高らかにパイアーンを唄いつつ、自営業阻止
柘植・・・ いやなんでもない。
民営化を!!
6 :
軍務尚書 :04/04/24 15:41 ID:WRnjSzW1
ブライアン・ボンド(東洋書林)「戦史に学ぶ勝利の追及」 フリードリヒ大王の時代から湾岸戦争までの戦争を軍事思想を中心に記述。 クラウゼヴィッツやジョミニを時代の変遷と共に解説するので本格的に「戦争論」を 読もうとする人の副読本になるかと。 片岡徹也監修(芙蓉書房)「戦略思想家辞典」 郷田豊(芙蓉書房)「戦争論の読み方」 戦略学会編(芙蓉書房)「戦略とは何か」 クラウゼヴィッツや第二次世界大戦における戦略爆撃に関する論文を収録
F.K.Mason著 "Battle Over Britain"(英Aston Publications刊,1990年発行の第二版) を昨日読了. 数年前に買って積ん読していたのを今月一月で読んでしまった訳ですが(w. 高名な「英国の戦い」の概説書. 前段は一次大戦時の独逸によるロンドン空襲から始まり,その教訓に基づく英空軍の防空組織の発展を 決戦前史としてまとめ,後半は1940年7月1日から10月31日までの空戦を日録式に記述. 面白かったけれど,この手の日録式の空戦記ではクリストファー・ショアーズの手になる物のほうが, 読みやすいし,読ませるというのも私的な感想です. まあ値段(数年前に西山洋書で特価\8600にて購入)分の価値はあった,と.
>>7 当初、攻略予定に無かった旅順要塞を何故攻略するハメになったか? 旅順要塞
とはどんなモノだったのか? 何故乃木は拙攻を繰り返したか? どうして二〇三
高地が攻略戦の焦点になったか? 各種資料を基に解説した本で、ナカナカ良い本
だと思いますよ。
10get(・∀・)イイ! ところで新セレでも「ト」なのね。。。 陸戦学会から出ている「イランイラク戦争」が入手出来そうな悪寒。。。
>>7 読んだことはないが、(ネームバリューがある)他の本を批判するようなタイトルはどうなんだろうな…
あまり志が高いとは言えないような。
まあ
>>9 によると中身は良さそうですが。
>>10 ん? 陸自内部の人間でも、陸戦学会の本って入手困難なん?
>12 だから現役エーリト自衛官はギミックだっつーの。知り合いに陸戦学会員いるから そっちからのつてでさ・・・
>>13 >だから現役エーリト自衛官はギミックだっつーの。
今まで僕は、無慈悲で人を謀ることに良心の呵責も感じない、犬畜生と比べたら、
犬畜生が「ちょっとそういうのと比べられるのは勘弁な」と言い出しそうな極悪非道、
共産主義者もビックリ! 風俗店で、姫様に延々と世界情勢を語って悦に入るような
人として、朝○新聞の社説以下の人間にコロっと騙されていたのね……
_| ̄|●
鬱だ、攻防900日でも読みながら寝よう……
>>13 え? え?
つか、これもネタ?
判った、「エーリト」の部分だけがギミックなんでつね?
「現役」の部分じゃないの?
17 :
7 :04/04/25 23:25 ID:???
>>9 >>11 レヴュー&レスありがとうございます。結構よさそうな本ですね。
映画「二百三高地」を久しぶりに観た事もあってアマゾンで注文しました。
所得税の還付が思いの他あったので、ちょっと趣味の本でも散財。 既に紹介されてそうな悪寒がするんだけど。 「対ゲリラ戦」白善Y(原書房) 500円で売ってたので保護。著者は朝鮮戦争について詳しい人なら絶対に知っている 韓国の高名な元軍人。 本書は主として朝鮮戦争前夜の韓国における治安戦を扱ったもので、創建間もない 精強とは言えない韓国軍を率いて対ゲリラ戦に奔走した著者が、当時の経験や作戦を 語りながら、ゲリラ戦における追討側の心得について記したものである。 豊富な地図や図版によって作戦の展開に対する理解が深まるし、不正規戦に対処する ための教訓が随所に盛り込まれていて、本書の価値を高いものにしているように 思われる。 不正規戦がクローズアップされる昨今、実経験からの貴重な戦訓を多く含んだものとして、 (公刊されているものとして貴重であると思われるし)読む価値はあると考える。 # というわけで、同じ著者の「指揮官の条件」(草思社)も買ってきた。
19 :
18 :04/04/26 00:13 ID:???
続き 「朝鮮戦争/韓国編」第一巻(佐々木春隆) 著者によれば、自著の朝鮮戦争(「陸戦史集」所収)を補遺すべく構想され、韓国の公刊 資料や、参戦した韓国軍将兵の個人的な談話等を利用して編まれた三巻本の第一巻で、 韓国軍建軍から戦争勃発前夜までの四年半を扱う。 # ちなみに二巻は開戦後の4日間を、下巻はその後の三年間を扱っている。 この時期の韓国軍はアメリカの干渉下で困難な建軍を行いつつ、同時に多発するゲリラや 共産勢力による軍のオルグなど、様々な内憂外患との苦闘を強いられた。著者は、こうした 困難な時代の韓国軍と将兵の苦闘を、代表的な指揮官にスポットを当てながら描き出していく。 徹底して事実を陳述することによって、読者が何らかの普遍的な教訓を得ることを著者は 意図しているように思われる。 残念なのは、陸戦史集に比べ、作戦図等がいささか判読しがたい点であるが、貴重な書籍 であることは間違いないように思われる。 # 続巻とか他に買った本とかはまたいずれ
ピーター・ハークレロード『謀略と紛争の世紀 特殊部隊・特務機関の全活動』(原書房) WWII後、主に西側からの視点での諜報戦・秘密工作を時期、地域別に追った本。 大戦後の東欧での活動から2001年のアフガニスタンでの活動まで 幅広くまとめているため、やや薄く広くなってしまっている感はあるが この種の内容が一冊にまとまっているのは有難い。ある意味教科書的であり、 ざっと見て既知事項が多いと感じる人は買う必要がないだろう。 また、索引が全く無いという致命的な問題がある。
>21 索引は問題だよなあ…オマーンとかボルネオとかチベットとか朝鮮の秘密戦とか、 話には聞くけどいまいち実態が判らなかった紛争をまとめあげてるのはいいんだけどね。
なにか適当な軍事の用語事典を探しているのですが、 芙蓉書房の 『戦略論大系〈別巻〉戦略・戦術用語事典』ってどうでしょう? 著者の一人が各所でさんざんに叩かれた 『国際人になるための初級軍事学講座』の 福川秀樹氏であることにちょっと不安を感じるのですが
>>23 現在入手しやすい本なら「防衛用語辞典」国書刊行会ですかな、
『戦略論大系〈別巻〉戦略・戦術用語事典』は旧日本軍の用語事典ですから。
『国際人になるための初級軍事学講座』はブックオフで105円均一なら話しのネタに良いが。
25 :
23 :04/04/26 22:11 ID:???
>24 あ、旧日本軍の用語辞典だったのですか>『戦略論大系〈別巻〉戦略・戦術用語事典』 それでは、「防衛用語辞典」の方を調べてみます ご返答ありがとうございました
すいません。 中世欧州の戦術について記載されてる資料についてご存じないでしょうか? 歩兵戦術、騎兵戦術、弓兵戦術など、全般にわたって薄く解説しているものから 専門的に解説している資料でも構いません。
あの・・・ ウォーラーステインの本を読んでみたいんですけど まず何から読めばいいんでしょうか? 一応マルクスやウェーバーはなんとなく(w 抑えているんですがブローデルなんかは全く知りません 個人的には「近代世界システム―1600~1750」 あたりから読んでみようかなと思っているのですが アドバイスお願いします
>26 新紀元社の本でいいんじゃない? 突っ込みたければとりあえず、オスプレイ・メンアットアームズの日本語版とか。
>>26 軍制史なら「西洋中世軍制史論」がとりあえず押さえるべき本なんですけどね。この本は
メロヴィング期からカロリング期にかけてのフランク国家の軍制の変革について論じた本で、
国内には類書はなかったと思います。ただし、これには戦術に関する記述はほとんどありません。
ただし、巻末には浩瀚な文献目録が付いていて、その中には、たとえば、
Beeler, J. H. 1971. "Warfare in Feudal Europe, 700-1200"
のような、いかにもっぽい書籍が記載されています。あとは、中世軍事史学会というのがあって、
そこに非常に詳細なBiblioがあります。
http://www.deremilitari.org/ ある程度真面目にやろうとするなら、英語と対象とする領域によってドイツ語フランス語程度は
必須でしょうか。当時の史料にあたるのなら、古フランス語やラテン語あたりまで要求される
ことになるでしょう。
31 :
27 :04/04/26 23:23 ID:???
>>29 一応当方軍オタなので世界史板の方は普段行ったことがなく
ここで聞いても快活なアドバイスが得られるかな
と思ったもので・・・
スイマセン
世界史板の方は普段行ったことないし
>>28 >>30 ありがとうございます。
西洋中世軍制史論の方は、なかなか手に入りそうもないので
先に新紀元社から取り寄せてみることにします。
当方は英語と若干の中国語しかできないので、本格的な資料の収集が出来ないのですが
機会を見て勉強したいと思います。
>>28 メン・アット・アームズの日本語版、最近店頭で見かけないんだが。
>26 戦争の世界史とか、長篠合戦の世界史とかどうですか?
>>32 お手軽、ということであれば、上にも出ているオスプレイ社のmen at armsシリーズは
最適だと思います。いろいろ知りたくなると冊数が増えるのが難点ですが。
他に、代表的な戦場、クレシーとかアザンクール、あたりを扱っているCampaign seriesという
のもあります。こちらは確か日本語では出てなかったと思います。
西洋中世軍制史論ですが、「日本の古本屋」では割と簡単に見付かります。4-5000円くらいが
相場でしょうか。趣味で買うにはちと高いかもしれません。
中世といっても、カロリング期と百年戦争期では全く様相が異なるので、ある程度絞り込んだ方が
良いような気もします。最近は中世を停滞期と見るのではなく、漸進的な変化が生じ続けた時代
と見る見方のほうが流行でもありますし。
>>34 長篠合戦の世界史は、どちらかというと近世の領域に入ってしまうような。
オスプレイはどの時代のものにせよ兵器とかユニット単位とか中心のしか訳されてないのな… 日本では戦術って人気がないのかな?なんでだろう。
全くの憶測だけど 日本の大学において学問として扱っていないからじゃないかな。 技術関連は各学科において触れている。 安全保障などは外交に重点を置いている。 でも軍事をまとまった形で扱う学科が防衛大学以外ではないので 民間でそういった研究や論文、書籍が出てこないことに原因があると思う。 少し話はずれるけど、社会で重要なのに本がないというのが電話技術。 電話関連の書籍が他の分野に比べて極端に少ないのはほとんど一企業に 集中していたためだと思う。社内コンクールなんかは社内以外出てこないし。 雑誌などを出しているけど基礎に関しての技術の話題はない。 軍事に関しては防衛大学が独占しているということではなく、大学が扱わない から人も育たないし、市場も形成されていないと感じる。 軍事雑誌と電話技術雑誌はなんか似てる。基礎研究や学習本がすっぽり抜けてる。 ここでいう軍事は戦略とか戦術を言っているからね。
>>36 >日本では戦術って人気がないのかな
人気ないのではないだろうか。兵器マニアは多いけど、戦術に目を向ける人は少ない
ように思う。頑張る人はFM読むんでしょうが。
# 陸戦史集という手もあるか。それか洋書に手を出すか。
人気がないのは古書市場にも影響していて、造兵造機の本に比べると旧軍の戦術書は
ずっと価格が安いという話を某スレで詳しい人が話していた。
人気がないから需要がなく本が出ないのか、本がないからそちら方面に目を向ける人が
少なく人気がないのかは知らないけどね。でも、洋書で読めれば、それで十分な気もする。
向こうの本は図も多用されていてわかりやすいし。
>民間でそういった研究や論文、書籍が出てこないことに原因があると思う。
これは、大学にポストがないからですね。もっとも、大学のポストとして戦術を教える講座が
今の日本に必要とは思いませんが。
# ライターの不勉強ってのもあるんじゃないかなあ。たとえば、自衛隊の戦術について、
# 防秘に触れない公開資料の範囲でどの程度詳述できるものなんでしょうね。
>>38 >旧軍の戦術書はずっと価格が安い
大敗した軍隊の欠陥戦術書が安く叩かれる(価値がない)のも当然なような気がするけど、
そこまでの眼識は古本屋にもないかな。単純に人気がなくて数が余ってるということなんでしょうね。
>>39 読まないで言ってるでしょ。至極真っ当で面白いのに。
戦術学教程上下とか欲しいんだが引っかからんよ。 ってか実戦が不細工すぎたからアレなイメージが強いけど 戦術の基礎っつうのは大体一緒だからねぇ
>>37 >日本の大学において学問として扱っていない
扱わないどころか、それを誇らかに宣言しているからねえ・・・
名古屋大学平和憲章
ttp://village.infoweb.ne.jp/~fwkh0237/kensho.htm >大学は、戦争に加担するというあやまちを二度とくりかえしてはならない。
>われわれは、いかなる理由であれ、戦争を目的とする学問研究と教育には従わない。
>そのために、国の内外を問わず、軍関係機関およびこれら機関に所属する者との
>共同研究をおこなわず、これら機関からの研究資金を受け入れない。
>また軍関係機関に所属する者の教育はおこなわない。
>7 『「坂の上の雲」では分からない旅順攻防戦』 かんそー この本を読んだって旅順攻略戦についてサッパリ判らない。 あくまでもたたき台が小説家の書いた小説たる「坂の上」であって このバッシングに終始している。 猫だましというか、日本人の多くが要塞戦闘なんて知らないだろうから 目新しいことが書いてあるので幻惑されるが。 当時の日本軍が何を考えていたのか、その上での実際の戦闘について 俯瞰しているわけではないので「俺説信じろ」「俺断定」に終始。 史料は殆ど使っていない。 戦史戦例の抽出も不適切で、逆に筆者の旅順感が浮かび上がってそれはそれで面白いが。 とにかくへんてこりんな解説書ですよ。 ここの住人の読解力なら充分に可笑しさに気がつきますよ。 問題は前に書いてあるけれど、日本の軍事ファンでも作戦戦闘など作戦戦術が人気がないため、 その中の特殊な要塞戦闘なんて結局誰も知らないので 珍論が出ても誰も反駁できないし 元々情報に飢えていますから「とりあえず歓迎」してしまい、 結果、迎合してしまう訳です。 多少筆が滑りましたが、結局可哀想な本ですが、もっと可哀想なのは この本を手にした読者ではないでしょうか? ええ、私は速攻で入手しましたよ。
>>40 まっとうに戦術を学びたければ、FMとか松村読んだ方が為になると思いますよ。
旧軍の戦術書なんて変な偏りがあって、とても素人にはお勧めできない。
攻撃一辺倒のくだらない精神主義に満ちた悪文ですよ。ドクトリンが硬直しすぎ。
そのままこれだけで戦術を勉強すると、何か先の大戦における日本軍の愚作戦が
至極合理的だったかのような錯覚を覚える危険性があります。
旧軍の戦術書は劇薬指定。読み方を誤ると、とんでもないことになります。
読むなら鵜呑みにしないで、絶えず批判精神を持って読みましょう。
>>43 も感想文ぽい。珍説のもっと具体的な指摘一例きぼんぬ。
>>44 でも陸戦における精神的な要素って大事なんじゃないかな。
手元にあるJ隊の本でも「陸戦の特色」の一つに「精神力の価値大」とある。
また隙あらば積極的に攻勢に出るのも主導を獲得するために必要なこと。
行き過ぎるとツジムダグチみたいになるのも確かだし、
作戦要務令に精神主義も匂ったけれど、「悪文」とまではいかないのでは。
(漏れも、数年前までは旧軍の教本というだけで読むのを避けていたが)
>>42 >そのために、国の内外を問わず、軍関係機関およびこれら機関に所属する者との
>共同研究をおこなわず、これら機関からの研究資金を受け入れない。
つーか、こんなこと言ったら、工学部なんて共同研究ほとんどできねえんじゃないの?
それとも、あくまでも防衛庁とかとであって、軍需産業は別にかまわんと言うこのなのだろうか?
ぼそっ たてまえ…
49 :
名無し三等兵 :04/04/28 16:18 ID:CaERzk4p
そう言うこのなのだろ
50 :
俄将軍 :04/04/28 18:22 ID:???
旧軍の戦術に問題があったことは間違いないと思うのですが、どこに問題が あったのかなど考えてみると、なかなか面白いのではないかと。 たとえば、堀栄三「大本営参謀の情報戦記」の場合、彼我の戦力比較では、火 力に注目しているわけですが、旧軍の戦術で、明文化されていない前提条件 というのはあるのではないかとか、あるとすれば、どのような状況下で、 どのように違うのかなど、考えてみたり。
51 :
俄将軍 :04/04/28 18:43 ID:???
ガナルカナルにおける一木支隊、第一次攻撃、第二次攻撃でも、微妙な差を 感じないこともないのですが、その「差」の違いについて考察しても、意 味があるのかないのか、正直、判断に苦しむわけですが。 旧軍の戦術にも問題があったことは、ある程度、史実も証明していると思うの で、別の体系と、比較検討などしてみるのが、よいのではないかと。
>43 君にもあまり戦術的素養がないのは分かった。
>51 >別の体系と、比較検討 米軍から見た旧軍戦術評価・批評として纏まってるのは 「日本陸軍便覧 米陸軍省テクニカル・マニュアル:1944」 あたりかねえ。もっともこれはあくまでも現場レベルのマニュアル本であって 比較研究本では無いし,同時代の資料なので誤りも有る。 戦後になってから比較研究のレビューが米あたりで書かれているかも 知れないが,そういう資料について言及してる本って読んだこと無いなあ。
55 :
ZII ◆RPvijAGt7k :04/04/28 19:58 ID:B4d1wtpz
みんな、聞いて驚けよ! 岸見勇美「地獄の海」(平成16年、光人社、1995円)についてです。 本日1810頃、アテネ書房の戦記コーナーの前にいたところ、初老の男性が 「この本どうですか」と標記の本を指しました。?と思って話を聞くと、 なんと122ページの「パロンボンの海岸」の撮影者だったのです!! フィリピン従軍者の遺族会がありまして、北海道支部(50人)の幹事を やっていらっしゃいます。その中に入れてもらえるよう頼んでみました。 詳細はまたリポートします。とりあえず本を読んでみます。
>54 まず一番に言えるのは、旅順の地位役割をどう見るのかと言うこと。 日露戦役における最終の決は結局大陸での決戦が必要であったと いう状況からして、MSRの側背防護の観点から攻略必要としている 点は十分に首肯できる。 後は、陣地攻撃に関しての「火力の重要性」と「火力の限界」に着目 している点。巷間に流布している諸説は、どうも火力の絶対視をしす ぎているきらいがあると思う。 後は色々細かい部分があるが、本を人に貸しているんで。少なくとも 「戦術的常識」があれば>43みたいに「俺説信じろ本」とか言って切り 捨てるような内容ではない。 全般的に「総論はおおむね同意、各論は同意したり異議があったり」 って感じだな、個人的には。
>>58 君は
>>43 で粍以上の駄文を(しかも内容紹介・解説にすらなっていない
感想文レベル)書き込んでいる訳だが。
ここで↓「俺は>43じゃないんだがな」と>58の苦しい言い訳。
>>56 乙です さんくす
見方変えると随分違って見えるもんなんやなあ
62 :
俄将軍 :04/04/28 20:41 ID:???
スレッドの趣旨と異なるような書き込みになっているような気がしないこと
もないので、このあたりにて。
>>51 >その「差」の違いについて考察しても、意味があるのかないのか
これは、どのようなアプローチをするかでも異なりますから、意味があるの
かないのかという表現は、正確でないですね。
>>53 私の場合、脳内で、妄想を逞しくしているだけなので。
>>60 コテが煽るな、たわけめ。
罰としてお前には蔵等は貸してやらん!
>>41 「戦術学教程」でぐぐると(以下略)
>戦術の基礎っつうのは大体一緒だからねぇ
それもありますし、まあ、帝国陸軍の戦歴は優秀と言ってもいいんじゃないですかね。
ここで問題にしているのは戦術レベルの話ですし。
>>44 >旧軍の戦術書なんて変な偏りがあって
後学のためにどの本のどのあたりが偏ってるのか教えてください。
>絶えず批判精神を持って読みましょう
他人の書いたものを読むときに批判的に読むのは当然ですね。
ちと失礼ではないですか。
『「坂の上の雲」では分からない旅順攻防戦』については 「乃木希典ですが〜」スレで感想がいろいろ出てるんで、 関心を持った人はそっちも参考にした方がいいかも。
>>65 そいう書き込みすればするほど
粍 に さ え 反 論 出 来 な い 低 脳
ってイメージ定着するからやめたほうがいいよ。
69 :
37 :04/04/29 04:42 ID:???
旧日本軍の戦術書についてだけど やはり攻撃に重きを置いていて、理由に防御よりもよいからと受け取れるように 書いてある部分が問題のように感じます。 それにこれはマニュアルであり、どういう風に活用するかが重要だと感じます。 私が持っている本には書き込みがあり、演習後に教官が言った反省点などの メモが見られます。こういう部分を見ると有効なテクニックや最新の戦術などは 元々記載されていないように思えました。 戦車や毒ガスなどの部分は口述と書かれています。おそらくプリントなどを 配っていたんじゃないかと思います。 「日本陸軍便覧 米陸軍省テクニカル・マニュアル:1944」 これのドイツ軍版があります。日本では翻訳されていないと思います。 日本陸軍便覧ですが、自分は持ていなくて図書館と立ち読みですが これを読むと沈みますね。 戦術書を読んで、これを読むと実際どういう風にやれたか、動けたか 戦争できたかが解ってきます。 しかし読むにつれ、軍隊には固有のよい戦術、悪い戦術があり それに後方支援とシステム工学、国の富、同盟、経済が絡んできて 戦術書と日本陸軍便覧を読むだけでは頂上にたどり着けないと感じました。
口述って。 皆伝書の口伝みたいだな。
>>70 教範のたぐいで、高度の機密に関する部分が「口述」ってなってるの、結構あるよ。
その部分まで印刷しちゃうと、教範全体の秘密区分が上がって、持ち出して自習とか出来なくなるから、
被教育者の便宜のために、そういう手段をとる。
秘密指定の申請をするのも面倒だろうし。
日野原重明先生と瀬島御大の対談の本を本屋で見かけたんですが 外出ですか?
精神主義とかのガラクタを丁寧に取り除いて精読すれば旧軍戦術書は宝の山です。 現在、昭和16年版初級戦術学教程上中下巻を読んでいますが、 戦いの原則的事項や軍隊の指揮運用面での手続きなどが把握でき、戦術への理解が深まりました。 現在市販されているどの戦術関係の書籍よりも詳細で面白いと思います。 実際の軍隊の運用マニュアルなのだから当然といえば当然なのですが。 戦術的な地形眼を養いたければ、白紙戦術や応用戦術などを読んでみるのもいいかもしれません。 これは仮設の地形や実際の地形(ほとんど満州を想定している)における各種部隊運用方法の 問題集、といった感じの本ですが、どのように各種戦術行動において地形を利用しているのか、 そのポイントが理解できると思います。
77 :
ZII ◆RPvijAGt7k :04/04/29 20:31 ID:L7Zhk/2Z
↑芙蓉書房の63,000円のアレですね?夏ボーナスでゲットする予定です。
高すぎるので図書館に買わせて核心部分をコピー。これ最強。
既に持っているウリは勝ち組!
>>76 旧軍の「戦訓報」ですか・・・
読んでみたいですが、馬鹿の一つ覚えみたいに白兵突撃を繰り返していて
経験則ってものが無さそうな旧軍のことだから、
「敵ハ火力戦闘ノミヲ重視シ白兵戦闘ヲ忌避ス ヨッテ我ガ白兵威力ヲ益々発揚シ
敵ニ徹底的打撃ヲ与フルヲ要ス」みたいな記述が延々と続いていそうな悪寒。
>>80 さん
>日本陸軍「戦訓」の研究 大東亜戦争期「戦訓報」の分析
を読む限りそうでもないよ。
>>81 既存の装備や用兵思想の大変革を要するような画期的な指摘、提言は
がちがちの保守官僚的組織の旧軍指導部には無理なんじゃないかと思います。
そんな旧軍が抽出できる「戦訓」といっても高が知れているような気もします。
前線の血みどろ戦闘で玉砕間際に送ってきた貴重な報告でも文書化されて配布される頃には
後方で学校秀才の参謀が鉛筆をなめて書いた作文に様変わりしてしまいそうで。
どうせ泥縄的な対処法の記述でお茶を濁していたんじゃないかなあと。
敵の熾烈な砲爆撃に対しては地下に潜れとか、夜戦をもっと活用しろとか、
白兵戦闘を強制するために混戦状態に巻き込め、等々・・・
読んでもないのに偏見をうだうだ言われても まあ自分も含めスールしてください
>82 >どうせ泥縄的な対処法の記述で〜 現に戦争の真っ最中に、部隊に配る戦訓で何を書けというのか? 部隊レベルにおいて、現有装備で実施可能な事項を書くのが当然であろう。 火力装備の充実が必要とか配ったら、それこそ「アホ」だぞ。
IRAやPLOあるいはアルカイダの教本の日本語訳はないものか。。 テロリストの手段を知りたい
小火器読本 黎明期の火砲から89式小銃まで 津野瀬光男 著 かや書房 刊 を某古書店でget 筆者は説明の必要もないと思うが自衛隊の小火器に関する権威。 内容は、火器の歴史や火器に関する基礎的知識(各種性能やそれに関連する構造機能) を自衛隊小火器開発時のエピソードに絡めて語っており読みやすい。 で、その古書店で見つけた小松左京の「さよならジュピター」上下巻セット700円を 確保しなかったウリは国賊ニカ?
>>86 2010年のパクリニダ。つか、どっちが先だ?
>>85 オオム真理教事件以降はその手の本は出版社が自主規制しますので、
ありませんな。
今日は新刊一冊、古書一冊を紹介。 と言っても、軍事関係とは少し斜め上かも。 柏書房 笹間良彦著「図説 日本合戦武具事典」 本来は日本史関係かもしれないが、武器関係なので敢えて紹介。 「図録 日本の甲冑武具事典」の姉妹編である、「図録 日本の合戦武具事典」の 普及版としての位置付けで、日本の合戦用武器に関しては、マール社の「武器」が なかなか手に入らなくなった現在、その内容は貴重なものと言える。 第一部で弓、刀剣、長柄、銃砲を、第二部で陣中で使う陣営具を、第三部で馬とそれ に付随する馬具、馬の運用を解説しており、図録も多く、初心者にも取っつきやすい 本であると言えよう。 講談社 大杉一雄著「真珠湾への道 開戦・避戦9つの選択肢」 これも世界史板向けかも知れないけど…。 著者は企業人として働いた後、現代史研究を志し、中公新書「日中十五年戦争史」を著した人。 本書は、昭和12年から開戦に至る日本の外交と中国の政治状況、それに絡む米国との日米交渉の 推移を見ながら、様々な局面において、常に最悪の方に舵を取った日本の指導者と、日本という国に 対し、自国の原理原則を強いようとした米国の強硬論とのせめぎ合いによって開戦に向けて突っ走って いった過程を明解に説明したもの。 こういった過程を読み解けば、ハル・ノートもまた、最後通告と言った性格とは、また違った視点から 解釈することが出来る。 分厚いけど、読み込んでいけば、面白い本ではなかろうか。
>>87 原作は、
2001年宇宙の旅…1968年
さよならジュピター…1982年
です。
軍事史学会の「第二次世界大戦」を読まれた方いますか? 買おうかどうか迷っているので参考までにお聞きしたいのですが。
>95 「第二次世界大戦」って言っても3冊あるんだが、「発生と拡大」なら持ってる。 軍事史学会員(大学教授など)が、各研究テーマの最近の論争と、自分の見解 を10pちょっとで簡単にまとめた内容。たぶん、他の2冊も同じ構成だと思う。 歴史物の普通の本じゃないんで注意。最近の研究動向を知りたいんなら買いだが、 あんまり軍オタ向けの本じゃないと思う。 書店や図書館で現物見てから買った方がいいと思うよ。
東亜戦争を変な思想が入っておらず事実関係が分かりやすい本って ありませんか?
現代戦の機甲・機械化歩兵あたりの師団・旅団レベルでの戦術に関する本で オススメはないでしょうか?
>96 ありがとう。そうしまつ。
100get(・∀・)イイ! 押入から光人社の「硫黄島決戦」 橋本衛 他 が出てきたのでsage
>>69 ドクトリンには、それ自体に国の事情などが反映しており、システム工学では、
組織として一定水準の成果を保証しようとしているわけで、時間軸上の手順
など、立案に関しても、いろいろと考慮すべき要素は多いのでしょうが、
マニュアルの場合、教育システムでもあるわけで、下級将校から、指揮官ま
で、個人、組織としての在り方まで、完全に網羅し尽くされているような
ものでもなく(教育としては、努力すべきでありましょう)。
指摘されている「軍隊には固有のよい戦術、悪い戦術」というものは存在す
ると思いますし、(上級指揮官になればなるほど)頂上にたどりつくため
には、様々な分野の知識が必要になってくるのではないかと考えます。
ビジネス関連の書籍などでも、参考になる部分は、多々あると思います。
FM置いてるサイトが繋がらないけど(二年ぐらい前は繋がってたけど)、 今は.jp(というか.com以外)は弾かれたりするの?
>>101 心理学的なアプローチを試みてみると、また違ってみえてきたり。
>>102 飴串を指せばつながります。
そこにかぎらず、army.milは英語圏以外のIP
だと弾かれることが多くて…(つД`)
あとFMならGrobal Securityにもおいてますね。
古代から現代までの戦場清掃(戦死体処理など)についての本が読みたいのですがお勧めはありますか?
FM翻訳して発行しちゃったりする酔狂な出版社、出ないもんかなぁ。
>106 結構な頻度で改訂されてますからなぁ……。 その辺りをどうフォローするかが問題になりそうですな。 デアゴスティーニから「週刊フィールドマニュアル」なんてのも面白そうですが。 ところで、札幌は狸小路のラルズ8Fで古書市が開かれてます。 軍事関係も多少出品されてるので、近くの方はのぞかれてみては。 個人的には、二次大戦当時の一次資料が興味を惹かれる感じでしたな。
古本市は一日目が勝負だね。
てか教範類となるとアメさんのFMがまず出てくるけど 陸戦の本場のロシアとかドイツとかの教範のほうが中身が濃そうだな
使い易いマニュアルを作らせたらアメは世界一だからねえ。取っ掛かりとしてはベストじゃないのか。
FM翻訳について ミリタリー系雑誌等への抄訳掲載を除けば、陸自で全訳あり。 ロシアの教範 素人というかマニアにとっては具体的で良いが、それを職務で(嫌々)読む人間にとってはFMの方が読み易い。 記述範囲は軍の考え方が違うので、それが上記に影響している。また「上級」教範と「下級」教範でも多少違いあり。 邦訳は知らない。 ドイツはそもそも見たこと無いので誰か頼む。
>>105 さん
先日、ネットオークションで買ったのですが、まだ品が届かず、未見なのですが、
「死体と戦争」という本があります。
この本のタイトルをネット検索しますと、
>第1章 死体を視る(心中遺体鑑識百体の温泉医;腹上死・死に至るまで生の昂揚 ほか)
>第2章 死体に触れる(死体化粧チームの頃;刺青の皮を剥ぐ博士 ほか)
>第3章 戦争と死体たち(私は戦争で殺されることの礼讃者;ある人肉嗜食者の回想 ほか)
>第4章 死体志願者たち(千年王国の訪問者たち;死の実験家たち ほか)
というのがHITしますので、戦死体処理に関しては、これでOKなんじゃないかと〜
今日、その「死体と戦争」が届いたけど、読み物としては面白かったけど、戦争 清掃に関しての本としては、ダメだわ。
>>109 赤軍の教範、旧軍が翻訳したのがあるはず。
チェチェン武装勢力がモスクワの劇場を占拠した事件で、 ロシア当局が使用した特殊ガスについて参考になる本はありますか?
117 :
ZII ◆RPvijAGt7k :04/05/04 19:59 ID:xRS8jkap
今、15年ほど前に発行されたワールドフォトプレスの文庫をまとめ読み してるんですが、その「原子力潜水艦」116ページ。SSN20の射程が 「八三、○○○km」。 しかも2か所。地球を2周してどうする!(笑
118 :
ZII ◆RPvijAGt7k :04/05/06 22:28 ID:UURi0xY5
同シリーズ「世界の戦車」114ページ。74式のエンジンが「ガスタービン」… 前の所有者が「ディーゼル」と書き込んでいました…
軍事について広く知りたいのですが 初心者が最初に読むなら何が良いでしょうか?
>>119 並木書房の江畑謙介氏の著作でもどうぞ。
>>120 『戦争のテクノロジー』と『新・戦争のテクノロジー』2冊があるけど、
やはり『新・戦争のテクノロジー』の方がお勧めですか?
>>122 見比べたことはないけど、新しい分そうかと〜
『新・戦争のテクノロジー』だけど、こんなん書いてある。 本書は現代戦の構造と諸要素を分析し、その本質を考察した 超ロングセラー戦争のテクノロジーの改訂増強版である。 旧版刊行後激変した現代戦の局面をフォローし、旧版の骨子を 踏襲しながら、記述とデータを全面的に一新。さらに各章に将来の 予測、理論と実際といった項目を新設し、旧版刊行後浮上した 「化学兵器」「宇宙戦争」「電子戦」「核兵器」「新兵器」などの諸現象を もとりあげ、より一層の内容充実をはかった。ボリュームも旧版に比べ、 1.3倍にアップした。 旧版の不備を補い、用語の訳語にさらなる正確さを期し、「現代戦情報辞典」 として役立つ決定版えお目指した。
戦争のテクノロジーは新旧共に版元絶版、古書で探すしかないです。 「米軍の前方展開と日米同盟」川上高司著 同文館出版 著者は米国の国防戦略とその対日政策の分析を専門としてきた研究者で、一時期 防衛研究所にも主任研究者として在籍していた。本書は著者の博士論文を一部増補 改定したもので、「米国の国防戦略の一環としての前方展開の『歴史』、米国の国防 戦略と呼応して変遷をたどっている世界システムの『理論』、米国の国防戦略と相関 関係にある日米同盟の『現状分析』」からなる。 個人的には第三部の「著者の提言」がなかなか刺激的であった。すなわち、日米 同盟を共役的な同盟へとシフトさせるために日本の安全保障体制を再構築し、さらに 日米同盟を基軸として多国間の地域的安全保障体制へとシフトさせるという方向への 提案が行われている。そして、それは9・11後の米国の軍事戦略の変更に触れた終章 において再確認されている。 他に第二部で提示される9・11テロ以降の米軍の軍事戦略の変更とそれに伴う軍の ドクトリンおよび軍の組織の変更あたりも興味深いし、第一部における米国の前方展開の 歴史の概説も、戦後の米国の軍事戦略の概略をつかみたい、という読者には有用で あろうと思われる。 分類的には学術書になるのだろうし、十分な理解には国際関係学あたりの知識が 必要であると思われるのだが、流し読みするなら漏れみたいな畑違いの人間にも 困難ではありませんですた。
最新 ミサイル全書 新紀元社 小都 元 著 A5判 280頁予定 予価3,700円 2004年7月発売予定 弊社(新紀元社)から8年前に発行され、現在絶版になっております「ミサイル事典」の改訂版という位置 づけで、最新の情報をもとにミサイルの第一人者である小都元氏が新たに執筆した一冊です。「ミサイルと は何か」から、各国のミサイルに関する最新の情報、ミサイルの命名法まで、ミサイルの全てがわかる最新 版です。
>「対ゲリラ戦」白善Y そういや、私の手元にあるのは、サイン入りだったりする(w;
>>127 8年前とはいえ微妙に懐かしい。
当時、学生だったから買えなかったのでよく本屋で眺めてますた。
>127 globalsecurity.orgあたりの記述と比べてどう?
絶版つうても、まだ普通に本屋に並んでいるよな。ミサイル辞典。
96年発行のミサイル事典はA5版486頁で3786円だから、200頁くらい減って 値段がだいたい同じなのはいったい・・
>>132 目次を見ると、96年の奴の改訂じゃなく
世界のミサイル・リファレンス・ガイド
ミサイル事典
小都 元 著
本体6800円 B5判 620頁
ISBN4-88317-352-6 2000年07月25日
の改訂みたいなんですよね。
>133 退役済みとか、古いミサイルは省いて、最近のだけ解説なんでしょうか?
135 :
133 :04/05/09 17:31 ID:???
>>134 ちなみに(改訂版の方の)目次です。
【掲載予定項目】
■第1章 ミサイル入門
「ミサイル」その言葉の意味/ミサイルとは何か/ミサイルとミサイル・システム/ミサイルとロケットはどう違う?/ミサイルの起源/ミサイルの種類/戦略ミサイル・戦域ミ
サイル/戦術ミサイル/弾道ミサイルと巡航ミサイル/ミサイルの仕組みと性能/ミサイルの推進システム/ミサイルの誘導・制御システム/ミサイルの弾頭
■第2章 戦略ミサイル
弾道ミサイルの種類/弾道ミサイルの飛行プロファイル/弾道ミサイルの弾頭とペイロード/弾道ミサイルの命中精度/弾道ミサイルの配備方式と発射方式/弾道ミサイルは実戦
でどのように使われたか/米ロの戦略核戦力の現状/米国の戦略ミサイル/ロシアの戦略ミサイル/英国の戦略ミサイル/フランスの戦略ミサイル/中国の戦略ミサイル/旧ソ連
共和国(ウクライナ、カザフスタン、ベラルーシ)の戦略ミサイル
■第3章 戦術ミサイル
戦術ミサイル分野の動き/地対地ミサイル/防空ミサイル/空対地ミサイル/空対空ミサイル/対艦ミサイル/対戦車ミサイル/精密誘導爆弾/対衛星ミサイル/戦術ロケット/
戦術ミサイルの実戦使用例
■第4章 ミサイル拡散
ミサイル脅威とミサイル拡散とは/弾道ミサイル開発計画を持つ国々/各国に拡散したミサイル/スカッド・ミサイル/北朝鮮のミサイル/インドのミサイル/パキスタンのミサ
イル/イスラエルのミサイル/イランのミサイル/イラクのミサイル(イラク戦争前の実態)/リビアのミサイル(廃棄される前の実態)
■第5章 ミサイル防衛
ミサイル防衛に向かう変化/ミサイル脅威とは/ブッシュ政権のミサイル防衛/ソ連/ロシアの弾道ミサイル防衛システム/日本のミサイル防衛システム
■第6章 ミサイル資料
米国のミサイル命名法/米国が開発してきたミサイル一覧表/米国の軍用ロケット一覧表/米国の精密誘導爆弾GBU一覧表/ロシアのミサイル命名法/世界のミサイル産業/ロシアの
ミサイル工業 /ロシアのミサイル設計局
「太平洋戦争と石油」三輪宗弘、日本経済評論社はどうでしょうか? 読むのまだ先になりそう………
>>136 欲しい本その三くらい。
読んだら感想よろしく。
>126 読みたいです。探して買おう。
age
軍事学入門と安全保障学入門ってどうですか 買おうと思っているのですが。
軍事学入門は校正をちゃんとやってほしかった(w 安全保障学入門は版が3つあるので気をつけてね。 あと最近出た「日本の安全保障」(有斐閣)なんかもお勧めよ。
軍事学入門は社会・人文・自然科学など様々なテーマで 軍事学について触れている本 安全保障学入門は広義の安全保障、政軍関係、日米安保ほか 政治学的なテーマを中心にこの辺の問題に触れてます どちらも概説書としては優れているかと。 141氏のあげている『日本の安全保障』は安全保障学入門と重なる面もあるけど、 安くてコンパクトでこちらもよし。更に安全保障関連だと『新しい安全保障論の視座』(亜紀書房)もおすすめ
よく「軍事学入門」は誤りが多数あるので改訂されたヤツを買うように、っていわれますが。 それって「第三版」と「第三刷」のどちらなのでしょうか?
刷 軍事学入門はもともと改訂版は出ていませんので
145 :
143 :04/05/12 06:33 ID:???
今日買ってきた本。 John Norris著 「8.8cm対空砲と対戦車砲 1936-45」 Osplay Militaryシリーズ 有名な砲であるから1冊の本に纏められるのはまあ良いとして、記述がドイツ軍での 話だけになっているのは、ちょっと不満。 初期輸出品の中国での活動とか、東欧諸国と言った諸外国での状況にも或程度で 良いから、触れて欲しかった。 一冊で、FlakとPakを纏めたのも消化不良だし、イラストは好きずきだけど漏れ的には 余り…だった。 元綱数道著 「幕末の蒸気船物語」(成山堂書店) 著者は石川島播磨重工で長らく、艦船設計に携わる傍ら、海事史の研究をしている人。 19世紀に出現した蒸気船に関する平易な解説から興し、ペリー艦隊、薩英戦争時の英国艦隊、 下関戦争の四カ国連合艦隊、兵庫開港時に寄港した英米仏連合艦隊、幕府海軍、新政府軍海軍、 日本に配船した定期航路の蒸気船、幕末に各大名家が建造した洋式船に至る概観を各章毎に解説 している。 この辺の時代の艦船については、今まで外国文献に頼るしか無かったのだが、細かい部分はさて おいても、なかなか、興味深い本になっている。
以下は古書店で入手。 Paul Fussell著 「誰にも書けなかった戦争の現実(原題は"Wartime")」(草思社) 荒俣宏の「戦場のユートピア」の米国版とでも言うべき本か、作者は文学を専攻している 米国の教授で、第二次大戦中に欧州戦線でブロンズ・スター勲章を貰う兵士として従軍し、 負傷して除隊した人。 自身も経験した第二次大戦中の米国、英国の上層部から兵士達に至るまでの戦争に 対するイメージ、こじつけ、婉曲表現などから、戦争に参加した人々の現実を語ったもの。 特に文化的側面から、この大戦を炙り出そうとしたものと言える。 なかなかに、ネタの宝庫ではある。 後は専門書二冊。 中原茂敏著 「大東亜補給戦−我が戦力と国力の実態」(原書房) 著者は、陸軍省軍事課軍務局員として大戦の大半を過ごした人で、その間、 大本営兵站総監部参謀、企画院調査官なども務めた、造兵畑の元陸軍大佐。 「補給戦」の日本版とでも言うべき本であろうか。 まず、明治から大正にかけての60年間の国力について述べ、敗戦までの国防方針と それに追随出来ない現実を様々な数値に基づいて、追ったもの。 薄い本だがなかなか、読み応えがある。 が、それと共に、情けなくもなってくる。
小野塚一郎著 「戦時造船史−太平洋戦争と計画造船」(今日の話題社) この本は、1962年に日本海事振興会から出版された本の再版である。 造船会社各社が戦時統制の元、計画造船に入った時期から敗戦に至るまでの 事象を、正編で全般的な事柄を取り上げ、資料編で建造計画から個々の船形別 建造史をまとめ、設計、工作、補機部品生産、船台関係能力、戦災などを取り上げ ている。 筆者は、艦政本部第四部、横須賀海軍工廠造船部に勤務後、工作艦「朝日」の造船 主任となり、その後、戦時計画造船を企画、実施した海軍技術少佐。 戦後、日立造船副社長などを歴任した人でもある。
日華事変初年の陸軍予算はタマ代で吹っ飛んだ、てのが記憶に焼き付いとります>大東亜補給戦 クレヴェルト共々復刊せんかなあ…
ブクオフに「私の昭和鉄鋼史」なるもんがあったのだが買いだろうか・・・ 自費出版っぽい匂いがする。 昭和初期に関する記述は10数ページくらいだった気が
南方における日本軍の自活について良書を御存知ではないでしょうか? とりあえず「ラバウル戦線異状なし」「海軍設営隊の太平洋戦争」「私は魔境に生きた」は 持っているんですが……
「われレイテに死せず」は〜?
>151 「Gパン主計ルソン戦記」金井英一郎 光人社
154 :
復刊 :04/05/16 20:41 ID:???
「海軍技術研究所」中川靖造 講談社文庫。 時間つぶし用に古本屋で買ったものの、思いの外濃くて掘り出し物。 技術関係者から見た日本海軍の電探開発と戦後の軌跡ってな内容。 ・海軍が資材を提供してくれなかったため2号2型電探の最初の百台は 闇物資で作った。その結果メーカーの重役が憲兵にしょっ引かれた。 ・ミッドウェイ海戦の際に日向に装備された103号センチ波レーダー(後の2号2型) は現場から絶賛されたものの「玩具の様な兵器の研究をするな」という 艦政本部の決定で研究は中断。研究が再開されたのは17年秋だった。 ・良質なニッケル鉱は闇でも手に入らず途方に暮れていたところ、香港占領時に 入手したニッケル貨を使ったところ非常によい結果が得られた。でもって メーカー総出でニッケル貨争奪戦が繰り広げられた 等々、どっかで読んだことがあるものの漏れの中ではソース不明だった話が 関係者の証言として出てまつ。
そういえば、ちくまから「歴史的決断」が再刊されてますな。文庫で上下刊。 二次大戦の戦略的問題に関する論文集だそうで。
ナチスドイツと欧州戦線について詳しく知りたいんですけど、何かいい本ありませんか? 自分は旧日本軍関係なら多少は知識を持っているんだけど、ドイツについてはほとんど無知で、 ドイツの装備関係は多少なりとも判るんだけど、主要な戦闘が判らないので、それらが記載されているものが欲しいんです。 できれば、文庫本とか単価の安いものだとうれしいです。 どなたか知りませんか?
>>158 パウル・カレルの「バルバロッサ作戦」上、中、下 各690エソ、
「焦土作戦」 上、中、下 730エソ、680エソ、700エソ
以上 学研M文庫
ハードカバーで「彼らは来た」もあるが高い
他にもイパーイあるけど高いぞ
大日本絵画 でグぐれればいろいろある。
>158 「第二次世界大戦 全戦線ガイド」 新紀元社 2500円 有名な戦いは一通り解説してるかんじ。
今日買ってきた本の総括。 新刊書2点と古書4点。 光人社NF文庫から、2冊。 今更購入の橋本以行著「日米潜水艦戦」 日本と米国の潜水艦戦史と言ったところか。 しかし、自らの体験、寄る辺の体験を集めている分、日本の太平洋戦争における潜水艦運用について の実相が浮かんできている好著。 潜水艦の視点から見た戦争の記録としては面白いのでは無かろうか。 もうひとつ。今月の新刊から。 飯山幸伸著 「異形機入門」 その昔、グリーンアローから「世界の珍飛行機図鑑」が出版されていたが、 今回はその流れを汲みつつも、形状、翼形式、動力、飛行形態に分けて 様々な機体を解説している。 内容は飯山氏のスタンダードと言えるかも。 今月、他には小田敦巳著「ビルマ最前線-白骨街道 生死の境」と、星亮一著 「東郷平八郎伝-日本海海戦の勝者」が出ていましたが、買ってないので書評は パス。
残りは古書4点。 酣燈社「第二次大戦 世界の戦闘機隊(付・エース列伝)」 最近、同社の日本海軍戦闘機隊」が再刊されたようだが、本書は日本以外の主要国の 戦闘機隊の戦いを概観したものであり、英米独ソ伊といった参戦主要国から、フランス、 低地諸国、北欧諸国、東欧諸国、スペイン、中国、何故か北朝鮮の戦闘機隊の戦記と そこで生まれたエースの肖像を描いている。 1987年の出版なので、ソ連や東欧諸国など、現在では資料が充分手に入る国の記述 は大分、大味な部分はあるが、今後も余り取り上げられそうにないので、資料的価値は ありそう。 もう一つ、空もの。 サンケイ出版 中山雅洋著「中國的天空」 中国航空史は、随分前に台湾の出版社が、「中國之翼」シリーズを刊行していたが、 日本語で書かれているのは皆無に等しく、この本が唯一のものでは無かろうか。 昔、エアワールドに連載されていたものをまとめたもの。 この本では、中国の航空機黎明時代から、日中戦争での中国空軍壊滅までの過程を 追っているが、続編の構想として、AVG以後の歴史があったようだ。 結局、「中國之翼」が出たから消えたのかも知れないが、それにしても惜しい。
これは空ものというか、工業技術史の範疇かな。 東京大学出版会 前田裕子著「戦時期航空機工業と生産技術形成」 失礼ながら、女性がこんなテーマの本を執筆するとは思わなかった。 著者は神大大学院の講師。 本書は学位論文を下敷きに書かれたものであるが、三菱航空機の航空エンジン開発史を縦糸に、 そして、その製造技術史を横糸にしたもので、三菱に於ける大量生産技術形成の過程を追った好著 である。 中島に関しては色々な書籍が出ているが、三菱に関しての研究は珍しい。 そのうち、これも補給戦スレで取り上げるかも。 最後は毎度の事ながら読んで鬱になる本。 原書房刊 三岡健次郎著 「船舶太平洋戦争 一日ハ4時間ナリ」 海軍の大井参謀と同じく、陸軍の船舶関係部署を渡り歩き、最後は海運総監部参謀であった人 の日記抜粋。 第一部は1942年10月から1943年3月までのソロモン・ニューギニア戦を、第二部は大本営参謀 として、1943年8月から1945年8月までの日記である。 読んでいて、頭が痛くなってきたりする。
>「中國的天空」続編の構想として〜 確か一昨年ぐらいに、思い出したようにエアワールドで続編(太平洋戦争末期〜 国共内戦。 国民党が購入したモスキートの話まで、だったかな?)が連載されて たという罠。 現在、資料集めの為だか休載中だとか……
>>158 >できれば、文庫本とか単価の安いものだとうれしいです。
この縛りが無ければ、リデル・ハート著の第二次世界大戦を推薦するんだけどね。
リンク先は志茂田影樹の戦国の長島巨人軍だった。 いいとこどりした電波ゆんゆんと聞いていたが表紙だけでは判読不能だな。 戦車の後ろに騎馬武者がいる辺りが臭うが。
タイトルだけでお腹一杯だw
沖縄戦について書かれた良書とかありますか?
沖縄戦ものはそれこそ掃いて捨てるほどある。 玉石混交なので慎重に選ぶがよろしかろう。
飯山幸伸の「異形機入門」、後書きの錬金術師兄弟ワラタ
>>169 ▼戦史
『沖縄陸・海・空戦史』 大田嘉弘 相模書房
・現在「軍事研究」で「八原大佐と沖縄作戦」を連載されている人が昔書いた
沖縄戦に関する本。 古本で購入しかないが、比較的出物があり買い易い。
『陸戦史集 沖縄作戦』 陸戦史研究普及会編 原書房
・良い本ですが、中々お目にかかる事の無い本です。 見かけたら、買え!
『コマンドマガジン 44号』
・ウォーゲーム雑誌で、この号では沖縄戦を取り上げています。
ページ数は少ないですが、日米両軍の部隊紹介等もあり、良く纏まった本だ
と思います。
『アメリカ海兵隊の太平洋上陸作戦 下』 河津幸英 アリアドネ企画
・米海兵隊の上陸作戦の進化を解説した一冊で、この巻では硫黄島戦と、沖縄戦
について書かれています。 アメリカ軍の周到な準備と、今までの戦闘経験
を基に造られた、日本軍側の強固な地下陣地の戦いを「嘉数」「シュガーロ
フ」に焦点を絞って解説してあり、ナカナカの良書です。
▼手記 『沖縄戦 アメリカ軍戦時記録』 第10軍G2丸秘レポート 上原正稔訳編 三一書房 ・米軍司令部から見た沖縄戦。 米軍部隊が、どこで、どんな戦いをしたか? ど んな抵抗を受けたかが、淡々と書かれています。 あと、天候、日本軍捕虜、 戦死者数が書かれて資料価値は高いと思います。 『沖縄決戦』 八原博通 読売新聞 ・第32軍の参謀だった、八原大佐の手記。 司令部内での確執や、日本側は米軍の攻撃をどのように受け止めていたかが、 良く分かる本です。 八原大佐の性格が、行間から滲み出てるような本で、身の回りに八原大佐み たいなのが居たら、嫌だよな〜 と思わずには居られない本です(w; ▼戦記 『天王山』 ジョージ・ファイファー 早川書房。 ・最前線で戦った日米両軍の兵士達からのインタビューを基に書かれたノンフィク ション。 戦場での生活、戦い、死が生々しく綴られています。 この本も古本で買うしかないですが、比較的出物のある本なんで買いやすいか と思います。
第二次世界大戦ブックスの暗号戦ってどうですか? 暗号の歴史とかも書いてあってちょっと面白そうなのですが
>>175 そこぐらいの収集能力があるのなら
是非J隊モノの教範を出して貰いたいな。
>>176 自衛隊の教範なら情報公開法を利用して、
ある程度の教範なら開示されます。
もちろん開示されても、ヤバイ箇所は黒塗りですが。
>>176 自衛隊の教範はある程度のモノなら、
情報公開法を利用して開示されます。
もちろんヤバイ箇所は黒塗りになっているが。
>>175 >旧軍の戦術課程が欲しいのですが皆様はどのような所でお買いになっているんですか?
こんなところに書く人はいません。
本屋で『帝都東京・隠された地下網の秘密』って本見たんだけど、読んだ人いる?
それ系の特集やムックが2、3冊ほぼ同時にでてたから、公開の対象に なったので特集したのかと立ち読みしながら思ったよ。 まあ、適当に思ったことで実際の理由はしらないけど雑誌やらムックが いっしょに本屋に並んでいたのは本当。
>180 確か以前、鉄道総合板でスレが立ってたのを見ましたが…。 漏れ自身は読んだこと無いです。
179みたいな奴が嫌いなんで、
>>175 にレスってみる。
基本的に気合と根性です。
オークションで、その手の本が出品されるのをひたすら待つとか『日本の古本屋』
で検索してみるとかね。
日本の古本屋で『教範』で検索すると、旧軍関係のが大量に出てきますぜ。
あと、お金。 金なくて、何度買いたいときに本買えなかったことか。
185 :
180 :04/05/30 01:06 ID:2ullcJjX
鉄道総合板のスレ見てきました。 ざっと見た限りですけど、眠い人氏が読まなかった 理由がわかるような気がしました。
>185 基本的にはトンデモだしな。 「鼻行類」や「スプートニク」の様なノンフィクションの皮を被った フィクションとして書かれていたら大傑作になったと思うが。 それはそうと,ちくま文庫のグリンフィールド「歴史的決断」ゲト。 著者は執筆当時の米陸軍戦史部長ということで,米視点中心だが かなり期待出来そうでつ。 あと,大戦時のソ連国内の幹線道路/鉄道路線図が収録された資料を 探してるんだけど,マターク見つからない。(鉄道路線は独語の鉄道工兵本に 載ってるらしいが・・・) ご存じの方が居られたら紹介きぼんぬです。
スプートニクってノンフィクションかと思ってたのですが違うんですか!? 真に受けちまったーい!!
188 :
名無し三等兵 :04/05/31 15:32 ID:5BT3hYSn
これ、2年ほど前の新聞の記事なんだけどさ 「拷問は私の任務だった 〜 アルジェリア派遣フランス軍情報将校の証言」 北アフリカのアルジェリアがフランスから独立を勝ちとったアルジェリア戦争(1954―62年)に関して、 元仏軍人が組織的な拷問があったと告白する回顧録を出版した。著者のポール・オサレス氏(83)は当時の 法相故ミッテラン前大統領が拷問を黙認した可能性を指摘、人権国家を自負する仏国内の世論を揺るがしている。 問題の本は、5月3日発売の「特別任務 アルジェリア1955―1957」。特務部隊を率いたオサレス氏は、 独立派アルジェリア民族解放戦線(FLN)の幹部・関係者を自殺に見せかけて殺害し、夜間に拷問した模様を 詳述した。「ミッテラン(当時法相)の連絡役は夜の出来事を知っていた」と記している。(略 俺、この本ネットで取り寄せて今日届いたのよ。 いまから翻訳しようと思ってるんだが、誰か翻訳したら読みたいって人いる?
ネットで公開ということでしょうか? それとも書籍でしょうか?
190 :
188 :04/05/31 15:46 ID:5BT3hYSn
個人的な興味で訳すだけで、出版とかは関係ない。 洋書は読むの面倒だから、読者がいたほうがモチベーションになるというだけです。 だから当然無料です。 不特定多数に公開すると著作権の問題があるから、会員制サイトかメルマガか なんか限定された形になると思う。
191 :
189 :04/05/31 16:15 ID:???
私的翻訳ということですか。 アルジェリア戦争は歴史群像で記事があったばかりなので 回顧録というのは気になる部分ですな。
当然の如く読みたいが
193 :
175 :04/05/31 22:44 ID:???
>>183 私のような素人にアドバイスをして頂き
感謝しています
194 :
名無し三等兵 :04/06/01 05:08 ID:k3pnimCn
age
195 :
188 :04/06/01 12:42 ID:???
自分でネタ振っといて申しわけないが、こりゃ数ヶ月かかりそうだ おれの語学力じゃーナー たまにここのぞきにくるから、希望者は催促つーか励ましてみてくれ とりあえず序文訳したからのっけとく。
196 :
:04/06/01 12:43 ID:???
著者序文 かつてアルジェリアの地で戦った多くの兵士たちと同じく、私も当時の記憶については沈黙を守ってきた。 私は ]かつてフランス共和国の特務機関に所属する情報将校であり、任務の性格上それは必然のことでもあった。また、 私の関係したアルジェリアでの作戦は機密事項となっていたので、私は当時のことを厚いベールの陰に隠しておけたのだ。 それ故に、40年の歳月を経た今、私が当時みずから体験した凄惨な出来事の数々を明らかにし、拷問や即決処刑が 常套手段であった対テロリズム作戦の詳細を記述したことは、かなりの驚きで迎えられた。 ここに綴られた物語が、一部の読者にショックを与えることは承知している。ここに書かれた事実について既によく 知っていて、私が今さら当時のことを蒸し返すのを好まない人々もいるであろう。 また、このような事実を知りたく なかったという読者もいるだろう。 私は、いま読者に伝えようとしている事実が有意義であると思っている。私はアルジェリア独立戦争における重要な 事件の数々を実際に体験してきた。それを書き残すのは私の義務である、と感じている。歴史の1ページは、永遠に 忘れられるまえに、記録され読まれなければならないからだ。
197 :
:04/06/01 12:44 ID:HBzBZq8m
私がアルジェリアで行ったことは、好んでやったことではなく、すべて国家のためになしたことだった。それは任務だった のであり、なにひとつ後悔すべき点はない。ただ、現在各方面より、人道面に関する批判がかなり集まっている。私は単に 自分の体験を記憶のとおり書いただけなのだが。 私は自分の行為を正当化しようとは思わない。ただ、一言いうならば、当時の敵は、中立的な現地住民に協力を強要したり、 当局に抵抗し国際世論の興味を引く手段としてテロ行為に訴えていた。 軍が国家の要請に応じ、かかる敵と戦うためには、 仮借のない手段に訴える以外の方法がなかったのだった。 私は誰からも断罪されるいわれはないし、ましてや、かつて敵だった者たちからは無論のことだ。しばしば思うのだが、 現在のフランスの都市で毎日のように、テロ攻撃が起こり無辜の市民の生命が奪われたとしたらどうなるだろうか。 数週間もしないうち、国の指導者が「どんな手段を使ってでもテロ攻撃を防止せよ」と叫びだすのではないか? あるいは、この本の読者は想起するかも知れない。非難攻撃するのは理解するより簡単であり、謝罪するのは事実を 明らかにするより安直である、ということを。 という感じです。
>>195 ふと思ったのだが、スレ立ててやってもいいんじゃないだろうか。ここでやるよりは
いいと思うんだけどな。
199 :
:04/06/01 13:00 ID:???
>>188 さん、頑張って下さい。自分も是非読みたいです。
ただ、ここのスレをそれで消費するのもまずいとは思うので、
ご自身で仰っていたメルマガなりにしたほうがよろしいかと思われ
201 :
名無し三等兵 :04/06/02 03:44 ID:1lu7FJQ3
戦術に興味がある初心者ですが、入門書としては何がおすすめでしょうか? ちなみに戦術に関しては、孫子の兵法を少し読んだ事があり、それから興味が でてきました。
大雑把杉 せめて何時頃の本がよいか位は、な?
>201 新紀元社の「覇者の戦術」でも、如何。
>>201 とりあえずこのスレを上から読むだけでも結構戦術関係の本の題名が上がってるんですが、
チェックしてないんですか。そういう態度はあまりよろしくないですね。
それから「孫子」が戦術書ってのはちょっと違うと思います。
205 :
名無し三等兵 :04/06/02 17:41 ID:CBxq/pal
>>新紀元社の「覇者の戦術」 あの値段で上の本を買うなら学研の本のほうが内容が充実している。 結構、間違いが多いですよこの本は(人名とかにいたるまで...)
中里融司(覇者の戦術の著者)はスルーすることにしてる
松村のじーさんの『戦術と指揮』はどう?
なぜ天声人語は原書房から出されていたのですか?
昔、一人でもいから殺せ!!って書いていた人が始めた からじゃない(笑)
ソ連のOMGの戦術について解説している書籍を教えてください。
皆さん、このスレを長らく愛読させて利用させてもらい、 大変お世話になっております。 しかし、戦略戦術を詳述するのは陸軍のみにとどまり、 海軍や空軍の運用法は、航空機や潜水艦などの兵器 方面に偏っていて、現場の目から見た戦略戦術のノウハウが 書かれている本が陸戦に比べて少ないような印象を受けます。 無知な私には、現代戦に理解が行き届かない部分があるのです。 そこでお願いがあるのですが、是非、軍事板の博学な皆様に 空軍戦略戦術、海軍戦略戦術を詳述する良書をご教授願いたいのです。 どのようなものがあるでしょうか。 マニュアルにしても何を探せばいいのか皆目見当がつかなく、 困っています。 アドバイスをいただければ、こんなにうれしい事はございません。
>>211 海軍に関しては、とりあえずマハンの「海上権力史論」は必読。
あと、日本にも関連が深いと思われる、ゴルシコフの著書とか。
213 :
名無し三等兵 :04/06/05 14:45 ID:lD3q+bg4
栗栖さんの『マジノ線物語』読んだ人いませんか? 高いんで、迷ってるんですけど…
214 :
名無し三等兵 :04/06/05 15:30 ID:wpVNkP/U
国家単位の洗脳やマインドコントロールに詳しい書籍 つまり情報戦や思想戦に詳しい書籍など知らない?
軍事の内容が内容だけに機密の要素が高く表に出ないことが多い中 書籍になると直ぐに絶版になる。 それが40年30年20年経っただけで博物館行きになるくらいレアになる。 なぜレアが知られているかというと検索して書名と簡単な内容の要約にたどり着ける からだ。 博物館行きになるくらいレアでも数年に一度は古本屋などの店頭に並ぶ。 つまりだそうそう書名を教えることができないのだ。 こんな心の狭い奴だらけで発展するのか?と言うだろう。 だがな書籍だろうがおもちゃだろうがレアものというのはこういう道をたどるのだ。 そのことを頭に入れておいて損はないだろう。 検索しろ。本屋の検索で2000件ヒットしても全部内容を確認しろ。 Brain-Washingなどの単語で海外ネット書籍検索サービス利用しろ。 中国やロシア辺りについての本が数冊ヒットするだろう。 研究が西欧で行われているのでイスラエルや米国についての研究本は期待するな。
「心理戦争」再訳して復刊しないかねえ…
>215 >教えてお前も探すと、俺が買えなくなるかも知れないからヤダ 一行ですむ
一行ですむことなら行動しろ。
「日本工作機械史論」長尾克子著 日刊工業新聞社 本体2500円 2004年3月刊 幕末の長崎海軍伝習所を中心に造船技術導入から, 明治の造船造機技術教育,第一次大戦期の三菱長崎造船所, 戦時統制下の工作機械産業,戦後日本の工作機械工業の展開, 日本の工作機械産業の中国進出問題などと造船や航空機エンジン製作 にかかわった工作機械産業の歴史をかなり客観的に記述している. そして三菱重工業名古屋発動機製作所(海軍向け 火星エンジン:空冷星形複列14気筒)で開発されたトランスファ・マシンに 関する記事がある. 1944年に「シリンダ冠伝送自動加工機」と「割り出し自動加工機」を 工作技術部の谷泰夫技師が試作し,「連鎖自動加工機」として報告書を 発表したことを述べている. 火星発動機のシリンダヘッドを月産1200台を実現する 「シリンダ冠伝送自動加工機」の概要を説明し,扇車匡の吸入管取り付け口 加工用の「扇車筐回送自動加工機」という割り出し自動加工機 について当時の開発状況を記述している. しかし,1944年12月の米軍による工場空襲によって, 開発者の谷技師が死亡してしまった. というわけで,すでに1941年に航空機部品製作にトランスファ・マシンを 稼働させていた米国と,ようやく1944年に試作機が動き出した日本の 航空機産業の生産力格差が明確になっているわけだ. 工作機械産業の技術史が中心だが,軍需産業のハードウエアが どのように発展してきたか理解できるから,読んでみたら....?
>>217 スーパー玄人さまに逆らってはいけません。
適当におだてて、気分良くとっととお帰り願いましょう。
>一行ですむことなら行動しろ。
まるで意味がつながってないように見えますが、スーパー玄人なら理解できるのです。
スーパー厨房の煽りにのるなよ!!
>>213 さん
昔、ミリ哲が「面白かった」って云ってたような(w
224 :
188 :04/06/07 16:14 ID:TUcf02g4
なかなか進まない 最近は英語板のお世話になりっぱなし。 まだマルセイユの港から出られないっス。 専用スレ立てて、一日一スレ分だけでも訳して話続けていこうかと思ってるんだけど どうだろう?
専用スレ立てて、って軍板は君専用のものではなかろう。 自分でHP作ってそこでやって定期的にここか雑談スレあたりで更新したよ、 って報国するするやり方にしたら?
ただの打ち間違いなのはわかっていますが… 一日一スレ分は死にますよ それはそれとして、専用スレなら、 貴方が単語やセンテンスの訳し方で住人に意見を求めたりもできるし、よいのでは
HP+そこの掲示板でいいのでは?
228 :
名無し三等兵 :04/06/08 05:36 ID:5yzjtq/b
いまイチ押しの軍事小説はこれだ!
http://aa4.2ch.net/test/read.cgi/aastory/1060854428/120-230 ついにギコの所にも召集令状がやって来た。
でもギコには....
..... ...: . : ...: .... :..:.. ...: : ....: : .. .... :. ::..::.. ..:..
...: : .. : ...: ...::.: ..:. ...::. . :::... . .::::. .. .:::....
.... : ..::: :.:.: :. ..::. .:: .:. : ...:: ::.. : . 俺は必ず生きて
...:.:. :. ..:: . : .:. : ... しぃの所へ帰るぞ
,-‐-、
i___.:;i
_ (゚Д゚;) __
|.|⊂⊂ヽ {‖‖}
;;'"';;;'"''"';'; ∪ (ヽノ⌒)〜 { × }
"""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""
中国や韓国の対日工作の詳細を記した資料を探しているのだが、北朝鮮やアメリカの対日工作資料と違ってほとんどない。 まあ。中韓が情報を公開していないこともあるでしょうが、何か良い書籍などないでしょうか?
米空軍や、海軍のドクトリンの日本語訳ってないんだろうなぁ。 ヘタレ英語で読むのはツライです。
231 :
213 :04/06/11 21:36 ID:kdALHZAn
>223 思い悩んだ末に、今日注文してきました。 ミリ哲氏を信じます。
>ベタ藤原氏 零式復活してたね。
当方軍事については素人ですが、戦史に ついて何を買ったらいいでしょうか。
小学校の図書室なんかにある「まんが世界の歴史」とか嫁 そんで興味の沸いたとこから突いてけ
>>233 軍事学を学びたいなら松井茂『世界軍事学講座』新潮社
このあたりから入ったらどうですか?
分かり易くて良いですよ
戦史に関しては、小説から入ることをお勧めします。
戦史小説は分かり易くて面白く読めますから。
ある程度、知識が入ったら、安価な文庫本の戦史書を探して読めば良いでしょう
>>233 軍事については235氏のあげた書籍をお勧めします。
戦史については特定の興味が無いなら歴史群像をしばらく買ってみてはいかがでしょうか?
関心のある分野があるのでしたら、文庫の戦史をお勧めします。
>>233 >>236 そうそう。いきなり本格的な難しい戦史書を買っても読めるわけがない
小説や文庫のような分かり易いのから入るのが一番良い
より深く入りたいと思えば、世界的評価のあるものを購入して読めば良いのですから
238 :
名無し三等兵 :04/06/12 03:54 ID:KxXxRaBu
秋山真之のファンで、当然のようにマハンの著書、海上権力史論でしょうか? が読んでみたくなりました。今でも販売されている本なのでしょうか? だれか読んだ事のある方、どんな内容か少し教えてくれると助かります。
本当に入門したいなら、司馬遼太郎でも 塩野七生でも良いんじゃない。 おれは塩婆のハンニバル戦記でローマ戦史に嵌ってオスプレイを買い集め フランク王国の軍制に興味が出てきたこのごろ。
>239 同意。俺なんか、提督の決断で入門だったな。
>>241 お前は俺か。いや、俺の場合はエースコンバットもあったが。
思い返すと若干気恥ずかしいというか、若かったなぁ自分…。
まあ、軍事書籍買い漁って軍研とか購読するようになった今でも、
ゲームはゲームで軍事的考察とは別腹で楽しんでるけどな。
…鋼鉄の咆哮とか。
宇宙戦艦ヤマトきっかけの漏れは・・・・
大概の兵士は恐怖に捉われて縮み上がってしまうと言われている。
>>245 ホントです。
その本は値段以上の価値があるので絶対買って読んでください(宣伝
248 :
245 :04/06/13 15:22 ID:???
>>247 買って読んでるとこなんです。宣伝って・・出版社の人ですか?
買ったのは、原書房から出てたハードカバーのほうなんですけど。
古本で・・・すんませんw
司馬遼太郎の本とか読んで軍事関係に興味でてきまして。
でも、いまのところ、どれが良書なのか判別できません。
初心者の常で、自分の常識を覆すようなことが書いてある本を
選んでしまいがちかも。
日本の軍事モノでも、刀剣が重要な武器であったことなど一度もない
とか書いてる鈴木真哉の本とか読んだりしてます。
>>245 似たような話として、
「進んで敵の銃火にさらされることを受け入れられる兵士は3人から4人に一人だった(←大意)」
というのを何かで読んだ事があります。
でも、面白そうだな。今度、その本買おう。
読みたい本が多すぎて困るよなあホント、値段も馬鹿にならないし。
どんな訓練を受けたタフな兵隊でも、6日も戦場にいれば必ずシェルショックに陥ることが確認されている。 硫黄島でも米軍は、大量の兵隊がそれにやられたとさ 日本軍には、あまりその手の報告がないが、多分、かなりの数の人間がやられていただろう
>>254 チミにお勧め
闘魂ビルマ戦記―サムライ重機分隊員の死闘 光人社NF文庫
石井 貞彦 (著)
256 :
名無し三等兵 :04/06/19 05:15 ID:4fsqcxoO
第一次大戦初期の、飛行機が本格的に戦争に導入された辺りの経緯について お薦めの書籍や資料はないでしょうか? 当方軍事について初心者でして、なかなかとっかかりが見つかりません。 どうかよろしくお願いいたします。
257 :
名無し三等兵 :04/06/20 00:55 ID:FuDSNZE2
リデルハートもマハンも復刊して欲しい!
>253 何年か前に読んだな。面白かった。回想録や体験記ではなかなか分からない ゲリラ戦の具体的な方法(戦術・補給・後方支援等々)が書いてあるのがよかった。 殺されたアフガニスタンのマスード将軍も読んでたらしい。テキストみたいな本だったな。 >245 今その本読んでる。知らないことばかりで凄く面白い。ただ、P117(文庫)でドゥーエが 「ドゥエイ」、『制空』が『空を制する』と訳されてるのがちょっとなあ・・・・という感じ。 イタリア人の発音だと「ドゥエイ」の方が近いのだろうか?
大陸通信戦記 野元 巳郎 をブックオフ105円で入手 明日夜勤なので仕事が捌けた夜にでも読もう。 日本の古本屋で検索すると1500円〜2625円で売っていた、万歳
>256 初心者さんなら、今月出たヴィレッジブックス(ソニーマガジンズ)の新刊、 Giorgio Evangelistiの"Storie Di Pilotie Di Aeroplani"(邦題「飛行伝説」)がなかなか 簡潔に纏まってると思いますよ。 この中の「空から爆弾が降ってきた!」に、軍用機初期の話が載っています。 訳もぱっと見、特に違和感ないですし…。
城戸崎愛・由比りょう子「戦火とドーナツと愛」(集英社Be文庫) 戦時中の女学生の視点で見た戦争体験記。 筆者の片方は料理研究家だったりするので、異色と言えば異色で、かつ、 帯だけ見れば、引くかも知れないが、内容はなかなかどうして。 学徒動員とか特攻とかそういうものばかりではなく、戦後に放置された軍用 犬の運命とか、独大使館の内部事情とかも描かれていて、結構、面白かった りする。 もう一冊、田村洋三「特攻に殉ず−地方気象台の沖縄戦−」(中央公論新社) 作者は読売新聞の事件記者上がりのノンフィクション作家で、特に沖縄、玉砕 に関する著作のある人。 「沖縄県民斯ク戦ヘリ 大田實海軍中将一家の昭和史」、「沖縄の島守 内務 官僚かく戦えり」などの著作がある。 本書は、その沖縄シリーズの一つに位置するが、菊水作戦には無くてはならな かった現地気象台の奮闘振りを描いた作品。 ここでも、軍中央と同じく、気象台長などの幹部が本土に逃れる一方、身代わり の形で派遣された台長代理、技師たちが無い無いづくしの状況で工夫し、戦火を 圧しての観測など涙無くしては読めない状況が描かれている。
「ミス・ビードル,高くゆっくりとまっすぐに翔べ」 太平洋無着陸横断飛行に挑戦した男たちの記録 伊藤功一 著 グリーンアロー出版社 2003年12月刊 本体価格1905円 大西洋無着陸横断飛行が有名なのに対して,太平洋無着陸横断飛行は地味な存在なのは, 大西洋岸のパリ,ニューヨークにたいして,青森県三沢市の淋代海岸とワシントン州のウェナッチ という違いが大きいのだろう. そして現在の北朝鮮のルーツになる大日本帝国という軍国ニッポンと米国人パイロットの冒険飛行 ということで,かなり現在のニッポンとは異なる環境における離陸までの話が中心になっている. そして三沢市で限定本として発行された書籍を元にしているために,どうしても官僚さんが作った形式張った部分がある. まず書名の「翔べ」と奥付の元号表記.そして当時の新聞などからの引用しているからだろうが,かなり政府の公式発表より の状況説明が目につく.成功した結果があるから,評価しているという,悪しき権威主義が感じられる. いわば三沢市の公式立場で記述されているといえばいいのだろう. 2004年のニッポンから見ると,1930年代の三沢市と青森県立三沢航空科学館をもつ自治体は, 1945年8月を経ても,変わることなく継続しているのである. 少なくとも,広報する気があるなら,副題と主題は逆につけるべきだったろう.ようするに, 軍国日本からの太平洋無着陸横断飛行に関わったひとびとについて,くわしく記述された書籍である.
戦略思想家事典を買った人いますか。
265 :
256 :04/06/21 05:28 ID:???
>>260 ありがとうございました!
早速ヴィレッジブックスのサイトで注文しました。
届くのが非常に楽しみです。
267 :
188 :04/06/22 11:06 ID:DYDFLBAC
13-15世紀頃の騎士団の戦術・戦史に関するおすすめの本はありますでしょうか?
漏れ上の方でオスプレイのクレシーやアザンクールについての本に 言及した覚えがある。 このスレくらい最初から読んで質問してほしいもんだな。
戦術や中世などのキーワード検索をやってね。
>>245 日本は江戸時代に鉄砲製造技術を失っていた…。
ま、面白い本だったけどね。
>>259 「大陸通信戦記」に登場する久保村正治氏も、「第11軍通信隊」という題名の
本を同じ出版社から出しており、読みくらべてみると、より楽しめるかと。
それは2もあるよ。 2はAPCのやつ。 前書き読んだと思うけど情報関連や隠蔽などが載ってないよ。
age
先週、デイ・アフター・トゥモローを見に行ったのだが、 もし、暖を取るために古書を燃やす事態になったら ここの住人の皆様はいかがな対応をするのだらうか?
火葬戦記で粘る。
>>277 まづは、あの映画のシナリオから。
金返せゴラァ。
軍事研究に書評の載っていた『化学兵器の全貌』ってどうなんでしょうか? アリアドネなんでどうしようか悩んでいるんですが。
281 :
名無し三等兵 :04/06/29 00:28 ID:Whp4EUBR
>>280 ロシアの立てこもり事件で使用したガスについて載っていたので、
漏れはそれだけでも充分だった。
まあ化学兵器に興味がある人は買っても損は無いよ。
282 :
:04/07/02 08:35 ID:???
今日の朝日新聞朝刊の一面の隅っこをかざった文民統制に関する記事を読んで、 改めて調べてみたいのですが、文民統制、特に歴史上の事例から読める良書は どんなものがあるでしょうか?
そろそろまとめサイトが欲しいなぁ・・・
>282 サミュエル・ハンチントン「軍人と国家」 フォルカー・ベルクハーン「軍国主義と政軍関係」 あたりかなあ。 とりあえず「文民統制」に代わる学界つーか業界用語「政軍関係」でぐぐって、気になった本を読んでみよ。
三宅正樹『政軍関係研究』芦書房とかも ハンチントン、パールマター、ベルクハーンなんかの 政軍関係理論の流れと、実証研究の二部構成 最近読んだ本だと添谷芳秀、田所昌幸編の『日本の東アジア構想』慶応大学出版会に 彦谷貴子「冷戦後日本の政軍関係」という論考が。 政軍関係理論、冷戦期・冷戦後の三部構成なので関連として読む価値はあるかも。
287 :
名無し三等兵 :04/07/03 16:05 ID:gPhID+So
大阪で開かれている古書ブックフェアで 出版協同社 日本の大砲を4500円で、 デルタ出版 帝国陸海軍の戦闘用車両を2000円で、 それぞれ買ってきたんだけど、値段的にみてどう?
288 :
282 :04/07/03 18:53 ID:???
>出版協同社 日本の大砲を4500円 いいね、うらやましい。 ずっと探してる。分厚すぎるんで、コピーだとちょっち辛いんだコレ。
著作権がどうもよくわからんのです 福沢諭吉はとっくに死んでて、「学問のすすめ」もWebで公開されてるけど、本屋でも売ってる 出版社は著作権料的にはタダでやってるんだろうか? で、軍事系の洋書で作者死んで50年経ってる本をWEBで翻訳公開しようかと作業進めてるんだけど、 リバイバルとかで最近出版してるところがあるんだよね海外で 福沢諭吉と一緒で、こっちはこっちで勝手にWEBで晒して良いんだろうか? 日本と海外だとどの辺の違いに気をつければいいのやら どこか勉強になる板やスレがあればお教え頂けないものか
290自己レス 対象の翻訳権、というか著作権自体が消滅していれば問題ないわけで… 大体の国は著作権は死後50年(無記名・企業団体の場合など、公表後50年)で消滅の模様 ただ、著作権の原則的保護期間が死後50年ではない国はどこ? となるわけで、ざっとWebで調べたところ コロンビア(死後80年) グアテマラ、メキシコ(死後75年) アメリカ、アルゼンチン、イギリス、イタリア、ドイツ、フランス、ブラジル(死後70年) インド(死後60年) イエメン(死後30年) などが特別仕様のよう 洋書というとまず出てくるアメリカ、イギリス、フランス、ドイツが全て70年というのは意外 存命の場合、当然著作権者の許可をとることになるのだが、 色々と事例を見てみると、引用の許可を著作権者に取る、といった場合の例は多数見れた 日本の軍事雑誌や資料でも添えて、丁寧にお願いすれば、訳を付けての部分引用程度は大体OKがもらえるらしい まあ、引用にはもともと許諾などいらんのだが、礼儀の問題かね ただ、本まるごと、というのは、やはりまず無理みたい(海外版の翻訳権料も飯のタネなので) 最近では、チャンドラーのナポレオン本なんか、翻訳の権利関係でえらく金とられたらしいし 今回訳するのは160年前のイギリスの本なので、権利的には問題ナッシングの模様 もちろん、著作権者への配慮は忘れないように取扱いは慎重にするつもり お騒がせした
293 :
名無し三等兵 :04/07/04 06:37 ID:Ae//4EYV
>289 >出版協同社 日本の大砲を4500円 掘り出し物だ。 神田文華堂で予約待ちしているのが10人以上いたはず。 ヤフオクあたりにだせばは20k円でも買い手がいるのでは。
>>284 過去ログが入手できないのでちょっと難しいデス・・・
作ってみようかと思ったのですが
「地球憲法九条」ってどうなのでしょうか? 復刊ドットコムで復刊が決まったようだけど。 コメント見ると左の人達のコメントばかりのようですが。 やっぱりただの電波本ですか?
リデル・ハート御大の第二次世界大戦 もうちっとお安くなってくれんかなあ フジ出版社のと中公の上下巻ので違いってある?
>>295 そうとうキてるタイトルだなぁ と思ったけど外人が書いたのね
>>296 学研から文庫になって出そうな予感がちょっとする
中公だから無いでしょ 10年後程度に文庫リブロでぼったくり価格で出る予感
軍事関係はズブの素人ですが、今日、本屋で「海から見た日本の防衛」という PHP新書を立ち読みしたら、読みやすいため衝動買いしてしまいました。 この著者の松村劭氏の軍板的評価はどのようなものでしょうか? 軍事知識を得る上でとても参考になる論者ですか? それともただの知ったかぶりをしているだけのトンデモな人ですか?
>300 比較的良の部に入る人だと思いますよ。 本人も、陸自の幕僚になってた人ですから、素人軍事評論家よりは遙かにその言には重みが あるか、と…。 ただ、最近売れてきたからなのか、少し内容が薄くなった本もあるみたいです。
松村劭氏の本は御手軽で読みやすいね 俺も好き
>>301 たまに、過去の使い回しじゃないかと思う部分もある。
良質ノ部類だとも思うけどね
304 :
300 :04/07/07 19:30 ID:???
日本の大砲ってそんなに入手難だったのか・・・再版してくれないの?
青木栄一の「シーパワーの世界史」、第三巻がどうしても見つからない……
>307 未刊だったはず
>307 ネタだろ?
「8月の砲声」文庫化。ちくまより。
>>310 ヤター、と思いつつ
あのやたらめったら高いくせに傷みやすいちくま文庫と
大人しくハードカバーを買うのとどっちがいいのか、などと迷ってみる
>305 光人社の文庫「大砲入門」が実質的に再販のようなものです。 まぁ、「ようなもの」ってのが曲者なんですが。 「日本の大砲」はあれをもっと濃ゆくしたような本だと思えば間違いないです。 とりあえず、ざっと知識を得たいなら「大砲入門」で、より以上のデータや写真 を求めるなら「日本の大砲」をどうぞ。 >306 月並みな言葉だが、貴方が何を求めているかによる。 勇壮な日露海軍艦艇の姿や、模型製作に役立つような写真満載を期待すると ショボーンとはいかないまでも、ちょっと高い買い物だったかも、てなこと になる。 海戦後の被弾した箇所の破壊状況や砲身のとう発による破損状況を知りたい とか思ってる人には宝の山。 個人的にはこれで2万なら安いと思うのですが、まぁそういう訳なので人に よりけりだと思います。 >311 価格差800円(wなので確かに微妙ですな。
「華北の散兵」という本はどうでしょうか? 購入を迷っているのですが・・・。
べるりん乙。 こんな感じで他のもよろしく。
このスレの分から反映していきますんで。 過去スレは順次追って行きます。
317 :
306 :04/07/11 17:08 ID:???
>>312 ありがとうございます。
うーん。より悩み出したりして(w No1目的は模型資料だけど、
被害写真には心引かれるものあり。
連結機雷らしきものが写ってたら、即買いなのだが。
過去ログ不足分があればうpするわ
前スレあたりで誰かが紹介していた「昭和史の決定的瞬間」読んで良かったです。 情報統制下の暗黒状態と見られていた2.26事件以降の日本においても、 あれほど反ファッショの保革政治勢力が公然と軍部独裁を防ぐべく奮起しており 評論家においても時代を見据えた合理的反戦・反ファッショを堂々と唱えていたのには驚きです。 合理的な反戦・反ファッショの動きを評価した上で、 左翼運動で投獄された、戦後文化人が褒め称えるいわゆる「英雄」たちを、 当時の国民の信任を得てなかったとして冷淡に捉える著者の見方も面白い。 その上で「民主主義は戦争を阻止できなかったが、戦争は民主主義を抑圧できる」という警句は傾聴に値する。
>>312 >「日本の大砲」はあれをもっと濃ゆくしたような本だと思えば間違いない
そんなことないぞ。
「日本の大砲」の特色は、図面・写真がメチャクチャ豊富なこと。
そして戦史を含めた歴史についてはあっさり、全く蛋白な扱い。
「情報の濃さ」としては「大砲入門」の方が上だ。
「日本の大砲」の欠点としては、一覧表が無いことも挙げられるかな。
また、逸話めいたものの言及もないので、ただただこれでもかという
豊富な図面と写真のオンパレードに圧倒されてしまう。
まあ、そこがイイのだが。
>314 いいね。これからの充実が楽しみだ。 >320 その本に関しては、>56でミリ哲が書いた書評も 同時掲載してあげてくれ。なんだかかわいそうだ。
・「八月の砲声」ちくま文庫 携帯して読みたいんで文庫版購入。 ベルギー関連のエピソードは一昔前に非武装中立論とかぶち上げていた 市民団体の方々に是非読んで貰いたい。 真摯に平和を愛する心も高邁な中立精神も、有事への備えが無ければ 他人の都合でアサーリと踏み潰されてしまう・・・・ ・渡辺洋二「埋もれた蒼穹―個人としての航空戦史」文春ネスコ 「歪んだ回想」が特に興味深い。こういう事例を発表するところが またこの著者のいいところ。 軍事とは関係無いがイーストプレス「反社会学講座」は メディアリテラシー本としてなかなか良い感じでお勧め。 こういう本がベストセラーに成ってくれないかなあ・・・・ マスメディアで大々的に取り上げられる可能性が絶望的なんで 厳しいけど。
324 :
322 :04/07/14 19:39 ID:???
>314 作業乙!
今ちょっと忙しくなるから、寝る前に一気にやります。
乙。
光文社新書 7/16 一之瀬俊也『明治・大正・昭和 軍隊マニュアル――人はなぜ戦場へ行ったのか』
>>321 >蛋白
淡泊だろが? いわんとするところは全く同意だが、ワラカスナ
5 名前: 名無しかましてよかですか? 投稿日: 04/07/16 20:50 ID:Ead6hRxf 今日のブクオフはいい収穫だった。 特殊部隊 上・下 トム・クランシー著 (原書房) トムの特殊部隊本といえば、「素顔のスペシャル・フォース」(東洋書林)があるが、 それが特殊部隊そのものを扱ったものであるのに対して、 今回の本は特殊部隊の行ってきた作戦について詳述したもの、と云った感じ。 テロリズム ブルース・ホフマン著 (原書房) 著者はイギリスのとある大学の国際関係学講師にして、テロリズム研究第一人者と言われる人物。 テロリスト・テロリズムの歴史・定義、テロリズムの宗教性から社会性まで、広く言及している。 一歩一歩踏み固めていく慎重な叙述で、初心者向けとしてもいける。 後は海賊の世界史とか、砂漠の戦車戦―第四次中東戦争―とか、 色々と掘り出し物が。
朝日のカラシニコフが単行本になってたけど、読んだ人いる?
某古書店で 電撃戦 ハインツ・グデーリアン回想録 中央公論新社 刊 の上下巻(各1580円)を発見。 ものの価値が分からない奴に所有させる訳にはいかないので確保してきた。 とりあえず漏れは超勝ち組。
>>331 お見事!
しかしミリだと、素直に祝福する気にはなれないなあ。
>>331 中央公論新社版で自慢するとは……
自慢するなら、フジ出版社版でしょう。
ミリも落ちたのを……
ちゅか、もう私はもう昔みたいにバカスカ古本買わないよん!
>>331 ,334
近所の古本屋では中央公論新社版が出たおかげでフジ出版版の本が大暴落。
電撃戦、擲弾兵、焦土作戦、始まりと終り、レッド・バロン、最終戦、
鉄の棺など500円から1000円で売ってた。
もうおなかいっぱい。
>始まりと終り、レッド・バロン、最終戦 >など500円から1000円で売ってた な、なんだってー その古書店早まりすぎ
>334 半年もすれば昔みたいにバカスカ古本買ってる自分に 気付くだろうて。まあガンガレ
ここは勃起不全で必死なペタのインタネーットですね!!!! ところで、長年米軍に密着して取材してたジャーナリストが、Q&A形式で 軍隊生活を解説した本が出たそうなんだが、書名とか出版社とか著者とか わからない。 知ってる人は教えてくれ。出来ればお勧め度も。
ミリ殿ともあろうものが、中公版欲しいなら新刊で買ってなかったのは不思議におもた。 新刊は、兵科記号のカチョイイ栞が付いてましたが、古本に無事ありました?
340 :
名無し三等兵 :04/07/19 23:13 ID:B2fNuqhL
Tony Buttler氏、一連の蛇の目な色物試作機本の新刊が刊行されました。 British Secret Projects 3: Fighters And Bombers 1935-1950 Tony Buttler (著) U.K. 定価: £29.99 価格: ¥6,345 (税込) 書籍データ * ハードカバー: 192 p ; サイズ(cm): * 出版社: Voyageur Pr ; ISBN: 1857801792 ; (2004/05/31) Tony Butler氏のイギリス試作機本"British Secret Projects"の新刊です。 "Jet Fighters Since 1950"と爆撃機編"Jet Bombers Since 1949"が刊行されてい ますが、この2冊で取り上げたのはジェット時代の1950年代以降の試作機、 計画機だけで、それ以前のレシプロ機は載っていませんでした。 不思議な事に第二次大戦中のイギリス試作機だけ載った本は皆無でしたが、本書 には今まで見た事が無かった資料が多数掲載されています。 本書で取り上げているのは、イギリス空軍が1934年に提示したF.5/34仕様で、 スピットファイアハリケーンを生んだ時期から、第二次大戦を経て直線翼の ジェット戦闘機、ミーティア、バンパイア等の登場迄です。第二次大戦中の試作機 計画機が中心で、戦闘機、爆撃機だけで無く、哨戒機、飛行艇まで載っていますが 輸送機は載っていません。単葉機だけでグラジエーター等の複葉機は取り上げてい ませんが、もしかすると複葉機は続刊で取り上げるかも知れません。 表紙に載っているカナード式の6発爆撃機は、ビッカース社が検討していた大型 爆撃機案の一つ"Vickers Type C"で、提案の中には通常形態の推進式や、全翼機 まで有りました。多分、岡部ださく氏もネタ本にする事でしょう。 イギリス機ファン、試作機ファンにお勧めです。
341 :
名無し三等兵 :04/07/20 00:27 ID:RiQ/MWlq
>>338 書名「本当の戦争 すべての人が戦争について知っておくべき437の事柄」
出版社「集英社」
著「クリス・ヘッジズ」 訳「伏見威蕃」
定価「1890円」
ニューヨークタイムズの記者が書いた本だから多分コレだろ、
ミリ哲の軍事の知識レベルだと買う必要は無いね。
Q&A形式だから気軽に読めるので、
初心者なら推奨するが。
342 :
名無し三等兵 :04/07/20 00:49 ID:qkTu6GaF
内藤初穂、牧野茂「平賀譲遺稿集」を東大総合図書館に購入させた。 つうか、総長だったんだから言われなくても買えよ!w
吉岡新一著 「古銃」ゲット 2000円で購入できた漏れは勝ち組
>>341 意外に深いかもよ。
WW2中の米軍が起こしたレイプ事件の発生率とか、戦争終結まで、米軍兵士は
平均してどれぐらいの女性とやっちゃったか? とかがサラリと書いてあるし。
ガチ左翼系の沖縄戦聞き取り資料でも、レイプ率は米兵ぶっちぎりだしね。 単に「殴られた」なら日本兵の方が遥かに多いんだが、レイプとなると米兵。
日本兵はまだまだ規律厳しい方だよ。 酷いことで有名なのは国民党の軍閥の兵隊で野盗同然、 共産軍は、、、建前では厳しいコトになってるけど、 『東洋鬼より怖い、なぜならば東洋鬼は罪を犯した(反抗した) 者を殺すだけだが、共匪は罪を犯した者も犯さない者も ことごとく殺すからだ』 だと。 やっぱ戦争には勝たなきゃな。
>346 元日本兵が戦後に、ビルマ〜インパールを旅したときのハナシ とある集落で当時のことを聞いて 「日本兵は私たちに暴力を振るったこともあった。たくさんの食料を奪っていったこともある」 「そうだったのですか。まことに申し訳ない。私はあなた方に謝りたい」 ビルマ人はいいえと答えた。 「日本の兵隊が日本の兵隊を殴っていたこともあったが、イギリスの兵隊(だったと思う)は私たちだけを殴った。 食料を奪ったことは、仕方の無いことだ。お腹がすいては死んでしまう。理解できなくはない。 イギリスの兵隊は私たちを強姦した。でも、日本の兵隊はそんなことはしなかった。 日本の兵隊はイギリスを追い出してくれた。 だから恨んでいない。 感謝もしていない」 この元日本兵は何を言えば良いのか、わからなくなったそうだ。
バランスオブパワー デザイナーズノートをブックオフで105円で捕獲しますた(・∀・)
350 :
名無し三等兵 :04/07/20 21:16 ID:bPPdUjJP
栗栖弘臣が亡くなったらしい。 『マジノ線物語』以外で何書いてたっけ?
>>350 『私の防衛論』高木書房、1978年
『自衛隊改造論』国書刊行会、1979年 共著
『いびつな日本人 国防を他人任せの日本人』二見書房、1979年
『仮想敵国ソ連 われらこう迎え撃つ』講談社、1980年
『核戦争の論理 日本は聖域ですまされるか!?』二見書房、1982年
『米ソ激突の恐怖 これから何が起きるか』芳文社、1984年
『考える時間はある いま必読!元統幕議長の日本安全保障論』学陽書房、1984年
『安全保障概論』ブックビジネスアソシエイツ社、1997年
『日本国防軍を創設せよ』小学館文庫、2000年
『マジノ線物語』K&Kプレス、2001年
こんなもんか。現在普通に入手できるのは『日本国防軍を創設せよ』ぐらいかと
>351 マジノ線物語はまだ入手可能だったはず。 でも高いのですよ。
>352 たった5000円(外税。当時は外税表記だったんよ) 今正に手元にある漏れは勝ち組。
>>353 今すぐうpしr…
ごめん嘘…著作権は大事にしないとな。
今度古本屋で探すことにしよう。
(´-`).。oO(学研M文庫辺りででないかな)
第二次大戦における連合軍の性犯罪の数は、 ぶっちぎりの1位は…まあ今さらなので省略するとして、 2位はたしかモロッコだった気がする。 まあ戦争なんて、ろくなもんじゃないねえ。
356 :
350 :04/07/21 02:19 ID:???
ソースも貼っとく
ttp://www.sankei.co.jp/news/040720/dea101.htm >351
結構書いてるなあ。何冊かは図書館で見たことあるね。
>352
『マジノ線物語』入手可能です。この前買って今読んでます。
本のどっかに、10年かけて作業して、これ以上やったら体が
持たない云々書いてあったと思うけど、まさか出版から3年後
に亡くなるとは・・・・。
あ、仏蘭西の話で思い出したけど、ド・ゴールの戦前の著作
『職業軍の建設を!』、『剣の刃』が地方の出版社から発売されてます。
こっちは安いんで、興味ある人はどうぞ。
357 :
名無し三等兵 :04/07/21 10:36 ID:E+Z+gyCW
>353 漏れは、ブックオフの105円均一で全作を纏め買いしますたので、 勝ち組。 ブックオフ(新古書店)に行くと、 凄すぎる本が105円になっているから、 新古書店と言えどもあなどれない。
『はじめてのJSF』ってJava関係の本が世界の傑作機のとなりにあった・・ なにか違う・・
359 :
名無し三等兵 :04/07/21 15:03 ID:X/Fk6oAi
>>347 ならいちいち難癖つけんじゃねーよ土人と言いたい
鳥居順 著 「イラン・イラク戦争」 パレスチナ選書●第三書館 田上四郎 著 「中東戦争全史」 原書房 100円コーナーにて発見、とりあえず保護。 入手しておいてなんだが、何か変だ。
俺の叔母が引っ越したらそこに雑誌が放置してあって、軍友(正確な文字は知らん)とか書いてあったらしいが・・。 とりあえず保護依頼出しといたけど詳細知ってる人いない? 俺はどっかの戦友会の会報みたいなもんと思ってるんだけど・・
>>361 鳥居順の本イラ・イラ戦じゃないけど高かったな。2冊で6k円ぐらい掛かった。
分厚い「中東戦争全史」も百円では見つかんないし…
「補給戦」の100円捕獲報告があったり
みんないいBookoffの近くに住んでるんだな・・・ウラヤマシ
鳥井順氏の本っていいんですか? 近所に湾岸戦争の分厚いやつが800円で売ってたのですが
365 :
361 :04/07/21 23:15 ID:???
>>363 「イラン・イラク戦争」は、GEO にて入手。
鳥居氏の本は、半額でおいてあるのはみるのですが。
100円コーナーを有する古本屋は、通りすがりの際に複数店舗を廻ったり。
上下巻なのに100円と半額といった、不可思議な値付けだ。
>>364 買いに行くから場所教えれ。
店名でもいいわ。
いまんとこ党も政府も軍も、上海閥がキッチリ抑えてるからね。
>368 人民は抑えきれているのだろうか。 それが心配なんだが。
不満はあっても、政府に歯向かえないお国柄。
始皇帝のころから変わってないとは良く言われるね
372 :
名無し三等兵 :04/07/24 18:56 ID:Txzy7U/B
ヒトラー第二の書、続わが闘争が角川文庫と成甲書房から相次いで出版されたが 内容は同じなのか。どっちの訳がいいのだろうか。
>>373 怖くないよ。キワモノヲタの間では超有名サイトdeath
「対ゲリラ戦」 白善Y 原書房 …を、105円でゲッツ。 矢張り新古書店巡りは止められませんな。
>>375 近くのブクオフだと半額だから手が出ない……・
中公新書「キメラ」の増補版が出ますた
>377 満州ものだっけ?
>>378 です。
理想国家/傀儡国家の両面に割れて、片面からしか評価されない満州国のイメージを
建国理念や統治機構の形成を追うことで実証理解するといった体裁。
データの豊富さも含めて概説の満州国史としては決定版かと。筆者は京大人文科学研究所教授
ついでに北岡センセの「清沢洌」も増補版が出たので買いましょう 岩波文庫の暗黒日記と一緒に
381 :
名無し三等兵 :04/07/26 22:11 ID:fc698FAb
小室直樹が紹介されてないやん! このスレ的なお薦めは『大東亜戦争、こうすれば勝てた』と 『日本の敗因―歴史は勝つために学ぶ』かな。 自衛隊を国民に尊敬される国軍にする方法については、 『痛快!憲法学』と『日本国憲法の問題点』(ともに集英社インターナショナル)。 「9条の自衞隊から、13条の自衞隊へ」という論理を頭の悪い俺にもわかる ように説明してある。 誰か読んだ事ある奴おらんのかい! 「レベル低いよ」とかの批判は勘弁な。
>379 ふんが〜、マジっすか? 改訂前の版を持ってる漏れ的には買いなのかな。
>>383 どうでしょ。公式サイトでは
>新たに満洲・満洲国の前史と戦後に及ぼした影響など、
>その歴史的意義を想定問答形式によって概観する章を増補した。
月並みですけど立ち読みして具合見してからがいいでしょうね。非増補版組としては
俺は、
>>382 みたいな、政治の本が嫌になって、軍オタになった気がする。。。
ナチスの体制やSSについて知りたいときは、芝健介氏の本は読んでおくべきでしょうか?
復刊ドットコムでの「補給戦」への票の伸びが最近極端に速いな。 7月だけで10票…すげぇ
>>386 まずは「髑髏の結社・SSの歴史」でしょう。
文庫上下の割りに高いけど、その価値はあるはず。
復刊ドットコム、新・戦争のテクノロジーの投票少なすぎ。
もう持ってるしなあ(w
戦争のテクノロジーと戦争回避のテクノロジーは古本でよく見かけるけど、新のほうは見ないね・・
392 :
ZII ◆RPvijAGt7k :04/07/28 19:11 ID:G0la+EkC
行きつけの旭屋書店札幌店で、「兵隊」という、戦中の雑誌の復刻版が 出ていたのですがどうでしょうか。31500円です。10000円なら有無を言わさず 買ったんですが。軍部のプロパガンダなら資料性も低そうですし。
中国戦線の兵士の投稿雑誌であるが検閲をしなかったというのが 売り文句。なのでそういうのに興味があれば買い。
>>394 この種のテーマ扱った本にしては安いし、読めば?
毎日新聞の今日の夕刊に、「丸」編集長のインタビュー記事が載ってたが、 読者層の高年齢化で、最近は部数も落ちてるみたいね… まあ書籍全般がダメつう話もありますが。
丸なあ…微妙な位置づけだよなあ
>398 よく行く古本屋の親爺(というか、お爺ちゃん)が、 「昔の丸はよかった。今のは愚痴しか載ってない」 って言ってたんだがマジ? 実は、一度も読んだことないんだよなあ>丸
>>399 昔は戦時中に高級将校だった人の投稿が多かったけど、
時代が進むにつれて、執筆している人間が戦時中若かった
兵卒になってしまったから、話のレベルが極めて落ちた
と言われている。
>>394 >>396 この本なら、国際関係論のカリキュラムや学科がある大学の
大学生協や購買で安く買える可能性があるね。
もしくはブクオフ。
>>402 このくらいのレベルの本が書籍購買に入らない大学なんてのは行く価値ないと思われ。
近くの本屋に独ソ物を中心として大量に入荷されてたので 電撃戦 グデーリアン 失われた勝利 マンシュタイン 第一次世界大戦 リデルハート(ともに付図や参考資料付きのフジ出版社) だけ買った。パウルカレル-バルバロッサのフジ版とか「飛行高度4000」とか「鉄の棺」とか メレンティンの「ドイツ戦車軍団全史」(朝日ソノラマ)とか、政治色のあるのでは 「戦うソヴェトロシア」とか「SSの歴史(フジ)」とかもあったけど、 価値がわからないのと金が少なかったので保留。 近くに独ソ戦専門家でも居たのかなあ
近所の古書店で「戦時軍事法令集」(国書刊行会)があったのですが、買うべきでしょうか? 持ってる友人は(・∀・)イイ!と言ってましたし、陸戦法規やワシントン条約の全文が載ってる?とか 聞いたので、結構気になってまつが。 それと、第二次大戦中の日独の(伊は、あれば。無くても全然問題無いです)技術交換、連絡、 視察の状況や具体的な内容について詳しい本がありましたら教えてください。
豚に真珠だね。
407 :
405 :04/08/01 12:53 ID:???
先日、神田で宝探ししてきた。で、捕獲した本 「日本陸軍兵器集」 ワールドフォトプレス ¥500 「海軍技術研究所」 日本経済新聞社 ¥600 「零式戦闘機」 柳田邦男 文藝春秋 ¥400 「戦闘機紫電改」 碇義郎 戦史刊行会 ¥300 「連合艦隊・南雲機動部隊編」 世界文化社 ¥800 「日本海軍艦隊総覧」 別冊歴史読本 ¥1000 「第二次大戦殺人兵器」小橋良夫 銀河出版 ¥400 「日本海軍の秘密兵器」小橋良夫 銀河出版 ¥350 「近代の戦争6 太平洋戦争・上」人物往来社 ¥250 「同7・太平洋戦争・下」 ¥250 「スペイン戦争」 斉藤孝 中公新書 ¥100 「太平洋戦争・上」 児島襄 中公新書 ¥100 「同・下」 ¥100 「ルソン戦・死の谷」 阿利莫二 岩波新書 ¥100 安くて良さそうなものを選んだんだが、価値がよくわかんない…… 得をしているのか損しているのか?
Q.〜が〜円でしたが買うべきでしょうか? A1 豚に真珠だから買うな A2 買え
>>405 書籍でなく論文になるが
「第二次大戦中の日独海軍」というタイトルの論文が連続掲載されたものなあらある
執筆者は平間洋一防衛大教授(当時)
1「ドイツの開戦と日本海軍」『防衛大学校研究紀要社会科学編』1991.9
2「日本海軍のインド洋作戦」『防衛大学校研究紀要社会科学編』1992.9
3「日本海軍と日独ソ関係」『防衛大学校研究紀要』1994.3
4「日独技術交流」『防衛大学校研究紀要』1995.9
5「日独人物交流」『防衛大学校研究紀要』1997.3
6「日独経済関係」『防衛大学校研究紀要』1998.3
7「独伊海軍のインド洋作戦」『防衛大学校研究紀要』1999.3
大学図書館ならあるでしょうが、ちょっと入手が難しい面も
他には洋書でH J.Krugほかの『Reluctant Allies German-Japanese Naval Relations in World War II』
ttp://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/1557504652/ref=pd_rhf_p_1/250-3691563-4245063 こちらは未読だが、平間も共著なのでその辺は防大紀要と被っているのかもしれません
ついでに『軍事史学』のバックナンバーを眺めてみてもちらほらありますね>日独交流 探すときはそちらもあたった方がよろしいかも >『攻撃高度4000』 そういえば『呪われた海』がリバイバルされたとき、攻撃高度〜も 復刊予定になっていたんだが、いつ出るんだろ>中公新社 ついでに紹介を 赤根谷達雄・落合浩太郎編『日本の安全保障』有斐閣コンパクト、2004年 各章著者によって内容にムラがありますが、総論、理論、地域(米中朝国連)と 分けられた読みやすさ、平易さも含めて日本の軍事的安全保障の基礎知識習得には便利です。 教科書という体裁なので文献リスト付。
>>412 そうそう「飛行高度」じゃなくって「攻撃高度」4000だった。
>>412 先日ブックオフで見かけたので明日即座に(ry
冷戦崩壊について書かれた本でお勧めがあれば教えていただきたいのですが。
ところで,マリアナ沖海戦関連のHPを立ち上げる予定で (有名な川崎学氏のHPとは大分異なる視点からまとめるつもり) 戦史叢書,モリソン戦史,「提督スプルーアンス」,関連Action Reports その他いろいろ読み込んでる最中なんだけど,軍ヲタ向けでスタンダードな マリアナ沖海戦本っていうとどんな本があるんでつかね。 HP立ち上げた後で「そんなの常識」だったら困るので一応チェックしときたい。
>>415 それは絶対にここより政治系の板で聞くべき。
418 :
415 :04/08/02 00:34 ID:???
あ、あっちはなんだか雰囲気悪いっす(´∀`;) ちなみに質問スレから誘導されてきたもんで…
>418 世界史板とか。
>>418 国際情勢板あたりの方がよろしいような(それこそ国際ネタの本も胡散臭い本がゴマンとあるが)
ある意味このスレの400前後でやってる国際政治学の教科書類を読むのが一番無難かも
当時の米国務長官の回想録ですが
ジェームス・ベーカー3世『シャトル外交激動の四年』新潮文庫、上下
なんかもよろしいかと
あ、
>>421 で直リンしちゃった。スマソ
上で挙げた本の文献欄から参考になりそうなものを幾つか:
○ミハイル=ゴルバチョフ『ゴルバチョフ回想録』新潮社、上下
○ロナルド=レーガン『わがアメリカンドリーム――レーガン回想録』読売新聞社
○ストローブ=タルボット・マイケル=ペシュロス『最高首脳交渉――ドキュメント・冷戦終結の内幕』同文書院インターナショナル
○ジェームス=ベーカーIII『シャトル外交 激動の四年』新潮文庫、上下(
>>420 参照)
※有斐閣の2冊から。見れば分かるけど主に回想録ですな。
○D. Oberdorfer, _From the Cold War to a New Era: The United States and the Soviet Union, 1983-1991,_ John Hopkins University Press, 1998.
○R. L. Gartoff, _The Great Transition: American-Soviet Relations and the End of the Cold War,_ The Brookings Institution, 1994.
○Beth Fischer, _The Reagan Reversal: Foreign Policy and the End of the Cold War,_ University of Missouri Press, 1997.
※洋書も。上2冊は知らないけど一番下は冷戦終結レーガン主導論の書。
あと関係ないけど
>>396 >>412 で挙がってた本の紹介URL。
ttp://www.yuhikaku.co.jp/bookhtml/012/012130.html ttp://www.yuhikaku.co.jp/bookhtml/010/010634.html ttp://www.yuhikaku.co.jp/bookhtml/comesoon/00017.html ttp://www.yuhikaku.co.jp/bookhtml/012/012200.html 更に関係ないけど有斐閣の政治学関連書一覧。(表示されるかな?)
ttp://www.yuhikaku.co.jp/cgi-bin/booksearch/query.pl?shoANDOR=AND&sho1=&sho2=&genre1=F&genre2=&cho=&zaiko=all&nenKIND=1&nen1=&nen2g=M&nen2n=&isbn1=&isbn2=&printnum=100&submit=%B8%A1%BA%F7
424 :
415 :04/08/02 13:58 ID:???
ありがとうございます!
ふと思ったがとんでも本のスレも欲しいな。
426 :
ZII ◆RPvijAGt7k :04/08/03 19:29 ID:fW9N4E1a
トンデモ本といえば、小室直樹ですよ。 何せ、「零戦が足りないのならば、陸軍の97戦を空母に載せて上空直衛しる!」 と叫んでいる御方ですから。小室と日下公人の対談本は爆笑ものですよ。
戦争論っていろんな出版者から出てますが どれがオススメですか?
PHPに金を落とすのは面白くないので、まだなぜか近所の書店に残ってる 新潮文庫verを買うことにしようと思った。
>>427 Reclams Universal-Bibliothek版かな、やっぱり。
>>430 新潮版があるんなら、それに越したことはないですね。
この人の本間、阿南、今村の軍人三部作(甘粕を入れて四部としてもいいが)は
かなり好きです。
>>427 初めて読むのなら、芙蓉書房(レクラム)版がおすすめ。
その後、中公版か岩波版を読むのが吉。
ハヤカワ文庫の 「ポケット戦艦」、「ラプラタ沖海戦」、「戦艦ビスマルクの最期」、「ロンメル将軍」、「空軍大戦略」 ブックオフにて各105円で購入。
436 :
名無し三等兵 :04/08/10 06:32 ID:4uTdL+m+
宮崎繁三郎将軍の下で戦った兵隊さんが書いたインパール戦記モノってないですか? NF文庫にはインパール物もたくさんあるようなのですが・・・・
437 :
名無し三等兵 :04/08/10 23:20 ID:wo/KWorC
>436 あ、そういうの私も読みたいです。 「烈」のお話は「抗命」しか読んだ事ないんで
バルチック艦隊の戦いを書いた名著「ツシマ」が原書房から復刊 欲しいけど今月はむりぽ・・・(´Д`)
>>436 すまれてる地域がわかりませんがこつこつと調べるなら福岡市民図書館の郷土資料室等の各図書館の
郷土資料室に行くと結構掘り出し物の資料が見つかりますよ。まあ、手間はかけましょう。
>404 >「SSの歴史(フジ)」 講談社学術文庫から再刊されてますね。一般的な評価はわかりませんが、 とりあえずそれなりに面白かったです。(やや退屈ではあったが。)
最近旭川に越してきたんだけれど、いい古本屋が見つかんない。つーか普通の本屋すら いいのがない。帯広の方が充実してるってのはどういう訳だ?軍都とは思えん。 つうことで、いい情報有ったら教えて下さい。
まちbbsで聞いたほうが
今日買ってきた本…なんか久しぶり。 講談社選書メチエより。 山田寛著「ポル・ポト<革命>史 −虐殺と破壊の四年間−」 著者は読売新聞サイゴン支局、バンコク支局、パリ支局、アメリカ総局長を経て退職し、 大学の国際関係論、特にアジア事情についての教授をしている人。 昔から、カンボジア情勢についての著書を出しているが、この本では、ポル・ポトの思想、 その発展と退潮の歴史、そして現在について述べている。 ただ、著者も述べているように、段々記憶が風化しつつある状況で、指導者がどんどん 病没しており、ここで一度纏めようとしたとのこと。 しかし、まだ、謎な部分が多すぎ、結局、「ポル・ポトの革命とは何だったのか?」という 問いに対する回答はまだ書かれていない。 もう一冊、講談社選書メチエより。 須藤 眞志著「真珠湾<奇襲>論争 −陰謀論・通告遅延・開戦外交−」 所謂、真珠湾攻撃をRooseveltは知っていた、或は日米開戦はRooseveltの陰謀だ、とか、ハル・ノートは米国の最後通告だ、とか、 そう言う類の論を検証したもの。 著者は「ハル・ノートを書いた男」を著しており、今回の本はこの本の姉妹編、更に「日米開戦外交の研究」と併せて読むと理解が 進むであろう。 尤も、修正主義者とか陰謀論者には不愉快な本であろうが。
最後。 世界銀行政策研究レポート 「戦乱下の開発政策」 2003年に発行された"Breaking the Conflict Trap: Civil War and Development Policy"の邦訳版。 この本は、1960年から99年にかけての52件の紛争事例を分析し、紛争防止、紛争後の復興支援、 社会開発のあり方について述べたものである。 特に内戦が発生すると、どういう被害を当該国や関係国にもたらすのか、また、その内戦で儲ける のは誰か、内戦が一度発生すると、国はどうなってしまうのか、と言った点をデータに基づいて分析し、 その内戦を抑止する手だてはあるのか、内戦抑止のために行う開発支援の方策はどういったオプション があるのか、など様々な見方から書かれている。 領土問題、国際紛争、難民などといった視点ではなく、様々な統計を通じて出てきた内戦の実相を数値化 したものはなかなか面白い思考実験だと思う。
>>416 スタンダードかはイマイチイメージし難いが
奥宮・淵田の「機動部隊」(現在はPHP文庫だったか)は
戦後直後に出版、かつ当事者が携わったものである分、
やはりスタンダードなマリアナものではないかと
質問です。 WW2の、ドイツ国内、ドイツ軍内に浸透したソ連スパイ組織について書かれた本やサイトってないでしょうか? ググってもゾルゲばっかり出てくる……。
>>447 山下公子『ヒトラー暗殺計画と抵抗運動』講談社選書メチエ、1997年などは既読かしら
一項を裂いていわゆる赤い楽隊に関する記述あり。最新研究(当時)における位置づけなども。
角川文庫の「続・我が闘争」 これって原書房の「ヒトラー第二の書」と別物?
>>447 日本語なら、ジル・ペロオ「赤いオーケストラ」、レオポルド・トレッペル「ヒトラーが恐れた男」 図書館か古本で。
red orchestra spy あたりでぐぐるも良し。
>>449 同じ本。
日露戦争百年てっ事で、プリボイのツシマが再刊されてるね。 トラファルガー二百周年とあわせて原書房もいろいろやるなあ・・・
ツシマの再販本を店頭で見かけて1分後・・レジで金を払っている俺がいた どーすんだ俺・・・30冊は積んでるのにorz
>452 は、は、はっ、僕の勝ちだ。僕は50冊は積んであるぞ。はははは。orz
みんな少ないんですねえ。 この休みに本を5冊持って帰省して、4冊読んで、地元の古本屋で 10冊ほど購入しましたよ。毎月10冊ずつくらい積ん読増えますねえ。
何の本でも、一回絶版とかで探すのに苦労すると、 とりあえず買っちゃうようになるな 確保だけしといて、読むのはずっとあと
まぁ、なんだ。爺婆になってリタイヤしてから、ゆっくり読むと。
本屋とか行くとよく思うよ。 ここにある本全部読むのに一生は足りるのかなあと。
原書房とグリーンアロー社とハヤカワと講談社の軍事関連の本が 家に百冊以上置いてある もはやただ集めることが目的となりつつある俺。 ときどき ブクオフには とんでもない掘り出し物が百円であるので やめられんな。
>>458 例えばどんな掘り出し物をゲットしたのか述べてみなさい
漏れは軍事関係では未だないな
100冊? まだまだ甘いな。
俺も40冊ぐらい積んだままだな
積み仲間がイパーイイパーイ
>>458 ウチの近所のブクオフにはミリタリー系の本自体入らん・・・・掘り出し物以前に一冊も無いんじゃなぁ。
あ、この板に来る前にアリアドネの間違いだらけの自衛隊兵器カタログ掴まされたっけ。100円だが。
近所の学祭でやってた古本市で児島襄の日中戦争(文庫5冊セット)が250円で売ってたのを即買いした程度か。
先日亡くなった栗栖弘臣氏著の、”仮想敵国ソ連”をブクオフで100円で買ったなぁ。
古本は一期一会だから、積んでるから、同じ本を2冊も買っちゃうんだよ
リタイアしてから読もうなんて考えてると老人性白内障がまってるぞ。 目がよく見えるうちに根性入れてがしがし読むべし。 参考:(白内障 年齢 発生率)でググれ。
今日買った本。 光人社NF文庫はネタ切れか夏枯れか、3点のみ出版。 一応買ったのは、大内健二「陰で支えた軍用機」のみ。 どちらかというと、世傑などで取り上げられることの少ない、マイナーな機体を取り上げたもの。 とはいえ、スペースが限られているため、それなりに枝葉を落とした形で消化不良になっている 記述であるのは否めないところ。 個人的には、第二次大戦中のスイス空軍辺りの活躍を取り上げて欲しいのだが。 今月は他に、「連合艦隊軍艦ハンドブック」、佐藤一正著「艦と乗員たちの太平洋戦争」があった。 もう一冊、Broken Wings of the Samuraiの邦訳版、Robert C. Mikeshの「破壊された日本軍機」(三樹書房) 訳者は「橘花」を著した元IHIの航空ジャーナリスト石澤和彦氏。 この本は、米航空技術情報部隊(TAIU)の技術部隊の記録、写真で、特に占領直後に行われた日本陸海軍の 航空隊基地に乗り込んだ調査報告、その後の処分方法など結構貴重な写真が多くある。 また、米国など連合国に引き渡され、調査に用いられた機体の資料に一章を割き、更に、戦後、海外で運用された 日本軍機の状況、中華民国、中共、フランス空軍、タイ空軍、インドネシア空軍の状況にも触れられている。 巻末には、世界に現存している日本軍機の一覧が状態別に掲載されている。 完全なリストではないと思うが…。 最後はネタ的だけど。 以前、「働く男の制服図鑑」という本があったのだが、それの続編で、「戦う男の制服図鑑」 と言う本が、フィールドワイという所から出ている。 Illustrationは、まぁ、何だ、人によって好みが分かれるけど、古今東西の軍服とか階級章、 軍装小物などの資料はそれなりに豊富だったり。 初心者的にも良いかもしれない。
「戦う男の制服図鑑」は、確か夏コミ三日目にスペースが出ていたような。 素通りしましたが、何か?
>>466 >大内健二「陰で支えた軍用機」
ぱらぱらと立ち読みしましたが、かなりメジャーどころも載ってましたな。
モスキートがマイナーというとイギリス人に怒られそうだがw
普通の日本人にはイギリス機はマイナー・・
>467 見たけど、軍板住人には無用。安い資料/イメージソースが欲しい腐女子向けなら良く出来てるんじゃ。
>468 しかし、あってもなくてもいいようなレビューだな。全く内容を説明していない。 まさか本人・・・・?
475 :
:04/08/24 19:32 ID:???
各国の旧式戦艦の良い資料にお心当たりはありませんか? 新戦艦の資料は割と豊富なのに旧式はあまり見つからなくて。
>477 学研の歴史群像太平洋戦史シリーズの41「世界の戦艦」、海人社の各国戦艦史 (日、独、米、英、仏、伊、露の各国が出版されています。)、Koeiの戦艦名鑑とか。 それと、福井静夫著作集の世界戦艦物語。 この辺が現在でも比較的入手可能な部類でしょうか。 洋書では、Tony Gibbonsの"The Complete Encyclopedia of Battleships and Battlecruisers" (Salamander Books)辺りが比較的よい資料か、と。
479 :
名無し三等兵 :04/08/25 02:53 ID:bNkuCsCV
初めましてで唐突ですが教えて下さい。 マキン・タラワの戦闘詳細について、お勧めの書籍やサイトは無いでしょうか?
戦史叢書の該当巻
中公新書 「韓国の軍隊」 つい最近でたんで買ってみたが、韓国の軍事制度がよくわかってよかった。 作者(元韓国陸軍少佐)のもののみかたも興味深かったし。 なんか似たような本で、他国の軍事制度を紹介した本ってないですかね?
最近の暇つぶしの一つである、市内のbookoffめぐりで最終戦争論・戦争史大観を100円でげと。
>>484 今日ブクオフで見た気が。背表紙でもうデンパゆんゆんって感じで苦笑いしちゃった。
火器登場以前の欧州での戦術・戦闘、装備の変遷など、について書かれた本を探しているんですが、何か良いものはありますか? できれば、安いものがいいんですが…… 知っている方、いたらぜひ教えてください。
488 :
名無し三等兵 :04/08/27 23:58 ID:n6Gr5wWc
>>486 安いってのがなあ・・・
新紀元社の本になっちゃうんじゃない。メン・アット・アームズの邦訳とかさ。
>487 サンクス >488 ”できれば”という意味で、それほど重要な条件ではないです。 10万とかそういうのでなければ、知っていたら、教えていただけませんか? >新紀元社の本 これから調べてみます。 サンクス
490 :
名無し志願兵 :04/08/29 11:02 ID:1EJC1ZEy
本土からまともに本屋もない道北の片田舎に飛ばされて悔やんでいたが、 そんな辺境の町の図書館にて探し求めていた 「補給戦」を発見、それどころかリデルハートシリーズもむちゃくちゃそろってた。 残りの任期、楽しく過ごせそうだw
ニコラス・ホッブス「あなたの知らない戦争のひみつ」原書房 ブックオフで300円でゲット 戦争のトリビア本 虐殺の項に「南京大虐殺」(20万処刑、10歳から70歳の女性2万人レイプ)とか、 前線でのお愉しみ、の項に「従軍慰安婦」(20万人の朝鮮女性)とかあって萎えた 「奇跡の大勝利」の項に、中国の数千で数十万を破ったとかいう「伝説」まで近代戦にまじって入ってるし 「矛盾する史実や統計に関しては、最も一般的なものを採用した」そうだ ま、ネタ本だし、引用とかには使えないカンジ
492 :
名無し三等兵 :04/08/30 18:00 ID:DKQ8k+4Z
>>486 新紀元社から『武器甲冑図鑑』というのが新しくでてたよ。
なんでも、「古代エジプトから大英帝国」までってことらしい。
軍事板的に北岡伸一氏の評価はどうなのでしょうか。
>>493 民主党スレで北岡氏の意見を紹介したら総スカンだった。・・・ってスレ違いか。
495 :
ゆうか ◆9a1boPv5wk :04/08/30 18:56 ID:5D3XBxZi
コーエーの再刊シリーズ。 来月上旬に戦車名鑑が改訂版で出るそうです。 今日の戦果は世界の駄っ作機・番外編。 えげれすのスバラシイ機体が山盛り(笑
別スレで明元社の復刻版「肉弾」と「此一戦」の話がうpされてたけど このスレの住民的な評価はどうよ。
>ゆうか氏 そういえば世界の艦船9月増刊はどうなったの?
498 :
ゆうか ◆9a1boPv5wk :04/08/30 22:17 ID:5D3XBxZi
あれは9月中旬。
「モリソン戦史−ニューギニア・マリアナ」毛と。 ・・・・・内容はともかくなんですかこの中学校の卒業文集並みの 裁断レベルは。ページめくるのも一苦労。 うっかりハードカバー版を買っちまった漏れが悪いのか? ぶくおふで削ってもらおうかな
500 :
名無し三等兵 :04/09/02 10:32 ID:EsQAeT1Q
すいません質問があります。 情報機関とかスパイとかのもつノウハウや概念を 皆さんどのような書物から手に入れられているのでしょうか? またもっとも質のよい書物は日本であろうと外国であろうと問わず どのようなものがあるでしょうか。
日本語の不自由な人は、まず日本語の勉強からした方がいいとおもいますよ。
>500 ハヤカワ文庫NF 「スパイのためのハンドブック」 ウォルフガング・ロッツ ¥460 と言う本がある。オレはブックオフで0.25Kエソで入手 モサドの元隊員が書いた本で、まだ半分くらいしか読んでないけど、なかなか面白いのでお勧めですよ。
502と同じ著者、版元で「シャンペン・スパイ」もいいよ。
504 :
British Secret Projects 3: :04/09/02 23:27 ID:k4jS8pzr
Tony Buttler (著) U.K. 定価: £29.99 価格: ¥6,345 (税込) 書籍データ * ハードカバー: 192 p ; サイズ(cm): * 出版社: Voyageur Pr ; ISBN: 1857801792 ; (2004/05/31) Tony Butler氏のイギリス試作機シリーズ"British Secret Projects"の新刊 は初のレシプロ機編です。今までジェット戦闘機編"Jet Fighters Since 1950"と ジェット爆撃機編"Jet Bombers Since 1949"が刊行されていますが、この2冊に 1950年代以前のレシプロ機や初期のジェット機は掲載されていませんでした。 本書で取り上げているのは、イギリス空軍が1934年に提示したF.5/34仕様で、 スピットファイア、ハリケーン等が誕生した時期から、第二次大戦を経て直線翼の ジェット戦闘機、ミーティア、バンパイア等の登場迄です。第二次大戦中の試作機 計画機が中心で、戦闘機、爆撃機だけで無く、哨戒機、飛行艇まで載っていますが 輸送機は載っていません。単葉機だけでグラジエーター等の複葉機は取り上げてい ませんが、もしかすると複葉機は続刊で取り上げるかも知れません。 今までドイツの試作機を扱った書籍は今まで数多く刊行されていますが、不思議 な事に第二次大戦中のイギリス試作機がまとまって載った本は皆無でした。本書に 今まで見た事が無かった写真、図版等の資料が多数掲載されています。駄っ作機の 定番、旋回銃座付き複座戦闘機に一章を割き、もし実現したら駄目駄目になった 各社の計画案が載っています。表紙に載っているカナード式の6発爆撃機は、 ビッカース社が検討していた大型爆撃機案の一つ"Vickers Type C"で、提案の中に は通常形態の推進式や、全翼機まで有りました。多分、岡部ださく氏も本書を ネタ本にする事でしょう。イギリス機ファン、試作機ファンにお勧めです。
「知られざる『自衛隊災害医療』」 白濱龍興 悠飛社 ¥1400 こんな本あったのかと、図書館で驚く今日この頃。著者はシビリアンの自衛隊中央病院院長。 基本的に自衛隊を知らない医療職/防災担当者向きに書いてあり、自衛隊とはどういう組織かに始まり、 災害医療、とりわけトリアージ、遠隔地支援システム、NBC災害の症状と対策、これまでの国内外での活動など簡潔かつ要領良くまとめてある。 このテーマに興味がある人は除いて、趣味の軍ヲタ的には…だが、とりあえず災害時には、この本の内容を頭に叩き込んだ医師・看護婦にぶち当たりたいもんだ。 …黒タグ付けられる場合を除いてね。
≫502、503 情報ありがとうございます。多謝。
欧米の軍制に関する研究 / 藤田嗣雄著 信山社 これの概要わかるところってないですかね 近くの図書館にはないし 税込み50400円では内容もろくにわからない状態で手は出せない 目次の一部は見つけました 序 第1章 軍隊と立憲主義 第2章 イギリスの軍事制度 第3章 アメリカ合衆国の軍事制度 第4章 フランスの軍事制度 第5章 ドイツの軍事制度 ・・・・・ 執筆は二次大戦前らしいので、19世紀の軍制とかが詳細に語られているのか… フリードリヒ大王のプロイセンとか、革命期のフランスとか その辺の軍制からフォローされてるなら読んでみたいですが
横浜の日の出町の古本屋で, 「スパイ機」ビル・ガンストン著/岡部いさく訳 ホビー・ジャパン発行 昭和63年12月刊を1000円で買った. ブックオフのおかげで,もっと安く手に入る本も近ごろは,定価の半分が相場になってしまった. 馬鹿なBOOKOFFなら100円で売っているのだろうが, こういう稀少本は,やはりほどほどの値段でないと...... イラストレイテッド・ガイドシリーズの4番目なのだが. 「現代の戦闘機」が1,「現代の駆逐艦」が3,などと10巻までが予告されているが, 完結したのかしら. なにしろ,20年ちかい月日が経過しているから... 類書をお持ちの方,情報を..........
>>507 うちの大学図書館に入ってるからざっと読んでレビューしようか。二、三日待ってくれれば。
で、東京圏もしくは関西圏なら結構収蔵している大学図書館は多いようですよ。
上でスパイや情報機関のノウハウについてありますが、 電網将校参謀本部の情報戦研究室というところに質の高い 内容がありますが、ここの空軍の情報のリンクの中の文に 『空軍マニュアル(AFM)1-1「合衆国空軍の基礎的航空宇宙原則」』 とあるけど、海軍や空軍のフィールドマニュアルも市販されていたり 閲覧したりすることができるんですか? 知っている人がいたら教えてください。ぜひ触れてみたいので。
511 :
507 :04/09/03 18:51 ID:???
>>509 ありがたいです。ぜひお願いします。
信山社には『ナポレオン戦争』で十分貢いだのでちょっと様子見です
そういえばあれの箱入り戦況図付全巻セットって音沙汰ないですね
「諸事情で今出せない、進展があったらメールでお知らせする」
との連絡は受けましたが、半年ほど前に…
ネット古書店は色々利用していますが、
図書館に関してはほとんど知りませんでした
卒業生でない、社会人でも大学図書館が利用できるのか、とか
全然知らないので少し調べてみます、ありがとうございました
>>511 >>507 です。さっそく借り出して目を通してみましたが、文語体の文章で、軟弱な口語体の
文章しか読みつけてないわたしのような人間には少々厳しいです。あと、注などにフランス語、
ドイツ語、英語の文章がそのまま引用されているので、きちんと読むと結構手間がかかり
そうです。
解題も読んでみましたが、昭和九年に学位論文として受理されたものが、なぜ平成三年まで
公刊されなかったかという経緯にも非常に興味深いものを感じました。
>卒業生でない、社会人でも大学図書館が利用できるのか、とか
>全然知らないので少し調べてみます
まず、webcat(下記URL)で所蔵している図書館を調べた上で、お近くの大学図書館に
問い合わせすることになると思います。
http://webcat.nii.ac.jp/ 東大の総合図書館でしたら身分証持参の上閲覧簿に記帳するだけで閲覧可能ですが、図書館に
よっては事前の照会を要するもの、そもそも閲覧を認めていないもの等があるので注意が必要です。
そのあたりは検索結果からリンクが各大学図書館に張ってあるのでわかります。
また、国立国会図書館でしたら確実に収蔵していますし、多くの公立図書館は相互利用サービス
(国会図書館を含んでいる場合が多い)を行っていますので、一度相談してみてはいかがでしょうか。
図書館の司書さんというのは、たいていそういう相談には親切ですし。
>>507 都立図書館にありますので、
都民なら自分の住んでいる自治体の図書館に、
リクエストすれば借りられるよ。
他の県民でも都立図書館で閲覧可能。
この本の評価、軍板的にはどうなんでしょうか? 日本はなぜ敗れるのか―敗因21ヵ条 角川oneテーマ21 山本 七平 (著)
イザヤ・ベンダサンはイラネ
517 :
波江 :04/09/06 19:48 ID:???
言論統制―情報官・鈴木庫三と教育の国防国家
ttp://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4121017595/qid=1094466974/ref=sr_8_xs_ap_i1_xgl/249-9059263-6876350 読了しました、前半は立志伝そのものである鈴木庫三の前半生を記述。
茨城の裕福な家から貧農に養子に出され、必死に勉強して陸軍士官学校に入校
しかし年齢制限から陸大への進学を諦めるが、それでも自分の得意分野である教育を生かして
中尉の時、日大を主席で卒業したり、帝大派遣学生として教育分野を勉強する鈴木庫三に感情移入してしまう。
後半は陸軍情報局の情報官として、戦後の悪名と実際に日記に書かれた鈴木庫三のギャップに唖然
いかに言論関係者が、戦前の自分を守るために鈴木庫三一人をスケープゴートにしたか
その卑劣な行為が検証される。
鈴木庫三が戦後にイメージされる、言論弾圧を行う粗暴な陸軍将校などではなく
日大で助手を務め、東大や各知識人に人脈を作って思想戦を戦った言論スペシャリストであったことや
部下に慕われる教育将校として生きてきたかがわかる。
(今日はブックオフで、新戦史シリーズの「巡洋艦戦隊」「空母機動部隊」「本土防空戦」「世界の救出作戦」を保護
他には「ミッドウェー」「海上護衛戦」などが有ったけど、金が続きませんですた)
518 :
名無し三等兵 :04/09/06 20:38 ID:BFMl1VGU
>>515 山本七平はフィリピンに砲兵少尉としての経験がある
俺的には評価大
山本七平は「ある異常体験者の偏見」だけは読んでおけ。 教養としても軍ヲタ的にも興味深い本だ。
えー、「一下級将校の見た帝国陸軍」は? 「私の中の日本軍」は? 「私の中の日本軍」の方はペンタザンがらみでイロイロあるにしろ 「ある異常体験者の偏見」を含めた3冊は比島戦記として+ 日本人組織論本として外せない存在でそ。
イアン・ホッグ著、陸自高射学校訳、原書房刊「対空戦」(1982初版)と、 「工兵操典」の「総則及第一部」「第二部」(それぞれ昭和十六年、十五年発行)をネットで購入。 とりあえず「対空戦」をぱーっと読んでみたが、 WWI〜WWIIの高射部隊(主に英米)にページの多くがさかれている。 第一次大戦でドイツの飛行船迎撃のため、 「はしけ」にキャメルを積んで駆逐艦で引っ張って北海を遊弋、 飛行船を見つけると「はしけ」からキャメルを発進させて迎撃する実験をしていたのはおもしろかった (その後、キャメルは陸地の飛行場を、駆逐艦は別のキャメルを積むために港に向かう)。 後にWWIIで、ハリケーンを輸送船から発進させるアイディアはここから来たのか? とか思ったり。 ちなみに「対空戦」には「奥村」の印あり。 確認した限りで一ヶ所、誤植に赤が入っているのがワラタ。 「工兵操典」はこれから読むの。
>>522 ただ、Global Securityに収録されている文書というのは
ちょっと古いものがあるので注意が必要。
教範や教義関係文書の最新版はやはり米軍関連サイトで入
手するのが望ましいかもしれません。
例えば米空軍の場合、"Air Force Doctrine Documents"
でググり、一番上のリンク先をたどると入手できます。
fasにも教範ってなかったっけ?
てなわけで、藤田嗣雄著「欧米の軍制に関する研究」 本書は、著者が昭和10年に東京帝国大学に提出した学位請求論文である。通常、博士の学位請求論文は、 可能な限り早く公刊されるのが通例であるが、本書は平成3年に至るまで出版されなかった。これは、以下で 述べるように、本書が扱っている問題が、当時非常に微妙な問題であった統帥に関わる事項に及んでいた ためである。このため本書は公刊されることなく、「禁閲」印を押され、長らく書庫に眠ることとなった。 さて、著者の目的は、解題にもあるように、英独仏米の軍制を比較しそれらに共通する「法律的原則」を見出すこと である。比較に際しどのような観点を採用するかは、第一章が明らかにしている。「軍隊と立憲主義」と題された この章で、著者は、軍隊が国家の中にどのように位置づけられているかを主に法制度の面から考究し、現代の 軍隊が立憲主義の支配下にあること、すなわち、国家において、政府と議会に代表される文民が、軍隊に 優越していることを示す。第二節ではより具体的に、軍隊の統帥権の両輪をなす指揮命令権と管轄権のうち、 管轄権はほとんどの国で文民からなる政府の支配下におかれ、前者についても、文民による統制が進行しつつ あることを述べる。第三節では、こうした文民の優越の背景にある思想の発達史が述べられている。すなわち、 軍による国民の自由の侵害・弾圧に対する忌避と、軍人とはすなわち市民であるという思想こそが、立憲主義を 促した、とするのである。 第二章以下は、各国の軍制の発達史にあてられている。ただし、ここで述べられているのは編制の変遷史ではなく、 より上位の、軍と政府とのインターフェイス、つまり政軍関係が、どのように法律によって規定されてきたかという 法制度史である。記述の始期は、イギリスにおいてはノルマン朝期から、フランスにおいてはカぺー朝期から、 アメリカにおいては独立戦争以前から、ドイツにおいては18世紀末からであるが、記述の重心は、法制度が次第に 整備され立憲主義の優越が次第に整えられていく19世紀以降におかれている。
本書において、著者は、客観記述に徹し、禁欲的なまでに自身の意見を明らかにしていないが、著者の問題意識は、 いくつかの文章から明らかである。すなわち、 「現今に於ては、共和国は勿論、君主国に於ても僅少なる例外を除き、統帥独立の制は廃滅に帰し、軍隊の設置、 維持及び運用等に関し文権優越の主義の確立を見るに至りたり」(p.24) 「軍隊は憲法及び法律の下に置かれ、編制、兵額、兵役義務、軍事負担、軍律及び軍紀等は孰れも法律の規定 する所なり。軍隊は、憲法ま又は法律の規定に基きてのみ秩序の維持及び法の執行の為めに出動することを 認められ、其の発意に基きては、何らの行動に出づることを得ず」(p.3) 昭和9年という著述の時期を考えるとき、これらの文言はある特定の意味を帯びざるを得ず、また、筆者が日本の 軍制に関する問題については一切触れていないにも関わらず、本書が出版を許されなかった事情も関知し得るの である。 本書の価値は、国家における文権の軍に対する優越がどのように確立されてきたかを明らかにし、政軍関係に ついて考える上での格好の資料と視点を提示している点にある。その意味で、現在にも通用する価値をもつと 言えるだろう。 最後に本書の記述スタイルについて。論文ではあるが、記述に晦渋な点は見られない。ただし、本文・注いずれにも 記述の対象となっている国家の法律からの引用が大量に原語で行われているため、熟読するにはそれらの原語の 知識が必須となるだろう。また、上記引用からも明らかなように、文体は文語文である。 ……疲れたorz
「ブリエアの解放者たち」はもう手に入れられないのでしょうか? ネットで探しても在庫切れらしくて買えません・・
たまには脚を使えよ。
だな。ネット古書店は確かに品揃え悪くはない。 だけど、ネットに載せてない本もあるし。どんな本があるかしりたければ目録を請求する。 関東圏だったら神保町でフィールドワーク。そうでなくても 日常的にブクオフ行ったり、裏道に古本屋が無いか探したり、ちょっと電車で遠出して探してみたり。 (その場合その地域のブクオフも忘れずに) 俺も周囲数キロは調べつくしたからどこにどんな古書店があるかくらいまではわかるようになった。 一月に2〜3回全部見回るようにしてるし
>>529-530 >>528 は、対人恐怖症で外に出れないひきこもりなんだから、あまり虐めては
いけない。インターネットが普及してこっち、「ネットで」全て何とかしようとする
(削除)な人が増えてるのは、新規参入者が減るという意味ではいいことなのかも
しれないけど(w
リアル対人恐怖症で外に出られないひきこもりの人〜! ノシ
ブックオフなどは、可能であればその店の入換え日に行くのが吉。 しかし、近隣の別系列の100円コーナーから購入してきたのではないかと思しき本(部数が少なそう な専門書が、棚ごと移動している気が)を半額コーナーに陳列されているというのは、店によって目利き の差があるとしても腹正しく思えてしまうのは、我ながら器量が小さい・・・。 神保町も、普通に通えなくなってからその価値に気づく程度なので、参考にはならないかも・・・。
>528 図書館で借りるんじゃ駄目なの? 手元に置いておきたいって事?
正直、周囲数キロの範囲に複数の古本屋/新古書店の無い 地域だってざらに有る訳で。 そういうトコの住人にとってはネト古書店の存在は有り難いのよな〜。
536 :
507 :04/09/08 02:10 ID:???
>525-526 ありがとうございました。 自分は「軍制」といっても編成より法制の方に興味がありますので、なんとかして読んでみようと思います。 しかし、当時統帥権に関して踏み込むのはかなり勇気のいることだったんでしょうね。
>528 ネット古書店検索で4、5点ひっかかったが?
>>537 「在庫切れ」って言い方からすると、
amazonと楽天あたり見たけど無かったつう意味でないの
ブックオフ行っても無かったので変わりにアーロン収容所を買ってきました 結構おもしろい
エヴァタソの新刊買った人いる
復刊.comの「新・戦争のテクノロジー」、今日やっと5票になった……
>>541 「新・戦争のテクノロジー」レベルなら結構古本屋で手に入るぞい。
「補給戦」は見たこと無いけど。
>>542 神田古書店街とかの東京都内で?
当方は地方都市だからなのか、全く見当たらないよー。
>>543 いや、関西だけど。「新・戦争のテクノロジー」は自分の今持っている分は
古書店イベントで見つけたけど、それからも家の近くの書店で3回見かけた。
イベントのときは3000円だったのに
近くの書店では、4000〜4500円とちょっと割高だった。
545 :
名無し三等兵 :04/09/10 23:10:23 ID:WTZGzR8M
都内で一番、品数が多い本屋はどこですかね??
古本なら文華堂、新本ならジュンク堂あたりじゃね?
洋書限定なら西山洋書 中国限定なら内山書店もお忘れなく。 全て1件の書店で揃えようというのは不可能且つ怠惰。
学研まんがの「世界の大戦争事典」って 知ってる人居ますか? 無くしちゃったけど、 さすがにもう古本屋にも置いてないorz
>549 読んだことがあるような記憶が。 30年戦争の惨禍でドイツが荒廃し尽した事への嘆きが印象に残ってる。
552 :
名無し三等兵 :04/09/17 02:16:53 ID:HA/6UAHB
平凡社新書 「保存版ガイド 日本の戦争遺跡」 戦争遺跡保存全国ネットワーク編著 平和団体系の本なので軍板住人の肌には合わないかもしれないが国内の軍事遺物が 一冊で網羅されているので、そういうのが気にならない人にはお勧め。 この手の本としてはコンパクトで軽いので旅行に出かける時に持って行くのに便利。 「プロ市民に印税を貢ぐ位なら北朝鮮に亡命する!」といった手合いの方は ブックオフに出るまで待つか図書館で。
553 :
ゆうか ◆9a1boPv5wk :04/09/17 11:27:12 ID:6xjSanCZ
コーエーさんが二連発。 軍用車両名鑑と戦車名鑑改訂版。 戦車名鑑の方は各種戦車の生産量が載ってて、概略比較に役立つかな? 軍用車両名鑑の方は写真多用。 いやそれはいいんだけど、線画をケチったのかなという印象を受けてしまうのはなぜだろう?
>軍用車両名鑑 三面図ならともかくあんなポンチ絵なら写真の方がマシ
図書館で辻政信著「ガダルカナル」 昭和47年初版本を見つけたんですが 禁帯資料でした。 司書の人に頼んで見せてもらう価値はありますか?
>>556 必読。
辻ーんの自己弁護と責任転嫁が多いから、他の資料を用いて補完する必要はあるが。
辻のガダルカナル、昭和25年版だとネット古書とかで結構見かけるんだが、 内容的に47年版と違うところあるのかな? ないんなら値段的にも2000円未満が相場らしいんで、買っちゃうのも手じゃ ないかと。
7月に発売された、「カラシニコフ」の内容は ミリヲタ的にどうですか?
↑いいんじゃない
>559 朝日の中の人も久々にジャーナリズムな仕事をしたな って感じでおすすめ。
>562 最近のトンデモ本は、こきおろしてる方がトンデモだからなあ
戦闘糧食の三ツ星をさがせ もトンデモ扱いって…
565 :
名無し三等兵 :04/09/21 20:33:20 ID:T5lVdXmQ
>>564 今日ちょこっと立ち読みしたけど、戦闘糧食は結構好意的な内容だったけど、村松氏のはコキおろしてた感じ。
作者は中道なの?それとも左?
567 :
波江 :04/09/21 20:42:54 ID:00nnRKnx
>>562 松村劭の間違い?
しかしアタックトムがトンデモとは……
どうにもこうにも。
まあ奴らには軍事的素養なんて期待出来ないしな。 良くてアリアドネ厨レベルだろう。陸戦で言えば戦車不要論者っぽい気がする。
>>566 単に「こういうのもネタに出来るほど僕らの守備範囲は広いですよ」と主張したいだけのような。
少なくともゴー宣や買ってはいけないをネタにし出した当初はそんな感じだった。
批判として適切とも言い難いしネタとしても面白くなかったし。
当時なんでこんな本を急にネタに選んだのか分からなかった。
>>566 そんなことはあまり気にしちゃいかん。
さもないと同じ穴の狢と化すぞ
>>562 なんかあまりにも普通な本ばかりなような・・・・
と学会って、最初は勢いあるけど中盤はグダグダになって 末期は単なるカルトという「頭でっかちな団体の興亡」を地で 行くところが素敵だと思っているのですが。 もう終わりでしょうあの団体。
いつからここは読んでもいない本の低能な感想を書くスレになったんだ?
低能丸出しの煽りもまにあってます
まあとりあえずは立ち読みで読んでみて、それからだな。 内容の批判として筋の通ったモノか、 ネタ書評として受けを取れるモノなのか なんつーか、目次だけ見て 「松村氏がト学会に取り上げられている!許せん!」 みたいな反応はどうかと思われ。読んでみて余りに駄目駄目だったら 後で叩かせてもらうけどな。
573=須賀勝だったりして
松村氏がト学会でとりあげられるってことは、氏があっちの領域に足を踏み入れたってこと?
578 :
ゆうか ◆9a1boPv5wk :04/09/22 15:39:31 ID:Ek/BohhD
光人社文庫「幻の巨大軍艦」購入。 ・・・地雷です。私にとっては。
危うく買いそうになりました。 なんつーか20年前の本ですね。内容的に。 アメリカは水中弾をしらず何の対策も施していない、とかの記述を そのまま載せるなよう、とは思いました。 「日本戦艦パーフェクトガイド」や「大和型戦艦再検証」以降に出 た本ということを考えると、地雷と評されてもしょうがないかと。
だって丸の記事を切って貼ってしただけでしょう?
軍事板で半藤一利の評価って高いの?
583 :
ZII ◆RPvijAGt7k :04/09/22 19:29:15 ID:IZcHET1F
光人社にNF文庫の在庫確認の手紙出したら、全400冊余りの一覧表を送って くれました。っていうか図書目録を2年も更新してないのはどういうこと ですかね?芙蓉書房でさえ(失礼)毎年更新して、新刊の紹介された新聞記事の コピーをもまとめて必死にセールスしてるというのに。 ハンディ判写真集も20年以上前の丸スペシャルの縮刷版ですからね〜 その点、新版をコツコツと出している海人社は偉い!
『トンデモ本 男の世界』買ってきますた。 松村氏の部分、6頁の短い文章でした。 (二段組ですが) (´-`).。oO(このためだけに買うとしたらちょ っともったいないような気が(つД`) ) なんて言うか揚げ足取り臭いというのが第一印象です。 あとで気が向いたらだいたいの内容紹介します。
買う時は記事の書かれた年日の確認がいるな ところで 世艦のUの英戦ボソッ・・・
586 :
名無し三等兵 :04/09/22 21:09:02 ID:xT6zyXsH
>>585 延期、だろうな。
まあ今月号に新しい発売日が掲載されることを祈るよ。
トンデモ本 男の世界を立ち読みしてきたよ。 でも僕は松村さんのアレキサンダー本は読んでいないので、感想は難しいなぁ。 トンデモ本らしい揚げ足取りが大意なんだけど、その主張の一部には同意するよ。 松村さんは陸戦のエキスパートなんだけど、それ以外は……ちょっと……。って首を傾げたくなってくるよね。
ブクオフでダニエル・ヤーギン「石油の世紀」が上下巻とも105円だったので買ってきたが、 安いのはともかく複雑だ… ボブ・ウッドワードの一連のシリーズも105円。うーん…
ドイツ参謀本部興亡史 を800円で入手。 さらに 補給戦―ナポレオンからパットン将軍まで が 2冊も未整理本の所に山積みされてるのを発見。これを700円で入手。 その他の軍事書籍も大量に発見 挙げ句の果てには、戦史叢書も数冊・・・・もちろん保護しましたが。 (こちらは各7000円だった) 某駐屯地の近くのつぶれかけた小さな古本屋だけれど、在るところにはあるもんだ
590 :
ZII ◆RPvijAGt7k :04/09/23 12:56:48 ID:tm/t/DUy
戦史叢書は数年中に改訂版が出始めますから、今は買わないほうが宜しいかと…
>590 改定箇所の比較っつー絶好の楽しみ方が待ってる罠。
数年、なのかなぁ……<戦史叢書改訂版
593 :
名無し三等兵 :04/09/23 13:21:33 ID:WGyXYBtk
第一巻の刊行から最終刊まで10年かかったりして。
>その主張の一部には同意するよ。 どんなところ? ってか「アリアドネ厨」と推測していた ミリ哲っあんの評価はどうなんだろう。
595 :
ZII ◆RPvijAGt7k :04/09/23 15:55:17 ID:tm/t/DUy
えーと今の叢書は100冊ぐらいでしたか。改訂版ともなると150冊ぐらい になりますかね。A5上製700ページぐらいのが月刊で発行という最速ペースで 丸12年はかかりますかね。平成30年までに刊行が終わるかどうか。 いや下手したら元号が代わ(略
松村劭「戦術と指揮」読みました これの類似書、続編などはありませんか?
597 :
来週辞める私 :04/09/23 16:45:51 ID:tm/t/DUy
月末までに直さないと、誰かさんの誕生日、さらしちゃうよ。
松村氏なら、文春新書「戦争学」が良いね。
久々の神保町巡り。 文華堂さんは閉まってたので、その辺の書店をうろうろ。 新刊は一点のみ。光人社NF文庫は、今回手を出さず。 前橋松造著 南方新社刊 「金十丸、奄美の英雄伝説〜戦果をくぐった疎開船の数奇な運命〜」 奄美周辺の戦没商船の記録を片方の柱として、その悲惨な状況でも、奄美と本土との連絡船として 就役していた金十丸(かなとまる)など奄美連絡船の活躍を描いている。 特に金十丸は、「主さん乗せたる金十丸 無事に鹿児島着いとくれ」と奄美の島唄に歌われた船で、 あの悲惨な通商破壊戦でも、船長の機敏な操船宜敷、良く生き残った船。 しかも、対馬丸が沈没した前日には潜水艦に追われ、最終便となった本土への疎開船任務では、 B-24爆撃機2機に襲撃されたが、これもかわし、戦時中を生き抜いた。 更に、戦後は米軍政府に接収されて、奄美〜琉球間の連絡船、また本土からの教科書密輸作戦 の主役、逆に密航船を取り締まる追跡船へと変転し、遂には軍政府の施策に怒った11名の船員が 金十丸を乗っ取って、鹿児島港に逃げ込むという、前代未聞のシージャック事件まで…。 波瀾万丈な人生ならぬ船生を描いている。
以降古本。 クルツィオ・マラパルテ著 東邦出版社刊 「クーデターの技術(Technique Du Coup D'Etant)」 ちなみに、300円とは安かった。 1972年に出版されたもので、元々は1930年代にイタリアで出版されたらしいが、イタリアでは出版が 差し止められ(当然だ)、フランス語版からの訳出である。 Napoleon Iのクーデター、ボルシェビキ、あるいはTrotskyのクーデター、東欧、スペインのクーデター がどのように計画され、実行に移され、それがどのように推移して成功あるいは失敗したかを、ケース スタディ毎に描いている。 また、MussoliniとHitlerについても、一章を割いているが、これは30年代初頭のまだ彼らが絶頂期に 達していない時の記述である。 ちなみに、この原著は、1932年に「近世クーデター概論」として一度訳出されているが、当然、こういう ものを取り上げるのはタブーに近く、検閲により削除、伏せ字などが多数あったらしい。 後は戦時経済関係の本が三冊。 H.B.Peebles "Warship Bulding On Clyde"の訳本「クライド造船業と英国海軍 軍艦建造の企業分析」(日本経済評論社) スコットランドの北部にあったクライド川流域に設立された造船業の軍艦建造を中心とした消長の歴史と各社の経営 分析を行なったもの。 訳者は「アジアの海の大英帝国」を著した横井勝彦氏で、「アジアの海の大英帝国」と併せて読むともっと理解が深まる と思う。 鉄船の建造が始まり、それを用いた軍艦建造の主体が、国営から民営の造船所に移ってくるにつれ、これらの造船所 で建造される艦が多くなり、クライド川流域の造船所は軍需主体で経営をシフトしていく過程と、軍艦建造に特化したこと で、第一次大戦後の軍縮期に如何に各社が苦境に陥り、それをどうやって乗り切ったか、あるいは乗り切れなかったのか、 など経済の本ではあるが、英国軍艦建造史としても読むことが出来る。
大島通義著 同文舘出版刊 「総力戦時代のドイツ再軍備 〜軍事財政の制度的考察〜」 著者は大学でドイツ財政史、財政学を教えている教授。 この本は、1920年代に秘密裏に着手された、ドイツ軍再軍備の過程を財政面から検証し、 ドイツは如何にして再軍備を行なってきたのか、これら再軍備に掛かる軍費の調達をどの ように行なったのか、大恐慌の時代、その費用をどのように捻出し、国防省が如何にその 確保に腐心したか、空軍再建、軍需生産の復興面から財政的に再軍備をどのように行なって いったのか、などを検証している。 最後に、 駒宮真七郎著 「戦時輸送船団史」(出版協同社刊) 著者は、船舶砲兵第二連隊に在籍し、敗戦時には陸軍大尉となり、あの「船舶砲兵」、 「続 船舶砲兵」を著した人。 大井さんの「海上護衛戦」が海軍の視点からの海上輸送、三岡さんの「船舶太平洋戦争」、 中原さんの「大東亜補給戦」が陸軍参謀の視点からの海上輸送であるのに対し、駒宮さん の著書は、陸軍の海上輸送の現場の視点から描かれている。 輸送船団の編成、運行、護衛船艇の概要、緒戦の損害状況、連合軍反攻後の輸送船団の 状況、末期の海上輸送の状況を関係者の証言を得つつ、描き出している。
600もGET
ところで皆さん、 本の置き場ってどうしてます? 普通の部屋だと本棚のスペースって、せいぜい1ヶ所ぐらいだと思うんですが… もう読まない本は段ボールにでも詰めちゃった方がいいんだろか。
本棚が一つしかなかったので入りきらない本・雑誌は段ボール箱へ。 積むのにサイズがそろっていると都合がよいので、箱はサイズを決めて買ってくるのと 会社からもらってきたコピー用紙の箱を併用。 ちゃんと管理しておかないと、どれに何が入っているのかわからなくなり、 調べ物をする時に、探し出せずネットに頼るはめになる。
>>603 引っ越すたびに部屋が広くなってます。今は2LK.
本棚は今とりあえず9本ほど。それでも収まり切らないので(自分の専門の
本もあるし、漫画もあるし)、とっさに必要でないものは実家に送ってます。
3LDkで一人暮らしなんで、2部屋を倉庫兼書庫にしてる。
>603 今は一戸建てなので、クローゼットまるまる一個、本の置き場に使えるし、 一人暮らしだから、本を置く場所は一杯ありまして。 よく見るような本とか、面白い本、未読で、いつか読もうと(藁している本は、 書斎の本棚、新資料が出てきたので、内容が古くなった本とか改版が出た 本は寝室のベッドの下の書棚、読む機会の無い本とか小説はクローゼット 内に箱詰めするか、グルニエに積んどくか。 それでも不要なものは、ゴミ出しするか、図書館に寄付してます(ブックオフ は遠くて使えないし、古本屋は可成り歩くので)。
>>603 私は半透明プラスティック製の収納ケースに入れてる。
フタもあるし積み上げられるし、結構便利。
2Kの一部屋が書庫状態(兼・寝室)。実は今の部屋に引っ越した理由が、本の置き場に困って、だったりする。 本棚は4つ。でも、コミックとか普通の文庫・新書もかなりあるしなぁ。 文庫・新書類であまり読まないヤツは、それ用の半透明のプラスチックのケースに入れて積んである。 半間の押入の中はウォーゲームとあまり読まない雑誌が入ってる。 が、その押入の中で何故かゴキブリが繁殖(w 紙魚とかの対策として防虫剤をつるしてたのに、ゴキブリには効かなかったらしい。 で、ゴキブリホイホイを仕掛けて、どうやら一網打尽にできたらしいが。 ちなみに実家にも本を置いていたが、母が……。 漏れの部屋なのに……。 ・゚・(ノд`)・゚・。
>607 部区オフは電話一本で家まで来てくれるぞな。普通の古本屋でも、 大量なら家まで来てくれるところは多い。
>610 そなの? 今週末に電話してみよ。 後は、膨大なプラモの箱か〜。 D's Shopから未だ連絡来ず。 取り込み詐欺とかと疑われているのかしらん。
>>603 ダンボールに入れて12畳のプレハブに置いてある
まだまだ余裕があるけどね
親と一緒(俺リア工)なんで六畳一間に本棚とか置いてもう限界・・。 机とか箪笥とか置いたら寝るスペースしかなくなってしまったorz 積読は80近いし収納スペースはほとんど親にとられてるし本棚の前に本の山が出来上がって・・地震の時に崩れるorz 裏に隠れてるのはゴー宣とか昔コヴァだった頃の遺物だからまだいいんだけど。
>>613 まだ工房ならいまのうちに整理の習慣を習得しる!
整理できないまま大人になると苦労するぞ。
はっはっは(泣
>613 オレもリア工だ。苦労してるみたいだな… がんばれよ オレの場合は、軍事関係書籍はクリアケースの引き出しに全部(つっても100程度)収納して、一応、平積みは避けている。 で、押し入れにはマンガが500と釣り道具に工具箱やらプラモやらいろいろ入っていたり。 ベットは二段ベットの上だけみたいな高架式のタイプを使って、下の空間が使えるようにしている。 で、ベットの下に机と本の入ったクリアケースをおくと、六畳一間でも結構なスペースが空く。 で、軍事関連が好きで本の整理は嫌いではない。 つか楽しんでやっているわけだが、軍事に足を突っ込んでしまったのがホントに幸せかどうか自分でも分からない ○| ̄|_
617 :
ZII ◆RPvijAGt7k :04/09/24 19:33:01 ID:XlCdpkmD
みなさん沢山本を御持ちのようですが、床の強度って考えたことあります? 昨年まで私は自室に本棚3本持っていたのですが、母親が床が壊れる! と騒いで、とうとう1本捨てました。中の本は倉庫へ。 鉄筋コンクリの4階です。
618 :
616 :04/09/24 21:59:40 ID:???
>617 段ボール3箱にマンガを満載して重ねて部屋に置いといたら、うちのバーサマに「畳がへこむのでヤメロ」と言われたことはある。
松村さんの教科書が教えない日露戦争読んだ人いますか。
「陸軍中野学校 終戦秘史」を買ったのに、カバーの中身は「秘録 陸軍中野学校」でした。 (ノ∀`)ノアチャー
>>620 まあ、陸軍中野予備校でなかっただけ、良かったと思わなければ。
>>621 明日クレームに行って来るよ。
誰かのいたずらだろうか・・・
本の平積みはイクナイって言われてるけどなぜ?
>>623 糊が傷むんでは。私はダンボールに平詰めだけど。。
もう無理、今の狭い部屋にとてもじゃないけど本は収まらない。 本の山とベッドしかない。 社会人になったら1人暮らしをしたいなあ。 それはそれで負担がかかることなのだけれど・・・
トンデモ本 男の世界を立ち読みしてきた。はっきり言って、立ち読みすら時間の無駄と思えるほどのクソな内容だった。 とりあえず結論部分から読もうと思って、〆の部分読んだけど、そこだけでもうだめぽな内容だった。 松村氏の「離島防衛を強化するとともに、いざというときの奪還能力も整備すべき(大意)」という主張に対して、自分の意見 も述べずに「この人が陸将補どまりで良かった」と茶化して、自分の方が優れているかのような振る舞いしてるし。はっきり 言って、トンデモ本系の一番駄目な部分が凝縮されていると思った。 で、我慢して一応内容に踏み込んだが、途中で断念した。 「軽歩兵と重歩兵に別れていた時期の方が長いなんて、この本を読んでいても全然説明がない」みたいに言っているが、 そもそも歩兵の歴史を語る本じゃないからそんなん当たり前だし、「現在の兵器をアレキサンダー大王の時代に当てはめる のは無理がある」とか言っているのには「じゃあお前がその後に語っている『チンギスハンの弓騎兵は、現代の砲兵じゃないんで すかぁ〜』って意見はどうなのよ?」とか突っ込みたくなる。 で、そのチンギスハンの弓騎兵云々は、機能を理解せずに弓というハードウェアだけで「砲兵」とか言っているし。 チンギスハンの弓騎兵(軽騎兵)はその機能上、火力戦闘部隊としての側面は薄く、むしろ捜索・警戒・前衛・側衛・後衛 といった機能が主である観点から、松村氏の「装輪装甲車」という評価の方がまだ妥当性がある。 さらに、信長の三段撃ちを評価していることに対して「現在では存在が否定されているんですけどねぇ」とか揚げ足取り しかできていないし。 あれが現在の軍事的視点から評価出来るのは、三段撃ちの存在が事実かどうかに関わらず、野戦陣地と組織化された火力 の連携という部分が革新的だって事を理解していない。 もうなんつうか、この辺まで読んだんだが、鼻についてしょうがなくて後は読まずに帰ってきた。 なんかもうあ〜あ、って感じだよ。
>626 ほかの部分ともかく、 >さらに、信長の三段撃ちを評価していることに対して「現在では存在が否定されているんですけどねぇ」とか揚げ足取り >しかできていないし。 >あれが現在の軍事的視点から評価出来るのは、三段撃ちの存在が事実かどうかに関わらず、野戦陣地と組織化された火力 >の連携という部分が革新的だって事を理解していない。 これは無理がないですか?「野戦陣地と組織化された火力の連携」的な話は、 銃を弓に置き換えれば、いくらでも前例があるし、当時の銃は弓に比べて決定 的な威力差はないというし。日本史的には重大な転換点の一つではあっても、 軍事的革新性という話ではない、という論に、私は与しますね。
>>627 野戦陣地に関して「敵火力からの防護」の効果しか認めていない人間にはそうだろうね。
あと、野戦陣地と永久陣地の違いが分からない人間にも。
野戦築城に関して、初心者スレとかで質問してみたら?
>>626 >自分の意見も述べずに「この人が陸将補どまりで良かった」と茶化して
2chの煽りレベルだな…。そいつ、この板でも同じことやってたりして。
631 :
627 :04/09/25 17:39:52 ID:???
>628 まあ、確かに違いがわかっていない人間だということは認めますよ。 ただ、戦いの前に、敵の攻撃を阻害するための柵や空堀を設けて云々という 話は、別に長篠に限った話でなく昔からあるし、そういう場合には当然弓兵等 が活躍している。 それらと長篠のどこがどう決定的に違うのかが、よくわからない、という事 です。
>>628 信長のやった事に革新性はないだろうよ。「野戦築城と火力の連携」
ならヨーロッパで皇帝軍がすでにやってるし。
「革新性」=「日本初」なら当てはまるかもしれないが・・・
別に道でもいいけどさぁ。。。くだんの本では野戦築城云々のレベルにすら 達してないんでしょ?それだけでもレベルの低さが分かるってもんでさ。 いい加減スレ違いになっているから、続けるなら余所に言ってくれ。 つうことで「自衛隊はどのようにして生まれたか」をゲット。
んー。スレ違い認定されたから語るのは気が引けるが、一言だけ。 近代的な野戦築城には、防護や障害、組織的な火力のみならず「火力の発揚を 容易にする」という機能も必要なんだよね。その部分からすると、信長以前のは 「野戦築城」と言いうるのかどうか疑問とも思う訳で。 などと話していたら、ブックサービスから電話が来た。「9番目の戦車」到着。
9番目の戦車 ときたひろし 著 PHP研究所 刊 まあ、なんつーか「絵本」だよなぁ。対象年齢幼稚園以下の子供を軍ヲタに 育て上げるには好著、と言うべきか? ま、絵本なんで大人の軍ヲタが内容をどうこうするレベルではないわな。 しかし、このフレーズ↓には。・゚・(ノД`)・゚・。 二番目がタンジ兄さん。三番目がタンザブロウ兄さん。 二台とも、とても強い戦車だったけれど、前の戦いで、おとりになったまま、帰ってこない。
話に乗り遅れちゃったけど一言だけ・・・・ 松村氏、政治と軍事の関係について論考はトンデモだと思う。 まるっきり質の悪い軍国主義者とかわらない主張平然としてるし。
>>636 具体的には?
こういう事を言う奴が時々出てくるけど、大概「文民統制」と「文官統制」の区別も付かない
奴なんだよなぁ。。。
>>637 それは言い過ぎじゃないか?
戦争学あたりを読んだ感じでは現代の民主政の持つ難しさに
理解が足りないかなって感想は俺も抱いたし。
クラウゼウィッツを誤読したWWIの各国将軍や指導者、誤読を元に非難の論陣を繰り広げたリデルハートタンみたいな人は 何時の時代もいますなぁ(微苦笑
>>639 そういう発言しちゃ、トンデモ本の人とかわらんだろ。
641 :
波江 :04/09/25 19:59:23 ID:???
日本で真性の軍国主義者(その定義もあやふやだが)の主張するならば 出版社を通じた出版自体不可能ですがね。 ”軍国主義者”という単語が、戦後一貫して進歩的と称する人々が、敵対者に付ける レッテルとして使われてきた歴史を考えると 簡単にそれを口にする人の人格をまず疑ってしまうことが習性になるのは 仕方がないことでは?
>>641 仕方ないのかもしれないけど、それが逆レッテル貼りになって
自らも思考停止してるようじゃ意味ないでしょ。
どうも最近の軍板では「サヨ」「工作員」認定による
異なった見解に対する知的寛容性が落ちてる気がするし。
643 :
波江 :04/09/25 20:11:53 ID:???
>>642 私が主張しているのは、”軍国主義者”などの分かり易いが内容の定義が不十分なレッテルを
張るべきではないという1点にすぎません。
要は、批判するならば具体的に! ってことなので。
>>643 となると、
>大概「文民統制」と「文官統制」の区別も付かない奴なんだよなぁ。。。
の発言も「分かり易いが内容の定義が不十分なレッテル」貼りだよね。
どちら側も建設的な批判を心掛けましょう。
>644 ???言いたい意味がわからんが。 その批判の場合、「文民統制」と「文官統制」の意味さえ理解出来れば、それほど 定義が不十分だとは思えないし、肝心の「文民統制」「文官統制」は、この板の住人 ならば内容の定義は明確だと思うんだが。
>>645 具体的には?
と、区別がつかいというレッテル貼りの飛躍が問題なんじゃない?
>>642 ならば、尚更安易に「軍国主義者」なんていうべきではないと思うよ。
そりゃ、「工作員」といった言葉を使う奴は「別の板の香具師だな、放置」
って感じの時代では無くなってるし、一部のスレは三馬鹿板臭がプンプンするし。
そういった状況は軍板住人として憂うけども。
>640みたいな感じで、松村氏だけでなく、この板の現職とかをも
批判する人が、時々出てくるけど、「解ってない」とか述べるだけで、
記述に対する具体的な指摘を見たことが無い。或いは上手く逃げる。
ではその人は、何をどうして「正しい」と思うのか。
その提示なしに、「異なった見解に寛容なれ」なんていわれても、ね。
それから>644、>637は波江さんじゃないよ。
×:>640 ○:>636
空気読まず遅レス
>614
収納スペース探しますわorz
>616
(・∀・)人(・∀・)
なるほど・・・。クリアケースなら親が余らせてたはずだからもらってくるか。
こんな趣味をよく親父と爺ちゃんから引き継いだもんだまったく・・。
遊びに行くどころか学校への交通費すらやばい状況まで切り詰めてよくやるな俺もorz
この前の水曜、東京の病院帰りにOAZOの本屋でゼロの設計図集があって買うかどうか悩んだ馬鹿だもんなアハハハ('A`)
>>635 (ノД`)
しかしまぁ、五式が五男だったり四男坊(四式)がしんがり受け持ったり、九五式が 末っ子だったりするのはどうなのかだろうし(苦笑 四式が松本零司の戦場まんがシリーズ並にM4をなぎ倒していくのは絵本の展開 にしてもやや納得いかないところではあるのかだろうか。
>650 松本零士ではなかったかと逝ってみるテスト。 Dave Grossman著 安原和見訳 「戦争における「人殺し」の心理学」(ちくま学芸文庫)をゲト。 1998年、原書房から出版されていた、「「人殺し」の心理学」の文庫版。 著者はウエストポイントで教鞭を執っていた心理学者、歴史学者で、陸軍中佐、レンジャー部隊 の資格を持っている。 実体験と、綿密な取材で、戦場心理を克明に解明したもので、陸軍士官学校、空軍士官学校の 教科書にもなっているもの。 読みでがあるけど、鬱になること請け合い。
松村のおっちゃんの新刊読んだ人いますか
>651 あ、それこないだ読了しました。 鬱になるというよりも「人間性」が、戦場ではどのように発露し、どのようにこの特殊な社会を形作って消えていくのか なかなか興味深かったですます。
>653 漏れ的にはこれのお陰で、久々にコリン・ウィルソンの初期の著作(オカルティズムの 前の)を紐解いて見ましたです。 後、Paul Fussellの「誰にも書けなかった戦争の現実」と併せて読んでも良いかも、と 思いますた。
>>651 ううう、それ欲しいと思ってずっと書店のちくまの棚監視してるんだけど
いっこうに入らないんだよね
もっと大きい書店に行くか古本屋当たらないとだめかのぅ
っとネットであるのかのぅあんちゃん
>>655 監視できるほどでかい本屋があってうらやましさ
学校帰りに立ち寄れる本屋には軍事系を仕入れてくれない(ノД`)唯一PHPとかNFとか文庫本だけ入荷する・・・
>655 ついこないだ、近所の小さい本屋で見かけて買いましたけど? (まあ、文系図書を多めに扱っている本屋の支店だが、小さい本屋には違いない。) とりよせるか、ネット書店で捜せばあるんじゃないですかね。
>>651 その本の筆者、アメリカのコンピュータゲーム史の本にも
ゲームの有害性を国に証言した人として登場していて驚いた
>655 ちなみに、今回はAmazonさんとこで買いますた。 同時に買ったのが、兵頭二十八/宗像和広著の「陸軍機械化兵器」だったり。
>>658 つか、ガンシューの有害性をこっちの本で力説してるぞ。無意識に、人に対して銃を撃つタブーを破壊するって。
…一方、Doomか何かを米軍が訓練に取り込んだのに、一枚噛んでそうだが。
>>660 うーん、ゲーム脳の学者と同じような臭いを感じ取ってしまうのだが・・・俺の妄想であってほしいorz
実験台がテトリスだけだもんなぁ、あの学者は( ;´Д`)しかもソ連の超能力者養成に使ったから殺人ゲームってヲイ
>>661 ちと長いが部分引用する。
いまアメリカが問うべきなのは、銃の出所ではない。銃は家庭にあったのであり、昔からずっと使おうと思えば使えたのだ。
(略)
85年から91年にかけて、15〜19歳の男子のうち殺人事件を起こしたものの割合は154%上昇した。
(略)
第二次大戦では、個々の兵士の発砲率は15〜20%だった。
それがベトナムでは、脱感作、条件付け、そして訓練の体系的プロセスによって、つねに95%もの高率を維持するまでになったのである。
(略。一章使って映画やTVの暴力性について極めて批判的に論じた上で)
テレビゲームはすべてよくないと言っているわけではない。テレビゲームは対話型の媒体だ。
試行錯誤や系統的な問題解決能力を養い、ものごとを計画し、位置関係を把握することを教え、満足は簡単に得られないことを教える。
(中略)
たいていのテレビ番組にくらべれば、テレビゲームのほうがはるかに好ましい。
しかし、テレビゲームはまた暴力を教える絶好の手段ともなりうる。
現代兵士の発砲率を四倍以上に高めたのと同じフォーマットで、暴力をパッケージすることができるのである。
(中略)
西部劇型のゲームがある。大きな画面の前に立ち、画面に登場する<無法者>の画像に向かってピストルを発砲するというものだ。
これはまさしく、発砲タイミング訓練プログラムそのものだ。FBIで設計され、警察が銃を発砲できる様に全国の警察で使われているプログラムである。
(中略)
警察のプログラムでは、不適切な状況で発砲すると厳しい罰則が科せられるからである。
つまり、これは警官の攻撃を促進するだけでなく、抑制するうえでも有効に働いた訳である。
しかし、ゲームセンターにある同種のゲームには、暴力を抑制する罰則など無い。ただひたすら促進するばかりなのである。
てな所。ゲーム脳と一緒にするのはいくらなんでも失礼だと思う。
>>662 おお、わざわざありがとう。
俺の妄想でよかったよ。
確かにそんなもんだろうなぁ。
かと言って全部ゲームのせいにする糞には本気でキレるが、ゲーマーの一人として。
要するに科学的方法論に則った研究をしているかだよな。 ゲーム脳に限らず、日本のマスコミや教育関係者はTVゲームを 否定的に評価する稚拙な研究にすぐ飛びつく癖があるから。 昔「ちゆ12歳」でそういう研究(てか卒論)を取り上げた新聞記事を揶揄してたな。
ゲームでの条件付けを考えると、ギャルゲー、エロゲーは日本政府の少子化対策
>>666 801やマリみては、反日活動なのですね?
668 :
636 :04/09/26 13:07:34 ID:???
レスが返ってくると思わなかったので寝てしまってました。
>>637 「海から見た日本の防衛」より引用
>この北朝鮮軍の奇襲を受けたトルーマン大統領は、
>「雑草は若芽のときに摘まないと、庭中にはびこって始末のつかないようになる」
>という歴史の教訓を考えて、韓国における米国の覇権を守る決意を固めた。
>しかし、政治家は米軍の行動を三八度線以南に限定したのだ。
>一方、マッカーサー元帥は、戦いの論理を貫いた。第五空軍に「北朝鮮の空軍基地を叩け!」
>と命令した。また、第七艦隊も注文津沖で北朝鮮の魚雷艇二隻を撃沈するとともに、平壌を空爆した。
>戦域は戦いの論理で定めるものであって、政治の論理で限定するものではない。
もっとやばいこと言ってる著書もあったと思うが、すいません今ちょっと見当たらない。
ただこの論理だとシュリーヘンプランあたりがまったく正しいものであったと取れるんですが
どうでしょうか。
669 :
名無し三等兵 :04/09/26 13:13:33 ID:F2Ou1kbI
>>668 戦域を決定するのは政治のレベル
しかし、両腕を縛っておいて「勝て」と命令するのは政治家の失敗
政治家は戦いの論理を理解しなければならないってことでは?
政治の論理だけでは、勝利を失うこともあるわけで。
>シュリーヘンプラン
あれは、戦いの論理だけで立てたプランだからなあ
批判されるのは当然。
>>669 戦いの論理で見ても、補給の観点から見れば無茶もあるしね。
まあ、その後のモルトケ案も作戦線が限られたりと欠陥があったりしたわけですが。
671 :
名無し三等兵 :04/09/26 13:22:54 ID:F2Ou1kbI
補足 戦域を選定するのは戦いの論理 そして決定するのは政治の論理。 両者は不可分に結びついているので、どちらかだけをデジタルに選択するのは無意味。
荒れそうだが、「男の世界」松村氏関連の感想。 陸主海従的な視点しかメインのシーパワー論とか(間違いってわけじゃないが、軍事学とか言ってる人が そういう視点”しか”持てないってのは問題だと思われ。) PHPの「海から見た日本の防衛」でもこの辺に違和感を覚えた気がする。 あとまあ、”問題提起は優れているものの、いかんせん癖が有り過ぎ”ってのも総評として同意。 いや、漏れ的にはそんなことは正直どうでもいいかもしんない。むしろ>567-569みたいな反応に危機感を感じる。 ”村松氏の著書への批判が出たらしい”っつーだけで内容以前にここまで反発が出るってのはさ、 松村氏の著作が「学問としての」戦争学の著書として読まれていないってことなんだよなあ・・・・
673 :
672 :04/09/26 15:44:08 ID:???
なんか上の一部で”松村氏”が”村松氏”に成ってることを深くお詫びいたしまつ。何故だ
具体例示さないで批判するのは厨 「違和感」「癖」ね・・ 批判の為に批判しているな
675 :
672 :04/09/26 15:51:13 ID:???
>674 >「違和感」 「戦争学」の主導者が「陸主海従的な視点メインのシーパワー論」しか書かないことへの”違和感”な。 >「癖」 ”総評として”と断ってるのに具体例を出せと言われてもなあ・・・・
>>672 >陸主海従的な視点しか
陸のスペシャリストゆえ、致し方ない面もあるかと。
まあ戦術物を書いてくれるのが、この人しかいないってのはある。
確かに戦術物でも、書くべき項目が抜けているように見える部分があるが。
各具体例で批判できないが、総評としてはできるって? はあ? 具体例で批判せい
678 :
名無し三等兵 :04/09/26 16:13:59 ID:F2Ou1kbI
>いや、漏れ的にはそんなことは正直どうでもいいかもしんない。むしろ>567-569みたいな反応に危機感を感じる。 エバタンが村松氏の著書への批判してるなら、とりあえず読んで判定しようとおもうけど と学会が批判しているんだろ? 当然の反応じゃあない?
679 :
636 :04/09/26 16:55:05 ID:???
>>669 >>671 >もっとやばいこと言ってる著書もあったと思うが、すいません今ちょっと見当たらない。
えーと松村氏、トルーマンのマッカーサー解任も批判してたんですよ。
それが非常にヤバめの論考だったのでそれを探してたんですがみつからない。
それをあわせて書いておけば誤解はなかったと思います。
どうも松村氏、戦争の勝利は軍人が決めるものだって考えてる節があって・・・
戦争の政治的抑制ってものをどうかんがえているのか。
松村的論考だとキューバ危機ではカーティス・ルメイの空爆論が正しくて
ケネディ政権の選択は間違っていたことになりそうな気が・・・
680 :
名無し三等兵 :04/09/26 17:07:16 ID:F2Ou1kbI
>>679 戦争と政治家と軍人の関係は微妙であり
松村氏も朝鮮戦争のマッカーサーとトルーマンや、ヴェトナム戦争時の政治家の介入のことも
知っているだろう。
その上で政治家の介入が戦争の勝利に与える弊害を指摘したとして、何か問題でも?
どうも貴方は自分の主観や感想と客観的な評価・批判の区別ができていないようだ、。
681 :
636 :04/09/26 17:49:59 ID:???
>>680 うーん、そのなんていうか・・・
>政治家の介入が戦争の勝利に与える弊害を指摘したとして、何か問題でも?
そうゆう話じゃないんですけど。
どうも一方の人は、読んで言ってる様にも思えないなぁ。 なんか、と学会に反応してるだけの様に思える。
683 :
名無し三等兵 :04/09/26 18:16:55 ID:F2Ou1kbI
>681 具体的に指摘できないなら、レスしない方がいいよ
どうでもいいから松村擁護も松村批判も死ね。スレ違いなんだよ。
このスレが荒れるとは思わなかった…
自分も
>>636 氏と同じ意見。
「戦争学」の最後の方で米軍の戦死者回避方針を批判していたけど、
純軍事的には正しいかもしれんが幾らなんでもアメリカの世論に対する考慮が欠けている。
軍事的に非合理的でも結局は民主政の枠内でやるしかない訳で。
見たかんじ、トンデモと言われてカチンときたみたいだな。
>>638 ぐらいの言いかたなら、フレームにならなかっただろう。
おまいらそこまでにしる
世艦別冊の英戦艦はまだか!
690 :
ゆうか ◆9a1boPv5wk :04/09/27 23:25:12 ID:6D+K9+JC
10月中旬と今月号で告知されてます。 もう少しの辛抱ですよ・・・多分。
ここは書評のスレッドなんだから評論は具体的にやってください。 つーか軍事本でもないと学会ごときの本の話題はスレ違い。 コヴァ本について語るのと何も変わらん。 んで、PHP新書「海のテロリズム」「有事法制」ってどうなんですか? 現在あまり金が無いから即買いは控えたいので・・・
落日の剣 ローズマリー・サトクリフ作 アーサー王伝説のもととなったとされるウェールズのローマ人の末裔を 主人公とする歴史小説。戦闘の描写が迫真。アーサー伝説の人物の名前が 微妙に違うので登場するごとに素性を考えるのが楽しい。 例えば、アーサー⇒アルトゥス など。
>>691 「海のテロリズム」は買わないほうがいい。
だから、具体的に
「海のテロリズム」は書店でレジの店員に現金を支払ってまで買わないほうがいい。
Amazonで買うか
アーサー王伝説なら、バーナード・コーンウェルの一連の「小説アーサー王物語」シリーズがお勧めだったんだけど品切れ なのが残念。
>>691 海のテロリズムは「今マラッカ海峡周辺ではこんなことが起きとるんですよ」という感じの
本だったような。あまり戦略戦術を論じてはいなかった。
現代版の海賊について、とか各国の海上警察が今のところどんな感じなのかというのを
知るのにはある程度役に立ちそうだけど、刻一刻と変わる日本の防衛政策から見て
少々内容が古いように思えた。少なくとも自分は無理してまで買わなくてもいいやと思った。
>>698 マラッカ海峡の海賊などについてちょっと書きたいときに資料として使う、といった程度の本ってことですね。
あまり軍事とは関係なさそうなので見送ります・・・
え〜っと、すんまそん 陸奥宗光「けんけん録」(すんません、変換できなかった)の現代語訳って存在するんでしょうか? 学生の頃に必死になって読みまして、最近再読したいなあと思ってるんですが 当時の元気もないので… それにしても近衛とか松岡とか木戸とか、藻前らもうちっとご先祖様を見習えというか…
702 :
701 :04/09/29 00:21:04 ID:???
きゃ〜〜、最後の一行は無視してください〜〜
古本屋で「日本陸軍写真集@機械化部隊の主力戦車」グリーンアロー出版社を手に入れたが、 たまらんですな。当時のカラー写真のチハとか、ニヒルに微笑む戦車長とか、チハ車内の詳細な図解 とか、雑草の小山が動いてるようにしか見えないほど偽装した95式軽戦車とか、九〇式野砲に 砲弾を装填する直前とか、泥にはまった九七式軽装甲車とか、軽機しょったバイク兵とか、 もうハァハァしまくりで萌え死にしそうでした。
705 :
ダゴレッド4 ◆VQKJgiezS6 :04/09/30 21:59:13 ID:6j2gI/Yk
戦時喪失艦船史 一覧がずらりと 合掌 さすがに特設監視艇は載ってないな
706 :
701 :04/10/01 00:35:05 ID:???
>703 ども〜
本をこれから減らそうという時に、また増やしてどうするんだと小一時間(ry。 黒野耐著 「大日本帝国の生存戦略」(講談社選書メチエ) 筆者は、「帝国国防方針の研究」、「参謀本部と陸軍大学校」を著した元陸将補。 本書は主に日英同盟を軸に据え、清国との戦争を戦った日本が、如何に列強との同盟政策を考え、 英国との同盟を締結し、日露戦争の後、それが強化拡大され、日本がリージョナル・パワーとなるに 従い、最終的に新興のリージョナル・パワーとして亜細亜に進出してきた米国との関係で、日英同盟 が破綻に追い込まれる過程を追い、更に、孤立の果て、日独伊三国同盟を締結して、それが足かせ となっていく様を描写し、現在の日米同盟状態を如何に維持するかと言うのを結びに置いている。 廉価本ながら、国防、外交、国内情勢をほどよく絡めて、取っつきやすい印象を与える。 もう一つ。 David Fromkin著 "A Peace to End All Peace"(邦題:平和を破滅させた和平) 紀伊國屋書店刊 上下巻の大著で、筆者はBoston大学の歴史学教授。 副題に、中東問題の始まりとあるように、本書はオスマントルコ帝国が第一次大戦に引きずり込まれていく 過程から、中東での第一次大戦の推移、更にそれをきっかけとした中東の周辺各国の動き、そして、戦後の トルコ革命と干渉戦争の各国との戦闘、その収拾までを描いている。 中東の第一次大戦と言えば、アラビアのロレンスばかりが目立っているが、この地の外交の適当さが現在の 中東の混乱の引き金の大分を占めることを考えると、もう少し大局的なモノの見方をする本が欲しかったが、 この本は正にそういったニーズに応える本と言えよう。
朝鮮戦争(国際関係・主要な政治の動きなど。出来れば戦史も)に関しての 良質な資料を教えて下さい。
>708 児島襄の「朝鮮戦争1〜3」文春文庫かなぁ? 文庫だから一冊500円と安いし。 500×3で1500。それだけ払う価値はあるし、何より中古で結構な数が出回っているので、近くの古本屋をまず訪ねてみると良い。
>>708 政治的な視点でバランスのとれた基礎文献としては
神谷不二『朝鮮戦争 米中対決の原形』中公文庫も
原著が冷戦期発表なので東側の政策決定に関しては
今見ると誤っているところもあるが、国際関係史・冷戦史で朝鮮戦争が
どんな意味合いを持つのかという点ではいまだシャープな本。
児島氏の著作もよろしいですが、より純軍事的な視点だと
韓国国防軍史研究所『韓国戦争』(1-4巻、まだ続刊) かや書房も面白いかと
それから、手に入るなら「陸戦史集 朝鮮戦争(原書房)」もね
>>710 神谷センセは「第一撃は北」を述べて、左の人に散々攻撃されました。
隔世の感がありますです。
そういえば、今でも朝鮮戦争の原因が南の挑発だと信じている人は居るのだろうか・・・
>>713 そのような主張をしていた議員などには、問いただしてみて見識を問うのもよいかもしれません。
>>708 前線からの証言として、白善Y将軍の著書はどれも読み応えがある。おすすめ。
白将軍といえば、「対ゲリラ戦」も読んでおきたいところですな。 まあ自画自賛的記述もありますが… とりあえずCPAの連中は読んどけよとw
ボー・グエン・ザップでなんかおもろいのないかなあ などと徹夜明けの煮えた脳みそで聞いてみる
人民の戦争 人民の軍隊なら中公文庫で出てる筈だが。
国民保護法が施行されたので、 仕事の上で読む事になりましたので関連本を。 「有事から住民を守る自治体と国民保護法制」 国民保護法制運用研究会編著 東京法令出版 「国民保護法の読み方」 礒崎陽輔著 時事通信出版局 「武力攻撃事態対処法の読み方」 礒崎陽輔著 ぎょうせい 「武力攻撃事態対処法の解説Q&A」 武力攻撃事態対処法研究会 ぎょうせい 今の所はこれしか関連本が無いので、 仕方ありませんが、 もう少し噛み砕いた方が、 万人が読んだ方が良い本なので宜しいかと。
「軍曹!特殊部隊に入りたいッス」並木書房 グリンベレーでベトナム経験ありって、三島さん何歳? 写真みたらすげーじいさんだった。 グリーンベレー入隊訓練の章はおもしろいが 対談形式ってどうも読んだ気がせんな。 インタビュアーの小峯氏がバカっぽくてわろた
age
>>716 あの本、毛沢東・ゲバラとならんでゲリラ理論の必読文献にしたいと思うほど面白かった。
コヴァ厨脱却のためのいい軍事入門書みたいな本、ありませんか?
ありがとうございます。買って読んでみます。
ウェルキンゲトリクス(;゚∀゚)=3ムッハー アレシア攻略戦(;゚∀゚)=3ムッハー
>725 表現とか言い回し、文章がいくぶん堅めなんで苦労するかもしれませんが、コマンド&コントロール、部隊指揮における 部下指導、そして何よりも「戦争は戦闘だけではない」という点に注目されると、非常に多くのことを教えてくれる書物だと 思いますです。
あ、もちろん>726さんが言っているように、>727みたいに小難しいことを気にしなくても、全編、手に汗握る戦闘の連続で 「戦記」としても十分楽しめますので(笑)
書評まとめサイト落ちた? まあ、7月から放置されてたけど
パットンが残存ドイツ軍といっしょにソ連を攻めようと発言したことについて 詳しく書いてある書籍教えて下さい。
世艦の英戦艦出ました。なんか書店に山積み。 解説はまあアレですけど、写真がクリアなのはさすが。
日比野士朗の「呉淞クリーク」読んだ方いますか? 上海事変についての本が読みたいのですが どのような内容か知りたいです
735 :
730 :04/10/17 16:50:43 ID:???
>732 早速上の本を注文しました 紹介いただきありがとうございます
736 :
732 :04/10/17 21:27:26 ID:???
>>735 参考になってよかったです。私にとっては、ほんといい本です。
>>733 ネットで見ることがあるのも入ってるけど、本当イイ写真ですね。
欲を言えば、側面図だけでなく、上面図が欲しかった。
軍ヲタ拡散基地はここですか?
ちくま文庫『戦場における「人殺し」の心理学』 著者は元中佐。現役時はレンジャー部隊、落下傘降下資格者、 ウエストポイント心理学/軍事社会学教授、アーカンソー州立大軍事学教授 などを歴任というゴッツい経歴の持ち主。ピューリッツァー賞候補作。 戦場で”敵兵を殺すこと”が兵士たちに如何に大きな心理的抵抗を もたらすか、ということを古代から南北戦争・WW1・欧州諸国による植民地動乱・ WW2におけるマーシャル准将による発砲率調査などの具体例を挙げ、大多数の 兵士にとって例え敵兵であっても殺人に対する深い抵抗が有る事を示す。 そして戦場における殺人の心理解析や、米国が兵士たちの心理的抵抗を打ち消すために どのような訓練手法を用いてきたか、戦後の帰還兵への精神的アフターケアの 必要性などを具体的にかつ詳細に検証している。 この手のテーマに興味がある人なら取り合えず買いでしょう。良書 ただ、終盤での「犯罪発生率とメディア」に関する著者の主張については 正直なところビミョーなところだと思われ。米に限らず現代社会への危機感って意味では 激しく共感するんだが。
>734 だいぶ前に読んだ。一応小説の扱いだったかな? 最前線の状況がよくわかる。読んでおいて損はない。 ごめん。面白かったのは覚えてるんだけど、今手元に ないもんだから、詳しいことは書けないや。
740 :
名無し三等兵 :04/10/21 04:38:22 ID:9U+Tp1bJ
なるほどね。
今日買ってきた本。 光人社NF文庫3冊、新刊書1冊。 まずは、松本良男著 幾瀬勝彬編 「秘めたる空戦 三式戦飛燕の死闘」 平成元年に単行本として出版されたものの新装文庫本。 筆者は当時としては珍しく拓殖大学から陸軍の戦闘機パイロットとなった人で、 1943年から独立飛行第103中隊に配属され、南方戦線を転戦し、比島で敗戦を 迎えた。 ダンピールの悲劇から始まり、南方補給船団の護衛、比島特攻の直掩戦闘など、 日本陸軍の機体でも扱いが難しかった飛燕を優秀な整備員と共に手なづけ、戦果 を上げていった様が、彼の手記という形で著されている。 森田友幸著「25歳の艦長海戦記 駆逐艦「天津風」かく戦えり」 これも平成12年に単行本として出版されたものの文庫化。 筆者は1940年に海兵68期として卒業後、巡洋艦、駆逐艦に乗り組み、様々な海戦に参加、 1945年2月より、大破して応急修理を行ない、艦橋直前に応急艦首を取付けた天津風の 艦長に就任、このボロ船で、ヒ88J船団に参加し、唯一隻生き残る。 この状況で船団に参加するのは、海上護衛戦と言うよりは足手まといで、護衛すると言う感じ ではない。 輸送船を一隻も護衛できなくて、生き残っても意味がないように思える。 その後、中国での海防陣地での話もあり、それなりに参考になる記述もあるが、当時の商船 乗りから見たら、結構、「この野郎」状態ではなかろうか。 飯山幸伸著 「ドイツ戦闘機開発者の戦い メッサーシュミットとハインケル、タンクの航跡」 各章をメッサーシュミット、ハインケル、タンクに割いて、彼らの機体開発の航跡を描いたもの。 個人的には、ハインケルの自叙伝を文庫本化して欲しいなぁと思ったり。 今月は他に、小峯隆生著「拳銃王」も出てた。
>>741 「秘めたる空戦」って、明らかにフィクションですよね……
745 :
744 :04/10/24 04:33:37 ID:???
amazonでの評価は高いみたいですけど、この人の スターリングラードは軍事史学で守屋純がボコボコに 叩いてたんで、どうしようかなあ・・・・と。
>>744 ライアンのはアイクとモンティーの諍いとドイツ一番乗りに燃えに燃えてる
ヘル・オン・ホイールやらの前線部隊の描写がいいんだけど
ビーヴァーのはソ連側に重点が移ってる。まあ、ベルリン戦争読んでたら
そんなに目新しくないかも。
>>742 渡辺洋二氏の「未知の剣」か何かの連載中に細かい解説載ってたね
>>744 漏れは面白かったな。表現力が確かにあって、「写真を読んでいる」
ような錯覚さえ起こす。
>>747 どんな風に解説してたのか詳細教えてー
漫画版の解説では「実際に飛んでた人の実体験を元に
ストーリーを再構築したんじゃないか」と推測してたけど
フィクションだろうがなんだろうが 素晴らしい空戦ものだと思う。 自伝でもどうせ作りが入るんだし。 小沢大尉万歳!独立103中隊万歳!永久カモ番万歳!
オスプレイ47 B−29対日本陸軍戦闘機。 B-29乗ってる人間は、欧州のB-17乗ってるより大分マシだろうなと思ってたけど、 必死で迎撃しても、突っ込んでくるんだから、めちゃくちゃ鬱。 戦闘機の護衛も無いしー。 ましてや、捕虜になったら、((((((;゚Д゚))))))ガクガクブルブル。 彼我地獄の日々だっんだなあと思わせる良書でした。 恥ずかしながら、B−29撃墜撃破王 伊藤藤太郎大尉知らなかった。
>741 >森田友幸著「25歳の艦長海戦記 駆逐艦「天津風」かく戦えり」 この本は今読んでいるけれど、>741での意見はちょっと酷なような気がします。 元々の命令も、他艦は「護衛」なのに天津風は「内地環送物資を搭載し、ヒ八八 J船団に加入内地に回航すべし」とのことだし、前任者より18も若い大尉の艦長と いうのも、回航員の意味合いではないかと思われます。 いずれにせよ、「生き残った」と言っても、船体は最終的に放棄を余儀なくさ れた訳で、「辛うじて全員戦死は免れた」の方が正確なようですね。 無論、海軍の方針、「駄目もとでやってみよう」で、予測されたとおりの犠牲 を強いた指揮に対して >当時の商船乗りから見たら、結構、「この野郎」状態ではなかろうか。 というのは、当然の感想でしょうけど。
>>749 航空ファンの98年4、5月号見ると載ってるはず
図書館等で借りてみるといい
754 :
749 :04/10/26 01:09:33 ID:???
独立飛行第103中隊は、昭和17年の8月には第19飛行団司偵中隊改編されているので、 「秘めたる空戦」の舞台となっている昭和18年〜19年には、存在しません。 改編後の名前でも明らかなように、偵察部隊だし。
戦争における「人殺し」の心理学 デーヴ グロスマン 軍事革命とRMAの戦略史 ―軍事革命の史的変遷1300〜2050年 マクレガー ノックス の2冊を注文。
>>757 数学的理解が必要な理論を簡単に理解できます系の本は、眉に唾付けるのが…
囚人のジレンマみたいなのは、論理的思考さえできれば普通に理解できるとは思うが。 >日常生活、一般社会で起きる問題、未来予測に対して、的確にもっとも適切な結論 >に導いてくれる手法をゲーム理論を応用することで教えてくれる。 なんというか、全体的にレビューというより宣伝文だし、こんなことをさらっと断言してるのはどうかと 正直自腹で買うのはオススメできない。立ち読みでもしなさいな
>756 個人的には、第一次世界大戦を扱った第8章が印象深かった>軍事革命とRMAの戦略史
こちらなら内容構成も載ってますね。
ttp://books.yahoo.co.jp/bin/detail?id=31429128 >第1章 応用ゲーム理論への招待
> (米・ソ核戦略の歴史 我が国の国防政策について ほか)
>第2章 身近な事例問題について
> (日常生活における事例について 生命保険について ほか)
>第3章 国家と応用ゲーム理論
> (決断―なぜ日本は開戦したか? 60年安保騒動について ほか)
>第4章 日本の将来を見つめて
> (明治時代に応用ゲーム理論があったなら 憲法について ほか)
いきなり応用ゲーム理論から戦略論へ、というのには若干不安も感じたり
まずゲーム理論だけ把握するなら
中山幹夫『はじめてのゲーム理論』 有斐閣
あたりの方がいいような気もする。
762 :
738 :04/10/28 02:05:06 ID:???
>756を見て気づいたが、>738でビミョーにタイトルを間違ってた。
とりあえず本日の注文図書 明治・大正・昭和 軍隊マニュアル 一ノ瀬 俊也 花吹雪!まつりちゃん 荻野 真弓 前者は、入営前の若者に周囲の奴らが知恵を付けたりした内容やなんかを マニュアルっぽくまとめたものらしい。細部は入手後書き込む。
>>764 で、後者について内容を詳細に説明していただきたいのだが。
なんか軍事に関係がある書籍なんだろうか。
戦場でお勧めってことじゃない(笑)
「大砲の歴史」とゆう本を1500円で購入。アルバート・マヌシー著 もとは米国公園局が遺跡の展示物の理解を深めてもらうために出版しているもののようだ。 カタパルト、バリスタの時代から南北戦争期の大砲まで多数のイラストを使って解説されている。
>_哲 >軍事革命とRMAの戦略史 書評キボン 予約しちゃった・・・ 後、戦略の歴史 抹殺・征服技術の変遷 を買ったかたいらっしゃったら、書評お願いしたい
>>767 アルバート・マヌシーで検索しても引っかからない・・・
大砲の歴史で探しても見つからない・・・
各国陸軍の編制についてまとめた書籍でお勧めのもの、ありますか? 自分の捜索能力ではなかなか見つからなくって… どうぞ皆様ご教授下さい。
>771 全世界のものはミリタリーバランス辺りを入手された方が良いのではないですかね。 世界の各地域に於ける主要国の編制の中の基準配備数とか中の構成とかを知りたいので あれば、新紀元社の「Fighting Force 世界の陸軍軍事力データファイル」 (リチャード・ベネット著 岡崎宣彦訳)が参考になるかと思います。
神田で古本の祭りがあったので行ってみた。結論から言うと人が少ない分、いつもの方がマシかも知れない。 以前勧められていた バルバロッサ作戦 上・下 パウル・カレル著を二冊で3000エソで入手 高いのか安いのか判らないが、どうなんだろ?
2000年に出た学研M文庫で上中下計2300円(税込み)くらい>バルバロッサ
>>772 ありがとうございます。まさにFighting Forceのような書籍を求めていました。
明日にでも早速書店をめぐってみます。
>774 Σ(゚д゚lll)ガーン そっち買えば良かった…… まあいいさ。他に収穫あった。・゚・(ノД`)・゚・。
777 :
ダゴレッド4 ◆VQKJgiezS6 :04/11/03 01:50:19 ID:XTJDqTZF
飛燕戦闘機隊をゲト 飛行第244戦隊の写真史で横山宏センセのイラスト有り 宮崎駿監督もかつて絶賛した秘めたる空戦のNF文庫もゲト 長谷川の48飛燕の発表と飛燕づくしでつ
>>777 ページ数少ないけどどう?
WCCの飛燕からの俄かファンなんで。
↑今後も飛燕ファンをつづけたいなら買うとよかろう 趣味にいくらでもお金をかえてもいいなら買っとけ 機体の各部ディティール写真や全タイプが出ているわけじゃ無いから メカ派には薄いかも
>>773 付録の多さから言えば、フジ版が一番いいと思うよ。
ちょっと前だが横浜の古本市で「現代局地戦争論」と「防衛学概論」という 本を買った。著者は膨大の教授 服部実。もしかしたら膨大のテキストかも。 >773 神田古本市で「奮戦!第6戦車師団」を500円でGET 去年は小松製作所の社史500円なんて掘り出し物もあったが今年は不作だった。
「現代局地戦争論」、日本の古本屋で検索して注文した。 面白そうな本の紹介があったら、即座にあそこに行ってしまうウリは及んでいますか?
奮戦!第6戦車師団か懐かしい、当時定価で買ったよ 日本の古本屋に欲しい本がある、二マソするから、もうちょっと今月は待ち
古本市にて、「海戦フォークランド」と「防衛庁自衛隊」購入。どちらも500円。 後者は90年改訂版である為、最近の新設部署に言及されていないので不満はあるけど、 500円という価格から考えると我慢するしかなし。
爆薬の開発史なんかの本ってないですか?
たしか兵頭28の本で海軍の爆弾の本があったはず。 フォロー頼む。
788 :
名無し三等兵 :04/11/08 22:03:45 ID:eccEA8bw
質問スレから誘導されてきました。 本はよく読むんですがこの方面はリデル・ハートとか言う人の「WWT」と「WWU」 ぐらいしか読んでないので他にお勧めは無いですか? なるべく19〜20世紀あたりの戦いを扱っている本が読みたいのですが。
>>788 大井篤「海上護衛戦」(学研M文庫)は是非読んで欲しい。色々な意味で泣けてくる名著だ。
ソ連のOMGについて解説している和書って有りませんか? 「ソ連地上軍」(原書房)には悌隊攻撃しか載っていなかったもので。
千歳空港でかった。 第二次世界大戦 世界の戦闘機 松崎豊一 イカロス出版。 シビアで日本の戦闘機はこんなものだよという現実を見せられている感じで、 逆に面白かったね。 実戦の評価を考えたらこんな感じが現実なんだろうな。
「民営化される戦争」 本山美彦 ナカニシヤ出版 はどうでした? 新聞の書評欄で知って買おうかどうか悩んでる最中ですが。
>>792 結構よかったよ。
著者は反グローバリズム反米のスタンスの経済学者で、平気で「親米ポチ」という
表現が文中にあるあたりがすげーアレだが、現在の軍産複合体の状況、米軍の
兵站や現代の傭兵企業、各地の民族紛争の略史などがかいつまんで説明してある。
でも反米意識はすげー強いので、ある程度眉に唾をつけて読む必要はあるかな?
>>792 中身の半分くらいは軍事と関係がない本職の論文だが、残りはいま日本語で読める軍産複合体/傭兵企業の現状としては一番じゃないかな。
あ、その残り半分もものすごく怖いことが書いてあって読み応えがあるよ。
>>794 どうでもいいけど著者略歴によると、この人って京大経済学部の元学部長だってよ。
796 :
名無し三等兵 :04/11/09 21:42:49 ID:BCDNc3UU
>>793 うーむ…
俺は書店で手にとって読んでみたけど「まーたいつもの反米屑本かよ」と思って
本棚に戻してきたんだが買う価値ありそうだな。
マル経でコヴァなのか?
読んでないけど、反米だからといってコヴァとは限らんのでわ
いやでも「親米ポチ」って言ってるそうだし。
>>801 親米ポチって反米右翼だけでなく左翼も言うみたいよ。
803 :
793 :04/11/10 00:40:39 ID:???
「親米ポチ」ってのはアメリカの言いなりに自国に不利な経済政策を唯々諾々と とる小泉を弾劾するために言ってる言葉ですな。 この人は事実関係についてはちゃんとソースに当たって言ってるのでコヴァと 一緒にしちゃよくない。
京都大学経済学部はマル経がまだ多勢だからね。 >799-802 マルクス主義者が国粋主義者でもあるという例は結構多い。 日本共産党にしたって、領土問題に関して(特に千島列島)は千島全島が 日本領であると主張している。千島全島でなく、北方四島が日本領とした 自民党を日本民族に対する犯罪行為だと糾弾していた。
単にモスクワを頂点とする構造で中間管理職(支店長かな)でしか ないのがいやで、自分たちがお山の大将になりたかっただけにしか 思えない。
マルクス主義者とマルクス経済学学者は違う。
前田哲夫の「戦略爆撃の思想」って軍事的にはどうなんですか? 前田哲夫自身がアレなのは良く知ってますが、本の内容は余り知らないので・・・
俺が行く古本屋には必ずそれがあるよ。 戦略爆撃の思想、作者が江畑さんなら即中身を見るのだが 前田だと確認すらしない。 だから、10年近く表紙しか見てないな(笑)
戦略爆撃イクナイッ!それだけの本だったような・・・ (すまん立ち読みで済ませたもんで・・・)
>809 ああ、そういう内容の本なんだw 買わなくてよかった〜
811 :
785 :04/11/11 20:17:15 ID:???
>男対女 本文解説にもありますが、決闘裁判のケースですね。
文章からすると、これって女が男を引きずり出すか、男が女を引きずり込むかで決着?
蒋介石秘録をコンプするぞ〜
「滄海よ眠れ」って単行本と文庫とで冊数が随分違っていますが 文庫化にあたって削除された分等あるのでしょうか?
ちょっと前にここでFighting Forceが紹介されてましたが、陸自の一個師団あたりの 砲配備数を25門としていたりして、資料としての価値は薄い気がします。 保有総数自体はそう間違っていないようですが、編制を調べたい、という場合には 向いていないのではないでしょうか。
はっきり言ってしまえばそうだし、原著は三分の一の値段で買えるし。 つまるところ網羅した本ないの。 それにかなり公開されている米軍でさえ一部重要な偵察部隊関連のものは 本当の所不明だし。公開された編成表にその部分だけ載ってなかったり。 推測記事が一年に一回ほど何かの軍事雑誌にのるかな? やはりミリタリーバランスに見られる記述程度の編成あたりが標準。 それより深く知りたいなら雑誌の特集をこつこつ集めるしかない。 編成関連は本ではなくネットが主流だから本に当たるのは限界だと思う。
>軍事革命とRMAの戦略史 ぼちぼち読み始めたところなんだが・・・・ 正直、翻訳の質がかなり厳しくないか? 例えば、第一章で湾岸戦争での圧勝が米軍にもたらした否定的な結果について 述べている文章から引用 >第3に、技術による勝利は、ベトナムの水田とジャングルに没したかに見えた >大衆時代における戦略的自由性が有望視されるように見えた。 >最小限の流血でもって戦う「バーチャル戦争」は、表向きには不足がちの >補給に見える戦闘への大統領のリーダーシップ、軍事の政治家的手腕、 >大衆との係わり合いを不必要にした。 この文が何を言わんとしてるのかDQNな漏れにはマタークわからん。 他にも、P190での記述 >フィッシャー提督は、「運用将校(ライン)」と技術将校間の区分を実施して終了した >1899年のアメリカ海軍の改革を入念に検討した。 この部分が前後の文脈とマターク矛盾するので気になってamazon.comで書籍内検索をかけてみたところ >The admiral had followed closely the U.S. Navy reform of 1899 >that had ended the division between "line" and engineer officers." (漏れ訳)”フィッシャー提督は”「運用将校(ライン)」と技術将校間の区分を 廃 止 した1899年の米海軍の改革を入念に検討した。” ・・・・・・・・原文と訳文で意味が全く逆じゃ内科???? 正直、まともに読める部分の内容も疑いたくなってきた今日この頃。 原文と付き合わせる気力の無い香具師にはお勧め出来ないような気がする。
芙蓉書房じゃなくて不要書房と改めるべきか>軍事革命の出版社
P30 >ダプリン・ムーア、ハリドン・ヒル、スロイス、クレシー、 >ネヴィルズ・クロス、ポアティエ、ナジェラの各戦闘では、 >歴史上、数多く戦死した他のイギリスの君主たちの過去帳が >作成されている。 原文 >Dupplin Moor, Halidon Hill, Sluys, Crecy, Neville's Cross, >Poitiers, and Najera constitute a roll of honor equaled >by no other English monarch in history. (原文のウムラウトは削除) つーか、「歴史上、英国の君主で比肩する者が誰も居ない」って原文の どこをどー訳せば「歴史上、数多く戦死した他のイギリスの君主たちの」 になるんじゃ。意味が180度違っ来て、文脈との整合性が取れない。 "roll of honor"が何故か「過去帳」になってるし・・・ キリが無いんでこの辺で止めるけど、読んでて違和感を感じた部分は 殆ど誤訳っぽい。つか漏れ、第七章と1〜30pまでしか読んでないんだけど もう先を読む気力が失せそう。つか校正もっとしっかり汁。
>>821 その怒りをもって、amazomのほうの発注をポチと押し、
原著と訳文HP作ってくれたまへ。抄訳でよいよん。
>原著と訳文HP作ってくれたまへ。抄訳でよいよん タイトルはもちろん、"J'accuse"で。
>819,>821 おつかれさま。 >821の「歴史上、数多く戦死した他のイギリスの君主たち」とか、>819の「区分を実施して終了した」とかいう翻訳は機械翻訳に 特徴的なんで、おそらく、あまりできの良くない(数千円クラスの)機械翻訳にかけて、そのまま出版したのではないかと。 下訳で機械翻訳ソフトを使う人って多いんだけど、みみっちぃケチなやつが多くて、数万円クラスの、それなりの結果を出すソフト 使えといっても、裏で安物ソフト使って、最初の数ページだけきれいに校閲して持ってくるヴァカ翻訳者多いんだよね。 ゴースト使ってる翻訳者とか。 軍事書籍って、結局あまり数でないから翻訳者もきちんとした人間がつかなくて、辞書引けます程度のアマチュアが翻訳してたり するし(倉骨とか倉骨とか倉骨とか)
>>裏で安物ソフト使って、最初の数ページだけきれいに校閲して持ってくるヴァカ翻訳者多いんだよね。 工エエェェ(´д`)ェェエエ工 もちょっとプライド持ってくれよぅ まぁDQNを擁護する気はないが、それぐらいやらんと数が稼げんのかもしらんね。 で、悪い訳しか出さないからやはり安い仕事しか来ない悪循環?
翻訳者さんの話だと、逆で 原稿料をディスカウントしないと客がつかない ↓ 単価切り下げ、安いものは機械翻訳で仕上げて、ざっと読んで明らかに意味が通らないところだけ手直し ↓ 客も、そもそも英語の校閲なんかできないし、安かろう悪かろうが定着してる ということみたいで
なーる、さんくすです
>客も、そもそも英語の校閲なんかできないし はい、そのとおりです。 プロコピウスの「戦史」を英文版で買ったんだけど やっぱり書籍として読むのはキツい。 英訳のテキストを解いてるみたいで、全然頭に入らん。 フロンティヌスの「戦略書」はなんか単文ばっかりだったんで、 辞書首っ引きでもどうにかなったが、得られたものもその程度だった…。 むしろ一緒に収録されてる「ローマの水道」の方が含蓄ありそうだが、 チャレンジする気力が尽きた。 「補給戦」も英文版で買ってしまえば手間が掛からないのだけど、 読み終えるのに要する時間を考えると、 古本屋巡りでの万に一つの可能性にかけた方がよさそうな雰囲気(死 ちょこちょこ読むだけなら近くの図書館にあったしなぁ。
>829 あ、>827の「客」「クライアント」は出版社です、>830さんの言うとおり(^_^; 個人での依頼だと、客も腹をくくってるので、むしろ翻訳精度とか、微妙なニュアンス部分で最大限こき使われるみたいですよ(笑) 当然料金も結構な額になりますけど、そもそも個人で訳者に頼もうという時点で知り合いとか伝手とかで信頼のおける訳者を 頼んでるので、それなりのアウトプットを要求されることが多いみたいですから、客も納得済みということですね。 それから英文を読むときは「首っ引き」は効率悪いですよね〜 漏れも「海上権力史論」の英語版ならすぐにでも手にはいるのですが、日本語に翻訳されたものは全然手に入らなくてガクーリ
うむ、積ん読状態にしていた例のナニはそういう状態だったのか。。。 正直、軍事関係とかは「軍事的素養のある、翻訳に関してはド素人」が辞書調べて 翻訳する方が遙かに良かったりする。。。 以前、軍研に載っていたベトナム戦に関する米軍だったかの論文、記事読むより 陸自幹部(CGS選抜試験で英語の成績悪くて落ちた人)原文手に入れて自力で 翻訳したやつの方が遙かにマシだった。
古本屋に「日本戦史」復刻版の 柳ヶ瀬の戦いと山崎の戦いと朝鮮の役のかなり状態の良いのが あったが、迷った末に保護中止…
835 :
819 :04/11/17 02:45:01 ID:???
>832 つか訳者経歴を見ても「軍事的素養」については十分以上にある、いやむしろ 漏れなんかから見ると恐れ多いぐらい有んでつよ。 実際の訳文を見ても軍事的素養の不足が原因の誤訳や変な翻訳はほとんど見られない 気がするでつ。 ただ、所々・・・・・・例えば>819の下で挙げた誤訳を例に取ると、問題の文の 前後の文章は次のような流れになってるんでつが。 1.当時の英国では技術将校は兵科将校と比べて一格下の存在であると見られており フィッシャーはその傾向を是正しようとした。 2.フィッシャーは米海軍の改革について検討した 3.1.と同じ内容をより具体的に記述 4.ドイツでも技術将校の地位は低く、独海軍首脳部はこの傾向を是正しようとは しなかった。 訳文をそのまま受け取って「米海軍の改革=兵科将校・技術将校の区別」と読んでしまうと 前後のセンテンス・パラグラフの流れ、論理展開がおかしくなっちゃうんでつよ。 >821なんかもそうだし、今見つけたP16の”17世紀以降、〜”の文とか。安堵してどうする。 この手の誤訳の場合、論理の流れそのものが違和感のあるものになってしまうため 特に本書のような論文の翻訳としては結構イタイと思われ。 もう一つ、パラグラフの一部だけではなくパラグラフの流れ全体が誤訳されてしまう 可能性も有るわけで、そうなると原文とつき合わせながらチェックしていくしか無い気もするナリ。 最後に、全部読み通してない状態で散々書いたものの、そこまで手間をかけるに値する内容で あることは確かだと思われ。(今の漏れにはそんな余裕は無いんだが)
836 :
819 :04/11/17 04:17:37 ID:???
今思ったんだが、"followed closely the U.S. Navy reform "の訳として ”米海軍の改革について「検討」”でいいんだろーか。 改革の内容についての食い違いに気をとられて「検討」の語をそのまま使ったが 「後を追った」「(意訳して)取り入れた」あたりがてきとーなような気もするが、 これ以上細かいこと書いてもしょうがないし眠いし寝る。
838 :
名無し三等兵 :04/11/23 02:10:16 ID:76DPJxJq
ほす
>>790 殿
"入門編”レヴェルで宜しければ
ヴィクトル・スヴォーロフの「ザ・ソ連軍」等はいかがでしょうか?
840 :
ZII ◆RPvijAGt7k :04/11/24 18:53:45 ID:PeUL5kJo
「日露陸戦写真帳」(21,000円)が出てますね。 ふふふ、明後日捕獲予定です。
「近代戦争史概説」「現代戦争史概説」が、どちらも九千円で店頭にならんでいた。 中を覗くと某部隊の印があった。
842 :
名無し三等兵 :04/11/27 22:03:39 ID:dO0qnUI8
軍事史学の日露戦争はいつでるんじゃい!
普通の本屋さん(大型書店)でも買えるの?
神保町にて、 『攻撃かそれとも自衛か』 加藤健二郎 『教科書・日本の安全保障』 田村重信・杉之尾宣生 の2冊が出版から1年も経ってないのに一冊300円だったので保護。 『攻撃かそれとも自衛か』は軍事研究等に載ってたルポ等の再録で、 以前、このスレでも取り上げられていたので割愛。 『教科書・日本の安全保障』は防衛に関する基本的な政策・法規から 安全保障論まで幅広く扱っており、また出版が今年の3月であるから イラク戦争やMDに関する最新の事項を扱っているところが良い。 ただ、著者の1人は自民党の人間であるから、基本的に政府よりにバ イアスがかかっていることに注意。 しかし、この内容で一冊300円ってのはブクオフでも無いんじゃないか?
ヴォー・グエン・ザップ将軍の「人民の戦争・人民の軍隊」を読んでいます。 ゲリラ戦の戦術・戦略に触れられていて面白いんですが、それ以上にベトナム共産党マンセー な所が多すぎて読みにくいです…。植民地時代を生きたベトナム人の方々には感動的なんでしょう が…。
そんなこと言ってたら毛沢東選集も語録も、軍事6篇も読めんぞ・・・
848 :
名無し三等兵 :04/11/30 15:09:27 ID:r9fRPvfh
>>846 そこで、ベトナムの方々と同じ気持ちになってともに涙を流せない貴方は
まだまだ修行が足りません。思想再教育の必要ありです。
ところで、坂井三郎の「大空のサムライミ」って
講談社プラスアルファ文庫と光人社NF文庫から出ているようなんですが、
両者に違いはあるのでしょうか?
どちらがおすすめか教えていただけると幸いです。
我が闘争もよめないね
850 :
846 :04/11/30 21:06:31 ID:???
精進してきます。
852 :
名無し三等兵 :04/11/30 22:45:42 ID:DeAgSHr3
「第二次世界大戦通史全作戦図と戦況」ってどうですか?
853 :
名無し三等兵 :04/11/30 22:50:21 ID:HsUDP4We
>848 講談社は上下巻に分冊されている。 『大空のサムライ』はマストだぞ。
855 :
名無し三等兵 :04/12/01 11:11:47 ID:k4jYiNi/
856 :
848 :04/12/01 12:35:11 ID:???
>>851 ,853
ありがとうございます。
内容に違いはないようですね。本屋に置いてある方を買います。
>>854 素で打ち間違えました…「ミ」は余計でしたね。
軍事史学会「日露戦争」売ってないよ!ヽ(`Д´)ノウワァァァァン
児島襄の山下奉文の文庫版入手した
>846 同意。俺は諦めた。
完全白紙の初心者さんに、「機甲部隊」の基礎を知ってもらうためにいい本ありませんかね? 私の現構想としては「ミリタリーイラストレイテッド 世界の戦車」と「前進よーい、前へ」 を考えていますが、どうも偏っている気がしてなりません。 「Amazonでなら買える」という条件を考慮して、皆さんのお勧めを教えていただけませんか?
861 :
名無し三等兵 :04/12/03 22:02:10 ID:ygiNHmzp
n
パンツァータクティークでいいんじゃないの。
軍事的知識に乏しい(と言う自覚の無い)主計官に悩まされているんですが 国防が何たるかを理解して頂くためのいい本ありませんかね?
鉛玉を一発。
一冊で間に合わせたいという虫のいい考えかたしているのだったら、いいんじゃないですか。
>>866 初心者スレとか見てて思うんだけど、そういう”思い上がり”ってどっからくるんだろう?
ちょっとスレ違いだけど『対戦車戦1943 MG.DVDブック・シリーズ 1』って4000も払って見る価値あるかな? どんな感じだったか、誰か見た人いませんか?
古書の相場ってよく知らないんですけど、海軍砲術史で\20kというのは高いですか? 海軍水雷史なら沢山あるようで11k〜20k越えまでイロイロなようですが
>>873 ここに書き込むと恐ろしいことになりまっせ
お買い得ゆえ速攻で先に買われてしまうということ?
>>873 自分は6Kで買いましたが(箱無し)、内容が好きならよいのでは?
探せば10K前後であると思いますが、その手間を考えたらその値段でも良いと思います
(と、最近は思うようになりましたw)
学生さんなら、古本屋廻りをしたら良いと。
自分は、海軍燃料史の安いのが欲しい…
>海軍燃料史の安いの 安くないのは既に見つけている、と
878 :
波江 :04/12/07 21:12:06 ID:???
機密日露戦史買いマスタ 9000¥は痛い… 陸戦学会の本が欲しいが中隊長の許可が必要なのは厄介だ
>>878 買える可能性があるだけいいじゃん>陸戦学会
……陸戦学会の本を一般に売り出して、予算の足しにするという意見は内部に無いのだろうか。
陸戦学会は防衛庁とは直接関係のない「独立採算制特殊法人」みたいな ものなので、ここの本を一般に売っても本が安くなるだけで予算には関係 ありません。 本が安くなるのは嬉しい人が多いでしょうけどね〜(笑)
>>880 建て前では陸戦学会は私的サークルですが、
コミケで同人誌を売るサークルとは違うから。
>>882 自衛隊のサークルを検索して見ると民主党の議員が、
質問主意書をだして自衛隊のサークルを質問しているね、
その議員は他にも防衛庁関係の質問をしていて、
興味が引きます。
でも当該議員のHPには殆ど、
軍事関係の事が載っていない。
>>883 その議員さんに、お手紙出してみてはいかが?
885 :
名無し三等兵 :04/12/09 23:08:19 ID:WRQ7kQMk
素人の読書趣味上の質問です。 J.C.Wylieという人のMilitary Strategy:A General Theory of Power Control とか言う本を世紀の名著だという奴がいるけど、この本読んだ人感想教えて。 amazonでも手に入らないみたいで・・・
887 :
名無し三等兵 :04/12/09 23:18:21 ID:WRQ7kQMk
ごめん、69年版か89年版
888げっと
ゴメンネコ
クラウゼヴィッツの「戦争論」を読もうと思っているのですが レクラム版は省かれすぎているそうなので、岩波版がいいのでしょうか? 上中下の3巻に分かれているのがちょこーっと気になのですが(なくしそうで) 一冊だけのハードカバーのもので良いのもあるのでしょうか? それとも訳としては岩波版が軍板的に一番オススメなのでしょうか? 活字は多少慣れておりますので、多少訳が難解であっても平気なのですが…宜しくお願いします
>890 目的が良くわからないのですが「試しに読んで見る」のであれば、岩波版の上巻を購入すれば用は足りるかと。 書いた本人が言ってるとおり「第1編第1章」にすべての精髄が込められているので、とにかくちんぷんかんぷんに全部読むより 第1編を何度も読んだ方が得ることは多いと思いマスです。 ついでに、漏れがなんで「消防条例をはぶいた訳書は戦争論の意味がわかってない」というのか理解して頂ければ重畳(笑)
武経七書は何処が出してる奴がいい? 一応孫子は岩波、三略は中公ビブリオのやつ持ってるんだけど、呉子、尉繚子、六韜、 司馬法、李衛公問対はざっと調べた所新しくて訳もきちんとしてそうなのが無いんで、 昭和10年に出た兵法全集辺りを購入せざるを得ないかなあと思ってるんだが
893 :
890 :04/12/11 19:40:03 ID:TjXHi+BO
>891 すみません >ついでに、漏れがなんで「消防条例をはぶいた訳書は戦争論の意味がわかってない」というのか理解して頂ければ重畳(笑) という点がよく分からないのですが、レクラム版は省かれているということでしょうか? とりあえず、岩波版を買ってみるつもりですが…
>893 たいていの訳書では省かれてますね。
895 :
名無し三等兵 :04/12/11 20:01:46 ID:r35fLKlu
>890 軍版的にはどうか知りませんが、私も岩波で読みました。ただ、昔むかし 永井陽之助という人が『現代と戦略』という本で、戦争論の解説をしています が、この人は余り岩波版は評価していません。 私には趣味の世界の話なので、余り詳しくは知りませんが、本気でクラウゼヴィッ ツを読むのであれば、英語(ピーター・パレット、マイケル・ハワード、ハンデル、 グレイ)、フランス語(レイモン・アロン、ボーフル)、ドイツ語が必要となるという人の話の 受売りになりそうです。
消防条例??
897 :
名無し三等兵 :04/12/11 20:31:47 ID:r35fLKlu
>890 で、訳語の問題より、読み方の問題となりそうで、であれば、 ハワードの入門書(108P 読了済みなら失礼)なんかに挑戦 されるのもよいと思います。そんなに難しくないらしいし。 消防条例の話は、私は知りません。
消防条例ちうのは戦争論の冒頭で、やたらめったら難しい書き方をしている けど中身はしごく当たり前のことを書いているだけっていう例として 当時のドイツの法令が出てくるんです。んで、それを戒めとしている。 でも大抵の人にはhouseっていう人のcombined armsとかDVDで バンドオブブラザーズとかのほうがいいと思う。クラウゼヴィッツは 後になって孫子あたりを読んだあとで進むのがいいと思う。
最近出た、中公のは、どうなんじゃ?
消防条例というのは隣で火事が起きたら、それが右の隣の家だったら 自分の家の左側の壁が危険だよ、という当たり前のことを長ったらしくかいたの?
>>899 中公版にはちゃんと消防条例の話出てるよ。
クラウゼヴィッツはレクラム版の方が読みやすいのは確かです。 また、軍人の政治への関与に関する改竄が行われる前の版を底本にしている というところを売りにしていますが、まあ専門に研究している人以外にはあまり 差はないかと。 武経七書については、プレジデント社の「全訳武経七書」はどうでしょうか。 「問対」以外は明治書院の「新釈漢文大系」シリーズや明徳出版の「中国古典 新書」シリーズでも読めますが。
Sun-tzeもそうだけど、いわゆる中国の系統の軍略って、あんまり戦争理解には役に立たないと思うなぁ。 あれらは為政者がどう戦争をとらえて遂行するかという「お話」であって、戦争論のような純水論理に基づく哲学書とは 全く位相も次元も異なる文書であって、正直「戦争理解」に置いてはミスリードの元になるのでわ。 当然の結末として、政治を志すなら、あっちの方がお勧め・・・というか、そもそも戦争論は読まない方がよい・・・と思うけど。
中国の所謂「兵法」は、政治家と将軍が(ある程度の職域の差こそあれ) 未分化だった時代のものなので、「戦争にかかわることの多い政治家」が 学ぶべき「政治における軍事の位置づけ」が中心になるのは当然ですね。 現代日本に置き換えるなら、「防衛族議員」が読むべき本といった感じです。 クラウゼヴィッツになると「軍事官僚としての軍人」が「政治」から分化した 時代の産物なので、現代の軍事問題・政軍関係を考える上ではこちらの 方が向いているでしょう。 もっとも、お互いの「考え方」を理解するために両方読んでおいた方が有益 ではあります。自分の立場を明確に理解した上での話ですが。
905 :
名無し三等兵 :04/12/12 17:44:00 ID:h7N6gdc9
軍板を詳しく見ていなかったけど、スレ違いではありますが軍事板常見問題(FAQ)の総記にある 軍事学の学び方って宝庫ですね。
>904 そうなんですよねぇ、漏れが一番気になるのが、いわゆる「兵法」は、「戦争」を、まるで自然災害か何かのように受け身であり すぎるのがどうにもこうにもというか。 「我」があって「彼」があり、その両者の厳然たる力比べが戦の野原でおこなわれるものこそが「戦争」である、という厳密な 定義を行って、それに立脚する戦争論と比較すると、兵法的なものを戦争エンジニアたる軍人が読むのは、よほど気をつけて 読まないととんでもない結果を招きかねないようにも思えマスです。 逆に、戦の野原に立ったことがない純粋な政治家が戦争論を読むのは、これまたよほど気をつけないと、世に有名な警句に 目を奪われて、きわめて衒学的な理解しかできないというか。 コリン・パウエルとかジョン・マケイン、ブッシュ父みたいな連中が読むのと、ラムズフェルドやマクナマラ、ブッシュJr.みたいな 連中が読むのとでは、全く出目が反対に出てしまうという気がします。 それと同じことを第1次世界大戦の諸将帥方はやらかしてしまったわけですが(苦笑
907 :
名無し三等兵 :04/12/12 18:04:32 ID:h7N6gdc9
割り込むつもりもありませんが、私らの如き趣味の市民は何を読めと? バーナード・クリックの現代政治学入門(講談社学術文庫)P41あたりで も読んどけばいいですか?
WW1後期にドイツ皇帝が孫子を読んで、もっと早く読めばよかったと後悔したという話も伝わってますな。
>>902 ありがとう。明治書院、明徳出版は知らなかったんでそっち見てみます。
問対はどうにかして探してみよう…
>906 そうですね。「兵法」と「戦争論」のそれぞれの立脚点を明確に理解しないままであると、 いずれも不幸な読み方になってしまうでしょう。 もう一つ気になるところとしては、「兵法」の方は特にトンデモな読み方が許されるような あいまいな書き方がなされているところでしょうか。 一歩間違うと自分の主張を正当化するための権威付けの材料以上にはなりえないという 不幸な書物になってしまうだけに、読み方には注意したいところです。
>910 ええ、そんなこんなで「消防条例を収録してない抄訳は『戦争論』を理解してない」という認識につながってるのでありました。
制服の帝国―アルゲマイネSS写真集 山下 英一郎 (著) 買った人いますか? どうですか?
写真は洋書等でさんざん既出で新味がない。 かつ、全般的な構成が雑で、「百科全書」的に全兵科を語るにせよ 治安関係機関のみに特化するにせよ 「資料」や「説明材料」に用いるには足りない。 加えて文章は良く言えば韜晦、 悪く言えば装飾過多なだけの意味の通じない悪文 よってわざわざ金を出す価値はないと思われ。
内田百閧フ本もなかなかいい 自身が関東大震災前の陸軍士官学校・海軍機関学校教官だっただけあって 当時の両学校の様子が、文官教官の目といった新鮮な視点で読める 代表作の一つの「旅順入城式」も軍事と関係ある また、東京空襲下の様子を書いた「東京焼尽」や 戦後GHQから呼び出されて爆撃の怖さを聞かれた「戦略爆撃調査団」なども 全体的に、百闢ニ特の軽妙な文章で楽しく読める ちくま文庫と新潮文庫 中公文庫や岩波文庫から著作が出てる
>消防条例を収録してない抄訳は『戦争論』を理解してない 書籍は非常に多くの示唆を与えてくれますが、極一部のものを抜き出して 語っても、それはその著者が知りうる範囲に関する事だけであって、全体ではなく、 そして全体を見て如何だったのかを把握するのは後世の我々でも容易い事では ありません。簡単に「である」と断定する事は出来ないのです。
>914 え、小説だと思って無視してた。 今度見てくる。
>>917 無論小説も多いけどね
ただこの人の小説は夢幻な様子を描いたものだから、一発で見分けはつくと思う
消防条例云々は別に反対しないけど「〜読む価値ありますか?」って質問でもないのに 参考にならんとか役に立たんとか出鼻挫いて読む気萎えさせるようなレスするのは 正直どうかと思う
そういや、岡本綺堂(半七捕物帳)が日露で従軍記者してて、 そのルポみたいな作品読んだけど、中国の武人を蔑む有様 がよく見えて面白かった。(ネットの青空文庫で読める)
921 :
ZII ◆RPvijAGt7k :04/12/17 20:52:13 ID:hoFBlF4U
光人社の「決定版日本軍用機写真集」を買いました。 前に似たようなのが同社から出てましたが、前のは佐貫亦男氏が監修、 今回は野原茂氏が監修ですので、たぶんテイストも違うのではないかと。
補給戦を偶然にもネットの古本屋で入手した。 おそらくネットに掲載された瞬間に買い注文だしたのだと思う。 1500円ぐらいで入手した。 補給戦だけど翻訳された日本語版には参考文献が掲載されていない。 だからもし復刊するならば参考文献の掲載を希望する。 参考文献の掲載についても意見を上げるといいと思う。
海軍水雷史げと 射撃指揮装置の項が10ページもなくてちょっと(´・ω・`)ショボーン
今日古本屋で「戦略論」(800円)と「海軍戦略」(2500円)をゲットしたぜ! でも、帰りに若者の乗る自転車が突っ込んできて痛い思いをした
926 :
名無し三等兵 :04/12/19 01:18:18 ID:nkFWHFV2
上の方で戦争論の邦訳本についてレスが交わされてるけど 岩波も中公も誤訳がひどいそうで、ドイツ語から日本語に翻訳するのは そんなに難しいのかと、購入を悩んでしまう 結局どれがいいんだよう…890さんは岩波の買ったんだろうか?
>>921 未発表写真とか新解釈ってありましたか?
>>926 誤訳がひどいという場合には結局二つの選択肢しかありません。
1. 原語を勉強して自分で読む
2. ひどいのを我慢して読む
1.,2.の合わせわざとして、ある程度原語を勉強した後で(大学の教養レベルで
十分です)、原書を手に入れ(最近はネット書店たとえばamazon.deなどで簡単に
手に入る)、原書とつき合わせながら読むという手があります。あからさまな構文の
取り間違いなどは、これで結構明らかになります。
第三の選択として、英語やフランス語に訳されたもの(多分penguinには入ってる
んじゃないかと)を手に入れて読むという手もあります。英訳の際に誤訳が行われて
いたらそこでおしまいですが。
米やドイツのアマゾンで注文して着払いできるの?
930 :
名無し三等兵 :04/12/19 12:35:50 ID:8RpOp/CR
>929 日本への着払いは無理じゃないか? よく知らんけど 今適当なのカートに放り込んで買おうとしたら支払い方法の選択出ないで いきなり決定画面が出た 俺はカード登録して買ってる 一度そうして買っちゃえば、あとはカートに放り込んで決定するだけで 商品届いて勝手に引き落とされるから 米、英、仏、独などのAmazonはアカウント共有だったはずで、どこかで登録すれば、 どこでもカートに放り込むだけで買えるようになる
Amazonのヘルプに書いてある。 支払い情報 クレジットカードを使用して、世界のAmazonサイトでお買い物ができます。 価格は各国の通貨でWebサイトに表示されます。 お客様がご利用のクレジット会社からは、購入金額が換算された請求書が送付されます。
934 :
932 :04/12/19 13:21:55 ID:???
あらら・・・リンク失敗している。 アマゾンの洋書のブラウズからclausewitzで検索してください。
935 :
名無し三等兵 :04/12/19 14:01:03 ID:8RpOp/CR
原文なら、↑のclausewitz.comで公開してるよ、英訳もあったなぁ(読んでないけど)
戦争論は日本のAmazonで英、独、買えるけど、 他の本とかで、日本のAmazonだと注文不可(カートに入れられない)な本が、 海外のAmazonだと普通に買えたりする だから海外Amazonやめられないんだよね
938 :
929 :04/12/19 17:58:54 ID:???
>>937 自分はPanzer Truppen2が日アマゾンでなかったのでどうしていいか解らなかった。
海外アマゾンで購入している人達はどうやっているのでしょうか?
教えてください。
1.やはりカードが必要
2.住所などの表記の仕方。
3.普通に注文するだけなら登録とボタンを押すだけで可能
4.トラブルの際は(注文した本が違う、落丁本)は語学力必要
自分はドイツアマゾン、フランスアマゾンでの購入をやりたいとも思っています。
理由はドイツ語の原著と米語版との違いがあるからです。
ドイツアマゾン、フランスアマゾンを利用したことがある人どんな感じだったか
教えてください。
939 :
929 :04/12/19 17:59:26 ID:???
>>937 自分はPanzer Truppen2が日アマゾンでなかったのでどうしていいか解らなかった。
海外アマゾンで購入している人達はどうやっているのでしょうか?
教えてください。
1.やはりカードが必要
2.住所などの表記の仕方。
3.普通に注文するだけなら登録とボタンを押すだけで可能
4.トラブルの際は(注文した本が違う、落丁本)は語学力必要
自分はドイツアマゾン、フランスアマゾンでの購入をやりたいとも思っています。
理由はドイツ語の原著と米語版との違いがあるからです。
ドイツアマゾン、フランスアマゾンを利用したことがある人どんな感じだったか
教えてください。
940 :
929 :04/12/19 18:07:28 ID:???
ごめん二重投稿しちゃった。
942 :
929 :04/12/19 18:24:24 ID:???
どうもです。
第2次大戦でのイギリス軍揚陸専用艦艇について詳しい本ってありますか?
揚陸専用 → 揚陸戦用
ここみてるとコミケで軍事本翻訳して出したらそこそこ需要ありそうに思えてきた。 学生で暇のあるミリオタが数人いれば、半年で一冊くらい出せるんじゃなかろうか。
権利関係が・・・・・
学生が暇なのは生産的な活動に背を向けているから。 ありえない情景を夢想するのは2chだけに留めて置くように
便上して聞いておくけどコミケでの軍事関連はどんな感じなの? 自分はコミケ会場に行ったことがない。 軍事系のウェブページなんかで発売していることはしってる。 ファミコン関係のハードに関しての本を通販で購入したことがあるけど かなり詳しい情報得たと評価している。関係者が書いたのだと思う。 だから、なんとなく権利関係が怪しく、アンダーグランド色が強い。 そんなわけで、軍事関係の同人誌の有益度が知りたい。 私的翻訳などもあるの?費用対効果のほうも。(若干割高?)
面白いものもあるけど、基本的に兵器マンせーか、ギャルゲーの キャラを使った戦争物とかが多い気が。
昔は大学の軍事系サークルとかも出てたなあ。
必ず買うのは「羅針盤儀」と「京都聯隊区司令部」くらい。 後は実際に見てその場で決める。
南北戦争研究室の本が出てるなんて最近知ったよ(´д⊂ 初期本はもう手に入らないんだろうなぁ
ディアゴスティーニとかが週刊軍事研究みたいな企画、かましてくれんかなぁ。 できれば大戦後の現代ネタで。
>953 創刊号はダマンスキー島事件とか?
>ディアゴスティーニとか この時点で内容きたいデキネ
957 :
赤星な爆撃機 :04/12/26 01:11:13 ID:zhHozxbB
"Midland Publishing"の試作機本"Secret Projects"の新刊は、同シリーズで初めて
の旧ソ連機本です。
【タイトル】Soviet Secret Projects Volume 1
【サ ブ】Bombers Since 1945
【シリーズ】(Secret Projects Series)
【著 者】Yefim Gordon (著), Tony Buttler (著)
【発 行】Midland Publishing, Ltd.
【発行年月】(2004/11/30)
【ページ数】192頁
【版 型】Hardcover 29x22cm
【定 価】¥5,288
http://www.amazon.co.jp/ 【ISBN】1857801946
【種 別】写真・記事・図面
【分 野】ソ連試作機
【内 容】開発史、実機写真、図面
【コメント】
著者は"British Secret Projects"でお馴染みのTony Buttler氏と、多くの旧ソ連
機本でお馴染みのYefim Gordon氏なので今日の最強タッグです。
サブタイトル"Bombers Since 1945"の通り第二次大戦後に旧ソ連で開発された爆撃
機の本で、第二次大戦中にソ連領内の不時着したB-29をコピー・アンド・ペースト
して開発したツポレフTu-4から現用のブラックジャックに至る迄の大型爆撃機の他
地上攻撃を主任務とする機種として、攻撃機、戦闘爆撃機等、各章でカテゴリー毎
に年代順で紹介しています。爆撃機以外の大型機として、哨戒機、飛行艇も載って
います。各設計局の概念設計や初期案等は始めて見る図版や模型写真が掲載され、
殆ど60年代の特撮物に出てくるメカの様なスタイルです。 表紙のカナード付き
デルタ翼機は、XB-70バルキリーのソ連版スホーイT-4の原案です。
本書の共著者Yefim Gordon氏が書いた旧ソ連試作機の定番資料"Soviet X-Planes"と
似た様な個所も有りますが、"Soviet Secret Projects"は戦後のソ連爆撃機だけに
絞っているので、既に"Soviet X-Planes"をお持ちの方にもお勧めです。
958 :
ホタルイカ <二:彡 @光学迷彩 ◆Optic4oz5g :04/12/26 01:46:53 ID:jMKGRhNP
「(日本には無限にお金があるから)国防は完璧だ!」 と中国の潜水艦を馬鹿にしている軍オタは嘘つきだ。 日本の借金は700兆円だ。 隠れ借金を含めると1100兆円だ。 年収は40兆円で支出は70兆円だ。 差し引き30兆円の借金を新たに作っている。 在日米軍撤退の外交カードをちらつかされ、 もう日本は米国との通商戦争に負けたんだ。 5兆円の国防費なんてもう出せない。 2兆円ぐらいで日本を守る方法を考えろ。 超々激安の核武装するなら外務省と手を組んで 国連安保理の常任理事国の拒否権を獲得する準備に協力しろ。 「拒否権がないと日本を守れない、核武装に失敗する。」 と国防部門から政府に圧力をかけろ。 外務省の力ではラチがあかない。
オスプレイのシリーズ本やウォーバードテックなんかは アマゾンだと妙に安いのでいつも買ってる。軍事洋書店の半額〜6割くらいの値段。 スコードロン/シグナル系はほとんど同じ値段だけど。ハセガワが噛んでるからか。
西○洋書等で実物を確認 ↓ アマゾンに注文 ヤスー
西洋(もしくは東洋・日本)騎兵について俯瞰出来る本をご存知ないですか?
>>961 日本騎兵史という本が原書房から出ていました
日本騎兵史って二冊セットの? わりと良く見かけるかもしれない。もってないけど
965 :
ZII ◆RPvijAGt7k :04/12/29 15:11:13 ID:pqfS4E0t
芙蓉書房の本が、今月発売の光人社NF文庫で出ましたね。初めてじゃないですか? 芙蓉書房の本は文庫化されないと信じていたから高い単行本も我慢して 買っていたのですが、こうなると迷います。
966 :
名無し三等兵 :04/12/29 15:12:32 ID:Q933Jhjx
967 :
ZII ◆RPvijAGt7k :04/12/29 15:16:15 ID:pqfS4E0t
「海軍病院船はなぜ沈められたか」 です。もとの本はそんなに古くありません。
>>967 ありがとう御座います。
評伝シリーズかと思った。「秘録○○○○」みたいな。
面白い本が出てたので軽くレビューでも。 「自衛隊の誕生-日本の再軍備とアメリカ-」(増田弘著: 中公新書 ISBN4-12-101775-7 本書は、表題の通り、自衛隊の誕生の経緯を、最近公開が始まったアメリカ政府公文書の 内容を参照にしながら明らかにした書である(というか、アメリカ政府の自衛隊創設への 関与を記録した公文書を編纂して出版したのがこの本の著者)。陸海空各自衛隊の誕生 の経緯に見られる相違点が、公開された資料にもとづく最新の知見に基づいて述べられており、 なかなか興味深い。 個人的に興味をひかれたのは、自衛隊の法的地位の曖昧さは、自衛隊が朝鮮戦争時に いわば泥縄式に創設されたことに由来するの「ではない」という言及と、日本政府、とくに 吉田茂が非常にタフに、対米交渉を行っていたという事実である。 本書はいわば入門書であり、さらに先に進みたいものにとっては巻末の参考文献が役立つ だろう。というか、もうちょい詳しい研究キボンヌ。 人によっては、「おわりに」の最初の部分に引っかかるかもね。
渡辺洋二の日本海軍夜間迎撃戦 未発表写真ものった大作 夜間戦闘機月光だった奴だけど、加筆されてるし
971 :
名無し三等兵 :05/01/01 10:21:12 ID:KU0+QarM
正月っぽい軍事本を紹介してください
未来への希望が持てそうなところで、講談社現代新書の「武装解除」なんてどうだ。物凄くおもろいよ。
『流言・投書の太平洋戦争』講談社学術文庫 民衆の流言蜚語や不穏投書を克明に記録した『特高月報』や市井の人達の日記を 元に戦時下の民衆が軍や政府に対しどんな事を考えていたかを探った一冊です。 ドーリットルの東京初空襲が、新聞記者や市井の人から「戦意を引き締める為に 行われた陸軍の陰謀ではないか?」という流言が飛び交っていた、という話があり、 当時の陸軍がいかに信用されてなかったかを伺いしる事が出来たりと、この手の銃 後の話が好きな人にはお勧めな一冊かと思います。
974 :
名無し三等兵 :05/01/01 17:12:19 ID:/c13bIh1
ちょっとこのスレの本来の趣旨とは違うので、恐縮ですが... 小学生の頃集めていた 丸スペシャル 創刊号〜48号 丸スペシャル臨時増刊1号、2号 持っています。せっかくの連番なので、まとめて処分したいのですが この手の本を、関東で高く買ってくれる古本屋を教えて頂けませんか。 YAHOOなんかで売った方が良いのかなあ?
関東なら文華堂書店で決定でしょ。
976 :
名無し三等兵 :05/01/02 05:07:38 ID:LLpHYqDH
今更だけど 「ビルマ航空戦」 いいね。他に対日英国空軍の戦い を扱った本で良いのありますか?
1000まで書き込むまで保存しないからね。 俺ぴっちり1000までいってからじゃないと気が済まない。
980 :
名無し三等兵 :
05/01/06 22:27:31 ID:/s9SU0g/ 最後に何かこそスレッドの総評などを書いてくれ。