725 :
プール開き:2006/07/09(日) 19:17:28 ID:???
ルナ「さあ、明日からいよいよプール開きよ!」
シン「…ん?どうしたんだよレイ、浮かない顔して」
レイ「…二人に聞きたいのだが、水泳の授業に使う水着はやはり学校指定のものでないと拙いだろうか」
シン「え?…いや、うち理事長が理事長だし、多少のことは大目に見てもらえるような
気がするけど…」
ルナ「そうそう、だから私も頑張って新しい水着買っちゃった!見ててねシン!」
シン「(びくっ)何を?…って、レイは学校指定の水着は持ってないのか?」
レイ「ラウに水泳の授業があると伝えたら水着を用意してくれたのだが、どうやら学校で指定されている
ものとは違うらしい。俺としては是非使いたいが、違反になるのではと…」
シン「なんだよはっきりしないな。じゃ、その水着俺達に見せてみろよ」
ルナ「そうそう、判定してあげるから」
レイ「そう思ってここに持ってきた(ぺらっ)」
シン「……なあレイ、ラウさん今時一体どこで男性用の横縞ワンピースなんて買ってきたんだ?」
ルナ「私、白黒映画でこういうの見たことあるわ……」
レイ「…やはり校則に引っかかるだろうか」
シン「いや、問題はそこじゃないような気がする……」
ギル「というわけでタリア、是非このTバッグビキニを」
タリア「寝言は寝てから言いなさい!!!(バキドカグシャ)」
保守派← →過激派
ラウ ギル
半二次元派
アーサー
ついでに小ネタ・とあるブティックで
かあさん「試着って楽しいのねぇ。アウルちゃん、これどぉ?
ビーズついてて後ろもホラッ、かわいーの♪」
アウル「(お尻!ってか、ト、トップレス!?)かかかかあさん上!」
かあさん「え?上?(きょろきょろ)」
アウル「(上半身反らさないで揺れるから!)だから水着の上!」
かあさん「…きゃ〜っ、まだ着けてないのっ」
アウル「ゼェハァ」
オクレ「(買う気もないのに二時間試着…いくら身内だからって)」←夏の臨時バイト店員
727 :
通常の名無しさんの3倍:2006/07/09(日) 22:56:18 ID:GGez2zkG
GJ!!
夏といえば海、海といえば露出……ということでメイリンはスタイルをよくするため、色々な女性に意見を聞いてみた。
ある日の夜、それらを書き留めたメモ帳をめくってみる。話を聞いている時点では、メモに夢中でほとんど耳に入って
いなかったのである。
Q1:どうやったら胸が大きくなるのか
ルナ『ああ、それだったらどっかの雑誌にバストアップ体操ってあったわよ? そうだ、これだこれだ。ハイ』
メイリン「一応もらってはみたものの……12ページ……」
メイリンはルナからもらった雑誌を見てみた。
『男の子に揉まれると、胸が育つ! 実際これをやったFちゃんはぐんぐん成長したぞ!』
メイリン「体操じゃないし! つーかコレただのエロ本じゃねーかぁ! こんなもん隠し持ってたのか! アンタがされたいだけだろ!」
叫びながら、雑誌を半分に引きちぎり、落ち着いたところでまたメモ張に目をやる。
ステラ『揉まれると、おっきくなるよ』
メイリン「吹き込まれてんじゃねぇぇぇ!」
ミーア『体質じゃない? まぁそんなに気にすることないよ。大きかったらそれはそれで大変だし」
メイリン「そうだよね……やっぱり体質か」
そう言って次のページをめくる。
Q2:どうやったらやせられるのか
ルナ『運動すればいいんじゃない?』
メイリン「そんな昼真っからゴロゴロしてる奴に言われても説得力ね―よ! つーか嫌味?」
ステラ『おやつ我慢すれば?……モグモグ』
メイリン「モグモグって、菓子食ってんじゃねぇか! だから嫌味?」
ルナ『つーかメイリンが太る理由としてはさ、食べすぎじゃない?……バリバリ……ということでコレ、もらうね』
メイリン「ああ、私のプリン……つーか口裏合わせて二人で嫌味?とりあえず食いながらそういうこというのやめて!」
ステラ『炭水化物のとりすぎはよくないって……ムシャムシャ』
メイリン「電話してまで言ってくることじゃねえだろ! 絶対口裏合わせてる! それにムシャムシャに変えればいいってもん
じゃない! しかもなんか私の行動予測されてる!?」
アーサー『え? そんなもんペイントでちょいちょいっと……』
メイリン「二次元の話じゃねぇよ! しかもこんなことまで書き留めてる律儀な私!」
メイリンは一息ため息をついた。
メイリン「もう寝よ……」
完
ボデーのこととなるとメイリンさんはツッコミの鬼やでホンマ
まるでドモンスレのメイリンじゃないかw
アーサー……
シン「(通りすがり)あれ?アーサー先生、元気ないけどどうしたんですか?」
アーサー「いや、プールの授業を見るのを楽しみにしてたんだけど…。
いざ始まってみるとなんだかエロゲの女の子のほうがいいかなあーなんて…」
そんな感じ?
ギル「……アーサーはもうダメかな?」
レイ「(こくり)」
ほのぼのメルヘンコメディ
たなばたばた
ほのぼのなんだよ!
メルヘンなんだよ!
……そのつもりだったんだ……
──おや。おべんとう持って、遠出ですか?
シャニ「天の川、見に」
──日が暮れるまで、だいぶありますがねぇ。カゼひかないようにね……──
ちくわを竹串にさしてくれたおでん屋と別れて、川沿いをあるく。
すぐそこが待ち合わせ場所。
彼らが来るまで、空を見ながら眠っていよう。
曇っているけど大丈夫。夜には、きっと晴れてくれる。
ちゃんとアレにおねがいしたから、だいじょうぶ。
そのうちここにも浸食してくるのだろう。数十メートル向こうはニュータウン。
いまはまだ、特撮ヒーローと怪人が世話になりそうな空き地である。
スティ「顔に似合わず、ずいぶんと可愛らしい字を書くんだなぁ」
砂利山の下に、少年たちがいた。
年齢は16〜20代前半。無職と高校生のなかよしグループ、というところだ。
スティ「えーっと、オマエら……」
??「おっと。『誰だっけ?』なんてボケはお断りだぜ」
??「さんざんやりあった仲じゃねーか、番長さんよ。俺たちは」
スティ「そうか、そんな仲だったか。じゃあ親しげに右から1号、2号、V3と呼ぶ」
??「勝手に名付けんなやコラー!」
スティ「うるさいアマゾン」
??「俺アマゾンかよ!?」
スティ「かっこいいじゃないか?」
それでも律儀に名乗ってきたのを右から左へ聞き流し、かつ長々と語ってくれた
呼び出しの理由は、『責任転嫁』の四文字にちいさくたたんでまとめた。
(細かくは、かつてスティングが収めた不良グループ『武流鼓巣藻巣』の末端であった
彼ら。当時スティングが日和っていたために、今の連合はザフトに舐められっぱなしで
卒業した自分たちもハクが付かず、生活がうまくいかないのだと主張した)
バイトも稼ぎ時、本来ならこんな連中かまっていられないのが、
スティ「おい。手紙に書いてあった俺の『大事な女性』とやらは、どこだ?」
拘束された少女が、陰からひっぱりだされた。
マユ「ムー!ムー!(オクレにいさん、たすけてー)」
あーーーーーーーーーーーぁ。
げんなりした。
スティ「どーりでステラもコニールもフツーにいるしおかしーな?って思ったんだちきしょー」
マユ「ムー!!(ちょっと、なにその反応!)」
1号「この女、あっちこっちでテメェの後をつけてたからな。捕まえてやった」
マユ「む。(そうそう、オクレ兄さんとにーにーさんの秘密をチェキしようとつけてたの。
そしたら、このウジ虫どもが!あたしみたいなか弱い美少女をさらって!)」
ため息をついた。
スティ「バカかおまえら」
ため息をついた。
ふかくふかくふかく、ため息をついた。
空にかかる雲はいよいよ隙間なくみっちりと敷き詰められ、最初の水滴を垂らす。
少年がひとり、倒れる。
スティ「────なにやったか、わかってんのか」
拳を突き出したままスティングが言い、そして雨は降り出した。
スティ「幼女、拉致ったあげく。手足縛って、猿轡。社会復帰できんのか」
続けざまにもう一人、地面に転がる。さらにもう一人が、腕をふり上げたまま、
ばたり。ばたり。ばたり。ぱた。
スティ「……っつーか、よ」
そこではじめて、スティングの額に青筋が立った。
スティ「なんで後をつけてる女を『ストーカー』じゃなく『大事な女性』と思うんだッッッ!
おかしいだろっ。軽いんだよ悪いんだよ足りねえんだよアタマがッ!てか常識!
常識だ!てめえら箔つける前に常識つけろッ!バカがッ、アホがッ、ド邸脳がッ」
キレて手足をむちゃくちゃに振りまわす。
殴る相手はすでに全員たおれているのが、むなしい。
スティ「あーもーったくよー、バカかおまえらバカかおまえらバカか」
マユ「ム〜(そのバカってあたしも含まれてる?っていうか誰が幼女?)」
ぶつくさ言いながらスティングは、マユの冷えた肩に学ランの上着をかける。
それから猿轡を外しかけて、
マユ「ン───────────ッ!!」
頸筋に押し当てられたことだけはわかった。
ひざが崩れ落ちる。両脇を捕らえられ立たされた。すかさず振りはらって殴り飛ばす。
そいつはパンツ丸見えでひっくりかえる。服を着たゴリラかと思ったが、女だった。
歯が折れてたらかわいそうだな、と思った。
スティ「スタンガンは首に当てちゃいけませんって学校で習わな」
……かったか。というより、習わないか。
最後まで言う余裕がない。
2号「へへ……やっと来た。さすがにこんだけの数にゃ、テメエも。グェッ」
スティ「寝ろ。……さすが雑魚は、徒党組むっていうのは、お約束だな」
大多数は男で、知っている顔も知らない顔もいた。
だが素行がよろしくないのは見てとれる。その目的がみな同じなのも。
並びに並んだ追加のお客さま方は、揃いも揃ってお手てに物騒なものを持っている。
スティ「大繁盛、満員御礼だな……カラダが保たねぇよ」
一号「……抹殺してやる」
スティ「人に殺すとか死ねとか言っちゃいけませんって学校で」
最後まで言う余裕がない。
雨が降っている。
もう約束の時間だ。
あたりを見まわすが、姿はない。河原には人っ子一人いない。
いそがしいのだろう。だから待とう。けれど、次は待つ必要もなくなるだろう。
バイトをしよう。いっしょの時間を共有するのだから、待ちぼうけも一人ぼっちもない。
あのバカのバカ妹は、こいつらの視界に入ってないようだった。
必死で這いずって逃げている。いいこだ。でも、もうすこしちゃんと着せてやるんだった。
制服は雨除けにもなってない。ブラウスが泥だらけだろう。
アスカさん家の奥さんには商店街でよく会うから、気まずくなるな。
すみません、ごめんなさい
雨は降り続いている。
梅雨の時期はべんとうが傷みやすいのだと、本に書いてあった。
ちゃんと、きちんと、一時間は冷ましてみたが。
傷んでいたらどうしよう。
拳を痛めたらダメだ。包丁さばきがブレる。コニールが怒るじゃないか。
足をひねったらダメだ。給仕が遅くなる。コニールが……
つかまったのが、あいつじゃなくてよかった
雨、雨。
川の水が、かさを増している気がする。
どこから来たのか笹竹が流されていく。短冊はひとつもついてない。よかった。
やめろ。はなせ。その娘にさわるな。
泣いてるじゃねぇか。やめろ。
そいつはオレの大事な妹の、大事な奴の、大切な妹なんだ
やめてくれ
短冊に書いた願い事は、一晩のあいだに天の川に流れていく。
だから翌日にはもう、短冊はゴミになる。
けれど天の川に流れる前に捨ててしまったら、ねがいごとはかなわない。
おもいだす。
ささがたおれた
みんな泣いてしまった
ごめんなさい
感覚のない肩をつかむのがもう誰なのかもわからない。
服がめくられる。かぜをひかせて殺す気か。なるほど完全犯罪だな。
なにかゆうことはないかと聞くから、こんな雨の中で煙草吸うのはとても
とてもバカに見えるからやめなさいと慈母のように優しく
言い切る前に腹に火が押しつけられて消える。いいこだ。痛い。
しかしまた点け直す気だ。雨に苦労して。そんなに新しい灰皿が気に入ったか。
オレは笑うがマユちゃんは泣いていた。
ごめんな。かぜひいたら責任取って看病する。いや、アイツのほうがいいか。
雨が降っている。
もう約束の時間だ。
今からでは到底間に合わないし弁当もつくってないし、でもこの雨だから
きっと家にいるはずだ。もう夕飯にしているだろうか。
台所は今日も目茶苦茶になっているだろうか。出前を頼んでてもいい。
たのむから待たないでくれ
きょうは帰るのがとても遅くなりそうだから
最初から待っていないのなら、まちぼうけもひとりぼっちもない。
おれはまってないからいいんだ。
みんな短冊に色々書いてたけど、おれはなにも書かなかった。
けど屋根裏部屋の窓から、彼らがこっそりと笹のてっぺんにつけた
あの表がまっ青で、裏がきみどりの折り紙でつくった短冊が。
どうしても読めなくて、気になって、手を。
あの日は雨がふってやんでふってやんだ魔法の日。
がんばって力尽きたてるてるぼうずは、短冊といっしょに捨てられた。
けど
あの表がまっ青で、裏がきみどりの折り紙でつくった短冊は……
シャニ「まだかよ?ゆで卵、すげぇうまくできたんだぜ……」
(つづく)
語彙が貧困で申し訳ない、感想は一言だけだ。
超G・J!!
やっつけほのぼのたなばたばた
(つづき)
雨が降っている。
雨は降り続いている。かがみこんで、誰かが鼻息をかけてくる。
??「いい格好だな、番長」
スティ「……俺は、もう……、番長じゃ、ねぇよ」
うそをつけ。建前ではアンタが自分の女だか妹だかに受け渡した番長の名。
だが結局、権力はアンタが持ったままだ。連合高校はあんたのもののまま。
……そういう風に思われることもあるのか、と目を閉じる。
スティ「番長は、いるじゃねえか。うしろに────」
目の前のいるヤツが背後を見た。その後頭部に、足跡をつけてやる。
わらった。
顔面にぶち込まれるはずだった反撃の拳は、笑う唇に当たるところで止まった。
スティ「受け取れ、元番長からの祝福だ」
男相手じゃ互いにイヤだがな。……ぐらりと倒れる。互いに。背から。
就職しろよ。泥のなかの相手に、だれかの腕のなかで言う。
たのむから待たないでくれ。最初から待っていないのなら、────
アウル「待たせたな」
スティ「待ってない」
なんだよー。せっかく来てやったのにさー。
アウルはぷりぷりと怒る。両手に一名ずつ、知らない誰かの髪をつかんだまま。
スティングは妙にわらいが止まらない。その肩を支えているのは、オルガだ。
オルガ「あーもーったくよー、バカかおまえバカかおまえバカかおまえバーーーカ
せっかくセットした髪クリーニングだした服どうしてくれる?金払えよ?」
かつあげを始めたオルガの背すれすれに、鉄球が飛んできた。
クロト「当たったらよけろよ〜。けっこうひさしぶりだからさ、この玩・具」
オルガ「当てられた時点でよけれっかアホ」
てのひら大の鉄球はクロトの手の中に正確に戻る。よく見るとヨーヨーだ。
本体は鋲付き、チェーンは鎖。それを器用に扱ってみせている。
倒れている名称不明の一人が、ゲェッとうなる。
クロト「……知ってるんだ?コレのこと。じゃあ、僕と遊んだだれかかぁ?」
オルガ「たしかに、見おぼえある気がするな。えーっとおまえは……」
伏せる者は這いずり、まだ立っている者はやけくそ気味に殴りかかってくる。
そこへ、ステラが半ば四つ足になった低い姿勢で駆ける。跳ぶ。
アウルの肩を踏んでさらに跳躍。「ってぇー!踏むならスティングにしろよ!」
地上を薙ぐ少年らに加え、上空から落ちてくる少女。相手は惑った。
そして叩き潰された。
オルガ「同級生だったか先輩だったか先公か食堂のおばちゃん……いやいや」
ミーア「見おぼえないのは、きっとウチの生徒よ。元、ね」
周囲すべてを吹き飛ばし、ぶるんぶるんゆっさゆっさ現れた新たな影。
ミーア「よし、ぜんいんころすかー!」
スティ「人に殺すとか死ねとか言っちゃいけませんって学校で……」
クロト「ザフトのもいるのかー。そうかー。そりゃおぼえてねーよ」
スティ「…………そちらさんも、出てきたってことは」
レイ「連合だけのことでも、もちろんお前一人の問題でもないということだ」
スティ「誰よりもラウ、何よりもラウ、どんな時でもラウ、とにかくラウのアンタまで」
レイ「……ギルのことも考えるぞ、オレは」
ただひとり、レイは傘を差していた。次々殴りかかる者を華麗なスピンで避けつつ。
ミーア「ちょ、泥が飛ぶ!あたしに泥が飛ぶ!っていうか自分でも泥かぶってない!?」
番長格だけではない。両校から、兵は輪となり檻となるほどに集っていた。
ちくしょぉ、と足下で口々にわめきだす。
聞いてねえ。こんなに来るかよ。ザフトの表も裏も出てくるなんて!
フレイ「把握済みだったのはウチのだけだった、ってことかしら」
……ならば、あたしの得意技も聞いてるのかしら?
フレイ・アルスターはそう言い、見とれたように呆然とする少年に軽やかに近づいた。
困惑気味に出されたロッドはかすりもせず、美少女の指が防刃ベストを引き裂く。
フレイ「……男のガードを解くのが得意なのよ」
落ちる防具。すかさず繰り出される金的。
下を狙うならベストを外す意味はなかったが、そこはデモンストレーションだ。
ここに連合・ザフト両軍、表と裏の頭、そして連合最強世代の二人、そして……
スティ「遅えよ、ヒーロー」
シン「うるさいな」
妹を手に抱いたザフトのエース、傷だらけの天使シン・アスカがいた。
拘束を解かれたマユ・アスカは泥にまみれていたが、近づいてきたスティングを
見るなりぺちんと平手打ちをくらわせた。スティングは無言で頭を下げた。
マユ「悪いとか、すまねぇとか、許せとか言ってみなさいよ!」
彼がそれに素直にしたがったので、今度はぽかぽか叩きはじめた。
マユ「……お前が悪いんだろとか自業自得だとかバカ娘とか言ってみなさいよ……」
スティ「かぜひいてないか、バカ娘」
マユ「知らないわよ、ばかオクレにいさん!」
彼女は、わっと兄の胸に突っ伏した。
スティ「まだ泣いてんのか。そんなに怖かったのかよ。……ごめんな」
泣いてなんかいない、と鼻声。
このとき生き残っていた不良二名、それぞれシンとスティング二人の背後を
襲おうとしたが、二人同時の息のあった肘打ちにより落とされる。
スティ「ごめんなバカ娘」
マユ「ばかオクレにいさん!」
シン「バカって言うほうが、バカなんだぞ。だから、ふたりともバカだ」
人差し指をたてて、元祖おにいちゃんはビシッと言うのだった。
拘束した名称不明組はオルガたちにまかせた。あとはなるべく問題のないよう
処理してくれるだろう。マユはシンに帰す。ステラは、
ステラ「……シン……」
スティ「本人は大層不服そうですがおまかせします」
フレイ「はいはい。きちんとキレイに洗って返したげるわ。アウルもね」
アウル「いいよ、いらないよ僕は!僕がにーにーの方へ……アッー!」
まだ、彼はあの場所にいるだろうか。
オルガ「シャニのことだから行動が予測つかねぇ……お前は常識的な行動をとれ」
ミーア「常識的には、病院に行ったほうがいいんじゃないの?」
無茶するな。いなかったら帰ってこい。帰ってこなかったら、むかえにいくからな。
そうしたらクリーニング代カサ代ガス代心配代その他諸々上乗せだぞ!
さんざん脅されてから、スティングは走りだした。
レイ「なぜだ?この雨の中、まだピクニックをするために待っているなどと」
クロト「ふーん……金髪貞子さんは、そんなバカなと思ってる?」
レイ「(髪が濡れて重い……)オレはしないし、オレの知るかぎりでも誰一人として」
クロト「どうしてか、おにいちゃんが教えてあげましょーか?」
小指をたてて、童顔のおにいちゃんはエヘッと言うのだった。
クロト「バカだから」
オルガ「そ。止めてもしょーがねえんだよ。スティングは家族バカだし、シャニは……」
約束の河原には誰もいない。
そうだ、近付くほうがおかしい。雨と濁流は人払い以外のなにものでもない。
おそらく、帰ったのだ。
待ちぼうけも一人ぼっちもなく。だからこれで安心して帰ろう。
スティ「……」
防波堤はびしょぬれで散った葉やゴミをくっつけている。
川は水面下でどうなっているのか、さまざまな物が顔を覗かせては沈む。
いま流れていったのは、ゴムボールだろうか。
川岸にひっかかっているのは、水草の塊だろうか。
それともあれは
人の頭じゃないだろうか
スティ「うわっ」
タックルにより斜面を転がった。
土を掻いて、転がる。混ざりモノの多いカフェオレの水面がすぐそこあった。
追って降りてきた相手も転がる。
誰だった──たしか、右から二番目────
覆い被さってくる男はうなっていた。スティングが殴った傷が脳にきたのか。
さかんに唱え続ける口元は、……ひきょう、と言っているように見えた。
両校から大勢やってきたことだろうか。
アウルたちが来たことだろうか。
手加減なしで殴ったことだろうか。
ぶつぶつと呪詛。……この……雑魚どもが……おまえなんかが俺に……
スティ「……雑魚が、徒党組むっていうのは、お約束、だろ」
スタンバトンが下腹部を刺すように押し当てられた。同時に眩しいストロボ。
放電。──これは痛みどころじゃない。立ち上がれない。
まずい……。
爪が真っ黒に染まった手がスティングを押す。水の中へ落とそうと、押す。
押す、
押す、
押す
押す、
押す、
押し返される
押す
押し返される
……?
押し返すこの 手 は一体、誰だ?
気付いた。
探し人が水面から頭と手だけを出して、そこにいた。
シャニ「はろ〜えぶりにゃん」
ぎゃあー!!
……そして、意識が覚醒する。シャニが水面から上がってきて、スティングを
川に落とそうとする男のあごを蹴り上げていた。その足が眼前にあった。
突き出される反撃。
杖の電極は濡れた服にからめるように、ぴったりとシャニの腹に当てられた。
スティ「!!」
発光。しかしそれはシャニのわき腹と腕の間をすり抜けて、背後で起こっていた。
スタンバトンの第二撃。胸上部に当てられる。それは気がつくと肩に滑っている。
次いで三撃目。四。五。……八撃目は腕の甲へと反らされた。
シャニ「は〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜ち」
突然の声。
故障したのかすでに光すら発しないただの警棒が、それでも振りまわされる。
シャニ「きゅ〜〜〜〜〜〜う……じゅ〜〜〜〜〜〜〜〜ぅ、……あー、うざぁい」
にぶい音がした。
動かない体で見ることができたのは、首を狩るようなラリアートをすでに決めた背。
1号だったか2号だったか、そいつは斜面で突っ伏して動かない。
肺炎を起こして死なないことを祈った。これ以上の面倒はごめんだ。
スティングは這えるようになった体を、シャニのほうへと近づける。
彼はスタンバトンを拾い上げ、眺めていた。
スティ「にーにー……」
シャニ「天の川」
バトンは魔法の杖となって掲げられ、上空に風を呼んで暗雲を流していく。
いつのまにか、雲はちぎれちぎれに夜空を覗かせていた。
シャニ「すっごい遅刻だぜ。ずーっと待ってたのに」
スティ「すいません」
シャニ「でも家族だから許す。……こいつ、なに?だれ?」
スティ「さぁ」
シャニ「邪魔だから川に流すか」
さすがにそれはまずい。
シャニ「おまえが遅いから、弁当、流れていっちゃったんからな」
それは自分が落としたんじゃないだろうか。だから川に浸かっていたんだろう。
スティ「それ、なんですか」
へへぇ、とシャニは笑った。なにかを洗濯物のように伸ばして、風をあてている。
それはボロボロのベショベショの、正方形を半分に切った折り紙。
おぼえてる?
これ、お前が書いたものなんだぜ。
シャニ「ほら、ロドニアでさ。字、まだ残ってる。えんぴつでよかった」
そこに書かれていたのは十四文字。
“やさしいおにいちゃんがほしい”
スティ「…………」
シャニ「下から見てたんだぜ、これを笹のてっぺんにつけるの。
てっぺんにつけるくらいだから、なんて書いてあるんだよって思って、
おれは笹にのぼって、そうしたら笹が折れて、足も折れて……」
スティ「あった、そういうこと。思い出した……」
シャニ「それで短冊は全部だめになって、天の川にねがいが届かなくなった。
でもこれは手の中にあったから、せんせいにも捨てられなくて」
ずーっと持ってたんだけど、しまったまま忘れてて、つい最近おもいだした。
それで、『どうにかできないかなぁ』って思って、それでさぁ……それで、
スティ「でもこれ、オレが書いた短冊じゃないです」
…………。
シャニ「ほぇ?」
スティ「みんなが書いた短冊を付けるの手伝って、でも、オレはなにも……」
最初から待っていないのなら、まちぼうけもひとりぼっちもない。
おれは、まってないからいいんだ。親も引き取り手もなにも、またない。なにも。
スティ「……なにも書けなかったから」
シャニ「じゃあ、これ、誰の」
そこで気がついた。
十四文字の上に、消しゴムで乱暴に削られ筆跡だけが残った九文字がある。
シャニ「……『ス』、『テ』、……『イ』?『ン』……『グ』?、『みたい』、『な』……?」
アウル「 | 、_(o)_,: _(o)_, :::|ぁう
| ::< .::|あわ
\ /( [三] )ヽ ::/あぁ」
地平線のかなたから走ってきたアウルが短冊ひったくって川に流した。
アウル「水に流して─────!」
そしてアウルは顔を真っ赤にして走り去っていった。
オルガ「……なんだよありゃ。ひとりで先に七夕流ししやがって」
シャニ「たなばた……ながし?……そうめ」
クロト「流しそうめん関係ないし!」
オルガ「七夕飾りを海まで流して、祈願を神様に受け取ってもらうんだよ。
そのまま捨てちゃいけないって、ロドニアでも院長たちやってたろ」
シャニ「……毎年?」
オルガ「毎年」
シャニ「……おれが笹折った年も?」
クロト「あれ最・悪だったよね。せんせいたち泥まみれの短冊ぜんぶ拾ってさ、
お焚き上げして、だいじに流したんだよ。僕、手伝わされたんだから」
シャニ「短冊は一晩つるしとくだけじゃないの?」
オルガ「じゃないの。それじゃ空まで願いが届かないぜ……うわッ」
スタンバトンが突如、バチンと火花を散らす。ショートだ。
感電してシャニは倒れた。
スティ「……にーにー!」
にーにーはやめる。
そう言ってシャニはいなくなり、元の日常が戻ってきた。
彼のいた痕跡はそこかしこに残っている。台所にもう使えない鍋。大量の卵の殻。
そして大量の──てるてるぼうず。
部屋にあったすべての紙および衣類は、てるてるぼうずになっていた。
スティ「……そりゃ晴れるさ」
タオルの伸びきった生地の中には、ステラのパンツが丸めて詰め込まれている。
ひとつひとつたたんで、しまう。
テーブルの上に、ゆで卵と卵サンドが置かれていた。ゆですぎで黒ずんだ卵と、
味付けはひたすら濃く、殻があちこち混ざるサンドイッチを朝食にする。
決してうまくはなかったが、スティングはすべてたいらげた。
ニコル「聞いていいですか?」
シャニ「もーまんたい」
ニコル「以前、きみが『とつぜん他人が「あなたの家族だ」と名乗ってきたら、
どうする?』という質問をしてきましたよね。あれは一体」
シャニ「ああ、あれ……スティングたちにさぁ」
他人(おれ)が「あなたの家族(今日からにーにー)」なんて言い出したらさ、
ふつーはどういう反応されんのかな、って思って。
シャニ「もしニコがキモがったらさ、やめようかなって思ってたんだぜ」
ニコル「……そうですか」
あと、さいきん誰かと待ち合わせといって出かけるのが気になる、と
オルガくんたちが言ってましたよ?
……あー、それはコレ。ライブするときは、そう言って出てくるから。
ニコル「……なるほど……我々は勘違いで盛りあがったということか……」
シャニ「???」
牙留茄飯。
フレイ「なによっ、ぜんぜんちがうヘボイ理由だったじゃないっ」
オルガ「は?オレたちがテキトー言ったの、信じたのか?」
フレイ「だって実の親がでてきて……なんて、リアルに言うんだもの!」
オルガ「ありえねーって。生まれた瞬間、産婆殺してそうなシャニだぜ?
親なんて、その場で生き別れが死に別れになってドラマ終了だ」
シャニ「なに、ぶっそーな話してんの」
クロト「おまえが物・騒だって話だよ」
フレイ「物騒な上、わけわかんないわよ。このにーにーは」
シャニ「にーにーやめた」
なんで?
シャニ「短冊に願い事なんかしなくても、けっこう、かなうみたいだから」
となりのテーブルにいるアウルを見ながら、つぶやく。
フレイ「昔の短冊をかなえるために行って、そして数日したらこれよ。
……ほんっと、わけわかんないわぁ」
シャニ「わかんないの?……バカだね」
フレイ「どっちがよっ」
牙留茄飯にスティングが入ってきた。コニールが手を伸ばしかけるが、
それより先に店の主人がにゃんまげよろしく抱きついたので、看板娘は
だまって奥にひっこんでしまった。
スティ「おやじさん泣かないで。大丈夫っすよ、こんなケガくらい。……あ、」
にーにー。
目が合う。シャニは言う。
もう、にーにーじゃない。
シャニ「……つぎにーにーって呼んだら、おしおき」
そんなぁ、とスティングが困ったように苦笑い。へへぇ、とシャニも笑った。
いったん染みついた呼び名は簡単にはとれず、七月が終わるまで彼らは兄弟でいた。
おわり
うわああネット繋いでみたらたなばた完結してた――!!
なんかもう胸が熱いよ(∩Д`)゚。にーにーも皆もいい奴だな!
個人的にミーアがいい味出しててカワイス。
超GJ!
そろそろ新スレ立てた方が、よろしいかと。
新スレ立て乙。
こちらは埋めに入ったほうが良いかな?
とりあえず短かいのおいていきます
ある日の牙留茄飯
シン、定食を平らげて教科書とノートに向かっている
スティング「……おい」
シン「…………」
スティ「お前な…、客の少ない時間だからって、飯屋で自習ってのはどうなんだよ」
シン「なんだよ兄さん、もうすぐテストなんだから大目に見てくれよ。お客さん混み合ってきたら
ちゃんとどくからさ」
スティ「兄さん言うな。…家でやらないのか?」
シン「駄目だ。いつマユが仕掛けてくるかで勉強なんてしてられない」
スティ「図書館でも行きゃいいじゃねえか」
シン「……誰かにはちあわせるかも知れないだろ」
スティ「(ここだって十分その可能性はあると思うが…)…人に会いたくない理由でもあるのか?」
シン「……そんなところ」
スティ「?」
シン「いつもの連中…、会ったら結局頼っちまいそうだから。それじゃ俺が努力したことにならない」
スティ「頼っちゃいけねえ理由でもあんのか?」
シン、手を止める
シン「……ノート貸すって言われたんだ」
スティ「ん?」
シン「レイ。…俺がテストのことで頭抱えてたら、ノート貸してやるって」
スティ「よかったじゃねえか」
シン「これまでの俺だったら喜んで借りてた。…けど、その時突然思ったんだよ。
本当にそれでいいのかって。…俺、皆と一緒にいたくて、今の学校は自分で選んだ。だから毎日
すごく楽しいよ。けど、だったら尚更、甘えちゃいけないんじゃないかって。
ここでノートを借りたら、俺は仲間に甘えるためにザフト学園に入ったことになるような気がしてさ」
スティ「で、今度のテストは自分の力でなんとかしようと思った、ってわけか」
シン「…………」
スティ「俺からすりゃ、それは考えすぎだと思うけどな」
シン「?」
スティ「あのな。…人に真っ直ぐな感情を向けられるのはお前のいいところだと思う。だがどうにも、
自分の感情ばっか固執する傾向にある気がするな。…お前、逆に仲間が自分のことをどう思ってるか、
真面目に考えてみたことあるか?」
シン「えっ……」
スティ「確かにお前の親友たちはスペックが馬鹿高い。まあ、奴らは奴らでそいつを物凄い無駄なことに
消費していることのほうが多いような気もするが。けどな?仮にお前が甘えてるだけの存在だったら、
あいつらは今日までお前と一緒にいたと思うか?」
シン「…………」
スティ「これまで過ごしてきた時間を思い出せ。お前といて、あいつらはどんな顔してた?
それが答えだ。あいつらが惚れ込むだけのものが、お前にはあるんだよ。もっと自信持て。…そもそも
逆に考えれば、あのレイにノート貸すとまで言わせる奴なんだぞ?お前は」
シン「…兄さん」
スティ「だから兄さんはやめろって言ってるだろ」
シン「…ありがとな、なんか楽になった気がする」
スティ「…まあなんだ、辛気臭い客に居られたら、売上に響くからな(横を向く)」
シン「っていうか全然らしくなかった。絶対絶命で弱気になってたかも知れないな」
スティ「だが、自分の力で立ち向かおうっていうのは悪くねえし、せいぜいギリギリまで頑張ってみろ。
追試で勉強が必要になったら、客の少ない時だったら飯食う前提で歓迎してやるからよ」
シン「あー、ぜってー追試なんか受けねえ!やってやるさ!!」
おしまい
ume
梅
埋め
産め
もめ
うめぇ
埋め
埋める
,j´ `' レィ
,j __;;;;;、| _,...._
ヽ l __ _l/ , r''" 丶
「K_;;;;;r;;;;;;;ノ ゝ` /,ィ, 、 ヽ
`l、 __'_ / ゞ`ノiイッ'´jィ;l,ル'リ
_r1 \__/l、,、 ,.、ィゝl.リ" ; ´ノ、'、
_ -''´| ! ', |', `ー- 、 ,ィ;;;;;;;;';::::ゞ゙ヽニイ:/;;゙;
,∠ ! l―- '"l ヽ } |:.ヽ;;;;;;;i:::::l‐ 7:::/;;イ}
{ ヽ | ! , | } / ! j:.:.:.:ヽ;;;!::::| !::〃:/.{
_ノ 丶 {, |_」_」 | | | j:.:.:!:.:/;|:::::! ノ:∧:.:.:.:l
. j , -''´ ', l::::::||:::::| | j !|. /`rへrr- 、 ノ:.:.:.ヾ`'ーf'「~「 」_:.:.:',
/ , ヘ ', |:::::||::::::||ハ く r' {i! l 丶__ ';.:.:.:.:.:.ア、彳「_」,.へ:.:.:.:j
/ ニミく ', ', l:::::||::::::| l | } ゝ{;スリ ,l } } __ ,.ニrr‐'- 、`,゙l 「ヾy┴く,,.._
丶、 \ } , ',|、::||:::/|/| |. ト ノ /ハ {ニ} / } ! Y }Y { j ゙, }`l {, }_
\ `ヾく ゙! ヾ/ |. | ! `ァ',.-‐彳z,._ル_1 __,」_」」,. -l-j-Lく Y- ゞシ-r' /
\_ /ヽ | ;, || | /ヘ _ゝ‐弋ニ|=彳 =''|,∠-'‐'" ̄\. ', ! j /_ ,.-
,.‐''"`‐イ i,{ |ニv;ニ| ! |__/ 〆´,.-''∨´. |_,. ┴ ''´ ', ', ', _,イ ,'´
――く___」{l{ ゙ |―ヤ'´| ! |_∠,.∠ -‐ r ''" 」ハ ',´ r{ /
――――ァ'"7 `' | } ! ! ! ヽ -―  ̄ ト、 ハ | ヽ/}
埋め立て処理
梅
>>767以外の「うめ」が何の埋めもになってない件
「埋めもに」ってなんだ・・・orz
/ \
/ ,.-‐ァ1~f;、 ヽ
/ /_ -‐ゞ='ー 、ヽ }
', /,.ィ______゙ゝ /
ヽ7 {r;ぃ゙ヽ、、}-ぃ } ,`y'
{、 、ト ´ '::: フ,.イ}
(l゙ト丶 ' ´/ }'
__ _ノ-', -‐_‐- ノく__
,.-''" ̄ヽ`゙''− 、 ゝ-壬ヽ、 ,∠_フ
. / ', __ `丶、」 ̄ ̄`‐ァフ、{
{ __ }/ ` ‐-、`゙ヽ <j lll{j |
. l _ - '´ , '/' _ ユ `‐71‐へ
ケ _ -/. r''´ ゝ、 r'´ \ l ヽ ヽ、
/_ -ニ r''ヽ、 { ヽ.(_ノ} l トl ヽ 「\ `ヽ、
/,.-''´ {、 ヽ ~T"´ | l ヽ! `ヽ、 ヽ、
/'´ _ ヽヽ 〈_ノ} ノヽ. | __ | r-、 \ ヽ
/ _f `ヽ、 7'''´~- ` ー‐''´, `‐、 | `} ヽ /|
. / / `ヽ、 rへ / _,,..ゝ--イ ヒ‐、| | .}/ !
/ / r'′` --' / / \ !  ̄ | / .{ 7
/ / . l、 ヽ , -rァ''7 ヽ| l/ ヽヘ
/ { ','、 ヽ、 /_/ l| } ', ',
{ .| 、_ `‐ヘ、 `く }/ / ', ',
`゙1 _,,..>ー‐''`''r'′ /l {、 Y
_,.-''"::::::::::::::::::::::::::::::::::`丶、
_`= ー--- 、-、トr、 /:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ヽ
`> -、-、',\ \ /7´::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::'、
, ' `ヾ ̄ ̄` ` ヽ ヽ /::::::::::::::::::::::::::::::::;::::::、::::::::::::::::::::::::::::::'、
. / / `i } /:::;:':::::::::::::::::::::/::::ハ::::::l::::::::!:::;:::::::::::::::::::ヽ、
/ ∠_,. 、 l < /イ::::;::'::::::::::l::::ハ:::/ !:::ハl!:::ハ::l!:::::::::::::::::`r-;'、
/,イ l /l ハト, 、', ヽ l::/::::::::;::::ll';:!ミl:! !::/ナlノテリ !:::::::::ト;:::::ハ
. /´| l /=ミl / ,ィl'_∨ ` ヾ:ハ:::::::::';:::l.`ヒリ! l/ ヒシ /::::::::;::lノ::/ 埋め
// /.,ィ_ノfl' ヒシ' lィ ,ヘ',l' ';::::l;::ヽ:'、 '::: /:::::::::/l!::::、'、
/7 f `'"´ 丶 ,'ノ´ ヽハ:ト;T` ' _ /;::::;:::/ゞ―'-、
/_....,,, ィ、'、 ,._ ハ フl:::ヽ、`ニ'' _,.l::/l:/'" ̄ ゙̄!
/,,.._丶、 '´‐ ,ィ´`ヾ l::::ハ/`>、r'´r´イ ´ !
´__ゝ`|` ''−‐'― ''7ー―- 、 ∨ ヽヽヽ l ゝ'、 _,.-‐''"`!
_,.-‐''"´ ̄ _,,,..>' 、_ ∠....,,,,___ `ヽ ス', ', l レ',.-''" _...,,ニ=- 、
../ヽ / `T´ \ トfヽ / >、',ヾ!/ _,.-''´ `ヽ
.{ ヽ / ! リ/ `''−-l/ / ` / -―――-、
..ヽ ∨ ! ! / / //// /´`゙l / ,ィテメX=ァ
r、 ,.ィ
{ニミ、__,ィ'‐ァ}
,ニl_、 丶 {/‐{‐、
'´ .ノ <i> <i> _ヽ-‐'
,,.-ー{ニニ <> ニ--{-‐
. /‐彡' ,´ ` ヽヽ丶、ヽ
7 / ヽ 丶
. イ ` } ヽ、
{,._ / 丶
ヽ、 ',
l r' ',
'、 、 / ',
',丶r- 、 - ― ' } 、
ヽ ` / `7 ,.-――- 、__ノ'´ ̄Z_
ヽ / / ヽ、 / `ヽ、
} l ,' }- ' ヽ
/ /j ,' 〈 ___ ,、__ _ノ
. r'___ノ,' j、_ゝ-- 、_,,,.... - ‐''"´ ` − '´`∠ --‐''"´
 ̄ ̄