食物と酒、嗜好品の歴史 12皿目@世界史板

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1世界@名無史さん
古今東西、食文化の歴史について語りましょう。

ただし、以下の話題は厳禁
「苺に魚油かけて食うと美味いか?そしてこの場合、どちらが素材、どちらが調味料か?」
「唐辛子に殺菌効果はあるのか?」
「米は湯で研いでもいいのか?必ず素手でとがなくてはならないのか?」
「じゃが芋の保存法は?」

関連スレ
【料理は】中華料理の歴史2【歴史】
http://academy3.2ch.net/test/read.cgi/whis/1094124426/
フランス料理の歴史
http://academy3.2ch.net/test/read.cgi/whis/1049117266/
トルコ料理の歴史
http://academy3.2ch.net/test/read.cgi/whis/1080197510/
香辛料の歴史。。。
http://academy3.2ch.net/test/read.cgi/whis/1078557888/
2世界@名無史さん:05/02/18 01:10:01 0
●をお持ちの方用
11皿目http://academy3.2ch.net/test/read.cgi/whis/1100570441/l50
十皿目 http://academy3.2ch.net/test/read.cgi/whis/1090895829
九皿目 http://academy3.2ch.net/test/read.cgi/whis/1084676759
八皿目 http://academy2.2ch.net/whis/pool/1079803651.html
七皿目 http://academy2.2ch.net/whis/pool/1073306499.html
六皿目 http://academy2.2ch.net/whis/oyster/1063/1063471221.html
五皿目 http://academy2.2ch.net/whis/oyster/1058/1058544732.html
四皿目 http://academy2.2ch.net/whis/oyster/1054/1054304957.html
三皿目 http://academy2.2ch.net/whis/kako/1047/10470/1047046710.html
二皿目 http://academy.2ch.net/whis/kako/1039/10398/1039883473.html
初代  http://academy.2ch.net/whis/kako/999/999273985.html

不完全ですが、●を持っていない方用
九皿目 http://www.google.co.jp/search?q=cache%3Ahttp%3A%2F%2Facademy3.2ch.net%2Ftest%2Fread.cgi%2Fwhis%2F1084676759%2F&num=20&ie=Shift_JIS&oe=UTF-8&hl=ja&lr=lang_ja&btnG=Google+%8C%9F%8D%F5
八皿目 http://mimizun.com:81/2chlog/whis/academy2.2ch.net/whis/pool/1079803651.html
七皿目 http://mimizun.com:81/2chlog/whis/academy2.2ch.net/whis/pool/1073306499.html
六皿目 http://mimizun.com:81/2chlog/whis/academy2.2ch.net/whis/oyster/1063/1063471221.html
五皿目 http://mimizun.com:81/2chlog/whis/academy2.2ch.net/whis/oyster/1058/1058544732.html
四皿目 http://mimizun.com:81/2chlog/whis/academy2.2ch.net/whis/oyster/1054/1054304957.html
三皿目 http://academy2.2ch.net/whis/kako/1047/10470/1047046710.html
二皿目 http://mimizun.com:81/2chlog/whis/academy.2ch.net/whis/kako/1039/10398/1039883473.html
初代  http://mimizun.com:81/2chlog/whis/mentai.2ch.net/whis/kako/999/999273985.html
3世界@名無史さん:05/02/18 02:09:27 0
チョンは出入り禁止。
日本人のみで語るべし
4世界@名無史さん:05/02/18 02:11:06 0
うは。いきなりキチガイが紛れ込むか…。
5世界@名無史さん:05/02/18 02:14:26 0
いや、前スレでチョンが紛れ込んでたからさ・・・
荒らされたくなかったんだよ
6世界@名無史さん:05/02/18 02:18:17 0
紳士的な態度を取れない人は何人だろうが荒らしだ
7世界@名無史さん:05/02/18 02:23:30 0
紳士的でない民族は朝鮮人だと思いますが何か?
少なくとも私は紳士的ですが?
あなたは数々の朝鮮人問題をご存知ないので?
http://members.at.infoseek.co.jp/koreawatcher/
8世界@名無史さん:05/02/18 02:26:22 0
いい加減そんな話やめれ。


人はカロリーメイトのみで生きられますか?
9カルトフュラクス:05/02/18 02:32:41 0
さて、今は鮨が議題でよろしいのかな?

今度のスレは平穏に進んで行って欲しいものだ。
10世界@名無史さん:05/02/18 02:36:54 0
>>9

あなたのコテハンはギリシャ語だそうだが、どういう意味?
ロシア語やドイツ語でジャガ芋意味する言葉に似ているねw
11世界@名無史さん:05/02/18 02:37:12 0
寿司でひっぱるけれど、
なれ鮨と、握り寿司の間に、押し寿司があるんだよな。
押し寿司の木型を省いて、握ったのが、握り寿司だろ。
12世界@名無史さん:05/02/18 02:43:17 0
日本のお酒はどんなのがありますか?
韓国はどぶろくと焼酎が美味しいです
どぶろくの妙味は真夏に熱心に汗ばみながら働いて休息時間に
冷たく冷却したどぶろく寒士発とキムチ一切れ食べて世の中オトンマッより最高
どぶろくは翌日二日酔いがちょっとあります米でマンドンスルでちょっと
甘辛いのが味が良いでしょうおいしいお酒です
おつまみでは豆腐キムチを主に食べます
焼酎は10000ウォンあればひっくりかえる
13世界@名無史さん:05/02/18 02:45:44 0
アメリカのインディアンは苺に魚油かけて食べるそうですが、本当ですか?
14世界@名無史さん:05/02/18 03:25:05 0
鮨の原初の姿は「魚を発酵させて保存食にする」こと。
その発酵のスターターとして、米の乳酸発酵を利用する。
魚が発酵すれば米の役割は終わる。これが「熟れずし」

だから「鮒鮓」では出来上がった後、ドロドロになった
飯の残骸は食べずに捨てる。

自然発酵の度合が熟れずし程進まないうちに
飯と一緒に食べるようになったのが「早熟れ」。
すでに保存食の意味合いは薄れている。
15世界@名無史さん:05/02/18 03:26:15 0
「自然発酵など待っていられない」と、飯に酢を混ぜはじめた
ところから日本独自の「寿司」となる。

「押し寿司」は、すぐに食べずにしばらく置くが、そうすると
コハク酸(清酒のうまみ成分)が遊離して、うまみが増す。

「そんなうまみは出なくていいから、すぐ食わせろ」と
せっかちな江戸っ子がやり始めたのが「にぎり寿司」。

思えば遠くへ来たもんだ。
16世界@名無史さん:05/02/18 03:29:21 0
おいしそうね チォブ.,
17世界@名無史さん:05/02/18 10:00:40 0
握り寿司にワサビを挟むようになったのはいつ頃からだろう?
18世界@名無史さん:05/02/18 12:30:22 0
早熟れというのは、酢じめのことだよ。
19世界@名無史さん:05/02/18 13:31:44 0
松前鮨とか?

テレビか何かで30年物の熟れ鮨を食べてるの見たけど、めちゃめちゃつらそうだったな。
でもちょっと好奇心で食べてみたくも…(゚д゚;)ウ…ウマー?
20世界@名無史さん:05/02/18 13:48:54 0
発酵食品というと、やっぱり、東農大の小泉武夫教授ですな〜。
あと、ttp://www1.odn.ne.jp/setsuna/za_ferment.html なんかもよさげ。
21世界@名無史さん:05/02/18 14:58:37 0
日本の酒と言えば、定番の清酒、そして焼酎。
焼酎は芋焼酎、米焼酎、麦焼酎、蕎麦焼酎、カストリ焼酎、黒糖焼酎、
泡盛などと種類も豊富です。

日本のマッコリ、ドブロクは勝手に作ると罰せられます。
22世界@名無史さん:05/02/18 15:00:12 0
>>14
早熟れ ×
生なれ ○

混乱しやすい
23世界@名無史さん:05/02/18 15:09:15 0
そいえば、日本は蒸留酒ではいろんな材料使っているけど、醸造酒では
米しかないような気が。もちろん、明治以降にビールやワインが入ってはきたけど。

米がうまく作れなかったような寒冷な地域にこそ酒って必要な気も
するんだけど、雑穀酒や果実酒ってなかったのかな?
24世界@名無史さん:05/02/18 15:35:12 0
そういうのは自然発生的に存在すると思うんだが
戦後のどさくさに紛れて色々と途絶えたっぽい
25世界@名無史さん:05/02/18 16:09:03 0
岩手県には、稗ドブロクや粟ドブロクもあったが。

山葡萄の酒もあったはずだよ。
26世界@名無史さん:05/02/18 16:41:45 0
>>8
実際に試した人を知っているが、1週間で体を壊したぞ。
つーか朝飯だけでも5日で飽きるからやめれ。

>>23
>果実酒
田舎に行くと、山葡萄を採ってホワイトリカーに漬け込むのが趣味なオッサンが結構いるけど、
あれは戦後の風習なのかな?
27世界@名無史さん:05/02/18 16:42:48 0
よく世間には「芋焼酎や泡盛は臭い」という輩がいるが、その「臭い」の意味が解らない。
芋焼酎は芋の甘い香りがするし、泡盛は米の旨味を最大限に生かした香りじゃないか。
反対に「日本酒は糀臭くて嫌い」という輩もいる。

自分は焼酎も日本酒も好きだが。
28世界@名無史さん:05/02/18 16:44:56 0
ていうか、梅酒はかなり昔からあったじゃないか。
あれを応用すれば、どんな果実酒でも造れるはず。
29世界@名無史さん:05/02/18 16:47:08 0
>>28
果実の風味をつけた酒と果実酒とは大きく違う気がするが。
30世界@名無史さん:05/02/18 16:53:37 0
つまりここで語っている果実酒は「リキュール」じゃなくて「ワイン」のことだね。
31世界@名無史さん:05/02/18 17:04:36 0
酒板の「猿酒」スレ。
http://food6.2ch.net/test/read.cgi/sake/1089969156/l50

果実酒の起源は、猿が木のウロなんかに溜め込んだ果実が自然発酵したもの、とされている。
その猿酒を自宅でつくってしまおう、というスレだ。
32世界@名無史さん:05/02/18 17:30:53 0
芋焼酎といっても一次発酵は米か麦ですよね、何故芋だけで作らないのか
といえば芋だけだと糖度が高すぎて雑菌の繁殖を押さえられないからみたい
な理由だったと思うのだけど糖度って何?糖度が高ければ水で薄めれば
いいと思うんだけど。
33世界@名無史さん:05/02/18 18:25:10 0
平安時代の酒は濁り酒で、ものすごくと糖度が高かったそうですが。
おかげで摂関家は糖尿病だらけ。
34世界@名無史さん:05/02/18 18:29:46 0
いや、摂関家が糖尿患者続出だったのは家系もあったんだろうよ。

しかし対してカロリーがあったとは思え無い当時の日本料理でこれだったんだから、
支那皇帝や西洋の王侯貴族は糖尿患者続出だろうに。
35世界@名無史さん:05/02/18 18:31:47 0
糖度高くてもアルコールでも糖尿病にはなるよ
36世界@名無史さん:05/02/18 18:38:34 0
でも、糖尿になるのかならないのかは遺伝が絶大だよ。
37世界@名無史さん:05/02/18 19:56:23 0
>>36
白人は遺伝的に糖尿にかかりにくいから、異常に太る。
38世界@名無史さん:05/02/18 20:58:41 0
> 発酵食品というと、やっぱり、東農大の小泉武夫教授ですな〜。

確かに話面白いけど、本出しすぎ。最近は同じネタの二番煎じ・
三番煎じばっかり。それに説教くさい内容が増えた。年とったんだな。
39世界@名無史さん:05/02/18 21:30:03 0
>15
>「そんなうまみは出なくていいから、すぐ食わせろ」と
>せっかちな江戸っ子がやり始めたのが「にぎり寿司」。

 元々は握り寿司も、押しをかけてなれさせるものだったらしい。
 今風の握り寿司の発明者とされる華屋与兵衛は、握った飯に切り身を載せ、箱に入れて
重石をする、というすしを商っていたとか。
 で、それだとうまみは出るかわりに時間がかかるし、脂気も抜けるということで、握っ
てすぐ出すように握り寿司を改良したんだとか。
40世界@名無史さん:05/02/18 21:34:55 0
小泉の本は、確かにネタの使いまわし多すぎ。面白いが。

しかし彼の面白いところは、酒をチビチビ飲む際のオノマトペアが「コピリコピリ」であること。
こんな音普通するか?
41世界@名無史さん:05/02/18 22:20:16 0
自宅で寿司を握る人々の集い@2chおすし板

【シャリ大杉】自分で握れるようがんがるスレ【いびつ】
http://food6.2ch.net/test/read.cgi/sushi/1095919056/
42アクィラ ◆0fUIPC892c :05/02/18 23:13:56 0
今日知った驚きの本!!

The Cambridge World History of Food, 2000の翻訳が始まっていました。
原著はA4変形で2000頁を越える二巻本ですが、
朝倉書店から五巻本で刊行予定とのこと。
取り敢えず、目下、第二巻が2004年9月出ているので、
(その一巻に)25000円払う余裕のあるブルジョワには、お勧めだと思う。
(全部揃えるには幾らかかるんだろうか)
ttp://books.rakuten.co.jp/mcc/NS/CSfLastGenGoodsPage_001.jsp?GOODS_NO=1709237

貧で窮な私には、手が出ませんがorz
43Krt:05/02/18 23:32:33 0
The Cambridge World History of Food
私も持っているが、これは原本を買った方がいいんじゃないかな。
大項目事典ではあるけれど、英語は難しくないし
翻訳があっても全部読むという性格の本でもないと思う。
私もこの食べ物スレのネタ本に随分使わせてもらった、
良い本だと思うよ。
44アクィラ ◆0fUIPC892c :05/02/18 23:44:34 0
>>43Krt氏
個人所有ですか、羨ましいことです。
私は、院生時代に、おねだりして、大学に仕入れて貰い、拾い読みしましたw

原著は自分で買えないことはないが、
ちょっと手が出にくいといった記憶がありますね。
...アマゾンで見たら25kですか。考えどころですね。
45世界@名無史さん:05/02/18 23:52:49 0
5巻だと12万5000円前後ですか。
欲しいけど、買うものの優先順位があるから、ちょっと無理です。
母校の図書館が買うだろうから、読みにいきますか。
46Krt:05/02/18 23:53:24 0
いや、アマゾンの当該の商品の右横にあるマーケットプレースの欄を見てご覧。
今なんと、7000円台の中古が出ている。
出し手のサムズショップは業者だが、それだけに安心な面もある。
私も二冊ほどこの業者からかったことがあるけど問題はなかった。
ほら、7000円台だよ。酒代詰めても買った、買った、早い者勝ちだよ。
47アクィラ ◆0fUIPC892c :05/02/19 00:00:34 0
>>46Krt氏
うぐぅ...手が届くなぁ。
迷ってる間に、買われてしまいそうですがw
48世界@名無史さん:05/02/19 00:16:20 0
酒買うの止めて、自宅で仕込んだらいいんだよ。
49世界@名無史さん:05/02/19 00:23:52 0
自家製酒は危険
税金の問題を抜きにしても
爆発したり腹壊したりする奴多発
50アクィラ ◆0fUIPC892c :05/02/19 00:42:01 0
>>48
そんな根性も、技術も、度胸も、小市民たる私めには御座いません。

酒代よりも、他の経費が浸食される罠。


って、すっかり買う気か、俺w
51世界@名無史さん:05/02/19 01:32:12 0
稲荷寿司や海苔巻き寿司は、握り寿司発明以前からあったそうです。
52世界@名無史さん:05/02/19 02:42:55 0
麹やイースト仕込む以前の
自然発酵や噛み酒な頃って
やっぱ蒸留酒なんてないですか?
53世界@名無史さん:05/02/19 02:56:10 0
錬金術の最も崇高な成果は「蒸留酒」の発明だ
54世界@名無史さん:05/02/19 15:00:18 0
ブランデーも錬金術の過程で生まれた。

語源はオランダ語のブランデウェイン(焼いたワイン)
55世界@名無史さん:05/02/19 16:52:11 0
錬金術ってお料理教室?
56世界@名無史さん:05/02/19 19:16:09 0
やってみよう作ってみようのノリ
57世界@名無史さん:05/02/20 03:35:17 0
ニュース極東板の食文化スレだが、気になるカキコがあった。
http://tmp4.2ch.net/test/read.cgi/asia/1107262003/l50

「おじや」の語源はスペイン語?それとも女房言葉?
58世界@名無史さん:05/02/20 21:29:44 0
パエージャ?
59世界@名無史さん:05/02/20 21:38:45 0
>>40
秋田南部では「コピコピと飲む」という表現を使うよ。
60世界@名無史さん:05/02/20 21:55:34 0
>>40
不摂生な食生活しているときのウンチのことみたいだ <<コビリコビリ
61世界@名無史さん:05/02/20 22:09:17 0
小泉先生は福島の出身なんだがね。
62世界@名無史さん:05/02/21 02:19:31 0
じゃあ福島では「コピリコピリ」という表現を使うんじゃないの?

>>53
中東起源じゃないの?蒸留器アランビックはアラビア語だよね。
初期ムスリムは結構酒飲んでたから、イスラム教が発明・伝播の障害に
なることはないし。キリスト教圏起源だとすると、13世紀頃に中国まで来て、
15世紀に琉球まで到達するのは早過ぎるような。
63世界@名無史さん:05/02/21 12:01:36 0
蒸留酒の起源には
醗酵を止める火入れが絡んでる気がします。
そして保存しやすい&アルコール度数が高いことから
低緯度では年中材料の調達と酒造りが可能なのに対して
高緯度では越冬に度数の高いアルコールは適なのと
保存性の問題?で普及…あれ、寒けりゃ大丈夫?
64世界@名無史さん:05/02/21 12:16:22 0
低緯度→保存に適する
高緯度→寒いから強い酒あったまる!

かな。
高緯度でも
度数高いと凍りにくい→屋外保存てもビンが割れないウマー
ということはあるかもしれんな(w
65世界@名無史さん:05/02/21 12:40:18 0
>>51
熟れ寿司の麹の食感も甘酸っぱいのも魅惑的ですが
村上の飯寿司(゚д゚)ウマー道南の鰊漬け(゚д゚)ウマー
鯖街道や琵琶湖畔の超熟成は憧れの味…(´Д`*)ハァハァ
で、自分的には所謂、鮨として美味しいとは思っていません。

米飯の味付けバリエーションとして、
混ぜご飯の延長で(梅酢とかね)酢飯があるのか
麹漬けの延長で甘酸っぱい味覚が喜ばれたのか
その辺不思議です。


66世界@名無史さん:05/02/21 13:37:42 0
高緯度じゃ寒すぎて発酵しませんよ
67世界@名無史さん:05/02/21 13:55:04 0
シベリアのツンドラ地帯でも夏の一、二ヶ月は日中30度を超える日が続くので、
高緯度地域では夏が醸造発酵の季節。

モンゴルの馬乳酒も夏に大量に造られる。もとはアルコール度数3〜5だが、
それを順次何回も蒸留をくりかえし最終的には20度以上になるそうな。
68世界@名無史さん:05/02/21 14:44:56 0
>>62
イスラム世界では医学・薬学の分野でアルコール精製などのために蒸留器がつかわれていたようです。
ムスリムは建前としては当然お酒は御法度なわけですが、実際には敬虔な人物以外なかなか実践できていなかったようです(w
もともと中央アジア〜シリアは葡萄の名産地ですから、無理もないはなしでしょう。

特にモンゴル時代からはテュルク・モンゴル系の王侯は盛んに宴会を開いては暴飲暴食に明け暮れていました(w
ムガル朝の始祖バーブルは同族のティムール朝の王子達を、一人一人名前をあげて、
「朝な夕な理由をつけては酒を飲む」「飲んだくればっかりだ」と酷評しています。

11世紀のカイ・カーウースという人物の著書『カーブースの書』にはずばり「飲酒の作法について」という章があります。
著者カーウースは息子に宛てて、
「私は酒を飲めとは言わぬが、飲むなともいえない。若い者は他人の言葉で自分の行為を慎まぬからである。
 私もいろいろと言われたが聴かず、五十の坂を越してやっと神のお慈悲で後悔を授かった」
と自分の若い頃を述懐しています。
これに続いて「酒は飲み方を知らずに飲めば毒になるが、知っていれば解毒の薬である」
とも述べています。

69世界@名無史さん:05/02/21 14:49:13 0
手術の消毒や薬にアルコールなど酒類が必要になるので、医師などは飲酒の問題にぶつかることもありました。

同じ11世紀の医師イブン・スィーナーは、医療のためにアルコールを使うことは
コーランの記述やシャリーアでいう飲酒の禁制には抵触しないという趣旨の主張しましたが、
正統派の法学者たちからは概して非難されていたようです。

酒類の製造にはユダヤ教徒やキリスト教徒がになっていたようですが、ムスリムも製造所や酒場に出入りしていたようで、
たびたび政府の市場監督官の立ち入りを受けていました。

上流階層ではワインが飲まれていたようですが、庶民はビールなど穀類や果物からつくった10種類ほどの酒を飲んでいたようです。
トルコのアラクなどは庶民で飲まれる蒸留酒の典型ですね。
70世界@名無史さん:05/02/21 16:14:38 0

せっかく面白いこと書いてくれてんだから、
途中、適当なところで行を折り返すことを覚えると
もっと人気が出ると思うぞ。
71世界@名無史さん:05/02/21 18:27:14 0
江戸時代には、陶製の蒸留器「らんびき」でもろみを蒸留して焼酎を作った。

ランビキの口から少しずつ焼酎が滴ってくるさまを「ちんたら ちんたら」の擬声語で表現した。
仕事がのろい様をチンタラチンタラと表現するのは、まさにこれが由来である。
72世界@名無史さん:05/02/21 18:55:49 0
蒸留酒と醸造酒を考える時に
税金という要素も必要なんじゃないかな?
発見や起源には行き着かないと思うけど
普及の裏には関係してるかと。

酒と税金は切っても切れない関係に・・・
蒸留酒が40度前後なのも各国の税金体系と絡んでるしね
今の発泡酒見てると感慨深い希ガス。
73世界@名無史さん:05/02/21 21:28:27 0
ランビキ使って12度未満やそこらの葡萄酒からでは、頑張っても45度くらいまでしか蒸留できないよ。
蒸留したモノをまた蒸留するとかいうやりかたでも、どんなに頑張ったって96度までしか純度は上がらないし、
そんなやり方したら香味は吹っ飛ぶ。
ウォツカは雑臭を活性炭を使って越し取る。
74とてた ◆0Ot7ihccMU :05/02/21 22:23:13 0
昨日のウルルンは「アイスワイン」農家へのステイでしたが、
かなり高そうな代物ですねえ。
75世界@名無史さん:05/02/21 23:20:20 0
蒸留酒の歴史ならば、例の小泉先生が講談社新書で出している。
それによれば、日本における焼酎という語の初見は永禄2年、薩摩は大口の郡山八幡の改築の際に
大工が残した落書き
「基の時座主ハ大キナこすでをち やりて一度も焼酎を不被下候 何共めいわくな事哉」
(日頃からけちな旦那は焼酎を一度も振る舞いしなかった。実に迷惑である)
である。大工の酒の恨みが、食文化史研究に貢献したとはなんとも皮肉。

さてその本で小泉先生は、薩摩の芋焼酎つくりと薩摩藩士の酒宴のさまを感嘆した筆致で記している。
薩摩が嫌いであろう福島人ながら、実に心が広い。

同じ本には、肥後の国は球磨の米焼酎についても解説されている。
それによれば、肥後では鶏さえも「ショーチュートッテケー」と鳴くそうな。
76世界@名無史さん:05/02/23 17:30:42 0
会津っぽが本当に嫌いなのは薩摩より長州だよ。
77世界@名無史さん:05/02/23 19:36:47 0
薩摩の人は、芋焼酎のお湯割り作るとき
「焼酎をお湯で割る」か、「湯に焼酎を注ぐ」のが正しいのか、相当こだわるというね。
78世界@名無史さん:05/02/23 20:11:30 0
>>78
何かの漫画でよんだけど、味が変わるらしい。
どっちがいいのかは忘れましたが。
79世界@名無史さん:05/02/23 20:19:41 0
Alcohol is dangerous to your health, especially when you are young.

というFENのジングルを何故か突然思い出した。
80世界@名無史さん:05/02/23 20:30:29 0
>>77-78

アルコールの沸点<<水の沸点 を踏まえろ。
お湯(90度前後)に焼酎(常温)を注ぐ(アルコールがその沸点以上のところに注ぎ込まれる)と、
アルコールが蒸発してしまう。
焼酎(常温)にお湯を注ぐと、常温からアルコールの沸点以下に徐々に上昇するので
アルコールが蒸発しない。
それで、焼酎呑みは焼酎にお湯を注ぐ。
薩摩がどうとかは関係ない。
81世界@名無史さん:05/02/23 20:33:12 0
え?
注ぐのはもっとぬるい湯じゃなかった?
82世界@名無史さん:05/02/23 22:20:00 0
さらにこだわるなら前日から水と焼酎を混ぜておいてなじませた後
おもむろに燗をつける、でいいのかな?
83世界@名無史さん:05/02/23 22:22:02 0
焼酎と水を混ぜ、ジョカという容器で燗をつけるんだったな。
84世界@名無史さん:05/02/23 23:23:07 0
比重が違うから焼酎を後から注いだ方がよく混ざる
85世界@名無史さん:05/02/23 23:26:41 0
そうか?焼酎のほうが軽いんだから、焼酎の中に湯を注いだほうが良く混ざらないか?
86世界@名無史さん:05/02/24 19:57:58 0
>>84
入れてからかませばいいんじゃ?
87世界@名無史さん:05/02/24 20:15:50 0
そういえば日本の酒文化には「マドラー」に類するものが無いな。

箸を使って混ぜた、という話も聞かないし。
88世界@名無史さん:05/02/24 23:52:17 0
>>87
味噌汁をかき混ぜるのはマナー違反だしね。
あれ何ていうんだっけ?探り箸?
89世界@名無史さん:05/02/25 01:28:58 0
フランス料理スレ、いつの間にかあぼーんしてるわ。
90世界@名無史さん:05/02/25 02:09:05 0
>>85
俺はホテルで働いてるが、理由はわからんが、焼酎が先だな。
逆はだめらしい。
91世界@名無史さん:05/02/25 19:38:00 0
結婚式の引き出物で「備長炭のマドラー」なんていうのもらったが、
効果はあるのだろうか?
92世界@名無史さん:05/02/25 20:24:20 0
>>91
消臭殺菌効果があります。
93世界@名無史さん:05/02/25 22:10:03 0
炭に大した殺菌効果は無いのでは?
確実にある消臭効果にしても、嫌な臭いも良い香りも区別せずに吸着すると言う罠。
94世界@名無史さん:05/02/25 22:24:11 0
水道水の臭いを消すために備長炭入れて飯を炊く話があるが、
これでは米の芳香も吸われてしまうな。
95世界@名無史さん:05/02/25 23:36:24 0
それをやるならあんまりいい米じゃない時
96アクィラ ◆0fUIPC892c :05/02/25 23:52:01 0
>Krt氏
ご紹介いただきました事典、先日届きました。
(結局、買ってしまいましたw)
どうも有り難うございました。
まずは御礼まで。
97世界@名無史さん:05/02/26 00:07:13 0
酒の燗の話で思い出したが、平家物語にこんな話がある。

時の高倉天皇は幼帝ながら大変風流なお方で、宮殿の庭に紅葉を固めて植え、
紅葉山と名付けてその様を眺めては悦に入っていた。
ところが秋の末、大嵐で枝が折れ葉がすべて散ってしまった。そこで下働きのものが
それらを掃き集め、焚いて酒を温めて飲んだ。それを知った上の役人が
「お前達何という事をしたのだ、帝の紅葉をこんなことに使っては、大変な罰を受けるぞ!」
と慌てふためく。やがて帝がやってきて、裸になった紅葉を見て変な顔をしたので
仕方なくありのままに申し上げると、
「唐の国の詩に、紅葉で酒を温める、という一節があるが、それをするとはなんと風流な者よ」と
喜んだ、という話がある。

この時代の酒はドブロクだから、当然燗したドブロクだよね?美味いのか?
ま、奈良時代には酒粕を湯に溶いた「粕湯酒」なんていうのもあったが。
98世界@名無史さん:05/02/26 00:10:41 0
そんなに不味いもんじゃないぞ
昔の人間の衛生状態を鑑みるに、加熱されたものをありがたがるような傾向があってもおかしくないし(酒には元々殺菌作用あるけど・・・そのへんどうだろう)
99世界@名無史さん:05/02/26 00:13:41 0
アルコールが入った甘酒だと思えばいいのかw
100世界@名無史さん:05/02/26 00:28:08 0
地元の冬季限定にごり酒は
つぶつぶしてて甘酸っぱくて(゚д゚)ウマーです。
しかも安い!そして度数は21w
101世界@名無史さん:05/02/26 00:30:03 0
21度?

醸造酒でそんなに度数高くなるの?
102世界@名無史さん:05/02/26 00:30:21 0
古代の噛み酒から麹仕込みってどうシフトしたのでしょうか?
103世界@名無史さん:05/02/26 00:32:33 0
応神天皇の御世に百済人が麹酒を伝えたらしい。
104世界@名無史さん:05/02/26 00:40:45 0
ススコリか?
105世界@名無史さん:05/02/26 00:42:40 0
>>101
うん。商品名は菊○の五○八。
他の蔵でも無濾過無加水の生原酒19度とか。

あと近所の酒屋で米焼酎かな?ものっそい度数の扱ってた。
自分でも気になるので明日見てくる。
106世界@名無史さん:05/02/26 00:52:46 0
>>103,104
クス!です。ぐぐったら応神天皇いいひとだ〜

噛み酒の最上は私の記憶では
ピチピチの乙女と名人な婆さまと
二通りあったのですが、さて…
107世界@名無史さん:05/02/26 00:53:29 0
応神天皇に酒をささげた百済人はススコリだかニホという名前だった。
さて平安時代は糠漬けのことを「すすほり」と言った。これは関連あるのかな?

しかし日本の麹は蒸した米にコウジカビを植えたもの。支那や朝鮮の麹は
米粉の団子にクモノスカビ植えたもの。
そのために、日本酒の起源は大陸とは全く別系統、という説も強い。
108世界@名無史さん:05/02/26 00:54:02 0
>>105
おお
それ漏れも大好き
最近、地元の酒屋でも手に入るようになって、嬉しい限り
109世界@名無史さん:05/02/26 01:00:51 0
>>105
必要のない伏字はやめませう。鶴来の菊姫?
110世界@名無史さん:05/02/26 01:05:03 0
>>109
○水の○郎○
111世界@名無史さん:05/02/26 01:08:10 0
イカの塩辛で熱燗飲むと

「ああ、やっぱり自分は日本人なんだなぁ」と本気で思うな。
112世界@名無史さん:05/02/26 01:12:40 0
酒税の定められ方って1→2→3の流れ?
1:原材料
2:酒造法
3:アルコール度数

113Krt:05/02/26 01:27:50 0
>>アクィラ氏
実は安くて良い本を見ると、思わず買い買い光線が出てしまう持病持ちで、
あのときは同じ本をまた買うわけにもいかないし、困ってたんだが(笑)
ちょうどアクィラ氏がそばにいたんで、つい買え買え攻撃になってしまった
でも満足してくれて良かった。

114世界@名無史さん:05/02/26 01:29:02 0
その調子でアフリカ料理に関する良い本を教えてくれ
115世界@名無史さん:05/02/26 01:36:19 0
朝日新聞社の記者が出した『アフリカを食べる』は結構面白い。
116世界@名無史さん:05/02/26 02:43:26 0
>>111
学生時代、長崎のカラスミ一腹入手するも
相応な日本酒を購う手間も費用も惜しんで
安白ワインの肴としたのを思い出して鬱・・・
117世界@名無史さん:05/02/26 03:25:29 0
ところで「イカの塩辛」というものは日本独自のもの?
それとも外国にも似たものがあるの?

確かに朝鮮にも東南アジアにも塩辛や魚醤がある。西洋のアンチョビもそうだし。
イカの食文化もあちこちにある。
しかし「イカの内臓と身を一緒に醗酵させた食品」は聞いたことが無い。
118世界@名無史さん:05/02/26 04:18:07 0
烏賊のワタは東南アジアでも魚醤の重要な原料なんだが。
119世界@名無史さん:05/02/26 13:49:28 0
>>117
そのニンンバーションならある。
ニシンを丸ごと缶詰に入れるので中心が盛り上がっている。
120世界@名無史さん:05/02/26 15:07:02 0
シュールストレミングだねえ
死ぬまでに一度食べてみたいのだが
121世界@名無史さん:05/02/26 16:31:03 0
でも日本への輸入って禁止されてなかったっけ?
殺菌処理してなくて危険だからという事で。
122Krt:05/02/26 21:23:25 0
アフリカ料理だけど、例のThe Cambridge World History of Foodにもサハラ以南の
食物に関する記事があるが記述は10p程度だね。けどその最後に1ページ以上に渡って
文献が紹介されてるんで本格的に調べるならここの文献紹介を見るのが一番だと思う。

日本語でお手軽に、ということになると、手元にあるものでは、昔出た週刊朝日百科
「世界の食べ物」45-47巻がアフリカ特集で、これで一通りの知識が得られると思う。
だけどサハラ以北とエチオピアを特集した45巻以外には、あまり料理らしいものは
ない感じだな(苦笑)。この中ではエチオピアの生肉食文化というのに驚いたものだ。
なにしろ写真を見ると、きちんとネクタイを締めたサラリーマン達が骨付きの生肉
(山羊や羊が主)を手で持って食べてるんだもの(唐辛子の練粉をつけて食べる)。
もちろんこれ以外にもタルタルステーキのような食べ方も有るそうだけどね。

あと単行本ではジェシカ・クーパー編「人類学者のクッキングブック」平凡社
がお勧めかな。人類学者が専門の調査地域の料理を紹介したものだけど、こうなると
当然アフリカ料理が多くなるわけで、十三種類の料理が作り方と共に紹介されている。
ヨーロッパでも作れる材料で、という縛りがあるんで実際に作って食べられるのがミソ。
123Krt:05/02/26 21:24:06 0
なお日本代表は「カツ丼」。これを紹介している石毛直道(この本の訳者でもある)
は同時に南太平洋のポナペ島の料理紹介も担当しているんだけれど、それがなんと
「ロースト・ドッグ」(犬の石蒸し)で、これは「ヨーロッパでも作れる材料で」、
という条件を逆手に取った彼らに対する嫌味だろうね。
なおこの本だけど、初版が83年なのでISBNがなく、そのためネット書店なんかでも
扱いが悪い。ISBNがあれば絶版本でもマーケットプレースなんかで扱ってくれるん
だけどね。ただ当時評判になった本なので、図書館にいけば置いてあるはず。

で、カラスミといえば、地中海沿岸とはいえ、アフリカ(エジプト)でも名物な訳だ。
まあ、これは正確にはバターレックと呼ばれる食べ物で、じつはボラではなくブリの
仲間の卵巣を使った塩乾物なんだそうで、本当はカラスミとは違うものなんだけど、
この類似品は地中海各地で作られていて、輸入食品店あたりで「地中海カラスミ」
とかいう名前で売られているのが多分これなんじゃないかと思う。
 食べてみるとけっこう美味いよ。本物のカラスミと比較するのは酷かもしれないが、
それでも生でも結構いけるし、薄く切って焼くと日本酒にも当然合う。なにせ値段は
本物の数分の一なんだから文句は言いっこなし。
124世界@名無史さん:05/02/26 21:38:28 0
輸入そのものは禁止されていない筈だが、持ってくるのが大変らしい。
 空路→気圧低下で破裂のおそれ、機内で破裂した日には・・・
 陸路→振動で破裂のおそれ、扱いの大雑把なロシアルートなのでなおさら。
 海路→比較的安全だが、時間がかかるので発酵が進むと破裂・・・
125世界@名無史さん:05/02/26 22:48:40 0
カラスミは、大根と一緒に食うと美味いんだったな。

魚全体を塩辛にしたものといえば、沖縄のスクガラスもそう。
これを堅くて弾力のある沖縄豆腐の上に乗せ、それで泡盛飲むと最高!
126世界@名無史さん:05/02/27 10:41:50 0
朝鮮人は、鮨も漬物も塩辛も醤醢も区別できなくてごちゃ混ぜ。
キムチに米粉の糊を入れるのは鮨の名残。
127世界@名無史さん:05/02/27 14:05:47 0
 ここのスレでは、主に歴史とか過去の事を語るのが中心でしたら、場違い
かも知れませんが、新しい?飲み物についての簡単な質問を幾つか。
 今迄いつも思っているのですが、コーヒー、紅茶、ココアなどには、何故、
炭酸を入れないのでしょうか。以前、アイスココアにアイスクリームと炭酸水
を入れてアイスココアソーダを自分で創ってみた時は、これは行けると思った
のですが。実際、クリームと炭酸はクリームソーダなどの様に、うまく調和
すると思います。
 世界中にこれ程多くの人々が居ても、本当に誰も過去に気付かなかったと
したら不思議です。尤も、コーラにアイスクリームを入れるだけで簡単に
出来るコーラフロートですら、あまり見かけない上に、大抵の人がココアを
アイスで飲む等と聞いただけで仰天するぐらいでしたら、発泡アイスココア
を全然見かけなくても、当たり前かも知れませんが。しかしその一方で、
日本人は、新しい調理法を開発するのも上手い国民だと思うのですが …。
128世界@名無史さん:05/02/27 15:14:15 0
ボナペ島のローストドッグって、「食と文化の謎」で紹介されてるあれかな
129世界@名無史さん:05/02/27 15:20:01 0
  | ...:::: || |        ウッウッ・・ウリは世界の孤児じゃなかったニダ(感涙)・・・
 i |..:::.. ./|  |    /  _ ∧ _∧ -   … /i...
   | / .|   |   /  (_<  ;`Д´>ヽ ):.  /.;|.
  ! /   ⌒⌒  /    / ⌒、  ソ'.')::   / /|
  ノ         /    / ヽ  .,/ :/:::::  /./i _|::::...
.ノ         /   ノ   ,\_.ノ::::  ./ /::::
          /   ;_ _ -─ー _::::   / /:::
        . /  /        ヽ  / /:::
                   アツアツのローストドッグを・・・
                \       ___       /
                 \     l\__:::\    /
                      _|  .|r――t|
                        |l\ ||=:@:||

>127 スパークリングティー(炭酸紅茶)なら普通にあるがな。
・・・・・それ以外は藻前自身で楽しんどけ
131世界@名無史さん:05/02/27 17:10:49 0
>>127
カカオフィズがありますよ。
ドリンクのなかでもカクテルって何でもありですね。
132世界@名無史さん:05/02/27 17:20:34 0
嘉門達夫の歌に、「あったら怖い あったら怖い 炭酸入りの味噌汁」

なんていうのがあったな。温かいとすぐ炭酸が飛んでしまうような気がするが。
133アクィラ ◆0fUIPC892c :05/02/27 18:33:41 0
>>127
どこの商品だったか忘れましたが、
(コカコーラだったかな?)
昔、「JAZZ-IN」という炭酸紅茶がありました。

炭酸狂いの私は好きでしたが、数年で見かけなくなりましたorz
134世界@名無史さん:05/02/27 19:23:50 0
炭酸入り紅茶ならリプトンから発売されている
135自転車小僧 ◆IBmI/K76EY :05/02/27 19:30:14 0
コカコーラから「ファンタ・モカ」と言う炭酸入りコーヒーが売られています。
ただし、インドネシアで・・・。

日本でも一時売られていましたが、最近は見かけません。
136Krt:05/02/27 23:15:25 0
>>128
地面に穴を掘って焼けた石を入れ、バナナの葉なんかで蓋をして蒸し焼きにする
いわゆる「アース・オーヴン」で調理するやり方だから、ほぼ同じものだろうね。
事前に毛焼きをするとか、内臓は抜いて蒸す、というところも同じだし。
137105:05/02/28 00:08:45 0
亀ですが、ものっそい度数のお酒確認してきました。
醸造酒で46度・・・
ネットで追確認したらスパークリングもありました>127
ttp://www.yukikura.com/mezurasii.html
138世界@名無史さん:05/02/28 00:16:26 0
スサオノが大蛇退治のときに使ったヤシオオリの酒のようなものか。
139世界@名無史さん:05/02/28 00:22:35 0
>>137
うひゃ。醸造酒なのにオークの樽に入れて熟成なんてしとる…。
しっかし、信じられんアルコール度数だなぁ。いったいどうやって
作っているんだろ? アルコール足しているとしか思えん…
140世界@名無史さん:05/02/28 13:50:49 0
うちに一本未開封のまま転がってるんだけど
うまいのかな貴醸酒って

http://isodaya-sake.web.infoseek.co.jp/kizyosyu.html
141世界@名無史さん:05/02/28 14:38:27 0
>>139
焼酎の上限(45度)超え目指して
純米酒に醸造用アルコール(95度)加え
一年間貯蔵して味落ち着かせたらしいw

>>138
貴醸酒の方が製法近い>ヤシオオリ
ttp://www.meimonshu.jp/modules/xfsection/article.php?articleid=139
142世界@名無史さん:05/02/28 16:25:31 0
>>141
やっぱりアルコール足しているのかぁ。カクテルとみなしたくなるなぁ。
143世界@名無史さん:05/02/28 18:38:42 0
貧乏だった頃、出身大学のサークル部室棟に通っては、「祝い酒」としてよその部から送られたものの
誰も手をつけていない酒を失敬して家に持ち帰っていた。
等級制度があった頃の酒、中には製造年月日が「昭和」の物もある。
常温で十年以上放置されたそれらの酒、色はみんな琥珀色。匂いは味醂のよう。
そして味はまさに味醂を酸っぱくしたようなもので、とても飲めたものではない。

仕方なく、料理に使っていた。
144世界@名無史さん:05/02/28 21:25:28 0
>>137
葡萄酒を入れて寝かせる樽なんちゃあ大概オークだべ。
145アクィラ ◆0fUIPC892c :05/02/28 23:29:05 0
樽繋がりで...
古代地中海世界では、アンフォラなどによる保存でしたが、
樽の仕様は、ローマ中央が発信地ではなく、
ガッリアが起源らしいです。

木材の使用が容易だったからなのでしょうかねぇ。
146世界@名無史さん:05/02/28 23:49:45 0
西洋の樽の材料はオーク材だったな。西洋のナラの木はまっすぐに伸びるから、樽材にも使える。

しかし日本で桶や樽の使用が広まったのは室町以降。
西洋ではそんなに昔から発明されていたのか。凄いな。
147世界@名無史さん:05/03/01 02:24:37 0
【ケニア】道路で轢かれたカバに住民が殺到、死体を巡って大乱闘に
1 :帰社倶楽部φ ★ :05/02/24 17:12:27 ID:???
ケニアは首都ナイロビにて、道路で轢き殺されたカバの死体をめがけて、
近所の住民らが大挙して殺到、大乱闘が発生したとのこと。
警察の発表によると、昨日午前6時頃、カバはケニャッタ大学付近の高速道路で轢かれ、そのまま死亡。
その後「カバ死亡」の第一報が伝えられるや否や、近隣の住民らが様々な道具を手にカバのもとに殺到、
現地で非常に貴重とされるカバ肉を巡って、大乱闘が発生したのである。
「遠い昔にカバの肉を食べたことがあったんですが、本当に上手かったんです。
(カバ死亡の報を聞いたときは)さあ、俺に食わせろ、という感じでしたね。」
カバのもとに駆けつけたある男性はそう語っている。
またその後、カバの死体周辺では肉を巡って住民らによる大乱闘が発生、殴る蹴るの暴行のほか、
数人が手や足などを刺されたという。
またそうした乱闘のさなか、スキニング(皮をはぐこと)が始まると今度は誰がどの部位の肉を取るか
を巡って、現場は更に混乱。
警察がカバの元に駆けつけ、ようやく事態を収拾し、同僚を刺した男性一人を逮捕したと伝えている。
その後ケニヤ野生動物保護局ではカバの死体を車で引いて運ぼうとしたものの、カバは重さ800kg程も
あったため、輸送に失敗。
結果、10人がかりでカバをスキニングし、興奮冷めやらぬ住民らを何とか警察が抑制しながら、
順番に肉を配給したとしている。
しかし住民の列が半ばほどを過ぎたあたりでカバの肉はなくなったという。
警察では現在、一体何処からカバが現れたのか、詳しい状況はつかめないと話している。
しかし住民らの話ではカバは近くに暮らす群れからはぐれたものではないかと推測しているという。
またカバを轢いた車は回転して道路脇に乗り上げたものの、事故による怪我人はなかったとのこと。

http://x51.org/x/05/02/2405.php
Two Injured in Scramble for Hippo Meat
http://allafrica.com/stories/200502221439.html
148世界@名無史さん:05/03/01 16:05:56 0
「カバの肉は美味いんだよ」と漫画であったけど、本当なんだなあ…
149世界@名無史さん:05/03/01 20:07:16 0
ゾウの肉も美味いそうな
150世界@名無史さん:05/03/01 21:12:35 0
アフリカの象の増えすぎた地域では間引いて
肉を缶詰めにして売ってるみたいだね。

象肉の見た目は赤身で牛肉に似ている
151世界@名無史さん:05/03/01 21:28:22 0
ゑ? アフリカゾウって絶滅危惧種では?
152世界@名無史さん:05/03/01 21:29:50 0
逆に増えて困ってるんじゃなかったか
153世界@名無史さん:05/03/01 21:34:44 0
下北の猿と似たような状況の土地があるんじゃないの
154世界@名無史さん:05/03/01 21:44:38 0
>>149-150
象の肉には、稀に炭疽菌が含まれているからヤバイぞ。
味はビーフに似て美味いらしいが。
(ソースは「人生は五十一から」小林信雄・週刊文春連載)
155&rlo;水&lro;( ´,_ゝ`) ◆TCygujgOWY :05/03/01 21:46:29 0
あのさ、キリンって美味いのかな?
すげー興味あるんだけど。
156世界@名無史さん:05/03/01 21:52:41 0
うまいらしい
アフリカ行くとわりといろんなところで食えるんだな
ttp://66.102.7.104/search?q=cache:Dyyd7tzMc1QJ:www.246.ne.jp/~mamezo/TRAVELtoKenya.htm+%E3%82%AD%E3%83%AA%E3%83%B3%E3%81%AE%E8%82%89&hl=ja
157世界@名無史さん:05/03/02 10:31:11 0
草食動物は何でも美味しいってことなのかな、コアラも美味しいらしいし。
戦時中病死した動物園の象の肉を一般の人にも分けてあげたら後で何かの
菌に感染して問題になったという話を聞いたことがあるな。
158世界@名無史さん:05/03/02 12:51:58 0
159世界@名無史さん:05/03/02 13:33:40 0
>>158
うひゃ、強そう。
緑色の元になっているニガヨモギはたしか
ロシア語かウクライナ語で「チェルノブイリ」でしたっけね。
160世界@名無史さん:05/03/02 16:13:48 0
>>157
いやいやいや、植物食動物でも、食べてる植物によって味は変わるよ。
イノシシなんてその典型。
良いもん食ってないイノシシは青臭かったり、草っぽい匂いの肉になる。
ドングリたっぷり食ったイノシシは臭みがあまりなくて美味しい。
経験上、鹿や馬も食い物で味がかなり変わってたな。
161世界@名無史さん:05/03/02 17:31:45 0
牛が典型かな。
牧草ばかり食わせたgrass fedのと、穀類をタプーリ食わせたgrain fedの牛では
脂ののりも、肉の香りも全然違うんで、オーストラリアなんかでも
日本向けには高価なgrain fedのを輸出してくるじゃん。
162世界@名無史さん:05/03/02 19:45:18 0
>>159
英語ではwormwood, ドイツ語ではWermut, こいつがフランス語に入って
vermouth, つまりベルモット。というわけで、ニガヨモギはベルモット
にも入っている。
163世界@名無史さん:05/03/02 22:12:49 0
世界史板の夢を見たよ。

・・・何故か夢の中では、2chの世界史の板って どれもこれも 食堂になってるの。
で、中に入ると、先客のナナシやコテの人たちがいて、料理をつつき合っているんだよ。
うまいだの、まずいだの、言う人もいれば、黙々と無言で食べている人もいる。
しばらく観察していて気が付いた。・・・この食堂では、お客が自分の作りたい料理を作って
他のお客に振る舞うこともできるんだ。 すごいじゃないか。

でも、いやなことを知ってしまってがっかりしたんだ。というのは・・・
中には、きらびやかに飾り立てた華やかそうな盛り付けなのに
中身はインチキで、実はとんでもないシロモノだったり・・・、なによりも更に悪質なのは、
おいしいからどうぞと言いつつ「毒饅頭」を出したり、みそ汁と称して「糞汁」を出したりとか、
草団子ならぬ「糞団子」を出して客に食わせようと 楽しむ香具師もいるってことなんだ・・・。

そうそう。店の真ん中にデン!と陣取って、周囲のお客に向かって 自分の料理を食べるように
盛んに勧める ブチャムクレ南方土民顔した「ウンコ面」の香具師がいた。
ああっ! コイツ知ってる! 自称「自転車小僧」、実は「自演者小僧」と呼ばれるB民、
「糞カキ人夫どん」だ!
・・・・・!! よくよく見るとコイツ、馬糞やら人糞やら、ありとあらゆる糞尿を捏ねくり回して
いるじゃないか!! もちろん、すぐさまそれに気付いて 胡散臭そうに冷ややかな反応で
立ち去って逝く賢明な客もいる一方で、それとは気付かず、興味深そうに覗き込む客もいる。
・・・・・・甚だしきは、中には、哀れにも 完全に乗せられ すっかり 騙され バカされて、
コイツの作ったウンコ料理に「うまいねぇ」「香ばしいねぇ」などと舌鼓を打っているバカ客までいる。

そんな客が出るたびに、このB民・糞カキ人夫どんはニタニタ笑って、心の中でつぶやくんだ。
「この馬鹿め。喰らえ。喰らえ。どんどん喰らえ。アチキの手で 糞を食わされ喜ぶ、この糞虫が。」

一般市民に復讐する穢多B民の「糞カキ人夫どん」。。。
僕はその光景に、溜め息ついて、夢は終わり。

・・・とても滑稽な「悪夢」だった。
164世界@名無史さん:05/03/02 22:15:52 0
こいつ死んでいなかったのか。
165世界@名無史さん:05/03/02 22:34:58 0
私、拝辞っていうの★。かけっこいたずら大好き
わたしはわたしはわたしは拝辞〜

ニカヨモギの話題で思い出したけど、清水玲子の「月の子」で
重要なキーワードになっていてこれが回りまわって
チェルノブイリ原子力発電所の事につながっていくの。
>>159さんも触れているけど、月の子ネタをふらないなんて
だめね。アルプスの山で取れる乳酸品もガイガーカウンターが
なるかもしれないわ☆
166世界@名無史さん:05/03/02 22:45:10 0
その日は雪がちらついていて 身を切るような寒さだった。
蛇が見えた。生け捕りにされて傷ついたものの長い長い蛇だった。
くねくねと長いやつ。
地平線に向かって一列に進んでゆく。
どれが先頭なのか見分けがつかない。

列の後ろの方に、道に倒れて動けなくなったネカマ拝辞がいた。
ネカマ拝辞は雌豚のような声で泣き叫ぶんだ。
クララ、待ってくれ、ペーター、見捨てないでくれ――ってね。
仲間は肩をすくめて歩いていく。
一度も振り返らずにね・・・
167世界@名無史さん:05/03/02 22:46:56 0
禁制の酒、アブサン正式解禁
ttp://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050301-00000367-jij-int
168世界@名無史さん:05/03/02 22:49:39 0
アブサンは1917年頃から、製造禁止になったはずだな。
169世界@名無史さん:05/03/02 22:58:10 0
>>155
しばらく前に馬鹿ニュース板で
ケニアのハイウエイで河馬が引かれて死んだのё^ё
そうしたら現地の人々が大挙して押し寄せて肉の分配で
一騒動になったそうよ☆

現地では河馬は大変なご馳走なの。 
ハイジが5歳の頃にみた故いかりや長介さんのアフリカ紀行ものでも
河馬がりの模様そして分配の模様をながしていたのを思い出しちゃった☆

ちなみに新潟のマンギョン号だかなんだか知らないけど将軍様の国へ
荷物積み込むときにたくさんの犬が船内に運ばれているのをTVで
みちゃったの♪

もしかしてもしかするとそうなのかしら。と某桃女みたいなメロディ
口すさんじゃった♪
170世界@名無史さん:05/03/02 22:58:31 0
そもそも酒だって幻覚を(ry
171世界@名無史さん:05/03/03 01:03:33 0
アンパンの上にのってる白ゴマみたいなのがケシの種だってことを
ついさっき知ってちょっとびっくり
172世界@名無史さん:05/03/03 10:28:06 0
>>158
アブサント酒って「ポーの一族」に出てきたけど、そんな危険な酒だったのか…
173世界@名無史さん:05/03/03 11:54:43 0
>>171
芥子の種はもともと香辛料として使われていて、
胡麻とおなじく絞って油をとったりする。
174世界@名無史さん:05/03/03 23:45:07 0
木村屋のアンパンの上には、桜の花の塩漬けが乗っている。
これは明治帝にアンパンを献上するにあたり、他との「差別化」を図ったものという。

さて、いわゆる戦後の民主主義教育を受けたものにとって、「差別」という単語は
「とんでもない悪事、その言葉を使うのすらおぞましい」ものとされている。
こんな純粋培養された人間が社会に出てメーカーに就職し、
「他社との差別化を計り・・・」という単語を聞いて戸惑うのである。
175世界@名無史さん:05/03/04 00:10:09 0
>>174はアンパンでも喰ってもちつけ
176世界@名無史さん:05/03/04 00:20:06 0
反動主義って無能でも何かやってる気分になれて便利過ぎて放尿しそう
177世界@名無史さん:05/03/04 02:09:04 0
貴醸酒を開けてみた。

甘っ

これはチョコレートだな 肴は
178世界@名無史さん:05/03/04 07:49:12 0
現実にはアブサンは危なくないそうですよ。
ただアルコール度数が高いのでアル中になりやすいってことで。
酒飲みは大抵肝臓をやられて死ぬかアル中になるかなので、
アブサンを常飲するのはそのリスクを高めるということで。
179世界@名無史さん:05/03/05 00:34:31 0
>>163
糞汁のようなウンコスープは無いけれど、茶ならばあるよ。
まずは、支那の虫糞茶。お茶の葉を食べる蚕の糞。蚕は葉っぱの糖質と蛋白質だけを
吸収するので、スッキリした味の茶になるそうな。
次は、インドネシアのカピ・ルワン。マレー語で「カピ」はコーヒー、「ルワン」は
山猫や鼬類や狸・狢類の総称の意味。
コーヒー畑にマングースを放つと、よく熟れた良い粒のコーヒー果だけを食べて寝床に
帰ってくる。その糞には、果肉・果皮の取れた種子(コーヒー豆)が詰まっている。
選りすぐりの豆に、若干のムスク臭が付いている高級品だ。
三つめは、アフリカ東部の象糞茶。サバンナの象は乾期に専ら木の皮や小枝を食べるのだが
東部アフリカの疎林の樹木を象が食べ程よくこなれた糞は、乾かすと、形状も煮出した茶も
紅茶にそっくりなものになるという。ケニアのマサイ族も好んで飲用し、客にも振る舞う。
180世界@名無史さん:05/03/05 08:45:10 0
>>179
>インドネシアのカピ・ルワン。

インドネシア語では 'Kopi Luwak' だろう。例えば、
http://www.ravensbrew.com/NewFiles/kopiluwak.html
ttp://www.ravensbrew.com/NewFiles/kopiluwak.html
それとも、「ルワン」というのは方言か何かか?

>コーヒー畑にマングースを放つと、よく熟れた良い粒のコーヒー果だけを食べて寝床に
>帰ってくる。その糞には、果肉・果皮の取れた種子(コーヒー豆)が詰まっている。
>選りすぐりの豆に、若干のムスク臭が付いている高級品だ。

元々は、ハクビシン(civet cat)だろう。例えば、
http://www.blueplanetbiomes.org/common_palm_civet.htm
ttp://www.blueplanetbiomes.org/common_palm_civet.htm
それとも、最近急に「マングース」に変わったのか? 
181世界@名無史さん:05/03/05 17:36:58 0
>>120
シュールストレミングって、ヤフオクでコンスタントに売ってる人がいます。
3000円ぐらい。でも、2回買った人はいないみたいです。
ttp://openuser9.auctions.yahoo.co.jp/jp/user/tambowz?
182世界@名無史さん:05/03/05 22:44:15 0
>>175
174は何かの引用のはずだが、元ネタが思い出せん。
産経抄だったかな?
183175:05/03/05 23:26:16 0
参詣賞がそんなことを?
184世界@名無史さん:05/03/06 00:15:04 0
>>179
昨夜の「世界・ふしぎ発見!」で虫糞茶がタイムリーに登場!
雲南省のナシ族に伝わる蛾の糞(蚕とは特に言ってませんでした)を干して煎じたもの。
スタジオの黒柳&坂東&野々村メンバーも正解を聞く前に試飲した時は「紅茶のようだ」と褒め言葉。
 
185世界@名無史さん:05/03/06 02:31:09 0
>>179
日本人は、ハブと戦うのがマングース、岐阜県で野生化したり悪い肺炎をまき散らしたりするのが
ハクビシン、という具合に全く別のもののように思っているけれど、食肉目ジャコウネコ類の
分類の難しい分類群の中でかなり近縁なもので、シッカリとは区分できないものだよ。
ジャコウネコ類の、どれとどれがマングースでどれがハクビシンなんてものは分類のしようで
変わる。

>>184
蚕も蛾だよ。どういう蛾を蚕というかいえば、家畜種の蛾の総称が「蚕」。
家畜とは何かといえば、人間によって生殖や採餌が管理されている動物。
186世界@名無史さん:05/03/07 11:49:39 0
>>185
ハクビシンは、ネコ目ジャコウネコ科。
マングースは、ネコ目マングース科。
更に言えば、「ハクビシン」も「マングース」も種であり、
分類が変わることと、種を混同することはぜんぜん別問題。
187世界@名無史さん:05/03/07 18:19:47 0
ねこめじゃこうねこ?
なんじゃそりゃ? じゃこうねこの目もねこの目だからねこ目だろうて?
188世界@名無史さん:05/03/07 19:01:58 0
ねこ”もく”って読むんだが・・・
釣りだったか?
189世界@名無史さん:05/03/07 19:28:34 O
187は魚油かけた苺の食い過ぎで、ボケが早く来たんだよ。
190世界@名無史さん:05/03/07 23:43:09 0
食肉目とネコ目って同じなの?犬も熊も食肉目じゃなかったっけ。
191世界@名無史さん:05/03/08 00:40:31 0
食肉目=ネコ目だね。
少し前に文部省が改めたらしいが、昔からの名称も平行して使われている。
他にも、霊長目=サル目、齧歯目=ネズミ目、偶蹄目=ウシ目、奇蹄目=ウマ目など。
仰るとおり、犬も熊もネコ目。
192世界@名無史さん:05/03/08 09:23:11 0
学術的にはどっちを使うべきなんだろう。
193世界@名無史さん:05/03/08 09:54:43 0
ネコ目イヌ科ではなんか犬が可哀相だな。
194世界@名無史さん:05/03/08 10:17:24 0
学術的にはそりゃラテン語の学名でしょう.
文部省が推奨する和名なんて,推奨する標準的な和名にすぎないので
なんの拘束力もありませんがな.ネコ目なんてアホな名称は嫌いなので
あくまで食肉目を使うといっても間違いでもないし,誰にも止められません.
まあちょっと調べれば分かりますが,ラテン語の学名だって研究者によって
バラバラですが,それは論文でそれなりの根拠をもってその学名を提唱してるのです.
他の研究者に受け入れられるかどうかは別ですが.
それに対して和名はかなりアバウトに決められてしまうことも多いので,特に
日本に居ない種類だと現地名や英名を適当に訳したどうしようもない和名が多かったり
195世界@名無史さん:05/03/08 19:00:19 0
改めて漢字の有用性を実感させられるな。
食肉目、齧歯目、偶蹄目、鰭脚目、食虫目、有袋目……と、特徴をズバリ言い当てて
いてしかもシンプル。
ネコ目とかモグラ目とかカンガルー目とか典型的な動物で代表させても、その分類群の
特徴が何なのかイマイチ不明瞭だわな。
もともと典型例で代表させたクジラ目とかウサギ目とかツパイ目とかは、全種が、
ほぼ含まれるから判りやすかったが、犬や熊がネコ目で、ハリネズミはモグラ目で
ネズミ目ではないとかいう、違和感があるよな。
196山野野衾 ◆a/lHDs2vKA :05/03/09 00:23:23 0
今は「裂脚亜目」は通用しない様ですね。驚きました。
「鰭脚類」は熊の親類だそうですが・・・ややこしい事です。
197世界@名無史さん:05/03/09 18:08:43 0
もうイヌネコはミアキス目でいいよ
198世界@名無史さん:05/03/10 00:47:30 0
目っていう漢字が分類を意味する用法に使われるのは何故?
199世界@名無史さん:05/03/10 00:59:59 0
農具の改良ととそれに伴う食物生産量の変化ってすれ違いか?
200世界@名無史さん:05/03/10 02:57:13 0
>>198
五目蕎麦とか、目的とか、目標とか、項目とか、目次とか……もとから。
201世界@名無史さん:05/03/10 16:31:36 0
昔のお百姓さんて朝から日暮れまで働いてるイメージがあるのだけど
田植えが終わってから稲刈りの間の期間も一日中働きづめだったの?
雑草や害虫を取り除く位しかすること無いんじゃないのかな。
202世界@名無史さん:05/03/10 16:48:13 0
日用品も手作りだし、雑草や害虫を取り除くのも手作業なことを考えると時間は幾らあっても足りなかったんでないかい?
203世界@名無史さん:05/03/10 17:39:23 0
>>201
年寄りの腰がどうして曲がっているか考えてみたことはあるかい。
雑草を取り除くのはしんどくて気の長いことなんだよ。
取っても取ってもあとからあとから生えてくる。
田植えで一段落したとは言えるかもしれないけど。
むしろ刈り取り後が農閑期だな。
204世界@名無史さん:05/03/11 11:04:08 0
フィリピンでキャッサバのお菓子を食べた子供が何人も亡くなってるね、
そんなに強い毒(シアン系らしいが)あるなんて知らなかったよ。
205世界@名無史さん:05/03/11 18:37:45 0
日本では、農具は積極的に開発、改良した形跡が見られないんだな。
大陸から伝来した犂は浅くしか耕せない、不便なものだがこれを明治に至るまで
改良もせずに使っていた。明治になって漸く深耕可能のものが出来た。
田の草取りにしたところで、弥生以来ずっと田に這い蹲っては手で掻きとっていた。
そのために働き者は爪がすりへって無くなってしまったとか。
明治以降、柄の長い熊手で掻きとったり、爪つき歯車のついた手押し車が開発されて
大いに進歩した。
ただ、「千歯扱き」や「足踏み敷き脱穀機」は日本の発明だ。足踏み式の脱穀機は
アジアの稲作地帯に順次広まっていった。

一方、西洋では既にメソポタミアで犂に漏斗を取り付け、そこに種籾を流し込んで
耕運とともに種まきが出来るようになっていたと言うし、ガリア人は「収穫機」というものを発明していた。
これは先に歯がついた手押し車で、これを麦畑に押し込めば先の歯で麦の穂が順次ちぎり取られ、箱の中に落とし込まれる、
というもの。中世になれば車輪つき、何頭もの家畜に牽かせる「有輪犂」で、深く耕せるようになった。
206世界@名無史さん:05/03/11 18:51:08 0
かまども改良されなかったしなぁ。結局、煙突のないかまどから
直接ガスコンロや電気釜になっちゃった農村も多い。
207世界@名無史さん:05/03/11 19:01:04 0
かまど繋がりで言えば、朝鮮や満州のオンドルは実に上手い暖房法だね。
208世界@名無史さん:05/03/11 19:44:06 0
ロシアのペチカも忘れんなー
にしても熱を純粋に暖房目的だけで使い始めたのはいつごろだろう
209世界@名無史さん:05/03/11 20:05:11 0
>>206
竈は、あれで完成された姿だろう。
今では青年海外協力隊がアフリカに広めてるし。
210世界@名無史さん:05/03/11 20:06:40 0
ベーリング海峡を渡って人類がアメリカに広まった頃は、火を暖房のみでも使っていたかもしれない。
しかし、北極圏は燃料になる木がとんでもない貴重品だから、おいそれと火を焚けない。

シベリアの東端に住んでいる民族は調理のみで火を焚く。寒さは防寒衣でやりすごす。
エスキモーは氷の家の中で始終獣脂ランプを点しているが、これは灯火、暖房、調理兼用。
暖房のみで火を焚くには、ある程度森林資源に恵まれた地域でなければできない。
211世界@名無史さん:05/03/11 20:06:43 0
アフリカって「化石燃料使わなかったら使わなかったでどうなるか」を一部で実践してるよな
212世界@名無史さん:05/03/11 20:15:18 0
まあ、朝鮮半島の植生が貧弱なのは、もともと痩せ地で冷涼乾燥気候の上、
オンドルの焚きすぎで森林が破壊されたのも大きいからね。
213世界@名無史さん:05/03/11 20:23:22 0
森林破壊の場合
薪目的
建築物や造船目的
製紙目的
とか色々と要因があるでな

日本は長らく木造建築だし、塩も天日塩を作るには不適なもんだからその関係で禿山になってしまったところも結構ある
214世界@名無史さん:05/03/11 20:30:58 0
滋賀県の田上山は、古代の都や大仏造営、その後の製鉄で森林が完全に破壊され、明治まで日本では珍しい
はげ山だった。
瀬戸内地方は山間部では製鉄、浜辺では製塩目的で相当森林が破壊されていたそうだな。
だから江戸後期から、塩焼きには早くも石炭が導入されていた。

ただ、日本が幸運だったのは高温多湿気候だったこと。これで放置しておいてもある程度は森林は回復する。
対してレバノンなんかは・・・
215世界@名無史さん:05/03/11 20:35:53 0
日本にも岩塩出ればなあ
216世界@名無史さん:05/03/11 20:36:19 0
ふぉ。古代ギリシャの森林破壊は、羊の放牧のせいじゃと考えられて
おるの。なんらかの理由でいったん森林が失われると、羊が樹木の新
芽を食べてしまうことで、その回復を妨げるということじゃろ。
どうも世間では、工業による自然破壊を声高に主張することが多いよ
うじゃが、実際には農業・牧畜業に起因する自然破壊とて、なかなかに
あなどれんものなのじゃがのぉ。
217世界@名無史さん:05/03/11 20:38:28 0
100gの海水を100cal以上かけて加熱してたった3gか
実際にはそれ以前に濃縮とかの工程が入るわけだが、確かにこれじゃ禿山増えるよなあ
218世界@名無史さん:05/03/11 20:40:56 0
灌漑も失敗するとかなりの勢いで砂漠増えるよ。
219世界@名無史さん:05/03/11 20:43:40 0
金が無い→化石燃料使えない→薪を使う→森林が減る→
薪が無い→遠いところに取りに行く→それも無理ぽ→
家畜の糞を使う→肥料がなくなる→だめぽ
220世界@名無史さん:05/03/11 20:47:30 0
それでも人口が増えるから完璧に救い様が無い
221世界@名無史さん:05/03/11 20:53:09 0
北海道の日本海側では、冬の暖房用もさることながら「鰊粕製造」のために森林が破壊された。
春に大量に取れる鰊を大釜で一気に炊き上げ、これを圧搾機にかけて搾る。
絞り汁から魚油を分離して食用にし、絞り粕は乾燥させて肥料にする。
これは千石船で西日本まで運ばれ、蜜柑や綿の肥料として重宝された。
222世界@名無史さん:05/03/11 22:00:29 0
前テレビでアフリカのどこかの地域の人々が肉食動物の食べ残しを
食べているのを放映していたんだけど、これって本当に今でも行われてるのかな?
>死肉食い
223世界@名無史さん:05/03/11 23:18:10 0
交通事故に遭った野生動物の肉を食うことは、現在でも日本の山村で行われている。
224世界@名無史さん:05/03/11 23:29:54 0
交通事故に遭った通行人を病院と偽り厨房へ運ぶことは、現在でも中国の地方都市で行われている。
225世界@名無史さん:05/03/11 23:33:00 0
こらえてつかあさい!

あ、何だ。支那の話かw。てっきり中国地方の話かと思った。
226世界@名無史さん:05/03/12 00:03:10 0
>>217
水を蒸発させるには、1グラムあたり、2250J
1J=0.24cal
100グラムの海水には96グラムの水が入っているので、
全て蒸発させるには、51840cal
227世界@名無史さん:05/03/12 00:12:41 0
>>210
エスキモーは調理に火を使わないよ。
228世界@名無史さん:05/03/12 00:18:43 0
いや、確かにエスキモーの語源は「生肉を食う奴」だが、生肉のみを食っていたわけではない。
肉のみの食生活ではどうしても飽きるので、たまには煮炊きしたものも食っていた。
その際に使う鍋は、白人と接触する以前は石を彫り抜いたものだった。
229世界@名無史さん:05/03/12 00:20:35 0
日本人もさしずめ「生魚を食う輩」と呼ばれかねないもんなあw
230世界@名無史さん:05/03/12 00:31:27 0
>>223
漁村では死んで打ち上げられた鯨を食べてた。
今はやっちゃいかんらしいが。
231世界@名無史さん:05/03/12 00:34:43 0
煮炊きしようが結局中身はあきもせず肉のみですか?
それとも魚やなんかの植物も入れた?
232世界@名無史さん:05/03/12 00:38:13 0
魚くらいは食ったでしょう。
あとはアマツバメをアザラシの生皮に包んで発酵させた珍味「キャビック」とか。
これは植村直己も小泉武夫も大絶賛。

白人と接触後は、砂糖をたっぷり入れた紅茶が好まれている。
233世界@名無史さん:05/03/12 00:41:16 0
キビヤックは単独で生でチューチューじゃなかったっけ(嘔)

漿果(ベリー類の果実)もふんだんに食べるのは北極圏いずこでも共通だね。
234世界@名無史さん:05/03/12 00:44:56 0
で、現在浜に打ち上げられた鯨を食ったらいかんのは、マスコミや自然保護団体がうるさいから?
235世界@名無史さん:05/03/12 00:54:47 0
>>234
法律上だめなんだと思う。
和歌山県で沖合いに浮かんでいた鯨の死体をワイヤーでつないで
陸まで引っ張っていこうとした漁船の船長が書類送検されてる。
236世界@名無史さん:05/03/12 01:09:14 0
鯨は海の生態系の頂点にいる動物。
そのために体内には大量の汚染物質が蓄積されていて、食うのはとんでもなく危険、
という話もあったな。
237世界@名無史さん:05/03/12 01:14:35 0
どうせ同じ毒肉ならば、押し付けの牛より
自ら選んだ鯨を食って死にたいな。
238世界@名無史さん:05/03/12 01:16:19 0
てか、何で何時死んだか、何で死んだかわからない物を食いたがるのだ。
239世界@名無史さん:05/03/12 02:41:06 0
それに寄生虫や雑菌は体中にいると思われ。
240世界@名無史さん:05/03/12 04:57:16 0
>>235
「思う」ではなくて根拠は?
沖合に浮いているものを拾うのは、ずばり、漁じゃんよ。
鯨の漁は規制されている。大型の鯨は調査捕鯨、小型種対象の沿岸捕鯨も時期、海域、
種類、頭数が細かく決められている。
「死んで浮いていた」なんてことは言い訳にはならない。

浜に打ち上げられていれば、漂着物としての扱い。
漂着した鯨を食べる習慣のある地域では食べてもかまわないがあまり勧められない
というのが、水産庁の見解。平成2年の「鯨類の座礁や混獲に対する処理に関する
全国の漁業協同組合に対する指導」という通達に含まれている。
241世界@名無史さん:05/03/12 07:42:33 0
大量死したシャチに少し多めにPCBが蓄積されていたらしいね。

最近、何食ってるか分からない”近海もの”より養殖魚の方が安心できるよなぁ、と思うようになった
242世界@名無史さん:05/03/12 09:34:27 0
養殖魚は「何を食わせられているか分からない」という問題も

243世界@名無史さん:05/03/12 10:55:33 0
>>205
種を直接蒔くのと田植えにはそれぞれ長所があって一概にどっちが進歩しているかは言えないと思う。

>これは先に歯がついた手押し車で、これを麦畑に押し込めば先の歯で麦の穂が順次ちぎり取られ、箱の中に落とし込まれる
イネは穂だけ刈り取るというわけにはいかないんじゃないか。
244世界@名無史さん:05/03/12 11:16:50 0
北海道のある漁村に鯨が打ち上げられたとき
保健所が「食中毒の恐れがあります。絶対食うな」
と立て札を立てていったにもかかわらず

住民がものすごい勢いで骨にしてしまったそうだ
245世界@名無史さん:05/03/12 12:48:03 0
>>243
教科書で弥生時代の章に必ず登場する石包丁、あれは?
イネの品種が今のと違うからかなあ。
246世界@名無史さん:05/03/12 13:10:00 0
>>245
確かに石包丁は切れ味良くないし、学習漫画なんかででは立ったまま穂先だけ刈り取ってるね。
でも実際どうやって刈っていたのかは考古学的資料じゃ分からないんだよ。
切れ味悪いからそうしたんだろうみたいに推測はされてるけど。
少なくとも現在まで根元から刈り取ってるし、絵巻とか見ても鎌で根元をざっくりやってる。
藁は捨てるところがないし、刈り取ったイネもすぐ脱穀じゃなくて田んぼに組んだ木に吊るして乾燥させてたような。
247山野野衾 ◆a/lHDs2vKA :05/03/12 15:35:20 0
当時の稲は背丈も含めて成長がまちまちで、先に実っていた分から刈り取って
いたという話であった気が。絵巻は・・・どうでしたかね。
それに、日本でも麦用にあの手の機械は開発されていても良かった筈。
248世界@名無史さん:05/03/12 16:49:58 0
>>246
>考古学的資料じゃ分からないんだよ。

そういえば土器でも、注ぎ口が斜めになっている壷が出土して、
「これは尿瓶か?徳利か?」なんてのもあったような。
ソースは文芸春秋'94年6月号(『スギハラのリスト』が載っていた号)
249世界@名無史さん:05/03/12 19:25:28 0
日本はやたら脱穀用途の道具ばかり発達した背景について
250アクィラ ◆0fUIPC892c :05/03/12 20:24:42 0
種の撒き方とかは、独特じゃないですかねぇ?
苗床をつくって、苗を植えるのって、水田だけじゃないのかなぁ。
いつ頃からの風習かは知りませんけど。
(他のアジア諸国では、どうなのか良く知りませんが)

何で読んだか覚えてないけど、
ヨーロッパでは麦の種蒔きは厚蒔きにしていたので、
収穫率が低かったと言う記述を見た記憶があります。
251世界@名無史さん:05/03/12 20:53:09 0
<脱穀
そりゃまあ、当時としては一種の貨幣なんだから、価値を上げるのは当然の希ガス
252世界@名無史さん:05/03/12 20:53:22 0
>>250
東南アジアでは蒔くだけと聞いた。
で雑草もあまり取らない。
今でもそうなのかは知らないけど。
一年で二回も三回も収穫できるところもあるし。
日本から農業指導に行った人がこうすればもっとコメが獲れると言ったら
今だって一年に二回も収穫してるのにそんなに獲ってどうするんだと言われたとか。
253世界@名無史さん:05/03/12 20:58:16 0
飯が十分取れるところに作り方教えに言ってもなあ・・・
254世界@名無史さん:05/03/12 21:54:24 0
>>246
かつてアイヌは粟や稗を収穫するときは、沼貝の殻から作った道具で穂首刈にしていた。
いわゆる、石包丁の使い方と同じだね。

日本では当然稲は苗代に蒔いてから本田に植え替えるが、多摩丘陵の沢の湿田では「摘み田」といって、
直播稲作が営まれていた。また、戦前の北海道では直播稲作が行われていた。
この時蒔き付けには、「タコ足」という独特な道具を使う。平箱の底に畝の幅どおりに数列の穴を開け、
穴から下に何本もの管を伸ばした道具。植えの平箱に種籾を満たし、それをもって田を歩けば振動で管に籾が落とし込まれ、
直播植え付けができるのである。
直播は、タイのメナム川流域の「浮稲」がそうだったはず。

日本の脱穀用具と言えば、千歯こきに木磨臼、土磨臼、唐臼、唐箕のこと?

255世界@名無史さん:05/03/12 23:06:35 0
食い物が充分取れるとこには教えにいってもしょうがない。

食い物が充分取れないとこに教えにいっても、なにをどう頑張って教えても
環境的に充分に取れないものは取れない。

要するにあんまり意味がない。
256世界@名無史さん:05/03/12 23:09:06 0
酷暑の国にスーツや振袖、毛皮のコート薦めるようなものだな。
257世界@名無史さん:05/03/12 23:22:49 0
ところで、日本では稲藁は筵、俵、縄、正月の飾りなど様々なものに加工されていた。
麦藁は、麦藁帽子以外は知らないが。

西洋では、麦藁はどんなことに使っていたの?
258世界@名無史さん:05/03/12 23:46:58 0
>>257
牧畜関係で欠かせないだろう
259世界@名無史さん:05/03/13 00:03:57 0
家畜のえさ以外の利用法は無いのかね?あとは藁蒲団とか?
ロープの材料にはしないのか?
260世界@名無史さん:05/03/13 00:14:09 0
麦藁と飼料用の牧草、干草は別物では
261世界@名無史さん:05/03/13 00:18:12 0
>>254
湿田は初期の稲作ではポピュラーだね。
でも弥生時代のうちにほとんど水田になってる。
262世界@名無史さん:05/03/13 00:21:32 0
麦わら帽のようなものは欧米にもあったような。
263世界@名無史さん:05/03/13 00:25:47 0
ついでにわら人形もある。釘を打つやつとは違うだろうが
やはり魔よけやお守り等の効果を期待したようだ
264世界@名無史さん:05/03/13 00:29:21 0
稲作は、大河川の流域よりも山間の谷間から先に始まったというな。
大河川の流域では、最初に洪水対策、治水のほうを何とかしなくてはいけない。
山間の小河川なら、洪水はそれほど気にしなくていい。

以前テレビの怪奇番組でやっていたが、藁人形に使う藁は、「その年の稲」でなくてはならないそうな。
だから、呪いの儀式は九月から十二月の間しか行えないことになる。
265世界@名無史さん:05/03/13 00:32:55 0
いや、南国では2期作、3期作もあるし、なんなら温室使えば。
更には現代なら、南半球産を使えば一年中いけるか?
266自転車小僧 ◆IBmI/K76EY :05/03/13 00:42:50 0
>265
台湾でも一年中米作が可能だが連作を続けると地力が無くなるので2期作か3期作
で止めている。ただし、農家ごとに米作の開始時期がバラバラだから田んぼごと
に作付け時期が異なる。
田植えと稲刈りが隣り合った田んぼで行われているのは初めて見た時は驚いた。
267世界@名無史さん:05/03/13 00:57:42 0
石垣島、西表島でも田んぼを結構見かけたが、地理的に近い台湾で
そうなら、同じような感じなのだろうかな。
268世界@名無史さん:05/03/13 01:06:51 0
西表島はマラリアが蔓延ってたので住人は隣の島に住んでそこから船で通い耕をしていた。
それほどまでして米が食べたかったのだろうか。
269世界@名無史さん:05/03/13 01:29:07 0
粒食だと米の方が美味いからだろうか?

コーリャンばかり食っていると胃が悪くしてしまうらしい。
270世界@名無史さん:05/03/13 01:38:21 0
十五世紀の後半、朝鮮済州島から年貢を納めるために出航した船が難破し、与那国島に漂着した事件があった。
上陸した船員は与那国島から順々に北の島に送られ、沖縄本島に着き、最終的に九州から対馬、そして半島に帰り着く。
彼らの見聞録では、与那国島では、旧暦十二月に牛の群れを田に追い込んで土を踏ませてこね回し、
種まき。正月に田植えをし、早稲は四月に、晩生は五月に収穫する、とある。
そしてその切り株から芽生えた芽を生育させ、それが稔ったのを再度八月に収穫した、という。
収穫の際には大声を出してはいけないなど、厳重な物忌みがあった。
こうして収穫された稲は刈り取ったままで高倉に蓄え、扱き箸で脱穀して臼でつき、精白する。
簡単な土器で炊き、握り飯にして食べる。握り飯三個が大人の一食分だったそうな。

さて、朝鮮の漂流民は沖縄本島では二期作が行われていた、と語っている。
冬に蒔き、五月に収穫する。そこを牛に踏ませて耕し、さらに種を蒔いて七月に植え、冬に収穫する。
271世界@名無史さん:05/03/14 20:11:58 0
稲は、水田での作付けが可能なので、単位面積・単位労働料たりの収量が多い。
米は穀物の中では食べやすい(要する加工の度合や必要な技術が少ない)。
272世界@名無史さん:05/03/14 22:01:11 0
そうそ、水田では連作障害が無い。
加工するにしても、臼で搗くだけで簡単に脱穀、精白できる。
麦は全体を挽き潰さないといけない。
273世界@名無史さん:05/03/14 23:47:36 0
そうだよな、考えてみりゃ、連作障害ってもんと
縁が無いんだよな、稲ってやつは。バケモノだ。
274アクィラ ◆0fUIPC892c :05/03/15 00:10:07 0
水田の畦で豆とか作ったりするのは、地味を豊かにするため?
それとも単なる土地の有効利用?

兵庫(三田市)だったかで、
水田か畑かの土が盗まれたというニュースを聞いて連想したのですが。
275世界@名無史さん:05/03/15 00:14:42 0
田で蓮華草栽培するのは土地を豊かにするためだが、
畦の豆は単なる有効利用のはず。
276アクィラ ◆0fUIPC892c :05/03/15 00:24:28 0
>>275
どうもです。
そう言えば、田舎では、蓮華草も植えられてました。
277世界@名無史さん:05/03/15 00:26:54 0
マメ科の植物は、空気中の窒素分を吸い込んで、根に肥料として溜め込むからね。
だから「緑肥」になる。
278世界@名無史さん:05/03/15 00:28:48 0
>>275
>>276
蓮華も豆類も空気中の窒素を根の辺りに固定する作用があるんだよ。
で、それが養分になる。
昔の人がすることには意味があるんだな。
279アクィラ ◆0fUIPC892c :05/03/15 00:37:52 0
「空中窒素固定」でしたかね。

私の実家は農家でなかったので、
畦の土を水田に落とし込んだりするのかどうか、
良く分からなかったので、お聞きしたのです。
280世界@名無史さん:05/03/15 00:42:23 0
そういえば、山陰のある地方では田が湿田なので、そのままでは冬に蓮華を植えられない。
そこで稲刈りが終わったらとんでもない労力で高畝を築き、その上に蓮華を植えたという。

湿田稲作はとにかく大変だな。胸まで泥に浸かったりとか。
281世界@名無史さん:05/03/15 00:43:13 0
ちなみに空中元素固定はキューティーハニー
282第20軍団兵 ◆vthFSU.BqE :05/03/15 00:49:59 0
>>145
鉄の加工技術が優れていたからでは?
樽製造のキーテクノロジは「たが」をどうやって作り出すかというノウハウだったと記憶しています。
その点ガリアは鎖帷子を最初に実用化したぐらい金属加工には優れていたので。
これはうろ覚えなのですが、青銅では熱による膨張率が低くてうまく締まらないのではなかったかと。
283アクィラ ◆0fUIPC892c :05/03/15 00:53:40 0
>>282第20軍団兵氏
そうかもしれませんね。
ただ、鉄器だとエトルリア文化でも結構進んでいたと思っていたので、
じゃ、木材かなぁ、と思った次第です。
御教授感謝いたします。
284世界@名無史さん:05/03/15 00:57:53 0
え?西洋式の樽の箍が鉄製に成ったのは中世以降で、ローマ時代はまだ
柳なんかの弾力のある木でタガを作っていたはず。
たしかに、ガリアには鉄の車輪を作る技術はあったが。

詳しくは、法政大学出版局の『ものと人の文化史 樽、桶』参照のこと。
285世界@名無史さん:05/03/15 01:04:34 0
法政は文化史ガンガッてるなぁ。
『将棋の駒はなぜ40枚か』でも、参考文献として法政大学出版局のチェス関連書が多数引用されてたし。
286第20軍団兵 ◆vthFSU.BqE :05/03/15 01:08:50 0
>>278
家の祖母宅にはS22発行の農事誌(便宜上こう呼ぶ。要はこの時期にはこの作業をやりなさい。というやつ)
が張ってあるが、あぜを崩したり練ったりする作業はのっていないし、(補修せよとはかいてあるけど)
水の配分ルールが厳密に決めているはずなので、簡単にあぜを崩すことはNGなはず。
ということで畦の土にいくら窒素固定してもそれを田んぼ全体に撒くことが出来ないです。

豆はスペースの有効利用だと思うけどね。
ちなみに藁は屋根を葺くのに使うし、牛/馬の敷き藁、堆肥にしたり、
それでも余った分は畑で焼いて畑や田にすき込むという使いかたをするのでは?

当方はちなみに祖母宅は福岡県。地形は背後に鎮守の森が広がっている平野。
287世界@名無史さん:05/03/15 01:35:00 0
森林に恵まれない水郷地帯では、藁は大切な炊事の燃料だった。
火力を調節しやすいのはいいが、直ぐに燃え尽きてしまう。
このために付きっ切りで竈についていなくてはならないのが難点だが。

しかし・・・2ちゃんねるで、「藁」の字が正しい意味で使われているの見るのは初めてだ。
288278:05/03/15 01:57:47 0
>>286
畦を崩してその土を田んぼに入れるなんて一言も言ってない。
そりゃ他の人だよ、ったく…。
マメ科植物にはね、根粒菌という細菌が根に根粒を作って共生していて、空気中の窒素を植物が養分として
利用できるアンモニアの形で与えてるんだよ。
で、それをマメを収穫したあと引っこ抜いて田んぼに入れるの。
根っこに菌が付いてるから養分になるし、全体にも養分がある。
畦どころか秋に収穫の終わった田んぼそのものにレンゲなどのマメ類を植えていた。
春に肥料として利用するためにね。
スペースの有効利用の面もあるけどただ何でも良いから植えてたわけじゃないんだよ。
世界史板のコテもピンキリだなぁ。
289世界@名無史さん:05/03/15 12:14:42 0
そんな事言ったらまた荒れるよ
290とてた ◆0Ot7ihccMU :05/03/15 23:05:42 0
イネにも連作障害はありますよ…水田作なので問題になっていないだけです。

レンゲの施用も最近は景観目的になって久しいですね。
(肥効を考えれば、開花前に鋤き込む方が効果的なため)
291世界@名無史さん:05/03/15 23:09:03 0
ところで、かつて大阪周辺の農村では水田の裏作に新ジャガを作っていたと言うが、
水気の多い粘った土で育った芋はまたなかなかの美味だったそうな。
292世界@名無史さん:05/03/15 23:12:16 0
レンゲはミツバチに蜜をとらせる目的で撒かれることもあります
というか現在はこの目的が一般的だと思っておりました
休耕田の転作で一番楽なのがレンゲだったりします(種蒔きだけ)
293世界@名無史さん:05/03/15 23:43:07 0
>>284
ガリア戦記とかブルータスお前もか?のカエサルの時代は古代なのか中世なのか?
ローマが手なづけたガリア人の首長を歓待したら葡萄酒をえらく気に入って手土産に持たせると言うと
自前の樽を持ち込んで嬉々として牛車に載せて持ち帰ったという記述があるが……
294世界@名無史さん:05/03/15 23:48:44 0
>>293
はぁ? 頭のタガが外れたか?
295世界@名無史さん:05/03/15 23:50:16 0
ガリア戦記には、「樽のタガが鉄製だった」という記述はあるの?
296世界@名無史さん:05/03/15 23:54:49 0
そういえばロシアに漂流した大黒屋光太夫は、帰国後に
「オロシア国には竹が無いので、樽のタガは富士松(カラマツ)を薄くはいだもので作る」と
語っていたな。
297世界@名無史さん:05/03/16 00:29:57 0
>>294

タガが外れたんじゃなくて、きつく締め付けすぎて頭蓋骨があぼーん、
脳味噌がぶちまけられたんだろうよ。

ガタガタブルブル
298世界@名無史さん:05/03/16 00:34:24 0
ローマ人の樽のタガは木を蒸気加熱してまげた奴だったと思う
299世界@名無史さん:05/03/16 00:36:12 0
まげわっぱ!
300世界@名無史さん:05/03/16 00:38:01 0
まさしくそれだな
301世界@名無史さん:05/03/16 00:39:13 0
日本では木を薄くはいで丸く曲げ、底をつけた「曲げ物」の容器は奈良時代頃からあったが、
たくさんの木片をタガで締めた形の桶や樽は、室町時代にならないと出回らなかった。
302世界@名無史さん:05/03/16 00:49:45 0
ちなみに、人間の大小便を肥やしとして使い始めたのは、そのたがで締めた形式、
「結い物」の桶が出回ってからというな。
重くて壊れやすい甕や、強度が無い曲げ物の容器では、重い人糞尿を入れて運べない。
しかしたがで締めた桶や樽ならば人糞尿を運べる。こうして畑まで持って肥やしに使えるようになった、と。
303世界@名無史さん:05/03/16 13:30:40 0
車輪用の鉄環やら鎧用の曲げた鉄板やら作る技術があれぱ、樽の箍にする鉄環なんて
すぐできるだろうに。

>>301
んぢゃあ、院制期の貴族の邸宅の描写に出てくる「鮨桶」はどんなものなん?
大きさが三斗とかいう、なれ鮨を漬けておく桶。
室町時代の1000年くらい前の奈良時代とか飛鳥時代にあった、盥とか酒を供える
樽とかはどんなんだったの? 盥の方は蛙が兔に投げつけている画があったけれど
形はおしんの使ってた洗濯盥に似ていたよ。お神酒の樽は大昔からツノ樽ではないの?
304世界@名無史さん:05/03/16 13:47:53 O
奈良時代が室町時代の千年前?
ハァ?
305世界@名無史さん:05/03/16 17:55:04 0
ものすごい馬鹿電波が登場だな…。新たなNGワードが誕生しちゃったか?
306世界@名無史さん:05/03/16 20:16:33 0
車輪の鉄輪やら鎧の鉄板は人体や車輪を摩擦なり刀なりから守るためにどうしても必要だろうが、
桶のタガは、ただ板がずれないようにしっかり締め付けられればいいんだから、
鉄でなくてはならない理由は無いだろうよ。第一、古代は鉄の生産も少なく、贅沢に使えない。
木のタガで充分だったはず。ガリアの樽は、オークの板を栗の若木のタガで締めたものだよ。

日本では、既に日本神話に「おけ」が登場するよ。天の岩戸の場面で、アマノウズメが裸踊をした際に、
伏せたオケ(万葉仮名で表記)を脚で踏み鳴らして拍子を取った、とある。
ただこれは現在のような木片をタガで締めたものではなく、大木をくりぬいた容器のようだ。
『今昔物語』には、熟れ鮨売りの女が酒に酔って売り物の鮨桶の中にゲロを吐き、それをかき混ぜて誤魔化した、
という話がある。曲げ物で作れる容器の最大は直径60cmくらいというから、
これなら三斗くらいは入る。
もともと木製の容器を「おけ」と言っていて、これが時代によって刳り物から曲げ物、
そしてタガで締めた容器、という風に、指し示すものが変わっていったのかもしれない。

角樽がいつからあったか、は知らない。
307世界@名無史さん:05/03/17 01:26:55 0
お寿司を作るときに使う鮨桶は、撚った銅線で締めてあったな。
室町時代というと、明国との商いで粗製銅地金を沢山輸出してた時代だから、
そのことではないのかな?
308世界@名無史さん:05/03/17 01:30:04 0
ただ、銅や針金のタガが開発されても、漁村では竹のタガの樽や桶が愛用されていたんだよね。
金属のタガは、塩気に当って錆びるから。
309世界@名無史さん:05/03/17 01:40:14 0
蜜と乳溢れる土地如きが極楽だった連中にコカコーラを飲ますとどんな反応をするんだろう
310世界@名無史さん:05/03/17 02:06:01 0
結構甘党だから喜ぶんじゃないか?
炭酸がどうだろうな。案外ガス抜けたベトベトのを好むかも。
311世界@名無史さん:05/03/17 04:11:50 0
というより、寿司なんてものは都会の食い物だしなぁ
312山野野衾 ◆a/lHDs2vKA :05/03/17 09:52:49 0
鮎などの熟れ鮨であれば、鎌倉時代には陸奥でも食べられていましたよ。
金属製の箍をはめた樽は鎌倉時代に出来ていた筈でしたが、違いましたか。
宋の影響とか聞いた様な・・・。
313カルトフュラクス:05/03/18 12:05:54 0
そもそも、斗とか升とかの単位は、古代と近代で実際の量目が異なっているのではないですか?

なにか、正確な資料が手許にあればよいのだが、ないのでうろ憶えだが。
314カルトフュラクス:05/03/18 12:07:26 0
言葉足らずだった。。

つまり、実際は曲げ物の樽でも対応できる容量だったのでは?と言いたかったのです。
315世界@名無史さん:05/03/18 12:22:35 0
中国では、「一斗」は日本の「一升」と同じ容積なんだったな。
「李白は一斗の酒を飲む間に百編の詩を作る」なんていう一文があったが、
これは唐の詩人李白が18リットルも一度に飲むとんでもない大酒のみだったという意味ではなく、
せいぜい一升。それも当時の酒はかなり度数が弱かったので、常人でも充分に飲める量のはずだ。

「尺」は現在では30cmだが、古代は20cmだった。悪代官が民から余計に税を取り立てるため、
次第次第に「尺」の示す長さを長くしていったとか。
316世界@名無史さん:05/03/18 17:55:23 0
ちょっと調べてみたら、西洋の樽のタガが鉄製になったのは、産業革命以降とのことだった。

中国でタガで締めた桶が普及したのは宋代以降。
日本では、「曲げ物」の器は既に弥生時代からあった。鎌倉期にタガで締めた桶が登場し、
室町期に普及した。
317世界@名無史さん:05/03/19 03:17:03 0
昔砂糖が貴重品だった頃はそれを求めて醜い争いみたいな事があったんでしょうかね
318世界@名無史さん:05/03/19 03:24:56 0
日本だとコンペイトウを巡った末の殺傷沙汰があったような気がする
319世界@名無史さん:05/03/19 13:09:11 0
朝鮮にシアッ茶食という菓子がある。
はと麦と天問冬(薬草)、きび、もち米の粉を混ぜ、蜂蜜でこねる。
はと麦と天問冬は性欲減退剤。妻は妾から夫を取り返すため、
この菓子を妾の部屋に置いた。
また夫の母親は息子が妾を娶る前、嫁にこの菓子を食べさせた。
この菓子は妾を娶る印。嫁は自殺をするかのようにその菓子を食べた。
320世界@名無史さん:05/03/19 20:39:53 0
そういや塩の歴史は反乱の歴史だが砂糖はあんまりそういうのは聞かんな
321世界@名無史さん:05/03/19 20:54:21 0
砂糖は我慢すりゃいいだけだが塩のほうは食わないと死ぬし塩より安価な代替物も無い
322世界@名無史さん:05/03/19 20:58:15 0
ダイエット用のノーカロリー甘味料は色々有るが、塩化ナトリウム以外で塩の味がするものは存在しない。

高血圧の人のために、「代用塩」発明したらノーベル賞モノなんだと。
323アクィラ ◆0fUIPC892c :05/03/19 21:08:39 0
川北稔『砂糖の世界史』という本は、名著だと思います。
もし、お読みでないのなら、是非ご一読を。
324世界@名無史さん:2005/03/22(火) 01:15:01 0
>>317
狂言の「附子」
325世界@名無史さん:2005/03/22(火) 13:18:34 0
蜂を使わず蜜を採る葦として甘蔗をめずらしがった古代のギリシャ人、甘いものに
飢えていたようだけれど、バビロニアやエジプトと交流があったんだから麦芽から
蜜を作ったり、或いは、蔦から蜜を作ったりはしなかったんだろうか?
甜菜から砂糖をとる技術は19世紀になってからなので、モノがあっても発想が伴わ
ない(糖分があるとは思ってもみない)蔦の蜜はともかく、麦芽の方は酒を作る
途中の段階で甘いことくらい良く知っていそうなのにな。
蜂蜜を薄めて酒を造る、葡萄は甘い方が強い酒になる、と判っているので、酒になる
麦芽の煮汁を煮詰めて飴にするくらいの発想してもよさそうなものだが。
326世界@名無史さん:2005/03/22(火) 14:27:44 0
ニュースで出てきた96度のウオツカ。殆どアルコールじゃん!
飲めるもんなのかなあ?
327世界@名無史さん:2005/03/22(火) 15:14:38 0
飲むと、火が喉を通ります
328世界@名無史さん:2005/03/22(火) 15:59:48 0
>>326 何のニュース?まさかスピリタスの存在程度のことがニュースになるとは思えんが。
329326:2005/03/22(火) 16:21:25 0
>>328
バーに来た人に96度のウオツカを飲ませて、べろんべろんになったところを
見計らってクレジットカードを盗んで現金を引き出してたっていう事件の話。
アナウンサーが通行人にそのウオツカを飲ませてたけど、「胃が燃えるみた
いだ」とか「火が喉を通る」とか、むせたりとか…凄い酒なんだという事は
わかった。つーかあれは酒として許容していいのか?
330世界@名無史さん:2005/03/22(火) 17:13:48 0
96度だからといって、ストレートやロックで飲まなくてもいいし。
331世界@名無史さん:2005/03/22(火) 18:53:28 0
>>328-330
スーパーフリーの連中はジュースで割って飲ませてたな。
332世界@名無史さん:2005/03/22(火) 20:06:41 0
子供の頃、「宝島」や「ロビンソン・クルーソ」でラム酒なるものがでてきて、
どんな酒だろうと思った。サーティワンではいつもラムレーズンを注文して
海賊気分に浸っていたw

海賊が飲むのだから、さぞ強い酒なんだろうな。
333世界@名無史さん:2005/03/22(火) 21:24:11 0
>>332
ラム酒の度数は普通40〜50度。
今流通してるラム酒ならバーボンと同じように飲めますよ。
但しカリブ海賊の時代のラム酒は蒸留酒のくせに濁っており、恐ろしく悪酔いする酒だったとか。

ちなみにライムをかじりながら小さめのショットグラスであおるのが海賊風、というか船乗りの飲み方。
壊血病予防と水を腐らせぬための、船乗りの知恵です。
今でもメキシコやカリブ沿岸では、ハードリカーのつまみに柑橘類を出しますよ。
334アクィラ ◆0fUIPC892c :2005/03/22(火) 21:53:34 0
>スピリタス
ネタとして、生で飲んだことがあります。
沢山飲むモンじゃないけど、
冷凍庫に入れてキンキンに冷やしてしておけば、
一口なら、美味しく頂けます。まさに火酒。
335世界@名無史さん:2005/03/22(火) 23:46:01 0
そりゃ、銅のランビキで作れば、悪酔いする酒になるわな。
水、酸素、アルコール、酸化銅の触媒で、アセトンやらアセトアルデヒドやら
どんどん生成するわな。
336世界@名無史さん:2005/03/23(水) 00:02:29 0
>>325
サトウキビがメソポタミアやイランで栽培されるようになったのは
サーサーン朝末期からだったようで、実際にサトウキビ栽培が中東各地に
伝播するようになったのはアッバース朝時代かららしい。
イスラム世界全域に栽培地域が広がるのは11世紀以降らしく、砂糖のことが欧州に
伝えられたのも丁度栽培範囲が拡大したこの十字軍時代のことでほぼ間違いない。

ラム酒の原材料になったカリブのサトウキビ栽培と砂糖製造技術は、マグリブか
アンダルス地方のものを直接移植したとかいう話をどこかで聞いたような。
337世界@名無史さん:2005/03/24(木) 00:07:26 O
カリブの海賊はラム酒喰らうわけだが、マラッカの海賊は椰子酒喰らうのか?
338世界@名無史さん:2005/03/24(木) 00:43:37 0
イスラム教徒が酒飲んでよいの?椰子酒は例外?
339山野野衾 ◆a/lHDs2vKA :2005/03/24(木) 00:53:57 0
船乗りシンドバードも、瓢箪に葡萄の汁を入れて酒紛いのものを作っていましたね。
340世界@名無史さん:2005/03/24(木) 01:44:37 0
サトウキビって高温多湿の土地の作物の印象があるが、
中東や地中海でも育ったの?
341世界@名無史さん:2005/03/24(木) 01:59:00 0
>>338
中世フランスでは、絶対量で現在よりも大量にワインが製造されていた。
で、なんと、そのかなりの部分がイスラム圏向けの輸出だったわけだ。
スルタンの中には、大酒飲みがかなりいたことが記録にのこっているわけ
だし。それにしても、人口も今とくらべて少なかった当時、絶対量で
現在よりも多いワインが作られ、イスラム圏で飲まれていたとなると、
そりゃもう、そうとうな、酒飲みばっかりだったことがわかる。
342世界@名無史さん:2005/03/24(木) 03:14:50 0
>>340
根っこに水がかかってれば、風が乾いていようが大抵の植物は関係無いぞ。
本邦なら徳島県や広島県あたりでも栽培されていたから、温度もその程度で
十分なんだろ。
343世界@名無史さん:2005/03/24(木) 15:54:56 0
昔のイスラムは今のよりおおらかだったからな。
キリスト教のほうがよっぽど偏屈だったとか。
344世界@名無史さん:2005/03/24(木) 16:46:27 0
そのイスラムのおおらかな時代は豚も食べてたのかな?
345世界@名無史さん:2005/03/24(木) 19:45:39 0
いやつーかあれだ
イスラム圏がマジョリティならキリスト教は偏屈になるし
その逆もまた然りだ、ネオナチなんか見てらんねえ
346世界@名無史さん:2005/03/24(木) 20:29:03 0
>>338
現代のイスラム国家だと酒に対する態度は大分違うと聞いたことがあります。
外国人(非イスラム教徒)含めて全てのアルコール禁止から、コーランに載ってない品種(例えば日本酒とか)ならOKとか。
コーランの解釈が宗派によって違うみたいですから。

後、郷に入れば郷に従うみたいに考えて、例えば母国では飲まなくても
日本ならOKと考えて飲む人もいるらしい。
347世界@名無史さん:2005/03/24(木) 23:18:19 0
最高級の白砂糖、「和三盆」の産地は讃岐の国だったな。
348世界@名無史さん:2005/03/24(木) 23:43:30 0
ラマダンのあいだ飲酒旅行に出る人もいるしね。
349世界@名無史さん:2005/03/25(金) 00:37:57 0
【朝日】小泉首相の食事は地域の偏りが目につく
http://www.asahi.com/paper/column20050322.html
伊・中・和の輪番が基本のようだ。韓国や中東、ロシアの料理は皆無に近い。 地域の偏りが目についた。
首相官邸の担当記者によると、朝と昼は純和風という。
朝食はご飯にみそ汁、大根おろし、ちりめんじゃこというのが定番で、お昼はだいたいソバらしい。
「ギョーザに目がない」「生野菜は大の苦手」「たくあんやキムチには目もくれない」「カツ丼のカツは全部残す」。
そんな目撃証言もある。かなり好き嫌いがあるようだ。
――(中略)――
まさに食は人を表す。
先月初め、首相は風邪で公務を休んだ。在任4年で病欠は初めてだ。
その後も鼻水やくしゃみが止まらない。どうやら花粉症らしい。
医食同源ともいう。「食育」普及のためにも、好き嫌いを見直して、どうかご自愛を。 

http://web.archive.org/web/20030802165354/www.asahi.com/special/koizumi/K2001042401923.html
「キムチ大嫌いの小泉」。
韓国メディアは小泉氏が最近、韓国料理に欠かせないキムチについて韓国政府高官に直接「大嫌いだ」と話したエピソードを紹介。
「小泉氏は韓国訪問の経験がない『非知韓派』で、今後の韓日関係は険しいという憂慮が早くも出ている」と報じた。


総理がなに食べたっていいじゃん!朝日にしてみれば「キムチ嫌い」が許せないのか?
350山野野衾 ◆a/lHDs2vKA :2005/03/25(金) 00:49:02 0
>>347
阿波和三盆の方が古かった気もしますが、どうでしたかね。
讃岐三白の一つも有名ですが。
351世界@名無史さん:2005/03/25(金) 00:53:32 0
>>349
笑える冗談だ売国奴
352世界@名無史さん:2005/03/25(金) 00:54:41 0
讃岐三白は、砂糖に塩に綿花だったな。
しかし明治以降砂糖と綿花が外国産のものに押され、仕方なく畑を水田に変えたため、
讃岐名物の旱魃が一層ひどくなったとか。
353世界@名無史さん:2005/03/25(金) 00:54:58 0
そういえば、クリントンだっけ?
ハンバーガーとポテチに眼がなかったんで
外国の大使に「大統領閣下のお好みは」と聞かれて
側近が苦慮して「アメリカ料理です」って答えたってエピは
354世界@名無史さん:2005/03/25(金) 03:00:14 0
>>340
サトウキビは名前からして分かるようにイネ科の多年草で、生育条件は
葦のそれに準じている。そのため低緯度地域の湿地帯や沖積平野でほか
の穀類と同様に大規模な栽培が可能。アイユーブ〜マムルーク朝以降は、
エジプトが主要生産地で、マムルーク朝時代の史書によるとフレグの西征
のとき、エジプトからバグダードへ向かう隊商がモンゴル軍に襲撃されエジプト産
の砂糖600荷(ヒムル)=約135トン(60万ディーナール相当)が掠奪されたという。

現在ファイユーム地方はじめエジプト全土で盛んに栽培されているが、1240年代
のファイユーム地方全体の作付け面積の例をあげると、小麦が17,400haだった
のに対し、サトウキビの作付け面積は881ha、小麦の5%に相当していたそうだ。

ちなみに14世紀初めに活躍した歴史家ヌワイリーによれば、当時の砂糖は
粗糖or黒砂糖(カンド)、糖蜜(アサル)、白砂糖(ファーニーズ)、氷砂糖(タバルザド)
などが知られていた。
355世界@名無史さん:2005/03/25(金) 03:30:52 0
>>346
イスラム世界での酒の生産、販売はおもにユダヤ教徒、キリスト教徒が担っていた。
ムスリムもこれらの販売所や醸造所に頻繁に出入りしていたため、当時の政権は
たびたび市場監督官(ムフタスィブ)の査察を行っていたようだ。このような査察は
時の政権が危機的な状況のときなどに散発的に行われていたので、普段からの飲酒の
状況はなかなか掴めない。トルコ・モンゴル系の政権は宴会が政治的に重要なこともあって
中央アジアやイランでは特にワインの生産や需要は依然高かったらしい。

葡萄のワインなどは王族や富裕者の飲み物だったが、庶民はアラクなどの焼酎や麦酒
が主流だった。現在でもトルコのラクは庶民の飲み物として有名だが、勿論敬虔な
人には「毒水、悪魔の飲み物」なのは変わりない。

そもそも中東はワインや麦酒の発祥地でもあるし、シリア、アナトリア、中央アジアは
良質な葡萄の栽培地でもあるので、飲酒の弊害は十分承知していてもこれを徹底させる
のはやはり古今の難問だといえる。しかし禁酒令を徹底させようとするのはおおよそ
その政権が政情不安や危機的な状況の場合が多いのでこれもまた問題ではある。
酒類の使用自体、法学派で医療用には良いとか、どの飲料が法的に「酒」と見なせるか
見解が違っていたりもする。
356世界@名無史さん:2005/03/25(金) 12:23:52 0
江戸時代、来日した朝鮮通信使は日本料理について「味が薄くて物足らない」との感想を延べているが、
菓子については絶賛している。

砂糖黍を栽培できない朝鮮では、菓子の甘みは水飴や蜂蜜を使って出すしかない。
それでもあまり美味くない。
一方砂糖黍を栽培できる日本の菓子は、ふんだんに砂糖を使っているからである。
357世界@名無史さん:2005/03/25(金) 17:49:09 0
まぁ、朝鮮人なんかに和食なんて理解できないだろうな・・
358世界@名無史さん:2005/03/25(金) 17:59:49 0
>>339
シンドバードにそんな話がでてるんですか。今度調べてみます。
そういえば瓢箪はアフリカや中東でも中国の方でも古くから
食物というよりは容器として利用されていますね。
>>341
中世のフランスではワインを中東へ大量に輸出していたんですか。
これは知りませんでした。だいたいいつ頃くらいの話でしょうか?
10世紀から12世紀頃までカイロのフスタートのユダヤ商人達は
マルセイユあたりのユダヤ・コミュニティーを介してと盛んに西欧の物品を
輸出入していたらしいですね。
359世界@名無史さん:2005/03/25(金) 18:25:45 0
>>344
ユダヤ教徒も豚は御法度だったので、中東で豚(ヒンズィール)を飼育していたのは
キリスト教徒だけでした。アラブ征服時代以降、カリフ・ウマルやファーティマ朝、
マムルーク朝でもコプト教徒やアルメニア教徒の飼育していた豚の大量殺害がたび
たび命じられていますから、イスラーム時代以降でも中東では豚の飼育が続けられ
ていたことがわかります。

このようなキリスト教徒の飼育を介して豚の知識が十分に蓄積されていたことは、
当時の博物学関係の書物でもかなり詳しく述べられています。マムルーク朝時代
のカイロではアルメニア人居住区などで養豚され、軍の武器庫で酒に混じって豚肉
が売買されていたようですが、酒のように豚肉をムスリムやユダヤ教徒が口にして
いたかは、ちょっとわかりません。ただジャーヒズなどの博物学関係の書物では、
豚の特徴を述べる部分に薬用を説く箇所があるそうですが。
360世界@名無史さん:2005/03/25(金) 19:09:06 0
>>357
贅六の水みてぇな料理は俺も好かねぇなァ。
361世界@名無史さん:2005/03/25(金) 22:51:58 0
織田信長が塩辛い味付けを好んだのは、やはり武芸で汗をかくので
汗と一緒に塩が排出されてしまうからか?
362世界@名無史さん:2005/03/25(金) 23:00:03 0
一説によると、公家を中心とした文化度の高い社会は薄味を好み、そうでない
、平たく言えば田舎くさい社会は濃い味を好むという。
信長の不興をかった料理人は公家相手にはいい料理人だったのかもし
れないが田舎侍には味が薄すぎてまずく感じられるのだろう。
363山野野衾 ◆a/lHDs2vKA :2005/03/25(金) 23:01:04 0
三好家に仕えていた料理人坪内某の料理が薄味過ぎたという話でしょうか。
あの話自体真偽が定かではありませんが、地域差によるものでは。
364山野野衾 ◆a/lHDs2vKA :2005/03/25(金) 23:02:31 0
そもそも、「信長が田舎舌であった」というのがあの話のミソですから。
365世界@名無史さん:2005/03/25(金) 23:06:38 0
たしかに愛知の味付は異常だな
366世界@名無史さん:2005/03/25(金) 23:08:53 0
味噌カツ、天むす、あんかけスパ、小倉トースト、八丁味噌、納屋橋饅頭、きしめん、
エビフライ・・・
367世界@名無史さん:2005/03/25(金) 23:12:56 0
味噌煮込みうどんやういろうを忘れるな
368世界@名無史さん:2005/03/25(金) 23:28:05 0
天むすとかは東京でも今売られてるし
味噌カツは見た目ほどの衝撃はないけどさあ


名古屋在住一年、インパクト最強は味噌煮込みおでんだった
369世界@名無史さん:2005/03/25(金) 23:31:31 0
それにね、名物料理系はまだいいんだよ、普段食うものじゃないから


どこの飲み屋で何を注文しても異常に濃い味の料理が出てくるのが一番堪える
味噌はまだいい、マヨ系のギトギトの料理とかさー・・・
370世界@名無史さん:2005/03/25(金) 23:35:55 0
やはり名古屋人は田舎もの…うわなにをするやめ
371世界@名無史さん:2005/03/25(金) 23:36:05 0
異常なのは名古屋だけであとは関西東北からの人間ばっかだと弁解しておく
372世界@名無史さん:2005/03/25(金) 23:53:46 0
赤味噌で味噌ラーメンを作るな、名古屋人…
373世界@名無史さん:2005/03/26(土) 01:14:00 0
                オデレッド!
                  .▲
                  .<○/
                   ■
                  / \
    ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄


                オデブルー!
                   △
                 \●>
                   □
                  / \
    ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄


                 オデホワイト!
                   △
                 /○>
                   □
                  / \
    ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄



374世界@名無史さん:2005/03/26(土) 01:15:28 0

               オデブラック!
                   ▲
                   /●/
                   ■
                  / \
    ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄


                オデマスター!
                   ★
                   <◎>
                   □
                  / \
    ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄

            ゴニンソロッテオデンジャー!

        ▲   ▲    .★    .△   △
      \●> \○>   <◎>   /●/ /○/
        ■   ■    .□    □    □
       / \  / \   / \   / \  / \
    ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
375世界@名無史さん:2005/03/26(土) 01:21:11 0
許せるのは変な手羽先のチェーン店ぐらいかな。百歩譲ってココ壱。
ところでエゲレス料理マズーってのはどうも世界的な認識らしいんだが、
食のグローバル化がすすんだ20世紀以降に
最も評価されシェアを伸ばした料理ってどこなんだろね。
括り次第でどうにでもなりそうだけど、
やっぱり中華風(?)のインスタントヌードルとハンバーガーが出世頭かねえ?
376世界@名無史さん:2005/03/26(土) 01:42:58 0
イギリス料理マズーってのは、最近大使閣下の料理人と、食キングという
漫画で最近多少改めさせられました。そのあと調べたいくつかの資料でも
必ずしもそうは言えないとか、フランス人の宣伝効果だとか話もあったり。
ただし、イギリス人がどうも食べ物に執着するのは卑しいと考える背景
があって、それで庶民や底辺のホテル、食事処ではひどいとこもあるとか。
377世界@名無史さん:2005/03/26(土) 01:46:42 0
そりゃあ、マクドナルドを筆頭とするファストフードじゃないの?
あれは元々、ドイツの料理らしいけど。
378世界@名無史さん:2005/03/26(土) 02:06:46 0
ハンバーグはもともと「ハンブルグ=ステーキ」なんだったな。

それをパンに挟んで食うようになったのはアメリカだが。
379世界@名無史さん:2005/03/26(土) 02:29:14 0
ドイツ移民がアメリカへの移民船の中で硬くてくさい肉を細かく叩いて
どうにか食べられるように工夫してできたのがハンバーグ

らしいからドイツ料理かアメリカ料理かどちらに分類すればいいのかな。


380世界@名無史さん:2005/03/26(土) 02:39:14 0
>>379
その当時って塩漬け肉でないの?
381山野野衾 ◆a/lHDs2vKA :2005/03/26(土) 08:16:38 0
>376
少なくとも、大使閣下は誉めない国が無いから信用出来ません。漫画ですし。
そもそも、料理漫画がけなしたら問題では。
二行以降はまだ納得出来ますが。
382世界@名無史さん:2005/03/26(土) 08:45:11 0
食材はまともだけどトマトスープ毎日とかベイクドビーンパンに塗ったのそのままとかで数ヶ月同じもの食い続けるのはどうかと思う。
383世界@名無史さん:2005/03/26(土) 08:55:00 0
まあ日本人も毎日朝食にご飯に納豆、味噌汁でも平気だからなあ
384世界@名無史さん:2005/03/26(土) 09:31:01 0
毎朝、ご飯に味噌汁は良いとして、納豆を食べる人って本当にいるんだな
食習慣の違いは、日本国内でもあるのですね
385世界@名無史さん:2005/03/26(土) 09:34:57 0
納豆喰わないって関西の一部だけじゃないの?
俺の知ってる関西人はみんな食うし
386世界@名無史さん:2005/03/26(土) 09:56:29 0
におわ納豆ってのがあったが、実際食べてみると脳が混乱した。
納豆ってのはあの匂いも含め「納豆」と認識しているのであって、
匂いのない納豆は納豆じゃない、でも食感は納豆、一体これは何だ?なんて思った。
387中華・文化人類学 ◆HyUzIP104w :2005/03/26(土) 11:05:34 0
テンペ
388世界@名無史さん:2005/03/26(土) 11:24:44 0
関西だけど子供の頃は全く食べなかったから未だに食べない人も
多いよ、でも食べてみたら美味しいやんという人も多いみたい。
関西で朝ご飯の和定食に納豆が初めから付いてるのは吉野屋くらい
じゃないのかな。
389世界@名無史さん:2005/03/26(土) 11:25:19 0
>>379
ふぉ。昔の日本で典型的なアメリカ風の食べ物と言えば、ハンバーガ
ではなかったの。
日本でハンバーガが普通に知られるようになったのは1970年代以
降じゃで、それ以前はホット・ドックのほうがアメリカ風ファーストフード
として知られておったよ。
とはいえ、このホット・ドックもフランクフルトあたりのソーセージをパン
に挟んで食べる風習がドイツの移民と共に伝わったものじゃろうから、
やはりドイツ料理かアメリカ料理か区別に悩むのぉ。
390世界@名無史さん:2005/03/26(土) 11:54:55 0
戦後、初めてハンバーグを食った日本人は大抵
「世の中にこんな美味いものがあったのか!こんなもの食ってる国と戦争して勝てるわけないよなー」
との感想を漏らしたという。

しかしドイツ生まれアメリカ育ちだとすれば、どうも微妙だな。
391世界@名無史さん:2005/03/26(土) 13:07:24 0
今週のERにハギスがでてくるね。中身は豚の血と腸と睾丸をすりつぶして
オートミールに和えたものだと言ってたが見た目は太めのソーセージだった。
392世界@名無史さん:2005/03/26(土) 13:20:53 0
>>391
ハギスといえば毎年1月25日の「バーンズ・ナイト(Burns's Night)」
日本でも7月6日をサラダ記念日にするかも(・∀・)ニヤニヤ

393世界@名無史さん:2005/03/26(土) 16:27:21 0
スコットランド料理ですな。イングランドよりは旨いのかな?

イギリス料理のサイトで林望氏のことを「味覚のおかしな某教授」
と書いてあったのを読んで笑ったことがある。
394世界@名無史さん:2005/03/26(土) 18:24:32 0
>>390
よく解らんが、ハンバーグというのはハンバーグ・ステーキでハンバーガと
いうのはパンにハンバーグ・ステーキを挟んだ食い物を指すんじゃないの
か?
ハンバーガが日本で普及したのは>>389でシナ爺が言ってるように、戦後
も昭和40年過ぎのことだけど、ハンバーグ・ステーキなら戦前から洋食の
メニューとして存在していたし、帝国海軍の士官食の定番メニューのひと
つだな。

もっとも、昔のハンバーグステーキは肉の量が少なく、パン粉や玉ねぎ、小
麦粉などで目いっぱい増量してあって、今のハンバーグ・ステーキとはだい
ぶ違うものらしいが。
395アクィラ ◆0fUIPC892c :2005/03/26(土) 20:47:07 0
関西移入者としては、
スーパーで売ってる納豆が、
挽き割りや小粒なばかりなのに閉口します。
大粒納豆の方が「納豆らしさ」が前面に出ていて好きなのですが、
お陰で、こちらに来てからは食べる回数が減りました。
396世界@名無史さん:2005/03/26(土) 22:06:54 0
今日の日経夕刊に、以前話題になった熊本の赤酒が紹介されていたよ。
延喜式に載っている「黒貴」とほぼ同じ作り方らしい。
濃厚な甘さで、今料理用の酒としてプロの料理人に重宝がられているらしい。
397世界@名無史さん:2005/03/26(土) 23:09:39 0
胎盤って食べるとこあるらしいけど、体にいいの?
398世界@名無史さん:2005/03/26(土) 23:12:09 0
何の動物かによるかもよ。
間違っても産婦人科へもらいに行かないように。
399世界@名無史さん:2005/03/26(土) 23:15:15 0
でも江川達也の東京大学物語で食べてたが、そういう地域もあるらしいな。
他の国や歴史的にはどうなんだろ。
400世界@名無史さん:2005/03/26(土) 23:15:40 0
人食い話はこちらに
世界食人史  二人目
http://academy3.2ch.net/test/read.cgi/whis/1040466301/

401世界@名無史さん:2005/03/26(土) 23:16:48 0
いや、人食い話とはまた違うだろう、これは。
402世界@名無史さん:2005/03/27(日) 00:52:34 0
ハンバーガーって消費量の絶対値は多いけど固陋というか、
行く先々であまりバリエーションを産んでない気がする。
逆輸入で定着したのってテリヤキバーガ−ぐらいじゃないか?

その点ピザって同じファーストフードチェーンが味を紹介した後、
イタリア各地のマンマの味やら海苔とたらこの和風ピザやらが
あまねく愛されていて好対象だと思う。
403世界@名無史さん:2005/03/27(日) 01:26:19 0
フィレオフィッシュは?
404世界@名無史さん:2005/03/27(日) 01:29:48 0
モスバーガーの、固めたご飯でキンピラ挟んだのはあまり流行っていないな。
405世界@名無史さん:2005/03/27(日) 01:33:42 0
クアパオ(刈包・割包)はハンバーガーより前からあったか・・・
406アクィラ ◆0fUIPC892c :2005/03/27(日) 01:45:05 0
豚肉パテのハンバーガーがメニューに並んでいるのを見た時は、
外国に来たんだなぁ、と思ったもんです。
407世界@名無史さん:2005/03/27(日) 10:30:05 0
>>403
フィレオフィッシュの原型は、イギリスのフィッシュ・アンド・チップスの
魚のフライの方をバーガーバンズに挟んだということじゃないかな。
408世界@名無史さん:2005/03/27(日) 14:13:18 0
インドには、ヒンズー教徒用に水牛の肉や羊肉のハンバーガーがあるとか。
409世界@名無史さん:2005/03/28(月) 00:54:16 0
 イスラムの国の動物園に行ったらイノシシの檻には目隠しがしてあって
見えないようになってる。豚は見るのも汚らわしいんだね。
 イスラム教以外の人は目隠しの隙間からイノシシを見れるようになってる。
肉屋も豚肉は別のところだったな
410世界@名無史さん:2005/03/28(月) 01:00:08 0
エジプトには少数ながらキリスト教徒がいるので、そういう人向けの豚肉屋がある。
当然、キリスト教徒の経営。
411世界@名無史さん:2005/03/28(月) 01:45:17 0
だから、腰いわしてもいいから早よ商業に連載しろと言っとろうがぁ
買ってやるからよお。いったいなにやっとんじゃあ。
412世界@名無史さん:2005/03/28(月) 01:47:45 0
誤爆です。スレ汚しスマン
413世界@名無史さん:2005/03/28(月) 02:16:07 0
>>羊肉のハンバーガー
あれは味っぽくうまい。まあ物価考えると高級品なんで
ナンみたいなのにひつじにくまるめこんで
適当に香辛料かけて食うドネルケバブみたいなやつの方に軍配は上がるが。
414世界@名無史さん:2005/03/28(月) 02:32:21 0
イスラム圏の菓子が過剰に甘いのはどうしてだろう
415世界@名無史さん:2005/03/28(月) 09:06:06 0
>>414
酒が健全上禁止だから代わりにお菓子なのだろう
そいいやアラブ首長国連邦のウエハースはずいぶん甘口だったな。
416世界@名無史さん:2005/03/28(月) 09:06:16 0
大昔から砂糖を大量に生産していたから砂糖をふんだんに使えたことと
あと向こうの果物は糖度が高くてかなり甘いからそれも関係してると思われ。
417世界@名無史さん:2005/03/28(月) 10:15:08 0
>>408
水牛の肉はダメなんじゃないの?
インドの高級ホテルの中にステーキハウスがあったけど
店の前にはステーキ用の肉の状態で輸入したものを使ってる
と表示してあったよ。
418山野野衾 ◆a/lHDs2vKA :2005/03/28(月) 10:36:02 0
水牛ですか。女神ドゥルガーに倒された魔王マヒシャースラが水牛の姿をとっ
ていたという話もあれば、ヤマ(閻魔)の乗物だともいいますね。
大威徳明王が水牛に跨ってらっしゃるのも有名でしょう。
ただ、山羊や鶏の様に食べられるものかは不明。
419世界@名無史さん:2005/03/28(月) 10:41:07 0
水牛と普通の牛とは種類が違うの?水牛の肉はBeefとは言わないのかな。
420世界@名無史さん:2005/03/28(月) 11:25:36 0
ネパールじゃ水牛肉はBuffと表示してたな
南インドでBeefという表示を見たがたぶんBuffだろう
421世界@名無史さん:2005/03/28(月) 14:20:08 0
ヒンズー教徒にとって牛肉食がタブーなのは言うまでも無いが、
牛革製品を身につけるのもよくない。
牛革の財布にベルト、革靴。
ましてやライダーの格好でインド旅行するのは自殺行為!
422世界@名無史さん:2005/03/28(月) 14:31:37 0
ヒンズー教徒が牛肉を食べる人や牛革製品を身につけた人を攻撃
するという話はあんまり聞かないけどね。
423世界@名無史さん:2005/03/28(月) 14:38:48 0
全身革の服だったら、インドの暑さでくたばるだろーが
424世界@名無史さん:2005/03/28(月) 14:57:55 0
インドでも山岳地帯はそんなに暑くないのでは
425世界@名無史さん:2005/03/28(月) 21:24:26 0
はるか昔にはインド人も牛食ってたんだけどね
特に上のほうのカーストが
426世界@名無史さん:2005/03/28(月) 21:43:35 0
関西人が納豆を食べなくなったのはつい最近の事じゃなかったっけ?

たしか、関西人も納豆汁として朝食に納豆を食べていたはず・・・。

じゃあなんで納豆を食べなくなったんだろう?不思議だ・・・。
427世界@名無史さん:2005/03/28(月) 22:23:09 0
関西人は、朝飯に粥を食う。
この粥と納豆が合わないので、納豆の文化が無かった、と以前聞いた事がある。
428世界@名無史さん:2005/03/29(火) 00:34:57 0
>>410
コプト派は豚肉禁止でなかったっけ?
ユダヤ教との分離が曖昧な宗派は豚肉禁止だよ。
429世界@名無史さん:2005/03/29(火) 09:40:54 0
インド風ビーフカレーなるワケワカメなものを食したことがある。
よく考えたらインドにはムスリムもいるのであっても不思議ではあるまいに。
430世界@名無史さん:2005/03/29(火) 09:59:26 0
>>428
マムルーク朝時代のカイロではコプト教徒が豚肉の屠殺・解体・販売に
従事していて、都市の生ゴミの処理法としてこれを餌に養豚も行っていたらしい。

今のコプト教徒はどうだか知らなかったのでググってみたら、
現在でも普通に豚肉を売ってるようだ。「ユダヤ教との分離が曖昧な宗派」
というとナザレ派とかヤコブ派あたりかな? 今度調べてみるとしよう。
431世界@名無史さん:2005/03/29(火) 10:08:26 0
納豆汁なんて見たこともないし朝食に粥を食べるなんて話は
聞いたことないよ、何時の時代の話なんだろう。
432世界@名無史さん:2005/03/29(火) 10:16:03 0
ヒンズーとかジャイナは家系によって細かく食タブーが決まってる
みたいで同じ家族でも父系は食べていいが母系はダメとかある。
ヒンズー系でも牛肉OKの人も希にいるらしいがインド国内では
入手困難なので実際には口にしないのだろう。インドでパーティとか
行くとベジタリアン料理なことが殆どだったな。
433世界@名無史さん:2005/03/29(火) 12:56:04 0
納豆つうても果たして糸を引くあの納豆かどうかわからんしね。
あと日本人は他の良く知らない地域の人たちの文化を、どっかで聞き
かじった、それもうわさ程度のことをそれがその地域の普通であり、日常
で、それがいつまでも続くと思うのは困り者。沖縄とか、北海道ぐらいなら
仕方ないかもしれんが、関西ですらそれはあるという。
434世界@名無史さん:2005/03/29(火) 19:46:57 0
納豆って記述で豆腐だったりするんかな
435世界@名無史さん:2005/03/29(火) 22:25:27 0
>>434
それってもしかして
「豆腐と納豆は、中国から伝わるときに名前が取り違えられた」と言う話?
それは大嘘。
豆腐は中国語でも豆腐、朝鮮語でトウブ、インドネシア語でタフー。当然両者とも「豆腐」が語源。
世界各地で名称取り違えるはずがないやろ?

そもそも中国の醗酵させた乳製品に「腐乳」というものがあり、大豆でそれに似たものを作ったのが
「豆腐」ということだ。

「豆腐の名称取り違え説」は、豆腐屋さんが広めたデマらしい。
自分たちが扱う商品に「腐る」の字が使われているのが堪えられなかったようだ。
436世界@名無史さん:2005/03/29(火) 23:42:16 0
>>435
「腐乳」は豆腐を加工したものだし、
「腐」の字は柔らかく弾力性があるものを意味するみたいだが・・・
437自転車小僧 ◆IBmI/K76EY :2005/03/29(火) 23:52:02 0
関西で納豆と言えば甘納豆か大徳寺納豆(浜納豆)を指すのが普通でした。
大徳寺納豆は中国で調味料に使われる豆し(豆+支)と同類で煮た大豆を塩漬けして醗酵
させたもので糸を引きませんし塩辛いものです。
中国でも雲南辺りでは日本の納豆と同じように糸を引く納豆が食べられていますし、
コンニャクも食べられています。
438世界@名無史さん:2005/03/30(水) 03:06:43 0
>>430
エチオピア会派は豚肉禁止。羊肉は塩水に漬けて血抜きする。

>>437
おまぃの言う“関西”っちゃあ、どこの関西だよ?
大徳寺納豆なんか作ってるのも食うのも京都だけだが、その京都でも常食しない。
その京都でも、単に「納豆」といえば、ツトで作る糸引き納豆のことで、こっちは
常食する。現に、古い専業の納豆屋が京都にあちこち沢山あるし、一人あたり消費
は東京より多い。
都道府県別で一人あたりの消費の多い順に並べると、茨城県、熊本県、滋賀県、
京都府、その次に、関東地方がずらずらっと並んで(よく入れ替わる)、その
後は、地域傾向があまりない、強いて言えば、瀬戸内海方面で少ない。
439世界@名無史さん:2005/03/31(木) 00:54:50 0
一応、平凡社大百科事典によれば、関西では納豆といえば塩から納豆を
さすことが多かったとあるから、今はどうだか知らんがかつては関西では
塩辛納豆が主流だったんじゃない?
440世界@名無史さん:2005/03/31(木) 09:48:42 0
納豆と言えば甘納豆のことだったよ
441世界@名無史さん:エジプト暦2329/04/01(金) 00:41:52 0
仮名草紙から井原西鶴から俳諧から、京、大坂、伏見、堺のような
いわゆる今で言う関西の中心的地域で、単に「納豆」と言って
糸引かない鹹水のことを指すような例はひとつも無い、全部
ツトで醗酵させて糸引く納豆のことなんだがのぅ
442世界@名無史さん:エジプト暦2329/04/01(金) 09:39:05 0
納豆汁ってのは、刻んだ納豆をみそ汁に入れたもの・・・。

なっとうは元々具としての食材で、
そのまま食べるようになったのは醤油などが普及してきた
近代以降のように思うのだけど・・・。

・・・納豆ネタは板違いのような・・・^^;
443世界@名無史さん:エジプト暦2329/04/01(金) 20:33:49 0
日本以外の国にも納豆がある。中国雲南省にビルマ北部。
444世界@名無史さん:エジプト暦2329/04/01(金) 22:47:48 0
ブラジルやウルグアイやカナダやアメリカにもある。
445世界@名無史さん:エジプト暦2329/04/01(金) 23:02:51 0
スーパーに売られてる日本製納豆じゃないよな?
446世界@名無史さん:エジプト暦2329/04/02(土) 00:16:46 0
現地で日系人が作る
447世界@名無史さん :エジプト暦2329/04/02(土) 00:24:27 0
古代ギリシアの蜂蜜酒を飲んでみたい。
448世界@名無史さん:エジプト暦2329/04/02(土) 10:42:49 0
ミードって日本で飲めるのかなあ
449世界@名無史さん:エジプト暦2329/04/02(土) 10:52:31 0
ミード飲んだことあるけど、ハチミツレモンみたいな味。
450関西人:エジプト暦2329,2005/04/02(土) 14:47:11 0
納豆はうまいと思う。
でもニオイには閉口。
451世界@名無史さん :エジプト暦2329年,2005/04/02(土) 23:46:04 0
>>449
アルコール度数はどれくらいでしたか?
452世界@名無史さん:エジプト暦2329年,2005/04/03(日) 01:40:58 0
意外にも「納豆ラーメン」でググると10000件以上ヒットすることに仰天。
初めて知ったよ、こんな取り合わせ・・・
453世界@名無史さん:エジプト暦2329年,2005/04/03(日) 02:33:47 0
まあ、納豆スパゲッテイすらあるんだから。
454世界@名無史さん:エジプト暦2329年,2005/04/03(日) 08:51:20 0
>>451
アルコール入っていたのかもしれないけど、とにかくジュースみたい。
455世界@名無史さん:エジプト暦2329年,2005/04/03(日) 09:17:24 0
>>448
ミードの製作キット↓
ttp://www.auvelcraft.co.jp/mead/index.html

以前、楽天の酒屋でも扱っていたような希ガス

オマケに酒板の「猿酒スレ」↓手作りミードを飲んだ人の感想あり
ttp://food6.2ch.net/test/read.cgi/sake/1089969156/
456世界@名無史さん:エジプト暦2329年,2005/04/03(日) 09:29:55 0
ちょっと質問。
2,3年前にちょろっと立ち読みした本で最初しか読んでないですが
・ビスマルクは牡蠣が好物で130個(?)食べた
・牡蠣はレモン汁や海水で食うのもいい

っていうふうなことが最初の数ページに書かれてる本を探しているのですが、ご存知の
方いらっしゃりませんか?
たしか『食の〜〜』っていうタイトルで、黒いカバーだったと思うんですが。

なぜこんなに曖昧かというと、誰も買わないだろうから立ち読みで済ますかと
思っていたら2日後に誰かに買われ、タイトル等ノーチェックだったからです(泣)
457世界@名無史さん:エジプト暦2329年,2005/04/03(日) 09:45:19 0
>>ミード
山田養蜂場が売ってる
ttp://www.3838.com/shopping/html/4701.html

動物性原材料の酒ってこれとアイラグぐらいしか思いつかん。
どっちもアルコール度は低いな。糖分はやっぱすごいや。
458世界@名無史さん:エジプト暦2329年,2005/04/03(日) 09:52:53 0
>>456
130個食べたって一日にですか?
だとしたら胃袋も鉄でできてたと見える。
それとも、昔は海がきれいで何個食べても大丈夫だったのだろうか。
459世界@名無史さん :エジプト暦2329年,2005/04/03(日) 16:45:49 0
>>454
甘辛くて濃いイメージがあったけど、薄そうですね。

750mlで3150円もするのか。
460世界@名無史さん:2005/04/05(火) 17:43:20 0
たしか、1日じゃなくて「前菜」でって書いてあったような・・・(曖昧)
あと何かあったっけ・・・
あー、目次に食人とかタブー関係のやつが1つあった気がします。
461世界@名無史さん:2005/04/06(水) 22:52:37 0
西洋人は基本的に生魚を嫌がるのに、何故牡蠣のみは生で食うのか?
462世界@名無史さん:2005/04/06(水) 22:59:35 0
魚と貝じゃぜんぜん違うから
463世界@名無史さん:2005/04/06(水) 23:20:24 0
塩鱈が主流だった経緯
464世界@名無史さん:2005/04/07(木) 11:06:38 0
ブラウザに@を抜いたURLをコピペ

告発  非人間的な中国人は赤ん坊を食べる
http://www.tcnw@eb.ne.jp/~perfect/china.htm(グロ注意)

道端に普通に捨てられている赤ん坊。 横を人々が気にも留めずに通る。中国では胎児は簡単に手に入る。
ttp://www.taliacar@ner.com/deadnewborningutter.htm(グロ注意)

【中国】墓地から死体30体を盗んでスープを作る@ニュース速報+ 実際にあった胎児をスープにした事件
http://news5.2ch.net/test/read.cgi/newsplus/1083224769/l50



Q:これ作り物?
A:作り物と言われているのはこっち

<香港の雑誌&ネットで紹介された台湾人が「胎児スープ」を喰ってる画像>
http://xplv.5@1.net/markwebs/images004/6.jpg(グロ注意)
<この台湾人ぶっ殺すと書く大陸のサイト>
http://www.qin@bing.com/article.asp?articleid=3248
<この後、日本のサイトがこの写真を流用し、中国叩きの材料として使用>
http://www.asy@ura.com/2002/war11/msg/982.html
しかし、ここで韓国人が登場 これらの胎児スープ写真を、
日本の『最新流行食材』として英文/韓文チェーンメールとして発信
(このメール原文の画像が掲載されていた中国のページは既に削除されている)
<この胎児スープは日本人が喰ってると紹介する大陸のページ>
http://www.ya@nfu.net/forum/viewthread.php?tid=55943&sid=h25P25Ds
465世界@名無史さん:2005/04/07(木) 12:18:21 0
自分に都合のいい嘘に騙されない人間になりましょう。
466世界@名無史さん:2005/04/07(木) 13:41:17 0
大徳寺納豆の代わりに豆鼓醤嘗めてます
京都は中国より近くて遠い。。。
467世界@名無史さん:2005/04/07(木) 16:09:01 0
そう感じる部分があるとすればフナ寿司かな。
あれ大好きな人いる?京都近辺以外で。
468世界@名無史さん:2005/04/07(木) 16:31:31 0
好き嫌い以前に食べたことがないけど何処で売ってますか?
469世界@名無史さん:2005/04/07(木) 20:24:09 0
滋賀県で売ってたと聞くが・・・・?
実は成長の早いヘラブナだという話もあるが
470世界@名無史さん:2005/04/08(金) 00:26:01 0
純白のヨーグルト状と化した三十年ものを旅行番組で見たことがあります。
特有の臭みは消えて濃厚な味わいなんだそうな。
471山野野衾 ◆a/lHDs2vKA :2005/04/08(金) 00:36:53 0
逆に、生では生臭くて、食べられたものではありません。>鮒
京都では、たまにスーパーでも見かけるところがありますが。
472世界@名無史さん:2005/04/08(金) 00:53:26 0
ん?
鮒は刺身にできるよ。
鰭と鱗を取って、骨ごと薄切にして、カラシ醤油もしくは酢味噌で食べる。
473世界@名無史さん:2005/04/08(金) 00:56:10 0
滋賀県の土産物屋でフナ寿司見たけど一匹3000円くらいしてた。高価だね。
ブルーギルのフナ寿司(?)も売られてた(値段は普通のやつの半額以下)。
地元も色々工夫してるんだね。
474山野野衾 ◆a/lHDs2vKA :2005/04/08(金) 01:04:26 0
>>472
からしが嫌いでそのままお醤油だけで食べようとしたところ、えらい目に遭い
ました。からしの強さが無いと、なかなか口に出来ません。
ブルーギルは、今琵琶湖周辺で積極的に食用にされています。
バス同様放流するDQNが多く、最近ではガーパイクまでいるので。
475世界@名無史さん:2005/04/08(金) 02:19:10 0
夏になると、疎水にグッピーだのエンゼルだのいろいろ沸いてるよ
476ぢゅらさん:2005/04/08(金) 03:21:52 0
滋賀県の土産物屋で琵琶湖産熱帯魚のつくだにって見たけど、
あれって疎水に沸いてるグッピーやエンゼルだったんだね。
地元もいろいろ工夫してるんだね。






――スレ違いになりそうなので涙ぐましい嘘で食物と酒、嗜好品の話題に戻そうとしてみるテスト
477世界@名無史さん:2005/04/08(金) 03:42:57 0
うわ、すんごい久しぶりにこのスレ見つけたw
もう12皿めか・・・・

と思ったら荒れてるのか?
478世界@名無史さん:2005/04/08(金) 08:45:10 0
>>472
川魚の生食はやめとけ、寄生虫で腹壊すぞ。
ブルーギルは塩焼きもいけるぞい。
479朱由檢:2005/04/09(土) 23:22:21 0
ブランデーはいつから登場したの?
480世界@名無史さん:2005/04/09(土) 23:29:48 0
ブランデーは錬金術の賜物。

語源はオランダ語のブランデウエィン(焼いたワイン)
481朱由檢:2005/04/09(土) 23:32:26 0
>>480
わっ、博学。サンクス。

錬金術ってことは何世紀くらい?
482世界@名無史さん:2005/04/09(土) 23:38:35 0
少なくともブランデーが作られたのは、13世紀ころのスペインかフランスらしい。
483朱由檢:2005/04/09(土) 23:40:51 0
>>482
重ねてありがとうございます。ためになりました。
484世界@名無史さん:2005/04/10(日) 01:02:12 0
ニーダムの「文明の滴定」だったか、中国の火酒がブランデーの起源と
記してあった記憶があったが、詳細忘れてスマソです・・・
蒸留技術の起源は中東あたりで単一発生して世界に拡散したんでしたっけ?
485とてた ◆0Ot7ihccMU :2005/04/10(日) 14:48:24 0
>>476
外来魚の利用法を考案しても、
商品化して軌道に乗せるためには安定した漁獲が不可欠となるジレンマが…。

ルイベ、美味しくなかったです…。
486山野野衾 ◆a/lHDs2vKA :2005/04/10(日) 21:36:40 0
まあ、食べられない味ではありませんが、そりゃあ新しく味付けしたものの
方が美味しいでしょう。>鮭料理
しょうゆ味か何かの。
487世界@名無史さん:2005/04/11(月) 14:04:55 0
【ソウル大教授、日本食は体に悪すぎる】

ソウル大学食品化学分野教授のリュウ・イェンヌ教授(58)は、日本食は健康に悪い点だらけであると警鐘を鳴らした。
教授によると、日本食の代表食であり日本人にとってはポピュラーな納豆に対し
「所詮は腐った大豆。体に良い訳がない。納豆が体に良いと言うのは、日本食品が歪曲したものだ」と痛烈に批判をした。
また、日本の代表的な香辛料であるワサビとカラシに対しても
「普通の刺激より酷いもの。こんな物を摂っていては遺伝子構造自体にも欠陥が生じるのは目に見えてる」とした。
ワサビやカラシとは、我々朝鮮人の唐辛子よりも非常に刺激が強く、鼻や目に強烈な痛みを感じる香辛料である。
最後に教授は、
「そのような体に悪いものばかり摂り続けたばかりに日本人は遺伝子自体から歪曲されてしまった。
他国の領土を自国の領土だと言ったりするのは仕方ない事だ。」
と締めくくった。
燕岐=金芳鉉(キム・バンヒョン)記者 < [email protected] >
2005.04.08 20:11
http://japanese.joins.com/html/2005/0408/2005040815546616.html
488世界@名無史さん:2005/04/11(月) 15:27:10 0
嫌韓厨は記事のねつ造して無関係な所にコピペって、やっていることは自分が
批判している連中とおんなじって事気づけないのかね。
489世界@名無史さん:2005/04/11(月) 20:15:07 0
中東というかアラビア語文献での蒸留技術は、10世紀のラーズィーや
キンディーによって錬金術関係の著書ですでにある程度体系化がされている。

蒸留される試料はワインだったり香料だったり様々だが蒸留したワインを材料に
アルコールを精製して可燃性の物質を製造しそれを軍事転用したり、銀のヤスリ
くずと混ぜて筆記用の銀泥を製造したりと用途も多種多様だった。
中東で錬金術というか化学が発展したのは色々理由はあるが、まず吹きガラスの
発祥地シリアを抱えていたためガラスのフラスコやレトルト(蒸留器)など用途に
応じて実験器具を技術的・量的に容易に製造できたことと、イラク方面のナフトなど
石油製物質の使用が盛んだったことが考えられる。

12世紀にはマイケル・スコットなど欧州の学者が錬金術関係のアラビア語文献をラテン語に翻訳したが、
アルコールの蒸留技術についてはたいていの書物で述べられていたようだ。
古代や中国方面の蒸留技術はどうだったか。
490世界@名無史さん:2005/04/11(月) 20:51:40 0
話が料理から離れてしまったのでお詫びに魚関係でひとつ。

イスラムの規定では一応コーランで魚は可食とされている(5章96節、16章14節)ので、
淡水魚のほか鯨やイルカなど水棲哺乳類も許容される。ただ一般的慣習として鱗のない魚は
食用として忌避される傾向にある。十二イマーム派では鱗なしの魚はムスリムの食用が禁じ
られていたようで、20年ほど前にイランでチョウザメの肉が食用に適すか否かが問題になった
時、専門委員会の精査の結果、チョウザメの尾びれの上部に鱗があるとのアーヤトッラー・ホメイニーのファトワーが
出された。キャビアの輸出などで解体後のチョウザメの処理が問題になり始めた時期だった。

しかし歴史的に見れば魚は河川や海岸部の庶民の食べ物であって、王侯貴族が口にすることは
まずなかったようだ。
491世界@名無史さん:2005/04/11(月) 20:58:34 0
しかし千一夜物語には、山の湖できれいな魚が捕れたので王様に献上した。
料理係がそれを油で揚げていたところ、突然人間に変身し・・・なんていう話がある。

王様でも食ったんじゃないのか?
それともお話の世界だけのことか?
492山野野衾 ◆a/lHDs2vKA :2005/04/11(月) 21:22:45 0
日に四度だけ網を打っていた漁師と、壺の魔人の話ですね。
四種の魚のいる湖を魔人から教えられ、王に献上して400ディナールを得た
という。「揚げ鍋」で焼いて食べようとしていたとあります。
ただ、他の場面では肉だの麺類だのが多い様で。
493世界@名無史さん:2005/04/11(月) 22:19:11 0
そういえば千一夜物語では、美味そうなピラフの表現として
「肘まで手を突っ込んでもいいようなピラフ」という慣用句を使っている。

アラブ圏が手食であることを理解しなければわからない表現。
494自転車小僧 ◆IBmI/K76EY :2005/04/11(月) 23:01:28 0
>490
つい最近もUAEで「鮫」に鱗があるか否かで議論になっていたが、隣のオマーンでは
極フツーに「鮫」が食べられている。結局顕微鏡で調べると「鮫」にも鱗があることが
分かり「鮫」も食べてよいというファトワが出された。
ロシア領内のタタール人の友人もタジク人もタコでもイカでも問題なく食べていた。
宗教上問題にならないのかと聞いたら、「知らない」と言っていた。スーダン人、イエメン
人はタコ、イカの類は絶対に食べなかったが・・・。
同じムスリムでも国によって海産物の解釈が違うので結構面白い。
495世界@名無史さん:2005/04/11(月) 23:35:45 0
そういや辺見庸『もの食う人々』には、ビルマからバングラディシュに
逃げてきたムスリムが「貝を食う」という理由でビルマ人の悪口を
言う場面があった。
マンガ『トルコで私も考えた』で日本人女性の作者が「エビはおいしい」
と発言してトルコ人が思いっきり引いていた。「あんな虫のどこが」と。

それにしても「ウロコのない海産物を食うな」という文言はコーランには
なかったように思うのだが。ユダヤ教の戒律を参考にしたのかな?
えーとなんだっけ、イジュマー、じゃなくてキヤースってやつか?
(イジュマーは「検討会議の結論」、キヤースは「類推」。
どっちもイスラム法の立法方法です。(ちょっと自信なし))
496例のあれ:2005/04/12(火) 23:11:59 0
2CHにはやたらと「アチキは外国人との付き合いがある」とか、
突拍子もなく「○○人の友人がいる」と強調する奴が常駐している。
もちろん実際の正体は、只の窓際族なのだが、
そもそも外国人と交友関係が豊富な者が、匿名掲示板に明け暮れ書込みする訳がないのだ。
仕事を干され、暇で暇で仕方がない奴に限りネットに溺れる。
そして、○○人が言うには〜、と見る者が見ればすぐバレる出鱈目を書き連ねる。

そうして・・・2CHのソースはクズばかり、と評判を落とすのに最大の貢献を果たす。
497例のあれ:2005/04/12(火) 23:27:53 0

   「 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|
   |             ..|
   ノ   ノ  ノ   ノ   ノ
  ~~~~~~~~~~~~~~~~人~~~,||
   ||         (__) .||    / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
   ||  ∬ ∬ ∬(__) ||   < 右や左の旦那様。哀れな穢多でございます。アチキの糞玉食してくらはい。
   ||        (・∀・ )||   \
   ||●●●●●.(B民小僧.)||      ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
   || ̄| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄| ̄|
   ||  | 名物ウンコ-200円|  |
   ||  |>>494謹製   .|  |
   ||   ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄  |
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~          .....

498世界@名無史さん:2005/04/12(火) 23:41:12 0
「ウロコのない海産物を食うな」というのはユダヤの律法にあったはず
やつらは蛸を食えない。
499世界@名無史さん:2005/04/12(火) 23:42:40 0
だからユダヤ人の多いニューヨークには、ユダヤ人専用のすし屋があるとか。
500世界@名無史さん:2005/04/13(水) 00:01:15 0
500杯目完食!
501世界@名無史さん:2005/04/13(水) 00:12:03 0
. .: : : : : : : : :: :::: :: :: : :::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
    . . : : : :: : : :: : くそぉ〜,まさか2chで・・・ ...
   . . .... ..: : :: :: ::: :::::: ::::::::::::: アチキの正体晒されちまうとは・・・ ...
        Λ_Λ . . . .: : : ::: : :: ::::::::: :::::::::::::::::::::::::::::
       /:彡ミ゛ヽ;)ー、 : ::: : :: ::::::::: :::::::::::::::::::::::::::
      / :::/:: ヽ、ヽ、 ::i . .:: :.: ::: . :::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
      / :::/;;:   ヽ ヽ ::l . :. :. .:: : :: :: :::::::: : ::::::::::::::::::
 ̄ ̄ ̄(_,ノ  ̄ ̄ ̄ヽ、_ノ

                                  by 自転車小僧
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
502世界@名無史さん:2005/04/13(水) 00:33:43 0
イスラエルではフィレオフィッシュがないそうだが、
魚肉の種類が公表されてないせい?
503世界@名無史さん:2005/04/13(水) 00:50:46 0
メロだっけ。
504世界@名無史さん:2005/04/13(水) 02:47:03 0
>>494-495,>498-499
『旧約聖書』「申命紀」14章9-10節に
「水中の魚類のうち、ひれ、うろこのあるものはすべて食べてよい。
 しかしひれやうろこのないものは一切食べてはならない。それは汚れたものである。」
とあるので、ユダヤ教で蛸や烏賊、貝の類が食されないのはこの規定によるらしい。
タルムードではどうだったか。

イジュマーは「(ウンマ全体の)合意」のこと。
法源の優先順位はスンナ派ではコーラン、スンナ(慣習)、イジュマー(合意)、キヤース(類推)の順だが
シーア派の場合特にウスール学派ではコーラン、スンナ(歴代イマームを含む)、イジュマー、アクル(神から付与された理性)
の順になる。>490の場合、詳細は知らないので何ともだがシーア派のハディースに申命紀と同じような
魚についての規定が出てくるのかも知れない。これはもう少し調べてみたほうが良いか。

地域によって採用されている法学派によって規定の仕方にはバラつきがあるため色々と違いが出ているのは
よく知られているが、スーダンやイェメンでは水産物が身近であるため通常の魚とは明らかに異なる形態の
烏賊や蛸が除外されたのかも知れない。またオマーンで鮫が許容されたのも形態が魚であり微小だが鱗が
あったのが許容の理由付けになったとも思える。中央アジアはそもそも烏賊や蛸そもそも烏賊や蛸どころか
淡水魚など以外に水産物がほとんどないので問題になることがなかったせいもあるのだろう。

東南アジアでの食料規定の実態はどうなってるのだろうか。
505世界@名無史さん:2005/04/13(水) 07:05:51 0
内陸で蛸なんか滅多に手に入らない、逆にいえば、蛸なんか無くても全く困らない、
蛸を食べてもほとんどメリットの無いも中央アジアで蛸が許容されるのはおかしくないかい?
506世界@名無史さん:2005/04/13(水) 20:42:44 0
>>505
存在しないものを規制する法は普通ありません。
507世界@名無史さん:2005/04/13(水) 22:24:24 0
コーランやスンナで「可」としたものだけ食うってことだろ。
未知だったものを規制もできないが、許可もできないじゃん。
508世界@名無史さん:2005/04/13(水) 22:40:30 0
「ラクダを食べる際のルール」とか見てると
イスラム教がいかに合理主義精神でやってるかが良くわかる
509世界@名無史さん:2005/04/14(木) 00:43:56 0
>>507
ジャガイモが欧州に普及する以前、紹介当初は
カソでOKかどうか喧々諤々だったかと。
ユダヤ教やイスラム教は
ジャガイモやトマトは最初から受容されてましたっけ?
510世界@名無史さん:2005/04/14(木) 02:07:18 0
>>508
ぜひ紹介してくれ。
511世界@名無史さん:2005/04/14(木) 02:32:30 0
>>509
回教の植物についての食の禁忌は、毒でないもの、炭にしないこと、これだけ。
食っても腹こわしたり死んだりしないことが判れば、なんも問題無いよ。
512世界@名無史さん:2005/04/14(木) 03:49:57 0
毒でない物ってのは植物の場合、いろいろ問題が出てきそうだが、
ジャガイモのソラニンのような微毒でかつ一部だけなら問題
ないのかね。しかし、最初は無毒だと思ってたのが場合によっては多少の
毒はある、ということが後からわかった場合はどうなるのか
513世界@名無史さん:2005/04/15(金) 01:19:55 0
ソラニンなんて、馬鈴薯を腹一杯食っても、死んだり腹壊したりしないレベルのもんじゃん。
514世界@名無史さん:2005/04/15(金) 01:28:53 0
問題は毒のないものがどの程度をさすのか、という事
515世界@名無史さん:2005/04/15(金) 01:37:53 0
なんだって大量に取れば毒だからなぁ。以前このスレに出ていた話だけど、
江戸時代の大食い大会で塩とか醤油とかで挑戦して死者が出たなんてことも
あったらしいし。
516世界@名無史さん
で、イスラム教の定義ではどうなのさ?