1 :
世界@名無史さん:
について語ろう。
イヴァン雷帝、スムータ(動乱時代)、ピョートル大帝、
エカテリーナ2世、ナポレオンとの戦争、西欧派VSスラヴ派の
論争、ザ・グレート・ゲーム…
2 :
世界@名無史さん:2005/08/25(木) 18:47:58 0
4 :
世界@名無史さん:2005/08/25(木) 19:21:51 0
ピョートル大帝が創設したプレオブラジェンスキー・プリカス(政治犯取調庁)
は、イヴァン雷帝のオプリチニキや、ソ連時代のKGBを連想させる組織だった。
犠牲者は軍務を逃れようとした貴族から、ツァーリを冗談の種にした酔っ払い
までいた。
帝政ロシアの酷刑ってどんなのがありますか?
アンリ・トロワイヤの「イヴァン雷帝」では「股間を綱で挽き切る」とかいう処刑方法があったけど・・・
すみません、ロシアの17世紀、18世紀の分離派の動向について知りたいんですが
邦訳されてるものでお薦めの資料がありましたらぜひ教えてください。
8 :
世界@名無史さん:2005/08/25(木) 20:08:55 0
>>5 ステンカ・ラージンは四つ裂きの刑に処されたな。
ビザンツ帝国から伝わった目潰しとかもあったらしいけど…
9 :
世界@名無史さん:2005/08/25(木) 20:23:34 0
>>7 分離派だけについて取り上げている本は多分ないと思います。
東方正教会関連、あるいはロシア史を扱った本の中から丹念に
拾い出していくしかないのでは。
分離派(ラスコーリニキ)は後にポポヴェツィとベズポポベツィに
分かれます。前者は聖職者の働きを認め、ベズポポベツィはそれを
認めないグループ。
>>9 あ、やっぱり無いですか。
できれば鞭身派の開祖、ダニーロ・フィリッポヴィチとその後継者イワン・スースロフに
ついて詳しい事を知りたかったのですが…。
ロシアで生まれた異端
フルイスト派…分離派の流れを汲み、聖霊のみを重視し、禁欲主義を実践。
新イェルサレム派…フルイスト派から禁欲主義と神秘的色彩を薄めたもの。
20世紀初頭にウルグアイに移住。
スコプツィ派…マタイ伝19章12節の記事を典拠に、「火の洗礼」として
去勢を行った。
ドゥホボル派…規制の教会制度・聖職・典礼・聖書を否認し、イエス・
キリストを神の英知を備えた単なる人間と考えた。財産を共有化し、
徴兵・徴税を拒否したため弾圧を招いた。19世紀には一部がカナダに
移住。
モロカン派…ドゥホボル派と同じく規制の教会制度・典礼などを拒否
したが、彼らほど過激に走らず、聖書のみを教えの根幹とし、その教えを
「純粋の霊的ミルク(モロコー)」と称した。弾圧によってカフカス・
モルドヴァなどの辺境に追われた。
イスカレリ・クリスタ(キリスト希求派)…キリストをいたるところに
見出し、賛美するという者の集まり。
ストラニキイ派…歩く者の集まりで、反キリスト者ばかりのこの世に
住むところはないと、街から街へと歩く流浪の民。
※キリスト教と直接の関係がないカルト(ロシア古代宗教の末裔か?)
クリーッイ派…性にまつわる迷信を信奉していた集団。禁欲を完璧に
するには、一度肉欲に溺れなければならないとした。ラスプーチンは
この派に属していたといわれる。
>>11 兵役拒否して弾圧を受けたドゥホボル派を援助するため、文豪トルストイは「復活」を
書き上げて原稿料を彼らの輸送費に当てたんでしたよね。
彼らがいなかったら、「カチューシャ、かわいーや♪」の歌もうまれなかった、と。
15 :
世界@名無史さん:2005/08/26(金) 20:16:35 0
ttp://www.bekkoame.ne.jp/i/ga3129/roronn2rosia.htm ピョートル改革の多くは、スウェーデンという優れた軍事力をもつ敵国との
対決の中から立案されたと言われるが、このことは特に軍制改革にいえる。
ロシアの軍事力はすでに17世紀末の段階で、海軍をのぞき規模、装備とも
ヨーロッパ諸国にひけをとらなかった。だが、中小貴族層を主とする旧来の
騎兵部隊、銃兵部隊を、歩兵部隊、騎兵部隊、竜騎兵部隊からなる新軍に
かえ、北方戦争(対スウェーデンとの1700〜21年にかけての戦い。バルト海
沿岸を獲得)前夜には約16万の陸軍を擁していた。だが緒戦のナルヴァの戦い
で敗北したピョートルは、早急な軍隊立て直しを迫られ、徴兵制を導入した。
これにより、毎年2万人以上の農民兵士が、全国の村々から補充された。
海軍はゼロからの出発であったが、バルト海艦隊を創設し、1724年の段階で、
48隻の大型艦船、約18隻のガレー船をもつまでに至っている。 スウェーデンと
の戦いは長期化したが、軍制改革もあってようやく1721年にロシアの勝利と
なる。 勝利の祝典でピョートルは、元老院から「皇帝」、「祖国の父」、
「大帝」という称号を送られた。
16 :
世界@名無史さん:2005/08/27(土) 21:19:57 0
ロシアのツァーリ信仰や、偽ツァーリ事件について語ろう。
偽ドミートリーや、偽ピョートル3世(エメリアン・プガチョフ)。
イワン雷帝の治世には偽キリストまで出たらしいぞ
19 :
世界@名無史さん:2005/08/28(日) 21:48:24 0
ロシア農民のツァーリ信仰を調べていると、ほとんど現人神に近い扱いだ、
と思うときがある。
20 :
世界@名無史さん:2005/08/29(月) 14:49:40 0
なんでロシアはあんなにでかくなったんだ。
当時シベリアなんか支配しても利益ないだろうに。
21 :
世界@名無史さん:2005/08/29(月) 14:59:34 0
毛皮
22 :
世界@名無史さん:2005/08/29(月) 16:23:58 0
毛皮のためにさらに寒いところへ進出したのか。
当時、黒貂の毛皮は「走る宝石」と呼ばれた。
>>22 本当は南下したかったんだけど、イギリスがそれを阻んだ。
例えばクリミア戦争など。
25 :
世界@名無史さん:2005/08/29(月) 18:17:36 0
26 :
世界@名無史さん:2005/08/29(月) 20:55:06 0
毛皮を獲っていたアリューシャンからロシア本土まで毛皮を運ぶのはシベリアと言う難所があり、
そのため日本との通商を望んでいたんだよね。
露土戦争やクリミア戦争は不凍港をめ求めるロシアの南下政策を契機とした戦争だったことはあまりに有名だが
日露戦争も同じような解釈する教科書多いんだよね
あの当時、シベリア鉄道の完成で、不凍港と南下政策の意義はロシアにとってはもうそれほど重要なものでもなかった
日露戦争でロシアがあっさり朝鮮をあきらめたのもそれが背景
ドストエフスキーは、クリミア戦争でフランスとイギリスがオスマン朝と同盟を
むすんだことにショックを受けて、次のように書いている。
キリスト教徒がトルコに味方してキリストに手向かうのか!
キリスト教徒が―マホメットの擁護者であるのか!
君らに恥じあれ!―十字架に背くものよ。
1774年のキュチュク・カイナルジャ条約で、オスマン帝国はロシアによる
オスマン帝国内の正教徒の保護権のほかに、商船のボスポラス・ダーダネルス
両海峡の航行権も与えることになった。
これがいわゆる「東方問題」の第一幕。
29 :
世界@名無史さん:2005/08/29(月) 21:20:39 0
>>17 >>18 イヴァン・エメリヤノフのことかな? 名前だけで詳しくは知らないですが。
ロシアは中世からノヴゴロドの商人らが北方の狩猟民から毛皮を巻き上げてた歴史があって
シベリア進出というのはそれがウラル山脈を越えただけなのかも。
>>29 ノヴゴロドでパトロミニア(父兄大家族集団)が解体しなかったのは
なぜなんだろうね?
>>30 市内の政治抗争のために団結する必要があったからでは?
バルト海のゴットランド島は、対ノヴゴロド貿易の重要な中継地だった。
16世紀に白海ルートが発見され、港湾都市アルハンゲリスクが建設されるまで、
ハンザ商人はロシア貿易を独占。
33 :
世界@名無史さん:2005/08/30(火) 16:40:10 0
黒死病もハンザ同盟経由でロシアに入ってきたんだよな。
34 :
世界@名無史さん:2005/08/30(火) 18:42:11 0
ポロツクやスモレンスクもハンザ同盟と協約をむすんでいるね。
北西ロシアの寒冷な気候のせいで、ノヴゴロド滞在者は秋に到着する
越冬組と、春から秋まで夏期組に限定した。
帰国する越冬組は商館の鍵をノヴゴロド大司教に渡し、商館の
全財産を、この街のロシア正教会の首長に委ねるのが規則だった。
35 :
世界@名無史さん:2005/08/30(火) 23:34:19 0
36 :
世界@名無史さん:2005/08/31(水) 12:52:05 0
>>35 ロシアはイギリスより遅れていたんだな。
いつごろからイギリスへ追いついたんだ。
ロシアが産業革命に突入したのは、日本と同じで19世紀末頃
なのよねえ。
38 :
世界@名無史さん:2005/08/31(水) 14:53:24 0
日本のほうがずっと進んだ国だったんだよ。
憲法も議会もなかった。
40 :
世界@名無史さん:2005/08/31(水) 17:56:42 0
>>37 でも少なくとも大黒屋光太夫の時代は、
航海技術も兵器もロシアの方がずっと上回っていたよ。
高田屋事件の前、日本の防衛ラインはロシア海軍に蹂躙されている。
41 :
世界@名無史さん:2005/09/01(木) 17:17:36 0
>>40 >大黒屋光太夫の時代
ちょうどエカテリーナ2世の時代だよね。
ロシアの西欧化政策は、ピョートル大帝の時代から始まっているからな。
ピョートルの時代にはヴォローネジ造船所で軍艦が建造され、「アゾフ海軍」
が誕生。第二次アゾフ遠征ではオスマン朝に勝利。
エカテリーナ2世なら池田理代子の『女帝エカテリーナ』で興味もって
アンリ・トロワイヤの原作までハマッた。
アンリ・トロワイヤの「イワン雷帝」はロシア人を馬鹿にし杉
アンリ・トロワイヤなら「アレクサンドル1世」がいいよ。
45 :
世界@名無史さん:2005/09/01(木) 20:33:10 0
>>43 川又一英氏が、「トロワイヤの伝記小説は、大仰な俗流小説表現が
作品を文学から遠いものにしている」と批判していた。
アンリ・トロワイヤはロシア系フランス人だけど、フランス人作家には
ロシアを否定的に書く傾向が強いような…
西欧の絶対君主たちは、どこでも中央集権化にあたって在地貴族の伝統的な
諸権力に悩まされたが、ロシアではイヴァン雷帝の時代に、この問題には
片がついてしまった。
その貴族問題の手法が残酷だったからな・・・
>>46 スターリンはイヴァン雷帝の礼賛者で、
雷帝は祈りに時間を割くぐらいならもっと多くの大貴族を始末すべきだったと
批判した。
(すべての貴族を根絶しておけば、彼の死後に動乱の時代は訪れなかった
だろうという意味)
エイゼンシュタインの映画にも口挟んだくらいだからね。
>>47
98 :名無しさん :2005/04/04(月) 23:45:50 ID:prkBZPEy
>ロシア人は権威とか力に信奉を置いているから、
これはロシア人の気質としてよくいわれるよね。
理不尽だろうと独裁だろうと、圧倒的な力や神秘性を持つものに惹かれるって。
日本人には少々理解しがたいものはあるけどね。
50 :
世界@名無史さん:2005/09/02(金) 17:52:01 0
>>49 強いものについていくからあんなにでかい国になちゃた?
>>50 狩猟民族がまばらに住んでいるだけの広大な森があったから
52 :
世界@名無史さん:2005/09/02(金) 19:36:13 0
西欧は可耕地の面積に比べて労働力となる人口が余ってたんだよね。
ロシアの場合は土地の広さに比べて人口が不足してたので労働力確保のために農奴制になってしまった。
53 :
世界@名無史さん:2005/09/02(金) 20:32:16 0
>土地の広さに比べて人口が不足してた
アメリカ大陸の奴隷制も同じ原理?
54 :
世界@名無史さん:2005/09/03(土) 22:13:54 0
ポーランドの知識人アダム・ミフニクが、
「共産主義は反ヨーロッパであった」、「共産主義にたいする抵抗はつねに…
ヨーロッパの価値に立脚した」、「共産主義者たちは、自由や近代性を我慢
できないのと同様、西ヨーロッパも我慢できない」
などと書いていたが、
そもそも共産主義は西欧で生まれたもので、レーニンをはじめソ連の創始者
たちはデカブリスト・ゲルツェン以来の革命思想を受け継ぐものとされ、
その意味では西欧派の伝統の中に位置づけられている。
55 :
世界@名無史さん:2005/09/05(月) 00:15:14 0
第一次世界大戦前、ヨーロッパではツァーリの支配するロシアが一番
経済成長率が高かった。
1891年にはシベリア横断鉄道の工事が開始され、10年という驚異的な速さで
開通した。このおかげでシベリアの地下資源の探索が始まり、織物業者は
トルキスタンに木綿の新しい供給源を得ることができた。
ニコライ2世の即位後19年で、ロシアの工業生産力は4倍に増加した。
鉄道の路盤の成長は年に1574キロに達していた。
またロシアはヨーロッパ市場への基本的な穀物供給国だった。
56 :
世界@名無史さん:2005/09/05(月) 21:40:13 0
ロシアの「ゼムスキー・ソボル」は、
西欧諸国の身分制議会のようなものに発展していく可能性は
なかったのかなあ?
第3身分を加えたりしたらうまくいかんでしょう
58 :
世界@名無史さん:2005/09/07(水) 00:02:30 0
59 :
世界@名無史さん:2005/09/07(水) 00:29:55 0
>>58 ミハイル・ロマノフは「ゼムスキー・ソボル」によって選ばれた
ツァーリだったが、例えば1650年にツァーリがウクライナの併合を
求めるようゼムスキー・ソボルに要請したところ、彼らはそれが
ポーランドとの戦争を意味するということで拒否した。
とりあえずロシア人も皇帝に唯々諾々としてただけではないと
61 :
世界@名無史さん:2005/09/07(水) 14:24:24 0
19世紀はじめに鎖国日本とロシアとの通商が樹立していたら、
アラスカを売却しないで済んだのではないか。
ロシアとは直接関係ないけど、アメリカのハリマン財閥に南満州鉄道を
売却して、彼らの
「南満州鉄道を起点にシベリア鉄道を経てヨーロッパへ、さらに汽船
連絡によって世界一周鉄道を実現する」
という構想に日本が乗っていたら、その後の歴史は変わっていたと思う。
63 :
世界@名無史さん:2005/09/08(木) 12:35:54 0
>>61 通商しても日本では毛皮は売れないと思うが・・・
平安時代じゃないんだから
64 :
世界@名無史さん:2005/09/08(木) 13:24:56 0
そうだな。
同じ時期クルウゼンシュタインの構想で中国に市場を求めたのも失敗してるし。
ただ生鮮食や物資の調達に日本が手を貸していれば多少はロシアにも楽だったかも。
>>63 ん? 意味がわからんぞ。
日本に売るのはロシア本国の品物でいいじゃん。
工芸品とか機械とか武器とか宝石とか。
日本からは食糧を買ってシベリア、アラスカの経営に活用する。
毛皮も武士階級には需要あったんじゃない?
>>65 いや、なんか
>>26に「シベリアの毛皮をロシアまで持ってくのは手間がかかったので
日本との通商を望んでた」とか書いてあったから
67 :
世界@名無史さん:2005/09/08(木) 19:12:57 0
ロシアのスラヴ派の思想家、例えばダニレフスキイなどは、
全人類的文明であることを自称している(じつは詐称している)西欧文明
といえども、かつてのエジプト文明、ユダヤ文明、中国文明などと同じように、
たんに一個の独立した文明にすぎず、けっしていままでのすべての文明より
優れているわけでもなければ、文明の代名詞でもないとか、
昨今はやりの「文明の衝突」を髣髴とさせるようなことを主張してたんだよね。
現在のプーチン政権下のロシアは、だんだん「スラヴ派的」な傾向に回帰
しつつあるように思える。
96 :名無しさん :2005/04/04(月) 17:44:08 ID:4TU/OMDF
プーチンって独裁者路線まっしぐらだと思うんだけどだから人気あるのか?
ロシア人って未だにピョートル大帝好きな人多いし
97 :名無しさん :2005/04/04(月) 21:50:19 ID:ZejeTFtq
>>96 エリツィン時代の経済、社会的混乱から
国を建て直したのが一番の理由だろうね。
逆にソ連を崩壊させたとして、ゴルビーは
ロシアじゃ、さっぱり。
独裁だから人気があるわけではないけど、
ロシア人は権威とか力に信奉を置いているから、
独裁は西側とは違って、さほどマイナス材料にはならない。
ジリノフスキーなんかも、日本じゃ極右の泡沫政治家扱いだけど、
向こうじゃどうしてどうして、イリーナ・ハカマダら改革派よりも、
はるかに人気がある。
69 :
世界@名無史さん:2005/09/08(木) 23:01:55 0
ヒゲ税と共産国家とかレーニンとか岡田真澄とか
アル中大統領とかプーチンとか
ロシアは笑いをとりたいんじゃないのか?
70 :
世界@名無史さん:2005/09/08(木) 23:07:22 0
良くも悪くも個性的なトップばっか
そういう意味では日本の総理と逆
71 :
世界@名無史さん:2005/09/09(金) 02:30:26 0
プーチン、アンナ・ポリトコフスカヤにはめためたに批判されてるが、
国民の人気を得るためには努力を惜しまないからね。
そいや彼女は飛行機で毒盛られてその後回復したんだっけ…?
72 :
世界@名無史さん:2005/09/09(金) 07:32:36 0
>>71 回復したよ。
その後「プーチニズム 報道されないロシアの現実」(NHK出版)
を書いた。
彼女はいわば「西欧派」に属する知識人かな?
73 :
ジョーカー@ケータイ:2005/09/09(金) 07:42:37 O
ロシアは石油・天然ガスだけではなくセックス産業で経済発展すべし。 どうせ男性の数はますます少なくなっているのだし、ロシアン・プッシーは売り物になる。
今手元にミハイル・ゴレリクというロシアの考古学者が書いた本があって、
「ユーラシアの戦士たち」という題のCIS諸国の歴史上の軍装をイラスト付で
解説した本なのだが、キンメリアやスキタイ、サルマタイからボスポラス王国、
ソグド人、ヴァイキングとスラヴ、バルト人、突厥やウイグル、キルギス、モンゴル、
コサック、シベリアの諸民族まで網羅した内容である。
決して上手いとはいえない(下手でもないが)イラストの数々に、なんというか
ロシアが置かれた歴史的文脈、というかユーラシアへの愛のようなものが感じられた。
こういうのを読むと西欧派というのはロシアの歴史の豊穣な部分をなかったことに
しようとしているように思えてしまう。
他国の人間がどうのこうの言う問題ではないんだろうが・・・
75 :
世界@名無史さん:2005/09/09(金) 17:29:37 0
現代ロシア・ナショナル派
復活派…正教にもとづく伝統的な精神的価値観を復活させる。
ナショナル・ボリシェヴィズム派…「道標転換派」から派生したもので、
強烈な反西欧的傾向を持ち、極端な場合には「ユダヤ・フリーメーソン陰謀説」
にまでつながることがある。
新ユーラシア主義派…ロシアはヨーロッパともアジアとも異なる独特の地理・
文化・民族を持つ。ロシア文化はビザンツの伝統のみならず、ウラル・
アルタイ諸民族の要素も含むとする。
スキンヘッズ・ネオナチの若者も一応ナショナル派ですよね?
77 :
世界@名無史さん:2005/09/09(金) 20:31:45 0
>>76 Yes.
人民民族党(党首:アレクサンドル・イワノフ)
「ルシズム」というイデオロギーを唱える。
ルース(スラヴ系三民族、正教徒)によるルーシ(ロシア、ベラルーシ、ウクライナ)
の支配。
ロシアでは90年代から「ロシア正教ファンダメンタリズム」が台頭
しつつある。
西欧世界は原理的にコスモポリタリズム、世俗主義、無脊椎の
デモクラシー、階級論的唯物主義に支配され、正教ロシアとは
本質的に異なった精神世界を持つとする。
反カトリック的な動きもある。
80 :
世界@名無史さん:2005/09/09(金) 21:05:08 0
クリコヴォの戦いの記念行事もタタール人の団体が抗議してくるとか。
81 :
世界@名無史さん:2005/09/10(土) 01:35:40 0
>>80 ロシアのような多民族国家は気をつかうことが多いね。
1867年にモスクワで汎スラヴ会議が開かれたとき、カトリック国の
ポーランドは最初から招待されなかった。
82 :
名無しさん@そうだ選挙に行こう:2005/09/10(土) 17:15:27 0
ニコライ1世の時代に、反乱防止のために皇帝府の中に第三局というツァーリ
直属の政治警察が設置された。
1880年に第三局は廃止され、新しく国家警察局(オフラナ)が設置される。
オフラナの幹部コミサロフは、印刷したパンフレットで反ユダヤ人騒動を
ひきおこすことに成功した。
1884年にオフラナの対外情報局長になったピョートル・ラチコフスキーは、
悪名高い偽書『シオンの長老たちの議定書』に作成に関わっていたと推測
されている。
日露戦争後、結社の自由が認められると、「黒百人組」(ロシア人民連合)
という極右組織は、ロシアの自由化はユダヤ人の陰謀だと本気で信じていた。
そういう組織があった割によく爆弾投げられたり列車転覆とかされてるよな>ツァー陛下
84 :
名無しさん@そうだ選挙に行こう:2005/09/10(土) 20:25:17 0
ナロードニキ運動が失敗すると、幻滅した人民主義者の一部がテロへと走る
ようになった。
テロリストの中核が“人民の意志”派の執行委員会を結成し、憲兵隊の
司令官で第三局監督責任者だったメゼンツォフ将軍を暗殺。
これにより新たにオフラナが再編成されたが、これでもアレクサンドル3世の
暗殺を防ぐことはできなかった。
3世じゃなくて2世でしょ。
>>85 スマソ、アレクサンドル2世ね。
この時代のヨーロッパはアナーキストによるテロの全盛期だね。
87 :
名無しさん@そうだ選挙に行こう:2005/09/11(日) 18:46:19 0
ロシア史だと、為政者が統制をゆるめようとした矢先に反乱やテロが起きて、
それでまた反動化するというパターンが多いような。
88 :
世界@名無史さん:2005/09/11(日) 20:16:48 0
アレクサンドルT世の肖像画は日本にも伝わっているが、
写しの写し・・・と繰り返すうちに、正視に耐えない顔に……
ミハイル・バクーニン
「破壊に向かう情熱は想像する情熱でもある」
90 :
世界@名無史さん:2005/09/12(月) 12:47:15 0
池田理代子の「エロイカ」に出てくるアレクサンドル1世は
作者の趣味の関係上、美形過ぎて引く。
92 :
世界@名無史さん:2005/09/12(月) 20:35:52 0
>>91 アレクサンドルの死後、フョードル・クジミチという「偽ツァーリ」が
現れたんだっけ?
>>92 聖地巡礼に行きたいと生前から言っていたのが元ネタだが
真偽のほどは不明だな。
在ロシア日本大使館が12日明らかにしたところによると、モスクワで10日午後
(日本時間同日夕)、同大使館員夫妻が数人の男に殴られ、顔などに軽傷を負った。
男たちは、スポーツ施設近くの路上で夫妻に「中国人か日本人か」などと尋ねた後、
暴行を加えたという。財布など金銭は奪われなかった。
モスクワの地区検察は、民族や人種上の敵意による暴行の疑いで捜査を始めた。
ロシアでは00年のプーチン政権発足後、駐在外交官やその家族に対する暴行事件が増えている。
報道されたもので今回を含め15件にのぼり、合わせて12カ国の19人が被害を受けた。
日本大使館は00年12月にも館員がスキンヘッドの若者に殴られ、鼻の骨を折った。
地元人権団体は、外国人排撃を唱えるスキンヘッドの若者が5万人を数えるなど、
「大国ロシアの復活」路線を取るプーチン政権下での過激な民族主義の高まりが
背景にあるとみている。
[朝日新聞]2005年09月12日19時45分
ttp://www.asahi.com/international/update/0912/004.html
95 :
世界@名無史さん:2005/09/13(火) 19:55:35 0
1994年、NATOがボスニアでセルビア人勢力に対する空爆を行ったとき、
ウラジーミル・ジリノフスキーは、
「セルビアに対する空爆は、ロシアに対する宣戦布告だ!」
とわめきたてていた。
また、セルビア空爆に抗議するロシア・ナショナリストの集会で、
チャイコフスキーの「スラヴ行進曲」が流れていたが、この曲は1870年の
露土戦争で、、「正教徒の同胞」たるセルビア人との連帯を鼓舞する狙いで
作曲され、そのためにセルビア民謡のメロディーが主要な旋律として
使われている。
96 :
世界@名無史さん:2005/09/13(火) 22:37:29 0
やはり粗野と知性の相反する面をあわせ持つロシアの
神秘さと奥深さには魅了されますよね
97 :
世界@名無史さん:2005/09/14(水) 00:24:49 0
そういえばピョートル3世を僭称してモンテネグロ公国を乗っ取った人がいたとか・・・
98 :
ジーモン・ジョーカー:2005/09/14(水) 00:29:11 O
俗説と違ってパーヴェルはピョートル三世の実子だったんだろうな。 顔も性格も良く似てたらしいし。 全然関係ないけど、ジリノフスキーの父親はポーランドのユダヤ人。
100 :
世界@名無史さん:2005/09/14(水) 16:46:18 0
アレクサンドル1世はスイス人家庭教師のラアルプから啓蒙思想を学んでいたが、
貴族たちの反対を押し切って改革を行う強い意志はなかった。
晩年、彼は保守化し、神秘主義に凝るようになる。
アレクサンドルの遠征軍とともにパリ入城を果たし、西欧の自由な市民精神に
触れた若い貴族将校たちは改革を熱望していたが、その期待ははずれた。
ニコライ1世の「反動」政策は、アレクサンドル1世の晩年から準備されていたと
いえるかもしれない。
ニコライ1世は日本の「和魂洋才」的な考え方の持ち主で、ロシアは自己の
歴史の中に固有の価値を見出さなければならないと主張した。
デカブリストの決起のへぼさは凄い。
102 :
世界@名無史さん:2005/09/14(水) 20:04:26 0
>>101 リーダーのトルベツコイが動揺して、広場に現れなかったんだよな。
兵士たちが憲法(コンスタンツィア)という言葉を理解していなかったとか。
池田理代子の『オルフェウスの窓』ではこの事件がえらく美化して描かれて
いたので、実際に歴史書で読んだときにはずっこけた。
スレ違いだけど、あの漫画はロシア革命をロマンティックに描きすぎ。
>>102 兵士たちに、憲法万歳!と呼びかけたものの、
「コンスタンツィア」が分からなくて、コンスタンチン万歳!と返ってきたらしいなw
104 :
世界@名無史さん:2005/09/15(木) 15:40:38 0
J・H・ビリントン
「ロシア人は他の文明の完成品を、時間のかかるその成長過程や内面的理解を
抜きに手に入れようと求めてきた。ロシアは、紀律ある哲学的論議の伝統を
吸収せずにビザンチンの遺産をまるごと取り入れた。貴族階級は、フランス
文化の言語とスタイルをその批判的精神抜きに採用し、さらに、反貴族的要素の
作品や信念のいずれにも同感しないまま、理想の姿の党派的、農民的な共同体に
連帯を求めて、さまざまな努力を重ねていた。急進派の知識階級は、科学の進歩を
可能にする自由批判の雰囲気を作り上げることもせずに、19世紀西欧の科学を
神聖視してきた」
↑お雇い外国人のベルツ博士が、「日本は、西欧精神の根本を学ぶことを
しなかった」と批判したことに通じるものがありますな。
105 :
世界@名無史さん:2005/09/16(金) 22:30:33 0
オウム真理教がロシアでウケた原因は、
もともとロシア人が「ヨハネ黙示録」などの終末思想に
親しんできたからなんだってさ。
仏教も帝政時代からカルムイク人なんかが持ち込んでたしね。
107 :
世界@名無史さん:2005/09/17(土) 12:48:17 0
>>10 >鞭身派の開祖、ダニーロ・フィリッポヴィチと
>その後継者イワン・スースロフ
1645年、ダニーロ・フィリッポヴィチは自らを万軍の主サヴォアフと
名乗り、「生き神」となり、12の戒律を定め、ウラディーミル地方や
ニジェゴロド地方で布教に努めた。そして、彼の信者は、「神の人々」
と呼ばれた。彼は、側近のイヴァン・スースロフに神性を与え、「生き神」
にした。イヴァンは12人の使徒をつくり、始祖ダニールの教えを説いた。
イヴァンは二度逮捕され、二度十字架に架けられたが、二度とも三日目に
復活し、三度目の逮捕のあとではピョートル1世によって釈放され、1716年、
100歳で死去したといわれる。
108 :
世界@名無史さん:2005/09/18(日) 01:56:49 0
>>99 プーチンが尊敬するKGBの創始者フェリックス・エドムンドヴィッチ・ジェルジンスキーも
ユダヤ系ポーランド人だしな
109 :
世界@名無史さん:2005/09/18(日) 04:24:06 0
>>91 でも性格はかなり見かけ倒しに描かれてるねw
ふと思ったんだけど、ロシア・ソ連が各国と結んださまざまな条約のなかで、
最後まで遵守したものって何があるんだろう
一度細かいものまでリスト化してみると面白いかもしれない
111 :
世界@名無史さん:2005/09/18(日) 13:25:29 0
>>110 破った条約ならいくらでも思いつくけどな。
ツァーリ権力は、「法の支配」を看板に掲げながらも、それによって完全に
『人の支配』に代えることを望まなかった。
民衆の側も、官吏が作成する法を好まず、「法のあるところ、侮辱あり」
「法がなければ、罪もない」などという諺があった。
ロシアでは、神を信じない者も、悪魔は信じた
113 :
世界@名無史さん:2005/09/18(日) 20:19:15 0
ロシアでは、神も死ぬ。
>113
そして聖ニコラが後釜にすわる(ロシアの田舎司祭の説教より)
115 :
世界@名無史さん:2005/09/18(日) 22:13:40 0
「ところでロシアは、何でも聖化した。聖なるロシア、聖なる民衆、聖なる大地、
聖なる狂人、聖なる乞食、聖なるバイカル湖、聖なる家畜!(中略)そのため、
聖と汚との区別、キリスト教的聖と異教的聖との区別が判然とせず、聖なる
ものがロシアに溢れたのである」(白石治朗)
「他方でわが国を見ると、聖なるものが世俗社会の中で求心的な力を持つことが
なかった反面で、呪術や迷信のような形では日常生活のあらゆる分野に浸透
しているのである」(阿部勤也)
116 :
世界@名無史さん:2005/09/18(日) 23:06:37 0
117 :
世界@名無史さん:2005/09/19(月) 02:44:28 0
ロシアでは、罪と罰
>108 ジェルジンスキーはユダヤ系じゃないよ。 シュラフタの出身。
119 :
118:2005/09/19(月) 03:08:03 O
ただ、親分のジェルジンスキーがリトアニア出身だったためか(ポーランド系リトアニア人のシュラフタ)、チェカーにはバルト人の幹部が多かったね。 ラトビア人、リトアニア人、エストニア人、バルト三国出身のユダヤ人。
120 :
世界@名無史さん:2005/09/19(月) 17:17:16 0
少数民族出身でも犬は居る
特にラトビア系
ラトビア人は帝政ロシア時代から残虐で知られていたらしいですね。 ヒトラーも「卓上談義」の中で言っていました。 元KGB長官の故プーゴ内相とか「ソユーズ」のなんとか大佐もラトビア人。
セミョーノフ将軍の部下だった「気違い男爵」ことウンゲルン・シュテルンベルグも
ドイツ騎士団の末裔と称していた。フン族の血筋も主張してたらしい。
123 :
108:2005/09/19(月) 22:38:01 0
>>118 ああ、そうなんですか。シュラフタというのはリトアニアの地名ですか?
その地域にはユダヤ系はいない?
チェカの幹部の出自まで知ってるとは詳しいですね。
>>121 アルクスニス大佐でしたっけ。懐かしいな
124 :
108:2005/09/19(月) 22:39:39 0
>>118 ラトビア人、リトアニア人、エストニア人、バルト三国出身のユダヤ人。>
これはジェルジンスキー本人は非ユダヤだけど部下にはユダヤ系が
多くいたということ?
125 :
世界@名無史さん:2005/09/19(月) 22:48:03 0
シュラフタ=士族
フェリックス・ジェルジンスキーはポーランドの地主でインテリ階層の
裕福な家庭に生まれた。
少年時代はカトリックの聖職者になるつもりだったが、学生時代に
マルクス主義に傾倒し、1895年にはリトアニア社会民主党に入党。
1900年、ローザ・ルクセンブルク率いるポーランド王国・リトアニア
社会民主党(SKDPiL)の創立メンバーになった。
この政党はポーランド独立のためではなく、プロレタリアート国際主義と
ロシア・マルクス主義者との協力のために闘った。
>>119 レーニン、トロツキー、カーメネフもユダヤ系。
127 :
世界@名無史さん:2005/09/20(火) 21:49:33 0
サピオ増刊の「世界テロ戦争」のロシア秘密警察史
ではユダヤ系ってなってたけどな
128 :
世界@名無史さん:2005/09/20(火) 22:04:47 0
白石治朗『ロシアの神々と民間信仰』(彩流社)という本の、
「19世紀ロシア農民の犯罪と暴力」という章を読むと、
現代のアジア・アフリカ諸国の農村における「西欧化された知識人」と
「土着の農民」の関係を連想させる…
129 :
世界@名無史さん:2005/09/20(火) 22:22:30 0
でもジェルジンスキーってポーランド語、英語、ロシア語に
加え、イエディッシュ語(ヘブライ語)も自由に操る
ことができた・・というあたりもユダヤ系くさいんだけどな。
>>129 ポーランドスレで聞いたほうがはやいかもな。
シュラフタってユダヤ系でもなれるんだろうか?
ところでかの有名な偽書、「シオンの長老たちの議定書」は、
極東に逃れてきた白系ロシア人・ウクライナ人から日本人に伝えられた。
131 :
世界@名無史さん:2005/09/21(水) 13:21:22 0
>128
明治時代の小説とか読むと日本も結構そんな感じだよな・・・
134 :
132:2005/09/21(水) 13:55:10 0
>133
俺が念頭に置いてたのは夢野久作とかだったんで、明治は間違いだな。
135 :
世界@名無史さん:2005/09/21(水) 15:18:01 0
ドミニク・リーベン『帝国(上)(下)』(日本経済新聞社)
「西側の一般大衆は、ソ連以前のロシア史はすべて、ラスプーチンと
アナスタシア皇女の物語とか、ロシアは領土拡張の飽くなき野望を
抱いているという話だけで要約できる、と考えがちである。
ロシア人は―今も昔もいつでも―先天的に堕落しており、どうしようもない
帝国主義者だというわけだ」
「ロシア人が1990年代の教条主義的で腐敗し無秩序な自由主義的資本主義
から少しでも教訓を汲み取ったり、それに評価を下したりすることができず、
また、その教訓に憤っていることが、ロシア人が遺伝的に無能であることを
示す反論の余地のない証拠として安直に引き合いに出される」
↑確かに、西欧人がロシアやバルカン諸国について書いたものを読んでいると、
唖然とするような差別的表現に出くわすことがあるな。
136 :
世界@名無史さん:2005/09/21(水) 19:45:43 0
>>130 無理だろ。
誰だか忘れたが昔、ポーランドの選挙時のネガティブキャンペーンで政敵を
ユダヤ系だと指摘したがそう言われた相手が「違う。私はシュラフタの血族だ」
って弁解したくらいだし。
そもそもジェルジンスキーは最初、ローマ教会の神父になろうとしていた。
ユダヤ系だったらそういう道に進もうと思わないんじゃないの?
137 :
世界@名無史さん:2005/09/21(水) 20:47:21 0
英国の作家ジョゼフ・コンラッドはポーランド系。
当時ロシア領だった東部ポーランドで生まれ、船乗りになって
世界各地をまわった。
「闇の奥」「西欧人の眼に」などの作品が有名。
1975年ナイジェリアの作家チヌワ・アチェベがコンラッドを
「血塗られた人種差別主義者」と糾弾した。
>>126 スターリンと似ているな。
ハマスももともと宗教がかった福祉団体が過激なテロ組織に変質したわけだが、
人間とはわからんものだな。
正義感の強さが人間を変えるのかな。
>>138 宗教やイデオロギーにハマった人間はえてしてこうなる。
140 :
世界@名無史さん:2005/09/24(土) 03:22:42 0
このスレの住人は「ピョートルの遺言」という偽書について知ってる?
141 :
世界@名無史さん:2005/09/24(土) 06:25:33 0
>>140 うむ、それはな・・うわなにをするqrj*qeokふじこ
142 :
世界@名無史さん:2005/09/24(土) 20:30:18 0
「ピョートルの遺言」は、“ロシア人の世界征服計画”とでもういうべき偽書で、
19世紀に広く流布された。
ピョートル大帝がバルトから西方、黒海、中央アジア方面をロシアが征服
すべき対象とした、というもの。
コシチューシコの汎ロシア蜂起に参加したポーランドの軍人ソコルニツキが
フランス政府に提出し、ナポレオン時代のフランス、両大戦期のドイツ、
冷戦期の英米でロシア・ソ連への攻撃材料として使われた。
143 :
世界@名無史さん:2005/09/26(月) 00:29:09 0
な、なんだってー!
歴代皇帝の政府はその時の状況に応じて政策を変えてるのであまり意味がないと思う。
145 :
世界@名無史さん:2005/09/26(月) 20:50:53 0
ttp://www.geocities.co.jp/SilkRoad/5870/zatuwa10.html 蛇足になるかもしれないが、いわゆるロシアの「南下政策」について付言して
おきたい。ロシアは海への出口、就中不凍港を求めて歴史的に南への進出を
望み続けてきた、と言われることがある。しかし上記の通りロシアと海との
関わりは時代及び場所によって様々である。例えば黒海との関わりをみても、
古代ルーシではコンスタンティノープルとの貿易、近代ではヨーロッパとの
通商ルートの確保という個別の動機を持っているのであって、一貫して南方へ
領土を拡張することを望んでいたわけではない。一方バルトに関する限り、
ロシアの政策は「西進」であって南下ではないのである。
146 :
世界@名無史さん:2005/09/28(水) 20:54:25 0
「グレート・ゲーム」のせいで、英国とロシアは常に対立していたような
イメージを持っている人がいるが、両国は欧州外では激しく争っても、
欧州大陸に強大な統一勢力が出来そうになると、共同してこれを阻止
していきた。
(ナポレオン時代、第一次世界大戦、第二次世界大戦など)
スペイン・ポルトガルに対抗して北極海経由でインドに行こうとして
ロシアにたどり着いたのが通商関係の始まりなんだよな>イギリス
148 :
世界@名無史さん:2005/09/28(水) 21:09:45 0
>>146 どっちも世界で1、2を争う狡猾な外交する国だからね。
>>147 イヴァン雷帝の時代には、白海がヨーロッパへの唯一の窓だったんだよね。
アルハンゲリスクに港が建設されたのもこの時代。
ムルマンスクに街が出来たのはもっと遅くて1914年。
第二次世界大戦のときは、バルト海が封鎖されていたため、イギリスは
白海ルートを通ってソ連に援助物資を送っていた。
150 :
世界@名無史さん:2005/09/29(木) 19:59:02 0
欧州の地政学では、ロシア(ソ連)が勃興するとドイツが崩壊し、
ドイツが勃興するとロシア(ソ連)が崩壊する。
151 :
世界@名無史さん:2005/09/29(木) 20:14:58 0
>>146 ロシアのツァーリとうまくやってればナポレオン帝国は崩壊せずに済んだ。
そう思ってた時期が俺にもありました。
英国とロシアは、どちらもヨーロッパの「辺境」に位置する国家で、
かつ孤立主義的傾向があった。
154 :
世界@名無史さん:2005/09/30(金) 06:20:26 0
反日拡大 露、戦勝記念日法制化も 「北方領土占領は侵略への罰」
【モスクワ=内藤泰朗】ロシアのミロノフ上院議長は二十九日、訪問先のサハリン州で、
第二次大戦で日本が降伏文書に調印した翌日に当たる九月三日を対日戦勝記念日と
して法制化する必要があるとの考えを示した。
ロシアは戦勝国であり歴史の見直しはしないとの姿勢を打ち出すプーチン政権率いる
ロシアの指導層は、「侵略国」日本の歴史認識に反感を募らせている。
ロシア通信によると、ミロノフ議長は、サハリン州の州都ユジノサハリンスクで記者団に
「六十年前にロシア国民は偉業を成し遂げた。その日を勝利の日に加える必要がある」と主張。
祝日となっていないのは「政治的な理由によるもので、日本に対する勝利はわが国にとって
明確な歴史上の事実だ」と強調した。
同議長はそのうえで、中国・旅順を訪問し、中国解放作戦で戦死した約一万千人のソ連軍
将兵と、日露戦争での犠牲者約二万人が埋葬される同地の墓地を訪れたことを明らかにした。
これに先立ち、政権与党「統一ロシア」のグリズロフ下院議長も二十一日付の週刊紙「論拠と事実」
で、日本は「南京大虐殺や細菌戦争を初めて行った非人道的な侵略国だった」として、一九四五年
八月に日ソ中立条約を破り対日参戦し「世界を救った」スターリンの行為は正当であり、北方領土
占領は「五十年以上の侵略行為への罰だ」との見解を示した。
155 :
世界@名無史さん:2005/09/30(金) 06:21:58 0
同議長はさらに、「南京では、日本軍に三十万人以上の民間人や軍人が虐殺された」と述べ、
中国側の歴史認識に同調する姿勢を示した。
これまでも九月三日を対日戦勝記念日として法制化しようという動きは、サハリンなどロシア
極東部ではたびたび持ち上がってきた。しかし、プーチン体制の一翼を担う上下両院議長が、
旧ソ連史観に立脚し、対日戦争をロシアの歴史的な「誇り」ととらえていることで、今後、議会で
法制化への動きが活発化することも予想される。
こうした「侵略国・日本」の論陣には、十一月二十日からのプーチン大統領訪日を前に、領土交渉
を優位に進めようとのもくろみがあるものとみられるが、指導部には、ソ連が北方領土を不法占拠
したとする日本側の認識への反発が高まっており、今後、軍事、経済面にとどまらず、歴史観を
めぐっても“中露蜜月”が強まる可能性がある。
(産経新聞) - 9月30日2時40分
ソース元
ttp://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050930-00000008-san-int
156 :
世界@名無史さん:2005/09/30(金) 22:58:06 0
ロシアの劇作家フォンヴィージン(1745〜1792)は、フランスへ出かけて、
いままで思い描いていた西欧と実際に見る西欧の落差に失望・幻滅して、
次のように書いている。
「今までの旅行者たちは、フランスは地上の天国だなどと書いて、恥知らず
にも嘘をついていたのです」
「この地で重要なことは、何を話すかということよりも、どう話すかという
ことなのです。必ずしも真理が追求されているわけではありません」
「フランス人は誰でも、権利としての自由を持っています。しかし、彼らの
実際の状態は奴隷状態です。自由とは名ばかりのものです」
現代の日本人がヨーロッパに行って、その憧れを打ち砕かれて反転し、
ヨーロッパに対して攻撃的になるのと共通するものがある。
>>147 北東航路は失敗に終わったものの、モスクワ会社が設立されました
というやつですね。
他にもグリーランドあたりから西に向かって太平洋に到達する北西航路など
も試みたりしてますね。
>現代の日本人がヨーロッパに行って、その憧れを打ち砕かれて反転し、
>ヨーロッパに対して攻撃的になるのと共通するものがある。
普通の日本人は攻撃的にならない。粗野な態度のロシア人は何を
言っても馬鹿にされたのだろう。
159 :
世界@名無史さん:2005/10/01(土) 17:19:30 0
ロシア語に「クワス的パトリオティズム」という言葉がある。
ロシアの伝統飲料「クワス」にちなんで、ロシアのものなら何でも無批判に
賞賛し、外国のものならなんでも盲目的に非難するという偏狭な愛国心のこと。
ちなみにロシアの思想には、自国の「後発の利益」を強調するという特徴がある。
チャアダーエフのような西欧派の知識人も、西欧が何世紀もかけてたどった
行程をロシアも同じように反復し、復習する必要はないと考えていた。
160 :
世界@名無史さん:2005/10/01(土) 18:32:35 0
後発の利益なんてロシアに限らず普通一般人の認識として共感できるけどな
つーかドイツや日本だって後発の利益で発展した国だろ
>>158 日本でもインテリでそういうパターンが多いらしいぞ。
勝手な思いこみをして、実は自分の勘違いなのだが、
それを認めると、プライドが傷つくので、
防衛機能として批判的になる
>>161 『国民の歴史』を書いた西尾幹二とかなw)
ゲルツェンは、ロシアは西欧のようにブルジョワ社会を経由することなく
社会主義に移行できる、なぜならロシアには独自の農村共同体ミールがあり、
これは社会主義の原理を最もよく体現しているからだと主張した。
日本でいえば、「ムラ社会」があるから社会主義に移行できるというような
ものかな?
165 :
世界@名無史さん:2005/10/02(日) 00:15:32 0
>>164 全然違うと思うよ。
日本では土地の割り替えとかしてないもん。
166 :
世界@名無史さん:2005/10/02(日) 09:02:17 0
土地の割り替え制は、ロシアやエジプトやインドだけではなく、中南米の
社会でも存在していたらしいね。
ペルーでも、マリアテギという社会主義者が、アンデス社会の共同体を
復権することが、ペルー独自の社会主義の道だと主張していた。
167 :
世界@名無史さん:2005/10/02(日) 20:32:25 0
ttp://www.tcat.ne.jp/~eden/Hst/dic/mir.html ロシア語で「農村共同体」を意味し、ロシア的な農民共同体を指す。ロシア
革命前の村会をいうこともある。
古くから存在した農村の自治組織で、各戸の家長が出席する会合 (スホード)
でミールの頭、つまり村長が選ばれ、土地割付や租税の割当等を行った。
「母なる大地」への独特の信仰に基づいて、およそ土地は神から与えられた
ものであり、勝手な私有は許されないと考え、土地を共有して皆に平等に分配。
「ミール (村) 中から一本ずつ糸を出せば、裸のものにシャツを作れる」と
いうことわざでも分かる通り、相互扶助にも熱心。
19世紀になり年に出稼ぎするようになっても村の出身者はミールと縁を切る
ことが出来ず。
【ゴールデンレス】
∩ ・∀・)∩∩ ´∀`)∩ このレスを見た人はコピペでもいいので
〉 _ノ 〉 _ノ10分以内に3つのスレへ貼り付けてください。
ノ ノ ノ ノ ノ ノそうすれば14日後好きな人から告白されるわ宝くじは当たるわ
し´(_) し´(_) 出世しまくるわ体の悪い所全部治るわでえらい事です
169 :
世界@名無史さん:2005/10/03(月) 17:14:30 0
ミールって農奴制が確立したあとに出来たものか?
170 :
世界@名無史さん:2005/10/03(月) 21:20:37 0
「ヤロスラフのプラウダ」に、もし馬や武器や衣服を盗まれたものが
「自己のミールの中で」それを見つけた場合、彼はそれを取り返し、
かつ3グリヴナの賠償金を請求する、という規定がある。
この場合は、単なる「共同体」という意味で使われていると思われ。
ttp://www.ransta.jp/backnumber_2506_70142/ ロシア語から。スラブ系民族もまた、インド・ヨーロッパ諸族に属す
る。mir は、古教会スラブ語 (Old Church Slavic) の miru 「平和、
村、世界 (peace, village, world)」に遡る。更に遡ると、ペルシャ語
起源だともいわれている。スラブ民族の言葉としてキリスト教化以前か
らあったことは、まず間違いない。
平和と共同体、あるいは、世界を同一語で指すのは、古代スラブ社会
の共同体である村が、完全に平等であり、階級のない民主主義社会だっ
たからだと考えられている。その社会では、政策は直接民主主義の全会
一致でのみ決定していた。そこには男女の差別さえなく (異説あり)、
一人一人が同等の権利を有していた。重要な財産は共同体数家族の共
有であった。
しかしなおも古代のミールの名残はあったらしく、ビ
ザンツ帝国側の著述家は、スラブ人は民主主義的社会を持ち、特定の
統率者はおらず、互いに余所の村を信用せず、軍事的には弱小である
が故に、その小規模部隊は狭い谷間や森の中に誘い込む戦術を好む、
などと書きのこしている。
ロシア人の名前ウラジミールは、原義的に、「世界を制する者、平和
をもたらす者」と解釈できる。
なんでウラジーミルが「平和をもたらす」という意味になるんだ?
174 :
世界@名無史さん:2005/10/04(火) 15:20:57 0
>>173 敵対者を全部倒したら平和になるしょ?
モンゴル帝国も自分たちは世界に秩序をもたらすために戦っていると思ってたらしいよ。
176 :
世界@名無史さん:2005/10/04(火) 22:04:37 0
日本人とロシア人の法意識には、裁判・訴訟を好まないとか、
ともかく目前の争いを丸く収めることが優先されるといった共通点があるね。
ハロルド・バーマンは、、「ソビエト法は、ソビエト社会全体が、それ自体
一つの大きな家族、一つの巨大な学校、教会、労働組合、企業とみなされて
いるということの認識を欠いては、理解できない」と指摘している。
ロシアの法律が機能したことは有史以来ない。
規則は常に支配者によって自由に解釈されてきた。
だからロシア人は法律を守る意識はまったくない。
何事もばれないようにやればよいという考え。
178 :
世界@名無史さん:2005/10/05(水) 01:42:07 0
179 :
世界@名無史さん:2005/10/05(水) 09:58:34 0
>>177 ゴーゴリの「死せる魂」は、詐欺師チチコフがロシア中を歩き回り、
死んでしまっているのに課税台帳には生存者として記載されている
農奴を買い集めるという話だったよね。
180 :
世界@名無史さん:2005/10/05(水) 10:32:54 0
お取り込み中済みませんが、お願いがあります。
大黒屋光太夫から高田屋嘉兵衛までの日本とロシアに関する優秀な文献を教えてください。
181 :
世界@名無史さん:2005/10/05(水) 14:20:49 0
大黒屋光太夫 帝政ロシア漂流の物語(山下恒夫 岩波書店)
高田屋嘉兵衛 : 日露交渉の先駆者 (須藤 隆仙 国書刊行会)
182 :
世界@名無史さん:2005/10/05(水) 15:42:34 0
土地の割り替えについて
中世のヴォロスト(村落)では税負担を均分したり森などを共有地としていたようだが
各成員の土地はほとんど私有地と変わりなく好き勝手に売り払ったりしていたらしい。
土地の割り替えはピョートル大帝が人頭税が導入してからの現象のようだ。
「ミール」も畑の用益者が入れ替わるせいで農民が生産性を上げるのに不熱心だったりと
ソ連時代を先取りするような弊害があったとか。
>>177 司法や立法に参画できない階層(国民の大多数)が
独自のサブカルチャーを発達させたといった方が
より実態に近いかと。
プーシキンの「ドゥブローフスキー」なんか読むと
地主貴族の土地の所有権もかなりアバウト。
ピョートル大帝以降のミールを調べてみると、
村役人に選ばれたのは例外なく富農で、土地割り替えの配分を握っていた
のも彼らだった。
村の中には貧富の差が存在し、兵役義務は、貧農に押し付けられる傾向が
あった。
ナロードニキが理想化したような「ミール」は、実際には存在していなかった。
186 :
世界@名無史さん:2005/10/05(水) 23:11:49 0
アレクサンドル一世は素晴らしい
187 :
世界@名無史さん:2005/10/06(木) 20:33:35 0
>>181 サンクスです。しかしそれなら当然読んでいました。
学芸本ではなく学術本を教えていただければ幸いなのでござるが。
188 :
世界@名無史さん:2005/10/06(木) 22:04:29 0
アレクサンドル2世の農奴解放令(1861)と、
エイブラハム・リンカーンの奴隷解放宣言(1862)とは、
1年しか違わない。
189 :
日本@名無史さん:2005/10/07(金) 20:39:21 0
アレクサンドル一世は日本人の目の前で空を飛んだ
>189
詳しく
191 :
世界@名無史さん:2005/10/08(土) 02:36:19 0
なんか農奴解放のせいで余計ムジークの生活がきつくなったとか。
192 :
世界@名無史さん:2005/10/08(土) 13:01:23 0
>190
気球に乗ったんだよ。時は1803年。
これをみた日本人と言うのは遭難してロシアに抑留されていた船乗り。
193 :
世界@名無史さん:2005/10/10(月) 14:56:03 0
帝政ロシアって、政治的にはひどく後進的なのに、文化面ではなぜあんなに
華やかだったんざんしょ?
「金の時代、銀の時代」といういいかたがあるけど。
両方ともピョートルのおかげ
というか未開の国だからこそ西欧文化の独自の解釈が発達したと
ロシア人ならいいそうですね。
196 :
世界@名無史さん:2005/10/10(月) 17:19:45 0
1、ミールを何か理想的な生活だったという思い込みは
最近の研究ではそんな場合はほとんどなかったと否定されてきたようだ。
2、日本の天皇の質素な生活に比べてキンピカの下品なもの。
キンピカを見せ付けないと保てないあやふやな基盤の権力と、
そんなものの要らない天皇の交換不可の権威の違いをキンピカを
見て感じました。徳川初期とか秀吉には必要だった。
197 :
世界@名無史さん:2005/10/10(月) 17:56:58 0
ものは言いようだな。
単に日本の天皇が外国の君主に比べて貧乏だったってことだろw
それが証拠に奈良時代とか院政時代とか、天皇一族が実権握ってた時代は
贅沢してるからな。質素が伝統なんてのは、落ちぶれてからの言い訳だよ。
198 :
世界@名無史さん:2005/10/10(月) 21:05:59 0
あまり知られていないが、現在のロシアはアメリカや欧州諸国よりも
識字率と計算能力の水準が高い。
ロシアの子供たちは教育それ自体を目的とみる傾向がある。文字が読め、
文化的であることは、伝統的に社会によって大いに価値のあることと
されてきた。
199 :
世界@名無史さん:2005/10/10(月) 21:28:31 0
その高い識字率に比べ、政治的判断能力が低く、独裁的な指導者に指導
されるほうを選ぶ傾向があり、共産主義教育の弱点がでている。
その教育の普及も資金的な問題により、教師の賃金が支払われなかったり
危機的な状況にある。
200 :
世界@名無史さん:2005/10/10(月) 21:35:37 0
ソ連とそれ以前のロシアとの区別がないようだな
201 :
世界@名無史さん:2005/10/10(月) 21:35:58 0
>その高い識字率に比べ、政治的判断能力が低く、独裁的な指導者に指導
>されるほうを選ぶ傾向があり
へえ…なんかアジア諸国と似てるねえ。
韓国・台湾・香港・シンガポールといった地域も、教育熱心だけど
民主主義の成熟という点ではイマイチだもんね。
202 :
世界@名無史さん:2005/10/11(火) 00:27:50 0
官僚になるための勉学ということか。
日本も同じだろw
小泉や石原みたいのが大人気
204 :
世界@名無史さん:2005/10/11(火) 10:00:10 0
ロシア人の中にはプーチンを「慈父たるツァーリ」と呼ぶ人もいる。
205 :
世界@名無史さん:2005/10/11(火) 10:28:03 0
>>203 高卒でも司法試験に合格したノムヒョンの方がマシに思えるけどな。
ま、あの国も、本当に優秀な人材は、外国に渡ってしまうんだろうけどね。
206 :
世界@名無史さん:2005/10/11(火) 10:31:33 0
ロシアって、若い世代の海外流出激しくて人口減少中だよね。
そういうところも、韓国に似ているかな?
207 :
世界@名無史さん:2005/10/11(火) 11:45:57 0
ロシア史好きには、小泉石原をきらい、ノムヒョンを好む傾向が
あるのは興味深いな。
208 :
世界@名無史さん:2005/10/11(火) 13:02:42 0
日韓の話題になるとロシア史に興味ない椰子まで話に加わってくるからね。
お前らミールの話とかしてたとき何処にいたんだと。
識字率とかにこだわるのは帝政時代の反動でないかと思える。
農民出身の兵士は貴族の士官にたいして「知りません」と答えてはならず、
「知ることができません」といわねばならなかった、というしょうもない
エピソードまであったくらいだ。しかもWWTの頃。
209 :
世界@名無史さん:2005/10/11(火) 13:32:44 0
>>208 共産主義政権は、たいてい初等教育に熱心ではないの?
プロパガンダを教え込まなくてはならないから。
210 :
世界@名無史さん:2005/10/11(火) 14:27:53 0
>>209 それはあるだろうね。
あと社会主義国では決められた出世コースに乗ることしか頭にない連中が増える。
帝政時代に農奴から成り上がった大商人の話なんか読むとかなり個性が強烈なんだけどね。
昼から夕方までずっとメシを食い続けたりとか。
211 :
世界@名無史さん:2005/10/11(火) 15:03:59 0
>>210 農奴といえば、モスクワ大学教授ポゴージン(1800〜1875)は、
モスクワで農奴の子として生まれたが、幼いころに父が地主貴族の
執事になったため、勉学の機会を手に入れてモスクワ大学に学んだ。
モスクワ大学教授となり、博士号をとり、アカデミー会員となる
出世コースをたどったが、後に大学内の抗争が原因で教授の職を
捨ててジャーナリスト・評論家に転進する。
彼のスラヴ連邦論は、のちのダニレフスキイなどにも影響を与えている。
執事や召使連中はキエフ・ルーシの時代から隷属的身分のものが多かったみたいね。
へたすると自由身分のものが執事の職につくと自動的に奴隷になったり。
213 :
世界@名無史さん:2005/10/12(水) 04:14:25 0
インタファクス通信は十一日、プーチン政権と対立、脱税などの罪で
禁固八年の刑が確定したロシアの石油会社「ユコス」のホドルコフスキー
元社長(42)が、ロシアの極北ヤマル・ネネツ自治管区の刑務所に
移送されたと報じた。親族に近い情報筋が明らかにした。
同自治管区は、西シベリア北部で北極海に面した厳寒地域。獄中から
下院補選出馬を狙うなど反プーチン政権の政治活動に意欲を示した元社長は、
これにより外界とほぼ完全に隔離される。元社長の弁護士は(元社長が)
強制収容所に送られた可能性を示唆している。
同元社長は二〇〇三年に逮捕後、モスクワの拘置所に収容されていた。
弁護団は「刑法に従い、モスクワ周辺に収容されるべきだ」と抗議している。
ttp://www.kenmin-fukui.co.jp/00/kok/20051012/mng_____kok_____001.shtml
ソロフキ修道院でなくてよかったね。
215 :
世界@名無史さん:2005/10/13(木) 01:44:02 0
欧州もアメリカも民主主義では未熟な点が多い。
ある意味ロシアのほうが進んでいる部分もある。
例えば中央銀行の金融政策の問題とかな。
>>210 >あと社会主義国では決められた出世コースに乗ることしか頭にない連中が増える。
それってどこの日本?
217 :
世界@名無史さん:2005/10/13(木) 07:40:23 0
>例えば中央銀行の金融政策の問題とかな
詳しく。
>>216 かつて「最も成功した社会主義の国」なんて呼ばれてたこともあったしな。
官僚主義はソ連だけの問題じゃない。
219 :
世界@名無史さん:2005/10/13(木) 14:26:33 0
220 :
世界@名無史さん:2005/10/13(木) 14:32:22 0
日本もアメリカもEUも中央銀行の独立性が強すぎて政府が金融政策を行えなくなっている。
ロシアもソ連崩壊後はIMFの施策を取り入れて独立させたが、プーチンは再び政府の管理におこうとしている
民主的な機関が金融政策の決定権が無いのは民主主義において致命的だ。
そういう意味で日米欧は政経分離した社会。
経済における国民主権が著しく制限されてしまっている。
221 :
世界@名無史さん:2005/10/13(木) 14:53:45 0
つまり、日米欧では経済官僚に金融政策の決定権があり、
有権者はそれに介入できないということですよね?
>>193 民主的と言うのが先進性と考えているとしたら単なる勘違いだなw
223 :
世界@名無史さん:2005/10/13(木) 18:33:27 0
そういや帝政ロシアにまともな銀行ってあったん?
224 :
ホッシュジエンの国内ニュース解説:2005/10/13(木) 18:36:05 0
225 :
世界@名無史さん:2005/10/13(木) 18:40:42 0
ttp://www.a-saida.jp/01/011.htm 帝政末期の貨幣流通
国立銀行は、1897年8月29日 (9月10日) の発行紙幣に対する正貨確保
の法律に基づき、 "国家信用券" の名称で額面1、3、5、10、25、50、
100 および 500ルーブルの金兌換を原則とする銀行券を発行した。
金で表現され、かつ金で完全に保証されたこの紙幣は金貨と同様に
無制限の法貨であった。
金本位制の実施から第一次大戦勃発までの間、国家信用券の流通高と
それを保証する金準備額は別表「国家信用券の流通状況と金準備額」の
ようになっていたが、この時期、国立銀行は金準備を伴わずに 3億
ルーブルまでの国家信用券を発行できることになっていた。 また、
金準備には金貨や金地金のほか、在外銀行の預託金も算入されているが、
信用券の流通に対する金準備は概ね確保されていたものと考えられる。
銀行業のヘッドはユダヤ人だったの?
227 :
世界@名無史さん:2005/10/13(木) 20:22:20 0
>>226 法律家にユダヤ人が多かったことは有名だけど、
銀行業についてはよくわからんなあ。
228 :
世界@名無史さん:2005/10/13(木) 23:26:14 0
>>221 そういう事。
日米欧は自分たちが民主主義だと思っているがとんでもない。
経済の決定権は国民には無いよ。
アメリカは1913年に、日本は1998年に、欧州は2002年に経済の主権を中央銀行に譲り渡した。
229 :
世界@名無史さん:2005/10/13(木) 23:35:56 0
近代ロシアていつからや
230 :
世界@名無史さん:2005/10/14(金) 21:20:38 0
>>229 ヨーロッパで近代といえば、ふつうフランス革命からでは?
231 :
世界@名無史さん:2005/10/15(土) 08:48:14 0
民主主義とは朝鮮民主主義人民共和国のことだよ。
>>229 ピョートル大帝の治世からだろうか?
でもそれだと近世はどこから始まったのか。
233 :
世界@名無史さん:2005/10/15(土) 12:55:19 0
>>232 コンスタンティノープルの陥落のあと、近世が始まる。
234 :
世界@名無史さん:2005/10/15(土) 13:58:12 0
>226
>227
レーニンの本でロシアの銀行の多くはドイツ資本に株を握られてるとか書いてたような
その「ドイツ資本」にユダヤ系もいたかもしれないが
235 :
世界@名無史さん:2005/10/15(土) 14:42:09 0
ttp://www.worldtimes.co.jp/ 南部地方から押し出されるロシア人
チェチェン人やダゲスタン人が流入
ロシア南部のスタブロポリ、クラスノダール両地方などからロシア人が流出
し、モスクワがある欧州部に移住する動きが広がりつつある。紛争が続く
チェチェンや、テロが続発するダゲスタンからチェチェン人、ダゲスタン人ら
が隣接するスタブロポリ、アストラハン州などに流れ込み、元から住んでいた
ロシア人を駆逐する形となったためだ。長期化するチェチェン紛争やダゲスタン
の不安定化が、周辺地域での新たな民族間の軋轢(あつれき)を生みつつある。
236 :
世界@名無史さん:2005/10/15(土) 14:43:12 0
最近、ロシアのテレビや新聞で、「ロシア南部でのカフカス系民族の
勢力拡大」というフレーズによく出合う。泥沼化した紛争が続く
チェチェンや、連日のようにテロが続くダゲスタンの住民が周辺の地方・
州に流れ込み、その影響でこれら地方・州のロシア人が、治安の悪化
などにより欧州部へ移動する現象のことだ。
ロシアでは以前から「シベリアや極東からのロシア人流出と、中国人
移民の勢力拡大」が問題になっていたが、同じような構図が南部地域
でも広がりつつある。
もっとも現時点では、ロシアのマスコミが騒ぐほどの「ロシア人流出」
が起きているわけではない。例えばアストラハン州におけるロシア人の
減少は、ここ十五年間で6%ほどだ。しかし、スタブロポリ州(人口
約二百六十四万人)に流入したチェチェン人など非ロシア人はこの十年
で約三十万人を超えており、今のようなペースで非ロシア人の流入が
続けば、ロシア人の流出が加速度的に増加するとの懸念は強い。
237 :
世界@名無史さん:2005/10/15(土) 14:44:04 0
というのも、シベリアや極東への中国人移民はロシア政府の受け入れ
制限措置などでコントロールすることも可能だが、チェチェン人や
ダゲスタン人などはロシア国民であり、その国内での移住は憲法により
保障されているからだ。チェチェンやダゲスタンの紛争やテロが終息
する兆しが全く見えない以上、今後も住人の流出が続くことになる。
実際、プーチン・ロシア大統領はチェチェンなどがある南部連邦管区の
共和国大統領、州知事などを集めた会議で、同連邦管区の置かれた状況
を「極めて深刻だ」と述べている。
チェチェン人らの流出を止めるためには、紛争の沈静化と同時に、破壊
された社会・生活基盤の復興が重要なポイントだが、連邦政府がチェチェン
など北カフカスの共和国に拠出した助成金は、共和国政府などの汚職の
中でどこかに消え去っているのが現状だ。
238 :
世界@名無史さん:2005/10/15(土) 14:45:09 0
このような汚職や不正に関する数字が公式に出ることはまれだが、
アルハノフ・チェチェン大統領は会議で、「チェチェンの数千の住人が
書類を偽造し、住宅復興資金を横領した」ことを認めた。
南部連邦管区のコザク大統領全権代表は、復興資金の流れを共和国政府
ではなく連邦政府が管理することで、チェチェン復興を軌道に乗せたい
意向を示したが、アルハノフ・チェチェン大統領は懸念を示す。不正と
はいえこれらの資金の流れが事実上、チェチェン住民の生活を支える形
になっているためだ。「連邦政府が不正資金の流れを厳しく取り締まる
なら、さらに多くのチェチェンから住民が流出する可能性がある」
(同大統領)という。チェチェンに隣接するスタブロポリ地方などの
知事も、アルハノフ大統領と同じ意見だ。
一方でクラスノダール地方のトカチェフ知事は、「彼らは地方に利益で
はなく、殺人や婦女暴行をもたらしている」としてチェチェンなどから
の流入民に激しい嫌悪感を示し、「すべての治安機関を動員し、
呼ばれざる客を追い返さなければならない」とまで表明した。
239 :
世界@名無史さん:2005/10/15(土) 18:48:18 0
>>233 ロシアだとヴァシーリー2世やドミートリー・シェミャーカが争ってた微妙な時期だな・・・
冷戦の激化に併せて、ロシア・ナショナリズムが高揚した。
「コスモポリタニズム」攻撃が激化した。非ロシア人とりわけユダヤ人が
弾圧された。
241 :
世界@名無史さん:2005/10/15(土) 19:57:19 0
>>239 中央公論社の「世界の歴史」ではイヴァン3世から近世ロシアの
記述が始まる。
ゾエ・パライオロゴスとの結婚、「タタールのくびき」からの解放、
ノヴゴロド支配、「双頭の鷲」の紋章…
242 :
世界@名無史さん:2005/10/16(日) 11:42:15 0
>>234 ロシア革命が平時に起こっていたら、ヨーロッパ諸国はロシアの債権が
パァになることを許さなかっただろうな。
ドイツを筆頭にして列強諸国がロシアの内戦に軍事介入したかもしれん。
243 :
世界@名無史さん:2005/10/16(日) 12:35:56 0
イヴァン3世から中世、ピョートルから近世、ナポレオンの侵入から近代のほうがよくない?
244 :
世界@名無史さん:2005/10/16(日) 14:05:23 0
古代・中世・近世・近代という時代区分はヨーロッパの歴史を
説明するために考え出されたものだからな。
ロシアに無理やりあてはめるのが間違いかも。
西ローマ帝国滅亡で古代が終わるというのも西欧中心の歴史観。
東ローマ帝国はちゃんと生き残っていた。
本によってはロマノフ朝の成立から近世になってたりするな。
それもどうかと思うが。
246 :
世界@名無史さん:2005/10/16(日) 20:42:36 0
ロシア帝国の歴史はふつう、イヴァン雷帝がヴォルガ河沿いのカザン、
アストラハンの両ハン国を征服・併合した1550年代に始まったとされる。
247 :
世界@名無史さん:2005/10/16(日) 20:54:25 0
ロシア語で「近世」に相当する単語って何?
英語とかだとないけど。
248 :
世界@名無史さん:2005/10/16(日) 21:05:29 0
英語だと、early modern じゃないの?
249 :
世界@名無史さん:2005/10/16(日) 21:12:08 0
ロシア人は祖国愛が強いというイメージがあるけど、
実際はどうなんだろうね?
250 :
世界@名無史さん:2005/10/16(日) 21:33:25 0
>>248 「初期 近代」であって、一つの単語じゃない。
251 :
世界@名無史さん:2005/10/17(月) 09:45:25 0
近代、現代を無理やり分けようとするのは、
戦後日本をそれ以前と違う国、
つまりそれ以前は悪い国、それ以後は生まれ変わった
平和憲法を持ついい国と区別しようとする日本のサヨ学者の分類。
modern一つでよい。
>>251 今は「近世」と「近代」について話してたんだけどね…
>>250 英語でもドイツ語でも「近世」という一語はなく、「初期近代」と言いますよ。
ロシア語では知りませんが……
254 :
世界@名無史さん:2005/10/17(月) 14:07:20 0
ロシア史の話に戻ろうよ。時代区分については専用のスレ立てたら?
255 :
世界@名無史さん:2005/10/17(月) 15:53:17 0
ロシアがあんなバカでかい国になったのはなぜ?
ウラル以東の土地って、ロシア人がくるまでは誰も国家を作ろうとしなかったの?
ヒント:アメリカ大陸
257 :
世界@名無史さん:2005/10/17(月) 16:12:34 0
土人しかいなかった未開の土地
258 :
世界@名無史さん:2005/10/17(月) 16:14:19 0
シベリアは寒すぎて人口が極端に少なかったのでシビルハン国というしょぼい国以外は存在しなかった。
ロシアは未開の地を取っただけ。
その後、開拓が徐々に進み、産業のために必要な資源の宝庫であることが判明した。
259 :
世界@名無史さん:2005/10/17(月) 17:07:57 0
なんでベーリング海峡をこえて北米大陸まで行っちゃったんだろう。
ウラルの先あたりの適当なところでストップできなかったのか?
逆にいうと、モンゴル帝国やらオイラートは、なんでバイカル湖の北まで
征服しなかったのかな。
260 :
世界@名無史さん:2005/10/17(月) 17:57:23 0
遊牧の限界線でしょ?
261 :
世界@名無史さん:2005/10/17(月) 17:57:52 0
ロシアが東へ東へと延びていくにつれて、インドを植民地にしていた
イギリスとの緊張が高まることになった。
これがいわゆる「グレート・ゲーム」。
アングロ・アフガン戦争は、ロシアがインドに触手を伸ばしてくることを
警戒したイギリスが、アフガニスタンを勢力圏におさめるために
起こした戦争。
262 :
世界@名無史さん:2005/10/17(月) 19:09:50 0
>>255 ノヴゴロドやスウェーデンは中世から極北・シベリアの価値に気づいてた。
>>259 遊牧民は定住農耕地帯にすらあまり深入りしないのに。
(元やイルハン朝は特殊な事情があった)
263 :
世界@名無史さん:2005/10/18(火) 09:49:03 0
>>255 ロシアは南にも拡大しているよ。
クリム・ハーン国やカフカスに。
264 :
世界@名無史さん:2005/10/18(火) 15:31:58 0
>>259 シベリア征服の先鋒となったコサックたちは、毛皮税を取り立てるために
できる限り多くの狩猟民を支配下に置こうとした。
そのために先住民族の集住している場所を探してどんどん進出していった。
265 :
世界@名無史さん:2005/10/18(火) 17:17:05 0
18世紀のカザフ・ステップでは、三つのオルダが放牧地をめぐって抗争していた。
彼らはジュンガルとも抗争していたため、カザフの小オルダはロシア帝国に
救援を求めた。これがロシアによるカザフ征服のきっかけ。
その後、コサックの後を追ってロシア人とウクライナ人が入植しはじめた。
ロシア帝国は、ヴォルガ・タタール人との軋轢の教訓から、カザフ人に
強制的な同化を行わず、彼らを軍役から免除してイノローヂェツ(異族人)の
地位にとどめた。
266 :
世界@名無史さん:2005/10/18(火) 17:32:52 0
産経新聞 平成 17年 (2005年) 10月 18日 火曜日
■【新せかい百科】ロシア発 新たなアイデンティティー 若者、
民族のルーツ追求
「ロシア人とは誰なのか」「自分たちは、どこから来たのか」−。
帝政時代やソ連時代につくられた既成概念や歴史観にとらわれず、
民族のルーツや伝統、原始宗教にのっとった暮らしを追求する動きが、
若者たちの間で静かに広がっている。
フランスやチェコ、英国に留学経験があるモスクワっ子のニコライ・
マトベエフさん(24)も、そんな若者の一人。四年ほど前、外国
暮らしをする中で、先祖代々続く一族の紋章や伝統を大切にする人たち
に出会い、「自分たちのルーツが何なのか知らないことにがくぜんと
した」と話す。
267 :
世界@名無史さん:2005/10/18(火) 17:33:33 0
「ロシアの学校では、ロシア(ルーシ)の歴史がキリスト教を受け入れた
約千年前から始まったと教える。それ以前は、邪教だとしてほとんど
教えない。だが、民族の歴史は、千年以上前から続いてきた。それを
知り、よき伝統や価値観を復活させることは、今のわれわれにとって
とても大切なことだと思った」
ロシアがビザンチン帝国の東方教会に改宗する前の古き伝統と価値観の
復興運動を展開する市民団体「ロドブイエ・クリュチ(一門の源泉)」
にその後、参加。今夏に結婚したのを機に、「将来を担う子供たちには
ロシアの伝統にのっとった教育をしたい」と、自然が豊かで温暖な南部
のクラスノダール地方に二ヘクタールの土地を購入し移住した。
268 :
世界@名無史さん:2005/10/18(火) 17:34:21 0
丸太小屋を建設し、麻で編んだ民族衣装を着て菜食生活を営む。古代の
生活を研究し、当時の戦闘の模様を再現し、健康のために「消し炭」の
上を素足で歩く催しを行って観光客らに披露。この運動に共感する人が
伝統生活を実践するコミュニティーづくりを手助けしている。
伝統の暮らしといっても、携帯電話やパソコンなど文明の利器を拒絶
するわけではなく、「伝統と文明のバランスを取っている」という。
「モスクワを覆う物質至上主義は、真の幸福を人々に与えない。人は
罪の許しを神に請うことで救われると説くロシア正教にも限界があるし、
教会の権威の前に人は自由になれない。正教以前のロシアを知ること
からすべては始まる」
269 :
世界@名無史さん:2005/10/18(火) 17:35:20 0
そう力説するニコライさんは、諸外国の同様の団体と交流を拡大する
ほか、映画撮影などを通して若い世代への啓蒙(けいもう)活動に
励んでいる。この運動は、ロシア全土に広がりつつあり、メンバーの
数も七千人に膨らんでいるという。
こうした動きは、古代ルーシに存在した原始宗教への回帰を目指す宗教
団体の創設や、正教会への改宗後に消滅した古式スラブ流空手の復興
運動など「温故知新」の動きが広がっていることと無関係ではなさそうだ。
270 :
世界@名無史さん:2005/10/18(火) 20:18:00 0
シビル汗国以外にもシベリアに国が存在したことはだれも指摘しないのか?
オビの戦国時代。オビ川の語源からしてモロ北極圏の河口付近にあったオブドル王国。
272 :
世界@名無史さん:2005/10/19(水) 01:01:20 0
こんな極北の地にも独自の国家が生まれていたなんておもしろいな
ハンティ・マンシの首長層にはのちにロシア貴族になったものもいるとか。
275 :
世界@名無史さん:2005/10/22(土) 18:46:10 0
資産150億ドル(約1兆7000億円)超の富豪が日給100円以下の
酷寒の収容所生活に――かつてロシアの長者番付のトップだった石油
会社ユコスのホドルコフスキー元社長(42)の境遇の激変ぶりが、国民
の関心を呼んでいる。
元社長は、脱税などの罪で9月下旬に懲役8年の判決が確定した後、
収容所に移送された。どこかは不明だったが、20日になってモスクワ
から6000キロ以上離れた東シベリアのチタ州内であることが判明した。
収容所は中国国境に近いクラスノカメンスクという町にあり、冬は零下
40度にまで気温が下がる。朝5時に起きて夜は10時に寝る毎日。ロシア
警官の制服などを縫う作業所で1日8時間働き、日給は23.23ルーブル
(約93円)という。
それでも、一緒に裁判を受けて懲役8年が確定したユコスの持ち株会社
メナテップのレベジェフ元会長が収容されているヤマロ・ネネツ自治管区
よりはましという。こちらは北極圏に近く、夏は白夜、冬は気温が零下60度
まで下がるという。
資産が04年に152億ドル(約1兆7500億円)と見積もられたホドルコフ
スキー元社長は、ソ連崩壊後の経済の混乱に乗じて財を成した新興財閥
の一人。新興財閥では例外的にプーチン政権の野党を資金的に支援して
いたため、脱税事件による投獄は、欧米から「敵対的な財閥つぶしを狙った
政治的な動き」との批判を招いた。
シベリアは、皇帝の専制に反対して決起したデカブリストからレーニンら
革命家にいたるロシアの代表的な流刑地だ。その意味では、この政治犯
の伝統に連なったという言い方もできる。
(以下略、全文はソース元でご確認ください)
ソース(朝日新聞)
ttp://www.asahi.com/international/update/1022/007.html
276 :
世界@名無史さん:2005/10/23(日) 22:42:05 0
カーゾン卿
「ロシアによる中央アジアの征服は、東洋人による東洋人の征服である」
ロシア人や中国人は司法の権力からの中立性というものが
理解できない。
278 :
世界@名無史さん:2005/10/26(水) 12:14:36 0
ttp://src-h.slav.hokudai.ac.jp/sympo/Proceed97/morishita.html 19世紀のスラブ主義者アクサーコフが引用した次の詩は、ロシア的法観念を
典型的に表現している。「その本来の理由のため、われわれは、悪魔の申し子
である健全なる法的分別に恵まれておりませぬ。ロシアの本性は広すぎて、
われわれの真実の理念は、法的諸原理のせせっこましい形式なぞに、はまる
わけにはまいりませぬ」*11。ソルジェニーツィンも、1991 年の論文の中で、
道徳的原理を法律原理の上におくように説いた*12。ベルジャーエフによれば、
法制度は「人に対する人の不信の表明にすぎない」のであった*13。
279 :
世界@名無史さん:2005/10/26(水) 12:15:30 0
ロシアのインテリに特有のこのような法に対する否定的な見方は、法が
専制的権力者による民衆抑圧の道具であった(管理法)という点にのみ
起因するのではない。彼らは西欧近代法をも拒絶したのである。その
理由には二つの側面がある。一方では西欧近代法は、実は資本主義社会
の搾取と階級支配を実現しているという視点から批判された。ロシアの
スラブ主義者の目には、西欧の近代法が媒介している資本主義社会は、
人民の貧困と抑圧をもたらす堕落した社会と映った。エンゲルスによる
法学的世界観批判も、このような視点からの西欧近代法の批判を含んで
いる。19世紀のロシアのナロードニキは、前資本主義の視点から西欧
近代を批判すると同時に、ロシアの前資本主義を社会主義へと直結
させようとしたのであった。これらは近代的な自治法自体に対する批判
であり、前近代的立場のみならず、超近代的(社会主義的と言う意味を
含む)な立場からの批判でもある。
280 :
世界@名無史さん:2005/10/28(金) 17:25:21 0
ロシアのメシアニズムについて語ろう。
>>280 ふと思い出してメモ帳を見たら「偽キリストのイヴァン・エメリヤノフ」
と書いてあったが、何のことかさっぱり分からん・・・
282 :
プリマコフ元首相:2005/10/28(金) 18:49:59 O
あげ
283 :
世界@名無史さん:2005/10/29(土) 03:41:45 0
ドストエフスキーはロシア人のことを「神を孕める民」と呼んだし、
帝政時代には、ロシアは正教の国であり、正教世界の盟主だから、カトリックや
イスラームと戦って、政教の真理を世界に輝かせる使命を帯びている、と
いわれた。
さらにロシアは正教の理想を純粋に保持してきたし、他方では西欧文明を
身に着けてきたから、ロシア人こそ一つの宗教原理の上に東西融合の
新文明をつくることができる、という主張もあった。
284 :
世界@名無史さん:2005/10/29(土) 18:01:24 0
そういう世界観の形成は、ぶっちゃけバルト海とポーランドがカソリック化して
ウクライナをタタールに取られて正教の孤島になったからだろうね。
ビザンツが滅びてなかったらどうなっただろう?
285 :
世界@名無史さん:2005/10/29(土) 20:23:18 0
>>284 ロシアは、東西教会合同を行った時点でビザンツに対して批判的だったから、
李氏朝鮮の「小中華思想」みたいなものができたかもな。
286 :
世界@名無史さん:2005/10/30(日) 08:56:19 0
ロシア正教のメカニズムですか?
ビザンツと中国は似てるし
288 :
世界@名無史さん:2005/10/30(日) 14:48:25 0
ドストエフスキーってのはばりばりの右翼だったんだな。
民族の使命云々を熱狂的に叫ぶなんて。
289 :
世界@名無史さん:2005/10/30(日) 15:55:45 0
⊃ヒント:時代
290 :
世界@名無史さん:2005/10/30(日) 17:35:43 0
ロシア人の領土欲には困ったものだな
シベリア征服は国家意思というより冒険野郎みたいな連中が
先を争ってただけなんだけどね。
292 :
世界@名無史さん:2005/10/30(日) 20:09:08 0
293 :
世界@名無史さん:2005/10/30(日) 22:37:08 0
>>290 大陸型・陸軍型の国家に共通する性癖。
海洋国家は拠点さえ確保できればいいけどね。
294 :
世界@名無史さん:2005/10/31(月) 11:55:43 0
>>288 1875年に、オスマン帝国支配下にあったボスニア・ヘルツェゴビナとブルガリアで
スラヴ人正教徒の反乱が起きた。
これをきっかけに、スラヴ派の知識人からは、スラヴの兄弟を救済せよとか、
聖戦の遂行こそロシアの使命といった論が出てくる。
ルーマニアについてはどう思ってた?
296 :
世界@名無史さん:2005/11/01(火) 15:14:46 0
>>295 ダニレフスキイなどは全スラヴ連邦に、ルーマニア・ギリシア・ハンガリーと
いった非スラヴ系民族も入れるべきだと主張していたけどね。
その一方で、ポーランドはスラヴ系だがカトリックなのでスラヴ連邦から
除くべき、という意見も多かった。
297 :
世界@名無史さん:2005/11/02(水) 00:01:30 0
ウクライナは独立傾向を強めていますが、ロシアとウクライナのどこが違うのかが分かりません
ロシアの逃亡農民がウクライナ人になったのなら両者は同じはずですが...
それにウクライナはどうしてロシアを嫌うのかも教えてください
298 :
世界@名無史さん:2005/11/02(水) 15:56:59 0
>297
いわゆる「大ロシア」は、14世紀半ばから強大化したモスクワ大公国によって
統一されたのに対し、ベラルーシとウクライナはポーランド・リトアニア連合の
版図になった。そのため後者は自分たちはロシアと違ってヨーロッパに属する国
だと考えている。
299 :
世界@名無史さん:2005/11/02(水) 16:08:59 0
>>298 でも宗教は両国とも東方正教なんだよな。
ウクライナには合同教会(ユニエイト)もあるけど。
ちなみにベラルーシ人の中にはポロツク公国に自国の起源を
求める者もいる。
ウィキでみたらユニエイトって今は蔑称なんですね。
301 :
世界@名無史さん:2005/11/02(水) 19:30:31 0
ポーランド分割後、東部と中央部はロシア帝国の、西部はハプスブルク
帝国の支配下に入った。
302 :
世界@名無史さん:2005/11/03(木) 00:08:57 0
>>298 どうも。ロシア、ウクライナ、ベラルーシは言葉、人種は同じでいいですか?
>>302 ロシアはDNA、言語などの面でフィン人の影響うけてます。
304 :
世界@名無史さん:2005/11/04(金) 12:37:20 0
ロシアのプーチン大統領は2日、2日間のオランダ公式訪問を締めくくる
共同記者会見で、露政権のチェチェン政策を巡り、「我々が戦っている相手
は残酷な連中、人間に化けた獣だ」などとして、イスラム武装勢力への
強硬策の正当性を強調した。
その上で、「欧州には(イスラム教開祖の)ムハンマド以上のイスラム
教徒であろうとする政治指導者がいる」と述べ、欧州にある「露政権による
人権侵害」を巡る批判に、皮肉を込めて反発した。
オランダのバルケネンデ首相は「人権状況への懸念を伝えたが、
チェチェン問題は非常に微妙な問題だ」と述べるにとどまった。
ソース(読売新聞)
ttp://www.yomiuri.co.jp/world/news/20051103id25.htm
>>302 言語はロシア語、ウクライナ語、ベラルーシ語。
いちおう使用する文字も多少違う。
306 :
世界@名無史さん:2005/11/04(金) 17:40:28 0
リトアニアのある博物館には日本の甲冑が展示されている
308 :
世界@名無史さん:2005/11/04(金) 20:27:55 0
ソルジェニーツィンはパン・スラヴ主義には徹頭徹尾批判的だそうな
ロシア・ウクライナ・ベラルーシ・カザフスタンだけで纏まるべきだって
309 :
世界@名無史さん:2005/11/04(金) 20:40:09 0
310 :
世界@名無史さん:2005/11/05(土) 21:12:14 0
ttp://www.asahi.com/international/update/1105/002.html 極右が初の本格デモ、「民族統一の日」のモスクワ
ロシアで革命記念日に代わって今年から祝日となった「民族統一の日」の4日、
極右民族主義勢力が初の本格的なデモと集会をモスクワの中心部で繰り広げた。
主に中央アジアとロシア南部カフカス地方のイスラム系諸民族の移住者を対象
とする「不法移民反対運動」や、欧米によるロシア支配排除を唱える
「ユーラシア若者同盟」などが主催した。モスクワ市は民族対立をあおる主張
を掲げるデモを禁止してきたが、今回、そうした主張をせず、参加者も千人
までに抑えるとの条件で許可した。
311 :
世界@名無史さん:2005/11/05(土) 21:13:00 0
しかし、クレムリン近くの広場の集会には、黒ずくめの服装の若者を
中心に約3000人が参加。演説も禁止のはずの他民族への排撃一色に
中でも「反対運動」幹部は、「タジキスタンなどからの移民がヘロイン
を持ち込み、ロシアの子供たちを害している」と強調。参加者からは
一斉に、「占領者に死を。麻薬密売人に死を。イスラム急進派に死を。
ロシアに栄光あれ」のシュプレヒコールが響き渡った。
また、今年の中国との国境画定でロシアが国境の河川にある島の多くを
手放したことについて「クレムリンには他国に通じた裏切り者がいる」
との声が出るなど、政権批判も相次いだ。
312 :
世界@名無史さん:2005/11/05(土) 21:13:41 0
この後の行進では、ナチスのかぎ十字の旗を掲げたとして警察が10人
を拘束した。また、「許可の3倍を集会に動員した」として主催者2人
が拘束されたが、外国人留学生への襲撃事件の続発など、ロシアでの
極右民族主義の高まりをかえって裏づけた形だ。
「民族統一の日」は、1612年にロシア国民が団結してポーランド軍
の支配からモスクワを解放した日を記念して制定された。だが、民族
主義の扇動に利用される恐れのほか、11月7日の革命記念日を廃止
された共産党支持者の反発も強い。このため、「逆に国民を分裂させ
かねない」(イズベスチヤ紙)との懸念も指摘されていた。
313 :
世界@名無史さん:2005/11/11(金) 09:24:56 0
アレクサンドル2世とゴルバチョフって、改革やって本人の意図とは全く違う
結果を招いた点で共通するね。
アレクサンドル2世の時代には農奴解放がおこなわれ、新聞・雑誌も10倍に
増えた。でも本人はテロで爆殺される。
314 :
世界@名無史さん:2005/11/19(土) 11:27:18 0
315 :
世界@名無史さん:2005/11/22(火) 14:46:06 0
ゴルバチョフ時代にロシアの改革派と会った人々は、ほとんど例外なしに、
その理論的な鋭さと気宇壮大さを印象付けられるとともに、
実行過程への考慮の少なさと協調性のなさを感じたそうでつ。
316 :
世界@名無史さん:2005/11/22(火) 23:23:15 0
和田春樹『テロルと改革』(山川出版社)
全然読み進んでない。
内容には興味津々なんだが。
狙撃する暗殺犯からジグザグに走って弾丸を避けたというが
アレクサンドル皇帝は一体どんな走り方をしたんだ?
後、クロポトキンの回顧録では皇帝が誤って武官を射殺した事件があったとか
書いてたけどこれは事実?
317 :
世界@名無史さん:2005/11/23(水) 01:31:24 0
イヴァン雷帝(恐怖帝)最強!!!
318 :
世界@名無史さん:2005/11/26(土) 08:33:47 0
ある意味ね
319 :
世界@名無史さん:2005/11/27(日) 14:13:02 0
>>316 アレクサンドル2世は爆弾で殺されたんじゃなかったっけ?
アレクサンドル2世は、爆殺される以前にも何度か暗殺未遂に遭っている。
>316
「モスクワ・ペテルブルクの歴史」って落ちちゃったんですね。
322 :
世界@名無史さん:2005/11/30(水) 20:04:16 0
>>317 SLG風に能力値をつけるなら政治はそこそこ高くて
軍事指揮能力がかなり低い感じだろうな
323 :
世界@名無史さん:2005/11/30(水) 21:31:41 0
アレクサンドル一世は神秘性に彩られた不死伝説
324 :
世界@名無史さん:2005/11/30(水) 21:33:48 0
急にひきこもるイヴァン雷帝ってお茶目
325 :
世界@名無史さん:2005/12/01(木) 10:37:49 0
>>323 アレクサンドル1世には精神分裂症の気があったというのはマジ?
ナポレオンもメッテルニヒもカースルレイも彼の精神は完全に正常ではない
と考えていたとか。
326 :
世界@名無史さん:2005/12/01(木) 13:53:26 0
仕事がなく、密漁で稼ぎ生き延びる島民。退屈な生活が苦痛になり、帰郷を待ち
わびる駐留軍人らの家族−。二十九日付のロシア大衆紙モスコフスキー・コムソ
モーレツ(電子版)は、北方領土の択捉島を訪れた記者のルポを載せ、希望が見え
ない住民の生活や軍人家族の悩みを伝えた。
「択捉は死体ではないが、それに近い」と題した記事は、プーチン大統領の先の訪
日を受けて掲載された。それによると、択捉島の人口は約八千人で、大半は国境警
備隊員や軍人とその家族だ。
「行くところがない。帰れるまで一日一日を数えている」。ロシア極東ハバロフスクの
出身で、一年の任期で駐留する士官の妻ナターシャさんは退屈な様子だ。それでも
軍や警備隊の駐留地区には最近、カフェができるなど生活環境が改善したという。
対照的に島の民間人の生活は「完全な衰退」状態で、壊れかかったようなバラック
で暮らす人々も。大陸からの住宅資材搬入が高くつくためだ。一年前には燃料不足
で暖房が機能しない恐れが出たため、冬入り前に住民を避難させる計画まであった
という。
雇用不足も深刻。民間の住民の七割は魚加工会社で働いていたが、今年三月には
改修直後の工場が全焼する「悲劇」が住民を襲った。密漁に走る住民について記事は
「やらなければ生きていけない」と指摘した。
ソース : 東京新聞 ( 共同 )
ttp://www.tokyo-np.co.jp/00/kok/20051129/eve_____kok_____001.shtml
327 :
世界@名無史さん:2005/12/01(木) 16:08:51 0
328 :
世界@名無史さん:2005/12/01(木) 21:47:38 0
>>325 父帝のパーヴェル1世暗殺に関わったのがトラウマになってたんじゃないのか。
アレクサンドル本人は父の死までは望んでいなかったようだが。
ちなみに暗殺場所の寝室のベッドは血まみれになったままずっと保存されていたそうな。
329 :
世界@名無史さん:2005/12/02(金) 15:49:52 0
アレクサンドル2世は、祖母のエカテリーナ2世からつけてもらったスイス人
家庭教師のラアルプの影響で、若いころは共和主義に傾いていた。
彼はポーランド人のアダム・チャルトリスキ公に対し、1813年にポーランド
復興に対する自分の理想は何ら変わっていない、と書き送っている。
しかし、彼が復興しようとしたポーランド王国からは、ロシアがポーランド
分割によって得た部分は省かれていた。
このことからもわかるように、彼の中では理想主義と利己主義が奇妙な結合を
みせていた。
330 :
世界@名無史さん:2005/12/04(日) 08:57:38 0
イヴァン雷帝は黒い毛髪と青い目だったらしいね。
スラブ系ではけっこうある組み合わせらしいけど。
>>330 ケルト系モナー
一般にはあまり知られていないが、1808年にロシアがフィンランドを併合したとき、
フィンランド人の多くはそれを残念だとは思わなかった。
ポルタヴァの敗戦の復讐をしようとやっきになっていたスウェーデン王によって
フィンランドが軍事行動の拠点にされるよりは、ロシアのほうがマシだったから。
さらに19世紀にはロシア皇帝はフィンランドに自治を認め、内政問題にも
ほとんど干渉しなかった。
332 :
世界@名無史さん:2005/12/04(日) 18:37:29 0
>>330 そういえばTAtuの髪短いほうも黒髪碧眼だったね
333 :
世界@名無史さん:2005/12/04(日) 18:46:46 0
ロシア人ってどことなくアジア人っぽいね。
プーチンもポルノのボーカルと似てるし
ロシア人は黒髪碧眼がいちばん美人だと思ってるらしい。
335 :
世界@名無史さん:2005/12/04(日) 21:36:31 0
336 :
世界@名無史さん:2005/12/04(日) 22:30:21 0
337 :
世界@名無史さん:2005/12/06(火) 13:18:06 0
チェーホフの『桜の園』って、『桜桃園』とでも訳したほうが
いいような気がする。
あれはさくらんぼ農場を経営していた階級が、近代産業の発達とともに
没落していくという話なんだけど。
(アレクサンドル2世の時代には、没落する貴族がおおぜい出た)
338 :
世界@名無史さん:2005/12/06(火) 14:23:31 0
では、都市の平民や、農民で、社会的に上昇した者はどれくらいいたの?
>>326 すんでる人からすると、日本に返還して、補償をがっぽりもらって、移住
したいのかなあ。
340 :
世界@名無史さん:2005/12/07(水) 14:06:27 0
帝政ロシアの大富豪エリセーエフ家の先祖は、ヤロスラヴリからサンクト・
ペテルブルクへ出稼ぎにやってきた水呑み百姓だった。
>>338 ピョートル大帝の側近にそういう人がいたような(名前が思い出せない)
342 :
世界@名無史さん:2005/12/08(木) 00:28:03 0
343 :
世界@名無史さん:2005/12/08(木) 04:37:58 0
ロシアの皇帝ほど
多くの多様性ある民族を下に置いた皇帝は存在しないのではないか
ゆえに調整は大変だったと思う。よく殺されちゃうしね
一番苦労するんだろうな
345 :
世界@名無史さん:2005/12/08(木) 10:59:47 0
少なくとも近世以降暗殺されたハプスブルクの皇帝はいない。
347 :
世界@名無史さん:2005/12/11(日) 18:48:44 0
>>343 ロシア人以外に殺されたツァーリっていないような気がする。
349 :
世界@名無史さん:2005/12/14(水) 19:31:34 0
イヴァン雷帝とプーチン露大統領って政策が似てるよな。
両者とも秘密警察による中央集権強化やってるし、
さらに雷帝は教会を締め上げて税金徴収したけど
プーチンは同様のことを税金をまともに払ってこなかった
エネルギー企業に対して行なっている。
>>349 そしてプーチンの引退後、大動乱(スムータ)の時代が到来する。
351 :
世界@名無史さん:2005/12/14(水) 22:22:52 0
イランって地味にロシアの侵略を何度も受けてるんだよな。
352 :
世界@名無史さん:2005/12/18(日) 10:48:27 0
スムータに巻き込まれた日本人の正教徒がいたってどっかで読んだような記憶がある。
ゴンザ&ソウザより前にヨーロッパロシアに行った日本人がいたの? すげー!!
354 :
世界@名無史さん:2005/12/18(日) 22:27:01 0
,,,,,,,,,,,,,,
[|,,,,★,∩
( ゚∀゚)彡 スムータ!スムータ!
(|゚゚ :⊂)彡
i[]=|=;;|
し ⌒J
355 :
世界@名無史さん:2005/12/18(日) 23:09:57 0
安土桃山時代の末期だから日本人が渡っててもおかしくはない罠
356 :
世界@名無史さん:2005/12/19(月) 08:29:02 0
ソ連誕生までか?
357 :
世界@名無史さん:2005/12/19(月) 21:18:30 0
渡っててもイワン雷帝時代以前ならシベリアは未開拓も
いいとこだからその後のサバイバルが大変だっただろうな。
当時の遣欧使節みたいのがヨーロッパ経由でなぜかロシアまで行っちゃったんじゃないのか
359 :
世界@名無史さん:2005/12/23(金) 22:58:27 0
http://www.kahoku.co.jp/news/2005/12/2005122301001487.htm NGO規制法案を可決 ロ、民主化封じ込めへ
【モスクワ23日共同】ロシア下院は23日、ロシアで活動する非政府組織(NGO)
の活動を大幅に規制する法案を可決した。ウクライナなど旧ソ連圏で相次いだ「民主化」
政変を支援したとされる外国NGOの活動を封じ込め、ロシアに影響が波及するのを防ぐの
が狙い。欧米諸国などから「民主化の後退」と一層の批判を招きそうだ。
法案が上院を通過するのは確実で、プーチン大統領が署名して発効する。
法案では、ロシアで活動しているNGOは監督官庁への通知、収入額や資金の使用目的、
実際の使い道などの報告を義務付けるなど、政権による監視強化が特徴となっている。
>
これでロシアの民主化の火は事実上消えたな。
プーチンはロシアを何処に導こうとしているのやら。
中南米の軍事政権みたいになってきたな。
361 :
世界@名無史さん:2005/12/24(土) 02:53:25 0
産経新聞 平成 17年 (2005年) 12月 24日 土曜日
プーチン政権支える旧KGB人脈 強国復活へ経済介入強化
ロシアのプーチン大統領はこのほど、自らの出身母体、旧ソ連国家保安委員会
(KGB)の流れをくむ保安機関にロシア企業を全力で支援するよう大号令を
発した。「強国」復活には経済力の強化が不可欠というわけだ。指導層の三割
以上をKGB人脈が占める同政権が、国家総動員体制で経済発展を目指す姿勢
を示したことで、経済分野でも今後、KGBの介入が顕著になってくるものと
みられる。
362 :
世界@名無史さん:2005/12/24(土) 02:54:05 0
ロシア通信によると、プーチン大統領は二十日、KGBの創設記念日と
も言うべき「チェキストの日」にクレムリンで保安機関の幹部たちを
前に演説し、「ロシアは年々、経済的な潜在力を高めており、ロシアの
開発担当部門や産業界が成功するために、特許や著作権、権益などを
保護することは重要な課題である」と述べた。
そのうえで、民生、軍用の最新技術開発を含む情報管理や、海外市場に
進出するロシア企業の競争力強化のため、外国の情報収集に当たる対外
情報局(SVR)を含む特務機関の技術や、あらゆる能力を総動員して
積極的に支援するよう檄を飛ばした。
363 :
世界@名無史さん:2005/12/24(土) 02:54:56 0
プーチン政権は、エリツィン前政権時代にできた保安機関の醜悪な
イメージを改善し、復権させる動きを加速している。ロシアでの報道
などによると、旧東ドイツ駐在時代に、自らが「スパイ」として活動
した大統領を筆頭に、大統領府や軍、治安機関はもとより、経済問題の
中核を成す経済貿易発展省の全次官四人など、経済関連省庁にまで
旧KGB人脈の登用が集中しているという。
また、反政権的な同国石油大手ユコス社を脱税に対する追徴課税などで
倒産の危機に追い込み、ユコス資産を国営ロスネフチに吸収させ、巨大
国営石油会社再興のシナリオを描いたのも、KGB人脈最強硬派で
ロスネフチ会長に就任したセチン大統領府副長官と伝えられており、
KGBの経済シフトは今後も進むものとみられる。
364 :
世界@名無史さん:2005/12/24(土) 04:28:39 0
やはりプーチンはイワン雷帝のようだな。
ロシアにおいては恐怖政治こそ最高の政治哲学
365 :
世界@名無史さん:2005/12/24(土) 21:46:35 0
ゴドゥノフの治世から動乱時代に活躍した連中って独特のオーラを感じる。
こいつらは雷帝の時代を生き延びたのかっていう(w
366 :
世界@名無史さん:2005/12/24(土) 22:58:43 0
>>365 なんか恐竜が闊歩する中生代を生き延びた
新生代の哺乳類みたいな感じ
367 :
世界@名無史さん:2005/12/29(木) 17:04:12 0
マルクスが「アジア的生産様式」と書いたとき、ロシアのことを念頭に
置いていたのかな?
>>367 アジア的生産様式ってキエフ・ルーシの巡回貢納みたいなイメージがあるけど違うんかな?
369 :
世界@名無史さん:2006/01/01(日) 11:08:31 0
ttp://www.tabiken.com/history/doc/A/A072L100.HTM 【諸形態にみるアジア的生産様式の内容】
諸形態のなかでマルクスは,“アジア的”なるものが存在し,それが古代的,
封建的なるものと異なるのは土地所有形態にあるといい,アジア的土地所有に
おいては共同体の所有はあっても個人の所有はなく,個人は共同体成員として
それを保有しているにすぎない,と書いている。こうした理解は,個人が土地
(耕地)を分配されるのみの存在であって,共同体から自立できないことを
示しており,これは原始共同体の社会構成とも異なる。個人は共同体のある
意味での奴隷だからである。しかも,マルクスは,このような共同体機能を
国家的規模で管理し,支配し,共同体の生産と労働を貢納制度によって収奪
しているのが専制君主であると指摘したのであった。以上のことから,アジア
的生産様式とは原始共同体の解体によって発生した最初の階級社会ということ
になり,古代奴隷制的生産様式とも異なることが明らかになった。とすれば,
その典型は中国・インドにとどまらず,エジプト・メソポタミアなどの各古代
専制国家に普遍的に見出すことができるばかりか,律令体制以前の日本もその
範疇に入ることになる。
370 :
世界@名無史さん:2006/01/02(月) 18:58:56 0
様々な異民族・異文化を飲み込んでハイブリッドしながら
拡張していくのがスラブのダイナミズム。
371 :
世界@名無史さん:2006/01/04(水) 10:40:51 0
帝政ロシアに対し、“後進的”というイメージを持っている人が多いが、
ニコライ2世は、陸戦法規を定めるための国際会議を開くことを提唱し、
1874年にベルギーのブリュッセルでこのために会議が開催された。
(最終的には流産になったが、その3年後の露土戦争において、ロシアは
この成立しなかったブリュッセル会議の宣言案をみずからは遵守すると声明)
次いで1899年、1907年の2度にわたるハーグ平和会議も形式的にはオランダの
招請だが、前者の主唱者はニコライ2世、後者はローズベルト大統領の発議、
ニコライ2世の要請によるもの。
こーゆーことは一般的にはあまり知られてないんだよな。
373 :
世界@名無史さん:2006/01/04(水) 19:19:24 0
>>371 まあアレクサンドル一世のときもナポレオンを破って
ロシア主導の欧州秩序を作り上げたからな。
374 :
世界@名無史さん:2006/01/04(水) 20:15:55 0
帝政ロシアは、明治の日本と同じで、西欧諸国から文明国と認められたい
という気持ちが強かったからな。
だから
>>371のようなことをしたのかも。
375 :
世界@名無史さん:2006/01/21(土) 13:05:43 0
じつはイワン雷帝よりボリス・ゴドゥノフの方がましな皇帝だったんじゃないか。
376 :
世界@名無史さん:2006/01/22(日) 19:05:18 0
岩間陽子『ドイツ再軍備』(中公叢書)を読んでいたら、アデナウアーにとっては、
「ソビエト・ロシアとは、不可解で、不気味で、悪意に満ち、計画的に冷酷で、
暴力的な権力であった。それは、ヨーロッパの一部ではなく、まったく異質な
文明、非キリスト教的、全体主義的、アジア的な野蛮の文明であった」
「ロシアが飽くことを知らない権力欲、膨張欲に満ち満ちた国であることを、
彼は信じて疑わなかった」
なんて書いてあるんだけどさ、やっぱり西欧人のロシア観というのは
こういうものなの?
>>376 小室直樹なんかにいわせれば、コミュニズムの世界観に一番近いのは
ユダヤ教なんだそうだが
378 :
世界@名無史さん:2006/01/24(火) 00:18:58 0
>>376 というか、ドイツ人は自分たちが「ヨーロッパの守護者」的な
ところがあるって話だけど。なんでも、アジアの遊牧民からヨーロッパを
守るのは我々しかいない、みたいな感じらしい。
それに加えて、共産主義というよくわからんものが加わってたから
そういう人間も出てきたんじゃないかしら。
379 :
世界@名無史さん:2006/01/24(火) 00:53:14 0
「神はドイツ民族に、この嵐の時代において、東からわれわれに
働きかけてくる強大な影響力に対して、西側の番人になるという
特別の任務を与えられたのです」
by アデナウアー
カトリックとしてはそういう態度だろうね、当然ww
11世紀以来ロシアもドイツも進歩ないと言うことかなw
>>378 ドイツが遊牧民と戦ってたのってオットー1世の頃までだろ。
諸侯の争いにクマン族の傭兵部隊が使われたことはあるらしいが・・・
ドイツ人にだけは言われたくないだろうな。ロシア人も。
383 :
世界@名無史さん:2006/01/25(水) 11:28:13 0
帝政ロシアで語られてた民話で「フリーメーソン」というのがあります。
「ワシーリー近くで二人のフリーメーソンが舟でこぎ出した。底から石を取り出して岸へ投げると
石は裸の男に化けた。もう一つ投げるとこれは女になって、そうして互いに踊りだした。これが
ある男の気に入ってしまった。
「教えてくれよ!」 「いいとも! 私らのところへきてくれ!」
彼らは教え、男はおぼえようとした。ところが一人の方が彼に言った。
「蛙をつかまえろ」
蛙をつかまえてくると、この蛙をふくらませていったのだ、大きく大きく、牛ぐらいにふくらませた。
「蛙の口の中に入れ!」
男はびっくりしてしまった。 「嫌だ、入らん!」
「入れ、さもなきゃお前は一巻の終わりだぞ!」 「嫌だ、入らん!」
フリーメーソンたちは彼を意識不明にして放り出した。なんとかかんとか家までたどり着いたが
フリーメーソンたちはいつも彼を水に引きずりこもうと機会を狙っていた。
そこで十三キロほど離れた占い師のところへ治療に連れていかれた。人々は丸一日も進んでいったが
すっかり疲れてしまった。ものすごく重いものを引いているようなのだ。それに道端に小川でも
小さい沼でもあれば、かならずフリーメーソンが彼を引きこもうとする。フリーメーソンは水溜り
でも引きこもうとするのだ。そこで占い師は彼の服の裾を踏みつけて
「離れろ! ここはお前らの住む国ではない。俺の国だ」
フリーメーソンたちは離れた 」
ロシアの土俗的な世界と西欧人にたいする偏見がミックスされてて非常に面白い。
384 :
世界@名無史さん:2006/01/25(水) 19:22:58 0
>>383 江戸時代の日本で、「キリシタン=妖術使い、邪教の徒」と思われていたのと
共通するような。
占い師ってのはコルドゥーニャとかその類の連中か?
現代にもいるらしいけど。
386 :
世界@名無史さん:2006/02/03(金) 13:42:29 0
いわゆる「東方問題」は、エカテリーナ2世の時代の露土戦争からはじまるの
ですか?
>386
そう思いたければ思ってもいいがそう決まってるわけでもない。
歴史は問題集のように動くわけじゃない。
388 :
世界@名無史さん:2006/02/05(日) 11:36:43 0
>エカテリーナ2世
コンスタンティノープルを手に入れたら、孫のコンスタンチンをビザンツ皇帝に
即位させようという壮大な計画があったらすぃ
389 :
世界@名無史さん:2006/02/05(日) 13:26:20 0
検索してみたけど古代のタウリカから来てるのだね>タヴリーダ
391 :
世界@名無史さん:2006/02/05(日) 18:24:09 0
>>390 エウリピデスが『タウリケのイフィゲネイア』という悲劇を書いているね。
ところで池田利代子の『女帝エカテリーナ』ではポチョムキンはえらく
いい男に描かれていたな。実際のポチョムキンはずんぐりした体格だった
らすぃ。
392 :
世界@名無史さん:2006/02/05(日) 20:37:52 0
>ビザンツ皇帝
エカテリーナは何考えてたんだ?
オスマントルコはどうする?
徹底的に滅ぼすかアジア側に押し込めるの?
393 :
世界@名無史さん:2006/02/05(日) 20:52:51 0
>>392 多分そのつもりでいたんだと思う。
コンスタンティノープルがロシアの手に落ちなかったのは、
戦略的要衝をロシアに渡すまいとすヨーロッパ列強の妨害工作が
あったから。
新生ギリシア共和国のヴェニゼロスもビザンツ帝国の復興を
夢見ていたし。
394 :
世界@名無史さん:2006/02/06(月) 09:12:21 0
滅ぼされたクリミア汗国の王族はどうなった?
395 :
世界@名無史さん:2006/02/06(月) 10:47:46 0
ttp://www.littera.waseda.ac.jp/faculty/akasaka/zousho/bkkki11.html 「クリミア汗国」の君主・王族は、チンギス・ハンの長男ジュチの子孫
であり、代々、「***=ギレイ」という名を称していた (ハージー=
ギレイの子ヌール=デヴレト等は例外)。なお、少なからぬ書籍において、
この「ギレイ」は家名と誤認され、「クリミア汗国」は「ギレイ朝」と
呼ばれることがある。確かに、トルコ共和国に在住するクリミア王家の
末裔(東京大学のT.Y.氏によると、彼らは、現在、トルコ経済界に
おいて、なかなかの羽振りであるとの由である)は、現在、「ギレイ」
を家名としている。しかし、これは、トルコ共和国成立後の話である。
果たして、「クリミア汗国」の同時代において、「ギレイ朝」に相当
する用語が実際に存在していたのか、甚だ疑問に思われる。
397 :
世界@名無史さん:2006/02/06(月) 19:33:17 0
イヴァン4世はタタール人にキリスト教に改宗するか、封建的特権を
放棄するか、の二者択一を迫ったが、
エカテリーナ2世はムスリムに対して寛容政策を取っている。
これには啓蒙思想のほかに、タタール商人を介してロシアの東方貿易を
発展させることや、南隣のオスマン帝国がロシア領内のムスリムの不満を
たきつけるのをおさえる目的もあった。
しかしエカテリーナ2世の死とともに寛容政策も終わりを告げる。
399 :
世界@名無史さん:2006/02/17(金) 10:44:06 0
ロシア史において、イヴァン雷帝は中国史における秦の始皇帝に匹敵する
人物だとオモ。
彼がいなかったら、その後のロシアの歴史はもう少し違ったものになっていた
かもしれない。
400 :
世界@名無史さん:2006/02/17(金) 20:25:56 0
400ゲット
>>399 まあやり過ぎて王朝を滅亡させたあたりは・・・
いわゆる「大ロシア」はイヴァン3世の時に大体統一されてたと思うけど
402 :
世界@名無史さん:2006/02/19(日) 02:45:37 0
ロシア史を勉強していると、外部の人間の目には侵略・領土拡張と映ったものも、
実はロシアの弱さや脆さの認識から出たものがある。
18世紀にはいるまで、ロシアはステップ地帯の遊牧民に対してほとんど無力で、
大勢のロシア人がイスラーム世界に奴隷として売り飛ばされたりしていた。
また。カフカス総督を務めたバリャチンスキー公は、
「イングランドは保有している金で国力を示す。金のないロシアは武力で
対抗せざるを得ない」
と語っていた。
403 :
世界@名無史さん:2006/02/23(木) 12:01:28 0
>>402 いや、無力というほどでもないですが。
ステップとの境界沿いに一連の砦を建設して防衛ラインを築いていたし
(キエフ・ルーシの頃からやってたらしいけど)
モスクワ大公国の軍隊はタタールの遠征軍に結構勝ってる。
車輪のついた移動式の防壁の背後から銃や火砲を撃ちかけて、両翼から
騎兵が襲いかかるような戦術だったとか。
>>403 ロシアはカザフ・ステップの北縁に沿って要塞線を築いてますな。
ただ、ピョートル大帝が砂金採取を目的に送った探検や偵察は、
ヒヴァ・ハーン国の抵抗にあって挫折しますが。
カザフ・ステップの遊牧民は大オルダ、中オルダ、小オルダの三つに
分かれて抗争していて、そのうちの小オルダがジュンガルの圧迫に
絶えかねてロシア帝国に救援を求め、これがロシアによるカザフ征服の
幕開けとなる。
万里の長城もほとんどの部分は要塞線みたいな感じ
406 :
世界@名無史さん:2006/02/23(木) 20:27:00 0
>>404 当時のカザフやウズベクはモンゴル帝国の頃と変わらない装備?
カルムイク・オイラートはマスケット銃を使ってたらしいけど
>>406 おそらくあの辺の遊牧民は伝統的な武器を使っていたのでは。
オスマン帝国やサファヴィー朝との接触もあまりなさそうだし。
408 :
世界@名無史さん:2006/02/23(木) 22:20:43 0
ロシア人は一皮むけばタタール
第一次世界大戦が始まる直前、ロシアの元内相で国家評議会のメンバー
だったピョートル・ドゥルノヴァが、
たとえロシアがダーダネルス海峡を獲得するという長年の目的を実現
したとしても外洋への出口は得られない、なぜならダーダネルス海峡の
向こう側はほとんどどこかの国の領海で占められており、難なくイギリス
海軍がすべての水路を閉ざすことができるような、多くの島々からなって
いるからである、
と指摘したんだが、英露ともこんな単純なことになぜもっと早く
気がつかなかったんだろうか?
410 :
世界@名無史さん:2006/02/24(金) 00:58:11 0
まあイギリスも北極海経由でインドに行こうとした連中だし
411 :
世界@名無史さん:2006/02/24(金) 04:10:33 0
エジプトが脅かされるからイギリスはイヤだろ。
ロシアはスエズ運河掘るつもりだったんだよw
ピョートルも中央アジア経由でインドに行こうと・・・
黄金の国ジパングにはかなり近いところまで来てたんだけど
413 :
世界@名無史さん:2006/02/24(金) 20:17:04 0
バルチック艦隊って、日本海に来る途中でイギリスの漁船を
日本の戦艦とまちがえて砲撃したらしい。
415 :
世界@名無史さん:2006/02/25(土) 13:52:05 0
>>413 それに対してイギリス政府が抗議したとき、ロシアは最初そのような事実は
ないと突っぱね、イギリスの強行態度の前に、日本の魚雷艇が攻撃してきた
から応戦したと主張したので、その後イギリスはバルチック艦隊に対して
種々のいやがらせを行い、日本海にたどり着くまでに疲労困憊の極に
達していた。
416 :
世界@名無史さん:2006/02/26(日) 00:53:35 0
砲撃事件についてイギリス人の記者が艦隊の士官に取材して
次の寄港地でまた話を聞こうとしたら
「彼はもう水葬になった」
(((( ;゚Д゚)))ガクガクブルブル
417 :
世界@名無史さん:2006/02/26(日) 19:37:06 0
>>415 スエズ運河の通行を許可せずに喜望峰周りを取らせたことが
日本側にとっては大きな時間稼ぎになったしね
ところで何故ロシアはあんな所でイギリスの漁船をいるはずもない日本船と間違えたんだろう
418 :
世界@名無史さん:2006/02/26(日) 19:44:04 0
>>417 >スエズ運河の通行を許可せずに
マジで?
Wikiによると小型艦はスエズを通ったらしい。
ロシア海軍は、たくさんの海洋(黒海・バルト海・北極海・太平洋)で作戦行動を
しなければならず、そのうちどれかひとつに海軍力を集中させることが
できなかったのが弱み。
421 :
世界@名無史さん:2006/02/27(月) 12:37:17 0
黒海艦隊ってなんか役に立ったことあんの?
日露戦争のときもトルコに阻止されて出てこれなかったし・・・
422 :
世界@名無史さん:2006/02/27(月) 14:08:32 0
423 :
世界@名無史さん:2006/02/27(月) 14:38:42 0
ボスフォラス海峡かダーダネルス海峡からがんがん戦艦に向かって
陸地から砲撃すれば、どんな弱小国家でも阻止できるだろう。
424 :
世界@名無史さん:2006/02/27(月) 15:54:47 0
>>421 クリミア戦争ではシノープの海戦でオスマン艦隊を破っている。
エカテリーナ2世の治世の露土戦争で、ロシア海軍はバルト海から
東地中海へ派遣されてオスマンの艦隊を撃破することができたけど、
これはイギリスが補給面で援助を行ったからであって、それがなければ
地中海に到達できなったと思われ。
バルチック艦隊が日本海に到達するにも、フランスやドイツの助けが
必要だった。
海外の海軍基地が無い国にとっては、本国から遠くはなれたところで
大規模な海軍力を展開するのは非常な難事業になる。
シベリアの諸民族はロシアから独立しないの?
環境が苛酷で独立する気も起きんのでは
資源のあるとこ以外は殆ど管理しきれて無いみたいだし
独立したところで、メリットが何も無いじゃないか。
アイヌ人やオロチョン人に独立の動きが全然見られないのと同じ理由だと思うね。
ロシアの人口は19世紀に入って爆発的に増加したけど、どうやってこれだけの
人口を養えるようになったの?
>429
ウクライナを開発したからでは?
431 :
世界@名無史さん:2006/03/01(水) 15:46:49 0
エカテリーナ2世の治世が始まったとき、ロシアの人口は2000万人弱で、
フランスより少なかった。
それが1913年には1億6400万人に達している。
(もちろん、新しく征服した土地の人口も加えての話だけど)
ロシア史におけるスラヴ派というのは、最後には右翼的・超国家主義な色彩の
濃いものになってしまったため、悪いイメージを持っている人が多いかも
しれませんが、
しかしそのような土着の文化に対する誇りや尊厳の感情なしには、ロシアの
近代化は不可能だったのでは?
(日本におけるアジア主義にも類似の問題が存在すると思われます)
433 :
世界@名無史さん:2006/03/05(日) 22:25:45 0
バルト海に面した港は一年のうちほとんど氷結するので、木造の船体が腐食
しやすかった。
寒い国はやっぱり海軍には不向きかなあ?
つ バイキング
スウェーデン全盛期の海軍はどのくらい強力だったんだろうか。
北方戦争でロシアに負けたせいであまり注目されないが。
437 :
世界@名無史さん:2006/03/10(金) 11:16:23 0
以前この板にあったスレで、ロシア史の本を読んだ感想文が延々と書いてるのがあったけど
もう無くなったのかな?
>>438 ありがとう。
dumper.jpで探し出せました。
440 :
世界@名無史さん:2006/03/13(月) 21:36:25 0
ロシア帝国の陸軍は強かったけど、あれはやっぱしロシア農民が厳しい気候と
農作業で鍛えられていたからかな?
441 :
世界@名無史さん:2006/03/13(月) 22:15:57 0
442 :
世界@名無史さん:2006/03/13(月) 22:21:38 0
地主が徴兵を請け負っているんじゃなかったか?
ナポレオン戦争の頃の兵役年数が確か25年だとか聞いた。
「徴兵されたら人生終わりだ」と思った。
グスタフ・アドルフのスウェーデン軍なんか「徴兵されたら死刑宣告と同じ」だったけどな。
農奴で一生こき使われるのと
軍隊で一旗上げるのだったら、大半の農民が後者を選ぶだろう。
軍隊なら少なくともパンにはあり付けるし。
貴族の軍役は「死ぬまで」だっけ?
446 :
世界@名無史さん:2006/03/14(火) 08:06:32 0
ピョートル大帝が農奴からの徴兵を始めるまではロシアの歩兵は
自由民から選抜された世襲のストレリツィ(銃兵隊)が主力だった。
ストレリツィはある種軍事エリートとして様々な特権を得ていたが
農奴兵が数を増してくると自分たちの身分も下降するのを恐れて
ブラーヴィンの乱などを起こした。
447 :
世界@名無史さん:2006/03/14(火) 20:12:50 0
>>445 確かツァーリの治世によって違っていたはず。
たとえばピョートル3世は貴族の軍役義務の強制をやめ、
ボランタリー的なものに変えた。
エカテリーナ2世は「貴族の解放令」によって貴族の軍役義務を廃止。
逆にパーヴェル帝は軍役義務を復活。
448 :
世界@名無史さん:2006/03/14(火) 22:20:36 0
ナジェージダ・ドゥーロワの「女騎兵の手記」なんか読むと、騎兵になりたくて家出してきたドゥーロワを
士官の一存で簡単に入隊させてるんだよな。身元確認すれば女だと分かったはずなのに。
まあ外見から士族だと分かれば充分だったのかもしれないが。
449 :
世界@名無史さん:2006/03/20(月) 04:53:21 0
エイゼンシュテインのイヴァン雷帝いいね
>449
以前BSでやってたけど見逃しました・・・
レンタル屋にも置いてないし
ゼミの教授がエイゼンシュテインDVD-BOX持ってたんで貸してもらった。<イヴァン雷帝
大学とか公共図書館とかだと置いてある可能性が高いかも。
採算重視のレンタルショップだとロシア映画はまず置かないだろうなー。
「ヨーロッパの解放」や「鬼戦車T34」ならけっこう見かけるけど、スレ違いだな。
453 :
世界@名無史さん:2006/03/23(木) 23:11:33 0
たしか今はエイゼンシュテインBOXじゃなくて
単品でも売ってるはず>イワン雷帝
最近、十月も単品販売あったよ
454 :
世界@名無史さん:2006/03/23(木) 23:40:41 0
プロコフィエフの『イヴァン雷帝』サウンドトラックなら持っている。
確か親衛隊員らが「殺せ!」と合唱する場面もあった。
絶版になってしまったがアレクセイ・トルストイ『白銀公爵』(岩波文庫)は
小説ながら雷帝の敬虔な正教徒にして残虐な暴君という二面性を知るのにお勧め。
455 :
世界@名無史さん:2006/03/23(木) 23:43:13 0
>>454 おお、それ読みたいけど絶版だと
本屋で手に入れるのは難しそうですね・・
456 :
世界@名無史さん:2006/03/23(木) 23:58:23 0
457 :
世界@名無史さん:2006/03/24(金) 00:14:35 0
たぶんV・ヤンの「征服者」なんかより発見しやすいと思う
さあ!どうした?話せ!
さあ!続きを、話せ!
「斧でぶった切れ!」
ピィィィーーッ!!
燃えろ!燃えろ!燃えろ!燃えろ!
>採算重視のレンタルショップだとロシア映画はまず置かないだろうなー。
TUTAYA恵比寿は全部あるよ。
461 :
451:2006/03/24(金) 17:56:17 0
>>460 さすが都会。俺の住む人口50万人の地方都市では、
ロシア映画といえばチェチェンゲリラもののアクション映画くらいだ…
田舎者は配達式レンタル店の会員になるべきか…
462 :
世界@名無史さん:2006/03/26(日) 07:04:17 0
エイゼンシュテインのイワン雷帝を見ると、戴冠式の際に雷帝が
ロシアの富国強兵を演説するくだりがあるが、その演説において徴税の対象
とされる「教会」を「エネルギー企業」に置き換えると
プーチン露大統領のそれとだぶって興味深い。
中国でもペルシャでもモンゴル人の支配下では宗教団体は免税になってて
ロシアの教会領もそれで手がつけられなかった。
キリスト教徒であるモスクワ大公国の力が強まったせいで
教会の権利が蚕食されたのは皮肉。
464 :
世界@名無史さん:2006/03/29(水) 01:11:18 0
イワン雷帝のオプリチナ
プーチンのFSB
465 :
世界@名無史さん:2006/03/29(水) 02:21:36 0
まあいいんだけどさ たった1.5%の人口しかいないモンゴル人が
華人を支配できたモンゴル帝国のシステムは学ぶべき
>>465 当時の中国にはモンゴルのように万単位の遠征軍を組織する力はない。
468 :
世界@名無史さん:2006/04/02(日) 04:32:21 0
モンゴルの地域支配手段の一つ。秘密警察による密告・監視システムといった
治安安定のための暴力装置はイワン雷帝のオプリーチナ→ソビエトの
ヴェーチェーカと受け継がれた。
>>468 モンゴル帝国時代に秘密警察ってあったっけ? 記憶にない
ティムール朝にはKourtchiという公安機関があったらしいが
モンゴル時代はダルガチ(監察官)と兵隊少しを各地に配置して、
反逆があったら本国の大兵力で叩き潰すんじゃなかったっけ?
ロシアで諸公の争いに介入してきたタタール軍は
ウクライナ・カザフスタンあたりからやって来てたね。
中央集権化できなかったモンゴル帝国を見習ったところで、
衰退と分裂への道しか残らないだろ。
473 :
世界@名無史さん:2006/04/02(日) 16:23:50 0
うはwwwイリノイ君こんなとこにも出現ww
一体いくつの板を渡り歩くつもりなんだww
475 :
世界@名無史さん:2006/04/02(日) 22:52:56 0
>>469 絶版だけどこれの1章みると詳しいよ
「ロシア秘密警察の歴史―イワン雷帝からゴルバチョフへ」
ディーコン・リチャード【著】 木村明生【訳】
モンゴル人の統治のエッセンスを受け継ぎ、イワン雷帝から
400年にわたって鍛え上げられてきた、「見えざる恐怖の国家保安機関」。
“東西協調”のかげで一層激化する情報戦を担う現在のKGBに至るまでを、
厖大な資料と証言を駆使しながら、歴史家の眼が活写する。
第1章 はじめに―モンゴル人の遺産
・
・
>>475 読んだ。
第一章は秘密警察じゃなくて密偵の話しか書いてなかったが。
読んだ限りではオプリーチニキ以前に秘密警察に相当するものはなかったようだ。
477 :
世界@名無史さん:2006/04/08(土) 02:42:30 0
じゃあイワン雷帝が元祖だね。
ウラー!
478 :
世界@名無史さん:2006/04/08(土) 17:44:05 0
なにが?
479 :
世界@名無史さん:2006/04/08(土) 19:31:39 0
モンゴル人が作ったのは秘密警察そのものじゃなくて
密告システムじゃないの?
>479
ダルガやバスカクといったタタールの役人はルーシの状況に通じている必要があったかもしれないが
制度化された密告や相互監視のシステムがあったとは聞いたことがない。
モスクワのイヴァン財布公がヴィホード(タタールへの貢納)を私的に利用しようとしたとき
ライバルのトヴェリ公がそれをハーンに通報したりとか、タタールの権力を利用して諸公が互いに
牽制しあっていたということはあったんだけど。
481 :
世界@名無史さん:2006/04/12(水) 02:34:19 0
オプリーチニキ→オフラナに至るまでのロシア帝国の
間諜・鎮圧のシステム洗練化は何か参考にしたのだろうか。
それともロシア人には元々そういう謀略の素質があったのだろうか・・
482 :
世界@名無史さん:2006/04/16(日) 00:13:28 0
どなたかロシア近代史を包括的に扱った本で
オススメのものを教えていただけないでしょうか?
山川「世界歴史大系」の「ロシア史」2〜3巻かなあ。
かなり分厚いです。俺は興味あるところしか読んでない。
もっと短いのならヴェルナツキー「ロシア史」。
かなり古いので図書館あればラッキーって感じだけど。
一番初心者向けで読んでて面白いのは
コリン・ウィルソン「怪僧ラスプーチン」の3章。
ロシアに対する偏見がかなり入ってるが。
484 :
482:2006/04/16(日) 15:56:14 0
ありがとうございます
今度大学の図書館でチェックしてみます
485 :
世界@名無史さん:2006/04/24(月) 20:37:28 0
イワン雷帝ってフルネームなんていうの?
イヴァン4世ヴァシーリェヴィチでない?
487 :
世界@名無史さん:2006/04/26(水) 19:57:13 0
うん。イワン4世ヴァシリエヴィッチだね
488 :
世界@名無史さん:2006/04/28(金) 15:47:58 0
ロシアンルーレットの歴史を語れ
489 :
世界@名無史さん:2006/04/28(金) 17:32:25 0
>>21-22 毛糸編みのセーターは、毛皮の代用にならないの?
酷寒の地では、毛糸は防寒できないの?
490 :
世界@名無史さん:2006/04/28(金) 19:11:40 0
,,,,,,,,,,
[,|,,★,,|]
(゚д゚ )
>>488 ゴト /| |) よし。ではまず君からだ。
/ ̄;y=ー ̄ ̄/||
/_____/ .||
|| || ||
|| ||
>>488 アメリカの作家が伝聞と憶測で書いたのが初出らしいが
>489
毛皮はヨーロッパへ輸出していた。
493 :
世界@名無史さん:2006/05/01(月) 01:15:29 0
wikipediaにあるイワン雷帝の全身肖像画
めちゃかっこいいよね
>>494 thx あの肖像画ってヴィクトル・ヴァスネツォフ
って人の作品なんですか?
ロシアの最強アマレス選手でカレリンっているけど
アレクサンダー・カレリンとアレクサンドル・カレリンの
どっちの呼び名が正しいんですか?
498 :
世界@名無史さん:2006/05/02(火) 04:13:08 0
>>497 アレクサンドルのほうがロシア語に近い。
500 :
世界@名無史さん:2006/05/02(火) 20:58:45 0
癒
501 :
世界@名無史さん:2006/05/02(火) 21:29:19 0
荒い繋ぐ
502 :
世界@名無史さん:2006/05/02(火) 22:24:14 0
イワン雷帝って、ロシア史上単にマイナスだったの??
スターリンはやけに評価してたらしいけど。
503 :
世界@名無史さん:2006/05/03(水) 02:06:03 0
ロシア人は虐殺やら抑圧やらしかできんのかね?
いつまでたっても移動の自由すらない。
政治が最低なのはロシアの伝統だろ
505 :
世界@名無史さん:2006/05/03(水) 02:56:21 0
ブチ殺して奪えばいいというのはある意味解りやすいじゃないか
日本の場合だって、ロシアのようにいっそ在日大虐殺した方が手っ取り早いと思うけどね
506 :
世界@名無史さん:2006/05/03(水) 03:11:14 0
おまえが危ない時は、俺が助けてやるクマ。
507 :
世界@名無史さん:2006/05/03(水) 03:38:50 0
>>498 このサイトだけど
イマイチかな
クリミア戦争は一貫して同盟軍が有利だったわけでもないし
むしろ財政的にはイギリスの方が先に根を上げていた一面を無視しているような
508 :
世界@名無史さん:2006/05/03(水) 03:41:40 0
ニコライ一世が病死しなければどうなっていたかわからんね
アレは。
509 :
世界@名無史さん:2006/05/04(木) 17:51:55 0
旧ソ連版「戦争と平和」を語るスレ
http://bubble4.2ch.net/test/read.cgi/kinema/1126025024/ 199 無名画座@リバイバル上映中 sage 2006/05/01(月) 13:12:21 ID:pNCLSnHX
7月4日から30日まで、京橋のフィルムセンターで開催される「ロシア・ソビエト映画祭」で、「戦争と平和」全4部(425分)の上映が決定。スクリーンで見るチャンス!
東京の後、神戸(9月2日〜12日)、北海道(9月15日〜28日)、名古屋(9月30日〜10月1日)、石川(10月8日〜18日)、大阪(10月21日〜11月3日)、京都(11月4日〜10日)、福岡(11月11日〜15日)でも開催。
200 無名画座@リバイバル上映中 sage 2006/05/02(火) 21:18:41 ID:SOoYNAfW
>>199 ttp://www.kt.rim.or.jp/~jes/rusfes/filmfes.html ロシア・ソビエト映画祭 開催のご案内
ロシア最初の劇映画から最新作まで27タイトルを一挙上映
201 無名画座@リバイバル上映中 New! 2006/05/04(木) 17:11:59 ID:phguMO9c
>>199 戦争と平和 ≪Война и мир≫
1965-67年/149分+98分+82分+96分(計425分)/カラー
脚本・監督:セルゲイ・ボンダルチュク、脚本:ワシーリー・ソロヴィヨフ、原作:レフ・トルストイ『戦争と平和』
出演:リュドミラ・サヴェリエワ、セルゲイ・ボンダルチュク
ヨーロッパをナポレオン軍が席巻していた時代を背景に、伯爵家の令嬢ナターシャをめぐる男たちの愛憎劇を描く文豪トルストイの大河小説を忠実に映画化。
ソ連が総力を挙げて取り組んだ超大作で、豪華絢爛な舞踏会、史上最大規模のエキストラを動員したボロジノの戦い、ナポレオン軍の侵攻で炎上したモスクワなど、スケールの大きな見どころが多い。
510 :
世界@名無史さん:2006/05/05(金) 19:09:34 0
,,,,,,,,,,
[|,,,★,|]
ヽ( ・∀・)ノ イワン グローズヌイ ウラー!
国際的人権擁護団体アムネスティ・インターナショナルは四日、外国人排斥を旗印とする
ロシア民族主義の暴走に警鐘を鳴らす報告書を発表した。
報告書「ロシア連邦・コントロールを失った暴力的な民族主義」では、暴力的な民族主義で
昨年少なくとも二十八人が殺害され、三百六十六人が負傷したと言及し、「ロシア当局者には、
故意に(民族主義に)目をつむる者もいる」として早急に対策を講じる必要があると訴えた。
ロシアのNTVなどによると、先月二十二日午後六時ごろ、モスクワ中心部の繁華街に近い
地下鉄プーシキン駅構内で、アルメニア人大学生、ビゲンさん(17)が友人とキリスト教の
復活祭をお祝いしようと、プラットホームに集まっていたところ、地下鉄から降り立ったロシア人の
若者の集団に突然襲われ、ナイフで刺されて死亡した。若者たちはそのまま逃走した。
白夜の季節を迎えて外は明るく、乗客らで込み合う地下鉄構内で発生した白昼の殺人事件に、
モスクワ市民たちは衝撃を受けたが、ビゲンさんは今年十四人目の犠牲者にしか過ぎない。
一昨年二月には、同じサンクトペテルブルクでタジク人の少女(9つ)=当時=が帰宅途中に
自宅の目の前で十数カ所をナイフで刺されて死亡した事件が発生。今年三月二十二日には、
同事件の容疑者の若者たち八人に対する判決公判が行われ、事実上の無実判決である狼藉(ろうぜき)の罪が
言い渡された。陪審員たちは、殺害された少女よりも若者たちの将来に配慮した。
ロシアの著名なジャーナリスト、ムレチン氏は、ドイツ帝国が第一次世界大戦に敗れて
帝政を廃止、ドイツ共和国(ワイマール共和国)の下で復興が始まった一九二〇年代とロシアの
現状を比較。「帝国の威信が失墜し、失業者数が増大。そこに登場し人気を博したユダヤ人排斥運動を
ドイツの官憲は当時、野放しにした」と述べ、ファシズムが誕生する前のドイツと、現代ロシアには
数多くの共通点があると警告した。
ソース
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060505-00000008-san-int
512 :
世界@名無史さん:2006/05/05(金) 23:56:37 0
アルメニア人やタジク人って見た目で分かるんですかね。
昔のコサックの写真なんか見るとほとんど日本人みたいな顔した人までいますが。
513 :
世界@名無史さん:2006/05/06(土) 00:14:06 0
眉毛が眉間で一本につながっている女性が多くない?
描いているのかも知れないけど。
514 :
世界@名無史さん:2006/05/06(土) 00:23:56 0
フリーダ・カーロみたいな感じ
515 :
世界@名無史さん:2006/05/11(木) 22:02:31 0
現代ロシアは帝政を再開すると思いますか?
516 :
世界@名無史さん:2006/05/11(木) 22:24:36 0
うん
ウラジミール朝は近いね
俺たち世代は王朝の誕生なんてどんなのか知らんもんな
きっと歴史的瞬間に立ち会えると思う。感激だ
ウラジミール朝……
ヨーロッパで個人名を王朝の名前にするのって……
せめてプーチン朝かウラジミロヴィッチ朝だろう
>517
リューリク朝とか普通に書いてること多くない?
あと、ウラジミールじゃなくてウラジーミルな。チェコ人じゃないんだから。
>>518 正直リューリクとピヤストとヤゲロぐらいしか思いつかんのだけど。他にあったっけ?
521 :
世界@名無史さん:2006/05/13(土) 08:41:06 0
ロシアはたしか近世になるまで姓がなかったんだっけ?
522 :
世界@名無史さん:2006/05/14(日) 01:38:16 0
>>515 プーチン率いる現ロシアはもはや「新ロシア帝国」、「帝政民主主義」と
呼ばれているくらいだしな。
再び中央集権化を強め、エネルギー産業から厳しく徴税するプーチンはまさに
かつてのイワン雷帝を思わせる。まさにプーチン恐怖帝
523 :
世界@名無史さん:2006/05/14(日) 04:38:32 0
戴冠式はどうなるのかな
プーチンぐらいでびくびくされてもねえw
もし今の政権が欧米の言うことはなんでも聞くなよなよした政権で、
そこにスキンヘッドの連中がクーデター起こして政権とったりしたら
もっと恐ろしいことになるぞ。
皇帝ってどういう経緯で誕生するもんなの?
プーチンみたいな一般市民でも権力にぎれば皇帝になれるの
526 :
世界@名無史さん:2006/05/15(月) 01:01:30 0
>>525 ボリス・ゴドゥノフやミハイル・ロマノフは国民会議の承認を経て即位した。
ヴァシーリー・シュイスキーなんかは一部の支持を得ただけで勝手に即位を宣言してたけど。
527 :
世界@名無史さん:2006/05/15(月) 01:44:13 O
>523
戴冠式じゃないけど
プーチンの大統領就任式を見たけどありゃ荘厳で権威主義的雰囲気丸出しだったぞ
皇帝なんて自称でokでしょ
新聞社に乗り込んで、俺は皇帝だでいいじゃん
529 :
世界@名無史さん:2006/05/15(月) 05:27:50 0
デーモン閣下と同じ。
馬鹿野郎、どう見ても
>>528はノートン陛下じゃないか
モスクワ大公家も勝手にツァーリを名乗って
後からカエサルに繋がる家系図を捏造したりした訳だが
532 :
世界@名無史さん:2006/05/15(月) 19:38:07 0
>>527 おれもプーチンの就任式を見たとき
エイゼンシュテイン「イワン雷帝」の
ツァーリ戴冠シーンとイメージかぶったw
>>491 レールモントフの「現代の英雄」にも出てくるらしい
534 :
世界@名無史さん:2006/05/28(日) 02:25:49 0
,,,,,,,,,,,,,,
[|,,,,★,∩
( ゚∀゚)彡 ツァーリ!ツァーリ!
(|゚゚ :⊂)彡
i[]=|=;;|
し ⌒J
>513
ロシア人には顔の産毛を剃る習慣がないからだと聞いた事がある
537 :
世界@名無史さん:2006/06/01(木) 19:36:24 0
モスクワ大公国
538 :
世界@名無史さん:2006/06/07(水) 08:16:49 0
「ロシアはヨーロッパか否か」というのはよく議論されるテーマだけど、
欧米の大学ではアジア・アフリカ諸国の研究は全部一括されているのに対し、
ロシア研究やロシア語講座は、フランス研究やイタリア研究と同じように
大学内のいくつものカレッジに広範に分散されている。
ということは、ロシアはやはりヨーロッパ?
539 :
世界@名無史さん:2006/06/08(木) 23:24:16 0
>>538 近年のロシアはユーラシア主義、つまりヨーロッパからアジアにまたがる
国家として独自の地政学的発展を遂げるべきだという考えに回帰しつつ
あります。
シベリアを通ってカルムイキアへ向かった清朝使節の残した記録には
ロシアの役人が「ロシアは貴国と違って西と南にしか敵がいないのに
戦争が絶えません」と嘆く場面がある。
541 :
世界@名無史さん:2006/06/11(日) 14:14:06 0
クマー
542 :
ロシアもかよ:2006/06/22(木) 20:15:45 0
【国際】「日本人がロシア人を追い出した」 日本人向けの小冊子、国後島で配布[06/22]
http://news19.2ch.net/test/read.cgi/newsplus/1150968557/ > 「クリル(千島)列島は、エカテリーナ2世がロシアの領土とした」などと、
>史実と異なる内容が記載された小冊子が、国後島で配布されていることが分かった。
> ロシア語と日本語で併記されており、ロシア島民やビザなし交流などで訪れる
>日本人に向けて、ロシアによる北方領土の実効支配の正当性を宣伝するのが目的とみられる。
追い出されたのは日本人なんだが・・・
未だに「タタールのくびき」なんて用語使っているロシアの歴史観じゃ
>>542も頷けるな。
544 :
世界@名無史さん:2006/06/23(金) 08:08:39 0
ロシアでは社会全体が大きな家族にたとえられ、
「国家は厳格だが正しい父であり、人民は腕白だが愛すべき子供である。
父は腕白に対してお仕置きをするが、従順であれば飴を与える」
そうな。
中国の「すべての人民が皇帝の赤子である」という思想と共通点が多い。
ついでいうと
日本帝国の教育勅語そのまんまだね
ロシア人と日本人って性格的には共通点がおおいね。
難波節的なところがあって、主君に対して義理や忠義を大切にする。
プーチンなんて、下手な日本人より侍ぽいしw
柔道の精神がロシアで受けるのも頷けるよね
中国は良くわからん。まあ、似たような言葉はどこにでもあるからなとしか言えんけど
浪花節的な部分は日中露共通かもね
546 :
世界@名無史さん:2006/07/06(木) 20:40:10 0
イワン グローズヌイage
547 :
世界@名無史さん:2006/07/06(木) 21:40:41 O
早い話、ロシアパブに行けば教えてくれるよ
548 :
世界@名無史さん:2006/07/08(土) 02:42:57 0
ポスト・プーチンの有力馬は誰?
禿フサ…の法則は今回も機能するの?
549 :
世界@名無史さん:2006/07/08(土) 08:43:31 0
ハカマダ
550 :
世界@名無史さん:2006/07/11(火) 00:35:35 0
お願いがあります。
金曜に「ロシア革命史研究の諸問題」という授業のテストがあります。
問題は、「ロシア史を自由かつ大胆に論ぜよ」です。
どんなことを書いたらいいのか全く分かりません。
どなたか、おれだったらこう書くとか、
こういう路線で書けばいいんじゃないのとか、
できるだけ具体的なアドバイスを頂きたく思います。
かなり困ってます・・・どうかどうかよろしくお願い致します。
553 :
世界@名無史さん:2006/07/11(火) 13:59:11 0
ttp://www.worldtimes.co.jp/ ロシアでは、どういうわけか黒魔術を使う人が多い。しかし、男は黒魔術を
使わない。女性の専売特許である。
ニーナおばあさんは、孫のビクトル君と暮らしている。ビクトル君の両親は、
離婚後それぞれ再婚し、新しい家庭を築き、ビクトル君をニーナさんに託した。
彼は逆境にめげず、ニーナさんと幸せに暮らしていた。魔女と出会うまでは。
ビクトル君はあるパーティーで、極東出身のソーニャという女性と知り合った。
彼は、その一週間後に結婚を決め、二週間後には極東に飛びソーニャの両親の
承諾を取り付けた。三週間後、ソーニャはニーナさんの家に引っ越してきた。
ニーナさんは驚かされっ放し。「ソーニャと出会ってから、あの子はゾンビ化
した」と嘆く。
二カ月後、二人は籍を入れた。ソーニャはビクトル君を説得し、巨大マンション
を買わせ引っ越した。
554 :
世界@名無史さん:2006/07/11(火) 14:00:18 0
ニーナさんは、孫を心配し、ロシア正教の聖人を訪問。すると聖人は
「あなたの孫の嫁は黒魔術を使っている。何か変な儀式をしていなかったか」
と聞いた。そういえば、夜中にブツブツ変な呪文を聞いた気もする。
聖人は「私が祈る。ビクトル君はしらふになって戻るだろう」と言った。
その後、ビクトル君は離婚し、ニーナさんの所に戻ってきた。
しかしビクトル君はマンションのローンを払っている。ソーニャが
「ローンを払うこと」「マンションを彼女の名義にすること」を離婚の
条件にしたからだ。
日本であれば、「黒魔術〜? それっておばあちゃんの妄想でしょう〜」
と笑って済まされる話。しかし、ロシアでは「さもありなん」と皆が
うなずく。
ちなみにビクトル君は、天使のような女性と付き合い始めた。これも
聖人の祈りの効果か。
チョト待て、その聖人てのは生きてるのか?w
>553
魔術師を表す言葉でも「ズナーハリ」「コルドゥーン」なんかは男性形だけどね。
黒魔術じゃないのかも知れないが。
>>554 >日本であれば、「黒魔術〜? それっておばあちゃんの妄想でしょう〜」
>と笑って済まされる話。
日本でも、友引とか地鎮祭とか星占いといった迷信が信じられています。
>557
いや、そういった呪術的な実践はぶっちゃけ結果を期待してないわけで
この場合はもっとシリアスでしょう。
ttp://wwwsoc.nii.ac.jp/jsft2/2003septresume.html ポスト社会主義ロシアにおける呪術の語り 東北大学 藤原潤子
最近ロシアの書店に入ると目につくのが、「呪術師」、「物知り(呪術を知る者)」
などを自称する者の著作である。「病気治療の呪文」、「恋の呪術」に始まり、
「夫が飲まないようにする呪文」、「麻薬中毒を治す呪文」、「夫が妻を殴らない
ようにする呪文」、「隣人にかけられた呪いを祓う呪文」などの情報を満載した本が
「実用書」として売られ、人気を博している。また、新聞紙上では投書により、
読者どうしの呪術知識の交換がさかんに行われている。
周知のとおり、ソ連は社会主義イデオロギーを掲げる無神論国家であった。
共産党員によって無神論プロパガンダがさかんに行われ、宗教も迷信(もちろん
ここに呪術も含まれる)も撲滅の対象であった。しかし、ペレストロイカの波に
のって1990年に信教の自由に関する法律が制定され、以後、宗教活動を自由に
行うことができるようになる。現在ロシアでは、ロシア正教、その他キリスト教
各種宗派、新異教主義、オウム真理教を含むその他新興宗教の乱立状態にある。
呪術信仰の復活・積極的宣伝は、このような流れの中で起こった動きである。
驚くべきことに、現在、呪術信仰宣伝を行う者の中には、元共産党員さえ見られる。
彼らはソ連時代と180度逆転して、このように呼ぶ。「無神論を克服し、呪術的
世界観を獲得するのだ!」。
560 :
世界@名無史さん:2006/07/11(火) 21:21:33 0
>無神論を克服し、呪術的世界観を獲得する
裸の女の群れが鋤をひいて回る儀式を復活してホスィ
ロシアって言えば、悪魔払いの動画が流れてるよな。
あと翼の生えた猫を、悪魔の所業として殺してしまったって事件もあった。
70年間の共産主義体制をもってしても、ロシア人の迷信深さは消えなかったようだ。
562 :
世界@名無史さん:2006/07/12(水) 10:40:36 0
>>561 共産主義体制のせいで、迷信や宗教に対する免疫が無くなってしまったのかも。
だからオウム真理教みたいなカルトに簡単にひっかかった。
ちなみに中国でも共産党が「迷信撲滅キャンペーン」を行ったりしている。
翼の生えた猫がいたら普通に悪魔に見えると思うが
>>539 と言うプーチンのプロガンダとは別に実は西方志向が強いw
ロシアに大きな変化を与えたものは殆ど西方からだ。
東方教会、政教の一致と皇帝政治、社会主義思想、等々。
特に領土に対する執念は西に偏向しまくりだよ。
極東での本格的な戦争なんて日露戦争以外殆どないだろ。
少なくとも中央アジア以西しか向いてないよ。
資源売りたいための営業トークに騙されなさんなよ。
>>565 歴史的に見てロシア人にとってのアジアとは、まず何よりもヴォルガ流域のイスラム圏と
ドン河(ひょっとしたらドニエプル河)以東の草原じゃないのか。
ウラル山脈とその彼方はゴグとマゴグの子孫が住む暗黒の地と見られていたようだし。
567 :
世界@名無史さん:2006/07/15(土) 14:22:27 0
>>565 賛成。ロシアにとって大事なのはまずヨーロッパ、次いで中東。
ところで、西欧人はロシアのことをどう考えているんだろうか。
日本も含めたアジア・アフリカ諸国は動物の生態を観察するような扱いだが。
568 :
世界@名無史さん:2006/07/19(水) 19:28:11 0
ヨーロッパにあこがれ続けたイワン雷帝ら歴代ツァーリからすると
サンクト・サミットは感無量だろうな。
569 :
世界@名無史さん:2006/07/20(木) 13:20:39 0
西欧人はロシアのことを悪くいうことが多いが、世界のほとんどの国が
西欧諸国にやられっぱなしだったのに対して、何とか列強の一角に食い込んだ
だけでもすごいと思うけどな。
570 :
世界@名無史さん:2006/07/21(金) 02:50:38 0
>>566 過去の歴史から考えるとそうなんだが近年のユーラシア主義は
完全にプー珍のプロパガンダ。極東まで含めた資源戦略の一貫なんだよ。
エカテリーナ2世の時代のロシアの軍人・政治家・官僚には有能な人材が
多かったが、やっぱり女帝に人を見る目があったからだろうか。
573 :
世界@名無史さん:2006/07/24(月) 17:47:40 0
そりゃ若い頃から苦労しただけあって人を見る目に長けていても
不思議じゃない。
ポチョムキンは愛人から抜擢して成功した例だけど。
574 :
世界@名無史さん:2006/07/24(月) 21:05:06 0
ロシアがヨーロッパ勢力の入ったのはウクライナの開発に成功したから
あそこで劇的に人口が増えたからヨーロッパの一員になった
もし黒土地帯がシベリアにあったらロシアはアジアのメンバーだっただろう
>もし黒土地帯がシベリアにあったらロシアはアジアのメンバーだっただろう
つまりロシアがツングース人やヤクート人の支配下になるということですか?
>>570 この間、「ステンカ・ラージン」(1908)と「セヴァストポリの防衛」(1911)観てきたが
無声映画というだけでなく、ただ延々と撮影しただけの印象が否めず
演出も冗長すぎてとても退屈ですた(草々と居眠り・いびきする観客続出)
クリミア戦争の概要知ってても正直辛かった(漏れも途中寝てしまったw)
そういう意味では(内容の問題は置いて)D・Wグリフィスの
「国民の創生」(1915)や「イントレランス」(1916)、エイゼンシュタインの
「戦艦ポチョムキン」(1925)が映画的に優れてたか実感しますた
とりあえず今度の「イワン雷帝」は行けたら観に行きたいです
イワン雷帝の戴冠式の演説は「教会」を「エネルギー企業」
に置き換えるとまんまプーチンのそれになる。
今回の銃撃事件で思ったんだがやっぱりあんな感じじゃみんな離れたくなるよな旧ソ連構成国
579 :
世界@名無史さん:2006/08/22(火) 11:22:00 0
580 :
世界@名無史さん:2006/08/22(火) 19:28:59 0
581 :
世界@名無史さん:2006/08/26(土) 13:42:53 0
>>581 パルテノン神殿と正教建築を無理やりくっつけた建物に見えるのは自分だけでしょうか。
583 :
世界@名無史さん:2006/08/27(日) 11:55:43 0
>>488 ロシアンルーレットとはちょっと違うが、革命前のシベリアで地質調査をしていた
オッセンドフスキーの著作に、沿海州の軍人が暇つぶしにやっていた「タイガー・ゲーム」
について書いてあった。
うろ覚えだけどこんな感じだったと思う。
真っ暗な部屋の中で、一人が「猟師」として銃をもって高いところに陣取り、もう一人が
「虎」として身につけた鈴をできるだけ鳴らさないようにはい回る。
「猟師」はかすかな音を手がかりに狙って撃つ。
弾が命中しなければ「猟師」と「虎」の役を交代し、どちらかが撃たれるまで続ける。
死んだものは銃の暴発事故として届けられる。
584 :
世界@名無史さん:2006/08/27(日) 11:59:48 0
http://cccpcamera.photo-web.cc/Hi-Ho/IROIRO/Sov_Old.mp3 1.自由な人民の国、不倒な連合、大いなるロシアは、永久に存立する。
人民の苦闘により造られた、強力な結合、私達のソビエト連邦!
自由な祖国、諸民族団結の砦を讃えよう。
人民の力、レーニンの党は私たちの力を共産主義の勝利へ導く!
2.暴風雨を通じて、自由の太陽は、偉大なレーニンが導いた新しい道筋に沿って私達を照らした。
彼は正義の事業に民族を立ち上がらせ、労働や勇敢な行為に奮い立たせた。(*)
自由な祖国、諸民族団結の砦を讃えよう。
人民の力、レーニンの党は私たちの力を共産主義の勝利へ導く!
3.不滅の共産主義理念の勝利に、私達は親愛なる国土の未来を見る。
祖国の栄光の赤旗に、我らは無私の忠誠を誓う。
自由な祖国、諸民族団結の砦を讃えよう。
人民の力、レーニンの党は私たちの力を共産主義の勝利へ導く!
ロシアの『地方』って、どういう扱い?
>>585 帝政時代は中央から任命された知事など(時代によって違ったと思うが)
が治めてた。中国みたいな感じ。
587 :
世界@名無史さん:2006/08/30(水) 20:54:54 0
ハラショー!
589 :
世界@名無史さん:2006/08/30(水) 20:58:15 0
もう神保町のナウカの営業終わっちゃうな。
>>586 幕府の天領みたいなもんか。戦略的に重要な土地ばかりだし。
でもヤクーツクなんて大きな都市だと思うけど、良く手放したね。
あとネネツってモンゴロイドだけど、コミ人ってどっち?(フィン=ウゴル系とは聞いたけど)
フィン人がユーロポイドでウゴル人がモンゴロイドと混血したと何かで読んだような
ソビエトってどういう意味だったっけ?
593 :
世界@名無史さん:2006/09/04(月) 22:26:38 0
会議・・・だった希ガス
594 :
世界@名無史さん:2006/09/05(火) 20:49:17 0
ttp://www.worldtimes.co.jp/ KGB職員の悩み ロシアから
日本でKGB(国家保安委員会)といえば、おっかない機関の代名詞。
アメリカやイギリスの映画でも、必ず悪役として登場する。
ところが、ロシア人にとっては、「自国を守る機関」といった印象しかない。
ソ連時代は、国民の約30%がKGBと何らかの関係を持っていたといわれ、
近所にKGB要員がいたりする。極めて日常的組織なのである。
KGBは今、FSB(連邦保安局)と名前を変えている。ディーマ君は、ここに
勤務している。見た目は、普通の知的な好青年である。
そんな諜報員の彼も、年ごろになったので結婚したい。そこで、インターネットを
使い、田舎の美人を探した。(モスクワ娘は、甘やかされて育ち、いい妻に
ならないという説がある)。すぐ見つかった。彼女は引っ越してきて、ディーマ
君と結婚した。が、すぐ別れた。
ディーマ君は、またネット経由で、シャラポワ系の美人を見つけ、二回目の
結婚をした。しかし、現在別居中である。
595 :
世界@名無史さん:2006/09/05(火) 20:50:16 0
なぜ、ディーマ君は女性とうまくいかないのか? これは職業に関係がある。
人は一日の大半を職場で過ごす。帰宅すると、奥さんと何を話すか?
これは仕事の話をするだろう。
ところがディーマ君は彼女に仕事の内容を明かせない。“シャラポワ”が、
国の秘密をペラペラと友達に話す危険がある。
となると、夫婦の会話はほとんどなくなる。女性は、話をしない男に
対し、「もう私のこと愛してないのね」と思わないだろうか?
ソ連時代は、KGBの仕事に対する理解があったので、無口でよかった。
しかし、民主主義のロシアでは、妻がすぐ逃げる。
ディーマ君は、きょうも暗い顔をして職場に行く。007は、笑顔一発
で女性を口説き落とす。しかし、現実はそう甘くないのだ。
596 :
世界@名無史さん:2006/09/08(金) 17:29:38 0
FSBの中の人も大変だな
597 :
世界@名無史さん:2006/09/23(土) 16:36:29 0
N@N{NpNtNuN}NyNa^N〜NcNu NqNO¨N}NpNsNy
598 :
世界@名無史さん:2006/09/29(金) 09:16:56 0
ピョートル大帝が改革する前のロシア軍はどんな感じだったの?
599 :
世界@名無史さん:2006/10/03(火) 10:50:49 0
新紀元社が訳出してるオスプレイ・メンアット・アームズの洋書版に
「イヴァン雷帝の軍隊」ってのがあった気が。
英語が苦手なら「ピョートル前夜のロシア」が結構詳しい。
602 :
世界@名無史さん:2006/10/05(木) 02:07:30 0
モンゴル帝国には銃兵連隊とかないしなあ・・・
軍制近代化の始まりかけたオスマン帝国の方がイメージとして近い気がする。
603 :
世界@名無史さん:2006/10/05(木) 04:09:17 0
イワン雷帝、スターリン、プーチン・・
ロシアを統治するには中央集権型の恐怖政治
しかないようだ
604 :
世界@名無史さん:2006/10/06(金) 21:26:29 0
>>602 ピョートルの西欧旅行中に反乱起こした銃兵隊ってのは違うの?
>604
ストレリツィならそれでおk
ロシアでもっとも民主的な時代は
原始時代
↑коммунист
609 :
世界@名無史さん:2006/10/13(金) 20:45:45 0
>>606 ゴルビー時代。ただロシアでそれを実行したらどうなるかは
史実の通り。ロシアは中央集権の恐怖政治においてしか
安定・発展しない。
ロシアで恐怖政治が現れるのはむしろ危機的な時期でしょう。
>>610の言うとおり。イワン雷帝のときは貴族同士の
足の引っ張り合い、スターリンのときはレーニン死亡で
ソ連共産党自体が揺らぐ危機、プーチンのときは前任者
エリツィンの失政による経済危機というようにロシアでは危機になったとき
強権的な恐怖政治でそれを乗り越える伝統があるが、他のツァーリ
や書記長の治世をみると必ずしも中央集権イコール恐怖政治ではないのでそれは
分けて考えるべきと思う。ソビエト時代の恐怖政治の象徴、KGBの権力が
絶頂にあったブレジネフ時代でさえもはやスターリン時代にみられた粛清
は行なわれなかった。
まああれだけ民族が混合してると民族主義の台頭を押えるための
中央集権システムは必須になるのだろうが、恐怖政治は一過性の
ものでないとそれが永続すれば北朝鮮のように国家機能自体がマヒ
してしまう。
612 :
世界@名無史さん:2006/10/14(土) 18:03:19 0
ロシアは今チェチェンやマフィアとの半内戦状態だから独裁じゃないとやってけない
民主化するんだったら国を分割したうえでマフィアや民族紛争を何とかしなくてはいけない
613 :
世界@名無史さん:2006/10/16(月) 12:51:23 0
「ロシアの出生率は1.34=イスラム女性が下支え」
ロシア保健省当局者は2日、ロシアの女性1人が一生に産む子供の平均数に当たる
「合計特殊出生率」が昨年は1.34だったことを明らかにした。ロシアでは毎年、
約70万人の人口減が続いているが、出生率は日本(1.25)より高い。
出生率は1991年のソ連邦解体前後から減り始め、99年には最低の1.15まで低下したが、
2000年から持ち直した。石油価格高騰に伴う経済成長や、人口の20%を占める
非ロシア人の出生増が影響しているもようだ。
人口問題専門家は、チェチェンやイングーシなど南部のイスラム圏の出生率が3.00〜
4.00に上ることを挙げ、「50年後にはロシア人とイスラム教徒の人口比率が拮抗
(きっこう)する」と予測した。
アンナ・ポリトコフスカヤ殺されてたのか……
616 :
世界@名無史さん:2006/10/17(火) 01:04:58 0
>>609 キエフ・ルーシ〜モンゴル時代のノヴゴロド・プスコフ共和国ってのもあるけど。
まあこの場合は統一ロシアのことだろーけどな。
>>615 アンナが殺されたことについて、プーチンは「政権の評判を悪くする陰謀だ」と困った顔でいう。
コメントが難しい。
ネオナチってロシアにいるの
あいつら、スラブ人嫌いだし。
ロシアはドイツと戦ってたんだろ
619 :
世界@名無史さん:2006/10/18(水) 16:44:23 0
ネオナチは白人至上主義者で有色人種差別している若者組織の総称
ロシアでもポーランドでもイギリス、アメリカ、オーストラリアでもそう呼ばれている。
60年前のナチ政権やヒトラーとはなんの関係もないんだよ馬鹿たれ
当然日独同盟の日本人も差別対象w
因みに外観で区別出来ないユダヤ人やイスラエル人は差別対象外。
>>619 ユダヤ人こそ外見で普通に区別できるのだが…。
ついでに言うとロシアのネオナチ、主な差別対象は黒人、中国人、イスラム教徒、あと
非スラブ系の東欧人。
ネオナチをナチスの残党だと今までおもてた
ユダヤ人を差別対象にしないのは戦時のことがあるからだろか
>>622 ロシアのユダヤ人は、ソ連時代に迫害されて、あらかたイスラエルに行っちゃったからじゃないか?
いなきゃ差別のし様も無いしな。
殺されたのはエレーナ・バトゥーリナの旦那とは別なのかね
いまのプーチン政権の閣僚
殆どユダヤ人だが
>>623 ソ連時代にイスラエルへの移住を申請すると逮捕されたとか聞いたが
628 :
世界@名無史さん:2006/10/28(土) 17:44:35 0
プーチンはユダヤをすべからく排除してるんじゃなくて
外資の走狗と化して政界に進出しようとしてるユダヤ政商(オリガルヒ)
を潰してるんだよ。いわば売国奴掃除。
630 :
世界@名無史さん:2006/10/28(土) 20:11:59 0
人の振り見て我が振りなおせというか
ロシア見てるとあ〜まずいなあこれは・・・ってのがよく目に付くが
よく考えると日本も同じ問題を抱えてたりすることが多くて欝だ
631 :
世界@名無史さん:2006/10/28(土) 20:32:12 0
ロシア料理についてなんだが・・。
ペリメニが、パスタ入りスープは、中国の餃子、ラーメンが
起源って本当だろうか。
>>619 つうか、本家ナチスに思想らしい思想なんてないでしょ。そもそも。
ヒトラーの言う事も、要するに機会主義。国益にかなうことなら
なんでもやる。大衆の支持が得られそうなことなら何でもやる。
ヒトラーが在任中に、『わが闘争』とやってることが違う、という
指摘をされたことがあったが、「私は、歴史という『本』の記述を
書き換えるまでの話だ」とかいうキザなことを言っている。
632 :
世界@名無史さん:2006/10/28(土) 20:34:26 0
>>620 区別は無理じゃねえか。多分。
なんか、イスラエル人の写真とか見たけど、どう見ても白人
だぞ。宮嶋茂樹に出てくるオーリーも、完璧白人の女だし。
映画「紳士協定」はじめユダヤ人は一見白人と区別できないという内容の
表現は非常に多いぞ
634 :
世界@名無史さん:2006/10/28(土) 21:04:31 0
昨日たまたま見たグッドフェローズもそうだった
ヤダヤ人相手に知らずにユダヤ人の悪口を言うシーンがあったよ
今世界史の教師がピョートル1世の造船所でのエピソードを
イヴァン4世の話として語りやがった
こいつクレオパトラがカエサルと一緒に死んだりと思ってたりするし本当やだ
637 :
世界@名無史さん:2006/10/30(月) 12:32:45 0
雷帝がオランダで船大工やってたらそれはそれで怖いな。
638 :
世界@名無史さん:2006/10/30(月) 15:12:39 0
>>636 すげーな。そりゃ。
つうか、イワン雷帝って、世界史の授業に出てくるのか。
俺でも世界史の教師になれそうな気がしてきた。
ロシアの存在感は、世界史において大きいな。
なんか、19世紀以降はロシアが世界を振り回した
ような感じ。
なーなー、新書でロシアについてのお勧めの本ない?
歴史でも文学でも政治でも何でもいいから。
>>638 なれるなれる
高校レベルの世界史日本史なんか教科書沿って喋ってるだけだし
あとは適当に面白薀蓄でも混ぜとけばまず安泰
実際高校生に論破されるレベルの教師がいるしな
641 :
世界@名無史さん:2006/10/30(月) 23:36:11 0
あるあるww
実際、自分の高校時代振り返っても当時の世界史の授業よりも
この板で見かけるレスの方が濃かったりするしww
>>639 山内昌之「ラディカル・ヒストリー」
ロシアとタタール人やイスラム教徒との関係史はこれ一冊で大体わかります。
643 :
世界@名無史さん:2006/10/31(火) 05:58:36 0
>>640 うーむ。しかし、歴史って、つきつめていけば、悪徳と暴力と
失敗の塊だからなあ。最近の高校生は、どうなんだか知らんが、
これを教育の枠組みの中で教えるのは、マジメに考えたら難しい
気がする。
ロシアの農奴制にしろ、同じころのアメリカには黒人奴隷制が
あり、ロシアの膨張政策にしろ、タタールに攻め込まれるは、
奴隷に売られるは、の辛酸なめた後の反動の面もある。(要するに
「やられる前に、やる」というメンタリティ)
すべての悪は、相対化されるし、その悪の克服が新たな矛盾を
産んでいく様子は、ニヒリズムに結びつくからな。
まあ、イワン雷帝とピョートル大帝の区別がつかない教師には、
関係のないことだが。
>>643 >ロシアの膨張政策にしろ、タタールに攻め込まれるは、
>奴隷に売られるは、の辛酸なめた後の反動の面もある。(要するに
>「やられる前に、やる」というメンタリティ)
モンゴルや十字軍が来る前からずっと膨張してるけどな。
今のモスクワのあたりが元々フィン人の土地だったのは有名な話。
シベリア征服もノヴゴロド人がウラルの西で似たようなことやってたし。
645 :
世界@名無史さん:2006/10/31(火) 22:21:47 0
イワン雷帝ウラーー!
646 :
世界@名無史さん:2006/11/01(水) 19:34:36 0
【ロシア】ウォッカ代わりに液体燃料、さび止めなど・・・中毒続々
http://news19.2ch.net/test/read.cgi/newsplus/1162375363/ 厳冬期を迎えつつあるロシアで、飲用に適さないアルコールによる中毒事故が相次ぎ、
マスコミが連日大きく伝えている。粗悪な密造酒のほか、ウオツカの代用品として工業用アルコール、
液体燃料、さび止め、不凍液などを飲んだ例も報告されているという。
ロシア保健省によると、8月から10月にかけて粗悪酒などによる中毒事件が2901件発生し、
118人が死亡した。中毒はロシア全域に広がっており、いくつかの州や都市では非常事態が宣言されている。
各地を移動する自動車で売りさばかれる素性のはっきりしない酒類が集団中毒を引き起こしている。
背景には、ウオツカにはる納税証明ラベルの不足で、ウオツカそのものが品薄になっていることも指摘されている。
ただコメルサント紙によると、ロシアでは00年以降、毎年3万5000〜4万5000人が代用
アルコールで中毒死しているといい、今年が特別というわけでもなさそうだ。
キャンペーン的な報道の背後に、アルコールの国家独占を狙う思惑があるとの見方も出ている。
http://www.asahi.com/international/update/1101/011.html [朝日新聞]2006年11月01日14時25分
647 :
世界@名無史さん:2006/11/01(水) 20:07:20 0
プーチンはなんでも国家で掌握したい人だからなあ
昔で言えば誰だろう
>>647 ナチスドイツが実はこんなかんじだった。プーチンの路線って国家社会主義だよね。
粗悪な密造酒によって起こる中毒事故で悪い印象操作を行い
実際には、ロシアで家庭で伝統的に作られるクワスみたいな文化を抑制する効果狙いなのかね
650 :
世界@名無史さん:2006/11/01(水) 22:14:33 0
ロシアは昔からウォッカを奪うことが不可能な国
652 :
世界@名無史さん:2006/11/01(水) 22:32:34 0
653 :
世界@名無史さん:2006/11/02(木) 15:44:52 0
イワン雷帝、スターリン、プーチン・・・
ロシア・ソ連を上手く統治できるのは恐怖政治の信奉者のみ
広大な上に百以上もの多民族国家を束ねるには強権的な政治が不可欠。
余談だが映画の「イワン雷帝」は今でも十分通用する名作映画。
655 :
世界@名無史さん:2006/11/02(木) 17:28:24 0
しかしそのやり方じゃ産業が育たん
またスターリンに戻るのか
石油の値段が下がるか枯れるかしたら終わりじゃん・・・
656 :
世界@名無史さん:2006/11/02(木) 17:33:10 0
>>655 ウラル油田の埋蔵量いかんだね
ほかにもチェチェンやシベリアの油田があるけど
シベリアの油田や天然ガスは永久凍土の下にあるから
採掘するのに外資の技術と援助が不可欠なのでコストに合わないそうだ。
658 :
世界@名無史さん:2006/11/02(木) 18:42:52 0
チェチェンのほうはアンナ・ポリトコフスカヤ女史の著書によれば(っていうか他でも聞くけど)
パイプのいたるところで穴あけて盗んでるらしいしなw
古本屋で産経新聞社の「スターリン秘録」購入して、今読んでいる。
つくづくロシアにはこのような強権型独裁者が出るのは必然だなと納得。
プーチンも任期切れた後、院政みたいな形で政治に関与したいと言っているが
暗に終身の独裁者を狙っているのかと勘繰る。
660 :
世界@名無史さん:2006/11/02(木) 19:17:50 0
>>659 終身の独裁者も何も・・・。大統領の任期制を撤廃すれば
いいだけなので、可能性としてはありうる。
でも、多分、院政は無理じゃないかな。なんか、
傀儡の奴が叛乱おこして、終わりな気がする。
661 :
世界@名無史さん:2006/11/02(木) 19:34:37 0
>>660 エリツィン・ファミリーの末路を見ればね
韓国もそうだけど
やっぱり大統領制の国は違うわ
プーチン王朝初代ツァーリ ウラジーミル1世による帝政復活。
おらなんだかワクワクしてきたぞ
664 :
世界@名無史さん:2006/11/02(木) 23:51:16 0
佐藤優とかはエリツィンえらい評価してたな
665 :
世界@名無史さん:2006/11/03(金) 00:02:12 0
帝政復活するのならちゃんとロマノフ家の末裔を迎えて欲しいよ。
プーチンは帝国宰相にでもなればいい。
>>664 日本の国益って面から見ればプーチンよりはるかに付き合いやすかった。
エリツィンは結構本気で、市場自由主義経済、言論の自由をロシアに導入しよう
としていた。結果、秩序が乱れたのでプーチンが締め付けを強める原因にもなった。
どちらにしろ今の日本にとってロシアとの関係は難しい。
政治的にも経済的にも。
北方領土返還?夢のまた夢だな。
ソ連が崩壊したとき昔アメリカがアラスカ買ったみたいに
日本も北方領土買っちゃえばよかったのに
北方領土いらんという声もよく聞くが
大したメリットないんだろ?
もういらねーよって言えば対ロシア外交ももうちっとまともに組みあえるだろう
あれのせいで付け込まれまくり
ロシアの世論見てるとまず返すことはないというのははっきりしてると思うし
前例を作るのが問題
尖閣、竹島はもちろんこれからも実効支配さえ及べば日本から土地をとれるってことになるぞ
チェチェンとかイングーシとか行ってみたいな
オセチアの方が面白そうですけどね。
スキタイの末裔にしてスターリン批判後も唯一彼の肖像画を掲げまくった国。
673 :
世界@名無史さん:2006/11/04(土) 07:01:50 0
674 :
世界@名無史さん:2006/11/04(土) 11:30:25 0
例えば8月に起きた漁船銃撃事件の報道を読んだり、見たりしていると、
漁船乗組員に犠牲者が出たこともあり、また民間の漁船に対して発砲をしたということが
道義的に許されるものではないとして、報道の論調はロシアに非があるような印象を読者に与えています。
しかし、少し考えてみれば、日本の警察も現行犯が逃走を図ればピストルの威嚇射撃、
あるいは足を狙っての射撃事実はこれまでにも起きています。
また報道各社は、あの船長の所属する漁業組合自体が、他の漁業組合がどのような噂をしているのか
調べていたのでしょうか?少なくとも私の知っている限りでは、周辺の漁業者たちの間での評判は、
あまりよくない事実があります、
昔から特攻船に乗っての密漁や、他の区域に入っての密漁が常習的に行われており、
日本人漁業者の多くも被害にあっているとのことです。
またあの銃撃を受けた漁船を、報道ではカニかご漁船と報じているところもありますが、ここに報道のまやかしがあるように思えます、
あの漁船自体はカニ漁の許可を持っていないのですから、カニかご漁船と呼ぶのは読者に錯誤を与え、
確信犯的な密漁船である事実は事実としてもっと報道すべきであるのではと思います。
(略)
過去にロシアの国境警備隊はロシアフラッグを立てた自国の密漁船に対しても、軍用ヘリからミサイル攻撃さえしている国です。
http://russia-bujiness.seesaa.net/
675 :
世界@名無史さん:2006/11/04(土) 15:06:21 0
まあ、ロシア人は、我々と違って、苦痛の閾値が高いからな。
世の中が理不尽なのは当たり前。公共機関が、まともに機能しない
のも当たり前。権力者にとって、人の命が軽いのも、当たり前。
給料遅配もよくあることだし、毎年冬を乗り切れるかどうか
不安な人々がいくらでもいる。
拿捕ぐらいなんだ、殺されなかっただけでもありがたいと思え
とか思ってるかもしれんね。
そりゃそうだな
チェチェンでやってること考えりゃ拿捕なんぞ暇つぶしくらいの感覚だろうて
677 :
世界@名無史さん:2006/11/05(日) 00:26:21 0
あーロシアいきてーでも住みたくはねー
>>678 サンクトペテルブルグなんて、もう右翼に巣みたいになってるらしいね。
ピョートルの頃はフィン人しか住んでなかったのにな。
ロシアにおける
ニタリノフの
便座について
フィン人ってなんかいいな
小柄で細身なイメージ
ペテルスブルクはそういう人多いのかな
683 :
世界@名無史さん:2006/11/07(火) 18:23:19 0
本日、革命記念日あげ。
684 :
世界@名無史さん:2006/11/08(水) 16:40:18 0
ロシア革命
685 :
世界@名無史さん:2006/11/08(水) 20:18:20 0
もうユダヤの植民地、経済すべて支配されてる。
686 :
世界@名無史さん:2006/11/08(水) 20:20:51 0
>>653 どう考えてもソ連時代の国力を取り戻すのは無理だ
ロマノフ家の財宝さえあれば・・・
しかし経団連と厚生労働省がごり押しで通そうとしてる
「ホワイトカラー・エグゼンプション」といい日本も相当やばいよな・・・
>>688 お前色んな所でその事ばっかり一生懸命書き込んでるよな。何の病気?
プーチンは最初親日反中でしたよ
小泉が反日にさせたけど。
アメも民主党が交代しそうであまりたよりにならなくなったし、
台湾は次は国民党の総統国連はニダーが事務総長
四面楚歌の状態の中でロシアを反日にさせたのは小泉の外交になksでは一番の失策のように見える
>>674の記事とか。密猟漁船ごときの為にわざわざ関係を悪化させるマスコミとか。まだ頭の中が冷戦時代なのかと
四島いらんから関係を改善してほしい。宗男首相でいいよ。北海道民より
外交って同時に二方面の敵を作らないというのは基本中の基本なのに
日本の外交なに考えてるんだろうとは思うね。
中国とロシアとの関係を同時に冷えたものにしてるのはずいぶん国益を損なってると思う
693 :
世界@名無史さん:2006/11/10(金) 08:44:12 0
>>692 別に、冷えたうちに入らないと思うけど。
関係が冷えるってのは、新聞に一面で相手の国を罵倒する
くらいまでいくことだ。
それに、中国とうまくやっていく可能性はこの先、日本が
中国の子分になると言わん限り無理な気がするな。
ロシアは、チャーチル曰く「謎の謎、そのまた謎」と言う様に、
正教系の国でないと、ロシア人のメンタリティは理解できんよ。
分離派教徒とか、歴史ででてきたけど、なんでそんなことに
なるのか、全く分からんかった。ロシアは敵にならん限り
大丈夫と思っておけばいい気がする。
プーチンも再選前と後とでなんか変わった気がする
>分離派教徒とか、歴史ででてきたけど、なんでそんなことに
>なるのか、全く分からんかった。
ニーコンが典礼をビザンツ風に戻そうとしたからだろ?
>プーチンは最初親日反中でしたよ
>小泉が反日にさせたけど。
プーチンが親中になろうとシベリアへの中国人流入の流れは変わらないし、
それに対する一般ロシア人の中国人への排斥事件の多発の流れは変わらない。
プーチン個人が親中になったとしてもロシア全体としては反中の状況に大きな影響は無い。
697 :
世界@名無史さん:2006/11/11(土) 02:50:20 0
>>695 そりゃ分かってるよ。
でも、所詮、十字を3本の指できるか、2本の指できるか
の問題に、なんであそこまでもめるのかが、分からんのだよ。
ロシア革命、ソ連崩壊みたいに急激な変化と、分離派教徒
みたく、ロシア人のかたくなに変化を拒むような、
対極にある価値観が一緒にあるのが、いまひとつよく分からないん
だよ。
つ自壊する帝国
699 :
世界@名無史さん:2006/11/11(土) 08:31:57 0
シベリアを中国に乗っ取られてしまったらロシアはどうなるのかな?
北海道をのっとる
701 :
世界@名無史さん:2006/11/11(土) 09:18:07 0
だから、北方四島に中国人が入植しないようにしないと
サハリンもな
>>697 十字の切り方の他にも聖書の用語とかイコンの描き方とか
教会建築の様式とか礼拝の方角とかいろいろ。
で、それらの改革を無理やり全国的に施行しようとして
教会を破壊したり写本やイコンを強制的に没収したり
あげくの果てに反対派を犯罪者認定して逮捕しはじめたら
あれだけ問題がこじれても無理はないように思える。
北のほうに住むアジア系なんかどういう生活してるんだろう。
昔はひたすら狩猟だったけどその後のことはあまり語られないよね。
トナカイ飼育業で大儲けするやつがいたり
トナカイなんか飼育してどうすんの?
そんなん食べるの当人たちだけでは
>>705 気になって英ウィキで調べてみたが肉と毛皮を売ってるようだね。
ソ連崩壊後は飼育業者の数が減ってるそうです。
709 :
世界@名無史さん:2006/11/16(木) 15:56:12 0
>>703 ,,,,,,,,,,,,,,
[,|,,,★,,|]
( ・∀・)つ デルス・ウザーラ
トナカイって美味いのかな
なんかレス見てたら食べたくなってきたお
712 :
世界@名無史さん:2006/11/18(土) 23:02:42 0
>>706 ロシアがこんなことをやるから勿論ヨーロッパは警戒する
ヨーロッパで第二の冷戦が起きそうだ
EUのボスであるドイツと利害が一致してるうちは大事にはならんだろう
>>713 EUのボスは誰がどう見たってフランスだろうに。デロス同盟の時のアテネって
あんな感じだったんだろうな、って思うよ。
715 :
世界@名無史さん:2006/11/19(日) 13:10:22 0
フランスもう二流国やん
プーチン氏批判の元ロシア幹部 亡命先のロンドンで毒殺未遂か 女性ジャーナリスト殺害事件と関係?
ロシアのプーチン大統領を批判し英国に亡命したロシア連邦保安庁の
元幹部がロンドンで毒殺未遂に遭った疑いが強まり、ロンドン警視庁が
捜査に乗り出したことが19日分かった。
英主要紙が報じた。
元幹部は、チェチェン独立派への対応などでプーチン政権を批判した
著名女性ジャーナリスト、アンナ・ポリトコフスカヤさん殺害事件に関する
情報を入手した11月1日に体調を崩し、現在は生命が危険な状態という。
元幹部と知人らは「ロシア当局による犯行」と主張している。
元幹部は先週、ロシアのインターネット・メディアのインタビューに
「入手した書類は(ポリトコフスカヤさん殺害)事件に関与した職員を名指し
している」と証言していた。
元幹部は2000年に政治亡命を申請し、今年10月に英国の市民権を取得した。
事件に使われたのは英国で使用や保有が厳しく制限されているタリウムとみられている。
ニュースソース
http://flash24.kyodo.co.jp/?MID=RANDOM&PG=STORY&NGID=intl&NWID=2006111901000117
EUのこと意外に知られてないのかな(スレ違いだけど)
ドイツ・イギリスを中心にした親米派とフランスを中心にした米対抗派で分かれてるよ
ちなみに今はドイツの発言力が強い(イラク戦争以降)
と言ってもポーランドや北欧などは自国独自路線重視だしまとまりは年々なくなってる
ドイツの対ロシア政策はシュレーダー の親露路線から一転メルケルが厳しい態度を取ってるよ
718 :
世界@名無史さん:2006/11/21(火) 16:03:56 0
イワン雷帝時代からロシアの秘密警察って恐いな。
秘密警察ってのは、よっぽどロシア人の体質に合っているんだろうな。
720 :
世界@名無史さん:2006/11/21(火) 22:06:08 0
東欧諸国はみんなロシアが嫌いだし、イギリス、ドイツは最近のロシアの強行姿勢に警戒しているだろう
フランスはロシアに対してどう感じてるんだろう?
>>715 フランスが二流ならロシアは三流じゃん。
EUはロシアのエネルギーが欲しくてたまらないから
プーチンが多少無茶をやっても文句が言えない。
また暗殺未遂事件があったようだが
724 :
世界@名無史さん:2006/11/21(火) 23:28:24 0
やらせだよ
メディアが直後に大騒ぎしてるのがその証拠
肝心の証拠や犯人すら捕まっていない…全部本人談
>>724 アンナ・ポリトコフスカヤもメディアが大騒ぎしたが、アレもやらせかよクズが。
ヒント:世界史板
728 :
世界@名無史さん:2006/11/22(水) 14:25:22 0
ヒント:イラク大量破壊兵器疑惑
世界の黒幕ベストスリー
1.グレイ
2.ユダヤ資本
3.CIA
731 :
世界@名無史さん:2006/11/23(木) 15:22:07 0
何で白人国家なのに、欧州から仲間はずれなのよ。
いまだ納豆同盟ある理由分からん。
冷戦終わっても、露国は敵かよ。
>>731 白人からはアジア人と見られ、アジア人からは白人と見られる国
それが不思議国家ロシア
ロシアも自分のとこをヨーロッパとは思ってないよ
日本と同じ感覚で「ヨーロッパ」という言葉を使ってる
734 :
世界@名無史さん:2006/11/23(木) 17:47:29 0
ロシアだけでなくイギリスもヨーロッパとは違う扱いだ
東欧からスペインまでの大陸部分がヨーロッパと思っていい
>>734 そう言えば昔、ECだかの経済問題の会議で、イギリスとその他の国が対立する状況になって、
そのときのイギリスの新聞の見出しに「ヨーロッパ、イギリスから孤立!」ってのがあったそうで、
大笑いした覚えがあるw
ピレネー山脈を越えたらそこはアフリカだったというフランス語もあるから(ナポレオン)
スペイン・ポルトガルも微妙かもな
>>735 元ネタは大戦時
ドイツが海洋封鎖をしてイギリスの物資獲得を止めた
そのときのドイツ新聞の見出しが「イギリス、大陸から孤立す」
それに対してイギリスの新聞は「大陸、イギリスから孤立す」
スペインとロシアの共通点
なぜか発作的に巡礼の旅に出たり托鉢僧になったりする
739 :
世界@名無史さん:2006/11/24(金) 04:42:38 0
スターリンの言語学の論文は有名ですが、生物学の論文ってありましたっけ?
ルイセンコ学説に肩入れしたのは有名ですが、演説以外に
スターリンの名前で刊行された論文はありますか?
暗殺増大、狙われる反露勢力 手口は旧KGB流
ロシアのプーチン政権と対立している人物の殺害事件や暗殺未遂事件が相次いでいる。
旧ソ連国家保安委員会(KGB)の手口を思い起こさせ、「クレムリンの影」を指摘する
声も強い。
ロシアの情報当局は事件への関与を否定しているが、政権を批判する勢力を「ロシアの敵」
とする傾向は根強い。
外国人排斥を訴える民族主義の広がりもあり、「ロシアの敵」を標的とした暗殺事件が今後も
増えることが懸念されている。
http://www.sankei.co.jp/news/061124/kok009.htm
暗殺増大、狙われる甘露勢力 手口は味覚糖
742 :
世界@名無史さん:2006/11/24(金) 21:01:26 0
今のロシアは人口が減少しているからスターリン時代のような虐殺は到底出来ないけど
北朝鮮は人口が減少しているのに大虐殺が未だに続いているけど
>>739 確かまだ無名の頃に民族問題について書いた論文があったような。
うろ覚えだがそのとき初めて「スターリン」の偽名を使ったとか。
ロシアってホント面白いですね
745 :
739:2006/11/25(土) 15:32:00 0
>>743 ありがとう。
スターリン(鉄の男)のペンネームを始めて使ったのが
そのときというエピソードも面白いですね。
746 :
世界@名無史さん:2006/11/25(土) 17:48:41 0
しかし、納豆同盟とか露骨に
この国を敵視してるよな。
欧州総がかりでセルビア、露国を包囲。
なぜここまでやんのよ。
>>746 ロシアには前科があるし、前科を悔いてもいないし、チャンスさえあればまた
他民族の犠牲の上に旨い汁を吸う気満々だからなんじゃないかな?
748 :
世界@名無史さん:2006/11/25(土) 18:34:20 0
でもロシア人は「ロシアは大戦で最も多くの犠牲を出した国です。だから世界一の平和主義者です。」
と念仏のように言ってるぞ
NATOは軍事同盟なんだから、東方拡大なんかすりゃ露西亜も警戒もするわな。
>>748 そんなロシア人も信じていないようなことをw
死者まで出た今回の凄まじい英露諜報戦を見てると
大英帝国・帝政ロシア時代から続く両国の
「グレート・ゲーム」は未だ続いている感じだな。
エネルギーを武器にEU各国を引き込もうとするロシアと
それを阻止しようとロシアのイメージダウン作戦に打って出る
イギリスって感じで。
いつもロシアが悪役だがw実際は英も独も仏もたいがいえげつないからなあ
白人国家オソロシス
今「ガーリャの日記」読んでるけどめちゃめちゃ面白い
ソ連崩壊直後のモスクワを日記形式で書いてて生々しい
超お奨め
754 :
世界@名無史さん:2006/11/26(日) 01:19:20 0
>>752 イギリスフランスなんて、アフリカや中東・インドで暗殺なんてやりたい放題だったんだよ。
今でもアフリカでは凄い。人権なんか無視。
ほうしゃのうほうしゃのう
757 :
世界@名無史さん:2006/11/26(日) 07:39:13 0
<イラク反戦広告>全米15紙に掲載「彼らがウソついた」
【ワシントン及川正也】「彼らがうそをつき、彼らが死んだ」。22日付の米ワシントン・ポストなど
全米15紙にイラク反戦団体「ウィン・ウィズアウト・ウォー(戦争なき勝利)」のイラク戦争反対を
訴える見開き2ページの広告が掲載された。
(中略)
新聞広告は左面が「彼らがうそをついた」という見出し。ブッシュ大統領、チェイニー副大統領、
ラムズフェルド国防長官、ライス国務長官の写真の下に「(大量破壊兵器の)ありかを我々は知っている」
(ラムズフェルド国防長官)、「我々は大量破壊兵器を発見した」(ブッシュ大統領)など過去の発言録を引用、
現実とのかい離を印象付けている。
758 :
世界@名無史さん:2006/11/26(日) 17:12:28 0
欧州って露国の覇権になるくらいなら
米の属国でいたいから納豆重視ね。
759 :
世界@名無史さん:2006/11/26(日) 18:34:56 0
>>758 最近のロシアは旧ソ連時代に逆戻りしているからね
760 :
世界@名無史さん:2006/11/26(日) 18:50:10 0
ロシアは信用されてないからな
今は石油が高いから我が世の春を謳歌してるが
ちょっと風向き変われば石油で締め上げてるCIS諸国とかがいっせいに逆襲するんじゃないの
761 :
世界@名無史さん:2006/11/26(日) 21:55:42 0
納豆の露国いじめ見てると基本的に
露国人は欧州人と認められてないよね。
まだイスラエルのほうが白人国と認められてる。
ロシアは多民族国家
韓国は単一民族国家
韓国は単一民族国家
伊東に行くならハトヤ
766 :
世界@名無史さん:2006/11/27(月) 20:34:36 0
>>761 イスラエルは全然事情が違うだろ
そこで例えるならトルコ
767 :
世界@名無史さん:2006/11/28(火) 13:17:58 0
納豆はいつまでイワンを敵視するんだろう。
対抗して豆腐作るとしたら組むのはセルビア、ベラルーシだけか。
768 :
世界@名無史さん:2006/11/30(木) 23:15:46 0
国内の粛清と国外での暗殺はロシア・ソ連のお家芸
769 :
世界@名無史さん:2006/12/01(金) 20:09:05 0
イワンが排除されるのはそれだけが理由じゃねーよ。
もっと根深い、欧州人には違和感あるから敵視するんだろう。
770 :
世界@名無史さん:2006/12/02(土) 02:49:38 0
ttp://www.nishinippon.co.jp/nnp/world/20061130/20061130_005.shtml スターリン時代の大飢饉 ウクライナ「虐殺」認定 ロシア反発、新たな摩擦に
キエフからの報道によると、ウクライナ最高会議(一院制議会、定数450)は
28日、旧ソ連スターリン時代の1932‐33年に同国で起きた大飢饉を
「ウクライナ人民に対する大虐殺」と認定する法案を賛成233票の過半数で
採択した。
一昨年の「オレンジ革命」を経て政権に就いた親欧米派のユーシェンコ大統領が
提出した法案にはスターリン時代のソ連を糾弾する狙いがあり、大統領側は
「歴史的な法」と評価。これに対し、ロシア政府は「虐殺」認定を拒否する
姿勢を示し、今年初めに天然ガス価格紛争が起きた両国間で新たに“歴史認識
問題”が表面化した。
当時の飢饉はソ連当局による強制的な農業集団化や穀物徴発で農村が混乱する
中で起き、餓死者は数百万人から1000万人などと推計されている。
採択された法によると、大飢饉の存在を否定するような行為は違法とされ、
関係者への補償に道を開く可能性もあるとみられている。
親ロシア派議員らは「虐殺」の代わりに「悲劇」の文言にするよう提案したり、
飢饉はロシアなどでも起きたと主張したが、大統領提出の法案が修正を経て
採択された。
インタファクス通信によると、ロシア外務省のカムイニン情報局長は「こうした
問題は歴史専門家が検討すべきで、政治問題にすべきではない」と反発している。
771 :
世界@名無史さん:2006/12/02(土) 02:51:19 0
ttp://www.nishinippon.co.jp/nnp/world/20061201/20061201_011.shtml 旧ソ連のシンボル禁止に エストニア、ロは反発
タリンからの報道によると、エストニア政府は11月30日、ナチス・
ドイツのかぎ十字の紋章と同様に、旧ソ連のシンボルの「鎌と槌」を
公共の場所で表示することを禁止する改正法案を了承し、議会に承認を
求めた。
連立政権与党が大勢を占める議会で法案が承認されるのは確実な情勢。
ロシア政府はこれに対し「旧ソ連のシンボルをナチスと同等に扱うこと
に憤慨する」と強く反発。旧ソ連による併合の歴史問題が原因で、国境
画定などでいまだに対立を続けているエストニアとロシアにとって、
旧ソ連のシンボル禁止措置は新たな火種となりそうだ。
法案は「旧ソ連のシンボルを表示することは、併合時代につながる
あつれきを生じさせる」と指摘。アンシプ首相は、議会が法案を承認
すれば、タリン中心部にある旧ソ連軍兵士の銅像を撤去すると表明している。
ロシア外務省のカムイニン情報局長は「エストニア政府はこれまでも
執拗にロシアとの関係を悪化させるような挑発行動を続けている」と
批判。さらに「欧州をファシズムから救ったソ連の人々をナチスと一括
して扱うのは冒☆行為だ」と激しく抗議している。
772 :
世界@名無史さん:2006/12/03(日) 12:31:30 0
>>770 富農追放運動と農業集団化によってソ連全土で700万は死んだと言われてる
773 :
世界@名無史さん:2006/12/03(日) 19:01:34 0
774 :
世界@名無史さん:2006/12/04(月) 17:31:13 0
第四皇女アナスタシア名乗った女性は本物?
俺は本物と思う。ヘッセン公の極秘訪問知ってたので。
ただ生き延びた理由は嘘っぽい。
775 :
世界@名無史さん:2006/12/04(月) 19:28:22 0
897 名前:世界@名無史さん :2006/12/04(月) 14:00:40 0
上野のエルミタージュ美術館展に行ってきて、
おみやげにエカテリーナ2世も愛飲したというチェリー風味のロシアン・ティーと
ロマノフ王朝時代のレシピを忠実に再現したというロシア風ロマノフケーキを買ってきた。
・・・・・紅茶はチェリーの香りが濃厚すぎ、
ロマノフケーキはなんか固い普通のパン菓子って感じで家族にはあまり喜ばれなかった。
いいもーん、私一人でこのさくらんぼの紅茶飲みながらロマノフ王朝に想いを馳せるもーん。
898 名前:世界@名無史さん :2006/12/04(月) 18:40:22 0
おじいちゃんが昔函館に仕事でいた頃
革命を逃れてきた白系ロシア人が生活のために
屋台でロシアのピロシキとか売ってたと言ってた。
函館の丘の上にあるロシア正教会にはそういうロシア人がたちが集まっていたって。
776 :
世界@名無史さん:2006/12/13(水) 21:46:36 0
【ロシア】格安労働力のアジア人を殺害、露極東で続発…排外的な民族主義が高揚[12/13]
http://news18.2ch.net/test/read.cgi/news4plus/1166012299/ 10 :<丶`∀´>(´・ω・`)(`ハ´ )さん :2006/12/13(水) 21:23:16 ID:vSnL4GZU
ロシアのネオナチとかいう連中の仕業じゃないか?
なんか、ヨーロッパ各国でネオナチが増えているらしいし。
もっとも、ネオナチと言っているが、要するにこういう連中は
異民族を排除しろという主義者なだけじゃないのか?
結局、民族を混ぜようとしたリベラル思想は間違っていたんだよ。
13 :<丶`∀´>(´・ω・`)(`ハ´ )さん :2006/12/13(水) 21:25:48 ID:sW0c6DSb
ロシアに中華街建設予定の中国は大丈夫か?w
14 :<丶`∀´>(´・ω・`)(`ハ´ )さん :2006/12/13(水) 21:26:27 ID:EONqo6sd
で・・・日本が右傾化してるって騒ぐんだから、これなんか盛大に騒いでくれるんだろうな。
777 :
世界@名無史さん:2006/12/15(金) 01:16:12 0
777フィーバーだウラー!
778 :
世界@名無史さん:2006/12/16(土) 18:56:57 0
>>766 でも、アメリカでの移民2世とかなら白人扱い
レバノン人、シリア人もね
779 :
世界@名無史さん:2006/12/16(土) 19:41:22 0
フィギュアスケートのコーチと言えば
アメリカでもロシア人ばっか
780 :
世界@名無史さん:2006/12/16(土) 19:54:31 0
ロシア人自ら、「泥棒だ」と自認しているお国柄。
サハリン天然ガス合弁なんて、石油メジャーでもやるもんじゃないね。
781 :
世界@名無史さん:2006/12/17(日) 06:31:46 0
1999年に米国からロシアへ送られた小包や手紙など総量4.5トンが、
今頃になってロシアで配達されるそうだ。
ロシア国営郵便公社はこの事態について「我々が悪いのではない」と発表。
郵便物が入ったコンテナはフィンランドの港に数年間ずっと放置されていたものだとしている。
このコンテナがロシアに到着したのは12月8日のこと。
同国郵便公社はロイターに対し、「自然災害、事故、予期せぬハプニングなどにより
郵便物が紛失するのはよくあることだ。また、コンテナはきちんと密封されていたので、
手紙などは傷んではいなかった」とコメントしている。
1999年に米国からロシアへ送られた小包や手紙など総量4.5トンが、
今頃になってロシアで配達されるそうだ。
ロシア国営郵便公社はこの事態について「我々が悪いのではない」と発表。
郵便物が入ったコンテナはフィンランドの港に数年間ずっと放置されていたものだとしている。
このコンテナがロシアに到着したのは12月8日のこと。
同国郵便公社はロイターに対し、「自然災害、事故、予期せぬハプニングなどにより
郵便物が紛失するのはよくあることだ。また、コンテナはきちんと密封されていたので、
手紙などは傷んではいなかった」とコメントしている。
http://www.excite.co.jp/News/odd/00081166235877.html http://news18.2ch.net/test/read.cgi/dqnplus/1166291225/
782 :
世界@名無史さん:2006/12/20(水) 19:31:31 0
恐怖と軍隊はロシアを支配するのに伝統的に必要なものである。
雷帝イワンは恐れられた。ピョートルもしかりである。
歴代の有能なツァーリは常にそうである。それを支えてきたのが有能かつ残忍な秘密警察と
シベリア流刑そして暗殺である。ロシアの伝統的な政治手法なのである。
しかし同時に彼らは愛されもしたのである。彼らがロシア聖教を利用した所以である。
軍事力もしかりである。歴代皇帝もその領袖たちも軍事力により国を治めた。
「ロシアが世界に認められるのはその文化でもなく外交でもない。その軍事力なのだ」〜ウィッテ〜
広大なシベリアの大地で多くの様々な民を治めるのに民主主義はむかない。
「民主主義に適当な人口とは小高い丘から見渡せる程度である」〜アリストテレス〜
ロシアは大きすぎるのである。民族も多い。
この大地で可能な政治手法は必然的に強力な独裁制である。
多様性はこの大地ではアナーキズムを生み出す。
783 :
世界@名無史さん:2006/12/23(土) 12:38:19 0
784 :
世界@名無史さん:2006/12/24(日) 12:33:53 0
トルクメニスタンの大統領もロシアが暗殺したのかな?
坂本竜馬もまさか・・・
786 :
ゴミ取り権助:2006/12/25(月) 02:34:31 O
徳川家定もまさか?
787 :
世界@名無史さん:2006/12/25(月) 20:27:45 0
【ロシア】ロシア資源監督局、サハリン2の株式売却で強硬姿勢を軟化…環境破壊問題での提訴見送りへ[12/25]
http://news18.2ch.net/test/read.cgi/bizplus/1167040150/ 7 :名刺は切らしておりまして :2006/12/25(月) 19:01:06 ID:l5a/SCAX
最初は絶望的な条件突きつけといて、
あとから飲めそうなギリギリの線まで譲歩、
それで相手は納得。一安心。カモられたことも忘れてw
完璧にマフィアやヤクザのやり口。
日本人って交渉下手だよねw 外務省もこんなヘタレばっかw
プーチンも言っていただろ。
このままではいつまでたってもロシアに利益が入らないって。
環境問題は単なる建前
ロシア不況時、サハリンの原油採掘権を売却
↓
原油高騰
↓
環境破壊の損害が100億ドルにのぼっていることは明らかな事実であり提訴も辞さない
↓
ロシア国営企業へ、経営権の売却を決定
↓
環境問題への解決が約束されたため提訴を見送る
ロシアの天然ガス開発に金を使うより、近くにあるメタンハイドレート開発に力を入れたほうがいいと思う
外資が作った天然ガスの採掘設備を奪ったからわざわざメタンハイドレート開発など無駄金は使わない。
788 :
世界@名無史さん:2006/12/25(月) 21:28:34 0
これどう思う?
40 名前: 世界@名無史さん 投稿日: 2006/12/24(日) 00:50:14 0
ロシア固有の領土はモスクワ大公国領
もしくはノヴゴロドからキエフまでの間。
今は半分以上ベラルーシとウクライナに占領されてる。
42 名前: 世界@名無史さん [sage] 投稿日: 2006/12/24(日) 00:59:44 0
>ロシア固有の領土はモスクワ大公国領
モスクワ大公国がどんどん拡大してロシア帝国になったのだが
いったいいつの時代の領土が固有なのか。
789 :
世界@名無史さん:2006/12/29(金) 11:42:55 0
>>788 固有領土なんてのはヨーロッパには存在しない。
モスクワ大公国の最も初期の領土となると
クレムリンだけとかになりかねんぞw
792 :
世界@名無史さん:2006/12/29(金) 13:23:37 O
793 :
世界@名無史さん:2006/12/30(土) 15:36:53 0
ロシアで天然ガスの開発、輸出を独占的に担う世界最大のガス会社ガスプロムは
このほど、古都サンクトペテルブルクに320メートルの超高層本社ビルを建設する
ことを決めた。これに対し、文化財保護団体などは「歴史的な景観にそぐわない」と
反対し、論争が起きている。
本社ビルの建設予定地は、同市内を流れるネバ川沿い。多くの観光客が訪れる
エルミタージュ美術館など市中心部から数キロ離れているものの、近くには有名な
修道院などが立ち並ぶ。
ガスプロムのミレル社長は「ビルを市の新たな経済的なシンボルにしたい」と表明、
プーチン大統領の古里での本社ビル建設に意欲を示した。世界的な超優良企業
からの税収が見込める地元行政当局は建設に賛成の立場だ。
http://flash24.kyodo.co.jp/?MID=RANDOM&PG=STORY&NGID=intl&NWID=2006123001000128
794 :
秋田幕府将軍:2006/12/30(土) 15:38:20 0
プーチンは皇帝で帝国復活だな。
にしてもなぜ、外国にまで刺客放つのよ。
>>794 いいやプーチンの支持率って案外高くないのよ。60%くらい。
プーチンが皇帝になれるなら、小泉だって天皇になれただろう。
796 :
世界@名無史さん:2006/12/30(土) 18:38:03 0
226 :世界@名無史さん :2005/10/13(木) 19:55:53 0
銀行業のヘッドはユダヤ人だったの?
227 :世界@名無史さん :2005/10/13(木) 20:22:20 0
>>226 法律家にユダヤ人が多かったことは有名だけど、
銀行業についてはよくわからんなあ。
234 :世界@名無史さん :2005/10/15(土) 13:58:12 0
>226
>227
レーニンの本でロシアの銀行の多くはドイツ資本に株を握られてるとか書いてたような
その「ドイツ資本」にユダヤ系もいたかもしれないが
96 :世界@名無史さん :04/06/14 03:08
ヒトラーが支持された一つに反ユダヤ主義がある。
何故か言うと当時のドイツ経済は完全に外国資本とユダヤ資本に牛耳られていたから。
そして外国資本とユダヤ資本が大規模に利益を得たのは1923年のハイパーインフレだった。
59 :世界@名無史さん :04/06/10 13:21
当時のドイツの中央銀行ライヒスバンクは民間銀行であり、株をウォール街の金融財閥が握っていた。
ウォール街の影響下に合ったライヒスバンクは外国資本に有利になるような形でハイパーインフレを起こしたのかもしれない。
ワイマール政府はライヒスバンクの札刷りを止めようとしても出来なかった。
ライヒスバンクの中央銀行総裁の任期はなんと終身制だったからだ。
このことは歴史の教訓になる。
中央銀行の過度の独立性は意図的に経済を操作してしまう危険性がある。
まだ外部の勢力と結びついてその国を売り渡すことも可能である。
最近の日本でもいろいろとハゲタカ外資との結びつきを指摘される輩が政府の中枢にいるが。
システムが同じなら歴史が繰り返される可能性は高い。
歴史板の住人に経済を語らせると本当に馬鹿馬鹿しいのな。
798 :
世界@名無史さん:2006/12/31(日) 16:51:28 0
モンゴル人とスラブ人との混血のロシア人もいまや絶滅危惧種
★地球上でもっと環境汚染の激しい都市ワースト10、ロシアの都市が上位を独占
米環境保護団体のブラックスミス研究所は11月、毎年恒例となっている
「世界でもっとも汚染された場所−トップ10」の2006年版を公表した。
同白書によると世界でもっとも汚染された場所は
ウクライナ、チェルノブイリ(放射能汚染)
ロシア、ゼルジンスク(化学汚染)
ドミニカ共和国、ハイナ(鉛汚染)
ザンビア、カブウェ(鉛、カドミウム汚染)
ペルー、ラ・オロヤ(鉛、その他の金属汚染)
中国、臨汾(塵灰、一酸化窒素などの大気汚染)
キルギスタン、マイウ・スー(放射線、重金属汚染)
ロシア、ノリスク(ストロンチウムやセシウムなどの放射性同位体を含む大気汚染)
インド、ラニペット(鉛、カドミウム汚染)
ロシア、ダルネゴルスク(カドミウム汚染)
(アルファベット順)
となり、ロシアの都市の上位入りが目立った。
日本でも60年代から70年代にかけて都市や工場地域の環境汚染が社会問題化したが、
このリストに含まれる都市の環境汚染は日本の常識をはるかに超えた、深刻な環境汚染が
進んでいるようだ。(続く)
テクノバーン
http://www.technobahn.com/cgi-bin/news/read2?f=200612281449
>>798 ロシア人はスラヴ人とフィン人の混血が基本だろう。
その上にテュルク・タタール系やコーカサス系、イラン系などが加わっている。
800 :
世界@名無史さん:2007/01/02(火) 17:56:45 0
まぁ歴史は繰り返すから人口減りすぎたらまたモスクワ公国に戻って
その後、スターリンやイワン雷帝のような人物が現れて再び領土拡大していくのだろう。
ロシアの地では。
801 :
世界@名無史さん:2007/01/02(火) 18:43:01 0
セックスしすぎなんだよ
3日に1回くらいがベスト
ロシアは今後どんどん成長するから人口は増加に転じるよ
間違いなく
>>800 イワン雷帝ってカザンをまぐれで陥としたり
コサックが勝手にシベリアを獲ってきたり
実力と関係なく領土増やしてるよな。
804 :
世界@名無史さん:2007/01/05(金) 17:17:45 0
ロシアメシアニズムって、西欧に対抗してロシアが世界を支配する思想。
ソ連の米国との冷戦や多極化構想、イラン支持とか
ロシア人の内面には西洋への対抗心がある。
今後も反米白人国家こそロシア外交の基盤。
805 :
世界@名無史さん:2007/01/05(金) 17:18:44 0
ロシア人にとってユダヤは敵なの、それとも友人?
ユダヤの頭脳無しに冷戦は無理だったよね。
ロシア人にとってユダヤは敵。
ボルシェビキ革命はユダヤ人にロシアが乗っ取られた事件。
スターリン死後、ユダヤを追い出してロシア人が国を取り返したが、
ソ連崩壊後のエリツィン政権のときまたユダヤに乗っ取られたので、
プーチンがユダヤを再び全部追い出してロシア人の手に国の支配権を戻した。これが真相。
反ユダヤ主義への言及抜きにロシア政治は語れないからな。
ユダヤ人のカガノヴィッチなんぞは親玉のスターリンより悪く言われてるみたいだし、
真面目な歴史雑誌に公然と反ユダヤ主義の文章が載ったりもするらしい。
ロシア共産党のジュガーノフなんぞはソ連史を「立派なロシア人愛国者」と
「外国人(ユダヤ人やカフカス出身者)国際主義者」の対立抗争の歴史として
解釈してるらしい。それもスターリンやレーニンに言及せずに。
808 :
世界@名無史さん:2007/01/06(土) 14:55:22 0
ユダヤ人無しにロシアは機能しない。
科学、文化、経済、政治、すべてユダヤ人のもの。
ユダヤ人こそロシアの主人公。
ここにロシアにおけるナチス台頭の危険がある。
809 :
世界@名無史さん:2007/01/08(月) 00:03:38 0
>>808 スターリン、ブレジネフ、プーチン・・
反ユダヤの指導者の時こそロシアは安定する。
スターリンは反ユダヤ活動を本格化しようと
したが、ユダヤの走狗であったベリヤに暗殺された。
現在のプーチンはユダヤの芸術・科学・経済の才覚は理解しているから
政治にさえ介入しようとしなければ、その他の分野におけるユダヤ系の活躍
については特に否定はしない、
但し、欧米のユダヤ勢力の走狗となって政治に介入しようとした
ホドルコフスキーには容赦しなかった。
だがユダヤ系でもカフカス系でもない、生粋のロシア人にはとんでもない超重量級の天才が頻繁に出てくるぞ。
文系ではチャイコフスキーとかドストエフスキーとか、理系ではコロリョフとか。
811 :
世界@名無史さん:2007/01/08(月) 22:12:01 0
>>802 極東部でもか?
それなら中国よりはマシだが
812 :
世界@名無史さん:2007/01/08(月) 22:23:06 0
>>811 ガスや石油の輸出でウラジオとハバロは間違いなく発展する
814 :
世界@名無史さん:2007/01/08(月) 22:41:21 0
>>813 白人も戻ってくる?
中国人にのっとられないかと心配だった
>>814 ここ数年のウラジオの回復振りはすごいから、戻ってくるだろ。
90年代後半は停電なんてしょっちゅうだったが、いまはあり余った電気を中国や北朝鮮に輸出している。
韓国まで電力輸出する気でいる。
816 :
世界@名無史さん:2007/01/09(火) 22:19:25 0
466 名前:世界@名無史さん :2007/01/09(火) 21:35:13 0
>ヒスパニックってふつーに白人みたいなのいるのに
>なんでアメリカじゃ白人扱いされないの?
我々が思うより白人の選別眼が厳しいからw
日本人と白人の混血は、白人には全員どれも同じ顔に見え、目が釣りあがって見える。
ようするにヒスパニックもキモイということだろう。
北米で白人嫁になった主婦がプログで書いていたけど、娘はどこからみても白人で
本物の白人より美人なのに白人の男子はパーティで誰もダンスに誘ってくれない
おかしい、みたいな事を書いていた。
ちなみに日本に来た白人は、日本のテレビに良く出る白人やハーフのタレントをみて
「何でこんなぶさいくなのTVにだすの?」と驚く。ハーフが奇形のように感じるらしいね。
どうやら日本は美醜の感覚がぜんぜん外国と違うらいしい・・
467 名前:世界@名無史さん :2007/01/09(火) 21:41:07 0
ルーシーリューが美しいというヤツらだからな。
前にテレビで「負け犬白人が、凄い綺麗な日本人を連れてるんですよ」と言ってた白人の
「綺麗な日本人」はもろにルーシー系だったw
それ残飯整理だからw
468 名前:世界@名無史さん :2007/01/09(火) 21:53:56 0
ようするに日本で白人専門の女性が「白人に近いほど子供は成功」というように
アジ専の白人は「目が細く釣りあがってるほうが美人」なんだろう。
白人とアジアの中間ぐらい(ようするにヒスパニックやロシア人)は欧米ではブサ
意外に南米・ロシアが親日感情なのは、「日本では差別されない」という理由もある
817 :
世界@名無史さん:2007/01/09(火) 22:33:19 0
>>816 たしかに、プーチンは、つり上がって見えるかな。
818 :
世界@名無史さん:2007/01/09(火) 22:39:29 0
>>817 ドストエフスキーや20世紀初頭の肖像写真のレディのお顔も、怖いお
819 :
世界@名無史さん:2007/01/09(火) 22:47:15 0
820 :
世界@名無史さん:2007/01/10(水) 10:13:07 0
帝政時代の異端派でナポレオンを神として崇める「ナポレオン派」
について詳しい本ってない?
821 :
世界@名無史さん:2007/01/10(水) 23:46:22 0
ひょうたんから駒とはいえ東方ロシアに目を向けた
イワン雷帝って偉いな
カザン汗国やシビル汗国はその時までロシアじゃない気が・・・
カザンへ!
824 :
世界@名無史さん:2007/01/14(日) 06:15:16 O
確かにロシアの存在感なり国力は21世紀に入って年々というより日に日に高まっているのは事実。
でもロシアが90年代のように弱いままでいるわけないよな。そんなことは歴史をひもとけばわかる。
ロシアは帝政ロシア時代から常に話題を振り撒いてきた国。
今後経済力がさらに付いてくればどんどん露骨になってくるだろう。
>でもロシアが90年代のように弱いままでいるわけないよな。そんなことは歴史をひもとけばわかる。
でも16世紀ぐらいまでずっと辺境の2流国だったし
826 :
世界@名無史さん:2007/01/15(月) 10:21:50 0
あの国の貧困が凄いのは何故?
欧州じゃないみたい。
827 :
世界@名無史さん:2007/01/15(月) 11:53:07 0
>>826 ヨーロッパ・ロシアはそんなに貧乏じゃないよ。つかかなり金持ち。
828 :
世界@名無史さん:2007/01/15(月) 18:38:28 0
革命以前、国民の大半が文盲。
終戦後、中曽根がソ連訪問したら
はだしの子供多く、日本より貧しいのに驚愕。
日本のロシアパブで売春。どう見ても貧しいですが。
829 :
世界@名無史さん:2007/01/15(月) 20:15:17 0
北方四島じゃサナダムシが出る
830 :
世界@名無史さん:2007/01/15(月) 22:07:12 0
ロシア経済の立ち直りのおかげで、ヨーロッパ・ロシアは世界一の好景気地帯だよ。
832 :
世界@名無史さん:2007/01/16(火) 20:35:02 0
833 :
世界@名無史さん:2007/01/18(木) 20:05:12 0
ttp://www3.nhk.or.jp/news/2007/01/18/d20070118000144.html 「坂の上の雲」出演者決まる
「坂の上の雲」は、日露戦争で活躍した軍人の秋山兄弟と俳人の正岡子規という
四国・松山出身の3人を中心に、明治に生きた日本人の青春群像を描いた司馬遼太郎の代表作です。
NHKでは、この作品を大河ドラマを超える大型ドラマとして制作しますが、
主な出演者が決まり、18日東京・渋谷で記者会見が行われました。
主人公の1人で、連合艦隊の参謀として当時世界最強といわれたロシアのバルチック艦隊を破る
秋山真之に本木雅弘さん、その兄で後に陸軍大将となる好古に阿部寛さんが決まりました。
また、兄弟の友人で明治の俳壇をリードした正岡子規を香川照之さん、子規を支える妹の律を菅野美穂さんが演じます。
本木さんは「指揮官はどうあるべきか、主人公が見せる決断力をしっかり演じたい」と抱負を語りました。
また、菅野さんは「原作を読んで物語に引き込まれました。
登場人物のエネルギーに負けないようにしっかり演じたいです」と話していました。
撮影はことしの秋からで、中国やロシアでの海外ロケや最新の特撮を駆使してスケールの大きな番組を目指します。
「坂の上の雲」の放送は再来年の秋から始まり、全13回、3年にわたって放送される予定です。
1月18日 19時2分
834 :
世界@名無史さん:2007/01/22(月) 14:03:55 0
835 :
世界@名無史さん:2007/01/24(水) 23:08:56 0
57 :異邦人さん :2007/01/22(月) 11:56:03 ID:lnAQ5QSW
今更何を言っても無駄。でもロシアは人口減少でいずれは樺太も無人島になるかも。
神戸のパブでロシアの女を殺して下さった英雄、安岡様万歳
58 :異邦人さん :2007/01/22(月) 17:42:30 ID:NcBn0WFk
>>57 石油と天然ガスがある限り無人島になることは絶対にない。
59 :異邦人さん :2007/01/23(火) 22:12:35 ID:fVjZvnVd
神戸の事件は根室の事件のあだ討ちだとロシアのマスゴミは書いていた。タダのアホか、作為的になのか?
60 :異邦人さん :2007/01/24(水) 08:27:59 ID:I1YFGrdd
ロシアを中心とした地図で日本やシナをみると、また面白い。
どっか売ってないかな?
836 :
世界@名無史さん:2007/01/25(木) 07:41:23 0
837 :
世界@名無史さん:2007/01/27(土) 20:14:52 0
838 :
世界@名無史さん:2007/01/27(土) 20:25:44 0
ニコライ1世とアレクサンドル2世の邦語伝記はないの?
839 :
世界@名無史さん:2007/01/28(日) 14:06:20 0
840 :
世界@名無史さん:2007/01/28(日) 14:29:48 0
842 :
世界@名無史さん:2007/02/16(金) 03:19:28 0
エカテリーナ2世の息子の父親って夫(ピョートル)じゃなくて、不倫相手だよね?
そいつが王になった時点で王朝変わってるんじゃ・・・??
843 :
世界@名無史さん:2007/02/16(金) 07:28:19 0
>>842 公に認めているかどうかが判断基準だよね。
厳密に言ったら、我が国も‥
そもそもロマノフ家は高貴な家系なんでしょうか? 詳しく知らないけど
リューリクの直系じゃないのはたしかだ。
846 :
世界@名無史さん:2007/02/17(土) 22:44:54 0
ウィキペの英語版ではロマノフの記録上で辿れる最古の祖先は
「モスクワ公セミョーンに仕えた、名前から推測して馬丁」とか書いてた。
それが本当なら奴隷だったのかもしれない。何せ家令と結婚しただけで
奴隷身分になってしまう時代だったので。
848 :
世界@名無史さん:2007/02/24(土) 00:19:10 0
ウィキにあるイワン雷帝の画像ってかっこいいなー
まさに恐怖のツァーリって感じ
850 :
世界@名無史さん:2007/03/08(木) 08:28:29 0
81 :お前名無しだろ :2007/03/02(金) 21:33:00 ID:MVgcO0VYO
1990年代の一時期、ロシアで極右政治家のジリノフスキーが出て来た時、落合信彦いわく、
「低迷するロシア経済への国民的不満を背景に、今後急速に影響力を拡大して来るだろう」
しかし同時期、ジャーナリストの船橋洋一が、それを明快に否定していた。
「タカ派の常で男尊女卑の放言が絶えないジリノフスキーは、伝統的に女性の発言力が強いロシア社会の主流には、絶対になりえない」
さて、あれから10年。結果はどうだったか。
世界各国の情報機関とのコネクションを自称しても、一般社会の動向をきちんと踏まえる視点に欠けていたら、どうにもならないということだろう。
合掌(人)
イワン雷帝、アレクサンドル一世よかったよ。
エカテリーナは池田理代子の漫画でしか読んでないけど
この作家さんいなかったらロシア関連の本は読もうと思わなかっただろうなあ。
853 :
世界@名無史さん:2007/03/09(金) 00:34:37 0
アレクサンドル一世の評価って微妙だよな
個人的にはイワン雷帝のほうがロシアのツァーリっぽくて
好きだが。
モスクワ大公家ってああいう豪快なのよりむしろ陰湿で狡猾な君主が多いような
855 :
世界@名無史さん:2007/03/10(土) 23:18:33 0
イワン雷帝も冷徹だけど裏に計算のある
狡猾さを持ってはいるけどね。
アレクサンドル一世は不思議ちゃんなイメージがある。
856 :
世界@名無史さん:2007/03/11(日) 23:44:39 0
冬戦争はロシア史の汚点だな
北アフリカのイタリア並にひどい
857 :
世界@名無史さん:2007/03/12(月) 13:37:21 0
858 :
世界@名無史さん:2007/03/15(木) 19:43:50 0
冬戦争はロシアの勝利で領土も勝ち取ったんだから
イタリアのあれと比べるまでもない
アフガン戦争に至ってはまったく戦火無しだし
アフガンではコーカサス征服のノウハウが生かせなかったんだろうか?
時代が離れてるから無理か
ソ連軍戦死者80万だろ?
領土を取ったとしてもひどすぎだろ
862 :
世界@名無史さん:2007/03/17(土) 20:14:31 0
アフガンでは米帝も大いに支援していたからな
863 :
世界@名無史さん:2007/03/19(月) 08:13:18 0
ロシア人は仕事をしない民族と申しました
「なぜ、これだけ能力がないんだろう」「なぜ仕事をしないのだろう」
日本企業のほとんどから必ずついて出てくる言葉です
日本企業に限らず、ほかの外国企業も同じことを言います
仕事は半人前以下で、給料だけは人並み以上のことを平気で要求してきます
ですから、ロシアに駐在して少し時間がたってくると
ほとんどの日本人は強いストレスを持つようにもなります
しかし、教育の仕方で
ロシア人は日本人並み、いやそれ以上の人材になる素質を持っています
それをほとんどの企業や人は、見抜けないでいます
http://russia-bujiness.seesaa.net/
日露戦争の日本兵にはロシアで処刑された知識人の魂が宿っていたと
ルドルフ・シュタイナーの本に書いてある
865 :
世界@名無史さん:2007/03/25(日) 22:04:50 0
おまいらはどのツァーリがすき?
・イワン雷帝
・アレクサンドル一世
・ピョートル大帝
・・・ボリス・ゴドゥノフ(ボソ
ありがちだけどピョートル大帝だなぁ
造船所で自ら学んだり酒飲み省を作ったりと豪快さに惚れた
猟奇ネタ好きな自分はイワン雷帝を推します。
ああいうのがロシアの政治風土に適している。
869 :
世界@名無史さん:2007/03/29(木) 21:47:19 0
ラスプーチンは道鏡
道鏡特許許可局
>ああいうのがロシアの政治風土に適している
その割に雷帝みたいのは数百年に一人ぐらいだな。
女帝は?っと思ったがツァーリの女性形ってどんなんだ
ツァー子
ツァーリツァ
875 :
世界@名無史さん:2007/03/31(土) 22:28:10 0
876 :
世界@名無史さん:2007/04/09(月) 23:28:24 0
671 :白馬青牛 :2007/04/09(月) 22:35:23 0
>>652 まあ、中国軍は軍閥の集合隊で、他部隊の救援や協力戦の為に、自軍を
犠牲にしたくないという、保身的な概念があり、近代的軍隊となりきれと
らん部分はあったろう。
じゃが、上海戦は中国軍にとってお粗末ではあるまい。
昭和12年末までに日本軍で最も死傷者が多かったんは、大場鎮
(上海付近)陣地戦の22,354名、ついで上海上陸作戦の
16,611名、3位は南京攻略戦の9,014名、4位は広島5Dが
激闘した忻口鎮の6,245名。
上海戦において、特に最前線で戦うた名古屋3Dと善通寺11Dは
兵士の犠牲者が多かったので特設師団が編成出来んほどじゃった。
日清戦争でも平壌戦は激戦じゃったし、祖父から聞いた曾祖父の話じゃあ
清兵は日露のロシア兵より強豪じゃったそうじゃ。
闘志満々の時の中国軍は強いよ。
877 :
世界@名無史さん:2007/04/10(火) 03:36:06 0
ビュートルが好き
妻の浮気相手を妻の目の前でぶっ殺したり
自分でハンマー持って造船所の工夫として働いたり
そこらへんの気があった酔っぱらいを大臣にしたり
ひげ税を掛けて貴族に反発されたり
対外戦争しまくって領土を拡張したり
河の上で途方に暮れていた兵士を助ける為に氷のような河を泳いでいったり
最後はそれが原因で死んじゃったり
怖い面、優しい面、おちゃらけた面色んな顔があって
こういうところがいかにもロシアのトップだとは思うけどね
ナルヴァでいきなり大敗北をするのも面白い
というか改革前の軍隊はそんなに使えなかったのか?
879 :
世界@名無史さん:2007/04/13(金) 23:31:12 0
ロシア人ってヨーロッパ人とモンゴル人の血が混じってるから
奇天烈指導者が生まれるのかな?それでもみんな国際社会で生き残る
ためのパワーポリティクスをDNAレベルで理解してるのは凄いけど。
モンゴルの支配といっても
税金徴収ぐらいなんだが
>>879 モンゴルにイヴァン雷帝やピョートルのような傍迷惑な指導者がいたかどうか考えてみろ。
あとタタール系のボリス・ゴドゥノフが雷帝なんかよりよっぽど善政をしいていたこともな。
イヴァン雷帝やピョートル
ロシアを発展させた人たちだな
883 :
世界@名無史さん:2007/04/14(土) 23:18:29 0
善政なんてロシアの指導者っぽくないよ
「奇跡」「神秘」「権威」、この三つの
力をまとってこそロシアのツァーリ
その3つをまとっていたのって誰だろう?
885 :
世界@名無史さん:2007/04/15(日) 23:17:35 0
>>884 皮肉にもそれはある意味でソ連邦指導者スターリンだったりする。
奇跡=ソビエトを世界に冠たる国家に成長させた第一次五ヵ年計画と農業集団化。
神秘=人間の生死をあやつる絶対力をもった秘密警察。
権威=「全人民の父」に象徴される個人崇拝。
スターリンの「神秘」というのはどうかと思うが
後世に禍根を残したか否かはともかくロシアの指導者としては
ロシアという国家と人民とをよく理解していたなあ。
類型にイヴァン雷帝、ピョートル大帝、エリザヴェータ女帝などか。
エカテリーナ2世、アレクサンドル1世もブレはあったけど含めていいかもね。
アレクサンドル2世の政策なんかはちょっと民衆や支配層の保守性を
理解していなかったのかなあ、と思う。
しかしそれでもツァーリの「権威」は凄い。ビサンツの皇帝教皇主義の残滓かねえ。
887 :
世界@名無史さん:2007/04/16(月) 02:07:00 0
>>ロシアという国家と人民とをよく理解していたなあ。
理解をしてあれほど粛清をやらかしたわけだ
>>しかしそれでもツァーリの「権威」は凄い
日本の天皇もな
>>887 ロシアを理解していたからこその粛清なんだよ。
強権的な支配こそがロシアの本質だろう。
不幸にもそういう指導者の時代はロシアは強かったりする。
例外はニコライ1世か。彼は強権的だが進取の気質に乏しかった。
もちろん粛清や強権政治を肯定するわけではないけどね。
恐怖と軍隊はロシアを支配するのに伝統的に必要なものである。
雷帝イワンは恐れられた。ピョートルもしかりである。
歴代の有能なツァーリは常にそうである。それを支えてきたのが有能かつ残忍な秘密警察と
シベリア流刑そして暗殺である。ロシアの伝統的な政治手法なのである。
しかし同時に彼らは愛されもしたのである。彼らがロシア聖教を利用した所以である。
軍事力もしかりである。歴代皇帝もその領袖たちも軍事力により国を治めた。
「ロシアが世界に認められるのはその文化でもなく外交でもない。その軍事力なのだ」〜ウィッテ〜
広大なシベリアの大地で多くの様々な民を治めるのに民主主義はむかない。
「民主主義に適当な人口とは小高い丘から見渡せる程度である」〜アリストテレス〜
ロシアは大きすぎるのである。民族も多い。
この大地で可能な政治手法は必然的に強力な独裁制である。
多様性はこの大地ではアナーキズムを生み出す。
>>890はロシア人の言ってることを鵜呑みにしすぎ
「広大なシベリアの大地で多くの様々な民を治めるのに」
「ロシアは大きすぎるのである。民族も多い」
って、それはそもそも「ロシア」なのかというところから考えた方がいいな
ロシアが征服したんだから
ロシア国内で問題ないだろ
そんな無茶な
モスクワ大公国の周囲にカザン汗国、シビル汗国、クリム汗国、
クールラント、リトアニア等が並存していた状態を「アナーキズム」というなら
突き詰めれば日本もロシアに征服されればよかったという結論になるな。
894 :
世界@名無史さん:2007/04/19(木) 00:59:06 0
モスクワ大公のイワン雷帝が征服した以降の範囲が「ロシア」ってことで
いいじゃん。その場合、シベリアも含めツァーリが治める「ロシア」は
もう多民族国家だったんだから。
だからロシアに征服された過去がない日本を含める必要なんてないだろ。
要するにイワン雷帝以降に国土が広がって結果として多民族国家になった
ロシアを治めるにはツァーリズムのような強力な中央集権が必要だったってことで。
>>894 中央集権化政策は雷帝以前からモスクワ大公たちが進めていたんだが?
むしろイヴァン3世がノヴゴロドを併合してその土地を分割することにより
勤務士族層を作り上げたように、専制君主制のために領土を拡張した
といった方が正解だろう。
>だからロシアに征服された過去がない日本を含める必要なんてない
独裁的なロシアに支配されることによってアナーキズムを克服できるんでしょ?w
896 :
世界@名無史さん:2007/04/24(火) 05:50:32 0
エリツィンがもう歴史の人になってしまったな
やっぱりウォッカの飲み過ぎがいけなかったんだよね
897 :
世界@名無史さん:2007/04/24(火) 06:03:08 0
合掌
898 :
世界@名無史さん:2007/04/24(火) 07:42:04 0
>>896 ただ、この年齢ならこの国なら充分長寿の部類だろうね。
酒を親友とするお仲間もやたら多いし
899 :
世界@名無史さん:2007/04/26(木) 00:52:09 0
>>895 でもそれはどの状態を「アナーキズム」だと解釈するかによって
変わってくるんじゃね?
史実上、モスクワ公国以降も専制君主制のために少数民族を取り込んで、
ロシア帝国まで拡大したその後の政治体制は中央集権じゃないと
治まらなかったわけだし。
実際にロシアに支配されたことのない国も含めて全ての周辺国を征服してないと
それは「アナーキズム」を克服できてない、っていうのは
ちょっと違うと思うんだが。
>>899 言うまでもなく歴史上ロシア帝国に編入された諸民族も
征服されるまでは「実際にロシアに支配されたことのな」かったんだけど?
それを多様性がアナーキズムをもたらすというのではまるで侵略と支配が
恩恵であるかのように聞こえる。
もちろん恩恵であったと主張することもできるだろうけど、その場合
日本がロシアに征服されてても文句はいえないだろう。
あなたは
>>890で「この大地で可能な政治手法は」とか「多様性はこの大地では」などと
言うまでもなく多様な政体や文化が存在していた「大地」と「ロシア帝国」を同一視してしまうトリックによって
そうした諸民族がロシアの単一の主権下に置かれる以外にありえた可能性をすべて否定し、
またロシアの側でも近世まで存在しなかった皇帝専制が「伝統」であるといって
それ以外に対外拡張や領土維持のためのリソースを動員する方法がなかったかのように印象付け
それによってロシアの過去の侵略行為や圧制を肯定している。
901 :
世界@名無史さん:2007/04/27(金) 01:57:35 0
>>900 いや、だから別に侵略行為や圧政を肯定してるわけじゃなくて単に歴史を
翻ってみるとそういう安全保障や秩序維持のための中央集権や過度な
拡張意識がロシア人の性質に染み込んでいて、そういう政策を推進する
指導者を伝統的に(少なくとも帝国成立以降は)国民が好んでいるん
じゃないの、って話よ。それが侵略だったにせよ圧制だったにせよ、
いったん多民族を巻き込んでしまうとそういう政策でないとまとまらないって
ことを暗黙のうちに理解しているっていう意味で。
>>901 以前ロシア人が似たような趣旨のことを書いていたように思ったので
つい頭に血が上ってしまったようです。申し訳ない
>>902 いえいえ、ここは普段、過疎気味なので詳しい方と
ロシアネタで議論できるのはうれしいですよ。
904 :
世界@名無史さん:2007/05/03(木) 22:10:05 0
>>26 毛皮を追いかけて、ロシア人はカリフォルニアまで進出したと聴いたが、本当だろうか?
アラスカまではよく知られているが。
905 :
世界@名無史さん:2007/05/07(月) 21:31:28 0
『ユダヤで解けるロシア』 宇野正美(著)
http://www.sanko-sha.com/sankosha/editorial/books/items/547-2.html P85
恐るべき「ロシア人取扱手引書」の内容
1958年に、ユダヤ人による「ロシア人取扱手引書」とでもいうべき内容の文献がイスラエルで
発表された。ロシアに住んでいるユダヤ人たちはロシア人をどのように取り扱ったらよいのか、
ということを、具体的に指示したもんである。その意味では「ユダヤ人の指令書」と呼ぶにふさ
わしいものだ。筆者はユーリ・ロマノビッチ・ラリコフといい、1896年にモスクワに生まれ、
1989年に台湾で亡くなったユダヤ人である。
「ユダヤ人について暴露しようとしている者を、『反ユダヤ主義』として告発する。彼らに
『反ユダヤ主義者』の烙印を押すと、他のゴイム(異邦人すなわち獣)はその説を喜んで利用
するに違いない。
ロシア人の同情を巧みに利用するのである。ユダヤ人は自分のことを哀れな者、不幸な者と
見せかけながら、ロシア人から哀れみ、同情を引きださなければならない」
(『ニュー・アメリカン・ビュー』1993年9月15日号より転載)
「ゴイムにできることはユダヤ人にもできる。ゴイムが持っているものは彼らの一時的な財産で
あり、実際にはそれはユダヤ人のものなのである。神が約束したものをゴイムから奪うことが
ユダヤ人の使命である」
☆『ユダヤの告白』全部読めるスレ☆
http://society6.2ch.net/test/read.cgi/kokusai/1050571661/
906 :
世界@名無史さん:2007/05/11(金) 06:24:52 0
>>890 下手糞な文章だねwww
一体誰が書いたんだ?
907 :
世界@名無史さん:2007/05/11(金) 17:22:22 0
ロシア・ソ連研究者って、視野の広い、立派な学者さんが多いように思えるけど
気のせい?
908 :
世界@名無史さん:2007/05/11(金) 20:16:01 0
のんびりとして人の良い人たちですよ
910 :
世界@名無史さん:2007/05/15(火) 18:29:57 0
「ロシアには民主主義は向いていない」という意見についてはどうですか?
土地の広大さは理由にならないだろう。
アメリカも広いが民主主義でも国家として上手く機能してんだし、
中国やロシアは国民の奴隷根性が原因。
912 :
世界@名無史さん:2007/05/16(水) 13:13:57 0
ゴーリキーの著作だったと思うが、ロシアの人口の9割は農民で
ロシアの国土のほとんどを実際に治めているのは帝国の官僚じゃなく
蒙昧な農民が選んだミールのボスだと。
そんな国がどうやって大国としての役割を果たせるんだとか書いてたな。
913 :
世界@名無史さん:2007/05/16(水) 13:43:37 0
>>910 ニッポンには向いていない、の議論も在ったな。
民主主義の範とされている英米の民主主義とて、
そう威張れたものかどうか? やはり、民主主義は
最低の政体だ、しかし他に方法はない、とか云う箴言が
相応しいかと
ttp://ukmedia.exblog.jp/6022304/ ・・・英語圏ではこのようにロシアのメディア状況が大変なことになっている
という報道が多い。一体、実際ロシアに住んでいる人はどう思っているのだろうか?
(もし「それほどひどくない」と思われる方がいたら、コメントなどお寄せ
ください。)また、ロシアのメディア状況でもう1つ疑問なのは、いわゆる
西欧型(?)言論の自由という考えだけでは、理解できないのではないか、と
いう点だ。ではどうやって、何をものさしとしてみるのかというと、私も
分からないのだが。ロシアはロシアであって、英国でも米国でもフランスでも
ないような。とにかく、「プーチン=怖い=言論の自由なし」という論調
ばかりが目に付く。
915 :
世界@名無史さん:2007/05/20(日) 09:53:50 0
>>913 いや伝統的に日本には英米型民主主義の方が向いてる。
政治文化的にも強権的な独裁者好まず、分権志向だし
歴史的にも民主的、地方分権型だ。だからこそ戦前で東アジアで
一番代表的な民主制の発達した国だったんだよ。
日本にはロシア的な独裁君主とか、
異常なまでの中央集権は合わんのだろう。
>>914 そうだね。単純に民主化レベルでいうと、あいもかわらず共産党以外の
政党の存在を認めない中国のほうが野党のあるロシアより、よっぽど
言論の自由無しのひどい独裁体制なのだが欧米は中国にはたいして文句は言わない。
結局、今の欧米のロシアに対するイチャモンなんてのはエネルギーを巡る
覇権争いの一環なんだろう。結局、欧米の「民主化しろ」なんてのは国家間の国益
争いを正当化するための方便に過ぎない。アメリカの外交を見てればそれは
よくわかる。サウジや中央アジアのCIS諸国はロシアより酷い独裁体制だが
親米というだけでアメリカはそれらの国の体制にはまったく文句をつけない
ダブルスタンダードぶりだ。
>>915 大名なんて地方の独裁政権だろ
江戸時代はずっと封建制
ロシアは普通に野党もいるし
北朝鮮のように野党が与党の指導を受ける
なんてこともないし別にいいと思んだけどね
ロシアが大戦まで皇帝の権力が大きかった理由は
政治には無知だが保守的な農民が多かったからだろう。
>>916 そのほかに、欧米人は「中国人に民主化なんて無理だ」と考えているからでは?
まあ、距離的にも遠いし、非民主的な体制でも直接に害はない、と考えているのだろう。
プーチンは強権的だが経済と雇用を回復させている
だから支持されているんだろう。
922 :
世界@名無史さん:2007/05/29(火) 12:20:44 0
>>922 the Terribleは雷帝と訳したほうが適切ではないか
ロシア人は独裁者と陰謀論が好き。
戦国時代の日本人みたいだな
926 :
世界@名無史さん:2007/06/11(月) 19:32:04 0
露助かわいいよ露助
927 :
世界@名無史さん:2007/06/16(土) 18:58:54 0
スレ停滞中・・・
928 :
世界@名無史さん:2007/06/18(月) 13:58:47 0
ttp://blog.worldtimes.co.jp/archives/50711253.html ロシアといえばウオツカ。ウオツカといえばロシアである。
男性が集まると、キュウリの漬物を食べながら、延々とウオツカを飲む。
一人当たり一、二本飲み干すのは普通。
しかし、最近の若者はビール党。「ウオツカはソ連的でダサい」と考えている。
その一方で彼らは、なぜか「ビールはクールだ」と思っている。クールな姿は
他人に見せなければならない。それで、モスクワの中心部でも、ビールを飲み
ながら歩いている若者をよく見掛ける。少しセンターを離れると、その数は
圧倒的に増える。
また、一人で飲まないのも問題。だいたい五人から十人ほどの若者が群れ、
酒を飲みながら移動する。要するに、路上で宴会しているのだ。当然気が
大きくなり、叫んだり、踊ったり、歌ったりしている。
これはロシアの恥。西欧の人は、ロシアの若者たち(多数)が昼間からビール瓶
片手にブラブラしている姿を見て衝撃を受け、「ロシアをヨーロッパと呼ばないでくれ」
とコメントする。
ロシアの議員たちも、さすがにこれはマズイと考え始めた。それで最近、
「道で酒を飲むのは法律違反」とする法案の審議が始まった。
とはいえ、法律ができても、厳格に守られるかは疑問だ。警官が酒を飲んでいる
若者を見つけた。しかし、正規よりも安い罰金をとって見逃す。若者は飲み続け、
警官は稼いだ罰金で、ビール(あるいはウオツカ)を買いに行くのではないか。
前途は険しい。
そういえば、前回アルコールに戦いを挑んだゴルバチョフは、悲惨な末路を
たどった。引退する日が迫っているプーチンは逃げ切るだろう。しかし、次期
大統領が道路禁酒法を厳格に実行しようとすれば、政権が危機に陥る可能性も
出てくる。
929 :
世界@名無史さん:2007/06/18(月) 14:53:15 0
ロシアって笑えるネタが多いよな
チョンも笑えるけど、ロシアの馬鹿さはなんとなく微笑ましいとこがある
930 :
世界@名無史さん:2007/06/18(月) 15:12:57 0
ロシア史はギャグだ
船大工に混じってハンマーを持つ皇帝
妻の浮気相手を目の前でぶっ殺す皇帝
と思ったら、一人の兵士を助けるために冬の河に飛び込んで死亡する皇帝
盲目的なドイツ信者のビョートル三世
帝政ロシアの混紡外交がすてき
ロシア革命なんてギャグに史上最高のジョークだと思う
岡田真澄はかっこいいし
懲罰大隊とかラーゲリとかおもしれー
と思ったらロケットを打ち上げちゃうし
アーグネードは最高
エリツィンは最高の漫才師だったと思う。惜しい人を無くした
プーチンは鬼可愛い
931 :
世界@名無史さん:2007/06/18(月) 21:48:55 0
932 :
世界@名無史さん:2007/06/19(火) 12:50:14 0
>>930 それを言うなら動乱時代の偽ドミトリーについて語らないと。
後、イスラムではなくキリスト教に改宗したいきさつも。
>>816 >我々が思うより白人の選別眼が厳しいからw
>娘はどこからみても白人で本物の白人より美人なのに誰もダンスに誘ってくれない
>おかしい、みたいな事を書いていた。
白人より美人がいるのには同意するが理由は別だってw
黒人との混血が肌があんまり黒くなかったらばれないのと同じ。
選別眼っていってもその表面にだまされるのと思い込みでできてる。
人種バリバリのナチス時代のドイツでも「金髪碧眼で純粋のアーリア系」とヒトラー自ら
太鼓判押して軍の写真にも使ってる軍人が、皮肉にもユダヤ系なんて例いくらでもあった。
ドイツを代表する軍人がスラブ系とかな。
その娘が人種的な理由で拒まれたなら、表面上の顔立ちか名前や親に日本人いると知られてたとかだろ。
人種差別ひどかった昔のアメリカで、日本人の母親をメイドと偽ってるうちは普通だったのに
母親と知られたら急に差別されたとか話しあったけどそんなもん。結局思い込みとどちらの形質が色濃く出るかだけ。
ちなみにアメリカで「もっともセクシーな男性有名人」で「男からみても憧れる顔」で一位になったジョニーデップは
父親母親両方ともインディアンの血が濃い。
エルビス・プレスリーやプリンスも黒人の血が濃かった。
その娘が親の贔屓目での「美人」にすぎないか、性格が超最悪とか別に理由あったんじゃねーの。
コピペにマジレス乙
935 :
世界@名無史さん:2007/06/22(金) 10:38:57 0
ドミニク・リーベン『帝国の興亡(上)』(日本経済新聞社)に、
「西側にいる多くのロシア史研究者にとって、ロシアの独自性は信仰の対象であり、
数多くのロシア人にとってそれは真の宗教そのものでさえある」
と書いてあったんだが、ロシアの独自性って具体的にはどんなこと?
>>929 ピョートル大帝はいいキャラしてるよな〜
子供の様な好奇心で造船所に潜り込んだり、西欧化を強力プッシュしてる様子から
政治のバランス感覚最高!と思わせつつ、実は何も考えてなくて愕然とさせたり、
家臣の虫歯を抜くのが楽しくて仕方なかったり、病身でも部下を助けるためなら
極寒の海もなんのそのだったりで。
それになんといっても肖像画から漂う品のいい胡散臭さがすばらしい
>>937 ロシアの指導者の中じゃ一番好きだな、ピョートル1世
豪放磊落で快活な所が好き
うん、ピョートルはいいな。
>>877や930や937みたいに、つい武勇伝を
羅列したくなる魅力を持っている。
940 :
世界@名無史さん:2007/07/02(月) 08:55:48 0
ロシアの軍事力がポーランドを上回ったのはピョートル大帝の頃でしょうか?
エリツィンも笑いが取れてたな
あんなのが大統領なれるんだな
ギャグセンスもあの国では重要なトップの資質なのか
>>937 全長2メートルとか大帝とか
そういう予備知識があった上であの肖像画を見るとウケルよな
どこにでもいそうなおっさん
でも
おそまつくんででてきた
フランス帰りとか言ってた奴に雰囲気がにてる
武装てwww
ストロガノフ家って最後はどうなったの?
革命まで存続してたのか
946 :
世界@名無史さん:2007/07/15(日) 17:40:35 0
>>937 実在なのに漫画のような破天荒キャラなのがまたなんともw
947 :
世界@名無史さん:2007/07/17(火) 07:03:00 0
まあ中国にもいえるがロシアも国の体質は変わらんな。
日本が東アジアにおける民主政治の本場である事に較べると、
ロシアや中国はいつまでたっても全体主義の本場だ。
948 :
世界@名無史さん:2007/07/17(火) 17:36:13 0
>>947 全体主義と民主主義は対立概念なのか?
民主主義が全体主義を選択することは往々にしてある。
今のロシアは民衆の望んだ全体主義だろう。
質問だが日露戦争でロシアの方が大量に動員して
兵坦線も長かったのに戦費があまり変わらないのはなぜ?
951 :
世界@名無史さん:2007/07/19(木) 18:04:52 0
ロシア皇帝の至宝展いってきたYO
ロシア皇帝の至宝で真っ先に思いつくといったらイースターエッグだな。
あれ一個オークションに出せば一生メシに困らん額になる。
>>952 その他、ピョートル大帝の首飾りとかも
宝石の使い方が半端じゃなかったYO
954 :
世界@名無史さん:2007/07/19(木) 22:52:43 0
アンナ勲章って、戦艦三笠記念館の中にあるんですね
ピョートル改革以後の西欧風宮廷衣装と
ビザンツ風衣装の使い分けがよく分からない
956 :
世界@名無史さん:2007/07/20(金) 07:46:00 0
>>955 陸自の迷彩U型導入以降のOD作業服と戦闘服のような使い分けではないか?
日本の皇族と特に違わないんじゃ(伝統的宮中儀礼の時だけ等)
>>955 ビザンツ風ってなんか長い布でひだ作って巻いてるみたいな?
ニコライ2世夫妻のロシア風衣装の写真は「17世紀スタイルの仮装」
ってキャプションでよく出てくるけど、昔はビザンツスタイルのもあったのか
959 :
世界@名無史さん:2007/07/22(日) 09:12:56 0
ビザンツ的なのかよく知らんけど、アレクセイ帝あたりまで着てるような衣装
960 :
世界@名無史さん:2007/08/16(木) 12:02:09 0
こんな資料があった。
http://www.ier.hit-u.ac.jp/~fukao/japanese/publication/other/2005/2005-x1.pdf 日露戦争時および太平洋戦争時の国力比較
1900年
日本 一人当たりGDP(単位 1990年米国ドル)770(深尾・馬・袁による)
ロシア 一人当たりGDP(単位 1990年米国ドル)1218
(引用者注:ウラル西側のロシアに限定するとさらにGDPは高くなると考えられる)
4.我々の推計結果の含意
• Maddisonの推計は日本と朝鮮について1930年代の
一人当たりGDPを過大に推計している可能性が強い。
• 第二次大戦前の東アジアはずっと貧しかった。東
アジアの奇跡は戦後に起きた。
• 日本の豊かさはタイやベトナムとそれほど違わな
かった可能性あり。
• 日露戦争や太平洋戦争時の相手国との国力格差は
非常に大きかった。
日本ショッパス
ロシア皇帝の祖先は北欧から河を下ってきた盗賊だったらしい。
ローマ人はスキタイ人を「西洋人の顔を持ち、思考行動はモンゴル遊牧民そのもの」と分析してる。
そこへ北欧バイキングの海賊が川沿いに城を構え、「欲しいままに物を取り上げるだけ」だったが
やがて王や国家を持たないロシア原住民の王を兼任するようになった。
盗賊兼王様だったわけだが、イワン雷帝のころまで配下の都市を襲って略奪するのは日常だった。
バイキング王も数代は北欧名がつづいたが、あとで混血してスラブ名になってゆく
そこでモンゴル帝国の征服があり、以後400年にわたりロシアはモンゴルの植民地になる。
ロシアの大公は、モンゴルの汗に降伏したとき、雌馬とセックスしろと命令され
嫌がる馬と挿入する大公を見てモンゴル人は大笑いした。
北欧・モンゴル・西洋あちこちに支配され、奴隷とされたロシア人は、「自国に優れたものはなく
外国の優れた製品を買い込んだほうが得。その購入費用は農民に重税をかけて取りかえす」という
しごく合理的な発想になってゆく。つきつめるところ「病的な外国マンセー」になってくる。
イギリス大使は「ロシアの農民のはらう重税はイギリス農民の7倍」と驚倒してる。
さらにピョートル大帝はドイツやオランダの飼育する牛の輸入やら、作物の品種まで調べて輸入して
植えさせた。貴族はドイツに徒弟留学し、親方マイスターから技能を取得し資格をもらうまで帰国して
はならぬと命じた。このおびただしい国家改造費用は農民への人頭税=過酷なロシア農奴にいたる。
ロシアの歴史
〜〜ロシアのバックグラウンドを知るために〜〜
ttp://www.educ.cc.keio.ac.jp/~te04811/page1-1.htm
アメリカの民族浄化はインディアンを皆殺しにする残忍なものだったが
ロシアの民族浄化は、皇帝主導によるものだったから緩慢だった。
まずドイツ人やフランス人の移民を奨励して、祖国を真似た自治村をつくらせ
そっくりドイツなりの民族風習を輸入する方法を取った。
科学技術などではそれなりの効果を挙げ19世紀にはドイツ名を持つロシア科学者が
いくつか重要な発見をしてる。
ドイツの大使はロシアで奇妙な歓迎を受けた。
ロシア女性の一杯いる部屋に押し込められ、全員に種付けしてかまわないというのだ。
おちぶれたドイツ貴族には政略結婚により、ロシアに血を結ぼうとする動きが出た。
じっさいドイツには女性は余っていた。
女余りで、同身分に結婚相手のいない貴族の娘はカトリックの尼僧になった。
傭兵団について歩く売春婦は尼くずれ、つまり修道院を脱走した貴族の娘が多かった。
男子死亡率が高く女がが余る時代
ドイツ貴族に取り、不要な娘はロシアに送って縁でもむすんだほうがなんぼか金の節約だった。
エカテリナ二世は、そうやってロシアに送られた奴隷同然のドイツ女性である。
965 :
世界@名無史さん:2007/08/30(木) 07:08:16 O
ゴルバチョフの前の二人の書記長って相次いで亡くなってるけど、殺されたの?
書記長になった時点で年寄りだったから自然死。
967 :
世界@名無史さん:2007/08/30(木) 16:17:32 O
年寄りだから死ぬのなら森繁爺は…
968 :
世界@名無史さん:2007/08/30(木) 16:33:29 0
ゴルバチョフはケフィアを食べているから長生き。
969 :
世界@名無史さん:2007/08/30(木) 20:36:26 0
>>962 徒弟奉公させられる貴族・・か
ロシアって世襲貴族ありあまってたから、
ドストエフスキーみたいな所領のない貴族までいたんだよな
970 :
世界@名無史さん:2007/08/30(木) 20:47:24 0
そして日本も今年あたりで一人当たりのGDPイタリア以下になるんだろ
ロシアを笑えなくなるんじゃねw
971 :
世界@名無史さん:2007/09/01(土) 21:01:57 0
>>962
モンゴルの汗って下品だね。日本の殿様には思いつかないね(帝国陸軍は別。下品。)
それとも、そうゆう獣姦の強制がロシアの諸侯にはお似合いだったのか。
その獣姦の話ってかなり要出典な感じ
>>965 元KGB長官アンドロポフは糖尿、尤もゴルバチョフも糖尿持ちのお友達。
チェルネンコは
>>966の言う通りかと
>>969 ムイシュキンが公爵でもビンボー人として現れて来たわけでもあるな
>>970 いや、笑える対象は世界に未だ大勢居るから、例えば、ニッポンは
北よりはずっとマシ、とでも言い張る与党政治家には事欠かないかと
ttp://www.afpbb.com/article/life-culture/life/2275392/2064781 ロシアの人口、07年前半に約19万人減少 移民の流入は増加
2007年09月01日 18:32 発信地:モスクワ/ロシア
【9月1日 AFP】ロシア連邦統計局(Rosstat)が8月31日に発表した人口調査によると、
2007年の前半だけで同国の人口は18万9000人減少し、約1億4200万人となった。
2006年7月1日から2007年7月1日までの1年間では、34万8700人(0.24%)減となった。
ロシア連邦統計局によれば、人口の減少は自然減によるものだが、
2007年前半の減少数は前年同期に比べて10万8100人少ないという。
移民流入数が2006年前半には6万6593人だったのに対し、
2007年前半には11万7309人に増加しており、移民の増加が人口減少に歯止めをかける形になったという。
2007年前半にロシア国内で75万3000人が誕生し、106万人が死亡した。
死因のトップは依然「心血管疾患」で60万9600人が死亡している。次いで多いのは「がん」で14万2700人。
続いて外的要因による死亡で、「自殺」が2万1100人、「交通事故」が1万5800人、
「殺人」が1万2500人、「アルコール中毒」が1万1400人など、合計12万2400人となっている。
乳幼児死亡率は1000人当たり9.4人で、前年の10.6人を下回ったという。(c)AFP