書いた詩‥評価してあげるよ?Part20

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【混沌】

割れたグラスでふいに指を切る
指先から紅い血が流れ
雫となり地に落ち一つになる
そしてまた世界は静寂に包まれていく
僕を残して…

どこかでひとつ命が消えた
どこかでひとつ命が生まれた
空を渡る飛行機雲
ドコまでも続くその線は高く
人が背負ったカルマのように僕を押しつぶす
伸ばした手は太陽の暑さに焼け
見開いた目は眩しさにつぶれてしまった

訪れる死の前に人はただ無力で
命は花火のようにはかなくきえる
まるで始めから何もなかったように
この手に掴む事さえ許されない禁断の果実

ご無沙汰です。つまらないものですが、よろしくおねがいします