乙 >1
乙です!
ところで・・・・オロチって誰?
乙!
乙です!
このスレでも面白い話がたくさんよめますように。(祈)
lol
sage間違ってますよ!
人
/ \
___/ \ __
| __,,,......|
|:::゙ブ-三_._ ‐''ヽj::::!
.ト;:|V、ェッ )-( ェテヽ;:イ
l 'l;. ヽ-‐リ ミー-‐ソ1 ほんとにもうしわけない
ヽ!ヽ. i,、..、j / イノ 全乗せ食べて!
l;ヽ! ____.) j
_,∧ヽ ニ./,.イL_
_,,..、 -‐'´ ゙ヽ、....イ / | `゙''ー- 、.,
/ ヽ, / ヽ,
./ ヽノ '、
/ ! | ヽ j l,
./ .l; | ヽ! ヽ /.ノ i. '、
/ l;.! | |ノ | l,
,' l; l;ミ;! ! .j. l,
/ l;.ヾ! ,イ l,
..> , >-、 l .,-、,. '
l, __,,rへ.r-、! .Y ./`ヽ、
\ / l ヽ、イ,,、rY^ソ: ̄7ッ'''ヽ、,------'、..ノ ,ヘ
_ヽ!__;ヽ /´<:、;::::::::;__,rv' ./ ./ /ブ7'ヽ、 ゙l, /
ヽ l、_ L;;`゙":::::::::::`゙`''ヽノ、/_/_,,...!_,ノ/ ̄ ̄ ̄
゙ヽ、ヽ、 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ノ-'´
`゙ヽ、=============='´
>>8 なんのネタ?
一風堂ラーメンくいたくなった。
10 :
ルーシー・メイ:04/01/19 04:46
今日、近所の山をトレーニングで走ってたら普段行ったことがない道があった。
獣道だろ?と思って走ってたら一時間ぐらい行ったところできったねーボロ神社を発見!
近所に住む俺が知らないんだからよっぽど古いものだろうと思って中をのぞいてみた。
俺はマニアだから御神体とか残ってたらもらおうと思ったんだよ。
小さい神社だからたいしたもんは残ってなかったけど鏡と楽器?が残ってた。
そんで、こりゃいいやと思って頂戴したんだが、いつのものかよくわからないんで
神社にある手を洗う石の入れ物を調べてたら明治時代以前のものだった。
だけど、神社自体は頭の丸い釘と頭の四角い釘で補強されてたんで少なくとも
最後に修繕されたのは昭和初期〜戦後の間だと思う。
ぼろぼろの紙も落ちてたが文字は薄くなってて読めなかった。
鏡とか楽器?をもらって帰ろうとしてたら神社の裏の山からガサガサ音がしてきた。
多分野良犬だろうと思ったが、いのししかツキノワグマだったらやばいのでとりあえず神社の柱を登って屋根に隠れた。
そしたら、35〜40歳ぐらいの見たこともないおっさんが山から下りてきた。
山奥の超過疎の俺の町では俺の知らない顔の人間などいない。
おっさんは禁猟区の山なのに平気でコウライキジを捕まえてきていた。
俺は「やばいおっさんじゃないの?」と思って屋根の反対側に回って息を潜めた。
おっさんはぶつぶつ独り言を言いながら神社の中に入っていった。
11 :
ルーシー・メイ:04/01/19 04:54
「こいつは絶対にやばい!!」俺の直感がそう告げた。ものすごい恐怖感が湧き上がってきた。
俺はかってに神社に入っていろいろあさっているので、神社の中の異変ににおっさんは気づくだろう。
そう思った俺はおっさんが神社に入ってすぐに、そうっと裏の柱を伝って屋根から下りて石段を降りずに
一気に道のない急斜面をまっすぐに転がるように降りた。おっさんが俺に気づいたかどうかを確かめる余裕もなかった。
とりあえずおっさんが俺より体力がないと信じて逃げるしかなかった。
いいかげん逃げたら息も切れてきたし、ちょっと道にも迷ったので木に登って休んだ。
おっさんはどうやら追いかけてきていないようだった。
それから少し道に迷っていたら沢を見つけたので沢に沿って下っていくことにした。
途中で獣道を見つけたので獣道をたどって山を降りてきた。
あのおっさんが何者なのか気になるし、おいてきた鏡と楽器が気になるので
来週の日曜日にでも犬を連れてもう一度いってみるつもりだ。
ばあちゃんに聞いたら「そんなところに神社なんてあったか?」といわれた。
とりあえず来週もう一回行ってくる。
なんでこんな山奥の町に見たこともないおっさんがいるんだ?しかもあんな山の奥に。
今日は興奮して眠れそうにない。
そうだね、この時間から中途半端に寝たら起きれないもんね。
取り敢えずは続報キボンヌ。
13 :
あなたのうしろに名無しさんが・・・:04/01/19 06:30
田舎の山奥ならホームレスってわけではないだろう。
ひょっとして、山奥のストロベリーフィールズなのか?
だったらやばいんじゃないか?
御神体返してきなさい。
そういう文化財を持って帰るのはいけないな。
マニアを自負するなら、あるがままを愛でるべきだぜ。
そういえば外国語教師か誰かが、御神体荒らししてつかまった事件があったな。
ああいうやつらにこそ祟りがあればいいと思うんだが、そんなやつらに限って祟られたりはしないんだよなあ。
ある程度信仰心がないと、祟りも効きにくいのかしら。
祟りとか呪いって、信仰心だとか畏怖といったある種共通の認識をもった人や
そういった特殊なものを感じる人でないと効かないって聞いたことがある。
ただ祟り以前に窃盗だから犯罪なんだけどね〜。
そういう人間になった時点で十分祟られてるだろ。
御神体パクるようなクズになんかなりたくない。
19 :
あなたのうしろに名無しさんが・・・:04/01/19 16:44
∩___∩
| ノ ヽ
/ ● ● | 返せー
| ( _●_) ミ
彡、 |∪| 、`/⌒ ̄二⊃
/ __ ヽノ /´/ /(
(___) / ( __\
| / \ \\\ヽ
| /\ \ \ \ ヽ ヽヽ
| / ) ) \) ヽ ヽ ヽ
∪ ( \ \))
\_)
手だけヒトなクマ
21 :
あなたのうしろに名無しさんが・・・:04/01/19 17:28
パクるもなにも神社においてきたって書いてるだろ。
1さんは次の日曜日に神社に行ったときにはもう盗んだりしないようにな!
とりあえず、おっさんの招待だけが気になる。
23 :
あなたのうしろに名無しさんが・・・:04/01/19 20:44
オロチさん、前スレに引き続きありがとうございます。
ご先祖様は八岐大蛇でしょうか。
名門でございますね。
という訳でw、皆様方このスレもマターリと行きませう!
友人の話。
ハイキングコースを一人で歩いていた時のことだ。
その山は手頃な高さで、気分の良くなっていた彼女は何度もヤッホーと声を上げた。
何度目かのヤマビコが返って来た時、いきなり耳元で囁かれた。
お願いだからもう少し静かにしてくれんかね。
びっくりした彼女はあたりを見回したが、誰一人として近くにはいない。
間違いなく老人の声だったという。
急に心細くなり、下山にかかったそうだ。
先輩の話。
仲間五人でキャンプした時のこと。
夕食を食べ終わった後、当然のように宴会が始まったそうだ。
皆したたかに酔ったらしい。
次の朝、宴会の後片づけを始めた彼らは、揃って首を傾げることになる。
焚き火の周りに残されていた食器類は、全部で六人分あったのだ。
記憶をたどると、確かに六人で騒いでいたことを皆が思い出した。
しかし六人目が誰だったかは、ついに思い出せなかったそうだ。
友人の話。
山中の曲がりくねった県道に、バスが廃棄されてある場所がある。
幽霊が出ると噂されていたが、友人はまったく信じていなかった。
彼は棄てたバス会社をよく知っていたし、そのバス自体が事故など何も起こして
いないというのだ。
そこで彼は仲間と深夜の肝試しに出かけたのだという。
バス内を荒らしまくったが、予想通り何も出ない。
さて帰ろうと、バスの外に出た時。
ぼろぼろのバスの上から、いくつもの無表情な顔が彼らを見下ろしていた。
慌ててその場から逃げ帰ったという。
後日調べると、バスのすぐ上の尾根にため池があり、そこで何人かが入水自殺を
していたことが分かった。
それって一種の引っ掛けだよなあ。
彼はいまだにそう言ってぼやいている。
先輩の話。
キャンプ場でテントを建てていると、新参のキャンパーが来たのだという。
なぜか彼らは傷だらけで、先輩たちを見て泣き出しそうな顔になった。
驚いて手当てにかかり事情を聞いた。
途中の山道で、蒼黒い大きな蝸牛の群れに襲われたのだという。
一度に何匹にもたかられて齧られ、生きた心地がしなかったのだと。
その蝸牛は南京ほども大きかったという。
先輩は後にも先にも、その山系でそんな目撃談を聞いたことは無いという。
しかし、彼らの血の滲む肌には、やすりで酷く擦ったような傷が確かに
ついていたそうだ。
知り合いの話。
彼はかなり深い山奥に住んでいる。
一番近い隣家でも、一キロくらい離れているそうだ。
ある日、その隣家の母娘と農道で一緒になった。
娘はなかなか社交的なお嬢さんで、彼にいろいろと話しかけてきた。
お嬢さん曰く、彼女はよく山の中で天使と遊んでいるのだという。
子供の空想かと微笑ましく思い、可愛いものですねと母親に話しかけた。
母親は急に無表情になって言った。
天使には毛の生えた尻尾なんて生えてないわ。
そこで会話が途切れてしまい、そのまま道なりに別れたという。
数年後その家族は引っ越してしまい、天使のこともそれきりなのだそうだ。
友人の話。
人気のない山道を一人で縦走していた時のこと。
尿意を催したので、側の林に入り用を足したのだそうだ。
ほぉっと緩い息を吐いていると、いきなり目の前の繁みが分かれた。
その場にそぐわない、長い髪の綺麗な女性が現れた。
彼女は裸にバスタオルを巻いただけの格好で、素足にはサンダルを履いていた。
良い香りが漂ってきて、頭が真っ白になりそうだったという。
彼女に続いて、髭面の男性が繁みから出てきた。
二人は「こんにちは〜」とにこやかに挨拶をし、爽やかな顔で山道を下っていった。
彼はポカンと口を開けて見送ったそうだ。
半年後、彼は二人に再会することになる。
彼の友人が所有していたAVに出演していたのだ。
舞台はまさにあの山中だった。
「撮影の直後だったんだ」彼は変に納得して感心していた。
そのビデオの持ち主が誰だったかというのは内緒だ。
一気にUPしときますです。
ま、最後のお話はアレでございますがw
またしばらく来られないかもしれませぬ。
それじゃ、またニャ。
雷鳥さんおつです。
1000とり失敗。しかもとった人998って、998って。
雷鳥さん、またよろしくお願いします。
998って、998って、、、、。
雷鳥さん乙ですー。
>>32 1000よりも、998の方がインパクトが・・・・。
>>29 この話凄く面白いです私的には お嬢さんが山で遊んでいた相手は悪魔だったのかもですね
そして それが原因で 家族が引っ越したのだとしたら悲しい訳ですが・・・
ありがとう 雷鳥一号 ◆zE.wmw4nYQ さん
彼の友人が所有していたAVに出演していたのだ。
そのビデオの持ち主が誰だったかというのは内緒だ。
車を走らせていると、山があって、
目的地はその山を越えないといけないので、
入り口から上っていった。
上っていって、トンネルを抜けると頂上で、
そこからまた下り道。
ふもとに着いてみると、そこは上ってきた入り口。
おかしいなと思いながら、もう一度上ってみる。
トンネルを抜けると頂上で、そこから下るときには
トンネルはない。にもかかわらず、登り口に戻ってしまう。
4回目に、頂上を越えた時、
なにげに下り途中で車を停め、
降りて辺りを見回すと…
見渡す限りお墓お墓お墓…。しかも土葬。
木だと思っていたモノはすべて卒塔婆や
角柱塔婆(柱みたいなやつ)。
「なんじゃこりゃあぁぁ!」
となったところで目が覚めたw
夢だったんですがね。
その山に見覚えがあるのがまた怖かった。
改行してくれよ・・・
>>28 >その蝸牛は南京ほども大きかったという。
南京袋ほど、ということでしょうか?
本当なら、ぜひ学会なり水曜スペシャルなりに・・・
雷鳥さん、また怖い話をたくさん有難うございます。
最後の話、何か読んだ限りでは男性も女性も何事もなかったように挨拶したみたいですが…
女性なんかバスタオル一枚なのに「あっ関係ない人に見られた!」的な慌てが
全然感じられないのが何かおかしいですね。
ルーシーさんも続報期待してます。
>>38 カボチャ(=ナンキン)じゃないの?
いやまぁ、それはそれで相当デカいカタツムリなんだけど。
知り合いの話。
彼はネットの掲示板を時間をかけてゆっくり廻るのが
楽しみの一つだという。
山に関する話題でにぎわっているそこは、偶に荒れたり
もするけれど、長年の住人の努力によって比較的マナー
の良い状態が保たれているという。
けれど、そんな掲示板に時折それは現れるのだという。
ベタ凪の海で何の前触れもなく船が沈む様に、突然それ
は前後の状態とは無関係に現れては、いつも住人を困惑
させるのだという。
「改行してくれよ・・・」
20文字から30文字の間で、皆キチンと改行しているのに。
彼は、未だに訳が分からないと言って首を傾げている。
>蝸牛
って、なんて読むのでしょうか?
厨質問で申し訳ないです、はい。
カタツムリ
蝸 牛
44 :
あなたのうしろに名無しさんが・・・:04/01/20 00:50
良スレ常時(´∀`∩)↑age↑
>>40 南京(カボチャ)ほどもある蝸牛が本当にいたなら大発見なので、
「南京袋」くらいの大きさだよね?って聞いてるんじゃないかな。
そういやカタツムリって最近見ないよね
............_@ノ”
>そのビデオの持ち主が誰だったかというのは内緒だ。
雷鳥さん、野姦プレイがお好きなのですね(w
>カタツムリ
うちのベランダに毎年発生しますが。 ちなみに23区。
そしてそれを隣のベランダにポイポイ投げる母。
あんたはイギリス人か。
南京って、南京豆(ピーナッツ)の方を想像した。
49 :
あなたのうしろに名無しさんが・・・:04/01/20 01:51
>41
一人で大うけ。
とりあえず座布団3枚・・・。
51 :
あなたのうしろに名無しさんが・・・:04/01/20 10:04
>41=50
2点
蝸牛の話怖い・・・・
「うずまき」って漫画思い出しちゃったよ
>>43 ありがとうございました〜
蝸牛・・・変換確認完了!
すみません、カボチャを「ナンキン」と呼ぶことを知りませんでした。
「南京」でgoo辞書引いても載ってなかったし・・・
でも「ナンキン」で引くと載ってますね。何故だ。
わ カ ら な レヽ 方 ガ い イ
沖縄や小笠原にいるというアフリカマイマイ(アフリカオオマイマイ)なら
殻長が20センチにもなるということで、カボチャぐらいには見えるかな?
本州に生息しているのが発見された例もあるとか。
でも草食。
このアフリカマイマイを駆除するために持ち込まれたという肉食のカタツムリが
怪しいか・・・
>>57 食用エスカルゴにしようとしたら、寄生虫がいてダメだったってヤツ?
チョットトオリマス............_@ノ”
もっと可愛いのがいい。
散々ガイシュツだろうけど、山にまつわる話で
アンデスの聖餐がとにかく怖い。アレを考えた
だけで股間がキューってなる。
飛行機事故で山に残されて、死んだ仲間の肉
を食べて生き延びたって話。
61>
学生の頃、映画(ビデオかも?)で見たけど、自分だったら
食べる事が出来るだろうか、って考えたよ。考えてもワカランけど。
その後の生存者達がみんな仕事で成功してるってのが凄いと思った。
「生きる為の決断の連続に比べれば、仕事上の決断は簡単だ・・」
とかなんとか。
>>63 重みがある言葉ですなあ・・・。
自分にはとても想像できないっす。
山にまつわる恐い映画なら、月並みすぎるけど「ブレアウィッチ」ですかねえ。
あ、個人的には一作目の方ね。
小粒な山ネタ続出で、恐かったけどけっこう嬉しかった記憶あり。
65 :
あなたのうしろに名無しさんが・・・:04/01/20 20:03
>>63 ハリウッドの方でも映画化されてたよ・・・イーサン・ホーク主演の
「生きるために」ってタイトルで。
映画になってたのは知らんかった・・・見る価値ある?
>>57 >>アフリカマイマイを駆除するために持ち込まれたという肉食のカタツムリ
マジでつか!?そんな恐いデンデンムシがいるの?
現行「死ぬほど洒落にならない話」スレにあった『山にまつわる怖い話』。
マジ話なのかな・・・土着信仰ネタは陰惨になるのかしら?
確かに怖いけど、それ以上に嫌な話かも。
292 名前:あなたのうしろに名無しさんが・・・ 投稿日:2004/01/18(日) 14:47
母の話。あまりくわしくは書けません。ご了承下さい。名前も仮名です。
母は幼少の頃は徳島の山奥の村に住んでました。その日は親戚が集まり大事な話があったみたいだったので
母と兄は隣の部屋に先に寝かされました。しかし、隣が気になり寝付けずにいると、隣から祖父の声が聞こえてきました。
「洋子(母の名前)は、まだ若いから石鬼神(イオキ)様のご機嫌がとれんやろ、今やったら晴海(母のいとこ)やで」
と、母は意味が全く分からなかったのですが、助かったと思ったそうです。それから次の日に晴海の両親は目を赤く腫らして
帰っていったそうです。1週間後、晴海が山に行って亡くなったと連絡がありました。その連絡を聞いて母の両親はヒソヒソ話したかと思うと、
祖父の部屋に行ったそうです。
晴海の葬式はヒッソリと行われましたが、棺桶を担いだ母の兄は今でも「軽い棺桶やった、誰も入ってなかったんやろか」と言ってます。
その後、母は兄と両親だけで村から出ました。完全に夜逃げ状態だったらしいです。
母はそのことを今でも思い出すと「私等が逃げた後、他の親戚が血眼になって山狩りをしててな〜とうとう私等は行くとこがなくなって、山小屋に逃げたんよ。ほな、そこに
叔父さん(晴海の父)が松明を持ってやってきたんや、けどその叔父は私等を見て、はよ逃げ!と言ってくれたんや。両親は何回も叔父に頭下げながら私を担いで逃げたんや」
私が20歳を過ぎたときに、母はこの話をしてくれました。村で何があったかも、おぼろげながら話してくれたましたが他には漏らしたらアカンと言われました。
この話が広まると私達がここにおるのがばれるからなって・・・。現在私の家庭はとても明るく元気です。しかし、両親にこんな過去があったとわかってから、二人は無理して
明るくふるまってのかなと思います。
陰惨な土着信仰の人身御供ネタは…嫌だな…。聞いてるだけで気が滅入るのは俺だけですかね
漏れは民俗学好きだから平気だな… 土着信仰も興味の種。
>>68 ヤマヒタチオビガイというカタツムリ。
他のカタツムリやナメクジを捕食するんだとか。
夜行性だけど、キャンパーの寝込みを襲うかどうかは不明w
JOJOで降って来たやつ。
>>72 ただでさえカタツムリ駄目なのに、
そんなんたまらんのう、、、。
>70
同意
>71
お前が変わりになれ
>>71 スレ違いだけど、農山村の人身御供を思わせる(シンボリックな)伝承よりも、
古代〜近世・近代(明治初期)の土木工事(河川、橋梁、城砦建築)にまつわる
人柱伝説のほうが信憑性は高いんでしょ?
物証も、例えば震災で皇居(江戸城)の櫓が崩れて、修復を行った際に
大量の人骨が出たそうだし。
>>76 明治初期まであったんすか?
むう、、、スレ違いだが、気になる。気になる。
>76 >77
私も気になる・・・
文明開化になっても農村部はまだ呪術の時代なの((((;゚Д゚)))
でも実際人柱使った橋は洪水でも崩れない、流れないっていうよね。
人柱にされた人の呪いとも怨念とも((;゚Д゚)ガクガクブルブル
無理矢理農村部=山岳という事にしてw詳細キボン!!
>79
ヤパーリそういう事実というか認識があるからこそ行われたんだよな ((;゚Д゚)ガクガクブルブル
82 :
あなたのうしろに名無しさんが・・・:04/01/21 15:17
「母親の過去」で始まり、
なぜか「両親の過去」で終わる恐怖
83 :
あなたのうしろに名無しさんが・・・:04/01/21 15:40
あげてしまった!?
スマソ(´・ω・`)
家の近くの田んぼのまん中に、「衣岩」という石があるんだけど、
その石って、その近くにある暴れ川に架ける橋の人柱になった人が、
服を脱ぎ、かけた石だそうだ。
ちなみにその河は今では完全にコンクリで固められ、水が溢れたりはしないのだが、
近くには結構たくさん被害者供養の石碑が立ってる。
>>81 どうしてなのか、分からないから余計怖いね。
87 :
あなたのうしろに名無しさんが・・・:04/01/21 16:15
一種の懲罰でしょ、工事にかこつけた。
>83
さんくすこ!
地名は忘れたし、うろ覚えなんだけどどこかの民話で
山の上の池の主だか化け物だかが、洪水を起こし近くの村を沈めて
自分たちの住処を広げようと相談をしていた。崩れない堤にするには
人柱を埋めるしかないが、人間は知らないから安心だなどと笑っていた。
しかし旅の坊さんにそれを聞かれてしまう。
坊さんは逃げようとするんだが、気づいた主達は坊さんを捕まえて
命が惜しければ、誰にもしゃべるなと脅して解放する。
坊さんは逃げようとしたが、次第に村が不憫になり村人にすべてを話してしまう。
大慌てで堤の補強を始めたが、主の言うとおりなら村を守るには人柱を立てるしかない。
村人が悩んでいると坊さん自身が
「私は主との約束を破った為助からないだろう。ならば人柱になってこの村を救いたい」
そう言って自ら人柱になる事を申し出た。堤は完成し村は助かり坊さんは村人によって
祭られた。しかし時がたつにつれてその場所がどこだったのかは忘れられてしまった。
概ねこういった話。
そんな昔話が伝わる土地で、ある時大きな工事をすることになった。
地面を何メートルも掘り進むうち大きな甕が見つかった。
甕の中には人骨が。一緒に僧侶の物らしい持ち物も納められていたらしい。
これは言い伝えにある村を救った僧侶の骨じゃないだろうかということになり
今では下からライトアップして、博物館だかに展示されているそうだ(死)
長々と駄文すいません。こんな話もあるから人柱伝説ってのもあながち
御伽噺じゃないんだろうなと思いまして。
まぁ実際にこんな感動的な事があったのかは分かりませんが。
坊さん、ライトなんかあてられて可哀想だ。それに写真いりだったんで
お化け屋敷に飾ってある骸骨みたいでした・・・。
91 :
あなたのうしろに名無しさんが・・・:04/01/21 16:42
戦時中、北海道の鉄橋工事の現場で、反抗的な工夫がいて、幹部が手を焼いていた。
ある夜、監督がそいつを連れ出して、遅くに一人で戻ってきた。
「あいつはどうした」と聞くと「いや、あいつの事はもういい」と言ってそれっきりになった。
多分逃げたんだろう、と言う事になったが(強制連行された朝鮮人工夫だったような)
戦後、気になったその人がTV局に話を持ち込んで、調査してそれがドキュメンタリーになった。
「いきいきて神軍」みたいなやつね。
で、最後にその鉄橋のコンクリの橋脚にひとつに人型の空洞が見つかった。
スレ違いだが、昔見たテレビの話。
関係ない坊主の悪寒
>最後にその鉄橋のコンクリの橋脚にひとつに人型の空洞が見つかった。
聞いた話さんの最初の話を思い出した。
あれって生け贄だったのかな?
94 :
あなたのうしろに名無しさんが・・・:04/01/21 17:30
単純にリンチ殺人だろ。
山奥の道って、分岐のあたり・トンネルのところ・ダムのあたりに、
供養碑とか、山神の碑とかあって何気にゾッとするね。
うち捨てられた飯場も夜中にみると恐いね。
大きな工事の予算には、予め事故が出たときの保障の予算が組んであるという。
もちろん、死亡事故を予測して、かなりの金額が充てられてるらしい。
上高地に入る手前の水蒸気爆発あったトコ(4名即死)とか、
高温の蒸気がゴーって吹いてる場所はなんか鳥肌もの。焼岳活火山だし。
あんなところに道路作ってしまうなんて、人間てスゴイね。
道の上の崖にも崩落と蒸気噴出があるのに。
96 :
あなたのうしろに名無しさんが・・・:04/01/21 18:36
>>95 本当は作る必要のない道路なんだけどね(^^;
イオキの漢字が何故解っているのかとか疑問もあるしな。
>>89 新潟の昔話の本にやっぱり坊さんの人柱の話があった。
山の地滑りを鎮める為に生け贄になった話。
やっぱり現代になってそのミイラが見つかったけど、ミイラを
掘り出したら、その山では頻繁に地滑りが起こるようになったそうだ。
ミイラを掘り起こした事によって地盤が揺るんだのかな。
生贄はいけにぇー
103 :
あなたのうしろに名無しさんが・・・:04/01/21 20:20
セッカクマモッテタノニホルンダモンナー
105 :
あなたのうしろに名無しさんが・・・:04/01/21 20:32
↑ずいぶん昔に見たテレビなんで、北海道としか憶えてないんです。
もっとも、線路の枕木一本ずつ骨が埋まっていると言われるくらい
過酷な労働だったみたいですね。
>83
>80じゃないけどありがと!
読むよ
>>100 掘り出した後の事は知らなかった。サンクス
それにしても地元の昔話だったなんて・・・。
何年も前にパーキングエリアとかに置いてあるパンフみたいなので
読んだっきりとはいえ記憶力悪すぎ。逝ってきます。
いわゆるタコってやつね
ちょっと長いけどご容赦ください。
俺がフリーの調査業をやってたころで
まだそれだけじゃなかなか食えない頃に経験したいくつかのお話の1つでつ
そのときに受けた仕事はとある出版社の心霊関係の
特集の調査で俗に言う心霊スポットを調査して、
それらは事実なのか調べる仕事でした。
そのときの調査で行った場所は関東のとある山の中の廃墟になったホテル。
まず心霊スポットだと言うとよくあるのが、
だれだれがそこで殺されたや自殺したという話で、
そのスポットもご多分にもれず、とある若い女の人が彼氏に殺されて
その廃墟の壁に埋められていて、その女が霊となってでるというものでした。
さっそくその殺人が実際にあったのかを調査しようと
まずその地域の図書館で事件がおきたとされる年代の新聞などをチェックしたり、
地元警察やそのスポットの地主、地元の人に聞き込みなどを行ったのですが、
そのような事件がおきた痕跡や記録はありませんでした。
そして最後に現調と調査報告に使う写真の撮影のため、
夜中に一緒に組んで仕事をしているもう一人の仲間の女性と
現場に撮影をしにいったときのこと。
さすがに人気のない山中ということもありかなり不気味。
建物のなかはかなりカビ臭い。
撮影は昼間でもいいのですがやはり夜の写真がいいというのが
依頼の内容に入っていたために夜中に現場へ向かいました。
とりあえず建物の外観や内部をカメラで撮影しはじめ、
あらかた内部の調査も終わったころに引き上げようと思い、
建物内部にいるはずの彼女に大きな声で
「そろそろ引き上げようか」声をかけた。
すると彼女が「あ、まってください。こっちの部屋にきてくれませんか」と
声をかけるのでそちらに向かうとなんの変哲もない部屋がそこにあった。
さっき通ったときはなかった気がすると思いながらも、
部屋に入るとなんだか魚が腐ったような匂いが
カビ臭い匂いと入り混じって悪臭がすごかった。
そして俺を呼んだはずの彼女はいなかったが、
特に気にもせず(移動したのかなくらいに思ってた)部屋を見ると
壁が一箇所だけ塗り替えたように色が違う。
「あぁ。これが噂の元になっているんだな
(壁に死体が埋め込まれたという噂)」と
思い撮影をしていると急に持っていた懐中電灯やカメラなどが
全て急に電源がきれてしまって使用不可になったんです。
暗闇の中で「参ったな…」と思ってると部屋に入ってくる足音が聞こえます。
「あのさ。明かりが消えちゃってつかないんだよ。
きりがいいから引き上げよう」というと彼女の声が
「もう少しだけここに残ろう・・・。ね?」と引き止めます。
俺が帰ろうといっても「もっと撮影したほうが・・」とか
「壁を掘り返しましょう」とかやたらと引き止めるんです。
「それならば明日にしよう」と帰ろうとすると
「待ちなさい!」と俺の手をにぎったんです。
その手の感触は今でも忘れません。
ぶじゅっ・・・と音がしたと思うと俺の手を
ものすごく柔らかくてすじばっているのに
どろどろしたような表現しがたいものがにぎったんです。
うわっ!と手を離すと彼女が一言
「もうちょっとだけここに残ろう。・・・ね?もうちょっとだから・・。」
その瞬間に俺は彼女じゃないと恐怖を感じ
その場から一目散に逃げました。
月明かりだけだったのであちこち体をぶつけて痛みも感じたけど、
それどころじゃなかった。
そして建物の外に出ると車の前で彼女が待っていました。
彼女の話だと撮影しはじめてすぐに懐中電灯などが
使用不可になったために、ここで待っていたとのこと。
じゃさっきのは?と思いやっぱり。。
その場からすぐに立ち去ろうと車に乗ったときに
彼女が「ひっ!」と声をあげ「あ・・あれ」と震える指で車のミラーを指差した。
俺はもう恐怖のためミラーを見たくなかったそのまま車を急発進させてそのまま町へ
そして全ての経緯をまとめて依頼主に報告。
そして事務所に戻って撮影したものを見たときには普通の写真と映像でした。
何も写ってはいなかった。
そして一緒にいった彼女が見たものを聞くことはありませんでした
「思い出したくないんです」・・ただそう言ってました
けどきっとあの映像と写真になにかあったんだと思う。
最初は報告を受けて「おもしろいじゃないか。使えるよ」と乗り気だった
依頼主が急にそれらの使用を取りやめ写真と映像を処分したからです・・・。
114 :
あなたのうしろに名無しさんが・・・:04/01/22 08:34
>>110-113 ひいいぃぃいぃいぃぃぃっ(((( ;゚Д゚)))ガクガクブルブル
>110−113
楽しませて頂きますた。
他のお話も機会があればよろしく。
山にまつわる話ばかりではないでしょうが。
朝に読んでるっていうのに背筋がゾクゾク…
古典的な話だけど、やっぱりクルねぇ
前にも書いたんですが、俺は建設会社で現場作業員をしています。
ある年の年末に、道路工事の現場で働いている時のことでした。
1日の作業を終えてプレハブの現場事務所へ戻ると、
ミーティングなんかに使う折り畳み式のテーブルの上に新聞紙が拡げてありました。
真ん中が微妙にふくらんでいて、何か置いた上に新聞紙を被せてあるような感じ。
なにコレ?とか思って、何気なく新聞紙の端を持ってめくりました。
藁人形でした。しかも髪の毛付き。
「っじゃー!!」
けったいな声を上げた俺を見て、人が集まってきました。
「なんやなんや」「うわぁ!これワラ人形やんけ」「こんなん始めて見たわ」「やばいなー」
いつの間にか人だかりができて、ちょっとした騒ぎになりました。
そこへ、近くの砂防ダムの現場で働いているオッさんが入ってきました。
この現場事務所は、道路工事と砂防ダム工事の共用だったんです。
「ああ、コレな。松本んとこのオッさんが木切ってるときに見つけたらしいわ」
松本というのは下請けの土建屋だったんですが、そこの作業員が見つけたのを、
捨てるのも気持ち悪いということで事務所まで持ち帰ったのです。
「山に行ったら藁人形かてタマ〜にあるらしいぞ。ワシも何回か見たことあるで」
人形は明日にでも近くの神社へ持っていく段取りだ、という話でした。
続きます
翌朝、朝礼に出るために現場事務所へ行くと、入口のあたりに人が集まっていました。
「どないしたん?」
「夜のうちに誰かが事務所に入ったらしいわ」
見ると、入口のサッシが開いています。
そこから中を覗くと、荒らされている室内の様子がわかりました。
人里離れたところにある事務所だったし、セコムは付いていなかったしで、
朝イチのオッさんが第一発見者でした。
入口には鍵が掛かっていたのですが、無理矢理こじ開けられていたようです。
事務所の中にはパソコンや測量道具など値の張るものが置いてあったのですが、
そういったモノは何も無くなっていませんでした。
ただ、例の藁人形だけがどうしても見つからないそうです。
「ちょっとアレ見てみ」
俺の前にいたオッさんが指差す方を見ると、
床や壁の至るところに、泥だらけの足跡や手形が残っています。
「あの足跡な、あれ、素足やな…」
それを聞いて、俺は背筋が急に寒くなるのを感じました。
終わりです。
う、怖いよぉーー
変な幽霊話より、こういう人間の狂気の方が怖い
(((( ;゚Д゚)))ガクガクブルブル
ノブオ、グッジョブ。
またなんかあったら世露死苦。
ぶっちゃけ
警察に通報したら犯人特定できるだろ
おお!ノブオがまた書いてる!
しかも怖えー!
あんたエライよ。DQNだけどエライよ!
ノブオ今回のイイ!怖い!
ワラ人形取り返しに来たって事は、持って行くトコを見ていたって事?
((((;゚Д゚)))ガクガクガクブルブルブル
木の陰からガフガフ言いながらか、怖っっ
アンデスの聖餐、本も映画も見たよ。
家族が超感覚にも頼った記述も興味深かった。クロワゼットとか出てきたし。
山には運命があって、そしてその運命がはっきりしてしまう場所なんだ、と思った。
しかし本をすすめても、彼氏は読むのを嫌がる。
当然なのだろうか。
129 :
あなたのうしろに名無しさんが・・・:04/01/22 18:46
本も読めないドキュソなら犬の餌に
内容を敬遠するヘタレならちんこ食ってしまえ
130 :
あなたのうしろに名無しさんが・・・:04/01/22 19:25
実際に人間を埋め込む塗りこむ壁など無いですよ。
壁はどのぐらい塗りこんであると思いますか?
日本建築でこまいかいて(竹を紐で結ぶ)数センチしか塗らないですよ。
指も埋め込み難しいですね。
じゃ土蔵の壁は?w
普段の平穏無事な状況なら、敬遠するのも解るが…。危機的状況で人としてのタブーを侵すことが出来るかどうかだよな…。さっきまで生きてた人の肉を食うとか
殺して血抜いて、数日吊るしたくらいじゃないと食えたもんじゃないよな。
人肉は食える気しないなー
指とか深めに切った時にあんまりダラーと血が出ると舐める気も失せるし・・・
追い込まれて追い込まれて頭のネジが2、3本飛んだ後じゃないと食えそうにない
正直なところ私は、飢えていれば目の前で解体しても食えると思う。
ただし内臓系は臭いからNGだ。 牛でも。
あと多分顔がブッサイクだったり脂肪まみれだと食欲を無くすと思う。
程よく肉がついた若い女が希望だ。
脳みそシチューを食べたっていうのは、ちょっとキツイと思った。
でもそんな状況なら食べるな、多分。
>>136 飢えていれば目の前で解体しても食えるという割には
わがままさんだなあ。
139 :
あなたのうしろに名無しさんが・・・:04/01/23 06:35
>>117 >> 「っじゃー!!」
がイイ!
夢枕獏かよってかんじ
140 :
あなたのうしろに名無しさんが・・・:04/01/23 09:07
アンデスの聖餐は食ったのが見知らぬ他人の死体ではなく、
顔見知りの死体だからね。墜落した飛行機は、アマチュアラグビーチームと
その家族を乗せた飛行機だったから。いくら飢えたとしても、友人・知人の
死体を食べられるかな〜?彼らは遭難中の写真も撮ってるけど、なんか
笑顔でポーズを取ってるし、かなり違和感を感じた。
ヨット「たか号」が1ヶ月ほど漂流して、救命ボートの乗組員がどんどん死んで
1人だけ生き残ったケースでは、間接的に「人肉を食ったか?」と聞かれた
生存者は怒るよりも呆れてたよね。ウルグアイ人なら食うのも選択肢の一つだっただ
ろうか。
映画は見てないんだけど、昔読んだ雑誌では切った肉を機体の上で
干して飲み込んだと書いてあった。
その雑誌のニュアンスでは、生存者の中に一人レクター博士っぽい
人がいたらしい。つまり「生存」以外の理由で動かされて食べた人
もいたんじゃないかって書き方をしてたよ。
後のインタビューで「人間の肝臓をキールと一緒にやるとうまいん
だ」というレクター博士のセリフが好きだとかいっていたとか。
ルソン島?世界大戦中の日本兵の人肉食も最初は「飢え」が理由だ
ったが、後から明らかに「嗜好」になっていったらしい。
(辺見庸『もの食う人々』より)
>>141 そういう時 専門家が居てくれるとあらゆる意味で助かるよな
雪崩に襲われて死ぬような、極寒の雪山っていう極限状態で、
嗜好が云々言ってられるとは思わないけど・・・。
レクター博士みたいな人って、もしかして医学生で人体の栄養について多少の知識があった人のことだろうか。
その雑誌が勝手に匂わせただけじゃないかなぁ。
仲間を食べたんだから、仲間の遺族のこと考えるだろうから、
そんなこと言わねーと思う。
去年読んだ本に詳しくのってた、でももううる覚え。
医学生が数人いたらしい。
手当たり次第に食ったわけではなくて、栄養のある部分はどこだから
まずそこから食べるという具合に順番があったそうだ。
食うときには吐き戻しそうになるのをこらえて雪といっしょに飲み込んだんだと。
救助隊が到着した時には、割れた頭蓋骨とかがちらばっており、
あたり一面腐臭がただよっていた、と書いてあった。
ぐぐればもっと詳しくわかるだろうけど。
なんにしてもかわいそうな話だなあ。生きてた人達もトラウマだろ。
しかしたまに食ってみたいとか思ったりするよな。肉とかより、
内臓の写真とか見てるとおいしくはなさそなのに食べてみてーって思うとき
あるよね。腸はうんこつまっててやなかんじだけど。
数年前の夏、バイクでG県のK川に釣りへ出かけた。
土手を走りながらポイントを探して、
いいポイントを見つけたのだが、土手は急で鬱蒼とした薮に阻まれ、
辿り着くには更に進んだところから、降り戻るしかなかった。
ポイント迄、巨大な岩に阻まれ何度も後戻りしながらも、辿り着いた。
絶好のポイント!僕は釣りに没頭し日暮れかけているのも気付かなかった。
辺りは真っ暗”さて帰るか”と思ったが、困った。真っ暗で何も見えない。
後ろを見ると、おじさんが一人夜釣りをしてる。
”釣れますか?”と尋ねると”今日はだめやぁ。もう帰るわ”
しめた!このおじさんに付いて行けば土手の上に出られる。
帰り支度を素早く済ましおじさんに訳を話し、後に続いた。
しかし、このおじさん、歩くのがもの凄く早い。
必死についていったがやがて見失った。
おろおろしてる僕に”おーい。こっちだぁ”とおじさんの声。
助かったぁと声の方へ。しかし、おじさんの姿はない。
”こっちだぁ”と再びおじさん。
どうやらその声は、土手の薮の中から聞こえる。
最初に降りた場所より遥かに及ばない所だ。
近道なのかな。と声のする方へ僕は急な土手を上っていった。
しかしそこは道というには、あまりにお粗末な道。
ふと静かなのに不安を感じ”おじさん”と、問いかけると
”こっちだこっちだ。はやくしろぉ”とおじさんの声。
ほっとして進むが、あまりに道が酷いので、思わず尋ねた。
「おじさん、ここから、本当に上に出られるの?」
・・・・・・
?返事がない。
「おじさん?いるの?」
「ああ、こっちだぁ」
「この道で出られるんだね?」
・・・・・・
「おじさん、この道でいいんだね?」
「そうだぁ。はやく来いぃ」
「もう土手の上に、いるの?」
・・・・・・
「おじさん!?」
「はやく、こぉぉ〜いぃぃ」
間延びした嫌な声…何か変だ…”
土手の上に出れられるのか”と尋ねると口を閉ざす。
人が通ったにしては草が倒れていない。蜘蛛の巣にもひっかかる。
嫌なものを感じた僕は、急に恐ろしくなって転がるように土手を降りた。
すると”ちっ”上の方で舌打ちが聞こえた。
僕は背筋の凍る思いで、とにかくがむしゃらに走った。
何とかここへ来たとき降りた場所に辿り着き、
急いで駆け上がりバイクに乗り来た道を帰った。
土手の上を走るバイクの軽快な音。
もう大丈夫とほっとして、なにげなく薮の方を見降ろした僕が見たものは、
薮の合間にある無縁仏と、その脇でこっちを睨んでいるおじさんの姿だった。
友人と2人で車でスキー旅行に行った帰り、
真夜中3時過ぎ、東北の某村を近道して
通り抜けようと車を走らせていました。
土地勘が無い上に街灯の無い真っ暗な道で2人共かなり不安でした。
両脇の畑は残雪で真っ白でした。
不意に脇から松明を持った老人が何か叫びながら
私たちの車に向かってくるのが見えました。
老人の表情が尋常で無いのが怖かったのですが、
何を言ってるのか聴く事にして車を止めて窓を開けました。
方言で聞き取りにくかったのですが、
怒った口調で先に行くなと言ってるようでした。
しかし今から来た道を戻る気になれなかったので、
どうしてこの先に行けないのか聞き返しました。
ですが老人はこの先に行くなの一点張り。
こちらも意地になって窓を閉めて車を発進させました。
するとまたその先で松明を持った別の老人が雪原から現れました。
同じ事を言われるのがイヤだった私たちは車を止めずに行き過ぎました。
ところが今度はいきなり道が無くなっています。
急ブレーキで止めた車のヘッドライトの光線は何も照らし返すことなく、
ホントに漆黒の闇です。
何事かと思い2人で車を降り立って見た光景は信じられないものでした。
凄まじくデカイ穴が雪原に開いているのです。
その穴はクレーターの様な形で、穴自体には残雪がありませんから、
昨日今日に出来たような感じです。
底には鳥居が立てられて、鳥居の廻りで松明を持った数人が
何か儀式らしい動作をしています。
2人共、同時にコレはマズイと感じて
大急ぎで車に乗り込み、もと来た道を戻りました。
道の途中で十数人の老人がこちらを睨み付けている横を通り抜ける時には
ホントに冷や汗が噴き出しました。
山を1つ越えて街灯の灯った町中に入った瞬間に
友人も自分もやっと口が開きました。
後日あの穴は何だったのか確認しようと昼間同じ村に出かけたのですが、
穴は無く道も全く途切れていませんでした。
ただゴルフ場を作る工事の告知の看板だけがそこに有りました。
春の新緑の中、単独で下山していました。
山は登る時は意気揚々としていますが下りは虚しいものがあります。
また単調な下りは疲れるものです。ただ新緑の林の中を黙々と降りて行きます。
気づくと10m程先に自分同様、単独で下っている人がいます。
人間、単調な中にも目標があると元気づくものです。
『よし、追いついて声をかけてみるか』と考えペースを少し上げました。
相手もそれに気づいてペースアップしたようです。
もう少しペースを上げてみましたが相手との差は縮まりません。
とうとう疲れて立ち止まり、小休止を取ることにしました。
すると前にいる人も休んでいます。
顔は見えないのですが、モスグリーンのジャンパーを着ている男性でした。
その時、以前誰かから聞いた話しが頭をよぎりました。
山に住む霊に付いていくと行方不明になるという話でした。
聴いたときにはバカにしていた怪談話ですが、
このときばかりは思い出した途端に、全身から冷や汗が噴き出してきました。
とにかく出立する事にして立ち上がりました。
前方のモスグリーンのジャンパーの男も立ち上がって歩き出そうとしています。
前方の男を見ないようにして、歩き出しました。
1時間以上は歩き続けた頃、前方から人の声がしました。
一瞬ドキッとしましたが、見ちゃいけないと思い
なるべく下を見つめて歩き続けました。
声は段々近づいてきて、何を言っているか分かるようになりました。
どうやら登山途中の二人連れが声を掛け合っているようです。
顔を上げて、声の方向を見るとジャンパーの男ではなく、初老の夫婦でした。
すれ違いざま挨拶を交わし、何人くらいの下山者と会ったか聞きました。
パーティーが二組、単独は自分が初めてと言っていました。
前方を見ると、もう誰もいません。
時計を見ると、最初にモスグリーンのジャンパーの男を確認してから、
10分しか経っていませんでした。
高校の山岳部で飯豊連峰を縦走した。
下山日に、高度を下げ最終宿泊地へと向かった。
林の脇に川筋を見る細い道を進み、モッコ渡しを渡り、
(水面から十分な高度を取った)河原の一角の大きな木の根本に
三張りの天幕を張り、幕営を始めた。
夕食の準備と帰路の偵察を行い気分は最高、
皆で歌を歌い大いに盛り上がった。
時刻は9時前後、山行としてはかなり遅くまで騒いでいた事になる。
残った食料を平らげ、さあ寝るかと準備を始めた時、
OBの1人が不思議そうな顔をした。
「どうしたんですか」と問いかけると
「遭難者かもしれない。静かにしろ」と言う。
聞き耳を立てたが川のせせらぎ以外に聞こえない。
OBが見つめている先を追うと、懐中電灯の光が林を縫うように近づいてくる。
ヘッドランプを付けた登山者と同じぐらいの高さを、
林の木々に遮られながらモッコに近づいてくる。
自分達は次に起こるであろう事を想像し、静まり返った。
すると光が消えあたりは漆黒に染まった。
モッコ渡しは渡れば大きな音がする、異常があれば見に行き助ければいい。
静寂の中、数分暗闇を見つめていた。
突然3年生が、大きな木の梢を見つめ「何だこれは」と叫んだ。
全員が立ち上がり、彼の見つめる梢を眺めた。
そこには先ほど梢に隠れながら近づいてきた明かりが輝いていた。
10mほどの高さにかなり明るい光があった。
懐中電灯を点灯し梢を照らすと、突然明かりが消えた。
「何だ今のは」「化け物か」「何かの発光現象か」「あれを見ろ」
誰かの叫びが聞こえた。
彼の指さす方向、川に沿って20mほど下流、
今迄梢で輝いていた光がそこにあった。
光は凄い早さで川を下るように移動し、やがて見えなくなった。
光の大きさは20cmほど、丁度ヘッドランプの光のような色だった。
あれから随分時がたつが、あれが一体何だったのか未だに判らない。
98年10月、台風10号が中国地方を直撃しました。事の起こ
りは台風通過の翌日18日の夜、私が見た夢。夢の中にかつて私が
「師匠」と呼んで慕っていた恩人で、2年前に亡くなったKさんが
出て来た。全身ずぶ濡れになって、生前私には見せた事の無いよう
な困り切った顔で「頼むから何とかしてくれへんかな?」と言って
フッと消えたのです。何の事かさっぱり判らず、翌日仕事中、夢の
意味を考えていたのですが、結局判らないまま次の晩を迎え、ベッ
ドに入りました。するとまたKさんが夢に出て来ました。今度は顔
を真っ赤にして「あんたも相変わらずニブイ奴やな!人がなんとか
してって言うてんねんから、何とかしたらどないやねんな!」と1
人で勝手に怒鳴り散らして、フッと消えてしまいました。流石に二
晩連続で同じ夢を見ると(しかも相手の怒りはエスカレートしそう)
気になるという以上に、超常的なコトではないかとさえ思ってしま
います。
悩んだ末、同じく大阪に在住するKさんの妹Yさんに電話した。
すると驚いた事に、Yさんも二日続けてKさんの夢を見たと言う。
二日目の夢の中で「何ボンヤリしてんねんな!」と殴られたとか。
「多分、台風のせいで何かが起きている」という事で意見は一致し
ました。更に大阪では被害は無かったのだから、これはKさん姉妹
と私の実家がある岡山で何かあったんだろう、という結論に達し、
Yさんに実家の状況を電話で聞いてもらう事にした。
すると「台風の被害は甚大。幸い家そのものには大した影響は無
かったが、近くの川(旭川という川がある)は数十年ぶりに洪水を
起こし、裏山は鉄砲水や土砂崩れの被害があって、未だに入る事が
出来ない」との事。
Kさんのお墓は裏山の中腹にある。幸いと言うべきか、その週の
土曜に実家の岡山に帰る用事があったので、Yさんとも相談の上で、
とにかくKさんの墓参りをする事になりました。
土曜日、Kさんの実家に向かい、Yさんと合流後、Kさんのお墓
がある裏山に登りました。洪水の跡があちこちに見受けられ、墓地
への細い道も所々で寸断されています。時折前触れ無く踏み締めた
地面が崩れたり、とスリル満点な登山になってしまいました。Kさ
んのお墓の前に立った時、私もYさんも言葉を失いました。
墓石だけが、完全に吹き飛ばされていたのです。
土台の方は問題無かったのですが、墓を開いて石室の中を確認す
ると、石室の底から10cm程水が溜まっていたので、すくって出
しておきました。墓石は、2人で持ち上げるのが精一杯、とても元
通りにする事は出来ません。仕方なく一旦山を降り、Yさんのご両
親に相談する事にしました。近所の方も集まってくれて、総勢10
名程で再び山に戻り、墓石を元通りに直す事が出来ました。私は仕
事の都合でその日のうちに大阪に戻ったのですが、Yさんによれば、
翌日、お坊さんを呼んで供養してもらった、との事です。
以来、Kさんは夢には出てきて居ません。
そのHP見た事あるな。
コピペは以上です。
>>159 自分がカット&ペーストでとっておいたテキストファイルからのコピペでつ。
更新は2000年の夏。
今も元ネタのHPは生きているのでしょうか?
コピぺさん乙!
夢に二晩続けて出てきて怒鳴るくらいなら
どうしてわかるように事情を話してくれないんだろうか、と思う。
ニブイと言われてもねえ〜
>>163 夢見たものを 起きた時に全て憶えているワケでは無いからねぇ
幽霊に「言いたいことがあるならはっきり言え」と言った
とか「凄く疲れて眠いから、相手できない」
と追い返した話しは、結構この板でも見るネ。
ここまでイッキに読んだ
良スレなので、sage
さり気なくブーツ君がいる!
カット&ペーストしたのなら元ネタのHPには残っていないと思った。
正しくはコピー&ペーストだが、まあ別にいいじゃないか。
聞いたことない話なんで面白かったよ。
そういやコピペは言うけどカトペは言わんねぇ。
へぇーっくしん!!
それは、カトちゃんぺっ
おいオマエラ
宿題やったかー?!
歯磨けよ〜
あ、いかん…つい反応してしもた(@_@;)
素敵な君達に( ^_^)/□☆□\(^_^ )カンパーイ!
知り合いの話。
近場の森林公園に、家族でハイキングに行った時のこと。
その公園の外れには、大きな仏舎利塔があるのだそうだ。
少し離れた斜面にある寺院のものだという。
彼は買ったばかりのホームビデオで、自分の娘さんを撮りまくった。
家に帰って撮影したビデオを編集しているうちに、奇妙なことに気がついた。
仏舎利塔の前で子供を撮った映像にだけ、引っかくような小さい雑音が入っている。
音量を上げて確認してみると、それは女の甲高い笑い声だった。
家族が気がつく前に、その部分の映像と音声は消去したのだという。
知り合いの話。
彼のお爺さんが、山村のバス停でバスを待っていた時のこと。
道路の向こう側を、野良犬が一匹歩いていたという。
何の気なしに見ているうち、犬は水たまりを渡り始めた。
二三歩進んだ時、いきなり前足が地面に吸い込まれた。
そのまま飛沫を上げて犬は水に没したのだという。
お爺さんが駆けよると、そこは深さが一センチもない浅い水たまりだった。
落下物があったことを示す波紋だけが、わずかに水面に残っていた。
あたりには犬の姿などどこにも見当たらない。
お爺さんは一刻も早くバスが来ることを願ったのだそうだ。
知り合いの話。
彼女がまだ幼い頃、父親が約束をすっぽかして登山に行ってしまったらしい。
癇癪を起こした彼女は父親を呪うことにした。
藁人形がほしかったが、手に入らなかったので、遊ばなくなった布人形に父親の
似顔絵を描いて代用品にした。
手や足に針を突き刺してひねり回していた時のことだ。
いきなり人形が、目の前でぺしゃりと潰れてしまった。
中身の綿が飛び出すような酷い有様で、遊び半分だった彼女は思わず泣き出した。
人形はそのままおもちゃ箱の底に隠してしまった。
数日後、帰宅した父は九死に一生を得たと興奮しながら話してくれた。
高い岩壁を登っていると突然、手足に激痛がして滑落してしまったという。
下の岩場に叩き付けられたのだが、不思議なことにかすり傷だけで済んだのだという。
一緒にいた仲間たちは、口々に奇跡だと言っていたそうだ。
彼女は人形のことを両親には話せなかった。
人形に描いた父の似顔絵を消すと、こっそり幼稚園の人形供養に出したという。
以来、彼女は人を意識して呪わないように注意しているのだそうだ。
最近盛り上がっているみたいで、良いことです。
うー眠いので今週はこの辺で。
オヤスミナサイ・・・
今夜もいいお話ですね。
はやくバスがきて欲しい、っていう祈るような気持ちが、よく伝わりますね。
そういう余韻に弱い・・・ゾクゾク。
ずいぶんとネタが続きますな
お疲れ様です>雷鳥さん
雷鳥クン乙!
あいかわらずイイ味だしてるねぇ〜
次回も楽しみにしてまつ
184 :
あなたのうしろに名無しさんが・・・:04/01/24 23:30
にちゃんのスレにまでhを外す必要があるのかないのか…。
185 :
あなたのうしろに名無しさんが・・・:04/01/24 23:43
ハイパーリンクとして認識させてしまうとサーバーに負担がかかるので
2ちゃんのスレでもhを抜くのは推奨です。
専用ブラウザ使ってれば、リンク先に飛ぶのも面倒臭くないし。
語るな厨房
187 :
あなたのうしろに名無しさんが・・・:04/01/25 02:16
八甲田山 死の彷徨
生き残り11名の症状。
倉石 一 大尉 無傷
伊藤格明 中尉 無傷
長谷川貞三 特務曹長 無傷
後藤房之助 伍長 両手指及び両足切断
小原忠三郎 伍長 両手指及び両足切断
松村文哉 伍長 両手足切断
後藤惣助 一等卒 両手足切断
山本徳次郎 一等卒 左足切断
阿部卯吉 一等卒 両手指及び両足切断
及川平助 一等卒 無傷
阿部寿松 一等卒 両足切断
無傷だったのは何故でしょうか?
上官ばっかりだね。
後藤伍長って生き残ってたの?
立ち往生を遂げつつも捜索の手掛かりとなった功績を称えて慰霊碑や像が立てられたんだと思ってた。
192 :
あなたのうしろに名無しさんが・・・:04/01/25 07:38
八甲田山の映画を見れば解るよ、兵が壁になって士官連中を寒さから守ってた。
193 :
あなたのうしろに名無しさんが・・・:04/01/25 09:34
雷鳥他人のネタを勝手に使うな
「八甲田山」で、トチ狂って服脱いで雪原駆けまわる役の人が、
その撮影の前日奥さんに
「俺、明日死ぬかも、、、。」って電話したらしい。
197 :
あなたのうしろに名無しさんが・・・:04/01/25 17:07
>197
なんの誤爆か激しく気になる( ;谷)
風呂に入ってないスレじゃないの?
200でございます。
>>196 それって若き日の大竹まことじゃなかっけ?
203 :
あなたのうしろに名無しさんが・・・:04/01/25 20:05
オイこそが 203高地げとー
204 :
あなたのうしろに名無しさんが・・・:04/01/25 20:17
そうだね、高倉健が演じたの無事だった方は
日露戦争で全滅?したんだよね。
これは俺が調査員として事務所に所属していたころの話。
山とはちょっと違うかもしれないけど山の中でのお話だったので。
その当時はストーカー関係の依頼が激増していたころで
自分が先輩たちと担当したその案件もストーカーをやめさせてほしいという
中年男性から依頼だった。ストーカーはその依頼者に身体的な危害を
加えたりするわけではないらしい。
ただずっと後をついてきたり家の周りに出没して監視しているだけだそうだが、
奥さんがその話を依頼者から聞き非常におびえているとのことで
なにか被害がでるまえに食い止めたいとのことだった。
さっそく調査に入り、依頼者を追尾しながらストーカーが現れるのを待った。
しかし1週間たっても2週間たってもまったくストーカーは姿を現さない。
とりあえずそこまでの経緯をストーカーらしき女性が姿をまだ見せていないことを
中間報告すると、「え?ずっとついてきてたじゃないですか!」と言う。
しかし追尾中に撮影した映像にもそれらしき人物はまったく映っていない。
それらしき人物が見えないことに疑問をもちながらも
「とりあえず調査は継続しますか?」との問いにしてほしいとのこと
だったので調査を継続。
すると追尾を継続しはじめて2日目に依頼者をずっと尾行する
それらしき人物が現れた。
すぐに写真とビデオで撮影してその夜に依頼者に
報告すると同時に先輩にその女性をそのまま尾行してもらったが
途中で失尾し身元はわからず。
報告を受けて写真と映像を見た依頼者は
「その女性です」と青ざめた顔でうなずいた。
そして次の日もその女性は現れた。
車を依頼者の家の近くにとめたまま依頼者の家を監視していたので、
車のナンバーから陸運局に問い合わせるもそのナンバーで
登録されている車両はないとのこと。
そして今度は俺と先輩で尾行開始。
車は県境にあるとある山に入っていった
山道で深夜なので通る車もほとんどなく、
走ってる車はそのストーカーと俺たちの車のみ。
すると途中で舗装されていない山道にストーカーの車が入っていった。
距離は開けていたもののそんな状況だったから気づかれたか?と
思い山道の入り口から少し離れたところで車を停車したが
ストーカーの車は出てくる気配はない。
「車で入っていくと気づかれるから徒歩で
道が通じてるのか確認してきてくれ」と言われ、
正直、嫌だったが少し藪の中を歩きつつその道沿いを
歩いていくとストーカーの車が止められた一軒の家がそこにはあった。
家は風雨にさらされぼろぼろ。ほとんど廃墟だ。
「こんなところに住んでるのか・・・」
家に電気はついていない。
だが車は停止しているしここから先に道はない。
この家にいるんだろうか・・・?
しばらく(20分くらい)藪に隠れて家の様子を伺っていると突然、家の中から
「あぃぃぃぃぃ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜っ」
とすさまじい絶叫のような声が聞こえてきた
動揺していると再び
「ひぎぎぎっ・・・・げごっ・・・るぅぅぅ〜〜〜〜。えげっ」
すさまじい絶叫でした。
俺はなにがおきてるのかわからずただ怖くてそのまま逃げて車に戻った。
そして車までたどり着いたらそこに先輩の姿はなかった。
車内で待機してたはずなのにどこへ?と思い
「先輩!どこにいるんですか!」と声をあげた瞬間、
「ピリリリリリリ・・・」と無機質な携帯の着信音が
道路わきの茂みの中から聞こえてきたんです。
ん?と思い茂みを見るとそこに携帯が落ちていました。
それは先輩の携帯でした。
拾って出てみると
「・・・・だ・・だ・・・じゅ・・・け・・・・けくっ」と
声がしたと思ったら切れてしまった。
かけなおそうとすると圏外になっていました。
車内にいるはずの先輩がいない、携帯が茂みに落ちていた。
今の携帯での通話。そしてさっきの家での絶叫。
まさか・・ストーカーに連れていかれて殺されたのか・・・?
最悪の事態が俺の頭をよぎり恐怖でたまりませんでした。
本当に怖かったんです。あの絶叫。そ
して圏外であるにも関わらずなぜか鳴った先輩の携帯。
どこからかかってきたかもわからない電話。
そこから聞こえてきた先輩らしき声。なにかが起きた。
もうパニックで逃げようと思いながらも
先輩を見捨てることもできずに車の中でドアにロックをして
ずっと泣きながら震えていました。
そして朝になっても先輩は戻ってこなかった。
そのころにはある程度開き直りのような気持ちもでてきていて
何があったのか確かめたくてあの家へ向かいました。
家に向かうとあのストーカーの車はまだ停車したままでした。
まだいるのかもしれない・・そう思いながら家に入ると
そこはなにもありませんでした。
というよりは人が入ったような形跡すらまったくなかったんです。
確かにあの絶叫が聞こえたのは家の中からでした。
不思議に思いながら家中を見て回ってもただの廃墟。
そしてストーカーの車を見てみるとその車自体も
もう何年も運転したような形跡がなく車内は荒れはてていました。
そんなバカな!と思ってみてもなにもでてこず、事務所へそのまま帰還。
報告して先輩がなんらかの事件に巻き込まれた可能性も
あるとのことで後日再びほかの先輩と現場に向かいましたが
やはりなにもありませんでした。
先輩の家族から失踪届けが出されたものの何も進展はなく、
警察に通報もしましたが事件性なしとのことで捜査もありませんでした。
先輩の同僚の間で探そうという声もでましたが、探すことはありませんでした。
なぜなら手がかりがまったくなかったんです。
あのストーカーを撮影した写真、ビデオ。
すべてのモノからあのストーカーだけそこから
抜け出てしまったように消えていたんです。
確かに写っていたことはたくさんの仲間が確認したはずなのに。。。
そして依頼者の前にもそのストーカーが姿を現すことは二度とありませんでした。
一体あのストーカーは霊だったのか・・
そして先輩はどこへ行ってしまったのか今でもわかりません。
以上です。。長々と失礼致しました。
本当〜?
でも面白かったアリがトン
調査員さん、怖くて面白かったです。
また書いて下さい。
213 :
あなたのうしろに名無しさんが・・・:04/01/25 20:59
調査員様ご苦労様でした・・・コワイ
∧_∧ ∧_∧
(・∀・ )あぃぃぃぃ(´∀` )ぃぃ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜っ
(⊃ つ (⊃ つ
Y ,,ノ Y ,,ノ
し ゝ_) し ゝ_)
>>214 怖さが薄れたよ。アリガd。
沼御前現象だなw
興を削ぐようだが 同伴したご本人が殺人容疑をかけられるものではないのかと
謎だな
ただ霊が電話で話してきたりするのは良く聞くので
調査員が携帯で先輩の声を聞いたときはすでに
生きてなさそうだな
週末は用事があって京都に出張っておりました。
あ〜疲れたび。
>>178 この話に出てきた彼女、何か不思議な力を持っていたのは間違いないようです。
私たちがキャンプ中薮蚊に悩まされていると、彼女が「ウルサイ!」と一喝。
すると蚊の羽音がその夜はもう聞こえなくなったものでした。
追い払ったのか、はたまた蚊を呪ったのか・・・本当不思議だったです。
『人間蚊取り線香』などと、まったく女の子らしからぬあだ名をつけられてたなw
>>調査員さん
なかなか怖い興味深いお話、ありがとうございます。
先輩は依頼者の代わりにされてしまったんですかね?
ひどく禍々しい感じがしますです。
これからもよろしくお願いしやすね。
知り合いの話。
冬山を単独登山していた時のこと。
激しい吹雪に見舞われ、近場の山小屋へ避難した。
暖を取ろうとして燃やせるものを探しているうち、変わった物を見つけた。
缶箱にスクラップブックと、十数枚の様々な宝くじが入っていた。
年末ジャンボから小さな商店街のくじまで、多種多様だったという。
ブックの方は、どうやら宝くじの当選番号を綴じているらしい。
何気なくパラパラと流し読みした彼は、あることに気がついて驚愕した。
箱の中の宝くじは、どれもがその一等懸賞に当たっていたのだ。
残念ながら、引き換え期限はすべて過ぎていたが。
スクラップブックの一番最後には、手書きで乱雑な文字が書き込まれていた。
くだらない
くじを燃やすのも不気味に思われたので、元あった場所に戻したという。
吹雪が止んでその小屋から逃げ出せるのを、彼は心待ちにしたそうだ。
友人の話。
天文ファンの彼は、何か天体ショーが起こると、街の灯が届かない山奥に行く。
その日も、ある彗星を見るために車で出かけていたそうだ。
撮影用の赤道儀をいじっている時に、妙な現象に気がついたという。
一部の星が何かに覆い隠されるように消えていくのだ。
天を凝視していると、やがて巨大なものが、はるか高空を飛んでいるのに気がついた。
とてつもない大きさの五角形が、伸び縮みするように変形しながら、空を西から
東へ流れていったという。
慌てて写真を撮ったが、どれも真っ暗で何も判別できなかった。
その後は一回も目撃できていないそうだ。
友人の話。
一人で秋の山野をハイキングしていた時のこと。
午前の爽やかな空気の中、草原をゆったりと歩いていたそうだ。
彼の目の前に、赤トンボの大群が姿を現した。
次の瞬間、彼はトンボの群れに包まれてしまったという。
右も左もトンボしか見えず、彼らの羽音しか耳に聞こえなかった。
ひどく幻想的な情景だったと彼は言う。
唐突に赤トンボの群れは過ぎ去り、あたりを見渡した彼は驚いた。
見事な夕焼けが目に入ったからだ。
トンボに包まれていたのはわずかな時間のはずなのに、半日以上の時間が過ぎていた。
「虫も人を化かすことがあるのかな」彼は不思議気にそう語ってくれた。
今、その草原は切り崩され、大きな大学が建設されている。
トンボもその数をすっかり減らしてしまったそうだ。
うーん、今日のお話はどれも怖い話ではないですねぇ。
あえて言うなら奇妙な話かな。
まあ山にまつわっているということで、ご勘弁。
調査員さんも雷鳥さんもお疲れ様&面白かったです。
宝くじの話は何か新鮮な感じの話ですね。
雷鳥タソ乙です!
最後の話が個人的にすごく壷で良かったです
なんか宝くじの話は、漫画か小説にできそう。
よくできた話って高評価されそう。
226 :
あなたのうしろに名無しさんが・・・:04/01/26 02:09
くじマニアの漏れには目の毒でしたw
やべ、その山の主と契約したくなってきたw
>>221 今度こそ! その大学とは広大新キャンパうわやめろなにをする(ry
>>219 クジか当選番号の切抜きのどっちかが手作りだったとか?
作った本人もどうせ換金できないし「くだらない」と。
>>227うっ。なんか真実っぽいw
でもせっかく新しいカンジの話なんだからさ。夢を持とうよ〜w
人間、買うくじ買うくじみんな当たってしまったら、
やっぱり空しくなってしまうものなんでしょうかね。
山小屋にあったってことは。本人はすでに山に消えてしまったのかも・・・。
いや、でも考えたらくじ買わなきゃ済むだけのような気もするし。
そんな世の中全てを悲観するほどのことでもないようにも思う・・・。
ううむ。深い。w
>>229 そもそも人間が買ったんじゃないのかも。
>>231 完全に文明と分かれて生きていたわけじゃないけど、よく続いたなあ。
どうでもいいけど、
>6年前、「死のう」と思った。ヒッチハイクしたトラックの運転手に
>「死にたい」と話すと、富士山ろくにある山梨県の青木ヶ原樹海に
>連れて行ってくれた。が、樹海で見た死体に怖くなり、自殺を思いとどまった。
運転手、親切なのか何なのかわからんなw
>231
サンクス
この洞窟おじさん、どうなったかなあと思ってたんだ。
しかし、身元引受人になったおっちゃん、ええ人やね( ;∀;)
普通できないよな・・・
>234 ほっといても生きて行ける人だからあんまり心配無いのでは? (w
MIBに身柄拘束されてるのか?それとも…
>>235 人間、ずっと元気で健康だったらいいんだけど、還暦ちかいもんねえこの方も。
>235
そりゃそうだけど、あのままじゃ最後は野垂れ死にだったと思う。
それじゃ、あんまりじゃない?
記事も何となくあったかい終わり方で安心した。
ちとずれてるかもしれんが
>シロがついてきた。
>2年後に死んだ。
というところがずんときた。
老犬だったのか、山暮らしが過酷だったのか。
いんや、…
食った
こういう改行する奴は漏れなく詰まらん
>220は身につまされました。
固定撮影して日周運動を遮らせてくれれば、サイズや移動速度なんかのデータが
解析できたのに・・・と、埒もないことを言うw
でも、現実は山の怪異よりも、珍走やDQN、野犬なんかの現実の方が脅威なんですよね。
残念なことに。
#怖がって、人が近づかなくなってくれれば物怪の幸い(ゲラッ
>>240 私も気になりました。
犬と洞窟で暮らす14歳の少年..シロが死んだ後は一人ぼっち。
山の怖い話、一杯経験してるかなあ、それともそんなのないって言うかなあ。
>歯は20歳過ぎになくなったが
というのもずんときました。カルシウム不足か磨かなかったせいなのか
どうしてなんだろう。
ノブオまた来ないかなぁ
手記ださないかな?サバイバル編とか釣り編とか。
案外売れるかも?てか俺は読みたい。
漏れも読みたい。
というか独占インタビューとかでも十分稼げると思う。
身元引受人になったおっちゃんがそれを見越してたらヤだなw
ノブオ
249 :
あなたのうしろに名無しさんが・・・:04/01/27 02:47
神奈川県丹沢。写真部の貴重な財産は保存されてる膨大な量の
ネガフィルム。その中でも忘れることができないものもある。
私が駆け出しの昭和45年6月。西丹沢を縦走中の東京の高校生
グループが遭難し、女生徒1人と、引率の先生が沢に転落し
死亡する事故があった。豪雨で現場へ入れず、ふもとで足止め
されていた時、支局の記者が救助された生徒から1本のフィルム
を入手した。直ちに写真店の暗室を借りて現像処理したが、
プリントした写真を点検しているうちに背筋が寒くなった。
というのは、山頂での記念写真、途中のスナップ、いずれも
亡くなった2人の表情は悲しげだった。1コマも笑顔がなかった。
さらに遭難直前、鍋割峠の草つきを下るところでは、その女生徒
だけが祈るような姿でたたずんでいるではないか。
単なる偶然の一致なのか、それとも私の思い過ごしだったのか。
今もってわからない。
大河原雅彦 出典「神奈川新聞」1985年8月9日付
250 :
あなたのうしろに名無しさんが・・・:04/01/27 02:52
>>249 心中か何かを匂わせてるのかね。
古い事件ではあるが、遡れば個人特定できそうなのにあんまり感心せんな。
どういう経緯で
>>249が、その出典を見たのかも気になる…
19年前の新聞をなんであさっていたのサ?(w
私の知人に、山田(仮名)という、マタギと言うか、猟師の男がいた。
専業の猟師ではなくて、本業を別に持っている、季節限定猟師だ。
私と彼は仕事を通じて知り合ったのだが、身元が割れると嫌なので、私の職業と彼の本業は伏せる。
地名も伏せる。
何年も前の冬、山田が連絡をよこした。
当時山田の山(彼の持ち山ではなくて、猟をする山)に、スキー場を作る話があって、山田は環境保護団体と一緒に、建設反対運動をやっていた。
その運動に協力してほしいと言う。
既に山の北側に、スキー場を視野に入れた県道が走っていたし、今さらどうこう言っても仕方ないような話だったのだけれど、仕事に絡みそうな話でもあったので、土日を使って山田のところに行った。
土曜日は山田の家に一泊して、一通り運動の説明を聞き、翌日予定地を見に行く事になった。
翌朝はスキーを履いて出た。
山田と二人で予定地を見、写真撮影をした。
午後には山を降りる予定だったのだが、帰る前にいいものを見せてやると言われて、山田についてスキー場から少し外れた斜面に出た。
山田は、ザックの中からパンツとかシャツを出して、持ってきたソリ(?)に縛り付けて、斜面を滑らせた。
ソリはかなり滑ってから止まって、上から見るとかなり小さくなっていた。
しばらく下に行ったソリを見ていると、どこからか小学生くらいの背の高さをした、白い人(?)がソリの周りに集まってきた。
動物かと思ったけれど、どう見ても二本足で歩いていた。
そいつらは、数が集まるとダンゴ状に固まってソリにたかっていた。
「スキー場作ったら、あいつらみんな食われるぞ」
山田はそう言っていた。
怪奇現象かと思ったが、なにせ真っ昼間のことだから、ただ呆然と見ていた。
山は、違うんだなと思った。
その後は、別に何事も無く山田の家に戻った。
当時の私は、仕事も油の乗っていた時期だったので、ややショックもあり、よくわからない事にかかわるのは止めた。
結局スキー場は出来てしまったし、化け物が出たと言う話も聞かない。
それから疎遠になってしまったので、今は年賀状以外で、山田との連絡は無い。
今思えば、ファンタジーな世界に入れるチャンスだったのかもしれない。
パナウウェーブじゃないの?>白い人
いや…パナの人は人間だろw
人は喰わないだろうし…
それはどうかな?
食われるのは「あいつら」だろ?
>>「スキー場作ったら、あいつらみんな食われるぞ」
あいつら=建設業者 だと思った。
某キャンプ場での話。
遥か彼方で、異常に盛り上がる団体さん…
突如あらぬ方向に向かって やまだー やまだー やまだー
やまだー やまだー やまだー やまだー やまだー
やまだー やまだー やまだー やまだー やまだー
やまだー やまだー やまだー やまだー やまだー
やまだー やまだー やまだー やまだー やまだー
やまだー やまだー やまだー やまだー やまだー
やまだー やまだー やまだー やまだー やまだー
20年位前の話でした。
今夜が、やまだー
264 :
あなたのうしろに名無しさんが・・・:04/01/28 22:32
265 :
灰皿 ◆RxRt4/Lex. :04/01/28 22:55
>>254 >>255 不思議な話だな〜
以前なにかのTVで観たんだがUFOがよく目撃されるという
ネパールだかどこかの(記憶がさだかでない)山岳地帯に
日本のテレビ局のクルーが取材に行った。
んで現地の山岳民族の人に取材をしたんだが・・
通りすがりのほんっとに純朴そうなオッサンが
「あ〜それなら昨日の晩にあの山の裏の谷に着陸してただ。
銀色の大きな船で中から人が出てきてなんかやってたべ。
いつも来てるよ〜」なんて事を言ってた。
そのオッサンがあまりに純朴そうであたり前のように語っていたので
子供ながらにすごく怖かったのを覚えている。
ま〜今となっちゃヤラセとか嘘つきオヤジか?なんて勘ぐってしまうのだが(w
>>252 松谷みよ子さんの「現代民話考12 写真の怪・文明開化」からの引用です。
現代民話考シリーズは、都市伝説や怖い話に興味のある人は必読です。
ちくまから文庫化もされました。
現代民話考 全12巻 立風書房
1 河童・天狗・神かくし
2 軍隊・徴兵検査・新兵のころ
3 偽列車・船・自動車の笑いと怪談
4 夢の知らせ・火の玉・ぬけ出した魂
5 死の知らせ・あの世へ行った話
6 銃後・思想弾圧・空襲
7 学校・笑いと怪談
8 ラジオ・テレビ局の笑いと怪談
9 木霊・蛇
10 狼・山犬・猫
11 狸・むじな
12 写真の怪・文明開化
267 :
あなたのうしろに名無しさんが・・・:04/01/29 02:19
>>249さん
私は今、現代民話考が読みたくって読みたくって
煩悶してるモノです〜!
全巻立風書房でお持ちなんですね〜。ウラヤマスィ。
私はきっとちくましか手がないでしょう。
267です。
>>249さん
あっ!そうか、図書館という手がありました・・・!
今の今ままで全然気がつかないでここ数ヶ月煩悶してました(恥
私は全部一挙にまとめて読みたいと思ってたので書店では全巻揃って
なかなか見つけられなくって今に至ってしまってたんです。
近々、図書館に逝ってみます。
270 :
あなたのうしろに名無しさんが・・・:04/01/29 02:27
あっしは買いましたぜ。金が無いから、一括でなく、月一冊ずつ
書店で取り寄せた。
>267
ちくま版は若干プラスしてあるみたいですよ。
現代民話考も必読だけど
もう一つ
日本残酷物語 もできますればお読みになった方が…
って在庫僅少になっているなぁ>平凡ライブラリー刊@あまぞん
松谷みよ子の「あの世からのことづて」って本に
山の中でクリームパンが出てきたって話があったんだけど
知ってる人いるかなぁ。
274 :
あなたのうしろに名無しさんが・・・:04/01/29 20:09
| まぁまぁ、豆腐でもくって
l 雷鳥さんを待ちましょうよ
ヽ、,,,__ ______ノ
_,, ィェ 、,,,,,__ ノノ
_,, ィ ''"~壬丑圭圭圭~"''ャ 、,,_
_,, ィ '"壬圭圭午丑圭圭圭圭圭圭圭~"''ャ 、,,_
_,, ィ '"壬圭圭圭午圭丑圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭''ャ 、,_
_,, ィ '壬壬壬壬壬午ヱヱヱヱエエエエヱヱヱヱヱヱヱヱヱヽ、
イ壬方シン亠''''''""~'三(ハ,-、i! _,,- ,,_ )ヽ≡ヽ≡ヽ≡ヽ≡ヽ~''-ヽ
/-'''""≡/≡/≡/≡/≡_i`!、!.i! ィ_・ュ ィ・シ三 \三\≡\三=--'''"
`'''-==---------ー'フ''"⌒~"ヽi! ィ、 j i、  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
/ ◆,,,,,,,,_◇入 ー=ァ ノ )
〉' ◇ !、 ヽ、 ヽ、_____/゙/`┌──,──┐
| `ー、,,, >テ>-、 /(人)'____,゙ |. .冰( ; . . .....:|
/| ) ◆<ノi /⌒ー‐( ̄ テiミ三 三三i三三三三l
ヽ弋 / | トー-----ァ---、ン `ー’
ヽ戈,◇ ィ | | | ,,ソ彡'、◆ノ |
人_ ◆ノ ノ ノ l ラー''::::\ノ .ノ
ノ 个、 ̄""~ _ノ ノ) :::ノ::::::::::ト'"
__,, -"ノノ人 `ー____,,,,ン((:::::::/:::::::::::ノ
`'' ンノノ ヽ;:::::::::::::::::::::::::::::::ノ;;;;;;;;;ノ
`''ー'ー' i、;;:::::::::::::::::::::;/ |
| `''-ァ---''"ヽ |
/ / ヽ ~ー-.,,_,、
( ヽ、__ 〈_ _ _ノ
`ー 、_ )ー、)  ̄  ̄
すげえ。
とりあえず、豆腐でも頂きますか。
276 :
あなたのうしろに名無しさんが・・・:04/01/29 21:29
お見事。
>>275 騙されるな!
その豆腐を食うと身体に毛が生えるぞ!
孫正義に食わせよう
>>277 おいしい豆腐だけど食べるとカビまみれになるんじゃなかったっけ?
というわけで湯豆腐にして頂きます。
280 :
あなたのうしろに名無しさんが・・・:04/01/29 23:38
鬼太郎、助けてぇぇー
281 :
あなたのうしろに名無しさんが・・・:04/01/29 23:59
戸田鬼太郎?それとも野沢鬼太郎?^^;
283 :
あなたのうしろに名無しさんが・・・:04/01/30 00:19
「24時間まるごと雷鳥」希望!!
おまいさんの話 おもしろい。
>>282 ヤッパ少年キャラの似合う声なんだよなァ戸田サンは^^;
思えばオカルト関係に興味を持つようになったのは、鬼太郎からって人は多そうだね。
>>279 間違えた。カビが生えるでしたね。
しかしなんでカビが生えるってことになったんだろ?
雨の降る日に現れるっていうのと関係があるのかしら・・。
286 :
あなたのうしろに名無しさんが・・・:04/01/30 03:07
>>273 あの話読むと無性にクリームパン食べたくなる。
287 :
あなたのうしろに名無しさんが・・・:04/01/30 03:09
>>272 民俗学や文化人類学系の本はネタ本として使えるよね
>>286 あれは怖いというよりほほえましい?話ですね。
でも、突然切り株の上に置いてあったクリームパンを食べちゃう勇気がすごいw
>>285 オレがオカルトに興味を持つようになったのは朝霧の(ry
あれはサンカとか裁断道宗とか色々出てきたな。
「山に呼ばれる」と山を天皇の権力の及ばない異界に描いているので、一応このスレ向けなのかしら。
>>226 今度こそ! その大学とは広大新キャンパうわやめろなにをする(ry
>>236 となると、
>>27の廃棄バスもあそこのうわぁなにをするおまえらやめ
うふふふふ・・・ご想像にお任せします。
ちなみに、このスレの2つ前(Part4スレ)の
>>737の旧道というのも実は・・・。
それでもってPart3スレの
>>466のキャンプ場っていうのも地元では有名な・・・。
おっと、固有名詞は勘弁してちょ!
>>243 まぁ、心底驚くと、人間って冷静な判断が出来なくなるものですし。
それに天体写真を撮りに行ったのであって、心霊?写真を撮るつもりなんか
毛頭なかっただろうですし・・・ゲフンゲフン
>>274 呼ばれたようで(w。すごいですねぇ。AA作れる人って尊敬しちゃいます。
別の妖怪もぜひ(w。
>>283 ありがとうございます。素直に嬉しかったりします。
11月あたりは、毎晩3話ずつUPしてたんですけどね。さすがにツライノデ・・・。
現在、HPをノンビリ作っております。
完成の暁には、ぜひご来訪くださいまし。
友人の話。
彼は小さい頃、よく実家の裏山にカブトムシを取りに行っていたそうだ。
目星をつけた木を蹴飛ばし、落ちてくる虫を捕まえていたのだという。
ある夏の日、いつもみたく木を蹴飛ばしていると、ドスンと異様な物が落ちてきた。
大きさは、小学生だった彼の弟くらいもあったらしい。
黒光りする逆刺がびっしりと生えた足が、数え切れないほど蠢いていた。
自分では起き上がることができないようで、足をわさわさ暴れさせている。
慌てて逃げ帰ると、祖父にひどく怒られた。
何の申し訳も無しに古い木を蹴飛ばすから、そんな目に遭うのだと。
以来、彼は木を蹴る前に「ごめんね」と謝るようにしたのだという。
知り合いの話。
彼は、今はもう使われていない小さな火葬場で働いていたそうだ。
その火葬場は小さな山を登りきった所にあり、訪れる者もそう滅多にいなかった。
それがいつの頃からか、変わった客が顔を出すようになったという。
仏が焼かれる時に、焼き場の周りを猫がぐるりと囲むようになったのだ。
そのうちに猫たちは、仏が出る前から集まってくるようになった。
猫の集まり具合で、近いうちに死人が出るなと判断できたくらいだったという。
火葬場が閉鎖されると、猫たちが集まることは無くなった。
猫が死者を送っているように見えたのがとても不思議だった、と彼は言っている。
果たして本当に猫は死者を送るために集まっていたのだろうか。
友人の話。
単独登山を好む彼は、よく山中の無人駅や廃駅を宿にしていたらしい。
その夜も、ある単線の廃駅でまどろんでいたという。
真夜中を過ぎた頃、澄んだ音が聞こえて目が覚めた。
リン、という鈴の音だった。
しばらく耳を澄ませたが何も聞こえず、気のせいかと思い始めた時。
リン、リン、リン、リン――
急に連続した鈴の音が、がらんとしたホームに響き出した。
身を硬くした彼は、向かいのホームの屋根上に誰かいることに気がついた。
長い髪の女が月を背にして、激しく頭を振っている。
頭を振るたび鈴の音がリンと響く。
凝視していた彼は、ふいに自分が間違えていることを悟った。
女は屋根の上に立っているのではなく、建物の裏側に立っていたのだ。
一体、何頭身あるのだろうか。
顔の大きさが普通なだけに、とんでもなく異様な感じを受ける。
やがて女の身体はぐっとしなり、彼の目の前まで顔を突き出してきた。
目に瞳孔はなく、口が耳まで裂けていた。
彼はそこで失神したらしい。
目を覚ました時は、すでに夜が明けていた。
前夜の出来事を思い出させるものは、何も残っていなかったそうだ。
今週中に、もう1回UPできるかなぁ。
海外の山話も少しずつまとめていますんで、そろそろ書こうかと思っとります。
話数はそう多くありませんけどね。
ではオヤスミナサイ。
>>294雷鳥タン乙です。
これちょっと怖いよぅ・・・(つД`)
雷鳥さん、ナイスでつ!
HP完成心待ちにしてます!
雷鳥タソ乙です! ホムペ楽しみに待ってます
293の話を読んでそういゃ昔は葬式の時には猫は絶対家には入れなかったんだよなぁとか思い出しますた
なんでも猫は人の魂を喰らうとか....(||゚Д゚)ヒィィィ ..
親父から聞いた話を思い出した。
オレの故郷にあった火葬場に昔勤めていた爺さんの話。
その火葬場は小高い山の上に建っていたんだけど、
遺体が運ばれてくる前日に魂が生前の姿で
火葬場に続く坂道を登ってくるのが見えたらしい。
…この方は突然心臓麻痺か何かで亡くなられたんじゃないか。
坂道を元気に駆け登って来たからな。
…苦しそうに胸を押さえてらっしゃった。結核だろうな。
そうやって死因を言い当てたそうだ。
腹をおさえてると胃癌とか?
病気はいいとして、事故で亡くなった人とか自殺者の場合
どう見えてたんでしょう?
>>292はでかくて足が多いゴキブリみたいなものを想像すればいいのかな。
>>299 「元気に駆け登って来た」って人、
「おう、俺は明日運ばれてくるモンだ、よろしくな」とか言いそうw
>>292 ((((;゚Д゚)))ガクガクガクブルブルブル
怖すぎ。
>>294 この女性って、顔は普通人のままで胴体がえらく長かったということかな?
人間版ダックスフントという感じなのかしらどうかしら。
しっかし、そんなモンに頭上から見下ろされたら・・・((((;゚Д゚)))ガクガクブルブル
失神できなかったら一体どーなってたんだろう。
>294
ろくろっ首じゃないの?
>>291 現在、HPをノンビリ作っております。
横レスですが…、わくわくしますねぇ、楽しみに待たせていただきます。
>> 294
なんか無茶苦茶怖いんですが…
前の方がかかれているように、ろくろ首なんでしょうか?
>>295 >>海外の山話も少しずつまとめていますんで、そろそろ書こうかと思っとります。
いいですね、舶来ものの話、ひょっとしたらまた「悪魔なんかこわくない」の元ネタが
読めるんじゃないかと今から期待しています。
>>ぽたみがん
グッジョブ。
見たやつもあったけど、見てないのもあったのでサンクス。
非常識な夜中の拝観者を親切に案内しようとしたら、幽霊扱いされて逃げられた尼さん・・・('A`)
しっぽ、怖えぇぇ
内蔵だけ喰われてるってのはよく聞く状況だね。
「ヨウコウ」、「しっぽ」・・・
真面目に怖い・・・
((((( ;゜Д゜)))))))))ガクガクブルブル
こういうモノには何故鉄砲の弾は効かないのかな?
威嚇程度にはなってるみたいだけど。
山刀の類だと効き目があるのが不思議。
飛び道具は駄目なのかな。弓矢だとどうなのかな。
弓の弦音を魔物は嫌うとか聞くから、比較の対象にはならないのかな。
文明の利器なのが駄目なのかな。
レーザーとかで撃ったらどうなるんだろう(笑
現実的に考えると、散弾銃の弾では貫けないほど皮膚が固く厚いのかね。
それじゃ切れない罠
>>298 火車っていう妖怪がいますね。大きな猫の姿で、死人の魂を盗んでいくのだとか。
個人的には猫も犬も好きなんで、複雑なところです。
>>299 面白い話ですねぇ。まんが日本昔ばなしで似たようなお話がありました。
その話では、村人全員の魂が通るという凄いことになっていましたが(w。
>>301 イメージとしてはそんな感じなのですかね。木につく何かだったのでしょうか。
祟るものじゃなくて良かったと思いたいです。
>>306-307 ろくろ首とは、ちょっと違う感じなのだそうです。
彼曰く、ナイトメア・ビフォー・クリスマスって人形アニメの映画があるのですが、
それに出てくるひょろ長いキャラを更に引き伸ばしたような雰囲気だと言っていました。
我が友人ながら、まったくマニアックな表現をしてくれます。
すぐ分かる私もまた同類かもしれませんが、あえて触れません。
>>308 その節はどーもありがとうございました。その本を購入しましたよ。
なかなか面白かったです。
しかし、ガーディネルほどズバリなネタはもうないですねぃ。
下の方の星っていうのが、似たような話がありましたけど。
うう、必死こいてまとめなくちゃ・・・。
先輩の話。
彼のお父さんの実家は山奥の小村で、すでに廃村となっている。
そこの村人の多くは、狩猟で生計を立てていたそうだ。
狩人たちは獲物を正式な名前で呼ばず、村独自の呼び名を付けていた。
鹿や兎などはヨツ、猿はフタツ。猪だけは別格でクジラと呼ばれていたらしい。
鳥には特別な呼び名はなかったそうだ。
ある早朝、お父さんの家に村中の狩人が集まったのだという。
何やら深刻そうな顔で打ち合わせをし、皆で山に入っていった。
お父さんはまだ幼かったが、唯一つ憶えていることがあるそうだ。
「ミツが出た」この台詞がくり返し述べられていた。
夕方、山に入った狩人が帰ってきた。
猟は成功したらしいが、なぜか獲物を誰も下げていなかった。
皆返ってくるなり、塩をまいてお清めをした。
それから間もなく、村人は村を離れ始めたという。
村が廃れるまで長い時間はかからなかった。
あの日、狩人たちが何を狩ったのか、お父さんはずっと気になっているのだそうだ。
友人の話。
地元で登山大会がおこなわれることになり、彼も山道の整備を手伝っていた。
道を塞いでいる倒木を片しているうちに、彼は誰かに背中を叩かれた。
次の瞬間、ひどく突き飛ばされて前のめりに倒れてしまう。
誰だ!と起き上がると、黒く大きな手が握りこぶしを作っているのが見えた。
手は背後の木の幹から生えていた。
慌てて逃げ出したが、他のメンバーにはそのことを話せなかったという。
大会直前、ルートが急に変更され、その木のあった道は使われないことが決まった。
「やっぱり何かあったんだ」そう思ったが、何があったのかは聞けなかったそうだ。
知り合いの話。
会社の慰安旅行で、山中の温泉街に出かけた時のこと。
思っていたより大きな町で、小さいながら風俗店もあったのだそうだ。
宴会が終わると、同僚たちと早速出撃したという。
期待していなかったのだが、思いがけず若い姫がついてくれて喜んだ。
いざ入浴する段になって、彼は急に尿意を覚えたらしい。
ビールを飲みすぎたなと思い、姫に断ってトイレに向かう。
トイレに入った彼は、その場で硬直してしまった。
ついさっきまで自分と談笑していた姫が、目の前の便座に座っている。
彼女は泣きながら手首を切っていた。
鮮やかな赤色が、彼女の半身を染めていた。
慌ててドアを閉めると「どうしました?」と声がかけられた。
件の姫が温タオルを持って、不思議そうな顔で彼を見ている。
見てはいけないものを見たような気がして、彼は何も言えなかったという。
それでも彼は、することはしっかりとしてきたのだそうだ。
え〜、
>>323の話について一言。
この話をすると必ず言われることがありますので、予め断っておきますです。
“友人に聞かされた話です。決して私の体験談じゃありまへん。”
いや、まあ、確かに嫌いではありまへんが。ゲフンゲフン
325 :
あなたのうしろに名無しさんが・・・:04/02/01 21:55
>324
Warota
>>324 青間ビデオの人と同じ人って落ちですね。
高野山高校出身者(女)から言わせて貰えば、
尼僧学院もあるくらいだから、女人禁制なんてありえない。
ついでに金剛峰寺じゃなくて金剛峯寺。
明智の墓は奥の院。
遅レスながら書かずにいられなかった…
山と言うとこれが恐い。
「山の測量」(IEならこのままコピペすれば飛べる)
kowai.sub.jp/25/639.htm
そしてこれを読むといつも、これにリンクしてることを不気味に思う。
「自己責任」
kowai.sub.jp/13/504.htm
「ヤマニシさん」
kowai.sub.jp/13/451.htm
「毟られる髪」
kowai.sub.jp/37/677.htm
他にも2、3、怖い思いをした後に「髪を坊主」「目」「二度と近づけなかった」
っていうキーワードの話があったと思うが、探しきれなかった。
しかしまぁ、丸坊主は禊のためだと思えば、
話がリンクしてると思うのはこじ付けに過ぎないのかもしれん。
>>321 名前の由来は
鹿・兎→四本足→ヨツ
猿→二本足→フタツ
猪→おかくじら→クジラ
鳥→足をつかず飛ぶ→名前なし
ですかね?
これにのっとればミツは三本足の何かなんでしょうが、一体なにやら・・・。
三本足といえば日本神話の八咫烏や中国神話の三本足の亀なんかが思い浮かびますが、ミツは何か獣系の感じがしますね。
なんかスフィンクスの謎かけみたいだな……。
昔話には三本足の鶏がいたよね。
「てえてえこぼし、おるかいの〜」って言うやつ。(うる覚え)
雷鳥さんいつも乙です!
サイト開設がんがって下さい!
(前スレ辺りから見始めたのでそれ以前の話読んでなくて…)
「悪魔なんかこわくない」は大好きな本なので、
元ネタって気になります。
>>327 (゚∀゚)ノ ナカーマ♪
漏れは大学の方だけどナー
下山してから5年、上野屋のおばちゃんは元気かなぁ・・・
そういえば、ひとつ高野山での体験談を思い出した。
漏れが高野山に住んでいた時、こんな噂話を聞いた。
曰く
「昔、坊主専用の廓が山のどこかにあった」
「その廓は終戦後取り潰されて廃墟になったが、今でも形を保っている」
「そこはとんでもなくヤバイところで、何が出るかは知らないが、行ったら正気では帰って来れない」
と、ものすごく好奇心をそそる内容。
当時寮生だった漏れは、ある夏の休日に寮の後輩を無理矢理引き連れて、噂の廃墟へと向かったのさ。
と言っても廃墟の場所は正確にわからないから、ちょっとしたピクニック気分で山の中に入っていったんだ。
それが甘かった。
高野山の山の中って、同じような木が同じように生えているばかりで、一度迷ったらなかなか現在位置がわからなくなるんだよね。
面白がって細い獣道ばかり選んでた俺らは、それこそ一瞬にして迷った。
帰り道どころか、今どの山を歩いているのかもわからない。
歩けば歩くほど、より奥に迷い込んでいく感じだった。
続く
続き
いよいよ日も翳りはじめてきた頃、誰かが「迷ったら尾根に出ろ」と言い出した。
多分どこかでの聞きかじりだったのだろうけど、一面槇の木に囲まれているよりは、回りが見渡せる方がましだ。
とにかく上に向かって上り始めた漏れたち。
どのくらい上ったのか、尾根らしきところに出ると、やっと回りを見渡す事が出来た。
遠くに大きな町と、反対側の近くに小さな町。
あれは奈良で、反対側は九度山か?と推理しても、現在地は不明。
その時はもう、みんなつかれきった上空腹で、喉も渇いている。
とにかく尾根沿いに歩くしかないと、遠くに見える町のほうに歩き出した時、後輩の一人が
「水!水がありますよ○○さん!」
と叫んだ。
立ち止まり耳を澄ますと、確かに水の流れる音がする。
水のにおいも漂っている、近くに沢があるのか。
とにかく乾いていた漏れたちは、水の音に向かってダッシュした。
続く
長い話は一旦メモ帳か何かに書いてから一気にうpしましょう
途中レス入って話が訳わかんなくなったりするよ
続き
5分ほど薮を踏み越えていくと、いきなり周囲の景色が開けて、驚くくらい大きな川が流れていた。
大きな川と言っても、幅は5〜6mくらいだったのだけれども。
とにかく水があったことで、みんな激しく喜んだ。
まず靴を脱いで足を浸すもの、コンビニのビニールに水を汲もうとするものなどいたけれど、漏れはまず水が飲みたかったから、水を両手ですくって、そこで固まった。
「おい待ておまいら!この水飲むな!」
不信そうな後輩たちの視線をあびながら、漏れは川底を指差した。
その川は、岩盤の上をずっと水が流れていたのだけれども、水底の岩の色が普通じゃなかった。
真っ赤。
これ以上ないくらい赤。
上流まで、ずっと鮮やかな赤。
続く
>>336ゴメン
続き
あまりに鮮やかな赤い川を見ながら、みんなが同時にある事を思い出していた。
昔々、丹紗とか丹とか呼ばれて、万能薬とされてた鉱物があったと授業で聴いた。
お大師さんも、高野山から京都にその薬を持ち込んでいたらしい。
でも、実際は人体にとって、毒物でしかなかったと言う。
で、恐らく、水に混じって流れてたのは、岩盤を赤く染めていたのは、その、丹紗、万能薬、要するに、硫化水銀。
硫化水銀の赤色。
毒も気持ち悪いけど、それ以上に、なにか触れてはいけないものに触れたようで、全員がそこで固まってしまった。
川底の岩盤は、上流に向かって、より赤みを増しているようだった。
面白い論文が書ける、という誘惑は確かにあった。
でも、誰も川をさかのぼろうとは言わなかった。
登山の常識としては最悪だと聞いたけど、俺たちはそのまま沢を下る事に決めた。
二時間ほど歩いて、偶然にも小さな集落に出て、俺たちは親切な農家のおじさんの軽トラで、最寄り駅まで送ってもらう事が出来た。
で、その後高野山に帰った漏れたちは、また普段通りの日常に戻ったわけだ。
しばらくしてから農家のおじさんにお礼に行ったら、既にそこは廃村になっていたり、また赤い川はもう見つからなかったりとかしたけど、それはそれでいい体験だったと思う。
おぉ、なんか興味深い話だ。 書いた人グッジョブ
弘法大師・空海と水銀についてちょっとググってみたけど・・・
空海って、きっと死後は地獄に落ちたのでしょうなあ・・・
まだ生きてたりしてね。
>>320 え”、あの話ですか?
見れるんだったら「グレートスモーキー山脈びっくり動物大集合!」な話の
「ヤンドロー山の頂の小屋」あたりのネタかなぁなんて思っていたんですが…
ネイティブ・アメリカンの神話の「世界の上には世界が重なって存在している」
世界観もあながち無根拠なものではなかったんかいな…
>>金剛峯寺(誤:金剛峰寺)
すんません、今後、話のリンクを貼る時は、出来るだけ確認してから貼るようにします。
金剛峯寺のWebサイトを見に行ったら、トップページから
「平成16年度高野山真言宗尼僧学院募集要項」なんてのがリンクされてました…
せっかくだからもう一つリンク、以前「百物語」とかいう、おそらく江戸時代と思われる
ころのエピソードを集めた漫画で読んだことがあった話
googleでの確認はとれませんでしたが…
無間地獄
ttp://kowai.sub.jp/8/066.htm
>>328 リングが原典か? リングの原典か?
そんな気がしますね。
>>323 オチがよくわからないんですが。
幻覚を見たってことですか?それとも予知夢?
>>345 幻覚か、予知夢か、それとも過去に起こったことなのか。
本当のところは本人に聞いてみなきゃわからんでしょうな。
でも普通聞けないよ〜、そんなコト。
しかし、状況と言い舞台と言い、いかにもそういうことが
起こりそうでちょっとイヤン。
仕事に関わらず、いい娘さんには幸せになってほすい。
>>316 遅レスだが南無阿弥陀仏と書いた鉛球は効果があったとか
348 :
あなたのうしろに名無しさんが・・・:04/02/02 13:51
上の方にあったけど、山上ヶ岳なんかは現在も女人禁制ですね。
神道か真言密教かなんか全然しらんけど、あのあたりの山系は
非常に妖しいというか、ギリシャのアトス山にも通じる
立ち入り禁止の神秘みたいなものを感じます。
349 :
あなたのうしろに名無しさんが・・・:04/02/02 14:56
女ってのはやっぱり穢れた存在だからね。
神聖な山々に入れないのは当然だろう。
> 女ってのはやっぱり穢れた存在だからね。
・・・漏まいはタイムスリッパ−でつか?w
351 :
あなたのうしろに名無しさんが・・・:04/02/02 18:11
水銀が硫化水銀になると安定して無害になると聞いた事がありますが、
それでもそこにある水でも飲むと害になるんですかね?
横綱審議委員会の中の人じゃないか?
山には修行修行で色に飢えた僧も一杯いるので
女人を見かけると、つい耐えかねて悪いことをしちゃう事が結構あったから。
354 :
あなたのうしろに名無しさんが・・・:04/02/02 19:01
聞いたこと有るけど修行僧にとってイチバン恐ろしい事は山中で
俗世間の人間と出会うことだとか・・・。
樹海に謎の道場と修行僧のうわさ。
どうやって生きてるのか、サパーリ分からず。
たまーに下界へ買い物に出るとか。
(完全自殺マニュアルより)
>>347 猟師は一生に一度しか使えないが魔性のものにも効く命玉(弾かな?)という
のを常に身につけているという話を民話で読んだことある。
あるいはパタリロが悪魔と戦うのにキリストが磔にされた時に使われた
釘を溶かして混ぜ込んだ弾丸を造るっていうのもあったけど
銀以外でもそういうのあるのかな。
>>355 京極にそんな話ありましたね。
>>356 俺もそれ思い出した。そういえば山の話だよな
>321 そうでだったんだ。遠野物語にでてくるサルの経立の意味が
わかりました。
>>355 樹海と言えば、厨房の時に同級生からこんな話聞いた。
地元に某宗教団体があって、同級生の親がその宗教に入ってて
その同級生は親に連れられて、富士の樹海を歩くっていう修行してたんよ。
そいつから聞いた話じゃ、その修行に使うコースってのは
普通の観光コースじゃなくて、獣道みたいな道を10人単位で歩くらしい。
その獣道の途中で、頭襟被ったボロ服のおっさんが岩の上に座ってお経唱えてたんだって。
まあ、それだけの話。
ちなみに某宗教団体は今もあるけど、そんな怪しい集団じゃなかったな。
第二日曜日に白い服着て町内のゴミ拾いしてたくらいか。
遅レスだけど、自分も「ヨウコウ」と同じような体験をした事がある。
その時は、じいさまの子供への戒めだと思っていたけれど、
「ヨウコウ」を読んで、もしかしたら自分もそうだったのかと思うと、(((((((;゚Д゚))))))
詳細キボンヌ
363 :
あなたのうしろに名無しさんが・・・:04/02/03 01:28
>>128 TVでやってたな。
「生きてこそ」
ビデオ借りてみようと思ってメモ紙にタイトル書いて置いといたら、
遊びに来たツレがそれを見て絶句してた。。
俺は言い訳はしなかった。
364 :
あなたのうしろに名無しさんが・・・:04/02/03 01:45
比叡山で千日行ってあるでしょ?
7年間だか10年間だか、山の中を走り回る行。
山の中で、妖怪に出会うこととかないのかな?
>>364 な、なんだそりゃ。すごい修行だな・・・。
366 :
あなたのうしろに名無しさんが・・・:04/02/03 05:34
>>309 ヨウコウ・・・
具志堅用高・・・
「ちょっちゅねー」
((((( ;゜Д゜)))))))))ガクガクブルブル
おーい、かぁたーん、>366のシリコダマ全部持ってってー
>>368 今まで何人も死んでる(自殺)してるけど、
これに関しては地元警察もノータッチだとか。
昔NHKでも特集されとった。
>>369 つい最近、NHKアーカイヴスで再放送していた。
事業に失敗したおっちゃんだったナ。
話し方等は普通だった。
山の中、最初は怖い けど、その怖いのも含めて慣れてくる と言っていた。
>これに関しては地元警察もノータッチだとか。
こりゃ精神やっちゃう人居るのでは?と思ったけど…
371 :
あなたのうしろに名無しさんが・・・:04/02/03 11:12
>>336 途中レス入って話が訳わかんなくなったりするよ
お前が
372 :
あなたのうしろに名無しさんが・・・:04/02/03 12:11
以前、比叡山のお坊さんがTVに出て話してましたが、小僧さんの頃
沢山ある寺院から寺院へのお使いに出されて、なんかついてきたなと思ってたら、
やっぱり着いた寺院で二人分のお茶がでてきたりした、て事でした。
便所の鏡に知らない人が映っていて、振り向くと誰も居ないこともあったそうです。
怖かった、て言われてました。
高野山も比叡山もやっぱり独特の雰囲気ってあるね。
>>368 そら仏も見えるわな。脳内麻薬で・・・。
>363
あんた漢だな。
>>343 の無間地獄の話は、川原泉のエッセーだから柱だかに似たような
話があってこちらはほのぼのとしてます。
>>361 私が小さい頃の話です。
ある晴れた日。
じいさまは私を連れて、裏山へ山菜取りに行きました。
鋪装された道が終わり、もう少し奥へ入ったところに、ひょろっとした杉の木が道の脇に生えています。
じいさまは、その杉の木の根元に、コップに入った酒を置きました。
その杉の木も、ちょうどいい具合に根元がコップが置けるよう窪んでいました。
そして、酒を置いて、じいさまは私にこう言いました。
「山では喋ってはいけない。喋るとバケモノがきて、お前を喰ってしまうぞ」
じいさまが恐い顔で言うので、私は言う事を聞いて、黙々と山菜取りをしていました。
しかし子供のこと、時間が経つにつれ、山菜とりに飽きてきた私は、小川のようなところでイモリを見つけました。
そして、すっかり戒めのことを忘れていたのです。
「じいちゃん。こんなところにイモリがいる」
私がそう言った瞬間、
まるで、時間が止まったかのようでした。
辺に音が全く無くなってしまったのです。
風の音、鳥の声、何も聞こえません。
私は訳も分からず、立ちつくしていました。
一拍おいて、何が起こったのか察したじいさまは、物凄い勢いで私を小脇に抱えると、ふもとを目指して走り出しました。
走り出して間もなく音が戻ってきました。
戻ってきたと言うよりも、追ってきた、と言ったほうが正しいかも知れません。
ザワザワザワザワザワザワ。
ざわ・・・
・・・ざわ
・・・ざわ
ざわ・・・
薮を渡る風の音を何十倍にも大きくしたような音でした。
それが、どんどん近付いてくるのです。
音の正体が知りたかった私は、じいさまの腕にしがみつき、無理矢理首をねじって後ろを振り返りました。
最初、道が消えているように見えました。
薮が押し寄せてきている?
違うのです。
薮のように見える、「なにか大きなけむくじゃらのもの」が、押し寄せているのです。
私は無闇に恐くなり泣き出してしまいました。
じいさまは何も言わず走り続けます。
ザワザワザワザワザワザワ。
私達が、その何ものかに追い付かれようという時、
急に視界が開け、青空が見えました。
私の記憶は、そこで終わっています。
気がつくと私は家にいました。
じいさまもいましたが、私はなんとなくその事を口にしてはいけないような気がして、二十数年経ってしまいました。
しかし、「ヨウコウ」と違い、うちのじいさまは、それから間もなく死ぬなどということもなく、そんな事があったにも拘らず、また、山へ入り山菜取りをしていました(勿論、コップ酒を持って)。
この日を境に、何故か私は「毛虫」が異常に嫌いになり、山へ入る事をしなくなりました。
長文、乱文すいません。
ぐっぢょぶ!!
じいさまがまだご健在なら話を聞いてみてほしいなあ
じ い さ ま グ ッ ジ ョ ブ !! w
鉄砲で追い払おうとしたのとただ走り去ったのとの違いかな?
怖かった!そして悲しい結末じゃないのもイイね!
>>376-378 n n
(ヨ ) ( E)
/ | _、_ _、_ | ヽ
\ \/( ,_ノ` )/( <_,` )ヽ/ / good job!!
\(uu / uu)/
| ∧ /
化け物の類に武器が効かないのは
化け物の魔性の成せる業なのか
それともその武器自体がしょぼいだけなのか。
劣化ウラン弾や対戦車ライフルの直撃に耐えるような化け物なら
もう文句の言いようがないですがね(´Д`)y-~フゥー
しっぽの話って、アメリカの昔話にもあったね。
「しっぽーの話」って。
怖かったのは、だんだん迫ってくるところ。
しかし何より怖かったのは、その得体の知れない生き物の
しっぽをちょん切って、しかも喰ってしまった男。
しっぽを取り返すために男をビリビリに引き裂いてしまう
謎の生き物も気になるがw
>>384 漏れもそれ考えてた。米軍vs妖怪は?
核で山ごとふっとばしたらどうなるんだろ。
実体がある獣系のものなら効果はあると思うが、使った奴等が揃って呪い殺されそうだな。
流石に山ごと吹き飛ばされたらそこに存在はできなくなりそうだが、かえって自由になって街まで下りてくるかもしれん。
核で山ぶっとばす方こそ恐い話ですよ…。
ブッシュが大陸間弾道ミサイルで山を破壊したら、
呪いは地球を半周してホワイトハウスまで届くのかなー・・・
とか考える漏れは科学の奴隷ですねすみません(´Д`;)
呪いはそれを信じる人にしか通用しない罠。
>>329 な、なるほど。足の本数でしたか・・・。
書いといて何ですが、ぜんぜん分からなかったい!
どこかの地方で屠殺業者のことをヨツと呼んでいたとか
聞いたことがあったのですが。蔑称らしいけど。
あ、牛も豚も四本足か。なるほど。
しかし、三本足の動物ですかぁ。
私はてっきり、何か殺しちゃいけないものを殺すための
忌み名かと思っておりました。
例えば村八分にあった人間とかね・・・。
>>332 ありがとうございますです。
いや、元ネタと言いますか何と言うか。
ただ単に同じネタと言った方がいいかも。
ちなみにガーディネルの話でありやす。
>>343 びっくり動物っていうか、UMAネタも割とありです。
人間が落ち込むようなでっかい蟻地獄とかw。
のんびり待っちゃってください。
>>376-378 凄!こんな目に会うとトラウマになりそうですね・・・。
何もなくてよかったよかった。
知り合いの話。
配達業をしていた彼が、よく通っていた山道があった。
その山道は途中で川と面しており、葦の生い茂った砂洲が見える。
いつの頃からか、その葦の繁みの中に女性が立つようになったのだという。
彼が言うには、腰までの黒い髪に白いワンピース姿で、かなりの美人だったそうだ。
最初は怪訝に思っていた彼は、そのうち彼女を眺めるのが楽しみになった。
なぜか夕刻にしか現れないのが気にはなったが。
一月ほど経つと、彼女の方も彼を意識したらしい。
彼が通ると微笑みかけるようになったのだ。
彼は手を上げて挨拶を返し、すっかり有頂天になっていた。
「次は車を止めて、直接話しかけようと思うんだ」
ドライバー仲間うちで飲んだ時に、彼はこう打ち明けた。
しかし仲間たちは皆、困ったような何ともいえない顔をした。
「車から降りるのは止めた方がいいよ、絶対に」
「どうしてさ?」
仲間たちが渋々といった感じで順番に口を開く。
「その彼女が立っているあたりな、3年前まで小さな火葬場があったんだ」
「一番近い民家でも山一つ向こうなのに、彼女はどこから来てるんだ?」
「砂洲へ渡る橋も、今は落ちてなくなっているはずだよ」
皆の酒を飲む手が止まっていたという。
(続き)
それ以来、彼は夕方にその山道を通るのを避けていた。
しかしある夜、急な配送が入って、仕方なく彼はこの道を通ることにした。
もう何も出ないだろうと、高をくくっていたせいもある。
砂洲のあたりまで差しかかり、彼は悲鳴を上げそうになった。
暗黒の中に、白い立ち姿がぽつんと浮かび上がっていたのだ。
ライトも届いていないのに、なぜかくっきりと見えたのだという。
急いで通り過ぎようとする彼に向かい、女は顔を上げた。
目元は見えなかったが、口元は怒りに歪んでいるのが分かった。
人間のものとは思えない鋭い尖った犬歯が覗いていた。
いきなり彼女は走り出し、葦の中を車に並んでついてくる。
アクセルをベタ踏みすると、その姿はあっという間に小さくなって背後の闇に消えた。
幸い、彼女はどうやら川を渡れない存在らしかった。
彼は金輪際、その山道には近寄らないことにしたそうだ。
次に逢ってしまうと、何かもうひどいことになりそうな気がするのだという。
(((( ;゚Д゚)))ガクガクブルブル
え〜、長文にて今夜は一話だけでありやんす。
こうして文に起こして見ると、どことなく牡丹灯篭みたいな気もします。
ということは、捕まったら一緒に連れて行かれる・・・?イヤア!!
でも彼以外には見えていなかったようなんですコレが。
波長ってのはこういう類のにもあるのですかね。
ちなみにこれもうちの地元だったりします。イヤア!!
俺なら危険を承知でその女と話したいと思う
本気で人を好きになるってのはそういう事じゃないのか!!1
その彼、一度昼間にあやまりにいけよ・・・
いままで会いにきていた人が急に来なくなって、
彼女は見捨てられたと思ったんじゃないのかな?
かかわってしまった以上、最後のツメはやっといた方がいいぞ。
って俺は絶対一人ではいかないけどな。
398 :
あなたのうしろに名無しさんが・・・:04/02/04 03:39
山人とかだったり?>その女。
柳田とか折口チック・・ロマンを感じますね。
>>391 分からずに書いてたのかよ。すげー勘の悪さだな。
足の数だから「ミツが出た」で気味悪くなると思うんだが…
それであの文章になるのはある意味すごい、かも。
400 :
あなたのうしろに名無しさんが・・・:04/02/04 04:29
文章を多少手直ししてコピペしてるだけですから(苦笑)
雷鳥タンのサイト開設まだ?
>>397 >その彼、一度昼間にあやまりにいけよ・・・
止めておいたほうがいいのでは
中国の奇書の聊斎志異(だった気がするが…)の話で、山の主みたいな
大蛇を射殺した男が何年か後、同じところを通りかかった際、「そういえば
昔ここで大蛇を…」なんてつぶやいたら、その夜、夢に「俺を殺したのは、
お前だったのか!」と大蛇がでてきて、その後、呪い殺されてしまった、
なんて話があるし
それなりの覚悟がなければ、「怪異」との縁を深めたり、心を残したりは
しないほうがいいと思う
403 :
あなたのうしろに名無しさんが・・・:04/02/04 06:24
大学の先生が学生の頃、山登りに行ってる間にアパートが全焼して
知らずに帰ってきたら空き地だったそうです。
あ、全然恐い話じゃないですか?
そうですか。
では。
>>391 人間、、、二つ
獣、、、四つ
人間でなくなったが、動物でもない、、、みつ
村八分にされた人間ってのもあながち間違いじゃないかもなぁ。
405 :
あなたのうしろに名無しさんが・・・:04/02/04 09:28
>>403 (((( ;゚Д゚)))ガクガクブルブル
アホ−ガンはミツに入るのかな。
>>391 杖をついている老人とか、片足になって松葉杖を使ってる障害者のことだったりして。
理由が口減らしだとか考えるとリアルに怖くて嫌な話だなや。
ミツって老人だったりして、朝は4本足、昼は2本足、夜は3本足〜ってやつ
姥捨て
409 :
あなたのうしろに名無しさんが・・・:04/02/04 10:33
ノ ‐─┬ /
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| __| ―ナ′
/ ‐' ̄
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ナ' ̄ / 、___
/ ノ`‐、_
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/ ‐' ̄ / V /
/ \ l レ ' `‐ ノ
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| _/  ̄ ̄〉 / ,
X / ̄\ ノ / _|
/ V / / く_/`ヽ
レ ' `‐ ノ ―――'フ
/ ̄ ┼┐┬┐
| 〈 / V
み `− 乂 人
つ
┼‐ | ―┼‐
┼‐ | |
{__) | _|
| く_/`ヽ
>>404 え〜と・・・
俺の生まれた地方の隠語というか・・
みっつ=かた○、とか、ら○病患者を隔離した山中の部落の人間をさす言葉だったらしい。
411 :
あなたのうしろに名無しさんが・・・:04/02/04 10:44
>>411 よつ葉のクローバーも差別用語
「○○によって来た」なんて口にすると差別論者扱い…。
彼ら本当に言葉狩りが好きなんだな
熊狩りの話で「三つ熊」という言い方があった。
2頭子供を連れている母親熊だって。
ミツは三本脚の鳥だと思ってた。
これって縁起いいんだっけわるいんだっけ。
神武天皇を案内した八咫烏や、将門調伏の修法時に僧の夢に現れた三本足の鶏など、体制側にとってみれば縁起がいものといえるかもしれませんね。
西竹林の鶏三足みたいに、化け物の一種として現れることもあるので被支配側に現れることもあるみたいですが。
どちらにせよ、足を一つ増やすことで常でない力を持っていることを表しているんでしょうね。
>>416 わっ、さっそく詳しい人が!ありがとうございます。
ほんとこのスレ面白い!
>>393 吸血鬼なんかも川を渡れないっていうし
妖怪とか物の怪のたぐいの方々にとって川は
結界みたいなものなんだろうか?
ナズグルも川を嫌ってたなw
あれも民間伝承からの引用なんだろうけど。
モノノケが川を渡れないってのは世界共通なんだな。
江戸っ子は川を渡るごとに元気がなくなる。
月島のあんちゃんが、そう言ってました。
>>420 なんで?
ホームタウンがだんだん遠ざかっていくから?
馬鹿だから
地域内での内弁慶だからだろ
424 :
あなたのうしろに名無しさんが・・・:04/02/04 20:18
山といっても、住宅地の中にポツンとあるような、
小さな山でのことです。
そんな山も、とうとう宅地造成されてしまうことになりました。
工事用道路ができ、木々が伐採され、その山の神様を祀った
小さな祠を動かした途端、
地滑りが起きたそうです。
お山の規模にしては、大きな地滑りでした。
ふもとの民家のギリギリ手前で土砂が止まっていたのには、
妙に感心したものです。(その代わり、庭に池ができていた。
危うく褒めるところだった。)
結局、斜面には対策工事が施され、山は切ったり盛ったりされて
住宅地にされてしまったのですが、かろうじて残った自然斜面には、
おやまァ、と思うくらい立派な祠に移られた山神様が、
今も鎮座されています。
>>424 山神「今日はこれくらいで勘弁したるわ〜!」って感じなんかなw
「三つ」ってのはオスの猿または男の人
僕が大学生だった頃、バイト先だったバーのお客さんの話です。
Kさんはその店にわりとよく来るお客さんで、当時20代後半の会社員。
僕と同じ茨城出身の人でした。ちょうど今頃の季節で“蛍”が話題にのぼり、
「僕の地元は2、3年前までいっぱいいましたよ」
「俺の実家の近くじゃ、全然見れないんだよな。いいなぁ、蛍。見てえなぁ」
と話をしたのです。
一月ほど後。
久しぶりに店に顔を出したKさんが、他のお客さんがひけた頃合いをみて、
「笑ってくれてもいいんだけど・・・」
といってポツポツと、淡々と、マスターと僕に語りはじめました。
僕と話をして間もなく、夏期休暇のKさんは実家に帰省したそうです。
ある夜、やはり蛍が見たくなったKさんは、一人でクルマで出かけました。
同じ茨城といっても、Kさんの実家と僕の地元とはかなり離れていたため、
Kさんは知り合いに訊いて、蛍が見られそうな場所を教えてもらったのです。
クルマで3、40分ほどの距離にあるそこは、山のふもとの農村地帯でした。
民家もひとかたまりずつ、まばらに点在するばかり。
ぼんやりと月が出ていなかったら、きっと真っ暗。
そのかわり蛍はホントに、けっこうな数がフワリフワリと飛んでいました。
Kさんはできるだけ民家から離れた、山沿いの野道にクルマを入れて停め、
家から持ってきたビールを飲みながら蛍を眺めていたそうです。
“風流だなあ”とか悦に入って。
そのまま、いい感じに酔ったKさんは、ちょっと酔いを醒ましてから
帰ろうとしているうちにクルマの中でうたた寝をしたらしい。
尿意を催して目が覚めたときは、0時をまわっていたそうです。
「クルマの外に出て立ちションした後、
せっかくだから蛍を捕まえて帰りたいと思ってさ。
その野道をちょい進んだとこに蛍がいたから、
そーっと近くまでいって・・・。そのとき、見えたんだよ」
その野道の左側は田んぼ、右側はそのまま山につながっている
雑木林。Kさんがクルマを離れて歩いていったちょうど横に、
山に入る細い道があった。
雑木林の中を、まるでトンネルのように山に向かっている
小道・・・。
その道の奥の方で、何かがふらりと動いた気がした。
「?」
月明かりがまばらに落ちているとはいえ、林の奥はなお暗い。
暗さに慣れた目で確かめようとしながら、
自分の『夜中に、こんな場所に一人きり』という状況に
突然、猛烈に怖さがわき上がってきた。
・・・ふらり。
間違いなく、見えた。林の奥で動く、人影のようなものが。
寒気が走って全身にゾワッと鳥肌が立った。
「ヤバイ、なんか分かんねえけどこれはヤバイ!
って思ったんだ。なのに、体がすぐには動かないのよ。
で、だんだんよく見えてきたんだ、それが」
ぼろきれのような布を身にまとった、“人”のようなもの。
それが、ふらり、ふらり、と揺れながら、
ゆっくりとこっちに近づいてくる。
Kさんはやっと動き出した。
だけど、走って逃げ出したいのに体がいうことをきかない。
水の中にいるように足が重くて、渾身の力を振り絞っているのに
ぎくしゃくと歩くようにしか動けない。クルマに向かって、
全力で・・・、歩く。
“いやだ、いやだ、いやだ、いやだ・・・”
パニックになったKさんは、心の中で叫びながら、
後ろを振り返ったまま懸命に野道を戻ろうとする。
雑木林の細道から、
それが月明かりの中に現れないよう必死に祈りつつ。
でも、それはやはりゆっくりと、林から出てきた。
それとの距離は、明らかに縮まっていた。
ハッキリと、見えた。
ぼろきれのようになった、昔の狩衣のようなものを身にまとい。
顔には、面。
だけど、木の面には何も彫られていず。
目の部分にも穴すらあいていない。
面は、縄のようなものでぐるぐる巻きに縛りつけられている。
人間なら、前なんか見えっこない。
なのにそれはすーっと体をまわし、悪夢のように正確にKさんの方に歩みだした。
ほとり、ほとり、左足と右足をゆっくりと交互に踏み出して、
そのたびに体を不規則に揺らしながら。
“いやだいやだいやだいやだいやだアァァ!”
Kさんがやっとクルマに潜り込んだときには、
“それ”がもし走ったなら、一瞬で追いつかれてしまうほどの
近さだったそうです。
ずっとエンジンかけっぱなしだったクルマをすぐにバックさせて、
(このときも林に突っ込みそうになったり、大変だったらしい)
事故るんじゃないかってスピードで逃げ帰ったそうです。
いやだいやだいやだ・・・と、心の中でさけびつつ。
マスターも僕もさすがに笑いとばしたりはしなかったし、
(そりゃ幽霊じゃなくて“おばけ”ですね、や、妖怪だ、
のっぺらぼうだ、クスクス、ぐらいは言いましたが)
逆にKさんも、未だに怯えてたってわけでもありません。
ただし、それ以来、Kさんは東京でも残業で遅くなった会社など、
ちょっとした暗がりや人気のないところでもビクッとするようになったらしい。
「アパートの部屋も、出かけるときに電気をつけていくんだよ。
じゃないと、帰ってドアを開けたときに、そこにいそうでさ」
その後、少なくとも僕が知る限りでは、
Kさんは再びそれを見ることはありませんでした。
----------------------------------------------
改行規制でナンバーがずれました
スマソ
いやぁぁぁぁ!
怖いよぉぉぉ(涙)
もし自分だったら、気絶してそのまま…
俺なら
「吸いかけのタバコを捨てゆっくり足でもみ消し、
鞘から剣を抜き払った。
相手はなおも不可思議な動きで間合いを詰めてくる。
どう対応しようかとぼんやり考えながら八双に構えた、
相手はこちらをなめてるのか一気に間合いに入ってきた。
俺は据え物を切るがごとく一閃
木の面ごと真っ二つになった物の怪は溶けるように
消えていった。
数分して剣を鞘に納め、車に乗りこんだ
今日で物の怪を葬るのは何回目だろう
運転しながらそんなどうでも良いことを考えていた。」
終
明日より、現代に巣くう悪霊共と毎夜戦う「退魔師433」が連載開始!!
お楽しみに!!
>>433 夜中に剣を持って、物の怪に出会うなら良いが
職務質問に合うと辛いな。
「ちみちみ、何もっとんの?」
433なら
「吸いかけのタバコを捨てゆっくり足でもみ消し、
鞘から剣を抜き払った。
相手はなおも事務的な動きで間合いを詰めてくる。
どう対応しようかとぼんやり考えながら八双に構えた、
相手はこちらをなめてるのか一気に間合いに入ってきた。
俺は据え物を切るがごとく一閃
制帽ごと真っ二つになった警官は地面に転がった。
数分して剣を鞘に納め、車に乗りこんだ
今日で警官を葬るのは何回目だろう
運転しながらそんなどうでも良いことを考えていた。」
終
妖怪ハンター433のスレはここでつか?
433は金八をスマートにしたような外見にケテーイ。
じゃあだ名は「金スマ」な
443 :
あなたのうしろに名無しさんが・・・:04/02/05 09:35
>>433 秋葉原だったら「罰金2000円徴収します」だな。
俺が退魔師になるきっかけとなった体験を語ろう。
学生時代に彼女(元モデル(爆)とふたりで歩いていました。
すると前方から、なんと形容すればいいやら、
例えるなら暗黒の騎士とでも言おう存在が突進してきました。
私は無我夢中で彼女を突き飛ばし、「斬るなら俺を斬れ!!!俺の命で済むなら・・・安い物ッ!!」と
無意識の内に叫んでいたそうです(彼女・談)
すると私の身体から光のモヤみたいなものが飛び出し、
うーん、これも形容しづらいんですけど、白き翼をたたえた騎士、とでもいうような形に成りました。
白の騎士は暗黒の騎士を光りの剣のようなもので断ち切り、私に向き直り
「真の勇気、しかと見届けた」と呟き、消えさりました。
5年経った今でも、はっきりと覚えています。
あれは私の守護精霊のようなモノだったのだろうか?
>>433 今日で物の怪を葬るのは何回目だろう
運転しながらそんなどうでも良いことを考えていた。
どうでも良いことを考えながら運転した結果だろう。
数分後。俺は道端の看板に突っ込んで動かなくなった愛車の傍で
タバコをくわえ、何度操作してもいっこうに火のつかないライターに
イライラしながら、JAFのサービスカーを待っていた。
ついてないことに、到着したJAFの担当者は煙草を吸わず、
シガーライターは機材の電源供給源になっていた。
「ブレーキパッドにこんなもんが挟まってました」
サービスマンが手渡したそれは、俺のものと同じ銘柄の、
――いや、数十分前に俺が踏み消したタバコだった。
「お山に、つまらんゴミを落とすな」
去り際のサービスマンの一言が全く別人の声だったことに気づいたとき、
すでにサービスカーは走り去っていた。
そして、俺は愛車で突っ込んだ看板が、
吸殻の投げ捨てを制するものだったことを知った。
終
そろそろ、そろそろね・・・
何かよくわかりませんが、
ここに空気嫁置いときますね。
/,.ァ、\
( ノo o ) )
)ヽ ◎/(.
(/.(・)(・)\
(/| x |\)
( ヽノ
ノ >ノ ヒタヒタ
三 しU
433が秀逸過ぎたために・・
433にまつわる怖い話、になってるw
杉原の山の神:杉原の山の神の由来というのは、昔、杉原に気ちがい女がいて、
人に危害を加えるので、村人一同で女を捕らえ、みざ淵の土手に窯穴をつくり
生埋めにしました。
すると、村に凶事災厄がおこりました。
村人は女のたたりだと恐れ、女の霊を祭ったのだとか。
「山ことば辞典・岩科山岳語彙集
神と呼ばれるようになった人間・・・カコ(・∀・)イイ!!
いや、カコイイとかそういう問題じゃないけどね。
454 :
あなたのうしろに名無しさんが・・・:04/02/05 18:43
455 :
あなたのうしろに名無しさんが・・・:04/02/05 21:51
>>454 山にまつわる怖い話(最初のスレ)から読み始めてしまった。
仕事にナラソ。
あほか
先輩の話。
ボランティアで、地元のボーイスカウトキャンプの引率をした時のこと。
キャンプファイヤーの準備をしていた時、懐中電灯を取りにテントに帰った。
ファイヤー場所に戻る途中で、交換用の電池も持っていっておこうと思い直す。
テントに引き返した彼は愕然とした。
わずか二、三分の間に、テントの内側一杯に盛大な落書きがされていた。
様々な抽象記号や、見たこともない動物の姿が描かれていたそうだ。
落書きはまだ乾いておらず、かすかに青汁みたいな匂いがしたという。
帰宅後に部室で汚れを落としたのだが、なかなか落ちずに大変だったそうだ。
先輩はキャンプに参加した人には、この話をしていない。
知り合いの話。
山奥の古い廃寺でテントを張った時のこと。
その廃寺には見事な大きさの銀杏の木が二本生えていた。
夜寝ていると、テントのすぐ横で、何か重い物を引きずるような音がした。
外を照らして見たが何も動くものはおらず、彼は困惑したという。
翌朝、起きだしてテントを撤収する時、異変に気がついた。
銀杏の木が二本とも、その場所を前日とは変えていたのだ。
地面には掘り返した痕跡が見当たらなかったが、間違いなく移動していたという。
とりあえず銀杏に別れの挨拶をして、そこを立ち去ったのだそうだ。
先輩の話。
インターハイの合宿キャンプをしていた時のこと。
夕御飯の片付けをしていると、どこからともなく子供の声が聞こえてきた。
こんな山奥に子供?
皆が不思議に思っているうち、だんだんと声がはっきりしてきた。
もういいかい?
あどけない男の子の声で、何度もくり返し聞こえたのだという。
顧問が「絶対に返事をするんじゃないぞ」と各テントに注意して回っていた。
夜の間中、キャンプ地の周りで、もういいかいと尋ねる声が聞こえていたそうだ。
明け方近くにやっと、声は彼方に去っていったという。
>>321 皆さんの書き込み見てると、何かヤバ目のお話だったのかもしれないと
思うようになりました。う〜・・・。
>>459 これ、山現役の頃に聞いた怪談では一番怖かった記憶があります。
薄暗くなった夕暮れ、ヒグラシの鳴声が響き渡る森中で聞いたんだよな。
ヒグラシの声ってのがまた物悲しくて・・・。
461 :
あなたのうしろに名無しさんが・・・:04/02/05 23:33
良スレアゲ
462 :
あなたのうしろに名無しさんが・・・:04/02/05 23:34
良スレアゲ
>>329 >これにのっとればミツは三本足の何かなんでしょうが、一体なにやら・・・。
テ仏ポのでかーいヲッサン。
ミツがでた
やべーな そりゃ
>>309 おい!何気「ヨウコウ」読んでいたら福井県かよ!!
漏れ・・・生まれも育ちも現在も福井県。。。
昔は山に入っては(たまに一人で)虫とか取ってたけど・・・
もしかしてすっごく危険だったのか?
ガクガクブルブル・・・・
数年前に死んだじいちゃん享年95歳が生きていればヨウコウに
ついて聞いてみたんだがなぁ・・・
>>459 たしかにえもいわれぬ怖さがある話だ…
顧問が各テントに注意して回ってたってのがまた何ていうか妙にリアリズムを増幅させてますね。
顧問の先生がちゃんと対処の仕方を知ってたからよかったけど、万が一のことが
起こってたら…(((( ;゜Д゜)))ガクガクブルブル
港のヨウコウ
>465
とーちゃんにじいちゃんからヨウヨウの話を聞いてないか確かめるのだ!
やっとこのスレ全部読みますた。
今思い返せば、子供の頃、山の中を走り回っていろんな不思議な
ものを見た記憶があります。
山に入っていたのは小学校低学年の頃までなので、そのときは「不思議」程度にしか
思っていなかったけど、今考えるとどう考えても不自然なこともあった。
子供の間だけでの噂もありましたしね。
とある道脇にある巨大な岩は今にも落ちそうなのに絶対に落ちないのは
XXXXだからだ〜とか。
幽霊とかも怖いけど、「怪異」ってのは更に不気味でイヤですねぇ・・
余談ですが、母親の友達趣味で猟をしていてが年に数回しし肉を
持ってきてくれます。覚えていればヨウコウのことも聞いてみよう・・
>>468 ウチの親父は残念ながら漁師w
海にまつわる話はいろいろと知ってるそうですけどね。
「りょう」違いだけど、田舎なので何か知ってるかもしれないし聞いてみます。
新潟の山奥にある母の実家に行った時のこと。
庭にでて何となく裏山を見ていたら無性に上ってみたくなった。
それで何とはなしに細い道をかき分けながらてくてくと歩いていった。
ちょっと見にはすぐ近くにあるように思えたのだが、なかなか山頂につかない。
むきになって歩いているとポケットにつっこんでいた手に痛みがはしった。
見てみると指先に針で刺したような小さな傷があった。
ポケットの中には何も入っていなかったのだけど。
そこでふと我にかえった。空は日も落ちかけてあたりは薄暗くなっていた。
慌ててもと来た道を帰った。
なんで急に山に登りたくなったのか、
なんで何も無いポケットの中で指先が傷ついたのか、未だによくわからない。
473 :
あなたのうしろに名無しさんが・・・:04/02/06 03:17
>459、昔、桂先生の漫画で読んだのと似てるね。女の子が帰りに「もういいか〜い」と何回も聞かれて、走って逃げるんだけど、家に着いた時に安心して返事をしたら鬼に連れて行かれたってやつ。こえ〜
>>471 杉浦日向子の『百物語』に入ってた話で
『駆け出す女の話』というのを思い出した。
訳もなくむしょうに山に入りたくなって
突然山に向かって物凄い勢いで駆け出して行く女の人の話。
山の近くへ行く時はお気を付けて。
>>471 このスレで似たようなのなかったっけ?
家族で登山して、テント設置中にとーちゃんがなにげに山見上げて
急に山頂に向かって歩き出した。
周りにいた人達が「とーちゃん止めれ!」って叫んだので
家族で必死に止めた。
我にかえったとーちゃんはその時のことをおぼえてないっていう話。
前スレかなにかで、確か雷鳥さんのお話じゃありませんでしたっけ?
テントじゃなくて山小屋で、小屋の従業員が気が付いて叫んでくれたって言うお話。
>>475 前スレの
>>955にありましたぞ。誰かと思えば、また雷鳥さん。
内容は476さんの通り―止められなかったらどうなってたのかな。
山に呼ばれるってのは昔からいうしね。
山にすら呼ばれない_| ̄|○
(=゚ω゚)ノぃヨウコウ
どこのスレで見たのかな…
家族で山に行った時に、父親が「ちょっと登ってくる」と言って
登り始めたら急に嵐になって、その父親は帰ってこなかったという話。
483 :
あなたのうしろに名無しさんが・・・:04/02/06 16:41
むかしの人は、高山に登ると空気が薄くなって具合が悪くなることから、
山頂は神々が住むところで、人間が足を踏み入れることは許されないのだ
と考えたらしい。
そうだよな。
昔の人にとっては高山病なんて呪いそのものだもんな。。
コピペでごめん。デマかも知れんが↓になったら雷鳥さんのHPに期待するしかないかな?
(他人のふんどしで…すまぬが技術も持ち合わせてないので)
758 名前: ひろゆき ◆3SHRUNYAXA @どうやら管理人 ★ [sage] 投稿日: 04/02/01 18:31 ID:???
(嘘を嘘と見分けられない人には)・・・
なんて言ってたおいらですが、今回ばかりはネタじゃないです。
さっきまでネタっぽい雰囲気出してましたけど、閉鎖直前に大騒ぎになっても
なんか後味が悪いので、本当のことを言います。
2chは3月いっぱいで閉鎖です。
閉鎖理由や経緯等は、まあ、後々報告します。
残り2ヶ月ほどですが、みなさん楽しんでね。
486 :
あなたのうしろに名無しさんが・・・:04/02/06 17:31
湖のあるキャンプ場に行ったときの事。
俺たちはテントを張るとき、入り口を湖のある方に向けて張った。
湖から吹く風が入ってきそうだったが、その日は風がなかったし、
その方が入り口から綺麗な景色が見られると思ったからだ。
それからしばらくして、バーベキューの準備をしていたとき、
俺は蚊にかまれた。
それまで気付かなかったが、その辺りは妙に蚊が多いようだった。
俺は虫除けスプレーを借りようと、
友達にスプレーを持ってきているかきいた。
すると友達は、「あるよ。大きい方のリュックの横ポケット。
二つポケットがあって、下の方に入れてある。」と言った。
調べてみると、そこに虫除けスプレーはなかった。
「ないぞー」と言うと、
友達は「あ、間違えた。小さい方のリュックだ」と言った。
俺は小さい方のリュックの横ポケットの下を調べた。
が、そこにも虫除けスプレーはなかった。
テントの中から、虫除けスプレーだけがなくなっていた。
487 :
あなたのうしろに名無しさんが・・・:04/02/06 18:20
>>486 蚊の念力が、虫除けスプレーを消したんだね。
>>482 それ漏れの知り合いの知り合いかもよ…。
富士山かどっかの山、天候が回復してから娘の婚約者まで仕事休んで
何日も捜索したけど、結局遺体も見つからなかったんだって。
>>487さん
ごめんなさい。
去年のセンター英語のネタです・・・
490 :
あなたのうしろに名無しさんが・・・:04/02/06 19:13
Patの呪いだ
仕事で県南の町へ行った。
少し時間があったので、近くの神社を散策してみた。
神社の裏に山があり、頂上まで鳥居と石段が続いていた。
あそこに行けば町が見渡せるな と思い何気に登ってみた。
小さな祠にお稲荷さんがまつってあった。
そろそろ降りようかと ふと脇道があるのに気がついた。
ここを下れば近道かも、と1歩踏み入れたとたんに何かの気配が体を包み込んだ。
やばい、これ以上進んではいけない・・。
ものすごい寒気を覚え、石段を振り向かず走って降りた。
なにか得体の知れない気配の塊があったように思う。
ないよ
でもそういう雰囲気がある場所ってあるよね。
冷静に考えれば「そんなはずない」って思えるんだけど、
実際にその場所にいると奇妙な空気を感じたりとか。
いかにもそれっぽい場所で感じる気配なんてのは
大体が錯覚なんじゃないだろうか…
動物的感かもよ。
稲荷系にはそういうの感じる人が多いよね。
稲荷って鳥居やたら多い
そもそもなんの宗教からきてんだか謎
仏教とかキリスト教などの説もあるし。
500 :
あなたのうしろに名無しさんが・・・:04/02/06 23:26
500!
501 :
あなたのうしろに名無しさんが・・・:04/02/06 23:35
修験道では山の窟で修業するらしいが、彦山という山は
かなり霊山で私の友人が修行に入ったとき凄い体験をたくさん
したと、語っていた。
ある雨の午後、不思議なものを見つけた。
それは仕事で移動する時に使う、ちょっとした抜け道のような山あいの道だった。
ときどき通るその道は、幹線道路の渋滞を避ける峠道につながる寂しい道。
走行中にふと右側の路肩を見ると子供用のプラスチック椅子に座ったクマのぬいぐるみが見えた。
道路と平行してぬいぐるみの横に小さなテーブルがひとつ。
そしてそのテーブルを挟むように大人も座れるレジャー用の椅子が道路に向かって置いてあった。
最初は子供がオママゴトに使ったものかと思った。
しかし、その場所の近くには民家などなく、道路ギリギリに置かれた椅子も不自然に思えた。
数日後にその道を通った時には椅子もヌイグルミもなく、その事も記憶の中に埋もれてしまった。。
このスレは都会育ちの人多いの?
超田舎育ちの漏れも含め、田舎育ちの男なら小さい頃に山に入ったり
山中の無縁仏や何を祭っているかわからない祠、ざわざわと落ち着かない
雰囲気、なぜかこれ以上踏み入ってはいけないと思える地域etc・・
などを体験したことがあると思われ。
子供のころだから余計に変なもの感じちゃうのかもしれない。
今はバリバリの理系の道を歩んでいてそんな霊的な勘なんぞありませんがね。
でも、むしろこの年になると常識のせいで山が怖い・・・
何回かその道を利用し、数週間経った雨の朝、また同じ場所で椅子とテーブルとぬいぐるみを見た。
あいかわらずクマのぬいぐるみは、雨に濡れ虚空を見つめていた。
誰がなんの為に・・と思ったと同時に妙な胸騒ぎがした。
だがその時はその胸騒ぎがなんなのかわからないままであった。
その日からその場所が気になるようになったが、その後はそのテーブルセットもぬいぐるみも現れなかった。
誰がなんのために?その道を通るたびにその疑問は膨れ上がっていった。
子供の仕業にしては場所が変である。テーブルセットの奥は木が生い茂る山だった。
物売りのあとだろうか?結局答えは出ないまま日にちだけが過ぎた。
505 :
灰皿 ◆RxRt4/Lex. :04/02/07 00:00
そして先日、雪が降った日はたまたま仕事の関係でその道を通ったのが夜も更けてからになってしまった。
それまではなんとも思わなかったその道が妙に不気味に思えた。
例の場所に近づくにつれその不安は大きくなり自分が動揺しているのがわかった。
そして暗闇のハイビームの中に浮かんだのは降りしきる雪の中のテーブルセット・・そしてぬいぐるみ。
路面には雪が積っていたが反射的に強めにブレーキを踏んでしまった。
ABSが作動するのがブレーキペダルを通じ脚に伝わってきた。
ヤベーageちった。。スマソ
それよりも早く続きを・・・・・・
気になって眠れん
いや・・おもむくままに書いてるんであんまり期待されても^^;
オチもないし・・
それならテキストかなんかに全部書き終わってから書き込めよ。
ぎゃふん
寝る
511 :
あなたのうしろに名無しさんが・・・:04/02/07 00:14
創作ですか・・・・
めんどいんだもん^^;
ぬいぐるみの真横で停まりウインドウ越しに様子をうかがった。
テーブル、椅子そしてぬいぐるみにも雪が積っていた。
路面を見るが足跡らしきものはない。
雪が降る前に置き去ったのだろうか?何の為に?
不安ではなく自分の中に恐怖がひろがっていくのがわかった。
ヨウコウについてちょっとぐぐってみました。
↓コピペ
ユウユウ…動物の怪。婦負郡桜谷村駒見のものが『越中旧事記』に紹介されている。
※ヨウユウ…動物の怪。狼の怪。野崎雅明『肯搆泉達録』(こうこうせんだつろく)に紹介されている。
ある山伏が夜更けて呉服(くれは)山の古阪を登ると狼の群がつきまとった。
山伏が喬木によじ登ると、狼は打ち重なり、その上に姥が跨って彼を引き下ろそうとした。
山伏が短刀を抜いて姥の肘を切り落とすと下の狼も散った。翌朝、駒見村に入り、
少し休もうとヨウユウの家に入ると姥が傷の痛みに泣き叫んでいたが、
山伏の姿を見ると逃げ出して行方不明になった。柳田國男『山東民譚集』にも紹介。
だと。富山県の山の怪らしいが、福井県とも近く北陸同志。
ヨウユウがヨウコウへとなまったものかもしれない。
猿のような人型、それに山にでるという状況からコレがヨウコウだと
思われますが、いかがなものでしょう?
怖い話好きのスレ住人の皆様、考察もしくは更なる調査ヨロ。
いえ・・・一応実話なんです
理由のないの恐怖・・生理的嫌悪感というものだろうか。
奥の山より誰かがこちらをうかがっているような気がする。
逃げるようにその場をあとにした。
翌々日に通った時にはかすかに残った雪の中にテーブルと椅子の脚の跡だけが残り、
足跡のようなものは確認できなかった。
そしてこの間の雨の午後・・
またそこにそれはあった・・
あいかわらずクマのぬいぐるみは虚空を見つめ、主のいない椅子もそこに・・
そして確信した・・その【何か】は雨の日を選びそこに来ているのだ。
以上です
オチがなくてスマソ
実際の話なんでそんなドラマチックには・・
でも雨の日にそこ通るのマジでコエーよ
しるか
ちょっと尻切れとんぼだけどぐっじょぶ>灰皿氏
>>520 ううっ・・アリガd
その後何かあったらまた報告しまつ
>灰皿氏
怖いと言うより悲しいような、、、
娘がいるもんで、、、
只今夜勤中、、、
>>522 ええ!?なぜ娘?
ヤパーリ事故のあとってこと?!
でもそれにしてはビミョーに変な感じ
>>灰皿さん
乙です。なかなか私のツボをついてくるお話でした。
こういうオチのない、けどどこか不気味な話って大好きだなあ。
ありがとうございました。
>>514 またマイナーな本から持ってくるなあ(笑
ヨウユウは鍛冶屋の婆系の話ですね。
似たような話は中世説話なんかにも残っています。
ユウユウは筋が載っておらず原書を読んでいないため詳細は不明ですが、ヨウユウと同じような話なんでしょうか。
この二者がヨウコウなのかはわかりませんが、関連してても不思議ではないですね。
知り合いの話。
彼女と二人で里山を歩いていたという。
少し広くなった峠道に、昔風のお茶屋があった。
彼女の希望で、お茶でも飲んでいこうということになった。
お茶と茶菓子を注文したが、さすがにメニューの大半は今風の物だったそうだ。
店内ではお土産品も売っていたが、片隅に異様なものが置いてあった。
真新しい藁人形がうず高く積まれていた。
お茶菓子を食べ終わると、すぐに店を出たのだという。
肝心のお味の方は、まったく憶えていないそうだ。
友人の話。
彼の実家の山村に、まだ小さな火葬場があった頃のことだ。
死人が出るとそこで一晩荼毘に付すのだが、その不寝番にちょっかいを出すものが
時々出たらしい。
不寝番の者が酒を飲んでいると、背中から砂をかけられるのだという。
驚いて背後の闇を見渡しても、何も見当たらない。
しつこい時は、一夜に何度も砂をかけられたのだそうだ。
酒でも飲まないと持たないな、と村の老人は笑っていた。
しかし砂かけが現れると間もなく、必ず村には子宝が恵まれていたという。
「砂かけは連れて行った人の代わりを連れて来る」と言われていたそうだ。
今では合同の大きな火葬場ができ、村の焼き場は取り壊された。
もう砂かけも出なくなって久しいそうだ。
知り合いの話。
彼の地元の山には、古い由緒ある神社がある。
現在は舗装された道路が通じているのだが、昔から使われていた細い参拝道もまだ
残されているという。
その旧い参拝道は林の中に敷かれており、奉納された鳥居が延々と並んでいる。
氏子の中には、こちらの道を好んで通る人も多いのだそうだ。
その参拝道を一人で登ると、奇妙なことが起こるらしい。
いつの間にか、自分の横を誰かが並んで歩いているのだそうだ。
見知らぬ人物ではないようで、二人楽しく談笑しながら鳥居をくぐるという。
最後の鳥居をくぐる頃、気がつくとその連れは消えている。
不思議にもつい先ほどまで楽しく話していたその相手を、どうしても思い出せない。
「おそらく悪い類のものじゃないよ。すごく懐かしい感じがしたな」
そう言っていることからすると、どうやら彼も不思議な連れと一緒になったことが
あるようだ。
その道を一人で登る氏子は、今でもよく見かけられている。
明日から出張ですので、来週までしばらくお休みでっす。
最近このスレって進行が早いから、帰ってきたら読むのが大変そう。
そいでわオヤスミナサイ。
お、雷鳥さんだー。
>>526は売り物なのか・・・?
商売上手というか何と言うか・・・。
>>527>>528はなんだか不思議だけれどほんわかした話ですね。
お仕事頑張ってくださいねー。
どうも雷鳥さんはじめまして…PART3ぐらいからROMってた者です。
今回のお話もすばらしいですね!
いまさらなんですが…本当に雷鳥さんのまわりには不思議な体験を
している人が多くてうらやましいですね!
僕のまわりにはあんまりいないもので…
>>524 ウワワァーン!!雷鳥タソにほめられた?!ウレスィ!
いつも楽しませていただいてます アハン
>>527 婆あか?砂かけ婆なのか!?本当にいるの?
>>533 >本当にいるの?
このスレの人たちって、本当は「そんなもの多分いない」と思ってるだろう
だが、私も含め「100%いないと言い切れるか?」と聞かれると
「もしかすると・・もしかするといるかもしれない!」と思うんだろうな。
なんというか、この手の話って信じたくないけど、どこか信じてみたい。
ロマンのようなものすら感じますね。
535 :
あなたのうしろに名無しさんが・・・:04/02/07 02:25
おやすみなさぁ〜い
フフフ・・・。
>526は、>536と同じ事思ったw
藁で刳るんであるのは、そう見えなくもないし。
>527の山村は、今はどうなんでしょう。
立派な合同祭事場が出来た辺りから、過疎が進んで今では子供の姿も
あまり見られなくなっている。と言うオチが付いていると、「連れていった人の代わりに〜」と
併せて辛口で面白いんですけれどw
雷鳥さん、出張お気を付けて。
>>483 チベットで薄い空気の中、満月に照らされた
山嶺を見たとき、高山病の存在を知っていても
あそこは絶対に神の領域だと思ったよ・・・
田代峠
神々の峰?
>>536 あんたら、知らないの?
占い系のサイトで藁人形の販売してて、すごい売れてるのよ
どこで作ってるのかと思ったら、そういう人たちが作ってたのね
山のお茶屋の商売だけでは食べていけないのかもな
>>538 立花隆の「宇宙からの帰還」によると、
宇宙飛行士も、晩年宗教やオカルトに走る人が少なからずいるらしい。
543 :
あなたのうしろに名無しさんが・・・:04/02/07 11:45
いまやネット通販で藁人形が買える時代。
ある通販サイトでは藁人形を買うと、宅配便?で送られてくるとき
品名に「民芸品」と書いてあるそうな。
492さん>
相当な亀レスで、しかも山じゃなかったりしますが、似たような経験をしたことがあります。
京都方面の田舎(失礼)の神社で、確かお稲荷さんだったような。
社の森が鬱そうと茂ったところで、神殿は大鳥居から土の参道を通り、ゆるい
カーブを右に向いた先にありました。用事があって、初めて社務所を探しに入った
のですが、両側の森が天蓋のように頭上を覆っていて、ドームに入ったようでした。
で、この中が、周囲からのプレッシャーというか、もの凄い威圧感。拒絶されて
いるとか、嫌われている、怒られている、という感じはなかったのですが、ひたすら
空気の密度が高くて、居るに居られない雰囲気だったんです。私がこの場に見合わない
というのが、一番近い感覚だったと思います。まるで水の中を泳いでいるような気分で、
大鳥居の外で、車に乗って待っていた家族のところに引き返しました。
入れ替わりでダンナが神殿まで行ったのですが、帰ってきての感想は「凄まじく霊圧の
高いところだな!」 とある漫画に出てきた言葉ですが、まさしくその通りの感覚でした。
結局、鳥居の脇にある民家が社務所も兼ねていたのですが、人が居なくて用事が足りず、
別の神社にお願いしました。
後日地元の方に聞いてみたところ、「ごくごく普通のところでしょ? 他の神社と何も
かわんないよ。」とのこと。氏子にならないと、お祭りの子供御輿でさえ参加の声が
かからない土地だったので(少なくとも、私の生地、札幌、関東某所では、子供は関わりなく
お祭りに参加できます)、よその人間には厳しかったのでしょうか。
不思議な体験でした。
546 :
あなたのうしろに名無しさんが・・・:04/02/07 12:51
奈良県の山奥にある某神社。
その頃は仕事でのトラブルも多く、何か打開するヒントが欲しくて、親友の
故郷でもあるその地方の神社へ気分転換に旅行することにした。
そこは平地生まれの私からしても、とてつもなく深い山の中だった。
ところが、現地につくと、説明しようもなく違和感があった。なんというか、
針のむしろの上に立たされているような、刺すような嫌な感じ。
結局お参りもそこそこに立ち去ったが、こんなことって本当にあるものなんだ。
追記:そこはソノ筋(?)の人々には有名な場所だったらしく、観光客たちに
混じって、異様な扮装をした、占い師らしき女性たちをたくさん見かけた(笑)
>>545 レスありがとうございます。
自分は建築をやっているので、社寺仏閣を見て回るのが結構好きなのです。
実際に社寺建設に関わった事もありますが、あの時の あの感覚は
今までに体験した事の無い物でした。霊体験はいくつか持っていますので。
492、546 さん>
私も、ああいう感覚を持ったのはあの神社だけでした。私の後に入ったダンナには
何も言っていなかったので、ああいう感想を聞いたときは驚きました。
実は、出かける前に電話してみていたんですが、何度かけても誰も出ず、
社務所でも誰も出てきてくれませんでした。地元の方は、「誰かしらいる筈
なんだけど」と首を捻ってましたけど。「縁がない」ということだったんでしょうか。
492さん>
>霊体験はいくつか持っていますので。
期待してますv
ねえオリ婆、ヨウコウって知って
オリ婆「シャラップ!!・・・・ッツ!!」
545さん
霊体験といっても山に関する事はあまりないんですよ。
山にまつわる怖い話といえば
白馬に登ったとき台風に遭って、テントが吹き飛ばされそうになった事くらい(笑
ぬるぽがこわい
552 :
れとりばー:04/02/07 18:10
高校の時、生徒会の仕事で夜中11時くらいに学校にいたんだが、階段を上って
る足音に気づいた。残っていたのは生徒8人と顧問1人。誰だと思って様子を見
に行ったら、15人くらいの、多分旧日本陸軍の戦闘服の兵隊の一団。電気が消
えた階段でも姿が見えた。無念そうな、悲しげな表情と足取りでそのまま階段を
上っていった。顧問と俺らのうち3人の目撃。
>>552 文化祭でやる演劇を密かに練習してたとか・・・?
554 :
あなたのうしろに名無しさんが・・・:04/02/07 19:00
ぬるぽってなぁにぃ〜?
教えて(はぁと)
555 :
あなたのうしろに名無しさんが・・・:04/02/07 19:01
ショウガナイナア♪
| | ガガッ
( ・∀・) | |
と ) | |
Y /ノ .人
/ ) .人 < >__Λ ∩
_/し' < >_Λ∩Д´)/
(_フ彡 V`Д´)/ / ←
>>551 / ←
>>554
ぬるぽが鳴く夜はおそろしい・・・
557 :
あなたのうしろに名無しさんが・・・:04/02/07 19:18
富山と石川県の間で遭難発生中。
凍傷で動けないみたい。
救出のヘリも天候が悪いため、ただいま待機中。
558 :
あなたのうしろに名無しさんが・・・:04/02/07 19:31
_
┌――─┴┴─――┐
│ セルフサービス. │
└―――┬┬─――┘
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゛゛'゛'゛ /
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\ノ
ぬるぽはセルフサービスになりました。
556 名前:あなたのうしろに名無しさんが・・・[sage] 投稿日:04/02/07 19:12
∧
< >_∧
= ()二)V`Д´)<ぬるぽ
\ヽ ノ )
ノ(○´ノ ガッ
(_ノ(__)
>>556
560 :
創った話(実話):04/02/07 23:06
創った話
彼は学校が都市部にあったので、電車とバスで通学していた。
バスを乗るのは都市部内の移動だけだったが、
電車で移動するときは山を1つ越える。
その山を超えるとすぐに踏み切りがあり、
しかも、人気のない山奥のはずなのに、
なぜか停止信号で電車が止まることもあった。
ある日、例によって突然、電車が山の中で止まった。
山といっても高架の上を電車が走っているので勾配はない。
いつもは停止信号により停車している旨の車内アナウンスがかかるのだが、
その日に限って、社内アナウンスによる説明がなかった。
10分以上停止してから突然、アナウンスがなされた。
「ただいま停車しておりますが、異常ありません。
お客様にはお急ぎの中、大変申し訳ありません」
一瞬にして車内がざわめきだした。
何の理由もなく「異常なし」というのはどういうことなのか?
むしろ、ものすごい異常なのではないか??
乗客の混沌とした空気の中、唐突に電車は走り出した。
その時、私は見た。
漆黒の闇の中、木の上で、
周囲の闇よりも黒く不気味な存在感をたたえた
正体不明の黒くて丸い塊が蠢いているのを。
それは真夜中のことだった、
トイレで誰かのうめき声が
母ちゃん紙がない
562 :
創った話(実話):04/02/07 23:40
山じゃないやん
563 :
あなたのうしろに名無しさんが・・・:04/02/08 00:12
山板のパンパカスレは、祭りの最中だな。
岐阜は今雪でしょ
566 :
あなたのうしろに名無しさんが・・・:04/02/08 03:39
そういや俺が岐阜県にいた頃、家の近くの警察署のヘリがよく飛んでた。
あれって遭難の救助なのかな・・・
「最近 寂れた稲荷神社で奇妙な事が立て続けに起きたらしい
なんとかしてくれと依頼が来た。
俺は事の真相を調べるため現地へ向かった。。
そこで町長から事のあらましを聞いた
なんでも夕方頃になると買い物帰りの主婦が何者かに悪戯されると言う
それなりの準備をし、さっそくその日から神社周辺を張り込んだ
1時間も待っただろうか 向こう側から人が来た、買い物帰りの主婦らしい
さらにその後ろにもうひとつの気配もあった、後をつけてるようだ
俺は立ち上がると女のほうへむかった。
女はこちらとすれ違う時会釈をし、こちらも黙って返す
しばらくするともうひとつの気配が俺の前で止まった、そして姿を見せる
予想通り狐だ 正確には子狐か
それと同時に、境内のほうからこちらへ殺気に満ちた視線を送るものがいた
おそらく親狐だ
俺は用意したたっぷりの油揚げを子狐の前に放り投げた
子狐は用心深くこちらを見ていたが敵意が無いと分かると
油揚げ咥えて境内のほうへ走り去った
殺気に満ちた視線もしばらくして消えた。
これから町長の家に行き事情を説明しなければならない、
胸のポケットを探るとタバコが切れていることに気がついた、、、」
終
_______
| _____ |
| | ぬるぽ | |
| | ● | |
| | <|> | |
| | /\ | |
|  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ |
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
570 :
あなたのうしろに名無しさんが・・・:04/02/08 08:52
>>557 救助に行く人間に俺の知り合いが行っているんだが、まだ吹雪いていて、
待機中だそうだ。
自衛隊にも応援を要請中だそうだ。
571 :
あなたのうしろに名無しさんが・・・:04/02/08 08:54
572 :
あなたのうしろに名無しさんが・・・:04/02/08 08:54
>>568 沼御前の時が特別だったわけで・・・
基本的には淡々と怖い話を書き込んでるわけであって・・・
できればその辺を察してもらえればありがたいわけであって・・・
遭難してる人達、助かったかなぁ。
昨日の夜とか、リアルで怪異に遭遇してたりしてな。
それでなくても恐怖だろうけど・・・。
>>574 現実の生死のはざかいの前には
怪異入りこむ隙間ナシ、かもしれん。
自分も山に住んでいるが、
遭難の話を聞くたび、山は怖いなあと思う。
だが、山の姿に見いるたび、
危険や恐怖を超えても山に憧れ、入ってゆく
人たちの気持ちが分かるような気がするよ。
576 :
あなたのうしろに名無しさんが・・・:04/02/08 13:27
>>321 遅レスですが、なんだか三つというのにこだわってしまい、いろいろ調べたのですが、
三つという数字は、民俗学的にも説話学的にも特異な数字らしいです。
ホーリーナンバーていうんですか、聖なる数字らしいです。
迷信とかでも調べると、やたら三という数字がはいるのが多いですね。
スレ違いになるかもしれませんが、偶数と奇数であれば、圧倒的に奇数の言い回し
が多いですし、不思議ですね。
ひつこいようですが、気になるなあ。
誰か三つという数字や意味について知っている人いないかな。
山の中で怪異に遭遇したとして、
とにかく逃げる
落ち着いて戦えそうなら戦う
うずくまってまって通り過ぎるのをひたすら待つ
どれが賢明なのだろうか?
それとも他に取る道があるのだろうか?
熊にであったオサーンが武器もないのに逃げずに立ち向かって
熊を退散させたって話は聞いたことがあるが(´Д`)y-~フゥー
578 :
あなたのうしろに名無しさんが・・・:04/02/08 13:40
格闘技の経験があれば、熊ぐらい余裕だけどなw
格
581 :
あなたのうしろに名無しさんが・・・:04/02/08 13:49
ぬるぽってなに?
>>576 3は「2」という対立する観念を超えたもの、統合や全て
を意味している。
山崎渉のことでしょ?ここには出てこないね。
ぬるぽ【ぬるぽ】[名](プログラマー板、他)
NullPointerExceptionの略。
このAAとともに使われることが多い。
∧_∧
( ´∀`)< ぬるぽ
「ぬるぽ」の書き込みに対しては叩くのがお約束。
( ・∀・) | | ガッ
と ) | |
Y /ノ 人
/ ) < >__Λ∩
_/し' //. V`Д´)/
(_フ彡 / ←
>>1 ラウンジに行くとなぜかこのようなAAになる。
('A`) ぬるぽ
( ・∀・)<ぬ る ぽ
>>577 > それとも他に取る道があるのだろうか?
ケースバイケースなんだろが、「何かに化かされているんじゃ?」と言う時は、
タバコを一服、というのもあるらしい。
落ち着くのと同時に、タバコの煙をアヤカシが嫌うとか…
物凄い勢いで叫ぶ。つまり奇声。これ最強。マジでお勧め。
( ・∀・) | | ガッ
と ) | |
Y /ノ 人
/ ) < >__Λ∩
_/し' //. V`Д´)/
(_フ彡 / ←
>>585
( ・∀・) | | ガッ
と ) | |
Y /ノ 人
/ ) < >__Λ∩ オンドゥルルラギッタンディスカー!
_/し' //. V`Д´)/
(_フ彡 / ←
>>587
∧_∧
ぽ る ぬ.>(´∀` )
_
┌――─┴┴─――┐
│ セルフサービス .│
└―――┬┬─――┘
││ ./
゛゛'゛'゛ /
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| \/
\ \
\ノ
ぬるぽはセルフサービスになりました。
↓下図の様にお使いください
∧
< > _∧
= ()二)V`Д´)<ぬるぽ
\ヽ ノ )
ノ(○´ノ ガッ
(_ノ(__)
592 :
あなたのうしろに名無しさんが・・・:04/02/08 19:35
関西学院大学生の位置がつかめないそうだ。
異次元の世界に入ってしまったのか?
雪女郎に連れて行かれたんだな
594 :
あなたのうしろに名無しさんが・・・:04/02/08 20:13
どれどれ、わしもぬるぼとかいうのを、やってみようかの。
∧
< > _∧
= ()二)V`Д´)<ぬるぽ
\ヽ ノ )
ノ(○´ノ ガッ
(_ノ(__)
これでええのか?ええっ?これでよいのかの?
∧_∧
( ・∀・) <ぬる ぽ
( つ旦)
と__)__)
>>578 >格闘技の経験があれば、熊ぐらい余裕だけどなw
…信じられないな。
一般的な武道武術・格闘技は、「対人間用」の技術だから。
熊の種類にもよるんだろうが、腕力が人間の10倍もあるって話しだし
リンク先が見つからないんだが小説「熊嵐」の元ネタの「三毛別のヒグマ事件」を
扱った文章読んで、熊の恐ろしさにぞっとしたよ
スレ違い失礼
>>596 たびたび、 スレ違い失礼
「人間が格闘技で熊に勝つなんてこと、信じられない」と書いているわけではない。
免許皆伝級の心技体の持ち主なら、勝てる(場合もある)と思うが、そうそう
「余裕」を持って勝てるほど、熊は生易しい相手では無い、と思う。
598 :
あなたのうしろに名無しさんが・・・:04/02/08 20:47
まず軽く右のジャブ、すかさず左ストレートを入れ、
とどめは下からの強烈な右フック。
これでどんな熊でもイチコロw
>>598は
ゲームのやりすぎ!
(・∀・)宿題やって寝なさい!
601 :
あなたのうしろに名無しさんが・・・:04/02/08 20:51
熊の事なら山板の熊スレを読めば良いよ。熊襲撃関連のアドレスもあるし。ただ、今はネタだらけだが(W。しかし昔あった北海道の話は怖かった
「はじめの一歩」よめ、馬鹿介ども。
鷹村は特別だよ。
多分ボブ・サップでも負けるってw
604 :
あなたのうしろに名無しさんが・・・:04/02/08 21:02
605 :
あなたのうしろに名無しさんが・・・:04/02/08 21:05
>>601 北海道の事件って軍隊が出動したってヤツ?
あの事件の熊は確か軽機関銃の一斉射撃喰らってもビクと
もしなかったとか・・・(汗)
熊牧場にでも行って生の熊見たらわかる。
想像するのと全然違うよ。
でもボブサップくらいの猛者なら
勝てる事もあるかも・・・?
人間は急所を的確に狙い打ち出来るからなあ。
でも熊が本気で殺す気で来たらやっぱり負けると思う。
607 :
あなたのうしろに名無しさんが・・・:04/02/08 21:12
ある気功の達人が熊を対決したところ、その気功師がにらんだだけで
熊は気絶してしまったそうだよ。
ボブサップなんかが気功師に勝てるわけないww
608 :
あなたのうしろに名無しさんが・・・:04/02/08 21:15
熊にもキンタマがあれば人間にも
勝算があるんだろうけどなあ。
609 :
あなたのうしろに名無しさんが・・・:04/02/08 21:15
>605
すげーなおい。流れ星銀のボス熊みたい
610 :
あなたのうしろに名無しさんが・・・:04/02/08 21:16
>605、そう、前の熊スレにリンク張ってあったんで読んだんだが、襲われた妊婦の「腹アやぶらんでくれ。のどかっきって殺してくれ。」はトラウマに・・・読めば良いよ、凄く怖いから。多分今のスレにもはってあると思う
熊殺しと言えばウィリー・ウィリアムズだが
彼の時も、熊が噛み付けないように拘束具を付けた上、爪も切られた
「ハンディ戦」だったしね。
612 :
あなたのうしろに名無しさんが・・・:04/02/08 21:23
機関銃は出て来なかったかなぁ。
613 :
あなたのうしろに名無しさんが・・・:04/02/08 21:25
614 :
あなたのうしろに名無しさんが・・・:04/02/08 21:28
オレ携帯だから・・・登山板の「山行きたいけど、途中熊とかいませんか」スレを上げとくよ。
616 :
あなたのうしろに名無しさんが・・・:04/02/08 21:31
あげといた
>>604 うえー、なんか雰囲気が怖いよぅ
(((( ;゚Д゚))))ガクガクブルブル
ガーディネルってどんな話だっけ?
おれ英語専攻してて、何かの資料にガーディネルの話やROOM13なんかが
丸丸書いてあった気がするんだけど
619 :
あなたのうしろに名無しさんが・・・:04/02/08 21:44
621 :
あなたのうしろに名無しさんが・・・:04/02/08 21:55
いくら小口径の11年式軽機関銃でも熊くらいなら倒せます。
>621
きっと弾詰まり起こしたんだよ > 南部軽機
上の方で妖怪は川を渡れないってのがあるが
それって川はそれぞれの物の怪のテリトリーの境目って聞いたことある
>>393の話は渡れない存在というか、自分の存在できる範囲外を越えた
その川の向こうは、彼女よりも力の強い何かのテリトリーだったんでは?
軽機くらって無事な陸上生物はいない。これはマジ。
>>623 自分はその話では、吸血鬼が川や海を渡れない
という話を思い出してた。
それは相対する力の存在はなくて、
単に「川がある限り、ここから先には行けない」
というものだけど。
626 :
あなたのうしろに名無しさんが・・・:04/02/08 22:34
軽機関銃は出て来なかったなぁ、当時のライフルで何発か打たれても暴れてたようだ。ここぞ!ってところで不発だった(T_T)。しかし、熊を待ち伏せするためとは言え頭だけになった遺体や内蔵ぶちまけた遺体と共に数人で数日間同じ家の中にいたとは・・・
>>625 なんつーか昔から川って、領土とかの線引きになってたじゃない?
物の怪もそれは同じかと思ってたんだけどね・・
俺も色々奇妙な話聞いた事あるからうpしようかな
文章力皆無だし、既出も多いだろうけど
西欧系の山怖話OK?
ストックに西欧・北欧系の話だ多いモンで・・・
見た感じ和物限定なのかな?
628 :
あなたのうしろに名無しさんが・・・:04/02/08 22:48
M2キャリバー50重機関銃なら3発もあたれば熊でも真っ二つでしょうね。
629 :
あなたのうしろに名無しさんが・・・:04/02/08 22:50
>>627 そういうのあると思うよ>領土の線引き。
民話でもそんな話聞いたことあるし。
自分のは単なる連想なんで気にしないで。
西欧系山話、聞きたい。
山に対する感じ方は日本とどう違うのか知りたい。
>>618 ガーディネルは山荘?の話ですよ
山荘を装ってるんだけど、入ってみると怪物の腹の中
これは怪物が化けているんだ。というお話
ここは一度に書いてから貼った方が良いんだっけ?
こういうの書いたことないし、今から風呂入るんで暫しの間お待ちを・・・
本当に西欧系書いていいもんか・・・
スレの雰囲気崩れませんかね?
>>629 鋭利で分厚い鉈+アラミド繊維で出来たフルボディスーツを装備させてくれたら
差し違えることは出来そう
勝てないだろうけどな(;´Д`)
>>632 とりあえず話ひとつUPして反応見てみ。
友人の話。
仕事中に近道をしようと、細い山道に車で乗り入れたという。
曲がりくねった道を走っていると、急な曲がり角にカーブミラーが設置してあった。
ミラーを確認した彼は、慌ててブレーキを踏み込んだ。
こちらを睨んでいる女の子が、ミラーに映っていたのだ。
女の子はこちらを睨みつけたまま微動だにしない。
彼はそろそろと車を動かし、カーブの向こう側が直接見える位置まで前進した。
そこには誰もいなかった。
思わずミラーに目を戻すと、そこにはやはり、こちらを見ている女の子がいる。
彼が動転していると、女の子は車に向かって手を伸ばし歩き始めた。
必死で車をバックさせ、山道の入口まで戻ったのだそうだ。
友人の話。
一人で冬の山を歩いている時のこと。
人などとても住まないような山奥で、廃屋を見つけたのだという。
廃屋といっても、もう基礎しか残っておらず、どんな家屋だったかは分からない。
何でこんな辺鄙な場所に? 疑問に思いあたりをうろついたそうだ。
玄関と思しきあたりに、赤茶けた郵便ポストがぽつんと立っていた。
奇妙なことに、ポストの中は郵便物で満杯になっている。
特に新聞はどれも新しく、彼は思わず引き出して見た。
日付が今日のものになっていた。
彼の通りがかる数時間前に、誰かこの廃ポストに新聞を配達した者がいる。
彼は急に落ち着かない気持ちになり、足早に立ち去ったのだそうだ。
知り合いの話。
彼の実家では少し前まで、山頂の小さな野原で火葬をおこなっていた。
山奥の集落ゆえ、死人が出ると村内で埋葬するしかなかったのだ。
火葬をする夜は村の家々は固く扉を閉め、物忌みをしていた。
何でもその山には性質の悪い何かがいて、時々死体に入って暴れたのだという。
なぜか、取り憑かれるのは人間の死体だけだったらしい。
死体が村に入り込んで奇声を上げる様は、とても正視に耐えなかった。
また遺族もそのようなことには我慢ができなかった。
そのため死体は灰にし、取り憑かれないようにして埋葬していたのだ。
土葬するなど以ての外だった。
しかし、時には生焼けの死体が村に殴りこむこともあったらしい。
そんな事態を防ぐため、火葬の際は五人がかりで見張ったのだそうだ。
悲鳴を上げて飛び出す死人を火中に押し返すのは、とてもおぞましかったという。
大きな市に合併されると、道路も引かれ合同の火葬場も使えるようになった。
同時に、死体の心配もせずに済むようになったという。
そんな昔ではなく、まだ昭和の始め頃の話なのだそうだ。
つい先ほど帰ってまいりました。
とりあえず挨拶代わりに3話どーぞ。
>>623 川と言うより、流れ水を渡れないって言われていますね。
水が聖なるものだという概念でもあるのでしょうか。
>>627 西欧系の山話、よろしくお願いします。
私も今現在、海外の山話をUPしようとまとめている最中です。
もっとも私の場合、東南アジアの話が多いみたいですが。
山の妖怪は地霊だから、水と相性が悪いのか、も?
>>637 な、殴り込み((((;゚Д゚)))ガクガクブルブル…つうか表現にワロタ
やっぱり元ネタになる本をたくさん読んでらっしゃる
(または作家志望で創作してるとか)んですよね。
>637のような話を聞くと、ゾンビって本当にいそうな気がしてくる。
>>637 ら、雷鳥さん、それって仮死状態の人を焼いてしまったのでは??
・・・あ。
もしくは姨捨山のように年寄りを焼殺(ry
>>643 そりゃ生焼けで殴りこんでこようというもの
>>635-638 出張&新作乙です。
早すぎた埋葬(((( ;゚Д゚)))ガクガクブルブル
あんまり聞いた話そのままだと雰囲気でないんで和風にアレンジしますね
怖い話というよりまず昔話をうpろうと思います
村の産婆や薬師が魔女と
怖れられた忌むべき時よりも更に遠い昔のこと
ク・フランが棲んでいたとされる神聖な霊山があった
そこはク・フランが昔、戯れに丸めた雷などが常に停滞していて
とても人の入れる場所ではなかったという
また誰も入っていこうとは思わなかった
しかし、二つ向こうの村ではその山に入ろうとしている若者がいた
彼は「誰も入ったことがないという事はそこは手付かずの獲物が豊富ということだ」
と思い、妻が止めても「妻は夫に意見する資格はない」と聞き入れず、彼の山へ入っていった
雷雲が蠢き、辛い道であったが若者は山へどんどんと入っていった
すると、中腹辺りに差し掛かった頃、あるひらけた場所へ出た
そこは神の楽園を思わせるような豊沃なところであった
川にはミルクと蜂蜜が流れて美しいニンフが水浴びをしており、多くの牛達が放し飼いで戯れあい、
そして木々では小妖精達がお喋りに夢中になっている
若者が見とれていると、川辺にいたニンフが話し掛けてきた
「まぁ、ずいぶんと久しぶりなこと。新しいお客様ね。」と微笑みかけられ
若者は急に悪い事をしたと思い「すまない。私の立ち入れる場所ではなかったようだ」
「私はこの楽園に立ち入り、神の名を汚してしまった」と詫びた
しかしニンフは「そんなことを心配する必要はありません」
「あなたは自分の意志でここへ来たのでしょう?麓の村人は怖れて入山しない」
「あなたは勇敢で立派な若者だわ」と彼に優しく語りかけた
そして「ずっとここへ居てよいのです。牛と蜂蜜はあなたのもの」
「小妖精はあなたに付き従う。勿論私はあなたの全ての世話を見てあげる」と言って跪く
若者はいい気分になって暫しの間ならということで住み着くことにした。
すると最後に「但し、ここでは神霊の名はおろか、特にク・フランの名はみだりに唱えてはなりません」
「彼らを侮辱することになります」と強く言われ、若者は了承した
住み着いて暫く経ち、若者が森を歩いていると
なんと鬱蒼と茂った木々の裏に柘榴が大量に生っているのを見つけた
彼はここが冥界なのではと疑い、ニンフに「どうしても神霊に祈りを捧げたい」と申し出た
ニンフはどうしてもダメだと言うが、制止を払い若者は祈りを捧げた
すると視界にモヤがかかり、辺りがハッキリしてくると
若者のいる場所は荒涼とした冥界のように寂しい場所だった
そして目の前にいたニンフの顔は崩れ、みるみる内に赤黒い悪魔の顔へと変わっていった
若者は驚き、一目散に下ったが道が全くわからない
そして後ろからは悪魔が信じられない速さで襲い掛かってくる
若者は「雄々しきク・フランよ!あなたの山に悪魔が巣くっています!」
「そして愚かな私はそれに追われています!あなたが噂通りの蛮勇であるなら」
「どうか私に力を貸してください!」
若者がそう叫ぶやいなや、霊山の天で停滞しているはずの雷が一筋落ちてきた
それから数ヶ月後、あの若者の妻が一人きりで暮らしているところ
夜中に突然ドアを叩く音がした
誰かと思い尋ねるとあの若者だという
とっくに死んでしまったものと思っていたので妻は大喜びでドアを開けた
若者は青白い顔をし、頬はこけていたのだが明るい顔で妻を抱きしめた
「今まで済まなかった。寂しかったろう。」と言い、腰袋から何かの実を取り出した
「私はク・フランの霊山へ行き、そこで大変美味しい果実を見つけた」といい妻に食べろと言った
妻は「まぁ、赤黒くて変わった形をしているのね。でもあなたがそうおっしゃるのなら食べるわ」
と言い、果実にかじりついた。
すると「食べたな?」と若者は呟き、段々と彼の顔が崩れて醜い悪魔の姿に変わってしまった
「あの男は我々の国へ自ら足を踏み入れ、冥界とも知らず私に精を注ぎつづけた」
「身の衰えにも気付かず、逃げたとて我から逃げおおせるものか」
「お前も冥界の果実である柘榴を口にした。夫婦仲良く冥界で暮らすがいい」
それ以降、若者の妻の姿を村で見かけた者はいなく
妻の住んでいたところの木々には、赤黒く変形した奇妙な果実が生っていたという
長文駄文すみませんでした
うまく表現できませんでしたね
ここの主旨じゃなさそうな話書いちゃったし・・・
そもそもク・フランが出てくるクセに唯一神信仰に似たような描写が
出てきたりと、結構直すのに大変でした
話し手の彼曰く「キリスト教も流入してきたからなぁ」
「昔はもっと違う描写だったかもしれない」とのことで
強引に納得させられたというか
しかし柘榴はちょっと違う宗派の某話だろうwと思いつつ
結構深く関わるのでそのままにしました
雷鳥さんみたいに簡潔に不思議な程度の話がいいんですかね?
651 :
あなたのうしろに名無しさんが・・・:04/02/09 01:26
関学ワンダーフォーゲル部の遺族の方々もたいへんですね。
お悔やみ申しあげます。
むかし遊びで近所の山に入ったとき、けものみち歩いてると
「ここより入ってはいけない」とかいう赤い看板があって怖くなって帰ったことがあった。
もう一度確認しに行ったけど、どうしても見つからなかった。
627さん、大変面白かったです。
私は難しい事はいっさい分かりませんが(勉強不足)
悪魔の石榴のまがまがしい感じが良かったです。
他のお話も良ければリクエストしたいです。
西欧、北欧でもどのあたりのお話か書いていただけるともっとありがたいです、、
個人的には、長文は好きです。(長いとわくわくする)
雷鳥さんのお話もいつも楽しみにしていますが、
あの方の場合はお話が沢山あるので、一つ一つを短く纏めている、と聞きました。
今回の火葬のお話は興味深かったです。
>>646 興味深いね。
日本神話でイザナギが死んだイザナミを迎えに行く話を思い出した。
あと、あの世のものを食べたらもうこの世には戻って来れない
というのは日本やアイヌをはじめ、結構聞く。
>>636 おそらくそれは偽装した妖怪ポストなんだよw
しかしちょっと不気味な話だよね。
>>655 冥界の食物を食べてしまった者が現世に戻れなくなるのは、ペルセポネっぽいよね。食べるものも石榴だし。
>>646-650 >>雷鳥さんみたいに簡潔に不思議な程度の話がいいんですかね?
いやー、この話も面白いですよ、ぜひとも色々な話をお願いします m(_ _)m
>>冥界の果実である柘榴
ギリシア神話にも、デメテルの娘 ペルセポネーが、冥界の柘榴を4粒食べた為、年に4ヶ月、
冥界で過ごさねばならなくなった故事がありましたが…
柘榴はあの世と関連深い(とされる)果物なのでしょうかね?
人肉の味とか言われたりするしね。
なんなんだろうね、見た目とか中身が何かまがまがしいものを連想させるのかね。
みなさん博識ですね。
ここは他と違って荒れてないので、楽しんで読ませてもらってます。
雷鳥一号さんに限らず、627 ◆DxCY1HKXjs のような話も興味深く読ませて戴きました。
また山の生き物の話も興奮して読みました。
山岳信仰は門外なので、資料の紹介も含めて有意義でした。
ではまたROMに戻ります。
>>635 もしそのまま車を進めていたら彼は一体どんな目にあっただろう…
>>637 死体((((;゜д゜))))ガクガクブルブル
亀ですが、
>>294って怖いけど、何かファンタジック。。
他の怪談話とはちょっと違った感じね。
夜空には満月が輝いて異形の影が出来てる風景想像した。
>>328 「山の測量」って久しぶりに読んだら後日談がうpされてたのね。。。
またまたイヤーな感じの展開だわさ。
恐レスだが、昔は火葬するにもきちんとした設備もなくて
火力も強いもので一気に、というわけにはいかなくて
ドラム缶のような簡素なものに入れて、村人何人かが付き添って焼いてると
自然現象として、死体は割りと大胆な動きをしてたらしい。
火をたくと、当然間接とかに圧力加わって、暴れちゃちゃうんだろうね。
↑
読み返したら、日本語かなりおかしい・・・。
ごめんなさい。
>667
んなことない。意味分かるし。
想像したらチョト怖いよね。
身内だったら参加したくないな。
イカを焼いた時みたいに、死体がドラム缶の中でヌラヌラと...
>>666 炎の中で死体が動き回る様は、想像すると恐ろしいな。
しかし一度見てみたい気もしちゃう。
オカ板の人だねえ。
>666
不謹慎なたとえかもしれんが、スルメを焼いた時みたいなものなのだろうか。
厨房の時の担任から聞いたんだが
座棺に収められた父親が火葬にされる間見ていたら、うなだれていた首が上を向いたとか
怖い話とかじゃなくて、普通の会話の中でそんな話が出て聞かされたこっちはびびったが、
ご当人は筋肉が炎の熱で収斂するんだって言ってた
>>646-650 ク・フランとはクー・フーリン (Ch Chulainn)と同一の存在でしょうか。
ケルト神話の英雄ですよね。なかなか興味深い話でした。
石榴というのは人の血肉の象徴として扱われることが多いようです。
鬼子母神が人肉の代わりに口にしたのも石榴でした。
また飛び降り自殺の死体のことを石榴と呼んでいたようないないような・・・。
そういう意味では、桃の対極にある果実なのかもしれません。
石榴にしてみれば「勝手なこと言うな」という感じかも。
>>661 赤川次郎さんの作品は『夜』ってタイトルの物ですね。
結局最後までマンイーターの正体が明かされないのが怖かった。
この人は推理物よりも怪奇物のお話の方が良作が多い気がします。
↑個人的な意見ですよ〜。
>>この手の小説でお勧めキボン。
戸川幸雄さんの熊害を扱った小説はなかなか怖かったような記憶が。
子供の頃の記憶ですから、今読むと分からないですけど。
知り合いの話。
山間にある彼の村には、昔小さな火葬場があったそうだ。
小さいと言っても、煉瓦で組まれた窯と鉄製の大扉がついた立派な建物だったらしい。
そこで働いていたお爺さんに聞いたのだが、時に不思議なことがあったという。
亡骸を焼いていると、中から悲鳴がして扉が力一杯叩かれるのだそうだ。
慌てて内部を確認すると、遺体はきちんと納めたままの格好で横たわっている。
訝しく思いつつも再開すると、また悲鳴が聞こえてくる。
何が悲鳴を上げていたのか皆目分からないので、考えるのを止めたという。
そのうち、係りの者も遺族も、中から声が聞こえても無視するようになったそうだ。
現在その火葬場は取り壊されて、墓参り用の駐車場になっている。
同僚の話。
彼の知り合いに、左官の仕事をしている人がいる。
腕は確かで、泥工と呼ばれる類の仕事は何でもこなす。
その人は若い頃に何度か、火葬場の窯の修繕仕事をしたことがあるという。
釜の内側はかなりの高熱に晒されるため、痛みやすいのだそうだ。
ところが、ある火葬場の窯だけは様相が違った。
まるで鋭い鍵爪で引っ掻いたようなひどい傷が、窯の内面にびっしりとあったのだ。
しかも行くたびに、新しい傷が増えていた。
仕事とは言えそこには行きたくなかったな、と彼はしんみり言っていた。
知り合いの話。
戦前、彼の持ち山には焼き場が設けられていた。
浅い穴の上に櫓を組み、死人をそこで焼いていたのだそうだ。
魚や植物などと違い、動物の肉というのは焼かれるとかなり収縮する。
また腱や筋などは、高温では溶けてしまい千切れてしまう。
そのため焼く途中で手足は跳ねまくり、まるで暴れているように見えるのだという。
ある夜、彼が火の番をしていた時のことだ。
湿った音がすると、いきなり仏の右足が櫓の外に突き出された。
やれやれと思いながら突いて火の中に戻そうとすると、すぐ横に別の足が飛び出す。
それもまた右足だった。
その夜に焼かれているのは、中年の男一人のはずだった。
立ちすくんでいると、今度は女性の左手が飛び出してきた。
ゆっくりと後退り、燃え尽きるのを待つことにした。
櫓が灰になった跡に残されたのは、一人分の骨だけだった。
そんな体験をしたのは、後にも先にもこの時だけなのだそうだ。
火葬場ネタが盛り上がっているようでしたので、燃料を投入しておきます。
>>675で書き忘れたのですが、これはある山裾にある火葬場での話だそう。
やはり今はもう取り壊されているのだとか。
>>676の話とか聞くと、やはり死体って結構跳ね動くみたいですね。
うう、嫌だなあ。
>>642 奇声を上げ始めた死体は、必ずと言っていいほど村に向かって走ったとか。
村に入れないために、見張りの者は鍬とか鋤とか鎌を死体の身体に引っ掛けて
火の中まで引き戻したということです。
うー、凄い話だ・・・。
どちらかと言うと、ゾンビというよりバタリオンですな。
680 :
あなたのうしろに名無しさんが・・・:04/02/09 22:51
しかし、日本の山は四方を海に囲まれ、面積も大陸とかに比べれば何十分の1
なのに、こうも山の深さを感じてしまうのは不思議ですね。必ずと言っていい
程、山中には寺(ほとんど修験、真言)があって山全体が長い年月、拝みこま
れているような独特の雰囲気ですね。ロッキー山脈とか海外の山の雰囲気とは
また違うんだろうなー。(行ったことないけど^^)
石榴の意味するところ、補足。
雷鳥一号さんも触れられている血肉の象徴のほか、
(ギリシャ神話では石榴は酒神ディオニュソスの血から
生えたともいわれている)
西欧、東洋をしなべて永遠や豊穣、多産を象徴することも多い。
あと、不死とか。
石榴が登場している物語(鬼子母神やペルセポネ)の
裏をかいているような意味を持つのが興味深い。
ある種特殊な、聖なる果物なんだろうなと思います。
平野が少ないからね。
誰だったか、満州で生まれ育った作家が
日本に初めて来たとき、山ばっかりで地平線が見えないのに
驚いたと書いてた。
そういう人にとっては、囲い込まれたような息苦しさを感じるのかもね。
火葬場ネタはやっぱり独特の気味悪さがあるよなぁ…
悲鳴を上げたり内側を引っかいたり、昔はどこの火葬場でもそういうことはザラだったのかな?
今の火葬場ではそういうエピソードってないのだろうか。
火葬場ネタ怖いな〜とゆうか不気味
画像でもみた事あるけど昔は田舎の墓地の横には
まるで焼却炉のような小さい焼き場があったそうだね〜
オイラはいわゆる火葬場と言われる設備の整った所しか知らないので
そんな小さな釜で焼いてたと思うとなんか恐いな〜
薪とか油でチビチビ焼いてたんだろうか・・
インドやネパールみたいに青空の元
オープンにガンガン火葬やられると、
火葬場にもそういう不気味さは感じない。
やっぱり日本の湿度と山中というロケーションで
恐怖ポイントUPしてるのだろうか。
あの辺はお葬式も明るいから
うわ、いつのまにかこんなに書き込みが。
やー、私も実際焼かれる現場を見たわけではなくて
地域の史跡とか実地を見てまわる授業の中で、
「ここらへん昔焼き場だったんだよー」と、
ほのぼのとそういう話を聞かされたもので。
私の説明なんかより、672氏の説明の方が正しいと思うよ。
スルメイカは関節がないから、ゆらゆらカーブを描く焼け方だろうけど
人間の場合は竹を焼いたりする(?)ような大胆な焼け方じゃないのかなぁ。
その先生いわく、結構激しい動きするので、
上から何かで押さえてなきゃいけなかったとか・・・。
昔の人なら、死人に何かが取り憑いて暴れているようにみえたかもしれんね。
その先生は、日本にも○○山の山中には、まだ近親婚つづけてる集落が残っているとか
そんなオフレコ話が多くて、授業の主筋よりも楽しかったなぁ。
>>688 被差別部落の人たちは山の中に住んでいる場合が多いだろうし、結婚
相手にも恵まれないだろうから近親婚が多くなるでしょう。
>>689 このばかちんがぁ〜。何でもかんでもブラックに結びつけるでねぇ。スレが荒れる
それと、ブラック密集地の西日本に住む人間として言わせてもらえば、B地区はむ
しろ市街地に多い。
大阪しかり、京都しかり、兵庫・岡山・広島・山口み〜んな市街地もしくはビミョーに
その外れだ。
山ん中にあるのはほんとにただの部落(集落と同義)。
あやふやなことを言ってはいかん。それこそ陰惨でジメジメとした日本の悪習に繋がっ
てしまう。
このスレのイイところは、明るく・楽し・くサッパッリとした恐怖だと思うぞ。
そうだね
「〜だろうし」とか「〜だろうから○○になるだ
ろう」という憶測だけでこのテの話をするのは
褒められたものじゃないよ
天体観測が趣味の時期があり、都会の灯りをさけて山奥まで出かけていった。
ある流星群の集団観測のときも、険しくはないが人家から離れた山に登って行った。
流星の観測には、カメラのほかに声を録音する方式を採っていた。
その日の観測は当りだった。
みんな興奮して天空を見つめたまま、声にして観測結果を記録していった。
後日、録音を聞いて用紙に記録した人が、「観測は成功だったが、あの日の録音にへんな声が入っていた」といって、
ログを見せながら首をかしげている。
みんなで聞いてみようということになり、再生してみた。
観測中の雑談、そして観測報告が録音されている。
そして会話の間のホワイトノイズが響いている個所で、自分達以外の声がする。
「ああっ、ふう」
嘆きのような声と溜息の繰り返し。
最初微かだったげと、その内に大きくなっていた。
「あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛ー」
こんな声になり、マイクが近い自分達の声が遮られることはなかったけど、
明らかに何者かが周囲をうろついているようすが録音されていた。
奥山の観測では、ときたまこんなことがあります。
ああ そうだよ
俺だよ俺
オレオレ詐欺キタ―(゚∀゚)―!!
雷鳥さん乙です。
火葬場の話が盛り上がってたみたいだけど、焼いてる最中遺体が動くってのは
マジで聞いた事あるよ。
筋肉が縮むとか、そんな風な事だったな。若い人の方が特に動くらしい。
上半身起きる、とかね。ガチで見たら((((;゚Д゚)))ガクガクガクブルブルブル。
だからって、窯の内側の引っかき傷の原因とは言えないけどね。
遺体から魂抜けてないのかな?苦しい思いして死んだら成仏出来ないよ。
>>692 普段寂しい処が、にぎやかになったので興味本位で集まってくるのかも。
悪いものではなさそうですね。
「なんや今日はえらいぎょうさん人あつまってまんなあ。」
「なんですか、流星が見えるゆうて集まったらしいですよ。」
「あっ私ね、生きてる時見ましたよ。それ。」
「えーですなあ。私ちょうど死んだ翌日にあったらしいんですわ。」
「ほな皆でみまひょ。」
って感じ?
>>699
>>646 おもろかった。
ありがとう。
しかし嫁、ひたすら悲惨だな。
振り回されるは、浮気されるは、最後は一緒に冥界に連れてかれるは。
DQN男とは結婚するなって戒めの意味もあるんかな?
唐は安史の乱があったころの話。
長安に迫る戦火から逃れるため、時の皇帝玄宗はじめ宮中関係者は蜀の地に逃れた。
当時の宮中楽団に笛を吹く男がいた。蜀に逃れる途中、男は一人街道から外れ山中に迷い込んでしまった。
暗い山道に林立する巨木に月の明かりさえ見えない中を、男は何時間も歩き続けると古びた寺社の門が目の前に現れた。
男は何度も門を叩き声を上げたが、誰も答える者はいない。仕方なく、男は夜が明けてから道を探そうと門前で野営の準備を始めた。
住み慣れた都を遠く離れ、しかも一人山で道に迷った心細さから、男は寝入る前に笛を吹いた。
するとどうだろう、ほんの僅かにもれる月明かりを浴びて、深い木立から現れたものがいた。虎であった。
よくよく見ると普通の虎ではない。虎は後ろの二本足で立ち上がり、男に迫ってきた。
男は慌て、すぐに近くの樹によじ登ったものの、二本足の虎は二頭三頭と増え続けた。
妖怪の類だ、と男は樹からも降りれず、だからと言って何時までもじっとしているのも耐えられず震えていることしか出来なかった。
しばらく、何時間かたったと思ったころ、一人の老人が虎の間に表れるのが見えた。老人は虎たちを叱り付け、男を樹から降ろしてくれた。
老人は男を労うと、男の手にした笛を見て言った。
「この笛は妖魔を呼び込む。未熟な拵え物だ」と。
唐は安史の乱があったころの話。
長安に迫る戦火から逃れるため、時の皇帝玄宗はじめ宮中関係者は蜀の地に逃れた。
蜀へ逃れる一行の中に、ある碁の得意な文官がいた。彼は、やはり一人道に迷い、さ迷い歩いていると、
山中で人の住む家を見つけることが出来た。彼は戸を叩き人を呼ぶと、小屋の中から老婆と若い娘が顔を出した。
彼は道に迷った旨を告げ、今夜の宿を請うと、母娘と思しき二人は家の中に招きいれてくれた。
食事をもらい、いざ就寝となり寝具に身を横たえると、隣の部屋で寝ているはずの母娘の話し声がもれ聞こえた。
こそこそと話す声に無意識に耳を傾けていると、母娘は碁を打っているようだった。
碁盤も使わず口頭で、お互い横になったまま次々に手を打ってゆく。彼も興味が出、熱心に聞き耳を立てた。
母娘は二人とも、ものすごい長考で、碁の得意な彼も知らない打ち手を様々に使っていた。
そして、夜半までかかったにも拘らず手は五十手も進まず、ついに勝負は付かなかった。
翌朝、彼は小屋を辞し一路蜀へ向け道を進んだ。彼は後、この山小屋で聞き耳を立てた母娘の勝負から、
妙手を得た、と話したという。
どちらも[隋唐演義]に見える中国の山の話です。
うろ覚えの上、長文・拙文ですみません。
その上外出だったら本と申し訳ない。
お久しぶりです
俺の稚拙な文でも楽しんで頂けたようで、大変光栄です
すぐ次の話を文章化してうpろうと思っていたのですが
急な仕事が入ってしまい2chに来れませんでした。すみません。
>>655>>657>>658>>681 柘榴って不思議ですよね。食べなれてくると結構うまいんですが
ただ、食べ終えたら口の中が真っ赤になってしまい
まるで血のようだということと、見た目の悪さもあって
冥界の果実となったんではないかとも思いました
>>673 地方的にケルト中心の出自らしいのでクー・フーリンと同じものだと思います
但し某ゲームのようなスマートな青年のイメージはないですが・・・w
向こうではク・フランよりもタム・ラン(リン)の方が有名なんですけどね
>>702 嫁悲惨ですよねw昔の話だからか人権なさ杉
西洋の山の話とは言っても、近現代モノは既出の話と
かなり似たような話が多く、被ってしまっていて
特徴的な話と言えば昔話が多くなってしまいます
被るのもイヤなので、何かリクエストがあれば
手持ちにある話の中から該当するものをうpしようかと思います
ところで悪魔、儀式系は流石にスレ違いですよね?
山の話なら(・∀・)イイ!!
・・・と思う。
>692はナニがアレした話としか思えないが…。
火葬中の死体が動く話を聞いていつも思うんですが。
海外の学者が、数百個の墓を掘り起こして埋葬された死体を調べたところ、
20体に1体の割合で、死体の向きが変わっていたり、外に出ようとして
もがいた形跡があったとか。(詳細不明)
「早すぎた埋葬」があったなら「早すぎた火葬」も当然たくさんあった筈。
火葬中に仮死状態から目を覚まして、炎の中から逃げ出そうとしても
「今日の死体はよく動くなあ」とかいって無視されたり、炎の中に
押し戻されたりして、生きながら火あぶりに・・・
(炎の中だとその前に窒息死しますか?)
712 :
あなたのうしろに名無しさんが・・・:04/02/11 01:11
>711、墓地を掘り返して調べたって言うのが載ってた本は昔読んだ事がある。日本でも調べたら、桶の蓋に引っ掻き傷があったものがあったとか(T_T)。あと、数日前に埋葬したお墓を訪れたら、お墓から血だらけで上半身だけでて息絶えていたとか(>_<)当時トラウマに
ふと思い出したのでうpします
結構グロいです。そういうのがダメな人にはお薦めしません
情報元の男性は、この話を子供にも聞かせたことがあるそうですが
俺は彼の人格を疑い、また違う意味で西洋人の器のデカさを思い知らされました
また宗教色が珍しく見られなく、もしや現実にあったのでは・・・と思わずにはいられませんでした
魔女狩り、異端審問などが行われていた
俗に言う暗黒時代と呼ばれた時代
疑わしき者は密告せよ。という風潮が常であった為
当時の身体障害者や乞食、産婆や薬師などは真っ先に疑われており
山奥などに篭る者は多かった
しかし、人々は密告するのに格好の相手がいなくなっては
自分達の身が危うくなる為、篭った者達の行方を調べ山狩りなどで
彼らを見つけては、密告していた
ある日、密告があり報告が六人ほどだったので、教会は三人の騎士を呼び出し
その山へと魔女狩りに向かわせた
三人が密告した村人に案内されて山を進むと
目の前に大きな洞穴が見えてきた
そこに魔女達が身を潜めているという
三人は神の名を唱え、悪魔払いの文句を叫び洞穴に侵入した
中には三人の女と三人の男がおり、彼らはそれぞれ夫婦のようであった
一人の騎士が「魔女とその夫よ!汝らを浄化する!」と叫び
一人の騎士が三人の男を問答無用と槍で串刺しにし
一人の騎士が三人の女を抵抗させる間もなく縛り上げた
当時の教会は腐敗しきっており、手足となる騎士達も例外ではなかった
三人の女は美しかった為に彼らは欲情し、一人は妊婦であったにも関わらず女達を暴行した
ひとしきり楽しんだ後、彼らは遊びで残虐な拷問をする事にした
元々、拷問をして殺さなければならないのだ。それが浄化である。彼らに躊躇はなかった
一人の女は体中に焼いた鉄棒を突きつけられ、全身が焼けただれ痛みに耐え切れずに死んだ
一人の女は全身を槍でめった刺しにされ、体中が穴だらけになり絶命した
妊娠していた女が最も酷く、性器をムチで裂かれ
焼いた鉄棒をそこから子宮まで押し込まれ、胎児を焼き殺されて女も狂い死んだ
死体を焼いて埋めた後、騎士達は彼女らの金品を奪い下山した
下山してから三日ほどが経ち、一人の騎士にある異変が起きた
突然、病にかかり全身がただれるような姿になり死んだのだ
なぜこうなったのかはわからないが、その姿は彼が焼き殺した女にそっくりだったという
他の二人はこの話を聞き、恐ろしかったが只の偶然だと鼻で笑った
だが槍で女を殺した男はとても不安になり、三人の女達が住んでいた山に行ってみる事にした
山中は以前来た時よりもやけに陰湿で、また小動物の鳴き声や音も一切聞こえなかった
違和感を感じ、不安になった騎士は道を引き返そうとした
すると、途端に両足に激痛が走った。痛みで歩くことさえ出来なくもがいていると
両腕、腹、胸、背中と痛みは広がっていった。しかし何故か斑点状に痛まない部分もあった
余りのことに患部を見てみると、初めはぶす色に
そして緑色へと斑点状に皮膚が変色していくのが見えた。部分的に皮膚が腐っていっているのだ
彼は痛みにもがき苦しみながら絶命した
同じ時、最後の騎士が妻と夕食を共にしていたが見知った神官に呼ばれ、外出することになった
彼は「夜も深い。しっかりと戸締まりをするんだぞ」と妻に言い聞かせた
妻は妊娠していただけに色々と気を遣っていたのだ
用事が長引き、夜明け頃彼は帰宅すると、妻は何者かに暴行されて死んでいた
しかも死体の子宮に棒を押し込まれた形である。彼は酷く憤慨したが
妻の哀れな姿を見て、先日自分が殺した女を思い出した
あの女は本当に魔女だったのではと、彼は震え上がり、次は自分の番だと考えた
どうにか許しを得ようと考え、あの山に行く事にした
入山すると、山が不気味なまでに騒がしく、また禍禍しく感じられた
それでも随分進んでいると、彼は突然黒い何かに足を取られて躓いてしまった
その何かとは二人目の騎士だった。黒くなっていたのは小さな動物達が集っていたからだ
動物を取り除くと、二人目の騎士は既に事切れており、動物達に身体を食われているようだった
しかし、何故か体が殆ど腐っており、腐っていない個所だけが斑点状に食われていて
体の所々に風穴が空き、まるで槍でめった刺しにあったような無残な姿だった
残った最後の騎士はもう恐ろしくなり、女達を埋めた場所へと急いだ
場所へ着くと墓標の前で騎士を許しを請い、魔女狩りを止めさせると誓った
すると地中から声が聞こえてきて「私達を全て掘り出したら許そう」
「それが出来なければお前は業火に焼かれ地獄に落とされる」と告げた
騎士は必死に地中を掘り起こしたが、騎士達は彼女らを焼き、棺おけにも入れずに埋めた為
遺体は完全に朽ちてしまっていて、とうとう彼は女達を掘り起こす事は出来なかった
数刻後、山に男の悲鳴が響き渡った
不心得者が一人で入山すると
その叫びは今でも稀にそこで聞くことができるという。
また長くなってしまった・・・
皆さん長文駄文申し訳ありません
前述しましたが、思い出したところ実際にありそうだと思っていたものでもあっただけに
多少皆さんに不評を買うのを覚悟でうpしました。苦情は受け付けますw
実際魔女狩りはかなり惨いやりかたでされたらしく
当時の拷問器具を見れば理解できると思います
わざとすぐ死ねないように出来ていますからね
そして当時の被害者は300万人〜900万人とも言われているようです
ご冥福をお祈りします
コメントまでスレ違いなので、とても反省してますw
次はほのぼのとした、このスレに会うような話をすると誓いますw
身も蓋もないほどにドライな感覚に日本との違いを感じる。
おもしろいなあ。
糞なことをした奴が糞な目にあって死ぬというだけの因果話
世界中どこの国にも形を変えて似たような話がうじゃうじゃあるだろ
721 :
あなたのうしろに名無しさんが・・・:04/02/11 01:33
面白かったです。魔女狩り。たしかウエストが太い女も魔女狩りの対象だったとか(^_^;)。魔女狩りで拷問された女性の手記も読んだ事があります・・・よく生きていたなあ
タム・リン…エメラルドドラゴン?
これだけではなんなので、祖父から聞いた話。
山歩きが日課で、常にお不動さんの小さい像を持っていた。
ある日、熊に出会い、襲われ、気がつくと病院のベッド上だった。
肺の1センチ上まで切り裂かれていたが、たまたま助かったらしい。
命が助かったのはお不動さんのおかげ、と祈りをささげようと
したら、持っていたお不動さんの胸部に刃物で切ったかのような
傷跡がついていた。その傷跡は、自分の怪我と全く同じ位置に
あり、後ろの炎まで達していた。
お不動さんが自分の身代わりになってぎりぎり助けてくれたと
咄嗟に思ったそうな。
「熊の爪が振りかぶられた瞬間、初孫見るまで死ねんのじゃ
(゚Д゚)ゴルァ!と思ったら、電波受信したように頭が真っ白に
なった」と語っていた。ちなみに熊はその後猟銃で撃たれたが、なぜか
銃弾以外の穴のような傷跡もついていたそうだ。
祖父は「お不動さんの独鈷杵攻撃に違いあるまい。」と言っていた。
…文章下手でスマヌ。熊にかじられ逝ってきまつ。
723 :
あなたのうしろに名無しさんが・・・:04/02/11 05:00
クマった。
むー、なかなかインターナショナルになってきて
いい感じです。
スレ違いかもとおっしゃらずに、舞台が山ならとりあえずカキコんで下さい。
三騎士の因果応報の話も面白かったですよ。
>>637 こわい・・・・・
こわいけど、それは死にきってなかった人を火葬してたんじゃ・・・・・・・
>>721 ウェストの太い女・・まさかウチの嫁も・・奥様は魔女? ガクブル
>>722 お不動さんの独鈷杵攻撃 カッコイイ
ナムダイシヘンジョウコンゴウ
>>722 エメドラって懐かしいなおい(w
関大連中は北陸の積雪を甘く見すぎ。天気が崩れるってのも予めわかってたはずなのにねえ。
税金の無駄遣だいYO!捜索費用全額負担しやがれってんだ。
どっこいしょ攻撃 なんちてな。
>713
>646といい、罪の無いはずの妻が死ぬとこが共通してるのが
昔の(つか宗教的な?)夫婦観が見えて面白いのな。
なんかもう神話の域にはいってるような話は、
身近な怖さっていうかそういうのを感じないので、フーンとしか。
五、六年前くらいのことだろうか。
その日も俺は、いつもよくいく近場の山へ登りに行った。
ふと、今日は違うルートで遊びたいなと思い、道もついてない雑木林へと
足を踏み入れた。
ところが杉林が延々と続くだけで、一向に眺望は開けてこないし、歩きは
辛いし、正直、馬鹿なことを考えたものだと後悔して、もうやめようと思
った。
しかし道を引き返すのも面倒で、川に沿って下れば適当な場所に降りられ
るだろうと、たかを括って降り始めたのだが、笹の藪につきあたり道のり
は険しさを増すばかりだった。それでもかなりの距離を歩いていたので、
ほどなく里に行き当たる筈だと、強引に進み続けた。
そうしてしばらく歩きつづけると、笹も杉林もまばらな少し開けた場所に出た。
そしてその少し開けた場所の中央に奇妙な杉が生えているのを発見した。
十本ばかりの杉が円筒状に生えていて、その杉どうしの隙間が20センチ
くらいしか離れていず、隣合った枝どうしが癒着しているものを想像して
ほしい。
俺が見つけた奇妙な杉というのが、そんな姿だった。
下生えの枝は、癒着したもの以外は、ちゃんと刈り込まれていて、あきら
かに人偽的なものと見て取れた。
そういえば、前にテレビでこんな風に木を曲げたり枝を癒着させたりして
いる、外国の園芸家だかアーティストがいたのを思いだし、多分これも、
それに類したものだろうと思った。
「カメラを持ってくれば良かった」と思ったが生憎、その日に限って持っ
て来なかったことが今でも悔やまれる。
円筒形の内側を覗いて見ようと思い、枝の隙間から覗いて見たが、なにぶ
ん暗い森林の中、午後も暮れかけようという時間なので暗くて闇を覗きこ
んだだけだった。
枝の密集を足がかりに5メートルくらい登ってもみたのだが埒が開きそう
もない。
もっと詳しく観察したかったのだが、日も暮れる時間も間近ということで
観察もそこそこに山を降りた。
結局、断崖につきあたり、来た道を引き返し本来の登山道に戻る頃には陽
も暮れて、闇の中、懐中電灯の明かりだけを頼りに山道を降りることにな
った。
もういちど、あの場所に行きたいと思っているのだが、なにぶん険しい道
のりなので、未だに見にいってない。
(糸冬)
要するにストーンサークルみたく杉が生えてたって事?
>>661 遅レスだけど、岡本綺堂の「木曾の旅人」は良かった。
ネタ的にはありがちな話なんだけど、
描写の積み重ねと、ぼかした結末がさすがにうまいと思ったよ。
736 :
あなたのうしろに名無しさんが・・・:04/02/11 22:50
>728
誰も突っこんであげないので
('A`)
こんばんは。え〜以前よりちょこちょこまとめていた海外の山怪談が
少し形になりましたので、小出しに書いていきます。
しかし、調べてみるとホラーノベルに使われているようなネタも・・・。
新鮮味はないかもしれませんが、よろしかったら読んじゃってください。
アメリカで山岳ガイドに聞いた話。
その日、彼は尾根を歩いていて足を滑らせてしまった。
滑り落ちた先は、砂地にできた奇妙な穴だった。
すり鉢状になっていて、まるで巨大な蟻地獄のようだったという。
穴の底には、脱出できなかったらしい動物の骨が見えたそうだ。
急いで穴から出ようとしたが、砂が崩れて上まで上手く登れない。
大声を上げて近くにいる仲間に助けを求めた。
仲間のおかげで無事に穴から出られたのだが、その時穴の底からある音が確かに
聞こえたのだという。
舌打ちの音だった。
慌てて目をやったが、何も怪しい物は確認できなかったそうだ。
アメリカで山岳ガイドに聞いた話。
ある山脈の奥深くに、不思議な穴があるのだそうだ。
それほど大きくはないのだが、深さはかなりあるようだという。
生い茂った大木の陰になるので日の光も差さず、底が見えた例はない。
ある時、たまたまこの穴の側で野営をした流れ者がいたのだという。
夜になり寝る支度をしていると、穴から淡い光が漏れてくるのに気がつく。
興味をそそられ覗き込んだ彼の目に映ったのは、穴の中に広がる満天の星だった。
さては穴の奥には水があって、水面に星空が映りこんでいるんだな。
そう考えた彼は手近な石を何個か、穴の中に抛ってみた。
石は見る間に小さくなり、星空の中に吸い込まれて消えた。
しかし、着水する音はいつまでたっても聞こえない。
急に落ち着かない気がして、野営地は穴が見えない場所にずらしたそうだ。
ガイド自身はまだその穴を見たことは無く、一度見てみたいと言っていたという。
アメリカで山岳ガイドに聞いた話。
ある州には、松林しか生えていない荒れ果てた山々があるそうだ。
大昔、白人の婦人が産み落とした化け物がうろついているという伝説があるらしい。
ガイドがこの地でキャンプした時に、遠くの松林の中で奇妙な物が見えたという。
光る球が何個も連なって、山谷を渡って行くのだ。
首を傾げている彼に先輩ガイドが教えてくれた。
正体がわかるほど近づいた者はいない。
過去にはいたらしいが、皆、夜の山に呑まれたように行方不明になっているという。
地元の住人の間では話題にすら上げられないのだと。
そこまで聞いて、彼はそれ以上関わらないことにしたのだという。
確かにこうして書いてみますと、
>>707で627◆DxCY1HKXjsさんが述べられた通り、
海外の怪談とは言えかなり被ってしまう気がします。
地域性が上手く出せれば読んでいても面白いのでしょうが・・・難しい。
アジアの方の山怪談はかなり変わっている気もするのですが、私の勘違いかも。
まあ、どう読まれるにしろ、ぼちぼちまったりと書いていきませう。
楽しみにしてます。引き続きよろしく。
私の釣りの師匠が若い頃に源流の岩魚を求め、初めての沢を
単独遡行した時の話です。
高巻き(そのまま沢伝いに遡行できない時にする迂回)を
したところ、斜面を登ったところの藪中に頑丈で重そうな
木の蓋をされた井戸を見付けたそうです。
いささか疲れていた彼は井戸の蓋に腰掛けて一休み。
握り飯を食べ、良い気分で得意な(私はそうは思いませんが)
歌を歌って暫く一人楽しんだ後、帰り道の目印を近くの枝に
結んで遡行に戻りました。
辿り付いた源流で良型の岩魚を多数釣り上げた帰り道、彼が
井戸のところまで戻ると何故か分厚い蓋がずれて井戸の口が
一尺ばかりのぞいています。
周囲に民家はおろか、通り道やその痕跡すらありません。
沢に先行者がいると解っているのに後を追ってくる釣り人は
居る訳ありませんから人の仕業であるはずもなく、動物の
仕業としても藪にその痕跡が無いのは不自然です。
藪に残る大きな生き物の痕跡は彼のものだけでした。
そもそも、何故そんなところに井戸が掘られているのか?
と言うか、本当にそれは井戸なのか。
急に怖くなった彼は蓋の上に岩魚を何匹も置いて急いで下山し、
以来、その沢には行っていないそうです。
源流の単独遡行は危険であるのですべきではありません。
が、遭難や滑落の他にも人知外の危険があるのかもしれません。
721さんの
>たしかウエストが太い女も魔女狩りの対象だったとか(^_^;)。
についてですが、魔女の拷問にかかる費用は被疑者の家族持ち
とされていたため、金銭目的で裕福な家の者を引っ張る事が
多々あったと聞いた事があります。
太っている事は裕福さの証明ですから対象にされ易かったの
かもしれませんね。 でも、あくまで私見です。
では。
739雷鳥一号さんのお話にある穴の中の星空の正体はツチボタルの類
なのかもしれませんね。 グローワームってやつです。
でも、豪のタスマニアや本土の一部、NZにしか生息していない
らしいので、ツチボタルだとしたら生物学上の不思議ですね。
740はクトュルーぽくて何かなしにゾクゾクします。
>>739-740 「大昔、白人の女性が産み落とした」ってところがまた物凄く怖いっすね。
穴の方は、ひたすら静かで神秘的な光景が浮かぶようで、これまた怖い。
どちらも静的な怖さがありますね。
>>731-732 以前のスレで「繋ぎ木」って単語が出たことがあったと思います。
違う木の枝が互いに融合し合っている木らしいです。
その枝を切ったら呪われて死んでしまうのだとか。
運が良かったのかも?
>>743-744 うわー怖い話ですね。
誰がフタ開けたんだろう?
潰された井戸ってヤバイことが多いみたいだし・・・。
>>734 うわわわ!アリガd!
こういうのって何気にうれしいっす〜!惚れたぜ
ってかオイラが以前見たサイトってここだー!!
どういう経緯でここに行ったの謎だけど
もう一度逝ってみたかったんで感謝っす〜
他にも山ん中のもうほんとに焼却炉って感じの画像も見たんだよな〜
750 :
(…〆…) ◆jZBitLMG7o :04/02/12 02:25
ここをいつもROMらせてもらっている者です。
特に雷鳥さんのお話がお気に入りです。
やっぱり山という者には何か人間を超えた何かの存在がありそうですね。
妖怪とか雪男とか・・・例えばですが
やっぱり未知の領域にはロマンを感じますね。
雷鳥タソ乙っす
海外版もいいもんだな〜
アメリカの山って聞いただけで日本の山とは
違うイメージを抱いてしまうのはなぜだろう?(w
日本の深山幽谷のイメージと違いハリウッド映画の舞台みたいのを
ついつい思い浮かべてしまうんだよね〜(w
>>746 クトュルーぽくて何かなしにゾクゾクします
某州の松林の怪火というのは、あちらでは結構メジャーなネタらしいです。
F.P.ウィルソンという作家がこれを元ネタにした「荒地」って名前の
中篇ホラー小説を書いています。
この作品、ずばりクトゥルー物です。
「ラブクラフトの遺産」という作品集に収められていますので、
良かったら読んでみてください。
病める想像力全開で眩暈がします。(^^;)
>>747 「大昔、白人の女性が産み落とした」ってところが
白状しちゃいますと、この化け物ってジャージーデビルのことです。
山の怪談・・・というより都市伝説の部類かなぁ。
でも今でも目撃談が時々あるみたい・・・Xファイルでも取り上げてたし。
同じ地域だし、松林の怪火と何か関係あるのでしょうか。
>>751 どーもです。
私の場合、アメリカの山怪談って聞くと、まず頭に思い浮かべるのが
ツイン・ピークスだったりします。
あれって冗長な所を削ぎ落としたら、すごい良質の山怪談だと思うのです。
後、映画版の「シャイニング」がなかなかキテマシタ〜。
「死霊のはらわた」シリーズまで行くともう笑いしか出ませんが。
しかし、年齢がバレますな(汗)。
ジャージーデビルだったのか〜
ヤパーリアメリカの山の怖い話っていうと「ツインピークス」「X−ファイル」ですよね〜
「死霊のはらわた」は今観ると笑えるんだけど子供の頃にビデオで観た時は
トラウマになるかと思ったヘタレなオイラって一体・・(w
>727
一応、地元地域のものとして・・・。
“関大”とかくとやはり地元地域にあるまったく別の大学をさす呼称。
そちらは千里の山の上にある。山というより丘かな?
>>743-744 単独行で出会う怪異にはゾクッとする怖さがありますね
明日は我が身といいましょうか・・・
山の怖い話をするわけでもないのにずっとコテなのは何で?>灰皿
山というか森というか、、、「ブレアウィッチ」も思い出しますね。
あの映画のベースになった伝説ってやっぱりアメリカじゃ有名なん
でしょうか?
日本のとは少し違いますが、「無闇に山に入ってはいけない」という
ところは共通した概念のような気がしますね。
>>758 灰皿さん、前の方で山の怖い話書いておられましたぞよ。
怖いっつーか奇妙な味わいの話でしたけど。
>759
俺、あの映画見て以来、山に入るのちょっと怖くなった。
ブレアウイッチ
延々と不愉快な他人の喧嘩を見続けさせられた記憶が…
一緒にレポートするくらいだからそれなりに仲いい人達が
ああいう風にイライラして喧嘩してしまう何かがそこにはある
と思うと怖い気もせんかい?
ブレアウィッチの、テントで寝てる時に外からバンバンやられるシーン。
あれが一番イヤだった。
真夜中に聞こえる子どもの笑い声って相当恐いよなあ。
あと、ワラ人形みたいな呪いの人形がズラーっと下がっ
ている図も凄かった。
ヤラセとはわかってんだけど。
ちょっと日本的な恐怖だなと思った。
ブレアウィッチ…映画は見てないけど本は読んだ
後の方で森の中から行方不明になった友達の
「拷問を受けてるような叫び声が聞こえる」
ってシーンでガクブルしますた(;゚Д゚)
>>766 「拷問を受けてるような叫び声」が聞こえた翌朝、抜かれた歯が
テントの周りに捨てられているシーンがガクブルですた。
結論
ブレアウィッチは何だかんだと文句も多いが
結構恐い
…でOKでつか?
それではビデオ借りてきます。
769 :
あなたのうしろに名無しさんが・・・:04/02/13 00:44
結局なんだったのやら全然分からなったけどな
>>767 後味悪すぎるからそれなりに覚悟してね
スナッフビデオ風味だし
あげてもうたスマソ
768の間違い・・・
やめた方が無難だよ
DVDで買ったけど2度と見る気しないもん
実際体験すれば怖いだろうけど映画として見ると全然つまらんかったよ。
ブレアウィッチの映像で、乗り物酔いをした私は、
有る意味ヘタレでつ。
手ぶれで臨場感を出したそうな・・・
見た日の夜は、階段のぼって二階の寝室に行くのがホントにホントに怖かった・・・。
前にバイクで山林に突入した時、進行方向の安全を確認するためにバイクを降りて
少し徒歩で登ったら、たちまち迷ってしまったよ。
自分がどっちの方から登って来たのかさっぱり分からなくて、一人山の中を彷徨った。
時間にしたらほんの2時間足らずだけど、雪は降り出すわ日は暮れるわでかなり焦った。
最後はひたすら下ったら来る時に通った林道に出たので、かなり歩いて突入した場所から
再び登って何とかバイクの所まで戻れた。
遭難者の焦りというものをほんの少し味わったよ。
車で迷っても怖いのに…
山で出会ったお年寄りのハンター、というか猟師さん(?)
から聞いた話しです。
みなさんもウサギの足跡はどのようなものか御存知でしょう。
雪上に残ったものを見た方も多いと思います。
前足の跡が縦に二つ並び、その前に後足の後が横に二つ並んで
いるやつです。
でも、その猟師さんが追跡した足跡は大変に奇妙なものでした。
前足の跡が一つと後足の後が二つだけしかなく、しかも前後の
足跡が逆についていたそうなのです。
猟師さんは不気味に思いつつも何故か妙に惹き付けられてしまい
そのまま追跡したそうですが、その奇妙な足跡の続きは雪原の
真ん中でかき消すように途絶えてしまっていたそうです。
ウサギが追跡者をかわすために後ずさりをする事もあるそう
ですがそのような痕跡は全くみとめられず、まるで雪原の中
に解け込んでしまったような印象を受けたと言っていました。
また、連れていた犬の様子もおかしく、足跡が消えている辺り
に近付くと急に怯えだして使い物にならなくなったそうです。
でも、その猟師さんは先達の方々から「山にはおかしな者がいる」
と散々怖い体験を聞かされてきたそうで、俺のは大した事無いな
ぐらいにしか感じなかったとの事。
後で先達の方々には「見なくて良かったな」と言われたそうですが。
良く似てますね。
でも、私が出会った猟師さんは結構のほほんとした感じで話してくれました。
ミツにも色々いて、深刻なやつからどうって事ないやつまでいるのかもしれ
ませんね。
とは言え、先達の方々に見なくて良かったと言われたぐらいだから、深く
関ってしまうと不味かったのかも。
彼は奇妙な足跡よりも何故か山中に立てられていたカカシに出くわした時の
方が怖かったそうです。 理由は、確実に変わった人間が関与している事象
だからだそうです。 やはり理解し難い人間が一番怖いとの事。
とらばさみで三つ足になった小動物は見たことあるよ
たまに山菜取りの人が大怪我する事も・・・イタソウ
漏れは見かけたら必ず持ち帰り役場に持ち込み猛抗議
こんなのが未だ製造されているのが許せんよ
>781
古本屋で買ったワニ文庫の「とびっきり超怖〜い話」って本にカカシの話があったよ。
ある日、Hさんはキノコを採りに山に入って迷ってしまった。
何時間も山中を彷徨っているうちに日も暮れてきて、焦りを覚えた頃に
やや拓けた場所で5〜6人が焚き火を囲んで座り込んでいるのが見えた。
ところが道を聞こうと声をかけてもまるで返事が無い。
近づいて見ると、それは木の枝を組み合わせた上に古着をかぶせたカカシだった。
ゾッとして、「焚き火が燃えているのでまだ近くにこれを作った者がいるはずだ。
だがこんな場所でこんな物を作るような奴には会いたくない」と踵を返した時、
足元の焚き火に照らされたカカシの影が大きく動いた。
振り返ると、手前の背を向けたカカシの一つがユラリと立ち上がるのが見えた。
「バカな、全部確かめたのに・・・」 呆然とするHさんの目の前で、他のカカシも
フラフラと動き始めた。
最初に立ち上がったカカシがぎくしゃくとこちらに向き直ろうとするのを見たHさんは
ダッシュでその場から逃げ出し、ズタボロになりながらも何とか下山できたという・・・。
こわ・・・
(((; ゜Д゜))ガクガクブルブル
そりはカカシでなくてピノキオだ罠
バイクで山奥の林道を走っていた時、道に迷った。
とにかく人気の無い場所だったので、非情に怖かった。
それでも走っていたら畑が広がった!
こんな山奥に畑?って場所。
けど、人の気配を感じてようやく一安心。
道さえも無いような所なのに・・・
それで落ち着いて作物を良く観察してたら・・・変ったタバコの葉でした。
もっと怖くなり、無き入りながらもようやく下山。
後日友人に言ったら、何でとって来ないんだと怒られた。
あれとったら、つかまっちゃうよ〜泥棒とかじゃなく、持ってるだけで。
今からでもいいから通報汁!
ミツって奇形児で山へ捨てられて、狼人間化した人間のことでは?
生まれてすぐなら到底生きてはいられないし、
自分で自分の命を存続させることができるくらいの人間なら、
あそこの子供は云々みたいな話とか残らんかね。
ひた隠しにするには無理あるだろうし。
一昔前だったら、食糧事情が悪ければ、五体満足だって、間引かれていたんじゃ…
普通は生き残れないはずなのに極稀に生き残ることがあったってことかな。
殺伐としたスレに救世主登場!!
.__
ヽ|・∀・|ノ ようかんマン
|__|
| |
いや
.__
ヽ|・∀・|ノ ヨウコウマン!
|__|
| |
藻前には南極一号を。。
>>696 はだしのゲンに、そういう場面がありましたな。
「ギギギ」とかいって、焼いてる死体が起き上がってエビ反ったりすんの。
先輩の話。
アメリカで山に登った時の話だ。
同じ場所でキャンプをしていたアメリカ人と楽しく飲んだのだという。
テキサス出身の男性が、面白い話をしてくれた。
彼曰く、テキサスには昔大きな飛蝗がいたのだという。
何でも牛の代わりに鋤を引かせていたくらい大きかったのだと。
牛を連れて行けない山奥深い開拓地は、この飛蝗を使って耕したのだそうだ。
それを聞いていた別の男性が口を挟んだ。
「俺の故郷のフロリダには、人間を咥えて飛んでいくくらいにでっかい蚊がいたぜ」
きょとんとしている先輩をよそに、皆が大笑いした。
聞くと、この大飛蝗や大蚊の話、どうやらアメリカでは有名な民間伝承らしい。
実際向こうの山は、そういう大きな虫がいても不思議じゃない雰囲気なのだそうだ。
友人の話。
ビッグフットと呼ばれる獣人が、アメリカの山にいると言われている。
友人がアメリカの森林公園に行った時、ビッグフットを見たことがあるというガイドと
知り合いになったらしい。
ガイドが言うには、その公園内には蛙が群生している沢があるという。
そこで彼がある仕事をしていると、急に生臭いにおいが立ち込めた。
目前の繁みが音を立てて分かれ、黒い毛むくじゃらの人型生物が現れる。
そいつは彼より頭一つは大きくて、片手に大きな蛙をぶら下げていた。
しばらく睨み合いをした後、ビッグフットは蛙を口の中に押し込んだ。
やらないぞ、と言っているみたいだったという。
身を固くしている彼を残し、獣人は悠然と山の中へ去って行ったそうだ。
だから、蛙の多い場所には人を連れて近寄らないことにしたんだ。
客に何かあったら不味いからね。
最後に、彼はぽつりと一言こう付け加えた。
俺も、もう遭いたくないしな。
アメリカで山岳ガイドに聞いた話。
森林の奥深くに、手掘りの古い鉱坑がいくつも残っている地方があるのだという。
誰が何を掘っていたのかはわからない。
白人最初の入植者が来た時には、もう既に廃坑になっていたからだ。
インディアンたちも、掘っていた者のことはまったく知らないという。
地元では、金を掘っていたんだろうと言い伝えられている。
しかし坑道の中を確かめに行く者は一人もいない。
新月の夜になると、いまだに鑿で岩を削る音が聞こえてくるからだ。
まるで見つけられなかった何かを探すようで、鬼気迫るものがあるらしい。
彼も耳にしたことがあるらしいが、努めて無視をしたそうだ。
引き続き海外の山話です。
話を聞いた時にはえらく異国風情を感じたものですが、私が文章に直すと
あまりそんな感じは受けない感じです・・・(涙)。
表現力のなさが恨めしいっス。
楽しんでいただけたなら良いのですが。
799の鉱坑を掘ったのは、いわゆるマウンドビルダーと呼ばれる
(謎の)文明の人達かもしれませんね。
それにしても、未だに鑿を穿つ音が聞こえてくるとは……
先日みた指輪物語のモリヤの坑道を連想してしまった。
バルログみたいな太古の者が潜む鉱坑。いや、ゴクリかな?
>>758 ええっ!?コテで書いちゃまずいのか!?
一応スレタイに沿った話しかしないように気をつけているんだが・・
じゃあ気を取り直して
以前に何かの本で読んだ不思議な話
ある旅人が丹沢山中で夜をむかえた時
夜露をしのぐ為に仕方なく道端の「サエノ神」(確かそんな名前)の
祠で夜を明かそうとした。
夜も更けた頃、どこからともなく二人の声が聞こえてきた。
「お〜い、サエノ神、そろそろ行こうや」
「いや〜今日はダメだ。お客人が来てるんでな。今日のところはみんなで行ってくれや〜」
そんな会話を旅人はウトウトしながら聞いていた。
しばらくするとまた声がする。
「サエノ神よ〜今帰ったぞ〜。」
「どうだったんだ??」
「あ〜男だったよ。だがアレは15までの運命だ。最期はは川で果てる事になるな〜」
そんな会話を聞いた旅人は翌朝近くの村を周ってみた。
すると不思議なことに昨夜生まれた男の子がいるという。
そこで両親に昨日の出来事を話し、子供の為にサエノ神を大事にするようにすすめた。
やがてその子は釣り好きになり毎日のように山に釣りに入っていった。
そしてその子が15歳になったある日、釣り竿を壊して家に帰ってくると不思議な話をしだした。
「今日、おかしな事があった。川で弁当を食べていたら上流の方から一人の男の子がやってきた。
そしてその子が言うには・・お前は本当なら今日で命が終わる運命だ。だが親が信心深いので
60になるその時まで命を預ける・・と言われた」そう不思議そうに話したという事だ。
雷鳥様も灰皿様もすごく面白いですイイ!(・∀・)
楽しく読ませていただきました〜
>797
昔、白黒の”いかにも”な写真の中で、右手に猟銃を持って
左手に1m位はありそうなバッタを持ち上げていた写真を見ましたが、
あの写真には>797みたいな背景があって、アメリカ人はそれを見て
ゲラゲラ笑っていたのかもしれませんね。
>803
「サエノ神」は「塞の神」ですね。
道祖神とか結界を守る神様で、遡ると黄泉の国でイザナギが死者を封じる
為に置いた大石の事だとか。
あの世とこの世を分ける役割も併せ持つという信仰でもあるんでしょうか。
民俗学とか詳しい人が開設してくれないかなぁ。
死を司る存在というと、中国で竹林の中で碁をうっていた二人の老人北斗七星と
南斗六星のお話を思い出します。北斗七星が子供の寿命の数字をひっくり返して
延命してくれたとか・・・
灰皿タソ おもしろかったよグッジョブ!
>806タソ ナイス解説! ....&質問w
そのサエノ神は道祖神とは異なるサポート神みたいな存在なんでつか?
関係解説キボン
道祖神、塞の神は村と村の境界に立ち、
村の外からやってくる災いや魔物を遮るという
魔除けの意味合い持つというのが一般的な説。
日本だけじゃなく、ヨーロッパも村境に
十字架を掘った石碑が置かれていたりする。
>>806 >死を司る存在というと、中国で竹林の中で碁をうっていた二人の老人北斗七星と
管輅が趙顔の寿命を延ばした話ですね。
寿命を延ばしてもらう話には
・食べ物や酒を持って、生死を司る神の所(山の上とか)へ行く。
・神が何かに没頭している隙に、飲み食いさせてしまう。
・食べ終わってから寿命の延長をお願いする。
というパターンがあるとか。
ガイシュツだったらすまんがコピペ
洒落にならないくらい恐い話を集めてみない?Part27
http://hobby4.2ch.net/test/read.cgi/occult/1045050965/114-116 114 名前:あなたのうしろに名無しさんが・・・ 投稿日:03/02/13 13:06
最近、保育園で保母さんをやってる友達に聞いた話。
その子が行ってる保育園ってお寺がやってるとこで、すぐ近くにお墓があ
ったりする。お墓に子供が入っていたずらしないように、周りに柵がして
あるんだけど、柵の杭の尖った先っちょに、虫やトカゲなんかが串刺しに
なってることが良くあるらしい。園児のイタズラかもしれないけど、お寺
も兼ねてる保育園だから、けっこう人の出入りは多くて、広場で小学生な
んかがしょっちゅう遊んでるから、誰がやってるのかわからない。まぁ鳥
のせいかもしれないし〜って感じで、誰もたいして気にはしてなかった。
ところがある日、その柵にモグラが刺さっていた。さすがに哺乳類はグロ
いんで、すぐに園長先生(=寺のお坊さん)が片づけてくれた。
で、しばらくすると、今度はネコが突き刺さってた。これはさすがに酷か
ったんで、保母さんやお坊さんが集まって、誰の仕業か?どうしたらいい
のか?って話をした。でも、犯人はわからないし、再発防止の名案も出な
かった。結局、どーするんだろうね〜ってムードでダラダラと時が過ぎて、
ある日、ウサギが突き刺さってた。保育園で飼っていたウサギだった。こ
れは、友達が見つけたらしい。早朝に、お坊さんがお墓の掃除に行った時
には無かったのに。
その日は、たまたま友達より早く来ていた子供がいたんで、その子に何か
見た?って聞いてみた。その子は一言「『ヒサルキ』だよ。」って言った。
「『ヒサルキ』ってなあに?」と聞いても上手く説明できないみたいだっ
た。あとで、ほかの子に『ヒサルキ』の事を聞いてみた。みんな知ってい
た。でも、誰も『ヒサルキ』がどんなモノなのか説明できなかった。
子供達は、ウサギが死んだのを、あまりかわいそうだと思っていないよう
だった。何となく、しょうがない、みたいな感じで醒めていた。
続きます
116 名前:あなたのうしろに名無しさんが・・・ 投稿日:03/02/13 13:08
114のつづき
変だと思ったのは、『ヒサルキ』のことは、園児の親も知らなかったこと。
子供がそんな言葉を使っているところも、誰一人覚えていなかった。テレ
ビや本のキャラでもなかった。
すると、保母さんの一人が、昔そんな名前の絵を見たことがある、と言い
出した。子供が描いた絵は返してあげるので保育園には残っていない。た
だ、絵を描いた子がその保母さんの近所の子だったので名前を覚えていた。
「その子に聞いたら・・・」と友達が言うと、その保母さんは「引っ越し
た。」と答えた。そして、「その引っ越しが変だったんで、覚えてる。」と
も言った。なんでも挨拶もなく、急に引っ越していったらしい。さらに不
思議だったのは、引っ越す時にチラッと見たらしいんだけど、その絵を描
いた子が両目に眼帯をして車の中に座っていたんだって。それで、どこへ
行ったのかはわからずじまい。
それからニワトリが串刺しになったのが最後で、『ヒサルキ』騒動は終了。
結局、犯人も『ヒサルキ』の正体もわからずじまい。前みたいに虫なんか
は突き刺さってるみたいだけど。
終わりです。
昼休みに急いで書いたから、文章荒れてる?洒落になってるし。スマソ。
で、誰か『ヒサルキ』って知ってます?
まずはスレッド検索。
トカゲまではモズだろうな。大きさしだいだろうが、もぐらもありかな?
ただほかはねぇ。便乗かな?
どんだけ前のネタだよ…
816 :
あなたのうしろに名無しさんが・・・:04/02/14 23:56
ビックフットや獣人イイ!
アメリカで山岳ガイドに聞いた話。
ある山岳国立公園でキャンプしていた時のこと。
川で水を汲んでいると、水中の手にかかる抵抗がいきなり増えた。
まるで手の周囲の水だけがゼリーにでもなったかのようだった。
次の瞬間、ゼリー状の水が腕を伝って身体に這い登り始めた。
酸でも噴いているのか、腕に痛みをおぼえる。
動転したガイドは、自分の腕ごと近くの焚き火に突っ込んだ。
軽い火傷と引き換えに、生きたゼリーを引き剥がすことに成功したのだという。
それはするすると動いて、川の中に流れ込み、見えなくなってしまった。
上手く捕まえてりゃ、俺の名前が残ったかもな。
そう言ってガイドは笑っていたそうだ。
アメリカで山岳ガイドに聞いた話。
あるインディアンの居留地になっている山の頂に、聖なる湖があるという。
その水は澄み切っているが、底が見えるほど浅くはない。
かつては年に一度、インディアンはこの湖で祭りを催していた。
祭りの夜になると湖の底から光が射してきて、水が宝石のように輝いたそうだ。
輝く水面に娘たちが船を漕ぎ出し、贈り物を収めた籠を水の中に静かに下ろしていく。
籠が水底につくと、やがて結ばれた紐が引っ張られる合図がある。
引き上げられた籠の中には、この土地では取れない品々が換わりに入っていたそうだ。
その後、湖に向かい感謝の意を込めて、夜を徹しての宴が開かれていたと伝わる。
もうこの祭りは行われておらず、何を交換していたのかも定かではない。
湖の底から光が射すこともなくなったと言われている。
一体、彼らは何者相手に物々交換をしていたのだろうか。
アメリカ人留学生から聞いた話。
彼の実家は、有名な大きい湖の近くにあるという。
黒い山に囲まれた小さな町なのだそうだ。
彼はそこで生まれ育ったのだが、子供の頃に不思議な物を見たらしい。
夕暮れ、幼い彼が家路を急いでいると、後ろから声をかけられた。
振り返ると奇妙な男が立っていた。
身体は普通の人間だったが、驚くことにその頭部はまるで蛙そっくりだった。
蛙男は湖までの道行きを尋ねてきた。
彼がおっかなびっくり教えると、丁寧に礼を言ってから歩き去ったのだという。
数日後、夕暮れにやはり同じ場所で、彼は再び呼び止められた。
振り返ってから彼は硬直したらしい。
今度の男は、蛇の頭部を持っていたのだ。
彼は蛇が苦手だった。
蛇男は「蛙に似た男を知らないか?」と、しゃがれた声で聞いてきた。
彼は思わず、蛙男が湖に向かったことを告げてしまう。
蛇男は軽く会釈をし、足早に暮れなずむ道の彼方へ消えていった。
思い出すと今でも、夢を見ていたのかなと思うのだそうだ。
それでも彼は、蛙男の小父さんが無事に逃げ切れたことを祈っているという。
>>802 灰皿さん
気にされることはないと思いますよぅ。
まったり行きませう。
雷鳥さん乙
》818
上手く捕まえてりゃあ俺の名前が残ったのになぁ
なんかいかにもアメリカンっぽいねぇ(笑
>>820 >彼は蛇が苦手だった。
そういう問題じゃない気がw
>>820 >それでも彼は、蛙男の小父さんが無事に逃げ切れたことを祈って
なんかほのぼのとした白昼夢のようでいいなあ。
>>818 Part3にあった煮凝りのような水の話に似てますね。
蛙男に蛇男……出くわしたくはない……。
カエル男もヘビ男もきもいけど
戦闘力が人間以上ではければ別に驚異じゃないよね
熊とか野犬とかの方がはるかにデインジャー(;´Д`)
ナメクジ男の小父さんの現れてみんな助かると思われ。
漏れの脳内ではカエルとヘビがとてもメルヘンチックなイメージ・・・
ハンターハンターに出てきた蛙男のイメージが…
不思議の国のアリスみたいなイメージ・・・
カエルのおじさん(*゚ー゚)
以前、新宿の雑踏でケーシー高○とすれ違った時の経験に似てるかも
ごめん。山じゃないね
蛙男に蛇男。高橋洋介のイメージが浮かぶなぁ!
835 :
あなたのうしろに名無しさんが・・・:04/02/15 20:25
俵 籐太とか人に化けた龍とかでて来て、加勢を頼みますよね。
アメリカだと、ネイティブアメリカンのアニミズムとか関係ありそうですね。
このスレの住人の方の引き出しの多さと深さに感心する今日このごろです
>>821 ありがとうござい♪
マヨヒガ
>>843 コダマに関しては俺も聞いたことがある。
「向こうの峰から呼ぶ声があっても答えるな。つれてかれるぞ。」
と先輩に注意された。
>844
・・・あながち外れじゃないかもね 何かの鉱石とか
釣り基地三平に片目岩魚の話があったな。>鉱石
>846
化学工場で出た汚泥の不法投棄とかもある
>>846 それだけだと、「あんなモノを食うのに不自由しそうな魚が、何食ってアソコまで
大きくなれるんだ?」ってことは疑問のままなんだが…
エサのほうもなにか「変化」してるんだろうか?
それとも単に地形がああいう顔の形でも、エサを取リ易いれるようになっているだけなのか
>>雷鳥一号様
外国の山の話、楽しませていただいております。やはり、一味違いますねぇ。
ただ、今回のカエルの人の話や、以前の白人の女が産んだ「何か」や光る球体の話…
別の人も書いてましたが、H・P・ラヴクラフトが小説の元ネタにしたんですかねぇ
焼け野(ブラステッドヒース)みたいな場所も、そのうち出てきたりして(w
>>849 × それとも単に地形がああいう顔の形でも、エサを取リ易いれるようになっているだけなのか
○ それとも単に地形がああいう顔の形でも、エサを取リ易いようになっているだけなのか
スマソ
>>829,839
ま、まさかこの話ネタで三竦みを振ってくるとわ・・・。
私の想像の斜め上でしたw
大ナメクジの怪談もあるのですけど、それには蛇や蛙は出てきませんねぃ。
残念(何が!?)
でも、これって本当に蛇男が蛙男を追いかけていたのですかねぇ。
>>849 どーもです。
アメリカの山怪談って、意外とUMAネタが多いかもしれません。
日本で言うところの妖怪話と考えれば納得いくかもしれませんが。
先輩の話。
アメリカ留学中にキャンプに参加した時のこと。
キャンプファイヤーで、ある怪物譚を聞かされたのだそうだ。
今から二百年以上前の嵐の夜、暇を持て余した主婦たちが魔術の真似事をしていた。
悪魔降臨の儀式に差しかかると、突然一人の主婦が抱えていた赤ん坊が姿を変え始める。
顔は馬のように長く、足には蹄ができ、蛇のような尻尾が生えてきた。
背中が大きく膨らむと、皮を破って蝙蝠の羽が現れた。
怪物に変じた赤子は、その場にいた人間を全員食い殺して、飛び去ったといわれる。
この怪物は、母親の名前から「リーズ家の悪魔」と呼ばれた。
面白い伝説だなと先輩が感想を述べると、話はこれで終わっていないと告げられた。
現在に至るまで山や森の中で、引き続き目撃されているというのだ。
それにつれ、名前も「ジャージー・デビル」へと変わったらしい。
家畜や人を襲ったために、大パニックが生じた過去もあるそうだ。
工場や学校が、一時閉鎖されたこともある。
「現に俺たちは、安全のために集団下校をさせられていたんだよ」
話をしてくれた青年は、こう語って肩をすくめたそうだ。
先輩の話。
アメリカに留学した時に、クラスメイトから聞いた話。
インディアンの伝説で、サンダーバードという怪鳥の話が伝わっているという。
色々とタイプがあるらしいが、級友の地元ではかなり気持ちの悪い姿だったらしい。
馬をさらえるほど大きく、羽毛の間から鱗が見えたのだそうだ。
切り立った高い岸壁の中腹に、その怪鳥は巣穴を作っていたという。
ある時、大学のロッククライミング部が、この穴を調べに登ったそうだ。
穴に達して中を覗いた学生は言葉を失った。
動物の骨がうず高く積み重なっていたのだ。
どうやら伝説は本当だったらしい。
遺骨はよく知られた動物のものばかりであった。
その中には、人間のものもあったのだという。
しかし、巣穴の主の骨は見当たらなかった。
もしかすると、今でもこの国の空を飛んでいたりするかもな。
そう言って、友人は話を締めくくったそうだ。
アメリカで材木業者に聞いた話。
森林で行方不明になった樵の捜索をしている時、奇妙な物を見つけたという。
薄暗い木立の中で、白い塊がぼんやりと中空に浮かんでいたのだ。
近づいてみると、それは木の間に張り渡された白い繭だった。
人が一人、充分に入るくらい大きかったという。
山の仕事について長いが、そんな代物を見るのは初めてだった。
興味を覚えた彼は、持っていた山刀で、繭に切れ目を入れて中を覗いてみた。
中から異臭があふれて来、黒ずんだ動物の身体が目に入る。
ミイラ状になって干からびた鹿が一頭、繭の中に押し込められていた。
目は虚ろに見開かれ、腹は何か入っているかのように膨れていたという。
ふと思い至った。
鹿を捕まえてこんな繭を作れる生物って、一体どんなやつだ?
急に心細くなり、その場から逃げ出したそうだ。
行方不明の樵は無事見つかったが、その繭にはそれ以降お目にかかれていないという。
>>852,853
共にかの国ではメジャーな類のUMAらしいです。
ジャージーデビルは、どちらかと言えば都市伝説に近いかもしれませんが。
日本でいえば、人面犬みたいなものですかねえ。
それなのに、伝説から抜け出して現実の世界に関わってくる。
やはり何か元になった事実があるのでしょうか?
そういえば、森の中で人面犬と会話したお話もあったなぁ。
いずれUPします。オヤスミナサイ。
雷鳥一号さん、いつもありがとうございます。
どこの国にも都市伝説ってあるもんなんですかね。
安全の為に集団下校していたっていうのが、リアリティが
あって怖いです。
857 :
あなたのうしろに名無しさんが・・・:04/02/17 02:51
雷鳥さんおつかれです。いつも当たり前のように読ませていただいてます・・・・
ありがとう。
s
お話を投下してくださる皆様に感謝しつつ、
私もオヤスミナサイです・・・
北米先住民による一般的な描写は、雷鳴、稲妻、大雨を起こす鷲に似た巨鳥。
ナヴァホ族の伝説には、雛鳥の餌にするために人間を攫った”絶壁の怪鳥”の言い伝え。
同じ様な話しで、ミシシッピー上流域のイリニ族には大人の雄鹿をも鉤爪で易々と運び
去れる程の巨大な”人食い鳥ピアソー”の伝説がある。
ピアソーは村人を次々と攫っては断崖の洞窟に運んで貪り食った。
何百人もの戦士が何十年にも渡り入れ替わり立ち替わり退治しようとしたが失敗。
しかし、イリニの大酋長ワートゴ達の毒やによりついに退治された。
彼等はこの恐ろしい事件を現場の絶壁に書き残す事にした。
1673年8月、マルケット神父とジョリエ神父の一行が川下り中に絶壁の怪鳥の岩絵を発見。
岩絵は垂直の断崖の途中、25m前後の辺りに存在。 赤緑黒の3色で彫り込まれ、どれも
長さ9m、高さ3m以上ある。
1839年には先史文化研究家ジョン・ラッセル教授が2羽の絵を確認。 上記ピアソーの
伝説を報告した人物でもある。
同教授は先住民2人と、ピアソーが人間を運んだとされる断崖中の洞窟に潜入した。
川面から20m近い高さにあり、形は不規則ながらも高さと幅は約6m、奥行きは約9m。
床面は白い人骨でぎっしりと埋め尽くされ、1m程ほっても地面には届かなかった。
その後、この付近の岸壁は採石場になるなどして、岩絵も1846〜47には完全に消滅。
現在は戦いの現場付近の岸壁に、岩絵を復元した看板が吊り下げられている。
安全の為に集団下校と聞くと口裂け女を思い出してしまう。
ジャージーデビルって口裂け女レベルの都市伝説なのかもね。
>>854 Xファイルで似た話を見たこと有ります。その話が元でつくられたのかな?
863 :
あなたのうしろに名無しさんが・・・:04/02/17 07:01
Xフアイルは題名もジャアジーデビルだったと思うけど、猿人みたいだった。CSで米の特集番組みたけどそれでは羽があってまんま悪魔だった。
サンダーバードって実は翼竜だったりして。
たまたま目覚めたとか、卵がたまたま孵ったとか。
>>853 サンダーバードという怪鳥の話が
書いているのが雷鳥サンだけに、自己紹介かとオモタよw
やはりコテハンのネタでつか?
>>866 雷鳥サンのネーミングは、直接的には、原子力エンジン積んでて、屋敷の
地下から発進、日夜、人助けに飛び回ってるほうじゃなかったか?
まぁ、そいつらのネーミングのもとが、ネイティブアメリカンの無補給大陸横断可能な
神様だから間接的には正しいんだが…
雷鳥さん毎度お疲れ様です。
大陸の化け物は豪快でいい(?)ですねえ。
>>852 >怪物に変じた赤子は、その場にいた人間を全員食い殺して、飛び去ったといわれる。
目撃者が全員殺されちゃったなら、何故そのことが分かったのか・・・
とかいうありがちなツッコミは無粋というものですか(w
>>868 いわゆる一つのお約束っちゅうものでしょうな(w
田舎のばーちゃんに聞いた昔(?)話。
ある若い娘が、知り合い数人で山に山菜を取りに行ったんだそうだ。
昼飯を食っているときに、その娘がちょっと用を足してくると
しげみに入ったままいくら待っても帰ってこない。
皆で大声で娘を呼んでも返事はない。
これは何かあったのかと探してみたが、そこにいた数人だけでは埒があかない。
あわてて村に戻り助けを呼んだ。
そして村中の人間で山に入り娘を探したんだけど、
その日は結局見つからなかったそうだ。
しかし、次の日娘は見つかった。
沢の淵に気を失って倒れているところを発見されたそうだ。
幸い怪我一つなかったけれど、娘は前日の記憶が全くなかった。
おそらく山の斜面から落ち頭でもうったのだろう
しかし無事に戻ってきてくれて良かった、
と娘の両親や村の人たちも大喜びだった。
しかし、しばたらくたってから娘の体に異変が現れた。
腹がどんどんふくらんできて、どうやら妊娠しているらしい。
両親が娘に問い質しても、
「知らない。子どもができるようなことは絶対にしていない。」
と泣きじゃくるばかりだったそうだ。
それならば、これはきっとあの山で行方不明になったときにできた子なのだろう。
娘が気を失っている間、誰かがいたずらしたに違いない。
しかし両親にしてみれば、誰の種か分からないような子どもを娘に産ませるわけにはいかない。
堕ろさせようと、当時流産剤だと考えられていた水銀を娘に飲ませたそうだ。
水銀を飲むと、娘は倒れてもがき苦しみだした。
そしてそのまま昏睡状態になりしばらく生死を彷徨った後、
とうとう息をひきとってしまったそうだ。
冷たくなった娘の枕もとで両親が泣き伏していると、
ムリ…ムリ…
と肉を裂くような嫌な音がする。
何事かと布団をめくってみると、娘の胎内から
見たこともないような生き物が這い出しているところだった。
目は黒目だけで、鼻は削がれたかのように凹凸がなく穴があいているだけ。
口は耳まで裂けていて、指先からは尖った真っ黒な爪が生え、
そして全身に真っ赤な短い毛を生やしていた。
驚いた両親が助けを呼ぶと、村の人たちが駆けつけてきた。
その中にいた物知りじーさんみたいな人が、
「これはエンコだ。お前の娘はあの日エンコに魅入られてその子をはらまされたんだ。
エンコの子を生かしておくわけにはいかない。早く殺してしまえ」
と。
そのエンコの子は、
「マオー、マオー」
とマオー鳥(?)のような声で鳴きながらベタベタと床を這いずり回っていた。
村人たちは怖気づきながらも、そのじーさんの言われた通り、
その生き物を皆で突き殺したそうだ。
エンコの子はなかなか死ななかったが、なんとか息の根をとめることができた。
その日のうちに、娘とその生き物の亡骸は一緒に川に流したそうだ。
うーん、この話を聞いたときは結構怖かったんだけど、
文章にしてみると怖くないなぁ…。
長文&駄文失礼しました。
ここにもまた
ヽ|・∀・|ノ ヨウコウマン!
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の影が……
>872
マオーマオーがめっさ恐い((((;゚Д゚)))ガクガクガクブルブルブル
エンコって何なのじゃー?コワー
((((;゚Д゚)))オトーサン!オトーサン!「マオー」ガキター!!!!
エンコ=猿候(エンコウ) だったかな?
マンコの子( ´_ゝ`)
河童の事もエンコウって言うよね。
円弧
>>870-872 前スレか前々スレに似たような話があったな〜。
もっともあっちの方はエンコじゃなくてクダンだったけど。
そういう言い伝えって多いのかな。
合いの子っていうのは、やっぱり怖いよね。
882 :
あなたのうしろに名無しさんが・・・:04/02/17 20:49
イワナの話で思い出したんだけど
渓流を歩いてる友人が言ってたんだけど、川魚の死体はよく見るけど(下流域など)
イワナとかの渓流魚の死体は見たことが無い。らしい。フシギー(・∀・)
夢枕獏が昔闇狩り師で書いてた。
885 :
あなたのうしろに名無しさんが・・・:04/02/17 21:10
自分は昔、渓流釣りをしていたが、腹がパンパンに膨らんだ山女を釣った事がある。
腹の中には20a以上の山みみずが入っていた、渓流魚は悪食
援助交際の子
略してエンコ
そりゃあ、怖いな
山女、なんか怖い
縁故入学(゚д゚)ウラヤマスィ
遅ればせながら雷鳥さん乙!
UMAファンの俺には、852-853はお馴染みの話だったけど、
854は何なんだ((((;゚Д゚)))ガクガクブルブル
890 :
あなたのうしろに名無しさんが・・・:04/02/17 23:40
おじいさんは山へしばかりに。で桃が流れてきて、
桃から生まれた子は「桃太郎」
てことは
膣から生まれた俺達は「膣太郎」
俺達はみんな「膣太郎」なのか?
891 :
あなたのうしろに名無しさんが・・・:04/02/17 23:48
胎果だ。
バカッ! 金太郎が金玉から産まれたってのかッ!?
>>885 漏れの田舎は「濁り漁」といって大雨の後、淵にでっかい玉網つっこんで
たまってる魚を取る漁法があるのだが、それで採れたアメゴの腹の中には羽虫が
ビッシリですた。
>>841 もう20年くらい昔になるか・・・コロコロコミック(別冊の方かもしれんが)で
連載されてた「釣りバカ大将」でそんな話があった。
魚の突起部(鼻の辺り)が突き出てなくて丸くなってる魚の話。
なんか、「人魚」とかいって釣ると不漁になる縁起の悪い魚(奇形)なんだそうだ。
フーンとか思ってたら、近所のおじさんが取ってきたアユの中に「人魚」が
混じってたから、実際いるものなんだなあと思った記憶がある。
愚考するに、閉鎖された渓流だから「人魚」の遺伝子が伝えられて人魚率
が高くなったのでは、と面白くもなんとも無いこと書いてみます。
でも、漏れが見た人魚ってのは、写真ほど下アゴが突き出てはいなかった
んだよねぇ。
>>882 いや、全然不思議じゃないよ
渓流域の川の水の流れる速度と下流域のそれを考えたら死体がその場に残るかどうかは…
わかるっしょ
>>894 渓流にはエンコウが住んでいるという解釈でよかろうか?