1 :
代理人 :
01/11/09 13:59 ID:BW64CRiS
2 :
代理人 :01/11/09 14:00 ID:BW64CRiS
3 :
みんなこれも見たほうがいいよ。 :01/11/09 14:13 ID:Lr1u317S
4 :
日本のBSE対策の政策を推進している方々 :01/11/09 14:23 ID:Lr1u317S
433 :BSE対策委員会委員名簿 :01/11/02 14:35 ID:eOADRjJt BSE対策委員会名簿 網中俊明 全国複合肥料工業会配合部会長 井島榮治 (社)日本食鳥協会会長 伊藤研一 日本ハム・ソーセージ工業協同組合副理事長 伊藤 弖(ひろし)全国食肉事業協同組合連合会専務 上野千里 全国酪農業協同組合連合会会長 梅原宏保 (社)日本養鶏協会副会長 大塚龍郎 日本にかわ・ゼラチン工業組合国際委員 小笠原荘一 日本チェーンストア協会常務理事 小野寺節 東京大学大学院農学生命科学研究科教授 川島政喜 協同組合日本飼料工業会会長 熊谷進 東京大学大学院農学生命科学研究科教授 沢谷広志 全国食肉衛生検査所協議会会長 椎野雅博 ペットフード工業会会長 志澤 勝 (社)全国養豚協会理事 申 ホウ(サンズイに高) 事業協同組合全国焼肉協会常務理事 須藤虎毅 葛{城県食肉流通公社代表取締役社長 寺内正光 東京食肉市場株式会社取締役社長 野間嘉愛 (社)日本畜産副産物協会会長 間 和輝 全国肉牛事業協同組合常務理事 羽根田實 (社)日本畜産副産物協会副会長 東 修二 北海道農政部酪農畜産課長 日和佐信子 全国消費者団体連絡会事務局長 深澤利行 九州大学農学部名誉教授 藤田陽偉 国際獣疫事務局(OIE)アジア太平洋地域代表 松田延儀 千葉県農林水産部畜産課長 三村浩昭 全国農業協同組合連合会常務理事 和田正江 主婦連合会会長
5 :
日本のBSE対策の政策を推進している方々 :01/11/09 14:23 ID:Lr1u317S
434 :農業資材審議会飼料分科会委員 :01/11/02 14:51 ID:eOADRjJt 農業資材審議会 飼料分科会委員名簿 阿部 亮 日本大学生物資源科学部 教授 石橋 晃 日本獣医畜産大学 客員教授 石綿 肇 国立医薬品食品衛生研究所 食品添加物部第一室長 犬伏由利子 消費科学連合会 副会長 植松洋子 東京都立衛生研究所 生活科学部食品添加物研究科主任研究員 大久保正彦 北海道大学大学院農学研究科 教授 岡村 登 東京医科歯科大学医学部 教授 小川絵里 麻布大学獣医学部 教授 鎌田 博 筑波大学生物科学系 教授 上村 尚 東京都立衛生研究所 理化学部医薬品研究科長 川崎 靖 国立医薬品食品衛生研究所 安全性生物試験研究センター 毒性部第三室長 小西良子 国立感染症研究所 食品衛生微生物部食品毒素室長 竹内俊郎 東京水産大学 教授 武田明治 日本大学生物資源科学部 教授 豊田正武 国立医薬品食品衛生研究所 食品部長 古谷 修 (財)畜産環境整備機構 畜産環境技術研究所長 前田昌子 昭和大学薬学部 教授 松生彌生 東京水産大学 名誉教授 渡邉秀一 日本生活協同組合連合会 安全政策推進室長 渡部終五 東京大学大学院農学生命科学研究科 教授
6 :
日本のBSE対策の政策を推進している方々 :01/11/09 14:26 ID:Lr1u317S
でね、農水省が提案する、政策を監視する第三機関の案だって。 10月26日のBSE対策会議で、豚の血粉と鶏の肉骨粉の継続使用を 決めた人たちの同じメンツも入ってるよね。消費者の代表として。 ちょっと心配なんですけど。 ◆BSE問題に関する調査検討委員会委員名簿(案) 岩淵 勝好 産経新聞論説委員 小野寺 節 東京大学大学院農学生命科学研究科教授 加倉井 弘 経済評論家 砂田 登志子 食生活・健康ジャーナリスト 高橋 正郎 日本大学生物資源科学部教授 竹田 美文 実践女子大学生活科学部教授 日和佐 信子 全国消費者団体連絡会事務局長 藤田 陽偉 国際獣疫事務局(OIE)アジア太平洋地域代表 山内 一也 (財)日本生物科学研究所理事 和田 正江 主婦連合会会長 (五十音順、敬称略)
7 :
安全なら何やってもいいけど :01/11/09 14:34 ID:Lr1u317S
8 :
安全なら何やってもいいけど :01/11/09 14:36 ID:Lr1u317S
9 :
安全なら何やってもいいけど :01/11/09 14:45 ID:Lr1u317S
豚の感染について
http://nikukoppun.tripod.co.jp/より金子先生の見解から抜粋 ↓平均が3歳という種豚ってどうなってるの?誰か食べてるんでしょ?
大体、自民党のおじさんたちが、狂牛病にかかった牛の肉を食べても
安全だって言ってるけど、だったらなんでヨーロッパはあんなに大騒ぎ
してるわけ?安全ならあなたが一族郎党で食べてくださいな。松岡利勝さん。
[質問2] 豚の頭や脊髄などを使用した食品についての危険性について
※質問者注 下記の見解は、豚の飼育状況=1年として考えた場合です。
福岡県の県庁 畜産課092-651-1111に電話し、確認したところ、種豚の平均
飼育期間は3年だそうです(10月4日確認)
豚の脳に関して、それぞれの要素を考えてみますと、実験的には、狂牛病
濃厚汚染飼料を与えつづけても豚は発症しないが、脳に直接注射すると発症することから、
牛と豚の間の種の壁がある程度は作用しているようです。かなり大量の狂牛病汚染飼料を
長期間投与し、なおかつ豚を数年飼育した場合には、問題になってくる可能性があります。
しかし、今の豚の飼育情況(注;1年)からしますと、もしも万が一少量汚染された豚が
いたとしても、その脳に問題となるレベルの異常プリオンが蓄積している可能性は極めて低い
と思います。
実際、6ヶ月以前の牛であれば、ヨーロッパでは今でも牛脳を食べることは禁止されていません。
ヒツジ脳に至っては、全く規制されていないと思います(100%確かではありません、
すみません)。更に加えて、豚と人の間には、かなり強力な種の壁があります。
牛の脳であれば、0.1gでも感染する、というのは、狂牛病の症状が出た牛、
つまりかなり感染型プリオンが蓄積した牛の脳を、直接同じ種である牛に与えた場合であって、
人の場合は全くあてはまりません。(以上 金子氏)
10 :
安全なら何やってもいいけど :01/11/09 14:58 ID:BfguaHLX
豚の感染について
http://nikukoppun.tripod.co.jp/より金子先生の見解から抜粋 豚の血粉、継続使用になっちゃったけど、
OIEでもいま、血液からの感染について再調査してるんでしょ。
小澤義博先生の文献にあったよ。血液と尿についての再調査。
=====
質問7] 豚の肉骨粉について(2001年10月7日質問)
金子さんは、先に同種間の感染率に関してはとても高いとおっしゃって
おりましたが、もし、種豚など、長く生きた豚が感染し、それが肉骨粉
となり、他の豚の餌となった場合は、やはり豚の間で、現在の牛と同じ
ような悲劇が起こる可能性はあるのでしょうか?(toya)
(質問者注 種豚の平均飼育期間は3年だそうです。 福岡県畜産課に確認 toya)
前回のemailでもお伝えしましたが、豚が数年に渡り長期間飼育されたと
したら理論的には可能性はありえます。ただ、それがどの程度の可能性
なのかはわかりません。
11 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :01/11/09 14:58 ID:kFqhRs8B
http://www.sportsnavi.com/apps/syndicate/ViewServlet?GXHC_gx_session_id_=ebf19099ed357764&id= http://www.kansenki.net/colum/01/1109colum_nrrn.html より
食べるな
ところがだ。
Dr Raceらの報告(Long-term subclinical carrier state precedes scrapie
replication and adaptation in a resistant species: analogies to bovine
spongiform encephalopathy and variant Creutzfeldt-Jakob disease in
humans:.J Virol. 2001 Nov;75(21):10106-12)によると、彼らはPrPscを体内
に保持する非発症・健康保菌者の状態の実験ネズミを作成することに成功している。
そしてこのネズミからは従来の検出法ではPrPscを検出できない、しかし感染性はあ
る。2001年11月の最新の発表だからWHOも農水省も知らない(と言うか知
らない振り)。これはどういう事かというと、農水省の設定した検査法は2001
年10月までは信じるに足る理由があったが、検出法の限界が報告された以上もう
信頼性はないということだ。従来の厳しい検査法で陰性となっても感染性がないと
は言い切れない。
次、Dr. Ironside等のBSEの検査法のレビュー(Laboratory diagnosis of varia
nt Creutzfeldt-Jakob disease.:Histopathology. 2000 Jul;37(1):1-9. )
によると、PrPscの蓄積は症例と部位によって大きな差があるから、繰り返し何カ所
も検査しないと陽性とできないことがある(陰性とは言い切れない)とのことだ。
なんてこったい!!農水省は疑陽性の心配しかないようなことをいっているけど、
偽陰性というのがあるんじゃないかああ!
ほれ、ちょっと食べるのが嫌になっただろう?
12 :
化粧板住人 :01/11/09 14:59 ID:eXSo5C8D
新スレおめでとう
&化粧板牛スレにもお知らせありがとうございますm(_ _)m
>まりあさん、代理人さん、皆さん
先日発売の週刊文春11月15日号の記事
『誰も書かなかった「狂牛病」汚染度A 化粧品と医薬品』
のテキスト版が、次の場所にアップされています(掲示板から行けます)
http://isweb13.infoseek.co.jp/diary/tx24ss9/ng/annnai.html 11/18 22:21アップの ushi.txt コメント欄 bun20011115_kesyou
です。
内容は、お肌からプリオン浸透!?疑惑など、なかなかショッキングです。
コピペ等にご自由にお使いください、とのことです。
以下はこのカキコ者の補足です。
当然(藁 文春の許可は得ていない行為ですので、HTMLに加工して
外部やニクコップンに掲載するのは、次号発売まで待たれたほうが
よいかと思われます。
13 :
安全なら何やってもいいけど :01/11/09 15:03 ID:BfguaHLX
それでもって、10月19日のBSE対策会議だと、 肥料として、以下のものが継続検討されている。 ●牛の肉骨粉類(血粉等含む)継続検討(製品在庫のみ○→現在使ってるってこと?) 注1;放牧地施用禁止指導!保管、使用制限の表示 ●蒸製骨粉類 継続検討(原料在庫のみ○→現在使ってるってこと?) 注1;放牧地施用禁止指導!保管、使用制限の表示 注2:OIEの不活性化条件を上回る条件で処理 155〜160℃(133℃) 5〜6気圧 (3気圧) 90分 (20分) (括弧内はOIEの不活性化条件) ペットフードはもちろん、継続検討だそうです。 猫ちゃんは、家猫ちゃんで100に近い感染の症例が報告されてるのでしょう。 受難だ。 継続検討という意味は、 停止措置の見直しを継続検討 という意味だそうです。 1500度とか1600度で焼却しても不活性化しないっていう文献は、アレは、 農水と厚労省と環境省にも送ったんだけど、見なかったことにしてるのかなあ。 それともその文献は嘘なのかしら。
14 :
政府が安全としているミルクの文献もあげとくね。 :01/11/09 15:11 ID:BfguaHLX
「ミルクの安全性は見直されるべき」との英文のサイトがこの中にあり。
http://www.sasayama.or.jp/diary/madcow.htm#3-4 643 :こんな翻訳でいいか? :01/11/08 15:18 ID:JayM0tmY
>>642 Professor Ferguson-Smith warned that milk should be assumed to have the potential to
carry the infection. BSE spreads through the lymphatic system, he said, and 'milk
contains mammary cells, cell organelles and cells from the lymphoreticular system.
It therefore has the potential to transmit prion diseases.'
ファーガソン=スミス教授は、ミルクが伝染を運ぶ可能性を持っていると仮定されるべきで
あると警告しました。BSEはリンパ系によって広がります、彼は言いました、「そして、
ミルクは、lymphoreticularシステムからの乳房状のセル、細胞小器官およびセルを含んでいます。
それは、したがってプリオン病を伝搬する可能性を持っています。」
The proposed tests will be run by the Central Veterinary Laboratory and will take
three years to show whether milk from BSE cases can affect calves known to be free
of the disease.
提案されたテストは、中央獣医研究所によって実行され、BSEの場合からのミルクが疾病が
ないと知られていた子牛に影響することができるかどうか示すために3年かかるでしょう。
15 :
過去ログ倉庫番 :01/11/09 15:13 ID:ksY9j+VR
16 :
政府が安全としているミルクの文献もあげとくね。 :01/11/09 15:21 ID:BfguaHLX
これは笹山登生さんのHPリンク集に、牛乳の安全性についての
文献がずらずらずら、と載ってるよ。9件ほどある。
政府は100%安全っていってるけど、ほんとかよって感じ。
http://www.sasayama.or.jp/diary/madcow.htm この他に、変異型CJD感染者の母乳をマウスに与えたら感染したって
文献もあったよね。誰の文献だったけな?過去の蓄積スレに出てるはず。
なんでこんなに気になるかっていうと、検査される肉牛より、
肉骨粉を長期間与えられた未検査の乳牛ってどうなのかって考えるから。
逝印事件だって、いっぺんに5000人ほどの被害者が出たわけでしょう。
多数の乳牛のミルクを大量にまぜてつくるいまの方法ってどうなわけ?
130度で2秒殺菌だし。
17 :
政府が安全としているセメントの文献もあげとくね :01/11/09 15:48 ID:BfguaHLX
18 :
政府が安全としているセメントの文献もあげとくね :01/11/09 15:57 ID:BfguaHLX
19 :
脳検査していない病死牛の処分について :01/11/09 16:22 ID:BfguaHLX
20 :
今度は神奈川で… :01/11/09 16:23 ID:Ld2AQCl0
▽乳牛1頭が狂牛病疑陽性 (神奈川新聞)
http://www.kanagawa-np.co.jp/news/nw01110943.html ◆相模原、きょう以降2次検査
相模原市食肉衛生検査所=同市上溝=で八日に行われた狂牛病の一次検査で、乳牛一頭から
疑陽性反応が出たと同日、市が発表した。市は国と調整のうえ、九日以降に二次検査を行う。
最終的な結果は、一週間ほどで判明する見通し。
市保健所によると、疑陽性反応が出たのは一九九三年五月生まれのメスの乳牛。「生まれた
場所についてはコメントできない」(市保健所)という。
同日検査が行われたのは、市食肉センター=同所=に持ち込まれた食肉用の乳牛二頭、肉牛
一頭。同検査所でそれぞれの延髄についてスクリーニング検査を二回行ったところ、問題の乳
牛はいずれも疑陽性だった。疑陽性の検体は九日中に横浜検疫所の輸入食品・検疫検査センター
(金沢区)に送られ、ウエスタンブロッド法による二次検査が行われる。再び陽性と診断され
た場合、厚生労働省が免疫・組織的検査を行った上、最終判断を下す。
相模原市は市の焼却炉の点検のため、先月二十八日まで牛の食肉処理自体が行われておらず、
これまでの検査数は十六頭にとどまっている。先月十八日の全頭検査開始以降、県内の一次検
査で疑陽性と診断されたのは初めて。全国的には、東京などの一次検査で疑陽性と診断された
ケースが数例あるが、いずれも二次検査で陰性と診断されている。
21 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :01/11/09 16:26 ID:Ld2AQCl0
▽肉骨粉原料の分別視察−農水省/鹿県内工場 (南日本新聞)
http://www.minaminippon.co.jp/2000picup/2001/11/picup_20011109_3.htm 狂牛病問題で流通が止まっていた肉骨粉の規制を一部解除する農林水産省令改正(1日付)
を受けて、肉骨粉の原料が現場でどのように分別されているか視察するために、農林水産省
の担当者らが8日、溝辺町の化製工場(溝辺油脂)と末吉町の食肉処理場(南九州畜産興業)
を訪れた。
来鹿したのは同省食肉鶏卵課の川島俊郎課長補佐ら6人。溝辺油脂では、白浜義徳社長から
原料の仕入れ・搬入、製造状況などについて説明を受けた後、工場のラインや在庫のチキンミ
ール(鶏原料の肉骨粉)を確認。川島課長補佐は「きれいに工場が管理されている。ラインの
分別も明確で、新たな製造基準に対応できると感じた」と感想を話した。
白浜社長は、鹿児島では関連業者で畜産物リサイクル協議会をつくり、以前から原料分別に
取り組んでいたことも説明。「“肉骨粉”が風評を招いている。豚原料のポークミール、牛な
どを原料にした反すうミールと原料の分別通り、製品の表示も変えるべき」と訴えた。
同省担当者らは9日は、化製工場、食鳥工場のほか、一般廃棄物処理場で肉骨粉の焼却状況
も視察する。
22 :
これの行方もだれか見張ってないとね。 :01/11/09 16:28 ID:BfguaHLX
▽禁止前に契約の輸入肉骨粉、行き場なし (読売新聞)
http://www.yomiuri.co.jp/kyougyu/ky20011107_01.htm ◆全国で8000トン 通関も返品もできず、港で保管
海外から輸入された肉骨粉が行き場を失い、各地の港で保管されている。狂牛病の感染源と
され、先月4日に輸入禁止となったが、契約上、返品もキャンセルもできず、商社などが輸入
してしまったためで、農水省の調査によると、全国で約8000トンに上るという。税関を通
関できず、やむなく保管料を支払う商社からは「国が対策を講じるべきだ」と不満の声も出て
いる。
今月5日、福岡・門司港に、南米ウルグアイから輸入した牛の肉骨粉100トンがコンテナ
ごと陸揚げされた。輸入したのは、肥料原料の専門商社「エフワイシー」(福岡市)。先月4
日の時点で、ウルグアイを出港していた。すぐに返品を申し出たが、南米でも狂牛病対策で肉
骨粉の輸入は停止中で、「自国産でも、いったん輸出したら戻せない」と断られた。仕方なく
陸揚げしたものの、港からは持ち出せず倉庫に保管している。
同社は「通常なら猶予期間があり、その間に取引をキャンセルできるが、今回は性急な措置
で間に合わなかった」と嘆く。焼却すれば約1000万円の損失といい、「保管費用は国が負
担してほしい」と訴える。
大阪市の中堅商社も、オーストラリア産の牛の肉骨粉や、タイ、ベトナムの肥料用骨粉など
約1000トンを数十個のコンテナに入れたまま神戸港に保管している。
「輸入禁止措置が出た時は一部が港に届いていた。すでに代金を払っており、返品はできな
いし、転売するにも買い手がいない」と頭を抱える。保管料は1か月で数百万円に上る。
同省は「輸入業者には返品や第三国への転売をお願いしている」と説明するが、その費用や
保管料については「国で負担する考えはない」としている。
(2001年11月7日)
23 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :01/11/09 16:30 ID:Ld2AQCl0
▽半田で肉骨粉焼却試験 騒動後県内初「問題なく受け入れは可能」(読売新聞)
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/aichi/news001.htm 狂牛病問題を受け、肉骨粉の処理が大きな問題となっている中、半田市は八日、同市乙川末
広町の市環境センター内にある市クリーンセンターで、牛の肉骨粉を一般のごみに混ぜて燃や
す焼却試験を県内で初めて実施した。その結果、同市は「焼却処分に問題はなく、受け入れは
可能」と判断した。
焼却試験では、一般ごみに一割程度の量の肉骨粉を混ぜ合わせて計三トンの肉骨粉を焼却し
た。肉骨粉は脂肪分が多いため、実験では炉の温度が少し高くなったが、焼却施設の排ガス基
準などに「ほとんど問題はなかった」という。今後、焼却灰を搬入する最終処分場の受け入れ
基準に焼却灰が適合しているかどうかについて、業者に委託して調べる。
また、焼却試験を受け、半田市など知多地区の五市五町の廃棄物担当課長らによる会議が同
日、市環境センターで開かれた。会議には県の担当者や肉骨粉製造業者も同席。知多地区には
六つの焼却施設があるが、現在、半田市内の業者が抱えている約二十トンの肉骨粉の在庫につ
いては、半田市が焼却処理する考えを示した。今後、牛の解体で出てくる肉骨粉の処理につい
ては、焼却施設の性能などを勘案しながら、他の五施設でどの程度の量を引き受けるかなどに
ついて、次回の会議で再度、話し合うことになった。
《写真》ごみと一緒に焼却した肉骨粉の灰を調べる職員
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/aichi/img/news001_2.jpg
24 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :01/11/09 16:37 ID:Ld2AQCl0
▽肉骨粉 6府県引き取り了承 (読売新聞)
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/tokushima/news003.htm 家畜の残りカスを県内に持ち込んでいる近畿、中四国の関係府県と県の畜産担当者らが八日、
県庁で肉骨粉の持ち帰りについて二回目の話し合いを行った。その結果、四県が持ち帰りに
基本的に同意、欠席した二府県も同意する意思を示しており、計六府県が持ち帰りを了承した
ことになる。
この日の会議には、中国四国農政局と、和歌山、岡山、香川、愛媛、高知、徳島の六県の担
当者が出席。
会議後、川人敏男・県農林水産課長らが記者会見。出席したうち、四県が引き取りに同意。
すでに二県は「試し焼き」用に肉骨粉の一部を持ち帰っている。欠席したうちの二府県も、七
日までに同意し、同じように試験的に一部を持ち帰っているという。しかし、県名は明らかに
しなかった。
県内で保管されている肉骨粉は、七日現在で約三千四百四十トン。県畜産課では、持ち帰り
の了解が得られた自治体とは、時期など細部を詰め、引き取りの意志を示していない他県とも
交渉を続けていく方針。
八日の県議会文教厚生委員会で、神野俊・県保健福祉部長は、牛の特定危険部位を使った加
工食品は県内に流通していないことを報告。県内メーカー七社が製造する医薬部外品や化粧品
の三十八品目については「今月中には回収が終わる」と説明した。
25 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :01/11/09 16:39 ID:Ld2AQCl0
▽狂牛病検査で1頭が疑陽性 確認検査へ (読売新聞)
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/kanagawa/news010.htm 相模原市保健所は八日、狂牛病対策として行っている全頭検査で、メスの乳牛一頭(八歳六
か月)から疑陽性反応が確認されたと発表した。同市は九日、検体を厚労省横浜検疫所などへ
送り、より精密な確認検査を依頼する。確認検査の結果が出るのは約一週間後。
同保健所によると、同市衛生試験所は八日、三頭の検査を実施。そのうち一頭から陽性反応
が出た。ただし疑陽性のレベルは陰性に近いという。
乳牛の生産地は、確認検査の結果が明らかになるまで公表されない。
26 :
肉骨粉の飼料化を担当する課もあげとくね。 :01/11/09 16:44 ID:BfguaHLX
11月1日に農水省に電話してみたんだ。ダチョウの感染を知ってびっくりして。 電話して一番ショックだったのは、農水の担当者が、対策を決めるのはBSE 対策委の学識ある先生や参加者であって、こちらではないって 言われたこと。。 でも、新しい文献を発見したら、委員会の参加者に伝える義務はあると思うんだけど 担当者として。 ============ 肉骨粉の飼料使用に関係する課 農林水産省 飼料課 安全品質改善班 電話:03-3502-8111 内線4003or4005 豚の血粉と、鶏の肉骨粉を豚、鶏その他の飼料にすることについての決議は、 「農業飼?材審議会」+「BSE対策検討会」の第四回会議で決定された。(2001年10月26日) (+BSE技術検討会も関係しているかも知れないとのこと) メンバーについては、農水省のHPに出ているとのこと。(蓄積スレ4の最初にあげといた) 上記を決定するにあたっての、議事録はまだUPされていないようである。(11月1日時点) 議事録およびに、決定する際に用いられた文献の開示をお願いしたいのだが。。 ちなみに、豚の血粉を使用することについて、どの文献を参考にしたのかをきいたら、 多数ある文献を会議で持ちより検討したとのこと。 何匹の豚で経口感染実験をしたのかを伺ったが、それもその「数々の文献」を合わせた数とのことで 担当者は、100匹、200匹はくだらないんじゃないか(!担当者が推測で物言うなよ〜)とのことであったが、 実際にその、「数々の文献」とやらを見てみたいものである。 経口感染実験の文献で、最長7年半の豚(何匹だかは知らないよ)が、感染しない(=現行のスクリーニングに ひっかからない)ということが決め手となったようである。 なお、担当者は、OIEの基準では、牛の血粉も感染性がないという話だった(=という意見が会議にでたんだろ) ので、今後検討される可能性があるってことだな。
27 :
肉骨粉の肥料化を担当する課もあげとくね。 :01/11/09 16:47 ID:BfguaHLX
蓄積スレ3からの転載ですまないけれど、まだ牛の肉骨粉の肥料使用も 検討しているっていうからさ。。あげときます。 ================ 419 名前:農水省に電話してみた 肥料編投稿日:01/11/01 11:02 ID:1+qJRB9t 農林水産省 「肉骨粉の肥料担当者」に電話してきいてみた。 03-3502-8111 豚、鶏に関しては、ラインの交差汚染の問題ないものについての検討をしているとの ことだったけれど、いままで肉骨粉を使用して育ててきた豚鶏についてどう考えるのかが ちゃんときけなかった。 検討しているのは、やっぱりBSE検討会の方々。 牛骨粉の肥料使用については、SRM(危険とされる部位)は除くが それ以外はEUでも使用を再検討している、 とのことで、(少なくともドイツ、英国では検討していないはずだぞ) 「野菜に吸収されることはない」 「野菜に付着しても洗うから、大丈夫だ」って線で、話がいってるらしい。 「例えば、幼稚園の子供が、秋に芋掘りをして、爪に入った土をなめたりした場合」や 野菜ジュースを作るときに落としきれなかった土についてはどうなるんだ?」と きいてみた。 そしたら、「新聞では、9000万人に一人の感染率」って記事がでてる、だって! どこぞの研究者が言っているのか?その説は誰の?小野寺さん?山内さん? 品川さん?小澤さん?それでもってその根拠は何か? と伺っても、答えられない担当者であった。 英国が動物性蛋白リサイクルを全面禁止にしている状況をどう考えるか、 ときいたら、日本は英国まで被害が拡大してないから、状況が違う、 とのことでした。 おしまい。散文失礼。
28 :
10月19日のBSE対策委員会で用いられた文献 :01/11/09 16:55 ID:BfguaHLX
ちなみに、10月19日のBSE対策委員会の議事録に 載っていた文献はね、これ。 WHO専門家会議報告 (1996) 反すう動物の飼料に反すう動物の組織を使用してはならないとされている。 (反すう動物でない鳥類由来のものは、給与禁止の対象外 牛海綿状脳症(BSE)は豚、鶏にはうつりません(ここのところ下線が引いてある) WHO(世界保健機構)の報告によるとBSEに感染した牛の脳を豚、鶏に与えても BSEの感染は確認されませんでした。また、豚、鶏においてプリオン病(BSEなど異常プリオン によって起こる病気)が確認されたとの報告もありません。 従って、BSEは豚や鶏にはうつりません。(出典:WHO「2001年6月14日付けプレスリリース」 だとさ。
29 :
米国からの肉骨粉輸入量 :01/11/09 17:10 ID:BfguaHLX
1990年 29,462トン
1991年 7,591トン
1992年 11,319トン
1993年 13,754トン
1994年 17,317トン
1995年 34,932トン
1996年 21,015トン
1997年 16,735トン
1998年 35,852トン
1999年 10,163トン
2000年 3,489トン
資料:財務省「日本貿易月表」
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160 名前:>149 投稿日:01/10/06 14:17
遅レスだが、「へタレ牛」とは「ダウナー牛」のことだろうか。
アメリカ特有の狂牛病ではないかと疑われている。やはり脳が海綿状に
なるのだが、ヨーロッパの牛と違って攻撃的行動は取らず、立ち上がって
歩くということができなくなる牛。Downer Cow(ある日とつぜん「ダウン」
することから、そう命名された)。
1985年ミンク脳症の異常な集団発生を調べたリチャード・マーシュ(ウィス
コンシン大学の教授)は、ミンクの餌に、「ダウナー牛」が使われたことに注目
し「ダウナー牛」が病原体を伝播したことを突き止めた。
マーシュは、「ダウナー牛」がアメリカ独自の狂牛病だという見解を発表したが、
社会的な影響の大きさをおそれて、当局は、彼の説を黙殺しているようだ。
かくして、アメリカ政府の公式見解としては、アメリカには狂牛病の牛は一頭
も存在しないのだが、他方で何千頭もの「ダウナー牛」が存在しており、それが
肉骨粉になっているというのが現状のようだ。
このことに憂慮の念を抱いているアメリカ国民は少なからずいて、Downer Cow
で検索すると、それに言及している多数のサイトがあることがわかる。
また、『食品汚染がヒトを襲う』(ニコルズ・フォックス著 草思社)にも
詳しく述べられている。
>>149 Downer CowにもHACEP(IHC)テストだけでなく、BSEテストを、という声が消費者の中につよまっている。
この牛の脳が液状化しているためIHCテストには反応しないというのが消費者の言い分。
http://www.mad-cow.org/~tom/bse-us.html 30万頭の牛がDownerCowで死んでいる
(笹山登生さんのHPから抜粋)
なお、MAD COW USA という本が出ているそうです。
ほんとかどうか知りませんけれど、米国はリスク2だし
気になるよね。米国産だから100%安全っていってるメーカーもあるし。
30 :
FAOの分析 :01/11/09 17:24 ID:BfguaHLX
31 :
血液による感染 :01/11/09 17:42 ID:BfguaHLX
33 :血液やっぱり危ない! :01/10/20 14:44 ID:HOVTUCa2 末梢血の白血球分画、リンパ球、凝血などで発病(マウス) 口蓋扁桃その他のリンパ組織にPrPscが証明(ヒト) 「プリオンとプリオン病」立石潤、共立出版P 77より原文ママ 『マウスの感染実験では、CJD患者の buffy coat(末梢血の白血球分画)、リンパ球、凝血などを マウスの脳内に接種すると発病することが知られている。 したがって血液を介するCJD感染が起こらないとの保障が 得られないため、血液や血液製剤の安全性が問題となる。 さらに英国の新変異型CJDに関しては、 口蓋扁桃その他のリンパ組織にPrPscが証明されたことから、 末梢血リンパ球の汚染が他のCJD以上に危険視されている。』
32 :
過去ログ倉庫番 :01/11/09 17:44 ID:n5SVGOSi
▼過去ログ倉庫にスレッド3本を追加!
http://bse.omosiro.com/ 正直怖い・・・でも、ものすごく牛肉食べたい!!(343)
【髪】松山千春、牛肉大使に!【髪】(119)
47頭よ安らかに 狂牛病で焼却処分の牛の慰霊(20)
33 :
米国の狂牛病の件 :01/11/09 17:47 ID:BfguaHLX
34 :
尿と血液による感染の件 :01/11/09 18:07 ID:BfguaHLX
国際獣疫事務局小澤氏
http://wwwsoc.nacsis.ac.jp/jsvs/bse/bse2.htmlより 5.3 過去の安全性テストの信憑性:過去に英国その他の国で行われたBSEの牛の体内における
分布の検査には次の二つの問題が含まれている.
第一は,検査は発症した牛の体内のBSEのプリオンの分布状態を調査した結果であり,
感染後間もなく或いは症状の出る以前のBSEプリオンの体内における分布はよくわかっていない.
従って,感染実験を繰り返して発病以前の牛の材料をもっと多くとり再検査する必要がある.
羊にBSEを感染させた実験によるとBSEプリオンの体内分布状態は,牛の場合とかなり異なっており,
血中にもBSEプリオンが発見されている(5).
一方,最近のイスラエルの研究(6)によるとBSEのプリオンもしくはその断片が,発症する以前にも,
尿中に排出されることがわかってきた.
これは牛の血液中にBSEのプリオンがある時期に出ることを意味しており,
その濃度(タイター)は低くてもプリオンの存在は否定できない.
従って今日までの牛の臓器の安全性についての検査結果は再検討する必要性が高い.
第二の問題は,今までの安全性のテストはほとんどがマウスに接種して行われてきたが,
マウスの感受性は牛の感受性に比べ約500分の1であることがわかっているので,
陰性でも絶対安全とは言えないものが多く含まれている.
しかしながら牛を使ってのBSEプリオンの濃度を調べることは,時間と費用がかかるので極めて難しい.
新しい検査方法の開発が必要である.
5.5 牛の尿中のプリオンの存在:BSEに感染した牛の尿中にBSEプリオンの排出が証明されたことは,
今後色々な問題が起こってくる可能性がある.
第一は,その尿中のプリオンの病原性の問題と消毒方法の問題.
第二は,尿中にプリオンが存在することは血液中にプリオンが存在することを意味するので,
感染牛の組織や体液(精液を含む)の安全性が問題となる.
第三の問題はBSEプリオン(あるいはその断片)が尿中に排出されるとなると,尿中のプリオンの
出現の時期について更なる研究が必要である.
35 :
タン塩@魔族 :01/11/09 21:07 ID:HEuOtAuA
武部メンバー&坂口メンバーよ、最近TVでは見かけないが、元気でやっているか。 さて、『狂牛病』(中村靖彦=著/岩波新書)という本を読んだので、笑えるところだけお届けしよう。 ------------------ この報告書(英国BSE報告書)には、当時の保守党政権の対応に不備があったために、国民の認識を 誤らせたと厳しく指摘している。その失態といわれるものは次のいくつかの点である。 第一に、研究助成金を減らしたために、狂牛病の全容解明が遅れてしまったことが挙げられている。 ―(中略)― 指摘の第二は、農漁業食糧省と健康保健省との連絡が悪く事態を悪化させたこと。第三に、牛の餌となる 動物性飼料が感染源との指摘が出ていたのに、88年まで使用禁止の措置をとらなかったこと、そして第 四に、人間への感染の懸念について、根拠のない安全宣言を出したこと、などである。(61ページ) ------------------ 農水省&厚労省よ、イギリスの轍を踏みたくないものよのぉ。
36 :
タン塩@魔族 :01/11/09 21:18 ID:HEuOtAuA
狂牛病問題 肉骨粉処理 原料出荷の6府県、持ち帰り承諾 関係者ら話し合い
/徳島(毎日新聞)
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20011109-00000002-mai-l36 狂牛病問題で県内に持ち込まれた肉骨粉が倉庫にあふれている問題で、県は8日、「畜
産物の適正処理に関する会議」を開き、肉骨粉原料を出荷した府県の担当者らと処理に
ついて話し合った。その結果、原料を出荷している10府県のうち6府県が肉骨粉の持
ち帰りを承諾した。
会議には、県農林水産部職員と5県の畜産関係者が出席、そのうち4県が持ち帰りを承
諾した。欠席した5府県も1府1県が承諾する方針を県に連絡。既に4府県が先月30
日から今月7日にかけて18トンの肉骨粉を試験焼却のために持ち帰っている。一方、
検討中としている自治体は前向きな姿勢を見せながらも住民の反対や焼却場所が見つか
らないことを挙げている。
牛の出荷が減ったため肉骨粉の増加量は1日当たり約80トンに減少しているが、7日
現在で県内の肉骨粉は約3440トンに増加。業者の倉庫と県の施設だけでは足りなく
なっており、県は農協や民間業者に対しても保管への協力を呼びかけることにしている。
37 :
タン塩@魔族 :01/11/09 21:23 ID:HEuOtAuA
狂牛病感染問題 天王町の牛肉給食に「待った」−−保護者から苦情相次ぎ/秋田
◇保護者から苦情相次ぎ−−天王町立天王小(毎日新聞)
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20011109-00000004-mai-l05 天王町立天王小学校(阿部富士夫校長、児童数533人)で8日、狂牛病問題が起きて
から初めて給食で県産の牛肉を使用しようとしたところ、保護者の苦情が相次いだため、
中止した。
同町教委によると、同町では9月下旬、国内で狂牛病が確認されたため、町立の小中学
校での牛肉使用を中止。しかし、県産牛の安全性が確認されたとして、今月初め、産地
が明示された県産牛に限り再開を認めた。
天王小はこれを受け、7日の学校報で、牛肉のハヤシライスを8日に出す献立を保護者
に通知。しかし、数人の保護者から8日、「我が家では一切牛肉を食べていないのに」
「子供に食べさせないでほしい」などと要望や苦情が相次ぎ、牛肉使用を中止した。ハ
ヤシライスには豚肉を代用したという。阿部校長は「保護者の理解なしに牛肉使用を急
ぐべきでなかった。今後は十分に話し合いをして、理解を得たい」と話していた。
38 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :01/11/09 21:26 ID:gbYAa0Yq
武部農林水産大臣記者会見要旨 ( 平成13年11月6日(火) 9:45〜10:10 於:農政クラブ ) (大臣より) お待たせしました。本日の閣議案件は、一般案件2件、国会提出案件1件、公布案件1件、政 令案件1件、人事案件2件、配布資料1件でございます。 まず冒頭に、私から2点ほど申し上げます。 ねぎ等3品目に係るセーフガード問題については、先般の日中首脳会談において、本件の話 し合いによる解決を粘り強く追求していくことで双方の意見が一致したわけでありますが、そ れを受けて11月1日、北京において日中間の局長級の協議を開催したところであります。 北京での協議においては、日中双方が、早急に再度、官民協議を実施することで合意致しま して、明日、11月7日、東京において協議を再開することで調整中であります。 詳細日程及び出席者については、現在、中国側と調整中でありますが、日本側の出席者につ いては、去る9月24日、25日に北京で行われた官民協議と同様に、生産者団体の代表者、全中 、全農及び全い連と農林水産省及び関係省庁で構成する予定でございます。 なお、協議においては、官民一体となって、3品目の秩序ある輸入を確保する方策について 中国側と精力的に行っていく所存であります。 もう1点は、「BSE問題に関する調査検討委員会」の設置についてでございますが、最近のB SE問題に関する一連の行政対応について、各方面から厳しいご批判を受けたことを重く受け止 めまして、今般、厚生労働大臣及び農林水産大臣の私的諮問機関として「BSE問題に関する調 査検討委員会」を設置致しまして、BSEに関するこれまでの行政対応上の問題を第三者の方々 に検証していただき、今後の畜産・食品衛生行政の在り方について調査検討を行うことにした わけであります。 本委員会の委員の選定については、本委員会の設置趣旨に鑑みまして、BSEに関するこれま での行政対応上の問題の検証、今後の畜産・食品衛生行政の在り方について、幅広い観点から 調査検討いただくことができるよう、学識経験者、マスコミ及び消費者から、それに相応しい 見識をお持ちの方々に委員をお願いしたところでございます。 本委員会の今後のスケジュールにつきましては、第1回目の委員会を、11月19日に、三田共 用会議所で行うこととしております。その後、月2〜3回程度のペースで御議論いただき、今後 の検討状況にもよりますが、2〜3ヶ月を目途に、委員会としての報告を取りまとめて頂くこと を考えております。 私から申し上げることは以上でございます。
39 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :01/11/09 21:27 ID:gbYAa0Yq
武部農林水産大臣記者会見要旨 ( 平成13年11月6日(火) 9:45〜10:10 於:農政クラブ ) Q: 調査検討会のまとめが2〜3ヶ月後ということなのですが、今色々と行政対応の批判の中 で責任問題ということが浮上しておりますけれども、そういう具体的な責任問題についてもこ の委員会の報告を受けてから検討するということになるのですか。 A: 本委員会においては、行政対応上の問題の検証を行う際に、BSE問題に関して過去に遡 って事実関係の検証を行うことになるわけでありまして、それを教訓として今後の行政にいか に活かしていくかということが重要であると考えております。人事権者ではない第三者の集ま りである本委員会の場において、行政対応を行った者の責任を議論するのは適当ではないので はないかと考えております。行政責任については私が判断するべきことでございまして、その 際には当該委員会における検証を参考にすることはあり得ると思っております。 Q: これまで問題の所在を追求するときに9月以降の対応について色々と問題があったとい うご認識だったかと思うのですが、更に、例えば96年、97年まで遡って問題を明らかにしても らうということも想定されているのでしょうか。 A: そういうことです。皆さん方からすれば行政対応が後手後手だというような、そういう ご批判もあるのですけれども、初期段階では確かに問題がありました。しかし、私どもは以後 、厚生労働省と一体となって相当なスピードで、皆さん方からすれば遅いと言われるかも知れ ませんが、肉骨粉の国内製造・出荷を止めるということについても、私は、終末処理というこ とをきちんと検証しないとそう簡単にはいかないんですよと何度も申し上げました。それから 、やはり民主的な手続きということを経なければいけませんということで、当初は10月5日に BSE対策検討会を立ち上げるからそこで検討した上でと考えておりました。しかし、27日に環 境大臣に相談し、28日には都道府県の畜産課長レベルの会合もやり、それから消費者、生産者 、様々な団体の400人が集まって色々と議論頂き、地方農政局長会議も緊急に開いて、国全体 の様々な実状、実態も把握し、輸入と併せて1日に公表したわけでございます。私はその時に 、かなり政治的な判断というふうに申し上げましたように、相当無理のある判断もせざるを得 なかったというようなことも思っておりまして、10日以後については、初期段階では言わ は1月半かそこらでEUの水準をはるかに超える検査体制を実施しているわけでありますし、実 際に順調に検査体制も推移してきております。ただ、感染源の究明ということ、なぜ、こうい うBSE発生ということが我が国で起こったのかということについては、当初私が申し上げたよ うに、私は憤りを持ってその認識の甘さを指摘し、担当者はもとより、一人一人呼んで厳重に 注意を促しました。間断なく仕事をやっていかなくてはいけないということで、「とにかく二 度とない人生、二つとない命なのだから将来において自分の役人生活の中で、あの時の程、命 がけでがんばった経験というのは無いということをやれ」という厳しい指導をしたわけであり ます。しかし、これは仕事を円滑にやるために、彼らはプロですからその場で行政責任だとか 、そういうようなことを問ういとまがないままに推移しているわけです。「とにかく、問題解 決が優先だ」と。しかし、私自身もどうしてこういう甘い認識のもとに進められてきたのか、 そして誠に残念なBSE発生ということに至ったのかとういうことは客観的に検証し、総理から も縦割り行政にならないように、陥らないように言われていましたので、食肉、畜産物黄らも とについて、専門家の皆さん方やマスコミ関係の方々、消費者の方々、見識のある方々にいわ ば第三者の立場で、しっかり検討してもらう必要があるというようなことで、以前からも調査 検討委員会を立ち上げたいと申し上げておりました。この度、厚生労働省とも協議が整いまし て、両大臣の諮問機関としてスタートするということになったわけです。ちょっと長くなりま したが、何故こういう経緯になってきたかということを皆様方にご理解いただくために長く申 し上げましたが、そういうようなことでございますのでご理解頂きたいと思います。責任問題 につきましては人事権者の私が判断する話でございます。
40 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :01/11/09 21:28 ID:gbYAa0Yq
武部農林水産大臣記者会見要旨 ( 平成13年11月6日(火) 9:45〜10:10 於:農政クラブ ) Q: その責任問題は、この検討委員会の方で取りまとめられた後に判断されるということに なるのでしょうか。 A: それは検討委員会の御議論も踏まえるべきだと私は個人的にそう思っておりますが、 「それはそれ、これはこれ」と私自身はそういう認識をしております。 Q: 過去の行政対応上の問題の検証の仕方なんですけれど、実際当時のご担当の方から話を 聞いたりとかするのでしょうか。 A: これは第三者委員会でどういったことを御議論頂くかということになるんだろうと思い ますが、私といたしましては、委員会の運営についても、国民の皆様に対する情報公開の観点 から、委員会の公開、議事録の公開、委員会への役所からの提出資料も公表するということを 基本として取り扱って頂きたいと考えておりますけれども、どういう運営になるかということ につきましては、私からはあまり細かいことを要求する考えはありません。やっぱり見識のあ る方々に集まって頂いてますから、そこで、そういったことを含めてご検討頂くというのが適 切ではないかと思ってます。 Q: その委員の方の中に、過去に行政対応の決定に関して、検討会なり審議会なりで関与さ れた方もいらっしゃるかと思うのですが、これは過去の対応の問題を洗い出す上で特に問題の ならないのでしょうか。 A: 問題にならないでしょう。過去のそういった方々もいた方がいいのではないでしょうか。 色々な人がいて。 Q: その実態を承知していらっしゃる方もですか。 A: それは裁判のように審議するわけではありませんので。今後の行政の一元化といいます か、畜産・食品衛生行政の一元的な対応のあり方、行政対応のあり方ということを含めて検討 いただくわけですから。これはいわば責任追及の場ではありせんので、いずれにしても、二度 とこういうことが起こらないようにするにはどうしたらいいか、そのためにはやっぱり過去に 遡って様々な問題を検証していただき、その上に立って未来にどうしていくかというようなお 考えをまとめていただきたというのが私の考えです。
41 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :01/11/09 22:08 ID:gbYAa0Yq
43 :
:01/11/10 00:46 ID:OTFc0Nkz
>>42 英国は狂牛病発生の時点から積算して、470万頭の牛を殺処分しているので、
その程度の感染者数で済んでいる。
44 :
脊髄液?吸引システムごあんなーい :01/11/10 02:51 ID:FIe6MIPn
45 :
海外と日本と比較してみよう :01/11/10 02:58 ID:FIe6MIPn
政府と食品や医薬品メーカー、そしてスーパーなどの販売店が100%安全
なんて言い切っている日本と比べ、このイタリアの対応はどうよ?
どう考えても安全性に国境はないと思うのだが。
いい参考になるから、蓄積スレ3からあげとくね。
週刊東洋経済だったかな?黄色い表紙の号に、どこの企業が100%
安全だよ、うちのは、って言ってるか、ずらずらと載ってるよ。
===========
http://member.nifty.ne.jp/bologna/ingannevole.html イタリアのマクドナルドは、昨年暮れから新年にかけて週刊誌および新聞で、
自社のハンバーグについて狂牛病に対して絶対的に安全な肉を使用していると
いう広告をうった。
(Panorama alla fine del mese di dicembre 2000, Corriere della Sera del 15 gennaio 2001)。
この広告について消費者および消費者団体が、Agcmに欺瞞的広告であるとの申請を行い、
Agcmは、保健研究所 Istituto superiore della Sanita' の見解を援用しマクドナルドの広告に
ついて、現在の段階では誰も狂牛病に対して絶対的に安全ということはできない、イタリア・
マクドナルドが自社のハンバーガーに対し、狂牛病からの危険性について絶対の安全を
保障するという広告をうったことは欺瞞的広告に該当し法律に違反するとの結論を出した。
Agcmは、この判断に基づいてマクドナルドの広告メッセージを禁止した。
この措置に従わない場合には、3ヶ月未満の懲役、500万リラ未満の罰金により制裁を受ける。
46 :
若者が危ないんだからさ :01/11/10 03:03 ID:FIe6MIPn
>>22 商社、逝ってよし。
国際的に展開してりゃ海外でどれだけ牛骨粉が問題になってるかも
知ってただろうに、なんの対策もなく国内に輸入かよ。
死人がどれだけでても放置かよ。おめでてーな。
被害なんてお前らが負担しろ。
自業自得だ。
48 :
OIE ozawasense mo sinpai siteru CHIKASUI OSEN :01/11/10 11:07 ID:1LMBjw2r
http://www.wooster.edu/biology/Ciliates/disease/Student%20Web%20pages/Hershoff,%20K.%20/Pages/hershoff_page6.html The methods of disposal of over a million cattle carcasses causes
health risks to humans as well.
Most corpses have been incinerated,
but since BSE prions can survive temperatures of 1500 degrees centigrade,
there exists the possibility of these prions being dispersed in to the air
around the incinerators.
Burying the infected cattle in landfills runs the risk of polluting
the land and ground water as well.
100万頭以上もの牛の死体の廃棄方法は、ヒトの健康への危険もまた引き起こしている。
ほとんどの死体は焼却されたが、狂牛病のプリオンは1500度の温度でも生き残れるため、
これらのプリオンが、焼却場の周囲の空気中に四方に散らされるという可能性が残っている。
感染した牛のを埋立地に埋めることは、土地と地下水もまた汚染する危険性をもっている。
49 :
CJD->NEZUMI kansen :01/11/10 11:25 ID:1LMBjw2r
http://www1.mhlw.go.jp/houdou/0806/79.html クロイツフェルト・ヤコブ病(CJD)と母乳の関係について
1 4月16日にドイツZDF放送の狂牛病(BSE)関連の報道において、CJDに
より死去した38歳の日本人女性の母乳から同病の感染源が発見されたとする研究報
告が紹介された。
2 今回報道された症例は、既に公表されている平成元年度及び平成2年度の厚生省特
定疾患「遅発性ウイルス感染」調査研究班の研究報告書において報告された症例ある
いは1992年に米国の著名な医学雑誌(ニューイングランド ジャーナル オブ メデ
ィスン)に掲載された同一症例に関するものではないかと考えている。
3 厚生省研究班の報告書によれば、妊娠中にCJDと診断され、分娩後死去した38
歳の女性の脳、母乳、胎盤等をそれぞれマウスの脳内に接種したところ、当該マウス
がCJD類似の神経症状を呈したというものである。
4 なお、今回の報告では、母乳による経口伝達については研究されていないため、上
記の結果をもって直ちに母乳による経口伝達が証明されたものではない。又、これは
CJDに関する研究でありBSEの感染についての研究ではない。
5 今後とも、厚生省特定疾患調査研究事業の「特定疾患に関する緊急研究班の緊急調
査」等において、これらの症例を含め、我が国のCJD症例について詳細に検討を行
うとともに、同事業の「遅発性ウイルス感染」調査研究班においても「小動物におけ
るCJDの伝播実験」等が行われる予定である。
問い合わせ先 厚生省保健医療局疾病対策課
担 当 三浦(内2361)
電 話 (代)3503-1711
(直)3595-2249
50 :
ちょっとコピーなんだけど、 :01/11/10 11:40 ID:1LMBjw2r
51 :
:01/11/10 12:57 ID:SQc4D0gB
>>22 商社よ、狂牛病さわぎで現地での価格が暴落している
ことを十分しって値段の差で大もうけをこれまでして
きていておりながら、輸入をとめられたとたんに
国に補償しろとはいったいどういう了見だ。
商売はリスクを覚悟で商売しろよな。いままでぼろ
儲けをできたのは国内の安全の犠牲の上に立って
いたんだ。逆に訴えたいほどだ。
52 :
:01/11/10 13:51 ID:Ix5me7/O
▽ 狂牛病発生から2カ月 「復権」見通し立たず (河北新報)
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20011110-00000011-khk-toh 国内で初めて狂牛病(牛海綿状脳症)の感染牛が9月10日に発見されてから10日で2カ
月。先月18日、全国一斉に始まった食肉処理牛の全頭検査も開始から3週間が過ぎ、秋田県
内の枝肉価格はどん底からは脱した。しかし価格の上昇は一時的な動きとの見方もあり、消費
者の不安もまだ解消されていない。県畜産課などは県産牛の安全性について周知徹底に懸命だ
が、牛肉の「復権」がいつになるか見通しは立っていない。
前年度、秋田県内で食肉処理された牛約6000頭のほとんどをと畜した県食肉流通公社は、
首都圏の食肉市場相場を参考に農家からの牛の買い取り価格を決めている。
東京食肉市場で高級和牛に分類されるA4枝肉1キロ当たりの値段は、狂牛病の牛発見以前
の9月6日で1795円。発見後の同20日で1655円、10月11日には9月6日の約7
4.5%の1338円まで下がった。
その後、先月18日の全頭検査開始後、枝肉の値段は上昇傾向に転じた。検査前の食肉の隔
離、価格の下落を抑えるために生産者団体などが調整保管事業を実施したことなどを受けて、
11月6日には1854円の水準まで回復した。
数字上は、狂牛病発生前まで戻ったものの、県食肉流通公社の滝沢正佳次長は「価格の上昇
は、検査前食肉が隔離されて在庫が減少したことなどが原因」と分析、「消費者の不安が解消
されたからではない。依然、農家には厳しい状況が続いている」という。
県内では食肉店の売り上げも低調のまま。県畜産農協連合会の直営店「ミートショップちく
れん」(秋田市)は「全頭検査スタート後も通常より3、4割少ない売り上げが続いている。
先月下旬に特売した時だけは、通常の何10倍も売れたのだが」と頭を抱えている。
県産業政策課によると、県内の各商工会議所など(商工会分は未集計)を窓口に、10月に
狂牛病問題に関連して経営相談をした県内の飲食店、卸小売店は計16件にとどまった。しか
し同課は「倒産などの影響が出るとすれば、これからだろう」と気を引き締める。
こうした中、県などは、県産牛の安全性をPRするちらしを計1万枚刷るなどしているが、
消費者の信頼回復の決定打は見つけられずにいる。
県地域婦人団体連絡協議会の高堂昭子事務局長は「全頭検査が軌道に乗れば、牛肉は安心だ
といえるのではないか。ただ、千葉の牛の感染ルートが分からないことなどが不安要因になっ
ている。一度失った信頼を取り戻すには、時間がかかるだろう」と話している。
[河北新報 2001年11月10日](河北新報)
53 :
新たな事実は? :01/11/10 14:36 ID:+m+TKUyM
北海道で全国初のヤコブ病? 患者は札幌近郊の焼肉店経営者。
http://www.bnn-s.com/bnn/bnnTopics?news_cd=220011022058 正直なところ、現時点で真偽のほどは定かではない。なぜならば、ヤコブ病を発症した患者
がいるという情報を得ただけの段階で、病院への取材ができない時間帯であるためだ。
BNNとしては安易に読者に不安を抱かせるつもりはない。しかしながら、ことの重大性、衝
撃度から判断した結果、敢えて一本の電話から得た全国初のヤコブ病患者が発生した可能性を
報じる。
ヤコブ病は致死率100%の恐ろしい病気であるが、感染ルートから2種に分類されている。
そのひとつは、「薬害クロイツフェルト・ヤコブ病」。11月5日、患者の一人が肺炎のため
死亡したため、薬害ヤコブ病の被害者は23人となった。
もうひとつが狂牛病の牛の肉などを食べて感染するとされる「変異型クロイツフェルト・ヤ
コブ病(VCJD)」である。こちらの方は先日、18歳の女性の主治医からVCJDではないか、
という報告があり、国内初のケースと注目されたばかり。しかし、厚生労働省のクロイツフェ
ルト・ヤコブ病(CJD)サーベイランス委員会は、変異型を含め、CJDである可能性は
極めて低いとの判断を下したばかり。
11月9日、BNNにヤコブ病患者発症の情報が寄せられた。電話の主は、患者の名前を明ら
かにしたが、自身の名前、連絡先については明かさなかった。ただ、患者は友人の父親である
という。
この情報提供者は概ね次のように語ってくれた。
「友人の父がヤコブ病を発症している。健康そのものだったが、突如、言語、歩行、記憶障害
となり、地元○○市(札幌近郊)の病院へ行った。だが、医師からは一過性のものだろうとの
診断を受ける。その後、札幌市○○区の脳神経外科に行く。ここの医師は、大変なことと判断
。○○病院(大学病院)に回される。この時点では、最初に診断を受けてから1カ月が経過。
ヤコブ病と診断され、余命3カ月から半年との宣告を受ける。現在、○○区の脳神経外科に入
院中で、これから○○病院に移される」
「ヤコブ病と診断された患者は、○○市で焼肉店を経営。メニューにはない内臓などを自分で
さばき、燻製などにして食べるのが大好きだ。患者はいたって健康だったから、薬などから考え
られるものではないと思う」と説明し、こうも付け加えた。「各病院は、この問題をマスコミに
露出しないよう、水面下で動いているようだが、一刻も早く、多くの人に知らせるべきだ」と。
新たな事実がわかり次第、第2弾をお届けする。(文: 東)
54 :
2頭め? :01/11/10 14:57 ID:igy5DmMc
http://www.sanspo.com/shakai/2001/11/1109/fr_53.html 神奈川県相模原市内で食肉処理された際に実施した狂牛病の一次検査
で、疑陽性になった牛1頭が厚生労働省の確認検査で陽性となったことが
9日分かった。国内2頭目の狂牛病になる可能性が高く、同省は近く専門
家会議を開いて確定診断を急ぐ。
10月18日に始まった年間約130万頭に上る食肉処理牛の全頭検査
から約3週間。2頭目と判明すれば感染の広がりの懸念や、消費者不安が
強まることは確実。欧州で狂牛病が大きな社会問題となる中「日本は安全
性が高い」と主張し十分な対策を怠ってきた農水、厚労両省に対する責任
追及の動きにも発展しそうだ。
相模原市などによると、この牛はメスの乳牛で1993年生まれで8歳
半。8日、同市衛生試験所での一次検査で陽性の疑いが出たため、横浜検
疫所で確認検査をしていた。
両省の大臣は全頭検査開始に合わせ「検査を終えた安全な牛しか市場に
は出さない」として牛肉の安全宣言を出したが、千葉県内で9月に見つか
った国内1頭目の感染ルートは判明していない。
>突如、言語、歩行、記憶障害 ~~~~ >余命3カ月から半年との宣告を受ける これ、フツーのヤコブ病っぽいが・・・ 年間100人は出るんだろ? 絶対、古典的ヤコブ病の方が多いんだからさ。 こーいう憶測で書くマスコミは信用せん方が良いよ。 こいつらは普通のヤコブ病患者を狂牛病と言っている可能性なんかを考えんのか?
確かにマスコミはあまり信用できないな。 事実や真実を伝えることより、憶測でも数字に結びつけることに重点を置いてるからな。 古典的ヤコブ病って伝えるより狂牛病って伝えるほうが視聴率やら新聞の売れ具合やらは良いだろうからな。
57 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :01/11/10 16:30 ID:DGDtGGhN
>>55 WHOの診断基準では経過を6ヶ月以上診ないことには診断できないとしていなかったか?
>>55 は孤発性CJDの患者を何人診たことがある?
58 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :01/11/10 17:08 ID:DGDtGGhN
農林水産省メールマガジンのご案内
http://www.maff.go.jp/mail/ 農林水産省では、「食料・農業・農村基本法」等に基づく施策を円滑に進めるためには、国
民の皆さんに食料、農林水産業、農山漁村についてのさまざまな情報をタイムリーに、かつ、
わかりやすく提供していく必要があると考えております。
農林水産施策に関する情報につきましては、これまで、雑誌、新聞、放送番組、ホームペー
ジ等により提供を行ってきましたが、新たに、希望する方々に直接電子メールで情報提供する
「農林水産省メールマガジン」を発行することとしました。
内容は、武部大臣他幹部からのメッセージ、施策の紹介、イベント情報、新着情報等で、原
則として、月2回発行する予定としております。どなたでも無料で御利用いただけますので、
奮って御登録下さい。
農林水産省大臣官房情報システム課
メールマガジン編集委員会
59 :
55 :01/11/10 18:50 ID:OCbTJWrL
>>57 >WHOの診断基準では経過を6ヶ月以上・・・
そーだよ。だから怪しいでしょ、
>>53 みたいな話は。
>孤発性CJDの患者を何人診たことがある?
医者でも見たことある人少なそうだけど(藁)
私は新変異型の方は孤発性より症状が進むのが遅いという話から、
これは、フツーのヤコブ病と判断しましたが?余命がおかしいんじゃねーの?
本当にこんな問題があるなら確定した時点で報道すりゃいいんだよ。
もし、間違いだったら、信者(藁)以外は「なーんだ」となってそれも良くない
だろ。大体こんなこと本当に起きてたら北海道では噂でもちきりになるって。
60 :
統計 :01/11/10 20:12 ID:OTFc0Nkz
61 :
コピペ :01/11/10 23:22 ID:+YxAARnF
332 名前:ねぇ? :01/11/10 01:49 このスレに書き込むの初めてなんで、ちょっと緊張。 スレ違いかもしれないけど、質問があるので、もし知っている人がいたら教えてください。 1.BSEのPrPscとvCJDのPrPscのアミノ酸配列って同じなの? もしくは、酷似しているの? 2.in vitroでBSEのPrPscがヒト・プリオンを変異させる事実って確認されたの? というのは、あたしゃ、BSE→vCJD説はおろか、プリオン仮説も信じていないんよ。 この2つが明らかになれば、かなり信じるようになって、もしかしたら牛肉を食べなく なるかもしんない。 過去ログで、BSEとvCJDのPrPscの糖鎖が似ていると書いてあったんで質問しました。 知っている人がいたら、ぜひぜひお願いします。 (いま過去ログ精読中なので、もしログに答えが見つかったらゴメンナサイ)
62 :
コピペ :01/11/10 23:23 ID:+YxAARnF
334 名前:332のかたへ :01/11/10 22:52
>>332 へのご返答。
一応、私は医師ですが専門外ですので、分かる範囲でお答えします。
1.
まず、マウス、ヒツジ、ヒトでは同一種でもプリオンタンパクにわずかなアミノ酸置換の
あることが知られています。
つまり同一種でも同じプリオンではありません。
そういったなかで、
プリオンのたんぱく質コドンに関して言えば、
感染の種の壁を規定するPrP遺伝子のcentral domain(95〜170番アミノ領域)において、
ヒツジとヒトのアミノ酸は8箇所で異なり、そのうち3箇所はウシはヒトと同一といわれます。
(感染の種差に関係する遺伝子の差)
番号 95 97 112 138 143 155 166 168
ヒト Thr Ser Met Ile Ser His Met Glu
ウシ Thr Gly Val Leu Ser His Val Gln
ヒツジ Ser Gly Val Leu Asn Thy Val Arg
上記を見れば、ヒツジからウシへの種の壁さえ越えれば、
ウシからヒトのほうが近いことが分かります。
(76個中5個の違いは「酷似」と言えるかどうか、私には即断できかねます。
なお、central domein以外ではウシはヒツジと7個しか違わず、
ウシとヒトとは30個以上違います。
(以上は、コドンの話ですが、現在、ガスクロマトグラフィーなどにかけて、アミノ酸置換や
化学収縮について研究されてきましたが、いまだその違いは発見できないことから、
感染性プリオンと正常プリオンの違いは立体構造の違いによると考えられています。
つまり「アミノ酸配列について言えば」上記の表のとおりであろうと言うこと)
63 :
コピペ :01/11/10 23:23 ID:+YxAARnF
335 名前:332のかたへ :01/11/10 22:53 2. in vitroでは有力な実験結果が2つあります。 ひとつはPrPcを35Sで標識し、スクレイピー感染ハムスターから抽出した PrPscに混じたところ、35SPrPcの一部が35SPrPscに変換した実験です。 今ひとつは、 正常ハムスター脳から抽出したPrPcに、90〜145番のH1,H2の疎水性領域を 2箇所に持つ56個の合成ペプチドを in vitro で混合したところ、 PrPcの65%が 繊維形成、プロテイナーゼK耐性、βシート構造増加など、 PrPsc類似の特性を示したことです。 常識的には驚くべき実験結果だと思いますが、 ご質問のようなダイレクトな変化は私は知りません。 ただし、化学的には私には非常に興味深いものだと思っています。 さて最後に私見をひとつ。 2の実験結果のみならず、 PrPscとPrPcには実は中間体のような変異の途中のものの存在が 疑われています。 酵母のプリオンについての話ですが、 簡単に言えば、異常型と正常型が自己の中で変異して、 特殊な酸存在下での発育をスイッチングによって可能にしています。 つまり自然界においてプリオンが変異することは あまり珍しい事態ではないのかもしれません。
64 :
コピペ :01/11/10 23:24 ID:+YxAARnF
336 名前:332のかたへ :01/11/10 23:00
>>334 補足
つまりヒツジからヒトへは行きにくいが
ウシからヒトならまだ行けるということ。
なお、御質問はアミノ酸の配列でしたが、
異種間の伝達の可否はアミノ酸配列がいくつ違うかと言う、
数の問題でなく、「種の壁」を越えるためのカギとなる部分が
プリオンタンパクの特定の場所にあり、この場所が保たれているか
どうかによると推測されています。
根拠は、感染実験で種の系統差が大きいほど感染しにくいとは
言い切れなかったからです。
そろそろ蓄積するより、中身の検証をするべき時期にきている気もする。 これ以上蓄積されると多すぎて解らん。
前スレで質問したのだが、文春の記事中で英国は背割りをやっている記述が あるのだけど、実際はどーなの? 英国では背割り禁止という話が一人歩きしてるけど・・・ 誰か教えて。
67 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :01/11/11 02:07 ID:qPF1XShN
68 :
参議院会議録 :01/11/11 02:15 ID:5NrIkVvc
危険4部位を除けばそれ以外は安全だと言ってほしいと言われての小澤さんの回答
小澤義博さん
「四つの部位とそれに附属している神経がありますね。神経が危ないんです。神経系統
の組織ですね。ですから、その周り、頭のある周り、いわゆる頭蓋骨の周りについてい
る神経、これは三叉神経も含めてですね、そういったものをかき出してつくるようなも
のはぜひ使わないでほしいと。ですから、できれば頭の中はいじくらない方がいいと。
それから、脊髄についても同じで、いわゆる脊髄の周りに神経がいっぱいありますから
神経節もあるわけですね。それを機械的に集めたようなものは神経を含んでいますから、
これもいわゆる脊髄系統は使わない方がいい。そういうものはぜひ避けていただきたい。
神経のあるものは危ないということでございます。」
参議院 第153回国会 農林水産委員会 2001/10/25
http://www.sangiin.go.jp/japanese/joho1/kaigirok/daily/select0109/153/15310250010002c.html
70 :
過去ログ倉庫番 :01/11/11 10:15 ID:rHpfv2X4
▼過去ログ倉庫にスレッド9本を追加!
http://bse.omosiro.com/ 狂牛病が深刻です@NHK板(61)
【狂牛】ゴルァ&マターリ雑談ひとりごと スレ(33)
今こそ牛肉を食おう!@食べ物板(7)
【激震】狂牛病日本人初の発症者現る!@農林水産業板(2)
狂牛病とエイズはどっちがタチが悪いんですか@ニュース議論板(30)
脳衰省はどの面下げてボーナス貰うの?@ニュース議論板(18)
狂牛病危険部位使用製品@ニュース議論板(18)
コンビニに牛抜き弁当を多数作ってほしい人の数→@ニュース議論板(51)
今でも牛肉を食べている人の数⇒@ニュース議論板(516)
71 :
誰かお願い :01/11/11 10:33 ID:87TvLuoC
豚の脳に接種すると、感染するという文献の再掲願います。 どこのだれがやったのかーい。 豚に移るっていう実験報告もキボーン お願い。しかるべきところに送ります。
73 :
2000年11月27日号 :01/11/11 13:40 ID:Z5tzE8cN
牛をまるごと骨髄まで搾る では原価はいくらなのでしょう。小売価格は原価の 三倍というのが常識のなかで、 社長の藤田田氏は「デフレ経済の今、原価の二倍で 売る時代が来た」(『藤田田語録』) と公言しています。また「ハンバーガーは四十五円 でも採算がとれる」と、あちこちで発言しているといいます。 ハンバーガーのパティ(肉)の原価は十七円五十銭 前後といいます(『週間ダイヤモンド』11月18日号)。 広報部の蟹谷氏によると輸入「牛肉」はすべて「カウ・ミート」。 これは、通常食べる「テーブル・ミート」から排除さ れた格付外品(農畜産業振興事業団)。 食肉加工業界には「骨と骨髄を粉砕して“肉”を作る 技術もある」といいます。「牛一〇〇%」には間違いないでしょうが…。 日本マクドナルド社の目標は、二〇一〇年に店舗数一万店 (現在で約三四〇〇店)、売上高一兆円(九九年は三九四四億円)。 現在の約三倍です。
でも日本の被害が牛1頭ってのも不自然な気が・・ 最初に見つかったとされる牛・・ホントに狂牛病?
75 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :01/11/11 14:00 ID:8Gqsa93b
うーん
76 :
恐怖! :01/11/11 14:34 ID:Z5tzE8cN
「美白ブームの火付け役となったプラセンタエキスは、禁止になっても、 豚に代えたと言って牛の胎盤を原料としたものが売られていました。」 (文春の記事より) 何を信じたらいいのか…
77 :
:01/11/11 15:38 ID:P0P1Mbub
狂牛病じゃなかったら、国の賠償はいかほど?
78 :
解体の時には :01/11/11 17:00 ID:esOESra9
79 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :01/11/11 18:27 ID:7PvgfTEU
▽函館市、安全性が確認されるまで肉骨粉を焼却処分せず (北海道新聞)2001/11/10 09:30
http://www.hokkaido-np.co.jp/Php/kiji.php3?&d=20011110&j=0044&k=200111103611 【函館】狂牛病(牛海綿状脳症)の感染源とされる肉骨粉の焼却処分問題で、函館市は九日、
死亡牛を原料とした肉骨粉の安全性が確認されるまで、肉骨粉を焼却処分しない方針を決めた。
同市は、狂牛病検査で陰性と判断された牛の肉骨粉の受け入れを表明、焼却準備を進めて
きたが、「死亡牛は、狂牛病検査をしていないので、検査済みの牛と違い、安全性が確認さ
れていない」とし、道から安全性を示すデータなどが提示されない限り、受け入れないこと
にした。
道は「死亡牛も感染の危険性のある脳などの特定部位を外して処理しており、感染危険の
ある部分は肉骨粉に回らない。」と同市に引き続き、理解を求めていく考えだ。
80 :
豚が脳内接種で移る件コピー :01/11/11 22:03 ID:QwhyYYfU
336 : :01/11/11 11:24 ID:gXKAAjl5
The disease in cattle c CEA 2001 - Tous droits reserves
http://www.cea.fr/gb/actualite/html/Bse/74_4.htm In pigs, while scientists have succeeded in transmitting the disease
by injecting a sample of disease-affected cattle brain into pig brain,
they have never managed to trigger the disease via food intake,
even after seven years.
ありがとう。
81 :
豚が移る件コピー :01/11/11 22:06 ID:QwhyYYfU
82 :
豚が移る件コピー :01/11/11 22:06 ID:QwhyYYfU
>>322 The Reasons Why FDA's BSE Feed Rule Won't Protect Us From BSE
http://www.consumersunion.org/food/gecpi301.htm by Michael Hansen, Ph.D. Consumer Policy Institute/Consumers Union
Most commercial pigs are slaughtered at the age of six months, long before the pigs
would be expected to exhibit any signs of the disease. The government does not monitor
any swine brains for evidence of TSEs. Scientific evidence from the US suggests
that swine may actually already be infected with a TSE. Hogs in a 1979-80 USDA study
at a packing plant in upstate New York showed many of the same behaviors found in BSE animals.
USDA recently re-reviewed this study, and Dr. William Hadlow, one of the foremost TSE
pathologists in the world, examined slides from one animal's brain.
83 :
豚が移る件コピー :01/11/11 22:10 ID:QwhyYYfU
330 :豚に感染 :01/11/11 11:07 ID:gXKAAjl5
>>322 WHO Recommendations 1996
http://sparc.airtime.co.uk/bse/who.htm 1番のUKの所の中ほどの行にあるんじゃない?
It was also found that feed aimed to be sent to pigs was in fact being fed to cattle.
Pigs could be showed to be open to infection to BSE when inoculated with the agent
but so far, when fed with small doses of disease as calculated to be present in feed,
no pig has developed BSE.
Pig feed containing bovine material was banned in 1994. In 1996 the use of any bovine
material for feeding animals, or for its use in agriculture as fertiliser has been banned.
84 :
〜 :01/11/11 23:31 ID:V7Mj9Hta
グリーンコープ「狂牛病チェックシート」作成
http://www.greencoop.or.jp/ushi/014-1.html グリーンコープ加入者以外も、送料のみでもらえるようです。
「チェックシート」というよりは、問題点を簡潔にまとめている、といった
内容で、「狂牛病?もう終わったことでしょ?」というような人に説明
するのに便利だと思いました。よくまとまってると思います。
興味のある方は、請求してはどうでしょうか。
(グリーンコープで、ビーフエキス抜きのカレールーが発売されました。
おいしかったよぉぉぉ…)
85 :
すごすぎる :01/11/12 01:42 ID:+amQYBWz
厚生労働省医薬局食品保健部長 尾嵜 新平君
10月30日の参議院会議なんだけどさ、脳天に杭を打ち込むことで、
なにが汚染されるか、この人なにもわかってないよ。体内の循環器系が
汚染されるっていうのに、頭皮に飛び散るから云々なんて言ってる。
こんな人がBSEの対策やってるわけでしょ?役人として。。。
○政府参考人(尾嵜新平君) 今回、全頭検査を行うに当たりまして、今御指摘の点につきましても、
従事者が危険が及ぶということで、脊髄につきましてピッシングと申し上げますが、
そういうことで破壊をするということをやっております。
ただ、実際に専門家の集まりあるいは現場の方々にお集まりいただいた際には、
ピッシングをやった際に、ワイヤーを引き出す際にどれほど脊髄等の、脳の方です
けれども、飛び散るかというと、実際には飛び散らないようでございます。若干
飛び散る場合もございますが、その際に、私ども今回要領の中で、そういった部分
が頭皮に若干つく場合もあり得る、そういう場合にはその頭皮を含めてはいで取っ
ていただきまして焼却処分をしていただくということで指示をしておりますが、
できればワイヤーを使わない、ピッシングをやらないで対応してほしいというのが
原則としてはお願いをしているところでございます。
http://www.sangiin.go.jp/japanese/joho1/kaigirok/daily/select0108/153/15310180062003c.html
86 :
これは笹山さんのHPから抜粋 :01/11/12 01:46 ID:+amQYBWz
87 :
農水省のHPから日本語訳もあげとくよ。 :01/11/12 01:50 ID:+amQYBWz
牛の生産者と精肉業者は、解体処理前に牛を気絶させるために利用されている空気式スタニング処置に
よって、脳組織が頭蓋骨の外へ押し出され、胴体へ移動しているかどうかを見極める調査に共同で出資
する予定である。脳組織は「狂牛病」や人間の健康問題にも関係があるとされている。
アメリカの精肉業者の代表であるアメリカ食肉協会(American Meet Institute-AMI)と全国牧畜業
者牛肉協会(National Cattlemen's Beef Association)の役員は、調査はまもなく開始される予定で、
来年の1月を迎える前には終了すると語った。
1996年の夏、テキサス農業工業大学の研究者は、気絶させられた牛のうち5%の肺から脳組織が検出さ
れたと報告している。さらに最近ではカナダの研究者が、肝臓や食用になるその他の組織など、牛の肺
以外の器官からも脳細胞を検出している。これらの脳組織は、牛の額にボルトを送り込む空気銃によって
頭蓋骨の外に押し出されたもので、空気式スタニング処置によって脳組織の小片が牛の循環系を通って移動
したと思われる。
この調査によって、空気式スタニング処置によって脳組織が死体の他の部分へ押し出される頻度、空気銃
の不適切な使用がこの問題の原因になっている可能性、代用できる効果的な方法の存在などが解るというこ
とである。空気式スタニング・システムはアメリカの精肉業界では10年以上前から使用されており、AMIの
研究担当副社長ジャネット・コリンズ博士によれば、アメリカでこのシステムを利用している精肉工場は約
20〜30%を占めている。他の国ではアメリカほど広く普及してはいない。さらにコリンズ博士は、アメリカ
の精肉業者が最低限のコストで別のシステムへ移行することも可能であると述べている。
--------------------------------------------------------------------------------
http://www.maff.go.jp/soshiki/keizai/kokusai/kikaku/1997/19970815usa09c.htm
88 :
検出限界以下で汚染されている可能性だって。 :01/11/12 02:12 ID:+amQYBWz
89 :
タン塩@魔族 :01/11/12 05:19 ID:9XZNOFoB
補助金行政 狂牛病騒動で浮上した 徳島“ヤミ補助金”疑惑 狂牛病の処理過程を追っていくと、自治体と処理業者の不透明な関係が浮上 『東洋経済』(2001.11.10号)14ページ 狂牛病第一号のその後を追跡したところ、その線上に“ヤミ補助金”疑惑が浮上した。県から多額 の資金支援を受けているのは肉骨粉処理業者の徳島県化政製業協同組合(徳島市岸小三郎理事長)。 しかも補助金は事実上、同組合だけを対象としており、議案書など県議会への説明資料には明記さ れていない。同組合は国の高度化事業精度により多額の無利子融資も受けており、県が実質的に償 還を肩代わりしているのでは、都疑問視する声も上がっている。 (以下略) ------------------ 本文によると、同組合を中心とする「岸化学グループ」は、全国の肉骨粉生産シェアの2割を牛耳 っているという。しかも同族経営が多く、資金の流れが見えにく。 また、93〜95年度には、徳島県から同組合に対して「同和高度化資金」39.1億円が流れて いる。「同和」対策資金がなぜ肉骨粉業者に流れているのかよく分からないが、徳島県の体質を浮 き彫りにしているように感じられる。
90 :
タン塩@魔族 :01/11/12 05:41 ID:9XZNOFoB
91 :
鹿児島ほかの素埋めの件 :01/11/12 07:59 ID:rjQRUBCf
199 :フランスでは… :01/11/11 16:27 ID:aJ3QnxWF 生きた牛の診断と並行して、各地の農場にも検査の網が張りめぐらされている。 2歳以上で農場で死亡した牛と死にかかっている牛、それに屠畜場に運ぶ時に 事故で死んだ牛の脳を調べるのである。 年齢24ヶ月以上の牛が農場で死んだら、必ず町や村役場に届けなければならない。 こうして牛のいろいろな機会をとらえて、その脳をみて狂牛病の感染がないかどうかの 検査をする。これまでに4万8500頭の検査が終わっている。 これを読んでいる国会議員さん、早急にこの点について指摘いただき、 検査するように決定くださいますようお願いいたします。
92 :
鹿児島ほかの素埋めの件 :01/11/12 08:24 ID:J+lTRaKg
93 :
お知らせ :01/11/12 09:11 ID:qijvHp1N
94 :
豚にも移るの件 :01/11/12 15:34 ID:BvgGy90Q
95 :
豚にも移る可能性の件 :01/11/12 15:38 ID:BvgGy90Q
・科学研究の結果、ブタをはじめとするほかの種類の動物にも
感染する可能性が示唆されており、
http://ppd.jsf.or.jp/pub/pub97/prion.html HFSP
Stanley Prusiner氏の話。
国際ヒューマン・フロンティア・サイエンス・プログラム推進機構
(Human Frontier Science Program Organization) が作成したもの
を、理化学研究所の委託を受けた(財)日本科学技術振興財団が日本語
訳したものです。
96 :
ついで。英国の研究機関 :01/11/12 15:39 ID:BvgGy90Q
97 :
ついで。英国の羊4000万頭罹患のソース :01/11/12 15:47 ID:BvgGy90Q
98 :
4部位除けば安心だとかいうけれど :01/11/12 15:48 ID:BvgGy90Q
九大名誉教授 立石潤 ← プリオン研究の第一人者 「脳、脊髄などは高度感染性があり、食べると運が悪ければ 2、3年で発症します。しかし、濃度は弱くても他の部分にも すべて異常プリオンは存在する。潜伏期間は 長くなるけれども、発病するケースはあるのです」
99 :
4部位除けば安心だとかいうけれど :01/11/12 15:49 ID:BvgGy90Q
週刊新潮 10月4日号 立石潤先生の話は、上記がソースです。
100 :
ついで。英国の羊4000万頭罹患つづき :01/11/12 15:50 ID:BvgGy90Q
101 :
ちゃんとした文。英国の羊4000万頭罹患つづき :01/11/12 15:53 ID:BvgGy90Q
ロンドン28日共同】英国で狂牛病(牛海綿状脳症)が羊にも感染している恐れが浮上しており、英国政府は羊への感染が確認された場合、最大四千万頭の羊を処分する方針を決めた。二十八日付の英紙ガーディアンが報じた。 英国では、羊の神経系統を侵す致死性疾患のスクレーピーが年間、数千件発生。狂牛病と同じプリオンを病原体とし、脳がスポンジ状になるなど症状が似ているが、狂牛病と異なり人間には感染しないとされている。 しかし、狂牛病に感染した牛の肉骨粉を使った飼料を経由して羊にも狂牛病が感染した場合、通常のスクレーピーとして見逃す恐れが指摘されており、政府が精密検査に乗り出していた。検査結果は来月にも判明する。 英政府は最悪の事態を想定した対策を協議。仮に、狂牛病が羊に感染していたことが確認されれば、英全土で最大四千万頭の羊を処分する方針。 羊肉の食用も禁止される恐れがあり、家畜伝染病の口蹄(こうてい)疫で大きな被害を受けたばかりの畜産農家にとっては壊滅的な打撃となりそうだ。 (了) 09/28
102 :
動物に与えている薬品 :01/11/12 16:04 ID:BvgGy90Q
○ 有害化学物質の安全対策
病畜獣等の動物用医薬品等残留検査を強化し、未然に流通防止を図ります。
・検査対象物質:抗生物質、合成抗菌剤、農薬、内寄生虫剤、成長ホルモン剤
(進捗状況)
○ 検査状況
・抗生物質 133検体(計画275検体)
・合成抗菌剤 72検体(計画155検体)
・内寄生虫剤 39検体(目標 50検体)
・農 薬 0検体(目標 5検体)
・成長ホルモン剤 0検体(目標 10検体)
http://www.pref.gifu.jp/s22513/syokuniku/kyoutei2.htm これに動物由来の薬品がないかどうかわかる人!
(いま、例の、岐阜県のこのページ、アクセスできなくなっています。
googleで見ればいいのかな?)
103 :
感染しやすい人と、しにくい人 :01/11/12 16:05 ID:BvgGy90Q
104 :
厚労省の母乳感染否定記者会見 :01/11/12 16:21 ID:BvgGy90Q
日本女性の母乳に病原性プリオン報告を認めるも、
経口感染にただちにつながらぬと発表、
(↑母乳に異常プリオン蛋白は、出現したってことは認めてるわけね。で、感染するかどうかはわからん、と。)
厚生省(4月23日)
http://biotech.biztech.co.jp/POWERCONTENTS/BSE/BSE-0/KC96423.html 厚生省は4月23日、記者会見を開き、同省の特定疾患調査研究班の89年の研究報告書に、
日本人女性の母乳から病原性プリオンを検出した論文が掲載されている事実を認めた。しかし、
この研究の結果から、「ただちに母乳による経口感染を証明するものではなく、牛乳や乳製品の
安全性に問題はないという世界保健機関の結論を覆すものではない」ことを表明した。
今回の記者会見はドイツの放送局ZDFが16日に放送した内容を受けたもの。
この論文が掲載された特定疾患「遅発性ウイルス感染」調査研究班平成2年度報告書
(126-132頁)によると、85年に北里大学病院で視覚障害が端緒となって、クロイツフェルト・
ヤコブ病(CJD)と診断された当時38歳の女性が妊娠中だった。妊娠30週目に帝王切開し、
男児を出産したが、3年後に死亡した。北里大学では、この患者の母乳をマウスの脳内に
注射したところ、10匹の内4匹がCJD様症状を示した。また、患者の脳、胎盤、さい帯血でも
脳内に注入するとCJ様症状をマウスに引き起こした。この報告書では、CJDが子宮内感染や
母乳による感染が起こる可能性を示唆している。
しかし、この実験は直接、母乳を脳内に注入するという極端な感染条件で行った実験であり、
結果は慎重に解釈すべきだ。6歳まで出産した男児は観察されたが、CJD感染の兆候は現れていない(但し、観察期間は十分でない)。
105 :
:01/11/12 16:35 ID:F39qGvWp
>103 あああ、それ漏れが過去スレに書いたやつだ。懐かしいな。 一箇所だけ訂正なんだけど、 >vCJD発病者数のピークを超えたイギリスでは ってウソです。超えてないです。ちょっと古い資料ではそれで正しかった んだけど、また盛り返したのでピークを超えたという表現は妥当じゃないです。 つまらないことだが念のため。
106 :
牛乳はだいじょぶという意見もあります。 :01/11/12 16:37 ID:BvgGy90Q
でも、小野寺先生も品川先生も、蓄積スレ4にあがっている文献や記事などは
ご存じなのかな? その研究や文献も踏まえて、大丈夫といっているのか
知りたい。小野寺先生は、「テールは脊髄のはしっこだから大丈夫なんて
生放送で失言していたし。ほんとうに先生方、これらの文献ご存じなのでしょうか?
ニクコップンのデータベースには、乳腺炎の件だって載っているよ。
http://www.yomiuri.co.jp/kyougyu/ky20010911_06.htm ============
牛乳では感染せず、冷静な対応呼びかける…専門家
狂牛病に感染した疑いのある乳牛が見つかったことについて、専門家は
「牛乳から人間に感染することはない」と口をそろえており、消費者には
冷静になるよう呼びかけている。
国立感染症研究所(東京・新宿)によると、狂牛病は、細胞内のたんぱく
質の一種であるプリオンが変異して引き起こすとされており、ヒトが、狂牛病
に感染した牛の脳や骨髄、ひ臓など神経系の部位を食べると、狂牛病に似た症状
を引き起こすクロイツフェルト・ヤコブ病に感染する場合がある。
欧州ではこれまで、こうした感染例が約100あるが、同研究所では、「感染
した牛の牛乳を飲んだことでヤコブ病に感染したというケースは報告されていない」
としている。
狂牛病に詳しい小野寺節・東大教授も、「牛乳からの感染については、今のところ心配はない」。
また、品川森一・帯広畜産大教授(獣医公衆衛生学)は、「肉や牛乳、
乳製品にはほとんど危険がないが、汚染のおそれがあるせき髄や脳が混入しないよう、解体方法などを
見直す必要があるかもしれない」と話した。
(2001年9月11日)
107 :
水質汚染問題の文献?記事? :01/11/12 16:50 ID:BvgGy90Q
>>89 の紹介記事に関連するソース 「BSEと水道水の関連」(BBC 1998年2月20日記事)
http://news6.thdo.bbc.co.uk/hi/english/uk/newsid_58000/58329.stm 以下部分訳
25人のCJD死亡患者のうち5人がKENT州の出身で、2人がその州とつながりのある人であった。
Alan Colchester医師は、潜在感染牛を処理する施設によって水道が汚染されてしまったと考えていると語った。
"我々は感染した動物の脳からくる感染性物質が長い期間にわたって環境に残留することを知っている。"
"以下のような状況であった完全な非常に強い証拠がある。
少なくとも数年前は、製粉機の工程管理が非常にずさんであり、
用地には、感染性の残った獣が放置されたり、
多分汚染されたたんぱく質材料が、いまだ大量に土の中にある。"
彼はこう付け加えた。
"潜在的に、土が水道水を通じて接触した人間を感染させうる"
と。
=====
異常プリオンは、土壌でも、水の中でも、そのまま残ります。
ということは、肉骨粉を鶏,豚,養殖魚の飼料や、植物の肥料に使い続けると、
それは、土壌や川、地下水、海を汚染します。 日本では、飲み水も危険に
なります。 養殖でない川や海の魚たちも汚染され、植物も汚染され、
本当に、日本人に未来はありません。 全滅してしまいます。
下記は、UKの人の書いた98年の記事です。
The TimesのAugust 26日に、新型のCJDは水が原因ではないかという記事が
載っています。どうやらKent州に、こうしたCJD発病者が集中しているようです。
23日の記事のClare Tomkinsは22番目の、犠牲者だということです。これは牛を
処分したあとの、処理業者だと 思うのですが、牛などのcarcassを洗い流した
水を井戸に流していた。
これが 地下で飲み水を汚染した可能性が高い。
108 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :01/11/12 17:47 ID:kJot7bkH
109 :
:01/11/12 21:16 ID:XHcylcBq
110 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :01/11/13 09:40 ID:2QyAQe+W
▽狂牛病、農場に立ち入り調査 堀知事表明 2001/11/13 07:12 (北海道新聞)
http://www.hokkaido-np.co.jp/Php/kiji.php3?&d=20011113&j=0044&k=200111135966 堀達也知事は十二日の記者会見で、狂牛病(牛海綿状脳症)の感染源とされる肉骨粉の使用
禁止を徹底させるため「農場でどういう飼料を使っているか立ち入り検査できるようにしたい」
と述べ、道として飼料の監視を強化する考えを示した。
道によると、畜産試験場に検査機器を導入し、農場や飼料工場、販売業者などから採取した
飼料に、肉骨粉が入っていないかどうか調べる。
また堀知事は、牛の個体識別システムについて「すべての牛に年度内に実施する」と述べ、
道内で飼育されている乳牛、肉牛合わせて約百三十万頭すべてに、本年度中に耳標を装着でき
る見通しを示した。
111 :
過去ログ倉庫番 :01/11/13 09:44 ID:SwY4zTqb
112 :
過去ログ倉庫番 :01/11/13 10:23 ID:2QyAQe+W
▼過去ログ倉庫にスレッド4本を追加!
http://bse.omosiro.com/ 狂牛病で景気回復@社会・世評板(2)
マクドナルド狂牛病で売上17%減…@ちくり裏事情板(2)
食肉処理センターで殺人(25)
食肉処理センターで2人死亡。(15)
狂牛病?@身体・健康板(12)
113 :
:01/11/13 11:21 ID:SwY4zTqb
▽「狂牛病」の名称使用せず/郡山市 (福島民報)
http://www.fukushima-minpo.co.jp/public/mainnews/20011111-004.html 郡山市は十日までに、庁内の公文書などに「狂牛病」という言葉を原則的に使わないことを
決めた。「狂牛病は俗称であり、公文書にはふさわしくない」というのが理由。背景には、牛
肉のイメージダウンに悩む畜産農家などへの配慮もある。
同市はこれまで、「狂牛病」のほか、国が使っている正式名称の「牛海綿状脳症」、英文の
略語である「BSE」を併用していた。国は既に「狂牛病」を使用していないうえ、「狂」の
文字の持つイメージが悪いことなどから「狂牛病」の使用取りやめを申し合わせた。
市が十月に立ち上げた「狂牛病対策連絡会議」の名称も近く、「牛海綿状脳症対策連絡会議」
に変更する見通しだ。
============
「狂牛病」を「牛海綿状脳症」に言い換えると牛肉のイメージアップに繋がる?
114 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :01/11/13 11:23 ID:SwY4zTqb
▽ヤコブと狂牛病考える集会 「安全軽視」とアピール (共同通信)
http://www.kyodo.co.jp/kyodonews/2001/ushi/news/20011113-382.html 日本国内で狂牛病に感染した牛が発見されたのを受け、脳の手術で輸入硬膜を移植されてク
ロイツフェルト・ヤコブ病(CJD)に感染したとして国などに損害賠償を求めている薬害ヤ
コブ病訴訟の弁護団が、ヤコブ病と狂牛病に共通する問題を考えようと十二日、京都市内で集
会を開いた。
狂牛病とヤコブ病は、ともに異常変異したタンパク質「プリオン」が原因とされる。集会で
は「いずれも国の安全性軽視の姿勢が薬害を起こし、食の安全性を脅かしている」とするアピ
ールを採択した。
集会では、ヤコブ病を取り上げたビデオを上映し、科学ジャーナリストの天笠啓祐さんが「
狂牛病は防げなかったのか」と題し、狂牛病問題の経緯などを講演。ヤコブ病訴訟の原告が実
情を訴えた。
プリオンに汚染された成長ホルモン剤でヤコブ病を発症した英国の被害児の父親が、英国で
の訴訟で勝訴するまでの経緯を紹介、「日本でも頑張ってほしい」と励ました。
(了) 11/12
115 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :01/11/13 11:30 ID:SwY4zTqb
▽動物性飼料買い上げを 狂牛病 JA京都中央会が決起集会 (京都新聞)
http://www.kyoto-np.co.jp/kp/topics/2001nov/13/M20011113MHA2K1G0000015.html JA京都中央会など主催の「BSE(牛海綿状脳症)危機突破京都府内生産者総決起集会」
が十二日、京都市南区のホテルであり、狂牛病の原因とされる肉骨粉を含む動物性飼料を政府
が買い上げることなどを求める要請書を採択した。
府内の畜産酪農者約二百人と中川泰宏JA京都中央会長ら各農協関係者、行政からは伊藤元・
近畿農政局長、荒巻禎一府知事、地元選出の国会議員らが出席した。
府とJA全農、生産者代表らがBSE対策の情勢報告と意見発表をした後、動物性飼料や在
庫肉を政府が買い上げることや牛の危険部位の焼却処理施設の整備などを求める要請書を近畿
農政局と府の代表に手渡した。
中川会長は「動物性飼料が入ったニワトリのえさを府内で約十一トン回収した。一つ一つ対
策はやってきたので、すべての生産者が自信を持ってほしい」などと話した。
116 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :01/11/13 11:53 ID:SwY4zTqb
【狂牛病】「狂」牛病は牛の権利を侵害? 民主・鳩山代表 (朝日新聞)
http://www.asahi.com/national/kyougyu/K2001111203259.html 「『狂』という言葉は日本では禁止されている。人間にだめなものを使うのは、牛の権利を
侵害している」。民主党の鳩山由紀夫代表は12日、東京都内の日本外国特派員協会での講演
で「狂牛病」の呼び名に異議を唱えた。「牛海綿状脳症」という名称もあるが、鳩山氏は何と
呼ぶべきかには触れず、党内では「震牛病とか……?」。
鳩山氏は講演で「日本の牛の一生を見た場合、病の牛は粗大ゴミとして処理されている。そ
こを監督する環境省にメスを入れないと真の危険性が明らかにならない」とも語った。
(11/12)
117 :
タン塩@魔族 :01/11/13 19:19 ID:fE8SQKI/
肉骨粉の焼却開始 76トン、千葉県に搬送(共同通信)
http://www.kyodo.co.jp/kyodonews/2001/ushi/news/20011113-383.html 狂牛病と確認された牛を材料に茨城県波崎町の製造工場で加工された肉骨粉約七十六トンの焼却処分が
十二日から始まっていることが十三日、分かった。
また茨城県が約六十五トンと発表していた肉骨粉の量は、千葉県で計量した結果、約七十六トンだった。
茨城県畜産課は、県内での焼却処分を目指していたが、受け入れ先が見つからないため、国や千葉県に
相談。今月八日になって千葉県内で焼却処分することが決まり、十日に問題の肉骨粉は全量を波崎町か
ら千葉県銚子市の廃棄物処理業者の処理場に搬送した。
十二日から焼却が始まり、全量焼却には約四日間かける見通しで、灰は近くの最終処分場に埋めるとい
う。
118 :
タン塩@魔族 :01/11/13 19:20 ID:fE8SQKI/
119 :
タン塩@魔族 :01/11/13 19:21 ID:fE8SQKI/
「狂」牛病は牛の権利を侵害? 民主・鳩山代表(朝日新聞)
http://www.asahi.com/national/kyougyu/K2001111203259.html 「『狂』という言葉は日本では禁止されている。人間にだめなものを使うのは、牛の権利を侵害してい
る」。民主党の鳩山由紀夫代表は12日、東京都内の日本外国特派員協会での講演で「狂牛病」の呼び
名に異議を唱えた。「牛海綿状脳症」という名称もあるが、鳩山氏は何と呼ぶべきかには触れず、党内
では「震牛病とか……?」。
鳩山氏は講演で「日本の牛の一生を見た場合、病の牛は粗大ゴミとして処理されている。そこを監督す
る環境省にメスを入れないと真の危険性が明らかにならない」とも語った。
>>119 こんなバカな情報はいらん(藁
本当に政治家は呑気だ。はよ対策を取るように法律つくれ。
クロイツフェルト・ヤコブ病(新変異型)-英国: 再評価
http://www.forth.go.jp/hpro/bin/hb2141.cgi?key=20011030%2D0030 英国での変異型クロイツフェルト・ヤコブ病流行の広がりに関する再評価。
新たな研究で、狂牛病のウシを食べて感染する変異型クロイツフェルト・ヤコブ病患者の総数が、以
前考えられていたよりも少数である可能性が指摘された。ロンドン衛生熱帯医学大学(LSHTM)の研究チー
ムは、最近まで数万人と予想されていた変異型クロイツフェルト・ヤコブ病による死亡患者数が多くと
も2、3千人に過ぎないと推測していると発表した。変異型クロイツフェルト・ヤコブ病がどの様に展開し
ていくか予想することは、予想の根拠となる疾患の情報が不十分なため、困難である。現在までに英国
では100人強の患者が変異型クロイツフェルト・ヤコブ病で死亡したと考えられている。これに対してプ
リオン病の別の研究者は、新たな研究の前提としている仮説の欠陥を指摘している。
121 :
過去ログ倉庫番 :01/11/14 00:43 ID:xDfRBXCC
122 :
参考 :01/11/14 01:03 ID:xDfRBXCC
123 :
いいのか? :01/11/14 09:50 ID:9zx6UmeP
▽【狂牛病】病気などで死亡の牛、大半は狂牛病検査の対象外 (朝日新聞)
http://www.asahi.com/national/kyougyu/K2001111400135.html 病気やけがで、食肉処理される前に死亡した牛の多くが、脳やせき髄などの特定危険部位を
取り除かれることなく、肉骨粉にされていることがわかった。食用牛の狂牛病全頭検査は先月、
始まったが、年間約16万頭と推計される死亡牛の大半は検査の対象外だ。狂牛病の危険は
死亡牛のほうが高いとの指摘もあり、民主党は死亡牛の検査態勢の強化を求める。
食肉処理されるすべての牛を対象にした狂牛病検査は先月18日、全国の食肉衛生検査所で
始まり、これまでに約6万頭が検査を受けた。
処理場に運び込まれる前に、病気やけがで死んだ牛は生前、狂牛病を疑わせる症状や中枢神
経症状のあった場合に限り、検査の対象になる。
この検査に加え、農水省は近く、生後24カ月以上で死亡した牛について、年間4500頭
を抽出検査する計画だが、合わせても、狂牛病検査の対象になる死亡牛は年間約1万頭の見込
みだ。
農家や肉骨粉業者によると、現在も、死亡牛の多くは肉骨粉にされ、その際、脳やせき髄の
特定危険部位は除かれない。農家や肉骨粉製造工場は、解体のための手段を持たないからだ。
食肉処理場に回る牛は厚労省の通達で、9月から、特定危険部位は除去し、焼却されている。
牛の肉骨粉は9月、飼料や肥料への再利用は禁じられ、焼却かセメント化が決まっているが、
引き取りは進んでいない。セメント協会は「特定危険部位を含む肉骨粉の引き受けは住民の
理解が得られるかどうか」と不安がる。肉骨粉の受け入れを表明している自治体の一部も特定
危険部位が含まれていないことを条件にあげる。肉骨粉業者の中にも、「汚染の可能性のある
部位は困る」と死亡牛の引き取りを拒否する例も出てきている。
農水省は死亡牛の焼却を進めるため、裁断機の購入を希望する農協などに補助金を出す方針
だ。 (11/14)
124 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :01/11/14 11:02 ID:9zx6UmeP
▽狂牛病対策に12億円 11月宮城県補正予算案 (河北新報)
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20011114-00000017-khk-toh 宮城県の2001年度11月補正予算案などの概要が13日、明らかになった。緊急性が高
い狂牛病(牛海綿状脳症)対策、雇用・経済対策について、県単独事業を中心に必要な予算を
計上しており、補正規模は一般会計で約42億円に上る見通しだ。
県によると、22日開会の11月定例県議会に提出される議案は25件(予算議案5件、予
算外議案20件)。このほか、損害賠償の和解に関する報告案件2件を提出する。
一般会計補正では、狂牛病関連対策として、中小企業経営安定資金(狂牛病対策枠)の拡大、
検査体制の整備と、家畜経営者に対する支援などとして約12億円を計上。雇用・経済対策は、
緊急雇用経済対策資金の新設などで約15億円の予算を付けた。 (後略)
[河北新報 2001年11月14日](河北新報)
==========
テロで旅行客が減っても旅行代理店に税金を投入しないのに、
狂牛病対策で生産者に税金が使われるのは何故?
>テロで旅行客が減っても旅行代理店に税金を投入しないのに、 >狂牛病対策で生産者に税金が使われるのは何故? 潰れるからです。。。
牛の特定危険部位を含む可能性のある食品名・食品の種類の名前
(メーカー名省略)
http://testsan.s2.xrea.com/prion/ ・・・・厚生省自主点検結果からあげてみました・・・・
このリストは
http://www.mhlw.go.jp/houdou/0111/h1102-1a.html のxlsファイルから一部を抜き出したものです。
間違いがあるかもしれないので、
もとのデータを確認してください。
ビーフハム
焼豚
グルメチャーシュー
煮豚
バラ焼豚
ウィンナー
フランク
ボンレスハム
無添加ベーコン
ハンバーグ
健康食品(サプリメント)
栄養補助食品
カルシウム含有食品
蛋白食品
乳酸菌利用食品
ダイエット補助食品
レトルト食品
・デミグラソース
・オニオンスープ
容器包装詰加圧加熱殺菌食品
冷凍食品
・レモンパイ
・アップルパイ
・ロイヤルハニーブレッド
・はちみつブレッド
・カレーパン
・きな粉アンドーナッツ
・デニッシュリッチ
・小倉あんぱん
・こしあんぱん
・マスクメロン皮シート
・ベルギーワッフル生地
・フォンドボー
・野菜トマトスープ
・親子丼の具
・チキンライスの具
・とりだんご
・鶏つくね
・チキンナゲット
・唐揚げ
・カルボナーラ
・クリームグラタン
・焼そばスティック
127 :
つづき :01/11/14 15:04 ID:1GaHGjye
牛の特定危険部位を含む可能性のある食品名・食品の種類の名前
(メーカー名省略)
http://testsan.s2.xrea.com/prion/ ・・・・厚生省自主点検結果からあげてみました・・・・
このリストは
http://www.mhlw.go.jp/houdou/0111/h1102-1a.html のxlsファイルから一部を抜き出したものです。
間違いがあるかもしれないので、
もとのデータを確認してください。
そうざい(類)
・中巻寿司
・さといもとイカの煮物
・オムレツ
・中華まんじゅう
・ロール玉子焼き
・白身フライ用パン粉
・とんかつチャーハン
・和風幕の内
・水ギョウザ
・春巻
・しゅうまい
・チキンカツ
・鶏釜飯の素
・レタス巻
・サラダ寿司
・ソース焼そば
・焼うどん
そうざい半製品
・玉子とうふ
・かに茶わんむし
・海老茶わんむし
・松茸茶わんむし
いなりずし
弁当
・かんぴょう巻
・特上太巻
・サラダ巻セット
・旬菜弁当
・三色鶏弁当
128 :
つづき :01/11/14 15:06 ID:1GaHGjye
牛の特定危険部位を含む可能性のある食品名・食品の種類の名前
(メーカー名省略)
http://testsan.s2.xrea.com/prion/ ・・・・厚生省自主点検結果からあげてみました・・・・
このリストは
http://www.mhlw.go.jp/houdou/0111/h1102-1a.html のxlsファイルから一部を抜き出したものです。
間違いがあるかもしれないので、
もとのデータを確認してください。
ゼリー
氷菓
菓子(あめ)
菓子(食パン)
菓子類(パン)
調味料(焼そばソース)
肉まん
カレーマン
ブランマンジェ
ミルキーロール
ムース
洋生菓子(マーガリン)
アイスクリーム
乳飲料
ブイヨン
魚介類加工品
チーズサンド
魚肉練り製品→他に何の記載も無い
・竹輪
・蒲鉾
・練り天ぷら
カレールゥ
デミグラスソース
ジャム
清涼飲料水
・グレープ10%
・梅&アップル
即席麺
・とんこつ味スープ
・生ラーメン用スープ
中華塩焼きそば
めん類のつゆ
麺類用スープ
豆腐
ニンジンフレーク
クリームシチュー
エビピラフ
香味油
チーズスフレ
バームクーヘン
マドレーヌ
からし酢味噌
かき氷
129 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :01/11/14 15:39 ID:MgHJCqiE
2001.11.14 【ビジネス世論】狂牛病騒動、牛肉食べている? (日経ビジネスEXPRESS)
http://nb.nikkeibp.co.jp/nbe/view.jsp?prn=y&place=F/public_opinion/20011114/1 半数が「控えている」。学校給食への使用反対派は7割
9月に千葉県で国内で初めて狂牛病に感染した牛が見つかって以来、狂牛病に関するニュー
スが途切れる日はほとんどない。牛肉や牛を原材料とした加工食品などの安全性について、
農林水産省や厚生労働省は、脳や目など特定危険部位以外は安全という姿勢だが、消費者は
どう見ているのか。今回は「狂牛病」について聞いた。
まず、牛肉を使った食事を控えているかについては、50.6%が「控えている」と回答した。
「(オーストラリアなど)狂牛病が発生していない国の牛肉なら食べる」という条件つきを
含めると、6割以上が自己防衛に走っていることが分かる。「大多数の牛肉は安全だと分かっ
ていても、こういう状況になれば、無理して牛肉を食べようとは思わない」といった声は少なく
なかった。
学校給食でも牛肉使用を見合わせる動きが相次いだ。7割以上の回答者が「見合わせる
べき」と考えており、第1問よりも慎重な見方が多かった。「政府が『安全』としているのに、
文部科学省所管の学校が給食に使わないのはつじつまが合わない」といった指摘があるものの、
不安が拭いきれない以上子供には食べさせたくないという心情が見て取れる。
一連の騒動では農水省の対応のずさんさが問題を大きくした。回答者に最も問題だったと
思うものを1つ挙げてもらったところ、半数近くが「欧州委員会の警告を無視したこと」を選んだ。
せっかくの警告に耳を貸さなかった農水省の独善的な行動に非難が集中した格好だ。
牛肉の安全性をアピールするため、国会議員が牛肉を平らげるパフォーマンスを見せたが、
消費者の警戒心は依然として強いようだ。
●調査概要
調査期間:10月16〜23日
有効回答数:1136 (男性943、女性186、不明7)
(細田 孝宏)
●調査結果(グラフ)
http://nb.nikkeibp.co.jp/contents/F/public_opinion/20011114/1/images/20011114_opinion_1.gif
130 :
若年の牛が感染しやすいというデータ :01/11/14 17:18 ID:RUl1rZaU
131 :
疑問 :01/11/14 17:49 ID:MgHJCqiE
132 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :01/11/14 20:05 ID:aJOKAK1v
133 :
これだけか? :01/11/14 22:35 ID:aJOKAK1v
▽道内新変異型ヤコブ病患者?続報 文: 浅野
http://www.bnn-s.com/bnn/bnnTopics?news_cd=220011022062 札幌市内にヤコブ病患者が入院しているとの情報が寄せられたのは11月10日既報の通り。
BNNは患者がいると思われる厚別区内の病院、さらに搬送された可能性がある大学病院へ
取材を試みた。ただ「○○さんに面会したい」と患者の有無を確かめるのもどうかと思い、電
話で聞いた内容をくまなく話す。教授や先生に話を聞こうとしたが用件を言った時点で取り次
いでもらえなかった。
確かにプライバシーの問題もあって入院患者の情報を簡単に聞けるわけはない。どの病院も
話をしっかり聞いてくれこそしたが、返答は「入院しているか、してないか、そういう事実が
あったか、無いかについて具体的なお答えはできない」というものだった。
一本の電話から得た情報ではあるが、BNNでは今後も取材を進めていくつもりだ。また、
これについて意見や抗議などがあればぜひお寄せいただきたい。
>Nature,388,285-288,1997 投稿者: KimNasmyt0 (??歳/男性/シュテファン大聖堂の) 2001年10月22日 午後11時40分 メッセージ: 3031 / 4169 アブストラクトを貼り付けておきます。 More than a million cattle infected with bovine spongiform encephalopathy (BSE) may have entered the human food chain. Fears that BSE might transmit to man were raised when atypical cases of Creutzfeldt?Jakob disease (CJD), a human transmissible spongiform encephalopathy (TSE), emerged in the UK,. In BSE and other TSE diseases, the conversion of the protease-sensitive host prion protein (PrP-sen) to a protease-resistant isoform (PrP-res) is an important event in pathogenesis. Biological aspects of TSE diseases are reflected in the specificities of in vitro PrP conversion reactions. Here we show that there is a correlation between in vitro conversion efficiencies and known transmissibilities of BSE, sheep scrapie and CJD. On this basis, we used an in vitro system to gauge the potential transmissibility of scrapie and BSE to humans. We found limited conversion of human PrP-sen to PrP-res driven by PrP-res associated with both scrapie (PrPSc) and BSE (PrPBSE). The efficiencies of these heterologous conversion reactions were similar but much lower than those of relevant homologous conversions. Thus the inherent ability of these infectious agents of BSE and scrapie to affect humans following equivalent exposure may be finite but similarly low. 文献を見ましたが、実験的にはヒトのPrPもウシのPrPもスクレイピーのPrPScによって悪性転化させることが出来ます。 それを示しています。従って BSEの PrPScによってヒトが感染する事は容易であることと思われます。 --------------------------------------------------------------------------------
135 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :01/11/15 07:43 ID:71TSdNRy
▽肉骨粉 焼却可能量3分の1 環境省が全国調査 処理はセメント頼み(西日本新聞)
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20011115-00000023-nnp-kyu 狂牛病の感染源とみられる肉骨粉を焼却処理できる量が、肉骨粉製造量の三分の一にとどま
ることが十四日、環境省の全国調査で分かった。同省は焼却施設を持つ自治体に対しいっそう
の協力を求めているが、見通しは厳しく、「セメントの原料として再利用する取り組みに期待
したい」と話している。
調査によると、肉骨粉の受け入れが可能な一般廃棄物焼却施設は全国に二百十一あり、一日
の処理可能量は合計で四百七十トン。年間(稼働二百五十日)では約十二万トンとなり、国内
の製造量四十万トンの三分の一しか焼却できないことになる。
地域別では、山口など十二県で受け入れ施設が全くなかった。九州各県には受け入れ施設が
あったが、処理能力には差があり、大分が一トン(一日当たり)で最も少なく、逆に最大は宮
崎の三三・八トンだった。
環境省は「セメントの原料として肉骨粉の再利用が進めば、十分処理できる」と話している。
牛の肉骨粉を飼料として使用することは禁止されたが、廃棄する骨や内臓の体積を減らすた
め、いったん肉骨粉に加工している。
また今回の調査では、病気などにより牧場で死に、食肉処理されずに処分される牛が年間に
約六万トン発生するのに対し、産業廃棄物焼却施設で処理できる量は四分の一の一万五千トン
しかないことも分かった。
同省は「すぐに処理できない死亡牛は冷蔵庫で保管し、焼却施設に余裕ができたときに処理
するか、肉骨粉に加工するなどの対策が必要」としている。(西日本新聞)
136 :
肉骨粉をつくるときの油って :01/11/15 07:58 ID:/svgpLLC
肉骨粉をつくるときの油って、どうやって処理しているんだろう? 牛をまるごと揚げるかなんかして、肉骨粉にしているんでしょ? 違ったっけ? これも問題だと思うんですけれども。 誰かが昔投稿していた、肉骨粉の中にある、異常プリオンが 肉骨粉の中で、ほかのプリオンを異常にしていくことはないのかな? いくつか前に投稿されている、試験管の中でも異常化が進むわけでしょう。 薬害ヤコブのときは、硬膜をいっしょくたの液体に漬けていたことで 伝ぱんしたってきいたけど。 揚げるときの油や、肉骨粉になったあとに伝ぱんすることはないのか? 実験した研究者はいないのかな
137 :
:01/11/15 09:45 ID:PG1YYRwj
>136 蓄積スレに質問はちと・・・だからsageで逝く。 牛脂。 とりあえず肉とか骨を砕いてから、昔は溶剤抽出。 今は熱処理だけなのかな・・・?(TVじゃ蒸気がどーのとか) だから昔のイギリスじゃBSE発生率が低かったんだよ。 溶剤である程度タンパク質が変性したから。
138 :
やっぱり :01/11/15 11:22 ID:nPAdiPgq
139 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :01/11/15 11:32 ID:nPAdiPgq
▽ 狂牛病問題、27日に英国専門家の講演会 2001/11/15 01:00 (北海道新聞)
http://www.hokkaido-np.co.jp/Php/kiji.php3?&d=20011115&j=0044&k=200111147224 道農連と北海道「農」ネットワークは二十七日、狂牛病(牛海綿状脳症)の最初の発生国と
される英国から専門家を招き、狂牛病対策についての講演会を、札幌市北区北六西七の北海道
自治会館で開く。
講師は、伝染病と食品関連の疾病・獣医学の専門家で、狂牛病問題の著作も多いリチャード
・ノース博士。「英国における狂牛病対策の取り組みについて」をテーマに、英国の現状や経
過を報告する。
午後三時開始で、通訳がつく。講演会終了後、意見交換会も開く予定。参加費は千円。問い
合わせは道農連事務局(電)011・241・5416へ。
140 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :01/11/15 11:34 ID:nPAdiPgq
▽王子製紙苫小牧工場が肉骨粉受け入れへ 焼却灰を土壌改良材に 2001/11/15 08:30 (北海道新聞) 【苫小牧】王子製紙苫小牧工場(中村総兵工場長)は十四日、道の要請を受け、狂牛病(牛 海綿状脳症)の感染源とされる肉骨粉を受け入れ、焼却処分することを明らかにした。近く道 と苫小牧市に一般廃棄物処理業の申請を行い、免許が下り次第、受け入れる。焼却灰は土壌改 良材として利用する方針だ。 業界団体の日本製紙連合会(本部・東京)によると、製紙業界で肉骨粉の受け入れを表明し たのは初めて。 計画では、胆振管内早来町の北海道畜産公社道央事業所日胆工場から出る肉骨粉を、同社が 工場電力の一部をまかなっている発電ボイラーで一日三t焼却する。ボイラーは汚泥や廃棄物 を燃やす燃焼効率の高いタイプで、肉骨粉を焼却しても炉に影響がないほか、「地元貢献の意 味もあって受け入れを決めた」(中村工場長)という。 肉骨粉は石炭などと交ぜ約八百度で燃やし、焼却灰は他の燃焼物とともに土壌改良材として 活用する方針。テスト焼却では、一日約二t処理しても排煙の成分やにおいなどに異常は見ら れなかったという。 肉骨粉の処分受け入れは民間では、すでに国内セメント二十社が加盟するセメント協会(本 部・東京)が表明している。
141 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :01/11/15 14:10 ID:+tU/hCS3
狂牛病関連で安全性が確認された肉にシール (山陰中央新報)
http://www.sanin-chuo.co.jp/news/2001/11/15/03.html 狂牛病の風評被害対策として、JA全農しまねと島根県食肉事業協同組合連合会(県肉連)
は、県産牛肉に狂牛病の検査済みシールを張ることを決めた。
大田市の県食肉衛生検査所で、十三日以降に検査を受けた県産牛肉が対象。早ければ十五日
から、シール表示のある精肉が店頭に並ぶ。
検査済みシールは同検査所で陰性と確認された県内販売分のパック商品、量り売りの牛肉に
表示。全農などは年度内の消費分に相当する五十万枚を用意する。
島根県が今月上旬に開いた消費者説明会で、商品に検査済みの表示を希望する声が相次いだ
ことを重視した措置。費用は約四十万円で、一部は同県の補助を受ける。
==========
検査した場所でシールを貼るわけじゃないよな。
142 :
本当か? :01/11/15 14:51 ID:5GUkfaLE
143 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :01/11/15 17:45 ID:1EqelVWo
144 :
:01/11/15 17:48 ID:1EqelVWo
145 :
金子清俊氏の講演会 :01/11/15 20:17 ID:tRwbA3k9
本日、金子清俊氏のBSEの件の講演会が福岡で開催され参加してきました。 BSE、プリオン病の解説のほか、質疑応答もありました。 牛の肉骨粉を肥料に使うことに対するコメントなどもありました。 主催はグリーンコープです。 詳細はHPに掲載されるのかな?
146 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :01/11/15 21:01 ID:3VopGz/X
そういえば、このごろニュースでやらないな。 圧力がかかっているな。
147 :
過去ログ倉庫番 :01/11/16 01:30 ID:dRJ6Y0DY
148 :
おおまかな概要だけなら :01/11/16 01:56 ID:dRJ6Y0DY
>>145 http://www.greencoop.or.jp/ushi/015-2.html 牛が訴える自然からの警告 ―BSE(牛海綿状脳症)について きちんと知ろう!―
「グリーンコープ BSE 組合員学習会」開催。
11月15日(木)10:30から 大博多ビル大ホール
講演、学習会は、グリーンコープ組合員が約300名、一般の方が約20名参加され、ほぼ満席の
中で行われました。
国立精神神経センター神経研究所で、長年BSEの原因であるプリオン病を研究されている金子
清俊氏の講演が1時間ほど行われ、「プリオンとは何か」から、今問題となっている「BSEに対
して、国を上げて行うべき課題」まで適確なお話をしていただきました。その後の質疑応答では、
数々の質問が出され、やはり、市民の関心の高さをうかがわせました。
最後に、グリーンコープはこれからも「生産者を支え、牛肉の利用をすすめていこう!」
「国へのきちんとした対応を求めていこう!」というアピールが行われました。
==========
グリーンコープは信頼できる生産者から仕入れているのかも。
149 :
土壌改良剤ってなにさ? :01/11/16 08:25 ID:qT+cYpAk
837 : :01/11/15 11:34 ID:+iO8xfwR ▽王子製紙苫小牧工場が肉骨粉受け入れへ 焼却灰を土壌改良材に 2001/11/15 08:30 (北海道新聞) 【苫小牧】王子製紙苫小牧工場(中村総兵工場長)は十四日、道の要請を受け、狂牛病(牛 海綿状脳症)の感染源とされる肉骨粉を受け入れ、焼却処分することを明らかにした。近く道 と苫小牧市に一般廃棄物処理業の申請を行い、免許が下り次第、受け入れる。焼却灰は土壌改 良材として利用する方針だ。 業界団体の日本製紙連合会(本部・東京)によると、製紙業界で肉骨粉の受け入れを表明し たのは初めて。 計画では、胆振管内早来町の北海道畜産公社道央事業所日胆工場から出る肉骨粉を、同社が 工場電力の一部をまかなっている発電ボイラーで一日三t焼却する。ボイラーは汚泥や廃棄物 を燃やす燃焼効率の高いタイプで、肉骨粉を焼却しても炉に影響がないほか、「地元貢献の意 味もあって受け入れを決めた」(中村工場長)という。 肉骨粉は石炭などと交ぜ約八百度で燃やし、焼却灰は他の燃焼物とともに土壌改良材として 活用する方針。テスト焼却では、一日約二t処理しても排煙の成分やにおいなどに異常は見ら れなかったという。 肉骨粉の処分受け入れは民間では、すでに国内セメント二十社が加盟するセメント協会(本 部・東京)が表明している。
150 :
肉については :01/11/16 09:05 ID:qT+cYpAk
こういう肉があったら食べる。 @生まれたときから肉骨粉を飼料にしていない。親牛もそう。草食動物の環境の中で 自然に生きたもの。 Aと殺場は新しく新設した、ほかの牛と一緒でないところで処理 Bスタニング処理(脳天くい打ち)はしない。循環器が脳の破片で汚染されるという問題 C流通は一括集約されていて、カットやミンチの段階で、ほかの出所怪しげな 肉と一緒の扱いがされないこと。まな板もナイフもミンサーもそれ専用 D念のためのプリオン検査 これだったらガキンチョにも食べさせていいと思う。 高くてもいいよ。おまつり感覚で食べるから。
151 :
肉については :01/11/16 09:07 ID:qT+cYpAk
追伸だな。 放牧場については、 過去に、肉骨粉や、肉骨粉を飼料としてできた堆肥を つかっていないこと。 そんなとこあるんかわからんけど。
152 :
ん :01/11/16 09:09 ID:qT+cYpAk
>>142 本当かさんへ
記事UPしてよ。なにが本当かわからんよ。 コマネチみたいな
おねーさんがリボンをぐるぐる回している記事しか見あたらないよう
153 :
これもあげとこ 再掲だけど :01/11/16 09:16 ID:qT+cYpAk
154 :
KANI :01/11/16 09:22 ID:Yvl2SkHh
グリーンコープって九州だけなのかな?通販してないのかな? 全国展開してほしいぞ!
155 :
最近ニクコプンが更新されてないので再掲しとく :01/11/16 10:01 ID:qT+cYpAk
391 :まりあ@肉大好き”管理”人さんへ :01/10/31 09:04 ID:KH91a8my こんにちは!最近お疲れかな。。 金子清俊氏から、ダチョウの感染についてのコメントをいただきましたので、 ぜひUPくださいますようお願いいたします。 ======================== ダチョウの感染例に関してですが、私自身はダチョウのプリオン蛋白の配列を知りま せんので、確実なことは言えません。ただし、鶏の配列を見る限りにおいては、とて も容易に種の壁を超えるとは思えません。実際に、哺乳類同士でも、実験動物レベル ではかなりプリオン蛋白の配列に依存します。 ただし、感染の可能性がゼロであるとは断言できませんし、実際に感染した例がある のであれば、それは大変な問題だと思います。 金子清俊 拝 (このコメントは2001年10月30日に頂戴しました。toya) ===================== 蓄積スレ3から。まりあ@肉大好きさーん、元気かーい つかれちゃったかーい
156 :
なんか全然新聞記事になってないから :01/11/16 10:11 ID:qT+cYpAk
なんでかなーと思うんだけど、 BSE対策検討会のほうで、 牛の肉骨粉、蒸製骨粉類を肥料に使用すること、そしてペットフードに 継続使用することっていま、推進検討されているんだよ。 ソースは、10月19日の、第2回BSE対策検討会 議事次第です。 農水省だか国会に請求するともらえるようだから(私はコピーもらった) みんなも請求してみてね。第3回だかで豚の血粉と鶏肉骨粉は解除された。 で、第一回検討会のときの対策委の意見として、座長(名前が書いてないぞ)が 取りまとめたものが下記の意見。 8 肥料、(ペットフード)についても、科学的な問題はなく、停止措置を早急に 解除して欲しい。 だと。
157 :
過去ログ倉庫番 :01/11/16 10:12 ID:cP9v8Mz6
158 :
なんか全然新聞記事になってないから :01/11/16 10:15 ID:qT+cYpAk
ついでにいうと、今現在、牛の肉骨粉がどうなっているかっていうと 下記の文章をよんでね。ソースは上記と同じです。 正確には、 「骨粉、肉骨粉などの肥料利用のあり方」平成13年10月19日 農林水産省生産局 生産資材課 4ページめ。 製造・出荷の一時停止 @10月4日から、飼料用、肥料用の肉骨粉等及び肉骨粉等を含む 飼料・肥料の製造、工場からの出荷の一時停止を要請しているところである。 Aこの一時停止措置においては、既に工場から出荷され、販売店や農家段階に あるものは、対象とされていない。 すごいね。ザルだったんだよ。 4製造、
159 :
チェック項目 :01/11/16 10:18 ID:cP9v8Mz6
>>150 ・配合飼料については畜産家は知らなくても、飼料メーカーの段階で肉骨粉が混入する恐れがある。
・牛の育ちを良くする栄養剤のようなサプリメントを使っていて、それがBSEに汚染されていることもあり得る。
・子牛の頃に代用乳を与える場合があり、その代用乳の原料に脂肪分を加える際に異常プリオンが混入する疑いもある。
いずれも、品川森一帯広畜産大学教授の指摘です。
160 :
なんか全然新聞記事になってないから :01/11/16 10:29 ID:qT+cYpAk
>>158 続き
ということは、今現在も、全頭検査前の肉骨粉の
農家での使用が禁止されていないってことじゃん。
いま、意識ある農家でなければ、在庫分の肉骨粉を与えている農家も
いるってことだよ。
在庫一掃。
>>159 ありがとう。
161 :
なんか全然新聞記事になってないから :01/11/16 10:55 ID:qT+cYpAk
162 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :01/11/16 11:07 ID:RD/3Y6L/
▽ 宮崎県 家畜丸ごと焼却可能 新施設の建設決定 (西日本新聞)
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20011116-00000014-nnp-kyu 宮崎県は十五日、狂牛病など家畜伝染病の防疫強化に向け、感染が確認された家畜を処分す
る大型焼却施設の新設を決めた。既存の施設では、成牛など大型の家畜は解体した上で焼却し
なければならず、解体の際に病原菌などが拡散する懸念もあることから、丸ごと焼却できる施
設を導入するという。こうした施設は九州では初めて。
大型焼却施設は、日本有数の畜産地域にある都城家畜保健衛生所(同県高崎町)に整備。
事業費は約八千六百万円で、来春の稼働開始を目指す。開設後は、伝染病の疑いがある県内の
成牛はすべて都城家畜保健衛生所で検査し、処分する方針だ。
同県では、処分が必要な家畜は県内三カ所の家畜保健衛生所で焼却しているが、それぞれ一
時間で約百五十キロの焼却能力しかないため、五百キロ以上にもなる成牛は解体・分割した上
で焼却しているのが現状。県内では年間約二百五十頭(一九九九年度実績)の牛が焼却処分さ
れており、このうち約四割が成牛という。(西日本新聞)
[11月16日2時38分更新]
163 :
牛乳の安全性 これ再掲。 :01/11/16 11:21 ID:qT+cYpAk
食品安全版1よりピックアップしました。牛乳の欄に載せてください。
406 :農水省の掲示板より :01/10/02 00:09 ID:GjPtO.HQ
Mon Jan 15 2001 15:53:48
UK research to see if BSE is transmitted in milk
LONDON, Jan 15 (Reuters) - Britain's Food Standards Agency (FSA) said on Monday
it would carry out research to determine if mad cow disease can be transmitted through milk.
The investigation follows concern that previous research which appeared to show that
bovine spongiform encephalopathy (BSE) could not be passed on through milk was flawed.
(以下略)
イギリス、狂牛病の牛乳による感染を再調査
ロンドン発 --- イギリスの食糧基準局 (FSA) は、狂牛病が牛乳をつうじで
感染するかどうか確認するため、再検査を行うと月曜日に発表した。
先に「狂牛病は牛乳では感染しない」としていた研究に不備があると
懸念されることから、再調査が行われることになった。
http://www.btconnect.com/public/infocus-news/newuk/News3907item10.html
164 :
第三国経由輸入肉骨粉は再調査中 :01/11/16 11:24 ID:qT+cYpAk
http://cheese.2ch.net/test/read.cgi?bbs=life&key=973262671 **********************************************************
69 名前:名無しゲノムのクローンさん 投稿日:2001/02/06(火) 15:33
http://rki.kbs.co.kr/Japanese/index.asp 牛などに狂牛病を引き起こす有力な原因と見られる飼料が韓国にも大量に
輸入されていたことが分かりました。
これは、連合ニュースが4日のイギリスのサンデー・タイムズの記事として
伝えたもので、88年7月、イギリス政府が牛の肉や骨を原料とした飼料を
ひつじや鶏の飼料として使用することを禁止した後、イギリス最大の
飼料製造会社=プロスター・デ・モルダーはこの飼料を豚や鶏の飼料として
各国に輸出しました。
主な輸出国は、韓国をはじめ、日本、台湾、イスラエルなどで、 96年までに
合わせて20万トンが輸出されたということです。
このうち、韓国には39トンが輸入されましたが、飼料以外に使われていたことが
分かっています。
これに関連して、韓国の食品医薬品安全庁は、「96年からイギリス産の
加工食品、医薬品、化粧品の輸入禁止措置を取っている。
今後も、狂牛病に感染した食品や医薬品の流入を 防ぐため
プロジェクト・チームを作って対応していく」と話しています。
**********************************************************
おいっ!イギリス!!お前ら戦時中からちっとも変わってないじゃないか。
英国→台湾、中国、東南アジアほかの国からどの程度日本にまわってるか
いま調査中なんだよね。まだ。イスラエルも気になるね。あの小さな国が
すごい輸入量だったんだよ。
165 :
この臓器輸入は肉骨粉とは違うの?こっちのほうがやばそ。 :01/11/16 11:26 ID:qT+cYpAk
72 名前:記事貼っとくね 投稿日:2001/02/06(火) 18:21 牛の臓器 対日輸出 英、狂牛病流行の88-90年 年300トン飼料などに(西日本新聞) 【ロンドン5日時事】人間に伝染する恐れがあると指摘されている狂牛病 (ウシ海綿状脳症)の主感染源とみられる牛の「臓器」や「肉骨粉」が、 狂牛病流行期の英国から日本に輸出されていたことが五日、明らかになった。 英税関当局によると、「臓器」は、一九八八年から九〇年にかけては 年三百トン前後輸出されていた。 英国では、八〇年代後半から九〇年代前半にかけ、狂牛病が爆発的に流行。 感染牛の脳や脊髄(せきずい)を含む「臓器」などを飼料添加物として用いたこ とが、伝染原因とみられている。 狂牛病は、特殊なタンパク質「プリオン」により、脳が海綿状になる病気で、 英政府は九一年七月、脳、脊髄やリンパ節など「プリオン」が集積しやすい 特定の臓器の加工品を輸出禁止とした。 「プリオン」に感染すると、牛の場合五年程度で発症。 人間の場合、十―二十年の潜伏期間を経て、致死性の痴ほう症 「新型クロイツフェルト・ヤコブ病(CJD)」を発症する公算が大きいとされる。 日本に流入した「臓器」や「肉骨粉」の主用途は、牛、鶏、豚の飼料や ペットフードとみられるが、英国では、「臓器」が一部食品用に使われたことも あったもよう。 また、日本の家畜用に輸出した製品は、伝染性家畜病を予防するため、 英国内の製造過程で特別な加熱処理を施されていた可能性がある。しかし、 英国本土からの輸入製品に同様の処理を求めていた北アイルランドでも、 狂牛病が発生している。 税関統計によると、牛の「臓器」の対日輸出は八八年が三百四十九トン、 八九年三百五十トン、九〇年二百六十二トン。 九六年に欧州委員会が全面禁輸を決めたため、同年の二十三トンを最後に 対日輸出はない。八七年以前は未公表。 ********************************************************** ほほう、97年には外務省+厚生省と言うタッグ内部でなら、コトの顛末は わかっていたことになるなぁ。ええっ?税金泥棒どもっ!!
166 :
これもきな臭い??? :01/11/16 11:43 ID:Z/n6enGI
平成十三年十月九日提出質問第一○号
英国からの輸入した、財務省の輸入統計品目表でいう、その他のもの(輸入統計品目表の番号050690090)
に関する質問主意書 提出者 長妻 昭
財務省の輸入統計品目表でいう、その他のもの(輸入統計品目表の番号050690090)は、財務省関税局の
説明によると、「骨そのものや、骨を切ったり、砕いたりしたもの」とのことで、具体的には、「コラーゲンやラー
メンのスープなどに使われる」ということである。この骨に牛のものが含まれるかは不明であり、含まれる可能性も
あるとのことである。そして、この輸入統計品目表の番号050690090の品目は、農林水産省の検疫を通過し
農林水産省が許可したものしか輸入できないとのことである。
輸入統計品目表番号050690090の品目の英国からの輸入量を財務省の貿易統計でみると、一九九六年
一一七七トン(一〇〇キログラム以下四捨五入以下同様)、一九九七年二〇九三トン、一九九八年二三三〇トン
一九九九年二五三二トン、二〇〇〇年七三九トンとなっている。そして一九九〇年から一九九四年までの五年間は
輸入量の年間平均は約八六トンである。
一 なぜ、一九九六年から英国からの輸入が急増しているのか。具体的な理由を明らかにされたい。理由が不明で
あれば、推定でもよいので、お教え願いたい。
二 一九九六年は英国でいわゆる狂牛病の人間への感染が認められた年であるが、なぜ、牛の骨が混入している
可能性を排除できない、輸入統計品目表番号050690090の品目を二〇〇〇年まで輸入し続けていたのか。
理由をお示し頂きたい。
三 二〇〇一年は輸入の事実があるかどうか、お教え願いたい。 右質問する。
http://www.shugiin.go.jp/itdb_main.nsf/html/shitsumon/a153010.htm?OpenDocument
167 :
牛の蒸製骨粉の肥料使用について :01/11/16 12:00 ID:qT+cYpAk
>>156 と
>>158 つづきね。
牛の蒸製骨粉は、危険だっていって、96年にいったん禁止をしているじゃん。飼料だけど。
農水。飼料はだめで肥料はいいってか? 100年後にその土地を誰が使用しているか
なんて誰にも把握できんぞ。
100年後に異常プリオン蛋白が土壌で分解されてるかだって、科学者も、誰にもいまわからないんだぞ。
これ以上、日本の土壌の汚染を進めないでくれ。
238 名前:タン塩@魔族投稿日:01/10/13 22:07 ID:Fvm.6arY
狂牛病感染問題 1996年に禁止の蒸製骨粉販売、
業者「苦情なかった」 /埼玉(毎日新聞)
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20011013-00000001-mai-l11 狂牛病に感染する可能性があるとして農水省が96年に使用を禁じた蒸
製骨粉が、県内の農家で使われていた。県内でこの蒸製骨粉を販売して
いた業者(68)がこのほど、毎日新聞の取材に応じた。県によると、
この業者の蒸製骨粉を使っていた県内の農家は計3戸。84年〜98年
10月と97年〜今年6月、さらに今年8月、それぞれ飼料として与え
ていたという。
(中略)
――県などの指導は十分だったか。
96年に通知は来たが、農水省や県からは一度も指導を受けていない。
今回の騒ぎが起きるまで、指導なんてないのが当たり前だった。大臣が
千葉で焼き肉を食べてる場合じゃない。現場の苦労や混乱を知って、場
当たり的でない、もっとまともな対策を打ち出すべきだ。
(以下略)
168 :
BSE対策検討会の座長は熊谷さんなわけ? :01/11/16 12:27 ID:qT+cYpAk
169 :
ffffff :01/11/16 12:28 ID:k1Y0FOOL
170 :
EUの見解でさ。 :01/11/16 12:35 ID:qT+cYpAk
条件の@、B、C、Dは満たしているとの仮定の下での見解。親牛がBSEでないなんて
日本でわかるか?
548 名前:狂牛病HP投稿日:01/10/18 11:43 ID:Om0uu0oP
http://www.lin.go.jp/alic/week/2001/jan/468eu.htm EU科学委、BSEに関する追加見解を公表(平成13年1月)
【ブラッセル駐在員 島森 宏夫 1月18日発】EU科学委員会は1月17日、牛
肉およびその副産物が牛海綿状脳症(BSE)の感染源となる危険性に関する追加
見解を公表した。これは、昨年12月4日のEU農相理事会で提起された質問への回
答として出されたものである。この見解に基づき、今後の農相理事会などで、加盟
国ごとにバラバラなBSE対策の斉一化に向けた議論が展開されるものとみられて
いる。
質問事項としては、5部位(@脊柱とTボーン(牛の腰部の骨付き)ステーキ、
A牛の胸腺と脾臓、Bレンダリングで得られた油脂、C皮革以外から得られた水溶
性たんぱく、D機械的にはく離し回収された反すう動物の食肉)がBSE感染源と
なる危険性についての見解が求められた。
今回出された見解の概要は以下の通り。
まず、魚以外の家畜由来飼料(肉骨粉)の全面禁止など危険回避のための予防措
置が十分厳格に実施されている場合については、そもそも牛のBSE発生の危険性
は低いと考えられるとしている。その条件とは、@食用の動物だけが使われている
こと、A動物性飼料の全面禁止が適正に管理されていること、B効果的な臨床学的
調査、BSE検査が実施されていること、CSRM(BSE感染の危険性の高い特
定部位)が食用および飼料用から除去されていること、DBSEを発症した牛から
生まれた子牛はとう汰されていることである。この条件を満たせば、現状では、質
問の5部位の使用について規制する必要性はないと思われる。
それ以外の場合、すなわち、動物性飼料禁止が適正に実施されていない場合、ま
たは、この措置の以前に生まれた動物については、BSE感染の危険性がより高く、
条件の@、B、C、Dは満たしているとの仮定の下で、前述の質問事項への回答は
次のようになる。
一般的に、BSEの潜伏期の後期から、背根神経節および脊髄は感染の危険性が
増すので、12ヵ月齢を超える牛の脊柱は、背根神経節との密接な結合および脊髄か
らの複合汚染の危険を考え、SRMと見なすべきである。また、イギリスのDBE
S(生年月日に基づく輸出措置)のように厳格に管理され牛のBSE感染の危険性
が低い場合を除き、12ヵ月齢を超える牛からの骨付き牛肉は消費すべきではないと
いう意見に賛成である。12ヵ月齢を超える牛の脊柱または頭がいから機械的にはく
離し回収された牛肉についても危険と考えられる。なお、牛の年齢、部位により牛
肉を分別することの実施の可能性については懸念がある。
レンダリングで得られた反すう動物由来の油脂については、代用乳や飼料として
若齢の反すう動物が大量に消費する可能性を考慮すれば、BSEの感染源となる可
能性を排除するために、固形分含量が0.15%以下になるよう精製するとともに、B
SE病原因子を不活化または感染力を低減させるため「133℃、20分、3気圧」、
または、同等の条件で飼料用油脂を処理すべきである。また、複合汚染などの危険
をなくすため、反すう動物由来の油脂を反すう動物以外向け飼料として使う場合も
同様に処理すべきである。
この他、牛の胸腺と脾臓は現在までのところ、危険とは考えられない。皮革など
SRM以外から得られた水溶性たんぱくも適正な製造・調達が行われる限りSRM
とは考えられない。
171 :
こういう学者もいるね。蓄積説ではないやつ :01/11/16 12:36 ID:qT+cYpAk
一枚のステーキでも、それが一回限りでももしそれが狂牛病に汚染されていたら、狂牛
病にかかって死亡する恐れがある。プリオン病というのはそれほど感染力が強い。 "The
clusters in New Guinea show that one infected meal was enough to transmit the
agent. Anyone in Britain in the late 1980s through to 1996, even on vacation,
who ate one infected steak, could die from it." この発言はパプア・ニューギニアに
渡って、クルを研究し、プリオン病の権威、コロンビア大学教授キッツマンが述べてい
る。これはイギリスの高級紙 The Guardian (London) が2001年9月22日 に「待機中
の伝染病」という記事の中で書いている。出典
http://www.purefood.org/madcow/epidemic92201.cfm この記事で分かったことは、一度ぐらい大丈夫だと、肺ガンを恐れる喫煙者のような態度
ではだめだと言うことを示唆している。
http://w2222.nsk.ne.jp/%7Eforelle/ 国際ジャーナリズム 国際コミュニケーションさんのHPから。
172 :
すごいからコピーしとく。 :01/11/16 12:50 ID:qT+cYpAk
352 名前:鹿児島 野尻辰雄 町長 :01/11/16 12:49 だからさあ、スタニングと背割と、現行のスクリーニングでひっかからない 牛の件について、どう考えてるの?野尻さん。 そんなことより、正しく育てられた牛を探して給食に出すとか、そういうこと 考えられないわけ? 78 :暴挙!7割以上が反対でも牛肉給食を凶行! :01/11/16 11:17 ID:cj7nYDgC ▽ 狂牛病感染問題 牛丼給食で、狂牛病を吹き飛ばせ! /鹿児島(毎日新聞) 畜産収入が町全体の農業収入の約6割(約2億7000万円)を占める吾平町で14日、町 立小中学校の給食に牛丼が出された。狂牛病問題で落ち込む牛肉の消費拡大が狙い。 同町では4小学校と吾平中の計5校約870人分を、町給食センターが調理、配送している。 14日のメニューは当初、「大根の煮物」だったが、野尻辰雄町長の発案で先週初めに変更が 決まった。牛丼には町から20万円の補助を受け、黒毛和牛約30キロが使われた。 町中心部にある吾平小(金丸一世校長、258人)の1年い組では、湯気が立った牛丼を前 に、子供たちは大きな口を開けてほおばり、「おいしい!」と舌鼓を打っていた。 [11月15日21時44分更新] ============== メニューを変更してまで牛肉を出す必要があるのか? 病気の牛を170頭も埋めて隠蔽する鹿児島だから、これが当たり前なのか? 記者は舌鼓の音を聞いたのか?(笑
173 :
ひろってきた :01/11/16 13:27 ID:qT+cYpAk
95 名前: Vet 投稿日: 01/09/24 10:23 ID:pgFbkk4E 結構、想像でモノ言ってるヒト多いですね 農家は牛を処理業者に売ってはいません。逆に処理料を支払って引き取って もらっています。(1頭10000円前後) 今は肉骨紛なんてものは、直接販売されるコトはなく、知らずに飼料に混入されたか 添加剤(CRサプリメントなど)の成分として販売されることが多いですね 肉骨紛をハンバ−グにするってのは・・・ 肉骨紛みたことあるヒトならちょっと???ですね デンプンで増やした方が安そうだし・・・ 肉骨紛問題なんてほんの一部で、みんなの使ってる歯磨き粉、洗剤、義歯 なんかも結構ヤバイですよ!化粧品なんかもどうかな-? 問題は役人も悪いが、これら製品原料を、へい死牛から搾り出して販売している 特定団体、業者の連中で彼らは今や治外法権状態です。 材料に入手経路、製造過程など一切が国の管理、監視がなされていません
174 :
これもひろってきた。 :01/11/16 13:31 ID:qT+cYpAk
175 :
これもひろってきた。 :01/11/16 13:38 ID:qT+cYpAk
9/24朝日新聞・朝刊くらし欄『肉骨粉なぜ使う』
---------------------------------------------------------
「これが肉骨粉です。」大手飼料メーカー「日本配合飼料」(横浜市)の福田勉・飼料生産部長が
袋をあけて見せてくれた。ペットや金魚のえさに似たにおいが漂った。
---できたては香ばしい天かすの味がするという。(写真つき)-----
(中略)
草食動物の牛は本来、体内で必要な栄養素をつくるが、
「乳牛からは1日30〜40リットルのミルクを取るので、何らかの方法でたんぱく質を
大量に補う必要がある」と農水省の関連団体の畜産草地研究所は説明する。
(中略)
日本の牛は、主に大豆かすと魚粉をたんぱく源にしてきた。だが、90年代以降、魚粉原料の
近海イワシがほとんど取れなくなり、価格が高騰。約半値の肉骨粉に切りかえる農家が少しずつ増えた。
輸入品はもっと安く、円高の時期、魚粉の3分の1の値になった。皮肉なことに、欧米で狂牛病が蔓延し始めた時期と重なる。
(中略)
肉骨粉は輸入が3割を占める。英国産は96年に輸入禁止になり、現在は豪州やニュージーランドからのものが多い。
(中略)
畜産の現場や飼料業界には、「肉骨粉離れ」が確実に広がっている。
北海道東部の肉骨粉製造工場。敷地には、袋詰めされた肉骨粉が100トン以上、野積みにされている。
千葉県で疑惑が発覚した10日から、取引先の飼料工場が注文を次々にキャンセルしてきたのだ。
この工場は肉骨粉の原料を1日約60トン仕入れている。製造をやめれば、牛の内臓や骨がたまっていく。
「作り続けるしかない」と所長は言う。
千葉県は22日、県内すべての家畜に肉骨粉を使わないよう指導することに決めた。
一方、レンダリング業者などでつくる日本畜産副産物協会(港区)は、25日に緊急理事会を開き、今後の対応を話し合う。肉骨粉の売上総額は推計約300億円。零細企業が多い。「国が肉骨粉をやめるというなら補償が必要だ」という。
---------------------------------------------------------
肉骨粉製造に関与する業者も、「肉骨粉製造禁止、家畜への使用全面禁止」をすでに観念している面もあることがうかがえる。
補償の問題はそうたやすくはないことは間違いないだろうし、
Vetさんのいうように「肉骨粉製造業者」よりも「へい獣処理業者」についての方が問題なのかもしれないが、
たとえこれらが部落解放問題などとリンクする問題だとしても、
それを理由に「思考停止」に陥ってはならないと思う。
http://www2.tky.3web.ne.jp/~norin/chikusan.html このページを読んでみても、やはりこの際根本から問題点を解きほぐして解決する努力をしないと、
肉骨粉はいつまでも使われ続けることになってしまうと思う。
===
年間300億の補償ですむなら、そうしてよ。
汚染された土壌を正常に戻すためにできることってないでしょう?
176 :
これもひろってきた。つづき :01/11/16 13:39 ID:qT+cYpAk
>>258 でコピペした朝日の記事の中略部分を補っておく。
多少は
>>260 >なぜ肉骨粉という
>(草食動物にとって不自然な)飼料を与えているか
>それがどれほど飼育にとって効果があるのか
の答えになっているかと。
---------------------------------------------------------
草食動物の牛は本来、体内で必要な栄養素をつくるが、「乳牛からは1日30〜40リットルのミルクを取るので、
何らかの方法でたんぱく質を大量に補う必要がある」と農水省の関連団体の畜産草地研究所は説明する。
肉骨粉は高たんぱくの上、カルシウム、ビタミンやミネラルも豊富は、乳牛にとって「理想の栄養源」なのだ。
ただし、取りすぎは肝臓障害を起こす。とうもろこしやふすまがベースの配合飼料にまぜる場合は、2〜3%程度にする。
味にも影響するらしい。千葉県のある牧場経営者は「魚粉の飼料は乳が生臭くなるといって嫌われるが、
肉骨粉はその心配がない」と語る。
肉骨粉には、廃棄物のリサイクルという側面もある。
全国の食肉処理場から1日に出る牛の内臓や骨は計約4520トン。
「レンダリング業者が引き取れば飼料原料という資源になるが、そうでなければ産業廃棄物。
農家は処分費用を新たに負担しなければならない。その処分方法や捨て場をめぐっては、
環境問題として、英国ですでに大問題になっている。」
と日大生物資源科学部の早川治・助教授は指摘する。
6月に農水省が作った肉骨粉製造のガイドラインにも、
「我が国の畜産の継続を図るためにも、と蓄場から出る副産物は適切にリサイクル利用を進めることが重要」
と積極利用の立場を明記。
---------------------------------------------------------
この記事は、主として乳牛への肉骨粉投与として書かれているようなのでの質問に全部答えていることには
到底ならないけど、まとめると、
・たんぱく質、カルシウム、ビタミンの補給
・魚粉と違って牛乳の味への影響がない
・捨てるしかないものをリサイクルできる(処分費用が節約できる)
という理屈のようだ。
肉骨粉製造、使用を全面禁止にするということは、肉骨粉製造業者だけに関わる問題ではなくて、
畜産家が産業廃棄物として処分する際にかかる費用の問題も考えなければいけないということだ。
でもこれは、狂牛病の蔓延を防ぐためのコストとして、国民は受け入れるはず。
177 :
これもひろってきた。つづき :01/11/16 13:41 ID:qT+cYpAk
178 :
肉骨粉の作り方 :01/11/16 13:45 ID:qT+cYpAk
>実際、イギリスでも現在も肉骨粉作ってるんだよ? >それを政府が買い上げて焼却処分している。 情報ありがとう。 英国でも肉骨粉は「製造中止」にはなっていない。 だから日本でも、「製造」は認めて、 「それを政府が買い上げて焼却処分」すればよい、ってこと? 肉骨粉の製造過程については、9/24の朝日新聞朝刊・くらし面に概略が出ている。 ------------------------------------------------ 肉骨粉の原料は牛など家畜のくず肉や内臓と骨。豚や鶏も多い。家畜を解体し、食肉になる部分を取り去ったあとの残りかすだ。 まず、骨や内臓をミキサーにかけてミンチにする。次に、かまでゆでるか蒸し器で蒸して脂分を除く。最後に乾燥させ、細かく砕いてできあがり。この工程を「レンダリング」という。 ------------------------------------------------ 素人なので教えて欲しいのだが、この製造工程のうち、「かまでゆでるか蒸し器で蒸して脂分を除く」という過程で除去した脂分から「牛脂」が作られるの? 逆に言うと、「牛脂」などを作ったときの残りかすを乾燥させて砕いたものが「肉骨粉」というわけなのか? そうであるならば、英国のやっているとおり肉骨粉ができたそばから焼却処分を徹底する、あるいは肉骨粉までいく前の段階、つまり「牛脂」などを作ったときの残りかすの状態で焼却すべきだ。 そして、「牛脂」などを今後作り続けるのか、それとも代替品でまかなうことにしていくのかは、また別の議論になると思う。 とにかく、肉骨粉による狂牛病の蔓延は、「肉骨粉を流通させる前の段階でストップする」ことによって防げるはず。 これを徹底してもらいたい。
179 :
現行の農水省幹部 :01/11/16 13:46 ID:qT+cYpAk
幹部職員 農林水産大臣 武 部 勤 農林水産副大臣 遠 藤 武 彦 農林水産副大臣 田 中 直 紀 農林水産大臣政務官 岩 永 峯 一 農林水産大臣政務官 国 井 正 幸 農林水産事務次官 熊 澤 英 昭 農林水産審議官 竹 中 美 晴 生 産 局 局長 小林 芳雄 畜産部長 永村 武美 畜産企画課長 宮崎 正義 畜産総合対策室長 荒川 隆 畜産環境対策室長 清家 英貴 畜産技術課長 田原 高文 生産技術室長 松尾 昌一 牛乳乳製品課長 五十嵐 太乙 食肉鶏卵課長 宮坂 亘 飼料課長 木下 良智 需給対策室長 馬場 一洋 草地整備推進室長 姫田 尚 衛生課長 宮島 成郎 国際衛生対策室長 杉浦 勝明 薬事室長 栗本まさ子
180 :
9月28日の時点で触れていたのね。 :01/11/16 13:48 ID:qT+cYpAk
181 :
:01/11/16 14:03 ID:48HPbiuu
182 :
肉骨粉の流通経路の調査結果公表へ :01/11/16 15:50 ID:JteqFDsh
<狂牛病>肉骨粉の流通経路の調査結果公表へ 農水省
狂牛病(牛海綿状脳症)対策を集中的に質疑する衆院厚生労働、農水、経済産業委員会の連合審査会が16日開かれた。
武部勤農相は、狂牛病の感染源と考えられている輸入肉骨粉の国内での流通実態について、今月中に調査結果をまとめて
公表することを明らかにした。
農水省は輸入肉骨粉について、イタリアやデンマーク、香港などに職員を派遣し、国内への輸入ルートなどについて
調査を進めてきた。武部農相は「輸入した9社から、卸売業者やレンダリング業者など36社に販売されているところ
までは確認している。しかし、確たる証拠もなく、関係者名を公表できない。今月中には何らかの形で公表したい」と
述べ、業者名については同意を得た上で公表する考えを示した。(毎日新聞)[11月16日13時50分更新]
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20011116-00001089-mai-soci
183 :
焼却灰を土壌改良材にして大丈夫? :01/11/16 16:14 ID:JteqFDsh
肉骨粉焼却 王子苫小牧が受け入れ
狂牛病の感染源とされる肉骨粉について、王子製紙苫小牧工場(苫小牧市)は15日までに、工場内で
焼却が可能だとして受け入れる方針を、道や苫小牧市に伝えた。道が「自治体だけでは処分のめどが立
たない」と受け入れを要請していた。すでにセメント協会(東京)が肉骨粉の受け入れを表明している
が、製紙会社が受け入れるのは、日本製紙連合会(東京)によると初めてとみられるという。
王子製紙苫小牧工場によると、北海道畜産公社道央事業所日胆工場(胆振支庁早来町)から出る肉骨
粉を1日当たり3トン受け入れる。工場電力の一部を発電するボイラーで、石炭などと混ぜ
800〜820度で焼却する。焼却灰は土壌改良材として業者に引き取ってもらう予定だ。
今月初めに試験焼却した結果、排煙成分などに異常がなく、炉にも影響がなかったという。同工場は
肉骨粉の焼却に必要な一般廃棄物処理業の免許を交付されてから焼却を始める。朝日新聞 北海道
http://mytown.asahi.com/hokkaido/news02.asp?kiji=2095
184 :
税金泥棒&人殺しの役所・・・ :01/11/16 17:13 ID:vKctRHLK
牛の臓器 対日輸出 英、狂牛病流行の88-90年 年300トン飼料などに(西日本新聞) 【ロンドン5日時事】人間に伝染する恐れがあると指摘されている狂牛病 (ウシ海綿状脳症)の主感染源とみられる牛の「臓器」や「肉骨粉」が、 狂牛病流行期の英国から日本に輸出されていたことが五日、明らかになった。 英税関当局によると、「臓器」は、一九八八年から九〇年にかけては 年三百トン前後輸出されていた。 英国では、八〇年代後半から九〇年代前半にかけ、狂牛病が爆発的に流行。 感染牛の脳や脊髄(せきずい)を含む「臓器」などを飼料添加物として用いたこ とが、伝染原因とみられている。 狂牛病は、特殊なタンパク質「プリオン」により、脳が海綿状になる病気で、 英政府は九一年七月、脳、脊髄やリンパ節など「プリオン」が集積しやすい 特定の臓器の加工品を輸出禁止とした。 「プリオン」に感染すると、牛の場合五年程度で発症。 人間の場合、十―二十年の潜伏期間を経て、致死性の痴ほう症 「新型クロイツフェルト・ヤコブ病(CJD)」を発症する公算が大きいとされる。 日本に流入した「臓器」や「肉骨粉」の主用途は、牛、鶏、豚の飼料や ペットフードとみられるが、英国では、「臓器」が一部食品用に使われたことも あったもよう。 また、日本の家畜用に輸出した製品は、伝染性家畜病を予防するため、 英国内の製造過程で特別な加熱処理を施されていた可能性がある。しかし、 英国本土からの輸入製品に同様の処理を求めていた北アイルランドでも、 狂牛病が発生している。 税関統計によると、牛の「臓器」の対日輸出は八八年が三百四十九トン、 八九年三百五十トン、九〇年二百六十二トン。 九六年に欧州委員会が全面禁輸を決めたため、同年の二十三トンを最後に 対日輸出はない。八七年以前は未公表。 ********************************************************** 97年には外務省+厚生省と言うタッグ内部でなら、コトの顛末は わかってい たことになる。 いい国だねえ本当に。
185 :
過去ログ倉庫番 :01/11/16 20:14 ID:glQ44/AM
186 :
肉骨粉混入飼料、44農家で使用 :01/11/16 20:53 ID:gXCl4774
狂牛病感染問題 肉骨粉混入飼料、44農家で使用−−県調査 /神奈川
県内291の養豚、養鶏農家のうち、44の農家で、狂牛病の原因とされる肉骨粉が混入した
飼料を使っていたことが、県が行っていた実態調査で15日、分かった。また、肉骨粉が入っ
ていないはずの飼料17検体からも微量の肉骨粉が検出されたという。
この調査は、今月1日から牛以外の家畜でも肉骨粉の使用が禁止となることを周知させる目
的で、10月15日から26日まで、県内の養豚120戸、養鶏171戸の農家に聞き取りの
形で行った。
その結果、調査時点で21の養豚農家と23の養鶏農家で肉骨粉を含む飼料を使用していた。
また、成分表に肉骨粉と表示されていない飼料を検体として持ち帰り調査したところ、
498検体のうち、17検体から微量の肉骨粉組織が検出された。混入の原因は不明という。
このケースについて、県は、えさを入れる箱やタンクなどに、以前使っていた肉骨粉入り
飼料が残っていた可能性もあるとみて、清掃を徹底するよう指導したという。(毎日新聞)
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20011116-00000007-mai-l14
187 :
連合審査会で武部農相の責任問題追及 :01/11/16 21:37 ID:pxfybFlR
狂牛病(牛海綿状脳症)対策問題で16日、衆院厚生労働、農水、経済産業委員会の連合審査会が開かれた。委員らは感染牛発生後
の対応ミスなどを取り上げ、武部勤農相らの責任問題を追及したが、武部農相は「辞める意思は毛頭ない」と突っぱねた。しかし、
10月18日の安全宣言が牛肉の消費動向に裏目に出たと指摘された武部農相が、「安全宣言という形ではやっていない」と
宣言を“撤回”する弱気な場面も見られた。
委員の一人は、ドイツで1月、狂牛病対策に絡んで閣僚2人が辞任した例を挙げて、責任問題をただした。武部農相は自らの進退について
「まだまだ課題が山積しており、やり通すことが責任」とかわした。部下の職員の処分については「(狂牛病対策を検証する有識者による
調査検討委員会で)過去にさかのぼって検証することを参考に、いずれ私自身がしっかりした判断をしないといけない」と述べた。
一方、坂口力厚生労働相は「具体的には考えてないが、責任があるとすれば、最高責任者の私が責任を取らないといけない」と話した。
別の委員は、全頭検査を始めた日に武部農相と坂口厚労相が共同記者会見を行い、「牛肉、牛乳、乳製品はもともと安全」と発表した
安全宣言問題に言及。「宣言以降、牛肉の消費が落ち、むしろ裏目に出たのではないか」と追及した。これに対し、武部農相は
「全頭検査体制が整い、今後、食肉処理場から流通する食肉は安全なものしかないと申し上げただけだ」と釈明し
、安全宣言という認識ではなかったことを強調した。 【長尾真輔、早川健人】(毎日新聞)
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20011117-00000077-mai-soci
188 :
ご意見は… :01/11/16 21:50 ID:Q4ehhPAN
189 :
読売(11月16日22:48) :01/11/16 23:18 ID:QLiA+Ckj
190 :
189の記事 :01/11/17 00:15 ID:DycmCkDj
▽ 7万7千頭のシロ、信頼度は?…狂牛病検査1か月 (読売新聞)
http://www.yomiuri.co.jp/04/20011116ic47.htm すべての食用牛を対象にした狂牛病感染の全頭検査がスタートして17日でまる1か月とな
る。全国の食肉衛生検査所で検査を受けた牛は約7万7000頭。結果はいずれもシロで、関
係者は胸をなで下ろしているが、「クロが出ないのは農家が高齢や病気の牛の出荷を手控えた
結果」との見方もあって、2頭目への不安はなお残る。牛肉の消費は低迷を続け、相場も回復
していない。農水省は、感染の可能性が高い「死亡牛」も新たに検査対象に加え、消費者の不
安を払しょくする方針だが、信頼回復までの道のりは遠そうだ。
■2頭目なぜ出ない?
「狂牛病が疑われる牛がいたら最初から出荷しない。怪しい牛の出荷は見合わせる農家も多
いのではないか」。広島県の畜産農家(61)が言う。
宮城県の食肉衛生検査所でも「農家は健康そうな牛から順に出荷し、体調の悪い牛はほとん
どいなくなった」と話す。クロ判定を恐れた農家が「農場で死なせて保険金をもらった方がい
い」と出荷を見合わせているとみられる。
感染例がほとんどない2歳半未満の若い牛の出荷が大幅に増えたのも特徴。厚生労働省によ
ると、二歳半未満の牛が出荷全体に占める割合は例年は2―3割だが、この1か月間で5―6
割に急増した。
国内初の感染牛(乳牛・5歳)が出た千葉県では、検査した1110頭のうち7割近くが二
歳半未満で、ほとんどが肉牛。県畜産課では「肉骨粉は乳の出をよくするために乳牛に使われ
ていた。乳牛が出荷されるようになれば、感染牛が見つかる可能性は高くなるかもしれない」
と懸念する。大阪府や高知、香川県などでも2歳半未満が8割以上を占めている。
消費者団体・日本子孫基金の小若順一事務局長は「高齢牛や乳牛を検査しなければ、2頭目
が出ないのも当然。国が高齢牛を買い上げて検査し、それでも見つからなければ消費者は本当
に安心できる」と話す。 (続く)
191 :
記事の続き :01/11/17 00:16 ID:DycmCkDj
▽ 7万7千頭のシロ、信頼度は?…狂牛病検査1か月 (読売新聞)
http://www.yomiuri.co.jp/04/20011116ic47.htm ■死亡牛
農水省は16日、食肉処理場での全頭検査とは別に、病気などで死亡する年間16万頭の「
死亡牛」すべてを検査対象に加える方針を表明した。これまでは検査の対象外で焼却されるか
肉骨粉に加工されていた。
欧州連合(EU)では、死亡牛も検査対象にしているが、今年1―8月に約40万頭を検査
したところ、約1700頭に1頭の割合で感染牛が見つかった。約2万8000頭に1頭の割
合で見つかる食肉処理場での検査に比べ、はるかに汚染度は高い。
小野寺節・東大教授は「2頭目も1頭目と同様、病気とされる牛から出る可能性が高い。潜
伏期の8年以上、発生がないことを確認し続けなければ根絶は宣言できない」と警告している。
■増える負担
厚生労働省によると、今月10日までに検査した約5万5700頭のうち13頭が1次検査
で「陽性」だった。検査頭数が増えるに従って、自治体側の財政負担も重くなり、三重県の四
日市食肉衛生検査所では、検査員が足りず、4人から8人に増員した。それでも作業は深夜に
及び、「1次検査の2回目を翌日に回せないか県に要望中」という。
検査に不可欠な試薬などのキットの負担もかさんでいる。キットは国が1頭当たり2700
円を負担するが、和歌山市の場合、7700円かかり、5000円の差額分は市の負担となっ
た。
一方で、牛肉相場はまだ回復していない。東京都中央卸売市場食肉市場では検査当初、昨年
比3割安と落ち込んだが、今月になっても2割安のままだ。
◆白井の牧場再開、1か月半ぶり◆
国内初の狂牛病に感染した乳牛が見つかった千葉県白井市の牧場に16日、31頭の牛が搬
入され、約1か月半ぶりに再開された。狂牛病の牛が確認された後、残りの牛も「疑似患畜」
として処分されていたが、牧場主の男性(55)は「元に戻ってホッとした」と笑顔で話して
いた。 (11月16日22:48)
192 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :01/11/17 00:28 ID:DycmCkDj
>>187 武部のやつぶんなぐってやりたい。
100%安全宣言撤回かよ。
道理で、おまえの孫には食べさせようとしなかったからな。
100%安全ならおまえの孫にも食わせろ、
の問いに対して、「そんなむごい」 だとよ。
http://www.takebe.ne.jp/kisya1005.htm Q: 1990年に英国で当時の農水大臣が、自分の娘とハンバーガーを食べて、マスコミと国民からひんしゅく
をかったんですね。大臣は、7日にお孫さんに、牛肉を佐呂間で食べさせるとおっしゃってましたけれども、
本当におやりになるのですか。
A: 私のところにメールで、「お前のかわいい孫に食べさせろ」と、「それが出来るか」と、そういう、
私からすれば非情な意見が来てるわけです。私のうちは子供達も孫達も肉好きですから、一緒に食べると
いうことは、そういうような世論が世論であれば、そういうことでも喜んでしましょうということです。
けれども、これはやはり娘や孫達の意志を、気持ちを確認しなければなりませんし、これは食べさせると
いうことではないんです。農業祭りですから、収穫祭りですから、地元の人達700〜800人集まる1年に1回
の収穫祭りですから、楽しいんですよ。だから、もし都合がつけば、僕のファミリーも都合がつけば一緒
に行って楽しんでもらっても良いんじゃないかと思っています。当然その時に、肉も1頭丸焼きするとい
うことですから、当然そういう時には食べるということです。私はそういうパフォーマンスをやろうと思
ってるんじゃなくて、非常に非情なメールが来てるものですから、そう申し上げたわけで、それは私の
家族の意志も尊重しなくてはいけませんし、ただ収穫祭ですから、それは行って良いんじゃないかと思っ
ています。
(10月5日記者会見より)
195 :
過去ログ倉庫番 :01/11/17 11:41 ID:4d8OUnNj
▼過去ログ倉庫にスレッド19本を追加!
http://bse.omosiro.com/ 狂牛丼! 一人で暴言 はにゃ〜んスレッド@厨房!板(1001)
◆ 狂牛病とアルツハイマー病の関係 ◆@病院・医者板(144)
【速報】狂牛病の犯人は山本一郎だった@病院・医者板(4)
◆ビーフエキス入り食品、投げ売りがはじまった!◆(523)
爆笑・マック過去最大の危機 其の弐(400)
「狂」牛病は牛の権利を侵害? 民主・鳩山代表(431)
巨大な肉スレはどこ行った?(25)
【狂牛病】ビーフエキスを含む食品を挙げよう 巻二@ちくり裏事情板(124)
狂牛病死亡者@ちくり裏事情板(29)
狂牛病、○クドナルドはホントに大丈夫?@ちくり裏事情板(6)
狂牛病で廃業寸前ベンチャーリンク、次の手は?@ちくり裏事情板(4)
献血禁止対象、3カ国で日本はOk?@ニュース速報+板(309)
【狂牛病】22品目が回収販売中止に 狂牛病危険部分使用などで@ニュース速報+板(55)
【狂牛病】検査前の在庫牛肉は捨てたぞ!東京・杉並区の精肉店@ニュース速報+板(34)
すき家「うな丼」でてこ入れ 狂牛病で売上落ち込み@ニュース速報+板(97)
「肉骨粉」で「にこにこぷん」を思い出した人の数→@ニュース議論板(236)
**牛肉をもう食べない人、偉い!**@ニュース議論板(164)
☆☆国内狂牛病でついに死者!!☆☆@ニュース議論板(3)
◆狂牛病で売上低下 業者会議で喧嘩2人死亡◆@ニュース議論板(10)
471 :眼科医ですが… :01/11/16 22:47 ID:utRZl7hP もし肉骨紛を目に入れたら感染するかも、狂牛病。 眼は外胚葉由来で脳と同じ。 ある意味、眼は中枢神経系の出先機関だから。
197 :
過去ログ倉庫番 :01/11/17 13:59 ID:28RyThEv
▼過去ログ倉庫にスレッド9本を追加!
http://bse.omosiro.com/ 狂牛病が心配@身体・健康板(100)
狂牛病が経済にあたえる影響は?@経済板(3)
狂牛病と結婚式の食事@冠婚葬祭板(4)
最近牛肉安い?@既婚女性板(5)
狂牛病発生! 牛肉関連明日大暴落!@株式板(658)
狂 牛 病オタク@おたく板(14)
■■牛乳くらい・・・■■@生活全般板(10)
マクドナルド狂牛病で売上17%減…@転職板(35)
おまえらの店、狂牛病の影響どう?@アルバイト板(34)
蒸製骨粉 145度5気圧2時間加熱し、膠分と骨油分を分離したもの ※OIEが定める不活性化条件 133℃ 3気圧 20分
200 :
過去ログ倉庫番 :01/11/17 15:46 ID:28RyThEv
▼過去ログ倉庫にスレッド8本を追加!
http://bse.omosiro.com/ “美味しい牛肉を今食べるには?@食べ物板(6)
“由紀夫「狂牛病は牛の権利を侵害してる!」@議員・選挙板(13)
“牛肉大使”松山千春だヨォ〜〜〜〜ン!@ネットウォッチ板(15)
マクドナルド狂牛病で売上17%減…@就職板(42)
文部科学省、学校給食に牛肉強制@育児板(5)
徳島のBナンバー2@人権問題板(294)
殺ス 農水役人 俺がプリオン喰ってたら 絶対殺ス@公務員板(193)
狂牛病で「牛角」ベンチャー・リンクは逝くか?@ベンチャー板(27)
201 :
若い牛 :01/11/17 20:48 ID:EAZMYWMd
全頭検査から1カ月 感染リスク低い若い牛の出荷が中心−狂牛病 2001/11/17 07:08
狂牛病(牛海綿状脳症)問題で、十月十八日から始まった厚生労働省の全頭検査は十七日で
一カ月を迎える。同省のまとめによると、全国で検査を受け陰性だった牛は十六日現在、
七万六千七百九十九頭になった。一日当たりの食肉処理頭数も例年のほぼ八割程度に回復して
きた一方、比較的若い牛の出荷が目立っており、酪農家や食肉処理場が感染の可能性が低い牛
から出荷している傾向がうかがえる。
同省によると、十月十八日から十一月十日までに食肉処理された五万五千七百三十一頭のうち
約六割の三万一千五百七十一頭が、狂牛病に感染する可能性が比較的低いとされる
生後三十カ月未満の牛だった。
「生後三十カ月以上」と「未満」の牛の割合はこれまで十対三だったが、
この一カ月間は逆転したことになる。
また一次検査段階で陰性と断定できず、確認検査に回された事例は道内の
一件を含めて十三件あったが、いずれも結果は陰性だった。 北海道新聞
http://www.hokkaido-np.co.jp/Php/kiji.php3?&d=20011117&j=0044&k=200111168939
203 :
これでいいのか? :01/11/17 21:37 ID:l2woEC7a
>>202 ◆危険部位の違い(厚生労働省による)
▽食品の特定危険部位(BSE発生国の4部位)
生後12ケ月以上の牛の脳・脊髄・眼
及びすべての牛の回腸遠位部
▽医薬品・医薬部外品・化粧品・医療器具の使用禁止部位(産地を問わず14部位)
牛、及びその他の反芻動物(羊・山羊・水牛)の脳・脊髄・眼・扁桃・リンパ節
・腸・脾臓・松果体・硬膜・胎盤・脳脊髄液・下垂体・胸腺または副腎
204 :
:01/11/17 22:42 ID:S46OcMWz
ちょっとお伺いしますが、ニュース速報のほうの狂牛病スレは終わったのですか?
205 :
若い牛しか出荷できない? :01/11/17 23:20 ID:DycmCkDj
▽「まだ油断できない」 狂牛病検査から1カ月 (共同通信)
http://www.kyodo.co.jp/kyodonews/2001/ushi/news/20011117-398.html 狂牛病の全頭検査がスタートして十八日で一カ月。食肉処理された七万頭以上を調べた結果、
新たな狂牛病は見つからず、牛肉離れの騒動も収まりつつある。しかし、これまで市場に出た
牛は発病の可能性が低い若い牛が多いため、厚生労働省は「まだまだ油断できない」として
いる。牧場で死んだ牛の検査は一部にとどまっており、消費者団体は「国の対応はまた後手だ」
と不信感を強めている。
東京都中央卸売市場食肉市場では今月初め、和牛の価格はほぼ昨年並みに戻った。その後、
出荷頭数が増えてやや下げたが、関係者は「消費者の安心感が戻りつつある」とみており、仲
卸業者の一人も「悪いなりにも良くなっている感じだ。売り上げはまだ前年比で六、七割減だ
が、先月からは二倍になった」と話す。
厚労省によると、十一月十日までの集計では、検査された牛の五割強は狂牛病発病の可能性
が低い生後三十カ月未満だった。通常は二割程度で、若い牛の比重が大幅に増えている。
全体の出荷頭数が減っている中、出荷を急がないと値が下がる若い牛から優先出荷している
のが理由とみられる。風評被害を恐れて高齢の乳牛の出荷を控えているとの指摘もある。「第
二の狂牛病を地元から出したくない」(自治体担当者)との本音は産地では少なくない。
高齢牛の受け入れを渋る処理場もあるという。関係者は「何となく出荷しにくい雰囲気があり、
様子見しているケースが多い」とみている。
食肉処理場より狂牛病の発見率が高いとされる牧場で死んだ牛は、神経症状がない場合は抽
出検査となっている。農水省は年間十六万頭がけがや病気で死ぬと推計、約四千五百頭を抽出
する計画だ。国会で質問を受けて武部勤農相が全頭検査を検討する考えを示したが、具体的に
は決まっていない。
日本消費者連盟の水原博子事務局長は「感染牛が知らぬ間に処理される疑惑が残る。早く全
頭検査をすべきだ。感染牛を早く発見して感染ルートを絞るべきなのに、国は逆に発見を遅らせ
ようとしているのではないか」と批判している。(了) 11/17
206 :
:01/11/17 23:55 ID:DycmCkDj
207 :
あなたの地域の情報公開度は? :01/11/18 00:49 ID:m6yLUr9s
全国の市民オンブズマンによる「第6回全国都道府県・政令指定都市情報公開度ランキング」の
のための、全国統一の情報公開請求が11月16日に一斉に行われたそうですが、聞くところに
よると請求の項目のひとつに「狂牛病」分野の関係文書が加わったようです。
全国公開度ランキング実施要領(全国市民オンブズマン連絡会議)
http://www.jkcc.gr.jp/00070.html 公式サイトの文書は古いもののようで、まだ更新されておりませんが…
208 :
タン塩@魔族 :01/11/18 02:17 ID:XtEe8isk
牛肉を食べて、買って 東京で市場まつり(共同通信)
http://www.kyodo.co.jp/kyodonews/2001/ushi/news/20011117-396.html 狂牛病問題で落ち込んだ牛肉消費の復活を願って、日本最大の東京都中央卸売市場食肉市場(
港区)で十七日朝から、消費者に市場を開放し、無料の試食や格安販売をする「東京食肉市場
まつり」が始まった。期間は十八日まで。
今年は「牛肉のおいしさを思い出して」という願いを込め、試食のしゃぶしゃぶ用牛肉を例年よ
り多い約三百三十キロ分用意。
試食タイムが始まる午前十一時には、百人以上が列をつくり軽く湯通しされたしゃぶしゃぶを順
々にほお張った。すき焼き用の牛肉を購入したという東京都大田区の主婦大塚賀津子さん(63)
は「狂牛病騒ぎが始まって以来、豚肉や鳥肉を使っていたがやっぱりおいしさは牛肉が一番。
『安全対策は万全』というPRを信用しています」と笑顔で話した。
当初は十月に予定していたが、狂牛病問題で急きょ延期され、一カ月遅れの開催となった。十八
日にはタレント稲川淳二さんを招き、狂牛病検査の仕組みを分かりやすく紹介するイベントも開
く。
209 :
タン塩@魔族 :01/11/18 02:35 ID:XtEe8isk
全頭検査から1カ月 根強い消費者の不信感(毎日新聞)
http://www.mainichi.co.jp/eye/feature/disease/2001-6/1117-2.html 食肉処理したすべての牛の狂牛病(牛海綿状脳症)感染を検査する全頭検査が始まって18日で
1カ月が過ぎた。これまでに検査した牛はいずれも「シロ」で、2頭目の感染牛は出ていない。
しかし、消費者の牛肉への不信感は根強く、牛肉消費に以前の勢いはない。畜産農家などは依然
厳しい経営を強いられている。
全頭検査は10月18日に始まり、各地の食肉衛生検査所で約7万7000頭が1次検査を受け
た。このうち13頭が陽性と判定され、2次検査に回されたが、最終的にはすべて陰性となった。
1次検査で陽性となる確率は、4000〜5000頭に1頭の割合だ。
―(中略)―
市民団体・日本子孫基金の小若順一事務局長は「発生まで何もせず、発生後の対応でもミスが続
いた行政の責任追及は不可欠だ。農水省は明らかに加害者。被害者は生産者、流通業者、小売業
者、肉骨粉製造業者などだ」と指摘した。
もう、いちいち、アミノ酸が何由来かとか考えるの面倒。ちゃんと何由来か表示するか、全部抜いたのつくって。 そしたらそれを選んで買う。仕事持っている人なんかすごい喜ぶと思う。時代のニーズだよ。頼みます。 ===== 無添加強調のコンビニ商法に添加物協会自粛要請 保存料や合成着色料の無添加キャンペーンを始めたセブン−イレブンに、味の素などが主要会員の 日本食品添加物協会が自粛を申し入れた。添加物が現代の食生活を支えているとする立場から、「無 添加の強調は添加物への信頼性を損なう」と主張。セブン−イレブンは「消費者に支持されている」 と突っぱねている。 このキャンペーンを同社は「年々高まる健康志向に向けた商品開発」と位置づけ、8月上旬から 段階的にスタート。今では全国約8800店すべてに広がっている。 弁当、総菜、調理パン、調理めんなど約150種類から「保存料と合成着色料を完全排除した」 とうたう。ポスターや店内放送、ホームページでも宣伝する。 食品添加物の国内売上高は約8千億円。武田薬品工業など製造販売会社や食品メーカー計約960 社が協会に加入する。 ここ数年、無添加を強調する食品表示が目立ってきたことに「量と使い方のルールを守れば有用 なのに、このままでは添加物イコール悪者というイメージが広がる」(協会幹部)と、いら立ちを 募らせていた。 昨年末、協会が東京、大阪のスーパーやコンビニで調べたところ、(1)合成着色料だけ使って いない商品に「無添加」と書いて、すべての添加物を使っていないと誤解を与える(2)根拠もな いのに添加物の安全性を否定する(3)消費者の不安感を利用するといった例がたくさん見つかっ たという。 このため、今年9月の常任理事会で、こうした表示の「自粛」を会員各社と食品関連業界に求め る見解をまとめた。 セブン−イレブンは会員ではない。しかし、「コンビニ最大手であり、影響が大きい。ほかの コンビニなどが追随する動きも見える」と、10月下旬、異例の文書申し入れに踏み切った。 セブン−イレブン広報室は「今回の商品開発は消費者の要望を受けたもので、支持していただい ている。事実を表したもので、誤解を招く表現ではない」などと今月初めに回答した。 今回の見解について、協会から報告を受けた厚生労働省は「明らかな不当表示なら問題だが、 取引上のことはコメントする立場にない」と静観している。(06:29)
417 :○裏ルートの証言や噂あり :01/11/18 09:54 ID:vR6+Y7R2 10月17日農水委員会での 自由党山田正彦の弁より。 「イタリアデンマークから取り寄せた日本への輸出書類には原産地表示がなかった。 両国から輸入したのは8商社あるが、そこからどこへ売られたかと いう問いに農水省は『調査中でノーコメント』の一点張りだ。 私の調査では輸入EU産は国内肉骨粉製造業者に卸されている。 一部業者はそれを自社製品と混ぜ国内産として販売していたと証言した」 「EU産の肉骨粉は以96年43000円が、2000年にはトン25000円まで暴落 一方日本産はトン40000円だったので輸入品にすれば トンあたり10000円の差額が出る 10万トン輸入すると10億の儲けがでることになる。」 96年四月肉骨粉の使用自粛を通達 しかし畜産業者は「飼料会社製造業者から全くきかされていない」という 肉骨粉製造業者の告白 「出荷できないが10-15日に製造停止通達後も現在1日5トン製造している カット工場からでる肉骨筋や 病気怪我の起立不能で農家から処分してくれと 持ちこまれた牛(97%)が原料。最盛期は1日10トンだった。 一部業者が裏ルートで安い外国産を仕入れ売っていたという噂は 聞いたことがある。」
214 :
既出? :01/11/18 11:45 ID:f4/A46m3
215 :
過去ログ倉庫番 :01/11/18 15:55 ID:2EH6HMq/
国内最大の東京都中央卸売市場食肉市場(港区)は17,18日に「東京食肉市場まつり」を開催。牛肉の 試食や格安販売のほか、牛肉の検査態勢を説明する展示も設置し、消費の復活に期待を込めた。 神戸牛の本場である神戸市東灘区の「サカエ屋精肉店」の海崎孝さん(68)は、16日から3日間で5-2 割引きの牛肉大売り出しを実施したところ、売り上げが大きく伸びたという。9月以降、販売量はがた 落ちで「つらく、泣きたい日の連続」だったが、全頭検査以後は少しずつお客が戻ってきた。海崎さん は「そろそろ牛肉を食べたいというお客さんが来るようになった」と話す。 しかし消費者の不信感はまだ強い。「食べる必要がないならば、あえて食べなくても」と何となく牛 肉を敬遠する人も多い。 「お客様にここまで育ててもらった。ぐっとこらえなければ……」。東京都江戸川区で40年以上精肉 店を営んできた猪瀬悦孝さん(66)は常連客が遠のく状況に我慢の日々を送る。 今でも売り上げは以前の5割程度のまま。「回復を信じたいが、転職もちらつき始めた」と打ち明け る。業界関係者は「安全に安心が付いていっていない。このままだと年末年始が勝負になる店が多いの では」とみている。 [2001/11/18 日本経済新聞]
217 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :01/11/18 17:04 ID:7If91ide
▽1頭、県内初の狂牛病「疑陽性」 11月18日 (読売新聞)
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/miyagi/news002.htm 仙台市検査で 出荷見合わせ確認検査へ
仙台市生活衛生課は十七日、同市若林区の市衛生研究所で行った狂牛病感染検査で、県内産
の食肉牛一頭から「疑陽性」の反応が確認されたと発表した。
この日、同市宮城野区の食肉市場と畜場で処理された県内産食肉牛二十八頭の延髄などの一
次検査をしたところ、一頭から反応が出た。規定によって二度目の検査を行ったが、再度反応
が出たため、国の確認検査に回すとともに、この牛の出荷を見合わせるよう指示した。
問題の牛の検体は十九日ごろ、確認検査を行う北海道の帯広畜産大と、神奈川県の横浜検疫
検査センターに郵送される。結果の判明には、約一週間はかかる見通し。同市では、全頭検査
が始まった先月十八日以降、一か月で六百頭を検査したが、疑陽性が出たのは県内では初めて。
同市は当初、一次検査段階では積極的に結果を公表しないとしていたが、その後、市長が
「柔軟な対応」を指示していた。
218 :
日本は危険度レベル3 :01/11/18 17:19 ID:oGzSd7ZD
394 :タン塩@魔族 :01/11/18 03:00 ID:WBM/bVXX
英国:狂牛病検査を拡大
農業情報研究所(WAPIC) (農業情報研究所)
http://www.juno.dti.ne.jp/~tkitaba/bse/news/01111701.htm 11月13日、英国環境食料農村問題省(DEFRA)が狂牛病(BSE)検査を年に15万ー20万頭に
拡大する計画を発表した。英国では、今年、事故か病気で死んだ牛、または30ヵ月齢以上の牛が
1万頭検査されたにすぎず、フランスとドイツで検査された100万頭に比べて少なすぎる。専門
家は、これらの牛はBSEに罹っている率が高いから、BSEの発生率に関する数字を歪めると批判
してきた。
今回の計画では、1996年8月1日から1997年7月31日までに生まれ、30ヵ月以上で屠殺される
牛すべてを検査する。さらに、EUの要求に応え、これらの牛以外の5万頭のサンプル検査も行
う。
DEFRAは、1996年8月1日以後に生まれた牛は、この日が強化された飼料規制が完全に有効
になった日であるから、特に重要な意味をもつとしている。
--------------------
DEFRAよ、お前らもザルだな。
数字だけの比較で行くと、日本の方がまだマシってことになるな。
下記の出典をお知らせいただきたく、お願いします。 異常型プリオンは350度で焼却しても感染力は落ちるものの感染力はあり、研究者の 人が家の庭に3年間埋めて置いてもまだ残っていたそうです。 専門的な話をすればタンパクは二つの形があって、プリオンは通常型は螺旋状です が、異常型プリオンが平面型という凝集した形になるようです。この平面型がとて も安定なため熱、酸に強いようです。
牛海綿状脳症(BSE)の現状と問題点
http://wwwsoc.nacsis.ac.jp/jsvs/bse/bse.html このページはガイシュツかもしれませんが、狂牛病の経緯・問題点と対策がよくまとめられていると思います。
特に、「6.牛におけるBSEの発生状況と対策」にある文章
------------------------------------------------
1996年3月から英国では肉骨粉を食糧生産のためのいかなる動物にも使用を禁止することが決められた.
(対象動物には牛,羊,山羊,豚,鶏,鳥,魚などが含まれている.)
そしてEUの委員会で決めたことは1996年8月1日までにすべての農家や飼料メーカーなどの倉庫に
残っている肉骨粉やそれを含むすべての配合飼料を検査官が調査,摘発し,配合飼料用の機械や
肉骨粉の置かれていた倉庫を洗浄することであった.また1996年8月からは配合飼料のサンプル中に
含まれる動物蛋白の有無をELISA法などで検査することも決めた.その結果2000年6月までに約6万件の
試料が検査された.この調査によって初めて英国における肉骨粉が完全に農家から消えることになった
と考えられ,1989年と1990年に施行された特定危険材料(SRM)の食糧としての使用禁止を含め,
危険な飼料や食糧の流れを99%以上止めることが出来たはずである.
しかし,問題は1996年8月までに残っていた肉骨粉を与えられていた可能性のある牛の摘発である.
英国は1996年4月から30ヶ月齢以上の牛を殺処分することに決め,最初の12ヶ月間で通常の年間淘汰数
75万頭に加え35万頭の成牛が淘汰された.この例外的な殺処分は高価につき持続することが出来なかった.
1999年11月にEUは英国の牛のうち30ヶ月齢以上の牛を全頭殺処分する30ヶ月法(OTMS)を決めた.
この大量殺処分は2000年1月から始まり,6月までに425万頭の牛が殺処分された(うち40万頭は焼却処分され,
残りは化成工場で処理され,その産物である46万トンの肉骨粉と21万トンの獣脂は焼却処分中である).
この殺処分と焼却には膨大な補助金と施設が必要でEUの農業関係の予算を殆ど使っても足りないほどで
深刻な問題となってきている.しかし最近では30ヶ月齢以下の牛にBSEが2〜3例発生している.
EUは上記の対策を実施したことにより英国の牛肉の安全性を認め,近々牛肉の輸出を許可する予定であったが,
最近英国に口蹄疫が発生したため解禁の時期は再び延期されることになった(2001年2月末現在).
------------------------------------------------
この部分は、肉骨粉の処分の方法、肉骨粉を与えられていた可能性のある牛の処分の方法が
述べられていて、日本の取るべき対策として参考になると思います。
222 :
あった。 :01/11/18 22:33 ID:n5RUKBBV
>>220 429 名前:xyz投稿日:01/09/26 20:05 ID:ROVKyVkM
他でも書いたけど
狂牛病について「MAD COW USA ?」という本が出ていて
プリオンについての記述がこうあります。
Carletonという学者が三年間プリオンをポット(容器)に
土と混ぜて埋めて置いたら
100000あった危険性が100-1000になった。
→危険性というのが正しい訳かわからないのでどなたかわかった人教えて。
また、これが減っていると見るのか
これでもまだ危険だと見るのかはわからないけど
危険と言えば危険なのかも。
Gajdusekがスクレイピーにかかった羊の組織を360℃で一時間加熱しても
スクレイピーエージェント(プリオンだろう)が生き残っていた
→これは何パーセント生き残ったかは記述無し。
このため埋めた場合と比べて危険性の低下率がわからない。
またGajdusekが、狂牛病にかかったウシの脳と繊維(恐らく神経系の筋)の
抽出物を360℃で一時間加熱しても
プリオンは生き残っていた。
→これも残存率の記述無し。
危険性の低下率がわからないとちょっと議論するには
不完全であると思われ。
どなたかご存じでしたら教えて下さい。
で、これはここからダウンロードできます。
http://www.prwatch.org/books/madcow.html そもそもわからないことだらけの病気だから
専門的な議論よりも(自己矛盾だけど)
みんなで能生睡に肉骨粉使用の全面禁止へ
圧力をかけることこそ一番!
224 :
「週刊DIAS」 2001・11・19より :01/11/19 00:06 ID:PIPxAJwu
ヨーロッパ10ヵ国に日本人10万人が長期滞在 献血もできない! 「発症危険国」から帰った人たちの不安 輸血でヤコブ病が感染する危険が・・・ 厚生労働省が、狂牛病の感染対策として行っている「献血規制」をご存じだろうか。 '80年以降から現在までに、狂牛病発生数の多い国に6ヵ月以上の長期滞在をしたことがある 人からの献血は拒否するというもの。その対象国はイギリス、アイルランド、スイス、スペイ ン、ドイツ、フランス、ポルトガルの7ヵ国だった。 10月22日、これにベルギー、オランダ、イタリアを加え、対象国を10ヵ国にすることが発表 された。 厚生労働省医薬局血液対策謂の林淳一郎・血液安全係長が語る。 「献血拒否の対象者がどれくらいいるかも把握できていません。拒否された方が危険だという ことではない。これはあくまでも、リスク回避のための予防的措置なのです」 現時点では、輸血などの血液を介しての発症例は報告されていない。 だが昨年10月に、英国研究チームの羊を使った実験で、輸血を通じて感染することが確認さ た。人への感染の可能性は否定できない。 「献血できないとは知らなかった。私たちは新型ヤコブ病に感染しているリスクが普通の日本 人より高い、そう政府が認定しているということですね・・・」 この春、イタリアから帰国した大手商社の30代男性は深刻な表情で不安を訴える。実際、イ タリア・セリエAで活躍する中田英寿選手だって、今回の決定て献血規制の対象者となるわけ だ。 こうした不安に脅える人々はどのくらいいるのか。外務省の最近の統計では対象10ヵ国の長 期滞在者(3ヵ月以上)は、実に11万133人にも上るのだ(2000年の調査)。 狂牛病と新型ヤコブ病の関係が明らかになったのは'96年になってから。'96年の段階でも1 0万人を超える人々が対象10ヵ国に長期滞在していた。なかでも最多なのが狂牛病が最も猛威 を振るったイギリスの長期滞在者。'96年の段階では現在より5千人以上多い約4万9千人が長期 滞在していた。 (続く)
225 :
「週刊DIAS」 2001・11・19より :01/11/19 00:07 ID:PIPxAJwu
(記事の続き) 日本の血液感染対策はまたしても後手後手に 現在までに確認された主な国の狂牛病、新型ヤコブ病の発症数は、▽イギリス=18万1千25 5頭、人・106人、▽アイルランド=牛・64頭、人・1人、▽フランス=牛・344頭、人・3人な どとなっている。 イギリスでは、発症した106人中、すでに100人近くが死亡したという。'89年の段階で脊髄 などの危険部位を食用として禁止していたにもかかわらず、今年上半期に発症したのが昨年同 期を上回る16人だというから、潜伏期間の長さは今なお不明だ。 献血だけでなく、脳死移植の際もイギリスなど7カ国に長期滞在した人からの臓器提供は見 合わせている。白血病の治療に使われる「臍帯(さいたい)血」についても、イギリスに半年 以上居住した女性からの採取は拒否される(いずれも'80年以降の滞在者)。 「危険国」からの帰国者には「感染の恐怖」を募らせる措置だが、はたして彼らの献血規制で 安全は高まると言えるのだろうか。 厚生労働省担当記者が言う。 「血液で特にリスクが高いのは白血球です。成分採血の段階や医療機関供給前の段階でこの白 血球を除去すれば、リスクは確実に低くなる。イギリス、フランス、カナダでは、この保存前 白血球除去という方法を2年以上前に導入し、アメリカも導入を予定している。しかし日本で は費用がかかることから、予定がないのです。狂牛病発症が報告されていないカナダやアメリ カよりも、日本はリスクが高いはずなのですが・・・」 献血規制対象国を欧州全体に広げるべき、厚労省内ではそうした議論も出ている。彼らは日 本がすでに狂牛病発症国であることを忘れてしまっているのだろうか。
226 :
日経ビジネス 2001年11月19日号 :01/11/19 00:37 ID:PIPxAJwu
敗軍の将、兵を語る 遠藤武彦氏 農林水産副大臣、農水省狂牛病対策本部長 「狂牛病騒動、危機感足りなかった」 一部抜粋 《千葉の狂牛病の牛が焼却処分されていなかったとの発表を遅らせた件について》 後で、私も送られてきたファクス用紙を見たんですが、何かメモ書きみたいな書類でした。 これが、食の安全に関わる重要な正式文書かと思いました。 そのため、受け取った農水省の担当者も、その重要性に気づくのが遅れたようです。 《EUの委員会のリスク評価の公表を農水省が断った件について》 むしろ問題なのは、基準がどう違うかということではなく、少なくともレベル3という 危険シグナルがあったのに、副大臣である私に報告が上がってこなかったことです。 ========== 言い訳に終始するだけなら、対策本部長は降りた方がいいです。
105 :土壌汚染 :01/11/19 00:11 ID:PIPxAJwu フランスが採った厳しい対策事例を農水省も見習え! 「安全な食と環境を考えるネットワーク」の伊庭みか子代表はこう言う。「イギリスやEUでは 肉骨粉を焼却した後の灰も国の倉庫に保管しています。核廃棄物並みの扱いです。しかし、日 本の扱いを見ていると、まるで、死の灰をトラックでばらまいているような感じです」 農業情報研究所(WAPIC)の北林寿信所長は、 「日本はフランスが昨年11月14日に採った狂牛病の緊急対策事例を、今すぐに採用すべきだ」 と提言する。 「フランスでは向こう4ヵ月で廃棄されるべき肉骨粉が25万トン追加されるのに、焼却能力は 13万トンしかなかった。したがって日々発生する肉骨粉は、とりあえず倉庫に貯蔵するしかあ りませんでした。そのために、直ちに新たな倉庫探しが始まりました。その最終的リストが昨 年の12月28日に公表され、肉骨粉を扱うに当たっての厳しい条件も定められました。日本も現 在、フランス同様の状況なわけですから、この緊急対策事例を参考にすべきなのです」 フランスの対策の主な内容は、次のようなものである。肉骨粉が大気・土壌・水の汚染を引 き起こすことのないように、倉庫と肉骨粉の扱いに対して驚くほど細かく、そして厳しく条件 が定められているのである。 106 :土壌汚染 :01/11/19 00:12 ID:PIPxAJwu フランスが採った厳しい対策事例 ◆倉庫が立つ土地は平坦でなければならない。内壁や屋根は、肉骨粉の湿度が15パーセント未 満に保たれるように、防水性を持たねばならない。 ◆肉骨粉が雨水等の水に触れてはならない。空気の侵入や流通からも遮断されねばならない。 積み上げた肉骨粉の頂は、熱を吸収しないように平らにならされなければならない。湿度の異 なる肉骨粉は、温度上昇の危険を避けるために隔離貯蔵されねばならない。 ◆閉鎖された、またはシートで覆われた車両で輸送する。荷降ろしは肉骨粉が空中に飛散しな いように行う。貯蔵区域では火気禁止。肉骨粉の温度は、少なくとも毎週コントロール。肉骨 粉の山の上で作業する者は、適切な防具、特に防塵マスクを着用のこと。 ◆温度上昇の際の介入においてはアンモニア発生のリスクを最小限にすること。最低1カ月ご とに昆虫と、げっ歯動物の増殖防止措置を取ること。貯蔵建物には他の可燃物・支燃物・引火 性の物を含まないこと。 ここに挙げたのは、ほんの一例だが、ここまで徹底した対策をとらなければ、国民の不安は 解消しないとフランス政府は考えたわけだ。農水省は、このことを肝に銘じるべきだろう。 「週刊DIAS」 2001・11・26 肥料、飼料に使われて大丈夫なのか? 『危険な肉骨粉』の行方を追う!
■要旨「狂牛病1100℃耐性。母子感染、性感染あり。種の壁低い。破壊不可?」
ソース
http://www.4burialinsurance.com/madcowdisease.html 英国では450万頭の牛を殺し、摂氏1100度の温度で焼却した。
その灰には依然として感染性があると考えられており、
それらは第2次世界大戦時の小型飛行船格納庫に収められている。
1992年ペンシルバニア州のLEHIGHバレーでは、狂牛病はチーズの摂食と関連付けられた。
狂牛病は子宮の中で母牛から胎児へ移り得る。
狂牛病は精液を通して雄牛から雌牛へ移り得る。
狂牛病は汚染された血液の輸血や感染性のある物質の摂食で、
ある生物種から別の生物種へいとも簡単に移り得る。
狂牛病は非常に高温に抵抗性で、放射線や研究用溶剤、漂白剤にも影響されない。
別の言葉で言えば、狂牛病因子は事実上破壊できないように思われるのだ。
1999,2000,2001年医学博士LORRAINE DAY
England has destroyed over 4.5 million cattle and incinerated them
at a temperature of 1100 degrees centigrade.
The ash is still considered infectious and is stored in WWII blimp hangers.
In Pennsylvania's Lehigh Valley in 1992, the disease was linked to cheese consumption.
Mad Cow disease can be passed from the mother to the fetus in the womb.
It can be passed from a bull to the cow through sperm.
It can be passed from one species to another quite freely by transfusion of
contaminated blood or consumption of infected material.
BSE is extremely resistant to high temperatures; it is unaffected by radiation,
laboratory solvents and bleaches.
In other words, it appears to be virtually indestructible.
1999, 2000, 2001 Lorraine Day, MD
■要旨「狂牛病1100℃耐性。母子感染、性感染あり。種の壁低い。破壊不可?」
ソース
http://www.4burialinsurance.com/madcowdisease.html 同趣旨
http://www.madcowboy.com/mad_world.htm http://www.mercola.com/2001/mar/14/mad_cow_disease2.htm http://www.drday.com/madcow.htm http://www.lifespirit.org/priondrbev.html http://www.satyamag.com/jan01/lyman.html 英国では450万頭の牛を殺し、摂氏1100度の温度で焼却した。
その灰には依然として感染性があると考えられており、
それらは第2次世界大戦時の小型飛行船格納庫に収められている。
1992年ペンシルバニア州のLEHIGHバレーでは、狂牛病はチーズの摂食と関連付けられた。
狂牛病は子宮の中で母牛から胎児へ移り得る。
狂牛病は精液を通して雄牛から雌牛へ移り得る。
狂牛病は汚染された血液の輸血や感染性のある物質の摂食で、
ある生物種から別の生物種へいとも簡単に移り得る。
狂牛病は非常に高温に抵抗性で、放射線や研究用溶剤、漂白剤にも影響されない。
別の言葉で言えば、狂牛病因子は事実上破壊できないように思われるのだ。
1999,2000,2001年医学博士LORRAINE DAY
England has destroyed over 4.5 million cattle and incinerated them
at a temperature of 1100 degrees centigrade.
The ash is still considered infectious and is stored in WWII blimp hangers.
In Pennsylvania's Lehigh Valley in 1992, the disease was linked to cheese consumption.
Mad Cow disease can be passed from the mother to the fetus in the womb.
It can be passed from a bull to the cow through sperm.
It can be passed from one species to another quite freely by transfusion of
contaminated blood or consumption of infected material.
BSE is extremely resistant to high temperatures; it is unaffected by radiation,
laboratory solvents and bleaches.
In other words, it appears to be virtually indestructible.
1999, 2000, 2001 Lorraine Day, MD
http://www.modernmanna.org/crusade/lday.html Lorraine Day, M.D.
さんの紹介文発見。どのくらい権威のある方なのかな。
An internationally acclaimed surgeon, Dr. Lorraine Day was formerly Chief
of Orthopedic Surgery at San Francisco General Hospital and Assosiate Professor
at the University of California, San Francisco, School of Medicine
AIDSや癌の本も多数執筆されておりますが。。
230 :
「週刊DIAS」 2001・11・26より :01/11/19 01:08 ID:u7vgs3S0
143 名前:名無しさん@お腹いっぱい。投稿日:01/09/17 09:09 ID:rgmkJems
新型CJDが牛由来かどうかが大きな問題ですが、
10月24日に発行されたネーチャーに、脳乳剤のウエスタン・ブロットの
パターンから、タイピングを行ったところ、新型CJDがBSE由来の
可能性があるという報告が出ました。その要点をご紹介します。
発表したのはロンドン大学、インペリアルカレッジの
ジョン・コリンジJohn Collinge教授のグループです。
Molecular analysis of prion strain variation and the aetiology of
new variant CJD
Nature 383, 685-690, 1996
新型CJD 10人全員でこれまでのCJDにはみられない4型のパターンが
みられ、しかも同じ4型がBSE発症牛、実験的にBSEに感染させた
マウス、サル、汚染餌で感染した猫でも見られたことは、BSEが人に
伝達されて新型CJDを起こしたという仮説を支持するものであると
述べています。
また、プリオン蛋白はリンパ組織でも産生され、脾臓やほかの
リンパ組織に異常プリオン蛋白が蓄積することから、脳の生検の
かわりに扁桃やリンパ節の生検材料について、ウエスタン・ブロットで
診断することが可能かもしれないと述べています。
これまで、新型CJDの原因についての議論は、遺伝素因や医原病と
いった可能性が否定され、残った可能性として、BSE由来が
否定できないという、いわば消去法で展開されてきたものです。
今回の成績は、ポジテイブな立場で関連性を示唆した初めての
報告で、非常に重要な成績と思います。
http://www.primate.gr.jp/yamanouchi/47.html
CヒトCJDの脳→山羊の脳=スクレイピー発症(これは先ほど読んだ本から) お友達にいただいた本 英国のベストセラーだそうですが、 「僕が肉をたべないわけ」 The New Why You Don't Need Meat ---Peter Cox 新版 築地書館2001年10月30日発行から抜粋 P.88 王立畜産大学のトニー・アンドリュース博士は新聞のインタビューで次のように言っている。 「スクレイピーと人にぼけを起こすCJDとの間に関係があることを示唆する証拠がある。この病気で死んだ死体の脳から とった組織をヤギに植え、スクレイピーにかかった実験がある。」 ソースは新聞ですが、 The Sunday Telegraph,21 Aug 1988 からだそうです。注釈にありました。
233 :
おねがい :01/11/19 08:03 ID:2Vg4KJyz
下記のソースを探しております。どなたかお教えください。 @牛→ヒトに移ることについて論じられた文献 ネイチャーは牛→ヒトに感染する懸念が強まっている、ということを書いているけれど 文献が欲しいのです。完全に証明するには人体実験が必要なんでしょうけれども。 Aドイツ、フランスの給食に関するソース(下記の投稿のソース) 752 名前:名無しさん@お腹いっぱい。投稿日:01/09/15 04:16 ID:3GrPx76Q 牛乳>> 数年前にドイツの農水相が 「危険性を否定できない」と云っている。 フランスでは給食を菜食に移行している。 牛乳はビーンズミルク(豆乳だな)、ライスミルクで代用。
234 :
おねがい :01/11/19 08:10 ID:2Vg4KJyz
B この学会の発表のソースをお教えください。
716 名前: 投稿日:01/10/03 00:42 ID:CI.IRbjI
>714
野菜はタンパク質のような大きい分子はとりこめない。
それよりも、野菜についている「泥」からダイレクトに料理に混入することを
心配したほうがよい。とにかく洗え。というのが、速報板でさんざん既出。
ここ情報蓄積スレなんで、雑談や質問はできるだけ他スレでしましょう。
てことでsageときます。
717 名前:名無しさん@お腹いっぱい。投稿日:01/10/03 00:49 ID:xzIO7GuQ
>>716 そうでも無いらしいぞ。最近の研究では有機たんぱくも直接取り込まれるという
ことが学会で報告され、しかも有機たんぱくなど摂取させたほうが
成長が良いらしい。
235 :
ウシ → ヒト :01/11/19 08:22 ID:PIPxAJwu
まず、マウス、ヒツジ、ヒトでは同一種でもプリオンタンパクにわずかなアミノ酸置換の あることが知られています。 つまり同一種でも同じプリオンではありません。 そういったなかで、 プリオンのたんぱく質コドンに関して言えば、 感染の種の壁を規定するPrP遺伝子のcentral domain(95〜170番アミノ領域)において、 ヒツジとヒトのアミノ酸は8箇所で異なり、そのうち3箇所はウシはヒトと同一といわれます。 (感染の種差に関係する遺伝子の差) 番号 95 97 112 138 143 155 166 168 ヒト Thr Ser Met Ile Ser His Met Glu ウシ Thr Gly Val Leu Ser His Val Gln ヒツジ Ser Gly Val Leu Asn Thy Val Arg 上記を見れば、ヒツジからウシへの種の壁さえ越えれば、 ウシからヒトのほうが近いことが分かります。 (76個中5個の違いは「酷似」と言えるかどうか、私には即断できかねます。 なお、central domein以外ではウシはヒツジと7個しか違わず、 ウシとヒトとは30個以上違います。 (以上は、コドンの話ですが、現在、ガスクロマトグラフィーなどにかけて、アミノ酸置換や 化学収縮について研究されてきましたが、いまだその違いは発見できないことから、 感染性プリオンと正常プリオンの違いは立体構造の違いによると考えられています。 つまり「アミノ酸配列について言えば」上記の表のとおりであろうと言うこと)
236 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :01/11/19 08:25 ID:5l2o1Eo1
237 :
もみ消し言論弾圧法案 :01/11/19 08:34 ID:H3lk33sJ
238 :
:01/11/19 08:48 ID:9fSF5IhP
292 :○EUでは禁止の厳格化なのに、 :01/11/03 14:56
科学者からなるEUの諮問委員会は、
EUの牛肉の安全性に新たな懸念を表明する答申書を発表した。
これによって、狂牛病汚染の恐れがある物質を食品および飼料に使う
ことを禁ずる措置がより厳格化される可能性が出てきた。
科学運営委員会(SSC)が1月17日に発表した答申書は、
昨年クリスマスまでにドイツとフランスで相次いで導入された
様々な国内措置を重点的に考察する内容となっている。しかし、
SSCの提言は前提条件付きのものが非常に多いため、
新たな不安に対応するための法制度の整備は欧州委員会が行なうことに
なる。
フランス政府は、EU法で食品および飼料の原料としての使用が
禁じられている特定危険物質(SRM)に加え、脊柱と胸腺、脾臓をと
体から除去することを義務付けている。
一方、ドイツ政府は、飼料への使用を禁止する対象に、
獣脂も加えている(EUレベルでは内臓と骨粉だけ)。
同国では、機械的に再生された肉も食用として販売することができない。
SSCは、フランスとドイツのこのような措置が妥当なものであるか
どうか判断を下すよう要請されていた。
http://www.maff.go.jp/soshiki/keizai/kokusai/kikaku/2001/20010119eu41a.htm .....ドイツでは、獣脂も飼料化禁止 再生肉も販売禁止か、、。
「突然変異」とか「孤発性」の他に、文藝春秋11月号の記事「あまりに楽観的な日本人」の中で
リチャード・W・レーシー氏が「母子感染」と「ホルモン注射」の可能性をあげていらっ
しゃいます。これも怖いです。
http://bunshun.topica.ne.jp/honshi/honshi.htm 第一号ですが、前に、北海道での「コンタミ」ではないかという話が持ち上がり
北海道では、混ざった可能性のある肉骨粉も北海道の国産牛使用の可能性がある。
それなら少なくとも、千葉の第一号の数年前(一世代前)に既に国産牛に狂牛病が発生
していないと辻褄が合わない云々の話になったものの、有耶無耶になってしまった
経緯が確か「速報版」で議論されていたように記憶しています。
もし国産牛のコンタミであれば、潜伏期間を考えると最低でも10年近く前に発生して
いる事になります。
感染経路も分かっていない。絶対に危険だとは言えない代わりに、絶対に安全だとも
言えない。そんな時点で給食に出すのは如何なものかと。
http://kaba.2ch.net/test/read.cgi/news2/1004454538/ マクドの藤田田氏は、子供の給食に牛肉使えゴラァと今週号の週刊ダイアモンドで
発言しているそうですが見た方UPキボーン
21 :重要なので再掲いたします。10月16日ETV2001より :01/10/20 09:02 ID:q+w/ZuRL 英国 肉骨粉密閉保管倉庫 (毒ガスマスクをつけ、全ての皮膚を覆った防御服をきた職員が案内) サリン事件のときに地下に入った科学防護隊のような格好です。 「1996年、イギリスは、肉骨粉を危険物質として全面的に使用を禁止しました。 しかし、くず肉を処分する方法として肉骨粉がいまでも作られています。 危険性がある肉骨粉については、政府が買い取り、焼却などの処分しています。 すぐれた飼料として利用されていた肉骨粉も、狂牛病の出現で、感染性廃棄物となりました。 ところが全面禁止する以前に、イギリスから大量の肉骨粉が海外へ輸出されていたことが 最近明らかになりました。その中には、狂牛病に汚染されていたかもしれない肉骨粉も 含まれていました。」 英国獣医学研究所 疫学部長 ジョン ワイルスミス氏の話 「メーカーは買ってくれるところならどこへでも、肉骨粉を売りさばいていました。」 「イギリスが90年〜92年の狂牛病ピーク時にEUは飼料を年間3万トン近く輸入していましたが 93年にEUの輸入が禁止されてから、非EUへの飼料輸出はピークを迎えました。」 1990年〜2000年 財務省日本貿易月移 という資料によりますと、 日本の肉骨粉輸入量は、 イタリア 54000トン デンマーク 27000トン 香港 59000トン
米国の狂牛病事情についての説と、日本の輸入量
29 :米国からの肉骨粉輸入量 :
1990年 29,462トン
1991年 7,591トン
1992年 11,319トン
1993年 13,754トン
1994年 17,317トン
1995年 34,932トン
1996年 21,015トン
1997年 16,735トン
1998年 35,852トン
1999年 10,163トン
2000年 3,489トン
資料:財務省「日本貿易月表」
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
160 名前:>149
遅レスだが、「へタレ牛」とは「ダウナー牛」のことだろうか。
アメリカ特有の狂牛病ではないかと疑われている。やはり脳が海綿状に
なるのだが、ヨーロッパの牛と違って攻撃的行動は取らず、立ち上がって
歩くということができなくなる牛。Downer Cow(ある日とつぜん「ダウン」
することから、そう命名された)。
1985年ミンク脳症の異常な集団発生を調べたリチャード・マーシュ(ウィス
コンシン大学の教授)は、ミンクの餌に、「ダウナー牛」が使われたことに注目
し「ダウナー牛」が病原体を伝播したことを突き止めた。
マーシュは、「ダウナー牛」がアメリカ独自の狂牛病だという見解を発表したが、
社会的な影響の大きさをおそれて、当局は、彼の説を黙殺しているようだ。
かくして、アメリカ政府の公式見解としては、アメリカには狂牛病の牛は一頭
も存在しないのだが、他方で何千頭もの「ダウナー牛」が存在しており、それが
肉骨粉になっているというのが現状のようだ。
このことに憂慮の念を抱いているアメリカ国民は少なからずいて、Downer Cow
で検索すると、それに言及している多数のサイトがあることがわかる。
また、『食品汚染がヒトを襲う』(ニコルズ・フォックス著 草思社)にも
詳しく述べられている。
>>149 Downer CowにもHACEP(IHC)テストだけでなく、BSEテストを、という声が消費者の中
につよまっている。
この牛の脳が液状化しているためIHCテストには反応しないというのが消費者の言い分。
http://www.mad-cow.org/~tom/bse-us.html 30万頭の牛がDownerCowで死んでいる
(↑笹山登生さんのHPリンク集から抜粋)
====
BSEの汚染は、すでに100カ国におよんでいるとするFAO(国連食料機関)の分析
英文
http://www.freerepublic.com/forum/a3a8203045e41.htm MAD COW USA の紹介
http://www.prwatch.org/books/madcow.html そのほか、東南アジア、台湾、中国、韓国を経由して輸入された量は現在調査中
244 :
過去ログ倉庫番 :01/11/19 14:27 ID:AgYcigot
▼過去ログ倉庫にスレッド本を追加!
http://bse.omosiro.com/ なぜ皆さんは牛肉を食べるのを恐れるのですか??@人生相談板(118)
■■■タケベ 狂牛病熱発言 ■■■@社会・世評板(19)
武部農水大臣て、どうよ?@議員・選挙板(12)
日本でも狂牛病発生です!@B級グルメ板(874)
狂牛病を気にせず牛肉を食ってる人の数→@B級グルメ板(125)
【血祭り】 焼肉屋の次はパチンコ屋だ!@ニュース議論板(23)
肉骨粉の使い道を考えよう!!@ニュース議論板(2)
すぐ見ろNHK「狂牛病」(1001)
医歯薬看護板なのになぜ狂牛病のスレがないの?@医歯薬看護板(35)
狂牛病が私にとって身近になりつつある@医歯薬看護板(26)
【屈服】牛肉を食べてしまいました【美味】(44)
牛肉食いて〜・・・(56)
今回はHDD内に残っていたスレッドのデータも何本かHTML化しております。
NHK「狂牛病」特集のスレッドも見つかりました。
245 :
そんなに肉骨粉を使いたい? :01/11/19 14:47 ID:G4bHoqkj
▽狂牛病騒動 果樹農家も打撃 (読売新聞)
http://www.yomiuri.co.jp/kyougyu/ky20011117_03.htm ◆「肉骨粉」の流通停止→甘み増す肥料使えず→味変わり価格低下も
狂牛病の騒ぎで肉骨粉の流通が停止され、果樹農家に思わぬ波紋が広がっている。牛の肉骨
粉入りの肥料は果物の甘みを増すリン酸を多く含み、広く果樹農家に利用されているためだ。
すでに製造がストップし、農家の在庫も底をつき始めていることから、農水省も「長期的にこ
の状態が続くと、味に変化が出て価格が下がる恐れがある」と心配している。同省によると、
肉骨粉入りの肥料を施した果樹を食べても狂牛病に感染することはないといい、果樹農家は
「肥料の生産を再開してほしい」と訴えている。
牛の肉骨粉にはリン酸が約20%含まれ、その他の有機肥料ではこれほど高いリン酸の含有
量はないという。同省の担当者は「肉骨粉入り肥料は根強い人気があり、ほとんどの果樹農家
が使用しているのではないか」と話す。しかし、先月、国が肉骨粉の流通を停止したことで製
造も中止。農協などに肉骨粉入り肥料が入荷しなくなった。
ちょうど施肥の時期を迎えているのが、収穫を終えたナシの木。ナシの栽培が盛んな千葉県
松戸市の松戸市農協では、職員が全ナシ農家を回り、菜種かすや大豆かす入りの肥料を代替品
として使うよう理解を求めた。
しかし、これらの代用品は、肉骨粉入りの肥料に比べて価格が高く、菜種かすのリン酸含有
量は「牛の肉骨粉の10分の1程度」(農水省)。ナシやカキなどを栽培している神奈川県の
果樹農家も「今秋は在庫で何とかなったが、肥料をまく来春に流通停止の解除が間に合うかど
うか」と気をもむ。(2001年11月17日)
==========
魚粉を使うと味が変わるのか、果樹園農家の方の意見を聞きたい。
単に肥料を安くすませたいだけと考えるのは邪推ですか?
246 :
資生堂「豚・鶏もやめます」 :01/11/19 15:05 ID:6hNc1DOm
資生堂、化粧品の原料「豚・鶏もやめます」
資生堂は狂牛病問題を契機に、魚類を除く動物原料の使用を撤廃する方針を固めた。
牛、豚、鶏などから抽出したエキスを美白化粧品などに使っていたが、すべて植物や魚類に
切り替えていく。国内の大手化粧品メーカーが動物原料の使用をやめるのは初めて。
化粧品各社は牛や豚の胎盤から抽出したプラセンタエキス、鶏のトサカを素材とする
ヒアルロン酸などを、美白化粧品や美肌化粧品に用いてきた。このうち牛原料については
厚生労働省が昨年12月に使用規制を打ち出したため、他の素材への切り替えが進んでいる。
資生堂は既に牛原料の使用をやめているが、将来の危険防止と消費者不安の解消を狙い、
豚などの使用も取りやめる。時期は未定だが、販売中の全商品の原料を調査し、豚や鶏を
原料とする素材をマグロ、サケといった魚類や植物素材に切り替えていく。
成分や原産国が不明りょうな素材は使用しない。 日経新聞
http://www.nikkei.co.jp/news/main/20011119CVVI123619.html
247 :
はて :01/11/19 17:00 ID:APMEA9XK
16:24 全頭検査の早期実施は困難 農水次官、病死牛の対応で 共同通信社 …って、ほんと?当該サイトにないが?!
248 :
恐らく :01/11/19 17:10 ID:P9mCI460
>>247 ぁゃιぃ牛を全部処分して隠蔽工作を済ませてからじゃないと、
病死牛の全頭検査ができないのでは?
249 :
共同通信社の速報 :01/11/19 18:50 ID:Q7I9D+EN
全頭検査の早期実施は困難 農水次官、病死牛の対応で 農水省の熊沢英昭事務次官は十九日の定例会見で、食肉処理され ず、病気やけがで死んだ年間約十六万頭の牛の狂牛病検査について 「検査体制の強化を図っているが、直ちに十六万頭を検査するのは 実際には困難」と述べ、全頭検査を早期に実施するのは困難との見 方を示した。 熊沢次官は「死亡牛は焼却処理するなどしており、飼料原料とし て出回ることはない」と強調。その上で、「(全頭検査では)検討 すべき事項が多々あり、専門家や現場の担当者の意見を聞く必要が ある」としている。 病気やけがなどで死んだ牛については、食肉処理場のような解体 場所が全国に十分確保されておらず、「検体を採取する体制や検査 中の死亡牛の取り扱いをどうするかなど、実際の処理体制を検討し なければならない」という。 食肉処理されずに死んだ牛の検査については、同省の遠藤武彦副 大臣が「全頭検査すべく、体制を検討している」などと全頭検査の 方針を示していた。(了)[2001-11-19-18:28]
250 :
牛→ヒトへの感染の見解 :01/11/19 20:41 ID:TwV+YH7P
牛→人間に移るという見解 (VOICE PHP出版 2001年12月号 定価620円) P=161〜162 医学博士 中原英臣氏の記事から要約抜粋。。 @医学専門誌「ランセット」(世界で一番権威あるといわれる) 1996年4月6日号に、 人間のクロイツフェルト・ヤコブ病と狂牛病はなんらかの関連があるという論文が掲載される 内容:平均63歳であったCJDが英国で平均すると26歳と若く、十代の患者が2名いることなどから 可能性が述べられる。 新型ヤコブ病と言われるようになる。 Aイギリスのドレル保健相は1996年3月、新型ヤコブ病と狂牛病の間に何らかの関わりがある可能性を認める B1997年十月 新型ヤコブは狂牛病と同じ病気であり、狂牛病の牛から人間に感染した可能性が高いという論文が ネイチャーに掲載される 内容:狂牛病の牛と新型ヤコブ病の患者の脳から採取した物質をマウスに注射したところ、 発病までの時期と症状が非常によく似ていることがわかった。 「ネイチャー」は、「新型ヤコブ病の患者は狂牛病の牛肉を食べたために感染した可能性がきわめて高い」と警告した。
251 :
過去ログ倉庫番 :01/11/19 21:21 ID:5l2o1Eo1
252 :
脳衰省!? :01/11/19 21:38 ID:PIPxAJwu
253 :
マウスの実験で陰性であることについて :01/11/19 22:53 ID:/A+fkAN/
文芸春秋 2001年 12月特別号 リチャード・W・レイシー氏(英国 リーズ大学臨床微生物学名誉教授) 結局のところ、人への実験はできないので、動物実験で安全性をテストしていくしか 方法はありません。動物実験の問題点は、動物によってウィルスなどに対する抵抗力や 生命力が違っていることです。ある哺乳類に起きたことが他の哺乳類にも当てはまるとは 言い切れません。薬品の検査でも同様です。ある薬がある動物にとっては毒でも、他の動物 には無害ということがあります。今のところ、殆どの動物実験はマウスを使ってるわけですが、 マウスは通常でも三年以下しか生きません。マウスがこの実験ですぐには死ななかったからと いって、必ずしも人間にそのまま当てはめられるかどうかは分からないのです。 特に牛乳の感染性については、テストの方法が十分確立されているとは言えません。 マウスを使った実験では、ごく少量の感染牛の牛乳を、針を通してマウスに接種するんですが、 人間の牛乳の接種量に相当する量の牛乳をマウスに注入できているのかという疑問が残っています。 あとは本を買って読んでね。 そのほか、母子感染=血液が感染ルートとしてもっとも疑わしいとか 危険部以外も血液が含まれている以上云々とか、さまざまな情報が載せられています。
254 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :01/11/20 02:20 ID:FPWRCCdq
▽狂牛病警告の研究者に農水省職員が圧力?・1991年の講演後 (日経新聞)
http://health.nikkei.co.jp/bse/child.cfm?c=0 狂牛病(BSE)が英国を中心に問題になっていた1991年、国内の研究者が狂牛病について
警告する講演をした翌日、農水省の横浜動物検疫所の所長が「狂牛病に関する話題は今後
触れ ないでほしい」などと研究者にくぎを刺していたことが19日、分かった。同日開いた農相と
厚 労相の私的諮問機関「BSE問題に関する調査検討委員会」の初会合で明らかにされた。
学者 らで構成する同委員会は、狂牛病をめぐる国の対応が適切だったかどうか今後検証していく。
この話を初会合で明らかにしたのは、この日同委員会の委員長に就任した高橋正郎・日大教
授。高橋委員長は「官と民は協力して情報収集に当たらなくてはならない時期だったはず」と
行政側の対応の不備を厳しく問う構えだ。
高橋委員長によると、農水省から“圧力”を受けた形になったのは同じ日大の畜産経済学を
専攻している研究者。講演では当時、米・シカゴ周辺で狂牛病の原因となったとされる羊の
病 気「スクレイピー」の発症が増えていたため、シカゴ周辺から子牛を生体で輸入する危険性を
指摘した。食肉関係の業界団体が主催した研究会の場だった。
講演の翌日、当時の横浜動物検疫所の所長から研究室に電話があり、「現時点で狂牛病の原因
物質は不明で治療や予防措置がない上、狂牛病の広がりが日本に及ぶかどうかは分からない」と
指摘。「狂牛病に関する話題は今後触れないでほしい」と話したという。
検疫所の所長は農水省の本省では課長級に当たる幹部クラス。この話を初会合の席で明らか
にした高橋委員長は「今回のケースのように、研究者の持っている情報がうまく行政に伝わっ て
いないケースもあるようだ」と指摘している。
これに対し農水省畜産部は「横浜動物検疫所長が研究者に狂牛病の話をしないように求めた
という話は聞いたことがない。事実関係を確認したい」としながら、「研究者に対して発言し ない
ように求めることは通常ない」と話している。
255 :
MRMの問題はどうなった? :01/11/20 02:29 ID:FPWRCCdq
海外駐在員レポート:EUにおける牛海綿状脳症(BSE)対策の強化
ブラッセル駐在員事務所 島森 宏夫、山田 理 (農畜産業振興事業団)
http://www.lin.go.jp/alic/month/fore/2001/sep/rep-eu.htm 食肉からのSRMの除去等
2000年10月から、全加盟国で食肉(飼料用および肥料用を含む)からSRMの除
去が義務付けられた。それまでは、BSE発生国のみで自主的にSRM除去が義務付け
られていた。SRMは、EU科学委員会の見解に基づき、徐々に対象部位が拡大され
ている。現在のSRMは次の通り。
@全加盟国で除去されるSRM
・12ヵ月齢を超える牛の頭がい(脳および眼球を含む)、扁桃、せき柱(腰椎横
突起および尾椎を含まず、背根神経節を含む)およびせき髄ならびにすべての
月齢の牛の腸(十二指腸から直腸まで)
・12ヵ月齢を超える、または歯肉から切歯が生えている羊およびヤギの頭がい
(脳および眼球を含む)、扁桃およびせき髄ならびにすべての月齢の羊およびヤ
ギの脾臓
A上記@に加え、イギリスおよびポルトガルでは次のSRMを除去しなくてはなら
ない。
・6ヵ月齢を超える牛のすべての頭部(舌を除く)、扁桃、胸腺、脾臓およびせ
き髄
なお、BSE発生リスクの低いと考えられる国(オーストリア、フィンランド、
スウェーデン)および牛肉生産管理が厳格に実施されている国(イギリス、ポル
トガル)では、一定の条件の下で、牛のせき柱の除去が免除される。
また、2000年10月から、牛、羊、ヤギの頭がいおよびせき柱から機械的に食肉
を分離すること(MRM:Mechanically recovered meat)が禁止され、2001年3
月末からは、牛、羊、ヤギのすべての骨からのMRMが禁止された。さらに、2001
年1月から、牛、羊、ヤギについて、SRMが食肉を汚染する可能性のあると畜方
法(気絶後に頭がい内の中枢神経を棒で傷つける方法)が禁止された。
注 SRM:Specified risk material(特定危険部位)
256 :
MRMの問題はどうなった? :01/11/20 02:31 ID:FPWRCCdq
Sub:EU、010202、厳しい状況にあるEU牛肉市場
http://www.maff.go.jp/soshiki/keizai/kokusai/kikaku/2001/20010202eu43a.htm [MRMの禁止と新しい獣脂規則]
農相理事会はまた、機械的に再生した肉(MRM)の禁止措置と、飼料原料として使用しても
危険がないよう、獣脂(反すう動物の脂肪のみ)の精製に熱処理作業を加えることも支持する
との意向を示した。バーン委員は「欧州委員会は、再生肉の禁止措置および熱処理作業の導入
に関する提案をまもなく発表する予定である。一方、脊柱規制措置の具体的な原案をまとめる
までには少し時間がかかる。」と述べた。
今回の農相理事会では、現行の狂牛病検査制度の対象年齢を引き下げるという提案に対して
、一部の加盟国が反発した。現行の検査制度では、30ヵ月以下の牛に病気の兆候が見られない
ことから、30カ月を超える牛しか対象になっていない。
しかし、ドイツで最近、生後28カ月の牛が感染していることが確認されたため、この対象年
齢を24カ月に引き下げるよう求める声が高まっているのを受け、ドイツ政府はこの年齢を正式
に24カ月に引き下げた。この問題について、バーン委員は、農相理事会後の記者会見で「(E
Uレベルの)対象年齢は現状のまま維持されるとの印象を持った。」と述べた。
257 :
MRMの問題はどうなった? :01/11/20 02:33 ID:FPWRCCdq
○郡司彰君 小沢参考人にもう一つだけお聞きをしたいと思いますが、今の問題と別にしまして、
イギリスなどでは、いわゆる頭部という部分からすると、下の部分だけは許可をしているけれども、
ほかのものは全部廃棄というような形になっておりますね。食文化、いろいろ違いまして、
日本の場合には、その他の内臓類でも先ほどからありましたように食に供する文化があるわけであります
けれども、このいわゆる四カ所の危険部位というものを除けば、それ以外はもう間違いなく安全だと
いうようなことを先生のお口からお聞かせをいただければと思います。
○参考人(小沢義博君) 四つの部位とそれに附属している神経がありますね。神経が危ないんです。
神経系統の組織ですね。ですから、その周り、頭のある周り、いわゆる頭蓋骨の周りについている神経、
これは三叉神経も含めてですね、そういったものをかき出してつくるようなものはぜひ使わないでほしいと。
ですから、できれば頭の中はいじくらない方がいいと。
それから、脊髄についても同じで、いわゆる脊髄の周りに神経がいっぱいありますから神経節も
あるわけですね。それを機械的に集めたようなものは神経を含んでいますから、これもいわゆる
脊髄系統は使わない方がいい。そういうものはぜひ避けていただきたい。神経のあるものは危ない
ということでございます。
参議院 153回国会 農林水産委員会議録 2001/10/25
http://www.sangiin.go.jp/japanese/joho1/kaigirok/daily/select0109/153/15310250010002a.html
260 :
↑MRMの問題は :01/11/20 07:30 ID:vl3GdUNE
MRMの問題をたくさん上げてくれてありがとう。 これは人の口に入ることも問題(たとえば肉エキスも含む)だけれど、 肉骨粉になったときに、危険4部位を除いても、これだけの危険があるって ことじゃない。 こんなものを肥料にまだ検討しているそうな。 歴史に名を残す人たちだと思う。農水省の木下課長だっけ?肥料課は。 米国では、狂鹿病の原因ともささやかれているんでしょ?
261 :
誰かこのソースをご存じの方お教えください :01/11/20 07:41 ID:vl3GdUNE
630 :転載 :01/11/20 00:44 ID:FyonIc8o 現在の検査法では、最高精度のELISAでも 「マウスバイオアッセイでの1000 LD50程度が検出限界」 *マウスバイオアッセイ:マウスへの脳内接種で発病を見る *1000 LD50:致死確率50%。その1000倍の濃度。 一次検査でさえ、相当な濃度でないと判定できない。 すなわち、狂牛病で死にそうなほど発病しているものは検知できるが、 狂牛病になりかけで、まだ発病してない牛を検知する方法は現在無い。
262 :
大本営はやっぱり言論統制 :01/11/20 07:45 ID:vl3GdUNE
。
メディア等に対しても色々やっていませんか?
(2) 一方、農林水産省の施策内容、行政姿勢、業務の実施方法等について事実誤認等の報道等が
なされた場合には、国民の理解・支援の下に進めている当省の行政運営に悪影響を及ぼしかねないこ
とから、公的機関としての説明責任を果たす上からも、各種メディア等に対して、内容の訂正、謝罪
等適切な措置を講ずるよう求めることとする。
(3) この場合、不特定多数の者に発信するすべてのメディア等を対象とし、また、特定のポスト
(立場)にいる者に対する報道等であっても、その内容が事実誤認等により当省の施策内容等への信頼
を失墜させるおそれがあると判断したものについては、厳正に対処することとする。
以上、農水省のページより一部抜粋
ttp://www.maff.go.jp/www/houdo/houdo.html
263 :
>>254のつづき :01/11/20 07:51 ID:vl3GdUNE
>>254 でこういうコメントされている方がいました。1991年の米国の話です。
一番読者にとって大切な「米・シカゴ周辺で狂牛病の原因となったとされる
羊の病気「スクレイピー」の発症が増えていたため、シカゴ周辺から子牛を
生体で輸入する危険性を指摘」の『詳細データと真偽』、それと『どこの研
究者の発表か』を書いてない、USの牛肉の危険性というとんでもなく重大な
懸念を説いているのにそれに触れてないなんてダメダメだね、価値ゼロ。
264 :
スタニングとワイヤー挿入は違うのか :01/11/20 08:02 ID:vl3GdUNE
613 :これはまだ案? :01/11/19 21:48 ID:QCN7trsQ と畜場法施行規則の一部を改正する省令(案)について 抜粋 3 特定危険部位の取扱い 特定危険部位は、周囲を汚染しないように除去し、専用の容器に保管 するとともに、と畜検査員の確認を受けて、確実に焼却すること。 4 とさつ時のワイヤーによる脳及び脊髄の破壊 (1)ワイヤーの挿入より、脳、脊髄組織が漏出し、汚染が発生する 懸念等があることから中止することが望ましい。 (2)中止できない場合には、処理の過程で脳、脊髄組織が付着した 表皮、肉等は特定危険部位と同様に除去し、と畜検査員が確認の上、 廃棄、焼却する。
265 :
乳用種のほうが肉骨粉使ってるからね :01/11/20 08:24 ID:vl3GdUNE
421 :牛若丸 :01/11/18 12:30 ID:Wz0bg/YE 全国で食用に解体される牛は乳用種と肉牛の 比率は七対三。しかし肉屋の段階になると 和牛が約七割を占めてしまっている。 (週間文春、一部抜粋)
266 :
立石潤先生は :01/11/20 08:27 ID:vl3GdUNE
下記のようなことを言われているそうです。 読んだ人、詳細UPきぼーん 「試験管の中で正常と異常プリオン混ぜると異常化する」というのは、 立石潤著「プリオンとプリオン病」にあるよ。 こっちは3000円(W
267 :
でもって :01/11/20 08:41 ID:vl3GdUNE
2001年12月号の諸君!という雑誌(文芸春秋)には、 福岡伸一教授(京大)が 「たとえば、試験管に正常型プリオン蛋白質を入れて、そこに異常型を 加えてくるくるかき回して正常型が感染型をもった異常型に変わるかといえば いまのところその実験には成功例がない」 と書いているよ。でもこういう投稿もあったよ。ネイチャーのやつ。どっちが本当だぁ! 134 :プリオンを試験管で混ぜると悪性化する :01/11/15 00:38 ID:daVQtU1w >Nature,388,285-288,1997 投稿者: KimNasmyt0 (??歳/男性/シュテファン大聖堂の) 2001年10月22日 午後11時40分 メッセージ: 3031 / 4169 アブストラクトを貼り付けておきます。 More than a million cattle infected with bovine spongiform encephalopathy (BSE) may have entered the human food chain. Fears that BSE might transmit to man were raised when atypical cases of Creutzfeldt?Jakob disease (CJD), a human transmissible spongiform encephalopathy (TSE), emerged in the UK,. In BSE and other TSE diseases, the conversion of the protease-sensitive host prion protein (PrP-sen) to a protease-resistant isoform (PrP-res) is an important event in pathogenesis. Biological aspects of TSE diseases are reflected in the specificities of in vitro PrP conversion reactions. Here we show that there is a correlation between in vitro conversion efficiencies and known transmissibilities of BSE, sheep scrapie and CJD. On this basis, we used an in vitro system to gauge the potential transmissibility of scrapie and BSE to humans. We found limited conversion of human PrP-sen to PrP-res driven by PrP-res associated with both scrapie (PrPSc) and BSE (PrPBSE). The efficiencies of these heterologous conversion reactions were similar but much lower than those of relevant homologous conversions. Thus the inherent ability of these infectious agents of BSE and scrapie to affect humans following equivalent exposure may be finite but similarly low. 文献を見ましたが、実験的にはヒトのPrPもウシのPrPもスクレイピーのPrPScによって悪性転化させることが出来ます。 それを示しています。従って BSEの PrPScによってヒトが感染する事は容易であることと思われます。 素朴な疑問。↑ってことであれば肉骨粉の中で異常型が正常型と出会えば増殖するってこともあるんじゃないのかしら?
268 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :01/11/20 08:51 ID:8Mse4ACs
狂牛病「安全宣言」1カ月・牛肉への不安根強く
http://health.nikkei.co.jp/bse/child.cfm?c=0&i=2001111907652bs 狂牛病対策で政府が「安全宣言」してから1カ月。食用牛の全頭検査が着実に実行されているものの、消費者の
牛肉離れは終息せず、外食産業や加工食品メーカーは売り上げ減や原料の再考に直面している。事態を重くみた
厚生労働省と農林水産省は19日、食品衛生行政を見直す調査検討委員会の初会合を開いた。「食の安全」への信頼
をいかに回復するか。課題を追った。
「甘い認識だった」
「BSE(牛海綿状脳症)問題は国民が強い関心を持っている。透明性を確保しながら活発に議論し、有意義な
提言をまとめたい」。19日午後、都内で開催された「BSE問題に関する調査検討委員会」の初会合で、委員長に
就任した高橋正郎日大教授は、狂牛病問題をきっかけに批判が集中した食品衛生行政の見直しの意義を強調した。
委員会は大学や国際獣疫事務局(OIE)などの学識経験者、消費者団体、マスコミなど10人の委員で構成。
(1)狂牛病に対する行政の対応の検証(2)今後の畜産・食品衛生行政のあり方――の二点を検討することによって、
「なぜ行政が甘い認識を持ち続けたのかを検証する」(武部勤農相)のが狙いだ。
狂牛病は1986年に英国で発生し、その後フランス、ドイツなど欧州各国に広がった。英国での発生後、農水省、
厚労省が防疫の観点から講じた水際対策だけでなく、農家が感染源となる肉骨紛を牛の飼料に使用しないといった
行政指導の実効性や、縦割りの弊害を議論の俎上(そじょう)に載せる。
「消費者心理を軽視」
国内で狂牛病の発生が確認された9月以降の対応も問題視されている。「肉骨粉の流通全面禁止措置など対策が
後手に回った。安心感を求める消費者の立場になって早く手を打たなければならなかった」(キリンビールの佐藤
安弘会長)。消費者や食品業界の行政批判は、発生直後の対応のまずさに集中する。
消費者の牛肉離れを農水省が「風評被害によるもの」と強調するのも検証が必要だという見方もある。東大社会
情報研究所の広井脩所長は「風評被害なのか、危機管理の問題なのか見極める必要がある」と指摘する。風評被害
は「事実でないことや、小さなことが大げさに伝えられ、経済被害として表面化する」(広井所長)。今回の狂牛
病問題でも、外食産業を中心に影響が出ている。
だが、安全宣言で安心できない消費者が牛肉や加工食品の購入に慎重になることが風評に惑わされているといえ
るのかどうか。発生直後の度重なる情報開示の不手際もさることながら、肝心の感染路がいまだに解明できていな
い現状で、リスクを回避する心理は行政が考えている以上に強い。
委員会の会議は公開で行われ、使用した資料をホームページに掲載。議事録も委員の了解を条件に明らかにする。
議論のプロセスを公表して「安心」を得るとともに、課題が残った情報開示でも信頼回復を図る狙いもあるようだ。
「うまさだけでは…」
「今まで食品メーカーはうまさを追求していればよかった。食品の安全、さらに消費者に安心して購入してもらう
という基本が揺らいでいなかったか」。10月下旬、都内で開かれた流通業界の会合で、大手メーカー首脳は自戒を込
めてこう語った。
11月に入って一部の外食産業や小売りチェーンでは牛肉離れの「底打ち」の声も聞かれる。全頭検査のシステムで
国内で2頭目、3頭目の感染牛が発見されても揺るがない「食の安全」をどう確立するか。委員会は食品衛生行政の課
題を2,3カ月程度でまとめる。長期化が予想される狂牛病の根絶に向け、官と民の協力が欠かせない。(後藤未知夫)
[2001/11/20 日経産業新聞]
269 :
あげとく :01/11/20 09:28 ID:ZxOMLn7g
すばらしいことを発見したよ 今これだけ風評だのなんだの議論がおこるっていうのは、食品に異常プリオン蛋白質が入っているか どうかがわからないってことでしょう。でも、科学の進歩で数年後には微量な異常プリオン蛋白にも反応する テスターができるかも知れない。だから、そのときのために、いま販売されている製品をみんなで 捨てないで取っておこうよ。 そのときに、真実がわかるじゃん。いい加減なことやってるメーカーも政府も追及できるし。 これいい考えだと思う。みんなに教えてあげたい。 肉だって冷凍しておけばいいのよ。異常プリオンはなかなか分解しないんだから。 それを逆手に取るの。
270 :
あげとく :01/11/20 10:12 ID:ZxOMLn7g
追伸 この件は某研究者も「それはいい考えかも」と言ってくれた。
いま私の手元にあるのは某化粧品メーカーのプラセンタエキスです。
怖いと思ったのは、
>>266 ,
>>267 の、試験管の中で異常プリオン蛋白が伝達するという
話。もしこれが本当なら、化粧品、医薬品なんか大変なことになるよ。
271 :
これもう一度確認したい :01/11/20 10:33 ID:ZxOMLn7g
675 名前:ダチョウの件 :01/11/20 10:33 ID:slMYRSQh BSE対策検討会で和田さんという方が、ダチョウの感染の件について 質問してくださったそうだ。そこで農水省は山内先生を持ち出してきて、 彼は、ダチョウの動物園の発病は、BSEの牛の肉骨粉からの発病と 認められていない、と発言したらしい。で話はそこで終わったんだって。 これってどうなの?小澤先生の文献にはダチョウも発病したってあったけれども、
272 :
行政不手際を検証する会 :01/11/20 10:52 ID:WhAW0GfL
読売新聞11月20日 3面より 671 :○ :01/11/20 10:04 ID:vix+v0i8 11月19日 東京都内で、有識者により、 =BSE対策を巡る行政の不手際=を検証する 「BSE問題に関する調査検討委員会」が開かれた。 農水省の提出資料により明かになったことは、 8月24日に、千葉県から 「感染牛の脳から、狂牛病特有の空胞が見つかった」 という連絡を受けながら、8月30日まで 農水省関連の研究機関・動物衛生研究所に伝えていなかった。 農水省は、「電話したが、担当者が不在だったため」と説明している。 その為陽性確認は、9月10日まで遅れることになった。なった。
273 :
解体作業の課題(めずらしく読売より) :01/11/20 10:54 ID:WhAW0GfL
読売新聞11月20日 3面より 674 :○ :01/11/20 10:30 ID:vix+v0i8 ===神経破戒の危険性==== 日本では頭部にワイヤーを通す神経破戒をしているが、 脳精髄液が漏れ肉内臓を汚染する恐れがあるので 10月17日厚生省は「ワイヤ中止がのぞましい」通達をだす。 しかし代替案はださず 止めた処理場はすくない 東北の某処理場 額に機械でボルト打ち ワイヤーを通し 仮死状態にし、逆さにつるして血を抜き失血死させる。 ワイヤの刺し方を浅くするように変えたが牛が麻痺せず作業が危険になった 仏・・・電気ショックによる神経破戒 米・・・額にボルトを打ちこんだあと後ろ足をつり上げ 作業の安全をはかる機械をとりいれる ===背割り=== 逆さにつるされた牛の皮をはぎ 頭部を切り離し 内臓を摘出 巨大電動のこぎりで背骨の中心を15秒で切り 脊髄をナイフではがし取る 10月中旬 厚生省はのこぎり刃の洗浄 脊髄片の回収を通達 しかし背割りについては枝肉の型崩れを理由に中止できないという。 群馬県の高崎食肉センターでは、独自に、近くフランス同型の脊髄吸引 装置を導入する。脊髄を7〜8割除去できる。一台400万。 仏スペイン・・・来一月から吸引装置導入し、義務付けする。
274 :
すごいね。農水省が学校に「安全」というチラシを配るらしい。 :01/11/20 11:26 ID:7jHmunH0
275 :
これよくまとまってる。消費者の対応って感じ :01/11/20 14:03 ID:w+0bz20j
676 :○ :01/11/20 10:34 ID:vix+v0i8 183 コピペ:名無しさん@お腹いっぱい。 :01/10/22 01:10 ID:/hqnfT2E 今日、PTA関係の会合で狂牛病の話が出て、今後肉骨粉入りの飼料を食べた と思われる牛が全頭いなくなると想定される3年後まで、牛肉を給食に使わない よう、コンソメスープの素は使わないようににしてくれという要望の署名を集める ということになった。(現在も使ってないけど、いつ解除されるかわかんないしね) ちなみに私は若い親で下っ端だからうんうん聞いてただけ。よくぞおばちゃん(会長) 割りといつもはニブイのに立ち上がってくれたと嬉しかった。 台所を握る親は、真剣に嫌がっています、家でも当然牛関係全部絶ってるよ。 まともに新聞読める親なら子供には絶対国産牛は食べさせたくない。 184 :コピペ :01/10/22 01:40 ID:tIO+OtnE 脳衰省や後世省が安全宣言をだしても信じない方がいい。 異常プリオンは増殖するので事実上致死量と いうものがない。摂取量は潜伏期間の長短になるだけらしい。 末梢神経すべてに微量でもプリオンは存在するので牛に 安全な部位はない。なにしろ、たった4分子で感染するという説もある。 また、ウエスタンブロッド法では感度が悪く濃縮された異常プリオンしか 検出できない。そのため検査をパスした潜伏期間の牛からも感染し nvCJDになる可能性はある。 解体の方法から見て仮に陽性の1体を出荷停止にしても その日の同じチェンソーで屠畜された牛は全部汚染された可能性がある。 血液からプリオン検出されないので安全だと言っているが嘘である。 羊同士の輸血では感染が確認されている。 異常プリオンを運ぶのは白血球が関係しているらしい。 イギリスでは献血された血液から白血球をこしとって 除いている。ここ数年内に輸血を受けた人は危ないかもしれない。 ダウナーが狂牛病である可能性が指摘されている。 母子感染も疑われている。日本でもすでにnvCJDの患者は存在していて孤発性として 誤信されて死亡しているかもしれない。孤発性CJDは1996年以降毎年、増加している。
276 :
他人の子や孫なら非情ではない牛肉強制 :01/11/20 14:05 ID:8rS2vXjg
>>10 では安全宣言などしていない
>>11 では孫に牛肉を食えなどと非情
と、言っていた武部大臣率いる農水省はこーんなコトをしてくれるそうだ。
--------------------------------------
▽安全な牛肉訴え 学校にチラシ (NHK)
http://www.nhk.or.jp/news/2001/11/20/grri840000008am2.html 給食で、牛肉や牛を原料にした製品の使用を控えている小中学校は、全体の3分の1の約1
万1000校余りに上っています。農林水産省は、狂牛病検査の仕組みなどを紹介したチラシ
を学校で配り、安全性を訴えることにしました。
-------------------------------------
安全宣言していないはずが?安全なんてチラシ配っていいんですかね?武部大臣。
他人の孫や子供になら牛肉を強制することは非情ではないらしい。
自分の孫になら非情らしいがな。
277 :
は2月時点!の日経の記事だって :01/11/20 14:05 ID:w+0bz20j
679 :○ :01/11/20 10:41 ID:vix+v0i8 424 01/09/23 17:14 2001.2.10《日本経済新聞》 より フランスでは牛肉販売が昨年から40%減少、ポルトガルで50%、 イタリアでは70%減少した。 EU域内の食肉消費で牛肉が占める比率は約30%。消費急減により 畜産業界で操業停止が相次いでいる。 スペインでは8日に約20000人の農民がマドリードで抗議行進を展開。 フランスでは10日から畜産農家ら が1週間の全国デモに入る。イタリアでは農民が議会に花火を投げるなどの 過激行動に出ている。 欧州では7日までにEU15ヶ国での動物性飼料の使用禁止や骨付き牛肉 (骨付きカルビなど)の販売禁止 を決定。すでに世界各国が欧州産牛肉や関連製品の輸入禁止に乗り出しているが、 2月初めにアメリカと カナダは、過去に欧州製飼料などを使っていたとされるブラジル産の 牛肉製品の輸入禁止を決定。 焼き肉など牛肉消費が多い韓国でも消費者の不安が広がり、一部で牛肉販売が 減少し始めている。 FAOは、このほど「欧米アジアなど100ヶ国以上で 狂牛病発生のリスクがある」との報告を公表した。 感染源とされる動物性飼料が過去に欧州から大量輸出されているためで、 同飼料の使用禁止や当局の監視強化をするように警告している。
278 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :01/11/20 14:08 ID:VaFdDMt4
>>276 スマン、別スレ用の誤爆だった、許してね。
279 :
こんな意見もあった。正しい知識と現在流通してる精肉について :01/11/20 14:58 ID:w+0bz20j
684 :・ :01/11/20 10:57 ID:8mSKwWJh 牛肉を売りたい側は「正しい知識を!」と何度も繰り返しますが、 現時点での本当に正しい知識というのは 「まだ解明されていないことが多くて何が本当に安全なのかわからない」 じゃないんですか? 527 :○ :01/11/19 08:33 ID:b1u77RHc ・・・問題はこれだけじゃないけど一応はるね 11-19日 NHKニュース ジャスコ(イオングループ)では、店の在庫を全て処分する方針。 農水省では、在庫13000トンの肉は92億かけて、8ヶ月間保管する。 保管後の処分は未定。 武部「処分したら、検査前の肉も安全だと言っていたあれは一体 何だったのかということになります」 解体業者 「処分してくれないと検査済みも売れなくなる。 絶対に市場に 出してもらっては困る!!!」
280 :
試験管で混ぜる件、立石潤先生の本で言っている内容だそうです。 :01/11/20 15:34 ID:HiVyAnUO
>>266 >>267 続き みんな本を読もう。図書館にあるかな。立石潤著「プリオンとプリオン病」
698 :試験管の中で混ぜるとプリオンは異常化する :01/11/20 14:30 ID:KjrakIgt
>>666 >>667 (←本スレ63の質問)
2.in vitroでは有力な実験結果が2つあります。
ひとつはPrPcを35Sで標識し、スクレイピー感染ハムスターから抽出した
PrPscに混じたところ、35SPrPcの一部が35SPrPscに変換した実験です。
今ひとつは、
正常ハムスター脳から抽出したPrPcに、90〜145番のH1,H2の疎水性領域を
2箇所に持つ56個の合成ペプチドを in vitro で混合したところ、
PrPcの65%が
繊維形成、プロテイナーゼK耐性、βシート構造増加など、
PrPsc類似の特性を示したことです。
常識的には驚くべき実験結果だと思いますが、
2の実験結果のみならず、
PrPscとPrPcには実は中間体のような変異の途中のものの存在が
疑われています。
酵母のプリオンについての話ですが、
簡単に言えば、異常型と正常型が自己の中で変異して、
特殊な酸存在下での発育をスイッチングによって可能にしています。
つまり自然界においてプリオンが変異することは
あまり珍しい事態ではないのかもしれません。
上のコピペ「試験管でまぜる実験」のソースが立石先生の本です。
ページ忘れたけど、ほとんど同じような内容だったよ。
281 :
放置プレイ! :01/11/20 16:14 ID:7Z9xcXv0
▽狂牛病の確認遅れ 農水省が「空胞発見」情報を放置(読売新聞)
http://www.yomiuri.co.jp/kyougyu/ky20011120_02.htm ◆6日間 「研究所担当者不在で」
狂牛病対策を巡る行政の不手際を検証する有識者らによる「BSE(狂牛病)問題に関する
調査検討委員会」の初会合が19日、都内で開かれ、農水省が、「感染牛の脳から狂牛病特有
の空胞が見つかった」との検査結果を千葉県から8月24日に受けながら、6日後の30日ま
で、同省関連の研究機関・動物衛生研究所に伝えていなかったことが明らかになった。
農水省が提出した資料からわかったもので、同省では、「電話で連絡を試みたが、(動衛研
の)担当者が不在の状態が続いたため」(衛生課)と説明している。その結果、動衛研による
「陽性」確認は9月10日と大幅に遅れることになった。
同委員会は、10人の有識者からなる農相と厚労相の私的諮問機関で、今後、英国で狂牛病
が発生した1986年までさかのぼり、農水、厚生労働省の対応の問題点を詳細に調査し、2
―3か月かけてまとめる。(2001年11月20日)
282 :
当然のこと! :01/11/20 16:19 ID:7Z9xcXv0
▽検査前の牛肉、流通させず 農相、焼却含め今後検討
https://iw.nifty.com/iw/nifty/kyodo/4/1/1006228764_29.html 武部勤農相は二十日の閣議後会見で、狂牛病の全頭検査の前に食
肉処理され、市場隔離されている牛肉約一万三千トンについて「(
今後は)市場に流通させることはない」と述べ、卸売市場などを通
じて販売することはない考えを明らかにした。
最終的な処分方法は「焼却などを含めていろんな選択肢がある」
として今後の検討課題とした。
また一九九一年に狂牛病の危険性について言及した研究者に対し、
農水省関係者が、狂牛病の話題に触れるなと口止めしたとされる
ことについては「今回のような問題が出てくることも当然のことと
受け止めている」と述べ、当時の政府の対応に関するさまざまな経
緯が明らかになるとの見方を示した。
その上で農相は「十年前のことであるが、事実関係をきっちり調
べていく」として、狂牛病に関する調査検討委員会に積極的に情報
を提供する考えを明らかにした。
(了)[2001-11-20-12:59](共同通信ニュース速報)
283 :
いま農水省が検討している牛肉骨粉肥料使用の件 :01/11/20 16:23 ID:HiVyAnUO
週刊ディアス 2001年11月26日号より ジャーナリスト 郡司和夫さんの文から27ページ目。 (中略)ところが農水省は、11月1日に肉骨粉の肥料用とペットフード用と飼料の一部への使用を解禁したのである。 「高温高圧で蒸して作った蒸製骨粉でOIEの基準より厳しい条件で処理したものにつきましては、 今ある在庫分で、複合肥料、化学肥料などを混ぜた形で製造・出荷するものに限って、一時停止の要請を 解除しています」(農水省生産局生産資材課) (投稿者注、でも、この話って10月18日のBSE対策検討会の議事録では在庫分は何であれ使っていいことに なってたよねー。トンデモない生産資材課。) 中略〜 では、この基準をクリアした肉骨粉を製造しているレンダリング工場は 何カ所あり、クリアしている肉骨粉の在庫量は今、どのくらいあるというのだろうか。 「国内で基準をクリアしている工場がどのくらいあるか、すべて確認しているわけではありませんが、 蒸製骨粉というのは150度、5気圧で90分くらいかけて作りますから、異常プリオンは不活性化している ので問題ありません。在庫量はちょっと調査中でして、分かりません。(投稿者抜粋)」同資材課 国際基準を満たしている工場の実態も在庫量も(投稿者注:農水省担当は) 把握していないのだ。 いっぱい抜粋 「日本有機農業研究会」の魚住道郎理事の発言 →「蒸製骨粉だから安全だなんておかしな話です。プリオンのことは何もわかって いないですし、他の肉骨粉と混ざる可能性も非常に高い。(投稿者以下抜粋)」 あとはDIASを読んでね〜 キョーレツだからぜひ読んでください。 しかし、生産資材課、最初の発言と次の発言で言っていることが矛盾している。 担当者がこれでは、日本は沈没って感じ。
284 :
非人道援助 :01/11/20 16:25 ID:7Z9xcXv0
▽隔離牛肉の市場放出を断念 武部農水相 2001/11/20 15:30(北海道新聞)
http://www.hokkaido-np.co.jp/Php/kiji.php3?&d=20011120&j=0044&k=200111201634 武部勤農水相は二十日の閣議後の会見で、十月十八日の狂牛病(牛海綿状脳症)の全頭検査
開始以前に処理し、生産者団体が国の指導に基づき市場から隔離している牛肉の扱いについて
「いずれにしても市場に流通させる考えはない」と述べ、市場への放出を断念したことを明ら
かにした。
市場から隔離した一万二千八百九十tの牛肉は、八カ月間冷凍保管した後の処理方法が
決まっておらず、自民党は消費者の不安解消のため、焼却などによる廃棄を求めている。
農水省は、途上国への人道支援のための放出なども視野に入れて検討している。
==========
リスクは他国に押しつける!
イギリスとやることが一緒?
文芸春秋 2001年 12月特別号 リチャード・W・レイシー氏(英国 リーズ大学臨床微生物学名誉教授)から なんで日本は4部位のみなの? (中略)その通りです。それほど感染性がない器官でも、大量に食べれば危険度が増す場合があります。 食品流通から牛の特定危険部位を締め出す禁止令は、イギリスで八九年にできました。 禁止された臓器は 脳、脊髄、胸腺、脾臓、扁桃、腸 です。しかし、私はこの危険部位の決め方に、いまひとつ納得できないのです。 これらの臓器が挙げられた根拠は、十年ほど前に発表された羊に対する検査に 基づいています。プリオンは体内で最初にREシステムと呼ばれる細胞に感染する と言われており、これらの臓器は確かにこのREシステムを多く含んでおります。 しかし、この細胞は器官内に留まらず、肝臓や肺、血液や骨など体全体に広まって いくことが分かっているのです。(以下抜粋) あともっとすごいことが書いてあるので、みんな今月号の文芸春秋を買って読もう! 日本の危険部位は、脳 脊髄 目、回腸の一部だけで、あとは100%安全なんですよね!武部さん!
287 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :01/11/20 18:26 ID:oOA0KOeJ
たかが一刀や二刀狂牛ってるのが見つかったぐらいでうだうだ騒いでんじゃないよ 欧州を見てみろよ 牛全部殺っちゃってんじゃん、多分 まあ気持ち悪い気がするのは確かだがな ってメールきたんですけどどう返したらいいですかね? 悔しいいのにうまく言い返せない自分。。。
>>273 の記事:すごいね。流通がこういう考えじゃ、売れないのも無理はないと思う。
222 :安全と型くずれと、やっぱり型くずれが大事
読売新聞11月20日 3面より
10月中旬 厚生省はのこぎり刃の洗浄 脊髄片の回収を通達
しかし背割りについては枝肉の型崩れを理由に中止できないという。
====
ちなみにちょっと人づてにきいたんだけど、
と畜場で背割りすんじゃん。洗うじゃん。排水口にネット張ってて、
そこにひっかかった脊髄を回収するんだって。
排水は、どうなるんだろう。
290 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :01/11/20 20:18 ID:3UsXMW7z
http://www.nikkei.co.jp/sp2/nt15/20011025dahi265525.html 狂牛病の発生を受け、国内バイオ関連企業が検査・治療技術の開発に着手した。宝酒造は狂牛病の原因とされるたんぱく質の
増殖を防ぐ遺伝子治療法の研究を開始。ベンチャー企業のジェネティックラボ(札幌市)は超高感度の検査技術を開発し、
既存技術では難しい食品原料などの安全確認への応用を目指す。
たんぱく質のうち「異常プリオン」が人間や牛に入り込むと、体内の正常プリオンを次々と異常プリオンに変え、
狂牛病を引き起こすとされる。宝酒造はこの連鎖を阻止する遺伝子治療法の開発に取り組む。
正常プリオンが異常型へ変わるのを防ぐとみられる酵素「GnT―3」の遺伝子を利用。まず牛や人間から細胞を取り出し、
酵素の設計図である遺伝子を組み込む。この細胞を再び体内に戻せば酵素が大量合成され、連鎖を防げるとみている。
「ネズミを使った実験を始めた段階」(加藤郁之進副社長)で、治療効果は未確認。
一方、北海道大学の研究者らが設立したジェネティックラボは、異常プリオンを既存の検査方法の数万倍以上の感度で検出する
技術を開発する。技術が確立されば、異常プリオンが含まれるとしてもごく微量の食品や医薬品の原料などの安全確認の
精度向上につながる。
検出用の試薬が異常プリオンに反応する際に発する信号を増幅して感度を高める。基本技術を持つ米プロテネックス
(ニューヨーク州)と提携、半年から1年後の製品発売を目指す。現在の検査は牛の延髄を利用するため食肉処理後に実施しているが、
「生きた牛の血液検査も可能になる」(橋本易周社長)という。
---------------------------------------------------------
▽狂牛病原因・異常プリオンの検出キット 札幌のベンチャーが米企業と開発へ(北海道新聞)
http://www.hokkaido-np.co.jp/News/general/0024/0024.article.shtml#200110273356 バイオベンチャーのジェネティックラボ(本社・札幌、橋本易周社長)は二十六日、狂牛病
の原因物質であるタンパク質の異常プリオンを極微量でも検出できる検査キットを、米国のベ
ンチャー企業プロテネックス社と共同で開発すると発表した。半年から一年をメドに製品化を
目指す。
と殺した牛の延髄を中心に組織の一部を取り出して行う現在の検査方法は、判定に時間がか
かるなどの課題がある。ジェネティックラボによると新技術が確立されれば、生体の牛から血
液を採取して判定したり、食用肉自体に異常プリオンが含まれていないかなどの検査が可能に
なる。
プロテネックス社は米国ペンシルベニア大学で開発された微量タンパク質の検出技術を持ち、
従来の検出方法に比べて数万倍から数億倍の高感度でタンパク質を検出できるという。ジェネ
ティックラボは今後、異常プリオンの検査に適した抗体の組み合わせや、試薬の分量などの条
件を研究し、検査キットとして製品化を進める。
ジェネティックラボは昨年九月、北大や樽商大の教授らで設立。主に遺伝子解析による新薬
開発の基礎研究に取り組んでおり、「プロテネックス社との提携は、遺伝子が作りだすタンパ
ク質の検出にも役立ち、本業にもプラスになる」と話している。
◆当面は洗浄を徹底
山内一也・東大名誉教授(ウイルス学)の話「異常プリオン(狂牛病の原因物質)
を含むせき髄の破片が、人の口に入らないようにすれば問題はない。厚労省の通達
通りに洗浄を徹底すれば、当面は大丈夫だが、背割り前に効果的にせき髄を除去で
きる方法があるなら採用していくべきだ。ワイヤを使う神経破壊も欧米では中止し
ている。日本でも米国輸出用の肉を解体する食肉処理場ではやめている。作業員の
安全を確保しながら、破片が漏れださないような方法を探った方がよいだろう」
(2001年11月20日)
http://www.yomiuri.co.jp/kyougyu/ky20011120_01.htm これも強烈なんだけどさ、ボルトを脳に刺すことで脳の破片がレバーを含む循環器を
汚染するって問題はタブーなの?
米国輸出向けだけは汚染なく解体して、日本の市場には危険だといわれる処理を
行ったものを流通させる。こんなんだったら、ますます、絶対買いたくないね。
もっと詳しい話教えてよ。推測できる地名とか推測可能な会社名とかさー ひんとちょうだいな。 653 :田舎者 :01/11/20 07:37 ID:jwEis/QK 先週、田舎帰って聞いたんだけど 依託されて育てる奴は検査してないとか 並行輸入のコップは補助金出ないから処理せずに 使ってるとかめちゃくちゃな噂を聞いたよ 田舎帰だから狂牛病なんてよその話しみたいな感覚だった 自分の儲けが減らないように隠ぺいしまくってるって感じ
↑失礼しました。本スレの話です。
言葉は難しい。 本当は陽性なんだけれども、擬陽性の結果がでて、 陽性とするのには、何度も検査しなければならないことがある ってことね。 検査所の話なんだけど、研修期間1日のみの素人が10月18日から スタートさせたんだけど、目のいい人でないと云々なんて話もきいたなあ。 がんばってください。人の生死がかかってるわけですからね。 あ、まちがえた!なんてことにならないように。どこかの県では、擬陽性の ウエスタンプロット検査に送る献体自体を取り違えて別のものを送ったなんて 新聞記事もでたけどあれはどうなったんだろうね?
300 :
◇◇2頭目!◇◇ :01/11/21 10:54 ID:oQcrqOBE
301 :
2頭目! :01/11/21 11:01 ID:oQcrqOBE
▼北海道で2頭目の狂牛病 厚労省の確認検査で陽性 (共同通信)
http://www.kyodo.co.jp/kyodonews/2001/ushi/news/20011121-402.html 厚生労働省が実施している狂牛病の全頭検査で国内二頭目の狂牛病の牛が見つかったことが
二十一日分かった。厚労省は同日中にも専門家会議を開いて正式に確定診断する。
厚労省によると、北海道内の食肉処理場に持ち込まれた牛で、一次検査で疑陽性になった後、
同省の確認検査で陽性の結果が出た。
感染の広がりが懸念され、消費者の不安もさらに高まりそうだ。欧州で狂牛病が大きな社会
問題となる中、「日本は安全性が高い」と主張し十分な対策を怠ってきた農水、厚労両省に対
する責任追及の動きにも発展しそうだ。
国内一頭目の感染ルートはいまだに判明していないが、国は十月十八日、牛肉の「安全宣言」
を出した。
狂牛病は英国を中心に欧州などで相次いで見つかっているが、国内では九月に乳牛一頭への
初感染が確認された。
(了) 11/21
302 :
狂牛病をめぐる動き :01/11/21 11:03 ID:oQcrqOBE
http://www.kyodo.co.jp/kyodonews/2001/ushi/news/20011121-401.html 9月10日 農水省が狂牛病の疑いがある牛1頭が見つかったと発表。
19日 厚生労働省が、神経症状などがない生後30カ月以上の牛の検査実施を打ち出す。
22日 英国での検査で狂牛病感染が確認されたと農水省発表。
27日 厚労省が牛の危険4部分の廃棄義務化。
10月 2日 厚労省が国内産の牛を原料に使った医薬、化粧品の製造原則禁止決める。
4日 農水省が肉骨粉の国内流通全面禁止。
5日 厚労省が危険部分を使った食品の製造中止と自主回収を要請。
9日 検査対象を食肉処理される年間約130万頭全頭に拡大を決定。
11日 新たに牛1頭が疑陽性。
12日 疑陽性の牛の確認検査で陰性と判明。坂口力厚労相が疑陽性段階での速やかな公表を打ち出す。
16日 自民党などの反対を受け、厚労省が早期公表方針を撤回。公表は「確定診断後」と決定。
18日 全頭検査開始。坂口厚労相と武部勤農相が「安全宣言」。
11月21日 国内2頭目の狂牛病の牛を北海道で発見。
(了) 11/21
238 名前:なんかさあ :01/11/21 11:05 ID:idLFEhN0 NHKのニュースで、確定の牛のみ焼却処分ってあるんだけれど 一緒のチェインソで脊髄をカットされたりした、同じ日処分された 牛についても対策考えないと、また風評生むよ。 どう考えても同じ場所、同じ器具で処理された牛は汚染されてるだろ。 なんでこう、農水省って馬鹿なんだろう。ここで、そこのと畜場で 同じ日に処理された牛は全頭処分、工場をOIEだかWHOの基準で 消毒?不活性化した上で、新たにまたと畜を始めるってやれば、 みんな安心するのに。そんなに国民を馬鹿と思っているのか?
304 :
産経新聞 :01/11/21 11:08 ID:oQcrqOBE
平成 13年 (2001) 11月21日[水] 仏滅 (産経新聞Web トップページより)
北海道で狂牛病の牛 国内2頭目 生産地は不明
http://www.sankei.co.jp/ 狂牛病問題で厚生労働省の全頭検査で二十一日、国内二頭目の狂牛病の牛が
北海道で見つかった。同省によると、狂牛病二頭目の牛は北海道の食肉検査所の
検査で見つかった。牛の生産地は不明。
305 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :01/11/21 11:09 ID:oQcrqOBE
■【狂牛病をめぐる国内の動き】
http://www.sankei.co.jp/html/1121side068.html 2001年9月10日 農水省が狂牛病の疑いがある牛1頭が見つかったと発表
9・19 厚生労働省が、神経症状などがない生後30カ月以上の牛の検査実施を打ち出す
22 英国での検査で狂牛病感染が確認されたと農水省発表
27 厚労省が牛の危険4部分の廃棄義務化
10・2 厚労省が国内産の牛を原料に使った医薬、化粧品の製造原則禁止決める
4 農水省が肉骨粉の国内流通全面禁止
5 厚労省が危険部分を使った食品の製造中止と自主回収を要請
9 検査対象を食肉処理される年間約130万頭全頭に拡大を決定
11 新たに牛1頭が疑陽性
12 疑陽性の牛の確認検査で陰性と判明。坂口力厚労相が疑陽性段階での速やかな公表を打ち出す
16 自民党などの反対を受け、厚労省が早期公表方針を撤回。公表は「確定診断後」と決定
18 全頭検査開始。坂口厚労相と武部勤農相が「安全宣言」
11・21 国内2頭目の狂牛病の牛を北海道で発見
306 :
北海道新聞 :01/11/21 11:15 ID:oQcrqOBE
307 :
ホルスタインは乳牛だよね :01/11/21 11:19 ID:oQcrqOBE
308 :
:01/11/21 11:21 ID:oQcrqOBE
▼ 「牛肉から手を引く」 消費者、焼き肉店に不安 (共同通信)
http://www.kyodo.co.jp/kyodonews/2001/ushi/news/20011121-403.html 「和牛はもう食べない」「牛肉から手を引く」。狂牛病に感染した二頭目の牛が確認された
二十一日、消費者や焼き肉店などに再び不安が広がった。
東京都港区のスーパーでは、十月十八日に食用牛の全頭検査が始まってから、市場発行の「
BSE(狂牛病)検査 陰性」の証明書を牛肉売り場に張り出し、安全性をアピール。しかし、
買い物客の反応は鈍かった。
港区の主婦(55)は「子供が牛肉を食べたがるので、オーストラリア産をたまに買ってい
る。役所の安全宣言なんて全く信用できない。和牛はもう買う気がしません」ときっぱり。
全国で約六十店舗をチェーン展開する焼き肉店「からし亭」(本部・東京)の安炳鎬社長(
57)は「うちは外国産の牛肉しか使っていないのに、国内で感染牛が見つかるたびに打撃を
受ける。自殺したい気分だ」と頭を抱える。
同チェーンでは九月以降、売り上げが例年より三―五割ほど落ち、一部の店は急きょ、にん
にく料理店に業種転換。ほかの店もメニューを豚肉と鶏肉中心に切り替えた。安社長は「この
騒ぎは何年も続くだろう。もう『牛よ、さらば』という心境だ。牛肉から手を引くしか、私た
ちには自衛策はない」と話した。 (了) 11/21
309 :
:01/11/21 11:30 ID:oQcrqOBE
▼北海道で狂牛病の牛、国内2頭目 枝肉は流通せず(朝日新聞)
http://www.asahi.com/national/update/1121/009.html 厚生労働省に21日入った連絡によると、北海道の食肉衛生検査所で検査した乳牛の検体か
ら狂牛病の可能性を示す「疑陽性」の反応が出た牛の検体を帯広畜産大で精密な2次検査をし
た結果、狂牛病であることが分かった。同省は21日夕、東京で専門家会議を開き、確定診断
をして、公表する。日本国内で狂牛病の発生が確認されたのは、9月10日、千葉県白井市の
乳牛に続き2例目。すべての食肉用の牛を対象とした全頭検査が始まってからは初の確認とな
る。農林水産省も感染ルート解明のため、この牛が飼われていた状況や同じエサを食べていた
同居牛の調査に乗り出した。
厚労省などによると、狂牛病の牛は、北海道天塩町の北海道畜産公社上川事業所道北食肉セ
ンターに19日運び込まれた。月齢67カ月のホルスタインのメスの廃用牛だった。感度の高
い1次検査では、1回目から3程度の高い数値を示し、2回目には計測不能になったという。
この牛の枝肉は食肉センター内で管理されているため、流通はしていない。
厚労省は1次検査の結果が出た段階で、この牛に関する情報を農水省などに連絡。同省もこ
の牛を育てた牧場で、どのような飼料を使っていたか、同居牛に神経症状を示す牛はいないか
など調査をすでに始めている。狂牛病1頭目の千葉県の乳牛も北海道産だったことから、関連
を調べる方針だ。1頭目の生産農家は、これまで農水省などの聞き取りに対し、狂牛病の感染
源の可能性が高いとされる肉骨粉を食べさせていたことを否定している。
狂牛病の潜伏期間は、2〜8年。汚染された輸入肉骨粉を食べた国産牛が、発症はしなくて
も、その牛の食肉処理後の残さが肉骨粉になって他の牛に病原体の異常プリオンを拡散させて
いたことも考えられる。(11:01)
233 :KANI :01/10/17 10:01 217 さん、種の壁があるから、プリオン単体増殖説が仮説のままなのです。 核酸説も生きてます。2ちゃんねらーで真相知る人はいないでしょうなぁ。 核酸説について、詳しい文献を教えて。 核酸といえば、添加物に、よく、アミノ酸、核酸ってあるね。
311 :
不安 :01/11/21 11:42 ID:oQcrqOBE
▼消費者の不安解消遠のく 安全意識のずれ埋まらず (共同通信)
http://www.kyodo.co.jp/kyodonews/2001/ushi/news/20011121-404.html 国内二頭目の狂牛病の牛が二十一日確認され、消費者の不安解消はさらに遠のいた。「もし
感染牛が見つかったら、それは全頭検査が有効に機能したということだ」と強調する国と消費
者の意識のずれは埋めようもなく、消費者の牛肉離れが一層進みそうだ。
「感染牛を見逃すことはない」と、鳴り物入りで始まった全頭検査だったが、十月十八日の
開始早々「不慣れなための器具の操作ミス」などの理由で検査をやり直す自治体が相次いだ。
一次検査の方式そのものは感度が高く、感染していないものまで疑陽性とする場合があるほ
どだが、専門家も「約三十もある手順を正確に行わなければ感染牛を見逃す恐れもある」とミ
スが出る可能性を否定しない。
「今回は見つかったが、見逃すこともあるのではないか」「本当はもっとたくさん出ている
のではないか」。消費者からは不安の声が次々に上がっている。
東京都生活協同組合連合会の五辻活・企画担当は「消費者は今、国に対して疑心暗鬼だ。
生産農家の反発を恐れて国が情報を隠すこともあると思っている。情報公開を徹底させな
ければ、信頼回復はできない」と求めている。(了) 11/21
283 :もぐもぐ名無しさん :01/10/19 11:47 「危険部位40キロ焼却せず 狂牛病 大津市と滋賀県で食い違い」 狂牛病感染のリスクが高いとされる牛の特定危険部位について、滋賀県が国の通達を受けて、 「今月九日に県職員が立ち会い、危険部分の焼却まで確認した」 と記者発表していたにもかかわらず、実際は、焼却処分も立会いも実施していなかったことが、 十八日分かった。 また県は「その後、、危険部位約四十キロを大津市の施設で焼却した」としているが、 大津市は「一切受け入れていない」と全面否定、双方の説明が大きく食い違っている。 狂牛病問題では、不信感を招かないよう行政の正確な情報提供が求められているだけに、 県の姿勢が問われる。<後省略>(京都新聞)
313 :
責任を問え! :01/11/21 11:46 ID:o5uDgSgo
▼エイズの教訓生かせず 問われる厚労省の責任 (共同通信)
http://www.kyodo.co.jp/kyodonews/2001/ushi/news/20011121-405.html 甘さ認める担当者 狂牛病問題で厚生労働省は、対応の遅れから被害を拡大さ
せた薬害エイズの教訓を生かすことができなかった。「昨年欧州で狂牛病問題が再燃するまで
は『対岸の火事』だった」と担当者は認識の甘さを認める。二十一日、北海道で国内二頭目の
狂牛病の牛が確認され、感染拡大の懸念が現実となる中、今年になるまで狂牛病の精密検査を
実施しようとはしなかった同省の責任が厳しく問われそうだ。
「十分対策を取っているから大丈夫」。今年二月、東京HIV訴訟元原告の川田龍平さんの
母親で衆院議員の川田悦子さんが「欧州のように牛の精密検査をきちんとやるべきだ」と要請
したのに対し、厚労省側はこう言い切った。
国会でも「薬害エイズの教訓から、初期の対応が非常に重要」と訴えてきた川田さんは、
「日本での発生は当然予想されたのに、厚労省は本気でやるつもりがなかった」と批判する。
厚労省は五月から、神経症状がある牛の精密検査を始めたが、検査場所として指定されたの
は北海道の帯広畜産大たった一カ所。狂牛病の疑いが発覚した直後の九月十一日の時点で、
厚労省の安全確認はわずか約七十頭だった。
314 :
読売新聞 :01/11/21 12:03 ID:o5uDgSgo
▽北海道で狂牛病の牛 (読売新聞)
http://www.yomiuri.co.jp/top/20011121it03.htm 狂牛病の全頭検査で、北海道内で食肉処理前の検査を受けた乳牛1頭が一次検査で感染の疑
いがある陽性反応を示し、続いて行われた精度の高い確認検査でも陽性と判定された。厚生労
働省は「狂牛病に感染していることが濃厚」と判断、21日、専門家会議を招集した。同日午
後、最終確定する。
これが狂牛病と判定されれば、国内で2頭目、先月18日に始まった全頭検査以降では初め
ての確認となる。
同省などによると、この牛は北海道天塩町の食肉処理場で解体された5歳7か月のホルスタ
イン種のメス。19日に留萌保健所天塩支所ウブシ駐在所で「エライザ法」による1次検査が
行われ、陽性反応が出ていた。検体は帯広畜産大に20日に送られ、「ウエスタンブロット法
」による確認検査が行われていた。この検査は「これで陽性反応が出れば、ほぼ間違いなくク
ロ」(監視安全課)という高精度のものだが、同省には21日朝になって、同検査で「陽性」
反応が出たと連絡があったという。
同省は急きょ、専門家会議のメンバーを召集し、同日午後5時に会議を開催することにして
いる。確定診断は会議後になるが、確認検査で「陽性」が出ていることから、ほぼ狂牛病に間
違いないという。
狂牛病汚染が拡大している欧州連合(EU)では、3万頭に1頭の割合で感染牛が確認され
ている。同省では、国産牛の狂牛病汚染が広範に進んでいる可能性があるとして、全頭検査を
さらに入念に行うよう、各地の検査施設に指示する。
国内の狂牛病をめぐっては、感染第1号の千葉県内の乳牛の感染ルートもいまだに解明され
ていない。
全頭検査は、外見上の症状を診る生体検査にパスし、食肉処理場に持ち込まれたすべての食
肉牛を対象にしている。これまでに全国で8万7872頭が検査を受け、陰性と確認されてい
た。1次検査で陽性反応が出た牛は、今月10日現在で13頭いたが、確認検査ではいずれも
シロだった。
(11月21日11:45)
315 :
毎日新聞 :01/11/21 12:05 ID:o5uDgSgo
▼狂牛病:北海道の2次検査で陽性判定 国内2頭目の感染牛 (毎日新聞)
http://www.mainichi.co.jp/news/selection/20011121k0000e040029003c.html 狂牛病(牛海綿状脳症)の感染の有無を調べる厚生労働省の食肉用牛の全頭検査で21日、
北海道の食肉処理場で解体処理された牛が2次検査のウエスタンブロット法検査で陽性と判定
された。午後に行われる厚労省の専門家会議(座長・品川森一帯広畜産大教授)でも「クロ」
と判定される見通しで、国内2頭目の感染牛となる。
厚労省によると、この牛は5歳(生後67カ月)のメスの乳牛で、北海道留萌保健所天塩(
てしお)支所管内で飼育されていた。19日の1次検査で陽性反応を示したため、脳組織の検
体を帯広畜産大に送り、2次検査を行っていた。
10月18日に始まった全頭検査は、食肉処理に回された牛すべてを対象に実施している。
今月20日午後6時までに検査した8万7872頭はすべて陰性で、神経症状が見られない牛
の感染が分かったのは初めて。これまで食肉処理されたのは、ほとんどが生後30カ月前後の
若い牛だったが、今回の牛は肉骨粉の牛への使用が行政指導で禁止された96年当時に生まれ
た高齢の牛だった。
千葉県で発見された1頭目の感染牛は感染が確認される前に肉骨粉に処理されたが、全頭検
査では牛の特定危険部位(脳、せき髄、目、回腸遠位部)を除去・焼却したうえ、肉や内臓も
感染が否定されるまで食肉処理場内へ留め置くことになっている。このため、今回の牛の肉や
臓器が出荷されることはない。
しかし、1頭目の牛が感染源とみられる肉骨粉をどこで食べたかなど、感染ルートの調査は
進んでいない。新たに感染牛が見つかったことで、改めて感染ルートの解明が急務となるとと
もに、国産牛に狂牛病への感染が広まっている恐れが強まり、国の安全対策の遅れが改めて問
われることになる。 【長尾真輔】
[毎日新聞11月21日] ( 2001-11-21-11:45 )
316 :
北海道新聞 :01/11/21 12:06 ID:o5uDgSgo
▼狂牛病の牛 2頭目見つかる−天塩で食肉処理 2001/11/21 11:37(北海道新聞)
http://www.hokkaido-np.co.jp/Php/kiji.php3?j=0030 留萌管内天塩町で食肉処理された牛が21日、国内で2頭目の狂牛病(牛海綿状脳症)感染牛
と確認され、国内での狂牛病感染の実態が裏付けられた。厚生労働省の全頭検査で分かった。
1、2頭目とも道内での飼育歴があったことで道産牛全体への不信感が高まる恐れがある。市
場の食肉価格が徐々に回復し始め、年末の需要期を迎える矢先の2頭目の確認は、関係者にと
って大きな打撃にもなりそうだ。
先月十八日からは市場に感染牛の肉や内蔵を出さないための全頭検査が実施され、これまで
に全国で約九万頭の牛が検査された。ここにきての二頭目の感染確認は、最初の一頭がやはり
「例外」ではなかったという事実を改めて突きつけた。
今後も三頭、四頭と確認される可能性もあり、一頭目の確認まで対策が後手に回っていた政
府への批判が再燃するのは必至だ。
プリオンって何版から。 鹿児島の素埋め牛やばいじゃん。でもいずこも、人間やること同じだね。 179 :名無しゲノムのクローンさん :2001/05/29(火) 10:05 ヤコブ病患者100人に【ロンドン26日=共同】 狂牛病の牛の肉を食べて感染する新変異型クロイツフェルト・ヤコブ病(CJD)の患者が百人に達した。英政府の狂牛病諮問委員会が二十六日までに発表した。 CJD患者の発生数は昨年二十八人だったのが、今年はすでに十六人と、発症の勢いが加速している。諮問委員会のロイ・アンダーソン教授(英インペリアル大学)は「将来どうなるかは分からないが、事態が好転するとは思えない」と警告した。 教授は「詳細はまだ不明」としており、百人目がCJDで死亡したのか、あるいは生存しているのかなどは分からない。五月四日の保健省の発表では、感染の疑いがある人も含め患者数は九十九人、うち六人が生存している。 研究者の間では、最終的に十数万人の死者が出る可能性が指摘されている。 蹄疫感染で処分された牛に狂牛病の可能性=英政府委員会(ロイター) [ロンドン 23日 ロイター] 英国で口蹄疫拡大防止のため処分された牛の一部が、狂牛病にかかっていた可能性があり、ヒトへの感染が懸念されることが、英政府海綿状脳症諮問委員会の科学者らの指摘で分かった。 科学者らは当局者に対し、狂牛病の感染を予防するため、地中に埋められた牛の死体をあらためて焼却するよう勧告していたという。しかし、農業省によると、勧告の遅れで、狂牛病に感染する可能性の高い高齢の牛は埋められた可能性があるという。 埋められた牛により、水源が汚染され、その水を飲んだ人間がクロイツフェルト・ヤコブ病(CJD)にかかる可能性がある。 ヤコブ病の疑いで2人が入院=仏(時事通信) 【パリ26日時事】当地で26日報じられたところによると、フランス海外県グアドループで狂牛病の人間版といえる新種のクロイツフェルト・ヤコブ病の疑いでこのほど2人が入院した。 同国の保健当局は「ヤコブ病の疑いのある幾つかの事例について現在、調査している」としているが、患者数など詳細は明らかにしていない。付近のサンマルタン島でも1人がヤコブ病の疑いで入院しているとの情報がある。 フランスではこれまで、同病で3人が死亡している。
318 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :01/11/21 14:38 ID:12nZloKy
▼北海道で狂牛病の牛
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20011121-00000003-yom-soci 狂牛病の全頭検査で、北海道内で食肉処理前の検査を受けた乳牛1頭が1次検査で感染の疑
いがある陽性反応を示し、続いて行われた精度の高い確認検査でも陽性と判定された。厚生労
働省は「狂牛病に感染していることが濃厚」と判断、21日、専門家会議を招集した。
同日夕、最終確定する。狂牛病と判定されれば、国内2頭目。
先月18日に始まった全頭検査以降では初めての確認となる。
同省などによると、この牛は北海道天塩町の食肉処理場で19日に解体された5歳7か月の
ホルスタイン種のメス。猿払(さるふつ)村の酪農家で飼育され、3回出産していた。解体前
の生体検査で異常は見られなかったが、同日、留萌保健所ウブシ駐在所で「エライザ法」によ
る1次検査が行われ、陽性反応が出た。
検体は帯広畜産大に20日夕に送られ、「ウエスタンブロット法」による確認検査が行われ
ていた。この検査は「これで陽性反応が出ればほぼ間違いなくクロ」(厚生労働省監視安全課)
という高精度のものだが、同省には21日朝になって、同検査で「陽性」反応が出たと連絡
があった。この乳牛は、肉骨粉の牛への使用自粛が指導された時期と同じ96年4月生まれ。
1頭目の乳牛とは生まれた時期が近い。
全頭検査では、結果が出るまで解体された牛の肉は食肉処理場から外に出せないことになっ
ているため、この乳牛の肉も処理場内に保管されている。確定診断後に焼却処分される。19
日に同じ処理場で解体された30頭の肉も処理場内に保管されている。
同省は急きょ、専門家会議のメンバーを招集し、21日午後5時に会議を開催することにし
ている。最終確定は会議で決まるが、確認検査で「陽性」が出ていることから、国内2頭目の
狂牛病にほぼ間違いないという。
道は同日、問題の牛を飼育していた酪農家の牛約70頭の移動を禁止した。同省では、国産
牛の狂牛病汚染が広範に進んでいる可能性があるとして、全頭検査をさらに入念に行うよう各
地の検査施設に指示する。
全頭検査は外見上の症状を診る生体検査にパスし、食肉処理場に持ち込まれたすべての食用
牛を対象にしている。これまでに全国で8万7872頭が検査を受け、陰性と確認されていた。
1次検査で陽性反応が出た牛は、今月17日現在で15頭いたが、確認検査ではいずれもシロ
だった。
321 :
発色度の検査値が高く、メーターを振り切る「計測不能」の状態 :01/11/21 16:07 ID:EgWQDaLY
狂牛病確認の牛、特有の症状なし・高い検査値
http://health.nikkei.co.jp/bse/child.cfm?i=2001112104031bs&c=0 今回、北海道で見つかった2頭目の狂牛病の牛は簡易検査の値が極めて高
かったが、奇声や異常行動など狂牛病に特有の症状はなかった。9月に千葉県
で見つかった牛も神経症状はなかったが、陽性反応が出ており、全頭検査の開
始前からすでに狂牛病に感染した牛が市場に出回っていた可能性も否定でき
なくなった。
特に今回の感染牛は、簡易検査では異常プリオンの量の多さを示す発色度
の検査値が高く、メーターを振り切る「計測不能」の状態で、「一目で感染が分
かるほど発色していた」(厚生労働省)という。そのため同省は20日午後に持ち
込まれ、翌日から始めるはずだった確認検査の開始を早め、夜を徹して「陽性」
を確認した。
狂牛病は感染してから発症までの潜伏期間が2-8年。専門家は「発症していな
ければ、感染源である異常プリオンの量は多くない。さらに牛肉や牛乳では感
染せず、人への感染の危険性はないはず」とする。
全頭検査開始前に解体処理された牛肉については現在、倉庫に保管されて
おり、市場には出回っていない。どれくらい感染した牛が食肉処理され、食べて
いたかは全く分からない状況だ。
[2001/11/21 日本経済新聞夕刊]
322 :
毎日新聞 :01/11/21 16:12 ID:dkTZGd3q
11月21日 13:59
狂牛病:感染ルートの解明が急務
http://www.mainichi.co.jp/news/flash/shakai/20011121k0000e040071000c.html 北海道の食肉処理場に運ばれた牛が、2次検査で「狂牛病」と確認された。病原に汚染され
た餌が、1頭目の育った農場に限らず、広い地域に流れていた可能性が出てきた。当分は散発
的に狂牛病の牛が見つかるのを覚悟し、人への感染防止のための食用牛の十分な検査を続ける
とともに、狂牛病の拡大防止のため改めて感染ルートの解明が急務となる。
国内での狂牛病は、病原の異常プリオンを含む肉骨粉を輸入し、牛に与えたのが原因と推測
される。しかし、千葉県で見つかった1頭目の感染牛が汚染肉骨粉をどこで食べたかなど、感
染ルートは解明されていない。
帯広畜産大の品川森一教授は「汚染肉骨粉を食べた牛が感染し、その牛が気づかれないまま、
再び肉骨粉になって次の牛の餌に混入され、という仕組みで感染が広がった可能性がある。
数年後、今生きている牛が全部死に、汚染された餌を食べていないことが保証できる牛だけに
なるまで、動物性飼料の全面禁止を続けるべきだ。農水省は汚染源の解明にもっと力を入れて
ほしい」と話す。
今回の牛に狂牛病に特有の神経症状は出ていなかった。欧州連合(EU)諸国では、食肉処
理場で生後30カ月以上の牛を検査する制度が発足した後、症状はないのに異常プリオンが検
出される牛が次々と見つかった。日本でも今後、特に症状がなくても全頭検査で狂牛病と確認
される牛が出る可能性はある。狂牛病に詳しい小野寺節東大教授も「2頭目の出現で、狂牛病
汚染国として汚染レベルは上がる。今後も出ると覚悟するしかない」と厳しい見通しを示す。
EUの基準では、1頭でも狂牛病が出た国は「発生国」になる。狂牛病のない「暫定的清浄
国」に戻るには、発生が7年間途絶えることが条件だ。食肉の安全を確保しながらその日を目
指すしかない。 【高木昭午】
[毎日新聞11月21日] ( 2001-11-21-14:01 )
323 :
聞いてないよ! :01/11/21 16:12 ID:dkTZGd3q
11月21日 13:11 狂牛病:2次検査の結果聞いていない 坂口厚労相 2頭目の狂牛病の牛が見つかったことについて坂口力厚労相は21日正午過ぎ、 記者団に「2次検査の結果はまだ聞いていない」と断ったうえで、「もし陽性ならば 大変残念で、狂牛病を起こす餌がかなり広まっていたことを疑わせる。 これからも厳しい検査を続け国民の食卓に(感染した牛が)のぼらないように していく」と語った。 [毎日新聞11月21日] ( 2001-11-21-13:13 )
324 :
まだ分からない感染源 :01/11/21 16:14 ID:dkTZGd3q
11月21日 11:59
狂牛病:感染源の特定を急ぐ 福田官房長官
http://www.mainichi.co.jp/news/flash/seiji/20011121k0000e010040000c.html 福田康夫官房長官は21日午前の記者会見で、国内で2頭目の狂牛病に感染した牛が確認さ
れたことについて、「今までも(感染した牛が)あったんじゃないかという心配も持たなけれ
ばいけないが、2頭目の感染源、原因がどこにあるかをよく突き止めたうえで発言しないとい
けない」と述べ、感染源の特定を急ぐ考えを示した。
福田長官は同時に「今回、検査をして発見したということで(感染した牛が)市場に出回る
ことは絶対にない。安全だということについて国民によくPRしなきゃいけない」と全頭検査
開始後の安全性を強調した。
[毎日新聞11月21日] ( 2001-11-21-12:01 )
325 :
風評 :01/11/21 16:16 ID:dkTZGd3q
326 :
朝日新聞 :01/11/21 16:18 ID:dkTZGd3q
▽北海道で狂牛病の牛、国内2頭目 枝肉は流通せず (朝日新聞)
http://www.asahi.com/national/update/1121/009.html 北海道の牧場で飼育されていた乳牛が、狂牛病であることが21日わかった。厚生労働省が
同日、明らかにした。検査所で狂牛病の可能性を示す反応が出た乳牛の検体について、帯広畜
産大で精密な2次検査をした結果、21日午前、確認された。同省は同日夕、東京で専門家会
議を開き、診断を確定して正式に公表する。日本国内で狂牛病の発生が確認されたのは、9月
10日、千葉県白井市の乳牛に続き2例目。すべての食肉用の牛を対象とした全頭検査が始ま
ってからは初の確認となる。
農林水産省も感染ルート解明のため、この牛が飼われていた状況や同じ牧場の牛の調査にも
乗り出した。
厚労省などによると、狂牛病の牛は、北海道天塩町の北海道畜産公社上川事業所道北食肉セ
ンターに19日運び込まれた。月齢67カ月のホルスタインのメスの乳牛で、近くの猿払(さ
るふつ)村にある牧場で飼育されていた。過去3回出産している。狂牛病を疑わせる症状はな
かった、という。この牧場では約70頭の乳牛を飼育している。
留萌保健所天塩支所ウブシ駐在所で行われた感度の高い1次検査では、1回目から高い数値
を示し、2回目には数値が高すぎて計測不能になったという。
牛の枝肉は検査で「シロ」となって初めて流通に回る仕組みになっており、この牛の枝肉は
流通することはない。クロ確定を受けて焼却処分される。また、同センターで19日、この牛
に続けて処理された牛30頭の枝肉も流通を止めた。場内の消毒を行い、20日からは処理を
再開している。
10月18日に始まった全頭検査で、11月20日午後6時までに8万7872頭が「シロ」
と判定され、出荷されている。
厚労省は1次検査の結果が出た段階で、この牛に関する情報を農水省などに連絡。同省もこ
の牛を育てた牧場で、どのような飼料を使っていたか、一緒に飼育されていた牛に神経症状を
示す牛はいないかなど調査をすでに始めている。狂牛病1頭目の千葉県の乳牛も北海道産だっ
たことから、関連がないか調べる方針だ。1頭目の生産農家は、これまで農水省などの聞き取
りに対し、狂牛病の感染源の可能性が高いとされる肉骨粉は使っていなかったと説明している。
狂牛病の潜伏期間は、2〜8年。汚染された輸入肉骨粉を食べた国産牛が、発症はしなくて
も、その牛の食肉処理後のくず肉などの残りかすが、肉骨粉になって他の牛に病原体の異常プ
リオンを拡散させていたことも考えられる。(12:58)
327 :
:01/11/21 16:20 ID:dkTZGd3q
328 :
読売新聞 :01/11/21 16:22 ID:dkTZGd3q
▽感染源・経路、依然ナゾ 汚染拡大の程度、予測困難(読売新聞)
http://www.yomiuri.co.jp/kyougyu/ky20011121_03.htm 国内の狂牛病汚染がどの程度広がるか、予測は難しい。2頭目は8万7800頭余りの全頭
検査の末、見つかった。感染源は欧州産の肉骨粉飼料の可能性が高いと考えられるが、感染経
路は特定されていない。
日本は96年に英国産肉骨粉の輸入を禁止したが、英国側には330トンを対日輸出した記
録がある。農水省は、鳥類が原料で量も166トンとしているが、デンマーク、イタリアなど
からも、昨年末までに計8万トン以上が輸入された。
96年には、牛に肉骨粉を与えることも行政指導で禁じられた。狂牛病の潜伏期は5年前後
で、国内の発生数は今年あたりを境に下降線に入るとも考えられるが、実際には行政指導が行
き届かず、5000頭以上の牛に肉骨粉などが与えられていたことが判明している。
EUの今年1―8月の実績によると、健康に見える牛が簡易検査で狂牛病と判明した割合は、
欧州全体で2万8000頭に1頭だった。外見から感染を疑った例などを含めると、狂牛病の
発生率は4600頭に1頭となる。国際獣疫事務局アジア太平洋地域事務所の小沢義博顧問は、
「2頭目で今後を占うのは難しいが、国内で肉骨粉を作っていたことを考えると汚染が広
い範囲に拡大した可能性は否定できない」としている。
(2001年11月21日)
329 :
読売新聞 :01/11/21 16:24 ID:dkTZGd3q
▽波紋広がる2頭目、消費低迷に拍車? 驚き戸惑う関係者(読売新聞)
http://www.yomiuri.co.jp/kyougyu/ky20011121_05.htm 「ようやく騒ぎが落ち着いてきたのに」。全国で食用牛を対象に全頭検査が開始されて1か
月余りが過ぎた21日、確認検査でも「陽性」となる2頭目の牛が北海道で見つかり、牛肉離
れを食い止めようと懸命に取り組んできた関係者の間に再び衝撃が走った。1頭目の確認から
わずか約2か月で2頭目が見つかったことで、農水省や厚生労働省からは「早く感染ルートを
特定しなくては」との声が上がり、消費者にも動揺が広がった。
■厚生労働省
午前11時半から急きょ会見が開かれ、尾崎新平・食品保健部長が「専門家会議を開催する
ことになりました」と硬い表情で切り出した。
全頭検査開始から約1か月。「このような牛が絶対に出ないとは言えないと申し上げていた。
今回も、そんなに驚きといった感じではない」と話す。その一方で、「このような月齢の高
い牛の中からは、今後も出ないとは言えない」とも述べた。
■北海道庁
北海道庁では午前10時過ぎ、狂牛病対策本部長を務める磯田憲一・副知事の下に、農政部
や保健福祉部などの関係部の部長らが緊張した面持ちで集まり、今後の対策などを協議した。
午前11時半からは、農政部の麻田信二次長と石川久紀保健医療局長が会見した。
事態が平常化に向けて動きだしていただけに、石川局長は「本日、厚生労働省から『陽性』
と判定された旨、通知がありました」と、沈痛な表情。牛の経歴などについては、「猿払村か
ら持ち込まれたということだけで、それ以上はどこの産地なのか、どういう経路をたどったの
かは確認していない」と語った。
■地元
陽性反応が出た牛を出荷した農場がある北海道の猿払村役場では、午前11時ごろ、道庁か
ら連絡が入った。報道各社から殺到する電話に、担当職員は「まだ具体的な対応は決まってい
ない。地元農協と協議する」とだけ話していた。
同じころ、同村の酪農家約100戸が加入する東宗谷農協にも「陽性」の一報が伝わった。
杉本義1組合長ら幹部は地元の会合に出席中で不在。残る職員が慌ただしく情報の収集に走り
回った。
■小売店
牛肉を扱う大手スーパーなどでも、驚きと戸惑いの声が広がった。ダイエーでは「今後の消
費者の反応は全く読めない」と話す。牛肉の安売りなどの努力で消費者が戻りつつあったとい
うが、「当社ではこれまでも植物性飼料100%の国産牛であることを確認してきた。これか
らも引き続き安全性を訴えていくだけで、特に対応は考えていない」(同社広報部)と平静に
努めていた。
全国のスーパーなど104社で作る「日本チェーンストア協会」(本部・東京都港区)でも
「牛肉の消費はさらに冷え込むかもしれない」と表情を曇らせるが、「ブタや鳥、魚介類に消
費がスライドしており、全体の消費としては大きなマイナスにはならないと思う。国の情報を
会員に提供して余計な不安が起こらないようにしたい」と話した。
■消費者
東京・台東区内のスーパーで買い物をしていた会社員石井カツエさん(65)は「1頭目が
出て以来、豚肉に代えることが多かった。また、しばらく牛肉は買わないかもしれない」と不
安げな表情。乳児の長男を連れた大田区の主婦小川幸江さん(32)も「検査後の牛肉は安心
だと思うけど、子供に将来、何かあったら困ると思うとあまり買えない」と心配そうだった。
こうした不安に対し、消費者団体「日本子孫基金」の小若順一・事務局長は「現在の日本の
検査体制は世界でもトップレベル。検査で見つかれば市場に流れないシステムになっており、
消費者は過度の不安を感じることはないと思う。今後も徹底した検査を続けてほしい」と話し
ていた。
◆農相「誠に残念」
武部農相は「誠に残念。農水省として、これから原因究明に徹底努力する。当然こういうこ
とはあり得ると申し上げてきたし、安全な牛以外は市場に出ないので、消費者には安心してい
ただきたい」と話した。
(2001年11月21日)
330 :
共同通信 :01/11/21 16:26 ID:dkTZGd3q
▽国内2頭目の狂牛病 北海道、確認検査で陽性 (共同通信)
http://www.kyodo.co.jp/kyodonews/2001/ushi/news/20011121-408.html 厚生労働省は二十一日午前、狂牛病(牛海綿状脳症)の全頭検査で国内二頭目の狂牛病の牛
が北海道で見つかったと発表した。同日午後五時から専門家会議を開き正式に確定診断する。
同省は二頭目の内臓や肉などすべてが出荷されていないことを確認しており、確定診断後に焼
却する。
全頭検査が始まって約一カ月。感染の広がりが懸念され、消費者の不安が一層高まるのは必
至。欧州で狂牛病が大きな社会問題となる中「日本は安全性が高い」と主張し十分な対策を怠
ってきた農水、厚労両省に対する責任追及の動きもさらに強まりそうだ。
厚労省や北海道によると、牛は雌のホルスタインで、生後六十七カ月。生産地は分かってい
ない。北海道猿払村の酪農家から十九日、天塩町の道北食肉センターに持ち込まれ解体。北海
道留萌保健所管内の一次検査で疑陽性になり、二十一日、帯広畜産大での精度の高い確認検査
で陽性の結果が出た。神経症状は出てなかったという。
この酪農家は約七十頭の乳牛を飼育。狂牛病の感染源とされる肉骨粉を与えていたとの報告
はないという。農家は処理場に二頭を持ち込んだが、もう一頭は陰性だった。
厚労省はこの酪農家のすべての乳牛に加え、同処理場でこの牛の後に解体された約三十頭の
出荷・流通を停止した。農水省などと感染ルートの調査を進める。
国内一頭目の感染ルートは判明しておらず、厚労省は十月十八日から全国の食品衛生検査所
で、食肉処理される年間百三十万頭すべての牛を対象にした全頭検査を開始。厚労、農水両省
の大臣は同日、「安全な牛しか市場には出さない」として牛肉の安全宣言を出した。今月二十
日までに約八万八千頭を検査した。
狂牛病は一九八○年代半ばに英国で初めて見つかった。これまで英国で約十八万頭が狂牛病
にかかり、被害は欧州などにも広がっている。国内では九月に千葉県内の乳牛一頭が初めて狂
牛病と確認された。
農水省は一頭目の発見まで、感染源とされる肉骨粉を牛に与えないよう指導してきたが、実
際には各地で牛用飼料に使われていたことが判明。厚労省も今年五月から牛の精密検査を始め
るなど、行政の不十分な対応が指摘されている。
(了) 11/21
331 :
共同通信 :01/11/21 16:27 ID:dkTZGd3q
▽感染経路の特定など急ぐ 農水、水面下で汚染拡大か (共同通信)
http://www.kyodo.co.jp/kyodonews/2001/ushi/news/20011121-407.html 狂牛病に感染した国内二頭目の牛が二十一日、北海道の食肉検査所で見つかったのを受け、
農水省は感染牛を飼育していた農場に対し一緒に飼育していた牛が出荷されないよう隔離を指
示する一方で、感染が疑われる牛がほかにいないか、農場で与えていた飼料に感染源とされる
肉骨粉が含まれていないかなどをあらためて調査する方針だ。
同省は既に、全国の農家で飼育されている乳牛や肉牛に「異常はなかった」との調査結果を
発表したが、水面下の汚染拡大が裏付けられた格好だ。
千葉県白井市で見つかった北海道生まれの一頭目についてはいまだに感染源さえ特定できて
おらず、感染ルートの早期解明が急務となりそうだ。
332 :
日経新聞 :01/11/21 16:29 ID:dkTZGd3q
▽狂牛病、国内2頭目を北海道で確認 (日経新聞)
http://www.nikkei.co.jp/news/main/20011121CCCI086121.html 狂牛病の全頭検査で21日、厚生労働省の確認検査により、北海道で19日に解体された牛1頭
が狂牛病に感染していることが分かった。同省は同日午後5時から専門家会議を開き、正式に
確定診断する。9月に国内で初めて見つかった千葉県の牛に続いて国内2頭目の狂牛病の牛と
なった。今後も国内で狂牛病に感染した牛が見つかる可能性はあり、感染の拡大を食い止める
ためには感染源の特定が急務となる。
この牛の枝肉、内臓、皮は隔離され、危険部位は焼却済みで、肉は市場に出回っていない。
北海道は同日に同じ処理場で解体した牛約30頭についても出荷を止めている。
北海道庁によると、確認検査で狂牛病と確認された牛は北海道宗谷管内猿払村の農家が道の
留萌保健所天塩支所ウブシ駐在所に持ち込み、簡易検査を行った。その後、帯広畜産大学で厚
生労働省の確認検査を受けた。21日早朝、感染が確認された。
333 :
日経新聞 :01/11/21 16:36 ID:dkTZGd3q
▽狂牛病確認の牛、特有の症状なし・高い検査値 (日経新聞)
http://health.nikkei.co.jp/bse/child.cfm?c=0&i=2001112104031bs 今回、北海道で見つかった2頭目の狂牛病の牛は簡易検査の値が極めて高かったが、奇声や
異常行動など狂牛病に特有の症状はなかった。9月に千葉県で見つかった牛も神経症状はなか
ったが、陽性反応が出ており、全頭検査の開始前からすでに狂牛病に感染した牛が市場に出回
っていた可能性も否定できなくなった。
特に今回の感染牛は、簡易検査では異常プリオンの量の多さを示す発色度の検査値が高く、
メーターを振り切る「計測不能」の状態で、「一目で感染が分かるほど発色していた」(厚生
労働省)という。そのため同省は20日午後に持ち込まれ、翌日から始めるはずだった確認検査
の開始を早め、夜を徹して「陽性」を確認した。
狂牛病は感染してから発症までの潜伏期間が2-8年。専門家は「発症していなければ、感染
源である異常プリオンの量は多くない。さらに牛肉や牛乳では感染せず、人への感染の危険性
はないはず」とする。
全頭検査開始前に解体処理された牛肉については現在、倉庫に保管されており、市場には出
回っていない。どれくらい感染した牛が食肉処理され、食べていたかは全く分からない状況だ。
[2001/11/21 日本経済新聞夕刊]
334 :
日経新聞 :01/11/21 16:37 ID:dkTZGd3q
▽狂牛病確認の牛、特有の症状なし・高い検査値 (日経新聞)
http://health.nikkei.co.jp/bse/child.cfm?c=0&i=2001112104031bs 今回、北海道で見つかった2頭目の狂牛病の牛は簡易検査の値が極めて高かったが、奇声や
異常行動など狂牛病に特有の症状はなかった。9月に千葉県で見つかった牛も神経症状はなか
ったが、陽性反応が出ており、全頭検査の開始前からすでに狂牛病に感染した牛が市場に出回
っていた可能性も否定できなくなった。
特に今回の感染牛は、簡易検査では異常プリオンの量の多さを示す発色度の検査値が高く、
メーターを振り切る「計測不能」の状態で、「一目で感染が分かるほど発色していた」(厚生
労働省)という。そのため同省は20日午後に持ち込まれ、翌日から始めるはずだった確認検査
の開始を早め、夜を徹して「陽性」を確認した。
狂牛病は感染してから発症までの潜伏期間が2-8年。専門家は「発症していなければ、感染
源である異常プリオンの量は多くない。さらに牛肉や牛乳では感染せず、人への感染の危険性
はないはず」とする。
全頭検査開始前に解体処理された牛肉については現在、倉庫に保管されており、市場には出
回っていない。どれくらい感染した牛が食肉処理され、食べていたかは全く分からない状況だ。
[2001/11/21 日本経済新聞夕刊]
335 :
日経新聞 :01/11/21 16:38 ID:dkTZGd3q
▽感染ルート解明が急務 (日経新聞)
http://health.nikkei.co.jp/bse/child.cfm?c=0&i=2001112104051bs 「狂牛病に感染している牛は1頭だけではないはず」という予測が現実になった。10月18日
に牛肉、牛乳、乳製品の安全宣言をした坂口力厚生労働相も「すでに狂牛病に感染している牛
がいないと断定できない」としていた。
国内の感染状況を分析し、感染の拡大を食い止めるためには、感染ルートの特定が不可欠。
国内初となった千葉県の狂牛病の牛のケースでは、同じ牧場で育った牛から感染牛は見つかっ
ていない。狂牛病の感染源とされる肉骨粉の使用も確認されておらず、感染ルートの特定は“
迷宮入り”になっている。
今回、確認検査で陽性と診断された牛の産地や与えていた飼料などで、千葉の第1号と何ら
かの共通点が分かれば、感染ルートの解明は前進する。だが逆に全く接点がない場合、日本に
狂牛病が上陸した原因はさらに分からなくなり、国内での感染の実態は闇(やみ)に包まれる
ことになる。
「検査開始直後に2頭目が見つかるのでは」という推測もあったが、8万7872頭が検査を受け
た1カ月が過ぎた21日に2頭目が見つかり、関係者からは「意外に遅かった」という声も出てい
る。ただ昨年初めて狂牛病の牛が見つかったドイツでは同じ年に7頭見つかったほか、今年は
10月下旬までに114頭の感染牛が見つかっており、国内でもこれからどれくらい見つかるかは
分からない。
坂口厚労相は全頭検査で感染牛が次々と見つかっても、「そうした牛が食肉にならない検査
態勢は万全。感染した牛はすべての部位を焼却するし、非感染の牛も万一を考えて脳、せき髄
など危険な部位はすべて焼却している」と安全性を強調する。
だが1頭目の牛の感染源が特定できていない状況で、2頭目の狂牛病の牛が見つかったことで、
消費者の心理に影響を与えることは避けられない。
[2001/11/21 日本経済新聞夕刊]
336 :
狂牛病汚染、感染源・経路は依然ナゾ :01/11/21 16:39 ID:EgWQDaLY
狂牛病汚染、感染源・経路は依然ナゾ
http://www.yomiuri.co.jp/04/20011121ic12.htm 国内の狂牛病汚染がどの程度広がるか、予測は難しい。2頭目は8万
7800頭余りの全頭検査の末、見つかった。感染源は欧州産の肉骨粉
飼料の可能性が高いと考えられるが、感染経路は特定されていない。
日本は96年に英国産肉骨粉の輸入を禁止したが、英国側には330
トンを対日輸出した記録がある。農水省は、鳥類が原料で量も166トンと
しているが、デンマーク、イタリアなどからも、昨年末までに計8万トン以上
が輸入された。
96年には、牛に肉骨粉を与えることも行政指導で禁じられた。狂牛病
の潜伏期は5年前後で、国内の発生数は今年あたりを境に下降線に入る
とも考えられるが、実際には行政指導が行き届かず、5000頭以上の
牛に肉骨粉などが与えられていたことが判明している。
EUの今年1―8月の実績によると、健康に見える牛が簡易検査で狂牛
病と判明した割合は、欧州全体で2万8000頭に1頭だった。外見から
感染を疑った例などを含めると、狂牛病の発生率は4600頭に1頭となる。
国際獣疫事務局アジア太平洋地域事務所の小沢義博顧問は、「2頭目で
今後を占うのは難しいが、国内で肉骨粉を作っていたことを考えると汚染が
広い範囲に拡大した可能性は否定できない」としている。
◆「安全性は確保」過剰反応を専門家懸念◆
2頭目の狂牛病が確認されたが、食卓の安全は十分だろうか。
狂牛病問題に詳しい山内一也・東大名誉教授は「(クロ判定の)牛は焼却
処分され、食卓にあがることはないのだから、安全性は保たれている」と、
過剰な反応を戒める。
10月18日から始まった全頭検査は、食用の牛をすべて対象とする。欧州
でも、病原体プリオンの蓄積が少ないと考えられる比較的若い牛は検査が
義務付けられていない。専門家は「国際的に最も厳しい検査。これを通過
した牛は安全だ」と口をそろえる。
全頭検査以前に流通した牛から作られた関連食品に不安を感じる消費者も
いるだろうが、食べた物から人に感染する危険性は極めて低いとされる。
狂牛病との関係が疑われている変異型クロイツフェルト・ヤコブ病の患者数
は、現在確認されているだけで英国107人、フランス3人、アイルランド1人。
小野寺節・東大教授によると、英国でも発症は500万人に1人程度という。
(11月21日14:02)
337 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :01/11/21 16:42 ID:dkTZGd3q
狂牛病の牛は同じ農場生まれ 農水省・熊沢事務次官 狂牛病に感染した国内二頭目の牛が見つかった問題で、農水省の熊沢英昭事務次官は 二十一日の会見で、この牛が飼育されていた北海道猿払村の農場で生まれた乳牛である ことを明らかにした。 (共同)
338 :
北海道新聞 :01/11/21 16:43 ID:dkTZGd3q
▽狂牛病確認を受け、堀知事が急きょ帰札 2001/11/21 14:44(北海道新聞)
http://www.hokkaido-np.co.jp/Php/kiji.php3?&d=20011121&j=0044&k=200111212331 猿払村で生産、出荷された牛が国内二頭目の狂牛病と確認されたことを受け、堀達也知事は
二十一日、政府予算中央要請のため出張中の東京都内から、午後の日程を取りやめ、急きょ札
幌に戻ることを決めた。堀知事は道東京事務所で北海道新聞の取材に「帰って詳細をきちんと
把握した上でお話しします」とだけ述べた。
また、酒井芳秀道議会議長も東京事務所で「牛肉の消費が回復していた矢先で心配している」
と語った。
道の狂牛病問題の対策本部長である磯田憲一副知事も予定していた網走管内への出張を取り
やめ、副知事室で農政部、保健福祉部幹部らと対応を協議。午前十一時半から石川久紀保健福
祉部保健医療局長、麻田信二農政部次長が、硬い表情でそろって記者会見に臨んだ。
道では十月十八日の全頭検査開始以降、約一万三千四百頭を検査し、一次検査から確認検査
に回った牛が一頭いたが結果はシロだった。
最近は庁内にも「騒動は一段落」と安ど感が漂っていた矢先の出来事に、高柳裕農政部長は
「検査を徹底しているのだから、感染牛がいればいずれは出てくる。感染ルート解明と、風評
被害防止に全力を挙げるだけだ」と話していた。
339 :
北海道新聞 :01/11/21 16:44 ID:dkTZGd3q
▽道が独自に感染経路調査へ 2001/11/21 14:44 (北海道新聞)
http://www.hokkaido-np.co.jp/Php/kiji.php3?&d=20011121&j=0044&k=200111212398 猿払村産の牛から国内二例目の狂牛病感染が確認されたことで、道の狂牛病問題の対策本部
長である磯田憲一副知事は二十一日、北海道新聞の取材に対し「感染経路の解明が最重要課題
だ」との認識を示し、国の法律上の調査とは別枠で、道独自の調査に乗り出す方針を明らかに
した。また、道の石川久紀・保健福祉部保健医療局長と麻田信二・農政部次長は同日、道庁内
で記者会見し、道の狂牛病対策を説明した上で、消費者にも冷静な対応を求めた。
国内で確認された二頭の狂牛病感染牛がいずれも北海道産だったことで、生産者からも感染
ルートの早期解明を求める声が強い。ルート経路の解明はこれまでも国が主体となって進めて
いたが、道として独自調査に乗り出すのは、国内最大の生産地である北海道として、今後の安
全性の確立をより強く道内外にアピールする狙いだ。
記者会見で、道は「きちんとした検査体制を整えていることの明かし。市場には危険な牛肉
は流通しないことが確認できた」と、消費者に理解を求めた。
340 :
北海道新聞 :01/11/21 16:45 ID:dkTZGd3q
▽感染の実態裏付け 農水、厚労省への批判再燃−狂牛病2頭目
2001/11/21 14:44(北海道新聞)
http://www.hokkaido-np.co.jp/Php/kiji.php3?&d=20011121&j=0044&k=200111212321 道内で生産・食肉処理された牛が二十一日、国内で二頭目の狂牛病(牛海綿状脳症)感染牛
と確認され、国内での狂牛病感染の実態が裏付けられた。一、二頭目とも道内での飼育歴があ
ったことで道産牛全体への不信感が高まる恐れがある。市場の食肉価格が徐々に回復し始め、
年末の需要期を迎える矢先の二頭目の確認は、関係者には大きな打撃になりそうだ。
先月十八日からは市場に感染牛の肉や内蔵を出さないための全頭検査が実施され、これまで
に全国で約九万頭の牛が検査された。ここにきての二頭目の感染確認は、最初の一頭がやはり
「例外」ではなかったという事実を改めて突きつけた。
今後も三頭、四頭と確認される可能性もあり、一頭目の確認まで対策が後手に回っていた
農水・厚生への批判が再燃するのは必至。消費者の間に「これまでの牛肉は本当に大丈夫
なのか」という疑念も広がる。
消費者だけでなく、生産者や食品、外食産業など「牛肉」にかかわる業界では取り扱う肉の
安全性を訴え続け、売り上げや価格回復に懸命だが、こうした努力に冷や水を浴びせることに
もなりかねない。
その一方で、今回の感染牛の発見は、感染ルート解明の新たな手がかりが得られたことにも
なる。最初の感染牛の感染ルート調査は暗礁に乗り上げているが、「道内で飼育されていた」
という共通点が浮上したからだ。
ただ、これにより道産牛全体への信頼低下は避けられず、感染源が早急に断定されなければ
畜産王国・北海道全体が長期間に渡り影響を受けることになりかねない。消費者の不安解消、
生産者や関係業界の救済のためにも感染源の特定は急務で、農水省の早急、適切な調査が待た
れる。
341 :
北海道新聞 :01/11/21 16:46 ID:dkTZGd3q
▽狂牛病感染2頭目を確認 猿払産、67カ月の雌 2001/11/21 14:40(北海道新聞)
http://www.hokkaido-np.co.jp/Php/kiji.php3?j=0030 宗谷管内猿払村の酪農家で生産され、19日に留萌管内天塩町の道畜産公社上川事業所道北食
肉センターで食肉処理された牛が、狂牛病(牛海綿状脳症)に感染していたことが21日、厚生
労働省が実施している狂牛病全頭検査で明らかになった。同省は同日午後5時に「牛海綿状脳
症の検査に係る専門家会議」(座長・品川森一帯広畜産大学教授)を招集し、確定診断する。
国内で狂牛病感染牛が確認されたのは、9月10日に千葉県で見つかったホルスタイン牛に続き
二頭目で、10月18日から全国で始まった全頭検査で感染が確認されたのは初めて。これを受け、
農水省は感染源の特定に乗り出した。道は「市場に危険な牛肉は流通しない」としている。
狂牛病の感染が確認されたのは、猿払村で生産された生後六十七カ月(五歳七カ月)のホル
スタインの雌牛で、十九日に道内で食肉処理された七百二十八頭のうちの一頭。この牛の延髄
を同日、留萌保健所手塩支所ウブシ駐在所でエライザ法とによる一次検査で調べたところ狂牛
病感染が疑われたため、帯広畜産大でより精度の高いウエスタンブロット法による確認検査が
行われ、二十一日早朝、陽性と判定された。
この牛を解体処理した道北食肉センターは、十九日に五十一頭を解体したが、問題の牛は焼
却処分にする予定。問題の牛以降に解体された三十頭も同処理場内に保管しているという。処
理場内はすでに消毒された。同省は、「問題の牛が市場に出回る危険はない」としている。
道によると、この牛を飼育していた酪農家は、九月に行われた緊急立ち入り検査の際には「
肉骨粉は使っていない」と答えているという。この酪農家は七十七頭の乳牛を飼育しており、
問題の牛と同じ日に出荷されたもう一頭の牛は一次検査で陰性だったという。
狂牛病の牛が九月に国内で初確認されたため、同省は十月十八日から、全国七十八自治体に
ある百八十一の食肉処理場で解体されるすべての牛の検査を行っており、これまで約八万八千
頭の牛が陰性とされている。
342 :
産経新聞 :01/11/21 16:48 ID:dkTZGd3q
▽衝撃の猿払村 ピリピリ道庁 (産経新聞)
http://www.sankei.co.jp/html/e22nat003.htm 「検査で問題なかったのに…」。狂牛病感染の疑いがある牛が出た北海道猿払(さるふつ)村
には二十一日、大きな衝撃が走り、役場の担当者が農協に駆けつけて緊急会議を始めるなど対
応に追われた。
村によると、村内の酪農家が十九日に解体処理に出した牛の一頭が、二十日に一次検査で陽
性になったと連絡が入った。本間勉・産業課長は「うちの方では、狂牛病はまったくないと信
じていたのに」と肩を落とした。
猿払村は日本最北端の稚内市に隣接する半農半漁の村。七十六軒の酪農家で、人口(約三千
人)を上回る約八千頭の乳牛を飼育し、村を支える基盤産業となっている。
九月に村内の牛を検査したが、陽性反応はなかった。村をエリアに置く東宗谷農協からも「
(狂牛病の感染源とされる)肉骨粉は使用されていない」との情報があり、「やっと一息ついて
いたところだった」(本間課長)。
一方、北海道庁でも、食品衛生課や農政課などの担当者が朝から慌ただしい動きを見せた。
農政部担当の磯田憲一副知事の部屋には担当幹部が閉じこもって打ち合わせ。担当者たちは「
厚生労働省や大学から連絡があったかどうか、言える状況にない」(食品衛生課)などと、ピリ
ピリした様子だった。
道庁では午前十一時半から記者会見を開き、幹部は「冷静に対応してほしい」と話した。
343 :
産経新聞 :01/11/21 16:49 ID:dkTZGd3q
▽■牛肉関連企業、株価が急降下 豆乳関連は上昇(産経新聞)
http://www.sankei.co.jp/html/e22nat002.htm 国内で二頭目の狂牛病とみられる乳牛が発見されたことを受け、二十一日午前の東京株式市
場は、牛肉を扱う企業の株価が下落する一方、牛乳の代替品となる豆乳のシェアトップ企業な
どの株価は大きく上昇した。
ニュースが伝わった午前十時半ごろを境に、それまで株価が横ばいか上昇していた日本マク
ドナルド、日本ハム、吉野家ディー・アンド・シー、焼き肉店チェーンのレインズインターナ
ショナルは急下降に転じた。
逆に株価が跳ね上がったのは、国内の豆乳シェアの55%を誇る紀文フードケミファ。牛乳が
売れず、代わりに豆乳の人気が高まるとの思惑から買いが集中し、株価は一気に六〇円以上も
上昇、午前の終値は前日終値比五五円高となった。
344 :
産経新聞 :01/11/21 16:51 ID:dkTZGd3q
▽“水際で発覚”なお不安 狂牛病2頭目 (産経新聞)
「タイミング悪い」販売店など安全性強調に懸命
http://www.sankei.co.jp/html/e22nat001.htm 「もう牛は食べられない」「和牛は絶対買わない」−。国内二頭目の狂牛病とみられる乳牛
が北海道でみつかった二十一日、消費者の間に新たな不安と不信が広がった。あくまで“水際”
での発覚で、消費者の口には入らないものの、政府による全頭検査の開始から一カ月あまり。
歯止めがかかるかにみえた“牛肉離れ”に再び拍車の気配ものぞく。
東京都江東区の三十代の主婦は「先週久しぶりに国産牛を買ったけど、二頭目と聞いてもう
買う気がしなくなった」という。「子供が好きなので牛肉は食べますが、国産はもうちょっと
…。売られているのは検査したものと聞いても、信用できない。当分輸入牛肉しか買いません」
東京都新宿区にある大手牛どんチェーン店から出てきた埼玉県の男性会社員(四一)は「しば
らく牛どんは食べていなかったので、久しぶりに来たのに…。もうしばらくは来たくない」と
不安そうに話した。
生産者側の受け止め方も深刻だ。「国産牛肉『だいじょうぶ!』宣言」キャンペーンを展開
中の全国農業協同組合連合会(JA全農)では、「販売量も徐々に拡大し、十二月に向けて早く
元の状態に戻ればと思っていたのにタイミングが悪い」とため息。それでも、「消費者への心
理的影響は心配だが、全頭検査で食卓に危険な牛肉は並ばないという安全性を訴えたい」と付
け加えた。
東京都中央卸売市場食肉市場(港区)に入る卸売業者でつくる卸商協同組合の米沢達樹事務局
長は、「ようやく一日の流通量と価格が、以前と同じぐらいに戻りつつあったのに…」と嘆く。
「検査は病気の疑いのあるものを発見するために行っているので、こうした牛が見つかるの
はある意味織り込み済み。ただ、消費者の過剰な反応が心配」と話した。
販売、飲食店の不安感も大きい。肉の卸売りなどを行うスーパー「肉のハナマサ」(東京都
江東区)は「せっかく持ち直してきたところなのに」。ハンバーガーショップ「モスバーガー」
を経営するモスフードサービス(東京都新宿区)広報室も、「これでまた外食産業全般に影響
が出る」との懸念を示す。
ただ、輸入牛を扱っている店も多く、「心配のないことをお客にアピールしていきたい」と
強調していた。
焼き肉チェーン店「牛角」などを全国展開する「レインズインターナショナル」(東京都渋
谷区)では、「お客さまの不安を安心に変えることがわれわれの使命。こういう状況の中でも
来てくれるお客さまに、牛肉は安全と訴え、気持ち良く食事ができる接客を心がけていきたい」
と話す。
345 :
産経新聞 :01/11/21 16:52 ID:dkTZGd3q
▽市場流通なし 信頼回復に時間 (産経新聞)
http://www.sankei.co.jp/html/e22iti002.htm 【視点】 狂牛病に感染したとみられる二頭目の牛が見つかった。最終確認ではないが、この
間に検査した頭数から単純に考えると約八万八千分の一の確率で狂牛病に感染した牛がいるこ
とになる。年間約百三十万頭が解体処理されることを考えると、年間十五頭程度の感染牛が出
る計算だ。
もっとも、全頭検査が始まってから生後三十カ月前後の健康な牛が優先して処理されていた
こともあり、これだけで汚染度をはかることはできない。むしろ感染が疑われるヨーロッパ産
の肉骨粉がまだ輸入されていたころに飼育されていた年齢を重ねたハイリスクグループの牛が
これから解体処理される可能性が高く、今後、集中して出る可能性も残っている。
ここ数年、「日本は大丈夫」と農水省や厚生労働省がいっていた「信頼感」などが裏付けの
ないものだったことを証明した格好で、生産者や消費者のショックは大きい。
一方で農水省は「感染の原因とされる肉骨粉のルートは迷宮入りにはさせない」と今も感染
ルート追及をあきらめていない。厚生労働省も「汚染されたということを理解したうえで、き
ちんとした対応をする」という。少なくとも、感染牛の肉は市場に流通することがない体制は
できており、あとは牛肉の信頼感を取り戻すために、長い地道な取り組みを続けるしかない。
(堀洋)
346 :
産経新聞 :01/11/21 16:54 ID:dkTZGd3q
▽2頭目 狂牛病の疑い (産経新聞)
北海道の食肉センター 2次検査で陽性反応
専門家会議 午後に最終診断
http://www.sankei.co.jp/html/e22iti001.htm 北海道の道北食肉センターで解体処理された乳牛が狂牛病(牛海綿状脳症)に感染した疑いが
強まり、厚生労働省は二十一日、狂牛病の専門家会議(座長・品川森一帯広畜産大学教授)を招
集した。同省が行っていた二次検査で陽性反応が出ており、すでに専門家二人が「きわめて狂
牛病の可能性が高い」としている。午後に開かれる会議で最終的な診断をする。感染が確定す
れば、国内で二頭目で全頭検査がはじまってからは、初めて。この牛の肉と内臓は食肉処理場
に保管されており、狂牛病と確定すれば焼却処分される。
厚生労働省によると、感染が疑われている牛は北海道猿払(さるふつ)村の酪農家が飼育して
いた乳牛でホルスタインのメス牛。生後六十七カ月で、乳がよく出なくなったため、廃用牛に
するため食肉センターに十九日に送られた。処理される前に家畜検査員が調べたが、病気とみ
られる神経症状はまったく見られなかった。
同センターでの脳を抜き出して行う一次検査で二度陽性になり、二十日に帯広畜産大学で二
次検査が行われ二十一日早朝、陽性が確認された。一次検査はエライザ法と呼ばれる感度が高
く疑陽性が出やすい検査だが、今回のケースは「疑陽性」ではなく、はっきり陽性だった。こ
のため、二次検査も慎重に行われ、陽性と確認された。二つの検査で陽性が出た場合、ほぼ感
染したとみていいという。
この乳牛は平成十年、十一年、十二年に三度、子牛を生んでおり、飼育されていた牧場では、
別に約七十頭の乳牛がいる。今後、農水省で子牛の確認や乳牛の食べていた飼料について調査
を進める。
この牛を解体処理した道北食肉センター(北海道天塩町)は乳牛が一次検査で陽性になった段
階で、その日に乳牛以後に解体処理された牛三十頭分の流通も止めおき、センター内を消毒、
二十一日から解体処理を再開しているという。
全頭検査が全国百十七カ所の食肉衛生検査所で先月十八日からスタートして約一カ月。二十
日までに感染牛でないと確認された牛は八万七千八百七十二頭。単純に推計すると八万八千頭
に一頭の確率で感染していた計算になる。厚生労働省は「全頭検査をはじめた段階で、狂牛病
の牛が出ることは予想していた。ただ、食卓に感染した牛が出回ることはないということだ」
と話した。
国内で初めて狂牛病に感染したのは北海道佐呂間町の酪農家が生産した乳牛。生後三年で千
葉県白井市の酪農家が購入し育てたが、九月二十二日に感染と断定された。今後、農水省など
が、一頭目の牛と同じ飼料を食べていないかなどについて確認する。
狂牛病問題で混乱していた食肉市場も先月十八日から行われている全頭検査から約一カ月が
経過、セリ値も安定してきた矢先の二頭目の感染牛発見で、再び消費者の不安が広がりそうだ。
347 :
日本農業新聞 :01/11/21 16:58 ID:dkTZGd3q
▽ BSE検査前の牛肉 「市場流通させない」と農相 (日本農業新聞)
http://www.nougyou-shimbun.ne.jp/back/news/flash/flash01112103.html 武部勤農相は二十日の閣議後の会見で、牛海綿状脳症(BSE)の全頭検査開始以前の牛肉
の処理方法について「市場に流通させる考えはない」と述べ、市場に放出することを断念した
ことを明らかにした。ただ、具体的な処理方法については「焼却などいろんな選択肢を検討し
ている」として明言は避けた。BSE検査以前の牛肉の処理については、自民党は廃棄を要求
している。
また、死亡牛のBSE検査については、「二十四カ月齢以上の死亡牛、四千五百頭を対象に
検査を開始した」とし、死亡牛の全頭検査についても「どうやれるのか、システムの構築を検
討していきたい」と前向きな意向を示した。
348 :
日経新聞 :01/11/21 17:01 ID:dkTZGd3q
▽農水省、狂牛病感染で同居牛の移動制限へ (日経新聞)
http://www.nikkei.co.jp/news/shakai/20011121CCCI073121.html 農水省は北海道で狂牛病に感染した疑いのある乳牛が発見された問題で、厚生労働省が21日
夕に開く専門家会議の確定診断を受けて、問題の牛と共に飼育している牛の移動制限や感染経
路の解明に乗り出す。狂牛病の感染経路は農家が「牛乳の出がよくなる」として乳牛に食べさ
せる肉骨粉類とされており、農水省では「2頭目の牛が発見されるとすれば、乳牛を廃用にす
るときだ」(幹部)との見方が強かった。
問題の牛が生まれ育ったのは、1頭目の牛が誕生から2年を過ごした北海道。1頭目の牛に
関しては、まだ具体的な感染経路が解明されていないほか、生まれた北海道と直前にいた千葉
県のどちらで感染したかについても農水省は判断を示していない。2頭目の感染経路を調査す
ることで、1頭目の場合の経路が判明する可能性もある。
349 :
スポニチ :01/11/21 17:05 ID:dkTZGd3q
▽北海道で2頭目の狂牛病 (スポニチ)
http://www.sponichi.co.jp/society/flash/20011121103659.html 厚生労働省が実施している狂牛病の全頭検査で国内2頭目の狂牛病の牛が見つかったことが
21日分かった。厚労省は同日中にも専門家会議を開いて正式に確定診断する。
厚労省によると、北海道内の食肉処理場に持ち込まれた牛で、一次検査で疑陽性になった後、
同省の確認検査で陽性の結果が出た。
感染の広がりが懸念され、消費者の不安もさらに高まりそうだ。欧州で狂牛病が大きな社会
問題となる中、「日本は安全性が高い」と主張し十分な対策を怠ってきた農水、厚労両省に対
する責任追及の動きにも発展しそうだ。
国内1頭目の感染ルートはいまだに判明していないが、国は10月18日、牛肉の「安全宣言」
を出した。
狂牛病は英国を中心に欧州などで相次いで見つかっているが、国内では9月に乳牛1頭への
初感染が確認された。
350 :
スポーツ報知 :01/11/21 17:06 ID:dkTZGd3q
北海道で2頭目の狂牛病発見(スポーツ報知)
http://www.yomiuri.co.jp/hochi/flash/hc_7.htm#cow 厚生労働省が実施している狂牛病(牛海綿状脳症)の全頭検査で国内2頭目の狂牛病の牛が
見つかったことが21日分かった。厚労省は同日午後に専門家会議を開いて正式に確定診断す
る。
厚労省によると、牛は北海道で生産され、道内の食肉処理場に持ち込まれた。北海道留萌保
健所管内の1次検査で疑陽性になった後、21日、帯広畜産大での精度の高い確認検査で陽性
の結果が出た。
2頭目の牛の内臓などが出荷されていないことを確認しており、確定診断後に焼却する。厚
労省によると、牛は雌のホルスタインで、生後67か月。
感染の広がりが懸念され、消費者の不安もさらに高まりそうだ。欧州で狂牛病が大きな社会
問題となる中、「日本は安全性が高い」と主張し十分な対策を怠ってきた農水、厚労両省に対
する責任追及の動きにも発展しそうだ。
351 :
AP通信 :01/11/21 17:10 ID:dkTZGd3q
Wednesday November 21 12:44 AM ET
2nd Case of Mad Cow Disease in Japan
By MARI YAMAGUCHI, Associated Press Writer
http://dailynews.yahoo.com/h/ap/20011121/wl/japan_mad_cow_1.html TOKYO (AP) - A cow on the northern island of Hokkaido has contracted mad cow disease, Japan's second case of the brain-rotting illness, officials said Wednesday.
Tests taken during a routine inspection of 728 animals indicated a Holsteins on Hokkaido had the fatal brain-wasting illness, said agriculture agency spokesman Hideki Arai.
Japan is the only country in Asia where the disease is confirmed to have spread, and officials have been scrambling since the first case was discovered in September to prevent a larger outbreak.
``We want people to know that this cow has not been put on the market,'' Prime Minister Junichiro Koizumi said. ``We must prevent groundless rumors from causing concerns.''
Mad cow disease, also known as bovine spongiform encephalopathy, or BSE (news - web sites), is believed to spread by recycling meat and bones from infected animals back into cattle feed.
The illness, which has ravaged Europe's cattle industry, is thought to cause the fatal variant Creutzfeldt-Jakob sickness in humans who eat infected meat.
Japan's first case of the disease was found in a 5-year-old dairy cow. Investigators believe the cow contracted the disease by eating contaminated animal feed.
The government has since banned imports and use of feed made from recycled animal bone and meat and begun mandatory inspection before marketing.
The latest discovery of the disease comes just a month after Japanese officials had completed screening the nation's cattle herd and declared homegrown beef safe to eat.
Agriculture Ministry Tsutomu Takebe said the inspection showed that its testing procedures were effective. But domestic meat sales remain depressed,
and butchers and beef restaurants are likely to struggle to win back jittery customers.
352 :
Yahoo! Finance :01/11/21 17:12 ID:dkTZGd3q
Wednesday November 21, 12:21 am Eastern Time
Tokyo stocks firm, hardly hit by mad cow news
(UPDATE: Updates to mid-afternoon)
http://biz.yahoo.com/rf/011121/t63458_1.html TOKYO, Nov 21 (Reuters) - Tokyo stocks clung to gains in mid-afternoon trade on Wednesday,
with investors returning to the banking sector on hopes banks could follow the lead of Asahi Bank
and take a more realistic approach to their bad-loan woes.
353 :
時事通信社 :01/11/21 17:24 ID:dkTZGd3q
354 :
時事通信社 :01/11/21 17:25 ID:dkTZGd3q
▽2頭目の狂牛病感染確認、大変残念=農水次官 (時事通信社) 農水省の熊沢英昭事務次官は21日の記者会見で、国内2頭目の狂牛病感染牛が確認され たことについて「大変残念に思うし、真摯(しんし)に受け止める」と述べた。その一方で同 次官は、10月18日に始まった狂牛病全頭検査で「安全な食肉だけが出回る体制は確立され ている」と強調、牛肉の購買を控えている消費者に対し改めて理解を求めた。
355 :
時事通信社 :01/11/21 17:29 ID:dkTZGd3q
356 :
武部 :01/11/21 17:31 ID:dkTZGd3q
武部農水相会見要旨 11月21日
http://www.takebe.ne.jp/kisya1121.htm Q: 今日の朝刊にも各社報道があったのですが、昨日に調査検討委員会がありまして、その
中で横浜検疫所の所長からBSEに関して、かつて研究者の方にお話というか、圧力と報道し
ているところもありましたけれども、そういうことが検討委員会で取り上げられたということ
を含めて、大臣どういうふうにお感じでしょうか。
A: 調査検討委員会は、過去に遡って、何故我が国においてBSE感染牛が発生したのか、
これを防げなかったのかいうこと、それから今回初期段階において行政上混乱があったことは
、誠に遺憾に堪えない次第でありまして、このことが縦割り行政の弊害として、問題が指摘さ
れているわけでもあります。今後、畜産・食肉衛生行政ということについてもそのあり方、2
度と今回のようなことのないような、新しい体制作りをどう構築していくのか、そういったこ
とにつきましても検証していただく。客観的に科学的に根拠に基づいて事実関係を含めて検証
していただくということで厚生労働大臣と私の諮問機関として設置したわけであります。私ど
もとしては、この委員会にあらゆる資料提供をしまして、また、ご専門の先生方に入っていた
だいているわけでありますので、委員の皆様方のご意見・御議論というものを率直に表してい
ただきまして、これもまた公開して行うわけでありますので、まさに今回ご指摘のような問題
が出てくることも当然のことと思って受け止めております。ただ今日の新聞にいろいろ取り上
げられておりますけれども、10年前のことでもありますので、事実関係については
いるのかということは、ご本人の記憶もありましょうし、あるいはどなたかがどういう形でそ
ういうことを申されたのかということなども、きちっとしないといけないじゃないかと、そう
いったことも暫くはオープンにといいますか、きちっとやっていただくという意味でこれから
の私どもの行政のあり方についても、様々な問題をいろいろ提起していただいて、議論しご提
言をいただいて対処していきたいというふうに考えております。大体2、3ヶ月ということで
昨日第1回が始まったばっかりですが、今後、どう進めていくかということについてもこの委
員会の主体性というものを大事にしたいと思っておりますので、私からあれこれ細かいことを
注文つける考えはありませんので、委員会の主体性というものを大事にしながらご議論いただ
きたい思いましす。ようやくこの委員会がスタートしたということで、昨日もこの委員会でも
実りある今後の畜産・食肉衛生行政のあり方というものに向けて非常に貴重な御議論がいただ
けるんじゃないかというふうに期待をしている次第であります。
357 :
時事通信 :01/11/21 17:38 ID:dkTZGd3q
▽牛どん、ハンバーガーを再度直撃=食肉関連株式が急落
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20011121-00000302-jij-bus_all 21日の東京株式市場では、牛どんの吉野家ディー・アンド・シーや、ハンバーガーチェー
ン大手の日本マクドナルド、焼き肉チェーン「牛角」を展開するレインズインターナショナル
の株価が一斉に値下がりした。「北海道で国内2頭目となる狂牛病が見つかった」との情報が
伝わり、再び売りを浴びた形だ。一時は、吉野家が前日比9000円安の18万円、マクドナ
ルドが同210円安の3410円、レインズが同20万円安の201万円ストップ安まで売ら
れた。 (時事通信)[11月21日17時5分更新]
358 :
ラジオたんぱ :01/11/21 17:41 ID:dkTZGd3q
359 :
過去ログ倉庫番 :01/11/21 17:52 ID:GbH1quXi
360 :
過去ログ倉庫番 :01/11/21 18:30 ID:GbH1quXi
▽過去ログ倉庫にスレッド6本を追加!
http://bse.omosiro.com/ 議員だけ「牛肉排除」?@家庭板(9)
こんなご時世だしそろそろ鯨だろう@ニュース議論板(849)
とうとう日本でも狂牛病による死者が・・・@ニュース議論板(7)
【狂牛病】安全宣言56%信用せず 全国緊急電話世論調査@ニュース速報+板(113)
【狂牛病】病気などで死亡の牛、大半は検査対象外@ニュース速報+板(62)
【きょう牛病】乳牛出荷で感染見つかる可能性、高くなるかも11/17@ニュース速報+板(2)
141 : :01/11/21 18:01 ID:9odu9nJ9 今回の件と関連があるかわからないが、1970年頃、北海道宗谷地方で 牛に腰抜け病と言われた病気が発生していた(日テレ 肉骨粉を飼料に使用していないのであれば、母子感染、もしくは土壌汚染から感染の 可能性もあるってことだね。弧発性もあろうだろうけどね。 母子感染、糞、肥料などの土壌からの感染だったら恐ろしい。
362 :
CNN :01/11/21 19:20 ID:LQEs7EaQ
Second mad cow case confirmed in Japan
November 21, 2001 Posted: 11:30 AM HKT (0330 GMT)
http://asia.cnn.com/2001/WORLD/asiapcf/east/11/20/japan.madcow.second/index.html TOKYO, Japan -- A second case of mad cow disease has been discovered in Japan.
The Health, Labor and Welfare Ministry on Wednesday said it had confirmed the country's
second case of the brain-wasting disease in an animal on the country's northernmost island, Hokkaido.
The Ministry of Agriculture, Forestry and Fisheries on September 22 confirmed Japan's initial case
of the deadly disease, the first outside Europe.
The latest cow confirmed infected with the disease was found at a meat inspection center in Hokkaido
and its birthplace is not yet known, a health ministry official was quoted as saying by Japan's Kyodo news agency.
However, he also said the ministry's veterinarians were performing a more reliable test on the cow's brain tissue.
National broadcaster NHK television reported that the parts of the animal had not been shipped for sale
and would be burned after the tests.
Sales slump
Mad cow disease, also known as bovine spongiform encephalopathy, or BSE, is believed to spread
by recycling meat and bones from infected animals back into cattle feed.
The illness, which has ravaged Europe's cattle industry, is thought to cause the fatal variant Creutzfeldt-Jakob
sickness in humans who eat infected meat.
Since the first discovery of mad cow in Japan, believed to have emanated from contaminated feed,
the government has banned imports and use of feed made from recycled animal bone and meat
and begun mandatory inspection before marketing.
Last month, top Japanese officials declared homegrown beef safe to eat after conducting a nationwide screening
of the nation's cattle herds.
Domestic meat sales, however, have remained depressed, and butchers and beef restaurants
have struggled to win back jittery customers.
363 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :01/11/21 21:49 ID:dMFLDBSD
▽同じ農場の乳牛を追跡調査 感染経路の特定急務 (共同通信)
http://flash24.kyodo.co.jp/?MID=FKY&PG=STORY&NGID=AMAN&NWID=A0212110 北海道猿払村の農場で飼育されていた乳牛が狂牛病(牛海綿状脳症)に感染していたことが
確認されたのを受け、農水省は21日、一緒に飼育されていた牛が感染していないかを調べる
ため、家畜伝染病予防法に基づいて同農場の乳牛を出荷しないよう指示するとともに、既に出
荷された牛の販売先などについて追跡調査を始めた。同農場で飼育されている計77頭と、別
の農場に出荷された牛については狂牛病の検査をした上で焼却を検討。感染ルート特定のため
、農場で与えていた飼料や栄養補助剤なども詳しく調べる方針だ。千葉県白井市の農場で9月
に見つかった1頭目の乳牛についてはいまだに感染源さえ特定できておらず、感染ルートの早
期解明が焦点となる。同省によると、1頭目の感染牛は1996年3月下旬に北海道佐呂間町
の農場で誕生。2頭目は同年4月上旬、同町の北西約180キロにある猿払村でそれぞれ生ま
れている。 (了)
364 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :01/11/21 21:50 ID:dMFLDBSD
▽専門家会議で狂牛病と確定 同一農場の乳牛を追跡 (共同通信)
http://flash24.kyodo.co.jp/?MID=KCH&PG=STORY&NGID=AMAN&NWID=A0232110 狂牛病(牛海綿状脳症)の全頭検査で国内2頭目の牛が見つかった問題で、厚生労働省は2
1日午後、専門家会議(座長・品川森一帯広畜産大教授)を開き、牛が最終的に狂牛病である
と確定診断した。これを受け農水省は、同じ農場で飼育されていた乳牛の出荷停止を指示、既
に出荷された牛の追跡調査を始めた。一方、北海道は独自に感染原因を究明する研究者会議を
設置する。農水省は、1頭目と2頭目の牛が生まれたのがいずれも1996年春で、場所も約
180キロしか離れていないことから、飼料や飼育状況などに共通点が出てくれば感染源の特
定につながる可能性もあるとみている。
(了)
365 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :01/11/21 21:54 ID:dMFLDBSD
▽狂牛病2頭目を確認 猿払産、流通はせず 全頭検査実施後初
2001/11/21 20:18 (北海道新聞)
http://www.hokkaido-np.co.jp/Php/kiji.php3?j=0030 宗谷管内猿払村の酪農家で生産され、19日に留萌管内天塩町の道畜産公社上川事業所道北食
肉センターで食肉処理された牛が、狂牛病(牛海綿状脳症)に感染していたことが21日、厚生
労働省が実施している狂牛病全頭検査で明らかになった。同省は同日午後5時に「牛海綿状脳
症の検査に係る専門家会議」(座長・品川森一帯広畜産大学教授)を招集し、確定診断する。
国内で狂牛病感染牛が確認されたのは、9月10日に千葉県で見つかったホルスタイン牛に続き
二頭目で、10月18日から全国で始まった全頭検査で感染が確認されたのは初めて。これを受け、
農水省は感染源の特定に乗り出した。道は「市場に危険な牛肉は流通しない」としている。
狂牛病の感染が確認されたのは、猿払村で生産された生後六十七カ月(五歳七カ月)のホル
スタインの雌牛で、十九日に道内で食肉処理された七百二十八頭のうちの一頭。この牛の延髄
を同日、留萌保健所手塩支所ウブシ駐在所でエライザ法とによる一次検査で調べたところ狂牛
病感染が疑われたため、帯広畜産大でより精度の高いウエスタンブロット法による確認検査が
行われ、二十一日早朝、陽性と判定された。
この牛を解体処理した道北食肉センターは、十九日に五十一頭を解体したが、問題の牛は焼
却処分にする予定。問題の牛以降に解体された三十頭も同処理場内に保管しているという。処
理場内はすでに消毒された。同省は、「問題の牛が市場に出回る危険はない」としている。
道によると、この牛を飼育していた酪農家は、九月に行われた緊急立ち入り検査の際には「
肉骨粉は使っていない」と答えているという。この酪農家は七十七頭の乳牛を飼育しており、
問題の牛と同じ日に出荷されたもう一頭の牛は一次検査で陰性だったという。
狂牛病の牛が九月に国内で初確認されたため、同省は十月十八日から、全国七十八自治体に
ある百八十一の食肉処理場で解体されるすべての牛の検査を行っており、これまで約八万八千
頭の牛が陰性とされている。
366 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :01/11/21 22:44 ID:dMFLDBSD
▽狂牛病の影響で大阪の食肉卸・丸一食品が営業停止 (読売新聞)
http://www.yomiuri.co.jp/00/20011121i311.htm 民間の信用調査機関、帝国データバンクによると、食肉卸の丸一食品(大阪市西成区)が
21日までに営業を停止した。自己破産の申請を検討しており、負債額は約10億円とみられる。
丸一食品は1955年に創業。大阪府内の精肉小売店や焼き肉店などに販売し、ピークの9
0年4月期には売上高約66億円を計上したが、競争激化で販売価格が下がるなどして、20
01年4月期は約22億円まで落ち込んでいた。さらに、狂牛病問題で売り上げが激減し、資
金繰りが悪化したという。
(11月21日18:43)
367 :
農畜産事業団のサイトより :01/11/21 23:10 ID:dMFLDBSD
EU、牛の個体識別と牛肉表示規則を制定
http://www.lin.go.jp/alic/week/1997/apr/286eu.htm 【ブラッセル駐在員 池田 一樹 4月10日発】 EU農相理事会は、牛の個体
識別および牛肉の産地等の表示に関する規則を決定した。牛海綿状脳症(BSE)
問題に関連して、牛の生い立ちの調査を可能とし、また、牛肉の安全性について
消費者の信頼を回復することが目的である。これにより、単一市場といえども、
原産国の表示が義務化されることとなった。
個体識別規則は4要素に分かれている。
1 耳票による個体識別
98年以降、生まれた牛は、各国獣医当局が認定した耳票を両耳に装着する。
耳票には国別、出生農場および牛自身のコードを表示する。装着時期は生後30日以
内(2000年以降は20日以内)とし、加盟国が定める。また、2000年末までには電子
識別システムの導入の可否を決定する。
2 個体情報のデータベース化
2000年までに整備する。各牛について、個体コード、性別、品種、母牛コード、
生産/飼養された全農場のコード、出生/移動/死亡/処分年月日を記録する。各農場
については、コードと所有者の住所氏名を記録する。
3 パスポート
出生届後14日以内に獣医当局が発行する。域内移動牛に添付されたパスポートは
移入国獣医当局経由で移出国に返還される。移入国で新たにパスポートを発行する。
4 各農場の義務
農場の所有者は、登録状況を常に更新する。データベース完了後は、出生/移動/死亡
の発生後15日以内(2000年後は5日以内)に獣医当局に報告する。
一方牛肉の表示規則は、表示内容の範囲を@出生/A育成肥育/Bと畜の実施国
または施設名、C由来牛を特定できるコード、性別、肥育方法や飼料関係、と畜年
月日や熟成期間、その他獣医当局が適当と認める事項に限定し(@〜Cは義務)
2000年以降に実施する。ただし、国産牛肉(輸出用を除く)への適用は加盟国の
判断に任せられた。実施を2000年まで延ばし、さらに除外規定まで設けた背景に
は、原産地表示により逆に国産牛肉離れを助長しかねないイギリスの反対等があった。
BSE対策を目的とした表示規則がBSE問題で後退したが、制定を急ぐ理事会の懸命
の調整の結果である。一方消費者の信頼回復を急ぐため、導入を急ぎたいフランス等
への対応として、2000年以前でも業者の組合等の申請に基づき表示を導入できる
こととした。この場合、表示には必ずCの事項を記すこととし、また、輸入国に
は適用できない。
規則の制定に当たり、EU委員会は農相理事会とEU議会の共同審議のプロセスを提案
した。過去のBSE問題の取扱で、業界寄りとの非難を受けたことに対し、消費者の
代表である議会を規則制定に実質的に加えようとするものであるが、農相理事会
は単独で制定するプロセスを選定した。EU委員会は、重要な政策決定に議会の参加の
前例を作ることを嫌ったともみられる農相理事会の態度に反発し、制定プロセスに
ついて欧州裁判所への提訴を決定した。判決には2年は必要とみられるが、施行
日(97年7月1日)への影響は避けられるとみられている。
368 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :01/11/21 23:25 ID:dMFLDBSD
▽ 隔離した牛肉 市場流通させず (11/20)農業協同組合新聞
http://www.jacom.or.jp/news01/01112103.html 武部勤農相は11月20日に定例記者会見で、10月18日からスタートしたBSE全頭検査前に製
造され市場隔離した牛肉の今後の扱いについて「市場に流通させる考えはありません」と語っ
た。
農相は市場隔離には「国民に安心してもらうこと」と「牛肉の円滑な流通」の2つの狙いが
あるとし「完全に市場隔離するのが考え」と強調。具体的な方法や時期については明らかにし
なかったものの政府が処分する方針を明確にした。JA全農などが保管している市場隔離数量
は1万2890トンとなっている。
また、同日の会見で年間4500頭とされる死亡牛に対するBSE検査についてもシステムのあ
り方、技術的な問題も含めて実現に向けて検討する意向を示した。
369 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :01/11/21 23:26 ID:dMFLDBSD
▽出荷遅れで打撃拡大 BSE対策に注文続出 農業協同組合新聞
全青協と女性協が農水省と「畜産の集い」 (11/14)
http://www.jacom.or.jp/news01/01111903.html 酪農家は「乳代の半分以上が飼料代となるため、生活費は乳牛の生んだ子牛の販売代金に頼
っているが、それが3分の1ほどに落ち込んだ」と訴え、野菜農家は「シーズンになったのに
焼肉や鍋物につける野菜の価格も下がっている」などと牛海綿状脳症(BSE)の打撃が肉牛
だけでなく、地域農業全体に広がっている状況が11月14日の「明日の畜産農業を考える集い」
で切々と語られた。JA全青協とJA全国女性協が東京都内で開き、生産者や遠藤武彦副大臣
ら農水省担当者ら130人が集まった。
畜産農家からは「肥育牛の出荷頭数が例年の半分に減った。出荷が2、3カ月遅れた牛には
シコリやシミなどが出て品質が落ち、その分さらに価格が下がる。それに死亡率も高くなる。
これでは農家の懐にカネが入らない。借金ばかりたまっては年が越せない」、「子牛の価格も
5〜7万円下がった。子牛生産拡大奨励事業の特例措置による1、2万円の奨励金では少な過
ぎる。繁殖農家には高齢者が多いため、すでに離農が出ている。その経営を若手が引き受ける
にも限界がある。早く価格が回復しないと地域の畜産業は壊滅だ」(十河啓二宮崎県農青協副
委員長)などの報告があった。
また「出荷繰り延べには経費がたくさんかかる。畜舎がいっぱいになったのでこれからは雪
の中で放牧しなくてはならない。牛の健康が心配だ」(山下博志北海道農青協副会長)、「こ
うなったのも肉骨粉の輸入を認めていた国の怠慢だ。国の責任で十分な対策を措置するのは当
然」。
果樹農家は「循環型農業を進めようと、肥料を魚粉から肉骨粉に切り換えたが、その矢先に
BSE騒ぎが起きた。このままでは循環型の農業が成り立たない」などと指摘した。
学校給食の牛肉使用自粛では「2カ月間のメニューが決まっているので、安全宣言が出ても
、すぐには元へ戻せない、と町長にいわれた」との報告があり、農水省の担当者は「自粛の時
は急拠、実施しながら、解除はすぐにできないというのはなぜだろう?」と首をひねりながら
「文化科学省に働きかける」と答えた。また「学校給食の献立が元に戻れば、母親たちも安心
して小売店で牛肉を買うようになるから学給の影響は非常に大きい」とした。
畜産農家への緊急融資では▽BSE関連つなぎ資金は無担保無保証となっているが、現実に
はJAの窓口で担保も保証も要求される▽負債があるとJAは貸してくれない、など不良債権
を圧縮したいJAの姿勢や、また▽対応が遅い、という問題が出た。
農水省側は▽農業信用基金協会が無担保無保証で債務保証をできる措置をとっている▽農協
の実態は調べてみる▽国の対策に上乗せの利子補給をする県が16県ほどあり、県議会の議決を
経るために対応の遅い県もある、と説明した。
このほか生産者からは▽返済期間が1年のつなぎ融資では返せない。5年ほどにしてほしい
▽子牛出荷を繰り延べる生産者に助成金を出す対策は、今月で打ち切られるが、もっと延期で
きないか▽子牛の奨励金も一カ月ごとに支払ってほしい▽交雑種の育成牛は素牛代を割って出
荷している。補償基準価格の見直しが必要だ、などの要望が出た。また「出荷の際に子牛に食
べさせた飼料などの履歴書を求められ、手間が大変になっている」などの実情を出し▽検査体
制を拡充し、と畜処理と、老廃牛、死亡牛の処理を早くすること▽隔離された検査前の牛肉は
すべて廃棄すること▽輸入品の検査も国産と同じように厳しくすること、なども求めた。
さらに「国産品は安全」と胸を張っていたのに今は「輸入品だから安全」という宣伝がまか
り通り、生産者の情けない思いが募るばかりといった心情も切々と語られた。一方、マスコミ
などの行き過ぎた報道や解説に対する批判も出た。
農水省は▽緊急対策などの改善を検討する▽助成金の支払いを早くする▽検査体制は拡充中
▽肉骨粉はすべて焼却する▽隔離分は一切出回らないようにする、などと回答し、BSE関連
対策の概要を説明した。
なお遠藤副大臣は最初のあいさつで「ここで出た意見は聞き捨てにしないで、対応すべきも
のには対応していく」と述べた。
370 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :01/11/21 23:43 ID:dMFLDBSD
371 :
グリーンコープ :01/11/21 23:48 ID:dMFLDBSD
▽北海道で国内2頭目の狂牛病を確認」を受けて!! (生活協同組合連合会グリーンコープ)
http://www.greencoop.or.jp/ushi/016.html 厚生労働省の確認検査により、2次検査でも陽性判定が出た旨が報じられています。
この牛は、北海道で19日に解体された牛、とのこと。また同省は、本日午後5時から専門家会
議を開催し、最終的な判断を行うとのことです。
BSE(狂牛病)問題に積極的に取り組んできたグリーンコープとして、
「国内二頭目の確認」を受けて、以下の見解を明らかにしました。
一、本日、BSEに罹患した二頭目の牛の存在が確認されました。この事実は、農水省及び厚
生労働省の「BSEは日本には発生していない」旨の従来の「前提」が根本的に崩壊したこと
を意味しています。そしてこの崩壊は、BSEに関連するあらゆる分野における対策を根本的
に見直す必要を示しています
二、私たちは伴って、「今後」という意味で、次の二つの事が求められることになったと考え
ます。
(1)日本からBSEを根絶するために、根気強く、また適切に、必要な措置を講ずる必要が
ある。
1.まず、感染ルートを特定することが大切です。
2.この特定を受けて、BSEを根絶するための周到なプログラムを策定する必要があります。
3.その上で、全ての関係者が協力して、このプログラムを遂行する必要があります。
(2)と同時に、日本からBSEが根絶されるまでの間、人間に感染するリスクを排除するた
めに、最善の措置を講ずる必要があると考えます。
1)「EU医薬品審査庁」のいうカテゴリー1、カテゴリー2、カテゴリー3、に示される以
下の部位の流通を禁止し、医薬品・医療器具・化粧品並みの予防的措置が求められます。
カテゴリー1(高度感染性)
脳*・脊髄*・眼*
カテゴリー2(中等度感染性)
回腸*、リンパ節、近位結腸、脾臓、扁桃、硬膜、松果体、胎盤、脳脊髄液、下垂体、副腎
カテゴリー3(低度感染性)
遠位結腸、鼻粘膜、末梢神経*、骨髄*、肝臓、肺、膵臓、胸腺
2)禁止された部位が混入・付着することのないよう、適切な措置を講ずる必要があります。
・屠畜場で行われている「背割り」について早急に見直すことが必要です。
・「背割り」の見直しが行われるまでの当面の間、「水洗い」の徹底が必要です。
・BSEに罹患した牛が絶対に市場に流通することのないよう、厳密な固体管理が不可欠です。
・更に、当該の食肉処理場において、徹底した器具・備品の洗浄が必要です。
三、そして最後に、日本では今後も根気強く・末永くBSE問題と付き合っていかざるを得な
い状況下、いたずらに「パニック」に陥ることのないように、BSEに関するきちんとした啓
発活動と、積極的な情報の提供、情報の公開が不可欠であると思われます。
そのことによってのみ、全ての市民が、適切な知識を持ち適切に消費選択する、ことを可能に
すると考えるからです。
372 :
社団法人北海道酪農畜産協会 :01/11/21 23:57 ID:dMFLDBSD
ちくさんたくさん北海道 (社団法人北海道酪農畜産協会)
http://cali.lin.go.jp/japan/k01/index.htm メンテナンス作業のためホームページアクセスを下記の間、中断させて頂きます。
平成13年11月22日(木)13:00〜18:00 ご迷惑おかけしますがよろしくお願いいたします。
社団法人北海道酪農畜産協会 情報調査部
ご意見・ご質問は、こちらまで・・・
mailto:
[email protected] 〒001−0010 札幌市北区北10条西4丁目1番地
TEL 011−747−5680
FAX 011−700−2180
==========
なぜこのタイミングでアクセスが中断?
373 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :01/11/22 00:08 ID:HlM7YLFY
11月22日付・読売社説(2) [狂牛病二頭目]「改めて問われる農水省の無責任」 食肉牛の全頭検査で、二頭目の狂牛病の牛が確認された。 国が「安全宣言」を出してから一か月余りが過ぎ、騒ぎが鎮静化しつつある中での、新たな 感染牛の判明である。 一頭目の感染牛が確認された時から、「氷山の一角に過ぎない」と心配されてきたが、それ が現実となった。 これで日本も、欧州と同様の狂牛病汚染国であることがはっきりした。二頭目が「いるかど うか」ではなく、「いつ出るか」が問題だったとも言える。 一頭目の感染源はいまだ判明していない。感染の拡大防止のためにも、国は感染源の解明を 急がねばならない。 もう一つはっきりしたことは、欧州の狂牛病を「対岸の火事」と軽視し、狂牛病の発覚後も 「まだ一頭」と小手先の対応でかわそうとした農水省の対応が、いかに根拠のない、無責任な ものだったかということだ。この際、大臣以下幹部は自らの責任を明確にすべきである。 「食の安全」を守れなかったのは、農水省に染みついた“業界”寄りの姿勢と生産者保護を 優先する農水族議員の圧力があったからだ。 食肉処理場の入り口までは農水省、その後は厚生労働省という「縦割り行政」も、対応の遅 れの要因となった。 こうした問題は是正されたのか。 確かに全頭検査が実施され、牛の肉骨粉は使えなくなった。だが、業界寄りから消費者第一 へ行政の姿勢が変わらない限り、不信は消えない。 農水省は欧州並みに、店頭から牛の生産地まで簡単に追跡できる新たな食肉管理の制度を導 入する方針だ。狂牛病はもちろん、食中毒などの場合でも、出荷ルートをすぐに特定できると いう。 信頼回復には不可欠の措置である。今後は食肉だけでなく、野菜や魚介類などまで広げてい く必要がある。 縦割りを排し、生産から消費まで一貫して責任を持つ、「食」の危機管理のシステムを構築 することも急務だ。 新たな感染牛の確認に、消費者の不安は強い。だが、過剰反応は避けたい。 現在実施されている日本の食肉牛の検査基準は欧州より厳しい。二頭目の感染牛が確認され たことは、検査体制が機能していることを示している。検査に通った肉は安全であることを、 消費者に十分理解してもらうことも大切だ。 狂牛病問題は、私たちに「食の安全」を考えるきっかけを与えてくれた。 本来、草食である牛に牛の肉骨粉を食べさせる自然の摂理に反した飼育が、狂牛病を生んだ。 効率至上主義の農畜産業のあり方も、見直しを迫られている。 (11月21日22:08)
374 :
朝日新聞 :01/11/22 00:14 ID:HlM7YLFY
▽狂牛病2頭目発生、輸入肉骨粉が感染源か?(朝日新聞)
http://www.asahi.com/national/update/1121/031.html 北海道猿払村の乳牛が国内2頭目の狂牛病と診断された問題で、厚生労働省は21日夕、専
門家会議を開き、正式に狂牛病と確認した。会議後、座長の品川森一・帯広畜産大教授は、こ
の牛の検査結果のパターンが英国などの感染牛と同じだったことを明らかにし、輸入肉骨粉が
感染源である可能性が高いと示唆した。国内1頭目の牛も同じパターンだった。
農水省は狂牛病と確認された牛と同じ北海道猿払村の牧場で飼われている牛77頭の狂牛病
検査を始める。北海道庁は9月10日に見つかった北海道佐呂間町生まれの国内1頭目の感染
牛との関連についても調べる。
品川教授によると、実施した3種類の精密検査のうち、ウエスタンブロット法など2種で陽
性反応が出たが、病理組織学的検査では狂牛病の特徴である脳の空胞が見つからなかった。品
川教授は「あと数カ月飼育していれば発症した可能性がある」「死亡牛を調べることは大切だ。
汚染具合が把握できる」と述べた。
北海道・東宗谷農協などによると、2頭目の感染牛は96年4月に猿払村の牧場で生まれた。
乳房にけがをしたため搾乳を続けるのは無理と牧場主が判断し、今月18日にもう1頭とと
もに出荷した。
感染牛は、夏は牧草地に放牧し、冬は牛舎内で乾燥させた牧草と農協から購入した飼料を与
えていた。農協の調査に牧場主は「肉骨粉は使っていない」と話しているという。北海道農政
部は数年間さかのぼって、飼料や出荷された子牛の行方などを調査する。
農水省によると、01年2月現在、国内に乳牛は172万6000頭いる。このうち、肉骨
粉を飼料に使わないよう行政指導した96年以前に生まれた牛は40万1000頭。これらの
牛が今後、食肉処理に回ると見られ、全頭検査で新たな感染牛が見つかる可能性が高い。
(23:13)
375 :
フランスの対策 :01/11/22 00:22 ID:HlM7YLFY
Sub:フランス、010216、国内畜産農家への支援
http://www.maff.go.jp/soshiki/keizai/kokusai/kikaku/2001/20010216eu45d.htm <要約>
フランスのグラヴァニ農相は、狂牛病騒動で危機的状況にある畜産農家を対象とした新支援
策を発表した。処分のための買上げ措置の導入と狂牛病検査の普及で屠殺率が回復したものの
、牛の販路の開拓が必要と判断した。また同農相は、牛肉部門の団結を求めるとともに、情報
公開推進運動を経済的に支援する意向を示している。
<本文>
フランスのジャン・グラヴァニ農相は2月14日、狂牛病で危機的状況にある畜産農家を対象
とした新支援策を発表した。フランス政府は、この支援策によって、販路がないため農場で増
え続ける牛の流通を促したい考えである。
グラヴァニ農相は「『処分のための買上げ(purchase for destruction)』制度の導入と狂
牛病検査の普及によって、牛の屠殺率は狂牛病危機以前のレベルに戻ったものの、買い手のな
い牛すべてについての販路を見つける必要がある。」と説明した。
今回発表された数多くの支援策の目的は次の通りである。
冷蔵手段を提供し、1週間当り1万頭の牛を市場から撤収できるようにする。
公的介入買上げの対象数量を拡大する。
支援策の対象を若い牛(牧草で育てられた牛)に絞る。
業界の慣行の引き締めおよび衛生管理の徹底を図り、フランス市場が不安定になるのを防ぐ。
また同農相は、牛肉部門の「団結」を求めた。取引業者は今後、処分のための買上げ制度の
価格よりも低い価格で食肉用の牛を購入することを自粛する必要がある。
グラヴァニ農相は「一般消費者の信頼の回復にともない、国内の牛肉消費量が再び上昇し始
めた。」と指摘するとともに、「政府は情報公開推進運動(public information campaign)
に資金を提供する意向である。店頭に並んでいる商品に関するすべての情報を消費者に提供し
なければならない。このため、ラベル表示システムでの早期合意成立に向けた協力を牛肉部門
の全関係者に求める。」と述べた。
376 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :01/11/22 00:34 ID:TZAqwdIv
http://www.mhlw.go.jp/houdou/0111/h1121-1.html 非公開
平成13年11月21日
第2回牛海綿状脳症(BSE)の検査に係る専門家会議の開催について
1.日時 平成13年11月21日(水)17:00〜
2.場所 厚生労働省2階 共用第6会議室
3.会議次第
○ 開会挨拶
○ 確認検査(ウエスタンブロット法)陽性牛の確定診断について(注)
○ その他
(注)
処理年月日 : 平成13年11月19日(月)
性別 : 雌
品種 : ホルスタイン
月齢 : 67ヶ月
スクリーニング検査実施機関: 北海道留萌保健所天塩支所ウブシ駐在所
確認検査実施機関 : 帯広畜産大学
11月21日(水)午前 ウエスタンブロット法陽性
カメラ等については、挨拶までの予定です。
照会先:厚生労働省医薬局 食品保健部監視安全課 高谷 課長
担当:道野(内線2473) 直通:03-3595-2337
377 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :01/11/22 00:36 ID:TZAqwdIv
新たな牛海綿状脳症(BSE)陽性牛の発見と対応について
http://www.mhlw.go.jp/houdou/0111/h1121-3.html#taiou 平成十三年十一月二十一日 厚生労働大臣談話
一 先月十八日以降、と畜場に搬入された全ての牛について、BSE検査を実施しているとこ
ろですが、これらの牛のうち、今月十九日に北海道のと畜場に搬入された一頭につきまして、
スクリーニング検査及び確認検査においてBSE陽性との結果を得たため、本日、「牛海綿状
脳症に関する専門家会議」を開催し、検討を行ったところ、BSEであるとの確定診断の結果
を得ました。
二 この牛につきましては、BSE感染性のあるとされる特定危険部位である脳、脊髄、眼、
回腸遠位部はもちろんのこと、全ての部位について、適切に焼却処分することとなっており、
決して市場に出回ることはないよう措置しておりますので、ご安心ください。
三 今回、新たにBSE感染牛が確認されたことは遺憾でありますが、これが食用として出回
ることなく発見されたことは、これまでのBSE全頭検査が、食肉等の安全性を確保する観点
から有効に機能してきたことを示すものと言えます。
厚生労働省としては、引き続き、農林水産省と連携しつつ、食肉等の安全の確保と、国民の
皆様の不安の解消に、万全を期してまいります。
四 なお、本件については、すでに農林水産省にも情報の提供を行っており、今後、感染原因
の究明等、適切な措置がとられることとなると考えております。
378 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :01/11/22 00:38 ID:TZAqwdIv
平成13年11月21日 牛海綿状脳症(BSE)確定診断の結果について
http://www.mhlw.go.jp/houdou/0111/h1121-3.html 平成13年11月21日に開催した「牛海綿状脳症の検査に係る専門家会議」において検討
した結果、下記の牛はBSEであるとの結論を得ましたので、お知らせします。
なお、この牛の食肉、内臓等、当該牛に由来するものは、すべて焼却処分とするため、市場
には流通しませんので、念のため申し添えます。
記
〔検体を採取した牛〕
処理年月日: 平成13年11月19日
性別: 雌
品種: ホルスタイン
月齢: 67ヶ月
飼育地: 北海道宗谷郡猿払村
スクリーニング検査実施機関: 北海道留萌保健所天塩支所ウブシ駐在所
確認検査実施機関: 帯広畜産大学
照会先:厚生労働省医薬局 食品保健部監視安全課 高谷課長
担当:道野(内線2473)
379 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :01/11/22 00:40 ID:TZAqwdIv
380 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :01/11/22 00:41 ID:644dqSQL
ところで、狂牛病って異常プリオンが脳に集まってないと 検出できないのだよね。 集まりかけの牛の牛骨スープって安全??
381 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :01/11/22 00:41 ID:TZAqwdIv
武部農林水産大臣記者会見要旨
( 平成13年11月20日(火) 10:00〜10:36 於:農政クラブ )
http://www.kanbou.maff.go.jp/kouhou/011120daijin.htm ○BSE問題に関する調査検討委員会について
Q: 今日の朝刊にも各社報道があったのですが、昨日に調査検討委員会がありまして、その
中で横浜検疫所の所長からBSEに関して、かつて研究者の方にお話というか、圧力と報道し
ているところもありましたけれども、そういうことが検討委員会で取り上げられたということ
を含めて、大臣どういうふうにお感じでしょうか。
A: 調査検討委員会は、過去に遡って、何故我が国においてBSE感染牛が発生したのか、
これを防げなかったのかいうこと、それから今回初期段階において行政上混乱があったことは
、誠に遺憾に堪えない次第でありまして、このことが縦割り行政の弊害として、問題が指摘さ
れているわけでもあります。今後、畜産・食肉衛生行政ということについてもそのあり方、2
度と今回のようなことのないような、新しい体制作りをどう構築していくのか、そういったこ
とにつきましても検証していただく。客観的に科学的に根拠に基づいて事実関係を含めて検証
していただくということで厚生労働大臣と私の諮問機関として設置したわけであります。私ど
もとしては、この委員会にあらゆる資料提供をしまして、また、ご専門の先生方に入っていた
だいているわけでありますので、委員の皆様方のご意見・御議論というものを率直に表してい
ただきまして、これもまた公開して行うわけでありますので、まさに今回ご指摘のような問題
が出てくることも当然のことと思って受け止めております。ただ今日の新聞にいろいろ取り上
げられておりますけれども、10年前のことでもありますので、事実関係については
いるのかということは、ご本人の記憶もありましょうし、あるいはどなたかがどういう形でそ
ういうことを申されたのかということなども、きちっとしないといけないじゃないかと、そう
いったことも暫くはオープンにといいますか、きちっとやっていただくという意味でこれから
の私どもの行政のあり方についても、様々な問題をいろいろ提起していただいて、議論しご提
言をいただいて対処していきたいというふうに考えております。大体2、3ヶ月ということで
昨日第1回が始まったばっかりですが、今後、どう進めていくかということについてもこの委
員会の主体性というものを大事にしたいと思っておりますので、私からあれこれ細かいことを
注文つける考えはありませんので、委員会の主体性というものを大事にしながらご議論いただ
きたい思いましす。ようやくこの委員会がスタートしたということで、昨日もこの委員会でも
実りある今後の畜産・食肉衛生行政のあり方というものに向けて非常に貴重な御議論がいただ
けるんじゃないかというふうに期待をしている次第であります。
382 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :01/11/22 00:42 ID:TZAqwdIv
武部農林水産大臣記者会見要旨
( 平成13年11月20日(火) 10:00〜10:36 於:農政クラブ )
http://www.kanbou.maff.go.jp/kouhou/011120daijin.htm ○牛肉の市場隔離について
Q: 大臣1点確認させてください。狂牛病に関しまして、全頭検査以前の食肉についてです
けれども、先週金曜日の国会で大臣のご答弁の中で、「流通させない」というふうなことをお
っしゃたように私は記憶しているのですが、ちょっと言葉の前後関係から市場にはもう戻しま
せんというふうなことをおっしゃたと私は記憶しているのですが、その辺を確認させて頂きた
いのですが。
A: まだ1月ですから、具体的なことはまだ検討しておりません、どうするかということに
ついて。しかしこれはご案内のとおり国民の皆様方や消費者の皆さん方により安心して頂くと
いうことと、牛肉の円滑な流通という理由も、そういう2つの大きな狙いがあるわけでありま
すので、これは完全に市場隔離しておくというのが私どもの立場であります。
これをどうするかということは、いろんな選択肢がありますけれども、まだどうするこうす
るということは決めておりません。いずれにしても、市場に流通させることはないと、そうい
うことで消費者の皆さん方にもご心配がないようにと、いうことで申し上げてるわけです。
Q: その後8ヶ月間の保管期間過ぎてもですか。
A: いやいや、だからそれは、8ヶ月ということではないかも知れませんよ。それはまだ1
月ですから、最大8ヶ月の時間を取ってるということですから、その間に焼却するとか、どう
するとか、こうするとか、いろんな選択肢を僕が検討してどうするかってことを決めればいい
んじゃないでしょうか。いずれにしても、市場に流通させる考えはありません。
383 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :01/11/22 00:43 ID:TZAqwdIv
武部農林水産大臣記者会見要旨
( 平成13年11月20日(火) 10:00〜10:36 於:農政クラブ )
http://www.kanbou.maff.go.jp/kouhou/011120daijin.htm ○へい死牛の全頭検査について
Q: 病死牛なんですけれども、先週国会で病死牛についても、全頭、狂牛病検査をやる体制
を整えつつある、というようなご発言がありましたが、この真意はどの様にお考えになってま
すか。
A: BSEについては、農場段階におけるサーベイランスも強化しておりますし、さらに中
枢神経症状を示した牛でありますとか、起立不能の牛等は、農場段階で直ちにと殺して検査し
ているわけです。もう30数頭もあって、全て陰性ではありますけれども、そういう一つのブ
ロック体制も敷いています。これ30ヶ月齢以上の99.95%の感染率だということでございま
すが、我が国としては24ヶ月齢以上の病死牛のうち年間4,500頭を対象としてBSE検査を
開始したところでありますし、こういったことで、かなり有効な摘発が可能と考えております。
ですから現時点で、直ちに死亡牛について全頭検査しなきゃならないという状況にはないと
思いますが、しかしこれは我が国の家畜衛生という意味からも、このBSEだけが病気じゃあ
りませんから、まず、その危機管理の一環として、出来れば全頭検査体制というものを取りた
い、と私は思っております。しかしこれを具体的にどうやるのかということについては、EU
における実態でありますとか、法制度上の課題でありますとか、死亡牛からの検体の採取、検
査体制、死亡牛の検査収容までの取扱い等、一連の検査システムのあり方等について、
いはまた現場の担当者等の意見も聞きながら検討を進めていかなければならないと、このよう
に思ってます。また、私の地元ですけれども、もう既に農協さんが15億円位かけて死亡牛向
けの完全な焼却炉を作りたいと言っており、そういうことで国に支援をしてもらいたいという
要請もあります。あるいはまた、これを処理するということは、大動物ですから細かくしてか
らでないと処理できないと、こう思いますので、そういう意味では様々な検討が必要なんじゃ
ないかと。ですから、死亡牛は全部検査するということが良いのかどうかと、これはサーベイ
ランスという意味では全頭検査した方が良いでしょう。しかし確実に、安全に処理するという
意味では早く処理してしまった方が良い、という現場の声もありますので、そういったところ
をもう少しきちっと調査して対応する必要があるんじゃないかと、このように思っております。
いずれにしましても、国会で遠藤副大臣が答弁しておりますように、死亡牛についても全頭
検査という方向で、どういうふうにやれるのか、そういうシステムをどういうふうに構築して
いったら良いのかということについて、検討していきたいと思っております。
384 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :01/11/22 00:46 ID:TZAqwdIv
385 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :01/11/22 01:23 ID:TZAqwdIv
386 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :01/11/22 01:32 ID:TZAqwdIv
▽狂牛病2頭目 県内の反応 2001/11/21 (神戸新聞)
http://www.kobe-np.co.jp/kobenews/sougou/011121ke30500.html 兵庫県畜産課は「二頭目の発生は当然考慮し、態勢は取っている。兵庫と何らかの関連があ
れば、北海道庁と連絡を取り合い直ちに対応する」と冷静な反応を示す。
狂牛病の牛が見つかった場合は、同じエサを食べる同一農場の牛も狂牛病検査を実施。並行
して感染牛の誕生地からの経路が追及され、関連していた農場の所在県も、直ちに同様の措置
をとる。
倉橋準典・同課長は「現在の検査体制では安全な肉しか流通しないが、牛肉の消費が回復基
調に入っていただけに、消費者への心理的な影響が心配だ」と話している。
表情曇らせる精肉店経営者
北海道で狂牛病に感染した二頭目の牛が確認された二十一日、消費者には再び不安が広がっ
たが、すでに全頭検査が始まり市場に感染牛が出回ることはないため、兵庫県内の精肉店やス
ーパーは「これまで通り安全性を訴え信頼回復を図る」と表情を引き締めた。
神戸市内で精肉店を営む海崎孝一さん(41)は「専門店で扱う県内産和牛は品質管理が行
き届き安全な点を、これまでどおり訴えていく。大事なのはお客さんとの信頼関係」と話すが、
「神戸市の学校給食で牛肉の使用が再開された直後だけに、消費者が抱くイメージが再び低下
するのは痛い」と表情を曇らせる。
コープこうべは「二頭目の発生はある程度予想していた。むしろ、検査がきちんと機能した
結果と受け止めている。すでに検査済みの牛肉しか扱っておらず、感染牛の肉が食卓に届くこ
とはない」と強調している。
387 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :01/11/22 01:42 ID:TZAqwdIv
▽北海道猿払村の酪農家「話すことは何もない」(日経新聞)
http://www.nikkei.co.jp/news/shakai/20011121CCCI131121.html 国内2頭目の狂牛病と断定された牛を飼っていた北海道猿払村の酪農家は、報道陣の質問に
対し、事務所の入り口の「関係者以外立ち入り禁止」の張り紙を指さしながら、「話すことは
何もない」と言葉少なだった。同村には酪農家が76戸あり、約7800頭の牛を飼育している。「
予想もしていなかったと事態」(笠井勝雄村長)に、関係者は対応に追われた。東宗谷農業協
同組合(JAひがし宗谷)猿払支所では、酪農家にどんな飼料を販売したのかの確認作業を進
めているが、「肉骨粉を含む飼料を販売した記録はない」と話す。ただ、「可能性の一つとし
て、飼料会社から持ち込まれたサンプルの商品を与えたことも考えられる」との声も聞かれた。
同村の本間勉産業課長は「何が何だかさっぱりわからない。早く専門家の指導を仰いで農家
が安心して生産できるように指導しなくては」と厳しい表情で話した。
==========
口止めされているの?
388 :
NHK :01/11/22 01:47 ID:TZAqwdIv
389 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :01/11/22 01:51 ID:TZAqwdIv
390 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :01/11/22 01:53 ID:TZAqwdIv
391 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :01/11/22 02:00 ID:HlM7YLFY
平成13年11月21日 農林水産大臣談話
http://www.takebe.ne.jp/bse1121.htm 1. 先月十八日以降、と畜場に搬入された全ての牛について、BSE検査が実施されている
ところですが、これらの牛のうち、今月十九日に北海道のと畜場に搬入された一頭につきまし
て、本日開催された「牛海綿状脳症に関する専門家会議」において、BSEであるとの確定診
断の結果を得られた旨厚生労働省から報告を受けました。
2. この牛につきましては、BSE感染性のあるとされる特定危険部位である脳、脊髄、眼
、回腸遠位部はもちろんのこと、全ての部位について、適切に焼却処分されることとなってお
り、決して市場に出回ることはないよう措置されておりますので、ご安心ください。
3. 農林水産省といたしましては、当該牛がエライザ検査で陽性となった段階から、家畜保
健衛生所において当該農家が飼養している同居牛を既に監視下においており、それらの移動・
出荷の自粛を要請してきております。本日の確定診断を受けて、家畜伝染病予防法に基づき、
移動の制限を実施しているところであります。
4. また、直ちに、同居牛等の追跡調査や給与飼料の調査等に着手しており、感染原因や感
染ルートの徹底究明に全力を上げてまいります。
5. なお、今回、新たにBSE感染牛が食用として出回ることなく発見されたことは、先月
十八日以降のBSE全頭検査体制が有効に機能してきたことを示すものと言えます。
農林水産省としては、引き続き、厚生労働省や都道府県と連携しつつ、食肉等の安全の確保
と、国民の皆様の不安の解消に万全を期してまいります。
392 :
ロイター :01/11/22 02:18 ID:HlM7YLFY
北海道の狂牛病の疑いがある牛、午後に専門家が確定診断=厚生労働省 ロイター 11月21日13時33分 [東京 21日 ロイター] 厚生労働省は、北海道で19日に処理された牛のうち1頭が 、狂牛病(牛海綿状脳症)に感染している疑いがあることが分かった、と正式に発表した。同 省は、きょう午後5時に専門家会議を開催し、最終的な確定診断を行う予定。 記者会見した同省の尾嵜医薬局食品保険部長は、今回の牛について、狂牛病であることは「 ほぼ間違いない」と語った。ただ、国内で2頭目となることについては、「絶対2頭目が出な いということは言えないだろうと思っていたので、今回、そんな驚きを持っているわけではな い」と述べた。 また、今後、消費者の不信感がさらに高まるのではないか、との質問に対しては、「(市場 に出る牛に対する)検査体制は整えているので、基本的にはチェックできる。安心してもらえ るのではないか」と語った。 厚生労働省は10月18日から、全国で食肉処理される牛の全頭検査を開始。これまでに約 8万7000頭の検査が行われている。 今回、狂牛病の疑いがある牛が見つかったのは、北海道畜産公社の道北食肉センター。今月 19日に処理された51頭のうち21頭目に陽性反応が出たという。21日午前に帯広畜産大 学で、一次検査の「エライザ法」よりも精度の高い「ウエスタンブロット法」で確認検査を行 った際にも陽性だった。当日の21頭目以降に処理された30頭については市場への出荷が見 送られている。 同牛の品種はホルスタイン。道内の猿払村の酪農家が飼育してた。1996年4月生まれで 、これまでに3回出産している。誕生地や、どのようなえさが与えられていたかを含め、飼育 歴の詳細については、今後農水省が調査する予定だという。千葉県内の、国内で最初に確認さ れた狂牛病感染牛は、1996年3月に生まれている。
393 :
:01/11/22 02:23 ID:HlM7YLFY
394 :
中国新聞 :01/11/22 02:29 ID:TZAqwdIv
▽狂牛病2頭目確認 消費者の不安増幅 '01/11/22 (中国新聞)
http://www.chugoku-np.co.jp/News/Tn01112201.html 北海道で狂牛病に感染した国内二頭目の牛が見つかった二十一日、中国地方のスーパーや飲
食店では、回復しかけていた牛肉の売れ行きが再び落ち込むのを懸念。消費者の不安感も増し
ている。店頭からは、国に一日も早い感染経路の解明を求める声が相次いだ。
イズミ(広島市南区)は、十月中旬に前年同期比六割減に落ち込んでいた牛肉の売上高が、
先週ようやく三割減まで回復ばかり。売り場ではシールやポスターで安全性を訴え、岡本守人
精肉課長は「今後も消費者に『安心』を訴えていくしかない」と話す。
今週末に中四国の全七十五店で国産牛の半額セールを実施するフジ(松山市)は「キャンペ
ーンに水を差した格好」。ユアーズ(広島県海田町)は「北海道産は扱っていないが、今後は
種牛についても再度確認したい」と言う。
コープやまぐち(山口市)の藤本浩商品政策マネジャーは「正確な感染ルートの解明を急い
でほしい。このままでは消費者への安全性の説明が説得力を欠く」と述べた。
中国五県で焼き肉二十六店舗を展開するF&Fフードサービス(中区)は同日、輸入牛肉の
使用を強調したポスターに張り替えた。古谷章社長は「国産牛は使っていないが、売れ行きに
響く」とみる。焼き肉店三店の売上高が前年同期比三割減まで回復していたパオ(小野田市)
も「売り上げが半減していた十月の状態に戻りかねない」と心配する。
消費者の表情も厳しい。中区の飲食店経営、幡司千枝子さん(66) は「国から大丈夫と言わ
れても、現に感染した牛が見つかるようでは心配。まず感染原因を突きとめてほしい」と求め
る。山口市の主婦(41)は「安全と説明されても、どこまで信用していいのか分からない」と話
していた。
395 :
中国新聞 :01/11/22 02:31 ID:TZAqwdIv
▽中国5県は全頭「シロ」 広島県は価格補償へ '01/11/22 (中国新聞)
http://www.chugoku-np.co.jp/News/Tn01112202.html 北海道で国内二頭目の狂牛病感染牛が確認された。中国五県では全頭検査が始まった十月十
八日以降、すべて一次検査の段階で「シロ」の判定が出ている。だが、枝肉価格が回復しない
中での新たな感染の確認に、市場がさらに冷え込む懸念もある。広島県が子牛の価格補償を検
討するなど、畜産農家の支援策に乗り出す動きも出てきた。
五県の食肉衛生検査所で検査を受けた肉牛(発表分)は二千六百三十六頭。県別の内訳は、
広島六百六十九頭▽山口二百九十三頭▽ 岡山七百八十七頭▽島根二百三十七頭▽鳥取六百五
十頭で、いずれも一次検査が陰性となり、確定検査が必要な牛はいなかった。
一方、十一月に入ってからも枝肉価格は低迷。感染牛が見つかる直前の八月と比べ、広島と
岡山でほぼ同水準に持ち直したが、島根は約90%、鳥取は約80%、山口が約75%にとどまる。
持ち直した広島も、市場の取引頭数は八月の千五十六頭に対し、十月は三百六十四頭と約三分
の一に減っている。
二頭目の感染が確認されたことから、消費者の牛肉離れが再び加速することも予想される。
山口県畜産課は「冷静な対応を期待しているが、影響は避けられないだろう。価格回復がさら
に遅れることが心配」と話す。
こうした状況を受け、各県で畜産農家などへの独自の支援策を導入する動きも出てきた。広
島県は、子牛の取引価格が低迷していることから、畜産団体と共同で価格補償に踏み切る方向
で検討を進めている。補助基準や費用負担の割合を詰め、十二月補正予算案に盛り込む方針だ。
島根県は十月、農家を対象に、個人一千万円、法人四千万円を上限に年利0・8%で貸し付
ける独自の融資制度を創設。受け付け開始後、申し込みが相次ぎ、五億円の融資枠は二週間ほ
どで埋まったという。
山口県は二十一日、独自の融資制度などの創設を発表した。併せて、県内の全飼育農家と牛
を対象に再度、十二月にも実態調査の実施を検討することを決めた。
感染経路や感染牛数の実態を把握しないまま 安全宣言を出す政府のやり方に疑問を持っています。 これはもう、風評被害では無く「行政被害」です。 酪農家や精肉業者を保護を第一に考えた行政の判断が 益々酪農家や精肉業者を窮地に追い込みます。 酪農家や精肉業者の皆さんが、業界の保護を条件に 票田を守ろうとする議員を応援する事は、やぶさかでは 有りませんが、本当に、消費者(国民)の事を理解する 代表を選ぶべきではないでしょうか。
397 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :01/11/22 09:16 ID:mHGq9xw8
▽原因究明へ道が新組織 狂牛病2頭目の感染確定 2001/11/22 06:38
http://www.hokkaido-np.co.jp/Php/kiji.php3?&d=20011122&j=0044&k=200111222768 厚生労働省は二十一日夕、狂牛病(牛海綿状脳症)の専門家会議(座長・品川森一帯広畜産
大教授)を開き、宗谷管内猿払村で生産、飼育された乳牛(雌、五歳七カ月)について国内二
頭目の狂牛病感染との診断を確定した。これを受け、農水省は感染経路や原因の究明に乗り出
し、道も専門家による研究者会議設置を決定、独自に原因解明を急ぐ。堀達也知事は「検査が
厳格に行われ、安全な道産牛しか食卓に出ない」と強調した。
猿払村で国内二頭目の狂牛病感染牛が確認されたことを受け、道は二十一日夜、対策本部(
本部長・磯田憲一副知事)の会合を開き、大学教授や獣医師など酪農畜産の専門家による研究
者会議を新たに設置することを決めた。同会議の助言を得て、道としても感染経路や原因の究
明に全力を挙げる。
同会合では、留萌管内天塩町の食肉処理場で感染牛の後に解体され、道独自の措置で保管さ
れている牛三十頭について、二十八日開会の定例道議会に提案する補正予算案に基づく補償の
対象とすることも確認した。
原因究明の作業を進めるため、農政部長を本部長とする防疫対策本部も設置した。家畜伝染
病予防法に基づき、感染牛の生産農場で飼育している牛七十七頭の移動を禁止し、狂牛病の症
状があるかどうかの臨床検査を実施。これまで出荷した牛のルートや飼料などの追跡調査も進
める。
同農場で、感染牛が一歳になるまでの間に同居していたり、感染牛が生まれた前後一年間に
生まれて同じ飼料を与えられていた牛は、「疑似患畜」として焼却処分する。
また、地元の猿払村と東宗谷農協なども対応を協議し、感染牛の生産農家が与えていた飼料
を過去六、七年間にさかのぼって調査し、分析を急ぐ方針を決めた。
一方、政府予算の中央要請のため上京中だった堀達也知事は同日午後、急きょ道庁に戻り、
臨時に記者会見。「感染経路の解明が最も重要な課題で、(消費者の)信頼回復につながる。
安全な牛肉以外は流通させない検査マニュアルを確実に実行する。消費者の皆さんには冷静な
対応をお願いしたい」と、風評被害の防止に理解を求めた。(北海道新聞)
398 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :01/11/22 09:17 ID:mHGq9xw8
▽専門家会議で狂牛病感染を確定診断 同居牛を追跡調査 2001/11/22 07:50
http://www.hokkaido-np.co.jp/Php/kiji.php3?&d=20011122&j=0044&k=200111222783 猿払村で生まれ、飼育されていた乳牛が厚生労働省の狂牛病全頭検査で狂牛病(牛海綿状脳
症)と確認された問題で、同省は二十一日、専門家会議(座長・品川森一帯広畜産大学教授)
を開き、最終的な確定診断の結果、国内二頭目の狂牛病と断定した。
これを受け、坂口力厚労相は「新たに感染牛が確認されたことは遺憾だが、これが食用とし
て出回ることなく発見されたことは、全頭検査が有効に機能してきたことを示すもの」とする
談話を発表した。
確定診断されたのは、生後六十七カ月(五歳七カ月)のホルスタインの雌牛。猿払村の酪農
家が出荷、廃用牛として十九日に道畜産公社上川事業所道北食肉センター(留萌管内天塩町)
に持ち込まれたあと帯畜大で確認検査が行われ、ウエスタンブロット法で陽性と判定された。
同日夕に開かれた専門家会議では、ウエスタンブロット法、免疫化学組織検査結果などを根
拠に、出席した七人の委員全員一致で狂牛病陽性と診断。品川座長は「発症する前に感染が発
見された。あと数カ月間飼育されていれば、症状が出ていたのでないか。千葉県内で見つかっ
た感染牛と同じく、英国の異常プリオンのパターンと一致している」と説明、英国から輸入さ
れた肉骨粉が原因である可能性を示した。
一方農水省は二頭目の感染牛と一緒に飼われていた牛を追跡し、感染の有無を調べる。調査
には道があたる。この牛を飼っていた農家は九月の立ち入り調査時には肉骨粉は不使用と答え
ていたが、同省の札幌肥飼料検査所(札幌市)が主体となり肉骨粉の混入ルートを改めて調べ
る方針。
399 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :01/11/22 09:18 ID:mHGq9xw8
▽「なぜだ」、あえぐ農家 対策後手、国に怒り 2001/11/22 07:50
http://www.hokkaido-np.co.jp/Php/kiji.php3?&d=20011122&j=0044&k=200111222734 【猿払】「まじめに牛の世話を続けていたのに、なぜだ」―。狂牛病の牛を生産・出荷した
宗谷管内猿払村浜猿払の東宗谷農協組合員の父親(67)は二十一日夜、問題の牛を飼育してい
た牛舎前で、「原因は全く分からない」と困惑の言葉を繰り返し、対策が遅れた行政への怒り
をあらわにした。ホタテと酪農を基幹産業とする小さな村を襲った狂牛病ショック。その影響
の大きさに、地元の不安は高まった。
この牧場は娘夫婦が二代目として経営。父親が一家を代表して報道陣に事情説明した。
父親は「飼料を買うのも乳を出荷するのもすべて農協を通している。えさに手を加えたこと
もない。網走管内佐呂間町の狂牛病があるまで、肉骨粉という名前すら知らなかった」と話し
た。
狂牛病の牛はこの農家で生まれた。父親は「びっくりしたのもいいところだ。原因なんか分
かるわけがない」と時折、声を荒らげ、「外国で狂牛病騒ぎがあったときや疑わしいえさを輸
入する際、なぜ水際で対策をとってくれなかったのか」と、国の不十分な対策に怒りを向けた。
同農協の関係者によると、この牧場は乳牛七十七頭を飼育。村内では平均的な規模で、この
牛の母牛も八九年に同牧場で生まれており、「この農家の牛はよく乳が出ると評判だった」と
いう。
父親と幼なじみの笠井勝雄村長は同夜、電話で「大変だな。変なものを背負ったな」と励ま
すと、父親は「困っている」と答えたという。電話を終えた笠井村長は「(この問題で)酪農
をやめさせたくない」と願った。
宗谷家畜保健衛生所は同日夕、大沼裕予防課長と専門員が生産農家を訪問し、詳しく事情を
聴いた。
一方、同農協の阿部富夫参事は同衛生所や猿払村などとの協議を終え、「自己防衛策として
当面、この生産農家から牛は出荷しない」と硬い表情で話した。
400 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :01/11/22 09:21 ID:mHGq9xw8
▽消費者の動向見守る小売店 焼肉店は「安全に自信」 2001/11/22 07:50
http://www.hokkaido-np.co.jp/Php/kiji.php3?&d=20011122&j=0044&k=200111222785 宗谷管内猿払村で生まれ育った乳牛が二十一日、狂牛病と確認された。「どうして」「大丈
夫」。道内の生産者や小売店に怒りや戸惑いが広がる一方で、消費者の間には落ち着いた反応
も見られた。二度目のショックに見舞われた道内各地の午後を追った。
札幌市厚別区のカウボーイ厚別店。午後四時から一時間で、五人が牛肉を買い物かごに入れ
た。「少し騒ぎすぎ」との声も聞かれたが、一方で、同市豊平区の主婦(28)は「きょうも豚
にする」と牛肉をためらった。
函館市内の百貨店では、食品売り場で買い物をしていた主婦小林朋子さん(70)が、狂牛病
二頭目のニュースに「驚きました。でも、検査によって(感染が)判明したことはいいこと。
心配はしていません」と話した。
「予想以上の手ごたえだったが…」。道やホクレンが展開中の牛肉販売拡大全道キャンペー
ン。札幌市内のイベント会場では十七、十八の両日、牛肉が飛ぶように売れた。用意した一日
千パックでは足りず、結局、二日で四千パックを売った。
今週末は全道の焼き肉店百七十五店がおすすめ品半額サービスを行う予定だが、関係者は「
動向が心配」と語った。
「大変なことになった」。二頭目感染の知らせを聞いた午後五時すぎ、十勝管内士幌町の酪
農家宗像茂広さん(43)はため息をもらし、「使っているのは農協指定のホクレンなどのえさ。
安全性を信用するしかないが、狂牛病の広がりは、肉骨粉の輸入を防がなかった政府の責任だ」。
同管内士幌町の肉牛農家も「道内産牛肉の印象は悪くなる一方」。十月に出荷を予定してい
た牛はまだ売れずにいる。
午後六時過ぎ、釧路市内の焼き肉レストラン「焼肉菜包朴然」は会社員らがひっきりなしに
訪れた。家族四人で来た同市の主婦佐野真紀さん(31)は「安全宣言が出てからは狂牛病の牛
肉は流通していないというので、特に気にしていません」。
午後七時半。札幌・ススキノの焼き肉店も、二十代のカップルなどで席は七割方埋まってい
た。売り上げは九月以降、前年同期比で約二割減ったが持ち直しつつある。店の責任者の一人
は「国の検査を信じている。安全には絶対の自信がある」と力を込めた。
401 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :01/11/22 09:22 ID:mHGq9xw8
▽ホクレン、飼料の自主検査開始 狂牛病2頭目確認で 2001/11/22 07:50
http://www.hokkaido-np.co.jp/Php/kiji.php3?&d=20011122&j=0044&k=200111222784 国内二例目の狂牛病の感染牛が、宗谷管内猿払村産だったことがわかった二十一日、
道内の農業団体などは午後からも、道内各地からの問い合わせの電話などへの対応などに
追われた。
生産者団体のJA北海道中央会には、報道関係者や道内各地の農協などからの電話が
相次いだ。担当者は「感染した牛は市場には出さず焼却処分するため、安全です」などと、
説明に当たった。山口義弘副会長は「消費者には冷静な対応をお願いしたい」とする談話を
発表した。
また、出荷農家がホクレンから購入した飼料を中心に使っていたことから、ホクレンは「製
造、販売している配合飼料には、肉骨粉は使用していない」(広報課)としながらも、自主的
に飼料の検査を始めた。
国内一例目の感染牛が育成されていた網走管内佐呂間町の堀次郎町長は「感染牛が
確認されても、それを水際でくい止める体制が大事。国には輸入飼料の厳格な管理を求めたい」
と話した。
402 :
三和総研 :01/11/22 09:32 ID:mHGq9xw8
▽狂牛病が個人消費へ与える影響について 2001年11月13日 (三和総研)
http://www.sric.co.jp/publication/report/2001/0164.html ○9月に国内で初めて狂牛病に感染した牛が発見され、消費者の間に牛関連食品の購入や外食
を控える動きが広がっている。一方で、豚肉や鶏肉など牛肉に代替する食品の売上が増えるな
ど、個人の食肉消費行動に影響が出てきた。こうした消費行動の変化は、牛肉の価格下落、豚
肉の価格上昇といった価格変動をもたらし、生産者や関連する食品供給業者の業績に影響を与
えている。
○狂牛病と同様に、食料支出へ影響を与えた「O157」の場合、消費者の間で、肉類、生鮮魚介
などの生鮮食品の購入が幅広く控えられ、96年7-9月期、10-12月期の個人消費をそれぞれ前期
比で0.61%、0.43%程度押し下げるなど影響が長期化した。「O157」の特徴をまとめると、(
1)消費が手控えられた品目が広範囲に及んだ、(2)「O157」に関係しないと思われる食品に代
替需要が発生したわけではない、(3)「O157」が価格に与える影響は、まちまちであり、総じ
て言えばあまり影響はなかった、などが挙げられる。
○一方、今回の狂牛病の場合は、(1)影響を受ける品目が限られている、(2)牛肉から豚肉、鶏
肉、魚介類への代替消費が進んでいる、(3)牛肉の価格が低下する半面、豚肉や鶏肉の価格は
上昇している、など「O157」と比べてかなり異なる点がある。本レポ−トでは、狂牛病が個人
消費へ与える影響を知るために、牛肉、牛加工食品、外食がどの程度落ち込んでいるか、また
豚肉、鶏肉、魚介類への代替需要がどの程度膨らんでいるかをPOSデ−タや卸売市場の数字を
用いて調べてみた。
○その上で、狂牛病が今後の食肉消費に与える影響を、(ケ−ス1)消費者の狂牛病に対する
不安が徐々に解消する場合、(ケ−ス2)消費者の狂牛病に対する不安が続き、牛から豚や鶏
への需要シフトが起こったままの場合、(ケ−ス3)消費者の狂牛病に対する不安は続くが、
牛肉の価格低下がある程度の需要を喚起する場合、の3つに分けて推計してみた。その結果、
ケ−ス1の場合、牛肉、豚肉、鶏肉の合計で01年10-12月期、02年1-3月期の個人消費がそれぞ
れ前年比で0.13%、0.04%程度押し下げられる。ケ−ス2の場合は、個人消費がそれぞれ前年
比で0.29%、0.22%程度押し下げられる。ケ−ス3の場合は、ケ−ス2の結果に牛肉の価格低下
による需要喚起分が加わる一方で、豚肉、鶏肉の消費が目減りするため、個人消費がそれぞれ
前年比で0.30%、0.24%程度押し下げられ、ケ−ス2とほぼ同じ結果となる。
○「O157」に比べると、狂牛病が個人消費へ与える影響は、小さいかもしれないが、牛関連の
食品供給に関連している分野では影響が深刻である。特に消費者の牛肉離れが長期化した場合、
肉牛生産者への影響が拡大することが予想される。
図表入り全文
http://www.sric.co.jp/publication/report/2001/0164.pdf
403 :
贈呈されたら嬉しいか? :01/11/22 09:48 ID:mHGq9xw8
▽大相撲九州場所優勝力士に国産牛肉を贈呈 (農業協同組合新聞)
――恒例の「全農賞」副賞として (11/21)
http://www.jacom.or.jp/news01/01112107.html 武蔵丸、栃東が共に1敗でリードする大相撲九州場所。千秋楽の25日、JA全農は
今回で144回目(昭和53年1月場所からスタート)となる「全農賞」を、優勝力士に
贈呈する。
今場所の全農賞は、恒例の優勝トロフィーとともに「副賞」には、
お米30俵(1800kg)と、国産牛肉・野菜合わせて1トンの目録が贈呈される。
授与者は、森口旻JA全農代表理事副会長。
404 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :01/11/22 09:51 ID:mHGq9xw8
405 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :01/11/22 09:54 ID:mHGq9xw8
▽感染原因の調査を本格化 狂牛病発生の北海道(河北新報)
http://www.kahoku.co.jp/news_s/20011122KIIASA43900.htm 北海道猿払村産の乳牛が国内2頭目の狂牛病(牛海綿状脳症)に感染していた問題で、
道は22日、生産した酪農家などから聴き取り調査し、感染原因の究明を本格化させる。
東宗谷農協猿払支所によると、同村では牛に牧草を与え、不足分を購入飼料で補うのが
一般的。同農協のこれまでの調査では、この酪農家に販売した1995年以降の配合飼料
には、感染源とされる肉骨粉は含まれていなかったという。
道は補助飼料や栄養剤も含め感染牛に与えた全飼料を特定した上で、工場などの協力を
得て肉骨粉の有無や、北海道佐呂間町で生まれた国内初の感染牛と共通する飼料がないかを
確かめる。(11/22 08:29)
406 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :01/11/22 09:55 ID:mHGq9xw8
▽狂牛病2頭目 東北の畜産関係者が悲鳴 (河北新報)
http://www.kahoku.co.jp/NEWS/2001/11/20011122J_14.HTM 「また出てしまったのか」。21日、国内2頭目となる狂牛病(牛海綿状脳症)の牛が見つ
かり、銘柄牛産地の東北に再び動揺が広がった。全頭検査の実施で、「感染牛が食肉市場に出
回る可能性はゼロ」(農水省)とされる。しかし、消費者の不安の高まりは避けられそうにな
く、流通関係者も風評被害の広がりにおびえている。
「やっと牛肉相場に日が差しはじめ、取引業者と『このまま回復してほしい』と話していた
ばかりなのに…」。1900頭もの肉牛を肥育する「スカイファームおざき」(尾花沢市)の
尾崎裕孝常務は、こう言ってくちびるをかんだ。
仙台牛の産地・宮城県南方町で、肉牛300頭を飼育する川口公司さん(58)も、「安全
な牛までどうして感染牛と同じ目で見られるのか。畜産農家はたまったものじゃない」と、や
り場のない怒りに声を震わせる。
通常なら、歳暮シーズンを挟んだこれから年末にかけてが、牛肉の本格的な需要期。「歳暮
も駄目、家庭消費も駄目では、価格の上昇は見込めない。出荷しても子牛代すら出ない」と、
長井市の畜産業矢久保静夫さん(49)は、ため息を漏らした。
9月に国内で初めて狂牛病の牛が見つかって以来、給食で牛肉使用を見合わせる学校が相次
ぐなど、風評被害による消費への影響は深刻だ。東北各地の焼き肉店では、騒動前に比べて売
り上げが4、5割減っているところも少なくない。
「『安心して食べてください』と、とにかく訴えるしかない。国産牛を信用してほしい」と、
焼き肉レストランチェーン東山(仙台市)の小野元三専務。
仙台市内の牛タン料理店「喜助」と牛タン販売の「キスケフーズ」を経営する大川原潔社長
も「感染牛は今後も見つかるだろうが、市場に出ている牛は安全だ」と強調する。
騒動がこのまま長引けば、廃業を余儀なくされる農家が出ることも懸念される。多くの畜産
農家を抱える栗っこ農協(宮城県志波姫町)の菅原章夫組合長は、「需要期が目前の時期だけ
に、2頭目(が出たこと)は厳しい。牛肉に対する消費者のイメージダウンが何より心配だ」
と表情を曇らせる。
岩手県農協中央会の小笠原一行副会長は、「店頭に並んでいる牛肉は、すべて検査を通過し
ており安全だということを、消費者に分かってほしい」と訴えている。
2001年11月22日木曜日
407 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :01/11/22 09:56 ID:mHGq9xw8
▽北海道・猿払から福島・岩手に計17頭導入 (河北新報)
http://www.kahoku.co.jp/NEWS/2001/11/20011122J_13.HTM 福島県は21日、国内2頭目となる狂牛病(牛海綿状脳症)の牛が飼育されていた北海道
猿払村産の乳用牛が1996年以降、県内の8戸の農家に10頭導入された、と発表した。
狂牛病と診断された乳用牛を飼育していた農場と関係があるか、現在も購入した農家で
飼育されているかどうかなどは不明。県は22日、8戸の農家に対し立ち入り検査を実施し、
狂牛病を疑う症状がないか、肉骨粉を与えていないかなどを確認する。
一方、岩手県が21日調査したところ、同県内では1996年4月以降これまでに7頭の
乳用牛を猿払村内から買い入れ、飼育されていることが分かった。県は同日、猿払村産牛を
飼育する農家に対し、管轄する家畜保健衛生所による立ち入り調査を開始。牛に異常がないか
どうか調べている。
2001年11月22日木曜日
409 :
情報提供者は“まりちゃん” :01/11/22 11:49 ID:Xw522V7e
現在のスクリーニングにひっかからないネズミ&擬陰性テスト結果がでることについての研究
Dr Raceらの報告(Long-term subclinical carrier state precedes scrapie
replication and adaptation in a resistant species: analogies to bovine
spongiform encephalopathy and variant Creutzfeldt-Jakob disease in
humans:.J Virol. 2001 Nov;75(21):10106-12)によると、彼らはPrPscを体内
に保持する非発症・健康保菌者の状態の実験ネズミを作成することに成功している。
そしてこのネズミからは従来の検出法ではPrPscを検出できない、しかし感染性はあ
る。2001年11月の最新の発表。
これはどういう事かというと、農水省の設定した検査法は2001
年10月までは信じるに足る理由があったが、検出法の限界が報告された以上もう
信頼性はないということだ。従来の厳しい検査法で陰性となっても感染性がないと
は言い切れない。
次、Dr. Ironside等のBSEの検査法のレビュー(Laboratory diagnosis of varia
nt Creutzfeldt-Jakob disease.:Histopathology. 2000 Jul;37(1):1-9. )
によると、PrPscの蓄積は症例と部位によって大きな差があるから、繰り返し何カ所
も検査しないと陽性とできないことがある(陰性とは言い切れない)とのことだ。
http://www.sportsnavi.com/apps/syndicate/ViewServlet?GXHC_gx_session_id_=ebf19099ed357764&id= http://www.kansenki.net/colum/01/1109colum_nrrn.html より
410 :
んーと :01/11/22 12:12 ID:Vgq8dJs4
武部さんの掲示板に送ったのはまりちゃんだけど、 もとねたは2chのもっと優秀な人がUPしてくれました。
本を読んでて、こんなの見つけました。
英国は狂牛病が発生しだした1988年の12月、「怪しい」牛乳は法律で
販売を禁止したそうです。(「新版 ぼくが肉を食べないわけ」Peter Cox 築地書館 P89から)
http://www.takebe.ne.jp/bbs/nougyou.cgi 武部さんの農水版HPにお願いしておきました。
肉骨粉を食べさせて育てられた、しかも高齢な乳牛からの搾乳は止めるなどの処置をぜひ、
取られてください。安全ビラを11億かけて作る前に、そういった牛を飼う農家の牛を買い上げる
などの補償措置をぜひ取ってください。 本当にお願いいたします。
って書き込んでおきました。
412 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :01/11/22 12:53 ID:UzniTPe2
今までは、感染のおそれの少ない若い牛ばかりを出荷していたので さほど見つからなかったが、これからは、感染の危険高い牛が 出荷されるのでどんどん出てくるだろうとラジオで言っていた。
413 :
速報 :01/11/22 13:26 ID:jj+00zFB
414 :
日経新聞・社説 :01/11/22 13:30 ID:jj+00zFB
日本経済新聞・社説 責任不問のまま2頭目が
http://www.nikkei.co.jp/news/shasetsu/20011121EIMI135121.html 食肉処理をするすべての牛について、狂牛病発症の有無を調べる全数調査が10月18日に始ま
ってほぼ1カ月、北海道で狂牛病の牛が見つかった。これ自体は、驚いたり恐れを募らせたり
するような事柄ではない。後手後手に回ったとはいえ、ようやくスタートした安全性チェック
のシステムが機能して、リスクの高い肉が市場に出回るのを阻止した。
しかし、これで消費者の畜産行政への疑念が消えるわけではない。今回見つかった感染牛も
1頭目と同じ地域で生まれたという。日本になぜ狂牛病が侵入し、それはどんなルートをたど
ったのか。ことの本質、原因を明らかにしなければ、不安や不信は解消するわけがない。
この1カ月は、狂牛病がほとんど発症しないとされる生後30カ月未満の牛が主に食肉処理さ
れてきたといわれる。今回狂牛病と判定された牛は生後67カ月。今後はこうしたそう若くはな
い牛、生後30カ月を超える牛の食肉処理が増えてくるとみられ、三例目、四例目の感染牛が続
く事態も考えられる。その都度、消費者の間には、無策のまま日本に狂牛病の上陸を許した畜
産・食肉行政の怠慢と不作為に対する強い不信が渦巻くことになる。
冷え切った牛肉需要を回復する最も有力な策は、役所が行政の失敗を認めて、責任の所在を
明らかにすることである。半年前に「日本は安全」と言い切り、欧州からの忠告を拒絶した農
水事務次官が、その責任を棚上げにして狂牛病対策の事務方をつとめていること自体が、行政
不信を増幅させている。
厚労相、農水相の私的諮問機関として19日に初会合を開いた「BSE(牛海綿状脳症)問題
に関する調査検討委員会」では、狂牛病について問題提起をした研究者に、役所から圧力まが
いの電話があったことなども報告された。
狂牛病の上陸を阻止した米国やオーストラリアと、日本はどう違うのか。委員会には、安全
性をないがしろにしてきた日本の畜産・食肉行政の問題点を洗い出し、責任を厳しく問うこと
を期待する。それも期日を限って速やかに。厚労相と農相が安全を口にするより、責任を論じ
るほうが、消費者の安心は拡大する。
415 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :01/11/22 13:37 ID:jj+00zFB
▽肉骨粉食べた牛、買い上げて焼却・農水省 (日経新聞) 農水省は22日午前、狂牛病の感染源とされる肉骨粉類を食べたことが分かっている全国の牛 5129頭すべてを買い上げ、狂牛病に感染していないかを調査したうえで、焼却処分する方針を 自民党に示した。21日に感染牛が新たにみつかり、消費者の間で国内牛に対する不安が再び広 がりかねないことに対応する。来週には農家への要請を始める予定だ。 買い上げの対象は、農水省が都道府県を通じて9月に実施した国内牛すべてに対する調査な どで肉骨粉や蒸製骨粉、血粉を与えたことが分かった165戸の牛。国の負担で各都道府県の獣 医師団体が市場価格で買い上げ、家畜保険衛生所が狂牛病に感染している可能性の高い高齢牛 から簡易検査で調べる。 農家には買い上げに応じる法的な義務はないが、農水省は「農家は応じてくれる」(畜産部) との見通しを示している。 農水省は当初、狂牛病の感染経路となる肉骨粉類を食べた牛の頭数について、9000頭を上回 るとの集計を公表。その後、肉骨粉類に含んでいた骨粉や骨炭は感染経路になる恐れはないと いう有識者の指摘などを受けて頭数を修正した。 武部勤農相は22日の閣議後の記者会見で、2頭目の感染牛が北海道でみつかったことについ て「感染牛が出ることはあっても、食肉処理場で全頭検査するので、安心できる牛しか出回ら ない」と述べ、市場に流通する牛肉などは安全だとの認識を改めて強調した。また、2頭目の 感染経路に関しては「徹底して調査する」と語った。 ========== 族議員ムネヲの主張が通ったみたいだね。
416 :
日経新聞 :01/11/22 13:40 ID:jj+00zFB
▽産地、対応に奔走・新たに確認で (日経新聞)
http://health.nikkei.co.jp/bse/child.cfm?c=0&i=2001112109331bs 国内2頭目の狂牛病と断定された牛を飼っていた北海道猿払村の酪農家は、報道陣の質問に
対し、事務所の入り口の「関係者以外立ち入り禁止」の張り紙を指さしながら、「わたしが何
か悪いことをしたというのか」と言葉少なだった。
同村には酪農家が76戸あり、約7800頭の牛を飼育している。「予想もしていなかった事態」
(笠井勝雄村長)に、関係者は対応に追われた。東宗谷農業協同組合(JAひがし宗谷)猿払
支所では、酪農家にどんな飼料を販売したのか確認作業を進めているが、「肉骨粉を含む飼料
を販売した記録はない」と話す。ただ、「可能性の一つとして、飼料会社から持ち込まれたサ
ンプルの商品を与えたことも考えられる」との声も聞かれた。
同村の本間勉産業課長は「何が何だかさっぱりわからない。早く専門家の指導を仰いで農家
が安心して生産できるように指導しなくては」と厳しい表情で話した。
417 :
日経新聞 :01/11/22 13:41 ID:jj+00zFB
▽2頭目の牛は「感染の初期」・専門家会議 (日経新聞)
http://health.nikkei.co.jp/bse/child.cfm?c=0&i=2001112109324bs 専門家会議の座長、品川森一・帯広畜産大教授によると、今回見つかった狂牛病の牛の脳組
織を調べたところ、空胞はなかった。1頭目の千葉県の牛と比べると症状は進んでいなかった
とみられる。品川教授は「あと数カ月で発症していただろう」と述べた。
神経症状や脳の空胞がなく、検査で発見されるケースは、狂牛病の多発する欧州連合(EU)
諸国でも多いという。厚労省は、これまでに兆候がなかったかどうかを確認するため、酪農家から
牛の病歴などについても事情を聴くことにしている。
418 :
日経新聞 :01/11/22 13:42 ID:jj+00zFB
▽狂牛病「英の肉骨粉、原因か」・プリオンの型が一致 (日経新聞)
http://health.nikkei.co.jp/bse/child.cfm?c=0&i=2001112109321bs 「英国から輸入された肉骨粉が原因の可能性が高い」。国内2頭目の狂牛病の牛と断定した
厚生労働省の専門家会議のメンバーは21日夕の記者会見で、9月に千葉県で見つかった最初の
牛と同じ感染源との見方を示した。出生時期や育った場所など、問題の2頭の牛には共通点が
少なくない。難航は予想されるものの、「飼料や飼育状況などの調査結果次第では、感染ルー
トが特定できる」との期待も出ている。
専門家会議の座長、品川森一・帯広畜産大教授によると、「ウエスタン・ブロット法」によ
る検査の結果、新たに見つかった狂牛病の牛の異常プリオンは、英国の牛や千葉県の牛と同じ
「4型」と呼ばれるタイプと一致した。「英国から輸入された肉骨粉を食べて感染した可能性
が高い」と品川教授が指摘する大きな根拠となっている。
国内で見つかった2頭の牛の共通点は少なくない。千葉県の牛は1996年3月の生まれで、今回
の牛は同年4月に北海道猿払村の農場で誕生。千葉県の牛は、同村から200キロ弱南東の佐呂間
町の酪農家(廃業)で生まれ育った後、転売された。
「2頭目が出るとすれば、1頭目と同じくホルスタインで、乳牛として利用できなくなった高
齢の廃用牛ではないか」。全頭検査が始まって以降、関係者はこんな予想をしていた。
理由は(1)狂牛病の感染源とされる肉骨粉は乳量を増やす効果があり、和牛より乳牛に与え
られた可能性が高い(2)子牛の際に感染しても潜伏期間が2-8年と長期で、高齢でないと検査に
かからない――など。酪農家の中には「2頭目の牛を出した農場になりたくない」として、こ
うした廃用牛の出荷を手控える動きもあったという。
96年4月はちょうど農水省が狂牛病の感染源とされる肉骨粉を牛に与えないように行政指導
した月。牛を飼育していた酪農家側はいずれも「肉骨粉は与えていない」としている。だが行
政指導が徹底せず、全国で計6000頭弱の牛に肉骨粉が与えられていた事実も明らかになってい
る。
農水省の幹部も「感染源については肉骨粉を主体に調べる。補助飼料や栄養補助食品につい
ても肉骨粉などが混入していないか調べる」とする。だが「同じ北海道といっても、地域的に
遠い。同じメーカーのエサを食べていたかどうかも現時点では不明だ」として、すぐに感染源
の特定に結びつかない可能性もあるとする。
また今回の牛は98,99,2000年に1回ずつ計3回出産していることが分かっている。母子感染
の実態は英国でも詳しく分かっていないが、「10%程度の子牛に感染する可能性がある」とい
う指摘もある。農水省は子牛の流通調査を進めている。
419 :
日経新聞 :01/11/22 13:43 ID:jj+00zFB
▽牛肉卸値、北海道産など安値目立つ・東京食肉市場 (日経新聞)
http://health.nikkei.co.jp/bse/child.cfm?c=0&i=2001112203677bs 北海道で2頭目の狂牛病感染牛が発見されたことを受け、22日の牛肉取引は総じて安値の取
引が目立った。東京都中央卸売市場食肉市場(東京・港)では「感染牛が発見された北海道産
の牛枝肉(処理後の牛を二分割した状態)は他の産地より安く取引されている」という。
全国の中央卸売市場での取扱量の約11%を占める東京市場では、この日午前8時半から取引
を開始。前日に同市場で処理された290頭分と、別の場所で処理された351頭分の枝肉が次々と
セリにかけられた。ステーキなどに使う和牛去勢A4規格は午前11時30分現在、1キログラム
2000-1300円の間で取引が成立している。2頭目感染の情報が伝わる前に終了した前日の平均価
格は1691円だった。
10月18日の全頭検査開始後、検査作業を円滑に進めるため同市場で処理し翌日セリにかける
「生体」の上場頭数を1日260頭以下に抑えてきたが、先週末に制限を解除。16日には359頭の
生体が取引されるなど供給が増えており、「需要の一段の落ち込みが相場下落に拍車をかけか
ねない」(大手食肉加工業者)と懸念する声が聞かれた。
420 :
共同通信 :01/11/22 13:45 ID:jj+00zFB
421 :
共同通信 :01/11/22 13:46 ID:jj+00zFB
▽感染原因の調査を本格化 怒りあらわにする生産者 (共同通信)
http://www.kyodo.co.jp/kyodonews/2001/ushi/news/20011122-416.html 北海道猿払村産の乳牛が国内二頭目の狂牛病に感染していた問題で、道は二十二日午前、生
産した酪農家に係官を派遣、家畜伝染病予防法に基づき、飼育中の牛を二十一日間移動させな
いよう通知するとともに、飼料の原料や流通経路などの調査を本格化させた。
狂牛病確認から一夜明けた同日、この酪農家の男性は「国や道などからは情報はなく、何も
分からない。対応も遅すぎる」と怒りをあらわにした。
牧場では、飼育の乳牛は基本的に放牧し、補助的に配合飼料を与えていたといい、十年以上、
飼育の方法などは変えていないという。
酪農家は「一頭目の狂牛病が出たときに初めて肉骨粉という言葉を聞いた」と話し、配合飼
料を供給した東宗谷農協猿払支所の調査では、飼料に肉骨粉は入っていなかったという。
宗谷家畜保健衛生所の職員七人が同日午前九時半ごろ、酪農家宅を立ち入り検査。道は補助
飼料や栄養剤も含め感染牛に与えた全飼料の特定を目指し、メーカーなどの協力を得て肉骨粉
などが原料に含まれていないか、佐呂間町で生まれた国内初の感染牛と共通する飼料がないか
を調べる。
また、二頭目が発見された猿払村の牧場で同じ期間に飼育されていた牛について、出荷先や
健康状態などの追跡調査を行い、疑似患畜として、狂牛病検査をした上で焼却処分する。
(了) 11/22
422 :
共同通信 :01/11/22 13:47 ID:jj+00zFB
▽狂牛病で再度の連合審査を 野党、予算委開催も要求 (共同通信)
http://www.kyodo.co.jp/kyodonews/2001/ushi/news/20011122-419.html 民主、自由、共産、社民の野党四党の国会対策委員長が二十二日午前、国会内で会談し、
(1)狂牛病問題を解明するため衆院農水、厚生労働両委員会などの連合審査(2)大手銀行へ
の公的資金再投入などの対応を明らかにするため衆院予算委員会の集中審議―を十二月七日ま
での今国会中に実施するよう与党に要求することを決めた。
また四党は、狂牛病対策のための新規立法などを協議する研究チームを発足させることでも
一致、来週中にも初会合を開く。
これに先立ち、民主党の熊谷弘国対委員長は二十二日午前の記者会見で、大手銀行への公的
資金再投入に言及した日銀の速水優総裁の発言について「公的資金は総裁のポケットマネーで
はなく税金だ。小泉純一郎首相は『(再投入は)あり得ない』と発言しており、意見が対立し
ている。重大な発言だ」と批判。狂牛病問題でも農水省の熊沢英昭事務次官の責任を追及する
考えを強調した。
(了) 11/22
423 :
日経 :01/11/22 13:47 ID:y/WtsYZE
狂牛病「英の肉骨粉、原因か」・プリオンの型が一致
http://health.nikkei.co.jp/bse/child.cfm?i=2001112109321bs&c=0 「英国から輸入された肉骨粉が原因の可能性が高い」。国内2頭目の狂牛病
の牛と断定した厚生労働省の専門家会議のメンバーは21日夕の記者会見で、9
月に千葉県で見つかった最初の牛と同じ感染源との見方を示した。出生時期
や育った場所など、問題の2頭の牛には共通点が少なくない。難航は予想され
るものの、「飼料や飼育状況などの調査結果次第では、感染ルートが特定でき
る」との期待も出ている。
専門家会議の座長、品川森一・帯広畜産大教授によると、「ウエスタン・ブロッ
ト法」による検査の結果、新たに見つかった狂牛病の牛の異常プリオンは、英国
の牛や千葉県の牛と同じ「4型」と呼ばれるタイプと一致した。「英国から輸入さ
れた肉骨粉を食べて感染した可能性が高い」と品川教授が指摘する大きな根拠
となっている。
国内で見つかった2頭の牛の共通点は少なくない。千葉県の牛は1996年3月
の生まれで、今回の牛は同年4月に北海道猿払村の農場で誕生。千葉県の牛
は、同村から200キロ弱南東の佐呂間町の酪農家(廃業)で生まれ育った後、転
売された。
「2頭目が出るとすれば、1頭目と同じくホルスタインで、乳牛として利用できな
くなった高齢の廃用牛ではないか」。全頭検査が始まって以降、関係者はこんな
予想をしていた。
理由は(1)狂牛病の感染源とされる肉骨粉は乳量を増やす効果があり、和牛よ
り乳牛に与えられた可能性が高い(2)子牛の際に感染しても潜伏期間が2-8年と
長期で、高齢でないと検査にかからない――など。酪農家の中には「2頭目の牛
を出した農場になりたくない」として、こうした廃用牛の出荷を手控える動きもあっ
たという。
96年4月はちょうど農水省が狂牛病の感染源とされる肉骨粉を牛に与えないよ
うに行政指導した月。牛を飼育していた酪農家側はいずれも「肉骨粉は与えて
いない」としている。だが行政指導が徹底せず、全国で計6000頭弱の牛に肉骨
粉が与えられていた事実も明らかになっている。
農水省の幹部も「感染源については肉骨粉を主体に調べる。補助飼料や栄
養補助食品についても肉骨粉などが混入していないか調べる」とする。だが「同
じ北海道といっても、地域的に遠い。同じメーカーのエサを食べていたかどうか
も現時点では不明だ」として、すぐに感染源の特定に結びつかない可能性もあ
るとする。
また今回の牛は98,99,2000年に1回ずつ計3回出産していることが分かってい
る。母子感染の実態は英国でも詳しく分かっていないが、「10%程度の子牛に
感染する可能性がある」という指摘もある。農水省は子牛の流通調査を進めてい
る。
424 :
共同通信 :01/11/22 13:48 ID:jj+00zFB
▽肉骨粉など食べた牛を焼却 対象は15道県計5100頭 (共同通信)
http://www.kyodo.co.jp/kyodonews/2001/ushi/news/20011122-418.html 農水省は二十二日、狂牛病の感染源となり得る肉骨粉や血粉、蒸製骨粉をこれまでに与えた
ことがあり、現在も全国十五道県の農場で飼育されている約五千百頭の牛について、狂牛病に
感染していないかを検査した上ですべて焼却処分することを決めた。
生産者らの同意を得た上で、国が実質的に買い上げる方針で、週明けにも高齢の牛から順次
処分を開始する予定。
対象となるのは、家畜保健衛生所が監視している乳牛と肉牛すべて。これらの牛が食肉とし
て出回るのを防ぐことで、狂牛病に感染した国内二頭目の牛が確認されたことを受け、消費者
の牛肉離れがさらに加速するのを防ぐ狙いがある。
同省は一九九六年、行政指導で牛などの反すう動物を原料にした肉骨粉を牛に与えることを
禁止。「農家が牛に肉骨粉をえさとして与えることはない」としていたが、その後の調査で一
部農家が肉骨粉などを与えていたことが判明、監視対象としていた。
【注】15道県は北海道、岩手、宮城、山形、茨城、栃木、群馬、埼玉、千葉、長野、静岡、
新潟、愛知、広島、熊本
(了) 11/22
425 :
時事通信社 :01/11/22 13:52 ID:jj+00zFB
▽肉骨粉食べた5000頭処分=狂牛病対策で農水省(11月22日配信)
http://www.jiji.com/edit/topics/data2001/200111/1102ushi/1122index.html 農水省は22日、狂牛病対策の一環として、感染源とされる肉骨粉を与えられた約5000
頭の牛を処分する方針を決めた。自民党からは、国がすべて買い取った上で焼却する案が出さ
れているが、具体的な方法は生産者や専門家の意見を聞き、今後詰める。
21日に北海道の牛が国内2頭目の狂牛病と診断され、最初の感染牛と同様に輸入肉骨粉が
感染源として疑われている。このため、同省は消費者の不安を軽減するには、肉骨粉を食べた
牛を早急に処分する必要があると判断した。
47都道府県は9月、一斉に農家に立ち入り、飼育牛にどんな飼料を与えているか、聞き取
り調査をした。これを同省が集計した結果、15道県で165戸の農家が5129頭の牛に、
血粉や骨粉も含めた肉骨粉を与えていたことが判明している。(時事通信社)
426 :
北海道新聞 :01/11/22 14:01 ID:jj+00zFB
▽北海道新聞・社説:狂牛病2頭目*感染源特定が安心生む(11月22日)
http://www.hokkaido-np.co.jp/Php/kiji.php3?j=0032 国内で二頭目となる狂牛病(牛海綿状脳症)に感染した牛が確認された。
宗谷管内猿払村の酪農家で生まれ、飼育された生後六十七カ月になるホルスタインの雌牛
だった。 九月に国内初の狂牛病と確認された千葉県内の牛が網走管内佐呂間町生まれだった
のに続く道内産だ。 狂牛病騒ぎがようやく落ち着きかけ、学校給食でも牛肉の使用自粛が
解除されつつあるところだった。
消費者ばかりでなく、年末に向け、牛肉の消費回復に期待を寄せていた生産者や食品、外食
産業など業界の衝撃は計り知れない。 農水、厚生労働両省や道は、感染源の徹底究明を急ぐ
必要がある。
一頭目の感染ルートはいまだに解明されないままだ。この状態が続く限り、消費者も生産者
も、不安は決して消えない。 感染源の追跡をする上で、一、二頭目とも同じ道内で生産された
牛だったことは、一つの手がかりが得られたことを意味する。 猿払村の酪農家は八十頭近い
乳牛を飼育しており、問題の牛は一九九六年四月に生まれた。農水省が、狂牛病の原因とされる
肉骨粉を牛の飼料に混ぜないよう、行政指導を始めた時期と重なる。
この酪農家は、道が狂牛病の初確認後の九月に全道の飼育農家を対象に行った緊急立ち入り
検査で、肉骨粉は使っていない、と答えている。 ただ、これは聞き取り調査にとどまっている。
知らないうちに、他の飼料に肉骨粉が混入していたケースも考えられよう。 道は調査不備を
補うためにも、この酪農家に対して飼料業者の特定、購入ルートなど、詳しい調査をするだけ
でなく、全道的な飼料調査をあらためて実施する必要がある。
二頭目が出たことで、最初の一頭目が決して偶発的なものでなかったことも分かった。汚染
がさらに広がっている恐れは否定できない。 狂牛病に対する農水省などの後手行政のつけが
いかに大きいかをあらためて示した。責任は厳しく問われなければならない。 同時に、安い
輸入原料による配合飼料を与え、乳量増加を図る効率主義的な酪農の在り方も問われている。
狂牛病の発生を受け、十月十八日からは食肉処理場で解体されるすべての牛の検査が行われ
ている。 今回の二頭目の確認は、その全頭検査が十分に機能していた結果とも言える。全頭
検査で陽性の牛が事前に発見され、市場に出回らなくなった意義は大きい。 道内の酪農・畜産
農家は風評被害に苦しんでいる。消費者にもここは冷静な対応を望みたい。
427 :
河北新報 :01/11/22 14:03 ID:jj+00zFB
▽肉骨粉など食べた牛を焼却 対象は15道県5100頭 (河北新報)
http://www.kahoku.co.jp/news_s/20011122KIIAKA01410.htm 農水省は22日、狂牛病の感染源となり得る肉骨粉や血粉、蒸製骨粉をこれまでに与えたこ
とがあり、現在も全国15道県の農場で飼育されている5000頭余りの牛について、狂牛病
に感染していないかを検査した上ですべて焼却処分することを決めた。生産者らの同意を得た
上で、国が実質的に買い上げる方針で、週明けにも高齢の牛から順次処分を開始する予定。対
象となるのは、家畜保健衛生所が監視している乳牛と肉牛計約5100頭。これらの牛が食肉
として出回るのを防ぐことで、狂牛病に感染した国内2頭目の牛が確認されたことを受け、消
費者の牛肉離れがさらに加速するのを防ぐ狙いがある。
(11/22 12:06)
技術版と、新聞などの情報板に分けたほうがいいのかな? すぐ重くなっちゃうから、500発言くらいで次スレたてなくちゃいけないし。 でも、一緒のほうがいいのか。わかりやすくて。
70年代にヘタレウシが日本にいたっていう報道が2頭目であったね。
732 :病死牛肉 :01/11/22 14:36 ID:4Zk+U8oI
http://www.npa.go.jp/hakusyo/s57/s570500.html 昭和57年警察白書
第5章 生活の安全の確保と環境の浄化
6 保健衛生事犯の取締り
(2) 薬事、食品衛生関係事犯
昭和56年の薬事、食品衛生関係事犯の検挙件数は714件で、前年に比べ182件(34.2%)増加
した。これを法令別にみると、薬事法違反と食品衛生法違反がほとんどを占めている。
これらの事犯の内容をみると、いわゆる健康食品を医薬品として販売していた事犯、薬局が
睡眠薬等の要指示医薬品を不法に販売していた事犯、食肉加工業者が食用にすることを禁止さ
れている病死牛肉を広域にわたって食用として市販していた事犯等がある。
=====
今でも病死牛肉の流通はあるの?
品川森一先生の文献から。
http://group.lin.go.jp/grand_prix/1998/k50/40-98-1s.html 下記について質問をしていたのですが、
詳細を、異常プリオンの検出法を考えるスレでお教えいただきました。
630 :転載 :01/11/20 00:44 ID:FyonIc8o
現在の検査法では、最高精度のELISAでも
「マウスバイオアッセイでの1000 LD50程度が検出限界」
*マウスバイオアッセイ:マウスへの脳内接種で発病を見る
*1000 LD50:致死確率50%。その1000倍の濃度。
一次検査でさえ、相当な濃度でないと判定できない。
すなわち、狂牛病で死にそうなほど発病しているものは検知できるが、
狂牛病になりかけで、まだ発病してない牛を検知する方法は現在無い。
431 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :01/11/22 15:55 ID:7yOAxYuo
■朝日新聞 《天声人語》 11月22日
http://www.asahi.com/paper/column.html 1頭だけとは変だと思っていた。といって、もちろん、2頭目が出たからほっとするという
わけではない。やっぱりそうだったか、と緊張する。狂牛病の第2ラウンドである。
2例目の狂牛病が出た意味はいくつかある。まず、検査がちゃんとなされていた。その意味
の安心感がある。しかし、これからどれだけ広がっていくのか。その意味で不安である。複数
の病が出た。原因追及に手がかりが増えた意味ではプラスである。
ものは考えようだ、と言おうとしているのではない。まずいことが起きていることに間違い
はない。しかし、そのなかでも、プラスとマイナスを考え、できるだけプラスを増やそうとい
うことだ。
いや、発想の転換も必要かもしれない。一刻も早く「安全宣言」を出したいといった態度を
示してきた行政は、とくにそうだ。「安全」というものが存在するかのような発想では「安全
」対策に失敗するだろう。そうではなく、存在するのは常に「危険」である。
危険な事態がいつでも発生しうるのであって、それを防ぎ続けなければならない。どこで起
きるかわからない事態に目を光らせて防止を怠らないことだ。安全とは、そういう状態が続く
ことだろう。常に「センサー(感知装置)」を働かせておかねばならない。
米大リーグ、ア・リーグの最優秀選手に選ばれたイチロー選手がセンサーという言葉を使う
そうだ。打つ瞬間、体の動きを修正する鋭い感覚で、彼にはそれがあるらしい。だからどんな
状況にも対応できる。「危険」への対応も同じことではないか。
432 :
朝日新聞・社説 :01/11/22 16:01 ID:7yOAxYuo
■朝日新聞・社説 狂牛病――長期戦が始まった
http://www.asahi.com/paper/editorial. html
北海道で出荷された乳牛が精密検査の結果、狂牛病とわかった。国内で2頭目の判定になる。
9月に千葉県の牛で最初の狂牛病が見つかったあと厚生労働省は、10月18日から食肉処
理される牛の全頭検査を続けてきた。9万頭近くを調べての確認である。
感染が1頭で終わらなかったことは、日本にもすでにある程度の汚染が広がっていることを
示唆している。事態は深刻に受け止めなくてはなるまい。
今回、感染がわかったのは生後67カ月の老牛である。全頭検査が導入されてからは、病原
体の異常プリオンが蓄積されにくい若牛が主に出荷されてきた。今後、古い牛の出荷が多くな
れば、感染牛の発見が増える可能性がある。
数年間の潜伏期間も考えれば、狂牛病との長期戦がいま始まったととらえるべきだろう。こ
れからの対策はそれにふさわしいものでなければならない。
今回の牛は足がふらつくなどの外見的な症状はなかった。全頭検査が安全のカギを握る重要
なものだ、と痛感する。
この検査は2段階に分かれ、1次の簡易検査は全国の食肉処理場に隣接する検査所が担って
いる。検査の負担が過重になれば、ミスも出やすい。無理のない態勢と人員配置が必要だ。
食肉処理の方法にも、改善の余地はないか。背骨の中央を切る現行の解体法では、異常プリ
オンが蓄積しやすいせき髄が肉に付着する、と指摘されている。作業現場で発案されているせ
き髄吸入機の導入も含め、技術的な工夫を急ぐべきだろう。
同時に求められるのは感染経路の究明である。これが分からなければ不安はぬぐえない。汚
染源と見られる欧州からの輸入肉骨粉が原因なのか、日本でできた肉骨粉による感染なのかを
突き止める必要がある。
千葉県で見つかった1頭目も、「肉骨粉を与えていない」という説明にとどまり、経路の割
り出しは進んでいない。
ここに至って消費者も、「日本に狂牛病は存在する」という認識を、改めて肝に銘ずべきだ
ろう。腰を据えてこの現状と向き合う心構えが求められる。
とはいえ冷静さを欠いた過剰な反応は禁物である。
異常プリオンが集まる危険部位は脳、せき髄、目、回腸など特定の臓器だ。それらはすべて
焼却されているし、現在の検査がきちんと実施される限り、問題のある牛の肉などが出回るこ
とはない。
消費者が牛肉を避けるのは、これまで後手後手に回ってきた行政への不信や、「ひょっとし
たら」という不安からだろう。
不安を取り除くには、肉牛の出生地や生育方法などの情報を店頭で表示するのもひとつの方
法である。それは業者の利益にもなるはずだ。生産者、流通業者が力を合わせて取り組むべき
課題ではないか。
433 :
毎日新聞・社説 :01/11/22 16:08 ID:7yOAxYuo
毎日新聞・社説 狂牛病2頭目 今度こそ感染源の解明を
http://www.mainichi.co.jp/eye /shasetsu/200111/22-1.html
北海道で、2頭目の狂牛病(牛海綿状脳症)の牛が見つかった。
驚きや不安はある。同時に「やはり、発見されたか」の印象も強い。9月、千葉県内で1頭
目が確認されたとき、「これで終わらないだろう」と見られていたからだ。
問題の牛の肉、内臓は市場に出荷されていない。先月18日から始まった全頭検査の成果と
言っていい。厚生労働省と農水省は、この時、安全宣言もした。しかし、消費者の不安は依然、
消えていない。
大きな要因の一つは、1頭目の感染源が今もって、不明のままであることだろう。安全宣言
についても「肝心のことが分からない状況で、どれほどの意味があるのだ」との批判が出てい
た。
今度こそ、両省は感染源を解明してほしい。消費者はもちろん、畜産農家、流通関係者も、
それを強く求めている。
感染源を突き止めることがなぜ困難なのか。安全性に疑いのある牛肉が出現したとき、流通
から生産者までさかのぼって調べる「トレーサビリティー(追跡可能)システム」が、わが国
にないからだ。
これも、欧州連合(EU)から「日本も狂牛病に汚染されている疑いがある」との警告を受
けながら、農水省が無視したつけだろう。EUは97年から、各国に義務づけている。
農水省は先月末、ようやく牛の両耳に番号を印刷したプラスチック製の札をつけ、異動デー
タをコンピューターで管理する「総背番号制」を導入することを決めた。今年度中に全登録を
すませる方針だが、急がねばならない。
全頭検査が開始されてから全国の食肉処理場で、これまでに9万頭近い牛が調べられている。
両省は「これで、事前チェックは万全」と強調してきた。
本当に、そうだろうか。
今月16日の衆院の委員会で、病死した牛のほとんどが検査の対象になっていないことが指
摘された。フランスの調査で、死亡牛の方が感染牛の発見率が約30倍高いことが判明してい
る。「日本式の全頭検査」では、汚染の実態がつかめない。
農水省は死亡牛もすべて調べることを約束した。死亡牛調査も、追跡可能システムも後手に
回った。消費者の不安が消えないのは、こうした行政の姿勢に対する不信感も影響しているこ
とを、両省は改めて痛感してほしい。
全頭検査は簡易な1次と、より精密な2次が行われている。1次で陽性反応が出た時、「消
費者を混乱させる」との理由で、発表は2次検査の結果が出るまで待つよう、厚労省が指示し
ている。
しかし、1次検査で公表した自治体もあった。が、混乱は起きていない。「同時進行型」の
情報公開こそが、消費者の信頼回復につながる。
私たちは感染源の解明にこだわり続けてきた。
なぜなら、分からなければ、どんな予防策を立てようとも、「大きな穴」が開いている可能
性があるからだ。
(毎日新聞 11-22-01:13)
434 :
東奥日報 :01/11/22 16:11 ID:7yOAxYuo
東奥日報・コラム「天地人」
http://www.toonippo.co.jp/tenchijin/ten2001/ten20011122.html 国内二頭目の狂牛病の牛が、北海道で見つかった。これをどう受け止めるべきか。二つの反
応の仕方があるようだ。
一つは、「やっぱり出てきたんですか。こんな状態じゃ、この先もずっと牛肉は食べられま
せんね」。もう一つは、「きちんと検査が行われているということ。危険な牛は市場に出回ら
ないのだから、むしろ安心だ」。食肉用のすべての牛は、一カ月ほど前から検査が始まってい
る。で、その時点から見れば後者の言い方もできる。
けれど「やっぱり」と思った人も多いのではないか。最初の牛が見つかった後の政府のドタ
バタ、高をくくっていた上陸前の対策を、消費者は見せつけられた。こうなると疑心暗鬼にも
なる。「以前食べた肉は大丈夫だったのか」「水面下で汚染は広がっていたのではないか」な
どと。
立ち直りに必死な生産農家には、また頭痛のタネが増えた。忘年会や年末商戦を控え、商売
の人たちもやりきれない気分だろう。鎮まりつつあったかの不安と不信が再び頭をもたげれば
、混乱の終息は遠のくばかり。それもこれも行き着く先は、国の危機管理の甘さになる。感染
経路の調査は一向に進まない。「安全宣言」は、はて何だったのか。
軍事にかかわる安保政策は、米国でのテロを契機にずんずん進んで行った。けれど国民の暮
らしを守る食の安保は、まことに足元がおぼつかない。国際化の波に洗われているのは、政治
や軍事ばかりではない。食もまた、国際化の真っただ中にある。
435 :
沖縄タイムス :01/11/22 16:14 ID:7yOAxYuo
沖縄タイムス 2頭目の狂牛病 感染経路の徹底解明を
http://www.okinawatimes.co.jp/edi/20011122.html#no_1 国内二頭目の狂牛病(牛海綿状脳症)の牛が北海道で見つかった。狂牛病の全頭検査が始ま
ってから約一カ月が経過したところである。
県内では、牛肉消費やセリ価格が回復の兆しを見せ始めていた。消費者はもちろん、年末の
需要期を控えていただけに、関係業者や生産農家の衝撃は大きい。
不安をかきたてるようなことは、厳に謹まなければならない。冷静に対処することが肝要だ。
病気の牛が市場や飼料に回る道は封じられている。安全を確保する一応のルールは敷かれて
いる。
問題は、国内一頭目の感染ルートがまだ判明しないうちに、二頭目が発見されたことにある。
狂牛病汚染が広範囲に及ぶ可能性をあらためて示した形だからだ。
十分な対策を怠ってきた農林水産省と厚生労働省は、事態を深刻に受け止めるべきである。
今回見つかった牛は、生後六十七カ月の雌のホルスタイン。酪農家から食肉センターに持ち
込まれた。狂牛病の感染源とされる肉骨粉を与えていたとの報告はないというが、肉骨粉が疑
われる。
汚染された輸入肉骨粉を食べた牛が感染するケースだけでなく、汚染された輸入肉骨粉を与
えられた国産牛が食肉処理され、残さが肉骨粉の材料として使われていた場合、それを食べた
ほかの牛に感染する可能性もあり得る。
狂牛病の潜伏期間は二―八年だという。それだけに、輸入、国産を含めて大量に流通した肉
骨粉の追跡調査は困難を極める。
かといって、二つの牛の感染ルートの究明に努力を惜しんではならない。感染ルートの解明
なくして抜本的な対策を講ずることはできない。不明なままでは、消費者の不安を解消するこ
とはできない。
同時に、政府の安全宣言の基礎となった全頭検査態勢も、本当に万全なのか、さらに点検す
ることが大事だ。
感染牛を見逃す恐れはないか、解体方法に問題はないかなど、当初から指摘されていた課題
である。
感染牛が見つかることを、全頭検査が有効に機能している証拠にするような姿勢では、消費
者の信頼を得ることは難しいだろう。生産者や関係業者が受けている打撃を和らげることにも
ならない。
狂牛病が人に感染して起きるとされる、新変異型クロイツフェルト・ヤコブ病患者の発生の
可能性にも備える必要がある。農水省の対策が甘く、狂牛病の発生を水際で防げなかったから
だ。
436 :
神戸新聞・社説 :01/11/22 16:17 ID:7yOAxYuo
神戸新聞・社説 狂牛病二頭目/感染ルート解明へ全力を
http://www.kobe-np.co.jp/shasetsu/011122ja9150.html 狂牛病(牛海綿状脳症)の全頭検査が始まって約一カ月。九月に千葉県で見つかった牛に続
いて、国内二頭目の狂牛病の牛が二十一日、北海道で発見された。予想していたとはいえ、や
はり衝撃は大きい。
今回の牛は、牧場で狂牛病特有の神経症状などは示しておらず、検査体制がとられる以前だ
と、見過ごされ、流通していたことになる。さらに、二頭目の出現は、日本の狂牛病汚染が広
範囲に及んでいる可能性を示すものだ。
農水省が欧州に広がっていた狂牛病を水際で完全に食い止められなかったことの責任は、あ
らためて大きいと言わねばならない。
厚生労働省などの関係者は「陽性の牛が見つかった不安感より、検査を行うことによって陽
性の牛が事前に発見され、市場に出回ることがないという安心感を持ってほしい」としている
が、国民の不安は、そんな説明で沈静化するものでない。
一つは、感染ルートが、いまだ解明されていないことである。感染原因は汚染された肉骨粉
とされるが、一頭目の感染ルートは結局、突き止められないまま手がかりをなくしてしまった。
厚労省や農水省は二頭目が見つかった酪農家の牛(乳牛)約七十頭を中心に再度、追跡調査
することになるが、今度こそは万全の態勢で成果を上げてもらいたい。感染ルートの解明なく
して、狂牛病対策にピリオドはないというべきだ。
もう一つの問題は、解体時の汚染防止策である。全頭検査開始後、食肉処理場ではHACC
P(ハサップ=総合衛生管理製造過程)にのっとり、一頭解体するたびに、のこぎりを消毒す
るなどの工程を守っている。しかし、これでも十分でないという指摘がある。
狂牛病が流行したフランスなどでは、解体時の汚染防止策に「せき髄吸引装置」の導入を義
務付けたり、神経破壊のために電気ショックを採用したりしている。
解体方法の改善は新たな設備投資や技術研修を伴うが、消費者の不安を静めるために早急に
取り組むべき課題だ。
狂牛病が今後、どれくらい広がるかは予断を許さない。そんな中で確率は低いというものの、
狂牛病が人に感染して起きるとされる新変異型クロイツフェルト・ヤコブ病患者の発生も考慮
に入れておかねばなるまい。
英国などの例では、人の新変異型ヤコブ病の発生は潜伏期間が長い。長期的視野に立った対
策が望まれる。
437 :
産経新聞・社説 :01/11/22 16:28 ID:7yOAxYuo
産経新聞・社説 主張 今度こそ感染源の究明を【狂牛病2頭目】
http://www.sankei.co.jp/paper/today/editoria/editoria.htm また狂牛病の牛が発見された。台所の不安が広がり、関係者の痛手は大きいが、積極的に全
頭検査して、危険を未然に防いだのだから、冷静に受け止めるべきだろう。感染源の究明が急
務である。
全頭検査スタート後一カ月で八万八千頭を検査したが、いずれも感染していなかった。しか
し、同じような状況のドイツで一年足らずの間に百頭以上発見されたことから、二頭目は時間
の問題とみられていた。
今回の牛は、北海道の酪農家が飼育していた生後五年七カ月の乳牛で、見かけは普通だった
という。全頭検査前なら見過ごしていたケースで、狂牛病が広がっている可能性もある。
もっとも、感染した牛でも、脳、目、脊髄など特定の危険部位を食べなければ、感染する恐
れは限りなくゼロに近い。逆に、全頭検査したからこそ、感染した牛を見逃さず、きちんとチ
ェックできたといえよう。今後もいっそう厳しい検査が必要だ。
問題の牛は一頭目と同じホルスタインで同じ平成八年に生まれたが、当時は乳牛のタンパク
源としてコストの安い肉骨粉を与えていた。この年に英国で狂牛病と人間の新変異型クロイツ
フェルト・ヤコブ病との関係が指摘され、農林水産省が英国からの肉骨粉輸入を禁止し、肉骨
粉を牛の飼料に使わないよう行政指導を始めている。
英国から輸入された肉骨粉が感染源として疑われているが、関係者は一頭目も二頭目も肉骨
粉を飼料に使っていないという。当時の輸入記録がずさんだったことも感染ルートの解明を妨
げている。消費者の不信を増幅した農水省は、草の根をわけても原因を究明しなければならな
い。
市況の暴落に苦しむ畜産農家、売り上げが激減した小売店、客足が遠のいた焼き肉店などの
被害はいっそう拡大するだろう。肉骨粉の焼却は大幅に遅れ山積みになっている。全頭検査前
の在庫肉も処理が難しい。政府は補正予算に対策費を計上したが、安全対策の徹底と手厚い救
済が不可欠である。
厚生労働省と農水省は、共同で学者や消費者代表らによる調査検討会を設置した。問題の所
在を厳しく検証し、今後の対策に生かしてほしい。信頼を回復するには、英国の失敗に学び、
情報をすべて公開することだ。
173 :名無しさん@お腹いっぱい :01/10/08 00:43
Downer Cow については、まだアメリカ国内でしか問題になっていない
ようです。アメリカでしか見られない現象ですし、アメリカ政府は、
「狂牛病」をなるべくイギリスのローカルな風土病に仕立てあげたいら
しく、この問題に積極的に取り組む姿勢を見せておりません。したがって
Pierluigi Gambetti のような一握りの良心的学者が、基礎的な調査を
ほとんど孤軍奮闘状態で、追求しているのが現状です。
それに関する記事は、↓。
http://www.farmsanctuary.org/newsletter/mad_cow.htm 174 :↑ 補足 :01/10/08 01:42
WHO のBSE調査委員会の会長だった Clarence Gibbsや、
プリオンの発見でノーベル賞を取ったStanley Prusinerも
ダウナー牛が狂牛病のアメリカ版であることを支持していた
ようだ。詳細は以下にある。
http://www.purefood.org/madcow/cows7101.cfm
439 :
過去ログ倉庫番 :01/11/22 16:51 ID:iHsH1vfo
▽過去ログ倉庫にスレッド4本を追加!
http://bse.omosiro.com/ 朗報(・∀・)ホ ル モ ンも安全宣言!!(121)
徳島で刃物男、4人殺傷か!!(396)
■狂牛2頭目!あなたはそれでも牛を食べますか?(105)
【信念】俺は牛肉を食べようとおもふ【空腹】(89)
440 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :01/11/22 17:32 ID:nQcj9Ivo
熊沢事務次官は元畜産局長 ニクコップンらしき「顔」になってきた。
441 :
読売新聞・岩手支局 :01/11/22 17:53 ID:1LfeqRqO
▽狂牛病2頭目 猿払村産牛が県内に7頭 (読売新聞)
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/iwate/news001.htm 生産者、風評被害を懸念
国内二頭目の狂牛病と確認された牛が飼育されていた北海道猿払(さるふつ)村から、県内
に牛七頭が導入されていることが分かった。県の二十一日の調査で判明したもので、県家畜保
健衛生所が受け入れ先の農家に立ち入り、現在飼育されている頭数や異常がないかなどを調べ
ている。新たな感染牛が見つかったことで、県内の畜産団体や生産者は、消費の一層の冷え込
みを憂慮し、増田知事は出回っている肉の安全を強調した。
県畜産課によると、七頭は一九九六年四月以降に導入されたもので、いずれも乳牛(ホルス
タイン)。
国内初の狂牛病の牛が九月に見つかった際、県が行った全農家立ち入り検査では、県内で飼
育されている十七万四千頭の牛すべてに異常は認められなかった。猿払村産の牛が現在も飼育
されていれば、この時の検査を受けていることになる。
この事態を受け増田知事は、「(狂牛病の牛は)ほかにもいると思う人は多いだろうから、
マイナスの影響が働くのは間違いない。ただ、危ないものは出ない検査体制が確立されている
ことは信頼してほしい」と述べた。
また、佐藤勝・県農林水産部長は「消費への影響はおそらく出るだろう。生産農家が苦しい
状況になることも考えられるので、その対応も検討していきたい」とした。
一方、県農協中央会(瀬川理右エ門会長)、農協五連、岩手畜産流通センター、県畜産会な
ど農業・畜産九団体で構成するJA岩手県牛海綿状脳症対策本部はこの日、狂牛病対策を県に
要請した。
在庫牛肉の処分や特定危険部位の焼却処分にかかる費用の負担、融資対策など五項目を盛り
込んだ要請書を提出した同中央会の小笠原一行副会長は、「商品もいくらか増え、価格も上が
ってきたかなと思っていた時に残念。生産者は『風評被害はしばらく続く』と心配している」
と話した。
前沢牛の生産者で構成する「県前沢肉牛生産協同組合」の小形久組合長は、「検査体制が整
ったので、前のような混乱は心配していない。問題は、風評被害がどれだけ出るかということ
」と厳しい表情を見せた。
442 :
読売新聞・山形支局 :01/11/22 17:55 ID:1LfeqRqO
▽国内2頭目の狂牛病発見で、生産者から不安の声相次ぐ(読売新聞・山形支局)
県は冷静対応呼びかけ
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/yamagata/news001.htm 北海道で二頭目の狂牛病の乳牛が見つかったことを受け、県内の畜産農家からは、「さらに
牛肉の買い控えが進むのではないか」など、不安の声が相次いだ。県はこの牛が見つかった北
海道の酪農家から県内に乳牛が運び込まれていないかどうか調査に乗り出す一方、「検査体制
は万全で狂牛病の牛肉は市場には出回らない。消費者は過剰反応せずに、冷静に判断してほし
い」と呼びかけている。
尾花沢市の肉牛生産農家西塚和雄さん(50)は「消費者の不安が増大し、さらに牛肉の買
い控えが起こるのではないか。さらなる市場価格の低下が心配だ」と不安を隠さない。また、
同市長根山肥育牛団地の大類一男組合長(71)は、「今度こそ感染ルートなどを特定し、正
確な情報で我々や消費者を安心させて欲しい」と話していた。
米沢牛の生産農家矢久保静夫さん(47)(長井市中道)は「どこかで二頭目が出るだろう
とは思っていた。今回も乳牛だが、肉牛の売値にまた影響が出るのではないかと思うと不安だ
」と話していた。
狂牛病の感染源とされ、国が一般廃棄物として焼却処分するよう求めている肉骨粉の焼却試
験が二十一日、酒田地区クリーン組合のごみ焼却場(酒田市)で行われた。炉内の燃焼データ
に異状はなく、県と同組合では残った灰の量などを詳しく分析したうえで、焼却に不都合がな
いかどうかを判断する。
実験は一般ごみとの混合割合を5%にして実施。紙袋に十キロずつ小分けされた肉骨粉を職
員が焼却炉の投入口に十五分間隔で、四十―五十キロずつ投げ入れ、炉内の温度変化などをチ
ェックした。その結果、炉内の最高温度は、平常通りの八百五十―九百五十度間で推移し、目
立った異状はなかった。
同組合によると、本格的に受け入れる場合、手作業で投入しなければならないため職員の負
担が増えるという。
443 :
読売新聞・新潟支局 :01/11/22 17:57 ID:1LfeqRqO
▽狂牛病2頭目 県内に不安再び(読売新聞・新潟支局)
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/niigata/news001.htm 県、一月以降も陰性証明書
二頭目の狂牛病感染牛が北海道で見つかった二十一日、県内の畜産関係者の間にも「買い控
えが再び起こるのでは」などの不安が広がった。県は「陰性証明書」と安全シール発行の継続
を検討するなど「二頭目」の影響を防ごうと必死だ。
「検査する牛の数がようやく増えてきたのに。(二頭目の)影響がなければいいが……」。
県の畜産課、生活衛生課、食品流通課の課長たちは口をそろえた。
この日、県に二頭目発見の情報が入ったのは午前十時過ぎ。畜産課は、感染牛が見つかった
牧場から乳牛が県内へ出荷されていないかどうかを北海道庁へ問い合わせるなど、対応に追わ
れた。
今月に入ってからの県内主要販売店の牛肉販売量は前年比40―50%で、30%以下に落
ち込んでいた一時期に比べると、回復の兆しをみせていた。このため県は、検査で「陰性」(
感染なし)となった食肉に独自に発行している陰性証明書と安全シールを今年いっぱいで打ち
切る予定だった。
しかし、今後の消費者の不安に配慮して、来年一月以降も当面発行することになる見込みだ。
平山知事はこの日の定例会見で「安全シール発行など、県としてやるべき対応は取っている。
原因が究明されない限り、これ以上の踏み込んだ策は難しい」などと語った。
一方、相川町高千の繁殖農家池野雪路さん(55)は「感染検査で一頭も判明していなかっ
たのでほっとしていた。子牛の価格も心配したほど下がっておらず、持ち直そうかという状態
だったのに、また消費者に不安が広がってしまう」と肩を落とした。
新潟市内のデパートの食品売り場で買い物をしていた主婦(50)は、一頭目が見つかって
以来、牛肉を買い控えているといい、「(二頭目は)やっぱりという感じ。我が家ではこれか
らも魚中心のメニューになると思う」と話していた。
県教委は、きょう二十二日に開かれる、学校給食に携わる栄養士を対象にした「県学校栄養
職員研修会」で、北陸農政局の職員が牛肉の安全性を説明し、給食での使用再開を求めること
にしており、二頭目の発見にかかわらず、方針は変えないという。県教委保健体育課によると、
十五日現在の県内の小中学校(八百三十九校)の学校給食への牛肉使用状況は二十校だけだった。
444 :
読売新聞・山口支局 :01/11/22 17:59 ID:1LfeqRqO
▽県が狂牛病シンポ開催 安全、不安の思い交錯 (読売新聞・山口支局)
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/yamaguchi/news001.htm 消費者や生産者の代表らが意見を交わしたシンポ
牛肉の消費回復に向け、消費者に狂牛病の正しい知識を持ってもらおうと県が企画したシ
ンポジウムが二十一日午後、山口市の県総合保健会館で開かれた。この日、国内二頭目の狂牛
病感染が報告された直後だけに、参加した約四百人は講演やパネルディスカッションの内容を
メモしながら熱心に耳を傾けていた。
シンポでは、吉田守男・県環境審議監が「二頭目の発見は、検査体制確立の成果とも言える。
この牛の肉は流通することはないので安心してほしい」と訴えた。続いて、前原信敏・北里大
獣医畜産学部教授が基調講演し、狂牛病の発生プロセスなどを解説。「日本の検査体制を考え
れば、人に感染する確率は天文学的に低い数字と言える。私は安心して牛肉を食べている」と
呼びかけた。
パネルディスカッションでは、消費者や生産者、小売業者の代表ら七人がパネリストとして
登壇。消費者団体側は「行政の後手後手の対応が不安を増幅させた」「消費者に正しい情報を
提供すべき」と厳しく指摘。生産・小売業者側からは、狂牛病騒動後の消費落ち込みによる窮
状や牛肉の安全性を訴え、「不安払しょくには感染経路の究明が不可欠」「学校給食での牛肉
使用をさらに、進めてほしい」などの声が上がった。
会場からは「特定危険部位の焼却灰は安全なのか」「現在流通している加工食品は大丈夫か」
などの質問があり、県の担当者が国の調査結果など示して安全性を強調した。
445 :
読売新聞・鹿児島支局 :01/11/22 18:00 ID:1LfeqRqO
▽新たな狂牛病 「タイミング悪い…」 県内関係者ショック(読売新聞・鹿児島支局)
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/kagoshima/news001.htm 買い控えなどはなかった食肉コーナー(鹿児島市のコープ荒田店で)
「消費が上向いてきた矢先に……」。北海道で国内二頭目となる狂牛病の乳牛が見つかっ
たことで、県内牛の信頼回復を図っている農協や産地の関係者の間にショックが広がっている。
ただ、全頭検査で狂牛病の感染が分かったのを受け、県は「安全な肉しか市場に流通していな
いことを消費者には理解してほしい」と訴えている。
この日、成牛のせり市が開かれた曽於郡中央家畜市場(大隅町)では、雌牛百十五頭のうち
七十八頭が売却された。JAそお鹿児島の小原松男参事は「価格はやや安かったが、競りへの
影響はなかったのでは」としたうえで、「合格した牛しか食卓には届かない。消費者も動揺し
ないでほしい」と語った。
安全宣言をしている末吉町の平田尚昭・畜産課長は「これから学校給食などで消費拡大を図
っていくときだけに困ったこと」と心配気。一方、二十二日からの市農業祭で牛肉の安全宣言
と試食会を計画している鹿屋市の東郷睦男畜産課長は「残念だ。タイミングは悪いが、安全な
肉しか市場には出回っていない。予定通り試食会もする」と話していた。
生活協同組合コープかごしまのコープ荒田店(鹿児島市)では、前回の騒ぎで、一時は売り
上げが二―三割落ち込んだという。三原卓哉副店長(37)は「なべ物シーズンを迎えている
だけに、マイナス要因だ。しかし、消費者は全頭検査で陰性になったものだけが店頭に並んで
いることを十分知っている。前回ほどの影響はないのでは」としている。
串木野市下名の主婦土谷弘子さん(58)は「一頭目の時は、騒ぎすぎと思って気にせずに
牛肉を食べていたが、二頭目の発症となると現実味を帯びて不安になる。感染した牛は市場に
出回らないとのことなので信じたい」と話していた。
446 :
読売新聞・神戸総局 :01/11/22 18:03 ID:1LfeqRqO
▽狂牛病2頭目 畜産関係者がっかり(読売新聞・神戸総局)
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/hyogo/news004.htm 酪農農協「買い入れ再検討」
北海道で狂牛病に感染した二頭目の牛が確認された問題で、畜産業が盛んな島内では二十一
日、関係者から「せっかく牛肉の消費が戻りつつあったのに、またか」といった落胆の声や「
北海道からの買い入れを再検討する」と危機感を募らせる意見が聞かれた。また、学校給食の
牛肉使用の再開を決めた緑町や津名郡では「状況を見てから判断したい」としながらも、予定
通り再開の意向を示した。
北海道から年に約百頭の乳牛を買い入れている三原郡酪農農協の鳥井章司組合長は「買い入
れを再検討したい。今でも感染牛が出た町のものは避けているが、不安が残る。消費者には乳
製品は問題ないと引き続きアピールしていきたい」と話していた。
また、来年一月から学校給食に牛肉の使用再開を決めている津名郡六町の教育長の代表を務
める坂野長一・淡路町教育長は「献立の変更は十二月半ばまで可能で、しばらく状況を見守り
たい」とし、二十二日に開かれる淡路教育事務協議会の中で他町の教育長と話し合いたいとし
た。
一方、十二月から再開を予定している緑町の不動伸教育長は「感染牛が見つかったことは検
査体制が整ったからと理解している。感染した牛肉が外に出回ることはなく、予定通り再開す
る」と話した。
447 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :01/11/22 18:57 ID:1LfeqRqO
▽不安の市場 2―3割下落も(読売新聞)
http://www.yomiuri.co.jp/kyougyu/ky20011122_06.htm 北海道猿払(さるふつ)村で国内2頭目となる狂牛病の乳牛が確認され、一夜明けた22
日朝、各地の食肉市場では不安な中で牛肉の競りが行われた。一部の市場では相場が2―3割
下落するなど、影響が出始めている。
大阪市食肉市場では午前10時半から207頭の牛が競りにかけられたが、1回目の競りで
半分以上が売れ残り、取引価格も2割から3割下がった。市場の職員は「検査体制がきちんと
機能していたからこそ見つかった2頭目。1頭目の時とは状況が違うのでは」と期待していた
だけに、「やはり影響が出てしまった」と肩を落とした。
全国の相場の目安となる国内最大の東京都中央卸売市場食肉市場では、午前8時半から競り
が始まった。競りに出されたのは、同市場の処理場で前日に解体された290頭を含め、全国
の産地から集まった641頭。市場関係者は「やはり値は若干下がっているようだ」と、心配
そうに競りを見守っていた。
同市場では狂牛病騒動以降、一般向けの「和牛去勢B3」で1キロ900円を割ったことも
あったが、今月は1100―1200円台まで回復していた。それでも昨年の同時期に比べ3
00円前後安いという。
猿払村に隣接する豊富町のホクレン豊富地域家畜市場でも、昼前から乳牛の競りが始まった。
今年最後の競りということもあってか、通常よりも多い約400頭が出荷された。
天塩町の酪農家、稲場留男さん(67)は「落ち着いてきた矢先に、またこんなことになっ
てしまった。おそらく値は下がるんじゃないか」とため息をついた。
初めて同市場に買いに来た妹背牛(もせうし)町の酪農家、久保賢一さん(55)は「原因
が分からない以上、猿払の牛は買えない」と話していた。
(2001年11月22日)
448 :
過去ログ倉庫番 :01/11/22 21:24 ID:0kI/BTSk
WHOの報告書
http://www.who.int/emc/diseases/bse/tse_9703.html より、部分訳
2.1.3 材料が集められる条件について
潜在的な危険性がある、
危険性のある組織が取り除かれる状況によって、潜在的な危険性が影響することが、認識される。
例えば、:脳に打ち込んでシメたり(penetrative brain stunning)、脳や脊髄をノコギリで引いたりすれば、
いくつかの組織は汚染される。
体液は、組織に対してダメージを最小にして集められるべきであり、
細胞の成分は、取り除かれるべきである。
例として、頭骨、及び、脊椎 (テールは除外) からの骨材料は、
他の骨と比べると更に大きな危険にさらされていると考えられるべきである。
なぜなら、脳、及び、せき髄が完全に除去されることは、ありそうもないからだ。
頭骨や脊椎に付着した、中枢神経組織からの危険は、これらの骨を除外することによって減少し得る。
451 :
過去ログ倉庫番 :01/11/22 22:03 ID:0kI/BTSk
452 :
過去ログ倉庫番 :01/11/23 00:01 ID:12u062lE
453 :
農林水産省プレスリリース :01/11/23 00:07 ID:YxfQ1siG
454 :
共同通信 :01/11/23 00:09 ID:YxfQ1siG
▽焼き肉チェーンが苦戦 安楽亭が創業来初の赤字 (共同通信)
http://www.kyodo.co.jp/kyodonews/2001/ushi/news/20011122-422.html 狂牛病の影響で各地の焼き肉チェーンが苦戦している。郊外型の最大手、安楽亭(さいたま
市)が二十二日発表した今年九月中間連結決算は、新規店舗の増加で売上高こそ前年同期比1
1・6%増の百九十六億円だが、当期純損益は五千八百万円の赤字となった。赤字転落は一九
七八年の創業以来、初めて。利用客の中心だった家族連れが来店を控えていることが響いた、
という。同社は「当分、消費者の牛肉離れが続く」と慎重で、来年三月期は十八億円の赤字を
見込んでいる。
東海地方を中心に展開する「焼肉屋さかい」(岐阜県各務原市)も来年四月期の業績を下方
修正し、当初約二億八千万円の黒字を見込んでいた最終損益は三億四千万円の赤字になるとの
見通しを発表した。狂牛病の牛が見つかった九月には売り上げが前年同月比9・6%減、十月
は31・7%減と急落した。
(了) 11/22
455 :
日本農業新聞 :01/11/23 00:12 ID:YxfQ1siG
▽牛海綿状脳症(BSE)国内2頭目 専門家会議で確定(日本農業新聞)
http://www.nougyou-shimbun.ne.jp/back/news/topnews/topnews02011122.html 厚生労働省は二十一日、北海道で牛海綿状脳症(BSE)に感染した牛一頭が見つかった、
と発表した。猿払村の牧場から出荷した六十七カ月齢のホルスタインの雌。九月に見つかった
千葉の感染牛に次ぎ、国内二例目となる。感染牛は、一次検査(ふるい分け)の時点で保管さ
れており、今後、すべて焼却される。また、農水省は、「流通している牛肉と牛乳・乳製品の
安全性には問題はない」として、冷静な対応を呼びかけている。
この牛は、十九日に留萌保健所天塩支所ウブシ駐在所で行った一次検査で疑陽性となった。
帯広畜産大学で確認検査(二次検査)を行い、二十一日、陽性反応を示した。同日開いた同省
のBSE専門家会議でBSE感染を確定した。
同省によると、当該牛は一九九六年四月生まれの自家産で、九八年から三年連続して出産し
た経験がある。と畜場への搬入時には、BSE特有の神経症状やほかの病状も見られなかった。
また、一次検査した施設では十九日に五十一頭を調べたが、この牛をと畜した以降の三十頭は、
北海道庁の判断で保管している。この中には、感染牛と同じ牧場から一緒に出荷された牛一頭
も含まれている。
確定診断を下した専門家会議の品川森一座長(帯広畜産大学獣医学科獣医公衆衛生学教授)
は「(確認検査の一つである)ウエスタンブロット法の結果は、英国におけるBSEと同じパ
ターンを示した。断定はできないが、英国からのプリオンが原因とするのが一番考えやすい」
と話した。
農水省は、七十七頭の同居牛がいる当該牧場に対して出荷の自粛を要請した。同省は「同居
牛の追跡調査、移動制限の実施、当該牛の飼料の実態調査に入った」と発表、対応に乗り出し
た。
今回見つかった牛は、千葉県白井市と同様、乳用廃牛だった。えさの種類や飼料工場が判明
すれば、一例目の牛との共通項が出てくる可能性はある。
農水省は「給与飼料や補助飼料などで共通性があれば(原因の)判断材料になる」として、
これを糸口に原因究明に全力をあげる方針だ。
456 :
日本農業新聞 :01/11/23 00:14 ID:YxfQ1siG
▽ 万全な検査態勢 「陽性」は焼却処分に (日本農業新聞)
http://www.nougyou-shimbun.ne.jp/back/news/flash/flash01112202.html 国内二頭目の牛海綿状脳症(BSE)感染が二十一日見つかったが、発症しない段階での発
見は、厚生労働省のBSE全頭検査態勢の徹底を証明した。専門家も「世界最高水準の検査態
勢の実証だ」と、高く評価している。感染牛の牛肉が市場に出回ることは一切なく、消費者に
は冷静な行動が求められている。
全頭検査はBSE感染牛の市場への流出を断ち切るため、二重、三重の網をかけている。
と畜場に出荷された牛は、まずBSE原因となる異常プリオンが蓄積する脳や目など特定四
部位は完全に取り除く。その際に、異常プリオンに最も汚染されやすいえん随を取り出し、検
査に使う。一次検査のエライザ法は、異常プリオンを酵素反応によって発色させる。正常なた
んぱく質にも過敏に反応することもあるが、異常プリオンは決して見逃さない検査法だ。この
検査で「疑陽性」となれば、二次検査に回される。
二次検査は精度の高いウエスタンブロット法と免役組織化学検査の二種類で行う。必ず異常
プリオンは検出できるもので、どちらかで陽性反応が出れば、専門家が確定診断する。しかも
検査中の食肉は、と畜場からの持ち出しを禁じている。「陽性」が確定し次第、そのまま焼却
処分される。安全のお墨付きを得た牛肉だけが、消費者に届けられる。このため、世界一厳し
い検査態勢といわれている。
457 :
沖縄タイムス :01/11/23 00:15 ID:YxfQ1siG
▽今晩の話題:牛肉の嘆き (沖縄タイムス)
http://www.okinawatimes.co.jp/col/20011122e.html 「2パック千円」。二日前、輸入食料品を豊富にそろえるスーパーで、値札の安さにつられ
てステーキ用牛肉を購入。その夜は、ささやかながら牛肉が食卓を飾った。
牛ステーキを味わうのは久しぶりだったが、決して狂牛病問題で牛肉を敬遠していたわけで
はない。元来シシジョーグー(肉好き)の筆者も年のせいか、最近食べ物のし好が変わってき
たことが大きい。
だが先日、食肉類の品ぞろえで評判のスーパーでは戸惑ってしまった。数カ月前まで、多彩
な商品でひしめき合っていた牛肉類が、コーナーさえどこにあるのか分からなくなっていたか
らだ。さすがにこうも陳列棚がさびしいと、残った商品に手がいかないのも消費者心理として
は当然のことで、これほどまで風評が及んでいるのか、と考えさせられる。
ステーキという言葉には、おそらく四十代以上の世代にとっては独特の薫りを感じるのでは
ないだろうか。戦後のぜいたくなアメリカの食文化の薫りとして。
“飽食の時代”の現在でも食肉の中では別格の存在で、ましてや国産和牛ともなると、お互
いにとっては手の届きにくい羨望(せんぼう)の的であることには変わりはないのではないか。
今や「外国産」のシールを張り、陳列棚の片隅で精いっぱい安全性を訴えているかのように
見える牛肉製品。必死の「安全宣言」でやっと消費者が戻りつつある矢先の二十一日、北海道
で国内二頭目の狂牛病が確認。牛肉の嘆きが聞こえるようだ。(比嘉弘)
458 :
四国新聞 :01/11/23 00:17 ID:YxfQ1siG
▽コラム:一日一言 (四国新聞)
http://www.shikoku-np.co.jp/news/column/200111/20011122000041.htm 国民は首をすくめて「やっぱりか」とつぶやき、食肉関係者はため息の中で沈黙し、厚生省
は「これぐらいの頻度の発生は驚きではない」と言った。狂牛病の二頭目が確認された。
正しくは牛海綿状脳症(BSE)にかかった最初の牛が九月に発見されてから二カ月あまり。
学校給食にミンチコロッケが復活し、焼肉店にもそれなりに客が戻り始めていただけに、少な
からぬショックが広がっている。
厚生省は、全頭検査を実施してBSE発症の牛は出荷されないから、感染の心配はない。安
心して―と強調するが、消費者の不安は消えない。感染経路が特定されてないことだけが理由
ではない。
消費者がばく然とした不安を抱き続ける最大の理由は、これまでの厚生省ほか官僚のいかに
も官僚らしい対応、たとえば消費者より生産者優先の対応だ。だから「これぐらい」と聞いて
役所アレルギーを再発する人が出る。
厚生省の発言に根拠はある。欧州の研究を参考にすれば確かに驚く頻度ではない。それなら
厚生省は日本に何頭の感染牛がいると推定しているのか。それを明らかにせず、安全だけ強調
し「これぐらい」では疑われる。
BSE問題ではなぜか実績のある研究者がマスコミに登場せず、大臣や官僚ばかりが安全を
強調する。大臣が焼き肉パーティーを開いてどれほどの人が安心したか、世論調査をしてみれ
ばその信用と効果が分かるだろう。
本当に安心させたいのなら、感染経路の解明、肉骨粉輸入の責任追及、国内牛の全頭検査を
公開で行うことだ。ちなみに研究者の推計では日本で人がBSEにかかる可能性は全国民で一
―二人だという。
459 :
TBS News :01/11/23 00:21 ID:YxfQ1siG
▽農水省、肉骨粉食べた牛を焼却処分へ TBS Newsi 2001 11/22 23:45:45
http://www.excite.co.jp/News/vnews/story_v?vid=51995&genre=society 農林水産省は、肉骨粉を与えられていたことが分かっている牛5129頭についても、
順次、焼却処分にする考えを明らかにしました。
武部大臣は、改めて牛肉の安全性を強調しました。その上で、農水省としては、
既に各都道府県の監視下に置かれている肉骨粉を与えられていた牛およそ5129頭に
ついては、今後、年齢の高い牛から順に検査を行った後、陽性、陰性にかかわらず、
すべて焼却する方針を明らかにしました。費用は実質的に国が負担する予定です。
(22日 11:11 )
460 :
TBS News :01/11/23 00:22 ID:YxfQ1siG
▽2頭目の狂牛病、市場の反応は? TBS Newsi 2001 11/22 23:45:45
http://www.excite.co.jp/News/vnews/story_v?vid=52002&genre=society 一夜明けた東京の食肉市場では、不安が募る中 セリが行なわれました。
東京・港区の東京都食肉市場では、22日も午前8時半から セリが行なわれました。
国内で2頭目の 狂牛病の牛の確認は、ある程度 予想されていたためか、これまでの所、
相場は 前日と同じ水準で 推移しています。
ただ、今年9月に1頭目の狂牛病の牛が発見されて以来、市場では牛肉の値段が
2割から3割 落ち込んでいて、市場関係者は 不安は続きそうです。(22日 11:25 )
461 :
TBS News :01/11/23 00:24 ID:YxfQ1siG
▽9日違いで生まれた2頭の点と線 TBS Newsi 2001 11/23 00:15:15
http://www.excite.co.jp/News/vnews/story_v?vid=52011&genre=society 北海道と千葉県で見つかった狂牛病の牛2頭に3つの共通点が浮かび上がっています。果た
して、感染ルート解明の手がかりになるのでしょうか。2頭の「点と線」です。
国内2頭目の狂牛病の牛が見つかったことを受けて、農水省は、感染源として疑われる家畜
のエサ、肉骨粉などを与えられていた牛およそ5100頭を全て、検査したうえで、焼却処分
することを明らかにしました。
狂牛病の感染源とされる肉骨粉。しかし、今回の感染牛を飼っていた猿払村の農場で、牛に
肉骨粉を与えていたという報告はないとされます。こうした中、北海道で見つかった2頭目感
染牛と千葉で飼われていた1頭目に共通点に注目が集まっています。
感染第1号の牛は、猿払村からオホーツク海に沿って、およそ200キロの佐呂間町で生ま
れていました。2頭ともオホーツク海沿いの酪農地帯の生まれだったのです。しかも、2頭の
牛は、いずれも5年前の96年春にわずか9日違いで生まれていたのです。
3つ目の共通点は、2頭の病原体の特徴が一致していて、共にイギリスと同じタイプだった
ことです。このため、専門家はあらためて、イギリス産肉骨粉の国内での流通ルートを調べる
必要性を強調しています。
農水省や北海道でも、これらの共通点に注目し、2頭の牛が共通するエサを与えられていな
かったかどうかなどについて、追跡調査を始めました。
ところで、北海道の感染牛は、先月18日からはじまった全ての食用牛を対象とした狂牛病
検査の網にかかって見つかりました。新たな検査体制のもとで、これまでに検査対象となった
のは、およそ8万8000頭に及びます。
この8万8000分の1の確率でのクロ判定について、専門家は「出る可能性はあったが、
予想より早かった」と話しました。また、別の専門家は、国内にはおよそ453万頭の牛がい
るため、単純計算すると、あと50〜60頭の感染牛がいると考えられると指摘しています。
しかも、今年になっていきなり数十頭の感染牛が出現したとは考えにくいため、実際には数
年前から国内に狂牛病が上陸していた可能性があるというのです。
日本は狂牛病にどれほど汚染されているのか、その答えを見いだす第一歩として、2頭の
牛の感染ルートの解明が急務となっています。(22日 17:46)
462 :
TBS News :01/11/23 00:25 ID:YxfQ1siG
▽狂牛病の余波、地元は風評被害を懸念 TBS Newsi 2001 11/23 00:15:15
http://www.excite.co.jp/News/vnews/story_v?vid=52023&genre=society 問題の牛が生産された北海道北部の猿払村では、農協や役場が合同で対策会議を開き、狂牛
病が牛が出た酪農家をどう支えていくのか今後の対応を話し合いました。
「生産者がともすれば犯人扱いされてしまうというのを非常に危惧している。これは何とか
避けて頂きたいと思っています」(北海道東宗谷農協猿払支所・阿部富夫参事)
農協や家畜保健衛生所は、地元の酪農家が使った餌を過去7年間までさかのぼって調べ始め
ました。また同じ餌を食べて育った血の繋がった牛の追跡調査も始めています。
「原因を追求してもらいたいというのが本音ですね。対策のとりようがないというか」「猿
払から出たということで猿払がなんか敵対されるというか、あそこの牛は危ないというおかし
な風潮を出されるのが一番不安なんですよ」(地元の酪農家)
生産地の目下の悩みは風評被害です。猿払村の牛はほとんどが乳牛ですが、地元の牛が狂牛
病と確認されたことで、牛乳など狂牛病とは関係の無い農産物にまで風評被害が広がることも
懸念されています。(22日 19:05)
463 :
TBS News :01/11/23 00:27 ID:YxfQ1siG
▽2頭目の狂牛病、生産者の証言 TBS Newsi 2001 11/23 00:15:15
http://www.excite.co.jp/News/vnews/story_v?vid=52022&genre=society 国内で2頭目の狂牛病の牛が見つかった問題で、牛を生産した北海道の酪農家が取材に応じ
ました。この酪農家は「狂牛病の原因とされる肉骨粉は使っていない」と証言しました。
「今でも信じられない。信じたくない・・・」(牛を生産した酪農家)
狂牛病は、牛の肉や骨を粉末にした肉骨粉を餌にすることで感染すると指摘されています。
しかし、問題の牛を生産した酪農家は肉骨粉は使っていないし感染源もわからないと話してい
ます。
「肉骨粉が、どこで売っているかしらない。現物も見たことない」(牛を生産した酪農家)
Q.感染源はどこだと思いますか?「それは全然判らない」(牛を生産した酪農家)
「肉骨粉の可能性が強いなら我々では判らないのだから」
「なぜ、国は(肉骨粉を)外国から持ち込んだのか」(酪農家の父親)(22日 17:14)
464 :
TBS News :01/11/23 00:35 ID:YxfQ1siG
465 :
朝日新聞 :01/11/23 00:47 ID:YxfQ1siG
▽2頭目狂牛病 知事「流通牛肉は安全」 (朝日新聞)
http://mytown.asahi.com/hokkaido/news02.asp?kiji=2125 酪農・畜産王国を誇る北海道から2頭目の狂牛病感染牛が出たことは、道や農業関係者だけ
でなく、売り上げ低迷にあえぐ小売業者にも衝撃をもって受け止められた。ホクレンなどの農
業団体は、消費回復などのキャンペーンを続けていくことを確認。東京に出張中だった堀達也
知事は急きょ札幌に戻り、対応策検討の陣頭に立つなど、道庁は一日中揺れた。
狂牛病に感染した2頭目の牛が道内で確認されたとの連絡が道に入ったのは21日午前9時
半ごろ。東京に滞在中だった堀達也知事が急きょ札幌に戻るなど、夜まで対応に追われた。
堀知事は22日までの予定だった北海道開発関係予算などの陳情を切り上げ、道庁内で幹部
に今後の対応を指示した。報道陣には「安全な牛肉を流通させる体制が整い、消費の回復を期
待していただけに、極めて残念だ」と話した。また「検査は厳格に実施され、安全な牛肉しか
流通しない」と道民に冷静に対応するよう求めた。
道は21日午後、庁内に狂牛病の防疫対策本部を設置。感染牛を出荷した酪農家から、飼育
や出荷状況について聞き取り調査を始めた。今後、周辺の酪農家から聞き取りもする。道農政
部幹部は「地域全体の酪農に対する取り組みや意識を把握して、原因究明につなげたい」と話
す。
同日夕、厚生労働省の専門家会議で狂牛病の確定診断が出た後、道の狂牛病の対策本部会議
が開かれ、今後の対策を協議した。
すべての牛を対象にした検査によって、道産牛の安全性は確保されているとしながらも、「
原因が解明されないと消費者の不安は消えない」との声が出席者から相次いだ。対策を強化す
るため、帯広畜産大や獣医師会の専門家らを集めた研究者会議を設けることを決めた。
会議のあと、磯田憲一副知事は「国と協力するとともに、道独自でも狂牛病の感染メカニズ
ムの解明に積極的に取り組みたい」と話した。
466 :
北緯45度、日本最北の村 猿払村 :01/11/23 01:02 ID:YxfQ1siG
467 :
中日新聞・社説 :01/11/23 01:09 ID:YxfQ1siG
▽中日新聞・社説 :不安を取り除くには
http://www.chunichi.co.jp/sha/index.shtml 北海道でも狂牛病の感染牛が見つかったことは、この病気が全国に広がっていることを示し
ている。検査体制を一層強化するとともに、一連の対策が遅れた原因を徹底的に検証すべきだ。
狂牛病に感染した牛の確認は、九月の千葉県に次ぎ二頭目である。
先月十八日から全国百十七カ所の食肉衛生検査所で食肉用に出荷される牛すべてに対して、
感染の有無を調べる検査が始まった。
今回の感染は、こうした検査で分かったもので、一頭目のような偶然の発見とは事情が異な
る。検査体制が有効に機能したといえる。
感染牛は焼却処分されるため、市場に出回ることはない。この点は消費者も安心していい。
牛肉離れで経営が悪化している畜産農家を守るためにも、政府は、検査後に市場に出回る食肉
の安全性について、しっかりと広報すべきである。
だが、二頭目が確認されたことは、狂牛病汚染が全国に拡大していることをうかがわせる。
今後、検査体制の一層の充実が必要だ。
食肉用だけではなく、酪農場で病死する牛についての検査体制も早急に整えなければならな
い。
一頭目の感染源として、牛を解体処理した後のクズ肉や骨などを乾燥・粉末にした肉骨粉が
疑われたが、いまだに突き止められていない。今回も肉骨粉の可能性がある。感染ルートを究
明するためにも、検査対象を多くすべきである。
同時に、なぜ日本で狂牛病対策が遅れたのか、その究明も徹底的に行うことが必要だ。
先週には、狂牛病に関する農水・厚生労働両省合同の調査検討委員会がスタートした。
その席で、ある研究者が十年前に講演で、狂牛病の日本上陸の可能性について触れたところ、
農水省から「今後、話題にするな」と圧力をかけられた事実が明らかにされた。
農水省が欧州からの警告を無視し、「日本で発生する可能性は低い」と言い切り、欧州が肉
骨粉の使用を禁止したのに、国内で平然と使用を認めていたのも、こうした流れの中にある。
それは、単なる政策判断のミスというより、農水省全体の危機意識のなさ、事なかれ主義に
起因する。根が深い問題である。
両省は、事実関係の確認にとどまらず、畜産・食品衛生行政のあり方まで含めて見直し、改
善策を示す必要がある。それが「食の安全」に責任を持つ行政の責任であり、消費者の不安を
取り除く最も確実な方法であることを忘れてはならない。
468 :
新潟日報・社説 :01/11/23 01:13 ID:YxfQ1siG
▽新潟日報・社説 :2頭目の狂牛病 感染経路の解明こそが大切だ
http://www.niigata-nippo.co.jp/column/index.asp 国内で二頭目の狂牛病の牛が見つかった。厚生労働省が狂牛病の全頭検査を始めてから一カ月余り、不安がとうとう現実になった。
この牛は北海道猿払村の農場で生産された生後六十七カ月の雌のホルスタインで、一次検査で「擬陽性」となった後、帯広畜産大での確認検査で「陽性」の結果が出た。
「安全」と確認されたもの以外は流通させないための全頭検査である。当然のことながら、この牛は肉や内臓などすべてが焼却処分となり、市場に出荷されることはない。
しかし、二頭目の狂牛病発生で消費者の不安と不信の解消がさらに遠のいたことも確かだ。厚労省や農水省は事態を重く受け止めねばならない。
九月に国内で初めて狂牛病と確認された千葉県の乳牛は、いまだに感染経路が特定されていない。それが消費者の不安を取り除けない原因の一つにもなっている。
感染源が問題の肉骨粉とすれば、これからさらに汚染が拡大していく恐れが強い。急ぐべきは、まず一頭目、二頭目の感染経路を突き止め、原因を明らかすることだ。
感染経路の解明が思うに任せない背景の一つに、牛の生い立ちを追跡できる仕組みづくりが立ち遅れていることがある。
農水省では、狂牛病の発生を受けてすべての牛に識別番号を付け、生存中の移動歴などを二〇〇一年度中にデータベース化するとしている。
もちろん、これはこれで進めねばならない。ただ、欧州連合(EU)では既に食卓から牧場まで追跡可能な「トレーサビリティ」と呼ばれる新たなシステムを牛肉に導入することを加盟各国に義務づけている。
消費者が店頭で買った牛肉の識別番号から、どこで加工され、どんな飼料で育てられたかを探索できるシステムといわれ、食品への信頼感を高める武器として期待されている。
農水省もこうしたシステムの開発に乗り出す考えのようだ。消費者が安心できる「食のシステム」をつくり上げることが、結局は生産者の利益につながってもいく。
気がかりなのは、二頭目の牛に起立障害などの神経症状が出ていなかったという点である。これが事実なら、検査態勢が整う以前はこうした牛が見過ごされていたことになる。市場に出回った可能性も否定はできない。
今日の事態は、国の行政の怠慢から始まったといっていい。狂牛病の発生の危険性を指摘されながら「日本の安全性は高い」と主張し、打つべき手が後手、後手に回ったことが、これだけの混乱をもたらした。
狂牛病の汚染が広がりを見せ始めたことで、消費者の信頼を取り戻す道のりは一段と険しくなった。ただ、食肉として処理されるすべての牛のチェックに加えて、飼料への肉骨粉使用も禁止されている。
遅きに失したとはいえ、全体としては狂牛病の感染が深刻なEUに比べて厳しい対策になっている。牛肉をいたずらに危険視することなく、冷静に対処していくことも必要だ。
国には、引き続き厳格な検査を求めたい。徹底した検査の積み重ねなしには、消費者の信頼を取り戻すことはできないからだ。その意味で病死した牛の検査も全頭で行うべきだ。
また、飼料に肉骨粉が混入していないかどうか、抜き打ち検査をやることも検討されていい。やれることはすべてやる。こうした姿勢こそが問われているといいたい。
全頭検査の開始に合わせて「安全宣言」を出した坂口力厚労相と武部勤農相の責任を問う声も消費者から出始めている。それほどに狂牛病の対応を見つめる目は厳しい。
このまま大臣も官僚も責任の所在を明らかにすることなく事態を乗り切れるのか。人心を一新して出直すことも一つの選択肢である。
[新潟日報11月22日(木)]
469 :
第1回BSE問題に関する調査検討委員会の :01/11/23 01:17 ID:YxfQ1siG
第1回BSE問題に関する調査検討委員会の概要について<暫定版>(平成13年11月19日)
http://www.mhlw.go.jp/shingi/0111/s1119-1.html 1.委員の出欠
委員10名中7名が出席された。
※欠席者・・・小野寺委員、日和佐委員、藤田委員
2.農林水産大臣あいさつ
3.委員紹介、委員長選出、委員長あいさつ、委員長代理指名
高橋委員が委員長として選出された。また、山内委員が委員長代理に指名された。
4.議事の公開
・ 会議は公開。傍聴は、別室の傍聴室において、テレビモニターにより傍聴。
ただし、公にすることにより、個人の権利利益を害するおそれがあると委員長が判断した場合には、委員会の了解を得た上で、非公開とし、非公開の間の議事の概要については、会議終了後、事務局が記者会見で説明。
・ 会議資料は、ホームページ等により公表。
ただし、個人の権利利益を害することがないよう、役職名は公開とするが、個人の氏名については非公開。
・ 会議の議事録は、発言者の氏名を入れたものをホームページ等により公開。
・ 議事の概要は、発言者の名前を伏したものを会議の数日後にホームページ等により公開。
(続く)
470 :
第1回BSE問題に関する調査検討委員会の :01/11/23 01:18 ID:YxfQ1siG
471 :
第1回BSE問題に関する調査検討委員会の :01/11/23 01:20 ID:YxfQ1siG
第1回BSE問題に関する調査検討委員会の概要について<暫定版>(平成13年11月19日)
http://www.mhlw.go.jp/shingi/0111/s1119-1.html (続き)
関係資料について事務局からの説明後、質疑等が行われた。その中では,次のような御意見・御質問があった。
・ 我が国におけるBSE問題については、BSE発生前は英国の教訓が生かされて来なかったが、発生後はEUの轍に乗り換えてそれなりに対応できたのではないかと評価している。
このため、行政対応の検証に当たっては、BSE発生後よりも、むしろ発生前の対応の検証が重要である。
・ 農林水産省と厚生労働省の連携については、資料を見ると、両省の役割分担がきれいに分かれているが、あまりにもキチンと分かれすぎていて、相互に内政不干渉になりすぎていたのではないか。
・ 諸外国の対応の例として、英国、EUのほかに、独自にBSEに係る対策を講じているスイス、アメリカ、オーストラリア等の個々の国が、1986年以降どのように対応してきたかが参考になるのではないか。
・ 8月6日以降、厚生労働省の食肉衛生検査所と農林水産省の家畜保健衛生所との間で、どのような報告がなされたのかについてもっと詳細な形で出して欲しい。また、動物衛生研究所の検査内容についても詳しい資料を出して欲しい。
・ 1987年には英国では肉骨粉が原因ではないかと疑われていたが、我が国におけるそのような情報の収集ルートは、大使館なのか、農林水産省衛生課独自なのか、それともOIE(国際獣疫事務局)を通じてなのか。
情報収集のルートがキチンと確立されていないと再び同じような結果が生じるおそれがあるが、農林水産省はどのようなシステムで情報を収集しているのか。
・ 1996年以前は、BSEについて人の感染症という認識は全くなかったということでよいか。
・ 人の感染の問題が取り上げられたのは、BSE感染牛が非常に多くなった1990年で、その時から議論は続いていた。1996年3月に、状況証拠からみて、変異型CJDについてBSEからの感染しかありえないということになった。
現在では両方の病気は、同じ病原体ということが明らかになっている。
・ この委員会で、何年まで遡って議論を行うのかということに関して言えば、人の感染症だから大きな問題であるのであるが、この資料ではそれは1996年以降の議論ということになる。
1986年まで遡るのであれば、その頃はBSEは牛の感染症としての問題であって、人間の感染症との認識はなかったことになるが、どこまで遡るのか。
・ この委員会では、人に感染するからだけでなく、牛に感染すること自体も重要な課題であるので、1986年まで遡る必要があると思われるが、それ以前もスクレイピーの話があるので、必要に応じてもっと遡ってもよいのではないかと考えている。
・ 1986年の段階で、人に一切関係なかったかと言えば、人への感染の可能性もあったかもしれないので、牛だけの問題ということではなく、人への感染との観点からも、当然ながら1986年まで遡る必要がある。
・ EUをひとくくりとするのではなく、各国の情報を出すべきである。デンマーク、スペイン、ドイツ、イタリア、オランダなどにおけるBSE対策とその成果に関する資料を見たことがあるが、そういった資料を出して欲しい。
・ 我が国では、「体育」があるのに、「食育」がないのは問題。大衆、行政の食に関する関心は高いのに、我が国の新聞では、食の安全、健康に関するコラムが確立されていないなど、諸外国と比べ、食に関する情報提供が不十分であり、専門のアナリストも育っていない。
(続く)
472 :
第1回BSE問題に関する調査検討委員会の :01/11/23 01:21 ID:YxfQ1siG
第1回BSE問題に関する調査検討委員会の概要について<暫定版>(平成13年11月19日)
http://www.mhlw.go.jp/shingi/0111/s1119-1.html (続き)
関係資料について事務局からの説明後、質疑等が行われた。その中では,次のような御意見・御質問があった。
・ 牛肉について、どこで誰がどのように検査しているのか、検査場所がどこに何カ所あって、検査官が何人いるのかといった、大衆が求めている情報をわかりやすく提供する必要があるのではないか。
・ 英国でのBSEの確認やBSEの原因が肉骨粉であるといった情報はいつ、どのようなプロセスを経て、誰のところに入ってくるのか。
例えば、農林水産省や厚生労働省の研究機関や大学などのルートを通じて入ってくる情報は行政にどのように反映されているのか。
行政は情報を入手した時に、危機管理の意識はあったのか。また、対応マニュアルを作成したのか。そういった資料を次回に提出して欲しい。
・ 研究者の情報がどのように行政に反映されるかということについて言えば、1991年6月に、日本畜産副産物協会主催の研究会で、ある研究者がBSEに関する講演をしたところ、
翌日横浜動物検疫所所長から、BSE問題については今後触れないで欲しいとの連絡があったそうである。
このような情報には触れないで欲しいというような対応ではなく、むしろそれを生かして、官民一体で危機管理に当たる必要があるのではないか。
・ 1998年にEUがBSEステータス評価を始めたが、その内容を明らかにし、あの時点で諸外国の専門家が日本の現状をどのように評価し、それに対して日本がどのように対応したかを示して欲しい。
・ 参考配布の資料の中で、BSEの感染経路は経口感染と考えられるとあるが、母子感染の可能性はどうか。
・ 一般傍聴者が混乱しないよう、家畜の感染症としての議論と人の感染症の議論をしっかり分けて欲しい。
・ BSEの感染は、牛、やぎ、羊など反すう動物に限られるのか。ダチョウ、豚、猫なども感染するとの話があるがどうなのか。
・ 我が国のBSE感染牛は、8月6日に敗血症と診断された牛を、たまたまサーベイランスの対象としたことにより、偶然確認されたものではないか。どのようなきっかけでサーベイランスの対象になったのか。
・ 食肉処理場でと殺された牛が、家畜保健衛生所でサーベイランスにまわされたことによりBSEが確認されたわけであるが、食肉衛生検査所と家畜保健衛生所の間でどのような役割分担があり、どのようないきさつでこのような結果となったのか。
敗血症であればサーベイランスの対象にならないのではないか。この点について、次回資料を出して欲しい。
・ 死亡牛の大半がBSE検査の対象外となっており、その危険部位が肉骨粉になっているのではないかという情報がある。この点が不安の種である。
・ 今回のBSE発生の原因究明についての調査状況はどうか。
・ ドイツやスペインでは、昨年初めて自国産の牛にBSEが確認され、その1年後の今年は急激に増加している。日本では今のところ1頭しか確認されていないが、これは、対応がうまくいっているのか、それとも、今後増えることになるのか。
・ 原因究明については、肉骨粉の流通経路を調べてみても、感染源はおそらく分からないのではないか。原因究明に当たり、科学的には株のタイピングという方法があるが、今後どのような研究調査を行うのか教えて欲しい。
・ 今まで農林水産省技術会議事務局に所属しており、今回独立行政法人化した動物衛生研究所と、家畜衛生行政を管轄している畜産局衛生課との間は、必ずしもうまくいっていたとは限らないと思う。この点について、今後どうなっていくのか聞かせて欲しい。
・ この委員会は、消費者に安全な牛肉をおいしく食べていただくために、どのような情報を提供すればよいかについても議論していただき、大衆が食の安心・安全・栄養・健康に目覚めるような意義深い貢献ができるような形になればよいのではないか。
・ 「AERA」誌で、14年前に、牛におけるスクレイピー様疾患について獣医学会で報告されたという記事があるが、その点について資料があれば出して欲しい。
473 :
スポーツ報知 :01/11/23 02:40 ID:YxfQ1siG
▽狂牛病「安全宣言」は大ウソ 国内で2頭目(スポーツ報知)
http://www.yomiuri.co.jp/hochi/geinou/nov/o20011121_190.htm 「安全宣言」は大ウソだった。厚生労働省は21日、狂牛病(牛海綿状脳症)の全頭検査で
国内2頭目の狂牛病の牛が北海道で見つかったと発表した。忘年会シーズンや年末商戦を控え、
焼き肉店などに再び大きな打撃を与えることになることは必至で「安全宣言」を出した坂口力
厚労相と、武部勤農水相の責任問題にも発展しそうだ。
北海道猿払村 肉などは流通せず
厚労省は21日午後5時から省内で研究者らによる専門家会議(座長・品川森一帯広畜産大
教授)を開き、最終的に狂牛病と確定診断した。厚労省は2頭目の内臓や肉などはすべて
出荷されていないことを確認しており、速やかに焼却する。
全頭検査が始まって約1か月。感染の広がりが懸念され、消費者の不安が一層高まるのは必
至。欧州で狂牛病が大きな社会問題となる中「日本は安全性が高い」と主張し十分な対策を怠
ってきた農水、厚労両省に対する責任追及の動きもさらに強まりそうだ。
確定診断を受け、農水省は、同じ農場で飼育されていた乳牛の出荷停止を指示、既に出荷さ
れた牛の追跡調査を始めた。
一方、北海道は独自に感染原因を究明する研究者会議を設置する。
農水省は1頭目と2頭目の牛が生まれたのがいずれも1996年春で、場所も約180キロ
しか離れていないことから、飼料や飼育状況などに共通点が出てくれば感染源の特定につなが
る可能性もあるとみている。
専門家会議では、帯広畜産大が実施した確認検査のうち、ウエスタンブロット法と免疫組織
化学検査の2種類の結果を分析した結果、狂牛病と断定した。
会見した品川教授は「あと数か月で発症していたと思われる」と話した。
また、ウエスタンブロット法の検査結果のパターンは千葉県で見つかった感染1頭目の牛と
同様、英国など欧州の狂牛病のパターンと一致しており、品川教授は「英国など欧州の感染牛
からつくられた肉骨粉が感染原因の可能性が高い」との見方を示した。
2頭目の牛は雌のホルスタインで、生後5歳7か月。北海道猿払村の農場で生産され19日
、天塩町の道北食肉センターに持ち込まれ解体された。北海道の1次検査では限界値を上回る
強い陽性反応を示したが、神経症状は出ていなかったという。厚労省は農場での飼育時の様子
に変わった点がなかったか調査する。
出荷した酪農家は約70頭の乳牛を飼育。狂牛病の感染源とされる肉骨粉を与えていたとの
報告はないという。
474 :
スポーツ報知 :01/11/23 02:41 ID:YxfQ1siG
▽狂牛病「安全宣言」は大ウソ 国内で2頭目(スポーツ報知)
http://www.yomiuri.co.jp/hochi/geinou/nov/o20011121_190.htm ◆人間へ感染の可能性ある
厚生労働省と農水省は先月18日、感染ルートが解明されないまま「安全宣言」を出した。
しかしその後、国内2頭目の狂牛病感染牛が見つかった。感染拡大の懸念が現実となる中、両
省の責任が厳しく問われそうだ。
厚労省は5月から、神経症状がある牛の精密検査を始めたが、検査場所として指定されたの
は北海道の帯広畜産大たった1か所。狂牛病の疑いが発覚した直後の9月11日の時点で、厚
労省の安全確認はわずか70頭だった。
また、厚労省は96年に狂牛病の典型的症状を示す牛の報告を義務付けたが、これまで「報
告は1件もない」と安全性を強調するばかり。起立障害など狂牛病が少しでも疑われる牛にま
で対象を広げて発見しようとする姿勢はなかった。
ところが昨年、フランスで狂牛病の牛が一昨年の5倍以上に当たる約160頭見つかり、欧
州で狂牛病問題が再燃。「それまでは『対岸の火事』だった」と厚労省の担当者も認識の甘さ
を認めている。
農業ジャーナリストの土門剛氏は「両省が出した安全宣言は、食卓に上がる牛肉が安全だと
いっただけ。役人は狂牛病の感染原因の汚染肉骨粉の侵入を防げなかったし、ほとんどの畜産
家は配合飼料の中身を吟味せずに使用している。今後数百頭から1000頭のオーダーで感染
牛が出る可能性は十分ある」と両省の対応のまずさを指摘した。
日本では人への感染例はまだないが、厚労省幹部も「潜伏期間が長く今後も発症がないとは
言い切れない」と人への感染の可能性を完全には否定していない。日本子孫基金の小若順一事
務局長は「農水省は対策を怠った。もっと早く手を打つべきだった。感染牛は市場には出なく
ても、これで消費者の不安はさらに強まった。安全宣言を出した2人の大臣は辞めるべきだ」
と話している。
一方、北海道は独自に感染原因を究明する研究者会議を設置する。
農水省は1頭目と2頭目の牛が生まれたのがいずれも1996年春で、場所も約180キロ
しか離れていないことから、飼料や飼育状況などに共通点が出てくれば感染源の特定につなが
る可能性もあるとみている。
専門家会議では、帯広畜産大が実施した確認検査のうち、ウエスタンブロット法と免疫組織
化学検査の2種類の結果を分析した結果、狂牛病と断定した。
会見した品川教授は「あと数か月で発症していたと思われる」と話した。
また、ウエスタンブロット法の検査結果のパターンは千葉県で見つかった感染1頭目の牛と
同様、英国など欧州の狂牛病のパターンと一致しており、品川教授は「英国など欧州の感染牛
からつくられた肉骨粉が感染原因の可能性が高い」との見方を示した。
2頭目の牛は雌のホルスタインで、生後5歳7か月。北海道猿払村の農場で生産され19日
、天塩町の道北食肉センターに持ち込まれ解体された。北海道の1次検査では限界値を上回る
強い陽性反応を示したが、神経症状は出ていなかったという。厚労省は農場での飼育時の様子
に変わった点がなかったか調査する。
出荷した酪農家は約70頭の乳牛を飼育。狂牛病の感染源とされる肉骨粉を与えていたとの
報告はないという。
475 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :01/11/23 02:54 ID:YxfQ1siG
狂牛病に関連して、EUのトレーサビリティモデル (フーズデザイン.01/10/13)
http://www.foodesign.net/tuiseki.htm HACCPにおける追跡
この原稿は、「月刊HACCP」2001年11月号に発表の一部です。本来は雑誌発表後しばらくして
からこのウエブサイトに登録するのですが、今回の場合は緊急なので、一部だけ発表させても
らいます。01.10.13.
狂牛病で、肉骨粉飼料が入っているのかどうか、どういったルートで入っていたのか、それを
与えた牛はどこに行ったのか、と畜場に入ってきた牛がどこから来たのか、その履歴は、とい
った、畜産農家の生産と飼料からと畜までのルートを調べるのに大変な時間と労力がかかって
しまった。その上に、脳や脊髄などを使った食品も問題になるので、食品メーカーはそれをた
どるのに膨大な時間と手間コストをかけることになった。流通業やフードサービスなど、消費
者に直接つながるリテイルサイドでも、販売している製品の履歴追跡に徹夜の作業である。関
係者は二度とこんなことになりたくないと考えているはずである、しかし、過去にも同じよう
なことがあった、所沢のダイオキシン、東海村の放射能、青森のメーカーから出荷されたサル
モネラに汚染されたイカ加工品原料、といったものである。このときにも食品メーカーやリテ
イルサイドは走り回っていた。これらの事件事故の反省からの対処手法は出来上がっていなか
ったようだ。
HACCPシステムの構築の中で「製品説明書」があり、この中に「原材料」を詳しく記述、リス
ト化する項目がある。厚生労働省の総合衛生管理製造過程では1番目、HACCP構築の12ステッ
プでは2番目に入っているものである。この「原材料リスト」は、単純な製品ならば「製品説
明書」の中の表に1項目としていれればそれで良い、例えば製氷工場ならば「地下水」「水道
水」といった記述で良い。しかし、複雑だったり種類が多かったりする場合、あるいは生産地
の変化や事故などで危害になることが想定される場合、この原材料リストを別にしないと対応
できない。例えばハンバーグの場合、牛肉、豚肉、ソテーオニオン、調味料の中で危害の原因
になりそうなもの(今回の場合はビーフエキスが新たに加わることになる)、といったものが
対象になる。それぞれの記述内容は以下のようなものになる。
図表
http://www.foodesign.net/eutre.gif 狂牛病に関連して、EUのトレーサビリティモデル(「食肉通信」01.10.9.記事などを参考に作成)
476 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :01/11/23 02:56 ID:YxfQ1siG
狂牛病についての消費者アンケート結果 マイボイスコム(株) 01.10.13.
http://www.myvoice.co.jp/voice/enquete/3901/index.html ・85%が「狂牛病に不安を感じている」と回答
・焼き肉専門店等外食店の利用:「利用しなくなった」13%、「利用をためらうようになった」44%
・牛関連の食品購入:「買わなくなった」15%、「買うのをためらうようになった」48%
・購入をためらう食品は「内臓部分」67%、「牛肉」52%、「牛ひき肉」50%
【調査対象】 インターネットコミュニティ「MyVoice」の登録メンバー
【調査方法】 ウェブ形式のアンケート調査
【調査時期】 2001年10月1日〜10月7日
【回答者数】 9,629名
※出所は、マイボイスコム(株)であることを明記のうえ、自由にご利用ください。
マイボイスコム株式会社
http://www.myvoice.co.jp/ 東京都江東区南砂2−7−5
TEL :03-5634-5300 / Mail :
[email protected] 担当:高井、岡島、五十嵐
477 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :01/11/23 02:59 ID:YxfQ1siG
478 :
読売新聞 :01/11/23 03:13 ID:YxfQ1siG
▽狂牛病の2頭が食べていた飼料、同じ工場製 (読売新聞)
http://www.yomiuri.co.jp/00/20011123i401.htm 国内2頭目の狂牛病と確認された北海道猿払村の乳牛が、北海道佐呂間町で生まれた1頭目
の乳牛と同じ道内の大手飼料会社の工場で製造された配合飼料を食べていたことが22日、関
係者の話でわかった。この飼料に狂牛病の感染源とされる肉骨粉は使用されていないが、工場
では牛向け飼料と同じ製造ラインで、肉骨粉の入った鶏・豚向け飼料を製造しており、混入し
た可能性は否定できない。道も2頭の新たな共通点として着目している。
猿払村の酪農家は、地元の農協を通じてこの飼料を購入、1996年4月に生まれた感染牛
にも食べさせていたという。また、96年3月に佐呂間町で生まれた1頭目は、生後3か月以
内の離乳期にやはり同じ工場製の飼料を食べていたことが判明している。
この工場では、2頭が道内にいた96―98年、鶏・豚向け飼料の原料に、道内の3社から
仕入れた肉骨粉を使用していた。今年になって3社からは「肉骨粉はすべて国産」との説明を
受けたが、当時の契約では国産品を指定していなかったという。工場側では「鶏・豚向けから
牛向けに調合を切り替える際には、生産ラインをトウモロコシや魚の粉で洗浄しており、肉骨
粉が混入する心配はない」と説明する。しかし、農水省関連の肥飼料検査所札幌事務所では「
一般的に飼料の切り替えは1日何10回も繰り返され、毎回洗浄するわけではない」としてお
り、道農政部でも「感染源究明のきっかけになる可能性もある」としている。
(11月23日03:02)
479 :
肥飼料検査 :01/11/23 03:26 ID:YxfQ1siG
480 :
MBM(肉骨粉) :01/11/23 03:32 ID:YxfQ1siG
481 :
移動です :
01/11/23 04:00 ID:YxfQ1siG