1 :
名無しのオプ:
日本のミステリー史上に偉大なる足跡を残した、名匠について語り合うスレッドです。
過去ログ及び関連情報は
>>2-4あたり
●重要なお知らせ
※鮎川哲也のことを「鮎」と呼び、住民の感情を逆撫ですることで、
スレを荒らそうとする愉快犯にはレスをしないで放置して下さい。
また、愉快犯は自作自演でやり取りを装いますので、無視して下さい。
※ネタバレは、ミステリー板のローカルルールで禁じられている悪質な荒らし行為です。
未読の方の楽しみを奪わないためにも、ネタバレ厳禁でお願い致します。
(ネタバレから身を守るための重要な情報が
>>2にあります。是非ご覧下さい。)
2 :
名無しのオプ:04/08/14 17:51 ID:w5hoDvEe
●重要なお知らせ2
当スレにはネタバレを繰り返すコテハンが居ついています。
ネタバレの危険が高い彼のレスを目にしたくないという方には、
2ちゃんねる専用ブラウザの導入をオススメします。
そしてブラウザのあぼ〜ん機能・NGワード機能を使い、
書斎魔神
をNGワードに設定しましょう。
2ちゃんねる専用ブラウザに関するサイト monazilla.org(w
http://www.monazilla.org/
3 :
名無しのオプ:04/08/14 17:52 ID:w5hoDvEe
4 :
名無しのオプ:04/08/14 17:53 ID:w5hoDvEe
|| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄||
|| ○荒らしは放置が一番キライ。荒らしは常に誰かの反応を待っています。
|| ○放置された荒らしは煽りや自作自演であなたのレスを誘います。
|| ノセられてレスしたらその時点であなたの負け。
|| ○反撃は荒らしの滋養にして栄養であり最も喜ぶことです。荒らしにエサを
|| 与えないで下さい。 Λ_Λ
|| ○枯死するまで孤独に暴れさせておいて \ (゚ー゚*) キホン。
|| ゴミが溜まったら削除が一番です。 ⊂⊂ |
||___ ∧ ∧__∧ ∧__ ∧ ∧_ | ̄ ̄ ̄ ̄|
( ∧ ∧__ ( ∧ ∧__( ∧ ∧  ̄ ̄ ̄
〜(_( ∧ ∧_ ( ∧ ∧_ ( ∧ ∧ は〜い、先生。
〜(_( ,,)〜(_( ,,)〜(_( ,,)
〜(___ノ 〜(___ノ 〜(___ノ
5 :
名無しのオプ:04/08/14 18:06 ID:YRoTVdzs
あの、このスレの「四番館」というのは、「四」が、スレの番号を示しているの
ですか? 鮎川先生の有名なシリーズは三番館シリーズだったと思うので……。
達磨に似た寡黙なバーテンダーがアームチェアディテクティブ役をやるというアレ
です。最近読んでないので、間違ってたらごめんなさい。
んで、そのシリーズに特化したスレというわけではないのですか?
6 :
1:04/08/14 18:11 ID:w5hoDvEe
そうです。「四」は、単にスレの番号です。
5だと「五つの時計」があったんですが。
三番館シリーズに特化したスレというわけではないので、
どんどん鮎川氏の作品全般について書き込んで下さい!
7 :
名無しのオプ:04/08/14 18:54 ID:YRoTVdzs
スレ立てさん、さっそくのご回答ありがとうございます。
鮎川先生関係なら全般OKなんですね!
ところで、5がつく「五つの時計」ですが、その中に使われているトリックが、
たまたま他の作家が使ったものと同じだったとのことで、先生はその作品を永遠
に封鎖するというようなことをおっしゃっていたと思います。
8 :
名無しのオプ:04/08/14 19:15 ID:DHPnPmkE
新スレでも
(-人-) ナムッ ナムッ ナムッ!
9 :
名無しのオプ:04/08/14 19:52 ID:HjngSMAm
(-人-) 馬よけと保守ナムナム
10 :
トオル:04/08/14 21:35 ID:Fbbl6woh
ドーモじゃないです!こんなスレ認めません!
えーとw
誰かさん理論では、
スレ立て人はすなわちスレリーダーであり、メンバーを指導する権限を持つのだったねw
12 :
名無しのオプ:04/08/14 22:03 ID:maEhlmLM
>>1 遅ればせながらスレ立て乙です。
変な人がいるようですが、無視して鮎川氏について語っていきましょう。
謹啓 書斎魔神大兄
良識ある住人の代表として貴兄にお願い申し上げたい。
最悪板の嵐たちは、その名のとおり最悪で凶暴な連中です。
彼らの脅威にわれわれは日々おびえ慄くばかりです。
貴兄の立てられたクイーンスレをさんざん荒らして続行不能に陥らせ、重複を承知でこのスレをおったてました。
貴兄の貴重な講義を拝聴するという謙虚な姿勢は微塵もなく、あまつさえ貴兄を嵐扱いする始末。
無法には良識で、無知には貴兄の底知れぬ知識で立ち向かい、奴らを論駁、駆逐して頂けないものか?
われわれは貴兄におすがりするほかないのです。
どうかわれわれのため、奮起してください。
乱歩スレへの誤爆は迷惑だよな。
きちんと謝罪したらどうだい?
>>13 あなたは
>>1-2を読まれましたか?
あなたは書斎魔神という荒らしに荷担するお仲間ということですね。
おっと、スルーすべきでしたね。
16 :
名無しのオプ:04/08/14 22:41 ID:Q+DGWCfC
まだ旧スレがあるんですね。過去ログ倉庫に行かないように、旧スレはそのまま
書き込みをやめましょうよ。そして、これを次期スレとちゃんと認めて欲しい
ものです。
>>16 このスレが新スレで何ら問題ありませんよ。
難癖つけているのは一人だけでしょう。
重複でも何でもないし。
旧スレでもちゃんと案内されていますから。
18 :
名無しのオプ:04/08/14 22:59 ID:VLqg7xhk
>>7 えーと、それは「五つの時計」自体のことでしょうか?
それとも嘗て「五つの時計」という短編集に収録されていた短編のいずれかのことですか?
「五つの時計」自体、それを表題作とする短編集が、つい数年前に創元推理文庫から
出版されたばかりなんですが?
まぁ、その書斎貴兄(=ミステリ板住人)自身が、かつて映画板を
「さんざん荒らして続行不能に陥らせ、重複を承知」でスレ立てしていた
荒らしなんだからどうしようもない訳だが。
ろんばく 【論駁】
(名)スル
相手の意見や説の誤りを非難し、論じ返すこと。
大辞林 第二版 (三省堂)
今は書斎さん当人が論駁されているんだし(でも日常的に口語で論駁なんて
滅多に使わない言葉なんだよね。)
>18
その件は北村薫「謎物語」に載っていますな。文庫本ならp138から。
似ているという作品は山沢晴雄「死の黙劇」。
24 :
名無しのオプ:04/08/15 00:34 ID:aq3elj75
>>18 7ですが、「五つの時計」そのものです。他の情報については23氏が紹介されて
いるようですので、そちらが正確かと思います。私自身は、まだ鮎川先生がご健在
だったころに書かれた文章の中で、ご自身が語られていたのを読んだだけです。
確か、本格推理に関しては、トリックそのもののオリジナリティが問われ、仮に
自分が独自で編み出したものであったとしても、時間的に誰かが先に使った場合は
先に使った人に優先権がある、みたいなことを述べておられたと思います。その出
典がなんであったかは忘れました。
「封印する」と本人が言っても、出版社がどう扱うかについてはちょっと分かりか
ねます。
>>23-24さん、情報ありがとうございます!
「死の黙劇」はどうやら『ミステリーの愉しみ3』に収録されているようなので、
早速捜して読んでみたいと思います。
山沢晴雄の「砧最初の事件」なんかも、バラバラ死体がトランクに詰められている(!)
ということなので、方向性自体かぶるところのある作家なんでしょうかね。
かなり興味が出てきました。
(-人-)ナムナム
(-人-)ナムナム
(-人-)ナムナム
このスレもナムナムで潰すんだったら立てなきゃいいのに・・・
今回(-人-)ナムナムやっているのは、どう見ても馬一人でしょ(w
こっちは鮎川作品についての話を、粛々と進めるだけだから。
正常化したスレの中でいつまでも(-人-)ナムナム続けて、しかもそれが
同一プロバのものばかりだったら、アク禁材料が増えるだけ(w
ブコフで105円だったので、「朱の絶筆」講談社文庫版を買った。
祥伝社版では、新書刊行時と文庫刊行時にそれぞれ加筆されているらしいが、
講談社文庫はどうなんだろうか?
鬼貫長編文庫を買ってる
平行して鬼貫短編モノを借りて読んでいるんだけど
長編の原型モノは読まないようにしてる
犯人とトリックが分かったら楽しみ半減だよね
終戦記念日に
(-人-)ナムナム
31 :
名無しのオプ:04/08/15 17:56 ID:f/3yNI3p
>>29 長編の原型ものってなあに?
長編の元になった短編のこと? 同じトリックを使って
別の作品を作るとかしているの?
>>31 鮎川氏に限らず、昔は短編を改稿して長篇に仕立て直したりするということが、
結構あったわけ。
もちろん長編化するわけだから、より構成が複雑になったり、トリックももう
ひとひねりしてあったりするから、一応は違う楽しみ方ができるんだけどね。
でもやっぱり
>>29の言うように、原型モノは長編を読んでから読むのが吉。
白紙状態で読むことができるし、色々と発見があったりもするしね。
図書館でクライン氏の肖像(三番館)を借りた
お盆のせいか鮎川氏の芸術出版社モノ全部無いでやんの
文庫もそこそこ無かった
こんな人気あったかな?なんて思う
もしかして2ちゃん住人が多い土地なんかな
34 :
名無しのオプ:04/08/15 20:50 ID:ez8YegDe
本格ものは短期の休みに読みやすいよね。それと、鮎川センセが亡くなってから
新規に刊行されたものとかもあるし、人気は一頃より上がっていると思う。
>>32 ちゅうことは短編集を最初に読んじゃうとヤバイですかね?
創元のを読んでるんですが・・・
俺は「りら荘」→「呪縛再現(原型短編)」と読んだ
短編を後で読んだら なるほど、そう変化したかって思った
でも、短編→長編で読んだとしたら 展開はある程度同じなんで
多少まどろっこしく感じたと思う 個人的な感想なんだけど
でも鮎川作品は台詞廻しが絶妙なんで、どう転んでも楽しめる
基本的に長編モノを読む際は原型の有無を調べてから読んでます
37 :
↑:04/08/16 20:48 ID:vBtvttH7
あの、これってネタバレにはなってないの?
俺は両方とも読んでないんでわからんのだけど。
どこも問題ないでしょ
39 :
名無しのオプ:04/08/17 04:56 ID:upczpw3T
鮎川御大は、短編を長編化するのが得意な作家だって、どこかの書評家が言っていたよ。
そうして長編化した作品も(短編を読む前に)いくつか読んだけど、はっきり言って冗長
だった。別に冒涜するつもりはないけどね。
感想は個人の自由だから、それくらいで誰も冒涜だなんて思わないよ。
デタラメな妄説で他人を見下したレスをしたり、「鮎」呼ばわりしなきゃ、
揉め事なんて起きようがないからね。
だけど、鮎川氏の場合は単純なプロットを引き延ばしたりはしないし、
むしろ原型短編の方が大抵は、短編には収まらない程盛り込み過ぎで、
長編化されることでずっとバランスが良くなっている、というのが
一般的な見方なんだけどな。
ちなみに
>>39は、何という作品を読んで冗長だと感じたの?
鮎川氏の本格は推理クイズの要素が強いが、短編は濃密な(圧縮された)本格推理小説というより、
そのまんま推理クイズというのが多いね。
(テレビの推理クイズを元にしたノベライズもあるから、本当にそのまんまな作品もあるし)
それが長所であるといえばそうなんだけど、三番館シリーズは優秀な推理クイズであり、
かつ短編小説としても面白い稀有な作品群だった。
>>41 クイズを元にしたノベライズって、確認できているのは昭和36年の「茜荘事件」「悪魔の灰」
「おかめ・ひょっとこ・般若の面 」ぐらいだと思うんだけど、本当にそのまんまな作品という表現、
それらを実際に全部読んだから、そう評価したんだよね?
特に「茜荘事件」「悪魔の灰」なんてその後改稿されて、今はノベライズ版自体が読めないから、
是非、元版の話をもっと詳しく聞かせてもらえないかなぁ。
鮎川氏が短編の長編化をするのは、何かトリックを思いついたときのメモ代わりに短編を書いていたからと聞いた覚えがある。
短編でも発表しておけばこのトリックは鮎川の発明と認知され、あとで余裕があるときにじっくり長編に書きなおすのだそうだ。
>>43 それって短編の読者をないがしろにしすぎだろ
45 :
41:04/08/17 23:34 ID:M5+QdTkG
加筆されていたのは初耳なので調べてみたら確かにそうですね
元版は読んでいませんが、加筆された作品を読んでも推理クイズだと思います
このような表現がお嫌いなら「小説としての部分を最大限に削ぎ落とし、純粋に謎解きに特化した短編小説」ではどうでしょうか?
鮎川氏の書かれた「犯人当て短編推理小説」は、そこらの推理クイズ本などと違い、
伏線やレッドヘリングス等を含めた上で、まさに推理小説のお手本だと思っています
ただ本質は推理クイズで、中身も事件のための事件ですが、それはそれで別に文句はまったくありませんよ?
ところで何で元版の話を詳しくなんて喧嘩売ってるの?
反論・意見があるなら自分なりの解釈や感想を述べればいいんじゃないのかな?
加筆に関してのご教授は大変ありがたかったですけどね
>>45 推理クイズっていわれてカチーンと来たんじゃないの?
推理クイズといえば六トンの代名詞みたいなもんだからね
>>45 どこをどう読んだら、喧嘩を売っているなんて読めるんだ(w
自分の読んだことのない珍しい作品を読んだことがある人だとしたら、
是非話を聞きたいというのは人情だと思うんだけど??
お前らイジワルだなw
鮎川哲也モノは絶対買うが 鮎川哲也・編集はいかがなものか? 買いか、否か?
52 :
名無しのオプ:04/08/18 23:16 ID:AMKViZmL
>>51 鮎川センセは、晩年は自分では作品を書かずにアンソロジーの編纂とか
埋もれた本格作品の発掘とかに尽力されていた。だから、編集だけでも
買って読む価値はあると思う。もう、これからはないのだから。
ちなみに漏れは、センセの作品と編集したものはほとんど買いそろえている。
それでも、本棚がいっぱいになることはないよ。何しろ寡作の作家だったから。
ナムナムスレのラストはちょっと感動した。
これも何かのご縁かと黒いトランク引っ張り出して読み始めた。
タイトルは忘れたけど鬼貫短編で、3つの小包が3人の人間に届く話し
鬼貫と女性探偵?だったけか ラスト付近において鬼貫描写が印象的
というか鬼貫の性格を表した部分かな へぇ〜そうなの・・て以外に思った
>>54 「誰の屍体か」だと思うが、あれは鬼貫に他意はなかったのを
女が悪意にとりすぎみたいなことを作者の視点でフォローしてなかったっけ。
>>55 それは別の個所だったかも。
「誰の屍体か」のラスト付近は、
事件の謎解きを行った直後、鬼貫が当初犯人を見抜けなかったばかりか…
ということに自嘲めいた思いを抱いていると、女探偵がそんなこととは露知らず、
実はあなたの能力を過小に評価していたと詫びたので、人懐っこい笑顔を見せて
素直に礼を言うっていうやつ。
57 :
名無しのオプ:04/08/20 15:32 ID:i6NInwYi
黒いトランクは先生の金字塔的作品と言われていますね。また、時刻表を用いた
最初の作品という意味でもエポックメイキングな作品と言って良いでしょう。
しかし、私はその作品をほんの10年ほど前になって読んだのですが、期待しす
ぎたせいか、ちっとも良いと思いませんでした。やはり、本格もののトリックとい
うのは次々と進歩するので、現在の感覚で読むと、ちょっと物足りなく感じてしま
うのは否めませんね。
>>57 トリックというよりあの作品の読みどころは変態的なまでに複雑な展開と論理なので、
そういった傾向が好きかどうかで評価は変わって来るかな。
鬼貫を、柳葉敏郎をイメージして読んでいる俺
60 :
名無しのオプ:04/08/24 01:32 ID:+D475sqm
ギバちゃんが鬼貫? 漏れと全然イメージ違う。
おもしろそうだな混ぜてくれ。俺の脳内では森村誠一なのだが。
ま。少なくともみんな大地康雄ではないよねw
鬼貫は、顎ががっちりしてないとなぁ
若い頃の山崎努?
64 :
書斎魔神 ◆qGkOQLdVas :04/08/25 20:53 ID:VU/G8+U6
「黒いトランク」の鬼貫は笠智衆という感がある。
この作に関しては、丹那は2枚目過ぎるが佐田啓二でもいいかも。
「黒いトランク」も「朱の絶筆」も決め手は偶然性に頼ったものなのが気にかかる
ところではある。この2作、読み巧者によれば同じ基本プロットによるものだと
わかる。
>読み巧者
新しい2ch用語ですか?
>>64 自演投票の合間ですか? ハマの帝王さん?
67 :
名無しのオプ:04/08/25 21:56 ID:lUehLQOD
>>64 言われて見れば確かに近似したプロットだね。犯人が○○するという
結末も一緒だし。
>>67 自演ですか?
材木座の殺人 トリックにおいて「まさか〜」と思っていたが、その「まさか」だった
大映「蝶々失踪事件」で由利警部をやった岡譲二
大映「三面鏡の恐怖」で落合警部をやった船越英二
東横「獄門島」で磯川警部をやった大友柳太朗
大映「虹男」で岡田警部をやった大日方伝
東映「点と線」で三原警部補をやった南廣
同じく上司の笠井警部をやった志村喬
東宝「天国と地獄」で戸倉警部をやった仲代達矢
松竹「超高層ホテル殺人事件」で那須警部をやった中野誠也
テレ朝「獅子座」で菊地警部をやった古谷一行
……なんてところでどうでしょう?
70 :
書斎魔神 ◆qGkOQLdVas :04/08/26 21:42 ID:kZeqjbUL
鮎と光文社の関係を考えてみるのも面白いものがある。
松本清張作品に関しては新潮社や角川書店による文庫化にも
かかわらずカッパノベルスからも同一作品が大量に発刊されていた。
しかしアンソロジーを除き鮎作品でカッパノベルスに収録されたのは、
「鍵孔のない扉」「沈黙の函」の2作のみ。つまり鮎はカッパノベルスでは、
本格過ぎて売れなかったのである。
後に角川文庫における鮎作品絶版により、書店で鮎作品が入手難となる時期もあったが、
この期に続々と鮎作品を文庫化していったのが光文社なのが面白い。
低廉な文庫ならヲタ狙いでいけるわけである。この狙いそのものは正しかったと言えよう。
72 :
名無しのオプ:04/08/26 21:46 ID:umz5BN72
74 :
名無しのオプ:04/08/27 00:11 ID:yUboK6D/
>>71 ホントだ、すごく高いね。レアコレクターの間ではこれくらいで取り引きされている
のかな? 少なくとも漏れは、中身を読めさえすれば良いから、文庫の古本で十分。
もう10年くらい前に買ったけど、確か150円位だったと思う。鮎川作品はほぼコ
ンプリートしているし持ってもいるよ。ただしハードカバーは一冊もナシ。古本でな
くて持っているのは、後年になって出た光文社の本格推理シリーズ位のものかな。
死後になって発売されたものは一冊も買っていない。
鮎川高価モノを探索しるのが俺の夢 まず見つからないだろう
76 :
エミージョ:04/08/27 19:58 ID:BPPyCfsl
おれはぜんぶ図書館で借りて読んだ。
>>78 どれもそれなりに面白いよ。
鮎川哲也はハズレがほとんどない。
粗筋を読んで、気に入ったのをどうぞ。
>>71は文庫本1冊を25万円以上で売ろうとしていたのか……。
それでも売れたんだからすごいね 俺もホスィ
82 :
名無しのオプ:04/08/30 12:32 ID:V81dNzrX
いかに初版本とはいえ、いまでも読める作品をそんなに高く出して買う奴の気持ち
が分からない。
漏れは欲しくない。ほしいのは25万円だけ。
漏れも初版本いくつか持っているから、ヤフオクに出してみようかな?
黒いトランク りら荘は欲しいけど 万単位は出せないね〜 出せてもね
このスレ住人は絶対買わないだろうな
>>81 さすがに売れてないよ。でも、入札履歴をみると72000円まで入れてる人がいる。
恐ろしい世界だ……。
>>84 25万円は最低落札価格か・・・ 恐ろしい設定価格だね
以前、東宝超有名怪獣の第一作パンフを出してるヤツがいて
設定価格がハンパじゃないらしく入札者と出品者の中傷バトルが凄かった
書斎ひろし(ちかん)とスレ住人のバトルのように凄かったよ
クイーンの色紙(短編)オモロイ 笑わせるネ センセイ
88 :
書斎魔神 ◆qGkOQLdVas :04/09/03 23:52 ID:9YBHP3Ob
短編なら「クイーンの色紙」、長編なら「死者を笞打て」。
虚もまじえた楽屋落ちネタを面白く書けるのも鮎の才のひとつではあったが、
やはり長編パズル小説執筆に渾身の力をそそいで欲しかった。
「クイーンの色紙」(光文社文庫)の解説(山前譲)の末尾に、
「「死びとの座」以来の長編の完成を期待したいところである。」とあるが、
奥付は昭和62年9月。結局、「死びとの座」が最後の長編になってしまう。
もう書けなかったのか鮎?
魚に何を書けというんだよ、書?
>>88 高齢のため長編が書けなくなったんで三番館始めたと先生本人が解説で言ってるよ
>>90 本人の台詞は当てにならないと某スレで馬がほざいておりましたw
92 :
書斎魔神 ◆qGkOQLdVas :04/09/04 11:06 ID:03WRHpqg
過去の鮎スレでも話題に出ていたと思うが、晩年の鮎は長編「白樺荘事件」の完成を
目指していたとの話もある。
ゆえに、決して長編本格ミステリ執筆を断念したわけではないのではないか?
そうだろうけど
気持ちと身体は別なんでしょうね
書きたくても書けない現実が編集作業に表れてる気がしますが
>>93 せめて一時間くらいは空けて書くことをお薦めする
http://book3.2ch.net/test/read.cgi/mystery/1082638999/l50 >656 名前:書斎魔神 ◆qGkOQLdVas 投稿日:04/08/07 23:53 ID:yYMW/cMu
>エッセイ等に書かれていることを額面通り受け取って垂れ流すだけなら猿でも出来る。
>664 名前:書斎魔神 ◆qGkOQLdVas 投稿日:04/08/08 09:54 ID:by/TuEND
>「エッセイ等に書いてあること」→「全て事実であり、これのみが事実」
>この考え方はアホ過ぎる。だから2ちゃんねらーは駄目だと言われてしまう罠。
>832 名前:書斎魔神 ◆qGkOQLdVas 本日の投稿:04/08/14 12:09 ID:2peUNDMp
>エッセイの本質を理解していれば、乱歩本人のエッセイは事実関係に迫る場合の
>資料としての重要性は薄い。
とほざいていたくせに、
>していたとの話もある。
出所不明な話は自説の根拠にするとはねw
寡作住人w さすがファン
97 :
名無しのオプ:04/09/08 19:22 ID:ca6d0dkN
鮎川先生age
98 :
名無しのオプ:04/09/11 00:51:05 ID:5x+zuS/H
とおるです! 書斎センセイを援護します! IDは明かせませんが こらーーーー
99 :
名無しのオプ:04/09/11 14:56:26 ID:/xZEt81K
>IDは明かせませんが
はぁ?
三番館最終巻読了〜
読むまでかなり長い時間かかってしまった
それぞれ面白い部分はあるんだけど
解説が作品をフォローしてるのに笑う
101 :
名無しのオプ:04/09/16 01:09:48 ID:N99Un8ox
ALL
俺がいないとレス不足だな!愚民どもよ! GAーHA−HA!
102 :
名無しのオプ:04/09/17 19:43:14 ID:u5go6GBM
鮎川先生って、長編短編、それぞれどれくらいの数、残しているの?
103 :
書斎魔神 ◆qGkOQLdVas :04/09/18 14:26:59 ID:KDc8UcXq
104 :
102:04/09/18 14:50:20 ID:vWrqZxGn
ありがとうございます!
105 :
名無しのオプ:04/09/18 15:02:11 ID:t6/bAqi+
何か変な人たちがいるので、トリップつけるよ。
それから、sage忘れてごめん。
改めてきくけど、、
鮎川先生って、長編短編、それぞれどれくらいの数、残しているの?
馬の「論考(w」なんて当てにできないので、誰か教えて。
>>106 レスをくれたことにお礼も言わず、あまつさえ無視するとは良くない
ですね。黒白さんのページは確かに参考になりますよ。
>>108 人に何かを教わっても、礼のひとつもいったことないよ、お馬さんは。
それに以前、別のスレで質問したときも、
そんなことも知らないど素人といわれたし、恩着せがましい回答も、結局まちがっていたし。
信用できないんだよ、あの馬は。
あ、うっかりしてました。
>>108さん、ありがとうございます。
馬のやることといったら人様の作ったサイトのアドレス貼ることと
そのサイトからの受け売りをさも自分の思いつきのように落書きすることだけじゃん。
112 :
書斎魔神 ◆qGkOQLdVas :04/09/20 14:59:58 ID:5C28v9wb
102のような鮎の長編数さえ把握しておらず、調べる術さえ知らない者(教えて厨)
がこのスレにいること自体驚きではある。
鮎の長編に関して言えば、中・短編を焼き直したものが多いのがオリジナリティが重視
されるミステリとしては残念といえば残念。
112のような自選という言葉の意味さえ把握しておらず、謝罪や訂正すら知らない者(自己厨)
がこの板にいること自体驚きではある。
馬の論考に関して言えば、外部サイトの文章をコピペしたものが多く、オリジナリティを重視
しない常識知らずなのが馬鹿といえば大馬鹿。
過疎化してるんでスレがあるだけ よし、とするか
偽りの憤墓 光文社 GET
117 :
ほんとうの102:04/09/20 20:30:12 ID:3KgKa0bM
>102 ◆2wtv6pwlAs へ
あのさ、何度もいうけど、私が102なんだから、なんでアンタが勝手に人の
番号使うの? トリップ付けるのは勝手だけど、カタリはやめて欲しいな。
本来の自分の番号なりハンドルネームにトリップ付けたら? 不愉快だよ。
>>117 とりあえず馬のせいにしておけば丸く収まる 犯人→書斎魔神てことで
119 :
名無しのオプ:04/09/21 01:01:12 ID:Ponh4x/s
>>108 それはちがうだろ
なんか問題をすり替えてねえか?
ちなみに俺は102じゃない
複数いる102の入れ替えが行われている・・・・
新 黒いトランク
ハイハイネタバレは自分で削除するようにな
123 :
名無しのオプ:04/09/22 00:26:24 ID:cAkbT07x
いったいどこがネタバレなんだ?
三回忌。
合掌。
ああ、そうか。。。合掌
もうそんなになるか。早いね。
このスレ住人「約3人」確定!
これから鮎川さんの作品を読んでみようと思うのですが、
最初はどれから読むのがいいでしょうか?
書斎さん、出番ですよ!
131 :
書斎魔神:04/09/28 17:56:52 ID:e/b+6s+c
>>129 初心者には「三番館シリーズ」を推す
まったりテーストに乙な感がある
心して読めつ!
133 :
名無しのオプ:04/10/01 22:45:13 ID:YcMhf534
馬を追い出したら住人も居なくなった
妻に「黒いトランク」読ませたんだが
濃い内容で女性向きではないみたい
勿論、良い意味で堪能したらしいが
鬼貫の風貌をイメージしてもらったんだけど
「テレビではタイチヤスオが演じたんだけど・・」と言ったら
「そんなカンジ」と言われた そうなんかね〜 age
>>133 既婚女性ですが、黒いトランク今ちょうど読んでます。
6回目くらい。
何度読んでも面白い。
135 :
書斎魔神 ◆qGkOQLdVas :04/10/02 11:27:19 ID:7NGJH+ZM
「黒いトランク」の鬼貫は若い頃の笠智衆が適役かと思う
なんか違うかんじがする
もっとズングリしてる
それでいて紳士を目指してるアンバランスな人
と魔神にマジレス
>>134 以前、鮎川さんの小説に出てくる女性像は古いという評論を読んだことがあるのですが、
女性から見て気になるものなのでしょうか?
138 :
書斎魔神 ◆qGkOQLdVas :04/10/02 18:31:59 ID:eUsv+Cu4
黒トラの鬼貫に関しては台詞回し等、どこか小津調な感がある。
特に最後の丹那との会話シーンなどその典型。
この作に関しては、鬼貫=笠、丹那=佐田啓二で全然違和感が無いと思う。
それでもいいんだけどさ
書斎魔神は現代で言うと誰が鬼貫に近いの?
それが聞きたいね
答えないと思うけど答えてくれると嬉しいな
140 :
書斎魔神 ◆qGkOQLdVas :04/10/02 20:24:45 ID:8kXoWxz5
作品の雰囲気の違いもあって、(御存知のとおり黒トラは鬼貫自身の事件とも言える)
確かに後期の作や中・短編に登場する鬼貫警部は、笠さんという感じではないんだよな。
原作に忠実に映像化するとすれば、現役俳優なら誰か、と考えてみたこともあるが、
どうもしっくり来る人はいないな。
ごつくて四角いという点なら、阿藤快というのは隠し玉か。
サンクス
阿藤快か。優作一派でしたね〜
鬼貫のイメージって台詞等ではソフトな印象なんだけど
やっぱ「鬼貫」だから 名は体を語るて感じになると ゴツイ?
この2つの性質を兼ね備えてる俳優ってーと
好き嫌い抜きに考えると「片岡鶴」かなぁ・・・て 今考えた
女性への思慕の強さは「男女7人〜」から来てるけどね
俺的には
>>134がどーも騙りくさい どーでもいい事だが。
145 :
134:04/10/05 21:48:46 ID:E4jcSLB3
>>137 亀レスですみません・・・
書かれた時代からしたら当然じゃないですかな、
と思って私はあんまり気にならないです。
黒いトランクなんて戦後すぐっていう時代設定ですからね。
>>144 騙りじゃないよw
どういう意味で騙りと思ったかはわかんないけど。
146 :
名無しのオプ:04/10/05 22:39:57 ID:/GLTbOtT
>>145 それなら陳謝。 魔神の変装wかなと思ったんで。age
147 :
書斎魔神 ◆qGkOQLdVas :04/10/08 06:24:37 ID:AssGoMYl
レア商品だが、「しぶとい殺人者 鬼貫警部と四つの殺人事件」(青樹社)の表紙の
鬼貫のイラストは笑える。軽ハードボイルドじゃないちゅうの(w
機会があればチェックされたし。
笑えるというか手塚治虫の漫画に出てくる常連キャラみたいだ(刑事役多し)
これ自演扱いされそ
書斎某は、鮎川読本の日本地図の頁の鬼貫イラストを見たことがないようだな
馬人よ。
149の言うとおりだぞ。参考文献も読んでないのにでかい面するなよ。
うるせーや!
>>150 失礼なことを言うな。
馬人は参考文献どころか、鮎川哲也の作品さえ読んではいないぞ。
なぜUMAが来たときだけレスが増えるのか?
なんだかんだUMAの到来を待ってるとしか思えない
UMA先生、またお願いしまーす
今日古本屋に行ったら角川から出てる
鮎川哲也傑作短編集が105円で出てた。
他にも、偽りの〜・黒い白鳥・死者に〜
などが105円。
今日は私に神が降りたと思って15冊、
全部鮎川哲也作品を纏め買いしてしまった。
スマン、まさかこんな出会いが出来るとは思わず
誰かに言いたくて、言っちまった。
GJ!
そーゆー仲間をオレは待ってるぜぇ〜
>>154 おお、おいしい買物したねぇ。角川文庫には短編集もあって、そこに収録されている作品は今となってはなかなか現行本では読めないのもあるよ。鮎川先生は短編も名手なのでそちらも探しまくる価値有り!
書斎さん、ガーンガレ、おうガーンバ、イエイガーンガ!
ヤー ファーイト!!
光文社から出ていた名作選も気になるな・・・
「宛先不明」が100円で売られていたのに買わなかった自分の馬鹿_| ̄|○
159 :
156:04/11/07 22:48:00 ID:NvNHisWM
>>158 「宛先不明」、文庫になっているのは講談社だけだもんなぁ。最近はブクオフなんか回っても、光文社版ばかりで講談社文庫版はなかなか見なくなったよ・・・。
160 :
書斎魔神 ◆qGkOQLdVas :04/11/10 20:33:14 ID:UzTx/IVV
「宛先不明」と「準急ながら」は、いずれも文庫230頁程度の作だが、
ボリューム的には、かえって鮎長編入門編として最適かもしれない。
(「ペトロフ事件」もあるが、初学者には日本が舞台の作品の方が馴染やすかろう)
短めの作だが、いずれも鮎の持味は良く出た好編かと思う。
↑
941 名前:ミステリ板住人 ◆0FE6khB7i2 投稿日:04/11/01 21:38:19 ID:i8Hg+62P
こんなのなんかは、単なる個人的思い入れによる感想文に過ぎない。書く価値無し。
具体的な事実の呈示、論証等が皆無なのである。
自分のしたレスをよーく読んで反省しろや、ハムスター以下の記憶力しかないお馬さんw
162 :
名無しのオプ:04/11/10 21:33:38 ID:FKNsfOjs
黙れ・・・
>>160の後に回線切り替えて
>>162、もう一度回線切り替えて
366 名前:書斎魔神 ◆qGkOQLdVas 本日の投稿:04/11/10 23:25:01 ID:L+N049Wd
ということですかw
164 :
板ルール変更議論中@自治スレ:04/11/22 01:26:33 ID:/tGT9RkO
このスレ健在なり・・・てことで
165 :
書斎魔神Sexy44 ◆aZfWDVV1fM :04/11/23 02:11:58 ID:OmwjlI/4
三番館に出てくる弁護士は私である
166 :
名無しのオプ :04/11/30 21:07:45 ID:XFbqa6hm
167 :
板ルール変更議論中@自治スレ:04/11/30 22:52:35 ID:P6+b7KLA
やば!録りッ忘れた!
まだ小説読んでないから いいか・・・・クヤスィ
ちなみに大地版はどうなの?面白い?
ここは書斎先生にお出ましを
キャラクターが違うから嫌という書き込みが以前あったようです
あと、現代に合わせて放送するには古い感じがするとのこと
169 :
板ルール変更議論中@自治スレ:04/12/02 00:31:33 ID:qga5HIgV
録画しといたのを今見たけれど、何かこう、原形をとどめていないと言うか・・・
まああれはもう別の話ですよね。
170 :
板ルール変更議論中@自治スレ:04/12/02 12:27:33 ID:/AO/+3EC
>>168 >>169 情報、感想dクスです
見なくてもいい感じですね
大地康雄の境遇じゃ今後まとめて再することないだろな
いまテレビ、映画全然出てないものね〜 残念
171 :
板ルール変更投票は4〜11日@自治スレ:04/12/03 21:10:32 ID:MjMaI2Cy
170=167ですか?
それはさておき、先日の「準急ながら」は火サスで原作使用されるのは
2回目なんですよね。2回目ってどういう事???
原作を分割してかつ薄めて「2時間もの」にしてるのかな。
黒いトランクを蚊刺すで。
無理か。。。
大地=鬼貫 長い期間やってる割に本数少ないね
こんなスタンス空くと誰も憶えてない気がするが・・
175 :
板ルール変更投票は4〜11日@自治スレ:04/12/11 17:09:14 ID:V7sbsn5k
鮎川哲也追憶本は買いなの?
あんまここでの評判良くないんで戸惑ってる
にわかごしらえだから内容は薄いが、まあファンなら記念に買っとけ
>>175 東京創元社のやつのこと? ざっと読みはしたけどね。
現役ミステリー作家は、鮎川哲也を尊敬しているけど、
親しくつきあう機会がほとんどなかったことがよくわかる。
乱歩について書くとき、みんなが「押し入れ読書体験」を語るように、
鮎川について「不遇時代も本格の精神を失わなかった」のオンパレード。
それがずらりと並んでいるのがつらい。
……しかし、最後の編集者の対談が鮎川の実像を語っていておかしい。
俺は巻末の付録だけでも、買った価値あり、と思った。
tururi,turu---ri
179 :
名無しのオプ:04/12/17 01:11:04 ID:1vCHNr+0
過疎板age
戌神はなにを見たか
181 :
書斎魔神 ◆qGkOQLdVas :04/12/31 15:25:49 ID:jWOw9a/6
伸びないなぁ、鮎スレ。
鮎が長編で目指した怪奇探偵小説を脱したクイーン&クロフツ風の本格ミステリの
方向性は遂に日本では根付かないまま終わるのか。
三番館の「塔の女」には閉口したよ
183 :
書斎魔神 ◆qGkOQLdVas :05/01/19 21:40:17 ID:4GFXkKXa
長編では怪奇探偵小説を書かない鮎だが、
「塔の女」(三番館シリーズ「ブロンズの使者」に所収)は、スマートな現代風怪奇
探偵小説である。ミステリアスな雰囲気で引っ張って読ませる。
解決部分はともかくとして、自分としては楽しめるものがあった。
184 :
名無しのオプ:05/01/30 21:42:42 ID:ZBES03o9
「白の恐怖」の適正価格は幾らぐらいでつか?
見つけてしまい、脊髄反応で注文してしまいましたよ。
>186
数年前、東京・荻窪の某古書店にて、5,000円で売られていた。
今思えば、あの時買っておけば良かった・・・。
>187
ありがとうございます。
現物が届くまで不安です。
189 :
書斎魔神 ◆qGkOQLdVas :05/02/03 20:01:25 ID:YOStpqiq
光文社文庫は、これ以上鮎の長編を出さないようなのが残念だ。
数は多くないのだから全集にして欲しかった。
190 :
ネタバレスレ議論&投票中@ローカルルールスレ:05/02/03 22:50:10 ID:6piPrt6G
>188
ちなみに幾らでした?
>>190 桃源社の函入りで、新刊ハードカバー1冊分程度の値段でした。
こんなこともあるんだなぁと。
安っ!
193 :
書斎魔神 ◆qGkOQLdVas :05/02/05 20:39:54 ID:PeYuNYXI
光文社文庫からの鮎長編が、もう打ち止めということだと、
「宛先不明」は放置状態が続くということになる。
鮎、憐れなり。
194 :
名無し物書き@推敲中?::05/02/14 13:29:11 ID:8vbaO/pO
o
195 :
吾輩は名無しである:05/02/28 13:13:38 ID:KqDguaf+
p
りら荘事件読んだけど、この人ちょっと合わないなぁ。
「女はこういう生き物」みたいな考えがなければよかったのに。
他にお勧めってある?黒いトランクとか面白いのかな。
197 :
書斎魔神 ◆qGkOQLdVas :05/03/06 15:36:53 ID:m1GR+e2q
鬼貫ものの最高傑作黒トラは落とせない。
本作にも、作者である鮎の女性観が色濃く出ている。
創元推理文庫版のラスト、事件解決後の鬼貫と丹那の会話は、「小説」としての
読ませ所でもある。
>>196 発表された時代が時代だから、「女はこういう生き物」みたいな考えがあるのは仕方がないと思う。
「黒いトランク」は名作なので是非読んでほしい。
もし読むのであれば、芦辺拓によるトリック解説のある光文社文庫版がおすすめ。
>>198鮎川哲也は結構年配の人なのかな。読んでみます。ありがとう。
>鮎川哲也は結構年配の人なのかな。
知らないのにも程があると思うのだが。
>>199 かなり年配の人だけど、まだまだ精力的に執筆活動を続けているよ。
今年あたり、期待の大傑作「白樺荘事件」が発表されると思う。
>>200別のスレで名前を知ったんです。
それまでは海外のスリラー物ばかり読んでたから。言葉の表現の仕方で、
結構ご年配の方だったのかなぁと思ったので、そのまま書き込んでしまいました。
まだまだ初心者です。ごめん。
>>201それじゃ、別スレの「鮎川哲也追悼スレ」は嘘なのかな?良かった。
とにかく気を改めて黒いトランク読んでみます。
ども、ありがとうございました。
久々に覗いてみたら、どっかの馬鹿が空埋めしてた>追悼スレ
既に980オーバー。
>>204 何か最近、地下スレを空埋めしまくっている人がいるみたい。
追悼スレだけじゃなくて、他のスレも幾つか沈められてしまった。
>>196 まあ確かに鮎川氏の作品には、露骨に女性蔑視する親父が
良くでてくるよね。
でも、それがイコール鮎川氏自身の思想かどうかは判らないよ。
単に、当時良くいた阿呆な考え方の男としてそのキャラを設定するために、
そんな風に書いているという可能性もあるんじゃないかな。
実際作品によっては、男よりも有能だったり、男を軽蔑する女性キャラも
割と出てきたりする気がするから。
僕は滅多に感情移入したりキャラに対して特に感情を持ったりしないんだけど、
鮎川氏の作品のキャラには、確かにちょっとムカムカさせられることがあるね。
もしそれがキャラ立てを狙ってのことだとすると、それはそれで
凄い筆力なのかも知れないとも思うんだ。
>>205 いかに2ちゃんねるが無礼講とは言っても、
君のレスの後半部分は、大作家であり現代ミステリー界の恩人とも
言える人に対して失礼すぎるよ。
205は別に失礼にもあたらない見方だと思うけど。
偏った女性観については、俺も違和感あるけど鮎川作品のテンプレなのだと
考えてスルーしている。
鮎川がいなければ、竹本も島田も新本格の連中の多くも存在しなかったかもしれない。
これがわかっていない者が多いから、軽率な発言も多くなるのではないかな?
作品は好きだが、作者を神格化する必要は感じないな。
2ちゃんねるから軽率な発言取ったら何が残るんだよ。。
作者の権威や影響力に惑わされずに、作品自体を楽しんで、
批評できるのが健全な議論というものでは?
関係ないけど、なんかID良いな
>>208
211 :
吾輩は名無しである:2005/03/23(水) 12:53:58 ID:r2gqS4gh
8
212 :
名無しのオプ:2005/05/01(日) 23:58:09 ID:KyABX//X
ほしゅじゃあ
213 :
名無しのオプ:2005/05/08(日) 14:24:42 ID:IFjd57j+
だがタロウとは太郎生のことではなかっタロウか。
214 :
吾輩は名無しである:2005/05/20(金) 13:15:35 ID:hF05JFGK
u
215 :
吾輩は名無しである:2005/06/06(月) 12:52:41 ID:Lz4iAFHE
-
216 :
名無しのオプ:2005/06/06(月) 23:33:04 ID:DFuu+mzi
りら荘でちょっと納得いかないところがあるんだ。
細かいことだけど、
最初の事件で1と2を間違えて殺したうんぬんという推理があるけど、
体格が正反対っていう記述が地の文であるから、
間違えるのはどうかと思う。だけど、そういう反論がない。
あと3のトリックは、1に4の知識があるとかいう説明あったっけ?
4のことはよくしらないけど、3って初めての場所でもわかるものなの?
適当に入れただけという話なのかな。
217 :
名無しのオプ:2005/06/06(月) 23:34:05 ID:DFuu+mzi
あ、216のめる欄の1と2が反対になってた。スマソ。
218 :
吾輩は名無しである:2005/06/28(火) 12:06:13 ID:EbQqDqcN
9
219 :
吾輩は名無しである:2005/07/21(木) 11:51:52 ID:1nqFpDVS
h
220 :
名無しのオプ:2005/08/11(木) 20:26:00 ID:tdQDe312
講談社文庫「りら荘事件」の初版本持っているのですが貴重でしょうか?
221 :
名無しのオプ:2005/08/11(木) 21:31:19 ID:Y+cppXve
>>220 うーん、貴重とは言えないんじゃないかなぁ。
それよりも16年も前に出た角川文庫の初版だって、
そんなに値がつかないからねぇ。
講談社文庫だったら、解説に「りら荘」の刊行一覧が出ているでしょ?
それだけ色々な所から出ている作品だし…
その解説見れば判ると思うけど、春陽文庫だったら多少は違うんじゃないかな。
春陽文庫は改稿前の旧バージョンだから。
222 :
名無しのオプ:2005/08/13(土) 18:43:11 ID:0OJj4HTf
220はせどり厨だから相手しないようにな
好きな本なら貴重とかなんてきにしないはず
223 :
名無しのオプ:2005/08/13(土) 20:25:03 ID:1m5dPfxA
224 :
名無し物書き@推敲中?:2005/09/09(金) 12:25:26 ID:1YOza6Rd
s
225 :
名無しのオプ:2005/09/17(土) 11:58:48 ID:OrKK+qyV
9/20 (火) 21:00〜
火曜サスペンス劇場
「刑事鬼貫八郎ファイナル・真夜
コロンボ凌ぐ名推理!?糖尿刑事が泣いた黒衣女と死体トリック」
...いろんな意味で私が泣きそう
226 :
名無しのオプ:2005/09/18(日) 01:11:48 ID:GDBnasIz
227 :
225:2005/09/18(日) 12:19:56 ID:XAXh/3Xb
228 :
名無しのオプ:2005/09/19(月) 20:58:46 ID:grtRvIvY
さっき宣伝見たが・・・鬼貫最後の事件なんて・・・
火サスがおわるってだけなのにw
ラスト妙な「つけたし」しなきゃいいけど
229 :
名無しのオプ:2005/09/25(日) 12:40:21 ID:uAH3ULOF
オメーラ、命日はいつだか知ってっか?
230 :
名無しのオプ:2005/09/25(日) 12:53:03 ID:UFHdfBb1
昨日だっけ? 不覚にも失念していた。
231 :
名無しのオプ:2005/09/28(水) 04:04:57 ID:eHM4T3M1
三番館シリーズのおすすめの話を教えてください。
アリバイもの、鉄道ものは苦手なのでそれ以外でお願いします。
232 :
名無しのオプ:2005/10/03(月) 19:54:36 ID:4nA2IvqU
苦手でもアリバイもの、鉄道ものを読むべし!!!
233 :
名無しのオプ:2005/10/04(火) 22:27:13 ID:/bwCOyw+
長編は、殆んど読んじゃった。
おすすめの短編は何がよろしいかしらん?
234 :
書斎魔神 ◆qGkOQLdVas :2005/10/06(木) 00:06:47 ID:sx4ue8sB
>>231 初期を推す。第1集収録作品は必読だ(特に「新ファントム・レディ」)
ただし、中期から後期にかけても手馴れた味わいがあるゆえ、出来れば全作品を
順番に読破していって欲しいものである。
>>233 まず「赤い密室」「白い密室」を読むこと。
長編とはがらりと雰囲気が変わった怪奇探偵小説である。
各人、文句は読んでから言え!心して読め!
235 :
名無しのオプ:2005/10/06(木) 01:33:25 ID:yT/BW7Xg
>234
サンクス
短編集は創元の買えば良いのかな
236 :
233:2005/10/06(木) 11:46:36 ID:FyaRpLTS
あら、書斎さんw
レスありがとう
「赤い密室」は読んだので
「白い密室」を読んでみます。
237 :
名無しのオプ:2005/10/06(木) 17:32:32 ID:574o92Yx
>>234 「赤い密室」と「白い密室」のどこが「怪奇」なんだよ? ホントに読んでるか?
238 :
書斎魔神 ◆qGkOQLdVas :2005/10/06(木) 23:11:34 ID:JeLcCoGs
>>235 一応、Ok。
>>237 心して読め!
長編では「Yの悲劇」でさえ怪奇探偵小説と言えることを心得ておけ。
239 :
名無しのオプ:2005/10/07(金) 00:21:51 ID:RR0w695I
>>238 あえて釣られてやるが、それ言ってるの誰だ? もしくはどこに書いてある?ちゃんと具体例示せよ。
240 :
名無しのオプ:2005/10/07(金) 00:33:12 ID:MPt5B0yp
自分で勝手にいってるだけでしょ。
241 :
名無しのオプ:2005/10/07(金) 08:36:45 ID:K78zxCB6
235、236も騙り臭いな。
242 :
名無しのオプ:2005/10/12(水) 10:57:29 ID:ytOytySp
読んでるとお腹がすいちゃう・・・
食べ物の事が沢山書いてあるんだもん
243 :
名無しのオプ:2005/10/17(月) 17:25:36 ID:2Tq7LmTY
カラーパンティの話題が出るとは思わなかった
244 :
書斎魔神 ◆qGkOQLdVas :2005/11/13(日) 11:07:16 ID:gFRN2HJ2
「風の証言」「黒い白鳥」「死のある風景」等を再読している。
こなれた語り口による読み易さは抜群なものがあり、この点だけは横溝作品にも劣らない。
しかしながら、黒トラやりら荘等のミステリとして第一級の作品の場合は、
さほどにも感じなかったのだが、風俗の古さ(これはトリックにも関連している)が
目に付き過ぎて、今読むにはかなりきついという感がある。
作品中にかいま見られる女性に対する生理的な嫌悪感や不信も問題有りであろう。
仮に70年代であっても、この内容では角川が鮎作品の販促キャンペーンをかけれ
なかった理由が今更ながら理解出来るような気がする。
245 :
名無しのオプ:2006/01/08(日) 11:00:29 ID:d5uzu658
昨日「準急ながら」読んだけど・・・
何かラストが唐突すぎると思ったよ。
他の長編と比べても短めの分量だったし。
246 :
書斎魔神 ◆qGkOQLdVas :2006/01/09(月) 21:33:29 ID:EGWv9jpZ
角川文庫版の愛らしい表紙が印象的な「準急ながら」は
短いわりには巧くまとまっているとは思うが、
読み応えという点で不満が残るのは致し方ないか。
この点は、入手難になっている「宛先不明」も同様だ。
中編といってよいこんな中途半端ボリュームでも、
読ませる本格ミステリを書いてしまう鮎は流石としか言いようがない。
最後のレスが犯罪者のものではみっともないのでレス。
248 :
書斎魔神 ◆qGkOQLdVas :2006/01/14(土) 17:54:48 ID:9ckKSxeU
>>247 スレタイに関係無いことを書いて荒らすのはいい加減にしておけ。
さて、鮎逝去(2002年9月)から、早くも3年以上経つ。
今でも、もう三番館シリーズの新作が読めないのかと思うと、ふと寂しくなることがある。
最後の新刊となった「モーッアルトの子守歌」は、ハードカヴァーで購入したものだ。
冬空を眺めながら「鮎…」とセカチュー風に呟くヲタも多いのではないか?
最後がキチガイの変態レスではみっともないのでレス。
>>245 そもそも最初の「隕石が当たった」ということからして唐突だしね。
250 :
名無しのオプ:2006/01/14(土) 18:39:08 ID:HsHN94Le
>249
○ちがいってのは名誉棄損
通報しました
251 :
アシュラマン:2006/01/14(土) 19:09:08 ID:4j2nE6FJ
>>240 「おまえたちに
名誉なんてもんが
あったのか!? 」
252 :
名無しのオプ:2006/01/14(土) 19:10:01 ID:4j2nE6FJ
おっと250だったな。
わたしを笑え!240
253 :
名無しのオプ:2006/01/15(日) 01:54:40 ID:+cLb1rKr
「モーッアルトの子守歌」ってなんだよ、「モーツァルトの子守唄」だろが。
モーツァルトもまともに分かってないようだが、本当に本を買ったのか!?w
254 :
名無しのオプ:2006/01/15(日) 02:39:16 ID:yFImRzsO
255 :
名無しのオプ:2006/01/15(日) 09:34:09 ID:BMmqQ6I7
呆れたね。
そんなものコピペして何を反論しようというんだか。
自分の傷口をより広げるだけなのになw
256 :
名無しのオプ:2006/01/15(日) 14:19:44 ID:g2t3OwBL
「子守唄」じゃなくて「子守歌」だろ、お前だって間違えてるだろ、みたいな反論がしたいんじゃないの?
馬鹿なりに言い返せると踏んだものだけコピペするからな。
257 :
書斎魔神 ◆qGkOQLdVas :2006/01/15(日) 17:16:54 ID:gt0iz6d4
>>253は、三番館シリーズ未読者
意気込んで、タイトルを間違えていれば世話ないな(w
勿論、三番館シリーズはコンプリートしているが、
徳間文庫、光文社文庫、双葉ノベルス、立風書房のハードカヴァーと
まちまちな揃いになってしまった。
双葉ノベスル版「材木座の殺人」は、神田の書店街でも品切れとなった時に、
偶然にも地方の書店で入手した懐かしい一品、レアなものかと思う。
258 :
名無しのオプ:2006/01/15(日) 17:50:25 ID:VXGA/HfF
248 名前:書斎魔神 ◆qGkOQLdVas 投稿日:2006/01/14(土) 17:54:48 ID:9ckKSxeU
最後の新刊となった「モーッアルトの子守歌」は、ハードカヴァーで購入したものだ。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
257 名前:書斎魔神 ◆qGkOQLdVas 本日の投稿:2006/01/15(日) 17:16:54 ID:gt0iz6d4
>>248は、三番館シリーズ未読者
意気込んで、タイトルを間違えていれば世話ないな(w
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
自白乙!
>>256 でも「歌」と「唄」の間違いよりも「モーツァルト」と「モーッアルト」の間違いのほうが痛いよなw
259 :
名無しのオプ:2006/01/15(日) 18:07:00 ID:BL9pj7+v
>>256さん! ビンゴです!
257の中で、「モーツァルトの子守唄」でBernhard Fliesが出てこないところが
馬の知識の少なさを物語っていますねw
これが出てくると、「モーツァルトは子守唄を歌わない」へと話を広げることも
できるのにね。
逆に、257は253の改竄&コピペにある「モーツァルトもまともに分かってないようだ」
を証明してしまったなw
260 :
名無しのオプ:2006/01/15(日) 19:19:50 ID:g2t3OwBL
>>258 「双葉ノベスル版」も捨て難いですよ。少なくとも「双 葉 ノ ベ ル ス 版」は持ってないようですw(創元版持ってるとも思えませんが)。
>>259 ビンゴってよりも、直後に一つ上のレスそのものなことを書き込める神経が理解できませんね。だからこそ掲示板荒らしが生き甲斐なんでしょうけど。
261 :
名無しのオプ:2006/01/17(火) 08:38:41 ID:AssFpsQt
253がコピペであること、どこからのコピペであるかということは既に254で報告されています。
そして元々他板のレスである以上、元レスを書いた人間が鮎川スレ住人とは限りません。
つまり「モーツァルトの子守歌」が未読だとしても恥でも何でもないんですよね。
なのに「三番館シリーズ未読者」と突っ込むのはあまりに的外れというか何というか(w
「未読なら突っ込むな」ですって?
あの大作曲家の名前を「モーッアルト」などと間違えているのですから、
「モーツァルトの子守歌」を読んだか否かに関係なく、突っ込む資格はあるというものです。
まあ一番の問題は、書名を間違えた人間を「未読者」と罵るその神経ですね。
そういう当人が書名やら著者名やらを頻繁に間違えているのですから。
ああ自分で自分が「未読者」だと認めているわけですかそうですか。
262 :
書斎魔神 ◆qGkOQLdVas :2006/01/17(火) 22:20:33 ID:Xr7oXgKL
>>258-261で、間違いに対する言い逃れ、強引なコテハン叩きに終始する
鮎ファン(がいるとすればではあるが(w )のレベルに問題有りとする視点
もあり得るが、クラッシック音楽嗜好を作品面に取り入れた点が、鮎作品を
一般的な人気から遠ざける因のひとつになったかとも思われる。
作家や作品に対する敷居が高くなってしまうのである。
謎解きミステリという観点だけから見れば、決して横溝御大にも見劣りしない鮎だが、
一般にクラッシック好きな作家よりは、歌謡曲好きな作家の方がアプローチしやすいのが
通例である。(御大が歌謡曲好きというわではないが)
せめて、ズージャかC&W等であればという気がしないでもない。
263 :
名無しのオプ:2006/01/18(水) 00:35:38 ID:uPoUBuwX
>>262 相変わらず訳のわからんこと書いとるな、あんた。もともとミステリーは一般的な人気などなかったのだよ。一部の好事家のためだけのものだったのだ。横溝だって一般的な知名度を得たのは晩年だったろうよ。
264 :
名無しのオプ:2006/01/18(水) 08:43:08 ID:lx9opu5a
>>262 確かにお前は間違いに対する言い逃れはしていないな。
すっとぼけているだけだものなw
なあ自他共に認める未読者君w
265 :
名無しのオプ:2006/01/18(水) 09:57:43 ID:ZTHv4ydz
モーツァルトよりジャズやC&Wの方が一般的?
やっぱバカだなコイツは
266 :
名無しのオプ:2006/01/18(水) 18:27:23 ID:/ZhE/5ri
モーツァルトの子守唄なんて、やたらメジャーな曲なのにw
あの程度の知識が一般人気を遠ざけると思うなんて、
よほど世間から隔絶された生活を送ってるんだな。
267 :
名無しのオプ:2006/01/19(木) 13:01:57 ID:PCpY56gk
一時角川映画で大ブームになった横溝と比較すりゃ大概の作家は知名度が低いに決まってるっての
やっぱアホだな
268 :
名無しのオプ:2006/01/19(木) 15:34:17 ID:sBZRwBDJ
>>262 何でもいいから、お前はこのスレから出て行け。
お前の存在は明らかにミステリー板のレベルを下げている。
269 :
書斎魔神 ◆qGkOQLdVas :2006/01/19(木) 22:17:58 ID:fatm5MH2
クラシックヲタが荒らしているようだな。
しっかりと押えておくべき事実は、一般人を巻き込んだ横溝正史ブームはあったが、
日本ミステリ史上、鮎川哲也ブームと呼べるものは1度として無かったということで
ある。では、鮎作品はさほどに一般受けしないものなのかと言えば、さにあらず、
トラベル・ミステリとして読んでも一級品、勿論、謎解きミステリとしては西村京太郎
あたりとは比すべくもない良品である。
つまり、売れる要素は十分にあったのである。
ただし、この場合には作者サイドも嗜好とはいえ、クラシック音楽、オペラ等の
ような一般受けしない要素は出来得る限り捨象する必要があるのである。
270 :
名無しのオプ:2006/01/19(木) 22:33:50 ID:cToFnpip
>クラシック
クラッシクの誤字を訂正したのか!?
すげーーーーーぇ、他人の意見に耳を傾けたの始めての出来事じゃねえか!!!
>捨象
この場合は取捨選択が正しい。
捨象、は誤りとは言わぬまでも、使わない方が無難。
271 :
名無しのオプ:2006/01/19(木) 22:42:21 ID:PCpY56gk
>269
じゃあお前のごたくはジャズヲタ、C&Wヲタの戯言だなw
272 :
名無しのオプ:2006/01/19(木) 23:11:52 ID:tUeKsiFR
「下りはつかり」の解説の<各編の核心に触れた部分が〜>の注意書き小さすぎるよ〜
ネタバレの注意はもっと目立つように書いてくださいよ、お願いします出版社各位様。
思いっきり読んでしまいました。とほほ。
273 :
名無しのオプ:2006/01/20(金) 06:51:28 ID:hAWwpHo0
書斎の論理ってすぐに破綻するから笑えるなあ
274 :
名無しのオプ:2006/01/20(金) 08:06:39 ID:c7vAin+a
モーツァルトを知っていると「クラシックヲタ」かよ。
書斎は義務教育の音楽レベルの知識もないらしいね。
275 :
名無しのオプ:2006/01/20(金) 09:10:18 ID:khpIpvQd
おれはクラシックヲタだったことが判明しましたw
276 :
名無しのオプ:2006/01/20(金) 10:13:27 ID:hAWwpHo0
だいたい一般的な知名度からすりゃモーツァルト〉〉〉〉横溝だろが
小学校でも習うモーツァルトよりもジャズやカントリーが一般的って、一体どこの国の話ですか?
少なくとも日本じゃないよな
どうも日本語が不自由な奴だと思っていたが、書斎は日本人では無いみたいだな
277 :
名無しのオプ:2006/01/20(金) 14:41:54 ID:lauigma8
278 :
書斎魔神 ◆qGkOQLdVas :2006/01/20(金) 22:34:48 ID:+FSEjnIY
>>276は、知名度と一般人の嗜好を峻別できないアホだな(w
鮎はあえてクラシックねたを書いて、敷居を高くすることはなかった。
これはセールス面から見た場合、完全に失敗である。
279 :
名無しのオプ:2006/01/20(金) 23:11:35 ID:lauigma8
280 :
名無しのオプ:2006/01/21(土) 08:18:58 ID:NW7EKmbs
>>276 奴は「モーツァルト」と聞いただけでアレルギーを起こすほど重症のクラシックアレルギーなんでしょうよ。
あの程度の触れ方で「敷居が高い」とぬかす無知で無教養な馬鹿を相手にすることはないですよw
281 :
名無しのオプ:2006/01/21(土) 17:05:47 ID:3UoiAn5c
なんで売り上げで小説を評価するかなぁ?
真の読書人は内容で評価するものだぜ>エセ知識人の書斎魔神
282 :
名無しのオプ:2006/01/21(土) 17:11:38 ID:3UoiAn5c
クラシックよりジャズやC&Wの方が敷居が低いという論拠が一切ないな。
ダメ論考の見本。卒論だったら単位もらえねえよw
283 :
名無しのオプ:2006/01/21(土) 23:57:46 ID:jkSDSYlc
「黒いトランク」「下りはつかり」「五つの時計」「リラ荘殺人事件」
上の4冊は読んだんですが、次に読むなら何がいいですかね。
284 :
書斎魔神 ◆qGkOQLdVas :2006/01/22(日) 18:15:00 ID:5yEqXMdG
>>280は鮎作品未読者と断定する。
長編「りら荘事件」「沈黙の函」等、鮎作品にはクラシックねたが多い。
一般論として、個人的嗜好の有無の違いはあれど、クラシックよりはズージャや
C&Wの方が大衆的なミュージックであると理解されていることは明らかであり、
あえて個人的趣味であるクラシックねたを作品中に取り込み、多数の読者への心理的な
参入障壁とでも称すべきものとすることもあるまい。
作家の評価は、売れ行きや読者数のみで決するわけではないが、
売れてなんぼ、読まれてなんぼ、という面があるのも否定出来ない事実である。
特に鮎作品の場合は、本格的トラベル・ミステリとしてセールスを打てば売れた可能性
があっただけに、この点が惜しまれる。
>>283 やはり、協会賞授賞対象となった2作を推す。
285 :
名無しのオプ:2006/01/22(日) 18:42:39 ID:PTAXmOb+
馬は重症のクラシックアレルギーと断定する。
他の作品にもクラシックの知識が振りまかれているがそれがどうした。
大衆の知識や興味はクラシックよりジャズやC&Wの方が狭いことは明らかであるし、
あの程度の薀蓄が多数の読者への心理的な参入障壁となるとは笑止千万である。
馬は色々とゴタクを並べているが、結局売り上げてしか判断していないのは他スレの駄文からも明白であり、
そんなに売れている本がいいのなら西村京太郎でも読んでいればいい。
>>283 特に順番を守ったほうがいいというものは存在しないので、
カバー等の紹介文を読んで興味を引かれたものから読めばよろしいかと。
286 :
名無しのオプ:2006/01/22(日) 23:50:56 ID:VXCuqCaR
あえて言うならロックンロールかミュージカルが妥当だろうね。
しかも言うにことかいて、
>本格的トラベル・ミステリとしてセールスを打てば売れた可能性
>があっただけに、
だからねw
トラミスが一般的用語になった時には、鮎川は新作長編をほとんど書いていない。
実はトラミスとして売り出した作品が何点かあるのだが、結果として売れなかった。
アンソロジーならトラミスチックで売り出し、続刊が出たのでそこそこ売れたぐらいしか記憶にない。
(共に作品名は挙げない、鮎川ファン(マニアにあらず)なら誰でもご存知ですし)
これぐらいの事実は鮎川を評論するアマもプロも知っていることなのだが、
それすら知らぬとは滑稽なり。
評論家を気取りたいなら、読書感想文のイロハから学び直しな。
287 :
名無しのオプ:2006/01/22(日) 23:55:20 ID:ALyIBQTA
288 :
名無しのオプ:2006/01/23(月) 12:26:46 ID:sB9qX4JQ
下りは「つかり」を読んで今更ながらファンになり、初めておじゃましました。
過去ログから順に目を通しましたが・・・長い間本当にお疲れさまです。
巻末の鼎談、浮かれ気味の北村氏や有栖川氏の熱さ(本当に鮎川氏が好きなんですね)
個人的には人を誉める印象の薄い山口氏の落ち着いた賛辞など、興味深く読めました。
ただ、1冊読んだだけで非常に生意気ではありますが、収録作は玉石混合という気が・・・
北村氏はなぜこれを?と思えるものもあったのですが、皆様はいかがですか?
残念ながらこの短編集では、鬼貫&星影にあまり魅力を感じられませんでした。
ともあれ読みたい作品がいっぱいなので楽しみです。
よろしければ今後ともいろいろ御教示ください。チラ裏気味で失礼しました。
289 :
書斎魔神 ◆qGkOQLdVas :2006/01/23(月) 22:01:10 ID:++rZgW0h
>大衆の知識や興味はクラシックよりジャズやC&Wの方が狭いことは明らかであるし、
一般大衆のクラシックに対する認識に無知な妄言と言わざるを得ない。
ポイントは、個々の読者がどのようなジャンルを嗜好しているかではなく、
ネタとしての「イメージ」の問題である。
ズージャやC&Wは、興味の有無に関係なく大衆的で親しみやすい感があるのである。
>カバー等の紹介文を読んで興味を引かれたものから読めばよろしいかと。
このレスからもわかるとおり、
>>285は指導もいい加減に過ぎる。
スレ参加者に対する正式な謝罪を要求しておくこととする。
コテハン叩きに狂奔するあまり歴史的事実を無視している
>>286も叩いておかざる
を得ないな。
そもそも、トラベルミステリブーム時に鮎旧作を再版・大セールスをかけるべきだったの
だが、こういった事実は存在しない。
歴史の「IF…」に過ぎないが、もしこれをしていれば、西村京太郎、内田康夫等の
作品には無い謎解きミステリの面白さが広く承認されたであろう。
290 :
名無しのオプ:2006/01/23(月) 22:27:53 ID:DA+xzXvG
馬鹿のレスを要約。
>俺は世間一般が抱いているイメージや知識を知らないので、他人を無知と罵ってやる!
>俺の言いなりにすればいいんだ!何が面白いかを自分で調べようとすることを教えるとは生意気だ!謝罪しろ!
>俺は歴史的事実を知らないから、よく知っている286を叩いてやる!
そろそろ警察の事情聴取を受けるらしい物知らず書斎は既に論破されているので、
特に付け加えることはない、とw
291 :
名無しのオプ:2006/01/24(火) 06:56:06 ID:Eg7Zo8zf
感想と論考の区別もつかない
書斎の稚拙で幼稚な駄文には失笑を禁じえないな
292 :
名無しのオプ:2006/01/24(火) 13:33:30 ID:DhFWVPhw
大々的セールスはしてはいないが、トラミスとして売り出した作品があるという事実と何の関連があるのかね?w
仮に大々的セールスをかけても無駄だったろう。
1つはトラミスの読者層と、何のためにトラミスを読むかだ。
2つ目は、鮎川のある意味弱点なのだが、風俗描写が古すぎる。
古びない風俗もあるのだが、少なくともトラミスの読者層には合わないだろうな。
まだ三番館シリーズの方がまし。
西村と内田作品には無い謎解きミステリ云々?
これだから未読魔人は困る。
西村、内田ファンが聞いたら激怒するぞw
293 :
名無しのオプ:2006/01/24(火) 15:43:50 ID:Eg7Zo8zf
ハイハイ、上はまたコピペね
294 :
名無しのオプ:2006/01/24(火) 16:46:27 ID:giQLJvrX
そういや西村作品の解説を御大が書いてたりしたなあ。
295 :
名無しのオプ:2006/01/24(火) 22:06:20 ID:5OPlx7hH
296 :
書斎魔神 ◆qGkOQLdVas :2006/01/24(火) 22:18:48 ID:eWPhBOfp
>>292を叩いておきましょう。
>大々的セールスはしてはいないが、
冒頭のこの文からしてギブアップレス。後は開き直りによる単なる感想文が続いている。
だいいち、「点と線」のロングセラー化が説明出来ない点に気付いていないのが非常に痛い。
あの横溝御大でさえ、角川の大プロモーションが無ければあんなには売れなかったので
あるし、トラベルミステリブームは、大セールスをかけて鮎の旧作長編を売るチャンスで
あったと言い得る。
どう読んでもマニア向きの三番館シリーズを必ずしもミスヲタではないトラベルミステリ
の読者層向きとしたり、鮎と西村京太郎、内田康夫の謎解き小説のレベルを同一視して
みたりと、(西村氏は本格の作家ではない旨自称しており、内田氏も本格を名乗ったことはない)初学者かなという感を受けるが、心して歩め、の言葉を贈りたい。
顔を洗ってから出直して来いということである。
297 :
名無しのオプ:2006/01/25(水) 06:32:20 ID:QL7pfds/
コピペを叩くチキン魔神
298 :
名無しのオプ:2006/01/25(水) 08:53:22 ID:ZiEHfG32
どうしてコピペ元で論争を仕掛けないで相手のいないスレで反論するのか不思議w
ちなみにコピペ元では書斎に論争を仕掛けているのではなく、
他の人に間違いを指摘しているだけなのでレスが欲しいと思って書いてないようだ。
299 :
名無しのオプ:2006/01/25(水) 09:19:17 ID:QL7pfds/
>298
チキンだからです
論破されるのが目に見えているので、そのスレに乗り込んでいくことが
出来ないのです
反論がないとわかっているからこそ大口を叩くのです
300 :
名無しのオプ:2006/01/25(水) 23:01:18 ID:MoThnTAN
>ポイントは、個々の読者がどのようなジャンルを嗜好しているかではなく、
>ネタとしての「イメージ」の問題である。
>ズージャやC&Wは、興味の有無に関係なく大衆的で親しみやすい感があるのである。
クラシックより興味がもたれて無いズージャやC&Wが、なんで大衆的で親しみやすい「感がある」んだよ?
お前の論考は論理も証明もなく、「ボクチンがそういう感があるからそうんなんだい!」と喚いているにすぎないな
301 :
名無しのオプ:2006/01/25(水) 23:25:46 ID:B2Xe0NHf
音楽ジャンルとしてはジャズやカントリーウエスタンのほうが大衆的かも知れないが、
学校の授業や本、テレビ等から色々知識が入ってくるのはクラシックだものな。
大衆的でもそれについての知識をほとんど持たないジャズ&カントリーウエスタンと、
大衆的でなくても色々と知識を持ち合わせているクラシック。
薀蓄を楽しむなら誰がどう見ても後者だろ。
そもそも本のカバーに「この本にはクラシックの薀蓄が山ほど出てきます」なんて謳っているわけじゃないのに、
それが一般的な読み手を遠ざけているなんてまあ(w
302 :
名無しのオプ:2006/01/26(木) 00:26:16 ID:fg+q9qnb
>>301 >学校の授業や本、テレビ等から色々知識が入ってくるのはクラシックだものな。
っていうか、現在我々が耳にする音楽のほとんどは、いわゆるクラシック音楽が
基礎になっているんだよね。
ジャズにしたってC&Wにしたって、それを学ぼうとすると、基本的な音階から
音楽に関するいろいろな事は、全てクラシック音楽と同じことを学ぶことになる。
そのうえで、ジャズのスタイルやC&Wのスタイルを学ぶ。
ロックやフォークなんかでも同じで、基礎的なことは全てクラシック音楽と同じで
そのうえで、ロックやフォークのスタイルを学ぶ。
だから「クラシックよりはジャズやC&Wの方が大衆的なミュージックである」などと
いうこと自体がおかしなことなんだよ。
303 :
名無しのオプ:2006/01/26(木) 01:34:55 ID:HNyGeI07
>>302 > だから「クラシックよりはジャズやC&Wの方が大衆的なミュージックである」などと
> いうこと自体がおかしなことなんだよ。
301じゃないが、全然おかしくないと思う。「より大衆的」って意味では、確かにジャズや
C&Wの方が大衆的だと思う。発生起源がそうだから。まあ、起源とか難しいことは抜き
にして、多くの人にとって、「クラシック曲を聴くと肩がこるが、ジャズやC&Wは気楽に
聴ける」というのは確かだから。
それらを学ぶのに、「まずクラシックから」というのがまた論理がおかしい。学校での学習
を中心に考えてはいけない。身に付いている音楽というのは、日常生活の中で自然と耳
から入るものなんだから。つまり、音楽学校に行く人など一部を除いて、誰も音楽を積極
的に「学び」はしないんだから。
但し、日本ではジャズやC&Wがそれほど大衆の支持を受けてないってのは事実だね。
304 :
名無しのオプ:2006/01/26(木) 06:57:25 ID:rhVJcBxT
アメリカならそうかもしれんが、日本でジャズはまだしもC&Wが大衆的とは
とても思えないな
305 :
名無しのオプ:2006/01/26(木) 07:16:01 ID:85o80jPW
>ポイントは、個々の読者がどのようなジャンルを嗜好しているかではなく、
>ネタとしての「イメージ」の問題である。
>ズージャやC&Wは、興味の有無に関係なく大衆的で親しみやすい感があるのである。
嗜好されてなくて、興味も無いジャズやC&Wのウンチクなんて書かれたら
それこそ敷居が高くなるだろが。
書斎の論考は相変わらず説得力が無いな。
もっと推敲して出直して来い。
306 :
名無しのオプ:2006/01/26(木) 07:42:52 ID:rhVJcBxT
めざましテレビでモーツァルト特集やってますよ書斎さんW
307 :
名無しのオプ:2006/01/26(木) 08:06:33 ID:rhVJcBxT
ほう、きらきら星はモーツァルトなのか
ずいぶん大衆的だねえ
308 :
名無しのオプ:2006/01/26(木) 20:52:34 ID:ad2Z+Ahd
クラシックといってもモーツァルトだから知名度は高いはず。
映画「アマデウス」で興味を持っている人も多いし、テレビでモーツァルトの死の謎の特集もあったりする。
ジャズやカントリーに比べたら雲泥の差だろう。
音楽そのものもCMや番組等のBGMに使われていて、親しみがある。
ところで鮎川作品にジャズの話があったような?
ま、それ以前に鮎川の敷居の高さを音楽趣味で捉えることからしておかしい。
推理小説全般の未読者かなという感を受けるが、心して歩め、の言葉を贈りたい。
豆腐の角で頭をぶつけてから出直して来いということである。
309 :
名無しのオプ:2006/01/26(木) 21:01:35 ID:85o80jPW
>推理小説全般の未読者かなという感を受けるが、心して歩め、の言葉を贈りたい。
むしろ小説全般において未読者との感を受けるが、心して歩め、の言葉を贈りたい。
幼稚園からやり直して来いということである。
310 :
書斎魔神 ◆qGkOQLdVas :2006/01/26(木) 22:01:10 ID:caekLkzw
いまだに日本におけるクラシックに対する一般的なイメージが理解出来ていないアホが
暴れているようだが、逢坂氏のスペインねた等と同様に関心事の薀蓄を書きたいのはわかるが、小ネタならともかく、鮎はクラシックねたを作品のメーンに出し過ぎである。
である。
311 :
名無しのオプ:2006/01/26(木) 23:08:35 ID:AGbRZIwv
と、いまだに日本におけるクラシックに対する一般的なイメージが理解出来ていないアホがほざいております。
おります。
312 :
名無しのオプ:2006/01/27(金) 00:38:00 ID:uh+ICt4Y
鮎川の敷居が高いように感じるのは、気軽に寝転がって読めるような作品が少ないからだと思うけどなぁ。
彼の作風の中心だった「アリバイ崩し物」は、メモを取ったり時刻表(を使っているものだったら)
何回もそれを見直したりしないと面白みがないやん。まあ、通勤電車の中で気軽に読める類の作品とは
違うんだよ。だから一般受けしないのであって、クラシックネタが多いから人気が出ないってのは違うん
じゃねぇの?
313 :
名無しのオプ:2006/01/27(金) 00:51:58 ID:oQMhfm5b
>>312 鮎川作品は、よくペダンチックだと言われるようだが、
私自身は、敷居が高いと思ったことは一度もない。
読みやすいし、寝転がって気軽に読むにもなんら支障ない。
鮎川氏の作品はほとんど読んでいるが、時刻表を使ったのは、金字塔的作品の
「黒いトランク」だけじゃないかな? その作品にしても、時刻表
の抜け穴を駆使するような作品じゃないからメモなんていらないし、
通勤電車の中でも気楽に読めると思う。
敷居が高いと思うのは、年齢の差によるところが大きいかな?
氏の作品は、文体がやや古めで、語彙もやや難しいものを多用し
ている傾向があるから。つまり、私がそれだけオサーンだということでもある。
314 :
名無しのオプ:2006/01/27(金) 01:08:51 ID:uh+ICt4Y
>>312 いや、オレもかなりのオサーンなんだけど・・・。
>鮎川氏の作品はほとんど読んでいるが、時刻表を使ったのは、金字塔的作品の
「黒いトランク」だけじゃないかな?
いや、「砂の城」も時刻表物だったと思うのですがね。「憎悪の化石」とか「ペトロフ」なんかにも
(メインではないものの)時刻表は使われてますよん。
>その作品にしても、時刻表
の抜け穴を駆使するような作品じゃないからメモなんていらないし、
通勤電車の中でも気楽に読めると思う。
いや、ホント尊敬します。あのトラックの運ちゃんの証言とか、トランクの移動とか、
オレはメモ取ってようやく理解できましたよ。こんなオレ、鮎川読む資格なし?
315 :
名無しのオプ:2006/01/27(金) 02:09:20 ID:5i4mmNzj
>>312 >氏の作品は、文体がやや古めで、語彙もやや難しいものを多用し
>ている傾向があるから。
言いえて妙、私もそう思います。
文章もテンポを重視していないのも、読みづらくさせています。
他に、論理をしっかりするために、会話文が重い傾向にありますね。
くどいとか、細かいとか、そんな感じ。
ただしこれらは鮎川の長所でもあり、隙のない本格を目指したゆえに生じたものかもしれません。
トラミスはキオスクでも販売されています。
これは電車の中で気軽に読める読み物という傾向が強いのはいうまでもないと思います。
錯綜する事件や論理、細かな推理の積み重ね、また伏線も読み返してみるという行為が存在する鮎川作品は、
トラミスとしては不適格です。
「戌神は何を見たか」はトラミスと銘打ったものの、一般受けはしなかったようです。
さすがにキオスクでは売られてはいませんでしたが・・・。
また西村、内田を本格推理ではないと否定したオジサンもいましたが、本人がどう主張しようと、一部の作品はリッパに本格推理です。
鮎川の重厚さや論理と肩を並べることはもちろんありません。
ですが本格推理と認知されている作品群の中で、鮎川に匹敵する作品は少数でしょう。
ここに文句がある火とは二階堂のHPでも行って論争してきてください、現在やってる最中ですw
ここで彼らとの違いを述べるのはスレ違いですので、この辺で。
とにかく、
>>312氏が言うような「読者に推理を強制するような作品」が中心の鮎川ですので、
気軽な「謎と驚きのある読み物」というトラミスファンには向きづらいと思います。
ペダントリーは無関係、鮎川以上に難解で一般的に興味を持ちそうにない知識の羅列作品はごまんとある。
316 :
書斎魔神 ◆qGkOQLdVas :2006/01/27(金) 22:02:03 ID:P+gAcEeE
黒トラは、小型のマッチ箱(今は手に入り難いか?)をトランクに見立てて
ストーリーに沿って移動させながら読むとわかりやすいなんて話があった。
ただし、キャンペーンをかけて広く売るには凝り過ぎた構成が難、
むしろ、コンパクトにまとまっており、異国情緒溢れ、
大ドンデン返し(あれにはまいった…)がある「ペトロフ事件」あたりを
元祖トラベルミステリとしてセールスすれば行けた感があるのだが。
>>315も駄目だねえ。
>西村、内田を本格推理ではないと否定したオジサンもいましたが、
>本人がどう主張しようと、一部の作品はリッパに本格推理です。
誰一人として、西村・内田作品を本格(とういうか謎解きミステリ)では無いとなど
書いてはいない。ただし、鮎作品と同列で論じるレベルではないということ。
>ペダントリーは無関係、鮎川以上に難解で一般的に興味を持ちそうにない知識の
>羅列作品はごまんとある。
個人的に偏向した見解と言い得る。一般性が薄い薀蓄を散りばめたミステリの売れ行き
という観点が全く欠落している。
そもそも、鮎作品のクラシックねたは、一般受けしないねたはメーンに持って来るべき
ではないという論から始まったのであり、これのみが売れ行きを左右するものではない
のは当たり前のことなのである。
317 :
名無しのオプ:2006/01/27(金) 22:14:58 ID:gtNcgBKU
>>316も駄目だねえ。
>誰一人として、西村・内田作品を本格(とういうか謎解きミステリ)では無いとなど
>書いてはいない。ただし、鮎作品と同列で論じるレベルではないということ。
後出しジャンケンの典型的な例。
書斎のレスは、西村・内田作品を本格(とういうか謎解きミステリ)では無い、
などという意味には取れない。
>個人的に偏向した見解と言い得る。
これはそのまま書斎に返す。
>そもそも、鮎作品のクラシックねたは、一般受けしないねたはメーンに持って来るべき
>ではないという論から始まったのであり、
これも後出しジャンケン。
「メーン」(オヤジ表現w)に持ってくるかどうかなどとは書斎自身も言っていない。
>これのみが売れ行きを左右するものではないのは当たり前のことなのである。
三度後出し。
クラシックの薀蓄のみにとことん拘っていたのは他ならぬ書斎自身。
他に理由があるというなら最初に反論された時点で言うべきであった。
318 :
名無しのオプ:2006/01/27(金) 22:55:01 ID:7lEOGgs1
>>317 普通に同意。
スレを読み返してみたけど、316での書斎の主張は過去のレスでは一言も触れていない。
後出しジャンケンというより、言いがかりに近いかな。
319 :
名無しのオプ:2006/01/27(金) 23:00:46 ID:EtG0ZnZ7
>>317 書斎魔神さんへ
実は、私はまだあなたをこの掲示板で数回しか見たことがありません。
それは、松本清張スレでです。そのときは、なんと蘊蓄に満ち、豊富な
読書量に裏付けられた良いことを言うのだろうと思い、あなたのファンに
なりました。ですから、他の人が、なぜ書斎魔神さんをそんなに毛嫌い
するのか分かりませんでした。
しかし、ここのような書き込みを他でもしているとすれば、それは嫌われ
者になって当然です。
深い蘊蓄を述べるのは結構。しかし、人の書き込みを引用して貶すのは
感心できませんね。
320 :
名無しのオプ:2006/01/27(金) 23:01:17 ID:EtG0ZnZ7
あ、316でしたね、ごめんなさい。
321 :
名無しのオプ:2006/01/27(金) 23:06:02 ID:7lEOGgs1
>>ペダントリーは無関係、鮎川以上に難解で一般的に興味を持ちそうにない知識の
>>羅列作品はごまんとある。
>個人的に偏向した見解と言い得る。一般性が薄い薀蓄を散りばめたミステリの売れ行き
>という観点が全く欠落している。
(鮎川における)ペダントリーは無関係=販売には関係ない。
その理由は、他の人の云々と書いてあるのだから、これは販売の文脈で書かれたもの。
難解なペダントリーの作品でも売れている作品はあると示したレスに対して、
売れ行きの観点の欠落という反論は、「私は文章が読めません」という白状になる。
結果、偏向の指摘は的外れだ。
頭に血が上って冷静になれないのかもしれないけど、間違いは間違いと認めたほうがいいと思いますよ。
322 :
名無しのオプ:2006/01/27(金) 23:14:44 ID:o/mF5kkY
>人の書き込みを引用して貶す
そうですね。まったく感心できませんね。
書斎魔神氏は、相手の足を引っ張る事で、自分を大きく見せようとする傾向がありますね。
他にも、
それほど珍しくもない知識を自分だけが知っているかのように披露したり、
我田引水な自説を世の定説がごとく書き込んだりね。
そういった文章の裏に透けて見えるのは、
・・・器の小さい人、小人物、小物、小人(しょうじん)
不愉快極まりない人物です。
323 :
名無しのオプ:2006/01/27(金) 23:30:14 ID:gtNcgBKU
>>319 >なんと蘊蓄に満ち、豊富な読書量に裏付けられた良いことを言うのだろうと思い、
多分あなたはまだそれほど読書量が多くないのだと思いますが、
読んだ本が増えるに従い、書斎の自称論考は出鱈目ばかりだということがわかってきますよ。
そもそも本当にその本を読んだのならば、絶対に犯すはずがないような間違いを平気で書きますし、
それを指摘すると(そこはこうではないでしょうか、という言い方をしても)、
謝罪や訂正どころか罵声や嘲笑で返し、あくまで自分が正しいと言い張ります。
あまりに妙な説を振り回すので不審に思っていたら、外部のミステリ系サイトにそっくりな文章が発見されたこともあります。
はっきり言って、書斎を1年以上前から知っている板住人で、
奴が本当に本を読んでいると信じている人間は1人もいないといって間違いありません。
324 :
名無しのオプ:2006/01/27(金) 23:49:30 ID:tjmPjH6o
自分は、清張スレ、大藪スレ、で3年以上前から書斎魔神の存在を知っているけど、
この二人に関しては相当読んでいると思う。
やや牽強付会な所もあるが、おかしなことをいっているとは思わなかった。
鮎川は自分はほとんど呼んでないのでなんとも言えない。
325 :
名無しのオプ:2006/01/27(金) 23:56:46 ID:Zk0UWi28
>>319 乱歩スレやクイーンスレを最初から読んでみるとひどさがわかりますよ。
326 :
名無しのオプ:2006/01/28(土) 00:13:05 ID:EcvLEXDv
>324
自演乙
327 :
名無しのオプ:2006/01/28(土) 00:16:41 ID:M6l9Joj7
>>319 以前都筑道夫スレでの行動が酷いと聞いて見に行ったことがあるが、あれはひどかったな。
都筑道夫を一から十まで貶しまくり、スレ住人が「○○が面白かった」と言おうものなら
いちいち馬鹿にしまくり、否定ばかりしていた。
あれは完全に嫌がらせだな。
>>324 悪いけど、俺は何かの本かどこかのサイトからのパクリだとしか思っていない。
理由は
>>323にある通り。
328 :
名無しのオプ:2006/01/28(土) 00:50:11 ID:7zhF/L5+
>324
>324
>324
>324
>324
329 :
名無しのオプ:2006/01/28(土) 00:54:44 ID:tt6fwgPl
清張スレは確かに流れに沿ったレスが多い気がする。
でもそれは、清張が推理小説界の大巨星だから、
映像化の機会に恵まれてる(魔神はテレビはよく見てると思う)のと、
ファンが多いせい(パクリ元が豊富)だと思う。
大藪(に限らず清張以外で魔神が口挟む作家)に関してはさっぱり読んでいないのが明白。
330 :
名無しのオプ:2006/01/28(土) 00:54:46 ID:hG2vX3lR
イザウガン島
ロセウ駅
331 :
書斎魔神 ◆qGkOQLdVas :2006/01/28(土) 13:29:56 ID:LHNzg9mK
反論というのは対象となるレスや根拠となるソースを的確に引用して行なわないと
全く意味が無い。
俺を除いて、こういう基本が出来ている者は一人もいないな。
レスを普通に読み込めば、「クラシックねたのような一般性が薄いネタは、
避けるべきであり、これをメーンにすべきではない」という趣旨が簡単に
読み取れるのである。
332 :
名無しのオプ:2006/01/28(土) 16:05:08 ID:ZABIwM/S
違うだろ馬鹿w
反論というのは対象となるレスや根拠となるソースを的確に引用して行なわないと
全く意味が無い。
書斎魔神はこういう基本がまったく出来ていないな。
特に自説を展開する際、その根拠を示すことはまずないと言っていい。
書斎のレスを普通に読み込めば、「クラシックねたのような一般性が薄いネタは、
避けるべきであり、これをメーンにすべきではない」という趣旨で書かれてはいないことが
簡単に読み取れるのである。
それどころか「クラシックよりも更に一般性の薄いズージャ(ああ恥ずかしい表現w)やC&Wのほうがマシ」
という、狂った論法が読み取れるのである。
後付でいろいろ言い出すのは哀れとしか言いようがないw
333 :
名無しのオプ:2006/01/28(土) 18:51:47 ID:aFIOUtxI
モーツアルトよりジャズやC&Wの方が敷居が低いなどど、何の根拠もなく喚き続けている
だけでは妄言と言われても仕方ないな。
だから書斎の論考は誰も受け入れないし、駄文だと言われるんだよ。
何年もこの板に粘着してるんだから、せめてもう少し頭を使えよなw
334 :
名無しのオプ:2006/01/28(土) 23:11:57 ID:tLLtqiGe
はいはいスルースルー
335 :
名無しのオプ:2006/01/31(火) 21:07:14 ID:YsVU0Vux
書斎の理屈だと「博士の愛した数式」がベストセラーになり、映画化までされたという事実は
どうなるんだろうな?
数学ってのはクラシックより敷居が低いのかなぁ?w
336 :
名無しのオプ:2006/01/31(火) 23:45:02 ID:/HHkwBYc
>>335 さすがにアレは恋愛小説だし、数学はねたふりって感じ。
クラシック好きが結構いるぞというには、もっと適当な例があると思うな。
337 :
名無しのオプ:2006/02/01(水) 01:01:06 ID:wu1FTMZe
モーツァルトで思い出したが、生誕250周年記念だそうで、マスコミでも大々的に取り上げているね。
テレビ(ニュース、ワイドショー他)、新聞はもちろん、GWのコンサートもチケットがバカ売れらしい。
雅子さまが胎教にモーツァルトを使ったためにCDが売れてブームになったというのもあったな。
古くは映画、そして演劇の「アマデウス」が大ヒットしたし。
映画はTV放映時の視聴率もよかったそうだ。
「野ばら」他、音楽の授業で歌わされた記憶のある人も多いだろう。
クラシックに敷居が高い人もいるだろうけど、モーツァルトは別格なのかもしれない。
あとベートーベンやショパンもそうだね。
クラシックマニアでなくても第九に参加する人が大勢いるし。
そういう有名人だったら、本格マニアでなくても手にとってみようかなという気になるかもしれない。
実際の鮎川氏が書き込んでいる知識はディープで俺はついていけないけどw
鮎川氏の知識で反則だなと思うのはロシア語に関してだと思う。
普通に知らない知識だし、登場人物で思いつくキャラがいるけど、何者だお前と思ってしまう。
一応ロシアの知識はあるという前提のキャラだけど、たいてい後出し。
338 :
名無しのオプ:2006/02/01(水) 16:46:53 ID:yKR7HzmD
>336
いや、書斎はネタとしてもクラシックを使うなって言ってるから
339 :
名無しのオプ:2006/02/02(木) 00:18:22 ID:zGfXg/RS
クラシック音楽と数学を同列にして語るのは、やっぱり無理があると思うよ。
あの小説は、世間には数学嫌いが多いってのを前提で書いていると思うし。
340 :
名無しのオプ:2006/02/02(木) 18:49:10 ID:qbxelJXl
数学嫌いが多いというのはすなわち「敷居が高い」と言えよう。
では何故ベストセラーになったのかな?>書斎
341 :
名無しのオプ:2006/02/11(土) 06:08:08 ID:TAtfi7TL
>>330 ガン島イザウ
タセウ駅?
書斎のレスがないと落ちてしまうというのがなんとも寂しいですね。
必要悪というやつなのでしょうか・・・
342 :
名無しのオプ:2006/02/11(土) 09:20:48 ID:NRCvng92
黒いトランク、もうすぐ読み終わるところですが、
すごい作品ですね。
ほとんど通勤電車の中で読んでたので頭が痛くなりましたが。
こんなに何度も前のページを読み返しながら読み進める作品はなかったと思います。
クロフツの樽も前に読みましたが、それより複雑だと思います。
冒頭の「私の近況」と題した鮎川氏の写真も好感持てます。(笑)
343 :
書斎魔神 ◆qGkOQLdVas :2006/02/11(土) 16:31:43 ID:XdWdgz+U
黒トラの車中読破はきついかも。
前述したとおり、マッチ箱をトランクに見立てて動かしながら読むというエピ
もあるくらい凝った構成の作だ。
鮎と比較されることが多いクロフツの「樽」は、アクティブな警察小説的構成の作
であり、意外にスムースに読める。
344 :
名無しのオプ:2006/02/11(土) 17:18:54 ID:E8oPTDUt
>>342 創元版でお読みになったんですね。
光文社版の巻末付録も詳細なトリック解説などいろいろ充実しているから、
そちらにも書店で目を通してみるといいですよ。
345 :
名無しのオプ:2006/02/12(日) 01:32:55 ID:K5VNA8ji
>>342 「三つの樽」「木箱」も読んでみそ。<鮎川ではないけど
「黒いトランク」も含めてだけど、クロフツの「樽」に挑戦して、凌ぐ作品です。
346 :
名無しのオプ:2006/02/12(日) 03:57:32 ID:DGP35gCD
今日、行きつけの古本屋に鮎川哲也編集の「殺人設計図」ってアンソロ本を見つけたんだけど、
本人の作品が無いって事でスルーした。 買っといた方が良かったですか?
347 :
342:2006/02/12(日) 10:25:55 ID:NSAfAL3i
黒いトランクを読んで、久々に、本格ミステリは良いなーと思いました。
巻末の対談で、有栖川氏が「世界で一番好きなミステリー」と言っているのも頷けます。
ちなみに「黒い白鳥」はどうですか?
348 :
名無しのオプ:2006/02/12(日) 11:15:31 ID:djDTRofe
黒い白鳥もベスト級ですよ。頭を使ってミステリを読むってこういうことか!みたいな。
349 :
書斎魔神 ◆qGkOQLdVas :2006/02/12(日) 21:26:21 ID:dO4I8u1s
過去ログにもあるとおり、最近、「黒い白鳥」を再読したが、今読むとどうかな…
トリックに無理がある点は、発表当時から指摘されていたとのことだ。
350 :
名無しのオプ:2006/02/12(日) 22:18:07 ID:rSFJMiLb
今日古本屋で「透明な同伴者」を買いました
山前氏の解説、いいですね〜^^
351 :
名無しのオプ:2006/02/12(日) 22:43:01 ID:rhcjrq53
>>346 貴重な短篇が収録されているから、それほど高くなければ
買っておくのが吉と思うよ。
352 :
342:2006/02/12(日) 23:21:42 ID:NSAfAL3i
黒いトランクでもう一つのトランクが最後に何処へ行ったのかが、
最後まで全く触れられてないですよね?
トリックとは関係無いとしても気になりました。
353 :
346:2006/02/13(月) 02:10:29 ID:iSCpA/lP
>>351 ありがとうございます。
多分200円だったと思うので明日買ってきます。
354 :
名無しのオプ:2006/02/13(月) 18:07:27 ID:AzxpXza2
200円なら間違いなくお買い得だね。
355 :
書斎魔神 ◆qGkOQLdVas :2006/02/13(月) 21:32:48 ID:dx+YUgeS
鮎の長編は、初読の時は面白い本格ミステリだと思うのだが、以後の再読により粗が
見えて来る感もある。
「憎悪の化石」「黒い白鳥」「風の証言」「死のある風景」…どれも同様である。
名作「黒いトランク」もあの傷の偶然性にひっかかるものを感じてしまうのだ。
356 :
名無しのオプ:2006/02/13(月) 22:27:03 ID:waEvzfmy
> 283 名前:名無しのオプ 投稿日:2006/01/21(土) 23:57:46 ID:jkSDSYlc
> 「黒いトランク」「下りはつかり」「五つの時計」「リラ荘殺人事件」
> 上の4冊は読んだんですが、次に読むなら何がいいですかね。
> 284 名前:書斎魔神 ◆qGkOQLdVas 投稿日:2006/01/22(日) 18:15:00 ID:5yEqXMdG
>
>>283 > やはり、協会賞授賞対象となった2作(「憎悪の化石」「黒い白鳥」)を推す。
> 349 名前:書斎魔神 ◆qGkOQLdVas 投稿日:2006/02/12(日) 21:26:21 ID:dO4I8u1s
> 過去ログにもあるとおり、最近、「黒い白鳥」を再読したが、今読むとどうかな…
> 355 名前:書斎魔神 ◆qGkOQLdVas 投稿日:2006/02/13(月) 21:32:48 ID:dx+YUgeS
> 鮎の長編は、初読の時は面白い本格ミステリだと思うのだが、以後の再読により粗が
> 見えて来る感もある。
> 「憎悪の化石」「黒い白鳥」「風の証言」「死のある風景」…どれも同様である。
↑
> 289 名前:書斎魔神 ◆qGkOQLdVas 投稿日:2006/01/23(月) 22:01:10 ID:++rZgW0h
> このレスからもわかるとおり、書斎魔神は指導もいい加減に過ぎる。
> スレ参加者に対する正式な謝罪を要求しておくこととする。
357 :
名無しのオプ:2006/02/13(月) 22:56:00 ID:qwXgOaOg
>>356 みんなわかってて黙ってるんだ。
スルー汁。
358 :
名無しのオプ:2006/02/14(火) 00:15:10 ID:JAOhhTIn
>>357 みんな、書斎魔神あてにレスが付いていたら真っ先になんでもあり板や最悪板
などにあるスレの方を確認しに行っているよ。
で、「あぁ、また改竄&コピペか。書斎がどんなレスを付けるのか予想するまでも
無いな。」と腹の中で笑っている。
359 :
名無しのオプ:2006/02/14(火) 01:14:53 ID:MI/RWBJP
>>354 500円を上限と考えていいかな。
それ以下だったら買い。
200円だったら積読でもいいから買いだねw
360 :
346:2006/02/14(火) 01:27:13 ID:FF4mW6/g
もう無かった・・・やっぱ「見つけた時が買い時」だよorz
361 :
書斎魔神 ◆qGkOQLdVas :2006/02/14(火) 22:05:32 ID:GybDJ9m2
鮎作品ということになると、マエストロゆえ評価が厳しくなって当然。
黒トラなんかは鮎で無ければ手放しで絶賛してもいいが、
総体評価は良いだけに欠点も目につく次第である。
内容面ではないが、キャラの使い方ひとつ見ても、
「呪縛再現」でトリックスター的使い方をした星影龍三を、あえて名探偵として
再登場させるあたりは疑問を感じざるを得ないのである。
呪縛が広く読まれることを想定していなかったのだろうが、
イメージ面を考慮すれば、やはり新キャラを立てるべきであった。
362 :
名無しのオプ:2006/02/14(火) 22:50:57 ID:dt+kV9wS
黒トラをはじめ鬼貫ものの魅力はアリバイトリックだけではございません。
こつこつと証人をたずねて津々浦々を歩きまわり、そばを食べたり女中に何か言ったりするのがまた実に楽しい。
でも現代のトラベルミステリとは何か違う気品があります。
それが鬼貫の魅力ということなのでしょう。
鮎川先生はあれだけ単調な論理の積み重ねを、
退屈させないように読ませて下さるのがほんとに名人芸だと思います。
>347有栖川さんの一番好きなミステリという表現はまことによくわかります。
松本清張先生の『点と線』や『砂の器』も読んでみましがけれど、社会派と呼ばれるほどのリアリズムを感じず、
むしろ鮎川と同類にしか思えなかったのは意外でした。
363 :
書斎魔神 ◆qGkOQLdVas :2006/02/15(水) 23:18:50 ID:OAcCMZQA
>現代のトラベルミステリとは何か違う気品があります。
この点は同意。上品なトラベルミステリと言うてもよいが、
結構、凄惨な殺人事件の捜査を描きながらも、独自のマターリとした雰囲気も
捨て難いものがある。
>松本清張先生の『点と線』や『砂の器』も読んでみましがけれど、
>社会派と呼ばれるほどのリアリズムを感じず、
>むしろ鮎川と同類にしか思えなかったのは意外でした。
この点も同意。
社会派(そのミステリとしての実態は検証要である)と強調される清張先生の
作品には、実は謎解き主眼、彩りに旅の情緒を強調したトラベルミステリ的作が
多い。
364 :
名無しのオプ:2006/02/16(木) 23:10:25 ID:s226tNZr
362は、なんで「清張」が先生で、鮎川が呼び捨てなんだw
問うに落ちずに語るに落ちる、まさに名言ですねwww
365 :
名無しのオプ:2006/02/17(金) 14:12:21 ID:hDJ4Ed3/
あっは。
362は、先生でいくつもりが、最後だけ落ちてしまったのでございます。
もともと家では松本、鮎川と呼んでいたのがつい外でも出てしまっただけであって、別に松本>鮎川という本音が出たわけではありません。
私はやはり鮎川先生の方が好き。ミステリはあくまで本格。社会派なら高村薫でしょうか。
366 :
書斎魔神 ◆qGkOQLdVas :2006/02/18(土) 15:36:10 ID:/qOqi7jV
>社会派なら高村薫でしょうか。
社会派という独立したジャンルの括り、その実態にはかねてから疑問を抱いている。
比較的カレントな社会問題を作中に取り入れているというだけであり、
内容的には本格、、ハードボイルド、サスペンス等の既存のジャンルに包含される
べきものではないのかと思うのである。
高村作品の場合も、「マークスの山」は警察小説、「レディジョーカー」はクライムノベル等と把握しておけば、十分ではないのか。(それ以前に、まず「高村作品」であることは
大前提としてだが)
367 :
名無しのオプ:2006/02/18(土) 21:39:42 ID:yIN+N2+J
たしかに、その通りだと思います。
私の申し上げたいことも、
決しておっしゃることに反するものではありません。
ミステリには「社会派」と「本格」という対立があり、
80年代まで抑圧されてきた「本格」が
その後復興をとげたというのが通説のようになっています。
そして、そのような対立を過去に投影して、
鮎川先生―松本先生という対立を考えるのが一般図式です。
ところが、松本清張『砂の器』を読んだ印象は、
むしろこれは本格的な謎解きではないかというものでした。
また、よく比較される『点と線』と『黒いトランク』を読み比べてみると、
どちらも今で言えば「本格」に振り分けられるのではないか
という感じを持ちました。
現在、たとえば綾辻行人さんと高村薫さんとを分つほどの隔たりは、
鮎川先生と松本先生の間には感じられないのです。
「本格」対「社会派」という区別に慣らされてきた私などには、
これが意外だったということです。
368 :
書斎魔神 ◆qGkOQLdVas :2006/02/18(土) 22:06:32 ID:dpUI6svA
もっぱら内容面に着目して、謎解きミステリという大掴みな分類(これなら倒叙スタイルの作品もカバー出来る)によった方が、鮎も清張先生も統一して語れるかと思う。
369 :
名無しのオプ:2006/02/19(日) 00:33:08 ID:hVE3ohp5
意外と言えば、『砂の器』も偶然が多すぎはしないかと思う。
370 :
名無しのオプ:2006/02/19(日) 12:47:12 ID:1MD4ozbc
ひさしぶりに来たが・・・・
急にレスが増えてる部分があったと思ったら「馬」か(苦
そういえば「馬」大藪スレに来ないの?
昨年、火サスの鬼貫の原作はなんなのかな?
番組のあらすじ、読んだけど(三番館であったような展開)
まだ鬼貫シリーズ全部読んでないんで分からなかった
原作よんでからテレビ見たいもので。
371 :
名無しのオプ:2006/02/19(日) 19:20:27 ID:tb3qHPEr
>>370 >そういえば「馬」大藪スレに来ないの?
名無しで出没している。
自分が徹底的に叩かれたスレには、コテで登場せず
名無しでレスをする。これが書斎流姑息書き込みの真髄。
372 :
ゼレ:2006/02/20(月) 00:23:21 ID:XaE/+sAV
黒いトランク、憎悪の化石、黒い白鳥、人それを情死と呼ぶ、死のある風景……
並べてみるとその題名の詩的センスが抜群ではないだろうか。
この点、匹敵する者としては北村薫くらいしか思いつかない。
373 :
名無しのオプ:2006/02/20(月) 12:13:04 ID:vcyOcdIp
偽りの墳墓 内容とタイトルの意味がわからんかった
374 :
書斎魔神 ◆qGkOQLdVas :2006/02/20(月) 21:54:52 ID:lTU0Ufi5
指摘されているとおり、確かに「風の証言」はタイトルのパンチ力が弱いな。
この面で多少損をしている感がある。
375 :
名無しのオプ:2006/02/21(火) 02:54:06 ID:sEyc+e8B
風の証言って、たしか、短編ネタを長編化したものじゃなかったっけ?
勘違いならスマソ
376 :
名無しのオプ:2006/02/21(火) 20:08:31 ID:dJJ3oquD
ながら、墳墓、王を 読んだ。 個人的には ながら、かな。
列車通でなくても、どうにか理解できた。
他は物語が脱線する脱線するww(でも勉強になったyo)
377 :
名無しのオプ:2006/02/21(火) 21:06:46 ID:rph+TT1V
そりゃ「準急ながら」が脱線したらまずいわなw
378 :
書斎魔神 ◆qGkOQLdVas :2006/02/21(火) 22:32:02 ID:erfkfIDR
>>375 そのとおり。短編のタイトルよりはいいかも。
なお、「人それを情死と呼ぶ」「偽りの墳墓」も短編のネタを長編化したものである。
379 :
名無しのオプ:2006/02/22(水) 21:14:52 ID:tVR9KbPi
ながら で鮎川を初めて読んだけど、こんなにガッカリ
したのも珍しい。トリックはこうです、犯人コイツです、
はいおしまい。これじゃ単なるパズルじゃないか。
せっかくブックオフで100円出して買ったのに。
ファンには失礼だがパズル以上のもの、再読に耐えうるものが基準の
俺としてはこれを傑作とはとても言えない。
鮎川は他もこんな感じなの?
380 :
名無しのオプ:2006/02/22(水) 21:30:16 ID:9yx9C+Ri
100円を惜しむなよw
鮎川に限らず、作家を1冊で判断しないように
聞くが、379自身が再読に耐えられる作品、作家を挙げてくんない?
各自好み、てのがあるから、それに沿って皆様お勧めしてくれるかもよ
381 :
379:2006/02/22(水) 22:17:56 ID:tVR9KbPi
ミステリでは長いお別れ、さむけ、レベッカ、悪魔が来りて
笛を吹く、yの悲劇、とかだなあ
物語として面白いものが好きなんだな。数奇な運命、
哀しい一族、親殺し、
子殺し、近親相姦みたいなスパイスがあるとなおよし。
たんなるパズルのみというのは好きくない。
だから横溝なんか大好き。という線で良かったら
なにかお勧めしてください。
382 :
書斎魔神 ◆qGkOQLdVas :2006/02/22(水) 23:20:24 ID:iPcXJ53x
>>381 「準急ながら」だけ読んで、鮎を判断されてはかなわない。
単なるパズル小説にとどまらない「ドラマ」も有る作ということなら、
鬼貫が笠智衆風の枯れた渋さを見せる鮎長編代表作「黒いトランク」は
必読である。事件解決後の鬼貫と丹那の会話(女性論)がいい(創元版)。
(丹那は佐田啓二の役所か)
383 :
379:2006/02/22(水) 23:33:40 ID:lVKxTOL9
わかりますた
読みます
384 :
名無しのオプ:2006/02/22(水) 23:36:54 ID:9yx9C+Ri
>数奇な運命、
>哀しい一族、親殺し、
>子殺し、近親相姦みたいなスパイスがあるとなおよし。
このあたりを鮎川氏に求めるのは無理かもよw
385 :
名無しのオプ:2006/02/22(水) 23:46:40 ID:Uh5Z9SyN
386 :
379:2006/02/23(木) 00:40:24 ID:oVMCangR
>>385マジで俺は379だよ!!
別に力説するほど誇らしくもないんだが…
387 :
名無しのオプ:2006/02/23(木) 01:04:36 ID:AgYYs8v7
鮎川センセはあまり人間を描かない作家だと思うから
期待して「黒いトランク」は読まないように。
388 :
名無しのオプ:2006/02/23(木) 01:26:20 ID:net6UxHl
短編の「他殺にしてくれ」はどーだろか
創元推理文庫の短編集に収録されてる
389 :
名無しのオプ:2006/02/23(木) 10:09:29 ID:5ydkEGKp
なんか八百屋に行って「肉がない!」って言ってるみたいだな。
素直にそういう作風の別の作家を嫁。
390 :
名無しのオプ:2006/02/23(木) 15:08:00 ID:aXfzsDui
鮎川が人間を描けてないとかいっていらっしゃる方は、
その方に人間への洞察がないだけです。
391 :
名無しのオプ:2006/02/23(木) 17:21:52 ID:AgYYs8v7
書斎自演の匂いもするが、
とりえず気を悪くしたらゴメンね 悪気はないw
392 :
名無しのオプ:2006/02/24(金) 10:40:59 ID:YEW2wmtg
昔の角川版、鮎川作品を購入したが、3年で3版
過去も現在も、人気は左程変わらず、なのかな
現在のほうが、まだマシなのか?
393 :
名無しのオプ:2006/02/26(日) 16:14:19 ID:q8sVm7j8
394 :
名無しのオプ:2006/02/28(火) 21:46:53 ID:pC6sPIXZ
本の著者名で
鮎川哲也・監修と 鮎川哲也・編 どう違うの?
395 :
名無しのオプ:2006/03/02(木) 12:15:33 ID:DjKqcnlG
ほとんど差はないな。
396 :
名無しのオプ:2006/03/02(木) 15:58:48 ID:hLdUaj1N
以前録画した「大地康雄・鬼貫シリーズ」初めて見たけど
開始、5分で違和感を感じて離脱ww
397 :
名無しのオプ:2006/03/02(木) 16:38:50 ID:LI+Bb9jZ
まったく別物としてみると、大地康雄はじめ渋好みな演技する俳優で構成されていて、実にイイんだけどね…。
398 :
書斎魔神 ◆qGkOQLdVas :2006/03/02(木) 21:31:15 ID:xmfaN9Eq
前述したとおり、黒トラの鬼貫は笠智衆という感じだが、他の作の鬼貫のイメージ
は希薄、俳優ではイメージし難いな。
399 :
名無しのオプ:2006/03/02(木) 22:18:55 ID:pYbx2ltV
>>394 監修となってるものは、山前譲・編ということw
400 :
名無しのオプ:2006/03/03(金) 23:16:11 ID:X6mL+ele
怪しい人物のアリバイなんかを聞くとき、話の前置きが長い人物が多く
要点を早く話してくれない行為に苛立つ刑事
毎度、そんな描写が多く笑う。
作家自身は読者が「なんだこいつ関係ない話題を・・」なんて思うの想定して書いてるんだろうな、と更に笑う
401 :
名無しのオプ:2006/03/04(土) 21:01:53 ID:TnmJSHEE
おツ
402 :
名無しのオプ:2006/03/05(日) 23:58:17 ID:jz7zskWl
女性の言葉使い「〜してるんじゃなくって?」に時代を感じる。
403 :
名無しのオプ:2006/03/06(月) 00:25:35 ID:ZGnCsb0n
「死びとの座」読んだけど、ラストはなんか味わい深かった。
相合傘はね・・・・ ありかな?こーゆーのw
404 :
書斎魔神 ◆qGkOQLdVas :2006/03/06(月) 21:47:52 ID:2m0TDLG7
「あら、あのネクタイピンすてきじゃなくて?」(「黒い白鳥」)
「ううん、いいの。美知子がするわ。ネックレスのプレゼントを貰ったんですもの、
そのくらいのサービスをしなくちゃ」(「死のある風景」)
「調べてみますわ。お待ちになって…」(「風の証言」)
パラパラと見て抜き書きしてみたが、時代性というか、小津安二郎的世界だな(w
405 :
名無しのオプ:2006/03/07(火) 18:33:44 ID:I3YWRr73
鮎川作品に限らず、女性のセリフって時代を象徴してる。
自分は現代の小説って、読まないんで、どうなのかな?
406 :
名無しのオプ:2006/03/12(日) 23:45:01 ID:1EKBzGdi
横溝なんかは文体そのものが時代がかってるよなw
乱歩より古い気がする
407 :
名無しのオプ:2006/03/13(月) 10:59:57 ID:fg5s9BLb
もれは、とある公募小説賞に入賞したこともあるんだが、別の選外佳作となった
作品を友人に読んでもらったら、
「今時の女性はこんな言葉使いはしない。古すぎる」
といわれた。鮎川や清張を多読してきたので、そのクセがうつったみたい。
408 :
名無しのオプ:2006/03/13(月) 14:08:19 ID:d2Qof+GA
とりあえず、魔神のバカが「鮎川」呼ばわりしてると
むかついてしょうがない
>>396 鬼貫が家庭持ちはありえないよなw
409 :
名無しのオプ:2006/03/13(月) 18:11:29 ID:4ypWSXH2
まあ馬クンが鬼貫をどう捉えようと勝手なんだが、以前から
笠智衆が一番近いモデル・・などと事あるごとにコピペもどきに貼り付ける行為が気に入らん
どこぞのサイトからの受け売りかもしれんがねw
410 :
名無しのオプ:2006/03/13(月) 21:52:27 ID:PzDC8PEW
>>408 家庭持ちはまだいい。
糖尿病で食事療法受けているのに、
家族の目を盗んで甘いものを喰っているという設定のほうがw
>>409 なんとかの一つ覚えといいますよねw
411 :
書斎魔神 ◆qGkOQLdVas :2006/03/13(月) 23:22:42 ID:HjHwP18o
黒トラ(創元版)の鬼貫に関しては、笠智衆のイメージと書いているのみ。
まあ、鮎作品から小津作品を連想するのは、やはり時代の共通性による
女性の言葉遣いゆえかもしれぬ。
412 :
名無しのオプ:2006/03/13(月) 23:59:26 ID:4ypWSXH2
413 :
名無しのオプ:2006/03/14(火) 00:10:46 ID:kEKII55i
また馬鹿が自演しているようだけど、まあ惨めな一人芝居をいつまでも続けてろということでw
>>410 それ、情けなかったよなあ。
あと「鬼貫八郎」という名前がなんとも…
414 :
名無しのオプ:2006/03/14(火) 00:15:54 ID:8FPs9gDH
「鬼貫」という言葉が与える印象を見事にぶち壊してるな>八郎
415 :
名無しのオプ:2006/03/14(火) 10:43:45 ID:z2ra/PX+
416 :
名無しのオプ:2006/03/14(火) 18:41:11 ID:BwWI32yN
417 :
名無しのオプ:2006/03/14(火) 20:00:47 ID:EHviMTwp
書斎ってのが阿呆すぎてわらえるなw
理論破綻しまくってるとおもったら、案の定在日かよww
ファビョらないだけまともといやまともだけどな
アンフェアなのは誰か
419 :
名無しのオプ:2006/03/15(水) 00:39:20 ID:ujzCnJHI
鬼貫さんのイメージは、俺は仲代達矢だなぁ。
420 :
名無しのオプ:2006/03/15(水) 14:40:32 ID:us96tCL2
言葉遣いが微妙に古典入ってるんで、ときどき気になる。面白いけど。
この人の短編なんか読んでると幻想小説のようなものもいくつか書いて
居られるようですね。論理と感性のバランスに魅力を感じます。
421 :
名無しのオプ:2006/03/15(水) 21:56:17 ID:BqIS5m0b
鬼貫さんは水谷豊で。 今のイメージなら無難かと。
422 :
名無しのオプ:2006/03/15(水) 22:28:14 ID:R4JKj5Cq
そして「警部殿」と呼ばれて煙たがられるのか。
423 :
書斎魔神 ◆qGkOQLdVas :2006/03/19(日) 12:04:47 ID:dX13Z/C4
本日の讀賣新聞読書欄、読者からの質問コーナー(「本のソムリエ」)、
「…鞄が話のキーを握る面白いミステリーがあれば、ぜひ読みたいのですが…」
という44歳主婦の質問に対して、回答者となったアリスは、とっておきの名作と
して、日本のミステリーを代表する傑作であると共に、鞄ミステリーというジャンルを
設定したら(あるんかそんなもの(w )、間違いなく世界の最高峰であるとの賛辞を
添えて、鮎の「黒いトランク」を推している。
(続いてジョンの「妖魔の森の家」も推している)
余談ながら、「…気分がスカッとする本はないですか」という38歳主婦からの質問
に対して、回答者の井上荒野はM・シューヴァル&P・ヴァールーの「笑う警官」を
推しているが、回答の内容を読めば確信犯的に本書を推しているのはわかるものの、
質問の意図を考えれば、妥当性を欠く回答であると言わざるを得ないものがある。
ふと、鮎はマルティン・ベック・シリーズのような警察小説も書けたのではないかと
思った。鬼貫は「足を使う」名探偵なのは、今さら言うまでもないことだしな。
424 :
名無しのオプ:2006/03/19(日) 15:52:05 ID:c46Euxhk
( ´_ゝ`)フーン
425 :
名無しのオプ:2006/03/19(日) 22:19:35 ID:pM+7isAG
>讀賣新聞
読売新聞でいいかと・・・・。
多分、直筆で書く場合そう書くと思われ。
426 :
名無しのオプ:2006/03/20(月) 01:07:38 ID:jMZKkajT
>>425 わざわざつっこむほどでもないと思うが……。
もともと実際の新聞には「讀賣」と書いてあるし、変換も一発で出るし。
427 :
名無しのオプ:2006/03/20(月) 01:20:56 ID:A1wQwRG5
>>426 糞コテに同調するような意見は慎もうよ。
428 :
名無しのオプ:2006/03/20(月) 08:56:01 ID:VNSaT/Kc
>>427 書斎魔神がどうのこうのと言っているんじゃないでしょ。
単に「讀賣」という言葉につっこむのはどうかと言っているだけなんだから。
429 :
名無しのオプ:2006/03/21(火) 20:48:29 ID:br+wQ8Hi
砂の城、積木の塔 読みますた。
430 :
名無しのオプ:2006/03/24(金) 13:41:13 ID:mP0B/AqR
積木の塔は、人間描写がもっと上手く描かれてたら傑作だったと思う。
とはいえ、鮎川センセはそんな作家ではないんだが・・・ ないものねだりかなw
431 :
名無しのオプ:2006/03/26(日) 12:58:20 ID:juRfngw5
戌神は何を見たかのブルーバックス版の初版を百円でゲット。
得したのか?
432 :
名無しのオプ:2006/03/26(日) 13:11:02 ID:4MDcNhm/
得だと思う。状態にもよるけど。
433 :
書斎魔神 ◆qGkOQLdVas :2006/03/26(日) 13:52:11 ID:+P0ljfWi
「戌神は…」は、100円均一台で講談社文庫版を見かけたことがある。
この作品に限らず、後期長編では鬼貫の出番・活躍が減っているのは残念至極。
434 :
名無しのオプ:2006/03/26(日) 14:01:08 ID:ClOIEa/q
( ´_ゝ`)フーン
435 :
名無しのオプ:2006/04/03(月) 20:00:15 ID:Pmd5JPyA
創元推理文庫で「りら荘事件」復刊かぁ。講談社もいつのまにか絶版にしてたからな。
「白の恐怖」復刊に繋がることもほんのちょっとだけ期待。
436 :
名無しのオプ:2006/04/10(月) 06:23:25 ID:PuZQ6UNG
>>330や
>>341が何を言ってるのか今更気付いた。
鮎川スレだからってことか・・・ロセウ駅は確か実在するよね。
437 :
名無しのオプ:2006/04/11(火) 16:50:06 ID:BX8k64KH
鮎川哲也の作品でレア・カルト的人気のモノってなんかあります?
「これは古本でもめったに売ってない!」みたいな
白の恐怖ですかやっぱり?
438 :
名無しのオプ:2006/04/11(火) 19:14:11 ID:Bul2TmOp
総作品数が(キャリアの割に)少ないので、カルト的人気というような作品は無いかと。
レア度的には文句無しに「白の恐怖」。次いで(2002年に「翳ある墓標」が復刊されたので)「宛先不明」。
439 :
書斎魔神 ◆qGkOQLdVas :2006/04/11(火) 22:06:36 ID:OZuadn9+
「宛先不明」はコンパクト過ぎるきらいはあるが、鮎作品らしい謎解きミステリだ。
まさか講談社文庫の後、放置プレイ状態となるとは…。
440 :
名無しのオプ:2006/04/11(火) 23:12:34 ID:qikysNJ7
宛先不明は持ってるなぁ・・・
へぇ意外とレアなんですね
441 :
名無しのオプ:2006/04/15(土) 07:02:35 ID:lMGb1jd8
りら荘復刊か
442 :
名無しのオプ:2006/05/24(水) 02:07:22 ID:82gMcrEA
りら荘て登場人物がムカツク奴ばっかで読むの辛かった。
作者はデブを出すのが好きなのか、出てくる奴にデブ多すぎ。
あと日高鉄子がブスだってことを異常なまでに強調してるけど、今だったら確実に女性蔑視だって言われそう
443 :
名無しのオプ:2006/05/28(日) 00:00:04 ID:Hb1s3QMi
日下三蔵さんからのお知らせです。
>○鮎川哲也コレクション<挑戦篇>全3巻(出版芸術社)
>「読者への挑戦」が挿入された単発短篇の全集。7月から毎月刊行予定。
>○少年小説コレクションシリーズ(本の雑誌社)
>都筑道夫の好評を受けて続刊が決まりました。各作家の少年ものを可能な限り収録していきます。
>とりあえず、仁木悦子(全3巻)、鮎川哲也(全3巻)、山田風太郎(全2巻)までは決定。売れれば
>まだ続きます。テキスト探索中のものが多いので、スタートは秋以降。
444 :
名無しのオプ:2006/06/03(土) 18:09:57 ID:p9+UzjXU
日下さん情報
鮎川哲也コレクション 挑戦篇の全ラインナップ
1『山荘の死』
達也が嗤う/ファラオの壷/ヴィーナスの心臓/実験室の悲劇/山荘の死/
伯父を殺す/Nホテル・六〇六号室/非常口/月形半平の死/夜の散歩者/
赤は死の色/新赤髪連盟/不完全犯罪/魚眠荘殺人事件
2『白馬館九号室』
白馬館九号室/ふり向かぬ冴子/花と星/貨客船殺人事件/尾行/茜荘事件
/悪魔の灰/おかめ・ひょっとこ・般若の面
3『二つの標的』
ドン・ホァンの死/ポルノ作家殺人事件/砂の時計/葬送行進曲/詩人の死
/死人を起す/二つの標的/七人の乗客/終着駅/占魚荘の惨劇/密室の妖光
445 :
名無しのオプ:2006/06/04(日) 06:59:35 ID:NueNKKri
なぜこの時期に「りら荘」復刊かと思ったが、やはり他社で動きがあったからか。
446 :
名無しのオプ:2006/06/04(日) 09:30:41 ID:FVKDhRZ4
『白馬館九号室』収録の「茜荘事件」「悪魔の灰」は
『私だけが知っている』バージョンなのだろうか?
創元の『りら荘』、底本はなに?
447 :
名無しのオプ:2006/07/08(土) 02:06:52 ID:mUYE1062
>『白馬館九号室』収録の「茜荘事件」「悪魔の灰」は
>『私だけが知っている』バージョンなのだろうか?
そりゃそうでしょう。改稿バージョンは同じ版元から出ている
「星影龍三全集」に入ってるんだし。
448 :
名無しのオプ:2006/07/20(木) 19:03:52 ID:Uu2dYfiW
挙げ
あぼーん
あぼーん
451 :
名無しのオプ:2006/07/28(金) 23:46:29 ID:CBznUWPv
『りら荘』復刊を期に買ってみようと思うんだが損はないかい?
けっこう評判はいいらしいのだが・・・・・
ちなみにまだ一冊も鮎川作品読んだことない
てか、過疎の中このレスに返事がくるかが心配
452 :
名無しのオプ:2006/07/29(土) 00:35:22 ID:ouvzerOj
>>450 古臭さを感じるだろうけど読んで損はないと思うよ
453 :
名無しのオプ:2006/07/29(土) 00:36:49 ID:ouvzerOj
454 :
名無しのオプ:2006/07/29(土) 00:42:01 ID:gUQOlsjg
損はないが、得もない。
アンフェアな書き方はしてないが、だからといってこの内容で犯人を指摘できないと思う。
あくまでも結果としてアンフェアではなかったというだけで、読者に対してデータとして示されているかは疑問。
ある薬に関する知識は、当時は有名だったかもしれないけど、今では誰も知らない。
ジャズの部分も分かるわけはなく、そういう部分はかしこに見られる。
英国の古き良き本格推理の臭いはするので、瑕疵があっても楽しく読める。
「朱の絶筆」の方が犯人当てとしては優れているが、面白さでは「りら荘」だ。
クイーン張りの論理を駆使して犯人を当ててやろうと思うと肩透かしにあうが、
それを超越して本格推理を楽しもうというすると一級品となる。
鮎川で一番バランスが取れた本格推理は「三番館シリーズ」だと思うが、こちらは短編。
個人的には、こちらをお勧めしたいかな。
(鮎川のほとんどの作品が、お勧め作品なのだけどねw)
455 :
名無しのオプ:2006/07/29(土) 01:28:18 ID:O7W0hMyW
古臭さを感じるとページを繰る手が進まないもんだけど、「りら荘」は面白さが上回る。
456 :
名無しのオプ:2006/07/29(土) 12:26:43 ID:i4Nxf1TG
俺はどんな作品でも「鬼貫」と称した人物が出ていれば傑作とする!
457 :
書斎魔神 ◆qGkOQLdVas :2006/07/30(日) 00:06:32 ID:eOQfrTwU
最寄駅から徒歩圏、警察の出入り頻繁な嵐の山荘ものではない「館」ものミステリ、
しかし、探偵役は鬼貫とは好対照な絵に描いたようなキザな名探偵星影龍三、
この設定だけでも、鮎らしさと異色の部分が混在し、りら荘は十分に楽しめるものがある。
「朱の絶筆」も悪くはないが、謎解きのポイントをなす部分のアイデア(疵)が黒トラと
類似するため、俺もりら荘を推したい。
併せて原型となった「呪縛再現」を読むと、長編化にあたって極端な怪奇性を排したことが成功していることがわかろうかと思う。
458 :
名無しのオプ:2006/07/30(日) 13:36:39 ID:06yhVi2U
単に「りら」推薦しまつ でいいんでね?
他文章永いだけで意味不明
459 :
名無しのオプ:2006/07/30(日) 13:48:29 ID:Oqq4/s/k
460 :
451:2006/07/30(日) 21:38:30 ID:Mr+6W4Wc
>>452-455 dクス
まさかこんなまともなレスが返ってくると思わんかった。
よし、明日辺り本屋で買ってくる。
これをきっかけにちょっと鮎川作品に浸ってみるかな。
461 :
名無しのオプ:2006/07/31(月) 00:31:32 ID:Fm3dthNR
462 :
名無しのオプ:2006/08/02(水) 23:23:16 ID:XOvmA/TC
釣り・・・・・・臭いな
463 :
名無しのオプ:2006/08/24(木) 18:42:20 ID:NPvUsplm
りら荘、いつ出るの?
パズル性の高い、現代の本格ミステリに連なる作品だろうとは思う。
鮎川作品の最高傑作とはいえないけど。
464 :
名無しのオプ:2006/08/24(木) 19:17:18 ID:I8P+GL/Y
りら荘むしろ店頭から消えつつあるぞ
465 :
書斎魔神 ◆qGkOQLdVas :2006/08/24(木) 22:26:46 ID:DfJqWY17
>パズル性の高い、現代の本格ミステリに連なる作品
新本格に連なるという意味だろうが、勿論、そうだとしても、
エル、S・S等の流れにある本格ミステリの日本版と見るのが普通。
ただし、日本の本格ミステリはいまだに怪奇に過ぎる面があるやに思う。
466 :
名無しのオプ:2006/09/10(日) 19:38:22 ID:f2OnxEF5
書斎登場age 過疎化otu
467 :
名無しのオプ:2006/09/12(火) 20:04:51 ID:qmqOA2Wu
芸スポのスレで、某アイドルがリンク先で間違って「尻エリカ」に
なってたのを見て尼リリスを思い出した
りら荘はどいつもこいつも曲者ばっかりで好きだ
468 :
名無しのオプ:2006/09/14(木) 21:36:07 ID:tTrWlPgU
ひとはそれを情死と呼ぶ 読んでまふ
セリフが多く読みやすいんで半日で半分読んでしまいました
469 :
書斎魔神 ◆qGkOQLdVas :2006/09/15(金) 22:46:59 ID:hZluWLgi
「人それを情死と呼ぶ」は、鬼貫&丹那の出番は少ないが、
ミステリとしては予想外の面白さだ。
有名な清張作品に似た設定なのは指摘するまでもないが、鮎が清張風の長編ロマンを
狙った作とも読める。ただし、成功したかどうかは…
470 :
名無しのオプ:2006/09/15(金) 23:07:27 ID:C3PwM/KX
>>469 ぼくも「人それを」は鮎哲の最高作と思ってます。
471 :
名無しのオプ:2006/09/16(土) 00:05:29 ID:TpFEQ+ZL
自演ご苦労である。
472 :
名無しのオプ:2006/09/16(土) 01:14:12 ID:UEXuWz0J
情死〜面白く読みました^^
ただ・・被害者の妹が偶然見た光景。このスレによくみる都合の良い偶然ですね〜
それでも最後は切なくなりました。
473 :
書斎魔神 ◆qGkOQLdVas :2006/09/16(土) 10:32:35 ID:/TZZfxh1
>それでも最後は切なくなりました。
ここがまさに鮎川的でない清張長編にあるようなロマンを狙ったぽい。
黒トラやりらのような淡々としながらも余韻が残るラストの方が、
やはり鮎らしくあるやに思う。
474 :
名無しのオプ:2006/09/17(日) 19:45:42 ID:t4ZZXaFa
角川の「裸で転がる」つまらんなあ 以前も短編読んだけど、先生は短編は苦手?
475 :
書斎魔神 ◆qGkOQLdVas :2006/09/17(日) 22:18:13 ID:lMlNhyQU
「裸で転がる」は、テレビ・シリーズ化に伴い角川文庫鮎川哲也短編集の第1弾
として刊行されたものだが、なぜか面白い作は無い。
鮎短編は「密室もの」(「赤い密室」「白い密室」等)は読んでおく必要はある。
長編とは異なり、怪奇探偵小説風の構成のものが多いのが面白い。
(りらの長編化に際しては「館もの」という怪奇探偵小説の格好の舞台にしながら、
あえて怪奇性を排しているというのに…)
476 :
名無しのオプ:2006/09/18(月) 01:15:53 ID:V0eP7Ncr
477 :
名無しのオプ:2006/09/18(月) 01:49:30 ID:+bblIbf3
自画自賛ご苦労。
478 :
名無しのオプ:2006/09/18(月) 18:53:29 ID:V0eP7Ncr
皆さん圧倒されて言葉が無いようですね。
479 :
名無しのオプ:2006/09/19(火) 10:20:26 ID:c5gYM2LG
>>474 「五つの時計」とか「下りはつかり」とかは面白かったと思うけど
480 :
名無しのオプ:2006/09/19(火) 18:54:52 ID:HuFDei7Z
裸で転がる、は話の繋がりが不透明。
481 :
書斎魔神 ◆qGkOQLdVas :2006/09/19(火) 22:47:45 ID:WSyRxU3A
鮎の短編と言えば、長編を書かなくなった晩年のライフワークとも言うべき
三番館シリーズが思い浮かぶが、これは独自の雰囲気とキャラで読ませる
軽短編という感じであり、シリーズとしての楽しさはあるものの、
個々の短編の出来を云々するほどのものではないかと思う。
鮎作品の場合は、足を使う名探偵である鬼貫とその相棒のワトスン役丹那のキャラが
短編では十分に活きて来ないのが苦しいところか。
そこで、星影龍三や三番館のバーテンダーという名探偵が登場するわけだが、
やはり、伏線を張った謎解きを本領とする鮎作品は長編が適しているようである。
482 :
名無しのオプ:2006/09/19(火) 23:33:45 ID:VmKCXP0k
りら荘に続けて朱・白と復刊してくれないかな〜。
483 :
名無しのオプ:2006/09/20(水) 10:20:12 ID:X3ebw+4F
丹那がワトスン役?
484 :
名無しのオプ:2006/09/20(水) 11:01:50 ID:D0t8vUIe
三番館は固定キャラがいる部分救われている。
謎解きはチープだが、それを補う主人公の性格付けが面白い
485 :
書斎魔神 ◆qGkOQLdVas :2006/09/21(木) 00:27:47 ID:UASfoFnR
三番館シリーズはそのまったりしたチープ感がたまらない魅力でもある。
ボリュームダウンが徹底されて以降の方が、この特色が良く発揮されている。
鮎も傑作本格短編を意図したわけではなく、気軽に読める謎解きライト・ミステリ
が狙いだったのであろうかと思う。
486 :
名無しのオプ:2006/09/21(木) 00:47:10 ID:lCmS6VGr
>>484 あれでチープなら、世界中のほとんどの短編はチープですな。
駄作が多々あることは否定しないが、代わりに傑作も多い。
さすがに晩年になると力量不測は否めないが、それでも「クイーンの色紙」のような、ウイットとんだ一発ネタは楽しかった。
不可能トリックネタは、一応の理由がが書かれてはいるがチープで、トリックのためのトリックになっている。
これを指しているなら賛成してやってもいいけどね。
487 :
名無しのオプ:2006/09/21(木) 03:25:45 ID:vmDmQxot
三番館は「クイーン検察局」の線を狙ってたみたいだから、
チープでもいいような気がするけどw
488 :
書斎魔神 ◆qGkOQLdVas :2006/09/21(木) 23:37:21 ID:Gb3Y1c2M
>「クイーン検察局」
エルの名に惹かれて手に取り、「なぞなぞ集かよ!」と思わず暖炉に投げ込みたくなる
本作ほど三番館はひどくはない。
「春の驟雨」「新ファントム・レディ」等の初期作が、作者の自信作であり、
鮎ヲタの評価も高いようだが、むしろ遊び心に富み気軽に読める中期以降の作の方に
このシリーズの本領(キャラ設定等が活きる)が発揮されているという感がある。
前にこのスレで酷評もあった「塔の女」などもスマートな怪奇探偵短編小説といった風
があって、割り切って読めば楽しめるのである。
489 :
名無しのオプ:2006/09/21(木) 23:51:28 ID:F2jq8ToE
ぎょうばつ
ローマンハット
490 :
名無しのオプ:2006/09/26(火) 17:13:41 ID:zX5OZGPD
丹波哲郎 合掌
哲と丹 繋がりde
491 :
名無しのオプ:2006/09/26(火) 17:24:00 ID:gaS2cX9/
9月24日が命日だったわけだが
492 :
名無しのオプ:2006/09/29(金) 02:43:48 ID:12F2cnQu
「りら荘」読みました。初鮎川先生。
確かに古めかしい感じはそこここに漂ってたけど、一息に読める面白さだった。
というかむしろ、さくさく読みすぎてもったいないことしたなあ…
でも再読もいろいろ楽しめそう。
それにしても尼リリス、168a65`でえらいデブデブ書かれていたけど、
そこまで言われるほどかな?ぽちゃくらいかと思うけど。
それともあれですか、戦後間もない時期としてはそのくらいでもすごいデブだったの?
とにかく、これから鮎川先生の本読んでいくのがすごく楽しみです。
493 :
名無しのオプ:2006/09/29(金) 17:54:35 ID:WXyjkJRA
りら荘は面白いけど、スーパー探偵の登場は要らなかったかもん
事件に関わった人間が徐々に謎解きしたほうがいかったかもん
494 :
書斎魔神 ◆qGkOQLdVas :2006/09/29(金) 22:53:18 ID:abQ9kEHT
>一息に読める面白さだった。
「一気に読める」であって、ブレス無しの一息ではさすがに苦しいかも(w
緻密に書かれているわりにはスムースに読めるりら、これは「朱の絶筆」
なんかも同様。
しかし、これに対して黒トラはじっくりと腰を据えて読まないと厳しい。
495 :
名無しのオプ:2006/09/29(金) 23:17:09 ID:2K+pp1GU
さすが書斎さん、博識だなあ
496 :
↑:2006/09/30(土) 00:12:59 ID:xU6fYMm5
どこかのスレで誤爆してますねw
497 :
名無しのオプ:2006/09/30(土) 08:33:23 ID:16pLLZXd
基地外は得てしてIQが高いのに、魯鈍の基地外というのも珍しいな。
498 :
名無しのオプ:2006/09/30(土) 13:36:24 ID:xU6fYMm5
猫のミステリー 鮎川編 作品が自分の好みと合ってたんで楽しく読めました
499 :
名無しのオプ:2006/10/13(金) 20:28:23 ID:Jcv2KcxZ
「黒い白鳥」楽しめますか?
500 :
書斎魔神 ◆qGkOQLdVas :2006/10/14(土) 20:55:35 ID:bMLNg5St
>「黒い白鳥」
鮎長編にありがちな偶然性を許容出来れば、ボリューム的にも読み応え十分な作であり、
協会賞受賞作でもあることから必読とは言い得る。
ただし、ペトロフのようなコンパクトに纏まった切れ味は欠く。
501 :
名無しのオプ:2006/10/14(土) 21:01:46 ID:37CFcbX1
偶然性がなければ事件は解決し得ない可能性が高いんだが
氏はそれをも「本格派」ならでは、と言うのだろうかw
502 :
名無しのオプ:2006/10/14(土) 21:30:46 ID:yC+61pbv
>>500 通り一遍の紹介だなw
しかも「協会賞受賞作でもあることから」という相変わらずの権威主義。
自分で判断ができないから、こういうラベルで決め付けるんだな。
あぼーん
504 :
名無しのオプ:2006/10/15(日) 10:36:55 ID:1Fb36Pje
505 :
名無しのオプ:2006/10/15(日) 23:23:13 ID:u2Xq45Wb
一息でも合ってると思うけどなあ
まあ糞コテだからしょうがないか
506 :
名無しのオプ:2006/10/17(火) 08:35:56 ID:si2P/xa9
戌神はなにを見たか 読了 出ましたね「偶然な出来事」
でも序盤は展開が馬鹿げてて台詞回しが面白くて・・・それなりに楽しめた。
今回は捜査の下りがかなり多かったですね それでほとんどページ割いてる感じ
507 :
書斎魔神 ◆qGkOQLdVas :2006/10/17(火) 21:46:16 ID:l+Kh/wo2
「戌神は…」もそうだが、後期鬼貫作品は、鬼貫の存在感が薄いのが残念。
出番は少なくても、足を使った捜査と卓越した勘働きで場をさらった
初期作が懐かしい。
508 :
名無しのオプ:2006/10/17(火) 21:48:34 ID:CdvBAG8J
テレビ化されたものではは、鬼面はやや弱気で甘い物好きで糖尿の気があるというように、
少しキャラが変わっているね。
あぼーん
510 :
名無しのオプ:2006/10/20(金) 19:57:16 ID:CYQDcDW3
出版芸術社のコレクションは分野別全集なんだね
次は倒叙全集かな?
511 :
名無しのオプ:2006/10/20(金) 21:12:34 ID:4bve7Hfa
512 :
名無しのオプ:2006/10/21(土) 09:37:54 ID:40j+2swV
ここ(過疎)で宣伝しても無意味
513 :
名無しのオプ:2006/10/21(土) 09:41:13 ID:m/S7fim/
出川哲朗と
二字違い
514 :
名無しのオプ:2006/10/22(日) 02:30:50 ID:GZz6mpjs
>>513→過疎に加えてたまに来るのはウマシカか…
515 :
名無しのオプ:2006/10/22(日) 13:14:07 ID:+pbOEYXp
昔の角川文庫版で
5.6年でやっと2版には驚き
あぼーん
517 :
名無しのオプ:2006/10/26(木) 09:43:37 ID:bBYn/uVb
あの、質問ですが、
青い密室って創元推理文庫から
また短編集で出る見込みはありますか?
赤と城だけで青が読めないのは残念です。
518 :
名無しのオプ:2006/10/27(金) 07:53:19 ID:KekGUb8T
達也が笑うって名作とされてるけど、犯人が犯人たる証拠がないと思う。
軍人さんの指摘にしても証拠がなく単に自分の想像を言っているようにしか聞こえない。
犯人もいろんな事件を否認し続けてさえいれば微罪で済んだとしか思えない。
もっとも、この作品は元は「推理ゲーム」として作られたのであり、
作者の撒いた伏線に気づけばいのであり、
あんま「証拠」とかそういうツッコミは意味ないのかもしれんが。
519 :
名無しのオプ:2006/10/27(金) 08:51:12 ID:sSPh8n1d
まあ、「達也が……」は、タイトルが良いから評価されてるんじゃないかな?
520 :
名無しのオプ:2006/10/28(土) 23:56:48 ID:j0T0YL6N
>>517 赤と白の入ってる「五つの時計」「下り“はつかり”」は
それぞれ昔光文社文庫で出てた「時間の檻」「硝子の塔」の
バージョンアップ版。光文社文庫時代にも両方入ってた。
北村薫が選んだ傑作選2冊なので、これ以外に同じフォーマット
で短編集は出ないと思います。三番館は安楽椅子探偵の
代表選手なのでほぼ初刊通りのままで創元推理文庫に入った。
だから青は出版芸術社の「青い密室」か、絶版だけど
集英社文庫の「密室殺人」を探して読んでくださいね。
あぼーん
522 :
書斎魔神 ◆qGkOQLdVas :2006/10/30(月) 22:26:46 ID:RkWYR42k
>集英社文庫の「密室殺人」
これは相当な入手難だが、赤・白・青、と三色の密室シリーズが収録されたコンパクトな
好作品集である。
心して読め!
523 :
名無しのオプ:2006/10/30(月) 22:48:31 ID:yK/tPwCN
『黒いトランク』一読してもトリックが理解できず、
再読しても、トランクがどういう移動してるのかよく分からなかった。
なんでこんな複雑な工作をしなければならないのか、
その点にもうひとつ説得力がないというか、トリックのためのトリック、
という感じがする。
524 :
名無しのオプ:2006/10/31(火) 00:23:15 ID:ZDveFvMQ
少なくとも1回最後まで読めばトリックは理解できるだろ。
これが解らないのは、適当に流し読みしてるか理解力が大幅に足りないかのどっちか。
トリックのためのトリックと言う感じは確かにするが。
525 :
名無しのオプ:2006/10/31(火) 08:12:49 ID:4edX+Fg1
毎度ながら
自分に嫌疑がかからない様に犯罪を犯してるわりには
自分のアリバイもキチンと作ってあるとことが笑う
526 :
名無しのオプ:2006/10/31(火) 22:19:22 ID:2XmK/Sz+
「白の恐怖」は普通に売っていないのですか?
Amazonで中古49800円なんですけど・・・。
527 :
名無しのオプ:2006/10/31(火) 22:39:40 ID:up6QcohZ
>>526 駄作つーか失敗作なんで読む必要なし
どうしても読みたかったら図書館の利用を勧める
528 :
書斎魔神 ◆qGkOQLdVas :2006/10/31(火) 22:51:58 ID:DYtcDTom
>トリックのためのトリック
本格ミステリ(多くの傑作と称される作品も含む)の場合は、
多少なりともこの傾向があるのは作品スタイル的には致し方ないものがある。
黒トラの読み方としては、携帯用のマッチ(箱)を作中のトランクに見立てて
移動させながら読むとわかり易く、面白く読めるという話があったが、
携帯用マッチが入手難になり、禁煙が主流の昨今は、これに代わり得る小物を
ツールに用いて読むとよかろう。
529 :
名無しのオプ:2006/10/31(火) 22:56:09 ID:2XmK/Sz+
あぼーん
531 :
名無しのオプ:2006/11/01(水) 08:23:26 ID:q23pIHYA
>>522 「相当な入手難」であるものを「心して読め!」とはねw
もっと手軽に読める本があるじゃないか。知らないのか?
あ、知らないんだっけなw
532 :
名無しのオプ:2006/11/01(水) 15:31:30 ID:Yls7DEtB
いまさらだが、白樺荘はどうなってるんだろうか?
250枚だか300枚だかは創元の戸川氏に渡したとか言われてた気もするが…。
未完なら芦辺か有栖川あたり(二階堂は勘弁)に続き書かせて、「白の恐怖」とカップリング刊行!……なんてならないっすかねぇ。
533 :
書斎魔神 ◆qGkOQLdVas :2006/11/01(水) 21:28:13 ID:bM+Uctx+
白樺は作風的にはアリスに書き継いで欲しい。
自家製国名シリーズを書き出してからのアリスは鮎を想起させるものがある。
534 :
名無しのオプ:2006/11/01(水) 22:31:14 ID:l5dskh4U
>532
亡くなった頃に某スレで話題になったが、鉄人の人方面にコピーが出回った
ことがあった。
535 :
名無しのオプ:2006/11/02(木) 12:28:16 ID:X1uJ7DLM
>>534 出るところには出るんだなぁ。コピー読んだ人的にはどんな評価だったんですかね?
万が一正式に出版されるとしても、没後10年とか生誕100年とかメモリアルっぽくしないと機会がないかな。
536 :
書斎魔神 ◆qGkOQLdVas :2006/11/02(木) 21:49:27 ID:fWNTf7yT
このレベルの作家だと、未完の作を出版することに関して故人の意に沿うものか否かも
問題になるやに思う。
勿論、読んでみたい気持ちはあるが、正当派のファンとしては現状のまま
「鮎フォーエヴァー」と唱えているのが正しいあり方という気もしている。
537 :
名無しのオプ:2006/11/02(木) 22:05:31 ID:duBDnsfk
なる程
538 :
名無しのオプ:2006/11/03(金) 09:57:57 ID:5RGzvnk9
>>537 現役の漫画家の作品を、本人の意思に関係なく「封印・絶版しろ」と言う奴が何を言うのやらw
バカですか?ああバカですかw
539 :
名無しのオプ:2006/11/03(金) 12:10:27 ID:5RGzvnk9
そういや書斎、最近も作者自身が否定したために
長らく文庫に収録されていなかった作品について「感想文」を書いていましたっけ。
勿論作者の意思などに触れることなくw
思いつきでものを言うマヌケはこれだからねえ。
540 :
名無しのオプ:2006/11/03(金) 18:44:41 ID:Ytk5U/nC
541 :
名無しのオプ:2006/11/03(金) 18:45:39 ID:Ytk5U/nC
542 :
名無しのオプ:2006/11/08(水) 12:54:04 ID:+m6zDKJ4
時間ができたので久々に黒いトランクを読み返している
光文社文庫の初刊版が好きだ
543 :
書斎魔神 ◆qGkOQLdVas :2006/11/08(水) 21:24:29 ID:q+sR0pjj
確かに、繰り返し読んでも楽しめるのは黒トラという感がある。
解決の大きな手がかりを偶然性(疵)に頼っているのは気にかかるが、
トランクの動きを追った謎解きの知的スリルは絶品。
他の長編は、初読の時は面白いが、再読してゆくと無理な設定や展開が目に付き出すし、
ペトロフなどは、ドンデン返しが鮮やかに決まり過ぎて、
印象が強過ぎ再読が躊躇される面がある。
544 :
名無しのオプ:2006/11/09(木) 21:19:54 ID:+ZDh/XQm
>>542 俺は角川が好き。
どこが好きでも中身に変わりはないと思うけどw
545 :
書斎魔神 ◆qGkOQLdVas :2006/11/09(木) 23:28:24 ID:Bs0/MUj5
黒トラ初読は角川だが、
物語の締めとなる鬼貫&丹那の会話のシーンは小津映画のような雰囲気の創元版がいい。
546 :
名無しのオプ:2006/11/10(金) 21:44:43 ID:2rMGBanO
>>545 > 黒トラ初読は角川だが、
> 物語の締めとなる鬼貫&丹那の会話のシーンは小津映画のような雰囲気の創元版がいい。
また「小津映画」w
で、角川文庫版と創元推理文庫版との比較は印象 だ け ですかw
547 :
名無しのオプ:2006/11/10(金) 22:23:43 ID:+eS9taz3
548 :
名無しのオプ:2006/11/11(土) 08:49:00 ID:5FkqTynk
光文社の初刊版は梅田警部補のキャラクターがなかなかいいと思った
549 :
名無しのオプ:2006/11/11(土) 17:19:25 ID:nQPUe6Yk
鮎センセは小津映画ファンてことでok?
550 :
名無しのオプ:2006/11/11(土) 17:48:06 ID:yPqJEILC
>>548 初刊とそうでないのとで、そこまで内容が変わるのか?
551 :
名無しのオプ:2006/11/11(土) 21:45:43 ID:5FkqTynk
変わるというか、梅田警部補に関する記述は
後の版ではかなり削除されているそうな
552 :
書斎魔神 ◆qGkOQLdVas :2006/11/12(日) 00:49:07 ID:doBvr4UC
マエストロだけあって、鮎は徹底して書き直すタイプ。
「呪縛再現」は、見事に基本線だけ残して、傑作「りら荘殺人事件」として
生まれ変っている。
鮎作品2大探偵共演が無くなったのは少しだけ残念だが、
怪奇探偵小説のムードを払拭したのは成功しており、「嵐の山荘もの」の形態を
取りながらも、「りら」はスマートなエル風のミステリに仕上がっている。
553 :
名無しのオプ:2006/11/14(火) 07:34:14 ID:K7qqka+o
その辺のことは光文社文庫版に詳しく書いてあるね
554 :
553:2006/11/14(火) 07:35:19 ID:K7qqka+o
555 :
名無しのオプ:2006/11/20(月) 22:59:10 ID:rGNpUYyP
道化師の檻のラストのなんとも言えない明るさがいいね。
556 :
名無しのオプ:2006/11/21(火) 08:14:07 ID:qR09HS9M
「死者を笞打て」「りら荘事件」を続けて読みました。
こういう軽めのものも面白いですね。
557 :
名無しのオプ:2006/11/21(火) 13:21:29 ID:kYpIT/u7
鮎川哲也の作品は、タイトルもいいのが多いね
558 :
名無しのオプ:2006/11/21(火) 16:16:27 ID:oGJLmy/f
タイトルで一番好きなのは、
「蝋の鶯」 しかし、活字が揃わないからとか、読みにくいからという理由で、
「沈黙の函」に変えたという経緯があるらしい。
559 :
名無しのオプ:2006/11/21(火) 18:51:15 ID:ismfERjP
ていうか、全く読めんw
560 :
書斎魔神 ◆qGkOQLdVas :2006/11/21(火) 21:49:29 ID:lqL0lDqq
りら荘が軽めという感想には真面目に読んでいるのか学習態度に疑問を感じざるを得ない。
タイトルは「人それを情死と呼ぶ」が印象的。
このタイトルそのものが謎解きヒントとも成り得るわけだが。
561 :
名無しのオプ:2006/11/21(火) 22:56:36 ID:P8ysJnrQ
娯楽小説を読むのが「学習」ですかw
562 :
名無しのオプ:2006/11/21(火) 23:28:36 ID:qwPb6ZzR
>>560 >りら荘が軽めという感想には真面目に読んでいるのか学習態度に疑問を感じざるを得ない。
学習だとさw
読書が趣味ではなく、「ために」読みしているのかよ肛門は。
どうりでこいつの感想文には「必読書」とか「読む必要なし」とか、
本に愛情を感じているとは思えない言葉が並ぶと思ったらまあ・・・
読書を義務かノルマだと思っているような心の狭い人間は、見ていて痛々しいな。
563 :
名無しのオプ:2006/11/21(火) 23:38:46 ID:ismfERjP
新たな自演じゃね?
自分で書いて自分で叩く
564 :
名無しのオプ:2006/11/21(火) 23:55:20 ID:XKE3lBoR
565 :
名無しのオプ:2006/11/22(水) 01:05:31 ID:LUpaXfBP
>>559 > ていうか、全く読めんw
「蝋の鶯」は、「ろうのうぐいす」と読む。
そのタイトルが内容を反映していて素晴らしい。メール欄にネタバレ。ご注意!
566 :
名無しのオプ:2006/11/22(水) 16:56:52 ID:CxbpUjaH
乙
ギコナビなんで見えてもうた(笑
567 :
名無しのオプ:2006/11/23(木) 17:18:54 ID:fCFOy9zU
>>559 「蝋の鶯」には「黒いトランクと並ぶ傑作」というキャッチがついていたけど、
「沈黙の函」は全然傑作じゃないからもしかしたら別物か?
568 :
書斎魔神 ◆qGkOQLdVas :2006/11/23(木) 22:23:58 ID:IlAzOkI0
黒トラに匹敵とまでは言えないが、
後期の長編にしては「沈黙の函」はまずまずの面白さである。
鮎作品は少な目のカッパ・ノベルスから刊行されたが売れ行きも良かった。
569 :
名無しのオプ:2006/11/24(金) 00:13:23 ID:l3TH4cAN
>>567 > 「沈黙の函」は全然傑作じゃないからもしかしたら別物か?
同じ物らしいよ。沈黙の函のあとがきに、改名の話が出ていたから。
> 「蝋の鶯」には「黒いトランクと並ぶ傑作」というキャッチがついていたけど、
私が読んだ限りでは、黒いトランクは、現在の感覚からすると決して傑作の
部類には入らないね。当時は、日本で初めて時刻表をトリックに用いたなど、
非常に斬新だったらしいが。その点をのぞくと、クロフツの「樽」のパクリだと
悪口を言う人もいる。
570 :
名無しのオプ:2006/11/24(金) 00:27:38 ID:uv3XVIuB
>日本で初めて時刻表をトリックに用いたなど
「黒いトランク」以前にもあったと記憶しているけど・・・
571 :
569:2006/11/24(金) 00:41:07 ID:7bl8u6OU
>>570 そうなんですか、私も又聞きというか又読みなので、正確にはわかりません。
どの作品か教えていただけると助かります。
572 :
名無しのオプ:2006/11/24(金) 00:58:27 ID:uv3XVIuB
>>571 戦前では蒼井雄、平林初之輔、乱歩が書いてたかな
他にも書いてる人がいると思うけど、俺は知らない
ああ、そうだ。鮎川の処女長編にも時刻表が出てきてたな
タイトルはぐぐったりして調べてみて
573 :
572:2006/11/24(金) 02:55:21 ID:c1We79PQ
寝る前にアンソロジーを引っ張り出して読んでみたら、
乱歩の作品は全く時刻表は関係なかった
おぼろげな記憶だけで書いちゃだめだね
ということで、
>>571、ごめん
574 :
書斎魔神 ◆qGkOQLdVas :2006/11/24(金) 21:38:31 ID:mjLcL5oQ
フリーマンの「樽」は古典としての意義はあるだろうが、
今読むと謎解きミステリとしては弱く、
この点は、前述したとおり解決を偶然性(疵)に頼っている面があるとはいえ、
黒トラの錯綜したトランクを巡る謎解きの方が面白い。
「樽」は、後の87分署シリーズ等に通じるような警察小説としての集団捜査の面白さを
持つ面が着目されて良い作かと思う。
575 :
名無しのオプ:2006/11/24(金) 22:20:07 ID:JLXdtY9Y
鮎センセは「偶然性」の鬼でもあるわけだが・・・
576 :
名無しのオプ:2006/11/24(金) 23:03:32 ID:Ze3RdbwJ
>>568 A・フリーマンかよw
お前『樽』も読んでないだろw
577 :
名無しのオプ:2006/11/25(土) 13:31:30 ID:bso/P49t
樽ってよく言われるけど○○(日本人)の○○なんだよねーって書いてたな
578 :
書斎魔神 ◆qGkOQLdVas :2006/11/25(土) 21:43:29 ID:fTFCkuI6
>>576 ファーストネームを確認してみろ。ヴォケが(w
579 :
名無しのオプ:2006/11/25(土) 22:10:24 ID:gJq/UIqQ
580 :
名無しのオプ:2006/11/26(日) 01:51:25 ID:NDlcfidv
581 :
名無しのオプ:2006/11/26(日) 02:10:49 ID:+JOB14J0
582 :
名無しのオプ:2006/11/26(日) 02:12:52 ID:+JOB14J0
そもそも、まともな人間はクロフツをフリーマンなどと表記しないと遠回しにいっていることが理解できなかったのか?
583 :
名無しのオプ:2006/11/26(日) 02:55:07 ID:5def4Ikt
↑これをコピペしたからには外国の作家をなぜ意味不明の呼び方をするのか、
スレタイに即した形で回答する気があるってことだな
はい、謹聴謹聴
584 :
名無しのオプ:2006/11/26(日) 03:34:16 ID:NDlcfidv
581は他板からの改竄&コピペ
もとのレスはこちら↓
書斎魔神・アホアホ語録格納庫 その12
http://tmp6.2ch.net/test/read.cgi/mog2/1163515760/171 (本文ではなくメール欄に書かれていることを改竄&コピペしている)
読んで分かるように581( ID:+JOB14J0 )は
「このスレに書くべき話題だから」ではなく
このスレを荒らすのと
専ブラでNGワード登録しても見えるようにすること
が目的で改竄&コピペしている
2ちゃんねるガイドの「荒らしに反応したらあなたも荒らしかも。。。」を
お忘れなく!
585 :
名無しのオプ:2006/11/26(日) 03:36:48 ID:NDlcfidv
586 :
名無しのオプ:2006/11/26(日) 03:40:02 ID:NDlcfidv
584の補足
584に書いた改竄&コピペもとのレスを見ると分かるように
581はレスアンカーを間違えている
ということで572さん
581はスルーしてくださいね
587 :
書斎魔神 ◆qGkOQLdVas :2006/11/26(日) 20:52:12 ID:dFAzfoaj
クロフツのファーストネームに関して無知だった連中の言い逃れ、開き直りが非常に
見苦しいものがある(w
なんで素直に謝罪ということが出来ないのであろうか?
588 :
名無しのオプ:2006/11/27(月) 09:42:07 ID:7WJTJ99l
ホーガンのファーストネームに関して無知だった馬鹿がなんか言うてますな
589 :
名無しのオプ:2006/11/27(月) 14:11:04 ID:r9zhYDEw
590 :
名無しのオプ:2006/11/27(月) 19:39:42 ID:7WJTJ99l
うるさいなあ。
コテハン叩きを云々言うなら書斎のケースも指摘しろや。
二重基準がおまいら叩き勢力の最大の問題なんだぞ。
591 :
名無しのオプ:2006/11/27(月) 23:20:03 ID:814+OvYA
書斎のケースって、書斎魔神がマルクス氏や馬は嫌い氏といった
コテハンを叩く悪質な荒らしであることはみんな知ってるだろ。
コテハン叩きをする奴は荒らしと認定。これのどこが二重基準?
書斎もコテハン叩きをしているから俺もやっていいんだ、とでも
言うつもりか? 他人を引き合いに出して言い訳する前に、まず
自分が謝れよ。
592 :
名無しのオプ:2006/11/28(火) 11:07:35 ID:32tp0Ml2
必死だな ヒマジン
593 :
名無しのオプ:2006/11/28(火) 22:43:58 ID:8i6VbmLi
まず読後感叩きだけ大げさに騒いで書斎叩きには一切頬かむりをする側に言えやクソが。
書斎がマル公とやったのは単なるバトルトークだし、プロの物書きのくせにむきになって書斎叩きをしてたのは日下のほうだろ。
そもそもコテハン名がコテハン叩きなんだからな。その意味で日下はプロの物書きのくせに2ちゃんガイドラインも守れない三下であることを満天下に晒したわけだがwww
594 :
名無しのオプ:2006/11/28(火) 23:54:04 ID:oJ83XT8o
読後感氏は固定ハンドルだから読後感叩きはルール違反のコテハン叩き
書斎魔神は固定ハンドルではないから書斎叩きはルール違反ではない
自演しすぎたツケが回ってきたなw
>455 名前:名無しのオプ[sage] 投稿日:2006/09/12(火) 21:08:41 ID:L10FUM7X
>465 名前:名無しのオプ[sage] 投稿日:2006/09/12(火) 22:05:07 ID:L10FUM7X
>469 名前:書斎魔神 ◆qGkOQLdVas [] 投稿日:2006/09/12(火) 22:42:50 ID:L10FUM7X
>なんかネタバレフリー状態やね(w
595 :
名無しのオプ:2006/11/28(火) 23:57:56 ID:oJ83XT8o
上記の自演がバレた後の無様な言い訳と、それを一刀両断にしたレスも
貼っておくか。恥を知れ、自演魔神。
484 名前:名無しのオプ[] 投稿日:2006/09/13(水) 08:07:22 ID:lti91OF0
別に荒らす意図は感じられないけどな。
名無しとコテハンを使い分けてるだけで、こんなのありふれたことでしょ。
コテハン使ってる香具師なら誰にも覚えがあるはずだよな。
489 名前:名無しのオプ[sage] 投稿日:2006/09/13(水) 12:36:13 ID:l9pqbSer
>>484 >名無しとコテハンを使い分けてるだけで、
同じスレでそういうことをしている場合は「コテハン」とは言わない。
そもそも「ハンドルネーム」という言葉があり、
それが略されて「ハンドル」と言うようになった。
その後、同じ「ハンドル」だけを使い続けている場合を
「変化しない」=「固定」ということで「固定ハンドル」と言うようになり
それが略されて「コテハン」と言うようになった。
だから
>>484が「コテハン」と書いているものは「ハンドル」と書くのが正しい。
596 :
名無しのオプ:2006/11/29(水) 00:19:41 ID:ev/V0Ut9
>>594-
>>595 あんたのやってることはスレ違いなんだが
597 :
名無しのオプ:2006/11/29(水) 00:29:44 ID:HJmZeMQc
598 :
名無しのオプ:2006/11/29(水) 00:30:47 ID:ND1i9Vvv
>>596 まぁまぁ、涙をふけよ。匿名で自己保身するしかないお馬鹿さん。
599 :
名無しのオプ:2006/11/29(水) 00:46:30 ID:ev/V0Ut9
おいおい、何でオレが糞書斎と一緒にされてんだよw
ここは鮎川スレであって
>>594-595みたいなのはよそでやってくれってこと
馬鹿に餌やるのは自由だが、ここでやるのはやめてくれ
600 :
名無しのオプ:2006/11/29(水) 01:32:41 ID:c7iqwYC0
だからさぁ、よそでやってほしいレスに、どうして593が含まれないんだ?
593もスレの趣旨から外れているだろ。
601 :
名無しのオプ:2006/11/29(水) 02:11:30 ID:ev/V0Ut9
そんなの言わなくても解ってることだろ
キチガイに言うだけ馬鹿馬鹿しい
602 :
名無しのオプ:2006/11/29(水) 02:45:09 ID:c7iqwYC0
最初(
>>596)にその旨書いておけば誤解されなかったんだよ。
たとえば、
> 593もスレ違いだけど、こいつはキチガイだから言うだけ馬鹿馬鹿しいや
とか・・・
603 :
名無しのオプ:2006/11/29(水) 06:10:48 ID:/Ja24q6m
バカの同士討ちは見てて笑えるなw
604 :
名無しのオプ:2006/11/29(水) 06:29:03 ID:gvlKHLDD
というように、書斎とバカ名無しは荒れることが笑えるほど大好きな 下 種 なのです
無視しましょう
605 :
名無しのオプ:2006/11/29(水) 14:28:00 ID:FP3P61Ml
書斎は関係ないでしょ。
そういうコンテクストで書斎の名前を出すことがコテハン叩きなんじゃないの。
606 :
名無しのオプ:2006/11/29(水) 15:27:37 ID:qMDVovWP
都合の悪い時にはハンドルを入れずに名無しでレスする荒らしは「コテハン」ではないから
名前を出そうがどうしようが「コテハン叩き」には当たらない、という話をしてるんだが、
理解できない(したくない?)馬鹿がいるようだなw
607 :
名無しのオプ:2006/11/29(水) 16:28:00 ID:FP3P61Ml
一回名乗れば、その後はいかなるばあいも名乗る義務でもルール化されていれば通る言い分だがね。
そんなルールのない掲示板なんで。
608 :
名無しのオプ:2006/11/29(水) 16:54:17 ID:ndV9tb1r
無 視 し ま し ょ う
609 :
名無しのオプ:2006/11/29(水) 17:06:27 ID:fCx5T93S
しかし・・・
なんで光文社文庫版 鬼貫シリーズは全巻出ないんだ?
610 :
名無しのオプ:2006/11/29(水) 18:22:48 ID:SK4uC70Y
売れないから…
611 :
名無しのオプ:2006/11/29(水) 18:51:16 ID:/Ja24q6m
>>604は明らかにコテハン叩きだね。名無しで書き込むことがあるからといって、
一貫した主張を持って持論を展開し続けている人物をコテハンと呼ばずして何と言うよ?
その意味で
>>606などは形式論理では現実を語れないことの恒例だなw
612 :
名無しのオプ:2006/11/29(水) 19:28:20 ID:r2xrMhmj
名無しとハンドル使い分けて一貫して荒らしているだけじゃねえか
613 :
名無しのオプ:2006/11/29(水) 19:32:28 ID:M59AVZaL
スルーしろよ
614 :
名無しのオプ:2006/11/29(水) 19:35:55 ID:5LhWXNbm
>>一貫した主張を持って持論を展開し続けている人物
が「名無しで書き込むことがある」理由は?
615 :
名無しのオプ:2006/11/29(水) 19:57:23 ID:/Ja24q6m
>>614 たまには軽口を叩きたくなるときだってあるだろう。
そういうときに名無しで書き込む息抜きの機会くらいあってもいいじゃないか。
人間だもの。
616 :
名無しのオプ:2006/11/29(水) 20:44:37 ID:ND1i9Vvv
>455 名前:名無しのオプ[sage] 投稿日:2006/09/12(火) 21:08:41 ID:L10FUM7X
>465 名前:名無しのオプ[sage] 投稿日:2006/09/12(火) 22:05:07 ID:L10FUM7X
>469 名前:書斎魔神 ◆qGkOQLdVas [] 投稿日:2006/09/12(火) 22:42:50 ID:L10FUM7X
>>なんかネタバレフリー状態やね(w
上記464と465は他のコテハンさんを叩いて攻撃し、そのあとハンドルつけて書き込みをする際は
前の2回とは何食わぬ顔して初登場って感じで
あきらかに別人のふりをしているわけだが。こういうのを荒らしというんだよ。
スレにもめごとを起こしておきながら、そのあとで「おやおやどうしたのかな」みたいに
他人顔する悪党は。
617 :
616:2006/11/29(水) 20:47:12 ID:ND1i9Vvv
>上記455と465は に訂正。
こういうのは「たまには軽口叩きたくなる」というのとは別だよな?
>>616 お前の場合は、「書斎魔神」や「ミステリ板住人」が悪者になりたくないように
姑息に匿名でスレ住人を煽ったり叩いたりする。そういうのがIDの自爆で何度も
明るみに出ているから5年も2ちゃんねるにいて誰からも好かれないんだよ。分ったら消えろ。
618 :
名無しのオプ:2006/11/29(水) 20:59:41 ID:/Ja24q6m
>>616 コテハンを叩いた証拠すら提起できないくせにコテハン叩き扱いとは滑稽な香具師だなw
619 :
616:2006/11/29(水) 21:09:14 ID:ND1i9Vvv
>>618 >証拠すら提起できないくせに
といった以上、証拠を出したらしらを切るor別スレの話を持ち込むなやとか言いっこなしなww
>465 :名無しのオプ :2006/09/12(火) 22:05:07 ID:L10FUM7X
> ミステリー小説板ではなくミステリー板なのだから、
> 自治スレで論議するまでもなく、ねたばれは全ての分野で禁止は当然のこと。
> ミステリー映画専用・ドラマ専用のスレもあった(ある?)が、
> では、それらのスレではねたばれが自由となったら収拾がつかないからね。
>
> 悪魔の家 ◆tWApu5gNpc→この人は自分のレスを読み直すこともせずに、
> 開き直っているようにしか見えないのだが?
> 固定ハンドルとは、ここまで自意識を剥き出しにしてしまうものなのだろうか?
> 前に怪獣なんたらとか名乗ってた人か?
469 :書斎魔神 ◆qGkOQLdVas :2006/09/12(火) 22:42:50 ID:L10FUM7X
> なんかネタバレフリー状態やね(w
> 思えば、横溝ブームがあった70年代の方がネタバレがどうこうとかの問題に
> うるさくなく、このジャンルに関しては今よりも言論の自由が確保されていたという感が
> ある。
465の匿名と、469の魔神名義とでは他人のふりをしているよな。しらじらしく様子を見にきた口調で。
620 :
名無しのオプ:2006/11/29(水) 21:18:30 ID:M59AVZaL
書斎をスルーできない馬鹿は荒らしと同じ
621 :
名無しのオプ:2006/11/29(水) 21:24:34 ID:ndV9tb1r
よし、書斎がコテハン叩きしていた事実はしっかり記録されたことだし、あとは無視していこうか
622 :
616:2006/11/29(水) 21:43:04 ID:ND1i9Vvv
そうだな。書斎が名無しになってコテハン叩きをしている愚劣な卑怯者だという証拠は出したし
あとはシカトしていこう。やれやれ、こうやって証拠を鼻先につきつけなきゃわからないんだからな、池沼は困るよwww
623 :
名無しのオプ:2006/11/29(水) 21:46:09 ID:fCx5T93S
消
え
ろ
書
斎
寄
生
虫
ど
も
624 :
名無しのオプ:2006/11/29(水) 21:58:02 ID:/Ja24q6m
>>619を読む限りにおいてはコテハン叩きとは言い難いなあ。
悪魔の家が方々で適当なことを書き散らしていることを端的に指摘しているだけでしょ。
その前後のコンテクストも鑑みることなしに書斎が名無しでコテハン叩きをしたとは言えないな。
625 :
名無しのオプ:2006/11/29(水) 22:17:17 ID:ScolsznM
626 :
名無しのオプ:2006/11/29(水) 22:43:09 ID:/Ja24q6m
>>616がくだらん言いがかりをつけてきたんだから、書斎及び自分にまず謝罪を要求する。
それをきちんと書き込み二度とやりませんと誓約するなら
>>625に従ってやらんでもないw
627 :
名無しのオプ:2006/11/29(水) 23:13:22 ID:5LhWXNbm
くだらん言いがかりとは言い難いなあ。
方々で適当なことを書き散らしていることを端的に指摘しているだけでしょ。
628 :
名無しのオプ:2006/11/30(木) 03:25:32 ID:VFr6/YRJ
>>616が無責任にも逃げたので、この論争はしばらく続くかもな。
>>627 書斎の論調はいつもどこでも一貫している。それが独特のものだから嫌われてるんじゃなかったのかw
いい加減なことを書き散らしているのはどっちだかw
629 :
名無しのオプ:2006/11/30(木) 05:57:30 ID:KnlhO+5l
かまってもらえて大はしゃぎだなw
>>628 「独特のものだから」嫌われている、なんて誰がいってるんだ?
自分に都合のいいように言葉をすりかえるな!!
「どの板でも一貫していい加減なことを書き散らかしている」うえに
「名無しとハンドルを使い分けて自己保身を図る汚いやり口が見え見え」
だから嫌われているんだよ。つか、好かれる訳ねーだろが。
630 :
名無しのオプ:2006/11/30(木) 07:08:20 ID:WVaZc6xb
誰も言わないがみんなわかっているはず。
だから言うぜ
「名無しであげで大騒ぎしてるのは書斎本人」
みーーーんな知っているはず
名無しでこうやってスレッド内容に無関係なことを執拗に執拗に執拗に続けようとしている
理由も目的もみーーーんな知っているはず。
名無しで「俺は書斎じゃない、執拗にこの話を続けよう」と絶対言ってくるし、名無しでそれに
応じるかきこみもすることもみーーーんな知っているじゃないか。
ってことでもうこれ以上はかまわない、かまっているのは名無しの書斎魔神本人ということで
放置しよう
631 :
名無しのオプ:2006/11/30(木) 08:05:08 ID:rhpWR8Kw
>628
同じスレの同じ話題でハンドルと名無しを使い分けることを「自演」
住民に嫌われるような発言を長年繰り返す奴を「荒らし」
と言うんですよ
632 :
名無しのオプ:2006/11/30(木) 08:21:11 ID:Dy5n5LfP
証拠もないのによくそんな決めつけができるな。
デタラメでコテハン叩きするなや。
633 :
名無しのオプ:2006/11/30(木) 08:23:06 ID:P4wKpVfP
そもそも2ちゃんは息抜きで書き込んでる人がほとんどだと思うのだが、書斎は違うらいいな
たかが2ちゃんで必死になるなよ
2ちゃん中毒か?w
634 :
名無しのオプ:2006/11/30(木) 08:32:49 ID:gkCdl8E5
自演認定厨も正直ウザイ。なんでもいいから長々とやらなきゃいいよ。
635 :
名無しのオプ:2006/11/30(木) 08:39:11 ID:EteMFa0q
息抜きならまだしも真面目に書いて誤字脱字誤読誤認だらけじゃあ情けないな。
書斎はもっと本読んでから出直せや。
636 :
名無しのオプ:2006/11/30(木) 08:41:48 ID:rl8kEzE5
能力がないから他のコテハンに嫉妬するんだろ
もうクソコテの話題は終わりにしようぜ
637 :
名無しのオプ:2006/11/30(木) 10:04:39 ID:KnlhO+5l
>>632 >証拠もないのによくそんな決めつけができるな。
>デタラメでコテハン叩きするなや。
しつこいぞ。証拠はこれだ。
http://book3.2ch.net/test/read.cgi/mystery/1153933453/483 >455 :名無しのオプ:2006/09/12(火) 21:08:41 ID:L10FUM7X
>465 :名無しのオプ:2006/09/12(火) 22:05:07 ID:L10FUM7X
>469 :書斎魔神 ◆qGkOQLdVas :2006/09/12(火) 22:42:50 ID:L10FUM7X
>484 名前:名無しのオプ[] 投稿日:2006/09/13(水) 08:07:22 ID:lti91OF0
>名無しとコテハンを使い分けてるだけで、こんなのありふれたことでしょ。
>コテハン使ってる香具師なら誰にも覚えがあるはずだよな。
>615 名前:名無しのオプ[] 投稿日:2006/11/29(水) 19:57:23 ID:/Ja24q6m
>たまには軽口を叩きたくなるときだってあるだろう。
>そういうときに名無しで書き込む息抜きの機会くらいあってもいいじゃないか。
名無しとハンドルを使い分けて裏工作するやつはコテハン(固定ハンドル)
とはいわない。自演の常習者・書斎魔神 ◆qGkOQLdVas はコテハンではない。
奴を叩いてもコテハン叩きには当たらない。
>>629-631は確たる証拠に基いた発言であってデタラメではなく、なおかつ
コテハン叩きでもない。卑怯な荒らしの行動を分析しているに過ぎない。
638 :
名無しのオプ:2006/11/30(木) 10:06:52 ID:KnlhO+5l
ループがウザいからこの発言も叩いておくか。
>>611 >名無しで書き込むことがあるからといって、一貫した主張を持って持論を
>展開し続けている人物をコテハンと呼ばずして何と言うよ?
ただの「ハンドルと名無しを使い分けている奴」だ。
>>607 >一回名乗れば、その後はいかなるばあいも名乗る義務でもルール化されていれば通る言い分だがね。
>そんなルールのない掲示板なんで。
2ちゃんねるは匿名掲示板だからハンドルを入れる義務もないし、一度入れた
ハンドルを使いつづける義務もない。ハンドルを入れるのも自由、使い捨てる
のも自由、使いつづけるのも自由。すべて自分の責任でやってること。
ハンドルを使う人のうち、同じハンドルを使いつづけていることのことだけを
コテハン(固定ハンドル)と呼ぶ。
どれだけ無様に言い訳を重ねたところで、名無しで自演していることがバレた
時点で書斎魔神 ◆qGkOQLdVas は「ハンドルと名無しを使い分けている奴」に
過ぎないことが確定した。恥知らずの嘘つき野郎だ。
以後、放置するから、せいぜい支離滅裂な言い訳を繰り返して狂いまくれや。
639 :
名無しのオプ:2006/11/30(木) 10:36:57 ID:XoPzFFlu
書斎とかアラシはどうでもいいから、鮎川のことを語ろうよ。
640 :
名無しのオプ:2006/11/30(木) 11:36:39 ID:Goj3Uyot
みんなが書斎を嫌ってくれないと気が済まないんだろ。ほっときゃいいのに。
641 :
名無しのオプ:2006/11/30(木) 12:20:58 ID:Ck4V4U5G
とっくに荒らし認定済のスルー推奨コテとその支持者は放置で
642 :
名無しのオプ:2006/11/30(木) 12:46:48 ID:OQ/5oIb8
へえ書斎が嫌われているという自覚はあるんだな
それでも粘着するのは何故?
住民への嫌がらせか?
2ちゃん以外やることないのか?
643 :
名無しのオプ:2006/11/30(木) 13:50:26 ID:Dy5n5LfP
これでは議論が紛糾するな。言い出しっぺの616は逃げをきめこんでいるようだがw
644 :
名無しのオプ:2006/11/30(木) 13:57:58 ID:imKNL1UZ
バトルトークって何ですか?
645 :
名無しのオプ:2006/11/30(木) 14:01:03 ID:xERR0z7q
>643
朝からスレに張り付いてる暇人はお前くらいなものだろw
646 :
名無しのオプ:2006/11/30(木) 14:08:51 ID:DfqLwnox
紛糾なんかしてないだろw
書斎魔神は都合によってハンドルと名無しを使い分けている
書斎魔神はコテハン(固定ハンドル)ではない
書斎魔神を叩いてもコテハン叩きには相当しない
明確な事実ばかりで、異論の出る余地はどこにもない。
647 :
名無しのオプ:2006/11/30(木) 16:36:34 ID:7DL+s4KT
死びとの座、いいですよねー。
次は何を読もうかなぁ。
買い置きがいっぱいあって、半分ぐらいは読んだけど、次はどれに手をつけたらよいやら。
黒いトランクはヘヴィーみたいなのでなかなか気軽に手を出せないんですよねー。
黒い白鳥にしようかなー、沈黙の函にしようかなー。
りら荘事件も講談社文庫で読んだけど、買い直そうかなー。
光文社と創元で全長編揃えたいなぁ。
まだ揃わないんですよね?
648 :
名無しのオプ:2006/11/30(木) 17:25:23 ID:Dy5n5LfP
書斎がガイドしてたよな。参考にしろや。
649 :
名無しのオプ:2006/11/30(木) 17:32:07 ID:gkCdl8E5
>>647 迷うんなら刊行順に読めばいいじゃん。どうせ全部読むんだから。
650 :
名無しのオプ:2006/11/30(木) 17:34:47 ID:21TK2VTP
>>647 扶桑社文庫の「翳ある墓標」は買った?
創元から「朱の絶筆」復刊して欲しいっすね。
「白の恐怖」はあきらめました、「白樺荘事件」ともども・・・
651 :
名無しのオプ:2006/11/30(木) 19:13:26 ID:BHONyi7d
>648
書斎のインチキガイドなんか何の役にも立たんわ
652 :
名無しのオプ:2006/11/30(木) 19:21:48 ID:VFr6/YRJ
>>651 >>649みたいなゾンザイなアドバイスしか出来ないのがこのスレの住人のレベルを端的に示している以上、
そういう捨て台詞にはなんの説得力もないね。
653 :
名無しのオプ:2006/11/30(木) 19:42:10 ID:KnlhO+5l
ほい、刊行順の全長篇リストだ。22作のうち16作が現役というのは凄いな。
「白の恐怖」はムリとしても、残りの5作は創元と光文社で出して欲しい。
(鬼)鬼貫警部 (星)星影龍三 出版社は一番新しい文庫(※品切れ)
1 ペトロフ事件(鬼) 光文社
2 黒いトランク(鬼) 光文社 創元(初刊バージョン)
3 りら荘事件(星) 創元
4 黒い白鳥(鬼) 創元
5 憎悪の化石(鬼) 創元
6 白の恐怖(星) 文庫未収録
7 人それを情死と呼ぶ(鬼) 光文社
8 翳ある墓標 扶桑社
9 砂の城(鬼) 青樹社※
10 偽りの墳墓(鬼) 光文社
11 死者を笞打て 講談社※
12 死のある風景(鬼) 創元
13 宛先不明(鬼) 講談社※
14 準急ながら(鬼) 光文社
15 積木の塔(鬼) 青樹社※
16 鍵孔のない扉(鬼) 光文社
17 風の証言(鬼) 創元
18 朱の絶筆(星) 講談社※
19 戌神は何を見たか(鬼) 光文社
20 沈黙の函(鬼) 光文社
21 王を探せ(鬼) 光文社
22 死びとの座(鬼) 光文社
654 :
名無しのオプ:2006/11/30(木) 20:17:04 ID:VFr6/YRJ
>>653 これを刊行順から読めというのは到底読書ガイドとはいえないな。
リストを作成した件については褒めてやってもいいがな。
655 :
名無しのオプ:2006/11/30(木) 20:25:36 ID:21TK2VTP
> 2 黒いトランク(鬼) 光文社 創元(初刊バージョン)
光文社が初刊バージョンで、創元は決定版
656 :
名無しのオプ:2006/11/30(木) 20:35:17 ID:VFr6/YRJ
リスト作成は書斎が一番やりたがっていたことだよな。
657 :
名無しのオプ:2006/11/30(木) 20:42:13 ID:khLe9tOg
658 :
証拠:2006/11/30(木) 21:01:11 ID:5rJBlIVv
>>637に補足。
過疎スレで66レスしかつかないまま落ちた「ミステリ総合おすすめスレッド」。
http://book3.2ch.net/test/read.cgi/mystery/1082973559/ 63 :名無しのオプ :2006/05/15(月) 16:51:45 ID:UqXwPFw8
>test
64 :名無しのオプ :2006/05/15(月) 20:20:40 ID:UqXwPFw8
>test
65 :名無しのオプ :2006/05/15(月) 23:02:28 ID:qySXPfbK
>sage
ID:UqXwPFw8は、ミステリー板の各スレに、他の板から書斎魔神に関する発言を
コピペしてまわったID。
ID:qySXPfbKは、このあとすぐ書斎魔神とハンドルをつけるやつのID。
しかもそのハンドルで前記のコピペにレスをつけている。
これはどう見ても、沈んでいる過疎スレを使ってIDの切り替えテストを3回も
sageてやったとしか言いようがない。
誰も書き込みをしてない放置スレで、本文に「sage」なんて入れる必然性がないからな。
659 :
名無しのオプ:2006/11/30(木) 21:04:13 ID:VFr6/YRJ
いや、いいんだよ。今回のことは結局書斎が先を行き過ぎていたということの証明なんだから。
ついていけないから理解されず誤解も多かったようだが、これでスレ住人の意識もようやく追いついたというとこかな。
他のスレも見習えやクソが。
660 :
名無しのオプ:2006/11/30(木) 21:07:24 ID:UkL9pWzK
>>658 もう証拠とかいって得意気に示さなくてもいいよ
あのアホが自演してるのは皆知ってるんだから
スルーしてくれ
661 :
名無しのオプ:2006/11/30(木) 21:28:09 ID:NpRnEVO1
コソコソID変えて名無しで自演する姑息なクソコテを受け入れる住民なんかいません
662 :
名無しのオプ:2006/11/30(木) 22:03:42 ID:KAAk28L7
>>660 鮎川の事より誰かの悪口を言う方が楽しいと感じる人が多いからね
言っても無駄かと。注意するぐらいならアンタがスルーして鮎川の話でもした方がマシ。
663 :
653:2006/11/30(木) 22:26:37 ID:KnlhO+5l
>>655 あー申し訳ない。記憶に頼って書いたリストなのでとり違えてしまったか。
きちんと確認すべきでした。ご指摘感謝。
664 :
書斎魔神 ◆qGkOQLdVas :2006/11/30(木) 22:34:32 ID:CQo4T3+d
シマソウが鮎を信奉しているのは良く知られたところだが、
凝った怪奇探偵小説の表装等、鮎よりはミッチーに近いものを感じないでもないが、
「沈黙の函」等を読むと、自己の趣味・嗜好を作品に持ち込んでもそれなりに読ませる
ものを書けるという点は共通している。
クラシックや美術が作品内に実に巧くまぶされ、結実させているかと思う。
665 :
名無しのオプ:2006/11/30(木) 23:07:56 ID:7DL+s4KT
>>653様他コメントくださった方々
わお。ありがとうございます〜。
何か空気を読まずにのほほんと書き込んでしまったのに、ご丁寧にすみません。
白の恐怖、翳ある墓標、砂の城、宛先不明、積木の塔、朱の絶筆は持っていません…。
何しろ光文社と創元が競って文庫を出し始めてから、きちんと鮎川哲也を読み始めたぺーぺーなもので…。
両レーベルで全部揃ったらきれいなんですけどねー。
順番だと…ペトロフ事件か。積ん読にあったので、手をつけますかね。
多分この人の作品は独立性が高いと思うんですが、時系列で読んだ方がいいものってあるんですか?もう遅いかもしれないけど…。遅ければ遅いで、いつか読み返してニヤリとしてみたいので。
ちなみに読んだのは、
>>653のリストでいうと、3、5、7、11、12、19、21、22です…。
666 :
653:2006/11/30(木) 23:58:37 ID:KnlhO+5l
>>665 いいところ読んでますね。長篇だとあとお勧めは1、2、4、9、17かな。
「ペトロフ事件」は鬼貫の満州時代の事件だけど、先に読んでなきゃダメと
言うわけではないのでご安心を。
長篇の目ぼしいところを読み終わったら、ぜひ短篇集もどうぞ。
傑作ぞろいですぞ。
667 :
名無しのオプ:2006/12/01(金) 09:00:33 ID:FG9o04RA
>>587 > 583 名前:名無しのオプ 投稿日:2006/11/26(日) 02:55:07 ID:5def4Ikt
> ↑これをコピペしたからには外国の作家をなぜ意味不明の呼び方をするのか、
> スレタイに即した形で回答する気があるってことだな
というレスを完全無視していることは致命的だね。
肛門が示す異常な言動の一つである“海外作家をファーストネームで呼ぶ」”という行為、
なぜ自分がそういうことをするのか、レクチャーするいいチャンスだったのにな。
「初学者に指導する」とほざくくせに、
初学者どころか普通のミステリーファンにさえ分かりにくい呼び方を何故わざわざしているのか、
「俺は伊達や酔狂でこういう表記をしているのではない。ちゃんと意味があるのだ」
という主張ができたのに、周囲の人間を罵ることにのみ頭がいっているからなあw
そのおかげで本当の理由はただ通ぶっているだけか、
普通の人間ならは拒否反応を示すことを見越した嫌がらせのどちらかだということを証明することになったとはね
668 :
名無しのオプ:2006/12/01(金) 09:02:23 ID:x7XFKgcS
つまり、君らは釣られてるってこと?
669 :
名無しのオプ:2006/12/01(金) 11:32:35 ID:Nf/PkmAK
>>665 じぶんのことかと思いました。
まったく同じだけ読んでいます(笑)
私は最近「朱の絶筆」を手に入れたのでこれからそれを読みます!
670 :
名無しのオプ:2006/12/01(金) 11:45:27 ID:MdDr84F8
朱の絶筆はケータイで読めるね
671 :
名無しのオプ:2006/12/01(金) 13:49:23 ID:gFF7iNKO
672 :
名無しのオプ:2006/12/01(金) 14:25:17 ID:L7mw+f0i
だからぁ、もう書斎たたきとかアラシとかは良いって!
ってか、俺もスルーすべきだったか……orz
673 :
名無しのオプ:2006/12/01(金) 14:50:56 ID:gumECEDz
コピペの指摘は必要だろ。その後レスする奴が荒らしだと確定するんだから。
いっちゃ悪いが672みたいなレスが一番不要。
674 :
名無しのオプ:2006/12/01(金) 14:54:41 ID:MdDr84F8
いっちゃ悪いけど鮎川哲也関連以外は全て不要。
675 :
名無しのオプ:2006/12/01(金) 14:58:41 ID:uCleSUUl
>>673 おまえもれっきとしたアラシだと思われてるぞ。
荒らしに反応したら荒らし。いくら指摘だろうが、それをまた書き立てるヤツを支援するのは
はたから見ていて一番みっともないからな。
676 :
名無しのオプ:2006/12/01(金) 21:19:34 ID:q+8Iya2X
書斎のせいで一気に駄スレと化したな
677 :
665:2006/12/01(金) 23:23:13 ID:uTIhIi+3
翳ある墓標、本屋さんでなかなか見つからないのでamazonに頼んでみました〜。
楽しみ楽しみ。
>>669氏はお仲間ですね。頑張りましょう。
どうも、空気を読まないレスばかり失礼致しました。
いろいろ情報をありがとうございました。
またROMらせていただきます…。
678 :
名無しのオプ:2006/12/02(土) 00:13:35 ID:MUBevdRD
ロムらんでいい!語れぃ〜 ゴミが散乱して困る〜
679 :
書斎魔神 ◆qGkOQLdVas :2006/12/02(土) 01:15:54 ID:O9lD6u9m
緻密な推理の面白さという点では黒トラが上だろうが、謎解きミステリの醍醐味である
ドンデン返しの快感を味わいたいのであればペトロフを推す。
あのボリュームでトラベル・ミステリの魅力までまぶしながら、
これだけの作品(しかも初期)を書くとは、さすがマエストロ鮎である。
680 :
名無しのオプ:2006/12/02(土) 08:07:46 ID:q9yWLUJy
さすが書斎。早速口火を切ってくれて。
ありがとう!
681 :
名無しのオプ:2006/12/02(土) 18:00:11 ID:OF/Mzpci
自演乙
682 :
名無しのオプ:2006/12/11(月) 22:39:58 ID:UiHxf62F
683 :
名無しのオプ:2006/12/12(火) 06:49:03 ID:fyrGPVx2
そうですよ。高名な批評家です。
684 :
名無しのオプ:2006/12/12(火) 11:33:10 ID:nBNEPQDI
嘘を嘘と見抜けないと(掲示板を)使うのは難しい
685 :
名無しのオプ:2006/12/12(火) 12:10:21 ID:fyrGPVx2
>>684 そうですね。
自作自演がどうとか騒いでいるバカはよく考え直して欲しいものです。
686 :
名無しのオプ:2006/12/12(火) 12:29:02 ID:yMr5VZNs
>>684 あんなのをプロの文章だと思う奴はいないだろ。
自演厨なんか相手にするなよ。
687 :
名無しのオプ:2006/12/12(火) 16:04:49 ID:fyrGPVx2
>>686 プロといってもピンキリだからなあ。
2ちゃんの書き込みを真にうけて告訴だ裁判だと騒ぐだけ騒いだ挙句、何も出てこなかったという恥ずかしい人
に比べたら書斎はネット社会におけるプロとしてのリテラシーを備えていることは認めざるを得ないのでは?
688 :
名無しのオプ:2006/12/12(火) 17:02:23 ID:IrWDaFju
「ネット社会におけるプロ」って何だ???
現実社会では原稿料の発生する仕事をしたことがなくて
2ちゃんにタダの文章を書き込んでいる人のこと?
そんなのプロとは言わねーだろw
689 :
名無しのオプ:2006/12/12(火) 17:18:29 ID:CUKe+7Ht
荒らしに構うなよ
あんたも荒らしたいのか?
690 :
名無しのオプ:2006/12/12(火) 17:28:16 ID:t4jKfBeb
691 :
名無しのオプ:2006/12/12(火) 18:22:10 ID:fyrGPVx2
>>688 ネット上ではプロかどうかは本人が名乗らない限りわからないだろうね。
名乗っても嘘かもしれないしね。
ただ、書き込んだものを読めばその人物の教養や知識の程度はわかるだろう。
あくまで推測だが、書斎は高名な評論家の別名だと考える由。
692 :
名無しのオプ:2006/12/13(水) 11:27:09 ID:ZAJdiS1G
まあそういうことだよね。
693 :
名無しのオプ:2006/12/13(水) 12:56:43 ID:yZV4Utar
書斎さんは各社より執筆依頼があるのは事実
694 :
名無しのオプ:2006/12/13(水) 13:03:06 ID:HVaC0aEk
書斎魔神の正体は、あの若桜木虔だよ。早いとこバラしちゃえ。
695 :
名無しのオプ:2006/12/13(水) 19:52:49 ID:QbZmr1FZ
よく考えるんだ。
もし本物のプロだとしても、「高名な批評家です。」みたいなリアリティのない言い方するか?
これは自分では持ち上げといて、それに釣られてレスするやつに叩かせる高等テクニックだよ。
ナーイスアイディア♪
696 :
名無しのオプ:2006/12/14(木) 21:17:32 ID:rG3sFrRR
>>695 疑り深いひとだねえ。
リアリティは書斎のレスを読めば一目瞭然じゃないか。それが最大の証拠だよ。
697 :
名無しのオプ:2006/12/14(木) 21:39:26 ID:OFxru+H/
プロならするはずがない基本的知識の誤認が多い
推敲しておらず、文章のつながりがおかしい
指摘を受けても、どこがおかしいのか理解できない
確かに「高名な批評家」の匿名でないことは一目瞭然だなw
能力のある人が馬鹿のふりして書き込んでいると判断できる根拠もない。
馬鹿が自分で「能力がある」と言い張っているだけと考える方が自然だ。
698 :
名無しのオプ:2006/12/14(木) 23:34:51 ID:lTKLhyes
なぜ引き篭もり50代男性の事について真剣に話し合う必要があるのか
699 :
名無しのオプ:2006/12/15(金) 21:57:26 ID:8jyVk0/D
あ、すみません。
またスレの流れにそぐわない話で恐縮です
「翳ある墓標」を入手できて嬉しくて早速取りかかってしまったのですが、
この作品、何だかいつもと微妙に雰囲気が違いますね
鮎川哲也って頑固一徹な作風のようで、実はかなり柔軟なところがいいですよね
まだ読んでいない作品があるのがかえって幸せな気分です
すみません、空気も読まずに失礼しました…
700 :
名無しのオプ:2006/12/15(金) 22:45:34 ID:DFyYHPwR
鮎川御大は、寡作の人として知られているから、入手さえできれば、
コンプリートも難しくないよ。かく言う漏れは、8割程度読んでいる。
701 :
書斎魔神 ◆qGkOQLdVas :2006/12/15(金) 23:14:03 ID:4nOED1Lt
短編も悪くないが(星影が活躍する初期のトリッキーなものも、
後期にライフワーク化した三番館シリーズのような軽ミステリも)、
やはり長編、それもある程度のボリュームがあるもので持ち味を発揮出来る作家
であった。「準急ながら」「宛先不明」などの短めの長編は後回してにしての
長編読破が早い段階で鮎の魅力を100%堪能する近道と言い得る。
702 :
名無しのオプ:2006/12/16(土) 11:42:39 ID:CjFzsK/r
「白の恐怖」さえ入手できれば、あとはどうってことないかな
「白〜」は出来が悪すぎるから無視するって手もなくはないが
703 :
名無しのオプ:2006/12/16(土) 13:27:30 ID:fD8Osm6U
>>700 寡作であれだけ作品残してるのは鮎川ぐらいなもんだw
704 :
名無しのオプ:2006/12/16(土) 15:31:40 ID:s/Xxsr3/
そう、一年あたりにすると、かなり少ないよね。それだけで食べて行けた
んだろうか?
705 :
名無しのオプ:2006/12/16(土) 18:10:45 ID:42Rntzzd
作家生活の後半20年に長編が無いから、トータル的に寡作っぽくなるんだよね。
短篇もそこそこ書いてるし、アンソロジーやエッセイもあるから(音楽以外で)慎ましく暮らすには充分だったんじゃない?
706 :
書斎魔神 ◆qGkOQLdVas :2006/12/16(土) 20:13:46 ID:/a9WmpUN
まさか昭和57年の「死びとの座」が最後の長編になるとは思いもしなかった。
昭和50年代は前半だけで「戌神はなにを見たか」「沈黙の函」「王を探せ」
と3作の長編を発表、上記4作はいずれも面白く衰えは全く感じさせなかったのだが…
カッパノベルスの「沈黙の函」はベストセラーリストにも載ったほど売れ行きも好調
であった。
707 :
名無しのオプ:2006/12/16(土) 20:39:38 ID:eBjAVJYX
短編に倒序ものが多いけど、雑誌社側からの需要が多かったんだろうか?
708 :
名無しのオプ:2006/12/16(土) 21:35:20 ID:JAukiSIR
>>707 50枚で本格ミステリの短編を書くのは難しいが、
倒叙形式なら50枚で書けるという理由からだったはず。
709 :
名無しのオプ:2006/12/16(土) 22:52:32 ID:ck9u8jXD
>>706 「沈黙の函」がベストセラーだったとは知らなかったな。箱じゃなく函になってるのは
函館と掛けているんだろうか?
710 :
名無しのオプ:2006/12/16(土) 23:16:36 ID:JIUqoBFd
>>709 どうだろう? それもあるかもしれないね。但し、「沈黙の函」は、
「蝋の鶯」の改題だから、原題を知っていると、今一風情のない
タイトルのように感じてしまう。
ちなみに、この「函」とか「箱」というのは、メール欄のことを指し
ているらしい。
711 :
名無しのオプ:2006/12/17(日) 06:36:27 ID:ol4zxhpK
いい流れになってきたね。
712 :
書斎魔神 ◆qGkOQLdVas :2006/12/17(日) 17:05:10 ID:WwbipJVE
「王を探せ」も角川が新書エンタメ進出時(角川ノベルス創刊)の1冊として
刊行された期待作であった。
今ではややマニアックな作家という感もある鮎だが、80年代には売れ筋のミステリ作家
という面もあったのだ。
713 :
名無しのオプ:2006/12/18(月) 06:28:09 ID:8gTCWfIB
>「王を探せ」も角川が新書エンタメ進出時(角川ノベルス創刊)の1冊として
>刊行された期待作であった。
わずかこれだけの文章に致命的な事実誤認を二つも盛り込めるのは
ある意味では才能かも知れんな。知ったかぶりの帝王というべきか。
714 :
名無しのオプ:2006/12/18(月) 07:51:22 ID:xAGA8Ueh
でわ答えをドーゾ
715 :
名無しのオプ:2006/12/18(月) 13:37:16 ID:BVmvEQOo
716 :
名無しのオプ:2006/12/18(月) 17:28:03 ID:xAGA8Ueh
>>713 再度
とりあえず答えを聞きたい
言い逃げだと書斎以下の存在になるのは確か
717 :
名無しのオプ:2006/12/18(月) 20:50:18 ID:FVUZK2yu
事実誤認を指摘されると「難癖」「コテハン叩き」
旗色が悪くなると「たかが2ちゃん」「目くじら立てるな」
言い逃れ出来なくなると「ユーモア」「ジョーク」
名無しで上記のような惨めな擁護が入って、なおかつ馬が有効な反論を
書き込めない場合、馬の敗北と認定すべきだな。
718 :
書斎魔神 ◆qGkOQLdVas :2006/12/18(月) 22:19:13 ID:73UUKuPm
主要作品が角川文庫に網羅されていた時代もあったが、遂に角川が鮎作品で
キャンペーンを打つことはなかった。
(鮎の短編を素材にした「刑事コロンボ」まがいな松方弘樹主演のミステリドラマが
放送された時に写真の帯が付いた程度か)
ただし、角川商法に乗せられて鮎が長編を多作をしていたとするならば、
西村京太郎的に存在になってしまったやもしれぬ。
自分は、鮎的なものを期待して「寝台特急殺人事件」「終着駅殺人事件」等を読んだが、
読み易いものの、その軽さに物足りなさを否めなかった。
西村氏自身が、本格派ではないと明言している以上、これは仕方ないのかもしれぬが、
やはり謎解きミステリ作家としての力量差を感じざるを得ないものがある。
719 :
名無しのオプ:2006/12/18(月) 23:39:40 ID:8gTCWfIB
>>714-716 1「王を探せ」はカドカワノベルズの創刊の一冊ではない。
初期のカドカワノベルズは帯なしで、創刊ラインナップのみ金色の帯つき。
「王を探せ」は創刊ラインナップではないので、もちろん帯なし。
2 角川書店がエンターテインメント新書の出版に進出したのは
カドカワノベルズ創刊時ではない。
720 :
名無しのオプ:2006/12/19(火) 00:03:08 ID:l5/uN91c
GJ
書斎完全敗北
721 :
名無しのオプ:2006/12/19(火) 00:10:02 ID:UvcdbxSv
>>718 > 西村京太郎的に存在になってしまったやもしれぬ。
このタイプミスから、書斎魔神氏がカナ入力派であることが分かる。
作家等、日本語を多用する人の間では、普通の人に比べ、カナ入力
を使っている人の比率がかなり高くなる。
722 :
名無しのオプ:2006/12/19(火) 01:02:07 ID:sPy47KqF
723 :
名無しのオプ:2006/12/19(火) 01:50:48 ID:UvcdbxSv
>>722 なんのためのアドレス参照なのか……。
「に」と「な」となり。「i」と「a」は隣じゃない。
724 :
名無しのオプ:2006/12/19(火) 02:15:20 ID:hJYoTI/7
>>721 カナ入力+単漢字変換(一文字ずつ漢字に変換する方式)
だから時々、信じられないような誤字をする
725 :
名無しのオプ:2006/12/19(火) 10:14:27 ID:H6L+41Vb
創元はりら荘で打ち止めじゃあるまいな?
「創元ブランド」で売らんかな的小説や、果てはホモ小説まで売り付ける詐欺商法に目覚めたから、仕方ないのかもしれんが…。
726 :
名無しのオプ:2006/12/19(火) 18:35:06 ID:FH6EyZ+k
完成稿じゃあるまいし堅いことをがたがたいいなさんな。
727 :
名無しのオプ:2006/12/19(火) 19:11:10 ID:P+VcCyfm
>>726 おかしなことを言う人だ。
誰も「タイプミスが悪い」などとは言っていないのに。
728 :
名無しのオプ:2006/12/19(火) 19:43:00 ID:f12IaaZo
カナ入力だねって話だよね。タイプミスをあげつらってるわけでもカナ入力が悪いとも言ってない。
729 :
名無しのオプ:2006/12/19(火) 20:11:39 ID:FH6EyZ+k
いちいち論うのはやめろやということ。
自由だろ。
730 :
名無しのオプ:2006/12/19(火) 20:30:10 ID:rOtX2mnn
で、無知を指摘された知ったかぶりの荒らしは、
>>719は見ないふりですか。
惨めだねえ。
まあ、こういう時にきちんと誤りを認めて謝罪が出来るような人間ならば、
ここまで嫌われることもなかったやもしれぬがw
731 :
名無しのオプ:2006/12/19(火) 20:41:34 ID:P+VcCyfm
>>730 俺は719とは縁もゆかりもないが、719は、ちゃんと書斎の「事実誤認」というのを
指摘しているとおもうが……。
732 :
名無しのオプ:2006/12/19(火) 20:47:55 ID:rOtX2mnn
知ったかぶりの荒らし(=書斎)は719を見ないふりで逃げるしかないだろう
ということ。
分かりにくかったらスマン。
733 :
名無しのオプ:2006/12/19(火) 21:01:05 ID:xUvC8Vm/
別に逃げてはないだろ。いちいち反応しないだけのこった。
734 :
名無しのオプ:2006/12/19(火) 21:28:28 ID:MTVx4oqa
>>732 十分分かりやすいけど、あんま煽らないでくれ。反省するとも思えないし。
735 :
書斎魔神 ◆qGkOQLdVas :2006/12/19(火) 22:06:02 ID:o0Poqnky
>1「王を探せ」はカドカワノベルズの創刊の一冊ではない。
>初期のカドカワノベルズは帯なしで、創刊ラインナップのみ金色の帯つき。
>「王を探せ」は創刊ラインナップではないので、もちろん帯なし。
重箱の隅を突っつくようなくだらないレスと言い得る。
角川ノベルス創刊の辞は81年11月、「王を探せ」の奥付によれば初版は81年12月、
当時は大型の新聞広告等も打たれており、本作が創刊間も無い角川ノベルス期待の1冊と
して送り出されたことがわかる。
>2 角川書店がエンターテインメント新書の出版に進出したのは
>カドカワノベルズ創刊時ではない。
論点を見失った典型的なアホレスと言い得る。
角川書店が新書版エンタメに本格的に進出したのは角川ノベルス創刊時とするのが
多くの論者に共通する歴史認識である。
さて、肝要な点は「沈黙の函」の例に記したとおり、鮎が70〜80年代には、
結構、売れ筋の作家でもあったということである。
一大ブームとなったトラベルミステリも謎解きミステリとしての出来栄え等から見れば、本来、鮎がその中心にいても良かったのであるが、西村京太郎氏の読み易い多作により、
その位置を退いてしまった感がある。
736 :
名無しのオプ:2006/12/19(火) 22:23:11 ID:LVnmw+jb
さすがに書斎。一刀両断だね。
737 :
名無しのオプ:2006/12/20(水) 16:11:26 ID:WTnZksGf
書斎に対する反論が皆無だな。コテンパンにやられたかw
738 :
名無しのオプ:2006/12/20(水) 17:22:49 ID:hv5Pvzk9
多くの読者のほうがまちがっているんだよ。昭和30年代の角川
小説新書がある。
739 :
名無しのオプ:2006/12/20(水) 17:49:59 ID:MPcFdbit
自分の間違いを素直に認められない馬鹿が、見苦しい言い訳を重ねている
だけだから、反論しろといわれても困っちゃうんだよねえ。
11月に創刊された叢書の12月刊行作品を「創刊ラインナップだ!!!」と
言い張るのは、土曜と日曜の間違いを指摘されて、「どちらも休日だから
同じだ」と言い訳した阿呆に相応しいと言えば言える。
「多くの論者に共通する歴史認識」というのも根拠が全く示されていない
から、何の意味もないね。要するに知ったかぶりの馬鹿が角川小説新書の
存在を知らなかった、というだけのこと。それを自分で「多数派だ!!!」
と喚いているだけで説得力の欠片もない。
まあ、明らかな事実誤認を指摘されても、見苦しく言いぬけようとする
荒らしの本性がよく現れたレスではあるよね。
740 :
名無しのオプ:2006/12/20(水) 18:00:44 ID:nL21bj+d
>>739 誰に対して書いているんだい?
書斎が
>どちらも休日だから同じだ」と言い訳した
とか
>自分で「多数派だ!!!」と喚いているだけ
という書き込みをしたという証拠でもあるのかねw
741 :
名無しのオプ:2006/12/20(水) 18:18:44 ID:MPcFdbit
742 :
名無しのオプ:2006/12/20(水) 18:49:45 ID:nL21bj+d
>>741 前半のは書斎じゃねーだろ。後半のはまだ議論の余地があるが。
そういうデマはやめとけっての。
743 :
名無しのオプ:2006/12/20(水) 19:28:13 ID:0/LoT4td
前半のは書斎か否かがはっきり確定できないので
まだいろいろな可能性が想像できるけど、
後半の方こそ「書斎の無知に基づく発言」ということで
議論の余地がないなw
744 :
名無しのオプ:2006/12/20(水) 19:39:38 ID:nL21bj+d
>>743 はっきりしたことは
>書斎か否かがはっきり確定できないのでまだいろいろな可能性が想像できる
書き込みを書斎のものと断定して他人をバカ扱いする人間がいるということだな。
こんな無礼な態度であやふやな根拠を提示するのがアンチ書斎のやり口だというよい見本になったねw
745 :
名無しのオプ:2006/12/20(水) 19:52:34 ID:MPcFdbit
>>744 いや、「いろいろな可能性」は想像できないからw
状況から考えて「書斎本人が別名で書いている可能性」しか想像できないから
それに準じて発言している。
件の荒らしが他の板ではハンドルを変えていることや、ハンドルと名無しを
使い分けて書き込んでいることは、「事実」として認識しているよな?
746 :
名無しのオプ:2006/12/20(水) 20:48:48 ID:URdxq4o9
まーあんま長引かさないでくれ。
747 :
名無しのオプ:2006/12/20(水) 21:05:46 ID:Wo/+lENu
おれの勝ち
748 :
名無しのオプ:2006/12/20(水) 21:07:09 ID:dldTKmyS
プッ!
749 :
書斎魔神 ◆qGkOQLdVas :2006/12/20(水) 22:20:55 ID:oUHa0TuK
論点は、70〜80年代における鮎の作家としてのポジションなのだが、
真っ向勝負せずに瑣末な荒らし目的のレスを繰り返しているアホがいるな(w
そしてこれに便乗せんとする荒らし目的で乱入した他板住人(鮎作品など読んだことが
ない者)、そもそも横溝御大や大乱歩とは異なり、ミステリファン以外は読むことがない
鮎のスレで他板住人がやってゆく(荒らしも含む)のは到底無理な相談なのである。
「死びとの座」は鮎とは縁が薄い感がある新潮社からハードカバーならぬ
ソフトなカバーで刊行され、後には文庫化もされたものである。
丁度、新潮社がミステリ等の現代エンタメに興を示し出した時期であり、
以後に鮎が長編ミステリを著すことがあれば、新潮社刊ということが有り得たかもしれぬ。
ストイック、スマートで都会的、上品な感さえある鮎作品は文芸出版社のイメージも
残る老舗新潮社には作風的に適していたように思える。
750 :
名無しのオプ:2006/12/20(水) 22:45:03 ID:TrFlQ4CW
別にどっちでもいいよもう。合っていても間違っていても。
双方の言いたいことは分かったから。
歴史の話とかあまり興味ないし。ごめんなさい。
それより作品について楽しく語ったりしましょうよ。
俺が鮎川御大の魅力に気付いたのは「死のある風景」。
今までどちらかと言うと新本格のスピード感とかに慣れていたもので、
じっくり読み始めるのに時間がかかった。
けど読み終えた後の充実感はちょっと違うものがあったなぁ。
751 :
名無しのオプ:2006/12/20(水) 23:10:20 ID:Beo44VGd
誰一人として問題にもしていない「論点」とやらを持ち出して来て、自分の書き込みの
事実誤認を「些末なこと」と矮小化して見苦しく火消しを図る惨めな荒らしw
間違いを認めて謝罪出来ない人は大変だね。
752 :
名無しのオプ:2006/12/20(水) 23:12:02 ID:9G6qzWOU
いつまでやってんだよ! どっちが悪くても関係ない。
迷惑だから、早くやめなよ! 漏れ的には、先に反論を
やめた方の勝ちとしたい。
753 :
名無しのオプ:2006/12/21(木) 00:00:01 ID:ZquJ7KY8
勝ち負けを競っているのでは無いと思うが
754 :
名無しのオプ:2006/12/21(木) 00:08:33 ID:kXn5vGpF
勝ち負けなんてこといってるのは一人だけ。
間違いを指摘されればされるほどその勝ち負けとやらに意固地になっていくのも一人だけ。
それはともかく、「王を探せ」ってちょっといいよな。
犯人は亀取だあああああああああああ
ととりあえず公にしてもまあ問題はないところとかw
でもちょっとあのメルのトリックはなあ・・・
755 :
名無しのオプ:2006/12/21(木) 00:50:15 ID:m/WxTTw1
> 犯人は亀取だあああああああああああ
笑
「殺戮にいたる病」の犯人は蒲生稔だああああああ
みたいなもんだな
756 :
名無しのオプ:2006/12/21(木) 08:28:04 ID:8HW4DS2b
こりゃグダグダとしつこいアンチ書斎の負けだなあ。
757 :
名無しのオプ:2006/12/21(木) 12:11:25 ID:1SKUOExL
書斎の糞(アンチ)
758 :
名無しのオプ:2006/12/21(木) 14:13:06 ID:8HW4DS2b
↑こういうのを荒らしというのでは。
759 :
名無しのオプ:2006/12/21(木) 18:22:58 ID:+j5Swf3s
うん。君も含めて。
760 :
書斎魔神 ◆qGkOQLdVas :2006/12/21(木) 21:52:59 ID:r0k/WSe3
新本格の作家に鮎信者は多いが、鮎作品を手本にしてより読み易さを意図したのが
新本格の作品という感がある。
作風的にはアリスが一番近いものがあるやに思う。
761 :
名無しのオプ:2006/12/22(金) 00:56:04 ID:73IU0H3W
有栖川は読みやすいというより、子供っぽいね。あんな文章のへたな作家は
あまりいないと思うよ。小説としてのストーリー展開もけっして上手いとは言えない。
762 :
名無しのオプ:2006/12/22(金) 01:51:46 ID:2RoOD7Sw
鮎川本人がロシア語に精通しているのは分かるけど、ロシア語の読み方などのトリックをやられると辟易する。
手がかりとして、普通の人には絶対といっていいほど分からんものだし。
763 :
名無しのオプ:2006/12/22(金) 16:23:31 ID:oJU6Blkf
いい調子いい調子。馴れ合いじゃない会話が続いているね。
764 :
名無しのオプ:2006/12/22(金) 17:08:20 ID:hhNiPpUp
専門知識が無いと解けない犯罪が多いな。
765 :
書斎魔神 ◆qGkOQLdVas :2006/12/22(金) 22:06:09 ID:t1+oYawY
短編ということもあるが、晩年のライフワークとなった三番館シリーズに顕著だが、
鮎は、案外、トリックよりもストーリーで読ませる作家である。
(キャリアのわりには長編は少な目だが、だから長期に渡って活躍出来たと言える)
初期のエル張りの読者との知恵比べのような作品を期待すると少し外される感がある。
ゆえに、ペトロフは異国情緒溢れるトラベルミステリを満喫しながら、
大ドンデン返しを楽しみ、黒トラは鬼貫の粘着捜査に同行しながら謎解きを楽しめば
良しとするべきなのである。
アリスはデビュー当時はアレだが(w
国名シリーズなどはそれなりに楽しく読めるものがある。
極力怪奇性を排し謎解きに徹した都会的な作風、
彼氏の理想型はやはりエル&鮎なのであろう。
766 :
名無しのオプ:2006/12/22(金) 23:12:27 ID:odhStrXw
767 :
名無しのオプ:2006/12/23(土) 00:06:50 ID:uXKXGNiY
書斎ののりりん評聞かせてくれ
768 :
名無しのオプ:2006/12/23(土) 01:03:14 ID:CfL5c69c
書斎の言う「アリス」って・・・愛と誠のアリスの事ではなかったのか。
769 :
名無しのオプ:2006/12/23(土) 01:12:50 ID:dOeZGZWm
書斎の人気上昇してきたな
770 :
書斎魔神 ◆qGkOQLdVas :2006/12/23(土) 20:20:52 ID:jLTuEF1i
スレ違いと食いつかれるかもしれぬが、俺はノリリンもアーヤも好きである。
ノリリンは鮎ではなく結城昌治の後継者足り得る作家かと思う。
デビュー当時から言われているとおり、ロスマク風ハードボイルド・ミステリへ
はっきりと舵を切ってしまう方が良いと思っている。
別にハードボイルドで謎解き重視であって悪い理由は無いのであるから。
ノリリンの短編は鮎的謎解きミステリ色が濃厚であり、この世界は探偵役法月でOK
なのだが、やはり長編の頼子にしても生首にしてもこの世界観は結城昌治的なスマートな
探偵に任せて欲しいものである。
771 :
名無しのオプ:2006/12/23(土) 21:00:13 ID:V+Nm6CNP
書斎がノリリンとかアーヤとかいうのって似合わないな。
二階堂はなんて呼ぶんだろう?
772 :
名無しのオプ:2006/12/23(土) 21:22:32 ID:uXKXGNiY
禿人
773 :
名無しのオプ:2006/12/23(土) 21:24:12 ID:arGoS7tk
やっぱトイレだんべ。
774 :
名無しのオプ:2006/12/23(土) 22:44:50 ID:CfL5c69c
775 :
名無しのオプ:2006/12/24(日) 00:51:00 ID:ftr7UE3q
二階のトイレ
776 :
名無しのオプ:2006/12/24(日) 01:34:34 ID:iOpTpDM9
ニート?いや初期の二階堂は好きだけどね。
法月は雪密室が好きだからハードボイルドに行かなくていいや。
777 :
名無しのオプ:2006/12/24(日) 12:54:25 ID:yeOtH0Bn
さあ、クリスマスを祝おう!!!!
♪主は寝たまえ、主は寝たまえ〜
778 :
書斎魔神 ◆qGkOQLdVas :2006/12/24(日) 13:18:47 ID:pzE5bYLs
「密閉教室」はともかく、「雪密室」はあの過去絡みなら十分にクールな
ハードボイルドの探偵キャラで書けるテーマなのだが…
「雪密室」には当然の如くジョンの「修道院殺人事件」に対する言及がなされているが、
鮎の「白い密室」への意識もあったと思われだ。
779 :
名無しのオプ:2006/12/24(日) 17:37:46 ID:4/WLy9DG
二階堂氏は発言の痛ささえ封じれば、それはそれで面白い作家かと。
新本格以降で鮎川御大の遺伝子を感じられるのは、柄刀一ぐらいがぎりぎりでしょうか。
初代カッパワンの面々には受け継がれているのかどうか微妙。
780 :
書斎魔神 ◆qGkOQLdVas :2006/12/24(日) 22:59:15 ID:No+ssK4e
鮎が長編を書かなくなってしまったので、津村秀介に期待したことがあった。
謎解きミステリ作家としての力量差もあるが、
ストイックな鮎作品とは異なり、この人は通俗な方向に走り過ぎた感があるのが
惜しまれる。
781 :
名無しのオプ:2006/12/24(日) 23:00:42 ID:d8M/XkHs
二階のトイレ ─ 光文社の新・本格推理の選者ってのが気にくわないね。
そんな器でもないし、ましてや鮎川DNAの継承者たりえないし。
782 :
名無しのオプ:2006/12/24(日) 23:04:55 ID:q5SOc3+Q
スレがいい感じに活性化してるね。
783 :
名無しのオプ:2006/12/25(月) 00:11:56 ID:QOhLOnjV
深谷忠記なんか、プチ鮎川たりえるかも?
いや、鮎川哲也の力ってのはやはり図抜けているのは承知の上で。
784 :
名無しのオプ:2006/12/25(月) 01:04:06 ID:Qg61IZ6M
ayuの後継者はアーヤだろ
785 :
名無しのオプ:2006/12/25(月) 08:39:55 ID:0tVEzsqN
確かにアーヤは新本格陣の中でも傑出していると思うが、彼の作品は
独特の雰囲気によって彩られていて、それが鮎とはかなり違うと思う。
鮎作品は、どちらかというとオーソドックスで、それに社会派張りの写実
があったりペダンチックな語りがあったりだから。その「写実」があったか
ら、清張以後も人気を博し続けたんだと思う。
786 :
名無しのオプ:2006/12/25(月) 15:04:25 ID:zz5bn5oO
スレがいい感じに活性化してるね
787 :
書斎魔神 ◆qGkOQLdVas :2006/12/25(月) 21:58:53 ID:ulvdqUQ0
アーヤ自身も「鮎大好き!」を明言しているが作風は相当に異なる。
館シリーズを見ればわかるとおり、アーヤ作品の表装は日本人好みの怪奇探偵小説であり、
長編の場合、同じ館ものを書いても最寄駅から徒歩圏、警察の出入りも可なりら荘を
設定し、あくまで純粋な謎解きゲームを試みる鮎との違いを感じさせるものがある。
788 :
名無しのオプ:2006/12/25(月) 23:58:53 ID:5Nf23PD9
>>787 北村薫と芦辺拓はどう思います、書斎さん?
789 :
名無しのオプ:2006/12/26(火) 18:49:29 ID:63dclBZa
>>788 いま必死にサイトを見て勉強中デス
他人の書いた複数の文章をどうくっつけるか思案中
いましばらくお待ちください
790 :
名無しのオプ:2006/12/26(火) 20:14:02 ID:c5LIHqLV
791 :
名無しのオプ:2006/12/26(火) 20:17:28 ID:6DqkgEDV
煽られて煽り返すのが書斎の駄目な所
792 :
名無しのオプ:2006/12/26(火) 21:05:57 ID:odf8XLeI
スレがいい感じに活性炭してるね
793 :
名無しのオプ:2006/12/26(火) 22:38:53 ID:LkRurZPY
書斎のクソ論考も消臭してくれ
794 :
書斎魔神 ◆qGkOQLdVas :2006/12/26(火) 23:38:11 ID:ykA6+/gk
俺がカオル君に期待するものは大きかったのだが、
高校生向きジュブナイルまがいの作風は頂けないものがあり、
いまだに大人の読物という感じがしない。
「カオル君、僕を裏切ったんだね!!」と北村邸に1号機で突入しようかと思うたよ…
795 :
名無しのオプ:2006/12/27(水) 00:07:47 ID:iyj1BGa2
カオル君って誰だよwww
796 :
名無しのオプ:2006/12/27(水) 00:43:20 ID:u0X/IY0l
>>795 > カオル君って誰だよwww
つ788
797 :
名無しのオプ:2006/12/27(水) 01:23:09 ID:PSMuHs53
普通に考えれば 由美かおる だろ
798 :
名無しのオプ:2006/12/27(水) 01:26:36 ID:di5TDkWR
にゅ、にゅ、にゅ、入浴シーン・・・・・・
799 :
名無しのオプ:2006/12/27(水) 07:17:04 ID:Jpag+05G
ここは書斎に質問スレですか?
800 :
名無しのオプ:2006/12/27(水) 11:03:26 ID:lUlCqHuo
>794
一号機って初号機のことですか?
ジョークのつもりなんだろうが、それを間違えたら台無しだなあ
801 :
名無しのオプ:2006/12/27(水) 11:06:31 ID:oeLmtRd9
雰囲気は少しずつよくなってきたけど、ちょっぴり脱線してきたから戻すね。
鮎川哲也の長編ワーストって何ですかね。
あとは…鮎川哲也の短編ベストとか。
長編はまだ半分ぐらいしか読んでいないから分からないんだけど、短編は「赤い密室」が好きかな。「道化師の檻」も捨てがたいけど。
802 :
名無しのオプ:2006/12/27(水) 17:15:10 ID:SzUQpoDI
長編ベストは黒い白鳥
ワーストは風の証言
803 :
名無しのオプ:2006/12/27(水) 17:19:30 ID:0KWKrTS9
804 :
書斎魔神 ◆qGkOQLdVas :2006/12/27(水) 20:49:06 ID:SE6bvwjF
ワーストというわけではないが、「宛先不明」(未読者が多いかと思う)「準急ながら」は、
読み応えという面からボリューム的に不満が残るところかと思う。
「風の証言」は意見が割れる面もあるだろうが、「黒い白鳥」もトリックの難が指摘されて
おり、手放しで傑作とたたえるほどの作ではない。
805 :
名無しのオプ:2006/12/27(水) 21:32:54 ID:PSMuHs53
鮎川作品一通り読んだが、ガツンとくるのは黒いトランクぐらい
(トリックもあるけど、人間ドラマも踏まえて)
なんとなく読み終わってまった作品のが多いなぁ
短編で面白いのは何作かはある
鮎川・編集モノはそれなりに面白い
ベスト・ワーストを言えるほどの極端な作品の差はないかと・・・
806 :
名無しのオプ:2006/12/28(木) 15:38:01 ID:SnyKJBo5
鮎川作品は読みやすい。
807 :
名無しのオプ:2006/12/28(木) 16:04:00 ID:ijD+BPmU
鮎川哲也賞の一次通過が発表になりました。
808 :
書斎魔神 ◆qGkOQLdVas :2006/12/28(木) 22:42:31 ID:9gkOCtSL
>ベスト・ワーストを言えるほどの極端な作品の差はないかと・・・
>鮎川作品は読みやすい。
この2点は同意。またこれが異論が出ない結論にもなり得るかと思う。
パート1スレに書いたが、初学者には、凝った趣向のミステリである黒トラや
りら荘よりも、「憎悪の化石」「黒い白鳥」あたりから手に取ることを薦めている。
これも、一応、協会賞受賞作品で、読み易く鮎の特色が良く出ているからというだけ
の理由に過ぎないわけだが。
809 :
名無しのオプ:2006/12/28(木) 23:23:45 ID:VO0YK4w8
鮎哲は実は名文家
810 :
名無しのオプ:2006/12/28(木) 23:29:47 ID:colw67T8
>>809 たしかにくせのない読みやすい文体だよね
クイーンに近いよね
811 :
名無しのオプ:2006/12/28(木) 23:54:44 ID:VO0YK4w8
仄かにブラックなユーモアは絶品よ
812 :
名無しのオプ:2006/12/29(金) 01:36:14 ID:tp9AaL+z
>>810 > クイーンに近いよね
をいをい、クイーンの原文を読んで言っているのかい?
813 :
名無しのオプ:2006/12/29(金) 09:09:18 ID:nk98v5oB
たしかにくせのない読みやすい文体だよね
(和製)クイーン(のアリス)に近いよね
814 :
名無しのオプ:2006/12/29(金) 09:34:22 ID:cRjbAQ5T
>>813 ちかくないちかくないw
勘弁してくれwww
815 :
名無しのオプ:2006/12/29(金) 18:04:48 ID:XyJIJq8y
816 :
名無しのオプ:2006/12/29(金) 20:23:07 ID:j6pUqfIP
>815
自分が英語読めないからって原書読める人に嫉妬するなや書斎w
817 :
名無しのオプ:2006/12/29(金) 20:37:56 ID:4Z9CiUFF
原文でもクイーンは平明で読みやすい文体ですが何か
818 :
書斎魔神 ◆qGkOQLdVas :2006/12/29(金) 22:32:11 ID:2WODD31v
やはりユーモア色は執筆が三番館シリーズに集中してからが、
思う存分発揮されているやに思う。
短編に関しては、初期はシリアスな雰囲気な作が多く、
短編最高傑作の評が多い「赤い密室」はその極致と思われ。
819 :
名無しのオプ:2006/12/29(金) 22:39:31 ID:mCfVFBjG
赤い密室でクスリとできないとは貧弱貧困な感性でつね
820 :
名無しのオプ:2006/12/30(土) 00:15:21 ID:5EaN2/QA
思わせぶらないで語れや アホがっ
821 :
名無しのオプ:2006/12/30(土) 01:22:24 ID:p+sLYGxk
>>819 病的でグロな印象しかないんだけど、
笑えるところなんかあったけ?
おれも貧困な感性なんだろか。
822 :
名無しのオプ:2006/12/30(土) 01:27:46 ID:2kqZ+4KH
819が一番病的。
823 :
名無しのオプ:2006/12/30(土) 09:30:32 ID:tomGC+AE
>>819は最悪板の荒らしでしょ。レスに下劣さが滲み出ているよ。
824 :
名無しのオプ:2006/12/30(土) 14:27:59 ID:tbdICWV1
\(^o^)/ゲロッパ♪
825 :
名無しのオプ:2006/12/30(土) 18:31:54 ID:dDSx9E8K
「沈黙の函」読みました。なんだか粗筋に惹かれた(で合ってます?)ので。
鬼貫警部ものはこれが初めてです。いきなりアリバイ崩しものはちょっと抵抗があったので・・。
ロッカーのことはわかったのですが、動機と生首のことはあまり納得できませんでした。
今森村誠一の初期作品群を読んでいるのですが、
鬼貫警部のアリバイ崩しものも「新幹線殺人事件」や「虚構の空路」のような感じなんでしょうか?
826 :
名無しのオプ:2006/12/30(土) 21:03:10 ID:r/s6KcW1
>>819は他の作品と勘違いしている可能性もある。
もしかして白い密室?
827 :
名無しのオプ:2006/12/30(土) 22:17:27 ID:fGkGtmS4
>>825 ほとんど読んだことないから、森村誠一との比較は
できないんだけど、鮎川哲也のアリバイ崩しは、何というか、
時刻表の穴を云々っていうのとはまた一味違う感じがするんだよなぁ。
解決への向かい方がいかにも「本格」って感じがして好き。
伏線も「本格」味が濃いし、解決の決め手の見つけ方が
うまい気がする。
ごめんなさい。雰囲気だけで素人が適当なこと書いちゃって。
828 :
名無しのオプ:2006/12/30(土) 23:31:50 ID:5EaN2/QA
森村作品は数冊しか読んでないけど、いたって普通
鮎川作品は全てが記号化みたいなカンジ
謎解きのための登場人物ABCDみたいな
三番館は人間を描いてるほうだけど・・・
829 :
名無しのオプ:2006/12/31(日) 00:05:01 ID:FdMu/4jD
>>828 > 謎解きのための登場人物ABCDみたいな
> 三番館は人間を描いてるほうだけど・・・
確かに、御大の長編作品でも、登場人物の細かなキャラクター説明
をしていないものがあるが、それらは、長い文章の中で、折りある毎に
、ちょっとした仕草や行動、言動などによって、少しずつ書かれている。
それによって、充分にキャラクターが分かるようになっていると思う。
830 :
名無しのオプ:2006/12/31(日) 02:23:51 ID:OXzAxYY7
>>827 いやいや、なんとなく分かるよ
>>828 うんうん、なんとなく分かるよ
>>829 そうだね、決して人物描写が薄くて不親切って感じはないよね
831 :
書斎魔神 ◆qGkOQLdVas :2006/12/31(日) 18:29:45 ID:CzHikJAp
「高層の死角」「超高層ホテル殺人事件」なんかもそうだが、
乱歩賞受賞後、初期に主として謎解きミステリを書いていた頃の森村誠一の
念頭には、松本清張と鮎川哲也の存在が当然あったと思う。
森村作品は人間関係等が濃く書き込んであるが、これをもっとあっさり目に処理
してあるのが鮎作品という感があり、
この謎解き主眼の淡白なテーストこそ鮎作品の魅力のひとつでもある。
832 :
名無しのオプ:2007/01/01(月) 01:36:22 ID:vH+YC7hs
>>830 不親切という感じはないけど、悲劇性は感じづらい。
そのせいか登場人物が殺されても、何の感慨もないどころか消失感すらない。
833 :
名無しのオプ:2007/01/01(月) 02:38:00 ID:Nt5i+qJI
肝心な人物像が浮かばないんだよな
レギュラー丹○刑事ですらうまく浮かばない
834 :
名無しのオプ:2007/01/01(月) 11:06:21 ID:5Wgfp4iT
りら荘はそうでもないと思う。りら荘から入ったんで鬼貫ものを読んで驚いた。
835 :
名無しのオプ:2007/01/01(月) 12:33:14 ID:Nt5i+qJI
836 :
書斎魔神 ◆qGkOQLdVas :2007/01/01(月) 21:45:56 ID:xXMhNOYc
印象的なキャラも存するとはいえ、りら荘も基本的には登場人物は作者のマリオネット
でも良しとする本格ミステリの作法どおり。
長編におけるマエストロ鮎の主眼は、鬼貫もの、星影ものに共に、あくまで謎解き主体
を貫くことにあったようだ。清張先生との大きな違い(次第に事件の渦中の人間模様へと
力点が移行してゆく)はここにある。
837 :
名無しのオプ:2007/01/02(火) 02:22:28 ID:eeMrN8lU
鮎川賞作家は「キャラの立たなさ」に関しては
皆受け継いでいるかも。
息の長い森江春策もキャラはいまいちだし、
美少女代理探偵なんてのもパッとしないし。
838 :
名無しのオプ:2007/01/02(火) 08:20:45 ID:vrAb0ByE
嘆奈(凄い変換だなオイ)の無個性ぶりは
クロフツの登場人物に匹敵する
さすがアリバイものの大家
鮎川先生
839 :
名無しのオプ:2007/01/02(火) 12:25:35 ID:eeMrN8lU
ブッコフで砂の城を見つけたんだけど、350円
840 :
名無しのオプ:2007/01/02(火) 12:41:05 ID:VtAuCuL8
青樹社文庫か角川文庫でしょ?
状態良ならいい買物だ。
841 :
名無しのオプ:2007/01/02(火) 13:19:57 ID:eeMrN8lU
青樹社文庫ですた。
もう創元とか光文社からは出るのぞみはないのかなぁ。
状態は…大きな傷はなし。表紙は少ーしくたびれた感じ。
かすかに茶色いしみが点々と見える。
842 :
名無しのオプ:2007/01/02(火) 13:40:57 ID:Ke1QRj+B
ショサさんを無視するな!!これは苛めだ!!!
843 :
名無しのオプ:2007/01/02(火) 13:58:54 ID:phXUq5iw
>>841 鮎作品にししてはチト高いが、再販の見込みが無い鮎モノの場合買いだと思うが・・・
844 :
名無しのオプ:2007/01/02(火) 14:08:20 ID:yH+wBi33
>>841 きれいな装丁の本を本棚に並べるのが趣味というなら勧めないが、
読むことが第一目的なら、即買い! 再版されても、そんな安くは
手に入らないから。
本との出逢いは一期一会。今を逃したら、一生巡り会えないかも。
みんなageてるから私もage。
845 :
名無しのオプ:2007/01/02(火) 15:30:38 ID:eeMrN8lU
何か背中を押された!
分かった!ありがとう、みんな!
砂の城〜♪
846 :
書斎魔神 ◆qGkOQLdVas :2007/01/02(火) 21:58:37 ID:jv2425Sn
「砂の城」は、当方は角川文庫で所有。
砂の中から出ている女の足…オープニングが映像的で強烈な印象がある作だ。
角川にしては鮎作品はシックな装丁で統一されており、これが渋い作品のイメージにも
マッチしていて良かったやに思う。
847 :
名無しのオプ:2007/01/02(火) 22:01:45 ID:phXUq5iw
848 :
名無しのオプ:2007/01/03(水) 22:38:19 ID:G5EprO0H
「砂の城」買ってきた〜 わ〜い
「積木の塔」はどこか近所のBOOKOFFにないかなぁ…
849 :
書斎魔神 ◆qGkOQLdVas :2007/01/04(木) 21:40:03 ID:aui0jNTG
「積木の塔」もややボリューム感という面での読み応えを欠く面がある以外は、
鮎らしい渋い謎解きミステリの世界を堪能出来る作。
迷わず「買い」なのは間違いない。
850 :
名無しのオプ:2007/01/06(土) 22:50:27 ID:wc0ZkpMC
妻に「りら荘」読んでもらってる
面白いらしくガンガン逝ってる
・・が、星影登場からなぁ〜詰まらなくなるんだよなぁ〜
スーパー探偵て言われてるから仕方ないか
一概に友人知人に勧められないのはこのあたりの事情かな
851 :
書斎魔神 ◆qGkOQLdVas :2007/01/07(日) 00:49:43 ID:xPFo8S6T
>>850は、本格ミステリ(ゆえに浮世離れも可だし、ある程度これがあった方が面白い)であるりら荘の狙いと魅力を把握しかねているやに見える。
原案である「呪縛再現」(鬼貫が登場)の方が嗜好に合うタイプか、
ただし、怪奇探偵小説嫌いなら駄目だが。
852 :
名無しのオプ:2007/01/08(月) 00:09:41 ID:S3WUIqRQ
最近「りら荘事件」を読んで鮎川哲也にハマった者です。同じ探偵役ということで「朱の絶筆」と「死者を笞打て」を次に入手したのですが、このスレの評判的にはどんな感じなのでしょうか。
後者は、あらすじだけみると鮎川版「ウロボロス」って雰囲気ですが……。
853 :
名無しのオプ:2007/01/08(月) 02:10:58 ID:h0TZ9J2B
私自身は、りら荘よりも、朱の絶筆の方が楽しめました。
あの当時の電話を使ったトリックとか、おもしろいです。
りら荘は館ものなので、マニア以外は楽しめないかも。
854 :
書斎魔神 ◆qGkOQLdVas :2007/01/09(火) 06:50:31 ID:kAAFJgR0
りらが気に入ったなら、まず「朱の絶筆」を読むべし。
りらよりは嵐の山荘もの風の設定だが、怪奇性は無くストレートな謎解きを
主眼にしたこれもコテコテの本格、黒トラに共通するようなアイデア有り。
「死者を…」は、当時活躍中のミステリ作家が実名で登場するお遊び色が強い作ゆえ、
気分を変えて気軽に読めば十分に楽しめる。
ハードボイルドの大藪春彦氏、乱歩賞作家ではあるがミステリのプロパーの作家ではない
陳瞬臣氏等が登場している点が、鮎の交友関係の多彩さを覗わせて面白いものがある。
855 :
名無しのオプ:2007/01/09(火) 08:08:47 ID:4rebCU4o
>>853>>854 ありがとうございます。
成る程。「りら荘」同様「朱の絶筆」も充分期待してよさそうな感じですね。
合間に挿入されてる読者への挑戦に心して挑みつつ、息抜きで「死者〜」を読むことにします。
856 :
名無しのオプ:2007/01/09(火) 15:37:47 ID:uKy201ur
「白樺荘」は島田荘司が続きを書き継ぐ、という噂があったのですが、
その後、どうなったのでしょうか?
個人的には北村薫にやってもらいたいのですが・・・。
857 :
名無しのオプ:2007/01/09(火) 19:10:02 ID:IyrhHxmL
俺も昔りら荘の次に朱の絶筆読んだけど、途中までは面白かったよ
858 :
名無しのオプ:2007/01/09(火) 21:24:25 ID:hRMwxYx7
いろんな作家が「白樺荘」補筆をすればいいのにね。
有栖川有栖…正統パズラーとして解決
島田荘司…いつの間にか日本人論と冤罪問題に発展したり途中に壮大な寓話が挿入されたり
山田正紀…後味がいいんだか悪いんだか分からない、なんか悪夢みたいな終わり方
アマチュア代表…丸ごと作中作にしちゃって台無し
二階堂黎人…(ry
859 :
名無しのオプ:2007/01/09(火) 22:38:37 ID:CofCd+6I
漏れは反対。今活躍している人で、あの鮎哲のテイストを出せる人はいない
と思うし、完全に御大の流れを汲んでいる人もいないと思うから。
時期尚早。
860 :
名無しのオプ:2007/01/09(火) 22:47:40 ID:IyrhHxmL
時期尚早ってのも違う気がするがね
861 :
名無しのオプ:2007/01/09(火) 23:25:20 ID:CofCd+6I
適材が現出するまでって意味だから、それはそれで良いのでは?
補筆の機が熟していて、今でなければならないってわけでもないだろうし。
まあ、これは個人個人で意見が分かれるところだろうね。
862 :
書斎魔神 ◆qGkOQLdVas :2007/01/10(水) 06:37:52 ID:GcKz2KGv
俺も鮎の未完作はそのまま置いておいて欲しいというスタンスだ。
あの淡白でありながら読者をとらえて離さない独自のテーストを再現出来る
作家は現時点では存在しない。
863 :
名無しのオプ:2007/01/10(水) 08:46:44 ID:XAI5Pd3b
御大の遺品の中から、白樺荘のプロットが見つかったりすると
おもしろいんだけどね。それなら、文体を真似るなどするだけで鮎川作品風に
できあがる。
864 :
名無しのオプ:2007/01/10(水) 10:40:22 ID:WW+fiqYY
300枚くらい書いてあるらしいが、そのままの状態で出せないものか。
最終的なプロットとか創元社の編集者に伝えてないのだろうかねぇ?
865 :
名無しのオプ:2007/01/10(水) 13:29:57 ID:VrTlitaW
「鮎川哲也全集」でも出ないかぎり難しそうだなぁ。
866 :
名無しのオプ:2007/01/10(水) 14:50:45 ID:wtsvDOYE
そのまえに「全集」がでることのほうがムヅカシイ
867 :
名無しのオプ:2007/01/10(水) 15:25:31 ID:lGNHzHp8
御大が亡くなったときに、一度にたくさんでたよね?
その時に全集ってでなかったの?
今からでも企画すれば、それなりに売れるんじゃないかな?
868 :
名無しのオプ:2007/01/10(水) 16:19:13 ID:W/E2RMX7
国書あたりで函入りなら買う
全巻買う
869 :
名無しのオプ:2007/01/10(水) 19:08:33 ID:VrTlitaW
光文社文庫から鮎川哲也コレクションの続きとして「朱の絶筆」が出るそうな。
てっきり創元からだと思ったが、創元も光文社もよくわからん。
もちろん出してくれるのはありがたいことだけどね。
870 :
名無しのオプ:2007/01/10(水) 19:09:51 ID:wtsvDOYE
ここらで有名俳優が鮎川原作モノをテレビシリーズで演じればヨロシ
871 :
名無しのオプ:2007/01/10(水) 19:50:11 ID:+gteLM1A
美形の主人公ってのはいないから、関係ないでしょ。
872 :
名無しのオプ:2007/01/11(木) 01:24:37 ID:uCkf5U/J
大地康(ry
873 :
名無しのオプ:2007/01/11(木) 09:11:55 ID:grMHTd4/
いつから鬼瓦は甘党になったんだ?
874 :
名無しのオプ:2007/01/11(木) 12:22:01 ID:vMFGWzJ7
松方弘樹主演のシリーズもあったよな
「チェックメイト」だっけ?
875 :
名無しのオプ:2007/01/12(金) 19:08:45 ID:zZWPzWkH
鮎川作品読んでると
やたら死刑だ絞首刑だという表現が出てくるが、
いくら昔でもこれで死刑にはならないだろうという事件が多い。
複数殺したなら死刑だろうけど
一人だけ殺したのならいくら当時でも
よほど特殊な事例でもない限り死刑にはならない。
876 :
名無しのオプ:2007/01/12(金) 19:58:31 ID:q6ttVVrw
光文社文庫の「朱の絶筆」は来月刊行なんだな
877 :
名無しのオプ:2007/01/12(金) 20:29:45 ID:oJinqwLc
どうせ鮎印は売れないんだから、残りの鬼シリーズ出せよ、て気分
878 :
書斎魔神 ◆qGkOQLdVas :2007/01/12(金) 20:42:50 ID:qS/qkU2l
全集が出るとすれば文庫のような気がする。
まあ、この方が普及という観点からは好都合かも。
シマソウや新本格の作家が繰り返し敬愛を表しているわりには、
名門のミステリ倶楽部等でも意外に読まれていないらしい。
879 :
名無しのオプ:2007/01/12(金) 20:47:16 ID:oJinqwLc
コウダミユキが「鮎川哲也」大好きでーす なんて言えば一気に若者に普及 そんなもんだ世の中わ
880 :
名無しのオプ:2007/01/12(金) 21:58:02 ID:Z1n7Mqpk
>>875 > 一人だけ殺したのならいくら当時でも
> よほど特殊な事例でもない限り死刑にはならない。
よしのぶちゃん事件の犯人は、ひとり殺して死刑だったよ。
881 :
名無しのオプ:2007/01/13(土) 01:07:58 ID:0iO3EWU5
>>880 そうだよ。だから「よほど特殊な事例」と断ってある。
身代金融解目的誘拐殺人はその例外的な事例に当てはまるんだよね。
しかし「黄色い悪魔」とかで犯人が死刑にならないだろ。
882 :
名無しのオプ:2007/01/13(土) 01:10:24 ID:0iO3EWU5
>>880 そうだよ。だから「よほど特殊な事例」と断ってある。
身代金目的誘拐殺人はその例外的な事例に当てはまるんだよね。
しかし「黄色い悪魔」とか「早春に死す」とかで犯人が死刑にならないだろ。
883 :
名無しのオプ:2007/01/13(土) 02:10:04 ID:VpaZXaTl
>>881 >>882 二回も乙!
>身代金目的誘拐殺人はその例外的な事例に当てはまるんだよね。
どうかな? ならば問うが、現在でも身代金目的誘拐事件で子供をひとり殺したら、
量刑が他の殺人事件より確実に重いかい? 違うし、死刑にもまずならない。
つまり、身代金目的誘拐殺人がそれほど「よほど特殊な事例」とは言えないという
ことになる。なのに死刑になったというのは、今と当時とでは、死刑そのものに関す
る感覚が違うというのが一番の理由。だからその鮎川作品でも、死刑かもしれない
というのは間違っていない。他にもたとえば、清張の「霧の旗」でも、殺人容疑をかけ
られた弁護士の愛人が死刑の恐怖におびえる様が描かれている。
884 :
名無しのオプ:2007/01/13(土) 02:52:12 ID:7sP8LLA3
うん、まったりとした流れになってきたね^^
885 :
書斎魔神 ◆qGkOQLdVas :2007/01/13(土) 17:27:37 ID:mNT8457w
>現在でも身代金目的誘拐事件で子供をひとり殺したら、
>量刑が他の殺人事件より確実に重いかい? 違うし、死刑にもまずならない。
>つまり、身代金目的誘拐殺人がそれほど「よほど特殊な事例」とは言えないという
>ことになる。
司法が死刑判決を抑制気味であった10年程前ならともかく、ここ数年の判例の傾向を
見ると誤った認識であると言い得る。
そもそも身代金目的による誘拐殺人事件は永山事件最高裁判決においても被害者1人の
場合の死刑適用基準として例示されており、この点では殺人事件の中でも重罪と
見られていたものである。
近年では、婦女子が被害者である強盗や身代金目的の誘拐ではない殺人事件にも
死刑判決が下り、既に確定したものもあり、
被害者1名の場合の死刑適用はやや拡大の傾向にあると言える。
ただし、こういったリアルな状況を鮎作品のようなゲーム性も有する本格ミステリの世界に当て嵌めて見るのは、どうかと思う。
とかくミステリに登場する犯人は重罪におびえ過ぎているような感じもするが、
ある種の「メルヘンの世界」に現実世界の動向を持ち込むのは、いささか野暮な感も
受けるのである。
886 :
名無しのオプ:2007/01/13(土) 18:46:11 ID:0iO3EWU5
>>884 おいおいそれはあんたの無知だよ。
身代金目的誘拐殺人はほぼ確実に死刑か無期になるよ。
俺は自慢ではないがそういう戦後の事件史に詳しいんだよ。
大体、事件を見れば時代も含めて量刑を判断できる。
推理小説を読んでも時代は犯行内容によって大体の量刑相場を判断できる。
そういうので鮎川や江戸川や金田一少年の量刑基準は
リアルに比べて明らかにおかしいと断言できるんだよ。
昔は確かに量刑基準は厳しかったが、
それでも鮎川の小説に出てくるほどには厳しくない。
887 :
名無しのオプ:2007/01/13(土) 18:58:18 ID:0iO3EWU5
>>885 量刑基準については昭和60年くらいまで軽くなる一方だったのを近年にやや厳しくなったというだけ。
現代においては基本的に被害者一人で死刑というのはよっぽど例外的なケースである。
なんせ、現代でも年間に1400件も殺人が起きているのに死刑判決は10人程度で稀なケースだしね。
ちなみに昭和29年の殺人件数は3000件だけどそれでも死刑判決20件程度で死刑判決が稀である事は変わらない。
検挙率も含めて考えると昔も今もあんまり殺人犯が死刑になる確率は変わらないようだね。
ただ、あとの文章については賛成。
金田一少年で人を四人も五人も殺した犯人に対して
「早く刑務所で罪を償ってしっかり生きるんだ」みたいなセリフがあったり
金田一が剣持警部に怨恨で四人殺した女性に
「彼女どれくらいの罪になるんだ?」と聞いたところ、
「無期懲役は逃れられないだろうが刑務所で反省すれば早めに出てくるだろうよ」と答える表現があったりするのは
金田一少年の世界が我々の世界とは違うパラレルワールドで
量刑基準が全然違う世界を舞台にしていると考えられるからね。
888 :
名無しのオプ:2007/01/13(土) 19:09:14 ID:0iO3EWU5
889 :
名無しのオプ:2007/01/13(土) 19:54:08 ID:7sP8LLA3
最近テレビで毒ぶどう酒事件だっけ?が気になるオレ。
890 :
名無しのオプ:2007/01/13(土) 19:56:25 ID:tET7U2TD
>>887 気違いにレスつけるなよ
荒らしにかまうならアンタも荒らし
891 :
名無しのオプ:2007/01/13(土) 20:05:10 ID:A/t8JnWt
>>890 このあたりはマジレスの連続だよ。お前こそどっか行け。
いい加減、スレ違いなったのでやめるが、
推理小説の量刑基準なんてのはかなりデタラメな場合が多いって事ね。
別に推理作家は法律関係者でも何でもない素人だしね。
まあ、それは推理小説自体がプロの警察が難事件に出くわすと、
天才少年探偵に解決を求めて相談するような非現実的世界だしな。
実際の事件にトリックも不可能犯罪も名探偵もほとんどないからなあ。
>>890 うーん。俺は書斎は嫌いではないけど。
>>889 名張毒ブドウ酒事件で検索してみてください。
一審で無罪判決が出る程、明らかな証拠がなく冤罪の疑いがある事件で
死刑確定した人物が数十年も執行されてません。
政府はうやむやにして寿命で獄死させる予定です。
893 :
名無しのオプ:2007/01/13(土) 21:28:40 ID:ccrQBuPI
>>892 >うーん。俺は書斎は嫌いではないけど。
無知な奴を突っ込んでからかうのが楽しいのはわかるけど、
荒らしには構わんで欲しいな。
894 :
名無しのオプ:2007/01/14(日) 08:25:09 ID:BovpJb2B
と語る荒らし。
895 :
名無しのオプ:2007/01/14(日) 09:41:53 ID:iGug9TGP
>>893 同意だな。
でもそいつ、乱歩スレにいたわざわざ馬に絡みついてスレを荒らす某と同一人物らしいから、
放置しておいたほうがいいな。
896 :
書斎魔神 ◆qGkOQLdVas :2007/01/14(日) 12:37:23 ID:2sd+nx6L
佐賀潜、和久俊三、中嶋博行…
(多分、浜尾四郎も)
俺の知る限りではさすがにこの人たちは法関係の知識に関しては適当な事は書いていない。
鮎も含めて大乱歩、横溝御大、木君…この辺の謎解きミステリ歴代ビッグネームの作
にこそどうしょうもないものが多いが、前述したとおり、
リーガル・サスペンス以外のミステリに、公判維持の問題とかも含めて法律面の
リアリティを求めても仕方無しである。
897 :
名無しのオプ:2007/01/14(日) 13:10:05 ID:zv8S4MiT
書斎さん。いつもトレンデイですね。
898 :
名無しのオプ:2007/01/14(日) 22:55:24 ID:ho/XBxm9
書斎さん。いつもハレンチですね。
899 :
名無しのオプ:2007/01/14(日) 23:20:01 ID:MN9L3Frh
まあ、毎日SEX(オナニーの事を言うらしい)はかかさないからねぇ
900 :
名無しのオプ:2007/01/15(月) 01:52:14 ID:H0VXj12i
「達哉が笑う」なんて
犯人が犯人であるという証拠がまるでないんだけどね・・・
あんなのでよく犯人を死刑にできたなと思ってしまうが、
気にしていけないんだろうね。
901 :
名無しのオプ:2007/01/15(月) 01:57:05 ID:H0VXj12i
達哉が哂うは量刑基準は正しいけどね。
せめて(メール蘭)の一件くらいは
否認しておけば死刑にならずに済んだ筈。
902 :
名無しのオプ:2007/01/20(土) 21:18:11 ID:pN1XMi6V
不完全犯罪もこんなので死刑にはならないだろう。
という一例だな。
903 :
名無しのオプ:2007/02/11(日) 07:18:16 ID:8ZiXUnQ5
光文社文庫から「朱の絶筆」が原型の短編を巻末に収録して発売されたよ。
904 :
名無しのオプ:2007/02/11(日) 19:20:31 ID:Sn8KDBDb
>>903 えっ、朱の絶筆が光文社から出るのは、トイレのサイトで知っていたけど、
あれって長編じゃなかったの?
御大は短編を長編化する名手とも言われていたみたいだね。
905 :
名無しのオプ:2007/02/11(日) 20:21:45 ID:UYSc8BLD
>>904 長編+原型短編ってことだろ、よく読め
星影好きなのでこの調子でりら荘+呪縛再現、白の恐怖+白樺荘(未完)で出して欲しい。
906 :
名無しのオプ:2007/02/11(日) 21:33:17 ID:Sn8KDBDb
>>905 903だけでは、そうとは断定できないだろ。よく考えろ。
907 :
名無しのオプ:2007/02/11(日) 22:03:58 ID:viqs6B4j
>>906 まぁまぁモチツケ
巻末収録だから 朱の〜長編+短編
そう受け取れる部分はある^^
908 :
名無しのオプ:2007/02/11(日) 22:37:59 ID:+bTr0Ayk
「りら荘」は去年創元から出たし、白の恐怖はNGだからなぁ……
「星影龍三シリーズ」と銘打っていたから、出版芸術社の星影全集を文庫化
するかも知れないな
909 :
名無しのオプ:2007/02/11(日) 22:45:29 ID:0DUbtB0X
星影物もいいけど、先に鬼貫物の長編を全部再文庫化してほしいな。
910 :
名無しのオプ:2007/02/11(日) 23:04:12 ID:+bTr0Ayk
「宛先不明」「積木の塔」「風の証言」は絶版だっけ?
双葉文庫の協会賞全集は品切れ?
911 :
名無しのオプ:2007/02/11(日) 23:21:08 ID:0DUbtB0X
>>910 「風の証言」は創元推理文庫で現役、双葉文庫の2冊もまだ生きてます。
「宛先不明」と「積木の塔」は死亡中。
912 :
名無しのオプ:2007/02/11(日) 23:35:50 ID:+bTr0Ayk
「風の証言」、創元から出てたっけ。すっかり忘れてた
双葉文庫は現役なのか
913 :
名無しのオプ:2007/02/12(月) 02:41:33 ID:wfljFJOB
>>907 > まぁまぁモチツケ
自分が餅ついてないのが良く分かっていると見える。
914 :
名無しのオプ:2007/02/12(月) 03:08:49 ID:r/T4Uxye
しかし、何で光文社は表紙の色合いが毎回微妙に違うんだろ?
色落ちしたみたいで、本棚に並べたときに凄く気になる・・・。
915 :
名無しのオプ:2007/02/12(月) 12:05:12 ID:Wsn65lO6
鮎川とか、彼が始めた本格推理シリーズは、濃い緑が多いね。
今はどうなのかな? 確かに毎回少しずつ違うか……。しかし気にしたことはない。
916 :
書斎魔神 ◆qGkOQLdVas :2007/02/12(月) 17:13:22 ID:M+xUq4Cn
「宛先不明」は85年に講談社文庫に収録されたのを最後に復刊されていない。
ボリューム感を欠く小品ではあるが、ここまで完全スルーされるほどに不出来な作とは
思えないのだが。
鮎の長編は決して多い方ではないので、全作の絶え間無い流通を期待しておきたいもので
ある。
917 :
名無しのオプ:2007/02/12(月) 17:31:53 ID:DVnvOXh8
918 :
名無しのオプ:2007/02/12(月) 19:25:24 ID:zuL9qL7Y
>>914 最近のさらさらした表紙になってから大分マシになったと思う。
最近のでも水色(高木彬光ほか)とか薄ピンク(柴田よしきほか)に比べればマシ。
光文社と徳間と創元が悪すぎるだけなんだけどね。
919 :
名無しのオプ:2007/02/13(火) 00:03:05 ID:pBcWNpRN
私、長編で未入手なのは、『死者を笞打て』なんだなー。
あと『砂の城』も現役とは言えないでしょ。
920 :
名無しのオプ:2007/02/13(火) 00:13:33 ID:Gzq15AIh
確かに鬼貫長編で現役文庫本ではないのは
『砂の城』『宛先不明』『積木の塔』の3作ですね。
921 :
書斎魔神 ◆qGkOQLdVas :2007/02/13(火) 22:02:24 ID:W9g7OZVm
「砂の城」の入手難も惜しい。
鳥取砂丘を舞台にした残酷にしてどこかメルヘンちっくな鮎作品らしい冒頭が
忘れ難い。
922 :
名無しのオプ:2007/02/13(火) 22:49:01 ID:dUm/4rYj
どうせ鮎川印は売れないなら鬼作品全部出してから他出しても同じだろうに。
923 :
名無しのオプ:2007/02/14(水) 22:10:36 ID:ZXfNozYw
図書館で借りればいいのに
924 :
名無しのオプ:2007/02/14(水) 23:26:56 ID:ofkihMQh
鮎川に影響を受けた作家は多くいるのに、ましてやその作家らもそれを明言してるのに
鮎川自体が売れない不思議発見
925 :
名無しのオプ:2007/02/15(木) 08:04:04 ID:E8q4J2/9
都筑とどっちが売れないかなあ。
926 :
名無しのオプ:2007/02/15(木) 12:37:37 ID:MblvQnWA
>>924 売れる売れないが作家や作品の価値を決めるわけじゃないけど、
売れてくれんことには本が刊行されないんだよね…
927 :
名無しのオプ:2007/02/15(木) 13:30:19 ID:u5Q/IcG3
928 :
名無しのオプ:2007/02/15(木) 14:57:44 ID:E8q4J2/9
その意味では、こうやって物故した作家を取り上げるスレはいい役割を果たしているよね。
継続的に書き込み続けるようなコテハンさんはもっと賞賛されるべきだなあ。
929 :
名無しのオプ:2007/02/15(木) 17:18:39 ID:6uozmUVI
>>927 悲しいというより、陰険なというべき。
そういう比較をしたがる奴はまともなファンじゃないのは明々白々だから
相手にしないほうがいい。
930 :
名無しのオプ:2007/02/15(木) 19:48:27 ID:piyh2Rm+
931 :
名無しのオプ:2007/02/16(金) 22:24:23 ID:eaqibjhS
京極堂シリーズオモロイナ。たしかに鮎川センセが言うようにしつこいくらいの説明はあるが・・・
ただ、これがないとなんの特徴もない小説なるからな
932 :
名無しのオプ:2007/02/16(金) 22:49:07 ID:J07IG8Tl
ほんと、あんなによく描写をたくさんかけるものだと感心する。
京極の本はお買い得だよ。値段あたりの重さで言えば、
他の誰よりも安いだろう。
933 :
名無しのオプ:2007/02/16(金) 23:00:56 ID:IQi7EsA4
京極の話しはスレ違い。いい加減に止めろや。
934 :
名無しのオプ:2007/02/16(金) 23:03:55 ID:eaqibjhS
935 :
名無しのオプ:2007/02/16(金) 23:14:35 ID:w95K2eee
>>934 ID:IQi7EsA4 の中身はテンプレにある物体だから無視しましょう。
936 :
名無しのオプ:2007/02/17(土) 09:25:04 ID:uDtP6brV
脱糞(書斎)の話しはスレ違い。いい加減に止めろや。
937 :
名無しのオプ:2007/02/17(土) 12:12:14 ID:IoRlS6cd
おまいこそコテハン叩きはやめろカス。
938 :
名無しのオプ:2007/02/17(土) 18:30:40 ID:AcJ/1uFK
>>924 鮎川の心意気は継いでいる作家は多いと思うけど、推理の組み立て方や謎の提出・解決方法は誰も継いでないないと思う。
アリスの学生シリーズに似た雰囲気があるが、むしろクイーンの延長だろ。
誰かいるか?
注意.二階堂は除く
939 :
名無しのオプ:2007/02/17(土) 18:59:02 ID:0UNaojOC
除くんかw
ってか鮎川哲也ふたりもいらねえからいいんじゃないの?
940 :
名無しのオプ:2007/02/18(日) 20:31:19 ID:2HDiOgJ9
>>938 えーと。
俺、二階堂の本は読んだことないんだけど、「小説としてはゲドババァだが、推理の組み立て方や謎の提出・解決方法は鮎川を継いでいる」ってことですか?
941 :
書斎魔神 ◆qGkOQLdVas :2007/02/18(日) 22:10:40 ID:DMrsIFzh
前述したとおり、あえて鮎作品のテーストに一番類似したものを探せば、
アリスの新国名シリーズかと思う。
942 :
名無しのオプ:2007/02/18(日) 23:17:13 ID:dPGk20CL
>>941 話の流れは二階堂黎人と鮎川哲也との作風その他の比較なんだけどな。
943 :
名無しのオプ:2007/02/19(月) 00:35:18 ID:D/KvsnjJ
書斎ってだけで難癖付けたがるヤシはまだまだいるね。
944 :
名無しのオプ:2007/02/19(月) 06:15:05 ID:8tx+Mt31
鮎川賞を受賞した作家でオススメなのは?
945 :
名無しのオプ:2007/02/20(火) 16:15:56 ID:Ac7eypER
鮎川賞 賞金 印税全部 これ良いのか悪いのか・・・・
946 :
名無しのオプ:2007/02/20(火) 20:42:39 ID:2+IVYHVr
鮎川賞作家ならまずは飛鳥部勝則だろうなぁ。
次いで満坂太郎とか?
947 :
名無しのオプ:2007/02/20(火) 21:50:34 ID:YwyJ/ng6
>>946 飛鳥部に関しては同感。あの独特の世界観、ミステリのセンスは鮎川賞作家の中でも随一だと思う。
そして願わくば、少しでも早く復帰してほしい……。
948 :
名無しのオプ:2007/02/21(水) 18:44:56 ID:cPT1tNDT
てなことで飛鳥部「レオナルドの沈黙」読んでみる
鮎川関連には違いないんで横スレ程度でよろしく
949 :
名無しのオプ:2007/02/21(水) 19:36:20 ID:JWpf9qU2
「レオ沈」は面白かった。しかしシリーズ化を期待した矢先に…。
しかし鮎川哲也の短編は面白いなぁ。
950 :
名無しのオプ:2007/02/21(水) 19:48:03 ID:EIQpzgss
鮎川賞は専用のスレがあるから、そちらで話したら?
951 :
名無しのオプ:2007/02/22(木) 00:32:28 ID:32Sl5HB5
すぐさま現れる誘導厨がいるわけだが
952 :
名無しのオプ:2007/02/23(金) 14:08:18 ID:fZzIr5A3
>>949 あり得ない偶然を利用してるとこが鮎川節と酷似
953 :
名無しのオプ:2007/02/28(水) 07:12:56 ID:eC3GtEfn
りら荘事件読んだけど面白くねえ
なんで学生たちはりら荘から逃げなかったの?
いつまでも居座って殺されてくなんてあいつら痴呆か?
954 :
名無しのオプ:2007/02/28(水) 14:41:38 ID:CxJhalhD
かまってチャン乙
955 :
書斎魔神 ◆qGkOQLdVas :2007/02/28(水) 21:19:27 ID:vURJLNny
りら荘の場合、登場キャラが芸術肌の奇人ばかりで事件の顛末を見届けずには
いられない好奇心の持主ばかりだったと解するしかないが、
>>953の指摘にあるとおり、りら荘をクローズド・サークルにしなかった
(何しろ最寄駅から徒歩圏、警察の出入り自由)弱さが出ているとも言い得る。
殊更に怪奇性や恐怖感を煽る設定にしないのは鮎の良い面でもあるのだが。
956 :
名無しのオプ:2007/02/28(水) 22:11:28 ID:UVBsD4yM
>>955 誰かが話題を提供したスレ “ だ け ” に限定してしか話題が出来ない。
話題がなくて進行が止まったスレでは全く論考できずw
957 :
名無しのオプ:2007/03/01(木) 02:06:35 ID:3iQ7LXF7
たしかに、「りら荘」は、名前が知れ渡っているわりにはおもしろくないな。
しかも、一度名探偵みたいなのが出てきて謎解きして、それが不十分な内に
殺されたりとか、ご都合主義が目立つ。
あの時代の作品だから良かったんだな。今では普通の賞に応募しても
一次も通らないと思う。
958 :
名無しのオプ:2007/03/01(木) 17:56:44 ID:xo+uAlxE
959 :
名無しのオプ:2007/03/01(木) 18:07:43 ID:O5/zl27Y
書き慣れてるな・・・ファンと見た
960 :
名無しのオプ:2007/03/01(木) 19:37:31 ID:aiWza4Xp
鮎川作品はいま読むと古臭くてご都合主義が目に付いて読んでられないよ
りら荘なんてその最たる例
961 :
書斎魔神 ◆qGkOQLdVas :2007/03/01(木) 21:18:45 ID:akSM3yrw
鮎作品の御都合主義を許容出来ない者は、
結局、現代作家であるシマソウ、アーヤ、ノリリン、圭吾等も楽しく読めないかと思う。
謎解きミステリは、所詮、メルヘンであることを心しておきたい。
962 :
名無しのオプ:2007/03/01(木) 21:31:25 ID:rFBc+O3F
963 :
名無しのオプ:2007/03/01(木) 22:54:47 ID:E0M9FU3j
かかってこいと言いながら、書斎魔神 ◆qGkOQLdVas は議論スレに来ないヘタレですから。
詳細は乱歩スレを見ればわかる。
煽るだけの存在だから、かかわらないで下さい。
964 :
名無しのオプ:2007/03/02(金) 03:41:31 ID:E771eKPC
>>953 りら荘は「推理クイズ」であって、推理小説ではないから、その辺が割り切れるかどうかが評価の分かれ目だね。
965 :
名無しのオプ:2007/03/02(金) 18:34:20 ID:g35vokF2
>>961 メルヘンはなんとなく納得する
ご都合主義がないと事件解決しないもんな
966 :
書斎魔神 ◆qGkOQLdVas :2007/03/02(金) 23:02:38 ID:1RxX6nW9
本格ミステリ=長めのなぞなぞ、これで何が悪いといったところか。
怪奇性を排した日常空間に謎解きの世界を設定することが多いエルや鮎の場合には、
ジョン、横溝御大、木君等、あるいはシマソウやアーヤと比較してもその創り物めいた
部分が際立ってしまう難はあるとは言い得る。
967 :
名無しのオプ:2007/03/05(月) 12:30:32 ID:mwLPFfpH
鮎川哲也の本だと思って手にとったら熊川哲也の写真集だったことがある俺もその辺には同意する。
968 :
名無しのオプ:2007/03/05(月) 16:34:37 ID:IWMqohiq
まさか、麻雀漫画「哲也」も間違えて手に取ってないだろうな・・・
969 :
名無しのオプ:2007/03/07(水) 07:35:26 ID:LQjf5bxs
消えた奇術師 4月 光文社文庫から発売予定。
970 :
名無しのオプ:2007/03/07(水) 10:12:18 ID:tbZtNWHs
だから鬼シリーズ残り出せってーの!
971 :
名無しのオプ: