江戸川乱歩2

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1名無しのオプ
2名無しのオプ:2011/09/18(日) 01:05:15.96 ID:bn8v92qH













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3名無しのオプ:2011/09/22(木) 21:23:44.80 ID:JSKxFmJj
来ました
4名無しのオプ:2011/09/22(木) 21:36:56.42 ID:D/in84Go
1乙
5名無しのオプ:2011/09/23(金) 08:01:10.07 ID:Y4lqffzN
異人館で小林くんが出てくるのが楽しみ
あの作者のことだから多分物凄い美少年として登場する
6名無しのオプ:2011/09/23(金) 08:29:24.31 ID:Yaa3g2NO
大乱歩2乙
7名無しのオプ:2011/09/23(金) 11:22:04.76 ID:1PFn7olL
江戸川ぬるぽ
8名無しのオプ:2011/09/23(金) 11:30:56.05 ID:pr1CZ5kb
>>7
芋虫ゴーロゴロ
芋虫ゴーロゴロ
鎌倉ハム ガッ 大安売り
9名無しのオプ:2011/09/23(金) 11:31:41.27 ID:pr1CZ5kb
■過去ログ
江戸川乱歩 決して語られる事のないB級の旅・・・
http://book.2ch.net/mystery/kako/961/961087799.html
【うつし世は夢】江戸川乱歩【その弐】
http://book.2ch.net/test/read.cgi/mystery/1046530152/l50
【幻影の城主】 江戸川乱歩 第三夜
http://book2.2ch.net/test/read.cgi/mystery/1071280073/l50
【幻影の】江戸川乱歩【スレッド】
http://book3.2ch.net/test/read.cgi/mystery/1082638999/l50
【夜の夢こそまこと】江戸川乱歩第四夜 (実質part5)
http://book3.2ch.net/test/read.cgi/mystery/1093006200/l50
【蟲、蟲、蟲、蟲、蟲・・・】江戸川乱歩第六夜
http://book3.2ch.net/test/read.cgi/mystery/1106832340/150
【わが夢と真実】 江戸川乱歩 第七夜
http://book3.2ch.net/test/read.cgi/mystery/1123259862/
【目羅博士の不思議な犯罪】 江戸川乱歩 第八夜
http://book3.2ch.net/test/read.cgi/mystery/1138996785/
【黒蜥蜴】 江戸川乱歩 第九夜
http://book3.2ch.net/test/read.cgi/mystery/1150983979/
【大暗室】 江戸川乱歩 第十夜
http://love6.2ch.net/test/read.cgi/mystery/1165422232/
【緑衣の鬼】 江戸川乱歩 第十一夜
http://love6.2ch.net/test/read.cgi/mystery/1180627380/
【悪魔の紋章】 江戸川乱歩 第十二夜
http://love6.2ch.net/test/read.cgi/mystery/1210998998/
【地獄の道化師】 江戸川乱歩 第十三夜
http://love6.2ch.net/test/read.cgi/mystery/1225470114/
10名無しのオプ:2011/09/23(金) 11:43:22.54 ID:Trb0V3uq
なんで○○夜って入れなくなったの?
11名無しのオプ:2011/09/23(金) 11:57:23.45 ID:pr1CZ5kb
>>10
どうやら、したらばのこちらのスレが本スレということらしいのです

【三角館の恐怖】 江戸川乱歩 第十四夜
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/movie/8993/1242956617/
12名無しのオプ:2011/09/23(金) 12:21:35.38 ID:O+4srlcm
書斎関係のテンプレ外している時点でねぇ
13名無しのオプ:2011/09/23(金) 12:33:32.18 ID:qLl4qDaJ
じゃあ嵐放題ということか
14名無しのオプ:2011/09/23(金) 12:58:19.44 ID:j2o3jqoX
「サーカスの道化師」って作品は無かったのか・・
15名無しのオプ:2011/09/23(金) 14:22:42.42 ID:ydqzjkgf
江戸川マンポ
16名無しのオプ:2011/09/23(金) 15:46:06.47 ID:AamZRsb+
箕浦君、掘らせてくれたまえ!
17名無しのオプ:2011/09/23(金) 18:22:24.67 ID:i94s9Lx1
おまいはこういうとこで抜いてもらえ
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20110923-00000305-alterna-soci
18名無しのオプ:2011/09/24(土) 00:23:29.63 ID:YJxyZ49J
その箕浦君だが、あいつどうにも気に食わぬので、
あのラストから数年後、
いや数年後はさすがに無理だから十数年後でも二十数年後でもそれ以上でもいいのだが、
行方不明になっていた双子の片割れがなぜだかお金持ちの紳士となって帰ってきて、
箕浦に復讐を遂げるという続きはどうだろうか
双子の片割れは箕浦を憎んでいるはずだからな
箕浦が双子の片割れのことをいじめてた描写もあったしな
箕浦、とにかくあいつは性悪だよ
もうちょっと痛い目に遭った方がいいね
19名無しのオプ:2011/09/24(土) 01:01:20.19 ID:l2jbqc1N
>>18
吉ちゃんか。
特にラストで言及されてなかったけど、箕浦の建てた施設に入ったのだろうか?
諸戸もそうだが、吉ちゃんも可哀想だよな。秀ちゃん簡単に箕浦に持ってかれちゃってさ。
手術で普通の身体になったが、あんま救いの無いキャラだったね。
20名無しのオプ:2011/09/24(土) 04:47:24.78 ID:U70FTz+U
箕浦に復讐に来るなら、諸戸の関係者じゃね?
諸戸は箕浦のせいで死んだようなものだ。
21名無しのオプ:2011/09/24(土) 11:35:35.11 ID:CaEcT4us
>箕浦に復讐に来るなら、諸戸の関係者じゃね?
つまり丈五郎とか
22名無しのオプ:2011/09/24(土) 11:48:27.15 ID:l2jbqc1N
丈五郎の奥さんは箕浦ホームに入ったんだよな。
旦那を投獄させられて、可愛い養子を殺されてるんだから、
この奥さんが危険キャラだわ。
23名無しのオプ:2011/09/24(土) 12:11:52.34 ID:Bw2/BISQ
幼い諸戸にマンコ押し付けた変態ババアか
24名無しのオプ:2011/09/24(土) 12:30:02.65 ID:U70FTz+U
諸戸が、幼児期に性的虐待を受けたから変態(ホモ)になったとか、フロイト説のまんまだよな。
25名無しのオプ:2011/09/24(土) 19:33:35.19 ID:R3IKGjJ/
深山木じゃなく明智小五郎に相談していればもっと早くに事件は解決していただろうと妄想してみる。
26名無しのオプ:2011/09/24(土) 20:04:46.99 ID:BbW7TnuY
妖虫にも同じことが言えるな
27名無しのオプ:2011/09/24(土) 21:28:02.37 ID:CaEcT4us
じゃあ「悪魔の紋章」で、宗像じゃなく最初から明智に相談していれば
早くに事件は解決していたとか
28書斎魔神 ◆AhysOwpt/w :2011/09/24(土) 22:53:46.98 ID:3zyaJBWY
昨日のファミ劇。
「白い乳房の美女」→「地獄の道化師」は、終盤で人情噺を強調し過ぎた感はあるが、
まあ有りとしても、「エマニエルの美女」(何と映画ではおなじみのあの椅子でポーズの
シーンのパクリまであり(w )→「化人幻戯」は酷過ぎ・・・
その出来はともかくとして、大乱歩唯一、渾身のオリジナル本格長編ミステリを、
こんなんエロ話にしてまうとは・・・(絶句)
70年代の12チャンやNHKの映像化作品(それぞれに大乱歩作品の魅力の一端は
出ていたと思うのだが・・・)もお気に召さなかったらしい横溝御大(オンエア当時は存命)
が見ていなかった事を祈る。
29名無しのオプ:2011/09/24(土) 23:46:51.78 ID:13D1IgvB
血ナメクジ
30名無しのオプ:2011/09/25(日) 00:27:29.52 ID:sz8CTrWM
>僕は十歳を越した自分から、絶間なく母親の為に責めさいなまれた。
>お化けの様な大きな顔が、僕の上に襲いかかりながら、所構わず嘗め廻した。(略)
>あるむず痒い不快を感じて目を醒すと、いつの間にか母親が僕の寝床に添寝していた。
>そして、「ね、いい子だからね」と云いながら、ここで云えない様なことを要求した。
>僕はあらゆる醜悪なものを見せつけられた。その耐え難い苦痛が三年も続いた。

「母親」の容姿
>背が低い上に、肉が垂れ下がる程もデブデブ肥え太っていて、その上傴僂で、(略)
>顔はと云うと、皺だらけの渋紙色の中に、お玉じゃくしの格好をした、キョロンとした目が飛び出し、
>唇が当り前でないと見えて、長い黄色い乱杭歯が、いくつも現われている。
>その癖上歯は一本もないらしく、口を塞ぐと、顔が提灯の様に不気味に縮まってしまうのだ。

これはトラウマになるわ
31名無しのオプ:2011/09/25(日) 01:04:35.47 ID:sz8CTrWM
あたしも美少年に夜這いして性的虐待したいわあ…
32名無しのオプ:2011/09/25(日) 01:05:48.78 ID:sz8CTrWM
あらやだ!無意識に本音を書き込んじまったわっ
読まなかったことにして!
33名無しのオプ:2011/09/25(日) 10:36:31.06 ID:erbS7LFM
異人館三巻いつー?
34名無しのオプ:2011/09/25(日) 12:25:00.40 ID:8/kAweVt
ビジネスジャンプ読んでないんだけど
三巻にはどんな話が入るの?
35名無しのオプ:2011/09/26(月) 05:45:25.14 ID:l0myEXFu
休みの間に『暗黒星』を再読したんだけど、感想を問われればやっぱり、
『メル欄』の劣化版 と答えるしかない。
いや、好きなんだけどね『暗黒星』。結構おもしろいし。
だからこそ惜しい、残念という気がしてならない。
あとひと工夫、ふた工夫ほしかった。
たとえば「本物の彼」を絡ませるとか、
犯人の生い立ちをもうちょっとちゃんと描いて動機に説得力を持たせるとか、
伊志田家の人々、特に当主の鉄造氏がどんなふうに奇人なのか具体的に描くとかしてほしかった
(単に伊志田家は変だの、鉄造氏は奇人だのと言われてるだけで具体的な描写なし。
その点、正史の『悪魔が来りて笛を吹く』では互いに憎みあう変な家族の描写が上手かったなと、
つい比べてしまった)。
そういう工夫をして、
さらに乱歩風味をひと振り、ふた振りすれば、
『暗黒星』は確かに『メル欄』にそっくりだけれども、だから何?、と、そう言える作品になれたのにと、
『暗黒星』が結構好きで結構おもしろいからこそ、そんな愚痴を垂れ流したくなる。
まあ、そういうことをしても今度は、
『暗黒星』は『魔術師』の二番煎じでしょと言われればそれっきりなのだが……
36名無しのオプ:2011/09/26(月) 10:55:40.47 ID:lvGF0zbN
諸戸さん。掘って下さい。
37書斎魔神 ◆AhysOwpt/w :2011/09/26(月) 21:25:02.37 ID:ovNswatF
メーンネタの使い回しは蜘蛛男→悪魔の紋章とかもある。
小ネタ(人間椅子、ピーピング、人形趣味等々)の頻出は枚挙に暇がないほど。

何か変態が増えて来ているような(w
大乱歩スレらしいとも言い得るが・・・
38名無しのオプ:2011/09/27(火) 01:53:14.99 ID:pOLOFqTX
>>35
暗黒星の見所はなんていうか、
例の美青年のキャラクターと、
その美青年に萌えて変になってる明智
そういうところじゃないでしょうか
別の言い方をするとそういうところしかあまり特徴がないんですよね
それはさておき>>35のメル欄ってのは、
乱歩や横溝正史や浜尾四郎etcに大変な興奮を与えた作品なんだろうなということが、
俺のような物を知らない人間にもなんとなく感じられます
浜尾四郎の「×人△」はヒネリがきいててなかなか面白かったな
(35メル欄に触発されて生まれたという海外の超有名作も、
乱歩は絶賛したのでしたよね。日本であの作品の評価がやたらと高いのは、
乱歩が絶賛したからだという説をよく聞きますが…)
39名無しのオプ:2011/09/27(火) 02:34:44.34 ID:9UZ3DFOf
明智にとがめられて小林君が泣きそうになるのって
怪人二十面相だっけ
40名無しのオプ:2011/09/27(火) 19:50:15.41 ID:UEJnbvXU
>>39
「大金塊」のシーンかな?
賊の巣窟から逃げ出す時の書置きに自分の名前まで書いてしまい、
余計なことをしたねと明智探偵に電話で叱られるの。
41名無しのオプ:2011/09/27(火) 20:31:29.83 ID:fewd3rYN
>>40
サンクス

可愛いんだよなーあのシーン
キュンキュンする
42名無しのオプ:2011/09/27(火) 21:37:22.49 ID:1LFtuUA/
小林少年が明智に掘られてると妄想するのは初心者
上級者は小林少年が明智を掘る妄想をする
道を究めると小林少年なんかどうでもよくなって明智と二十面相とのオヤジ二人の
ホモセックスに萌える
43名無しのオプ:2011/09/27(火) 21:54:23.54 ID:qwSRVCGQ
なんだこのスレ(驚愕)
44名無しのオプ:2011/09/27(火) 23:00:00.14 ID:fewd3rYN
正直少年愛を糞ホモと一緒にされたくない
45名無しのオプ:2011/09/28(水) 00:24:11.16 ID:2g8RJQAv
どこが違うんだよ
46名無しのオプ:2011/09/28(水) 01:57:50.05 ID:HnTLRBjM
このクソな流れ…

巨人江戸川乱歩先生も、草葉の陰からニヤニヤしとります。
47名無しのオプ:2011/09/28(水) 12:39:58.02 ID:xnaLaF8G
腐女ごときにその機微はわかるまい
48名無しのオプ:2011/09/28(水) 13:20:12.39 ID:P7S2XiB2
>>43
類はホモを呼ぶ
49名無しのオプ:2011/09/28(水) 14:59:46.72 ID:O8gdk3j6
   ∧_∧ ∂/ハ)ヽヽ
   (´∀` ) ( ´∀`)
   ( ヽ  ヽ /,   つ
    (`J__)_( (_, )
     `J`J   しし'
         
   秀ちゃん吉ちゃん    
50名無しのオプ:2011/09/28(水) 17:27:49.53 ID:8fx0wfTt
箕浦のケツマン掘りてえ
51名無しのオプ:2011/09/28(水) 18:08:19.18 ID:8fx0wfTt
諸戸のケツマンも掘りてぇ
52名無しのオプ:2011/09/28(水) 21:34:33.66 ID:O8gdk3j6
吉ちゃんのも!吉ちゃんのも掘ってあげて!
53名無しのオプ:2011/09/28(水) 21:40:12.26 ID:O8gdk3j6
15,6歳にもなってリンゴのような頬っぺはないわ小林
青っ洟も垂らしてそうだ
小林には全然食指は動かない
54名無しのオプ:2011/09/28(水) 21:48:27.35 ID:O8gdk3j6
小林だったら吉ちゃん(17)の方がいいわ
小林()リンゴほっぺの糞生意気なガキ
55名無しのオプ:2011/09/28(水) 21:53:24.66 ID:O8gdk3j6
>>41
このキュンキュンってのが、
小林に萌えてるおっさん(もしくはおばちゃん)の気持ち悪さと同時に、
小林の気持ち悪さをも表わしてる

そう、キュンキュン
小林=リンゴホッペできゅんきゅん☆って感じ
だがな、そういうのが許されるのは13歳までなんだよ
15,6歳になればもっと別の魅力がなくてはいけない
だから小林は駄目なんだよ
56名無しのオプ:2011/09/28(水) 21:54:58.04 ID:4Koxn2a4
もう終わりだなこのスレ
57名無しのオプ:2011/09/28(水) 21:57:50.87 ID:O8gdk3j6
>>44には少年愛はわかるまい
15,6歳には15,6歳にふさわしい魅力があるということだ
小林にはそれがない
58名無しのオプ:2011/09/29(木) 02:26:57.69 ID:Chqg/NB0
小林「いいかい、君は決してこんな大人になっちゃいけないよ。わかったかい?」

ポケット「うん、わかったよ小林のあにい。おいら明智先生のような立派な方になるよ。」

その返事を聞くと、小林くんはリンゴの様な頬を一層赤らめ、ニコニコと微笑むのでした。
59名無しのオプ:2011/09/29(木) 07:53:10.42 ID:TKhetQtk
身体をくっつけ合わせるなんてできるわけないじゃん。
いくら戦前の作品だからってそんな設定はむちゃくちゃすぎる。
時代性を考慮してもトンデモといわざるをえない。
60名無しのオプ:2011/09/29(木) 08:03:56.16 ID:TKhetQtk
人工双生児じゃなくて生れつきという設定にすれば
こんどは初代さんとの関係が成りたたなくなっちゃうから
『孤島の鬼』は乱歩の力量不足が露呈した作品。つまらなくはないが。
61名無しのオプ:2011/09/29(木) 17:25:29.44 ID:SKs7P8rv
小林少年って、いかにも昭和の健康優良児って感じがあるな。
そういう少年は見ていて微笑ましいけど、
少年愛とか、そういう対象にはならないな。
少年探偵団シリーズを読んでいた子供の頃は、小林少年にはなんの興味も沸かなかった。
大人になった今も特になんの興味も感じないが、そうだな、強いて言えば、
小林少年は親戚の男の子的なもんで、
「よしお君、頑張れよ!」とか「立派に成長しろよ!」とかと応援する対象という感じかな。
一方、乱歩の他の男キャラクター、
そうだな、たとえば諸戸道雄や伊志田一郎の少年時代は凄かったと思うよ。
少年という男でも女でもない年頃、
二人とも非常な美貌で、しかも境遇からして間違いなく影がある。
心に複雑な翳りを湛えている。
影のある美少年に色気がないわけがないから、
そりゃあもう諸戸や伊志田一郎の少年時代は物凄かったと思うよ。
やっぱ少年であれなんであれ影がなきゃ心惹かれないね。陰影礼賛だよ。
小林少年の場合はな、孤児だけど影がないのさ。真っ赤なホッペで陰ってみても様にならんしな。
「どうしたボウズ!元気ないな!腹でも減ってんのか?」って頭をグリグリやりたくなるだけ。
小林少年にキュンキュンしてる人からしてみれば、小林君のそういうとこがいいのかもしれんが……
まっ、俺は少なくともそこいらの少年には全くなんのときめきも感じない種類の人間なので、
小林少年に異常なときめきを感じることはないということだ。
ただの子供には「健やかに成長してくれ」という思い以外の気持ちは持てないわな。
おそらく明智も俺と同じ気持ちなのではあるまいか。
あれこれ読んで、明智の好みのタイプがほぼ分かったように思う。
明智は伊志田一郎を見て目の色を変えたが、要するにああいうのが好みなんだよ。
伊志田一郎は、小林少年とは月と太陽ほども違うタイプの青年だよ。
太陽……そう、真っ赤なホッペの小林君は真っ赤な太陽なのさ。
というより、子供はみんな太陽だよ。
だが、ごく稀に蒼白い月のような子供もいる……。
明智は女では黒蜥蜴と恋愛じみたことしただろ。
黒蜥蜴もタイプ的には月だよ。
太陽は礼賛する対象。月は深い想いを籠めて恋歌を捧げる対象。そういうことだ。
文代さん?気の毒に、彼女は完全にお飾り専用だったんだよな。
62名無しのオプ:2011/09/29(木) 22:12:53.99 ID:2Z8vQR42
おまい、わざとグダグダ書いてるだろ
63名無しのオプ:2011/09/30(金) 00:13:23.12 ID:LHngjYxD
長文なのに文章力がないって最悪だな
64名無しのオプ:2011/09/30(金) 03:20:48.30 ID:NSsc+JMD
>>59
そのトンデモが乱歩の真骨頂じゃないですか。
65名無しのオプ:2011/09/30(金) 04:20:41.65 ID:1wJEQCyj
我らが大乱歩はプラトニック至上主義者であらせられた
少年愛であれ男色であれ女色であれ、プラトニックこそ至上と考えたお人であった
真に愛する人とは肉欲で繋がるべきではないという考えを持っていらしたのである
だから明智小五郎は一瞬であれ真実の愛情を抱いた相手とは、
あくまでプラトニックの関係のまま終わった
黒蜥蜴しかり、伊志田一郎しかり
文代?……恋愛と性愛が別であるように、恋愛と結婚は別なのだ
(恋愛と結婚が別ということに関しては異論あるまい。結婚とは契約の一種である)

諸戸道雄は肉欲に打ち勝つことができなかったから、
例の洞窟において蛭だの蛇だのと酷い呼ばれ方をされてしまった
諸戸の精神的な愛のみならば、箕浦はいくらでも喜んで受け入れたのである
だが肉欲は駄目だ
言うまでもないが、箕浦はもちろん大乱歩の分身である
隠れ蓑願望のあった大乱歩が、箕の裏――箕浦――に隠れている、というわけだ
しかしその諸戸も肉欲を抑制し切れなかった自らを深く恥じ、
結局はプラトニックに終わったから、最期はあのように美しく終えることができた

なぜ肉欲が駄目なのか
それは大乱歩が15歳の時にとある美少年に対して抱いた深い恋情が、
極めてプラトニックなものだったからである

二十面相が小林少年に「可愛い」だのなんだのと言って盛んに誘惑するのは、
彼が小林少年を本当には愛していないからである
二十面相にとって小林少年はただのおもちゃである
小林少年の背後にいる明智こそが、二十面相の真のターゲット
だからああやって小林少年をおもちゃにしつつ、その実、彼は明智と遊んでいるのである
二十面相が欲しいのは明智であって、小林少年なんぞは実はどうでもいいのである
66名無しのオプ:2011/09/30(金) 08:11:35.05 ID:OcgrpGBE
戦後のポプラ社の挿し絵で小林少年が健康優良児風に描かれたから
そのイメージで流布しているが、当初のイメージはもっと稚児の色気があるようなタイプだよ。
67名無しのオプ:2011/10/01(土) 00:07:48.61 ID:SVkIjTNQ
高畠華宵版の小林少年だな
68名無しのオプ:2011/10/01(土) 01:59:06.47 ID:b5EO+twm
この銃を持ってるのも小林少年かいな?
こんなひねこびた顔で顔でリンゴのような頬っぺとはw
http://www.koto-noha.com/wp/wp-content/uploads/bookcover/2009/12/200912-04.jpg
69名無しのオプ:2011/10/01(土) 06:22:28.37 ID:hApqOnMT
今68年の映画『黒蜥蜴』を観終えたとこ。
この映画は初めて観ました。
感想は、とにかく1から10まで美輪(当時は丸山か)明宏のための映画という感じ。
男優が黒蜥蜴を演るなよっていう人もいるだろうけど、なるほど美輪明宏は嵌まり役だと思った。
明智役は木村功さんという役者。黒沢明の映画に出てたのを観たことがある。
名優らしいけど外見が今一パッとしない。いやイケメンだけど、今一。
この作品は明智と黒蜥蜴のロマンス的なものがあるためもあって、
やっぱり明智には外見上のカッコよさが要求されると思うのよね。
外見がパッとしないってのは雨宮潤一役の川津佑介もそうで、
正直えーこれがあの美青年かよって思ってしまった。
乱歩の小説の中にはよく美男が出てくるけど、現実には美男ってなかなかいないんだよね、
俳優の中にさえなかなかいないんだよねぇとか寂しいことを思ってしまった。
(とか言って、美女にみまがう美輪明宏という化け物もいるわけだけど)
その点、美少女の早苗・葉子役の松岡きっこはとても可愛らしくて良かった。
出来れば黒蜥蜴に絶賛されていたナイスバディももうちょっと拝見させてもらいたかったけど。
で、ナイスバディといえば三島由紀夫の生人形。
なんかのTV番組でこのとき美輪にキスしてくれとせがんだとかいう逸話を聞いたことがある。
脚本も三島なわけで、なるほど美しい言葉の数々にウットリしました。
長々と感想を書いちゃって失礼しました。
今度は京マチ子の『黒蜥蜴』を観たいな〜。

しかし今の30代ぐらいの役者の中には、
なかなか明智とか黒蜥蜴とかを演じられそうな役者がいないなぁとしみじみ思うね。
明智を演じたことのある30代役者
稲垣吾郎(37)はもじゃもじゃ頭なだろふざけんなって感じだし。
松岡昌宏(34)は演技力と知性がない。
浅野忠信(37)ぐらいかなぁ。でもこの人もなんか違うんだよな……
40代になると高嶋政宏(45)がいる。この人は悪くなさそうだ。
本木雅弘(45)は悪くはないんだけどなんか違う。
仲村トオル(46)は演技力と才気がない。
70名無しのオプ:2011/10/01(土) 07:44:56.90 ID:3+JtJLhg
海老蔵がもうちょっと歳年取ったら明智をやらせたい。
鋭角的な顔だち、スキンヘッドの明智、新鮮だと思う。
71名無しのオプ:2011/10/01(土) 07:50:55.35 ID:MAkk3xUT
谷原章介じゃ甘すぎかな?
モジャモジャしてニコニコした明智先生のイメージにピッタリなんだが。
72名無しのオプ:2011/10/01(土) 09:54:35.22 ID:DIWXnrf3
もういっそ玉木宏でどうだwww
73書斎魔神 ◆AhysOwpt/w :2011/10/01(土) 16:19:28.61 ID:jUU0dFbe
少し先の話になるが、11月のファミ劇にも注目。
秋のミステリドラマ特集のひとつとして、
おなじみ江戸川乱歩の美女シリーズのオンエアあり。
「白い人魚の美女」(「緑衣の鬼」)
「黒真珠の美女」 (「心理試験」)
「宝石の美女」  (「白髪鬼」)
「死刑台の美女」(「悪魔の紋章」)
「黒真珠の・・」は天知版明智もの最終作だが、
後の3作は最初期のものであり、濃い演出が期待出来る。
74名無しのオプ:2011/10/01(土) 18:28:00.91 ID:3+JtJLhg
『黒蜥蜴』なんてメインは黒蜥蜴であり
あそこの明智小五郎は特に明智である必然性も無いキャラだから
現代風に脚色するなら、探偵を美少女探偵にして
百合風味を出すのもアリかと思うんだ。
小林少年も出ないことだしな。
75名無しのオプ:2011/10/02(日) 00:32:01.45 ID:lxCx04qR
このスレ読んでふと思い出した
俺はショタコンじゃないので少年には全く興味ないんだけど、
今年の夏にプール行ったら、
小柄で痩せてて幼い顔してるのに凄い良い筋肉してる中学生ぐらいの男の子がいて、
思わず凝視しちゃったよ
痩せてる子は筋肉の凹凸が出やすいってことなんだろうけど
横にいた女子高生たちも「あの腹筋ヤバイ」とか言って見てた
小林少年もリンゴみたいなホッペで可愛い顔してて、
体はあんなかもしれないな
小林少年の顔は、筋肉で連想したわけじゃないけど、
俺の中では小林少年って三島由紀夫っぽい顔立ちというか、
三島由紀夫の少年時代っぽい、ああいうの顔立ちっていうイメージだな
76名無しのオプ:2011/10/02(日) 00:33:41.29 ID:ESOyhtyy
要するに右翼ホモマッチョ
77名無しのオプ:2011/10/02(日) 06:33:56.24 ID:+oyUZwa7
三島由紀夫は小学生のころすでにズル剥け巨根だったという。
小林少年のチンポもそうなのか。
78名無しのオプ:2011/10/02(日) 10:39:07.36 ID:5/lEUvOv
そんなこたどうでもいい
79名無しのオプ:2011/10/02(日) 14:13:26.64 ID:+oyUZwa7
オリジナル小林少年は坊主頭とされていたから
三島由紀夫(坊主頭)のイメージと当たらずも遠からずか。
坊っちゃん刈りの戦後の優等生タイプじゃないよな。
80書斎魔神 ◆AhysOwpt/w :2011/10/02(日) 15:28:47.75 ID:XD7AbVTj
>>74
その案は大乱歩ファンとしては「逝け!」としか言いようがないな。
少女に対するロリコン嗜好は皆無なのが大乱歩作品の大きな特色。
81男色の日本史@:2011/10/03(月) 00:16:06.09 ID:aI8+46lk
乱歩を理解するうえで必要不可欠な、男色の日本史を、駆け足で行きます。

『古事記』『日本書紀』には、ヤマトタケルが女装してクマソを刺し殺した物語が描かれているが、
彼らが同衾したことはあまり知られていないようである。

奈良の古い寺に残されている仏像には少年の面影を宿したものが多い。
浄土真宗を覗いて、古くは仏教では女人禁制で僧侶の妻帯を禁じていたため、
僧侶の性愛の対象はもっぱら稚児(少年)であった。
江戸時代の儒学者・貝原益軒は「男色の戯れは弘法以来のことなり」と言っているが、
もちろん弘法大師こと空海以前から日本に男色はあった。
だが、男色を文化にまでしたのは空海だと言われている。
空海は唐に留学した際、密教とともに男色文化をも持ち帰った。
当時の唐は男色風俗が流行しており、都の長安には男娼もたくさんいたのである。
空海が開いた高野山は、美しい稚児を愛玩したり崇拝したりするような独自の文化が育った。
空海と同様に唐に留学した最澄もまた稚児文化を取り入れた。
最澄の比叡山には「一稚児、二山王」(山王権現=守護神よりも稚児のほうが崇拝されている)という言葉が残っている。
『後拾遺和歌集』という勅撰和歌集には、
延暦寺の優秀な学僧、僧都偏救や律師慶意らが稚児を想う恋歌が載っている。
82男色の日本史A:2011/10/03(月) 00:17:55.67 ID:aI8+46lk
貴族と男色について。
『万葉集』では大伴家持が藤原久須麻呂に贈った歌の中に、
明らかに男色の求愛を意味する歌があることが知られている。
『伊勢物語』の在原業平も同性と恋をする話があり、
『源氏物語』の光源氏も少年と関係を結ぶくだりがある。
日本の名だたる古典文学のあちらこちらに見られる男色の記述からも、
男同士の恋が当時の貴族の間では異端視されるものではなかったことがうかがわれる。
院政期は宮廷内で特に男色が流行した時代で、
白河院や鳥羽院、後白河院が美少年や美青年を愛したことは有名である。
院政期、美貌と優雅さ・教養によって上皇に愛されて出世を遂げた男が数多くいたのである。
北面の武士も美男子揃いで、
そのなかの藤原盛重や平正盛は低い身分から白河院の寵愛を受けて出世した代表例である。
鳥羽院と男色の関係を結んだ男のひとりには藤原頼長がいる。
頼長は藤原摂関家の氏の長者という超エリートであり、美男だった。
彼は藤原隆季や藤原成親とも愛人関係にあったと、源義賢の日記には書かれている。
武士とも肉体関係を持った頼長は、鳥羽院の崩御をきっかけに彼ら武士の力を借りてクーデタを起こす。
男色は享楽的な戯れではなく、政治的な手段でもあったのだ。
「能もなく、芸もなし」と言われた藤原信頼は、後白河院の愛人であったために出世した男である。
83男色の日本史B:2011/10/03(月) 00:23:50.92 ID:aI8+46lk
武家においても男色は盛んであった。
『平家物語』には、男色文化の化身ともいうべき美青年・平敦盛が登場する。
荒くれ武者の熊谷直実は、敦盛の美しさにハッとして、刀を振るう手が止まってしまうのである。
源義経の家来・佐藤嗣信が主君を守って戦死した様は、
江戸時代の武士道のバイブル『葉隠』で「武士としての理想的な死」と絶賛された。
『葉隠』では、これが武士の美意識であるとする。主のために死ぬことこそが、武士にとっての至上命題になり、
その根底には主従間の恋愛があるのだ。
ちなみに『葉隠』の大半が男色についての記述であることは周知のことである。
それはさておき、公家の男色文化を取り入れ、武士の間にも男色が定着した。
鎌倉幕府の執権・北条高時は美少年を寵愛し、北面の武士出身の足利尊氏もまた男色に通じていた人である。
足利三代将軍義満と世阿弥がそうした関係にあったことは有名である。
足利六代将軍義教の愛人は、美男の赤松貞村であるが、
江戸時代の滝沢馬琴は『近世説美少年禄』で、応仁の乱の原因は男色にあると記しているが、
なるほど、見ようによっては赤松家の美男が歴史を動かしたといえなくもないのである。

戦国時代になると織田信長と若き日の前田利家の関係を引くまでもなく、
武家の間では男色はごく当たり前のことであった。
フランシスコ・ザビエルは、日本のこの状況を見て憤慨し、
恩人である大内義隆にさえ「あなたの行い(=男色行為)は畜生にも劣ります」と箴言した。
その大内義隆の愛人は美男で有名な陶隆房(晴賢)であり、
隆房の兄は、義隆の父・大内義興の愛人だった。
さて、「茶の湯」「茶道」がなぜ、戦国武将の間で大流行したのかというと、
これもまた男色に関係があるとされている。
唇を間接的に触れる茶道の回し飲み(いわゆる間接キスである)は、
「他人ではなくなる」ための儀式だからなのだそうだ。
南方熊楠(1867〜1941)は自著で、
「目のさめるような美少年が目の前にいたが、相手が皇族だったため、茶の湯だけで満足した」
という記述を残している。
つまり、茶の湯とは男同士のセクシャルな行為なわけである。
84男色の日本史C:2011/10/03(月) 00:26:39.43 ID:aI8+46lk
戦国時代末期、「かぶき者」と称する一団が出現する。
彼らは「男伊達」という男同士の義理を重んじ、
茶道と同じようにキセルを共有することで間接的に唇と唇を重ね、男色を好んだ。
江戸時代になると男色は町人にまで拡がった。
江戸時代こそが男色が日常の中に溶け込んでいた時代といっても過言ではない。
売色のシステムが整い、男が男を買う陰間茶屋が京都や大阪、江戸などの都市に盛んに建てられた。
井原西鶴の「好色一代男」を読めば、主人公の恋の相手が女だけではないことに気づく。
西鶴は日本を男色の天国と呼び、美女よりも美男の方が価値が高いと言い切った。
そして松尾芭蕉は杜国という同性の恋人をともなって旅に出る。

徳川幕府を倒した薩摩藩こそは、戦国武将以来の衆道(男色)を頑なに守ってきた集団であった。
薩摩には「郷中教育」という、戦士を育成する特有の教育制度があった。
二才(青年)と稚児が男色の関係を結び、ともに学んで精進するのである。
これが、薩摩の結束力の秘密であり、
宮武外骨が「同性契交の士風は薩南のそれに似たものがある」と述べているように、
維新で活躍した土佐藩にも、同じような男色の風土があった。
西南戦争が起こると、明治政府軍は薩摩藩の士気の高さに驚く。
この戦いを通じて山県有朋は衆道の精神を学び、日本の近代軍にもそれを注入したと言われている。
ドイツの民俗学者フリードリヒ・クラウスも
「日本兵が清やロシアに対して勇敢に戦ったのは、兵士同士の愛の絆だ」と述べている。

余談だが、南方熊楠は、男色には「浄愛」と「不浄愛」があると言う。
不浄愛とは、性的な快楽のみを目的とする男色のことであり、浄愛とはまったく別物だとし、
浄愛の崇高さを力説した。
武士の間に求められ、衆道という「道」にまで高められたのは当然「浄愛」の方であり、
江戸川乱歩が男色に求めたのも、「浄愛」の方であろう。
85男色の日本史D:2011/10/03(月) 00:31:33.56 ID:aI8+46lk
男色を罪悪視する文化は開国とともにやってきた。
明治維新によって日本は西洋文化を積極的に受け入れることになり、
同性愛は罪悪として糾弾するキリスト教の影響によって、男色文化を日陰へと追いやることになった。
何せ西洋の先進国イギリスでは明治維新のわずか7年前まで、
男色者は死刑にするという制度があったのだから、推して知るべしである。
男色や混浴など、西洋人が罪悪だの野蛮だのと見なした習慣は次々と片隅へと追いやられたのである。

それでも明治、大正、昭和初期までの日本では、男色は社会の中で特に迫害を受けることなく息づいていた。
森鴎外の『ヰタ・セクスアリス』には私立学校の寄宿舎で男色が流行しているさまが描かれている。
永井荷風の『新橋夜話』にも男子学生間の男色の話が出てくる。
福永武彦の『草の花』には少年同士の愛が描かれている。
こうした例は挙げたらキリがない。
江戸川乱歩も『孤島の鬼』で男色を異様なる恋愛と異端視しつつも、
主人公の学校でも遊戯に近い感じでは同じ事柄が行われていたと書いているように、
こうした若い時期の一過性の男色の習慣は、戦前までは脈々と受け継がれていた。
さらにいえば、大正から昭和初期にかけては、男性間の同性愛だけでなく、
それまで黙殺されてきた女性同士の恋愛も脚光を浴びるようになった。
女性同士の恋愛を描いた映画や小説も盛んに描かれるようになり、
女性たちの間で大人気を博したのである。
昭和初期には心中事件がやたらと多かったが、その中には同性心中も多く見られる。
男性同士、女性同士が心中するわけだが、当時の新聞記事等を読むと、
現代よりも同性愛への偏見や嫌悪は激しくなかったようである。

日本の歴史の中で、同性愛者がもっとも住みにくい時代というのは、
実は、西洋の価値観をまともに浴びることになった戦後である。
86名無しのオプ:2011/10/03(月) 11:17:06.09 ID:f+GaHvwp
今のホモは、美少年・美青年を愛するというのと違って
ガチムチ親父、短髪兄貴なんかの雄臭い絡みの世界だから
かえってノンケの理解の及ばない世界になったんだよ。
87名無しのオプ:2011/10/04(火) 00:14:01.70 ID:Dwp0tXip
橋本治

成長のプロセスで同性愛段階が必要になるっていうのは、
ああいう人間になりたい!≠ニいう衝動が子供の方にあるからで、
だから、王子様は同性愛段階を経る。
何故かって言うと、王子様は将来立派な王様にならなきゃなんないから。
自分の父親が立派な王様かどうかは別にして、
王子様である少年の上には、
燦然と輝く王様のモデルケースがブラ下がっている筈。
自分の父親が、もうお腹が出て頭が禿げてたりすると、
それは燦然と輝かないから(輝くかもしれないけど、どこの王子様が禿げたいと思うよ?)、
若く美しい親衛隊長なんかがいたりすると、
少年である王子は彼の上に燦然たるモデルケース≠見てポーッとなったりして、
男色が成立する。

男の子は一人前になりたい!≠ニ思ったら、一人前の男を求める。
一人前の男は、男の子に一人前の男になるとはどういうことなのか
を教えてやらなければ一人前の男である資格がない――というようなことになっていた訳です。
男色というものは、本来ならば、男の子を一人前にする為の成長のプロセスとして存在していたのだけれども、
しかし現在ではもうそんなことはどっかに行っちゃって、
一人前≠焜Oッチャグチャなら、成長≠熈オカマ≠焜Oッチャグチャ。
88名無しのオプ:2011/10/04(火) 00:33:05.60 ID:Dwp0tXip
●『乱歩打明け話』 江戸川乱歩
十代の頃の同性との恋愛経験を赤裸々に綴った自伝エッセイ。
少年期に、上級生から付文をもらい、それがきっかけでラブレターをやりとりしたこと、
その男と二人で蚊帳の中で眠ったこと、
さらに15歳の時に同級生の少年とプラトニックながら熱烈な恋に落ち、
その時にすべての恋情を使い果たしてしまったこと、などが描かれている。
乱歩の人となり、作品に流れる男性愛志向を知るうえで、短いながらも非常に重要なエッセイ。

●『もくず塚』 江戸川乱歩
「徳川初期の江戸に起こった武士道的男性愛の哀れに美しい事実談」である『藻屑物語』に心惹かれた乱歩が、
作品の来歴と物語の内容を解析するとともに、主人公たちが眠る浅草の慶養寺を訪れ、
彼らの眠るもくず塚を見つけるまでを綴ったエッセイ。

●『男色演劇史』 堂本正樹
統演劇の通低音として流れる男色性に注目し、数多くの能・狂言・歌舞伎より、
男色を具体的に表現した作品について言及し、本質に迫ることを試みた一冊。
資料提供で江戸川乱歩が数多く協力している。
89名無しのオプ:2011/10/04(火) 05:28:46.56 ID:tbeHQjvJ
後輩をレイプしようとする諸戸=野獣先輩
90名無しのオプ:2011/10/04(火) 13:20:22.66 ID:RbGsYPSv
D坂から308歩のところにある喫茶店『乱歩゚』
乱歩生誕100年(1994年)の時話題になったが
ググッたら今でもやってるみたいでちょっと感動した
91名無しのオプ:2011/10/04(火) 23:40:56.12 ID:ETC7/Sya
向かいの建物を眺めながら冷やしコーヒーを飲みたいね
92名無しのオプ:2011/10/04(火) 23:41:54.10 ID:dozeFTja
喫茶店乱歩 
割とネットでの評判も良いのな
93名無しのオプ:2011/10/05(水) 00:14:20.49 ID:dbH7xUV9
>>91
万引きが発生したら要注意だな。
94名無しのオプ:2011/10/05(水) 19:00:24.14 ID:q/2xUrJ9
今でも秘密倶楽部はあるのだろうか?
・・・と思ったがこの設定は異人館オリジナルか
95書斎魔神 ◆AhysOwpt/w :2011/10/05(水) 21:14:51.64 ID:5xdGmihY
>>91
正にD坂気取りやね(w
96 忍法帖【Lv=33,xxxPT】 :2011/10/06(木) 02:20:21.12 ID:VmCJwcJd
>>5
確かに。「灰神楽」に初登場したけど、(自転車を含めて)今風の少年だった。
何やら「怪人」を追っているのだとか。
次回は新創刊の月刊誌へ移行だとか。
97名無しのオプ:2011/10/06(木) 17:22:52.39 ID:At+XxId5
いい登場の仕方でしたね。
今回の話は面白かった。非常にうまいと思った。
98 忍法帖【Lv=34,xxxPT】 :2011/10/07(金) 03:29:34.03 ID:P5ABYK03
>>97
今までは、最後に偶然(イケメン)乱歩が通りかかるみたいな(半ば強引な)絡ませ方が多かったからね。
今回のは漫画家も狙ってたのか、思わず「なるほど!」と唸ってしまった。
「D坂」の明智を見た時には頭を抱えてしまったものだけれど、
だんだん「上手い脚色」の範囲内へと、その中心を移行させてきた感じ。
次回は、明智+小林君vs怪人らしいけど(文代さんは?)、
こっちの明智も(原作とは違う意味で)「D坂」の頃とは別人のノリで行って欲しい。
99暗黒星@:2011/10/07(金) 13:21:37.63 ID:zNor22Ut
伊志田一郎は、ベッドの上に横たわっていた。
黒覆面の怪人に襲われて、右眼を左胸を負傷したのである。
明智探偵は一郎の美しい顔に、じっと眼を注いでいた。何かしら吸い込まれるように、
瞬きもせず見つめていた。
明智は負傷者一郎青年に、異様に惹きつけられていた。嫌いな変装までして、
伊志田邸に泊り込むことになったのも、この凄艶たる美青年の不思議な牽引力によるものであった。
「変だぞ。こんな気持ちは久しく経験しなかったが……」
明智はそんなことを心の片隅で呟きながら、ベッドの上の一郎に声をかけた。
「さあ、一と眠りするんだ。睡眠剤を上げようか」
名探偵はまるで看護婦のように優しかった。一郎の毛布の肩の辺に手を置いて、
母親のように子守歌でも歌い出しそうな様子に見えた。明智探偵の一挙一動には、
美しい負傷者へのこまやかな愛情が満ちあふれていた。

しかし、一郎は眠ろうとしなかった。眠らないばかりか、一そう大きな眼を見ひらいて、
向こうのガラス窓のそとを見つめていた。
「どうしたんだ。何をそんなに見ているの?」
明智もその方へ眼をやった。窓のそとには夜の闇があるばかりであった。
「僕はゆうべもあれを見たのです。僕の幻覚でしょうか」
「あれって、なに? どこを見ているの?」
「あれです、先生。あの顔です。先生には見えませんか」
100暗黒星A:2011/10/07(金) 13:33:36.58 ID:zNor22Ut
窓のそとの夜の闇の中に、闇よりも黒い二つの眼が浮かんでいた。
小林芳雄の眼であった。
ガラス窓の向こうから、一郎の寝室の中を覗き込む小林少年の眼は、
嫉妬と憎悪に狂っていた。
小林少年は、一郎を見つめる明智の眼に、絶望的なものを感じていた。
明智の眼は一郎しか見ていなかった。
明智探偵の助手になって以来、小林少年はすべてを明智に捧げてきた。
身も心も、すべてを明智に捧げたのである。
男である小林少年は明智の子を宿すことができない。
それゆえに、小林少年の愛は真剣だ。妻の文代よりも明智に尽くした。
そしてついに文代の追い出しに成功したのであった。
しかし今、その全身全霊を込めて尽くしてきた明智が、別の美青年を求めている。

小林少年は、明智に自分の存在のすべてをかけている。
明智の眼の動きひとつで何を欲しているかがわかる。
言葉は要らぬまでに明智と一体に溶けていた。
だから、きのう、黒覆面と黒いインパネスをまとって、一郎を襲い、傷を負わせたのである。
一郎を殺すほかに明智を取り戻すすべはなかった。
小林少年は、ナイフを抜いた。
101名無しのオプ:2011/10/07(金) 15:17:03.62 ID:RtmYb7An
マンコくせえ

続きヨロ
102暗黒星B:2011/10/08(土) 00:29:42.11 ID:ynWkeu+L
※『暗黒星』犯人ネタバレあり


「今度の事件をよく考えてみると、同じ伊志田家の家族の中でも、
犯人の襲撃のしかたがひどくまちまちであったことに気づく。
もっともしばしば犯人に狙われたのは一郎君だ。
犯人は一郎君をおもちゃにしていたのだ。一と思いに殺すのはもったいないので、
何度でもひどい目にあわせてやれというつもりだったのだ」
明智はそこで口を切って、じっと小林少年の顔を見つめた。
小林少年は無表情な顔で、別に言葉をはさもうとはしなかった。
「探偵という仕事は、どんな人物をも、一応疑ってみなければならない。
僕はこの犯人の変なやり口に興味を感じた。それを底まで研究してみようとした」
そうして、明智は妙な譬え話をはじめた。
「どこかの天文学者が、暗黒星という天体を想像したことがある。
星というものは必ず自分で発光するか、他の天体の光を反射するかして、
明かるく光っているものだが、暗黒星というのは、まったく光のない星なんだ。
宇宙にはそういう眼に見えない小さな星があって、
それが或る場合に地球に接近してくるというのだ。
接近するばかりじゃない。非常に小さい星なので、地球の引力に負けて、
衝突することもあり得るというのだ。
僕は今度の事件を考えていて、ふとその暗黒星の話を思い出した。
今度の犯人は、つい眼の前にいるようで、正体が掴めない。
僕は心のうちで、この事件の犯人を、暗黒星と名づけていたのだよ」
「で、その暗黒星は何者だとおっしゃるのですか」
明智のもどかしい話し方を、我慢ができないというように、小林少年がどなった。
「君が一ばんよく知っていると思うんだ。君自身のことだからね、小林君」
103暗黒星C:2011/10/08(土) 12:46:41.99 ID:ynWkeu+L
「何をおっしゃるのです。もしそれが冗談でないのだとしたら、
きょうの先生はどうかなすっているのです」
小林少年が烈しい口調で言った。
「無論、君の犯行の動機は、僕に対する愛情だった。
この君の犯行動機は、世の正常な人々には一寸会得しにくいかもしれぬ。
そして、僕の推理を邪推だとして非難するかもしれぬ。
だが、君の様な、謂わば変質者を、常識で律することは出来ぬのだ。
君は異性に恋し得ない男なのだ。そして君の僕への恋がどんなに烈しいものであるかは、
当の僕が一番よく知っている。それを思うと、僕から一郎君を奪う為に、
緊密に計画された、発見の恐れのない殺人罪を君が敢えて犯さなかったと、
断言出来るだろうか」
明智がそこまでしゃべった時、恐ろしい叫びが部屋じゅうに響きわたった。
「もういい。もうたくさんだ。先生のおっしゃるとおりです。犯人は僕です。
先生、あなたにはこの世に絶望した人間の気持ちがわかりますか。
それがどんな気持ちだかわかりますか。
そうです。僕は一郎さんがねたましくて耐えられなかったのです。
それまでは、仮令先生にとって僕という存在が、
身勝手な性欲を満足させる為の玩具に過ぎないにせよ、
少くとも先生の心は他人のものではなかった。
それが、一郎さんというものが先生の前に現われてから、先生の態度が一変してしまった。
僕は先生のあの様子を見て、この世の凡ての望みを失ったような気がした。
本当に悲しかった。
だから一郎さんを殺したのです。もう逃げたって、逃げおおせないことはよく知っています。
甘んじてお仕置きを受けます」
小林少年は血走った眼で狂気のように叫びつづけていたが、そこで言葉が途切れたかと思うと、
まるで幼児のように、ワーワー声を立てて止めどもなく泣きつづけた。
「明智さん、僕はこの少年の告白にはすっかり面食らってしまった。君も罪な男ですね」
北森捜査課長は、あきれ果てたという様子で、明智の顔を眺めた。
「この少年は、邪念の結晶なのです」
さすがの明智小五郎も言うすべを知らぬかのように、憮然として腕をこまぬくのであった。

―― 完 ――
104名無しのオプ:2011/10/10(月) 06:35:02.85 ID:GqjdIhDb
明智ものには、ワトソン役がいないんだよな。
小林少年は忠実な部下に過ぎないから精神的な結ばれ方が希薄だ。
ホームズ=ワトソン関係に近いのは、やはり諸戸=箕浦だと思う。
105名無しのオプ:2011/10/10(月) 10:31:46.11 ID:bVgbnBcx
>>92
実際行ったらコーヒーは美味かったけど感じ悪かった。
コーヒー1杯で○時間以上いるな!ここは休憩場所じゃない!
トイレを貸す場所じゃない!
こんな感じの貼り紙と猫の写真と猫耳付けた女の写真がベタベタ貼ってあって気持ち悪かった。
あと、玄関前でチューするバカップルは死ね的な貼り紙もあったな。
106名無しのオプ:2011/10/10(月) 19:00:36.94 ID:ZgleC7RU
俺も最近喫茶店乱歩行ったよ。
耳の遠くなった老人と女の人で切り盛りしてた。
コーヒーもそれなりに美味しかったよ。

怪しい感じの店内は眺めてて面白かったけど、俺の中の乱歩のイメージとはちょっと違ったかな?
上の人も店の様子書いてるけど、手書きの張り紙が沢山貼られていて、昔の反体制派っぽい土臭さを感じた。

あと偶然入ってしまったと思われるマダム団体が困惑してて面白かったw
107名無しのオプ:2011/10/10(月) 21:04:27.66 ID:qdryXkbp
>>105
ひぇぇ
そなんだ
なんか感じ悪ぅ…
108名無しのオプ:2011/10/11(火) 08:31:03.82 ID:NI0mYGEs
ジャズ喫茶とか趣味の喫茶店はだいたいそんな感じになるよ。
そこでわずかな常連しか来ないようになっていき、持ちこたえられずに敗退というケースが多い。
109名無しのオプ:2011/10/11(火) 17:53:18.73 ID:QcXYf3Hy
http://www.e-net.or.jp/user/stako/ED2/E10set.html
ここで八本正幸という人が「怪人二十面相と明智小五郎は同一人物」なる説を唱えてるんだがなかなか面白いな
魔法博士のくだりはなんか勘違いしてるみたいだけど、結構説得力があるようにも思える
確かに乱歩は探偵が犯人だったりするどんでん返しをよく書いてるんだよな
みんなはどう思う?
110名無しのオプ:2011/10/11(火) 19:42:48.26 ID:xaXCNr3n
>>109
あまり面白くないねえ。俺は乱歩は小学3年の頃初めて読んだけど5年生の頃には、
こりゃ明智センセが小林やブルジョア息子を遊ばせてるんだと思ってたからなあ。
同時代のガキもそう思ってたんじゃないかなあ。
赤マントの記述も良くない。種村氏からの引用もこれではちょっとねえ。
まあ乱歩や二十面相が大好きなのはわかるが君の指摘どおり「魔法博士」と「黄金の虎」を
混同してるし、原稿書く前に原典に当たれよって感じ。
文章も全体に良くない。
君にはすまないが正直な感想だ。
111名無しのオプ :2011/10/11(火) 22:43:21.98 ID:QAHxC4wz
脱獄からの夜光人間だから
20面相はもはや体張った近所のおもろいオッサンである
112名無しのオプ:2011/10/11(火) 23:13:40.34 ID:8tNSedGf
最初はちゃんとした宝石、美術品目当ての怪盗だっはずなんだが
「少年探偵団」の話の後半、洞窟での巨大こうもりの着ぐるみで味をしめてから
それ以降は子供たちを驚かすのみの迷惑なおっさんになってしまったな
113名無しのオプ:2011/10/11(火) 23:21:53.67 ID:zdLDh4kR
お茶目っすなぁ
114名無しのオプ:2011/10/11(火) 23:40:50.81 ID:xaXCNr3n
>>112
奥多摩でコーモリに化けたのは「妖怪博士」だね。



そういえば
北村想の小説はわりと面白かったな
115名無しのオプ:2011/10/12(水) 07:56:25.06 ID:2lANY3qW
ホームズのモリアーティ教授のように
ヤク中の明智の被害妄想の産物が二十面相だった。
116名無しのオプ:2011/10/12(水) 09:40:14.81 ID:QD7Z2G4e
晩年の明智は「乱歩君が書く僕の武勇伝は半分が作り話」だと語ってるんだよな
なら荒唐無稽な大衆向け作品や少年探偵ものは全部その作り話だという設定なんじゃないかな
本格的な推理を披露する初期明智と単なる活劇ヒーローになった後期明智とではギャップがありすぎる
117名無しのオプ:2011/10/12(水) 11:15:11.44 ID:8a5rqroc
そういえば北村想の小説では、二十面相も明智も代替わりしていることに
なっていたな
118名無しのオプ:2011/10/12(水) 12:32:10.82 ID:pLHeiETf
>晩年の明智は「乱歩君が書く僕の武勇伝は半分が作り話」だと語ってる
どの作品ですか?
119名無しのオプ:2011/10/12(水) 12:53:16.66 ID:QD7Z2G4e
江戸川乱歩はむやみに明智小五郎の手柄話を書きましたが、半分は作り話だそうです・・・「化人幻戲」

調べてみたら明智本人の言ではなかったな。すまん
120名無しのオプ:2011/10/12(水) 13:41:44.86 ID:ZPX0QKbE
人肉質入裁判
なんて乱歩的な言葉の響き…!と、思ったら
川上音二郎の時代『ヴェニスの商人』をこのように翻訳して芝居にかけていたそうです
121名無しのオプ:2011/10/12(水) 16:36:14.63 ID:NXBp5Ksy
岩田準子「二青年図‐乱歩と岩田準一」はほぼフィクションである。
岩田準一の孫娘が、自分の祖父と乱歩という実在した人物を題材にして書いた、
あくまでフィクションのボーイズラブ小説でしかない。
(いや、二人とも少年じゃないのでボーイズラブではないか…。なんていうのだ、やおい?)
乱歩は「岩田君に恋愛感情はまったくなかった。
手を触れるのも汚らわしく感じていた」ということを明言している。
「探偵小説40年」でだったかな?
嘘ではないと思う。
乱歩はロマンの男ではなかったか。
衆道(男色)というものに強く憧れていても、
それは遠い過去の、もはや幻となった過去の日本の中にしか存在しないものとして、
ロマンとして憧れていたのであろう。
乱歩が、数え15歳の時にクラスメイトの美少年にプラトニックな恋を捧げ、
それが人生最初で最後の恋だったというところにも、そういうものがよく現われている。
122名無しのオプ:2011/10/12(水) 17:10:00.84 ID:NXBp5Ksy
乱歩は、自作の小説の中で人殺しやら犯罪やらを描きまくったくせに、
現実の人殺しや犯罪に対しては、吐き気しか感じないと言っていた。
衆道(男色)についても同じなのだろう。
乱歩が好きな衆道とか同性愛ってのは、あくまでファンタジーの世界のそれらであった。
大正や昭和に生きた乱歩にとって、江戸時代はもはやファンタジーみたいなもんだろう。
われわれが大正時代のあれこれに憧れるような感じで、乱歩も江戸時代の衆道というものに憧れた。
現実の生々しい同性愛というものには、興味はなかったのではないか。
そういう意味では、腐女子や百合萌えオタクの同類かもしれない。

乱歩の時代、すでに同性愛というものは日本には存在しないものとされていた。
男娼というものはいたが、それはちょっと変わった性欲処理のためのものであり、
普通に男女が恋愛するような意味での、同性同士の恋というものは、存在しないものとされていた。
せいぜい、思春期の頃に、学校で擬似的な同性愛を経験する程度のものしか存在せず、
大の大人同士の同性愛などというものは存在しないことになっていた。
そんなことをする人間は窮めてまれで、物珍しい変質者以外の何者でもないとされていた。
だからこそ、乱歩は昔の書物の中にそれらを求め、
谷崎順一郎はそれを捜し求めてあちこちを歩き回った。
夏目漱石にいたっては、「こころ」という小説を書いたが、
これは明らかにゲイ小説であるのに、肝腎なその部分が書かれていないためにおかしなことになっている。
しかし漱石が生きていたのはそういうものは存在しないということになっていた時代だったため、
ああいう変な小説になっているのだ。これは今では多くの人が指摘している。

つまり、何が言いたいのかというと、乱歩は現実に同性愛を経験はしてない人だよ。
乱歩はよくそっちの人だと言われるが、乱歩の愛した同性愛とは、あくまでファンタジーなんだよ。
現実の同性愛に対してはむしろ吐き気がするんだと思う。
それまでの日本は同性愛バンザーイだったのに、
明治以降は西欧の影響で逆になってしまった。
そのため、日本人というものは、同性愛というものに対して独特で奇妙な反応をとるようになってしまった。
乱歩もその一人のように思われる。
123名無しのオプ:2011/10/12(水) 19:57:36.48 ID:ed1gMEhE
単にヲタクだがノンケだっただけで、
そんなに大げさに述べるほどのことでもないだろう。
124書斎魔神 ◆AhysOwpt/w :2011/10/12(水) 21:51:48.87 ID:m/mZrxuF
天知版明智シリーズでは当然の如く明智に脚色されているが、
「妖虫」の探偵役が明智でない理由とは?
まあ、少しギディオン・フェルを意識した感もある三笠竜介も
存在感があり、この1作で終わったのは惜しいキャラではある。
125名無しのオプ:2011/10/12(水) 22:33:36.27 ID:vMASe0Kl
>>122
>乱歩の時代、すでに同性愛というものは日本には存在しないものとされていた。

無茶苦茶だな
何を読んでそう思った?
126名無しのオプ :2011/10/12(水) 22:42:36.19 ID:qUDVpNjQ
押し絵と旅する男の兄弟関係にはちょっぴりタダならぬものを感じた
127名無しのオプ:2011/10/13(木) 00:07:20.45 ID:QTs0TvrG
乱歩は同性愛というより少年愛?でしょ。
成人した男には性的魅力など感じない→だから同性愛者とはいえない。
可愛い少女より可愛い少年の方が好き、ぐらいの程度で、
性的対象とするような深刻な類いではなかった。
可愛い男の子を見ると、親の承諾を得て、何か買ってあげたり、
ご馳走してあげたりと、そんなことをしていたわけでしょ。
こういうのってやっぱり少年愛といっていいのか・・・ちょっと分からないな。
128名無しのオプ:2011/10/13(木) 00:36:33.29 ID:8TpXK3+Q
ショタじゃねえか
129名無しのオプ:2011/10/13(木) 08:33:18.61 ID:H5yyrL3t
とりあえずNXBp5Ksyには触らない方がいいみたいよ
130名無しのオプ:2011/10/13(木) 13:10:46.70 ID:4rV+g6o6
あまり通らない道を歩いてみたら民家の庭先に石榴の実がなっていた
パックリと割れて…赤い粒状の果肉が見えた
乱歩の短編を先日読んだばかりだったので
ちょっぴり怖いような気持ち悪いような複雑な面持ちでそこを通りすぎた
乱歩ってトラウマになるのかな?
131名無しのオプ:2011/10/13(木) 17:41:48.53 ID:c8NkV0Hb
二昔ぐらい前まで、同性愛は「背徳」「頽廃」「耽美」「貴族趣味」 「隠花植物」
なんていうものだということにされていた
でもリアルのゲイやレズビアンってのは全然そんなんじゃないわけで
乱歩はリアルの犯罪もリアルの同性愛も嫌いだったんでしょう
132名無しのオプ:2011/10/13(木) 17:50:54.91 ID:c8NkV0Hb
訂正
三昔か四昔ぐらい前までは、同性愛というものは、フィクションの世界では、
「背徳」「頽廃」「耽美」「貴族趣味」 「隠花植物」などというものだということにされていた
しかしリアルの同性愛ってのは当然ながら全然そういうものではないわけです
同性愛ってのも、異性愛と同じ、ただの人間が恋愛やエロをしてるだけですからね
乱歩が愛した犯罪が現実のものではないように、
乱歩が愛した同性愛もまた、現実のものではないのでしょう
133名無しのオプ:2011/10/13(木) 18:33:18.57 ID:ihDPbfwT
リアル同性愛者さんの貴重なレポートでした
134書斎魔神 ◆AhysOwpt/w :2011/10/13(木) 20:21:11.74 ID:SeKsqYeN
>>126
映画版はその点の踏み込みが無い点だけは残念だった。

>>130
なるよ。俺は子供の頃、押入れ(鍵はかからないが長持ちもあり)に入るたびに
「お勢登場」の悪夢におびえたものだ(w
135名無しのオプ :2011/10/13(木) 22:15:59.40 ID:L0U9WRi4
最近の同性愛物は昔みたいな耽美さや退廃感が無くていかん
ニューハーフだって危険で美しいイメージだったのに今はお笑いばっか
136名無しのオプ:2011/10/14(金) 12:02:40.18 ID:yBWMaDvV
同性愛っつーか恋愛一般がそうだったんだけどな
137名無しのオプ:2011/10/14(金) 14:38:32.89 ID:e6FzM8Ae
猟奇の果、なんであんなに伏字が多いんだ?読みにくくってしょうがない
138名無しのオプ:2011/10/15(土) 09:52:26.42 ID:JlIb8OPK
猟奇の果てってどんな話だったか印象に残ってないな。
139名無しのオプ:2011/10/15(土) 10:44:08.37 ID:kTAFIn5W
少なくとも前半はわくわくしながら読んだ記憶がある
後半はショボーん
140書斎魔神 ◆AhysOwpt/w :2011/10/15(土) 20:04:08.62 ID:I1wTMoyb
まあ、「猟奇の果」は大乱歩の手になるトンデモSFだからなあ(w
141名無しのオプ:2011/10/15(土) 21:15:32.08 ID:XLqDWKU2
江戸川乱歩著『一寸法師』『芋虫』『盲獣』―残酷趣味で描かれた障害者―@  関義男

江戸川乱歩の作品を「障害者」という視点で筆を執ることは、筆者にとってすこぶる気が重い。
作品発表当時の一般大衆の障害者認識がどのようなものであったかを知る資料として有用であるとしても、
障害者への歪んだイメージを増幅させ(著者自身にそのような意図はなかったにせよ)
広くマイナス影響を与えたであろう作品群に対する評価は、始めから結論が出ているようなものだからだ。
(略)
子どもの頃『少年探偵団』『怪人二十面相』等を読んだことがある人も、
文学への価値判断力が培われてくると、作品のあまりの荒唐無稽さ、
非現実性と矛盾の多さに辟易(へきえき)して以後手に取ることさえしない。
また作品に描かれているところの、エロティックにしてグロテスク(エロ・グロ)、猟奇的残虐さ、
変質狂的嗜好等が低級な通俗小説として、良識あると自認している人々から嫌われてもいる。

しかしその一方でなぜか、大正・昭和年代の探偵小説家がほとんど忘れ去られている中で、
多くの乱歩の愛好家によって作品が連綿と読まれつづけている。
作品集を出している出版は数社にのぼる。未完成作品や雑編まで収めた全集まで出ている。
こうまで人々を引きつける魅力はどこにあるのだろう。乱歩作品の魅力の一つに、
セピア色のレトロ趣味を満たし、過ぎ去った時代への郷愁のようなものを嗅ぎとることができるからなのか。
残虐美のようなものに魅き寄せられるからなのか。

本を開いて目次を見れば、おどろおどろした刺激的で奇異な題名が並んでいる。
そこにどのような奇想天外な物語が描かれているか好奇心をかきたてずにおかない魔力のようなものが確かにある。
142名無しのオプ:2011/10/15(土) 21:19:16.96 ID:XLqDWKU2
江戸川乱歩著『一寸法師』『芋虫』『盲獣』―残酷趣味で描かれた障害者A  関義男


多くの奇妙な題名の中に『二廃人』『盲獣』『一寸法師』『芋虫』『妖虫』等の障害者を彷彿(ほうふつ)させる題名も散見される。
これらの作品が発表された乱歩の時代、「障害者」の呼称はなかった。
「不具」「片輪」「畸形」「廃人」「白痴」「馬鹿」「狂ちがい」等が心身にハンディをもつ人々に対する日常的呼称で、
人がこれらの言葉を発する時、
表向きの憐憫(れんびん)や同情を装いつつ暗に蔑(さげす)みの気持ちを含んでいたことを否定することができない。

乱歩の世界は、障害者が見世物小屋で親の因果が子に報い…の呼び込み声高らかに、
人々の好奇の目にさらされていた時代に重なる。
見世物小屋に雇われた障害者が金銭を得て自活できる道の一つであったとしても、
人と同列の仲間になることは至難で、人権無視の苦痛と忍耐の時代であったことに変わりない。

乱歩の初期の作品『踊る一寸法師』は、このような時代を背景にした物語である。
道化師役の一寸法師が一座の軽業師や手品師たちに虐(い)じめられ、
玩弄物のごとく扱われた結果が引き起こす残酷な復讐劇だ。
乱歩好みの幻想怪奇風な結末にもの哀しさが漂う。

乱歩は前記の作品を発表した同じ年(大正15年)、乱歩初の新聞小説、
題名もそのものずばり『一寸法師』を朝日新聞に連載している。
ここでの一寸法師は秀でた頭脳で巧妙なトリックを弄する殺人鬼で、
この作品が好評を得て映画化されること3度(戦後は2度)に及んだ。
筆者は過去に『一寸法師』の映画を観たことがあるが、不気味なホラー映画のようなものだったと記憶している。
143名無しのオプ:2011/10/15(土) 21:24:43.72 ID:XLqDWKU2
江戸川乱歩著『一寸法師』『芋虫』『盲獣』―残酷趣味で描かれた障害者B  関義男


一寸法師は乱歩が好んで作品に取り込んだキャラクターで、私が知る範囲の作品だけでも
『孤島の鬼』『地獄風景』『悪霊』『妖虫』『大暗室』『灰色の巨人』等の多数にのぼっている。

一寸法師の容姿についてはどの作品も判で押したように怪異な雰囲気を匂わす差別的描写をしている。
そもそも人間に「一寸法師」と名付けることじたい著しい差別で、悪意すら感じさせる蔑称である。

少年向けの作品では、怪人二十面相と戦う少年探偵団の一員で「ポケット小僧」と呼ばれる身体が幼児並みの敏捷な少年が活躍するが、
これなどは一寸法師からヒントを得たアイデアであろう。

『芋虫』『盲獣』の二作品は、稿を改めて紹介するのが順当と思われるほど問題性を孕(はら)んだ作品であるが、
ここでは紙面の関係上、簡単に触れておきたい。

『芋虫』は戦争で重傷を負い、(略)。
この作品は反響を呼んで、左翼系から反軍国主義的作品と評され好意的に迎えられたが、
当の乱歩は、自分の作品は通俗的で面白ければよいのであって、
イデオロギーのための作品ではないと言い切る。

『盲獣』は、巧妙に仕掛けた罠を用いて次々に美女を殺害していく殺人鬼で、(略)。
現代に通用するかにみえる芸術論も、盲人×××の行動が正当化されるはずもなく、
乱歩好みの残虐奇抜な着想によってねじ曲げられてしまう。
144名無しのオプ:2011/10/15(土) 21:29:03.15 ID:XLqDWKU2
江戸川乱歩著『一寸法師』『芋虫』『盲獣』―残酷趣味で描かれた障害者C  関義男

乱歩は幼少の頃から鏡やレンズ、万華鏡や双眼鏡といったものに興味を持ち、
映し出されたり、それらのものから眺められる別世界を見るような不思議さに惹かれた。
同様に、見世物小屋で初めて見た障害者についても、
別世界の人間でも見るような好奇心と不思議さを抱いたのだろうか。
たとえば『悪霊』という作品には「人間の普通でない姿態に惹きつけられる例の僕の子供らしい好奇心に過ぎなかったが」
という記述があるが、「普通でない姿態」とは、作品に登場する躄(いざり)乞食のことで、
その描写は克明で二頁に及んでいる。

数々の作品をとおして見ると、乱歩が描く障害者は、
人を描いているのではなくて怪異を高めるための道具立てに利用したという印象が強くなってくる。
要するに、謎めいた不気味さを作品に添えるための色付けとして視覚的効果を狙い、
そのことで読者が面白がってくれればよいのである。

『一寸法師』『盲獣』の二作品共に主人公は希代の殺人鬼だが、
その犯罪は現実に照らせば荒唐無稽で説得力はない。
にもかかわらず着想の妙によって多くの人々を惹きつけ、その結果として、
一般大衆の根強い差別意識の表層に、上塗りするように歪んだ障害者像を重ねさせた。

乱歩自身は当時の社会一般大衆と同程度の人権認識の薄い障害者観しか持たず、
興味本位の好奇心だけでとおした作家だが、故意に障害者を貶(おとし)める意図はなかったと、
筆者は思いたい。

しかし乱歩の諸作品が「偏見の構造」、
具体的には《障害者=怪しい=悪あるいは犯罪》というような
謂(い)われなき短絡的な図式を人々の意識下に醸成する役割を担っていた時代があったということを、
疑いのない事実として銘記しておくべきであろう。
145名無しのオプ:2011/10/15(土) 21:39:28.43 ID:XLqDWKU2
江戸川乱歩著『一寸法師』『芋虫』『盲獣』―残酷趣味で描かれた障害者―D  関義男

なお、作品集の巻末には、決まり文句のように
「今日の観点から見れば、考慮すべき表現・用語も含まれていますが…」との記述があるが、
単に表現・用語だけの問題で済まされるものでないことは作品を読めばだれでも気づくはずだ。
「…考慮すべき表現・用語が含まれているだけでなく、作品の筋書きそのものに内在する問題…云々」
の文言に改めるべきだろう。



>『悪霊』という作品には
>「人間の普通でない姿態に惹きつけられる例の僕の子供らしい好奇心に過ぎなかったが」
>という記述があるが、「普通でない姿態」とは、作品に登場する躄(いざり)乞食のことで、

>数々の作品をとおして見ると、乱歩が描く障害者は、
>人を描いているのではなくて怪異を高めるための道具立てに利用したという印象が強くなってくる。
>要するに、謎めいた不気味さを作品に添えるための色付けとして視覚的効果を狙い、
>そのことで読者が面白がってくれればよいのである。

まあ、そのとおりだと思う。
『孤島の鬼』の秀ちゃんの手記なんかは、カタワの苦しみ悲しみを踏み込んで書いてたけど、
それは例外みたいなもんで、
「乱歩はカタワと自分を同類視していたのだ」とか言う人もいるけど、
カタワの人たちからしてみれば、「笑わせるな」って感じじゃないの?
146名無しのオプ :2011/10/15(土) 23:52:38.06 ID:kVVzDX9Q
乙武さんなら許してくれるって!
147名無しのオプ:2011/10/16(日) 00:37:04.91 ID:M7Jss6Zk
乱歩が片輪の仲間ってのはちょっとね
乱歩は結局のところ、どこを切っても充分すぎるほどまともだし、
そもそも陽の当たる世界の人だもの
心身の障碍もない、結婚して子供にも恵まれて、
この地上で成功して地位も名誉もお金も得て、
友だちや仲間もたくさんいて、最期も孤独に野垂れ死にするなどということもなかった
そして死後もなお、
日本人で江戸川乱歩の名を知らない人はほぼいないだろうというほどの不滅の名声
そういうまともで、陽の当たる世界の住人が、煌びやかな闇の夢を紡いでいただけ
さまざまな異常ものに子供っぽい興味を抱き続けてね

片輪というか人外の作家ってのは、
中井英夫あたりなら分からなくもないけど
148名無しのオプ:2011/10/16(日) 07:09:36.66 ID:r2GfYDm5
乱歩とて時代にとらわれていただけ。
今の小説も数十年後には不適当な表記とされるかもしれない。
149名無しのオプ:2011/10/16(日) 14:52:00.98 ID:nz/fl2od
>>145
片輪と言っても、あれは作られたものだからなぁ。
しかも相手は異性だし、そういう意味では片輪とは言えない。
まあ、フランケンシュタインの作りだした怪物の苦悩と同類と見るべきものだろう、本来は。
150書斎魔神 ◆AhysOwpt/w :2011/10/16(日) 15:03:27.31 ID:bdLB4PvF
随分前にも書いたと思うが、大乱歩は「精神的なカタワ」とでも称すべき人
でしょ。
単なる偏見とも見られがちだが、読み込めば「フリークス」に対する親愛、
一体感は半端でないのがわかる。
そんな俺も精神的カタワ集団であるねらーの一人であるわけだが(w
151名無しのオプ:2011/10/17(月) 08:53:20.42 ID:l21SFfP7
乱歩はストーリーテラーでもテーマ作家でもなく
一発アイディアを舐めるように描くのが本文の作家だった。
レンズ趣味だとか変身願望だとかフリークス趣味とかみんなそう。
152名無しのオプ:2011/10/17(月) 22:55:32.57 ID:f9UAr3Gx
『世の中のあらゆる悦楽に退屈し尽くした』みたいな境遇の登場人物は別々の作品で何度か見たように思うのだけど、これは乱歩の好んだひとつのテーマとは言えませんか。
153名無しのオプ:2011/10/18(火) 00:08:05.56 ID:C+qTo1DF
乱歩の願望でしょ。
154名無しのオプ:2011/10/18(火) 00:22:19.35 ID:DY8dDtgQ
鏡地獄の主人公も同類か
金と暇がありあまってる奴は、ろくなことせんなw
155 忍法帖【Lv=40,xxxPT】 :2011/10/18(火) 03:38:53.82 ID:3dBP0eNJ
映画の出演者について語った「三人の一寸法師」を読んでいれば、
乱歩には異形のものへの共感など皆無だったことは分かる。
156名無しのオプ:2011/10/18(火) 06:09:49.40 ID:sjX3rzpy
共感なんかもちろんないだろ。
全ては子供っぽい興味本位だから。
157名無しのオプ:2011/10/18(火) 09:18:33.90 ID:RbY7N+Kj
>>153
願望とはどういうことですか?遊び回って飽き飽きしたいと願っていたということでしょうか。

作家の願望だったとしてそれはテーマにはなり得ないのですか?
158名無しのオプ:2011/10/18(火) 10:19:17.14 ID:MSjfWB/h
誰もそんなこと言ってねえし
159名無しのオプ:2011/10/18(火) 17:38:42.76 ID:RbY7N+Kj
てめえに伺ってんじゃねえよ。
しゃしゃり出てくんなカスが
160書斎魔神 ◆AhysOwpt/w :2011/10/18(火) 20:27:02.73 ID:14Dpqi6w
>>152-154
大乱歩作品の高等遊民ものとして集成しても面白いかも。
だけんど、「算盤が恋を語る話」みたいな怪奇、猟奇の世界とは全く無縁な
世話ものもあったりするのが、大乱歩の凄いところでもある。
161名無しのオプ:2011/10/18(火) 20:36:24.87 ID:fMM3c2Gj
こういうところでキレたら人生終り
162名無しのオプ :2011/10/18(火) 22:58:32.40 ID:g6B/bteK
あの高等遊民キャラいいよね
個人的には読者層のキャラを具現化したんだと思う
特に散歩者は退屈しのぎに乱歩の犯罪物語を読みふける読者そのものみたい
163名無しのオプ:2011/10/19(水) 00:06:55.60 ID:Msj2attl
>>69>>70>>71>>72

めっさ亀だが、この話題引きずりたいw
明智小五郎にふさわしい役者は? あるいは中村警部とか、二十面相、
小林少年でもいいや。

稲垣吾郎は、こないだの十三人の刺客での鬼畜馬鹿殿がはまりすぎでワロタが、
いまいち聡明な感じじゃないな。見た目聡明じゃないなら、金田一のほうが合いそう。つか演じてたよね?
谷原章介かぁ。少年探偵団限定なら候補だとは思う。団次郎のヘンシン二十面相の相手ならいいかもw
松岡はないな。顔見てるだけでも頭すっからかんだし、棒過ぎる。
高嶋兄か。なんか濃すぎない? 明智と言うより、誰だろう、なんかマッチョすぎる感じだ。
玉木宏…いや、案外ありだと思うよ? なんか、レトロな二枚目風が似合いそう。
D坂とかの書生風は微妙だけど、たとえ「心理試験」みたいな、ハッタリ全開な明智だと
似合うかもしれない。
浅野忠信は好きな役者だけど、明智ではないと思う。もっとシニカルな感じ。
有栖川の火村とかどうだろう。
164名無しのオプ:2011/10/19(水) 00:55:47.75 ID:Msj2attl
連投スマソ 唐沢寿明はどうかな? 知性と鋭さが適度に同居しているような。
あと、小林少年に、こども店長は?
165名無しのオプ:2011/10/19(水) 01:21:09.53 ID:uMAEveYw
>>163>>164
「懐かしドラマ」板ででもやってくれたまえ。たとえば、

【土ワイ】 天知茂の明智小五郎 8 【美女シリーズ】
http://toki.2ch.net/test/read.cgi/natsudora/1233334279/l50

【土ワイ】北大路欣也の明智小五郎【美女シリーズ】 2
http://toki.2ch.net/test/read.cgi/natsudora/1233131825/l50

これらが妥当じゃないのなら自身でスレッドを立てることをお勧めする。
スレタイ「明智・小林・二十面相にはどの俳優を推す?」とかはいかがか?
166名無しのオプ:2011/10/19(水) 12:24:50.40 ID:KrG37mnt
その程度の雑談はわざわざスレ立てる程のことでもないだろう
167書斎魔神 ◆AhysOwpt/w :2011/10/19(水) 22:12:32.13 ID:fpqr6ih2
>>162
俺なんか実際に屋根裏を歩き回ったり、長持ちに入り込んだりして、
オヤジにフルボッコにされた経験があるツワモノ。
さすがに人間椅子はやらなかったが(w
168名無しのオプ:2011/10/20(木) 05:09:44.68 ID:XBMcNlEx
ありがちな、谷崎・乱歩・横溝イメージの縮小再生産という感じで特に新味はないな。


谷崎・乱歩・横溝…ミステリーな交流を紹介

 兵庫県の芦屋市谷崎潤一郎記念館(同市伊勢町)で開催されている秋の特別展示「妖しの世界への誘
いざな
い」(読売新聞大阪本社など後援)は、ミステリーを通じて交流していた谷崎、江戸川乱歩、横溝正史を紹介するという異色の企画だ。

 来場者は、書簡や色紙、愛用品を見て、3人の巨匠の内面や人間関係にも思いをはせている。

 「こんなのを読まされると、たしかに自分で創作するのがいやになります」。
1925年(大正14年)7月、当時23歳の横溝は、乱歩にこんな手紙を送っている。
その3か月前に乱歩と初めて出会い、若手小説家らで親睦団体「探偵趣味の会」を発足させた時期。
乱歩の短編ミステリー「屋根裏の散歩者」を読んだ横溝が作品を称賛する一方で、自信喪失に陥っている様子がよくわかる。

 展示では、谷崎の初期作品「金色の死」を読んで作家を志した乱歩や、
中学生の頃から谷崎作品に親しんでミステリーを学んだ横溝など、3人の内面も垣間見ることもできる。「謎の骨格に論理の肉附

けをして浪漫の衣を着せましょう」(横溝)や「うつし世はゆめ よるの夢こそまこと」(乱歩)などの直筆の色紙、
谷崎が乱歩に宛てたはがきなどを公開。乱歩の8ミリカメラや少年探偵団のグッズ、横溝のすずりなど展示品は約100点に上る。

 同館学芸員の永井敦子さんは「谷崎の探偵小説に触発された乱歩や横溝の直筆原稿などを見てもらい、
日本でミステリーが育った当時の雰囲気を感じ取ってほしい」と話している。

(2011年10月19日15時28分 読売新聞)
http://www.yomiuri.co.jp/national/culture/news/20111018-OYT1T00475.htm
169名無しのオプ:2011/10/21(金) 01:13:35.53 ID:BMdE01G0
ポプラ乱歩オク出品あり。18980円。俺は出品者じゃありません。
【即決/送料無料】☆江戸川乱歩「少年探偵(全46巻)」ポプラ社
http://page2.auctions.yahoo.co.jp/jp/auction/b125777892
170名無しのオプ:2011/10/21(金) 19:43:09.40 ID:+wmswral
「人間椅子」って手紙を送ったのは実は夫だとか女中だとか、色々説があるんだな
個人的には、椅子職人が勇気を出して手紙を送ったものの、その後会うのがやっぱり怖くなって
二通目を送り、ファンによる創作ということにしたんじゃないかと思ってる
171書斎魔神 ◆AhysOwpt/w :2011/10/21(金) 21:10:15.68 ID:9L7l8mln
「人間椅子」は、70年代の12チャンのドラマでは実在したことになっている。
醜いおのこの悲しい妄執のドラマ、ヒロインも高慢な感じのキャラへと脚色され、
原作のテーストとは全く別物だった。
172名無しのオプ:2011/10/21(金) 21:57:20.12 ID:qX3JVxqC
必死なのはわかるが、
>70年代の12チャンのドラマ
こんなのまで動員しては駄目っしょ(w
173名無しのオプ:2011/10/22(土) 00:18:13.57 ID:UY8qyaIA
日曜に乱歩邸の土蔵が公開されるが、おまえら見に行く?
174名無しのオプ:2011/10/23(日) 03:44:34.24 ID:fs39U2nW
今月18日、インドで、首から上が二股に分かれた赤ちゃんが生まれた。

帝王切開で生まれ、現在は大きな病院に移送されて検査を受けている。

http://it.sohu.com/20111020/n322792690.shtml
http://photocdn.sohu.com/20111020/Img322792691.jpg



乱歩が好きそう
175名無しのオプ:2011/10/24(月) 14:04:45.85 ID:RgpwbE+I
乱歩が好きそうな因縁話がついてないからどうか。
176名無しのオプ:2011/10/25(火) 11:04:34.07 ID:WiRvkhyv
人間椅子は叙○トリック
177書斎魔神 ◆AhysOwpt/w :2011/10/25(火) 20:51:43.82 ID:kxbAoEFM
>>176
違うのではないか?
178名無しのオプ:2011/10/25(火) 21:08:26.32 ID:Yh1yI7N2
○一つに入る文字が一文字だけだとは限らないな。

>>176
叙々苑トリック?
179名無しのオプ:2011/10/25(火) 21:23:41.99 ID:3demM6Bz
叙情的トリックと思う
180名無しのオプ:2011/10/26(水) 23:55:53.43 ID:Meb3tzgJ
姉が図書館の古本祭(?)に江戸川乱歩があったと言ってたので
もう一回行って取ってこさせたら角川文庫の芋虫だったんだけど
別に珍しくはないかな?よく分からないけど
181名無しのオプ:2011/10/27(木) 00:12:17.09 ID:bHkKaRId
何をもって珍しいかよくわからないからよくわからない
182名無しのオプ :2011/10/27(木) 00:12:49.05 ID:uxFvThRN
芋虫を反戦映画に仕立てるってどういうセンスなんだろうねキャタピラー
まあいろんな解釈ができるのは名作の証拠だけど
183名無しのオプ:2011/10/27(木) 00:28:24.55 ID:bHkKaRId
乱歩は反戦意図は無かったが、反戦左翼からは大歓迎されたというエピがあ
るね。
どちらでも良いとは思うが、正直あの映画はちょっと違和感があった。
自分は極左のつもりだし(笑)、若松孝二は好きなんだが。
184名無しのオプ:2011/10/27(木) 00:31:16.43 ID:uvCO+xgq
「ジョニーは戦場へ行った」の映画化は素直に反戦映画で正解だし名作だと思うけど、
「芋虫」を反戦映画にしちゃうってのは、あきらかに筋違いでしょう。
戦国絵巻のはずの大河ドラマでやたらヒロインに戦はいやじゃと叫ばせるのと同じ傾向ですね。
185名無しのオプ:2011/10/27(木) 00:35:46.78 ID:bHkKaRId
>>184
>戦国絵巻のはずの大河ドラマでやたらヒロインに戦はいやじゃと叫ばせるのと同じ傾向ですね。

そんな低レベルと一緒にすんなアホw
186名無しのオプ:2011/10/27(木) 00:48:17.85 ID:7DMqIyah
スレチだが与謝野晶子の「君死にたまふことなかれ」も戦後は反戦歌として崇められたが
晶子の子供たちは、それは晶子の意志とは違う、と否定していたそうだしね。
187名無しのオプ :2011/10/27(木) 00:53:28.50 ID:uxFvThRN
乱歩映画では乱歩地獄が一番好き
塚本監督の双生児も大好きだけどあれは別物としての面白さ
188名無しのオプ:2011/10/27(木) 09:43:40.14 ID:lwjdDlCQ
>>185
若松孝二は筋金入だが、傾向としては厭戦大河もお仲間w
189名無しのオプ:2011/10/27(木) 09:54:53.21 ID:0aCRsQWR
まあ「傾向」と言うことだけなら許してやろうw
190書斎魔神 ◆AhysOwpt/w :2011/10/27(木) 21:24:21.39 ID:5ZF31A9j
>>180
宮田雅之氏の手になる表紙のなら、まずまず買いかと思う。

俺も「ジョニーは・・・」と「芋虫」は、状況設定が類似という
共通点があるだけかと思う。
当然、「芋虫」展開なら、若いナースとジョニーはドロドロな関係へ・・・
なんだろうが、そんな事は考えたくもない。
とは言うても、「芋虫」が大乱歩流恋愛小説である点は否定しないし、
前記した「お勢登場」なんかよりは、あの凄惨なラストもはるかに救いがある気がする。
191名無しのオプ:2011/10/28(金) 13:51:53.87 ID:6DZkFiih
屋根裏の散歩者の犯人は主人公
192名無しのオプ:2011/10/28(金) 13:55:30.95 ID:nYc97yoZ
少年探偵団シリーズの犯人は怪人二十面相
193書斎魔神 ◆AhysOwpt/w :2011/10/28(金) 20:58:19.01 ID:1QQVbcf7
>>191-192のジョークには削除依頼厨も、さすがにひっかからんでしょ(w
194名無しのオプ:2011/10/29(土) 19:37:18.88 ID:C8nPtfO0
短編で「何者」がオヌヌメ
ちくま文庫の短編集に入ってます
明智はカッコイイね
乱歩曰く「血の色が青い男」とのこと
195書斎魔神 ◆AhysOwpt/w :2011/10/30(日) 00:09:50.45 ID:uelymCGi
「何者」は明智はカッコ良いだが、平板な謎解きミステリという感がある。
やはり大乱歩作品にはあの魅力的なエログロ、怪奇が無いとねぇ。
代表作といわれるD坂、屋根裏、人間椅子等には「これ」がある。
196名無しのオプ :2011/10/30(日) 01:35:07.76 ID:hhfCy9kQ
人間椅子とか屋根裏に出てくる
「オンモリと膨らんだ」って表現凄いよな
斬新なのに妙に説得力があるw
197名無しのオプ:2011/10/30(日) 03:33:22.59 ID:weMkovxJ
>>194
「何者」ってタイトルがいいよなあ。
正直俺も内容に関しては、平凡だと思うけど、タイトルはマジでクールだわ。
198194:2011/10/30(日) 18:39:01.99 ID:eaZU/ZsI
>>195
もちろん代表作もいいよ
乱歩は嗜好が今の人と似ている 作中の人のような人が今たくさんいる
>>197
タイトルは確かに何か挑発的
自分が推したのは作品の中で明智が推理するときの方法論
に物理的な美しさを感じたから
非人間的というか精密機械的というか…
199名無しのオプ:2011/10/30(日) 19:00:31.55 ID:z6nkMP0D
>>198
だから自演はいいってば書斎w
200書斎魔神 ◆AhysOwpt/w :2011/10/30(日) 22:16:31.18 ID:CncnUGRh
>タイトルはマジでクールだわ。
同意。
簡潔なタイトルもマジでカッコ良いのだが、内容的にもう少し大乱歩十八番の
ドロドロを発揮してくれればなあ、という感があった。
(例えば「石榴」のような)
だけんど、本作は短編で明智でストレートな謎解きをやりたいという意図なん
だろうな。

>非人間的というか精密機械的というか…
この辺は正に日本のホームズ、ちゅーうよりもむしろデュパンかな。
この絵に描いたような名探偵ぶりがカッコ良い。
通俗長編の明智は肉体労働も多過ぎでしょ(w
201 忍法帖【Lv=40,xxxPT】 :2011/10/31(月) 05:16:42.24 ID:tNoJhbrV
「何者」の題名のルーツは黒岩涙香(内容は無関係だけど)
202194:2011/10/31(月) 21:51:44.15 ID:oHsFb4hG
自演じゃないよw

乱歩
http://myup.jp/BirRQ0Sf
http://myup.jp/WCCQKkTH
203名無しのオプ:2011/10/31(月) 21:58:44.16 ID:M9rtC3FJ
言いわけ無用。
書斎の相手する奴は自演以外には存在しないw
204194:2011/10/31(月) 22:30:12.36 ID:oHsFb4hG
じゃ漏れも書斎なんだw
相手にしたら空気が微妙になる人w
205名無しのオプ:2011/10/31(月) 22:48:12.37 ID:WQx98sX8
>>203
同意。
書斎を相手にするような奴はどうせ荒らしなんだから別人扱いする必要はない。
206名無しのオプ:2011/10/31(月) 23:00:58.81 ID:SSLZjOOB
もう、この板の住人全員書斎でいいじゃないか
メンドクセ
207名無しのオプ:2011/11/01(火) 18:53:36.57 ID:OTBXc/G3
書斎なんかと一緒にされたら末代までの恥だ。
208書斎魔神 ◆AhysOwpt/w :2011/11/01(火) 21:27:44.82 ID:0NWEkfSu
今月のファミ劇「江戸川乱歩シリーズ」オンエア予定。
4日(金) 午前0時  「白い人魚の美女」
      午後9時  「黒真珠の美女」
     午後11時  「宝石の美女」
5日(土)午前0時30分「死刑台の美女」

原作もそうだが、大乱歩作品(特に通俗長編)は、纏めて読むと胃もたれする
感もあるが、天知版明智シリーズも同様。
編成の都合があるのだろうが、もう少しばらしてオンエアして欲しかった。
録画して少しずつ見るか。
209名無しのオプ:2011/11/01(火) 21:36:28.49 ID:KnTgJd7Q
>>208
VHSの3倍モードで録画するの?
210書斎魔神 ◆AhysOwpt/w :2011/11/03(木) 00:18:31.82 ID:9kbGCHNH
データを見ると、
「白い人魚の美女」→「緑衣の鬼」
「黒真珠の美女」 →「心理試験」
「宝石の美女」  →「白髪鬼」
「死刑台の美女」 →「悪魔の紋章」

黒真珠は天知版明智シリーズ最終作。本作だけ2時間枠である。
ネタ切れで短編の「心理・・」まで持ち出したということらしい。
他の3作は初期作であり、乱歩ワールドを上手く映像化していると、
わりと評判が良かった頃の作品群。
土曜ワイドが、まだ前番組の映画劇場の枠を引き継いでおり、90分枠
だった頃の作品群。
大乱歩には大長編というのは無いので、映像化作品の場合、
このぐらいの枠でコンパクトに纏めてしまうと、意外に良い仕上がりになるように思う。
211名無しのオプ:2011/11/03(木) 00:55:22.80 ID:HWmCvkd7
黒真珠の美女の心理試験要素って屏風くらいだったな
212名無しのオプ:2011/11/03(木) 01:15:34.12 ID:k8q7if+t
バカ書斎を相手にするとバカが伝染るぞw
213名無しのオプ:2011/11/03(木) 09:30:40.45 ID:gYqcp9r1
『僕たちの好きな明智小五郎』で
『悪魔の紋章』はあるルブラン作品を下敷きにしていると書いてあるけど、具体的にどの作品?
冒頭のシーンが『虎の牙』からの流用というのはわかるが・・・
214名無しのオプ:2011/11/03(木) 18:51:40.53 ID:AYJ9qlB9
>>213
[メ欄1]が見つかる件が[メ欄2]
215書斎魔神 ◆AhysOwpt/w :2011/11/03(木) 22:16:30.17 ID:ZVEXPWW8
海外作品以前にメーンが自作の使い回しというのが頂けないものあり。
216名無しのオプ:2011/11/08(火) 00:52:17.73 ID:iLtwb5IZ
少年少女昭和ミステリ美術館―表紙でみるジュニア・ミステリの世界
http://www.amazon.co.jp/dp/4582835384/ref=sr_1_1?ie=UTF8&qid=1320680775&sr=8-1

写真少なくてガッカリやった。編者のアホ。平凡社「太陽」で出しなおせ。
217名無しのオプ:2011/11/08(火) 11:13:56.36 ID:NsXF6H4J
写真、何冊ぐらい出てたのさ?
218名無しのオプ:2011/11/08(火) 16:18:11.50 ID:Ate7FuWs
オイラが乱歩作品に初めて触れたのが、小学4年の時に読んだポプラ社の「黄金豹」。
ダチと本を貸し借りして、小学卒業するまでにポプラ社の乱歩本はほとんど読んだ。
中学入学と同時に、ダチから薦められて角川文庫の「白髪鬼」を読んだ。
ポプラ社の子供向けに満足していたオイラに、「白髪鬼」は強烈過ぎて、こんな世界があったんだと目から鱗が落ちた。
角川文庫の乱歩本を全巻買い揃え、貪るように読んだ。
中学1年で角川の乱歩を読むって、早熟ですか? ご同輩の皆さん。
219名無しのオプ:2011/11/08(火) 16:41:24.82 ID:PF+rVGX4
>>218
ボクが乱歩作品に初めて触れたのが、小学3年の4月に読んだ光文社の古ーい「怪奇四十面相」。カバーもなくライオンの表紙だった。
親に本をねだったりして、小学5年ごろまでにポプラ社の乱歩本やルパンをほとんど読んだ。偕成社のホームズもよく読んだ。
小学校5〜6年のころ少年物リライト「白い羽根の謎」の原作、春陽文庫の「化人幻戯」を読んだ。一緒に「幽霊塔」も買った。
ポプラ社の一応子供向け(27〜46)で男女関係に疑問を感じ始めていたボクに、「化人幻戯」は納得できて、「浴室痴戯」の章ではボッキしてしまった。
その後カバー絵に惹かれて角川文庫の乱歩本をかなり買い揃え、貪るように読んだ。
文体はお借りしましたが内容は事実です、いかがですか?>>218さん。
220名無しのオプ:2011/11/08(火) 18:18:00.24 ID:vLcRlOfx
角川の文庫版はやっぱ中学ぐらいだったかなー
221名無しのオプ:2011/11/08(火) 21:55:08.27 ID:Mc6xOIw/
普通消防のうちに初射精するだろうから、別に早熟ではないと思う。
222名無しのオプ:2011/11/09(水) 02:13:09.28 ID:lyVNTj5K
俺も小3だな。
学級文庫の黄金豹を読んでビビった。
丁度その時は漫画のコナンや金田一少年の連載が始まった頃で、推理物が周りでも流行ってた。

そんでもって新潮文庫の傑作選買って読んでみたんだが、文字は目で追うものの、芋虫なんかはちんぷんかんぷんだった。
死んじゃった爺さんが「この本貸してな〜」ってよく読んでたのを覚えてる。
爺さんも若い頃に乱歩とか読んでたのかな?もっと話がしたかったわー。
223書斎魔神 ◆AhysOwpt/w :2011/11/09(水) 19:10:12.45 ID:mtCULb2N
随分前に書いた記憶があるが、俺の大乱歩作品初体験は「青銅の魔人」。
これで完全にあの世界に嵌った。
しばらくはガンガンと少年探偵団シリーズを読んでゆくが、
(同時期に、偕成社のホームズ、ポプラ社のルパン、あかね書房のミステリ全集等も
愛読)傑作と定評がある初期(「怪人二十面相」「妖怪博士」「少年探偵団」)よりも、
「宇宙怪人」「透明怪人」「夜光人間」等のあざとい怪物コスものの方が好みであり、
この点では話題に出ている「黄金豹」も面白く読んだ記憶あり。
成人向き作品では、現在も版を重ねる新潮文庫の傑作集(正にその名に恥じないセレクション
である)でジュブナイルには無い大乱歩の妖かしの世界に完全に囚われてしまう。
以後、角川文庫(春陽文庫もあったのだが、解説付きの角川を好む。当時はテレビの洋画
劇場等も解説者ありが定番だったので、これが読書にも影響したのか)で、中・長編を
読みまくった感じ。
「蜘蛛男」「黒蜥蜴」に代表される通俗長編もそれなりに堪能したが、
「三角館の恐怖」「白髪鬼」等の翻案ものを非常に面白く読んだ。
「幽鬼の塔」(翻案)と「十字路」(共作)は、なぜか講談社のソフトカバーで読んでいる。

>>222
爺ちゃんの若い頃には、大乱歩は危ない本という通念があり、
読みたくても読めない時代だったのでは?
224名無しのオプ:2011/11/09(水) 19:22:33.14 ID:HPKF88Oj
また適当なことを
225名無しのオプ:2011/11/09(水) 19:32:39.30 ID:B+sB+K1d
全部作り話ですから
226名無しのオプ:2011/11/09(水) 22:48:00.75 ID:OHSO4jYU
218です。皆さん、レス有り難うございました。
「黄金豹」では、挿絵に描かれたミニスカートの女の子に、セクシーなものを覚えました。
ポプラ社の乱歩本は、怪人二十面相が出てくる子供向けシリーズと、
成人向け猟奇殺人シリーズが混在していて、子供心ながらに整合性の無さを感じていました。


227名無しのオプ:2011/11/10(木) 11:47:11.64 ID:wRXxon7w
本格推理物よりいわゆる通俗長編、冒険活劇的な作品が好きなんだが
乱歩以外の日本人推理作家によるものでお勧めのそういう作品はある?
228名無しのオプ:2011/11/10(木) 11:58:30.95 ID:H8RrLPSe
八つ墓村
229名無しのオプ:2011/11/10(木) 13:43:31.70 ID:B9gbPBYY
横溝正史なら由利先生モノがいいかな
230名無しのオプ:2011/11/10(木) 21:59:13.91 ID:DztIdS/U
「新宿少年探偵団」という小説があるんだが、
これが乱歩の少年探偵団シリーズを現代風にアレンジしたものだと聞いて
興味持ってウィキを見てみたら猟奇殺人だの超科学だの霊感だの陰陽道だの出てきて
一気に読む気が失せたわ。何が少年探偵団だよ

猟奇殺人はまあ時代が荒んできたということでよしとしてもだ
少年探偵団シリーズではどんなに摩訶不思議な怪奇現象が起きても、すべてタネがあって
最後には謎が解決されるだろうが・・・(超科学は一度だけ出てきたけど)
推理小説に魔法とかお化けが出てきてどうすんだよと。手品師がCG使うようなもんだろ
乱歩は科学的な理屈に合わないことが大嫌いだったんだよ
作者は少年探偵団から一体何を学んだんだ?
231名無しのオプ:2011/11/10(木) 22:55:02.93 ID:eVmlI+Tk
そりゃあ、ウケさえすれば多少の反則や荒唐無稽は許されるということを
学んだんだろうよ
232書斎魔神 ◆AhysOwpt/w :2011/11/10(木) 23:59:48.64 ID:d0Bl2CQp
戦時中、当局に最も睨まれた作家は、大谷崎と大乱歩というのは有名な話。
こんな事さえ知らない椰子らが乱入しているのか・・・
戦後も大乱歩(成人向き)作品には、子供が読んではいけない本という印象が長くあった。
233名無しのオプ:2011/11/11(金) 01:17:55.34 ID:6vkvI6UT
少年探偵団の話だから大人向けは関係ないだろ
234名無しのオプ:2011/11/11(金) 01:27:17.86 ID:IcDSJzvH
「読みたくても読めない時代」なんて1941年から終戦までのせいぜい4年間。
その間は乱歩が常連だったミステリー雑誌が休刊になったりしたからね。
戦後はもう自由。
235名無しのオプ:2011/11/11(金) 11:03:54.15 ID:E1PMoeqW
自分の知らない時代の事情を脳内妄想で書かれてもなー
236名無しのオプ:2011/11/11(金) 14:12:59.59 ID:HFxadpI1
>>227
この半年で、柴田哲孝(シバタテツタカ)の小説を立て続けに読んだ。
作品名でいうと、@「DANCER」、A「渇いた夏」、B「早春の化石」、C「サイコパス」、D「冬蛾」。
1957年生まれの作家で、ジャンルはハードボイルドミステリーということらしい。
ABDは私立探偵・神山のシリーズもので、この発表順に読むのが良いが、順番を間違えても支障は無い。
Cと、これから読む予定の「The Profiler」は、元FBI捜査官プロファイラーのシリーズ。
現在を舞台にしているので、乱歩のようなオドロオドロしさは無いが、事件が猟奇殺人だったり、
 登場人物が知恵遅れの少女だったり、双子の美女だったりするところに、乱歩的なものが窺える。
ハードボイルドだけあって、喧嘩のアクションシーン、セックスの場面があり、読者を退屈させないようにサービスしている。
乱歩ほど没頭しないが、当たり外れが無くお薦めです。

237名無しのオプ:2011/11/11(金) 22:47:19.26 ID:koWZi7Sf
俺は小学4年生のころ、
「大金塊」が初めての乱歩作品だったけど面白かったなぁ。

その後図書館でポプラ社シリーズを読破した小学6年生のころ
「蟲」に出会い、これって推理小説なのかずいぶん悩んで、
それっきり乱歩から離れてしまったわ。
238名無しのオプ:2011/11/12(土) 02:00:49.31 ID:FpHwYR4g
>>237
>「大金塊」が初めての乱歩作品だったけど面白かったなぁ。

ナカーマ

>「蟲」に出会い、これって推理小説なのかずいぶん悩んで、
>それっきり乱歩から離れてしまったわ。

敵!
239名無しのオプ:2011/11/12(土) 02:07:09.23 ID:2LgUxzJP
小6で「蟲」読んだっておもろないだろ、そりゃw
その時点で間違えたな。
240名無しのオプ:2011/11/12(土) 02:52:02.94 ID:vFt77WvL
俺は小学生の時に二千銅貨を読んで
「ゴジヤウダン」=「御冗談」の流れにヨじゃなくてヤだけど、これでいいの?
って釈然としなかった記憶がある。

でも話自体は面白かったし、出だしの「あの泥棒が〜」も子供ながらに秀逸に思ったな。

241書斎魔神 ◆AhysOwpt/w :2011/11/12(土) 04:14:37.52 ID:Qtt/XJdr
再確認しておくが、
>戦後も大乱歩(成人向き)作品には、
>子供が読んではいけない本という印象が長くあった。
これは70年代ぐらいまではこれが現実。
大乱歩を読むのをPTAが嫌がったファンにとっては暗黒時代。
>「蟲」に出会い、これって推理小説なのかずいぶん悩んで、
>それっきり乱歩から離れてしまったわ。
残念ではあるが、わかる気はする。
本作はクライム・ノヴェル(最広義のミステリには入るとは思うが)であり、
一般的なミステリの概念からは逸脱したものだし。
(最も大乱歩の作にはこの手もの多しだが)
242名無しのオプ:2011/11/12(土) 07:49:36.02 ID:vSNAQo+l
>>230
お前は分っていない。
その作品自体は俺も読んでないから知らんが
現代ミステリーで超常現象が扱われていても面倒なトリックを全部そこに押し付けて誤魔化すのじゃなく、
超常現象が絡んだ上での合理性やきちんとした謎解きが用意されているものなのだ。
それこそ乱歩の時代とは違うんだよ。
243名無しのオプ:2011/11/12(土) 08:23:45.11 ID:g35N2bN9
西澤保彦の「幻惑密室」とか、そんな感じだな
244名無しのオプ:2011/11/12(土) 11:20:33.33 ID:2uLnuPLD
まあ小学生のころめのミステリー観なんて
名探偵が関係者を一堂に集めて「犯人はこの中にいる!」
というものだろうしね。

「蟲」も「二銭銅貨」もそういう形式じゃないから違和感あっても仕方なかったかも。
245名無しのオプ:2011/11/12(土) 12:38:46.85 ID:9Unirndi
あまりここで嘘書かれても、ゆとりが信じちゃうからなあ
246名無しのオプ:2011/11/12(土) 14:39:50.58 ID:VjCsG0S4
中学1年で読んだ、「蟲」は面白かった。
主人公を自分に置き換え、クラスの可愛い女の子を殺害して、死体が腐敗していく様子を想像して、ドキドキしてた。
でも、小心者のオイラはその後の35年間、一度も人を殺めることなく、平凡な人生を歩んだんだ。
247書斎魔神 ◆AhysOwpt/w :2011/11/12(土) 15:24:14.69 ID:MF3ozqjr
>主人公を自分に置き換え、クラスの可愛い女の子を殺害して、
>死体が腐敗していく様子を想像して、ドキドキしてた。
大乱歩読者にはいてもおかしくはないキャラかと思うが・・・
>でも、小心者のオイラはその後の35年間、一度も人を殺めることなく、
>平凡な人生を歩んだんだ。
これは真実の告白であることを信じたい・・・
248あぼーん:あぼーん
あぼーん
249名無しのオプ:2011/11/13(日) 14:55:27.09 ID:cGFk00UV
中学の現国の長期休みの宿題として、読書感想文を書かなくちゃいけなかったが、乱歩じゃ書きにくい。
アブない生徒に思われるから。
そこで、無難な宮沢賢治なんかを選んでいた。
乱歩作品の中でも、「蟲」や「陰獣」や「芋虫」は猟奇的でアブないが、
 「三角館の恐怖」や「緑衣の鬼」や「地獄の道化師」辺りは本格推理で、感想文にも対応できそう。
雰囲気の盛り上げ方、キャラクター設定の仕方、結末へ向けての進行具合など、作者目線で批評すれば良い。
でも、それは大人になった今だから言えることで、中学生じゃ無理だよな。
250名無しのオプ:2011/11/13(日) 15:16:28.54 ID:W9Nc8Up+
乱歩のその手の作品に限らず純然たる娯楽志向の推理小説じゃ
学校の読書感想文に書いてもろくな点は貰えないだろう。
そんな感想文で求められているのはガキがつまりどういうテーマを読み取って
そこから自分も前向きに生かしていきたいです云々みたいな作文だから
ミステリー小説の技術批評なんかじゃ全くないから。
251名無しのオプ:2011/11/13(日) 15:27:41.56 ID:FiHv7DYR
      ☆ チン     マチクタビレタ〜
                        マチクタビレタ〜
       ☆ チン  〃  ∧_∧   / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
        ヽ ___\(\・∀・) < ネタバレまだ〜?
            \_/⊂ ⊂_ )   \_____________
          / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ /|
       | ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|  |
       |  愛媛みかん |/
252書斎魔神 ◆AhysOwpt/w :2011/11/13(日) 18:23:17.85 ID:vvaWTOYB
>>248
グッド・ジョブ!

>>249
夏休みの宿題である読書感想文に「三角館の恐怖」(講談社のジュブナイル版)を
チョイスした奴がいたが、「まあ、とにかく活字に親しむのは良いこと」という
評価だったと聞いた。
253名無しのオプ:2011/11/13(日) 18:51:03.19 ID:rWWsJgxE
>>248はネタバレありのため削除依頼済み&ネタバレを伏せて再掲。

「陰獣」今読んでるんだけど結構怖いな・・・
とりあえず(メル欄)ではないかと見当をつけてるが
どんな結末を迎えるのか楽しみだ
254名無しのオプ:2011/11/13(日) 19:15:38.76 ID:XGgt2QHW
>>253
手間取らせてごめんね
読んだけどあの結末は驚いたわ
さすが乱歩
255名無しのオプ:2011/11/13(日) 23:07:22.72 ID:qOJ6CSXn
「地獄の道化師」の怨念の凄まじさはトラウマ

あのラストは今でも怖い
256名無しのオプ:2011/11/14(月) 01:21:38.90 ID:mjrY4i8N
子供の頃に読んで怖かった記憶があるのが「一寸法師」
思えばあれが人生最初の乱歩だった。
257書斎魔神 ◆AhysOwpt/w :2011/11/14(月) 19:58:30.84 ID:s5jtkaPb
「陰獣」は「屋根裏の散歩者」のセルフパロディとかも面白い。
大乱歩のこういう事を飄々とやってしまう遊び心も良し。
この辺が本来は妖かしの作家であるのに、面白いジュブナイルも書けた因かと
思う。
258名無しのオプ:2011/11/15(火) 14:46:24.96 ID:EnIeOMFY
「一寸法師」は、あれでよく障害者支援団体からクレームが来なかったな。
タイトルからして問題だし、犯人もそうだし。
当時は戦後の勃興期だったから、細かいことは気にしなかったのか。
259名無しのオプ:2011/11/15(火) 15:41:51.81 ID:tjkrxBTe
戦後ってどの戦後だよ
260名無しのオプ:2011/11/15(火) 16:01:47.96 ID:9wEGY4dK
一寸法師  大正15年12月〜昭和2年2月 朝日新聞連載
261名無しのオプ:2011/11/15(火) 16:25:59.03 ID:EnIeOMFY
258です。
失礼しました。戦後じゃなかったんですね。
262名無しのオプ:2011/11/15(火) 17:55:28.12 ID:1jfUob22
別に戦後だって石井輝男の映画みたいのもあるわけだし
263書斎魔神 ◆AhysOwpt/w :2011/11/15(火) 19:32:40.46 ID:x+uBTj8W
メジャーな作家の仕事だけに「一寸法師」は今なら大問題でしょ。
それ以前に編集者がチェックを入れると思う。
これは「芋虫」等も同様。
つまり、たかが大衆小説作家がやっていることだと時代が許した面が大きい
大乱歩作品の映像化もある石井輝男監督の諸作品も、現代に比較すれば、
はるかに規制が緩い70年代でなければあそこまで突っ走れなかったと思う。
264名無しのオプ:2011/11/15(火) 23:12:41.40 ID:/irTdSs4
>>261
第一次世界大戦後、ではあるぞ。
265名無しのオプ:2011/11/16(水) 10:24:56.79 ID:8qGTyaEW
あらあらまた誰かさんが適当なことをw
266名無しのオプ:2011/11/16(水) 11:24:51.06 ID:azpxtjyA
>>258
あなたの言う「一寸法師」を「問題」だと感じるセンスは、歴史的には比較的新しい、現代に特有のものではないかと思います。
267名無しのオプ:2011/11/16(水) 14:03:03.37 ID:0+H8FoSg
グランドジャンプ創刊号によれば、「江戸川乱歩異人館」は年末発売の新雑
誌で再開とのこと。ちと待たされるなぁ。
あの暗黒面全開の明智とエロい文代、そして健全な小林少年が揃った探偵事
務所がどんな活躍をするか早く見たいもんだが。
・・・しかし、あの明智が少年探偵団を指揮する姿が想像つかんなw
268書斎魔神 ◆AhysOwpt/w :2011/11/17(木) 20:05:03.68 ID:NevO7r/5
>>267
ずばり板違い。
269名無しのオプ:2011/11/17(木) 20:24:38.79 ID:jlvsE5Yf
ほおw
270名無しのオプ:2011/11/17(木) 21:39:14.56 ID:kLXdfcEt
小学5年の時のオイラのクラスでは、2〜3ケ月に1度、「お楽しみ会」なるイベントが開かれた。
仲の良い者同士がグループを組んで、皆の前で何かを披露するんだ。
漫才する奴もいれば、楽器を演奏する奴もいる。
オイラはダチと3人くらいのチームで、乱歩の「青銅の魔人」の人形劇をした。
数週間前から人形やセットを作ったり、セリフを書いたシナリオも用意した。
トリックも考案したが、どんなものだったかは忘れてしまった。
271名無しのオプ:2011/11/17(木) 22:15:23.32 ID:vXMRNX/X
自分で自分を「板違い」と断言するんだから、こんなに確かなことはない。
272名無しのオプ:2011/11/17(木) 22:30:42.24 ID:8ZOQ7Xrr
>>267
乱歩の漫画化って丸尾の「パノラマ島綺譚」ぐらいしか印象に
残ったものが無かったが・・異人館おもしろそうだな。
これも乱歩作品をある特定の視点から切り出した作風の感じ。
乗り遅れたが古本で買い集めてみるかな
273名無しのオプ:2011/11/18(金) 17:51:10.08 ID:KkFrt963
異人館は絵も好き。同じ作者のくの一もオススメ
274名無しのオプ:2011/11/18(金) 19:11:21.80 ID:JP5ZBQyb
俺はやっぱり昔の角川文庫の表紙絵が怖くていいな
最近の文庫カバー絵とかはイメージイラストばっかだもんなあ

故宮田さんの切り絵ってこうやって描いてたんだね。スレチスマン
http://www.youtube.com/watch?v=eF6EceR4Uv0
275書斎魔神 ◆AhysOwpt/w :2011/11/18(金) 20:12:02.90 ID:GaulYpv5
マンキチ乱入中か(w

>>270
実は俺も「青銅の魔人の歩き方ひとり芝居」を披露したことがあるが、
反響はいまいちだった。

>>274
宮田画伯の絵はリアルではないのに、夜に見ると何か「ぞっと」するものがある。
「白髪鬼」が特に印象深い。
276名無しのオプ:2011/11/18(金) 22:05:49.01 ID:2jHbcVt1
わざとか?
277名無しのオプ:2011/11/19(土) 00:58:34.90 ID:Fn8BFShs
宮田画伯が画面にアクセントとして使う、エアーブラシみたいな効果。
「芋虫」や「黒蜥蜴」や「緑衣の鬼」に用いられている奴。
オイラはあれを気に入って、文房具屋で簡易霧吹きを買って、水彩画に使ってみた。
美術の先生やクラスメートに評判良かった。
278書斎魔神 ◆AhysOwpt/w :2011/11/19(土) 17:13:50.45 ID:Gf6V/zn2
宮田作品の他にも、大乱歩作品にはジュブナイルも含めて表紙にインパクトがあるもの多し。
春陽の多賀新氏のシュールな画風も忘れ難いものあり。
279 忍法帖【Lv=40,xxxPT】 :2011/11/19(土) 20:42:31.46 ID:r3+XlQBU
江戸川乱歩:パノラマ島モデルは三重の神島…作家が新説
http://mainichi.jp/chubu/news/20111119k0000m040130000c.html
280あぼーん:あぼーん
あぼーん
281名無しのオプ:2011/11/20(日) 18:43:44.48 ID:Sp4QtzAh
>>279
神島はちょっと前に行った。鳥羽から行ったんだが愛知の渥美半島からも行けるらしい。
三島由紀夫の潮騒で有名だが島には観光地的なものはほとんどない。
陸地がほとんどなく島一周するのはちょっとした登山道登山。
船の時間に合わせて急ピッチで見て回った。正月には民俗的に珍しい祭りがあるらしい。
俺はやっぱりワタカノ島のほうがいいなw
282名無しのオプ:2011/11/20(日) 22:50:56.59 ID:lUkp7sIR
蜘蛛男読み終わったけど明智が蜘蛛眠らせた時に
監禁罪とかで逮捕しなかったのが理解できなかった
勝ち誇りたかったの?
283あぼーん:あぼーん
あぼーん
284名無しのオプ:2011/11/21(月) 13:49:59.79 ID:r4X7TLGF
犯人は森進一
285書斎魔神 ◆AhysOwpt/w :2011/11/21(月) 21:09:17.46 ID:ph9MPKIy
>>282
後の対二十面相戦が典型的だが、明智と怪人たちの対戦は「最も危険なゲーム」
というのがデフォ。
読者もこの辺を念頭に置いて楽しむべし。
大乱歩の短編を読む時と同じモードではまずい。
286名無しのオプ:2011/11/22(火) 00:58:55.65 ID:5HQmc7Z/
>>285
作中で「お前は駄目だ社会に罰せられろ」的なこと言ってたから逮捕第一なのかと思ったよ
287名無しのオプ:2011/11/22(火) 01:22:26.90 ID:I8kn8llF
>>286
自演ですか書斎さん?
大変ですね毎度毎度w
288名無しのオプ:2011/11/22(火) 10:52:41.26 ID:cWDmjBR7
初心者ですが、いやあ面白いですね。この年末は全集にハマろうと思います。
大正とか昭和初期に書かれているというのが信じられない。
ところで、明智小五郎で画像検索すると天知茂さんが出てくるけど、作中ではもっと髪がモジャモジャですよね。
でも顔はイイと思う。

>>282
僕もちょうど蜘蛛男読んでました。
289名無しのオプ:2011/11/22(火) 14:01:35.57 ID:bg/NDINI
ポプラ社の乱歩本は学級文庫だったり、小学校図書室に置いてあったりするから、女子も読む。
現にオイラの知っている、20歳くらいの女の子は乱歩にハマッてたと言ってた。
でも、大乱歩(成人向き)を女性は読むのだろうか?
女性の意見を聞きたい。
290書斎魔神 ◆AhysOwpt/w :2011/11/22(火) 22:42:32.87 ID:M3UGJdEs
「蜘蛛男」や「黒蜥蜴」は老若男女と問わず人気だったと聞く。
90年代のリバイバルブームの時は、女性読者が増えているという報道も
あったが、今はどうなのかね?
俺もこの辺の状況は知りたいものがある。
291名無しのオプ:2011/11/23(水) 01:52:32.32 ID:PJjYCTzR
>>289
前スレでも話に上がってたんだが、少数だけど、若い女の子の乱歩好きもいるよ。

BL好きな腐女子にも人気がある模様。
292名無しのオプ:2011/11/23(水) 09:35:39.94 ID:ckiX1Lgy
女ですが乱歩、正史、夢野好きな女性読者は周囲に大勢いますよ。
293書斎魔神 ◆AhysOwpt/w :2011/11/23(水) 12:16:24.13 ID:A7Ppfcfh
随分と前になるが、ライブラリーでマイナーな横溝作品(短編集)を大量に
借りているJKなら目撃したことはある。
大乱歩愛読者な俺としては、当然、チェースしたけんどね(w
294名無しのオプ:2011/11/23(水) 15:13:13.02 ID:Etj33bPY
チェースってなんだ??
295名無しのオプ:2011/11/23(水) 16:28:09.45 ID:C/RPfYpX
書斎にかまわないでください
296名無しのオプ:2011/11/23(水) 16:53:24.13 ID:zsAWM2nd
チェース=chase 動詞
 1.追跡する
 2.狩る
 3.つきまとう
297名無しのオプ:2011/11/23(水) 17:11:48.37 ID:DIo+Ywip
犯罪かw
298名無しのオプ:2011/11/24(木) 04:16:35.27 ID:AYMdsD3f
参考:
chase = チェイス
自動詞や他動詞の外に名詞の場合もある。
たとえば「追跡」の意味の名詞を使った言葉の
car chase = カーチェイス。

なお chase の a の部分はエイと発音する二重母音。
よって日本語で書く場合はチェースではなくチェイスと書く。
299名無しのオプ:2011/11/24(木) 09:54:04.43 ID:WFGUoeTo
ペイスメイカー
300名無しのオプ:2011/11/24(木) 11:19:12.27 ID:YblTeQHS
レデース アンド ゼントルメンw
301名無しのオプ:2011/11/24(木) 12:31:32.78 ID:RsPc598i
要するに女子高生を追跡した もしくは
女子高生を狩った ってことか。危ないな
302名無しのオプ:2011/11/24(木) 12:45:29.33 ID:7xuwNG1G
これは通宝ものだな
303名無しのオプ:2011/11/24(木) 17:50:37.76 ID:OBVoONTq
江戸川乱歩さんの作品中で、「さて読者はここのところをよく憶えて置いてもらいたい。」とか、
「作者はこう思うのである。」ってな感じでいきなり客観的にこっちに振ってくるけど、
最近の小説では見たこと無かったので新鮮に感じた。
304名無しのオプ:2011/11/25(金) 00:40:54.49 ID:K3DTApmA
それは読者思いの乱歩さんのなせる業でしょう。
最近の作家の小説を読むと、作中人物になりきって、主観的な文章になるくだりがある。
臨場感を盛り上げようとしているんだろうが、オイラはスレッからしの読者なので、
 ここがクライマックス・シーンかと、うがった見方をしてしまう。
乱歩さんは丁寧だね。
305名無しのオプ:2011/11/25(金) 14:24:15.17 ID:5jJmaCO7
乱歩さんだけでなく、戦前までの大衆小説なら珍しくない書き方
「作者の視点」で語られる
306名無しのオプ:2011/11/25(金) 16:04:47.20 ID:dCHj2kiV
自然主義や私小説の流れやね

と適当なことを言ってみる
307名無しのオプ:2011/11/25(金) 16:21:37.28 ID:lbOzcpaP
そんな適当なことを言う奴はチェースするぞ!
308名無しのオプ:2011/11/25(金) 20:03:10.52 ID:Nv8Cl/3A
女の尻だけだろ、チェーするのは
309書斎魔神 ◆AhysOwpt/w :2011/11/25(金) 20:51:25.32 ID:5oGtXQ1I
作中での読者への呼びかけってのは実は川端先生や天才三島もやっている。
作風に関係なく、昔はこのスタイルが普通に使用されていたのであろう。
310名無しのオプ:2011/11/25(金) 21:24:02.40 ID:kQKAMOoS
あ、変態が来た。
311名無しのオプ:2011/11/25(金) 21:26:32.82 ID:5jJmaCO7
>>306
違うでしょう
日本の大衆小説は講談の影響が強いから、その流れ
私小説はそれから離れようとした
312名無しのオプ:2011/11/26(土) 00:55:04.56 ID:NJGCzTmR
作者から「読者諸君・・・」と呼び掛けられると、悪い気はしないね。
オイラのことなんか乱歩さんが知るはずないが、なんか知り合いみたいな気がする。
313名無しのオプ:2011/11/26(土) 01:05:55.39 ID:jCyiud3G
まあ、紙芝居みたいなもんだからな
314名無しのオプ:2011/11/26(土) 01:16:56.14 ID:GbGphrcR
外国じゃO・ヘンリが巧いですよ。
さて、と読者に語りかけ始めたり、
「こちらは○○(←登場人物の名前)さん、こちらは読者の皆さん」
と紹介の労まで取ってくれたこともあるw
315名無しのオプ:2011/11/26(土) 10:33:00.19 ID:irejiVcf
今のゆとりには講談と言ってもわからないから
落語と言ってもいいかもしれないな。
とか言うとまた勘違い君が出てきそうだがw
316名無しのオプ:2011/11/26(土) 16:41:43.84 ID:a82AGpB2
ちょっと何言ってるかわからない
317書斎魔神 ◆AhysOwpt/w :2011/11/26(土) 19:20:18.84 ID:LZCmtBIy
大乱歩が好きな文豪ドストも読者に対する語りかけはやってるな。
最近の日本の小説は読者目線を気にしない「読み手」という存在に対する
意識が薄く、マスターベーション気味のものが多過ぎのように思う。
確かに、大乱歩にもこの手の作はあるが、それさえ面白く読ませてしまうのは
天才ゆえでしょ。
318名無しのオプ:2011/11/27(日) 20:20:47.13 ID:iyf2bdXR
読者に語りかけないのが20世紀半ば以降の手法、と言ってもいいぐらいだわな
319名無しのオプ:2011/11/27(日) 21:34:14.10 ID:NLAShB/P
乱歩や横溝で好きな箇所の一つに、明智や金田一と一緒にいる警部が、
 探偵が犯人を分かっているらしいのに、恥ずかしくて尋ねられないくだりがある。
オイラは警部に感情移入して、「そうだよな、訊けないよな」とニヤニヤしている。
320名無しのオプ:2011/11/28(月) 11:28:51.96 ID:bKPZ2TXt
落語といえばすべてお笑いだと思っている無教養には理解できないだろう。
321名無しのオプ:2011/11/28(月) 13:53:16.43 ID:jtncxKYj
書斎魔神 ◆AhysOwpt/w=マスターベーション
322名無しのオプ:2011/11/28(月) 15:52:44.45 ID:cQqEBKs0
しっ。そんなこと言うとチェースされるぞ
323名無しのオプ:2011/11/28(月) 18:48:39.57 ID:QKAxwuCL
ふははははは!
お前をチェースしてやるby書斎
324名無しのオプ:2011/11/29(火) 21:09:17.64 ID:j/ja+GL/
ブラスロックの黒い炎って曲を思い出した。
メンバーが飛行機事故で亡くなって解散したんだっけ。
325名無しのオプ:2011/11/30(水) 14:15:55.72 ID:VgkVEzna
読者への語りかけねえ、、
「星降り山荘の殺人」
にそんなのがあった気がする。

今のミステリーは叙述トリックが幅を利かしてるから、
作者がわざとらしい語りかけを始めてもそれ自体が叙述絡みのトリックになってんじゃないかと
読者に要らん気を回されちゃうから、単なる文体としてもやりづらいだろな。
326名無しのオプ:2011/11/30(水) 17:20:54.77 ID:ZUMJ+hOP
 「読者諸君にはのちのち分かってくるので、詳しく書かないが、」とか、
「しかし作者は何もここで男女の営みの具体的な方法を記述したいのではない。ここをよく覚えてもらいたいのだ。」(うろおぼえ)
みたいな「語りかけ」って、確かにちょっとレトロな手法だろうけど、親切でいいなあ。
次はどうなるんだろう?という読書欲をかき立てられてホント読むのがやめられなくなる。
乱歩先生のは文章力が上手いのでノンストップで読んでしまいたくなる。
327名無しのオプ:2011/11/30(水) 23:06:06.06 ID:NKJWymFP
確かに子供の頃に読んだ少年探偵団シリーズで、
「読者諸君、…」が出ると、待ってましたというか、
なんだかすごくハイになったような覚えがある。
328名無しのオプ:2011/12/01(木) 00:35:48.36 ID:HRNh9b/w
いまどき、「〜諸君」と呼び掛ける言い方なんて誰もしない。
印象に残っているのが、2007年東京都知事選に出馬した極左知識人・外山恒一(とやまこういち)が、
 何度も「有権者諸君」と口にした政見放送。
聞いてて異様だった。
329名無しのオプ:2011/12/01(木) 01:24:18.96 ID:OWz168Di
なんかつまらん奴が来たな
330名無しのオプ:2011/12/01(木) 01:55:08.31 ID:heRCBL5P
スレ住人諸君、つまらん奴が来たらチェースしよう!
331名無しのオプ:2011/12/01(木) 03:16:45.28 ID:yZl5oDBR
数年前に休刊した「諸君!」って雑誌があったな。
ほとんどトンデモばかりの内容だったが、読者に檄を飛ばす意味合いの誌名だったのかな。
332名無しのオプ:2011/12/01(木) 09:24:50.17 ID:JZaTXiS/
>314
「こちらは読者の皆さん」って面白いな。

「犯人は読者。」っていうのはあったですか?
333名無しのオプ:2011/12/01(木) 09:41:47.16 ID:D3hrUb+4
実はもろくん、という叙述
334名無しのオプ:2011/12/01(木) 11:59:55.35 ID:yZl5oDBR
諸戸君か。
335名無しのオプ:2011/12/01(木) 15:44:38.18 ID:AbdvjDCS
あまりつまんねーこと言ってるとチェースするぞ
336書斎魔神 ◆AhysOwpt/w :2011/12/01(木) 23:27:24.73 ID:ejI3Mbb9
三津田信三あたりには、
大乱歩風の読者への語りかけスタイルの作を書いて欲しい気はする。
作家として先輩の新本格連よりもレトロな作風ゆえ、マッチするかと思う。
337名無しのオプ:2011/12/01(木) 23:49:10.33 ID:+5sUV+5m
>>332
>>「犯人は読者。」っていうのはあったですか?


ヘンリはミステリー作家ではないのでそれはありません。
ただ意外な結末、どんでん返しが特徴の作風なのでミステリーではないけれど
十分楽しめると思います。
338名無しのオプ:2011/12/02(金) 00:16:43.80 ID:0OV+0oE7
「犯人は読者」といえばメール欄だな。
339名無しのオプ:2011/12/02(金) 09:48:52.18 ID:QEPwfRra
「犯人は読者」

読者である貴方の読書スピードがあまりにも遅いが為に招いた惨事だった。。とか?  金かえせ!ヽ(`Д´)ノ
340書斎魔神 ◆AhysOwpt/w :2011/12/02(金) 20:58:33.69 ID:oBB4D0yZ
ブラウン(注 カープの元監督ではない(w )に、読者=ガイシャ?
ってお遊びパターンもある。
くだらないちゃー、くだらないが。ミッチーが承知の上でこのパターンを使用
しているのも面白しやね。
341名無しのオプ:2011/12/02(金) 23:00:58.36 ID:dbp800KG
>>340
フレドリック・ブラウン?
書店とかがグルになって、今読んでいるアナタがその本を買って帰るように仕組む。
今、振り向かない方がイイですよ。

みたいなのだったかなあ。。 遠い昔に読んだような気がする。
342名無しのオプ:2011/12/02(金) 23:07:27.77 ID:nID+fOSo
>>341
自演、楽しいか書斎w
343書斎魔神 ◆AhysOwpt/w :2011/12/03(土) 00:58:48.24 ID:aYp3wvyR
>>341
だね(w
ミッチーの方はわかる?
344341:2011/12/03(土) 10:45:33.86 ID:ZYy9+ZVp
>>343
やっぱりあれかあ。どっかに覚えてるもんだな(笑)

ミッチーに関しては何の事やら全くお手上げです。
345名無しのオプ:2011/12/03(土) 11:19:06.77 ID:DEtjZ1nj
346書斎魔神 ◆AhysOwpt/w :2011/12/03(土) 21:09:39.23 ID:lIX6k7/D
>>345→ちゃう、ちゃう(w

>>344
ミッチー=都筑道夫。これでわかった?
347名無しのオプ:2011/12/03(土) 22:24:08.03 ID:PcO/m0jt
都筑道夫のことをミッチーなどと呼んでいる例を知らないなあ。
勝手に読んでいるだけだとしたら他の人に通じなくて当り前。

都筑作品で「読者=被害者」というのも思い当たらない。

もしかして「記述者=探偵=犯人=被害者」のあの作と間違えているのか。
348名無しのオプ:2011/12/03(土) 23:03:33.86 ID:5cMuJ8fq
馬鹿書斎の相手していると馬鹿がうつるぞ。
349名無しのオプ:2011/12/04(日) 00:57:16.97 ID:WK+6b0Tv
そ・・そんなこと言ってチェースされても知らないぞ
350書斎魔神 ◆AhysOwpt/w :2011/12/04(日) 18:45:41.96 ID:jn2qLwAD
>>347
あの作はむしろジャプリゾ作品のインスパイアやろ。
351あぼーん:あぼーん
あぼーん
352名無しのオプ:2011/12/04(日) 21:49:09.09 ID:Qh31So99
ネタばれしたかっただけだろ
353名無しのオプ:2011/12/05(月) 00:02:44.45 ID:2m6vcMjQ
書斎魔神は相変わらずうろ覚えの知識を振りかざして出鱈目を書いてるのか

知ったかぶって赤っ恥をかく癖は直らないねえw
354名無しのオプ:2011/12/05(月) 00:07:23.57 ID:sWh7v8ET
蜘蛛男の件もいまだに無回答だしなw
355あぼーん:あぼーん
あぼーん
356名無しのオプ:2011/12/05(月) 22:40:37.41 ID:JZ+y1H7A
父が講談社の黒箱全集持ってました。
触れば叱られる、叱られると読みたくなるのが小学生。
八人家族で家人の眼を盗んでってのは大変で、短編は殆んど読めたけど、ある程度の長さがあるので読めたのは『散歩者』『パノラマ』『孤島』『猟奇』『盲獣』だけでした。
…ヘンなラインナップ……。
357名無しのオプ:2011/12/05(月) 23:32:06.83 ID:2pMnVQsp
>>356
乱歩の魅力が凝縮された作品ばかりじゃん
358名無しのオプ:2011/12/05(月) 23:39:52.68 ID:YbZbT6Kz
屋根裏の散歩者は短編じゃないのか?
359名無しのオプ:2011/12/06(火) 09:08:51.33 ID:PruSk8n0
>>356
「ほらコレをやるから、こっちのは絶対触るなよ。」と言ってポプラ社のを買ってきた。。
か、どうかは知りませんが、 光景が目に浮かんで面白いです。

赤布にビニールまで覆ってあり、金文字に怪しげな抽象イラストの付いた
黒い函に収まっていて、薄暗い書斎の奥の手の届かない位置の棚に密かに並んでいたにあの本は、
子供の時は、まさに、「禁断の書」って雰囲気を醸し出していたなあ。
こっそり開いた所がちょうど横尾の画だったりして、泣きそうになった記憶があるよ。
360名無しのオプ:2011/12/06(火) 10:10:38.74 ID:FH0lxZSt
>>359
はい。ポプラの買ってもらえました。
でも『赤い妖虫』でしたから十分いけないと思います。殺された女の子が飾り窓の中の椅子で晒されてる口絵はトラウマです。
あと横尾さんのカラーの挿し絵は子供にはチビリ物でした。白昼夢とかもそうですが、読めなかったのに『暗黒星』と『地獄の道化師』の挿し絵は覚えてるくらい怖かったです。
361名無しのオプ:2011/12/06(火) 12:27:11.48 ID:w2czu7mG
>>360
横尾画の「暗黒星」と「地獄の道化師」て、よりにもよって一番どぎつい感じですね!(笑)
自分は「幽鬼の塔」で泣きそうだったんだけど、もし「暗黒星」だったら相当トラウマになってるだろうな。
これ今見てもかなり怖い(笑)
362名無しのオプ:2011/12/06(火) 13:08:15.55 ID:TZPd7LX/
人間椅子の落ちはエドガーアランポースレの>>42
363名無しのオプ:2011/12/06(火) 13:27:56.46 ID:E3hTFAdQ
>>360
これか・・・。ぱっと見、恐ろしい絵には見えないのが趣深い
http://www.ta-kumi.com/harimaze/publication/gallery/poplar_of/31akai_f.jpg
364書斎魔神 ◆AhysOwpt/w :2011/12/06(火) 21:03:58.26 ID:lT00ZdDh
俺的には講談社の乱歩作品だと、箱入り全集や文庫全集よりも、
ソフトカバーの選集が懐かしい。
NHKの「明智探偵事務所」がオンエアされている当時に刊行されて
おり、これで揃えたかったが価格的に手が出ず、春陽文庫で読んでいたっけ・・・
365名無しのオプ:2011/12/06(火) 21:39:47.79 ID:NMWTSj2B
都筑道夫ネタの恥ずかしいチョンボは訂正も謝罪も弁解もせず
なかったことにしてフェードアウトする作戦か。いつも通りw
366名無しのオプ:2011/12/07(水) 13:48:40.18 ID:IGm3Dq+T
角川文庫の乱歩集全巻とポプラ社の乱歩本30冊くらい所有してたけど、10年ほど前に市内の図書館に寄贈した。
だから、オイラがこの2chで書くことは全て記憶に頼ってる。
こんな日が来るなら、手元に置いておけば良かった。
367名無しのオプ:2011/12/07(水) 14:40:29.36 ID:9eDXdqzg
>>363
きやゃゃあぁぁ―――――ぁあああ!!!
それやあぁぁ―
\(°▽ °;))

女の子の顔が見えないのが妄想掻き立てて怖かったのぉぉぉお―――!!!
368あぼーん:あぼーん
あぼーん
369書斎魔神 ◆AhysOwpt/w :2011/12/07(水) 20:31:24.17 ID:HNN6igXK
>>366
勿体ない・・・
今となっては、宮田画伯の表紙の角川文庫は結構レア商品なのに。
370名無しのオプ:2011/12/09(金) 15:58:10.52 ID:IZvPE20V
二十面相と明智先生が小林少年を取り合っているようにしか読めないのですが
そう読んでよろしいのでしょうか
371名無しのオプ:2011/12/09(金) 17:24:54.84 ID:K9L8YNos
そう読んでもいいでしょう。
あるいは明智探偵が二十面相を雇ってブルジョア少年を遊ばせていたという見方も出来ます。
さらに考えると明智事務所、少年探偵団、チンピラ隊、二十面相チーム、中村警部で劇団を組んで
戦前〜戦後の子供たちにお芝居を見せていたとも見ることが出来ますな。
劇団の名前はもちろん、

「劇団らんぽぽ」だッ!
372名無しのオプ:2011/12/09(金) 17:51:29.12 ID:IZvPE20V
>>371
すばらしい解釈だと思います。
さっそく全少年探偵団作品を読み直してみたいと思います。
373書斎魔神 ◆AhysOwpt/w :2011/12/09(金) 21:00:08.27 ID:O6sUm7Z8
謎本ブーム時に刊行された「少年探偵団の謎」では、二十面相の少年偏愛嗜好が
指摘(突っ込み?)されている。
明智にもこの気がありそうだし、共に作者の投影という解釈。
374名無しのオプ:2011/12/09(金) 21:23:06.39 ID:HggJNJIp
謎本てドリフでやったの?
375名無しのオプ:2011/12/09(金) 22:17:00.91 ID:InRqNbZ1
>>370
そこまでは思わないが、
二十面相一味に少年が縛られるシーンは
子供心になんかエロスを感じていた。
当時はゲイもSMも全然知らなかったにも関らず。
376名無しのオプ:2011/12/10(土) 02:48:52.91 ID:Zf9x6V6E
君がそうじゃなければ悪いんだけど
子供は異性対象云々よりも
裸とか被虐趣味(あるいは加虐趣味)とかそっちにいっちゃう傾向があるんじゃないかなと思う。
377書斎魔神 ◆AhysOwpt/w :2011/12/10(土) 14:55:06.65 ID:itlQn91n
俺にも責任の一端有るかもしれんが、折角の大乱歩スレがくだらない流れ
になる悪寒・・・
ジュブナイルはあくまでジュブナイルだし、大乱歩が意図したとか考えるのは、
うがち過ぎでしょ。
378名無しのオプ:2011/12/10(土) 15:13:27.16 ID:KAAN87Se
うわ お怒りだ!チェースされるぞ注意
379名無しのオプ:2011/12/10(土) 15:35:34.00 ID:XZo0/m7+
チェースしないでください。
お願いします。お願いします。((((゜д゜;))))
380名無しのオプ:2011/12/10(土) 18:00:14.35 ID:FkqCQrer
チェース コワス・・・
381名無しのオプ:2011/12/10(土) 18:19:40.89 ID:P+02g1IE
>>376
人の性癖なんて色々だし、特に子どもはその辺未分化だから、
こういう傾向とかあんまり言えないんじゃないかなあ。
でも恐怖とエロが混然一体となったところは、子どもでも痺れるような魅力だね。
イケナイものに接しているような後ろめたさも、後を引く要素だし。
382名無しのオプ:2011/12/12(月) 22:52:30.05 ID:XCY9m3JP
どうせならベッドにX字に固定された小林を文代とマユミが愛撫しまくった方がよかった。
383書斎魔神 ◆AhysOwpt/w :2011/12/13(火) 21:15:42.56 ID:idlqS7j5
>>382
もう逝けや(w
384名無しのオプ:2011/12/13(火) 21:35:21.70 ID:GPArsiq/
殺人事件発生

探偵登場

「俺がこの、ダイニングメッセージをあばいてやるぜ!!」
執事
「違います、ダイビングメッセージでございます」
385名無しのオプ:2011/12/13(火) 21:59:59.94 ID:9tg8UHkS
>384
くだらないこと書いてるとチェースされるぜ
386名無しのオプ:2011/12/13(火) 22:35:58.16 ID:cJaNWhaV
>>360
あの扉絵(山内秀一画)そんなにトラウマティックかなあ?
おれは終盤の「おっ母ちゃん!」て叫ぶ「森昌子w」の挿絵(柳瀬茂画)がショックだった。
赤い妖虫はカバー絵お気持ち悪いよね。電話してる少年の目がイってる。
387名無しのオプ:2011/12/13(火) 22:41:00.23 ID:o0BTko6y
>>382
昔クレヨンしんちゃんの刑事モノで

しんのすけ「ストローですな」
ぶりぶりざえもん「それは言うならスニーカー」
悪の組織の親玉「ストーカーだ!」
ひろし「自分で言うなこの変態オヤジ」

みたいなのがあったのを思い出したw
388名無しのオプ:2011/12/14(水) 08:11:17.77 ID:XnJhNYxm
>>387
あまり関係ない気がするw
389名無しのオプ:2011/12/14(水) 14:52:07.89 ID:YiSnZzI5
今NHKのラジオドラマで黒蜥蜴やってる
390書斎魔神 ◆AhysOwpt/w :2011/12/14(水) 21:25:12.46 ID:ZLi23Uiz
>>387
俺も初期クレしんは読んでいたが・・・あまりにも板違い。
いい加減逝けや(w
391名無しのオプ:2011/12/14(水) 22:27:11.75 ID:d09k9pyK
バーナヴィ・ロスだの血蛞蝓だの書いてる博識気取りのクズがうるさいな
392名無しのオプ:2011/12/14(水) 22:27:42.47 ID:fPfOya7W
チェースされてやがる(プ
393名無しのオプ:2011/12/14(水) 23:13:07.76 ID:V0JMAnZS
グラビアアイドル格闘技シリーズ第2弾。力尽きるまで闘い、魅せて下さい・・・。2本先取のセクシープロレス、ガチンコ対決!
闘う女のエロティックさを、美しさを堪能してください!0728
作品データ
作 品 名:EXエンジェルロワイアル
メーカー:CPE
女 優 名:福山理子/森崎愛
394名無しのオプ:2011/12/15(木) 10:16:31.00 ID:5nZXtaA5
ちなめくじって何???
ちなめくじって何???
ちなめくじって何???
395名無しのオプ:2011/12/15(木) 15:52:36.82 ID:rDyL9v8T
>>394
某博識気取りのクズが所有してる、この世に一冊しか存在しない私家版のタイトルなんじゃねwww
396名無しのオプ:2011/12/15(木) 16:55:01.26 ID:J3mQDfvE
1961年に発表された都筑作品を62年に発表されて64年に邦訳が出た
ジャプリゾ作品の「インスパイア」といっちゃった>>350については
結局、なんの釈明もなし?

よく知らないことなら最初から黙っておけってことだ。

その前の「都筑道夫が読者=被害者パターンの作品を書いている」
といった>>340も、どうせ猫の舌の内容を勘違いしたんだろ。

うすらみっともない半可通が。
397名無しのオプ:2011/12/15(木) 18:14:32.92 ID:5PRNxkNm
「博識気取りのクズ」
「うすらみっともない半可通」


ピッタリwww
398書斎魔神 ◆AhysOwpt/w :2011/12/15(木) 20:50:00.02 ID:fCJcpxsq
荒らし連中が大乱歩スレをターゲットにしだしたと思われだな(w
399名無しのオプ:2011/12/15(木) 21:04:27.84 ID:5PRNxkNm
無知を指摘されると相手を荒らし呼ばわりして、なりふり構わず逃げにかかる

成長しないねえwww
400名無しのオプ:2011/12/15(木) 21:30:17.70 ID:hotw0+6k
よせ、チェースされるぞ
401名無しのオプ:2011/12/15(木) 23:06:07.89 ID:MmtcnqgL
>>396
どの作品がいつ刊行されたかを調べもしないで適当なことを言いだすのは書斎のいつものパターンですよ。
こんな前例もありますw

今日読んだSF/FT/HRの感想 3冊目
http://book3.2ch.net/test/read.cgi/sf/1102856546/
> 750 名前:ミステリ板住人 ◆0FE6khB7i2 投稿日:2005/06/05(日) 18:01:33
> ロバート・J・ソウヤー「ターミナル・エクスペリメント」  4点
(略)
> 思うに、
> 後年のグレッグ・イーガンの「順列都市」のメーンアイデアは、
> 完全に本作のパックンチョである。
> カナダで書かれた作品なら、オーストラリアでパックンチョしても大丈夫だとでも思った
> のであろうか?
> もし俺がグレッグの担当で、「順列都市」のゲラに目を通していたとしたら、
> 「甘ったれるな!俺の目が節穴だとでも思っているのか!」とグレッグを
> 一喝していたかと思う。

> 757 名前:名無しは無慈悲な夜の女王 投稿日:2005/06/05(日) 22:19:06
> 『順列都市』は1994年の刊行、『ターミナル・エクスペリメント』は
> 1995年の刊行。
402名無しのオプ:2011/12/16(金) 05:22:38.65 ID:ECoWfunK
何年も前の基地外の書き込みを保管してコピペしているのも充分気色悪いぞ
書斎をチェースする以外にすることがないんだろうがな
403401じゃないけど:2011/12/16(金) 07:23:27.55 ID:egouHWok
特定の書き込み、というか、好きな作家のスレとかは、それ自体、保存してる住人
もいるでしょ。
少なくとも俺は、乱歩や正史、クリスティとかカーのスレはそうしてる。
ときどき読み返すしね。たまに本物のマニアが降臨してのやりとりは、じつに楽しい。
まったく進歩のない、というか劣化しているコテの迷走も確認できるけど、それを
「チェース」するほど、個人的に暇ではないが。
404名無しのオプ:2011/12/16(金) 19:14:39.10 ID:1/X8P2+7
乱歩の話しようぜ。

小学時代の定番でポプラの全集だけど、みなさんは何冊持っていた?
405名無しのオプ:2011/12/16(金) 21:56:37.30 ID:TSgYXVmY
全部で20冊ほどは持ってたなあ
二十面相シリーズはワンパターンながらもほのぼのしてていいんだけど
「赤い妖虫」やら「地獄の道化師」やら小学校4年生には刺激が強すぎ・・
つーかジュブナイルの話とかしてるとチェースされるぜ
406書斎魔神 ◆AhysOwpt/w :2011/12/16(金) 22:19:38.91 ID:TDmvcOti
>>404
少年探偵団シリーズは9割方ゲットし、残りは学校の図書室と児童図書館利用。
成人向き作品のリライト版はさほど読んでいない気がする。
図書館でふと講談社版ジュブナイルの方を手に取ってしまった時の戦慄は忘れ難いものあり。
(確か「三角館の恐怖」だった)。
407名無しのオプ:2011/12/16(金) 22:23:10.99 ID:gRLbXcAR
チェースされてやがる(プ
408名無しのオプ:2011/12/16(金) 22:27:28.49 ID:rnQSiR+H
完全無視すりゃすむだろ。どこまで書斎のこと大好きなんだコイツは。

俺が持っていたのは少年探偵14冊、リライト8冊でしたな。
刺激が強いのは魔術師や地獄の仮面や人間豹もだった。ポプラのリライトでは相当に抑えたんだろうけど。
あとトラウマになったのは暗黒星の未遂に終わる水責めですね。

少年探偵もので怖かったのは夜光の泥地獄とゴングの鉄棺。
409名無しのオプ:2011/12/16(金) 22:47:30.06 ID:KM5JbXse
塔上の奇術師での時計ギロチンの場面は怖かったけどそれ以上に不愉快だった
二十面相があんな残酷なことするわけないじゃんと
410名無しのオプ:2011/12/17(土) 16:16:30.52 ID:Pixncv3x
後期の少年探偵はマンネリ以前に助手が乱歩の名を借りて書いただけの気がする。
殺人未遂は悪魔人形もそうだな。
411書斎魔神 ◆AhysOwpt/w :2011/12/17(土) 20:35:48.16 ID:EsrqpOJl
ポプラの「吸血鬼」と「黒蜥蜴」のリライトは読んだが、
元ネタが成人向き過ぎてあまりに無理があった。
前者冒頭の三角関係による対決シーンなんかは活かされているのだが、
正直言うて、子供が読んで面白いものではない。
412名無しのオプ:2011/12/17(土) 21:18:58.29 ID:ZAbMyQNK
そう?
子供の頃、読んでハラハラしたけどな
413名無しのオプ:2011/12/17(土) 21:36:27.91 ID:AqUnP4LG
相手すんな
414あぼーん:あぼーん
あぼーん
415名無しのオプ:2011/12/18(日) 13:08:41.11 ID:t0PG56pT
>>411
自分は消防の頃読んだ「恐怖の魔人王」を再読したけど、氷川氏の代作だったんですね。
元ネタは「恐怖王」らしい(未読)。
いきなりキチ●イなんて書いてあるし、死体に化粧する描写とか両手切断の猟奇殺人とか、児童書としての復刊は無理っぽい。
「黒手組」がおまけで載っていたのは忘れていました。
416名無しのオプ:2011/12/18(日) 16:20:39.83 ID:m9yIuBzl
書斎の自演age
417名無しのオプ:2011/12/18(日) 18:21:29.50 ID:MyOVytp1
言うな、チェ〜スされるぞ
418名無しのオプ:2011/12/18(日) 19:11:24.61 ID:FD1wVAZC
>>417
こんな判りやすい自演もあるのか。
419書斎魔神 ◆AhysOwpt/w :2011/12/18(日) 20:22:04.64 ID:ZuoXQrDG
>>412
あの手のハラハラドキドキは、少年探偵団シリーズの「それ」とは全く異質な感あり。
やはり、ジュブナイルは夜の銀座をのし歩く怪人、謎の洋館に消える怪老人・・・の類の
ストイックなスリルが良し。
420名無しのオプ:2011/12/18(日) 23:39:51.63 ID:/zs5TQVZ
牢獄からの手記
421名無しのオプ:2011/12/20(火) 13:04:00.62 ID:A9yVQKbF
丸々相手にするなっていうのは何か村八分みたいでやだなあ
422名無しのオプ:2011/12/20(火) 15:23:24.20 ID:s+b+lXNV
荒しを相手にするなというのは常識だぞ?
そんなに構いたいなら自分のレスには必ずコテつけてやってくれ。
同じ荒らしとしてNG設定して一切相手にしなくてすむ。
423名無しのオプ:2011/12/20(火) 19:31:11.47 ID:OKfMe5Js
>>421
まぁ知ったかぶりの付け焼刃な知識しか語れないクズの相手しても有益な情報は何一つ得られないわけで。

血蛞蝓だのバーナヴィ・ロスだの、過去にさらけ出した誤謬を認めた上で訂正するような対応をしていれば
ここまで嫌われなかったように思うんだが、そこらへんプライドだけ無駄に高い馬鹿ってのは始末におえないもので、
自分の間違いはひたすら無視を決め込んで、他人の書き込みにはケチをつける。
そういう手前勝手、傍若無人な態度を改めない以上、村八分にされちゃうのも必然でしょ。
424名無しのオプ:2011/12/20(火) 22:14:33.34 ID:ZpCSJHoP
あんたチェースされたいのか
425名無しのオプ:2011/12/20(火) 22:39:13.88 ID:SxVFvrrn
チェース魔神に警戒注意報
426名無しのオプ:2011/12/21(水) 12:03:41.91 ID:o2lEgehn
>>415
たぶんポプラ社版のリライト物のなかで一番出来が悪いんじゃないかな
「三角館の恐怖」「時計塔の秘密」あたりは結構楽しめると思う
427名無しのオプ:2011/12/21(水) 12:29:41.63 ID:JHeok3LR
一番ひどい改作は大暗室でしょ
苦情がこない方がおかしいわあれ

ポプラ蜘蛛男のイラストは、探偵と犯人がよく入れ替わってたな
挿し絵がなきゃよかった
428書斎魔神 ◆AhysOwpt/w :2011/12/21(水) 21:01:31.46 ID:s0RQws8l
ジュブナイルには表紙でネタばれってのが結構あった(w
だが、怪人二十面相シリーズはネタばれも糞も無いけどな。
あれっ?と思ったキャラが、大抵、二十面相の変装(w
429名無しのオプ:2011/12/21(水) 21:30:30.04 ID:o2lEgehn
そういえば「恐怖の魔人王」も表紙に顔が載ってる三人のうち一人が真犯人だったはず
横山泰三画伯の絵だったと思うが
430名無しのオプ:2011/12/21(水) 22:38:07.06 ID:WkSodcVl
>>427
大暗室、黄金仮面が武田武彦で、それ以外が氷川瓏のリライトだったよね。
ワーストは武田リライトが大暗室、氷川リライトが恐怖の魔人王かな。
431名無しのオプ:2011/12/21(水) 23:01:32.78 ID:aqafK5r9
>>426
「恐怖の魔人王」はもともとの「恐怖王」ガアレだから仕方ない。
432名無しのオプ:2011/12/22(木) 00:01:13.84 ID:2+yQ54x8
米つぶに「魔人王」と書くのは「恐怖王」と書くより難しいだろうな
433名無しのオプ:2011/12/22(木) 12:09:58.12 ID:A91NWQ7x
>>430
私の評価も同じです

>>432
たしかに(笑)

飛行機雲でローマ字書くのも難度が高いですね
434名無しのオプ:2011/12/22(木) 12:20:25.43 ID:w4XETH+0
kyofuokyofuokyofuo・・・だっけ?
435あぼーん:あぼーん
あぼーん
436書斎魔神 ◆AhysOwpt/w :2011/12/22(木) 20:22:47.05 ID:51Tc8gev
さすがに「恐怖王」を書いたことは大乱歩にとっては末代までの恥だったかと思う。

>>435
ユーモア精神にワロタ、がんがれ!
437名無しのオプ:2011/12/22(木) 22:39:24.38 ID:2+yQ54x8
米粒や飛行機雲の「恐怖王」文字も変だが
ゴリラ男が死体と結婚というシュールさが凄い
438名無しのオプ:2011/12/23(金) 00:41:07.16 ID:/ax0KWeg
そもそもあれの何処が「王」なんだろう。「王」的要素は皆無のような気がw
439名無しのオプ:2011/12/23(金) 10:15:04.09 ID:cZI5GV56
D坂読んでたらポーやドイルのネタバレされたんだが!
440名無しのオプ:2011/12/23(金) 10:56:58.87 ID:q4RjpTKh
あの当時はD坂読むくらいの人間はそういうものを読んでいるというのが前提だったから仕方ない。
それを根拠にネタバレOKと言い出す馬鹿もいるけどさ。
441名無しのオプ:2011/12/23(金) 15:46:13.52 ID:i304RNaC
影男の冒頭では女王様とM奴隷のプレイの様子がリアルに描かれている。
S男M女ならともかく、
男がM役のSMプレイが描かれるものとしては日本で相当古い部類では?
442名無しのオプ:2011/12/23(金) 15:58:13.33 ID:ymy1ULQ0
SMプレイの定義にもよるが、
谷崎あたりに普通にありそうな気がするが
443書斎魔神 ◆AhysOwpt/w :2011/12/23(金) 19:53:02.52 ID:HQAouah/
>>437
シュール過ぎるやろ(w
「過ぎたるは、なお及ばざるが如し」や。
>>442
ハードなプレイではないが、「痴人の愛」「瘋癲老人日記」等、傑作多し。
444名無しのオプ:2011/12/23(金) 21:10:22.56 ID:74nB9zlO
春琴抄もそうですな
445名無しのオプ:2011/12/24(土) 02:41:02.92 ID:cC+IfxrO
戦前なら横溝でもあるんじゃね?
446名無しのオプ:2011/12/24(土) 09:58:41.05 ID:uXChhU4J
>>429
スマン 岩井泰三画伯の誤り ルパンも描いてる
横山氏のほうは漫画家だった
447名無しのオプ:2011/12/24(土) 12:05:36.82 ID:SW9MFujB
今はそういうの見え見えで、既読の奴がドヤ顔で
それこそ鬼の首でも取ったように指摘して喜んだりしているが、
当時は画家がこっそり描いて読んだ読者がそれを見つけてニヤニヤする
みたいな楽しみ方だったんだろうな。
448名無しのオプ:2011/12/24(土) 16:44:00.38 ID:FE04/LRD
>>44
いきなり「春琴抄」"も"って何?
449名無しのオプ:2011/12/24(土) 17:15:02.43 ID:YK7m2NPx
春琴抄もシュールすぎるSMプレイってことだろ
450名無しのオプ:2011/12/24(土) 18:05:18.44 ID:VNr4T3Jv
44はそんなこと言ってない
451名無しのオプ:2011/12/24(土) 19:36:41.78 ID:ZNOusiVn
ヒント:NG設定
452名無しのオプ:2011/12/24(土) 23:00:23.46 ID:CBL9E0ws
ポケット小僧はいつも覆面全身黒タイツのイメージしかない
453名無しのオプ:2011/12/25(日) 00:54:41.70 ID:GFf7OULN
454名無しのオプ:2011/12/25(日) 08:46:22.13 ID:EERSi7H0
コナンの犯人だな
455名無しのオプ:2011/12/25(日) 10:02:09.04 ID:gLQcDdMf
>>453
電人Mの敵方にそのカッコした雑魚がたくさんいたよなw
つまり二十面相はショッカー。
456名無しのオプ:2011/12/25(日) 14:51:23.47 ID:EERSi7H0
乱歩は冬に読むとただでさえ寒いのにますます寒く感じてきてダメだ
夏に読むべきだった
457書斎魔神 ◆AhysOwpt/w :2011/12/25(日) 22:09:56.33 ID:HF9K7f95
>>456
同意する(w
俺は大乱歩と横溝御大は夏のイメージ、
清張作品は秋から冬にかけてのそれ。
オールシーズンで楽しんでいたのは狂綺堂の半七かな。
さすがに優れた江戸風物詩だけのことはある。
458名無しのオプ:2011/12/25(日) 22:22:37.99 ID:IqiuVMEF
>>455
そうか?
正直乱歩の作品って特に季節を感じないと思うが。
459名無しのオプ:2011/12/25(日) 22:25:47.76 ID:gLQcDdMf
安価間違ってまっせ旦那w
しかしその内容には同意
460名無しのオプ:2011/12/25(日) 22:30:42.44 ID:IqiuVMEF
>>458訂正。

行火>>455>>456でした。
461名無しのオプ:2011/12/25(日) 23:08:52.52 ID:Paq/lcJF
めぐる めぐる 季節の中で
462名無しのオプ:2011/12/26(月) 11:52:57.24 ID:L391lhi7
坊主つながり?
463書斎魔神 ◆AhysOwpt/w :2011/12/26(月) 21:00:03.96 ID:VHx9tQ1p
>>461
はよ、逝け(w
464名無しのオプ:2011/12/27(火) 18:16:55.44 ID:TJlMkRH/
バーナヴィ・ロスだの血蛞蝓だの書いてる知識人気取りのウンコ野郎こそ早く逝けよw
465名無しのオプ:2011/12/27(火) 22:45:46.05 ID:RF0ZP7EH
チェースされるぞ
466名無しのオプ:2011/12/28(水) 01:28:12.95 ID:wx/FxBJU
>>465
チェースした時点で、自分の誤りを認めたことになるんだけどなw
467名無しのオプ:2011/12/28(水) 12:12:23.25 ID:wx/FxBJU
もし書斎がチェースすれば、「血蛞蝓」「バーナヴィ・ロス」の誤謬を認識した上で反応したことになるので、
それはすなわち自分の誤りを認めたことになる。
チェースしなくても、知識人気取りの書斎がド素人レベルの誤解をしていたのは明らかで、結局書斎の評価は変わらない。
ただ、痛い所を突かれて頬被りしたと見られるだけ。

どっちに転んでも、「博識気取りのバカ書斎」という烙印からは逃れられないんだよw
468名無しのオプ:2011/12/28(水) 12:39:54.64 ID:Y3WW8pDv
だが「ちなめくじ」って妙にかわいくてむかつくなw
469名無しのオプ:2011/12/28(水) 15:05:36.54 ID:PgTdfMF/
書斎なんてどうでもいいから
今後は完全スルーしてください
470名無しのオプ:2011/12/28(水) 15:29:18.24 ID:ZuYhzzJ6
チェースされるぞ
471名無しのオプ:2011/12/28(水) 16:12:12.59 ID:6AOtVEME
ミス板にはスルーできない構ってちゃんバカしかいないから無理だろ
472名無しのオプ:2011/12/29(木) 10:42:13.06 ID:il1pUqbt
心理試験で気になる点:
斉藤が金を着服せずに、事件をそのまま警察に通報していたらどうなったか?
この事件では、用心深い守銭奴の婆さんが、たった一人でいる時に、訪れた犯人
を部屋の中に招じ入れているのだから、当然顔見知りが疑われる。
警察はその中で、事件当時のアリバイのない人間を洗い出す。
当然、真っ先に最有力容疑者としてフキヤが浮かび上がってくる。
何故なら、フキヤにはアリバイがないどころか、事件直後にすぐ近くの公園で目撃
されているのだから(あろうことか、フキヤはわざと目撃させている)。
犯行動機についても、婆さんの金の隠し場所をフキヤに教えたことを斉藤が思い
出して警察で証言するはず。
そして、事件直後にフキヤが大金を収得したと称して近くの公番に届け出ていることも
すぐに明らかになる。
これが、果たして綿密に計算し尽くされたされた犯罪と言えるか?
473名無しのオプ:2011/12/29(木) 11:03:11.19 ID:WIdUYUa7
まあ落ち着けw
474名無しのオプ:2011/12/29(木) 11:29:45.38 ID:Ln3PU+e+
拾った金が事件に関係ある金なんじゃないかという疑惑は
持たれて当然だろうから、事件そのものは迷宮入りになったとしても
そんな疑惑の金をちゃっかりせしめる蕗谷の人間性は誰からも信用されなくなって
結局社会的に失敗しと思われる。
475名無しのオプ:2011/12/29(木) 11:53:27.59 ID:Rz8EsXQv
476名無しのオプ:2011/12/29(木) 13:10:47.13 ID:KNfJhKcl
>>472
植木鉢に金は残っていたのだから、強盗の仕業ではないと警察も思う可能性大。
警察はもちろん斉藤とて、「いくら金があるか」は知らないのだから。
フキヤはそこを計算に入れているようだ。
それでも殺人と拾った金との関係に疑いの目を持つ人はいるだろうな。
477名無しのオプ:2011/12/29(木) 16:07:44.69 ID:PIkxDfjt
>>472
蕗谷は疑われるだろうが、金をわざわざ届けていること及び
植木鉢に金が残っていることから、金目当ての強盗ではないと推量される
→わかった!
動機は痴情のもつれ、蕗谷はババ専だったのだという笠森判事の断定で
蕗谷はめでたく送検→極刑に。
猟奇好きの明智も興味深い事件ですねえといって全面的に笠森支持で一件落着。
478書斎魔神 ◆AhysOwpt/w :2011/12/29(木) 20:57:33.45 ID:Fc5qCCx8
心理試験クラスの作品はネタばれ解禁でOK?
年末に来てやっと自由化の波か。
479名無しのオプ:2011/12/29(木) 21:02:45.90 ID:ExbhpLri
ここまでの流れをみてネタバレ解禁だと思っているということは未読ですかオッサン?
480名無しのオプ:2011/12/29(木) 21:02:58.25 ID:zcALMdms
蕗谷って全然かしこく見えないよね
481名無しのオプ:2011/12/29(木) 21:10:20.60 ID:zcALMdms
>>375
幼少時にウルトラマンを観て、
ウルトラマンが怪獣にいたぶられて苦しんでるシーンで、
うずうずもやもやびりびりはあはあしたという男は非常に多いのですよ
あとアニメの主人公(男)が敵にいたぶられるシーンとかね
482名無しのオプ:2011/12/29(木) 21:26:17.51 ID:zcALMdms
特に、帰ってきたウルトラマンは、しょっちゅう怪獣にいたぶられて喘ぎ、悶え、苦しみ、
その姿が、多くの幼児たちの股間に人生初の衝撃をもたらしたといわれています
また、大槻ケンヂ氏は、幼い頃の話として、
ウルトラセブンの赤いボディが水に揺れて艶めかしく光ったとき、
激しく欲情したとおっしゃっていました

ウルトラマンたちは全裸みたいな姿をしていますからね
仮面ライダーや戦隊ヒーローよりも、よりエロティックな存在といえますね
こんなふうに幼い男の子というものは、
男性であるウルトラマンたちにも自然と欲情してしまうものですが、
もうちょっと歳がいくと、女性であるウルトラの母に欲情するようになります
もっとも、ウルトラの母の中に入ってたのはチビのおじさんだったのですが、
まあ、ウルトラの母は、胸もあるし、腰もふっくらしてるし、仕草も実に女性的で、
見た目はちゃんと女性ですからね
ウルトラの母が人生初のオカズだったという男性も、それほど珍しくはないようです
483名無しのオプ:2011/12/29(木) 21:44:53.24 ID:zcALMdms
別に性的なシーンじゃないのに、
少年・少女や若い男性・女性が、縛られたり、暴力を振るわれたりするシーンを見て、興奮してしまう
これはごく自然なことのようです
別にSM趣味なんかない人でも、興奮してしまう
性欲と暴力との密接な関係を思わざるを得ませんね

これは男性に限ったことじゃありません
女性の場合も同じなんですよ
性の目覚めが、
TVや漫画やアニメで、男の子が悪者に縛られたり拷問されてるのを見て……
という女性も決して珍しくないのです
特に腐女子と呼ばれる女性には、このケースが多いのです

腐女子と呼ばれる種類の女性たちは、
自分の好きな男キャラを、いじめたい、泣かせたい、喘がせたい、などと興奮して語ってますが、
この気持ち、なんとなく理解はできるでしょう
可愛いあの子をいじめて泣かしてやりたい
性欲と暴力の密接な関係ですね

男性が、痛がったり、苦しんだり、悲鳴をあげたりするところを見て喜ぶ女性って、
公言しないだけで、実は決して珍しくはないんですが、
それは、その女性がサディスト的傾向があるというのもありますが、
苦しむ顔がエクスタシーの時の顔を連想させるからだ、という理由もあるのだそうです
無意識にそういうのを連想してしまっているのだそうです
484名無しのオプ:2011/12/29(木) 22:16:19.33 ID:BglEC80L
あんまり語りすぎるとチェースされちゃう
485名無しのオプ:2011/12/29(木) 22:22:20.31 ID:L9V8KJbE
486名無しのオプ:2011/12/29(木) 23:59:29.55 ID:KNfJhKcl
つまりデジモンで女の子だけじゃなく、可愛い方の男の子もくすぐり拷問されたのは腐女子向けだったのね。
だったら少女向けに書かれた「塔上の奇術師」でポケット小僧をマユミ率いる少女探偵団が(r
487名無しのオプ:2011/12/30(金) 09:18:29.41 ID:s5i3oNRr
ウルトラの父の分厚い胸板と膨らんだ股間に萌えて
コッチの世界に入りましたとさ・・・・
488名無しのオプ:2011/12/30(金) 10:13:34.20 ID:LjayLf/U
「心理試験」の犯人って蕗屋って人なんですか?
ネタバレされたから読む気なくなりました。
489名無しのオプ:2011/12/30(金) 10:19:51.62 ID:s5i3oNRr
「心理試験」書きだし
「蕗谷清一郎が、なぜこれからしるすような恐ろしい悪事を思い立ったか、
その動機については詳しいことはわからぬ。」
なんと、作者自らが冒頭からネタバレを!
490名無しのオプ:2011/12/30(金) 10:22:49.30 ID:CacL1Ne1
オッサン、もうひと工夫ってとこだな…(笑)
491名無しのオプ:2011/12/30(金) 12:16:06.92 ID:rxhk1dD4
コロンボなんかつまんないよなあ
真犯人誰だろう、て考えながら読むのがミステリーの醍醐味なんだから
492名無しのオプ:2011/12/30(金) 12:52:51.35 ID:6P4aKHdC
まあ人それぞれだが
そんなんじゃ「月と手袋」とか「死の十字路」とか楽しめないな
493名無しのオプ:2011/12/30(金) 15:47:04.34 ID:r27qbpgO
>>491
お前みたいな奴は土ワイでも見てなさい
494名無しのオプ:2011/12/30(金) 17:22:22.69 ID:ov/90bVq
>>493
土ワイはそれこそ真犯人が丸見えだぞw
495名無しのオプ:2011/12/30(金) 18:27:28.04 ID:YQ4PFPYy
予告編の時点でわかる真犯人
496名無しのオプ:2011/12/30(金) 18:47:36.98 ID:ZvVUX7iC
ウルトラの父の乳が最強!!
497名無しのオプ:2011/12/30(金) 23:46:18.84 ID:LjayLf/U
犯人が最初からわかったらいかんのなら、「人間豹」が読めなくなるよ。
498名無しのオプ:2011/12/31(土) 10:28:04.54 ID:3MjZByKZ
>>488は倒叙ミステリが推理小説の重要なジャンルであることを知らんらしいね。
499名無しのオプ:2011/12/31(土) 10:53:47.33 ID:LG5i0UMC
488は中身を知ってる上で書いてるんだろ
人間豹もだしてるんだからポプラは全部読んだと思われ
で489と490はそれを知った上で話にのっかってるんだが
500名無しのオプ:2011/12/31(土) 11:00:49.85 ID:aUwcdoIW
「犯人の名前を言う」のが「ネタバレ」とイコールじゃない場合もあるが、
「犯人の名前を言うネタバレ」をやりたくてたまらない誰かに対する皮肉だと思われ。
501名無しのオプ:2011/12/31(土) 11:07:22.80 ID:LG5i0UMC
たぶんその誰かってのがコテをはずした498だろうなw
488のユーモアのクオリティはともかく498は頭が悪すぎる
502名無しのオプ:2011/12/31(土) 18:39:06.48 ID:LG5i0UMC
今年は大変なことがありましたが、みなさんのおかげで乗り切りました。
被災地は少しずつ立ち直っています。
来年は書斎以外のみなさまの幸運をお祈りします。

それではごきげんよう。
503書斎魔神 ◆AhysOwpt/w :2011/12/31(土) 20:24:34.35 ID:uRDgR3t4
特オタ、変態、アホ・・・この辺が乱入しているようだな(w
細かい突っ込み、うるさく言えば、これも十二分なネタばれになる場合がある。
「心理・・」と同じ倒叙スタイルの傑作短編にしても、
顔の位置、煙草・・・この辺も触れるべきではない。
ゆえに、逆説めくが、ネタばれフリーでスレの活発化を図る方がベストというのが
俺のポリシーや。

>>502
すぐ逝け!(w
504名無しのオプ:2011/12/31(土) 20:28:11.31 ID:KDF7xw4G
チェースされちゃったね
505名無しのオプ:2011/12/31(土) 20:56:18.29 ID:aHHV3M0/
>>503
ねぇねぇちなめくじって何?
ねぇねぇバーナヴィ・ロスって誰?

貴様こそ早く逝けよ知識人気取りのウンコ野郎w
506書斎魔神 ◆AhysOwpt/w :2011/12/31(土) 21:42:20.27 ID:c7WnaMtt
>>502=>>505
早速のお年賀代わりの罵倒レスにワロタ。
内容的には他板住人のようだが、ここは大乱歩スレだと心しておけ!
507名無しのオプ:2011/12/31(土) 21:47:24.83 ID:9k5xaRhR
>>502
貴方もお元気で。

>>505
まともに返答できずに罵倒に走る頭のおかしい馬は無視しましょうよ。
貴方が挙げた例だけ見てもミステリーについて語る資格がないことがわかる奴なんだから。
508名無しのオプ:2011/12/31(土) 22:10:34.86 ID:pKBUaQ1P
現代で乱歩のエログロ要素を受け継いでる作家とかいる?
509名無しのオプ:2011/12/31(土) 22:18:56.14 ID:Za7zriR5
平山夢明?
510名無しのオプ:2011/12/31(土) 22:24:55.84 ID:pKBUaQ1P
ありがと今度読んでみる
511名無しのオプ:2012/01/01(日) 00:46:54.82 ID:NETY3HNT
乱歩のエログロ要素だけ受け継いでも、なんだかな〜だろ。
512書斎魔神 ◆AhysOwpt/w :2012/01/01(日) 01:55:39.80 ID:YeHS3d1J
>>508
平山は怪奇・エログロだけ、三津田は怪奇だけだよなあ・・・
今年こそ、各人、心して書け!という感あり。
513名無しのオプ:2012/01/01(日) 02:05:26.82 ID:aVTKIqQo
明けましておめでとうございます。

今年は書斎が死ぬようなめでたい年でありますように。
514名無しのオプ:2012/01/01(日) 07:35:08.84 ID:dmIQ4XX+
『孤島の鬼』のスピンオフとして、学生時代の諸戸と箕浦が
ホームズ、ワトソンとしていろんな事件にあたっていく
連作を書きたいと思ってる。ホモ風味もふんだんに入れる。
515名無しのオプ:2012/01/01(日) 11:50:40.40 ID:GXZIIMgy
>>506
質問に答えてよ、知識人気取りのウンコ書斎さん。

ちなめくじってなぁに? バーナヴィ・ロスってだぁれ?
516名無しのオプ:2012/01/01(日) 13:58:13.29 ID:ztx3rweV
だめだよ書斎が時計塔の針に首を挟まれて死にそうな場面を想像しちゃ。
えっまだだれもそこまでしてない?!
517名無しのオプ:2012/01/01(日) 15:20:41.00 ID:YJ048QKB
書斎はなんで名無しじゃダメなんだ
わざわざ悪目立ちしなくていいと思うが

そんなことより異人館連載再開したぞ
3巻は2月発売で押絵、蜘蛛男、蟲、灰神楽、目羅博士が収録されるはず
518名無しのオプ:2012/01/01(日) 17:14:02.22 ID:x1Z1Ltpw
漫画の話するとおっさんにチェースされるぞ
519名無しのオプ:2012/01/01(日) 19:14:15.29 ID:sfPEDkt+
いや、漫画板で話しても原作を知っている人はあまりいないだろうから一応ここで言った

乱歩原作の漫画も話題にしていいんじゃないか?
520名無しのオプ:2012/01/01(日) 19:21:54.90 ID:ZdLP40Ty
別に漫画でもドラマでも、それが乱歩原作なら問題ないんじゃないの?
かの生き物は自分が話題についていけないから嫌がらせでチェースするだけだから無視で問題なし。
521書斎魔神 ◆AhysOwpt/w :2012/01/01(日) 23:13:00.35 ID:nMEAIpHW
>>514
期待している。
俺はその気は皆無な嗜好だけど、諸戸は憐れ過ぎる・・・
好きな人とのパラレルワールドもあれば良しかと。

>乱歩原作の漫画
原作との比較論なら無論OKでしょ。
いきなり乱入して、漫画オリジナルの内容ばかり語るから問題視される
わけである。
522名無しのオプ:2012/01/02(月) 00:45:09.97 ID:6oBjStiB
>>516
そのまま死んでしまう場面なら…いやなんでもない
523名無しのオプ:2012/01/02(月) 12:34:52.66 ID:g//yxwom
>>521
ねぇねぇちなめくじってなぁ〜に? バーナヴィ・ロスってだぁ〜れ?

早く答えろよ、知識人ぶった白痴のウンコ書斎さんよぉ〜〜〜wwwww
524名無しのオプ:2012/01/02(月) 12:39:15.50 ID:xajBjbn6
ちょっと質問いいかしら?
「一枚の切符」の冒頭で、線路と屋敷の間を"往復"した足跡に所属不明(犯人)のものがある、と書いてあるけど後の展開を考えるとこの記述おかしくない?
皆どう解釈してる?
あと「D坂」の、電灯に家人の指紋がついてなかった理由が何回読んでも分からない
(注)に、大正時代は昼間は電気会社で電灯を切ってたとあるけど夜も電気会社が明かり付けるんだろうか?
それにしても任意に電気切れるスイッチもあるんだし家人の指紋ついてないの不自然じゃない?
525書斎魔神 ◆AhysOwpt/w :2012/01/02(月) 22:23:36.31 ID:YSOVHZoq
>>524
D坂の方は単にスイッチが入れっぱなし状態ということでしょ。
ゆえに電力供給があれば点灯する。
「一枚の切符」確認してみるわ。
526名無しのオプ:2012/01/03(火) 00:21:50.81 ID:DBadlXor
>>524
>線路と屋敷の間を"往復"した足跡に所属不明(犯人)のものがある
確かにこの記述はあるね。
「足跡は雑多で往復のものや片道のもの(つまりその時点で現場にとどまっている捜査員のものとか)が、
ごちゃごちゃとある、その中でひとつだけ誰のものかわからない足跡がある」
というニュアンスだと俺は思っていた。
527名無しのオプ:2012/01/03(火) 01:20:08.40 ID:oZnRrh5E
>>525 アホか! 夜間は電灯つけっぱなしかよw
528名無しのオプ:2012/01/03(火) 02:02:36.24 ID:YGx5yo6Q
内容的にはスイッチ入れっぱなし状態で合ってると思うけど?
529名無しのオプ:2012/01/03(火) 10:23:01.66 ID:aaxzSuDM
>>528
とでもしなければつじつまが合わないってだけで、不自然なことに変わりはないのでは?
もっと大元のスイッチもあって、家人はそっちで点灯・消灯してた、とでもすればよかったのに。
530名無しのオプ:2012/01/03(火) 14:55:02.91 ID:etkiva/C
大正時代はね、電気ってのはね、
531少年でつまつマン ◇Ll9UkTCzt.lA :2012/01/03(火) 18:08:06.07 ID:zMcu1Zd8
書斎来いでつ
532書斎魔神 ◆AhysOwpt/w :2012/01/04(水) 00:42:39.03 ID:63MLvuR2
「一枚の切符」再読。
結論的には、俺も>>526の、
>その中でひとつだけ誰のものかわからない足跡がある
この解釈でOKかと思う。
ストーリー的には「ここ」にトリックが絡むわけだが。
533名無しのオプ:2012/01/04(水) 14:41:28.75 ID:gMw+sZhC
血なめくじ書斎は早く逝けよw
534名無しのオプ:2012/01/04(水) 23:01:02.97 ID:x489bC3n
チェース書斎
535名無しのオプ:2012/01/05(木) 16:55:16.20 ID:WIGXZq9g
妖怪博士の蛇責めは怖かったな
今ならさしずめ触手責めになるんだろうか
536名無しのオプ:2012/01/05(木) 23:08:50.74 ID:PmnetQWp
妖怪博士の二十面相は完全に少年たち殺す気満々だろあれ
相当むかついてたのかな
537書斎魔神 ◆AhysOwpt/w :2012/01/05(木) 23:54:53.14 ID:xNoZT+uP
最初期作(戦前)の二十面相には「怪人」の呼称にふさわしい
不気味な凄味を感じさせたが、「青銅の魔人」(ジュブナイルの傑作かと思うし、
その後のシリーズの方向性を決定付けた作だとは思うが・・・)以後は、
変態コスプレおやじ化が進行してゆく。
538名無しのオプ:2012/01/06(金) 03:11:54.72 ID:iyyEq/vY
芋虫をはじめて読んだけど泣けるなコレ
階段のところで号泣した
539名無しのオプ:2012/01/06(金) 12:05:02.57 ID:o9XNpzXN
>>537
>最初期作(戦前)の二十面相・・・

二十面相などの挿絵がいい。
あの当時の帝都東京にノスタルジーを感じる。
久生十蘭の「魔都」に描かれている東京。
向田邦子の「父のわび状」より一つ前の時代。
「ALWAYS三丁目の夕日」よりも、ふた昔前。
540名無しのオプ:2012/01/06(金) 12:15:01.92 ID:jppyZSyk
荒しにレスつけてわざわざageる。
自演?それとも便乗?
どちらにしても荒らす気満々なんだね。
541名無しのオプ:2012/01/06(金) 12:15:19.05 ID:KVFtLmk+
二十面相のキャラは、むしろ終戦直後の社会が大変動する時代、
焼け跡、闇市、進駐軍、パンパン、浮浪児の街
にこそふさわしいような気がする。
542書斎魔神 ◆AhysOwpt/w :2012/01/07(土) 01:39:36.36 ID:GWRwl8GF
>>539
そんな君には、海野十三「深夜の市長」もお薦めだ。
大乱歩的世界を海野流で書くとこんな感じになる。
543名無しのオプ :2012/01/09(月) 01:26:10.19 ID:766aZvLp
今日蜘蛛男読了した
いやー子どもの頃読んだ少年探偵版よりずっとエログロでびっくりしたわ
やってる事は黒蜥蜴さんとそんな変わんないのに
オッサンだと途端に憎ったらしくなるなw
博士の陰湿な雰囲気がまさか伏線とはなあ
後半明智先生出てきてほっとしたわ
544名無しのオプ:2012/01/09(月) 12:18:57.53 ID:Wawql3AH
こんにちはー
遠藤平吉でーす。
545名無しのオプ:2012/01/09(月) 15:29:11.82 ID:FzAIpiQy
はい、こんにちは
546名無しのオプ:2012/01/09(月) 16:21:32.37 ID:L9gz9j6O
>>543
読了おめ。実はこういうのを期待していたとか
http://www.pawanavi.com/event2/archives/images/kr-0727-g02.jpg
547名無しのオプ:2012/01/09(月) 17:25:33.77 ID:OvZQxh8T
548名無しのオプ :2012/01/09(月) 19:51:24.26 ID:766aZvLp
>>546
ありがとうw
いやー少年探偵版だと「美少女が生きたまま人魚の衣装で水槽に入れられる」ってシーンがあって
そこが妙にエロくて好きだったのよ
もちろん子供向けだから明智先生に助けられるんだけど
お茶しながら読んでて死体描写でちょっぴり気持ち悪くなったわ蜘蛛男w
549名無しのオプ:2012/01/09(月) 19:57:10.07 ID:FzAIpiQy
>美少女が生きたまま人魚の衣装で水槽に入れられる
それ別の話にあったな、大人版では。
550名無しのオプ:2012/01/09(月) 23:51:37.03 ID:OvZQxh8T
講談社の文庫版全集のカバー絵がこういう形で刊行されるそうだ。

ttp://www.fukkan.com/fk/CartSearchDetail?i_no=68320147&tr=s
551名無しのオプ:2012/01/10(火) 10:04:02.80 ID:UqZa1XXb
うーん…クリムトもどきであんまエロくないなあ
552名無しのオプ:2012/01/10(火) 10:37:56.17 ID:BE6Os3Tt
でも天野はドロンジョ様を描いた人なんだぞw
553名無しのオプ:2012/01/10(火) 11:28:49.92 ID:w7nKq7Hc
>でも天野はドロンジョ様を描いた人なんだぞw

だからなんだよ、としか言いようがないw

天野はフインキ違うな
554名無しのオプ:2012/01/10(火) 12:48:00.37 ID:5OVNuGvR
乱歩はもっと古臭いイメージだなー
大乱歩先生による待望の大快心作!とか大仰なアオリ付きでw
天野さんは好きだけどね
555名無しのオプ:2012/01/10(火) 18:14:38.36 ID:/qpeBkZa
>>553
>>551の「あんまエロくない」への冗談交じりの返答だと思う。


天野もそうだけど、同時期に出た新装版春陽文庫の多賀新も乱歩に会わないと思う。
556名無しのオプ:2012/01/10(火) 20:30:03.37 ID:BaDdQokz
最も素晴らしいのはやはり角川の宮田雅之の切り絵かな
557名無しのオプ :2012/01/10(火) 22:54:32.67 ID:oS5uvxGQ
やっぱり石原豪人さんの派手で綺麗でグロい絵が一番似合うと思う
丸尾さんのパノラマ島もなんか違ったわ
ああいう鮮明な絵よりもっとぼやけた夢のような世界だと思う
558名無しのオプ:2012/01/11(水) 10:05:25.05 ID:FPg1eYyQ
俺も石原豪人好きだけど、今の絵描きにあのベタな画風は無理だろうな。
劇画寄りの人に描かせると面白いかもしれないけど、具体的に思いつかない。

>>556
たしかに、別格だね。
画集見ても、山田風太郎や乱歩の世界とすごく合う。特に女性が。
559名無しのオプ:2012/01/11(水) 10:38:31.85 ID:OhZyyrHE
おれは高橋葉介の表紙絵の文庫が気に入ってた。
560書斎魔神 ◆AhysOwpt/w :2012/01/11(水) 17:58:28.64 ID:CUQTKUFT
いつのまにか、特オタ、アニオタ、マンキチが乱入しとった(w
しかも「蜘蛛男」が完全ネタばれ状態。
さあ、どうする削除依頼厨!
561名無しのオプ:2012/01/11(水) 19:29:38.91 ID:NPrKVqKU
でたっ!チェースしまくりだぜ、おっさんw
562名無しのオプ:2012/01/11(水) 22:27:43.81 ID:EkOKqMNP
俺も宮田雅之に一票。
大人向けwの乱歩には角川のあの表紙で入ったから思い入れもある。

>>561
本を持っていないから表紙絵の話題についていけない可哀そうな人なんだから
見ないフリしてやれw
563書斎魔神 ◆AhysOwpt/w :2012/01/12(木) 18:12:02.14 ID:vhgLUq/w
>>562
残念ながら(w
俺も宮田画伯の表紙に一票。
前記したとおり、多賀画伯の絵柄も良しではあるが、アブストラクト過ぎる感もあり。
564名無しのオプ:2012/01/13(金) 00:15:58.16 ID:nSgQuVuP
>>560
乱歩スレとしてアウトでは全くないだろ
それを乱入だのネタバレだの騒いで波風立てるなよ

あの頃の大衆作家は挿絵画家あってこそだな
少年探偵団の挿絵全集とかあれば買うのに
565名無しのオプ:2012/01/13(金) 00:20:05.64 ID:dp/BeYAz
>>564
いちいち荒しを相手にするなよ。
566名無しのオプ:2012/01/13(金) 00:45:06.50 ID:AMlm7Xxe
チェースされるぞ
567名無しのオプ:2012/01/13(金) 09:41:49.14 ID:nSgQuVuP
書斎の言う事全否定するわけじゃないが
スレを私物化しようとしてる点が面倒
それにたかる人が荒らし
次からHN禁止にしたらうまくいく気が

?俺も荒らしだな 人間花氷にされてくる
568書斎魔神 ◆AhysOwpt/w :2012/01/14(土) 08:26:14.88 ID:wux8qY5D
>>564
>>543を読んでの見解か?
また、ジョークにしても、全く無関係な特撮関係の画像をリンクするのは
感心出来るものではない。
まあ、懐かしかったが(w
569名無しのオプ:2012/01/15(日) 09:27:43.29 ID:ZpFKuD8d
最近、江戸川乱歩作品を読み始めました
アマゾンで評価が高かったのを中心に読んでます

気に入った作品→陰獣、芋虫、踊る一寸法師
いまいち…→パノラマ島、孤島の鬼(話はおもしろいけど、箕浦がウザイ

もし良かったら、次に読むべき作品をアドバイスしてください
ミステリ初心者なので、古いトリックでも楽しめます
570名無しのオプ:2012/01/15(日) 11:53:50.29 ID:VY3Q6p4y
ここで当然チェースだな
571名無しのオプ:2012/01/15(日) 11:55:06.25 ID:G7DOVmEn
「人間豹」は犯人バレバレで明智の推理すらない。
でも面白いぞ。
572名無しのオプ:2012/01/15(日) 11:55:56.95 ID:NPqBwROW
>>569
『恐怖王』、これしかない。
573名無しのオプ:2012/01/15(日) 12:20:55.14 ID:dyijzg2X
初期短編以外は特にお勧めするほどのものはないかもね。
オレは通俗長篇や翻案物やジュヴナイルも好きだけど、万人に薦められるというわけでもないし…。
574名無しのオプ:2012/01/15(日) 13:26:34.71 ID:FADe2Sh8
乱歩彷徨―なぜ読み継がれるのか [単行本] 春風社 (2011/11/11)
紀田順一郎 (著)
巨匠の作家的変転を見事に跡づけた優れた評論 本書は芸術的潔癖さゆえの、巨匠乱歩の創作上の激しい苦悩と矛盾に満ちた作風の変転を見事に跡づけた優れた評論である。
575書斎魔神 ◆AhysOwpt/w :2012/01/15(日) 13:54:07.34 ID:awHOBE3g
>>569
>>571はともかく、>>572はジョークなので要注意(w
ミステリとしての評価はともかく、
成人向き作品では大乱歩最大のヒット作である通俗長編ものは
何冊かは手にしてみるべきかと思う。
無難に「蜘蛛男」「黒蜥蜴」を推しておく。
576名無しのオプ:2012/01/15(日) 17:43:08.29 ID:+a19GNPq
新潮文庫の江戸川乱歩傑作選はどれもハズレがない 俺は心理試験と人間椅子を推す
有名作品が多過ぎて他社のシリーズ持ってると収録作品がかぶるキケンはある
577名無しのオプ:2012/01/15(日) 18:07:52.71 ID:NyKUDU6x
質問!
誘拐されたょぅι゛ょが、呑気に犯人(たぶん)が持って来たコンビーフ食ってる場面がある作品はなんだっけ?
幼女は最後まで無事だったような
578名無しのオプ:2012/01/15(日) 18:44:54.69 ID:r0k/2LCw
>>577
「鉄人Q」のことかな?
579名無しのオプ:2012/01/15(日) 19:05:39.30 ID:4TWYxGnk
>>577
コンビーフじゃなくて牛肉の大和煮じゃないかな。
文中じゃ「牛肉」としかなかったけど。
580名無しのオプ:2012/01/15(日) 19:13:27.83 ID:NyKUDU6x
>>578
「鉄人Q」それだ!ありがd!!
>>579
自分の読んだのは表カバーの背表紙に、全部黄金仮面のイラストがついてるやつだった
どこかで大和煮→コンビーフに脳内変換しちゃったのかしら
581名無しのオプ :2012/01/15(日) 20:20:06.20 ID:asUEVWAd
>>569
暗めなのが好きなのか
じゃあ蜘蛛男かな
582名無しのオプ:2012/01/15(日) 21:41:22.32 ID:VY3Q6p4y
ってか、陰獣は先に読んで欲しくなかったな
583名無しのオプ:2012/01/16(月) 01:11:37.48 ID:LuF10bVX
>>580
食事の描写が美味しそうだなって思った記憶があるなあ。

鉄人Qに限らず小林君など人質に出される食事は美味そうに感じたな。
子供心に腹ペコで疲労した人質に感情移入してたんで、そう感じたのかも。
584名無しのオプ:2012/01/16(月) 16:31:34.01 ID:P/y0p1WU
地底の魔術王だけは豪華なケーキもまずそうだったね
585書斎魔神 ◆AhysOwpt/w :2012/01/16(月) 22:40:25.87 ID:UWmqt8Xz
過去にも繰り返し書いたことだが、短編集の推薦なら>>576に完全同意だ。
あの新潮文庫を読んで、乱歩作品が「つまらない」のであれば、
このスレには無縁の人生と思うて間違いない。

>自分の読んだのは表カバーの背表紙に、全部黄金仮面のイラストがついてる>やつだった
こ奴相当なオヤジだな(w
しかも、牛肉の大和煮だとか、コンビーフ(リビイ萌えなのか?)だとか・・・
586名無しのオプ:2012/01/17(火) 07:31:33.76 ID:LBi5VkV/
自演奴
587569:2012/01/17(火) 09:46:39.61 ID:UM5tVzpi
アドバイスを下さった皆様ありがとうございました
お礼が遅くなってしまい、申し訳ありません

「江戸川乱歩傑作選」をみつけたので買ってきました おもしろい!!です 
他に薦めていただいた本も見つけ次第読んでいきたいです

‥そして陰獣を先に読んではいけない理由がわかりました ネタバレ orz
588名無しのオプ:2012/01/17(火) 11:05:31.93 ID:D3Mc32SO
そのまんま乱歩ワールドにハマったら凡作や駄作も味があるような気がしてくるから不思議です。
翻案物の「白髪鬼」「幽霊塔」「三角館」もぜひどうぞ!

589名無しのオプ :2012/01/17(火) 20:35:05.71 ID:LW1ANKO5
陰獣は後書きに「あのトリックは自分でもどうかと」って作者も書いてるけど
「世の中には包み込む女とそうでない女がいる」ってのはなるほどなあって思った
横溝のタイプは前者で谷崎は後者な感じ
590名無しのオプ:2012/01/17(火) 21:50:11.87 ID:ed9aMofP
残念ながら書籍版は絶版状態だが、「江戸川乱歩全短篇」なんてのもある。
乱歩は短編の名手だから、結構オススメ。
https://hon-to.jp/asp/ShowSeriesDetail.do?seriesId=B-MBJ-470843-2-17422X
591名無しのオプ:2012/01/18(水) 11:12:53.09 ID:o9AagLH3
ちくま文庫は書店に売れ残ってる場合もあるよ。
592名無しのオプ:2012/01/18(水) 14:32:01.82 ID:iXdGYxpT
>>574
荒俣さんも去年の一番の収穫に上げてたね
593書斎魔神 ◆AhysOwpt/w :2012/01/18(水) 19:47:14.29 ID:JnRAui4q
>>588
翻案ものなら「幽霊塔」でなく「幽鬼の塔」を推すべし。
シムノンのムーディなフランス・ミステリの世界が、
あんな怪奇な世界に転じるとはねぇ。
正に「自家薬籠中のものにする」という言の良き見本と言い得る。
594名無しのオプ:2012/01/19(木) 22:02:57.24 ID:YnpiaelN
>590を見て探してみたけど乱歩作品って、けっこう電子書籍になってるんだね。
創元社のシリーズも電子書籍になってた。ちゃんと挿絵も入ってるのかな?
595名無しのオプ:2012/01/20(金) 07:46:00.55 ID:ek3Z1Z5S
孤島の鬼で、諸戸と箕浦の親密な付き合いがあったのは、事件以前では
学生時代の数か月に過ぎないんで、箕浦が諸戸に冷たいのも
単にそれほど親しかった訳ではないからじゃないんだろうか。
それだから、洞窟の中でヤラせろと迫られても拒むよなぁ。
596名無しのオプ:2012/01/20(金) 10:29:07.75 ID:ek3Z1Z5S
箕浦が木崎初代と知り合って半年ばかりして
場末のホテルに行ったというのみると、
大正末〜昭和初期頃のカップルもそんな感じだったんだなと。
597名無しのオプ:2012/01/20(金) 12:11:15.33 ID:8dJtwtSJ
知り合ってからの期間はあんまり関係ないと思うぞ。
そろそろ半年経ったから一発やろう、なんてもんじゃないし。
598書斎魔神 ◆AhysOwpt/w :2012/01/20(金) 20:14:23.24 ID:9/imEZn5
「孤島の鬼」傑作だとは思うが・・・
こう度々話題にあがり、しかも諸戸と箕浦ネタばかり、
このスレはモーホーが多いのかと誤解されてまうぞ(w
599名無しのオプ:2012/01/20(金) 21:22:27.40 ID:rOdJKhCx
・・というふうにチェースされてしまうわけですな
600名無しのオプ:2012/01/21(土) 03:06:39.31 ID:+swZLIOi
箕浦と初代さんの話もでてるじゃない
それにしても箕浦は性格悪かったな

>>594
挿絵はあるけどXMDF形式だから絵が小さい
601名無しのオプ:2012/01/21(土) 05:49:02.49 ID:ek60yzIR
結局、あの結末は箕浦も金目当てだったのか。
602名無しのオプ:2012/01/21(土) 13:04:44.03 ID:NB0SajO1
>>600
馬にはそういうレスが見えないのです。
603書斎魔神 ◆AhysOwpt/w :2012/01/21(土) 15:27:36.07 ID:hpwK9sci
結局、「孤島の鬼」は色々な意味で大乱歩の嗜好が反映した傑作か?
ノーマルな読者なら気色悪くて当然なラストながら、不思議にも嫌悪感は無く、
逆に悲恋もののような哀感さえある。
大乱歩の諸戸というキャラに対する思い入れがわかるものあり。
604名無しのオプ:2012/01/22(日) 12:00:59.54 ID:ReEcmD7G
駄作や凡作も楽しめるのが乱歩の魅力
605名無しのオプ:2012/01/22(日) 12:42:12.03 ID:uiHWYzqN
現行だと、2016年に乱歩の著作権が切れるので
そうなったら駄作(だけとは限らないが)の素材を使って優れた作品に生まれ変わらせる
リライトがたくさん現われるんじゃないかな。
606名無しのオプ:2012/01/22(日) 15:51:14.07 ID:3339mrR8
>>605
そうなったら面白いなー。
恐怖王なんかは是非破綻がないように誰かにリライトしてほしい(出来るかは別だがw)。

麻耶雄嵩あたりに「妖虫」のジュブナイルを書かせたら、三笠が(メ欄)とかやりそうで怖いw
607書斎魔神 ◆AhysOwpt/w :2012/01/22(日) 16:23:21.22 ID:/+EGR7og
>>604
同意する。

著作権切れ→リライト自由ではないでしょ。
著作者人格権(この権利内容のひとつに同一性保持というものあり)には、
期限は無いから、大乱歩作品を自由自在に改変することなど許される
はずがないのだ。
オリジナルを自由利用出来るのみっしょ。
608名無しのオプ:2012/01/22(日) 16:35:36.99 ID:/IBh2pSL
イテッテラ、ダッーみたいな気狂い改変作作って大威張りなのもだめってことだよな
609名無しのオプ:2012/01/22(日) 16:43:17.94 ID:tFj1Vmq5
海野十三や夢野久作、坂口安吾、久生十蘭の跳訳という企画があってな…
610名無しのオプ:2012/01/22(日) 18:54:37.06 ID:BYfI4GO8
>>607
>著作権切れ→リライト自由ではないでしょ。

どこからそんな理屈を持ち出してくるのやら……
著作権が切れたら「同一性保持」の義務も「当然ながら」消滅する
現にシェイクスピア劇をパロディにしたポルノも(誰も許可をもらわずとも)違法でない
611名無しのオプ:2012/01/22(日) 19:01:42.23 ID:YsA/L7+f
要するに著作権とはどういうものなのかを知らないんだろ。
なにしろ書斎だもの。
612名無しのオプ:2012/01/22(日) 19:09:24.01 ID:l1pkHnv9
「この俺様が許さない」ということなのであるとか適当な理由つけて逃亡だろ
613書斎魔神 ◆AhysOwpt/w :2012/01/22(日) 20:47:59.64 ID:oP7d99up
単なるパロディとオリジナルに対するリライトが同じと考えている輩が
いるのには、失笑を禁じ得ないものあり。
614名無しのオプ:2012/01/22(日) 21:02:39.33 ID:TIylwRBv
著作権に関しては同じということが理解できていないとは痛いな。
615名無しのオプ:2012/01/22(日) 22:57:12.14 ID:ytX7iFQL
>著作権切れ→リライト自由ではないでしょ。

よく知りもしないことを知ったかぶってまたまた大自爆

著作権切れ=リライト自由 だから完全に間違いなんだけど
どこでそれに気づくのかね

気づいたとしても訂正・謝罪してくるタマじゃないから
逆ギレ罵倒か、頑なに認めないか、完全スルーか
616名無しのオプ:2012/01/22(日) 23:38:01.62 ID:BYfI4GO8
>>613
まだわからないのか!
お前さん、著作権者が死んでも著作権は相続継承されるから、作者の死後50年までは保護されるのは知ってるよな
作者が死んでも著作権は消えない(お前が知っているのはここまで!)
でも、作者の死後50年たったら継承権者が持っている著作権は消滅するんだ
あったりまえだろ!
617書斎魔神 ◆AhysOwpt/w :2012/01/22(日) 23:45:57.98 ID:NR+T392h
おい、おい、著作者人格権に関して少しは調べて来るかと思い、
時間的猶予を与えたのにこの様かお(w
著作権消滅、即、自由自在に大乱歩作品をリライト可能なんて
有り得ません。
法定された遺族が了承していれば法的な紛争は生じないと思うが、
(この点は著作権存続期間における著作権者の同意の例と同様である)
現実問題として、既に本邦ミステリ史上における歴史的資産とも
言い得る大乱歩作品(オリジナル)を勝手次第でいじってOKなんて
ならないであろうことは、常識でわかるっしょ(w
618名無しのオプ:2012/01/22(日) 23:47:35.78 ID:kfiuO412
http://www.ll.em-net.ne.jp/~yuz4/image/yuz4_20080221.jpg

書斎の理屈だと存在してはいけないもの
619名無しのオプ:2012/01/23(月) 00:15:13.79 ID:OduvB48e
>>617
法律の話をしているんじゃないのか? すり替えにかかるらしい
道義上の問題や、「あんまり変な改変は失礼よ」という話か?
出版社が(いや、青空文庫さえ)「同一性保全」に腐心するのは、オリジナルの保護のためだが、それと別に誰かが無責任な改変をしてもよい

>>618
それは該当しない
タイトル自体にはもともと著作権はない(だから同じタイトルの作品が複数存在する)
620名無しのオプ:2012/01/23(月) 00:24:09.24 ID:DSWK24Hf
>>619
跳訳でググってくれ。>>618は海野十三のいくつかの作品を足し合わせてリライトした作品だったと思う。
タイトルだけ一致してるって話じゃない。
621名無しのオプ:2012/01/23(月) 00:24:36.35 ID:YneJPbxD
>>619

ところが海野の作品をリライトしたものなのだ
622名無しのオプ:2012/01/23(月) 00:35:40.25 ID:OduvB48e
そうか、失礼、それは知らなかった
肝心なのは、そんな跳訳とやらが「誰の許可も得ずにできる」ことだ
もしも作者が遺族にあいさつ済みだったら、それは儀礼の問題
海野ファンが「失礼だ」と怒ったとしても無問題
できがよければ「よくリライトしてくれた」と喜ぶ人もいるだろう
623名無しのオプ:2012/01/23(月) 01:01:25.96 ID:rIntokgy
S47初版 幽霊塔 江戸川乱歩長編全集14(春陽文庫)
これをブコフで105円で買ったんだが、これって希少な版かな?
624名無しのオプ:2012/01/23(月) 09:03:52.54 ID:Z9DizNuP
乱歩のバカミス、トンデモや、発想はいいのに残念な仕上がりになっている作品を
書き直してみたいというのがミステリーファンの人情。
625名無しのオプ:2012/01/23(月) 09:39:32.09 ID:GYzgbB6Q
なら誰か空気男を補完してくれ
626名無しのオプ:2012/01/23(月) 11:19:39.15 ID:zjfvDXp/
了解
627名無しのオプ:2012/01/23(月) 12:27:32.40 ID:zE03eRuN
ガガガの跳訳では樺山三英「ハムレットシンドローム」が素晴らしい出来。
十蘭の「ハムレット」と原型作品「刺客」をベースに原典の「ハムレット」の
趣向まで取り込んだものだった。

昨年放映された推理アニメ「UN-GO」も「安吾捕物帖」のストーリーだけを
近未来に移し変えて再構成したもので、「堕落論」「白痴」「選挙殺人事件」
果ては「復員殺人事件」まで取り込んで自由に「改変」していた。

こういうリライト作品は著作権が消滅していたからこそ発表できる。
628名無しのオプ:2012/01/23(月) 18:40:35.61 ID:hVqoD0bW
リライト改変モノといえば、
ホームズが現代に生きていたら、っていう設定のドラマがイギリスでやっててなかなか面白い
同じ探偵物として明智のリライトでもどうかと思ったけど、
今の日本の映像技術じゃやってほしくない気もするw
629書斎魔神 ◆AhysOwpt/w :2012/01/23(月) 19:42:45.09 ID:HaLwhm0f
おい、おい、形だけでも出版通を気取るのであれば、
悪いことは言わんから、「著作者人格権」というワードを調べてみ(w
著作権消滅→即、大乱歩オリジナル作品を自由自在にリライトしまくり、
なんて大問題なのがわかるはずだ。

>>623
希少価値とまでは言わぬが、俺の手持ちに有り。
懐かし過ぎやろ・・・
630名無しのオプ:2012/01/23(月) 19:53:48.00 ID:I91mauXc
http://www1.e-hon.ne.jp/images/syoseki/ac_r/15/07255015.jpg

書斎の理屈だと存在してはいけないもの
631名無しのオプ :2012/01/23(月) 20:02:08.03 ID:E5Suq2Pd
遺族の許可取れば行けるんジャマイカ
手塚のどろろの続編作品なんか本当にドイヒーだったぞ
632名無しのオプ:2012/01/23(月) 20:53:26.14 ID:wIvK6Obv
書斎フェイドアウトの構えかwww
633名無しのオプ:2012/01/23(月) 21:01:39.84 ID:svPLiK3J
>>623
重版なら古本屋の均一本でよく見かけます
春陽堂文庫版は平仮名がなぜか多くなってる
634書斎魔神 ◆AhysOwpt/w :2012/01/23(月) 21:23:25.74 ID:HaLwhm0f
>>631
前記したとおり、著作権(存続期間中)の場合と同様、
そこがポイントだが、
著作権消滅→即、大乱歩の名を冠した作を自由自在にリライトというのは
無法な話だというのはおわかり頂けたかと思う。
個人的には「恐怖王」の如き駄作も、駄作は駄作としていじらずにキープ
して欲しく思うている。
635名無しのオプ:2012/01/23(月) 21:31:49.95 ID:GYzgbB6Q
>>630
いやまだ著作権切れてないし・・
636名無しのオプ :2012/01/23(月) 21:32:53.62 ID:E5Suq2Pd
>>634
世の中銭でっせ!!
まあ個人的にはパノラマ島漫画版もイマイチだったなあ
ああいういかにもな絵でやられると萎える
もっとぼやけた不思議な雰囲気を出して欲しかった
丸尾さんのパノラマ島全然行きたくならないんだもん
637名無しのオプ:2012/01/23(月) 21:32:57.00 ID:I91mauXc
切れてないならなおのこと存在しちゃダメという理屈に
638名無しのオプ:2012/01/23(月) 23:34:04.91 ID:pUHE3YOP
著作者人格権
で調べても
リライトが不可能だとは全く解釈しようがないな。

書斎って適当な言葉を挙げて他人に調べろというばかりで
自分できちんと説明したことってただの一度もないよな。
要するに自分でそれをやればボロが出ることを理解しているからなんだろうw
639書斎魔神 ◆AhysOwpt/w :2012/01/23(月) 23:45:16.93 ID:6HrF5N8J
>>638
馬鹿がいい加減な事を書くな。
「著作権消滅→即自由自在にオリジナルのリライト可能」
この点を論証してみろ。

あくまで別な著作物となる続編の製作という問題とオリジナル作品に対する
直接のリライトとは、また別な問題と考えられる。
漱石作品の著作者人格権にもとづく差止請求権者となりえるのは、
現時点では夏目房之介なのかな?
640名無しのオプ:2012/01/23(月) 23:55:08.08 ID:pUHE3YOP
>>639
いい加減なのはお前だよ。
お前こそ
「著作者人格権→即自由自在にオリジナルのリライト不可能」
この点を論証してみろ。

お前はいつも適当なキーワード挙げて「調べてみろ」と言いっぱなすだけじゃないか。
いつも自分じゃ何の論証もできず、他人の論証を頭ごなしに否定するだけだよな。
随分と楽な論考だねw
641書斎魔神 ◆AhysOwpt/w :2012/01/24(火) 00:23:26.72 ID:xkSOplu0
>>640
著作権法60条、116条等、
この辺を読んでみ(w
著作権消滅のみでオリジナルを自由自在にリライトするのはまずいとわかるはず。
法解釈力が無いので指導して欲しいということであれば、礼を尽くしてくれれば
その時に相談に乗りまっしょ。

642名無しのオプ:2012/01/24(火) 00:35:50.93 ID:R+oyqivg
>>641
また自分じゃ論じることができないからそうやって逃げるw
お前が著作権法についてなんにも理解していないことはよくわかったから
これからは自分の分をわきまえて謙虚になりたまえ。
これは命令である。
643名無しのオプ:2012/01/24(火) 00:42:28.98 ID:Q1R0liJV
>>638
馬鹿がいい加減な事を書くな。
「著作権消滅→即自由自在にオリジナルのリライト可能」
この点を論証してみろ

狂人の域に達している
「できない」というのはどんな法理から出るんだ?
絶対にできる(禁止が解けるわけだから)

もちろん、オリジナルを尊重し、しかるべき校訂を経たテキストが出されるべきなのは論を俟たない
それは出版社が担う使命
改変したものは、大半がただの遊びで終わるだろうが、傑作の「異本」が生まれる可能性もゼロではない
 
644名無しのオプ:2012/01/24(火) 00:46:08.84 ID:R+oyqivg
>>643
安価、間違ってませんか?
645名無しのオプ:2012/01/24(火) 00:49:41.19 ID:Q1R0liJV
>>641
よく読め、狂人

著作権法116条3項
「その指定を受けた者は、当該著作者又は実演家の死亡の日の属する年の翌年から起算して50年を経過した後(その経過する時に遺族が存する場合にあつては、その存しなくなつた後)においては、その請求をすることができない」

まだ納得しないのなら、どうしようもない
雨を指して「雨だね」と言っているに、「晴れてる」と言うバカを説得するのは不可能
646名無しのオプ:2012/01/24(火) 04:17:13.63 ID:42O8XfdF
「〜・作、〜・文」なんて本は巷に溢れてる。
許されないのは「〜・作」の部分を略しちゃう行為だけ。
647名無しのオプ:2012/01/24(火) 07:31:44.71 ID:SIbXATDD
跳訳シリーズというのも著作権が切れた作品だからこそリライトしているみたいだぞ。
つまり法律的に問題ないわけだろう。
道義的には作者の遺族やもとの出版社があれば「仁義」を切っておく必要もあるのかもしれないが
そのあたりをクリアすれば乱歩のリライトもできるんだよ。
648名無しのオプ:2012/01/24(火) 10:42:32.79 ID:M3MOMeak
説得する必要も相手する必要もない
NG登録するのみ
649書斎魔神 ◆AhysOwpt/w :2012/01/24(火) 22:08:27.80 ID:dpjfQYmg
>>645
狂人はお前だ!
自爆しとるぞ(w
引用した法文のカッコ書きを読んでみろ。

いまだに著作権と著作者人格権の峻別が出来ていない者がいるようである。
大乱歩作品を自由自在にリライトするためには、著作者人格権の消滅を待つか、
事前にリライトの内容を説明して差止請求権を行使し得る者の了解をとり、
法的紛争を回避する努力をしておく必要があろう。
650名無しのオプ:2012/01/24(火) 23:10:44.39 ID:gPdQXeS4
要するに書斎は馬鹿だから
リライト=著作者人格権侵害だと思っているわけだw
651名無しのオプ:2012/01/24(火) 23:18:46.30 ID:wEaDbsTs
多分うぃきの書き方があれだからだな

書斎みたくうぃきだけ見て分かった気になっていると確かに著作者人格権って怒鳴れば
なんとか無理やり押し通せるような気がしてくるんだろうけどねw

でも実際は条文読めば分かる通り
652名無しのオプ:2012/01/24(火) 23:21:05.45 ID:gPdQXeS4
>>647
いや何も言わなくてもリライトして出版することは法的に何の問題もないよ。
ただ社会的通念としては遺族や関係出版社に話をして了承を得た方がいいというだけ。
朝は「おはよう」と挨拶しよう、というのは礼儀作法であって法律で義務化されているわけじゃないのと同じ。

リライトすること自体が著作者の名誉を傷つけるというわけじゃない。
著作者人格権がどうのとほざいていどこぞの馬鹿はそこのところを全く理解できていないんだよ。
653名無しのオプ:2012/01/24(火) 23:32:59.39 ID:gPdQXeS4
第六十条
著作物を公衆に提供し、又は提示する者は、
その著作物の著作者が存しなくなつた後においても、著作者が存しているとしたならば
その著作者人格権の侵害となるべき行為をしてはならない。
ただし、その行為の性質及び程度、社会的事情の変動その他により
その行為が当該著作者の意を害しないと認められる場合は、この限りでない。

第百十六条
著作者又は実演家の死後においては、
その遺族(死亡した著作者又は実演家の配偶者、子、父母、孫、祖父母又は兄弟姉妹をいう。以下この条において同じ。)は、
当該著作者又は実演家について第六十条又は第百一条の三の規定に違反する行為をする者又はするおそれがある者に対し
第百十二条の請求を、故意又は過失により著作者人格権又は実演家人格権を侵害する行為
又は第六十条若しくは第百一条の三の規定に違反する行為をした者に対し
前条の請求をすることができる。

2 前項の請求をすることができる遺族の順位は、同項に規定する順序とする。
  ただし、著作者又は実演家が遺言によりその順位を別に定めた場合は、その順序とする。

3 著作者又は実演家は、遺言により、遺族に代えて第一項の請求をすることができる者を指定することができる。
  この場合において、その指定を受けた者は、当該著作者又は実演家の死亡の日の属する年の翌年から起算して
  五十年を経過した後(その経過する時に遺族が存する場合にあつては、その存しなくなつた後)においては、その請求をすることができない。

(平十四法七二・見出し1項2項3項一部改正)
654名無しのオプ:2012/01/24(火) 23:37:37.38 ID:gPdQXeS4
このようにどこをどう読んでも
リライトするには遺族の許可が必要だとか
リライト自体著作者の人格を傷つける行為だとは一切書かれていない。

書斎はこの条文を持ち出す前に
リライト=著作者人格権を傷つける行為だということを証明しなければいけなかった。
それができないから馬鹿なんだけどねw
655名無しのオプ:2012/01/24(火) 23:50:37.87 ID:iTzcx58R
こいつも乱歩と関係ない話で長文書いてバカ?
656名無しのオプ:2012/01/24(火) 23:51:23.53 ID:wEaDbsTs
ギブアップレス来ました
657名無しのオプ:2012/01/25(水) 00:02:12.22 ID:KQuDm+5G
著作権が切れても(それは著作者人格権の消滅も意味する)、作品の同一性を保全しなくてはならない、と言い張る法的根拠は何だ?
そう訊いたら、この白痴は「著作者人格権だ」って泣き叫ぶんだろうな
658名無しのオプ:2012/01/25(水) 00:14:58.52 ID:cXAHATLY
どうせ頭吊の振りかざしている著作者人格権って同一性保持権のことだろ?
それに抵触するのは乱歩作品を改竄したときじゃないか。
このスレの誰がそれを推奨したっていうんだよw

リライトした本人が自分の名前で発表、そしてきちんと「乱歩作品をリライトした」旨を表記すれば問題なし。
みんなそれを前提にして話をしているのにあのバカ何を考えているんだろう?
659名無しのオプ:2012/01/25(水) 00:23:47.02 ID:bfq4PEkc
>著作者人格権(この権利内容のひとつに同一性保持というものあり)には、
>期限は無いから

っていう書斎の前提が大間違いなんだよな
660名無しのオプ:2012/01/25(水) 01:11:31.69 ID:KQuDm+5G
>>654
>書斎はこの条文を持ち出す前に
リライト=著作者人格権を傷つける行為だということを証明しなければいけなかった

いや、許可なきリライトは法的に違法で、出版契約書にも同一性の保全は銘記される
リライトは著作者の人格を傷つける行為なんだ(自分が作家だと想像してみて)
「怪人二十面相」を版元が勝手に「怪人20面相」に変えただけでもNG

>>659
そのとおり
661名無しのオプ:2012/01/25(水) 01:17:50.63 ID:cXAHATLY
>>660
>>658ね。
改竄OKなんて誰も言ってないよ。
662名無しのオプ:2012/01/25(水) 10:40:57.80 ID:orHFhGb9
旧かな旧字が新かな新字に変わったように
国語の表記法で二十は20と表記するのが標準と定められたら
二十面相は20面相となる。特にレトロ感を意図しなければ。
しょせんそういうこと。
663名無しのオプ:2012/01/25(水) 11:46:32.72 ID:k0xUL0ou
大江戸808町とか1000手観音になるのか…なんかやだな
664名無しのオプ:2012/01/25(水) 13:13:05.99 ID:RkH3Wj2z
八百屋は800屋だね
665名無しのオプ:2012/01/25(水) 13:53:26.67 ID:qQWzHGiC
柳生10兵衛3厳や伊藤1刀斎じゃ、弱そうだな

3蔵法師に猪8戒は108巻のお経を取りに行き、
悟空は5行山に閉じ込められましたとさ
666名無しのオプ:2012/01/25(水) 19:51:30.36 ID:IxCvTBRp
そもそも乱歩自身が、ルブランにも、コレリにも、フィルポッツにも、シムノンにも断りもなく…
667書斎魔神 ◆AhysOwpt/w :2012/01/25(水) 20:56:56.22 ID:rXuDHum2
>>657
お前に関しては、さすがに他のお仲間もかばいきれないだろうが、
>著作権が切れても(それは著作者人格権の消滅も意味する)
あまりに馬鹿過ぎる(w
カッコ書きも含めて条文を普通読めば、こういう自爆だけはしない
であろうに。

>>659
都合が良いところだけ引用するな。
>大乱歩作品を自由自在に改変することなど許される
>はずがないのだ。
内容的に同一性保持が要求される以上、当然のことと言い得る。
ただし、著作者人格権も差止請求権を行使し得る者全ての死亡により、
保護されなくなる点を付記しておく。
668名無しのオプ:2012/01/25(水) 21:18:46.78 ID:KQuDm+5G
>>667
生ける汚物よ、高卒以下が法律のことを語るなって
著作権が切れた後もリライトしてはいけない理由は、な・ん・な・の?
669名無しのオプ:2012/01/25(水) 21:35:58.19 ID:yXhkZ+FJ
「自分で考えろ!」としか言えないでしょ。

書斎自身が分かってないんだから。
670書斎魔神 ◆AhysOwpt/w :2012/01/25(水) 21:51:48.37 ID:rXuDHum2
では、著作権消滅後、著作者人格権消滅後には、それぞれどんな事が
可能となるか検討してみましょう。
勿論、遵法精神を前提とします。
(ねらーはこれを欠く者が多く、遂に官憲の厳しい追及を受けるに至った点を
肝に銘じておけ!)
(1)著作権消滅後
オリジナル作品の自由利用が可能となるため、
ホムペで「私選 決定版江戸川乱歩傑作集 書斎魔神・選」を編んだ上、
電子書籍化して販売することも可能となる。
(事前に予約希望を受け付ける予定。予価3300円(税込)。
作品選定は既に終了しています)
この時点では、いまだ著作者人格権は保護されていると思われるため、
同一性保持の縛りにより、犯人、メーントリック、メーンキャラ等、
ミステリとしての肝の部分を改変することは、法に抵触する可能性大。
乱歩作品(オリジナル)を利用した、自由自在な創作活動は不可と考えてよい。
671書斎魔神 ◆AhysOwpt/w :2012/01/25(水) 21:52:36.73 ID:rXuDHum2
(2)著作者人格権消滅後
現時点で明確な時期はわからぬものの、ここからが筆者のようなクリエイターの本格的出番という感あり。
例えば、わたくしこと書斎魔神が、もし「孤島の鬼」執筆当時の編集担当者
であったら、「大乱歩にこう書かせた」という形で、
「新版 孤島の鬼 原作・江戸川乱歩 改作・書斎魔神」と言うた企画が
可能となるわけである。
既に、作品構想は進行しており、一部は執筆も開始しているが、
概ね下記の如き内容を予定している。
(1)オリジナルの優れていると判断した部分は、ほぼ原文ママ。
(2)前半のしょぼい密室トリックねたは全面的にカットする。
(3)伏字は用いない。
(4)エロ、グロシーンを大幅に加筆する。
   ex.蓑浦と初代、蓑浦と秀ちゃん、
多少おぞましくはあるが、秀ちゃんと吉ちゃん(アクロバティック
過ぎて相当な工夫要)、そして、諸戸君と蓑浦・・・
   *この部分、便宜上、オリジナルのキャラ名を使用して説明。
(5)結末はハッピーエンドとする。
(6)諸戸→明智、蓑浦→小林君、文代さん→秀ちゃん、吉ちゃん→二十面相
   への改変をおこなう。
現時点で、本作の内容、予価等に興味を抱いた方は、至急、ご連絡願いたく思うている。
672名無しのオプ:2012/01/25(水) 23:30:28.50 ID:lJ9TY5A4
な、これが限界なんだよ。煽られるだけ煽られて精一杯キチガイぶったこと書いてもこれが関の山。

これ面白いかおまえら。
673名無しのオプ:2012/01/25(水) 23:53:53.84 ID:XPRtpnAz
面白い面白くない以前に何が言いたいのか意味不明
674名無しのオプ:2012/01/26(木) 07:37:27.21 ID:BrSa/A4/
同一性保持うんぬんをいうなら『恐怖奇形人間』なんてトンデモ映画がよく作れたものだと思う。
乱歩が生きてたら絶対許可しなかったろうな。
675名無しのオプ:2012/01/26(木) 11:01:48.45 ID:C7TY8lZN
だから国内では未だにDVD化されてないわけだが…
676名無しのオプ:2012/01/26(木) 11:19:03.90 ID:ESuHlpbE
映画化はできているんだから許可不許可とは別問題だろ。
677名無しのオプ:2012/01/26(木) 14:04:49.73 ID:bCyz3qYi
知ったかぶりのウンコ書斎さんには是非、旧作のリメイクなんかじゃなくて、
頭吊をかぶったバーナヴィ・ロスが殺人鬼「血蛞蝓」を追う、エキサイティングな冒険探偵小説を書いてほしいなぁ。
678名無しのオプ:2012/01/26(木) 14:22:54.06 ID:BEsbtWNS
>>674
丁度昨日見てきたばっかだ
確かに乱歩全集だったわ
しかしパノラマの人間花火も実写だと笑えてくるね
679名無しのオプ:2012/01/26(木) 21:10:22.61 ID:FpDgJdPK
孤島の鬼を読み終わって、1つ気になる事があるんだが
箕浦が最後の背後、「狂える悪魔」の章から「道雄」呼びになるのはなんでなんだ?
諸戸の境遇を知って、今まで尊敬してばかりだったのが一変たちまち哀れに思えてしまったから?
自分の事を襲ってきたやつを突然名前呼びにするなんて、どうも違和感があってなー

680名無しのオプ:2012/01/26(木) 21:56:23.28 ID:bgplxruX
>>671
同一性をまったく保全していないじゃん
ははあ、「なんかカッコいい言葉覚えた」と遣ってはみたが、「同一性の保全」の意味を理解していなかったんだ
句読点をいじっただけで同一性は崩れるんだがな

>>674
著作権継承者が許可したから作れたわけで
許可されなかったのが「パチンコ江戸川乱歩」
莫大なギャランティーを蹴ったわけで、見識だと思う
681名無しのオプ:2012/01/26(木) 22:29:26.38 ID:M1ND+SLq
>>677
殺人鬼「血蛞蝓」をチェースする、の方がよりエキサイティングだね。

>>679
できちゃったからでしょ。
乱歩はそこはカットしてるようだけど。
682名無しのオプ:2012/01/26(木) 22:31:42.28 ID:IqbpvXga
チェースワロス
683書斎魔神 ◆AhysOwpt/w :2012/01/26(木) 23:23:06.77 ID:QD5S+p3k
著作者人格権消滅後の話をしている部分に対し、
>同一性をまったく保全していないじゃん
いまだに>>680のようなアホがいるのにはがっかりだ。

俺の刊行予定の著作に関する問い合わせレスが皆無なのも不可思議千万。
遠慮は無用である。
684名無しのオプ:2012/01/27(金) 00:12:00.12 ID:5MUTU3Mz
>>681
道雄呼びになるのは、諸戸の出生の秘密を教えてもらった後からで、
襲われてからその話を聞くまでは「諸戸」呼びのままなんだよ
それに「難を逃れた」って語っているからできちゃった=行為に及んだってことは無いんじゃないか?
685書斎魔神 ◆AhysOwpt/w :2012/01/27(金) 00:32:52.94 ID:Q2+log4C
しかし、蓑浦って美形だが、思わせぶりが多い、
見方によっては嫌な性格の女のような男だな。
ゆえに、諸戸君も萌えたのであろうが。
俺の筆で何とか彼氏の想いを叶えてあげたく思うている。
686名無しのオプ:2012/01/27(金) 01:10:54.12 ID:MGAZ5h9y
>>607
>著作権切れ→リライト自由ではないでしょ。
著作者人格権(この権利内容のひとつに同一性保持というものあり)には、
期限は無いから、大乱歩作品を自由自在に改変することなど許される はずがないのだ。

>>670
では、著作権消滅後、著作者人格権消滅後には、それぞれどんな事が
可能となるか検討してみましょう

悪夢だねw
これ、同一人物が書いてるとは思えねー
著作者人格権は、期限がきたら切れるのか? 切れないのか?
もちろん切れるわけだが、お前は607を書いた時点では永遠に存続すると信じてたじゃないか
「すみません、途中でなんか変だなと気づきました」と認めろよ、サイコくん
687名無しのオプ:2012/01/27(金) 05:38:50.31 ID:/O8YmtqF
そもそも馬は、物事を考える時に
順序立てて考えていくことができないんだぜ。
だから、色々書いていくうちに矛盾が出まくるw
このことはもう10年以上前から分かっていたことじゃないか。

馬の相手をしている人達は、そんな馬に色々指摘して、
勝ったつもりになっているのか?

ハッキリ言って、無駄でしかないんだよ。
それに加えて、馬を無視している人にとって、
馬の間違いを指摘しているレスは邪魔でしかない。

『荒らしの相手をする人も荒らし・・・』って言われてきているだろ?
馬のレスなんて完全に無視していれば良いんだよ!
688名無しのオプ:2012/01/27(金) 07:50:57.82 ID:qTObtdcR
あれは箕浦の回想録だから
最後の方では、資産家になった箕浦の驕りが
隠せなくなってくるのだろう。
689書斎魔神 ◆AhysOwpt/w :2012/01/27(金) 22:41:12.64 ID:eFu+orj5
「著作権」と「著作者人格権」が峻別出来ていない連中がいるので、
どうしても>>686のような奴が出てきてしまうという次第。
>期限は無いから
この部分は初学者には誤解を招く表現ではあった。
「著作権のような50年という明確な期限は無い」というのが正確な表現やね。

>>688
その辺を強調して書き直してみても面白いかもなー。
690名無しのオプ:2012/01/28(土) 00:13:04.82 ID:okLGK01p
「誤解を招く表現」などいった稚拙な印象操作はやめておけ。

些細な表現の問題ではなく本質的な部分を理解手してない故の
明確な「間違い」だ。

「期限がある」ものを「期限はない」といってるんだからな。
691名無しのオプ:2012/01/28(土) 00:33:41.63 ID:X+nTn1YX
おいおい、チェースされるぞ
692名無しのオプ:2012/01/28(土) 03:23:38.13 ID:ei2+5HQq
本当に箕浦は女の腐ったののような性格だよ
なんで諸戸や初代さん秀ちゃん(探偵氏も?)みたいないい男やいい女が
あんなのに惚れちゃうかね
(探偵氏はいわゆるいい男じゃないが、魅力のある男だと思う)
箕浦のいいところなんて顔だけじゃん
それとも箕浦=乱歩先生のドリーム小説なのかしらん
読者としては箕浦に自己投影しつつ読んでウヒヒとなるべきなのかしらん
693名無しのオプ:2012/01/28(土) 10:39:24.93 ID:QQMrd03x
書斎の著作が楽しみでしょうがない。
同じ意見の書斎ファンも多いんだろうけど、アンチに叩かれるから遠慮しているんだろうね。
694名無しのオプ:2012/01/28(土) 11:58:26.62 ID:KUTN7DjQ
つか、書斎さんは別名で以前に著書を出してるよw
695名無しのオプ:2012/01/28(土) 13:54:26.60 ID:E0LRxs4h
書斎の本なぞ、南雲堂ですら出そうなんて考えないだろうな。
696書斎魔神 ◆AhysOwpt/w :2012/01/28(土) 17:12:00.76 ID:XPzkywA8
>箕浦のいいところなんて顔だけじゃん
リアルも同様だが、これが最大のポイントなんだよな。
彼氏のような中性的なイケメンは多くの女からも男からも好かれる傾向にあり、
ある意味で魔性の男(?)。
ラストを見ると、大乱歩の思い入れはむしろ諸戸にあるやに読める。
697名無しのオプ:2012/01/29(日) 00:50:55.59 ID:HKQAjZSD
>>689
「初学者には誤解を招く表現」だああww
誤解が入る余地なく、完全にお前は間違っているだろうが
しかも、このバカはまだ間違っている
保護対象として「明確な期限」はあるんだよ
698名無しのオプ:2012/01/29(日) 06:36:53.96 ID:54W4jC0u
幼稚な印象操作で間違っていなかった風を装って、あとは何を言われても
知らぬ存ぜぬで白を切り通す。

無知の王様・書斎魔神が十年以上も2ちゃんにへばり付いたあげくに
やっと生み出した「必勝パターン」なんだよw
699名無しのオプ:2012/01/29(日) 08:19:23.57 ID:THTh/125
チェースされるぜ、知らんぞ
700名無しのオプ:2012/01/29(日) 11:21:32.25 ID:o3JUqkE8
ところで、乱歩のジュニア版リライト作品の執筆者について質問です。

ポプラ社版と講談社版のリライト作品で同じ題名のものは執筆者も同一なのでしょうか?
僕は表紙の怖い講談社版に興味があるのですが、図書室にはポプラ社版しかないのでご存知の方がおられたらご教示ください。

それから過去レスでポプラ社のリライトは武田武彦氏と氷川瓏氏が執筆したとありましたが、他のサイトで山村さんという人が書いてるという指摘もあるようですが、真相はどうなのでしょう?
どなたかご教示いただけると大変うれしいです。
701名無しのオプ:2012/01/29(日) 11:57:54.99 ID:pxq4kKnW
山村正夫は講談社の少年版全集は書いてるけどポプラ社は書いてない。

講談社は6冊で中島河太郎、山村正夫、氷川瓏が各々2冊ずつ担当。
同じタイトルでもポプラ社と文章は違う。
702名無しのオプ:2012/01/29(日) 14:53:56.07 ID:o3JUqkE8
即レス、大変ありがとうございます。
あなたはネ申ですね!

文章が違うのであれば、これから講談社版を探して読んでみようと思います。

703名無しのオプ:2012/01/29(日) 15:35:40.86 ID:Ml9jDj3Y
いやー>>701のおかげで助かったね!
馬糞書斎がウンコ臭いでたらめな論考を垂れ流す前に>>701が説明をしてくれたおかげで、馬糞の書き込みを見ずに済んだよ。
704書斎魔神 ◆AhysOwpt/w :2012/01/29(日) 22:16:05.11 ID:LN20TEjq
ふと思うたが、黒蜥蜴はフリーで改作なら、
今ならロリ系美少女設定でしょうな。
そして、明智はロリコン嗜好だが、素敵な中年ロマンスグレーとか。
「怪盗レーニャ」とか参考に、この線は逝けるかもしれん・・・
705名無しのオプ:2012/01/29(日) 22:41:32.06 ID:THTh/125
無理しなくていいから
706名無しのオプ:2012/01/29(日) 22:57:49.26 ID:/x+Mrnfb
もっと気の利いたレスは返せないものかねえ。
書斎の一流のジョークに食らいつくぐらいの気概があればスレも活性化するぞ。
707名無しのオプ:2012/01/29(日) 23:26:52.76 ID:54W4jC0u
一流のジョークwww

ジジイがよく知りもしない話にムリヤリくちばしを突っ込んで
痛々しいわけだが、本人の願望だと「一流」なのか
708名無しのオプ:2012/01/29(日) 23:57:15.27 ID:HKQAjZSD
>>704
著作権について何も知らず他人を嘲弄してしまいました
己の不明を恥じるばかりです――ぐらいのことは底辺社会人でも言えんか、屑?
709名無しのオプ:2012/01/30(月) 07:11:00.00 ID:hXfF96pF
書斎さんの一貫性のなさがスゲー

74 :名無しのオプ:2011/10/01(土) 18:28:00.91 ID:3+JtJLhg
『黒蜥蜴』なんてメインは黒蜥蜴であり
あそこの明智小五郎は特に明智である必然性も無いキャラだから
現代風に脚色するなら、探偵を美少女探偵にして
百合風味を出すのもアリかと思うんだ。
小林少年も出ないことだしな。

80 :書斎魔神 ◆AhysOwpt/w :2011/10/02(日) 15:28:47.75 ID:XD7AbVTj
>>74
その案は大乱歩ファンとしては「逝け!」としか言いようがないな。
少女に対するロリコン嗜好は皆無なのが大乱歩作品の大きな特色。
710名無しのオプ:2012/01/30(月) 08:51:21.18 ID:hXfF96pF
書斎さんの一貫性のなさがスゲー

74 :名無しのオプ:2011/10/01(土) 18:28:00.91 ID:3+JtJLhg
『黒蜥蜴』なんてメインは黒蜥蜴であり
あそこの明智小五郎は特に明智である必然性も無いキャラだから
現代風に脚色するなら、探偵を美少女探偵にして
百合風味を出すのもアリかと思うんだ。
小林少年も出ないことだしな。

80 :書斎魔神 ◆AhysOwpt/w :2011/10/02(日) 15:28:47.75 ID:XD7AbVTj
>>74
その案は大乱歩ファンとしては「逝け!」としか言いようがないな。
少女に対するロリコン嗜好は皆無なのが大乱歩作品の大きな特色。

704 名前: 書斎魔神 ◆AhysOwpt/w Mail: 投稿日: 2012/01/29(日) 22:16:05.11 ID: LN20TEjq
ふと思うたが、黒蜥蜴はフリーで改作なら、
今ならロリ系美少女設定でしょうな。
そして、明智はロリコン嗜好だが、素敵な中年ロマンスグレーとか。
「怪盗レーニャ」とか参考に、この線は逝けるかもしれん・・・
711名無しのオプ:2012/01/30(月) 11:07:07.97 ID:MWl+AvKZ
>>700
>>701
俺も講談社版が欲しいんだが意外に入手できない(というか高すぎる)
講談社の『少年版江戸川乱歩選集』の「一寸法師」と「三角館の恐怖」は氷川瓏のリライトとなっているけれど
ポプラ社の少年探偵シリーズの第41巻「一寸法師」、第46巻「三角館の恐怖」の氷川のリライトしたものとテクストが同じではないのかな?
712名無しのオプ:2012/01/30(月) 19:58:13.92 ID:FVxbxdnk
>>711
違うよ。全くの別文章。
講談社の『三角館』は原作どおり篠警部のままだけど、ポプラ社では明智小五郎に改作。
講談社の『一寸法師』では原作どおり小林紋三なのが、ポプラ社だと清水紋三だし。
713名無しのオプ:2012/01/30(月) 20:11:20.14 ID:YtgtCvVD
ご親切になりがとう!
いよいよ『少年版江戸川乱歩選集』を全巻揃えたくなってきた
氷川瓏という人物にも興味が湧いてきた
偉人の伝記みたいな少年読物もけっこう書いてたみたいだな
714名無しのオプ:2012/01/30(月) 20:13:10.74 ID:YtgtCvVD
↑ID変わってるけど自分は711です
715名無しのオプ:2012/01/30(月) 20:25:38.53 ID:3gRselbn
氷川瓏は小学館でルパンの『奇巌城』や『棺桶島』、講談社でカーの『どくろ城』をリライトしてるし、
乱歩名義の『涙香 死美人 現代語訳』も氷川瓏とのこと。
リライトでの著書はかなりの数に昇りそう。
716書斎魔神 ◆AhysOwpt/w :2012/01/30(月) 20:32:09.38 ID:9R47qExD
講談社のジュブナイル版は、多くの図書館で在庫していた時代があり、
当時の少年たちの心胆を寒からしめたものである(w
今では、廃棄処分してしまった所が大半であろう。

「どくろ城」のジュブナイルは、講談社より集英社版の方が懐かしいな。
717名無しのオプ:2012/01/30(月) 23:36:58.59 ID:w6juxEEH
>>713
ちくま文庫から『怪奇探偵小説名作選9 氷川瓏集』というのが出ていたけど
ただ今絶版中。
718名無しのオプ:2012/01/31(火) 11:32:38.70 ID:eZ6OsaOs
711です
皆さん有難う! 大いに参考になりました
『死美人』読んでみたいっす!
ちくま文庫のはすぐに見つかりそうですね
719 忍法帖【Lv=40,xxxPT】 :2012/02/01(水) 04:20:29.81 ID:kev8bqOF
720書斎魔神 ◆AhysOwpt/w :2012/02/01(水) 21:25:19.67 ID:glWAdmo3
小林信彦の自伝的小説「東京少年」を読んでいると、
主人公の疎開先の学友が、大乱歩を変態作家呼ばわりするシーンがある。
実は、平成の世、90年代に入り女性読者が増えて来る(当時はこの事さえ
トピックとして取り上げられた)までは、長期に渡りこの観念が一般的
だったように思う。
印象的なヒロインが多く、金田一が母性本能をそそるような面もあるキャラな
せいか、横溝作品には、いわゆるブーム時からわりと多くの女性読者が存したようだが、(御大も女性読者からの手紙が多くなった旨を語っている)、
明智は女性にはとっっき難い奇人風な名探偵キャラ、
登場する女性は犯人、悪役、変態が多く、ヒロインたるべき文代さんは
どこか影が薄い・・・この辺の作風の違いが影響したかな。
721名無しのオプ:2012/02/01(水) 21:38:22.28 ID:p69sqLEA
また馬糞書斎がウンコ垂れ流してるのかよ
722名無しのオプ:2012/02/01(水) 22:09:26.59 ID:gE8Fm649
>>720
著作権のように簡単な概念も理解できないパーが、一人前の口をw
723名無しのオプ:2012/02/02(木) 11:12:33.96 ID:ERyt9Nsu
>>720
つか、ヤオイやBLが女性のあいだで認知されてきたことと相関関係があるのでは?
724名無しのオプ:2012/02/02(木) 11:48:07.62 ID:kqdGTbyw
1980年代末期頃から、新本格の勃興などもあってミステリーが隆盛になった。
それ以前は本格ミステリーなんてちょっとマニアックでオタクの読むものだった。
大きな流れとしてサブカルチャーのメインカルチャー化もある。
725名無しのオプ:2012/02/02(木) 13:19:25.65 ID:n9pO9QjA
明智さんはねぇ…長身でイケメンで変人で、
しかも奥さんの影が薄くて小林少年をはべらしたり美青年にハァハァしたりしてるから、
オタク女性には受けそうなキャラではあるんだけどね
明智さんの亜流みたいな探偵があちこちにいて、
オタク女性たちにしてみたらそっちの方で事足りてるって感じだから、
本家の明智さんはいまいちなのかもしれないね
726書斎魔神 ◆AhysOwpt/w :2012/02/02(木) 21:08:55.11 ID:/u+neYGo
>>723
>>725
典型的ショタ、小林少年人気ってのはあるわな。
意外だが、明智は金田一ほど女性人気はないようだ。
まあ、女性好みな典型的イケメン設定ってわけでもないから仕方ないか・・・

>>724
サブカルのメーン化って点は同意だが、
大乱歩は本格ミステリの作家ではないので、新本格の勃興とダイレクトに関連付けるのは「?」かと思う。
新本格の作家連も大乱歩を愛読しながらも、敬愛し第一に名を挙げるのは
横溝御大であり、マエストロ鮎だしね。
727名無しのオプ:2012/02/02(木) 21:45:41.98 ID:EXJ3yiBl
綾辻は乱歩を特別視していたはず
728名無しのオプ:2012/02/03(金) 07:10:15.89 ID:8yW4psrn
新本格が現われたことで、ミステリーがリアリティの縛りから解放された。
新本格以前は本格でもリアリティを何かしら意識しなければならなかったが
新本格以降は物語が成りたってさえいれば何でもありになった。
その稚気は横溝よりも乱歩に近いよ。横溝は乗り越えられるけど乱歩は頂点という意識が新本格の作家にあるんだろう
729書斎魔神 ◆AhysOwpt/w :2012/02/03(金) 21:10:37.12 ID:GcabZJIi
>>727-728
館シリーズを愛読しているけど、彼の作風は、あの世にも楽しい
大乱歩ジュブナイル世界のオトナ版とも思える。
だけど、インタビューで敬愛する作家で名をあげているのは、
横溝正史であり、鮎川哲也なんだよね。
また、本格派ではないが、現代ミステリ界のトップランナー的存在である
宮部みゆきも大乱歩作品愛読時代を懐かしく語りながらも、
ミステリ作家として第一にあげるのは松本清張先生。
仮に、新本格の作家連が大乱歩を敬愛する旨を広言した場合、
一般には、さほどの違和感はないのであろうが、やはりミステリファンから
見れば「?」な感は拭えないものあり。
「本格を名乗る以上、目指す地点が違うのでは?」と思ってしまうのである。
まあ、大乱歩は敬愛し目標にするというよりは、唯一無二の存在とも言い得る
けどね。
730名無しのオプ:2012/02/04(土) 21:53:09.74 ID:nAaM6CDA
めずらしい、ポプラの一寸法師もあるわ
http://page18.auctions.yahoo.co.jp/jp/auction/w71033920
731名無しのオプ:2012/02/05(日) 11:28:41.06 ID:tfBkKgM5
闊達な議論が展開されているね。
732名無しのオプ:2012/02/05(日) 11:39:13.29 ID:++9cFPJe
>>730
ほとんど持ってるから
バラ売りしてくれたほうが買いやすい気もする…
733名無しのオプ:2012/02/05(日) 13:40:24.75 ID:Kh35b+Fn
twitterなんかで見てみると『孤島の鬼』の女ウケが良くて
特に諸戸がすごい人気なんだな。
734名無しのオプ:2012/02/05(日) 14:38:44.98 ID:PTes1tGT
諸戸丈五郎ねえ
今はああいうアクの強いほうが女受けするのか…
735名無しのオプ:2012/02/05(日) 15:02:11.13 ID:0VT5zQop
>>734
ナイスボケw
736名無しのオプ:2012/02/05(日) 17:46:42.86 ID:Kh35b+Fn
諸戸のババアってことにしとこう。
ああいうふうに美少年にいたずらしたいと。
737名無しのオプ:2012/02/05(日) 20:02:03.16 ID:0VT5zQop
>>731
まったくだ。
誰も聞いてないのに、ロンコーならぬウンコーを垂れ流す馬糞書斎を除くスレ住人たちは非常に有意義な議論を闊達に行っているね。
738書斎魔神 ◆AhysOwpt/w :2012/02/05(日) 21:24:33.69 ID:m/70LJcD
諸戸も蓑浦も腐女子には人気キャラだろうな。
男心をもて遊ぶ感がある蓑浦には自身を投影している女子もいるのかも。
739名無しのオプ:2012/02/05(日) 21:58:27.72 ID:xXKT3Nhj
「明智少年のこじつけ」。どんなもんだろ。

http://www.enterbrain.co.jp/product/pocketbook/fami_novel/11274601.html
740名無しのオプ:2012/02/05(日) 23:27:50.72 ID:2Xz94MlR
>>574
遅レスだけど。
遅ればせながらその本買って読んだ。
紀田順一郎がリアルタイムの読者として当時の状況について語ったり分析したりしていて面白かったよ。
ただ結構誤字が結構目についた。
校正はきちんとやってもらいたいもんだ。
741名無しのオプ:2012/02/06(月) 00:10:33.21 ID:QXr0ENpX
腐女子人気は明らかに 諸戸>>箕浦 なのよね〜
あの一途な(あまりにも一途な)片想いに腐った心がきゅんきゅんしちゃうんだよ
そして、あの徹底的に不憫なところがたまらないんだよ
不憫萌えとでもいいますかね
だからね、どっかの魔神さんが「俺の筆で諸戸の想いを叶えてやりたい」なんてのは、
腐女子からしてみたら余計なことすんじゃねえボケェっていうか、
諸戸は不憫なところがいいんじゃねえか!!ってな感じなのよね
742名無しのオプ:2012/02/06(月) 07:32:40.83 ID:DYFrUHYG
深木山も味のあるキャラだから、すぐ消されてしまうのが惜しいな。
743書斎魔神 ◆AhysOwpt/w :2012/02/06(月) 20:50:51.59 ID:sjkbOECg
>どっかの魔神さんが「俺の筆で諸戸の想いを叶えてやりたい」なんてのは、
>腐女子からしてみたら余計なことすんじゃねえボケェっていうか、
>諸戸は不憫なところがいいんじゃねえか!!ってな感じなのよね
成程ねぇ。
この人は蓑浦は好きでないみたいだな。
「『怖い。僕、怖い』
私は諸戸の身体をさぐって、すり寄って行った」

「『ああ、君は今になっても、僕を愛してくれることはできないのか。
僕の死にもの狂いの恋を受入れるなさけはないのか』
諸戸は失望の余り、オイオイ泣きながら、私を追い駆けてきた」

うーん、やはり常識人の俺としては、諸戸の「想い」が成就する
パラレルワールドを・・・という気がしないでもないのだ。
744名無しのオプ:2012/02/07(火) 14:11:14.63 ID:FGBWbpA1
>>740
同感ですな
745名無しのオプ:2012/02/08(水) 14:33:16.07 ID:tKTN1lZH
乱歩の少年ものとか通俗長編ものは
あんまり自分の好みには合わないが
乱歩の本当に書きたかった世界がそれだったんだと思う。
通俗ものなどは仕方なく書いたとか乱歩が言うのは一種の照れなんだろう。
746書斎魔神 ◆AhysOwpt/w :2012/02/08(水) 20:34:20.02 ID:k+OyAluE
本格ミステリ(特に長編)を書きたかったってのも本心かとは思う。
ただし、大乱歩の優れた特質(怪奇・幻想方面)と理想としたところが
不一致だったのは、大乱歩にとっては残念かもしれぬが、読者にとっては
ある意味で幸運であった。
747名無しのオプ:2012/02/08(水) 20:39:36.47 ID:z6FwyQkK
パズラーを本格物と名づけたくらいだから書けるもんなら書きたかったんだろうね
でも実際に書くと「孤島の鬼」や「陰獣」「化人幻戯」みたいに濃厚な雰囲気が強調されてしまうとこが面白い
748名無しのオプ:2012/02/08(水) 21:16:08.85 ID:aLAqCQT4
本格物と名付けたのは甲賀三郎だし、もともとはパスラーを指してもいなかったよ
現代風にいうとエンターテインメント-SF・ホラー=本格探偵小説
749名無しのオプ:2012/02/08(水) 21:20:26.35 ID:XMMKe/sc
池袋西武イルムスの古本市に、講談社の少年版乱歩選集があった。
『一寸法師』と『幽鬼の塔』。状態は「可」程度で各1575円。
持っているので、買わなかったけど。
750名無しのオプ:2012/02/08(水) 21:44:19.70 ID:UfGgzIZz
>>747
「化人幻戯」は普通の本格物でいいじゃん。

>>749
それって箱がないやつだったっけ?カバー絵や挿絵がやたら怖いやつだよね。
751名無しのオプ:2012/02/08(水) 21:49:45.14 ID:oJ+MoloG
>>750 後版はカバー装だけど、売ってたのは箱入りの元版の方。
752名無しのオプ:2012/02/09(木) 06:54:29.56 ID:Me1RVlN/
>>748
>エンターテインメント-SF・ホラー=本格探偵小説

かつてその分類は変格とされてたんじゃないかな。
SF、ホラー、ファンタジーなどが単一ジャンルとして独立してなくて
ミステリーの一種として扱われていたが、やはり純粋なミステリーとは違うので変格と言われた。
753名無しのオプ:2012/02/09(木) 10:55:45.97 ID:k4i/29dm
あのう初心者なんですが、ミステリーの「変格」という定義を考案したのは乱歩なんでしょうか?
「白い羽根の謎」のまえがきでは、推理小説を本格物とスリラーの二つに分けることができると書いていたと思うのですが…。
754名無しのオプ:2012/02/09(木) 18:04:22.01 ID:lK+b7lMe
755名無しのオプ:2012/02/09(木) 19:54:35.99 ID:9iIIoRJj
>>740
冒頭近くで八切止夫が乱歩を批判したという話が出てきて笑った。
756書斎魔神 ◆AhysOwpt/w :2012/02/09(木) 19:57:18.30 ID:n+uczRn6
長編に関しては「三角館の恐怖」「化人幻戯」は、
本格長編ミステリだとは思うが・・・
前者は翻案だし、後者は不発(セールス的にも)。
いずれも、理知的な本格を書いても大乱歩らしい怪奇や妖美を
払拭し切れないのが逆に良し。
まあ、これが作家としての体質というやつでしょ。
サスペンスものだが、この事は共作「十字路」にも該当する。
(大乱歩の筆になると言われる古井戸への死体運搬シーン等)
757名無しのオプ:2012/02/09(木) 20:05:01.67 ID:VhtOeiul
753です。有難うございました。
戦前に甲賀三郎が命名したんですね。
個人的には「本格ミステリ」という呼び方に、何となく排他的な優越感が含まれてる気もします。
758名無しのオプ:2012/02/11(土) 02:03:18.14 ID:nxEuUHnv
>>755
あのトンデモ歴史観の八切ですか?
759名無しのオプ:2012/02/11(土) 13:11:03.38 ID:9I0+hmst
>>749
あそこの古本市、最近またやってたのか
昔そこで角川文庫版の「三角館の恐怖」を買ったことがあるが
後半の佳境部分(ちょうど明智探偵がトリックの解説をしている肝心なところ)が
4ページ程白紙のままというとんでもない落丁本だった
その後神田の古本屋で見つけて買い直したよ
760書斎魔神 ◆AhysOwpt/w :2012/02/11(土) 18:58:36.20 ID:evPoPkNG
>>759
おい、おい、読んだふりごっこはやめれ(w
>角川文庫版の「三角館の恐怖」
本作に明智は登場せず、探偵役は単発キャラの篠警部。
思えば、俺が読んだ初めての大乱歩長編であった。
761名無しのオプ:2012/02/11(土) 19:20:57.97 ID:orA4hhMU
チェースしないでください
762名無しのオプ:2012/02/11(土) 20:20:40.69 ID:c7vL4p5F
たぶん759さんはリライト版の単行本の勘違いだったのでは?
763名無しのオプ:2012/02/11(土) 20:24:24.36 ID:mb7+6xhG
まあ「血蛞蝓」とか「めくら頭吊」とかやっている読んだふりごっことは違うよねw
764名無しのオプ:2012/02/11(土) 21:01:36.27 ID:TqhZoW8t
以前「そして誰もいなくなった」(アガサ・クリスティー)にポアロが出てくると言っていた奴とかもいたよなw
765名無しのオプ:2012/02/11(土) 21:24:30.79 ID:fRDv1UIp
>>764
ちょwそんなバカいるのかよw
766書斎魔神 ◆AhysOwpt/w :2012/02/12(日) 00:00:39.11 ID:qf3YZUDA
無理やりなかばい合いに思わずワロタ。
ただし、>>759はそういうのは求めていないのではないかと思う。
まあ、うっかり者ではあるが、大乱歩の読者とは思われ(w
767名無しのオプ:2012/02/12(日) 00:04:13.31 ID:toVWkfeL
>>765
いるよ、書斎なんとかいう奴。
自分のアホを晒されたら「かばい合い」だのと言い出したみっともない奴w
768759:2012/02/12(日) 09:34:25.41 ID:/WLGbxS/
いや、申し訳ない

俺がかつて読んだのは>>762のいうリライト版の単行本ではなく
確かに角川文庫版で間違いないのだけど
明智探偵は篠警部の誤りだった
227頁に地下室の間取り図が載っているのだが
その前後4ページくらい(ここはぼかしておく。でないと全頁数を調べられた上で
製本の都合でそんな落丁などありえないと突っ込まれそうだから)が見事に抜けていたので
非常にやきもきしたのを覚えてる

ところで、俺は専ブラでこのスレ見ているのだが
抜けているレス番があるな

おそらくNG設定にしたあいつの書き込みなんだろうけど
決して「読んだふりごっこ」などではなく
単に俺の思い違いだったと弁解しておく
769名無しのオプ:2012/02/12(日) 09:39:13.64 ID:7LkiHD3A
>>768
思い違いは誰にでもあるから気にしなくていいよ。
間違えたら訂正すればいいだけのことだしね。
770名無しのオプ:2012/02/12(日) 13:15:10.93 ID:hI6w0L32
「地底の魔術王」に地底が関係ない件。
原題「虎の牙」を変えた理由が謎。
771名無しのオプ:2012/02/12(日) 14:07:38.45 ID:3Af0VKok
ルパン物で「虎の牙」を既に出していたからだという話
772名無しのオプ:2012/02/12(日) 14:58:18.01 ID:Q6Lrm++j
でも地底は関係無いし・・
そうか、「地上の魔術王」にすりゃよかったんだ
773書斎魔神 ◆AhysOwpt/w :2012/02/12(日) 15:24:59.47 ID:X9lZe/Ug
>>768のうろたえぶりに爆笑気味。
>ところで、俺は専ブラでこのスレ見ているのだが
>抜けているレス番があるな
悔しさのあまりにこんな余計な事まで書かん方がいいのにな(w
正に恥の上塗り。
774名無しのオプ:2012/02/12(日) 15:51:10.28 ID:/WLGbxS/
>>770-772
「地底の魔術王」って地底と全然関係ないの?知らなかった
ポプラ社のやつを昔読んでみたかったんだが、機会に恵まれなかった
「透明怪人」の中でその名前が出てきて気になっていたけどね
775名無しのオプ:2012/02/12(日) 19:31:48.32 ID:/6WCT6M/
→773
ポワロの登場するオリエント急行というアホ発言の後
「俺が訂正稿を出す前に」なんて

悔しさのあまりにこんな余計な事まで

書いた実体験からくる的確なアドバイスだねw
776名無しのオプ:2012/02/12(日) 19:48:33.98 ID:s34Qeg5u
>>768
よくある思い違いだよ。特に「三角館」なんかリライトでトリックそのものがすごい印象に残る。
宮田カバーの角川旧版なんかあのカバー絵見ただけでトリックが思い浮かぶ。探偵(警部)の名前なんか忘れててもね。
思えば宮田カバーは場面の切り取り方とか秀逸だったな。イメージイラストとなんぞとは格段に違う。
http://www.ta-kumi.com/harimaze/publication/gallery/kadokawa.html
777名無しのオプ:2012/02/12(日) 19:50:08.77 ID:s34Qeg5u
ああ、それから書斎よ、翻案モノがどーたらこーたらだの、画伯の絵は厳密には違うだのか書かんでいいからな。
778名無しのオプ:2012/02/12(日) 20:46:58.41 ID:XG9CrTG3
>>776
ある年代の人ならポプラ社のリライトを先に読むからね>三角館
それでつい勘違いするのはありがち。
正直乱歩長編の探偵役って特徴があまりないし。
779書斎魔神 ◆AhysOwpt/w :2012/02/12(日) 20:48:22.06 ID:v/U6k9ZY
>>776-777
>よくある思い違いだよ。
>探偵(警部)の名前なんか忘れててもね
なわけねだろうが(w
ふざけるのもいい加減にしておけ(w
きちんと読んでいれば、大乱歩の秘蔵っ子的存在である明智登場の有無が
わからないはずがないのである。
780名無しのオプ:2012/02/12(日) 20:52:33.55 ID:XG9CrTG3
追加。
「そして誰もいなくなった」にポアロ登場
「めくら頭巾」を「めくら頭吊」
「血蝙蝠」を「血蛞蝓」
なんてアホなこと言い出したどこかのバカコテは
未読かきちんと読んでいるか以前に日本語が読めないことは明白。

そんな阿呆がいくら他人を叩いても少しも説得力がないのも明白w
781名無しのオプ:2012/02/12(日) 20:55:15.45 ID:2tKFM2Ye
ポアロが登場する「そし誰」w
782759:2012/02/12(日) 21:04:27.31 ID:/WLGbxS/
>>776
宮田カバーの角川旧版、良いよね
全巻揃えるのに苦労したよ
そもそも俺が乱歩作品に最初に触れたのはポプラ社の少年探偵シリーズの旧版で
「黄金仮面」以降の作品がリライトだと知ったのはだいぶ後になってからだった
読んだことがあるのは「黒い魔女」「緑衣の鬼」「人間豹」の3作だけ

角川旧版で最初に手に入れて読んだのは「黒蜥蜴」
しかし同録の「妖虫」は読まずにずっと放置してた

その後、ネット始めてここに来るようになってからかな
放置していた「妖虫」を読み終えて他の巻も揃えようと決心した
それからは古本屋巡りやネットオークションの繰り返しで
2年ほど前にようやく揃った
残念ながら角川版は全ての乱歩作品を網羅していないんだよね


>>778
「三角館」含む他のリライトも、いずれ読んでみたいな
当初書かれた大人向けとどう違うのか、読み比べるのが楽しみだよ
783書斎魔神 ◆AhysOwpt/w :2012/02/13(月) 00:25:42.80 ID:57at9V0k
三角館や法師を氷川リライトでしか読んでいないって奴が昔いたけど、
この氷川さんの実作と来たら・・・後日、他スレで詳しく論考予定。
784名無しのオプ:2012/02/13(月) 04:41:35.14 ID:2Z1KHZGy
自己紹介する書斎w
785名無しのオプ:2012/02/13(月) 05:50:15.46 ID:mavA7IGM
子供のころ読んだのには小林少年とかポケット小僧がいつもててたけど
あれらは、電子書籍で発行されている?
黄金仮面とか団子坂とか読んだけどでないんだけど?
786名無しのオプ:2012/02/13(月) 11:05:15.47 ID:MEqXU6uy
>>783
ぜひお願いします
ちくま文庫の絶版は早過ぎ 買っておけばよかったと後悔。。。
787名無しのオプ:2012/02/13(月) 13:47:43.56 ID:2VqgJNOU
ポケットの初登場はマユミと一緒に車のトランクに閉じこめられ、
おなか空いたと甘えておっぱい飲ませてもらうシーンだな。
788名無しのオプ:2012/02/13(月) 18:59:29.81 ID:G4TyunRg
>>780
ウンコ書斎の渾身の珍訳「バーナヴィ・ロス」を忘れんなよ!
789書斎魔神 ◆AhysOwpt/w :2012/02/13(月) 19:27:39.17 ID:VOhLd9yI
紀田先生の「乱歩彷徨」を読んでいるが、
うーん、大乱歩の清張先生観そしてその逆、
少し興は惹くが、結局、確定的な資料はなく、従来から言われていたとおりの
見解に終始しているという感あり。目新しい話は無い。
評論家には、掘り下げるほど興味深い話題なのであろうが、
同時期に、さほど違和感無く、ビッグ3(大乱歩、横溝御大、清張先生)の
作品を濫読していた俺としては、大乱歩の怪奇・猟奇にしても、
清張先生の社会派ネタにしても、ミステリという本体の「装飾」
に過ぎぬという感あり。
あくまでミステリとしての面白さ(魅力的な謎の呈示、展開のサスペンス、
フーダニット、トリック等)を評価基準にすれば良いだけの話ではないのか?
790名無しのオプ:2012/02/13(月) 22:05:41.46 ID:tuAr7drP
リライトの作者の名前ってどこから割れたのかね
ポプラ社の少年探偵シリーズは全部乱歩が執筆したものと信じて疑わなかったのだが
791名無しのオプ:2012/02/13(月) 22:48:36.07 ID:MEqXU6uy
まえがきや扉に氏名が明記してあるのが何冊かあったはず。
792名無しのオプ:2012/02/13(月) 22:49:28.82 ID:G4TyunRg
>>791
確か乱歩の死後出たものがあったから、読者が不思議に思わないように記したんだったよね。
793名無しのオプ:2012/02/13(月) 23:07:15.66 ID:p5D1do2E
>>786
もう自演はいらないよバカ書斎
794名無しのオプ:2012/02/14(火) 11:52:16.09 ID:6mYVMFTU
>>793
バカ、わざわざつっこむなよ。
馬糞書斎のウンコーを待望する奴なんているわけないんだから、誰が見たって自演って分かるだろw
795名無しのオプ:2012/02/14(火) 12:14:27.56 ID:x1belt0Y
>>791
「蜘蛛男」「死の十字路」他にもあったかも…
796名無しのオプ:2012/02/14(火) 17:25:58.70 ID:zTkRNNFR
「孤島の鬼」のラストはほとんど説明だけの記述になっちゃってるけど
秀ちゃんが吉ちゃんと切り離されて箕浦と結婚するまでどの位の期間があったんだろう?
あんなふうにずっと蔵の中に閉じこめられてた人間を都会の婦人に再教育するまで結構時間がかかると思うぜ。
797名無しのオプ:2012/02/14(火) 21:15:03.57 ID:yDf4rYBH
>>795 「はしがき」で触れているのが『黄金仮面』『大暗室』。
扉に明記されているのが『死の十字路』『恐怖の魔神王』。
798名無しのオプ:2012/02/14(火) 21:26:15.62 ID:WX1heQwJ
>>797
『恐怖の魔神王』 ---->
 魔神王じゃなくて魔人王だ
 『恐怖の書斎魔神』ならわかるが
799書斎魔神 ◆AhysOwpt/w :2012/02/14(火) 21:31:27.17 ID:ZbdlibYo
ジュブナイルに関しては、読んでいても何かおかしい感はあったよな。
特に大乱歩の成人向き作品のリライトに関しては。
800名無しのオプ:2012/02/14(火) 23:10:36.52 ID:g+TFnr+j
恐怖のじゃなくて、大爆笑のとか滑稽王とかだな
801名無しのオプ:2012/02/15(水) 11:33:36.96 ID:s/mGts0Z
突っ込みどころが多かったのは確かだろうが、ミステリーファンの裾野を広げるのに貢献したのは間違いないよ。
最近はジュヴナイルの名作シリーズみたいな企画が無くなったようで淋しいな。
802名無しのオプ:2012/02/15(水) 20:35:48.59 ID:C3GXnHtQ
さて、異人館3の発売が近づいてきたが、3は面白いか?
803書斎魔神 ◆AhysOwpt/w :2012/02/15(水) 21:19:28.30 ID:5EmA1yW2
>>802
完全板違い。他逝けや(w
804名無しのオプ:2012/02/15(水) 22:15:46.35 ID:1g7/FNS3
チェースされてやがる
805名無しのオプ:2012/02/15(水) 22:39:16.20 ID:Gap2WWmr
>>802
もうそんな時期か
3巻目は「蟲」とか「押絵と旅する男」とか収録のはずだが
おどろどどろしい蟲がどんな風に描かれてるのか楽しみだわな
806名無しのオプ:2012/02/16(木) 00:34:40.54 ID:wd3NNNWF
異人館3巻の「蟲」、蓮コラ駄目な人は要注意だ
多分小林君登場までか、よく打ち切りにならずにここまで来た……
807名無しのオプ:2012/02/16(木) 13:37:21.50 ID:YN8+cWpw
異人館は乱歩のエロ・グロ部分の魅力を見せるのがうまいね
「魔術師」の解体シーンとか残酷ながらも美しくて感動モノ
この雰囲気で「盲獣」やら「陰獣」やらも描いてほしいもんだぜ
808名無しのオプ:2012/02/16(木) 14:23:09.10 ID:SmQW8yG/
>>805
「押絵と旅する男」は2巻の最後に収録されてなかった?
809名無しのオプ:2012/02/16(木) 15:54:23.78 ID:CnagSLmg
>>808
押絵は2巻からのつづき。
あまり期待のもてる話ではなかったな・・・
810名無しのオプ:2012/02/17(金) 13:12:06.24 ID:pb84HvVF
押尾と旅する男の時期か。
811名無しのオプ:2012/02/17(金) 13:17:23.87 ID:PGJ0HnrG
押尾と旅する亜希子
812名無しのオプ:2012/02/17(金) 14:54:53.54 ID:CalrwnZI
ダルビと旅する美保
813名無しのオプ:2012/02/17(金) 18:34:02.42 ID:cJwhPPr6
蜘蛛男がイケメンすぎて吹いたwwww
イメージではヒゲのオッサンだったんだが
814名無しのオプ:2012/02/17(金) 19:05:23.38 ID:unkFFCkf
異人館は今回も突っ込みどころ満載だったな
エログロを絵で見るのはきついが、乱歩がいい緩衝剤になってる
815名無しのオプ:2012/02/17(金) 19:14:23.93 ID:cJwhPPr6
小林少年が楽しみで買ったんだが載ってなかったな
816名無しのオプ:2012/02/17(金) 21:49:34.53 ID:z+TM+WSx
盲獣もイケメンになったりして
817書斎魔神 ◆AhysOwpt/w :2012/02/17(金) 23:04:18.54 ID:5H7UmDIu
大乱歩スレもマンキチのネタすれ化荒らしの被害を受けているようだな。
この板のトップリーダーであり、プロパーかつ古参の住人である俺と
しては、当面のところ横溝スレのような正常化のきっかけが無いのが
悩みの種ではある。
818名無しのオプ:2012/02/17(金) 23:26:02.78 ID:1VxulOeO
山田貴敏に少年探偵団の漫画があったな。
819書斎魔神 ◇AhysOwpt/w:2012/02/18(土) 00:11:24.33 ID:5CJxNccP
マンコだせやキチガイ!
820名無しのオプ:2012/02/18(土) 00:12:44.91 ID:TLxpn3fs
ん?君は偽物だな?チェースされるで
821名無しのオプ:2012/02/18(土) 00:22:36.44 ID:IPb4AAPg
蜘蛛男はあれだが蟲はいい出来だった
822名無しのオプ:2012/02/18(土) 01:21:10.16 ID:q2iyRXBo
話についていけないとすぐにすねるチェース血なめくじさんが
この板のトップリーダーとは知らなかったぜ
823名無しのオプ:2012/02/18(土) 11:25:18.77 ID:OWBqpmZh
ボクちゃん春休みなんですねぇ
824名無しのオプ:2012/02/18(土) 11:37:50.96 ID:scnP/jSY
休みには、乱歩ゆかりの鳥羽や名張へ行ってみるのもいいな
825名無しのオプ:2012/02/18(土) 12:34:06.59 ID:39LT/qGL
諸戸屋敷の島は何となく瀬戸内海の島と思いがちだが
伊勢の辺りの島だったっけな。
826名無しのオプ:2012/02/18(土) 13:17:18.87 ID:e3Uv1be4
島といえば「大金塊」の舞台の岩屋島(仮名)を思い出す
あれは確か三重県の南あたりだったかな
827名無しのオプ:2012/02/18(土) 16:46:39.09 ID:JuJ6hn3K
今更ながら石榴を読んだんだけど、竹本健治の短編にこれとそっくりなやつがあった(タイトル失念)
構成や結末があまりにもそっくりだったんだけど、竹本氏は石榴のオマージュかなんかでその短編を書いたのでしょうか?
知ってるかた居たら教えてください。乱歩ファンにとって常識レベルの話だったらすんません
828名無しのオプ:2012/02/18(土) 18:34:23.98 ID:GZfgP/QK
書斎は2ちゃんねる暦も長く、論考は一流、ユーモアの冴えも一流。
この人以外にトップ・リーダーはいないね。
でつまつくんが戻ってくれば、彼はその次に位置することになる。
829名無しのオプ:2012/02/18(土) 19:09:52.42 ID:JvFjGs2o
>>827
「陥穽」かな。『閉じ箱』に入ってるやつ。
昔、雑誌の『幻影城』で読んだ記憶頼みなので、間違ってたらスマン。
良く言えばオマージュだけど・・・微妙な出来で困った憶えがある。
830名無しのオプ:2012/02/18(土) 19:38:54.49 ID:JuJ6hn3K
>>829
たぶんそれですね!ありがとう
竹本氏自身は特にオマージュとか明言してるわけではないんですかね
831書斎魔神 ◆AhysOwpt/w :2012/02/18(土) 19:44:03.64 ID:o0Fznf75
>>821
もうちょい詳しく論考されたし。
まあ、俺も同意見ではあるが。
832名無しのオプ:2012/02/18(土) 19:58:29.55 ID:lVIkd0r9
そういえば書斎は蜘蛛男のアフォな犯人像発言への回答はしたっけかな?

書斎「そういえば蜘蛛男の犯人も身障者やった」
レス「うそこけ」
書斎「よく読め」
多レス「バカ書斎w」「おまえこそよく読め」「文盲w」他
とかいった流れだったような。面倒だから過去スレ読み返さんけどww
833名無しのオプ:2012/02/18(土) 20:29:15.99 ID:scnP/jSY
>>831
たぶん異人館の話だろ。
比べて読んでみると面白いよ。
834名無しのオプ:2012/02/18(土) 22:09:22.90 ID:RarpvIsq
>>828
2ちゃんねる暦(こよみ)とかいうのを長く作ってたのか?
835名無しのオプ:2012/02/18(土) 22:57:56.60 ID:GZfgP/QK
書斎はミステリだけじゃなくSF、純文学、政治経済、映画とあらゆるジャンルに深く精通している。
くだらん揚げ足取りはやめれ。
836名無しのオプ:2012/02/18(土) 23:15:15.49 ID:Kmrft231
ミス板住人って煽り耐性低いんだな
837名無しのオプ:2012/02/18(土) 23:28:15.11 ID:scnP/jSY
そうだよ。書斎の守備範囲は、文学部出た程度の一般教養にすぎない。
くだらん理屈こねてないで、寛容に語ろうぜ。
838名無しのオプ:2012/02/19(日) 00:25:06.06 ID:hMckXLUp
>>813
これか・・確かにえらく違和感あるなw
http://file.nabariningaikyo.blog.shinobi.jp/20110724a.jpg

ポプラ社挿絵とかの髭メガネ親父のイメージが強過ぎるからな
839名無しのオプ:2012/02/19(日) 01:06:53.04 ID:757S6+7R
でも原作読み返してみると確かに若い女が蜘蛛男にあっさり騙され
ホイホイ付いていくシーンが目に付く
乱歩は蜘蛛男=イケメンをイメージしてたのかも知れん

あんなヒゲ眼鏡オヤジに女が付いてくわけないしな
840名無しのオプ:2012/02/19(日) 07:16:36.23 ID:e9zufyD9
イケメンなのかこれ?w
>>838以外のページだともっとかっこいいのか?
841名無しのオプ:2012/02/19(日) 07:26:55.23 ID:d4RfFFOH
>>840
これ明智に追い詰められてテンパってるシーンだから
他のシーンでは超美形に描かれてる
842名無しのオプ:2012/02/19(日) 10:38:59.43 ID:Z7CJS/Uu
この漫画、犯人が追いつめられると顔が豹変するよなw
843名無しのオプ:2012/02/19(日) 11:38:23.14 ID:shSBfqMs
乱歩のメディアミックスは良作に恵まれないよな…良と不良で判断し難い作品が多いというのもあるが
844名無しのオプ:2012/02/19(日) 12:27:08.09 ID:7e52sND5
>>837
書斎は高校中退だけど?
845名無しのオプ:2012/02/19(日) 12:40:11.74 ID:shSBfqMs
>>844
すまん、常識も欠けてたわ
846書斎魔神 ◆AhysOwpt/w :2012/02/19(日) 16:42:25.49 ID:FpR0LFAr
なんとか原作からコミックの話題にして荒らしたいのが見え見えやん(w
847名無しのオプ:2012/02/19(日) 18:34:42.61 ID:oowNcjBC
ふーん、書斎は周りの人にこう思って欲しいわけだな。なるほど。
知識も知能も何にもないくせに、幼稚な願望だけは人一倍とは。

尊敬されたきゃバカみたいな自演をしていないできちんと本を読んで
少しはまともな書き込みをしてみろ。これは命令であるw

>828 :名無しのオプ:2012/02/18(土) 18:34:23.98 ID:GZfgP/QK
>書斎は2ちゃんねる暦も長く、論考は一流、ユーモアの冴えも一流。
>この人以外にトップ・リーダーはいないね。
>でつまつくんが戻ってくれば、彼はその次に位置することになる。

>835 :名無しのオプ:2012/02/18(土) 22:57:56.60 ID:GZfgP/QK
>書斎はミステリだけじゃなくSF、純文学、政治経済、映画とあらゆるジャンルに深く精通している。
848名無しのオプ:2012/02/19(日) 22:38:05.46 ID:Z7CJS/Uu
書斎魔神 ◆AhysOwpt/wは高卒
849名無しのオプ:2012/02/19(日) 23:09:17.27 ID:DaSlQOej
本を読んで自分の頭で考えて文章を書くのはめんどくさい
名無しで自演するのは頭も使わなくて済むし楽チン

楽な方楽な方と安易に選んでばかりの人生だから、身についた知識や教養など
皆無なんだよね。

あるのは歪んだ自己愛の果ての承認欲求だけ。ひでーもんだ。
850名無しのオプ:2012/02/20(月) 12:07:42.29 ID:HBCjjSvz
乱歩のコミックの話が板違いなら
横溝正史の映画やテレビドラマの話も板違いだよな。
自分がついていけない話ならいちいち口をはさまなけりゃいいのに。
書斎はそれができないんだから幼稚なんだよ。
851名無しのオプ:2012/02/20(月) 12:27:26.08 ID:qB2/CRVH
>>848
あんなに頭が悪くて日本語を知らない馬鹿が入れる高校なんて無い。

ってか、そもそも書斎魔神 ◆AhysOwpt/wは
小学校に入学して半月後には
授業についていけなくて学校に行かなくなった馬鹿。

その証拠に分母の異なる分数の足し算ができない。
(通分を知らないどころか、分母は分母だけで、
分子は分子だけで、それぞれ足せば良いと思っている。)
852名無しのオプ:2012/02/20(月) 16:02:21.83 ID:g0mfTyLm
書斎に嫉妬する馬鹿ばかり
853名無しのオプ:2012/02/20(月) 16:22:42.17 ID:rTy7TcuD
と、書斎を擁護するキチガイがほざいております
854名無しのオプ:2012/02/20(月) 17:27:04.57 ID:MDXgI3kF
>>813
確かに、昔の映画の蜘蛛男(メ欄)役の俳優は、浪越警部役の方が似合いそうな感じだったなw
藤田進だったか岡譲司だったか明智役が誰だか忘れたが、明智役の俳優もなんかそこらへんにいそうなオッサンで、名探偵のイメージは皆無だった。
855名無しのオプ:2012/02/20(月) 17:28:19.27 ID:MDXgI3kF
それにしても、でつまつもそうだが書斎を擁護する奴ってやたらリーダーリーダー言いたがるよな。
ミス板にリーダーなんて必要ないのに。
856名無しのオプ:2012/02/20(月) 18:30:34.45 ID:4BPyBzu9
こういう流れはあんまり好きでないのですが・・・
>>803>>817そして>>846の書き込みを見ると
流れをぶったぎってスレを荒してるのは書斎さんの
ように感じられますね
857名無しのオプ:2012/02/20(月) 18:42:42.10 ID:gfe//GUk
違う・・・
858名無しのオプ:2012/02/20(月) 19:27:33.94 ID:186hekJA
>>857
何が違うんだ白痴野郎が。
3文字以上で説明しろカス!
859書斎魔神 ◆AhysOwpt/w :2012/02/20(月) 20:39:37.07 ID:WD8mA/Wk
>>850
君は天性のアホか?(w
繰り返し述べているとおり、原作との比較論という観点から書かれたレス
であればOK。
映画、アニメ、コミック等のオリジナルな設定に関してのみ
どうこうとかいうのは、当然の如く完全板違いということになるわな。
860名無しのオプ:2012/02/20(月) 21:07:07.70 ID:ekxuSPxz
異人館の明智はイケメンというより悪人顔だな
味があって好きだ
個人的にD坂の頃の美少年のような乱歩がもう一度見たい
861名無しのオプ:2012/02/20(月) 21:22:24.64 ID:OzWIHAIo
マンガの話題に付いていけないからといって勝手な珍ルールを持ち出す書斎w

異人館の「オリジナルな設定に関してのみどうこう」とか書いてる
レスなんか、どこにもないのにな。
862名無しのオプ:2012/02/20(月) 21:27:46.80 ID:DydEEo6o
もう話題にするのも止めようぜ。
あの馬鹿は、話題になっている限り自分の“勝ち”だと思っているのだから。
863名無しのオプ:2012/02/20(月) 21:37:34.88 ID:gh6kMRHo
リーダーに従うべき。崇め奉るべき。
当然のことだ。
864名無しのオプ:2012/02/20(月) 21:37:57.27 ID:/qtEnHjl
>>859
同意
コミック板で盛り上がればいいだけ
書斎さんも顔を出さないと思いますよ
865名無しのオプ:2012/02/20(月) 23:50:01.61 ID:EZwT/xgT
書斎魔神とでつまつをNGワードに登録透明アボーンログすっきり
だまされたと思ってやってみて
本当にすっきりするから
866書斎魔神 ◆AhysOwpt/w :2012/02/21(火) 00:01:49.41 ID:gMh/xd6w
>>860で早速に荒らし行為スタート。

>>861
>D坂の頃の美少年のような乱歩
こんなアホな設定が原作の何処にあるというのか?(w
867名無しのオプ:2012/02/21(火) 01:42:58.37 ID:nfwYbfbp
小説をマンガなりドラマにするのなら美少年という設定ではないキャラが
美少年になっても別におかしくはない。メディアが違うのだから。

それこそお前の言う「原作との比較論」そのものじゃねーかw

そんなことも理解できずに世迷言をぬかしていたとはねえ。
ついていけない話題ならしゃしゃり出てきて恥を晒すなよ。
868名無しのオプ:2012/02/21(火) 04:46:24.29 ID:0A4ZwTEC
           ______________________
         ./(知恵遅れ)(知恵遅れ)(知恵遅れ)(知恵遅れ)/|
         /(知恵遅れ)(知恵遅れ)(知恵遅れ)(知恵遅れ)/ .|
        ./(知恵遅れ)(知恵遅れ)(知恵遅れ)(知恵遅れ)/  |
       /(知恵遅れ)(知恵遅れ)(知恵遅れ)(知恵遅れ)/  /
      ./(知恵遅れ)(知恵遅れ)(知恵遅れ)(知恵遅れ)/  /
      /(知恵遅れ)(知恵遅れ)(知恵遅れ)(知恵遅れ)/  /  
     ./(知恵遅れ)(知恵遅れ)(知恵遅れ)(知恵遅れ)/  /
    /(知恵遅れ)(知恵遅れ)(知恵遅れ)(知恵遅れ)/  /
    | ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄  | /
    |       『書斎魔神』詰め合わせ         | /
    |________________ _____ |/
869名無しのオプ:2012/02/21(火) 06:03:28.33 ID:4XpjDRDi
乱歩D坂と顔変わり過ぎだな
870名無しのオプ:2012/02/21(火) 08:20:21.13 ID:TmdrnvGT
>>860
なんとか素人探偵っぽい雰囲気を出したかったんだろうな
http://stat.ameba.jp/user_images/20110223/01/king-katchan/9c/ad/j/o0412038011068619225.jpg
871名無しのオプ:2012/02/21(火) 10:08:46.28 ID:jGV17L2Z
明智と乱歩に若干同性愛的な雰囲気もある
首を絞めようとするあたり
872名無しのオプ:2012/02/21(火) 10:35:15.31 ID:u+3kpsn0
>>871
ただ明智のアブなさを演出したかっただけかも。あの作者がそういうところに気を回すとは思えない
まあ乱歩自身の趣味を考えると色々想像できるよな
873名無しのオプ:2012/02/21(火) 18:30:44.36 ID:pELKU8Gf
>>863
2ちゃんねるの板にリーダーなぞ不要。
大した知識もないのに博識を気取るウンコ書斎はさらに不要。
874書斎魔神 ◆AhysOwpt/w :2012/02/21(火) 21:33:52.51 ID:xn01iuTX
>>867
漫画の設定を単に垂れ流しているのみであって論になっていない。
この間抜け野郎が!(w
875名無しのオプ:2012/02/21(火) 22:14:50.96 ID:jVxhFSNB
原作の蜘蛛男は犯罪の目的がレイプなのか愉快犯なのか芸術なのか
よくわからないところがあった
芸術目的に統一したのはよかった
876名無しのオプ:2012/02/21(火) 22:50:12.08 ID:nfwYbfbp
>>874
「論になっていない」書き込みばかりしているお前が言っても説得力なし

ということを置いたとしても、別に2ちゃんは「論」を書き込むための
掲示板ではないという初歩の初歩が理解できていないねw

顔を洗って出直してきたまえ。これは命令である。
877名無しのオプ:2012/02/22(水) 06:37:45.13 ID:COulSJQ4
論考のひとつでも書いてから言えや。
書斎のジョークは緻密な論考あればこそなんだぞ。
878名無しのオプ:2012/02/22(水) 08:43:40.85 ID:Wr1hOThw
蜘蛛男は単なる変質者である方が味わい深いと思う。
879名無しのオプ:2012/02/22(水) 09:14:50.02 ID:WyOv3EHS
蜘蛛男は外見もイメージも安定しないな

あと明智の趣味悪い指輪が気になる
インドで何があった
880名無しのオプ:2012/02/22(水) 11:55:21.54 ID:izQZDDDj
>>853
でつしね潜伏するな死ね
881名無しのオプ:2012/02/22(水) 12:31:07.67 ID:ZKZ84EGG
アホばっかのスレだな
882827:2012/02/22(水) 13:43:09.12 ID:2d7UR1tG
閉じ箱のあとがきに「陥穽」は乱歩の「石榴」や「二廃人」の形式で云々って書いてました
やっぱり意識して書いたみたいです
今更ですが自己解決しました
883名無しのオプ:2012/02/22(水) 13:52:01.61 ID:SHptutxX
>>877
ただの感想文が論考だと書斎自身が言っているぞアホw
884名無しのオプ:2012/02/22(水) 14:07:13.27 ID:dxoI+UD9
「ただの感想文」を「緻密な論考」と称するのが書斎のジョークなんだよw
885名無しのオプ:2012/02/22(水) 14:53:58.30 ID:WyOv3EHS
その感想さえ書かない・書かせない君の存在そのものが冗談かと
一体乱歩スレに何の用が…謎は深m(ry
886名無しのオプ:2012/02/22(水) 15:04:14.91 ID:48QwKp4Q
異人館の3巻、小林君の登場する「灰神楽」が飛ばされてるな。前にも「白
昼夢」が1巻ではなく2巻に載せられたことがあったが・・・構成上の理由
かねぇ。

あと、グランドジャンププレミアムの新刊も読んだ。今回は「人でなしの恋」
だったよ。オチは異人館らしく原作から捻ってあるから読み比べるのもいいか
と。なかなかグロいぜw
887名無しのオプ:2012/02/22(水) 15:45:28.37 ID:TGqGaVTs
>>886
「人でなしの恋」や「人間椅子」は東元の江戸川乱歩怪奇短編集のほうでも
漫画化されてるみたいね
異人館のほうが絵がお洒落な感じだが、どちらが原作の雰囲気をうまく
醸し出しているか両方の作風を比較してみるのもおもしろそうだ
888書斎魔神 ◆AhysOwpt/w :2012/02/22(水) 20:43:19.52 ID:ENzqY0+h
>>875
その線なら良し。ポンチ絵とはいえ、目を通してみたくなる気になるものあり。
>>876
必死なのだろうが、中身が無いレスであり、完全NG(w
889名無しのオプ:2012/02/22(水) 21:14:43.84 ID:COulSJQ4
>>876のような駄論はコテハン華やかしき頃の2ちゃんではありえなかった。

最近でも、マル公や某評論家が書斎に挑んで完敗している。
時代劇板でもシナリオライターが撃墜されている。

本当のやり取りとはそういうものだ。
890名無しのオプ:2012/02/22(水) 21:15:36.29 ID:WapM+HJ8
荒らすな!書斎は高校中退の怨みをぶちまけてるカス
891名無しのオプ:2012/02/22(水) 21:17:47.25 ID:cqgKTwS0
書斎の勝利条件って「今でも書き込みしている」だけだものな
書斎は議論では完全に論破されてそのスレから撤退していたしw
892名無しのオプ:2012/02/22(水) 21:18:45.30 ID:WapM+HJ8
>>888-889
おうおう!キチガイが湧いてきおったわw
いいかね?君達はここには不要な存在なのだよ?自覚したまえww
893名無しのオプ:2012/02/23(木) 01:52:18.57 ID:szfYXJ0/
894名無しのオプ:2012/02/23(木) 02:08:37.77 ID:oOEJEKoE
うむ文代はかわいい
895名無しのオプ:2012/02/23(木) 06:08:14.52 ID:QnM6wV/3
いくら文代が良い感じでもしょせんホモの明智には・・・
896名無しのオプ:2012/02/23(木) 07:37:35.62 ID:f9ZiHgeh
異人館の明智好きだわ
正義感のかけらもなく犯罪への興味のみで動いてる異常人格者
名探偵はこうでないと
897名無しのオプ:2012/02/23(木) 17:06:18.54 ID:X3wLOXgX
>>818
遅レスで恐縮だが、俺も山田版少年探偵団読んだことあるよ。

それなりに面白かったが、二十面相の造形がなぁ・・・。顔を自由に変形で
きる異能者って設定はまだしも、その変身描写がほとんどモンスター。
怪人っていうより怪物なんだよな。それがあの作品の個性と言えばそうなん
だろうけど・・・。

リライト設定の「大暗室」で、本物の二十面相を出して大曾根と対決させる
アイデアはちょっと感心したけどね。
898書斎魔神 ◆AhysOwpt/w :2012/02/23(木) 20:57:21.66 ID:PM+bnYwT
マンキチの荒らし続行中だけど、
大乱歩や横溝御大の作は、「絵」になり易そうであって、
大ヒットしたのは御大の「八つ墓村」ぐらいであり、
むしろ実写の方にヒット作が多い。
大乱歩自身が漫画を描いていた時期もあるわけだし、
不思議な感がなくもないが、
妙に漫画とかにすると、安っぽくなってしまうのだな。
それぐらい小説世界が完成されているということであろう。
899名無しのオプ:2012/02/23(木) 21:11:18.30 ID:ljfnwWQS
これぞ論考だね。
アンチもせめてこの10%の程度でいいから論考を書いて見せてほしいね。
900名無しのオプ:2012/02/23(木) 23:24:45.17 ID:VeSkZWCQ
自演乙。
ID変えてまで必死やねww
901名無しのオプ:2012/02/23(木) 23:27:47.34 ID:sRYEDtjo
このスレには高校中退書斎と、彼を崇める中学校中退マンキチ()が常駐しています。NG推奨
902名無しのオプ:2012/02/24(金) 00:14:53.22 ID:Yo/cEqUi
>>896
原作の初期短編あたりの明智をベースにしているんだろうな
「何者」とか「屋根裏の散歩者」あたりの明智は単なる好奇心だけで
動いてる感じだし
903名無しのオプ:2012/02/24(金) 01:41:42.56 ID:eMTeikdg
漫画の話題ばかりってのもどうかと思うけどね。
904名無しのオプ:2012/02/24(金) 03:03:19.75 ID:9SBcTWDX
山田版ってまだ読める?
905名無しのオプ:2012/02/24(金) 09:38:34.21 ID:UtZHdyd4
男は3DSを持つている。

大層大事そうに膝に乗せている。
時折3DSに話しかけたりする。
眠い目を擦り、いつたい何をやつてゐるのか見極めようとするが、如何にも眠かった。
マリオかモンハンでもやつてゐるのか。
なんとも手頃なよいゲーム機である。
男は時折笑つたりする。

「うふふ」
3DSの中から聲がした。
鈴でも轉がすやうな女の聲だった。

「聴こえましたか」
男が云つた。蓄音機の喇叭からでるやうな聲だ。
うんとも否とも答へなかつた。夢の續きが浮かんだからだ。
「だれにも云わないでくださいまし」
男はさう云ふと3DSの蓋を持ち上げ、こちらに向けて中を見せた。

3DSの中には綺麗な娘がぴつたりと入ってゐた。

日本人形のやうな顔だ。勿論善く出来た人形に違ひない。
人形の胸から上だけが 3DSに入つてゐるのだらう。
何ともあどけない顔なので、つい微笑んでしまつた。

それを見ると3DSの娘も
につこり笑つて、
「はじめまして、高嶺愛花です」
と云つた。
ああ、生きてゐる。

何だか酷く男が羨ましくなつてしまつた。
906名無しのオプ:2012/02/24(金) 10:23:45.86 ID:A4gpqqAw
スレチだけどワロタ
907名無しのオプ:2012/02/24(金) 11:22:12.59 ID:lP+qI3Hk
これはwww
押絵と旅する男の場合は3次から2次に行くわけだから…何だろうなw
908名無しのオプ:2012/02/24(金) 11:28:05.64 ID:Ha0J5FjN
出来が無駄に良いな
乱歩の持つ根源的な変態性を現代のオタクに垣間見た
909名無しのオプ:2012/02/24(金) 11:55:47.18 ID:O9F1MTBP
原文が京極なのに違和感を感じないね
しかしホラーだな
想像すると恐ろしい
910名無しのオプ:2012/02/24(金) 13:35:34.45 ID:/y2RT1/y
絶対チェースされる
911書斎魔神 ◆AhysOwpt/w :2012/02/24(金) 19:10:58.05 ID:ydK5obdH
>>902
D坂でのデビュー時から明智はそうだろ。
いわゆる高等遊民時代。
912名無しのオプ:2012/02/24(金) 19:33:41.02 ID:ayWsq9el
>>904
新刊では無理。
古書店やブコフ探すしかない。
913名無しのオプ:2012/02/24(金) 23:10:59.29 ID:Y26qKYXF
>>905
三段目で展開が読めた
やっぱりラブプラスだったかw
914名無しのオプ:2012/02/24(金) 23:20:48.84 ID:02ftLh41
>>913
ラプラスの魔、に見えた
915名無しのオプ:2012/02/25(土) 11:15:13.89 ID:ix/+nXUU
「リング」のビデオが実体化してディスプレイから貞子が出てくる発想も
乱歩の遠い親戚なのかな。
916名無しのオプ:2012/02/25(土) 11:32:23.64 ID:eGhZXbtV
あれは純粋にビデオドローム
917名無しのオプ:2012/02/28(火) 05:43:24.90 ID:nzfEbTMc
ポプラ社/少年探偵/全46巻揃い
http://page11.auctions.yahoo.co.jp/jp/auction/n109696008
918名無しのオプ:2012/02/28(火) 05:48:56.38 ID:GhfDUouU
出品者乙
919名無しのオプ:2012/02/28(火) 11:48:22.72 ID:gXezRE9e
幽鬼の塔
「土地の青年につきまとわれ、ついに取り返しの付かぬ辱めを受けた」

リライト版
「土地の青年につきまとわれ、振り切って逃げるところを殺された」

子供心にもすぐレイプのことだなってわかった
920名無しのオプ:2012/02/28(火) 16:16:09.97 ID:O19ir8n6
D坂初めて読んだクソガキだけどこれのどこがおもろいのか教えてください
隣りの店と繋がってるとか現代人にはアンフェアとしか思えないし
古代人にとってはすぐに気付くトリック(とゆうかトリックとして成立してない気すらする)だと思った
921名無しのオプ:2012/02/28(火) 17:10:26.10 ID:haynSk3+
老人になってから再読したらどうや?
922名無しのオプ:2012/02/28(火) 18:06:05.83 ID:6vBp5UGJ
あれは読者に与えられた手がかりとしての証言が、「やっぱそれは間違い」ってのが一番のアンフェアだと思うw
923名無しのオプ:2012/02/28(火) 19:24:54.07 ID:cjX7B5BT
>>920
D坂を本格推理小説として見た場合の一番の見所は
「私」が提示した格子のトリック
実現不可能であり明智に否定されるという役割しか与えられなかったが
発想として古今例を見ないものでこの作品の最も優れた部分はそこ
他はおまけでしかない
924名無しのオプ:2012/02/28(火) 19:26:09.61 ID:ZHuk2eIm
二銭銅貨の主人公と友人の関係に凄く憧れる
あぁたまらない
俺もあんな友人が欲しい
925名無しのオプ:2012/02/28(火) 19:48:22.49 ID:J/sl+z3c
じゃあ俺がその友人になってやるぞ
926名無しのオプ:2012/02/28(火) 20:04:13.66 ID:ScWi4pI6
>>920
先にホームズ読んでから乱歩に入った俺は、
物質的な証拠というのは捉え方次第でどうとでもなるという部分に、
ずいぶん感心した覚えがある。
乱歩が一番書きたかったのはそこじゃないかな。
927名無しのオプ:2012/02/28(火) 20:38:47.19 ID:/oSEEhRI
>>926の言う通りで、D坂の主眼はそこ
物質的証拠は捉え方次第でどうにでもなるものであり、
必要なのは心理的探偵手法だというのが、
乱歩の言いたいところだった
ところがD坂では、
物理的証拠こそ別の視点で見れば大したことのない事実だったと
いうことは書かれていたが、肝心の心理的探偵手法がわかりにくい
その手法を推し進めてわかりやすく書かれたのが「心理試験」
928書斎魔神 ◆AhysOwpt/w :2012/02/28(火) 20:39:13.48 ID:It01G24j
D坂のメーントリックは、錯視の件でしょ。
作品としては、あの時代に謎解きミステリにエロ(単なる装飾ではなく、
物語上不可欠な要素として)を見事に融合した点こそ評価したい。
929名無しのオプ:2012/02/28(火) 22:43:04.68 ID:jP82MKSI
見事な論考だね。
これで決まりだ。
930名無しのオプ:2012/02/28(火) 22:45:22.62 ID:AaJBjvOQ
929は書斎に対する嫌味
931名無しのオプ:2012/02/28(火) 22:53:00.60 ID:O19ir8n6
>>926>>927
なるほどそれは読みとれなかったです
>>923もどうもです

二銭銅貨と赤い部屋は面白かった
932名無しのオプ:2012/02/29(水) 07:25:14.55 ID:rTr7VFWT
乱歩の初期作品は後の通俗長編なんかと比べて
比較的理知的で合理的な本格モノと見られたりするけど
本格物としら、D坂も、二銭銅貨も、心理試験も穴だらけなので
やはりそれらも本格から逸脱した妖しい乱歩ワールドを堪能するための作品だと思う。
933名無しのオプ:2012/02/29(水) 11:26:03.80 ID:Bd2rkT6D
それを言ったらホームズも穴だらけだけどな。
934名無しのオプ:2012/02/29(水) 11:32:44.43 ID:rTr7VFWT
ホームズにしても、もはやミステリーがどうこうということよりも
当時のロンドンだとヨーロッパの雰囲気を味わうために読むものだと思う。
935名無しのオプ:2012/02/29(水) 12:16:31.02 ID:HOI3kgpO
ヴィクトリア朝時代の社会小説として楽しめるもんね
936書斎魔神 ◆AhysOwpt/w :2012/02/29(水) 20:46:16.73 ID:rK6q0ygm
初期乱歩短編やホームズものが批判されるのであれば、
妙に高評価されているブラウン神父シリーズも、かなり無理があるエピ多し。
十分な批判対象足り得るかと思う。
937名無しのオプ:2012/02/29(水) 20:49:15.92 ID:Ce5pnZXT
この人、本当にわかってないね。
938名無しのオプ:2012/02/29(水) 22:41:02.50 ID:tDzp3kWO
労咳だからなあ
939名無しのオプ:2012/02/29(水) 22:58:55.68 ID:9DcoJ8Hj
書斎は一番わかっているよ。
論考をじっくり読み返してみればよくわかるはず。
940名無しのオプ:2012/02/29(水) 23:10:40.29 ID:o4HSM4p3
論考、論考って偉そうだな
たかが2ちゃんの書き込みで
941名無しのオプ:2012/02/29(水) 23:12:08.25 ID:SYW82y9I
50過ぎて童貞でいたら精神病になるのも仕方ない
942名無しのオプ:2012/02/29(水) 23:16:09.71 ID:GHZiynhn
「心理試験」は好きだなあ。
俺的には間然とするところが無い傑作。
あれだけピタっと決まった倒叙モノは現代でもなかなかないよ。
本題だけという感じで余計な描写がないのもいい。
943名無しのオプ:2012/03/01(木) 00:19:48.44 ID:nkML6v8V
なんか刑事コロンボを先取りしてるよね。
944名無しのオプ:2012/03/01(木) 02:39:34.70 ID:RsvFtpoj
ポプラ社版で読んだけど
心理試験…面白い
二銭銅貨…難しい
と思ったのは覚えてる
945名無しのオプ:2012/03/01(木) 06:17:46.50 ID:CQ6eIdHZ
乱歩の場合、ミステリーとしての仕掛けがすごい、という要素があまりなくても読めるのは
乱歩世界の蠱惑的雰囲気が濃厚に漂っているからだろう。
そこが他の作家の陳腐な描写だったら多分とっくに忘れ去られている。
じっさい戦前の作家で今でも記憶されているのはそういった要素がある作家だけだろう。
その他有象無象は消えてなくなった。
946名無しのオプ:2012/03/01(木) 12:32:49.14 ID:ztsFoyc3
こわくてき と読むのか〜
難しい言葉を知ってるなあ
947名無しのオプ:2012/03/01(木) 12:59:12.93 ID:4Rie+Q+M
乱歩って実際に男とSEXしてたの?
好きだっただけ?
948名無しのオプ:2012/03/01(木) 16:04:07.10 ID:XO5HY2AM
同性愛が好きなだけで同性愛者じゃないでしょ
949名無しのオプ:2012/03/01(木) 17:03:01.35 ID:4m8ArD5O
「乱歩は穴があるけど雰囲気がイイ」
「ホームズも穴だらけだけどイイ」
「チェスタトンも穴だらけだから批判されるべき」


流石わかってる人の言うことはやっぱりちがうわな。ド低脳ってよく言われませんか。
950名無しのオプ:2012/03/01(木) 17:35:39.58 ID:FKigb6LZ
>>947>>948
つ「乱歩打明け話」
乱歩にも穴はあるんだよな…ゴクリ
951名無しのオプ:2012/03/01(木) 18:31:51.11 ID:+WGnOY/5
筑摩書房の「江戸川乱歩随筆選」で美少年とプラトニックラブした話してた
その時に一生分の純愛を使い果たしてしまったそうだ
手を握っただけでうれしかった〜みたいな事言ってて切ないなと思った
952書斎魔神 ◆AhysOwpt/w :2012/03/01(木) 19:50:02.32 ID:orAJpEmk
NHKで「心理試験」の朗読を聴いたことがあるが、
音声だとあの明智はマジでコロンボ風だとわかる。
「屋根裏の散歩者」なんかもそうだな。
後年の通俗長編でのハードボイルドの探偵も顔負けのアクションスター
ぶりとは隔絶。
953名無しのオプ:2012/03/01(木) 20:25:15.60 ID:90VsMfNX
乱歩って自力で三角館みたいな本格長編チャレンジしようと思わなかったのかな
954名無しのオプ:2012/03/01(木) 21:21:16.10 ID:ASmuhnrM
思ってもいざ書き始めたら途中で投げ出したりしてなw
絶筆になった作品何てやつだっけ?
955名無しのオプ:2012/03/01(木) 22:51:56.74 ID:nkML6v8V
悪霊
956名無しのオプ:2012/03/01(木) 23:51:24.94 ID:0HK4ZDpe
で、空いた連載枠に黒死館が載せられると
957名無しのオプ:2012/03/02(金) 09:53:17.44 ID:OWrk1vff
乱歩が本格長編を書こうとして書き始めても、できあがるものは
「蜘蛛男」だとか「黒蜥蜴」だとか「陰獣」だとか「パノラマ島奇談」だとか「孤島の鬼」
だとかになってしまうわけだよ。
でも乱歩本人の思惑はどうあれ、本格からどこか外れたそっちの方が面白かったりするわけだ。
958名無しのオプ:2012/03/02(金) 11:25:50.81 ID:TybfV0ND
同意
959名無しのオプ:2012/03/02(金) 19:51:38.96 ID:gwRulY+z
違うことを書こうと思っても、連載に追われ何も思いつかず結局エログロに
960書斎魔神 ◆AhysOwpt/w :2012/03/02(金) 21:08:36.19 ID:wmq97CsJ
>>953
それが書きたくても書けなかったのが大乱歩の悲劇とも言い得る。
三角館もスカーレットの原作では、もっとあっさりした設定なのだが、
大乱歩はやたらに館の構造の怪奇性、人物関係の錯綜を強調している感あり。
まあ、根っからの天才的な怪奇探偵小説作家なんである。
(本人がこの事に満足していたかは別問題としてだが)
なお、>>957は的外れな内容多し、「陰獣」以外はそもそも本格ミステリを意図
して執筆されたものではないです。勢いでいい加減なことを書くのは完全NGやね。
961名無しのオプ:2012/03/03(土) 00:23:31.15 ID:U32F4P4Z
三角館はスカーレットより面白いのが、何とも…。緑衣の鬼とレドメインは引き分けぐらい。
俺は化人幻戯が好きなんだけど、これ評価低いよね。
962書斎自身じゃないかw:2012/03/03(土) 00:26:13.23 ID:q5A9mRcc
勢いでいい加減なことを書くのは完全NGやね。
勢いでいい加減なことを書くのは完全NGやね。
勢いでいい加減なことを書くのは完全NGやね。
勢いでいい加減なことを書くのは完全NGやね。
勢いでいい加減なことを書くのは完全NGやね。
963名無しのオプ:2012/03/03(土) 12:12:11.93 ID:z+TI4hce
>>961
私見ですが
三角館>スカーレット
幽霊塔>幽霊塔(黒岩涙香版)
緑衣の鬼<レドメイン
って感じかなぁ

幽鬼の塔と「サン・フォリアン寺院の首吊人」は 比較不能の別物…
白髪鬼は元ネタを未読


964名無しのオプ:2012/03/03(土) 18:38:43.61 ID:apRnkWh5
書斎の指導には従うこと。
965名無しのオプ:2012/03/03(土) 18:57:12.58 ID:5vi05se/
ばかこけ
966名無しのオプ:2012/03/03(土) 19:46:36.75 ID:Y2Wc6W02
頭吊なんていう存在しない言葉や、血蛞蝓なんていう存在しない小説や、バーナヴィ・ロスなんていう存在しない作家について語っているような人が
他人に指導なんかできるわけないのにな。
967名無しのオプ:2012/03/03(土) 20:10:00.73 ID:3FYFXQR+
そして誰もにポワロが出てきちゃったら
誰もいなくならないじゃないですか!
968書斎魔神 ◆AhysOwpt/w :2012/03/03(土) 20:42:31.43 ID:OZqQXUIc
俺は>>963に、ほぼ同意かな。
ただし、幽鬼とサンフォリアンの場合と同様に緑衣とレドメインは別物
という見方も出来る。
原作は、前者はムーディなサスペンスもの、後者は田園小説風の本格ミステリ
だが、大乱歩の手により見事に怪奇探偵小説と化した感あり。
ゆえに、原作レドメインのような独自の風格は無いものの、リーダビリティは上という感あり。
969名無しのオプ:2012/03/03(土) 22:55:29.47 ID:apRnkWh5
アンチの妨害工作が全く功を奏しなかったのが笑えるね。
書斎は悠々自適に論考を書いている。

誰が勝ったかは一目瞭然だ。
970名無しのオプ:2012/03/03(土) 23:01:57.71 ID:5vi05se/
あほぬかせ
971名無しのオプ:2012/03/04(日) 01:22:10.15 ID:kNvmZTKb
影男って何が描きたかったん?
972名無しのオプ:2012/03/04(日) 01:37:24.50 ID:IzmKGY2k
>>971
好き勝手に冒険ばっかりしてないで、まじめにこつこつと働かないと
いつかは天罰がくだりますよ
と言うことを描きたかったんじゃないのかね
973名無しのオプ:2012/03/04(日) 02:35:14.01 ID:gbNZP9BB
>>971
地下プロレス
974名無しのオプ:2012/03/04(日) 10:58:24.34 ID:zqbzm4La
おそらく、見切り発車の連載だったんじゃないかしら?
975名無しのオプ:2012/03/04(日) 11:09:19.73 ID:hLXqOy6n
お前のどうしようもない人生のようだな
976名無しのオプ:2012/03/04(日) 14:13:29.96 ID:cXwqIIKg
書斎、ご乱心
977書斎魔神 ◆AhysOwpt/w :2012/03/04(日) 20:30:07.56 ID:W2r51L5S
随分前にも指摘しておいたが、
「影男」は通俗長編のラストという意味合いばかりでなく、
大乱歩作品にある要素集大成という感もあり、
単なるおふざけではない。
ジュブナイルまで意識しているのは、波越警部ではなく中村警部の名が
見えることでわかる。
978名無しのオプ:2012/03/05(月) 02:43:51.26 ID:ivHc0heY
影男は長編の中じゃかなりマシなほう
979名無しのオプ:2012/03/05(月) 03:55:43.93 ID:BB92NM6t
島田も江戸川乱歩も確実に超える、なんで暗号が苦手なのかもすべてわかる
デジタルニューススレッド
980名無しのオプ:2012/03/05(月) 15:28:08.71 ID:DuwpOAlN
影男、かっこいいじゃん
蜘蛛男や大曾根みたいな変質者でもなく
ひたすら男のロマンに生きてるって感じ
981名無しのオプ:2012/03/05(月) 16:54:12.89 ID:IkZJdcaC
>>969
悠々自適の言葉の意味も知らないんだね書斎さんw
982名無しのオプ:2012/03/05(月) 20:17:29.36 ID:xOAcndrp
影男は二十面相だったと信じている
983名無しのオプ:2012/03/05(月) 21:50:55.91 ID:ypDri2Xz
『大暗室』や『悪魔の紋章』も中村警部なんだがな。
984書斎魔神 ◆AhysOwpt/w :2012/03/05(月) 22:08:46.15 ID:Uc+6VFWQ
渾身のオリジナル本格ミステリ「化人幻戯」
通俗長編最終作にして大乱歩作品要素満載な娯楽作「影男」
最後の成人向き長編にして飄逸な味わいの佳作「ペテン師と空気男」
海外作品等を十二分に自家薬籠中のものとした翻案作品群

この辺が刊行当時は不評かほとんど話題にならなかったらしいのは、
大乱歩にとり気の毒であった。
このため、長編ミステリ作家としての大乱歩の一般的イメージは、
「蜘蛛男」「黒蜥蜴」「黄金仮面」等の大ヒットした通俗長編冒険探偵小説
(及びこのジュブナイル版ともいえる少年探偵団シリーズ)の書き手
ということになってしまった。
985名無しのオプ:2012/03/05(月) 22:49:11.00 ID:0a6vkJ6D
的確な論考だね。
986名無しのオプ:2012/03/05(月) 23:04:07.23 ID:v36mh5Tr
ん?目に見えない誰かの戯言が聞こえるようだが・・・
透明怪人でも居るのか?
987名無しのオプ:2012/03/05(月) 23:10:09.14 ID:qxvoxvBO
江戸川珍歩大先生
988名無しのオプ:2012/03/05(月) 23:14:07.93 ID:7bv+a2sr
江戸川端散歩先生を知っている人は何人いるだろうか。
989名無しのオプ:2012/03/06(火) 06:42:59.39 ID:sMiokzIC
『化人幻戯』も『影男』にしても読むのがしんどい。
文章が退屈で弛緩していて読ませる力がない。材料も面白くない。
単なる通俗作品としてみても、乱歩自身の過去の作品にさえ追いついていない。
戦後の乱歩は実作者としてはもはや死人同然だった。
990名無しのオプ:2012/03/06(火) 09:24:18.64 ID:7wilx2wa
>>988
紅緒が担当したライオンみたいな先生か?
991明智さん:2012/03/06(火) 16:17:15.62 ID:C1TuQ0R5
992書斎魔神 ◆AhysOwpt/w :2012/03/06(火) 22:56:52.68 ID:oqod7wZ3
>>989
本格ではないが「ペテン師と空気男」は傑作だろ。
戦後世相を巧く取り入れたシニカルなオチも良し。
993名無しのオプ:2012/03/06(火) 23:29:33.20 ID:W2nmYW4r
またバカの一つ覚えの「シニカル」かよ

意味をよく知らない言葉を使うな、ボケ
994名無しのオプ:2012/03/06(火) 23:34:38.45 ID:O38h6Xc1
雑談スレ散々指摘されたことを全く理解できていなかったんだな
書斎は学習能力が無さすぎる
995名無しのオプ:2012/03/06(火) 23:35:30.48 ID:0Vt4qYSX
ぺてん書斎とでつまつ男
996名無しのオプ:2012/03/06(火) 23:59:45.55 ID:fwrK2jFO
おいおい、チェースされるぞ

て・・チェースってどんな意味か忘れたが
書斎のてきとうな造語だったな
997名無しのオプ:2012/03/07(水) 00:05:00.73 ID:eIrMyEKk
この板で書斎さんに逆らうことは許されない
998名無しのオプ:2012/03/07(水) 00:14:39.88 ID:n0CRP3X1
と、名無しの書斎が泣いていまいす。
999名無しのオプ:2012/03/07(水) 07:00:55.10 ID:zC8ocQ65
書斎は偉大なり!
1000名無しのオプ:2012/03/07(水) 07:05:04.85 ID:TzO0s55G
1000なら次スレで書斎に逆らうことは許されない
10011001
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