ここは新キャラ達に優しくて暖かい学園モノの世界を用意するスレです。
SS職人大歓迎。文章の良し悪しなんて気にするな。俺は気にしない。
「もし種が学園モノだったら」というテーマで語り合うのもOK。
優しくて暖かい世界で、新キャラ達を幸せにしてあげてください。
・入学資格
@新キャラは問題なく全員入学を許可。
A旧キャラでも、前作で不幸な最期を迎えてしまった人は入学を許可。
例:ニコル、ミゲルなど。
BAA組はオーブ学園に隔離して、できるだけ話に絡まないようにする。
Cアスラン、イザーク、ディアッカはAA組。
Dアストレイを含むMSVキャラは禁止。
・校則
@アンチお断り。荒らし・煽りは完全スルー。 生徒の皆さんは、理性ある行動を心がけてください。
A基本的に恋愛は禁止とします。 ただし、ごく一部の例外は除く。
BSS職人に文句を言わない。文句を言うくらいなら自分で書きましょう。
C厨同士の争いは厳禁です。
Dキャラの蔑称は使用禁止です。
Eあくまでも新キャラがメイン。
F主人公はシン・アスカ。このスレで女難が許されるのは彼のみです。
前スレ
新キャラメインでDESTINY学園開校5
http://anime.2ch.net/test/read.cgi/shar/1136183145/l50 過去ログ倉庫
http://shippo-chu.hp.infoseek.co.jp/destenygak.htm テンプレキャラ紹介は
>>2以降で
ザフト学園
@シン・アスカ(一年生)
ザフト学園に通う少年。
短気ですぐキレるけど、根はいいヤツ。最近ルナ、ステラ、マユ、コニール、猫という女難に悩まされている。
単純な上に思い込みも激しいので、人の言うことにすぐコロッと騙されるところも有るが、その辺りもご愛嬌。
多くの友人に囲まれ、騒がしいながらも平穏な日々を送っている。
Aルナマリア・ホーク(二年生)
シンの幼馴染。シンよりも一つ年上の姉貴分。
明るく勝気な性格で、シン・ルナ・レイ・メイ・ヨウ・ヴィノの仲良しグループのリーダー格。
以前は単なる弟分としか思っていなかったが、最近シンが気になる存在になり始めている。
普段の元気な姿からは想像できないが、意外なほど寂しがりやだったりする。
Bレイ・ザ・バレル(一年生)
シンの友人。シンとは同級生。
無口でクールなので、何を考えているのかわからないところもあり。
根はいいヤツだが、最近の密かな楽しみはシンを弄って遊ぶこと。
保護者のラウ、デュランダル理事長を慕っている。ラウの元で家事を修行中。
実はザフト学園裏番という影の顔も併せ持つ。
おフランス様。
Cメイリン・ホーク(一年生)
ルナマリアの妹。シンとは同級生。ツインテールがトレードマーク。
人付き合いが上手いので、友人も多い。
よく出来た姉に対して、コンプレックスを抱くこともあるが、なんだかんだ言ってもお姉ちゃんが好き。
また、普段は大人しいが、いざという時には度胸が据わっている。
Dタリア・グラディス
シン達のクラスの担任。未亡人で一児の母。
厳しい先生だが、それは生徒を想ってのこと。
元スケ番で元ザフト学園表番という驚愕の過去を持つ。
デュランダルらとは古い付き合い。
Eアーサー・トライン
ザフト学園の教師。
何事にも「えええぇぇぇっ!?」と大げさに驚く学園のリアクション王。 生徒からの人気は高い。
彼女がいないので、密かにエロゲーにハマっているとの噂。
最近、教育実習生のアビー先生にアプローチをかけているが全く相手にされない様子。
学生時代はタリア先生の舎弟だった。
Fギルバート・デュランダル
ザフト学園の理事長。うねった黒い長髪が特徴(別名:わかめ)。
教育熱心で、近年進行する学力低下に悩み、密かに様々な学力向上のためのプランを考えている。
以前、タリアと付き合っていたが、その後なぜか別れたらしい。
現在、未亡人となったタリアに再びアプローチを仕掛けているが、いまひとつ相手にされていない。
レイの保護者であるラウとは旧知の仲。
Gヨウラン・ケント(二年生)
ルナの同級生。シンやヴィーノたちとよくつるんでいる。
ちょっとキザっぽい…否、どこか悟ったような一面があり、
時として高校生とは思えないオーラを放つことがある。
デュランダル理事長、トライン教諭と共にザフトの「スリー・ピンク」に数えられる。
Hヴィーノ・デュプレ(一年生)
シンたちの同級生で、ヨウランの弟分。
天真爛漫な性格をしており、よくシンに抱きついたりするが、決してホモではない。
メイリンの事が好きだが、気持ちをなかなか伝えられずにいる。まだこれからだ。
Iミーア・キャンベル(二年生)
ミーハーな今どきの女の子。 ルナマリアと同じクラス。
ステラたちと同じアパートに住み、ステラを妹のように可愛がっている。
声が某国民的アイドルに似ているので、モノマネ大会では人気者。
実はタリア先生の後継でザフト学園表番をやっている
Jニコル・アマルフィ(三年生)
体が弱く、ザフト学園のガラスの貴公子とも呼ばれる。趣味はピアノ。
いつも楽譜を持ち歩くほどであり、音楽でザフトと連合の学園抗争を終わらせようと願っている。
ミーアからはバンドの仲間に引き込もうと狙われているが、
ニコル本人はミーアの派手な衣装と音楽にとまどい気味。
Kラスティ・マッケンジー(三年)
成績優秀で運動もでき、顔も良い
ただ素晴らしく運が悪く、大ケガを繰り返す為にめったに学校にいない
逆に病院に行くと高確率で彼に会うことができる
Lアデス
イザークのクラスの担任……だったが、当のイザークたちはまたしても問題を起こし、ついにオーブに転校。
クラスの問題は減ったが、ちょっと寂しい毎日を送っている。
Mマッド・エイブス
ザフト学園の教師で、生徒指導を担当する。熱血漢の頑固者。
不正は無いかと校内を徘徊していることが多いが、とりわけ髪型が奇抜なヴィーノや、
某国民的アイドルのグッズを校内で売りさばこうとするヨウランは、付け狙われているような節がある。
Nサトー
ザフト学園の体育教師。エイブスと共に生活指導を担当。
エイブス以上の熱血漢で、80年代の学園青春ドラマを好んで視聴。
常に竹刀を携帯している。
Oマルコ・モラシム
ザフト学園の体育教師。水泳の授業を担当している。
学生時代も水泳部に所属し、全国制覇も成し遂げたほどの人。
当時は「ザフトのゾノ」と呼ばれ、恐れられたらしい。
Pアビー・ウィンザー
教育実習生。
真面目な性格のため冗談が通じないところがある。
毎度繰り返されるアーサーのアプローチに参っている。
Qユーリ・アマルフィ
ニコルの父親。ザフト学園では物理を教えている。
ニコルを愛して止まない。そんなニコルの姿が見えないと
心配でたまらなくなり、性格が暗黒面に傾くこともある。
工学(技術)系、数学、物理、電波工学関係に精通しており、
ザフトの発明王の異名をとる。
だが、その発明を勝手に理事長たちに利用されることも多々あり、
頭を悩ませている。
@ステラ・ルーシェ(一年生)
天然系の女の子。いつもぽけ〜っとしているが、そういうところも可愛い。
幼い性格には似合わず、スタイル(特に胸)は抜群。
普段は大人しいが、キレるととんでもなく強い。
クラス担任のネオにやたらと懐いている。
身体能力に優れており実は連合高校の裏番である。
アウル、スティングと一緒にアパートの一室に住んでいてる。
スティング、アウルの妹、時に娘的存在。
Aスティング・オークレー(三年生)
連合高校の番長。後輩からは「オクレ兄さん」と呼ばれて慕われている。
目つきが悪かったり、乱暴な言葉遣いをして、他人からは怖がられることも多いが、
意外なほど面倒見がいい。
近所の食堂『牙留茄飯』でバイトをしつつ
家に帰れば、家事を一手に引き受けている苦労人。
アウル、ステラにとって父親又は長兄的存在。
Bアウル・ニーダ(二年生)
照れ屋なため、口にはなかなか出さないが
同じ孤児院出身で、同居中のスティングとステラのことを
とても大事に想っている。
スティングにとっては親友又は弟であり、
ステラにとっては兄のような存在。
苦労性の兄と、天然な妹のフォローをする影の大黒柱。
辛党で好物はキムチ。
Cフレイ・アルスター (二年生)
お嬢様にして連合高校の表番。無理をして一人暮らしを始めた為に
時折「パパ…パパ!」と叫びながらホームシックに陥ることも。
ご近所のミーアとは醤油を借り合う仲。
Dネオ・ロアノーク
ステラのクラスの担任。
陽気で気さくな先生で、生徒からは人気がある。
特に、ステラはまるで父親のようにネオを慕っている。
自称「不可能を可能にする男」
校長からはクラスのレベルを上げるように言われているが、最近失敗続きで給料が下がっている。
Eオルガ・サブナック(三年生)
当時から今でも最強世代と呼ばれる学年で、中でもボス扱いであった三人のリーダー格。
いまは『むる太』にたむろったり、フレイにパシられたり奢られたり、穏やかに過ごしている。
趣味は読書。現在留年中。
Fクロト・ブエル(三年生)
オルガ同様、留年生。
「必・殺!」など二次熟語を区切って叫ぶという特徴的なクセを持つ。
趣味はゲーム。シューティングから多人数で遊べるバラエティまで幅広い。
Gシャニ・アンドラス(三年生)
「うざ〜い」が口癖の、つねに気怠げで酷薄な印象の少年。喧嘩は強い。
音楽鑑賞(ヘッドホンつけてメタルを大音量で聞くこと)が趣味。
時折、正体を隠したニコルとライブをしている。
Hナタル・バジルール
連合大学付属高校の数学教師。
凛とした姿勢、整然としてとっつきやすい授業、意外に照れ屋な一面があるなど
これに萌えないはずがない生徒らにより「ナタル先生に萌える会」が設立。
そしてハイネ・ミゲルには数年来の濃厚な愛を送られる、密かな人気者。
Iロード・ジブリール
連合大学付属高校の校長。生物博士(特に、猫の生態学が研究分野)。
「青き清浄なる世界のために!」を合言葉にする危ない環境保護団体、ブルーコスモスの盟主。
傲慢で嫌味の多い男だが、ネコを可愛がるという意外過ぎる一面も。
Jユウナ・ロマ・セイラン
オーブ学園主席卒業の教育実習生。豊富なエロゲーの知識を実社会において
実践しては手痛いしっぺ返しを受け、周囲を困らせる自称大人な優男。
アーサーとは"属性"の違いで対立しているとの噂・・・。
Kムルタ・アズラエル
連合大学付属高校の元校長だったが問題を起こし解雇される。
現在はおでん屋『むる太』を経営し質素倹約の道を歩んでいる。
Lイアン・リー
連合高校の教師。自宅にネオが居候しており、好き勝手しているが滅多に
意見したりしない寡黙なナイスミドル。
Mトダカ
オーブ学園の経営を巡る騒動により尊敬していた前理事長が辞職に追い込まれ、
それに反発して連合高校に赴任してきた元オーブ学園教師。
ユウナの起こした様々な問題の始末書に追われる日々を過ごす。
その他
@コニール・アルメダ
学生に優しいと評判の定食屋『牙瑠茄飯』の看板娘。
耐えない苦労のなか、シンたちという心強い味方のおかげで笑顔を見せるようになり
最近ではスピニングバードキックや百烈脚を習得し、たくましく成長している。
シンとスティングが気になるようだが、本人は否定
Aトール・ケーニヒ
大学生アルバイター。
よく働くが、何故かすぐに『クビ』になるためバイトを転々としているかわいそうな人
Bラウ・ル・クルーゼ
レイの保護者。何の仕事をしているのかよく分からない人。ただ、時折いろんな店の食べ歩きをしているらしい。
ザフト学園のOBでデュランダル、タリアたちとは昔からの知り合いで過去は裏番をしていた。
変な形の仮面をいつも着けており、怪しい事この上ないが、レイには慕われている。
Cマユ・アスカ
シンの妹
幼くして頭脳明晰で、同年代の子と比べて著しく大人びている。時折黒い一面も見え隠れする
兄に対する独占欲が極度に強く、水面下でルナマリアやステラと仁義無き戦いをたびたび繰り広げている
少々妄想癖もある。
Dハイネ・ヴェステンフルス
ザフト学園のOB。卒業生のくせに、なぜか頻繁に学園を訪れる。
陽気で爽やかな好青年。常にフレンドリーな雰囲気を好むため、
うっかり「ヴェステンフルスさん……」と呼びかけると、「ハ・イ・ネ」と直される。
バイクが好きで、よくオレンジ色に塗った愛車を乗り回している。愛車はFUKUDA社製ZGMF−X2000“GOUF”
ステラ、フレイ、ナタルに執拗に迫るが悉く跳ね返される毎日を送っている。
Eミゲル・アイマン
ザフト学園のOB。気さくで明るい美青年。愛車はZGMF-1017“GINN”。
オレンジ色の機体を駆ることから付いた二つ名が「黄昏の魔弾」。
ハイネ同様ステラたちにアタックを繰り返すが、ラジオ番組に出演するなど多忙のため
少々遅れをとっている。(その多忙は、年の離れた病気の弟の治療費の為らしい)
Fかあさん”
オルガやステラたちが幼少時代を過ごした孤児院「ロドニア院」で子供の世話をしている、金髪の美しい女性。
持ち前の明るさと優しさで孤児たちから実母のように慕われる存在である。
ただ、スティングに化粧したり女装させたりして楽しむという困った一面が。
Gねこ
ロード・ジブリールの飼い猫。(むしろ伴侶、あるいはジブリールのほうが飼われている説もある)
金の瞳と艶やかな黒毛、高貴にして妖絶な佇まいのノルウェージャンフォレストキャット。
ジブリの寵愛を受けつつも、シンに好意を持つ。そのアプローチは他の女子とはちがい余裕たっぷり。
初訪問者だぜ
>>1 乙。色々と改正・追加されててGJ
それと保管庫の人も毎度乙。仕事早いよ仕事。
待ってたぞ!
>1は激しくGJ!
ついでに前スレで落とせなかったテンプレ改造案を落としとく
メイリン・ホーク
シンの同級でルナマリアの妹
ツインテールがトレードマークで数少ない良識派
性格はおとなしく優しいが
キレたり窮地に立たされると、ステラを越える力を持つ人格が現れる
ある意味最強
前は姉にコンプレックスを抱いていたが
最近は姉が壊れ気味なのでそうでもない
姉を含める多数の女の子に狙われているシンに同情し、心配している
最近自分に対して変なヴィーノも気がかりだ
では、一番強い存在を決めようか。
キレたステラの戦闘力10000≫キレたメイリンの戦闘力z≫ルナの戦闘力y≫シンの戦闘力10≦他キャラの戦闘力
前スレで証明したとおり、ルナの戦闘力y≧100なので、少なくともシンの女難メンバー二人の戦闘力は10倍と
なる。(当然、二人の戦闘力は100を大きく上回る。)一番強いのはキレたステラで、一番かわいそうなのはシン
キレたシンの戦闘力a≫他のキャラの戦闘力なのだが、
ステラの戦闘力X≫ルナの戦闘力y≫キレたシンの戦闘力aなので
シンがキレて錯乱したときが一番かわいそう。
(二人につっかかるから)
>>1 乙。
俺もテンプレ改造案
パトリック・ザラ
ザフト学園の前理事。
最近荒れつつあるザフト学園の風紀の乱れに我慢できず
理事への返り咲きを狙って、デュランダルと暗闘を繰り広げている。
フレイ・アルスター (二年生)
お嬢様にして連合高校の表番。無理をして一人暮らしを始めた為に
時折「パパ…パパ!」と叫びながらホームシックに陥ることも。
ご近所のミーア、スティング達3人との仲は非常に良好で朝食や夕食を供にすることもしばしば。
前の彼氏のことをひきずっていたようだが、色々あってそちらはふっきれたようだ。
今はオルガ達3人の女王様として君臨しつつ、騒がしくも楽しい日々を送っている。
17 :
16:2006/02/12(日) 17:31:19 ID:???
うは…誤爆…orz
もうだめぽ…
そろそろ俺の駄文投下していいかな…
かなり駄文なんだけど。
>>1乙。早くスキー教室続き書かないとな。
つまらなかったからって叩かないでくださいね。ホントカンベン。
ルナ「冷蔵庫のプリンが無い!ちょっと!メイリン!私のプリン食べたでしょ!」
メイリン「?どうしたの?お姉ちゃん?」
ルナ「しらばっくれるな!白状しなさい!プリンを食べたのはメイリン!?」
メイリン「えっ…そうだけど…」
ルナ「今すぐ!吐き出せ!」
メイリン「無理だよ!それに私が吐き出したプリン食べたいの?」
ルナ「うっ…それは…」
メイリン「それに食べられたくなかったらプリンに名前でも書いておいてよね。」
ルナ「(カチン!)姉に対してその言い方はなんだぁ!」
メイリン「(カチン!)お姉ちゃんってそんな絶対権限もってるの?だいたい私の戦闘力はお姉ちゃん
よりも高いんだからね!」
ルナ「なんでよ」
メイリン「それはね、ずっと前のことだけどステラちゃんが私はステラちゃんより強いって言ってたの!
ステラ戦闘力X≫ルナの戦闘力yってこのスレにも書いてあったでしょ?
そうなると、メイリンの戦闘力z>ステラ戦闘力X≪ルナの戦闘力yだから、メイリンの戦闘力
≫≫ルナの戦闘力になるってこと!」
ルナ「ううっ…わかった…もう家出する!」
メイリン「お姉ちゃん?」
ルナ「メイリンなんてもう知らない!」
ルナ「勢いでここまで来ちゃったけど…やっぱ寂しいな…」
ルナ「あれは…ステラ?なんでこんなとこに…(新しい恋の予感…♪)」
ステラ「あれ…ルナ?なんでここに…」
ルナ「ステラ!聞いてよ!メイリンが私のプリンを…」
ルナはメイリンとの出来事を全て話した。
ルナ「ところでなんでステラはここにいるの?」
ステラ「スティングとアウルが意地悪するから…家出した…」
メイリン「おねーちゃんー!」
ルナ「メイリン!(くそっ邪魔すんな)」
メイリン「はぁ、いい年して家出しないでよね」
ルナ「そうだ、今日打ちにステラ泊まるから」
メイリンステラ「え?」
ルナ「いいでしょ?ステラ家に帰りづらいんでしょ?」
メイリン「別にいいけど…」
ステラ「ありがと!」
続く
一応前スレからの続きだったので、わかりやすいように前回のも書いておきました。
(コピーしたけど)
シン「はぁ、はぁ!・・・・・・・・・・散々な目にあったじゃないかっ!!」
ヨウラン「一体なんだったんだあの化け物はっ!?」
ヴィーノ「オレ眼ぇ合っちゃったよ!い、、、一週間後に死んだらどうしよう・・・・!」
レイ「ん・・・・・・?どうした?」
ヴィーノ「な、なんでもないよ!」
ヨウラン「ね、、寝てろってレイっ!」
レイ「そうか・・・・・」
2日目 終了
最終日 ホテル・デステライ ロビー
フレイ「昨日部屋に入ってきたの誰だったんだろッ!?私レモンスライス眼に張ってたからわかんなかったのよねー。」
ミーア「ショックよねー、夜這いかけられそうになったなんてー」
シン(小声)「昨日の化け物・・・・・フレイ先輩だったのか・・・・・」
ヴィーノ「俺たちはなにも見てない・・・・・そうだろ?」
ヨウラン「そうだな・・・・」
シン「フレイ先輩けっこう美人なんだけどなぁ。」
ヴィーノ「幻滅・・・・・・」
シャニ「クロトーッ!お前、、おまえぇっーー!!」
アウル「朝起きたらあんた以外額に肉ってどういうことだよーーーっ!!」
スティング「馬鹿をやりすぎだ!馬鹿をーーーーぅ!」
オルガ「いま死ねぇぇぇぇーーーーっ!!」
クロト「なんなんだよお前達は!なに本気で怒ってんだ!書かなきゃ書かれる!そんだけだろーがー!」
スティング「お前はオレがぁーーーー!」
クロト「オレは書かれないけどね!」
フレイ「うるさいわよ馬鹿共っ!!」
ネオ「じゃあ、そろそろバスに乗ってもらおうかー」
一同「はーい。」
バス車内
一同「zzzz。。。。。。」
完
>>25 ・・・完結してしまったのか。残念だ。
長らく楽しませていただきました。乙かれです
GJ!!でした
>>26 大丈夫、このシリーズが完結しても、両校は事件が絶えないから・・・・・・・
今日はSS大量日だぜ!駄文も混じるけどな!↓
シン「なぁ、今日家で鍋するんだけど、皆も来ないか?」
ルナ「私いくー!」
ステラ「ステラも…行きたい…」
マユ「(くっ、やぱりね…でも試練が多いほど恋は燃えるもの!)」
メイリン「私もー!」
アウル「なぁなぁスティング!行こうぜ!」
スティング「いや…人様の家に…」
アウル「ステラはよくて俺はダメなのか?」
スティング「あのなぁ…ステラはなぁ…」
アウル「とにかく行こうぜ!」
スティング「悪いな…シン」
シン「別にいいよ」
各自席 シンを北に右隣がステラ、右隣がルナ。その隣がマユで、南に位置
するのがスティング。その隣にアウル、ステラの隣にメイリン。
マユ「(くっ…じゃんけんに負けるとはうかつだったわ…だけど!こんな窮地に
立たされてもどうにかするのが私!不可能を可能にする少女よ!)」
ステラ「熱っ!」
シン「はははっステラ、ふーふーしなきゃ熱いだろ」
ルナ「…ほら、シン。あーんして♪」
シン「う、うん」
マユ「(やっぱり、不利だわ…やっぱり私は不可能を可能にする男、フ○ガの
ようにはなれないのかな…)」
ステラ「…シン、ふーふーして♪…」
シン「それ…ステラの肉じゃないか…」
メイリン「(誰?この水色の子…可愛い♪テンプレに書いてないけど大丈夫か
な…)」
マユ「(しかも私の近い所に肉が無い!なんで?)」
マユ「こら!ブタ!食いすぎだ!」
ルナ「ブタ言うな!鍋は戦争よ!」
マユ「スティング兄さん!そんなに食わないで!」
スティング「…」
マユ「スティング兄さん?」
スティング「…」
マユ「(スティング兄さんが鬼と化している!)
完
29 :
テンプレ案:2006/02/13(月) 01:12:49 ID:QXbtB0Ae
その他
アサギ・コードゥエル
サスライのアルバイターアルバイトなら数しれない程こなしてきている。
また、マユラ・ジュリとは仲が良く三人の中でリーダー的存在。また一人でいる事は滅多にないので、一人でいる所を見ると幸運になるというジンクスも…看護婦が本職という噂もある
マユラ・ラバッツ
アサギ・ジュリと共にサスライのアルバイター
アサギ・ジュリとは非常に仲が良い。
また、目、髪形のせいで某スパコディに見間違えられることが、ごくまれにある。アサギと同じく看護婦が本職という噂もある
ジュリ・ウー・ニェン
マユラ・アサギと同じくサスライのアルバイターマユラ・アサギとは非常に仲が良い
時に、偽名を名乗り男を誘惑したとか(主任E談)
本職に関してはラスティ・マッケンジーと仲が良いので看護婦で間違いないかと思われ
とりあえず考えてみた
テンプレ話やキャラ登場の合否判定は重複しちゃったスレでやらないか?
折角立ててくれたんだから有効活用しようぜ
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l!l゙`:;,,illlllllllllll;:: ::::: ::::::::::;lllllllllllllllllllllllll、;;;;: : : : : : : : ::::::: : : : .,:;;;;;、;;lllllllllllllll|:::;;::::::;:ll;;;llllllllll゚,,lllllllllllllllllllll
゜::,,illlllllllllllllll" : ::: ::::::::::;,lllllllllllllllllllllllll;;;;;;;;;;;;;;: : : : : : : ;;;;;、;;;;;;;,llllllllllllllll::;,;:::::::;″;llllll゙,illllllllllllllllllllllll|
:,,illlllllllllllllllllll: : ::: : :::::::::;,lllllllllll゙゙lllllllllll::;;;;;;;;;;;;;;;;;;;: ,: : :.、;`、;;;;;;;;;;;;llllllllllllll!!;:;、:::::;;;;;::;llllllllllllllllllllllllllllllllll
illllllll!llllllllllllll:::::: : : ::::::::::'lllllllll!ト;゙lllllllll: : : ;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;: : : : : 、;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;,llllllllllllll;;;::`:: ::::;;:::::;llllllllllllllllllllllllllllllll
学校の怪談続き期待。
>>29 乙!
だが、何故ゆえに名前をカタカナにする?
33 :
32:2006/02/13(月) 02:01:56 ID:???
名前を「半角に」だった・・・
カタカナって何だ、俺よ・・・
「なにかね、チョコレート以外のものを、シンに作ってあげたいのよ」
開口一番そう言った。
校門で待ち伏せしていたボン・キュッ・ボン。コートを着ててもわかる、生意気オッペー。
連合内では、ひそかに『ザ・オッペー』『キョヌーン・オブ・ザフト』『乳』と呼ばれてたりする
ミーア・キャンベルそのひとである。
オクレ「あんたが着ると、トレンチコートというよりハレンチコートだな」
ミーア「いやぁ〜ん!! ってなによ!オクレ兄さんに言われたかないわよ!
ただ事じゃないエロスマン私服なオクレ兄さんに、言われたかぁーないわよ!
今だって空条承太ろ、っていうか誤魔化さないで」
オクレ「オクレ兄さん言うな。オクレ兄さん言うな。承太郎言うな。……つまり?
バレンタインデーに、なにをしろと?」
ミーア「ルナもマユちゃんもチョコ作りに(それはもう)張り切ってるし。もちろんステラもでしょ。
質も量も、ただ事じゃないもの。それじゃシンの胃が保たないじゃない?」
オクレ「なるほど。オレ特製・特大特濃・愛のザッハトルテをつくれ、ということだな?」
ミーア「やだ兄さんったら愛と死が同意語! だーかーら、チョコはダメだって」
オクレ「じゃあザルツブルガーノッケル」(=デストロイサイズ山盛りふわふわスフレ)
ミーア「シンを胸焼けで殺す気?」
オクレ「『ときめいて死ね』という昔のことわざがある」
ミーア「(このツンデレめ……) もう!せっかく『三角巾の似合う男子高校生ランキング☆
読者の圧倒的な支持を受けて15回連続チャンピオン!』に聞きに来たのに…
……あれっ、えっ??!
お、オクレ兄さんって、洋菓子つくれるのー!?」
オクレ「そんな称号かってにつくるな。あとオクレ兄さん言うな」
ミーア「だーってだって炊き込みご飯とか肉じゃがとか、サバの味噌煮とかなら絶品なのは
知ってるけど!マーボー豆腐も!けどスウィーツってイメージは全ッ然!!」
オクレ「習ったきりだからな。ケーキひとつの費用でスープ一鍋になるし」
ミーア「どこで習ったのオクレ兄さん!?おしえておしえてオクレ兄さん!オクレ兄さ〜ん!」
オクレ「オクレ兄さん言うな。オクレ兄さん言うな。オクレ兄さん言うな」
結局、問いには答えようとしないスティングだった。
こいつは明るいなぁ
……やっぱり、別人か。
すこし昔のことを思い出しながら、雪を踏む。あの日の汽笛をおぼえている。
────列車は市街地を抜け、わびしい雪原を抜け、ヘリオポリスへ。
この町は大都市でも観光地でもありません。ですが広大な平野に線路を敷き、大きな工場や
工業カレッジを集めた、とても文化的な場所です。
はたらくためにここに来ました。
といっても、ちいさなスティングは、ブルーカラーにもホワイトカラーにもなれないでしょう。
カレッジに通うにも、ちいさすぎます。
だれもがそう一目でわかってしまうので、駅から動かない少年になんと声を掛ければよいか
みんなわからないのでした。そして三十分後、やっと警官がやってきて言ったのです。
*「おい、チビ。そこで何をしている」
職も列車代もない者が、置き引きや強盗をはたらくことの多い土地でした。
こどもに対する威圧てきな物言いも、仕方のないこと。スティング自身、自分が清らかだと
思わせるような、良いみなりをしているとは思っていません。
スティ「こんにちは、警官さん。まちあわせですよ」
*「獲物は、たんと太った財布を懐にいれた列車客たちか」
スティ「おんなじ太ったものなら、その太いソーセージをいただきたいですね」
警官は、袋を手に持っていました。
中にはたしかに、ソーセージをはさんだパンが入ってました。
*「ハハア、いい嗅覚だ。わかったぞ。見ない顔だが、ルンペンの新入りというわけだな、坊や。
だがこれは俺の昼飯だ。おまえを署に連れ帰ってから、ゆっくりいただくのさ」
スティ「それならどうか、コインを使った賭けで決めませんか?」
*「なぜ、俺がそんな賭けをしなくてはいけないのかな。つぎはぎだらけの大きすぎる上着に、
大きすぎるシャツに、窮屈なブーツを着たこどもが、俺になにか言っているぞ」
スティ「約束の時間まで、あまり間がない。そのソーセージで腹ごしらえをしておきたいんです。
もし俺が負けたら、この身を自由にしてください。もちろん、トスはあなたにお任せします」
*「ふーむ、コインは俺のを使おう」
警官は受けたふりをしましたが、ふりだけで、ソーセージもスティングも持ち帰るつもりでした。
そして、硬貨が宙を舞い────
指についたソーセージの汁を舐めとり、礼を言ってスティングはシルバーセラフに乗りこみます。
警官は、マスタードが付いただけのパンを抱えて『ぽかん』と去る車を見送りました。
*「すこし強引なようだな、彼は。……つかまえられるかと、あせったかい?」
スティングにあせりはありませんでした。知っていたからです。
自分がつれて行かれることがないことも、投げられたコインの表裏も。
サイコロの目、伏せられたカードの数字。人の表裏まで。そういうものは、彼に悟ることの
できるものでした。いつごろからそうだったのか……、過去のことはわかりませんが、ほんの
すこし先の未来を知ることが、呼吸を整えるのと同じリズムでできる。
孤児院で『母さん』と慕われた女性は、こう言いました。
母さん「なんて非現実的で、実用的な能力。──神様の不公平の証明」
そういう子どもは、まれにいるものです。
あちこちにいて、この町にもいるのです。
この町のそういう子どもは、今では『大資産家のフラガ』と呼ばれていました。
もう何代にも渡り、フラガの子は悟ることができました。その力を失うことなく大人になって、
そのおかげでただのフラガではなく、大資産家、と頭につくフラガになったのです。
*「しかしどうしても、君を直接迎えたくてね……ようこそ、我が屋敷、フラガの本家へ!
これから君のような賢い子をどんどんすくい、社会の役に立つ人間に育てていくつもりだよ」
この人こそが、現当主アル・ダ・フラガです。
豊かな金髪の、顔はとてもやさしそうな、本当にとてもやさしそうな笑みをつくる人でした。
>>34-36 今日は、終わりっすか?
何にしても無茶苦茶上手いですね文章。
続きもものすごく気になるし。
今後の展開に心から期待しつつ・・・
超GJ!
結局、当日編も書く事にしました。しばらくかかると思います。
その前に短いすでに書き終わっていた話投下しておきます
例によって携帯からなので読みにくいかもです
「こんなおっさんのとこ、行っちゃだめだ!!!」
「行ってもイイことなんてない!だからだめだ!お前はうちにいなきゃ……」
「だから絶対行くな!お前はまだ、うちにいなきゃ……僕がいやなんだ!!」
フラガ家へ来てはじめての朝。
よく知った少年の叫び声と、見知らぬ誰かの歌声で目を覚ましました。
……エレウィッコダンスエンド ベネウィッコシャーアンス♪……
見知らぬ誰かは、スティングのベッドにもぐりこんでます。寒いからでしょう。
(いまどきハラミコシャッペンエィ?)と思いつつ、ベッドを降ります。
……ドゥットシッポマー……「あぁん!?び、びっくりした。起きたのね?」
毛布からでてきた彼女は、黒サテンのお仕着せに糊のきいたエプロンを重ねた、メイドの
ミーアでした。フラガ家のハウスメイドはこの娘と、もうひとり、メイド長である貫禄のよい
女性だけで、あとは雇いのコックなどが通うだけです。
めくれたスカートから痩せた膝小僧が見えていることに気づいて、ミーアはあわててすそを
はたきました。くすんだ色の髪に、そばかすだらけの顔面、それと黒ぶちの大きなメガネが、
彼女をとても気弱そうに見せます。じっさい、彼女は臆病でした。
ミーア「えぇっと、マーナさんに呼ばれて起こしに来たんだけど……、いけない!!
すぐ顔洗って!着替えて!旦那様が朝食を終えるまでに来なさいって言われてた!」
彼女があたふたするころには、すでにスティングは洗面台から帰ってきていました。
それから、自分にも用意されたお仕着せをサッと身につけます。
あわてふためくミーアにうながされて、ネクタイをつけながら廊下を走ります。
スティ「おはようございます」
フラガ「──遅い」
スティ「着替えに手間取りました」
ミーア「そっ……そうなんですっ。もっ、申し訳ございません!!」
アル・ダ・フラガは優しく頬笑みました。
が、彼は席を立つと、少女に近寄り、平手を浴びせたのです。
〜学校・職員室〜
シン達が登校してくる前に学校の職員室では、なにやら一騒動起きていた。
タリア「はぁ〜、今年こそは何も起こらないで一日が終わって欲しいわね〜。多分それは叶わないでしょうけど・・・。
今までの経験からして、そろそろ来そうね。」
ピンポンパンポーン
校内アナウンス「タリア・グラディス先生は大至急理事長室に来てください。繰り返します。タr(ry。」
プツッ
タリア「やっぱり来たわね・・・仕方無いわ、さっさと終わらせて来ないと。」
理事長。ギルバート・デュランダルに呼び出されたタリアは、めんどくさそうに立ち上がり、理事長室に向かった。
コンコン・・・ガチャッ
タリア「何か御用ですか理事長?」
ギル「いや、特に用と言う事は無いのだが・・・君が今日は何の日か忘れているのではないかと思ってね。」
タリア「・・・チョコレートならあげませんよ・・・。」
あまりに早い対応に、ギルバートは少し戸惑いながらもそれに返答しようとした
ギル「いや・・・私はまだくれとは一言も言ってn「あ げ ま せん よ !」
ギル「だが・「あげません!」
ギル「しかし・「あげません!」
ギル「そこをなんとか・「あげません!」 ギル「・・・。」
タリア「・・・。」
完全に言葉を遮られて、ついに根負けしたギルバート・デュランダルは沈黙した。
タリア「他に用が無いのなら、職員室に戻らせて頂きます。では・・・。」
ガチャッ・・・バタンッギル「・・・フッ、笑ってくれて構わんよ・・・。」
周りには誰も居ないのに、どこかで聞いた様な事を一人呟くギルバートであった。
一方職員室に戻って来たタリアは、そこで、教育実習生のアビー・ウィンザーに絡むアーサー・トラインを見た。
アーサー「ねぇ、アビー先生は今日が何の日か知ってますか?」
タリア「はぁ〜(アーサー・・・貴方もなのね・・・。)」
アビー「今日はバレンタインデーですけど、それがどうかしましたか?」
アーサー「その通り!今日はバレンタインデーです!・・・だから、その・・・アビー先生にチョコ貰いたいな〜
なんて思っちゃったりして。」
アビー「私、そういうのあんまり興味ないんで・・・すいません。」
アーサー「またまたそんな事言って〜ホントはしっかり用意してるんでしょ?そのバックの中に。」
アビー「なっ、なに言ってるんですか!?入ってませんよ!」
アーサー「あっやっぱり持って来てるんじゃないですか!一個でいいからくれないかな〜?」
毎年この日は妙なテンションになるアーサーに詰め寄られて、図星な事もあり珍しく、アビーは顔を赤くしながら慌てた様子だった。
その様子を見たタリアは
タリア「また今年も暴走してるわね、アーサーは。」
と言いながらアーサーに近付いて行った・・・。
そして拳を握り締め、アーサーのみぞおちに強烈な一撃を放った!
ドガァッ!
アーサー「フォンドゥヴァオォゥッ!」
ガクッ・・・ドサッ
そしてアーサー・トラインは完全に沈黙した。
タリア「大丈夫?」
アビー「あっ、ハイッ!助かりました!ありがとうございます。
だけどトライン先生・・・大丈夫なんですか?」
タリア「毎年こうなのよ・・・チョコを持ってる人を見つけては詰め寄るの・・・だからこれでいいの。」
アビー「そうだったんですか、すいません・・・。」
タリア「別に禁止されてる訳じゃないからいいのよ・・・だけどこれからは少し気をつけるようにして頂戴ね。」
アビー「ハイッ分かりました。あっ、それじゃあ授業の準備に行って来ますので・・・。」
そう言いながらアビーは赤い顔のままそそくさと去っていった。
タリア「(若いわねぇ・・・。さて、これ以上何か問題が起きずに済めばいいんだけど・・・。)」
朝食を終えたフラガ氏は、部屋を出ていきました。
*「ああ、あらあらまぁまぁ、なんてことだろう。こんなに鼻血がでてるじゃないか。
旦那様も、女の子の顔をたたくことないだろうにねぇ。けど、遅れたおまえも悪いんだよ」
あの方は、なんでもお見通しなんだから。ふくよかなメイド長は、そう言い聞かせます。
顔中を血と涙でぐしゃぐしゃにして、ミーアは割れたカチューシャをにぎりしめました。
ミーア「ひどい……ひどい……あたしをぶった。とんでもない男」
スティ「こういうのが、いつものことなのか」
ミーア「そうよ、いつものこと。ああ忌々しい、あんたもあんなウソ言わなくてよかったのに」
*「およしなさいって。さぁ、スティングは行って。旦那様が呼んでいるわ」
しずかに部屋を後にしました。
そして、女の子を張り倒した主人について、胸に手を当てて考えてみます。
スティ「ひどい……ひどい……女の子をぶった。とんでもない男」
そうつぶやいてみても、心の中はからっぽでした。
スティングには激しい感受がありませんでした。
孤児院で彼を「お人形」と呼んだこどもたちは、ただしく物を感じ取っていたのだと、
彼自身は思っていました。それほど何もなく、何もかも、どうでもいい位なのです。
みんな赤ん坊のときから、興奮はするものです。すこし成長すると、それが快か不快か
わかるようになり、さらに悲しい、嬉しい、憎らしい、いろいろな感情を持つのです。
院長はそれを、ちいさな芽が伸びてたくさんの枝を生やす樹木に例えていました。
命は未来への種子なのだと、そう語りました。
ならスティングは、芽がでない種なのでしょうか?
────そんな疑問でさえ、ちいさなスティングの中には浮かびません。
どんなものも心を揺さぶることはなく。ただあるものを見て、聞いて、悟るだけ。
見えるものは実際にある。ないものは見えることもない。
スティ「…………」
渡り廊下の角に、金髪の少年がかおを覗かせているのが見えます。
スティ「……おはようございます」
とたんに、見知らぬ少年の姿はふわりと溶けるように消えてしまいました。
嗚呼また他の人の投下途中にやってしまった
一応これで終わりです・・・次から気をつけます
(気が付けば……リロード忘れっ…!
2レス続けてリロ忘れっ…!
やってしまったっ……!
さすがの俺も2レス続けてリロードしない猛省…!)
血に染まる人、ゴメンネー
そんな奇異を見てさえ、スティングには「どうでもいい」以上の感想がないのです。
♪ジングルばれーん ジングルたいーん チョ・コ・を・買え〜♪
♪菓子ぎょーかいのー インボーだーよー チョ・コ・を・食え〜♪
すっかりバレンタインムード(多少クリスマスの使い回しがみられるが)の街の中心で。
シン「アッガーイ!そのチョコレート色のボデー、アガーイたんじゃないか!?
ちょっと通してくれ!これは運命なんだ!ちょっ」
女性客の群れ「……(じろり)」
シン「いえ、ごめんなさい。すいませんでした。
……ああ、アガーイたんに会いたい触りたい、が……なんか向こうにマユもいる。
ここはおとなしく帰るか……。しかし、なんでこんなところにアガーイたんが?」
【バレンタイン直前☆乙女のチョコレート作り教室 〜アッガイもいるよ〜】←看板
シン「そうかバレンタインか。ならアガーイたんがいても仕方ないな!」
ミーア「おーい、アッガイの中の人ー。息、できてるー?」
スティ「ふぅ、……なんとか。ふぅ」
ミーア「どうして、牙留茄飯でチョコ作り教室開催なのよ?」
スティ「親父さんの顔を見ろ」
コニ父「ギャル゚+.(・∀・)゚+.゚イパーイ」
ミーア「OK、心得た」
コニー「ったく。店の前女の子でいっぱいにして、デレデレしやがって……」
コニ母「男なら誰でもそうよ。誰でもそうだもの、気にしないで私は気にしてないわホホホホ」
コニー「……母さん、包丁おろして」
連合生A「おいおい、こう空気が甘ったるくちゃたまんねーよ」
連合生B「ッントによぉ、文句言ってやろーぜ。オイどけよ!責任者出てこい!
テメーか?アッガイのぬいぐるみなんぞ被りやがって……ぇ?!」
連合生A「お、オクレ兄さんだ?!!番長だ!!!」
連合生B「げぇーっ、バイトしてるって本当だったのか!」
スティ「それで、油の温度は……ん?なにか用か?中を覗くなよ」
連合生A「いや……、あ、あの……その…………ぬふぅ!
ず、ずっと好きでしたッス!付きあってくださいッス!
毎晩オカズに、いや毎年オレにチョコを、むしろ毎朝みそ汁をつくってほしいっすー!」
連合生B「オマエ『うほっ』だったのかーーー!?」
スティ「毎朝は忙しいからムリ」
連合生徒A「 ○| ̄|_ 」
オクレ「さぁ、チョコクリームコロッケが完成したぞ。
一風変わったチョコレートで、男のハートを滅多刺しだ!」
コニー「滅多刺しちがう!ねらい撃ち!」
マユ「ま、私にはオリジナルレシピがあるんだけどね。エルちゃんには役立ったかな?」
エル「とってもタメになったよ。来てよかった!」
オクレ「ありがとよ。でも嬢ちゃん、油つかうときはお母さんに手伝ってもらえよ?」
エル「うん!おにーちゃん、おしえてくれてありがとう!」チュッ
コニー「!!!!!」ガーーン
コニ母「あらあら、ぬいぐるみの頭にキスしただけで」
ミーア「こ、コニールちゃん?そんな、ほっぺたちゅーくらいで……」
マユ「フッ。ウブねぇ」
オクレ「はぁー、やっと終わりか。コニール、レシピ配りおわったら片付け手伝っ……ぶふぅ!?」
コニー「ひとりでやれ、そのくらいっっ!」
ミーア「で、でたわS・B・K(スピニングバードキック)。しかもパンツ見えた。季節ばっちりハート柄。
……スティング?兄さん?お〜い、だいじょうぶ?」
オクレ「大丈夫だよ遠坂……俺、これから頑張……」
コニ「だっ誰だよそれ〜!!もう、お前なんて知らない!
(もう、もう!チョコあげようとか本気で考えかけてたあたしがバカだった!!)」
ミーア「あぁコニール怒らないで!でもホントに遠坂って誰よー!?」
つづく(おそらく長々と)
>>40-47 できておる・・・ 喃
朝っぱらから、非常に良いもの読ませて頂きました。
どう見ても、どちらも名作の期待大です。
有難うございました。
改めてGJ!!
一週間前、ザフト学園校門前に立ち尽くす一人の男がいた。
(宿泊行事につき、○日〜$日まで休校。)
???「宿泊行事など、、、私が理事長の時代には無かったがな・・・・学力が下がるわけだ。」
その張り紙を見た男は一言呟いてその場を立ち去った。
ザフト学園に恐怖政治の時代が訪れる!?
次回「その男、限りなく理事長!」過去からの亡霊に立ち向かえ!ギルバート!
50 :
28:2006/02/13(月) 15:24:37 ID:???
テンプレ違反したとこあった?
>50
全然無いぞ、むしろいいSSだった
感想が書き込まれなくてもあまり気にするな
結構ある事だから
それにマズかったら何らかの指摘が来る
52 :
51:2006/02/13(月) 18:01:54 ID:???
>50
気にするなってのも無理な話だよな
言い方が悪かった
どうか気を悪くしないでくれ
やっぱり見たら何らかの感想書くのを義務化しないか?
書いたあと何の反応もなかったらやっぱし不安になるよ
>52
じゃあその件は重複したスレで決めよう
荒れないとは思うが念のためにな
感想って、作品を見て心で感じたことを書いたものだろ?
義務化ってなんか違くね?
職人さんにとっても微妙じゃない?義務化された感想って。
気を悪くしたらすまない。
つか議論すまない。
55 :
54:2006/02/13(月) 18:13:35 ID:???
>>53 ああああまたリロ忘れ!!!
ホントごめんなさいorz
以下何事もなかったかのようにドゾー。
>>34-36,40,43,46-47
GJ!
おそらくアウルのクリスマスの続編ですな?
続きが気になる・・・。
しかしまあ、相変わらず童話っぽい文章お見事。
真に・・・よいでしょう。
>>41-42 ギルとアーサーに合掌w
GJ!
いつのまにか新スレ
重複してるんか?こっちでいいんだよな
ネタ結構たまってるし読まないとw
>>1 乙!
>>58 「ネオ」その・・・なんだ。あぁ!あれだ!重複してるほうは討論スレで、こっちはSS投下スレだ。ここテストに出すぞー。
60 :
怪談編:2006/02/13(月) 22:19:40 ID:???
前スレ731-737続き
理事長室前廊下
ラウ「このあたりから爆発音が聞こえたと思うんだが…
これは!」
少し狭い廊下におびただしい数のピンクの死骸?
があった
ラウ「これだけの数が…
一体ここで何が?」
こんな芸当が出来るのは私の知る限り【女王】しか居ない
しかし【女王】も手駒を切り捨てる事など考えられん
それに女王だって私が倒したはず…
しかしこいつらがいると言う事は…
ラウ「ん?」
ラウはピンク達の中に見覚えのある少女が倒れているのを見つけた
ラウ(レイと同じ学年の…
可哀想に…やはり犠牲者が出てしまったか…)
メイリン「うう…」
ラウ「まだ息がある!?」
レイ「む、扉が開かない」
ルナ「ニコル先輩呼んでくる?」
レイ「いや…まだまずいだろう」
ステラ「まずい…おいしくない?」
ニコル「お前等とりあえず百回死ね!」
ヨウラン「先輩、この状況でその歌笑えませんよ」
ニコル「あの世で仏陀の(ry」
ヨウラン「本当に俺逝きそうだよ」
シン「誰だよ先輩壊したのはー!」
ラウ「君、大丈夫か!?」
メイリン「…」
キュピーン
ラウ「つ!」
ラウの脳内通信に何かが割り込んできた
?(お前敵か?)
頭に直接?
レイとネオとか言う奴以外からは初めてなんだが
…誰だ?
ステラ「このくらい…私が…
(森下発動)ですとろーい!」
?「外が騒がしいな」
?「もしかして出られるんじゃ?」
?「どうだろうな…
ん!この気配はステラちゃんだ!外に居る」
?「判るんですか?」
?「当たり前だろが!
俺が何年ステラちゃんファンを(ry」
ステラ「う…この感じ…」
レイ「どうしたステラ?」
ルナ「さっさとやっちゃってよ」
ステラ「オレンジ!オレンジ!凸がいる!」
ルナ「ひっ!何か異様に興奮してる…」
ステラ「オレンジ嫌!
ですとろーい!!」
バァーーン!(扉を一撃粉砕)
?「うわあああー!
(巻き込まれた)」
?「ハイネーー!」
ルナ「オレンジ…ってハイネの事じゃ!?」
ステラ「やった!
倒した!
オレンジ!」
レイ「…とりあえず中へ
話はそれからだ」
ルナ「やっぱりハイネだ!
ヴィーノも!」
レイ「まさか無事だったとはな」
ステラ「うぇーい、ケチャップ無事…よかった」
ヴィーノ「ずっとここに閉じこめられてたんだ
来てくれてありがとう、助かったよ!」
ハイネ「ステラちゃん…俺もいるんだけど…」
レイ「話は後だ、まずやらなくてはならない事がある
先輩、この部屋に石碑のようなモノがありませんか?」
ハイネ「先輩じゃない!何度言ったら…」
ステラ「ギロリ」
ハイネ「ええっと…石碑?」
誰が私の頭に直接語りかけて来ているのか、すぐにわかった
今目の前に倒れている少女だ
ラウ(私はラウ・ル・クルーゼ
レイの保護者で、元生徒会の者だ
敵ではない
君達を助けに来た
まってろ、すぐに手当を…)
メイリン(元生徒会の先輩?
……ラウ先輩)
ラウ(はは、まあそういった所だ)
ハイネ「石碑ってアレの事か?」
ハイネの指さした先には、もはや修復不可能な程に破壊された石塊が転がっていた…
ルナ「…嘘、ここまで来て」
レイ「そんな…そんな馬鹿な!」
ステラ「おうオレンジ、ようもやってくれたのう?」
ハイネ「おい待て
俺は何もやって無い!」
ヴィーノ「俺の方が先にここに来たんだけど
最初から壊れてたよ」
ハイネ「そうだぜ、こいつの言う通りだ」
ステラ「ケチャップがそういうなら…」
レイ「本当にそうなんだろうな
しかし、これは誰が?」
ルナ(茫然自失中)
ヴィーノ「これは理事長の仕業だよ」
レイ「何!?」
ラウ(凄いな君は、一見大怪我に見えるが
全て軽傷だ
ただ、随分疲れているようだな
無理もない
…よし、済んだぞ
これで大丈夫だ)
メイリン(ありがとうラウさん)
ラウ(礼には及ばんさ
では私は先へ行かせてもらう
他の子達を確保しなくては)
メイリン(待って!…私も連れてって)
ラウ(ここら辺りの敵は君が全て排除してくれた
ここにいた方が安全だよ)
メイリン(でも、私行かなくちゃ!)
ラウ(その体ではまともに動けないだろう
私に任せてはくれまいか)
メイリン(私皆を守るって決めたんです
だから…お願い
…戦わせて)
どういう事だ?
人格が変わっているぞ
この娘、憑かれている?
いや…違うな、霊的なモノは感じない
そして内から湧き出てくるような力
力の対価にこの娘自身の生気を吸い取っている…
良くないな
メイリン(強くならなきゃ
戦って…強く)
ラウ(悪いがその人格と力は封印させて貰う
君の為にならない)
67 :
次回へ:2006/02/13(月) 22:27:31 ID:???
メイリン(え?)
ラウ「はっ!」
メイリン「う…あ…」
ラウ「ついでに安静にしておける
一石二鳥というやつだ
先へ急がなくては」
レイ「ギルがこれをやったと言うのか!
どういう事だ!
答えろ!?」
ヴィーノ「ぐ、苦しい…離して…」
ハイネ「おい!落ち着け!」
ルナ「やめてレイ!」
ステラ「?(落ちている書類に気が付いた)」
レイ「ハアハア、俺が納得できる様に説明して貰おうか」
ヴィーノ「ハアハアハア、そこら辺に書類が落ちてる
それ見れば一発だ」
ルナ「書類?」
ハイネ「ああ、あれか…」
ステラ「もしかして…これ?」
ステラが書類らしき物をレイに差し出す
68 :
ナーsのお仕事:2006/02/13(月) 22:43:35 ID:QXbtB0Ae
シンサイド
アサギ「━━━て事があってね。」
シン「ハハハ、マジっすかぁラスティ先輩がねぇ罪な男ですね」
アサギ「そのせいでジュリったら夜中の回診一人じゃ怖いって、私までついていってるんだからぁ。」
シン(あぁ女の子と普通に喋れるのって久しぶりだな…)
アサギ「どうかしたの?」
シン「いや別に…ちょっとね」
ガラガラガラガラ
マユラ「逃げろー♪」
アサギ「ちょっとマユラ!病院内で走ったら……」
ドタドタドタドタ
オクレ「待ちやがれこのぅ!」
シン「な…!?…オクレ兄さんの髪の色が、目に優しい色じゃなくなってる―!?」
ステラ「真っ赤…」
アウル「痛い…」
アサギ「またマユラったら…」
ガシャーン
怪談編投下乙です!!!
良いところで止めますね〜 次が待ち遠しいですよ
>>60-67 森下ステラww
レイ怖い、ラウはいい味出してる。
ニコルとヨウランのやり取り最高w
相変わらず、見事!!
超GJ!
シン「ん!?行きましょう!」
アサギ「いつもの事よ…」
ステラ「今凄い音した……」
アウル「スティング…」
シン「ってラスティ先輩!?」
ラスティ「よっ…よう」
マユラ「あいたた…」
アサギ「これでまた入院期間が伸びるわね」
ドタドタドタドタドタドタドタドタドタドタドタドタ
シン「うわっ何でこんな人が!?」
アウル「と、とりあえず逃げるぞ―!」
アサギ(何事かしら……ちょっと下まで行きましょうかね)
シン「アサギさん?そっちは…ええい!」
マユラ「アサギ!どこ行くの!?」
アサギ「ちょっと下まで!」
マユラ「なら私も…」
スティング「ステラ早くしろ!」
ステラ「うん!」
ラスティ「ちゅっみんな俺をオイテイカナイdtjふじこgptヴぁ!?」
ゲシゲシゲシゲシゲシゲシゲシゲシゲシゲシゲシゲシ
ラスティ「皆踏まないdtjふじこgporzヴ!」
72 :
通常の名無しさんの3倍:2006/02/13(月) 22:56:21 ID:wdQyP/bh
怪談編乙です!!
続きがすごく気になります!
>>68,71
アストレイ三人娘が出てくるSSは珍しいので
応援しております、がんばれー
※前スレ615-616、662、765、768を読むとより一層楽しめる罠。
ザフト学園 屋上
シン「でさー、連合のユウナ先生ってそれ以来サトー先生とかに狙われてるらしいぜ。」
ヴィーノ「マジホントだって、俺らスキー教室ん時に見たんだから!」
ルナ「えー、ホントにぃ?」
メイリン「お姉ちゃん!みんな!また校門の前に変なおじさんがいるよ!」
ルナ「ほっときなさいって、それよりさー、今度理事長選挙やるらしいよー。レイが言ってたんだけど、今更って感じ?」
シン「他にやりそうな人いないもんなー。」
メイリン「そんな事よりもさー・・・・・」
三日後 ザフト学園 集会ホール
カナーバ「ではこれより私立ザフト学園、理事長総選挙を始めます。第一候補、現理事長ギルバート・デュランダル」
パチパチパチ・・・・・
カナーバ「第二候補、前理事長パトリック・ザラ」
(どよめき)パチパチパチ・・・
ギル(ほう・・・・・・ザラ理事長殿がまさか立候補するとはな。)
シン「ザラ前理事長って・・・・・」
レイ「あぁ。あの生徒名鑑事件の張本人だ。」
ヴィーノ「まともな神経してたら立候補なんかしないよな。」
カナーバ「では両名によるスピーチを始めます。ではデュランダル先生、お願いします。」
ギル「ありがとうございますカナーバPTA地区会長。生徒の皆さん。将来に不安はありませんか?近年の本校の学力は若干低下傾向にあります。
このままでは世界は混乱の渦に巻き込まれるでしょう。そこで私が提案したいのは全く新しい教育の方法デスティニープラン。
この画期的なプランは遺伝子検査によって、皆さん一人一人に最も適した職業を見つけ、その職業に見合った教育を施すというものです。
デスティニープランによって私はあなた方の明るい未来をお約束します。(一時はどうなるものかと思ったが、これで私の勝ちだな)
生徒一同(おぉぉぉーーーー!パチパチパチ・・・・)
75 :
ナーsのお仕事:2006/02/13(月) 23:15:38 ID:QXbtB0Ae
レイサイド
レイ(さぁここで俺が選ぶべく選択肢はずばり@だな。シンが来てくれるのが一番楽だが
そんな都合よく来るはずがないし
主任さんが殺されていく所を黙ってみてるわけにもいかないしな…)
犯罪者K「さぁ、サヨナラだね主任さん」
主任E「く…!」
カチ
レイ(動くなら引金を引く一歩手前━━
5…4…3…)
ジュリ「イヤァァァァァ!」
レイ&犯罪者K「!」
犯罪者K「どこに伏せて━!?」
レイ(行くなら今しかない!…何だこの違和感は!?)
「うぉぉぉぉぉぉ!」
犯罪者K「!…♪」
レイ「なっなにぃ!?」
犯罪者K「やめてよね。僕がそんな小細工、気付いてないとでも思ったの?
それと看護婦さん
惜しかったけど動いたらこのロン毛の兄ちゃんが死んじゃうよ?」
ジュリ「そんな…」
レイ(この男一体何者だ…?)
続く
76 :
通常の名無しさんの3倍:2006/02/13(月) 23:15:58 ID:wdQyP/bh
ぜひ続編
り、リロードし忘れて投下してしまった!!スマソorz
>>67 お主こそ万夫不当の豪筆よ!GJ!
>>71 オ、、オクレ兄さんっ!!そ、そして、、、ラスティーーーッ!www
アストレイ三人娘怖ーっwwwGJ!
>>74 ・・・ギルがまもとな演説をするとはな。
珍しくマジだなw
とにかくパトリックが何と言うのか非常に楽しみだ。
>>74の続き
カナーバ「続きましてパトリック・ザラ前理事長のスピーチです。」
ザラ「私は、皆さん生徒が大好きです。自由と、力に溢れる皆さんが好きです。ですが、その皆さんの笑顔を打ち砕くのはなんだ!?
勉強だ!!皆さんはまだ若く、活発で行動力に溢れている!そんな皆の笑顔を殺すのはなんだ!?勉強だ!
私が理事長になった暁には、生徒主体の!全く新しい勉強方針を導入する!!」
一同「う、、、ウオォォォォォォォォォォッ!!!パトリック先生最高ーーーー!!」
「パトリック!!!パトリック!!!パトリック!!!」
カナーバ「静粛に!両者のスピーチを終え、残るは皆さんによる投票のみです。皆さん。どうかよく考えて票を投じてください。」
ガヤガヤ・・・・・・
シン「パトリック・・・ザラっと。レイもザラ先生に入れるのか?」
レイ「彼の言う明日を見てみたくなったからな。」
ルナ「生徒主体なんてすごいこと言うわよね。さすが前理事長。」
10分後
カナーバ「・・・・・・・以上により、パトリック・ザラを本校の理事長とする!!」
一同「いいぃぃやったぁぁぁ!!!」
ギル「そ、、、そんな馬鹿な・・・・・・タリア、入れたのは君もか・・・・・?」
タリア「いいえ、、、レイもよ。」
ギル「レイ?そうか・・・・・・」
タリア「これがあなたの運命だったのよ・・・・・」
ギル「や、やめてくれ・・・・・」
カナーバ「では、新しく理事長となられたザラ先生よりお話があります。では、どうぞ。」
ザラ「うむ・・・・・生徒諸君!私は・・・・・・・」
>>79 ギ…ギルが負けた…
折角前スレ768で小細工まで弄したというのに…
ギル…
屋台でも開くか
>>79 ま、マジかYO・・・。
なんて意外な展開に。
パトリック「うむ・・・・生徒諸君!私は勉強が大好きである!生徒主体の学校など創るつもりは毛頭にも無い!」
シン「え・・・・・・?」
ルナ「な、、なにいってるのよ、、、、アノ人。」
パトリック「私の目的はこの腐敗しきった学園の再建である!頭髪の自由?思想の自由?そんなものは戯言に過ぎぬっ!
私が願って止まぬ物はただ一つ!正常に機能する学園そのものだ!!よって、明日から新しい授業カリキュラム、および
指導方針。オペレーション・スピットブレイクを行使するものである!」
レイ「な、、、、馬鹿な・・・・!」
シン「そんなことって・・・・・・!」
パトリック「意義があるものはこの場にて申し立てぃっ!!」
生徒A「ふ、、、ふざけるなっ!!そんな勝手な理屈で自由を奪われてたまるかぁーーーーっ!!」
パトリック「・・・・・・パチンッ!」
サトー「貴様!ちょっとこっちにこいっ!その金髪刈り取ってくれるわッ!!ヴィーン・・・・・・!」
生徒A「ぎゃああああああああああ!!!!」
シン「なんて事だよ・・・・・」
パトリック「なお、明日から頭髪は男子は丸坊主。女子はオカッパ頭とする。よいな?」
,. -‐''"´ ̄  ̄ ̄`'''' ー-、
/, :;, ,. , ,; , 'i r┐‐、
r'´:;':,, :; :; . ., ;: ;: ' , ;:,_,.::;:,_彡 ! r‐、,! || i,
| ミr`''''''ー`ー-‐''"´ ´ "!'" i | !l 'i r'ヽ ザフト学園最大の危機!!
| `',! i,..:: | ! !'i i l ヽ
! ! , __,,._ ゙i '' i i | | | ヽ, ヽ、
. { | ,...;-__-.、ヽ ,:'r;=';=';ニ、`ヽレ‐! i´`i,| | | '! ! !
/ヽ!'"''ヘニ!`゙`' -、`ニ.-" /^i, ! }| `" ゙ !, |
l{"゙:! ‐'" .: ` ,: ヾ} } i ,.イ -、_ i,
ヽ、{':, .:i l; r','ノ { !、 ヽ `ヽ--- i
ヾ'i:ヽ :::;!,:. ; ソ′ 'i '´ ` ヽ i
`i ,:___,,....,ヽ ! | i |,__
ヽ、 i ``二二"´ ′ ノ┐ ゝ、 _,...., ,. ヾフ,ノ'、
i'\ ,.-''´ | `ヽ、 `ー'" ,-"/ l
| ヾヽ、___ ,.ィ´ | >、 ,.-'´/ l
,.ィ, ゞ!, || 〉イ‐ ,..ィ`''ー-、.... ___ /r'ヘ,./ / l
_,.. --‐‐'' ´/ \ くヽ || /.ゝ,.. ‐''´ ! i、 {:、`'" / i
´ / ,.イ! ``ーゥ'{-‐'" !l,'iヽ ヽ`'''´ |
// ,/ ‖ / ヽ .|| l 'iヽ、 ヽ l
// / | | ;. / ヽ .; !| '.、ヽ ヽ `、 |
'´/ / |||i ,:/ ヽ;、 /! | | ヽ ヽ \ i l
' / | | !|,ィ'/ ヾ:ヽ / ,! || ヽ ヽ \ l |
ザラ理事長公約違反w
生徒も教師もストライキするに50デストロイ
>>83 ちょっと待てwww
数分後に公約違反かよ。
ひでえ、酷すぎるw
ザラ前理事長サイコー
学園と生徒の為に立ち上がれ、ギル!
スゲェ…凄過ぎるよ。ザラ理事長。
ギル以上のアホははじめてみたw
悪夢の総選挙の後、ザフト学園はパトリックザラによる恐怖政治によって、絶望の渦に巻き込まれていた。
既に生徒数の約半分がザラ派の頭髪検査によって坊主・オカッパ頭にされ、残りの者はほぼ登校拒否状態に陥り、既に学校としての機能を果たしてはいなかった。
生徒会メンバーは生徒に徹底抗戦を訴えながらゲリラ活動を展開。粛清の手から一般生徒を守ってきていた。
教職員の中にもグラディス先生やトライン先生、アビー先生などの協力者もおり、出席簿の書き換えなど裏側でバックアップしていたが、サトー、モラシム、ウィラードからなるザラ派の粛清は容赦なく続き、
生徒会メンバーの活動も過激になっていき、戦局は疲弊したまま1ヶ月が過ぎていた・・・・・・
生徒会作戦本部(学校の怪談SSの石碑の部屋。)
シン「今日だけでもう5人粛清された。もう我慢できない!クーデターを実行しよう!」
ルナ「落ち着きなさいよシン!まだデュランダル理事長も、あの生徒名鑑も見つかってないのよ?勝ち目は無いわ!」
ニコル「レイ、議長の行方は・・・・?」
レイ「今のところ・・・・・・」
ミーア「カナーバPTA会長に頼んだ保護者の署名もまだなのよねぇ〜・・・・・」
レイ「ともかく。あの生徒名鑑さえ突きつければザラ派も抑えられるはずだ。ともかく、今は他の生徒を守ることだけを考えよう。」
シン「あぁ・・・・くそっ!こんな時に理事長がいてくれたらっ!」
理事長室
ザラ「で・・・・・?その反乱分子はまだ捕らえられんのか?」
サトー「はい。校内のどこかに隠れているものと考えられます。現在ザラ派の生徒を数名聞き込みさせてますが、一般生徒にも知られていない場所だそうです。」
ウィラード「グラディスのタヌキがっ!絶対に何か隠している!」
モラシム「まぁ、、、反乱分子といえど所詮は子供の集まり、無視されてもよいのでは?」
ザラ「馬鹿者がっ!腐ったみかんは早めに潰しておけ!大衆に感染したら一大事だぞ!役立たずが・・・・・・それにしてもデュランダル。なんの動きを見せないとはな・・・・・何を考えている?」
/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
| 私の時代は終わったのさ・・・・・・
|
\______ _________________
∨
|| | .......| .{=} .... ...... | ||::;;}
|| | . 〃`´~^ヽ、 (ω) .... ...| ||::;;;{
|| | 〈 从(`')) 〉 むる太のおでん ..| ||::;;}
|| |____〉,,ゝ;‐ _‐<(________ ......| ||┘
|| (( ),,,,) ....||
|| ,―――――――――――――、 .||
|| ./ ̄ ̄ ̄∬ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄'\グツグツ
|| .../ /;∬ ̄ ̄ ̄''/;' ''| ̄∬ ̄'\ \ ||
|| / / ; ∬ / |r'⌒⌒ヽ .∬\ \||
./  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄( (,,( ),,) )_ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ \
.| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄'( )  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|
∧
/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
| あ〜、気の毒なことになりましたね。
| あなたもあなたで大変なんですねぇ。
| ザラ理事長よりもあなたの方が適任だと思いますよ。
| 今夜は飲みましょう・・・。
| 私のおごりですよ?さ、飲んで飲んで。
\__________________________
>>90 相変わらず面白い・・・。
GJ!
だが、一つだけ言いたいんだがまとめて投稿した方がいいんじゃマイカ?
まとめて投稿できない理由が何かあるんですか?
>>90乙!
ギルワロス
スタイルは人それぞれなんじゃないか?>投稿
まあ続き書きになるから一気読みしたいなあとは思うが
弱気になってる場合か、立ち上がれ!ギル!
94 :
92:2006/02/14(火) 01:39:26 ID:???
×続き書きになるから
○続きが気になるから
アウル「よし、準備完了。いいか?できても明日まで秘密なんだからな、ステラ」
ステラ「うん、ヒミツ!スティングへのプレゼント、ヒミツ!」
アウル「言ってるし!」
メイリン「でも冷蔵庫に入れずに、ちゃんと明日まで隠せるの?」
アウル「だいじょーぶ!今寒いしね、それにステラの下着入れだけは、スティングも手を
出さないから!よっぽど異臭がするとか、パンツが核爆発でもしないかぎり」
メイリン「なるほど……。じゃ、がんばってね。お金返すの、いつでもいいからね〜」
ステラ「ステラ、がんばる!今日も明日もがんばる!」
アウル「はいはい、おまえは二人分がんばれよ……っと。
帰ってこないうちに、さっさとやろ?あーあ、僕って家族想いだなぁ」
びろうど張りの豪奢な椅子に、スティングは座っています。
それは一見、仕事にみえない仕事なのでした。
アル・ダ・フラガの執務室で、当主とただふたりきり、ひたすら座り続ける。
これは、そうとうな努力が必要な『ひたすら』です。ときおりフラガ氏は顔を上げて、
子どものほうを見るのですが、……その目は、絵本に出てくる人食い鬼のよう。
なぜ自分を人形のように扱うのか、そんな恐ろしい目で見るのか。
すでにこれを経験した少女は、そう嘆きました。
あまりに理不尽で、退屈で、でも怖いお仕事。どうすればいいかわからず、彼女は困りはて
トイレにもいけず、粗相をしたところで部屋をつまみ出されました。それっきり給仕や掃除を
命じられるだけ。ミーアには、つらい体験でした。
最初あまりに優しく招かれたことで、フラガ氏を信じ切り、そして裏切られる。なぜ、彼は
そんなことをするのか。そして、今また繰り返そうとするのか?
スティ「(……やっぱりこれも、どうでもいい)」
今日も胸がからっぽのスティングは、抵抗なく座り続けます。
ただ、よろこんで粗相などはできないものです。フラガ氏にその手の趣味があるのかとも
思いましたが、そんな気配を悟ることはなかったので、そのつど勝手に席を立ちました。
ミーア「それで叱られなかったなんて。あたしも黙って席立てばよかったってわけ?」
スティ「さぁ?」
来客の間だけ、スティングは椅子から解放されます。そして、すこし勉強をしたり、ミーアの
仕事を手伝いに行きます。彼女はあまり器用ではないほうでした。
孤児院でも、よくステラや他の子たちの代わりを、一手に引き受けていました。
そのほうがなにもかも、はやく終わるのですから。いけないことは、なにもないはずです。
ザフト学園 廊下
モラシム「待たんか小僧ぉぉぉぉーーーーっ!!ヴィーーーーーン!」
生徒B「うわぁぁぁぁぁぁぁあああっ!だ、誰かぁ!!」
モラシム「ふははははあぁっ!観念sアヴァヴァヴァヴァヴァヴァア・・・・・!!!!」
どさっ・・・・・
シン「逃げろ!速く!」
生徒B「ありがとアスカ君!!」
モラシム「ちょ、、、、スタンガンありかy・・・・・」
シン「速く!速く生徒名鑑を見つけないと!!」
タリア「また派手にやってるわねシン。」
シン「せ、、、先生!あの、、おれ・・・つい・・」
タリア「いいのよそんなことは・・・・それより生徒名鑑探してるんでしょ?私知ってるわよ。」
シン「へ?」
宿直室
ガチャ!
アーサー「!!!!!!!!????」
アーサー「シンっ!!ノックもせずに!せ、、先生は手動で自家発電中だたんだぞ!?」
シン「裸で言われたって困ります!先生!生徒名鑑返してください!あれがないとザラ派を崩せないんです!!」
アーサー「フォンドゥヴァオウッ!?あれ気に入って・・・ゴホゴホ!研究資料だったのに!」
シン「おかずの間違いでは!?あ、あった。げ。ミーア先輩の更衣写真のページで・・・・・まぁいい!これ返してもらいますよッ!?」
アーサー「シィィィンッ!」
作戦本部
シン「やったぞ!生徒名鑑は見つけた!って、、、、なんか暗くないか?そういえば、、、、、ルナとメイリンは?」
レイ「・・・・・・・・・・・・・」
ニコル「・・・・・・・・・・・」
シン「二人に何があった!ちょ、言えよ!!」
レイ「ザラ派に連れて行かれた・・・・」
シン「な、、、!!?」
ミーア「わたしが、、、グスッ、つ、、つかまりそ、うになってヒック・・・そ、それで・・・・グスッ」
シン「な、、、ル、ルナ・・・・メ、、メイリ、ンも、、、、守る、、、って言ったの、に。。。」パリーンッ
レイ「どこへ行くつもりだ。シン。」
シン「二人を・・・・・・救い出す!!」
レイ「オレも着いて行くぞ。お前一人では心配だからな。」
ニコル「僕はミーアさんの傍にいます。お気をつけて・・!」
バンッ!!
ロッカーの中の暴動鎮圧用、改造エアショットガンやスタンガンなどを手に二人は理事長室へと向かった。
ミーア「ダメ。なんかあたし、全部あんたにやってもらっちゃいそう」
スティ「……いけないか?」
ミーア「それじゃダメだと思う。これ、あたしの仕事だし」
スティングは繕いの仕事を全部、ミーアのもとへ戻しました。
すこしだけ、ひっかかる思いがありました。以前も一度、こんなひっかかりがあったものです。
それは去年のクリスマス、病院で。
とつぜん病室に飛び込んできた少年が、鼻水垂らして泣き出したときのこと。
アウル「らから、っく、じぇったいいくなよぉ…!お前は、まだ、うちに……ぅ、いなきゃ……
ぼく、やなんだから……!う、うぇぇ」
音だけ聞けば、こうだったのです。正直、困ります。
でもスティングの悟りが、アウルの正確なことばをつたえてきました。
フラガの家へは絶対行くな!お前はまだ、うちにいなきゃ……僕がいやなんだ!!
なぜこの言葉が、ほんのわずかとはいえ、ひっかかるのか。スティングにはわかりません。
アウルはなぜそんなことを言ったのでしょう。彼は嫉妬でスティングの足を折りもしましたが、
根は優しい寂しがりやでした。直感で物事を言ったのかもしれません。その勘は正しかった。
たしかにフラガ氏はまっとうな人物ではありません。
しかし、やはりスティングにはどうでもよくて、すぐにこの大事なひっかかりを忘れるのでした。
ミーア「そういえば、知ってる? この屋敷に住む幽霊」
首をふります。
ミーア「出るのよ。金髪の、ちょっときれいな顔した、子どもの幽霊が。
おそらく、火を付けてるのはそいつ……あ、火っていうのはね、けっこう前から」
*「火事だ!!!!」
ミーア「うそォ!???」
スティ「ウワサをすれば、なんとやら?」
ミーア「なに言ってるのよぉ!あ、あたしのせい?!」
おもわず窓の方へ向かったミーアでしたが、スティングが扉から部屋を出ていこうとしたので
あわててその背にしがみつきます。そして、二人は火の元へ向かったのでした。
ミーア「逃げるんじゃないの!?」
*「水、水を!」
*「お、お嬢様がいません!」
*「フレイ!どこだ!!」
騒ぎのわりに、かんじんの火はずいぶん小さなもの。スティングは消化器を手に取りました。
(また、やってしまったか)
主人がそうなら、この屋敷もまっとうではありませんでした。
たびたび小さな火がでるのです。火の気のない場所に……何度も、何度も。
誰かが点けたはずなのですから、人を集め、もっと警備を厳重にしてもよいはずです。
しかしフラガ氏は、なぜかそれをしないままでいるのでした。
スティ「消化完了しました。あの規模で助かった」
*「まぁ、まぁ、まぁ。こんなに……あら、壁紙がちょっと焦げちゃっただけ?」
ミーア「み、水は?」
スティ「せっかく汲んでもらったけど、いらない」
もったいないので、水を一杯に入れたバケツを洗い場に置くことにしました。
メイド長はフラガ氏やお客さまと話しあうことに忙しいので、スティングたちが運びます。
ミーア「重……。あ!あいつ!」
曲がり角に、遠ざかっていく金髪の少年の姿が見えました。
ミーア「あんたにも見えた?ね、あいつが火を付けたと思う?」
スティ「非現実的な話だな」
ミーア「ここの主人がもう、非現実にもほどがあるじゃない。あんたも」
角までたとり着くと、幽霊がいる危険性があるとミーアが言うので、スティングがその先を
慎重に覗いてみせました。(ミーア「あ、あんたが覗いてよ!男の子でしょ!?」)
スティ「……こどもがいる。髪は赤い」
ミーア「金髪じゃないの?」
スティ「お客さまの、娘さんじゃないかな」
それは、ピンクのドレスを着た女の子でした。
座り込んで、肩をふるわせています。泣いているのかもしれません。
*「だ、誰よ!!」
ミーア「えーと、もしかして迷子にお成り遊ばされたお嬢様ですか?」
*「ま、迷子じゃないわ!ちがうわよ、認めなさいよ!」
ミーア「そう言われましても……あれ?なんかくさい」
お嬢様は、バッとスカートのすそを押さえました。しかしアンモニア臭は隠しきれません。
*「こ、ここがこんなに広いから!なのにぜんぜん人がいないから!」
彼女をさがす父親らの声が、近づいてきました。
泣きじゃくるお嬢様に、ミーアは同情したような顔をします。そこでスティングは、
ずぶぬれの娘をだいじにかき抱いて、お客さまは怒鳴りました。
*「施設育ちですか!ちゃんと教育してから人前に出してもらいたいものですな!」
少女にバケツの水をぶっかけたことで、スティングは大層怒られました。
(しかし帰り際には、あのお嬢様が、さりげなく手をふってくれました)
フラガ「────なぜ、あんなことをしたのかな」
お客さまを見送ったあとになって、フラガ氏はとても優しい顔をスティングに向けます。
とても、優しい顔です。
ミーア「だ、旦那さま、あの、これには……」
フラガ「人に言えないようなことをしたんだ。当然、お仕置きが必要だろう?」
スティングには、彼が真相を悟っていることがわかりました。
互いに裏を読めるのですから、知っているはずです。しかし
フラガ「着ているものを脱ぎなさい。わたしが良いと言うまで、戻ってくるな」
ミーア「やめて旦那さま!死んでしまいます!」
従うことを、スティングは選びます。それは、やはりどうでもいいからで──
はだかの首根っこをつかまれ、窓から庭へ放り投げられても──
刺すように冷たい、雪の上をころがったとしても──
──やはり、スティングに芽生える感情はありません。どうでもいいのでした。
アウル「あ、雪ふってきてる。……ステラ、そろそろ粉入れていい?」
ステラ「う うま うまれたぁ」
アウル「ステラ顔怖っ!なにが生まれたんだよ。ってかはやく卵全部割れよ」
ステラ「スティング、よろこんでくれるといいね」
アウル「……そだね。いっつも、こっちがつくってもらうばっかりだから。
アイツおどろくよ、きっと……」
庭に放置する仕置きは、ミーアも受けました。そのときは泣いて許しを乞うたのですが、
ミーア「あの子、おそい。こんな寒いのに。死んじゃう、あいつ死んじゃう……」
*「誰が、なんだって?」
ミーア「キャッ……わ、若旦那さま!!いつお帰りに?」
雪原は、とてもしずかでした。
なんでもどうでもいいスティングでしたが、うるさいよりは、こんな風にしぃんとした景色の
ほうが好きでした。院でも、だれかのミスをフォローしたり、食事を分け与えたりするのは、
叱りつける声も泣き叫ぶ声も、聞きたくないからでした。
辺り一面、物言わぬ雪なら、なにを悟ることもない……
ひざをかかえて、素手で雪玉をつくっては積み、ひたすら時間を過ごしました。
この『ひたすら』には努力がいりません──そして、そのままスッと眠りに入っていきました。
フラガ「子どもには仕置きが必要だろう。彼はアルスター氏の娘に冷水を浴びせたんだぞ」
*「そんな体裁は聞きたくないね。……あんたのは仕置きじゃない!狂ってる!」
気がつけば、辺りはすっかり騒がしくなっていました。
すこし、がっかりした気がします。
*「旦那さまも、若旦那さまも、おやめください。彼のからだに障ります」
まぶたを開けると、メイド長に押されて部屋をでていくフラガ氏が、二人いたように見え
ました。それほど若旦那と呼ばれた男は、よく似た髪に、背格好に、物腰だったのです。
けれど一瞬だけふりむいた顔は、若く、あたたかな炎を瞳の奥にもっていました。
ミーア「よかった、目が覚めたのね」
枕元で泣いていた彼女は、ささやかな声で言い、おはようのキスをします。
スティングの点滴につながれてないほうの腕をとり、ミーアは暖めるようにさすりました。
ミーア「あたし、心配した。さみしかった」
涙の玉が、頬に落ちました。
ミーア「なんで戻ってこなかったの。あんなさむいのに。どうしてわざわざ庭の真ん中なの。
死んじゃうじゃない。死んじゃうところだった」
スティ「……どうでもいい……」
ミーア「よくない」
彼女は、しばらく口をつぐみ、考え込んで、言葉をつくりました。
ミーア「あんたのきもちは、どこにあるの」
そして、足早に部屋を出ていきます。
とおくで、火事だ、という声が聞こえました。やはりその火もすぐに、おさまったようです。
回復したスティングは、なにごともなかったように座り続ける仕事につきました。
フラガ氏は不機嫌でした。とつぜん帰ってきた息子が、その苛立ちの素のようです。
しかしフラガ氏はともかく、使用人たちは彼の滞在をよろこんでいました。
彼は、家業を投げて飛行機乗りの道をえらんだドラ息子なのだと、彼自身が言います。
*「ひどい目にあっただろ。あの男が新しい子どもをひきとった聞いて、飛んできてよかったよ。
もうすこしで、君はどうなっていたことか……。料理長、コーヒーはまだか?」
*「旦那さまに持って行かれるんで?やめてくださいよ、ケンカはいやですよ」
*「ケンカじゃない、建設的な話し合いをするつもりさ。こっちとしてはな」
けっきょくのところケンカになって、スティングが割れたコーヒーカップを片付けました。
「ぬるめにしといて良かったぜ」とコーヒーまみれの若旦那。額が割れて、血もでています。
その血をやはりスティングがぬぐっていると、廊下のすみにこちらをうかがう影がみえました。
あの金髪の少年です。
ふと気がつきましたが、その少年は、若旦那にとてもよく似ているのでした。
*「どうした?……そっちは、亡くなったお袋の部屋なんだが」
まさにそのフラガ夫人の部屋の扉に、少年はもたれかかっていました。
じっとこちらを見ています。その手には、なぜか雪玉がにぎられています。
スティングは、若旦那がシャワーに向かうのを見送ると、料理長にたのみました。
スティ「……旦那さまに、パンと、バターと、はちみつと、それとチョコレートを」
ステラ「アウル、さとう入れすぎ……」
アウル「疲れには甘いものっていうじゃん」
ステラ「でも、スティングはあんまり、そういうの……」
アウル「うるさいな、もう!さっきからこぼしたりひっくり返したりジャマばっかりしてるくせに!」
ステラ「う、うぇ。だって……。きゃっ」 ガシャン、 カラカラカラ…
アウル「〜〜〜っ、またかよステラ!よりにもよって、やっと泡立てた生クリーム……。
勘弁してくれよ、もう本当に、ジャマするなよおまえ!!」
ステラ「う、う、うぅ〜〜〜〜〜っ!」 バタン
アウル「あ、なんだよ……出ていくってズルイだろ……?おい、ステラぁ……?
……なんだよ!ひとりでどうしろっていうんだよ!?」
*「そんな子どものおやつみたいなのを、旦那さまが召し上がるのかい?」
とまどう料理長を説得して、スティングはこの甘い軽食をフラガ氏に届けました。
フラガ「……ふむ?」
皮が金褐色に焼けたパンに、金のボウルにはそれぞれ上質のバターとはちみつ。
ポットからカップへ、なみなみと甘いホットチョコレートをつぎます。
その日は、フラガ氏は黙ってそれを飲みました。
翌日、同じものを持っていくと、
フラガ「椅子をこちらへ持ってきなさい」
もうクッションがへこむほど座った椅子が、彼のデスクの前に移動しました。
そして翌日は、こう。
フラガ「パンにバターとはちみつを塗ってくれ。君のさじ加減で」
ナイフをつかい言われたとおりにして、パンを皿に置きました。
そして。
フラガ「もうひとつカップを持ってきて、……いっしょに食べなさい」
そしてその日から、スティングはフラガ氏の食事に付きあうようになりました。
使用人と若旦那が『ぽかん』とする中、フラガ氏は三食絶対に屋敷で取ると言いだし、
そのうえ少年にもなにか料理をつくらせるように、ろう狽する料理長に命じました。
*「よくわからないが、俺は解雇の危機なんだろか。少年、後は任せた」
ミーア「バカいわないでよ、料理長。きのうのベーコンエッグにゃ旦那さま、眉間に
くっきりシワよせてたわよ。もっと教えてやんなきゃでしょ……。
ねぇ。本当、よくわからないけど、あんたはなにか魔法でもつかったの?」
べつに、と答えて、スティングはちらりと厨房の入り口を見ます。
金髪の少年がチョコレートの入ったカップを手に、じっとこちらを見ていました。
スティ「ただ、すこし、わかった」
ミーア「あんたがなんでもわかるのは、いつものことなんでしょ?」
そうではないのだと、説明してわかってもらう気は起きません。どうでもいいのです。
ですがこのとき、ほんのわずか、卵がふ化する寸前のような振動が、スティングの中に
ありました。
種の殻を破って、細い芽がかおを出す瞬間にも似た、どうでもよくはないくらい胸に響く、
そんな動きが。自分でも気づかぬほど、ほんのわずかに、はじまり────
コニー「これはバレンタインデーのチョコじゃない……チョコじゃない……
蒸しパンだし、まだ13日だし、これはチョコじゃない……ぶつぶつ」
ステラ「あーん、あーん」
コニー「あれ?あんた……
おい、どこ行くんだよ!?……なんだよ、行っちゃったか。
誰も追いかけてこないし。スティング、まだ帰ってきてないのか?」
胸の包みを抱きしめて、コニールはスティングたちのアパートを見上げた。
ミーアの部屋の明かりが、ついている。
コニー「もしかして……」
(3)につづく
ジブリ「ねこたんはなぜチョコレートを食べられないのだらう」
ねこ「(まあ、猫だもの)」
ジブリ「きみがチョコレートを食べられたらいいのに」
ねこ「(仕方のないことなのだわ、私は猫だもの)」
ジブリ「きみがチョコレートを甘いと感じたら、チョコレートを媒介に
きみは私と同じ感覚を共有することになる」
ねこ「(あなたは私と濡れた粘膜を共有したいの?)」
ジブリ「私はきみとすべてを共有したいと思っているよ」
ねこ「(お断りよ)」
ジブリ「そうかい」
ねこ「(あなたの手が私の手になってしまっては、
私の背を撫でる最高の手はどこへ行ってしまうの)」
ジブリ「ねこたん」
ねこ「(私の舌があなたの舌になってしまっては、
あなたの涙をぬぐう最良のパートナーは、どこへ行ってしまうの?)」
ジブリ「ねこたん……」
(ガララッ)
ギル「あんまぁーーーーーい!あんまぁーーーーーい!」
ジブリ「うわっ!人のウチに勝手に入ってくるな、デュランダル!!」
おわり。
>>99-104 まあなんつうか激烈に上手いですな。
マジで文章に引き込まれます。
超・乙・GJ!!
続きを激・待!!
>>99-104 GJ!ギルにワロスwwwそれと、おでんタイム邪魔して悪かった。
メイリン「ちょ!やだぁ!放してください!」
ルナ「あんた達のやってることは人権侵害もいいトコだわっ!!」
ザラ「黙れ小娘が!!言え!デュランダル派の隠れ家はどこか!」
コンコン・・・・・・
ザラ「誰だ?今忙しいのだが。」
???「生徒会のものです。」
ザラ派「!!?」
ドガァッ!!←ドア蹴り飛ばし。
ザラ「貴様ら・・・・!」
ルナ「シンッ!」
シン「あんたって人は!!よくもルナと、メイリンを拉致ったなっ!」
レイ「人の性、人の業、、その結果、パトリック・ザラ!貴方は今度こそ消えなくてはならない!この学園から!」
ザラ「小僧共、、、反乱ごっこはここまでだな!」
シン「だまれ!!ルナ、だいじょぶか?なにされた?」
ルナ「・・・・・ウィラードに乳もまれたぁ・・・・」
シン「・・・・・・なに?」
ウィラード「成り行き上そうなっただけだ!わざとではないわ!」
シン「黙れ・・・・・・・」
ウィラード「わ、わしは教師だぞ!教師に手を出したら停学、いや退学だ!」
シン「・・・遺言はそれだけか?」
シン「お前はオレの敵だ!敵だ!敵だ!・・・・!・・・・!」
ドカドカドカドカドカドカ・・・・・・・・!
ウィラード「ひぃ、、、も、蹴らな、、、」
シン「カバディカバディカバディ・・・・・!」(※カバディ。サッカーの一種だ!テストに出すぞー!)
ガッガッガッガッガ・・・・・!!!
ウィラード「・・・・・ひ・・・ぎ」
レイ「シン、やりすぎだ。ところでモラシム先生。あなた水の中は好きでしたね?」
モラシム「あ、あぁ好きだ。なんてったってザフトのゾノ・・・・」
レイ「では、ここから落ちてもらいますか。」ドンッ!
モラシム「あああああああああああぁああぁああぁぁぁぁぁあぁ・・・ぁぁぁぁ・・ぁあ」ドッパーンッ!
ザラ「貴様ら・・・・!若者風情で生意気なぁぁぁぁ!!!」
真面目な話の後に来たからいつもの3倍笑ってしまったではないか!
この職人の無言の連携プレーワロスw職人さん達GJ!
>>108 シンとレイがマジ切れするのは珍しいな・・・。
だけど、確かにマジメで幻想的な話の後だから
すげえ笑える。
こっちも超GJ!!
>>107 安心しろ、たかがココアはんぺんにチョコレートがんもどきだ。
むしろもう食べたくない、食べさせないでっ
GJだ、学校戦争の書き手さん
>>111 そうか・・・お前もがんばってたんだな。もういい。もういいんだ食べなくても。
本編
???「そうか・・・・シンとレイが・・・それは確かに困ったことだ。今すぐ行くよ。」
ザフト学園 理事長室
ザラ「私の美しい部屋を・・・・貴様ら退学ではすまさんぞ・・・・・!じわじわとなぶり殺しにしてくれる!」
レイ「貴方のではない!!」
ザラ「なんだと?」
レイ「この部屋は、デュランダル理事長の部屋だ!貴方のではない!」
ザラ「今は私のものだぁーーーーー!」
シン「ふざけるなぁーーー!!」
???「やめたまえ!」
一同「!!?」
シン「あっ?」
ザラ「なにぃ・・・・」
レイ「ギ、ギルーーーッ!!」
ギル「すまなかったね。留守の間の事はグラディス先生から聞いている。よくがんばってくれた。さて・・・・・パトリック・・・・・」
ザラ「くっ・・・・・何の用だデュランダル!!」
ギル「私の留守中に貴方が何をしたのかは聞いているよ。君が前々から何かたくらんでいたのには感づいていたしね。
今回のことは非常に残念に思っているよ。君も学園の自由化が生んだ犠牲者だ。そして昔の校風を取り戻そうとクーデターを起こしたわけだ。」
ザラ「黙れ!学生と言うのは勤勉な者だと相場が決まっている!だがこの学校の生徒も変わってしまい、私は化石扱いだ!そんなものが許せるか!」
ギル「だが今回の一件で髪を切られた生徒はどうなる?彼らこそ真に哀れだ。」
ザラ「必要な犠牲だ!!」
ギル「では貴方にも犠牲になってもらおう。ある生徒の保護者が署名運動を起こしてね。たった今君の解雇が決定された。再就職先は私が手配した。安心したまえ。」
ザラ「再就職先だと!?ふざけるな!この学校は私の・・」
ギル「学園は貴方のおもちゃではない!」
ザラ「・・・・・・・・・・・ガクッ」
こうして一ヶ月に及んだザラ派、生徒間の戦争は意外とあっさりと終結した。一体何が決め手となったのか?それはだれも知らないだろう。
登校拒否に陥っていた生徒達も登校するようになり、髪を切られた奴も大体髪が生えそろってきている。
デュランダル先生が再び理事長に就任し、学校は元通りになりはじめていた。
だが、クーデターを起こした一人の男の人生はこれを機に壊れてしまった。
「公立 オーブ高等学校」
男はそこに潜み、復讐の時を虎視眈々と狙っている。
_,.-――-、___
,.-''":::::::::::::::::::´:::::::::::::`''ー- 、
/::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::`::::ヽ::ヽ、
/:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::!::::::::::::::`:::ヽ
i:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::i::::::::::::!::::::::::::::::::::::::!
i ,l::::::::::::::::::::::::::;::::::::::::::l::/::::;イ:::::l:!::::::::::::::::l 非常に残念だと思っているよ。パトリック・ザラ前理事長。
l'、___ノ:::::::::::::::::::::::/::::::::::::i:::l:!:::/_ ゙;::ノl::/::::::::::::j クークックックク・・・・・
__ゝ、:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::;:::l:::{r;‐;b;!/:/::/;イ:;'
(::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::i::::::;:::::;::;:', ̄ !::/、/j/ ll
. }:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::l:::::::::;::ヾヾ、 j/::ヽ'、 /
_ノ::::::::::::::::;::ィ:::::::::::::::::::::::::::::::::;::::::::::;、゙、 , -;=‐;ニァ;-、_
 ̄::::::::::::;:-''´ ヽ、:::::::、:::::::::::::::::::、::、::::、ヾヽr'_ノ_,ノ/ , -‐'、
::::::::::::/ `ヽ、::ヽ:::::::::::`r−;'i"::::∨ ` `"´, -― ヽ_
::::::/ `ヾ、;:::::::::::`ヾ `7´ ̄ ̄`ヽ,  ̄`ヽ ヽヽ
/ _,. ヽ::::i::::::::::∨ ヽ 、 ∨ }
,.−ニ_ ´ l ゙l:::l:::::i:::::j 厂 ̄l゙-' l
 ̄7 `丶、` ー | ハ::l;::::i:::/ j ヽ !
! `ー- 、 lメ j/l:::;::/ // ヽ {
{  ̄`ヾ、`ヽ j;イ/ /´! ヽヽ
ヽ ー- 、 }, /´/ / ヽl } }
>>113 なあギル、あんたは一体どっからどこまで計算してたんだ?
むる太で呑んだくれていたのも、ザラ派を欺くためだったのか?
全てはあんたのチェス板の中のことだったというのか?
・・・ギルバート・デュランダル、恐ろしい奴。
全然関係ないけど、ギルって将棋強いのかな? 囲碁とか
中国将棋とか軍人将棋が強い、なんて話があったら笑っちまうぜ
ところでパンツが核爆発ってステラのぱんつは核搭載なのか
〜当日の朝・アスカ家〜
ついに来てしまった当日の朝。シンはマユやルナに会わないように、早めに支度をして家を出ようとしていた。
シン「あー、昨日はなんだか嫌な夢見たような気がするな・・・って、なんかネギ臭いな?
おっと!臭いなんて気にしてる場合じゃなかった。早く支度しないと!」
シンは素早く身支度を済ませて家を出た。
カチャッ・・・パタン
シン「ふぅ・・・何とかマユに気付かれないで出られたな。朝食はとりあえずコンビニで済ませるとして、
早くレイの家に向かわないとな・・・・。」
ルナに会わないように、シンはいつもの通学路を大きく迂回してレイの家に向かった。
シン「そういえばレイの家って久しぶりに行くな。道こっちで合ってたっけな・・・っとあったあった。」
ピンポーン
レイ「はい、どちら様ですか?」
シン「おはようレイ、俺だよ」
レイ「シン、少し待っていてくれ。すぐ行く。」
そう言われてシンはレイが来るのをしばらく待った。
ガチャッ
レイ「待たせてすまんなシン。さて、早く学校へ向かうか。」
シン「そうだな、後一人に協力も頼まなくちゃいけないしな。」
そう言いながら二人は、少し早足になりながら学校へと急いだ。
そう言いながら二人は、少し早足になりながら学校へと急いだ。
〜学校・教室の中〜
ザワザワ
生徒A「なぁ、知ってるか?メディア部の奴等全員アビー先生からチョコ貰ったらしいぜ・・・。」
生徒B「えっ!?それホントかよ!?くそっ、俺もメディア部に入っておけば良かった・・・。」
ザワザワ
生徒C「そういえば今朝、暴走したトライン先生がグラディス先生にノックアウトされたらしいぞ。」
生徒D「げっ、マジかよ・・・グラディス先生に密かに憧れてたんだけどなぁ・・・。」
いつもよりかなり早く学校に着いたシン達は、すでに登校している生徒達の話し声が飛び交う中、協力者の確認をしていた。
シン「ふぅ、何とかマユとルナに会わないで学校に来れたな。とりあえず第一段階は無事クリアかー。」
レイ「そうだな、とりあえずは一安心と言って良いだろうな。それはそうと、後一人誰に協力を頼むか慎重に決めないとな。
俺はヨウランかヴィーノに頼むのが妥当だと思うが・・・。」
シン「そうだな、あの二人ならどっちでもコンビネーションはバッチリだろうし。でも、まだ二人とも来てないみたいだな・・・
待ってる間に、作戦に穴が無いか確認しておこう。」
二人が来るまでシン達は、作戦を入念に確認しながら待った。・・・・次回へ続く
シンとレイはあの技を女性にかますつもりなのか!?
シンのバレンタイン続き気になります!GJです!
ところで関係ないけど、ステラっておかっぱなのかな?
―――昼休み教室にて―――
その少女は窓際で本を読んでいた。透き通る様な白い肌を持つ美貌、艶やかな黒髪
小学生離れした大人びた容貌と頭の良さ・・・。彼女に憧れている少年は多い。
そして、今日は二月十四日。ありえないとはしりつつ、少年達はその黒髪の少女が
ひょっとして自分に声をかけてくれるのではないか、と儚い期待を持ちつつ
チラチラとそちらを見るのであった。
―――残念ながら、少女にとって同級生の男などまったく対象外であったが。
それはさておき、今日は学校のあちこちで富の偏在がみられる日でもある。
もらえる人間は腐るほど、もらえないものはゼロ。格差社会ここに極まれりである。
と、一人の少年が教室に入ってきた。なかなかたくさんのチョコを抱えている。
その少年はマユに気がつくと、ゆっくりと歩み寄ってきた。
だが、少年が側まで来てもマユは顔を上げようともしない。
そのまま数分が過ぎ、焦れたように少年は口を開いた。
「ねえ、アスカさん・・・何かわすれてない?」
「・・・何を?」
まったく気の無いマユの返事に少年は面食らったように顔をしかめ、慌てて言い募る
「な、何をって・・・。ホラ、今日は二月十四日だよ?」
「そうね。だから?」
「ま〜たまた、そんな照れなくたってさぁ・・・」
「・・・何でもいいけどフクダ君、そこに立たないでくれる? 影になって読書の邪魔だから」
顔もあげずに淡々と言葉を返すマユに、少年はムッとしたような表情を浮かべたが
ここで引けるかとばかりに、スマイルを浮かべる。
ここで引き下がっては、さっきから自分達の方を伺っているクラスメート達の笑いものだ。
「あ、ゴメン。こんなとこじゃ、ムードも何もないものね。アスカさんのためならとくべつに時間をつく―――」
「うるさいのよ、このイ○×野郎♪ そんなに欲しけりゃとっととおうちに帰って、ママにおねだりしな♪」
天使のような笑顔でそう、マユは言い放った。
その言葉に少年は棒立ちになり、教室のアチコチで忍び笑いが起こる。
意味は分からなかったが、マユが手ひどく少年に肘鉄砲を食らわせたことはわかったからだ。
その笑い声に、棒立ちになっていた少年は顔を真っ赤にすると、憎憎しげにマユを睨みつけ、
憤然と教室を出て行った。
「ま、マユちゃん・・・」
近くで見ていた、短い髪を頭の上で二つに縛った少女が近寄ってくる。
もっと髪が伸びればメイリンのようなツインテールになるだろう。
「何、エルちゃん?」
「フクダ君にあんなこと言ってもいいのぉ? フクダ君、けっこうモテるんだけどな・・・」
「そりゃみてくれはそこそこだけど、中身は最悪じゃない。
傲慢で人を見下したとこあるし、弱いものイジメしてるっていうし・・・。
お兄ちゃんの10000分の1の魅力も無いくせに、私からチョコもらおうなんて。
しかも何? あの態度は。アイツにやるくらいなら川に投げ込んで栄養散布した方が魚が
喜ぶだけまだ、マシましじゃないかな」
「・・・おい、けどアスカ。お前は、ちょっとは言葉えらんだ方がいいんじゃねえのか?
あそこまで言うこたあねえだろ」
と、近くにいた、それまでマユ達のやりとりを面白そうに見ていた短い髪をおっ立てた少年が、
そう言葉を発し、少年の言葉にエルはわずかに身をすくめる。
だが、マユはまったく頓着しない。
「何で私が、あんな奴に言葉選ばなきゃなんないの?」
「・・・そうやって男に対してツッパってると、いつかいたい目に合うぜ?」
「ご心配、どうも〜」
「チィ・・・口のへらねえやつ」
呆れたように鼻ををならすと、その少年も立ち上がり教室を出て行く。
ドアが閉まり、少年の姿が完全に教室から消えると、それまで横でハラハラしたように見ていたエルが
安堵のため息をもらした。
「はあ〜。マユちゃん、すごいね・・・」
「何が?」
「だって、アフメド君って、『明けのサバク』のリーダーなんだよ?」
「・・ああ、あの不良予備軍の」
「ふ、ふりょうって・・・。アフメド君はすじの通らないことはしないって、ゆーめーなんだよ?」
「・・・何、ムキになってんのよ?」
「ム、ムキになってなんかないよぉ・・・」
「ふ〜ん・・・」
何故か、一生懸命『明けのサバク』とやらを弁護するエルを見て、マユは少し邪悪なものが混じる
笑みを浮かべ、その笑みを見たエルは顔を真っ赤にする。
「・・・こ〜いうとがなあ。やっぱガキなのよねえ・・・」
「え? 何、マユちゃん」
「ん〜? 別に何でも〜。気にしないで」
「何言ってんの。あんたもガキでしょ」そんな、呆れたようなルナマリアの声が聞こえた気がして
マユは一瞬苦笑を浮かべたあと、また本に視線を戻した。
―――その日の放課後―――――
夕闇が迫りだした廊下を歩きながらフクダは苛立ちを抑え切れなかった。
ひそかに一番本命にしている女の子から、手ひどく断られたのが酷く彼のプライドを傷つけていた。
「ど〜したんだよ、フクダ?」
「そーそー暗いじゃんか。ねつでもあんの?」
「うっせーなあ、何だっていいだろ」
取り巻きたちの声も耳障りなだけだ。声を荒げるフクダに、取り巻きたちは肩をすくめて
顔を見合わせない、その態度が余計に彼を苛立たせた。
と、前から金髪の少年が重そうに紙の束を抱えてやってくるのが見えた。
それを見てフクダは嫌な笑みを浮かべた。
(・・・ん?)
その金髪の少年は、怪訝な顔をした。目の前に人の足がある。避けようとしてもその横にも
人の足があって通れない。そのまた横にも。
「あの・・すいません。よけてもらえませんか?」
「やだね」
その言葉に金髪の少年は、ビクっと身をふるわせた。
紙の束の横から顔を出すとフクダの顔が見える。
「アイマンさ〜。何でオレがお前をよけなきゃなんないと思うわけ?」
「そーそー、こちらはザフトのフクダ君だぜ? お前がよけてとおれよ」
「ゴメン・・・」
それだけ言って少年は引き返そうとするが、既に後ろにも少年達が
立ちふさがっていて、そしてよけようとすると立ちふさがりいかせまいとする。
「・・・通して・・・」
「やだね・・・土下座して頼んだら、考えてやってもいいぜ?」
「そんな・・・」
そニヤニヤ笑う少年達の顔を見て、金髪の少年は唇を噛んだ
「・・・っていうわけなの!」
昼間の不愉快な出来事を、怒り半分茶化し半分にマユはコニールに語った。
しかし、コニールはマユの言葉にはすぐに相槌を打たず少し眉を顰める。
「確かに腹の立つ物言いだったのは分かる。だけど、アフメドの台詞じゃないが
確かにそれは言いすぎだったかもな。恥までかかせることはなかったんだ」
「そ〜だよぉ・・・結構根に持つタイプだっていうしぃ」
「ああ。何かあったらどうするんだ?」
口々に懸念をもらす、コニールとエルをマユは、ふふんと笑いとばす。
「大丈夫よ。喧嘩売ってきたらあんな奴ら、私のスーパーモードでぶちのめしてやるもん」
「う〜・・・マユちゃ〜ん・・・」
「そりゃ、確かにお前は強いけど・・・」
確かに、マユは強い。そんじょそこらの奴では歯は立たないだろう。
だが、マユとて女の子なのだ、怪我でもしたらどうするのか?
コニールとエルはため息をもらす。その時、いきなりマユが足を止めた。
「どうした? マユ」
「マユちゃん?」
怪訝な顔をする二人に、マユはそっと口に人差し指を当て、黙って、という仕草をし
二人は顔を見合わせて黙り込む。すると、廊下の曲がった先から何やら不穏な声が
聞こえてくるではないか。
3人はしのび足で近寄るとそっと、角から曲がり角の向こう側を伺った。
「オラオラ、あたまの下げかたがたりねえぞ」
「ゴホッゴホ・・・」
頭を無理矢理おさえられた金髪の少年の口からセキがもれ、
少年達は、馬鹿にしたような言葉を発する。
「あ〜あ・・・またセキかよ」
「こいつうっせーからなあ、じゅぎょう中にゴホゴホと」
「いるだけでウゼーってやつだよな」
そういって少年達は嫌な笑い声を立てた。
「あいつら・・・何てことするんだ」
「・・・ねえ、早くせんせいに・・・。マユ・・・ちゃん?」
「おい・・・マユ?」
二人の言葉も耳に入らない様子で、マユは眦を吊り上げていた。
その瞳に映る凄まじい怒りの炎に、一瞬二人は言葉をなくす。
次の瞬間、マユは身を躍らせるとすさまじい勢いでいじめっ子達にむかって駆け出した
「・・・ん? だれか・・・く・・・」
「って・・・お、おお?」
「腐ったマネしてんじゃないわよ。アンタ達はぁ――――――――――っ!!」
「ぶべら!!」
凄まじい勢いで走ってきた、マユの助走たっぷりのとび蹴りを食らって
一人の少年が吹き飛んだ。マユは華麗に着地すると、仁王立ちで少年達を睨みつける。
その眼光の鋭さに、さっきまで少年を小突き回していた少年達は、ビクッとからだをふるわせ
二歩後ずさった。
「ア・・・アスカさん」
「・・・マ、マユさま・・」
「雑魚は黙ってなさい。ちょっと・・・フクダ、アンタこれ、どういうつもり?」
底冷えするようなマユの言葉に、フクダは肩を一つすくめ、大仰な仕草で金髪の少年に手をかし、
立ち上がらせる。
「遊んでただけさ。なあ? アイマン」
「え・・・」
「嘘ついてんじゃない! どう見ても、アンタ達がその子を小突きまわして、イジメてたんじゃないの」
怒りに燃えるマユとは対照的に、何故かフクダは、馬鹿にしたようにマユを見、
人の神経を逆なでするような口調で言った。
「何、マジになってんのさ。う〜ん・・・君だったら、僕のレベルについてこれるって思ったんだけどなあ。
残念だよ。やっぱり僕の感性についてこれるのは、チアキちゃんだけだな」
「意味不明ね。人間の言葉しゃべってくれる?」
「分かんないかなあ? なんていうか、言うなればファッションってやつ?」
「・・・イジメが・・・ファッション?」
マユの体からゆらりと怒りのオーラが立ち上り、髪がふわりと浮き上がる。
だが、そのマユのストレートな怒りを馬鹿にするようにフクダは笑う。
「だから、ファッションだよ、ファッション。つまり、そういうこと」
「それがアンタの・・・理屈か。・・・それで私の道理は・・・覆せない!!」
「なっ・・・」
次の瞬間、マユの体から闘気が噴出した。髪がゆらりと持ちあがり
目の色と髪の色が変わりだす。
その様子を廊下の曲がり角で見ていたコニールとエルは顔を見合わせた。
「うひゃぁ・・・マユちゃん、ハイパーモードだよぅ・・・」
「仕方ないね。エルはここで待ってな。私は加勢に行って来る。
幾らなんでも、あれだけいるとマユでもキツイだろうから。絶対にここ、動くなよ?」
「う、うん・・・気をつけて。コニールちゃん・・・」
「おーけい」
そう言って片目をつぶると、コニールも曲がり角を曲がり、マユの傍らに立った。
少年達は完全に怯えてあとずさり、金髪の少年も目を丸くしている。
そんな少年達を睥睨しながら、マユはゆっくりとしたドスの聞いた声で言葉をつむぐ。
「・・・このマユ・アスカ、いわゆる腹黒のテンプレを張られている。
あんまりお兄ちゃんにちょっかいかけるんで、この前胸を揉んでやった
アホ毛は、今でも元気に学校に通っている。ていうか、本当に形も大きさもほどよくて、
逆にダメージもらって、こっちがなんか色々と気力が薄れそうだったわ・・・。
女ってものを、教育してやろうと色々教えた金髪天然娘は、次の日には大半のことを忘れて、
あれ・・・何の・・・こと・・・だった? とか聞いてきて、その聞き方が可愛いなあ、
なんて不覚にもトキめいちゃうなんてのはしょっちゅうよ」
「・・・マユ、落ち着きな」
「だが、そんな私でもはき気のする『悪』はわかる
その悪とは、自分自身のためだけに 弱者を利用し ふみつけるやつのことよ!」
「や、やべえよ、これがマユ・アスカのスーパーモード・・・」
「フクダくん・・・」
「ふ、ふん。あいつら、僕と話しても分からないから殴られてもしょうがないよね。
ほら、やっちゃえよ!」
その言葉が引き金となったのか、腰も引けたまま半分やけくそで少年達がつっこんでくる。
コニールはやれやれと、言う表情でポンポンと跳ねて構えをとり、マユはゆっくりと構えをとる。
その時――――
「ま、待って!」
それまで、呆気にとられてやり取りをみていた金髪の少年が立ち上がった。
そして、マユとコニールの傍らに立つ。
「ぼ、ぼくも・・・。」
「無理しないでいいのよ?」
「そうだ。荒事は慣れてる人間に任せておきな」
「いえ! 女の子にだけ闘わせるなんて。そんな卑怯なマネしたら、
お兄ちゃんの・・・「黄昏の魔弾」の名前を汚すことになります。僕もやります!!」
「そう・・・」
「分かった」
少年の足は震えていた。だがその表情に決意を見てとったマユとコニールは
ニヤリと笑って前に向き直る。
「ちょっとやる気になってきたかな!」
「このマユ・アスカ、容赦しない!!」
その言葉を引き金に大乱闘が開始された。
失礼しました。今回はここまでです。
GJ!ミゲル弟登場!風雲急な展開わくわくだ。
GJ!
フクダに裁きの鉄槌を!
弟アイマンいい子だなぁ・・・
新キャラGJ
GJ!
マユのスーパーモードこええw
あの名言「オラララオラオラ裁くのは〜」
を聞かせてくれるんだろうか?
>131
スーパーモードの元ネタって何なの?
知らないから教えてくれ
ザラ派の恐怖政治が去ってから少し時が過ぎた。デュランダル先生が理事長に就任して、旧ザラ派の残党である先生達を粛清し、反乱分子を鎮圧。
学校は真の姿に戻り、やがてザラ派の話は自然に消えていった。
オーブ高校
「キャハハハ!ワタシラ○スチャンッ!!」
「トリィ!トリィッ!」
「ボクハ・・・・ボクタイハナンデコンナトコロヘ・・・・・・」
ザラ「ブツブツ・・・・もう嫌だ。逃げなきゃ駄目だ・・・!逃げなきゃ駄目だ、逃げなきゃ駄目だ!・・・・・逃げなきゃ駄目だ!」
生徒A「父上っ!!」
ザラ「黙れ下郎がっ!私に息子など必要ない!」
ザラ「はーはっはっはっは・・・・・!待っていろよ!ザフト学園!!はーはっはっは・・・・・!」
ザフト学園 理事長室
ギル「すまなかったね。今回の一件は君の協力がなければ解決できずに学園は終焉を迎えていただろう。」
ラウ「困ったものだよパトリックも・・・・・・」
ギル「彼もまた学園の被害者だが、今回の行動はさすがに目障りだったよ。彼にはオーブ高校へ飛んでもらった。」
ラウ「厄介払い、というわけだな。」
オーブ空港
職員「侵入者に機を奪われたぞ!取り押さえるんだ!!」
ザラ「うぉぉぉぉぉぉっ!!」
ギューーーーン・・・・・・・!
12時間後、ザフト学園校庭
生徒C「なぁ、、なにか落ちてくるぞ?」
ギーーーーンッ!!!!
シン「あ、、、あれは!?」
レイ「単座式の大気圏用シャトルだ!!突っ込んでくるぞ!?」
ルナ「キャアアアアアァァァァァ!!!!」
ドガァァァ、、、、ガガガガガガ、、、、、チュドーンっ!校庭は一瞬で火の海になりました。
連合高校 ベランダ
\\_,.. -------、____ 〉 、ミ川川川彡
\\  ̄``ー‐┐ / ミ 彡
\| ____O___________ |‐'′三 ギ あ 三
|' ̄__/〉 ___  ̄`┴、 三. ャ れ 三
. _∠..r'´r==─ ´ ̄ト、 //⌒!! _j 三 グ は 三
__,. -──‐<_ |〃fl冖 レ' {⌒!/| │ 三. で 三
ト|`V" ̄ ̄ ̄``ヽ.∨ `ー- U う/l | 〈 .三 や ひ 三
| | \ ___,.-‐' / r'_,rく 〉 三 っ ょ 三
レ|__,.>'´ r─‐┼‐┐ _ |´ L._ | .三. て っ 三
. 〕|lア--‐'7/ | ||└f" ̄ _ノ _,.. -┴─‐く .三. る と 三
/_ノ_r─'7"\ \\|" _,. ≦イ丁| | 三. の し 三
 ̄{-‐ U`ーn  ̄``ーえ__L.. -ク"^! | | |│ | 三. か て 三
| _, -≦イ 〉 \ |│|_|_| __,...」_ 三 !? 三
` ̄´〉| 廴ト、 └┐ / | -‐ 二 -‐─ ' ̄\_彡 ミ
_」└‐'´___Vい、 r彡イ └‐ァ'" ̄ \彡川川川ミ
. j /¨≦三ミr┴'了 / > _,. -‐ ''" ̄ ̄ ̄ ̄
/ |彡' ̄ ̄7/ ̄´ ./ | / _,. -‐ ''" ̄ ̄ ̄ ̄
. / | // / | |/
134 :
怪談編の人:2006/02/14(火) 22:02:57 ID:???
ラ○スがオーブにまで飛び火しちゃってる…
自分で言うのもなんだけど…怖いな
>>120-126 GJ!!いいSSだ!続きを激しく期待!
>>132 元ネタはGガンダムです
乳揉みネタが他の人のSSに影響を与えるとは・・・想定の範囲外だ・・・
シン「な、、、なんなんだ一体・・・・・何が起こったんだよっ!?」
全校放送(ギル)
生徒に告ぐ!動けるものは集会ホールへ!教職員は状況の把握と怪我人の救助を!!」
ギル(まさかパトリックめ・・・・血迷ったか?)
ルナ「痛・・・・・なによこれ・・・どういう訳?」
レイ「恐らくはパトリック・ザラだろうな。奴はこの学校を破壊するつもりだったのだろう。だが奴も既にいn」
ガコンッ
シン「はっ!?」
ザラ「学校の破壊?自由不要論?そんなものはまやかしだ・・・!私の望むものはただひとつ・・・!紅蓮の炎に焼かれて燃える学園そのものだぁーーー!!」
レイ「死に損ないの独裁者が何をっ!」
そう言い捨てるとレイはパトリックへと飛び掛った。助走をつけた飛び蹴り、間髪いれずに腹、顔などを殴り続けるレイ。
だがしかし、パトリックは何も無かったのかのように無造作にレイを殴りつけた。
レイ「ぐぁっ・・・・!」ズザァーーー
ザラ「私をモラシムやウィラードのような下郎と一緒だと思うなよ?」
シン「う、、、うわぁぁあああああ!!」
感情に駆り立てられ殴りかかるシン。だがパトリックの放ったカウンターパンチによってシンの意識は刈り取られた。
シン「ぅぁ・・・・・・にげ、ルナマリア、、、、」
ルナ「あ、、、、あぁ、、、、、」
ザラ「女子供にこの拳を振るいたくは無いが貴様らが悪いのだ。風紀をおろそかにする貴様らが・・・・・」
ルナ「くっ!!」
ドガァッ!
ルナが眼を開くとそこには幼さを残す少女がザラを殴りつけていた光景が飛び込んだ。
ルナ「ス、、ステラ?」
ステラ「早く・・・・たって!ステラでも敵わないかもしれない・・・・・だから、、、ね?」
ザラ「連合の生徒が私に、、、、何をするかッ!!」
ステラ「早くッ!!」
ルナ「ステラーーーッ!やめてっ!!!!」
ステラ「ハァアアアアアアアッ!!」
ザ、ザラ理事が・・・切れたw
>>135 スーパーモード自体はGガンだけど
>>126のマユの台詞は
JOJO3部の承太郎のものだよ。
139 :
ザフ学 炎のバレンタイン:2006/02/14(火) 23:07:34 ID:SOgtpW+Z
ステラ「はぁぁぁぁぁぁぁぁっ!!」(森下覚醒)
ザラ「小娘が・・・・・・この罪は己の血で償え!」
先に仕掛けたのはステラの方だった。突進すると見せかけてフェイントを交えたスピンキック。ザラが防御に徹した隙に足へ鋭いローキック。
ザラがバランスを崩した隙を見逃さずにステラの全体重を乗せた渾身の右ストレート。爆発音にも似た音が響く。
ステラ「!?」
ザラ「ニコ・・・・」
だがその一撃もほとんどダメージを受けてはいなかった。ステラはこのとき悟った。自分はとてつもない化け物と対峙していると。
ステラ「こいつ・・・・・わたしよりも強い・・・・?:
最初は攻勢だったステラも徐々に防戦一方になっていく。鋭い手刀により頬を切られ、ボディブローを数発食らったその腹を押さえながらもパンチを繰り出すが、その拳にはもう力が無い。
そして顔面めがけたザラの拳によってステラもまた力尽きた。
ステラ「シン・・・・・ステラ守ったよ・・・・?」
とさっ・・・・・・
炎に包まれた校庭の中、ルナマリア以外は皆倒され、ルナの脳裏には絶望が渦巻いていた。」
パトリック「ククク・・・・ははははっはははは!!これぞ私の夢みた光景だ!皆死ぬがいい!はははははは!」
ヒュンヒュンヒュン・・・・・・ガッ!!
ルナが投げた鋭い鉄片がパトリックの頭部に当たった。その額からは血が一筋流れでている。
ルナ「血?あいつは強い、けどあいつだって私達と同じ人間・・・・私でもいけるかもしれない!」
ザラ「・・・・・試してみるか?」
ルナ「なめるなよっ!!」
ルナは傍に落ちていた刃物のように鋭い鉄骨をつかみ、ザラに突っ込んだ。
ルナ「このぉぉぉぉぉぉ!!」
素早い突きを繰り返すがかするだけでダメージは与えられない。だがかすった傷口からは血が滲み出している。
ルナ(確かに力も強いし反射神経も優れている。でも、、、こいつだって人間、私も人間、チャンスはあるはずっ!!)
ザラ「貴様の相手などしていられるかっ!!!!」
ルナ「ぐはっ!!ハァハァ・・・まだまだっ!・痛っ!!アバラの骨、ニ、三本折れちゃったカナ。でもっ!!」
ザラ「なにっ?」
ルナ「友達をやられて、それで自分だけ逃げるならここで死んだほうがマシよっ!!」
ザラ「女ながら、若いながらに見上げた心意気だ。そう思うなら一矢報いてみせよッ!!」
パトリックはターミネーターか?
誰かルナを助けてやってくれ
>>139 ルナ・・・漢だぜ。
つーか、狂うぜとタリアは何をやっとるか!
さっさと出て来い、元表と裏番
シンは泣いていた。友達が、かけがえのない仲間が苦しんでいる。でも自分は何もできないでいる・・・・・
シンは闇の中で一人泣いている。
???「お前はなぜ泣く?」
シン「・・・・何もできないのが悔しかった。力が無いのが悔しかった。」
???「それがお前の運命だとしたら・・・?」
シン「クソ食らえだねっ!そんなものぶっ壊してやる!!」
???「お前に問う。お前はこの先、修羅場へと赴く覚悟はあるか?」
シン「あぁ・・・・・皆を守りたい!」
???「ならば行け。その思いを剣として。」
シン「・・・・あんたは一体何なんだ?」
???「無限力の創造主、そして人の革新を信じるものだ。名はよしゆk・・・・・・・」
シン「はっ!!・・・・・・ハァハァ。どんな夢だよ・・・・ハ!ルナ、レイっ!?」
レイ「・・・・・・・・・」
ルナ「・・・・・遅いよ・・・・シン」
ステラ「あいつ・・・・わかめの・・・・部屋・・・・コホッ」
シン「ステラまで・・・・・・あいつ!許せない!」
シンは理事長室へと向かった。
理事長室
ギル「・・・・貴方は既に・・・嫁補修を・・・・・」
ザラ「あぁ・・・!素晴らしいよこの効果っ!まるでスーパーマンになった気分だ。さて、お前のお陰でこの効果を得られたわけだ。例を言おう。そしてサヨナラだ。」
ギル(タリア逃げてくれよ・・・・・)
シン「止めろぉぉぉぉぉぉーーーーっ!!!」
シンは状況を把握した瞬間にザラを殴っていた。おかしい。自分の体じゃないみたいに力に溢れている。
「イデが、、、、、導いたのだ、、、、、」
心の中でさっきの声が聞こえた気がした。
シン「やれるっ!!」パリーン
ザラ「小僧ぉぉぉぉぉっ!!」
シン「あああああああぁぁぁぁっぁぁぁぁ!!!!」
シンとザラの拳がぶつかり合い、その衝撃でガラスが吹き飛び、デュランダルも吹き飛んだ。
徐々にシンの拳がザラの拳を押し返している。
ザラ「私が負けるはずなど、、、無い・・・・・私は嫁に選ばれたのだ・・・・若造なんぞに負けはせんっ!!」
シン「安心したよザラっ!!あんたも人間だ・・・・・ただの人間だぁぁぁーーーっ!!」
ザラ「若造の言うことかぁあぁぁっぁぁぁぁ!!!」
シン「オレはあんたを殺さない!その中の怨念だけを殺すっ!!!!」
ザラ「うがぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁっ!」
二つの強大な力がぶつかり合い、理事長室の内装が音を立てて破壊されていく。
呪われし怨念に取り付かれし者と、神に魅入られた者。お互いの力は同等で、しだいに両者共に疲弊し始めていた。
ザラ「はぁはぁ・・・・くっ!!今度こそ殴り倒してくれる!あの金髪のようにな!!」
シン(金髪・・・・・レイ?ステラ?ええぃ!どっちもだ!)「あの金髪のように・・・?スレイのことか・・・・スレイのことかぁぁぁぁぁ!!!!」
ザラ「スレイって誰だぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁっ!!!!」
シン、ザラ「うぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉっ!!」
シン「!?・・・・ち、力が。力が抜けていくっ!」
ギル「イデは我々を見限ったということか・・・・・」
ザラ「!?なぜだ!なぜ今更嫁補修を切るっ!なぜだ・・・」
ギル「君が、、、タイプじゃないからじゃないか・・・?」
レイ「はぁはぁ・・・・・・シン!こいつを使え!!」
シン「レイっ!これは!?」
レイ「サトー先生の木刀だっ!使い古してあるから一撃で仕留めろっ!でないと折れるぞ!!」
シン「こんなもんでぇぇぇぇぇぇぇっ!!!」
ボガァッ!ボキッ!
シンの渾身の一撃がザラのど頭をカチ割り、木刀も折れてしまった。だがザラの意識はぶっ飛び、その場に倒れる。
シン「ハァハァ・・・・・・やったのか・・・・?」
レイ「そのようだ・・・・・・理事長。ご無事で?」
ギル「あぁ・・・・・なんとかといったところだがね。」
レイ「よかった・・・・・・しかしなぜ彼がこんなことに・・・?それに嫁補修とは?」
ギル「一種の電波だ。その電波を浴び、症状が悪化すると脳内の信号が異常化し、その影響で筋肉増強、反射神経異常発達などの効果が出る。
オーブはその嫁電波の強い地域だ。そこで彼の、、、、怨念も相まってこんな事態になってしまったのだろう。」
シン「こいつどうします?」
ギル「しばらくは入院しててもらおう。退院したらクレタ島の知り合いに引き取ってもらうさ。」
シン「二度とこんな事態にならないためにはそのほうが良いか・・・・・・」
レイ「さぁ、シン。凱旋だ。皆の治療も行わなければならないしな。オレも・・・・少し疲れてしまった。」
シン「大丈夫か?肩貸すよ。レイ・」
レイ「ありがとう。」
ギル「誰か学校の修理費出してくれないかな・・・・・・なぁラウ?」
ラウ(電話)「断るよ。ブチッ」
アクション物少ないんで新鮮でした。GJです!!
火山高だったかな?それ思い出しました!GJです
レイサイド
レイ(まさか俺のせいでさらに状況が悪化するとはな…)
バーン
ジュリ「あうっ…」
銃声が響き、ジュリの右腹から血が吹きでる。しかし犯罪者Kは静かに微笑んでいた。
犯罪者K「安心してよ。すぐには死なせないさ、一人ずつ急所を撃つからね。」
レイ(狂ってやがる…答えはBか?)
犯罪者K「さて主任、この一発でまだ滅びずにいられるかな?」
主任E「……」
犯罪者K「行くよ」
カチッカチッ
犯罪者K「はっははは…玉切れだよ」
アサギ「そうみたいね…」
マユラ「よくもまぁ派手に…」
シン「レイ大丈夫か!?」突如階段から下りてきた、三人は、静かにその瞳に怒りをやどしていた。
レイ(答えはA━━)
バーン
シン「うわっ!?」
アサギ「シン君!?」
バーン
マユラ「あっ…アサギ…」
アサギ「マユラ!?」
犯罪者K「馬鹿だねぇちゃんとここまで準備してるんだな〜これが♪」
バーン
アサギ「なっ…」
Kは隠し持っていた二丁目の拳銃を左指でガンマンのように回し、銃口にフゥッと吐息をかけた
答えはB━━━C皆が死ぬのを黙ってみる。━━
犯罪者K「さぁ今度こそだよ。」
バーン
148 :
ナーsのお仕事:2006/02/15(水) 01:18:35 ID:twmrb/dE
高い銃口響きわたる…が、しかし血を流しているのは、Kであった
ラウ「遅くなったな…」
レイ「ラウ!」
三人娘(変態…)
ラウ「久しぶりに君を見れば…また酷い事を…」
犯罪者K「また彼方ですか本当に厄介ですよ!」
バーン
紙一重で玉を避けたラウそしてフリーになった右手でKの額を狙って撃つ、玉はKの額をかすり血を流していた…
犯罪者K「あ、血…」
ラウ「ほらお迎えが来たようだぞ」
あんな〜に一緒だったのに〜♪
マユラ「あれ、何急に眠く…」
アサギ「え!?マユラ!?ねぇ!?マユr…zzz」
ジュリ「何よこれ…」
シン「死ぬのか…」
レイ「zzz」
ふいに謎の曲が流れラウとK以外は死んだような眠りにつく
犯罪者K「い、嫌だ僕は帰りたく…nウワアアアアあああ!?」
Kは玄関に吸い込まれ消え、そこに一人の女性が立っていた」
ラウ「……」
???「……」
ラウ「……」
???「…コク」
ラウ「君の歌は好きだよ」
???「フフフ…」
続く
ミーア「それで、あたしの部屋まで来てくれたってことは
シンの胸焼け戦線をレスキュー支援してくれる気になった?」
オクレ「やつがブレストファイヤーしようがルストハリケーンしようが俺には関係ない。
そんなことなら、それこそザ・バレルにでも頼めばいいじゃねーか」
ミーア「そっか、レイか〜〜。それもそうよね、レイのほうが料理上手だもんね……
ウソウソ!ウソよ!そんな子犬みたいな目、しないで! (オクレ「してねぇよボケッ」)
ところで、これはなーに?」
オクレ「ベーキングソーダ水。胸焼けに利く」
ミーア「このお鍋は?ん、美味し」
オクレ「キャベツのスープ。胸焼けに優しい」
ミーア「この紙は」
オクレ「レシピ」
ミーア「……くすくす。兄さんのそういうとこ、だーいすき」
オクレ「う、うるせぇッ」
フラガ「まずい」
スティ「すいません」
フラガ「もう一杯」
スティ「もうありません」
フラガ「つくれ」
スティ「お時間ですので」
奇妙な食事の時間は、この家に奇妙な変化をもたらしました。
ミーアはこれまで、フラガ氏が睨みでつくる重い沈黙の中をふるえる足で渡り、
給仕をこなさねばなりませんでした。ですが今はどうでしょう?
おそろしい主人は別の子どもに夢中で、そもそも睨みもしない!
ときおり起こすかんしゃくも、ひどく子供じみたものに見えて怖くないのでした。
ミーア「まったく、まったくもって、なんでこんな風に?」
スティ「初心者なんだ。これは仕方ない」
ミーア「あんたの火傷と切り傷だらけの指のことでも、おでこのことでもない話よ」
調理にはまだなれていないスティングは、ふっ飛んだフライが額に貼りついてできた
大きな火傷をミーアに舐めてもらい、絆創膏も貼ってもらいました。
(ハプニングを直前に悟れるのですが、よけられるかどうかはまた別なのです)
(そして悟りはするので動揺せず、あわてて叩き落とすこともなく、かえって……)
また、原因不明の火事が減ったような気がします。
逆にあの金髪の少年が頻出するようになっていました。
ミーア「え?若旦那さまは、まだ見たことがないのですか?」
*「んー。俺、霊感は良いほうなんだがなぁ。そんな気配しないんだよなぁ……」
少年はときおり、持ち物を替えています。それは昨日フラガ氏が食べていたスコーン
だったり、今朝スティングが出したキャベツのスープだったりするのです。
*「本当にいるのか?いや、疑っているわけじゃないんだが」
じつはすぐうしろにいるのですが、さっぱりわからない様子の若旦那さまがなんだか
とってもおかしいので、ミーアは笑ってしまいました。
*「本当に、金髪なのか?」
若旦那は、洗濯かごをかかえてはこぶスティングに聞きました。
そうだ、と答えます。
*「……そいつは、もしかすると、俺かもしれない」
スティングは足を止めました。若旦那は、長い話をしたがっていました。
*「あの男は俺を育てなかった。最低の父親だと思ったよ。それでも俺にはお袋がいたし
あれも父親だと思えていたんだ。──けどお袋が死んだとき、俺はフラガを」
*「フラガさん?ちょっと来てくだ……あ、あれ?息子さん?」
*「なんだ、あんたら」
ツナギを着た見知らぬ男が数人、フラガ夫人の部屋がある一角にたむろしています。
建物をつくったり、解体したりする人たちでした。
*「いえ、ね。フラガさんから大至急と言われましてね……。
この回廊を、撤去してくれって」
*「なにっ!?」
*「ヒッ!?いえ、あたしらもおかしな話だとは思うんです。高価な調度品もあるだろうに、
そのまま外から壊してくれなんてもったいない。いや、もう、まったく奇妙な……」
若旦那は乱暴にスティングの手をつかむと、とつぜん走り出します。
階段にさしかかったところで、とうとう洗濯かごが落ちました。
足を止めて、若旦那は話の続きをはじめました。
*「お袋が死んだとき、俺はフラガを捨てると言ってやった。あの男に」
こぼれた服をひろいながら、つづけます。
*「俺に能力がないと言った。奴は。それもよかったさ。人よりちょっと勘がいい、
それぐらいの能力だけで、俺はよかった。お袋がよいと言ってくれたからな。
家を出て行ってからは、ますます鈍くなったが……だが、あれはなんなんだ?」
若旦那は、泣きそうでした。
自分の父親を恥ずかしく思って、泣きそうでした。
*「後妻をとるでなく、跡継ぎをとるわけでなく、もうあんな年齢になったくせに……
子どもをおもちゃにして、今度はなんだ。お袋の部屋を壊す?壊すだって?」
こぶしをブルブルと震わせています。
それを見つめながら、スティングは洗濯物をすべて拾い終えました。
ふいに、若旦那がふぅっと息を吐いて、言います。
*「俺の部屋に来ないか。話をしよう。色々聞かせてやるよ。空の上と、海の向こうの話を」
スティングは従いました。
おどろくべき口達者でした。若旦那は自分の冒険の人生を、おもしろおかしく、陽気な
笑いをふりまいて披露します。身ぶり手ぶりもまじえて、ひたすら人を話にひきこませて、
アッと驚かせては、ハラハラ感でつりこんで、はまらせる。
スティングは頭のなかで、孤児院の仲間たちを聴衆にくわえました。みんなでぐるりと囲み、
若旦那の話を聞いています。先生たちも夢中になり、アウルはさかんに手を叩いてはしゃぎ、
ステラは大きな瞳を見開いて、渡り鳥とともに空に舞ったという話にうっとり。
それに合わせて、スティングも手を叩き、目を開いてみせました。
……若旦那もフラガの血筋ですから、この演技が悟れないはずはありません。ですが、
血はちがえど、おなじ悟りを持つスティングには、すでに若旦那のほうの本当の気持ちが
わかっていたのでした。わかってしまったのです。
「そいつは、もしかすると、俺かもしれない。
結局フラガを捨てきれず、ここに帰ってくる女々しい俺の、血の亡霊……」
スティ「(それはちがう)」
その日、スティングは一晩中、彼の話を聞きつづけました。
つまりその日、フラガ氏の夕食の場に、彼の姿はありませんでした……。
*「旦那さま、旦那さま、おやめください!あんまりです!」
*「それ以上は、ああ!旦那さま、もう、これ以上は!」
ミーア「やめてください!!やめて!やめて!やめてぇーっ……」
再び来訪したアルスター氏は、かわいそうに、唖然としています。
目を開けることはかないませんが、スティングにはそれがわかりました。
フラガ「先日はすまなかったね。私の監督不行届だったよ」
切れてしまったまぶたやあちこちがズキズキ痛みます。けれど耐えきれないほどでは
ありません。たいていの痛みは、やはりどうでもいいものです。
*「これは、いったい。こどもにこんな……」
フラガ「教育はしっかりしなければならない。そう、君に言われて気付いたのだ」
それはうそです。フラガ氏は相手のせいにして、相手の困る顔を見て楽しんでいます。
なぜアルスター氏を困らせるのかというと、先日彼がスティングを怒鳴ったことに対して
フラガ氏はちょっと腹を立てていたのでした。
ならばなぜ、スティングを立ち上がれないほど痛めつけ、客の前にさらしたのか。
これは、自分と食事を取らなかったことに対して、とても腹を立てているからでした。
フラガ「言いつけや約束と礼儀をまもれない子は、こうだ」
またもやざらめ雪の上へと、ちいさなはだかのこどもが放り投げられます。
もう、夕方です。日は沈むまえに雲に隠されて、辺り一面はまっ青になりました。
なにか悲鳴が聞こえます。
フラガ氏と若旦那の怒鳴り合う声も聞こえてきました。
罵りあいがあんまりよく聞こえるので、両手で耳をふさぎました────
ふとしたはずみで意識が戻るのですが、すぐに眠気がそれを奪っていきます──
起きた瞬間は、ものすごくよく見え、よく聞こえるものです。
「火事だ」「どうしてあんたはこんな」「起きて」「口出しするな」「やめて旦那さま」「起きて」
ゆっくり眠らせてももらえないなら、それこそこの悟りは神様の不平等の証明でしょう。
いつも感じていたのです、辺りがまぶしすぎる、騒がしすぎる、ねむれない────
ミーア「ねむらないで!起きて!!歩くのよ!!」
ミーア「生きてる?生きてるわよね?もうだいじょうぶ。ここならだいじょうぶ。
あんたをひっぱってくるの、大変だったわ。キズが開きそうだったし。
っていうか、ひらいてる?どう?痛む?」
首をふります。
ミーア「ここね、あたしの隠れ家。ほんとは若旦那さまの隠れ家。
倉庫の奥だからちょっとほこりくさいけど、ベッドがあるのは悪くないでしょ?」
首をふります。
ミーア「もう、YESかNOか!もうちょっとハッキリさせてちょうだい!」
スティ「……どのくらい、ねむっていた?」
ミーア「二時間、外にいたのよ。あと三十分であんた、死んでたんじゃないかしらね。
ここね、夏に、私があんたとおんなじようにされたときに見つけたの。
それ以来、あたしの隠れ家。なにか食べる?」
昨晩、若旦那の部屋で食べたチーズやサラミは、フラガ氏のこぶしによってすっかり
胃から消えていました。そのままじゃ体温が上がらないわよ、とミーアが言います。
ミーア「といっても、あるのはこれだけ。これ。チョコレート」
銀紙に包まれた板チョコを渡されました。すでにかじった跡があります。
ミーア「旦那さまに叱られたときは、よくここに来て、チョコを食べてたの」
そういえばときどき、ミーアは姿を消すことがありました。
それにしても今日の彼女は、よくしゃべるものです。
ミーア「ばあ」
ふりむいた彼女は、木掘りのお面をつけていました。
ミーア「泣きながらここに来て、これを見つけてね。……ふしぎね、こういうの。
かぶった姿を見たらすごいヘンなんでしょうけど、かぶるほうは安心するの。
あたし一重で、そばかすもいっぱいあって、自分の顔すごく嫌い。
でもそれが本当の顔だから、一生変わらないんだから、しかたないんだって……」
そこで言葉を切って、息を吸うと、言いました。
──あたしの話、聞いてくれる?
スティングは従います。
ミーア「じつはね、最初にあんたに会ったとき、思ったのよ。…………」
仮面の下で、少女がにっこりと笑ったのが見えました。
ミーアの部屋を出たスティングが、自分の家の戸を開けた瞬間────
オクレ「なんじゃこりゃあぁぁ〜」
ミーア「太陽にほえろ?」
コニー「なつかしいな、おい」
オクレ「うわコニールいつの間に。その包みはなんだ?ってかなんだよオイこの惨事は」
惨事でした。
せまいながらもいつも片付けられていたキッチンは粉まみれ、クリームまみれ。
テーブルの下に、ひっくりかえったボウルや皿。スクラップだったところをもらってきて、
スティングが直し直し大事につかってきた超旧式オーブンは煙をあげ、中には、
オクレ「……スポンジケーキ?」
ココア味のために無事な部分とコゲとの境目が視認不可能。さらにしぼんでいる。
なぜか、しょうゆの香ばしいニオイがほのかにする。なんでだ。
ミーア「 こ れ は ひ ど い 。ココア醤油味のケーキって」
オクレ「空き巣が部屋を荒らすってのは聞いたことあるが、ここまでするとは」
コニー「空き巣がケーキつくるか!ちがうよ、さっきまでアウルがいたはずだし」
オクレ「どういうことだ?つーか、いつから見てたんだお前?その包みは?」
コニー「いっ、いいだろそんなこと、今は!」
フレイ「そうよ、どうでもいいこと。いいからスティング、はやくウチに来てちょうだい!
保護者の出番!アウルが立てこもっちゃって、大変なのよ!!」
オクレ「大変??」
フレイ「よりにもよって、トイレに立てこもっているの!あたしっ……もっ、限界!」
あわててトイレに駆け込むポニーテールを見送り、スティングは『ぽかん』としていました。
オクレ「アウルが立てこもってる?……ステラは?コニール、いつの間に?その包みは?」
コニー「だーかーらー!そんなこと言ってる場合じゃないだろ〜!」
(4)へつづく
>>149-154 毎度のことながら、明け方の投下乙であります。
ミーアとスティングの過去、意外性があるというかなんというか・・。
楽しみにさせていただいております。
何で、アウルまで立てこもってるのかとか色々興味はつきませんなw
明日で終わりなんですよね? 最後の投下、残念ながらもお待ちしております。
今回も、GJ!でした
しばらく待つと、二人が揃って教室に入って来たので、シン達は早速協力を頼んだ。
シン「おはようヨウラン、ヴィーノ。」
ヨウ「おー、おはよう。今日は珍しく早いな。」
ヴィ「確かに珍しいな。なんかあった?」
レイ「それは俺から説明しよう。」
それからレイは、今日これから起こるであろう事、作戦には後一人は必要だ、と言う事を二人に説明していった
レイ「・・・と言う訳だ。無理にとは言わない・・・だが、協力してくれると非常に助かる。」
ヴィ「な、なんて恐ろしいんだ・・・。このままじゃシンが危ない!俺は協力する!」
シン「本当か!?サンキュー、ヴィーノ。ヨウランは手伝ってくれるか?」
ヨウ「俺は・・・パスだな。今日はどうしても外せない用事があってさ。ゴメンな。」
シン「そっか・・・ならヨウランはしょうがないか。」
ヨウ「せめて、学校が終わるまでは付き合わせてくれ。作戦の事位なら手伝えるしな。」
レイ「よし、話がまとまった様だな。では早速本題に入るとしよう。」
そしてシン達は、来たる時に向けて、万全と思われる準備を整えたのだった。
〜放課後・決戦迫る学校〜
ついに作戦を実行に移す時が来て、シン達の緊張感は高まっていく
シン「いよいよか・・・。」
レイ「ああ。授業終了のベルが鳴ってからが勝負だな。」
ヴィ「あ〜緊張して来た〜。まずはルナを振り切るために、速攻で門を出るんだったよな?」
レイ「そうだ。そしてその後、マユを突破出来るかが少し心配だが・・・
突破さえすれば体力的に、問題は無くなるな。」
レイそこまで言った所で、終了のベルが鳴り始めた。
キーンコーンカーンコーン・・・
シン「ベルが鳴った!走るぞ二人とも!!」
レイ「ああ!」
ヴィ「了解っ!」
そう言いながらシン達は勢い良く走り出した。協力出来ないヨウランはシン達を静かに見送った。
ヨウ「明日・・・学校でな・・・。」・・・・・次回へ続く
>>156 俺は気付いた。計画にひとつ入れ忘れてることがあるな。
シン達が。GJ!
ここザフト学園の朝、シンとヴィーノは楽しくしゃべっていた。
そこに、なんか殺伐としたヨウランが今日も登校してきたのである。
そこで、ヴィーノが言った。
「どうした?ヨウラン?」
ヨウランは一度ため息で一呼吸すると、
「昨日、家かえったら、机の上になぜかエロ本が…」
「ええええええっ!?」
二人は驚愕した。
「つまり、エロ本が見つかったんだな…」
ヨウランの右かたを優しくヴィーノが叩いた。
ヨウランは虚ろな目をシンに向け、一言。
「お前も気をつけろよ…」
「俺は別にそんなもん持ってねーよ!」
その言葉を聞いたヴィーノはニヤリと笑った。
「ベッドの下とかすぐ見つかるぞ…」
「ええええぇぇぇぇ!!!?」
シンはアーサーにも負けぬ叫び声をあげた。
「あるのか…」
二人は口を揃えてため息混じりに言った。
シンは、片手で額を掴み、やれやれといった感じだった。
「昨日買ったんだ…妹に見つかったら殺される…」
ヨウランはためしに聞いてみた。
「何でだ?お前の妹のほうがエロ本持ってそうだけどな…」
「ほら…マユにばれると他のあの二人にもばれるんだよ…」
「ご愁傷様…」
ヨウランとヴィーノは、もう見つかっているだろうと、線香はあげてやるよ、と言った。
完
159 :
↑GJ!:2006/02/15(水) 19:30:31 ID:???
>60-67続き
ラウは理事長室に入った
ラウ「おや、シンじゃないか
無事だったのか」
シン「ラウさん!?
一体どうやってここへ!?」
ラウ「説明は後だ、君達を助けに来た
そっちの子は怪我をしているな
私が処置をしよう」
ヨウラン「すごい!傷がふさがっていく」
ラウ「ヒーリングだよ
傷の方はこれでいいが大分血が出ていってしまっているな
裏ニコルのライブでも聞いて安静にしていなさい」
ニコル「死ね死ね死ね〜!」
ラウ「してレイ達はどこに?」
シン「この穴の奥です」
ラウ「これはまた派手にやったな
ニコルの悪い癖がたまには良い事をする」
シン「?」
ラウ「後は私に任せろ
君はここで怪我人を見ておいてくれ」
シン「わかりました
あの…」
ラウ「何だ?」
シン「俺達の仲間が…外で一人で
俺達を助けるために
残ったんですけど…」
ラウ「ああ、あの少女の事か」
シン「はい」
ラウ「心配無い、無事だよ
外で眠っている
その娘も任せる」
シン「無事なんですか!
ありがとうございます
もし俺達のせいでメイリン死んじゃったりしたら俺
彼女に申し訳なくて…
本当にありがとうございます…!」
ラウ「私は見つけただけだ
敵は彼女が全て倒していた
礼なら彼女自身に言うんだな」
シン「え!?」
ラウ「今言った通りだよ
さ、涙を拭いたら
行ってあげなさい」
シン「はい…!」
ニコル「夢も希望も奪ってしまえ!」
ヨウラン「あーもう!
訳わからん!」
書類にはこう書いてあった
マル秘、タリアに夜這い大作戦!
1:タリアの家まで秘密の地下通路を繋げよう☆
2:邪魔で意味不明な石碑をばらしちゃおう☆
3:後は夜這いをするだけだヒャホー♪
さらにメモ
さすがに妊娠させたらくっついてくれるだろ
ギル
レイ「!?○☆♂△!?」
ルナ「内容エグ過ぎ!」
ヴィーノ「わざとらしく署名してあるけど
ここまでやるのは本人しかいないよ…」
ハイネ「皆、俺が歌でも歌ってやるから元気だせよ!
握った〜拳の〜♪」
ステラ「ギロリ」
ハイネ「すいません!やめます、やめますから!
その握った拳を解いてくれステラちゃん!」
レイ「ギル!何故こんな事を!
ここまで来たらもはや犯罪です!
タリア先生を強姦しようとするなんて
信じてたのに
ウワアァァァン!」
ルナ「もうどうでもいい
もうシンもメイリンもいない世界に用はないわ
死んでやるうぅぅぅ!」
ステラ「死ぬ!?
私も死ぬ!?
いやあぁぁぁぁ!」
ハイネ「お前等マジに壊れるな!
落ち着け!
お前も手伝」
ヴィーノ「メイリンが…いない…?」
ヴィーノ「俺もいなくなろう
orz」
ハイネ「こいつもかよ…」
その頃ラウは
ラウ「くそっギルバートめ!
長ったらしい通路を造ったものだ
やっかいな奴だよ!
君は!」
迷っていた
レイ「わははは!
ダウンフォール作戦発動だー!」
ルナ「ああ、綾人
あなた…暖かい」
ステラ「らら」
ハイネ「そこ!三人揃って他の世界へ逃げるなー!
戻って来ーい!
それにそのネタ解る人きっといないぞー!」
ヨウラン「おお!メイリン!
良かった、本当に良かった!」
シン「気を失ってるだけで後は大丈夫だ」
ニコル「霧の立ち込む森の奥深く!」
シンヨウラン「('A`)」
?「あらあら、皆さんご機嫌よろしいようですわね」
ハイネ「な!誰だ!?」
?「貴方方に名乗るような名前はありませんわ」
ハイネ「…!」
ハイネは言い返そうとして絶句した
このピンク髪の妙な女は
まだ通路の開通してない方から出てきたのだから
?「ふふふ、私の子供達を全滅させるような方々ですからね
この書類を用意しましたの」
ハイネ「お前が作ったのか!?」
?「ええ、実際に穴掘って
私達を出してくれたのはあのワカメさんですけど
うふふ、まさかこんなに効果があるなんて…ね」
ハイネ「子供達?
よくわからんが
何が目的だ!?」
?「目的?
野暮な事をお聞きになりますのね、ふふふ」
爽やかに笑っているように見えるが、こいつはマズいぞ
何でか解らないが、ハイネはこの女に恐怖した
本当にワケは解らない
でも怖かった
?「もちろん皆殺しですわ☆」
ハイネ「な…」
どう考えても冗談のような事をさらっという
皆殺し?
そんな事できるわけ…
?「あらあらあら?
もしかして貴方は私がそんな事するわけないと思っておいでのようですわね?」
こ…こいつ顔は笑ってるが
目はマジだ…
逃げないと
いや、後輩達置いて逃げるわけには…
くっ…足がすくんで
166 :
次回へ:2006/02/15(水) 19:39:01 ID:???
?「もう私しかおりませんが
今のバラバラの貴方方をバラすのには充分ですわ」
ハイネ「う…くそう
動け俺…ステラちゃんを守るんだ!」
?「まあ、動けないなんて可愛い方
怖がらないで…
ゆっくりと時間をかけて解体してあげる♪」
女はじりじりと近寄ってくる
満面の笑みで…何処からか出した日本刀を片手に持って…
ハイネ「あ、ああああぁぁぁぁ!」
メイリン「う…」
シン「気が付いた?」
メイリン「あ…シン…私…」
シン「ん?」
メイリン「皆の役に立てたかなぁ
皆の事守れたかなぁ?」
シン「もちろんだよ…君のおかげで
俺もヨウランも助かった」
ラーゼフォンですねGJです
みんなを守るんだぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!!
サ ヨ ナ ラ
ノ
ノ
ノ
ノ
ラーゼフォンネタワロタwwwwwwてか本命ピンク怖っ!!
ponやらプラネテスやらシグルイやら
ここは濃ゆいインターネットですね
ある放課後の公園、シン、レイ、ヨウラン、ヴィーノといったいつもの面子が集まっていた。
「シン、どうだった?」
ヨウランは昨日の朝とは真逆のテンションだ。そして移ったように、シンがどよんとしている。
「ふっ、見つかったさ…」
昨日の二人は、シンの返答にやっぱし…とつぶやいた。
「おーい!みんな!」
そこで、公園の入り口から男性の声がした。
ハイネだ。ママチャリに乗って、なぜか片手にパンティーを握りしめている。
「おい、それは…なんだ…?」
シンはハイネが持っているソレを指差しながら聞いた。
「それがな…今日ステラちゃん家の前爆走してたらさぁ、空からこれが降ってきたんだよ。
きっと天女のパンティーだぜ!」
ハイネが説明し終わったとき、公園から男性の声がした。
アウルだ。いつも色っぽい服を着ているが、今日は違う。上半身裸なのだ。
「なぁ、変態見なかったか?」
『お前だよ!(ここにもいるけどな…)』
一同は口を揃えていった。そして、ハイネ以外が心をそろえて思った。
「違うよ!チャリに乗って、パンティー握った奴だ!見なかったか?」
「どういうことか説明してくれないか?」
レイは言った。
「さっき、ステラが、干してた洗濯物取り込んでたんだ。そしたらステラがパンティー落とし
ちゃってさぁ…そしたら下にチャリ乗った男がそのパンティー空中キャッチしたんだよ。まぁ
ここまではいいんだ…許せるんだよ。そしたらどうしたと思う?そいつチャリ爆走させやが
ったんだ!」
そこで、追ってきたステラが到着した。
ハイネはパンティーを天に上げた。
「ということは…これはステラちゃんの!?…まさに天女のパンティーだ…」
「あっそれ!!」
「うぇ!?…オレンジ凸…キモイ!!!」
ゴッ バキ ドカッ グチャッ ズチャッ
ステラに殴られ蹴られ踏みつけられ、ハイネは血まみれ白目アバラ粉砕でその場に倒れ
込む。
そして、ステラとアウルは帰っていった。
ヨウランはハイネを仰向けにし、胸に耳を当てる。
「そんな…心音が…聞こえない…」
「気にするな、俺は気にしない。」
「救急車も線香もいらねーな。」
シンも吐き捨てる。
『まぁ、自業自得だな…』
一同は口を揃えた。
完
怪談編続きキタ━━━━(゚∀゚)━━━━ !!!!!
ついでにピンクの本体もキタ━━━━(; ゚ Д゚)━━━━ !?!?
ハイネもピンチだよ!どうなるんだ?続きが気になるよ!
凄い展開にもう目が離せネェです!GJ!!
続き
?「補正…かけましょうか?」
ラウ「ほぅ…君からそのような事をいってくれるとはな」
?「今回は私の監視が悪かったですわ」
ラウ「なるほどねぇ、しかしこれ位の傷なら私とレイで十分なんで結構だよ」
?「そうですか、なら私は失礼しますわ。」
そういうと、ピンク色の髪の少女は闇に溶け消えていった
ラウ「ほらレイ起きろ。」
レイ「ん、ラウ、傷が痛む…」
ラウ「何を言う、お前は無傷だろう」
レイ「…は!シン!大丈夫か!?」
シン「何とかな…」
ラウ「君達も大丈夫か?」
アサギ「はい。」(変態?)
マユラ「私も…」(変態?)
ジュリ「同じく…急所は外されたみたいね」(変態?)
ラウ「そうかなら良かった…主任さんは?」
E「ちょっと辛いみたいね…肩貸してくれるかな」
ラウ「構わんよ」
三人娘(あぁ主任があっちがわの世界に引き込まれる…)
ザフト学園 集会ホール
ギル「おはようみなさん。だんだん暖かくなってきてうれしいこの頃だが、君達に大切な知らせがある。
今日から2週間後に中間テストを行う。」
一同「ええええぇぇっぇぇ」
ギル「話しは最後まで聞きたまえ。このテストでそれぞれの学年一位に輝いた生徒には様々な特典を設ける。
居眠りチケット五枚に、早弁チケット五枚、それと生徒名鑑をプレゼントしよう。」
シン「なぁレイ・・・・・生徒名鑑って・・・・・」
レイ「恐らくあれだろう。まずいな、あれが一般生徒の手に渡るとまずい。」
シン「俺らが一位になって手に入れるしかないな。」
ルナ(生徒名鑑のシンのページ・・・・見てないのよね。欲しいな・・・・)
ヴィーノ(あれは俺のものだ!)
ヨウラン(早弁チケット・・・・・・)
ギル「では、以上だ。あぁ、後連合高校も同じ日程にテストするから、負けることのないように。」
生徒達は弾けた様に勉強を始めた。一心不乱に勉強する者。せっせとカンニンググッズを作成する者。
職員室から回答を盗もうとした生徒がサトー先生にしばかれたのは有名な話だ。
メイリン「ここの答えは・・・・・ユニウス条約と・・・・」
ヨウラン「13世紀のはじめ、モンゴル民族を統一して中央アジアから南ロシアまでを征服した人物は?」
ヴィーノ「えぇ、、、、、と、ハ、、、ハマーン・カーン。」
ヨウラン「・・・・・・・・・馬鹿」
アウル「えーーと、これでよしと。」
スティング「見せてみな」
問い,以下の問題を読み、空欄を埋めなさい。
13世紀初め、モンゴル高原に( 1 )があらわれ、モンゴル民族を統一して中央アジアから南ロシアまでを征服した。
( 2 )の孫( 3 )は、中国を支配するため、都を( 4 )に移し、国号を( 5 )と定め、日本に対してたびたび朝貢を強要してきた。
しかし、幕府の執権( 6 )はこれを退けたので、元は大挙して九州北部博多湾に上陸した。かねてより警戒していた幕府は九州地方の御家人を動員してこれを迎え撃った。
これを( 7 )という。
答え
13世紀初め、モンゴル高原にザビ家があらわれ、モンゴル民族を統一して中央アジアから南ロシアまでを征服した。
デギンの孫ミネバ・ザビは、中国を支配するため、都を宇宙都市サイド3に移し、国号をジオン公国と定め、日本に対してたびたび朝貢を強要してきた。
しかし、幕府の執権ブライト艦長はこれを退けたので、元は大挙して九州北部博多湾に上陸した。かねてより警戒していた幕府は九州地方の御家人を動員してこれを迎え撃った。
これを一年戦争という。
スティング「アホ・・・・・・・」
アウル「えー、絶対合ってるって!じゃあスティングの答え見せてみろよ!」
13世紀初め、モンゴル高原にクニシマ・ハーンがあらわれ、モンゴル民族を統一して中央アジアから南ロシアまでを征服した。
クニシマ・ハーンの孫Mr.オクレは、中国を支配するため、都を東京砂漠に移し、国号を男盛りと定め、日本に対してたびたび朝貢を強要してきた。
しかし、幕府の執権デミ・ムーアはこれを退けたので、元は大挙して九州北部博多湾に上陸した。かねてより警戒していた幕府は九州地方の御家人を動員してこれを迎え撃った。
これをマッスルドッキングという。
アウル「・・・・・・・・・」
175 :
ナーsのお仕事:2006/02/15(水) 23:53:37 ID:twmrb/dE
2日後
アサギ「あ、待ってましたよ〜、ラスティさんの部屋ですよね。254号室ですよ」
レイ(また変わってる…)「ありがとう。」
アサギ「あれ、シン君は?」
レイ「あぁ今日は彼にとって一番厄介な日らしいからな。」
ラウ「代わりに私が来たわけだが。」
アサギ「シン君も大変ね〜これチョコ、病院内の皆さんに配ってるの」
レイ「なかなかサービスの聞いた病院だな」
主任E「この病院の半分は優しさで、出来てますから」
ラウ「全くその通りだな。」
主任E「///」
アサギ「!?」
レイ「ラウはそこの自販機前で、待っといて下さい。」
ラウ「よかろう」
ラウサイド
主任E「ちょっとあけるわよ」
アサギ「主任!?」
アサギ「主任…気になるわよね…ちょっと覗いちゃお」
主任E「あっあのぅ…」
ラウ「ん、これは主任さん、怪我はどうかね?」
主任E「あ、大丈夫です順調です」
ラウ「ふっ…で何かようかね」
主任E「ええ…
あ、こ、これを」
ラウ「チョコ?ほぅ、ありがたく頂いておくよ。」
主任E「それじゃあ…」
アサギ「主任いいんですか〜?w」
主任E「なっ…何がよ?」
アサギ「べっつに〜♪」続く
問い,ガスバーナーの正しい使い方を説明しなさい。なお空欄をすべて使う必要はありません。
手順1:( )
手順2:( )
手順3:ガスの元栓を開く。
手順4:( )
手順5:( )
手順6:( )
手順7:( )
ステラ「・・・・・・・・これで、、、よし。」
手順1:まっちだす。
手順2:まっちつける。
手順3:ガスの元栓を開く。
手順4:ひをつける。
手順5:ほほえむ。
手順6:にこにこしながらうたう。
手順7:ひをけす。
シン「ステラ・・・・・」
ルナ「ほのぼのするわね。シン、私の答えちょっと見てくれない?」
シン「どれどれ・・・・・」
問い,以下の問題を読み、空欄を埋めなさい。
母親を代表とする( 1 )が( 2 )に抱く肯的感情を( 3 )といい、そこから引き出される養育行動を( 4 )という。
( 5 )は本能的なものではなく、( 6 )との( 7 )の中で形成されると考えられている。
答え
親を代表とする中年女性がジャニーズJrに抱く肯的感情を欲情といい、そこから引き出される養育行動を秘密の花園という。
退廃的な生活は本能的なものではなく、ショタコン魂との母親としての世間体の中で形成されると考えられている。
シン「あってるんじゃない?」
ルナ「そう?私今回のテストいけるかもしれないわね。」
>>173 アストレイ三人娘、がんばれー
>>174 回答が面白すぎだ・・・。特にアウルの回答が良すぎて
夜中だというのに、のた打ち回ってしまったではないかw
それにしても・・・ガスバーナーの使い方、完璧に忘れてやがる。
いやはや、歳食ったもんだw
GJ!!でした。
今後に期待です
―2月14日
シン「行って来ます!!」
ガチャ ダダダダダッ
マユ「・・・」
―朝
シン「今日はバレンタインデー・・・か」
シンは不安だった。ルナ、ステラ、マユ・・3人の性格からして今日のバレンタインデーでは
通常の3倍以上で自分に迫ってくるだろう・・・と。
シン(マユからはなんとか逃げ切れたけど家に帰ったらきっと・・・それにまだルナとステラがいる。)
だが今年のバレンタインデーはシンの思い描いていた地獄絵とは裏腹に別の展開を辿ることになる。
その事をシンは知る術は無い・・・。
ルナ「あ、シン!おはよう!」
シン「! る、ルナ・・・おはよう(やばい・・・いきなりルナに・・・)」
ルナ「何よ?どうしたのシン?元気ないけど」
シン「え?」
メイ「あ、シンおはよう。あ、これ、バレンタイン」
シン「(げっ!)あ、ありがと・・・(チラッ)」
ルナ「・・・何よ?」
シン「いや、なんでもない(・・・あれ?)」
―昼
ステラ「うぇ・・・シン・・・おべんとう」
シン「ありがと・・・(ビクビク)」
ステラ「じゃあ私・・・帰る」
シン「え?」
レイ・ヴィ・ヨウ(((何!?)))
ステラ「・・・なに?」
シン「いや、なんでもないよ(いつもは昼休みギリギリまで居るのに)」
ステラ「うん・・・じゃあ」
シン「うん(・・・あれ?)」
―夜
シン「た、ただいまぁ〜(ぼそっ)」
マユ「お兄ちゃんおかえり〜♪」
シン「う!!マユ・・・」
マユ「何よお兄ちゃんその態度!私お兄ちゃんのこと嫌いになっちゃうよ?」
シン「え?」
マユ「ま、いっか!お兄ちゃんだっていつまでも私の面倒見てるわけにもいかないもんね。(スタスタ)」
シン「・・・(あれ?)」
―シンの部屋
シン「カレンダーは、今日は・・・やっぱり2月14日だ。いつものマユ達だったら
(俺が)逃げても追いかけてくるくらいの勢いでチョコを渡すのかと思ってたけど・・・ふぅ」
(なんか安心・・・だけど・・・なんか寂しい・・・ん? 寂しい?)
シン「って違う!こんなの寂しいわけないだろーーー!!」
バタン ドタドタドタ ガチャ
マユ「え?お兄ちゃん?」
シン「違う、違うんだ、俺は! 俺はぁぁぁ!!」
マユ「・・・(ニヤリ)」
ルナ「・・・(これからが勝負ね)」
ステラ「・・・(サイは捨てられた・・・じゃなくて、賽は投げられた!)」
マユ(作戦はどうやら)
ルナ(成功ね・・・)
ステラ(うぇ〜ぃ♪)
マユ(お兄ちゃんへのアタックを「あえて」やめてチョコを渡す気がないフリをする)
ルナ(そんなそっけない態度にシンは思うの。「俺、ルナに冷たいことしたかな・・・orz」って!)
ステラ(そうシンが思い込んでショックを受けている時に・・・)
マユ・ルナ・ステラ「「「そっとチョコを渡す!! 反動でシン(お兄ちゃん)の好感度は大幅UP間違いなし!!
そしてシン(お兄ちゃん)のハートを射止める!!!」」」
マユ(こんな崇高な心理作戦、あの2人が思いつくはずが無い!)
ルナ(さて、今日のためにつくった特製チョコを持って・・・)
ステラ(シンの家に・・・行く!)
―牙留茄飯
コニ「いらっしゃーい!て、あ、シン!!」
シン「またその反応かよ・・・怒るぞ」
コニ「あはは、悪い・・・てか、どうした?なんか元気ないぞ?」
シン「実は・・・」
コニ「・・・ほほぅ。つまりだ、いつも自分にイチャイチャしてくる3人からチョコが貰えないから寂しいと?」
シン「いや、そういうわけじゃ・・・(な、なんだ?コニールからプレッシャーが!?)」
コニ「・・・あ、なら私のをあげるよ!!」
シン「・・・へ?」
コニ「(は!私なんてことを口走って!?)か、勘違いするな!客には全員プレゼントしてるんだ。」
客A(え?俺貰ってない・・・)
シン「いや、だって俺、今日は食べに来たわけじゃ・・・」
コニ「ここに入ればみんな客だ!持ってけ!!」
シン「コニール・・・ありがとう」
コニ「うるさい!さっさとそれ持って家に帰れ!(///)」
シン「あぁ!あ、今度ホワイトデーにチョコやるよ。じゃあな!」
コニ「いらな・・・(いわけじゃない・・・)」
客A「あのぉ〜、コニールちゃ〜ん?俺チョコ貰ってないんだけど・・・」
コニ「ぇと・・・もう品切れです(///)」
客A「・・・はい」
182 :
181:2006/02/16(木) 00:43:30 ID:???
マユ「そ、そんな馬鹿な・・・orz」
ルナ「私の完璧な作戦が・・・orz」
ステラ「ツンデレに・・・負けた?・・・orz」
シン「どうしたんだ?みんな・・・俺の家で・・・そんなポーズして」
シンの描いた地獄絵とは裏腹の展開、それはささやかに送られた(?)バレンタインデーの日であったのだ。
ラウ「それが人の夢!人の望み!人の業!!(誰からももらえなかったなぁ・・・チョコ)」
シャニ「あぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!うざぁぁぁいっ!!」
クロト「馬・鹿!僕の回答は凄いんだぞ!」
オルガ「どれどれ・・・・・」
母親を代表とする( 1 )が( 2 )に抱く肯的感情を( 3 )といい、そこから引き出される養育行動を( 4 )という。
( 5 )は本能的なものではなく、( 6 )との( 7 )の中で形成されると考えられている。
答え
母親を代表とするファイトクラブ4期生が竹原に「ボクシングはオママゴト」だと嘲るが、4期生・梅宮の心の左心室に抱く肯的感情を竹原は巧みに利用しようとする。
梅宮との壮絶なスパーリングの後、竹原は初めて心からの笑みをこぼし「…ボクシング、面白いじゃろ」といい、
そこから引き出される養育行動を見て国分は思わず「すげぇや…リングには金が落ちてるって誰かが言ってたけど、沖ジムのリングには、熱い魂が落ちてるんですね」という。
つまり、この番組のスタッフは4期生というクランケを通じ、一般的なマスメディアが報ずる「若者の心の闇」は本能的なものではなく、
日常生活における外敵と呼ばれる存在よりはむしろ彼らに親しい者とのコミュニケーションの中で、
その輪から外れる者に対する無知および偏見およびセントビンセントおよびグレナディーン諸島の中で形成されると考えられている。
オルガ「全然ちげぇよ!!俺のを見てみろ!」
母親を代表とする南斗聖拳伝承者が戦闘時に抱く肯的感情を「死兆星がみえる」といい、そこから引き出される養育行動を「俺の名を言ってみろ」という。
真の友情はは本能的なものではなく、朋友(ポンヨウ)との熱い戦いの中で形成されると考えられている。
シャニ「?これじゃないのかよ?」
母親を代表とするカラテカが柵に抱く肯的感情をやま場といい、そこから引き出される養育行動をおじぎという。あいつには本能的なものではなく、
すたーとの崖から転落の中で形成されると考えられている。
フレイ「もう!この3馬鹿トリオ!答えはね、これよ!」
母親を代表とする年増女が小さい男の子に抱く肯的感情をショタコンといい、そこから引き出される養育行動を幼児誘拐という。
ショタコンは本能的なものではなく、ウチュージンとの接近遭遇の中で形成されると考えられている。
ムルタ「どうでもいいですが私の屋台で試験勉強するのはやめていただきたいですね。これじゃ売り上げが・・・」
フレイ「うるさいわよアズー!黙ってて!あ、それとちくわぶとこんにゃく追加!」
ムルタ「ハァ、、、なんかもう駄目駄目です・・・・」
シャニ「俺もシラタキと昆布!」
184 :
182:2006/02/16(木) 00:49:17 ID:???
書き忘れましたが↑は終わりです。
このネタを考えてる間にバレンタインデーはすでに2日も経ってしまいました。
お陰で焦ったまま完成、投稿してしまったので描写不足や突っ込みどころが多いかもしれませんが
無視してくれれば幸いです。
では。
185 :
183:2006/02/16(木) 00:51:58 ID:???
>>184 長い間お疲れ様。これは俺からだ。うけとれ。
つ[ココアはんぺん]
安心するんだ!ここは元々学園で起こるであろう事をSSにするスレだからさ
ってことで、時期合って無くても全然OKだと思う。あと非常にGJだと思う。
テスト当日 深夜3時
レイ「・・・・・・上出来だなシン。では次の問題だ。7世紀にトルメキア帝国が侵攻し、占領した国の名前は?」
シン「・・・・・・風の谷。」
レイ「正解だ。では現代社会に移ろう。環境保護団体ブルーコスモスのスローガンは?」
シン「青き清浄なる世界のために」
レイ「正解だ。明日のテストは問題ないだろう。少し寝よう。」
シン「まだだ・・・・・三日徹夜したから体が乗ってきてるからこのまま勉強する。」
レイ「そうか・・・・ほどほどにな。俺は寝るぞ。」
シン「・・・・この問題は・・・・・チェキッ娘だな。・・・・・これは・・・餡田っ手火途覇・・・・・」
ガチャ
ラウ「二人ともコーヒーでも・・・おやレイは寝てしまったのか。」
シン「あ、クルーゼさん・・・・」
ラウ「少し寝たほうがいい、明日は本番なのだろう?」
シン「あ、いえ。俺明日はマジで・・・」
ラウ「まぁコーヒーでも飲みたまえ。」
シン「あ、いただきます・・・」
ドムッ!!!!!
シン「あ、、、、、、」ドサッ
ラウ「寝たほうが良いと言っただろうアスカ君・・・・・さて私も寝るかな・・・・」
翌日
レイ「ん・・・・・んんーーーーーーっ!?起きろシン!シン!」
シン「ん・・・・・ふぁーーー」
レイ「おいっシン!不味いぞテスト10分前だ!」
シン「え・・・・!?そんな!なんでなんだよっ!レイ!」
レイ「訳など知らない。ただ何者かが時計に細工をしたようだ。」
シン(変態仮面めっ!!)
レイ「行くぞシン。俺たちは学年一位にならなくてはならない。生徒名鑑を取らなきゃいけないんだ!!」
シン「わかってる!!俺のバイクの後ろに乗れ!!飛ばすからな!!」
ザフト学園 教室
マッド「では、これよりテストを始める。解答用紙は回ったか?」
ヴィーノ「先生!シンとレイがまだ来てません。」
マッド「残念だが始めなければならん・・・では」
ブォォォン・・・・・・!!
メイリン「あ、シンのバイクだ!」
シン「着いたぞレイ!・・・・レイ?」
レイ「ハァハァ・・・・・すまないが、、、、お前の運転で、、よってしまったみたいだ・・・・」
シン「そ、、そんな!!」
レイ「早くいくんだシン・・・・・忘れたか?生徒名鑑が誰かの手に渡れば学園が崩壊する!」
シン「・・・・・わかった!!お前も早く来てくれよ!!」
シン「おはようございます!」
マッド「早く席に着きなさい。もう10分遅れているぞ!」
シン「うぉぉぉぉ!!」カキカキ・・・・・
社会
問い,以下の問題を読み、空欄を埋めなさい。
13世紀初め、モンゴル高原に( 1 )があらわれ、モンゴル民族を統一して中央アジアから南ロシアまでを征服した。
( 2 )の孫( 3 )は、中国を支配するため、都を( 4 )に移し、国号を( 5 )と定め、日本に対してたびたび朝貢を強要してきた。
しかし、幕府の執権( 6 )はこれを退けたので、元は大挙して九州北部博多湾に上陸した。かねてより警戒していた幕府は九州地方の御家人を動員してこれを迎え撃った。
これを( 7 )という。
シン(ラッキー!これでよしと!)
13世紀初め、モンゴル高原にチンギス=ハンがあらわれ、モンゴル民族を統一して中央アジアから南ロシアまでを征服した。
チンギス=ハンの孫フビライ=ハンは、中国を支配するため、都を大都(北京)に移し、国号を元と定め、日本に対してたびたび朝貢を強要してきた。
しかし、幕府の執権北条時宗はこれを退けたので、元は大挙して九州北部博多湾に上陸した。かねてより警戒していた幕府は九州地方の御家人を動員してこれを迎え撃った。
これを最後の最後の大失敗という。
数学
次の問いを答えよ。
x2+y2=z2
シン(これって・・・・・(2x2)+(3x3)=(4x4)・・・・駄目か!くそ・・・・!)
レイ(回想)「お前が生徒名鑑を・・・・・」
パリーーーン
シン((3x3)+(4x4)=(5x5) 9+16=25!)カキカキ
ワクテカ!うーん、ここのSSは名作ぞろいだ。職人さん方、GJ!
>>178-181 シンよ・・・いつまでも優柔不断でいると
本当に3兎から逃げられてしまうぞww
焦ってるシンがイイね。
GJ!!
あたしね、最初にあんたに会ったとき、思ったのよ。
そばかすがない。肌は白い。髪も瞳もなんて透き通った色なんだろう、って。
ぶっちゃけ、ムカついたわ。
男の子に負けてる。あたしだって、好きでそばかす作ったわけじゃない。
できることならもっと睫毛が長くて、くるんってして、目を伏せるとキレイな影ができて……
でもあたしの顔はこれ。やっぱり仕方ない、仕方ないと思うしかなかったのよ。
でも、でもよ。仮面をかぶっていたら、ようく考えてみることができたわ。
気付いたの。『あたしはこれを、本当の顔にしなくても、いいんだ』って。
あたし、本当は『しょうがない』なんて思ってないもの。
変わりたい。この髪を変えて、お化粧もして、自分できれいな服をつくって……
コンタクトだって、ちょっと怖いけど、してみたい。……それにあたし、もっと歌いたいの。
あたしは歌うことが好きなの。旦那さまには怒られたけど、好きなの。
あたしはここのメイドだから『しかたない』……それじゃ止められないほど好きなの。まだ。
怒られたからもうやめよう、なんて、あたし全然そんなこと思ってないんだもん。
本当の気持ちに気付いちゃったら、やめらんない。
それまであったものが全部、消えちゃう気もした。でも止められないの。
誰がなんと言おうと、これがあたしの『本当』。今は仮面のなかにある、あたしだけのもの。
たぶん、そういうのを、魂、って言うのよ。
若旦那さま、言ってたわ。どっかの国では、死んだ王様に黄金の仮面を付けて、それで魂を
どこにも行かないように、押さえていたんだって。あたしは死んでもいないのに、魂をどっかに
やるとこだったみたい。
聞いてもらったことがなかったよね。
ねぇ、あたしの歌、聞いてくれる?
彼女の歌は、ところどころ音程を外して、声が裏返ったりもしました。
それでも、彼女はまるでミスなどないかように、最後まで堂々と歌い続けたのです。
スティングはさっき言われた言葉を反芻しました。
同時に、以前聞いた言葉がリフレインします。……「僕がいやなんだ!」……
なにか、胸の中で動いている気がします。
スティ「…………」
ミーア「また、どうでもいいとか思ってるでしょ。……んふふ、ねぇ?」
気がつくと、彼女は間近に顔を寄せています。そのやせっぽちのからだが、同じように細く
かるい少年のからだに、乗りかかってきました。
ミーア「キスしたことある?おやすみのキスじゃないの。深ァいやつ……」
下を向くと、少女のメガネは鼻すじをするりと滑りました。灰色の瞳がすぐそこにあります。
────ごとり、と。
こんどこそスティングの胸の中で、動くものがありました。ごとごと鳴るようなそれは、以前
同じように同じような場面でもあった気が──そうです、クリスマスに、いやそれ以前にも、
『母さん』と呼ばれる女性に瞳を近づけられると、こんなふうに────。
ミーア「なんだ、うごくじゃない」
チョコレートのにおいがする息が、鼻に直接かかります。
ミーア「心臓、うごくじゃない。ドキドキいってる。あんたはなんでもどうでもいいって言うから、
てっきりゼンマイ仕掛けの人形みたいに、心臓がないのかと思ってた」
言われてはじめて、スティングは気が付きました。この胸の中に、ココに、心臓がある!
はじめてです。これが、胸が高鳴るということ。恥ずかしいと感じること……
ミーア「あんたは何でも悟れるのに、なんにも知らなかったのね。
自分がなんで笑ってるかとか、挨拶をするのかとか、考えたことがなかったの?
あのアルスなんとかって家のお嬢さんがおもらしした時も、なーんにも考えないで
水、ぶっかけたの?」
首をふりました。
ミーア「きっとあんた、やさしいのよ。笑顔で挨拶して、みんなの気分を良くしようとするの。
誤解されてでも、お嬢さんをかばおうとしたの。ちゃんときっと理由がある、全部」
あわてて首を、横にふりました。
今までそんなこと考えもしなかったので、まったくそんな気がしなかったのです。
ミーア「……あんたも、死んでもないのに魂がどこかにいっちゃってたみたいね」
乗っかっていた重みがなくなり、ミーアの暖かい体は毛布のなかへと入ってきました。
ミーア「旦那さまと若旦那さまがケンカしてるわ。あたし戻りたくない」
ベッドの中でごそごそとブラウスを脱いで、外に落とします。
カチューシャとめがねを枕元に置くと、彼女はランプの明かりをしぼりました。
ミーア「おやすみなさい」
それが、彼女の最後の挨拶になりました。
オクレ「アウル!出てこい!電気つけたり消したりすんぞコラァ!」
ミーア「よし、あたし歌うわ」
〜〜〜♪〜♪〜〜〜〜♪〜〜〜♪
オクレ「音程も外れず完璧です本当にありがとうございました。出てこねーじゃねーか」
ミーア「アメノウズメ作戦、失敗!」
コニー「それは、天の岩戸で歌って踊って……その、脱いで、天照大神を誘ったって奴?」
ミーア「なるほど、情熱思想理念頭脳気品優雅さ勤勉さ、なにより私には脱衣がたりない!?」
オクレ「目に猛毒だ。やめてくれ。
……俺はステラをさがしてくる!アウルは任せた!」
ガチャッッ
アウル「ステラが悪いんだよ!」
オクレ「!??」
アウル「あいつが全部めちゃくちゃにするから!僕のせいじゃない!」
バタンッッ
オクレ「くそ、とっさのことで捕まえそこねたぜ……せっかく用意したキン消しも役立たずだ」
ミーア「スティングはすでに少し錯乱している。こうなったら、風太くん作戦よ!」
オクレ「なんだよそれ……」
ミーア「エサで釣るの!スティング、なんでもいいからとにかく美味しそうな物つくって!」
深い眠りから目覚めたとき、すでにミーアの姿はありませんでした。
予感がしました。その予感は、なにかが燃えたあとのにおいと、少女の叫び声の形をして
スティングの全身を刺しました。いやなかんじ……これは嫌な感じなのだ、と自覚します。
その新鮮な自覚について、考える時間が欲しいと思いました。
ですが、急がなければならないようです。金髪の少年が、物置の入り口に立っています。
スティ「……!」
その白い手には、裂かれたエプロン。
裸のままではとてもいられないので、辺りを探ってみると、替えのお仕着せがりんご箱の
中にしまわれていました。これはミーアのものですが、やむをえません。
裂かれたエプロンは、踏みつけられていました。
散らばったクロッテッドクリームが、部屋中を甘ったるい香りに包んでいます。
フラガ「やあ、おはよう」
きっと料理長が主人のために丹誠こめてつくっただろうオレンジケーキとショコラショーが、
テーブルの上から叩き落とされたままに無惨な姿になっています。
そしてそのそばに、ケーキを同じように若旦那の長身が伏せていました。青あざがあります。
フラガ「具合がよくないようだな。点滴が必要かもしれない。医者を……」
スティ「ミーアを怖がらせましたね」
フラガ「それはどういう意味だ?
きみも見ておどろいただろう。真夜中の出火で、屋敷が半分近く燃えてしまったよ。
さいわい、ケガ人はなかったがね。しかし、妻の部屋は真っ黒だよ。見る影もない。
私はそれを許すわけにいかないじゃないか。
火を点けた張本人……あのちいさなメイドのミーアを」
思わず、にっこりと笑っていました。
スティングは笑っていました。心の底からの怒りによって。
そして忠誠を誓った主人のすねを蹴っ飛ばすと、言いました。
スティ「どうでもいい、そんなこと」
視界が揺らぐほどの感情というものをを、はじめて経験していました。
スティ「あんたの嘘はどうでもいい」
もう一度、蹴りました。
スティ「ミーアを泣かせたな」
張り上げようとした声は喉の奥でふつふつと煮立って、わずかに漏れるばかりでした。
スティ「……ミーアは火をつけちゃいない。彼女は火の気と遠いんだ。
あんまり不器用だから、心配性で節介焼きのメイド長が灯油接ぎの仕事は
全部とりあげて、掃除ばっかりさせていたんだ。ランプだって電気式を与えてる。
それに火を点ける理由がない。彼女は天涯孤独だ。
主人がどれだけかんしゃく持ちでも、ここ以外に行き場所はない。
だいたい不自然だ。自分の不憫な身の上から火をつけるに至ったとして、なぜ
屋敷のど真ん中で犯行を行う?鬱憤晴らしなら、なるべく長く盛大に燃えてほしい
はずだ。おあつらえの木造の物置き小屋があるのに、人目につく場所を選ぶか?
と、このくらいの穴だらけのガキじみた反論をあんたは欲しがっている。
それなら俺以外のこどもをつれてくるべきだったろうに、旦那さま。
いや、ある意味で俺をつれてきたのは正解です。たしかにウワサは本当だった。
『自動的に思い通りに動いてくれる完全無欠なお人形』が、たしかにいました。
アル・ダ・フラガはその人形をロドニア院から買い上げた。おかげでうちは予防接種と
絨毯を二、テーブルを二、椅子に三段ベッドにトイレと台所の改修工事に文具も遊具も、
アーモンドケーキは人数分くばられたようですね。いえ、ようですね、ではなく本当に。
ありがとうございました。とてもうれしいです。金持ちの虚栄心を満足させる為の家畜でも
自動的な人形でも、あなたがどう認識しようと俺は俺として感謝しています。
……そう、俺個人が感謝しているんです。俺の感情です。
とてもショックでしょうが、すいません。
ままごとみたいなお茶の時間も、あなたのための食事作りも、満足いただけたと思ってます。
全部あなたが望んだこと。口に出せないってつらいですね。あなたはいい大人だから。
本当はあの金髪の少年のような年頃に、あなたが欲しがっていた。
ミーアから聞きましたか?金髪の少年の幽霊の話。
若旦那は見えないとおっしゃりましたが、当然なんです。見えるはずがないんです。
父親の子どもの頃、ましてや人並み外れて傲慢不遜な父親ですから……失礼……そんな人に
子供心が残ってるなんて、若旦那さまの見る世界にはありえない。ないものは見えない。
そしてあなたにも見えない。あの子はあなたの目の届く場所から逃げてます。
だって、あなたは子どものころの自分を目にしたら、殺してしまうから」
しずかに、なりました。
スティングは考えます。なぜ自分はこんな意地悪な事をフラガ氏に言うのだろう。
少女の声が聞こえたような気がしました。「旦那さまの事ひどいって思ってるのよ。あんたは」
だから謝らない。フラガ氏もそんなことは期待していません。そう、二人はたがいの悟りを持って
たがいの気持ちを読んでしまうのです。ですから、スティングはずいぶん前から知っていました。
屋敷に火をつけたのは、フラガ氏なのだと。
言われたくないことをなにもかも言われて、彼は黙っています。
もうなにも言われたくないと心の殻をかたくしながらも、聞いてほしいとも思っています。
……なにがあったのか。
……子どものころ、なにがとてもこわかったのか。
スティ「男性は攻撃衝動を女性の二十倍もつと言われますが、衝動抑制はというと半分以下。
さらに過去の事例を見ると放火犯は男性である確率が」
フラガ「もういい、やめてくれ。私を傷つけないでくれ」
すでにフラガ氏は、誰が火をつけたかを話すことは望んでいませんでした。
人が望んでいるのはいつも、やさしく思い通りになる状況だけです。
フラガ「思い通りにできる人間なんているはずないと、わかっていた。わかっていたんだ。
けれども欲しくてたまらないのだ。自分を包み込んでくれる人間が、母親になって
くれるかもしれない人間が。それは大人になった人類全ての夢と言ってもいい」
スティ「人類全てはあなたじゃない。あなたは大人でもない。
ミーアはどこだ?」
答えを聞くと、すぐさまきびすを返して走りだしました。
────あんたのきもちは、どこにあるの?
俺の気持ちは、ここにある。
ミーア、濡れ衣はひどい屈辱だったろう。もういいんだ。どこにも行くことはないんだ。
おまえが遠いどこかに行ってしまうなんて……俺は。俺が……
フラガ氏の背で、金髪の少年が、ミーアもつけていた仮面を手にしています。
彼の、彼の魂は、いつかあるべき場所に戻れるでしょうか?
──悟りのちからは予知のちから。
あらかじめ知っておけば、大きな失敗をしません。
少年は、こわがっていました。
悟りをつかい成功──それは博打であれ、人との駆け引きであれ──していくたび、
どこかぼんやりと、むなしい感覚に陥ったのです。
あらかじめ知っていれば、どんな試練もごくかんたんな作業になります。
少年はしだいに、呑みこまれていきました。
それができるなら、人は成功するべきである。成功した人間は、たゆまぬ努力をしつづけた
すばらしい人間なのである。みんな、成功を望んでいる。親も、自分も、なにもかも。
少年はしだいに、呑みこまれていきました。
人の流れ、株の流れ、金の流れ──たくさんの人々の賞賛と羨望の流れが、こっちに来る!
視界いっぱいの未来に呑みこまれて、いやだ、と少年は叫びました。
スティングは自転車に乗り、駅を目指します。
物置の片隅にしまいこまれていた、ふるい自転車です。『むう』と文字が書かれています。
そこかしこに残る雪をよけて、ジグザグに走りました。
急がねばなりません。フラガ氏はミーアに全ての罪をかぶせて、遠い田舎の、素行が悪い子や
言動がおかしい子がいれられる学院に送ってしまうつもりでした。
その名を、スティングも知っていました。もしかするとステラが入っていたかもしれない場所だと
聞いていました。子どもが歌い踊るのを禁じている場所だとも。
だからなんとしても、急がねばなりません。
駅前のほうから、黄色い旗をあげた女の子がよちよちと横断歩道を渡っています。
信号は、青に変わったばかり……なんて幸運!そこを通れば、もう駅です!
その瞬間、
スティ「……ッ!!」
ダンプカーが猛スピードで横断歩道へと、突っ込んで────
スティングは道路にころがっていました。
全身のいたみに、声が出ませんでした。こんなに痛いのは初めてです。
いままでどうでもよかったものが、だんだんと、どうでもよくなくなってきていました。
*「いやああぁ!だいじょうぶ!?コニールッ!!」
*「なんてスピードで走ってんだバカヤロー!まて、逃げるな!」
柵の向こうに、彼女が乗っているだろう列車が動き出すのが見えました。
スティングが起き上がると、腹の下にいた幼女がもぞもぞと這い出てきます。
*「おねーたん、ありがとう」
転がった拍子にミーアのスカートのすそが裂けていましたが、スティングは気にせず
自転車を起こし、走り出しました。
トランク一つを膝に抱え、ミーアは窓を全開にして、街を眺めていました。
理不尽なことにももう慣れっこ。裸でフラガ家を放り出されなくて、これはラッキーだわ。
そう自分に言い聞かせて、何度も涙をぬぐってはポケットの中の銀紙に、そっとさわります。
チョコレートの包み紙でした。
中身はぜんぶあげてしまいましたから、あとで捨てようと思ってたたんでおいたものです。
結局、ゴミ箱に投げる間もなく、むしろ放られたのは自分。笑えるわ、と彼女は思いました。
列車はしだいに速度を上げて、まばらに緑が見え始めた雪原を進んでいきます。
?「……ッ……ーア!」
信じられない声がしました。
スティ「ミーアッ!!」
ミーア「そんな、嘘……!」
傷だらけの自転車が線路わきの土手を、いまにも滑って落ちそうになりながら走っています。
スティ「降りろミーア!どこにも行く必要はない!」
ふるえながら、ぼろぼろと涙を流してミーアは手を伸ばしました。
応えるように、スティングも片手をハンドルから離し、手を伸ばします。
スティ「やっとわかった、やっとわかったんだ……おまえが教えてくれた。わかったんだ。
おまえが遠いどこかに行ってしまうなんて……俺がいやなんだ!」
冷静に物を言うにはあまりに胸が熱く、自分でも言っている意味がわかりません。
ですが、ミーアは激しくうなずきました。ひょっとすると、彼女も悟りを持っていたのでしょうか。
ミーア「あたしも一人はいや!……一人じゃどこにもいけない!」
美しい声をからして、少女は叫びます。
ミーア「あたし、あんたといる!どこにもいきたくない……あたしもいや!いやなの!」
窓から身を乗り出している少女に、周囲の客が唖然としています。
手はもうすこしのところで届きません。
もうちょっと、もうちょっとなのです。スティングは捨てることで得られるものがあるならば、
もうなんだっていらないとさえ思います。本当に、あとすこしなのに!
捨てることで得られるもの────ふとフラガ氏の顔が一瞬うかびます。
自分の本心の叫びをむしして、大きな流れに乗ってしまった彼は、長く長く自分へと、
自分の悟りへと、自分そのものへ「いやだ」と言いつづけていました。
否定の言葉は聞くのもつらければ、言うのもつらいこと。
あまりにつらいので彼は、そんなことを言うちいさな自分を消そうとしたのです。
スティ「(……今なら、わかる)」
指先同士が、かすりあいました。
スティ「(選ぶべきは……いまこんなにも燃えている、俺の心だ!俺自身なんだ!)」
不意に、かれ枝がスティングの顔を切り裂きました。
見えていたはずの障害物に、まったく気がつきませんでした。
ミーアが青ざめてます。出血がひどいのが自分でもわかります。それでも足はこぐのをやめず、
手は彼女を求めるのをやめません。自転車が軋んでギシギシと悲鳴を上げます。
ミーア「あたし……あたし……」
スティ「ミーア!」
ミーア「……もういい!!」
とつぜん、彼女は手をひっこめました。
スティ「……ミ……ア?」
ミーア「あたし……だいじょうぶよ。どこへ行ってもやってける……
どこでだって、あたしは歌える……働いて、お金を貯めて、きれいになって。
ひとりでそれができる。できるのよ。……だから、だからもういいよ!もういいの!」
スティ「ミ……」
ミーア「ねえ!きっと……」
瞬間、前輪が雪にとられて、スティングのからだは宙を舞いました。
ころがるコインのようにくるくると、傷だらけの少年は土手をすべりおちて行きます。
そして、列車は行ってしまいました。
スティ「…………」
今度こそ、起きあがることができませんでした。
スティ「な、んで……?」
まったく、わかりませんでした。
なぜ彼女は手を引っ込めたのか。
自分などどうでもよかったのか、自分を嫌いになったのかとさえ、思うのでした。
*「……おねーたん、どうしたの。おけがしたの?いたいの?」
気がつけば空の色が変わるほどの時間、動けずにいました。
さきほどの子どもとその親が、自分を見下ろしていました。
*「いたいの、いたいの、とんでいけー」
ちいさなやわらかい手が、頭をなでてくれました。
鼻がツンとして、涙が出てきます。
スティングは背を丸め、こぶしで雪をたたきながら、大声で叫びだしました。
生まれて初めて知った、融通の利かない現実に対し、赤ん坊のように泣きじゃくったのです。
「……きっと、きっといつか、もう一度あえる。ううん、あいに行く。大人になって、きっと……」
アウルの籠城戦は続いていました。
スティング特製、卵を何個もつかったカステラにたっぷりとチョコレートをかけてみても、返事なし。
と思って目をはなした瞬間、扉が開いてケーキはかっさらわれてしまったり。
オクレ「また捕まえそこねたぜ……せっかく用意したキン消しも役立たず」
ミーア「ダブリのキンターマンが何の役に立つのよ?」
フレイ「食べ物に混ぜて、腹をこわさせるってのはどう?」
オクレ「お、長いトイレからおかえり」
フレイ「ずっと出してたわけじゃないわよ!休憩はさんでたりしてたのよっ!」
オルガ「なんでもいいから、はやくどかしてくれや。トイレ使うのにいちいち外出たくねぇ」
オクレ「だったら先輩たちも手伝ってくださいよ」
クロト「つかまえてきたよ。あ〜、寒!はやくこたつ!蜜・柑!」
ステラ「ぐす、ぐす……こたつ、はいるの好きだから……」
コニー「(こたつにつられたのかよ)。おまえら、どうして泣いて家出したり立てこもったりするんだ。
まったく、たかがコイツへのプレゼントだぞ。コイツへの」
オクレ「ずいぶんトゲがあるな……。で、お前、その包みは結局なんだよ」
コニー「えっ!?や、こ、これは……」
シャニ「……チョコレート」
コニー「ちがうっ!チョコ味の蒸しパンだ!」
オクレ「なんでそんなもん大事に抱えてんだよ」
コニー「〜〜〜っ、それっは、え、つまり、……ステラとアウルへのおやつだ!
ほら、全部やる!二人のぶんだぞ、二人のだからな!じゃあな!!」 バタン!
ミーア「(……わかりやすいなぁ、ホント)」
オクレ「ひい、ふう、み、よん、……おい、あーん」
ミーア「あふん。うまうま」
フレイ「なんでミーアにあげてんのよ」
オクレ「九コあったんだ。それじゃ二人で分けられないだろ。……あいつ計算苦手だったか?」
フレイ「……」ミーア「……」
フレイ「スティング、あんたどうしよーーーーもない鈍感ね」
ミーア「えい」
オクレ「むぐ?!ふぎゃ、はにすんだよほまえら!」
ミーア「いいからあと2個食べるの。ちゃんと食べなさい、コニールのきもち」
オクレ「かふっ……ごほっ、けっこう大きいんだぞコレ。胸焼けするじゃねーか」
ミーア「だったら、さっき自分でつくったキャベツのスープを食べればいいじゃない」
クロト「え、なに?なんかつくったの?味・見・したい!」
シャニ「ゴチになりま〜す……」
オルガ「どこにあんだ?あっちか。よし、移動移動」
ステラ「すーぷ?すーぷ?」
ミーア「スープだけじゃないわよ。夜のお菓子大王のオクレ兄さんが、パイでもババロアでも
ステラたちがつくれなかったチョコレートケーキでも、な〜んでもつくってくれるわよ」
オクレ「なっ、勝手に!!(……やっぱりあのミーアじゃねぇ!絶対違う!そりゃそうだよな。
こんな派手なツラじゃなかったし、もっとおとなしくて控えめだったはずだ!)」
ステラ「あのね、ステラね、にんにん豆腐!にんにん豆腐がいい!」
フレイ「じゃ、あたしフルーツタルト」
オルガ「ゴマ団子」
クロト「焼・芋!」
シャニ「小倉きなこヨーグルト」
アウル「僕も僕も!僕もステラと同じの!杏仁豆腐〜!」
オクレ「アウルッ、おまえは帰ってうちの台所の片付けしやがれ〜!」
アウル「あとにしろよ、あとにさ!行こ行こ!」
オクレ「……おいっ。どうしてくれんだよ〜〜〜!」
ミーア「しーらない、っと。女心がわからないオクレ兄さんが悪いのよ。
……ほんっとーに、わからない?」
オクレ「なにがだよ。それよりオクレ兄さん言うなって何度言わせるんだよ」
ミーア「……。あたし、ティラミスといちごチョコクレープとバナナサンデーとモンブラン!
チーズケーキもつけてね!ベイクドで!」
オクレ「だから、なんなんだよ!俺がなにをした!?」
ミーア「プリンも追加ね〜!」
オクレ「だー!いいからはやく行けよ!行っちまえ!
ハァ……
…………まったく。わからねえな。……わからねーよ」
悟りはなくなった。
わからないことは多くなった。
そして手に入れた物が、たしかにある。
スティ「(もっと知って、もっと手に入れて、そして大人になったら……
きっと、きっといつか……)」
ミーア「まったくもう、鈍感なんだから。同じ緑髪でも、やっぱり別人よね。
うん、あの子はもっと目がちっちゃくてかわいくて、料理がヘッタクソで、感が超よくて……」
するり、と胸の隙間から小さなおまもり袋を取り出す。
そこにはもうくしゃくしゃの、古い銀紙が、ていねいに折りたたまれて入っていた……。
203 :
おまけ:2006/02/16(木) 07:58:18 ID:???
シン「今年も大変やった……。ワイはもうあかん……」
バレンタインデーに色々あってなぜかエセ関西弁のシンの前に救世主が!
右手(爪)にスープ皿!
左手(爪)にベーキングソーダ水!
(ベーキンパウダーとはちがうのだよ、ベーキンパウダーとは!!)
チョコレート色のニクイ奴、アガーイたん登場!
シン「アガーイたん!アガーイたん!」(ぎゅ〜〜〜!)
ミーア「(おーい、アッガイの中の人ー。息、できてるー?)」
スティ「(うぐ、な、なんとか……。うぐぐ……)」
おしまい
>>191-203 これを読まないと寝られないぜ・・・。
待っていて良かったw
いい、オチでございました。なんつうか、
感動笑い涙ほのぼの燃え、そして何よりも────この分量を毎日投稿という速さが足りている!
超乙・超GJ!でした
〜ザフト高・校門〜
シン達が作戦を実行する少し前、ステラはチョコを渡すために校門でシンの事を待っていた。
ステラ「・・・シン・・・まだかな・・・。」
周りには他にもチョコを渡そうと待っている人達が多く居た。
しばらくすると、バイクのエンジン音が近付いて来て、その音は校門前で止まった。
そのバイクから降りた人を見て、待っていた数人が騒ぎ出す。
連合生徒A「ねえねえ、あれってハイネさんじゃない?」
連合生徒B「ホントだ!ハイネさんだ!!」
連合生徒C「キャ〜、ハイネさ〜ん。私のチョコを受け取って〜♪」
バイクから降りたのはシン達の先輩のハイネ・ヴェステンフルスだった
ハイネ「おっ、サンキュー!それじゃー皆の気持ちに答えるために一曲歌わせて貰うz・・・ん?あれは・・・ステラちゃんじゃないか!!」
ステラに気付いたハイネは、声を掛けようとして近付いて行った。
ステラ「・・・なんだか・・・いやな気配がする・・・。」
ハイネ「ス・テ・ラ・ちゃ〜ん。今日は何の日か知ってるよね。」
ステラ「オ、オレンジ凸!?」
ハイネ「俺にもチョコ、くれないかな〜?」
そう言いながら近付いて来るハイネを見て、ステラは。
ステラ「イ、イヤッ!オレンジ凸にチョコあげるなんてイヤアアアアアァァァ!!」
と、叫びながら物凄い速度で逃走して行った。
まさか、逃げるとは思っていなかったハイネは、ひどく落ち込んでしまった。
ハイネ「くっ、割り切れよ俺っ!でないと、でないとっ・・・うぅ、やっぱり割り切れ無い・・・。」
キーンコーンカーンコーン
その、ハイネの悲痛な叫びは、授業終了のベルに消されていった・・・。
〜ザフト校・校舎内〜
一方その頃、ルナマリアは呑気に歩きながらシン達の教室に向かっていた。
ルナ「シンはどんな顔するだろうな〜。楽しみでしょうがないわ、フフッ。」
ルナマリアはあれこれ妄想しながら教室の前に到着した。
ルナ「よし、この瞬間にすべてをかけるわっ!ルナマリア・ホーク、チョコ、行くわよっ!!」
ガラガラッ
ルナ「シ〜〜ン・・・って、あれ?居ない?ウソッ!?」
メイ「あ・・・お姉ちゃん・・・。」
ルナ「メイリン!シンを何処へ隠したの!?10秒以内に吐け!さもなくば・・・。」
メイ「(今、逆らったら、何をしでかすか分らないかも。)わ、わかったよ!言うからそんなに怖い顔しないでよ。」
そう言いながら、メイリンはゆっくりと窓の外を指差した。
その指の先には、急いで校門に向かって走って行くシン達がいた・・・。
〜ザフト高・校門前〜
バタバタバタバタ・・・
シン「よし!とりあえずルナは振り切れそうだな!」
レイ「ああ、このまま学校の外まで走り抜けるぞ。」
ヴィ「りょーかい!」
シン達は後ろを振り返りながら校門まで走り抜けた。
しかしそこで予想外の人物、ハイネ・ヴェステンフルスを見つけた。
しかも、ひどく落ち込んでいる様子だったので、驚いたシン達は立ち止まってしまった。
シン「ハイネ先輩!どうしてこんな所に居るんですか!?それと、何かあったんですか!?」
ハイネ「・・・だからぁ・・・いつも言ってるだろ・・・ハイネって呼んでくれって・・・。」
シン「えっ、ちゃんとと呼んでるじゃないですか!?大丈夫ですか先輩!?」
レイ「聞くなシン!ハイネ先輩はすでに少し錯乱しているようだ。それに、
俺達には先輩に構って居る時間は無い事を忘れたのか!?こうしている間にもルナマリアと言う危険が迫って来ているんだぞ!?」
ヴィ「・・・ん?何か後ろの方から聞こえて来ないか?」
ヴィーノの言葉で、二人も後ろから聞こえて来る声に気付いた。
ルナ「「ちょっとアンタ達!私から逃げられると思わないでよ!絶対に追いついてやるんだからっ!!」」
シン達が振り向いた先には、教室の窓から大声でそう叫んでいるルナマリアの姿があった。
ヴィ「うわっ、校舎の間でエコーかかってるよ。怖え〜。」
シン「もう気付いたのか!早く逃げよう!!」
レイ「ああ。」
シン達は急いでその場を走り去った。後には未だに傷心のハイネだけが残された・・・・・次回へ続く
ルナがリアルに怖いw
数日後 ザフト学園 集会ホール
ギル「では学年毎に、中間テストのトップ1を発表する。3年生、ニコル・アマルフィ君。おめでとう。」
ニコル「ありがとうございます理事長。」
ギル「これは特典のチケット各種と、生徒名鑑だ。」
ニコル「ありがとうございます。」
ギル「2年生、ミーア・キャンベル」
ミーア「はい!ありがとぉございまぁす!」
ギル「一年生、、、シン・アスカ!」
シン「あ、はい!」
ギル「大変良くがんばってくれた。これからもがんばりたまえ。」
シン「はいっ!!」
同刻 連合高校
ネオ「ステラ、、、お前勉強する気あるのか?」
ステラ「ある・・・・」
ネオ「今度のテストで答案用紙に「デストローイ」とか、(0w0)とか書いたら駄目だぞ?」
ステラ「わかった・・・・」
ネオ「アウルー!お前も次ザビ家とかなんとか書いたら怒るぞー!」
アウル「えー、なんでだよー!」
放課後
レイ「シン、わかっているな?ニコル先輩とミーア先輩から生徒名鑑を奪うんだ。多少手荒でも構わん。」
シン「て言ったってなぁ・・・」
レイ「シン、来たぞ。ニコル先輩だ。」
ニコル「・・・・・・・・」コツコツ・・・・
レイ「ゴクッ・・・・・・覚悟ぉぉぉぉぉっ!!」
ニコル「!!?」
ドチャッ!!!!
ニコル「僕の・・・・・ピア・・・ノ・・」ドサッ
レイ「まず一冊めだな。どうした?シン。」
シン「俺ら絶対に人として間違ってる・・・・」
レイ「気にするな、俺は気にしてない。さぁ次はミーア先輩だ。」
ミーア「ほーしのーふるばしょでー」コツコツ・・・
シン「こうなりゃやけだ!!でりゃあああああ!!」
ミーア「え!?ちょっと!」
ドッカァッ!!
シン「ごめんねミーア先輩・・・・」
レイ「よし、それでいい。さぁ生徒名鑑を。」
シン「あ、あぁ・・・・・」
理事長室
レイ「言われたとおりに生徒名鑑を回収しました。」
ギル「ご苦労だったね。学力向上のいい餌だからね。やすやすと渡すわけには行かない。」
完
休日の朝、アスカ家 シンの部屋
シン「う・・・・ん・・・・ステラ・・・・・ルナ・・・・」
マユ「ぶーーーっ!なんで私の名前は言わないのよーーー!お兄ちゃーん!起きなさいよー!」
シン「ん・・・・・マユ・・・なんだよ・・・・・」
マユ「雪が降ってるよ!外に行こうよ!」
シン「え・・・・・?」
ガチャ
ルナ「お邪魔しまーす。シンーー?」
マユ「げー、もう来たのー?」
ルナ「なによその言い方はー。ホント可愛げのない子ね。」
マユ「ルナお姉ちゃんには言われたくないですー。ベー」
ルナ「ふん・・・!あ、シンおはよー。雪降ってることだしさー、その、、、久しぶりに雪合戦でもしない?」
シン「ちょ、、ちょっと待って・・・・・・すぐ行くから。」
ルナ「下で待ってるねじゃあ。」
マユ「早くしてねー」
シン「朝の男の体は敏感なんだから・・・・」
《You Win》
「うっひょー!楽・勝!」
ここDestinyゲームセンターは、色々なゲームの音と人で騒がしかった。
その格闘ゲームコーナーで、学校帰りのクロトは連勝記録を更新中であった。
学校帰りのシンは同じゲーセンで今、その格闘ゲームをやろうとしていた。
「なに?連勝記録更新中だと?そんな記録は俺が叩き割ってやる!」
そこで、ついてきたレイが言った。
「連勝記録を更新しているということは、相当な腕の持ち主だ。油断するな。」
「わかってるって!」
シンは百円を入れてゲームを開始した。
《You Lose》
「なんだとぉぉ!凸で…10秒で…」
凸とは、選べるキャラクターの一人である。しかし、そのパラメーターは最弱と言われ、あま
り使われることはない。
「まだぁまだぁ!」
シンは懲りずにまた百円を入れた。
それから5回も挑戦するも、まだ勝つどころか一発のダメージも与えられていない。
「シン、そろそろやめたほうが…」
「こんなとこで…俺は…」
そういいながらも、また百円を入れて挑戦した。
そして10回目
《You Win》
「はぁ、つまんねーな…こんな弱い奴見たことねー」
そういうとクロトは、他のゲームをやりに席を立った。
翌日、公園にはいつもの面子+クロトが談笑していた。
数々の話のなか、ヨウランが話しを切り替える。
「なぁ、ゲーセンのあの格闘ゲーム知ってる?」
クロトがその話を聞いて、素早く反応した。
「そうそう、聞いてよ!昨日そのゲームやってさぁ…」
クロトは昨日の出来事を話した。
「マジ?凸で?お前つえーな…てか、相手が弱かっただけじゃない?」
「!!」
ヴィーノの言葉にシンはうつむいた。
「そんなこと言うんだったら、今度勝負しようよ!…でも、そいつはめちゃ弱かったけど」
「!!」
シンは拳を握り締める。
「でも、ありえねーな!初心者なんじゃない?」
「ま、初心者ならそんなもんだよな」
「ははははははは」
シンは自分のことを笑われている気がしてしかたなかった。
皆が笑う中、シンとレイだけは笑っていなかった…
完
最近ネタのクオリティ上がって来てるね。
職人さん達GJです!
格ゲーキャラで凸といえば…アンディ・ボガード?
215 :
怪談:2006/02/17(金) 03:39:39 ID:???
>159-166
女はハイネの前で止まり
嘗めるように彼を見る
どこから捌くかの算段でもしているのだろう
ハイネ「く…」
しかし、命の危険が迫っているのに
いつまでも足をすくませているハイネではない
この女ノコノコ俺の前にきやがって
…こいつ俺が拾った釘持ってるのにまだ気が付いてない
この距離なら…いけるぜ
ハイネ「くらえジェットマグナムゥゥ!」
昨日やったゲームのセリフを無意識に吐き出しながら
指で挟んだ3本の五寸釘を素早く突き出す!
手応えはあった…
どうだ?
ズブッ
ハイネ「え?」
最初何が起こったかハイネには解らなかった
何かが腹のあたりに当たったような…
何だ?だんだん熱くなってきたぞ
盲腸か俺?
情けないぞ…はは
気になる腹の方を見てみる
…嘘だろ
ハイネの左っ腹には日本刀がしっかりと刺さっていた
刺さっている、と頭が理解したとたん激しい痛みに襲われる
ハイネ「がああぁぁぁ!」
?「うふふふ、悪い子にはお仕置きです
あなたのような下郎が私に逆らう事は許しませんわ」
ハイネ「くそう…何故だ…」
?「何故?
おもしろい事を聞く方ですわね
あんなの問題にもなりませんわよ
お返ししますわ」
ヒュヒュヒュヒュヒュン
何かが風を切る音
ハイネ「ぐ!!」
さらなる痛み
?「標本みたい
いいわぁ〜
本当…可愛いらしいわ
お持ち帰りしようかしら」
ハイネ「ひっ!」
ハイネは生まれてこの方感じた事のない種の恐怖を感じた
(お持ち帰り)
普通、美人に
お持ち帰りされるとなると
男なら誰でも嬉しいものだ
だが、日本刀で人の腹を貫通させたり
両手両足の指全てに釘を刺さすような美人なんぞ論外である
ハイネはこの女の言ってる事と
これからされるだろう事のギャップが死ぬ程怖かった
そしてハイネは痛みさえ忘れ
自分がこれから何をされるかの想像が頭を占めた
?「そこまでだ!」
レイ「ラーメン喰いに行くぞナルトぉ〜
…ラウ?」
ハイネ「あ…あなたは…
あれ!?」
ハイネに刺さっていた釘や傷は全て消えていた…
元から何事も無かった様に…
ラウ「【女王】の幻術だ!
惑わされるな!
奴は恐怖で支配して人の体を操る!
レイ!ギルバートは確かに超高校級ド変態だがこんなアホ書類のメモの様な事はしないぞ!
お前も目を覚ませ!」レイ「!」
女王「…お久しぶりですわね
ラウ・ル・クルーゼ
また私の邪魔をしにいらしたのかしら?」
ラウ「邪魔なんてとんでもない…
貴様自体を消し去る為に来た!」
女王「生意気ね」
ラウ「前は貴様にもトドメを刺し損なったようだが
私は前の私とは違う!
今度こそ貴様を討つ!」
女王「ふん、大きく出ましたわね
できるのですか?」
ラウ「優男と無印凸がいない貴様に何ができる!
角と飛車を失った王将になぁ!」
女王「あははははは…
貴方は何か勘違いをなさっておいでのようですわね」
ラウ「何!?」
レイハイネ「 ゚Д゚)……
(二人ともポカーンとラウと女王のやりとりを見てる)」
女王「これが笑わずにおられましょうか
いいですか?
彼等の強さはお分かりでしょう?
私は彼等を私自身の力で動かしておりましたのよ?」
女王「よーく考えてみて下さいね」
ラウ「そんな事、私の考えに入ってなかったとでも思っているのか?
解るさ!貴様には力が全く感じられない!」
女王「そう思うのならやってごらんなさいな」
ラウ(何だこの自信は)
女王「怖じ気付かれたのですか?
女は挿されるのには慣れっこですわよ?」
ラウ「ちっ!
(誘いに乗ってみるか)」
霊刀で牙突を繰り出す
女王は微動だにせずに牙突を心臓(どこでも関係ないが)
にまともに受けた
レイハイネ「やった!」
ラウ(…おかしい)
女王「それが突きですの?
そんなのじゃ誰もイカせられませんわよ」
221 :
次回へ:2006/02/17(金) 03:53:56 ID:???
ラウ「まさか…本当にこれまで力を抑えていただと?」
女王「ええ、少しも出しておりませんでしたのよ
本気を出すと疲れてしまうので
でも今回は仕方ありませんわ
本気で行かないと…」
言うや否や女王は地を蹴って跳んだ
ラウめがけて切りかかる
一撃一撃がとてつもなく重い
ラウは防御で手一杯になってしまった
ラウ「くっ!」
凄い力だ!
これまでまんまと騙されていたとは…
不覚だ!
どうする…どうすれば…
このままでは…
メイリン「つ!」
シン「大丈夫かよ?」
メイリン「ラウさんが…危ない…」
シン「え?」
ヨウラン「どした?」
>>209 >レイ「ゴクッ・・・・・・覚悟ぉぉぉぉぉっ!!」
おい、レイ。人の台詞とっちゃダメだろwww
>>215-221 ラ●○つえええ!?
どーすんだ、どーすんだw
果たして、彼らは生き残れるのか?
GJ!
(放課後 ザフト校・東屋)
ヨウラン「さて、どうするかだ」
ヴィーノ「う〜ん、最悪、アウルにやってもらうしか……」
アウル「言っとくけど、僕は御免だからね」
ヴィーノ「だから、『最悪のケース』って言ったじゃん」
シン「あれ、皆何やってんだ?」(珍しくオクレ兄さんのトコのもいるし……)
ヴィーノ「ん? ああ、シン。今帰り?」
シン「ああ、うん。で、何やってんだ? 端から見てちょっと不気味なんだけど……」
アウル「不気味とは何を言うニダ! 謝罪と賠償を(ry」
ヨウラン「ほらほら、押さえろよ、アウル」
ヴィーノ「いやぁ、バイトの事で、ちょっと困った事があってさ――」
ヨウラン「あ、そうだ。(小声)おいアウル」
アウル「うん? 何?」
ひ そ ひ そ ぽ し ょ ぽ し ょ
アウル「(小声)ナイスってんじゃね、そういうの!」
ヨウラン「(小声)よし、ヴィーノにはお前が言ってくれよ、(小声解除)なあ、シン、ちょっといいか?」
シン「えっ?」
ヨウラン「ちょっと顔見せて」
シン「ちょ、何だよ、そんな顔近付けて……」(……まさかヨウランも『フォー』!?)
ヨウラン「お、やっぱり。うん。化粧栄えしそうな顔してる(顔を離す)」
シン「へっ?」
〜ゆびさきカフェラッテ〜
「えぇ―――っ!?」
トール「いやぁ、助かった。紹介ありがとな、皆」
ヨウラン「いや、なんのなんの。バイト代の為っすから」
トール「ははっ、やっぱそうか。それはそうと、あのシンって奴、なかなか魅せるね」
ヴィーノ「まさか惚れました? シンを狙うフォーが二人目!?」
トール「おいおい、からかうなよ。オレにはちゃんと彼女がいるんだから」
アウル「所であいつ、灰になってるぜ?」
シン「……………………………………」ぶつぶつぶつぶつbつbつbつbつぶtbつbつぶtぶtぶtぶtぶtぶbつbつぶtぶ
ヴィーノ「うわっ、真っ白に燃え尽きてる!」
トール「調子に乗りすぎたかな?」
ヨウラン「大丈夫ですって。あいつザフト一頑丈だから。明日になればあっけらかんとしてますよ」
ヴィーノ「そうだといいんだけど」
アウル「……立ち直らなかったら、ヨウランのせいだからね」
シン「写真屋のバイトだからって別に技術が必要なわけじゃないから心配するなって言われて行ってみると化粧栄えしてるとか喉仏出てないとか言われ
て化粧されて着替えさせられてあまつさえ撮影だなんて実際聞いてないし詳細話さないあいつらが悪いのは分かってるんだけどバイト代に吊られて引き
受けた俺にも確かに非はあるわけででもだからって鏡に映った俺を見て顔赤くするのはどうなんだよ確かにヴィーノもヨウランも彼女居なくて俺が女顔だ
からって女装に化粧した俺見てドキってするのも分からなくは無いし俺までそれにときめいたけどだからっていいかもって思っちまったなんてどうしようも
なく変態臭いじゃないかああもう畜生、一体何なんだよ、コレは!」
(シンのぶつぶつの正体)
【続き】
「写真が出来てるよ」
そう言われて、俺は件の写真屋に行った。無論、ヴィーノ、ヨウラン、アウルも一緒である。
この三人は、その写真屋でバイトをしているらしい。「スティングには内緒な」とはアウルの弁だ。最早それすらもどうでもいい状況になりつつあるが。
俺が引き受けたバイトは、写真屋の店先に飾るディスプレイ用ウェディングドレスのモデルだ。
元々、3人のバイト先の先輩、トール・ケーニヒさんの彼女が引き受けるはずだった仕事らしい。
しかしその人には先約があり、結局撮影決行日だけが近付いていったのだそうだ。
トールさんの頼みで、同所でバイトしている3人に白羽の矢が立ったのはいうまでもない。俺が登用されたのは、そんな経緯だった。
渋々(バイト代の額も手伝って)引き受けた女装は、それはもう見事なものだった。少なくとも、彼女に飢えている男2人を赤面させるには充分だった。
アウルはステラの容姿を見慣れているから赤面こそしなかったものの、俺の変容に素直に驚いてはいるようだった。
それに、俺は鏡に映った俺自身の変わり果てた姿に、思わず胸を高鳴らせてしまっていた。
自分がこんな姿になれるのか。生物学上明らかに男性である俺が、ここまで可愛くなれるのか、と。
額縁に飾られた写真を、トールさんはまず初めに俺に見せてくれた。
出来上がったのは、真っ白なウェディングドレスを着た、《男の子》の写真。
撮られた側から見ても、これが男だとは到底思えなかった。見知らぬ人が見れば、女にしか見えないだろう。
その事に、俺は少なからず、充足感を得ていた。
不覚にも、そんな事を思ってしまうほどに。
【やっぱり続き。これでひと段落】
俺はあれ以来、件の写真屋に出入りしていたりする。
目的は勿論、
トール「へー、これなんてよく撮れてるじゃない」
シン「ちょっ、勝手に見ないで下さいよっ!」
女装だ。自分で自分の姿を撮る。《男》のままでは恥ずかしくて出来ないような事を、《女》になってやる。その事に、夢中になっている自分がいる。
心まで女になりたいとは思わないけれど、学校で見せる――皆の知っている――俺の姿とは違う自分になれる、一種の魔法が、女装だった。
トール「いやあ、ごめんごめん。ただ、化粧や服のコーディネイトも自分で考えるんだろ? ここまでくると、ちょっとしたアートだよ」
シン「母さんが昔着てた服と自分の服との組み合わせばっかですけどね」
トール「それでもいいんじゃない? センスは悪くないと俺は思うな。さすがにブーツは買ったみたいだけど」
俺はそのコメントに曖昧に苦笑しながら、現像された写真を干していく。
シン「トールさんとか店長には感謝してますよ。カメラとか機材貸してもらって、その上バイト代まで……」
そうなのだ。俺はここでバイトをする事になった。バイトが5人。それだけでも賃金がかさむのに、店長はあっさりOKを出してくれた。
まあ、個々人の取り分は減ったようだが。
トール「そう言って貰えると、助かるよ。シン君を《その道》に引き込んだのは、俺の責任でもあるからね」
シン「《その道》って、やめて下さいよ、そーいう言い方。俺は別に、オカマってわけじゃないし」
感謝ついでに、ヴィーノ、ヨウラン、アウルにも感謝している。
バイト先でセルフ女装を撮っている事を口外しないばかりか、バイト代の分け前を減らしてしまった事に何のこだわりも持っていないようだ。
ちなみに俺は女装する時、こげ茶色――奇しくもそれはマユと同じ髪の色――のかつらを被っている。
黒い髪だと、もしかしたらシン・アスカだとばれてしまう気がしたからだ。このかつらも、店長が調達してくれた。
家族にも、3人以外の友人にも、女装の事は告げていない。
だから、下校途中に商店街に寄った時なんかは、なんだかはらはらする。でも、見て貰いたい気はあるのだ。
ミーア「あれっ? あそこの写真屋、ディスプレイの写真が変わってる」
シン「!」
ルナマリア「あっ、ホントだ。モデルさんがちょっと若くなってる」
メイリン「うわぁー、可愛くて綺麗だなぁ。なんか、憧れちゃう、こういうの」
ミーア「そうねー。あーあ、着てみたいなぁ、ウェディングドレス」
ルナマリア「ふむふむ……胸は並よりちょっと小ぶり、って所かしら? ふっ、勝った」
ミーア「可愛げがあっていいじゃない、このくらいの胸は」
メイリン「うっわ、この2人、余裕綽々」
集団の後方で、女3人が談義に花を咲かせている。俺はなんだか恥ずかしくて、ひたすら目線を前方へ前方へと送っていた。
最近読んだ漫画を元ネタに描いてみたわけだが、いかがだろう?
↓
【白泉社 宮野ともちか『ゆびさきミルクティー』】
>>215-221 怪談編投下乙です!!
相変わらず、気になるところでとめますね・・・。
次がすごく待ち遠しいです。
奇跡の登校
「やったー!退院だ!」
不幸少年ことラスティは今日の夕方、退院した。
「よし…!あそこにバナナの皮が!」
ラスティは定番のバナナの皮が、横断歩道のど真ん中に落ちているのを発見した。
ラスティは当然のようにその横断歩道は渡らず、他の横断歩道を歩こうとする。
そこに、バナナの皮を踏んだ車が、スリップして真正面からラスティに突っ込んでいった。
「甘いわ!」
ラスティは素早く右に飛び、車の突撃を回避した。
その車は、近くの電柱に激突してグシャグシャになっている。
人々のキャーなどザワザワなどの雑音の中をくぐりぬけながら、我が家への道を行った。
翌朝、晴れ
ラスティは昨日、あれ以来何事も起こらずに家に帰ることができた。
制服に着替え、ラスティは学校への道を行く。
やっぱり試練はあった。それは電柱点検のおじさんだ。
ラスティは幾度となく彼らの落とすスパナに当たり、包帯を巻いてきた。
そこの道は通らずに、別の道を行くことにする。
しかし、その道は、工事中につき通れないと来たのだ。
実は、ここから学校へ繋がる道は二つしかない。つまり、行くか否か、ということになる。
「くっそー!行くしかない!」
ラスティは苦渋の選択の末、試練を受けることを選んだ。
「こーい!来るならこーい!」
そう叫びながら、おじさんの下を全速力で走った。結果、スパナは落ちてこなかった。。
しかし、そのおじさんには白い目で見られることになったが。
「よし、後はこの道をますっぐだ!」
ラスティは走る。久々の学校に!友の待つ学校に!
空にはまぶしい朝日と、その光を受ける白い鳥が数匹見えた。
その白い鳥のフンがラスティの目の前に落ちる。
「ふはははは!今の俺には死神は憑いていない!無敵だ!俺は!」
もう学校はラスティの目と鼻の先だ!
そして、学校の同じクラスの一人が窓からラスティを発見した。
「見ろ!ラスティだ!」
一人が叫ぶと、クラスの皆は窓を見る
「すごーい!」
「奇跡だ!」
「頑張れー!」
クラスの皆の声援を受ける中、ラスティは走る。
ついに校門前に来た。ラスティは両手を挙げ、学校への一歩を踏み出そうとする。
すると、朝練中の野球部のホームランボールが、ラスティに直撃。
ラスティがのけぞって後退すると、そこに自転車で爆走しているじいさんが迫る!
「ぬぉぉぉぉぉぉぉぉ!!!」
案の定、そのじいさんはラスティに激突し、ラスティはまた、二週間の病院生活を送ることに
なったのだった。
あ れ か よ ! w
GJGJ!
しかし、トール……罪深き男よ……
とてもナチュラルに≪その道≫とか言ってるしなw
2月17日
今日は学校の生徒の事をよく理解するために、主要な生徒の机を調べてみることにした。
一年生
シン・アスカ
引き出しの中はひどく散らかっており、中からは腐った食パンまで出てきた。掃除を心がけるよう指導すること。
机には落書きも彫ってあり、彼には指導が必要であると考える。
レイ・ザ・バレル
引き出しの中はよく整理されていて人間性の良さをうかがえるが、机の上に『ラウ』と彫ってあるのはどうかと思う。
『ギル』ならまだわかるのだが。』
メイリン・ホーク
引き出しの中に勉強道具が一切入っておらず、化粧品や鏡などの不要物しか入っていない。
持ち物指導の必要あり。
ヴィーノ・デュプレ
アイドル歌手の生写真やCDが入っているのはどうかと思う。やはり持ち物検査の必要あり。
二年生
ルナマリア・ホーク
要注意人物認定。引き出しの中はある生徒の写真が満載。さらにはその生徒のものと思われる音声ディスクまであった。
机にも『シ○LOVE』と彫ってある。一度カウンセリング指導の必要あり。
ヨウラン・ケント
アイドルの生写真多数と、コンドームが一枚。指導の必要あり。
机の上には『カップル仕置き人』と書いてあるが意味はわからない。
ミーア・キャンベル
よく整理されているが、マイクやウォークマンなどが入っている。やはり指導が必要か。
三年生
ニコル・アマルフィ
要注意人物認定。引き出しの中に少量のプラスチック爆弾を隠し持っている。厳重指導の必要あり。
ラスティ・マッケンジー
引き出しの中には血塗れの包帯やガーゼが入っている。特に問題は無いが衛生的配慮で処分することに。
教職員
タリア・グラディス
あとは血がこびりついていて読めない・・・・・・・・
>>229 ラスティ…もうクラスメート公認なのなw
>>231 問題児ばっかりだなこの学園は…プラスチック爆弾ヤバスw
>229
ラスティ…
ラスティがいつも事故ってるの見てたら
ラス「何だよここ
俺電車に轢かれて…死んだんじゃ?」
電車にはねられた自分が
いつの間にかマンションの一室にいる事が不思議なラスティ
ラス「?」
部屋を見渡すと、妙な黒い玉がある事に気が付いた
ラス「なんだこれ?」玉を眺めていると、突然玉の表面にメッセージが表示された
てめえ達の命はなくなりました
てなネタを思いついてしまった
あ〜たらし〜い あさがきた〜
何度死んでも100点をとり続けて生き返る男
ラスティ
それが不死身と言われる所以?
236 :
通常の名無しさんの3倍:2006/02/17(金) 22:24:45 ID:BGG1d9JV
ラスティはミッション中でさえ事故る希ガス
ところで、
ラスティが種世界で一番顔がイイと思うのは俺だけ?
そういえばC.E世界漂流記ってどうなったのかな。
作者さんもうここに来てないんだろうか。
せかすような真似だけはしたくないけど、俺あれかなり期待してる。
238 :
通常の名無しさんの3倍:2006/02/18(土) 00:34:56 ID:6ZzpUP3I
てすと
239 :
ホーム・パーティー:2006/02/18(土) 04:13:13 ID:gMtUJDRT
某日 クルーゼ邸
ラウ「今日は思い切って新しい味に挑戦してみた、どうかねレイ?」
レイ「パクッ・・・・おいしいですラウ。これはなんです?」
ラウ「ライスピザだ。中々おいしいだろう?」
レイ「えぇ、確かにおいしいです。これならいくらでも食べれますよ。」
ラウ「そうか・・・・ならよかった。」
レイ「・・・・・・・・・」
ラウ「どうしたね?レイ。」
レイ「いえ、、、、いつもラウにおいしい物食べさせてもらっているのに、俺は何もできない・・・」
ラウ「いや、私にとっては君が元気でいること、そしてそういった気持ちが実に嬉しいよ。」
レイ「ラウ・・・・・あ、そういえばラウの誕生日っていつなんですか?」
ラウ「・・・・・まいったな、私も自分の誕生日を知らなくてね。だからいつとは・・・・」
レイ「ならば明日がラウの誕生日ということにしませんか?」
ラウ「おやおや・・・・嬉しいじゃないか。レイがそう望むならそれでもいいさ。」
レイ「ありがとうございます!」
ラウ「今日はもう遅い。明日も学校だろう?もう寝たほうがいい・・・・」
レイ「そうします!おやすみラウ!」
ガチャ・・・・
食器の片づけをしながらラウは感慨に浸っていた。
ラウ「あんなに小さかったレイが他人を大事に思える年にまでなってしまったか・・・・・ありがとう、レイ・・・」
\ !| / .i' /,レ' / ) i i
ヽ ヾ、! 人,i|' / / | |
ヽ ヾ、 | ヽハ| / / ./
!、 ヽ┤-=─-、 / //
ヽ `!、<、 ̄i_! (l´ ,.r'"~ おやすみ・・・レイ・・・・
゙、 i:::.`─' .:::.\/
) !:::::::`l ::::::::. \
/ ,'i /::::::::: | :::::::::::::. \
l// / `゙-、;:::::|────-`
/ ゝ、 `゙-:! r'"く
ヽ ヽ, -─┬ ' ヽ.
.ヽ、 ヽ ) -‐' i. i
. メ\ / / ト、 i 、(
 ̄\ \ ( /ヽ、_.ノ `゙-、,`、ヽ
ヽ、|ヽ ̄ヽ、ヽ`i、 \ ). )
翌日 ザフト学園
シン「へー、クルーゼさんって今日誕生日だったんだ。」
レイ「あぁ、今日家でパーティーをやるから、よかったら来てくれないか?」
ルナ、メイリン「えー私も行ってもいい?」
レイ「ありがとう、大歓迎だよ。」
シン「ヴィーノ、ヨウラン!あとで買い物付き合ってくれよ、クルーゼさんのプレゼント買いに行くからさー。」
理事長室
ギル「おや・・?ラウの誕生日が今日とはね。わかった、今日の予定は繰り上げて行くとしよう。」
レイ「ありがとうございますギル。では失礼します。」
連合高校 職員室
連合生徒A(あれってザフトの裏番じゃないかよ・・・・・)ヒソヒソ
連合生徒B(何のようだよ・・・・・)
連合生徒C(だれか三年のスティングさん呼んでこいよ・・・・)
レイ「失礼します。」
ユウナ「な、、ザフトの生徒じゃないか!!何のようです?」
レイ「ロアノーク先生はいらっしゃいますか?」
ユウナ「あぁ?何の用でしょうか?」
ネオ「ユウナ・ロマセイラン!お通ししなさい。」
ユウナ「え!でも・・・・」
ネオ「お国元も含めて・・・」
ユウナ「ど、、どうぞ!!」(クソ仮面が・・・・)
ネオ「よぉー、白い坊主君。何の用かな?」
レイ「ロアノーク先生と私の保護者のラウ・ル・クルーゼが旧知の仲ということは知っています。今日はラウの誕生日なので、もしよろしければ・・・・」
ネオ「あいつの・・・・?わかった。君の家に行けばいいんだな?」
レイ「ありがとうございます。では後ほど。」
スティング「特攻かテメェェェェェェ!!ってバレルじゃねぇかよ。」
アウル「何の用?まさかホントに殴り込みじゃ・・・・・」
レイ「いや、今日はロアノーク先生に会いに来た。あぁ、今日うちでパーティーをやるのだがよかたらどうだ?」
アウル「俺らも行って良いのかよ?」
レイ「もちろんだ。」ニコッ
スティング「じゃあ俺ら三人で行くわ。」
レイ「待っているよ。」
放課後 クルーゼ邸
ラウ「なぁレイ、手伝おうか?」
レイ「いえ!調理くらい自分一人で出来ますっ!」
ラウ「フッそうか・・・・・」
ピンポーン
ラウ「私が出よ・・・」
レイ「俺が出ますっ!!」
ラウ「・・・・・・」
シン「お邪魔しまーす!」ヴィーノ・ヨウラン「邪魔するよレイ」
ルナ・メイリン「ごめん!待った!?」スティ、アウル、ステラ「お邪魔します。」
ギル「お邪魔かな?レイ。」タリア「お邪魔するわねレイ。」
ネオ「いよぉ、お邪魔するぜ?」
ラウ「随分賑やか・・・・ネオッ?」
ネオ「久しぶりー、今日、誕生日なんだって?」
ギル「パーティーの主役は君だよラウ?笑って笑って。」
ラウ「どういうことだ?レイ?」
レイ「ラウをびっくりさせたくて・・・・・駄目でしたか?」
ラウ「いや・・・・今素直に嬉しいよ・・・・・君の思いが素直に嬉しい・・・」
レイ「ラウ・・・・!」
パチパチパチ・・・・・・
ラウ「・・・今日はどうもありがとう。さぁ、皆上がりたまえ。」
一同「お邪魔しまーす」
レイ「クンクン・・・・・!?しまった!?」
シン「レイっ?・・・・うぉっ!!煙っ!」
二人がキッチンに入ると、オーブンの中のローストビーフが焦げて煙を放っていた。
ラウ「どうしたね?あぁ・・・・気にすることは無いよレイ。」
レイ「俺が・・・・俺がパーティーを・・・ぶち壊したっ!!」
シン「レイ・・・・」
レイ「ラウ・・・!許して・・・・」グスッ
ラウ「・・・・・涙を拭きなさい。」
レイ「え・・・?」
ラウ「食事は失敗してもやり直せるよ・・・・だから、な?二人で作ろう・・・」
レイ「・・・・・・はいっ!」
1時間後
ラウ「さぁメインディッシュの出来上がりだ。」
ヴィーノ「うぉ!すげぇ!」
メイリン「おいしそー。なんですかこれ?ピザ?」
レイ「ライスピザ、米の上にピザの具材を載せて焼き上げたものだ。ラウ考案の絶品だよ。」
シン「すげぇ!超美味しい!!」
ギル「おいしいね。流石はラウだな。」
タリア「・・・・おいしいわね。ラウまた腕を上げたわね?」
ルナ「カロリー高そう・・・・けどいっか!!」
メイリン「美味しーい!」
ネオ「今度うちに飯作りに来てくれない?」
ラウ「お断りするよ。」
ステラ「おいしい・・・・・変態仮面すごいね・・」
アウル「変態はよけいこのお馬鹿!」
スティング「牙瑠茄飯のメニューに加えたらいいかも・・・」
レイ「おいしいですねラウ?」
ラウ「やはり皆で食べたほうがいいな。ありがとうレイ。」
レイ「いえ・・・・日頃のお礼です。」
クルーゼ邸
タリア「そうそう・・・そんな事もあったわね。」
ラウ「そういえば修学旅行の時に覗き騒ぎがあっただろう?あれの犯人は実はギルバートなんだよ・・」
ギル「!!それは言わない約束だろう!!」
タリア「やっぱりあなただったのねギルバァァァァァト!!!」
ギル「ひぃっ!!許せタリア!!時効だ・・・ぐはっ!!」
ラウ「はっはっは・・・・・」
シン「クルーゼさん・・・これプレゼントです。お誕生日おめでとうございます!」
クルーゼ「ほう・・・・・なにかな?」
ルナ「絶対気に入ってもらえると思います!」
ヴィーノ「みんなで金出し合って買ったんです。高かったよなぁ・・・・」
ラウ「!これはこれは・・・・・」
シン「着てみてくださいよっ!」
ラウ「これでいいのかな?」
,イ │
// |:!
//,. -/r‐- 、| !
/,/ ./ | _」 ト、
/.\`/ |二...-┘ ヽ
. i ,.>、;/ー- 、 l
! ∠.._;'____\ |
,!イ く二>,.、 <二>`\.、ヽ. 似合うかなレイ?
/'´レ--‐'ノ. `ー---- 、 |\ ヽ、
\ `l (!" Jfヽ! `''-;ゝ
`‐、jヽ ヾニニゝ ゙イ" }_,,. ‐''´
`´\ ー / ,ィ_}
. |_ `ー ''´ _」'
_,.| ~||「  ̄ 人|、._
,r==;"´ ヽ ミ|||彡 / ` ー`==、-、
. ///,イ ___ ヽ|||_,,. ‐''´___ | | | |ヽ
レイ「よくお似合いですラウ!!」
ギル「まいったな・・・赤い彗星は私の専売特許なのだが。」
タリア「あなただけのものではないわ。」
クルーゼ「ええい!連邦のMSは厄介な奴だよっ!!」
一同「ハハハハハ・・・・!」
アウル「なぁスティング・・・・・」
スティング「わかってる!くそっ!ただのパーティーだと思ったから手ぶらで来ちまった!」
アウル「買いに行くしかなくね?」
スティング「わかってる・・・・俺らに恥は許されねぇ!」
レイ「どうした三人とも?」
スティング「ちょっと買い物に行ってくる。」
レイ「そうか。」
コスプレグッズ専門店 レッドコメット
店長「1500円で仮面か」
スティング「なにかありますか?俺ら使える金これしかなくて。。。」
店長「坊やだからね。探してみようか。」
アウル「ありがとおっさん!」
ステラ「この・・・・マスク1500円・・・」
スティング「15000円の間違いだろ、ステラ。」
ステラ「・・・・1500円で売ってくれないと・・・・・あんたを許さない・・・」ゴゴゴゴゴゴ
店長「へ・・・?」
ステラ「1500円で売ってくれるよね・・・・・?」ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ・・・・・・・!!!!
店長(売らないと・・・・・殺られるのは・・・私か!)「わかった・・・・1500円で売ろう・・・・」
ステラ「本当にぃっ・・・・!ありがとう・・!」
店長「・・・・・最近の学生は化け物か!」
クルーゼ邸
スティング「遅くなったな。」
レイ「いやいいんだ。その小包は?」
アウル「プレゼント♪」
レイ「ラウ、三人から贈り物です。」
ラウ「ありがとう、うれしいね。開けてもいいかな?」
ステラ「開けて開けてー♪」
ラウ「!!!?」
スティング「さ、、、着けてみてください・・・」ニヤッ
,.,r'ヽ
,,:r''"::::| |
,r,r"'‐-::、_:::::| | 、
//:::::::;;;;;::::::゙ヽ|_,| ヽ
,フ':::::::::::;;;; ヽゝ ゙i,
,l'.:|:::::::::::::::;;;;,,,, ,_n n ゙i に、、、似合うかな・・・・?
,l.::::i:::::::::::::::::::;;;;;i ヾ゙' ",rァ'
゙i:::::::〉ニヽ::::::;;;;;;;!.._,,,,、_,..イ'" ゙i ,,....、 ,r'.:::ヽ、
|:::i"r-:、`ヽ::t''_ー--'"''|::::..゙i ,! i":::::ノ'7::::::::::::::゙i, ,....、
゙i,゙i::: ゙i,,゙ヾ、:::::゙i ゙r_7,_,イ |:::: / :::::::::::::::/::::::`;
゙i゙i、::::..ノ..:,!;;ヽ;;;;,l....r'゙ ;;i;__ レ''"゙ヽ〈 :::::::,.r''":::::::::::::i'
/:::`>j―"ヽ;:::::::゙i:::::::::,r",~゙i、ヽ、 ヽ." .:::'''''''''.........|
. /::/.,! ゙‐--゙<_:::":,へ`r:jヽ、 ゙i .::::::''''''''''゙i,
/'"'"ノ ゙''':::...'':::...... `ヾ、"/:: `i ~ヽ .::::::::::::::::::::,!
/.r''" .. ......... ''''':::::::::::'''''.:: .:::':::: .:: ゙i,__,ノ:..、__,,.r'く
カロッゾ!?
ほのぼのでいいなーとか思ってたら最後に吹いたw
超GJ!
そりゃラウもびっくりだ
GJ!
いいねこれGJ!
>>239-243 オメガGJ!!
クルーゼマスク⇒シャアマスク⇒カロッゾ仮面コンボがツボッたw
次のマスク&続きに期待www
>>120-126 続き
「無駄! 無駄ぁ!」
「だぐはぁ!」
「ぶげ!」
マユの突きのラッシュをくらい、二人がまとめてきりもみして吹き飛ぶ。
「せやぁ!」
「うわらば!」
コニールの華麗な回し蹴りに一人が、床に叩きつけられる。
だが―――
「うぁ!」
ケンカ慣れしていない金髪の少年が、殴られて吹き飛ばされた。倒れた少年の腹
が蹴り上げられようとした瞬間、横から飛んできたサイドキックが蹴ろうとした少
年を吹き飛ばす。
「ホラ立って。絶対寝てちゃダメだ!」
コニールの叱咤が響く。
「は、はい。あっ・・後ろぉ!!」
立ち上がろうとした金髪の少年は、絶叫じみた声を上げた。
「てめぇ!」
「このぉ」
「捕まえちまえば!」
コニールの意識が金髪の少年に向けられた隙に、3人がコニールに一斉にとびか
かってきたのだ。そいつらに向かって、コニールの百烈脚が炸裂し、一人が吹き飛
び、一人が金髪の少年のタックルを受けて倒れた。
しかし、一人がコニールに掴み掛かる。
「捕まえたぁ!」
「くっ! どこに触ってるんだよ!」
振りほどこうとするコニールと、掴み掛かった少年の体がもつれあい、少年の腕
がコニールの唇に当たる。血がコニールの口から一筋、タラリと流れ落ちた。
「コニールちゃん!!」
コニールのピンチに、ハラハラしながら見守っていたエルは我慢できずに声をあ
げてしまう。だが、コニールは剣呑な目をした後、何かを溜めるような呼吸をし、
両手を自分を捕まえている少年の胸にあてる。
そして次の瞬間、コニールの口から気迫がほとばしった。
「気攻掌!!」
「ぐほぉぉおぉお!」
コニールを捕まえていた少年どころか、後ろにいたもう一人がまとめて吹き飛ん
だ。百烈脚、スピニングバードキックに続く、コニール第三の必殺技が完成した
瞬間(スピニングバードキックだとアレを見られてしまうから、というのが練習してい
た理由である)だった。
少し離れた場所ではマユが悪鬼羅刹の如く荒れ狂い、片端から少年達を床に沈め
ていく。
しかし、その時、大声が響いた。
「そこまでだ。マユ・アスカ! コニール・アルメタ、これが目に入らないのか?」
「痛い! やめてぇ・・・」
驚いて攻撃を止めた、マユとコニールが見たものは、フクダに手を捻り上げられ
たエルの姿だった。
「なっ・・・エルちゃん!!」
「何て奴だ。お前、恥ずかしくないのか!?」
「フクダさん・・・幾ら何でもそりゃ・・・」
「お、おう・・・なあ?」
マユ達は怒りの声をあげ、あまりにもベタというしかない悪人行動ぶりに、残っ
ていた良心を刺激されたのか、フクダの仲間の少年達からも抗議の声があがる。
だがフクダは、その抗議を聞いて逆に自信を深めたとでもいうように笑う。
「ハッ その反応! ありがとう、おかげで確信できたよ、『行ける』って。
ほらぁ! お前ら何寝てんだよ。チャンスだぞ。この糞ナマイキな女ども、思う存分
いたぶってやれ。何なら裸にして、外に放り出してやれよ!」
「マユちゃん! コニールちゃん、私にかまわない・・・キャァッ!」
エルの手が更にねじり上げられた。エルの悲鳴を聞いたマユとコニールは悔しそ
うに顔をしかめて、構えをとく。ベタな行動だが、確かに効果は抜群である。それ
を見た少年たちがリジリと二人ににじりよった。
「待て! やるんならまず、僕をやれ!」
金髪の少年が、少年たちを止めようと必死に掴み掛かる。だが、なすすべもなく殴
られ、地面に押し付けられてしまった。まさに絶体絶命。
その時―――
「おごぉ!」
誰かに蹴りとばれて、いきなりフクダがマユたちの方にすっ飛んできた。
エルは自分を救った相手の顔を確かめると、なぜか顔を赤らめる。
「怪我はねえか?」
「は・・・はい」
「そりゃよかった。おい、フクダ! お前、なんてまねしてんだコラ!」
「・・・ア、アフメドさん・・・」
「ち、違うんですこれは」
「ゆ、許して・・・」
アフメドの言葉に少年達は一斉に、フクダですらも震え上がった。
小学校の不良系少年グループ『明けのサバク』のおそろしさは誰もが知っていた。
「たく、女相手に大人数で襲い掛かって人質まで・・・。お前ら恥ずかしいと思わ
ねえのか!? その上」
そこまで言って、アフメドはジロリとフクダ達をねめつける。その眼光の鋭さに
フクダ達はちぢみあがった。
「アイマンに・・・、オレのダチに手を出すとは本当にいいどきょうだな。殺すぞ
テメーら!」
「そ、そんなあ!?」
「し、知らなかったんだよ。本当だって!」
「カンベンしてください、本当に知らなかったんです・・」
アフメドの意外すぎるその言葉に、悲鳴じみた声が上がった。
「・・・タイマンだ」
アフメドの静かな、しかし迫力のある声が響く。
「え・・・?」
言葉の意味が分からず、首をかしげるその場の人間にかまわず、アフメドは言葉
を続けた。
「理由がどうあれ、始めちまったケンカだ。お前らも、一応ケリがつかねえと納得
できねえだろ。フクダ、マユ、お前らがタイマンでケリつけな。どっちが勝っても
恨みこっこなし。それで、このケンカは終わり。・・・お前ら、それでいいな?よくねえって
言うなら、仕方ねえ。俺が文句ある方の相手になってやる」
「まあ・・・別にいいかな」
「アタシもそれでいい」
マユとコニールが同意すると、自然とその場にいた少年たちの目はフクダに集
まった。
「ふ・・・分かったよ」
多少へっぴり腰ながらフクダもそういって、前に出た。
皆が固唾を呑んで見守る中、マユはゆっくりとフクダに近づいていく。
「甘く見ないで欲しいね。僕はこう見えても週一回空手を習ってるんだ。まったく、
空手を使っちゃうと、大怪我させちゃうから使わなかったのに・・・。けどいいよね?
使っても。まあ、いわゆる『闘ってよいのです』って状況―――」
「無駄ぁ!」
「ひでぶ!」
マユの右フックが横っ面に炸裂し、フクダはきりもみしながら吹き飛んだ。
「口上が長いって・・・。さあ、どうしたの? まだ鼻血がでたくらいでしょ?
かかってきなさいよ! 構えを再構築してよ! 拳を繰り出してきなさいよ!
ケンカはこれからよ? お楽しみはこれからでしょ!? ハリー(HURYY)ハリー
ハリーハリーハリーハリーハリーハリーハリーハリーリーハリーリーハリー!!」
「だから落ち着けってば、マユ・・・」
「マユちゃん、また変になってるよぉ・・・」
既に観戦モードのエルとコニールが嘆息をもらし、金髪の少年はポカンと口を
開ける。緊張感のない会話の中、ふらふらとフクダが立ち上がった。
「うう・・・殴ったね!? 親父にもぶたれたことないのに!」
「殴られもせずに一人前になった奴がどこにいるかぁ!」
「あべし!」
今度は左アッパーが炸裂。
「ぼ、暴力はいけない・・・」
ついに、倒れたままそんなことを言いだしたフクダを見て、マユはため息をつく。
「・・・分かったわよ。ハンデ上げる。私は今から、右足しか使わないわ」
「な、何だって?」
「右足しか使わないって言ったの。・・・アンタ弱すぎて何かこれじゃ、私がイジメてる
みたいで気分悪いもん」
「本当・・・だろうね?」
「気が変わりそうになってきたかも・・・」
「・・・それなら、それなら、僕はぁ!」
「無駄ぁ!」
「たわば!」
マユの『右フック』が炸裂し、再びフクダはきりもみして吹き飛んだ。
「さ、さっき、右足意外、使わないって・・・言ったのに・・・」
「自分を知りなさい・・・。そんなオイシイ話が・・・あると思うの?
アンタみたいに性根まで腐ったゲスな人間に。それにねえ・・・私はともかく、エルちゃん
に手を出した罪は、万死に値するのよ! それだけで死刑決定、大抹殺決定!」
「な、なんて酷い野・・・」
「問答ぉ――無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄
無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄
無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄
無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄
無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄
無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄
WRYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYY
無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄
無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄
無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄
無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄
無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄
無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄
無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無」
「ヤッダー バァアァァァァアアアアア」
「無駄ぁぁぁぁぁぁぁ!!!」
マユの連打が超高速でフクダの全身に叩き込まれ、顔どころか体まで変形したフクダは
すさまじい勢いでふきとびながら四回転半捻りして、ゴミ箱に突き刺さった。
「マユ・・・燃えるゴミは火、木、土だぞ」
「煮ても焼いても食えそうに無い奴だから、無問題!」
冷静にツッコミを入れたコニールにマユは親指を立てて答え、リーダーのやられっぷりを
呆然と見ていた苛めっ子少年達は、悲鳴をあげると逃げ去っていった。
続く
GJです!ジョジョとヘルシングですね
素朴な疑問。ミゲルって弟いたの?
何かいたような気がする
ミゲルは弟いるって公式設定だよ
それはともかくGJ!
マユ強すぎw
GJ!
ちなみにミゲルの戦う理由は年の離れた病気の弟の治療費の為らしい。
GJ!!&乙!!
マユの承太郎化に違和感感じ無いwww
ラウ「あーはっはっはっは・・・・!怖かろう!」
ギル「君の声で言われると確かに怖いな。あぁ、タリア。あれ出してくれないか?」
タリア「そうね。ラウ、お誕生日おめでとう。皆とかぶちゃったかしら?」
ラウ「ゴクッ・・・・・・」ビリビリ・・・・
.,,,--'r''''''r‐―-、,,、
,/` l゙ | `'-、
: ,i´ | l゙ ゙l
.l゙ | .| ゙l コーフー、コーフー、コーフー、
|: : : | | : _,,,,,,,,,,,,_ l
| ,,-,,,, ゙゙̄''イ ゙l゙,,,,,,-、,,,,`''-、|
|l"",,,-ニニニ--''゙,―ー-,,"\`'゙l、
.,i´| .j|` `| : |` .i゙l: .,!'i、│
│ .゙l:|゙'-,,,,,,,,,ri,l゙"'トrii,,,,,-,彡",l゙: ゙li、ヽ
│ ゙li"二,,,,,,,,,,|/ii;|,,---ヽ,,,‐,i´.,/ ゙l,ヽ
│ 'lレ、 ,,/,|,,,,゙l゙lヽ、、 ,l゙,/.., |" ヽヽ
:| .゙レ゙l, , |i|'|| ||.|'|jヽ,゙''//.,,i´l゙ .ヾl、
l、 .`ミ||r},|,|,|,||,{,||,レ/jニ'" ヽ,,.._,,,,,-'"
`゙'―---rr゙'": :=ニ'''''''',/' `゙` ..,,i´ ―ー、_
_,,,,/: :) `'''" .,,-‐゙ `''-、、
ラウ「私は君の父親だ。」
レイ「ラウゥーーーーッ!」
シン「ボイスチェンジャーまで着いてる。。。」
ルナ「一体いくらしたのかしら。。。。。」
ネオ「なんだ、皆同じプレゼントか。ほらよクルーゼ。」
ラウ「お前もか。」
/ !'"´1 ∨゙ト、
__! l l. ', ', 丶 ,1
/! ', ', _」 . l l / !
、 / { ', T´ ヽ し ! l /. l,
',ヽ{ ', ', l ヽ | 'l l」
ヽ \ ', 'し | l _」. l j ハ これでは声以外では見分けがつかんな。
ヽ `ヾ . ', ! y ´ !└'´/l, \
l、 ヽヽ ヽ、_ノ ./"フ / 」゙ヽ,、ヽ
l に~'';―=;ヽ l /ニ,´r'´ /::::::::゙ヾ;、
/入`'‐ニ~ニ‐'´ l 」_j ,イ:::::::. . .. ::!
// } \ '、_l__ l / l / lj‐;: :::::::::::l
/´ 〈 :. ::ヽ ', `゙ニ´- - " /ノ ', . ::: :::'、,. -‐┐
ヽ、::::::::ゞ、 '"´-‐ , ヘ;ヘ '、:. . .. .. ..:. :.:ヽ、_
/ ::{ rrゝ,、 /ヽヽソ, j;ー、_:::::::::::;;;:::-‐;‐‐r‐‐ァ-、
ラウ「なんだか仮面ばっかりだな。嬉しいよ。」
タリア「あなた=仮面 ですから。」
ラウ「そうかい?」
フクダくんは、後にアニメの監督になりマユ似たキャラを一話冒頭から
グロク殺すのだった。
>>258 続ホームパーティーの続きキタ━━(゚∀゚)━━!!!
凝り過ぎなダー○・ベ○ダーマスクワロスwwwwwww
仮面ネタワロスww
フクダくんは今度はミューラって言う女に振られて
アニメの監督になった後ミューラ似たキャラを主人公の前で
首だけの死体を見せるのだった。
恐怖の序章
深夜のアスカ家は、いつも騒がしいマユも就寝し、静まり返っていた。
シンは明日は土曜日なので、怠けと恐怖で寝れずにいた。
「ハァー。明日は休日か…また3人に挟まれてブツブツ…そうだ、ミゲル先輩のラジオでも聞
くかぁ…それにしても、はぁ…ブツブツ」
ブツブツ言いながらも、ラジオをつけた。
『さぁーミゲル・アイマンのオールナイトガンダム!今夜も始まったよー!まず、最初はこの
コーナー、ミゲルの恋愛相談室!…来てます来てます!ハガキがどしどし来てます!えっと…
まずはプラントお住まいのエース&ヒーローさんからの投稿ですね、ハイ。《最近抜け毛が多く
て困ってます。どうしたらいいでしょうか?》企画違いだわかったら失せろカス。えー次は…こ
の方もプラントにお住まいですか。PNアホ毛さんから《明日友達と旅行へ行くんです。その中
に惚れた男がいるんです。でも他の金髪不思議キャラの女の子もその男を狙っていて…上手
い抜け駆けの仕方を教えてください!》』
シンはあほ毛と金髪不思議キャラと旅行のキーワードでぞっと来た。
旅行だと?そんなの聞いてない!あたりまえか。違う人だし…なんだろう…俺おかしくなった
かな?
『金髪不思議キャラねぇ…そいつは強いな…やっぱりスタイルとか抜群なの?やっぱそうだよ
ねー。その体に反して純粋なんだよな…もう。やー萌える!!生放送でハァハァしちゃダメです
か?ダメですね、ハイ。抜け駆けか…まずは飛行機かバスで隣の席確保からだな。食事のとき
は、口元についてる食べかすとかタレとか拭いてあげるといいよ。うん。舐めてやると最高だね。
これくらいかな。あと夜這い!これ大事!他の女蹴飛ばして布団の中入っちゃえ!…さぁ、ここ
でCM。この後は〔本当にむかつく話〕。メールどしどし待ってまーす!メアドは○○○!ハガキは
△△△でよろしく!』
この後、ゲームソフト〔テイルズオブカオス〕のCMが入った。
「はぁ、なんか月曜日は、疲労で倒れてる俺が目に浮かぶ…なんでだろう…」
シンのため息と独り言は、冷たくシンの心を押し潰した。
『さぁ、本当にむかつく話!えー…メール来てますねぇ。PN妹さんから《私の男ににちょっかい
だす女がいるの!むかつくからその女の胸揉んでやった!…したらこっちのほうがダメージ受
けた…他にちょかい出す女がいるんだけど、その女の胸揉んだら私…もう立ち直れなくなる…》
君のライバルはナイスバディが多いんだねぇ…まぁ、頑張ってくださいな!次!ハガキだ!今
度はオーブにお住まいのPN遺作!《俺も回りはキョシヌケが多い!まったく、最近の若者は!》
そうですね…多いですね…特にグゥレイト!連呼するやつとか自爆ばっかするやつとか…スレ違
いだな…おっ!リクエスト曲が書いてあります!ラ○ス・クラ○ンで…』
シンはなぜか湧き上がる恐怖とラ○スの歌声とともに、一夜を過ごした。
完
>>264 GJwww
ところでルナとかステラとかってスリーサイズいくつ位なんだろ?
皆が帰った後のクルーゼ邸
ラウ「ふう・・・・・・」
レイ「ラウお誕生日おめでとう・・・・!」
ラウ「ありがとう、レイ。私の自慢の孝行息子だな君は。」
レイ「あ、いえ、そんな・・・・あ、これ俺からのプレゼントです。」
ラウ「君も仮面かい?」
レイ「見てのお楽しみですね。」
ラウ「フッ・・・・そうか・・・それにしても今日は楽しかったよ・・・・大勢でははしゃいだのは久しぶりだ。」
レイ「そうですか?さぁ、今日はもう遅い。寝ましょう。」
ラウ「そうさせていただこう・・・・・おやすみレイ・・・・」
レイ「おやすみラウ。」
クルーゼ寝室
ラウ「あの小さかったレイがもうあんなに・・・フフフ・・・)
「ん?枕元に何か・・・・・そうか・・・ありがとうレイ・・・・」
__ --―__  ̄-‐  ̄ ___ -‐丶 丶
--― _  ̄ --―  ̄ __ - _ェ=-‐‐<._ `l \ \
 ̄ r‐ ̄ヽ- ァ´ ̄`!  ̄___ヽ ̄ l !`7__ヽ._ \ \
-―  ̄| ヽ! _i ___ |、 く____;;ム __,,. -^''"l` ー、__ `l \ \
r'⌒ヽ、! '" '´' ´ `ヽ_∠. `ヽ _ヽ ! l:::`}__,,l、 \ \
{ '´ l ヽ/l´:::::: _j、 /ヽ l´ `l \
ヾ. }! ,'/-`‐´'' 'ー- ヽ ィ':: ̄:ヾ {
. V j /' ,ィ ´ ̄:::;> ` _ニr‐'' \ _ -
,1 〃 、{ _, - 、`ー‐''´ ,. ‐'- .ヾ_, 、―-r〈 (ゝ_
{ / `丶、 \, -ュァューノ __,,. ヽ | \-
} ___ i ,.>_く__∠ー=三ニノ l\ | \
,ゝ'´::::::::::::: ̄`丶ミ、 __,ィ'T=´ノ―''  ̄ ヽ´_ -‐ ''  ̄ヽl丶
/:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::`ヽ-‐、 `ー く __,,. r、 '  ̄ ヽ 丶
/::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::`! ヽ | | ̄ | |. | ヽヽ __ -‐ __  ̄-、
/:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::;;;;;| ヽ| | | |. | ヽ-iニ ̄-‐  ̄ ヽ
:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::;;;;;;;;;;l ヽ!. | |. | l、 ̄ _ -‐ _
::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::;;;;;;;;;;;;;;! ヽ. Ll._| | ヽ _ -‐  ̄_ -‐
::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::;;;;;;;;;;;;;;;;} ,ィ ̄ _ヽ-‐ '' _ -‐  ̄ _ -‐
::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::;;;;;;;;;;;;;;j_,,. -_'´-‐  ̄ _,, -‐  ̄ _ -‐  ̄
::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::;;;;;;;;;;;;/  ̄ __ -‐  ̄ _ -‐  ̄
H A P P Y B I R H D A Y !
267 :
264:2006/02/19(日) 02:04:54 ID:???
誤文
どう考えてもラ○スの歌声と一夜を共にできないですね。スマソ
268 :
264:2006/02/19(日) 02:07:41 ID:???
誤字
×俺も回り
○俺の回り
>215-221続き
シン「メイリンの様子がおかしいんだ」
ヨウラン「…また【中の人】か?」
シン「なんとも言えないよ
ただ、ラウさんが危ないとか…うわごとみたいに」
ヨウラン「よくわからないけど…
さっきあんなだったメイリンが言うだけあって
気になるな」
女王「どうしました?
私を討つのではなかったのですか?」
女王は攻撃の手も満面の笑みも緩めない
ラウ「ぐうぅぅ…」
レイ「このままじゃラウが!
ハイネ!」
ハイネ「ああ、見てる訳にはいかねぇ!
ここは幸い工事現場だ
武器はいくらでもあるぜ
いくぞ!」
レイ「ラウをやらせはしない!」
牙留茄飯
アウル「なんだ、バレンタインには結局スティングにチョコ渡さなかったわけ?」
コニー「なんでアイツに渡さなきゃならない!」
アウル「(シンの奴にはあげたじゃん……って言うと、追い出されそうだな)
義理でくらい渡せばよかったのにさ。あいつ、今年どれだけ
アプローチかけられたか知ってんの?すっごいよ〜」
コニー「えっ……」
アウル「登校途中にまず、熱い視線のオンパレード」
コニー「……アイツ素でガンつけてるから、返されてるだけだ。
(熱い視線……スティング、そんなに人気者だったのか……)」
アウル「先回りして下駄箱みてみたら、なんか色々入ってるし
なんかムカついたんで、撤去させてもらったけど」
コニー「……するなよ、人の物だろ。
(朝のうちにすでに、そんな……モテモテかよ……)」
アウル「休み時間になると、教室の前でうろうろする奴が増えてさ〜」
コニー「……気のせいだ。スティングに用があったとは限らない。
(あああぁぁあぁ。そんなに?そんなに?)」
アウル「メシん時は、さらに熱い視線。とうとう声掛ける奴もでてくる。
昼休みに倉庫裏に来て……よかったら屋上に……待ってますから……」
コニー「……ど、どうせケンカかなんかじゃないか?
(ええぇえ!?行ったのか?奴は行ったのか??)」
アウル「放課後になると必死さが増してきて。一緒に帰るだの、帰らないだの。
せめて牙留茄飯まで、とか。バイトが終わったら一緒に、とか」
コニー「………………。
(そ、そういえばなんか一度に女子生徒がぞろぞろ来た気がする!
くそぉ、アイツ…………アイツにチョコ、渡しておけばよかっ……)」
アウル「と、これが全部、男から」
コニー「男からなんかいっ(ズコー)」
271 :
怪談編:2006/02/19(日) 02:21:16 ID:???
ハイネはシャベル、レイはツルハシをそれぞれ持ち
女王に突進する
女王「ふふふ、やる気ですわね」
ラウ「そっちに行かせるか!」
女王「もう手遅れですわよ」
ヒュバッ
女王は姿勢を低くとって突っ込んでくるレイとハイネを切り払う
一瞬の事だった
女王「あらあらあら?」
女王は2人の足を切断したつもりだった
しかし彼等もだてに【赤】な(ハイネはだった)
わけではない
少しの切り傷で済ませていた
レイ「ハアハアハア
(なんとか避けたが…)」
ハイネ「クソが…
(次は避けれるかどうか)」
女王「やりますわね
ますます殺しがいがありますわ」
女王「ならこれではどうかしら?」
刀を中段に構える
ラウ「行かせないと言っているだろう!!
もらった!」
女王の真後ろにいつの間にか移動したラウ
女王の首めがけて刀を一閃させる
ラウ「がはっ!
…馬鹿…な…」
女王「甘いですわよ…あなたは私を知らなすぎる
それが命取りになりましたわね…」
ラウは下腹を刀に貫かれていた
血が腹から溢れ出す
レイ「ラウーー!」
ハイネ「く…クルーゼさんが…そんな…」
女王の武器は刀一本だけではなかった
右手の小刀でラウの刀を止め
左手に最初から持っていた刀でラウを貫いていた
女王「あははははは」
女王は高笑いをしながら刀をラウから引き抜く
ラウはさらに血を流しながらどうと倒れ込む
ラウ「逃げろ…レイ
…逃げろ…」
女王「少しあなたはお黙りなさい」
ラウの傷を蹴る
ラウ「ぐああぁぁ!」
女王「貴方達、別にお逃げになられてもよろしいですけど…
死にますわよ?
クルーゼさんが」
レイ「ラウ!」
ラウ「逃げ…ろ…
お前達では…かなわない」
女王が再び傷を蹴り上げる
ラウ「ぐおあぁぁ!」
女王「…私が黙りなさいと言ったのが聞こえなかったかしら?
どうなさいます?
今ならまだ助かりますわ」
レイ「やめろおおぉぉ!!」
ハイネ「クルーゼさんを返せ!」
女王「ふふ、そうこなくっちゃ…」
レイ「……」
ハイネ「あ…う…」
女王「お二方とももうおしまいですの?
拍子抜けですわね
そんなに早いと女性を悦ばせる事はできませんわ」
ハイネ「レイ…返事しろ…レイ」
女王「大丈夫ですわよ
まだ死んではおりません
あとから貴方方はゆっくりと解体するのですから…ジュルリ」
ハイネ「ちくしょ…狂ってやが…る…」
女王「クルーゼさえ片づけてしまえばこんなものですのね
…忘れてましたわ、先にこの娘達を解体してあげないとね…」
ルナ「蓬莱山に私を連れてって〜」
ステラ「グラビティブラスト発射ぁー」
女王「よくこんな長時間壊れていられますわね
少し耳障りですわ
死 に な さ い」
ヴィーノ(やべー、このままじゃ皆殺されちゃう!
でも俺だけじゃ…
どうしよう!)
女王「どっちから殺ろうかしら?」
ヴィーノ(迷ってる…今ならやれるか?
いや、レイの親父さんまでやられちまったんだ
…でも注意をそらす事くらいは
……メイリン、君の姉さん達を助ける
終わったらすぐに君の後を追う
…だからほんの少しの間でいいから
俺を守ってくれ)
ヴィーノ(壁を…叩く!)
コンコン
女王「ん〜?
誰かいますの?
ニヤニヤ」
ヴィーノ(叩くと同時に死角へ!)
女王「あらあら〜?
いませんわね」
ヴィーノ(よし、俺の負債補正完璧だぜ!
背景になれる力!)
コンコン
女王「やっぱり誰かいるのかしら?
いませんわね」
ヴィーノ(いいぞ俺、まるでステルス迷彩の如し!)
コンコン
女王「私も年かしら…」
ヴィーノ(ばーか!
ノイローゼになるまでやってやるからそのつもりでいろよ!
メイリンの仇だぜ!)
女王「…無駄なあがきですわね」
ヴィーノ「え?(後ろから…)」
女王「ごめんなさいね
なんだか飽きてしまいまして」
277 :
次回へ:2006/02/19(日) 02:28:15 ID:???
女王「その芸のなさに…ね」
ヴィーノ「やっぱ、わかります?」
女王「ええ、正直最初は本当にわかりませんでしたけど」
ヴィーノ「ここまでか…」
女王「さ よ う な ら」
ヴィーノ(やるだけやったんだ、仕方ないさ
メイリン…君の所へ俺は行けるかな?)
ヴィーノは死を確信して目をつぶった
死ぬ時って感覚はあるのかな?などの思案を巡らせながら…
だがしばらく待っても何も起こらない
おそるおそる目を開いてみた
ヴィーノ「あれ?」
シン「よぉヴィーノ
会いたかったぜ!」
目の前には女王と刀の鍔競り合いをしてる友人の姿があった
〜街角〜
シン達は、ルナマリアに思ったよりも早く気付かれたために、全力疾走で逃げていた。
シン「っはぁっはぁ・・・そろそろ・・・速度・・・落とさないか?」
レイ「ああ・・・そろそろ・・・いいだろう。」
そろそろ安全と判断したため、三人は揃って速度を落とした。
ヴィ「あー、やっと楽になったー。んで、この後はどうするんだったっけ?」
シン「オイオイ、何度も確認しただろー。・・・えっと・・・レイ、何だったっけ?」
それを聞いたレイは、少々呆れながらも説明を始めた。
レイ「この後は、ルナマリアの追跡を避けながら、俺の家を目指す。
途中でマユにさえ出会わなければ、あまり苦労せずに作戦は終了だ。出会ってしまった時は最悪誰かが犠牲になるしかないな。 しかし、そうならないために様々な突破方を話し合っただろう?」
シン「そうだったな。突破方は完璧に覚えてるから安心してくれ!」
ヴィ「俺も突破方は完璧だ!マユでもルナでも何時でも来い!って感じだな。」
シン「来なくていい!来たら困るっての!」
??「誰が来たら困るって?」
シン「だからマユかルナが・・・って!?」
あまりに突然の事で、シンは他の二人より一呼吸遅れて振り向いた。
シン「げっ、マユか!」
マユ「『げっ』とは失礼ね。私はそんな態度を取られる様な事はしてない筈だけど?」
シン「良くそんな事が言えるな、アンタは!」
マユ「何処かで聞いた様な台詞なんだけど・・・まあ、そんな事はどうでもいいわ。
お兄ちゃん!おとなしく私のチョコを受け取りなさい!!」
ヴィ「うわ、どうする?いきなりマズい状況になってるぞ。」
レイ「よし、ここは作戦Mだ!シン、頼んだぞ!」
作戦名を告げられて、シンは怯えた表情をしながら、即座にマユの後方を指差して叫んでだ。
シン「うわっ、もうルナがこんな所まで来てる!」
マユ「何だってえぇぇェェ!?アホ毛め、させるかっ!!」
思いっきり振り返りながら身構えたマユ。しかし、そこにルナマリアの姿は無く、
慌ててシン達が居た方に振り返るが、すでにそこにシン達の姿は無かった。
マユ「は・・・謀ったわねお兄ちゃん!」
古典的な手に引っかかり、悔しがっていたマユ。しかし、その時後ろから、耳慣れた声がした。
??「あら、マユじゃない?こんな所で何悔しがってるの?」
後ろから話しかけて来たのは、ルナマリアだった。マユは、ルナマリアに先程の事を話した。
それを聞いてルナマリアは言った。
ルナ「話からすると、どうやら今年は、相当たくさんの作戦を考えているようね・・・。
ここは一つ、一時休戦して協力しない?今日の目的はチョコを渡すだけだし、無駄に争ってもしょうがないわ。」
マユ「そうね・・・向こうにも協力者がいるし、その話に乗るわ!」
こうしてここに、最恐の同盟が組まれる事となった。
〜少し離れた街角〜
ヴィ「いや〜、それにしても決まったな!作戦M。」
シン「ホントホント。あんなに簡単に引っかかるとは思わなかったよ。そういえば、
昨日からずっと気になってたんだけど、作戦Mって一体何の略なんだ?レイ。」
レイ「作戦Mはな、実は『昔からよくある作戦』の略だ。無駄に長いから省略して、なおかつ相手に、
さらに多くの作戦が有ると思わせる、心理的効果もプラスさせるためこの様な名前にしたのだが・・・。」
シン「そうだったのか(レイのネーミングセンスちょっと変わってるな・・・。)」
ヴィ「へぇ、そんなに深い意味があったのか〜。(レイってネーミングセンス変だな・・・。)」
レイについての意外な事実を知り、二人はしばらく何とも言えない表情をしていた。
〜レイの家近く〜
用心して遠回りをして、目的のレイの家近くまで来たシン達。
シン「後少しでレイの家に着くな。これでやっと安心出来るよ。」
レイ「まだ気を抜くなシン。敵はかなり手強い・・・もしかしたら、すでに待ち伏せ去れている可能性もある。」
ヴィ「でも、ちょっと用心し過ぎじゃないか?まぁ、あの二人が化物だってんなら話も変わって来るけどな。」
シン「言えてるな。毎年の経験からすると、もう大丈夫だと思うけど。
・・・それにしても、プッ・・・化物と比べるなって、プハッ・・・は、腹いてー。」
レイ「二人とも少し笑い過ぎたぞ。さすがにそれは化物に失れ・・・では無かった。あの二人に失礼だぞ!」
ヴィ「珍しいな、レイが言い間違えるなんて。もしかして間違えたんじゃ無くて、結構本気で思ってたり?」
三人は、安全が約束された場所が近付いて、少し気が緩んでいた。その時だった。
「「誰と誰が化物だって!?」」
シン「なっ!?この声は!?ホントに先回りしてるなんて・・・。」
ヴィ「やっぱり化物だ!!」
ルナ「このうら若き純粋な乙女に向かって化物は無いでしょ、化物は!」
シン「(自分で純粋な乙女とか言うなよ。)」
マユ「アホ毛が化物かどうかはどーでも良いとして。少なくともアタシは化物じゃ無いっ!」
ヴィ「(お前もそういう事言うか。)」
レイの予想通り、待ち伏せされていたが、シン達は気が緩んでいたため対応に遅れた。
シン「どうする?二人同時は結構キツいぞ!」
レイ「やむを得んな・・・ここはアレをやるぞ!それと、もうバレてしまっては家に避難するのは無理だ。
目的地を別の場所に変えるぞ。」
シン「アレか!」
ヴィ「アレ、やるのか!」
何やらやってきそうだったので、身構えるルナマリアとマユ。
ルナ「『アレ』って一体・・・。(まさか、攻撃して来ないわよね?)」
マユ「来るわよアホ毛!(お兄ちゃんの事だから、攻撃はして来ないと思うけど・・・。)」
準備が整ったのか、三人が縦に並び、レイが掛合図をする。
レイ「行くぞ。」
三人「「「ジェットストリームアタック!」」」
そう言いながら三人は、ルナマリアとマユに突進して行った。ルナ「(えっ、ウソッ!?アタックって!?)」
マユ「(今、アタックって聞こえた様な・・・。)」
なおも向かっていくシン達。そして、先頭のレイが拳を振り上げ、それがルナマリアとマユの顔に向かって振り下ろされる。
ルナ「キャーッ!」
マユ「イヤー・・・って、あれ、痛くない?」
フェイントと気付き、少しホッとした二人だったが、すぐにシンの拳が眼前に迫り、反射的に再び目を閉じてしまった。
ルナ「しまった、油断した!」
マユ「だけど!」
二人「「(三人目は!!)」」
再び、今度はヴィーノの拳が眼前に迫るが。二人は目を閉じずに、しっかりと見極めて、その拳を掴んだ。
ヴィ「へ?」
ルナ「フッフッフ、つ・か・ま・え・た。」
マユ「逃がさないわよ!」
シン「ヴィーノ!」
シンが振り返った時にはすでにヴィーノは捕まっていた。
ヴィ「俺の事は気にするな、二人とも行ってくれ!」
レイ「シン、こうなる事も事前に予想していた筈だ。ここは仕方が無い、行くぞ!」
シン「くそっ、ヴィーノ・・・ゴメン。」
そう言いながらシンとレイは再び走り去って行った。
時間を置いて覗いて見たら・・・どれも力作だ!
SS職人さん達GJ!!&投下乙!!
>>264 PNアホ毛さんてwwwてか『妹』の方はイイのかwwww
>>270 スティングのモテっぷり&コニールのツンデレっぷりワロスw
>>266 ラウ⇒シャア⇒カロッゾ⇒ベイダー⇒ネオと来て最後がレイからの
ラウマスク。このオチ・・・マジでイイ!b
>>269,
>>271-277 やっぱりラ○ス恐エェwあと、ルナステの中の人ネタもヨカタw
>>278-281 >ルナ「(えっ、ウソッ!?アタックって!?)」
に反応するルナにワロタwww
283ではないが、どれもこれもGJだ!!
こぇええっ!
>>283 気付いてたよ。だれからもツッコミが無かったからスルーしてたんだ。なのに、
・・・時間差ツッコミかよ!...orz
???「若さゆえの過ちだな。」
>>284 dクス
>>278-281 GJ!!
あぁw哀れヴィーノが生贄にwww
そんな彼の明日はどっちだ!!wwww
ヴィーノのためにも逃げ切れw
虚ろな休日
昨夜、あのラジオを聞いたシンは、なぜか落ち着かない気分になった。
休日だというのに、ここまで虚ろな目をしている少年は珍しいだろう。
そのとき、恐怖とも言えようインターホンが鳴った。
慌てて玄関のドアを開けると、そこには気合の入った服でルナが立っていた。
「シン!旅行いこう!もう予約してあるから!二人っきりで!」
シンはもう何もかも 悟ったもうな感じでうん、うん、とうなずいた。
しかし、シンの心に中に光が見える。二人っきりならまだましだ!この旅行を楽しもう!
シンの表情がぱぁっとなった。
いつからいたのか、もうすでに着替えたマユがシンの後ろに立っていた。
「残念ね、あほ毛。実は私ももう予約してあるの。あんたと同じ温泉旅館ね。お兄ちゃんの分も予
約してあるから、あんたはメイリンでも連れて行けば?」
シンの心の光が薄くなった。メイリンがいるならまだましだ!そんな甘い考えがシンの心をわずか
に照らす。
さらにいつからいたのか、気合に入った服でルナの後ろにステラが立っていた。
「…えっ、皆同じ旅行いくの?」
その言葉は、シンの心の光を完全に打ち消し、心を漆黒に染めた。
ステラも来るの?わぁーどうしよう…どうしよう♪
ルナは半壊していた。
10時バス停
待ち合わせ時刻ぎりぎりに、ステラとなぜかアウルが来た。
「いやーステラがキャンセル入ったていうんでね…スティ兄いいよっていうから来ちゃいました!」
うそっ?なんであの水色の子が…でも私にはあの人が…キャー♪
メイリンはもうすでに、姉からスキル〔半壊〕を習得したようだった。
ふっ…寝た振りしてラジオ聞いてた私は勝ち組!まずは隣の席確保!
ルナもマユも、ラジオを聞いていないステラも根本的に考えていることは同じだ。
三人は異口同音に言った。
「じゃんけん(ね)(だ)!」
じゃんけんの結果、窓側がステラ、隣にシン。ステラの後ろにルナ、その隣にマユ。あと、全然
違うところに窓側アウル、その隣にメイリンが座っていた。
ルナは、シンの隣になれなかった悔しさと好奇心をこめて、ステラの右耳にふうっと息をかけた。
「ひゃう!」
愛らしいステラの反応に、ルナは禁断の領域に堕落(お)ちて行きそうになった。
マユも、シンの右耳にふうっと息をかけるが反応しない。ステラが腕に抱きついても反応しないし、
紅い瞳もなんだか青い。
シンは虚ろな世界で何を思っているのか、誰もわからなかった。
「なぁ君の名前はなんていうの?」
こちらはアウル&メイリン席。
アウルのいきなりのナンパ?にメイリンはドキッきてしまった。
「メイリンだけど…」
「胸ちっちゃいけど可愛いね!メイリン!」
彼女はそんな言葉にドキカチン←?ときてしまった。
「ふーん。そんなこと言うんだ?」
メイリンはそう言うと、アウルの腕に胸を押し付けるような形で抱きついた。
「ちょ、ちょっとやめろよ…」
「なんで照れるのかな?ん?こんな胸にも照れちゃうのかな?」
いじわるキャラと半壊は、姉ゆずりだろう、きっと。
バスは旅館の前で停止した。
続
なんかシンにとっては
【笑えない温泉宿一泊二日】
って感じなんだろうな
唯一女難を許された者が故の苦悩か‥‥シンイキロ
牙留茄飯
コニ「なんだそれ」
オクレ「今日はバレンタインデー。黒いワカメの人の正体をつきとめるチャンス!」
説明しよう!『黒いワカメの人』とは、スティングにときどきわかめを送ってくれる
ストーカー規制法にひっかかりそうな謎の紳士なのである!
(くわしくは新キャラメインでDESTINY学園開校4 >321〜)
アウル「おい、なんか下駄箱から乾物が飛び出してんだけど」
オクレ「これは鳴海産高級わかめ!それにこの手紙…
紫のバラの、いや黒いワカメの人…!!」
その正体がギルバート・デュランダルだということは誰も知らないのである!(ラウ除く)
ギル「やぁ、ひさしぶりだね。五目焼きそばまん、親子丼まん、それと
激辛担々麺まんを、ひとつずつ・・・・ ・・・おや、なにかなコレは?」
コニ「あ、気にしないでください。(スティングの奴・・・・「置き忘れたようにさりげなく置いて
おけば、きっと持っていくはず」なんて言って、レジ脇に置きやがってぇ)」
ギル「『黒いワカメの人へ いつもありがとう あなたのおちびちゃん』・・・・ふふふ、
誰かへのプレゼントかな?かわいらしい手紙だ。ところで・・・・アレは、なんだい?」
コニ「ああ、あの天井に張り付いてるのは・・・・って、えぇ!?お客さんっ!!」
オクレ「どうした!?? あぁっ、シャニ先輩が天井にー!!」
シャニ「うじゃじゃじゃじゃじゃ・・・・(ガクガクブルブル)」
オクレ「和え物のシラスと目があった?あぁ、ステラもよくそういうのやるんだよな、
頭付きの魚はすごくつらそうに食って。アウルはわざと頭もいでステラに投げるし。
ふたまた大根買ってきたら、『ダメ!大根さんの足きっちゃダメェ!』って。まぁこっそり
切っといて『夜のうちに窓から出ていったぞ』って朝のみそ汁にするんだが」
コニ「そんなお前んちのほのぼの事情はどうでもいい。お、降りてー!」
このメイリンとアウルの出来事ってダメなのか?
漏れはこれくらいならいいと思うのだがww
ラウ「知れば誰もが望むだろう!
女難なぞに遭いたくないとなぁ!」
ユウナ「そんなあなたの勝手な理屈!」
アーサー「へぇ〜アサギちゃん大学生?
メルアド教えてよメルアド!」
アサギ「そんな困ります
ご主人様ぁ」
マユラ「あの仮面の人また来てるよぉ〜」
ジュリ「リストラされてるんじゃないの?」
マユラ「しかも今日の仮面さん
ダース○イダーになってる!」
ジュリ「ご主人様(客)にあーだこーだ言わないの!」
今日も平和なメイド喫茶
ユニウスヘブンからでした
オルガ「オラーおりてこーい。こわくない、こわくない」
シャニ「しらすうざい・・・・くすんくすん」
クロト「静かに食えバーカ」
コニ「・・・・おまえの先輩たちって」
オクレ「正直すまんかった。・・・・あ!黒いワカメの人へのチョコがない!?」
コニ「い、いつのまにー!」
ギル「おぉ、これはおいしそうなショコラ。フ、人助けはしてみるものだな……」
オクレ「よし、計算通りだ。アレには下剤が仕込んである。
腹をこわしてウチに来れなくなった奴が、黒いワカメの人だ!」
コニ「・・・・もともとそう来ない客だったら、わからないんじゃ?」
オクレ「あ」
翌日、黒いワカメの人は
アーサー「ちょっと理事長、まだ入ってるんですか?長いなぁ〜。
あれでしょ、チョコの食べ過ぎ。いいな、理事長はおモテになって〜〜〜」
ギル「ちょっと・・・・、だまって・・・・、くれないか・・・・、ウッ」
ずーっと職員トイレを占領し続けたそうな・・・・・・・・。
>>264 乙! シャニがなんかいいねw
>>296 確かに平和だな・・・。
ダースベイダーに吹いたw
これまた乙!
>>295 誰も表立っていやとは言ってないぞ。
ま、いいんじゃない?
他の職人さんが書いたアウルとメイリンの関係を壊してはいるが、それは
264さんもわかってて敢えてやってるんだと思うし。
気に入らなかったらスルーできる長さだし。
シャニンキタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!!!
PM2:20
フレイ「この後はどうするの?」
スティング「水族館に行くつもりだ」
ヨウラン(また俺の敵が大勢いそうな場所だな・・・)
ルナマリア「水族館って湯丹臼水族館のこと?」
スティング「それ以外の水族館は湯丹臼に無いだろ」
ミーア「やった!私そこで見ておきたい生き物がいるの!」
スティング「まあ、アレは他の水族館じゃあ見られないからな」
シン「アレって何だよ」
スティング「お前な・・・旅行に来るなら事前に観光名所くらい調べとけ。だいたいさっきm」
アウル「はいはいそこまで!さっさと水族館に行こうよ!」
マユ「賛成。お説教は帰ってからでもできるでしょ?」
スティング「わかった。帰りの電車の中でたっぷりと搾ってやるから覚悟しろよ」
シン(勘弁してくれ・・・)
PM2:37 湯丹臼水族館
スティング「ここは各自好きなようにペア組んで行動していいぞ」
ステラ「シン・・・一緒に行く」
マユ「もちろん私も一緒よ!」
ルナマリア「私も連れて行きなさい!」
シン「・・・俺に選択の余地は無いのかよ」
ルナマリア「私達の中から1人を選ぶのはアリよ」
シン「そんなことしたら惨劇が起きるだろ・・・」
マユ「確率は100%ね」
シン「なら4人で行動するしかないじゃないか!(泣)」
ヨウラン「あいつ・・・周りの視線が厳しいだろうな・・・」
ヴィーノ「メ・・・メイリン・・・(ダメだ・・・勇気が足りない・・・)」
ミーア「ねえメイリン、私と一緒に行かない?」
メイリン「いいですよ」
ヴィーノ(先越された・・・orz)
ヨウラン「俺も一緒に行っていいか?」
ミーア「ええ、もちろん」
ヴィーノ(いいなぁヨウラン・・・)
ヨウラン「何やってんだヴィーノ?お前も来いよ」
ヴィーノ「(・∀・)」
フレイ「アウル、一緒に来なさい」
アウル「え〜何で一緒に行かないといけないんだよ〜」
フレイ「私に恥かかせるつもり?」
アウル「なんで1人で水族館周ってたら恥なんだよ?」
フレイ「そういうものなのよ!特に女の子にとっては!」
アウル「ふ〜ん・・・仕方ないな〜付いて行ってあげるよ」
フレイ「コニールはどうするの?私達と一緒に行く?」
コニール「・・・・・・・ああ」
スティング「よし、大体まとまったな・・・俺は1人で行動したほうが楽だしな・・・・・・ん?」
スティングが振り返るとコニールが裾を引っ張っていた。
コニール「おい、あいつらの会話聞いてたろ」
スティング「アウルとフレイのことか?」
コニール「そういうわけだから一緒に行動しろ」
スティング「俺は1人で周っても恥ずかしくないぞ」
コニール「うるさい!見つけた時にこっちが恥ずかしくなるんだから一緒に来い!」
スティング「仕方ない・・・一緒に行ってやるよ」
ガッ! コニールがスティングの脛を蹴飛ばした。
スティング「ぐおっ!・・・なんで蹴ったんだ・・・」
コニール「『仕方ない』ってどういうことだ!素直に喜べ!」
スティング「お前が言うなよ・・・」
シンのグループは・・・
マユ「へ〜・・・かなり大規模な水族館なだけあってさすがね」
ルナマリア「シン?何考え込んでるの?」
シン「いや・・・こんな感じで水中用MSの展示場があったらすごいなーと思ってさ」
マユ(やっぱりお兄ちゃんはどこまでもガノタなのね・・・)
ステラ「お魚いっぱい・・・すごい・・・」
ルナマリア「ステラって水族館初めてなの?」
ステラ「水族館・・・初めて来た」
マユ「初めて来た感想は?」
ステラ「いろんなお魚いて楽しい・・・あとシンたち一緒だからすごく嬉しい」
ルナマリア「え?私とマユが一緒で嬉しいの?」
ステラ「うん!シンもルナもマユもみんな好き!」
マユ(うはっ!いい笑顔してる!大抵の男と女はこれで堕ちるわ・・・ステラ・・・なんて恐ろしい娘!)
ルナマリア(くう〜〜っ!可愛いヤツめ…人がいなければこの場で押し倒してあんなことやこんなことを…ってまた何考えてるの私!)
シン「ルナ?どうした?」
マユ「ほっといてあげなよ・・・いつもの症状だから」
シン「?」
ルナマリアが妄想過多だった。
ヨウランのグループは・・・
メイリン「うわーすご〜い!あっ、この魚かわいい〜」
ヴィーノ「メ・・・メイリンのほうが・・・圧t的にかwいiy(これで噛んだの何度目だよ・・・orz)」
ヨウラン「『二度あることは三度ある』か・・・」
ミーア「あ、メールきた・・・・・・フレイが呼んでるから私行くね」
ヨウラン「お、メールが・・・・・・シンが呼んでるから俺も行くぞ」
ミーアとヨウランはその場を離れた。
メイリン「・・・2人きりになっちゃったね」
ヴィーノ「!!・・・あ・・・そ・・・そうみたいだ・・・(ラッキー!)」
少し離れた場所で・・・
ミーア「とりあえずこの距離で様子を見ましょ」
ヨウラン「荒療治かもしれんがこうでもしないとアイツはメイリンに気の利いたセリフの1つも言えないままになるからな・・・」
ミーア「あれ?でもヨウランって自称『カップル仕置き人』じゃなかった?」
ヨウラン「君は勘違いをしているな」
ミーア「勘違い?(なんか口調が理事長風ね)」
ヨウラン「『カップル仕置き人』はカップルになることを妨害する人のことではない。カップルがイチャつくのを妨害する人のことだ」
ミーア「つまりイチャつかないカップルは許可ってこと?」
ヨウラン「その通りだ。しかしそんなカップルは少数派でね・・・困ったものだよ」
ミーア(困るのはアンタだけだって・・・)
ヨウランが『カップル仕置き人』について語っていた。
アウルのグループは・・・
フレイ「きれいな魚が多いわね〜」
アウル「うまそうなヤツも多いな〜」
コニール「うまそうって発言はやめろ、ここは水族館だ」
スティング(おっ!秋刀魚だ。あれは塩焼きが王道だな大根おろしも忘れずに用意するべきだ)
秋刀魚の群れが何かを感じとったらしくスティングから遠ざかっていった。
スティング(こんどは鯖か・・・こいつは調理法が多いからいろいろとレシピが作れそうだな)
鯖の群れも何かを感じとったらしくスティングから遠ざかっていった。
スティング(鰯の群れだ・・・鰯はつみれ汁がいいな・・・つみれは鰯を細かくたたいて臭み消しにネギ、ショウガ、味噌を合わせる
そして節約兼ボリュームUPのために水切りした豆腐を入れてつなぎの小麦粉も投入し、よく練り混ぜる。
次にだし汁、塩、酒を鍋に入れて中火にかけ、煮立ったらアクを除き、弱火にして7-8分煮る。
そしてつみれを一口大に軽く丸めて入れ、静かに鍋に落とし入れ、弱火で7-8分煮る。他の具材はお好みで・・・
待てよ、季節の青魚のつみれ汁ってのをやってみたらイイ線いくんじゃないか?青魚はDHAを豊富に含んでて脳にいいって
言うしな。よし、今度提案してみるか)
青魚という青魚が何かを感じとったらしくスティングから遠ざかっていった。
コニール「・・・・・・お前何考えてんだ?魚がどんどん遠ざかってるぞ」
スティング「いや、青魚を使ったレシピを考えてるんだが」
コニール「やめろ、アウルにも言ったがここは水族館。魚を見る場所だ」
スティング「わかってはいるんだが、これだけ魚がいるとついレシピを考えたくなるんだよ」
コニール「割り切れよ、でないと怒るぞ」
スティング「・・・了解(あいつのモノマネか?)」
スティングの料理人魂が魚を脅かしていた。
1時間半後・・・
シン「ここが最後の場所みたいだ」
メイリン「あ!お姉ちゃ〜ん!」
ステラ「メイリン来た・・・あとヴィーノも」
ルナマリア「どうしたのヴィーノ?ずいぶん老け込んだ顔してるけど・・・」
マユ「おおかた2人きりになってガチガチになってたんでしょ」
ヴィーノ「・・・・・・・・・EXACTLY(その通りでございます)」
ステラ「ミーアきた!あと黒いの」
ヨウラン「ここが最後だな(ヴィーノのやつ結局最後までダメダメだったな・・・つーか黒いのって・・・orz)」
ミーア「やっと本命の場所ね」
マユ「あ、残りの人も来たみたい」
アウル「さて、最後は何がいるのやら」
フレイ「ここね、アレがいる場所って」
スティング「ずいぶんデカイ場所だな・・・」
コニール「何があるんだ?」
ミーア「来たわよ!!」
ミーアが指した方向に全員向いた。
シン「・・・・・・すごい」
ルナマリア「鯨?でもあれって・・・」
マユ「なんであんなものが鯨に?」
メイリン「きれい・・・」
ヴィーノ「メイリン・・・君のほうがきれいだよ(やった!噛まずに言えた!)」
メイリン「・・・・・・(ヴィーノのセリフに気づいてない)」
ヴィーノ「・・・・・・orz」
ヨウラン「不思議な光景だ・・・(ヴィーノ・・・どこまでも不憫なやつだ・・・)」
アウル「これホントに鯨なのか?」
フレイ「幻想的ね・・・」
スティング「こいつはスゲェ・・・」
コニール「・・・・・・本物か?あれって」
ミーア「これよ、これが見たかったの」
ステラ「鯨に・・・羽?」
ステラのセリフはたとえではない。本当に鯨に羽が生えているのだ。
ミーア「羽クジラ・・・ほとんどのことが謎につつまれている生き物よ」
フレイ「一説によると宇宙から来た生き物じゃないかって言われてるの」
アウル「宇宙〜?そんなわけないじゃん」
フレイ「あくまで一説よ」
ミーア「でもそういうのってロマンがあるじゃない」
アウル「ロマンねぇ・・・」
スティング「でかいな・・・刺身にしたら何人分だ?」
ゴッ!コニールがスティングの股間を蹴った。
スティング「ぐあっ!・・・な・・・なんで蹴った・・・」
コニール「そういうのをロマンがないって言うんだ!少しは空気読め!」
スティング「お前でもロマンとかそういうの気にするんだな・・・」
ガスッ!コニールはさらに肘で鳩尾を攻撃した。
コニール「『お前でも』ってなんだ!」
スティング「こ・・・これ以上攻撃すんな・・・マジで倒れる・・・」
ヨウラン「かなり攻撃的な青春だね〜」オオオオオオ…
メイリン「あれって青春なの?(なんかヨウランから殺気が・・・)」
シン「・・・デカイな・・・アッガイなんかより小さいのが信じられない・・・」
ルナマリア(ガノタはどこまでもガノタか・・・)
ステラ「これ・・・飛ぶの?」
マユ「たぶん羽じゃなくて大きなヒレだから飛べないと思う」
ヴィーノ「モ●スターハンターのガノト●スみたいなヤツか」
ステラ「・・・残念」
ミーア「でも噂じゃ飛んでるのを見た人がいるみたいよ」
ヨウラン「あくまで噂だろ?」
ステラ「噂・・・信じる・・・」
アウル「ありえないって・・・」
フレイ「別にいいんじゃない?考え方は人それぞれでしょ」
メイリン「私もその噂信じる方かな」
ヴィーノ「も・・・もちろん俺も信じるよ」
ルナマリア「うーん・・・私は信じないほうね・・・」
シン「どーでもいい事話してないでさっさと行こうよ」
この発言で場がしらけたのは言うまでもない。冷たい視線がシンに降り注ぐ。
ヨウラン「お前・・・少しは場の空気読めよ・・・」
コニール「最低の発言だな」
メイリン「もうちょっと回りに気を使おうよ」
ヴィーノ「メイリンの言う通りだ」
フレイ「そのセリフ・・・さすがに引くわよ・・・」
アウル「今の発言に謝罪と賠(ry」
マユ「弁護は不可能ね」
ミーア「見損なったわ」
ルナマリア「言っていいことと悪いことの区別くらいしなさい」
ステラ「シン・・・ひどい・・・」
スティング「とりあえず謝れ」
シン「ご・・・ごめんなさい・・・(そんなに悪いこと言ったのか俺・・・)」
続く
>>301-306 相変わらず、笑わせられ、萌えさせられ
しみじみさせられ・・・。クオリティ高いなあ。
逃げいく魚、めっちゃワラタ。
超GJ!!
う〜ん、ヴィーノのへたれとコニたんのツンが絶妙なハーモニーw
シンに空気読めてない大賞授与
最後の最後に空気読んだスティングワロスwww
シン「うわぁー、アッガイだ!アッガイがいるー!」
マユ「あぁん、休日に買い物中、街中で突如あらわれた風船くばるアッガイに夢中になる
おにいちゃんカワイイ!でもダメよ、あのアッガイの着ぐるみ、中身はバイト中の
オクレ兄さんに決まってるわ!そしてオチもまるっとお見通し!」
BLルートオクレ兄さん編へのフラグ、これ以上立てさせるわけにはいかないわ!
スティ「オクレ兄さんって言うな!」
マユ「あ・・・・・あら?うしろから御登場、ということはあのアッガイは?」
シン「あっが〜〜い、あっが〜〜い。きゃっきゃ」
アッガイ「・・・・・・・・・・」
マユ「こ、こいつぁとんでもないライバルが出現したもんだわ・・・・!!」
>>301-306 職人さん、ネタ投下乙!
今回、羽鯨の設定を巧く活かしてるトコロが・・・凄GJ!!だとオモタ。
この調子で続きも期待w
シン「エヘヘ。また今日も来ました!」
アッガイ「・・・・・・・・・・」
ルナ「なにあれ」
マユ「浮かれてるバカのふり・・・じゃない。おにいちゃん、真剣な目してる」
ルナ「これは・・・重症ってことね・・・」
シン「わぁい、アッガイに風船もらったぁ」
ステラ「ステラも、ステラもほしい」
アッガイ「・・・・・・・・・・」
シン「風船、もらったどーーーー(*´∀`*)」
ステラ「もらっちゃったぁ。もらっちゃったぁ(*´∀`*)」
マユ「あああぁぁぁカワイィィ保存保存保存パシャパシャパシャ(ケータイで撮りまくり)
・・・・・・ハッ、アホ毛がいない?!」
ルナ「あたしも風船ー(*´∀`*)」
マユ「アホ毛エエェェェェ!正気に戻れええぇぇえーッ!」
このように毎日高校生にひっつかれていては仕事にならず、アッガイの中の人は
クビを宣告されてしまった。なにせシンがアッガイを独占しようと、客を追い払う。
中の人「なら・・・(次のバイトを)探すしかないじゃないか・・・」
さいきん問題を起こした父のせいでわりと肩身の狭い生活を送る青年は、こうして姿を消した。
牙留茄飯──
シン「・・・・・・(テーブルに突っ伏して放心)」
ルナ「(おもむろにテーブルに乗る)・・・・・ピト」
マユ「さりげなく膝枕しようとしてんじゃない!」
ステラ「くまさん、いなくなっちゃったね・・・・・」
ルナ「あれはクマじゃないわよ、ステラ・・・・・」
牙留茄飯・厨房──
コニール「(どきどきどき)」
スティ「バアッガイの着ぐるみ着て、なにやってんだ」
コニール「!!!!!!!!!!!!
べっべつにシンを慰めようとか、そういうつもりじゃないぞ!!!!」
スティ「はいはいわかったわかった(頭をぽふぽふ)」
おわり
>>312 これは・・・これは破壊力高ぇ――――――――っ!!
ツンデレ万歳!! GJ!!
旅館の影で、怪しげな三人が一同を見ていた。
「あんのヤロォ!メイリンにてぇ出しやがってぇ!」
「カップル仕置き人の出番だな。」
「シンに仕置きしちゃ可愛そうだろ」
「ちげーよ。あんなのに俺の仕置きと来たら、シンが廃人になっちまう。」
「ステラ…あとで行くからな…」
一同は女将に連れられて廊下を歩いていた。
「部屋の割り当ては…203号室がステラとアウル、202号室がアホ毛とメイリン、201号室が私と
お兄ちゃんね。」
そんな部屋の割り当てに、ルナが口を挟んだ。
「なーんであんたとシンが相部屋なのよ!」
「当たり前でしょ!シンは私の連れってことになってんだから!」
「そんなの不公平よ!」
「…じゃんけん…」
結局、じゃんけんで決めることになった。
…
シンかステラ… シンかステラ…
シンと…一緒…
お兄ちゃんかステラ… お兄ちゃんかステラ…
誰でもいいな…
誰でもいいや…
それぞれの思惑が絡み合い、運命のじゃんけんが始まった。
じゃんけんの結果、203号室ルナとステラ、202号室、マユとアウル 201号室、シンとメイリンと
なった。
シンの瞳に光が戻った。
キタ…キタァァァァァァ!相部屋というと二人っきり!邪魔する者、物、視線いっさい無し!
「どうした?ルナ?」
「ほぇ?」
シンが声をかけると、ルナは正気に戻った。
「お姉ちゃん…ハァ…」
メイリンには我が姉の考えていることがわかったとか。
とりあえず皆は自分の割り当たった部屋に荷物を置き、温泉に入ろうということになった。
女湯
大きな露天風呂は、寒い外気により、湯気が霧のようになっていた。
「わーおっきい!」
「ウェーイ!ホントおっきい!」
「あんたらの胸もね…ブツブツ…」
「誰もいない!貸切だね!」
四人は飛び込んだりして、とにかく騒がしく湯に浸かった。湯に浸かったあとは案外静かに
なったりした。
「あー気持いい…」
ルナはタオルを頭の上に置き、完全にオヤジ状態だ。
そんな我が姉にすかさずつっこみを入れるのが妹というものだが。
「あー気持いい…」
その妹、メイリンも同じような状態であった。流石は姉妹といったところか。
「うぇ!?」
すると、ルナがステラに抱きつき、ほっぺたすりすりという技?をかました。
「お姉ちゃん…」
最近メイリンは、我が姉に呆れっぱなしだ。
男湯
男湯には、シンとアウルと、先客がいた。
その先客とは先刻の三人、すなわちヨウラン、ヴィーノ、ハイネだ。
その三人というと全員、防水加工霧透通し遠距離映写ズーム式デジタルカメラを持っていた。
ヨウランは男湯と女湯を分ける壁に向かってなんか言っている。
「この壁が…この壁が俺達の夢を…」
「妄想だけで十分さ。メイリン…ハァハァ」
「ステラ…ハァハァ」
ヴィーノとハイネに関してはもうダメダメだ。
なんだか落ち込んでいる三人に対して、アウルが言った。
「そのデジカメ、貸してみろよ。」
ハイネがそのデジカメを貸すと。アウルが夢を阻む壁に向かって走り出した。
「俺が皆の夢を飛び越える!こんな岩に負けてたまるかぁ!」
岩のわずかな亀裂に手を入れ、それによって登っていく。頂上に達すと、パシャパシャと5枚くら
い撮ってみせた。
「次!メイリンでOK?」
アウルはこうして、皆のリクエストに答え、写真を撮っていったのであった。
傍から見ていたシンは、マユは妹だからいいとして、なんとなく二人が撮ら
れているのに怒りを感じた。
続
>>312 アガーイになろうと着ぐるみに袖を通すコニたんを想像して萌えました
てかステラ、くまさんだと思ってたのかよw
シン、ヨウラン、ヴィーノの3人で牙留茄飯に入る。
コニ「いらっしゃーい!て、あ、シン!!」
シン「毎回それか。いい加減傷つくんだが」
コニ「悪い悪い。あれ?いつもの女たちは?」
シン「なんかメイリンも入れた4人で何か食べに行った。決着をつけよう、とか言って。
あと、レイは理事長と買い物。今日ウチ両親がいないからここにきたんだ。」
オクレ「そういやそんなこといってたな」
コニ父「よお、シンちゃん。食ってくのかい?なら腹いっぱい食っていきな」
シン「ういっす」
ヨウラン「お前ら、俺たちを華麗にスルーすんなよ」
ヴィーノ「そうだよ、おじさんまで」
と、そこにミーア、フレイ、アウル、ニコル、ミゲル、ハイネ、常夏の3人が入ってきた。
シン「みんな?どうしたの、こんなとこで?」
コニ「こんなとこで悪かったな」
ミーア「さっきみんなを連れたフレイと出会ったから少しお話してたら…」
フレイ「コイツらと出会ったのよ」
とミゲルとハイネを指差す。
フレイ「ご飯食べに行こうって言うから、じゃあ全員分コイツらの奢りねって事になって」
ミゲル「フレイだけ誘ったつもりだけど、みんなで食べるのも悪くないかと思ってさ」
ハイネ「払うの俺だけどな。歩いてたらシン達見つけたから、まあここでもいいかって事になったワケよ」
オクレ「ここでもいいかって言われるような店で悪かったな」
ハイネ「怒るなよ、言葉のあやだって。何ならお前らも混ざれよ。俺臨時収入入ったから結構無理できるんだ」
オクレ「気持ちは嬉しいが、バイト中…」
コニ父「ああ、こっちは構わないから楽しみな。コニール、お前も」
コニ「いいのかよ?」
コニ父「いいんだよ」
ミゲル「よっしゃ決定!!ただ今より
『第1回チキチキ!連合VSザフト大宴会IN牙留茄飯〜ここで会えたのもきっと運命〜(ポロリもあるよ)』を開始するッッッ!!!」
ハイネ「何でお前が仕切ってるんだよ」
シン「楽しそうだけど、大丈夫かな?」
オクレ「いいじゃねーか。お前もたまには…つってもいつもやってるけど、馬鹿をやれよ、馬鹿をさ!」
シン「一言よけいだっつの」
>>317 題名はベタだけど、「牙留茄飯で宴会」で。
あと
>>312、超絶GJ。コニール最高。
ジエッジ読んだから破壊力が2倍」ですばい。
ちょっと見てない間にネタが一杯きてた
しかもクオリティたけー
一つ一つにレスできなくてすまん、凄い量になるので
どれも面白かったっす!
(
>>223-225の続き)
シン(うわー、この格好で出るの初めてだ)
以前からあたためていた計画。屋外での撮影。
羞恥心と罪悪感は少しある。この胸の高鳴りに嘘はつけない。
ゆびさきカフェラッテ 2
「えーい、迷うな。シン・アスカ、野外撮影、行きます!」
学校から帰り、俺はその計画を実行に移す事にした。
化粧はいつもどおり。服は、ちょっと以前に買った今風のものと俺個人のものの組み合わせ。ショルダーバッグを提げ、手には機材を入れた箱。
準備完了。
背中の中ほどまである長い髪をなびかせ、俺(ってか「あたし」か?)は颯爽と街へと繰り出す。
通りすがり「おい、すげーいい女。声掛けちゃおーか」
シン(ひぇっ!?)
【続き】
結局どこで撮るかなんて決めないで出てしまった事に俺は少しだけ後悔しながら、土手を歩いていた。
????「それは、どっちかって言うとお味噌が少ないからじゃないかな?」
??「へぇー、じゃあもうちょっと入れてみようかな」
身近で聞く声が、耳に入る。後ろを見てみると、マユとメイリンが隣り合って歩いていた。
シン(これまた、珍しい組み合わせだな)
少し聞き耳を立ててみると、どうも料理の話らしい。メイリンがマユに教えているようだった。
メイリン「マユちゃん、要領いいからなあ、小学生でそこまで料理できるなんて、いないよ、全然」
マユ「ううん、まだまだだよ〜」
マユは後ろ向きで歩いている。相手の顔(表情)を読みながら話すのだ。
そんな歩き方をして転ぶ事が何度かあったが、マユは一向にやめようとしない。曰く、「まだ横から見ても分からないから」だそうだ。
俺はまた転ぶんじゃないかと、内心ひやひやしながら、歩いていた。そしてしばらくすると、
マユ「んう? きゃう!」
ほら転んだ。多分進行方向を向こうとして足が縺れたのだ。膝に赤い痕が滲んでいる。
メイリン「ちょっ、大丈夫、マユちゃん!?」
マユ「あははは、平気平気」
シン「(……)ちょっとこっち来なさい」
マユ「わっ、ちょっ、え……? メイリンさん……」
メイリン「え、あ、あのっ?」
【続き】
俺は思わず、マユの腕を引っ張って、公園にまで連れて行ってしまっていた。そして公園の水呑場で、マユの膝に付いた傷を洗う。
シン「あー、もう傷痕残っちゃいそう」
マユ「これぐらい平気なのに…」
シン「ダメだよ。せっかく綺麗な足してるのにこんな傷つくっちゃ。勿体無いよ」
マユ「……ってゆーか、失礼ですけどどちら様ですか?」
シン「う」
マユ「なんか、ちょっと記憶に無くて……、会った事ありましたっけ?」
シン「と、とにかく、女の子なんだから自分の身体もっと大事にしなくちゃ。あんな歩き方してれば、いつどんな所で転ぶかわかったもんじゃないし」
ショルダーバッグを漁る。あいにく絆創膏が無かったので、俺はハンカチを患部に当てた。
シン「はい、できた。帰ってからちゃんと消毒しないとだめだぞ」言って、俺はそそくさと退散する…
マユ「あ、あの、ハンカチ洗って返しますから…」しかし呼び止められた。
シン「いいよ。あげるわ」
マユ「え……、あ、だったらせめて名前ぐらい教えて」
シン「名前? うん。名前は……」
????「マユちゃーん!」
どこからとも無く声が聞こえる。俺たちはその方向を向いた。赤いツインテイルが揺れている。
マユ「んう? あ、メイリンさん!」
メイリン「はぁ、はぁ、よかったー、探したよー」
マユ「ごめんねー、この人が手当てしてくれて」
メイリン「この人? ……」
あ、警戒してる警戒してる。
付き合いの長い俺だから分かるけど、生来の童顔(失礼)の所為か、あまり警戒しているようには見えない。これなら猫の方が迫力がある。
メイリン「どこかで見た事あるけど……、どちら様ですか?」
シン「どこかで見た事……? もしかして、商店街の写真屋のディスプレイ、見た事あるでしょ」
話をはぐらかすためではあるが、俺はそう言った。
メイリン「え? あ、あーっ!」
そして見事に、彼女はその話に乗ってくれる。他方マユは何がなんだか分からずきょとんとしていた。
メイリン「ちょっと訊いていいですか? ……何カップあります?」
あまりにも的外れな質問に、俺は思わず素で返す所だった。とはいえ、苦笑してから俺は返す。
シン「うーん、B、かな」
メイリン「B……」
その表情がなんとも嬉しそうだ。恐らく、あの時(
>>225)いた2人の余裕綽々っぷりに、少なくないダメージを受けたのだろうと推測できた。
シン「あ、それはそうと、いきなり拉致っちゃってごめんね。あなたみたいに可愛い子が怪我してると、つい構っちゃいたくなるんだ」
俺はマユを向き、笑った。そのマユは、見るからに緊張する。
マユ「あ、いえいえっ、ダイジョブですよ」
【続き】
シン「それじゃああたしはもう行くけど、気をつけて歩きなね、マユちゃん。メイリンちゃんも」
メイリン「え? あ、はい。あれ? 名前、知ってる……?」
シン「お互いに、呼んでたでしょ?」
メイリン「あ、なるほど」
シン「そういう事。それじゃあね」
マユ「あ、あのっ、名前……」
シン「えっと……、ああ、あたしの名前ね。シェナよ」
マユ「シェナさん……」
シン「じゃーね」
マユ「あ……。ありがとう」
俺は手を振って、それに応えた。
【続く…かも】
どうやら、バレずに済んだようだ。しかし、自分でも面白いくらいに適当な名前だったな。
Shinn を女っぽい名前に変えた Shenna(「シェンナ」ではない)で「シェナ」か――。
まったく、安直もいい所だ。
シン「それにしてもマユもメイリンも、『どちら様ですか』だって。はは、おっかし――」
結局、急いで――それこそマユよりも先に――俺は帰宅した。そういえば結局、撮影は出来なかった。少し後悔。日を改めて出直そう。
マユが帰ってきて、左ひざに巻いてあるハンカチの事を指摘したら、「何でもない」という返事と、少し幸せそうな表情が返ってきた。
シン「大方、あの歩き方しててコケたんだろ。だから危ないって言ったんだ。もうやめろよ?」
実際にその場にいた事がバレない様に、推測したみたいに言う。それと今後のために、俺は少し語調を強めた。
マユ「ん、気をつけるね」
お、珍しく素直な返事だ。もしかして女装した時の一言が効いたのかな? なんてありえない事を思いつつ、俺は晩飯のメニューを考えていた。
はい、続きです。
妄想が止まらない。誰か助けてww
シンオカマだwワロス
うはーシンキモスw
旅館の売店では、浴衣姿のステラがストラップなど手にとって選んでいた。
そこに、同じく浴衣姿のアウルがやって来た。
「ステラ、そんなのが欲しいのか?」
ステラは振り向いて、にっこり微笑んで言った。
「あのね…スティングに、いつもありがとーって!」
「そうそう、さっきバカから収穫が入ったんだ。高級な菓子でも買ってやろうぜ!」
「うん!」
アウルもスティングにお土産を買うことにした。
「さてと、アレ?」
「どうした?ヨウラン?」
「メモリーが…消されてる…」
「なんだと!あの野郎!あいつは男の味方だと思ってたのによ!」
「あんの野郎…報酬タダ取りしやがって…」
例のバカ三人の夜のおかずは、おあずけとなった。
夕食の時間201号室
「メイリン…君と同じ部屋になれてよかった…」
シンはじゃんけんに一番で勝った。そのとき、すかさずメイリンを選んだのだった。
「俺の愚痴…聞いてくれ…」
食事をしながらも、シンの愚痴は長々と続いた。
食事も食べ終わり、旅館の人が下げに来たというのに、愚痴はなだ続いた。
「ぐすっ…俺は物じゃないんだよぅ…いや、嫌いじゃないんだけどさ…三人のことは…でもいいか
げん景品とかにすんのやめてくれよ…」
「大変だね…」
メイリンはシンの愚痴を優しく受け止めた。
食後202号室
「ねぇ、なんか話そうよ」
「言っておくが、僕は年上が好みなんだ。」
「ふーん、じゃあ、私はガキだっていうんだ。」
マユは口を膨らませて文句を言った。
すると、アウルがバッグの中からキャンディーを取り出した。
「ほら!これやるから怒るなって!」
マユはにっこりして、
「わーい♪ってアホかぁ!バカにすんな!」
「漫才は好きだぞ、見るのもやるのも。」
アウルはへらへら笑っていた。
続
>>331 漫才やるんかww
つかシンめ、メイリン捕まえといて愚痴ばっか言ってやがるww
いい加減にしてくれ…
334 :
333:2006/02/20(月) 17:25:20 ID:???
誤爆
注)以下のSSは、『冬休み温泉編in水族館』 に触発された自分が
勝手にかいたものです。『冬休み温泉編in水族館』の作者さんが書いたものでは
ありません
水族館を出た後、メイリンは冬の寒気に軽く身を震わせた。ふっと吐いた息が、
白く染まる。冬晴れの一日であったとはいえ、午後の4時過ぎともなれば、日も夕陽に
変わり大分肌寒くなってきていた。
もう少し厚着でくれば良かった、メイリンがそう思った時。
「メイリン、寒いの? 風邪引くといけないからコレ、使ってよ」
目の前に差し出された白いマフラー。手の先にはヴィーノの顔があった。
「え・・・でも」
「俺は全然寒くないから」
普通、男の子にこんなことされたら、自分に気があるのではないかと疑うものだ。
メイリンはチラリとヴィーノの顔を伺う。だが、ヴィーノはいつも通り無邪気な笑顔
を浮かべていた。
(もぅ・・・また、変な誤解するとこだった・・・)
ヴィーノはみんなに優しいだけ。別に自分だけ特別なんてことはない・・・。
そう思いながら、メイリンはマフラーを受け取り、首にまきつけた。
「・・じゃあ、借りるね。暖かい・・・ありがとう」
「いいっていって」
屈託のないヴィーノの声。
(男とか女とか・・・すぐそういう風に考えちゃうの、よくないよね)
自分の悪い癖だと思う。ルナマリアに言わせると、アンタは恋に恋しすぎ、だそうだ。
まあ、ルナマリアは恋しすぎという気がするのだが。
「どしたの?」
「別に、何でも。・・・にしても凄かったよねぇ、あの鯨」
「うん、すっげえ綺麗だった」
「羽が神秘的っていうかぁ」
「羽もそうだけど、俺はあの目がさ。鯨の目って───」
他愛のない会話。
けれど、メイリンは少しホッとしていた。さっき水族館で二人っきりになった時は
あんまり上手く会話が弾まなかったからだ。ヴィーノは、何かを言おうとしてやめたり、
自分も何か意識してしまって、それに聞き返したりできなくて・・・。
けど、今はこんな風にちゃんと話せる。
(友達だよね・・・友達・・・)
気楽に話せるのが一番。
楽しそうに話すヴィーノの横顔を見ながら、メイリンは『友達』と思った瞬間、心を
わずかに締め付けた思いを打ち消そうとするように、そう何度も自分に言い聞かせた。
「メイリンはさぁ・・・あの鯨、宇宙から来たって思う?」
ヴィーノの問いかけに、メイリンは少し小首をかしげた。
「信じる・・・かなぁ? ていうか、信じたいかも・・・」
「信じ・・・たい?」
「うん」
「・・・どうして?」
「だってぇ。広い宇宙に、生き物がいるのが地球だけだったら、なんだか寂しいもん」
メイリンはそう言って、ヴィーノを見た。
「寂しい・・・かぁ。うん、分かる分かる」
そういって、ヴィーノはうんうんと頷く。その仕草がなんとなくおかしくて、メイ
リンは口に手を当てて笑った。
「死に至る病ってやつだっけなあ?」
と、いつの間にか近くにいたヨウランが、会話に入ってきた。
「何だよ、それ?」
「『孤独』のこった。人間には孤独ってものに対する根源的な恐怖があるってことじゃ
ねえのかなって」
「・・・つまり?」
イマイチ分からない、という顔をするヴィーノにヨウランは苦笑した。
「人は一人じゃ生きられない、ってこと」
「始めっからそう言ってくれよ、ヨウラン」
「だけど、ホントそうだよねぇ」
そういってメイリンは、チラリとルナマリアの方を見る。
いつも一緒にいて自分を守ってくれたルナマリアが、シンのことばかり気にかける
ようになったのが面白くない、という気持ちが前まであったように思う。
けれど最近は、その気持ちがとても弱くなっている。
(・・・どうしてかなぁ?)
「けどさ」
すぐ近くから聞こえたヴィーノの声。
考え事をしている間に、体がヴィーノのすぐ側に寄ってしまったのだ。側にヴィーノの
顔があって、少しドキっとした。
そんなメイリンの様子に、まったくヴィーノは気づかない。
「誰でもいいってわけじゃないよな。側にいたって意味ない、ってか、いて欲しくない
ヤツだっているわけだし」
「そりゃそうだ。ザラ前理事とかだったら、孤独じゃなくストレスで死ねるな」
ヨウランの言葉に、三人は揃って笑い声を立てた。確かにあのターミネーターで規則
に恐ろしくやかましい、前理事と一緒にいたら、ストレスで死にそうになるだろう。
「そーよねー。けど、ヴィーノ、例えば誰と一緒ならいいの?」
「そりゃ決まってるって」
「え?」
他愛のない会話の中で出た問い。だがメイリンは何故か、その問いに答えようとする
ヴィーノの顔を、息をつめてじっと見つめている自分に気づいた。
そして、唐突にある考えがメイリンの頭に浮かぶ。
ルナマリアがシンのことばかり気にかけるようになっても、自分が前より平気に
なった理由。それは側にいて欲しい人が変わったからではないか、と。
その相手は、もしかしたら────
ヴィーノはメイリンの表情に少し怪訝な顔をしたが、軽く微笑んでメイリンの目を
まっすぐ見た。
「好きな女の子とか」
ヴィーノの口からその言葉が吐き出された瞬間、メイリンの呼吸は一瞬止まった。
頬がやけに熱くなって、ヴィーノの顔を見ていられなくて、顔をそらす。
(え? ちょっ・・・嘘・・・これって・・・)
「あれ? メイリン? ・・どしたの?」
けれど、続いて聞こえてきたヴィーノのいつもと同じ平坦な声が、顔の火照りを冷ま
した。ヴィーノは単に質問に答えただけだ。それをよりにもよって・・・。
────『告白』と勘違いするなんて。
(もぉお・・・また変なこと考えて・・・馬鹿みたい・・・)
メイリンは赤くなった顔を、横にいるヴィーノに気づかれまいと足を速めた。
「な、何でもない。そ、それよりホラ。シン達から遅れちゃってるから、いそご!」
「ええ? 待ってよ、メイリ〜ン!」
慌てて、メイリンを追いかけるヴィーノの後ろ姿を見ながらヨウランはため息をもら
。
(相変わらず無意識にフラグ立てて、フラグに気づかずに通り過ぎるヤツだなあ・・・)
ヨウランは一度肩をすくめるとヴィーノ達を追って足を速めた。
夕闇が迫り始め、辺りを灯り始めたイルミネーションの明かりが照らす、そんな夕刻の
一幕であった。
食後203号室
ステラと一緒…寝るのも一緒…ステラと一緒…一晩一緒…二人っきりで…えへへへ…
ルナの頭の中は妄想で埋め尽くされていた。ここまできたら妄想族を越え、妄想暴走族である。
「…ねぇ、シンの部屋いこっ」
不意打ちのステラの声は、妄想世界から現実世界へと引き戻した。
「う…うん…」
断る理由も無く、あっても言えないルナは、行く他無かった。
食後202号室
「よし、お兄ちゃんの部屋に行こう。そろそろ奴らが動きだすころだわ。」
マユの思考は相変わらずイレギャラーである。
しかし、アウルは椅子に座ったままで動こうとしない。
「あんたは来ないの?」
「僕は行く必要ないだろ。勝手に言って来いよ。」
「あっそ。じゃあそこにいなさい。」
彼女はぷいと振り向き、廊下に出てしまった。
移動後201号室
ガチャ
「!!!」
シンにとってその扉が開く音は、地獄からの囁きと同じだった。
「シンー!トランプやろー!」
「お兄ちゃんは弱いからだめよ。他のにしなさい。」
「ふ、じゃあこれしかない!ボ○バーマンGBA!四人対戦が可能よ!」
ルナの手にはGBAが四つ握られていた。
しかし、そこで、メイリンが気付く。
「あれ…私は…?」
「我慢しなさい。」
「酷い!鬼!悪魔!」
そんな彼女を無視し、四人はゲームを始めてしまった。
彼女の耳には、空しさゆえに哀しく聞こえる、四人の会話が聞こえている。
「おっしゃぁぁ!勝ちぃ!」
「んのアホ毛がぁ!」
「ウェーイ!」
「こんなところで、こんなところで俺は…うぉぉぉぉ!!」
シンも意外に楽しんでいる。
そこに、またドアが開いた。旅館の人ではないか。
「あのーお客様?少し静かにしてもらえませんか…」
「すみません」
なぜかメイリンも含む、一同が謝った。
廊下にはメイリンが歩いていた。たぶん半壊するであろう我が姉に、警告でもしてやろうかと思っていた。効くかどうかは別として。
203号室のドアの前に立つと、なんだか声が聞こえてくる。
彼女はドアに耳を当ててみた。203号室の二人の声が聞こえてくる。
「ああっ…そこ…イイ!すごくイイ!上手いよ…ステラ…」
これは…お姉ちゃん…手遅れだったか…
「そう、下…そこを……もう!もうちょっと優しくしてよ!」
アレ…これは…攻めが逆…
「よし、じゃあ、次は私ね!」
「んっ…ルナ…結構、上手…」
攻守が逆転した!これ以上は…聞いてられない!
メイリンはおとなしく201号室に帰っていった。
203号室
二人のマッサージ合戦は、また攻守逆転していた。
「なんだか眠く…」
ステラのマッサージは、ルナの睡魔を増幅させた。
「疲れた…もう…寝るね…」
「おやすみ…」
ステラも自分の布団に戻り、二人はゆっくりと休んだ。
続
これはたぶんつまらなかったと思います。でもちゃんと話をつなげたくて…
次で終わりますから。どうか、お付き合いください。
すいませんって言葉はなんだったんだよ
>>344 質問の意味がわからないし、もし旅館の人に謝るときのなら十分わかるし。
たぶん誤爆。
346 :
通常の名無しさんの3倍:2006/02/20(月) 21:06:14 ID:t0n4ZsCP
確信犯だという疑いが…
スルー汁
〜スタート〜
ニコル「それじゃ飲み物を頼みましょうか。おじさん、僕はオレンジ…」
ミゲル「アホかお前は。宴会なんだから酒頼めよ、普通」
ニコル「…わかりましたよ。それじゃ僕はビールで」
ヨウラン「俺もビールがいい。みんなも最初はビールでいいよな?」
クロト「焼・酎!!」
シャニ「泡盛」
オルガ「日本酒」
アウル「キムチ」
シン「飲むのかよ」
オクレ「さて、みんなに酒は行き渡ったな。んじゃ、ハイネ、音頭を」
ハイネ「よっしゃ!いないやつらもいるがみんな、これからも仲良く、息を合わせてバッチリ行こうぜ!!乾杯!!」
みんな「かんぱ〜い!!!」
〜1時間後〜
ミゲル「生意気なんだよ、ハイネごときがignitedを歌うなどと!!」
ハイネ「ミゲルとは違うのだよ…ミゲルとは!!」
2人はお互いの拳を受け止めつつ、両足はお互いの動きに備えてけん制しあう。
ミーア「な…あれは!」
フレイ「知っているの?ミーア!」
ミーア「千日戦争…実力の近い黄金聖闘士がぶつかり合った時起こる現象よ…」
フレイ「それが今、私たちの前に…」
ミーア「ええ…」
ニコル「どうしたんですか?シン」
シン「いや、どこからつっこむべきなのか…」
〜2時間後〜
薬が切れた中毒患者のようにのたうちまわるオルガ、クロト、シャニ。
フレイ「あんたたち、本気で飲んでないんでしょう!!!」
アウル「キムチおかわり」
シン「ほんとに飲んでる!?」
〜3時間後〜
ヴィーノ「う〜ん、メイリン…すりすり」
ヨウラン「何でもう寝てるんだ!つ〜か俺に抱きつくんじゃねぇ!!頬をすりつけるな!!」
コニール「………(真っ赤)」
ミーア「あら、どうしたのコニール?顔、真っ赤よ〜?」
コニール「抱きつくな!胸で息ができないんだよ!!」
ミーア「あらゴメン。でもコニールもそのうち大きくなるわよ。誰かに揉んでもらうのもいいかもね〜、こんなふうに」
コニール「ひゃあ!!!何すんだよ!!(誰にも揉ませたことなかったのに…)」
ミーアを突き飛ばした後、こっちを見ていたシンとスティングに目を向ける。
コニール「その…ゴメンな?」
シンオクレ「「なんで俺達に謝る」」
〜4時間後〜
ミゲル「もうやってられるか!!こんの…生意気なんだよ!!」
ハイネ「こっちのセリフだ!!この俺を…ナメンな!!」
ものすごいスピードで二人が擦れ違い…そして両者とも倒れた。
ミゲル「流石だな、ハイネ」
ハイネ「お前こそ。黄昏の魔弾の名、伊達じゃなかったな」
そのまま2人は気を失った。
ミーア「まだやってたんだ、あの2人」
フレイ「ほっときなさい」
〜5時間後〜
シン「あれは…アッガイ!?アッガイなのか!?」
コニール「!!」
オクレ「ああ、アレか。アレはコニールがお前を励まそうと…」
コニール「黙れオクレ」
シン「そうなのか…。ありがとなコニール。お前が励まそうとしてくれたことよりも、アッガイが目の前にあることが嬉しい!!」
コニール「普通逆だろ」
>>352 GJ!続きワクテカしながら待っとりますた
ある日の事
シン「遅れる遅れる〜!」
今日は朝からさんざんだ
マユは起こしてくれないし
いつも俺の部屋に侵入してくるルナも今日に限って来ないし…
寝入ってしまったじゃないかー!
シン「だぁーもう!マジでやばい!」
自分が悪いのだが、一人で愚痴りながら角を曲がるシン
ボフッ
シン「うわっ!?
…ボフ?」
なにかにぶつかったシン
それはとても柔らかいものだった
お姉さん「あらボクゥ、ちゃんと前見て歩かないとダメでしょお?」
シンは見ず知らずのお姉さんの胸に顔を突っ込んでいた
久々のラッキースケベ発動である
シン「あわわ、ごっごめんなさ〜〜い!」
顔を真っ赤にしてシンは逃げるようにその場を走り去った…胸の感触を噛みしめながら
お姉さん「ふふふ、顔真っ赤にしちゃって…
可愛い子ね
シン・アスカ君だったかしら?
…うふふ」
シン「いやぁったあぁぁぁ!
間に合ったあぁぁ!」
サトー「おいアスカ、ギリギリだぞ
もっと早く来い
今日は体育館で朝礼だ
さっさと行け」
シン「はーい…」
ルナ「おっはよーシン
今日は遅いのね?」
シン「ああ…まあな」
ヴィーノ「昨日のアレ見たか?」
ヨウラン「やっぱ深夜はトゥナイト2だよな〜!」
シン「おもしろいかアレ?」
ヴィーノ「何いってんだよー
最高だろアレは!」
ヨウラン「学生にはあれくらいの時間でやってくれる番組はありがたいのだ!」
シン「悪かったな、俺は深夜はガキの使いしか見ないんだよ!
ジミーと山崎の対決の方が俺はだな…」
レイ「お前達静かにしろ!
朝礼が始まるぞ」
一同「へ〜い」
ギル「やあ、生徒諸君
よく集まってくれたね
これより朝礼を始めるとしよう」
シン(あーかったりー)
ルナ(いちいち文句言わないの)
ギル「…という訳で今日の朝礼を
っと忘れてた
今日は新しい先生の紹介もあるんだ」
メイリン(新しい先生だって!
どんな人かな?)
ルナ(アーサーみたいなんじゃなかったら何でも良いわ)
ヨウラン(女女女女女(ry)
ヴィーノ(女女女女女(ry)
ヨウヴィ(来ーーい!)
シン(すげぇオーラ)
ギル「保健室の先生として来て下さった
サラ先生だ」
サラ「よろしくみなさん…うふふ」
ヨウヴィ(キタ━━━━━(゚∀゚)━━━━━!!)
シン(!?!?)
シンはべらぼうに驚いた
新しく来た先生は、朝胸に顔をうずめてしまったお姉さんだった…
ギル「最近エザリア先生が休みがちなので
もう一人増やしてみたんだ」
朝礼後理事長室にて
ギル「さすがだねサラ君
君に男子は釘付けだよ」
サラ「私なんてまだまだですわ
しかし私を表に出してよろしいので?」
ギル「ああ、かまわんさ
君も影の仕事ばかりではつまらんだろう?」
サラ「まあ、確かに…
生徒名鑑作成や対ザラ派工作ばかりというのも疲れますわね」
ギル「そういう事だ
まあ楽しんでくれたまえ」
サラ「お心遣い感謝しますわ
…エザリア先生の監視もお任せ下さい」
ギル「知っていたのかね
追って通達するつもりだったのだが…」
サラ「あの方はザラ派最後の生き残り
それにザラ本人のクーデターや討ち入り事件の発生」
サラ「そのザラの派閥の方が近頃ちょくちょくお休みになられるんでしょ?
監視をつけたくなるのも当たり前というもの…」
ギル「やはり君は鋭いね
私が見込んだだけの事はある」
サラ「ふふふ、ご冗談を
それではそろそろ失礼しますわ理事長先生
今日もエザリア先生お休みのようだから
保健室に戻りませんと」
ギル「ああ、そうだね
ではこれからもザフトの為、私の為に働いてくれ」
サラ「ふふ、それはもう
給料さえはずんで下さるなら
何でも」
終わり
GJ!!
ところでサラってハイネに似てないか?
>>牙留茄飯で宴会
コニール「普通逆だろ」
まったくだwオモロイwww
しかしコニたんに揉める胸があったのか
どっちかというと「揉む」っていうよりは「つまむ」でry(SBKにより撃沈)
>360
なかなか似てる
ところで空気読まずに悪いが、ルナ→ステラは決定なの?
364 :
ナーsのお仕事:2006/02/21(火) 22:06:20 ID:35RVAQpP
ラスティ「お、レイ!来てくれたのか。」
レイ「先輩…取り込み中で?」
マユラ「それじゃあいきますよ(新しい点滴注射)」
ラスティ「ん…痛い痛い痛い」
マユラ「我慢して下さいね」
レイ(あれ―!?先輩の髪が目に優しい色…緑色になっちゃってるぞ――!?突っ込んでいいのかこれ!?)
ラスティ「ふぅ…ところで、他の奴らは?」
レイ「あぁ今日は皆用事があるみたいで…」
ラスティ ガ━━━━(;д;)━━━━━ン
レイ「先輩?」
ラスティ「俺もついに後輩に舐められるように…orzorzorzorz」
マユラ「?」
レイ「先輩…そんな…って、うわ!?」
ラスティorz
レイ「何だこれは!?緑色の液体が…」
マユラ「はぁ〜またラスティさんったら…」
レイ「何ですか、これは!?またって前にも?」
マユラ「ええ前は隣の病室の娘に告白して、ふられた時…」
ラスティorz
マユラ「ごめんねぇレイ君、せっかくだけどラスティさんがこれだから今日はもう…」
レイ「しっ失礼します…」
その日の帰り道
レイ「はぁ…」
ラウ「どうしたレイ?病院で風邪でもうつったのかね?」
レイ「いえ…(今日はシンがいないからな…)所でラウ、そのチョコやけに…でかいような?」
ラウ「ん、これか?まぁ主任さんから貰ったのでな、主任サイズといった所かw」
レイ「……」
ラウ「どうした?」
レイ「ラウは一週間ご飯抜きです…」
ラウ「何故だ…?」
終わり
>>363 個人的にはそれを入れるとシンの女難云々がどこかに行ってしまいそうな
気がする・・・単発ではいいかもしれないけど。
テンプレには入れない程度の設定、ってとこだろうか
ギルのワカメの人、ジブリの父さん化、に並ぶ。
368 :
図書館男:2006/02/22(水) 00:26:49 ID:???
霧雨を吸い、ワッフルコートの分厚い生地が徐々に重くなる。
これなら雨より雪のほうがマシだ、と心底思う。
メイリン・ホークは図書館が開くのを待っていた。
先日、本屋でたまたま手に取ったノベル。その作者のサイン会。
どうしようもなく好きで好きでたまらないわけじゃない。ちょっとひまつぶし。そう、
彼女にそこまで胸熱くなれる対象は、ない。胸は厚くない。ちょっとはあるけど。
かえろうかな?
もしかしたら、もしかしたら、雨で延期ということもあるのかもしれない。
日付も場所もここで合っているはずだ、でも雨だ。
かえろうかな……。
「あ」
いつのまにか、隣に男が立っていた。
背が高いのはメイリンの好みである。
柄が悪いのはいただけない。
ちょっと怖い。
369 :
図書館男:2006/02/22(水) 00:28:10 ID:???
かえろうかな。
けど……動きづらい。
相手は猛獣ではないが、オオカミには変わるかもしれない。自意識過剰とは思うが、
親にも姉にも暴漢に注意するよう言われたばかりだ。そんな事件も多い。
どうしても意識する。
どうしよう、何かされたら……。
誰か、たすけに来てくれるかな。
それがきっかけで、その人と付きあったりして。運命の相手……。
電車男ならぬ、図書館男……。
すこし混乱する頭で展開するのは、漫画的な妄想だった。姉ゆずりの。
そして図書館男として浮かんだ顔は、
「(……なんでヴィーノなんだろ)」
彼はやさしい、と思う。
彼は正義感を『それなり』に持ち合わせていると、メイリンは思う。
少女を襲う男に対してヒロイックな口上を述べ、拳をふりまわす少年を思い浮かべた。
腕っぷしは『それなり』以下だ。空回りしたあげく、デコピンひとつで少年は泣いてしまった。
くす、と笑うと、男がこちらを向く。
ハッとする。
「おかしいか?」
そこまでドスの利いた声ではなかったことが、メイリンを安心させた。
ふりむいた彼は、碧い瞳をしていた。
370 :
図書館男:2006/02/22(水) 00:31:32 ID:???
髪は金色だった。
もともとなのかそうしたのか、肩口が破れたウィンドブレーカーは肌寒そうだった。
「……あの、それ」
右手に文庫本を持っていた。
「……《Records of the children drifting Cosmic Era73》?」
男は照れたように、フッと笑う。
サイン会?
え、ええ、そうなんです。でもまだ開きませんね。
そうだな……。
数秒の間。
……もうちょっと、詰めてくれるか?
「あ」
身じろいだのと同時に男は一歩こちらに寄り、腕がメイリンの肩に触れそうになる。
雨がやまないな、と彼は言う。
横顔。
いがいと睫毛が長いかも。顔は悪くない。レイには負けるけど。
読書好きに見えないこともない。
いいひとに見えないことも……ない。
371 :
図書館男:2006/02/22(水) 00:33:44 ID:???
じろじろ見てしまった。気付いた男は気を悪くしたのか、そっぽを向かれる。
すこし後悔した。
「ん?え?……明日?」
唖然とした声にふりむくと、そこには読み聞かせ会の会報と、休館の知らせと、
サイン会のポスター。開催日の欄には、明日の日付が書かれている。
くすくす。
くっくっく。
自分たちの勘違いに気付いた二人は笑った。
雨がやむまで、本の話をした。
帰ってから、メイリンは鞄に入れっぱなしだった本を大事に棚にしまい、眠りについた。
次の日は快晴だった。やはり同じ時間に男は来た。律儀に。それは自分もか。
ガールフレンド?
連れだって歩いていると、司書の女性が、そう聞いてきた。顔見知りらしい。
メイリンはすこし、頬がゆるんだ。
彼も笑顔になった。とてもさわやかな、いい笑顔で、
いや、俺、ロリコン趣味はないんで。
そう返した。
メイリン「ってさ!失礼しちゃうじゃない?!」
アウル「は〜?言ってほしかったわけ?彼女だって」
372 :
図書館男:2006/02/22(水) 00:35:39 ID:???
メイリン「そんなんじゃない、けど、さぁ……」
アウル「なー、スティングぅー。もしコニールと並んでてさぁ、『隣、彼女?』なんて
言われたら、どうする?どう答えるよ?」
スティ「……。今年10歳になる娘です!」
コニー「そんなボケしなくていいー!」
看板娘が旋風脚で飛んでくる。
サイン会から数日後、メイリンは牙留茄飯にいた。
姉とステラがシンをはさんで、またなにか漫才をやっている。それを眺めながらの昼食。
スティ「妹としないところが、ひねったつもりだったんだが……。
つーかそんなこと言われてもよ、な、なんて言うか、……こまる、だろ?
なぁコニール、お前もこまるだろ?な?」
コニー「そ、そうだな!言われてもな?!うん、うん。こまる……」
マユ「でも、10年20年先には、そうなってるかもしれないわね」
コニ・スティ「「ど、どういう意味だよ?」」
マユ「オクレ兄さんのSEEDがコニールにDESTINY」
ヨウラン「わーお、インパルス!でもそれがジャスティス!フリーダム!」
コニー「黙れおまえら黙れおまえら黙れ」
ねぇ、……あの、メイリン。ちょっといいかな?
メイリン「え?なぁに?」
看板娘たちまで漫才をはじめたので、メイリンはヴィーノに耳を寄せた。
いつになくちいさな声は、そうでもしないと聞き取れなかった。
373 :
図書館男:2006/02/22(水) 00:38:15 ID:???
ヴィーノ「そういうときは……彼女です、って言ったほうが、失礼にならないのかな。
いや、たとえば、たとえば今……じゃなくてもいいけど、どこかでさ。
メイリンが彼女かって聞かれて……隣にいるオレが、〈そうです〉って言ったらさ」
そこで長い間、少年は黙って。
やがて意を決したように、
ヴィーノ「メイリンはうれしい……のかな?」
なんと答えたらいいのか、わからなかった。
ヴィーノ「……どうかな、メイリン……」
メイリン「そ、それは……ヴィーノ……」
アウル「あ、そだそだ!いいところ悪いけど、その金髪のって……あのヒトじゃね?」
指差す先を見る。
足を組んで本を読む、あの碧い眼の彼が、こちらを見た。
おもむろに手を挙げ「……よぉ」。「なに?オルガ、知り合い?」「年下趣味?」「ちげーよ」
メイリンはぷぅと頬をふくらまして、そっぽを向いた。もう振り返ってやらなかった。
ルナ「どうしたのメイリン、ふくらんで。太った?」
メイリン「冗談でもそういうこと言うのやめてよ、おねえちゃん……」
おわり。
ヴィーノ「メイリン……けっきょく返事は……?」
ヨウラン「残念。また次の機会にどうぞ〜」
ヴィーノ「……しくしくしく」
ほんとにおわり。
>>374 こ、これは・・・。オルガ渋いなw
青春だなあ
GJ!!
>>368-374 メガテソGJ!!Σd
ヴィーノ・・・運に見放されし者よ・・・
ガ ン ガ レ (応援はするが・・・台詞は棒読みw
GJ!!
>>365 チト遅かったが、なーsのお仕事完結、乙です!
三人娘の描写多分、大変だったでしょうがよくぞ
完結までこぎつけたものと敬意を表させて頂きたくござ候かしこ
〜7時間後〜
なぜかくるくると回りながら倒れたミーア。どうやら酔いつぶれたようだ。
シン「結局残ったのは俺たちだけみたいだな、オクレ兄さん」
オクレ「そのようだな。っつかオクレはやめれ、この女誑し」
そう言いつつ、2人は周りを見渡す。そこには力尽きた戦士たち(?)の姿があった。
クロト「…うざい」
オルガ「…うざいんだよ、お前ら」
シャニ「う〜ん…うざい」
寝言でも「うざい」を連発しつつも、お互いの腹や足を枕にして仲良く寝ているオルガ、クロト、シャニ。
ミーア「静かな…の夜に…」
夢の中でも歌っているのか、楽しそうに笑ったまま寝ているミーア。
コニール「すー、すー」
シンの膝で寝ているコニール。
ヴィーノ「メイリン…俺…」
まだヨウランに(寝たまま)すりついているヴィーノと、
ヨウラン「誰か起こして……。目覚める。そっちの世界に目覚める前にこの悪夢から目覚めたい」
ただいま男として大ピンチ、うなされているヨウラン。
ミゲル「…馬鹿、お前…の弟……が。泣くんじゃ…」
ハイネ「ヴェス……くてハイネだって…」
結局あまり酒を飲まずに拳で眠ったW西川。
ニコル・アウル「「かあさん…」」
フレイの両腕にくっついているアウルとニコル。
フレイ「だいじょうぶ…私が…から」
まるで母親のような優しい顔で寝ているフレイ。
オクレ「しっかし、よく寝てんな、みんな」
シン「つーか誰だよ、こいつ(コニール)に酒飲ませたの」
オクレ「ミーアみたいだが」
シン「やれやれ…あ、こいつ服握り締めてる」
膝の上のコニールをちゃんとした所に置こうとするが、仕方なく断念する。
オクレ「いいじゃないかよ、慕われてて。で、どうするんだよ女誑し?そろそろお開きにするか?」
シン「いや…『スティング』、もうちょっと飲まないか?」
スティング「む……。ああ、いいぜ『シン』」
シンが呼び方を変えたことに気付き、真面目な話だと理解したスティング。日付はもう次の日になっているが、シンに付き合うことにした。
シン「スティング、アンタさ。留年とかの心配はないんだよな?卒業したらどうするんだ?」
スティング「いきなりだな。まあ就職して金稼がなきゃいけないとは思ってるが。アイツらの為にも」
シン「だよな…オルガさんたちは?」
スティング「よく知らんが、心配はないんじゃねえの?」
シン「そっか。…ニコルさんも今年卒業だ」
そこまで言われてスティングも理解した。
スティング「なんだ、みんなと別れるのを寂しがってるのか?」
シン「悪いかよ?」
少しからかったつもりだったのにあっさりとシンは認めた。
スティング「いや、そんな事は言わんが…」
意表をつかれてスティングは口ごもる。
シン「言わんが…何だ?」
スティング「らしくないな、と思っただけだ」
シン「だよな……」
シンはなんとなく膝の上にあるコニールの頭を優しく撫でながら、言葉を止める。
コニール「………(顔が真っ赤)」
スティング「(コニールのやつ起きやがったな…)で?続けろよ」
シン「俺、いろいろあって昔は結構荒れてたんだ。かっこつけた言い方したら『触れる物全部傷つける』って感じで。それでも救われたくて」
スティング「荒れてたのは、お前のケンカの仕方見ればすぐわかる」
シン「でもその状態から俺を引き上げてくれたやつらがいてさ。俺は普通に笑うようになれた。
そして俺はみんなに…ザフトのみんなや、アンタたち連合、それに先生たちに出会ったんだ。その生活は楽しかったし、今でも楽しい。
楽しいんだ、本当に。みんなに会えて良かったっていうくらい。だから、別れが来るのは理解できるけど…それでも」
スティング「…………」
コニール「…………」
シン「なんてな。どうかしてるな、今日の俺は」
スティング「まったくだ。どうしたんだ?お前」
シン「酒のせいにでもしておいてくれよ」
スティング「酒のせい、か…。なら俺も酔ってることだし、言わせてもらうか」
顔色ひとつ変えていないのに、スティングはそう言い放つ。
シン「?」
スティング「『みんなに会えて良かった』ってやつなら、俺も思ってる」
シン「……」
スティング「ただ、お前と違うのは…『まだ終わらせるつもりはねえ』ってことだ。
卒業と同時に連絡を取らん、なんてするつもりもないし、それは他のヤツも同じだろ。ここ、居心地いいしな」
シン「スティング…。そうだな。そうだった。」
スティング「大体そんな似合わない事考えるくらいならどの女選ぶのかをよく考えろ、この女誑しが。ルナかステラかコニールか」
シン「うっさい黙れオクレ」
オクレ「オクレ言うな」
真面目な話はおしまい。2人はそう顔に浮かべて普段通りに戻る。
シン「2人しかいないけど、乾杯し直すか」
オクレ「何に乾杯する?って今の話の流れじゃ一つしかないか」
シン「そういうこと」
オクレ「んじゃ」
シン・オクレ「「仲間に」」
コニール(ったく男ってすぐこうやってかっこつけるんだから…まあかっこわるいとは思わないけど)
とりあえず赤くなった顔をどうやってごまかすかを考えるコニールだった。
シン「流石にもう遅いからお開きにしなきゃな」
オクレ「だな。んじゃお前はコニールを部屋に寝かせてきてくれ。俺はこいつら起こして片付けしないと」
シン「やれやれ。…よっと」
コニール(え…ちょい、待…)
オクレ「寝かせたらとっとと降りて手伝えよ」
シン「あいよ」
シンはコニールを抱き上げて2階に上がる。
オクレ「ほら、起きろ」
ヴィーノに蹴りを入れて起こそうとするスティング。
ヴィーノ「え?メイリンそんなプレイ…いやでも君がそれを望むなら…」
オクレ「形はそれぞれなんだろうが、それはやめとけ」
シン「この部屋か?よっと」
コニールを寝かせて部屋を出ようとするシン。
コニール「なぁ、シン…あのさ」
シン「なんだ、起きてたのか。で?何だ?」
コニール「その……やっぱいいや、なんでもない」
シン「は?なんだそりゃ。気になるんだが」
コニール「なんでもないって言ってるだろ。いいから出てけよ。おやすみ!」
なんとなく様子がおかしいコニールを見て、シンは気付く。
シン(こいつ、さっきの俺の発言聞いていたのか)
だが、からかうつもりはないようだ。むしろシンにかける言葉を探しているようにも見える。
シン(年下のくせに、俺を心配してんのかよ)
少し嬉しく感じた。体の中に酒も残ってることだし、もう一言「らしくない」言葉を言うのもいいだろう。
シン「なあ、コニール。スティングもそうだと思うんだけどさ」
コニール「?」
シン「『会えて良かった人』の中に、お前も入ってるから」
コニール「え…」
シン「んじゃ、おやすみ」
そしてシンは降りていった。
しばらくして、コニールはベッドに横になりそのまま目を閉じる。
コニール「『会えて良かった』か…。ったく、あのバカ…」
その日、コニールは良く寝られたそうな。
次の日
ルナ「ねぇ、シン。昨日私たちを仲間外れにしてずいぶん楽しかったそうじゃない」
シン「いやだってルナたちは…」
マユ「電話で連絡して合流ってこともできたはずだよね?お兄ちゃん」
シン「そうだけど…ってヨウランたちにも言えよ、それなら。あいつらはどうしたんだ」
ルナ「…馬鹿め。ヤツは死んだわ」
シン「ヨウランーーッッッ!!!!!」
ネオ「スティング、はいこれプレゼントだ」
オクレ「ん?なんだよ、ネオ」
ネオ「猿ぐつわ。夜の自家発電に困ってるんだろ」
オクレ「殺す」
2人とも『みんなに会えて良かった』発言をすぐ撤回したそうな。
おしまい
某日・理事長室
ギル「う〜んどうしたものか…」
サラ「どうされたのですか?」
ギル「いやね、そろそろ学園祭をやるんだが
どうも生徒間で出し物について揉めているようなのだよ」
サラ「で、理事はどうしたいのですか?」
ギル「争っているのは私の考えたコスプレ喫茶と
単に私に対抗したいタリアがアーサーに入れ知恵されて提案したメイド喫茶だ」
サラ「えーっと…
どう違うんですか?
(てか生徒間の争いじゃないわ)」
ギル「何!?君には違いが解らんのか!」
サラ「あの…申し訳ありません」
ギル「仕方ない説明しよう」
ギル「私がやりたいのは皆で楽しくコスプレをするという趣旨のものだ
しかしタリアは女子メインで行こうとしている
コスプレする男はむさ苦しいという理由でだ!
私はシャアになりたいというのに!」
サラ「はあ」
ギル「別にメイドをしたければ皆に混じってすればいいだろうがブツブツ」
サラ「ええ」
ギル「理事長特権を行使するのも手だが…
そんな事をして勝っても遺恨が残るというもの
…そこで今回君の知恵を借りたいわけだよサラ君」
サラ「向こうとこちらの勢力比は?」
ギル「こちらの方がやや多い、男子は多数ついてくれた」
ギル「だが向こうも侮れんよ
女子といえどね」
サラ「まあ最近は女の子の方が強いですからね」
ギル「で…何か策でも?」
サラ「策という程の事ではありませんが…
考えがあります」
ギル「ほう、して考えとは?」
数日後・校庭にて
ギル「今日集まってもらったのは他でもない
学園祭の出し物についてだ」
タリア(何を企んでるのかしら
ギルバート)
ギル「かねてから争っている出し物を
ゲームで決める事とした
私はここに全校サバゲープランの発動を宣言する!」
アーサー「ええぇぇぇぇ!?」
ギル「説明する」
ギル「数日後に我が校にてサバイバルゲーム大会を行う
コスプレ喫茶軍とメイド喫茶軍に分かれて戦う
参加は自由、助っ人はあり
他校から呼ぶのは連合のみ許可
武器はこちらが用意したものを使用
改造銃は禁止だ
目を守るゴーグルを必ずつける事
弾に当たった者から抜けていき
先に敵を全滅させた方が勝ちとする
ただし跳弾は無効だ
以上をルールとする」
アーサー「いいんですかぁ!?
あんなの受けちゃって!」
タリア「望む所だわ
あのキャスバル坊やを潰すのにはいい機会よ!」
アーサー(コワイヨー)
当日編へ続く
391 :
常夏な日々:2006/02/23(木) 01:39:26 ID:???
連合高校 教室
シャニ「・・・・・・・・」シャカシャカ
クロト「・・・・・・・・・」ピコピコ
オルガ「・・・・・・・・」(読書中)
シャニ「・・・・最近なんか暇でうざーい。」
クロト「退・屈!怠・慢!」
オルガ「うるせーよお前ら!俺も暇だよ!」
三人「う〜〜〜ん・・・・・」
ブォォォォォォン・・・・・
オルガ「あ?あぁ、ザフトの一年坊か・・・・・」
シャニ「・・・・バイク楽しそーう。」
クロト「バイクねぇ・・・・いいかも!」
オルガ「ちっ!オイお前ら!免許取り行くぞ!」
教習所
教官「290番!ブレーキ甘いぞなにやってんの!」
クロト「うっせー馬鹿!馬・鹿!」
教官「289番!スピードの出しすぎだ!わかっているのか!?」
オルガ「ハッハーン!最高だぜこいつはぁ!」
教官「291番!戻ってこー一いっ!!」
シャニ「はん・・・・・」
数日後
ムルタ「で、結局三人とも落ちたわけですか。」
クロト「どうしたらいいですかね。」
オルガ「免許なんていらねーからバイクが欲しい・・・」
シャニ「バイク早く乗りたーい。」
ムルタ「ジブリール君は趣味でバイクいっぱい持ってましたね・・・彼に言ったらどうです?」
三人「!!!!」
数時間後
ブォォッブォンブォン!!ブォォォォッォォ!
ジブリール「ちょっと待てぇっ!!」
オルガ「ヒャーーハッハハハ・・・・!」
シャニ「ハン・・・・・ッ!」
クロト「逃・走!!」
ジブリール「・・・・・・私の新型GTA−Xシリーズが・・・・・誰なんだー!!」
>>382-385 なんて良い話なんだ!(オチ含むw)
とにかくGJ!!
あと、次回作にも期待してます。
>>387-390 先ずは一言。・・・・・・投下、乙!!
『コスプレ喫茶陣営&メイド喫茶陣営のメンバー』が激しく気になるw
>>387-390 スクランかよ!www
こいつは楽しそうだ!
第三勢力の介入もあるのか?
>>391 ちょ、常夏wwwww
そういえば「連合の馬鹿達が交通安全を学ぶスレ」ってあったな
394 :
常夏な日々:2006/02/23(木) 08:31:41 ID:???
ジブリール邸
ジブリ「・・・・!えぇ!だから先ほどから言っている通り、バイクを盗まれたんですよ!車種はGAT-X370、131、252の三台!」
警察「あー、じゃあお探ししますので、お電話するまでお待ち下さい。」ガチャッ
ジブリ「・・・・・役立たずめがっ!!」
ぬこ「うにゃ〜ん。ゴロゴロ・・・・・」
ジブリ「おぉ、ご飯食べたいのか?よーしよし・・・・・・まぁ、また買えばいいか・・・」
公園
シン「今日はもう帰ろうかな・・・・・」
ブォォォォン・・・・・
オルガ「あ、ザフトの一年坊じゃん。」
クロト「ホントだ。奇・遇!」
シャニ「なにしてんの・・・・・」
シン「あ、連合の・・・・・いやバイクで走り回ってました。オルガさん達は?」
シャニ「校長からバイクもらった・・・」
クロト「パクッたの間違いだシャニィ!」
オルガ「うっせーぞお前ら!」
シン「あ、そうですか・・・・・」(相変わらずやる事でかいなこの人達・・・)
オルガ「ゼロヨンでもやっか?」
クロト「零・戦!」
オルガ「ゼロヨンだこの馬鹿!」
シャニ「・・・勝負・・・しろー!」
シン「あ、いいですよ。」(まいったなー、今日のシルエット、ブラストだから遅いかな・・・)
路上
オルガ「行くぜぇぇぇおまえらぁ!!」
クロト「疾風・伝説!!」
シャニ「ハン・・・!」
シン「一回だけですよー。」
395 :
常夏な日々:2006/02/23(木) 08:58:09 ID:???
そして信号が青に変わった。
シン「シン・アスカ!インパルス行きまーす!!」
ブォォォォオオオン!!
オルガ「チッ!この馬鹿バイク!遅いじゃないかよ!!」
クロト「お前が馬鹿見たいなバイク選んでッからだよオルガ!」
シャニ「クロトのレイダーの方が速い・・・・・ウザァァァァァイッ!!」
シン「くそっ!やっぱブラストじゃ駄目か!!せめて軽量なソードなら!」
一般人k「やっぱ最新型のフリーダムは速いや・・・ねぇア○○ン?」
一般人a「流石インフィニット。100kmなんて目じゃないな。」
ブォォォォォォォンッ!!
クロト「邪魔だぁぁぁ!!チンタラしてんじゃねぇ!!」
一般人k「!!?」
シャニ「・・・・ウザァァァイッ!!」
一般人a「なんて速さだ!?」
シン「ウォォォォォォ!!」
オルガ「俺が最下位なんて納得できねぇぇ!!」
ブォォォォォォン・・・・・
一般人k「か、、帰ろうか・・・?」
一般人a「あ、あぁ・・・・・」
警察無線「現在255号線にてスピード違反のバイク数台が南下中。付近のパトカーは至急急行せよ。」
警察官「チッ・・・・・ガキ共が・・・・・」
シン「ん・・・・あれって・・・?」
オルガ「ヤバイ!警察かよっ!」
シャニ「・・・・!捕まったら・・・やばーい・・・・」
クロト「僕は捕まらないけどね!」
オルガ「てめぇクロト!!一人で逃げる気かよぅ!」
シン「やばいやばい!!どうしよう!!」
警察「てめぇら全員捕まえて修正してやる!!」
シン「こ、、こんなところで俺はぁぁぁ!!」パリーン!
シン「絶対逃げてやる!!重くてスピードが出ないなら、、、装備を外せばいいんだ!!
シルエットパージ!エンジン最大出力!!」
ブァァァァァァァァァァ!!
警察「速いなあの坊主・・・・しかし俺のZから逃げられると思うな!!」
後日
ルナ「で、、、結局捕まったわけ?」
シン「仕方ないだろ・・・・ガソリン切れちまったんだから・・・」
ルナ「ダサいわね・・で、オルガ先輩達は?」
シン「知らないよ。途中ではぐれたから・・・」
学校のあるアプリリウス市から45km先、工業地帯アーモリー湾
オルガ「・・・・・この馬鹿バイク!逃げたはいいけどガソリン切れかよ!」
シャニ「・・・・もう押したくない・・・」
クロト「ガソリン・・・・・欲しい!」
396 :
常夏な日々:2006/02/23(木) 12:29:06 ID:???
数日後
ムルタ「それで・・・延々とアーモリー湾からバイク押して帰ってきたわけですか。」
オルガ「全身筋肉痛で痛ぇ・・・・・」
シャニ「・・・・もう無理・・・・」
クロト「限・界・・・・・」
ムルタ「あっちでガソリン入れればよかっただけじゃないですか?」
オルガ「免許無いから入れられなかった・・・・・・」
ムルタ「う〜〜ん・・・・疲労回復には・・これですかねぇ。ヘル・アンド・ヘブン。これ最高ですよ・・・・」
オルガ「また危なそうな薬を・・・なんすかこれ?」
ムルタ「スタミナ薬品ですよ。これ飲めば勇気100倍ですね。」
シャニ「・・・・・いらない・・・・」
クロト「あんたが飲めよ・・・・」
ムルタ「お言葉に甘えて・・・ゴクゴク・・・・プハァッ!いよっしゃぁぁぁぁぁぁ!!!」
オルガ「・・・飲まなくて良かったかも。」
シャニ「体痛〜い・・・・」
フレイ「この三馬鹿トリオ。」
クロト「うるさい・・・」
同刻 イアンリーとネオの家
イアン「・・・・・・・」
ネオ「・・・・・・・・」
二人は特にすることも無く。テレビを見ていた。
ネオ「・・・・・お風呂入んない?一緒に。」
イアン「お断りします。」
ネオ「・・・・・・・」
プルルルルル・・・・・
ネオ「はいロアノーク。・・・・あ、なんだオルガか。あ?明日学校休みたいって?三人とも?なんでさ?・・・・・体が痛い?そんなもん理由になるか。明日は這ってでも来いよ。じゃあな。」
ツーツーツー
オルガ「糞ッたれが・・・・・」
シャニ「休めないの?うじゃ〜い・・・・」
クロト「サボり!決定!」
こうして三人は学校を休み、その翌日も休み、結局疲れが取れるまで一週間休みとおしたのであった。
無論、進級の為に必要な出席日数をオーバーし、三人とも留年が決定するのであった。
,ゝ⌒〜,'
r'⌒`ヽ ,.-ーーー、 ( ソ~~ヾミ
,' ((ヾ、ヽ〉 i "((`"^) Σ d `д´) マジかよ・・・・・・
Σ〉( ゚дY i Σ (ニ7゚Д゚)7 / ⌒i
/ \ / \ / | |
/ / / ̄ ̄ ̄ ̄/ | |
_(__つ ___(__ニつ/ 常夏 /___| |____
\/____/ (u ⊃
議論スレでバイクネタ書くって言ってた人かな?
GJ!
398 :
昼食:2006/02/23(木) 13:07:43 ID:???
ザフト学園 昼休みの教室
シン「えぇぇぇ!今日学食売ってないの!?」
ルナ「なんか食中毒で倒れた人がいるから当分休止だって。あ〜あ、学食ある日は弁当持って来てないのよね私・・・」
ヴィーノ「腹減った・・・・・」
シン「家帰るまでなんも食えないのかよ・・・・・そんな!」
ガラッ
メイリン「みんなー!なんか校門のところにパン屋の車が来てるよ!」
一同「マジ!?」
校門前 パン屋「バビロニア」
店員「はいはい押さない押さない。おーいバイトくーん。次のパンまだ焼けないー?」
トール「あ、焼けましたー!」
店員「焼き続ければ、売り切れはしない・・・!はい毎度ー!」
店長「海賊家業も悪くなかったけどパン屋も結構いいわね。」
シン「セシリーのパンっての3ッつ・・ってトールさん!」
トール「あ、シン君だったけか?こないだの写真、出来てるよ。」
ルナ「写真?なんの写真?」
シン「あ、ほら!えーと、こないだのクルーゼさんの誕生パーティの奴だよ!」
ルナ「ふーん・・・・」(なんか隠してない?それにしても焦るシン萌え〜)
ヴィーノ(シンが女装してるの誰かにばれたら大変だろうな・・・・)
トール「はいセシリーのパン三つ。今度また撮影よろしくな。」
シン「あ、、、はい、、、、」(赤面)
同刻 クルーゼ邸
クルーゼ「おや、レイ弁当を忘れているな・・・今頃お腹減っているだろうな。届けに行くか・・・・今日のマスクは・・・・これにしよう。」
5分後 校門前
シン「うまいなこのパン・・・・材料がいいのかな?」
店員「うちの店長が焼いているからさ。彼女パン屋育ちだからね。」
シン「へぇ・・・・ってえぇぇぇぇぇ!!!」
クルーゼ「やぁアスカ君、これレイに届けてやってくれないか?」
シン(あ、なんだクルーゼさんか・・・・・)「あ、はい。・・・そのマスクこないだステラ達にもらった奴ですか?」
クルーゼ「あぁ・・・なかなかかぶり心地が良くてね・・・」
店員「あ、セ○○ー!よせ!」
ttp://www.geocities.jp/watchnemo/gundamf149.jpg
399 :
昼食:2006/02/23(木) 13:12:39 ID:???
クルーゼ「あ、、あぁ、、、」
店長「ハァハァ・・・・・」
シン「そんな・・・なんでこんな・・・」
店員「あれ・・・店長の父親の着けてた仮面と同じなんだ・・・・」
トール(怖ぇぇぇぇ・・・・ここで働いてたらボコされる・・・・辞表書こう・・・・あぁ・・・また次のバイと探さなきゃ・・・)
シン「あ・・・じゃあトールさん、また今度・・・」
トール「あ、あぁ・・・・・・」
THIS IS ONLY BEGINING.........(と言いつつこれでお終い。)
>>398 面白い。GJ!
パン屋というと、ターンAのあいつらかと思ったが
コッチで来たか
401 :
開戦前:2006/02/23(木) 14:18:21 ID:???
>387-390の続き
コスプレ喫茶軍メンバー
ギルバート(大将)
サラ(副将)
レイ(戦闘指揮)
兵隊
シン
マユ
メイリン
ヴィーノ
ヨウラン
フレイ
常夏トリオ
名も無き男子達
ギル「私の為に…
いや皆の夢の為によく集まってくれた諸君」
レイ「屋上敵本陣付近を偵察して来ました」
ギル「敵の様子は?」
レイ「陣地全体がかなり強固なバリケードで固められています
突破は困難かと」
ギル「こちらは下から攻めなくてはならないからな
少し不利か?」
サラ「いえ、上への攻撃法は考えてあります
問題はありません」
シン「もうすぐ始まるな…
緊張する〜」
レイ「ああ、しかし我らは勝たなければならない」
マユ(アホ毛に犬め
私のお兄ちゃんに仇なす存在…
この手で誅殺してやるんだから
見てなさいよ!)
メイリン「お姉ちゃんは私が殺るわ
手出し無用よ」
ヴィーノ「うん…
(俺がメイリン守らなきゃ!)」
ヨウラン(がんばれ相棒!)
オルガ「何かこっち違うくねぇか?
メイドやりたいんじゃなかったのかよ?」
フレイ「気が変わったの
あんたらにコスプレさせてみたくなったから」
シャニ「めんどくさーい」
クロト「えー、仮・装!?」
メイド喫茶軍メンバー
タリア(大将)
ナタル(副将)
アーサー(戦闘指揮)
アビー(情報解析)
兵隊
スティング(実質指揮官)
アウル
ステラ
ルナマリア
ミーア
ラスティ
ミーア親衛隊の諸君
アーサー「準備完了です
各員配置につきました!」
タリア「よろしい
敵の様子はどうか?」
アビー「依然不明です」
ナタル「親衛隊数名を偵察に出しましたが…
おそらくは撃破されたかと…」
タリア「まあいい
どうなろうと勝てばよろしい!」
ナタル(いつものグラディス先生じゃない…)
アーサー(ああ、昔を思い出すな〜)
ルナ「はあ…」
ミーア「元気無いわね
どしたの?」
ルナ「昨日妹と喧嘩しちゃって」
ミーア「なるほどね〜
だから妹さんあっちにいるんだ?」
ルナ「あの子ったら私がシンに迷惑かけてるっていうのよ!
もしかしてあの子までシンの事が」
ミーア「あー、無い無い
(妹大変ね)」
ステラ「メイド♪」
アウル「昨日からこればかりだよ
寝れなかったから謝罪と賠償を(ry」
スティ「お前もそればっかだな」
ラスティ(皆ごめんな
こっちに参加したら
毎回女子たくさんで見舞いに来てくれるっていうからさぁ)
次回いよいよ開戦へ
>>404 >スティ「お前もそればっかだな」
ちょっとワラタw
本編を楽しみに待たせてもらいます
常夏な日々,昼食編,史上最大の作戦・開戦前
全てにおいて・・・GJ!!
某勇者王ネタ,鉄仮面ネタ,ルナの勘違いの所が
個人的に激しくツボッたwww
>>120-126 >>248-251続き
フクダの取り巻きの少年たちが逃げ散り―フクダはまだゴミ箱に刺さったまま
だったが――危機は去った。
マユ、コニール、エルはほっと力を抜き、顔をほころばせる。
数が数だった上に、エルが人質にとられるというピンチもあり、一時はどうなる
かと思ったが、終わりよければすべてよし、だ。
「ありがとうございました。だけど・・・ごめんなさい」
心底申し訳ないといった表情で金髪の少年が頭を下げる。少年の神妙な態度にマ
ユとコニールは顔をなんとなく照れくさくなって顔を見合わせた。
「別にいいって」
「そうだ。気にするな」
「でも・・・」
金髪の少年はさっと身を翻すと、近くにあった水道の水でハンカチを湿らせ、コ
ニールに差し出す。その少年の行動を見て、マユはクスっと笑うとこれまた空気を
読んだエルと一緒に、さりげなくその場から少し離れた場所へこそこそと移動した。
「使ってください」
「ああ・・。ありがとう」
コニールは、ハンカチを唇に当てる。少し染みたが、腫れた唇に冷たいハンカチ
は心地よかった。
「染みたり・・・しないですか?」
「大丈夫だ」
「よかった。ですけど・・・顔に怪我なんて・・」
「そんなに、すまなそうな顔するなって。アタシが悪いことしたんじゃないかって
気になってくるだろ」
「そ、そんな」
「だったら、もっと普通の顔してろよ。な?」
カラリと言い放ち、コニールはニコっと笑って少年の肩を叩く。すると少年は、
一瞬ボケっとしたようにコニールの顔を見た後、慌てて下を向いた。
コニールは怪訝そうに眉を上げる。
「おい、どうした?」
「い、いいえ・・・別に・・・」
「?」
「・・・ねぇねぇ、マユちゃん。あの子、顔赤くない?」
「やっぱ赤いよね?」
エルが小声でマユに囁き、マユも笑いながらこれまた小声で答える。
二人の視線の先では、不思議そうな顔をしたコニールが少年に何か言い、少年が
ドギマギした様子で答えている。マユとエルは声を抑えて笑った。
「おい」
マユとエルが振り返ると、そこには厳しい顔ををしたアフメドの姿があった。
エルがすっとマユの前に出る。
「アフメド君・・・。助けてくれて、ありがとぉ!!」
「ああ・・・いや・・・」
エルの満面の笑みを見て、アフメドは顔をしかめたりゆるめたりする。そのリア
クションに笑い出しそうになりながらも、マユも礼を口にした。
「ありがと。ホント助かっちゃった。エル――」
だが、アフメドが険しい顔ですっと近寄ってきたため、マユの言葉は途中で宙に
浮く。戸惑うマユに、アフメドはいきなりデコピンをくらわせた。
「いっ・・・つ・・・」
マユは額を押さえてアフメドをマジマジと見つめ、事態に気づいた金髪の少年や
コニール達も驚いた顔でマユとアフメドの方を見ている。
「男なら殴ってるぜ。お前・・・自分の行動の結果を見て何とも思わねえのか?」
「え・・・」
分からないという顔をするマユ。アフメドは黙って顎で指し示す。その先には、
腫れた唇のコニールと、捻られた手を押さえているエルの姿があった。
「あ・・・」
自分の行動の結果。
その言葉の意味を悟った瞬間、マユの体は凍りついたように動きを止めた。
「勝手なことをいうな! アタシはアタシで勝手にやったことだ。マユ、何も気に
することなんてないからな!?」
「わたしも、だいじょうぶだよ?」
コニールが鋭い声をあげ、エルも抑えていた箇所から手を離して、怪我した方の
手を動かして、怪我は軽いとアピールしてみせる。
けれど、マユは固まったままだった。
アフメドは、そんなマユを静かな目で凝視しながら続けた。
「お前は強い。自分ひとりなら何とでもなるって思ってるんだろうし、実際どうに
かできんだろう。けど、巻き込んじまうダチのことも考えて動け。てめえ一人のこ
とだけ考えて、好き勝手暴れてると、いつか後悔することになるぜ」
そう言い終わると、アフメドは用は済んだとばかりにさっさと歩き去った。
「ちょっと・・・アフメド君!」
金髪の少年が咎めるような声を発し、その後を追いかけようとして、一度マユ達
のほうを見、足を止めた。
「スイマセン。彼には僕が言っておきます。それとお礼はいずれ、かならず」
そう言い残して、少年はアフメドの後を追ってかけ去った。
アフメドと金髪の少年が去った後も、マユは彫像のようにその場に佇んでいた。
「ねえ! マユちゃん。気にしないで。マユちゃん、何にも悪いことしてないもん。
悪いのは、ちゃんとコニールちゃんの言うこと聞かなかったわたしだよぉ」
「マユ、あんなヤツの言うことなんか、気にするな」
エルがマユの服をつかんで必死に訴え、コニールもマユの肩にそっと手を置いた。
マユの瞳が揺れた。
「ゴメン・・・」
掠れた声で呟くと、マユは二人を残して走り去った。マユの声が余りにも後悔と自責
の念に満ちていて、マユの後ろ姿を二人はただ見ていることしかできなかった。
夕闇が迫る道を、マユはトボトボと歩いていた。自分が突っ走ったせいで・・・
そう考えると、自己嫌悪の念が次から次へと湧いてくる。
アフメドに指摘されるまで、イジメっ子をやっつけたことに有頂天になってコニ
ールやエルを危険にさらし、怪我までさせてしまったことを忘れていた自分。
そんな自分が情けなくて仕方が無かった。許せなかった。
「マユ―――ッ!」
突然名前を呼ばれて、マユはビクリと体を震わせた。ステラとルナマリアが自分
の方に走ってくる。
「今帰り? マユ」
「うぇ〜い・・シン・・いない・・・。マユ、知ってる?」
「・・・お兄ちゃんに、用?」
ステラの問いに気の抜けた声でマユは応じた。
「今日、バレンタインでしょ? だからチョコ渡そうと思ったのに! シンッたら
学校終わると同時に逃げちゃって。もう! ねえ、マユ・・・。マユ?」
憤然とまくし立てながら、マユの顔を覗き込んだルナマリアは、マユの表情に気
づき、驚いて言葉を中断する。
バレンタイン。
その言葉にマユは今日がバレンタインだったことを思い出した。チョコだって用
意してある。でも・・・。
―――マユなんかからもらったって、お兄ちゃん、嬉しくないよね。
マユは心の中で自虐交じりにそう呟く。
その時、頭にふわっと柔らかく暖かい手が乗せられた。
「・・・悲しそうな・・・かお・・・」
ステラだった。
そのままステラは優しく、ゆっくりとマユの頭を撫で続ける。
「スティング、アウル、・・・ステラが悲しい時・・・いつもこうしてくれるの」
いつものマユだったら、子ども扱いするな。と振り払っただろう。でも、今はス
テラの手がとても心地よく感じられる。
そんなマユを見て、ルナマリアは優しく微笑んだ。
「じゃあ私は、久しぶりにギュってしちゃう」
「えっ、ちょっと・・・」
いきなり抱きしめられて、マユは声をあげた。流石に少し恥ずかしくて、マユは
少し身をよじった。
しかし、ルナマリアは頓着せずにやわらかく、けれどしっかりマユを抱きしめた。
柔らかいルナマリアの胸。
その胸に抱きしめられているうちに、マユは喉の奥から熱いものが込み上げてく
るのを感じた。
「・・・ルナお姉ちゃん・・・ステラ・・・私・・・」
「たまには、泣いたっていいのよ? 誰だっていつも強がってばかりいられないん
だから。泣きたいときには泣かなくちゃ・・・」
二人は何も聞かなかった。
どうしたの? とも聞かず、ただゆっくりと頭を撫で、抱きしめてくれる。
二人の暖かさが、優しさが嬉しくて――だけど、やっぱり後悔はなくならなくて
マユはルナマリアの胸で少し泣いた。
(続く)
GJ!まさにお前は今、泣いていい!!って感じ。てか感想てもう一つの方に書いた方がいい?
指示通りに生徒会室の調査を行い、報告書にまとめておきました。
今回の件の報酬はスイス銀行のいつもの口座に振り込んで置いてください。
生徒会室の内部調査 2006/02/22
ドアには暗証番号を入力しないと開かないように仕掛けがされており、ハッキングにてこれを突破。
暗証番号は「1002」
中は一見普通の会議室のように見えるが、そこかしこに凶器や不要物が見受けられる。
押収した不要物
・木刀4本 ・改造ガスガン 計10丁 ・催涙スプレー1本 ・鉄パイプ7本
・C4プラスチック爆弾及びその信管(この学園を余裕で爆破できる量)
・バタフライナイフ1本 ・9mmパラペラム弾カートリッジ(銃の本体は発見できず)
・釘バット1本 ・大鎌1本(血のようなものがこびり付いている。)
・スーパーファミコンとそのソフト多数
・セがサターンとそのソフト多数
・成人向け雑誌多数 ・ガンプラ多数
サラ「・・・以上が調査結果です。気付かれないように押収はしませんでしたが、どういたします?」
ギル「ガンプラは押収したまえ。なに、気付かれても私が理事長特権でなんとかしよう。」
サラ「はぁ・・・・ガンプラだけで?」
ギル「頼む。あぁ、それと赤の模型用塗料を買ってきてくれたたまえ。」
413 :
次回予告:2006/02/23(木) 23:54:59 ID:???
さ〜て、来週の「新キャラメインでDESTINY学園開校」は?
アビーです。3月も近いのに寒くて、まだまだお鍋のおいしい季節ですね。
次回の「新キャラメインでDESTINY学園開校」は
「闘将(たたかえ)!!アビー先生」
「オークレー少年の事件簿」
「牙留茄飯で宴会・番外編〜コニ父の野望〜」の3本です。
それじゃ、来週も見てくださいね。じゃん、けん、ぽん!うふふふふふ……
本当に書いてみようと思う。
414 :
開戦:2006/02/24(金) 02:21:41 ID:???
>401-404の続き
ギル「開始まであと
3・2・1…時間だ」
サラ「全員手筈通りにね」
一同「サー、イエッサー!」
レイ「こういう時は前線の作り方が重要だ
なるべく敵陣に食い込んだ場所を取る
まずは3階まで(ザフト高は五階まである事に)確保
俺に続け!」
一同「サーイエッサー!」
ナタル「囮隊前へ!
その他は命令があるまで待機!
敵を引きつける!」
アーサー(なんか自分場違いだな)
スティ「野郎共!ぬかるなよ
メイド喫茶軍に負けは許されねぇ!」
親衛隊「はい、兄さん!」
ミーア(女の方が多いんだけどな)
ステラ「アウル気をつけてね…」
アウル「あんな奴ら火病覚醒で蹴散らしてやるニダ!」
オルガ「待機ってのも辛いな」
シャニ「コレおも〜い!」
クロト「はははは!
コレは…コレはねぇ!」
フレイ「あんた達落ち着きなさい
私達はこのゲームを終わらせる鍵なんだからね!」
レイ「急げ急げ!敵より先に階段を押さえるんだ!」
シン「敵はまだ来てないみたいだ」
メイリン「変ね、ここまで押さえられたら一気に不利になるのに」
ヴィーノ「俺達の方が速かったんだろ?」
ヨウラン「そうそう」
メイリン「そうかしら…」
アビー「敵大多数が予定のポイントに侵入!」
ナタル「よし、伏兵隊出動!」
スティ「了解、待たせたな
向こうは俺たちがロッカーやトイレの個室に陣取ってたなんて夢にも思っちゃいないだろう
奴らのケツを叩きまくるぞ!」
親衛隊「おーー!」
パパパパパ
タタタタタタタ
ヨウラン「うわぁ!
後ろから弾が!?」
ヴィーノ「ひぃ!」
メイリン「待ち伏せ!?」
マユ「オクレの隊だわ!
味な真似を」
メイリン「報告
さらに敵増援!
3時方向!」
レイ「無線が錯綜している!
一体誰から見て3時方向なんだ!?」
417 :
混迷の学舎:2006/02/24(金) 02:26:21 ID:???
男子「畜生、こっちからも敵だ!
全員撃ち方始め!」
レイ「そこの小隊!
発砲やめろ!
味方に撃ってるぞ!」
アビー「敵は混乱状態のようです
スティング君すごいですね!」
ナタル「気を抜くな!
待機中の全隊突撃だ!」
タリア「圧倒的じゃないか我が軍は」
男子「た…大変です
伏兵が後ろから……」
ギル「おい君!
…死んでる(リタイア)
おのれタリアめ!」
サラ「これはグラディスの発想じゃありませんわ
バジルールあたりかしら?」
ギル「このままでは総崩れだ!
私の夢が!」
サラ「問題ありません」
サラ「聞こえたかしら?」
オルガ「おう、俺達の出番だな」
サラ「そういう事
単に目標が増えただけよ
伏兵隊にもシャワーを浴びせてあげなさい」
オルガ「まかせな!」
シャニ「全員狩ればいいんでしょ?」
クロト「簡・単!」
フレイ「静かにしなさいよ
見つかるでしょ!」
ルナ「ふふん、楽勝ね!
男なんて数いてもこんなもんよ!」
ミーア(だからこっちも少なからず野郎がいるんだってば!)
ステラ「シン…どこ?」
ヒュパッ
親衛隊「何だ…あれ?」
アウル「うわ!テポドンニダー!」
スティ「ああん!?」
ドーン!
親衛隊「ぎゃあああぁぁぁ!!」
スティ「何だコレは!
大量のBB弾がバラ蒔かれたぞ!
戦死(リタイア)者多数!
何が起きたんだ!?」
アビー「さ、散弾ミサイルです!
下からのペットボトルロケットによる攻撃です!」
スティ「何でそんなモノが!?」
ヒュパッ…バーン!
アウル「アイゴオォォー!」
スティ「アウルーー!」
アウル戦死
シン「すげぇ!」
ヨウラン「敵がメタクソになってるぞ!」
レイ「何だアレは?」
メイリン「味方からの支援砲撃!
フレイさん達です!」
ヴィーノ「助かった」
しばらく無言で走り続けるシンとレイ。
シン「・・・。」
レイ「・・・。」
シン「・・・ヴィーノ大丈夫かな?」
レイ「どうだろうな・・・今のあの二人の様子は普通じゃ無かったからな。
今はその事を気にしてもしょうがない。ヴィーノの頑張りを無駄にしない為にも逃げ切るぞ。」
シン「ああ、絶対逃げ切ってやる!」
それから二人はしばらく走り続けた後、学校で相談中にヨウランが、
ヨウ「用事が有るって言ったが、もし困ったらいつでも家に来てくれ。家族には俺が言っておくからさ。」
と言っていたのを思い出し、ヨウランの家に向かった。
〜ヨウランの家〜
ピンポーン
ヨウ母「はい、どちら様でしょうか。」
シン「あっ俺です、シンです、あとレイもいます。」
ヨウ母「ヨウランから聞いてるわ、ちょっと待ってね。あ、それと今ヴィーノ君も来てるわよ。」
シン「(え!?ヴィーノだって!?無事だったのか。)
レイ「(なぜ捕まった筈のヴィーノが!?・・・少し用心しておくか。)」
しばらくするとドアが開き、二人は家の中に入った。するとそこには、何事も無かったかの様なヴィーノの姿があった。
ヴィ「遅かったじゃないか!もう二人とも捕まってるかと思ったよ。」
シン「ヴィーノ、無事だったんだな、良かった。」
ヴィーノ「ああ、運がよかったよ。二人に次の行き先問い詰められてさ〜、なんとか嘘を言って開放してもらったんだ。」
そう説明したヴィーノだったが、レイはヴィーノの様子が少しおかしい事に気付いていた。
レイ「そうか、それは運がよかったな。だが、一体何処に行くと嘘をついたんだ?」
レイの質問に、ヴィーノは一瞬視線を泳がせた。レイはその一瞬を見逃さなかった。
ヴィ「それはアレだよアレ。えっとアレだ・・・ゴメン、必死だったからよく覚えて無いや。」
レイ「嘘を言った事は覚えているのに、内容を覚えていないのは少し変ではないか?」
ヴィ「そ、それは・・・。」
シン「さっきから少し様子が変だぞヴィーノ。一体何があったんだ・・・まさか!?」
シンの予感は的中して、いきなりヴィーノがシンに向かって来た。しかし、その行動はレイに止められた。
レイ「まさかヴィーノが裏切るとは。」
ヴィ「悪いな。これも全てメイリンのチョコの為なんだ!」
ヴィーノが裏切った理由は、非常に単純かつ理不尽な物であった。
〜ヴィーノが捕まった後〜
シン達が無事逃げた後、ヴィーノはルナマリアとマユに詰め寄られていた。
ルナ「ちょっと!邪魔するなんて良い度胸してるわね。」
マユ「素直に次に向かう可能性のある所を吐けば、許してあげないこともないわよ。」
ヴィ「確かにその方が楽かもしれない・・・だが断る!シンが捕まったら死ぬかもしれないからな!」
ルナ「ちょっ、死ぬ訳無いじゃない!!」
マユ「失礼ね!!(かろうじて)食べられるわよ!!」
ヴィ「百歩譲って、死なないとしても俺は裏切るなんて出来ない。」
二人「「まだ言うか!」」
一向に喋る気配のないヴィーノに、ついにルナマリアが最終手段を使った。
ルナ「まだ喋らないつもり?」
ヴィ「ああ。」
ルナ「どうしても?」
ヴィ「どうしてもだ。」ルナ「しゃべってくれればメイリンのチョコ、あげるんだけどな〜」
ヴィ「!?今何て!?」
ルナ「だ・か・ら、私たちにしゃべってくれればメイリンのチョコ、あげようと思ったんだけどな〜。」
ヴィ「分かった、言うよ!いやむしろ言わせて下さい!!」
ルナ「助かるわ〜。ついでにこれからは私たちに協力してもらうからね。」
ヴィ「(すまない二人共・・・だが俺にとってはメイリン絡みの事が最優先事項なんだ!)」
こうして、少し後悔しながらも、ヴィーノはルナマリアとマユに協力する事を決めたのだった。
〜再びヨウラン家〜
レイとヴィーノは、組み合ったまま互いに動けなくなった。その状況をシンはただ呆然と見ていた。
レイ「シン、何をしているんだ!ここは俺に任せて早く逃げろ!」
シン「あ・・・ああ。分かった・・・。」
シンは少し動揺しながらも、ヨウランの家から走り去って行った。
シン「くそぉ!メイリンのチョコで釣るなんて、考えが甘かった。」
それからシンはしばらく町中を走り回った。しかし、さすがにずっと走り続けていたのでシンは疲れていた。
シン「ハァハァ・・・そろそろ休まないと、保たないな。でもすぐに見つからないような場所にしないと・・・。」
シンはしばらく考えて、入って来た人がすぐに分かる棚の低めの書店に入った。
すると、しばらくして連合の先輩三人組が入って来て、何やら慌てた様子で店員に詰め寄って行った。
オル「オイ!ここに金髪の、ぽわ〜んとした感じでスタイルの良い連合高校の女子生徒が来なかったか!?」
店員「いえ・・・見てませんけど。どうかしたんですか?」
クロ「迷・子!!」
店員「そうなんですか。わかりました、もし来たら連絡しますよ。」
オル「ここには居ないみたいだから他行くぞ!」
シャ「探すのウザ〜イ。けど見つからないとスティングがもっとウザ〜イ。」
クロ「撤・収!!」
オル「お前らうっせーよ。さっさと次行くぞ!」
そして三人は再び慌てながら、書店を後にした。
シン「あの三人かなり慌てた様子だったな。遠くて何話してたかは分からなかったけど、何かあったのかな?」
シンは、少し気になりながらも、ルナマリアとマユの事を気にしているうちに忘れていた。
その後少し休んだシンは、あまり長くいるのも危険だと思い書店を後にした。
シンは少し走り、ふと立ち止まって考えた。
シン「待てよ・・・今あの二人が俺を探してるって事は逆に、今家に帰って部屋に立て籠もれば安全じゃないか!?」
シンは、早速家に帰る事に決めて再び走り出した。
しばらく行くと、家へと続く道に工事中の看板が立っていた。
シンは、工事の予定なんかあったかな?と疑問に思いつつ、別の道を進んで行った。
しばらく別の道を進んでいたシンだったが、目の前に再び道路工事の看板が立ち塞がった。
シン「くそっ、また工事中か!急いでるってのに。」
そう言いながらも再び別の道を行くシン。
シン「この辺はあまり通らないから、道がよく分からないな。次どっちに行けば近いんだったかな?」
そう言いながら曲がり角にさしかかったシン。片方の道にはまたもや工事中の看板が立っていた。
シン「これは絶対におかしい!あの二人の罠だな・・・なら裏をかいて、看板を無視だな!」
シンはこれで無事に家に辿り着けるな。と内心でホッとしていた。
しかし、次にシンが角を曲がった時、目の前は行き止まりだった。
シン「嘘だろ・・・なんで行き止まりなんだ?」
うろたえるシンの背後から声がする。
ルナ「フッフッフ・・・ついに追い詰めたわよ〜。」
マユ「もう逃げられないわよお兄ちゃん。」
シン「くそっ、こんな手に引っ掛かるなんて。」
ルナ「シンの事だから、さすがに三回も続けばおかしいと感じるだろうと思って、逆の罠を仕掛けたのよ。」
マユ「さあ、鬼ごっこはここで終わりにして、おとなしく私たちのチョコを食べてよね!」
ジリジリとにじり寄って来る二人に、シンはついに捕まってしまった。
二人は
「「はい、ア〜ン。」」
などと言いながら、笑顔でチョコ・・・もとい『物体X』を口の中に入れようとしてくる。
しかし、必死に抵抗するシンに痺れを切らした二人はついに、
「「そらそらそらあっ!」」
と、一気に『物体X』を無理矢理シンの口に突っ込んだ。
シン「ーーーーーーッ!!」
あまりの味に、シンは声にならない悲鳴を上げる。その様子を見た二人は、
ルナ「声が出ない位おいしかったのね!?良かった〜。」
マユ「そんな良いリアクションとられるなんて思わなかったわ。なら来年も作るしかないじゃないか〜なんてね。」
なんて事を言っていた。そして満足気な表情を浮かべながら、
ルナ「んじゃ、目標も無事達成したし、帰るとしますか。」
マユ「じゃあねお兄ちゃん。先帰ってるからね〜。あっ!ホワイトデー、しっかり期待してるからね!」
と、言い残して、シンを置いてさっさと帰ってしまった。
シン「(ちょっ、待てよ!ショックで動けないんだって!・・・ああ・・・なんだか目が霞んで・・・・・・。)」
シンの意識は遠のいて行った。
??「・・・シン・・・起きて・・・シン。」
シンはしばらく気を失っていた。しかし、誰かに呼ばれている事に気付き、
朦朧とする意識の中ゆっくりと目を開けていく。
シン「・・・うぅ・・・。」
??「・・・よかった・・・シン・・・大丈夫?」
目を開けて意識を取り戻したシンは、相手の顔を確認した。シンに声をかけていたのは、ステラだった。
シン「ステラ?なんでこんな所に?」
ステラ「・・・ステラ・・・シンの事・・・ずっとさがしてた・・・やっと見つけた。」
シン「(そういえばステラもチョコを作るって昨日言ってたな。あの二人のせいですっかり忘れてた・・・。)
ステラ「・・・ステラ・・・シンのために・・・頑張ってチョコ作ったの・・・
ステラの・・・もらってくれる?」
シン「もちろん貰うよ。ありがとうステラ。」
そう言いながらチョコ受け取ったシン。ステラは、とても嬉しそうな笑顔を浮かべていた。
それから、食べてみてとステラが言ったので、シンは包みを開いてチョコを口にいれた。
口の中一杯にに甘みと香ばしさが広がる。
シン「すごくおいしいよこれ!こんなにおいしいチョコ初めて食べたよ。」
ステラ「・・・よかった・・・でもそれ・・・ほとんどスティングが作ったの。」
シン「そ、そうなんだ・・・やっぱりスティングさんは料理うまいなー。」
ステラ「・・・今度は全部・・・ひとりで作るから。」
ステラは何やら決意した表情で、そう言っていた。
その後しばらく二人で歩いていると、アウルに出会った。アウルは
アウル「こんな所に居たのかよー。スティングがかなり心配してたから早く帰ろう。」
と言ってステラを連れて帰って行った。ステラは去り際に、
ステラ「また明日・・・シン・・・明日ね。」
と、手を振りながら言っていた。
シンもそのまま家に帰り、その後はいつも通り過ごしていつも通りベットに入った。
そして今日は色々な事があったな。と思いながら静かに眠りについた。
翌日学校へ行くと調子の悪そうなヴィーノが
「自分の物を渡すなんて、あいつは赤い悪魔だ!!」
などと言っていたが、それはまた別の話・・・・・完
>>414 いや、真に面白い。ちゃんと集団で戦争してるなあってのが
分かります。良いねえ、これはすごく良い。GJ!!
>>424 完結GJ!
シンとマユは家の風呂が壊れたため、銭湯に来ていた。
シン「あー久しぶりだなー銭湯」
スティ「あっお前は」
ステラ「シン!」
マユ「なんであんたらがここに!」
アウル「いや、俺らんち風呂ついてないからさ…」
スティ「まぁ、ここの銭湯に来るのは初めてだけどな。」
ルナ「あっシン」
マユ「なんであんたがここに!」
メイリン「いやー水道凍結しちゃってさ…」
ハイネ「あーお前ら!」
ステラ「オ凸!なんでお前がここに!」
ハイネ「グハッ…だって!ステラが…銭湯にいたら!来るしか、ナイ…」←放置
ヨウラン「もうお決まりだな。」
ヴィーノ「理由考えるのめんどくさくなったようだな。」
スティ「とりあえず入ろうぜ。」
中には男湯と女湯ののれんが無く、混と書かれたのれんがあった。
男「混浴だとぉぉぉぉ(喜)!」
メイリン「混浴だとぉ…(恥)」
ルナステマユ「混浴だとぉぉぉぉ(異常喜)!」
シン「混浴だとぉぉぉぉ(泣)!」
メイリン「混浴…恥ずかしい…」
ルナ「大丈夫、タオル巻いてけば」
浴場
マユ「お兄ちゃん!」
シン「ああ、マユか。」
マユ「(くっ…タオル巻いてないのにこの反応…昔、一緒に風呂に入ってたけど…あっお兄ちゃんは
意外と女の人の裸には興味ないのかも!)
ルナ「シン!」
ステラ「シーン!」
シン「お前らタオル巻けぇぇぇ!」
マユ「(チクショォォォォォ!)
シン「ああーでかい風呂はいいな…疲れが取れるな…」
ルナ「右腕確保ー!」
ステラ「左腕捕獲ー」
シン「抱きつくな!(胸が…あたる…スベスベだ…いいなぁ…うーんルナよりステラのがでっかい
な…)」
ルナ「なんか思った?(ゴゴゴゴ…)
シン「別に…なんでもありません」
ヨウラン「羨ましい奴…」
ヴィーノ「メイリン…ハァハァ」
アウル「なんだ?スティング、ぼーとしちゃってさぁ…あ!女の裸に欲情してんだ!?」
スティ「なっ違…(///)」
シン「さてと…体洗うか…」
ルナステラマユ「…(///)」
シン「どうした?何うつむいてんだよ…あああぁぁ!タオル!タオル何処行ったァァ!」
ルナ「丸見え…(///)」
ステラ「小さくて…可愛い(///)」
マユ「それ!禁句!」
シン「うわぁぁぁん!酷いよ!苛めてくる!」
※オ凸→オレンジ凸の略
最初アゲてしまった。スマソ。
新キャラメインでDESTINY学園 彼方へ〜発動〜
???「・・・あれの準備は・・・?」
エザリア「・・・完了しています。」
???「・・・ククク・・・さらばだ諸君・・・ジェネシス起動。作戦を開始せよ。」
オペレーター「了解。起動開始まで120秒を有します。」
ザフト学園
アーサー「さぁさぁ早く準備を終わらせないと今度の文化祭に間に合わないぞー。」
一同「うぃーす」
一週間後ははザフト・連合両校合同の文化祭。シン達六人や、ステラやアウル、スティングたちは毎日遅くまで残って準備をしています。今から彼らに降りかかる過酷な運命をいまだ誰も知りはしませんでした。
運命の矢は既に放たれていたのです。
タリア「では理事長。お先に失礼しますわ。」
ギル「もう少し残ってくれてもいいんじゃないかタリア。」
タリア「理事長もお甘いようで。私は子供を迎えに行かなくてはならないんです。」
ギル「わかってるよ。ではまた明日。」
タリア「えぇ、また明日。」
メイリン「あ、やだー。私今日夕食当番だったの忘れてた!」
ルナ「そそっかしいのよねアンタッて。早く帰りなさいよ。」
メイリン「うん!お姉ちゃんも早く帰ってきてね!」
ルナ「はいはーい。」
オペレーター「ジェネシス起動。」
???「私の勝ちだなザフト学園・・・!」
ブワァァァァァァァァ!!!!
シン「ん・・・・!?」
午後六時二十七分。ザフト学園はまばゆい光に包まれた。
そしてその光が消えた時、住人の誰も気付いてはいなかったが、校舎内の人間が全て消え去っていたことを・・・・・・
シン「ん・・・・・?なんだったんだ今の・・・・?あれ?外が明るくなってる・・・・?」
次の瞬間シンが見たものは、いつものアプリリウス市の風景とはかけ離れた砂漠の風景であった・・・・・・
続く
>>427 そんな銭湯あったら、俺も行きたいなあ・・・。
ウラヤマシイ
>>428 おお? ザフト学園漂流教室か?
新たな長編ものの鳴動に大いに期待!
文化祭の準備をしていたシン達はいきなりまばゆい光に包まれ、次に眼を開けた瞬間。彼らの学園の周りの町並みが消えうせ、果てしなき砂塵が広がっていた・・・・
シン「・・・・は?なに・・・これ・・・?」
ルナ「私達・・・夢見てるのかしら・・・?」
レイ「・・・・わからないが・・・・これは大事だな・・・」
ヴィーノ「・・・・メイリンは・・・?メイリンはどこに・・・?」
ヨウラン「・・・ヴィーノ・・・」
ヴィーノ「メイリンが・・!メイリンがぁぁぁぁ!!」
レイ「まずい!シン!ヨウラン!ヴィーノを抑えるんだ!」
さっきまで校庭を歩いていたメイリン・ホークは、その光と共に消えてしまった。取り乱すなと言う方がおかしい。想い人が消えてしまったのだから・・・・・
ギル「なんだこれは・・・・・・?」
サトー「り、理事長!こ、、、これは・・・・?」
ギル「私に聞かれてもわからんよ!とりあえず現在残っている者を集会ホールへ召集しろ!とりあえず外へ出ることは禁止する!わかったな?」
サトー「はっ!」
ギル「一体なんだというのだ!えぇいっ!」
アーサー「えー、校車内に残っている者は集会ホールへ集合せよ。集会ホールへ集合せよ。尚許可あるまで外出は禁ずる。。。」
レイ「とりあえず集会ホールへ。話はそれからだ・・・」
集会ホール
トダカ「これは一体どういうことですか?我々はいったいどうなってしまったので・・・・?」
ヨウラン「まさか・・・・・・核戦争?」
フレイ「せ、、、せん、、そう、、、?」
レイ「ありえんな。仮に戦争だとしてもこの学園だけ無事な理由がわからない。」
ギル「静粛に!とりあえず今ここにいる者は名簿にチェックを。」
生徒
シン・アスカ ルナマリア・ホーク レイ・ザ・バレル ヴィーノ・デュプレ ヨウラン・ケント
ステラ・ルーシェ スティング・オークレー アウル・ニーダ フレイ・アルスター
教職員
ギルバート・デュランダル アーサー・トライン サトー ウィラード マッド・エイブス
トダカ ユウナ・ロマ・セイラン
集会ホール
ギル「ふむ・・・とにかく状況の把握が先だ。・・・・携帯は・・・圏外か。アーサー君、職員室で電話やテレビなどを調べてみてくれたまえ。
エイブス君は地下発電機を調べてくれ。サトー君は備蓄倉庫から食料や毛布を集めてくれユウナ先生とトダカ先生は屋上へ上がって辺りを見渡してくれ。」
教職員一同「はい!」
ギル「・・・・生徒の諸君はここで私と待機だ。くれぐれも勝手な行動はしないように。」
生徒一同「・・・・・・はい」
ヴィーノ「・・・・メイリン・・・」
シン「ヴィーノ・・・・その・・元気出せよ・・・な?」
レイ「それにしても一体どうなってるんだ?」
ルナ「・・・あの時凄い光が起こって、、、それでこんな事になってて・・・あぁーもう!訳わかんないわよっ!」
アウル「・・・なんか砂漠になってたよな・・・全部・・・」
フレイ「パパ・・・・パパ・・・・!」
ステラ「・・・お家は・・・?それに・・・ジブリの学校は・・・?」
スティ「・・・・さぁな・・・何がなんだかさっぱりだ・・・・」
ガラッ!!!
アーサー「だ、、、駄目ですっ!電話回線やテレビもさっぱりですっ!」
ユウナ「あ、、、あたり一面砂漠が広がってるだけだよ!!なにも・・・なにも無い!!」
エイブス「駄目です・・・・なにか莫大な電力が消費されたようでヒューズが飛んでいます。修理には半日はかかりますね。」
サトー「一応食料は一年分はありますが・・・問題は水ですね。屋上のタンクの容量では3日が限度です。」
ギル「・・・・冗談ではないッ!とりあえず今日はもう遅い・・・そろそろ日が暮れるだろう。行動は明日からにしてとりあえず今日は休もう。」
その夜 集会ホール
ルナ「・・・メイリン・・・バカ・・・バカ・・・・」
レイ「Z...Z...Z...」
ヴィーノ「メ、メイリン。。。。グスッグスンッ」
ステラ「・・・ネオ・・・?」
スティング「・・・・コニール・・・・」
アウル「う〜ん・・・あの光は将軍様の・・・・」
シン「・・・・・・・・・・マユ・・・」
それぞれの夜は更けていく・・・・・・・
アプリリウス市(普通の世界)
メイリン「・・・・お姉ちゃんいくらなんでも・・・」
ラウ「レイ・・・・家出かな?デュランダルにでも聞いてみるかな・・・・」
プルルルルルル・・・・・プルルルルル・・・ガチャッ
メッセージ「ただいま留守にしております。御用の方は・・・・ガチャ」
ラウ「なにかがおかしいな・・・・」
ザフト学園(異世界)
ギル「おはよう皆・・・・さてではこれより行動を開始する。エイブス先生と機会いじりが得意な生徒で地下発電機の復旧を頼む。」
ヨウラン・ヴィーノ「僕達が行きます。」
エイブス「よし、ついてこい」
ギル「それと備蓄倉庫から食料などをここへ運ぶのは、、、、トダカ先生とサトー先生、それと・・・・女生徒でやってもらう。」
サトー「わかりました。いくぞお前ら!」
ルナ「はぁ〜い・・・」
ギル「残りの生徒は私とアーサー先生に着いてきてくれ。外の探索を行う。」
シン「ゴクッ・・・・」
スティ「このふざけた世界の正体を暴いてやるぜ・・・!」
ギル「ではユウナ先生は留守番と言うことで。では行動開始!」
砂漠
ギル「まずは水源と、この世界の手がかりとなるものを探そう。勝手な行動はするんじゃないぞ。」
一同「はい!」
アーサー「しかし・・・・熱いな・・・・」
延々と続く砂漠・・・・気温、湿度共に普通の世界の夏より高い。その過酷な気候は徐々に皆の体を蝕んでいく・・・・・
学園から迷わぬように目印を置きながら進む一行。
アウル「・・・・ん?」
スティ「どうしたアウル?」
アウル「いや・・・あれ・・・?」
ふと見つけた岩、それを拾った瞬間アウルは悲鳴を上げていた。
アウル「ヒャ、、ヒャアア!!」
ギル「どうしたっ!?」
アウル「あ、、、ああ、、、あれ・・・!」
シン「!?うわぁぁぁ!?」
それはひっそりと佇んでいた。
/⌒ヽ
(●. .●)
ヽ曲ソ
ギル「・・・・人骨だな・・・」
レイ「一体何が起こったんだ・・・・」
シン「こんなことって・・・」
アウル「ひ、、、ひぃ、、、!」
スティ「・・・・腕時計?・・・こいつの奴か?」
ギル「どれ見せてみなさい・・・・・フム・・・ん?コズミック・イラ98・・・?年号か何かか・・・?」
シン「俺たちの世界とは年号が違うみたいですね?」
レイ「この世界はもしかしたら俺たちの世界の未来・・・・なのか?」
ギル「もう置いていく目印が無いな・・・そろそろ戻るか。」
レイ「もう日が暮れる・・・・?昼の時間が短いのか?」
シン「どうでもいいから早く帰ろう・・・・・この世界は気味が悪すぎる・・・!」
学園
エイブス「えー、発電機は復旧したために電気の問題は解消しましたが、問題は水ですね・・・・」
サトー「災害時の避難所といってもあまり蓄えがありませんからな。」
ギル「ともかく、明日も周辺の探索は続ける。このまま立てこもっていたらいつかは死んでしまう・・・」
フレイ「もう嫌よこんな所!食事も菓子パンとかそんなものばかりで!」
ルナ「贅沢言わないでフレイ!大体あんたずっと文句ばっかで・・・・!頭くるわよ!」
フレイ「なんですって!?あんたパン運んでる時につまみ食いしてたくせに!」
ルナ「なにいってんのそれアンタでしょ!!」
レイ「ルナマリアもアルスター先輩もやめないかっ!イライラしてるのは皆同じだ!」
フレイ「早く帰りたーーーーいっ!!」
う〜む・・・殺伐としてきましたな。
どうか無事に学園に帰れますように。
ナムナム・・・・
漂流教室!?
続き楽しみに待ってますよ
436 :
幸せなとき:2006/02/24(金) 23:41:18 ID:???
今晩シンは、ルナとステラとでアスカ家ベランダで食事をしていた。マユは友達の家に泊まりに行っ
ていない。
ルナ「ねぇ、シン。私とステラ、どっちのほうが好き?」
シンステラ「…」
シンはずっと答えが出せずにいた。どっちが好きかなんて、決められない。
彼を囲む少女二人は、期待と不安が入り混じった瞳でこっちを見ている。
シン「え〜と…今、じゃなきゃダメ?」
ステラ「シン、私達の事…うっとおしい?」
シン「いや…正直、その…二人でというか三人でいると、疲れるけど…それ以上に楽しいし…」
今はとっても楽しい。大切な人達だからこそ、ずっと笑ってほしい。そう、思っていた。
ルナ「今じゃなくてもいいけど、いつかは決めてよ。」
何気なく空を見ていると、夜空には流れ星がたくさん流れていた。
ステラ「ねぇ!流れ星。」
ルナ「綺麗〜」
シンは願った。あと少し、できればずっと、こんな幸せなときが続きますように、と。
終わり
えーと、こんなのもいいんですか?
>436
イイヨイイヨー!
>>436 とりあえず幸せになるならいいわけだ。
たまにはこんなのもいいぞ。
>414-419の続き
レイ「攻撃の手が弱まってきたな…
前進する!
シールド(机)前に出していけ
シン、手勢を連れてオクレ隊の掃討を頼む」
シン「了解!」
マユ「私も行くわ
兄の背中は私が守る」
スティ「前進を始めたか…
本隊は再編が済んでない」
親衛隊「足止めをしましょう!」
スティ「何?」
親衛隊「このまま前進されては味方は全滅です
ここは私達が動くしかありません!」
シン「こちらデスティニー1
聞こえるか?」
レイ「ああ、よく聞こえる」
シン「オクレ隊は見あたらない
全滅したんじゃないのか?」
レイ「まだ戦死になってない」
シン「もう退いたんじゃ?」
レイ「それならこっちがキープしているエリアを通らねばならない
歩哨を立たせているが報告は来てない」
シン「了解、もう少し探してみる」
男子「小隊長」
シン「どした?」
男子「敵幹部、アウル・ニーダです
すでに死んで(リタイア)います」
シン「アウルか…
ん、マユから無線だ」
マユ「こちらデスティニー2
お兄ちゃん…歩哨がやられてるわ
オクレ隊は既に突破してる」
レイ「こちらブレイズ
今本隊がオクレ隊に攻撃を受けている!」
シンマユ「!」
レイ「ヨウランとヴィーノを派遣したが
彼等自身からも救援要請が来てる
俺は動けない、すぐに向かってくれ!」
シン「どうしてこっちは後手ばかりなんだ!
急いで行くぞ!」
マユ「うん!」
ガガガガガガ
チュイーン
男子「うわ、畜生!
俺等の方が数いるんだぞ!
なんでこんな押されるんだ!」
ヨウラン「踏ん張れ!
増援が来てくれる!」
男子「相手はオクレさんだ!
俺達が束になって勝てる相手じゃない!
無理に倒そうとするな!」
ヴィーノ「立っちゃ危ない!」
スティ「阿呆が…」
タン!
男子「がっ!」
ヨウラン「小隊長クラスばかり狙いやがって!」
男子「散弾ミサイルは何でさっきから沈黙してるんだ!」
クロト「何なんだよ!
何必死にやってんだ!」
ガカガガガ
?「当たらん!」
オルガ「迂闊に撃つな!
発射音でばれる」
シャニ「いた〜い」
シャニ戦死
クロト「もらったー!
ゴリッ
う!?」
?「時にはサイドアームが有利になる事もある
覚えておくんだなっ坊主!
じゃあ…ご褒美をやろう」
クロト「ひっ!」
ターンッ!
オルガ「奴が転んだ?
何が起こってるんだ!?」
?(狙撃か)
?(危うく当たるところだったぜ)
サラ「ちっ!
(外した…所詮は玩具か
しかしこの変態仮面、動きが…)」
?「危ない危ない…
またあおうぜ!
子猫ちゃん達!」
クロト「逃げた?」
オルガ「いや、見逃してくれたのか?
一体何者なんだ?」
フレイ「どう見てもネオじゃないの!」
シン「遅くなった!」
ヨウラン「援護する!
突入してオクレを片づけてくれ
俺とシンとヴィーノだけでいい
後は前進しろ」
シン「任せろ!」
男子達「お前等、漢だぜ
死ぬなよ!」
シン「俺を誰だと思ってるんだ?
早く行け!」
ヨウラン「やるぞヴィーノ!」
ヴィーノ「ああ、相棒!」
ヨウヴィ「うおおぉぉぉぉ!!
(スネーク気分)」
ドガガガガガガ!
シン「GOGOGOGO!
(兵士の真似)」
シン「お前独りか!?」
スティ「シンか、この場合独りの方が有利にいけるからな
始めよう、ステラが好きになる男とはどれ程のモノか試させて貰う!
(みんなだんだん芝居がかってきてる)」
シン「…」
ルナ「再編間に合ったみたいね
オクレ兄さんに感謝」
ステラ「スティング…帰らない」
ミーア「おしゃべりはそれまでよ
おいでなすったわ
配置について」
オクレ兄貴かっこいーww
つーかほんと誰からもオークレーとは言ってもらえないのね兄さん。
サラVSネオが熱いな。
いやあ、集団戦は燃えるなあ・・。
GJ
サラ姐さんカッコイイ
保守
GJ!!
wktkしながら続きに期待!
謎の荒廃した異世界へと飛ばされてから3日、一同は疲弊しきっていた。
水の蓄えが尽き、渇きと暑さに蝕まれながらも尚、外の世界の探索は続いていた。希望だけを頼りに・・・
砂漠
アウル「ハァ・・ハァ・・・・」
トサッ
スティ「!おいっ!しっかりしろアウル!」
アウル「み、、、水、、、、」
シン「肩貸すよアウル、しっかりしろって。」
アウル「かっこわりぃ、、、、俺。」
距離にして4キロくらい歩いただろうか、はるか遠くに建物らしき影が見えた。
ギル「・・・陽炎かな?」
レイ「どうしますか?行って見る価値はありそうですが・・・・」
シン「行くべきだと思います。もし水源なら学校にいる皆が助かるんですよ?」
ギル「ふむ・・・・よし、行って見るか。皆、あと少しだからもう少しがんばってもらいたい。」
こうして建物へと進む一行。幻ではなく現実の建物なのかは定かではないが進むしかない。
建物
レイ「・・・どうやら幻ではないようだな。」
シン「入るか・・・・」
ギル「何が起きるかわからん。各員ぬかるなよ。」
スティ「・・・・ん?」
アウル「どうしたんだよスティング?」
スティ「何か変なにおいがする・・・・・」
建物内部
シン「これは・・・・」
アウル「う・・・・」
建物の内部は地獄だった。辺り一面に老若男女問わず死体が散らばっており、氏んでからそんなに日数がたっていないのか、腐敗が始まって鼻を突くにおいが充満していた。
スティ「こいつは・・・・ひどいな・・・」
アーサー「一体何が起こったんだ・・・?」
ギル「わからんが、、、どうやらこの人たちは殺されたらしいな。鋭利な刃物で切り裂かれているように見える。」
レイ「しかし、、、、酷い・・・・」
アウル「ん・・・なんだこれ?」
シン「日記・・・・?」
ギル「どれどれ・・・・・」
>>451 一度投下して間隔を置くときは、(続く)とか末尾に入れた方がいんでない?
それはさておき、ますます緊迫してきて乙!
人類が全滅してるのかと思いきや、ちゃんといる様子
なのに、死体の山。先が気になります。
この歳になって、保健室の先生に悩み事相談というのは、どうなんだろう。
ミーアは考えあぐね、今日はやめることにした。
きびすを返して去ろうとする、まさにその瞬間。二つの風船にかかる手!
ミーア「いやん!」
サラ「あら、ごめんなさい。急に振り向くものだから、手が胸に偶然。
キャンベルさん、私に何か用かしら?」
ミーア「あ、あうあうあ、あたし……(まだ手が当たってるよぅ〜……)」
サラ「くすっ……中にお入りなさい」
このセクシーな女医は、赴任直後から男子の注目を集めた。
反面、女子からの人気はかんばしくない。あまりに色気がありすぎるからだろう。
だが本人は、それを気にしていないようだ。あくまで自分のスタイルをつらぬく。そこが
また気に入らないとする生徒も多いが、ミーアはむしろ好感を持った。
なぜ陰口に応えて、自分を抑えねばならぬのか。
そんなものは媚びだ。奴隷根性だ。
なりたい自分になればいい。常に最高の自分を演出すればいい。心のままに。
それがミーアの持論であり、日々の目標である。
サラ「今日は笑顔が曇っていますね」
ミーア「……え?」
サラ「悩み事があるのかしら。私でよかったら」
ミーア「あー……えっと」
迷った。
たいしたことがない悩みのような気がしてきた。
それに──おそらく、この保険医にはそんなことはないだろうと思うのだが──これは、
彼氏のいない女性には、あんまりごう慢で無神経でヒドイ相談事じゃないか。
ミーア「ラブレターを一度にもらっちゃって……」
サラ「ふたりのオトコノコから?」
ミーア「は、8人の男子から……」
サラ「それでは、その子らの熱ぅい想いには答えられない、と?」
ミーア「……できれば……全員、断りたい……」
彼ら全員、ミーアがザフト学園の番長であることを知っているのかどうか。
いや、とにかくこの状況で一人もキープしとかないのはもったいない。女としておかしい。
……と、バイト先(『ヤキン・ドゥーエ』)の先輩には言われた。
それが賢い判断なのだと。
サラ「断っちゃいなさい」
ミーア「へ?いいの……いいんですか?」
サラ「誰か一人でもOKしてみなさい。選ばれなかった子はがっかりするけど、それ以上に
選ばれた子はがっかりすることになる。その気もなくても男の子は期待しちゃうわよ。
なにせあなたはとても魅力的なんですから。いったん持ち上げておいて落とすのは、
とても残酷よ。……でも、あなた本当に悩んでるのは、そこじゃない」
ミーア「え」
サラ「どういう理由をつけて断るのか、でしょう。フラれたくせに言うからね、男ってモノは。
好きじゃないと言ってるのに、『どうして』『なんで』『どうして』って……見苦しい」
────正解だ。
理屈抜きで動けても、理由なしには納得できない年齢だ。自身もそうだ。そして「大人の
都合よ」などとたわごとで沈黙を強制するほど、ミーアは不真面目ではない。
もちろん、拳で言うことをきかせるわけにもいかない。
彼氏がいるわけでなし、わけもなく断る、というのは少女の良心が痛んだのだ。
サラ「ウソをつくのが誠実ということもあるわ。先生も考えてあげる。それと、答える時はだれか
信頼できる人に立ち会ってもらいなさい。男の子はヤケになるものよ。間違いがあったら
いけないから」
ミーア「(それはないと思うけど、先生、しんぱいしてくれてるんだなぁ……)ありがとう、先生」
サラ「なんなら私が立ち会っ……」
ミーア「い、いえ、いいです、先生にそこまで!オクレ兄さ……あ、知り合いに頼んでみますから!
サラ先生、ありがとうございました。一人で悩んでたら、ぐるぐるしちゃって……」
サラ「……。あなたは本当に魅力的ね。教員の立場でなかったら、ここでキスしたいくらい」
ミーア「今日は本当にありがとうございました!さよなら先生!」
サラ「気をつけてお帰りなさいね」
保険医の熱心な姿勢に胸を熱くしたミーアは、気付かなかった。
まったく聞きまちがえていた。
そんなことを言うはずないと、軽く流してしまえるような、そんな声色だったから。
女でなかったら……同性でなかったら……、というのではない。
サラは「教員の立場でなかったら」「ここでキスしたい」と言ったのだ。
ギル「サラくんは実によくやっている……。最近では女子からの人気も得始めたようだ。
……しかし、この報告書の末尾」
追伸:若い女の子って良いものですね
ギル「………………いや、まったく同意だな、うん」
プライベート・サライヤン To be continued…
ちょ、サラ先生・・・・(*´Д`)
萌えた
>>456 GJ!!
サラ先生!俺・・・貴女について行きますッ!w
>>452スマソ、アク禁巻き込まれた。
>>451の続き
CE95 11/1
今日は今までの歴史をおさらいしておこう。この船団の中には何も知らない若い命も少なくない。
CE73年 ロゴス戦争終結。プラントとオーブ終戦協定を結ぶ。
CE76年 プラント議長のラ○ス・クラ○○、人類の所業に絶望し、総人口の抹殺を宣言。
ザフト、連合両軍はこれを阻止すべく奮戦するが敗退。
CE77年 ラクシズ、地球各地に核攻撃、地球死の星へと変貌。プラント市民を乗せた脱出船団「Hope」出航。
その一ヵ月後プラントやスペースコロニー群などもラクシズにより壊滅。地球権の総人口は百分の一以下に低下。
CE80〜CE95までの歴史は不明。
CE95に地球環境の安定が確認され、我々の船団は地球への帰途に着くことに。
CE95 12/23
ついに我々は地球へ降り立った。写真で見たように緑がいっぱいあるわけでもなく、ただ荒野が果てしなく続いている。
人類復興の鍵は我々の船団が握っている。がんばらなくては。
CE98 2/2
も 駄目だ。奴ら 来てる。ピンク 悪魔ども。ハンナ 愛して る・
(ところどころ血がこびりついていて読めない。)
ギル「これは・・・・・・・・」
シン「なんて歴史だ・・・・なんで、こんな!」
レイ「この人たちは脱出船団の生き残りだったんだ。抹殺の手から逃れてやっと地久へたどり着いたのに・・・結末がこれとはな。」
ギル「さて・・・この人たちはどうしようか・・・」
アウル「ま、、まさか、く首でも土産にしょうってーの・・・・?かかっこわりんじゃね・・・?そういうの?」
ギル「いやまさか。せめて墓ぐらい作ってやろう。」
シン「そうだな・・・・」
ガタガタッ!!
一同「!?」
???「ウケケケケ・・・・・ワタシタチハタタカッテモヨイノデス。。。。。」
シン「な!?こいつはあの時確かに!?」
レイ「気をつけろシン!」
ピンク「ウケケケケケ!!!」
ピンク「ウフフフフ・・・・・」
ピンク「アナアガシンジテタタカウモノハナンデスカ?」
シン「しまった!?囲まれた!?」
アーサー「ひぃぃ!?」
ギル「えぇいっ!」
スティ「ちっ!数だけは多いじゃねぇか!!」
アウル「どうする?スティング!」
シン「やるしかない!!」
レイ「出口まで突き進むんだ!」
ギル「・・・・やってみるか!」
彼らは弾けたようにピンクの群れへ飛び込んだ。あるものは素手で、あるものは武器を駆使して次々に敵を屠っていく。
シン「あと少し!!邪魔だぁぁぁぁぁぁ!!」
ギル「数の差が戦力の決定的な差ではない!」
アウル「スティング!左だ!」
スティング「おらぁっ!!」
レイ「あと少しだがんばれ!」
そして一同は外へと抜けた。
シン「アーサー先生!早く!!」
アーサー「はぁはぁ・・・・!」
ガシッ!!
ピンク「ニガシマセンワ・・・・」
アーサー「!?う、、うわぁぁぁぁっ!?た、、たすけ・・・」
シン「アーサー先生!!?」
ピンクに足をつかまれたアーサーは抵抗むなしくピンクの波の中に飲み込まれてしまった。
レイ「シン!?なにをする!?」
シン「アーサー先生を助ける!!」
ギル「よせ!もう無駄だ!!」
シン「でも・・!!」
レイ「彼は死んだんだよ!諦めろ!!」
シン「うわぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!」
彼らはピンクを撒くまで全力で走り続けた。 運命の矢は止まらない。
続く
ピンクの悪夢再び・・・ですな。
つーか、人死にがでるって、すげえ展開だ
otu!
ピンクは学校と一緒に来たというよりは…
現地にいたって感じだな
原住民?
アプリリウス市(普通の世界)
メイリン「お姉ちゃん達がいなくなって三日・・・・・みんなどうしちゃったんだろう・・・・」
ミーア「フレイもルナマリアも・・・・・死んじゃったのかな・・・・」
メイリン「そんな!・・・・そんな事って・・・・・」
ニコル「・・・集会が始まるそうですよ。」
集会ホール
タリア「デュランダル理事長が失踪されたので、、、当分の間は新しい理事長が学校を統治します。では
パトリック・ザラ先生、どうぞ・・・・」
パトリック「ありがとう・・・・・・」
ザフト学園(荒廃世界)
ステラ「みんなが帰ってきたよーーっ!」
トダカ「おぉっ!やっと帰ってきたか。」
ギル「・・・・・」
シン「・・・・・・」
トダカ「・・・・どうかなされましたかデュランダル理事?」
ギル「いや・・・トライン先生が・・・その・・・」
トダカ「・・・そういえば姿が見えないが・・」
シン「殺されたんです。化け物に・・・!」
ステラ「・・・・うそ・・フォンドゥヴァオウが・・・・?」
トダカ「一体何があったんですか・・・?」
デュランダルは皆にわかるように説明した。建物のこと、人が殺されていたこと、ピンクの悪魔、アーサーの最後・・・・
トダカ「・・・トライン先生のご冥福を祈りましょう。」
ルナ「・・・そういえば今学校の中も大変なんです・・・・」
レイ「なにがあった?」
ルナ「それが・・・・・・」
備蓄倉庫
フレイ「嫌っ!!ここの食べ物は全部私のものよ!水もぜーんぶわたしのっ!!」
ヴィーノ「アルスター先輩落ち着いてっ!!」
ヨウラン「俺たち友達だろ!!」
フレイ「嫌っ!!嫌っ!!」
ギル「くっ・・・・こんな時に・・・・・」
ルナ「フレイ!いい加減にしてよッ!私たちはどうなんのよっ!!」
フレイ「もういや・・・こんな所・・・・グスッ・・・パパァ・・・・!」
ギル「ホーク君、アルスター君を保健室まで運んでくれないか・・・?」
ルナ「あ、、はい、、、、行こうフレイ・・・・」
フレイ「帰りたい・・・・」
彼方へ…ネタ見て天体観測を思い出したのは俺だけじゃないはずだ!
GJ!
ま、天体観測、最終回しか見てませんけどorz
この世界へ飛ばされてから4日、既に水の蓄えが無くなって丸一日。炎天下の砂漠のど真ん中で生きていくには最悪の状況だった・・・・・
ギル「・・・・・・・・暑いな・・・・・」
レイ「そろそろ水源が見つからないと皆力尽きますね・・・・」
シン「雨でも降ってくれたらいいのに・・・・・」
サトー「・・・・もうだめなんだ・・・・我々は皆死んでしまうんだ・・・・!」
ウィラード「・・・帰りたい・・・・」
シン「先生方が弱気になってどうするんですか!!そんなこと言ってる場合があるんだったら助かる方法を考えろ!!」
ギル「うむ・・・シン君の言うとおりだな。まだ終われんのだ、我々は・・・・」
外を探索しようにも、例のピンクどもと遭遇する危険が高く、そうなった場合に生き残れる可能性は低い。
そして時は過ぎていく・・・・・・
ステラ「雨よ!!雨が降ってきたの!!」
一同「雨っ!?」
フレイ「雨!?雨なの!?やったわ!!」
校庭へ駆け出していくフレイ。雨の勢いは強く、校庭に水溜りができていて、そこに駆け寄って泥水だろうがかまわず飲もうとする。だが・・・・
ギル「いかん!飲むな!!!」
フレイ「ゴクゴクゴク・・・・・・うっ・・・!何これ・・・お腹痛い・・・」
レイ「まさか・・・・・誰かリトマス紙持って来い!」
ルナ「はいこれ・・!」
レイは水溜りにリトマス紙を浸す。結果は・・・・酸性。しかもフレイは飲んですぐに腹痛を起こした、かなり強い酸だ。
シン「・・・・酸性雨か!」
フレイ「痛い・・・!痛いよ!」
ギル「トダカ先生、アルスター君を保健室へ。セイラン先生。あなたは理科の担任でしたね?生徒と一緒に雨水を集めてろ過をお願いします。」
ユウナ「は、、、はい。」
サトー「・・・・・もうお終いだ!」
ギル「・・・サトー先生?」
サトー「もうおしまいですよ理事長!水は尽きて、雨は強い酸性で!しかも外にはふざけたピンクの殺人鬼どもが生息している!助かる見込みなんて0だ!」
ウィラード「まったくだ!じわじわと死んでいくくらいだったら・・・・」
サトー「我等は潔く自決するのみだ!」
レイ「二人ともどこへ!!?」
ギル「いかん!二人を止めろ!!」
屋上
サトー「・・・・さよならメイド達・・・・」
ウィラード「・・・・・」
シン「やめてください自殺なんて!!誰も喜びはしません!」
レイ「馬鹿なやめはやめていただきたい!」
サトー「妻も子もメイドたちもいない世界に何の意味があるかーーーー!!」
ウィラード「パトリック・ザラ万歳っ!!!!」
それはあっという間だった。二人は足を一歩踏み出し、シンたちの視界から消えた。ほんの一瞬、今まで学校の一部だった男二人は飛び立った。
二人の叫びが消える頃、なにかまばゆい光が広がった気がしたが、すぐにその光は消えてしまった。
シン「そんな・・・・・なんで・・・・・・!」
レイ「・・・・・シン、俺たちも一歩間違えばこうなる運命だ。二人を見送ってやろう・・・・・・」
シン「と、、、止めようとしたのにぃぃぃぃぃっ!!」
ギル「・・・・・?」
二人が激突したであろう場所、普通なら目を覆いたくなるような惨状が広がっているだろうが、そこは
ま る で 何 も 無 か っ た か の 様 に 普 通 の 光 景 だ っ た 。
続く
468 :
屋上前会戦:2006/02/26(日) 13:21:47 ID:???
>440-445の続き
レイ「皆聞け、この5階を抜けば屋上敵本陣は目の前だ!
これより我々は死力を尽くして突破を試みる!
勝てば理事長から例のご褒美だ!
総員の奮起を期待する!」
男子達「サーイエッサー!」
メイリン(ご褒美って何だろう?
私飛び入りだからわかんないや)
レイ「これで終わりにするぞ
攻撃開始!」
男子達「うおおおお」
ガガガガ
タンタンタン
パパパパパ
ミーア「ルナの隊は左
ステラの隊は左へ
位置に着いたらナタル先生の指示に従って動いて!
私は本隊を率いて正面の敵を攻撃するわ」
シン「見失った…何処だ?」
ヨウラン「危ない!」
パンパンパン!
スティ「ちっ!」
シン「待て!」
スティ「あのガングロ男…
意外にやる
作戦を少し変えないと…」
シン「ヨウラン、ヴィーノ
お前達は先に行ってくれないか?」
ヨウヴィ「え?」
シン「ここに4人も釘付けにされる訳にはいかない
今本隊には指揮する奴が足りない
こっちよりあっちの方がよっぽど重要だ」
ヨウラン「そうだけどよ…」
ヴィーノ「なあ…」
シン「俺とマユだけで何とかなるよ
ヴィーノ、お前はメイリンを守らなくちゃ!」
シン「それにヴィーノだけじゃ危ないかもしれない
だからヨウランにも行って欲しいんだ」
ヴィーノ「…」
ヨウラン「わかった
必ずあいつを倒して合流してくれよな」
ヴィーノ「え…でも」
マユ「大丈夫よ
お兄ちゃんはあたしが守るから…
あんたは好きな女を守ってあげなさい」
ヨウラン「そういう事だ
ほら、行くぞ」
ヴィーノ「みんな、ありがとう…」
サラ(変態仮面…どこだ…
奴を排除しなければこちらにとって厄介だ)
カランカラン
サラ(マガジン…
撃たせて位置を知ろうとしたのか?
なかなかの釣り師だな)
ネオ(引っかからないか
熟練した奴程意外にひっかかるんだが…
やるねぇ
久々に手強い相手だぜ
どうしたもんかな…)
サラ(時間をかけてはいられない
バイザーを熱源探知モードに移行…
ふふふ…そこね)
タン
ネオ「……」
サラ「手こずらせてくれたわね変態
そこでゆっくり寝てなさい」
ダンダンダン!
サラ「な…がはっ!」
ネオ「ウヒョー、見事に引っかかってくれたな子猫ちゃん」
サラ「ば…ばかな…
フェイクだったという…の…」
ネオ「君等の盲点をついたのさ
この仮面付けてたら俺だと思ったら大間違いだぜ!」
ネオ「今君が撃ったこいつぁ、シャニだ」
サラ「く…こんな…初歩的な…ミスで…
理事…申し訳ありま…せ…」
ネオ「お別れだ」
ドン!
サラ「……」
サラ戦死
ネオ「へへん!
やっぱり俺は不可能を可能に…」
タンッ
ドサッ
ギル「私を差し置いて仮面キャラをやるなど
冗談ではない
…済まないなサラ
もう少し速く来たら
君を失わずに済んだものを…」
珍入者ネオ戦死
レイ「やはりバリケードが固い
散弾ミサイルは撃てるか?」
オルガ「あの仮面野郎にだいたいぶっ壊されたけどよ
まだ三発ほど残ってるぜ」
レイ「あの天井に炸裂しなうように当てて直接バリケード内を攻撃したい
できるか?」
オルガ「なかなか挑戦的な聞き方だなぁ
後輩君?
かかか、そんくらいやぁってやるぜぇ!」
ナタル「ロアノーク先生がやられたのか?」
アビー「先程反応が消失しました
そしてほぼ同時刻に敵副将のサラ先生が戦死になりました」
ナタル「相討ちというわけか…
変態に見えるが役に立つ事もあるんだな」
タリア「人間何か取り柄はあるものよ
参謀を失したギルバートはどう出るのかしらね?
楽しみだわ
シンとオクレの戦いはどうなっているか?」
ギル「そうか、やはりあの二人は消えたのだな?」
レイ「はい、学校中のありとあらゆるところを探しましたが死体はおろか血の一滴も見つかりませんでした。」
ギル「そうか・・・・・他に何か変わった点は無かったかね?」
シン「・・・・そういえば・・・あの時、俺たちがこの世界に来た時と似た光が見えた気がします。」
ギル「ふむ・・・・しかしこの一件は難解すぎる。また時を置いて考えよう。そういえばアルスター君は?」
レイ「彼女は今熱を出して寝込んでいますが、幸い大事には至らないようです。」
ギル「そうか。・・・・セイラン先生が雨水をろ過してくれたおかげで水の心配はなくなったが・・・・」
レイ「ピンク・・・ですね。」
シン「奴ら来るでしょうか?」
ギル「・・・だろうね。」
生徒会室にあった実銃並みの威力を誇る改造エアガンや刃物類を携帯し、ある者は火炎瓶をつくり、またある者はバリケードを施す。皆わかっていた、決戦は近いということを・・・・・・・・
ルナ「シン!」
シン「どうしたルナ?」
ルナ「・・・あのピンクの化け物来るかな・・・?」
シン「さぁな・・・・だけど来たら戦うしかないよ。」
ルナ「ねぇシン・・・・私達一時間後に生きてるかさえわからないのよね・・・・・それだったら・・・」
シン「え・・・・?」
ルナ「私たちまだキスもしたこと無いよね・・・・?」
シン「ルナ・・・・まだ駄目だよ。」
ルナ「え・・・・」
シン「生きて元の世界に帰るまでは・・・まだ。」
ルナ「そうね・・・そうよね!あんな化け物にやられてたまるもんですか!」
シン「ルナ・・・・ルナは俺が守るから・・・・・ルナだけじゃなくて、もう誰も死なせはしない・・・・!俺が守るからっ!だからっ!」
ステラ「・・・・・・・・・」
アウル「なーに見てんの?」
ステラ「・・・・・空・・・見てるの好きだから・・・・」
アウル「そっか・・・・・なぁステラ・・・・元の世界に戻ったら・・・またみんなですき焼き食べような。」
ステラ「・・・うんっ!」
スティング「それはどうかな?家計の問題が・・・・」
アウル、ステラ「えぇえぇぇえぇえええ!!」
スティング「わかったわかった!たまには俺も馬鹿をやりゃあいいんだろ!馬鹿を!」
トダカ「・・・・・・・」
ユウナ「なぁにしてるの?トダカァ。」
トダカ「遺書を・・・・書いているのです。いつまで生きていられるかわからないので・・・・」
バキィッ!!
ユウナ「馬鹿な真似はするな!!諦めたら死ぬのは自分なんだよ!?こんなことしてる暇があるならバリケードの一つくらい作れ馬鹿者ぉっ!」
トダカ「・・・・・・・立派になられましたな。」
ユウナ「君に散々しごかれたからね。」
ギル「タリア・・・・・私を導いてくれ!」
ヴィーノ「来たぞぉぉぉっ!!!」
ヨウラン「皆!!ピンクの大群だ!!!」
学校の正門の方角、おびただしい数のピンクの群れが徐々に近づいてくる。皆は武器を持ち臨戦態勢に移る。
レイ「凄い数だな・・・・・・ヴィーノ、例の仕掛けは?」
ヴィーノ「大丈夫!徹夜で仕上げたよ。」
シン「来るなら来い・・・・・!」
皆が一斉に発砲しようとしたそのとき、ピンクの一人がメガホンのようなもので呼びかけてきた。
ピンク「ワタクシタチハラ○○・ク○○ンデス。 ワタクシタチハアナタガタトノセントウをノゾミマセン。 トウコウシナサイ。」
ギル「なにを・・・ええぃ!マイクを貸せ!・・・だったら貴様らが引き上げればよかろう!我々はただもとの世界へ戻りたいだけであって、そちらが襲ってこなければ戦闘などしない!」
ピンク「ナニヲカンチガイシテイルノデス? ワタクシタチハセントウハシタクハアリマセンガ アナタガタヲコロシタイノデス。 テイコウサエシナケレバ スグニイカセテアゲマスワ。」
ギル「えぇい!話にならん!攻撃を開始せ・・」
ピンク「・・・アナタガタハナニヲウトウトシテイルノカ ワカッテイルノデスカ?」
シン「あ、、、、あれは・・・・!」
ギル「アーサー先生・・・?」
ピンクの集団の先頭に、無残に捕まっているアーサーの姿があった。体中傷だらけだが、かろうじて生かされている状態であった。
ルナ「・・・・そんな!卑怯な!!!」
シン「・・・ふざけんなっ!!それでも人間か貴様らぁ!!」
ピンク「ワタクシタチハ ニンゲンデハゴザイマセンワ。 モットコウキナ アラタナシュデス。」
レイ「くそ・・・!どうすればいい!!」
アーサー「・・・・・撃って・・・」
ギル「!?」
アーサー「う、、、撃ってください・・・・!どうせ、、、もう長くない、、、、!だから撃って!!!!」
シン「そ、、そんな!出来ない!!」
レイ「彼の意思だ・・・・・もう楽にしてあげよう・・・シン。」
シン「ごめんなさい・・・!アーサー先生!!」
アーサー「撃てぇぇぇぇぇえぇぇっ!!」
シン「うぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉっ!!」
ズギュゥゥゥゥン・・・・・
>>395 >警察「てめぇら全員捕まえて修正してやる!!」
>警察「速いなあの坊主・・・・しかし俺のZから逃げられると思うな!!」
この警察はカミーユさんですか?
アーサー「そ、、それで、、、いいんだ、、、シン。」
シン「あ、、あぁぁぁっ!!」
アーサー「ガクッ・・・・・・・・」パァァァァァァ・・・・
レイ「な・・・?アーサー先生の体が・・・・・」
ルナ「光になってく・・・?」
それはとても暖かな光に見えた。彼が行き絶えた瞬間、その光はアーサーを包み込み、消えた時にはアーサーの体もなくなっていた。
シン「あのときと・・・サトー先生のときと同じ・・・・?」
ピンク「アラアラ・・・アマリ ヤクニタチマセンノネ・・・・・・ゼングンコウゲキカイシ!」
ギル「向かってくるぞ!!」
レイ「撃てぇっ!!」
一同「うぉぉぉぉぉぉぉぉっ!!」ガガガガガガガガガ・・・・・・・!!!
シン「お前達!!許すもんかぁぁぁぁぁぁっ!!」
かくして決戦は開始された。一斉掃射によって次々に倒れていくピンクたち。
レイ「一番二番起爆!」
ヨウラン「あいよっ!!」
ドガァァァァァァ!!!
校庭のど真ん中が大爆発を起こす。昨夜のうちにヨウランとヴィーノが仕掛けた爆薬により校庭に侵入したピンク達は跡形も無く吹き飛ぶ。しかし奴らの数は圧倒的ですぐに大量のピンクが進入してくる。
決戦は止まらなずに数十分が過ぎた。
ヴィーノ「だ、、ダメだ!もう爆薬が無い!!」
ルナ「こっちも弾が切れるわ!」
シン「レイ!理事長!」
レイ「どうしますか理事長!」
理事長「全員退却!!地下シェルターに立てこもるんだ!!」
スティング「退却だ!!ステラなにしてる行くぞ!」
ステラ「わかった!!」
校舎 5F
シン「駄目だ!こっちの階段はつかえない!奴らが上ってきてる!」
レイ「こっちだ!!」
ステラ「くっ!!あいつら来たよ!!」
後方からピンクの群れが近づいてくる。奴らの速度は早くすぐに追いつかれるだろう。
トダカ「クソ・・・・!ここは私が食い止める!皆はシェルターへ!」
シン「トダカ先生!!そんな!一緒に逃げましょう!」
トダカ「駄目だ!!このままでは全滅するだけだ!早く行け!!」
ギル「君・・・・・」
トダカ「どのみちこれくらいしかお役には立てません・・・・・早く!」
>>474-475 三兄妹、シンとルナ、トダカとユウナの決戦前の会話がヒジョーに良かった。
特にユウナ・・・。アーサー、あんた漢だ!
GJ!!
続きに更に期待
ギル「・・・・・くっ!仕方ない皆行くぞ!」
シン「トダカ先生ぇぇぇぇぇ!!」
レイ「来るんだシン!彼の気持ちが無駄になってもいいのか!!」
シン「うわぁぁぁぁぁぁっ!!!!」
トダカ「行ったか・・・・・ここから先は一歩も通さん!!」
ピンク「アナタガシンジテタタカウモノハナンデスカ???」
トダカ「うぉぉぉぉぉぉぉっ!!」ドガガガガガガ・・・・・・
ユウナ「・・・・・・・」
シン「そういえばフレイ先輩は!?」
ルナ「しまった・・・!まだ保健室よ?」
ギル「くっ!!私とレイで救出する!君たちは早くシェルターへ!!」
ユウナ「・・・・・僕はトダカを助けに行くよ・・・・!」
ステラ「え・・・・?」
ギル「セイラン君!!」
トダカ「く・・・・弾切れか・・・・・!」
ピンク「ケケケケケケ!!!」シュパッ
トダカ「グァァァァァッ!!」
ピンクの大鋸まで足を切り裂かれるトダカ。ピンク達はじわじわと弄り殺すつもりらしい。どんどんと数が増していく。 好都合。トダカの覚悟は決まっていた。
トダカ「貴様ら・・・全員道ずれだ・・・・!」
トダカは手榴弾を手にし、奴らが集まるのをまっていた。その時-−−
パラララララ!!!
ピンク「ウゲッ!」「イヤッ!」ドサドサドサ・・・・・
トダカ「な・・・・・?」
ユウナ「君一人死なせるわけには行かないよトダカァ・・・・」
トダカ「あなた・・・・!逃げろといったのに・・・」
ユウナ「君を置いていけるか?君を見殺しにするほど僕は冷たくは無いよ。」
ピンク「ドコヲミテイラッシャルノ!?」ズバッ!!!
ユウナ「あっ!!!痛・・・・・!!」ドサッ
トダカ「あなたは最後まで情けないお人ですな・・・・・」
ユウナ「馬鹿者・・・・!」
二人は手榴弾のピンを抜き、目を閉じた・・・・
ピンク「ウケケケケケケ!!!」
ドガァァァァアァァァァァァ!!!!!!
シン「爆発!?まさか・・・・そんな・・・・・・そんなぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!」
続く
『アーサー・トライン』,『ユウナ・ロマ・セイラン』,『トダカ』
勇敢なる魂を持った三人の漢達の、その尊き犠牲に対し・・・
敬礼!・゚・(ノД`)ゞ
犠牲者達にBGM「風にひとりで」
を捧げる
(´・ω・`)
サラ、ケバブ食う。
ジブラルダルの駅前にあるこの店には、はじめて来てみたのだが
サラ「(なるほど、たしかに穴場……。流石ね、アプリリウスWALKER。また買うことにします。
ここは子供がいないのがいいわ。静かに食べられる。そしてソースの種類が多い……。
オイスター、オニオン、トマト、マヨ、ホットチリ……ナットウ?このハーブオイルの瓶は素敵。
しかしこれには、ケバブには、ヨーグルトソースをかけるのが常識……。
いや、常識というよりも、かけないっていうことが、こう……料理に対する冒涜、ケバブへの
陵辱と言ってもいいくらいだわ……)」
*「ほら、こうやってチリソースをたっぷりかけるのがうまいんだ。これが常識」
サラ「なんですって!!」
思わず席を立ってしまったのは、あんまりタイミングよく自分の嗜好を否定されたことと、その
相手が、いつの間に入ってきたのか、この店に不釣り合いな若い娘だったからだろうか。
逆上など、サラらしくもないことだ。
*「なっ、なんだ……」
サラ「い、いいえ……ごめんなさい。なんでもありませんわ」
*「(ひそひそ)びっくりした……。あ。あの人チリじゃない。ヨーグルト派なんだね」
*「(ぼそぼそ)ヨー派か。しかしなんなんだ、人の好みに口出しするなんて。ちょっと図々しいぞ」
彼らは彼らなりに声を潜めていたのだろうが、そもそもが静かなこの店に、子供の甲高い声は
よくひびいた。せっかくの休日のランチの気分を壊され、サラはすこし、苛ついた。
サラ「(聞こえてんだよバーロー共、ガキがこの店に来るんじゃないわよ、看板見て回れ右しろっつの、
図々しいのはアンタたちのほうでしょうが、空気も読めないのか知能指数の低いお子様がよッ。
ヨー派ってなによ。なんでも略すんじゃないわよ。この……)脳みそまでヨーグルトのヒヨコ頭が」
*「なんだと!!」
サラは何も言ってない、というポーズでアイラン(ヨーグルトドリンク)をすすった。
*「おいあんた!」
サラ「なにか?」
相手のつぶやきにつぶやきを返したのは大人げなかったわね、と反省する。顔には出さないが。
チリ派のヒヨコ娘が席をたった。と思った瞬間、勢いで後方に下がるイスが背後のウェイターを直撃!
トレイから熱々のチャイが飛び、ヒヨコ娘の連れにぶちまけられ、そいつが飛びはね、拍子にテーブルを
蹴飛ばし、デザイン重視で安定の悪いアジア風テーブルはどかーん。
チャイポットもケバブ(チリソース付き)も、爪楊枝さえ、サラのいる方向にふっとんできた。
サラも床を蹴って側転、回避行動を取った。だが予想外に頭上から落ちてくるソース瓶、……
???「アブナイ!」
鮮やかに一枚の布をあやつり、飛来物をまとめて叩き落とす美女がいた。
彼女はマジシャンさながらに自分の席のテーブルクロスを引き抜き、サラのほうに駆けてきたのだ。
とてもすばやい、サラですら舌を巻く冷静な動きであった。巻きすぎてヨダレが出た。
メッシュの入った髪。
真紅に濡れた唇。
タイトなファッションは、熟れた女体の線を強調させている。
光がこぼれるような肌の白さと来たら!なんてセクシー。
???「ヤレヤレ、食事が終わってカラ声をかけようと思ったのダケド……。
ハジメマシテ、ネ?サラセンセー」
サラ「あなたは」
アイシャ「アイシャ。小児科医ヨ。ザフト学園の学校医」
サラ「まぁ、理事長からちっとも聞いてませんで。(まったく聞いてないわ……もしや、ザラ派の残党か。
だとすれば、気を抜くわけにはいかないわ。たとえ相手がこんな美人でセクシィでプリティでも。
っていうか恋人は?左の薬指に指輪。ガーン。憎い、憎いわ彼女を奪った男が!殺してやるゥ!)
ころs……改めて挨拶させてもらいます。わたしはサラ。ザフト学園の養護教諭」
アイシャ「ア。ナットウソースね」
サラ「へ」
アイシャが口をぱっくり開けて歯列を覗かせたとき、『あぁん、この人が吸血鬼でもイイ』と思ったのは
ナイショだ。避けきれなかったのか鼻についた粘つく液体を、彼女はついばむように舐めとってくれた。
そして、サラの頭に血がのぼった。
アイシャ「キャッ……イヤ〜ン。なにするノ?」
サラ「おおおおおおおおおおおおおおおお似合いよッ!ふんッ」
ヨーグルトソースをぶちまけられたアイシャの顔を正視できず、サラは昼食代をレジに叩きつけると
店から飛びだし、駆けだし、電車に飛び乗り、自分の部屋まで一目散に逃げだしていた。
そして帰ってきた途端────、ヘロヘロと座りこんだ。パンストが破れているのに気づいた。
サラ「……バカッ!サラのバカバカバカァッ!!なんでソースかけちゃうの!?しかもヨーグルト!!
なんでそこでもっと素直になれないのよー!ジュテーーーーーーーーーーーーーーム!」
ジュテームをガッデムのやわらかい言い方だと思っている。
ギル「やべーサラくんにウチの校医を紹介すんのわすれてた。まぁいいか。
……しかし、この報告書の末尾」
追伸:略奪愛は許されぬものでしょうか
ギル「………………う〜ん。だが嫌いではない。嫌いではないぞ?」
〜引き続き、プライベート・サライヤンをお楽しみください〜
アイシャ「サラセンセ、どーしたノ?右手と右足が一緒にでてるワヨ?」
サラ「 な ん で も な い わ (あなたはロボよ!ロボになるのよサラ!)」
アイシャ「でも、動きカタくないカシラ?カクカクしてるワ」
サラ「 な ん で も な い わ (COOLになるのよサラ!)」
今日もジュール先生不在の保健室。
白衣姿のアイシャは眩しかった。
(先日の無礼を気にしてはいないようす。寛容な女性だ)
ハイネ「ちわーっす!アイシャ先生おひさー!
ベッド貸してくださーい!それか胸貸してくださーい!泣くから!今日も!」
アイシャ「アラアラ、シツレンね?今日も」
ハイネ「いやいや、冗談。へこたれませてませんから。人生経験が増えたと思えば!」
アイシャ「それって負けの経験デショー?」
ハイネ「あぅん」
サラ「……ヴェステンフルスさん。あなたの髪型には、多少のシンパシーを感じるところが
ないでもないけど、あなたここを卒業した身でしょう?そうそう校内に入ってこられても
こまるし、ましてやベッドを貸してと言われても許可できません」
ハイネ「ちっちっち、ハ・イ・ネ」
サラ「ヴェステンフルスさん」
ハイネ「サラ先生、カッタイなぁー。動きもそうだけど。
じゃ、アイシャ先生のコーヒー飲んだら出ていきますよ〜」
アイシャは棚をあさるとキャリーバッグを取り出した。中にはコーヒー豆が入っていた。
さらにはミルをどこからか持ってきて、豆を挽きはじめる。
こんなスローなコーヒーの入れ方は、サラには初めて見るものだった。
サラ「(あ、いい薫り……)アイシャ先生。ここに私物を置かれては、困りますわ」
アイシャ「ああ、ゴメンネ」
サラ「(私のバカー!)」
アイシャ「ま、コレはそのうちモッテカエラナキャと思ってたワ。おっきくてアブナイもの」
ハイネ「サイフォン、キター」
サラ「(? フラスコ?アルコールランプもある)……理科の実験器具?」
ハイネ「ナイスボケ!」
サラ「(こんな抽出の仕方もあるのね……あ、ポコポコいってる。なに?いったいなに?)」
アイシャ「センセ、ワンコみたい。あんまり顔近づけちゃダメヨ」
しばらくして、アイシャはサッとランプの火を消した。フラスコにコーヒーが溜まる。
大掛かりな器具でつくったコーヒーは、いかにも美味しそうに見えた。
サラ「(っていうか、本当に美味しい)
アイシャ「アッー。失敗ダワー。火消すの遅すぎたミタイ」
サラ「(え?そうなのかしら?)……まぁ、飲める代物じゃないかしら」
ハイネ「うーん、惜しいな。ところで先生、このブレンドは新しいね」
アイシャ「そうデショ?コレね、サラセンセが好きそうダナって思ってたの」
彼女はふっと笑って、カップを置いた。寂しそうな笑いだった。
それから薬指にはめられたリングを陽にかざし、話しはじめた。
アイシャ「人の数だけ運命があり、運命の数だけ珈琲が有ル。
ソノ人に合ったブレンドを見つけ出すコトは、その人を幸せにするコト。
彼のクチグセ。いつも言ってたコトバ……」
サラ「…………」
アイシャ「彼はワタシのためのブレンドを探して、ワタシだけの薫りをくれたわ。
……よりにもよって、バレンタインデーにネ」
肩をすくめる。その仕草には色気があって、だから余計に悲しげに。
校庭では体育の授業中。止まない喧噪と、若さあふれる輝きが……彼女を際だたせる。
アイシャ「ホワイトデーになるまでに、ワタシは彼の運命を探しださなきゃと思った。
お返しとしてソレが最高だったし、彼が一番好きなものはそれだったし。
豆を挽くことすら知らなかったけど、大急ぎでおぼえたワ……」
頬にかかるシャドウは、よりいっそう美貌を艶めかせる。
ふと気付いた。エンゲージリングに乗っているのは石ではない。銀色のコーヒー豆だ。
それは芯まで純銀でできているのか、あるいは本物の香り高い豆を封じ込めているのか。
それともそこにあるのは、────消せない想い出?
アイシャ「慌てて煎れた珈琲なんて、飲めた味じゃなかっタ。……だけどね、それから」
サラ「もう結構」
サラは空のカップを置いた。
サラ「うんざりするわ」
アイシャ「センセ?」
サラ「そんな湿っぽい話、聞かせないでくださる?私には、興味がないのですから。
あなたの彼とやらがどうなろうと、それについてあなたがどうだろうと……
コーヒーは美味しかったです。ありがとうございました」
廊下に出て、トイレまでまっすぐ歩いた。
サラ「……あんな思い出話!あんな……あんな……。……死んだ人には勝てないじゃない……」
洗面台で顔を洗った。
泣き顔は、誰にも見られずに済んだようだ。
ハイネ「サラ先生ってば、せっかちさんだなぁ。ここからがイイトコなのに!
豆ぶちまけるわミル壊すわ大喧嘩になって家出して公園で泣いてたら彼氏さんが来てくれて
自販機の缶コーヒー飲んでまずいって二人で吹いて顔しかめて思わず笑っちゃって帰ったら
給料三ヶ月分の豆が買われてて「好きなだけ時間をかけて試して」「100年かかるかもシレナイヨ」
「1000年でも、君と珈琲を飲むためなら」で、仲直りしてっていう全米が泣いた感動のラストー!
ぶっちゃけ、超ノロケ。砂吐くほどノロケ。そらサラ先生もトイレ行きます。砂吐きに。
さすがは現在進行形でラブラブですね!!う〜らや〜まし〜〜」
サラ「イヤァン!ラブラブだなんて〜!
でも……ワタシ、怒らせちゃったカナ〜。サラセンセ、彼氏いないミタイだからな」
ハイネ「え?マジ?あんな美人なのに?あんなビビットな髪型なのに??」
サラ「あのヘアスタイルが、むしろダメなのカモ」
ハイネ「えぇぇー」
ギル「サラくんとアイシャくんは仲良くやっているようだな。保健室の利用者三割り増しだ。
……しかし、この報告書の末尾」
追伸:私、コーヒー通になります。かならずなります。
ギル「………………私にコーヒーを入れてくれるものだと、期待してもよいのかな?」
次回、プライベート・サライヤン4 〜百合の花園に咲く番長〜
To be continued…
続くのかよ!いや、GJです。
いいねコレww
続きが楽しみ
サラのキャラ、変わりすぎだよwwwwww
GJ!!w
GJ!!アイシャいいねw
でもちょっとだけ余計な事を言わせてくれ
・・・489の後半はサラではなくアイシャなのでは?
シン・アスカが亡くなった。これも彼の運命だったのだろうか。
皆、その悲しみを何とかして乗り越えようともがく中、とある青年が口を開く。
スティング「これは…殺人だ」
アウル「何だって?」
スティング「アイツは女誑しだが、悪いやつじゃなかった。俺が犯人見つけて仇を取ってやる」
アウル「んじゃ、俺が助手だな」
スティング「この事件は必ず俺が解決してみせる。ファントムペインの名にかけて!!」
アウル「スティング、シンのやつ血で何か書いてるぞ」
スティング「何て書いてある?」
アウル「『頼むからルナマユステラもうかんべんしてく――』だな」
スティング「うん、関係ないな」
アウル「そうだな」
謎のままのダイイングメッセージ!!
ルナ「シンの飲みかけのペットボトルもらったー!!」
マユ「それだけは渡さない!!」
ステラ「このパジャマ…ステラが着る…」
ルナ「ああ、ステラ待ちなさいよ!!」
コニール「(今のうちに制服の第2ボタンを…)」
遺産をめぐる骨肉の争い!!
アウル「スティング、お前のケースの中にある猿ぐつわって何のためにあるんだ?」
スティング「忘れてくれ、頼む」
次々と増えていく謎!!
レイ「シンの仇を取るのは俺だ。…勝負だ、スティング」
ラウ「ああレイ、ギルと一緒に食事に行くんだが君も行かないか?」
レイ「今すぐ行きます!!!……では、さらばだ」
スティング「……」
颯爽と現れた(過去形)ライバル!!
アウル「大変だ!ステラの部屋でハイネとミゲルが血だらけで倒れてる!」
スティング「ああ、それ俺」
起こってしまった第2、第3の殺人!!
スティング「一番最初に『被害者』になってしまえば、あとは自由――そうだよな? シン」
シン「流石だな、スティング。いつから気付いてたんだ?」
スティング「簡単な話だ。この事件が起きて最も得をする人物。最も自由を求めた人物。それを探すときに被害者も入れただけさ」
そして明かされる驚愕の真実とは――!!
ザフト学園、連合高校オールキャストで送る最高の学園ミステリー、「オークレー少年の事件簿」。
その決め台詞は――
スティング「犯人は…俺の中にいる!!」
アウル「殺したのお前だけだもんな」
ぜひご覧ください!!!
フレイ「って出し物やろうと思うんだけど」
ミーア「やめときなさい」
完
一行目でびびった・・・でもオチにワロタw
GJ!
保健室
フレイ「ちょ、、ちょっとどうなってるのよこれっ!!なんで爆発とかしてるわけ!?誰かいないのぉっ!?」
ガラ・・・・・・
フレイ「何やってんのよル・・・・ナ・・・・?」
ピンク「ケケケケケ・・・・・・オジャマシマスワネ・・・・・」
フレイ「な、、、なによあんたっ!!?」
ピンク「ケケ・・・・ワタシ・・・?ワタシラクスチャン!!」
ピンクが大鎌を振り上げる。フレイは、逃げようと思ったが体が動かない。鎌が放つ鈍い光に見入ったように釜を見つめる。
ズバァッ
ガラッ
ギル「フレイ・アルスターッ!?・・・遅かったか・・・・」
レイ「貴様ぁぁぁぁぁっ!!!」パララララララ!!!
ピンク「キャアアアァァァッ!!!!」ドサッ
ギル「・・・くっ・・・守ることができないとは・・・・」
フレイ「・・・・・・・・・・・」パァアァァァァァァァ・・・・・
レイ「え?」
フレイが息絶えたその時、またもあの光が起こった。そして光がフレイを包み込んでいく、アーサーの時のように・・・・
ギル「全く持って意味がわからない・・・・・」
レイ「ともかく今は前進をっ!シンたちが危ない!」
1F
シン「くそっ!!まだ開かないのかよヨウラン!!」
ヨウラン「駄目だ!理事長専用のパスコードがないと開かないぞ!!」
ステラ「はぁぁぁぁぁぁっ!!」ズバァッ!
スティング「アウル!右だ!!」ダンダンッ!
アウル「あいよっ!」パラララララッ!
ルナ「え・・?弾切れ!?もう耐えられないわよシンッ!」
シン「ルナ!エクスカリバー(理事長所有の剣)をっ!!全員叩き切ってやる!!」
続く
シン「ルナ!エクスカリバーを!全員叩き切ってやる!!」
ルナ「シンッ!受け取って!」
ピンク「キャハハハハハッ!」
シン「ルナ!後ろだ!!」
ルナ「えっ!?」
ズバァッ!!
ルナ「キャアァッ!」
シンにエクスカリバーを渡した刹那、ピンクの一匹がルナに切りかかった。脇腹から鮮血が飛び散る。
シン「ルナ!?貴様ぁっ!!」ズバァッ!
ピンク「ギャァッ!!・・・・ワタクシタチハ・・・タタカワナクテモヨカッタハズノソンザイ・・・・」バタッ
ルナ「痛・・・・・・・よくも舐めた真似をっ!!」
シン「ルナ!大丈夫か!!」
ルナ「ちょっとやられただけよ・・・・大丈夫!」
ピンク「キャハァッ!!」
シン「しまった!?」
パラララララッ!
ピンク「アァッ!!」
レイ「気を抜くなシン!!」
シン「レイ!理事長!!・・・・あれフレイ先輩は!?」
理事長「間に合わなかった・・・・やられていたよ・・・」
一同「な!?」
ステラ「いや、、、フレイが、、?いや、、いやぁぁぁぁぁぁ!!!」
スティング「な!?ステラ待てよっ!!」
アウル「戻って来い馬鹿!!」
フレイ死亡の報を受けて錯乱したステラはピンクの群れへと突っ込んでいく。
アウル「どーすんのスティング!」
スティング「ちっ!追うぞアウル!あんたらは先に行け!」
ギル「このエレベーターのコードは「FATE」だ。早く来るんだぞ!」
ステラ「ハァァァァァッ!!」ズバァッ
ピンク「ウフフフ・・・・オツヨイデスワネ。シカシイツマデモチマスカ・・・・・?」
ステラ「くぅ・・・・なんて数・・・!これじゃやられちゃうかな・・・・」
???「うぉりゃあああ!」ザシュゥッ
???「いけよぉーーー!!」パラララ!!
ステラ「アウル・・・・スティングッ!」
アウル「このお馬鹿!一人で突っ込んで何する気だよ!」
ステラ「・・・・・ごめん」
スティング「おしゃべりは後だ!蹴散らすぞ!!」
ピンク「フタリフエタダケデナニガデキマスカ・・・・ウフフ・・・・」
アプリリウス市(現実世界)ザフト学園
ザラ「えぇい手ぬるい!もっと頭髪検査を厳しくするのだ!」
タリア「お言葉ですが理事長!この学校の校風は生徒の自由がモットーです。そのようなことは出来ません!」
ザラ「黙れ!もともと貴様ら教員の指導が行き通ってないから私が直々に指導するというのだ!」
タリア(ギルバート・・・・・どこに行ってしまったの・・・?」
???「そこまでですザラ理事長。」
ザラ「・・・・・クルーゼか・・・?」
クルーゼ「・・お久しぶりですね。今日はお話があって来ました。」
ザラ「なに・・・・・・?」
クルーゼ「生徒達が署名活動をしていましてね。あなたへの不信任案がPTAで可決されましたよ。」
ザラ「なんだと・・・・・!?・・・・・しかしデュランダルがいない今誰が理事長をやるというのだね?寝言は寝て言うんだな。クルーゼ!」
クルーゼ「・・・あなたも仕方のない方ですな。・・・・・・理事長選挙には民間人からの抜擢が許されているのはお忘れですか?」
ザラ「しまった・・・!」
ラウ「私がやります。」
ラウ「・・・あなたの協力が無ければ彼の計画は見抜けませんでしたよ。ムルタ・アズラエル。」
ムルタ「屋台のサイドビジネスとして情報屋もやっておりましてね。まぁデュランダル氏にも借りがありますからね。」
ラウ「彼らの救出部隊・・・・どうなさるおつもりで?」
ムルタ「既に志願者が集まっていますよ。まぁ、、もっともあの世界で彼らが全滅しても結果は同じですがね・・・・生きるも死ぬも・・・・・」
ユーリ「・・・・・ジェネシス・・・起動しますよ!」
ザフト学園(荒廃世界)地下シェルター
ギル「・・・・なんだ・・・!この機械は・・・・!」
レイ「・・・”ジェネシス”・・・・・?」
ギル「こんなもの・・・私は知らないぞ・・・・フッ・・・ザラめ・・・やってくれるな。」
レイ「今回の件も奴の仕業と・・・・?」
ギル「勘だけどな・・・・・」
シン「今はそんなことよりルナの手当てをお願いします!俺はステラ達を助けに!」
ウィィィィィン・・・・・!
シン「なっ!?機械が・・・」
ブワァァァァァン・・・・
ギル「何が起こるというのだ・・・・!」
光が一点に収束し、そして消えた。
???「待たせたかな・・・・・?」
今日はここまでで失礼します。
GJ!!
一瞬スネークが来たのかと思ったけどGJ!!
GJ!!&投下乙!
ムルタが言った
>まぁ、、もっともあの世界で彼らが全滅しても結果は同じですがね・・・・生きるも死ぬも・・・
の意味が激しく気になった。
前ス
>>899-905の続き
「う・・・」
レイはゆっくりと目を開けた。その目に映るのは見知らぬ天井。
――どこだ、ここは?
「レイ・・・起きた・・・?」
心配そうなステラの顔が見える。
なぜステラが?
確か自分はメイリンの仮の彼氏として・・・
ガバっとレイは身を起こす。同時に肩と胸に鈍痛が走った。
「つぅ・・」
「痛い・・・の?」
ステラがレイの体を支える。その瞳が不安気に揺れるのを見て、レイはやせ我慢
を総動員して普段どおりの、淡々とした声を作る。
「気にするな。俺は気にしない。・・・君に怪我は?」
「・・・ない・・・」
「何よりだ」
「お、起きた? 動かねえ方がいいぜぇ? 結構しこたま頭打ったみたいだし」
テレビを見ていたアウルがやおら立ち上がり、近寄ってくる。
「・・・そうもいかない。どうやら」
レイはチラリと自分の下に引いてあった氷枕を見た。
「世話になったようだ」
「は? いや礼を言うのはこっちだって。つーか、もうちょっと寝てた方がさぁ」
「そういうわけには行かない。行かなくてはならない所がある」
そう言って、立ち上がろうとした瞬間、足首に走った激痛にレイは思い切り顔を
しかめた。一歩歩こうとするごとに、呵責の無い痛みが脳天に突き抜ける。
流石に、耐え切れずレイは座り込んだ。
(これは・・・)
――どう考えてもメイリン達と一日歩くことなど、不可能だ。
どうしたら良いのか? レイは必死で思考を巡らせる。
「・・・レイ?」
心配そうにステラがレイの顔を覗き込んだ。
「・・・少し黙っていてくれ。今、考え事をしている」
「・・・ごめんなさい・・・」
「あ、いや・・・」
いくら焦っているとからといって、ステラに当たってしまうとは。
(落ち着け・・・)
怒りと焦りは視野を狭め、論理的思考を阻害する。
レイは一度深呼吸をした。
自分が行くことは可能か?
――不可能だ
かといって自分が行かなければ、メイリンに恥をかかせることになる。
当日いきなり怪我をしたなどという弁明は。
――苦しすぎる
よって、自分が行けないのないのであれば。
――代理の代理を立てるしかない。
レイは携帯を取り出そうとして、ポケットに手をいれ・・・
携帯がなくなっていることに気づく。
「俺の携帯がどこにあるか、知らないだろうか?」
「ああ・・お前の携帯? ・・・こうなっちゃってる」
そう言ってアウルに差し出したレイの携帯は無残にも壊れていた。
「何か、道路をすべってって、車にひかれちゃったみてぇ」
レイはため息をつき、思わず天を仰いだ。
これでは誰との連絡もとれはしない。流石のレイも、ボタン一つで呼び出せる電
話番号をイチイチ記憶してはいなかった。
レイのそんな様子を見て、ステラとアウルは顔を見合わせた。
「なぁ? よくわかんねえけど、何か用があんの? ステラか俺で出来ることなら
変わってもいいけど? 迷惑かけたのコッチだし」
「・・・うん。・・・ステラ・・・やる」
――それができれば苦労はしない。
レイは苦笑しかけ・・・だが、脳裏に閃くものがあり、レイはアウルの顔を凝視
した。
そういえば、クリスマスにレイの家で、ルナマリア達がシンのスケジュールを争
奪戦していた脇で、アウルとメイリンが仲良く話し込んでいたような・・・(スレ
5
>>503参照)ルックスも――多少女顔ではあるが――整っている。
「お・・・おい?」
レイの視線を少し気味が悪く感じたのか、アウルが少し後ずさる。
かまわずレイは顔を近づけると、口を開いた。
○ ● ○ ●
手は打った。後は祈るしかない。
レイは、壁に背をもたせかけた。
ホッと一息つくと同時に、思い出したように痛みが襲ってきた。アチコチが痛む。
特に足の痛みが――
「・・・何を?」
自分の靴下を脱がし始めたステラに、レイは尋ねた。
「・・・湿布・・・貼る。痛い時は・・・こうする」
「君がやる必要は無い。自分でやる」
「ううん。・・・やらせて? ・・・だって・・・ステラのせい」
「しかし・・・」
「・・・ダメ?」
「・・・。分かった。では頼めるか?」
ステラの真剣な目をみて、レイは一度嘆息すると淡々と言った。
「うん!」
レイの返事を聞いて、ステラは満面の笑みを浮かべ大きく頷く。その笑顔を見て
レイも少し、微笑をもらした。
何故か鼻歌を歌いながら、ステラは作業をしている。
その手つきは、かなり慣れたものを感じさせ、レイは少々驚いた。
「随分と、慣れているな」
「・・・ロドニアにいる時・・・みんなよくケガした・・・から」
「何故?」
「オモチャとか・・・ないから、みんな、外で・・・遊ぶ」
「なるほど」
「かあさんが・・・女の子はこういうこと・・・覚えていると・・・得だって
いうから・・・女の子が・・・手当して・・・たの」
「・・・得?」
「男の子にこういうこと・・・してあげると・・・イチコロ・・・なんだって」
「・・・」
「・・・イチコロって・・・ステラ・・・良くわからない・・・けど」
昔を懐かしんでいるのか、柔らかな笑顔を浮かべ、ステラ包帯を巻き続ける。
その時、ふとレイは気づいてしまう。
ステラが姿勢を低くしているせいで、今の自分の顔の位置からだと、ステラの服
の胸元からステラの胸がかなり先の方まで見えてしまうのだ。
なんとなく落ち着かない気分になり、レイはそっと顔をそらす。
(そのカアサン、という人の言には、一理あるかもしれんな・・・)
と、ステラの手がレイの服の胸元にかかった。
驚いて振り返ると間近にステラの顔がある。ステラの綺麗なすみれ色の瞳とレイ
のブルーの瞳が交錯した。
金色の髪の毛がわずかに、自分の頬にふれ、ふんわりとした匂いが鼻腔をくすぐる。
レイは自分の頬が少し熱くなるのを感じた。
「・・・胸にも・・・はらないと」
「いや、それは結構だ」
平静を装うとするが、どうしても声が上ずりそうになる。
「・・・どう・・・して?」
「それは・・・」
どう言ったものか、考えながら、レイはあることに気づく。
スティング・オークレーは、バイトに行っているため、今この場にいない。アウ
ル・ニーダは、自分が代理を頼んだのだから当分帰ってはくるまい。
――ということは。
二人っきりである。この部屋に。
レイは、自分の頬に汗がつたうのを感じた。
(続く)
待ってましたGJ!
レイがんばれレイがんばれ!
>>493 その通りだよッ
うん、間違えた。セリフ内の誤字は探したのにこれだ。ジュテーム!
プライベート・サライヤンがはじまるよ〜。部屋を明るくして、離れて見てね!
サラ「ごきげんよう」
アーサー「スールにしてくださいッ」
サラ「……あ、キャンベルさん」
ミーア「サ〜ラ先生♪」
サラ「キャンベルさん、もう下校時刻は過ぎてるわよ」
ミーア「ちっちっち。ミ・ー・ア!ハイネ先輩のマネじゃないけど、名前で呼んでください。
あたしも名前で呼ばれる方が好きだし、気が楽だし」
サラ「(嗚呼、ミーアかわいいよミーア。)……じゃあ、これからはそう呼びましょう。
で、ミーアさん。その(すてきな)お嬢様がたは?」
フレイ「こんにちはー」
ステラ「……にちわ」
ミーア「連合の生徒なんだけど……」
サラ「まぁ、連合の方なの(……フレイ・アルスターにステラ・ルーシェじゃない!連合の女番長、
表の『お嬢』と裏の『狂犬』を堂々連れ歩くなど、さすがアイドル番長なだけのことはある)」
ステラ「う〜……」
フレイ「大丈夫よステラ、この人はオレンジ凸じゃないわよ。サラ先生」
ステラ「らら?」
サラ「オレンジ凸?(ああ、ヴェステンフルスね。噂通りストーカー行為をしているのか……)」
ミーア「ハイネ先輩のことなんです。ステラ、ちょっと嫌ってて」
サラ「私は彼じゃないわ。ほら、彼におっぱいはないでしょう?」
ステラ「ほんとだ、おっぱいある……。凸ちがう……。ふにふに、やーらかい……」
サラ「(かわいい!素直すぎる!これは演技ではないわ。本当に最狂の連合三兄弟……通称常夏、
その後釜……最凶の新連合三兄妹『山猫』『チワワ』『犬姫』のうちの一人なの!?)あ、あんっ」
フレイ「こ、こらステラ!あんまり人のチチ揉んじゃダメよ!」
待ち人がいるらしい彼女らを、保健室に招き入れる。
自分は地域の環境衛生に関するレポートをまとめるから、とおしゃべりに参加しない。
……そう理由をつけて断らないと、たぶん頭に血が上る。ジュテームしてしまう。
アイシャがクッキーの缶を取りだし、全員分のコーヒーを淹れた。
サラ「アイシャ先生、だから私物は……と」
アイシャ「コレ、理事長カラの差し入れ。ワタシ好きなのヨ、コレ」
サラ「(よし、クッキーのメーカーと品名をバイザーにインプット。即座にバックアップ確保。
しかし、『ロケットバイン』『カテジナセカンド』『うぇーい番長』もこうして見ると、普通の美少女ね)」
サラはしあわせだった。
夕暮れの静かな時間に、保健室に咲いた美しい花たちに、諜報活動で凝った神経を癒される。
ステラ「…………」
ミーア「ああ、ステラこぼれて……っていうか寝てるし」
フレイ「毎日毎日、争奪戦は激しいようね」
ミーア「今日もランチは大パニックだったわ……。そろそろあの子もハラくくって、
一人に決めてみないものかしら」
フレイ「ムリね」
ミーア「ムリか」
フレイ「決められるんなら、とっくに決められたのよ。決断力ないわけじゃなし。
あの子が選んだのは、こうして全員に追っかけられるって選択肢よ」
ミーア「妹、幼なじみ、他校の女の子……ねえ」
フレイ「それと、忘れちゃいけない看板娘」
ミーア「そうそう、……レイもいれとく?」
フレイ「いらないと思うわ」
ミーア「あーあ、ケントくんもハッスルしちゃうわけだ。見てるほうはやきもきする〜〜〜」
話を聞いていると、どうもこうらしい。
一人の男が、
ステラやザフトの女子たちに、
そりゃーもーどえりゃーモテモテで、
でも本人は誰か一人に絞るでもなく、
全員と均等に友達づきあいを続けて、
そりゃーもーどえりゃー……サラは殺意を覚えた。
サラ「(ステラちゃんたちのような美少女に、年中囲まれているですって?
それでいながら、なあなあで済ませつづけているですって?
そんな羨まし…………いえ、女の敵!)」
たかが生徒間の恋愛……こんなことに、憤慨?……私が?
サラは自制しようとする。
サラ「(でも……優柔不断な雄を甘やかすことは、彼女たちのためにもならないわ)」
アイシャ「なにかよくわからないけどセンセ、熱くならないで。負けるワ」
サラ「ナンデモアリマセンワ、アイシャセンセイ」
アイシャ「声がビビア○・スーみたいヨ?
……あ、噂をスレバ、ネ。あの子がほら、帰るトコロヨ」
ミーア「ホントだ。ほらほらステラ起きて!置いてかれちゃうよ!」
ステラ「ふにゃ……?あー!」
声を上げて突進、窓ガラスに激突する連合高校裏番。
フレイたちに連れられてふらふらと、安全に玄関を通って校門に向かった。
サラ「(ステラ鼻血出そうよステラ。くっふー!)……校門にいる、あの少年ですか?」
アイシャ「そう、あの子。優しそうデショ?モテるのもウナヅケルワネ」
サラ「…………そうですわね(……どこが)」
ステラが何やら呼びながら、男に飛びついた。たむろしていた少年らが、わっと冷やかす。
ヴィーノ・デュプレ、ヨウラン・ケント、ルナマリア・ホーク、マユ・アスカ、レイ・ザ・バレル……
男の名前は、サラのデータにはなかった。
たのしそうにはしゃぎながら、シン・アスカを先頭に、彼らは門を出ていく。
サラ「アイシャ先生、私は少し出かけなくてはなりません」
目に焼き付けたその男は、────緑色の髪をしていた。
ギル「今年もホワイトデーにはタリアに通常の三倍のお返しを用意せねばな!
……しかし、この報告書の末尾」
追伸:敵を発見、追跡に成功。詳細は後日。
ギル「流石だなサラ者!……ん?つづき?」
追伸の追伸:タリア先生から伝言です。ホワイトデーには何も送らないでほしい。
毎年大量のお菓子はジャマ!トラックを借りるのは経費の無駄!
指示に従わなかった場合、わかってるでしょうね!?…以上です。
ギル「………………いや〜ん」
次回、プライベート・サライヤン5 〜 去 勢 決 行 〜
サラ「戦闘力50円……ゴミめ」
シザーマンと化したサラの前に立ち塞がる────あの女性。
>>516 GJ。相変らずサラは良い感じにキレてるな
>次回、プライベート・サライヤン5 〜 去 勢 決 行 〜
逃げてオクレ兄さん オクレ兄さん逃げて
((((;゚д゚))))
519 :
決戦:2006/02/28(火) 02:30:17 ID:???
>468-473の続き
シン「くそっ!
銃じゃラチがあかない!」
スティ「俺もそう思ってた所だ!
銃なんて無粋なものはしまえ!
男は拳で語り合え、だ」
マユ(ついていけない…
何て臭い事を言うのオクレは!
BLに繋がるかもしれないだろうが!
絶対阻止!!)
アビー「2階男子更衣室に両者共(マユも)反応は健在
ただその教室に監視カメラは設置されていませんので
モニターはできません」
アーサー「更衣室!?」
ナタル「何かあるのか?」
アーサー「い…いや
なにも…」
タリア(んんん、ロッカーに何かあると見た!)
シン「いいだろう」
スティ「一度お前と本気で殴り合いたかった…
嬉しいぜ」
マユ(CQCか…意外にお兄ちゃん多芸ね
つか早く隙を見せろオクレ
伏せているのも楽じゃないんだよ!)
スティ「そら!」
シン「ぼはぁっ!」
マユ(耐えろ兄貴!)
シン「この!」
スティ「くぼっ!」
マユ(やれ!殺せ!)
シン「うがああぁぁぁ!」
スティ「がおおぉぉぉぉ!」
マユ(くっクロスカウンター!?)
ドサッ
マユ「両方ダウン…
しかしナイス兄貴、死ねオクレ」
パン
スティング戦死
マユ「ロッカーがぐちゃぐちゃだわ」
マユ「こんだけ派手に壊したら怒られるぞ
…ん?
ほう、これは…
なかなか…」
アーサー(あれが見つかりませんように…)
アビー(アーサー先生がこんなに深刻な顔してるの見るのは初めてだわ
きっと戦略を練っているのね!)
クロト「命・中!」
オルガ「ひゃはははは!
成功だぜ!」
レイ「さすがだな」
メイ「情報が更新
スティングさん戦死
…サラ先生も戦死です」
レイ「サラ先生が!?
彼女は本陣の理事長室にいたはずだが…
ギル…いや理事は無事なのか?」
メイ「見当もつかないわ
本部と通信が繋がらないの」
ルナ「きゃああああ!」
ミーア「何があったの!?
大丈夫?」
ルナ「例のミサイルが…
もうこっちはもたないわよ」
ミーア(ステラはまだ持ってるみたいだけど…
このままじゃ陥ちるわ)
親衛隊「ミーアさん!
元気出してください
まだ俺達がいます!」
親衛隊「そうですよ!
ミーアさんには指一本触れさせません!」
ミーア「あんたたち…
ありがとう
守っていてはもう勝てないわ!
みんな討って出るわよ!」
親衛隊達「おーー!!
ミーア様の為にー!」
ナタル「私も出ます
一応訓練は受けてますから…」
アーサー「僕も出ます
アビー先生後を頼みます…」
アビー「はい…お二人とも気をつけて…」
クロト「ひゃひゃひゃひゃ、僕は…僕はねぇ!」
ミーア「くたばれ薬中!」
ガガガガ
クロト「あぎゃあ!」
クロト戦死
オルガ「お嬢、下がれ!
ここは危険だ!」
フレイ「あんたたちばっかりに戦わせていられないわ!
ミーア、相手にとって不足無し!
推して参る!」
オルガ(さっきからどいつもこいつもノリノリだな
芝居になってるぜ)
ステラ「はああぁぁ!」
男子「ぬるぽ!」
男子「がっ!」
レイ「やるなステラ!」
男子「う、裏切りものおぉ〜」
ドサッ
ラスティ「ごめんな
ハーレムの為なんだ…」
ヴィ「喰らえ!」
タタタタタ
ラス「ちっ、甘い!」
ダンダンダン
ヴィ「あっ!」
ヨウ「いっ…てぇ」
ヴィ「ヨウラン!」
ヨウ「迂闊だぞ…
メイリンを…守るんだろ…」
ヴィ「そんな!俺なんかを庇うなんて!
ヨウラン!」
ヨウ「先輩はもう行ったな…良かった…
死ぬな…生き…ろ……」
ヴィ「ヨウラーン!」
ヨウラン戦死
レイ「そこだっ!」
タンッ
ステラ「当たらない…」
レイ「くそっ!
(速すぎる!)」
525 :
続く:2006/02/28(火) 02:39:22 ID:???
ステラ「敵は怖い…怖いは倒す!」
レイ「後ろだと!」
ステラ「それがレイでも!」
レイ「かかったな!
今だ!斉射!」
男子達「うおおぉぉ!」
ステラ「私がこんなあぁぁ!」
ダダダダダダダン
ステラ「死ぬのは嫌…
死ぬのは嫌…
死ぬのは……」
レイ「ギル…
俺は……」
レイ、ステラ戦死
残戦力
メイド軍
タリア
ナタル
アーサー
アビー
ルナマリア
ミーア
ラスティ
ミーア親衛隊の諸君残り30%
コスプ軍
ギルバート
シン
マユ
オルガ
フレイ
メイリン
ヴィーノ
名も無き男子達残り40%
???「やぁ、、、待たせたかな?」
レイ「ラ、、ラウッ!?」
ギル「君か・・・・・・」
ラウ「皆元気そうで何よりだ。何人死んだね?」
シン「あ、、四人ですけど、、一体どういうことで?」
ラウ「なに、気にすることは無い。」パンッ
シン「がはっ!!」バタッ
レイ「な、、なにを!?」
ラウ「・・・・・・」パンッパンッ
レイ「ガッ!!」バタ
ルナ「ウッ!!」バタ
ギル「これはどういうことだクルーゼ!?」
ラウ「私を信用したまえ。」パンッパンッパンッ!
ギル「がはっ!!!」バタッ
1F
アウル「くっそーー!どんどん増えてくる!」
ステラ「ウェェェェエイッ!!」
スティング「アウル!上だ!」
アウル「わかってる!いい加減見飽きてんだよその顔ぉぉぉぉぉっ!!・・・・グハッ!?」
スティング「な、、!?アウル!?誰だ!!」
ラウ「いいからいいから・・・・」パンッパンッ
スティング「グハッ!!」
ステラ「アァッ!!」
ラウ「これで全員いったか・・・・・では私も逝くとするか・・・・・・」パンッ!!
GAME OVER
シン「・・・・・・・・?ここは・・・?」
ムルタ「おやおや・・・・お目覚めですか?」
レイ「アズラエルさん・・・・・?」
ギル「まったくもって訳がわからん・・・」
アーサー「うーん・・・・・reafの新作・・・・・」
ルナ「え!?アーサー先生!?」
ユウナ「ムニャムニャ・・・・・・」
ヴィーノ「ユウナ先生やトダカ先生まで・・・・・?」
ヨウラン「いったいどうなってんの・・・・?」
ラウ「私から説明しよう・・・・」
レイ「ラウ・・・・・・」
ラウ「君たちは自分が異世界にでも飛ばされたと思ってるね?だがそれでは半分正解だ。」
シン「え?」
ラウ「正確には君達の意識だけ異世界へ飛ばされたのだよ。」
ルナ「はっ?」
ラウ「これもパトリック・ザラのアイディアでね。彼が理事長に返り咲くには君達が邪魔だったのだよ。そこで君達の意識だけでもなくなればと思い、ユーリ・アマルフィさんに作らせたのが
このジェネシスだ。」
ギル「なるほど・・・・・だんだん読めてきたぞ・・・・」
ラウ「とどのつまり君達が飛ばされたと思っていたのは仮想空間だったんだよ。そこで死んでもただたんにゲーム・オーバー。君らが全滅することで全員この世界へ戻れたんだ。」
シン「・・・・・・・えーーーーー!」
ルナ「全部ゲームだったって訳・・・・?」
ラウ「まぁ唯一の誤算は君達のサバイバル能力が高く、なかなか全滅できなかったッてことかな。」
シン「そ、、、そんな、、、、、そんなぁぁぁぁぁぁぁっ!!!!!!」
The End
こんな終わり方でいいのか俺!orz
てか容量500kbいったら次スレ立てちゃってイイの?
OKOK
GJ!
しかし怖いゲームだな
作った奴は何でピンクの事知ってるんだよww
>>527 なんつーか、オチが星新一テイストでイイ!
そこはかとなく漂うこのバッドエンド感が良いね
乙!
GJ!
しかしこのスレのパトリックは仮想ゲーム作りに夢中になったり某木星の総統が憑依してたりして忙しいな
>>519-525 サバゲー編の続きキタ━━━━(゚∀゚)━━━━ !!!!GJ!!
シンとオクレ兄さんの戦いに・・・燃えた!そして・・・
その裏での黒マユの呟きにワロタw
>>526-527 漂流教室の続きもキタ━━━━(゚∀゚)━━━━ !!!!
漂流した世界はニコルパパの作ったゲームだったのか!?
なかなかに斬新で面白いオチだ!GJ!!
次の作品にもwktk期待しとります!
>>519-527 いやあ・・・団体戦の面白さが上手くかけてるって思います
一気に多面で進行させるのってムズいからなあ。
乙であります
こういう団体戦が同人アニメにはなかったからなあ。
やはりここが本編だ。
>532
もうパトリックはテロリストレベルだな
パトリックといつも追っかけっこを展開する
警察官キャラが欲しくなってきた
>519-525続き
マユ「ちょっとそこのパラメディック!」
フレイ「あん!?
ってどうしたのよそれ!?」
マユ「お兄ちゃんがオクレとの戦いでダウンしちゃった
手当してくれる?
ここまでやっと引きずってきたの」
フレイ「わかった!
すぐに取りかかるわ
ちょっと〜私少し抜けるからその間防いでね!」
男子「はい!姐さん」
オルガ「ったく人使いの荒いお嬢だよな
それに勝ったって俺は強制コスプレだろ?
やってらんないよな〜」
フレイ「…何か言った?」
チャカ
オルガ「何でもね〜よ!
だからとっとと銃しまえ!」
シン「う…あ…」
フレイ「結構頑丈なのね
骨折してる箇所もあったけど
ひねったら元通りになったわ…
普通、スティングに本気で殴られたら
首がねじりパンみたいになる所よ」
マユ「さすがメディック(衛生兵)
卒業したら看護師にでもなったら?」
フレイ「いやよ、パラメなんたらより変なあだ名をつけられそうだから」
マユ(ああ、ヤブ医者か…
やかましいしね)
男子「ここは駄目だ
向かいの教室へ行く
援護してくれ!」
親衛隊「ミーアさんの為に!」
親衛隊「ミーア様の為に!」
ダダダダダダ
男子「があっ!」
ターン
親衛隊「ぎっ」
ターン
親衛隊「うっ」
オルガ「なんまんだぶなんまんだぶーっと
ん…何人目だっけ?」
メイ「そんなヨウランに…レイまで…
(ここにはもう殆ど人がいない
次に攻められたら…)」
男子「くそっ敵襲だ!
わああぁぁ!」
男子「逃げろツインテール!
俺達が足を止める!」
メイ「で…でも…」
男子「早く行け!
グドンに喰われちまうぞ!」
男子「勘違い姉ちゃんをいわせるんだろ!」
メイ「ありがとう…ごめんなさい!」
男子「そうだ!走れ!
うわっ」
ナタル「降伏しろ!」
ナタル「武器を捨てろ!
両手を頭の上に組んで床に伏せろ!」
男子「撃ってみろ!」ダダダダダダダ!
ドサッ
男子「股間を撃つなんて…しかも連射で…」
ナタル「お前もああなりたくなかったら言う事を聞け!」
男子「…」
ナタル「ふふふ、それでいい…ふん!」
どげしっ
男子「ぐああああ!?」
ナタル「言え!
お前達の本部はどこに移動した!?
デュランダル理事は!?」
メイ「悲鳴…
みんな…ごめんなさい…」
?「みぃつけた…」
メイ「ひっ!?」
?「こんだけ手こずらせるなんて
みんな成長したな〜」
?「みんなの成長が見れて先生嬉しいぞ〜!」
メイ「アーサー…先生?」
アーサー「そうさ、僕さ!
アーサーだよ!
ひゃはははは!」
メイ(気持ち悪さがいつもと違う…誰?)
アーサー「しかし君はなんだね?
その髪型は〜!
私の頃はみんなおかっぱか普通のおさげだったぞ〜
風紀が乱れている!
先生悲しいぞ〜」
メイ「あなた…まさか…
えい!」
?「うおっ?痛いじゃないか
メイリン・ホーク君!
せっかくの変装が
だ い な し じ ゃ な い か〜」
メイ「いやーーー!」
パトリック「ははははは、怖がることはない!」
パト「違反者に少し手荒な【教育的指導】をするだけだ
逃げることはない…捕まえたぞ〜」
メイ「離して!」
パト「どうしてやろうか…
そうだ!最近の娘は貞操観念の低下も著しい!
私が直に純潔かどうかチェックしてやろう!
いい考えだ私!さすが私!
理事長にふさわしい閃きだ〜!」
メイ「やだやだやだやだやだー!」
パト「む、つい離してしまった…
まあ〜〜てぇ〜!」
メイ(捕まったら犯される!
捕まったら犯される!!
捕まったら犯されるー!!)
パト「ま〜て〜!」
ドンッ
メイ「ひっ!」
ヴィ「痛たたた」
543 :
次回へ:2006/02/28(火) 23:07:54 ID:???
ヴィ「あっ!メイリン!
良かった、無事だったんだね!」
メイ「ヴィーノ!?
助けて!
アーサー先生が変態だったの!!」
ヴィ「え…いつもの事じゃん…」
メイ「違うのよ!
アーサー先生がパトリックな変態なの!」
ヴィ「取りあえず落ち着こう
どうしたの?
(パトリック?)」
メイ「あれ見てあれ!」
ヴィ「え?」
パト「貴様か!
貴様が不純異性交遊の相手だな〜!
現場を押さえたぞ〜!
罰だ〜〜!
げらげらげら」
メイ「わかるでしょ!お願い助けて!」
ヴィ「ああ、よくわかったよ
こっち!
ついてきて!」
何気に酷いことをサラリと言ってるヴィーの萌え
それにしても、パトリックさんがドンドンえらいことにw
頑張って守りきれ、ヴィーノ!
GJ!
GJ!
パトリックな変態吹いたw
>>537-543 GJ!!
変態パトリックワロスwwwwww
<余談>
おはよう、ヴィーノ君。
今回の依頼人`メイリン・ホークは、些細な誤解が元で勘違い女兼実姉ルナマリア・ホークと、
文化祭の出し物を決めるサバイバルゲームにおいて対決をする事になっていた。
ところが現在、退避中に遭遇した変t…もとい、乱入者のパトリック・ザラに襲撃され、孤
立しまったのだ。
そこで君の使命だが、パトリックの魔の手からメイリンを救い、尚且つ雑兵などの手からも
守りながら、ルナマリアとの戦いに臨ませること。そして戦いの際に援護をし、メイリンに
勝利を勝ち取らせる事である。
例によって、君が捕らえられ或いは殺されても、当局は一切関知しないからそのつもりで。
≪なお、このテープは自動的に消滅する。成功を祈る≫
>>537 GJ!いいセンスだσ(;´ゞ`)σ
 ̄
保守
下がり過ぎ
保守
保守
>>528 たしかソルブレインでそんな話無かったっけ?
「現実世界に戻るには、スタート地点に戻るか、ゲームオーバーするしかないんだ!」
覚えてるみんな?
ソルブレイン…レッダー、ブルース、キースの奴?
それはウィンスペクターだったかも
エクシードラフト>>レッダー、ブルース、キースの奴
555 :
逃避行:2006/03/03(金) 00:23:27 ID:???
>537-543の続き
ヴィ「俺にまかせて!
さあ!」
メイ「あ…うん!」
パト「手なんぞ繋ぎおって〜!
なんとうらやまし…じゃない不純だ〜!」
オルガ「ふう…随分殺ったな
残り弾これっぽっちか…
(しかし敵も味方もいよいよ頭わりぃ作戦だぜ
混戦に持ち込んだら散弾ミサイルを使われないと踏んだな
ま、もう人数少ないから関係ないか…)」
?「わはははは」
オルガ(まだいるのか?)
パト「まあて〜い!」
メイ「いやああああ!」
オルガ「なんだありゃ…
(なんだあの超絶変態親父は!?
完全にラリった顔だ)」
オルガ(ケチャップ坊やと
うちの軍のオペレーターが追われてるのか
わけわからんが敵だな)
ヴィ「(オルガさんから無線連絡?)
はい?」
オルガ「ケチャップ、妙なのに追われてるな」
ヴィ「前の理事長ですよ!
意味の解らない事言いながら追っかけてくるんです!」
オルガ「クスリでもやってるんだろ
【ダメゼッタイ】ってね」
ヴィ(あんたの言えたクチなのか?)
オルガ「助けてやるよ
今から俺が言うとこまで来い
ツインテール嬢ちゃんをしっかり守れよ!」
ヴィ「はい!
(やっぱ皆知ってるの?
なんか恥ずかしい…)」
メイ「どうしたの?」
ヴィ「ちょっと道変えるよ!
こっち!」
パト「何処に行こうと同じ事だあぁ〜!
にぃ〜がぁ〜さぁ〜ん〜ぞぉぉ〜!」
シン「…ん」
ギル「やあシン
目を覚ましたようだね」
シン「俺は…スティングと戦って…」
ギル「相討ちになったのだよ
しかしこのゲームはルール弾を当てなければ倒した事にならない」
シン「じゃあスティングもまだ?」
ギル「いや、彼はリタイアだ
マユ君が君らが倒れた後にとどめを刺したからな」
シン「そうですか…
今はどうなってるんです?」
ギル「五分五分だ」
ギル「向こうもこちらも相当な被害を被ったまま今は膠着状態なのだよ」
シン「俺はもう大丈夫です
出られます」
ギル「済まないね
今一度君の力を貸してくれ」
シン「はい!」
残り
メイド喫茶軍
タリア
アビー
ミーア
ルナマリア
ミーア親衛隊の諸君10人
コスプレ喫茶軍
ギル
シン
マユ
フレイ
オルガ
ヴィーノ
メイリン
名も無き男子達7人
宇宙悪魔帝国軍(仮)
闘将パトリック総帥
親衛隊「顔無しは俺等だけになっちまったな」
親衛隊「いやまだ10人もだ!」
親衛隊「そうだ!
俺たちゃミーア十勇士だ!」
男子「たった7人か
あとこれだけ少数なら個人の名前欲しいよな」
男子「一人一人つけるのは面倒だ
この7にかけたので何か考えようや」
男子達「…」
男子「【7つの影法師】ってのはどうよ?」男子「古いネタだな」
男子「いや逆に渋い」
男子「いやでも(ry」
結局【7人の侍】に決まりました
パト「アヒャヒャヒャヒャ!」
メイ「!」
ギュッ
ヴィ(オウ!テヲキツクニギラナイデクダサーイ!
シコウトマッチャイマース!)
オルガ(ケチャップめ、顔真っ赤にしてねぇで
早く狙撃ポイントに変態を誘導しろよな!
ったく見てるこっちが恥ずかしくなるぜ!)
560 :
次回へ:2006/03/03(金) 00:31:31 ID:???
ダダダダダダ(ry
カチカチカチ(弾層がカラ)
ナタル「役立たずが
本当に何も知らないとはな…
行きますよトライン先
…あれ、いない」
アビー「はい?」
ナタル「こちらドミニオン
キング
が行方不明だ
そちらで捕捉できないか?」
アビー「えーとですね
すごい速さで敵の陣があると思われる付近を移動してます」
ナタル「なるほど…
やるときはやるのだな
私も向かう」
アビー(今日のアーサー先生素敵!)
パト「げははははははは!
誰か私の噂をしとるような気がするな!
やはり理事は噂される私しかいない!」
ナタルさんカッコいいよ・・・。
ヴィーノ萌え。
それと宇宙(ryにワラタ
おもしれー。団体戦は、一人ひとり減っていく
面白さがあるね。今回もGJ!!
毎回面白いw
しかしパトは壊れてもあまり突っ込まれないのがワロスw
兎にも角にもGJ!
ここはあえて…
名無し達にワロタww
保守
保守
休日である今日は、ルナとステラとレイ、メイリンとヨウランとヴィーノでゲーセンに行くことになっていた。
インターホンが鳴り、シンが慌てて外に出て行くと、御一行が待っていた。
ルナ「早く!ゲーセンに行こう!」
ステラ「置いてっちゃうよ〜!!」
今日の二人は元気いっぱい、やる気満々。今日は(も)疲れる休日になりそうだ。
ゲーセンにて
ルナ「シン〜これ取って〜」
ステラ「あれ取って〜」
シン「そんなにくっつくなよ…」
ルナが右腕、ステラが左腕に抱き、UFOキャッチャーのぬいぐるみを指差して言っていた。
両腕に二人の胸が当たり、照れが隠せない。それにいいにおいがする。いつものことなのだが、シンもまだまだ少年だ。
シン「このままじゃ出来ないから、どっちか離れてくれないか?」
そのとき、二人はシンを挟んでにらみ合った。
ステラ「右手のほうが…やりやすいよ?」
ルナ「くっ…シンは左手でもできるじゃない」
シン「(神様…助けて…)」
二人とも譲らない、譲れまいといった態度だ。
流石にシンがかわいそうになったのか、レイが助け舟を出してくれた。
レイ「お前ら、いい加減にしないか?シンをそんなに困らせて楽しいか?とりあえず二人とも腕から離れるんだ。腕からな。」
ルナステラ「ごめんなさい…(楽しいんだけどな…)」
シン「(レイ、もとい神様ありがとう…)よし!任せとけ!」
腕からは離れた二人は、今度はシンの背中にくっついた。胸があたっているのはおそらくわざとだろう。
シン「(はぁ…レイ、腕からはを強調するなよ…背中のほうが緊張するじゃないか…)」
今までより困った様子のシンを見て、レイは満足そうだった。
一度出たレイの本性は、今日一日おさまる様子はないだろう。シンの体はもつだろうか。
続く
567 :
終盤戦:2006/03/04(土) 10:23:43 ID:???
>555-560続き
メイ「もう走れない!」
ヴィ「もう少しだ、がんばって!」
パト「ほらほらほら〜
どうした〜
息があがってるんじゃないか〜?
ん〜!?」
オルガ(まずいな…
ツインテールが疲れてきたか
ギリの射程内だがやるしかねぇみたいだな)
ミーア「なかなかやるわね!」
フレイ「そっちこそ!」
十勇士「すげぇ、連合ザフトの番長対決だ!」
侍「…惚れた」
侍・十勇士「あれ?」
侍「メイド軍の方ですか?」
十勇士「コスプ軍の方ですか?」
侍・十勇士「え…敵じゃん!」
パパパン
ドンドドドン
シン(ここは静かだな
敵はいないか?)
ゴソゴソ
シン「(誰かいる)
動くな!」
?「つ!」
シン「あ…ルナ…」
ルナ「シン…撃たないの?」
シン「俺には…できない…見なかった事にする…
行ってくれ
(あのご褒美よりも俺は…)」
ルナ「そう…」
シン「じゃあな…」
パパパパパパパパ!
シン「あ…ル……ナ…?」
ドサッ
ルナ「ごめんなさいシン…
私…女だけの中でメイドの格好してみたいの…
貴方の事…本当に好きだった…忘れない…」
シン(ちょっ!
唇やめて!
俺今死体なのに…死姦だよもう…奪われた…)
シン戦死
ルナ「許してね…」
?「断じて許さん死ね雌豚!」
バン!
バン
バン
ルナ「それで終わりかしら…」
マユ「ちっ!…あれ?」
ルナ「あら、気づかなかった?
返すわこれ」
ポイッ
マユ「豚ぁ〜!
人のガバメント分解してんじゃないわよー!」
ルナ「吠えるのはやめなさい
虚しいだけよ…
銃もなしに任務は遂行できない…」
マユ「銃が無くたって!
拳がある!
(我に秘策あり)」
ルナ「見上げた根性ね
いいわ、付き合ってあげる!」
ヴィ「やった!」
オルガ「がはははは、ざっとこんなもんだぜ!」
パト「痛いじゃないか〜
そこのお前〜!
私に危害を加えようとするなど断じて許せ〜ん!
理事長特権で死刑だ〜
わははははは!」
メイ「飛んだ…」
オルガ「おいおいおいおい!
何メートル飛んで」
パト「死ね〜い!」
ゴキャ!
オルガ「ひでぶっ!
…ぐぅ!」
パト「うはははは〜!
いい気分だ〜!
これからは成績や素行の悪いクズはこんな風に皆殺せばいいな!
クズがいなくなれは我が校は名門校として再び蘇る!!」
ヴィ「今のうちに隠れよう!」
メイ「うん」
パト「む、隠れたのか?
ははは!
おもしろい…」
マユ「推して参る!」
ルナ「体格差と力の差が全く違うお前に勝ち目はない」
マユ「御託はいい!
一意専心!くらえエロCQC!」ムギュ
ルナ「アッー!」
マユ「あんたの弱点は胸よ!
ほれほれ
いっそくぅー
にそくぅー」
モミモミモミ
ルナ「あっ!いや!」
マユ「誰がやめるかよ!」
モミモミモミ
ルナ「あ…はぁ…んっ…」
マユ「悶えろ!竦め!
性感帯の性能を活かされていっちまえ!!」モミモミモミ
ルナ「ニヤリ」
ガシッ
マユ「アッー!」
ルナ「エロCQC返し…
ここまでよ、淫乱チビ!」
マユ「う…何故…
あぁんっ!
やめ…」
ルナ「お前はそもそも百合に向いていない…
もみしだく時に乳搾りみたいにキツく握る癖がある
キツくしたら限定された女しか悦ばすことができない
その握りはどちらかというと男向きだ」
マユ「くっ…」
ルナ「だが手の速さには目を見張るものがある
…いいセンスだ」
マユ「いい…センス…」
パト「10数えたぞ〜!
今から探しに行くからな〜
エヘヘブヒー」
ヴィ「やばいかも…」
メイ(人間の笑い方じゃないよ…)
十勇士達「…」
7人の侍「…」
フレイ「おつきがいなくなって寂しいわね〜
乳だけが売りのミーアさん」
573 :
続く:2006/03/04(土) 10:32:37 ID:???
ミーア「そっちこそ
たらしこんだ男達がみんなヘタレで大変ね〜
男喰いのフレイお嬢様」
ミーアフレイ「なぁんですってぇ〜!」
バチバチバチ
ギル(おいおい火花火花!)
フレイ「死ね乳牛! (ダークオーラ開放)」
ミーア「静かなぁ〜!
この夜にぃ〜!
(オリジナルの毒電波歌の方で対抗)」
パン、パパン
ドガガガガガ
ギル(ウワーンコワイヨー)
両軍顔無し名無し全滅
残り
メイド喫茶
タリア
アビー
ナタル
ミーア
ルナマリア
コスプレ喫茶軍
ギル
オルガ
メイリン
ヴィーノ
フレイ
鬼畜軍(仮)
勇者パトリック
勇者パトリックってwwwwwwwww
女の戦いが熱い…熱すぎるw
>>566 レイの本性でるのって久しぶりだなwシンが倒れなきゃいいがwwマユはどうしたんだ?
>>567 ルナはもう完全に百合か…どうやったら気持いいか力説してるもんなw
577 :
567:2006/03/04(土) 12:12:08 ID:???
>576
えーっと、今回ルナマリアさんがこのようになってしまったのは一過性のネタですので
よい子の皆さんはあまり気にしないようにお願いします
温泉編で出てたのがおもしろそうだからついやってしまいました
>568
シンはルナに奪われたの!?ついに!?
579 :
通常の名無しさんの3倍:2006/03/04(土) 21:34:21 ID:SZZsL24j
マユの種割れ、ステラの森下覚醒が起きるな
ゲーム終了後に大変な事になります
オクステニダネオで野球観戦。
実況『さぁ、いよいよあと一人ですべてが決まります!2006年プロ野球日本シリーズ、デザートタイガース対
エンデュミオンホークスの試合。現在九回の裏、ツーアウトランナー二塁。7−8でタイガースがリード。
マウンド上にはタイガースのエース、村雨。対する右のバッターボックスには、ホークスの四番、赤月!
さぁ、球場のボルテージも最高潮に高まっております!タイガースはこのまま逃げ切り、
見事日本一を手に入れることが出来るのか!?はたまたホークスの逆転勝利なるか!?一秒たりとも目が離せません!」
オクレ「行け行けぇ赤月!村雨の球なんて打ち砕いちまえ!」
ネオ「おっ?スティング、お前俺と同じでホークスのファンなのか?」
オクレ「別にそういうわけじゃねぇ。俺はデストロイズのファンなんだよ」
ステラ「スティング……タイガース嫌い?」
オクレ「タイガースが嫌いというより、村雨が嫌いなんだよ。なんとなくな」
アウル「でもさぁ、ここの大家、大のタイガースファンだからあんまりそういう風に言うの良くないんじゃね?」
オクレ「知るかよ。行けぇ!」
実況『ピッチャー村雨、振りかぶって、投げた!赤月、思い切って初球から振りに行った〜!ああっと、空振り!
いや〜、フルスイングでしたね、解説の福田さん』
福田『そうですね。DESTINYでは自分が伝えたいことをすべて表現できたかな?って感じですね』
オクレ「この解説、何わけのわからん事言ってるんだ?」
ネオ「言うなよ。コイツの意味不明の解説は今に始まったことじゃないんだから」
ステラ「この人……右利きのはずなのに、左側に入ってる……」←意味解ってない人
実況『さぁ村雨、第二球目を……投げた!おおっと、赤月打ったぁぁぁ!!』
ネオ「よし来たぁぁぁ!!」
オクレ「よっしゃぁぁぁ!そのまま入れ!」
ステラ「うぇ〜い!」←とりあえず周りに合わせて応援
アウル「……あれ、ファールじゃねぇの?」
実況『ああっと、惜しい!打球は無情にも三塁側スタンドに切れた〜!またしてもファール!』
福田『ネオの事は、尺が無くなったらバッくれようって思ってました(笑)』
ネオ「ちっくしょう!もう追い込まれたじゃないか!」
オクレ「なんだよ、おい!根性見せてくれよ赤月!あと一球だぞ!?」
ステラ「???なんであと一球でお終いなの?」
アウル「ルールわかんねぇんなら、黙って見てろよ」
実況『さぁ、村雨。不敵な笑みを浮かべております。タイガースベンチはいつでもグランドに飛び出せるように、
準備を整えております。対するホークスベンチは、祈るような表情で見守っている!』
福田『SEEDの監督をやって良かった事は、西川君と知り合いになれたことかな(笑)』
実況『村雨、これで決めるつもりなのかぁ!?』
ネオ「決められて堪るか!かっとばせ赤月!」
実況『村雨、大きく振りかぶって投げた!赤月、真芯で捉えたぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!」
オクレ「うっしゃあ!コイツは行っただろ!!」
ステラ「うぇ〜い!!」
アウル「へぇ?」
実況『打球はそのまま伸びて行く!!これは大きい!サヨナラかサヨナラかぁっ!?』
ネオ「行けぇぇぇぇぇぇ!!」
実況『おおっと!?突然球場に突風が吹き荒れたぁ!?打球が押し戻されていく!!」
オクレ「なんだよそりゃあ!?」
実況『力を失った打球は、そのままセンター羅豪のミットに落ちて行ったぁ!試合終〜了〜!タイガース、久方ぶりの
日本一に輝きましたぁぁぁぁ!!!」
ネオ「だ〜〜〜〜〜!!!やってられるか!スティング、今日は飲むぞ!付き合え!」
オクレ「な、何言ってんだよ!?アンタ教師だろ!?」
アウル「僕ら、未成年だし」
ネオ「うるさい!これが飲まずにいられるか!ステラはまだ元気だもんなァ?」
ステラ「うんっ!」
オクレ「ステラを引き込むんじゃねぇぇぇぇぇ!!」
その頃のホーク家
ルナ「あ〜もう!何やってんのよ赤月!」
メイリン「お姉ちゃん、いくらウチが『ホーク家』だからって、ホークスを応援しなくても……」
その後、なぜかスティングたちのアパートは、家賃が半額になったという。
大家によると、「優勝記念セール」だとか。
なかなか斬新なネタだ
GJだ!
相変わらずあのオッサンは意味不明なことをいうんだな。リアルだ。
選手名ワロスwwwww
>>581-582 ちょwwwwwアイツの解説内容ってwwwwwwwwww
つか名前が赤月ワロスwwwwwwwww
職人さん、GJ!!
無類の野球好きな俺にとって最も、ぐっときたネタだよ!テラGJ!
春ということで身体測定ネタ。
ルナ「どうしたの?食べないの?」
メイリン「う〜だって明日身体測定だもん…」
ルナ「身体測定の前日に頑張ったって仕方ないっての」
メイリン「いーよ、お姉ちゃんはどうせスタイルいいし」
次の日放課後
ヨウラン「ねぇ、身体測定どうだった?」
ルナ「ふつーそれを女の子にストレートに聞く?」
ハイネ「ねぇ、ステラちゃん。今日連合高校も身体測定あったんだよね?ステラちゃんのむ…ガッ!グハッ!ナイフ!?ダメ!それは!やめて!ごめんなさい!」
レイ「(あんたはどっから湧いたんだ…)」
メイリン「いーよね…ステラちゃんは悩みとかなさそうで…」
ステラ「うぇ…」
メイリン「慰めてくれるの?うん、ありがとね…」
ヴィーノ「気にするな、俺は気にしない」
メイリン「?ヴィーノ、なんか言った?」
ヴィーノ「いや、何も…(泣)」
ルナ「ちょっと、レイ」
レイ「なんだ?ルナマリア」
ルナ「ゴニョゴニョ(シンの個人情報とか…教えてくれる?ついでにステラのも)」
レイ「その…なんだ、それは人としてどうかと思うぞ…それに女性の個人情報を俺が知っていると思うのか?」
ルナ「聞き出せばいいじゃない」
レイ「そんな恥ずかしいこと出来るかっ」
ルナ「とりあえずシンのだけ!ねっ!報酬は大トロ食べ放題よ?」
レイ「!!!いいだろう…(俺を使うなど流石だな…ルナマリア…)」
スマン。なんかなかなかテンプレが張られないから
何かあったのかと思って貼ってしまったが
余計なことをしてしまったようだ・・・
スマンかった。次スレ
>>1さん
>>593 いや、こっちもろくにテンプレの整理をしてなかったのに気づいて、慌ててメモ帳で整理してたんだ。
援護射撃に感謝。
,.-──-、
_,,,.ノ i r 、 ,.-、
,/" 、 rー、 ヽ__ |ヽヽ ,/,,/
/ ヽ| _ヽ, 'i `、 |││ ,/ ,/ 次スレはここを埋めてから使いたまえ!!
i __ゝ| "フ丿---t i 丿| し -''" ,/ __
__| r' ∠_| " ∧-='"ノ | / `" -(___,,...-'' _)
,/" _ノ λt__, __ <,_,> ~_| f | __,,,,-;;"-'
λ !,─'" i ̄ ^'--'~ | <ノ丿 | 丿 / _,,-='→
( `-''" _,,-'')_ ___|-─/jヽ─-|丿 ノ / ,/_,,-''"
ゝ,__,,--'' (!ヾ ,___'_ ゝ-'' -'''")i | / ̄
ノ / / ヽ -- ` ヽ二ノ ヘ-l /
(("二∠-─--,,,,,,,ト ヽ-、 iY´/ \ ,/
`/~ ヽ、 へ =`'─ ''''"// \ |
/ ヽ/^'''-\_|ヽ / \
/ _,,-───-| ヽ | / /
| ,/"/ ̄ ̄ ̄ ヽ / /
| / // _,,.-''~~ | ,,/~ /
||,///-'' _,,/l / /\
|│| ! __,-─' //| / ヽ_ \
ヽ─| _,,-'' // | / "''-i\
/ / / | | _-- / ヽ
/ /| | |___二=''''--''~~/ |
| | | |___,,..-'''/ 丿 |
サラ「ここが『牙留茄飯』……いかにも大衆食堂、と言ったかんじですわね
アビー「サラ先生、こういうところ行かないっぽいですもんね」
タリア「ここはなんでも安くて美味しいんです」
サラ「まぁ、本当に良心的なお値段……。じゃあ私は、鴨せいろで」
ナタル「だから生徒達に人気があるのですよ。私は何にしようかな」
アビー「……あ、なんか理事長っぽい人がいたような。気のせいかな」
タリア「気のせいよ。えーっと、わたしはA定食を。あとサラダ大盛り」
アビー「野菜みそラーメン、辛ネギとチャーシューいれて。あとミニ焼き肉丼おねがいしまーす」
ナタル「そばセットを」
タリア「以上で。……あら、またあの子たち」
サラ「シンくんたち、楽しそうですね」
アビー「いつものことなんですよね、コレ」
ナタル「あんまり騒ぐと迷惑になりますが……」
タリア「まぁまぁ、我々は見守りましょう」
ナタル「はぁ……」
アビー「若いっていいですね☆」
タリア「あらあら。一番若いアナタがそんなこと言わないのっ」
ナタル「ふふ……」
サラ「あ、お冷やをお代わり」
ナタル「こっちにも」
タリア「……ふぅ、ごちそうさまでした」
アビー「ごちそうさまでした。また、みんなでこういう風にランチに来たいですね!」
サラ「カードは……使えませんか」
タリア「……しかたない。今日はわたしがおごってあげます」
サラ「あ、ありがとうございますっ」
チャラララ〜
*「心の中がのぞける装置〜!」
それではさっそく、青い狸さんが取りだしてくれたこのマシンを使ってみましょう。
すこしだけ時間をさかのぼって、昼食前の牙留茄飯へ……
*「ぼくはタヌキじゃないっ!」
サラ「ここが『牙留茄飯』(あぁーアイシャ先生とふたりきりのランチタイムがー、あー)
いかにも大衆食堂、と言ったかんじですわね(しかしチャンスではある。ちょうど、あの
女の敵がココに勤めているっていうのだから!しかしあの男、調べれば調べるほど敵よ。
私のミーア、……いや私のじゃないけど……やフレイさんとも親交が深いようじゃない。
そしてステラちゃんとは同棲!しかもしかも、朝早くあの男の部屋から、ミーアたち三人が
いっしょに出てきたという目撃情報が! な ん て い や ら し い ! !)」
《※補足…ミーアたちはオクレ家で朝ごはんを食べてから登校することがある》
アビー「サラ先生、こういうところ行かないっぽいですもんね(っていうか何食べんの、この人)」
タリア「ここはなんでも安くて美味しいんです(サラ先生とは親交を深めておくべきよね)」
サラ「まぁ、本当に良心的なお値段……。(アビー先生、「何食べんのこの人?」って顔してるわ。
まぁそういう印象は理事長の指示通りだしOK。私はロボット的にクールな女なのだから。
しかし、この麗しい先生方とは親しくもなりたいが)じゃあ私は、鴨せいろで」
ナタル「だから生徒達に人気があるのですよ(サラ先生、いい目だ。ここの鴨せいろはうまい。
しかし、その胸は開きすぎだろう。男性客が見てるぞ)私は何にしようかな」
アビー「(う〜ん、「わたくしこんな安いランチ、はじめてですわ!」とか思ってるかも)
……あ、なんか理事長っぽい(うねうねした髪の)人がいたような。気のせいかな」
タリア「(それ気のせいじゃないわ。食堂再建をうたいながら、本人はここの常連なんだから)
気のせいよ。えーっと、わたしはA定食を。あとサラダ大盛り」
アビー「(タリア先生、ダイエットかな。年とると痩せにくいって言うからなぁ)
野菜みそラーメン、辛ネギとチャーシューいれて。あとミニ焼き肉丼おねがいしまーす」
ナタル「(昼間から、よくそうガッツリと……)そばセットを」
タリア「(しまった、そばセットのほうが良かったかしら)以上で。……あら、またあの子たち」
サラ「シンくんたち、楽しそうですね(ルナマリア・ホークにマユ・アスカ……シンくんとずいぶん
仲が良いのね。そうね、男と女の友情も……ケガレなきこの頃には、あるのかも)」
アビー「(楽しそう?)いつものことなんですよね、コレ」
ナタル「あんまり騒ぐと迷惑になりますが……(さりげなく火花が散ってるし)」
タリア「まぁまぁ、我々は見守りましょう(あ、そばセット来た。やっぱりそばのほうが……)」
ナタル「はぁ……(しかしサラ先生の胸、なんとかならんのか。店の主人も見てるし……)」
アビー「若いっていいですね☆(辛ネギうめぇ)」
タリア「あらあら。一番若いアナタがそんなこと言わないのっ(……そば……)」
ナタル「ふふ……(サラ先生の胸……)」
サラ「(ハッ、成熟した美の花園にうもれて忘れるところだった)あ、お冷やをお代わり
(見つけたわ!!有線放送で流れる浜田の『MONEY』にノってる女の敵!!)」
ナタル「こっちにも(まね〜♪)」
タリア「……ふぅ、ごちそうさまでした(たたきつけてやるぅ〜♪)」
アビー「ごちそうさまでした。また、みんなでこういう風にランチに来たいですね!
(うひゃ、サラ先生が給仕の子に熱い視線!さては年下趣味?スクープねコレは)」
サラ「カードは……使えませんか(ああー!女の敵が、看板娘に近づいた!逃げてー!
看板娘の手をとる!ラブい!舐めた!指先の2ミリほどの火傷を、ちろっと舐めた!
さすが女の敵!!しかし私も2ミリの火傷跡なんてよく見える!さすが高性能バイザー!)」
タリア「……しかたない。今日はわたしがおごってあげます
(意外に天然ボケ……かしら?)」
サラ「あ、ありがとうございますっ(あーあ、真っ赤な看板娘のできあがり。
自分でも照れてみせるなんて大したテクだこと!くそう、女の敵め!
やはりこのままにはしておけないわ……!!)」
……そして、後日の牙留茄飯。
このまえと同じ席にタリア、アビー、ナタル。サラは不在。
アビー「サラ先生、きょうはお弁当ですって」
ナタル「たしかにいつもより荷物が多かったな。手作り弁当か」
意外な一面だな、と思う面々。
???「な〜たるんっ」
ナタル「わぁっ!?やめてくださいユウナせん……あ、あれ?ニーダか」
アウル「へっへー、似てた?ひさしぶり、なたるんセンセー」
タリア「プッ。な、なた……るん?ククッ、なたるん。ナタルだからなたるん」
ナタル「(タリア先生ウケすぎです!)ニ、ニーダ!その名で呼ぶなと言ったろうが!」
アウル「えー?せっかくみんなで考えたのに。『なたるん』とか『トダカたん』とか『変態仮面』、
『ゆうなりん』、『バカ殿様パープル』、『紫モミアゲ』、『パープルうんこ』、『うんこ』」
ナタル「ユウナ先生が多すぎる……」
アウル「なたるん、ってカワイーじゃん?」
ナタル「私はかわいくなくていいっ」
アビー「ナタル先生もかっわいいけど、キミもかっわいいねー!キミ、連合の子?」
アウル「おねーさんもカッワイイ〜!
(と、こーいうことやってるとスティングが「何やってんだお前は」と!……アレ?
来ない。ちょっとーツッコミおそいよ何やってんの!ふざけかたが足りないか?)
ザフトはキレーなセンセー多くていいなー。ネオとトレードしてくんないかな〜?」
アビー「はう〜、か〜いいよ〜。お持ち帰りぃ〜」
タリア「アビー先生おちついて」
???「なにやってるのかなぁ、アウルちゃん」
アウル「(キタ!……え?)」
母さん「昔は『母さんは僕のモノだよ!』『母さんと結婚するよ!』って言ってたのに。
あ〜んな〜に一緒〜だったのに〜〜〜♪」
アウル「そんなことないよ今でも……そうじゃなくて!母さん、どうしてこんなところに。
っていうか、なにその股下数センチのミニスカ!」
母さん「ボディコン。古着だけどどうぞって、荒い吐息でゆずってくださる方が」
アウル「知らない人から不用意に物をもらっちゃだめだよ!」
タリア「ボディコン……なつかしいわね」
ナタル「なつかしいな……あの夜が」
タリア「え?ナタル先生?」
母さん「で、ステラちゃんはどこかしら?スティングくんは?みんなにプレゼントがあるのよ」
アウル「わぁ見える!刻の涙(仮)が!その格好で足を開かないで母さん!」
コニー「なんだアンタは!うちはマハラジャじゃないぞ!」
母さん「あなたがアルメタのお嬢さんね。ウチの子がいつもお世話になってます。はいコレ」
コニー「あ、いえ、どうも。……あ、あの、なに着せてるんですか」
母さん「エプロン。これも貰い物ですが」
コニー「(うわ……フリルの洪水だ。エプロンというよりは、ドレスみたいな、こんな……)」
母さん「髪にはリボンをつけて、と。うん、上から下までレース尽くし!スティングもシンくんも喜ぶ!」
コニー「(恥ずかしい……けど、そうなのかな、……こういうの、喜ぶのかな……)」
アビー「か〜いいよ〜か〜いいよ〜」
タリア「アビー先生……」
アウル「……で、そっちのやっぱりフリル満載なエプロンは」
母さん「あなたたち三人の物よ☆」
アウル「(スティングの奴、卒倒するな……。僕も逃げたいけどね。そういえば、どこ行ったんだ?
あのツンデレ番長、もう裏から逃走してたりして……?)」
ふとふり向くと、よろめく女性に肩をかして店の奥へと消えていくスティングが見えた。
いや……肩をかしているのは、女性のほうか?
コートの下はキャットスーツ。
顔はバイザーを嵌められるよう改造したチェコ製の防毒マスクだ。変態じみている。
この姿のまま店に入ったときは「しまった」と思ったが、普通に応対されたので驚いた。
サラ「戦闘力たった50円か……ゴミめ」
ジャック・ハンマーよろしく注射器で彼を気絶させたサラは、人気がないことを確認すると
住居の裏口へと向かおうとした。すると
スティ「まだ勤務時間なんだが」
サラ「! 首に打ったのに……貴様、何者」
スティ「昔のことだがな、執事というものは家事育児に火器の扱いから白兵戦にも秀でて
しかるべきと教えられ……、ッ」
ふたたび針を突き立てる。
スティ「へへ、俺の……出番、これだけ?」
サラ「そうよ」
1本目に耐えたのは大したものだが、思考能力は低下していたようだ。
サラの腰のコルセットには、ベルトで固定した様々な道具が備わっていた。
そこにカラになった2本目のシリンダをしまう。
サラ「本当はね、あなたに用はないのよ」
けげんな顔をして、少年はくずれ落ちた。
サラ「そう……用があるのは、あなたの股間によ。ふふ」
ガラッ
サラ・アウル「「…………」」
アウル「痴女だぁーーーーーーー!!!!!」
サラ「ち、痴女っ?!」
アウル「かぁさーん!スティングの若い果実が、ラバースーツのおばさんにつまれるー!」
サラ「(誤解よ!とにかく、逃げ……なに?ものすごい気が、来る!)」
???『きさァァまァア!!!ウチの子になにさらしとんじゃァァァァァァァァ!!!』
アウル「かあさ……うわああぁぁ!!か、母さんがぁ!母さんがぁあぁ!」
ナタル「どうしたっ……な、なんだあの女達は!?」
アビー「ガスマスクと……変態仮面?」
タリア「ちがうわ。まぼろしパンティよ!」
ナタル「よ!と言われてもわかりませんよ、先生」
アウル「やめてよぉー!刻の涙(仮)をかぶらないでよぉー!いやらよそんなの僕はぁ!」
???『天に星!地に花!人に愛を!笑いたければ笑うがいいさ!てめえら、ゆるさんぜよ』
タリア「なにか混ざってるわね」
仮面(ということにしておく)をつけた女性が叫ぶ。サラの腕で、少年がけいれんした。
サラ「(この女に反応して、50円が何倍にも膨れ上がった!なぜ!?それに、この女自身も…)
な、なんて戦闘力!バイザーにヒビが!」
???『アウルゥ!いいわね?行くわよ?やっちゃうわよっ』
アウル「う、うわぁぁぁん!母さん、いくよゥッ!いっちゃうよぉ〜ッ!」
泣き叫ぶアウルが彼女の脚をつかんでぶん投げる。咆吼する仮面の女。画が石川賢。
サラ「こ……これはぁッ────」
『超級!
覇王!!
電影弾!!!』
サラ「クッ!……ぐっ、うっ!」
押し返そうとするも、耐えきれず、足が浮く。
すさまじい爆風にあおられ、相手の仮面もめくれあがる。一瞬の素顔を、目に焼きつけた。
サラ「す、すごく……好みです。ぁぁもうダメッ、きゃああぁぁぁ─────……」
そして空の彼方へふっとぶ。
……そして後日の、ザフト学園。
サラ「し、しみるっ!あっ、もっと優しく、あっダメっ、先生〜……っあいたたた」
アイシャ「まったくモウ。ドコで何をシタラ、こんなにケガするノ?」
サラ「ちょっと階段でこけただけです……(あの仮面の女、強い。惨敗だったわ……。
くやしい。けど、アイシャ先生に治療してもらえるのはうれし……)いたっ、いたっ」
アイシャ「ホラホラ、泣かないノ。ジッと我慢の子ヨ」
サラ「な、泣いてなどいません!」
アイシャ「くすっ。サラセンセ、カワイイ」
サラ「(ほっ保存〜!今の音声データを実用と観賞用と保存用と保存予備用と携帯用に!
あぁ〜〜ドラマチーック!エスセティーック!ファンタスティーック!明日への活力〜!)
かわいいだなんて……私をからかわないで……イッ」
アイシャ「アハ……手当てが済んだら、イッショにコーヒーを飲みまショウ?」
サラ「は、はいっ(しーやーわーせー!)」
ギル「くすんくすん。タリアがね、くれないの……愛を……ぎるは、たくさん欲しいのに……。
さて現実逃避はこの辺にして……この報告書の末尾」
追伸:超級覇王電影弾の使い手がこの街にいるなんて、聞いてません!
しかもあんな美人!!
ギル「………………ぬぁにぃっ!??こんなすみっこに書くコトじゃないぞ、サラくん!!
クッ、さすがパトリック・ザラ!あの流派東方不敗の会得者を招き入れたというのか!?
いったいどこから、いつの間に?!っていうか美人?女!?レディ!?ボイン!??ウヒョォ
これは大変なことになるぞ……!彼らがふたたび姿を現すとき……学園は、リングと化す!」
理事長がハッスルしてるころ、サラはしあわせいっぱい。
もう女の敵とか超級覇王ryだとか、コーヒー飲んで寝たらすっかり忘れたとか。
ハ_ハ
('(゚∀゚∩ わすれたよ! 〜おわり〜
604 :
魔王蹂躙:
>567-573続き
オルガ「あ…つつつ…
(あのクソオヤジめ、あばら2・3本は持ってかれたぜ
このままにはしておけねぇ!)」
パト「ここかな〜♪」
ガッシャーン!
パト「いないな〜
ならこっちかな〜♪」
ドーン!バーン!
メイ「もう嫌!
何なのよあの人!」
ヴィ「しっ、落ち着いて
あれって前にも学校で暴れ回った人だよな?」
メイ「そうよ、ターミネー○ーみたいだったわ!」
ヴィ「プレス機も溶鉱炉も学校にはないなぁ〜
どうしたら…」
メイ「ねぇ…ちカズイて来てない?」
ヴィ「大丈夫だよ…個室だから」