1 :
世界@名無史さん:
4 :
世界@名無史さん:2005/09/26(月) 09:17:57 0
氷室の中にじゃが芋をいれるとどうなりますか
5 :
世界@名無史さん:2005/09/26(月) 09:47:59 0
>>1 勝手にスレ主がNGな話題をきめんじゃねーよ
あほか。苺に魚油は北米ネイティヴアメリカンの食習慣だし、サハリンから
北米太平洋岸にかけての先住民は鮭にカロリー摂取を大きく依存していたし、
米を研ぐのは韓国やベトナムでもやる。これのどこが世界史でないと?
6 :
世界@名無史さん:2005/09/26(月) 11:07:07 0
>苺に魚油は北米ネイティヴアメリカンの食習慣だし
へぇ〜×12
苺なんかもともとアメリカ大陸にはなかったと思うんだが、(野生のベリー類ならあっただろうが)
イチゴがアメリカに持ち込まれて、ネイティブインディアンの食文化に入り込み
魚油をかけて食われるようになった経緯は立派な歴史の一ページだと思う。
スキムミルクがないので代わりに魚油をかけてみたとか?
>>5 で、苺に魚油かける場合、どちらが主でどちらが従なの?
韓国やベトナムではお湯で米を研ぐの?
8 :
世界@名無史さん:2005/09/26(月) 11:42:20 0
苺も魚油も一粒で2度おいしいだろう。全員主役だ。
朝鮮の冬は寒いから湯でお米を研ぐのは合理的。
ベトナムでは米の品種がちがうからこの方がおいしいということだろう。
女性の肌にもやさしいし、民族の英知というべきか。
え?インディカ米は湯で研いだほうが美味い?
初めて聞いた。
平成六年の米騒動の際、この事実がもっと広まっていればねぇ。
10 :
世界@名無史さん:2005/09/26(月) 11:52:31 0
>>9 山岡士郎あたりの嘘薀蓄をしんじちゃいけないよ。
米は水でとぐべきだなんて誰がきめたか知らないが、
おまえがきめたのかそもそもおいしいなど誰も発言していないが。
>10は体臭がキツそう。
12 :
世界@名無史さん:2005/09/26(月) 11:56:38 0
で、インディカ米はお湯で研ぐの?お湯で煮るのじゃなくて。
14 :
世界@名無史さん:2005/09/26(月) 11:58:38 0
http://www.nisira.com/school/cooking/takikata.htm ●たっぷりの湯または水で『ゆでる』
日本の米に比べて粘りの少ない、インディカ種の米に向く調理法で、インディカ種を利用する地域では広くおこなわれている。「炊く」という方法が加え た水をすべて吸収させてしまうのに対し、この方法はゆでた水は捨てる。
*ふつう沸騰した湯に入れるが、水からゆでてもよい。
*あらかじめ2時間以上水につけておいてからゆでるという方法もある。(イラン料理の本によれば6時間以上)。
*沸騰した湯に、流し込むようにしながら米を入れ、鍋底にこびりつかないように、かき混ぜながら、ふたをしないでゆでる。
*ゆであがたらざるにあけて水気をきる。これをさらにオーブンなどで加熱することもある。
*この“ゆでる”という方法は、日本の米にはあまり適さない(かゆ状になってしまうのでタイミングがむずかしい)。
●たっぷりの水または湯でゆでてから『蒸す』
「ゆでる」のバァリエーションで、タイやベトナムなどの東南アジアで昔からおこなわれてきた方法(湯取り法とも呼ばれる)。
*米の量の3〜5倍の水に、といだ米を入れて火にかけ、数分ゆでて湯を捨て、もう一度ふたをしてしばらく弱火でそのままおいて蒸らす。
結論 山岡士郎もどきはモノ知らず!
ま、おいしんぼは非国民左翼の御用達マンガ。
作者の雁屋は豪州マンセーして移住し、結局追い出された役立たず。
ああ、シャキリポンと舌の上で踊る雁屋のチンポを、
「ざく!ごり!ぶち!」と噛み切ってやりたい!
16 :
世界@名無史さん:2005/09/26(月) 12:22:54 0
これから寒い季節を迎えるけど、お湯で研いでいいと知って、ちょっと安心した。
いっつも手が赤くなって苦労していたからなあ。
湯沸かし器のお湯で洗ってたら、実家のカアチャンに叱られそうだけど。
でも逆に説得してやるw
無洗米を使えばいいじゃない。
アメリカ南部式のピラフ、「ジャンバラヤ」は、何故か米を研がず、そのまま煮てしまう。
スペインのパエリアもそう。
西洋人は米を研がないのか?
19 :
世界@名無史さん:2005/09/26(月) 19:53:05 0
>>18 リゾットも研がないよね。
白米そのものを食べるわけじゃないからぬか臭いのは気にしないのか?
やっぱり香辛料だのバターだので濃い味にするから、
糠臭さは気にならないのかな?
日本では米を研がずにそのまま煎って食べる「焼き米」というのがあるが、
これも香ばしさに隠れて糠臭くない。
21 :
世界@名無史さん:2005/09/26(月) 21:53:34 0
米研ぐのって、白米で食べる日本くらいじゃない。
中国や韓国では研いでなかったよ。
コメを研ぐと言う事の意味を考察する。
23 :
世界@名無史さん:2005/09/26(月) 23:32:06 0
韓国で米を研がない?そんなことはあるまい。
以前見た韓国映画、「アダダ」の一場面で、釜の中で米をリズミカルに研いでから炊き、
大根の水キムチとともに食っていたぞ。
十年ほど前の平凡社刊行の雑誌、『太陽』の李朝骨董特集にも、「米研ぎ鉢」というのが載っていた。
松の木を刳って作った木鉢で、内側に何本も溝が掘り込んである。
この溝に米を押し付けて研ぐんだと。
24 :
世界@名無史さん:2005/09/27(火) 00:21:32 0
60歳以上の韓国人は、かつて日本国民だったのだから、
米は研ぐものだと思っているだろう。
ややこしいが、日韓併合〜ポツダム宣言受諾の時期の朝鮮人は、日本人であって
日本国民ではなかったぞ。
日本人=日本国籍の保有者(大日本帝国の戸籍もしくは旅券を持つ人)
日本国民=内地人=まっとうな日本人
「非国民」などという用語があったのは、「国民」たるは日本文化に浴し
皇民として天皇に忠誠心を持つ人で、そうでないから「非国民」。
無論、内地人でない朝鮮の住民の中にも「国民」たるにふさわしい人もいたが、
一般的にはそうはみなされていなかったので、「韓国人も〜日本国民だった」
というのは不適切。
概ね、「内地人」と「国民」とが同等で、「日本人」と「日本国籍者」とが
同等であった。
戦後、新憲法の発効で「国民」の概念は変わっているので注意しろよ。
>>6 今、栽培種の「苺」として出回っているオランダイチゴは、北米大西洋岸産のバージニアイチゴ」と、
北米・南米の太平洋岸温帯〜亜寒帯域産の「チリイチゴ」とをヨーロッパで交雑し選出したもの。
「苺」そのものは北米に存在しないけれど、その原種となった2種類の植物は、ともに北米に
自生している。
ちなみに、花屋で「ワイルドストロベリー」として売られている鉢花は、果物として栽培される
オランダイチゴとは関連の薄い、ユーラシアの冷涼帯に自生するエゾヘビイチゴという種類。
27 :
世界@名無史さん:2005/09/27(火) 02:25:11 0
北米先住民が使っていた苺とは、木苺の類では?もしくはブルーベリーとか
ラズベリーとか。
いずれにせよ、魚臭い苺はヤダ。
Fragaria chiloensis (チリイチゴ)は、カリフォルニアからアラスカに
かけて自生、Fragaria virginiana(パージニアイチゴ)は、ニューファンドランド島から
バージニア州あたりにかけて自生。
どちらも、ぱっと見の草姿はオランダイチゴとそんなに変わらない。
チリイチゴは淡紅色〜黄白色で大果、パージニアイチゴは鮮紅色で多果。
キイチゴの類も、オランダイチゴの近縁種(ぱっと見、よく似ている)も、
どちらも北半球に広く分布する
>>25 日本国籍の保有者=日本人じゃないぞ
日本国籍の朝鮮人or日本国民だ。
逆だよちみは。
ベトナムも米研がないんじゃないかな?
一回、ゆでたお湯捨てるし研ぐ意味無いと思う。
戦前とは用語の用法が違うよ。
今で言う日本民族=戦前の「内地人」で、日本の版図にあって政治的に日本政府が支配し保護する
対象となるのが日本人、というのが、明治〜戦前までの用法。
日韓併合〜戦時中の朝鮮人は、内地人でなくて、日本人であって、朝鮮人であって、
国民であるかどうかは議論の余地あり(大半の内地人は、朝鮮人≠国民と考えていた)
戦後というか、ポツダム宣言受諾で、政府の力の及ぶ範囲が狭められて、日本人=内地人となり、
「国民」は定義そのものが変わったので、戦前の用語とゴッチャにしないように。
それから、「思う」はあくまでも、おまぃさんの「思う」であって根拠でもなんでもないぞ。
東南アジアでは、全般的に、米は調理の前に洗う。夾雑物(砂・小石、虫、籾殻)などが結構
混入しているので、水に入れて、米と分離する。
洗う、比重差で選り分ける、だけれど、これを研ぐと厳密に区分することは可能か?
少なくない割合の人には、ベトナムでも炊く前に米を研いでいる、と見える。
31 :
世界@名無史さん:2005/09/27(火) 08:11:47 0
中国のごはんは研がずに、蒸す?ゆでる?からまずいと聞いたことがある
32 :
世界@名無史さん:2005/09/27(火) 15:18:33 0
中国では米を研ぐか研がないかは知らないが、日本のような「炊き干し」ではなく、
「湯取り」でたいている、と聞いた事はある。
だからパラパラして美味くないんだと。
33 :
世界@名無史さん:2005/09/27(火) 15:50:01 O
米はインディカなのか?
34 :
世界@名無史さん:2005/09/27(火) 18:18:51 0
米はジャポニカのはず。
農学者の中尾佐助氏は、戦時中満州北部の森林地帯を二ヶ月間調査旅行していた。
同行していた満州人や山東省あたりの人間に炊飯を任せればいつも「湯取り」で炊いてしまい、
幾ら日本式の「炊き干」を教えても守ってくれず、パラパラの飯で閉口したという。
中尾氏は終戦後現地除隊し、数ヶ月間華北地方を放浪していたが、そのときは雑穀や饅頭を食べていた。
運良く米の飯を食わせる屋台を見つければ買って食べる。
その飯は、やはり湯取りで炊いた飯を蒸して保温した物だった。
華南や華中は知らないが、華北では米は基本的に湯取りで炊く。
35 :
世界@名無史さん:2005/09/27(火) 18:33:30 0
華南の状況を知りたいな。米は本来熱帯性植物だから華南つまり
呉越だった頃から米の調理法が確立していた道理で
数千年の歴史があるだろうし。
36 :
世界@名無史さん:2005/09/27(火) 20:29:48 0
台湾東部で食った駅弁の米はなかなか美味かったぞ。
台湾東部は、美味い米の産地として有名。日本の移民が持ち込んだ米が元だという。
日本史板で質問したところ、当該スレッドを紹介していただきました。
私は、農学部の学生で、実習の一つとして渋柿を収穫して脱渋作業を体験する予定です。
そのさい、教官の方が、「昔は塩で渋柿の渋を抜く方法があったらしい」とおっしゃってました。
ただ、教官自身も、古老からの口伝えでしか聞いた事の無い方法だそうで、詳細は知らない
そうです。
どなたか、ご存知の方がいらっしゃったらご教示をお願いします。
中国の江南では日本と同じ炊き干し法でご飯を炊く。当然米も研ぐ。無錫郊外の宜興と言う
町では池で米を研いでいた。ザルに米を入れ手で揉むように研ぎ、最後にザルをゆすって糠
を落としていた。鍾乳洞からの湧き水でできた緑色の池の水が真っ白になっていくのが印象的
な光景だった。
杭州の食堂では蒸篭で蒸したインディカ米を食った。勿論研いではいなかった。
小さな茶碗に生米と水を少量入れて蒸篭で蒸したものだがバサバサで不味かった。
雲南省、四川省ではジャポニカ米を湯取り法で炊いていた。炊きたては普通に食べられるのだが
冷めてくるとバサバサになるのでそのまま湯に入れて炊きなおし粥のようにして食べたり、炒飯
にすることが多かった。
それに黒米や赤米といったもっぱら甑で蒸して食べる米もあり、道端で黒米で作ったおにぎりの
ようなものも売られていた。
南京や上海には中国製の炊飯器(日本製のコピー)が売られていたが、粥専用の壷型炊飯器なども
あり非常にバラエティに富んでいた。
河北省や東北では満洲時代に日本から導入された米がまだ作られていて、日本と同じ炊き方をして
食べていた。普通の米より値段が高いので地元では他の米や雑穀と一緒に炊いたり粥にして食べる
こともある。
>36
池上米のことですね。台湾でもおいしいことで有名ですが、冷めると非常に食べ難い。
台湾で暮らしていた時は台湾製の炊飯器で炊いて食べていたが、台湾製の炊飯器には
日本では当たり前になっている炊飯タイマーや保温機能がついておらず、炊きたてか冷えた
ご飯を炒飯にして食べてました。
一般家庭では家でご飯を炊くことが少ないのでよく分からないが店先で米を研いでいるのは
よく見かけた。店では炊いたご飯をスチームで保温していた。コンビニでおにぎりが売られ
ていたがなぜか冷めていてもおいしく食べられる。日本と同じくおにぎりの売り文句が"正宗
池上米使用"とあった。
39 :
世界@名無史さん:2005/09/28(水) 00:51:31 0
渋柿はね、熟れて熟れて潰れる寸前になったら渋も抜けている。
そしたら丁寧に皮を破かないように揉みしだき、尻を噛み破って啜って食うのが
一番美味いんだよ。
柿の渋を抜くのは、植物にとって老化・落葉ホルモンとして働く、エチレン。炭素が2個の炭化水素。
大抵はストレスを与えると、エチレンを出すから、塩なら、ヘタのところに薄い塩水を塗るくらいだろうな。
ヘタに塩水を塗って、密閉しておくと、エチレンが充満して、渋が抜ける。
ストレスを手っ取り早くあたえるなら、40度くらいのお湯に漬ける、エチレンに類似した物質で騙す
方法としては酒樽に詰める、というのが古くから行われているやり方。
長期保存中に、ゆっくりと、果肉を軟化させずに、渋を抜くのは、炭酸ガスで酸欠状態にする。還元性の
酵素でタンニンが不溶化する。こっちは甘柿が木の上で脱渋するのと同じ原理。
42 :
世界@名無史さん:2005/09/28(水) 06:49:52 0
>鍾乳洞からの湧き水でできた緑色の池の水が
鍾乳洞の水なら、カルシウムたっぷりふくんでいるやろ?
そんな水で研いで炊いた米なら、ボロボロして不味いやろなぁ。
地域によってはそういう水質の水しか手に入らない所もあるだろうね。
硬水の土地では炊飯はどうしているんだろう。
44 :
世界@名無史さん:2005/09/28(水) 10:46:59 0
「湯取り」って詳しくはどういう方法なの?
>>43 そういう場所では「蒸す」んだよ
大昔は、土器は素焼きだし、水が汚くても硬水でも
蒸せば問題ない。だから最初は炊くより蒸す方が
主流だったとみられている。
明治にネパールから留学生が派遣された。
そのとき、柿をネパールへ持ってかえった。
しかし、それは生食用の柿ではなく、渋柿の種。
なんで、甘い柿を持ってかえらなかったんだと、現代のネパール人w
筋道たてて考えてみよう。
なんで渋柿が今まで残っているか?
渋くても、それを補うメリットがあるからだよ。
概ね、多収、強健、大果、良品質(糖度が高い)、保存性が良い のなかから
沢山の性質を持っているのは渋柿。
加工すれば渋味は問題なくなるし、生食でも甘柿を脱渋したものの方が食味が良く、
特に脱渋の技術が向上した現在では、生食用としても渋柿の方が出荷量が多い。
>>46 寒いところに甘柿植えても結局渋くなってしまうと聞いた。
49 :
世界@名無史さん:2005/09/28(水) 16:14:25 0
実際、禅寺丸柿、次郎柿、富有柿といった甘柿品種より、
甲州百目柿、筆柿、会津身不知柿といったような渋柿のほうが
「果肉の舌触りが滑らか」という特性を持っている。
だから渋さえ抜ければ、渋柿のほうが美味いわけである。
例のネパール人は、渋抜きや干し柿の製法は持ち帰らなかったのであろうか?
50 :
世界@名無史さん:2005/09/28(水) 16:23:38 0
>>44 まず大鍋に大量の湯を沸騰させ、洗った米を入れて茹でる。
火が通ったら湯を全部捨て、蓋をして蒸らす。これが「湯取り」。
東南アジアで広く行われている方法で、粘りも旨味も無い炊き上がりになる。
一方、日本や朝鮮半島で行われているのが「炊き干し」。
釜の中に「正しい割合」で洗った米と水を入れ、火加減に注意して炊き上げる。
釜の中の水分が蒸発したら火からおろす。粘りの有る炊き上がりになる。
>>49 柿の渋味はタンニンだから、普段から渋苦い野菜を食べていれば気にならないかもしれんなぁ。
渋柿の方が糖度が高いものが多いから、渋に慣れていれば、渋柿の方が甘く感じる。
>>50 茶道のときの懐石の飯と同じではないか?
懐石の飯は、ザルに研いだ米を入れてザルごと茹でて、茹で上がったら
お櫃で蒸らす、だが。む
52 :
世界@名無史さん:2005/09/28(水) 22:48:25 0
>>37 それ、ここが該当スレッドとは思えない。
農芸関係の板ってなかったのかな?
53 :
世界@名無史さん:2005/09/28(水) 22:50:50 0
ところで皆さんの地方では、「芯が残った飯」をなんと言いますか?
東日本では「めっこ飯」、西日本では「ごっちん飯」と言うそうですが。
柿はインド北部山岳地帯では「Japani Fruit」として
定着してるよ。渋はすごいw。旅行の時、地元の人から
貰ったけど渋くて1週間くらいたたないと食えなかった。
>>53 茨城県在住だけど「めっこ飯」なんて単語聞いたことない。
そもそも芯が残った飯の状態を一語で表す単語が存在しない
ような気がする。
「めっこ飯」でぐくってみたら、東北弁、北海道弁のようだ。
富山もめっこ飯。
湯取りで捨てる湯なんだけど、
ビルマでは加工して、おやつにするらしいよ。
貧困地域ではどこも同じか。
本邦でも、蕎麦を茹でた湯を飲むところがあるし。
>>49 この前、テレビを見ていたらネパールの農村を映していて、
そこで、ネパールには日本からもたらされた柿があると放送していた。
なんか藁か干草みたいなものの中に埋めて渋抜きしていた。
基本的に日本では炊き干しだが、東北地方には「湯取り」で飯を炊く例もあった。
その際に捨てた重湯は赤子に乳の代わりとして飲ませる事もあったが、大抵は馬の餌に混ぜたり
洗濯糊として使い、人間が口にすることはあまりなかった。
この東北の湯取りは、かつて雑穀の混ぜ飯を炊いていた際、煮えにくい雑穀のために余分に水を入れて炊き、
あとで水を捨てた名残であるともいう。
つーか、
>>58は大阪人の煽りだろ。
名古屋人清水義範の小説では、蕎麦を「雑穀の麺」として馬鹿にしているし。
>>61 関西では蕎麦湯を出す店の方がまれ、最初東京でざる蕎麦
を頼んだ時にとっくりに入ったお湯が出て来て驚いたよ。
それはともかく昨日知り合いのおばさんが故郷の熊本では
細いサツマイモを生のままおやつに囓ってた、甘くて美味
しかったと言ってたのだけどそんなことあり得るのかな?
関西というか、古くからの蕎麦の産地の山陰の島根県や四国の徳島県のあたりでも
蕎麦湯なんかのまない。
関西といえば関西だが兵庫県の出石でも蕎麦湯は出てこない。信州の殿様が領地替
できて藩士だの商工者だの連れてきたのが始まりらしいが、農民まで連れてきては
いないからなぁ。
>>63 お前が大した蕎麦屋に行っていないことはよくわかった
大した蕎麦屋、とは?
蕎麦ごときで、「大した」もなにも無いと思うんだが。
67 :
世界@名無史さん:2005/09/29(木) 14:37:15 O
そんな事言ってると、蕎麦湯もNGになるよ。
四国では、芯が残ってる飯を何と言うの?
蕎麦湯というのはそれ自体を味わうものなのか?
それともざる蕎麦の付け汁を割って飲むためのもの
なんだろうか。そもそもざる蕎麦以外のものを注文しても
蕎麦湯って出てくるの?
66が大した人間じゃないことは確定
70 :
世界@名無史さん:2005/09/29(木) 20:34:46 0
関東でも、立ち食い蕎麦屋では蕎麦湯は出さない。
蕎麦湯は、そこいらの店だと味も香りも薄くて
あんまり美味くないから、つゆを割って飲んでる。
ちゃんとした店の蕎麦湯はそれだけで美味い。
72 :
世界@名無史さん:2005/09/29(木) 21:07:34 0
しかし何故蕎麦湯は飲んでも、うどんの茹で汁は飲まない?
蕎麦が、もともと救荒作物で、専ら寒冷地や山間部のような食料そのものが乏しいところで
栽培・食用とされていたので、茹で汁に溶けた澱粉も惜しむことが慣習づいた。
饂飩は、もともとが宮中での奢侈品から始まった。原料の小麦は、競合する大麦に比して
反収が劣り、また、暖地の作物でもある。(暖地の方が豊かな地域が多かった)
加工、殊に製粉に手間がかかり、面倒な食べ物でもあった。
結局、近代になって、機械製粉と穀物の広域貿易が始まるまで、奢侈品としての性格は
抜けず、奢侈品だから、採算度外視、茹で汁に溶けた澱粉なんてものは顧慮されなかった。
74 :
世界@名無史さん:2005/09/29(木) 23:11:22 0
蕎麦を「そば切り」にして食うのは、山村では贅沢な食事になるね。
大抵は蕎麦焼餅か、蕎麦がきにして食う。
>>72 うどんの汁を飲んで旨いかっていうとどうだろ?
77 :
世界@名無史さん:2005/09/29(木) 23:49:14 0
上州がうどんや蕎麦、焼餅といった粉食地帯に成ったのは、
室町時代と江戸時代の浅間山大噴火で全土が火山灰に覆われ、耕地の水持ちが悪くなったからです。
そのために稲作は諦められ、畑作や養蚕中心となりました。
>72,76
手打ちうどんの場合、うどんの茹で汁はうどんを作る時に出た塩が溶け出していてとても塩辛い。
その辺のスーパーで売っている茹でうどんは一度茹でてあるので茹で汁自体を飲んでも飲めなくは
ないが好んで飲むほど旨いものではない。
乾麺の茹で汁も結構塩分が多くて塩辛い。
うどんを打ったことない、自分で乾麺すらゆでたこと無いんだな。
先に乾麺な。
うどん乾麺の1把は大体120グラム。粉と塩の比率は100:2くらいで、茹でるときには、
1把につき水1〜1.5リットル。
すべての塩が湯に溶け出し、麺に吸収されて液量が減ったことを考慮しなかったとして
濃度は0.24%だ。
次に手打ちうどんのようなものの場合
生麺の場合、粉と塩の比率は、100:4〜100:5。
粉100グラムが1玉で、1玉を茹でるのに湯の量は2〜2.5リットル。
やっぱり、塩分の濃度は、0.25%が上限。
スープの塩分が、概ね、0.9〜1%くらい、所謂「スポーツ飲料」で、0.6〜0.9%だから、
「とても塩辛い」なんてレベルに茹で汁が達しようがないんだけれど、ね。
うどんじゃなくて麺に塩が入っていないパスタなら、お湯にかなりの量の塩を
入れないと美味くならないから、かなりしょっぱくなるけどね。
んで、なんでうどんのゆで汁を飲まないのかというと、単純にまずいからでそ。
蕎麦湯は蕎麦よりも栄養あるぐらいだし、風味もあるのに。
蕎麦には若返りの成分、「ルチン」が含まれている。
しかしルチンは水溶性のため、大半は蕎麦湯に溶け出してしまう。
だからこそ、蕎麦湯を飲むべきなのである。
会社の近所の小諸蕎麦は
立ち食いだけど蕎麦湯あるよ。
>>58 ビルマは、今でこそ貧しいが
孤立主義になる前は、貿易の中継で豊かだったそうだ。
食料も自給できるし、食べ物がないから湯取りの湯を
利用していたわけではないと思うが?
>>79 店でうどんを茹でる時に毎回湯を変えると思ってんのか?
>>82 >>58は、本邦の蕎麦文化地帯、関東を煽るためにそのようなことを言ったのだろう。
ところで、江戸時代初期の文献には、蕎麦のつなぎに豆腐をすったものと「めしのとりゆ」を使う、とある。
これは湯取りで捨てた湯のことだろう。
このような蕎麦を、味噌ダレで食べていた。
>>83 店の饂飩を茹でる湯は、それこそ、麺に対しての湯の量が家庭規模の比ではないし、
営業時間中、常時継ぎ足し常時汲み出し、実際には水を入れながら溢れさせている
ところが多い。
大体、塩からくなるほど湯を貯めっぱなしにしていると、湯が糊になって焦げるわな。
>>84 その「ゆとり」は「湯取り」で飯を作った湯ではなくて、釜や櫃に残った飯粒を洗い
取るために注ぐ湯のこと。
文献に出てくるような蕎麦は、茶会の作法やもてなしのもので、茶の湯は酔狂そのもの
だから、わざわざ、手間のかかることをしながら、貧乏の真似事をする。
釜や櫃から飯粒を取り除くために注ぐ湯は、庶民ですら専ら洗濯糊として使っていた
ものを、わざわざ啜ったり、料理に使ったりして、喜ぶわけだ。
そういやあ名古屋に移住してからというもの
近所に蕎麦屋がぜんぜんないんだよな
やっぱ文化の違いか
>>85 蒸発して濃縮される分は考えないと
つうかTVで実際飲んでた
それで塩辛いって言ってた
88 :
世界@名無史さん:2005/10/01(土) 01:40:13 0
岩手県には、「うどんで首くくって死ね」ということわざがあります。
「豆腐の角で頭打って死ね」と同じ意味です。
わんこそばの国なのにね。
90 :
世界@名無史さん:2005/10/01(土) 02:02:43 0
いや、岩手にも小麦粉製品はけっこうあるよ。
ひっつみ(すいとん)とか、
団扇餅(平たく伸ばした団子を串に刺して炙り、胡桃味噌のタレで食う物)とか。
お隣の秋田には稲庭うどんがあるしな。
>90
「八斗汁」と「すいとん」で同じもの?
「水団」 形状がよくわからん
「はっと」 きし麺より広いけど短いもの
「ひっつみ」 塊から千切ってるので独特の形
「だんご汁」 小麦粉練ったものが入った汁の総称
というのが岩手県民である俺の考えだが・・・怪しい
94 :
世界@名無史さん:2005/10/01(土) 12:21:58 0
はっとは、甲州のほうとうと同じ系列の食い物なんだよな。
元は、大陸から伝来した「はくたく」という麺類。
栃木名物・耳うどんも忘れねでくれ〜
96 :
世界@名無史さん:2005/10/01(土) 12:38:54 0
支那の黄土高原地方には、「猫耳朶」という、その名のとおり猫の耳に似た
パスタ状の小麦粉製品がある。
これを茹で、炒めて食う。
>94
元は同じものなのだろうけど、「ほうとう」は味噌仕立てでかぼちゃが必須。
「はっと」は醤油仕立てが多く、かぼちゃを入れたものは「かぼちゃばっと」
と区別される。
九州の「だご汁」とも似ているがちょっと違う。
伝わった後の変化で地方性が出てきた結果でしょうな。
地方食
味噌ラーメンか醤油ラーメンか・・・
ってくらいの差でないか?
「はっと」も「ほうとう」も「うどん」も語源は同じ。
どれも、「饂飩」の唐音から。
禅宗といっしょに入ってきたが、派閥やら時代やらが違うから手本にした発音も違えば
土着化するときに訛ってさらに発音が離れた。
ついでに、饂飩の名産地の、水沢も稲庭も、農家の常食ではなくて、寺の門前町の食べ物。
農民も食べてるよ。
発祥はともかく。
101 :
世界@名無史さん:2005/10/01(土) 22:35:30 0
>元は同じものなのだろうけど、「ほうとう」は味噌仕立てでかぼちゃが必須。
この論だと、新大陸原産のカボチャ伝来以前はほうとうは存在しないことになるね。
ほうとうは、枕草子にも登場する由緒正しい食べ物だよ。
カボチャ伝来以前は、塩小豆のたれで食べていた。
なお、南部のはっとは厳密にはしょうゆ味ではない。「すまし」といって、味噌を煮立てた汁の上澄みで味をつける。
かつての東北では味噌やすましで味をつけ、醤油を使ったのはハレの日くらい。
なお、はくたくは南部ではっと、甲州でほうとう、武州ではにぼと、千葉や宮崎ではほうちょうと呼ばれている。
はっとやほうとう、にぼとは汁で煮た太麺だが、千葉の物は黄粉をつけておやつに食べる茹で団子、
宮崎のものは手で伸ばした生地を汁で煮たものである。
このような、大和言葉ではなく語源が定かではない食べ物には、色々な名称起源伝説ができる。
南部では、具を贅沢にしたので作るのが「ご法度」になったからはっとだと言い、甲州では信玄公が陣中食として考え出し、
家宝の刀、「宝刀」で生地を切ったのでほうとう、ほうちょうに関しては、文字通り包丁で切るからだとか、
鮑に形が似ているので「鮑腸」を音読みした、などなど。
>ほうとうは、枕草子にも登場する由緒正しい食べ物だよ。
ざっと索引を見ても出て来ないのですが、三巻本の何段にありましたか。
能因本その他でも良いのですが。
「枕草子」第319段に、
「はうたうまいらん、しばしとどまれ」という記述があるそうです。
>>103 一口に『枕草子』といっても、本文の異なる異本がいくつもありまして、
出来ればそちらも知りたかったのですが・・・能因本だそうです。
何はともあれ、ありがとうございました。
>104
『御堂関白記』等には、「食薄(漢字一文字)飩」とありますね。
『倭名類聚抄』には、飯餅類の一種として「食専(漢字一文字)飩」とあり、
『楊氏漢語抄』にあり、と書いてありますが、詳細不明。
『色葉字類抄』には「ハウタウ」とあるので、ホウトウの元祖の様なもので
しょうが、道長の方も同じでしょうか。
106 :
世界@名無史さん:2005/10/02(日) 13:12:48 0
で、自転車は自身の誤りを認めないのか?
107 :
あやめ ◆C0.O2CxIMg :2005/10/02(日) 13:31:38 0
>>104 「饂飩」の「饂」の方は国字ですが、「飩」は「餛飩」つまりワンタンかギョウザみたいな食品を
書き表すため、六朝時代くらいから使われています。
108 :
世界@名無史さん:2005/10/02(日) 13:38:44 0
雑談スレで話題にあがった餃子関連の話題をよろしく
そういえば「うどん」という語の語源も「餛飩」だったな。
なお、台湾の屋台ではワンタン麺を「餛飩麺」と書き、日本式のうどんは
「烏龍麺」と表記する。「ウーロン」の発音を、うどんに似せてある。烏龍茶とは関係ない。
日本では釜飯を炊くときに使う小さな釜のなかで海老や卵とともに煮た
「鍋焼烏龍麺」が人気である。
博多か唐津かの人が持ち込んだからではないの?
今もそういう訛りのある人は少ないけれど、戦前は、「だ」が「ら」に訛る人が
多かったそうな。
饂飩が「うろん」になる例は、現に、「かろのうろんや」という屋号の所以に
「角地にあった饂飩屋」と説明されていたりする。
年寄りの河内弁は「ヨロガワノミルノンレハララブラブ(淀川の水飲んで腹ダブダブ)」やでw
112 :
世界@名無史さん:2005/10/02(日) 22:53:31 0
今雑談スレのほうで盛り上がっているが、東京の立ち食い蕎麦屋にある「コロッケ蕎麦」は、
他所の地方には無いそうだ。
>>112 関東に住んでいるが、
んなゲテモノ食わん。
>110
台湾で話されるホーロー語には[d]の音がないから。
「おでん」も"黒輪"[オッレーン]と呼ばれて街中で売られている。
>>115 自身の誤りは認めないの?例のウザイ粘着は最近出没しないが、
粘着される理由はわかる。
オメーが粘着だろうがよ
118 :
世界@名無史さん:2005/10/03(月) 01:39:13 0
日本では混同されることが多いピラフとチャーハン。調べると、“世界三大料理”と称される中華、
フランス、トルコの料理がルーツに関わっている。チャーハンは、ご飯を細かく切った具とともに油
でいためた中華料理。ピラフは、中東や東地中海地方に始まる米飯料理とされ、米をバターで炒
めてから炊きあげる。その名は、トルコ語の「ピラウ」が、ヨーロッパに広まり、フランス語の「ピラ
フ」になったとされる。
「愛・地球博」にも出店していた「トルコレストラン ソフラ」の支配人、島崎省吾さんは「ピラウの語
源はおそらくトルコ語でお米を意味する『ピリンチ』。トルコではピラフは煮込みや肉料理の付け合
わせです」と説明する。日本のピラフの作り方と違い、白ご飯が炊き上がったところに炒めた具を
入れる。「イスタンブールは東洋と西洋が交差する食の都。500年続いたオスマン帝国で宮廷料
理が発達し、トルコが起源となった料理は多いんです」
一方、チャーハンは日本でも家庭料理として浸透している。台湾料理店「龍潭(りゅうたん)」を経
営する料理研究家、程一彦さんは「チャーハンは中国人の国民性や知恵を凝縮した代表的料理。
残り物を具に使えるから合理的で無駄がなく、作り方のルールを守れば材料次第で何百種類も
できる。栄養のバランスもよく体にいい」と話す。
ピラフもチャーハンも、冷凍食品としておなじみだ。1970年代からどちらも製造・販売している「味
の素冷凍食品」(東京)によると、米飯は主力商品だという。「エビピラフ」「具だくさん五目炒飯」
などそれぞれ3種類を出しているが、売れ行きはピラフが40%、チャーハンが60%。
「味の素」広報の森三津子さんは分析する。「家庭で食べる回数を調べた出現頻度調査ではチャー
ハンが年23回、ピラフが年4回なので、冷凍のピラフはよく食べられていると言えます。プロの味
を、手軽に家で味わえるのが売れている理由では」
写真付き全文はこちら
http://osaka.yomiuri.co.jp/ajinakansai/aj50929a.htm
冷凍食品はピラフとチャーハンの差はあまりかんじられないなあ。本家は当然別物だろうけど。
どちらかと言えば中華風ならチャーハン、洋風ならピラフというのが多い感じだが、カレー風味
は両方あるし、必ずしもそうは言えないのもある。開発者の気分や、あるいはピラフよりチャーハ
ンと名づけた方が売れそうだから、ってな理由でつけてる気がする。
素人知識で言えば電子レンジでのチャーハンはチャーハンというよりピラフのがまだ近い感じ。
120 :
世界@名無史さん:2005/10/03(月) 16:07:06 0
ピラフは、中央アジア全般に伝わる料理である。いずれも生米を肉や玉葱とともに炒めてから
炊く料理で、炊いた飯を炒める漢民族の炒飯とは異なる。
ウイグル族は、ピラフを「ポロ」と呼ぶ。漢民族はこのポロを抓飯(ツゥアファン)と呼ぶ。
チャーハンと発音は似ているが、別物である。
凍っているものを炒めるのならともかく、電子レンジで解凍するだけの冷凍食品で
チャーハンはありえないよなぁ。解凍するだけならピラフっぽいものにどうしてもなる。
122 :
世界@名無史さん:2005/10/03(月) 16:16:46 0
スペインのパエリアは、芯が残るような炊き加減にするのが正式、という話がある。
平べったい鍋ではどうしてもふっくらと上手く炊けず、芯が残るので
失敗作を「正式」と言いくるめた、というが本当か?
>>122 でも、生煮えのとしか思えない味噌煮込みうどんとか、芯がはっきり残る
スパゲティのアルデンテのように、芯があるのが正式というのは結構多いわけで。
と、勘違いしている人が多いがアルデンテは芯が残った状態で火を止め
食べる段階で余熱で火が通りきるんだよ
稲庭うどんにもふれてけれ
126 :
世界@名無史さん:2005/10/03(月) 22:32:05 0
伊勢のうどんって変っているよね。
一時間も茹で続けた極太の麺を、どす黒い少量のつゆで食わせる。
127 :
世界@名無史さん:2005/10/04(火) 00:41:28 0
つけ麺はすこぶる腹持ちが良いよね。
どこの店も一玉半(通常の大盛り分)使うけど、まったく気にならず
すいすい食べれるし、替え玉も余裕な程。
つけ麺を午前中にたっぷり食べれたら、もうその日は食事しなくても
いいくらいだが、午前中からやってるラーメン屋は聞いた事が無い。
利便性を考えたらもっと普及しても良いと思うのだが、
らーめん屋の夏のメニューくらいしか定位置が無い。
>>120 中央アジア〜北アフリカにかけてあるピラフのようなものすべて、米は炒めないよ。
どちらかというと、具を煮て、熱いままのその中に米をいれて、ぐるっとかき混ぜて
から加熱。
油→具材→水・ソップ→米 の順に投入。
>>127 「つけ麺」て
>らーめん屋の夏のメニュー
ということから、ラーメンの冷やしつけ麺てこと?
料理名としては初めて聞いた。
一般的なの?
↑呼び方が一般的なのかということ。
そういう食べ方があるのはもちろん知ってる。
反対に、他の呼び名を知らないな。つけて食べるのはつけ麺だろうし、
汁をかけちゃうのは冷麺とか冷やし中華かな。
つけ汁があったかいのも多いような
鴨汁蕎麦なんかは、笊に盛った冷たい麺を温かい汁で食うな。
山形の肉そばは鶏肉(鴨肉)が入ったそばだけど、汁が冷たい。
注文する時に冷たいのか熱いのかを言わないと冷たいのが出てくる。
朝から食えるつけ麺もある。
ただ、朝からつけ麺食おうとは思わない。
136 :
世界@名無史さん:2005/10/05(水) 00:09:51 0
>>125 稲庭うどんは、秋田佐竹の藩主がこの地方の良質な小麦に目をつけて住民に作らせた物と
されている。
うどんは普通生地をノシ板の上で薄く延ばし、折りたたんで端から細く切って作る物だが、
稲庭うどんは刃物を使わず、生地を小麦の粘性に任せて手と添え竹を使って引き伸ばして作る。
うどんと言うより、太い素麺である。
普通の温かいしょうゆ味のつゆで食べるのは言うまでも無いが、夏は砂糖を入れた梅酢で
食べたりもする。
稲庭の切断面を見ればわかるけどスポンジ状に無数の穴が空いてて
熱が均一に伝わり、コシと柔らかさが同居する。
柔らかいけど切れなくて弾力があるというか。
べろんべろんでコシの無いきしめんと全く違う。
138 :
世界@名無史さん:2005/10/05(水) 02:27:28 0
名古屋駅のホームには、立ち食い蕎麦の代わりに立ち食いきしめんがあったな。
あれはあれで美味かった。
でも、正直名古屋は味覚の異常地帯。
味噌煮込みうどん、味噌カツ、きしめん…
そんなものは観光客向けの序の口
味噌煮込みおでんとか、あんかけスパとか、もう魔境
141 :
世界@名無史さん:2005/10/05(水) 05:04:37 0
>>139 >でも、正直名古屋は味覚の異常地帯。
俺の様な、名古屋以外の人間にとっては、確かに、
名古屋の食べ物は、どこか歯触りが中途半端な印象を与える。
「ういろ」とか「きしめん」等がその例。
結局、関東でも関西でもない中途な歯触りと言った所か。
(名古屋人の癇に障った場合は御容赦。)
142 :
世界@名無史さん:2005/10/05(水) 05:09:42 0
>>139 麺の話で急に思い出した質問。
日本では、「カレースパゲッティー」なるものは、殆ど流行らないのでしょうか。
スパゲッティーにカレーをかけたもので、「カレーうどん」の様に、味が美味く合うと思います。
私は、アメリカのロサンジェルスのアジア系レストランでしか、それを見かけた事が有りません。
(イタリアのカフェテリアでも、カレーとスパゲッティーが別々に有ったので、わざわざ
スパゲッティーにかけて貰ったところ、そこのイタリア人は驚いていました。)
日本でしょっちゅう見かける、トンカツにカレーをかけた「カツカレー」などは、一寸くど過ぎて、
大して美味いとも思わないのに、「カレースパゲッティー」の方は、日本で殆ど見かけません。
どうしてなのでしょうか。
苦情的な文章になったので、追加: 日本で時々見かける「たらこスパゲッティー」は、上手い発明だ
と思います。イタリア人や他の欧米人にも、日本人の発想の例として引き合いに出したりします。
但し、ギリシャでは、サラダに魚の卵(キャヴィア)を入れたりするそうですね。
>>142 イタリア料理の店はともかくスパゲティ専門店なら
カレースパは普通にあると思うよ。カレー専門店でも
御飯の代わりにスパを頼める店はある。どちらにお住い
か知らないけど殆ど見かけないと言うのは信じられない、
一度「カレースパゲティ」で検索してみればどうかな。
まあ最近カレー蕎麦を知らないという友達はいたけどね。
あとロシア料理の店ではキャビアスパゲティを出す
店もあるよ。
鱈子ではないが、魚卵の塩蔵品としてなら、ボッタルガの塊を刻んでスパゲッティに
和えて食うやりかた、サルジニアでもナポリでもシラクサでも普通にやるがなあ。
カレースパゲッテが無いのは、あんまり美味くないからだ。
うどんの方が合うからな。
ついでに、カツカレーは洋食屋ではなく、蕎麦屋のメニューだった。カツ丼の一種だ。
145 :
世界@名無史さん:2005/10/05(水) 12:26:24 0
カレーの正しい食い方。
一日目は普通にカレーライスで食う。
二日目はカレー鍋に茹でたパスタを投じ、炒めてカレーパスタにして食う。
三日目はカレーがこびり付いた鍋で湯を沸かし、その湯でインスタントラーメン作って食う。
こうすればラーメンは美味くなり、鍋はきれいになって一石二鳥。
146 :
世界@名無史さん:2005/10/05(水) 12:43:13 0
>>145 >三日目はカレーがこびり付いた鍋で湯を沸かし、その湯でインスタントラーメン作って食う。
俺やったら、カレーうどんのほうが好きやな。
(うどんもパスタや言うなら別やが)
ウェブ検索したら、
「カレーうどん」は31,400件出て来たのに、
「カレーラーメン」は10,800件しか出て来んだから、
やっぱ、日本ではカレーうどんのほうが、3倍は流行っとるね。
147 :
世界@名無史さん:2005/10/05(水) 13:39:52 0
カレーうどん>カレーラーメン>カレースパゲッティ
でしょうな。
はっきり言って、食べられるのはカレーラーメンまで。
スパゲッティにカレーはマズーです。
148 :
世界@名無史さん:2005/10/05(水) 13:40:47 0
あ、カレー焼きそばを忘れてた。
カレーうどん>カレーラーメン>カレー焼きそば>カレースパゲッティ
の順です。
スパゲッティって粘度的にカレーとは絡みにくくない?
と思い、スープスパ風にカレースープスパを想像してみた…やっぱり合わない気がする。
なんでだろう?
キーマカレーならあうかもしれん。ミートソースみたいな感じで。
日本のカレーはご飯とからめて食べるような粘度と材料で作られるから、かなぁ。
インディアンスパゲティはいけるよ
カレースパというと、カレー粉で味付けしたナポリタン的なものを連想するなあ。
それはまあドライカレースパとでも呼んでもらわないと
154 :
世界@名無史さん:2005/10/05(水) 20:26:59 0
インドで食えるという「チョーメン」という麺料理は、カレーパスタみたいなもの?
インドの食堂では、乾麺(というより日本のインスタントラーメン
と同じ油揚げ麺の業務用)を朝一で大量にゆでておいて、チャウメン
(炒麺)炒めるときにそれを一摘みする。味付けはカレー味が多いね。
カレーパスタというより、やっぱカレー味焼きそば。
うむ、焼きソバならカレーで行けるな。
157 :
世界@名無史さん:2005/10/05(水) 22:57:35 0
カレーをかけたスパゲティをインディアンスパゲティと呼んでいる店を知っているけど。
カレー インド インディアン という連想みたい。
インドでは「カレー味」という名称はなくて
あれは単に「インドの味付け(調味料)」だから
むしろ「インディアン」はふさわしいかも。
醤油+だし汁の味付けを「和風」というようなもの。
カレーをかけたスパゲティの方がカレーラーメンよりまだ認知度は高い気がする。
どっちもうどんに比べたら食う気はしないが。
そういや某グルメ漫画の始祖でスパカレーっつうのがあったな。
160 :
世界@名無史さん:2005/10/06(木) 00:36:38 0
>>159 「庖丁人味平」だな。
カレー対決でライバル店に客が殺到して負けるが、調べたらカレーのスパイスに
麻薬を使っているのわかって反則勝ちになるという、スゴイ内容だった。
でも日本料理にもケシとか使うから、それもありか?
エスニック料理のスパイスにもコカとか入っていて油断出来ない。
コカ・コーラには都市伝説ではなく本当に入っていたし。
161 :
世界@名無史さん:2005/10/06(木) 00:39:07 0
中国で、実際に麺にケシを混ぜていた事件があったな。
一度食べると忘れられなくなって大繁盛。
結局ばれてつかまったが。
経口摂取の麻薬ってあまりないのかな。
Lとキノコ系しか思いつかない、マリファナは
クッキーに入れて焼くこともあるけどそう一般的
でもないし。まあしいて言えば酒がそうだよね。
164 :
世界@名無史さん:2005/10/06(木) 10:57:55 0
台湾には檳榔という、素敵な経口ドラッグがある。
アラビア半島や北アフリカにはカートの葉がある。
コカの葉や阿片も、もとは口から摂るものだった。
164じゃないけど、一応読み方はビンロウね。
キンマの葉に包んで石灰の粉つけて噛むと、赤い汁が出てきて、道端にその唾を吐くんだと。
弱い覚醒効果・酩酊感がある。
ちょっと前の台湾だと下着姿の姉ちゃんが売ってたらしいw
煙草にも、噛み煙草や嗅ぎ煙草というものがある。
東南アジアやスリランカにも見られるものですが、我が国ではベトナム名の
「金麻」で知られており、刻んだ檳榔子を金麻かずらの葉で包んで噛むものと
紹介され、かつての日本人町でも噛まれた可能性が高い様です。
スリランカで、地べたに座り込んだ老女が売っている写真を見ました。
>165
今でも台湾では水着のネーちゃんが売っていますよ。台北市周辺だけが条例で取り締まり
をしているのでおっさんやばあちゃんが売っているけど。
台南に住んでいた時にはシースルーのセーラー服を着たネーちゃんがアンダーヘアまで丸出し
で路上で客引きをしてました。さすがにすごい格好だったのですぐに警察が飛んできましたが…。
熟す前の檳榔に切れ目を入れを入れて石灰を詰めた"菁仔"、小さい実を石灰の塗った葉で
巻いた"包葉"、白くて若い実を2個葉っぱで巻いた"双子星"など種類は様々で、詰める石灰
も"白灰"、"紅灰"、"梅子粉入り"等々好みで色々変えてくれます。
噛んだ時の最初の汁は石灰分が多く吐き捨てますが、残りはそのまま飲み込みます。
"包葉"だと大体1袋20個入りくらいで中に1〜2個当りが入っています。当りを噛むと体中
が熱くなり汗が大量に出て、心拍数が高くなり目まいのような感じでフラフラになります。
味は非常に青臭い草の味ですが噛んでいるうちに甘味が出てきます。タバコを吸いながら噛む
と非常に美味。
また噛みたいなぁ〜。
>168
日本でも種子島や奄美辺りで採れた檳榔を平安貴族が噛んでいたという記録があります。
170 :
世界@名無史さん:2005/10/06(木) 22:55:49 0
ビンロウは台湾では、ビニール袋入りの包葉も紙箱入りの菁仔も、一包み50元。
(約200円)。
日本にこっそり持ち帰って冷蔵庫で保存しても、三日が限度。
唾吐くことになるし、色がもろに血の色だし
日本の道徳観とは相容れないんじゃないのかアレ
172 :
世界@名無史さん:2005/10/06(木) 23:19:34 0
唾が赤いからいいんじゃないか。
「肺病に侵された薄幸の美少女」を演じられるぞw
男はどうすんだよ。
発酵した美少年や色男を演じるのか?w
悪いもん食った中年ピザデブしか演じられそうに無い
発酵した美少年とは言いえて妙。
まあ確かにこの板には発酵した少年ばかりがいるのだろう。
醗酵と腐敗は紙一重…。
人間に役に立つモノが発酵だから、この場合は腐敗だな
官吏や大企業の社員でもないのに腐敗するのはみっともない。
>>173 男の場合は、吸血鬼になった気分でも味わえばいい。
台湾の豚の血の餅は、妙な味だった。豚の血のスープは生臭かった。
180 :
世界@名無史さん:2005/10/07(金) 03:47:38 0
> カレーをかけたスパゲティの方がカレーラーメンよりまだ認知度は高い気がする。
何言ってるんだ。超ロングセラー、日清カップヌードル・カレー味はどうなんだ。
個人的には今は亡きエースコックのカレーヌードルの方が好きだった。
181 :
世界@名無史さん:2005/10/07(金) 04:29:24 0
>>179 >台湾の豚の血の餅は、妙な味だった。
それには、生の血が入っているのか。
(血清肝炎にならなければ良いが。)
>>173 池田屋の沖田総司をするもよし
サナトリウム療養中の大正文学作家をきどるもよし
「岡、エースをねらえ!」か、
「炎となったガンバスターは無敵だ!」というもよし。
184 :
世界@名無史さん:2005/10/07(金) 09:47:23 0
>180
事実はどうだか知らんが、カレーにスパゲティは戦前からあるし、それなりにポピュラー。
味平のスパカレーではまるであの漫画で考えついたかのような話だったが。
イエローケーキやハニーカートってどんな味がするのでしょう?
特にイエローケーキは髪の毛が抜けるほど素晴らしい味らしいですが、、
>>185 土の味しかしない。しかも硬くて噛み切れない。
187 :
世界@名無史さん:2005/10/07(金) 18:01:13 0
・原子力飛行機はなぜ作られないんでしょうか?
・主力動力はレシプロ、ジェットで止まってますが、電力機関やその他の可能性はない?
石油が切れてもこのままで、ありえない?
誤爆スマンです
189 :
世界@名無史さん:2005/10/07(金) 20:17:35 0
いわゆるサナトリウムは、松林のなかにあることが多かった。
松の香気に殺菌作用があると信じられていたからである。
戦前、大阪の河口の小島、外島にライ病患者の療養所があったが、ここも松林に覆われていた。
しかし室戸台風の高潮に襲われ、全滅してしまった。
また誤爆?
191 :
世界@名無史さん:2005/10/08(土) 01:26:05 0
前スレの最後に、アダムとイブが盗み食いした木の実はイチジクか杏、という話があったので、
イチジク買って食ってみた。
何と言うか、実にやるせないような、いやらしいような食感だね。
リンゴや柑橘のような爽やかさも無く、柿のようなネットリした旨味も無い。
実に名状しがたい味。
193 :
世界@名無史さん:2005/10/08(土) 01:45:00 0
やっぱり唾を吐くからね。
火事の危険は無いが。
194 :
世界@名無史さん:2005/10/08(土) 03:33:21 0
>>139 >でも、正直名古屋は味覚の異常地帯。
名古屋人としていわせてもらえれば、名古屋の贈り物の必須条件は
「重い、かさばる、安い」。味噌煮込みうどん、きしめん、ういろうなと゛
この条件に当てはめるために産まれた。味覚の異常地帯ではない。
たが、近所の喫茶店のモーニングサービスはコーヒーに小倉トースト
それにゆで卵とサラダとバナナが付いてくるのは良いとして、なぜか
「茶碗蒸し」が付いてくる。喫茶店で茶碗蒸し、朝から茶碗蒸し、
コーヒーにトーストで茶碗蒸しを食えと?なぜ?
そう思いながら全部食べるけどな。やっぱ味覚の異常地帯だがねort
うどん、そばとかで汁が東西で分けられてるが、名古屋はその分け方でいうと(地理的な
西日本はおくとして)ぎりぎり西日本系に入るらしいがやはりカップ麺も関西系なのだろか。
あと名古屋というと海老天よりエビフライらしいな。
さすがに天ぷらうどんの海老がエビフライという事もあったりして
日本麺の汁も関ヶ原できっちり東西に分かれるらしいよ。
基本的に八丁味噌文化の名古屋でうどん汁の重要性はかな〜り低い気が。
味噌煮込みうどんなんてものがあるし。
しっかし、味噌ラーメンにまで八町味噌を使うなよ。しかも、みそ汁の中に
ラーメンが入っているような感じで…
味噌汁や雑煮にあれだけ地域性があるんだから。味噌ラーメンに味噌の違いがあっても
いいじゃないか。白味噌ラーメンとか麦味噌ラーメンとか・・・
名古屋の味噌ラーメン、まぢで濃い赤出し味噌汁に麺をつっこんだって感じで
驚く罠。白味噌ラーメンとか麦味噌ラーメンなら、そこまで過激なツクリには
ならないだろうからショック少ないだろうけど。
>>185 SF作家たちが原発を見学したとき、星新一がおやつに食べたがったと言う話ですな。
イエローケーキ。
201 :
世界@名無史さん:2005/10/08(土) 13:00:40 0
西日本の雑煮餅は丸餅。
東日本は角切り
これは静岡県で別れるという。
静岡県で別れるといやウナギもそうだな
やはり浜名湖か?
203 :
世界@名無史さん:2005/10/08(土) 15:59:06 0
天竜川が境だっけか?
204 :
世界@名無史さん:2005/10/08(土) 16:42:45 O
地質学で言うところの
「ふぉっさ・まぐな」と言う線で分かれるそうな。
名古屋の「ひまつぶし」は、大阪のように蒸さないで焼いた鰻なのか?
「ひまつぶし」ではなーい!「ひ・つ・ま・ぶ・し」だ!!
名古屋じゃあ蒸さずに焼くらしい
207 :
世界@名無史さん:2005/10/08(土) 20:42:20 0
208 :
世界@名無史さん:2005/10/08(土) 20:52:46 O
「ひまつぶし」みたいな名前の和菓子があったデチネ ..
>>169 すみませんが、どの史料に載っておりましたか。
>>201 飛騨や越中の人から、地元では角餅だったと聴きましたよ。
流石に鏡餅は丸いそうですが。
210 :
206:2005/10/08(土) 21:29:56 0
>>207 そんな鬼の首とったようにはしゃがんでもorz
かわいぃデチネー
212 :
世界@名無史さん:2005/10/08(土) 21:36:09 0
正月に鮭を食うか、鰤を食うかも静岡あたりで分かれると言うね。
>>212 海流や、鮭の遡上の南限が
分けてるんじゃないの?
平安時代には利根川に上る鮭が坂東の名物だったが、
それ以南はどうだったろうか?
215 :
世界@名無史さん:2005/10/09(日) 00:34:37 0
>>212 鮭を食うかどうかの分かれ目なら、仙台あたりを分かれ目にしないとおかしいだろ。
216 :
世界@名無史さん:2005/10/09(日) 00:37:00 0
太平洋側はどうか知らないが、日本海側では新潟は鮭を食い、
加賀では鰤を食う。
太平洋側は静岡、日本海側は島根でも
遡上が確認されてるようだ。
紀伊半島で採れたという例も。
昔、多摩川に鮭を!キャンペーンをやっていましたな
219 :
世界@名無史さん:2005/10/09(日) 01:37:30 0
多摩川は鮎だろ。
無理に鮭を呼ぶ事無い。
220 :
世界@名無史さん:2005/10/09(日) 01:53:49 0
鱒を鮭と勘違いしてるんだよな。南限は東京湾より北だっちゅーに。
多摩川に鮭が遡上した記録なんかねーよ。
この板は、なんか見るたび感心するなあ
北九州の遠賀川にも鮭が上っていたような。
ただ江戸初期に毛利秀元が弁当に鮭を入れていて、江戸城内で話題になったという
話があるから関東で鮭というのは珍しかったのでは。
223 :
世界@名無史さん:2005/10/09(日) 15:01:35 0
北九州の遠賀川?
あんな石炭でドロドロの川に鮭が昇るのか?
鮭神社があるらしいが、別の魚だったのかなぁ.....
何年か前に、遡上していたのが捕まったという記事を見ました。
少なくとも、福岡県であったのは確かです。遠賀川だったと思いますが。
鮭という表記は平安時代から使用されていたものですが、『論衡』などによ
れば、元々河豚を指したそうです。
鮭は平安時代から「越後鮭」が名物として持て囃され、当時は珍しいという
事で、窃盗する者もおりました。干鮭として保存もされています。
近世の書に、南限は東が利根川、西が越前とありますが、越前には鎌倉時
代には鮭を貢納した「鮭庄」というのがありました。
学僧(魚食をする者が、この頃多くなっていた)が鮭の頭をしゃぶりながら、
学問をしたという事です。
226 :
世界@名無史さん:2005/10/09(日) 17:43:23 0
新潟では、鮭の鮞(はららご、大和言葉でイクラのこと)を絶妙に加熱し、半熟にした物を
魚豆(ととまめ)という。
吸い物や押し寿司の彩りに使う。
日本海側の南限は山口以北と聞いた。
太平洋側の南限が千葉県南部なのを考えると自分でもえらい差は感じるが。
そりゃ黒潮の影響だろうね。
しかし日本海には「対馬暖流」が流れている。
黒潮との勢いの差は、比べ物にならないが。
いや、暖流のおかげで南下できないって意味かと。
スレ違いだが、雑談スレは完全にキチガイに乗っ取られたな…orz
久々に見たが相変わらずひどいね。
文体トリップで自問自答がバレバレなのが痛い。
魚で思い出したが最近大阪より西の地方でも秋刀魚の刺身を食えるようになった。
昔は無かったのだが、冷送技術の発達で地方でも食べられるようになったそうだ。
食べた感じ、そんなに美味しいとは思わなかったけどね。
回転すしには昔からあった気ガス。
紀州では、秋刀魚の熟れ鮨が名物だったな。
秋刀魚って刺身で食べられるの?
アニサキスがどうのこうの言いたいのか?
カツオは皮に寄生虫が居た気がする。
隣があれだから目立たないけどさ
日本人って結構なんでも食うよね
シーラカンスも大王イカもとりあえず刺身にしちゃうしさ
(雑談スレ終わったな…)
>>238 シーラカンスの刺身ってどん味?
ぱさぱさして旨くはないとは聞いたが。
>>237 そう、鰹の皮下や腹中のアニサキスは有名
だからタタキにしたり冷凍にしたりする。
>>235 紀伊勝浦とか新宮とかの、紀伊半島の先端あたりでは、昔から普通に食べられていた。
そのあたりまで南下する頃には、ほどよく脂が落ちて生で食べて美味しいそうな。
>シーラカンス
歯ブラシに水をつけて噛んだ味らしいよ
現地人もゴンベッサ(でかいだけで価値が無い)と呼ぶ上に食う文化も無い
余りにも化石過ぎて人間の味覚の対象外なのか?
そもそもワックス分が多いらしいから、食った次の日にはケツが大変な事になると思う(吸収されずに体温で液状化してそのまま出てくる)
鯨の皮下脂肪を食べ過ぎたときも同じことがおこる。
シーラカンスは古代魚だけに構成するタンパク質が単純で、それゆえ美味くないそうだ。
まあ美味という事にすると日本人とかが札束持ってやってきて数年で食い尽くしそうではある
そうならオオサンショウウオとか絶滅してるだろう。
意外にもSARS禍のおかげで、中国では「野生動物を食うのはおっかない」という観念が
市井に広がったため珍獣喰いが下火になったそうな。(いつかぶり返すんだろうけど)
ただし「SARSの特効薬」と称して、同じ稀少動物を相変わらず捕らえて売っているのは
中華人民クオリティのお約束アルヨw
確か20くらい前に少年ジャンプの企画で鳥山明がシーラカンス食ってたな。
「不味かった」が結論だったように記憶してるが。
ドクタースランプに、太古にタイムスリップして、アンモナイトを焼いて食う場面があったな、
それではうまいと言ってたな。まあ漫画だけど。
オウムガイは南の方じゃ食っちゃうらしいね。
それでオウムガイは美味いの?
熱帯魚店で購入したのを食った香具師が居た。(現在HP封鎖)
イカみたいな味だったらしいから、それほど不味い物でもないんだろう。
シーラカンスはまずいという話を読んだことがある。
まずいから誰にも食べられず、それで生き残ったんじゃないかと思うところまで
まずかったそうだ。
ハリセンボン
ウミガメ
ジュゴン
エンゼルフィッシュ
を、うまい・まずい、で分類するとどうなるんだろう?
ウミガメを食べる地域は世界各地にあるよ。
ジュゴンはどうだろう。近縁種のステラー大海牛はロシア人に食べつくされて絶滅したほどだが。
沖縄ではハリセンボンを「あばさー」といい、味噌汁にして食う。美味い。
ジュゴンは「ざん」といい、沖縄の王様に毎年献上されていたというが。
フィリピンのセブ島でオウム貝の醤油炒めを食った人の証言では、
イカの煮つけと何ら変らない味だったという。
オーストラリアとパプアニューギニアの間のトレス海峡に浮かぶ木曜島では、
住民の「ジュゴンの生存捕獲」が認められている。
そこで「ジュゴンカレー」を食った人の証言では、ポークカレーと似た味だったという。
ステーキで食うと、ブタのヒレ肉を甘くしたような味。
人魚を食うと不老不死になれるそうだから、琉球王はさぞかし長生き?
…なわけもないか。
ソロモン諸島ではジュゴンはご馳走ですよ、もちろん違法なんで
しょうがそんな規制があることすら誰も知らないと思う。
基本的に単一の食物しか取らない動物は美味しいらしい、
コアラとかね。さすがにパンダを喰ったという話しは聞かないけど。
261 :
世界@名無史さん:2005/10/12(水) 12:04:22 0
ステラー海牛の食物は昆布。
さぞかし昆布出汁が効いて美味かったことであろう。
雲丹の食物も昆布
タコをあまり生で食べないのはたまに当たる事があるからだ
そうだがそれは貝を餌としてることと関係あるのかな
疑問なんだがムスリムは鱗のない海産物は食べてはいけないの?
だったらインドネシア、マレーシア、フィリピンのムスリムは蛸、イカ、貝、海草、海獣類
ぜんぶアウトでキツイような。
美味い不味いは慣れによるものが大きい。
初めて食べるものでも、既知の美味いものを連想する何かがあれば美味い、
そうでなければ不味い、と大抵判断される。
「鱗とヒレの無い水棲生物」の食料を禁じているのはイスラム教とユダヤ教だよ。
だから貝やタコは論外だが、鰻や鮫もだめ。ヒレがあっても鱗が無いから。
しかし最近、鰻には極小の鱗があることがわかり、鰻の食用は許可されたとか。
>>267 お前は本物の低脳か?
イスラムを一色に見すぎ。
ムスリムでも食うところは食う。
沖縄県八重山の新城島には、今でもザンを捕らえる情景を歌った民謡が残っている。
捕らえられたザンは国王の食膳に上り、さらに徳川幕府や中国にも献上された。
>264,267
過去レスにもあったと思うけど、海藻、海獣類は禁じられていません。海獣類については
バスラマを唱えて屠らないといけませんが。
貝については二枚貝、巻貝は問題なく、あわびやサラガイのように俗に言う片貝と言われる
ものは禁じられる場合があります。
タコ、イカについては禁じられている方が多いです。鮫、鰻については最近微小な鱗が確認
されたのでイランでも解禁されていますが、禁じられているところも多いです。
それぞれの国の法学者の解釈によって禁じられているものが異なってくるので海産物は一概に
どれが禁じられているというのは難しいです。
エビやカニはどうなの?
消防のとき読んだ「ロビンソン・クルーソー」に
ウミガメをうまいうまいといって食べるシーンがあったけど、
どうなんだろうね。
あれはモデルがいたらしいんだけど、それも取材したのかなあ。
モデルはチリ沖の無人島で5年間孤島生活を送ったというアレクサンダー・セルカーク。
だが、ウミガメはフランス料理にもあるし、そこそこポピュラーな食材だから。ましてや
当時は。
その昔、小笠原の父島にて、青海亀の赤身の刺身と寿司
(食味はマグロ赤身と鳥ササミの中間で食感はしゃきしゃきしてた)、
ガラ&臓物のスープ(鼈よりも生臭い?いんや力強いお味)、
食べたことあるけど美味しかったですよ。
海亀の卵はお湯で茹でた位では固まらないって
その昔、家庭画報のフレンチの料理人さんが
おっさってたの読みましたがけど本当なんですかね?
食用亀って鼈と青海亀以外でポピュラーなのって何でしょうか??
タイマイw
276 :
世界@名無史さん:2005/10/12(水) 23:43:34 0
海亀の卵は茹でても固まらない、というのは本当らしい。
大型のカメは海陸関係なくポピュラーな食材でしょう、ワシントン条約の無い世界では。
ゾウガメなんか生きた缶詰となって絶滅した種も・・・。
>>255 おまいのカキコ読んだらなぜかパチンコ屋に行きたくなった。
279 :
世界@名無史さん:2005/10/12(水) 23:55:30 0
そう。
船の甲板に転がしておくだけで、水も餌も無しで生きられる。
だから「生きた缶詰」として食料と見なされて食い尽くされた。
食物の保存技術が発達していなかった時代、一番いい保存法は
「生かしておく」ことだからね。
>278
ああ、「海物語」か。
サム君はホモに大人気だよw
ゾウガメやウミガメってスッポンの味に似てるのかな。
ところでゾウガメって絶滅したんだっけ?
ゾウガメは絶滅はしていないが、大減少したことは確か。
ユダヤは乳製品と肉を同時に食べてはいけないんだっけ?
チーズバーガーも食べられないな
そうだよ。
だから厳密なユダヤ教徒は、ミルクと牛肉を別の冷蔵庫に入れ、
「三時間以上」の時間差をおいてミルクと牛肉を口にする。
いや、ゾウガメって一種じゃないから。
もともと十数種いたが今現在で十一種、うち一種は絶滅確定・・・らしい。
>「ロビンソン・クルーソー」の住居跡を発見
よく見っけるなー。
無人島で沢山のぬこと生活してたんだよな
鱗のない魚を食べてはいけない理由はなんだろう?
291 :
世界@名無史さん:2005/10/13(木) 13:55:27 0
【7:43】【研究】"中国4000年" 世界最古?の「めん」、土器の中から発見
1 名前:☆ばぐた☆ ◆JSGFLSFOXQ @☆ばぐ太☆φ ★ 2005/10/13(木) 02:29:42 ID:???0 ?##
★めんの起源は4000年前? 中国、土器の中から発見
・中国北西部の新石器時代後期の遺跡で、中国科学院などの研究チームが土器の中から
約4000年前のめんを発見、13日付の英科学誌ネイチャーに発表した。
同チームは「この2000年間、めんは世界各国でポピュラーで欠かせない食べ物となって
いる。だが、その起源については中国かイタリアか、アラブかと論争があった。今回の発見は
最も古いめんの記録を塗り替える可能性がある」としている。
見つかったのは、中国北西部の黄河上流域の台地にある遺跡。洪水などでできたと
みられる厚さ約3メートルの堆積物の下で、逆さまになった土器の中に、良い状態で保存
されていた。
めんの直径は約3ミリと細く、長さ約50センチ以上で、色は黄色がかっていた。放射性
炭素を使った年代測定を行った結果、約4000年前のものであることが分かった。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20051013-00000010-kyodo-soci
その発掘現場に「Men at work」と・・・
293 :
世界@名無史さん:2005/10/13(木) 17:11:05 0
>>290 タコやイカを悪魔の使いとみる習慣がユダヤ教に取り込まれたと言う説あり。
※「それは魚ではない」というツッコミに対して、
現代人はそういう知識を持っているが、昔は海の動物は全て「魚」だったのだ。
ウミガメのスープと言われて飲んだんじゃが実はアレは…
>>293 フェニキア人(海洋民族)を敵に回して一致団結するためという話もどこかで聞いたような。
>>291 新石器時代に団子や粥じゃなくて、わざわざ麺を作って食べるメリットって何でしょうね?
そもそも、箸やフォークがないのなら食べにくそうだし。
>>297 紀元前2000年くらいなら、趣味でそういうことをやりだしても
おかしくない時代だよ。
エジプトじゃピラミッドやスフィンクスがとっくにできてる。
300 :
世界@名無史さん:2005/10/14(金) 01:15:31 0
>>296 しかしフェニキア人の国、カルタゴと敵対していたローマは平気でイカやタコを食らっていたが。
現在でも南欧ではイカやタコを喜んで食う。
中国の年代測定ってレベルはどうなんだろな
最近やたら古い年代を続々と出してくるけど・・・
>>300 ローマは宗教で集団のアイデンティティを保ってないから。
あそこほど宗教に寛容なところも珍しい。
ローマ市民としてのアイデンティティを確立してるからな。
ユダヤは神と人との間の契約によって人と人との間の契約も行い、
戒律を守ることによってアイデンティティを確立した弱小民族。
厳しい戒律で差異を明確化しないと結束を保てないのさ。
>>302 アメリカとかフランスとかもそうでないか?
>>303 事情が違いすぎる。
律法読めばわかるが、あれは神と人との関係を契約したと共に、
人と人との関係も契約してる。
神の権威なくしては刑法・民法すら定められなかったという事さ。
フェニキア人への敵意は旧約聖書での彼らの神、
ダゴンやバールへの敵意と扱い見ればわかるしな。
まあ、もう一度旧約聖書読み返してみると色々発見があるかもよ。
これは漏れの宗教史の教官殿の受け売りだが。
つか、ツッコミばかりでなく、鱗のない魚を食べない他の理由が知りたいぞ。
自分が紹介したのはあくまでも一つの説にすぎないわけだしな。
だごん様!わしらをお救いくだされ!
>>304 ある種の、ヒント厨か?
自分の言葉で語ろう、な。
受け売りであっても、理解し消化すれば、その言葉はおまえのものだ。
だが、な、理解していないことを、あたかも理解しているように振舞うのは良くないぞ。
>>307 「まあ、もう一度旧約聖書読み返してみると色々発見があるかもよ」
これが教官からの受け売りの台詞で、他は自分の言葉なんだが。
それで、他の理由は?
単に絡むだけか?
309 :
世界@名無史さん:2005/10/14(金) 17:23:43 0
>>307 とりあえず相手を厨呼ばわりするのは荒れる元だからやめようよ
>>308 貴方も挑発に乗らない
このスレはつまらないことで荒れるんだからさ
荒らしでなければマターリ語ろうよ
310 :
309:2005/10/14(金) 17:24:25 0
ageちゃった、ゴメン
311 :
世界@名無史さん:2005/10/14(金) 17:31:19 0
そこで旧約聖書でもなんでも読んでみて発見したんならばおまぃの成果なんだけれど、
読みもしない発見もしない臭がプンプンするから、厨よばわりなんだよ?
ヒント:旧約聖書 …… みたいな書き方している厨房どもと同レベルだと言われてるんだ。
>>309 すまん。真面目に答えていたのに絡まれたんでちょっと腹が立った。
自分の論の要点は
・一つの論として、敵対していた文化と差別化を進めるために、
食へのタブーを戒律に取り入れたという説がある。
・ユダヤ教はその成立の状況により、非常に厳しい戒律を持たざるを得なかったため、
時代や状況が違う他の国などの状況と安易に同一視できない。
以上。
>>311 何がわからないか具体的に言ってみろよ。
自分が理解できる範囲で答えるからさ。
314 :
世界@名無史さん:2005/10/14(金) 17:35:05 0
>>311 それって結局、書き方が気に入らないと煽ってるだけでは?
2chに入り浸って、他人に絡む事しか知らない可哀想な人はスルーしようよw
見ていて情けなくなるw
317 :
世界@名無史さん:2005/10/14(金) 19:32:13 0
>>239 シーラカンスは、有名になる以前からまれに捕れる珍味として漁師は喜んで食ってたそうだ。
かなりうまいらしいよ。
大抵の魚は醤油と味醂で炊いたらそれなりに美味い。
>>284 ユダヤ起源のベーグルがバターとかの乳製品を使ってないのは、肉類と
一緒に食べるためって事なのかな?
「過ぎ越しの祭り」の前後は、酵母入りのパンを忌み嫌うよね。
>>319 そういやベーグルの定番はクリームチーズとスモークサーモンだっけ?
乳製品と魚だな。
ベイグルサンドの具によく使われるのも、スモークサーモンとチーズ。
現在のベイグル人気は、ニューヨーク人によるもの。
ちなみに台湾ではベイグルを「貝果」と漢字表記する。
確かに、日本人の耳にも「ベイゴー」って聞こえるもんなw
真ん中の孔は生地の節約か、あるいは火の通りを早めるため?
はたまた聖書の故事に何か由来しているとか?
生地をゆでたときに引っ掛けて取り出しやすいようにあいてるんだよ>穴
325 :
世界@名無史さん:2005/10/15(土) 21:18:07 0
ドーナツの穴は?
ドーナツは、哲学者が議論をする際の茶菓子として作られたのが最初。
M.S.リーがリー群の例としてトーラスを考察したときについでに発明、
したわけがない。
329 :
世界@名無史さん:2005/10/16(日) 05:17:16 0
大都市にもありますよ、ドーナツ化現象
331 :
世界@名無史さん:2005/10/16(日) 14:01:16 0
「ミスタードーナツ」では、チョコファッションが一番美味い!
中華まんに穴あきタイプがないのも不思議。
穴あき銭に見立てて「発財包」なんて作っていそうなのに。
穴があったら中身入れられないじゃん。
ていうか、半月形をした餃子は「銀貨の形」に似ているから、正月の縁起物になっているよ。
くさやの語源は?
当然ウリマルニダ
336 :
世界@名無史さん:2005/10/16(日) 17:54:14 0
臭いer
337 :
世界@名無史さん:2005/10/16(日) 21:17:17 0
くさやは伊豆諸島の名物である。
もともとこの地方では、鯵や飛魚などの魚を開いて塩水につけて干し、
干物に加工していた。
しかし江戸期、塩は租税として献納されていたため、日常使う塩を倹約しなくてはいけない。
そこで魚を漬ける塩水も、仕方なく何度も使いまわしていた。そのうち液体内に独特の微生物が発生し、
汁から特有の臭気が発生、出来た干物も臭う様になった。
しかしこの臭いが江戸の物好きの人気となり、かくて島の名物となったのである。
「くさや」の語源が、「くさい」であることは言うまでも無い。
「酸し(すっぱい)」→「寿司」
の語源と似ているね。
ミスドーは統一教会系だっけ?
イラネ。
首相公邸前庭に違法キノコ=麻薬原料含有、午後に除去
ttp://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20051013-00000041-jij-pol 首相公邸の前庭に麻薬原料植物として麻薬取締法で栽培・所持が禁止されている毒キノコ「ヒカゲシビレタケ」が
自生していることが分かり、13日午後に除去されることになった。
問題のキノコは小泉純一郎首相が12日朝、首相公邸を出邸する際、前庭のシラカシの根元に生えているのを発見。
「食べられるのかね。毒キノコ? 東京でキノコか、面白いね」と珍しがり、面会に訪れた三村申吾青森県知事にも
「官邸にキノコが生えてんだよ」と宣伝していた。
341 :
255:2005/10/16(日) 23:53:09 0
>>339 ミスドの親会社はダスキンですよ。
あそこって統一だっけ?
昔は塩が貴重品だったって良く言うけど、
そんなに作るの難しかったの?
岩塩の鉱脈でも見つからなけりゃ
海辺以外で塩を手に入れるのはすごく困難。
344 :
世界@名無史さん:2005/10/17(月) 01:08:20 0
日本は雨が多いからね。岩塩の産出も無いし。
乾燥地帯なら海水を浅い水槽に入れて放っておくだけで蒸発して塩になるが、
日本では浜に海水を撒き、乾いた砂を集めて濾過して濃縮海水を得、それを焚いて蒸発させなければ
塩は得られない。
345 :
世界@名無史さん:2005/10/17(月) 01:13:49 0
山陽地方では、山地では製鉄、海岸部では製塩が盛んだった。
そのために燃料用として森林が破壊されまくっていた。
346 :
世界@名無史さん:2005/10/17(月) 06:57:47 0
日本では海岸地域にしばしば「○釜」という地名がある。
むかしそこは塩を生産していたと思って間違いない。
海無しの領土しか持たない武田は塩を断たれ…
桃は皮ごと食べるものだと思っていて結婚して旦那に桃の皮
を剥いてくれと言われて驚いたという話しを友人がしてたの
だけど、桃を皮ごと食べる地方ってあるの?その友人は関西の
山間部出身なんだけど。
そういや近所に塩釜神社ってのがある。
今は海はだいぶ遠くだけど、そうか、海岸線が移動したのか
>>341 学生時代、ダスキンでバイトした事あるが、
あの会社は終業時にお経をみんなで言う会社で、
統一は一応キリスト教なんだから、違うと思うよ
ちなみに、ダスキンの社名は社長が「掃除の会社なんだから、
『株式会社ぞうきん』にしよう」と言い出して、営業マンたちが反対w、
ダストをとるぞうきんの会社、ダスキンにしたんだそうだ。
352 :
世界@名無史さん:2005/10/17(月) 20:20:50 0
じつは桃も他の果物と同じように皮と身の間に濃い旨みを持っている
固めの桃をガシガシ擦り洗いして産毛を落としてから8つ割りくらいにして食べるとよい
レモン汁やバルサミコを垂らしてもちょっと変わった感じでうまい
桃と言えば。
潔癖症の父を持つ娘は、父のせいで桃など果物も煮て火を通して食べていた。
ある日、友人宅へ遊びに行った娘は生まれて初めて生の桃を食べ、
旨すぎて感動し、涙を流しそうだった。
その潔癖症の父の名は森鴎外という。
って感じの逸話(?)を思い出したんだけど、これって本当かなのかな?
鴎外は偏食(?)エピソードがやたらと残ってるよなあ。
まあ家庭の食文化などというものはえてして他の家庭から見ると奇異なものだが
これだけあれこれ言われてるのは茉莉ちゃんの文章が上手すぎたせいか?
饅頭茶漬けとか漬物に醤油をかけるかけないとかいろいろ食の逸話には事欠かないが
鴎外最大の食へのこだわりは「白米を食べないと元気が出ない」だと思う
日清・日露戦争当時の陸軍では敵の攻撃で死ぬより脚気で死んだ兵士のほうが多いという惨状
たったひとりの偏食がこれほどの犠牲を生んだ例も珍しかろう
あれは医学的なこだわりではなく、食い物に関する
こだわりだったのか。山岡を1000倍くらい迷惑にしたような
奴だな
いや、医学的なこだわりでもあったと思う。こだわりというか信念というか。
経験論による治療を重視したイギリス系(因果関係は明らかでなくても治療効果を重視する)、
病気の原因解明とその解消による治療を重視するドイツ系の確執があったと。
鴎外はドイツ系だったので、病気の原因は細菌なりという方向で論を考えたそうだ。
海軍は、西洋人は脚気にならないから洋食食わせればいいんじゃない、と考えた。
でもパン食は甚だ不評だったわけだが。
不評でもなんでもザウアークラウト食わせて壊血病防いだのも海の男だしな
日清戦争で得られたものといえば白菜ですね。
江戸時代に存在しない…というのも不思議な感じもしますが。
そのわりに一見西洋野菜っぽいレタス(ちしゃ)は平安時代からあるんだよね。品種は違うが
森鴎外のせいで何人の日本人が亡くなったか。
森鴎外をかばう奴がいるのが信じられん。
まぁ、優れた文学者でもあるからな。
362 :
世界@名無史さん:2005/10/18(火) 00:00:23 0
孔子がある王族に招かれ、桃と粟飯を出された。孔子がそれを手掴みで食べてしまったところ、
王族が笑いながら「飯は桃の毛を拭うためのものだよ」といった。
そこで孔子は「私とてそれくらいのことは知っております。しかし桃と粟は相性が悪い
(このあたりの詳細は失念)ので、それをしなかったのであります」
といった。
この話を紹介した本の中で作者は
「孔子が本当にそのような信念を持っていたのか、はたまた孔子が王族の作法を知らず恥をかいたので、
負け惜しみを言ったしかは不明だが、この話から春秋時代はまだ箸が使われていなかったことがわかる。
箸があれば当然孔子は箸で粟飯を食ったであろうから」
と言っていた。
おにぎり、箸で食うか?
おにぎりで桃の毛を拭うか?
って普通拭わねえなw つーか王侯貴族なら桃の皮ぐらい給仕に剥かせろよと言いたい
羮を手で食ったのか?
>356
>病気の原因解明とその解消による治療を重視するドイツ系の確執があったと。
ドイツ系とイギリス系というのは良く言われるが、北里柴三郎や志賀潔など、
正統派ドイツ細菌学を学んで本当に世界的な業績を上げた人達は、脚気菌発見
などといった説に批判的だった。志賀潔は、早い時期に栄養説を支持している
という点からも、メンツにこだわった学閥派を「ドイツ系の代表」と扱うのは
おかしいのではないでしょうか。
>362
粟じゃなくて、黍だったと思う。
黍は五穀のうちでも貴いもの、桃は果実のうちでも卑しいもの。卑しいもので
貴いものを拭うことはあっても、貴いもので卑しいものを拭うのはよろしくい
ので、こうしたのです、といったとか。
相手は魯の哀公らしいですね。
>>363 子供の頃、家に昭和40年代のマンガがあって、
それにすしを手づかみで食べるシーンがあったんで、
通はすしを手づかみで食べるものだと思っていて、
厨房の頃、手づかみですしを食べようとして、笑われた。
志賀直哉の「小僧の神様」では、屋台のすしを手でつかむ場面があるけど、
昔はすしは手づかみで食べたのか?それとも、いまでもすしを手づかみで
食べる人がいるのか?
元来が屋台のファストフードですから手掴みで食べますがなにか?
箸使うほどお上品ぶるつもりもないし、箸できれいに寿司を食うにはコツがいる。
寿司屋で他人が箸使って食べてるのを見せられてげんなりすることも少なくない。
シャリに醤油をつけた方が醤油がよく染みて美味いじゃん
そういやシャリって骨のことだよなぁ
森鴎外は軍医なんてさっさと辞めて文学だけやってれば多くの人が死ななくて済んだのに…
マガジンの例の寿司漫画じゃ
手で食べるのが正しいという立場をとってるな
確か「銀シャリ考」だかいう論文を読んだことがある。
名前は忘れたがインド学を専攻してる先生が書いた文章で、
白米を「銀シャリ」と俗称される理由は「銀舎利」のことで
日本などでは仏舎利の代用として水晶や真珠などの粒やビーズの
類いを仏塔や礎石に埋めていたために、米の神聖化の段階で、
白米をその形状や色から「仏舎利」になぞらえたのが起源だろう、
という内容だった。
いつ頃から使われはじめたかについても論じてたと思うが、
そこら辺は忘れてしまった。
納豆の燻製ってうまいのかな
というか食える代物だったのかな
889 名前:名無シネマ@上映中 投稿日:2005/10/08(土) 21:49:15 ID:U2+8sqLZ
ドイツ兵には不評の納豆でしたが、
ヒトラー総統は納豆の栄養価の高さを諦めきれず、
妥協案として燻製納豆を配布しました。
燻製納豆にすれば保存性もアップするし、何より匂い消しにもなります。
ドイツ軍は納豆をUボートで運んでましたから、潜水艦の中が臭くなくなってさぞ
サブマリナー(潜水艦乗り)は喜んだでしょう。
こうしてドイツ軍は納豆パワーで物量に勝る連合軍と互角以上に奮闘したのです。
日本人で納豆がどうしてもダメな人もドイツ兵を見習って燻製納豆にチャレンジ
してはどうでしょうか?
375 :
世界@名無史さん:2005/10/18(火) 19:25:45 0
>>373 朝鮮語で、米をサルという。
当然彼らは、「銀シャリのシャリは、サルが起源ニダ!」と主張する。
>374
日本軍は実際に燻製納豆を開発しましたが軍上層部の試食会であまりに好評だったため
酒の肴にされてしまい前線の兵士にまで行き届かなかったとか…。
納豆を干した乾燥納豆はいくらか出回っていたようです。実家に軍用乾燥納豆と書かれた
瀬戸物の入れ物がありました。
>369
>元来が屋台のファストフードですから手掴みで食べますがなにか?
元々は握り寿司にしても、持ち帰って家で食べるものだったそうだが。元来が
桶売りのなれずしの改良だから、当然ですが。
今の鮨は、屋台売りのファーストフード系の鮨よりも、店を構えた高級鮨屋の
流れだろうという話もありますね。(日比野光敏「すしの歴史を訪ねる」
たかが鮨の食い方に、「正しい」とかなんとかと持ち出すこと自体が、無粋の
極みだと思うけどね。
378 :
世界@名無史さん:2005/10/19(水) 01:13:12 0
史記には、殷の紂王が象牙で箸を作らせた事が載っている。
しかし考古学的には、箸が登場したのは春秋時代ころとされている。
当時の箸は、食事の際のあくまで補助的な道具だった。汁はすでに石器時代からあった匙を使って飲み、
具は箸でつまむ。おかずも箸でつまむ。そして飯は手で丸めてから口に運んだ。
そのころの主食って粟だよね。
粥にして食ってたんじゃないの?
麺はどうやって食べたのかな。世界最古の麺。
381 :
世界@名無史さん:2005/10/19(水) 12:29:09 0
>>374 >こうしてドイツ軍は納豆パワーで物量に勝る連合軍と互角以上に奮闘したのです。
正にその「納豆」パワーが、今の'NATO'に反映しているのです。
山田君、座布団一枚もってっちゃいなさい
燻製納豆の話は、以前テレビのスペシャルでやってたよ。
形は腸詰にしてて、ちょうど納豆のソーセージみたいだった。
試作品の段階で終わって、前線にはいきわたらなかったみたい。
>>383 帝国陸軍の糧秣廠はいろいろ試作していたようですね。
カフェイン入りチョコレートとか、麻雀牌サイズのビスケット(←今で言うカロリーメイト?)とか。
ヒマラヤ登山隊がサンプルを活用したこともあったそうです。
(ソースは「歴史への招待・昭和編」NHK出版)
かの軍隊は後方で幾ら頑張っても前線には届かない構造だからな
386 :
世界@名無史さん:2005/10/20(木) 14:07:38 0
インドや東南アジアのような、伝統的に手食の地域では「煮込み汁」をどうやって食べたのですか?
まず汁を椀に口つけて全て飲み、中の具が冷めるまで待ってから手で摘まんで食べたのですか?
パンとかナンを使ったんじゃないの
●●●緊急●●●
今、この歴史ある世界史板に、再びIDを導入しようとする動きがあります。
自由と自主を尊ぶ世界史板に、珍妙なローカルルールを導入しようとしているコテハン一派がいます。
壊れてもいない時計を無理やり直そうとしているのです。
以下、非国民ならぬ非世界史板住民リストです。
おぎまる
とてた
水
元三戦板住民の荒らし
しかしそんな現状にも、きちんと意見を言い、反対する善良な住民もいます。
山野野衾
多くの名無し
おぎまる一派は、このまま世界史板を後戻りできない状況に追い込むつもりです。
「断固としてIDを導入」するそうです。
皆さん、この世界史板を守るため、彼らと闘って下さい!
自演しなけりゃいい話じゃないの
ID導入は止めて欲しい。
まあ大丈夫だとは思うんだけどね。
自演しなけりゃいい話じゃないの
?
394 :
世界@名無史さん:2005/10/20(木) 21:46:44 0
雑談スレの揉め事をこっちにまで持ち込むなよな。
タイのトムヤムクンなんかは、昔はどうやって食べていたんだろうか。
395 :
世界@名無史さん:2005/10/20(木) 22:00:32 0
いや、あのね ..75度でつから ..マジで!
トムヤンクンなんてそんな古い時代の食い物じゃないだろ
少なくてもトウガラシ渡来以降だろうし、そのころ
スプーンがないわけないでしょ
397 :
世界@名無史さん:2005/10/20(木) 22:47:03 0
唐辛子到来以前も、スープ料理はあったでしょ。
炊いた米に汁をかけ、吸わせてから手で食べる、とか?
具は・・・手食か?
考えてみれば、インドでカレーを手で食うのもなかなか大変だよね。
手食を解説した本では、
「手で食べる事は手でも味わうこと」
「誰が使ったのか判らない箸やスプーンより、自分の手が一番信用できる」
などと、やたらと手食を弁護する。しかしやはり箸なり匙なりを使うほうが、
手も汚れないし火傷もしなくて済む。
401 :
世界@名無史さん:2005/10/21(金) 06:13:23 0
>>399 一般に、乾いた御菓子を食べる時には、手で食べる事が多いと思うよ。
これは、ほぼ古今東西、共通していると感ずるし。
羊羹など多少濡れている御菓子は楊枝を使って食べたりするが、
例えば、乾いた「炒菓子」を食う時には、直接手で食いたいね。
(陶器スプーンは別としても)金属スプーンで食う炒菓子なんて、味気無い事此の上ない。
因に、米の炒菓子を箸で食べる日本人なんて居るのかな。
話を蒸し返せば、寿司を手で食べる人は沢山いる。
俺は口で食べてるけどなぁ。
下の口で…
日本料理や日本人は目で食べる、とよく言いますね。
できなかったら、目でピーナツ噛むんだぞ、のび太
鼻からスパゲッティで勘弁してくれ、ジャイアン。
409 :
世界@名無史さん:2005/10/21(金) 21:01:06 0
>>408 俺、タコ糸でそれやって、花粉症体質直したよ。
ヨーガの鼻うがいだな。塩水でやるとツーんとしないよ
411 :
世界@名無史さん:2005/10/21(金) 22:49:40 0
フィリピンには、鼻息で演奏する笛がある。
マカロニ食べてるときに咳き込んで、鼻に上がると辛いよなぁ。
輪ッかが鼻の穴に合うて、吸うてもかんでも取れりゃあせんのよ。
みんな、スレタイをもう一度思い出しすのよっ!
いやこのレスの流れも大好きですけどねもうテラワロスw
414 :
世界@名無史さん:2005/10/22(土) 12:02:28 0
【海外】日本酒が米国の若者の間で人気上昇中 ヘルシーで、ウォッカやウィスキーと混ぜても良く合う
1 :早よ説教部屋に来な粉 m9( ゚д゚) → ネットペテン師φ ★ :2005/10/22(土) 02:08:39 ID:???0
「日本酒はクールだ。多くのアメリカ人に取って新しいアルコール飲料で、我々は大好きだ」サン
フランシスコで最近開催された日本酒イベントに参加したスコット・スミス氏(34)は語る。
日本では、日本酒の消費量は1993年までの10年で4割近く落ち込んだが、一方、アメリカの売
り上げは7年で倍の1億ドルになった。アメリカの日本酒市場は毎年13%成長しているという。
日本酒は元々はアメリカの和食レストランや寿司バーで出されていたが、最近では、多くのフラ
ンス式・アメリカ式レストランやバーが日本酒をメニューに加えている。
日本酒カクテルの、たとえば、Sneaky NinjasやShogun Mint、Blue Tsunamiはバーの常連客の
昔からのお気に入りである、マルガリータやマルティーニ、ブラッディ・メアリーなどにひねりを加
えるのに人気となった。
ビールやワインが他のアルコール飲料とうまくミックスできないのに対し、日本酒は他のウォッカ
やウィスキーなどのアルコールとも良く合う。
また、日本酒は他のアルコールよりも健康的な代替物と見なされる。日本酒は人工添加物を含
まず、他のアルコールよりアルコール度数やカロリーも低く、酸性度もぶどうや他の果実酒の半
分だ。
全文は英文ソース
http://www.beverageworld.com/index.php?option=com_content&task=view&id=5047
へえ、日本酒って親和性がいいんだな。さすが日本人の作った酒だな。
親和性に優れてれば本邦で日本酒ベースのカクテルが花開いているはずだが……
必ずしも日本酒に対する固定観念だけが原因ではあるまい?
というより、「カクテルは西洋の酒!」というイメージだから
日本酒でカクテルを作ると言う発想に行かないんだよ。
いや普通にあるんだよ日本酒ベースのカクテル
ただジャンルとして成立するほど数もなければ有名でもないという
「サケティーニ」とか、ライムジュースで割った「サムライロック」とかね。
>ビールやワインが他のアルコール飲料とうまくミックスできないのに対し、
ビールやワインは何と言うか特徴が際立っているお酒ですよねー。
比較したらそりゃ日本酒のほうがカクテル向きな気がします。
「ファンタスティック・レマン」「春の雪」なんてのもある
関係ないが「カミカゼ」には日本酒は入らない
【醸し人九平次】
『この蔵元は絶対面白い!』1967年創業の老舗蔵元。
15代目の”久野九平次”さんが新たに造った新銘柄【醸し人九平次】
34歳の九平次さんと共に酒造りをしている杜氏が、同級生の”佐藤彰洋”さん。
佐藤さん曰く『巻き込まれた・・・・。』と。
九平次さんの酒造りの考えは『一歩ひねりたい。酒質に仕儀主張を出したい。』
若い造り手達が”遊び心”を加えつつ、旨いお酒を造る事に、真剣に取り組んで
いる姿勢がこれからの【醸し人九平次】を更に飛躍させる事と思います。
更に現在、15代目久野九平次氏が自らリュックに酒瓶を詰め込み、店に予約を入れ直接
パリの三ツ星レストランのシェフやソムリエに純米吟醸酒を売り込んだ結果、果実の
ような香りと大量生産にはない自然な味がシェフやソムリエに受け入れられ、
ワインリストに載せる店も出始めている。
現在置かれているのは3店。奇才の名が高いピエール・ガニエール氏の店では
「今まで飲んだ日本酒とは違う自然な味わい」と認められた。
食事に出されるだけでなく、料理にも使われる。
2002年のミシュランガイドで三ツ星になり勢いのある「ギィ・サボワ」と
フランス料理界の大御所アラン・デュカス氏の傘下にある店「スプーン」では、
ワインリストに載っている。
今年5月から6月にかけて、またパリへ行き4軒の三ツ星をまわった。
そのひとつ「タイユバン」ではオーナーのヴリナ氏に「様々な香りがする。ヤギのチーズ
にも合う」と太鼓判を押された。
次は、ニューヨークのレストランで九平次が飲める日が来る。
ちなみに、この九平次の蔵元は名古屋市内にあるんだが
名古屋市民にはこの味は受け容れられなかったとかで
九平次が全国区の銘酒となった今も、市内ではほとんど売られていない。
ああ名古屋
>>423 ピエール・ガニエールってパリの三ツ星やん。それなのに…
さすが名古屋だ(w
しっかし、営業努力がすごいな。
>>420 コーヒーですらカクテルはあるしね。
ちなみに韓国ではビールと洋酒を混ぜたカクテルが人気がある。上司に勧められると一気飲みしなければいけないという
426 :
世界@名無史さん:2005/10/22(土) 20:07:10 0
スプリツァやレッドアイ好きな俺としてはショボーン
ワインを使ったカクテルでは、「バンブー」が美味い!
普通にフランス語の辞書に出てるぞ>pilaf
それにエビノ・ピラフってフランスの歌手が居ただろう。
タモリのネタだがな。
コーヒーを使ったカクテルと言えば、アイリッシュウイスキーとコーヒーを混ぜた
「アイリッシュコーヒー」か。
アイルランドの空港で、冷え切った乗客を温めるために出されたんだよな。
スプーンの上に角砂糖をのせて、それにブランデーを注いで
それに火を付けて、コーヒーに沈めて飲む、という
カクテルだかなんだかよくわからない「カフェ・ロワイヤル」というカクテルもある
アイリッシュコーヒーを飲み過ぎると、眠くなるが眠れなくなる。
栄養ドリンクもそういう効果を狙ってるらしい。
ダウナー系のアルコールとアッパー系のカフェインをブレンドし、
脳が相反する成分で混乱を起こすので「元気になった」と感じるそうな。
「アイリッシュコーヒー」
ジャガイモが入っているコーヒーだったらやだ。
妖精さんが入ってるコーヒーなら…ちょっといいかも(;´Д`)
コーヒーの産地でもないヨーロッパに多彩な飲み方があるのは面白いよね。
欧州以外ではわりと画一的な飲み方しているのだろうか。
まあトルココーヒー、アメリカン、鴛鴦茶があるにしても。
日本特有の淹れ方、飲み方などはあるんだろうか。
<丶`∀´> <辛い大韓珈琲を今から考案するニダ
特有の淹れ方かあ……アメリカン挙げられちゃってるしなあ
コーヒーのお湯割なんてもんで普通のコーヒーと同じだけの値段とってたんだからスゴイ
ちょっとずれるけど缶コーヒーはどうだろうか? ちょっと前までは無糖とかほとんどなくて
砂糖水同然のだだ甘さ、脱脂粉乳と増粘剤でとろっとさせた独特の飲み口、
もうひとつのコーヒージャンルとして成立しそうな数が出てたと思うんだけど
そういえば、最近ツレの趣味であちこち珈琲専門店に行くようになったんだけど
なんでみんな一様にコーヒーを”淹れる”じゃなくて”点てる”っていうんだろう?
茶道じゃあるまいし違和感感じるんですが
じゃあ、茶道のように茶せんつかって…
私、インスタントコーヒー飲む前に茶せんで混ぜてます。
いい感じに攪拌できるんで、おすすめ。
エチオピアあたりじゃ茶道みたいなもんがあるらしいけど
ブンナ・セレモニーね。
お好みで砂糖・ミルクのほかに塩も混ぜるそうな。
ああ言うよねえ、”点てる”ってw
教則本とかプロ向けの学校とかで”点てる”って教えてるのかな。
ちょっと気取った感じだよねえ。
443 :
世界@名無史さん:2005/10/23(日) 21:56:42 0
>425
「バクダン」のことですな。大ジョッキビールにショットグラスに入れたジンやウォッカ
を沈めて一気呑み。アレはマジでヤヴァい。実際死人も出てる。アチキの同僚も韓国で
勧められて一晩意識不明になってますた。
>329
エディット・ピアフ-Edith Piaf 、『愛の賛歌』を歌った歌手と勘違いしてない?
>436
アイスコーヒーって日本発祥ぢゃないかな?缶コーヒーは完全に日本発祥。
インスタントコーヒーも日本人の発明と言う説もある。コーヒー牛乳は日本だけでしょうな。
>440,441
一度エチオピア料理店でやってもらったが生の豆をフライパンのようなもので炭火の上で煎って
淹れていた。色が薄いが好みで煎り方を変えて濃いのも出してもらえる。
軽く煎ったコーヒー豆はお茶請け代わりに食べたりするが煎り大豆のようでうまかった。
ビールのカクテルと言えばレッドアイ。
宿酔いの朝飲めばすごく楽になるよ。
メークドラマー!
>>444 > エディット・ピアフ-Edith Piaf 、『愛の賛歌』を歌った歌手と勘違いしてない?
だからタモリのネタなの>海老のピラフ
戦前の日本では家庭でコーヒーを楽しむというのはまれなことだったが今はそれが普通のことに
なった。その普及に最も力があったのはインスタントコーヒーである。
インスタントコーヒーの発明者は加藤某という日本人だという。コーヒー液を真空蒸発缶内で噴霧
乾燥させた粉末を〈ソリュブル・コーヒー solublecoffee〉と名づけたもので1901年にアメリカで発売
された。その後アメリカ人ワシントンが別の方法でつくって特許をとりインスタントコーヒーと命名した。
旧蘭領東印度発の水出しコーヒーが
アイスコーヒーの元祖でなかった??
カフェオレはコーヒー牛乳じゃないの?
乳等省令という法律によると「乳」という字を使用できるかは、その成分に厳しい規定があって。
「重量百分率で無脂乳固形分 8・0%以上 および 乳脂肪分 3・0%以上」
よって成分が上記以上のモノが「コーヒー牛乳」、未満が「カフェオレ」。
朝からものすごく初歩的な質問でごめんなさい。
牛乳の乳脂肪分は3%台(3.4〜3.7%位)のはずですが、コーヒー牛乳は牛乳に
インスタント・コーヒー(工業的にはコーヒー抽出成分かなんか)を入れて作るもの
という定義なんでしょうか?
日本以外では冷たいコーヒーも含めて冷たいお茶を飲む習慣は
あまり無かったのでは。昔はレーコ(アイスコーヒのことね)は
日本とタイにしかないと言われてたし。
454 :
世界@名無史さん:2005/10/25(火) 22:23:58 0
アイス珈琲はアメリカの喫茶店がオリジナルと聞いたが?
>>452 無脂乳固形分8.0%以上、乳脂肪分3.0%以上の規格を満たしていないものは
「牛乳」を名乗ることができなくなり、「乳飲料」と表示されます。
逆に、
コーヒーその他フレーバーを基調とした飲み物も乳固形分3%以上のものは
コーヒーその他フレーバ名(省略可)+乳飲料の表示となります。
456 :
世界@名無史さん:2005/10/26(水) 01:53:14 0
>>453 少なくとも、江戸時代には冷やした麦湯(麦茶)を売り歩く商人がいましたよ。
458 :
世界@名無史さん:2005/10/26(水) 04:57:09 0
このスレッドには、コーシャー (Kosher) の専門家って居る?
今、米に住んでいて、普通のスーパーで売っている牛肉がおっかなくって食べられないので、
コーシャーの牛肉を買おうと考えている。
コーシャーの場合には、飼料にもそれなりに注意が払われていると思うので、狂牛病の危険性が低いと思うのだが。
実際、いくつかのコーシャーに関するウェブページを見ても、それらしき事がよく書いてある。
しかし、これは単なる素人の勘ぐりで、コーシャーと言えども、狂牛病の危険性は殆ど同じなのかが気になる。
459 :
世界@名無史さん:2005/10/26(水) 09:36:16 0
もともと、欧州主要国の間でもコーヒーの濃さ、実質的には豆の煎り具合は
かなり差があった。
イギリスあたりが一番軽くて、ドイツ<フランス<イタリアの感じで濃くな
り、かつローストがきつくなる。フレンチローストですでに豆の油が出始め
ている程度。
で、現在の欧州ではイタリア風のエスプレッソ方式が市場を席捲しつつある。
といっても、コーヒー好きの間の話だけどね。
あのケチというか合理的なドイツ人がエスプレッソマシンには平気で500
ユーロ以上をつぎ込み、フランス人も独特なプラスチックパック方式のエス
プレッソマシンを愛用するようになった。
ポッドタイプと呼ばれる抽出もごみ掃除も手軽な方式の出現で、濃くてうま
いコーヒーが素人にも安定してつくれるようになったことが大きい。
というか、日本でもスタバあたりでカフェラテとかエスプレッソマシンの進
出は始まっているのではないかな。
喫茶店だったらエスプレッソマシンあったところは
スタバ進出以前にもあっただろ。
スタバの影響でエスプレッソが大流行したというのはあるかも?
人気メニューのカフェラテやキャラメルマキアートもエスプレッソ使うし。
462 :
世界@名無史さん:2005/10/26(水) 10:23:55 0
俺は在米だが、こちらだと70ドルも出せば、簡単なエスプレッソマシーンが買えるが。
勿論、伊のカフェ程の上等ものではないが、日本だと、そんな安価な物は出回ってないのか。
463 :
世界@名無史さん:2005/10/26(水) 12:01:06 0
>>460 というか、イタリアン・ローストにエスプレッソの組み合わせは、
やれブルーマウンテンだのキリマンジャロだのという微妙な違い
をとばしてしまうので、あまり日本の珈琲専門店では利用されて
いなかったんだが。
464 :
世界@名無史さん:2005/10/26(水) 12:03:03 0
従来の日本の珈琲専門店のウリは、様々な産地のストレートコーヒーや
その店のブレンドコーヒーといった品揃えであって、エスプレッソは邪
道だったね。
10人のうち3人が勘違いしていること
アメリカンコーヒーはコーヒーをお湯で薄めたものだ。
>>462 アウトドア用品店に行けばエスプレッソ入れるやつなんか1980円で買える
467 :
世界@名無史さん:2005/10/26(水) 21:49:48 0
アメリカンコーヒーを嗜む時のマナー、服装編
ロッキー4の踊るアポロ参照。
>458
Kosherはユダヤ教の教義に則って処理、調理された食べ物のことです。
一応作法として病気の家畜や死んだ動物を使わないことになっていて、宗教的
な作法に則って屠殺した健康な家畜、動物を完全に血抜きをして決められた部位
のみを食用にすることになっています。
一般に売られている肉に比べると肉に加工する家畜、動物がある程度吟味されていて
どこで飼育されたかなどの履歴もしっかりしていますが、狂牛病に感染している危険性
についてはその家畜なり動物が屠殺される時に病的な症状でなければそのまま食用に
される場合もあります。一般に売られているものより若干安全性は高いかも知れませんが
万全とは言えないと思います。
イスラームのHalalについても同じことで極論すれば狂牛病に感染していても健康と見なされれば
そのまま食用にしても良いと言うことになります。
469 :
世界@名無史さん:2005/10/26(水) 23:15:36 0
数年前、それこそアメリカで売られていたコーシャー食品が、
実にいいかげんな(宗教的)処理しかほどこされていないことがばれて、
大問題になったとテレビのニュースで観たがなあ。
お清めのためにキッパかぶったユダヤ人が大真面目にコンロに携帯バーナーの
炎を吹きかけていた。
>>464 いいたいことはよくわかるが
80年代までのそのへんの喫茶店で出てくるアメリカンコーヒーは
まさしくコーヒーのお湯割りとしかいいようがない代物だったよ
ジュースを注文するとにストローが刺さった瓶ジュースが出てきた時代の話だ
>>470 今でも田舎の喫茶店ではフツーに「お湯で薄めたアメリカンコーヒー」を
出しているような。しかもブレンドコーヒーとかと同じ金額で…ort
473 :
世界@名無史さん:2005/10/27(木) 09:13:47 0
ふむ。アメリカンコーヒーについては、歴史的経緯を考慮に入れる必要が
あるじゃろの。
もともと、焙煎して挽いたコーヒー豆から最後まで成分を抽出すると求める
本来の風味の他にエグさが出てしまうという問題があるのじゃな。
じゃから、ヨーロッパで洗練されたコーヒーの入れ方というのは、コーヒー
成分を抽出するのに、ドリップにせよ、サイフォンにせよ、途中の適当な時
点で抽出を止めるというのが基本になるのじゃ。
これに対して、素朴なコーヒーの味わいかたとしては思い切り濃く煮出して
砂糖を大量に入れ、コーヒーシロップのようにする、ブラジルやトルコなどの
方法と開拓時代のアメリカのように、思い切り薄くして飲む方法があるのじゃ。
ローハイドに出てきたウィッシュボーン爺さんのコーヒーのように、沸かした
ポットに挽いたコーヒーの粉を入れて火からおろすだけという実に単純素朴
なコーヒーじゃな。
アメリカ中西部は乾燥地帯じゃから、人間は大量の水分補給を必要としてお
り、こういったがぶ飲みするコーヒーは風土に合っておったということじゃ。
474 :
世界@名無史さん:2005/10/27(木) 09:15:24 0
さて、このようなコーヒーに慣れ親しんだ人々が洗練された方法でコーヒー
を入れようとすると、焙煎、ローストを軽くし、ドリップならば湯を早くそそ
いで抽出時間を短くする方法で、薄いけれど風味を保ったコーヒーをつくるよ
うになる。
これが、アメリカン・コーヒーの基本なのじゃが、かつてサントス#2やらマンデ
リンじゃのの生豆を袋で買い、自分で焙煎して使っておった体験で言わせて
もらえばじゃ、コーヒーは茶と違い、正しく抽出したものを湯で薄めても味は
それほど落ちんものなのじゃな。
じゃから、本当のことを言えば、通常のコーヒーを湯で割ってアメリカンとして
も、目くじらを立てるほどのこともないのじゃ。
まして、アメリカンコーヒーの原点を考えれば、しっかり入れたユーロピアン・
コーヒーを薄めたもので十分だとも言えるじゃろ。
475 :
世界@名無史さん:2005/10/27(木) 09:15:58 0
>>472 はての、通常のコーヒーでも、エスプレッソでも、アメリカンでも1人前を抽
出するのに必要とする豆の量は、本来ほぼ同一なのじゃから材料原価は同一
じゃな。あとは手間賃じゃろうが、なぜ同じ価格であってはおかしいのかの。
476 :
世界@名無史さん:2005/10/27(木) 11:19:47 0
むかし勤めていた会社の近所の喫茶店で、
「おかわりコーヒー」というメニューがありましてな、
普通のコーヒーが¥350だったのに対し、
これはアメリカン・コーヒー¥480で、何杯でもおかわりができた。
ま、2〜3杯が限度だったけど。
あきらかにこれはお湯割りコーヒーだった。
コーヒーはお湯で薄めても比較的大丈夫ってのは、シナ爺が正しい。
実際のダメ喫茶店のアメリカンがアレなのは、まとめてドリップした
コーヒーの残り、保温で煮詰まって味が落ちたのを薄めて使うから。
コーヒーが保温器の中で煮詰まっていくのを見るのは、コーヒー好きとして切ないよな
仕事の取引先をたずねて事務所のドリッパーに大量のコーヒーが放置されてるのを見たりとかも切ない
飲む分だけ入れろよと思うのだがにんともかんとも
なぜ日本は、イタリアやフランス式が主流にならなかったのかつくづく不思議で残念
>>479 なので、SOHOとかには魔法瓶式の保温をするコーヒーメーカーを入れると
コーヒーの味がめちゃくちゃ上がりますな。
>>480 アメリカからの影響が強いからねぇ。でも、こんだけスターバックスがはやって
エスプレッソが好まれるようになると、そのうちオフィスにもエスプレッソメーカーが
入るんじゃない?
焙煎するほどカフェインが弱くなるから
カフェイン中毒者としては浅煎りコーヒーのほうを飲みたい。
お湯割はイヤ。
483 :
世界@名無史さん:2005/10/28(金) 03:20:09 0
>>468 > 一般に売られている肉に比べると肉に加工する家畜、動物がある程度吟味されていて
>どこで飼育されたかなどの履歴もしっかりしていますが、
レス有難うさんです。
やはりコーシャーの牛の飼料にも、狂牛病の感染元になる他の動物の骨や内臓などを
混ぜる等という事も(少なくともオフィシャルには)無いと考えて良いでしょうか。
484 :
世界@名無史さん:2005/10/28(金) 06:16:11 0
カフェイン中毒なら紅茶や緑茶を飲みましょう。
その方がずっと大量のカフェインを摂取できます。
あるいはインスタントコーヒーの方がいいかもしれません。他とは比較にならぬほど、大量
のカフェインが摂取できます。カフェイン中毒者と言いながら、レギュラーコーヒーやインスタント
でない缶コーヒーばかり飲むのは、なんちゃって中毒者です。
486 :
世界@名無史さん:2005/10/28(金) 09:56:49 0
>>480 つーか、機械式のエスプレッソ・マシンが登場するまでは、フランスもフィルタ
を使った普通のコーヒーメーカーが主流だったはず。
それと、同じエスプレッソと言っても、ヤカンを二つくっつけたような昔のエス
プレッソ用ポットで作ったものと、現代のエスプレッソ・マシンで入れたものと
はずいぶん違うぞ。
日本ではこれから流行するかも知れないが、ストレートコーヒーの違いを味わい
入れる人の腕で風味が左右されるドリップやフィルタ式のほうが日本人向けかも。
コーシャーといえば、
日本食は健康食としてアメリカでも人気らしいけど、
最近は、ミソスープも人気を呼び始め、ユダヤ人社会でもたべれられるようになり、
名古屋の味噌の会社が、契約してコーシャー味噌を作り、
アメリカからわざわざラビが来日して、戒律通りに作られているか視察に来たと
って新聞に載っていたなあ。
味噌汁と言えば、欧米人が嫌いなものとして有名だったんだけどねえ。
488 :
世界@名無史さん:2005/10/28(金) 10:18:42 0
イギリスがセイロンを支配しなければ、紅茶は世界的に普及していたのだろうか。
また、同じく、ナポレオンが大陸封鎖をして、貯蔵庫にあるワインが醗酵しなければ、
スパークリングワインがこの世に登場したのだろうか。
食べ物なんでもそうかもしれないけど、最初に食べたり飲んだりした人は、すごい
勇気があるというか、そうとう飢えていたんだと思う。ナマコとか最初に食べた人
なんて命がけだったろうね。こういうのも人類の大事な歴史、もっと教科書とかでも
扱ってもいいと思う。
ところで、世界史とは関係ないかもしれないけど、人間は毒キノコとかフグの毒に
あたって命を落とすことがあるけど、動物は人間ほどそういう過ちを犯さないのは
なぜなんだろう。そもそも動物は、人間と違って、教育をろくに受けなくても、
生きる上で大切なことを本能的に知っているのは何故なのか不思議。子供を作る
行為や生理なんて、一番大切なことだと思うけど、人間は性教育を受けるのに、
動物は本能的に知っている。(どうみても猿の子供が、親猿から性教育を受けている
ようには見えないが、それでも彼らはちゃんと子孫を残している。)
>>488 第一段の主張の趣旨が理解できないのだが。紅茶の普及とセイロンの関係
を世界史的に考えるなら、セイロン島のコーヒー栽培が病害のために壊滅
しなければ、紅茶が世界的に普及することはなかったのでは、という疑問
になるはずなんだがね。
>>488 なまこよりもホヤ食った奴の方が凄いぞ。
苦みに対する抵抗感が減退してとか。
サバイバルになったら、
やばい物を舌で判別できなくなってるな。
491 :
世界@名無史さん:2005/10/28(金) 23:02:46 0
最近ホヤがニダー人に買い占められ、本場の三陸地方でもホヤが高騰しているという。
>>488 >動物は人間ほどそういう過ちを犯さないのは
>なぜなんだろう。
落ちてるものを食べて死ぬ犬はよくいるよ。人間よりも
多いんではないのか
野生動物の場合,何でも食べるような警戒心のない個体は
すぐに死ぬ。生きのこるのは慎重なタイプ。だが,環境が激変
したりすると慎重なタイプが死に、なんでも食べるタイプが
生き残ったりする。つまり種が生き残るには多様なタイプが必要かと
世界中のマグロ買い占める金があるんだから、ホヤなんぞ更に高い金積んでやりゃいいだけだろ
海辺の町では、釣り人が釣って捨てたフグを犬が食べて死ぬことよくあるよ
オクだと以前はCPUのカテとかで散見されたが、今はASUSのMBとかの方が多いみたいね。
あと、秋葉とかだとあちこちにありそうだがなあ。最近行ったことないからわからんけど。
誤爆すまん
魚屋の店頭でぐったりしているナマコを見るから、最初に食べた人が凄く思える。
自然状態のナマコを見たら、考えも変わるよ。鈍重だがそれなりに活発に動くさまを
見れば、骨のない魚、殻の無い貝として、抵抗ないはずだよ。
ナマコもぐったりするものなのか。
僕のナマコもぐったりしてます。
501 :
世界@名無史さん:2005/10/29(土) 00:54:42 0
なまこのきもは抜群にうまいぞ!
命繋げそうな食べ物(!?)が目前にそれしか無いって飢餓緊急事態以前に
年長者から食べ物だと教わらなかったモノでも取敢えず齧ってみるとか舐めてみるとか
舌痺れたとかお腹壊したとか美味しかったとかの予備体験が普通あるでしょう…(呆
金沢市で作られてる「フグの卵巣の糠漬け」はどうやって、この方法にたどり着いたか?
そこに至るまで何人死んだか?は世界食物史上の謎と言われる。
>>503 長野の笑い茸の塩漬け期間設定も不思議ですよね。
マムシ丼(東北には本当にヘビを使う)の釜の工夫とかも凄すぎるが
蓋に小さい穴を開けるとそこからヘビが頭を出してくる。
で、その状態で飯を炊き、最後に引っ張ると骨だけ取れるという優れもの
506 :
世界@名無史さん:2005/10/29(土) 01:21:14 0
ああ、紅テングタケの塩漬けね。
それから、福井のフグの子の糠漬け。
確かにフグの卵巣は普通に食べると死ぬものなあ。
種入りパンや納豆やシャンパンのように、製造過程の失敗って訳でもないし。
何らかの意図の下、フグを糠に漬けてみたとしか思えんな。
508 :
世界@名無史さん:2005/10/29(土) 01:23:30 0
>505
それは本当に存在するものか?
夏目漱石の創作じゃないのか?
いや、蛇飯が創作と言う意味じゃなくて、釜の蓋に穴を開けると言う話。
なんとかフグの卵巣が食ってみたい、しかしそのまま食ったら死ぬ、とりあえずそこにある
糠にでもつけて様子を見ようってな感じ?
"蘇鉄地獄"も壮絶な話。今蘇鉄の実を晒しているけど2ヶ月も晒さないと中毒すると
言うのも恐い。
512 :
世界@名無史さん:2005/10/29(土) 07:18:31 0
そういう食べ方を見つけるまでに、
>>503が言うように、何人もの貴い命が犠牲に
なったのでしょうな。ありがたい先人の知恵と勇気。南無阿弥陀仏。
昔は、今ほど医療も衛生状態も良くなかったから、食べ物が命取りになることも
多かったろうに。毒ヘビの酒、フグ、ヨーグルト、チーズ、これらを口にするにつけ、
古人の切羽詰った状況に想いを馳せずにはいられない。
ところで、以前テレビのドキュメンタリーで、旧ソ連の小さな村が飢饉に
襲われた時、村人たちは皆、お互いの子供を食べあって生き延びたと証言
していたお婆さんがいた。その婆さん曰く、その村で生き残った者は皆、
自分たちの子供を食べて生き残ったとのこと。それを聞いて、その婆さんも
子供を食べたのに違いないと思い、背筋が寒くなった記憶がある。
そういう食人を非難するのは簡単だけど、自分たちがそういう状況に置かれたら
どうするだろう。食人の歴史も古そう。
人食いの話はヨソでやってくれ、荒れるから。
一言も許さないってのはどうかと思うが。
自転車小僧はデタラメを垂れ流した前科がありまくりだからどうにも信用ならん
日本史ネタでごめんなさい。思い出したついでに書いておきます。
尾崎紅葉のお父さんは、知り合いの鳶の頭を誘って河豚料理屋に行ったら、頭だけが中毒して
死んでしまい、自分は無事で、世間から非難されたとのことです。「頭には申し訳ねえ。
俺も後から行く」と言って、河豚を食べまくって、まもなくあたって亡くなったそうで
ソースは鏑木清方の「こしかたの記」で中公文庫。
明治中期でも、上流階級とか知識人食べなかったようです。
517 :
世界@名無史さん:2005/10/29(土) 17:41:19 O
金色夜叉が未完なのは河豚のせいか!
尾崎紅葉のオヤジって書いてあるじゃん。
鏑木清方の「こしかたの記」は名著だよな
絶版扱いにしておく中公の気が知れないよ……
確か河豚食って死んだ奴の家はおとり潰しなんじゃなかったっけ
それなら庶民はともかくやんごとなき方々や上流階級に「食うもんじゃない」という意識が残っていても不思議ではないかと
江戸末期の東西馬鹿番付というのがありますが、西の横綱が「手柄顔に間男する」で
東の横綱が「男伊達に河豚を食う」でした(東西逆かも)
どちらも一つ間違うと命がない。
522 :
世界@名無史さん:2005/10/29(土) 22:46:26 0
秀吉の朝鮮攻めのために九州北部に集まった各国の兵士が、知らずにフグを食べて
中毒死する例が続出した。
秀吉は、「戦で死なず、魚で死ぬとは何事か!」と、フグの食用を厳禁した。
ほんまかいな。
腐敗というか醗酵を以って毒を消すというのは割と普遍的なものではないだろうか?
河豚の玉子の糠漬けも、ずばり、醗酵が目的だろ。
今に残るものなら、味噌や納豆、 ポリネシアのポイ、東南アジア・メラネシアの
サゴの加工法なんか、ずばり、毒消しだろ。
525 :
世界@名無史さん:2005/10/30(日) 10:20:35 0
その醗酵したものが無害であることを発見したことがすごい。
昔の人は食べ物に対し、現代人よりはるかに冒険心に富んでいた。
現代人はさまざまなものを食べるが、すでにあるもの以外を食べる事はまず考えられない。
クロコウガイビルを食べたざざむしの作者は後世伝説となるのだろうか。
528 :
世界@名無史さん:2005/10/30(日) 10:52:58 0
昔の人は寿命が短かったし、人生観も違っていたのかも。
529 :
世界@名無史さん:2005/10/30(日) 11:00:50 O
ゲテモノ喰いの気がしれん。
よほどの食糧難でない限り、蛇だの蛙だの鼠だのが食えるか?
530 :
世界@名無史さん:2005/10/30(日) 11:04:57 O
ちゃんころはハクビシン喰ってSARSを広め、
アフリカのニガーは猿喰ってエボラ出血熱を広めた。
猿は日本人も食べていたんだけどね。
蛇や蛙や鼠は地域によっては普通の食材。フランス料理だって蛙やカタツムリ食うだろ。
刺身や納豆は日本では普通の食べ物だが、世界では
生魚や腐った豆を食うなんてとんでもない、ってのが殆ど。
533 :
世界@名無史さん:2005/10/30(日) 11:54:33 0
西洋のチョコ文化に対する日本のアンコ文化。西洋人にはアンコの美味さが
なかなか理解されないけど、単に慣れの問題だと思う。
たまに思うんだけど、もし人類が皆菜食主義者になったらどうなるんだろ。
牛やジンベイザメは人間より遥かに巨大だけど、草やプランクトンだけで
生きていける。人間も贅沢せずに生きることができるのではないだろうか。
肉を食うとスタミナが付くというけど、本当かな?馬は草しか食べないけど、
人間よりも馬力があるし、象もあの巨体を草食だけで支えている。
草食のアメリカンフットボールプレーヤーとか建築労働者がどんなものか
知りたい。確か野球の広岡達郎監督は、選手に肉食を禁じて菜食に拘った
んじゃなかったっけ?それでも彼の下、チームは強かったんだから、菜食でも
十分なエネルギーが得られるんじゃないか思うんだけど、どうだろ。
内臓の構造がぜんぜん違うことを考慮したほうがいいぞ
おそらく、猛烈な反論が後でくると思うが、(覚悟しとけw)
個人的には、菜食のマラソンやボクサーチャンプがいたそうだから、菜食の食事内容と体質によ
っては意外とマイナスでもない、悪くないのだろうとは思うし、肉よりは菜の方を多めに
取るべきだとは思う。
しかし、菜食主義がベストか、と言うなら、やはり同意はしかねるね。
ヒトラー総統閣下も菜食で第三帝国を築き上げたであります!
と世界史に結びつけてみる。
537 :
世界@名無史さん:2005/10/30(日) 12:11:10 0
まあ納豆に類する料理は朝鮮半島、中国南部からブータンあたりまで
わりと広く食べられているけども。
それより昔流れてた高級中華料理店「海皇」のコマーシャルで
「お刺身はもともと、中国のものだったんです」と言っていた。
孔子が「膾」を好んだという話は『論語』に出てくるが、あれは生肉であって魚ではない。
それとは別に生魚を使ったサシミみたいな料理が実際にあったんだろうか?
菜食主義者スレとかウエイトトレ板とか見ると、菜食で十分な蛋白質、アミノ酸を取るのは難しいらしい。
草食動物も腸内細菌の蛋白質を利用しているという話だし。
肉や魚を美味いと感じるのはそれらが人体に適した栄養源だからとも言う。
何より、菜食主義者も肉が食べたいと擬肉料理を考えるわけで、そもそも肉を食べない文化圏は別として、
意思の力で肉を食べないようにするというのは辛いことなんだと思う。
539 :
世界@名無史さん:2005/10/30(日) 12:27:55 O
俺はエスカルゴを食ったことがない。
いくら食用に養殖されたものとはいえ、
デンデン虫なんて食えんよ。
540 :
世界@名無史さん:2005/10/30(日) 12:36:15 0
純粋に菜食だけの文化圏って世界でも意外と少なそうだ。
肉食はあまりしなくてもその分魚介類を食べたり、
獣は食わなくても鳥類は食べたり、ミルクを飲んだりして
タンパク質やアミノ酸を摂取している。
カールルイスとかプロテイン食ってるからできたことであって
牛のまねして草ばかり食べても人間は生きられない
俺は食に関しては色々と知りたい、いずれはそこへ行って食ってみたい。
だからこのスレは面白いし参考になる。
東アフリカのウシ牧畜民がたしか、乳製品だけ摂取して
生活しているのに健康体でいると読んだが、やはり腸内細菌の助けによるものだったかと。
しかも身長高いんだよね。ナイル上流あたりの人は。
544 :
世界@名無史さん:2005/10/30(日) 13:48:25 0
>>543 それ本当?アメリカ人の医者から聞いた話だけど、黒人は体内酵素だか
消化作用の関係で、牛乳が体に合わないらしい。日本人も、白人に比べ酵素が
足りなくて酒が飲めない人多いでしょ。まあ、そのウシ牧畜民達は特別
なのかもしれないけど。
(黒人と言えば、水泳をする人が少ないのは何故だろう。)
545 :
世界@名無史さん:2005/10/30(日) 13:48:50 0
ベジタリアンの蛋白源は牛乳と無精卵ですが。
おまえはベジタリアンの多様さを知らない
547 :
世界@名無史さん:2005/10/30(日) 13:56:30 0
体内の消化酵素が無くて困るのは、生の乳を飲んだ場合だよ。
醗酵させて乳製品にしたものや、沸かした乳なら問題は無い。
現に、黄色人種も消化酵素をあまり持たないが、モンゴル人は世界一発達した
遊牧文化を築いている。
548 :
世界@名無史さん:2005/10/30(日) 13:58:32 0
大人がベジタリアンする分にはかまわないが、それを子供に押し付けるべきじゃないね。
体が貧弱になって、学校でいじめられてしまう。
現に、バレーの川合も水泳の北島も、肉屋の子供だし。
世の中には「週2回以上赤い肉を食べる」と答えるベジタリアンが相当するいたりするからなw
もう想像を絶する世界だ
文化的に菜食主義なのはインドで、あれも金持ちと貧乏人で理由にかなりの差はあるが、
肉や魚を食べない人がかなり多いんだとか。タンパク質の摂取はもっぱら豆と乳らしい。
金持ちは、宗教上の理由や健康面を考えて、貧乏人は単に金がないから、肉魚をあまり食べないと
ある料理研究家が書いたインド滞在記に書いていたんだが本当なんだろうか?
でもヒンドゥー教では鶏肉は食べられるんだよね。
完全菜食のジャイナ教は根菜も食べられない。農業にも従事
できないから、全人類がジャイナ教徒になると、植物の採取
で生きる他ないのだろうか?
552 :
世界@名無史さん:2005/10/30(日) 14:53:28 0
植物の採集・・・
しかし出歩いたりしたら、虫を踏み殺す恐れがある。
だからジャイナ教とは、出歩かなくてもいい、都市の金融業者が多いんだよ。
553 :
世界@名無史さん:2005/10/30(日) 14:56:25 0
苦行で有名だった古代のジャイナ教徒の中には、道を歩くときも虫を踏みつけない
ように、箒で掃きながら歩いていたこともあったらしい。
554 :
世界@名無史さん:2005/10/30(日) 15:02:37 0
煮炊きしたら、水中や素材の中の微生物を殺してしまう。
オナヌーしたら、一度に何億の精子を殺してしまう。
生物学の進歩は、ジャイナ教徒にとって生き地獄ですなぁ。
555 :
世界@名無史さん:2005/10/30(日) 15:15:34 0
だから仏教じゃないけど、中庸を志すのが現実的なのかも。生きる以上、
身を守るためウイルスの生命を絶つのも必要悪だし、菜食主義者も植物の
命を奪っているともとれるね。(穂を刈るのは、髪を切るのと同じで問題ない
という人もいるけど、腐ってもないものを切り取るのは、血管が繋がっている
人間の手足を切り取るようなものだ思うが。)
無情が次々と有情に…
箒で掃くのは仏教でもやるけど、ジャイナ教の僧侶が
祭祀で口にマスクをつけるのは、誤って虫などを口に
入れてしまわないためだと聞いたことがある。
557 :
世界@名無史さん:2005/10/30(日) 15:19:22 0
ジャイナ教徒は、暗くなってから煮炊きをしない。
「飛んで火にいる夏の虫」を防ぐためなんだと。
ジャイナ教ではウイルスも精子も生物なのか?
559 :
世界@名無史さん:2005/10/30(日) 15:48:01 0
こういう生物の定義とか何を食べていいかというのは、あくまで人間の
価値判断だからねえ。結局主観的なものだ思う。ある人は、植物は意識を
もたないから気にする必要はないと言うし、ある人は、ハエトリソウや
ウツボカズラを例にして植物も人間とは違った意識のようなものがあると
いうし。人間の知識というか理性には限界があるから、本当のことは
わからないこともあると思う。動きのあるものも見方によっては、生物と
みなせるから、石でもなんでも活発に動く原子をもつ以上は全て生物と
言えなくはない。
>>537 確かに中国に魚介類を生食することがあった。時代はだいたい宋あたり。
でもこの時代から大火力を出せるコークスが使われ始めた上モンゴルの征服で
食文化に変化がしょうじた。
明時代に書かれた物語には刺身を食う描写があるのでそれ以前にあたのはたしか。
しかし魚を生で食すのは、新鮮な魚介類が手に入る地方では誰でも考え付きそうな事。
そこに起源を求めるのは、無意味に思う。
562 :
世界@名無史さん:2005/10/30(日) 16:02:47 0
そうかもね。北欧にもいつからあるのかしらないけど、生のザリガニを食べる
習慣があるよ。
火を使うことを覚える前はすべて生で食っていたわけだから
生で食う起源っていってもな
途中送信スマン
非常に特殊な食材ならともかく世界中どこでも常食されている魚だしな……
食べやすい大きさに切り分けることくらいは石器でもやれるだろうし
臨海部はそうだろうけど、中国山地の山奥でも冷凍輸送が
一般的になる前からワニの刺身を食ってたりするし
生魚を食うことに対する執念が違う気がする
567 :
世界@名無史さん:2005/10/30(日) 17:35:29 0
人類が火を使用する以前は、みな生で食っていた。
加熱調理を発明したのは、アフリカにいた当時の原始人からかな?
568 :
世界@名無史さん:2005/10/30(日) 17:41:21 0
東アフリカの大地溝帯
↓
火山帯 →温泉豊富→動物が転落死→ゆで肉一丁あがり→いい香り→引き揚げて食べてみる→(・∀・)<マイウー!
↓
噴火し山火事
↓
獲物が逃げ去り食うものナイヨ・・・
↓
逃げ遅れ焼け死んだ動物ハケーン
↓
飢えに耐えかね恐る恐る焼死体を食べてみる
↓
(・∀・)<マイウー!
570 :
世界@名無史さん:2005/10/30(日) 20:55:03 0
人類はすでにアフリカで火の使用を知っていたとして、発火法も当時からあったの?
571 :
世界@名無史さん:2005/10/30(日) 21:04:27 0
>>570 考えられるのは、山火事で発生した火を、後生大事にいろんな木の枝に移しながら
維持していたとか、木を石などの硬いもので叩いて変形・加工しているうちに
偶然火がついて、発火方法を発見したとかじゃないかな。
>535
人間は雑食に特化した生物種なので、栄養学的には肉を食べた方が
遙かに栄養管理が楽だというのが事実なところ。
実際、南米やアフリカではトウモロコシや豆等の専食による栄養失調が発生する(カロリーは足りている)
菜食だけで肉体を維持するのは不可能ではないけれど、栄養学の知識を持って多彩な
食物を取ることが必要なので、金銭的余裕のある知識階級しか健全な完全菜食を実行できないと思う。
人間はアミノ酸もビタミンも生合成できない物が多いので、
特に子供のうちは動物性タンパクをとった方がよい。(現代日本人ほど取る必要は無いと思うが)
問題は人間は肉食だけで肉体を維持できるかどうかだと思うが。
エスキモーは実行してるし、肉食主義者の方が優れてるって事で良いのかな。
574 :
世界@名無史さん:2005/10/30(日) 22:44:47 O
つまり、タンパク質は必須だが必要以上に食うなということです。
正直572は菜食主義者と真逆だが、ある意味とてもよく似てるという気がする。
肉食主義者は菜食主義者に成り代わってブームとなりうるか(w
過ぎたるは及ばざるが如しっていうしね。
577 :
世界@名無史さん:2005/10/30(日) 22:56:43 O
確か炭水化物を取らないタンパク質ダイエットがあるが…
エスキモーの食生活は完全菜食主義よりハードだぞ。
たしかに原理的には可能だが。
ちなみに、高タンパク・低カロリーの肉食ばかりを続けていると死ぬ。
エスキモーって基本は生食だし、腸内に残ったものもそのまま食べるわけでそ…
581 :
世界@名無史さん:2005/10/30(日) 22:59:03 0
肉はたくさん化学物質が入っているから、ブームにはならないと思うけど。
野菜なら無農薬が売っているけど、肉は無添加物はその場で殺して食べる
のでもないかぎり保存上無理。
本当に問題なのは脂質の取りすぎによる肥満とか成人病とかであって
肉を食べることそのものが悪いわけではない、というのは確かだと思うけどね
ちなみに、菜食をしばらく続けていると
何が違ってくるってうんこが変わる。冗談でなしに。
大腸がんの発生リスクが下がる、とかいう話も
科学的なことはともかくなんとなく納得はできる。
584 :
世界@名無史さん:2005/10/30(日) 23:47:38 0
肉は食気に勝たしめず
(肉はごはんより多く食べない)
『論語』より
孔子の食生活を描写したものだが、
健康を考えてそうしてたのか、それとも他に何か理由があったのかは不明
完全な菜食主義は植物繊維の取りすぎで便秘になりそう。
>>585 お前って奴は・・・
愉快な奴だな。
菜食主義って訳じゃないが、
家では肉をほとんど食わない。
豆を米に炊き込むのと、
納豆・豆腐でタンパク質をまかなう。
主義とかじゃなくて、単に肉嫌い。
付き合いで焼き肉食うと便秘になる。
587 :
世界@名無史さん:2005/10/31(月) 00:04:16 0
人間もいつかは、カロリーメイトとかだけで栄養を採るようになるのかも。
その内光合成出来るようになるってお母さんが言ってた。
589 :
世界@名無史さん:2005/10/31(月) 01:00:44 0
卵かけご飯でシンポ 「世界に広めて」
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20051030-00000066-kyodo-soci 日本食の定番「卵かけご飯」の魅力を歴史や栄養などさまざまな視点から語り合う全国シンポジ
ウムが30日、島根県雲南市で開かれ、この日を「たまごかけごはんの日」と決めた。
シンポのきっかけは、同市の第三セクター「吉田ふるさと村」が開発した卵かけご飯専用しょうゆ
「おたまはん」のヒット。2002年5月から約30万本を売り、東京で愛好グループが結成されるな
ど全国から反響があったため、市内の有志が企画した。
最優秀論文に選ばれた東京都新宿区の望月裕美さんは「摂食障害など医療介助が必要な人
にとって卵かけご飯は適度な粘度と凝集性、弾性がありのみ込みやすい。世界に広めるべきだ」
と主張。
インターネットの企画で卵かけご飯を30日間食べ続けた松江市の男性は特別賞に選ばれ、「疲
れが出始めた10日目はしょうゆに滋養強壮剤を混ぜ、最終日の30日目には喜びのあまりビール
を混ぜた。卵かけご飯のおいしさは普遍的」とコメントした。
結構タイムリーな話題?しかし、自分で書いといてなんだが、生卵を
世界中に広めるのは刺身や納豆よりはるかに難しいような気がw
>>589 日本ですらサルモネラ菌と鳥インフルエンザのせいで生卵はやばくなっているのに…
安全な卵を食える地域が限られてるからねえ。
加熱しない卵を食べるのは自殺行為とされているところもあるし。
>適度な粘度と凝集性、弾性がありのみ込みやすい
玉子が無理なら、とろろごはんならどうだろう。
映画ロッキーでロッキーが生卵を飲むシーンが
あるが、あれは辛いシーンだったらしい。
まあ正直俺も生卵は卵かけご飯にしても、あまり好きじゃないが。
昔、オロナミンCのCMでオロナミンCに生卵を入れて飲んでるシーンがあった。子供だったので
どんな味か知りたくなって親に内緒で作って飲もうとしたら、一口舐めた時点でオロナミンC
と卵を一つずつ、無駄にしたことを悟った。親は何も言わなかったのだけは幸いw
しかしミルクセーキは生卵を牛乳で溶いたものだし、
生卵を使ったカクテルも色々ある。
595 :
世界@名無史さん:2005/10/31(月) 05:13:56 0
>>587 食事がカロリーだけ説明されると思ってる奴もこのスレに居るとしたら驚きだな。
尤も、小学生でも参加出来るという観点からは、それ程不思議ではないが。
40年くらい前には「将来はクロレラで食料をまかなうようになるはず。
飢餓の国への食料援助にはクロレラを送るといい」なんて言ってたらしい。
しかし「あんなまずいモン食えるか!それに飢餓とはいえ、あんな
まずいモン食べさせるのはそれこそ失礼」ということで味の問題が
解決せず、我々は相変わらず白いご飯を食ってるのでした。
味の問題や食習慣,宗教的禁忌があるからね
飢餓地域に送った食料がほとんど利用されない
こともある
二日酔いの特効薬として、ブラックコーヒーとトマトジュース、生卵にウスターソースというのが
あるらしいのですが、欧米ではポピュラーなんでしょうか?
栄養的には完璧だろうけど、それ全部食える程度なら二日酔いとは言えないと思う。(笑
レッドアイin生卵(ビール+トマトジュース+生卵)なら映画のシーンであったような。
ビタミンCが少なそう
>>590 最近の小学校は、家庭科で生卵を食べるなと言う指導をしているところもあるみたいだ。
漏れの従弟はそのせいで卵かけご飯を食べない。
>>595 40年前のSFマンガの未来社会の食事はそんなもんだったぞ
食事は丸薬一粒なんてね
漏れはまだ21歳・・・
>>601 わかった、わかった。
でも16進数で年を書くのはやめような、悲しくなるから。
>597
過去レスにもあったがイスラーム教徒の多い国へ豚骨ラーメンを送った日本の某自治体の
話やアフリカに黄色いトウモロコシを送って「家畜用のトウモロコシが食えるか!」と
総スカンを食った某超大国の話など色々あるからね。
揚げオキアミのパテはうまい?
>>603 俺、インド人が経営する店でビーフカレー食ったんだけど、
店主でコックのインド人は、味見しないのだろうか?
607 :
世界@名無史さん:2005/11/01(火) 13:35:56 0
>>605 「インド人=ヒンズー教徒」とは限らないだろう。
俺の知っているインド人でも、牛肉食う奴は何人も居るぜ。
昔未来の食事は丸薬になるのでしょうかと聞かれた星新一が、いくら食べても栄養のない普通の食事になりますといったそうだけど。
激同
610 :
世界@名無史さん:2005/11/01(火) 21:26:04 0
未来の食事は石油蛋白とか、ミジンコを加工したモノじゃなかったんですか?
611 :
世界@名無史さん:2005/11/01(火) 21:35:32 0
坂田明「なにっ!」
612 :
世界@名無史さん:2005/11/01(火) 21:40:23 0
610
NASAはそういう食品を開発しているよ。宇宙にステーキだのなんだのを持って
いけないから、長期でも人体に害のない栄養食でビタミン、カロリー、食物繊維を
補給できる食品。味気ないから、一般には普及してないけど、将来的には
そういうものを食っていく可能性もある。
>>603 インドで「ビーフ」って言ってるのはたいてい水牛(buff)だよ。
牛と正反対に、水牛は悪魔の仲間。
NASAは石油タンパクは採用してねえよ
615 :
世界@名無史さん:2005/11/02(水) 01:35:58 0
牛と水牛の見分け方を説明できる人キボンヌ
>>617 ……えーと、つまりインド人が「これは神様」と言ったら牛で、「コイツは悪魔」と言ったら水牛になると。
モッツァレラチーズの原料が水牛の乳と聞くが、イタリアはおろかヨーロッパで
水牛を飼っている話をほとんど聞いたことがないんだが・・・自分が知らないだけ?
東〜東南〜南アジア限定の家畜じゃなかったのかあ。
>>615 事実を指摘されただけで、幼稚な揚げ足取り扱いとは幼稚な奴だな。
623 :
世界@名無史さん:2005/11/02(水) 23:33:52 0
>>622 そうやってムキになるところが幼稚なんだよ、坊や。612は単に「そういう食品」
と言ってるだけで、全く同じ物とは言ってないだろ。ゆとり教育世代の犠牲者かも
しれないが、読解力つけないと社会で通用しないぞ。お母さんに本でも読んでもらいな。
>>620 水牛(ブッファーラ)は南イタリアで多く飼われている。
暑さに弱いウシの代わりに飼われているのかもな。
水牛は大きな角が後ろにグルリと巻いてるし
すぐ区別できると思うが?
何よりも牛は水に浸からないしw
むしろバンテンやガウルに至っては何がどう違うのやらw
628 :
世界@名無史さん:2005/11/03(木) 00:20:57 0
>>627 予想通りムキになって反応してきたか。時間かけて、その程度の返事か。
もっと楽しませてくれよ。
水牛のおっぱい飲んだ人いる?
>>629 それから作ったモッツァレラチーズならよく食べるけど…
アルゼンチンの牧場に行ったらどうみてもホルスタインなウシが
みんなで水路に鼻と背中だけ出してワニみたいになってもっさり浸かってたぜ?
実はけっこう水好きなんじゃないか?
XPなんて飾りです。825にはそれがわからんのですよ
633 :
世界@名無史さん:2005/11/04(金) 12:59:44 0
コニャックのエクストラを飲みたい。
死ぬ時は好きな酒を浴びるほど飲みたいと思っていたが、
どうやら無理そうだ。既に飲めなくなっている。病気は辛いよ。
637 :
世界@名無史さん:2005/11/04(金) 19:40:44 0
あるいは614本人かもなw
ここ最近のレスで、ageてんの一人しかいないのは誰にでも分かる。
ちよっとワロタw
酒と言えば、コーヒー豆でビールもどきを作るらしいね。
豆じゃなくて、赤い果肉の方だったら、糖分があるから酒になるわな。
まあ、糖分があれば何でもアルコール発酵して酒になるからね。
何度も既出だけど乳でお酒を作ってしまう、
現在、コーヒー豆の果肉は何かの原料に利用されているんだろうか。
捨てられているとしたらもったいない・・・相当な量なんじゃ。
発酵させてるのかそのまま撒いてるのかはわからないけど
コーヒーの肥料にしている
乾式で選別した果肉ならともかく、湿式で選別した果肉は食用に利用できるのかな?
果実を水につけておく容器に発酵槽なんて名前がつく位だからけっこう匂いそうな希ガス
>>643 牛を牛の飼料にするといかんけど、
植物は普通に葉や実が栄養源になるね。
同じ植物の肥料にしようとした場合何か問題ってあるのかな?
たとえば、植物が作り出すある毒素が濃縮されるとか。
長期間やったら何か問題がありそうな気がするんだけど。
基本的に植物は問題ないが
分解されにくい農薬使ってたりすると濃縮されまくり
小学校の時に、鼻くそ食う奴や、
歯で爪切って食う奴とかいなかった?
>>648 植物アルカロイドとか濃縮はされないのね
651 :
世界@名無史さん:2005/11/06(日) 00:21:24 0
田圃に藁を鋤き込むことは、普通にやっているじゃないか。
652 :
世界@名無史さん:2005/11/06(日) 00:24:31 0
うんこもうまいぞ。
ジャコウネコかなんかにコーヒー豆食わせて、糞から未消化で出てきた
豆で作るコーヒーもあるよね。
有名な蚊の目玉スープも、コウモリの糞から未消化の蚊の目玉探したり・・・
655 :
sage:2005/11/06(日) 11:14:11 0
はっきりいってほとんどの人間は糞なんか食べたことないから、強烈な
香辛料で臭いを消しカレーにでも入れられたら、喰わされてもわからんと
思うぞ。
ハッキリ言って動物を丸々食うものは食ってることになるような。
しかも、サザエとかサンマとかの奴は食通の人には珍味扱いという事実。
>>654 コーヒーの実を食べる鳥の糞を洗って消化されない豆の部分を取り出すってのも
あったな。
トアルコ・トラジャ・コーヒーだったか、現在商品化されているものは普通のコーヒー
豆のようだが。
鉄の胃袋@石毛直道大阪民博館長なんか、
家畜の腸内内容物、つまり糞になる前の奴を食べた事あるってな。
まあ、それを言い出したら、イワシなんざ江戸時代だったら肥やしだったんだよねぇ。
ニシンもなー
660 :
世界@名無史さん:2005/11/06(日) 22:02:08 0
>>655 煮干ってもしかすると・・・中身入りのまんま?
>>660 655が言っているのは、人間の糞という意味だと思うぞ。
コアラを見習え!
俺は遠慮する。
見習え、というならまず自から実践すべきだろ?
>>660 もしかしなくても、煮干しを作る時にわざわざ一匹一匹腹裂いて処理なんぞ
出来るとでも思うのか。
必要ならば、使うヤツが頭と内蔵を取り去るのが基本。
そんなこと言ってるとサンマなんか食えねーだろーが。
川魚は悪食だから、釣りたての内臓を食べると、虫や下手したら糞を食べることにも
なりかねない。
だから川魚料理店では捕まえて二、三日ほど生簀に泳がせてから食用にする。
668 :
世界@名無史さん:2005/11/09(水) 13:01:48 0
>>667 それで急に思い出したが、小さい頃、釣った鮎を塩焼きにして食べる事が多かったが、
鮎の腹には大抵、緑色の苔の様な物が溢れていた。
やはり、あれは鮎が食べた藻などが腸や胃から溢れ出た物だろうか。
>>665 うちの婆っちゃんは大量のヒコイワシのワタを忽ちのうちに取り除いてた。
毎日たくさんの煮干を処理してる業者なら難なくカタしちゃうと思われ。
まぁ、コストを考えれば内臓は消費者の側で処理するのがいいんだろうな。
672 :
世界@名無史さん:2005/11/09(水) 20:18:57 0
内臓が無いぞう
そんな都合のいい話はないぞう
ここの人達は料理しないの?
煮干しにワタは付いているのが普通。
頭とワタは取ってから出汁を取る。
って、俺はそのまま放り込んで
具として食うけどね。
これが、お袋の味w
少なくとも
>>670は煮干で出汁を取った事が無いというのは確かだな。
出汁で思い出したのだが関西のお好み焼きなんかは生地を出汁で
溶いたりするのだけど小麦粉を出汁というかスープで溶いて作る
料理って他に何かありますか?いっぱいありそうな気もするけどぱっと
思いつかないもので。
>>674 そっちのほうが栄養あるからいいらしいよ
678 :
世界@名無史さん:2005/11/10(木) 21:57:15 0
このスレで日本の食生活が語れるのもいつまでか・・・
680 :
世界@名無史さん:2005/11/10(木) 23:22:29 0
1000いくまででしょ。
そしたら次のすれで語るんだから。
>>680 雑談スレの荒廃を知らないとは幸せ者だ。
日本に関する全てのものを排除するつもりなんだよ>荒し
じゃあ日本語話さないでエスペラントで語ればいいのに。
雑談スレが高配したからってここまで荒廃するとは限らんだろうに。
ここが次のターゲットだとでもいう根拠でもあるなら別だけどな。
>>683 根拠はないけど
「住民は日本・日本史ネタに拘らない」
という、このスレの(ほぼ)常識は稀有な例とされていた。
エスペラントにはそもそも世界もなければ歴史も存在したことはない
686 :
世界@名無史さん:2005/11/11(金) 01:49:24 0
しかし雑談スレ、日本史にアレルギー起こしておきながら、
「出る杭を打つ」という日本的行動に出ているのが面白いのである。
>>685 主体思想なんかよりはよほど世界的であり歴史もあるが。
>>686 日本人は「日本的」なものからは逃れられないのさ。
南米移民が食材と調理を工夫しながら「日本食」を作り続けたようにね。
688 :
世界@名無史さん:2005/11/11(金) 09:16:47 O
今夜は清酒にしようかな?ロゼにしようかな?
>>676 >小麦粉を出汁というかスープで溶いて作る
>料理って他に何かありますか?
クレープとかホットケーキは?
スープでなくて、水で溶くから対象外ですかね。
ポリッジ(オートミールのお粥)はどうでしょう。
水以外ってことならビールやミルク加えるパンケーキがありますね。
パン粥とかポリッジとか、スープとの境界が曖昧ですよね…
温め直す際に固形化したのを素のままor衣つけて、
焼き付けるor油で揚げる料理とかも微妙…
都市伝説のところで見つけたのでコピペ
524 名前:番組の途中ですが名無しです[] 投稿日:2005/04/16(土) 00:36:24
函館トラピストクッキーはバターどんだけ使ってるか知らんが、めちゃくちゃうまい
型に入れてオーブンで焼くんだが、生地を作るまでの工程は
15歳〜18歳くらいの修道女見習いたちが素手でこねて作っていると聞いた
527 名前:番組の途中ですが名無しです[] 投稿日:2005/04/16(土) 00:47:21
>>524 トラピスト(クッキー作ってる)は男子修道院
女人禁制なので修道女が居るわきゃない
女子修道院はトラピスチヌ
ここでクッキーは作ってないはず
528 名前:番組の途中ですが名無しです[] 投稿日:2005/04/16(土) 00:49:42
もう二度と食わない
トラピスト修道院は男子修道院で、同じ会の女子修道院はトラピスチーヌ修道院なんですが
どちらも一般の観光客向には「トラピスト修道院」です。
お菓子を作るのは女子修道院で、男子修道院は農業と酪農です。
男子修道院で生産したバターを使って、修道女がバター飴とかクッキーとかケーキとか
作っているのでどうぞ安心してお召しあがりください。
ただし、入会資格は18歳以上で最近は入会者が少ないので高齢化してます。
15〜18歳の見習い修道女という訳にはいきませんが
口噛みして醸す酒の作り手として最良とされるのが
文献によって姥か処女と両極端なのは何故でしょうか?
>>693 処女=生娘→汚れていない
姥=(生理があがって)枯れている→汚れから解放されている
なんて考えはどうでしょうか。生理=穢れ は日本的な考え方かな?
『保存食品開発物語』によると、中国では酒を造るときには妊娠した女性は
酒の製造に関わってはいけない、みたいなことが書いてあった。
妊娠している状態は、ある種の発酵状態と考えられていて、妊婦は酒の発酵に
悪影響を与えると考えられていたそうな。
発酵させる際には、雑菌が入ると失敗する(清潔さが必要)ということを
感覚的に理解していて、連想的に「処女か姥が最良」ということになったとか。
>>676 ヨークシャー・プディングは?
ロースト・ビーフを作る時に出る肉汁に、水とかで溶いた小麦粉をまぜ、
型に入れてオーブンで焼くといったもの。
出来上がったものはロースト・ビーフの付け合わせにするという。
まさにイギリス風の節約料理といった感じの一品です。
>>692 函館には「トラピストヌ修道院」という、オカマ専用の修道院もある
…というネタが小学校で流行ったなぁ(遠い目
697 :
世界@名無史さん:2005/11/13(日) 11:37:08 0
>>695 >ロースト・ビーフを作る時に出る肉汁に、水とかで溶いた小麦粉をまぜ、
「肉汁」と言うと少しマイルドに聞こえるが、その大部分は「血液」で、
要するに、「血液プリン」なんだろう。
698 :
世界@名無史さん:2005/11/13(日) 11:59:36 0
>>697 生物、赤点でしたか?
まず、食用肉に通常の血液なんてほとんど残ってませんよ。
液体として肉塊にあるのは、細胞液と組織液。量的に大半は細胞内の細胞液です。
最初に滲出してくるのは、細胞間にある組織液で、これは血漿と同一のものだから、
広い意味では血液の一種だけど、調理前の生肉の段階でかなり抜けてしまう。
調理中に肉汁として滲出するのは、主に細胞液のほうです。
699 :
世界@名無史さん:2005/11/13(日) 12:39:59 0
>調理中に肉汁として滲出するのは、主に細胞液のほうです。
細胞液は習ったが、いわゆる肉汁がそれだとは習わんかった。
ところでユダヤ教徒には「血を食べてはならない」という戒律があるので、
敬虔なユダヤ教徒は肉を調理する前に水にさらして「血抜き」するそうだが
アレは実は余計なことをしてるんだな。
700 :
世界@名無史さん:2005/11/13(日) 13:25:47 0
要するにユダヤ人は赤血球が気に入らないわけですね
旧約聖書にある「血を遠ざけよ」も記述からきているのか?
703 :
世界@名無史さん:2005/11/13(日) 13:50:48 0
>>699 組織液=リンパ液=血漿のほうは、広い意味で考えれば血液だけど、聖
書の時代に血と同じものという理解はなかったでしょうな。
まぁ、肉屋で売ってる肉にはほとんど通常の血液など付いていないけど、
完全にないわけじゃないですから、宗教的には意味があるのでは。
血のプディング=ブラック・プディング=プラッド・プディングは
>>695にある
ヨークシャー・プディングとは全く違う別物です。
704 :
世界@名無史さん:2005/11/14(月) 07:55:57 0
九年酒っておいしいのだろうか?
705 :
世界@名無史さん:2005/11/14(月) 22:06:47 0
>>699 >ところでユダヤ教徒には「血を食べてはならない」という戒律があるので、
>敬虔なユダヤ教徒は肉を調理する前に水にさらして「血抜き」するそうだが
そんなんしてると、水の貴重な地方のユダヤ教徒は大変だな。
706 :
世界@名無史さん:2005/11/15(火) 16:21:00 0
>>698 >調理中に肉汁として滲出するのは、主に細胞液のほうです。
ひょっとして、最後のは「組織液」の書き間違い?
(細胞液と組織液を区別している文脈からして、不適合なので。)
707 :
世界@名無史さん:2005/11/15(火) 16:24:00 0
708 :
世界@名無史さん:2005/11/15(火) 19:22:36 0
ベトナムの代表的な料理である米の麺、「フォー」。
最近ではカップ麺のも出回っているが、このコマーシャルにレザーラモンが出たと言う話を聞かない。
やはり国際問題になるからだろうか・・・
食品のCMに下ネタ全開のキャラは似つかわしくないって判断したんじゃない?
>>709 人ですらない汚いチョンを
お菓子のCMに使うロッテはどうなる?
知らんがな、リアルじゃそんなにレイシスト多くないし
てゆうか、ロッテの創業者は(r
てゆうか、ロッテの本社敷地は戦後(ry
>>708 ベトナムうどんとラモンの「フォー」とは全然発音が違うよ。
なんせ6声調あるからねベトナム語は。
ホーチミンの市場の屋台でフォーを食べたとき確か日本円で
30円くらいだったが席に着いたとたんに紙おしぼりが出てきた。
御勘定を頼んだらおしぼり代として20円ほど取られた、ちょっと
情けないボッタクリだった。
まあそうなんだろうが、日本のCMのダジャレネタとしては使えるだろう。
まあラモンが話題になって何年も立つのにってほどでもないし、運が良ければ
近いうちに使われるのでは。
>>712 ハゲド。
一人だけブログで息巻いてたのがいたが、
その鼻息の荒さに引いた。
それ読んで以来なんとなく疎遠。
ふたごのロッテ
アメリカのお菓子の毒々しい色は国民性?
アメリカに限らず、フランス、イタリヤ料理、中華料理に至るまで
赤・青・黄の原色をふんだんに使うけど、日本料理では
水彩画的というか萌えな(本来の意味の方)色を使うような。
日本の方が世界で特殊と思われ。
日本の駄菓子があんまりカラフルじゃないのは、20年ぐらい前にプロ市民がお菓子やジュースの色は
虫の色素でつけてます!大問題だ!って宣伝しまくったから。よくよく考えてみれば有機天然色素じゃん。
なにもお菓子を緑にするのに緑青や辰砂を使ってるわけじゃないし、何の問題があるんだって静まったが、
いまだにカラフルな色使いには神経過敏な人が多いので、日本じゃ多用しないんだ。
外国はどうだか知りませんが、日本ではときどき「○○は体に毒だ」というブームが
おこるようです。10年位前は「三白」とか言って、白砂糖と白米と何か(忘れた)を
「白いものにはミネラルがない」とか、盛んに攻撃していました。
着色料はその前です。天然素材の色素でもなんでも「とにかく着色はよくない」という
風潮はいまだに残り、家庭の常備品だった「食紅」はほとんど滅亡。
40年位前は根菜類は消化が悪く胃に負担をかけるからよくないという珍説もあったはず。
「買ってはいけない」とか「食卓の裏側」とかがバカ売れする国だから
単に気持ち悪いからだと思うが。大体昔から日本はそういう傾向あったし。
潔癖症の国だからね。とくに東京は
しかし生魚は食う
>>723 JTの「桃の天然水」は「買ってはいけない」で叩かれて市場から消えた。
ちなみに今は「寒天」が大ブームでテングサからして品薄なんだそうな。
「トウフバー」とか「カフェイン抜きのコーラ」が売れるアメリカも相当変。
>>724 紅白饅頭のある国だから、昔は食紅あたりはよく使っていたんじゃない?
牛乳の生産調整では余分の牛乳に食紅を入れて赤くして売れなくさせたそうだね
日本には健康のためなら死んでもいいと思ってる人が多いからな
totoを導入するときに子供が賭事に手を染めるようになりかねない
からという理由での猛反対があったのだけど子供の頃行ってた駄菓子屋
なんてくじ引きとか当たり付きのお菓子とか子供の射幸心を煽るもの
だらけだったのだが。駄菓子屋なんてもう絶滅したんでしょうね。
俺の故郷ではあと一箇所
ほんの二十数年前はいっぱいあったんだけど
サヨクの反対するものは正しいとか言うコヴァ(笑)がいるけど
そのtotoが天下り先でなおかつ赤字で無駄金吸い上げて延々続いてる現状をどう思いますか(ゲラ
スレ違いだと思います。
toto・・・便所かと思った。
まぁ、書き間違いだろうが、便所ではなく便器な。
>722
北海道では赤飯に甘納豆を入れるので、赤くするために食紅を使いますよ。
白い食べ物で思い出しましたが、健康板にある「牛乳は毒」スレでの牛毒信者の電波っぷりは
凄まじいものがあります。
>726
桃の天然水は今でも売られてます。「買ってはいけない」で叩かれたのは製造・販売してるのが
JT(つまりタバコ屋)だからでそ。ペットボトル飲料の糖分を問題にするならポカリスエットや
アクエリアスでも同じことが言えますから。
マーガリンスレも怖いです
もっとも西欧では、マーガリンが毒だという俗説は
それこそマーガリンが誕生した当初からあるそうだが
あと、アガサ・クリスティの古い小説に出てくるんだけど、
ある被害者が急死した(本当は毒殺)事件で、脇役の台詞として
「きっとエビの缶詰を食べて当たったんですよ」というのがある
当時、毒だと思われていたというか、
今ほど衛生管理がしっかりしてなかったから缶詰で当たることがあったんですな
マーガリンについてはトランスなんとかとかが悪いとかアメリカではどうとか最近zakzakで読ん
だ覚えがあるなあ。あれはデタラメだったのか。ま、所詮zakzakだしな。
最近は健康エコナが槍玉にあがってたな
とりあえず鼠に山ほど食わせてそれ発ガンだ発ガンだと騒ぐのがやり口
最近じゃ「定かではない」場所の「定かではない」農場に「定かではない」コンビニ弁当の余り物食わせたら豚が大量に死産した
「くっそー!コンビニ弁当は体に悪いのに公表したらパニックになるから公表できない!!くっそーコンビニの鬼畜どもめ!!」
ってのもあるなwww
結局農場もどこのコンビニかも明らかになってないし
病死家畜を処理するへい獣処理場(これがまた少なくなってきてて運び込まれたならすぐにわかる)の記録も無い
羊水異常ならそもそも感染症なんじゃねえかとか色々と疑問がある事件
http://www.nishinippon.co.jp/news/2004/shoku/shoku2/03.html
栄養失調で死んだのをあたかもそれそのものが体に悪いと言う風にミスリードさせる手法じゃねえかそれ
>>741 それに比べて、最近話題になったキムチの寄生虫の卵の話は本当にヤバイ。
報道では、検査の結果、犬猫の寄生虫の卵が発見されたが、食べても危険は
ないと説明され、日本での検査は停止している。
ところが、厚生労働省のサーベランス報告を読むと、輸入キムチが原因と疑わ
れる有鈎嚢虫の感染例が挙げられていた。
根拠のない風評ではなく、専門家から危険性が指摘されていた話なのに、これ
まで検査がお粗末だったり、一時的にしか検査をしないのはなんでだろうな。
国内産のキムチは問題がなく、輸入品が要注意とのことだが。
745 :
世界@名無史さん:2005/11/19(土) 00:43:16 0
うかもう板違いにもほどがあるぞおまえら。
知ってるだろうが、有鈎嚢虫は単なる回虫なんかと違って命にかかわるし、
脳にまわって、中を食い荒らすというトンデモない寄生虫。
747 :
世界@名無史さん:2005/11/19(土) 01:03:37 0
有鈎嚢虫は豚肉なんかに入ってるんだよな。もちろん火を通せば問題ないが、
海外では気をつける必要がある場合もある。
また一部で豚肉が禁忌になってるのはこいつのせい、という説もある。
豚がタブーになっているのは、イスラムが有名だけど、他の宗教や文化でも
豚がダメって例はあるのかな。
749 :
世界@名無史さん:2005/11/19(土) 01:21:54 0
ユダヤ教
750 :
世界@名無史さん:2005/11/19(土) 01:23:50 0
>>748 イスラム以外で豚がダメといえばユダヤ教だなあ。
というかもともとこっちが本家で、イスラムがユダヤ教の戒律をパクッた。
関係ないが、チベット仏教の僧侶はもちろん肉食はタブーだが、
食料が豊富でないチベットで肉食を禁じると食生活がキツイので、
豚肉だけは認められていると聞いたことがある。
751 :
世界@名無史さん:2005/11/19(土) 01:27:00 O
酒有り呑むべし吾酔ふべし
752 :
世界@名無史さん:2005/11/19(土) 01:28:10 0
チベットでは乳製品は食ってもいいじゃないか。
さておき、北京オリンピックのマスコットの中に「チベットカモシカ」をモチーフにした物があるという。
物凄く作為的なものを感じるな。
>>750 チベットで豚肉なんか食うかよ。あれば別に食うけど
普通は羊肉、ハレのときにはヤク・ゾの肉。貧乏人はヤギ肉。
ヤギは臭くてまずい。血の滴るヤクの生肉はうまいぞ。
ヤギは以前食ったが特有の臭みはあるが、特にまずくはなかったが。
臭いも羊のよりはマシだったような。
もちろん、料理法、個体差、個人差はあるだろうけど。
ヤギ肉は臭み消しにヨモギを入れる。
やぎなら沖縄でも食ってるだろ。
羊の臭いは気にならない@北海道民
757 :
世界@名無史さん:2005/11/19(土) 12:26:16 0
山羊は羊よりずっと臭いと言うぞ。
においは思うだけで、臭くなるものなのかw
まあさ、嗅覚や味覚なんて、主観入りまくり、先入観や状況によって変わるものだしな。
思うだけで匂うとか香りがするというのもありかもしれん。
悪く言えばいい加減ともいうが。
幕末から明治に来日した欧米の紀行には、味噌汁がものすごい悪臭を
はなつスープとして記述されていることが多いな。
760 :
世界@名無史さん:2005/11/19(土) 12:55:13 0
外人からみたら、発酵させたペースト状の大豆を溶かした
キモい飲み物に見えるだろう。
761 :
世界@名無史さん:2005/11/19(土) 13:45:04 0
味噌汁は現在でもダメな外人は多いだろ。日本食がグローバル化して
ある程度の地位を得たから、あからさまに悪口を言わなくなっただけで。
もっとも、横浜のホフブラウという昔からあるレストランでは、ドイツ人の
オバサン(もう死んで代が変わった)が給仕してくれて、かなり欧米人の
固定客がいたが、ランチのスープは味噌汁だったな。メニューにはミソ
スープと書いてあった。
最近行ってないが、まだあのパンを出すんだろうか。パンにミソスープ。
あ、海軍のメニューじゃないか。
762 :
世界@名無史さん:2005/11/19(土) 17:18:14 0
ホフブロウなつかしい。
たしか一度閉店したけど、復活したんだよね?
あそこのピザスパ好きだった。
牡蠣の薫製もおいしかった。
ベジマイトあるじゃん、あれって味噌にとっても近いと思うんだけど
あれって発祥はいつごろ?
ユダヤ教やイスラム教と違ってキリスト教では豚肉OKなのは何故でしょう。
ヨーロッパに広まる過程で、郷に入れば郷に従えでローマ人に合わせたとか?
その割に鯨類とかのタブー視は一緒ですよね。
スペインでは鰻を食べるから”鱗がない魚〜”のタブーもないな、そういえば。
コプト教徒あたりだとタブーだったりするのかな。
765 :
世界@名無史さん:2005/11/19(土) 20:27:27 O
どいつもこいつも餓死寸前のキリスト教圏内で、
主力の豚肉禁じたら大変じゃないか。
766 :
世界@名無史さん:2005/11/19(土) 20:33:15 0
ギリシャでもスペインでも蛸食うぞ。
つまりカトリック圏とか東方教会の宗派によってどうこうじゃないみたいね。
767 :
世界@名無史さん:2005/11/19(土) 20:35:18 0
>>759 幕末といえば小笠原諸島に欧米人が居住したそうで、今でも子孫がいるのだが、
全然本土に近い八上司まではくさやの干物が有名だよな。あの臭いうけつけ
なかったりするんだろうか なんかくさやの干物についての幕末の記録ないかなー?
768 :
世界@名無史さん:2005/11/19(土) 20:37:02 0
>>758 においは思うだけで、臭くなるものなのかw
>
ある意味あたっている。
臭素って奴はある程度指向性があるらしく自分の糞のにおいとかなら
便所で気にならないだろ?
見たいものを見るように、ある程度は臭素関連も麻痺するらしい。
769 :
世界@名無史さん:2005/11/19(土) 20:39:20 0
>>753 ラサで普通に食べられるようだ。
http://www.lung-ta.org/testimony/jampa.html ◆ラサの四季
季節が変わるごとに、祭や法要でラサは溢れんばかりの人で一杯になりました。
人々はほがらかで歌うのが大好きで、祭りや祝い事がある時には、歌い踊る人の輪がいくつも出来るのでした。
チベット歴の正月は、大変賑やかでした。ナムギャル寺では、元旦の早朝に法要を行います。
ダライ・ラマ法王もいらっしゃり、一緒に法要をした後、正月のご馳走が振る舞われます。ヤクの干肉、
甘いご飯、豚肉の煮込み、肉饅頭、バター等が配られ、お腹がふくれると、後は自由に外出してもいいことに
なっていました。
>>767 小笠原諸島と伊豆諸島の位置をもう一度地図で確認した方が良いかと。
771 :
世界@名無史さん:2005/11/20(日) 00:25:07 0
沖縄は豚肉料理で有名だが、これはサツマイモ伝来以後の話である。
それ以前は痩せ地の上に旱魃や台風に悩まされ、豚の餌どころか人間の食料にも事欠いていた。
しかしサツマイモは痩せ地にも旱魃にも強く、台風に遭っても地中なので被害も少ない。
そこで伝来以後はサツマイモのおかげで沖縄の人口は大いに増え、余裕ができて豚にもたっぷり
食わせることが出来る。
戦前の沖縄では、朝に大鍋で一日分のサツマイモを蒸し上げ、それに小魚の塩辛、
豆腐と野菜の味噌汁をつけて食事にした。余った芋は豚の餌にした。
サツマイモ伝来以前の沖縄では、肉食と言えば人間と食物が競合しない牛だったらしい。
まさしく新大陸さまさまだよなあ。
サツマイモしかりジャガイモ、トウモロコシしかり・・・
トウモロコシは単位面積あたりの収穫量で考えると
あまり効率がよくないらしいね
アメリカでは飼料用に大量作付けされるのが環境破壊に繋がると
問題視されてるとか
巣鴨大沢食堂のカレーは世界一辛い。なにしろ死人が出たほどだから。
ナッツ菓子でよくあるジャイアントコーンは普通のトウモロコシではない。
本体はガスボンベくらいあって、草の丈は5メートルにもなる。
収穫する時は切り倒さなければならないらしい。
…っていうのはほんと?
776 :
世界@名無史さん:2005/11/20(日) 08:33:57 0
777 :
世界@名無史さん:2005/11/20(日) 08:49:50 0
>>774 元ボクシングチャンプの店大沢食堂の激からカレーを完食したことがあります。
辛いとかじゃなくて、痛かった。
でも死人が出た話は知らない。スレ違いにならない程度に詳細おせーて。
778 :
世界@名無史さん:2005/11/20(日) 08:51:38 0
またスレを無意味にするようなことを。分からないなら黙っとけば良い。
コーンはポップコーン用とかいろいろな品種があるからな。ジャイアントもその名のとおり
大木かもしれん。だとしたら一度見てみたいものだが。
780 :
世界@名無史さん:2005/11/20(日) 09:17:14 0
>>779 どうして調べないといかんのか分からんが、俺は776がしたり顔でいってるから言ったまでだが。
レスの本質は下二行で、君の言うしたり顔の部分は馬鹿いってんじゃねえよ、ってな
感じのついで。
>>780 つまり上の部分は全くムダな煽りってことだ。
782 :
世界@名無史さん:2005/11/20(日) 09:32:51 0
無駄な煽りだけの人間よりはマシだろう。第一それすらも、最初に無駄な煽りだけの
人間がいなければ発生しなかったことだ。
783 :
世界@名無史さん:2005/11/20(日) 10:18:59 0
大沢食堂死人の話はカレー板で多少聞いたことがあるが、詳しいことは知らない。
まあそれは、他の人に任せるとして。
トウガラシはいくつかの国では完全に料理の根底に根付いてるし、そうでない国でもマーボー
豆腐とか日本のカレーのようになくてはならない物となってしまっている。アフリカ某地方では
トウガラシだけで作った郷土料理の激辛スープがあるらしい、
このトウガラシ、最初は辛すぎて敬遠するが、慣れると、病み付きになる傾向がある。
どうも、あまりの辛さで、それに対応するため脳内から麻薬物質が出てるらしい。
ゆえにトウガラシを食べなれると快感を感じ、病み付きになるという。
ちなみに自分はもう手遅れかもしれないw
確かに、異常なほど辛いもの好きな人っていますね。
女性に多い気がしますが脳内麻薬物質に弱いのかな。
>>782 最初の段階で普通に答えてるんだがな。
何を勘違いしたか知らんが。
>783
ガーナ周辺で食べられている唐辛子をペースト状にして丸ごとの唐辛子を具に使う
スープのことですか?名前は忘れたけどとてつもなく辛い料理です。
しかし、そのまま食べると言うよりは主食のキャッサバやトウモロコシ澱粉で作った
団子につけて食べるジャムのような食べ方ををしてました。
787 :
世界@名無史さん:2005/11/20(日) 18:49:11 0
>>770 八丈島通らないと小笠原行けないとおもうけど。
特に幕末の頃は
788 :
世界@名無史さん:2005/11/20(日) 21:14:48 0
あのね、小笠原に入植した白人たちは、江戸から伊豆の島つたいに小笠原に行ったんじゃない。
太平洋を航行する捕鯨船からいきなり小笠原に上陸したんだよ。
そこのところ、忘れないように。
789 :
世界@名無史さん:2005/11/20(日) 21:21:19 0
>>788 それは知っているよ、たが、
>>767でいっているようにその後幕府は日本領と宣言し、
人的交流がはじまったんだから味噌汁やくさやも伝わったんだろ。
その時の反応がのこっていないかという事を話題にしているんだよ。
なんでこう噛み付いてくるのか意味不明なんだけどね。
790 :
世界@名無史さん:2005/11/20(日) 21:31:41 0
さっきNHK見ていたら、中国西域のカシュガルの町のナン職人が出ていた。
しかしインドのような平べったいパンじゃなくて、どう見てもベーグルなんだよね。
>>759 納豆に醤油を加えて飯にかけるようになったのが明治の末あたりからだからな。
それまでは、納豆は専ら味噌汁にいれるもので、それもかなりの分量を一度に
使っていた。
>>773 単位面積あたりの収量では穀物で一番多い。勿論、カロリーベースで単位面積あたりの
三大栄養素の生産効率も最大。
効率が悪いというのは、水資源に対しての効率が悪い、比較対象が大麦やシコクビエに
対しての話だろう。
793 :
世界@名無史さん:2005/11/21(月) 20:49:26 0
中国清朝の人口爆発は、玉蜀黍のおかげというからね。
爆裂種?
>>791 ほぉ、そうだったのか、以前矢口高雄の漫画で
前9年の役だか後3年の役だかで八幡太郎義家の手の
者が農家から徴用した納豆が発酵して食糧難の時に
やむなく米食時に添えて食った描写があったが、
味噌汁に入れて食ったという事はあの漫画の描写は誤り
だな。
なお、某日本史コテの薀蓄は必要ありません。
漫画を鵜呑みにするのもどうかと思うが、かといって掲示板の書込をすぐ盲信するのもどうか。
塚、
>>795は数ある納豆起源説話の一つだし。
山野粘着の程度が知れる。
納豆菌は稲藁に元々住み着いてますからね…
豆腐を藁苞で包んだ場合は更に茹でる手間追加したりしますから
茹でた大豆を藁苞でパッキングしたら腐ってしまったけど
勿体無くて捨てる前に一口食べたら美味しかったし
お腹壊さなかったv…のが納豆の起源!?
稲藁をスターターとした豆腐の発酵食品てありましたっけ???
>>797 数ある納豆起源説話の一つだし。
そんな事はあらかじめ承知の上だ。
十を手取り足取り噛んで含めるように教え諭して欲しいのかな?
>>798 もうかれこれ20年以上前に読んだ切りで再販されているかどうかそれすらも
定かでないが、矢口の納豆ロード(うろ覚え)では、八幡太郎義家軍の徴用に
あった農家が炊いた豆を麦わらで包んだものしか無いと答え、それで良いと
営に引き返し糧食としたものの、軍の越冬時にいよいよ食べるものがなくなる
まで手がつけられ無かったが、いざ食べてみると思いの他旨いと義家が
褒めて納豆の起源となったとする描写fがある。
ちなみに中公新書から出ている「蝦夷の末裔」をみるとそんな描写どころか、
役そのものが簡素に記されているだけだから民間伝承の類だろうな。
まぁなんにせよ味噌汁の中に納豆を入れて食べている描写は無かったという
それだけの話に過ぎない。
ちなみに某氏への粘着は俺はしていないぞ。 某氏の薀蓄コーナーにこのスレ
がなってしまうのがうっとおしくはあるからご遠慮ねがいたいと感じているのみで
他意はない。
じゃあ仮に山野が薀蓄書き込んだらどうすんだ?
802 :
世界@名無史さん:2005/11/23(水) 01:01:55 0
山野粘着もウザイ。いいかげん止めれ。
納豆汁はともかく、味噌は概して白人に評判が悪い。
明治中期の北日本を旅した英国人女性、イザベラ=バードは、蚤と虱だらけの旅籠と
民衆の好奇の目、そして味噌汁の香りをケチョンケチョンにけなしている。
醤油は結構気に入ったようだが。
秋田だか山形の町で西洋料理を久しぶりに食い、感激している。
矢口高雄は歴史じゃなくて
民俗学が専門じゃないか?
っても、学者って訳じゃないが。
どこかの老人から、そんな言い伝えを聞いたんだろう。
>>800-801 粘着と見られて仕方がないが。
それだけではなんなので、
アメリカの日本向け大豆生産農家のコメント。
「豆腐は気持ち悪いし味噌・醤油も正直苦手、納豆は悪魔の食べ物だ。しかし、良質の大豆を輸出している自負はある」
かの国では大豆は飼料又は油脂原料の使用が大半。
だからこそトウモロコシ、ワタやナタネと並んで大豆もGMO作付が多い。
GM小麦が未だに研究段階なのは、消費者に不安があるからだそうな。
そのことについて専門家のコメント。
「オイルや飼料とは異なり、直接口に入れるものには躊躇するのは当然だろう」
BSEより前からかの国はこんなもの。
つか、ポークビーンズがあるだろ?ちょっと年配の人は映画なんかに影響されて食う人とか
いたが。それに豆腐や醤油はみなとは言わんが、それなりにかの人にも受け入れられてる
と思うが。上に出てる貶しのイザベラちゃんだって、評価してるんだぞ。
カーボウイは、チリビーンズとリーバイズ。
「人間、豆食ってりゃ長生きする」とエリア88のマッコイ爺さんもいっている。
>>803 大学の専攻は知らんが、矢口自身は30歳ちかくまで地方の銀行員を勤めていて
上京し、年齢を理由に水木しげるに難色を示されたが、懇願してアシスタントとして
漫画家めざした口、氏の作品の蛍雪時代を読むと小中の頃は自然に親しんで
おり、本人も四季の移り変わりを楽しみ、長じては動物小説や自然博物誌に
親しんだようだが、学問として民俗学はおさめていないはず。
収めていたとしても一般教養で受講したぐらいでは?
>>807 粘着するのは専務長だけにしてくれよなw
ふっと冗談交じりにかいてもたが、まさか別の板で専務長(仮名)に粘着しているヤシと
山野粘着って同一人物なんだろうかな
以前生物学板で話題になったが矢口氏は漫画「ふるさと」で
エキノコックス感染症を主人公の母親が北海道旅行の
折に現地の生水を飲んで感染してしまい悲劇につながる
というストーリーを作品の終盤に持ってきてしまっている。
可能性としては「ありえる」が経口感染が現在に至るまで
学会でただの1つも報告されていない感染例
(土壌や狐の毛や糞ならともかくも生水から感染した例は報告されていないそうだ)
エキノコックス感染症を描いているアイタタな人。
歴史モノや自然モノを描く時には専門家にあたってある程度
裏取らないと恥ずかしいよね。
つうか、この際矢口の学歴や信頼性などどうでもいいと思うが。中身を検証してくれ。
たとえ高名な人がいっていようが、味噌汁に納豆が主流だったとか、なんだかな、なんだが。
814 :
世界@名無史さん:2005/11/23(水) 11:08:43 0
漫画だから
漫画家と学者どちらを信用すか考えるまでも無い
しかし、TVにでてくる専門家よりも
BJの方が当てになることも多い。
817 :
世界@名無史さん:2005/11/23(水) 15:15:12 0
漫画だから
818 :
世界@名無史さん:2005/11/23(水) 15:40:28 0
TVに出てくる専門家なんて漫画家と似たような
もののような。
やっぱり論文などの方が信用できる。とはいえ、素人では
そうそうアクセスが容易ではないという欠点があるな。
おまえらまさかとは思うがTVに出てくる専門家って炎立つの原作の高橋克彦やジェームズ三木の
事を指しているんではあるまいな?
>>813 江戸時代の仮名草紙のようなものに出てくる庶民の食卓の描写では、醤油を垂らして
飯にかけて食う納豆の描写は無い。対して、「納豆汁」という名称や、味噌汁に豆腐
とともに用いたこと、納豆を打つ・納豆を刻むなどの具体的な作り方まで頻繁に描かれ、
冬場に好まれ、体の温もるものとして認識されていた描写も多い。
納豆を醤油で和えて食べる方法は、明治後半から出てくる。折りしも、外征が盛んに
なる時期なので、兵食からの普及ではないのか?
うまいのかな納豆汁って。いちど試してみるか
>>805 ポークビーンズの豆は、
ダイズではなくインゲンマメでは。
824 :
世界@名無史さん:2005/11/23(水) 23:03:51 0
マジで江戸時代には納豆を飯にかける食習慣が無かったの?
以前聞いた話では、関西で納豆が好まれなかったのは、関西では朝に粥を食べるからだという。
粥と納豆の相性は悪い。
かたや江戸では朝から堅い飯を炊く。その飯には納豆が合う、と。
東北の農村では昔から飯にかけるのはもちろん、納豆餅だの、納豆うどんだの食べている。
もちろん納豆汁も食うが。
あの107歳まで生きたと言う天海僧正の長寿の秘訣は、納豆汁だったというね。
有名な話で、徳川家康は納豆を好んでいて、よく戦場にも持ち込んでいたそうだ。
さて、その時、味噌汁も持ち込んで一緒に食べていたとは思えんな。
そういう記載も見当たらんし、戦場では無理がありそうだ。
納豆汁好きは、そういう時だけ特別で普段は味噌汁に入れて食べてたと言うのだろうけど。
826 :
世界@名無史さん:2005/11/23(水) 23:24:45 0
>>823 主にインゲン豆が使われるのはベークド・ビーンズのほうでしょ。
ポーク・アンド・ビーンズは大豆が主流だと思いますよ。
>>825 芋のツルに味噌塗り込んで、
縄の代わりに持ち歩き、
いざとなったら味噌汁にするっていう
携帯食が戦国期になかったっけ?
平凡社の大百科事典では記載は少ないが江戸時代だとこう書いてある。
>江戸前期、人見必大は《本朝食鑑》(1697)にからしであえて食べると美味とある
困ったことに味噌汁に入れるとはどこにも書いていない。もしそれが主流なら書いても良さそう
なものだが。
(ちなみにWikipediaには多少その辺が記載されていたが・・・うーん信用していいものかなあ)
830 :
世界@名無史さん:2005/11/23(水) 23:42:46 0
829だと文献上は今とあまり変わらん食い方に聞こえるね。
>827
家康がそれを使ったかどうか、実際にやったかどうか。そういう記録ないし。
もっとも家康だったら、可能であっても、そのまま食う事を好みそうだがw
>>830 829の文献ではご飯にかけずにただ食べるんじゃないか?
>831
その辺は分からないが、カラシをつけて食べると美味というのがさ。今の感覚に近いし。
834 :
世界@名無史さん:2005/11/24(木) 00:14:09 0
ところで納豆を「飯にかけて食べる」のは、日本だけの食習慣なんだね。
中国雲南省やビルマ北部、シッキムのあたりにも豆を塩なしで醗酵させた、
納豆によく似た食品が有る。そこでは納豆はスープの味付けにつかう。納豆汁だ。
アフリカのサハラ砂漠南岸地域にも豆を塩無しで醗酵させた食品が有るが、
やはりスープに入れる。
国際的には、納豆汁が普通なのかもしれん。
>>834 ビルマだと日本と米が違いますよね、長粒米。
そのあたりで食べ方が違うのかもしれないですね。
雲南はどっちの米なんだろう?
するってえと、これまで過去に話された納豆話も実は浜納豆なのに糸引き納豆と勘違い
して話してたケースがありそうだな。
いや、そもそも先の義家の話(真偽はともかく)や納豆味噌汁だって、全てが粘つく方
の納豆だという保証はないな。
特に時代がさかのぼるほど怪しい。
薫製納豆
>>822の糧食起源説の真偽を軍板に問い合わせて見たところいくつかレスが帰ってきたので転載します。
転載元は
>>822で示したスレからです。
586 名前:シチュー砲 ◆STEW.ibjrE 投稿日:2005/11/24(木) 01:15:50 ID:???
>>585 う〜ん、面白そうだから一寸調べて見た、軍隊食起源はさて置き、江戸初期の納豆の食べ方に付いては
芭蕉の俳句に回答が見出せるかと思う。
「納豆切る 音しばし待て 鉢叩き」
納豆切るは、納豆汁を作る工程のすり潰す動作を指す 鉢叩き即ち托鉢との対比を楽しむ句ですが
庶民の朝食の準備の音と、僧侶の修行の一環である托鉢のチリーンと鳴らす、鐘の音の対比を芭蕉翁は
良く表している。つまりそれだけ「納豆切り」は世俗的あり、何処にでもある一般的な風景であると考える事が
自然でしょう。
しかし、だからと言って飯の上に納豆乗せて食べてなかった論拠にはなりませんけどね
明治軍隊起源説はどうでしょうね?軍隊食の採用基準に「簡潔に調理、栄養が有る、衛生面の管理」が有りますが
軍隊でも勿論採用されていましたが 、営内は兎も角携行食には不向きですし、衛生管理面となると?ですが
世間一般に普及していたから、採用されたと考えるますが。
587 名前:名無し三等兵 投稿日:2005/11/24(木) 01:49:54 ID:???
自衛隊の給食では、もちろんパックではあるが納豆が出る。
その為か箱根の関以西にも普及し一般的な「関西人は納豆が嫌い」が無くなりつつあるやも。
「自衛隊で始めて納豆を食った」者も実在。
もちろん食材購入は地元依存もあるが、流通も発達し、かつ栄養バランスを考えねばならない
駐屯地の栄養士は「納豆」は導入せざるを得ないだろう。
戦争で広まった、わけでは無いが自衛隊の給食も大いに日本の「食」に影響を及ぼしていると思う。
納豆は別に汁やご飯に入れなくとも、塩や味噌や(ところによっては甘い味付けも?)
なにかのたれをつけてそのまま食べてたって事はないのだろうか。
おかずとしてとか。
普通は最初はそうなりそうなもんだが。
干し納豆と浜納豆の立位置の違いは何でしょうか?
842 :
世界@名無史さん:2005/11/25(金) 00:17:19 0
干し納豆は、普通の糸引き納豆を干して保存食にしたもの。
浜納豆は、塩を入れて豆を醗酵させたもの。塩辛納豆とも言う。糸は引かない。
歴史は塩辛納豆のが古い。また、関西とその近辺では一昔前は、納豆というと塩辛納豆の
ことを指す場合も多かったようだ。だから関西付近で戦前以前の文献で納豆と書いて
あったら、どっちの方か気をつけて読む必要がある。
ビルマで納豆食うのはカチン族。
雲南とカチン州にまたがって居住してる。
密林の中に住んでいるから、
あんまり米は食えないはず。
>>835 雲南じゃ中粒種もあるね。
うるちじゃなくてもちが主流のところもあるはず。
>>845 粘着乙。
ここは北大西洋条約機構の話題で盛り上がるスレですか?
NATO統合レーションみたいなのないんだろうか
軍オタうぜー
熟柿って単に熟した柿のことじゃなかったんだな。
852 :
世界@名無史さん:2005/11/26(土) 18:00:55 O
麦焦がしを熟柿で練って食うと美味い。
>>844 焼畑でも稲作は可能。
本邦でも昭和四十年代まで陸稲の買上価格と消費割当が公示されていた。
本邦では陸稲の品質の評価が低く、収量(反収・労力比収量とも)が低いので
減反政策とともに廃れていったが、畑作や開拓地の重要な作物だった時期が
あった。
密林となるくらいだから天水耕法でも十分に水田が維持できたろうし、焼畑を
するにも好都合だ。
嫌がられながら、納豆の歴史について少々。
塩辛納豆の方は、奈良時代に中国から伝わったもので、歴史は古い。
夏に仕込み、冬の間貯蔵して食べられたものです。
『新猿楽記』に、「春塩辛納豆」とあるのは、勿論旧暦の春の事です。
(春では無く、舂とした写本もある)
糸を引く方は、『本朝食鑑』にあるとは既述の通りですが、『守貞漫稿』に
は、元々冬場に売るものであったが、近年はそうでも無いとあります。
納豆を汁に入れたものは、まず磨り潰して入れるのが通例。
『浮世風呂』に、やはり本来は冬にしか食べられぬものであったのに、今
では「八月のはじめでも納豆汁だ」とあります。
特に指定はありませんが、多分塩辛納豆の方でしょうね。
一旦汁から出した後磨り潰せとした料理書もあります。
納豆と言えば、大量生産される以前は冬に食べられるもの。冬の季語です。
ここで述べて来た冬には、旧暦でいうところの新春も入りますが、元々が
寺院で作られたものなので、正月には寺から檀家へお年玉として納豆が出
される事がありました。一般人の家庭なら餅。
中世には、寺院で作られた酒・醤・味噌・納豆などの手間がかかりそうな食
品が、贈答品や販売品として出回っています。それが可能な組織だった為。
味噌汁についても少々。平安時代にもそれらしき記述はあるものの、はっき
りした例は無く、味噌うずという味噌雑炊ぐらいしか確認出来ません。
はっきり出て来るのが室町時代・・・というか、饂飩や素麺や醤油の原形など、
食やその他の日本文化の原形が出揃ったのがこの時代です。
16〜17世紀のヨーロッパ系の史料では、淡々と事実だけを記したものも
あるのですが、たまに味噌を「腐敗した穀物」と表現した例が出て来ますね。
856 :
世界@名無史さん:2005/11/26(土) 21:57:19 0
嗚呼おなつかしや。
ID変っていますな。
トリップでしょ
>>856 とりあえず、試しに。IDは、日本史板に成り済ましが出たので。
塩辛納豆が唐からの輸入品であるかの様に書いてしまいましたが、
10世紀に源順が著した『倭名類聚抄』の中に、中国の似た食品を
紹介して、「俗に言う納豆がこれに似る」とあるので、早くから違
いが生じていたものでしょう。
やれやれ日本史板にもニセ山野ですか。
ID導入をもちかけたとてたさんは粘着されて追い出されるし。
ウズメさんや山犬さんがいたころが懐かしい。
>>853 現状、足りていないらしいよ。
ほとんど食えないそうです。
まぁ、政治のせいというのもあるけど、
近代にビルマが豊かだった時でも
十分足りるほど採れいたわけでは無いそうです。
陸稲は畑で栽培できるとはいえ、稲だから旱魃に弱い。
しかも水田稲作より収量が少なく、味もボソボソとして不味い。
陸稲って単に栽培方法の違いをいうの?
それとも品種も別?
水田より終了が少ないというのはともかく、味もまずいと一概に決めるのは外国の米の大半
が陸稲らしいのを考えればやや疑問だ。
そういえば陸稲と水稲って単に耕作方法のみの違いではなく、特に水稲用、陸稲用
品種があるのだろうか。日本は専用結構ありそうだが。
なんだか862氏とかぶってしまってるなw
>>863 世界生産の大半が陸稲?そんな事ないやろ。
インドでも東南アジアでも中国でも朝鮮でも、ほとんどが水田稲作のはず。
陸稲は、東南アジアの山岳地帯で焼畑で育てる物じゃないの?
北米カリフォルニア米は陸稲と聞いたが。しかも下手な国産米より美味いらしい。
生産量はわからんけどアジア以外は陸稲が多いんじゃないかなあ。
まあ全て伝聞なのがあれだが、違う事を書いた話をとんと聞かないので
大まかにはあってると思う。違うという話があるなら修正よろ。
イタリアのポー川流域で栽培されている稲は、水田稲作だよ。
昔の「にがい米」という映画に、イタリア娘の田植えシーンがある。
日本でも千葉県や神奈川県の一部で栽培されているよ。もちろんどうでもいい量ではあるが。
それより品種の話とかないのかな。
書き忘れていたけど868は陸稲の話ね
コシヒカリを陸稲で育てたらどうなるの?非常に難しい?
コシヒカリが畑で育つはずが無い。
陸稲と水稲は品種が違う。
>873
へえ陸稲でも上手くやれば美味くなるもんなんだな。品種によるのも大きいのだろうが。
値段によっては、ひとつ試しにしばらくそれで食ってても良いな。
>>873 よく読んだら、カリフォルニア米の水田栽培じゃないか。
876 :
873:2005/11/27(日) 01:13:57 0
あれ、そうだったか。早とちりした。
ただ昔喰ったアメリカ米は特別な品種とは思わなかった。コシヒカリじゃないかも知れないが。
877 :
873:2005/11/27(日) 01:15:38 0
878 :
873:2005/11/27(日) 01:18:46 0
米といえば日本に仕事にやってきた中国人の話で
「何もかも高い、アイスクリームはそれほどでもないがコカコーラは凄く高い、何より米が同じ作物とは思えないほどに高い、こんな高いものを主食にする日本人オソロシス(意訳」
みたいな事が書いてあった
アイスクリームは100円だが・・・
コカコーラがそんなに高い?ていうか、アメリカ人じゃあるまいしコーラがそんなに気になるか?
日本以外にも行った上での話じゃないか?
コカコーラは世界各国にあるから比較しやすいとか。
確かに日本のボトリングは異常にボッてるような気がする。
日本の清涼飲料の定価ってものは自動販売機なる
設置・維持費が高そうな物での販売が主だから
その分価格に上乗せされてるんでないかね。
コンビニ以外の商店では2割程安かったりするし。
確かに自販機では150円のお茶が、スーパーで100円で売られていたりするもんなぁ。
話戻すが、やはり陸稲は水稲に比べて収穫量が少ない。
昭和の初めころの神奈川県相模原台地は水利が悪いため、大半は芋や麦が作付けされ、米といえば陸稲だった。
水稲ならば一反あたり四、五俵は収穫できるが、陸稲はせいぜい二俵か三俵。
日照りが続けば、全滅を覚悟しなくてはならない。
その陸稲三割に、大麦七割の麦飯が日常の主食だった。
一方、相模川河口近くには湿田地帯が続く。乾田では一反あたり六俵収穫できるのが、湿田では
三、四俵。一、二俵しか収穫が無い場合もある。
田の水は多すぎても少なすぎてもいけない。
つかそんなの言うまでもなくあたりまえだべ。
それより陸稲のことが知りたい。
>879〜882
中国のコカコーラは安いもので1缶(350ml)で1元〜1.5元(約15〜20円)、レストランなどで
3.5〜5元(約28〜75円)、1.5L入りPETボトルで7〜9元(約105〜135円)、レストランだと20元(約300円)
地元のコーラならもっと安い。0.5〜1.2元(約7〜18円)
アイスクリームは種類によってまちまちだが0.5〜3元(約7〜45円)、日本のようにクリームの多いもの
だと5元(約65円)前後。安いものは色付き砂糖水を凍らせただけ。日本にはまずないような代物。
米は圧倒的に安い。品種、産地でかなり差があるものの3〜5元/kg(約45〜75円)、高いものでも20元/kg(約300円)。
アイスクリームは日本の約1/2、コカコーラは1/8〜1/6、米は1/10〜1/5。
中国に限らず日本の米はおいしいけど世界一高い。魚沼産コシヒカリの本物なんて1,000円/kg近い。
つか、文句があるなら
中国へ帰れ。
>>872 > コシヒカリが畑で育つはずが無い。
>
> 陸稲と水稲は品種が違う。
馬鹿だろお前、想像で語るな。
ていうか畑仕事の一つでもしてから稲について語れ。
俺の家でも、余った苗を庭の畑に植え、神棚と仏壇にお上げする供物用に育てとるわい。
コシヒカリだろうが、ササニシキだろうが普通に育つ。
888 :
世界@名無史さん:2005/11/27(日) 15:18:17 O
ド百姓は死ね!
水田耕作する農作物って稲だけ?
あれってかなり特殊な栽培形態だよね
>>889 水田で検索したら水田わさびが引っかかった……
山葵を育ててるのは水田に入るのかな?
コシヒカリが畑で育つなら、何故水田作る必要があるのさ。
だれか携帯厨の891に収量とか連作障害とかの基本的な知識を教えてあげてください。
893 :
世界@名無史さん:2005/11/27(日) 16:45:28 0
894 :
世界@名無史さん:2005/11/27(日) 16:48:41 0
895 :
世界@名無史さん:2005/11/27(日) 17:59:44 0
>>889 ハス、クワイ、じゅんさい、まこも・・・
食用が主ではないがイグサもね。
サトイモも。
水田栽培のイモもあったな。サトイモみたいなヤツ。
898 :
世界@名無史さん:2005/11/27(日) 19:16:40 0
899 :
世界@名無史さん:2005/11/27(日) 21:12:28 0
>>897 ああ、なんかNHKで見た記憶が。
東南アジアだかミクロネシアだかで、婆さんが田んぼのイモを茎というか葉っぱを持って
引き抜いて芋の下半分だけ切り落としてまた、田んぼに戻すってやつ。
>>899 それは台湾蘭嶼島のヤミ族が、水田に栽培しているミズイモだな。
このミズイモに飛魚を付け合せて食事にする。
痛んだミズイモはわざと腐らせ、「珍味」として蒸して食べる。
沖縄にも、水田で栽培する里芋、田芋(たーんむ)がある。
ハワイのポイも水田耕作で育てたタロイモを醗酵させて作るな。
>887
品種に関係なく稲が畑で育つと言うのなら、水利の悪いところに沢山「稲畑」があっても
いいようなものだがな。日本人は稲に執着していたんだから。
連作障害は、他の作物と組み合わせて切り回せばいいだろうし。
さておき、神仏の供物に畑の稲を使うと言うのは民俗学的に何か意味があるの?
903 :
世界@名無史さん:2005/11/27(日) 22:44:20 0
おい、山野!
お前は世界史板を年内撤退したんじゃなかったのか!
公約は守れ!
粘着ウザイ
>>891 反収。
水田では520kg/反、陸稲は200kg/反くらい。
すげーな水田。
小麦とかも品種改良して水田で育てられれば
きたる食糧難にも対応できる・・・・か?って水が足りねえか。
>>906 だね。いまや、単位面積あたりの収量より水のほうはるかに問題になっているし。
>>902 たとえば、5年サイクルの連作なら、同じ面積で5年間の積算収量で単純比較すると
陸稲は水稲の12分の1だよ。
主食とするには、ちょっと期待薄だよな。
幕藩時代の中期になると農村にまで貨幣経済が浸透してくるから、換金性の高い
商品的作物を畑作で作り米に換えた方が効率が良くなる。
牛乳で作った焼酎が売ってた。
味は馬乳酒に近いのかな?
馬乳酒は通常は度数が低かったはず。
その牛乳焼酎なるものがどのように作られてるかは知らないが、名前のとおり焼酎クラス
の度数であるならば、まったく違う味だと思われる。
流石に麦は水田では作れないが、稗は畑でも水田でも作れる。
稗は雑穀ではなく水田雑草に転落して久しい。
雑穀の大半って元々は水田や畑において雑草が穀物に擬態したものなんだから
先祖がえりといえば先祖がえりかも
野生に返しただけ。
稗や粟って米よりも早く栽培が始まらなかったっけ?
岩手あたりでは、馬産や砂金採集、製鉄を主な産業とし、冷害に強い稗を主食にしていた。
しかし江戸時代の米本位制で、無理に稲を栽培したため、飢饉に悩まされるようになった。
917 :
世界@名無史さん:2005/11/29(火) 16:58:06 0
>>885,
>>896,
>>901 士農工商未満の穢多非人階級出身者は、このスレに来ないでください。
スレが穢れるのでお清めが必要になります。
少しは、一般市民クラス以上の人間が迷惑に思う感情に配慮してください。
>>909 馬乳酒は醸造酒、牛乳焼酎は蒸留酒なので味はまったく違いますよ
馬乳酒は、獣臭いという話だが。
そういえばアニメの「アルプスの少女ハイジ」を見て「山羊の乳」に憧れ、
念願かなって実際に飲んだところが、あまりの獣臭さに幻滅した、と言う話がよくある。
稗や粟は増産して欲しいな。
米に混ぜて炊くとうまいよ。
「米アレルギー」「小麦アレルギー」の人間にとっては、雑穀は大切な生きる糧だからね。
だからマトリックスなど見るのはおろか、内容もまったく分からんと言うのに。
そこまで言うなら見てみるかなあ。しかし、期待して見たら全然期待してた
のと違う内容だったというオチになりそうな気がするが。
どこの誤爆だ?
誤爆だ。スマン。
米アレルギーなんてあるのか。銀シャリと秋刀魚の塩焼きのハーモニー
とか味わえないんだな。
南部の国では、「稗飯に塩鰯」が最高の取り合わせとされている。
津軽では「白米飯に筋子」が最高の取り合わせとされている。
ピーナツバターアレルギーの少女が、
ピーナツバターを塗ったパンを食べた少年とキスして、ショック死したそうだけど。
事実は小説より奇なりですね。黙祷。
蕎麦アレルギーの人が立ち食いウドンを食べたらアレルギーで死にそうに
なったというのもあったな。蕎麦を茹でたお湯でウドンも茹でていたという。
食物アレルギーはきっついね。
食事の楽しみが制限されるのは人生の楽しみの
何割かはフイにしてるだろう。
ピタゴラスは空豆アレルギーだったそうだね。
ブスアレルギーの俺は、オリンピックで日本の選手見るとよく死にそうになるよ。
ほんと、日本の女子スポーツ選手って、ブスしかいないよな。
室伏アニキハァハァ
>>930 アレルギーはともかく豆類って元々毒を持ってるんんじゃ無かった?
あまり生では食べないよね。
>>932 いやそれは種目によるのでは
>>934 うん、豆は有毒のものが多いんだなこれが。
とくにガラス豆がヤバイ。
そう。
インドでは貧しさゆえに毒豆であるガラス豆を仕方無しに食べ、下半身が麻痺して働けなる悲劇が多発している。
しかもこの症状は女子供や老人より、働き盛りの成人男子に発症しやすい。
働き手を失い、それで一家全員があぼーん。
すると、大豆を食べ過ぎると体に悪いとかいうニュースが最近あったが、
あながち笑い飛ばすことはできないってことですかね?
納豆は一日ワンパックまで。
ガラス豆ってググッても判らなかったのですがどういう用途で使用するものなのですか?
うまく加工すれば毒性が無くなるのです?
「ガラスマメ」と、すべてカタカナでぐぐってみなさい。
>>937 大豆を食べ過ぎると体に悪い、と言う議論は実は女性ホルモンの過剰摂取に
よる環境ホルモンの害という議論に繋がっていて、かつ女性ホルモン→美容にいい
という議論にも繋がってるニダ。環境ホルモン説を採るならば日本人のチンポが
小さいのは大豆を食べてきた歴史が長いからということになってしまい、結局
過ぎたるは及ばざるが如しというクソ議論に落ち着いてしまうニダ。
>>941 じゃあ大豆はちんぽが十分成長してから摂取だな。
>>941 じゃあ逆にちんぽを大きくさせるにな何を食べたらいいですか?
えのきをまつたけにしたいです。
そんな事を言うと、鋼の錬金術師に叱られます。
>>943 植物性食品では山芋。男性ホルモンを活性化させるのだとか。
>>943 俗説的には、ほかの動物のペニス料理を定期的に食い続けるのが正解かな?
947 :
世界@名無史さん:2005/12/03(土) 21:35:24 0
ゼンマイやワラビを食うと、アクであっちのほうがダメになるそうです。
コンビニでマカのサプリを買うときに、女性店員だと気が引ける漏れは未熟者ですかw
>>941 ニダのチン長は平均9cmだそーじゃないか。
朝鮮料理は回春強壮を謳ったものが多いのにねw
朝鮮人参は昔から朝貢品の定番だったそうだし。
日本人は膨張率が凄い
>>928 漏れの蕎麦アレルギーの友人は、カップ蕎麦で駄目だったよ
953 :
世界@名無史さん:2005/12/04(日) 00:18:57 0
仏教で韮や大蒜、ネギのような臭いのの強い野菜が嫌われたのは、精力増進に効果があるゆえ
修行の妨げになるから、とのことだが・・・
だから大蒜ばかり食うチョン国ではレイープが日常茶飯事なのかw。
>>948 誰が何を買ってるか、店員さんはいちいち気にしてませんて。
それでも気になるなら、普段寄らない店に行けばいい。出張ついでとか。
>>953 口臭が来迎の妨げになった、という話もあります。
酒や五辛の臭いをさせたもの、女犯後のものは臨終者に近づけなかったと。
清浄というイメージからは遠ざかりますからね。
風呂や楊枝や洗面・手洗いが数々の経典に出て来るのも、その為です。
礼拝は勿論の事、経典などに触れる前でも嗽・手洗いは必須。
わが国の古典で衛生関連の行動が出るのも、おおむね仏教関係でしょう。
殷滅亡後、周王朝に仕えるを潔しとせず、山にこもってゼンマイやワラビばかり食べていた
伯夷と叔斉の兄弟の死因は、山菜のアク抜きをしっかりしなかったため、という説もあります。
なお、明治初期に来日した清の役人が、明の遺臣で日本に亡命し、水戸徳川家に仕えた朱瞬水を
「伯夷と叔斉は周の穀物は食わなかったが、周の山菜は食らった。
朱先生は清の穀物も山菜も食わなかった。
まさにその徳は伯夷と叔斉に勝る」
と、誉めています。
>>956 >なお、明治初期に来日した清の役人が、明の遺臣で日本に亡命し、水戸徳川家に仕えた朱瞬水を
>「伯夷と叔斉は周の穀物は食わなかったが、周の山菜は食らった。
>朱先生は清の穀物も山菜も食わなかった。まさにその徳は伯夷と叔斉に勝る」と、誉めています。
革命派ならともかく、その清朝の粟を食む者がこんなこと言っていいのか?
その清国人、黄なにがしが日本をネタに詠んだ漢詩集、「日本雑事詩」が
東洋文庫から出ているから、読んで見ればくわしく判るかもしれん。
ちなみにその朱先生が、水戸黄門に「ラーメン」の造り方を伝授した、という
俗説は有名。
世界史板では否定されているが。
麺の生地に蓮根の澱粉を用いるのは一般的だったんでしょうか。
それを認めると、最初にラーメンを作ったのは実は、朱さんというオチ
>>955 イスラムでもニラ、ネギ、ニンニクの類いの料理を食したら
人との歓談は極力避け、礼拝は行わないようにとハディース
などでは勧告していますな。
宗教関係の行為には口臭を避け、沐浴や歯磨きなどで可能な限り
心身を清浄に保つべし、という観念はどこでも同じようですね。
あ、でもチベット仏教は入浴は厳禁ぽかったような・・・
皮脂を落とすと当時のチベットでは命取りなのかもね
清浄好きなのは、「神道」に限りませんからね。あれは、なんでもかんでも
悪いものは祓う=送るという点で、他に方法が無いのが特化していますが。
チベットなどは、環境によって入浴が風邪に繋がるから無理ですね。
(清浄な生活ばかり送れる人間はあまりいない訳で、信仰が大衆化して来る
と、「このお経(やり方)は浄不浄を嫌わない」というのが支持される。)
>周の山菜は食らった。
この批判、どこかで読んだ憶えがありますね。割とよく聞かれたものか。
>>963 バターを肌に塗りこんでいたくらいだから、保湿の目的ですかね。
仏教においてニラやタマネギなどが嫌われたのは、ニオイもそうなのですが収穫することで
そのニラやタマネギの命を奪ってしまうからです。
元々はそうでした。
ジャイナ教では、同じ理由で根菜の食用を禁じていますな。
さて、シベリア先住民も入浴をしませんでした。
それは、「垢を剥がし去ると、それだけ寒さに弱くなるから」
「体臭が薄くなると、道に迷ったときに犬に見つけてもらえないから」
だそうな。
>>964 伯夷叔斉が周の粟は食わなかったが周の山菜は食ったという批判は
たしか史記列伝じゃなかったかな?うろ覚えスマソ。
>>968 ありがとうございます。心より御礼申し上げます。
魯迅の小説、「采薇」でも、女中に「天下のワラビが我が聖上陛下のものでないといえるか!」と
と女中に投げつけられた伯夷叔斉の兄弟が、絶望して餓死する記述がありますな。
蕨は食べ過ぎると身体がだるくなる。
なので父母の喪に服すときには敢えて過食常食するのが
儒教の習慣だとものの本で読んだ覚えがあるような。。。
埋めついでに、ワラビ餅って昔はワラビからとった澱粉で作ってたんだって。
と、つまらない事を書いてみる。
葛餅もワラビ餅も、最近ではみんなジャガイモ澱粉。
>>968-970 気になって史記の伯夷叔斉列伝を調べてもその話は載っていなくて、でも
確かに読んだ記憶がある、あれは何だったかなあ?と思っていたが、魯迅の小説だったのね。
確かめました。中央公論社「世界の文学 第47巻 魯迅」所収の「蕨を采む」を376ページから引用します。
「『普天の下、王土に非ざるは莫し』よ。あなたたちの食べてる蕨が、わたしたちの
天子さまのものでないとでもいうの!』」
見事な台詞なので、史記と混同しておりました。
恐るべし、文豪の筆力および私の記憶力の無さ。嗚呼。
いや、史記列伝にあるぞ?
>武王、已に殷の乱を平らげ、天下 周を宗とす。
>而るに伯夷・叔斉、之を恥じ、義として周の粟を食まず。
>首陽山に隱れ、薇を采りて之を食う。
覚えてる限りでは呂氏春秋と孟子にもちょろっと出てたと思う。
それはそうと仙人の食い物、というか中華薬膳としては
野蒜やら蒜やらが多用されてるよね。松の実とかもあるけど。
知り合いの中国人はお茶でうがいして
「口臭消えただろ?」
っていうんだがいつもザーサイ臭い…。日本人も味噌&納豆臭いんだろうか?
>976
いや、975は、「周の穀物を食べなかったが、周のワラビは食った。」
この事はおかしい、と非難する文が史記にあったような気がする。と言いたいんだよ。
確かに自分も、史記かどうかは定かではないが中国古典に
「穀物は食わずともワラビは食った。結局周の物を口にした」と兄弟の行いを非難する文を
見た覚えがある。
>>957 処刑を決めた幕臣も赤穂浅野の浪士の忠臣ぶりを誉めていたいたりるんだが。
>973,974
ワラビから取った澱粉であるワラビ粉は色が薄茶色で少し苦味がある。それに時間が経つと溶けて
くるので作り置きが難しい。
和菓子屋でもワラビ粉を使ったワラビ餅を出すところは非常に少ない。葛粉を使ったものなら
まだいいほうでサツマイモ澱粉のものも多い。
コンビニやスーパーで売られているワラビ餅はジャガイモ澱粉でなくサツマイモ澱粉の方が多い。
ジャガイモ澱粉だと粘りが少ないのでサツマイモ澱粉やタピオカ澱粉を混ぜて使う。
ワラビ粉が多いと色が薄茶色から黄色、葛粉とサツマイモ澱粉は透明だが冷やすとサツマイモ澱粉
を使った物は白くなる。
本蕨粉の作り方は大阪の芭蕉堂のHPにあります。
ttp://www.bashoudo.com/aboutwarabi/index3.htm 本蕨粉は非常に高価で1kgで数万円、葛粉の5倍くらいの値段。サツマイモやタピオカの
澱粉は本蕨粉の1/10以下の値段。輸入品だと1kg数百円ととても安い。
関東の和菓子屋ではワラビ餅を作るところは少なく、牛肥に抹茶で色づけした薄皮を巻いたものを
ワラビ餅と呼ぶこともあるそうな。
つか、ワラビの灰汁がどうであれ、
ワラビが採れないシーズンになったら餓死。
ワラビが取れない時期になったら、根を掘り起こしてワラビ澱粉とって生活するしかない。
ま、澱粉を取るのはとんでもない重労働だし、根を採ってしまったら翌年の収穫は望めないが。
1キロ数百円というと、とてつもなく高価なんだが……
そうかぁ?安い薄力粉が一`150円、
赤穂の本塩が一`300円で買えるが?
ワラビはヨーロッパにもあるけどなぜか食べなかった。
なお、魯迅の小説の冒頭、伯夷叔斉の兄弟は周の国の養老院で、「烙餅」なるものを
食べて生活している。
おそらく小麦粉のお焼きか何かだろうが、この時代はまだ製粉技術が発達していない。
したがって、日常的にはキビや粟の飯か粥を食していたはずである。
もっとも初期の製粉なんて、鉢のような容器に入れ、棒でつついたものだったから、製粉技術が
発達してないから、これはありえない、こうに決まってるというのは早計だったりすることもある。