27(土) 11:27:01 ID:???
>>926
落合信彦
928Lans ◆xHvvunznRc :2010/03/27(土) 15:19:40 ID:???
>926
SS戦車隊(上下)とかどうどうと読んでましたが、なにか?

今回の問題は内容ではなく本のサイズ…
単行本じゃなく、変形大判のムックサイズなんですよ・・・orz

まじで大日本絵画、自重しる!!!
929名無し三等兵:2010/03/27(土) 16:56:46 ID:???
浅野祐吾『軍事思想史入門』買った人がいたら、
簡単にでいいから感想やレビュー教えてくれないかな。
買おうかどうかちょっと迷ってるんだ。
930名無し三等兵:2010/03/27(土) 18:29:39 ID:???
>>928
無限の精神力があればry

ラッシュアワーだと車内で読むのはきついかがそれ以外ならまあ何とか・・・
931名無し三等兵:2010/03/27(土) 19:06:31 ID:???
キンドルリリースを希望汁!
932名無し三等兵:2010/03/27(土) 19:15:02 ID:???
>>921
まてまてそれは孔明の罠だw
933名無し三等兵:2010/03/27(土) 21:11:58 ID:???
>>923
まてまてそれはマルクス史観だw
934名無し三等兵:2010/03/27(土) 21:36:58 ID:???
>>933
ならば聖書史観に生きるがいいさ
935名無し三等兵:2010/03/27(土) 22:25:24 ID:???
>>928
写真重視なら大判歓迎!!
基本模型誌の副業だ!!
読者の大半は模型マニアだ!!

単価上げるなとか不満は当然あるにしても
936Lans ◆xHvvunznRc :2010/03/27(土) 22:53:40 ID:???
>935
>読者の大半は模型マニアだ!!

隊長殿!その場合、本文の内容に主要読者が付いて来れません><
937名無し三等兵:2010/03/27(土) 22:56:00 ID:???
何、戦史マニアは写真の判読についていけないからお相子だ。
938名無し三等兵:2010/03/27(土) 23:00:12 ID:???
うむ。模型の人たちの判別能力のすごさには、しばしば感服させられる。
939名無し三等兵:2010/03/27(土) 23:20:12 ID:???
1/35MG42フル稼働なんてものがある始末で
940Lans ◆xHvvunznRc :2010/03/28(日) 00:41:47 ID:???
>939
それ作るのに顕微鏡必要なんじゃww
すっげーーー
941名無し三等兵:2010/03/28(日) 01:14:44 ID:???
フル稼働といっても流石にトリガーとかは動かないのですがw
銃身交換作業、装填作業再現化ですねw
942名無し三等兵:2010/03/28(日) 01:15:37 ID:???
>>936
寝るときのナイトキャップ代わり以外に内容なんて意味ないよ
どんな眠れない夜でも数行眺めるとこれがたちまち眠れるんだなぁw
とにかく写真とそのキャプションが大事
図版でも編成表とか紙の無駄!!
内容なんてどうでも良くて未発表写真が何枚収録されてるかしか帯に書いてなかったりするだろw
943名無し三等兵:2010/03/28(日) 01:16:18 ID:???
>>940
操作にも顕微鏡がいりそうだw
944Lans ◆xHvvunznRc :2010/03/28(日) 02:43:04 ID:???
>941
GIジョーサイズならわかるんだけど、1/35かぁ

元模型部の血が騒ぐぅ!

(まあ、部室でボードSLGばっかやってましたが・・・)
(SLGだって戦闘の模型なんだいww)
945<@♯@> ◆MANSEY4Z8M :2010/03/28(日) 02:54:54 ID:???
ほんの5年前ならフルスクラッチ出来たんだけどね>稼動MG42
946名無し三等兵:2010/03/28(日) 04:56:41 ID:???
>>942
模型オタすげぇw
947名無し三等兵:2010/03/28(日) 14:05:16 ID:???
>>929
この前発売のではなくて昔のを持ってるけど、軍事思想史の入門書としては良いと思うよ。
全般的に扱ってるから。
防大の軍事学入門の巻末に掲載されている参考文献にも、この本があった気がする。

目次
ttp://www.harashobo.co.jp/new/shinkan.cgi?mode=2&isbn=04566-2
948名無し三等兵:2010/03/28(日) 16:49:40 ID:???
戦時輸送船団史ゲットしたが正誤表の存在をあとから知った・・・orz

どなたか正誤表だけupしていただけないでしょうか(泣)
949名無し三等兵:2010/03/28(日) 17:45:50 ID:???
このスレ模型板も見てる奴多そうだな
積んどくモデラースレなんか見ると
モノは違えど症状は同じって事がつくづく解る・・・
950名無し三等兵:2010/03/28(日) 22:01:29 ID:???
アーヴィングの『ヒトラー戦争』や『狐の足跡』は『電撃戦という幻』にも
参考文献として挙がっているから、無視できないと思う。作者はアレかも
しれないが。
951名無し三等兵:2010/03/29(月) 01:03:29 ID:???
だから、参考文献といっても、相手をコテンバンに叩きのめして
アービングのバーカ、バーカ、くたばれ

てのと、誉めているのでは意味が違うだろ

952名無し三等兵:2010/03/29(月) 01:36:17 ID:???
アーヴィングなんぞ……ナチの眷属だろ
953名無し三等兵:2010/03/29(月) 02:02:31 ID:???
アーさんはナチシンパなのは社会の常識なんだからそれを考慮して読めばいい、それだけだ
つうか書かれていることを鵜呑みにするなんてただの馬鹿
954名無し三等兵:2010/03/29(月) 02:05:40 ID:???
再帰構造
955名無し三等兵:2010/03/29(月) 03:32:55 ID:???
同じやつが帰ってきたんだろう。
956sage:2010/03/29(月) 03:48:26 ID:QVxQVIh/
>>951
「参考文献」というのは
執筆時に参考にした文献という意味じゃないのか?

「バーカ、バーカ、くたばれ」とか
「誉めている」とか
両方とも認識がだいぶおかしい気がするぞ
957名無し三等兵:2010/03/29(月) 08:23:11 ID:???
お前らせめて次スレには持ち込まないでくださいよ。
958名無し三等兵:2010/03/29(月) 09:05:09 ID:???
同意

本についての書評なら構わないが
独断と偏見の幼稚な押し付けはかんべんしてくれ
959名無し三等兵:2010/03/29(月) 09:13:57 ID:???
『狐の足跡』は『暗号戦争』で有名なカーンも高く評価してる。
960名無し三等兵:2010/03/29(月) 13:10:22 ID:???
読んだ事の無い自分には○○が評価してると
言われても分かりませんお
961名無し三等兵:2010/03/29(月) 15:12:41 ID:???
またゲハからバカが出張しているのか

いいかげんにしろ、鬱陶しい
962名無し三等兵:2010/03/29(月) 16:00:41 ID:???
シミュゲーの間違いだけど、馬鹿さ加減ではゲームハード板と一緒と
いうのが何とも嘆かわしいよなあ
963名無し三等兵:2010/03/29(月) 19:34:44 ID:???
本日の神保町散策の戦果

・ガーランド「始まりと終わり」(800円)
・グデーリアン「電撃戦」(800円)
・マンシュタイン「失われた勝利」(500円)

……今年の古本運を全て使い果たしたかもしれん。
964名無し三等兵:2010/03/29(月) 19:41:59 ID:???
文華堂なら12倍くらいの値段で売るな
965名無し三等兵:2010/03/29(月) 20:52:12 ID:???
光人社NF文庫は第二次大戦の日本軍メインで他国軍や他の時代の戦争ものは
あまり出てないね。サンケイの第二次大戦シリーズや朝日ソノラマの戦史シリーズ
の本復刊してほしいのに。
966名無し三等兵:2010/03/29(月) 21:53:20 ID:???
イギリスに旅行に行ったついでにボービントン戦車博物館で本を色々購入。

・FUBAR: Soldier Slang of World War 2
第二次大戦時のスラング辞典で、英本国・連邦諸国軍と米軍(陸軍・海兵隊)とドイツ軍のものが載っている。
洋書や洋画をみる時はもちろん、翻訳書のよくわからん翻訳を理解するにも役立ちそう。

・Armoured Farmer
戦車兵のこぼれ話を集めた本。多分待ってても一生翻訳されないと思われるので購入。

・Track Prints
第一次大戦時のイギリス戦車の写真集。写真集なので英語でも見てて楽しいし。
普通の菱形戦車が野砲をけん引していたり、戦後にホイペット戦車がレースしてる写真とかが載ってる。

他にオスプレイの湾岸戦争本とソ連軽戦車の解説本を購入。
それにしても向こうは本が安い…。店側で値引けるのが大きそうだ。
967名無し三等兵:2010/03/29(月) 22:41:33 ID:???
>>963
第六七八卦兵站大隊より、補給品到着。
目録、精査されたし。

1 運
968名無し三等兵:2010/03/29(月) 23:38:25 ID:???
ロンメルが戦場から奥さんに宛てて書いた手紙って出版されてる?
969名無し三等兵:2010/03/29(月) 23:40:00 ID:???
邦訳されてほしい日記や回想録には誰のがある?
970名無し三等兵:2010/03/29(月) 23:48:13 ID:???
ランルザック
971名無し三等兵:2010/03/30(火) 00:03:44 ID:???
>>966
FUBARの一次戦版があったら欲しい
972名無し三等兵:2010/03/30(火) 00:08:04 ID:???
>>970
いけてるな
http://www.amazon.co.jp/dp/1120471788

原書房カモン
973名無し三等兵:2010/03/30(火) 00:11:38 ID:???
>>972
もうタイトルで泣けるな。
974名無し三等兵:2010/03/30(火) 00:48:02 ID:???
軍事の事典を持ってる方いますか?
高くてなかなか手が出ないので、内容などを教えていただけると助かります。
975名無し三等兵:2010/03/30(火) 00:51:07 ID:???
40年前の本だけど、寺阪精二『ナチス・ドイツ軍事史研究』はどう?
976名無し三等兵:2010/03/30(火) 01:57:55 ID:???
>>974
買ったけど積読でパラ見そして軍事初心者の意見でいいのなら
用語の意味の中身の史的変遷、例えば戦術であるならば各時代各国家のを現代に至る過程の流れの中でそれなりに書いてたり、を丁寧に書いてたと思う
但し、戦術の所は多分一番そういう世界史的なのが濃密だったので細かいってだけで全体としての細かさは量の問題があるからまぁ他はそれなり
ただその分用語は少なめ、ただし文脈は結構分る
そこら辺は歴史としての軍隊というか世界史的というか、ただし大体西洋

後、帝国陸海軍へのというか日本の軍隊への意識が本のほぼ全体を覆ってる。
日本ではその用語(思想)はどう受容されたかが結構書いてあった。
っていうかこれが用語の本題なのも結構あった。そういうのの記述は辞書というか論的な感じで辞書的なものを求めているとこれは違うと言いたくなると思う
ただそこら辺は個人的には日本のためのというか無国籍じゃない感じがしてよかった

列国の軍事というのも一箇所にこの質のものがまとまっているのはいいと思う

日本の軍事については全然読んでないのでなんとも言えない

用兵思想家は量は非常に少ない
ナポレオン、モルトケ、コーベット、ヴェゲチウス(4世紀ローマ帝国末期の軍事思想家、彼の著書がヨーロッパの軍事思想家に与えた影響は大きい)
ジョミニ、シュリーフェン
これだけ、で中身も非常に少ない。ま、付録程度。
軍事思想家については読んだことないけど同じ著者で『戦略思想家辞典』ってのがあるらしいよ

まとまってなくてすまん、書くだけ書いたけど後俺自身の能力が低いので見たら害かも


後、同じく片岡徹也さんが関わっている『戦略論大系〈別巻〉戦略・戦術用語事典』を立ち読みしたら
こっちの方が辞典ぽかったような気がしたのですが、誰か持っている方はいますか?
高い本(倍ぐらいの値段のこれを買っといてなんですが)なので内容を教えていただけると助かります
977名無し三等兵:2010/03/30(火) 02:47:57 ID:???
こないだ三省堂本店店頭の古本市で「クルスク戦車戦」上下各250円でゲト。
ヲタ向けの本はボッタ値が付いてることが多いこの手の出張古本市だけど、これは当たりだった。
978名無し三等兵:2010/03/30(火) 04:44:16 ID:???
>>976
>『別巻』

戦争
 (1)戦争の階層概念
 (2)戦争の諸相
兵学
 (1)兵学の構造
 (2)兵学の基礎概念
  A.戦争の本質ならびに属性/B.戦争の目的、目標/C.兵力/E.戦いの原則

といった具合にテーマ別に用語が列挙されている。巻末には経営戦略関係の用語集や
古代から現代までを網羅した戦史年表が付録としてついている。

ちなみに用語の解説はこんな感じで、既存の文献からの引用の寄せ集めが大半。
ただし、原文そのままの引用ではなく、独自の要約や解釈や現代語訳がなされている。

例)「指揮 (2)指揮手順」より

任務:Duty,Auftrag
 「任務」は通常、上級部隊指揮官から達成すべき目標または、
これと目的とをもって示される(昭和43年、陸上幕僚監部『用語集』)。
(後略)


概ねこんな感じ。『軍事の事典』と違って本当に事典のようになっている。
用語の意味を一から見直す分には凄く参考になると思うよ。
979名無し三等兵:2010/03/30(火) 11:58:55 ID:???
復刊してほしい回想録には何がある?
980名無し三等兵:2010/03/30(火) 12:14:56 ID:???
そのアンケートだと、
グデーリアンとマンシュタインは鉄板だろうな。
981名無し三等兵:2010/03/30(火) 13:07:03 ID:???
ジューコフ元帥回想録
982名無し三等兵:2010/03/30(火) 13:52:49 ID:???
チュイコフ将軍の回想録って無かったけ
983名無し三等兵:2010/03/30(火) 14:22:31 ID:???
三島瑞穂回顧録

間違っても福島瑞穂のほうは要らん
984名無し三等兵:2010/03/30(火) 15:57:43 ID:???
>>982
「ナチス第三帝国の崩壊」? 新宿の古本市で入手したけど積んでる……
あとこれ、帯に「ロシアのロンメルと呼ばれた指揮官」ってあるんだけど、ロシア人にそれは褒め言葉なのか……
985名無し三等兵:2010/03/30(火) 19:25:04 ID:???
デーニッツとメレンティンの回想録や、アランブルックの日記も復刊してほしい。
あと、ハルダーの日記も邦訳が出てほしいところ。
986名無し三等兵:2010/03/30(火) 19:30:17 ID:???
俺、いつか金持ちになったらフランス、イギリス、ドイツ、ロシア、オーストリア=ハンガリーに行って第一次、第二次に参加した人の自伝を片っ端から買って人を雇って邦訳するよ
それでそれをP2Pでばらまくんだ!捕まるけどきっと沢山の人を幸せにする
987名無し三等兵:2010/03/30(火) 20:07:03 ID:???
随分近いうちに金持ちになる予定が入ってるんだな。
WW1の高級将校はもうそろそろ没後70年を経過しつつあるし、
WW2だってあと15年で随分増えてくる。
988名無し三等兵:2010/03/30(火) 20:36:30 ID:???
ジューコフとチュイコフ以外で第二次大戦のソ連の軍人の回想録は出てる?
989名無し三等兵:2010/03/30(火) 23:28:36 ID:???
>>975
国防軍のクーデタ計画等、反ナチ派の動きについて知りたいなら
大変おすすめ。
著者は夭折しなければ、と惜しまれている。

>>985
アランブルックのは良書だと思うんだが、割と読まれてない気がする。
BEF周りの独仏戦が読みたい人や
英国の戦争方針、イタリア参戦が英国に与えた影響に興味がある人、
チャーチルのいいとこかわいいとこやとてつもなく嫌なとこを見たい人のであれば、
とくにお勧め。
990名無し三等兵:2010/03/30(火) 23:35:01 ID:???
、アランブルックについて忘れてたこと。
表題は『参謀総長の日記』ってあるけど、第三者が彼の日記を引用しつつ、
当時の状況について書いている、と言う形態なのでそこは注意が要るかも。
991976:2010/03/30(火) 23:38:16 ID:???
>>978
ありがとうございます
992名無し三等兵:2010/03/31(水) 00:22:04 ID:???
公刊されてほしい日本軍人の日記には何がある?
993名無し三等兵:2010/03/31(水) 00:50:56 ID:???
これ
ttp://www.nids.go.jp/military_history/military_archives/news/pdf/sensi_news2.pdf
○山内正文中将日記
15師団長
山内 正文
ビルマ進攻作戦〜インパール作戦回想手記

○コヒマに至までの31師団の行動 他
第31師団長
佐藤 幸徳
インパール作戦間の手記、離任の辞、回想等
994名無し三等兵:2010/03/31(水) 00:51:37 ID:???
>>976丁寧にありがとうです。参考にさせてもらいます
995名無し三等兵:2010/03/31(水) 02:17:51 ID:???
次スレ

軍事板書籍・書評スレ30
http://anchorage.2ch.net/test/read.cgi/army/1269969202/
996名無し三等兵:2010/03/31(水) 02:35:22 ID:???
>>995
997名無し三等兵:2010/03/31(水) 02:41:08 ID:???
>>995
998名無し三等兵:2010/03/31(水) 06:38:52 ID:???
>>995
999名無し三等兵:2010/03/31(水) 09:16:52 ID:???
コヒマなら来てよね。
わたし
寂しいわ
1000名無し三等兵:2010/03/31(水) 09:57:39 ID:???
つぁあああ
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