1 :
名前はいらない :
04/06/12 11:11 ID:Sm1LZssF 評価します。
★☆このスレに書き込むときのお約束☆★
いつもステキな詩を提供してくださってありがとうございます。
このスレは常時、数少ない批評家さんの『ご好意』によって成り立っています。。
あまりたくさんの詩を書き込むと、批評家さんの負担になってしまいますので、一人一作品程度でお願いします。
推敲に推敲を重ねた作品を提供していただければ嬉しいです。
そして、できれば、詩人さんにも他の方の詩の批評をお願いいたします。
名無しでメール欄に「age」でもかまいません。
宜しくお願いします。
【常時】求む!批評家!!【募集】
貴方のレスが、このスレを活性化させます!
前スレ
http://book3.2ch.net/test/read.cgi/poem/1082513874/l50
3 :
SiKi :04/06/12 11:31 ID:om8v39a4
ちょっと早い気もするけど、スレ立て乙?
4 :
名前はいらない :04/06/16 22:40 ID:j5kcKcDc
>1 乙。 前スレ満杯になった模様。age
全スレの
>>838 なめてなんかない。いきなり死ねとはなんだ、評価しろよ。
季節の涯 かなしいふりをして窓を眺めている かなしいふりをして外の鴉を見ている 鴉は電線にイ、ロ、ハ、と三羽が並び 空のいずこを眺めている かなしいふりをして窓を開けてみる かなしいふりをして大きく手を広げてみる 母よ、鴉はド、レ、ミ、と庇を突いて去ってゆく これは細やかな訣辞の詩です かなしいふりをして後ろに下がってゆく かなしいふりをしながら助走をつけて窓へ駈ける 父よ、鴉はもう見えなくなった 次は私の番だ 私の背中を押してください かなしいふりはもうやめて私は飛び立つ 白い糞に淡い決意を込めて地上に落とす 父よ、母よ、心配は要らない わたしは季節の涯へいって来ます
7 :
名前はいらない :04/06/17 18:01 ID:yLFU+ObF
「断崖絶壁ラブ」 もはやこっから先はない 言わば断崖絶壁な愛 飛び降りる勇気もなけりゃ 引き返すほどのヤル気もない じっとしてられるほど我慢強くもないし 実は結構ビビってたりする 放っておきゃ次第に足は 「終わり」に向けて進んでく ああ 神にでも頼むしかないのだろうか しかしどの神に頼もうか 聞き入れてもらえるほど 信心深くもないしなぁ 為すがまま為されるままに 絶壁ラブ どうやら俺だけ置いてけぼり 今更もがいたって 戻れやしない 後は落ちるのを待つのみか そんな俺の手を掴むのは 君か?
>>7 >実は結構ビビってたりする
ここの意味がわからない。何に対してびびってるの?
>放っておきゃ
放っておけば、でいい。
>「終わり」に向けて進んでく
どのように進んで行くかがいる。
>ああ
の後に、「〜のために」がいる。
>しかしどの神
しかしはいらない。切羽詰っている状況ならば、「しかし」なんていれないほうがいい。
「しかし」の後が全然スピード感がなくて前半のそれとは違うよね。
崖まで来て、引き返しもせず、飛び降りもしない状況で、なおかつ、じっとしていられないんだよね。
それなのに、
「しかし・・・」って考え事をしてるのはよくないね。
前にも後ろにも進めないしかしほっとけばその「終わりに」にいく状況で神を思い浮かべるなら、精神が天に昇り
そして自分(精神を持った肉体)がなくなった(死亡)、というストーリーがいいでしょう。
「後は落ちるのを待つのみか 」
この「落ちる」というのは、「飛び降りる」のか、気絶するのか、死ぬのか分からないから、それが精神であるなら、
精神とは直接に記さないで、比喩を用いるべきだね。
>>7 あと、
>引き返すほどのヤル気もない
のに、
>今更もがいたって 戻れやしない
っておかしいよね。
やる気がないなら、もがかないんだよね。
戻れやしない、ってやる気がないから戻れないんだよね。
10 :
無 :04/06/17 22:48 ID:LPNrl556
「小さな哲学」 嬉しい哀しい 切ない楽しい 悔しい そんな日々の感情。 じゃあその感情ってどこから来るんだろう 何も考えないでまどろんでいる時の 水の中に浮いているような心地よさと気だるさが好きなんだけれど。 じゃあずっとずっとそうしていられたら、それは幸せなのかなあ? たぶん違うんだろうな いつもそうしていられないから、それが好きなんだろう、と思う・・ 人間って軽いストレスがあった方が人生楽しいのかもしれない。 白くなっていく空を見ながら、そんなことをふと思った。
11 :
睦 :04/06/17 23:51 ID:Sv5JtF5r
【雨のち晴れ】 落ちてくる雫に手を伸ばした あれから何年泣いてなかったっけ いつも意地っ張りな私 あなたの前でも素直になれなくて この雨のように暖かい手から逃げていたね いつもあなたを困らせていてごめんね 空はいつも私の代わりに泣いてくれる ありがとう ありがとう いつまでもそばにいてね
12 :
柳橋 :04/06/17 23:57 ID:kcPES1ji
「自転車」 ころぉりころころ ころころころぉり 押して歩いて 遥か先 ころぉりころころ ころころころぉり 二人ぼっち 廻る 自転車 進んでも進んでも 進んでも 時に止まっても 二人は引き合わず 進んでも戻っても 進んでも スピード上げても 離れることはない。 荷台に彼女を乗せた日が過ぎていく ふたりは近づき 二人は近づかずころころ ひとりになった日が通り過ぎた ふたりは離れ 二人は離れずにころころ ころぉりころころ ころころころぉり 走って転んで もっと先 ころぉりころころ ころころころぉり 二人ぼっち 永久に 自転車
皆さん、ぼくはさっきまでここにいて、一度も訪れたことのない島をぼうっ、と思いながら、スケッチのようなものを書いていました。 平穏な後悔とは何か?/なぜコピーをとったのか?/紫とは何か?/個体とは何か? それらはすぐに気化する(しかしその時々で明確なヴィジョンと理由を伴った)思念の断片にすぎません。 ぼくが消えるのが先か、思念が消えるのが先か、本当にぼくは連続しているのか。 クリスマス島にうちあげられた、 かつて生きものだった個体は、 だらしなく腐敗していて、 不安に目をつむらせ立ちすくませた。 三原色の考え方はエレガントにも思えるけど、 ヒトの眼は緑を贔屓している。 だからクリスマス島の写真は、 きみの眼にはきれいに映らないかも。 けれど真っ赤な湖の印画紙は、 幾度も空を覆った紫の下に、 一枚だけとり残された。 そこでコピーをとりオリジナルを捨て、 コピーのコピーをとり、 コピーのコピーのコピーをとった。 だんだん淡くなるコントラストは、 腐敗しない幸せと不幸せを表徴する。 気がつくと、不安は今ここを通りすぎ、 結局、平穏な後悔に変わった。
前スレの評価もお願いします・・・
15 :
六華 :04/06/18 04:33 ID:GmXXwA4w
16 :
六華 :04/06/18 04:35 ID:GmXXwA4w
17 :
六華 :04/06/18 04:37 ID:GmXXwA4w
18 :
六華 :04/06/18 04:43 ID:GmXXwA4w
19 :
Sei :04/06/18 14:04 ID:C8GXGSmd
生きるのも 死ぬのにも お金が掛かる この世の中 やる瀬なくて脱力する あたしが生きる事で あたし自身の首を絞め あたしが死ぬ事で あたし以外の誰かに負担がいく いつから こんな世の中になったんだろね ただ 生きるのにも 死ぬのにも お金が掛かるなんて あぁ、本当に やる瀬ない 悔しいけど あたしにそれを 変える力は無いから 波に呑まれて 今日も 死んだ様に 生きている
「さよなら」 さよならってきらい ぼくを、暗闇へ引きずり込んでいくから そこは、何も見えなくて とても、とても 怖いよ だからね さよなら、言う時は 手を繋いでいて ぼくを、暗闇へ引きずり込ませないように 手を繋いでいて きみのココロがぼくに伝わるように 手を繋いでいて ほら、 きみの思いが伝わるよ ねぇ、 もう少し こうしていて。 #よろしくお願いします。
21 :
名前はいらない :04/06/18 15:03 ID:aw6foRKB
22 :
名前はいらない :04/06/18 20:24 ID:TeOnadkv
1、誰かを傷つけることも 自分が傷付くことも したくはないのに それが恐くて 誰とも向かい合えない どの道を進めばいいのか 分からず足を踏み出せない うつむくあなたの 寂しげな横顔 見てるのはとても辛い 上を向いて 気付いてほしい 差しのべた この腕を離さないで 私にとってあなたは とても大きな存在(もの)だから 2、どんなに自分を責めてみても 昔のこと悔んでみても 取り戻せない 過ぎ去った時間(とき)は 人生はただ一度だけ 遅すぎることはなにもない 全てが今から新しくなる 君の周りで 君を守ってる 仲間がいてくれるから 前を向いて ほら見てごらん 君は愛されるため 生まれてきた 「あなた」は世界の誰よりも 「あなた」らしくいてほしいから 長くてすいません^^; よろしければタイトルも添えて頂ければとm(_)m
「落下」 私の言葉には羽がない 大空をめがけて放っても 無様に当たり前のように 地面へと落下していく すぐそばを見れば 白鳥のように飛翔する言葉たち 羨望に胸を焦がす いつかあのように美しい言葉を飛ばしたくて 何回も何回も言葉を放つけど いつも結果は同じ いつもそうだ どんなに努力しても 何が悪いのだろ 考えても答えは出ない 地面に落下した私の言葉たちは まるで路上の排泄物のように 顧みられることもなく いつのまにか腐敗していく あぁ また一つ言葉が落ちていった
24 :
ロストネーム5 :04/06/19 01:37 ID:InXr+Chu
ファッキン・マイライフ。 揺れるライン。 ファッキン・マイライフ。 白と黒のライン。 ファッキン・マイライフ。 自己の内面。 ファッキン・マイライフ。 朝食は一日のエネルギー源。 ファッキン・マイライフ。 うだる様な暑さ。 ファッキン・マイライフ。 笑顔。 ファッキン・マイライフ。 自分が自分でない瞬間。 ファッキン・マイライフ。 何らかの存在。 ファッキン・マイライフ。 鏡に向かってゴミ虫とつぶやく。 それはありふれた情景。埋没する。 ファッキン・マイライフ。 ファッキン・マイライフ。 ファッキン・マイライフ…。
遥か 青く 染まる夜に 聞こえたサヨナラ お前がくれた全てが刃に変わり俺を締め付ける すがりつくことも出来ずに 涙流すことも出来ない この鏡に映る男は誰だ? 抜け殻が笑う そっと触れた肌の暖かさと、刻むように打ち付けるお前の鼓動が 今も俺の心を切り刻む 声は遥か遠く 手の届かないお前の位置は 霞み その姿はやがて見えなくなるだろう 愛は 愛で それは何も変わらないのに 何が足りなかったのだろう それは今でも分からない 悲しみは 悲しみで それは何も変わらないから 俺はここから動けない いや動くことを拒絶している この悲しみを手放すことでお前にサヨナラを言うことになる気がして 誰か俺の首筋にナイフを当てて 鋭く切り裂いて 誰か俺の首筋にナイフを当てて 俺を救って この鏡に映る男は誰だ? 抜け殻が笑う 悲しいことなんて もう何もない 嬉しいことなんて もう何もない 涙は 閉じた終の部屋で乾いて 消える サヨナラ
26 :
睦 :04/06/19 20:58 ID:WbEMHsu5
【ZIZY(じじぃ)】 じいちゃんが歩く いつもの通り道を 丸まった背中で 少し威張ったように 白い帽子がよく似合う朝の散歩道 誰かが噂してもお構いなし 今日も一日マイペースな様子 空はどんより曇り空 太陽なんて見えやしないけど 俺の心は年中無休の日本晴れ 息子夫婦にいくらいびられようが 愛しのトメさんと毎日秘密の逢引きさ 季節の変わり目は関節(ふるきず)が痛むぜ 互いにいたわり逢いましょう さぁ 胸にしまったばぁさんの写真 『すまん』とつぶやきそっと隠す あぁ恋の華咲く二丁目温泉施設(すぱりぞーと) たとえば昨日ゲートボールで負けたって 朝のグラウンドにはみんなの顔がある 早朝練習には年金で買ったマイスティック ボロボロになっても目指すは勝利一直線 それでいいと思う それがいいと思う たとえ明日誰か死んでしまっても ここに居たって事を誰かがちゃんと覚えているから 死ぬことなんか恐くない だからいつも自由に奔放
今朝空を見上げたら太陽はすでに昇っていた ラジオのスイッチを入れ一日を始める 聴き慣れた曲に我を忘れ 目を閉じると僕の心はどこか遠くに飛んでいった そしてボクは夢を見始める 記憶の中の彼女の姿が見える 沢山の友達がやって来ては去っていった 年月とともに彼らの顔も薄れてしまう それでも心を巡らせば思い出す 夏空に響くサウンドのように鮮明に 考え込むことに疲れたら 現実を忘れ音楽にのめりこむ そしてかつて知った女の夢を見るんだ 目を閉じると彼女の面影は失せていった 彼女は滑るように去っていった それは想いを超えたもの あの思い出の曲を聴けば僕は夢を見始める 彼女の姿が目に浮かぶ
28 :
名前はいらない :04/06/19 21:02 ID:w2yE/+f2
あるネコはいいました。 「ぼくらには住む場所はありません。 でも、まわりのあたたかさをかんじます」 あるイヌはいいました。 「ぼくは自分のばしょとエサがあります。 でも、あおいそらの下にはでれません」 あるヒトはいいました。 「ぼくは何でもできます。 でもひとりで生きています」
遠く遠くで夢を見た 空の青さが目の奥で光る 此処でなら君と会える 此処でしか君に会えない それでも ぼやけていく現実を 本当は抱きしめていたい 許される何かが 在るとも思えないけれど 全てを 君を 抱きしめていたい だきしめていたい 抱きしめて 痛い
>>6 「季節の涯」
特別な語感と音感がある。鴉がイロハ、ドレミっておもしろいよね。
めづらしき季節。凛、とした雰囲気があって好き。
>>26 睦さん【ZIZY(じじぃ)】
子どものころ自分が老いるって想像できなかったけれど、内面の成長無く老いていくんだなあと想像がつくころには手遅れ。
この詩は面白くて切ない。いろんなことを忘れながら生きてきた感じ。
32 :
RT :04/06/20 01:22 ID:XQFs8ny2
スーパーにて いつものスーパーで ボクは買い物をしていたんだ 手に取ったのは平凡な食材 何故か涙が溢れそうで 店内に流れている音楽 ありふれた優しげな歌だった いつも聞き流している音楽 ありふれた優しげな歌だった いつのまにかボクは大人になって 少年の頃を忘れていた いつのまにかボクは大人になって あの頃の君を忘れようと 幼いボクらは弱虫で いつだって力に怯えて逃げていた 弱い自分を責める事で 何かを失わぬように泣き続けてた いつものスーパーで ボクは買い物をしていたんだ 手に取ったのは平凡な食材 何故か涙が溢れそうで 今のボクは あの頃の君を守ってやれるだろうか 今のボクは 本当に大人になってのだろうか 今でもボクは 弱い自分を偽らずに生きてるだろうか いつのまにかボクは大人になって 幸せは自分自身で掴むものだと いつのまにかボクは大人になって あの頃の君を置き去りにして 幼いボクらは弱虫で いつだって力に怯えて逃げていた 弱い自分を責める事で 何かを失わぬように泣き続けてた いつものスーパーで ボクは買い物をしていたんだ 手に取ったのは平凡な日常 何故か涙が流れてたんだ
33 :
月のためらい :04/06/20 15:23 ID:4pWg9cmn
空に雲があるように 心に翼が有ったなら 熱い想い届けたのに 伝えられない、熱いもどかしさ噛み締め ぼんやりと 液晶を睨む 雲が遮る月の焦燥 空に雲があるように 心に翼があったなら 熱い想い届けたのに 月は晴れても 心は闇のなかをさ迷う 硝子に通した月の光、沈んで 眠れずに、憂いに染まる月の躊躇い
空に星が あるように
浜辺に砂が あるように
ボクの心に たった一つの
小さな夢が ありました♪
>>33 荒木一郎を思い出しましたよ。
35 :
月のためらい :04/06/20 18:40 ID:4pWg9cmn
》34 あははは〜 いやいや失礼しました そうでしたか、荒木一郎さんを思い出されましたか 私は荒木さん、あんまり良く識らないんですが、 眼鏡かけた方ですよね、フォークギターを弾きながら、いつも椅子に座って、歌ってらっしゃった印象だけは残ってます。 言われてみれば、何となくそんな曲を聴いた事が有るような気がしてきました。 何も断っていないのですが、この詩は、月の逆位置さんに宛てた詩です。 最近凹んで居られるようですので、励ましの意味で詩を書きました 励ましに成ってるかな?
36 :
名前はいらない :04/06/20 19:15 ID:fgvNMbdq
台風 雨が屋根をたたく音は まるで小太鼓の音色 トントントトトントトトトトン ここは黄色い円の中 風邪が鳴らすよ大太鼓 ドンドンドドドンドドドドドン 今日は台風楽団の 年に少しの演奏会 僕らはコロッケ食べながら 演奏聞いてるただの客 演奏も中盤 音はだんだん激しくなる ここは真っ赤な円の中 トタンの建物シンバルで 木々は大きなマラカスだ
イエスはパンクロッカー 語り部:悪魔 水銀のような空に 絶望の声が響く 頭を下げて 胃袋をかきむしり 世界中を呪詛して歩いた 今日世界が終わればいいのに 本気でそう吐き捨てた 反逆は十字架の上 死してなお伝説を作る 思考停止の固まりを 城壁のごとき社会を 打ち砕くのは先鋭的革新者 彼はつまり、世界のからくりを知ってしまった 少年と同じ 夜の街に悲鳴をあげる少年と同じ 硬直した白夜の世界を塗り替える 理想は遥か 現実は及ばず
39 :
名前はいらない :04/06/21 15:37 ID:IiAw9EmT
評価批評、厳しくお願いします。 【color】 鮮やかな色が僕を映した 咲き狂う花々が叫んで 君は冷たい眼で僕を見た 月の光と同じ色をしていた むせかえるような色の旋律 見え隠れする鼓動と戦慄 色を見ない夜の世界で 君はもうモノクロ 透かした光が君を包む 咲き狂う花々が叫んで 鮮やかな白を受けた 月の色はもう見えなかった
40 :
睦 :04/06/21 16:54 ID:1ylcTBL0
【箱】 僕の前に音もなくそびえるガラスの壁 触れてみてもこの手は虚しく空をきるだけ その向こうは近くて遠い知らない場所 僕を置いて時間が過ぎていく ある日 目に映るすべての景色に色がなくなった その日から僕はあらゆる事から事から瞳を閉じた ある日 この耳に聞こえる音がすべて雑音になった その日から僕は何も聞かないように耳を塞いだ ある日 この唇からでる言葉がすべて意味を無くした その日から僕は歌を歌うことをやめた 何も感じないで生きていけたらきっと楽になる でもこの体は痛みだけ覚えてる その一瞬を咲くいくつもの花達よ いつか燃え尽きるの運命なら ボクに生きる意味を教えてほしい ガラスの壁に囲まれた色のない世界に ただ一つ咲いている気高き花よ
池に行くのは楽しいわ 私は貴方の前で水浴びします 水に濡れた きめ細かな 薄物を纏う私の可愛らしい姿を 御覧になってね 私は貴方と一緒に水の中に入ります そして私の指の中に 美しく身を横たえたお魚を持って 私は貴方の所に行きます いらっしゃいよ、私を御覧になってね 新王朝(紀元前一五五○〜九五○)時代のオストラコン (古代筆記具)で書かれた愛の歌
「コンパス」 コンパスで円を書こうとしたら 始点と終点がずれちゃった 余計な気持ちが入ったから 隙間から君の心漏れてった コンパスで円を書こうとしたら 今度は上手くいった けど気持ちが弱すぎて 君の心閉ざされたまま フリーハンドで円を書いた ぐちゃぐちゃだったけれど それが僕の気持ちです
>>6 こういう時は喜ばなければいけない、ああいう時は悲しまなければならない。
いつのまにか人の中に固定観念というルールができて、不思議と人はそれに縛られる。
ふりをやめて自分の目で自分の心で感じよう。
>>7
ポップなリズムで歌ったら楽しそう。
でも、最後のところがあっさりしすぎて「あれ?」って思った。
>>10 無 さん
小さな、でも大切な心の呟き。
空の広さが答えなのかも。
>>11 睦 さん
雨のちからも借りずに泣けるようになったら
一歩前進するのかも。
>>12 柳橋 さん
つかず離れずがお付き合いの基本。
でも、なかなかそれは難しい。
自転車を見習いましょう。
>>13 BOO さん
行き場の無い問いをぐるぐる。
そのうちに疑問まで淡くなっていきそう。
最後の文の疑問から入っていくところが面白いなと思いました。
>>15 六華 さん
スレ立て乙です。
いつもありがとうございます。
>>35 なんだか、もったいないです。
ありがとうございます
もう、なんていっていいんだか・・。
こんばんは。
>>6 さん「季節の涯」
たいへん質の高い詩と思った。
窓を眺めるそのさまをかなしいふりと表現することで
どっちつかずな憂いをとてもよく表現できている。
さえない曇り空さえ、勝手に見えてきてしまうくらいに。
イ、ロ、ハ ド、レ、ミの選択も奇をてらったのではなく
納得の選択に思える。
父の(心の中に)占める位置が非常にいいと思ったのと
感傷に流されて死を選ぶ詩ではなく、「たびだち」の詩であるところが
透明感の中にも深さを与えている。
>>7 さん「断崖絶壁ラブ」
このジリジリ感を、相手とわかちあっているのではなく
一人で行ったりきたり惑ったりしている姿が
悲しくもあり、少し喜劇的でもあり。
街角でギター片手に歌うと結構素直に入るタイプの詩かもしれない。
>>10 無さん「小さな哲学」
夜明けに発見した小さな哲学。恋に恋する、憂いに憧れる、
そんな前段階にある女の子の日記みたいな。
>>11 睦さん「雨のち晴れ」
いつまでもそばにいてね、があなたに対してなのか、
雨に対してなのか、悩んだ。
いまは、主人公は自分の目で泣けているのだろうか。わからない。
泣けていないとしたら、いまも素直でなくて、困らせているのだろうか。
だとしたら、雨のち晴れ、の晴れ、は何のたとえだろうか。
わかるような、でもよく読むとわからなくなるような感じもあり。
>>12 柳橋さん「自転車」
ゆっくりのんびり、細く長く、つかずはなれずの関係。
ついたりはなれたりする人の関係と比べてどちらが幸せなのか。
これも1つの幸せの形。
離れていたって、片方の車輪がなくなれば、進むことさえままならないし、
あまりにくっつきすぎれば、お互い激しく回りうる存在であるが故に
お互いの自由を干渉してしまう。2つの車輪の関係性を考えるとき、
いろいろなことに思いが及ぶ。示唆の範囲の広い詩。
>>13 BOOさん
光の三原色は、赤、緑、青、でしたっけ。
ヒトの好みである緑をマイナスしたところに残るのは赤と青、混ざり合うのは紫。
カラーと感情はとても近いところにあって、
不快なコントラストを減殺していく行為が、平穏という心の動きに収束していくこと
同時に人生の色みを薄くつまらなくしていくこと(→後悔)につながるのはなんだかわかる。
腐敗のなまなましさも、同様にして。
気化した思念の断片は、そのままBOOさんの周りを漂っていて、
しかしその一部を詩に残したことで、
そういう思念があったことを思い起こす取っ手がつくような想像をしています
浮かんだ思念が消えないうち、たくさんまた教えてください。
>>19 Seiさん
とてもよくわかる。「今日も死んだ様に生きている」妥協策。
この世の住みにくさはその昔漱石が草枕でも言っているが、
現代は、金銭の一次元で絶望するに充分なほどに
いやな世の中になってしまった。実に消極的な生を生きざるを得ない現代。
>>20 ◆tppCviIIRI さん「さよなら」
大人になっても、本当にこれっきりのさよならなんてなかなかさっぱりとは受け入れられないから、
「縁」という言葉を使ったり、「またね」と言ったり「今度」という
何時かなうかわからない約束をしたりして、お別れする。
離れていこうとするときに、手を繋いでいる。
相反する方向の姿が、表裏一体となって、そのまま人のココロの姿をあらわしている。
象徴的な、ひとの「さよなら」の形。
>>22 さん
kiroroのうたに通ずるような、まっすぐさを感じる。
状況を限らない、純度の高い美しい思い。
それゆえに最大公約数的で、読み手にぐっとくるものが乏しい側面もあり。
タイトル、考えたけれど、いいのが浮かばなくて‥
ごめんなさい。
>>23 「月」の逆位置さん 「落下」
わたしはいつも、2chで出会う詩人さんたちの言葉のリッチさに
目をシロクロさせては、自分の凡庸さを恥じる。
きっと「月」の逆位置さんも、そのような気持ちなのだと思う。
でも、飛翔する言葉だけが、詩ではないし
当たり前に落下していく、当たり前の重みが
配置次第で美しかったり、心に響いたりする形を追う
そんな詩も、たくさんあると思う。
一度腐敗させて、腐葉土になって、そこから咲いた花を
待つのも、いいと思う。
応援してくれる人が居ることは、うらやましいな。
とりあえずここで今夜は終了します
また書けるときに評価しますね。
「四角い空」 塞いだ目を 淡い光に照らされて 閉じた窓を、開けてみる。 外の世界には、知らぬ間に夏が広がっていた。
49 :
名前はいらない :04/06/21 22:25 ID:IiAw9EmT
>>42 さん
一時的に批評者になってみます。
凄く、優しい詩ですね。
少年が頑張ってるイメージが頭に浮かびました。可愛らしい。
ほのぼのとしていて、癒されました。
感じるものがあったので、レスさせて頂きました。
>>46 六華さん
レス有難うございます。
とてもよく汲んでいただいて、うれしいです。
最初に書き付けたときに、ぼくがほんとは何を思っていたのかは忘れたけれど、もっともらしい解釈をつけると。。。。
三原色という概念は「目の錯覚」そのもの。
紫色が眼に見えたとき、それが「ほんとに」紫の光の波長なのか、単に赤と青がたまたま一緒に目に入っただけか、ヒトの視細胞には区別がつかない。しかも緑は格別よく見えたりする。
ぼくたちの目はちっとも自然界(オリジナル)とリニアにつながっていなくて、それが(よいかわるいかは抜きにして)TVやPCなどでコピー(シミュラークルと言ってもいいかも)が生き延びる理由。ぼくたちが平穏な後悔に至る理由のひとつ。
クリスマス島は、冷戦初期の核実験場で、世界で一番日の出が早い観光地で、青い海に囲まれた赤い湖が目を引く緑の島で、しかもぼくはこの島を写真で見ていて、なんだか象徴的に思えた。
日常に追いつめられて 生活に脅かされ 漠然とした未来に未知への恐怖 拳を握り歩いてきた遠い日々が物語に見えてくる この手に平に深く 深く この胸に強く 強く 鮮やかに色づいたそれを この身に刻む時の重みと記そう 傷と吐き捨てるのはもうやめよう
ちがうなちがう 慌て猫の脚開放に脚スリッパ下御面涼しげ感一赤と で しゃがしがむ目の裏に身体カラダ動かす自由愉快可愛 押し付けた着るに湿りはどうして天に点にLocateしない
>>41 アプローチ遊び ドレスは何を隠さない もっているものからだだけ泉に浮かんだこことここ きれいでしょ かわいく感じるこことこんな //古代はいいい
53 :
睦 :04/06/22 08:07 ID:7xgGb4x1
六華さん、忙しい中毎回評価ありがとうございます。またその他の方、じゃんじゃん辛口評価お願いしま〜す。
54 :
k :04/06/22 17:31 ID:m1wg0eGi
柔らかいその肌に包まれよう 眠りにつこう 甘えてみる この手を伸ばす これが最後と知ってか知らずか産声をあげる IAM YOUR BABY どうにでもして 迷うことなき嵐の使者 ふわふわの愛が欲しくてまっしぐらに進む I AM YOUR BABY 水の中 ずっと泳いできた こんな僕を今夜は守って下さい 堅苦しい話やめにして踊ってみよう月の下 リードしてみせるよ今度は僕が 楽しい時間はそこに転がっているの ねえ二人試されよう I AM YOUR BABY どうにでもして 迷うことなき嵐の使者 ふわふわの愛が欲しくてまっしぐらに進む I AM YOUR BABY 何が何でも 辿り着きたいと願う所 今夜はそれを愛と呼ばせて下さい I AM YOUR BABY 握ってよ 落ち着くにはまだ早いでしょう 急に黙り口を開くその時分かる I’LL FALL IN LOVE 何が何でも 辿り着きたいと願う心 今夜はそれを愛と呼ばせて下さい
>>21 さん
>>47 六華さん
レスありがとうございます。
参考になり、励みになります。
どうもありがとうございます。
・・・{ここに、我々が知る限り人類最古の愛の詩も生まれた。 そうしたものの一つをラガシュの市神を祭ったバーバ神殿の巫女が、 シュルギ王の孫に当たる愛人シュシンにあてて書いている。}・・・ 「私がそう言った時、その時、貴方は私に贈り物を下さった、 私が<ええ結構よ!>と言った時、貴方は私に贈り物を下さった、 私に黄金の首飾り、ラピス・ラズリの印章を下さった、 貴方は私に黄金製の腕輪と銀製の腕輪を下さった、 貴方、貴方の贈り物はとても嬉しかったわ、私の方をもっと見て頂戴、 シュシン、贈り物とても素敵だったわ、 だから私の方を見て頂戴、 おー、シュシン、手を貴方の方にあげたいわ、 シュルギの息子、あなたの足許に横たわることができたら! おー私の神よ、酌婦には酒の何と甘いことでしょう、 貴方の懐は、その酒のように甘く、 貴方の懐は、その言葉のように甘い。 シュシン、私をいとしんでくださるお方、 貴方は何と私をいとしんでくれたことでしょう、 エン・リルの寵児、私のシュシン、私の王様、国の神よ!」
57 :
名前はいらない :04/06/23 08:11 ID:izGzYafl
ある日僕らは今にも壊れそうなバラックを見つけた 弘毅くんは おもちゃの銃を持って来た 慎くんは やらしい本を持って来た 僕は 何も持って来なかった 秘密が怖かった かもしれない 友達の誘いを断れなかった かもしれない 明日になると 僕が何も持って来なかったから 僕らは秘密のバラックに行くことはなかった 妙な好奇心はいつしか離れて行った だけど 友達と馬鹿ばっかりしてた思い出は 今でも心の秘密基地として残っている
58 :
宇宙で戦士 :04/06/23 08:42 ID:hqxZh/6Q
「とどろき」 青い空の下 青信号を車でポカーン まっ赤な太陽に照らされ 赤信号を車でギューン 黄色い膿を眺めて 黄信号を車でソイヤッ
59 :
ab寝子 :04/06/23 13:26 ID:0PDu+OII
批評して下さった 下さる方々に愛を込めて リモートハート。もう、いつでもどこでも駆け足の子。沓を青く浸して、よろこびの猶予 は与えられていませんか。その中で、唇がくすまなくなった恵みが、カサカサノ教範ヲワ ルダロウ。 大した真似ではないから。焦げついたカノンに埋もれて理由を投げつけることの。しぶき がまぶしい。反復のあわいをみだりに仮定して。 この先は地下道だった。引き返そう。風に包まれながら、不自由の自由の為に薪を集める。 わたしは許されていると考えられるのか。 配給制度が始まって、一向に印字が増えない。関節の苦しみに眉をしかめる卵。呼んでか、 応えてか、あなたは咳き込む。佇むばかりのだるま。 実を待たぬ岸へ。臨床と食欲。しおまねきの頑なな語は、切り株の影に隠れて住所不詳の 劇場を襲え。欄外を走っていく 拉いでいく思い上がり。 遠浅に倒れる紛争 猥談に灰を撒く司祭の舌に。あんな機会を五秒間逸しよう。状況ヲノ ゾクニハ、輪郭を追い過ぎていた。歴史通りの愛撫に鬼は芽吹かない。
60 :
戸黒澤葉巻 :04/06/23 16:07 ID:dkWuqcck
はじめまして。何か感じるものがあればコメントお願いします。 【デッドレター】 まずあなた方に伝えねばなりません。私が醜い人間であるということを まず私は伝えねばなりません。私がとても女々しい男であるということを 埋めてきた心のヒダが花咲くことをためらって隠れた道化師でいようとしても トコトコトコトコトコトコ光のない向こう側から正直に醜くなれ 正直に嘘を吐き出せと こめかみを言葉が脅迫するのです。キッチンのタイプライターがおまえの真実とやらを 撃て 射て目をそらすなとケツの穴から突き上げるのです。背中 背中 背中 顔ではなく背中、見てみろっていうのです。大切だったあの人が新しい玉を抱えて微笑んでいるよ 火薬は詰まっていなくても青空に祝砲を上げている私。二度とこんな悲しみや感傷的な祝砲は嫌だ 今を精錬した鍛冶で叩くよりもじっと海で古い日記が跳ね返るのを 火傷しそうな甲板の上で待っている。かくれんぼ かくれんぼ私はここにいるのだかくれんぼ 。私はただ謝りたいのです私が醜い人間であることを。どこにも届かなくても あの人が幸せな家を建てたという便りに無防備に壁にテニスボールを打ちつけながら 私が醜い人間であることをお知らせしたいのです
61 :
千夏 :04/06/23 19:56 ID:fi1N1Z9K
赤道直下だ、太平洋だ 海が熱いぜベイビー 水蒸気が上昇気流と成って舞い上がり 高層に到達し、冷やされては 一転、下降気流と成り舞い降りる 超高気圧の誕生が、島の梅雨をエキセントリックなものにして 温帯が熱帯と化し 熱病にうなされ、ヒートアップしていく 熱く萌える吐息 濡れた素肌 嗚呼 猛烈 悩ましげな肢体にくらくら 一直線に過激な夏へ突撃だ
62 :
千夏 :04/06/23 21:38 ID:fi1N1Z9K
水は流れ 流れ落ちる 瑞の七変化 水滴が霧となり 絶え間なく流れ 流れては落ちる滴 細かい水の粒が太陽の光を分ける 谺する轟音 七色に架かる虹 途切れた記憶の水脈に、一瞬だけ きらりと光っては消え 滝壺へと落ちていった
63 :
奴隷皇子 ◆K1z7JsLAvE :04/06/23 22:19 ID:GeCXJqRT
作った詩をエキサイトで英訳して英訳して和訳したモノを編集しました MAJI--BUSAIKU--SUGOI----BUSAIKUは大きい BUSAIKU(真実)それがそうであるSUGOI 生きていることによりのみ固執する まだその最善を尽くし有効なBUSAIKUが実際に大きなことは 彼が人々によって行われた現在吸入された軽蔑の指の差に気づいた空気. Whileによってのみ固執します BUSAIKUは MAJIによってその最善を本当に尽くしています BUSAIKUは顔にのみ理解されません 社会に現われて したがってその中のその最善を尽くしているBUSAIKUは完全に大きい それはその最善を尽くしており 後部上のハンディキャップを運んでいます BUSAIKUは異様です それは実際に異様です 私はそのようなBUSAIKUになり群がりました それは群がりました
64 :
名前はいらない :04/06/23 23:07 ID:X5B5mik0
Akila(*´ェ`*)ポッ
「残虐性」 蟷螂の釜が陽炎の中でぼやけるように 私に実ったざくろから流れ出る汁は 破かれた書籍の束のなかへ そこは静まり返る森林で 弾道が力学の裂け目を通り抜け 毛むくじゃらの原始体を射抜く 静まり返った森林は 今日もほのかなザクロの匂い
穴がぽっかり開いた日に 僕はその日のずっと過去に生まれていた 屈強な暴力が涙を流した日 星が地に落ちた日 新たな創立記念日 僕は911に生まれた ずっと過去に
67 :
momo :04/06/24 01:43 ID:Ealt/DY6
「思い」 漆黒の心に灯る一つの思い 闇で塗り潰しては光り また塗り潰しては光る いくら塗り潰してもすぐにまた光りを取り戻す 僕の気持ちは光りをゆらめかせ弱らせる 止めたいのに突き進む自分 さらに心が漆黒に落ちていく キミを感じるたび… キミがさえずるたび光りは輝き… キミの温もりに僕は絡らめとられ逃げ出せなくなった 僕はわがままで、 甘えん坊で、 イタズラっ子な子供のような気持ちを伝えた キミの心に小さくてもいいから光が灯るように
それは発表の名前「ちゃんと」「カチャリ」に過ちのレベルを外で待たせ 実に事と真の隠れ羽で遠くを翳す 風に折れない踏まれない多数が開放する口にjuicyグロス 僕の手はdoorの閉まる色の組み
>>67 飢餓な可細い「会話」「発声」
>>65 自肉を縛る紐垂らしどこにでも
>>63 「不細工」 こんどInconvenient sense poemy発動ちぎれ雲
>>62 千夏342890 百夏221 万夏2302 一夏27846 十夏243 億夏9 七夏4275 ななつ夏は休息レモンしてて シュッとした小夜ポケットのいくつ
>>60 「人間」→「もの」で済むと思う この用足しに
69 :
RYO :04/06/24 20:30 ID:ak/Gs8T1
[空への手紙] 寒かった冬を越えて 暖かいヒカリが注ぎ込んでいます あれから三年の時が経ったのですね かけがえのない君が 手の届かない星空に舞ってから 涙出さず 認めるのが恐くて 気持ち隠して美しい寝顔から顔背ける 君以上の人はいないけれど 君への想い 引き出しに入れて 寒かった冬を越えて 新しい命が生まれてきています あのとき 僕がそばにいてやれたら きっと・・・ 辛い後悔だけが やたら頭の片隅に残っています もし今後誰かを愛し傷つく事があっても 何度だって立ち上がるから 広い空の上から見てて 君の分まで幸せになるから 僕が君の生きた証 助手席に座る君の姿 もう見れず 伝えたい言葉があるのに もう言えず 心の中でしか君との会話 できなくて 言葉が足りなくなるぐらいの せつなさが残るだけ 僕のアパートにある雑草だらけの庭から 一本小さなタンポポ見つけたよ 君の今いる場所から 新しい命は見えますか? そっと空を見上げて 手紙を空に投げつけた 。。。 <どうですか??彼女が死んだという設定になってます
70 :
1/2 :04/06/24 22:13 ID:/ZyOJWBR
評価宜しくお願いします。 「希望と現実と明日の天気」 やりたいこと 叶えたいこと たくさんあるけど やれること 叶えられること きっとそんなに多くは無いだろう 何も知らない大人は 「何でもできる」なんて無責任なことをいうけど 知ってる振りしてる子供は 「何でもできる」なんて無責任なことをいわない 「何でもできる」子供達だった大人(かれら)は なぜ「何でもできる」大人ににならなかったのか? きっと「何にもできなかった」んだろう、と 「何にもできない」大人の予備軍はそう思う
71 :
2/2 :04/06/24 22:14 ID:/ZyOJWBR
「何にもできなかった」大人は 何でもできるだろうと夢を託して 「何にもでくなる」子供は できることは少ないと決め付ける でも、思うんだ、僕は 「何にもできなかった」大人にならないために 努力しようと 決めたんだ 「何でもできる」大人になろうと やりたいこと 叶えたいこと たくさんあるなあ やれること 叶えられること きっと全部できるだろう 明日が晴れだって思うほうが 雨だって思うよりずっといいじゃない だから、ね…
「内緒話」 ふかい空かるく 硝子窓は左目あたたかく、 右目は冷たく、遠い国まで駈けてくる (「わたしは蛍光灯のお伴をしたまま」) こびりついた石壁の町 まるくすばやく曲がり、路に 四角く、暗く錆びた部屋はいつまでも名残が佇んでいる (「わたしは蛍光灯と寝そべったまま」) いつだって空が広いので 海をいくつ越えたって 窓と壁とも出逢えます
74 :
RYO :04/06/25 21:05 ID:T/CCRmTR
<君がいなくなる前に> 暗い箱から寂しい泣き声 抱きしめてあげたい ほんとにほんとに裸の手で抱きしめたい 行きたいとこもあるだろう? 暗い箱から出してあげたいよ 神様がいるのなら 助けてください 誰か助けてください 空に咲く想い 君へと届くのでしょうか? こんなに愛した事なかっただから この声届くのでしょうか? 最後の声 僕の耳に 叫んでる 最後の時間 刻一刻とただ 過ぎていくだけ 最後に最後に小柄な君 抱きしめたい 生きたい まだ生きたいよ 涙流して 瞳閉じていった 神様がいるのなら あともう少しだけ 君を抱きしめてたい 空に咲く想い 君へと届くのでしょうか? こんなに愛した事なかっただから この声届くのでしょうか? 最後の声 僕の耳に 叫んでる 心の傷跡は いつか癒えるのでしょう 君との糸は いつまでも切れないでしょう 君へと届くのでしょうか? こんなに愛した事なかっただから この声届くのでしょうか? 空に咲く想い 君へと届くのでしょうか? こんなに愛した事なかっただから この声届くのでしょうか? 最後の声 僕の耳に 叫んでる 最後の時 僕の雫 流れていく
75 :
精神鑑定医 賽銭教授 :04/06/25 21:49 ID:Vfq1McSI
評価を求める詩の行列だけが だらだらと並んで逝く まるで見捨てられて、見向きもされなくなった構造物のように 廃墟の超高層ビルディング 殆ど利用されない田舎の高速道路、 通るのは狸 狐 熊 猿鹿 たまに 思い出したように車が通る 思い出したように たまに評価人が通る 評価スレ あまりにも悲惨な状況は、この地の現在未来と だぶって映る
77 :
筆 :04/06/25 23:41 ID:cPRV7kGw
>>69 「RYO」さん
詩にしては一つの作品としてまとまりすぎている、また、RYOさん自身「〜という設定になっている」と仰っていることから判断して、
詩の形を取っていても歌詞或いは小説に類するものだとして評価させていただきます。
貴方はこの作品で満足ですか?書いてから読み返しましたか?どこかで見たことがあるような気がしませんか?
特に作品の良し悪しをオリジナリティのあるなしだけで語るつもりはありませんが、非常に陳腐で、また演歌のようですね。浪花節とも…。
内容としても薄いし、また、読んだそのままです。例えば、これを文章に書き下した場合に要約できないもの、そこから溢れてしまうようなものを書いてください。
「毒にも薬にもならない」というか、あっても無くてもどうでもよい、作品として非常にレベルの低いものだと思います。
>>71 さん
どういうことを示唆しているのかわからないところと、分るところの差が非常に大きいと思います。読んでいて頭を働かす度合いがガックンガックンして、不安定な感じでした。
そのためか、「何かもっとしっくり来る言葉があるような…」という気がしました。カギ括弧が多かったり、カギ括弧の中が割合に長かったりというので冗長な印象も受けました。
同じ語調の単語がくり返されているので、カギ括弧が無くても強調と言う点では十分だと思います。
78 :
筆 :04/06/26 00:06 ID:J1LTw317
>>72 「クロラ」さん
私は割とコトバ一つ一つに引っかかってしまうので、クロラさんのような詩はスッとは読みづらく、批評で無く感想になってしまいました。ごめんなさい。
静かな詩です。奇数連から受けるイメージ、無人の廃墟などの空虚な風景を思い浮かべながら、また偶数連の「蛍光灯」というコトバで現実に引き戻されて、
とさまざまな味わいを感じさせてくれる作品だと思います。
いい意味でキツいのだな、と思います。現実を浮き立たせているというか。でも、最終連に優しさを感じました。
>>74 「RYO」さん
前の作品のときにも書きましたが、同じようなことを書きます。
まるでドラマのような綺麗過ぎる、まったく出来すぎている(つくりものはつくりものでも、狭いしまったく無から作り上げる理由が分らない)。
ツルツルののっぺらぼうのようです。
『弱者』 喧嘩を売るオマエ 喧嘩を売られるオレ オレが何をした? ただオレが嫌いだから? 気持ちはわかるがやめてくれ オマエはオレが何も言い返せないのはわかってるだろ オレはびびり屋なんだ・・・ 無理をして言い返すオレ 口数を増して言い返すオマエ オレは喧嘩を買ったわけじゃねぇよ オレのメンツ潰したくないから言ったんだ わかってるだろ オレは中途半端なんだよ・・・ オマエから逃げようとするオレ オレを逃がすオマエ オレを睨みながら去るオマエ 安心するオレ 情けないオレ イヤになるよ オマエの勝ちだ
手の届かない人 最後まで触れられないまま あなたはもう行ってしまったけれど 今、飛び立てば 側へ行ける? この世界が無理でも 天がひとつなら きっと私達会えるだろう お願いします。
>>24 「ファッキン・マイライフ」を外して読んでみてくれ。自分でもびっくりたまげると思うぜ。
>>25 大した事言ってないんだから短く纏めろ。
>>26 昔の歌謡曲の雰囲気で、おじいさん語るところが最高におもろい。
>>27 結局女かよって感じ
>>28 発想はいいから、もっと鋭く、鋭利な台詞を吐かせてくれ。
>>29 「抱きしめていたい 抱きしめて痛い」とあるが、オヤジギャグ並だぜ。
>>32 めんどくさいんで読む気もないです。
>>37 イエスやるならもっとイエス研究しろ。
>>39 もうちょい「転」を強調してくれ。
>>40 精神の茫漠としつつある過程で、「気高き花」に縋ろうとする気持ちは解る。よく描けてると思うよ。
でも、本当に精神が茫漠としつつあったら、「気高き花」を神格化して、妄想的になるんじゃないかな。もっと短くして、それを描いてみてよ。
>>48 逼塞感は伝わってくるよ!もう一息だ!
>>51 過去が物語に見えてくるまで達観出来るなら、未来や未知に畏れる必要なんてなくない?
>>54 そこに英語がある必要があんのか?ただ思いついた言葉を置いただけって感じだな。
>>56 ウル・ウルク・ラガシュだっけ。懐かしいな。シュメール人の都市国家じゃないか。で?って感じ。
>>57 もっと短くしろよ。「僕が何も持ってこなかったから 僕らは秘密のバラックに行くことはなかった」に篭められた、心の機微を書き連ねてみてよ。
>>58 「青 赤 黄」と「ポカーン ギューン ソイヤッ」を組み合わせただけじゃん。
>>59 意味解らんわ。タブレットに象形文字が刻まれてるようなもんだな。
>>79 オレとオマエの位置関係をもっと明確にしてくれ。読む気失せるぜ。代名詞大杉。
>>80 それを主題に詩を書き始めるってレベルじゃねーのかな。
83 :
名前はいらない :04/06/26 22:16 ID:NSaOxH8p
ある日夢を見た 俺はチンポを握っている 反り返ったチンポ 欲望に満ちたチンポ その欲望は誰に向けられるんだ? 現実の俺が夢中の俺に問う 「やらないか?」 俺は俺の抗いをあざ笑うかのように歩き出した よせ・・こんな夢はもううんざりだ・・やめてくれ! 過去の罪に囚われ 闇を彷徨い続けた お前に打ち勝てば俺は救われるだろうか? 少なくとも罪は償える そうだろう? チンポが俺の方を振り向きニヤリと笑った そうだ これでいい・・・ 目覚めると俺はシメジを握っていた
84 :
雪雄 :04/06/26 23:22 ID:DZZKdBK6
猫に哂われながら拾いタバコで風邪をひく 俺のいない街なんて退屈だねと壁の落書き 驚く悪党とすれ違う笑顔の少女とすれ違う 騒ぎだした風と舞うカラスの言葉が木霊する 同じ事さ昨日と違う明日が欲しンだろ? ドン底の心地よさとリアルな壁を突き破れ マシンガンの引き金ならば一緒に引いてやる 幸福と引き換えても譲れないモノのため 喜劇に殉じれば涙と喝采がオマエの骸にも 浴びせられるはず
85 :
批評家? :04/06/27 02:25 ID:cWKehWkX
淡々と点数付けと一言を添えて。100点満点で。 とりあえず 〜33まで。 6、季節の涯 →65点 助走をつけて窓へ駈ける と 背中を押してください の描写が合ってない。 しかし、この詩は質が高いと思うし、イロハなどの描写などの働きにより 詩全体から、プラスなイメージが沸いてくる。 7、断崖絶壁ラブ→57点 「終わり」に向けて という響きが good. 10、小さな哲学 →60点 その哲学をもう少し詩的にすればなお、good. 11、雨のち晴れ→60点 空はいつも私の代わりに泣いてくれる が良い。 12、自転車 →55点 途中の描写がリズム的にイマイチ。 19、→50点 お金がかかると脱力するのはなぜだろうか。 20、さよなら →68点 リズムがとても心地よいです。 22、→60点 タイトル候補?「上を向いて」 あなたを思う、私の描写がもっと欲しい気も。 23、落下 →68点 言葉に羽が生えて飛翔している様をもっと劇的に書いてあると良かった。 (色、大きさ、数などで。) そうすると詩の内容が際立つ。 24、 →60点 自己の内面と、朝食は… が余計。 笑顔 が かなりgood. 25、 →55点 抜けがら という言葉が効いているので、他の言葉にも工夫が欲しい。 26、ZIZY →60点 このままヘビメタか、ロックの歌詞になりそう。 27、 →55点 目を閉じる空想だけで終わらないほうが良い。 28、 →63点 これを同じテーマでもっと突き詰めて欲しい気がします。 29、 →58点 ちょっと方向性がバラバラな印象を受けるけども。 32、スーパーにて→58点 ちょっと型にはまりすぎてるかな。強調する点が ふと涙が溢れるということなら、もう少し型を崩すと、情状的になる。 33、 →75点 空、雲など単語の散りばめ方とリズムはお見事。液晶が効いてる。
さけるふたつは小指と親指に 意識印シルシにパタパタと手のひら居つかせて寝そべらせどどーれどれどれれどれ覗いたら、売買できた他人目を大雨のカアテン越し認め ほんとうは ほんとうは 母指で克己ima 今発しを置くことを知ってか
>>80 関心されていないもの 不用意な「達」
>>74 いなくはならないのである
>>72 これはどうか 内緒の展開molecular 空で出会ってたはずと海のこつぶに話しかけ
なあ、ある日愛する人を目の前で ハチの巣にされたらどうする 殺すよな 殺すよな 愛してる人を殺されたんだぜ 復讐 復讐だろ? 当たり前だよな 殺せばいい 殺せばいいよ 当たり前だろ 足の指先から1cmずつ輪切りにしてやれ ゆっくり ゆっくり ゆっくり 焼き殺してやるのもいい 何はともあれ 一瞬で殺すような 馬鹿な真似はするなよ それが済んだら 世界の全てを呪って自殺しよう 当たり前だろ 愛する人はもういないんだから 当たり前さ 同じところに行かなくちゃ
88 :
ENDISM :04/06/27 05:15 ID:Ap9PkhWO
最後の夜、外に出てみた 光が闇に包まれていた 月が雲に覆われた時、闇がこの世を支配した 夜なら僕を受け入れてくれる 僕の姿形、心の闇も… もうすぐ僕は無になり、 闇と同化する… 心配ないよ、闇は光みたいに僕を責めないから 闇は僕を受け入れてくれるから サヨウナラ グチャ
89 :
聖戦s :04/06/27 06:33 ID:8Ako9m46
オレは旅に出た どこまでも〜どこまでも〜 雪が降ってきた どこまでも〜どこまでも〜 そっと手ですくってみた どこまでも〜どこまでも〜 寒かった どこまでも〜どこまでも〜 どこまでも〜どこまでも〜
90 :
雪雄 :04/06/27 12:15 ID:KW/UFiHP
混濁しつつも意識のあると言う事がこれほど恐ろしいと感じるのは 私がすでに走狗ですらなく化の物の引き出しでしかないからに他ならない 私は死神でも無ければその手にある鎌でもない 意思持たぬ首吊り台の縄にすぎない 窓から見える集いの中に私の肉体が犯した罪があり その深遠を知る土着の者たちの深慮がかろうじて彼女を御している事 私を肉体が滅ぶまでの終身刑とする事は同義なのだ 怒りではない醜い憤りが私の中で日に日に肥大する恐怖 「この団地のお空にはカラスが一杯」と言う子供の声を聞いてしまった。 彼女はそれを許さないだろう 狂死した男は今いたいけな魂に課せられた酷薄な運命を嘆き私を苛んでいる 糞尿の匂い立ち込めるこの安息の箱から私であった肉体が解き放たれる夜 誰もが深い眠りにつくことをせめて祈る
「エコーライト」 真夜中からエコーが迸る 耳を塞ぐように傾けるように 色鮮やかな光が背中に投げかける クリームのように溶けてしまう ネタクイをほぐし トンネルの灯りを見つめる 肩を動かし 腕を動かし 指をも動かす 真夜中にすべてをフレキシブルにすれば あのエコーは色彩に包まれ人を満たす アスファルトに半身をこびりつかせ 錆を丁寧に舐めとる 頭の中を1/2ほど真っ白に 水分を補給すればまた走れる ネクタイを解いて トンネルを疾走する 目を開き 鼻で息をし 口を開ける 真夜中にすべてをフリーにすれば あのエコーは冷たさと熱さを兼ねそえ 人を満たす
92 :
もういやになっちゃうな :04/06/27 12:38 ID:HbgFI6uV
罪を犯しすぎた魂 人の命の半ばも生きられないかも 干からびた心ではどうもがいても仕方ない もういやになっちゃうな そこで僕は自分に言う ただ弱すぎるのさっと そう弱いだけ ただそれだけなのだ でも神様は許してくれない 生かしてはくれないのだ 隣人も許してはくれない それが現実なのだ 僕はただ待つだけ 僕は一人袋小路の行き止まりの道にたたずんだ。
93 :
もういやになっちゃうな :04/06/27 12:46 ID:HbgFI6uV
そうさ、隣人は許してはくれない。 僕に絶えず殺意をむきだしにする 僕はどうしようもなくたたずむ 殴られて刺されても起き上がる力がないのだからしょうがない 僕を神様が殺さないのだから、僕は生かされている 隣人は殺そうとするから、僕は死ななければいけない 僕は矛盾した場所にたたずんでいる 僕はまだ死にたくはない でも死ぬとしたらきずかないうちに安らかに眠っているうちにいのちを取り去ってくれ もういやになっちゃうよ
94 :
名前はいらない :04/06/27 12:58 ID:dqgaAQCG
一度は失うはずだったこの命 助けてもらったのだから 何もしないのじゃもったいない 私は使うわ この生命のきらめきを
95 :
名前はいらない :04/06/27 13:02 ID:HbgFI6uV
・
96 :
鉛筆 :04/06/27 15:30 ID:bddlcvL5
走ってると 眠ってしまうの 見つめっぱなしは強いから 倒れてしまうの とおいところから聞こえてくる 夏なのに雪がふった 空のうえで すでに溶けて 目には浮かばないけど まぶしいばかりに雪 すんすんすん 髪のふちを 春風がけった とおいところから聞こえて売る お金にかえて 弱さは芯をささえて 周りの木を腐らせる ゆるめることはせずに 私は今を飛びおりる どこまでか いつからか 線と線の間を縫って 四角いレンガに閉じこめられるんだよ 1冊目はノートの歌 目覚めない方が まだいい いつかは最初のベルが鳴る
97 :
筆 :04/06/28 00:33 ID:GwouZz24
>>87 「haihai」さん
勢いがあってなんだか新鮮味を感じました。
書いている内容には特に迫るようなものは無いのですが、畳み掛けるような語りかけの形式が非常に面白い!
リフレインの効果を適切に生かしきっていると思います。具体的にどうとは言えませんが、
『それが済んだら〜』以降をもっと唐突に終わらせてみると面白いかな?と思います。
>>88 「ENDISM」さん
テーマはともかく、書き方のせいでしょうか、青臭いという印象ですね。
詩では三点リーダを使わないほうがいいのではないでしょうか?詩であるというだけで
唯でさえ情緒面が強調されて読めてしまうのに、そこに三点リーダをつかうと、猶のこと文意が曖昧になりがちだと思います。
誰に言っているのか、どういう思いで言っているのか、『僕』の立ち位置がわかりません。この場合、あまりそういった手法は効果的ではないと思います。
>>89 「聖戦s」さん
是非続きを書いていただきたいです。というか、きっと連作だと思ったのですが…。
>> 「雪雄」さん
ん〜なんか好きですね〜。特に前半はいい味出していますね。
ちょっと『窓から〜』あたり、『彼女』が登場してから登場人物の位置関係が掴めず、
というか、他の人が出てきた辺りで気が散ってしまいました。視点がちょっとフラフラしてしまうのが原因?
好みとしては、最初の調子で一つのことをネチネチと書いて欲しかった。
アメダスの画をみつめていると 落ち着く気がするのはなぜ
意味から解放されたBGMと 普遍言語の到達点
露に濡れた窓ガラスの向こう
朝焼けのこない東北の空は
ぼそぼそと雪を降らせていた
着ぶくれした中学生の瞳に
テレビが記号を降らせていた
友だちは彼を待っていない
学校は彼を待っている
彼は再び窓の外に目を向け
この時間が続くことを祈った
深夜の台風情報は なんでいつもきれいなんだろう
意味から解放されたBGMと 普遍言語の到達点
大型で非常に強い台風
個体を揺らせるのに十分な風雨
父は彼を夜の堤防に立たせた
足元に迫った広大な河面は
彼を飲み込もうと猛り狂っていた
父は腹の底から笑っていた
彼は腹の底から震えていた
彼はとうとう気を失ったが
最後に、きれいな世界を観た
http://www.jma.go.jp/JMA_HP/jp/amedas/japan/ame.html
ガキの犯罪が増えた ガキがガキを殺して そんなガキ共にオトナは恐怖して 言いたいことも言えやしない そんなオトナも そんなガキ共とたいして変わりゃしねー 要は糞だ 生かす価値なんてありゃしねー あいつ等 法律に守られて 人殺したくせに 何年かすりゃ のうのうと学校とか行って 飯食って 糞して セックスして 人傷つけて 傷ついて それから ふざけやがって 「幸せになりたい」とか言い出しやがる 笑わせんな ブタ糞共 死刑だよ 死刑だよ 死刑だよ 死刑だよ 実名さらして 生い立ちから 何から何まで 殺してやる 殺してやる 殺してやる 殺してやる 鼻そいで 耳ちぎって 目潰して 唇焼いて 爪剥いで 舌ペンチで引き抜いて 腕切って 足バットでグチャグチャにして 腹ん中に手突っ込んでクチュクチュして 内蔵ぶち抜いて食ってやる 死ね 死ね 死ね 死ね 死ね 死ね 死ね 死ね 死ね 死ね 死ね 人殺しといて生きてられると思うなよ 殺してやる 怯えて待ってろ 殺してやる 法律なんて関係ない お前等は死ぬまで絶対に 誰にも許されない でもお前等殺したら 俺も殺されなきゃな そりゃそうだろ
あなたに祝福がありますように 幸せの国へいけますように 悪魔は影ながら祈っております
きっとまった 今日のわたしは同じ場所でいつもの空気から切り離されてひとり気味 おもいないはぁ〜っ くい止めて はぁ〜っ 切り離されている言葉たちに見られてふぅ〜 伝心する仕組み不良包含率を言い聞かせ子供skip 「遊ぶのか」
まぁそれは
もし もし いまが与えられている場が恐い史上の恐い恐い恐いつくりのの 導き紐 背中で握ったまま A とかB荷に作用しない
>>94 「やるじゃん使い切り」な
>>19 Sei さん
すごく共感できる。
なんでだろうと思っても答えが無くて
前に行くことも後ろに行くこともできない。
>>20 ◆tppCviIIRI さん
さよならと言うのは悲しいけど
また明日と言って笑いたい。
>>22 誰かに伝えたい
誰もが信じたい優しい言葉。
なかなか伝わらないのは何故?
優しい人は信じたいねと笑い、
厭世家は陳腐だねと笑う。
ところで、貴方はそれを信じる?
それとも信じたいだけ?
タイトルは「伝えたい」はどうでせう。
(ちょっと、そのまんますぎるかも。)
>>24 ロストネーム5 さん
そんなに嬉しそうに連呼されるとこっちまで楽しくなってくるw
くだらない毎日も笑顔で乗り切ろう
>>25 喪失のあまりの大きさに立ちすくむ
抜け殻の顔が誰かわからなくなるほど。
足りない物を数えても
立ち去った人は振り返らない
>>26 睦 さん
何だかうらやましいw
こんなおおらかな人になりたいなぁ。
>>27 音楽が揺り起こす思い出
それは楽しいのか悲しいのか
過去とわかっていても音楽にのめり込むのは
思い出の甘さのせいか。
>考え込むことに疲れたら
現実を忘れ音楽にのめりこむ
そしてかつて知った女の夢を見るんだ
目を閉じると彼女の面影は失せていった
彼女は滑るように去っていった
ここの部分はちょっと詰め込みすぎかなと思った。
もう少し肉付けできるかも。
「それは想いを超えたもの」
この一文はどうかなぁ。
この詩の要なんだからもう少しひねったら良いと思う。
>>28 いい!
上手く違いがでていて、ついつい納得してしまいます。
>>29 夢であえた瞬間ほど幸せなことはないけど
なぜだか痛いのは何故?
ぼやけていく姿は涙のせいか。
>>32 RTさん
何気ない日常の動作が不思議と胸にくる
いつまにか過ぎていった時間 取り戻せるわけもなく
「君」って言う言葉は好きな人?それとも自分?
私的には昔の自分って設定の方が良いな。
そこらへんをほのめかすものが欲しい。
>>33 優しくそよぐ夜風は
月の光をさえぎる雲を
笑いながら押していく
画面から聞こえる言葉のメロディーに
少しずつ月は満ちてくる
ありがとうございました。
この詩大好きです。
>>36 にぎやかなメロディーに
風も騒ぎ出す
マルチポストはイクナイ!!だけど
この詩はけっこう好き。
>>37 悪魔 さん
かなり挑戦的な設定にちょっとびっくり。
「理想」という神に殉教し
残された者たちは彼を神聖化し讃える。
そんなのを見たら彼は悲鳴を上げるかも。
>>39 花は何を叫んでいたんだろう、そんなに色を主張して。
モノクロを望むほど、世の中の喧噪にあきあきしたのか。
>>40 睦 さん
ある日を境に閉ざされた空間
耳をふさいで目を覆う
生きる意味を花に聞いても
花は静かに咲き誇る
2連目、もう少し推敲できるんじゃないかな。
ある日とその日が続いてちょっとうるさい。
>>41 色っぽい歌w
まるで水妖のように妖しく笑う
その手の先には何がある?
>>43 うまいなぁ。
フリーハンドで描く円は
歪んでるけど柔らかい。
>>47 六華 さん
いつも評価ご苦労様です。
優しい言葉をありがとうございます。
空ばっかりを見つめてないで、たまには地に目を向けないといけませんね。
Gave両棲はゲイヴ足ついて短ミジカ円曲がり肘ついて 宛ててin full散漫powered身近ミジカ女性の鼻筋に貴の認め共感を抓りに置換イマージュ すぐ左すぐ回転すぐ過去すぐ飛び込みで薄青飛沫シブく涼 //夏は水無し 鱧ヅクシどこでシタイ ヤモリハ爬虫類
107 :
無 :04/06/29 17:26 ID:C/+t+B/L
お久しぶりです。前回評価ありがとうございました。 精進します。 このノイズだらけの社会はサバンナだ。 目立ってはいけない。 猛獣に見つかれば噛み殺されてしまう。 霞んでしまってもいけない。 仲間に忘れられては群の中には居られない。 一体いつからこれは続いているのか どうしてそこまでして この窮屈な社会で生きていこうとしてしまうのか。 それは分からない。 分からないが・・もしかすると怖いのかもしれない。 保障のない世界が。 どこにも保障などありはしないのに、社会にはそれがあると幻想を抱く。 それと引き替えの涙なのだと。
108 :
無 :04/06/29 17:27 ID:C/+t+B/L
傷だらけの兎はようやく生き残る術を悟る。 そうして群の中で同族の視えぬ背中に想いを馳せ、 孤独という幻想に囚われ未だ見ぬ人を想う。 絶対的な味方などそれこそ幻想。 そうと知りつつも兎は求める。 寒がりの兎は仲間がいないと凍え死んでしまうのだ。 『大人は社会のルールなんて教えてくれない。』
109 :
名前はいらない :04/06/29 17:38 ID:HY8IXg5Q
110 :
きら。 :04/06/29 22:19 ID:ErnNxb69
初めまして。評価お願いいたします。 あなたは祈る事を無駄だと言いますか けれど 私には祈るしかできないから 最果てで祈っています あなたの無事を 迷うときがあるのなら 照らしましょう 月のように だから 祈りつづけます あなたのために・・
111 :
ほぎぐげ :04/06/29 23:53 ID:g9Ek9yWs
各々好きな脳内音楽にあわせて読んでくれれば ラジオウェーブが飛んできた 全ての感覚は無かったことに 振り切るメーター トんでく意識 レッドアラートは点きっぱなし 電子戦を駆け抜けろ 起きる混乱 怯える気配 恐怖の発信源はどこ エマージェンシー ヘルプミー ラジオウェーブは全てを包む 全てのリズムで刻みつける コミュニケーションを粉砕する 溢れる雑音 あらゆる情報 全ての未来はノイズの中に ラジオウェーブは飛んでいく 全てのアンテナ目指して
自己の存在。それを確立しているのはこのからだ。 不便なからだ。 私たちはこのからだという鎖に縛られ、 生きていることを制限されている。 もしも、私たちがこの自我単体で存在できるとしたら、 私たちが考えることができる限りの可能性が生まれる。 けれど、そこも、 所詮は私たちの考えによって制限されている。 結局のところ、 私達がいない所にしか完全な世界は存在しない。 冷たいコンクリートに擦り寄る。
113 :
名前はいらない :04/06/30 01:39 ID:DGBwmlUG
この陸橋 を渡るくるまの中 ではいつもげんじつか ら2M浮 いた気分に、なる どろりとコールタールの 夜 に浮かぶ 星と 星みたいな街灯 あなたが口を開くのを待つ 私は言いたい事があった筈 ネオンが またたいて 消える どっちでもいい たいしてさはないと、おもわれた てんざいする、ということばをあなたはつかって そのひびきが好きになって あなたのことはもうそうでもなくって わたしも、点在する光、と口に出してみたら 2M下の退屈がもう間近で また 話を切り出せずに 次のあるおわかれをしてしまった
114 :
名前はいらない :04/06/30 02:17 ID:0oxgCqld
闇を塗りつぶす白いチョークで 愛想笑いを繰り返して、磨り減ってゆく感情 虚言と感情はフラスコの中で混ざり 少しの涙ができた 心の奥、たたずむガスバーナー ボクに燃やす力をください
115 :
名前はいらない :04/06/30 05:11 ID:xqqOEQ52
飛ぶことを奪われ 空を追われた そう、僕は片翼の鳥 奈落に落とされ 鳥としていきることさえ 拒まれた あのひとに出会うまで・・・ あのひとが差し伸べてくれた 白い手 精一杯の優しさで包んでくれたね 精一杯の愛でいつくしんでくれたね 空を見上げる 空はいい でも空を望んだりはしない 決して 今は全て受け止められるから
「ドライブ」 今日は青空 ドライブ日和 エンジン音で気合いを入れて さえぎるものは なんにもない! 気分爽快 万々歳 隣の車と挨拶交わし 道は続くよどこまでも 街の道路を飛ばしていると うわさ話が耳につく 「三菱車が炎上したんだって」 「えー、ホント?」 「三菱じゃなくて良かった」 「うわぁ。俺、三菱だよ」 「げ、まじ? いきなり爆発するなよ?」 たぶん 僕には関係ない そんな僕はトヨタ車さ そろそろついたぞ目的地 最近できた 彼女を降ろし 運転席からキスをした 僕もいつかは恋人欲しい 彼女と僕の子ども(チョロQ)乗せて 彼女と二人 ドライブしたい
117 :
白萩 :04/07/01 00:19 ID:sHtBqXhN
「からめる」 からめる絡めた指先を あなたの口に押し込んで 詰問するのは あいしてる? あなたを好きにはなったけど 気持ちはどうにも不確かで 囁くあまい睦言は 零れて落ちて ゆきそうで 白い砂糖の幼さで あまいだけだから駄目なのだと 密閉された脳髄で どろりと煮詰めて 追い詰めて そうしてできたからめるを 舌に絡めて呟いた あたしは あなたを あいしてる 煮詰めた砂糖そのものの 茶色く凝ったなれのはて あとは固まるだけだから からめる絡めた指先で あなたの唇こじあけて 否定をゆるさず問い掛けた あなたは あたしを あいしてる?
118 :
名前はいらない :04/07/01 01:53 ID:RCO2qZQp
不良とはなんて素晴らしいのだらうか! 人間が不良にならないわけがない。 みんな不良に違ひないんだ。 不良でない人間がいる? なわけがないだろ! かつて俺は正確ぶつて人格者ぶつた奴になりたかつた! しかし、なれなかった! なれなかつたから俺はかういつてゐるのではない 俺はやはりなれなかつたのだ! さう、真の人間は人格者などなれないはずなのだ! なれる奴なぞいない、人格者?英雄?聖人?優等生?真面目?正直者?実直?素直? ふん、何がだ。 おまへらはなんにもわかつちやゐない! ばかにつける薬がねえつてのはこのことだ! 真の人間は美しひものです! そのとほり!美しひ!美しひからこそ 人間はかうなのです! あゝ真の人間をすてたやつはなんて素晴らしひことか! 俺は尊敬したい、尊敬します!必ず。いや死んででも!
僕は青い空と紺色の空とオレンジ色の空を、飛ぶ。 からっぽになった身体は軽い だから 青い空と 紺色の空と オレンジ色の空を 飛べる。 飛ぶんだ
僕は線路の上に石を置かれた列車 僕は忘れ去られた鉢植 そう、枯れた植物 放置された廃車 切られた金網フェンス 踏み潰された空き缶 地面と同化した黒いガム レンズが無くても夢は観れるけどそれは怠惰な悪夢に決まってる シンクロが途切れていく 試行錯誤何度試しても上手くいかない 苦し紛れにメロディ流しても毒だった 雨が雲に戻っていく様に僕の存在を何事も無かったかの様に消してくれ
不愉快な恩恵を受け 発芽した でも開花はしない 何故なら栄養不足 酸性雨シャワー 僕をジリジリと枯らしていく 僕は 時代の変化に対応出来ない 何故ならそうなろうとも思わないからだ 世間は僕の事を こう呼ぶ キチガイ 廃人 不良品 粗大ゴミ 生きる屍 駄目人間 罪人 痴呆者
鳥は楽しくて空を巡っている訳では無い ウィルスは悪意で伝染する訳では無い 全ての言葉には矛盾が生じている。
【鯨】 生まれ落ちた罪 生き残る罰 私という存在 一瞬のトキメキ 永遠のサヨナラ いつかは許して下さい 止める言葉も聞かずに 陸に上がってしまった 鯨の物語 風が覚えてた 新しい世界へと胸躍らせたのでしょう 口笛を吹きたい気分だったのでしょう 海の果ては空に続くのに 星に一番遠いこの陸から何を見てたの? 大人になる罪 老けていく罰 私という存在 一瞬のキラメキ 永遠の空白 いわれなき運命ね 身動きもできない 鯨が絶望して 捨てていった この場所で 私は生きている やりきれなくなるわ 優しい記憶に触れようとして 私の指先はひどく切り裂かれるの 出逢ったのも罪? 恋したのも罰? あなたという存在 胸を締めつける狂おしい傷 この私にください 痛いほどいいの 気持ちうらはらで意地悪な私 嫉妬を隠せない惨めな私 隣の恋人 妬んでる私 自分 愛せない私 大きな海に抱かれてみたいのよ 時折 水面に顔覗かせて 月を眺めて歌を唄う 傷ついた鯨と一緒に 覚えておいてね 私のことを 遠い空まで届くの 愛した真実 失くした事実 ささやかなる落日 生まれ落ちた罪 生き残る罰 私という存在 一瞬のトキメキ 永遠のサヨナラ まだ許されないのかなぁ? 伸ばす手はどこへ
鬱になるほどネガティブな詩ですが、評価よろしくお願いします! 託された願いはこの背には余りに重く 希望の光は遮断され 僕は干乾びた約束を土に還すだけ。 止めどなく溢れるこのミズが もし涙だとするならば 君への罪を永遠に刻むよ。
カバラの書 賢者刻みぬ 薔薇十字 語り部:悪魔 やがて教会は草木に飲まれ 人口の無機物は土に還る その数千年を人は無限と感じるが 大地とってその時間は一瞬のまどろみ 姿無き訪問者のつぶやきは静寂のざわめきに薄れ 死んだ鳩のように色褪せた椅子に座る 思考する存在が己の存在を認めたときから 闇と光とを内包し拒絶と葛藤を繰り返す 人の子のなんと愛おしきことか 何故産まれ いかに生き どこで死ぬか わからずともお前達は輝いている
>>105 43→42
間違ってました。すいません(汗
耐性を夏の夜 とっぷり暗い長時間からスッカラからカン3匹他の小さなおなか 思考するおなかが無を感じだして満天に無数の小猫。。。なんてのに気付かないついでの歩行者ぼくは今日の別れきょうの再会をおおきく踏ん張る正否を突破した気がかりびと
>>125 似ている連続の時の流れを今に感じられたら
>>124 罪の海からあがるメロディに疑いはやさしく
>>123 きっと 休息とは与えられた今を銀色の銀をすべる指先をうまくつたう雫の想う月のひかり
>>122 ぼくのはじまりが悪魔を罵ることの興味から
>>110 難しそうな行為 聞き慣れないそれには説得力なんかあるといいかも
「無意識のこころ」 人それぞれに無色 出会い 別れ 繰り返す毎日 ある日 地平線に赤い閃光 衝撃が脳髄に響く 経験という安定剤が無くなり 客観という名の理性が 在り来たりの情熱に変わる姿を 一歩引いた状態で 捉えている自分が存在している
--------** 古代エジプト愛の歌 **------- 私の愛する兄よ、貴方の愛に私の心は恋焦がれています。 私はプントの鳥を皆捕まえようと、罠を持って来ました。 鳥達は没薬をまぶされて地上に降り立ちました。 最初の鳥は私が仕掛けた餌を取り、プントからすばらしい香りを持って来ました。爪は香りだらけです。 ああ、私達が一緒に鳥を罠からはずせれば良いのに。 私と貴方と二人だけで没薬をまぶした鳥の叫びが聞こえるでしょうに。 私が罠を仕掛ける時に貴方が私と一緒に居られたらどんなに素敵でしょう。 好きな人と一緒に野原を歩いたらどんなにか素敵でしょう。 雁が餌に釣られてやって来て、鳴いていますが、私の貴方に対する思いは私を引き留め、 貴方を忘れることができません。 美しい貴方、私の願いは貴方の奥さんになって貴方を愛すこと。貴方の腕を私の腕の上に乗せて。 私の兄よ、貴方が今宵は私の傍らに居ないので、私は死んだみたいです。貴方が私の健康と生命だからです。 燕の声が聴こえますか。燕は「大地が明るくなったから、お前は行かなければならないのか」と言っています。 ああ、燕よ、お前まで私を苦しめるの。 私は兄の許に横たわり、喜びに心が震えているというのに。 言って下さい、行かなくってもいいって。 私の手を貴方の手の中にいつまでも置いていていいかしら。 貴方は数多い娘達の中から私を始めて愛してくれました。だから私の心を苦しめないで・・・・・・ 【古代エジプト愛の歌のついて】 此処で言われている兄は夫のことで、妹は妻のことです。 これは古代エジブトで王一族の近親結婚の影響かもしれません。
130 :
おおお :04/07/02 23:39 ID:aWye6nWa
まためんどくさい サーファーの曲を聴いて ヘルメットを探す あ、そういえば そういえばあれだ そういえばあれだ そういえば、 見ていたカッティング それともやし 右腕ばかり使って 漫画を読んでいたら 夜になったのはあれだ 俺が鬱病だからだ。 俺が鬱病なだけだな。
131 :
名前はいらない :04/07/02 23:47 ID:XG9RCzXl
私は地面にたって見上げた 大きな木にはりんごがついてて 背伸びをしたけどとどかなくて 「悔しい」と思って出て来たのは嘘の涙 ある日一人の女の子がりんごを見つけた 私はそれを見ていた 採れないと思ったから そしてりんごはなくなった 夜ふとんにもぐり、私はまた泣いた
132 :
名前はいらない :04/07/03 00:25 ID:Z0Txwr79
隣にいていいの? 隣にいていいの? ごめん、何度も聞くけど、 本当に隣にいてもいいの?
133 :
名前はいらない :04/07/03 00:30 ID:VP0JxSY3
大人の中でいちばん子供で 子供の中でいちばん大人 わかった気がしてるだけで まだまだしらないことばかりで 矛盾を悪い事に考え自分を責めたり 傷付く事にばかり敏感で でもごまかしながら生きてたら 時々幸せもあって 大切なものができて 私が私を大事に思って 強くなった
134 :
☆☆ゆか☆☆ :04/07/03 00:46 ID:ifGY/wEu
目の前に邪魔なものがあったら蹴っ飛ばしてやればいい いや 今は違う 邪魔なものは拾い集めて自分の中で大切にすればいい 青く映ってしまうんなら色を足せばいい 白を足せば水色になる 君の好きな水色だから 君が落ち込んでいたら僕は君に字を書かせる 嫌な事をこの紙にいっぱい書けばいい 書ききれない程あるだろうから それをこの海の中に投げて たくさん笑おう 僕は君の笑顔が好きだから
評価ではないですが…
>>132 さん
臆病な恋。
たった4行の詩だけど、「その人」を応援したくなります。
たった4行の詩で、「その人」の性格が現れてます。
すごく上手。
なんだか、頭なでなでしたくなりました。
>>133 最後がすとーんと落ちちゃって残念。
(それが魅力という人もいるかもしれませんが)
流れとか言葉のセンスとか考え方とか、すごくすごく好き。
だから、同じテーマでもう少し違う表現で書いて欲しい。
本当に。この詩、個人的にすごくすごく好きなので、見てみたい。
機会があったら、ぜひお願いします。
136 :
肯 :04/07/03 00:54 ID:wKUNYkAH
「一匹の剥製」 結局 誰の喉元にも噛み付くことなく 目の前を 悠然と通り過ぎていく 一匹の剥製 そのガラス玉の眼には エサも 縄張りも 敵も仲間も 守るべきものも 何一つない荒野が キラキラ輝いて映っていた 僕は その中で ミイラにならずに踊ってみたい
「空の憂鬱」 いかないで、あと少しだけ あと一秒だってかまわないから はやく、はやく、言わなくちゃ もっと、待って、どうして聞いてくれないの 体さえ、心さえ君にはとても重いから 羽根を引き、風を集めて、君の右手にあげるんだ きっと、ずっと、素敵なことだから もっと、そっと、そばにいて
138 :
おおお :04/07/03 17:11 ID:J1igQxuA
あんまりない でもする ボールペンとティッシュが見える ブルース そうか簡単なことだ 誰かに会えばいいんだ ようし今日こそは言うぞ 隠してたことを そして拭いて 自嘲 自嘲
139 :
名前はいらない :04/07/03 22:05 ID:k9+zjYzJ
(絡みつける腕を、解こうとはしなかったので) 之が最後でも構わない (誰の夢を、見ているの?) だって、あたしは (誰を見ているの?) 貴方を一番愛している瞬間にこの腕に納め (誰と重ねてあたしに触れるの?) 貴方とともに眠ることが出来たのだから (何故キスを拒まないの?) だからあたしは、 絶対に後悔なんか、するもんか (あたしの名前が解りますか?) (解りますか?)
140 :
名前はいらない :04/07/03 23:06 ID:AXF7zJla
学校 幼稚園小中高、大学大学院を卒業した 卒業できるのは、たった3%の選りすぐられたエリートのみ あとの失格の烙印を押された97%は、容赦なく殺されてしまう はっきり云って、「無駄」だからである 生まれたときから、徹底的なエリート教育を施す国家において 無能者は「無駄」も同然なのだ 未熟で幼若な子供は 「無駄」なのである 身体的な「自分」と 精神的な「自分」 自分と自分でないもの 敵と味方を区別して それを攻撃する それは、学校で学んだことを 記憶しているからだ
怒り 頭の重さとひん曲げられた歩道を見てる街路樹の中で繁る 予想風吸い込んで予感息吐いた自分が「周囲の中で痛い」と響く 最後いっつも 重力を忘れない明るさ食べる地面を進む自分の影をケイスにして閉じこもり そこで 疑わしさない女性の在りに解け寝静まる
>>140 国家に生まれる 国家を生む
>>139 温かい風に震えと耳鳴りな生き霊
>>133 リリースは涙は温かさで出来ていると
>>129 旬な奴隷
142 :
名前はいらない :04/07/04 11:23 ID:YX5oyJ21
自己満足でいい 自己満足でいい 自己満足が自信にかわるかもしれない
143 :
名前はいらない :04/07/04 12:43 ID:fOhqJpj9
------** 風と雲のファンタジア **------ / ̄゛゛゛~~'''''l…ヽ、 / \ ヽ、 / \ ヽ、 / ヽ、ヽ、 丶, `・ー‐|/ } ,,…,, 〈 ヽ, / / ::::ヽ \│ \ ヽ, l /___l ―*― \_l { と/ ̄ ) } / |\ | ( { 匕/ / l _ \ ヽ、_,::ノ/ ( 、…--,,,,,, \"""""‐‐‐…、___/ !…::\ _) ヽ、:::::::::""""":::::::::::::::::::::::::::::,,,,__/ヽ,__/\ / /::::::::::::::::::::::,,,,,,,,……´´`` / ::\ __/ └−ー‐‐・"" / ::::::::) _ /〈 ::::::::( /c=~\ ヽ、 ::::::/ |ミ三|ヽ l ヽ、 :::::::::::) \ / ̄\ \ { :::::(  ̄  ̄\ \l ,へ,\ \ l 〇 / /::::::::ヽ、 ヽl / / ::::::::::::ヽ / / / ::::::::::::::} / 巛《 :::::::::::::::|
生活(学校) 生活(仕事) 生活(家庭) 生活(近所づきあい) 生活(友達づきあい) 生活(親戚づきあい) 生活(一家団欒) 「金が無くて生活ができるか!」 生活の片手間に恋愛ができるなら その恋愛は ほんものじゃない 生活が楽しい人は恋愛に向かない 生活が嫌い 仕事や学校が嫌い 親戚や近所や世間が嫌い 人間("人"の"間"で生きる者)が嫌い 嫌い嫌い嫌い 『生活は恋愛の敵!』 でも独りで死ぬのは寂しすぎる だから見つける 自分を放り込めるただ一人だけを だから求める 自分を受け止めてくれるただ一人だけを ――ずっと愛し合っていたい―― ――ずっと愛し合っているだけでいたい―― ――この愛を失うなら死んだほうがいい―― ――生活なんて臭くて汚らわしくて卑俗で厭だ―― ――ただ好きという気持ちがあるだけでいいんだ―― 生活を捨てたい 自分を束縛するあらゆる「有益なもの」を捨てたい 体にへばり付いているすべての薄っぺらいモノを捨てたい 四肢に勝手に取り付けられたオモリを捨てたい
生活崩壊(登校拒否) 生活崩壊(出社拒否) 生活崩壊(家出) 生活崩壊(鼻つまみ者) 生活崩壊(孤立) 生活崩壊(絶縁) 生活崩壊(勘当) さあ、これで一つの愛以外に何も残らない 「金が無くて生活ができるか!」 生活がしたいかい?何のために? 生きていたいかい?何のために? 『幸福の青い鳥は最後には逃げる 逃がすくらいなら殺して死にたい』 愛を捨ててまでして生活を守ってなんになるのさ 絶望しか無い中でどうして生きるのさ 生活生活って大義名分のように言うけどさ 生活が一体なんになるのさ もういいじゃないか 愛するもの同士の胸の中で 愚かで素敵な灼熱の炎がごうごうと燃え上がっているときに それが衰える前に愛する者と共に死んでしまおう そうすれば炎は止まった時の中で燃えつづけるのさ
147 :
名前はいらない :04/07/04 14:00 ID:NmQYjhE0
age
148 :
☆☆ゆか☆☆ :04/07/04 16:07 ID:OTMdi/0Q
今僕は悲しい歌しか歌えない 悲しい詩にしか目を向けられない でも 仲間の前では笑ってられる その時は忘れられるんだ 手を繋いで歩いたこのサクラ道も 咲き誇っているだけだ 僕らの為にあった サクラが 今では邪魔なだけだ 散ってしまったら切なくなった 前までは見たくもなかったサクラ 僕は必死に走った 今ならまだ間に合うかもしれない 今日も僕は只 走る 走るんだ
149 :
132 :04/07/04 18:44 ID:edZQe+R1
>>135 様
有難う御座います…現在進行形の恋愛ですょ(苦笑
そう言ってくださって、本当に嬉しいです^^*
友達以上恋人未満って、辛いですね…向こうがなんとも考えてないのがこれまたアイター。
150 :
kazuiti :04/07/04 22:19 ID:k5wlVwmr
缶コーヒー 何となく進む 道の先に 毎日の苦労と ストレスが見えた 何となく突っ込んだポケットに小銭の音 自動販売機は 120円で 僕の望む コーヒーをくれるけど 僕の好きな コーヒーは 独りで飲む 缶コーヒーは 暗い色で 僕を不安にさせて 飲み込むと 何もなかったように 冷たい音をたてて さよなら・・・
ほろほろと白い街が、空から積もってかたちづくられている。けれどなんだか新陳代謝が悪そう。
垢臭いものになるまえに、せめて刹那的(このことばは嫌い)美しさを感じとることは罪にならない気がする。
息を吸うと個体が軽い。息を吐くと個体が重い。月曜と日曜のあいだの夜にこの街で。
>>37 悪魔さん「イエスはパンクロッカー」
>夜の街に悲鳴を上げる少年と同じ。
すごく面白い表現だとおもう。
イエスはトリックスターだとぼくはおもうけれど。
>>90 雪雄さん
重い。重いけれど読ませる力を観る。力は在るけれど意味からは遠い。それは決してよいことでもわるいことでもない。
頭の中の軽いことばのガラスのアンプルが砕けて、耳から耳へトランスレートする。
今日は軽いものが読みたいかもしれない。
>>91 「エコーライト」
「ネクタイを解いて」から始まることばたちが美しい。いまぼくの求めているものに合っているのかもしれない。いわゆる毒も薬も無く、茫漠としたそして平坦なことばのつらなりが心地よく感じる(「フレキシブル」だけが気になる)。
152 :
ほひふへ :04/07/05 00:32 ID:L4jbCOBl
「コバルト」 誰もまともに観ていない 起こるのはテレビの中 憤り 涙 僕は私は怒り悲しんでる もう耐えられない チャンネルを変えろ 忘れたい 恐ろしい光景 思い出せない リモコンはどこ 電池が無い めんどくさいな もう切って つまんない
>145-146 そんな情熱的な女を求める男はいる そんな情熱的な男を求める女はいない 多分。 でもこの詩は好き
154 :
名前はいらない :04/07/05 04:31 ID:pynGe9s7
Crown-of-the-head perpendicular fall
155 :
ポエットさん :04/07/05 06:41 ID:A3eZ25WL
カビ生える フィルター洗わず 止まらぬ咳
156 :
名前はいらない :04/07/05 06:46 ID:U6DctZUn
[好きな音] 風にゆれて擦れるはっぱの音 隣の家から聞こえてくる小さな女の子のたどたどしいピアノの調べ 家庭教師をしていたときに隣の教会から聞こえてきたゴスペルの合唱 夕日が海に沈むときの音 青空を雲が流れる音 川のせせらぎ 夜の浜辺 よせては返す波の音 焚き火で薪がはぜる音 スキー場で雪を踏みしめて歩くときの音 愛しい人の心臓の鼓動 横で眠る寝息 時計の針の進む音 AMラジオで夜しか聴けないノイズに埋もれた遠くの放送局の音 坂道を下るときにギアをLOWに入れたときの車のエンジン音 コピー機のたてる音 シンセサイザーの純粋なサインカーブ 昼の12時の時報 ジッポーライターの蓋を閉めるときの音 映画で観た機械式タイプライター CDの最後の曲が終わった後の静寂 力いっぱい走った後の自分の心臓の鼓動 朝のトーストをかじったときの音 コーヒーをすする音 突然の自習 眠りに落ちる寸前のクラスのざわめき 給食の時 流れていたクラシックの音色 思い出の中だけの音 時の流れる音 明日の朝 目覚めた後 最初に聞こえてくる音
157 :
七子 :04/07/05 12:56 ID:Bs7mgvar
暑い部屋 閉店したアイスクリーム・ショップの上の階 白いコンクリートの壁に囲まれた部屋 天井は大きく穴が開き 薄っぺらい嘘みたいに青が見えてる 白い鳩は紙で出来ているんだと思う 爪に「悲しい」を塗って 上からセルリアン・ブルーを塗りたくる 少し重いのが気になるけれど 馬鹿みたいに遠い空が忘れさせてくれるだろう 私はカウチに座り鏡を見ている 切りそろえられた前髪を気にしたり りんご色の唇を摘んでみたりしている 止まった時計を動かさないでいるのは 私が時計職人で無いから
「世界地図」 この球体に生まれ落ちたこと どこをとっても そこが中心だってこと そして今世界の中心は あなたのいるところ 今から地図を描こう 世界を見てみて 360°の視野で 君が赤い目をしていれば 赤い世界が見えるだろう 君が青い目をしていれば 青い世界が見えるだろう 君が目をつぶっていれば 世界は存在しないだろう すべては君というフィルター次第 世界は常に回っているから 地図は1つに定まらないで でも完成させたくて そうやってぼろぼろになったあなたの地図は きっとホントの世界より美しい 62億の生きた世界地図は 今日も真実を写し出している
159 :
☆☆ゆか☆☆ :04/07/05 16:29 ID:TqPHAPW0
お前の背中を殴りたかった 押すだけじゃ足りない 怖がってたってしょうがないだろ 思い切り殴ってやりたいんだ お前の頭をなでてやった ポンとたたくだけじゃ物足りないほど お前は頑張った 最高の笑顔だ いつもの景色が違って見えた 街灯の少ないこの寂しい道も 僕らには最高の場所 これからもよろしくな お前は手をさしのべた 強く手を握りしめた 赤く染まる空が最高にきれいだった 何もかもが そう 最高だ
160 :
ポエットさん :04/07/05 17:55 ID:jLzudYTr
古い交わりの行く末 耳に届く場所と 知りもせず歩く街の 風の匂い懐かし 苦味忘れ面ほころぶ
意味だけおっかけるのと、響きだけおっかけるのと、両極端だわな。
目に突き刺さる様な鮮やかな二人の絵も 淡い色から順に剥げ落ちて行きましたね 最後に黄色と橙色の太陽のピースが崩れた時 すぐ下に描かれていた貴女の顔を思い出すことができなくなってしまったのです 太陽の描かれていた場所はまだ微かに熱を持って 同じ温度の涙を誘うのです ボロボロのキャンバスに落ちた涙は ゆらゆらと流れて 淡い青の湖を描きました 私は湖の水面が揺れるまで ここで誰かを待ち続けるのでしょう
>>156 [好きな音]
時系列でないところ、時を往来する感覚が楽しい。
列記で緊張を保ち、最後に開放する手法は、谷川俊太郎を意識しているのかもしれない。
書き手をしのばせる独特なものが在る。「坂道を下るときにギアをLOWに入れたときの車のエンジン音」「突然の自習 眠りに落ちる寸前のクラスのざわめき」これには手を叩き、何度も肯いてしまう。
ガキリ ギリギリギリ ガキッ 歯を軋ませて日差しを貪り 涎を垂らし大気を吸い込む ドロリとした水を喉を開き飲み干し 手のひらは餌を求めて這いずり回り 麻薬のような快楽を幸福と呼ぶような ふやけた脳を昆虫に食わせて 平坦に列なす餓鬼は複眼に写る2000個の世界を果てしなく食い破る
165 :
名前はいらない :04/07/06 02:08 ID:uzOgK04h
「リビルド」 誰かが俺を監視している。 そいつを見付け出す為に、また今夜も寝ずの番。 「こんなところに居たのか」 と、俺を探している奴をやっと見つけた。 「こいつさえ居なければ」=「俺はこの場から消え去りたい」 あまりの怒りに気が狂いそうな時、 対処不能な絶望的な事態に陥った時、 そんな時しか、俺は心の底から笑うことができないんだ。 俺はいつも笑顔で居たいんだ! 栄養管理を怠らず、生きる為の体力を付けて野垂れ死ぬ。 俺は必ず生き延びて、この命を絶ってやる。 物理的再構築。 もう一度この世に生まれ変わって、再びこの命を絶ってやる。 目が醒めると夢を見る。 祖父も母も姉も弟も、みんな笑顔を俺に見せる。 また今朝もまた、変わらぬ一日が始まった。平和で幸福な日常。 十数年来不変の覚醒。 どいつもこいつも、心の底から笑っていやがる! 夢なら早く醒めてくれ!!
166 :
165の2 :04/07/06 02:09 ID:uzOgK04h
「早く殺せ!」と命乞いし、覚悟を決めてはまた、生き延びる。 黙っていれば尋ねられ、口を訊くと去ってゆく。 俺の話を黙って聞け!てめえらに意見を求めた覚えは一度も無え! ただ静かに、何も考えずに聞いてくれ。 黙って聞き流してくれ。 頼むから。 誰も知らぬ間に俺は有名になった。 無人の群集が行く手を阻む。 戦意喪失が俺の兵法。たった一人の軍法会議。 いつもいつも自爆するたびに生き残る。 無傷で散らばる破片を集めて、河原に高く積み上げた。 山のように積み上げた。 それは勃起した男根。高くいきり立つ俺の男根。 どんなに怒張しようとも射精しない、細胞分裂した俺の快楽。 最低の悦び。最悪の幸福。 我、公界へ入滅す。
尖り単一で僕であり宙に向けバランサ星群折り返し 戻り夜は雨の話し声 語尾を溝にキラキラと塗る滑りが走路 突き刺さって何万年の動けずの覚え(感覚)
>>165 お尻を白く綺麗なふたつ剥いた 監視の逸れ向き
>>162 来れたこことはどのくらいないったい坂の途中 うつぶせのぐるぐる上下無用
>>160 自分の古いとこに活躍させておく縁側の日当たり
>>158 個体地図 侵されっ放し
>>157 「犬大好き」くんの詩みたいなリズム 幻想スレスレくらいな現実 時計と時間が意見出し合って造形
>>151 耳をすます朝 鳴り渡る 君の響き これからも楽しく生きて と 晩春と初夏のあいだ すやすやと (読み返したく)
>>144 フリーズ壊した薄青の風向き
168 :
^^; ◆mbBqpoemDA :04/07/06 13:00 ID:4xocT/l9
昨日に負けて 時間を失い 悲しみに暮れてたんだ 人はいつだって 何か求めて歩くんだ 願いはいつも 夢で終わって 儚く散ってしまう でも諦めず 頑張りたい いつか叶うと信じ続けて 抱え込んだ哀しみさせも 明日の笑顔になってたらいいんば また一歩 前へ進めるかな 哀なんて感情に迷わずに 今は行くべき道を歩こうよ 必ず なにかあるさ 明後日の空に
169 :
^^; ◆mbBqpoemDA :04/07/06 13:01 ID:4xocT/l9
*明日の笑顔になってたらいいんば 間違い *明日の笑顔になってたらいいな 正しい
170 :
m; :04/07/06 19:14 ID:7yCvR0yL
あなたの言った事は正しかった あなたの態度もあたりまえね それはすべて本当だった それはすべて彼女の善意から始まった事だもの 善意?誰もしらないわ わかってるの ただ彼女に少し時間をあげて きっと今も笑いたいし泣きたい気分でいるのよ 彼女はなんでも本気でするわ あなたの言った事は正しかった ただ彼女に少し時間をあげて
171 :
m; :04/07/06 19:42 ID:7yCvR0yL
ヘッドフォンをして あなたからもらったテープを聴いてるわ 未知の世界に行きたいのは ぶっとびたいから!! このテープが導くんだもの もうなんでもいいわ 救助隊もこっちにこないで! わたしが楽しみたいのよ
コドモの声がする 私が他人夢を嘲る時 コドモの声がする 私が凡庸な作り笑いでごまかすとき 年を追うごとに それはひどくなり 全てに絶望しながら そのコエを途切れることなく聞き続ける 老いさらばえた友人たち いつか埋めたタイムカプセル ワタシから私への贈り物 ソレは黒いカセットテープ ワタシが元気良く語りだす 「ワタシの夢は・・・・・」 子供の声がした。
173 :
m; :04/07/06 20:57 ID:7yCvR0yL
>>172 子供のころの事なんてそういえば暫く考えてなかったけど
子供のころの自分を大切に思った!
とりあえず君の詩のテープを起爆剤にひっぱてみた。
あぼーん
DNA 語り部:悪魔 人は儚くも死んでいく 死ぬが故に尊い たとえそれが生存の為に仕組まれた 遺伝子に刻まれたルールで いかに技術を強大にしあらゆる秘密を解き明かしても 彼らがそれに縛られ続けているとしても 恋や愛は煌びやかに胸を打つ それでは永遠にして父も母も持たず 時間にすら縛られない存在は? 果たして愛を持ち得るのか? 全てとは言わない ある一つの答え わたくしは悪魔である
178 :
名前はいらない :04/07/07 01:15 ID:zyoO3md1
>>150 缶コーヒーて、あれって、売れてるよね。
好きなフレーズ →冷たい音を立ててさよなら…
>>152 好きなフレーズ →つまんない
>>155 好きなフレーズ →カビ生える
00時過ぎてて七夕 3年目で初は僕の夏の入り口が彷徨ってたねごめん それから何度もおやすみのおやすみ あした(きょう)の白黄ピンクLaniere串揚げにむけたおやすみぃzzz v0.0v
>>168 いいないいな 笑顔よ待っていろん
180 :
名前はいらない :04/07/07 03:15 ID:pJJyJHJC
181 :
歩行者 :04/07/07 06:23 ID:R09C+Xn6
【黙祷】 辛かったでしょう? 平穏な日常が地獄に変わった現実を受け入れなければならなくて。 辛かったでしょう? 輝ける未来が、幸せだった日々が打ち砕かれて。 辛かったでしょう? 誰にも触れさせなかった場所を獣たちに穢されて。 辛かったでしょう? 獣たちに汚物を無理矢理飲まされて。 辛かったでしょう? 幾度もの肉体的、精神的辱めに耐えて。 辛かったでしょう? 愛する者を捕われて逃げ出す事すら出来なくて。 辛かったでしょう? 生きながら地獄の業火に全身を焼かれてしまって。 辛かったでしょう? 顔も知らない、見た事もない者に陵辱されて。 辛かったでしょう? ゴキブリ等の虫を無理矢理口に含まされて。 辛かったでしょう?
182 :
歩行者 :04/07/07 06:26 ID:R09C+Xn6
大好きだった花火を大事な所に入れられて火を付けられて。 辛かったでしょう? 落ち度はまったくないのに謝り続けなければならなかった日々が。 辛かったでしょう? 綺麗な髪や、可愛らしかった顔が膨れ上がり愛する人に判別してもらえなかったのが。 辛かったでしょう? 輝ける未来等もうやっては来ない、自分の死を覚悟した瞬間。『お願いだからころして!!』なんて言葉が出るくらいだものね。 辛かったでしょう? 一人惨めに、暗い暗い箱に埋め込まれて。 辛かったでしょう? 貴女の愛する人が、愛する貴女を視て壊れてしまったのだから。 辛かったでしょう? 貴女を壊した獣が、反省等せずに同じ罪を犯したことが。 、、、、私は貴女の冥福を祈り黙祷します。どうか安らかにお眠りください。 天国でお幸せに。 そして神よ。 のうのうと生きている獣共に死を。 心から私は願う。
183 :
名前はいらない :04/07/07 09:06 ID:j+79dpK8
>>181-182 無関係な他人に、今現在、苦も知らずに平穏な日々を過ごしている第三者に、
軽薄な言葉で凄惨な過去をなぞられ、無味乾燥とした同情を、ここぞとばかりに並べ立てた
自己満足のための、あまつさえ「評価」を前提とした、詩と呼ぶのもおこがましい、
単に事実の衝撃性に乗っかっただけの、配慮に欠ける駄文を(しかも一見それは痛ましい事件に対し
”同情”のカタチを取っているのが殊更に醜悪)、ここで発表することで
一体何を為そうとしたのか。
ただひたすらに不快感しか残らない。その詩を読んで言える事はそれだけだ。
確かタイトルは「黙祷」だったか。なら黙って喪に服すがいい。
184 :
名前はいらない :04/07/07 09:20 ID:j+79dpK8
もう少し推敲して書き込むべきだったな。 あまりに無遠慮かつ無神経な文章に対し、少し血が昇ったのやも知れん。 少々文が乱れている点、見苦しい点は脳内校正及びスルーを推奨。
>>184 脳内校正なしで充分共感するが、おそらく
これはもともとカッと血が昇った
>>184 のようなレスを釣るための(略
冷茶でもおひとつ。
まあ誰がやってりかはわかる奴には(略 あざとい、あざといんじゃゴルァ!
187 :
まま :04/07/07 14:49 ID:3eoKvu3q
錯覚する君 血迷う僕 それをいいことに 僕は君に受精させる 生きのこるための手段さ 錯乱する君 戸惑う僕 それをいいことに 君は僕に受精させる 君は「これだけしかできないから」 と笑ってみせる
188 :
名前はいらない :04/07/07 15:45 ID:iyZcmr1p
勇気のあるヤツなんて みんなより数秒我慢できるだけ たったそれだけなのに できない我慢できない自分がいる 悔しくてどこか一人ぼっちで どこかで求めてる
トンボ、トンボの目に涙! ,,__,, _ //! l \ /// \ ● /// \ \ /// \ \ /// \ \ ///| \ \ ,,,/-// / ̄● ̄― ―_ _ \ / ヽ/ _ _― ―  ̄ ● ̄\ \_ _ _ _ _ _ l\ /⌒\/´ _ _ _ _ _ _ / ' (,・、 )/|, ┌―(⌒)(⌒)―┐ l /ヽ、__ノ\ l \ ' l / ヽ、 l `\ \ ' ' ` \ \ \ \ \ ● \ \ \_|
190 :
無心強者。 :04/07/07 23:47 ID:X8oKDExe
夢ならば消えて終え それならば疾うに消え去り 新しい世界は永遠に 始まらない 永遠の変わらない非日常 あぁ。 だからか。 こんなにもセカイハ ミズに飢えて 愛情に飢えて ヒカラビテイルノハ こんなにも人は 人の優しさを 欲しがっているのに―――
>>145-146 さん=
>>180 A面とB面構成。サイズの大きな反語と読みました。
構成はすこし面白いと思いましたが、いかんせん
逆説的寓意を加味したとしてもなおテーマの薄さ感がぬぐいきれず。
『失楽園』の守備範囲内におさまってしまいそうな。
逆に、このテーマでこれだけ表現を連ねることができる力のほうに注目。
正直、表現の質と扱うテーマは平凡さを感じますが、
表現量と、種々の括弧、改行など構成のさまざまな試みはなかなかいいと思いました。
あ、『生活が楽しい人は恋愛に向かない』に首肯しきり。
個人的に、生活が充実しているから恋愛しない、というよりは
生活サイクルがぴったり閉じて回転していくので
恋愛の入る隙がない、わざわざ入れるのも面倒、という
魅力的なのに恋人ができないタイプの人を連想した。
>>148 ゆかさん
きっとこの詩は、意味を問うより疾走感語感が大切になるだろうと思う。
そういう見方をすると、1行目の自分語りは少し浮いてる感じに見える。
意味重視の読み方をすれば、最後で急に走り出してしまったようで
走るに至る材料が詩の中に見当たらないので共感しづらい。
どっちにしてもまだ作成途中の詩を見ているような。
そういう意味では、テンポのいい、
>>159 はずっといい。
最高という言葉は感極まるあまり言語化を放棄した言葉なので、
力不足と思われるからあまり使わないほうがいいと思う。
>>150 kazuitiさん
ちょっとくたびれたサラリーマンを連想しました。
3連目が、空き缶をがらりんとゴミ箱に放り込む
うつろな響きと、疲れと、先の見えなさとを感じさせ。
捨てられていく空き缶に、会社にいいだけ使われ
放り出されるかもしれない、自分自身を重ねているような。
「毎日の苦労とストレス」がちょっと気になりました。
苦労もストレスも包括的な単語なので。
>>152 ほひふへさん「コバルト」
リアルな感情というものがテレビの中だけのこととしたなら、
つよがりではなく、テレビを切った後
本当に「つまんない」と言うしかないんだろう。
けだるさ感はよく出ていると思う。
詩中の人は感情を遠ざけようとする行動をしているのだと思うのだけど
「忘れたい 恐ろしい光景」にパッと共感できにくく
そのへんの理由でちょっと浅くなってしまったような気がする。
>>160 ポエットさん
漢詩を読んでいるような、簡潔さとイメージの広がりを感じた。
凝縮された表現と、雰囲気が立ち現れるに充分な各行間の
飛び石のような距離。この詩はとてもいいと思った。
旧友との邂逅の妙なる味わいがじつによく出ている。
>>162 チンネンさん
これもいい。水面下の何かを眺めるような、輪郭のゆらめきを感じた。
漂うような書きもいい。
ゆらぎ感が心地よくて、色彩のもたらす効果がなんだったか、褪せてしまうほど。
>>164 悪魔さん
わたしは、何だか最後の1行だけでいいと思った。何の喩えかはわからなかったけど
>>168 ^^;さん
さらりとした夕暮れの風のように、きれいな励まし、で、通り過ぎてしまった。
このストイックさは、あるいは10代の人にはいい感じかもしれない。
>>170 m:さん
正しいことを言うときは、ちょっと的を外して言うのがいいというようなことを
誰かが言っていたのを思い出した。
モノローグで自己完結しているつくりなので因果の理解はできかねるが
人の機微をよく知っている感じがする。赤と黒とか、サロンの匂いがした。
>>172 黒い猫の目さん
カタカナ=過去、漢字=現在 のルールが感じられるのは
インパクト狙いだけのカタカナ表記が多い中好感。
が、最後の子供の声でわれに返ることも含めて、うまいんだけど、
技術で小さくまとまってしまった感じもした。
テープに起爆されただけあって、黒いカセットテープ、が
ここだけ黒光りするような存在感を感じる。
だけど他の部分は想像の産物という感じがする。
カセットテープの声は、きっと心の中でたくさん再生されて、すりきれているのだろう。
すりきれた元気な声に思いを馳せる時、せつない。
>>177 悪魔さん
愛はDNAの陰謀であるか、否か。 もう一つの言わない答えは、神の方か。
いつか答えが出ないまま重要でなくなった、遠い昔の眠れぬ夜の思念を思い出した。
>>187 ままさん
錯覚する君 血迷う僕
愛とは錯覚にすぎない、というスタンスを軸に明確にイメージの沸く前者に対し
錯乱する君 戸惑う僕
の方は、対応として少し弱い感じがした。
受精のタイミングを知っている女の方が、
腰が据わって、したたかで、数倍うわてな質感。
最後の笑みはおそろしい。
>>188 さん
勇気=我慢できる時間の長さ、という感覚がわたしになかったので
新鮮で、その意味を立ち止まって考えた。
立ち止まって考えて、おかげで自分にとっての勇気の構造を再確認できた。
>悔しくてどこか一人ぼっちで どこかで求めてる
勇気を出すとき、ひとは瞬間的に一人ぼっちになり、
ある意味それに耐えられる人が、勇気ある人のようにも思う。
194 :
m; :04/07/08 03:27 ID:rLIdUDwY
広いステージ あつい照明が差し 大勢の人 きっと 多分 そうね 私はこわかったのね 私にはそれしかなかったから それを否定されるのがこわかった でも舞台をおりたら 私を包んでるものがなくなり 否定もされなくなったわ 私は誰と話してるの あなたの中にいる私は私じゃない 完璧に一人になって 唯一のものも失って こわいものなんてないわ これが自由っていうのね まっすぐ前を見て来たあなたは きっと分からないでしょうね バカらしくなったわ あなたに見てもらわなくちゃ 絶対に喜んでくれる 私にだってこんなに幸せな顔が出来るんだから!
195 :
黄色はイエロー :04/07/08 04:28 ID:mG0ph25h
右足のくるぶし砕け散った 右に左に前に後ろに残骸 拾い集めてパズル ワンピース見当たらない 明日から何をしようか
「威してやるから面よこせ」なんて最低で下品で容赦なく突き付ける問いだ ナイフのように手答えを僕に欲しがる君はまるで吸血鬼 人間のように海の平穏と森の静寂とに耳を澄ましてごらん 語りかける雲を見つめてあげるってことは、できないのか? 富士山の頂上で携帯電話を受け取るからねだって君は本当にウザイ 偽物の神様の言葉に躍らされてあることないこと議論するなよ 神様だって2ちゃんねるにアクセスくらい出来るだろう?書き込んでいるかどうかは別のお話 君は間違って天国に帰って来たりしたら罰として笑われて大恥をかくさ
《あひるはガアガアと鳴く》 君の声じゃどんなに素晴らしい詩を読んだって 一分程も聴衆の間がもたないだろう 語られる言葉にではなく 「声」
3年後・・・・・・ ぼくらは、そのときも、この、はかない廃墟に、いるのだろうか? それとも、なにか別のこと−そう、たとえばパラサイトシングルだとか− 或いはそういったことに、夢中になっているのだろうか。
199 :
ポエットさん :04/07/08 15:27 ID:tYhpCCqP
「要酒」 違えた約を持ち寄り 共に酒に流す 心情を目前に 彼方にもあらず 時も経ず 澱も積もらず
200 :
名前はいらない :04/07/08 19:48 ID:MdQYldW0
みどり=詩板常連だろ
ikiru さぁ、あなたの不浄の身体を差し出しなさい。 遊び、働いてその身体を汚しなさい。 落とせないくらいの汚れでも構わない。 そんなちゃちじゃない、僕は出来ていない人間であると同時に、 人が分からないモノを何か分かり合えるために君といる。 星でいいじゃないか、土でいいじゃないか、君がなんであろうと生きるに何ら変わりはない。 怖がりながらでも、信じようとしないままでも構わない、 さぁ、あなたの不浄の身体を差し出しなさい。 高鳴る胸は何よりも嘘吐きでない。 そっと包もうとする腕に力が入るのは哀しいくらいだから、 忘れてしまえない程、誰かを傷つける君の言葉は、 君が癒されるための犠牲と払えばいい。 That is a little thing. It is the just little thing which no one is caring about...
202 :
名前はいらない :04/07/08 19:54 ID:MdQYldW0
うざいのはみどりか
203 :
名前はいらない :04/07/08 19:58 ID:MdQYldW0
どこが美人秘書なんだよ 人を見下ろせるたまかよ
>>201 悪いけど最後の英詩の入りでなんかワラタ
>>204 サンキュ^ ^
俺英語って全くできないんだよね、
中学生レベルでもない、なのに英語で書いた詩とか
一杯HDDの中にあるのよ、晒して笑われたら
英語やる気になるかなぁって、なんないね。笑われて満足しちゃったw
[Life]
A life, my life isn't your life.
Of course, I know.
You know too.
We die something someplace someday .
Someone sees my face.
And he is crying because my face is doesn't feel a life, doesn't feel a power.
Though I look dead.
I crying "I have a right to live" in heart.
206 :
しんしん :04/07/08 21:26 ID:0JaCKQlg
抑揚はつえぇなぁ そんでもって 並大抵のバカじゃねぇなぁ これ位ふっきれてる奴は なかなかいねぇよ
│ │ │ │ (⌒) 丁 ♪〜リン | ̄| ♪〜リン |暑| |中| |見| |舞| |い| | | / /  ̄
「子供らの影」 ちょうど今頃の季節 子供らは影を踏みながら走った あの日差しは突き刺すように あつく 月明かりの中 子供らは蛍おいかけ走り回った 蛍火があたたかく感じるほどに あの夜は つめたく 「もう、ホタルはいなくなってしまった・・・ ここはうるさすぎたから」 影がつぶやく 夜にはただただ月のみが とりのこされた 月齢が回り続ける・・・ 「もう、ここには誰も居ない・・・ 時計も止まってしまったのだから」 影がつぶやく だが男の目には映し出されていた 楽しそうに走り回る子供らの姿が 「変わらぬのは あの日と同じ蝉時雨」
夕刻オフィス退くフワフワ影従える真っ直ぐ自走の視線視線 困っていたはずの初めましてのそっからこっから 草伸びない熱帯街に白い背中丸めてCafe CRESCENTの君の瞳は大きく大きく何か見つけた そうだね「こんにちは」そして・・v・・だったねまたこんどっどっど
change to 52
>>207 ふうふう
210 :
名前はいらない :04/07/09 02:54 ID:j61J44bc
君のいづるところに 花がさき 君のすわる地面の上に 雲はゆく きみが先か かがやくこの芳しいにおいが先か さてはてそれを見ている僕がまずあったのか 海の向こうで チャポンとはねが生まれ その音で僕は目覚める 目覚めて、また夢を見る さて脳裏に青く緑色の光が走る 見下して 見上げる風景が先か 夢が先か
211 :
ポエットさん :04/07/09 03:12 ID:W6Lu2L51
「コントローラー」 身震いしてエアコンを切り テレビ付け猛暑を知る 牛乳片手に窓からスターター ドアの熱に手を踊らすも ハンドルの熱に往生する事なし
212 :
桐生ポエマー :04/07/09 10:51 ID:vWCnLYy+
ヒェルミタルット 雪の下からボール揚げ 確立です かの鴨下も有用に 僕らもそっと ララライライ 手織り木綿トーフ プレスドレスパレス いいんだとおもう 関連引っこ抜いて うるおしましょう かわしましょう
手放したら飛んでいってしまいそうな小鳥の翼をもいでしまいたくなる気持ちのようだけれどもこれだけは言いたいんだ君が好きなんだ
214 :
私の志集 :04/07/09 17:11 ID:icJaUs4t
縮んでしまう 縮んでしまおうなんて 悩んだりした 桜も春菊たちも 枯れてしまえばいいと 髭を短くしたり 爪を深く噛んだり 自分ばかり責めて 泣いてすごしたよ なぁおかしいだろ 若いころ なぁ滑稽だろ 若いころ 笑いっぱなしで 涙がいっぱい 涙の中に 若さがぷるぷる・・・
215 :
ぐぐ :04/07/09 19:14 ID:cb2p3HRj
無理して 無理して 無理しなくなって また 無理して 無理して 無理して・・・ 何回続ける? 何回続ければいい? 何回すればいい? 何回やらなくていい? 何を すれば いい の ? 答えを見つけるために生きてるのか?
わたしは地球の裏側をあるきつづける 頭上には常に暗い空間 足下には冷たい赤い大地 今日のため息は ずうっと後ろ 昨日のため息の そのまた後ろに並んで わたしの後を いつまでもつけてゆく
くたびれたブロンコに乗って当所の無い旅に出る。 トランクにありったけの怠惰と矛盾を、詰め込んで。 日差しが強いので俺も猫もいっちょまえにサングラスをかけている。 ボロボロのサンルーフからは、陽光(yan guang)が射し込んで。 こぼれ落ちる汗、一定にリズムを刻み続ける心臓。 狭いバックミラーに映る月煌煌。 少しの間、心地よい夢に抱かれて、眠る。 もう一度眠る 中空を爛爛と瞳を輝かせて見つめる猫。 森羅万象を射通す、その鋭い眼が三代目の瞳で 調子は上々。 すべてがいとおしい。
>>165-166 「リビルド」
論理的には「俺はこの場から消え去りたい」=「俺以外は消えてなくなれ」が正しいかもしれない。
しかし夢と現実とを、ことばのように綺麗に分けることができないのはなにより。
あいまいで茫洋としているから、か弱い昨日の記憶が(一瞬前の薄い記憶が)ぼくたち各々の連続性をなんとなく保証してくれる。
一度切り離されたならば、物理的再構築は、戦場でもベッドの上でもむつかしい。
>>197 《あひるはガアガアと鳴く》
遅れてくる自分の声は、ときにもう他人の声。
さようならあひるの声。ありがとう楽しい声。
耳から目から楽しい詩。
>>209 4thさん
ヒートアイランド, 草のビル, 時季の白い影, 視線にふさわしくない音楽。
毎日の後半はブーイングだけが残る。
no name no life おずおずと静かに耳を傾け 再び名づけられるのを待て no name no life ちらちらと表情を目で追い あたらしい記憶の根を待て 局地的な同姓同名の集合は 名詞のISOをはるかに超えていて 不安な会話を保つ心得は この瞬間も待望されている 魔方陣で姿を消すことはできても 水溶性の名を消すことはできない 硬い文字は運動の軌跡を誇る no name no life
220 :
名前はいらない :04/07/10 01:18 ID:2Pc6Dpfi
「永遠」 永遠なんてキットない。 僕も君もそのことをしっていながら、耳元でささやき合う。 永遠に愛しているよ 僕たちはお互い嘘と知りつつ、キット終わる恋だと感じ取りながら 永遠であってほしいと祈る 僕たちは今強く愛し合っているから、二人が離ればなれになる事が怖いんだ 永遠を信じようと必死に努力する。 でもいづれやってくるだろう 僕と君の終わりの時、僕たちは笑っていよう。永遠なんてなかったねって。 僕と君の終わりの時、僕たちは少しだけ反省しよう。たくさん嘘をいってしまったねって。 僕と君の永遠が終わるとき、どうか抱きしめていて欲しい。強く抱きしめて欲しい これからは先は永遠に孤独なのだから。
221 :
名前はいらない :04/07/10 02:14 ID:EJsIT4Qs
暴走 車に乗って アクセルを踏むと 暴走したので あわててブレーキを踏む トラックのように転居して 引越しの手続きを完了させる ときには殺人の魔の手から逃げる それはゲームだろうか? 暴走することはある それは不良少年にかぎったことではない ヤクザは暴れる 暴力団、とも書くからだ マフィアが、街にやってきた 善良な市民は戦々恐々 激情家というのは 人格未熟の表れなのか?
222 :
名前はいらない :04/07/10 03:16 ID:ey8OFB6Z
湿った空気に混っていく煙は いつも俺の前を歩いてる 同じ歩幅で歩いていても いつまでも追いつく事はできない 乾いた顔は涙だけは活発で 今日も気分が悪い そこは何も見えないだろ 思うほど辛くもないだろ 恐怖に食われそうな瞬間に そこが居場所だと思い出す 烏は足跡を残さず 颯爽といなくなっていくのに 重苦しい空気は残っている 確かにそこにいたんだ 流れ星みたいな叫び声 気付いた時にはもう消えている 俺はいつまでも見つけられず 忘れていくんだろ 虹を書いてくれと言われたら 何色から書き始めるだろうか
皆さんの詩を読んでの感想ですが、
・観念的すぎて、読み手に伝えようとしていない
・推敲しきれていないので、言葉が軽い
のが、多すぎです。
新聞の記事が普段の食事としたら、詩はすばらしいご馳走。
万人の受け手の感動をかき起こそうとして欲しいです。書き散らさないで
欲しいです。
そういう意味で
>>42 は秀逸!
>新聞の記事が普段の食事としたら、詩はすばらしいご馳走。 とするなら、ここの多くはジャンクフードだったり残飯だったりするのでしょうか。 書き散らすのが2chなら、それもまた愉し…? 前向きに評価してあげて。
225 :
214 :04/07/10 19:49 ID:Pi2X8WkF
残飯・・・・orz
(o_ _)ノ彡☆バンバン ギャハハハ ザ、ザンパン・・・ ギャハハハハ・・・オカシスギル!_(_ _ )ミ☆ バンバン! ナ、ナミダガ・・ ヽ(;▽)ノ アハハハハ
>>224 >とするなら、ここの多くはジャンクフードだったり残飯だったりするのでしょうか。
いえ。最高級の牛のヒレ肉、伊勢海老、松茸などなど、すごい食材を使って
いますが、調理もせず、ただ醤油をかけただけで「食べろ!」とすごんでるかの
ようです。
228 :
どうですか? :04/07/10 20:57 ID:R2i5BjQb
捨てました どうせひろった 恋でした
229 :
名前はいらない :04/07/10 22:31 ID:90H9ujlc
我今でさえしやわせ
230 :
名前はいらない :04/07/10 22:37 ID:90H9ujlc
人生とわ別れと出会い年と共にその数わ無きに近しだが今でさえしやわせ
231 :
ルシェミ :04/07/10 23:40 ID:XIDHWCT9
ナミダショッパイ オレキチガイ
人々の三千年の思想と葛藤が床を這う雨水のように 静かに流れ込む場所で 轢かれた犬のような朽ちかけた椅子に座り込む いつか世界はこの椅子のように色褪せ 砂のごとく流れ去る時がくると感じる 山は石に石は砂に砂はまた山に あるいは命ある物に 走り回る茶色い子犬に 子供達に あの巨大な惑星に 色即是空 空即是色
>>194 有名税の免除とともに一つの女優生命が終わった。
虚脱感はどこか心地のよいけだるさでもあったことだろう。
モノローグ仕立てで「私は女優」とくれば、
陶酔が読み手の鼻につくことは充分予想できるので、
それを上回る、作品としての意図を感じさせてほしい。
>>195 黄色はイエローさん
ありえなさ、なすすべなさに途方にくれるさま。
滑稽でもあり。膨らませて。
>>196 『全然平気だよ』
プライベートメッセージっぽい?
神様が本当に2ちゃんを見てたら、と考えると楽しい。
詩としては、混沌とした中に念が詰まっていて、
少々ごった煮風味という感じか。
>>197 は結構いいと思う。短いけど、本質的なことを突いている。
コトノハの生まれ、空気を振るわせる音色の力を人はよく忘れる。
>>198 廃墟以外の選択肢が、夢中になれるものが、
パラサイトシングルとは、どっちにしろけだるい、望みの乏しさかな。
ン?と思わせる例示でちょっと立ち止まる詩。
3年後、パラサイトシングルという言葉は
恥ずかしくなっているかもしれないという意味でも
皮肉のきいた詩と思う。
>>199 ポエットさん
完成度高いです。濃縮された表現に香る状況、漢詩風味は健在。
過去は水に流してこころゆくまで酒を酌み交わす。
>>201 抑揚さん
できることをではなく、できないことをともに見つめるという姿勢
人間は瑕疵の多い存在である、ということを価値下げも価値付けもしない
ひとつの人生観を感じた。
一瞬、もったいぶってないでやらせなさいよという詩かとオモタけど(汗)
英語のあやしさ(失礼!)も、詩中の相手を安心させる材料となるか。
>>208 最後に聴覚をがやがやっと導入するのがいいと思った。
「影」は題名にまでなっているので、貫くテーマとして、
終わりの2連にも登場させてはどうでしょう。
また、つぶやく影は何の影なのかわかりにくかったところが。
題名にもなっているので影の登場のさせかたは他の言葉よりも
より留意が必要に思いました。
>>210 さかしまの、うらがえしの、夢うつつの。
どっちが先か、そんなのどうだっていいじゃないと思える
トリップ中を思わせる浮遊感がよく出ていると思う。
欲を言えば、もっともっと戯れを見たかった。
>>233 また、書いてくださいね
いつからだろう人を疑うようになったのは 人を信じられなくなったのは 無邪気にはしゃいでた僕達はまだ知らない世界を知りたかったんだね 今日小さい頃に探してた宝物を見つけたんだ だけど今の僕のすさんだ心には喜ぶ気持ちすら起きなくて 今の自分を否定したんだ 覚醒した心はとても強欲で人の愛を欲しがるから 誰かが愛してくれるならそれに従うだろう 辿りつく場所はとても居心地が良いと思う だけど 僕が望む景色はそこには無いだろう 人はひとつの愛求めて歩く旅人 力無き声で愛求め続ける 今日欲しいのは届かない永遠の愛だろう? 散らかった心をまとめるのにはとても時間が必要で 歩き続ける力も弱くなった サヨナラは嫌いだね 嘘を言われるから 優しい言葉もたくさん使われる 僕は君が好きなのに・・・どうして? 巻き戻したい そんな時間もたくさんある 最高の愛がもう一度欲しい ゆるりとした部屋に自分を置いて何が楽しい いくら窮屈でも愛に満たされた部屋のほうがいいだろう 笑って別れるよりあえて泣いて愛を持って別れるほうを選ぶだろう 君を失った今僕は何を見ればいいのだろう 人はひとつの愛求めて歩く旅人 力無き声で愛求め続ける 今日欲しいのは届かない人そのものだろう?
ファイブファインガーディスカウント 深夜営業の巨大スーパー 16列の陳列棚に ぴっちり積まれたカラフルな商品 鼻歌交じりに手に取る俺 可愛らしくラッピングされたお気に入りを眺めていたら なぜだかパンツに張り付いた 本当はそんなつもりじゃなかったんだけど つい奴らの顔見てるとやっちまうんだ 俺から搾取する 俺の敵から 何が安く買えるのか試してみたくなるんだ 男は25になるまで場合によっちゃ俺は世界一にワルになれると思うことがある もし家族が麻薬商人に殺されていたら 政府の黒い陰謀の標的にされていたら 中国の少林寺で熱心に修行していたのに 社会からはずれてさえいれば悪になることに人生を捧げていたのに 現実はこうだ 俺は掃いて捨てるほど居る街のこそ泥 お気に入りをパンツに入れて(俺のナニより小さいらしい) セキュリティを気にしつつ なるたけ気にされないように店を出る 俺の自信と奴らの威信 素知らぬ顔のつばぜり合い 最高にイカしたゲームじゃねぇか 奴らの顔を見るとついやっちまうんだ ファイブフィンガーディスカウント 100%割引でいいじゃん!
238 :
寿美江 :04/07/12 03:36 ID:lV14hoeT
パール、ネパール、パーフェクト。 パワフルパワーでパパパパパンツ。 パッとパレード、パキスタン。 そんなあなたにウーパールーパー。 ご静聴明けましておめでとうございます。
以前、スレの境目でスルーされてしまった詩です。 評価してくださる方がいらっしゃるとうれしいです。 [人形] 笑いを忘れた僕は 耳を殺ぎ落とし 月齢と一緒に満ち欠けする耳をつけ 顔の皮膚の下は 水色に蛍光する仮面のような のっぺらぼう 壊れると 前に倒れ 臓物 おもちゃの積み木 をぶちまけ 壊れた機械人形 月の満ち欠けを一日でみせるアトラクション
「才能」 地中に埋めた種の花を咲かそうと 一心に水を与える 毎日様子を見ては 生えてくるのは雑草ばかり 地中に埋めてからもう随分日が経ち 毎日毎日欠かさず水をやり 雑草だって取り除き それなのにまだ芽すら出てこず こんなに咲くのを望むのに 種は地中で腐ってしまったのか 諦めるのがよいのだろうか それとも別の種を植えた方がよいのか すでに咲き誇る他人の花を羨ましげに眺めては それが枯れるのを望み 芽の出ない自分の種を忌々しく思い 水も与えず 目もくれず しばらくぶりに覗いてみれば 雑草ばかりが成長していて もうそれを取り除こうとはせず 種にも期待をかけず 何日か置きになんとなく水を与え 雑草の中につぼみを発見し そこから小さな花が咲く事を期待し 私は今 雑草の成長を見守っている
毎日同じ時間に起きて同じ時間の電車にのって 毎日見る顔 たまにいないと変な感じだ 毎日同じリズムで進む生活 今日は冷房が弱い ケチったな 照り返しの強いゴムの地面を歩いて不平不満を訴える 後ろから誰かが呼んでいる 暑くて振りかえる気もでない たまには雨でもふらしたらどうだ いい加減この暑さにも飽きがきたところだよ
>>211 ポエットさん
遠隔操作のもたらす皮膚感覚とのタイムラグ。
便利だけど自然ではないこと、に焦点があると思った。
5行詩はスタイル?短い詩ほど単語の比重が高くなるけど
牛乳の必然性がよくわからなかった。
>>212 桐生ポエマーさん
白い昼下がりの連想。でも、ゴメンナサイわたしにはわからない。
>>213 わにさん
すがりつく気持ち、圧倒的な力にまかせてしまいたくなるけれど、
言葉に託した節制を思う。
そして力を入れれば折れてしまいそうな小鳥に
一生懸命になっているさまが、かわいいと思った。
「手放したら飛んでいってしまいそうな」に洗練の余地があるようにも。
>>214 私の志集さん
○○いろいろ。
>>215 ぐぐさん
無限ループの、抑うつ感がため息のように、
同じ単語の繰り返しから感じられる構成。
「答えを見つけるために生きる」限り、この人は無理をしてしまうんだろう。
>>216 短い詩だけど、重苦しい気持ちを持たせるのに成功している。
特に3連目4連目が(わたしの思う)これぞ詩、という感じがして、
秀逸と思った。
243 :
社長 :04/07/12 22:58 ID:TQcl54fF
MISってどこかで聞いた名前だ パソコンを裏返す 型名ではなさそうだ 電車が前を通り過ぎる 「モハ-365」 どうやらこれとも関係は無さそうだ MKタクシーを呼んだ 運転手にMISについて聞いてみた どうやらMKタクシーとも関わりは無さそうだ 僕は今、MISを探している
>>219 BOOさん
名前は存在よりも強い本末転倒が、半ば常識になって動いている
日本国。この詩の中では3連目がいいと思った。
会話するというのは確かに微妙な位置。
内容的に、名詞を用いることを避けられない動詞だから。
>>220 永遠ということばに疑問を持ち始める頃
人は安定を保つためそれに替わる概念を探索するように思う。
詩を書くということもその探索行動の一つかも知れない。
そしてこの方は永遠をまだ振り切っていないのでしょう。
「永遠に孤独」ということを言い切れてしまっているので。
良い意味もそうでない意味も含めて、青くて甘い匂いがする詩。
>>221 言葉は剣よりも強いと言いますが、剣に勝てる言葉をもつのも
結構大変なことだと思う。ラスト2行が言いたかったのかな?
自分の中にもそれがある恐怖は、なんとなく1連目から感じるけれど
少し散漫な感じがしました。ブレーキを持つ人は幸い。
>>222 乾いた顔とか鳥とか流れ星とか虹とか
よさそうな素材は一杯あるのに、連が断片的でつながりに乏しいのが
惜しいと思う。乾いた感を醸し出すのには、かっているけれど。
連ごとのバトンタッチのしかたを少し意識するといいような気がした。
>>223 万人の受け手の感動をかき起こす詩、わたしも書きたいですが
そんな詩はなかなか書けるものでないですね(涙)
そういう気合で書いて欲しい、ということなのでしょう。
他者の評価を受けたい、という動機の一つには
ひとりよがりになっていないか他者の目で見て欲しいというのも
あるので、実験的な作品や小品を出して反応を問う
というのもアリだと(個人的には)思っています。
ただ、その場合も充分に吟味推敲されたものを出していただけると
(
>>1 にもありますが)評価する側は、嬉しいかなと思います。
>>228 5・7・5?どこかの歌の歌詞でそんなのがあったような。
率直に言うと、目新しくはないという感想です。
>>229-230 ひらがなの用い方より高齢の方が言うイメージを喚起され、
高齢の方がこれをしわしわの口で語る場面を想像したとき、
味のある言葉だと思った。
足るを知る美徳。
>>231 ルシェミさん
行間を考えると、切なくなる。なんとなく、アイ・アム・サムを思い出した。
短いことは悪いことではないと思うけど、ストレートでぶっきらぼうなぶん、
読者に頭を働かせて推測させる、そこにゆだねる比率が多いような気がする。
個人的には、切なさが、匂い立つような表現をここからさらに追求して欲しいような。
>>232 悪魔さん
無常の感。冒頭2行と、茶色い子犬の挿入が個人的には好き。
最後はいきなり既製品でちょっと。と思う。
直喩の連続も気になる人は気になるかも。
247 :
ootoro :04/07/12 23:42 ID:4dhmvjT9
☆オタクはバイトで浮いている☆オオトロ 萌え〜萌え〜萌え〜私と付き合ってください これがオタクの最初のネタだ オタクよ、つらいか? いきなりすべってつらかったか? みんなしらけてたけど・・ 俺は案外おもしろかったよ その後の君は浮いていた 君は必要・・・ 君は必要最低限の事しか言わなくなった
林檎が好きで ビワが好きで パイナップルが好きだけど 林檎には芯があり ビワには大きな種があり パイナップルには刺々しい皮がある 生きることがスキだ 生きることには 苦味も硬さも痛々しさもあるけど それでも 生きることがスキだ。 そういえる人間でいたい。
249 :
名前はいらない :04/07/13 00:25 ID:5OfVbQt+
「医者と見習い」 あるところに、医者と、その見習いがいました 医者はもちろん、お金持ち でも見習いは貧乏人でした その上医者はケチでしたので お金のかかる医学書の知識をケチって 見習いに与えませんでした ところがある日医者は ある不治の病にかかりました 自分で、しかも病床ではなおせません そこで見習いに助けてもらおうとしたところ 自分が知識を与えることを忘れていたのです そして、あっけなく医者は死んでしまいました もちろん、見習いに罪はありません そしてその見習いはその医者の遺産で 人の命を助ける立派で高名な医師になりましたとさ
久しぶりに青い空を眺めて 空の飛び方が知りたくなった この青い空はとても綺麗なのに 空の先は暗黒の宇宙でいっぱいなんだろう 私は自由に飛びたいけれど 檻が邪魔で出られない もし自由に飛ぶ事ができても 宇宙にはいけないのだろう そう思って私は諦めていた 夕焼けで真っ赤な空を眺めて 太陽の遠さが知りたくなった 火のように熱く輝くのに 飛んだら私は焼け死んでしまうのだろう 私は自由に飛びたいけれど 檻が邪魔で出られない もし自由に飛ぶことができても 焼け死んでは何も残らない そう思って私は諦めていた 檻、昔は開いていた 多分きっと、開いていた 私の主が開けてくれた そして主と一緒に空を飛んだ けれど主はもう動かなくなった この檻は私かもしれない この檻の中も私かもしれない
題名忘れてた「檻と私」でおながいします
>>249 なかなかおもしろいなー
けど詩っていうよりショートショートかも
働いて働いて働き続けてもう限界だろ? 精神疲労と肉体疲労 労働の裏に潜む二人の悪魔 お前と言う人間を破壊し続ける・・・ 楽しく無いだろ? 生きてる実感も無いだろ? ここで一つ提案だ とことん自分をいじめてみるのはどうだ? そう、逆転の発想だよ 寝不足でサービス残業 筋肉痛で重労働 悪魔に身を任せるんだ ほら、意外に楽しいだろ? 生きてるって実感できるだろ?
254 :
165 :04/07/13 04:01 ID:Ov325Ih7
>>167 4th様
白いお尻は、大好きですw
>>218 BOO様
ご批評ありがとうございます。
>>227 わたしのは控えめな路傍の吐瀉物、かな?
255 :
詩1 :04/07/13 06:33 ID:WDwfWXo4
>>253 苦しみも度を越せば感覚に変化が起きて、何か楽しいような気分になったりもするけど、
そういう状態はいつまでも続くのかどうか。肉体と精神に負担をかけ続ければそのうち
破綻して修復不可能な傷を残す結果になることになる。
一見前向きに見せた実のところは皮肉の詩なのだろうか。
雇用者側の人間は何を思っているのか、雇用者の書く詩も読んでみたい。
256 :
◇◇◇ :04/07/13 17:02 ID:7m2RO+ch
m(__)mBOO様、六華様、評価有難うございましたv( ^^)Y☆Y(^^ )
257 :
名前はいらない :04/07/13 21:46 ID:5y6Nuw3N
桜吹雪が舞い散っている 僕の手のひらの上でひらひら 寄せては返すさざ波のように 僕の心を揺らせ ゆらせ 心ぶつけ歩んでいけば そこにはいつも確かなモノが 旅達の時背中を強く 力強くて優しき人が 悔しくて上を見れば 夜空にはほらまんまるお月様 足を止めると 高く高く上を目差して 先の見えない暗闇の中 一人だけじゃ超えていけない そんなときにも優しき友が 寂しくて下を見れば 水たまりには歪んだお月様 足を止めると 桜吹雪が舞い散っている 僕の手のひらの上でひらひら 寄せては返すさざ波のように 僕の心を揺らせ ゆらせ
258 :
ゥェ 臭〜 :04/07/13 23:31 ID:/vIBGWLB
エスカレーターの流れに身を任せ 上へ上へと上っていく君 そんな君の後ろにそっと立ち 上へ上へと上っていく僕 そして僕の手のひらには手鏡 下へ下へと伸びていく僕の手 身だしなみのために持っていただけのはずなのに 下へ下へと落ちていく僕の人生
259 :
名前はいらない :04/07/14 00:42 ID:jpsFMxbt
>>252 ご批評、ありがとうございます 思いつきをかいてみました
>>162 ,175,192
亀ですが、ありがとうございました。
深く淡く綺麗な空と いい具合に冷えた空気が 朝の俺のエンジンをかける この上ないグッドコンディション ただ・・・ 昨日の後悔と明日への不安が 俺のスタートを妨害する・・・ それでも今日は動きだす・・・ しょうがないな・・・ 昨日は忘れて今日を生きよう 明日は忘れて今日を生きよう そして今日の俺は動き出す 今日の俺は今日の俺 昨日の俺じゃないぜ おはよう。 今日の俺と今日のお前は初対面 だからお前も・・・ 昨日は忘れて俺と今日を生きよう 明日は忘れて俺と今日を生きよう そして今日の俺らは動き出す
262 :
217 :04/07/14 18:59 ID:GHP/UETU
「坂道の多い町」 ひらいた手のひらにはまだ何もなく ただ時計の針が回っているだけ 世界中に咲いた満開の花が 絵の具をこぼした画家のジーンズのようだ 真夜中の道をもつれた足で歩く 煙草に火をつけ月を眺めていた 長い坂道を転げ落ちて行く 冬に風鈴が聞こえるこの道を もうフラフラになりながら進む 気が付けば微熱にうなされたまま 夢に捕らわれていた事に気付く この世の全ての花に水をやる そんな事をまだ考えているんだ 気が遠くなりそうな坂を登って行く 流れる歌はまだ終わらない どうしようもない位長い道を もうフラフラになりながら進む
263 :
めい :04/07/14 19:17 ID:xvPW/d1s
どんなに私が壊れても あなたはそれに気づかない それは私が隠してるから それでも気づいて欲しいのに 苦しんで苦しんで 泣きながら死んだ私を そんな私を取り戻したくて 一体誰が 泣くだろう 真っ白な砂の上に 止めどなく落ちる私の涙 気にもとめないあなたの姿に 何度となく 苛立った 私があなたを思うのと同じくらい あなたが私を思ってくれる日は来ないってわかったとき 私の中でガラスのグラスはぜんぶ割れちゃった 太陽は二度と昇らなくなった 冷たい宇宙でひとりきり 楽しげな声はすぐそばから聞こえてるのに それはまるで当てつけのよう どんなに走っても追いつけなくて 私を責めて いるかのよう 狂ったようにゆらめく炎の中で かたくなに溶けない氷の上で そんなふうに私の事は遠い昔の話になった とうとう愛を見られなかった 女の子のお話に
264 :
カラカラ :04/07/14 22:53 ID:xMZxrAUC
「Last」 いつの間にか 一人になって 貴女の事ばっかり観てた僕 他の人なんて見えなくて 貴女のタメに今日も一人 誰の忠告も受けずに ただ突っ走って 他の人が止めるのも笑うのも 他の人がくれた愛も全部捨てて 貴女のタメに走りつづける 一人の自分 けどね いつか誰かが言っていた 『そんなお前に誰も着いていかないぞ』この言葉 今の僕には痛いほど分かってるの あぁ 僕は本当にダメな人 一人のタメに生きていくそんな生活が好きな変わり者 あれ よくみたら僕の周り 誰もいなくなってて何か寂しい感じで嫌な感じ いつしか僕に名前がついた アンタは只の独り善がり アンタは寂しい人悲しい人そして とっても嫌な『暗い人』 この嫌な嫌な名前 いつになったら取れるんだろ 僕が悪いの分かってる けど何をしたらいいのか分からない もしかしたら 突然貴女が消えて 目の前が一度真っ暗になって 今まで見えなかった世界に目を配らせられたら もう少しマシな人間になれるのかな
めくるめく世界が変わる すごくハマる頭がどうかなる 肥え太る 大食漢 体退化 身をもって体感 心暗く三種の方法 求めたモノ地を這う本能 (ステージ 指定位置) めくるめく世界を変える 地獄はまる頭がどうかなる 声ひびく 大丈夫か 体退化 身をもって体感 心暗く探し続く本能 求めたモノ地を這う本性 突如現れ喰らわす OH NO! 本当我の人生翻弄
266 :
お手洗い :04/07/15 00:49 ID:iKuVzA8M
お手洗いに行くのがめんどくさい。 出来るならば、この場でやってしまいたい。 フランスの貴族は窓からしていたのに 窓からその麗しのケツを外に向けてしていたのに 僕達はお手洗いに行かなくてはならない。 助けて下さい 誰か助けて下さい。
267 :
お手洗い :04/07/15 00:50 ID:iKuVzA8M
お手洗いに行くのがめんどくさい。 出来るならば、この場でやってしまいたい。 フランスの貴族は窓からしていたのに 窓からその麗しのケツを外に向けてしていたのに 僕達はお手洗いに行かなくてはならない。 助けて下さい 誰か助けて下さい。
268 :
丸 :04/07/15 01:23 ID:E/QbjBQB
だれもいない街 おともない街 ヒカリもカゲも、なにもそんざいしない街 そこにたったヒトツのそんざいをユルスといわれたら あなたはどんなモノをえらびますか? アナタではないナニカ? それともアナタじしん? アナタにしかミエナイその街 ワタシは、その街のたったヒトリのジュウニンになりたい いつまでもアナタがミテイテクレルその街のジュウニンに
月夜をながめる 頭の中で幾つもの言葉を紡ぎ、その意味を反芻しながら 君はどんな顔で、どんな言葉で、応えてくれるだろう? 困惑するだろうか? それとも素直に受け入れてくれるだろうか。 月光の下、紡ぎだした言葉を君に届けよう たとえどんな結果でも、僕の出した答え この紡ぎだした言葉が この満月の光のように 君の指にはまる輪になるように もう一度 丁寧に、丁寧に編みこんでいこう 君の元に届く前に あったら真っ先に言おう 「 」 と。
>>258 警察に通報しました
さぁさぁ 奈落の下に落としてあげよぉ どこまでも
君がのぞんだことだから
くもの糸は たちきりました
そこからじゃないと 映らない風景
その手鏡 天へと向けて 僕におしえて
---
なぁんてwww
低級なホラーに常識ある人間は誰も寄りつかんよ キモい変態だけでやっててくださーい
できるものをできるだけ
>>48 忍び足で夏が来る。
切り取られた空に夏は満ちて。
>>51 追いつめられた恐怖
前へ行こうとする勇気
そして、それから?
>>61 千夏 さん
熱い熱い夏 色っぽい肌を焼き
良い匂い 美味しそう♪
>>65-66 いかいか(浮遊系) ◆YffIGX9Bno さん
冷たい暴力 既に振るわれ
起こってしまったこと もうやり直すことができない。
創立記念なんて皮肉な名前。
>>94 背景が見えなくて「はぁ、そうですか」
>>99 血で世界を洗って世界は血まみれ
>>100 悪魔の祝福、ついついたくらみかと疑い。
疑心暗鬼、悪魔の思うつぼ??
>>106 熱いと蛙がうらやましくなり。
273 :
名前はいらない :04/07/15 21:14 ID:ZiPtyATZ
電話 突然、ある日のこと・・・ 電話がかかってきた あわてて受話器をとった 「もしもし?」 「どちらさまでしょうか?」 なんと、つい先日死んだばかりの 会社の同僚からだった 彼は、生前無神論を唱えていた 「天国にはマザーテレサがいるよ そして、地獄の釜では、 ヒトラーが煮られている」 それが彼の言葉だった 留守録用テープに 一部始終を録音しておいたけど あとから再生してみたら なにも聞こえなかった・・・
274 :
名前はいらない :04/07/15 23:28 ID:K9ZLoQcJ
かみさまなんて、居ないのだと 嘯き続けた歳月を 裏切るようにここ最近 見えない御手に握られた 無差別無情な采配のことを思うのは ブラウン管の向こう側 白黒の群集のてっぺんで 高らかに煽動する独裁者の口元が 「僕は絵描きになりたかったんだ」 と動いているように見えたから。 絵描きになれなかった独裁者の 少年時代をあわれんで 大きな腹を抱えたあたしは こどもなんて産まないで 一生独りで生きてくわ そう宣言した遠い日を 懐かしむのか にくむのか 無差別無情な采配と 拒めなかった幸いと 与えるものがそれだけならば かみさまなんて、居なきゃいい *** 273さんの 電話 を読んだらすごい勢いで浮かんできた…
275 :
名前はいらない :04/07/16 00:03 ID:6KeG+qZ1
「ネクタイ」 お気に入りだったネクタイ どこかへ行ってしまった カラフルなネクタイ いつも暗いところで並んでいる 一本を選ぶことの難しさ 似合ったときの嬉しさ そう ネクタイは 朝 引き締め ネクタイは 夜 緩める ネクタイは 決して語らないが 今まで連れ添ってくれた 女房みたいな存在だ
276 :
丸。 :04/07/16 00:10 ID:28MQgPOV
生きている自分 存在している自分 生きている事が存在している事だと思っていた 存在するだけなら生きていようが死んでいようが 有機物であろうが無機物であろうが この世界には確に存在する 死は怖くはない。痛むのが嫌いなだけだ。 安らかな死なら、今すぐにでも受け入れよう 生きる意味を見つけられず、自分の存在を否定する自分がいる でも確にこの世界には存在する たとえ自分が望まなくても
気になってるリトライ
>>239 さんと、
見落として申し訳ありません、
>>217 さんにレス
>>239 [人形]
月と一緒に満ち欠けする耳、というイメージの創造が、
詩的という距離にちょうどいい跳躍具合と思った。この表現が
いいなと思ったものだから、何の隠喩かわかりたくて、
頭を巡らせたけれど、わたしにはよくわからなかった。
全体的に見ると、笑いを忘れて精神が荒廃していくさまのように感じた。
感情をどこかにおいてきた人形だから、感情を交えぬ形態実況の形を
とっているのだとは思うけれど、その形は変えずとも、
どこかに忘れられた笑いのかなしさが潜ませると、
より詩としての深みが出ると思った。
>>217 楽しい詩を読ませてもらいました。
テレビもなく、また簡単に異国に行けなかった昔の人は
旅行記にうんと想像を膨らませ、ほんとうの旅よりも
もしかしたら数倍楽しい旅を頭の中でしていたかもしれない。
手を伸ばせば簡単に手に入る現代にあって、現代版旅行記のような。
眠る。もう一度眠る のリフレインが、この旅の時間の流れ、
心地よい揺らぎをもたらしていて、実に読んでいて心地よかったです。
>>262 >>217 同様、揺らぎ感が陽炎のように感じられて、この揺らぎ感の
出し方はやっぱりいいなあと思いました。
第一連。5行目までの、混乱を思わせる記述から、6行目煙草に火をつけ月を眺める、
静謐のイメージ、また冬に風鈴、というキンと身の縮こまるようなイメージが
それまでの混乱、あるいはその後のフラフラにうまく線としてつながらないような気も。
2連目は、すっと入ってきました。
278 :
饂飩 :04/07/16 10:36 ID:Ar2G1pLv
すぅっと出す一枚の掌 『疲れ』 震えている 震えてこの体中に付いたおびただしい数の請求書をガサガサいわせている 和やかな眠りはその音に鼻提灯をかち割られる さあ起きろ ゲットアップ! まだ朝じゃない コーヒーの臭いは嗅ぎたくないんだ さぁ仕事だ 仕事がキサマのそのだぶだぶした肉をそぎ落としてくれる 俺はただのアルバイトだ エンドレスのハツカネズミじゃない 摩天楼の頂上からの景色はいらない だって僕高いとこ苦手なんです そういうことにしといて そういうことじゃないんだけどっね! 寝るなら 枕は蕎麦殻 上品なウレタンのようなそれは落ち着かない 下は畳がいい やっぱ畳だよ 畳 だれでもいい 俺の電源を引っこ抜いてくれ 猿でもハツカネズミでもいい 思い切ってやっちゃってください 余計なことは言わないでよ 悲しくない 誰も知る由のない世界に飛んでいけるんだ 思い出したことはあのコと出会って今日で丁度二年と半年 ラヴシュート バスケットコート 感情はおさまらない 忘れたことは不味かったとんだハズレのジュースの味 事実だけ舌に残る そしてまた飲んでしまう劇薬 うれし泣き ワクワクするぃよ 涙を一気飲み ガサガサガサガサガサガサガサガサガサガサガサガサガサ ガサガサガサガサガサガサガサガサガサガサガサガサガサガサ邪魔するな!
279 :
人形使い :04/07/16 14:59 ID:Heti0IvN
饂飩さんお帰りなさい☆(メル欄に招待状) ↓スレ汚染防止↓ ------------------------ 『開闢』 傘を開くと雨は降り始める 見上げたからそこに雨雲が垂れ込める 差し伸べた手の平は 雨だれを天から吸い寄せて 一粒ごとに温もりを与えてゆく たぶん真理と離れたところで この手によって開かれていく宇宙
積み上げられた硬貨の束は 埃を被って泣いていて 窓から響く蝉の叫びに調和した。 節分の日、豆を投げ付けられた鬼は泣き虫。 部屋に響いたクーラーの反響、 嵐の去る後、残るは空しさだけ。
老人は笑っていた 記憶の海の底で 人は彼を今の世界に連れ戻そうとする 彼を記憶の海から引き戻す為 だが 彼の記憶は日を追う事に海に深く沈む 連れ戻す事は幸せ? 束縛する事は幸せ? 世の常識は全てが真実ではない 年老えば幾人かは記憶の海に沈む それは不幸せな事ではない 本人の生きる世界がそこになったのだから 記憶の海は今も誰かを優しく包む
282 :
217 :04/07/16 20:27 ID:Ab0QIATp
>>277 ありがとうございます。自分でも気に入っていた詩なので鑑賞して頂いて嬉しい気持ちです。
「もう一度眠る」で読点を付けないで時間の流れを少しゆったりと持たせてみました。
「射通す」と「いとおしい」の韻はちょっと無理がありすぎましたね。
また何か良い作品が書けたら是非投稿させて頂きます!
【詩・秋アカネ】 /⌒ ̄⌒) (⌒⌒  ̄) 三=― (,,人___入____人,,,,,ノ (⌒⌒⌒ ̄)二― し、 ノ ̄  ̄ × X -+ メ ヽ ++- ++- ___ ___ ____ /…ヽ /…ヽ /…l √““‥ | | / / /””‥ ,,,,, | ,,,、、 ,,,,, | ,,,、、 / / ““ \|/ ““ \|/ “ ///゛゛””‥  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ こうしている間でも秋は必ずやって来るよ! 秋は寂しいね!だけど 僕たちが 山から降りて来るから賑やかになるよ。 冬になったら、僕たちは天国に逝って また、山から降りてくるからね・・・・・・・・・・
遅くなりましたが
>>242 六華さん
批評ありがとうございます
私はわかりやすさを目指してるせいか
ありきたりになりがちなようです
推敲して出直してきます
286 :
睦 :04/07/17 21:15 ID:BcihI5nD
【Two】 きみは世界一わがままな女の子 いつも僕を困らせる事ばっかり 楽しそうにケラケラと笑っているから つられて僕も笑っちゃうけれど でもね ふと恐くなるんだ 突然君が遠くにいっちゃう気がして あなたは私だけの魔法使い 楽しい気持ちはあなたのせい あなたが傍にいてくれるから いつも笑っていられるんだよ でもね 本当はすごく不安なの いつか幸せが消えてしまうんじゃないかって 夕立が通り過ぎていった空 夕暮れに朱く染まるおおきな入道雲 力強く握った手が大丈夫だって言ってる 意気地なしの僕達の起爆剤 どうしていつも暖かいんだろう 【Two】って地面に書いてごらん きっと幸せで泣いているお互いの顔に見えるから だから掴んだ明日を離さずにいよう 輝いた今日を忘れずにいよう 沈みゆく月にキスをしよう 昇りゆく太陽に微笑んでいよう そうすればきっと二人 オンリーワンになれるから
287 :
ぶち壊詩 :04/07/17 21:49 ID:kaI0e0we
風が吹いている。遠くからサイレンの音が聞こえる。 人通りのないさびしい道を、パチンコ屋のチラシが飛んでいく。 サイレンの音が近づいてくる。風が強くなってくる。 また別の遠い所から、町内会の放送が聞こえる。 サイレンの音と放送が混ざる。 どうやら台風が近づいているらしい。 サイレンの音が遠くなっていく。風が強くなってくる。 パチンコ屋のチラシが空高く飛んでいく。 風が強くなってくる。 サイレンの音が途絶えた。 風が建物の隙間を吹きぬけた時の音が聞こてきた。 暴風域に入ったらしい。 風が強くなった。 町内会の放送が聞こえる。が、風の音が邪魔してほとんど聞き取れない。 「つぁづぁぅぃむぁつぁぃはぅぅぐぁあばぁぅはぅうぃくぃぬにゅいふぁいるぃくぇるぃつぁるぃ」 ぶっ壊れたゆりかごを振り回せ――― ―――赤ん坊などぶっ殺せ こいつぁ将来ろくなガキになりゃしねぇ――― つぁづぁぅぃりかごを振り回せ(SHAKE SHAKE SHAKE) むぁつぁぃはぅぅぐっ殺せ(AHAHAHAHAHAHAHHHHHHHHH) あばぁぅはぅうぃくぃぬにゅいふぁいるぃくぇるぃつぁるぃ(HEYHEY) あばぁぅはぅうぃくぃぬにゅいふぁいるぃくぇるぃつぁるぃ(AHHHHHHHHHHHHHHHHHHHHHHHHHHHHHHHHHHHH) あるインディーズバンドの歌を聞きながら、 僕は・・・・・・・・・・・・・・・・AHHHHHHHHHHHHHHHHHHHHHHHHHHHHHHHHHHHHHH
288 :
名前はいらない :04/07/17 21:58 ID:/2aUY10s
次には本当の幸せが待っているのだろうか 最も近くて終わりを告げた3年間、恋の結実を伝えにくる鳥が 長き私の切なき森に春の訪れを告げてくれるのをひたすら待っていた 君が私の忌むべき存在と歩いていた時、 そしてその者と同衾していた夜に 何故だか君の姿が閉じた瞼の内に写り それを見るたび歯がみしながら 朝を待っていたそんな日々など 君には想像も及ぶまい でも全ては私の力不足なんだろう ただ百人に良い人といわれるよりも 常にたった一人から必要とされたかった いつになったら夜は明けてくれるのだろう
289 :
1976 :04/07/17 22:15 ID:herl06d3
>>27 BOSTONの"More Than A Feeling" (邦題:宇宙の彼方へ)
の歌詞だね。
鈍色の空と鉛色の景色 私は悲しい あなたの眼はいつから濁った 私は悲しい 命を食いちぎる牙はあなたには重すぎる ねじ切れる程に哭く君 叫ぶ 狂った 灰になる 時は何も癒さない お前は光の射さない白い部屋で暮らす 時計の針はお前が見た最後の位置のままだ 一生 尖った熱い鉄で私は抉られた このケロイドは消える事はない 左胸と両目に焼きついた痕 私は悲しい
感染虫 紺色の空に一つ咲いた 金色に光る眩い月 奇跡のように人は見上げ 感染症の個人の夢は 夜の闇すら昼間のごとく照らす 消えぬ白昼虫は 彼方此方に飛び散り あてもなく歩く者の 脳に食い入り入り込む 大きな声を出す奴の声だけを聞き 風になびく旗が示す方向へ 人々は流れてゆく 金色の空見上げ報われぬ 禁じられた人の群れ 季節は歪み悲鳴を上げ 感染症の個人の夢は 一億年の森すら砂漠に変え消えた
>>244 六華さん
レス有難うございます。
「国」っていう概念は、当たり前のようで面白いですね。
空気を吸うように当たり前だけれど、不思議。
国の象徴であり民の統合の象徴である存在も不思議。
>>249 「医者と見習い」
寓話的なものには拒否感があるのだけれど、ピンポイントなことばでつづられていて楽しい。「もちろん、見習いに罪はありません」っていうことばは、短くて、でもよく練られている感じがあって好感。
「『美しい日本の私』」 トンネルをぬけると空箔の降り積もる日常があった バロック様式がほんとうにひさしぶりに流行っていて 瑞々しい年寄りたちは三畳紀のダンスをくりひろげていた (注:ビッグバンに対応するビッグクランチを切望していたならお気の毒さま。予言は新しい認識を得て更新されつづけ、現在では膨張しつづけ希薄になっていく世界像に6:4で傾いている。予言は終末論を造っては壊し、私たちにカタルシスを与えない) ハレの日もケの日も美しい日本の私は殺風景の中に澄んでいます なんにでも「こころ」を圧しつけだれにでも「こころ」を圧しつけられる気持ちよさ そこには二元論は適用できずただの「個体」があるだけだとしても (注:ある日私は、君の言うことには必ず反例を挙げることができる、と君に言われた。「花鳥風月」の糸がひっそりと私を切り、その傷口はむず痒く私を責め苛んだ。「花鳥風月」!なんて便利で勿体無いことば!!) マスカラで視界を狭め箱庭的世界観に居心地よく慣れ親しんでいる私たち 骨髄バンクと結婚相談所とが同じアルゴリズムで運動しているとしても 白道であるとかRENAであるとか誰もが自分に似たものを探しているとか ことばのタブレットに近寄る風情ある人があとを絶たない美しい日本の私 (注:私たちに神さまが必要なのか不必要なのか考えるよりも、神さまのクレジットカードのことを考えたら楽しい。「なにもかもが」自分に似たものを探している、と言ったほうが好き)
「原因」 貧乏ゆすりは無意識的にしてしまうものなのか それとも意識的な行動なのかという事について 貧乏ゆすりしつつ考え込んでいる私と つけたままのテレビと開いたままの窓 彼が家に帰っても彼のせいにしない私と 私が家に帰ったら彼のせいにしてしまう私 いつかは必ず降り止む事を知っているから 雨が降っても何のせいにもしない
295 :
叢 :04/07/18 22:42 ID:nFq55vLX
ゆれてる愛のかわいくて ゆれてる愛のせつなくて 確たる愛は強くって 確たる愛は大きくて 尖った愛は狂おしく 尖った愛は胸を刺す しぼんだ愛は地に転び しぼんだ愛は身を崩す
296 :
湯姉耕二 :04/07/18 23:13 ID:QWxc7kqh
女はことばが欲しい 手のひらに あなたの鼓動を 唇に あなたの体温を 胸に あなたの優しさを 感じたら AhAh... 夜はどうして 切なくなるの あなたの仕草を 確かめながら ただ愛しているの ひとことが 女を安らかな 眠りに誘う 首筋に あなたの吐息を 頬に あなたの肌触りを 髪に あなたの寂しさを 感じたら AhAh... 夜はどうして 切なくなるの あなたの寝息を 確かめながら 不思議な余韻が 薄れていくわ 女は今夜も 眠れぬままに
297 :
ネル :04/07/19 03:10 ID:az9wNx72
「恋人」 そっと拭う 信じていたと僕を責め立てて 何も変わらない 何も感じない そうやって別れを予感して 僕は君に触れる 君が流した涙を そっと拭う 信じていると僕を責め立てた 何も変わらない 何も感じない そうやって別れを予感する 僕は君に触れる 君の涙が乾くまで…
298 :
廻苦 ◆R4PPnOfaT. :04/07/19 11:29 ID:3eUCIG01
いつのまにか覚えた 方便の、嘘 何かの汚さ気づく前に 汚くなっていた 背伸びが命、取り それも知らず ああ せめてあのころを忘れぬようにと アルバムをめくる。 知らぬ間に持ってた 孤独、もすべて 知らぬ間に自分で 覆い隠してた 愛想笑いに慣れたら きっと楽になれる 信じてた浅はかさ 楽になどなれ、ない 苦しくなるだけ。 ついつい手が伸びる 甘過ぎるケーキ 楽しすぎて幸せすぎた あの頃の様で さみしさがつのる 独り泣く 生クリームのように すぐいたむ私 まかせっきり、感情に 「モットナカセテ!」 過去はもう戻らぬと 言われずとも知っていた 追うだけならタダだから ねえ、あともう少しだけ いまを見るのは怖いのよ 気づかぬうち たまっていた叫び 「モドリタイヨウ」 あの頃に。
299 :
ネル :04/07/19 17:07 ID:az9wNx72
「恋人」 君が流した涙を そっと拭う 信じていたと僕を責め立てて 何も変わらない 何も感じない そうやって別れを予感して 僕は君に触れる 君が流した涙を そっと拭う 信じていると僕を責め立てた 何も変わらない 何も感じない そうやって別れを予感する 僕は君に触れる 君の涙が乾くまで…
300 :
オニキス :04/07/19 17:17 ID:/d/AksuQ
「自縛」 得体の知れない焦りが 私の体に漂う 何もかもわかったような気がして 自分の愚かさを何も知らない哀れな灰色 いつも後ろに佇み 操ろうというのか 仮面を脱ぎ捨て 誰もいない世界へ飛び立つ
301 :
名前はいらない :04/07/19 17:21 ID:5BVLIWsD
「サーモグラフィ」 歩道の脇に並木が通る 夜が滲みた細い石の柱と交互に 車道の向こう その人は、左手と右手を交互に見せる その左手は右手と交差することがない 片手が現れ、 片手が消える 左の頬は黒く塗り潰され、 鯨幕には青い脛がひとつ、まるく浮かぶ 腹も口も判らない、 その男が若葉色に染まる 活版の裏から表へ、 季節はすばやく背を伸ばし呼吸する また綻び、 その男が次には枯葉に捕われ、 下から上へ撫で回されて黄色に変わる 置き忘れた、 バレエシューズを取りに戻る 夜明けに序々に微熱を薄められ 朝靄の中に入り混じる 駆けると右手と左手の残像が溶けてぼんやりと バレエシューズの一巻のリボンが残る
303 :
オニキス :04/07/19 19:02 ID:/d/AksuQ
「永遠」 おだやかな 光の中で 暮らしたい そんな願いさえ 君となら かなえられる 今はまだ 旅路の朝 永遠に 続く道があるなら 少しずつ 歩いてゆこう 今から 今から 毎日が 折りたたまれていく 逢えなくて いつも消えそうだよ でも悲しみと 同じくらい 喜び感じあえるから いつでも いつでも
「震える海岸」 崩れ落ちる鼓動の影で あらゆる限界が突破されて行く 適切な解答が得られる度 この浸食は進む 心の核を乗っ取って 生きた声が胸を突くのをやめ 最後の揺れで波が襲うなら 痛み行くのは こんなもので この指を歪ませる 何かが今 別れを告げるから 崩れ行くのは こんなもので この脚を震わせる 拙い叫びが今 動くから 進み行く腐敗はこの海岸で 汚い想いは震える海岸で
305 :
ポエットさん :04/07/20 11:54 ID:CzKSMgMZ
「ポエットさん」 キラキラ悪の星 キラキラ光る星 トィンクルトウィンクル「ポエット」さん 不幸せだと真昼だって真っ赤に見える 貴方のコト思い出すと胃が痙攣する 私の星をあげる8番目の星あげる 貴方がキライだから 誰にも言えないこの恨 生まれたばかりのこの呪 私の心でズット育ってます メラメラいつまでも
306 :
名前はいらない :04/07/20 13:57 ID:r5pELpRX
血族に裏切られ人に欺かれ少年は荒野に一人立つ 人間はなぜそれほどに富に執着するのだろうか 嗚呼人間よ嗚呼私たちが当たり前に住んでいるこの星は 我々の物などではとうにないというのに 海を汚し山を削り人を貪るこの無情の世界に身を置き かの少年は一人孤独に身を置いている 緑と青に育まれた世界で一人この星のあるべき世界を創ろうと 歯を食いしばり地球にかじりつき苦しみ悶えながらぁ〜生きている 神様私たち醜い人類を導きたもう悲しい人類に死すことできぬ我々に 嗚呼愛よ愛よ何故に僕を苦しめる悩み苦しみいつくしみ嗚呼愛よ
307 :
名前はいらない :04/07/20 13:58 ID:r5pELpRX
↑当たり前に与えられるこの恩恵が当たり前で無くなってしまうその前にトゥギャザー
308 :
名前はいらない :04/07/20 20:45 ID:BmgB5O6C
天魔戦記 生まれ故郷を離れて 足場を必要ともせずに どこでも生まれ故郷にすることができる そこが、郷里となる 武器を変えて、武器を生産して 一流のスナイパーを雇用する 軍需産業の元締めは ○○、というらしい 異文化に生きる住人は 絶対零度の環境を必要とする different culture ドイツ語圏も、そのひとつだろうか? ニューガラスの中で誕生した 逃避、回避、遁走、亡命・・・ 殺されかけたことも、幾度もある 赤ん坊から少年から青年へ・・・ エリート中のエリートの軍隊が迎撃する 防衛学校で育成された 敵と味方を識別して記憶し しるし、旗がなければ攻撃する−− 予選で惨敗した野球チームが 甲子園の優勝校と勝負する 警察とのゲームはこれからも続くだろう 逃亡しつづけることができるだろうか?
薔薇の花弁の幾重にも折り重なり 隠されている 謎の微笑みを湛えながら咲き誇るその豪奢よ 薔薇は美しいナリ
はじめまして!目の止まったあなた、是非! 『無題』 空に浮かぶ雲は美しかった いつか君と見たあの雲 並んで歩く道は果てしなく 遠くを見据える目は足下を見ない 飽きることもなく 疲れも知らず 君を隣に感じられたのは幸せだった 目覚めれば青空の見える自慢の僕の部屋 ギターも置いてあるし鉢植えもある 君が二度と訪れないことを除けば何にも変わらないのにね いつから君がいなくなったのかもはっきりしないが 確かに君はいない ベッドも コンポも カバンも 服も すべてはオブジェに変わっていく 夢の中では壊れたウォークマンも聴けて かわいい椅子でほほえむ君はこう言うのさ 『あなたといるのが幸せ』 気づけば分かたれた道がみえた 君はどっちに行くのだろう 僕は自分の道を探した どちらへ行けば君は喜ぶかなぁ 夜が更けると僕の部屋はお洒落にライトアップ 朱色の蛍光灯に青のスタンド だけど一番のオススメは窓から入る月の光だったり 夢の中ではB級映画も楽しくて 隣に座る君は愛しい笑顔でこう言うのさ 『あなたと別れてよかった』 いつの間にかまた道を歩む 君は違う方を歩いていた 遠くばかりを見ていて 道も 隣にいた君も見ていなかったね 夜の雲は月を隠す 僕の世界は闇に包まれ火を落とす どうしても日常と頭ん中な、世界が二つあるのを描きたかったんですが、見事に失敗しました。 曲に乗せやすい詩を書きたいもんだぁ〜あ。 お目汚しすんません、よろしくお願いしますm(__)m
夏風邪に3連休を捧げるも今もなお茫として評価の頭にならず。 すみません。どなたかヨロ
銀色歯車 語り部:悪魔 三日月ベットが夜空に浮かび この世が光りに溢れていることが理解できない魔物が一人 大きな観覧車を見下ろしている 沢山のゴンドラを繋いだ大きな車 その上で 道化が一人忙しく踊っている 道化さん道化さん あなたはどうして踊っているんだい この大きな歯車はいつも同じお客さんしか運ばないよ まるで人生みたいにぐるぐる廻るだけなんだよ ええ、だから私がみんなを慰めているんです ぐるぐる廻る大きな車 籠一杯の荷物を抱え ぐるぐるぐる だけど一歩も進みやしない 月下に狂え愚かなピエロ ひたすら廻れフォーチューン 鋭角な月は雲に飲まれ またも魔物はひとりぼっち 人生が観覧車なら 今度はどのゴンドラに産まれかわろう?
313 :
ポエットさん :04/07/22 12:50 ID:HvTjGBhQ
「3人でドライブ」 今日だって助手席には君が座る 彼女は後ろに座ってるだろう? 彼女とはキスしたことないんだ ただお互いの寂しさを紛らわす為 時折夜や昼やチョットした時間の隙間を 分け合って泣いているだけだよ だから君は君の仕事と君の夢のために頑張って 僕の為なんかに時間を割かなくて良いんだよ 3人が少しだけ目を閉じて 仲良くやっていくのが一番良いんだよ
314 :
竜之介 :04/07/22 13:15 ID:tdUUcqIk
>>313 後部座席ひとつ開いてんなら俺を乗せろよ
315 :
ポエットさん :04/07/22 18:01 ID:fhyxJn9K
>>龍之介さん とても素晴らしい詩のHPを教えてくれて有難うございました。 どれを見ても人の根源的な部分を深く抉った傑作で堪能しました。
316 :
シオリ(ノ´∀`*) :04/07/22 20:10 ID:XaVij1bW
わたしの涙は昔に枯れて ただ手首からの涙は枯れずに 今でも流れつづけている 赤い錠剤、口に放り込んで これで少しでも落ち着くかな 答えが出るまで一生続くのか そう思うと考えてしまうと 気が遠くなりそう 前に進まなきゃいけないのに なのに頑張れない自分が嫌だ
自分はどれを見ても素晴らしい作品だと思う。 節穴か???って質問もあるかもしれないが、コレは自分が思った事。 他の誰にも譲らない。
めまいがするほどの大きな音で 音楽を聴いた 愛だとか恋だとか そんなことを言わない詞(うた)を 一人で聴いた 頭の中では あの人を忘れようとする私と あの人との思い出を引きずる私が にらめっこをしている その2人に挟まれた私は どうすることもできなくて 音楽を聴く 愛だとか恋だとか そんなことを言わない詞(うた)を ゆらりゆらりとめまいは止まらない #よろしくお願いします。
319 :
ジュキ :04/07/23 04:10 ID:0n203sYx
また雑音が聞こえてくる。遠くからする笑い声が胸を痛めつける…心亡くせば止むかな? 君の下手な作り笑顔が僕を嫌いだと言ってる。 解りきった嘘も裏切りも信じてた。最後は虚しく空を睨みながら立ちずさんでるだけ。 何の為生きれば良い?誰の為生きれば良い?この一人きりの世界で。 誰か助けてよ…僕は理解者が欲しかっただけ…愛が欲しかっただけ…真実が欲しかっただけなんだ。 僕は生きても許されますか?「人」として笑ってもいいですか? 評価お願いします。
320 :
ジュキ :04/07/23 04:18 ID:0n203sYx
タイトル書き忘れました; 「人として」
支援。つーかおい、ここはいつから埋め立てスレになったんだ?
投稿する人もわきまえろ。もしくは手伝ったらどうだ。感想一つ言えないで詩なんて書くな
>>240 新しい視点で物事を見据え何か悟った。そんな内容
焦る心が手に取るようにわかる良作。しっかり信じて育てあげてください
>>241 ダラダラしたくてしてる訳じゃない。全てはこの単純な作業が悪いのだ。
いい加減熱いのうざいね。雨が降って振って振って水浸しにでもなればいいのに。
つまらないことにイライラするなら壊してしまえ。
>>243 結局それは何だろう。わかったら教えてほしい。
手探りに破片をあわせる描写が面白い。
>>247 つまらない。そんなヤツどうでもいい。
>>248 いいこと書いてるんだけど、果物と生きることが好きだという理由との絡みが極端だと思う。
>>249 その見習い、よく途中で捻くれなかったな。知識はお金じゃ買えないぞ、と。
>>250 別に青い空が飛びたいんなら宇宙行かなくていいじゃん。
なんかね。全部デュエールだけで詰まってない感じ。それに主って誰よ?顔洗って出直して来い。
>>253 そうそう。人間、開き直りが肝心だもんね。まっがんばってください
>>257 若いな。なんてーのかね。リズムが取りづらい。改稿のせいかな
それと「足を止めると」ってフレーズは余計だと思う。半端でバランスを悪くしてる
「旅達」は旅立ちのことかな?意識してるんだと思うが。
決まって流行の青春パンク色なので陳腐杉。ま、これはこれでいんじゃね?
>>258 あれだろ?その手鏡で前のコのスカートの中のぞくんだろ。うひぇー
>>261 はじめは良いね。最後の方いらない。そんなにそれに自信ないの?
>>262 どうしょうもないね。歩くしかない。
引き金になったモノが欠けていて説明不足で、もう少し書いてほしい。
でもなんか納得してしまう。それは各所にあるアイテムのせいか。現実味が有る。
>>263 愛されない悲しさが凄い伝わってくる。痛々しい。幸せになれればいいね
>>264 湿ってんな。その人と同じくらい自分も信じてやれ。
>>265 曲つけて歌ってくれ。そうすればわかるかも
>>266 >>267 トイレがなければペットボトルにすればいい
>>268 カタカナを使う意味がわかりません。
>>269 あったら真っ先に言おう
「パン買ってきて」
と。
とりあえずここできります
323 :
名前はいらない :04/07/23 10:35 ID:lSztEVvC
記憶の中で生き続ける事は虚しさしか残らない 決して弱音を吐かないと決めたとき 人は人でいられなくなる 誰かのために生きようと決めたのに そんなの御伽話だって哂うひとがいた どうすれば過去を忘れられる? どうすれば今を受け止められる? もう何もかも奪われるものはない これは17歳のときのもの。 もうこんなに純粋でいられなくなった。奪われるものはまだ星の数ほどあるのにね。
あなたのその澄んだめが 偽る私の心を暴く 恐ろしいから恐ろしいから 仮面をかぶってごまかした 伝わったのは 恐怖 君が何を言いたかったのか 本当は痛いほど良くわかる ごめんねごめんなさい 本当は私も胸が張り裂けそうでした
325 :
名前はいらない :04/07/23 17:26 ID:Tljp+66x
郷里 ふるさとは遠きにありて思ふもの ああ、遠き都に帰らばや ふるさと、三宅島の被災も 記憶に新しい 転居届けが受理されず 転居、転入が拒否をされる どこでも生まれ故郷にすることが できるなら・・・ 家族とは、身内のことである 自分の家族でなくても、()を行うもの 他者とはなにものなのか 家族でない、よそ者、のことである 国家に生まれて、国家に受け入れられず 転々と引っ越しながら 一人が国家のために死ぬことによって 国民全体は永劫に滅びることはない
326 :
白い人 黒い人 :04/07/23 21:39 ID:kezrAPKQ
白い人が黒い人をムチで叩いてる ほらほらみんな分かるだろう 白い人が偉いって 白い人たちは 荒れた土地に橋を架け鉄道をつくった 先住民を縛り付け 街を作り平和に暮らした ほらほらみんな分かるだろう 白い人が偉いって 白い人たちが言ってる 世界を一つにしようって 白い人の言うことなら きっと良いことなんだろう 黒い人にはペンキを塗って 白い人にさせられた 世界中が白い人だらけ ほんとに一つになったね ほらほらみんな分かるだろう 白い人が偉いって
「赤」 血を見せてあげるよ 赤が好きなんでしょ? 僕も好きだよ、赤 クレパスの赤ではなく 鮮やかにきらめく 血の赤 血の赤を見ると 胸騒ぎがするよ
328 :
ほたる :04/07/24 14:02 ID:+CRS6W4O
(蛍光灯の中は無数の蛍が飛び回っているんだ) 夏の真夜中 僕は 家中の蛍光灯と言う蛍光灯を持ちだして 近くの河原に行った 河原には誰もいなかった 月も雲に隠れていた (待ってろ 今かごの中から 出してやるから) 河原に 持ってきた蛍光灯を全部まとめて力いっぱい振り下ろした 蛍の羽音と蛍の光が散らばった 光が散らばって そして (瞬き、再び目を開けると) 消えた 河原を見下ろすと もう二度と光らない 蛍の死骸が散らばっていた そう この蛍たちは蛍光灯の中でしか生きられなかったのだ 僕は泣いた 泣いて泣いて 泣いた 蛍の死骸を川に流して 家に帰って 僕は泣いた 泣いて泣いて 泣いた 月は雲に隠れたままだった
329 :
松前 ◆1zVvflg9fU :04/07/24 17:19 ID:TKQERSHX
批評っつか単なる感想なので気に障ったらスマソ
>>323 奪われるものは無いのは分かったが何か核(インパクトと言うのかも)が見当たらない、
「人は人として〜」の所に少し捻った比喩を使うとか工夫してみては。
>>324 改行とスペース入れてちょっと味を出そうと思ったのかもしれないが、
率直に言うと変わりなし。つか「恐怖」がありきたりな言葉なので逆効果かも、
ネタと視点はいいのに、表現の仕方がもったいない。滅茶苦茶言ってスマソ。
>>325 説明的になってちょっと詩らしくない。少なくとも俺好みではないです(スンマセン
感情を込めた単語がもっと欲しい。あと「()」は何のことだろう、
>>327 すんません、感想としては「へぇ」しかない。胸騒ぎがするのか、そうか、って感じ。
>>328 そのままの意味で話をとらえると異常な行為ですよね(スンマセン)、
でも何か心にひっかかった、いいね、これ。
「そう この蛍〜」の連と「僕は泣いた」の連の順番逆にしてみたら、
もう少しまとまりが出る感じ。
>>270 そういう書き方(レスの仕方)面白いですね。
落としてあげよう の方がいいと思った。
>>271 ???
>>273 何があったんでしょう。
何だったんでしょう。
まとまりがあっていいとは思う。
>>274 難しい言葉で書くのもそれもまた味があってよし。
私には伝わりにくかった。
でも書いていることはすごく綺麗で、悲しい。
よく書けているなぁと思った。
>>275 私はネクタイを締めませんが。
伝わってくるものがあって良いです。
>>276 一連目。もう少しまとめてもいいかな。
あるいは、もっとはっきり書き込む。
生きる意味を〜の一行が浮いているように見える。
>>278 面白いですね。
言葉の選び方も上手だと思う。
>>279 最初の方はいいな、思った。
最後の2行がよく分からない。
文章はいいんだけど。
>>280 あまりに空しすぎてつまらない感じ。
節分の日〜というのが突然すぎて「えっ?」って思った。
何か一つアイテムを追加してみるとか、するといいかも。
全体的には好きです。
#時間がないのでここまで。
332 :
松前 ◆1zVvflg9fU :04/07/24 22:18 ID:TKQERSHX
すみません順番飛ばしてました、アフォでした(痛
改めて続きから。(これも単なる感想ですが気に障ったらスマソ
>>281 これは素直に素晴らしいと思った。いや見本。手本。これぞ詩って感じがする。
老人は呆けていくのでは無く「記憶の海」に沈み、包まれるのか。うまい。
言葉もすごく綺麗だし、読んでいて切なくなる。個人的にすごく好き。(ベタ褒め
ただ、3行目を入れると説明的になって雰囲気を壊している気がした、
あと「記憶の海」は綺麗な言葉だけど、そう何回も登場させると陳腐になるかも。
>>283 そうかそうか。(↑と激差/スマソ
>>286 【two】なのに何故オンリーワン?と思ってしまった。
>>287 前半までの小説っぽい流れはン?と思ったのだが、後半にて見事にブチ壊詩でしたね。(笑
後半何書いてるか分かんないので評価しようがない。
あまりの意味不明さに思わず笑ってしまったが、それが目的ならちょっと中途半端。
>>288 結局「ただ百人に〜」が言いたい事なんだから、それをどうにか捻ってやらないと、
恋愛関係のありきたりなネタなので、ありきたりフェスティバルになっちゃいますよ。(ぇ
>>290 これもいい。「私は悲しい」のリフレインがこれぞ詩って感じ。
ただし、人を指す代名詞が「私」だったり「お前」だったり「君」だったり、滅茶苦茶。
何となく客観的で、物凄いことを淡々と表現している所があるので(それもいいんだが)、
もっと感情的な比喩を使うと読み手の感動を誘うかも。
>>291 ネタはいいが「感染症の個人の夢」「夜の闇すら〜」に洗練の余地あり。
暗い詩は嫌いじゃないし、むしろ好きだが、ただ暗いだけだと本当につまらないから、
比喩を慎重に吟味する必要があると思われます。あと最後の「一億年の〜」の比喩が謎。
333 :
隠し事 :04/07/25 15:45 ID:46ALvPjQ
妬ましいわ、あなたの事 回り道する気がないの? 馬鹿じゃ?避ければ痛く無いのに 何に対しても真剣で正直で・・・ だから騙されるのよバカ、故に頑丈なのね 私は・・・今でも痛い 私を知る頃にはあなた独りきり バランス人間、どこにも行けないし 涙もでない、怒れないし惨めだし 無自覚だけど・・・これが絶望?
ロマンチック 腐った海水と重油の匂いの漂う大きな港の 小さな焼き鳥屋 油の浮いたテーブルには きつい仕事を終えた鋼の腕が並ぶ 開けっ放しの戸口から蒸し暑い夜が流れ込む ここは別天地 腐った海水と重油の匂い漂うこの港で その日生きる衝動を使い果たした男たちが 明日までの短い時間の中 明日を生きる衝動を溜め込む場所 すっかり顔なじみとなったひとたちが つい3ヶ月ほど前に働き出した新入り 親なしのやせっぽちを哀れみながら焼酎をあおる いいかむりはするなよ しごとでけがをしたらそんだ そのうちこつもわかってくる まだわかいんだ からだもできてくるさ なにかあったらえんりょなくいうんだぞ
(続き) そんな別天地の真夏の夜に 事務所に行ったらここだって聞いたの そいうって君は現れた 香水の香り漂う英語塾の教師 場違いな闖入者の登場に 静まり返る店の中で 僕と同じ飲み物をくれと頼み 差し出された焼酎を 嬉しそうに礼を言って飲み干す君 上がる歓声 なんだこのやろういつのまにこんなおじょうさんをだましやがった ひとこともいわなかったじゃないか なぁねえちゃん このやせっぽちのどこがいいんだ? このやろうこないだぶったおれやがってせわのやけるやつなんだぜ そんなのよりどうだおれとしょたいもたないか? よるだってこいつなんかよりじょうとうだぞ
(続き) 気がつけば宴の輪の真ん中に君はいて コロコロと笑いながら鋼の腕どもを従える 君は南の国からの帰国子女で お世辞にも日本語はうまくない たくさんの人に囲まれて君が笑っているのを見たのは それが初めて 君は酔いをさまそうと僕を誘い 店を出て夜風に当たる 生ぬるい潮風が重油の匂いを運ぶ あたし帰りたいなぁ南の国に ねぇ結婚したら南の国に住もうよ あたしぽこぽこ子供を生んで みんなで真っ黒に日焼けして写真をとるの そしてみんなパンツとサンダルだけで暮らすの 汗と油に汚れた手を握って 君は海を見ている この饐えて死にかけた海は 君の生まれ故郷 南の国へと続いている その砂浜では 真っ黒に日焼けしたおおぜいの子供たちと君 そして僕が笑ってる なんてロマンチックな夜なの そう言って君はやせっぽちの僕にキスをした
337 :
蜘蛛 :04/07/26 01:34 ID:A8r/8rLi
歩き続ける? やめろ うざい 夜の車道沿いを自転車で走っていた俺 身を持ち崩した俺 人は希望を失うと生きていけないのだろうか ビートルズ ブリンク182 夜勤の少女 僕は人の闇を知らず 自分の闇に潰れていく 俺は何もできない そして不思議な時間を過す 恋が救いなら 僕はどんな負担を かけるだろう もしも 俺は普通になりたい でも思ってるだけなんだ いつ死んでしまうんだろう やっぱり伝えよう 俺はどうせ もう幸は得れないんだ
338 :
名前はいらない :04/07/26 07:11 ID:jcU51kns
ROOT 濁った水槽 軋む寝床 剥げ落ちた壁紙に見える何時しかの残滓 渇いた吐息 濡れた視線 バラバラになった充足をかき抱いて眠る 瞼の裏で廻る歯車 遮ろうともがけど従順 俺は”端っこ”を求めている この俺を焦燥に駆る闇の奥の端を そっぽ向いたアンテナ 拉げたフェンス 夢の中でさえ取り戻せぬ過去に懺悔 止まないノイズ 生温い野菜 忘れ去った何かがもう一度俺の中で壊れる 「さよなら」の言葉も要らない 「きっとまた」なんて約束も無い 俺は端へ向かっている? 俺は端へ辿りつく? 長いコード 短い電話 諦めることへの抵抗さえ何処か虚ろ 汚れた窓 錆び付いたノブ 撓んだ廊下 溶けたキャンディ 遅れた時計 廻る歯車 声が聞こえる 声が聴こえる 闇の奥の端っこから 俺の中の俺から 今度こそ
Subject: はじめまして!いっちーです♪ はじめまして☆いっちーと申します!ポコポコペン。ハァ〜〜〜、ポコポコペンペン。 いま変なこと書きましたすみません。 以前どこかで友達募集の書き込みしてましたよね? 住んでる処とか含めてかなり気になる書き込みでしたので、メールアドレスを控えてたんです。 ぜひとも仲良くなりたいと思ってて、今日、勇気を出してメールしています♪ウギャーーーー!! 私、臆病なので、見ず知らずの人にいきなりメールするのは とても苦手なんですが、それでもどうしても仲良くなりたくてメールしています。 それぐらい気になる書き込みだったと、いっちー的に衝撃が残っています。 私、自分の大胆さにちょっと自分でもびっくりしていますが、 それ以上に驚きなのは、衝撃を受けた書き込みがどんな内容だったのか 今ではすっかり忘れている事です。衝撃を受けた事だけは残っています☆ 最初ですので、自己紹介しますね。 本名は、市川紫、25歳のオフィスレディです。オフィスレディとは、OLと表記される事が多いアレの事です。 住んでいるのは、実はそちらとけっこう近くだったりします☆ トイプードルを一匹飼っていて、名前は、ノブナガです。 それでは、最初のメールの閉めとして、一曲歌わせていただきます! 近藤真彦で、ギンギラギンにさりげなくです☆ 覚めたしぐさで熱く見ろ 涙残して笑いなよ 赤い皮ジャン引き寄せ 恋のバンダナ渡すよ 雨の中で抱きしめるぜそっと ギンギラギンにさりげなく そいつが俺のやり方 ギンギラギンにさりげなく さりげなく生きるだけさ I get you bady I need you baby I want you baby Right on!! 連れて行くどこまでも 孤独出逢い燃えて行け! Hold onおまえを・・・ ギンギラギンにさりげなく ふたりの恋のやり方 ギンギラギンにさりげなく さりげなく生きるだけさ では、お返事待ってますね♪ふにふにな感じで友達になりたいです!
メールですが詩っぽいので書いてみますた
341 :
名前はいらない :04/07/26 10:55 ID:1i0RTrT7
はじめてはってみます。英語ですが短いので見てやってください。 「氷晶雨」 Declare. Someone is knockin` on the door. White holy rain will dissolve us tomorrow.
>341 ”布告” 誰かが扉を叩いている。 白い聖なる雨が私たちを溶かしてしまうのだろう、明日。 なぜだか欧州の冷夏を思い起こしました。氷の雨だからでしょうか? 霙がふったそうですね。気象が世界レベルで歪みつつあるようです。 明日溶けてしまうようでもあり、into tomorrow ととって、 明日に溶けていくようでもあり、気にいりました。もう数行書いたほうがいいかなと 思います。
343 :
片想いの詩 :04/07/26 12:10 ID:z74MZqEk
初めて書き込みます。もしよかったら評価と一緒にこうしたほうがいいなどのアドバイスもお願いします。 難しい言葉など知らないのですごく単純なものになっちゃいますがよろしくお願いします。。 独りぼっちの狭い部屋で、あなたと笑った夢を見た。 独りぼっちの暗い夜に、あなたに会えたらと夢を見た。 そんな僕に見えたのは暗い夜にうっとおしい程に輝く月だった。 あなたにも見えますか?あなたはこんな夜に何を思いますか? 僕のこんな問い掛けもあなたに届くことはない。 あなたに話し掛けることもできない臆病な僕をあなたは笑ってくれますか? あなたをこんなにも好きになってしまった格好悪い僕をあなたは笑ってくれますか? どんなに僕が悩んで泣いてみても、それでもやっぱり月は明るく照らしてた。 暗くて狭い部屋の中をそれが優しく包み込んだ。
「時限爆弾」 ちゅ 二人きりの部屋 時計の針の音だけ ちくたくちくたく くちびるくっ付けたまま ちくたくちくたく 腰に手を回したまま ちくたくちくたく 体を寄せ合って ちくたくちくたく ちくたくちくたく ・・・・・・・・・・・ 服に手をかけて ちくたくちくたく 吐息が混ざる はぁ ちくたくちくたく んうっ はぁはぁ ちくたくちくたく スカートに、下着に手をかけて ちくたくちくたくちくたくちくたく ズボンに手をかけて ちくたくちくたくちくたく さわって もだえて くすぐったいよ なめて すって きもちいいよ ちくたくちくたく・・・・・ 入 れ て ちくたくちくたく・・・・・ ドッカーーン!!!
リズム感が面白い。てゆーか、面白い。
346 :
めい :04/07/27 18:15 ID:M+fwpgWY
>322さん 批評ありがとうございます!263です。 はじめて作ってみたんですけど難しいですね また作るのでよかったら読んでください。
347 :
mairu☆ :04/07/27 18:22 ID:MerouZu4
+雪+ きらきら光る 朝 潔白で神聖な 昼 冷たく哀しく 夜 雪にこんなにまで 感情があったなんて 今までわからなかった 僕は臆病でいじっぱり 下になにがあるか見たくなかった でも下にある雪は 少なくとも僕に 勇気をくれた 下をみる勇気と感情 きらきら光る地面に 僕は思わず笑ってみる 溶けて行く雪とともに 臆病ささえ 溶けていった
348 :
あゆ :04/07/27 18:46 ID:Itikwwvj
喉が引き裂かれるまで叫びとおして 声が潰れるまで泣き声を上げる。 枯れた記憶に薄っすらと化粧をして 指で数えるくらいしかない綺麗な痣。 本当に思うのは誰の言葉で自分の顔は仮面で。 最高に飛びそうな感覚が吐き気しかもたらさない。 周りに目を配って耐えるふりをした汚さ。 まったく気にしないのに誰かを待ち続けてる。 時計の針を進めた指先を見る人の。 哄笑に拒絶をするまでもなく面倒です。 普段は味わえないイチゴ味の件。 甘く切ないなんて通じるほど甘くはない。 零れ落ちるくらいまで泣き腫らして 綺麗な跡を作ることにだけ専念する。 見えない物と者の区別に苛立ちを覚え 道理の加減は人それぞれで納得。 気付くべきは誰かの想いで自分の気持ち優先。 全てがかなうと信じることに何も期待しない。 たくさんある喜びを見つめるふりをした悲しさ。 姿だけ追い求めてる、その姿を見たことはある? 日記を書いて調べた自分を覗く人の 涙に反応を示すまでもなく不愉快です。 普段は味わえないイチゴ味の○○○。 必要のない甘みがとても心地よくて。
351 :
349 :04/07/27 21:49 ID:iPp/yeaA
>>350 まてやw
リスカの話しちゃうよ。てか健全な男子なんでリスカなんて言葉
知りませんから。
これは他人に対する嫌味というか、他人て結局わかりあえないんだな
って詩。でもその分かり合えないところに助けられることもあるんだな
って詩。知らんけど
352 :
名前はいらない :04/07/27 21:53 ID:zQP7YL6/
353 :
341 :04/07/27 23:34 ID:pjlVyshp
>>342 ありがとうございます!
書いた時は、declareは「宣言する」の命令形のつもりでした。
自分の思っていたのと意味が違って新鮮です。
いろんなふうに取れるのっていいですね。まったく意識してなかったですが・・・
354 :
マドロック ◆YLdWB0/d2s :04/07/28 18:19 ID:+rlzfA7R
「コーヒー」 いつからなのか忘れるくらい 涙を流す君の傍ら 見ていることしか出来ない僕と 飲まずに冷めた濃い目のコーヒー 時間はいつも変わらぬ速さで 僕らを置いて先に進んでく 時間の止まった部屋の片隅 聞こえているのは君の吐息 君はいつも僕にこう言うね 「あなたがいれば、それで幸せ」 こうして近くにいるだけで 君の悲しみが和らぐのなら 寝顔を朝日がまた照らすまで 僕が君を抱きしめてあげる いつしか君は泣き止んで 僕の髪に手櫛を通し 目を閉じたまま 「ありがとう」と言った 君の時間がまた動き出した いつもの流れに帰っていくね 涙で崩れた顔を洗ったら コーヒーを入れて二人で飲もう 君はいつも僕にこう言うね 「あなたと居れば、何も怖くない」 こうして二人で歩いて行って 君が幸せでいられるのなら 夕日が沈んで暗くなるまで 僕は君の手を引いてあげる こうして近くにいるだけで 君の悲しみが和らぐのなら 寝顔を朝日がまた照らすまで 僕が君を抱きしめてあげる
すべてが闇に包まれ恐怖を味わった。 そして、絶望と怒りと慟哭を。 悪魔をはねのける力がない。 俺は小さな偽悪者に過ぎなかったから。 そして、ルシフェルと対話をした。 血が足りない気がした。 なぜだろう?まるで荒野の狼のように。 やさしい小鳥が微笑んでいた。 何だか泣きそうになる。 このまま冥府魔道をさまよいつづけるのか・・・
[くるくるくるりん] 夏色の絵の具 そっと砂の上において 海へ向かって泳ぎだす 息を止めて海中に潜ると そこは海辺に落ちている曇りガラスのような一面のエメラルドブルー その中を太陽の光がぼんやりと射しこんでいて 僕はうれしくなって一回転 海面はというと明るい世界をきらきら映す万華鏡 くるくる だんだん浮上する くるくる だんだん元気になる さぁ もう絵の具も乾いたころだ
357 :
ほぎぐげ :04/07/29 04:25 ID:aVztbAvA
「軽く軽く」 暴力的なリズムがすべてを粉砕する 今目の前で みんなの築き上げた世界が 聴いたこともない音をたてて なにもかも分け隔てなく 跡形なく この世で最高のリズム さて誰に聴かせばいい
358 :
めい :04/07/29 12:37 ID:ZHr7rXRI
>356さん 前向きな感じを与えてくれますね! 最後が好きです。
359 :
すみれ :04/07/29 14:52 ID:/1EMTomc
「悲しまないで」 涙を流しているときは ハートがズクズク痛みます 頭も迷いや恐れで飽和状態だけど 例えば 流した涙はサハラ砂漠の ラクダの吸う酸素になるかもしれない そうやって生態系は築かれている だから枯れた花が栄養となって また次の種がまかれて花を咲かすように 私たちは次の希望を見つけるべく歩き出せる あなたの心を縛る権利など誰にもないのだから HAPPYになれる。
360 :
すみれ :04/07/29 14:58 ID:/1EMTomc
>>354 ラビエンローズ!
2人の世界って感じが素敵ですね。
>>355 つらそうな印象を受けました。
>>356 くるくるりんって語感がかわいいですね
>>357 パンクロッカーな感じ
ワイルドですね
>>360 感想書くんじゃなくて評価書かなくちゃ!!
362 :
ツマミジャコ :04/07/29 17:38 ID:/LnTaitS
『雨、恋い慕い』 :ツマミジャコ ザァ ザァ ザァ 打ちつける 叩きつける しと しと しと 染み込む ほっこりとな 小さな庭の朝顔が にっこり 見上げてごきげんよう 泉の森のクヌギの木、 大きな伸びして大あくび ザァ ザァ ザァ ザァ ザァ ザァ 恵みの雨だ 踊れや 歌い ひゅー ゴロゴロ ぴかぴか どっかん お空の神様大宴会 今日も今日とて夏模様
363 :
めい :04/07/29 18:59 ID:ZHr7rXRI
あのね一度でいいの たった一度でいい 私を愛してみせて そんなふうに 愛してるのはあの子って 決めてしまうのはやめてよ ねぇちょっと私を見てみて 私のことも愛してるような 気はしてこない? 私って全然違う? 私があの子として あなたの前に現れたなら きっとそんなふうじゃないんでしょうね もっと嬉しそうに笑うんでしょうね 一度でいいの ほんとうじゃなくていい 愛してる フリでいいわ 無視しないで、 せめて私のことで困ってみせて あなたの心の中のどこにも 私のための席は用意されてないって わかってるから だけど一度・・ あのね一度でいいの あなたが彼女にするみたいに あなたが彼女にするみたいに 私にも この私にも、ねぇ その愛をほんのすこしだけ 目の前で繰り広げられる その愛を ほんのすこしだけ 私にも
違う誰かにしようとしても あたしにその気が無いのは、すぐに分かるでしょ あたした喜ぶ話しか、してくれないのは嫌よ あなたは気にしてくれてるの? わかってくれてるのかしら、つまりあたしが あたしでいないわけにはいかないってことを あなたがスプーンですくった、みるくやチェリオじゃあるまいし そんなに簡単には行かない、「行くよ」って、そんなすぐには無理 言いなりになってたかもしれないけどね 14歳の頃だったら もう少し幼かったら 驚いちゃうわよね 2年間の重み
365 :
「蝶」 :04/07/29 21:29 ID:ZhfU+RlE
木々の隙間から洩れる光の中を 一匹の白い蝶が飛んでおりました 大きな隙間からは絹布のように 小さな隙間からは絹糸のように 木々の隙間から光が洩れていて その中を一匹の白い蝶がひらひらと ひらひらと飛んでおりました 光源が力尽きたらしく 光が無くなった 暗闇が木々の中に満たされても 蝶は白い羽を揺らめかせながら ひらひらと飛んでおりました その様子を僕は家の窓からずっと見ていました ふと 背中を見ると羽があるかもしれない と考えて 背中を見ると 何も無かった まばたきして 目を擦って 目を開けてみると 背中に二つの白い羽が見えた 窓から僕は飛び出した 二つの白い羽 ↑↓に羽ばたかせて 今 二匹の白い蝶が暗闇を飛んでいる様子を 僕は家の窓からずっと見ていました 今 三匹の白い蝶が暗闇を飛んでいる様子を 僕は家の窓からずっと見ていました
「あなたの秘密」 おぼろげな鮮明の手に 硬直した顔の下地へと 満面の明るさを塗りたくられ 社交すら飲まれる怯えの先で 指を恐怖でかじりながら カビついた鍵穴から外を覗いている 瞼の裏にこびり付く 消しカスになったはずの景色 「キョウハアツイネ」 遠く感じる隣の案山子に 他人の言葉を再生する ラジオとレコーダーの真ん中の口は 日々震えを繰り返す 硬直した声帯 それでもあなたは 外の濡れ切った視線をとざし 通り過ぎさる秒針を戻しながら 小さな灯を溶かした温かさの中 丁寧な彫刻刀を持ち 凍ったアルバムの底から あなたを掘り起こしてくれる 柔らかな彫刻家の手を 怖れの仮面で隠れながら たくさんのお礼を抱えて 待っているのです
367 :
すみれ :04/07/30 12:43 ID:pBeliedO
素人なので出直してきます。
368 :
365 :04/07/30 19:31 ID:ij/WE7xV
>>365 修正
光が無くなった
↓
光が無くなりました
何も無かった
↓
何も有りません
羽が見えた
↓
羽が見えました
369 :
281 :04/07/30 22:23 ID:A//g3jmv
>>332 松前さんありがとう
自分は詩を書くことって無かったんですが
このような現場に居合わせて、どうしても誰かに伝えたかったんです
どうやら伝わった様でありがたいです
このような言葉で伝えるって楽しいですね
>>333 うーん・・・。漠然としか伝えたいことが伝わってこないです。書くべき言葉が足りないのかもしれませんね。
>>334-336 詩にしてはずいぶん長いと思います。主題が面白いのでもっとまとめればいいかも。
あとラストの「ロマンチック」、前文とのつながりが弱すぎて唐突な感じ。
>>337 もしも の位置がおかしいのでは。
これも本来読み手に伝えたいことが漠然としか伝わってこない。自己完結だと読み手は「?」と思ってしまいます。
>>338 これなかなかいいです。古びた、忘れ去られた物体を次々と出してくるのがおもしろい。
詩の主軸がブレていないので、解釈に頭を悩ますこともなく一気に読めました。次回作期待。
>>339 残念ですが私はこれを詩とは思えませんでした。てか、これホントにメールとして存在したんですか?w
>>341 短いので細かいことは何とも言えないですが、書いてある詩はおもしろいと思います。
>>343 簡素な言葉だからこそ逆にストレートに、ズバッと読み手に届いてきます。良い詩です。
言い方悪いですけど、こういうピュアな青い詩は若いうちでないとなかなか書けませんよ。
あと、「うっとおしい」を他の表現にすればもっと良かったのではないかと。
今日はここまでです。お休みなさい。
傷だらけの手のひら 傷だらけの手のひら 眠る前に凝視する荒れた手のひら 背負ってきた物を思い出して暗い部屋に一人で 苦笑い 言い訳も思いつかない いや、考えたくない 免罪符はいらないから 生きているという辛さに立ち止まる暇はないから 生きているということを悲しむ繊細さはないから この手は拳を握り 拳だこを誇らしげに 傷だらけの手のひら 傷だらけの手のひら
『無人タクシー』 昼夜を問わず、無人タクシーは空を行く。 風は吹き、空はどうにも広い。 でも、無人タクシーは見なかった。果てまであるような広い空を。 やがては、末ある身と知ってながらに。 無人タクシーは空を走る、故に客は一人もいない。 ふとその前に虹があった。 だが、無人タクシーは見なかった。七色の成す泡沫の幻を。 虹には客が座っていたのに。 千の雲を通り過ぎ、無人タクシーは実に老けた。 半ばボンネットは従来の方向を向いていなかった。 その方向には地が見えた。乗ることの無い客の住む地が。 無人タクシーは悲観した。 曇天の燻ぶ空だった。 無人タクシーはそれを見ていない。 無人タクシーは地面と空の平行線で、直角を為し、地に、落ちていた。 無人タクシーはその日も客はいない。 無人タクシーはそして初めて上を見た、空は赤かった。夕焼けだ。 はたして、無人タクシーは生涯初めての夕日を見、その瞬間、地に衝突し、 小さな鉄くずになって、その生涯は盛大に――そして、砕けた。
「いちゃつき」 漢和辞典の 第一頁に 誰かの 名前が載っている ほかの文字たちに埋もれて ぴんと角を張り詰めている その紙の 裏は 第二頁 表と裏とで 合わせて百たらずの文字たちが 一艇の紙片に乗り合わせ 慣れたカナリアのように ひととき手から放たれて 真昼の空を飛んでいる
(つづき) 破られた一枚の紙片が 幾度か宙でひるがえるたび 銀一色の平面として 積乱雲がにわかに膨らもうとする その下を 飛んでいる 枝に掛かって 躯をくの字に折り曲げ はためいた時には 黒い粒子が烈風にかおをこわばらせ 吹き出そうとする間際の 痙攣の胞子を 幹のたもとに落としていた それから また悠々と風の中を泳いで 電信柱の 天辺に触れて跳躍し 田舎の野山の上を越え 今はどこかの町の 庭石の陰で 彼らがどうしているか 誰も知らない
>>293 からのレスで評価が抜けている部分があります。
評価してくださるかたおられましたらよろしくお願いします。
何も出来ない自分が悔しい。 心を奪われたのではなく、自分を守りきれなかっただけだ。 母なる大地に根を張り、どんな風に吹かれても薙ぎ倒されない、永遠の木になりたい。 今はただ、安らぎが欲しいだけ。 我が子を守る母親のように、せめて自分だけは守り続けたい。 そして君を、守り続けたい。 傷が癒えるまで、起こさないでね。 禁断の扉が開かれたとき 裏切り 嫉妬 我欲 治せるかな? 還れるかな? 還れるはず? 夢は叶う!!!!! 夢は叶える!!!!!! 支えてくれる君が居てくれたら…。
377 :
名前はいらない :04/08/01 01:44 ID:tmxbwuye
題「まるで糞」 すべてを受け入れてしまったことが 何もかも素直に認めたことが 世界を駄目にした
378 :
ゆうな :04/08/01 02:27 ID:1MO0WQ1I
厨房です。2回目です。お願いします。 短い青春 はたからみれば 勝手気ままで不安定 無理のしすぎでぎこちない だけど 何にでも夢中で暖かい 振り返ってみれば そこに笑顔の皆がいる きれいな夕暮れがあって かがやく夜空があって ふと 振り返ってみれば そこに笑顔の皆がいる
379 :
木村1 :04/08/01 20:06 ID:kXIHtuyQ
誰が為に鐘がなる? 誰の為に鐘を打つ? 海を渡り、そして築かれた寺 異なる教義に心許す事も無く 英雄に戻る道無く 無秩序だけが飽和する 変革された「時」に気付くことも無く 老いた獅子は鎮座する 坊主が世を問うても 老いた獅子は鎮座する やがて寺は分派されよう 糸を引く 思惑の羊とともに 老いた獅子のその傷口に たった人匙の毒も盛る事無く 鼻を付き合わせた坊主の様は やがては美しく散る花となる そして蟻達は花弁を集め 在るべき姿を描きなおす 新しき秩序の為に
380 :
木村2 :04/08/01 20:07 ID:kXIHtuyQ
ありふれた概念 壊れた法則 そして抑圧は広大な閉塞感を形成した 今や信念は破れかけた雲 それでも教義は褪せる事無く 必然な不安を箱に閉ざし 答えを求め体を成す 老いた獅子が美しく鋭い爪を磨く 桁違いの脚力で空海を無尽に巡る 皆、その力を称え そして恋焦がれた 新世紀は新たなる天竺への旅路を示した しかし三蔵法師は退くことの美しさを知っていた やがては天竺に光が訪れ 大いなる光が街を照らすこととなる 目覚めるべき時の夢の中で
381 :
名前はいらない :04/08/02 23:33 ID:viXFjEon
薔薇の奇跡 とあるところにすんでいる とある女性が 夫に隠れてこっそりと 家の物を貧者に施していた 家の物がなくなるので 不審に思った夫は 妻のあとをつけていって 妻に問いただした 妻は家の物を持ち出していることが バレてしまい、その品を夫に見せなければ ならなくなってしまった すると、その持ち物はすべて薔薇に変わっていたのである 夫はあふれるたくさんの薔薇の花を見て なんだ、私の勘違いか、と納得した そして、妻の方は、泥棒だと疑われずに すんだ、ということである
・・・・詩ができません・・・
未評価のものをざくざく評価。
ずれてたらごめんなさい。
>>96 鉛筆さん
……?
申し訳ない、わかりませんでした。
>>98 BOO ◆VoicePOLT6 さん
先日の豪雨によるものもそうですけど
台風の爪痕を見るといつも人間は無力だなぁと思います。
それにしても、なんて無茶な親だ……。
>>107 無さん
「ノイズだらけの社会」って表現は面白い。
でも、ノイズってな〜に?というふうにも言えます。
何故なら、さらっと書いてそのまま放り投げてるから。
全体的に個々の単語の関係性が薄いように感じられ
薄っぺらいような気がします。
>>114 表現が面白い。
>虚言と感情はフラスコの中で混ざり
少しの涙ができた
ここが特に良いなと思いました。
>心の奥、たたずむガスバーナー
ボクに燃やす力をください
ガスバーナーが心にあるのに何で燃えないんだろうと一瞬思いました。
燃えるための燃料がないってことかな?
あと、何を燃やそうとしてるの?
次に期待。
>>115 これに曲をつけて歌われたら恥ずかしすぎて悶絶しそうです。
>>116 誰か評価してくれませんか?
やっぱり時事ネタは微妙?
>>117 白萩さん
煮詰めて煮詰めてどろどろになった愛情
からみつくように離れない。
迫り来るように囁かれてたじたじです。
>>118 「そうだそうだ!」と思わず口が滑ってしまいそうな勢い。
さて、あなたは?
>>128 突然のひらめき
変わる変わる世界が変わる。
変わった後はどうなった?
>>130 つじつまが合わない行動は
つじつま会わない世界のせいでしょうか。
>>136 肯さん
誰の犠牲も必要のないが存在するとしたら
それを構成するものは全て剥製なのかもしれません。
>>137 伝えきれない言葉
雲のように散っていく。
題名と内容とが上手く繋がってないように見えます。
>>138 隠していたことを伝えた後に残るのが自嘲なのは
それが自己欺瞞だと知っているから?
>>155 身体に悪いから早く洗いましょうよ(苦笑
>>168 何を求めてさまよってるのか、自分でも見つけられず
出来合いの夢、満足できず悲嘆に暮れる
必ずあると信じて歩くから願いが生まれるのか。
>>190 カタカナの無機質さをうまく使ってる感じがします。
なかなか良い。
>>237 悪魔 ◆UdDeviLKPI さん
理想と現実の境に飲み込まれてはい上がれない人生
やり直すのも諦めた?
ただで買ってるようだけど、実は返済は信用と人生で。
>>238 わかんない……。
ばったんきゅ〜。
イース潮騒が静か過ぎて イース時を忘れそうになる イース一人きりでいいから 苦しみを全て消してくれませんか 叶えられない期待と 心にない言葉と 悪意に傷付けられている 脅威に打ちのめされている イース イース 同じ名を持つ者 イース イース 同じ顔を持つ者 イース 裏切りのイース あなたとは違う 全てを認め 全てを許すと 決して言いはしない イース呪うなら呪うがいい イース憎むなら憎むがいい 独りぽっちのイース
流れるこの空気 そこにいるだけで すこしづつ速度を上げて 徐々に還る 悲しい色の 月の真下を 無くしたいあの時 ただそれだけが すこしだけ速度を上げて 永久となる 妖しい色の 月のマジカル 人は一人で世界に生まれ 人は一人で旅に出て行く 人は一人の世界を見つけ 人は一人で世界に還る 原子的な子孫を散らして
388 :
名前はいらない :04/08/04 23:15 ID:z1mHeYwI
陽光に輝く水面から水の欠片をすくい取り 顔をうずめて空を見上げて太陽が眩しくて目が眩む 熱くて白くてお大きな力をもってる そんな力を少し分けてもらえた気がした
闇に輝く太陽 命燃やして 赤く強く 白昼に眠る月 醒めざめと 蒼く冷たく
390 :
名前はいらない :04/08/05 02:34 ID:LX5szcW1
父よ母よ 僕と出会った全ての人よ 今 言葉に出来ない気持ちを伝えたい 僕という人間が この世に生を授かり あなたと出会った事が運命のように それに逆らう事はありません 愛を持って接してくれた人たちの気持ちだけで 恐怖心さえ消えて無くなる様だ 僕は戦いに行きます また 美しい青空に出会える事を願って
391 :
名前はいらない :04/08/05 03:05 ID:Ii0g2Wll
「俺、韓国人(私は日本人です)」 「おい、おまえ、アルロビュー言ってみな(アイラビュー)」 「違う!アルロビューだって!(アイラビュー) 「おめえ、障害者か?発音も出来ないのか?(はい)」 「お前、本当に障害者か?(はい) 「元々、お前の国が障害者なのか?(はい)」 「はーい、チョウセンジン兄さん...チョッパリ野郎ジャップス」 「さっさと殺しちまうか?兄さん?シーバル!!このチンポに値するオマンコ野郎ども」 「ここ日本に住むチンポみたいなオマンコやろうジャップスはビッチ障害者馬鹿ビッチ達」 「世界で倭奴の書かれたチョッパリビッチ、チョッパリビッチ」 「自国の歴史まで騙すの?(ハイ)騙すの?そう、騙せ!騙せって!」 「おまんこ野郎ども!どれだけチョッパリなら騙すのか?チョッパリなら騙せ!」 「お前、父さん母さん全て騙せ!父さん母さん全て騙せ」 「食う?お前の母さんも食う?(ハイ)良いか?良い良い目茶良いって」 「障害者ビッチよ!目一杯てんかんやってろ!」 「野蛮なジャップ、てんかんみたいなjapanese」 「ねずみのチンポのジェプJapan is our toilet!!「日本は我々のトイレ」...ファック!」
392 :
名前はいらない :04/08/05 03:05 ID:PCmtz9Dy
ぴんく色に舞うわたしとあなた いつまでも踊り続けていられると思ってた。 まりんぶるーの海をみながら あなたの腕の中で永遠に微笑んでいられると思ってた。 紅く燃えてる山々を背にして あなたへの愛が燃えつきないと思ってた。 白くかたく鎖されたあなたのきもちに わたしの足跡だけ残します。
393 :
ドリフト :04/08/05 03:39 ID:8QsixCHo
小さな頃持っていたもの 愛する事、信じること、夢見る事 大人になり手に入れたもの 騙す事、傷つける事、奪う事 あの日の僕が泣いている 誰よりもあなたを信じていた 全てを受け入れられた でも、あなたは僕から去っていった 今の僕には何もない 鏡の前に立つ 笑えない、泣く事しかできない 僕は汚れてしまいました もう戻れない あの頃にはもう二度と・・・ もし本当に神様がいるのなら 大切な人がこんな思いをしなくてすむように ずっと幸せな人生を歩めるように 毎日祈りを捧げるのに
394 :
片想いの詩 :04/08/05 14:23 ID:X8ewuQ8Q
僕は神様じゃないから君の気持ちは分からない。 何を思ってるのか誰を思ってるのかそればかり気になってる。 愛だとか恋だとかいまいち分かんないけど、こんな気持ちなのかなって思ったりもする。 もしも永遠に生きられるなら、毎日君に会いに行くだろう。 もしも永遠に生きられるなら、毎日君を笑わせるだろう。 その笑顔で僕を包んでくれないか。たった一度だけでもいいから。 君といたいと願う一人ぼっちの夜は、ただ長く、ひたすら長く。 君といたいと願う一人ぼっちの夜は、僕の心に突き刺さる。深く深く突き刺さる。
395 :
片想いの詩 :04/08/05 14:33 ID:X8ewuQ8Q
あの天の川の果てには何があるんだろう。 希望?絶望?何でもいいや・・・。 ただ一つ言えるのは、僕と君は彦星と織姫にはなれなかったんだ。 あの日二人誓った約束、今もまだ覚えてる。 でもそれも今はただの重荷でしかないんだ。 そんな思いも全部まとめて、今夜あの天の川に流そうか。 どこまでも遠く流れて星屑にしてくれ。永遠に・・・。 いっそ消えてしまいたい。そんなことも思うけど、消えられないのは君がいるから。 僕がいる限り必ず君がいるからなんだ。 この世界で一番悲しい夜を越えて、僕は明日へ向かうんだ。 それはやっぱり君がいるから。
396 :
名前はいらない :04/08/05 19:52 ID:fVocXlTz
君は砂糖のように僕の中に溶けていく 君は何も言わなくて良いんだよ
397 :
人形使い :04/08/06 15:37 ID:cHrYVkdb
>>344 昂ぶりカウントダウン式に書かれている
けど機械的過ぎて、合間合間のセリフでわかるとはいえ
なんだか1 or 0的過ぎる感じもしました。
でも抑制が興奮を高めているとも読めるか。
さわやかにエッチでPOPな詩。
(ドッカン早すぎだと思いますけど。。。)
>>347 雪は光の反射がとても強くて
たぶん雪に映った豊かな感情は
主人公の感情そのものなんじゃないかなと思いました。
反射熱で溶けた臆病さと
少し雪焼けたひとり納得の笑みがさわやかに白い。
>>348 周囲によって変形する自信の姿を
わかりやすく決定的な比喩に変換。
とっても詩らしい詩。
つるっと馴染みよく
確かにきらっと光っている。
398 :
人形使い :04/08/06 15:59 ID:cHrYVkdb
>>354 寄り添えば生きていける、かぁ。
微笑ましい二人のスケッチ。
対等が望ましいなと思っている私的には
男の子の方のもたれている部分も垣間見てみたいなとも思いました。
コーヒーの小道具が詩世界を地に足付かせている。
>>355 私は闇は感情を持たないと思います。
とても静かなものだといつも感じます。
たぶん主人公が絶望と怒りと慟哭を感じているとき
同時に退廃的な疼きを伴う快感が蠢いているんだと思います。
「私の中の悪魔」ってやつと向かい合うのはやめて
外界にさわやかな愉しみを求めれば自然と黒い影も消えると思います。
>>356 標識も何も無い世界で
完璧な浮遊感を湛えた夏の印象画。
太陽の強い光と果てしなくたくさん種類のある青色が
陽炎に揺れる景色の浮力に満ちていて
その中を自由に泳ぐ感覚が心地よい。
納涼な詩。
もうすぐ朝焼けが来る だけどそれはきっと綺麗には見えないだろう 世の中には、やりたくなくてもやらなくちゃいけないことなんてそれこそ無数にあって でも僕はそれからずっと逃げ続けて、やりたいことだけをやってきて やらなくちゃいけないことがあるのに、徹夜で他人の作品の受信機になっていた そんなときの朝焼けは綺麗じゃない みんなが綺麗に見えても僕にとっては綺麗じゃないんだ でも、もしかしたら朝焼けが映る何かが綺麗に見えるんじゃないかと思って 僕は汚くて醜いだろう朝焼けを、綺麗に見えるかもしれないモノたちと待つ ほら、朝焼けが見えてきた 今朝は何が綺麗に見えるんだろう 何が綺麗に見えたとしても、僕は汚くて醜い朝焼けに伝えたい ありがとう、と、恥ずかしいから、心の中だけで感謝する
400 :
人形使い :04/08/06 16:19 ID:cHrYVkdb
>>357 リズムの持つ魔力は重々承知の私。
メロディーも大事だけど
音楽で何より大切なのはリズムだ!とさえ思っています。
最高のリズム、聴きたい!!
けど、せっかくリズムにまつわる詩なんだから
詩自体もリズミカルにすればいいのになと思いました。
かなりカクカクしてしまっています。
>>359 何事もよい方へ転がっていくんだよ、マーフィーの馬鹿っ!みたいな。
言葉はつたないけれど、ポジティブエナジーは熱い。
どうせならこう考えて生きたいですよね〜☆
>流した涙はサハラ砂漠の
>ラクダの吸う酸素になるかもしれない
ここをもう少し説得力持たせて書いてたら最高!でした♪
>>362 囃し歌。
呼び歌。
請い歌。
リズミカルでどこかひょうきんで。
そして夕立来ないかな〜と共感しちゃいました。
不思議でちっこい生き物(ツマミジャコ?)が
大きな葉っぱ持ってぐるぐる円を描きながら歌っている絵を想像しました。
素敵です☆
401 :
人形使い :04/08/06 16:34 ID:cHrYVkdb
>>363 私はこの詩を読んでいて、とても悲しくなりました。
相手の思いを要求するって言うのはとんだ勘違いで
でもそういう感覚は切実に実在で。
胸の奥に秘められているそんな思いを
裸のままの思いを覗いて、切なさを感じます。
>>364 とても自分のことをよくわかっていて
自分の思ったとおりに行動できる人だなと思いました。
そんな風に生きていけたら気持ちいいんだろうなぁ。。。
>>365 蝶の羽ばたきの催眠性がもたらす幻想的な世界を
見事に書き上げている。
木漏れ日を蝶の親戚の蚕の糸に例えているところが
詩世界のトーンを完璧に整えている。
やがて増えてゆく蝶
終わらない無限の幻想が素晴らしい誘拐力を持っている。
私は無数に飛び回る白い蝶の群れを想像して
かなり永い時間眩暈を感じていました。
素敵です!
402 :
人形使い :04/08/06 16:41 ID:cHrYVkdb
うぅ・・・ 集中力ここまで。。。 また時々感想書きにきます☆ でわ〜
あんなに激しく揺れてみり そうかと思えば怒って泣きだす よくわからないよ 女の身体と夏の空
こんなに汚れて こんなに乱されて 結局自己満足に 利用されてるだけね 転がり続ける 私と地球
「無風」 〜または、印象派なんて大きらい〜 あつい目蓋の一ツ眼を閉じてよ、太陽! 平均台と雲梯の魔方陣を返してよ!! 思い切り叫んだあと、夏虫の音はふたたび 無風 足元に四ツ葉のクローバーのことば オレヲサガシテクレってささやいた 早くしないと席替えが始まるから 犬が犬を散歩してるいつもの坂道 マイナス百円玉がポケットにたくさん 腫れた太陽の苦しそうな単眼 影が濃くなったとき、もう一度叫ぶ あつい目蓋の一ツ眼を閉じてよ、太陽!! 思い切り叫んだあと、その風は音もなく そしてまた、無風
何も無い 空っぽな心 暗闇に塗れた僕の心を 全部空っぽにして 身体も綺麗に生まれ変わって 背中に真っ白な羽が生えて 君の元まで飛んでいければいいのに 空っぽになった僕の心を満たしてくれるのは 君の笑顔
407 :
365 :04/08/08 23:24 ID:bFvBNgVm
>>401 批評ありがとうございました。
これからも精進していきたいと思います。
真夏のalgebra!
>>302 クロラさん「サーモグラフィ」
なにせ、わずか赤外領域でものを観ようというのだから、時間幅を広くとる必要があって。とおくはちいさく(2.7K?)、ちかくはおおきく、そんな遠近法が意味をなくす時空を定義。
そして馴染んだバレエシューズが際立って手のひらを輝かす。
出色なのは「腹も口も判らない...」の連。
正座をして耐えるしかないような厳密さに個体が締め付けられる。
>>328 ほたる
すごく綺麗な像を結ぶ。
なぜ泣くんだろうと。
終わりなき夏の惑星に帰るほたる。
>>334-336 ロマンチック
一瞬、なぜか中上健次が過ぎる。普通のことばがとても上手く意識を引き留める。
深読みを許さない物語の緩やかな面は、たしかにロマンティックに違いないと気づく。
>>383 「月」の逆位置さん
>>98 へのレス有難うございます。なんだか予言じみてますね。ぼくの故郷を踏みにじった台風。ちなみにこの詩はフィクション。
ご無沙汰しています。評価漏れ埋め。
>>293 BOOさん『美しい日本の私』
日本の日本らしさはいまや花鳥風月にもハレとケにも雪国にもなくて、
でも現代なりの風情らしきものを求めるこころ(笑)はどこかに生まれているわけで。
BOOさんの日本観の一部を垣間見ることができた?
花鳥風月の勿体無さとは?神さまのクレジットカードとは?考えてみたけれど
わからなくてくやしい。注:のそのまた注:キボンです。
>>294 「原因」
短くとも必要にして十分な、実にいいと思いますこの詩。
とくに二連目、けだるさと悟りをさらりと4行で感じさせるところが
詩的だととても感じる。
一連目も、かなり共感できるし曇り空に似た気分をよく導入していると思う。
4行目、テレビと窓のかわりに、取り込み忘れた洗濯物(彼のシャツとか)
などどうでしょうか。
>>295 叢さん
う〜〜〜〜〜ん、これだけ対比の構造を明確にしているのなら、
それぞれの持つ強みや弱みを含む持ち味や意味をもっと吟味してみたい。
ゆれてる-確たるの対比の構造を例にとると
かわいさ(陽)・せつなさ(陰)-強さ(陽)・大きさ(陽)
とは半端な感じで、「確たる」の側も陰陽それぞれの面があって
いいのではないかなあとか。
あるいは「春を愛する人は 心清き人‥」みたいな路線で
それぞれのよさを際立たせる方向で言葉を選ぶというのもアリかなと。
>>296 湯姉耕二さん「女はことばが欲しい」
サザンか何かの歌詞になりそうな感じ。
たしかに女はことばが欲しい。書かれてること一つ一つにその通り、と
女のひとりとして思うんですけど、
女装した男性というか、なんだか、女視点になってみたらこうでした、みたいな
そのまますぎるこそばゆさを感じてしまったです
(もし女性でしたらごめんなさい)
>>297 =299 ネルさん
硬くなってしまった主人公の殻と、
普通に激する彼女の感情、それを距離を置いて眺め
いずれは別れを予感する、さしのべる手の、ほの冷たさと。
拭う手に意味を見出す彼女と、意味がないと思う主人公と。
この温度差をもっと読み手に伝えたい。
さっと読んで伝わってこないのは、一連と二連が似すぎているためか。
「恋人」という題も、詩中にあらわれるテーマを表題するには
あまりに漠としすぎているように思う。一考を。
>>298 廻苦さん
おとなになることを強いられる、時の速さにわが身をあわせていくのは辛いこと。
読点「、」がアクセントになっているようですが、どうも必要性を感じない
読点に変化を頼るより、心に残る言葉を時間をかけて捜しましょう。
感情にマカセテ過食して、たまっていた叫びとともに嘔吐したのではないかと
詩の勢いが良いので、思わずよけいな空想をしてしまった(w
>>300 オニキスさん「自縛」
自分で自分を縛るのは、実体のない劣等感であったり恐れであったり。
実体がないぶん、ほどくのもむずかしい。
仮面を脱ぎ捨て飛び立つことは、背面=内面への旅か。
形のないものへの戦いは勢いだけではつらいと思うけれど。
これ(
>>116 )誰か評価して下さい……。
かなり忘れ去られてるよ orz
412 :
人形使い :04/08/10 01:14 ID:v9xQjRoj
>>116 法定速度ぴったりの快適安全ドライブな。
人生も見通しバッチリ順風満帆!
とっても健全で
とっても日常のスケッチで
青空にぴったしかんかんなんだけれど
何かぴりっと刺激が足りないかも。
風景や思考への入り込みっぷりっというか何というか。
個人的に青空をもっと深く掘って欲しいです☆
>>303 オニキスさん「永遠」
白い霧の中、旅路の向こうはまだ見えないけれど
ピュアで凛とした気持ちになる朝の香りがする。
第2連が漠然としていてありきたりの感。
>>304 松前さん「震える海岸」
第2連がとても惹かれる。正しいものが得られるたびに壊れていくもの。
凄いモチーフが隠れていそう。勢いもあって気持ちよく読める。
三連までの勢いから、四連、あらあら?指になっちゃったの?
別れを告げる?あれ動きが小さくなってしまった、という感想。
拙い叫び、動く、も同様の印象を持ちました。
海岸線の水際で決壊ギリギリを戦う、正しさVS生の汚さを
個人的には見てみたかったかな?
#評価お疲れ様です 軸のある確かな評価でこれからもよろしくお願いしたいです
>>305 ポエットさん
古っ、で、怖っ。
>>306 紙芝居とか無声映画とかの前フリのように読んで煽動度120%。
最終行愛のくだりが唐突。
>>307 とセットとしても。
>>308 「天魔戦記」
イメージが拡散したまま放置の感。作品の一歩前という段階のように。
>>309 本当に、あの花びらの奥の高い密度には神秘を感じる。
その香りを3行目まではなんとか保持していたが
4行目で興ざめしてしまった。これは文字通り言わぬが花、かと。
>>310 『無題』
遠くを見ていた。君も同じ方向を行くとなんとなく思っていた。
近くを見ると、君はもういなかった。
君はもう少し近くを見ていた、のかもしれない。夢想気味の彼と現実派の彼女と。
すれ違いの根拠があると現実と夢想の対比がもう少し明確になったかな?
最終行の表現がすごく美しいと思った。
お洒落にライトアップ、はその後の描写があるので、要再考。
>>312 「銀色歯車」
人生の大きな歯車。悲喜こもごもの繰り返しを決して否定的に捉えず
むしろ愛おしんでいる目線を感じる。
大いなる歯車が、銀色に輝いていることが、
悪魔さんの人生への視点を感じて実に素敵だと思う。
遠くから、人生のよさとかなしさを慈しむ視点の定点が悪魔さんにはあると思う。
>>313 ポエットさん「3人でドライブ」
3者関係は難しい。それをうまくやっていく知恵は
みんなが少しだけ眼を閉じること。う〜ん、納得!
>>316 シオリさん
どうもメンタルヘルス系のテーマの詩には
詩そのものの評価ができなくなってしまう癖があってゴメンナサイ。
「答えが出る」「前に進まなきゃいけない」
このあたりの価値観が変わってくると違ってくると思いますし、それには
ありのままを認めてもらえる環境、そして時間が必要と思います
手首で泣くのではなく、再び眼から涙を流せるように
お祈りしています。
>>318 さん
コレなかなかいいと思いました。
両極が引き合う揺らぎ、そして愛だとか恋だとか言わない詞を
聴きたい、やじろべえの中立点。
眩暈を、眩暈といわず、ゆらぎを、ゆらりといわず、
言語のリフレイン等でそれを感じさせられるともっとよくなると思います。
>>319 ジュキさん「人として」
HPの独り言を見ているような?
自分と、相手と、それを見る第三者の視点を。
推敲できる力は、第三者の眼で自分を見る力でもあり、
詩として作品としてもう一段階練り上げる力に繋がると思います。
>>321 さん 支援&評価、とても嬉しく拝見しました
これからも評価人としてご活躍願えればと思います
>4thさん 月逆さん 人形使いさん BOOさん他評価人の皆様
いつも評価お疲れ様です。
これで埋め立て完了?かな?ちがったらゴメンなさい、申告ヨロです
もー限界‥おやすみなさい〜。。。
本当の所 誰の心も見えやしないね 自分だってそう だから泣いてるのかもしんないけど 実際全てがわかったら 面白くもなんとも無いのかもしれない このままだからいいんだ とりあえず そうゆうことにしておきましょう 君が好きなあの娘は 君じゃない誰かが好きで 本当の心を知ってる僕は 知らないふりして そっと目を閉じる 本当の所 僕はしらないのかもしれない だから独りのなのかもしんないし 本当の何かを知ってしまったら ここにいないのかもしれない 今はそっと知らんぷり あの木の陰で そっとのぞいていようかな あなたが好きなあの男(ひと)は あなた以外の誰かが好きで 本当の心を知ってる僕は 知らないふりして そっと目を閉じる 僕の好きなあの女(ひと)も 僕以外の誰かが好きで 本当の心を知ってる僕は 泣きながら ぎゅっと目を閉じる
歩き疲れ 今居る場所は霧の中 僅かな光 僅かな影 追い求め 歩いてきた 座り込んだらもう濃い霧の中 もう何も見えなくて もう私は誰からも見えない 深い 深い霧の中 何も無い霧の中
418 :
名前はいらない :04/08/10 22:19 ID:NCxNiHmD
俺は将来への不安を掲げて独りぼっちになる そして俺は夕暮れの中で走り続けた 俺はその夕暮れの中で涙ながらに思った 大人達は俺のことなんか何もわかっちゃいないと そして俺は皆から馬鹿にされ続けた 皆が俺を失望の目で見る まるで裏庭の雑草みたい 俺は自由を求め続けて一人走り続けていた そして俺はそこへたどり着いた 俺は笑顔を浮かべながら夜空を見上げて思った 俺は間違ってはいないと そして俺はまた走り続けている 俺は孤独に走り続けている 新たな自由が俺を待っている
>>412 評価ありがとうございます。
なるほどw
ぴりっとしてませんね。
>風景や思考への入り込み
私の宿題なのかも。
表面の事象の描写にどうしても力が入ってしまう(汗
ノリとかアイデアに溺れてしまったのが敗因(汗
420 :
カンテラ ◆HrLD.UhKwA :04/08/10 23:25 ID:PLFfd35D
前略 貴方様 貴方に手紙を渡すのはこれが最初で最後です 捨てるも破くもご自由に 白地に華の便箋で最後の想いを託します 引き合う筈無い二人が引き合い 落ちるはず無い恋に堕ちて フラフラ波間を漂えば いつしか大きな流れに揉まれ 岸から離れて行きました 出会う筈無い貴方と出会い 燃えることない愛に燃えて ヒラヒラ虚空を彷徨えば いつしか激しい風に吹かれ 後戻りできなくなりました 永久の愛を床で誓い 別れのときを涙で飾り キラキラ瞳を見つめれば いつしか心は軽くなり 天へと昇っていきました 貴方はもう忘れておいで? 一夜限りの幻想に縋りついた日の事を 貴方は忘れておいででも 私は一生忘れません さようなら 私の愛しい貴方 もう逢うこと も な い で しょ う 皆様の詩に心を動かされ、書いてみました。詩って難しいです。。 詰め込むクセがあるので長くなってしまいました。 批評、よろしくお願いします。
421 :
310 :04/08/11 00:25 ID:FbSbTlj5
>>414 すごい、ひさしぶりに来たらドンぴしゃで評価もらえてた!
ありがとうございます、埋め立てオツです!
きれいな描写目指してるんでうれしかったです、精進しますっ
>>409 六華さん
>>293 へのレス有難うございます。
夏なので、ちょい横尾忠則っぽくしてみました。
「花鳥風月」ということばは、ぼくたちにとって現実と乖離した記号で、ぼくは「」で括って使うしかないけれど、たとえば千年前の貴族たちにとってリアリティはあったんだろうか?
彼らも脳内で風流してて、記号遊びしてたのじゃないか?
日本の日本らしさとは、いまもむかしも、花鳥風月そのものを愛でるのじゃなく、「花鳥風月」という記号を愛でるということなんじゃないか、なんて。
谷川俊太郎みたく、本物のほうがことばより絶対素晴らしい、とは断言できないとしても。
神さまのクレジットカードは小道具。システムの内側からシステムを破壊してくれそうな無尽蔵なイメージ。
423 :
名前はいらない :04/08/11 05:45 ID:3+SILdRa
「悪い人」 オレは長い悪い夢から覚めて 黄色い街灯の道にいる 通りをゆく 猫と人影とテールランプが とても長い悪い夢から覚めて 靴音と衣擦れ 夏の虫の声 僕の大切な人よ、オレはもうお前を愛してはいないよ ただ浪々と生きているだけ 夜、風、しゃがれた声で、怒鳴っているのは、誰? さあさあ とにかくオレは行くよ お前のいないどこか遠くへ 涙はどこかへ忘れて
424 :
彩屡 流生 :04/08/11 13:28 ID:SA+oW/wu
メディアは朝から、血生臭ぃNews。
そんなのばっかり、垂れ流してりゃぁ〜、頭ィかれちまぅ。
狂人がまた増える、ゎかってんのぉ?
そんな事思いつも、かぶりつくよTV、何か文句ある?
最近の口癖が『昔の方が良かった』だなんてさ、なんか寂しくねぇ?
って、ヲレ様弱気になってんのかよ!!
三村風の突っ込み…
あれ?古い?(一人笑)
とにかくよぉ〜、まぁィケてるし(ヲィ;)、何とかなんぢゃね?
流れとけヲレ様!
世の中は思いの外、甘いんだから!?
http://ip.tosp.co.jp/i.asp?i=ruxxxna
425 :
名無し :04/08/11 13:50 ID:ImuNnZbm
小銭ジャラジャラ お札ヒラヒラ 財布にいつも入ってる カード ケータイ 金代わり? 「使う」重み 失くなってゆく 便利優先 なんかイヤ 「使う」重み 忘れたくないね タイトル:「使う」
426 :
R ◆MxsLIDFTSM :04/08/11 15:54 ID:2m9wMCZy
タイトル未定 一人の夜が訪れ 僕は枕をぬらした 気づいたとき僕はひとりぼっちだった 優しい言葉を投げかけてくれた人は どこへ行ったのだろう? 悲しさがこみ上げる そのとき僕は死を見つめた 全ての物が美しかった 終わりある悲しみを持っていた 全てが終わること 訪れる孤独 いずれやってくるのだ!
映像にはひしゃげたグール 風にまかれてボロボロと 犬の子の毛を食べる 火葬に処され 潔癖に滅ぼされ 明らかに削られた月の光に抗うか
428 :
いちご :04/08/11 20:14 ID:2gqxr2s6
なんだってこんなに暑いのに 僕の心は冷め切ってるんだ? なにかがしたいなにかがしたいなにかがしたいけど できない僕 しない俺 けだるい体に照りつける日光 ああいっそ 餓死して死んでしまえば そろそろくたばってもいいんじゃないか俺? '好きです’心の底から叫びたい '大好きです'言う相手のいない僕 枯れ切っちまったのかよ心、心、心、 ああいっそ!
夕焼け空に 夜の帳が降りてゆく 切ないのは 夜のせいだ 闇に散らばった星くずを 両手いっぱい 拾い集めた ひたすら 君を想いながら 君と願ったこの夢は 流れ星 一瞬輝いて消えてった けれど 確かにあの時 二人で見たんだ 抱えきれず空に 溢れた小さなヒカリ 数えたら 今さら 気づいたんだ 必要無いもの 多すぎて 願うほどに 自分を見失っていた 幸せはすぐそこに落ちてたのに 今日僕は 夜汽車に乗って旅に出る 君と出会ったあの街へ
からだに良い摂取のしかた なにごとも丸飲みはよくない。 なにを飲み込むかあるいは飲み込まないのか じぶんの歯でよくよく噛みしめて決めるのがいい。 たとえ決められなかったとしても 噛みしめたのとそうでないのとでは吸収のはやさがちがう。 また噛むことをやめれば歯そのものがやせ衰える。 くれぐれも言うが、噛むのをやめてはいけない。 歯は噛むのに必要と同時に凶器にもなるが 牙を持つことを恐れてはいけない。 食べられるもののかたちを変えられないのは あなたがいないのと同じこと。 あなたがあなたを表明するとき、 あなたのかたちにまわりが切り取られるのは避けられないこと。 ものごとはすべて良い面と悪い面が同じだけあるので 一品目ですべてまかなおうとしないこと。 できるだけ色とりどりの品に数多く接し 良い面と悪い面を補いあわせるようにすること。 そして 美味しいという感覚が生まれたら、それにすなおに身を任せること。 腹八分目で箸を休めて、心が満たしてくれる残り二分を待つこと。
431 :
名前はいらない :04/08/13 03:52 ID:GzIxZ2r9
殺すでちゅ いつか、始末するでちゅ 殺すでちゅ オマンマ食べるでちゅ たくさんたべるでちゅよ〜 はい、いい子でちゅね〜 ワンワン! はい、ワンワンね〜 2引く1は〜 「ワン!」 はい、ご名答でちゅね〜 はい、パパでちゅよ〜 はい、ママでちゅよ〜 ダディーでちゅね〜 ごうひろみ、でちゅね〜 さあ、始末しまちゅよ〜 覚悟してくだちゃいね〜 はい、みんな仲良く一緒に 行きまちょうね〜 バイ場〜い
「後天性双生児」 黒い夜に漂白する一匹の狼 吸い込まれ消えゆく風景を眺めながら 後頭部に在る人間の顔は乾いた獣の涙を流す
つたない詠い手であります 天涯孤独な身の上です 能はなくとも職につき どうにかこうにか生きてます 労働の最中の慰みに 人が聞いたら鼻で笑うような 儚い夢をば見るために 安酒を喰らうのが贅沢です 飲み過ぎることもありますが けして暴れたりはしません 煙草は吸いません 賭け事もしません くだらない女に惑わされたりはしません 色恋沙汰に縁は無く 吹けば飛ぶよな明日のために 悪魔はニヒルに笑うのです
>>366 さん「あなたの秘密」
硬直した殻、単なる肉体パーツの自動演奏による会話、
やわらかな自分そのもので他者とふれあうことなどとうに叶わぬ離人感。
とてもよく伝わった。
それを伝えるための形容がベクトル的にどうしても同方向になるから、
よく伝えようとするあまり装飾がくどくなる傾向に注意。
過ぎる形容は読み手のイメージの飛揚を遮る枷となってしまうことがある。
「硬直」の2度使いとか、怯えと恐怖は「頭痛が痛い」みたいな関係だし
第2連、カタカナ使用で充分違和感を感じられるところを、
第3連で「遠く感じる」「他人の言葉」とさらに違和感形容を重ねる、など
わたしは気になったところ。
でもこの詩想はとてもいい。硬くなった殻を削いでくれるのに
「彫刻刀」は、それを使う柔らかな手は、その対比はとてもよく
読み手の凝りも足元から温かいものが沸くようにじんわりほぐしてくれる。
最終2行のやっぱり奥ゆかしいところもとてもいい。
>>367 すみれさん お待ちしています。
>>371 悪魔さん
振り返る手のひらの傷は、向き合うことを避けてきた過去の傷。
見なくてもいいのに毎晩こうして手のひらを見てしまうのは、
そんな風にして置き去りにしてきたものとかわりに向き合う作業なのだろう。
やわらかな手のひらは心のうち、それをこぶしを握って隠して
ファイティングポーズを保つことで立っているけれど。
一見普通の表現が並んでいるように見えるけど、こうして評を書くときに
書かれている以上のイメージを書きたくなるというのは、良い作品だからと思う。
夜の家々の窓明かりには、こんな人生のスナップショットがたくさん並んでいるだろう。
さまざまな人生をこんな感じで並べて眺めてみたい。
>>372 さん 『無人タクシー』
タクシーが空を飛ぶという設定をさらりと前提とできるあたり
書き慣れているというか、そして擬人化はあれど感情移入は最小限に
実況スタイルの叙述を淡々と行うあたり、飛翔を邪魔せずうまい。
4行目が、少し違和感のある挿入に感じた。語調も少し難しいし。
ラスト3行のクライマックス、言葉ももっと砕けてよかったかも。これだとプロジェクトXぽい。
無人タクシーは何のために飛んでいたのか‥たぶんわからないままいるのがいい。
>>373-374 クロラさん「いちゃつき」
これまたどこまでも飛翔していけそうな。目にも良し、読み上げてまた良し。
紙が風に翻り、気ままにあちこちにとまる気まぐれは、まさに
いちゃつきと同じ、実学でないたのしいホバリングの動きである。
よく言葉が吟味されていて、この紙片の軽やかな気まぐれを
邪魔しない最小限の形容、そして改行の密度。非常に好きな詩です。
なんで漢和辞典なのだろう。一文字で意味を持つ単位=漢字
で、隣り合う理由が画数順でしかない、有機的なつながりを持たない意味たち。
ノアの箱舟的なイメージか。
>>376 ウイルスキラーさん
母なる大地に根を張り、薙ぎ倒されない永遠の木は、
人の生死のサイクルよりももっと大きな流れの中に、ひとりで大地に立つだろう。
その力に憧れながら、君の支えがほしいとか、
しっかりまだ立てないのに君を守り続けたいとか、
なんだか半端で、肝心なところが甘い。
!の多用も力説したい表現法としては、言葉の力が足りないと思われるので
避けたほうがいいと思う。
>>377 さん 「まるで糞」
うん、短いけれどそのとおりだと思った。
全き善をあつめれば、全き悪がその対極に集まってくるのは
必然。世は両側面のバランス。産毛ほどであっても抵抗を大切にしたい
>>378 ゆうなさん
「何にでも夢中で暖かい」このフレーズいいですね。
遊びにもくだらないことにも夢中になれる時期。
青春、きれいな夕暮れ、かがやく夜空、は
あなたが厨房と明言していなければかなり赤面ものキーワード。
よるべない不安も(はたからの評価という形でなく)ちょっとにじませると
きれいな夕暮れ、かがやく夜空、皆の笑顔、「ふ〜ん良かったね」
で終わらない奥行きが出るか。
あくまで陰に触れずきれいな側面だけを強調したいなら、夕暮れのきれいさ、
夜空のうつくしさ、をうんと悩んで情景がありありと目に浮かぶように
言葉で描いてみたい。
>>379-380 木村さん
長い抑圧とそこからの解放。第5連がとても気持ちよく読めたのは
それまでの鬱屈感、迷走が、内容的にも構成的にもよく表現できていたからと思う。
無力と思われた老いた獅子が今一度力を発揮する様は
読み手によってはかなりカタルシスだろう。
仏教のことはよくわからないけど、とても力のある人だと感じた。
>>381 さん 「薔薇の奇跡」
「賢者の贈り物」に似たどこか温まるショートストーリー。
>>386 苺さん
イース、の響きは海風に乗り、人生の苦さを齧った少年のような
ナイーブかつ厳然たる恨みの意志をおごそかに伝える。
イースという言葉を選んだセンスといい、この詩はとてもいいと思った。
シンプルさの持つおごそかな響きに、「悪意」「脅威」の固い熟語はやや残念。
>>387 悪魔さん
メタ人生とでもいえそうな、生きるing現在進行形の内部感覚、
特に恥をめぐるそれがよく感じられる。勝手読みがすぎるかもしれないけれど。
第1連と第2連で、観測点がワープしているように感じる。
原始、ではなく原子、にしたところには、首肯しきり。
>>388 さん
洗顔の理想形。うん、こんな洗顔ができたら仕事や学校にもう少し
元気に行けそう。なにごとも想像力、ですね。洗顔でこれだけ書けるとは、力を感じる。
水中の世界にかなり耽溺できたので、最終行、気がした、で
現実の控えめさにちょっと興ざめ感。でもほんのちょっとですが。
おひさまの元気をありがとう。
>>389 さん
うーん、この対比で何を伝えたいのか。もう一歩深く掘って欲しい。
命燃やして、はちょっとベタというか演歌っぽいかも。
>>390 さん
きけわだつみの声にありそうな。
戦いに行くことも、この世に生まれたこと、大切な人と出会ったことと等価の運命か。
淡々と語ることがこの場合とても自然だしいいと思う。
感情を直接的に語るとくずおれてしまうだろうから、言葉にできなくて正解。
「言葉に出来ない気持ちを伝えたい」というのは、詩として作品として見れば
いまいちだと思うけれども、遺書の文にケチをつけるような無粋に思えるので控えます。
>>391 さん
口汚い言葉とか差別用語とか、禁じられるほどに使いたくなるのはなぜ。
>>392 さん
色が想起させるイメージを大切にするなら、〜と思ってた。は蛇足だと思う。
そして、白のつめたさに至るまでが飛躍しすぎていて、共感しにくい。
燃え尽きないと思っていたけど、やっぱり白い灰になってしまった
とか、つながり方はいろいろありそう。
>>393 ドリフトさん
傷んでいるのはあなたであって相手ではないと思う。
「大切な人がこんな思いをしなくてすむように」となおも転換がおこなわれているところに
やや不自然な利他心を感じる。素直に恨んだり責めたりしてもいいと思う。
汚れてはいけないということもないと思う。
関連して、第一連の対比がわたしには安易に感じてしまう。
いつか来た道でわかるだけに、手厳しくなってしまう。ごめんなさい。
>>394 さん 「片想いの詩」
読んでいて正直きびしかったです。それは恋愛詩だからという理由ではなく
読み手に主人公の気持ちがどうであるのか、まったく伝わらない
自己完結型の吐き出しであるからです。
どんな風に会いに行くのか、どうやって君を笑わせるのか、
その笑顔、とはどんな風に魅力的なのか。読み手は共通土壌に
ないことを前提に、真っ白なカンバスに絵を描くように、書いてみてください。
>>395 もモノローグの域を出ず、読ませるところまで行かない。
永遠とか・・・とかは安易に使わない方がいいと思います。
他の人の作品にたくさん触れてください。そして、またチャレンジしてください。
>>396 さん
短くてもよくわかる、meltingな感覚。砂糖をもってきたところが
溶けるという形容とともに、甘いあまい2人の蜜月を連想させ、
短いぶんイメージが膨らんでいく。かなりイイと思った。
ばたんきゅー。
「Digital love」 何度メールを送ったかわからないけれど 今日もあなたは気付いてくれない 未送信のままの私の心 検索かけても見つからない 私だけの秘密の気持ち 今はまだ圏外かもしれないけれど 絵文字で飾らぬこの想い いつか受信してくれますか…
440 :
ヒゲ :04/08/14 04:08 ID:XPdHRd0i
キッチンにはウィスキーグラスと灰皿 手を伸ばせば届きそうな残像 5分戻せばそれが実像になる ポストには部屋の鍵と通帳 眼を閉じ忘れたい残像 5日戻せばそれが実像になる 手紙には愛しているとさようなら 読むたびに胸が痛む残像 5年戻せばそれが実像になる 写真にはあの人と自分 記憶の底でまだ消えない残像 50年戻せばそれが実像になる いつの別れもどんな別れも 忘れられずに残っている
441 :
名前はいらない :04/08/14 14:06 ID:W1AiWyu5
「気付いて欲しいメッセージ」 箱にはとても収まらない かさばってしょうがないちっぽけなこの星に どこにも行けない人からのメッセージ 不法投棄のゴミが散らばる駐車場の奥の暗闇から かすかに聞こえる誰かの泣き声が 宇宙の果てまで届いて欲しい 気付いて欲しい その瞳の奥の泉が枯れ果てる前に
442 :
ほぎぐ :04/08/14 16:21 ID:FN69l8R/
「カルキ」 漂いたい 浮かんだままなくなりたいから カドをぜんぶ削り取った すこし痛かったけど みんな粉になって もう電話はかかってこない どこにも触れることなく ふわふわと漂いながら 時々思い出して ひどくさみしくなるけど 後悔しているうちにゆっくりと僕の頭は蒸発して 除湿機に吸い込まれていく (定期的にフィルターの清掃をしてください)
443 :
名前はいらない :04/08/14 16:26 ID:xc7rZJfJ
どうして楽しくも無い毎日を生きなければいけないの?
444 :
名前はいらない :04/08/14 16:40 ID:PJkimnyT
詩とかは評価するものじゃないと思うけど 僕はこんな考えだよ 詩とは心の文 それを否定するのは相手を否定するのと同じ まずは「認めてあげる」「相手の立場に立って思ってみる」 そうすれば新しい何かが浮かんでくるはず。 評価より認め合うが大切と。
445 :
名前はいらない :04/08/14 16:42 ID:PJkimnyT
若い人?の詩を読むと楽しい ネットに歳は関係ないし性別も 認めて上げる事から始めよう それがポエマーなはず
>>399 少し文章が長ったらしい感があります。
もう少し推敲して簡潔かつ適切な表現の模索をしてみてはいかがでしょう。
ただ、気持ちは伝わってきたし、「朝焼け」という常に反復し生まれ続け、イメージしやすい題材を選んだのは良いと思います。
>>403 >あんなに激しく揺れてみり
>そうかと思えば怒って泣きだす
この部分は対になるものを選んだほうが良かったのでは。
夏の空という言葉から、怒って泣きだすというのは台風のように感じます。
それなら夏の強い日差しをイメージさせる状況を描いてみたら、と思います。
>>404 簡潔にまとまっていて、とても良いです。
巧いと思いました。
私と転がり続けるの部分の繋がりが弱かったかもしれませんが、完成された作品だと思います。
>>405 無風とそしてまた、無風の前の連は対になっているのだけれど、少し足りない感じがしました。
>あつい目蓋の一ツ眼を閉じてよ、太陽!!
二度目のこの部分の後ろにもう一行入れても良かったと思います。
太陽の熱を感じさせられる作品ですね。
>>406 前の連と後ろの連が繋がりません。
最後を「君の笑顔だけだから」としたら繋がったと思います。
ただ、あなたが考えている詩のニュアンスと違ったらごめんなさい。
>>416 とても良いと思います。
最後の連がそれまでの言葉によって強められています。
最初の「君が〜」の部分は第三者にした方が良かったかもしれません。
直さなくても素晴らしいとは思いますが、参考までに。
個人的にすごく好きな作品です。
>>417 第二連の二行目、三行目が少し気にかかりました。
見えなくて、というのと見えない、というのがかぶってしまう気がします。
三行目は見られることはない、など受動的な面を出したらまた違ったのではないでしょうが。
霧の深さが非常にイメージしやすく、伝わりやすかったと思います。
>>418 がむしゃら感が出ていて良いですね。
最後は前の走り続けるという部分を受けて、「自由を求めて走り続ける」などの継続感を感じさせたほうが良かったと思います。
待っているだと受動的な感じがして、走り続けるが活かされていないように思いました。
>>420 少しまとわりつく感じの詩ですね。(良い意味で)
忘れておいででも、という表現には違和感を感じました。
全体をもっと貴族的?な口調で書ききってしまっても良かったと思います。
>>423 オレと僕で一人称が統一されていないのはわざとでしょうか?
全体にまとまりが弱く、それぞれが別の詩の一節のようです。
448 :
名前はいらない :04/08/14 19:03 ID:guYwQG6+
すみません・・・。力尽きました。 評価をされている方々は凄いですね。 多少なりとも参考にしていただければと思います。
449 :
エリア31 :04/08/15 00:01 ID:j9zGp7AU
夜の帳。電気を消して。額に体温を感じる。 こんな安物のロザリオで僕は何を祈れるのだろう。 愚かな妄想を信じたい。 哀れな虚言に縋りたい。 今あなたは何処にいるんですか?頭の痛みは止みましたか? 指の隙間から、あなたの命が零れてゆくようで。 僕はこんなにもちっぽけなのか? 月があなたの手を引いてゆく。夜の帳のその向こうへ。
451 :
名前はいらない :04/08/15 16:35 ID:org+POwv
才能(即興詩) 無能だって? 自分のことを無能者だと? 能無し! だなどと人を罵る者は最高法院によって 裁かれる ああ、有能な人材を欲す、それはエリート 才能、才能、才能! それを世の中に示してやる! 偶然だろうか、この才能は? 秀才? それはたとえば菅原道真 天才? それはたとえばアインシュタイン 無能なくせに、栄養だけはちゃんと摂取して きりもなく増え続ける、獅子身中の虫め! 殺してやる! 分裂しつづけて、転移してゆく・・・ 無能の反対は全能、 人の能力を超えれば、それは超能力 第六感・・・それは得がたいクンダリニー覚醒 人体浮遊術もそのひとつか 宙に浮く人たちよ 覚者たちよ 能力を発揮し 山をも動かすのだ たとひわれ、諸々の国人の言葉を語るとも・・・・
452 :
420 :04/08/15 21:38 ID:2f87IzYO
>>447 様、
書き始めて日が浅いので評価していただけると力になります!
ありがとうございましたv
453 :
てるあき ◆DDfwggPC.. :04/08/15 21:48 ID:DbLk9VLH
「羊かぶり」 自分の目に節穴をあけた 片思いも 穴が閉じてから落ち着けば ただの妄想 心をバクバクさせながら 体育の授業で水着姿の あの人をじっと見詰めてました 夜の夢にも出てきそうなぐらい やさしくてかわいくて 素敵だったあの人も そうよ本当とは性格悪の 羊かぶりもいるんだね まるで赤頭巾に出てくる おばあさん姿の狼 所詮この世の人間は 自分を隠して生きている
454 :
ド素人 :04/08/15 22:18 ID:qLbNDLCE
由美子 何回でも言いたいこの名前 由美子 世の中の女 全員 由美子でいい 太陽も月も動物も由美子でいい 言葉 すべて 由美子でいい
空腹のコンテクストでのレス。
>>430 六華さん「からだに良い摂取のしかた」
特異な感じ。二連目がとても好き。とても深い記憶に通じるから。
...空腹のあまり私は私をやさしく包んでいる殻を食べた、それが孵化だった。
噛み砕くたびに私と世界のあいだには隙き間ができたが、私は咀嚼をやめられなかった。
そうしなければ、私は私の個体を食むはめになっただろう。もしかすると、それは私にとって至福だったのかもしれないが...。
>>432 スティルメイデンさん「後天性双生児」
まずタイトルに脱帽。哀れな像が一瞬で結ばれる。
この哀れな結合が、強い相互依存関係に根をもつならば、分離はまだ間にあうかもしれない。一つの解は、五十嵐大介が示したように、食欲だと思う。
>>443 楽しくも無い毎日を生きなければいけない理由は無い。
楽しくも無い毎日を理由も無く生きることはできる。
理由も無く生き延びることができる仕組みのひとつに、食欲は在る。
>>446 >>405 へのレス有難うございます。
最初は一行入れていたのですが、どうにもまとまりがつかなくて、崩してみました。
今年の夏の詩は次で最後かも。
「悪意」 まだセキュアなお伽噺にあこがれる? その必要性から謎は在ることができ 必要性を超えて悪意は在るというのに? それは暖かい霰が手に手をとって 街へ降りそそいでいた午後一時だ ご丁寧に鯨幕のはためく曇天 ヘッドホンを着ければしじまの中 まるでラリックに飾られた部屋の中 じつは震えるほど夏虫の鳴く真っ昼間 祈りのときが静かに訪れるとは思えない ひとおもいに七色の導火線へ火を点ける がんぜない眩しさと臭いが満散るのだ かしましくおそるべき前線は過ぎて どうにかマザー・グースも詩篇になり ぐうの音も出ないほどに豚を殴る姉 夏虫の声はひととき結ばれまた開く 悪意から引き出された眩しさと臭いは わけへだてなく彼女の顔にも満散る まだセキュアなお伽噺にあこがれる? その必要性から謎は在ることができ 必要性を超えて悪意は在るというのに?
457 :
ウルフィー :04/08/16 04:40 ID:A4sDeWZN
考えていたんだあたりまえのように だけど君は描かれて夢に夢中で 本当の俺を知らないままなんだ そう、君はよろこびを知っていて 君の隣にいた男は、なにも知らないでにいたんだ 考えていたんだ見当違いの未来 知っていたはずんなんだ昨日までの君なら そう、君はよろこびを知っていて 君の隣にいた男は、なにも知らないでにいたんだ うそが欲しいなら嘘をつこう、後ずさりのむこう 逃げ切れなくなるまで、 君がそう望むなら俺は幸せ 考えていたんだあたりまえのように だけど君は描かれて夢に夢中で 本当の俺を知らないままなんだ そう、君はよろこびを知っていて 君の隣にいた男は、なにも知らないでにいたんだ ご意見お待ちしてます。詩が好きなのでよろしくお願いします。
458 :
ウルフィー :04/08/16 04:43 ID:A4sDeWZN
描かれて夢に × 描かれた夢に ○ です。すいません。よろしくお願いします。
459 :
クラリス・イカルス :04/08/16 09:03 ID:DtVyOdU6
振り返れば 振り返るほど 遠ざかる夢を追い掛けていた それが…アデルを愛している証だと 思い込んでいた。
460 :
レンジで二分 :04/08/16 09:24 ID:Km3Abz3m
コンロ コンロに手をかければ すぐにぬくもりが手に入る コンロに手をかければ すぐにあなたのもとへと旅立てる ガスを開いて 心も開いて 最期のコーヒー静かに味わう さようなら そう一言 それが最後の言葉・・・・・・・・・・・・・・・
461 :
名前はいらない :04/08/16 14:26 ID:tSzPeJTk
戦友 おなじ防衛学校を卒業して 卒業するのはなかなか大変な学校 これは日本の大学とは意趣であろうが エリートしか卒業できない 沈着冷静な司令官は、つねにクールで なければならず、抑制の方向にはたらく 経歴を記憶し、過去を記憶している また、自分と自分でないもの、の区別がつく 殺し屋、の異名を持つ者も、同じ士官学校の 卒業者だ 敵にあったミサイルをつくるべし 助手役の者もいるが、これも同じ学校の卒業者 殺し屋の仕事を助けるのが任務なり ちょっと、触らないでよ、そこ、エッチ、痴漢! 自意識過剰女! おればかり見てるだろ? 喧嘩するほど仲がいいもんな なんや、また夫婦喧嘩かいな? おれは、蚊帳の外 二人の仲は熱く、一人はのけ者 邪魔? いま、いいところなんだから、邪魔しないで! 邪魔だったみたいですね? 僕。二人の仲を邪魔する あんまり暴れないで、見たら、殺すわよ 自意識過剰なのかしら 戦友の戦歴 また、これからも戦いは続くだろう、永久に・・・
462 :
しょうこ。 :04/08/16 19:30 ID:m3sqWWov
詩かくのスキなんで書きまーす。 「白」 純粋にあこがれた綺麗な頃とはもう違う あたしは 確かに純粋になった でもちがう 純粋になった、 とおもって喜ぶ人間を 人間は”純粋な子”とは思わない 汚れに憧れてる人こそ一番の純粋なんだ そんなの知りたくない 故、死ね
それを胸いっぱいに頬張ったら とても渋くて なぜか涙が出た 思わず猫を抱きしめながら 理由の無い涙が止まらず 鳩尾が締め付けられるように苦しくて 自問自答を繰り返す 自分とその他の差異を感じつつ 斜めから見下ろしている 存在しているような していないような 今ここに居る事に対しての違和感
アンシェントチャイニーズシークレットレストラン DOU DOU DORURURU DOU DOU DORURURU いつもチガウ顔がクル でも私たちは毎年咲く DOU DOU DORURURU DOU DOU DORURURU 夢が見たいとワライダしテ ピンク色に花回り出す DOU DOU DORURURU DOU DOU DORURURU いつもチガユ顔がクル でも私たちは毎年咲く 私たちの下か上か いつも違わなヰのは私たチだけ Pink Cherry 私たちがもっと長く生きる 肉 肉 肉 肉 DOU DOU DORURURU DOU DOU DORURURU いつも違うカオが狂う でも私タちも毎年咲く 輪たしたちの下か↑カ いつも違ワないノは私たちだけ
465 :
1/2 :04/08/18 04:01 ID:IXXbr96z
どくん どくん どくん 響く どくん どくん どくん 流れる どくん どくん どくん 鳴り続ける 止まらない 止まらない
466 :
2/2 :04/08/18 04:02 ID:IXXbr96z
どくん どくん どくん 溢れ続ける 止まらない 止まらない 朦朧とする意識 音と 生温い感触だけ 眼(まなこ)はもう開かない
『安らぎ』 嵐もいつかは終ること 歌もいつかは終ること この幸せも終ること この鼓動の音も終ること いずれ全て終ること 全てからの解放、終ること 最大の安らぎ その魅力、誰も逃れられない ほら、永遠に続くと感じてごらんよ それは苦痛、フフフ 死は安らぎ、生きる意味 擬似的な死、それは解放 擬似的な死、それは安らぎ
468 :
名前はいらない :04/08/18 15:48 ID:bginlGdE
場 演劇の場 演劇の 舞台 場 場 トポロジックな? トポロジー 役者たちの 舞台 部隊 役者は揃った この場に、 自己の世界に 終わる世界 終末 破滅へと向かう個 結び付き 結合し 相互関係の中で 死んでゆくものたち 接触しないもの 場、 設けられし 場 操り人形たちの 舞台 芝居は続く なんだ 夢だったのか? 起きなさい、遅刻するわよ なんか、長い夢を見ていたような気がする 目覚めよ、と呼ぶ声が聞こえ 思い出したまえ
469 :
名前はいらない :04/08/18 16:26 ID:Mt1zFYPV
「見えないだけ」 そっと消えようとするあなた 目の前にはたくさんの道があるのに いたばん冷たい道を選ぼうとしている 昔道草して おたまじゃくし見つけた 覚えていたのはわたしだけ 今のあなたには 見えないだけ
何を詠っても空しいだけだ 「あれは昔のこと」 そう言ってしまえるお前だからな おまえの発情の声なんか聞きたくもないそんなもの空しいだけだ 「 」が一過性の気の病と思うのなら お前から発せられる詞[ことば]のすべてが嘘だ そんなものを出されても公衆便所の便器の黄色い染みを見ているような気分になる 自分に誓ってしまえ たったひとつの「 」を一生大切にすると たったひとつの「 」を決して捨てないと たったひとつの「 」にしがみついて離れないと たとえその先に暗い道しか無いとわかっていても そこへ行くしかできない者だけが ほんとうに「 」をわかっているのだ ( 「 」に「恋人」や「愛」や「恋」や「恋愛」や「情愛」や 「純愛」や「初恋」や「アガペー」や―― ――そういう類のものろもの言葉を置き換えてみても 人はその言葉を(誤差無く、そして混じり気無く)忠実に再現することはできないのだし 真実の「 」は真理の中から切り抜いて定義づけなんかできやしない ) しがみつけしがみつけ 悪人と罵られようとしがみつけ しがみつけしがみつけ 多くの他人と自分自身とそれからもっとも大切な誰かを 不幸にすることだとわかっていてもしがみつけ しがみつけしがみつけ 最期までもしがみついて離さなければお前の「 」は本物だ しがみつけ!しがみつけ! ああそして! ものの見事に滅んでしまえ!
なんだか詩と詞と散文の区別がついてない人が多いな…
472 :
柳橋 「Mr.Endoroll」 :04/08/19 10:00 ID:S2y0kUtQ
スタッフロールが終わり 厳かなテーマソングがフェードアウトする 会場に人混みは薄く しかし静寂はまだ遠い 暑い中で食べるアイスはとても美味で 夢中で頬張る誰かが言う 「いつまでも無くならないアイスがあればいいのに」って 凄い凄い 何が凄いってきっと 永遠を望んだりする事 終わらないって事は苦しい 終わらないって事は始まらないって事だから 終わらないって事は嬉しい 終わらないって事は悲しまないって事だから 上映の音がする また同じ映画が始まるのだと思うと ちょっと苦しく、嬉しく 再び客席に足を運んでしまうんだ
473 :
柳橋 :04/08/19 10:01 ID:S2y0kUtQ
題名 Mr.Endoroll→Mr.Endroll _| ̄|○ ローマ字になっちゃったよ…
474 :
名前はいらない :04/08/19 20:46 ID:/TREz+oD
騒ごう、我を失い、省略された自然の中で 忘れよう、まとわりついた心配事を、ひとつ残らず 繋いだよ、頼まれていた物、期限以内に焦ることなく 秘密は、まだ破られてはいないだろうな、傘と雨 皆が遊びに飽きて 帰るべき場所に、戻ってゆく 皆が豆粒のようになってしまったら 振り返る 明日、何事もなく同じ光景は 見られない だから焼き付けるように、見えなくなるまで 待っている
475 :
gm :04/08/19 21:31 ID:KgYPlGQR
解凍していく視界 始めるのはひとつの習慣 咲き乱れた花を前に 甘い匂い嗅ぎわけたら そのまま包んであげたい ちょっとした変化をずっと探している そんな日を楽しんでいる 揺らめいた視線 何かがあるとわかればそれでいい ああ その優しさの上に乗っていいかな どうしようもなく虜へと 何枚も何枚も重ね重ね咲いている 何も見えない ゆれるブラインド 何の意味も持たない 囲まれていても 溺れているのに抵抗がない 上から見下ろしたとき僕はどう映るだろうか ああ きっと見分けは付かないだろう いつの間にか包まれていた人へと 想像つかないくらいがちょうどいい 失くしかけたもの 逃がさないように 逃がさないように 陽気な街の優しさとは一味違う 似つかわしいとは言えないけれどね 癒える気持ち またくれました 先を見積もって 先を愉しんで 巻き戻すことがなくなるまで 欲望はいずれ待望へと変わる ああ そのストッパーは外れるのかな 最後の一枚が落ち着いたときへと
476 :
名前はいらない :04/08/20 22:37 ID:u1CXefx/
無惨 また日が昇り 人は明日へまた歩き始めた。 唯一人、過去に戻ろうとする僕。 ふわふわの偏った布団の上で、 それたちがフラッシュバック。 どんなに君がそこにいても そこにいないと気付くときもあるだろう。 どんなに君を欲しても 舌足らずで、誤解で。 君はいつでも光の向こうで。 フラッシュバックが思い出に変わるとき 俺が変わるのかな。 思い出は 君が変えてくれるのかな
477 :
白けら :04/08/21 00:01 ID:F/6eR3zL
たとえば牛乳瓶が壊れて つまり ガラス片は狂気だという まばらなそれが同じだと 納得がいかずむずかる赤ん坊の 世話をする おかあさん 母胎の中はミラーボールに囲まれて 生まれる前から ずっと 散りばめられた光で踊る 妖精たちを 知っている 赤ん坊 気づいていたよと 笑顔で教える妖精に 誰も気づかない おかあさんは 赤ん坊を狂気だという だから 母胎はいつだって凶器で 殺すみたいに 赤ん坊を産む
忙しくて よく見えなかった 年齢の割には 考え方が幼いとか 小さいプライドに左右されていたり
479 :
めい :04/08/21 08:27 ID:48ZO0lNW
>423 僕の大切な人よ、と言いながら、もう愛していないと言い、 また一人称が僕からオレに変わっている事で 新しい自分になろうとし、もう昔の「僕」じゃないと叫んでいる ようなせつなさを感じます。 >424 一行目語呂よくてなんか好きw >425 現代社会の便利さの裏のきしみっていうかですね。(日本語変w) 実際に自分の手から相手の手へと「価値」を手渡す事で「使う」べき なんだよね〜とか考えました。 >426 最初からだんだんと悲しみが重なってきて ついに「すべてが終わる」ところまできてしまったところに それを常に背中合わせにあるものとし 全面的に受け入れ、拒んだり恐れたりしない姿勢が見えて 好印象でした。 >427 「妖艶」っぽい雰囲気が出てていいと思います。 悲惨な現状とどこかそれを楽しむような不気味さが漂います。 長さもこれくらいが読みやすくていいですね。
480 :
めい :04/08/21 08:28 ID:48ZO0lNW
>428 行き場のない思いが伝わってきます。 広大な砂漠に放り出されたような 心許なさを感じました。 >429 夜のなんとなく心細い雰囲気を文章でよく活かせています。 「夜汽車」って響きいいですよね〜 読んでいて思わず夜空を見上げそうになる詩でした >430 「からだによい摂取のしかた」という文自体が 心に優しい響きでからだによさそうw 順を追って説明してくれていて、素直に従いたい気持ちになります。 最後の二行がとてもいいですね。 「ああそうだよ、そうしよう。」なんて思わせる。 やりすぎなくても八分目までで十分幸せになれるんだというか。 八分目まで自分の力で食べたら、あとの二分は 自分のなかから満たされていくというところに 人間の忘れかけていたもともとの能力を思い出す。 ここらでちょっと休憩。批評って難しいなー
481 :
名前はいらない :04/08/22 00:40 ID:o+WI3nyp
五感照応 万物照応 私の頭の中で、軍隊が行進している やれ、爆弾が破裂した、ミサイルが命中した 私の人体と外界とは、陸続きの脳と皮膚 ウインドウズ、それは世界への窓 脳細胞が笑ってる わたしの中の脳細胞が活発に活動している 私のなかで、全人類が活動している わたしは、私の体の中に住んでいるのだ 他人は私の体の中に住み、私は他人の体の中に住んでいる アルジャジーラ、私の軍隊の流れの命令を出して聞く私自身 軍勢、私が行うことを他人が知っており、罪と罰、罪と報い 私の頭から、軍隊の行進が流出してゆく・・・ 私の中のあなたの中の彼の中の彼ら 私の頭の中から、軍隊があふれ出てきて、行進を続けて、 指揮と命令を出して、それを聞く私自身、ああ、 私の中に、全人類と、全世界がある
482 :
名前はいらない :04/08/22 09:01 ID:or313Tfv
BOOさん、六華さん、どうもありがとうございます。 「モンタージュ」 モンタージュしてみたいものは あそこに座っている人の言葉 もう三時間もああやって ベンチで風にそよがれて 太陽だっていつまでも同じ顔している訳でない 牛乳だとか スコッチウィスキーならいざ知らず 私には砂丘の嵐のにおいも、大正時代の風景も、授けるすべは無いのだから 暗号解読に必要なものは ひたすらな計算力 順列組み合わせのフラッシュが いつか私という細胞のすべての穴を射抜くだろう
(つづき) 千羽では足りない折鶴の 千一羽目の眼光が お前の黒い瞳の中の ほんの一匙の青色を 鏡の中のいとこのように 粉々に砕いてしまうとしたら 平伏す頭上で羽を広げる鶴の羽毛は何色でしょうか モンタージュして頂きたいものは 日が暮れるまでああやって 子供たちからも気にされず 誰から怖がられることもなく 座っている若い女の詠んだ詩句 それとも年老いた男の小言 すがたかたちはすぐに散らばり 私ひとりの記憶では人間の顔にはなりませんが 持ち寄って頂きたいものは 散り散りになったコンタクトレンズ きちんと目印になるよう薄い青色でできています
485 :
366 :04/08/22 22:06 ID:LsGyKCIg
>>遅レスですが・・・ 正直スルーされるかなと思っていたところに、 核心をついた批評、感服しました。 参考にさせて頂きます。
486 :
485 :04/08/22 22:09 ID:LsGyKCIg
「猫達へ」 私は共に暮らす事を誓います 得る喜びも失う悲しみも共に でも 喜びは少し貴方たちに多く与えましょう 悲しみは少し私たちが多く抱えましょう 多くの貴方たちに出会い そして死を悲しみます 歳月が経ち 心が落ち着くと 虹の橋に遊ぶ貴方たちを思い浮かべ 少しずつ立ち直ります これから私が大きくなったら 多くの貴方たちに囲まれ 暮らします 例え手が欠けていようとも目が見えなくとも隔てなく 貴方たちを愛する事を誓います これが私たちの悲しみを背負い天へ向かった 貴方たちへの せめてもの恩返しです 評価、よろしくお願い致します。
488 :
名前はいらない :04/08/23 21:27 ID:k803FoNz
あげます
詰まったラッシュアワー イヤホンの音が漏れる気がして ホームに降りたら コーヒーでも飲もうか 渇いたノドがくっついた 明日はゆっくり 乗れてるかなぁ? 今日は早めに 家に帰ろうか 満場一致で人はホームに降りて 一人取り残された気がして 駅から出たら あくびでもしようか 1日溜まった分だけ 明日はゆっくり 乗れてるかなぁ 今日は早めに ベッドに入ろうか ガラスに写るそいつが やけに小さく見えたんです 張り付いたその手も やけに弱く見えたんです
空いたホームとホームの真ん中に いつからか吹いたすきま風 対岸の方の窓を覗いてみたら 誰かの顔が浮かびました 今日もかろうじて夜が来ました 明日も変わらず帰り道辿ってるかなぁ? 向こう岸のあいつが 大層偉く移ったんです 向こう岸の笑顔は 大層こっちにゃ眩しいんです 響かない歌でも 聞こえてるんです 聞こえてんだよ 僕に歌ってるんです 俺に歌ってんだよ 君が聞いてください お前が聞いてくれよ 隣のおまえのあくびすら そりゃもう何より響くんです 隣にいるおまえはさ そりゃもう誰より強いんだろうなぁ そりゃもう誰より偉いんだろうなぁ こんな俺のこんな歌 そんなおまえに届くかなぁ 帰り道だけは変わらず続いてくんだ
491 :
蛙人 :04/08/23 23:49 ID:iepBqtD7
ちょこちょこっと評価させていただきたく思い参上いたしました。
手近な物から評価しますが私(俺、僕、あちし、我、など)の作品が
評価されてない!というときはNO.[ ]を記入してレスしてください。
>>474 「省略された自然」と繋がる文章はどこ?
皆が遊びに飽きて・・・からの文章には意味があり
ちゃんと繋がっているのに
それ以前の文章はおかしい。
脈絡がない。そう思いました。
>>475 賛否両論。私は否のほうです。
読みづらいと思います。
>>476 フラッシュバックが思い出に変わるときっていうのは
素敵な言い回しですね。
。が付いていない文と付いている文は
どう分けたのでしょう?
それとも意図的ではないのでしょうか?
どっちにしてもないほうがいいと思います。
>>481 少し戦争系から遠ざかれないでしょうか?
折角いい事を言っているのに
混ざってしまってう〜ん。って感じです。
脳内戦争・・・・ですか?
>>487 題名で結論を表そうとしないでください。
文だけ読んでもこれは猫への言葉か
と理解できるように心がけてほしい。
>>489 最後の一連が異様に好きです。
何故か心に通じるものが・・
おうおう、今から作るよ。
舞う様な歩行法 軟体の紳士 きっと此の世を謳歌し過ぎている 貴方の事を奇抜とは思わない 幾多もの同族と擦れ違ったから 麗らかな太陽に目を細めた 此処は居慣れた公園なんだが(此処は何処なんだ?) 気付かない内に皺が増えたな(此処は何処なんだ?) 彼等は私を誘惑しているのか 何もかも捻じ曲がった世界へ その歩行法と合致するくらい屈折した庭へと 内心興奮しているよ 怖い物見たさじゃないさ 此処が何所か判らなくなってしまったから
494 :
名前はいらない :04/08/24 02:27 ID:Ds1EuOHN
頭 スポンジなの もう何も考えない あとは要らない心配を するだけで 心 カラスウリ だんだんと干からびてゆく もうつなぎ合うことをしないままで どこへでもいい子を連れて 飛び回ることを考えれば 私の見てくれは どんなにひどいものか 知らない 頭 スポンジなの 何も考えないから あとは静かに足元を 見つめるだけで 心 カラスウリ 何にも感じないから そっとしまってただ持ち歩く
495 :
てるあき ◆DDfwggPC.. :04/08/24 15:39 ID:QtGMAidQ
496 :
蛙人 :04/08/24 16:06 ID:kL7RF6Wu
>>495 羊かぶりとはまたユニークですが
内容はまた違ったものですね。
恋は盲目と言いますが
それを節穴と表現することによってまた味が出ていますね。
やさしくてかわいくて素敵だったあの人が
何故羊かぶりだったのか
恋は盲目→羊かぶり→冷めに至った理由の部分が
スコ〜〜ンと抜けてますね。
あえて、抜いているのなら
それはいいんではないでしょうか?
蒸し暑さで目覚めた夜、一筋の蛍がみえたと思った。 触れれば、そこは自由な空間、周りの世界と閉ざされた幻想が 存在する。 わずか30センチの窓からプリズムがイタズラをして、 眠りを妨げる。 だが、彼の指は軽やかに滑り、目頭尖らせ、隠微な駆け引きに 心掻き毟られていた。 やがて、疲れた戦士は浅い眠りに陥り、 気まぐれな雨音のリズムが遥か遠い記憶を連れてきてくれる。 降り注ぐ光のシャワーが迎えにくるまで 瞬きもせずに、漆黒の深海をさ迷い歩いていたらしい。 現か、はたまた夢なのか、私は一部始終その物語をなぞっていた。 知っているのは未成熟な夜明けとダンスが上手な小鳥たちだった。
498 :
名前はいらない :04/08/24 17:19 ID:MlVgC374
大いなる小袋(タイトル) 夏の太陽 淫乱道しるべ 「実家が蒲団屋の箱山です。」 空しく響く 夏の誘惑 南京たますだれ 「こんばんは、ツクシです。」 カラカラ鳴いた 大いなる 大いなる 大いなる 小袋固め 大いなる 大いなる 大いなる 小袋固め 正直泣いた 僕泣いた 豆鉄砲で 死を急ぐ 正直泣けた 僕泣けた ピーナツ袋は 600カロリー 謹んで、評価のほうよろしくお願いします。
499 :
497 :04/08/24 18:24 ID:oh3z6WP1
蛙人さん、はじめまして。 われながらわかりにくいかな?と思ったのですが、 直喩を使うのが好きです。詩にはいろんな解釈があるので、 自分の思ったとおりのことを詩にしてみました。 どうぞ、よろしくお願いします。
この体貫いた細い腕 心臓を握られ 心に喰いつかれて 愛を貪る 咽元に噛み付く 君の目は虚ろ 早く、早く、急いで 俺の命が尽きる前に 君の手で はらわたを掻き回して
>>499 いや、隠喩だと思うんだが。
ツッコんだついでに評価してみる。
わかりにくいというか、小説的ですね。説明臭いというか。
謎々にしてはまどろっこしいし、散文的でもない感じ。
>自分でもわかりにくいと・・・
そう思うのは言葉の繋がり、主語や目的語が曖昧だからだと思う。
まぁ予想できる範囲ですけどね。
蒸し暑さ→ 雨音 → 光のシャワー → 未成熟な夜明け
なーんかリズムがガタガタしてるんだよね。
っていうか謎解きだとしたら、苦手で。ゴメソ。
>>498 ダダ詩的な感じかな?
うん、なんかエロい雰囲気は伝わってきますよ。
淫乱道しるべ。
もうちょっとダラダラ語って欲しかったな。
あっけない感じがする。
600カロリーて。少ないな(藁)。
「夏」と二回も使うならもう少し夏らしい雰囲気を出して欲しい。
でも小奇麗にまとまっていて割りと好きですよ。
502 :
497 :04/08/24 20:23 ID:oh3z6WP1
どうもありがとう。 説明臭い、そうですね。 まどろっこしいし、すっきりしてませんね。 色を表現したつもりが、 統一されてませでしたね。時間も順当じゃないし。
503 :
名前はいらない :04/08/24 21:45 ID:MlVgC374
>>501 やったー。うれしい評価ありがとうございます。
淫乱道しるべ、ってところがセールスポイントだったから。
なんか、よかったな。
この板初めて来たんだけど、また来たいと思っちゃいました。
産休でーす。
504 :
蛙人 :04/08/24 22:27 ID:sUjeA/Az
>>497 例えて言うなら物語のナレーター
でも、筋道は立てられていると思うので
直喩を使うなら使うで
客観的に見たりしますよね?
客観的には見れているものの
やっぱり、ナレーター
自分の詩を客観的に見つめてみてください
「列に続け、でなければ死ね」 赤いカーテンで区切られた僕たちの純真さ 気にもとめず 疑いもせず あるがままに受け入れ続けた偽毒 日々飲む酒が身体を蝕むと知っていても 前に進むことが良いことだと思っている いびつな十字軍 明るいポジティブさが奥に秘める暗闇を駆逐し 全部混じり合わせようとする 吐き気がする
506 :
497 :04/08/25 06:56 ID:QeOZZJBI
蛙人さん、またまたどうも。 詩って難しいですね。 初めて聞くことばかりです。 コツというか基本を教えてください。 思ったとおりのことを書けばいい、殴り書き、散文、 なんでもいいとよく聞くのですが、 そうはいかないですよね。 よろしくお願いします。 私って才能?なし?
507 :
てるあき ◆DDfwggPC.. :04/08/25 07:21 ID:lVAZaWpt
508 :
名前はいらない :04/08/25 18:11 ID:6oL1TOgc
寛容 自分に反応しそうな 助手を学校で 殺したり すねさせたり 押さえつけたり ヒトとヒトとが せめぎあう 行動act 行動によって 自分が維持されている 軍事反応が起こらないことを 軍事学的寛容という 排除の反応を 起こさない 寛容する 積極的な行動act
世界中から仲間はずれで小さくなってる 世の中が早すぎてついていけない どこにも居場所が見つからなくてとても孤独で みんなは正しい答えを知っていて自分はいつも間違いばかり 自分が周囲で一番不幸だと思ってないかい? 全ての物の儚さを知っているのは自分だけだと感じていないか? システムやルールを信用できない 世の中から隔絶されたような気分になっていないかい? 世の中のからくりを人よりも多く知っていると思っていないか? 君にはすこしだけロックが必要だ 君にはすこしだけロールが必要だ 君にはすこしだけロックンロールが必要だ テープでもレコードでもCDでもかまわない 君が好きな音楽を聞くんだ
510 :
名前はいらない :04/08/25 21:45 ID:BlXYyAHZ
511 :
embryo餞 ◆3Xu0//S666 :04/08/25 21:54 ID:XtkvhkLB
血液ゼリーをミキサーでかき混ぜたらグチャグチャになりました エロトピア エロトピア 肥溜めに沈む精液と鼻水で培養してあげました 真っ赤な大木が生えました 頭から生えていました 頭から咲いていました それはやがて成長して歩き出すと あなたになって高笑いを始めました だから僕はジグザグにあなたを破ったあとズタズタにしてぐるぐる回したのです 残ったのは 真っ赤な真っ赤なゼリーでした
>>477 の評価をしてくれると嬉しいです。
いや、しなくても結構ですが。
毎度お疲れ様です。
513 :
ふ ◆kjzQdKhpnM :04/08/26 00:10 ID:lFvJwvRv
『葡萄酒』 月の砂漠に横たわり 独り遊びたしなむ箱庭よ 宵の美酒は毒となり 君笑うこと勿れ ここに伏す 言うが早いか今は朝 面影の面影 今何処 君の横顔が蜃気楼 逆さに映る幸せよ 君の仕草が蜃気楼 月が追い立てた白昼夢 月の砂漠はまやかしか 戯れに溺れる砂の海 寄せては返すうわ言が 君笑うこと勿れ 枷になる 思い出づるは夢の宵 面影の面影 今は莫し 君の言葉が蜃気楼 逆さに現れたこの末路 君の煌めきが蜃気楼 月明かりは何が照らしたか
514 :
名前はいらない :04/08/26 00:26 ID:v1WAUC+1
515 :
embryo餞 ◆3Xu0//S666 :04/08/26 02:41 ID:WEgr36qh
断絶され隔絶された空間に身を遷す 何も無いあまりにも何も無く 人で無いヒトデナシが犇めいてる 日常に紛れる死 確かに生きちゃあいるが 死んでないと言い切るには儚すぎて 頽廃して沈んでいく生命の実感と 後退して狂っていく歯止め無き進路 自殺の真似しかできない敗北者に お空の上 勝利を誇る敗北者が嘲笑う あれは 昨日自殺に成功した あなたかな? これは 只死んでないだけの 残骸かな? 縛る惰性は死ぬまで死んだ日常を保つことを要求する 生きて死ねず 死ぬ前に死んでしまって 死んでも死ねない 廃れ続ける おめでとうございます 飛び降り、日常を吹き飛ばす事ができて おめでとうございます 首を吊り、日常を縊り断つ事ができて ありがとうございます ありがとうございます本当に 絶望のお手本を示してくれて
516 :
名前はいらない :04/08/26 02:50 ID:8mqnXQLi
>>511 3行目はなかなか素敵かと。
短めの詩が好きというのもあるんだけど。
下ネタ排除して路線固定して、
このテの奴でもう1つあなたの詩を読みたい気分です。
517 :
ヽ( ・∀・)ノ ≡●ウンコー ◆3vvI.YsCT2 :04/08/26 10:35 ID:hk7pERzO
※パパッとつくったので愚作ですが アダムとイブが出会った瞬間 人間喜劇は始まった 狡猾な女と見栄っぱりな男達が 騙し騙され踊り狂う 白雪姫は眠ったふりで 小人を使って王子を騙す シンデレラは貧困の底から 王子を色香で心奪い ガラスの靴で誘い込む 親指姫は女の武器を利用して 泣き真似 笑顔 優しさ ツバメも魚も騙された 騙す女達 騙される男達 なんて醜い人間模様 心の闇は容姿で隠し 未来は策して 富ある場所より頂戴する 乞食のような 華やかさ ああ 醜い人間達 なんて 醜い人間達
518 :
ウルフィー :04/08/26 10:50 ID:PKe8bkfK
457 オネガイシマス
519 :
名前はいらない :04/08/26 12:41 ID:PmNBXRgu
美穂 嗚呼、美穂!なんて良い女だ! 美穂!俺は歌う!今日も待ち続けるだろう!
520 :
名前はいらない :04/08/26 15:53 ID:OxPZN+1Q
君を愛したことを忘れて 前を向くのが 強さだというのなら このままずっと 弱いままでいさせて 泣き続けさせて 約束の場所で 今もまだ待っている 問題はもう 君が来るかどうかじゃない 出会わなければよかった、と 最後に言い残した君を 今もまだ どうしても許せないでいる 君と出会った奇跡は 私の住む狭い 狭い世界の 色も音も香りも すべて変えていった 失ったものと得たものを並べたら 迷わず得たものを抱きしめたい 悲しいことばかりが思い出じゃない あんな素敵な夜を忘れられるわけがない 街中に溢れているような 他の誰かじゃ もうどうしようもないこと 君以外同じ 全てがモノクロームに 染まり行く世界 約束の場所で 今もただ待っている 問題はもう 君が来ても変わらないけど
521 :
名前はいらない :04/08/26 18:02 ID:Ryz9H+qi
嫌なもの 受け入れがたいもの サド林檎姫
522 :
名前はいらない :04/08/26 18:16 ID:Sn/D5Er5
淫靡テーション(タイトル) 淫靡な匂いで 朝の幕開け 全裸主婦の 妻思う 淫らな姿で 世紀の幕開け 全裸主婦と 秘密自慰 工夫をもって リズムをもって こけしを片手に 軽快に 工夫をもって リズムをもって ナスを片手に はい!深呼吸 ああ 淫靡テーション クラシックスタイルでどうぞ ああ 淫靡テーション お気に召すまま 貿易摩擦 全裸主婦 満開 春はあけぼの 桜色に 頬を染めて 殺意を抱き 性具 差し入れる 雨に濡れ行く 奥の細道 ああ 淫靡テーション クラシックスタイルでどうぞ ああ 淫靡テーション お気に召すまま 貿易摩擦 (謹んで、評価のほうお願い申し上げます。)
523 :
名前はいらない :04/08/26 19:16 ID:Ryz9H+qi
あの時に折目正しく謝らなければ いつまでも貴女に怨念ついたまま 究極の洗濯をしてください
長年連れ添ってきた君もとうとう壊れてきてしまった 顔が真っ黒だ どこを押しても反応無し クリッククリッククリック 線を抜いて 繋いで クリッククリッククリック 壊れてしまった 僕の恋人 君の死を受け入れて 久しぶりに外に出てみようか 空は明るい
525 :
名前はいらない :04/08/26 20:27 ID:pDR4ikgh
僕の通るこの道は いつも風が吹いている 工場と工場に挟まれた 風の吹いてるこの道を 僕はいつも歩いてる 道ばたの猫じゃらし 工場を隠すトタン塀 油の浮いた水溜まり みんな風に吹かれてる 僕と一緒に吹かれてる 風の吹いてるこの道が いつも通るこの道が 僕の生きてる道なんだなあ
526 :
ふ ◆kjzQdKhpnM :04/08/26 21:08 ID:lFvJwvRv
青く埋め尽くされた空 淡い琥珀色の光り 森の中にひっそりと佇む 培養槽のごとく菌糸に侵された黒ずんだ子犬の亡骸 溶け出した彼の骸の上にそっと座り込む羽のついた猫 全てを亡くしさらにも失い続け ゆっくりと力を失う世界を猫の目は写し続けのだ God is dead to me. 人と人は分かり合おうとするのに 人々と人々は相容れないのは何故だろうか 両足にはめられた足かせの色彩 翼に記された刻印 世界は埋没を続ける 茸の棺に覆われた子犬はひっそりと目を覚ます 時の矢が巻き戻る
キミに逢いたい尾 キミに逢いたい ただそれだけ 沢山のモノをなくしたけど それでもキミに会いたい それだけが僕の願いだから キミの所まで飛んでいく翼は折れてしまったけど この二本の足がある限り 諦めない 悲かった 寂しかった 泣きたかった だけど諦めない キミに逢うまでは たくさん傷つけたけど たくさん涙を流させたけど この想いだけは嘘じゃないから 遠くからだから伝わらないかもしれないけど それでもいい キミだけを想ってる 今も これからも ずっと ずっと キミに逢いたいから 友達が1回だけ聞かせてくれた詩です。 もしよろしければ評価お願いします
「ADVANCE」 暗闇の中にいると いつか、かすかな薄明かりが みえてくるよ。 その時、出口を探すんだ!見つけるんだ! 女神が舞い降りて 手を差し伸べてくれるかもしれない。 もしかしたら、悪魔の誘惑かもしれない。 闇の先に必ず光があるとも限らないけどね。 でも、怖がっていて、ずっと目を閉じれいれば 真の闇はやってくる。 それはEndless dark night 探してごらん、みつめてごらん、 君の未来を。 You can read the direction. さあ、采を投げるんだ。 光に向かって進んでいくんだ。
530 :
名前はいらない :04/08/27 10:15 ID:F6xUKzw1
じゃあ
>>513 『月』という単語が出る頻度がギリギリ。俺は大丈夫だった。
フレーズ区切りで読んでいくと、1つ1つの単語を熟考しているのが分かります。
「面影の面影」とかカコイイです。この調子で頑張ってくだされば。
531 :
ふ ◆kjzQdKhpnM :04/08/27 10:49 ID:0ahgYIq1
>>530 評価ありがとうございます。古文体の詩が好きなのでこの方向でやっていきます。
(
>>513 は詞ですけどね)
532 :
名前はいらない :04/08/27 23:22 ID:nLuoGoLG
拒絶反応 殺し屋は自分でないものを発見し はげしく攻撃をしかけた 大砲のミサイルの攻撃も はじまった 拒絶反応がはげしく起こった 殺し屋は自分ではないものを攻撃した 殺し屋に襲われた非国民は 自殺を開始した(あるいは、溶けていった) 食人種が非国民を食べた 防衛隊司令官が食人種から 非国民の情報を受け取った 殺し屋が食人種から情報を 受け取り増殖して攻撃を開始した 防衛隊司令官が大砲に活力を入れ プラズマとなって非国民を ミサイルで攻撃する
533 :
名前はいらない :04/08/28 02:37 ID:NeVZRhWg
【clientand hit man】 彼は今日も仕事に行きます 生きるために一つずつ 堕ちて行くモノを 見つめて 彼はまた今日も仕事に行きます 生きるために 彼はもう仕事をすることに 抵抗は無いみたいです 私はあなたに 働いて欲しい
534 :
名前はいらない :04/08/28 04:28 ID:hZDQFOfI
「銀色の月は動じない、生も闘いも荒廃も死も」 新月憑きて 若葉が萌ゆ 上弦尽きて 飛矢が落つ 満月点きて 城壁が燃ゆ 下弦浸きて 赤子が死ぬ
535 :
名前はいらない :04/08/28 04:30 ID:hZDQFOfI
「日常に潜む美」 バラは赤 スミレは青 今夜もまた月が昇る
536 :
名前はいらない :04/08/28 05:56 ID:1YNf1XIK
「時空を超えて」 セスナの擦れ声 残る一糸雲 目高見物と洒落込む 夜空の花火 淡い口付けを交わす リップの香り 一瞬にして現れ 瞬くままに消え行く ニヒルに構えても ニヤリと顔が緩む 溜息一つで判る 大人の色香 記憶をカラーで再生して ビデオの早送りの様に 今 この瞬間に近付けたい 時を意識しない夢空間へと 絶えず現実と向き合いながら
538 :
名前はいらない :04/08/28 11:34 ID:tmdL2I23
雨、アスファルト。 絶えずちっぽけな困難がちっぽけな僕を苦しめる。 世界が平和になればいいのに。 そして憎しみや悲しみが無くなればいい。 一緒に僕の中の憎しみや悲しみも無くなればいい。 我ながら図々しいね。 ノイズの向こうの真実に耳を澄ます。 モザイクの向こうに目を凝らす様に。 最後に脳裏に微かに灯を点した名前を呼ぶ声。 それがただひとつの真実だ。 もう少し寝させてくれ。 図々しいね。
「八十一歳の入院中の男性が医療ミスによって死亡しました」 聞き流してしまう よくあるニュース そのニュースに母は言った 「なんだ八十一歳か 若い人なら可哀相だけど」 言っている意味がわからなかった 百まで生きるかもしれないだろうと聞き返す 「長生きしたって社会に迷惑をかけるだけだもの」 ジブンは口を閉じた おお母よ 姑の下の世話をした母よ ああ母よ 排便できなくなった実母の肛門に指を入れ便を掻き出していた母よ ジブンの祖母 あなたの実母が亡くなったとき あなたはまったく おし黙ってしまっていたけれど きっとそのとき 悲しみに打ちひしがれているとともに ああやっと開放されると ほっとした気持ちになったのでしょう アイデンティティー その一部をになう母親という存在が 崩れていく様を見るのは そして崩れたカケラを拾い集めるのは あなたにとって いったいどれ程の苦しみだったのか ジブンにはまったく想像を絶することです
生きるとはなんと悲しいものでしょう もし人が 心の結晶のみで 生きることができたなら 誰もが もっと 安らかに 優しく 生きることが できるだろうに―― 業にまみれた肉体が うらめしくて そして同時にそれが無くては生きられないことが くやしくて 「誰も責めることはできない」 いいじゃないか どんなに崩れたって誰に嫌われたって いいじゃないか いいじゃないか 自分の味方がたとえ自分独りになったって いいじゃないか いいじゃないか 生きればいいんだ!ずうずうしく!いきろ! いいじゃないか いいじゃないか だれもがほんとうは孤独なんだから いいじゃないか いいじゃないか 迷惑かけても恨まれても生活を破壊しても生きれば いいじゃないか いいじゃないか 「俺は絶対に迷惑なんて思わないさ!」なんて 言ってしまって大丈夫なのか自信が無いけど いいじゃないか 迷惑 迷惑 迷惑 遠い異国の人を助けるために自らの危険を顧みず心血を注いでも「迷惑」 (いいじゃないか!) 迷惑 迷惑 迷惑 長く家族のためにお国のために働いてきても長生きして体を患ったら「迷惑」 (いいじゃないか!) 迷惑 迷惑 迷惑 ちくしょう・・・・・・くやしくって 泣けてきやがる・・・・・・
541 :
名前はいらない :04/08/28 18:37 ID:cQy0rUfK
「ちょっとしたクイズ」 今日から3日間 彼らは僕の家に滞在する 今日がその初日 お迎えの日 豪華な食事で迎えましょう 陽が沈むと遠くから太鼓の音が聞こえてくる その音は複数で 小気味よいリズム 僕と彼らは語らいあっている 地元の酒を手に 2日目 昨日の話の続き 話すことが多すぎて もしかしたら全部言い切れないかもしれない 陽が沈むと遠くから太鼓の音が聞こえてくる その音は複数で 小気味よいリズム 3日目 今日で彼らとはお別れだ 少しばかりの餞別を持たせて 帰り道で転ばないように杖を持たせて 日が沈むと聞こえてくる太鼓の音は 彼らを迷わせないように 日付が変わる頃 太鼓の音が玄関までやってきたので 僕は彼らをお送りした (…さて、僕は何処に住んでいるでしょうか?)
543 :
ぴゅんぴゅん ◆BeTsgU98us :04/08/29 01:28 ID:fzOvEHIy
生まれ落ちたその日に 最期の言葉を考えたの 彼女は冷たい水の中から 両腕を夜空に伸ばして 世界が気づかぬうちに 月をさらってしまおうと思った 遠すぎる星は ただ彼女を見つめていたけれど 高すぎる雲の上から 慈悲に似た冷たい輝きを海に注いだ 月をさらってしまおう 夜空を見上げなくてすむなら
なんだこれ? 頭ん中めちゃくちゃはちゃめちゃ 文字と気持ちと思いと 無重力状態 あらら? ついさっきまでは正常だったのに 緊急事態でしょうか 言いたいこと 言ってること 思ってること 不思議不思議 あら不思議 びっくりしすぎて私腰抜かしちゃうよ なんでこんなに全てが矛盾するの? なんでこんなにもあなたは私を混乱させるの? なんでなんで? あなたが居るだけで空気が違うの もう虹色、薔薇色、夢色な感じ なんでなんで? あなたと喋るだけで胸が高まるの もう虹色、薔薇色、夢色な感じ ああ、今が幸せ 虹色、薔薇色、夢色な人生
545 :
すみれ :04/08/29 15:01 ID:CPkoed8P
>>544 片思いって感じ。幸せ感が伝わります
はちゃめちゃだけど面白いですね!
ここのスレ前の人を評価したらポエムを書くようにしたらいいんじゃないですか??
となんとなく思いました。
「雨」
草木が
喜んでいるよ
たくさんの水を吸って
雨の日はレインコートを着て
出かけようよ
カタツムリがいるよ
ポツリポツリ
>>544 まだアナルエチ経験浅い女ですが、
私は入口よりも奥まで突いてもらった方が(・∀・)イイ!です
アソコを思い切り突かれてる時と同じくらい感じますよ。
547 :
embryo餞 ◆3Xu0//S666 :04/08/29 16:03 ID:m7ecLDq1
溶け込んだ粉雪に犯されて うずもれたお気に入りの自転車は何年も見失っている ひたすら雪解けを待って待って待って 待っている 冬の背景に消えてしまいたい曲がる衝動を抑えて 遙かな果て 水平線がドス黒く染まり ああ直視できない ああ前が見えない ああ ああ ああ ああ ああ ああ ああ そういえ ば 夢 を 最近 見てない な ああああああああ ああああああ あああああ あああ ああ あ ぁ ぁ?
548 :
名前はいらない :04/08/29 16:04 ID:z2ikYxhw
軍事学講座 特定の敵の侵入に対抗して 繰り広げる華麗で壮絶な戦争 防御軍にはそれぞれの分担によって、 多種の守備隊が加わっており 敵と白兵戦を交える殺し屋 後方からミサイルや大砲(抗体)を浴びせる 敵の情報を味方に伝える 最前線の兵士 司令部でこれら兵士を コントロールするのが司令官 自ら戦いに参加するものや、 ハッパをかけにいく司令官もいる 性格によって随分変わり者が混じっている 冷静、沈着で最後まで司令官としての自覚を持って行動する 大部分の司令官は、自身では前線に出向くことは滅多になく、 他の戦士を叱咤激励したり、興奮し過ぎた兵士をなだめたりする
549 :
embryo餞 ◆3Xu0//S666 :04/08/29 16:15 ID:m7ecLDq1
死ね お前らが生きている事はわかっている でも 敢えて言ってやるよ 死ね、死ね、死んでくれ きっと俺なんかよりずっと一生懸命生きているさ だから 敢えて言ってやるよ 死ね、死ね、死んでくれ 夢に向かって美しい希望を崇拝し止め処ない未来に向かって生きていんだろうな しかし 敢えて言ってやるよ 死ね、死ね、早く死ね 口から吐き出た感情は止まらないんだよ 死んでください 死んでください あははははははははははは笑える 笑えるー 死ね 死ねー 死ねー 死ねーーー! 僕はサイテイですか?僕は死にますか?僕は誰ですか?僕は誰ですか?僕は
550 :
ヽ( ・∀・)ノ ≡●ウンコー ◆worRE2unko :04/08/29 16:44 ID:XhRCpM7s
誰も鑑定しないんだな
551 :
名前はいらない :04/08/29 17:06 ID:+gThLIpF
>549 embryo餞 ◆3Xu0//S666 だろうが(本名・田辺光一郎クン)
552 :
embryo餞 ◆3Xu0//S666 :04/08/29 19:47 ID:m7ecLDq1
人の詩に煽りいれるなよ
我が前に跪く餓鬼の群れを挽き潰し 語り部:悪魔 広い闇を濡らす 飢えた餓鬼の群れ 己の臓物を取り出し、ぐちぐちと食いちぎる 人の五感を飲み込んで 肥大する闇の淵 霞の中に響く バグパイプの調べ 封じられた禁忌の音波 人の瞳を黒と変え その聴力を潰し 皮を剥ぎ取り 喉を焼く 鼻をもぎ取り 下を抜き取り 重力を奪い去ろう 深い闇に咲いた 暗い鴉花 呪いの植物芽を出して ガチガチと食いちぎる 世界の光りを憎みだし 肥大する闇の口 霞の中に響く バグパイプの調べ 封じられた禁忌の音波 人の瞳を黒と変え その聴力を潰し 皮を剥ぎ取り 喉を焼く 鼻をもぎ取り 下を抜き取り 重力を奪い去ろう 餓鬼はなおも喰らう
× 下 ∩@”∩ ○ 舌 ( ,,・Д・) 上記訂正いたします。。。 /つ つ // ,,・ω・)アーハズカシイ .....し____ノ
555 :
蛙人 :04/08/30 00:56 ID:Z5Dt+Fwm
ちょいちょい書いていきます。
>>508 寛容って題の反ですね。
反寛容ですか? それとも、ただたんに?
不思議な詩でした。
>>511 サイコ系ですか?
血液ゼリーって発想は良いです。
血液ゼリーから貴方のサイコ世界を広げてください。
ゼリーなら食え!みたいな。
>>513 読みにくい。
でも言葉にすると音が安定してるから 聞きやすい。
読みやすくすることを心がけて。
>>517 おもしろい。 でも腑に落ちない。
批判的でおもしろい詩だと思いますが
オチが納得いかない。
ただあぁ酷い。的なことを言ってもおもしろくない。
>>519 あなたは何故歌って待つんですか?
>>520 全体的な雰囲気も素敵。
だけど私、って言ってるのに相手は君。
私の思い込みかもしれませんが君、は女性が使うのでしょうか?
男の人の別れだと錯覚しました。
>>522 こけしもナスもいいですが自身だけでもいいじゃないですか。
リズムはいいです。
>>523 究極の洗濯ですか。
>>524 ひきこもりの人が彼女とも言える
パソコンが壊れたことで外に出るってことですか?
もっと伝えてください。貴方の気持ち
>>525 最後だけ「僕」が口に出した感じがします。
そうでないのなら直したほうがいいです。
最後に〜なぁ。のように喋ってる感が普通に出てます。
喋ってるのならそのままでOK
556 :
蛙人 :04/08/30 01:08 ID:Z5Dt+Fwm
頑張ろう。
>>529 希望を信じて頑張りたくなります。
目を閉じても今はモザイクていうか
空間の広がりっていうか青紫のヒカリがみえます。
>>535 青をスミレに例えたのが気になりました。
あなたの感性でしょうか。とても豊かだと思います。
追記
自分のが評価されてない場合。
名指しで言って戴けると光栄。
気合入れて評価したいと思います。
557 :
ヽ( ・∀・)ノ ≡●ウンコー ◆worRE2unko :04/08/30 01:10 ID:XrrdTw2F
[ガラス玉] 線香花火にまとめて火をつけた 光が暖かそうに固まる 街灯から あの子の瞳から あいつの顔 駐車場の白線 この夜ごと照らされていく 僕はオレンジのガラス玉をみた 波の音 豆電球みたいな月 この季節まで まるく吸い込んで このまま 打ち上げ花火はさっき使ったよね 急に光が戻っていく 街灯へ 僕の瞳へ あいつの声 べとつく南風 もう季節に 溶けていった 僕はオレンジのガラス玉をみた 波の形 使いすぎたライター あの季節には たぶん残らない あのまま 僕はオレンジのガラス玉をみてた? いつからかみえない ガラス玉 きっと僕はオレンジのガラス玉をみた あのとき さっき花火の束に火をつけた 今、燃え尽きた
559 :
:04/08/30 03:11 ID:El6I5co/
真実の母オリンピアよ。 あなたの子供たちが競技で勝利を勝ち得た時、永遠の栄誉(黄金)を与えよ。 それを証明できるのは真実の母オリンピア。
タイトルとかないです↓ 昔 “おとなになったあたし”は見えない世界にいた 今 “おとなになったあたし”は半透明のカーテンの向こう側に 何人も見える 目を凝らしてよく見てみたの ある、あたしは 誇らしげで輝かしい何とかをもっていて ある、あたしは 夢を叶えるからと その日暮らしで 他のあたしは、人を殺して 強盗やって あたしは あたしじゃない たくさんの あたし達を 本当によく目を凝らして 見てみたの どのあたしも 酷く醜くて 吐き気がした 今 “おとなになったあたし”は ほぼ透明なカーテンの向こう側に 居るんだけど やっぱり 吐き気がする
風をかばい二人がくるまるジャケット 路地裏で見えない星の数かぞえ 触れ合うと壊れてしまいそうな 二人の唇は震えて 思い出ばかりに微笑む様な君 優しさに口ごもりうつむいてる僕 音のない部屋のドアを開けると 小さなテーブルがある 今は僕だけを見つめておくれ 君の幻を抱きしめていたい 強く二人が育んでいる暮らしの何時もの口癖
562 :
名前はいらない :04/08/30 12:01 ID:+nl/42J9
一.年長者の言ふことに背いてはなりませぬ 二.年長者にはお辞儀をしなければなりませぬ 三.虚言を言ふ事はなりませぬ 四、卑怯な振る舞いをしてはなりませぬ 五、弱い者をいぢめてはなりませぬ 六.戸外で物を食べてはなりませぬ 七.外で婦人と言葉を交へてはなりませぬ ならぬことはならぬものです
563 :
蛙人 :04/08/30 13:36 ID:d4DUoQ0N
>>536 ニヒルに構えてもニヤリと顔が緩む
って所がよく分かる。
ニヒルに気取って格好良く見られたいのに
緩むんですよね。
>>538 平和を望む理由は自分が楽になりたいから。
みんな原点はそこなのかもしれませんね。
最後に は必要ないと思われ。
>>544 恋をすれば全てが矛盾してくることを
文字と気持ちと思いと無重力状態
と表した気持ちに乾杯!
その表現を忘れないで。
>>545 詩的にはカタツムリで正解ですが
私的にはカエルが良かったです。
>>547 最後のクエスチョンマーク必要なし!
>>549 最後から二行目の笑いは必要なし!
壊れてる感じは伝わるけど
壊れる寸前、死ね・・・・までで止めといたほうがいい。
564 :
蛙人 :04/08/30 13:45 ID:d4DUoQ0N
>>553 私には響かない。
怖くもない。苦しくもない。
伝わらない。
人間の五感。のとこはかなりいい。
>>557 詩は副業です(汗)
売れてないですね。
>>559 何か、物語の始まりの冒頭っぽい。
>>561 難しいですね。
もう少し読んでいたい気がします。
>>562 ?詩ですか?
565 :
名前はいらない :04/08/30 14:43 ID:kTXJWUkG
561は尾崎豊だな
567 :
名前はいらない :04/08/30 20:19 ID:YV1DB61E
タイトル【おもいで】 忘れない、あなたがおしえた、よろこびを 忘れない、あなたがおしえた私の、よわさを 忘れない、あなたがくれた、やさしさを 忘れない、あなたがくれた、ぬくもりを 忘れない、あなたがくれた、ゆうきを 忘れない、あなたと築いた、しあわせを 忘れない、あなたと共に歩んだ、ときを わすれない、あなたとわたしのおもいでを・・・
568 :
名前はいらない :04/08/30 20:58 ID:5jQBdlYy
北に住む男に気をつけろ 彼は他人の温もりを知らないから いつまでも僕らを見下して 時に傷つけようとしている 北に住む男に気をつけろ 彼は自分の温もりを知らないから いつも自分を痛めつけて 最後に僕らのせいにする 彼を追い込んだのは 世の中か、それとも僕なのか どちらにしろ 彼は彼の基準のまま 物事を認識してゆく他ない 北に住む男に気をつけろ 僕らの言葉は簡単には届かない 僕らに残された唯一の教訓は 「北に住む男を忘れるな」
569 :
如月刹那 :04/08/30 23:08 ID:6M/mWK64
ふぅ・・・なんで痴漢なんて下劣な行為をしなくちゃ
性欲を満たせない人種の人間が存在するのかな?
ボクなんて生まれてこのかた異性に不自由したことなんてないね。
皆、ボクを一目見た瞬間にこのボクの虜さ。
このボクと一つになりたいと思ったのなら、
ボクに君のありのままの姿を見せてごらん。
そして、抱いてくださいとお願いすればいいさ。
ボクに触れられたら、全ての女性は身を捧げてもいいと切望するはずだよ。
天使の優しさと悪魔の残酷さを兼ね備えたこの世で最も美しい存在・・・
そんなボクの姿を見たければ、↓をクリックしてみればいい。
http://www.peps.jp/album_img/jpg2/2004.8.17/ses2o0_dark49.jpeg ふっ・・・驚いて声もでないみたいだね。
心配しなくても君達の願いはボクが何でも叶えてあげるよ。
・・・さぁ、ボクと一緒に最後のエデンへ旅立とう!
570 :
蛙人 :04/08/30 23:27 ID:eVU2jPYP
>>559 >>561 尾崎豊の詩(?)は知らなかったけど
オリンピックのメダルの裏に刻まれている文字
だということは知っています。
それを考慮して評価しました。
571 :
名前はいらない :04/08/31 01:08 ID:f7945CHk
age
572 :
名前はいらない :04/08/31 01:31 ID:ByThXIVf
「晩夏」 青い芽の吹く野原に 身を投げ出すと 懐かしい匂い 草いきれ 見上げる空はいまも同じ 手を伸ばしても届かない ちっちゃな自分と遠い空 夕焼けがきれいだと 素直に思ったあの頃 雲のひとつひとつに 名前をつけたあの頃 いまは何も語るまい 考えるまい 変わらぬ風景だけが 心に残るただひとつの宝箱 いまはただ晩を待とう 葉っぱをくわえながら 虫の声に耳を傾けながら 変わらぬ夕日はいつも 黄金色の明日を約束してくれた
>>520 あ〜やべ。共感しすぎて悲しくなってきた。
574 :
名前はいらない :04/08/31 04:36 ID:PusHD9Ay
なんかすごいチンコが硬いチンコ チンコチンコチンコチンコ、、、 ティンポコ! チンコはすごいねチンコはね だって俺の頭の中チンコのことで一杯だもん ペニスじゃないの チンコなの! 俺は男だゲイでもない でもでも大好きチンココーン それは俺が糞ガキだから ピュアでクリーンな糞ガキだから
575 :
ちづる :04/08/31 06:10 ID:3+kxMmTL
まさひろフォーエバー まぁくんのことを想うと夜も眠れず ガクガクブルブル 1ぴんでロン 私のあそこに1ぴんを振り込んで そんなあなたはリーチ1発すぐ発射
576 :
名前はいらない :04/08/31 15:22 ID:hWNGXr9L
【divorce one's wife be separated from one's wife】 夢も無い あなたも居ない 明日が無い 今日も終わる 自分も無い 話も無い 話題が無い 希望も無い 笑いが無い 怒りも無い ただあるのが 沈黙…
577 :
名前はいらない :04/08/31 16:35 ID:f7945CHk
age
578 :
ヽ( ・∀・)ノ ≡●ウンコー ◆worRE2unko :04/08/31 16:46 ID:X7VrtyLy
579 :
チンポコマン :04/08/31 17:48 ID:75YwJzVE
ガキだった頃にはまだ素直になれなくて dear mama オレだってもう今なら言えるね ありがとう dear mama うちの貧乏特別だった 割れた窓紙直接貼った オレも病気持ちよく熱あった それでもあらゆる病院で 原因不明が多いんで なんとか少しでもよくしようと 独自で調べ試した治療法 説明書や長い使用上の注意 読んでもこっち素人 あんなに点滴さしたのに 医学も見放し涙のみ 最後は愛情と神頼み 根気よく続けた治療の結果 病院行くのもかなり減った 生んでくれたし命の恩人 照れくせぇけどそれ本心
君と僕はいつも一緒だった 君は僕といるのを望んだし 僕も君といる事を望んだ いままでがそうだったように これからもそうやっていくんだろう でもいつかは 一人になる時が来るのかもしれない 僕はそれを恐れている 君とはなれるのを 君はどうだい?
581 :
名前はいらない :04/08/31 22:41 ID:f7945CHk
評価希望age
「うみ」 まどのむこうにみえる ちいさなうみ ぼくはうでをのばして てのひらをおおきくひろげて なんにもないそらをつかんだんだ
583 :
名前はいらない :04/09/01 00:42 ID:W/ZB69h+
雨の中で凍った歌 太陽の下で溶け出して まるで全てが 海の向こうに流れたような 遠い国のはなし おまえを埋める 緑にかえるまで 誰も知らない深い夜を星へ還す 小さく瞬いて ブランコの下に落ちる 靴の踵を踏み鳴らし恋人は消える
584 :
名前はいらない :04/09/01 01:25 ID:wgyhc3Lz
『君は悪魔?』 君は優しい顔をしてるのに いつも僕を困らせる 君は うしろから そっと近づいてきて 僕の意識を殺す 優しい鈍器か 綺麗なナイフか どうやってるのかは 知らないけど でも確実に意識を殺す その仕事の精度といったら きっとプロの暗殺者より上 そして時に君は 僕を変な世界へ連れて行くんだ その世界では 空が足元にあったり キリンに羽が生えてたり 撃たれたケネディが ニコニコ笑っていたり その奇妙さと言ったらもう 気が狂いそうなんだから
585 :
584の続き :04/09/01 01:29 ID:wgyhc3Lz
でもね その世界から帰ってきて やっと僕の意識が生き返ると 決まって君はもう居ない すると何だか あんなに憎かった君が 少し愛しくなって ちょっと残念な気分になるんだ 有名なポップスの歌詞みたいな 比喩的な意味じゃなくて 事実として言うけど 君なしでは生きられない ―ああ、思い出した 確かマライア・キャリーだね 君にはもっと スローな曲が似合うのかな 今夜も月が綺麗だね ところで君は誰? 天使の仮面をかぶった悪魔? 確か悪魔みたいな名前だよね?
586 :
584の続き :04/09/01 01:31 ID:wgyhc3Lz
あ、君の足音がするよ そろそろかな? ねえ、何を笑っているの? 今日はどこに 僕を連れて行くのかな 君の名前は ―そう、睡魔。
587 :
ポエットさん :04/09/01 08:05 ID:Mq/WqWKX
浮気相手にフラた夜 インフルエンザの注射みたい 思ったより何度も 君の名前を声にしてる 大声も涙も出ない すこしチクチクするだけ ああ初めての失恋か こんな感じなのか
588 :
名前はいらない :04/09/01 10:35 ID:65ezOn3s
思い出すたびに僕が苦しむ姿を忘れたいよ。 絶望の箱の中に閉じこめられた焦燥と混濁 理解されてほしいわけじゃない。ただ、無くしたい。 孤独に慣れた現実の世界で、幻想に改装を。 溶かしたい過去の記憶。考えることさえ出来ない未来の思い。 送られる全ての言葉も届くことなく、溶け込ませていく。 裏切られた記憶、無くしたい感情。
589 :
名前はいらない :04/09/01 12:45 ID:VQ5Gp1OF
吉幾三ってナニ? 評価にいつも…
590 :
ヽ( ・∀・)ノ ≡●ウンコー ◆worRE2unko :04/09/01 15:33 ID:hpsTQ2H0
591 :
名前はいらない :04/09/01 15:49 ID:/4qRgY+o
「灰色の薔薇が咲いた」 雲よりしっとり コンクリートよりやわらか いつ見ても 同じ表情 あなたには 届かない それは 冴えない感覚 それは 鈍い感動 独占する事は 決して出来ない だってあなたは 蒼く 哀しい朝露を ずっとその頬に 湛えているから
592 :
名前はいらない :04/09/01 23:01 ID:LpEq5095
593 :
名前はいらない :04/09/01 23:49 ID:jiWf17PX
594 :
名前はいらない :04/09/02 00:58 ID:+9qc68P4
595 :
名前はいらない :04/09/02 14:12 ID:/TKOp82b
<<548 危険な香りですね 私的には戦争関係はいい感じをもてません <<567 そんな風にポジテイブに考えるのはとってもいい感じですね 私は結構粘着質ネガなんでいいなって感じです。 やっぱ別れたりしたらスッキリ別れ際ですね
596 :
名前はいらない :04/09/02 15:47 ID:SQOmPD3d
597 :
名前はいらない :04/09/02 17:38 ID:C4K1QDR7
>>595 評価人さん、ありがとう
とってもためになりました
愚作、拙作にレスしてくださって、本当にありがとう
>>548 より 感覚的なご意見参考になりました 率直な感想ありがとうございます
はたしてこのスレでいいのかわからないんですが、ちょっと添削をお願いしたいんです。
英語の歌を和訳してみたんですが、果たしてこれでいいのか・・・
3レスほど使わせていただきます。すいません・・・OTL
歌はPaula Cole のI Don't Want To Waitという歌です。
映画「シティ・オブ・エンジェル」やアメリカのドラマ「ドーソンズクリーク」
で使われたやつです。下で試聴できます。
ttp://www.wbr.com/paulacole/cmp/dont.html
I Don't Want To Wait so open up your morning light and say a little prayer for I you know that if we are to stay alive and see the peace in every I(eyeか?) she had two babies one was six months one was three in the war of '44 every telephone ring every heartbeat stinging when thought it was God calling her oh would her son grow to know his father CHORUS: i don't want to wait for our lives to be over i want to know right now what will it be i don't want to wait for our lives to be over will it be yes or will it be sorry
oh so you look at me from across the room you're wearing your anguish again believe i know the feeling it sucks you into the jaws of anger oh, so breathe a little more deeply my love all we have is the very moment and i don't want to do what his father and his father and his father did i want to be here now so open up your morning light and say a little prayer for I you know that if we are to stay alive and see the peace in every I chorus (2 times) so open up your morning light and say a little prayer for I you know that if we are to stay alive and see the love in every I
英詩1と2の間にこれが抜けてました・・・すいません he showed up all wet on the rainy front step wearing shrapnel in his skin and the war he saw lives inside him still it's so hard to be gentle and warm the years passed by and now he has a granddaughter chorus
I Don't Want To Wait 朝の日差しで目覚めたら 少しでいいから私の為に祈ってほしい 私たちがもし生きているならそれがわかるから 安らぎは全て私の中に見出せるから 彼女には2人の子どもがいて 一人は3歳 一人は6ヶ月 44年の戦争で いつも電話が鳴るたびに いつも鼓動が高鳴って なのに それが神の知らせだと彼女が考えたとき ああ、彼女の息子は父そっくりに育つことになる ※コーラス もう待ちたくない 消え行く命が 今すぐ知りたい 一体どうなっていくのか もう待ちたくない 消え行く命が 肯定できるものとなるのかそれとも どうすることもできないのか
彼はずぶぬれで現れた 雨の日の玄関に 榴弾の破片がたくさん体にささって そうして彼の出会った戦争は 彼のなかで消えないでいる 優しく寛大でいることなどできない 時が過ぎた今 彼には孫娘がいる (コーラス) ああ、だから私を見て 部屋の向こうから あなたはまた苦悩を背負っている 信じて 私は感じる 怒りの顎の中にあなたが飲み込まれようとしている ああ、だからもう少し深く私の愛を吸い込んで 私たちにあるのはまさに今 そして私はしたくない 彼の父とその父とまた父がしたような事は 今は私はここにいたい 朝の日差しで目覚めたら 少しでいいから私の為に祈ってほしい 私たちがもし生きているならそれがわかるから 安らぎは全て私の中に見出せるから (コーラスX2) 朝の日差しで目覚めたら 少しでいいから私の為に祈ってほしい 私たちが生き続ける為にあるものだとわかるから 愛は全て私の中に見出せるから
604 :
598 :04/09/02 18:24 ID:R+n2mcBU
6レスも消費してしまいました。本当にすいません・・・OTL
長らく忘れていた。眠る場所がある安らぎを。 長らく忘れていた。空腹を満たせる喜びを。 長らく忘れていた。悲しみを癒してくれる君の温もりを。 僕の罪を許してくれる君の言葉。 これがあれば良かったんだ。 他に何を求めていたんだろう。 君に感謝の言葉をかける事など無かったね。 長らく気付かなかった。僕は大馬鹿者だった。 ごめん。そしてありがとう。
初投稿です。批評お願いします。 午後6時 夢心地に岐路を急く車が俺を追い越す 明日は久しぶりの休日だ 少し暗くなると疲れた身体を起こして外に出る 公園に行くと俺の仲間が退屈してる 今夜の鈴の音は美しい 思い出してほしい 俺がいた事を とりとめもない話と共有した時間を 夜は臆病な影が俺の足元から離れないんだ こんな星降る夜に 全てどうかしてるのは誰の過ちだろう
607 :
名前はいらない :04/09/02 21:02 ID:C4K1QDR7
受諾・無条件降伏・降伏条件 敵発見、敵発見、 停止せよ しからずんば、攻撃す 包囲網をかけよ 逃げ道なき 集団包囲のなかで 集中攻撃を浴びせようと する、その刹那・・・ 「わが名は愛である」 争いごとをやめよ 電子メッセージが届いた 愛に対して、剣は降伏した 愛は武力にも勝る 最後に愛は勝つ なぜなら、愛の中に罪はないからだ かぎりなき愛を、あなたに
608 :
名前はいらない :04/09/02 21:08 ID:C4K1QDR7
ばらばらと散らばった 軍隊やら 軍艦やら 艦隊やらで 地球は覆われているのだが、 軍事衛星だなんていうのも その周囲を旋回しているようだ まるで巨大な要塞だ 強烈なact 集中砲火を浴びせるのは、警察機動隊軍隊 どこかに敵軍がいる それは外敵であり、国外からの敵 しかし、自国にもいる 戦国時代のような、そんな内乱 下克上もよいだろう、暴力団の撲滅キャンペーン 心の内奥にいる、真の敵 はた味方? 本当の敵は、自分の心の中にいる そして、もっともらしいことをいうもの 最大の敵とは、自分自身なのである と、いうよりも、自分の中にいる「あの人」なのだ、と もっとも強い者が、弱き者たちを愛された そして、それは、軍隊にも勝つ力を持っているのだと
お邪魔します。他スレに書き込んだけど、採点がいい加減でした。 よく読んでないし。ここは良スレだよ。1及び評価人がんがれ!
鬱空に 風逆巻きて 空光り 雷鳴が ひたひたと寄り 魔が駆ける 古の 髑髏ヶ丘に 光り吠え 射す雨に 光りは応え 骸燃ゆ 偽りの 罪散らすのか 薔薇十字 砕け散るのは 思想か夢か
厚い厚い 雲の切れ目に 羽根付き人間の影が見えた それを見つけた 全ての羽無し人間が 半信半疑で狙いを定め そいつの心臓を蜂の巣にしたら 羽根付き人間は紙くずのように すぐには落ちずにゆらゆらしてた ただゆらゆら ゆらゆらしてた ただゆらゆら ゆらゆら ゆらゆらしてた
初めまして早速ですが書かせていただきます。 「共有」 荒れた大地 その端っこで何かを植えている少女を見かけた。 俺が彼女を見ていると、どうやら花の種を植えているらしい。 俺はこんな草一本も生えない荒れ地に植えても意味がないと思った。 第一、花を育てるのに必要な水でさえ、貴重な場所だ。 しかし、彼女は毎日やってきて貴重な水を、乾ききった大地にまいていた。 ある日から、彼女は来なくなった。 俺は彼女が誰か知らなかったし、あまり気にしなかったが 何かに呼ばれた気がして、彼女が水をまいていた場所に行ってみた。 そこには何もなかった、枯れかけた双葉の芽をのぞいて・・・ どうでしょうか。評価よろしくおねがいします。
世迷い言をつぶやく人々に壮麗な空想を投げかける 水の代わりにソーダを飲み 脳を溶かし 内臓を腐敗させ 血はドロドロ ジョニー・ウォーカーの12年物を大切にすする 悪魔は笑う 月夜は回る 可能性は一人だけで暗闇にすこしだけ進む 輝きを放つ腐敗した小鳥の骸 悪魔の足音を記録し続け -a dead sinking story-
614 :
とうめい :04/09/08 13:37 ID:Zs4UyLq2
するどくて ひかってて あぶなくて 誰かの人生をうばうこともできるもの、ナイフ 私はナイフ でも ナイフだけじゃなんにもできなくて みんなにこわがられて いつもそばにはおけなくて なのに 自分をこわすこともできないの
615 :
名前はいらない :04/09/08 15:22 ID:76sigNRd
初めまして早速ですが書かせていただきます。 「共有」 荒れた大地 その端っこで何かを交換している少女を見かけた。 俺が彼女を見ていると、どうやらエロ動画を交換しているらしい。 俺はこんな人っこ一人いない荒れ地で交換してもキャッシュすら貯まらないと思った。 第一、PCを使うのに必要な電気でさえ、貴重な場所だ。 しかし、彼女は毎日やってきて貴重な電気を、p2pのために使っていた。 ある日から、彼女は来なくなった。 俺は彼女が誰か知らなかったし、あまり気にしなかったが 何かに呼ばれた気がして、彼女がファイルを交換していた場所に行ってみた。 そこには何もなかった、警察が押収し忘れたACアダプタをのぞいて・・・ どうでしょうか。評価よろしくおねがいします。
616 :
名前はいらない :04/09/08 15:56 ID:EmNux+qa
私がお姫だとして 誰かのキスを? 誰も来ないの? 少し疲れちゃった カーテンのスキマ キレイな青 空想はシャボンの中の虹のよう 声がするの 子供と小鳥と風の 空と風は私を連れて行ってくれた 少しだけわくわくする 明日がとても好きになる
617 :
歩笑 ◆hle/Qc8nRU :04/09/08 17:15 ID:G+6K7pER
【君といた四季】 春 美しい桜が舞い散る季節、桜並木を君と二人で歩いた・・・ 夏 賑やかな、声が聞こえ人々の活気に満ちる季節、二人きりの、花火大会ささやか だけど君は、とても嬉しそうだった・・・ 秋 木々の紅葉が山々を彩る季節、紅く染まった、木々の葉を二人きりで、眺めていた・・・ 冬 白い雪が、どこか寂しさを感じさせる季節、突然の君との別れ、君は、僕の隣で、 安らかな永遠の眠りについた・・・ 春が来て、夏が来て、秋が来て、また冬が来る、いつまでも四季は巡る、だけど僕は忘れない 君といた、四季を・・・
618 :
hikky :04/09/08 18:17 ID:wpsvN6jE
『Shine』 気づいてくれるといいな 君の分かんないところで 僕は今探してるよ 見つからないでやつれてた 子供みたいな厨房が 二つ比べてのぞくグラッスィーズ サイエンスとパソコンを繰り返して僕は 人並み以上に 視界がどんどんぼやけてった ありふれたメガネに魅力を感じない それはコンタクトの仕業と悟った 僕がかけるメガネ 反射してまぶしいシャイン もう 何ひとつ気に入らない そんなことを考えている たまにゴールドのメガネに興味ひかれ 自分の単純さに嫌気がさす でも最後はやっぱいつものダサいメガネをかけて 感触を確かめ合う 似てるけど どこか違う だけど同じ匂い レンズでもフレームでもなく覚えてる ダサくたってメガネが心にしみるなら 大切にしなきゃと勝手に誓った 飾られた すべてのメガネが光ってるシャイン もう 一秒も手放さない そうやって暮らしてゆこう 教室の友達が君を通してゆがむ 君の美しさと残酷さを知る メガネにはメガネの良いとこがあるから 大切にしなきゃと勝手に悟った 僕がかけるメガネ 反射してまぶしいシャイン もう 一秒も手離さない そうやって暮らしてゆこう そんなことを考えている
619 :
ポエットさん :04/09/08 18:48 ID:73wkvcRI
僕の浅ましい心からは あの少年のような煌きはもう生まれない どうしようもなく今 それが解ってしまった もうただ耳を澄まして聞いていよう もう静かに見つめていよう 粟立つ様な恍惚と一つになることを 永久に放棄しよう そのステージに登る人々に跪き 穢れた魂を洗い流す涙を ただ導いてもらおう
[蛍] 手に入れたはずの輝きは 眠たげな太陽のように色褪せていく 失うものはほんの少し だから今 確かに在るこの手の中の輝きを そっと眺めていたい
今日もモンマルトルの丘に風が吹いている。 昨日見た夢は明日の僕が忘れさせてくれるはずさ。 明日見る夢は未来の君が叶えてくれるはずさ。 風になら涙を見られても恥ずかしくないだろう? 隣の町に着く頃には、君の涙は消えて無くなっているよ。 モンマルトルに吹く風は君の友達だから。
622 :
名前はいらない :04/09/09 16:05 ID:AMaOTPI+
624 :
泪 :04/09/09 16:56 ID:7ZkIWSi3
さくら しぶとく根付く 未だ、散りはしないと 必死に足掻いて耐える 無情にも、風は吹いた それでも黙って受け止めた 暦に逆らわず熟れた色 冷たい微笑を司った黎明の花 夜明けとともに咲き誇って 刹那、惑わせる 満開を待たず、散り始める其れと 対象的に空は蒼く 無情にも、風は止んだ 私はその下で桜花の雪にもれたまま 遥か遠くで根付く誰かを 静かに想って、奇跡を待った 誰かに逢えるよう、見て貰えるよう 其れは僅かな刻だけれど *** 季節外れですみません。
625 :
名前はいらない :04/09/09 18:08 ID:AMaOTPI+
>>623 (蛍光灯の中は無数の蛍が飛び回っているんだ)
夏の真夜中 僕は
家中の蛍光灯と言う蛍光灯を持ちだして
近くの河原に行った
河原には誰もいなかった 月も雲に隠れていた
(待ってろ 今かごの中から 出してやるから)
河原に
持ってきた蛍光灯を全部まとめて力いっぱい振り下ろした
蛍の羽音と蛍の光が散らばった
光が散らばって そして
(瞬き、再び目を開けると)
消えた
河原を見下ろすと
もう二度と光らない
蛍の死骸が散らばっていた
そう この蛍たちは蛍光灯の中でしか生きられなかったのだ
僕は泣いた 泣いて泣いて 泣いた
蛍の死骸を川に流して 家に帰って
僕は泣いた 泣いて泣いて 泣いた
月は雲に隠れたままだった
>>625 ?
見本をはやくお願いします
どこかでみたような詩は結構ですので
627 :
名前はいらない :04/09/09 18:26 ID:3klcvEq0
628 :
睦 :04/09/09 21:00 ID:omnxHWwN
『電波ぁな歌』 木も草も花も みぃんな何度も首を傾げて 困っただなぁって言ってるよ 風がぶぅ〜んぶぅんて吹いたら みんなゆら〜りグラグラお話しだす おハナさんそんなに泣かないで 私が歌を歌ってあげるから 甘いお菓子も召し上がれ ほら あなたの涙はコンペイトウ
>>626 すみません、「どこかでみたような」というのは
どこですか?
わかっていらっしゃるのだったら教えてくれませんか?
検索はしましたがわかりませんでした。
632 :
名前はいらない :04/09/09 23:16 ID:otP6Mfku
何も知らないで 人を傷つける 何も知らないで 悲しみがおそってきた 君はただ弱かっただけなのに 君はただ優しいだけなのに 逃げているのは強がっている僕らだ 君は何も悪くない 未来は僕らの手の中 弱い僕らの手の中 甘えるな僕たち 生きている限り 力の限り
1枚剥ぎ取ってしまえば みんな同じなのに どうしてこんな諍いばかり繰り返しているのだろう この世界は馬鹿みたいだ 信じてやれよ隣の他人
雲の切れ間に お日様がぼんやり 嘘のような土砂降り パッと切り替わるタイミング 雨が止んだんだ 心の隙間に お日様がうっすら 僕をおちょくり ニヤッと弄んでいる 雨が止んだんだ それなのに 足元には 水たまりがたくさん 長靴はいても 腰まで浸かってしまう 雨が止んだんだ 雨が止んだんだ 夕暮れが綺麗だ このまま消えてしまいたいよ 雨は止んで お日様が表れ それをまた繰り返す 外を見渡せば カエルも釣られてる 涙は超特急 パァーンと一直線 僕は内気じゃないか この時に限って お前はノリノリじゃないか 雨が止んだんだ 雨が止んだんだ 夜空が綺麗だ いつの間に現れたんだ 雨が止んだんだ 雨が止んだんだ もう降るなよ 降っちゃダメだよ
635 :
:04/09/10 14:41:38 ID:beAzm9h9
「サカナのカンヅメと死体がゴッチャゴッチャだ」 オレは警察だだれにでもこの拳銃の引き金を引く 誰にでも?それは警察じゃない その男は自分の拳銃を取り出すとショッピングたなに隠れていた万引き犯を背中から撃ち殺した 誤射か となりにいた女性店員を撃ち殺した
>>631 こちらこそ恐縮至極なり。さて評価人登場をマターリ待ちますか。
637 :
名前はいらない :04/09/11 01:25:47 ID:fN53APjK
一人で生きて行けるから どうしようもなく淋しくて どうしようもなく哀しくて 君に逢いたくなったなら 君の夢を見せて下さい それで生きて行けるから 一人で生きて行けるから
638 :
27の4乗 :04/09/11 10:35:35 ID:zOyB13+c
消えた涙から雨が生まれるように、 渇いた心や寂れた言葉はいずれ、暖かく悲しみを包む。 鋭利な優しさでも貫けない、上等な皮膜。 それは、戦いに疲れた意思が宿り、 存在だけの王国となる。 誰もが目指し、嘆く国。 これが最後さ。 月光よ、せめて美しく照らしておくれ。
恐縮ながら評価させて頂きます <<567 今は離れた二人の思い出を、切なさの中で淡々とつづられた詩ですね。 ただ、そこに読み手に何かを伝えようとする姿勢は含まれていません。 詩作の上で、印象深い作品にしたいのなら、 何かしらのメッセージを心の中から探しましょう。 <<568 上(北)に位置するエリート達に対する反感を込めた詩なのでしょうか。 私の読解力が足りない生かもしれませんが、真意を掴みきれませんでした。 詩は問いかけであるとはよく言うものですが、 そこには自らの伝えようとするメッセージへの手がかりがなければ、 自己完結の作品になってしまうこともあるのではないでしょうか。 詩を投稿する前にそうなっていないか確認することも必要だと思います。 <<569 評価できません。 <<572 今は戻れぬ幼き素直な日々を、今も変わらぬ夕空の下でそっと振り返っている。 そんな情景を思い描くことが出来る、暖かい詩ですね。 ただ惜しむらくは、安定した表現が多いせいでしょうか、独自性が感じられない点です。 詩としては確りとした雰囲気をお持ちのようなので、 今後は自分なりの言葉を探されたら良いと思います。 <<575 私ならリーチはかけずに黙テンで狙います。 <<576 ただただ深い絶望を感じました。 しかし、この詩には読み手へのメッセージが無い様に思います。 自己完結では深いところには伝わりません。
<<579 …ラップですね。あなた母親への感謝の気持ちが確り伝わってきます。 韻も踏めていますし、それによるリズム感も生まれています。 また、ラップ特有の体言止もいい感じですね。 ただやはり、ラップはラップの専門家にお願いした方がいいですよ。 <<580 幸せを感じあっている大切な人。 そんな人との別れ時がくるかもしれないことへの恐れ。 それを読者に問い掛けていることは伝わりましたが、 訊きっ放しで終わってはいけないと思います。 その後のあなたの言葉こそが重要なのです。 また、言葉自体の独自性も、もっと磨いた方が良いのではないでしょうか。 手垢のついた表現が多いように感じますよ。 <<582 幼い子供が、つかめるはずの無い「窓枠に区切られた小さなうみ」 を小さな手で掴もうとしている。 そんなかわいらしい情景が目に浮かぶようです。 ただ、子供の視点でせっかく上手に言葉を運ばれているのに、 最後の連であなたの「大人」が顔を出しているのは残念ですね。
終わらせたいと思う人の「愛」は終わるけど 終わらせたくないと願う人の愛は終わらない 終わらせたい人の「愛」はカギカッコつき 終わる「愛」は愛じゃない 実らない恋と知って それを「失恋」とよぶのは つらい恋をしたくないだけ 失ってしまいたいと思う人の「恋」は終わるけど 失いたくないと願う人の恋は終わらない 失ってしまいたい人の「恋」はカギカッコつき 失う「恋」は恋じゃない 通じない愛をどうして捨てるの? 実らない恋からどうして逃げるの? いいじゃないの 届かない思いだって 持ちつづけても いいじゃないの つらくたって 好きでいれば 地層のように 積み重なる いくつもの思い
642 :
名前はいらない :04/09/14 04:19:22 ID:IlGO2BCP
何もない瞬間が手を繋いで 夜に座り込む 風が部屋を吹き荒らしても 酒の味で全てを忘れてしまえる そっと繋ぎとめるように手を差し伸べても 風のように君は手を離す
643 :
ハーゲンダーツ :04/09/14 05:27:31 ID:Ge65Pqg3
詩人の皆様へ 前スレ後半で詩を書かせてもらってたんですが 僕と名前が被ってアホやってるユウキって奴がいましたので名前改名することにします ご迷惑おかけいたしました
誰もいないサーカスで 誰も来ないサーカスの夜 誰も いない はずのサーカスで 君が観客のサーカス アンタ 誰だ 俺と アンタ 観客が怒鳴る観客が怒鳴る 誰もいないサーカスで 誰もいないサーカスで 誰か ゆるり 舞う 舞う 君の声だけが響いた 糸が切れて 俺は 思い出したのかも知れない 月の光光 月の光光 が綺麗なのかアンタが綺麗なのか が教えたのか君が教えたのか ともあれ とても サーカスで ともあれ とても サーカスで 誰もいないサーカスで 君と僕のサーカスで 終わりを知らないアンタ 動かない君 何も知らないアンタ 不幸せそうに微笑む君 でもアンタ サーカスで 誰もいない でも君は サーカスで 微笑 全てを知っていた サーカスで 全てを諦めた サーカスで 僕とアンタはピエロ 君と俺はピエロ
645 :
名前はいらない :04/09/14 10:30:04 ID:fjyVmlPc
もしも寂しさに名前があるなら 君の名前を付けて呼ぼうか 今、君は悲しみのさなか 誰の指でも振り払うだろう 今夜はこのまま 君を置き去り 人は誰でも独りぼっちさ 砂漠の街に君を置き去り ほんとは、きっと愛しているから ほんとは、きっと愛しているから 愛しているから
646 :
名前はいらない :04/09/14 10:40:15 ID:fjyVmlPc
いつも優しさに甘えているから いつも幸せ名付けられない 今、君の瞳には何も 何も映っていないだろうし 今夜はこのまま 君を置き去り 寒い心を抱えたままで 砂漠の街に君を置き去り 明日は、きっと可愛くなれるさ あしたはきっと可愛くなれるさ 可愛くなれるさ
647 :
名前はいらない :04/09/14 13:14:58 ID:vUxqmXsN
私は別に可哀想なんかじゃないよ? だからいいの あなたが私をどう思おうが 少し泣いたらまた明日からちゃんと仮面をつけて生きてくから 今は少し泣かせて?
酒がないと寝れない事に気付いた 未成年 描いた絵はゲロにしか見えず ヨン様、激ヨン様 セプテンバーに 叫べない 不細工アイドル 顔見れない こもった室内 磯臭い Tシャツ脱いだら 花畑
649 :
錯乱器 :04/09/14 14:45:26 ID:fx83NI/p
何もない毎日を いっぱい背負って生きている 全部捨てて、手ぶらで歩けば 雲を見る余裕も出るだろう 意味のない荷物たち 重くて腰は曲がりすぎ 見える景色はアスファルト 全部すてて、手ぶらで歩けば 太陽の明るさもわかるだろう 捨てる荷物は山ほどあるけど 捨てるの怖くて勇気もなくて 嫌々背負って毎日歩いて 上を向く余裕もない すべては自分の思い達 すべては自分の情けなさ すべては自分のバカさ加減 自分でこさえた自分の荷物 人に渡してしまえば良い 責任授与も世の常識 それが出来ずに歩いてる いつか荷物でつぶされる
650 :
名前はいらない :04/09/15 00:16:42 ID:cKT3dotS
>>583 「雨の中で凍った歌 太陽の下で溶けだして」
最初の一文は、とても良いです。静→動へ物語の始まりに相応しい。
が・・この一文以降チグハグです。
なんだか、思いついたフレーズや単語を書き連ねているような・・。
もう少し、身近にあるテーマで書いてみましょう。
ふりあげてもふりあげてもふりあげてもふりあげても あぁどうせ俺ぁクズなんだと一人自嘲して 納得のいかない、堅くて大きくてトゲのある苦しい物を飲み込まなくてはいけないのだ 顎をも砕くほどに軋む自制心を湯船にふやかせ アルコールを流し込み また堅くて不味い日常を喰らうのだ
ぶっ殺したい 死ねくそ野郎 ばーか だせえんだよ 死ねよ 小便野郎
>>584-585 -586
素人評価ですが・・
センス有!リズム良く、スラスラ読めました。奇を衒わない表現も好感が持てる。
が・・、少々推敲の必要アリ。この内容なら3〜4連詩で纏まると思う。
小さく濃くすれば、より深い味が・・・・。
655 :
名前はいらない :04/09/15 07:46:17 ID:cKT3dotS
>>587 素人評価ですが・・。
「浮気相手〜」→「ああ初めて〜」複雑な状況・・。共感できない。
「インフルエンザの〜」を受けての「少しチクチク〜」は、少し安易か?
初めての失恋が浮気相手。失恋と言えるのか??
656 :
仁松 :04/09/15 10:20:03 ID:qG62LH+Z
「親愛なる...」 この体は おれの為であって おれの為のものではない この眼は キミを見つめるために キミと同じものを見るために この耳は キミの声を聴くために 誰にも聞こえない心の声を聴くために この鼻は キミの香りを忘れないため 誰よりも近くにいる事を教えてくれる この口は キミに伝える表現方法 言葉だったり 触れ合いだったり この胸は キミが飛び込むためにある 嬉しい時だったり 悲しい時だったり この腕は キミを守るために 時に強く 時に優しく この手は キミから伝わるメッセージ 言葉よりも速く 正確に この足は キミがつまずいた時 一緒に踏み出すために 時に大きく 時に小さく
657 :
仁松 :04/09/15 10:20:40 ID:qG62LH+Z
「心地よい...」 朝 はやく起きて外に出る なにも考えずに ただ外を見る ただ空を見る 春の朝空だったり 冬の朝空だったり 好きな人の寝顔を見つめる ただ見つめる 時間を忘れるほどに 起きて ぼくを見つめる 友達との たわいもない会話 結論の出ない恋愛話 熱く語り合う夢 一緒に流す汗 一緒に流す涙 一人きりのドライブ ただ音楽をかけ ただ走る 普段考えない事を考える 良い事も 悪い事も たどり着くのは お決まりの落ち着く場所 冬の北海道 降り積もる雪 体の芯まで冷える夜 見渡す限りの星空 人の暖かさ 温もりが心を溶かす 雨が降る 時に激しく 時にしっとりと いつからだろう傘を差したのは いつからだろう雨に打たれるのが恐くなったのは 今日は雨に打たれてみる 体を動かす ただ走る 走り続ける 海に入る 波に身を任せる ボールを蹴る ボールに反応する 頭より先に体が反応する 温もり 誰かに与えられる優しさ 誰かに与える優しさ 言葉であったり 触れ合いであったり 温かさを感じる 大切な人 一緒に笑い 一緒に涙を流したい 一緒に同じ道を歩み 一緒に感動したい 共に求める幸せが一つであるように
コリアンな毎日を過ごしていると 自分の臭いに気づくことが無い 「寝るときぐらい電気を消せ」 いつも言う 何故怒られる? 俺が怒っているんだ 何故怒られる? づおーーーーーーーーーーーーーーー づおーーーーーーーーーーーーーー づおーーーーーーーーーーーーー
ずっとずっと遠い日を心情風景から眺めて 今いる自分の場所がわからなくなるくらい遠くへ意識を飛ばせて いつか来るその日だと思っていた時は、本当は過ぎ去った過去で 僕はいつものように虚無そのものになる、存在している
涼しい木陰の 眩しい太陽 木漏れ日 鮮やか 赤い赤い彼岸花 あなたと 見比べて 微笑む笑顔に 同じ色を 見つけたよ
661 :
名前はいらない :04/09/16 10:37:19 ID:5VMxmU12
「浸透」 幻のなかに 夢をみた きみのいない世界に 愛をみた 孤独のなかに 幸せをみた 苦しさのなかに 逃げをみた 幸せのなかに 偽りをみた 努力のなかに 劣等感をみた 道に 迷いをみた 言葉のなかに 消えた期待があった 誓いのなかに 甘さをみた 眠りのなかに 不安をみた 無言のなかに 助けをみた 哀れみのなかに 楽しさをみた 周りのなかに 不平等をみた 星のなかに 世界をみた 水のなかに 生命をみた 暗闇のなかに 救いをみた 空のなかに 解放をみた 走るなかに 進歩をみた 涙のなかに 強さをみた 明日のなかに 希望をみた 心のなかに 温かさをみた 他人のなかに 信頼をみた つないだ手のなかに 意味があった 平和のなかに 思いやりをみた 力のなかに 想いがあった すぐそばに 存在があった わたしのなかに 真実をみた 書き込みするのは初めてです(ドキドキ お願いします。
662 :
名前はいらない :04/09/16 16:49:03 ID:ImDj8CnZ
>>588 素人ですが・・
なんだか、クラ〜イ作品だね。ネガティブな感じしか受け取れない。
「思い出す〜」、「溶かしたい〜」、「裏切られた〜」→過去に何か
dデモない事でも起こったのだろうか?
全ての文が、同じテンション(感情の起伏が無い)で書かれており、
アクセントが欲しい。後は、日本語表現を的確に・・・・。
トーシロはだまってろ半年ROM四手からものをいいな
664 :
名前はいらない :04/09/16 18:31:39 ID:ImDj8CnZ
>>591 不運な事故で妻子を亡くした男と、その男に想いを寄せる女の詩。
な〜んて事を脳内で勝手に思い描いてしまう程の良作だと思います。
完成度高い!
ただ、題名はもう少し素直な方がイイかも・・。
>>598 板違い・・。
>>605 う〜ん・・。言葉が足りないなぁ。
「悲しみ〜」→「僕の罪」、流れが切断されていて読みにくい。
「君に感謝〜」、なぜ?
「長らく〜」、何を??
665 :
名前はいらない :04/09/17 00:43:58 ID:UXQe2OMk
666 :
名前はいらない :04/09/17 03:49:16 ID:uwyEgMNa
人は何故争うの 多くの血が流れていても 傷つけ合い 殺し合い 憎しみ合う 一人の過ちが世界を混乱と狂気の時代へ 禁断の果実に手をつけた者の罪を 何故背負わなければいけないの? あなたには見えていますか? あの少年の笑顔が 月が欠けるとともに大地も削られ あの人の命も消される 今もこの広い世界のどこかで... 青い海は黒く染まり あの白い雲も黒く染まり 悪魔の吐息があの街を黒く染める あの広い空を漂う雲を 見つめていても何一つ変えられず 儚くちりゆくあの華のように また今もどこかで... あなたには消すことが出来ますか? あの少女の笑顔を こちらでの書きこみは初です。 評価よろしくお願いします
667 :
名前はいらない :04/09/17 05:39:24 ID:YVz0ch5R
>666 だいぶファンタジーな装飾ですね。全体的にぼやけてます。 もう少し現実味、エグ味を。
煙草の香りで目を覚ます 彼女は笑って手を振った カッターナイフはセーラー服へ隠したのね 腕には申し訳程度の傷跡が踊ってる なにもしらない貴方は 苦しい夢を見ることもないのかしら 自己陶酔するほど愚かな子じゃないの 泣き叫び我が侭を言えない子なだけなの きっとあの子の左手 微かな糸傷からはね チクチク棘が出ては 血塗れた手を掲げて 薔薇の花になるのよ そうしたら 部屋の片隅に置いて 毎日お水をあげるわ 大事に育てて 一年中 深紅の花を 咲かせればいいのよ 自己愛推奨 愚かな子なのあの子 口を塞ぎたい わがままな子なのあの子 そうして毎朝 わたしは薔薇に水を遣る
669 :
錯乱器 ◆Is2OxXqOek :04/09/17 11:49:40 ID:dc2dCXhi
670 :
てるあき ◆DDfwggPC.. :04/09/17 12:33:58 ID:dB7IuJyl
「どこまでも 」 どこまでも続く川 どこまでも続く青空 どこまでも続く田園風景 どこまでも続くサイクリングロード その上を僕は自転車で駆ける その先にはなにが待っているのだろう あの鉄橋の先にも 川や道は続いている そしてその果てには… どこまでも続く海 どこまでも続く浜辺 どもまでも続く… 照りつける夏の太陽 鮮やかな青はどこまでも…
671 :
てるあき ◆DDfwggPC.. :04/09/17 12:34:38 ID:dB7IuJyl
他スレであまりコメントがもらえなかったのでおねがいします
672 :
VISION/ :04/09/17 15:24:22 ID:bR/8313I
僕は君達を愛している。 僕は君達を憎悪している。 僕は君達に関心が無い。 僕は時々、意味のない言葉を編んでみる。
673 :
名前はいらない :04/09/17 17:09:07 ID:UXQe2OMk
>>670 コメントをつけられるレベルじゃない。
何が言いたいのかさっぱり。
>>670 風景の描写は心地よくて好き。
でも2chではそういうメロウでメッセージ性に欠ける詩は評価されづらいと思う。
あとそういう同句の羅列の詩だと2連目や4連目にもう少し工夫がほしいところとは思った。
675 :
名前はいらない :04/09/17 17:46:22 ID:kIoAWe4N
最後は感動 最後はハッピー 最後は平和 我々はそれらがとてもおいしいんです 思い出して涙をひねりだすんです そして我々はそれを笑うんです 笑い泣きします
676 :
チープトリック ◆bfoOI3Iz.A :04/09/17 18:17:25 ID:kIoAWe4N
675はなかったことにしてください
677 :
てるあき ◆DDfwggPC.. :04/09/17 20:22:04 ID:nz9pc8IJ
>>673-674 ありがとうございます
よく自分は、メッセージとか考えずに
風景の描写だけをやることが多いんです
その風景のマターリ感やほのぼの感なんかを
文字にまとめるのがすきなんです
特に冬の坂の上で(コテ辞典参照)なんか
ほぼ風景の描写だけなんですが・・・・・・
678 :
名前入らない ◆AblXjZGjFk :04/09/17 22:10:08 ID:1CPQMBrR
>>670 >どもまでも続く…
・・・推敲、しようね。せっかく書いた詩なんだから。
私も多摩川沿いチャリで走りながら似たようなイメージ抱いた事ある。
ずっと走ってるとランナーズ・ハイ的にイメージ広がる事、ありますよね。
頭ん中に音楽流れてきたりして。その感じはわかるのだけれど、
空と川の青から海に繋げるところにもう少し一考の余地有りかな。と。
>そしてその果てには…
のところで視点がぶっとんでいるのだから、「海」出したあとまで「どこまでも」
続けるのは少しくどいと思いました。
でも好き。
679 :
B地区 :04/09/17 23:05:51 ID:Lmcy44ca
【ヤクザ】 ごめんな。まじごめん。 俺、もうお前と約束できねんだわ、一生さ。 ごめんな。まじごめんな。 もう俺なぁ、指切りできねんだわ。 ごめん。
双頭の 魔物唱えし 戦歌 蒼く塗り また赤く塗る その肉を 食い潰す 恐れに名付け ベルゼブル 天に馬 ユーフラテスは 朱に染む
681 :
名前はいらない :04/09/18 04:24:02 ID:Ga8T4P1G
夜明け前に涙が消えて 深い夜にまた落ちてきた 歌える歌なんてひとつもないから 息がつまりそう
682 :
名前はいらない :04/09/18 10:07:56 ID:Yk9/6UMR
「ぼくとあなたにあらわれるリアル」 TVの前で ひざまずきなさい あなたごときのために 神はうごめく 余計なお世話の 価値を焼き 流行色の スカートが海面を割ってあらわれる ぼくはTVを叩き割る それでも 無神論者じゃいられない
683 :
名前はいらない :04/09/18 12:59:36 ID:sKEYr2FM
「告白」 愛らしくやさしい夫人よ 一度 ただ一度だけ なめらかなあなたの腕が わたしの腕によりすがった (この思い出は 魂の暗い奥底で まだ少し も色あせていない) 夜は更けていた 新しいメダルのように 満月はは空にかかって 荘厳な夜気は 大河のように 眠った パリの上を流れていた 家々にそって 猫どもは 忍び足で聞き耳を立て 正門の下をくぐっ ていった またはいとしい影法師のように ゆっくりと わたしたちの あとについてきた 蒼白い月の光に照らされて 心のままの 親しさが花とひらくその折りに いつもは陽気な音色だけを調べも高く朗々と 奏でる楽器 あなたの口から 輝く朝に吹き鳴らす軍楽のように楽しげな 明るいはずのあなたの口から 嘆くような音調が 一種奇妙な音調が 突然 洩れて出た よろめきながら 家のものが恥じらって 世間の目から隠そうと 長いあいだ 穴倉の中に 閉じこめておいた ひよわで醜い 陰気で汚い 女の子のようによろめきながら
684 :
名前はいらない :04/09/18 13:00:29 ID:sKEYr2FM
哀れな天使よ あなたは甲高い調子で歌ったのだ 「この世には確かなもの はありません どれほど念入りに化粧をしてみたところで 人の利己心は見 えてしまうから 美しい女であることは なんとつらい務めでしょう それは わざとらしい 微笑を浮かべて 有頂天になる 気違いじみた冷ややかな踊り子の 陳腐な仕事と同じことです 人の心を当てにするのは なんと愚劣なことでしょう 恋愛も美もみな うそつきで 結局は 忘却が やがてそれらを永遠に返すために 負い 籠の中に投げ入れるだけです!」 わたしはしばしば思い浮かべた 魂を奪うあの月を あの静寂を あのものうさを また ひそやかに心のざんげ室でささやかれた あの恐ろしい告白を
685 :
ぺぷちど :04/09/18 13:13:23 ID:Teo5LiJi
ランナーズハイ ラッシュ エクスタシー エリザベス女王ハイ どれもやったことがないけど 目の前の景色がとつてもなく自由になるときがある 投げ掛けられるmcと手と手に引き上げられて ステージの上から熱狂の観客へとダイウ゛する 音圧にみち満ちたすべての音は瞬間にかき消され、 エンドルフィンに灼熱の炎が投げ込まれる ザ・コズミック・スチューピッド・イクスプローション・ショー 小さなよいこたちはマネしないでね
686 :
てるあき ◆DDfwggPC.. :04/09/18 13:22:34 ID:Bk4oNC2W
「夜空の星の下で」 歩道橋の上から空を見上げれば たくさんの夜空の星たち 歩道橋の下にもたくさんの星たちが アスファルトの天の川を駆け抜けてゆく 今日もいろいろあったねと 帰り道夜空を眺めて思う 思い出は星たちのように 1つ1つ輝いている 星のように数え切れない思い出は 決して色あせることなく 記憶の宇宙の中で 1つ1つ輝いている 今日も銀河の片隅で 星が1つ生まれた その星も僕の心の中で 永遠に輝き続けるでしょう 明るい星も暗い星も 同じ星であることに違いないから 流した涙も思い出の1ピースに違いない
687 :
てるあき ◆DDfwggPC.. :04/09/18 13:23:10 ID:Bk4oNC2W
本のように素敵すぎる出来事は 決して1つもなかったけど 記憶の宇宙の中で それぞれが輝いてる 今日も夜空の星の下で 無数の星を眺める その星の中で一番輝く あの星は恋の思い出でしょう 明るい星も暗い星も 同じ星であることに違いないから 告白なんかも思い出の1ピースに違いない これももうちょっとコメントが聞きたいのでおねがいします
688 :
偕老同穴 :04/09/18 13:50:27 ID:qwEyntl4
『「永遠」 〜愛は遊びじゃない〜』 永遠に愛してるよ 私はあなたと魂までもひとつなんだと信じて その耳元でささやいたのに 「永遠なんてきっとない」と思っていたあなた あなたが私の言葉を嘘と思っていたなんて 嘘と思っていながら 私にあわせて「同じ言葉」を言っていただけなんて (七年間も冷たい土の中で 暖かい地上にでることを待っていた蝉は 地上に出て 木にとまって 一声鳴いただけで 羽をむしりとられた) どうして死んでも離れないって思ってくれないの? 私はね もし私の気持ちがあなたから離れそうになったら 私を殺して一緒に死んでほしいの ――どこまでも一緒にいたい―― 何があっても 終わりにしたくないの なのに・・・なのに・・・なのに・・・あなたは 私と同じ気持ちじゃなかった・・・ ――私と 同じ気持ちじゃなかった・・・―― あなたの目には 私と離れても 別の誰かと生きつづける人生が見えていたんだ・・・
あなたの目には 見えていたんだ・・・(日曜日には 子供とキャッチボール 夕暮れ時には お庭で 奥さんと子供と 家族そろって バーベキュー そんな夏の日 蝉の声は聞こえるか)見えていたんだ・・・あなたの目には 「そうだよね! そんなものだよね! 永遠に愛してもらえるなんて 信じた私がバカなんだよね・・・!」 (羽をもがれた蝉は 土の上に落ちて 仰向けで 八本の脚を モゾモゾと動かして ジジジと鳴いて 息絶えた) 私とあなたの永遠をあなたが壊そうとする時 あなたは苦笑するでしょう 「永遠なんてなかったね」と 私とあなたの永遠をあなたが壊そうとする時 あなたは少しだけ すまなそうな顔をするでしょう 「沢山嘘をついてしまった」と 私とあなたの永遠をあなたが壊そうとした時 どうか赦してください あなたの胸に私が愛の刃を突き刺して あなたの顔に 同じ刃で切り裂いた私のノドもとから 噴水のように溢れ出した血が 降りそそぐことを ――わたしをこんなに好きにさせた罪を 血でそそいでください―― 永遠の孤独なんて 私には耐えられないのだから
690 :
名前はいらない :04/09/18 13:52:15 ID:qwEyntl4
691 :
名前はいらない :04/09/18 14:17:10 ID:ka0AcogM
コロコロ表情変える君 とても羨ましい 素直に気持ちを表現できて 本当に羨ましい 裏切られる事も嘘をつかれる事も 裏切る事も嘘をつく事もしないで 楽しく楽しく生きる君 とってもとっても羨ましい ねぇ、人間はあなたみたいになれないのかな あなたみたいな子犬のように
692 :
詠人不知 :04/09/18 14:24:05 ID:+HCJm6Cj
ちんこ まんこ
693 :
名前はいらない :04/09/18 14:39:13 ID:Ke+pL56+
<崩壊と恐怖> 椅子に座った人影が壊れた本読んでいる 木造の家に自分を囲う壁は無い 部屋の中 吹く風はチャイムのように鳴いている 二つの窓は向かい合って もう既に割れている 透明な破片はこの足に刺さって 逃がさない 天井の陰が部屋を暗く覆って 部屋の隅に置かれたピアノだけが鈍く光っている トコロドコロ無くなっている鍵盤が白く輝いて まだ、日が昇っていることを教えている 荒んだ風が軋んだ嵐になってもまだ その椅子だけが倒れずにガタガタゆれる 知らない人の記憶を入るだけ押し込んだ本棚が 押し込まれた人の数だけ悲鳴を上げて倒れた
694 :
名前はいらない :04/09/18 14:40:03 ID:Ke+pL56+
真っ暗な点かない照明が紅く染まって爆ぜる その破片がこの腕に突き刺さってまた染まる 本をめくる手がもう動かないから その語られぬストーリーはそこで止まってしまった 見えなかった空気が深く黒く見えていく 星なんてどこにも見えない月も昇らない 影を作っていた天井が屋根と一緒に吹き飛んだ だけど 闇はまだこの部屋を覆っている 冷たい空気に足場は沈んで飲まれていく 無くなってしまった床に落ちた本が消えていく 伸ばそうとして 伸ばせない手 逃げようとして 逃げる場所が無い 崩壊は止まらないただ自然と壊れていく 恐怖は他に何も壊さず 自分だけ壊していく 世界が 剥がされていく その椅子が崩れて初めて 恐怖が崩壊を凌駕した 世界が
695 :
睦 :04/09/18 16:26:35 ID:V5eWzp1+
ここにいる存在を全て消してみたら きっと今握った君の手の温かさえ あの日見た両親達の笑顔の理由さえ 僕は頭ごなしに否定する事になんだろう 一体何を追い掛けてんだろう 擦り切れた靴でドコまでも走って 誰を追い掛けているんだろう がむしゃらに走って 痛む足引きずって いつにの間にかその理由すら忘れてた 振り返った誰かよりも 手を差し伸べる誰かよりも前に行きたい そう思ってただ目の前に見える道を走った ゴールにつくのかなんてわからない でも止まりたくなんてない 生きる意味や価値を求められたりもした 答えられずに流したいくつもの涙 今は拾う余裕すらもなくて
何打こっちも費用買値えの課?
697 :
しおこしょう :04/09/18 18:03:41 ID:s1BwotrC
「告白前夜」 その気持ちを否定すればするほど大きく膨らんで、 疲れて崩れて天の川。 …本当にしたいことは、 こころの奥にしまったまま 歩きだせないの。 だから今日も引き延ばし、引き延ばし。 それでもまた、 夜のラジオを聴きながら あたしは思いだしてる。 君のあの、変にむっつりした顔を。 今となりに君がいたら。 今となりに君がいたら! なんて恥ずかしい反芻。 恋をしてうつくしくなったのはどこのお姫様? ぜんぶの光も音も 部屋から消して、 シンプルに祈る。 明日学校へ行くけれど、 今度こそはと思うのを どうか誰も気づかないで。 *** この板で初めて投稿します。 何か思うこと、アドバイスなどありましたらお願いします。
698 :
名前はいらない :04/09/18 18:13:09 ID:BwYxBUwz
『not measure』 僕は鬱 年に一度きりのあの日が来て 皆はすぐ 数字を教えてほしいとごねる 上目使いのいくつもの人が 正しさを希望しているよ 身長って罪深いんだな あぁ どこまで伸ばせば 測りきれるのだろう? 頭一つ飛び出た この身長と座高 巻き尺まで持ち出し 測られる始末さ 恥ずかしくとも 虚しくとも 微笑みを 微笑みを
700 :
名前入らない ◆AblXjZGjFk :04/09/18 18:23:15 ID:Yb7+w0D5
>>679 私はその筋の事情に詳しくないのですが、現役のヤクザも小指がないことが多いんでしょうか。
【元ヤクザ】とかのタイトルの方が足を洗ったのに大切な人と「指切り」が出来ないという
取り返しの付かなさ、遣る瀬無さがよく分かるような...でも切ない詩ですね。
>>680 詩を現実にむりやり当てはめるのは野暮だとは思うけれど、もしかして、イラク戦争のこと?
ベルゼブル(大食のデーモン)ってブッシュ?とか、色々考えちゃいました。怖いです。
>>681 なんかリアルタイムっぽいですね。歌わなくても深呼吸してみて下さい。
>>682 「神」はメディアのメタファーですか?ホントにTVを割りたくなるくらいうっとうしい
時ってありますよね。それでも価値観の押し付けはそこらじゅうに溢れている。
>>683 >満月はは空にかかって
・・・推敲、しようね。せっかく書いた詩なんだから。
>またはいとしい影法師のように
よく言葉を練って調子の高い作品にしているのに(私には書けません)、
「または」で少し流れを乱していませんか。「あるいは」が合うのでは。
>わたしはしばしば思い浮かべた
と、冒頭の
>まだ少しも色あせていない
は同じ「現在」ですよね。私としては「思い浮かべる」の方が良いかな、と。
701 :
名前入らない ◆AblXjZGjFk :04/09/18 18:39:34 ID:Yb7+w0D5
>>685 >ランナーズハイ
>ラッシュ
>エクスタシー
>エリザベス女王ハイ
これは文字の短い順に並べてもよかったのでは?最初の言葉でぎょっとさせて
よっつめの駄洒落で一旦落ちをつける感じで。
>エンドルフィンに灼熱の炎が投げ込まれる
これはよく分からないです。エンドルフィン(ぺぷちど)こそが炎、或いは燃料だと。
「レセプター」ではいけなかったのですか?
702 :
ぺぷちど :04/09/18 18:51:55 ID:G67p+cQq
ランナーズハイもナチュラルだよ
>>702 それは分かっているけれど、ええと、じゃあ最初の二語でぎょっとさせて(ry
というふうにします。なんか文句つけているだけみたいだからもちょっと書いて
おくと、ノリがいいですね。使っている言葉のわりにはさわやかな感覚がする。
...脱法とはいえ、大きなわるいこもドラッグはやめましょうね。なるべく。
...
705 :
B地区 :04/09/18 21:19:14 ID:+OZ45ZX9
【だるま】 だるまさん転んだ 手足ないから 起き上がれなくて 今日も片目で泣いている
706 :
ぺぷちど :04/09/18 21:43:40 ID:Mpf7QoyB
707 :
ぺぷちど :04/09/18 21:44:24 ID:Mpf7QoyB
708 :
名前はいらない :04/09/18 22:32:48 ID:qwEyntl4
>>610 悪魔 さん
禍々しい魔城をイメージしました。
希望の光を投げ入れるのは誰?
>>611 てい さん
それを見て羽根無しの人間は後悔するのでしょうか。
取り返しもつかないのに。
容赦のなさと無情さが後に続く結末を引き立ててるように思えます。
「ゆらゆら」の繰り返しがいい。
羽根付きと羽根無しの対比をもっとハッキリ書き出してもいいかも。
>>612 説話のようなものかな?
この話の流れと「共有」というタイトルに心ひかれるけど
詩としてはどうかというと少し微妙かな。
タイトルが(ある意味)深みを出してるけど、タイトルがなければ
ただのありきたりな話とも言える。
彼女がいなくなったとき・枯れかけた双葉の芽をみたときなどに感じた感情を
もう少し掘り下げるといいかもね。
>>613 悪魔さん
>世迷い言をつぶやく人々に壮麗な空想を投げかける
このフレーズ好きだなぁ。
私もやってみたいかも。
>可能性は一人だけで暗闇にすこしだけ進む
このフレーズも好き。
だけど、他の文章と調和してないような感じがした。
悪魔の足音を記録し続けるのは誰かしら?
>>615 エロは不滅ってことでよろしいでしょうか?
>>616 愛らしい恋夢の歌
とても可愛らしい詩
文末をもう少し整えるともっとよくなるかも。
>>617 変わる変わる季節は巡り
二人の季節も移りゆく。
>>618 hikkyさん
どんなに冴えなくても慣れたものが一番。
>>619 ポエットさん
輝きはひとつでなく
正解はひとつではなく
いいかげんな道案内で迷い道
>>620 蛍いいですねぇ。
私も一度見てみたい。
>>621 モンマルトルの丘ってどこですか?
まぁ、それはともかく。
聞き覚えのあるフレーズかも。
漠然とした前向きさが特に。
>>624 泪さん
さくらさくら桜咲く
さくらさくら桜散る
とてもいい感じです。
力強さと儚さと両方持ち合わせてるんですよねぇ、そういえば。
>>628 睦さん
電波ですねぇ。
ほほえましい感じです。
電波も鑑賞してるだけなら(ry
今日はここまで。
見当違いのことを言ってたらすまん。
>>688-689 サブタイトルがなんかちょっと、あまり良くない意味で、ポップスみたいかな。
>「永遠なんてきっとない」と思っていたあなた
「きっとない」が違和感あります。「あなた」の思考を表す文体までもが女性的になってる。
もう少し投げ遣りなセリフの方がいいのでは。或いは、括弧に入れないで(間接話法で)
『永遠なんか信じなかったあなた』などとして「私」の主観性を強調するとか。
>信じた私がバカなんだよね・・・!
これを、『信じた私がバカなんだよね!・・・』とした方が、強く心で叫んだあとの余韻
というか、叫びがフェードアウトしてゆく感じが出ると思います。記号の位置ね。
蝉を比喩に使うやり方は、上手いですね。
>蝉の声は聞こえるか
なんて、強い執念をさりげなく表していて凄いと思う。でも、
>八本の脚を
...蝉って昆虫ですよね。足、六本ですよね。
ええと、色々異論はあるでしょうがなるべく丁寧に書きました(上の詩のコメントも)。
もう眠いのでねまふ。
713 :
名前はいらない :04/09/19 04:57:52 ID:SlLaTEUZ
2004/06/16 歪みの無い立体地図で探した 真昼のマラカス畑を歩く カサカサとなる果実をもぐ 今夜はミュートに耳までつかり 美しい娘のツノを妬くだろう ささくれ立つ指先で触れた 意味深な構図を疑って 投影機を探してもむだだろう 1904/06/16 歪みの無い立体地図を探して ポストの不在通知を知る 日本語と林檎の共通項 仰ぎみる青を疑って ホリゾントだと言えばいい 娘は魔法使いの言葉使いで 平坦な戦いを変えるのは 白いレゴのロボットだと言った チャート式微分積分をつづけ ナスカあたりでうっそり客死したら しあわせだなんて思うだろう 意味深な構図を疑って 平坦な戦いを変えるのは それは勿論しあわせだろう
714 :
名前はいらない :04/09/19 06:16:15 ID:xADWLEVy
『夢か真実か朝方の所為か』 夜明けとともに変わる顔。 夜の君はまるで夢だ いや、全部夢だったのか? もう、何も浮かんでこない ああ、綺麗だね 朝焼けも君も 朝なのに、まだ眠りたいな ・・・それは寝ていないんじゃないか? いや、夢を見た。 確かに君の、夢を見た。
715 :
名前はいらない :04/09/19 08:10:22 ID:NQUvYm8D
『曇天』 厚い雲が空を覆っている 太陽の光はとどかず 闇の中という程の暗さもない 陰鬱な雲の色は 灰色 降り出しそうな雨の色は きっと灰色
716 :
名前はいらない :04/09/19 10:14:35 ID:zbAL/Kkw
死後の世界はデタラメに良いトコらしい 誰も帰ってこないから 少なくともアンタがいるそっち側は天国で 抜け殻の俺が残るこっち側は間違いなく地獄 わからないまま笑ってたんだ 矛盾だらけのこっち側で 雑踏の中に 俺が一人 俺が動いているのか 周りが動いているのか 矛盾だらけのこっち側 間違いなく地獄絵図
717 :
名前はいらない :04/09/19 13:31:36 ID:jFEWQqHn
>>716 完ぺき主義者って感じ。 一匹狼??
718 :
名前はいらない :04/09/19 13:58:39 ID:2FQ6uz6i
アアガムクエ
720 :
てるあき ◆DDfwggPC.. :04/09/20 08:38:43 ID:IBPCO3au
agemasune
..>>716 あの人の別人格かとオモタよ。 いいかげんオフランス様に粘着するのはやめたら? 先に手を上げたのはあの人なんだよ。怖い怖い。 功徳もないし、神様がアンタなんかに本当の事、教える訳 無いでしょう!
723 :
名前はいらない :04/09/20 13:50:25 ID:bwfpRDXF
詩というより脅迫ですよw
透明アボーンをお勧めします
>>722
hige
725 :
通☆行人 :04/09/20 14:33:01 ID:CeDGHgae
726 :
名前はいらない :04/09/20 14:45:44 ID:bwfpRDXF
だからもういいっつってんの、ヤク中君の緋害妄想なんだからさ ここは喧嘩?を売るスレじゃないの、ましてや悪魔が毎日書き込む 日記帳でもないって
727 :
名前はいらない :04/09/20 16:01:47 ID:MOGPwYhp
顔デカ教祖と後をつけてくる時はアポとってからこいよ てめーら
728 :
あくまくん :04/09/20 16:17:23 ID:QJc4W0vE
|\
| \
| \ ∧∧
| \ (゚∀゚ )釣れタ━━(゚∀゚)━━━!!
| ⊂( )
| (´ ̄ _)
| U| ̄ ̄ ̄|
〜〜〜|〜〜〜〜| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
|
| パクッ!
L>゚))彡←
>>721
ウィーラァリーロレリーロレラー リリルゥァロッラーリリーロラァ リリロレウィラァリロレルロラァールー リリルゥァロッラーリリーロラァ 村を後に男達はその顔を蒼く塗り替え オオカミの旅路をたどる 昼なお暗き深き森 イノシシに乗り 星空を駆け抜ける 戦士の血の色の月に死の予言は成される 今宵多くの者が地に伏すだろう 剣と鎧だけが墓標となるだろう 運命が我らを呼ぶ 大地を汚す者達を我らは決して許さない 死に備えよ我はおそらくは戻れはしない リリーラルーラァウィリーロラ ルルゥラロッラーウィロラァー 神の祝福を我らに 悪魔の報復を奴らに 我らが恐れるのは死ではない 奴らの血を飲み込むことが出来なくなること 奴らを地獄に追い落とすのだ 剣が輝き夜を照らす 禁じられたバグパイプのメロディを 戦士の咆吼がかき消すとき 空には首が飛び跳ね 大地を血で洗い流す 薄い琥珀色の日差しが照らしたとき 大地に動く者は何もなかった 聖なる森に風がささやく 木の葉と共に踊り、歌う 身体はこの地に無くとも 魂は永遠に栄光と共に リィーロォレリィーロォイラァー リリルゥァロッラーリリーロラァ
730 :
錯乱器 :04/09/20 19:28:32 ID:s93EcOCg
「今夜 酔い橋船渡 で会いましょう」 あなたはいない 今宵は15夜 そなえた白い団子たち 涙をながしてススキを添えて 団子の味がしょっぱいは 全部食べたら胸焼けしたわ 日本酒飲んで つまみを食って きれいな満月歪むほど 酒を浴びて寝てみれば 夢の中では あなたと出会う すきっ腹でお酒を飲むと 酔いが回って大変よ 水分は多めに取って 脱水症状は大変よ 明日の朝は何食べよう 朝から焼肉OKよ 一人でたべる焼肉は 食べ過ぎ注意が肝心よ またウエストがひろがるわ くびれのない体一直線 そんな体になってはみても 食欲だけは止まらない あー あなたが恋しい 一緒にユッケをまた食べたい カルビはいらない油が多い タン塩だけは別腹よ だめよだめよいけないわ たれをつけてはいけないわ レモン汁で頂けば 私もあなたも満足よ 生中たくさん頼みましょ 一緒にたらふく飲みましょう あなたの出張2泊3日 早く帰ってこないと大変よ わたしの体重2倍3倍 早く帰ってこないと大変よ 今夜、酔い橋船渡で会いましょう 同じ月を見たいなら あなたも酔い橋渡って来て見てね あなたとわたし 今日も胃もたれ 大変ね 今夜、酔い橋船渡で会いましょう 二人で一緒に飲みましょう 胃腸薬もわすれずに 今夜、酔い橋船渡で会いましょう
731 :
錯乱器 :04/09/20 22:43:36 ID:s93EcOCg
「好きな人」 月は半欠け 窓の外で佇んで 威風堂々 夜風は吹き抜け 夏のしがらみが吹きぬける 頭の中は花ばかり あの人思えば月は西へ心は空へ 枯葉の匂いが鼻頭 気づいてみれば 時計の針も右に集まり 枕が悪いと文句を良い もぐりこんだ布団で思うわ あなたの横顔 恋心 知らない間は 時の流れも かろやかに 気づけば 咲いた 恋心 咲くまで気づかぬ 彼方の思い 気づけば昨日の笑みも変わり果て 今日の笑顔は特別よ 嫌われるの恐れているから 今日の笑顔は特別よ 嫌われるの怖いから あなたの理想を勝手に探る あなたは思うは 友として わたしは思うは 恋の中 嫌われるのが怖いから 私はあなたの遠くにいるわ 遠くにいれば気づかれない 私の悪いところはどこなのか 近づきたいけど近づけない 私の良いところはどこなのか 嫌われるのが怖いから 私はあなたの遠くにいるわ そしたらあなたも気づかない 悪い所良い所 ほら ごらん 月も遠くで光ってる 遠いから綺麗なの でも ほんとは 近くで光りたい 近づきたくて近づけなくて 夜風が私をあらってく どうか届けて私の思い 嫌われるのは怖いけど どうか私を近づけて 月は西の地平線 お日様東の地平線 目のクマみられちゃ嫌だから 今日も 遠くで みているわ
732 :
錯乱器 :04/09/20 22:58:57 ID:s93EcOCg
「今日は続くよどこまでも」 漫画喫茶で小一時間 懐かしさに浸って思い出し そのころ聞いてた音楽の ひとフレーズを鼻歌歌って心を癒し 電車の中には 流行を忘れた 気に入りMD 周りの顔を眺めて飽きて 見慣れた車窓の光を眺め 変わらぬ町も変わりだし 変わらぬ自分も変わりだし 花はいつでも変わらず咲いて いつも同じ色で光ってる 変わらぬ力をもちあわせ 変わらぬ自分とお互い見合わせ 幾度の星降る夜を繰り返せば いやでも変わる自分が窓に写ってる あの頃思った未来の自分 今じゃ色あせただの思い出 変わりたくて変わったのかい? 陽が上るたびに体を起こし あの頃思った未来 違う道だが歩いてる 不平不満は言わせない これでも俺も歩いてる 理想も何も消えうせた それでも続くよどこまでも 夢を持てば良いのだけれど 夜見る夢で 今は十分 あせったって同じこと あしたも花は同じ色 俺は、少し違う色
脳味噌がはじけ飛んだ朝 俺は生きていない事に気がついた 生きなければ イキナケレバ そうやってもそもそと昨日の残り飯を漁る 快楽を追い求める夕暮れ 俺は何も残していない事に気がついた 行かなければ イカナケレバ そうやって未来を殺し快楽を発射する ブルーレッドイエローピンク 色は様々 俺も様々 登ってくる月はありえないくらいに普通で 明日なんてものは今日と一緒だった 明日なんてものは元々無かった 上がってくる感情はとてつもなく無力で 罫線はただ俺の心を支配して ブルーレッドイエローピンク 戦隊物は嫌いだった ブランコが千切れ飛びそうになる夜 俺は飛べそうな事に気がついた 逝かなければ イカナケレバ そうやってこの宇宙にすら生まれていない事を知る そうやってこの宇宙にすら生まれていない事を知る
734 :
睦 :04/09/21 22:47:04 ID:NSA9gTvC
耳が腐るようなキレイ事ばかりの愛歌を歌う 愛情と憎しみは裏返しのカードゲーム 終わってみれば皆幻で現実 片方の靴紐が解けたままひたすら歩く俺 傍から見たら滑稽なんだろうな それが俺のスタイル
735 :
名前はいらない :04/09/21 23:58:25 ID:E7A5thHO
僕は命を飛ばす 飛んだ命は船に落ち 落ちた命は砕け散り 散った命は誇りを残した それしか残らなかった それで充分だった 神風特攻隊の詩です
736 :
名前はいらない :04/09/22 00:28:43 ID:fJW8t6zA
ぼくらの箱庭はざわめき散らしてる。 暁に継目の無い服に包まれUFOから降り立ったミニマルなヒトの歩幅の始まりと終わりを観ると、もう少し(歩幅は)ちいさくてもいいかなーなんて集団思考しはじめる、でも満点の答案なんて珍しくもなく世界樹もあいなしって感じはする。 ふうんそうさそれにダイマクシオンな思想もぼくらには受け入れられまいさ。 最後のホスピスはどうかな?お得意の思考実験で影の無い地図を思い浮かべればいい。好奇心を打ち砕くためのタブレットは、ほらいつまでもベロの下に異和感をあたえていて、規格直交化なんて無理だから影はなくならねー。 あと、時間を考慮してもしなくても影を消すことはできないってばさ。 そんな意識の流れを見透かすようにHMV渋谷店はきょうもご機嫌斜めなrecommendsでぼくらを流す流す流す攻める攻める攻める。 ゆえに、ぼくらはみみをすますby谷川俊太郎的しじまをもとめてるフリをする。縮尺1:1の立体日本国全図の可能性を集団思考してるフリをする。気を付けしてるフリをする。 はははん、相変わらず箱庭はざわめき散らしてるのにお笑い種だってぼくらは気づいてはいるけどね。
「堕」 今日は天使が街角にいる。 この前は電車の中で、 その前はバスの中、 レストラン、ショッピングモール、テーマパーク・・・。 いつも、たくさん、大声で、天使たちが歌ってる。 天使はみんなのコトがとっても大好き。 おともだちも、友達じゃ無い人も、笑う人も逃げ回る人も。 天使はどこでもフリーパス。 きんじょのおうちも、遠い家も、カギが掛かってても、追い出されても。 天使は好き嫌いなく、なんでも食べる。 自分のでも、ひとのでも、お店のモノでも、道ばたのでも。 そして天使は力持ち。 赤ちゃんも、大人も、おじいちゃんもおばあちゃんも、軽々と。
738 :
名前はいらない :04/09/22 04:19:05 ID:3337UTEA
便所の窓から 青い空を見上げた 溶けてしまった電球の下で皮膚病に怯える日々 便所の窓から 白い雲を見た 時々形を変えながら 僕の肺に吸い込まれる雲を見た 脅迫的な空を見た夜 拒食症の乞食の空は 便所の格子の外で 憎らしいほどこびりついている
739 :
737の2 :04/09/22 04:19:57 ID:0nXg2wJ/
だけど、ちょっぴりイタズラも好き。 マッチやライター、ハサミにカッター、石や金槌、鎌と拳と。 暗がりに隠れ、待ち伏せている。 彼等は生まれつきの大天使。 母ももちろん、大聖母。 天使の安らかな寝顔の為に、手段を選ぶ筈は無い。 聖母は全てを赦し給う。 どんなに取り返しの付かない悪戯をしても。 聖母は決して容赦しない。 天使の伸ばした手を振りほどいた者を。 今日も天使が歌ってる。 徳を積みたい聖人どもに連れられて。 涎を垂らし、顔を朱に染め青筋をたて、あれが欲しい、これがしたいと 無邪気に床を転げ回って、歌ってる。 聖者たちの大行進。 もう誰も止められない。
740 :
737 :04/09/22 04:31:08 ID:0nXg2wJ/
お?連投失敗スマソ
>737
>739
が、わたしです。
>>738 失礼 m(_ _)m
741 :
姫 :04/09/22 06:07:57 ID:AEK0zjho
君のために何かしたいと思うのは君を愛しているからなのか 君に愛されたいからなのか 答えが出せなくて月に問い掛けた 暗い夜を照らすは何故?月は答えた 僕を照らす太陽のようになりたいんだ でも僕ひとりじゃなにもできないんだよ まぶしい朝 大きな空に小さな雲が2つ浮かんでいる 太陽のような笑顔 今の向こうにいくつあるだろう 君のためになにかしたいと思うのは君が僕を照らしたからなんだ
742 :
名前はいらない :04/09/22 06:56:25 ID:EIJbRy/T
「MATUI」 ヘイヘイヘイヘイ ヘイみんな!! 頼れる4番のあの男 日本人離れしたパワー メジャーリーガーとは思えない謙虚さ アメリカ人より大きい顔 そうさみんなで呼ぼう 「GOZZILA」 松井秀樹の登場だ!! オイオイオイオイ オイみんな!! 肝心な奴を忘れてないかい? 何がイチローだ 何が年間最多安打記録だ イチローなんてSF世界 そうさリアルな人間 「SEI−YHA」 松井秀樹の登場だ!! そうさ51より55番 「ARIGATO−GOZAIMASU」 みんなのヒーロー松井秀樹の登場だ!! ↑松井が打席に入る時を想像して創りました 採点お願いします。
743 :
742 :04/09/22 07:27:49 ID:EIJbRy/T
訂正です)松井秀樹→松井秀喜
744 :
lime lime :04/09/22 11:06:08 ID:GY1xb5H0
ぼくにできないことがどれだけあるのだろう ぼくが見られない景色はどこまで広がるだろう 行きづまり 焦燥 不安感 ぼくは特別な人間じゃなかった テレビ消してもう出かけよう 現実はここじゃないか よくできる人になりたい よくされる人になりたい うまくいかないことばかり 数えているけれども あさっての方から明日がやってくる気がするよ 期待はずれの生き方をしよう たまに本気を出して... よくできる人になりたい よくされる人になりたい うまくやれない夜ばかり 過ごしているけれども 「将来の夢は希望を持つことです。いつも揺るがない本当の希望を。」 きらめく人になりたい あきらめることをやめたい どうにもならぬ夢ばかり うたっているけれども よくできる人になりたい よくされる人になりたい うまくいかないことばかり 数えているけれども
745 :
歩笑 ◆hle/Qc8nRU :04/09/22 17:31:58 ID:j+QBMbZr
季節がちょっと違いますが・・・ 「冬の想い」 粉雪の舞う、白の季節がやってきた 私は寒空の下、あなたを想う・・・ 日の光が、私を照らし、月明かりが、私を包む・・・ 白い並木道を、私は歩く、 この雪の、美しさをあなたは覚えているだろうか・・・ あなたは私を、覚えているだろうか・・・ 私は、大人になっても忘れない、あなたと見た、美しく舞う白い粉雪を・・・ そして、日の光が、雪を溶かし、溶けた雪に、月明かりが、溶け 美しい花の、咲く場所でまた出会えることを、 粉雪の舞う寒空の下私は祈る・・・
746 :
名前はいらない :04/09/22 18:21:33 ID:Sv1jxvmx
世界あるいは君が壊れてしまうというなら話は別だが およそ恋が生まれて消えた まぁそういうところだろう そんな哀しい事を言わずに そんなブサイクな顔しないで できるだけ高い場所で次の風が来るのを待とう パレットの上の青色じゃとても描けそうにない この晴れた空をただちゃんと見つめていて ありのままがいい 君ひとりじゃ持ち切れないのなら 僕が半分持っていてあげるから いつか取りにおいで 地球あるいは明日が消えてしまうといいたいのだろうか なぜこんなに暗い詩が あぁ溢れているんだろ 月は決して泣いていないし 鳥は唄を忘れてはいない 変わらずそこにあるものを歪めて見るのは失礼だ だって知っている言葉はほんのちょっとで 感じれることはそれよりも多くて 無理やり窮屈な服着せてるみたい 今 永遠の恋などと表現して新しい恋に出会ったとしたら 君はさぁどうしよう 雨は降り続き 雲に隠れたまま 泣いている月を見つけた鳥は もう唄うのを止めてしまった パレットの上の青色じゃとても描けそうにない この晴れた空をただちゃんと見つめていて ありのままがいい もうメロディに身を任せてしまえ 足りない言葉を探すのは止めて ラララ・・・
747 :
オーメン ◆9ENFQiExHc :04/09/22 18:31:43 ID:wtUkQccc
声がした ル モア 振り向いた ヒューチャー 先には ミッドナイツ 金髪の美少女がいた ねこみみつき だけど ちょっと ラヴィーン まっすぐ立ってるはずなのに ゴートゥーヘル 右に傾いてる ララバイ そんな君が好きです アナスタシア アンド ユー
748 :
オーメン ◆9ENFQiExHc :04/09/22 18:32:03 ID:wtUkQccc
風がふいて 桶が飛んで じじいにあたって つえで桶がたたかれる わしを叩いて どういうつもりじゃ わしを誰だと思っている でも 桶は思った これは風のせいじゃない 私が飛んだのは 風のせいじゃない そのことが違うと気づいたのは おじいさんが亡くなってからでした。 最初こそ叩かれていた私も いつしか家族の一員でした。 ポチの遊び相手で、おかみさんの愚痴相手で そして、おじいさんの碁敵でもありました。 風のせいに最初して、いつしか自分のおかげで ここにいると思っていたけれど、 最初に風で飛んだのも私。 すべては私自身のこと。他人のせいになんて してはいけなかったんですね。 おじいさん。
749 :
☆ДуμД☆ :04/09/23 00:00:02 ID:CJVEZYil
泣きたい夜は いつもよりメイク濃くして 感情抑えるために塗ったマスカラ 弱音を吐きたいのに不思議と歯止めがかかる 強がりを覚えた身体はもうどうにもならない 誤解されたキャラクターと上手く付き合わなきゃ ねぇ これがゲームだったのならいいのに 苦しくて 誰かにわかってほしくて でも 何を伝えればいいかわからずに そして何かが壊れそうで怖い もしこれが ただのゲームだったのなら もし君がリセットボタン押せたなら 私 キャラクター変更させて欲しいんだけど… 狼を誘うセクシーなドレス 潤んだ瞳は上目遣い 寄りかかれば寂しさは消える それでもきっと後から虚しさ襲うね ひと時の心地よさなんて 刹那すぎるから 私は私を守るわ やっぱり 苦しくて 誰かにわかってほしくても そう それを上手く伝えられなくても 胸を張って歩けるようになりたい もしそれが ただのゲームだったとしても もし君が上手く操作してただけでも 私はリアルにしてみせたい いつかきっと そう ****************************************************************** お願いしますo
>>749 >誤解されたキャラクターと上手く付き合わなきゃ
>私 キャラクター変更させて欲しいんだけど…
この辺までは「キャラ」という概念にとらわれているのが、次の連から徐々に
抜け出しているように読めますね。意図的にそうしたのならば、とても上手いと
思いました。この流れで、所謂「自分探し」的な方向へいくとすれば最後の連の
「もし」で始まる二行はどうかな?と。ここに来てまで「ゲーム」出さなくても
いいのではないかな。
それと、「狼」はちょっと...今時言うかな? 狼、流行ってるの?
古いんじゃあないかなぁ。うーん。「男」?「おとこ」?「オトコ」?
というか、その行はもう少し練る必要がありそう。
あー。あと、
>何かが壊れそうで怖い
これで表したい気持ちはよくわかるのだけれど、その言い方、出すものじゃない
と思います。安物俗受けお涙頂戴てれびどらまみたいになっちゃうよ。たぶん。
でも、難解な言葉を濫用せずに伝えたい事がはっきりしていて「強い」詩だと
感想を持ちました。ただテーマがありふれていると言えば言えるよね。
もっとあなたの本物の言葉を紡ぎ出せればさらにいいんじゃないかな。
751 :
名前はいらない :04/09/23 04:51:37 ID:BiS8iZEk
いつだって君は空に漂う雲のように見える 退屈だって素晴らしいことさ いくつもの日々が残したものさ だけどちょっとだけわかるような気がしてしまうよ 僕には君の顔がとても寂しく映るけどね 人はいつだって手を繋ぎたるから 光り輝く空に手を伸ばすのさ いつだってわかってるような気がしてるのさ とても寂しい日々を観ないようにしてるのさ 悲しい時には口笛を吹いて 悲しい時には手拍子をして 何もかもを消したがってる人が見える 僕もすぐ傍に入れたらいいなって そんなの退屈な冗談だよ
752 :
睦 :04/09/23 13:00:45 ID:l/MRZA9j
【DOOLs】 ねぇ その澄んだ瞳で何を見ているの? 痛みと争いだらけのこの汚れてしまった世界に あなたを捕まえるほど美しいモノがあるというの? ねぇ その小さな体で何を思っているの? 戦火に取り残された幼子に擁かれて あなたは無力感にいくつ涙を流すの? 今ここで私の前に何も言わず座ってるあなたは この先いくつの人間の人生を見つめて行くだろう 幸せや悲しみ 裏切りや愛 誰も知らないいろんな物語を見つめて あなたは何も言わずに 今はただそこにいる いつか私の手を離れていくそのとき あなたの心に幸せな気持ちが生まれるように 世界に悲しみがなくなるように 例えそれがかなわない夢だとしても 私はここで祈り続けているわ
753 :
名前はいらない :04/09/23 16:14:10 ID:cBXBfdyB
中2の時に貰ったポエム??の一節 評価してもらうまでも無いですが、奴の精神状態を見てやってください。 「僕の心はガラスのようにもろい 君に無視されると 心が砕けてしまう あぁ 君の瞳には僕のことなんて映ってないんだね でもいつか この僕の砕けた心の破片で 君が傷つく時がくるだろう でも泣かないで 恐れないで その時僕は 君を やさしく包んであげられるから 」 (血まみれジェイソンのイラスト付きポエム) あとにも先にもラブレター?らしきものを貰ったのはこの一通限りなので 記念に取ってあります。 ちなみに、奴の砕けた心の破片とやらでマイ・チャリの座椅子をズタボロにされました。
>奴の砕けた心の破片とやらでマイ・チャリの座椅子をズタボロに 素晴らしい! 心的エネルギーを物質に作用させるという発想、いいですね。 >記念に取ってあります。 が酔狂というか、数寄者というか、面白い。普通捨てたくなるよねw
755 :
ボヘミアン :04/09/24 04:25:12 ID:98czueUG
>>632 さん
誰にこの詩を捧げましょうか。「僕ら」(または僕たち)と、「君」
ちょっと「君」が誰なのか分かりません。
>>633 さん
あなたが馬鹿にする世界、に住む他人とあなた。
どうしようもないことばかりですね。
生意気を言うようですが、そんなものだと思います。
>>634 さん 雨が止んだ
自分の心象風景を散歩している自分、が見えます。
4連目が好きです。
ただ、ちょっと感傷的に感じました。
まるで、自分が自分から遊離しているような弱さ。
>>635 さん
不条理ですね。難しいなぁ。
>>637 さん
一人で生きて「いる」のは、一人じゃなかったから。思い出のとりこ。
僕にはどうしても、主人公が生きて「行ける」とは思えない。
けど自分が独りになったばかりなら、同じことを考えてしまうかもしれない。
756 :
ボヘミアン :04/09/24 05:12:05 ID:98czueUG
>>638 27の4乗さん?
僕にとって渇いた心≒悲しみなので、
ことばの意味付けが違うんだなと思いました。
正直、修辞が多くて読み辛かったです。
>>641 名無しちゃん
誰も望んでなるのではないでしょう。
終わりや失われたことを知ることも恋愛ではないでしょうか。
地層に時期があるように。
>>642 さん
二度「風」が出て来ますね。よく分かりませんでした。
>>643 柳橋さん 月のサーカスは夜に
ありそうですけど、手法として面白いですね。
こういう詩が生まれるためには、
ことば以外の媒体があることが絶対条件ですよね。
皮肉でも何でもなく、率直な感想です。
あ、今更ですけど
>>472 とろとろ溶けてゆく甘い世界、再構成されるそれ。とても好きです。
757 :
ボヘミアン :04/09/24 05:19:36 ID:98czueUG
このスレッドの性格上、詩の練習の方が多いと思います。 時には好きな詩を見つけて、感想を書いてみて下さい。 スレの活性化にも繋がるでしょうし、 他人の詩のスタイルから学ぶことも多いですよ。 評価人の皆様、お疲れ様です。
>>ボヘミアンさん 早朝からもつかれさまです。今日は東京は曇りみたいです。 ところで、チョトお聞きしたいのですが、評価というか感想をかいて、それに対して 作者の意見や反論を聞きたいと願うのはスレの趣旨に違うものでしょうか? そういう風になるともっと評価する人が増えて活性化すると思うのですが。 今と違うHNで時間かけていくつも感想などかいて、そのまま流れていってなんか さみしく感じたのです...わがままですよね。(´・ω・`)
流れる風に 誘われ 走って 夕焼け色の 雲の下 歌って ちいさな帽子が 空色に 染まってく 寂しさが 少し耳元で ささやいて まどろみに似た 家へ帰ろう からみあう森の 向こう側まで 日が暮れる前に 通り抜けよう ちいさな帽子は どこかで忘れてた 悲しみが あふれて動けずに 溜息が 涙をさらって消えていく ずっと ずっと 走って 振り向かないで 走って 息を切らして 走って ここまで 辿り着いたけれど・・・ 流れる風に 逆らい 走って 夕焼け空の 歌を 歌って 涙は いつからか 何処かに置いてきた 哀れみが 少し耳元で ささやいて あの日の あの雲の下を探そう ずっと ずっと 走って 振り向かないで 走って 息を切らして 走って あの日の雲を 見つけたけれど・・・
760 :
睦 :04/09/24 14:52:29 ID:fj6Eq4+Z
神様 あの人に逢いたいと願うことは罪なのですか 突然降りだした冷たい雨に打たれながら それでも前を向いて歩くことは罪なのですか? ホントはここから逃げ出してしまいたい どこか遠くで静かに過ごしたい でもできないのです 胸が騒めきあの人の温もりを探してしまうのです 神様 私はどんな罰を受ければよいのですか いくつ罪を償えばゆるされるのですか いつ終わりが来るのかわからない贖罪に 私はどれだけ耐えればよいのですか お願いです あの人をください たとえ許されない願いでも 私はあの人に会いたいのです その手に触れて温もりを感じたいのです お願いします 私をこの苦しみから救ってください すべてを諦めてしまうその前に 私に光をください
761 :
午 :04/09/24 15:54:01 ID:vAKtfWZX
必要な単語が何故か見つからない 君を丸め込むための言葉がさ 驚くような展開を 日常にも求めているけども それに連れて行く 連れてかれるために 必要な呪文があるんだろう そんなものは持ち合わせていない 探せば落ちてるかも知らない だれかくれよ
762 :
K :04/09/24 19:56:17 ID:Lp74YHR8
「ある詩人志望のコドモ」 違う違う違う 僕が主張したいのは こんな事じゃない でも大勢の人が見ていると思うと 出てくるのは綺麗な言葉ばかり どこかで見たような言葉ばかり 自分を大きく見せるための 自分を美しく見せるための そんな言葉ばかり あれ・・・ 僕が言いたい事って 何だっけ
763 :
名前はいらない :04/09/24 22:21:52 ID:fW3IzsvK
薄っぺらなレンズ越しに覗くこの世界は ひどく色鮮やか 目が 痛い 実は全部レンズの裏側に描かれた世界だなんて 考えてみたりした 冷たい水に指を浸し この世界を剥ぎ取ってみる まっぱの俺が覗くこの世界は でたらめに曖昧で ひたすらに湾曲 実は世の中 こんなもんかと 笑ってみたりしたが アンタの顔が見れないくらいなら 描かれた世界でも 俺はイイ
764 :
名前はいらない :04/09/24 23:13:30 ID:3uEN//OZ
「スーパー健司こうほマート」 ガレージで家描く 髪が抜けていく センスロ健司 からみつく 頭が痛い部屋 朝に人が消えていく 明日の為だけに 夜が明けていく 最後に残ったのは 負腐、自己嫌悪 何も始まってやしない
765 :
名前はいらない :04/09/24 23:33:10 ID:wpVHQMz8
あの日君と出会わなければ 何も知らない 少女のままでいられたのに あの日君に貰わなければ 何も知らない 私のままでいられたのに 君からもらったプレゼント 最初で最後のプレゼント 「遠い外国のお金だよ」と君は言ったね あの日君に出会わなければ 君を憎むこともなかったのに 君を忘れるために 思い出を捨てようと 換金したよ 君からの最初で最後のプレゼント あの日君から貰った思い出の20000リラ 私たちを繋いでいたのは たった750円の価値しかなかったんだね
766 :
??? :04/09/25 03:19:07 ID:Ue0U+HsZ
見たくない、聞きたくない、ましてや、語るなんてとんでもない事を抱えすぎていませんか。自分の根本にあるものを何だと信じますか。塗り替える刷毛がないなら、死にましょう、死にましょう…。
767 :
21世紀の精神障がい者 ◆6NTBa6MIvA :04/09/25 05:13:26 ID:fp3BgsG2
>>759 まず、最近この板で読んだ詩で一番好きです。なんかの歌の歌詞にも感覚が似ているような。
言葉の使い方とか...今は思い出せませんが。なんだっけな。音楽的な詩ですね。
楽曲につけることを想定して書いたのですか?
ただ、ひとつだけ。
>ちいさな帽子が 空色に 染まってく
この場合の「空色」とは夕焼け色のことですよね。でも一般的に空色から連想するのは
薄い青でしょう。最後の連で見つけた「あの日の雲」からは夕焼け色に染まった帽子、
或いはそれにまつわるあれこれ、への郷愁が広がってゆくのでは?
そうだとすれば色を表す言葉はかなり重要ですね。イメージの喚起力も強いし。
「空色」を、「緋色」、「空の色」、「雲の色」などに言い換えてはどうでしょう。
>>760 かなり鬼気迫る詩ですね。そして、極めて濃密な情念が籠っている。
そこにやや隙間を作ってしまっていると思われるのは、
>私はどんな罰を受ければよいのですか
の部分ではないですか?「どんな」って、それは本人が分かりきっていることでしょう。
つまり「あの人」に会えないということ。ですよね?次で、贖罪にどれだけ耐えれば...
といっているのだから。あと、「罪」と「罰」の語が少し多すぎるのでは。
全体としては畳み掛けるような問い掛け、懇願、によって、引き込まれるような勢いを
出している。とても上手いと思います。
ただ、個人的な意見を言わせて貰うと、真剣かつエゴイスティックな恋愛に対する思いと
宗教的な言葉の合わせ方はとても難しい。最後の連で
>私に光をください
としていますが、「神」の語を出した文脈で「光」まで持ち出すとなると、うーん。
唸っちゃいますね。まとめ方はかなり困難かな。
768 :
21世紀の精神障がい者 ◆6NTBa6MIvA :04/09/25 05:14:02 ID:fp3BgsG2
>>761 もどかしさ、ですね。「単語」、「呪文」と言う語に擬した、現状から脱却するための手立て
を探し回る様が浮かび上がるようです。「驚くような展開」、欲しいよね。ホント。
>>762 うーん。シンプルだけど、深いですね。言葉の勢いを意図的に竜頭蛇尾にしている所など、
凄く参考になりました。声に出して読んで見ましたが、
>自分を美しく見せるための
の「自分」、ここだけを削った方がよいかな。と思いました。
>>763 好きな人の顔をよく見たいからコンタクトレンズを着けるということですよね。
「湾曲」と言えば普通は像面湾曲のことを指すと思うのですが、眼鏡やコンタクトで
補正する眼の屈折異常は焦点距離の調節であって、像面湾曲は関係ないのではないですか?
乱視が非点収差の補正くらいで。コンタクトレンズ屋さんじゃないからよく知らないけれど。
>まっぱの俺
も、すっぽんぽんの男を一瞬連想するから「裸眼の俺」とか、「まっぱの俺の眼」などが
より良いと思います。
でも、
>笑ってみたりしたが
というフレーズとか、
>アンタの顔が見れないくらいなら 描かれた世界でも 俺はイイ
という思い切りの良さは、とても素敵だと思います。
769 :
名前はいらない :04/09/25 06:01:12 ID:RVOoybeT
最近30日の推移 2004 9/25 1人 -------------------------------------------------------------------------------- 2004 9/22 4人 -------------------------------------------------------------------------------- 2004 9/21 1人 -------------------------------------------------------------------------------- 2004 9/19 5人 -------------------------------------------------------------------------------- 2004 9/18 13人 -------------------------------------------------------------------------------- 2004 9/17 9人 -------------------------------------------------------------------------------- 2004 9/16 23人 -------------------------------------------------------------------------------- 2004 9/15 96人 -------------------------------------------------------------------------------- 2004 9/14 195人 --------------------------------------------------------------------------------
770 :
名前はいらない :04/09/25 07:20:00 ID:qsQ3iNTu
「雨」 雨が降ったよ ひとつひとつの雨粒が 元気に茶色の地面まで競争してる 僕が一番 僕が一番と みんな必死に走っているけど よーくみんなを見てみると 結局みんな同じスピード まるで僕たちの世界のようだね 雨が降ってる よーく耳をすましてみると いろんなところでいろんな音を奏でてる ポトンポトン ピチャンピチャン ザーザーザーと遠くの方まで いろんなメロディ奏でてる 嬉しそうな悲しそうな まるで誰かさんの顔みたい まだまだまだ 降っている いろんな生活巻き込んで いっしょうけんめい降っている そのうち現れる太陽待って 元気に元気に降っている
「無題」 夢、今夜、ミルコトガデキタナラ アシタハキット、ワクワクスルダロウ 十六夜を明日に迎えた月を見つけたら 子供たちよ、そっと窓をあけてみよう 心が、どきどきしてきたら ゆっくり、瞳を閉じてみよう 10の数字を数えたら ゆっくり、瞳を開けてみよう さぁ ネヴァーランドの使いがやってくる
772 :
くのいち :04/09/25 08:37:25 ID:04Znawtz
ゆびさきがみまもる たねはつちへ そらからこぼれおちたなみだ たねをだきしめて いつのまにかゆびさきをおいこして たいようがかくれてもきみがくれたひとつぶのなみだ きみがくれたいちりんのはな まっすぐあのそらへ とおいあのそらへ そらからこぼれおちたなみだ はなびらといっしょに きみがくれたひとつぶのなみだ きみがくれたいちりんのはな かぜにのって そっとつちへかえる
773 :
テラバイト ◆CjPWHARfwg :04/09/25 08:59:31 ID:SDRRM9HO
沈まない夕日が鬱陶しいように 散らない桜が醜いように 終わりある物の美しさ 全てを知ったつもりでいた いつまでもなびく夕日の尻尾を 断ち切るように いつまでも咲き誇る桜の四肢を 折り取るように アンタはふらりと 消えて逝った 早すぎる 死が最後に当てはまって 人間の人生は完成する 誰かがほざいた その台詞 きっといつまでも憎いまま 完成なんてほど遠い 俺は一体どうすりゃイイ 少しでも アンタに近づきたくて 高い所へ行ってみた 何故だろう アンタは上じゃなくて この下にいる気がしてならなかった 雑踏のうごめくこの下で アンタが俺を見上げてるような そんな 気がしてならなかった 少しでも アンタに近づくには ここから降りるが 一番早い ハリボテの天使の羽をくくりつけるその前に ふと気が付いた あの台詞はアンタのもんだった アンタが俺に言ったんだ 俺の代わりに 頬の滴が 雑踏の中へ 堕ちて逝った 俺はまだ未完成 完成なんて ほど遠い これも多分 アンタが俺に 言ったこと
774 :
名前はいらない :04/09/25 10:07:03 ID:+0jP7+r4
「
>>6-41 」
かなしいふりをして窓を眺めている もはやこっから先はない
嬉しい哀しい 切ない楽しい 落ちてくる雫に手を伸ばした
ころぉりころころ ころころころぉり クリスマス島にうちあげられた
生きるのも 死ぬのにも さよならってきらい 誰かを傷つけることも
私の言葉には羽がない ファッキン・マイライフ。
遥か 青く 染まる夜に じいちゃんが歩く
今朝空を見上げたら あるネコはいいました。 遠く遠くで夢を見た
いつものスーパーで 空に雲があるように 雨が屋根をたたく音は
水銀のような空に 鮮やかな色が僕を映した
僕の前に音もなくそびえるガラスの壁 池に行くのは楽しいわ
775 :
クロボシ :04/09/25 13:31:50 ID:MKNV7gwZ
見ためもそこそこ悪いけど 中身は最低、腐りすぎ 愛してくれても愛せない こんな趣味の悪い奴はいない このまま闇に溶けてしまいたい 言葉にならない空間や時間のプレッシャーが 私の大事だったものを全て否定するかのように 私自身はボロボロになっているのです 笑っていても泣いているのです
776 :
名前はいらない :04/09/25 17:37:06 ID:wZKQuKTK
雲<br> <br> 見る度にその姿変れど<br> いつか見た雲に似た姿に<br> 過去の思い出がよみがえる<br> 少年の目に映った積乱雲は<br> 山の無い故郷に<br> こんな山が欲しいと思い<br> 母の死んだ日にみた入道雲は<br> その魂が行くところに見えた<br> 真っ赤に燃えた川べりの空に<br> 自分の孤独を感じて震えた日々<br> 帰るところを無くしたような<br> 寂しい心は きっと<br> 人として生まれたためのものだろう<br> 何時見ても 雲は<br> 過去に見たなにかと似てくる<br> 心の中のように、移ろい易い儚さを<br> きれいな雲に感じる秋<br>
778 :
名前はいらない :04/09/26 01:08:35 ID:bH+4DE3Y
転がる頭を抱えて笑う 青い月が壊した世界 抉った目玉に世界が映る 緑の空から黒い雲 千切る小指が空を歩く 灰色した血飛沫の跡 潰れた足は鮮血まみれ 黄色い海から喘ぎ声 咥える性器は樹海の底へ 朱色と茶色の傘と雨 森の向こうの雨の中から 真っ赤な檸檬と舌を絡めて 噛み切る瞼と駱駝の舌先 白痴の頭にさようなら
779 :
名前はいらない :04/09/26 01:08:36 ID:sGnuhpIV
SKY-NET 惑星Crimeaにおける、テロ件数およそ39件 年間自殺者42890人 うち、首吊り24238人 入水52人、飛び降り15474人、飛び込み234人 ネット心中の数も増加し 自爆テロも数件あり 歩兵が出たり、大食い選手権をしたり なんと陽気な惑星クリメア お悔やみ5234790人 死者、と言い換えてもよし 新生児は大体12348790人くらい 未熟児の769125人は、すぐに殺されてしまった 「TERRO、TERRO、テロ発生! 緊急事態、緊急事態、 ただちに軍隊を出動させ、 その鎮圧に挑め、そして対処せよ!」
ROCK'EM ALL 硬直街が繰り返す 効き目の無いメロディ 衝撃でぶっつぶせ! You got it!! ROCK 'EM ALL!!! 誇張されて繰り返す 無意味なメロディ ドノ口ガナニヲイウカ! You get it!!!!! ROCK 'EM ALL!!!!!!!!!! ここから見上げた枯れた町並み ふと湧いた違和感に動き出した感情 溢れかえる水の中で泳ぎながら乾き死ぬ そんな焦燥を吐き捨てる 悪魔みたいな気分だ 俺はいつも妄想ばかりで、粗野で反社会的なんだってさ 膨張しつつかき鳴らせ 込み上げるメロディ 性悪野郎ブチコロセ! You got it!! ROCK 'EM ALL!!! 輝く鼓動かき鳴らせ 全てをぶち込め!! 群れになつくな、しくじるな Do it! out of step!!!
781 :
759 :04/09/26 02:35:33 ID:F1Q/SPEr
>>767 どうも 評価ありがとう。
ご察しの通り 自作の曲の歌詞なんです。
空色=夕焼け色のつもりでしたが イメージ弱かったですか。
スレ汚しスンマソン。
782 :
ボヘミアン :04/09/26 04:12:07 ID:Kcd93bDo
>>758 21世紀の精神障がい者さん
僕はここのスレ主ではないんで何とも言い難いのですが、
一感想人として、分からなかった詩とかの解説を聞いてみたいとは何度も思いました。
けれど今になって新ルールなんてのも馴染まないかなぁ、なんて。
やりたい人だけでやっていれば、そのうち慣習化するかもしれませんね。
突き放すようですが…「ご自由にどうぞ」
>>645-646 さん
歌詞ですよね。無理に文字の数を合わせようとしていませんか。
だから助詞を抜いたり、語尾をごまかしたり。
「砂漠の街」や「人は誰でも独りぼっちさ」とかは使い古されていると思います。
もっとオリジナリティーを身につければ、手垢のついた詩にも味が出てくるのでは。
>>647 さん
うぅ…中の人、気取りすぎじゃないですか。
泣く、以外の言動がすべて本音の裏返し、に取れたんですけど、
何時でも仮面を被っている人に、愛情は勿論、哀れみを抱けますかね。
783 :
ボヘミアン :04/09/26 04:45:44 ID:Kcd93bDo
>>648 さん
現代のゆがみを磨り潰して丸めたような詞が、
七五調なんて古臭いリズムの上で踊り狂っている様は、
読んでいてちょっと面白いです。もう少し長くてもいいかな。
>>649 錯乱器さん(題名?)
ゲル化した怠惰みたいなモラトリアムの感触。
中身は筋が通っていて分かりやすいです。
あとは自分のスタイル(詩にしようとする意志や技術みたいな)を
整えてみると、より良くなると思います。
>>651 悪魔さん
エンドレスで日常の錆を齧っているような、にがみ。
始めの「ふりあげても」の繰り返しから、
この詩のスピードに触れ、やクレッシェンドしてゆく声を聴きました。
それは遣る瀬無さを、読み手に強く刻み付けます。
>>652 さん
人生のあらゆる場面で詩を読めるとして、
それでも僕が読む機会はないと思いました。
784 :
名前はいらない :04/09/26 11:47:55 ID:VSBcwOvt
<EYE> *仮面の笑顔 覆い隠しているもの 見えない 聞こえない 感じられない 暗闇のように深く 瞳の奥にひそんでいる 僕の知らない世界 その瞳で何を見てる? ひと雫 頬つたう 月明かり 流れ星に例え 祈りを 願いを 君のところに届けれたら want to be near you 叶うのなら Your hand is connect このまま goes with future 2人で **ふとした瞬間 うつむく君の視線の先 悲しい 寂しい 昔の事 僕は初めて知った 君の瞳に映っている 僕の入れない世界 遠くを見つめる瞳 ひと雫 頬つたう 月明かり 流れ星に例え 祈りを 願いを 君のところへ送るよ want to be near you それでもいい Your hand is connect ゆっくり goes with future 歩こう いつかは その瞳に 澄んだ青 晴れた空にかかる 虹と 僕と 未来を見ているように *********************** よろしくです。
785 :
歩笑 ◆hle/Qc8nRU :04/09/26 14:55:37 ID:kDie8WLP
「夕暮れの教室」 サックスの音やシンバルの音 ボールが弾む音や元気なかけ声 ひとりぼっちの教室にやさしく音が溶けていく ここにはまだ 君たちの体温が残ってて なんだか少し、あったかい みんなの笑顔が染み込んだ 机や黒板の落書き、出たままの椅子 ひとつひとつが君たちを刻んでる あしたは君たちになにを伝えられるかな? わたしはあなたになにを刻めるのかな? わたしの微笑みも 君たちがいた教室へ溶けていく はじめてですがお願いします><
787 :
睦 :04/09/26 15:54:29 ID:UtlIiW0v
>>21世紀の精神迫害者さん 忙しい中、詩についての貴重なご意見ありがとうございます。 あれはもう、感情のままに書きなぐったって感じですね。(・ω・) 『神も仏もないよ!』みたいな。最近ホントに惜しいすれ違いがあって、それがやたら多いんですくて…。 これからもちょろっと顔出しにきます
21世紀さんの名前が、とんでもないことになってるぞw
789 :
睦 :04/09/26 18:46:45 ID:UtlIiW0v
うわっ!すいません。素で名前間違えました。 (´・ω・`)
790 :
645 646 :04/09/26 19:52:32 ID:Fkj6B8hZ
>>782 お前馬鹿だろう。
砂漠の街でぐぐってみろ。
お前自身の程度の評価をお前はさせられたんだよ。
気付けよ、詩人気取りの知恵遅れ君。
>>483 クロラさん「モンタージュ」
ひたすらな計算力ではなく、重ね合わせの原理によってすべての細胞が同定される日が来たなら、それは生活時間の停止を生むかも。まるでガラスケースにピン留めされた蝶たちみたく。
レンズは、たとえばらばらになったとしても、欠片一つ一つがそれぞれ頼りないレンズの役目を為す。砕けた磁石みたく。まるでぼやけた記憶みたく。
顔を顔として、記憶を記憶として感じられる幸福に祈るべきなのかもしれない。さんらんする音節や光や手触りを統合する力。モンタージュ。
>>568 「北」という記号が特別政治的な使い方をされている2000代初頭日本のコンテクストの中では、ルビンの壷は壷にしか見えない。顔を顔として感じようと頭を振れば、ユニークで新しい印象が現れる。
792 :
人形使い :04/09/26 21:40:09 ID:vib5WTcF
>>645-646 せっかく希少な評価人をねちねちと罠にはめて謗るような行為
意図がよくわかりませんし、感心しませんね。
ちなみにどういった作品であるかは私も知りませんが、私も語感の悪さやイメージが擦り切れているという印象を受けました。
793 :
人形使い :04/09/26 22:29:40 ID:vib5WTcF
>>786 誰もいないところで
少し遠のいた距離や時間に人の気配を感じるとき
自分はこの世界に属しているのだなーと
温かく抱擁されているようなを覚えます。
人の温もりと西日の温もりとがやわらかく溶け込んでいて
読んでいてとても気分が落ち着く詩。
懐かしい場所のような詩。
>>784 知りようの無いことを知りたくて焦がれる感覚は甘酸っぱい痛みです。
年のせいか、私はそのわからなさを愉しむ余裕をいつも持っていたいなと思います。
この詩はとっても青春してる若人の共感を得ることができると思います。
もう少しスマートに言えたら格好いいんだけど、らしくなくなっちゃ意味ないですからねぇ。
わたしゃぁ懐かしく思いました。(老)
大いに弾き語ちゃったりしてください♪
>>780 かなりのシャウトです。
マイクの音がびりびり割れてます。
口角泡立てて
衝動を裸のまま投げ出して。
反抗心の無い人生なんて嘘だから。
794 :
人形使い :04/09/26 23:06:24 ID:vib5WTcF
>>779 死者数なんて数ですからね。
体温持っていませんから、死者数が5000も5001も規模は変わりません。
何もかもが軽薄な某国への痛烈な皮肉。
破壊力ターミネーター(タイトル懐かしかったです)級の詩。
>>778 原色とグロテスクな映像に悪酔いしそうです。
皮下の黒蟻。
粗悪なクスリを打たれたようなバッドトリップ詩。
>>777 素直な語り口からこぼれ出している詩情。
雲は大自然と空想で構成される
こころの遺跡だと思います。
辿り着けない柱の間に佇む感情はいつも郷愁を帯びています。
とても普遍的で詩的な詩です。
795 :
ボヘミアン :04/09/26 23:50:11 ID:Kcd93bDo
>>790 645646さん
そうなんです。馬鹿だからせめて、
そんな馬鹿げた感じ方でもいいから感想を書く人が増えるか、
コンスタントに優れた評価を下せる奇特な方が現れるまで、
不遜な自らに恥じ入りながら感想人をやっているんです。
レスなしに自分の詩が流れてゆくことは、辛く淋しいことです。
それは、自分の馬鹿な感想の所為で傷つく人よりも多いと思っています。
分かってください。
>>784 です。
人形使いサンありがとうございます。
ただいま青春まっただかの私でございますw
青春って甘くて苦いものなんですよねぇ・・
797 :
名前はいらない :04/09/27 05:43:21 ID:N6gK7dWb
今日も冷たいほど悲しい歌を残して移ろってゆく 反響する鳴き声だけを残して 僕の傍で雲が形を変えて レコードが悲鳴をあげる 続かない時を繋ぎとめるように手を伸ばす声が聞こえる じっと黙っている森は静かに声を出す じっと黙っていた猿も次第に泣き喚く 滲むような色を音に変えて 笑ってしまうような日々を葬って 僕はまた足音から離れられない
798 :
人形使い :04/09/27 08:52:54 ID:Ln8+KCMc
21st Century Schizoid Man〜♪
>>797 悲哀を訴える音が重ねられて
印象と印象がふわっと並べられていて取っ手が無い詩。
霧の中をさ迷っている気分になります。
個人的にはもう少しその世界を掴んでみたかったです。
>>796 甘くて苦くて、そして素敵な味がするもの!!
味わいつくしましょ〜☆
>>775 『愛』という概念から遠い日常を生きている神経質な人間にとって
そのイメージが喚起するのは凄まじい渇望や欠落で
それがそのまま打ち明けられていて
たぶん似た感覚をかつて知る私は少し憂鬱になりました。
実際はそんな大層なものじゃなかったりするんですよねー。
799 :
人形使い :04/09/27 09:54:47 ID:Ln8+KCMc
>>774 氷山の頭を軽やかに踏んで。
オムニバス。
言葉の楽しい散歩。
素敵なスレッドの煌めく象徴です♪
>>773 太陽は沈めどまた朝帰ってきます。
桜は次の年にまた咲きます。
完結されない、完成されない有機的な変化の連続の中にこそ
美しさが煌めく瞬間があるんじゃないかなぁと私は思います。
悲しい話だったので
「アンタ」と主人公の間にも、思いの連続があって、完成された深まりがあるじゃぁないか!
となんだか抗弁したくなりました。
>>772 ひらがなのすなおなことば
こえをだしてよんでみれば
ふるびたことばのおんどを
ほりあてることができる
一粒の連想が、丁寧に、そして詩の初期衝動的情熱を持って置かれていると思います。
800 :
人形使い :04/09/27 10:23:33 ID:Ln8+KCMc
>>771 これはこの後に続くいくつかの素敵な物語の冒頭文なのだと思います。
そうじゃないとこんなぶつ切りみたいな終わり方だと
夢を見るどころか
子供たちは気になって眠れやしませんよ、きっと。
>>770 とても幼い語り口なのに
少し大人びた哀愁があって
読むうちに雨だれのようにぽたぽたしみてくる味はなんだか愉快です。
鉛筆で漢字練習帳の端っこにぐりぐりと書いてあるような懐かしい味。
>>766 塗り替える刷毛が無い世界に塗りこめてしまう刷毛を持っているあなたはパレットに広げる絵の具を変えるだけでいいのです。
801 :
人形使い :04/09/27 10:38:14 ID:Ln8+KCMc
>>765 ロマンスの冷めた抜け殻のそっけなさが
お金という媒体を通すことでリアルさを持って露わになってころがっています。
何も変わらないでいるよりは
何かを知り、飲み込むことで人間は美しくなるのだと私は思います。
その750円実は尊い!
>>764 なんだかニヒルだったり切ない科白がばら撒かれています。
何があったかわからぬが、元気出せ、健司!
>>786 です
人形使いさん感想ありがとうございます^^
表現したい雰囲気がうまく伝えられたようで
安心しました
803 :
てるあき ◆DDfwggPC.. :04/09/27 16:52:48 ID:eBodHPfM
ドラえもんの歌・真 作詞者:覆面H おうドラえもん マネー出してよ マネー ちょっとくらいいいって マジで 大丈夫、硬貨なんてイチイチチェックしねえって 最近は警察も たるんでるからさあ Yo! (ノビタ君それはね、硬貨偽造に当たるから…) (ゴス!) (イチイチ一枚一枚調べねえYo) おう ドラえもん 彼女出してよ 彼女 クローンすれば問題ないって マジで 大丈夫、コピーだなんてこの時代にばれやしねえよ 最近は医者も たるんでるから Yo! (ノビタ君それはさすがにやばいtt…) (ゴスバキドス!!) (外に出さなければ平気だYo!) おうドラえもん 麻薬出してよ 麻薬 合法なら問題ないって マジで 大丈夫 田代とは違って合法だから 最近は社会も たるんでるから Yo! (ボクハキミノキョウイクコンピュータ) (ピシィッ!) (ど、ドラえもん!?) (次ノクローンデ再教育ノ開始ダ) END
805 :
柳橋 :04/09/27 18:22:13 ID:svgCmJZH
806 :
MN :04/09/27 22:37:32 ID:fIQgQHSv
++偽善者の晩餐−− セロファン越しの世界 朽ちた人工物 肥えた色狂いのピエロ 赤の風船と 冷たいオレンジのジュース 腹に詰め込んで 観覧車のてっぺんから臨む ゲーシーは狂っていただけさ ダーマーとお揃いに 食物連鎖からくる矛盾 生物としての背徳的嗜好 ヘイドリック、気にしないで 進めばいい神が創りたもうた世界を ソニービーンと君の逃亡劇 最後の楽園はアダムとイヴと世界樹の下 私は違う、そう思えれば十分だ 黄色の血肉 白の殻 それらを画面から直視 それでも普通に飯は食えるさ 特別肥えた豚を絞めなければ お前はただ草も食えずに野垂れ死に 生きたくなきゃ死ねばいい ねぇもし僕が常識の境界線を越えて 向こう側の人達と仲良く 打ち解けていたとしても 街角でみつけても他人のフリしないでよ
807 :
通りすがり ◆RHKq8jONBk :04/09/28 00:00:49 ID:ev4bbpGQ
>>686-687 何が言いたいのか、さっぱりわからん。語感の良さで
言葉を選びすぎだな。あと、視点の放棄はやめろ。出だしで上下に振って
下を放棄してるだろ。切り換えるなら、もっと巧く繋げ。
歌と違って曲が行間を補完しないからな、詩は。
好きな詩人を手書きでコピーすることを薦める。
808 :
通りすがり ◆RHKq8jONBk :04/09/28 00:08:23 ID:ev4bbpGQ
>>806 洋がくの歌詞を和訳したのか、ビジュアル系のありがちな
耽美的退廃美学センスっぽい。
あとは、
>>807 の下2行と同じ
809 :
琥珀 :04/09/28 00:11:54 ID:z55ag9RY
臆病な君たちへ この言葉を贈る 君たちの綴る 言葉一つ一つに 言うべきほどの意味はない 臆病であるから 探り 探り 書かねばならない 見るべき物を見ようとも 臆病であるから 隠さねばならない 傷つくのは恐いから・・・。 見開いた瞳で捕らえたものを 描いた後に 必ず泥でフタをする かっこう付けの意思表示 自己主張 臆病な者にモノは綴れぬ 何も言いえぬ者が ほら この中だけでは王になる 口をつぐまなければならない 傷つき晒されなければならない 書く手を休め 心を開けよ 感情に振り回され 欲に溺れ 情を引き裂かれようとも 生きる希望をなくし その身がボロボロに朽ち果てようとも 傷つき晒されなければならない それでもまだなお 書くべきことがあると言うならば・・・。
810 :
琥珀 続き :04/09/28 00:13:28 ID:z55ag9RY
ああ、王よ、臆病な王、心閉ざした王よ 玉座を退け あるいは吊るされた男になろうとも 君の見た空 何処までも落ちていく蒼天に 一点の光を見い出したと言うならば それをこう呼ぼう・・・真実、と 臆病な君たちへ 自ら体を焼き 痛みに身を震わせ 刻み込んだ 目に見えぬ傷を 吐き出せ 醜く焼け爛れた皮膚を晒せ 怖れずに ただ進め 臆病な者達へ 臆病な者にモノは綴れぬ 地の底から這い出た亡者を 暗闇で渦巻く 濁流に揉まれるマグマを 吹き出し続ける鮮血と共に そのカイナに抱き留めよ 目を背けず見るべきものは お前の心臓を喰らう亡者の叫び 臆病な者には 抱く事が出来ない 見ることが出来ない
811 :
琥珀 続き :04/09/28 00:14:00 ID:z55ag9RY
そして気付いた 自分も同じなのだと・・・。 だから たった一つだけ 綴れる言葉がある 弱さ これは真実の詩 今はただ 心が震えている 臆病な者達へ捧ぐ
812 :
通りすがり ◆RHKq8jONBk :04/09/28 00:26:56 ID:ev4bbpGQ
>>809-811 ここで投稿する人々のことだろうな。
高い所で頭を下げても、見下ろしてることには変わらんぞ。
あと、文体が定まっていないな。6行ぐらいでまとめる腕はありそうだな。
それぐらいでやって、地力を固める段階だとは思うが、どうか。
「ひとり」 この広い空のもと この道はどこまでも続いて ぼくはどこまでも自由で 全てがいとしく見えて バイクが脇を通り越していく 速いのは好き 風がすごく気持ちいいから だけどぼくは歩いていくんだ 公園ではみんなが楽しそうにおしゃべりしてる 人と話すのって好き もどかしいけど伝え合えたら嬉しいから だけどいまは見てるだけでいいんだ ぼくのお母さんが死んだ 別れるのは好き 悲しみはすごく大切なことを教えてくれるから だけど、いまだけは泣くんだ みんなみんな大好きだけど ここにはあなたがいない お願いします
814 :
歩笑 ◆hle/Qc8nRU :04/09/28 01:35:39 ID:RUmQhmqD
815 :
通りすがり ◆RHKq8jONBk :04/09/28 01:49:27 ID:ev4bbpGQ
>>745 >>814 やはり、行間を歌詞的補完をさせている気がする。
対比的な表現で季節と別れてからの流れを表現したいのはわかる。
だが、昼夜、雪解けの来る春に、自分の感情を入れていない分
内容が薄くなっているのを否めないと、思う。
816 :
21世紀の精神障がい者 ◆6NTBa6MIvA :04/09/28 04:16:30 ID:A56iW1nH
>>745 歩笑さん
雪で「あなた」との思い出が甦るのですよね。冬の想い。
季節の変わり目って脳のひだから記憶を引っ張り出してきますよね。強引に。
その感覚はとてもよく分かります。使っている言葉それじたいも美しいと思います。でも
最後の二行の、花が咲くときに出会えることを祈るというのが分かりにくいです。
要するに、雪で思い出した「あなた」と会うのがなぜ春へと飛躍するのか。
それと、読点を多く打ったのは意図したものだと思いますが、個人的にはやや目障りです。
ただのスペースでも良かったのでは?
ところでHNは「ポエミ」さんと読むのですか?カワイイですね。
>>762 Kさん
やっぱり「自分」、あった方が、それに執着して自意識に押しつぶされる感がでてよいかも。
>>768 の訂正をさせて下さい。
>>790 645 646さん
一感想人として、作者の、評価に対する意見・反論・細かい解説などは大歓迎です。
でも精魂込めた自作の詩が「誤解」されたことの悔しさも分かりますが、人それぞれに
知識の範囲・分野が違いますのでもう少し穏やかな言葉でお願いします。
吉野家じゃないのだから殺伐としている必要はないですよね。
817 :
21世紀の精神障がい者 ◆6NTBa6MIvA :04/09/28 04:17:51 ID:A56iW1nH
>>795 ボヘミアンさん
そんなに卑下する必要は無いと思いますが、私も同じ様なスタンスです。お互い精進しましょう。
>>798 人形使いさん
呼んだ?w
私のHNは四角四面なポリティカリーコレクトの滑稽さを表現しているつもりです。
...S組合の知的にチャレンジされている人(ボソッ
>>804 覆面Hさん
最後にのび太のアイデンティティが覆される所が、シュワルツェネッガー主演の
「シックス・デイ」で目蓋をめくるシーンを彷彿とさせて戦慄を覚えました。
でものび太のキャラが違い過ぎ。ジャイアンよりも凶悪じゃんw
>>813 ママンが死にましたか...ううん、そういったとても大きなショックで、今まで自分が
属していた世界と乖離してしまったような、或いは自ら距離を置きたくなるような、
まさに「ひとり」な感覚、凄くよく分かります。そしてとても上手く表現していると思います。
それぞれの内容を持った連の並べ方もいいですね。漢字と平仮名のバランスも。
これ以上私に言えることはありません。脱帽!
>>812 ここは詩を評価する場ですよね?
別に頭を下げている訳でもないし、見下ろしている訳でも無い事は分かりませんか?
なぜなら臆病な者とは人に言っていると同時に、自分自身についても述べた物だからです
それに見下ろしていると何か問題でも?
自分の詩についてあれこれ述べるのはどうかと思いましたが、ちょっとひどいので言います。
文体が定まっていないのではなくて定めていないのです。
演劇の舞台を思い出してくれればわかり易いと思いますが、場面がコロコロ変わりますね。
それと一緒です。何処でどう変わってどのような意味があるかは言いませんが、
章があることに気付きませんか?この詩は6行ぐらいでまとめては意味が無いのです。
長いから書ける事、それを狙ってやっているのです。
言葉の使い方も間の取り方も分かった上で選んでいるのです。
確かにパッと思いついて速攻で書き上げた詩ですし、
場面の移り変わりをスムーズに伝えられない力の無さは重々承知です。
しかし、あなたのは詩を読んでの評価ではなくて、アドバイスです。
以上のような事を理解し、詩を評価した上でのアドバイスならばうれしいのですが、
『見下ろしていて文体が定まっていない、地力を固める段階だとは思うが。』
それだけ言われても「君は誰?」と言う感じです。
自分は批判はうれしいので、場面の切り替わりがハッキリしない、繰り返しすぎて言葉がくどい
等の指摘はすごくありがたいですが、あなたの評価はまったく詩を読んでいないようです。
筋違いは甚だ承知ですが、一人一作品程度と言う事なので、
このまま終わってしまうのは寂しく思い言ってしまいました。
できればもっと詳しく評価していただくか、他の方に評価していただきたいです。
追伸・・・いらん事を言わない方が良いのはわかっていますが、言ってしまいます。
通りすがりさんのいろいろな書き込みを拝見させていただきましたが、
句読点の付け方は勉強された方がよろしいかと思います。(激嫌味
819 :
通りすがり ◆RHKq8jONBk :04/09/28 05:40:23 ID:ev4bbpGQ
>>818 長、文、乙。
>>812 、と、自、分、で、書、い、た、
>>818 、を、
1000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000回ほど
読、み、直、し、て、か、ら、レ、ス、し、直、せ、。
あと、長文の評価E-
820 :
通りすがり ◆RHKq8jONBk :04/09/28 05:54:17 ID:ev4bbpGQ
>>818 貴様の詩を要約するとこうなる。
「この僕が悩んでるんだから、お前らもっと悩めよ」
叙事詩的に書きたいのか、普通の文体で書きたいのか、さっぱりだw
3章仕立てとあれで誰が思う。書いてる途中で気分が変わってるとしか
思えんがなw
821 :
通りすがり ◆RHKq8jONBk :04/09/28 05:57:43 ID:ev4bbpGQ
>>818 あと、もう一言な。
筆 を 折 っ て 死 ね
822 :
人形使い :04/09/28 12:58:11 ID:p6p6GNSM
えぇー!? この空気嫌だなあ。。。 >>通りすがりさん 相手との話の噛みあわなさに「俺の書いたのを良く読め」は無意味ですよ。 読んでおかしかったから意見してるんですから、返事をするなら挑発より解説でお願いします。 私もちなみに文章を読んだ感じ、琥珀さんがおっしゃってるままに受け取れました。 >>琥珀さん 種明かしせずに「複数の方に読んで頂くと参考になります」って評価人をノせてくれればよかったなぁ。一応ぼくも読んでみようかと思っています。 が、今日明日はちょっと無理かもわからんです。気長に待っとってください。
>>813 です
21世紀の精神障がい者さん、評価ありがとうございます
脱帽、わたしにとって一番嬉しいほめ言葉です^^
もしかしたら誤解する方もいるかもしれませんので一応言っておきますが、
わたしの母親は健在ですのでご安心ください^^
それから少し口を挿むようですが、
>>818 の琥珀さん
あなたのこのレスを見て感じたのですが、
「わたしの詩をどうしてわかってくれないの!?
わたしの言いたいことはこういうことなんだからそれくらいわかってよ。」
と言っているように見えますね。
生意気を言うようですがあなたは自己満足で詩を書いている気がします。
自分の言いたいことだけを言葉にしているような。
読み手に対しての作用、つまりこう書けばに読み手はどう感じるか、
どうすれば心を動かすことができるかというところをもうすこし考えてみると
いいかもしれません。
いかに読み手に理解されやすいような詩を書くかが詩人の腕の見せ所だとおもいますので、
詩の主張を理解させられないからといって読み手を責めるのはどうかと思いますよ。
それから通りすがりさんももう少しやわらかい表現で悪いところを指摘できると
いいですね^^
なにせ初対面の赤の他人なんですから、
いきなり強い口調で言われると相手もむっとしちゃいますから^^;
そういえばよくこう言いますよね?
悪いところを叱ったあと、そのひとの良いところをほめてあげると
反発を受けずに本人もやる気を出すって
まあわたしとしては通りすがりさんのようにズバッと悪い点を指摘してくれる批評家がいたほうが
詩板にとって有益だと思いますけどね^^
824 :
通りすがり ◆RHKq8jONBk :04/09/28 14:08:50 ID:ev4bbpGQ
>>822 しゃしゃり出てくるお前は
>>812 >>810 >>820 の3つを
99999999999999999999999999999999999999999999999999999999999999回ほど
読み直せ。
825 :
兼末 麗慈 :04/09/28 15:07:56 ID:UxXrxi7w
826 :
名前はいらない :04/09/28 15:44:21 ID:MzpqtIcw
741評価お願いします あとせったく評価してくれてるのに何怒ってるんですか?って感じ…自分の詩に自信持ちすぎじゃないですか?悪いとこ認めんともっと良い詩書けんでしょ ただ自己満したいだけっスか?
827 :
通りすがり ◆RHKq8jONBk :04/09/28 16:11:02 ID:ev4bbpGQ
>>826 >>741 の詩でいいのかな?
人は皆、自分の両腕を広げて円を書いたぐらいの大きさで
生きているようなもの。それが様々な人との出会いで広がって行く…。
それが恋をした相手なら、なおさら広がり、その広さに戸惑う。
こんな心情を書いたものと、理解していいかな。
どちらも感情的になり過ぎだなッス
829 :
通りすがり ◆RHKq8jONBk :04/09/28 16:21:12 ID:ev4bbpGQ
すまん、ミス。↑最後に?が抜けた。 で、想いと、それがエゴじゃないかなという、自責の念との 揺れ動きの部分が、もう少し引っ張り足りない感がある。 悩み→抜け出しがクライマックスのはずだからな。 長文でしばらくやって、今ぐらいに収められるようになればいいと思う。
830 :
歩笑 ◆hle/Qc8nRU :04/09/28 16:49:11 ID:RUmQhmqD
>>815 さん
>>816 さん評価ありがとうございました、ちなみにHNはぽえみです、
よろしくお願いします。
831 :
MN :04/09/28 17:35:16 ID:8LGwFv5P
口をあけて 君の音で忙殺される日々 屈辱も何も 必要のない動き抑えて 生きる苦しみが証拠だというなら 僕はどうしようもないMになる 綺麗な顔で笑えたなら素敵 言葉綴って賛辞する 取り繕うのが建前で 姿形は獣に近いから 血の意味を知らず 不自然な形で 存在する 痛みは脳ではない 胸に広がる 理性も本能も頭にあるのに どうしてこんなに痛い? 殺した言葉は喉の奥に 腹に溜まった塊はどこに? 貪欲に生にしがみ 頸吊る場所を探索中 目に映る全て穢れ亡き者 また明日 死に最も近い場所で
>>820 評価ありがとうございます。
つまりそう言うものが評価と言う奴なんです。
切り替えが下手、そう言う事を指摘してもらわないと困ります。
自分が求めている物は評価なんです。
>ここで投稿する人々のことだろうな。
>高い所で頭を下げても、見下ろしてることには変わらんぞ。
>あと、文体が定まっていないな。
これだけ言われても困ります。
こう言うのは評価と言いません、感想と言います。
最後に、なぜ見下ろしているといけないのかをお聞きしたいと思います。
>>823 ご指摘はうれしいのですが、何処を読んだら読み手を責めている事になるのでしょうか?
詩なんて物は理解されなくて良いのです。
自分が評価人である通りすがりさんに言っているのは、感想じゃなく評価をしてくれと言う事です。
>>820のような事を言われても、自分のスキルが上がるとは思えません。
その点であなたの指摘は的外れです。
833 :
通りすがり ◆RHKq8jONBk :04/09/28 18:46:45 ID:ev4bbpGQ
>>832 もう一回だけ釣られてやる。
>>812 と他の俺の評価レスを
1000回見比べろ。何故見下してはいけないか??園児か、おまえは。
親にその質問をしてみろ。掲示板サイトであること、詩の内容を説明しろよ。
最後に、やっぱり筆を折れ。おかしな事件を起こさないように、一生押入れに
入ってろ。
834 :
通りすがり ◆RHKq8jONBk :04/09/28 19:00:43 ID:ev4bbpGQ
>>820 は評価ではないぞ、他の投稿者さん。
あれは欠点を晒しただけだ。
@とにかく書く
A長文に挑戦する
Bそれまでの長文も踏まえて、短い行数で収める努力
の、3段階で腕はある程度上達するだろう。
俺はこれからも、この視点を入れて評価するつもりだ。
嫌なら俺を名指しで拒否してもらいたい。
>>833 これは詩ですよ
仮に傲慢な男の内面を吐露した詩があったとして、その詩は駄目と言う事になるんですか?
きれいに飾った詩が良い作品ですか?
誰にでも醜い部分、綺麗な部分があるものです。
そう言うものをちゃんと見つめて書いた作品の方が、良い詩のはずです。
傲慢な男の詩を書いたからと言って、書き手自身が傲慢と言う事ではありません。
誰の中にもある傲慢な部分、それを見つめて書いたというだけです。
もう一度言います、これは詩です。
そしてもう一度聞きます。
自分が見下した詩を書いたとは思いませんが、なぜ見下した詩を書いてはいけないのですか?
そしてこれ
>詩の内容を説明しろよ。
本気でこんな事を言っているのですか?
もし、本気でこんな事を言っているのだとしたら、人の作品を評価するのは止めた方が良いです。
あなたは何一つわかっていないのだから。
>>834 あなたが
>>820 を評価といわないと言うならば、その通りでしょう。
しかし、それならばなおさら
>>812 は評価と言わないのではありませんか?
良いとも悪いとも言っていないし、自分がどう感じたかも言ってません。
あなたの感性で評価しなければ意味がありません。
長文の人間には短く収める努力をしろと言い、短文の人間には長文に挑戦しろと言う。
みんなにとにかく書けと言うのでは意味がありません。
誰もそんな評価は望みません。
そしてそれは、評価ではなくて上達する為のアドバイスです。
そして言います、あなたは人より劣等感の強い人間のはずです。
そして学歴はさほど高くなく、本はあまり読まない人間でしょう。
自分には判るのです、だから言います。
人にアドバイスする事で、自分の自尊心や虚栄心を満たすのは止めにしなさい。
卑屈な感性に詩は似合いません。
J・ナルシズム 作詞者:覆面H ああ、ボクってなんて素晴らしすぎるのだろう・・・ 神様がみんなに与えるはずの美を僕一人に集めて・・・ ああ、この美しさは罪だ! 醜いみんなに対する罪だ! 誰かこの美しすぎるボクを罰してください・・・・ おわり これは詩になるのかどうか分かりませんが…
838 :
通りすがり ◆RHKq8jONBk :04/09/28 21:18:12 ID:ev4bbpGQ
何度も言わせるな。 筆を折って死ね、自殺しろ。お前のような日本語も読めない馬鹿は死ね。
「人々の祈りの声が季節風に乗り、左回りに砕けていく 限りなく水平に続く、折り重なる透明な監獄の彼方に揺れる 薄く揺らめく銀色太陽」 重なり響く、憑かれた日々の声 浅く見開く 目を突く罪の風 心、削れてく 指をもむ君もそう その背、食い込んだ重みさえ忘れて 積もりて閉ざす 凍てつく地のごとく 言葉を放ち 微かに穿たれた 息継ぎの場所 そこにも闇が群れ 傷を負い重ねてく 微笑んだ我もそう この目、この羽の濁りなど忘れて 途切れた想いを 吹き裂く迷いを 削がれた心と 飛び立つ我もそう
↑ ご評価お願い致します ∩@”∩得難きは重なる時の糧 ( ,,・Д・) ほんの少しの寛容さ /つ つ 悪魔に笑われちゃいますよ // ,,・ω・)ヌキツケタ、カタナハオサマラズ .....し____ノ
841 :
名前はいらない :04/09/28 23:40:20 ID:OmBzCIkB
絶望と希望が入り交じる 僕はふと顔を上げる 目の前に広がる真っ白な平面 様々な映像が結ばれては それは夢のように消えてゆく 未来 ああその言葉に僕は どれほど身を焦がしただろう 前を向き声を張り上げ 何度も何度も呼び続ける 走り続ける 光線が突き抜ける 未来 すべてを孕み すべてを叩き潰し それでもなお
842 :
ハングドマン :04/09/29 00:28:25 ID:xQSOqFwp
>>838 なかなか良い、追い詰められた人間の切羽詰った気持ちをよく表している。
最初の「何度も言わせるな。」が、
死ね 自殺しろ 死ね の三拍子にも掛かっていて、詩全体にインパクトを与えつつ
死ねと繰り返し続ける事しか出来ない自分。つまり「お前のような日本語も読めない馬鹿は死ね。」
と言っているにもかかわらず、実は「日本語が上手くできない自分」を表すのに役に立っている。
その上「何度も言わせるな。」 と前置きする事で、
「死ね」の部分がより強調され、主人公の強い憤りと無力さを巧く伝える事が出来ている。
そして特筆すべきは、本人の拘りである「短い行数で収める努力」に、大変に成功しておられる。
読む者に、図星を指摘される 憤り 反論 無理 罵倒 繰り返し の過程を容易に思い起こさせ
自身の人間性を巧く伝えるその手腕は、見事としか言いようが無い。
最後に、一所懸命にやっているならまだしも一言二言で批評を終わらせ、
尊大な態度を取りつつ「俺の言っている通りやっていれば上達するからやってみろ」
と、玄人のカリスマの様な態度をする人の死を、心から拝見したく思う。
【風のゆくえ】 夕暮れ 携帯電話に喋る声の交差せつなく 必死で 本当に欲しい言葉捜す群れのようで 人を縫い路地を抜け 右に折れまた左へ 迷い込み辿り着く先に何かを求めた 緩やかな風になる 早めの春が散らばる 目映さに俯いて 落とした涙に気付く 「忘れられてゆくことは 怖くない」と呟く 白い肩 痛みの果実 月だけが赦した 幾度かの偶然と ただ一度きりの夢と 欠けたもの埋めるだけだった 形もないまま 同じ硝子の上を流れる雫のように 僕らは透明に交わり分かれ続ける 密やかな情熱で自分さえ灼き尽くして 僕じゃない何か視てたのは 解かっていたから 遠ざかる冬の日に 消え行くものを見た時 手のひらに溶けてゆく想いをしまい忘れる 緩やかな風が舞う 色づく道に溢れる 君を失くしたままで歩けと季節が告げる
844 :
名前はいらない :04/09/29 01:55:54 ID:hsqhiptz
酸素のようなきみの言葉。 それを深呼吸し、ぼくもいきられる。 アンダンテを守るきみの寝息。 それにあわせ、ぼくの心音も眠りにつく。 音符も扇風も、こぼして。 デュラスの静寂を纏うきみとの個人的な体験。 真夏の廣島には、そぐわないほど澄んだ、 きみの寝顔。
845 :
名前はいらない :04/09/29 02:33:33 ID:UJaTYjVw
彼氏が別れるって言ったけどやだって言った。 少しでも長く一緒にいたかったから。 時間稼ぎならなんでもしたかったから。 まだあたしのことを好きだってわかってたから。 優しい人だから。 彼は白血病であと1年も生きられない事を知ってたから。
846 :
759 :04/09/29 05:17:21 ID:vjeOF65Z
>>845 「から」が多くて重たく感じるなぁ
全体をもっとコンパクトにしてみては?
847 :
あんち :04/09/29 05:34:45 ID:UDEKbJCO
自称詩人ってキモいよな
848 :
名前はいらない :04/09/29 06:33:40 ID:dTxHZF15
通りすがりさんありがとうございます☆恋は難解です(*_*)
849 :
名前はいらない :04/09/29 07:23:02 ID:WJjSwRt9
今日という日を明日の為に取っておこう
851 :
名前はいらない :04/09/29 09:31:01 ID:SOZQntCW
Unrequited love <片思い> きっかけはほんの些細なこと あなたが夢に出てきたの こんなことになるなんて 夢にも思ってなかったよ 後ろ姿 笑い声 笑顔 あなたの名前 すべてに反応する 私 どうか神様 あの人と話せますように あの人に近づけますように 少しでも いいから・・ 今日も1日が終わり 明日またあなたに会える でももう1回だけ 夢に出てきて そう祈る 帰り道 自転車 2人乗り いつの間にか 憧れていた 私 話すのも理由探してる 話しかけてくれるの待ってる 恋しくて 苦しくて 甘い 片思い 評価おねがいします(*´Д`)
853 :
名前はいらない :04/09/29 22:50:59 ID:a0DrdeAs
そらには、蹴っ飛ばせ、きみの言葉。 なにをいってもたのしいことだってあるし、 なにをいってもだめなときもある。 誰の言葉も聴く用意のある人と、 誰の言葉も聴きたくない人と、その二人のために、 詩があるのなら、 まるでシルヴィア・プラスのように難解でかわいい言葉をかく きみは、どうやら不幸な日常に花束を添えて、 飾りつぶすつもりなんかではない。
854 :
名前はいらない :04/09/29 23:22:04 ID:jIxnFtO0
氷のように冷たい右腕 私は先程この手が自分から離れていくのを見た そして現在 私の前で横たわっている 爪に塗られたマニキュアはもうついてない 塗らなくてはと思った矢先 目が覚めた よかった 右腕は私についていた
855 :
名前はいらない :04/09/30 00:43:47 ID:D+gEN02n
きっとその腕を掴みとったのは私 また もぎ取るのも私 そっと右手を抱えて眠る 今度こそ心が離れないように
856 :
◆qcTAxoq1IY :04/09/30 00:52:01 ID:05XMM84w
じめじめとする空気が腹立たしい ゆうべ夢を見た 大嫌いな体育の授業中に現れた男達が銃を乱射しまくって 退屈な日常は一瞬で阿鼻叫喚の地獄絵図と化した クラスメイト達は互いをつきとばしてでも逃げようと 泣いたり喚いたり忙しそうだったけど 僕だけは、そこで笑ってたんだ。 高らかに、高らかに、あの遠いお空まで。 すべてに愛されないからすべてを憎んでみたからすべての破滅を願っていた 毎晩、1Kの散らかったアパートから必死に願っていたんだ 夢が現実になり僕は満足だった。 初めて逆上がりが出来た時よりも、初めてテストで100点をとった時よりも。 嬉しくて嬉しくてとても気持ちが良くて。1人ケタケタと笑っていたんだ。 そしたら逆上した男の銃に撃たれちゃった。頭にポッカリ穴が開いて それでも僕はケタケタと笑い続けた。 「貫通したら脳味噌にピアスが出来るのにな」 だって、一番嫌いなのは自分自身だから。 一番嫌いな自分がいなくなるんだから、そりゃ笑いが止まりませんわ。 夢の中の少年の意識がなくなると同時に目が覚めた ねえ、君に一つだけお願いがあるんだ 僕が何を打ち明けても、いつも笑って聞いていてくれないか 深刻そうな顔されるとね、僕も笑えなくなっちゃうから。 笑えない≠救えない こんな考えは馬鹿げてるかな 涙で目がかすんで、真実も幻想も同じに見えるよ 何が欲しいのかわからないんだ。 みんな同じに見えるよ。 僕も、君も。
857 :
名前はいらない :04/09/30 01:54:05 ID:S4z1OJmA
君がいなくても何も変わらなかった 僕は大げさに思ってたみたいだ 君がいなけりゃ死んでしまいそうなんて・・・ 頭の中からすぐに消えたよ 君の顔どんなんだっけ? 心配要らないさ、僕はとっくにそこにはいないんだ。 君のことなんて少しも想ってないよ。知ってる?知ってる。 いつまでも君を待ってるわけないさ。わかってる?わかってる。 ただの勘違い、そうだろ? 僕は君の事なんて 考えた事もないよ、所詮君と僕とは他人な訳だし 君の顔のなんて見たくないはずだ。知ってる。知ってる? 胸の奥のほうが苦しいよ。あれ?おかしいな・・・おかしいな・・・ ああああ・・温もりが・・・ ああああ・・消えてくよ・・ 嫌だ!嫌だ!嫌だ! 君の事を忘れた事なんてない。知ってる?知ってる。 これから僕はどうすればいいんだ?教えて!教えて! 君のことなんて・・・ いつまでも君を・・・
858 :
名前はいらない :04/09/30 05:05:48 ID:k6BmYC6k
寂しい人達は 毎日、突然見つけたブランコに揺られて帰る 誰も待つ人はいないのか 会いたい人はいないのか
859 :
リンダ :04/09/30 13:02:29 ID:cRxYsagb
860 :
MN :04/09/30 17:09:12 ID:tjGJzPTj
「自殺」 私たちは、暖かな思い出を底に隠していた 今は通じ合えなくても覚えていた 春の輝き夏の新鮮秋の切なさ冬の温もり 山に湖に川に海・動物園に遊園地 忘れなかった忘れたくなかった 私たちは、持って行かれないよう隠していた 今は遠い過去を忘れないように 大事そうにひた隠しをした あの日私たちと同じ血を流して倒れたあの人は 既に赤の他人になった殺されたのは思い出で あの人は私たちを殺した あの人は人殺しになった 私たちは口を噤んで耐え忍ぶ もう戻れない過去だけが絆で 私たちは脆く静かに崩れていく 忍ぶのは瞼の下に薄く張った水の膜 耐えるのはまだ残っている魂だけなのだろう あの人のせいだけではなく私だけのせいでもなく 今はただ何を想って笑えばいいのかそれだけが気がかりだ
861 :
人形使い :04/09/30 17:40:07 ID:77vMrDin
むむ、忙しい。。。
とりあえず公言のものだけ。ごめんなさい。
>>809-811 真の芯のある言葉を描いてゆこうという詩人の憲章。
核心に蓋をするための慰めの文章ではなく
核心を鮮やかに描き出すための文章を。
これは詩を詩たらしめんとするための
表現として昇華するための根本をなす考えだと同意します。
それを高らかにかつ肌に触れる表現で描いている姿勢は
お世辞ではなく素晴らしいと思います。
かつこのスレッドにふさわしい気もします。
文章に関しては個人的な意見を言うと、少しぎこちなくて、例えば
>臆病であるから
>隠さねばならない
>傷つくのは恐いから・・・。
強い口調で訴えている連の途中に…をはさんだり
>目に見えぬ傷を 吐き出せ
傷を吐き出すという少し伝わりづらい表現があるなと思いました。
高らかな言葉は
引っかかる表現を失くして一息に読むことができる文章を作れば
説得力も増すと思います。
862 :
ぱるぷす :04/09/30 20:30:08 ID:tPnEgtEE
いつの間にか ぽつんと立ってる みんなどこいったんだろうね 思い出そうとしたら 全部かさかさになって ぽろぽろはがれ落ちてる ぼくはどこにいるんだろうね 思い出の破片をたどって 引き返そうとしたら 風が吹いて みんな吹き飛ばしていく
863 :
名前はいらない :04/10/01 01:12:13 ID:uF9Gv1M8
ブランコに座る子供の僕 押す役目は大人のお母さん 押す回数を重ねるごとにゆれは大きくなり 僕は両手で鎖を強く握る 僕は笑う お母さんも笑う ただ周りの景色は狂ったように上下する
864 :
名前はいらない :04/10/01 01:40:32 ID:JZs4wqYs
斜陽賛美 少年は夕方に小山に登るのを 日課にしてゐた そして街が陽に支配されるのを 愉しんでゐた 十一月の風の肌寒さにも 少年はいつも通り 原つぱに寝そべつてゐる 斜陽は秋を惜しんでいるやう 何時間だつたらう 斜陽は嘲るやうに沈まない それどころか 微かに昇つてゐた 少年はすやすやと眠つてゐる
865 :
t :04/10/01 02:20:19 ID:kVGMkdYQ
家に帰ると玄関に薔薇が届いていました 扉を開けると奥からオペラが聴こえてきます Valcucineのアイルランド型キッチン横に バースツールが2つ そこで料理はしません 買ってきたコーヒーを入れて 一緒に 胡桃入りのチョコレートケーキを食べます 彼は話が上手で興味がつきません 楽しい話や悲しい話 残酷な話や心温まる話 物理化学生物の話しから歴史のお話 政治の話から風俗の話 料理の話からスポーツの話 現実の話からめちゃめちゃな空想話まで なかでも美術の話は最高です 負け犬の夢
866 :
t :04/10/01 13:15:15 ID:ybzF/f5m
ていせい Ireland× island○
真っ青だった空は、目が覚めたらもう暗闇にかわっていた。 その暗闇は何故か懐かしくて 優しくて 心の中にいる誰かを見ている様だった。 真っ暗だった空は、目が覚めたら真っ青になっていた。 夢に入る前と周りは何も変わらない。 その生活は何故か悲しくて 空は眩しすぎて 心の奥底にしまっていた君が笑っている様だった。 涙は強い風に拭かれ また君を思い出した。
868 :
よしき :04/10/02 02:41:20 ID:bFUKgrrr
『炎』 燃えさかる炎のように 俺は燃えている 立ち止まったら 叫ぶコトを止めたら きっと燃え尽きてしまうだろう 進め進め進め ただ声枯らして 汗ダラダラ垂れ流しで おまえ達と踊りてェんだ見えるだろ? おまえ達も炎が 見えるだろ? おまえ達の炎が 全てを燃え尽せ あ゛あ゛ーーー!!!!!! 燃えさかる炎のように 俺は燃えている おまえ達がいなかったらキミがそばにいてくれなかったら きっと燃え尽きてしまうだろう 進め進め進め ただ声枯らして 汗ダラダラ垂れ流しで おまえ達と踊りてェんだ見えるだろ? おまえ達も炎が 見えるだろ? おまえ達の炎が 眩しすぎて前が見えねぇよ あ゛あ゛ーーー!!!!!!
869 :
よしき :04/10/02 02:42:07 ID:bFUKgrrr
『炎』 燃えさかる炎のように 俺は燃えている 立ち止まったら 叫ぶコトを止めたら きっと燃え尽きてしまうだろう 進め進め進め ただ声枯らして 汗ダラダラ垂れ流しで おまえ達と踊りてェんだ見えるだろ? おまえ達も炎が 見えるだろ? おまえ達の炎が 全てを燃え尽せ あ゛あ゛ーーー!!!!!! 燃えさかる炎のように 俺は燃えている おまえ達がいなかったらキミがそばにいてくれなかったら きっと燃え尽きてしまうだろう 進め進め進め ただ声枯らして 汗ダラダラ垂れ流しで おまえ達と踊りてェんだ見えるだろ? おまえ達も炎が 見えるだろ? おまえ達の炎が 眩しすぎて前が見えねぇよ あ゛あ゛ーーー!!!!!!
「雨( )」 あれは顔が見えないね 鍵盤の「レ」の上をずうっと踊って 個性の欠片も見せないんだよ 家の中から眺めたりしても 一向に合唱を続けるばかり 家も道も木もビルも ぼやけた哀愁に飲まれてゆく でも 家のベランダまで上がってきた ほら あの図々しい奴らは 鍵盤の上から外れながらも 精一杯に手を挙げて それぞれ挨拶してゆくだろう 実に気概に満ちているね 定められし軌跡の裏を 覗くことすら出来ないで 耳に鍵掛け震え続けた 耳に届かぬ雨音が どこの道でも見下ろしている 迷いを抱えた一粒のワタシ 知ってるかい 彼らはきっとドブに行く 知ってるかい 彼らはきっと川に行く 知ってるかい 彼らはいつか海に行く 知ってるかい 僕らもきっといつか・・・
夜、陰惨なものにすこしだけ惹かれたとしても、それは熱い頭の在り処や、甘い赤ん坊の欠伸を、ごまかしているだけ。
>>797 猿が泣き喚く。切り絵の森の切り絵の猿だ!
重力がある。重力からは身体も音子も離れられない。
淡々とした後ろめたい日々からは抜け出せない。"日々を"変えるしかない。分かりつつもレコードに手を伸ばす。
感情の昂ぶる構図が面白く、言葉もよく練られているとぼくは思う。
>>804 覆面Hさん「ドラえもんの歌・真」
リアルドラえもんは結構あちこちで見るよね、絵とか。
分析心理学の空を自由に飛ぶ。真夜中のボーイスカウト。
たるんでいるのは君か毎日かなんてわかんない。
フェミニストっぽい人が、藤子・F・不二雄の描く女の子は画一的だったとか何とか。ゲラゲラ。
>>856 脳味噌にピアスは良いね(メメント)。
クラスで銃乱射は風物詩? そんな社会は臭うから静かに沈んでほしい。
自分を消したいと願うことは、自分以外の世界を消したいと願うのと同義。
それでも明日がほしいなら、夢の中で、自分のこめかみに、銃口を。
872 :
t :04/10/03 01:45:47 ID:xKM5PU0t
『土曜日』 新宿西口駅の前 待ち合わせの場所 疲れた犬達が何匹もいて 傍によっても反応しない みんなちょっとだけ なぜなぜして 時間がくると去っていく 労働犬は過労気味でうつ伏せ 目は遠く高層ビル街を映す 誰かが後ろで 「さわっちゃだめよ」と言った 美しい女 母でした 新宿西口駅の前
873 :
くのいち :04/10/03 02:14:46 ID:wn2qCjcE
>799、人形使い様 評価ありがとうございます。最初は漢字変換していたのですが、平仮名の方が暖かいような気がして すべて平仮名にしてみました。
874 :
くのいち :04/10/03 02:16:08 ID:wn2qCjcE
何もかも良い思い出とそう呼べたらいいけれど 盗み見た時計はちょうど月が空高く昇るとき窓越し、想うのはあなたの笑顔 いつか夜は明けるだろう、心だけを置き去りにして 上手く笑っていよう 現実をさまよって足掻いても、 見上げてるあなたの横顔 欠け落ちていく月 窓越し見えるのは君と暮らした街 どうして大切なものほど置き忘れてしまうのかな 戻れない距離、気づくのに どれくらいかかっただろう 諦めたのだろう 手をのばせば届くはずだったのに・・・
軽薄なサブカルオタの評価に満足してろ矢 自称美男美女ばかり あ〜うざi
876 :
逆手の古木 :04/10/03 18:22:38 ID:lhnPTBmA
ふむ…どうやら書き手ばかりで、読み手が居なくなったみたいだな。
877 :
名前はいらない :04/10/03 20:20:22 ID:3bkw30J5
「へなちょこ」 外国に行っちゃう その日まで 会いたくなかったけど 会いにきたよ だって涙が でちゃうから 君と会えないのが 悲しくて 紙で作った飛行機 持ち上げて 遠くまで飛ばす 君の横顔 風にあおられて 見えなくなって 君は嬉しそうに 泣いていた 大人になったら 帰ってくる? そのときに 君のことがわかるかな 覚えているように するけれど わからないくらい綺麗になって 会いにおいで 僕が会いに行っても いいけれど 言葉とか色々 通じるのかな 不安になっても しょうがないよね 勉強 頑張るよ今よりも 海の向こうは どんなふうかな きっと夕焼けが 綺麗だろう 嘘みたいあれに 君は乗ってるんだね 雲の近く飛んでる 飛行機に 夕焼けに向かって 飛んでる飛行機に
お初にお目にかかってみたり。
批評は無理だけど感想だけ適当に書いてみたり。
>>872 西口って犬なんていたかなーとか思いながら読みましたが。
サラリーマンとか浮浪者を暗に表してたりするのかなぁと。
空気が少し古めかしさを感じさせる。個人的にこういう雰囲気は嫌いじゃないです。
>>874 言ってしまえば「ありがち」なんだけれども
ありがちの良さっていうのもありなのかなーとか。トカ。
最近人気のドラマも言ってしまえば「ありがちなお話」なわけですし。
っと、話がそれたか。もうちょっと練って欲しいかな。オリジナリティが欲しい。
>>877 最初と最後の二連が、うまく想像力を働かせるというか。
それだけにその間が何となく陳腐で惜しく感じます。
まぁ、子供が書いたつたない文章の雰囲気、という面ではいいのかも?
こんな感じで書いてもいいんでしょうか。見当違いだったらスマソ。
879 :
877 :04/10/04 00:23:44 ID:jkojxdP7
>>878 評価ありがdです!
「こどもの唄」
まくらを 持っていくよ君の家
寝るまで ずっとおしゃべりしよう
できたら 朝まで起きてみたい
そしたら 大人みたいでかっこいいよね
君の好きな子 教えてしい
僕のも 教えてあげるから
もしも同じ子 好きだったら
どうしよう 朝まで眠れない
起きたから 帰るよ自分の家に
昨日の話は 内緒だよ
誰にもいわない 君のことも
まだ眠いよ 少し遊びすぎた
これから眠るよ 自分の部屋で
君に謝まる 夢をみた
本当は違うよ 好きな人
ごめんね 嘘ついちゃって
だって好きな子 君と同じ
女の子だから しょうがないでしょう
880 :
t :04/10/04 00:54:08 ID:Encgj8mv
>>878 ありがとう
本当の犬でした
土曜の夕方行ってみて
>>879 大人が書く「書き手が子供のような」ものですね。
その前のもそうだし、そういうのが得意なのかな?
リズムにこだわってるような印象も受けるけど
それが変に文章を途切れ途切れにさせてる気がします。惜しい。
>>880 本当に犬だったんだ。
それはそれで…どうなんだろう?w
八月一杯まで東京にいたんだけど
九月から北海道在住なのでもう見に行けない。残念(−−
どうせだから俺もひとつ書いていきます んで寝る。 「仮初」 髪の毛を抜いた 仮初めに咲いた 愛憎のライター 燃え尽きた彼が 垣間見た鳳仙花 叫んだら消えた 髪の毛を抜いた 風に飛ばされた 燃え尽きた彼が 愛憎のライター 鳳仙花を焼いた +++++++++++++++++ 仮初、仮初め…かりそめ 鳳仙花(ほうせんか)…touch me not(英語) つまべに(別名) ツリフネソウ科 (開花7月8月9月) 花言葉は「私に触れないで」(心を開く・繊細という意味もあるみたい) 文字数そろえてるはずなんだけど表示うまくいかないかな? 某サイトに投稿したものなので、読む人が読めば俺が誰だかわかっちゃうかもw ではおやすみなさい。明日から忙しくなるので次に来るのは数日後になると思います(多分
883 :
879 :04/10/04 01:16:31 ID:jkojxdP7
>>878 またまた評価ありがdです!
大人が書く・・私は16でまだまだ
こどもだと思います...
アドバイスありがとうございました。
884 :
クマクマ :04/10/04 06:06:04 ID:cGjhBq6P
あなたを好く人たちへ。息はねたみをまとって月に懸かる。飛び抜ける嘘をなぞって、こ の夕刻の展望にあつらえたコンパスを当てて。ふくよかな笑いに囲まれながら、眉に針を 二本隠している。 うるおったひたいに影を捺印する、季節のない抵抗の経験によって、速やかに精肉や整骨 を営む。原型と交際。しっぽの生えた行が、白紙の上でステップを切る。 またがった流星に基準を設けて、差異に快く疲れる。炉に及ばぬ鉄と樹脂のはげしさ。し けった布団の中にこびりつく犬の躾け方を学ぶ。 新しいワインを振りかけ続ける。そんな不在の証明は難しい。絹織りの制服を調えた合唱 団が、ありったけの時計を壁に投げつける。口に草を詰めろ。 他なるものを変えようとするから、袋に孔が開いていく。めがねの向こうの拙い演技指導。 パレードは一つの記憶のずれた通りに。名が正しい。 仄暗い唾を吐いて。飾ったまさかりに爪もうなじも届かないこと。次第に薄めて、赤くあ っても青くあっても仕留められぬものが観えなくなる。由々しい軍規をチョコレートにく るんで自慢する。
Umbilical Dreamer 土 消し炭 骨と灰 生まれは孤独 終わりは一人 朱い黄金の夜明けが全て 僕は二人に戻りたいから
title【クマ呪詛はげ】 王太子に萌え萌えビームFAXで送るラブレター..シカトされ 王家太子妃にタメ口手紙が壁に張り出される クマ呪詛だから言える あの頃の暗い左翼 身代わりだって濡れ衣だってすり替えだって越えてよけます日傘の熊
887 :
未来世紀日本 :04/10/04 23:04:40 ID:RXF3QD8P
2090むし暑い12月中旬 1歩出ると空気は薄く2週間以上酸性雨はふりつづく 空腹をいやすには10粒のカロリー剤で十分 バスルームに映るパーソナルニュースと湯につかりながら会話する 最後の雪がふってから8年が過ぎた クリスマスにいつしか夏が住みついた 進むボーダレス、大陸ごとに1つの連邦となってる 通過統合で円の時代は終わってる 中華連邦の一部に日本は組みこまれる 自由というコトバは死語になり下がり 明日にはまた新たな終わりが始まり スモッグの中同じ夢をかいま見る
888 :
t :04/10/05 00:59:44 ID:OAmAzxwA
『基本の和食』 9ページ 卵入り豚の角煮 13ページ 筑前煮 17ページ 肉じゃが 23ページ ひじきのいり煮 27ページ ぶりの照り焼き 29ページ さばのみそ煮 34ページ いわしのしょうが煮 39ページ だし巻き卵 … 食べ物はいつも照れくさい なぜ さばがみそ煮なの? なぜ だしが巻き卵なの? 左手にお鍋 右手にお玉 こんな姿を見られるのなら いっそ裸になるほうがましだ こっそり作ろう 基本の和食
>>882 雄さん「仮初」
「髪の毛を焼いた」、みんなの読みたかったそのことばを特異点として、仮初のことばが並んだ。
垣間見た鳳仙花っていうのは頭に響く綺麗な感じ。ぐるぐるとアナグラム。
触れないで、はじけとぶ。
>>884 クマクマさん
読んでいるうちに個人的無意識の中からふつふつといろんなものが浮かんでくる。
それはふにゃふにゃの思い出であったり、エッジの在る言いがかりだったり、あるいは冷たい目薬だったりして、焦点を結ばない。それはそれで気持ちいい。
ぼくは好き。
>>887 未来世紀日本
苦しみの由来は、平坦な時間に捉えられたこと。
♪Brazil
世紀末にシカトされたぼくたちにゃ、United States of Chinaなんて素敵だぜってなイマジン。
過去は変えられない、同様に未来は変えられない。つまり、静かの海がひろがってる。
酸性雨は避けたほうがいいと思う。あと、最後の雪も。
890 :
名前はいらない :04/10/05 01:23:18 ID:tLtD+xaH
評価ありがとう。あなたの言葉は温かいですね
僕の頭にグルグル回る あの飛行船を打ち落として デパートの屋上を占領して 僕たちの秘密基地を作ろう あの子の長いおさげをスケッチして 忘れないようにポケットにつめこもう 木のアスレチックの裏側にいつのまにか出来た蜂の巣 水をかけて壊そう 刺されないように気をつけて空気銃で壊すんだ 今日、君と見たこの星空がいつか懐かしくなるのかな 盗まれたアドバルーン 僕たちの夢を知らせて回る でも同じ所に浮かんでいるだけ 百円ライターを改造して 燃えさかる炎で オレンジ色に燃えてしまおうかな
892 :
名前はいらない :04/10/05 01:51:33 ID:d6MRs4Dc
893 :
手紙 :04/10/05 04:57:05 ID:Nsw/TLdT
うまく話せないことも 手紙なら伝えられる気がした 僕なんかもう忘れただろう 遠くへ行った、あなたへ 逢えなくなって分かった事 分かりあえなかった事 沢山あるけど それでも今でも僕はあなたが好き なのにどうしてだろう 書く手が震える 答えはあなたがくれると思ったんだけど ここにはもういない あなたへ何を伝えたかったんだろう 考えれば考えるほど何も書けなくなる あなたへ何を伝えたかったんだろう 「あなたへ」手紙はそこで途切れた なのにどうしてだろう 想いは溢れる 答えを見つけるには 捜しあてなきゃいけない 出来ればあなたと二人で
894 :
睦 :04/10/05 19:47:20 ID:rv5Ppvon
今が不安なら絵を描けばいい 色とりどりの絵の具でただひたすらに タイトルやテーマなんて煩わしいもの そんなものはなくたっていいんだよ 自分という名のキャンバスに 未だ誰も描いたことのない絵を描こう たとえ下手クソだと誰かに笑われても そんな声には耳を傾けないで その胸ではばたこうとする小さな小鳥を 頑丈な鍵をかけて閉じ込めてしまわないで
895 :
遥かなる何か :04/10/05 20:49:07 ID:k90Q9HD5
この道は 何処まで続くのだろう 遥か彼方に霞む この道の果てを 果てしなく続く 永遠(とわ)の淵から あざ笑うかのように 月は出入りする この道の果てを 何故目指すのだろう 空は 答えない 旅人は考えてはいけないのだ 『ただ、前に進むこと』それが 彼に与えられた『運命』だから 前に進めばいい 立って歩けばいい 少なくとも 旅人には進むべき道と ほんの少しの 希望があるのだから
896 :
名前はいらない :04/10/06 04:42:38 ID:7F5+B61p
ガラス越しから見た夢は 息が詰まりそう まるで全てが凍ったみたい 途切れてるような 続いてるような はじめからなかったような 孤独は夜に溶けこんで 朝日に紛れ込んで どこにあるのかわからないほど
897 :
名前はいらない :04/10/06 07:29:53 ID:vFU+lDS4
お願いいたします。 「ネクロフィリア(死姦)」 さあ ドアを開けて出かけよう 2人の秘密 暗い山へ 形もやめた顔が笑う 大好きな君が咲く山へ――― 天気予報が嘘をついた 不愉快な愉快が止まったよ テルテル坊主にあやまれば あんまり嬉しくていらついた 君と僕の待ち合わせ場所 校舎が見下ろせるトタンの中 鼓笛隊のマーチは昇り 僕たちの遊びは沈むだけ 弱い目をした僕への「れくいえむ」 誰か聴かせてよ ほら 僕の僕をこじ開けて 真っ赤な絵の具で空を描こう 汚れもない真っ青な空を 深爪をした指でなぞる 内気に壊れた君の色 いけない正しさ 正しいいけなさ 一番近くの遠くに流行るよ 弱い目をした僕への「れくいえむ」 誰か聴かせてよ ほら 僕の僕をこじ開けて 野良犬くんと 小鳥さんと 仲良しこよし「何か、イイナァ…」 枯れ気に花を裂かせましょう バラバラに咲いた君は花? さあ ドアを開けて出かけよう 2人の秘密 暗い山へ 形もやめた顔が笑う 大好きな君が 君じゃない君が 僕だけの君が咲く山へ――― さあ ドアを開けて出かけよう!
お願いします 「壁」 ひっくり返せば 黒いジョーカーが踊る 目の中の星に 手を伸ばしてた僕 目の前の壁 舌打ちして蹴りあげて 喉元引き裂く 歌なんか歌えないように ひっくりかえせば 真っ赤な恋心踊る 爪先の月に 揺られたかった君 目の前の壁 猟奇的な目見開いて 良く見ろよ 二度と忘れないように 目の前の壁 目の前の壁 それは壁じゃない 壁じゃないんだ 女の子が笑う それは ドア よ
899 :
名前はいらない :
04/10/07 03:00:49 ID:J3LDOQE8 【the Forth Avenue Cafe】 季節は穏やかに終りを告げたね 彩られた記憶に寄せて さよなら 愛をくれたあの人は この瞳に揺らめいていた 途切れない気持ちなんて初めから信じてなかった 移りゆく街並に取り残されたまま 行き交うあの人々が 今は遠くに感じられて ざわめきさえ薄れては 溜め息に消えてしまう 空席に見つめられた退屈な休日には 終わることなくあなたが流れ続けている 分かっていても気付かない振りして溺れていたよ いつでも誰かのこと想ってる 横顔でも素敵だったから あと・・・どれくらいだろう? そばに・・・居てくれるのは そう・・・思いながら時を刻んでいたよ 寄せては返してく・・・波のように この心はさらわれて 今日も街は相も変わらず想い巡らせ それぞれに描いてゆく・・・ さよなら 愛をくれたあの人は 遠い空に恋焦がれて この瞳に揺らめいていた 移り行く街並みに溜め息はこぼれた