1 :
950:
2 :
950:04/03/10 20:48 ID:dmyVueHV
邦画もたまには面白いですよ。
50年に一度ぐらいのペースで面白くなる
4 :
名無シネマさん:04/03/10 22:27 ID:IztCIxSs
※次スレは950を踏んだ方が立てていただくようお願いします。
↑
これもテンプレの一部でした。
しかし乙です。
5 :
950:04/03/11 00:18 ID:hCrPVAN8
>>4 そうでしたか、スマソでした。
次は気をつけます。←いつだよ!!
6 :
名無シネマさん:04/03/11 21:04 ID:BpgGjctb
>>6 出来ていたものが、なぜ出来なくなったか。
それを検証せにゃならんよ。
とりあえず、意味なく韓国語にするのはヤメレ。
9 :
名無シネマさん:04/03/14 11:34 ID:j4W7e0y/
前スレ、ダット落ちしてない?
11 :
名無シネマさん:04/03/18 01:53 ID:PG73HUKD
ローレライ期待age
12 :
名無シネマさん:04/03/18 01:57 ID:ZFm60BeU
要するにアイディアなんて無いのよ。
スレタイトルの敷居が高いの。
13 :
名無シネマさん:04/03/18 02:09 ID:e8BZorYP
田中真紀子の娘の離婚話を映画化する。
映画やアニメ、音楽、ゲームといったコンテンツ産業の強化に向けて、
政府の知的財産戦略本部(本部長・小泉首相)は制作会社の資金調達を
後押しする制度を創設する方針を決めた。
日本のアニメなどは国際的に高い評価を受けているが、個々の制作会社は
中小零細企業が多く、資金力が課題になっていた。
日本のコンテンツ産業は約11兆円の市場規模があるとされ、鉄鋼業の倍に達する。
しかし、実際に制作にあたる会社で大企業は数が限られ、豊富な資金力を誇る米国企業に差をつけられている。
そこで、資金不足に悩む制作会社に対し、コンサルタント会社や商社などの
第三者が制作スケジュールや予算の管理に責任を持ち、コンテンツが予定通りに
完成することを保証すれば、政府系金融機関などが直接融資したり、債務保証したりできるようにする。
米国では「完成保証制度」として普及しており、第三者として保証する専門会社も育っている。
15日に開かれる戦略本部のコンテンツ専門調査会(会長・牛尾治朗ウシオ電機会長)に示し、
昨年7月に策定した政府の知財推進計画にも追加する予定。
コンテンツ制作者の育成を支援する「映像産業振興機関」の設立への協力や、
制作会社向け投融資を促進するための税制面の優遇策も検討する。
http://www.asahi.com/business/update/0314/002.html
16 :
名無シネマさん:04/03/19 20:45 ID:fldbu3YT
東京原発まじすっげー面白かったぞ!
お前らも見れ
近くでやってないからdvd出たら観るよ。
18 :
名無シネマさん:04/03/19 22:31 ID:wRIYoFMd
>>14 完成保障制度ができるのは大歓迎。
弱小製作会社がチャレンジする機運が生まれる!
それでまたまた駄作の量産に拍車がかかるって寸法だ
20 :
名無シネマさん:04/03/20 08:26 ID:uxDVO+y9
>>19 当然、質だって調査してから融資するんでしょ?
政府系金融機関ということは税金が転用されている可能性もあるんじゃないの。
あんまりリスクが高そうな作品には融資しないんじゃないか?
とか希望的観測をいってみる。
>>20 本当に映画の善し悪しが分かる連中なら、今の邦画にはカネを出さないよ。
確実に回収できる作品? 『踊る3』なんかは鉄板だが、そういう作品に
融資するのも馬鹿げた話だ。
22 :
名無シネマさん:04/03/21 17:15 ID:6p5TjWy2
問題作「シルミド」が「デビルマン」のピンチヒッター
現在1200万人を動員し、韓国映画史上最高記録を更新中の「シルミド/SILMIDO」(カン・ウソク監督)の日本公開が6月5日に決まった。
追加撮影のため公開延期になった「デビルマン」に代わり配給元の東映が急きょ、公開時期を早めた。
対北朝鮮工作のため韓国で編成された特殊部隊の実話を元にした問題作。
日本での韓国映画の興収1位を狙う。
〔写真:ソル・ギョング=中央=扮する特殊部隊のリーダーら男たちの熱いドラマに韓国1200万人が号泣した=「シルミド」より〕
「シルミド」は昨年12月24日に韓国で封切られるや否や大反響を呼び、公開58日目に動員1000万人を達成。韓国映画史上初の大台を記録した。その後も記録を更新中で、
現在、1200万人を突破した。
同作は1970年代、金日成主席(当時)暗殺のため、韓国政府が養成した北朝鮮に潜入する特殊工作部隊(684部隊)の反乱事件をめぐる物語。
韓国政府が隠蔽してきた衝撃的な事実をもとにしており同国内では社会現象に。
今月上旬には小泉首相がパン・ギムン外交通商部長官に「最近韓国で流行している『シルミド』を観たい」と話すなど政治的な見地からも関心は高い。
同作の日本輸入にあたっては、「シュリ」や「JSA」のヒットによって日本における韓国映画の市場が拡大したこともあり争奪戦が繰り広げられたという。
アミューズソフト販売が先月下旬に300万ドル(約3億2100万円)で獲得。
これは昨年の「オールドボーイ」(220万ドル=約2億3500万円)を抜き、
韓国映画史上最高額の契約金となった。
配給元の東映は、同作の上映は早くて今秋、遅くても年内を予定していたが、韓国側は早い時期を希望していた。
ちょうど、同社は6月5日公開の「デビルマン」(那須博之監督)が追加撮影とそのCG処理のため公開を延期を決めており、その代替作として当初の予定を早めた。
全国約200館で公開予定で、日本での韓国映画の公開規模としては最大級。東映、アミューズソフト販売ともに「日本での韓国映画の興収記録を塗り替えたい」と話している。
http://www.sanspo.com/geino/top/gt200403/gt2004031903.html
23 :
名無シネマさん:04/03/21 17:19 ID:/MigVKBQ
>>20 質なんてどう調査するの?
どうせ
「有名な役者が出てる」
「〇〇を撮った監督だから」
みたいな適当な調査されて気がつけば
どっかで見た企画、続編、同じ俳優・・・
そんな事になるのが目に見えている。
これじゃ現状と何も変わらん。
とりあえず「あずみ2」と今度の「ゴジラ」は
監督入れ替えよう。両方とも金子でもいいけど。
26 :
GOD:04/03/24 09:45 ID:Psv1m6br
>うるせー馬鹿<
としか言えないわな。 hahahahahahahaha
27 :
名無シネマさん:04/03/24 10:26 ID:kyqvJUa1
東京原発を早く全国公開にしろー
まじで面白かった
28 :
名無シネマさん:04/03/24 10:37 ID:Hm2dDX8L
東京原発はスレよんでも気持ち悪い
閑散としている上に批判がほとんどなく、
まるで関係者ばかりが書き込んでいるようだ
きちんとした評価 批判がみられないのでは
結局おそろしくて見に行けない
東宝撮影所、映画製作能力倍増へ ステージを拡大
東宝は23日、東京・成城の東宝撮影所を大幅に改造し、今後4年間で映画製作能力を倍増させる計画を発表した。
計画では、今夏から平成20年4月までに、撮影所内に現在8つあるステージのうち3つを取り壊し、新規に5つのステージと、小型のスチルカメラ用スタジオを建設する。これにより、現在1700坪あるステージは、1.5倍の約2500坪に広がる。
さらに、光ファイバー網を張り巡らせるなど、デジタル撮影に対応した画像ネットワークも構築する計画で、これによって、同撮影所の年間映像製作能力は、映画24本、CM120本、単発ドラマ10本と、現在の倍に向上するという。
日本の映画会社が所有する撮影所は、日本映画の長期低迷によって閉鎖や敷地の切り売りなど縮小傾向にあった。しかし、シネマコンプレックスの普及や興行収入の増加など、ここ数年映画業界の状況は好転していることから、今回の計画が決定されたという。
東宝の中川敬常務は「今後、コンテンツとして映画のニーズが一層高まるのは確実。需要がある限り、生産能力を上げていきたい」と話した。
http://www.sankei.co.jp/news/040324/bun042.htm
マスコミがバカすぎてどうしようもない。
マスコミが馬鹿だ、政治家が馬鹿だと思ったりすることって
結局国民が馬鹿って事なんだろうなぁ。
東宝関連でもいっちょ
<東宝>人材育成にインターン制度導入 対象は現役大学生
東宝は、大学生を映画製作現場に受け入れて研修するインターン制度を、
6月から東京・成城の東宝スタジオで始まる「ゴジラ FINAL WARS」の撮影から導入する。
映画黄金期を知るベテランスタッフが引退していく中、将来に向けた人材育成が必要と踏みきった。
対象は現役大学生。日本大芸術学部や早稲田大などで募集する。3、4人を選考し、
日程や予算管理を担当する製作部のスタッフとして現場で働く。
「ゴジラ」の撮影中、3〜4カ月にわたって、実地で現場を体験させるという。
かつて映画会社は専属スタッフを抱え、
映画製作の技術やノウハウは世代間で受け継がれてきたが、現代では大部分が作品ごとのフリー契約。
撮影現場は狭き門で、撮影所で蓄積された技術の継承が課題となっていた。
中川敬・東宝常務は「人材育成は業界の急務。映画界と大学が連携することは大変有望と思う。
いずれは演出や撮影などにも職種を広げたい」と話す。
【勝田友巳】(毎日新聞)[3月24日12時49分]
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040324-00001053-mai-soci
アニメーションだと一人の天才の意向をそのまま絵にできる。
でも映画は監督だけ天才でもどうにもならんからねえ。
ツブがいない。裾野が狭い。
どうにもならんのだ。
34 :
名無シネマさん:04/03/25 13:52 ID:iNWG2pVO
兎に角、制作にお金を使わなければ・・・・
総制作費、〜億円なんて出ても実際に制作に使えるお金は
1/4位の物だと聞いているが。
>>32 前にスタジオジブリの鈴木プロデューサーが言ってたけど、
今映画業界が抱える問題の一つが「情熱のある人間が入って来ない」事なんだって。
例えば映画会社に入社してくるのも就職の一環であって、映画が好きで映画製作に関わりたい
人間が来るわけじゃないんだと。
この制度も日大とか早稲田とか大学の肩書きが重要になってる。
これじゃ就職目的の人間しか来ないんじゃないの?
本当に人材確保したいならフリーの人間が入ってこれるようにしないとダメでしょ。
偉いオッサン連中は自分たちの利権を確保するのが先決で、
映画の未来がどーなろーと知ったこっちゃないのよ。
どーせ自分が現役引退するまで何とかなってりゃいいの。
38 :
名無シネマさん:04/03/27 16:13 ID:96waTZzQ
東京・池袋を映画の町に 産学官で共同プロジェクト
東京・池袋にある九つの映画館と立教大は25日、
地元の豊島区と協力し「映画によるまちづくり」を目指すプロジェクトを発表した。
映画をテーマにしたフリーペーパーの発行のほか、サイトの開設、共同キャンペーンの実施を計画。
新宿や渋谷の陰に隠れ、郊外に誕生した複合型映画館(シネマコンプレックス)
に押され気味の池袋のイメージアップを、産学官の協力態勢で図りたいとしている。
プロジェクトの主体は、池袋駅周辺にあるロードショー系、単館系、名画座の計9館がつくる「池袋シネマ振興会」。
俳優のインタビューや試写会情報を盛り込んだフリーペーパー「buku」を
20日に創刊するなど、既に活動を開始している。
今後は、区が「buku」の発行経費を補助し、配布場所として区役所や図書館など区の施設を提供。
周防正行さんや青山真治さんら新世代の映画監督を輩出している立教大は、
映像研究の学部、学科開設を計画している。(共同通信)
[3月25日18時26分更新]
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040325-00000240-kyodo-soci
どこまでやれるか見せてもらおうじゃないの
40 :
名無シネマさん:04/04/03 09:05 ID:aYpq5Fzw
42 :
提供:名無しさん:04/04/13 22:49 ID:CJ7XfXV/
クイール健闘してる。
43 :
名無シネマさん:04/04/19 20:26 ID:8x4ESPc+
あげ
44 :
名無シネマさん:04/04/25 23:25 ID:eZCaYbxq
とりあえず邦画でやたら宣伝されてるのってアイドル映画とホラー映画しかない気が
クイールとかキャシャーン頑張ってるみたいだったけど
45 :
名無シネマさん:04/04/26 01:08 ID:HAIWqqDT
邦画のクオリティなり作品の質は後で考えればよい。
その前に先ず料金を安くしろ。
高過ぎて作品うんぬん以前に見る気が失せる。
先ず、観客を増やして劇場に足を運ぶ流れを作らないと。
一般:700円
学生:500円
46 :
名無シネマさん:04/04/28 03:16 ID:D2G/GUZu
製作者育成。
47 :
名無シネマさん:04/05/04 04:08 ID:Dmxe08wf
あげ
48 :
名無シネマさん:04/05/05 20:36 ID:04bsTzdN
全然壊滅して良いと思うんだが、レンタル店の邦画コーナーとか無駄だし。
こうなったらテレビドラマを全部中止。
50 :
名無シネマさん:04/05/06 22:48 ID:cNngka+L
つか、映画でいけそうな企画をすぐドラマが真似するのはどうなんだ?
解夏とか。
51 :
名無シネマさん:04/05/06 23:55 ID:tH5WbCWd
>>34 フォーンブースとかCUBEとか見習って欲しいなぁ。
低予算、短期撮影でも面白いの撮れるんだよ。
52 :
名無シネマさん:04/05/07 11:31 ID:gY2WbYmc
いくら安くしても、邦画なんか見ねーよw時間の無駄使いw
死に花結構よさそうだね
ただ愛を叫ぶに隠れてる気がする・・・
54 :
名無シネマさん:04/05/15 23:27 ID:iHcf4mb2
単に売れてる曲のPVみたいなイメージの邦画はちと情けない感じがするな
まぁそういう曲使わないと若い世代には受けないのかもしれんけどさ
55 :
名無シネマさん:04/05/22 02:25 ID:k1ZzKXPz
84年に山下真司主演で大人気を博したテレビドラマ「スクール★ウォーズ」。
その原作であり、無名の不良校ラグビー部をわずか7年で全国優勝に導いた
元日本代表のラガーマン山口良治の実話が、ついに映画となった。
主演は『船を降りたら彼女の島』やNHK大河ドラマ「新撰組!」の照英。
部のマネージャーに『ドラゴンヘッド』のSAYAKA、山上の妻に和久井映見。
生徒たちには『精霊流し』の内田朝陽をはじめ。
小林且弥、弓削智久、尾上寛之ら若手注目株が顔をそろえる。
監督:関本郁夫
脚本:佐伯俊道、山田立
原作:山口良治(幻冬舎刊)
出演:照英、和久井映見、内田朝陽、SAYAKA
どうしてこう話題性だけでキャスティングするんだろう?まじめに映画を作ろうという意識が感じられない。
56 :
名無シネマさん:04/05/23 00:19 ID:DI4yAaBp
↑いったいだれがみるんだろ?
どいうながれで決まったのか知りたいもんだ
「ついに映画となった」って誰も待ち願ってないぞ
中学生700円
高校生1000円
大学生1200円
一般1500円にして下さい。
そんで映画館のファーストフードをもっとおいしくして下さい。
58 :
名無シネマさん:04/05/23 00:23 ID:6BH/LaTD
邦画の偉い人たちはホント世間と感覚がズレてるねぇ・・・
59 :
名無シネマさん :04/05/23 00:53 ID:t1MrBAFs
>>55 このキャストのどこに話題性があるんですか?
60 :
名無シネマさん:04/05/23 03:07 ID:dbAS4aEY
>>55 笑っちゃうくらいダサいなw
せめて主役は山下真司にしてくれよ
61 :
名無シネマさん:04/05/23 05:30 ID:6BH/LaTD
今更って感じだよなー。こんなん誰が見に行くんだろう
昔流行ったのをもう一度やれば売れるってか? 時代を考えてないねー
だいたい照英じゃ集客力ないだろ。俺なら反町か阿部寛を起用するね
62 :
名無シネマさん:04/05/23 23:25 ID:QlUGfaYb
負けるな!
63 :
名無シネマさん:04/05/23 23:37 ID:vndgKAuI
黒木監督が 講演会で「蛍の墓の実写版やらないか〜って話がきたけど まだ返事してないんだ笑」と 言ってますた。
実写なんて ヤダ(=_=)
どうせならはだしのゲン作ればいいのにな
有名俳優とSFXガンガン使ってスペクタクル超大作にして
森山直太郎に主題歌歌わせれば多分ヒットする
ん?ドラゴンヘッド?
なにそれ?
映画館の料金を安くして
良質な脚本家を金出して募集して
コネで上に上がってくるようなただの世渡り上手を排除して
トレンディードラマの延長のような完成度の低い作品は排除して
監督、脚本家の「挑戦」は安易に潰さず、目先の興行を考えすぎて作品を丸くしないで
10代20代の若い女性を客のメインターゲットにしないで
これだけでもやればだいぶ良くなる
66 :
名無シネマさん:04/05/24 02:03 ID:KoIcSAL0
>>65 ハァ? 10代20代の女性をターゲットにしないと元取れるわけないだろ
じゃないとカップルが来ないじゃないか。
68 :
名無シネマさん:04/05/24 02:48 ID:KoIcSAL0
何もわかっちゃいないね。10代20代をターゲットにしてきたから屍脚本でも邦画はもってきたんだよ。
馬鹿でかくてまずいサラダのようなピザのままで10代20代をターゲットにするのをやめたら邦画は本当に崩壊するよ。
69 :
名無シネマさん:04/05/24 03:12 ID:WuMoDkkH
十代二十代向けと思わせといて、重厚な、質の高い作品を見せれば良い。
テレビも映画も観客のレベルを低く見すぎてる、
子供をあやす様な映画、ドラマを作っていても、観客は面白いか面白くないかをカナリ冷静に判断しているし
邦画の最大の弱点は、話題作がつまらない事。凡作ならいいけど
ドラゴンヘッドや模倣犯みたいな駄作を「話題作」として提供して、普段映画館行かない人がみたら
そりゃ「邦画はつまらん」
ってなるよ。
邦画復興の一番の近道は、質の高い作品を作り続けること。
これしかない。日本にはマンガやアニメとかの質の高い素材がたくさんあるのに
それを映画化して名作にする監督が少なすぎる。
>>68 そればっかりってのがまずい
JPOPがそうだったようにな。
ちなみに2〜5番目も押さえた上での話をしてる
年に1,2発、大衆向けの花火あげただけじゃ
客の信用は回復しないよ
映画好きをうならせるような才能を発掘して遊ばせないと。
結局下地を支えるのは映画ファンだからな
確かに今は才能そのものがいない状態かもしれないから
コンテストでも何でも積極的にやって集めるしかない
監督、役者か原作にネームバリューの無いものは
宣伝も少なくひっそりと上映されてるようじゃ…
デビルマンを思うと泣けてくる
72 :
名無シネマさん:04/05/24 05:33 ID:07pvOZmw
\WWW\\WWW\\\WWW\WWWW\WWWWW\WWWWWWWW
\\WWW\\WWW\\WWWW\WWWW\WWWWW\WWWWWWW
\\\WWW\\\WWWWWWWW\WWWWWWWWWW\WWWWWW
\\\∧∧\\WWWWWWWWW\WWWWWWWWWWWWWWW\WW
\\<ここゝ\\WWWWWWWWW\\WWWWWWW//W\WWW\
\\<れれ >WWWWWW\WWWW\\WWW/ ̄ /WWW\WW\
\\<ががゝ\WWWWWW)~~~)WWWWWW/○ /W\\\WWW
\\\VV\\\WWWWW(.○.(WWWWWW) /W\\\W\WW
\\\\\\\;WWWWWW\〜'WWW\W;\⌒W;\\\ WWW\
\\\\\\\\\)WWW/;;;;;/;;\ \ \\ \\\\\W
\\\\∧∧\\\\'ゞW\ /;;;;\ \ \\ \\WWW
\\\∧ ゝ'\\\'ゞ;;〜n.∩.) ___/W\\\ \\WW\
\\<人ま身お ゝ\\\\_______/W;V;;;;;.\\.\\ \\\
\< 間もをれ >'\\\\V'W'V;;;A;;;;;A/⌒\\ \\WW
\< のろすが >\\\\\\.A. ⌒ .A/ \\\'\\\\W
\< 正うて >\\\\\.∧ A\ ∧/ '\ /WW\\\
\< 体とて .>\\\\\(\⌒\⌒\⌒\ /WW\\\\
\< かし 'ゝ\\\\\\\\;;;;);;;\ \./\\\\\\\
\\<!た'V\\\\\\\\\\(\\ \/\\\\\\\\
\\\VVV \\\\\\\\\\⌒ \⌒\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\
73 :
名無シネマさん:04/05/29 01:28 ID:1/ZgwKx9
■新作情報■
全国東宝系12月4日より公開
シリーズ28本目の最新作にしてシリーズ最終作
『ゴジラ FINAL WARS 』
●キャスト
地球防衛軍兵士・尾崎真一:松岡昌弘(TOKIO)
分子生物学者・音無美雪 :菊川 怜
国連事務総長・醍醐直太郎:宝田 明
地球防衛軍兵士・風間 :ケイン・コスギ
報道キャスター・音無杏奈:水野真紀
X星人 :北村一輝
●スタッフ
製作 :富山省吾(東宝映画社長)
監督 :北村龍平
脚本 :三村渉
桐山巧(北村組)
撮影 :古谷巧(北村組)
美術 :瀬下幸治
海外演出 :高津隆一(北村組)
最後のゴジラなんだから真面目に作ろうと思わなかったんだろうか?何だこの面子は
今更ゴジラもないもんだ…
早いところここから抜け出さないとやばいな。鬱になりそう
75 :
町子:04/05/29 02:50 ID:/KqDK065
もう邦画は崩壊しているってことをいい加減に認めなさいよ。
今出てきてる「邦画らしきモノ」は、映画という形態を借りたイベントか、
商品になってない自主映画でしょ?
でしょ? 違いますか?
76 :
名無シネマ@上映中:04/05/29 08:30 ID:tmKv93si
「殺人の追憶」みたがよかった。
ああいうむきだしの映画、とれないかな。
77 :
名無シネマさん:04/05/30 08:18 ID:LQq9IexK
邦画界は文壇と同じ。
脳みその腐った老人どもが仕切ってる。
若い(今の歪んだヲタ監督とは違う)才能をどんどん取り入れないと駄目。
まあ、そんな自浄能力も無いと思うけど。
カンヌで評判が良かった「誰も知らない」すごく見たいんだけど
主演男優賞の少年の演技も気になるし
○韓国映画が世界で評価される理由○
アジアの映画が世界に与える影響を強めている。今年のカンヌ映画祭では、
韓国のパク・チャヌク監督による超バイオレンス映画「オールド・ボーイ」が審
査員特別大賞を受賞した。また同映画祭では若干14歳の日本人俳優、柳楽
優弥が男優賞を、香港のマギー・チャンが女優賞を、またタイのアピチャポン・
ウェラセタクルが審査員賞を受賞している。
近年、世界の映画ビジネスでとりわけ存在感を増しているのが、韓国映画だ。
大手芸能プロダクションで韓国映画の買い付けにも力を入れているアミューズ
(4301)の大里洋吉会長は、独ベルリンの映画館で韓国作品が3本も上映され
ているのを見て、その国際的な人気に驚いたという。韓国映画が国際的に評
価が高い要因のひとつとして、大里会長は映画監督の質の高さを挙げた。「韓
国の映画監督には米国留学して、現地の大学で映画を学んできた人が多い。
日本の監督には残念ながらそういう方は稀だ」(同会長)。韓国では政府の支
援で映画を専門的に教育する学校が設立されたり、映画事業に対する税の優
遇措置も行われているそうだ。
筆者も米国留学中に、学部の選択必修科目として映画のクラスを履修した
ことがある。映画の授業、なんて言うと楽しそうなイメージだが、これが実に難
しい。光の当て方や撮影方法、音響効果が観客の心理に与える影響などを科
学的に研究するのだ。そうしたことを学んだ上で、学生たちは寝食も惜しんで
映画撮影に励む。
日本の大学は、社会人として仕事の現場で役立つ知識や技術を教えてくれ
るところが少ないと思う。日本政府は将来の産業育成の一環としてアニメなど
のコンテンツ育成に力を注ぐというが、まずは人材の育成が重要課題であろ
う。一部の大学や専門学校では国内でもこうしたコンテンツビジネスを学べる
ところもあるが、その数はまだまだ足りないように思える。
「人間○○学部」とか「総合××学部」などと何を教えているのかいまいち分
からない学部で学生を4年間遊ばせるくらいだったら、「映画学部」「アニメ学
部」「ジャーナリスト学部」を創設する大学があってもよいのではないだろうか。
80 :
名無シネマ@上映中:04/06/07 06:28 ID:2UELUHfs
今公開されてるのってみんな似たような映画ばっかだな。
出演者も似たような連中ばっか。
>>51 そんなもの見習わなくても邦画は十分低予算ですが何か?
82 :
名無シネマ@上映中:04/06/12 13:46 ID:ch+G49aF
海去るはいいとかいう噂をきいたが・・・
83 :
名無シネマさん:04/06/12 13:56 ID:DBGNrEgo
>>82 贔屓目に見て、少し硬派なアイドル映画って出来。
84 :
名無シネマさん:04/06/12 13:58 ID:E1t+krtn
90分の映画なら100時間分以上を撮影し
客観的に見て、本当に面白いと思ったシーンだけ
90分に編集して上映する。
面白いシーンだけ編集すると予告編になってしまう
DVDの音声解説みたいな解説を映画の本編に挿入してドキュメンタリー感を出す。
リアリティがあがってウマー
・・・なわけない。
亡国のイージス、どうなるのかなー。
88 :
名無シネマさん:04/06/17 00:57 ID:VbhNsMCY
age
89 :
名無シネマ@上映中:04/06/19 10:59 ID:EdbCl5Vq
海猿おもしろかった?
90 :
名無シネマさん:04/06/20 18:20 ID:5eo6MtHa
>84
ていうか、ハリウッちゃんはそういう方式で撮ってんじゃろ?
だから、後になって何バージョンも作れる。
91 :
名無シネマさん:04/06/20 18:30 ID:+KmjwXM1
映画大国・韓国の植民地にしてもらう。
92 :
名無シネマさん:04/06/21 00:38 ID:IuQSI86X
「ハリウッドが与えてくれる」って感覚に慣れ過ぎたかもね。
邦画界には期待もしてないし、客が細分化しちゃってるから
例えば岩井俊二とか、あの規模の人が毎年ひとつ作ってくれればOKみたいなとこあるな。
今の日本で最大公約数って想像すらできない。
93 :
名無シネマ@上映中:04/06/21 01:12 ID:ReSRoVEL
キリヤ監督に期待する。いや冗談です。
>>45>>57 シロウトが企画やシステム面を議論するだけ無駄だな。ただ一言、邦画も洋画も料金を下げろ。
そしたら劇場に行く回数が増えるかもしれん。そんだけ。
>>75 実際その通りだと思うが、それを言っちゃあおしめえよw
95 :
名無シネマ@上映中 :04/06/21 02:23 ID:XRRxkuVE
あまり知られてないようだけど今、映画業界は何十年か振りに積極的になってます
スクリーン数は90年代からなんと1.5倍に増え、今年東宝は公開本数を激増させ、
邦画製作から撤退したかと思われた松竹も次々と企画を発表し、大映を飲込んだ
角川が春樹時代をも凌駕する本数を製作。東映の動きが地味だけど、
業界全体の去年の興行収入は史上最高を記録し、落ち込んでた邦画のシェアも
30%台に回復。
少なくとも数字上では上昇気流にノってるんですわ
もちろん作品の質がどうかというのは別問題ですよ。ただあの「踊る2」がメガヒット
するのが今の観客のレベルですからねえ
>>95 観客のレベルを云々するのはお門違い。
大作イベント映画が大ヒットするのは今も昔も変わらない。
あえていえば、昔とちがって映画館で見る人が少ないから
年に1〜2本となれば、話題作しか見なくなるだけで。
映画料金が下がって映画館で見る習慣がつかない事にはどうにもならない。
踊る2のメガヒットは単純にシネコン効果だろう。というか上映形態の変化のせい。
10年前なら100億(800万人)くらいにしかならなかったはずだ。
今と同じ映画館の数であった70年代なら800万人にはとてもならなかった。
館数は今と同じでも1作あたりの上映館は少なかったから。
>>96 >映画料金が下がって映画館で見る習慣がつかない事にはどうにもならない。
だからそれが難しいのでしょ? 風上をシメている邦洋のメジャーにその気が無いらしいし。
小手先の割引サービスを仕組んでも、本気でどうこうするつもりはない。
アメリカではとっくに、料金が安い代わりにポッポコーンやコーラといった物販で利益を
出すと割り切っているらしい。
これはこれでエエんかいな、とは思うが、さて日本は入場料金は高い、物販も中途
半端に高い・・・。誰がこんな映画館にカネなど落とすものかね?
現在のヒット作とDVDに頼った製作・興行はやがて破綻するだろう。その破綻が、ど
ういう形で現れるのかについては、オラは知らネだが。
>>75 >映画という形態を借りたイベント
興行的には、とっくにメジャーもマイナーも、イベントがヒットしているだけだね。
>商品になってない自主映画
「商品」云々は、カネになるか否か、という基準でしか測れない訳で、どうとも言い様のない
側面がある。自主映画でも売れれば勝ちだ。
ただし企画面に限れば、すでに世界的に自主映画化しているのかもしれない。
今のハリウッドもSF・アニメヲタクが仕切ってる。ヨーロッパの連中もアートヲ
タクみたいなものでしょ、あれは?
観客のニーズなんてその時の風潮でなんとでも変わるな。
100 :
名無シネマ@上映中:04/06/27 16:49 ID:Luavp3XH
映画ロケ来て! 夕張市「爆破特区」申請へ
かつては炭鉱、今ではメロンと映画の街として知られる北海道夕張市が、
建物爆破の規制緩和によって映画ロケを呼び込む「爆破特区」の申請準備を進めていることが
26日までに、分かった。日本ではさまざまな規制に縛られ市街地での爆破シーン撮影は困難だが、
実現すれば、ハリウッドに近づくダイナミックな映画製作が期待できる。
ロケ誘致による直接経済効果やPRによる間接経済効果を狙う同市のみならず、
映画関係者も申請の行方を見守っている。
これまで、国内で撮影される爆破シーンは、私有地、工事現場、採石場で行われることが多かった。
火薬取締法では爆破には知事の許可が必要。安全確保、場所、数量などが厳しく制限されている。
カーチェイスなどは自治体の協力で市街地で実現する例も増えてきたが、
爆破シーンの撮影は日本の映画製作者にとって大きな壁でもあった。
ここに目を付けたのが、映画の街、夕張市だ。
国内外の製作者に映画を撮影しやすい街としてさらにアピールできないかと、
市の関係者が市街地でも建物爆破シーンを撮影可能な「爆破特区」構想を思いついた。
特区の対象地域は市内全域で、炭鉱跡地や遊園地、古いアパートなどが候補に挙がっている。同市担当者は既に、
国の構造改革特区推進室などと相談しており「いい感触を得ている。
米国の映画のようなダイナミックな爆破シーンを実現させたい」と話した。
今月中にも申請を予定しているという。
(続く)
101 :
名無シネマ@上映中:04/06/27 16:51 ID:Luavp3XH
102 :
名無シネマさん:04/06/27 21:55 ID:y7+jRSyU
夕張市には更に実銃特区を作るべきだ。
103 :
名無シネマさん:04/06/28 00:38 ID:6JlFnoP4
松本やホリケンに映画を撮らせる。
橋爆破してえ。
>104
違う板に書いたら通報されるから気をつけろよ
106 :
名無シネマさん:04/06/28 19:46 ID:8kfv1DX4
7月1日から映画界初の画期的なキャンペーンが始まる。
夫婦のどちらかが50歳以上なら映画代金が通常は2人で3600円のところ、2000円で観賞できる「夫婦50割引」という
内容で、全国の映画館が対象だ。
このキャンペーンは日本映画製作者連盟など映画業界4団体が一丸となって行うもので、映画館から足が遠のいている
中高年にターゲットを絞っている。
期間は1年間。久しぶりに夫婦で一緒に映画を見に行こうと思っている人たちも多いはずだ。
そこで、「どの映画を見ようか」と映画情報誌を見たら……。見たい映画がないではないか。
今話題になっている映画は「世界の中心で、愛をさけぶ」や、今週末に公開される「ハリー・ポッターとアズカバンの囚人」、
再来週末に公開される「スパイダーマン2」など……。
いずれも若者向けや子供向けの映画ばかり。
中高年の夫婦が劇場まで足を運びたくなるような映画はほとんど見当たらないのである。
「公開中の映画の中には『下妻物語』や『海猿』など好評な邦画や、朝鮮戦争をリアルに描いた韓国映画『ブラザーフッド』
などの話題作もあります。
でも、50歳を過ぎた夫婦がどうしても見たい映画とは思えない。これだけ大々的なキャンペーンをやるなら、
これに合わせて中高年向きの目玉作品の公開を考えるべきだったのではないでしょうか」(映画担当記者)
“7・1キャンペーン”はチグハグなスタートを切る。関係者にはイマイチ、ファンサービスの精神が欠けている。
http://www.excite.co.jp/News/entertainment/20040628150000/15064.html ↑
若者向けに安くする度胸はないようだな
107 :
名無シネマさん:04/06/28 20:26 ID:q/ZOEKsy
Yahoo!ムービーで実施している「いち早く見たい7月3日(土)公開の映画は?」
というムービー投票はテレビ朝日「朝いち!やじうま」と提携していて、
上位5位までに入った映画は映像付きで紹介されます。
主要メディアではほとんど黙殺されている映画「コンクリート」の映像が
地上派で放映されるまたとない機会です。皆さん、ぜひご協力を。
投票はこちらから→
http://movies.yahoo.co.jp/
108 :
名無シネマさん:04/07/14 10:27 ID:f3sN9NUx
>106
八月には、「ゴットファーザー」や「エルビス・オンステージ」やるんでしょ
その時期にやればいいのにさ
素人なんですがパニック物大好きです。
CG技術も格段に進歩しているし、そろそろ西村寿行の「滅びの笛」なんか
映画化できないでしょうか。
遺伝子技術の乱用で猫位に巨大化し異常な繁殖力と凶暴性を
備えてしまった数百億の怪物ネズミが最終的に東京を襲うというような
設定です。
ゴジラも終わったし、日本独自のパニック映画が見たいです。
110 :
名無シネマさん:04/07/16 00:34 ID:NYUnl73n
111 :
名無シネマさん:04/07/16 00:36 ID:NYUnl73n
スマソ・・・誤爆した・・・
112 :
名無シネマさん:04/07/16 14:05 ID:gq/zjbaI
料金を安くしろっていう意見がよく出てるんだが、それよりも自由化した方がいいと思う。
現行のどこで観ようとお一人様1800円っていうのは独禁法に違反しないのか?
113 :
名無シネマさん:04/07/16 14:28 ID:8Yoxk/1O
料金がどうの、家族連れならどうの先着順のサービスとか、映画復興には
全く関係ない。
そんなところに頭を絞るより、よい企画、良い映画を作ることだ。
作品に魅力があれば黙っていても客は来る。
少々料金が高くても客は入る。
料金自由化大賛成だ。
自信がある作品なら料金を高く設定しろ。
逆にそういう作品は料金を低くしたらダメ。
駄作なら客に値段を付けさせろ。
村おこしの計画を練る青年会を彷彿とさせるスレですね…
115 :
名無シネマ@上映中:04/07/17 02:30 ID:AOIPQOhC
んだ?
116 :
名無シネマさん:04/07/17 02:35 ID:+WuIl3mz
ここ最近、
邦画の作られる本数が異様に増えてるだろ?
このスレの存在意義はあんまりないな。
つなぎなおそうがIDが変わらない僕…
ありゃ、変わってる…
日付で変わるのか…?
119 :
名無シネマさん:04/07/17 03:26 ID:fGfRS/KH
>>116 そんなに変わっている様には見えないけど、
話題に上るような、単館系とか小粒の作品は増えてるかもね。
でもやっぱ、映画好きの人でもない限り
邦画は見に行かないだろう。
>>116>>119 ここ数年、製作本数が増えているのは謎としか言い様がない。媒体も増えたし、とりあえずDVD
や二次利用に流せば元が取れるからだろうか? いや、元など取れるのかそんなもので?
真面目な話、現在、営利事業としての日本映画製作で成功しているのはTV局だけだろう。
偶然当たっただけ、という気もするが、ここ2・3年、TV資本のヒット作が相次ぎ、
「日本映画も儲かる」ということで本腰を入れ始めた。
フジなど、K山千広Pが映画部門を仕切っているそうですよ。個人的には、飽きれば(儲からなければ)
投げ出すTV局の体質からして、長くは続かないと思っているが・・・。
ここで唐突に、92年に倒産したディレクターズ・カンパニーを思い出す。あの会社は、
資金繰りが苦しくなるほど、製作本数が増えていった。なぜか?
とりあえず企画を通してインして、名目を付けてカネを借りるためだよ。むろん、破綻したけどな・・・。
それとVシネでよくある話らしいが、1本に掛ける予算を割って数本に分散、リスクを軽減することもあるそうだ。
高額予算を掛けると、大コケした際の傷も大きい。予算を分散させれば、チャチになるので
大当たりする可能性も低くなるが、コケた際の傷も少なくなる。
あるいは、低金利の時代に資金を寝かせておくよりは、ということで投資するスジもあるのかもしれない。
映画も儲かるものではないが、こう金利が低くてはお話にならない、まだマシだ、ということだ。
また最近は製作委員会方式が多く、その一員になれば何億も被らなくても済むので、勉
強代及び、メセナ宣伝費代わりにカネを出す、ということもあるのだろう。
(それにしたって「なぜこんな映画にカネを出す?」という作品も多いが・・・Y永
小百合が出た源氏物語の映画とかw)
企業出資作品については、映画のキップを買った企業内の経理のカラクリもあると聞いたが、
詳しくは知らないので・・・まあ、有名企業が出資する場合、たとえ赤字でも自分
のハラは痛まない仕組みになっているらしい。
もちろん、代わりに誰かが泣いている訳だが、そこまでして守るべき映画産業とは
いったい何だ? と悩んでしまう。
以上、いろいろ素人の浅知恵で考えてみたが、これ、当たっているでしょうか?
123 :
名無シネマさん:04/07/17 07:19 ID:AOIPQOhC
「たすけてくださぁい!」(去年の邦画関係者)
124 :
名無シネマさん:04/07/17 07:23 ID:KIACF5UJ
「101匹田中邦衛ちゃん」でも作ってしまえ!!
125 :
名無シネマさん:04/07/18 08:47 ID:3J5Ruq1L
中国の俳優養成所では他の国の俳優養成所のダンスの代わりに功夫の型をやらせるらしい。
それが中国のアクション俳優のレベルが高い理由だそうだ。
日本もダンスの代わりに空手の型をやらせてアクション俳優のレベルを高めるべき。
そうすれば優れた空手アクション映画を量産出来るよ。
126 :
名無シネマさん:04/07/21 23:43 ID:5rrbZ8js
>>125 空手よりも殺陣を徹底的に習得させるべき。
>>124 「北の国から」の邦衛しか知らない人が、
「仁義なき戦い」の卑劣な邦衛や
「仁義の墓場」のシャブ中銃乱射な邦衛や
「県警対組織暴力」のネコ役邦衛を観たら小便ちびるだろうな。
127 :
名無シネマさん:04/07/22 00:06 ID:kQNc3GOa
邦画にはジャンルが無い気がする。
実写か、アニメか、程度。
「型」すらないw
>>126 ついでに「八つ墓村」の、落ち武者・邦衛もね。首がぽーんと……うわ
>>122 ハズレ
「なぜこんな映画にカネを出す?」の例で源氏をあげてるけど
あれはたぶん回収出来てるはずなので全然問題ない
映画の中身のことを言ってるとしても、見当違い。どんなものでも映画は映画。
満足した人も沢山いるのですよ。
邦画はもうどうもならんでしょ。
>>129 >あれはたぶん回収出来てるはずなので全然問題ない
たしかに興行上の収支は良かったですよね? だがそのうち何%が、自分で観たくて前売を買い、
窓口を支払った客ですか? 身銭を「切らされた」人もいたんじゃないですか?
もともと、映画界のカネの流れはどこもナマぐさい。だからすべてを悪と糾弾する
気は無いが、「全然問題ない」というのは違うでしょう。
例えば最近も、某ハウスメーカーが、社員を泣かせて社長の趣味の映画製作を通した話もありますよね?
>満足した人も沢山いるのですよ。
そりゃ、岡○裕介・堀○とんこう・吉○小百合といった面々は満足したでしょうよ。
132 :
名無シネマさん:04/07/22 10:28 ID:KiJRB8cj
>>126 俺も日本の役者は殺陣を徹底的に勉強するべきだと思う。
133 :
名無シネマさん:04/07/22 13:51 ID:riyCrAbl
>>125 台湾、 大陸、 香港映画の区別ついてる?
134 :
名無シネマさん:04/07/22 13:54 ID:UMHOV39h
とりあえずハリウッドのパクりはよせよ
最近日本のドラマでTwenty Fourの
コマ割とかやってるの多いけど、恥ずかしいだけだから止めといた方が良い
パクるだけじゃあ韓国と同じじゃねーか
”映画スター”を作る所から始めたらどうか?
>>135 かつて80年代に、東映(セントラル・アーツ)が仲村トオルを。松竹が対
抗して加藤雅也をスターにしようとした。
たしかに、ビーバップがヒットしていた当時、トオルはスターだった。だが旬は過ぎ、今はもはや
「映画スター」ではない。アジア映画に出稼ぎしたりして、役者としては頑張
ってるけど・・・。加藤雅也に至っては・・・。
80年代の角川や東映はスター作りをやろうとしていたが、CMやTVをメインにしないと稼げない
日本の芸能界の構造で「映画スター」を産むのはもうムリ。
永瀬や浅野も実際はCMで稼いでる。Vシネスターも違うし・・・。
137 :
名無シネマさん:04/07/22 15:27 ID:lVGLBYFy
ちゃんと演技・演劇の理論や実技の勉強をさせてるところってあるの?
日本の学校や劇団には。
邦画DVDの値段の高さはなんとかならんのか?
139 :
名無シネマさん:04/07/30 18:20 ID:FFIYBdlW
若い奴に2,3千万渡して、「何撮ってもいいのよ、好きにしていいのよ。」っていうのはどうだ。
140 :
名無シネマさん:04/07/30 18:40 ID:WpuEfdjq
それより年とった人に2,3千万渡して引退してもらったほうがいいかも
141 :
名無シネマさん:04/07/30 18:54 ID:gD0DiGOP
東宝のDVD特に高いがあれは奢ってるのか?
142 :
名無シネマさん:04/07/30 21:00 ID:8nFF9mta
笑えるスレだな
「時代の流れ」が分かるやつならこの先
国内での邦画のシェアがどんどん上がるのは分かるもんだけどな
国外での日本映画の知名度も注目度もどんどん上がっていくのも分かる
全体を客観的に見る力が無い馬鹿には一生分からないかな
ここは特に馬鹿が多そうだし
>>134 漏れ的にはまず徹底的にパクってみろといいたいね
シュリとかブラザーフッドみたいに。
24とかトレスポみたいなコマ割りやっても
恥ずかしそうに作ってるのがミエミエで。
江口の逃亡者のサントラなんて、貧弱なハンス・ジマーで正直萎える。
・ワイヤーアクションを極力廃止。
・有名+容姿 < 演技力+容姿は多少劣っても可
・味のある役者を起用
・CGに頼りきらない
・脚本を真面目に書く
・その場限りのハデな演出の排除
・カメラワークを再検討
ようするに映画の基本に立ち返れということ。
香港アクション映画も酷いしね(劣化ドラゴンボールと化している)。
もう謳い文句がズバ抜けていて、予告だけが楽しい映画はイラナーイ。
145 :
名無シネマ@上映中:04/07/31 12:34 ID:+ELPw/A8
>>142 はあ?
かつての黄金期に比べれば、日本映画は明らかに劣化してるぞ。
「時代の流れ」がわかってないのは、おまえのほうだろ。
>>144 同意。
脚本重視、役者の演技力重視の基本に立ち返ってほしい。
146 :
:04/07/31 13:27 ID:yvVTlbtJ
基本的にアメリカ以外の世界の映画界は没落しまくってるから日本だけどうのこうのと
いう話でもないと思うがな。
つーか映画と言う形式自体がもうヨボヨボだしなー。最近の映画の創造性の枯渇ぶり
は目も当てられないよ。
もういいじゃん、おしまいでw
147 :
名無シネマさん:04/07/31 23:07 ID:/Kx1otQX
野球の助っ人みたいに、
ハリウッドの第一線ではだめでも日本でならいけるっていう奴を呼んでくるっていうのはどうだ?
148 :
名無シネマさん:04/07/31 23:34 ID:7wJUwDf/
>>144-145 日本人は脚本と演技力重視なんて直球勝負はしない民族だよ。
日本人ってのは変化球で逃げる民族だと思われ。
http://www.thirdstage.com/dsbt/trans93.htmlより抜粋 鴻上
文学がまずあって演劇にいった国と、
弁当ひろげてお気に入りの役者を観にいくことから演劇が定着した国との違いでしょうね。
「千本桜」でね、静御前が義経との別れの時にずーっと泣いているでしょ。
泣いているんですけど、突然、静御前がおどり出す(笑)。
で、イアホンガイド聞くと
「この場面では、静御前が微笑んでいる顔が見たいというお客さまの要望におこたえして、踊っています」っていう(笑)。
なんてファンキーな民族なんでしょう(笑)。
このいいかげんさはたいしたもんだと思いますよ。
僕が今まで書いてきた台本は、(自分の劇団の)役者のキャラクターと力量プラスそのひとつ上の事をそれぞれに要求してっていう作り方でして・・・
それは座付き作者の宿命だと思って僕はやってます。
でもね、僕の戯曲をほかのところでやってもらったのを見にいくと、「ああ、申し訳ないなあ」と思うんですよ。
この俳優さんだったらこういうふうに変えたら面白いのになあって思うことがよくある。
だから、今回のは普段やってるような「遊び」の部分は抑えざるをえないかもしれませんね。
149 :
名無シネマさん:04/08/01 10:22 ID:/yxQf8+u
外国人にありがちな日本映画に対する意見。
「日本の映画やTVドラマは可愛い女の子ばかり出て来て不自然だ。」
美男美女は一人ずつ出てれば十分だと思われ。
いや、美女の方は二人ぐらい必要か?
身内同士で固まって馴れ合いしながら映画撮るのヤメレ
151 :
:04/08/01 15:04 ID:QJl0/l+P
なんで糞高い金払って映画館まで行ってブスを鑑賞せねばならんのか。マゾか君は。
152 :
名無シネマさん:04/08/01 19:29 ID:Xy30s+kx
日本人は役者を見て映画を観ずが多いんだな。
>>148 いつまでも変化球しかないと思ってるの?
>>152 「日本の一番長い日」も役者目当てで見るの?
(さっきまで自分がこれ見てたので適当に例にあげてみただけで他意はない)
154 :
名無シネマさん:04/08/02 00:10 ID:upJiscUq
おもいきって原作物禁止、全部オリジナルにすればいいんじゃない
155 :
名無シネマさん:04/08/02 03:03 ID:tqCJyXhq
どうせ海外行ったら吹き替えとかになるんだから、
演技力はそこそこ、脚本に金かけたほうがいいような気がする。
一発で顔覚えられる顔の強い役者入れる、なんてのもありか?
あと、見た目で客引くならアニメだよね。
156 :
名無シネマさん:04/08/02 09:13 ID:wj40uzeW
映画そのものの面白さより役者の魅力を重視する奴の特徴。
・物(=演劇や映画、脚本、音楽等)のレベルより人間(=役者、歌手等)のレベルを見る自分が崇高な人間であると思い込んでおり、それに酔い痴れ、そうじゃない奴を見下している。
昔の欧州では声は人間が発する音で、インストは物から出る音の音楽だと言う理由で声楽が高尚で器楽は低俗な不良の音楽という考え方が強かった。こいつらの頭の中は中世の人間と同レベル。
脚本家や照明技師も人間で演劇や映画を創るのは人間だってことが分からない馬鹿が多い。
・穴だらけの論理を連発するのだが、決して屁理屈をこねているわけではない。そこが逆に痛かったりする。
・相手を無理矢理論破して自分の価値観を押し付けるしつこい奴が多い。
・自分と自分の身の回りの人間の常識を宇宙の法律と勘違いしている。
・前向きに後ろ向きなことを言うのでとてもタチが悪い。
・しつこい質問攻めが好きなくせに、質問の答えに対して文句を垂れてばかりいる。
・誘導尋問に引っ掛からない相手に対して逆ギレする。
・他人には「どうして?」を連発するのに、自分は「ノーリーズン」で済ます卑怯者が多い。
・理由の理由を訊いてくるのでウザい。
・自分の憶測と違う答えを嘘だと決め付ける。
・YESと答えてもNOと答えても反論してくる。
・役者の評論が好きなくせに華と存在感の違いも分からない。
>>148 鴻上尚史は当然分かっているはずだが、
本来、歌舞伎と普通の演劇の楽しみ方を同列で語るのはナンセンス。
歌舞伎の楽しみ方は、欧米文化でいえばオペラのそれに近いもの。
それに、日本人が脚本の質の高さを重視していないなんて、
過去から現代に到るまで、まったくの事実誤認。
158 :
名無シネマさん:04/08/02 09:54 ID:JfXM+Y/5
>>156 君ね、恥を知った方が良いよ。
自分の周囲の特定の誰かを、一般論に見せかけて遠回しに批判するのは良くない。
それも2ちゃんにわざわざ書き込むのがなおいけない。「書き込む」ボタンを押す
前に一度考えるべきだ。
159 :
名無シネマさん:04/08/02 13:52 ID:wj40uzeW
160 :
名無シネマさん:04/08/02 14:38 ID:JfXM+Y/5
君の「一般」とやらは余程狭い範囲を意味するらしい。
君自身が「・自分と自分の身の回りの人間の常識を宇宙の法律と勘違いしている。」
という状態にあることを知れ。
161 :
名無シネマさん:04/08/02 15:20 ID:i//j/9hh
>>160 俺の周りだけに
>>156の様な傾向があるんじゃない。
2ちゃんねるの映画板、ドラマ板、演劇板等の役者重視派にも
>>156の様な特徴がある。
162 :
名無シネマさん:04/08/02 15:54 ID:JfXM+Y/5
しかしねえ、2ちゃんという奴は人間観察には不向きな場所だぜ。どの書き込みと
どの書き込みが同一人物だか、一日経っちゃうともう分からんのだから。そのせい
で無責任な発言や過激な発言が多くなるという傾向もあるし。わざと煽るってこと
もあるんでしょう? 第一2ちゃんを訪れる人間自体に偏りがある可能性も十分あ
る。ここに書かれてあることから人間を語るのは危険だよ。私ならしないね。
>>157 鴻上の言ってることなんか思いつきのハッタリだろ? いまでも連載しているのか、
SPAのエッセイもつまんなかったし。演劇界ではナンボのモンか知らんけど。
どうでもいいけど、新劇系が時代遅れになり、撮影所の衰退で撮影所系俳優がいな
くなり、鴻上のような学生演劇系・小劇場系の連中が役者や脚本家の供給源になっ
てから、間違いなく日本の映画・TVはダメになった。
映画・TVの全体が悪くなってきた時代背景のせいで、こいつらに罪は無いのだろうが・・・。
164 :
名無シネマさん:04/08/04 12:55 ID:Smi3Fzq0
東宝の特撮大プール取り壊しだそうで・・・・
終わったな邦画は・・・・・
165 :
名無シネマさん:04/08/05 04:51 ID:PGfii599
釣られてる人、
>156はコピペとかじゃないのか?
あと、邦画ってやっぱ微妙。
夏休み映画で、なんか注目作ある?
166 :
名無シネマさん:04/08/05 05:14 ID:9cvt+rp2
>>163 そもそも西洋演劇も大衆娯楽だったんだから鴻上の言ってることは的を射てないけどね。
それはともかく、役者や脚本家は時代時代で主流になる出身が違ってきたけど、それが
ことさら影響を与えてきたわけではないと思うよ。
もっと構造的なものに原因があったんじゃないかな。
167 :
名無シネマさん:04/08/05 11:41 ID:/+SbpigA
野球もつぶれるくらいだから映画もつぶれるんじゃないの
168 :
名無シネマさん:04/08/05 20:20 ID:la0VgdlO
特に金払ってまで見たいと思うものがないってのがな…
娯楽なら娯楽でちゃんとアホな俺レベル位は満足させてください。
アホにすら「この作り手は人を馬鹿にしてんのか?」と思われるようなモンが多すぎるので。
169 :
名無シネマさん:04/08/08 04:01 ID:nPAwyA6b
170 :
名無シネマさん:04/08/08 10:02 ID:0WVzno+6
アクション映画好きには日本のアクションは不満だろうけど、
儲かってくれば、いろんなジャンルが出ると思うんだよね。
ハリウッド映画が席巻している時に、ハリウッド映画みたいなの作るのもいれば、
違うのも作るのがいる、それが商売でしょ。
邦画サポーターの制度が、生まれたら、宣伝面で助けになると思うんだけど。
171 :
名無シネマさん:04/08/08 10:30 ID:0WVzno+6
宣伝は金が無いなら知恵を絞る。
配布ティッシュとか、どうなのかな?
ミニシアター系には使えないかな?
172 :
名無シネマさん:04/08/08 15:38 ID:IWzFkH9o
>>171 月並みだが携帯インターネットが一番良いのでは?
PCを持っていない人はまだまだいるが、
携帯ならば何千万人もいる訳だからな。
173 :
名無シネマさん:04/08/08 16:32 ID:UK8njM+6
174 :
名無シネマさん:04/08/08 23:07 ID:6ArJElW1
πで、道路にペイントして、叱られてたね。
175 :
名無シネマさん:04/08/08 23:12 ID:6ArJElW1
宣伝というなら、俳優にきちんと、宣伝の勉強させれと思う。
菊川怜のゴジラの製作発表での宝田明への発言は許せないものがある。
過去でも、現在でも自分たちがいる世界への敬意ぐらい持って欲しい。
176 :
名無シネマさん:04/08/09 13:07 ID:MSisLHX/
>>175 それってもしかして「出来ればハリウッド版の方に出たかった」と言う台詞の事か?
日本人は人前に出るとすぐテンパっちゃうんだよo(*´д`*)o
178 :
名無シネマさん:04/08/09 17:03 ID:KQUqdKQd
一度本当に大金かけてハリウッド映画を完全にパクッてみるべき。
そしてパクることすら出来ない現実を客、製作者が「お互いに」認識すべき。
そこから始まると思う。今はプロ野球の現状に近い。
179 :
名無シネマさん:04/08/09 17:47 ID:MSisLHX/
>>178 ハリウッド映画をパクっても意味ない。
ハリウッドは日本映画のリメイクを作っていて、
実際にそれがヒットしてるんだから、
海外にリメイクされるような日本映画を製作した方が良い。
180 :
名無シネマさん:04/08/09 23:12 ID:s2VTJUce
韓国みたいにスクリーンクォーター制度を導入してみたら。
映画館、潰れますな。
「産業としてみたらもうだめぽ。」という危機感を業界全体で共有して欲しい。
>>179 ハリウッドにリメイクされるような映画を
作れるような人材はいないだろう? 強いて言うなら、
アニメになっちまう。黒澤も深作ももういないんだよ。
182 :
名無シネマさん:04/08/10 09:48 ID:W+7K94uR
中田
183 :
名無シネマさん:04/08/10 21:53 ID:+17cONkl
鈴木光司
184 :
名無シネマさん:04/08/10 23:20 ID:7XPMLztI
世界でヒットさせるには国内版と分けるべき。
国内で楽しみたければ、日本人が楽しい映画を作ればよい。ハリウッドにコダワルことはない。お金さえだせばスタッフごとハリウッドから借りられるでしょ。
185 :
名無シネマさん:04/08/10 23:25 ID:7XPMLztI
日本の映像界じたいが、韓国化してきてるから、もはや無国籍。日本人の感覚にない映像をみて違和感があるのはあたりまえ。
>175
ま、敬意を払うに値しない程度のもんでしかないって事で。
ことゴジラに関しちゃそれも仕方ないやね。
187 :
名無シネマさん:04/08/10 23:28 ID:tBkM369f
とにかくアイドルや女優が脱ぎまくればいい
いやマジで
188 :
名無シネマさん:04/08/10 23:30 ID:+0nZRsoV
『ブラザー』がユニオンに入ってないスタッフでアメリカにて、
映画を撮影しようとして、揉めかけたが、10億の低予算なら、
例外にしてもよいと言われたらしいが。
予算20億の『スピード』が低予算だった国だ。
スタッフ一部がハリウッドの人材だった『ファイナルファンタジー・ザ・ムービー』が
あるけどさ。
189 :
名無シネマさん:04/08/11 00:21 ID:WWF5+/22
>>149 それならアメリカ映画の登場人物の半分はデブじゃないと…
190 :
名無シネマさん:04/08/11 00:32 ID:DATSuh17
邦画のフリーペーパーを¥0で配布。
分かりやすく、邦画ガイドを作る。
結局は知名度あげてかなあかん罠
映画情報番組なんか作って洗脳仕掛けなな
192 :
名無シネマさん:04/08/11 09:18 ID:mab8HxfW
作品ごとでなく、邦画全体の宣伝は必要だよな。
歴史と人物、現在、トリビアとか、無いわけではないんだが、
俗的な地平で切り開けてないんだよな。
入門編はやっぱ深夜番組か、地方番組だな。
とりあえず、キリヤにアイドル系を多様したエンタメ作品を10本撮らせる。
邦画名作DVD1500円キャンペーンを展開。
洋画と比べて高すぎなんだよ。売る気あるのか?
195 :
名無シネマさん:04/08/11 13:38 ID:PCQlYGc8
売るのもタダじゃないからねぇ。
邦画人口増えないと、サービスは出来んでしょ。
そういう映画にきちんとお金払うのも通ってモンでしょ。
その通の心意気に応えて、いい映画を残さなきゃって、相互に育つものさ。
でもなぁ…ここんところのDVDの価格急落っぷり比べるとやっぱ高すぎだよ。
1500円は無理でも、2500円にはして欲しいものだな。
197 :
名無シネマさん:04/08/11 15:17 ID:W3dgXxB7
「人」を知らない脳内人間が「人」を描くことなんてできやしない。
今、生き残っている映画監督を見ると日活ロマンポルノ出身の監督が
結構いる。
(18歳未満は行かないで)
ttp://www.nikkatsu-romanporno.com/staff/A.html 若手監督にメガホンを持つ機会を与えるだけではなく、
人間、人の苦悩、欲望というもの描くということで、日活ロマンポルノは
結構、重要なものだったような気がする。
そこで仮に失敗しても、後々の糧にはなるはず。
今の映画界は映像界などのビジュアル出身とか、
興行重視のテレビ局の企画とかばかり。
人間を描くことがキチンとできていれば、多少はまともになるのではないか。
ビジュアル重視でリアリティのないPV、MVみたいな脳内映画やヲタク映画
は言わばロマンポルノに対するアダルトビデオみたいなもの。
やってるとこだけ見せてりゃいい、みたいなノリ。
見たいものを見せることも大切だが、その奥にあるものを描くことが
今の邦画(だけでもないか・・・・)には足りないような気がする。
>>197 ロマンポルノは、昔気質のプロデューサーが脚本をきっちり叩いていたし、何より、往年の
日活撮影所は入っている作品の質量が違うわけでしょう? ロマンポルノに加えて、
他の本編やTVも使っていたわけでしょう? そりゃ、教育環境としては贅沢ですよ。
他、例えば三池は、TV映画の現場でボロボロに酷使されていたそうだが、監督はかつては
本編を撮っていた人ですからね。自然と修業になったでしょう。
行定あたりも、最初の現場が東芝日曜劇場で、とくに鴨下信一のような名演出家の仕事は
見ていてタメになったという。
この程度の卑近な次元の問題じゃないでしょうかね? いいお手本と教育環境に恵まれていない
のじゃないか? まあ、一視聴者・一観客の眼から見ても「なんだこれ?」というのが受けてたりするし、
作り手もそういう現場で育ってしまうと縮小再生産されていくだろうね・・・。
199 :
名無シネマさん:04/08/11 20:06 ID:A3ToaH3H
戦艦大和を北京原人の監督がやるんだって
人材不足もここに極めリってかんじだな
200 :
名無シネマさん:04/08/12 12:49 ID:iuzvvEqW
おっさんは若者を信用できず、若者はおっさんを煙たがる。
相互の理解が、世代を越えて、技術を結ぶのに。
>>184 『復活の日』の前例があるので、却下w
>>199 北京原人はともかく、佐藤純弥は並のハリウッドより面白い
「新幹線大爆破」とか、角川からなら「人間の証明」を撮っただろう。
北京原人が駄目なだけで、全く駄目な監督でもない。
202 :
名無シネマさん:04/08/12 20:03 ID:jDFI5bDy
>>184
『踊る大捜査線2』海外版はどうだったの?
情報出ないって事は惨敗?
まだ、勝負してないの?
売れてないの?
203 :
名無シネマさん:04/08/12 21:45 ID:2HrQ37s9
常識で考えて、
『踊る大捜査線2』海外版が海外で売れるわけがないと思うのだが・・。
TVの『踊る大捜査線』に思い入れのない人があれを見て、
面白いとも珍しいとも興味深いとも新鮮だとも思わない。
『踊る大捜査線2』の海外版は日本のマーケットに売るためのもので、
それを狙ったものでしょう。
204 :
名無シネマさん:04/08/12 23:25 ID:HpUgBdFc
じゃ、日本人向けの海外版があるというわけだ。
ある意味、いい商法だ。
205 :
名無シネマさん:04/08/13 00:18 ID:xhLtTZVj
アメリカとかから、日本でロケしに来ているのを逆手にとって、
日本人が日本でロケした映画を、海外の映画にとして、公開する。
>>205 ハリウッドの映画人の組合に入るだけの実力を得て
映画会社に制作費を捻出させるだけの企画を作ればわけないな。
207 :
名無シネマさん:04/08/14 07:50 ID:qOXwN2Ha
千尋やセカチュウを見習って
精神薄弱者をメインターゲットにした作品と宣伝をしていけばいい
本来の映画好きや邦画好きを客層に据えても儲けがない
208 :
名無シネマさん:04/08/14 12:06 ID:VGF6+0LO
日本や他国で売れた映画を、アメリカでリメイクすることがあるが
たいてい面白くない。
やっぱアメリカ製のオリジナル映画のほうが面白いんだよな。
それと同じで、たとえ邦画で金をかけたとしても
アメリカの真似では駄目だと思う。
でも一度は観てみたいんだよな。
制作費200億くらいの日本製VFX大作w
邦画でVFX大作とか言うとジュブナイルかキャシャーンになる
可能性が大ですが、それでも?(笑)
210 :
名無シネマさん:04/08/14 13:00 ID:Md0Xs4S9
>>208 ハリウッドの大作映画は国内では製作費を回収できないので、
日本や諸外国の市場に依存しているくらいだから、
日本映画も製作費回収の目処があれば、
製作費200億円の大作映画も作られるだろうね。
日本市場はハリウッドの総売上の30%くらいらしいが、
ハリウッドの大作が100億円だとすると、
その30%にあたる30億円が限界だろうよ。
真面目な話すると、実写邦画よりは制作費をかけられると言われてるアニメ
業界でも、国内で回収可能な制作費は20億前後だそうだよ。それ以上に
なると、海外での展開を最初から視野に入れないとならない。
210氏の言う通りにね。
アニメ業界でもVFX大作というか、デジタル大作みたいな作品を作って
海外に出そうって頑張ってた時期があって、攻殻機動隊をやった押井守氏を
旗手に企画だけは進行してたけど、最終的にはスポンサーが撤退してコケた。
最近その辺の話が本として出てて、興味深く読んだ所だったんで、ついレス。
日本で今一番制作費を集められる監督さんが誰かは知らないけど、100億
200億って使える人はいないし、出すスポンサーも無いよね。
208氏もそんな事は知ってて言ってる筈だけどさ。俺も見たいし。
・・・怖いもの見たさとも言うけど。
ジョージ・ケネディみたいに積めば
日本映画にも出てくれる人材がいればなあ…
>>212 そんなに大物で無ければ、きっちりギャラさえ払えば出るでしょう? 今やってるTVの
「人間の証明」にはボー・スベンソンが出ているそうじゃないですか?
さらに日本のCMでバイトする大物スターの多いこと(もっとも本編には出ないが。
CMは拘束日数の割にギャラがいいのだろうね)
214 :
名無シネマさん:04/08/14 20:16 ID:fwDAfVZr
とりあえず刑事と犯人の闘いを描け!
東映セントラルフィルムみたいに暗くならなければよろし。
サトエリかなんかを出せばいいよ。
史上稀にみる駄作にも関わらず
興行的には大成功した「踊る大捜査線2」。
この映画の存在自体が
「正しい事をしたければ偉くなれ」(byちょーさん)
という業界人へのメッセージ。
「こんな糞映画が邦画をダメにしてるんだ!俺たちが偉くなって変えてやる!」
と青島君ばりにがんばる若きクリエイター達に期待します。
>>215 でも、セカチューが原作の余波で大ヒットしたり、ショタ萌え「誰も知らない」が当たっちゃったり、
矢口史晴のワンパターンミエミエの「スウィングガールズ」が期待の新作とかされてしま
うのが邦画っすよ?(スウィングは俳優に実際に演奏させたのは凄いけど)
ちなみに、セカチューはTBSも出資、ついでにドラマ化。「誰も知らない」のバックは
テレビマンユニオン。「スウィングガールズ」はフジテレビジョン。
映画もTVになっちゃった! のが邦画界です。邦画を動かしたければTV界に入れw
映画会社もリスク回避に必死ですよね。
「既にベストセラーになっている小説の映像化」
「多くの読者を獲得している漫画の映像化」
「人気テレビドラマの続編的映画」
「過去に人気作を撮った監督、脚本家による次回作」
「役者人気を当て込んだキャスティング」
上げればきりないですが。
興行収益的にある程度の成功が望める(と考える)企画にしか出資しない。
映画しかり、テレビドラマしかり。最近はゲーム業界もそんなだし。
商売として否定はしないけど、収益が予想出来るって事は内容もある程度
読めるって事でしょう? 行かなくても中身が想像付いてしまう。
わざわざ劇場に足を運ぶ気にならない。予告編見れば事足りる様な映画が増えた。
>>217 >わざわざ劇場に足を運ぶ気にならない。予告編見れば事足りる様な映画が増えた。
これからもっとひどくなりますよ。メジャーもマイナーもTV出資の作品ばかり。
本業が伸び悩むTV局は、映画に本腰を入れつつある。
実際、「黄泉がえり」「木更津」「踊る2」「セカチュー」と当たってるし、期待作「ハウル」もあるからね。
最初はいいでしょう。何本かは斬新な作品も出てくるかもしれない。でも、数年で企画を
掘り尽くして、興行的にも作品的にもフェイドアウトでしょうね。いままで、TVのヒット
プロデューサーたちが何をしてきたか・・・これを考えれば火を見るより明らか。
フジのラインナップも、「スウィングガールズ」はまだしも、早くも「忍者ハットリくん」
「笑の大学」と頭が痛くなるような作品が控えてますからw
邦画なんかこのまま、TVと一緒に滅びた方がいいよ、マジで・・・!
TVもちょっとヤバげ。
何だか一つ売れる方向性が見付かると、後追いが頻発するのも不満点かな。
「世界の中心で〜」で「よし、今は純愛ドラマだー!」とか、
「冬のソナタ」で「韓国ブームに乗っかって韓国人俳優を起用だー!」とか。
それとこれは多分偶然でしょうけど、昔の漫画、アニメの実写映画化も
このところ続きましたよね。キャシャーン、キューティーハニー、
デビルマン、その上今度は忍者ハットリくんですか。にんともかんとも。
実はスチームボーイを見に行った劇場で予告編を見て、その場で開いた口が
塞がらなくなりました。おまけに劇場窓口で売られていた前売り券、
その時点で既に初回完売の札が立ってました。
きっと皆映画じゃなくて香取君を見に行くのでしょう。いいけどね。
今なら昔CMで流していた「SMAP版ガッチャマン」を映画にしますと
言われても信じてしまいそうです。
アニメ好きなのでハウルは行くでしょうが、主役の声、木村君なんですよね。
これも同日、劇場で予告を見ましたけど、まだ声が入っていないバージョン
だったので、彼がどんな声で演じているのか判らず、不安は増すばかり。
今から何か諦めにも似た空気が漂ってます。
ペ・ヨンジュン主演の邦画とか作りそうな予感がするのは俺だけか?
フジならありえそうだから怖い。
222 :
名無シネマさん:04/08/16 08:53 ID:2wg701NF
商業的発想を、映画的に見せるのが、必要なんだよね。
素材と料理人のように。
223 :
名無シネマさん:04/08/16 09:28 ID:eWZE2eSP
俺は、別に邦画界は酷いとは、思わないな。
はっきり言ってビジネスだから金に執着するのは健全だと思うし。
>>217 で挙げたことなんて当たり前のことだと思うけど。
昔だって一本あたれば、続編何本も作ったし、俳優だって使いまわし。
今よりも露骨だったよ。
俺はアクション、バイオレンス映画が好きだから
(服部君も当然見に行く)、来年10億以上かけた
大作が何本も公開するのは楽しみだな。
はっきり言ってアクション映画以外は映画館で見る価値
はないから、邦画界はアクション、バイオレンス映画だけ
作ってくれりゃいいよ。
あと、自然体とか等身大な演技イラネ。
ただ単にしゃべれねえだけだろ。
こういうのを持ち上げるようになってから糞俳優が増えた。
オーバーアクトぐらいがちょうどいい。
224 :
名無シネマさん:04/08/16 16:16 ID:jVeGvO/L
金は必要。
映画だって、ビジネス。
ビジネスにだって支援は必要。
韓国映画が良い例。
ビジネス支援を得るためには、民衆の支持と官の理解が必要。
225 :
名無シネマさん:04/08/16 18:11 ID:0FtP7a4O
バブル組に映画のよしあしなんてわかるはずはない。
所詮は映画館にかようよりスキーや合コンに熱中してた
人間だし。
あと、女性観客をターゲットとした興行はやめるべきだね。
男尊女卑かも知れないけど、女の指示するものはひどいのが
多いしバラエティも少ないから。
226 :
名無シネマさん:04/08/16 18:41 ID:c3PZ9YDP
その次の90年代組だって、誰かが同じように言う。
映画館に行く気力と金と想像力と暇があるのが、女に多いのだから、
仕方あるまい。
男映画がやっている時に男が無理して、映画館行ける何かがここのスレで
求めているアイディアでは?
227 :
名無シネマさん:04/08/16 18:53 ID:MppvNSCe
日本の映画監督って「映画はストーリーが良ければいいってもんじゃない」とか,わけのわからん職人気取りが多すぎる。
男が好む映画がいいわけじゃなくて頭のいい男女はもう映画がクダラナイ事知ってるから行かない。今映画見てる女は明らかに馬鹿組に属する連中だし。んで,その手の女とつるんでる男も同じレベルだからしょうがないんじゃないの?
ヤクザ映画が男性映画ってわけでもないし。
228 :
名無シネマさん:04/08/16 18:57 ID:MppvNSCe
そもそも日本の映画会社の人ってターゲットを絞って宣伝してもどっかズレたような宣伝してない?
「かわいいものが流行ってます」ってマスコミが言ってたら三十路の女にキティちゃんのぬいぐるみを紹介していたり。
229 :
名無シネマさん:04/08/16 19:06 ID:MppvNSCe
自分自身が動いて観客が今一番何を欲しがっているのかを調べようともしていないといった感じなのでは?
>223
オーバーアクトまでいかなくてもいいんだけどね。
とちったりどもったり、口が回らなくても「それが自然だ」という風潮はまったくクソですね。
自然体に見えるのだが、きちんと演技と表現と発声の訓練している俳優がいな。
それがプロだろう。
アクション映画なのに体の動かし方一つ出来ないなんて、俳優名乗るなと思う。
231 :
名無シネマさん:04/08/16 19:46 ID:orw2Cczm
映画はストーリーだけではなかろう。
同じ脚本をリメイクした『サイコ』がいい例だ。
映画館で魅せるだけの画が日本にはないよな。
ザデイアフタートゥモローだって、トロイだってキングアーサーだって、
話はクソだが、映画館の大音響大画面に相応しい画を作ってる。
バブル世代っていうのはな、
「無駄なモノに金をかけまくるお馬鹿な世代」なんだよ!
しかも、未だにその金の使い方が直らない。
つまり、映画や芝居を含めたエンターテインメントに
思いっきり金をかけてきた世代つーこと。
どの世代だって、ほとんどの奴が「周りの勢いに引っぱられていた凡人」だが、
そのほかに、良い意味でも悪い意味でも、
「時代を象徴するような突出した存在」っているだろ?
バブル時代を本当の意味で満喫した奴は、まじで最強!
と言ってみる。
234 :
名無シネマさん:04/08/16 22:27 ID:orw2Cczm
が、それでバブルがはじけたから、今、不景気。
だが、それで、ある意味、邦画は復興してるのも事実。
もっと不景気になれば、もっと邦画復興するよ。
235 :
名無シネマさん:04/08/17 00:01 ID:R54FadFl
タレントでなく、映画俳優の名前を覚えてもらう方法がないかねぇ?
アイドルじゃなくてスターが出ないと。
やっぱアクションがなくちゃな。
236 :
名無シネマさん:04/08/17 08:36 ID:i2ntQckD
『ボーリングフォーコロンバイン』みたいな、エンターテインメントなドキュメンタリーを日本を題材にして作る。
邦画の多ジャンル化。
>>236 ネタは?神戸?長崎?コンクリート?イラク人質?
エンターテインメントにしろ、
ドキュメンタリーにしろ、
「表現の自由」に対する
送り手側の腹のくくり方や
受け手側の価値観・環境が未成熟な日本ではムリぽ。
フクロ叩きに合うことだけはウケアイ。
238 :
名無シネマさん:04/08/17 19:48 ID:gQ103lqG
>>236 ドキュメンタリーなんてテレビでやりゃいいんだよ。
わざわざ映画館でやる必要はない。
設備の無駄。
どうせ、ビデオ撮りの汚ねえ映像なんだから。
同意。
CSの専門チャンネルなら金も取れるし話題なら新規の客も呼び込めると思うが。
240 :
名無シネマさん:04/08/17 19:54 ID:eAzdbzu+
ネタ自体がエンターテインメントなものを金を払うに値するモノ。
テレビで出来ないことをやることに意味があるんでしょ。
241 :
名無シネマさん:04/08/18 08:02 ID:slmKBZye
映画館に来ただけで、何か記念になるものをプレゼント。
ラミネートカードとか。
ポケモンでやってるように。
物で釣れ。
小林サッカーもどきでも作れ。
無理だな。 ろくなアクション俳優もいないし、CG技術はあるがCFのような金権業界のみ
進化して、安いけど「上手く」作る技術はない。
そもそも面白いものを作ろうという気概が無い連中が、面白いものをパクってもロクなことには
ならないよね。
まずプロデューサーがよくないとどうにもならんな。
そして脚本家、俳優。 これだけでかなりよくなる。 特種エフェクトなんて後後。
今、シナリオ入門読んでるんだけど、よの脚本家ってのは馬鹿ばっかりだな。
映画とテレビドラマ書き分けることはない。 どっちも同じだと答えてるやつらが大多数。
お前らは一生テレビドラマから出てくるな。
245 :
名無シネマさん:04/08/19 11:40 ID:DpWHoWJk
『24』のパクリを日本のテレビで、その名も『2H』!って、おい!!!
『ロープ』とか、『ニックオブタイム』とか、いくらでもあるだろう、
2時間ぐらいのリアルタイム物語は。
アイディア。
前後編で映画を作る。
しかも、前編を作ってから、観客の意見で、後編のシナリオを書いて、
映画化。
問題は前編が面白く出来るかどうかだが。
>>245 『24』観て、江口の『逃亡者』観ると死にたくなるほど悲しくなる・・・
西部警察やあぶないデカあたりのドラマがどんどん作られていたら
アクションも進化していたかもしれない・・・
247 :
名無シネマさん:04/08/19 12:01 ID:DpWHoWJk
振りでもいいから、アメリカ映画を追い越せキャンペーンを行う。
韓国ばりに。
邦画VS洋画の対決で映画界自体をエンターテインメントにして煽る。
興味ない客にも、映画界が今面白いを感じさせる。
ぴあの今邦画が面白い程度ではなく、それ自体をプロモートする。
日本一国だと無理だろうから、まずは、アジアVS欧米から。
映画第三次世界大戦だ。
映画の土壌になるべき日本の文化的な価値観自体が退廃しちゃってるからなぁ・・
>>248 以前は「邦画はつまらない」と言っているヤツには、「そんなことはない。面白いよ」と
言っていたけど、最近は弁護するのも飽きてきた。
だって、その「邦画はつまらない」派の人間も、TV屋・CM屋・PV屋が作ったビジュアル優先・
タレント優先、の内容は無いよう、なTVドラマや劇場用映画には飛びつくわけだよ。
結局、観客・視聴者もその程度の作品しか求めてないのよ。
もちろん、若手などが撮っているエッジな作品もあることは知ってるけどな・・・。それはそれとして、
日本の映画界・TV界は80年代でいったん終わっている。まずはそこを認めてしまおうや。
その程度ってなんやねん。
最先端の車と馬車を比べてるようにしかとれん。
馬の素晴らしさを語るのはいいが、今だに馬車だけにしがみついてて
自動車が作れない屑達の集まりが邦画界。
今ではまともな馬車も作れないくせに自動車の悪口三昧w
そんな感じだろ?
一部のマニアックな奴だけが馬車を求めているのだ。現代人は求めていない。
テレビでやれるようなもんじゃいかんのだよ。
しかも、NHKのドキュメンタリー番組なんかと比べると子供騙しでしょ?
>>250 >今ではまともな馬車も作れないくせに自動車の悪口三昧w
この例えは同意なんだが。
>テレビでやれるようなもんじゃいかんのだよ。
ところがなあ。現在の邦画界のヒット作には、まさにその「テレビでやれるようなもん」
が多いわけだよ。これは02年のデータだから少し古いけどね。
ttp://www.hochi.co.jp/html/db/showbiz/2002/movie2002.htm (「龍騎」はTVの映画化といっても、少し毛色が違うけどな)
去年から今年に掛けても、「TV屋・CM屋・PV屋が作ったビジュアル優先・タレント優先、
の内容は無いよう」な作品が多いでしょう? まずはもうこの現実を認めちまおうや。
テレビでやれるようなものと、映画でしか出来ないものというのはあると思うのだけど、
「テレビでやれるもの」すらできてない。
スタートレック、アメリカンゴシック、ダークエンジェル、X-FILES見てるといかに
日本テレビ界がしょぼい頭しか持ち合わせてないのがわかる。
253 :
名無シネマさん:04/08/19 19:47 ID:VqU8zjkq
昔はTVドラマだって面白かったもんなぁ。
TVが駄目な今こそ映画の復興の時なんでは?
テレビVS映画で行け。
254 :
名無シネマさん:04/08/19 19:59 ID:zkLJ8fvQ
あと、ピア出身の監督がアマチュアレベルってのが
イタイよな。ああいう連中ってメジャーは嫌とか言ってるが
ブロックバスターものを撮ればいいのに
SFとか戦争ものの土壌が無いというのが、辛いな。
韓国は徴兵、アメリカは年中戦争やってる。向こうには
CIAにFBI、エリア51にシークレットサービス、NASA
話のネタになりそうなものがいくらでも転がってる。
KTとか見ると、日本の組織だと嘘っぽく感じてしまう。
256 :
名無シネマさん:04/08/19 20:28 ID:VqU8zjkq
そういった組織は日本にもあるのだろうけど、
それを映画化する体力が無いのだと思う。
日本でしかできない、救助隊というものだってできる。
サンダーバードみたいなやつ。 しかしなぜか海猿になってしまう。
熱いアウトローというものは、日本人がやると嘘臭くなってしまう。 もしくは、説得力ある
演技をするやつがいないというか。
アメリカはグローバルなものが作れるが、日本は無理。 言葉が公用語じゃないし人種も少ない。
でも日本でしかおこらない特種状況なんてのは、いくらでも考えられるでしょ。 ゴジラやエヴァなんか
そうだし日本沈没もそう。
UFOを日本が隠してたもしくは一企業の黒幕が隠してたというのもできる。 陸軍細菌兵器の落とし子が
いたって、日本が最初のクローン人間を作ったっていいのに。
考える気がないから考えつかないのだと思うよ。
258 :
名無シネマさん:04/08/19 22:02 ID:s4IxS5TV
それが、漫画というメディアに結実してるのでは?
259 :
名無シネマさん:04/08/19 22:06 ID:aUJWQ39h
おれは、ビジュアル優先で何が悪いって感じだが。
映画は基本的には美男美女が主役を張るべきだし、金払ってまで
不細工面なんて拝みたくねえ。
それに内容がある映画ってなんだよって感じ。
評論家がこぞって絶賛してた「殺人の追憶」なんて脚本破綻の
トンデモ映画だったしな。
まあ、邦画は昔みたくドンパチ映画を量産すりゃいい。
それ以外はテレビ、DVDでみりゃりゃいいから作らなくていいよ。
260 :
名無シネマさん:04/08/19 22:09 ID:s4IxS5TV
>>259
DVDで観る映画って、ほとんど元は映画館で上映されていたって知ってた?
261 :
名無シネマさん:04/08/19 22:22 ID:aUJWQ39h
>>260 知ってるよ。
だから、DVDでみてすむ様な映画は俺は興味ないから
作らなくていいよってことだよ。
映画は、大画面、大音響でみれることが特権なんだから
そこを最大限に生かした映画作りをしろってこと。
まさにアクション映画がそれに当てはまるわけ。
262 :
名無シネマさん:04/08/19 22:26 ID:s4IxS5TV
そうだね。みりゃりゃいいからね。
しっかしハリウッドでさえシネスコがほとんど無くなってきたし、あってもテレビサイズに
左右ちょんぎってもいいような画面作りしてる。 劇場で観る意味がここでもなくなってる。
まぁ、これから大画面横型テレビがほとんどになったらそういうのも無くなっていくだろうけど。
>>259 平成仮面ライダーとか見てみろよ。ビジュアル重視の香具師らはさ、
目は泳いでるし、セリフはまともに喋れねえし、緊迫感ゼロだし
歴戦の勇士の役だったりするのに筋肉ないんだぜ。
しかも、一から十までイケメンで揃えるから、どれがどれだか解らない。
ブ男とかデブとか筋肉バカとかがいてこそ、ビジュアル重視の香具師が
光るんだぞ。
265 :
名無シネマさん:04/08/20 01:03 ID:iH0Xe6B/
映画なんだから、ビジュアルは当然だろう。
だが、タダかっこいいだけの脆弱なヤツはいらん。
そもそもモデルからそのままドラマに出演したら、俳優女優を名乗るおこがましさ。
ショウビズがろくに確率できないから、俳優養成所みたいな堅いものはできないんだよな。
劇団の養成所が唯一でしょうけど、小規模でしかも将来性もない。 そんなとこに
イケメンさんが行く訳が無い。 芝居は面白くて目立ってうまくいけばスターだ、なんて夢は
見せることができないんだよな。
一つ突破口があるなら、ジャニーズが歌にお芝居に、というのを厳格に教育するとか。 と思ったりする。
結構訓練とかしてるらしいが、演技も歌も下手な奴らがわんさかいる。 こんなのがタレントとして
のさばるようだからいけない。
>>266 >結構訓練とかしてるらしいが、演技も歌も下手な奴らがわんさかいる。
ジャニはショー志向だから、ダンスなどのパフォーマンス重視でしょ? 少年隊な
んかそれだけで食ってる。演技や歌は・・・知らね。
日本の俳優は、商業演劇を除き、舞台じゃメシ食えない。そして映画・TVの方はというと、芸能
プロが抱える(いわゆる)タレント・モデル・小劇場系出身俳優が多いわけで。
昔からある有名劇団(俳○座など)の力は弱くなっているのか、余り見かけなくなったですね。
TVなどで人気の人が、一方でお金にならないだろう舞台をやっているのはまだわかる。
別に稼ぎ口があるのだから。だが、舞台では評価・知名度はあっても、映画・TVの仕事は少な
いベテラン俳優などもけっこうおります。どうやって食べているのだろう?
バイトでもしているのかしらね? 知り合いで、マスコミ的には無名だけど、ナレーターなど
の仕事で生活している役者さんがいますが、そういう仕事ってどれくらいあるのかしらね?
いずれにせよ、才能+努力の世界で、タダでさえモノになる人間が少ない。しかも仮に
「実力」があるからといって、収入を得られる仕事に就ける保証もない。
日本においては俳優業は、スタンダードなコースも無いし、厳しい修練を潜り抜けても
食える保証もない、まったく職業としては確立されていないのですよ。
「食えない」だけなら、欧米もそうらしいけどね。でも、向こうは端役に至るまで
スキが無いじゃない? 層の厚みが違うよね。
そうね。 でも向こうは自分の仕事がなくても映画の仕事がいっぱいあるものね。
エキストラなんかでどんどん自分をアピールできるという機会がある。
日本はその数すら少ないですから。
劇団でやってる上手い俳優なんかは、ある日ふとCFに抜擢されてから人気になる人がわりに
いますね(NOVAの人なんかそうですね)。 抜擢されるにはなにか面白いキャラを持ってなきゃ
いけないんだけど、そういうキャラと演技たたき上げの上手さを持ってるからその後は
結構ドラマに出たりする。 他の奴らはかなわない。
でもそういう人で二枚目はあまりいないでしょうねぇ。
>ジャニはショー志向だから、ダンスなどのパフォーマンス重視でしょ? 少年隊な
>んかそれだけで食ってる。演技や歌は・・・知らね。
昔の「たのきんトリオ」とかは、3人にそれぞれ別の特技を持たせようと、歌、演技、ダンス
と売りを分散したことありますよ。
SMAPも舞台パフォーマンスを中心にそこから個々にいろんなことが出来るというコンセプトで、
稲垣五郎はほとんど演技系ばっかりだし。
>>269 >でもそういう人で二枚目はあまりいないでしょうねぇ。
いないこともない。好き嫌いはあるだろうけど、昼ドラで話題になった猪野学は青年座でしょ?
だが猪野も、以後、そんなにマスコミ仕事でブレイクしている訳でもない。吹き替え
の仕事は入っているらしいが。
一方、いちいち名前は挙げないけど、同年代の小劇場系俳優で、事務所に一本釣り
されてドラマで好待遇という人もいたりする。
とくに最近は大手事務所の力が強くなっていて、その差がモロにキャスティングに出てくる
と言われていますからね。ある程度の「実力」は当然としても、それ以外のファクターが多過ぎる。
養成環境も薄いし、仮に努力して「実力」を身に着けても、それで生活できる保証もない。これでは
職業とは言えませんよ。欧米とはその底力の差が画面に出てしまっているからなあ・・・。
272 :
名無シネマさん:04/08/20 09:29 ID:04nF3Ty8
需要と供給の法則で考えれば、それが訴求されていると思われてんじゃないの?
ライダー出身者で演技上手い人って数えるほどでしょ。
サムライとかニンジャとか妖怪とかこれ以上ないくらい
映画作るのにうってつけのネタが日本にはあると思うんだよね。
国民にもなじみがあってかつ海外でも広く知られてウケがいいみたいだし。
ハリウッドのマネしてSFだのガンアクションだの作るよか
こっちに力入れたほうがマシじゃないのかなあ。
まあそれでおんみょーじレベルのが量産されたらもう笑うしかないけど。
274 :
名無シネマさん:04/08/21 10:14 ID:ns0GiUha
人が欲していて、人が作らないものを作るのが商売の秘訣のひとつ。
で、それって何よ?というのを模索する必要があるんだけど…。
その辺で障害が多いんだろうな、日本映画って。
「前例が無い」と駄目だから。
277 :
名無シネマさん:04/08/21 20:58 ID:MjMQNyBc
なぜか料金関係のスレには、「入場料は高くない」と言い張るバカが出没するので、
ここに書く。単純に料金が高くて観客が育っていないせいでしょう。
山田宏一先生は、すでに01年にこんなことをお書きになっている。
ttp://channel.slowtrain.org/movie/column-eigasi/008/eigasi0801.html >女性誌や男性誌やその他の映画専門誌ではない、一般的な、大衆的な、あるいは前衛的・
>知的な月刊誌などでは、よく、「この春、映画が面白い!」とか、「いま、ハリウッド映画が面白い!」とか、
>「日本映画が今、断然面白いのだ!」とかいった特集が目につく。そのたびに思うことなのだが
>(単なる映画ファンとしてだが)、特集すべきテーマはただひとつ、「いま、なぜ映画料金がこんなに
>高いのか!?」ということではなかろうかということなのである。だって、映画は面白いにきまっている。映画
>館をハシゴして見たい映画がたくさんある。だが、入場料金が高すぎて、そうもいかない。
>おまけに、入れ替え制の映画館が多く、もう1回見たい、せめてアタマのクレジットタイトルの
>ところだけでも見たいというようなことがあっても追い出されてしまう。映画ファンが育つようにはできていないのである。
278 :
名無シネマさん:04/08/21 20:59 ID:MjMQNyBc
>映画サービスデーとか女性優待割引デーのような映画館の「入場料金の割引サービス」など焼
>け石に水というわけなのだろう。「観客に映画館で映画を観る習慣を持たせる」ために、
>もっと抜本的な対策を講じる必要があるということなのだろう。
>「この作品群を楽しもう」にも金銭的な余裕がない(たとえ時間的な余裕があっても)という人
>はいないのだろうか、とつい思ってしまう。というのも、あえて反動的なことを言うと、
>かつて映画(を見ること)は貧しき者の宝物であったからである。
>高すぎる。やっぱり、映画料金は高すぎる、と思う。そう思うだけで、何の解決策もある
>わけではないのだが!
現在は、新作の前売りが1000円の作品もあり、徐々に安くなってはきている。
しかし、やはり高い、高いんだよ・・・!
279 :
名無シネマさん:04/08/21 22:19 ID:tsPJs6gp
映画館のサービス不足な気もすんのよね。
映画に浸らせて欲しいのよ。
値段下げないなら、サービスを向上する。
オープン価格には、ならんのかね。
一応シネコンはオープンみたいなもんでしょ。
マイカルで見れる映画はすべてレイトショーで見るよ。
高い・・・・けど、20年前ぐらいの前売りで1000円ぐらいだから、かける予算との
兼ね合いから見ればあまり変わらないかもね。
今や制作費はDVDでもペイできるんだから(むしろ
そっちのほうが大きい)
別に映画代を高いままにしなくてもね。
映画代の一律の価格は誰が決めてるの?
制作会社配給会社が決める訳じゃないだろうし、DVDのことは関係ないのではないだろうか。
どうせペイ出来るから、ということでも「出来ないものも」いっぱいありますね。
相対的にやすくなるのはリスクでもあるだろうなぁ。
>>282 配給会社が決めてるもんだとばかり思ってた>入場料
284 :
名無シネマさん:04/08/22 00:29 ID:uWEnvx6f
DVD売ってるとこと、映画館は違うとこだから、一緒には考えてはくれない。
正確に言うと映画は配給と製作も違うことが多い。
285 :
名無シネマさん:04/08/22 00:41 ID:YKkMjFeo
>>282 興行組合じゃないの? そして、全国の配給・興行を仕切るT宝・S竹・T映、さらに
アメリカメジャーの影響力が強いらしい。構造的に複雑でよくわからないのよ。
アメリカのメジャーに関して言えば、日本市場でヒットすればするほど、ガンガン配収比
率を引き上げて持っていってしまう、と聞きますね。
似たようなことを日本の配給会社(T宝とか)も末端の館主に対してやってますけどね。
T宝はヒット作を持っているし、自系列のチェーンも強いから強気に出られるらしいですわ。
メカニズムはともかく、高くてワリを喰うのは観客ですし、巡り巡っていずれは業界の
クビも絞まっていくと思うんですけどね。DVD商売だけではダメでしょう。
最近はレイト割引とか、50代は夫婦で千円とかやってますが、チマチマ割引サービスを
増やすのではなく、もっと何とかならないものでしょうか?
286 :
名無シネマさん:04/08/22 08:19 ID:DT5w5gwG
前売りは少し安くなったんだから、もう少し頑張ってほしいものだ。
当日券は無理でもさ。
287 :
名無シネマさん:04/08/23 14:50 ID:jkYwVbJ5
映画館のポイント割引とかどうなのかね?
邦画のCGレベルってかなり低いような気がする。
つか、燃えるCGがない罠。偽ものと解ってても、
おもれーと思えるような奴。でも、デイアフタートゥモローとか
ニモのクレジット見ると日系の名前が結構入ってるんだよな、
結局は金かzro
290 :
名無シネマさん:04/08/23 22:12 ID:OtLhFgXX
アニメ大国として、3DCGアニメで『トイストーリー』に対抗出来るものは
出来ぬものかね。
まだまだ3Dに違和感あるのではないだろうかね。
モーションキャプチャーを使ったテレビアニメを見てると、動きの制御がまるでできてない。
人物の動きをキャプってればこれで完ぺき、とか思ってるらしい。
画面作りとしてはまだジブリや押井や大友の方向性の方が正しいと思う。
ハリウッドにも日系というか日本人もたまにいますよね。 修業なのか出向なのか邦画に絶望して
向こうをメインに活動することに決めたのか。
金もそうだけど、ノウハウというのはでかいと思う。 そのノウハウを勉強して日本に帰ってきても
披露するネタ、予算、周りのスタッフがいない。 何度も何度もやって積み重ねたノウハウ
というものが技術を向上させるものだけど、特撮大作を作ったとしても連続して作られることは
ないから育たないよねぇ。
で、邦画は金が入らないから金をつぎ込めない。 CG技術のノウハウはCFのみで向上していく。
それを勘違いしたCFディレクターがつまんない映画を作るんだよな。
「釣りバカ日誌15」はいつでも入場料金は1,000円です。」
全部そうしてくれたら嬉しいんだけどなー。
293 :
名無シネマさん:04/08/26 10:17 ID:ZcosdHlm
あと、日本の映画に出てくるのがかわいい女の子、
男の子っていうのがなんかね。
294 :
名無シネマさん:04/08/26 10:24 ID:NnnUHKj0
美醜は個人の好みがあるしねぇ。
監督なりの狙いがあるわけだし。
あと、『スパイダーマン』のメリー・ジェーンが美人美人してたら、
やっぱ違うでしょ。
だって、日本なら、鈴木花子(今は花子の方が珍しいか?今なら良子かな)ぐらいの
ありふれた名前の代名詞なんだから。
あえて、少し器量悪にしてると思われる。
295 :
名無シネマさん:04/08/26 12:34 ID:ZcosdHlm
>294
いや、出てくる俳優のことじゃなくて、最近の若手の映画作家には
女の子や男の子を主人公にした青春ものが多いってこと。で、映画の価値も
そこに出てくる女の子や男の子ばかりに注目がいく。
そういう映画は否定しないけど、もっと渋い感じの中年や大人の女性が
活躍する映画があってもいいとおもう。
296 :
名無シネマさん:04/08/26 12:57 ID:/MX0DplM
>>295 吉永小百合の北の零年、ヒットすると思う?
>>295 中年大人向け映画も無いでは無いよ。「半落ち」「死に花」「釣りバカ日誌15」とか。
「釣りバカ」の全日1000円興行は、都市部ではまあまあ成功している。「隠し剣 鬼の爪」
も前売は1000円。値段を下げるのは単純にいい戦略だと思うよ。
>>296 小百合は実はそんなに集客力は無い。ただし、東映のO田裕介氏と親しいし、財界のお偉方に
ファンが多いので、出資企業が付くし、前売りも捌ける。
北の零年もヒットするだろうが、マド(前売ではない窓口の客、すなわち自腹)が
どれだけいるのか、疑問だ。
298 :
名無シネマさん:04/08/26 21:05 ID:YCB1HedU
エルダーは具体的な価値を感じないと映画館まで来てくれないからじゃないかな?
若者は安いからって、来るとはあまり思えないし。
SWATみたいにタダとか、極端に安いとかじゃないと。
小説とか漫画から本を借りてる状況ってのも情けないなぁ
まともに本描ける奴いないのか?
あと料金は1000円がボーダーだと思う
今の邦画で1000越えちゃうとちょっと身構えちゃうんじゃないかなぁ
980円とかでもいいから3桁にすればだいぶ意識が違ってくる気がするんだけど
漫画や小説の映画化はいっぱいあるじゃん。
301 :
名無シネマさん:04/08/31 01:50 ID:a122BQry
脚本軽視の風潮はあるな。
スタッフのギャラが安いのも原因だろ。
小説や漫画もロクなのがないけどな、
小松左京とか、ジュピターと首都消失だって原作は
面白かった。日本沈没とか復活の日みたいに面白い大作を作ろうと
いう心意気がない。
あ! そうなのか!
ジュピター見ておれはもう小松左京はダメだと思っちゃって、小説読んでなかったよ。
駄作映画は完全に害悪ですねぇ。 今度読んで見ます。
せっかくいまともな脚本使ってても監督のセンスが悪くて台無しになってたりすると二倍がっかり
305 :
104:04/09/01 21:17 ID:qwyhzi3/
自分なりに考えてみました
・TV放送を制限する
TV放送はニュースだけにしても良いんじゃないでしょうか
映画が「特別」だった時代に敢えて戻るわけです
要するにTVの普及によって映画産業が滅びたんですよ
銀幕のスターが小さい小箱に入ってしまったのが原因です
・プロモーション
韓国ブームがでっちあげられるなら、邦画ブームも不可能じゃないですね
306 :
名無シネマさん:04/09/01 22:10 ID:MF0fs416
>>305 スポンサーがいない。
パチンコマネーがないと、韓国ブームみたいな捏造は無理だな。
>>305 おまいさん、テレビはある意味、今や政治とか法律より
パワーを持っているんですよ、そんな実現可能性がゼロより低いことを
言う前に、まだ終ってない宿題を片付けなさい。
308 :
104:04/09/01 22:34 ID:qwyhzi3/
TV放送を制限する は冗談ですが (無視して)しかし、TVドラマみたいな演技しかできない役者がなんと多いことか
演技や台詞、たたずまい等、なってない役者が増えました。
70〜80年代、目新しいことをやった者が勝ちという風潮が支配して素人を偏重したツケでしょうか?
結果、もうTVサイズの映画しか作れなくなってしまったんですね
ちょっとでも大きな予算が確保されると、途端に型にはまった大作主義になってしまいます(角川やフジテレビジョンが悪いんですかね?)
似たような俳優が同じような役をやって型にはまった映画が出来上がり、いつも通りコケルと。
TVと映画がまったく別物であった頃の気構えを役者が持つべきだと思います
監督や脚本家は相当危機感持ってるはずなんですけどね、役者はどうかな?(織田裕二とかヤバイよね)
>>308 最近流行りの〜製作委員会方式でこけた時のリスクが
分散されるから、極端な話、こけても問題ないんだよな。
それがスタッフの危機感を落としてるんだと。
>>308 日本の映像産業は、東京・大阪の民放キー局、NHKのAK・BKの人間に権力が集中している。
TV産業は一握りの正社員が元請け・下請け・派遣を支配する日本的産業構造の最たるもの。
(堤・是枝・本広といったレベルになれば別だけど・・・)
現在、そのTV局は資金力で映画産業まで買い占めてしまっている。出資だけではない。「踊る」
でハッキリしたように、内容的にもいまや観客も、TVドラマと似た内容だから安心して観に来るわけだよ。
「映画」を観に来たつもりで「TV」を観て、それで満足している。倒錯しているよね。
ヨーロッパのように、国家の助成もあれど、映画芸術が確固たる地位を維持していて、
TV作品もアートとして舞台的・映画的に作り込む訳でもない(時々、BSなどで放送し
ているイギリスのTVムービーは渋いじゃない?)
アメリカのようにハリウッドが控えている訳でもない(アメリカはTVドラマもハリ系のプロダクションが作る)
すべてが悪しき意味のTV的に曖昧に流されていく。さらに劇場でもTV的作品ほ
どヒットしてしまう。これが日本の悲しい実状ですね・・・。
もちろん、TVを全否定する訳ではない。それなりに名作もあったし、達成もあったと思うよ。
ただ、日本ではTVはあくまで使い捨ての「番組」なんだよ、「作品」ではないんだ。
いまでこそDVD・BS・CSなども出てきたが、基本的に日本のテレビは再放送枠が
少なかった。昔から欧米は再放送が多く、地上波でもケーブル・衛星でも、ガンガン新旧の
映画・ドラマを放送していると聞く。
例えばアメリカは新作の初放送が「プレミア」と呼ばれて、その後、何度も再放送があるそうだ。
向こうのTV局側としては、たんに電波を埋めるのが目的なのだろうが、気に入った作品を
再見したり、評判になった作品を改めて観るのが容易なんだよ。
日本は基本的には垂れ流しでしょ? TV初期の生放送(流したら終わり)感覚のままで
ずっとやってきた。気軽に再鑑賞の機会が無い。
視聴習慣の側面から考えても、これでは文化とは呼べないよね。だからダメなのよ。
これ以上、映画までダメにしないでください・・・otz
312 :
名無シネマさん:04/09/02 00:36 ID:EXIhdXTn
娯楽文化の最北の一つになりかけてた邦画をTV的な作品とはいえ、
復活させつつあるのは事実。
客が来て、次に質。
文化はそうやって育つものだ。
313 :
104:04/09/02 00:46 ID:LUkxsLM6
>>309-310 そんな事情があったんですね
映画産業の構造自体がどうしようもないと
>>308で
>似たような俳優が同じような役をやって型にはまった映画が出来上がり、いつも通りコケルと。
と書きましたが、宣伝すればヒットしてしまうからもっとタチが悪い
>>311 >これでは文化とは呼べないよね。だからダメなのよ。
まったくこの一言に尽きますね
歌舞伎や建築と同じくらい価値があったはずなのに、伝統の連続性はプッツリ途切れてしまったと
使い捨てがあらゆる文化で行われてきました
>>312 そうですね
下妻、茶の味みたいな映画に客が入るのは良い兆しですね
キャシャーンにも驚いた
314 :
名無シネマさん:04/09/03 12:13 ID:bmNOF5ec
レディースデイに確かに女性客が多い。
ガールズデイ、ボーイズデイ、エルダーデイと細分化サービスというのはどうか?
夫婦50割引だけでなく、二人の年齢足したら、50割引なら、
子供と大人でもいいし、25才と25才でもいけるし。
援助交際の助長になるかな…。
>もう一つ、山根氏は、映画の入りの二極化に伴って低予算映画の技術的レヴェル
>が落ち、小さな観客層だけのための内輪受け的なものに変わり、全体として日本映画の
>レヴェル低下が起きるだろうと指摘していた。
山根氏も政治的な人だと言われるが、この指摘は正鵠を射ているだろうね。TV的
方法論の作品がなぜ危険か? というと、こういうことだと思うのよ。
317 :
バカ:04/09/03 18:08 ID:aPljmpaR
客がバカになった、って言っちゃえ。
知識人は昔から民衆はバカだと言ってきた。問題はそうじゃなくて
メディアを発信する人たちがネタの弾切れを起してる。
それは何も日本だけの話じゃない。でもまだネタはしこたまあると思うけどね。
玉切れと言うか新しいネタに踏み込もうとしても
こんなものは売れないとか言って却下しちゃってるお偉いさんがいたりして
320 :
名無シネマさん:04/09/03 22:03 ID:/2mBZDGm
>>319
お偉いさんの冒険嫌いは、今に始まったことではない。
>>316
内輪受けのファンというか、そういった映画ファンの弱体化もあるよね。
「俺たちは楽しいけど、一般的には…」って言う。
開かれなければ、一般的な客は、普通そういった大作に流れるのだって、
ずっとそういうものだったはず。
それを「こういうのも楽しいんだ」って、広げていく力が作る側には、
当然必要だし、それを受け止める通な観客を続ける自負も必要だと思う。
開いていこうとしない組織は動脈硬化を起こす。
NHK、三菱なんて、その代表的な例だろう。
その通な客に対するサービス、例えば、映画館の回数券や、
前回の作品の半券持参割引、ファン用DM、ファン用メール(批評などのページを
まとめたページのURLとか試写会のお知らせ)等の、個人に向けたサービスの充実を
計れば、多数の口コミ宣伝員を確保出来ると思うのだが。
宣伝に大量の投資が出来ないなら、丁寧さが勝負だと思うのだが。
321 :
名無シネマさん:04/09/04 11:31 ID:zkToiyYr
うううう、もう映画人はバカしかいないんだろうか。
沖縄で電車見に行く「だけ」の映画とか、久しく忘れられてた祭りを復活させる「だけ」の映画とか。
>>320 ミニシアター・レベルでは会員組織を作ったり、頑張ってやってますけどね。
>>321-322 日本は文化的なイベントの観客層が固まっているんだよね。映画も劇場ではヒット作以外はコアな
ファンの間でぐるぐる回しているのが現実。
>>316>>320 本来は映画芸術とゆかりの深いはずの舞台も、主に観劇ファンが回している。料金が高いからな・・・。
最近は多チャンネルで変わってきたとはいえ、TVも基本的には再放送が少なく垂れ流しだし。欧米は
再放送も頻繁
>>310-311 らしいからね。
コンテンツの流通構造自体が、客の鑑賞眼を高めないように働いているんだよ。身も蓋も無いけど、
結局は作ってる方も人間だから、国産品は自国民のレベルに見合った作品しか出てこない。
あるいは韓国みたいに国家がなりふり構わず資金注入するか、台湾のように自国を見捨てて
映画祭行脚で細々と稼ぐか・・・。イランやアジア圏はどうしているのだろう?
フランスは文化防衛政策があるよね、韓国みたいな。
ドイツは芸術家の優遇政策がある。若手に発表の場を提供したりとか。
ロシアは一部のアート系と堕落した大作で日本と同じ道を辿ってる。
オーストラリアは税金その他が安いから、ハリウッドが使う。
他は知らん。
バカに合わせてると文化が腐っていくけど
バカを切り捨てて商売するわけにも行かず
結局アイドル映画とかでワーワー言ってる底辺観客のレベルの底上げをするのがまず必要だな
そういうことをTVでやるべき
326 :
名無シネマさん:04/09/04 23:11 ID:iKgH8Igj
昔はアイドル映画でも、名作があったけど、今は無いよねぇ。
青の炎とかどうだったの?
青の炎は小説自体どうだったんだろう。
それまでの貴史氏と違った感じで、ちょいと手が出なかった。
アイドル映画って、パンダを使ってその他の脚本演出はいいのを使う、というのが本当だろうと
思う。
実際は下手な演技を、下手な脚本演出で見させられると言う地獄。
328 :
名無シネマさん:04/09/04 23:50 ID:AUfkGSFu
アイドル映画は日本映画のある種のジャンルだしね。
頑張ってほしいよなぁ。
俺は邦画の料金値下げに関してはどうかと思う。結局見たい映画がなければ映画館まで足を運ばないし、逆に見たい映画なら洋画みたいに通常料金払ってもいくしな。
いまの邦画は題材に魅力が薄い。売れてる小説、漫画とはいっても2時間の映像化に耐えうるものとは限らないしね。
本格的アクションを作れないのは今の邦画の体質が脆弱でしかないとしか思えない。
あの作品は観てみたらおもしろかった、ではだめなんだ。あの作品はおもしろそうだから見に行きたいでないと・・・
330 :
名無シネマさん:04/09/05 00:38 ID:5YUPmd2Z
そうだよねぇ。映画は、まず期待感を売るもんだしねぇ。
331 :
名無シネマさん:04/09/05 13:26 ID:JdTNdCoz
つ、つまらなさそう。
これは内容以前に概要説明の文章がひどい。
人に「こういう面白い映画だから来てね」、という文章書けないものか。
邦画ってCMが少ないよな
もうちょっといつ何をやるのかを教えてくれないと
映画ファンならともかく、一般の人には届かないよ
334 :
名無シネマさん:04/09/06 09:56 ID:iEmtJf26
デビルマンは恐ろしいほどの駄作らしい。
あーあ
駄作ばっかりか
>>333 ninninは過剰CMだぞ。
その勢いで「誰も知らない」とか宣伝すりゃいいのによ
よりによって恥部を強調してどうするんだか…
デビルマン昨日なんかのレビューでやってたのを見た。
一応スペクタクルな感じをやってるので少しは期待したんだけど、フルCG部分の下手さは凄いな。
造形や質感は凄くはなったが、動き何年も前から変わってない。 やってないからノウハウが蓄積されない
いい例だな。
不動明もド下手クソでした。
338 :
名無シネマさん:04/09/06 19:09 ID:4ttJXzy0
知ってる東映の社員話ししてくれたのだが、
「大作としては300万人ぐらい来てもらうのを目指す。
だから、映画館に来る原作ファンが100万人ぐらい(発行部数など)としたら、
残りの原作ファンでない200万人が来てくれる様、彼ら向けに作る必要がある」
とのこと。
映画って、数の論理だけじゃねぇと思うんだけどな。
サム・ライミ(スパイダーマン)が、原作への愛情を持って、監督したからこそ、
ヒットした。その愛情も要因の一つのはず。
で、那須監督はなんか言ってる?
339 :
名無シネマさん:04/09/06 20:20 ID:2H0OkASn
まぁ、ファンとしては、言いたい事はあるけど、とりあえず観てからだな。
340 :
K++:04/09/06 22:59 ID:jK5+U/7K
最近、原作が漫画っての多いよね。
その漫画を愛し盛り立てたファンを尊重すべきだよ。
島耕作を田原俊彦とかさ、もうファンにそっぽ向かれるのがわかっているのに、
ファンのブーイングに関係なく企画が進んじゃうのはどういう神経なのか、
それを誰も阻止できないのが情けないと思うわけ。
「本気!」もひどい。あの漫画の底流に流れるやくざ否定の論理がまるで映画になってない。
ちゃちで手垢の付いた、いつもの「やくざ映画」になってしまった。
そうした安直な流れを、
漫画原作ファンが”そうじゃない、それじゃだめだ”と言える手立てはないものかね。
>>340不買。でも見ない事には”そうじゃない、それじゃだめだ”といえない手口の巧妙さ
原作を消化するほどの才能も無いのか。映画業界の連中は
343 :
K++:04/09/08 10:00 ID:KfILUqYJ
俺ならこの漫画を映画にする。
主役はこれで行く、脇はこれこれで固める・・・
みたいなスレ、誰か立ててください。
344 :
名無シネマさん:04/09/09 22:44 ID:wOJXQDrV
復活の日と旧魔界転生はすごく良かったです。
345 :
名無シネマさん:04/09/09 23:54 ID:X9NASghh
無理に良い映画を作ろうとするからいけない。
田舎もんの中学生や専業主婦相手にくだらん映画を作ってれば
そこそこ業界人は食っていけるんだから、まともな映画は海外に
まかせればいい。
漫画はやっぱり作者の絵が魅力な部分が多いからなぁ・・・
漫画はキャラが立ってる作品は売れるけどそれを演じる俳優がいないってのは致命的だね
小説はビジュアル面はごまかせるけど映画化したら脚本がだめだめってのが・・・
348 :
K++:04/09/10 11:58 ID:q+JMhXcy
「課長島耕作」、作り直して欲しいなあ。
でも「蘇る金狼」はむごかったなあ。
ファンの力で、永久欠番みたいに、
「再映画化不可」って制度できたらいいね。
349 :
名無シネマさん:04/09/10 13:40 ID:XOHvedmO
>345
ハリウッドや香港映画が面白いのは
海外輸出を視野にいれてるから。
邦画もそうすればよいのに・・。
というかマンガが原作ってのが無謀だよな。
確立されたキャラを「俳優が自分なりに演じる」って時点でもう不自然なわけだし。
10月公開だかのデビルマンにしたって、配役がダメっぽい。
つーかぶっちゃけた話、客に媚びた配役しかできないからダメなんじゃねーの。
舞台とかでも「脇を固める役者はいいのに、主役を張ってる若手俳優の〜が全然ダメだった」とか、それと同じ状況だろ。
客寄せパンダを売り物にしてる限りはクソ映画しか出せないっしょ。
351 :
名無シネマさん:04/09/10 15:23:12 ID:2JXBYfCQ
>>348 禿同だけど、
出来れば「部長島耕作」を映画化して欲しい。田原俊彦主演で。
「蘇る銀狼」は松田龍平主演でリメイクして欲しい。
352 :
名無シネマさん:04/09/10 17:21:02 ID:3oOMIjZc
映画は2時間前後で物語を完結しなきゃならない。
漫画は人気が出れば連載が長期化して、エピソードが串ダンゴみたいに繋がって
何十巻にもなるし、小説も上下巻にわかれて何百ページにもなると映画化しても
2時間じゃ収まらない。
映画はメディアとしては、一部を除くと“短編向け”なんでしょうね。
昔は大長編小説も5〜6部くらいに分けて映画化されたけど、スピードが要求
される今の時代では難しいでしょうなぁ・・。
1冊で完結する漫画もあるからね。
漫画では「童夢」大友の映画化が見たい。 でも多分ムリ。 あんな魅力あるじいさんが縦横無尽に
飛び回って大マンションが爆発崩壊なんて、邦画界ではたぶんやろうと言う声もでない。
あと、長い漫画でもうまいぐあいに内容を抽出して2時間に脚色することはできると思うんだ。
ちょっと苦しいかもだけど、「寄生獣」映画化して欲しかったな。 やろうという声さえ
なかったのだろうか、信じられん。
今は「20世紀少年」がいい。 けど、子供、30代、50代と同じキャラの成長途中を、
ぱっと見で同じ人間であるとわからせるような俳優をそろえることがすでに不可能だもんね。
俳優の層の薄さが偲ばれる。
354 :
352:04/09/10 18:06:14 ID:3oOMIjZc
>>353 そうですね。一巻完結でも著名な作家による優れた作品はあります。
ただ映画化する際、ビジネスとしての“付加価値”を考えると「高い知名度」=
「ベストセラー」=「長期連載人気作」の傾向になってしまうのではないかと・・。
最近では『ピンポン』を観た時、「2時間くらいの映画にまとめるには4,5巻で
完結する漫画が限界かな。それ以上だと登場人物やエピソードを割愛しないと
ダメなのか」と思いましたね。
私が「映画にするといいかも」と思った1巻完結の漫画は、『モッブ』(池上遼一)と
『神の獣』(作者名失念)・・・ああ、すげーマイナーだな。
>>353 「童夢」は昔、長谷川和彦が企画していたんだよ。もちろん流れた。だって長谷川だからw
>>353ろくに調べもしないで業界人を見下げすぎるのも程度の低さを喧伝している様で見苦しいですよ。
「童夢」も「寄生獣」も映画化・映像化の話は昔からあります。
特に「童夢」は「AKIRA」映画化より以前に中森明菜主演で映画化の計画があったそうです。
問題は、実際に製作された作品が「愛・旅立ち」だったことです。(どこでどうなったんだか・・・)
映画スタッフには妙なプライドがあるのか、漫画映画化の際でも
わざと原作と違ったモノに仕上げたがりますね。
それならオリジナル企画でやりゃいいのに・・・。
>>356 >わざと原作と違ったモノに仕上げたがりますね。
根岸吉太郎は「課長島耕作」でそれをやり大コケしましたね。フジでやってたドラマ版の方が
原作ソックリで面白い。森崎東の「美味しんぼ」もフジ版に及ばず。
(森崎版は森崎版で好きだけど、あんなの美味しんぼじゃないだろう?)
原作と少し違うけどヒットしたのは「釣りバカ日誌」ぐらいじゃないの? キツい
人らしいけど、三國さんがよく付き合ってくれているよね。
最近、ヒットしたマンガ原作作品というと、「海猿」と「忍者ハットリくん」があるが、
これもプロデュースはTV屋。監督もTV系の仕事が多い人。
別にTVの方が偉い、と言いたい訳ではないが、映画屋さんたちは、TV屋にすらかなわな
いのが恥ずかしくないのだろうか? もう生粋の映画屋もいなくなった時代ではあるが。
TVにも負けてしまう原因は製作者側が映画賞などの権威への憧れにおかされてて
エンターテイメントより芸術性、作家性をことさらに主張するからではないだろうか
面白いって言われるより、この監督は凄い、この監督は天才 って言われたがってるような
それが駄目とは言わんが、そればっかりやって玄人同士で固まってると大衆はついてこない
漫画はアニメ化でいいと思うんだけどね。
なんでハットリくんが20後半のおっさんやねん!!
子供使え!!
つーと香取ファンにおこられますか
>>324-325>>333 日本映画支援策のひとつとして、地上波TVの活用を考えた。BS・CSなどでは
邦画の放映も多いが、地上波は少ない(話題作はゴールデンでも掛かるが、他は深夜枠での放映が多い)
全時間帯で、新旧の作品の地上波放映を増やせないか? 都内の単館系を中心にした
小さい映画などは、1・2年後に地上波で放映されるだけでも助かるのでは?
(一昔前までは、旧作を午前中や昼間にもよくやっていて、これで邦画に目覚めた人も多かったのでは?)
流すだけではなく付随して、新作のミニ紹介番組を設ける。タダの宣伝枠を増やすわけだ。
局や制作会社はCM料を取るとか、紹介してやる代わりにキックバックの類を要求
するとか、そうしたケチな性根を起こしてはならない。
局や企業とのタイアップ・スポンサードなどが取れない映画、宣伝費の無い映画は本当に大変らしいよ。
例えば地味な佳作として扱われる「誰も知らない」ですら、1億円も宣伝費を使ったとか。
加えてカンヌ効果とユニオンの力で各方面に露出しまくってるからね。
実はこうした段階で差がついているんですよ。やはりこうした発想の編成は、BS・CS以外では
困難なのでしょうか? タダで大盤振る舞いすると、わざわざカネを払うスポンサーが減るから無理か?
よくやる、俳優がバラエティやトークに出演しまくって宣伝するのはみっともないから止めた
方がいいけど、その代わり、恒常的な紹介枠を増やせないものだろうか?
本来はこういう仕事はNHKの役割ですけどね。時々は朝夕のニュース枠などで制作現場の
取材やインタビューがあるけど、もちっと何とかならんかと。
>356
そりゃ失敬。 でもどの程度調べればわかるってわけ? 童夢はさすがに昔で中学の頃だから
気付かなかったけど、寄生獣なんて気にしてなのに聞かなかったよ。
>ろくに調べもしないで業界人を見下げすぎるのも程度の低さを喧伝している様で見苦しいですよ。
結局できてないんでしょ? 見下げ果てられて当然。
364 :
名無シネマさん:04/09/11 10:10:24 ID:LgmHGcXH
映画は旅行と同じだと思う。
習慣になってなければ、理由が無ければ行かない。
その理由は、話題だったり、好きなスター、興味のある題材などなど。
観光と同じで、何があるかを明確に示さないと。
邦画の予告編は、全部語って、もういいやか、何があるか分からない、ってのが多い。
少ない宣伝でも効率的にとか当事者の努力や、
とりまくもの、フリーペーパーとか、TVとか、紹介していかないと。
作品名言っても、通じなくてもこういう映画がやっている、やるをもっと伝えないと、
資本主義的大量宣伝が相手なんだから。
TVが邦画を支配しつつ、あるのは、宣伝力だし、その宣伝から発想された企画力が
見栄え重視なのは、当然。
>>360 それ以前に、香取君じゃなきゃ企画が成り立たないな。
366 :
名無シネマさん:04/09/11 13:18:15 ID:WUtZnJUz
こんな忍者ハットリ君は嫌だ・・・を地でやってる気がする。
身長180cmのハットリ君(原作ではケンイチより小さかったと思う)
20代後半のハットリ君(原作では小学生だったと思う)
これでスマスマで忍者カットリ君とかやってたら自己模倣そのものじゃん。
367 :
K++:04/09/11 14:15:00 ID:q8XJB8cY
>359
確かにアニメの方がよかったのにと思う方が多いですね。
でも日本の安アニメって口パクだけだし、声優がワンパターンだし。(~_~;)
僕としては、「墨攻」を大エキストラ動員の実写で見たいです。
368 :
名無シネマさん:04/09/11 19:50:57 ID:63dYnnl3
人がたくさん出るものは、アニメより、実写が力強いよね。
現実的なモノを観客が望むなら、アニメや実写化には偏らないと思えるので、
今は、現実を楽しめないのではないだろうか?
てか時代的には大衆は物語を求めてないかも
実生活で疲れ果ててるから
TVでゆる〜いフリートークとかバラエティ見ててたいっていう
370 :
名無シネマさん:04/09/11 22:02:23 ID:iYIYLyt2
私は、逆の意見です。
今こそ、物語が求められている気がするなぁ。
日本で、21世紀になってから、かなり映画館に来る人が増えてます。
邦画の年間の製作本数も、50年代の黄金期に迫ってる。
フリートークとかバラエティだって、語り的な部分が増えてきているし。
ただ、虚構よりも実話が強く欲せられている気がする。
371 :
名無シネマさん:04/09/11 22:03:03 ID:WQZ7W0BX
>>368 邦画でも西田敏行がやってた「敦煌」なんかはロケ地もあいまってけっこう迫力があったような気がする。
(おもしろかったかどうかは・・・聞くな。)
あと「天と地と」のラストの上杉軍が武田軍の陣を真っ二つに割って突撃するのも当時見て興奮した気がするなぁ。
(おもしろかったかどうかは・・・やっぱり聞くな。)
372 :
名無シネマさん:04/09/11 22:38:16 ID:iYIYLyt2
邦画には、その興奮が足りないのかも。
それで面白さは、好みもあるし。
ハリウッドには、その興奮がある。
> TVでゆる〜いフリートークとかバラエティ見ててたいっていう
それもありだよ。
でもそういうのが映画を作ってるから邦画はだめなんよ。
374 :
名無シネマさん:04/09/12 00:27:13 ID:eDFXsjaA
そのフリートークで映画の宣伝してたりするんだよな。
映画って、宣伝のためにあるのかと思えるときがある。
せちねぇなぁ。
映画会社が知恵を絞って観客動員を増やそうとした結果、
むしろ客を引かせているという
客と作り手の嗜好の間に埋めがたい溝があることが
今の邦画の問題点だよね
キューティーハニーとか NIN NINとか
TV的でもいいから、もう少し正攻法の企画で
やってほしいよなぁ
いっそのこと、予告編だけ作って反響が悪かったら、止めちゃうってのどお?
新聞屋からただ切符貰っても行かないもんな、邦画なんて。
キューティーハニーとかデビルマンなんて今更映画化して誰が見に行くんだよって感じ
変なおっさんオタしか来ないだろ
まともな映画作って名作・大作感をアピールして行ったほうがなんぼかマシ
379 :
名無シネマさん:04/09/12 08:01:25 ID:qFl03kZm
ククククッ 映画に関して賢ぶってみてどおなる。かっこつけなさんなよ
某石原知事が公道を占拠して撮影出来るように窓口作ったにどうなったの?
政治的、選挙的に適当に作っただけなの?
>>380 武が東京都に要請して今度お台場で大規模な撮影するらしい。
考えてみれば、石原軍団のせいで規制が厳しくなり
その軍団の外戚のオッサンが規制を緩和するなんて
マッチポンプだなw
382 :
名無シネマさん:04/09/12 17:14:20 ID:ekv14uz4
「映画を見るなら1000円」がはっきりした「釣りバカ」の証明
映画の入場料金を一律1000円に統一したらどうか。
公開中の「釣りバカ日誌15 ハマちゃんに明日はない!?」がヒットしていることで、
映画ファンの間からこんな声が沸騰している。
「釣りバカ――」の封切りは8月21日。
1週目の興行収入は前年比30%増の2億5000万円を記録する大ヒット中。
公開3週目の現時点の興収は4.5億円。最終的な興収予想は初の10億円だという。
“秘策”は料金設定。配給元の松竹は02年公開のシリーズから「入場料金一律1000円興行」を実施。
つまり、いつでもどこでも誰でも1000円払えば「釣りバカ」を見ることができるのだ。
松竹はこの結果にホクホク顔で、当初は3週間限定の予定だったが、2週間の公開延長を決定。
「“1000円だったら見に行くのに”という潜在的なファンがそれだけ多いということです。
映画団体は特定の日だけ1000円で観賞できる『映画の日』や『レディースデー』を実施していて、
これが非常に人気があって客足が伸びている。
また、今年始めた『夫婦50割引』(料金は1人1000円)を50代の20%が利用しています。
思い切って一律1000円にして映画ファンを積極的に劇場に呼び込むべきです」(映画記者)
一律1000円をやるなら今。映画ファンが増大するのは間違いない。
【2004月9年9日掲載】
383 :
名無シネマさん:04/09/12 17:30:36 ID:a0EBvZBR
>>380 キル・ビルでも結局お台場しか許可されなかったそうだ。
それじゃ千葉の幕張となにもかわんねーじゃん。
名所でロケできるからこそ、東京ロケのうまみなのに。
384 :
名無シネマさん:04/09/12 17:55:45 ID:PmOJkqUb
内部の人間として、言わせてもらうと、
他の県のロケーションサービスの方が、よほど気が利いてる。
長野、群馬、埼玉、広島はかなり協力的。
385 :
名無シネマさん:04/09/13 02:01:34 ID:h2CbXFMC
今まさに町興しを必要としている場所なら協力的だろうね。
水道水を使ってた温泉町とか。
386 :
名無シネマさん:04/09/13 02:48:01 ID:+LHHy/GE
キューテーハニー大コケで、制作会社解散。
だから無理だと言ったんだ。
言ってないけど
あんなもんコケるさ・・・
TVで紹介してたけど痛くて見てられなかったもの
松竹はトホホなニュースを喜劇仕立てにするのが上手かったね。
「喜劇・水増し温泉」とか。
今製作すべき物語は「ありきたりのモノ」だと思うよ。
冬ソナやセカチュウ〜なんかが流行る昨今、こった話なんて大衆は求めてないんだろう。
ディープな映画ファンなんかはスルーなんだろうけど
儲けるためには大衆迎合も仕方ないだろう。
松竹お得意の「母もの」は今こそ製作すべきだろう。
ありきたりのモノなんてTVやDVDで腐るほどあるじゃん。渡鬼とか黄門とか。
391 :
名無シネマさん:04/09/13 22:04:01 ID:sVdc1KCf
ありきたりと言うのは、言い方だな。
ひねった物語よりも、ストレートに観客の喜びやすい物語を
作ってはどうか、ということでは?
>>391 それが意外と難しいんじゃないかと思うんですよ。
TVじゃなく、わざわざ映画館まで客が足を運ぶ程度の魅力は欲しい。
こういうときに、映画スターの不在は重くのしかかるのね。
393 :
名無シネマさん:04/09/13 22:23:11 ID:sVdc1KCf
シンプルなストーリーに、喜びがあって、それをスターや演出が、支える(そのとき、玄妙さが加わる)。
これって、何十年前どころか、江戸時代からの王道なんではないのか?
394 :
名無シネマさん:04/09/13 22:23:47 ID:5ZbIg4Eo
>>393 「喜び」一つとっても個人差が激しすぎる現代では、どこを狙って
喜ばせるべきかなぁ。時事馬場…。
日本のドラマにしても映画にしてもセットの作り方がすごく下手。
光源が変なところから出てるし、建築物の壁面に見えない。
家具は新品だし、もっと雑然と物が重なるとか、
埃が積もるとかできないのか。しかも、大声出すと反響する。
外のセットを室内に組むと、自然光ってすごいんだなと思う。
つまりTVドラマの延長みたいな映画はだめってこったな。
しかしTV俳優と映画俳優の区別がない日本映画界じゃそれすらむずかしい・・・。
398 :
名無シネマさん:04/09/14 01:06:31 ID:enBBGcyA
下手なセットを見たのと、予算の問題はある。
上手い美術はいるよ。
最近だと、種田ヨーヘイ。
でも、セットを組めないのは、邦画界の問題。
呪怨ハリウッド版のセットで、今の日本で、どこまで出来るかは見れる。
東宝の最新のStに家一軒丸ごと作ってる。
399 :
名無シネマさん:04/09/14 01:18:47 ID:+ZqAnekL
たそがれ清兵衛とか、雨あがる・・とか良い
けど、金出して見たい物でもない
100円のレンタルでも、後回しにして結局は見ないんじゃなかろうか
CSやテレビで流れなかったら、見る機会なかったね
若い内は、刺激のある映画が見たいし
それでも、デビルマンとかキューティーハニーなんて問題外
隣でハリウッドが同じ値段で見れるのに、何故に素人作品を楽しまなきゃならんのか
はっきりいって、「無料」でも見ないかも。そこまで暇じゃないし
そもそも、邦画なんているの?
ハリウッド映画も内容はカスだけど、CGで誤魔化してるだけのアトラクション
アクション以外なら、家庭のTVで充分だし
現在の主流映画=金払って楽しむアトラクション、でしょ?
>>397 最近は、TV監督と映画監督の区別も無くなってきた。TVメインで育った監督が
映画を撮ることも平気になってきた。
TVを差別するわけじゃない。それなりの達成があったのは認める。だが近年、ハリウッド
の悪い部分(絵作りや編集の過剰さ)と、古い邦画の悪い部分(感情過多)を一緒にした
ようなドラマが目立つ。そして、そういう監督が劇場でも受けてしまう。
あるいは反対に、NONFIXやNスペみたいな映画しか撮れない監督が受けてしまう(誰とは言わないが)
今後も面白い人材は出てくるだろうが、平均としては邦画なんかもう壊れてるよ・・・。
401 :
名無シネマさん:04/09/14 02:09:11 ID:/4XWn4IV
>>400 自分はむかーしの時をかける少女とかあのあたりが好きだった
んだな。邦画は。
邦画は、不健全になったよな思考が…作り手の。ヲタ臭い人ばかり
増えたよーな。見たいと思う作品が無いのは確か。
庶民も受け入れれるもんを作ってくれと言いたい。
そういう作品は評価されないだろうが日本では。
それでも見たいのは楽しめる作品なんだよなあ。
402 :
名無シネマさん:04/09/14 03:24:28 ID:7okZoa0e
>>383 おまえは売国奴か?
映画ごときに東京を交通規制することの経済的な損失考えたことある?
邦画ならまだしも、ハリウッドの白人どもの金儲けの手助けにしかならないだろ。
403 :
名無シネマさん:04/09/14 08:38:42 ID:uySnePaR
>>383 街の問題が映画化されれば、解消されたりすることもある。
観光収入や、単なる外資獲得だと、思ってる短絡思考で経済を語らないように。
大体一応、都知事が先頭になって、やってることでもある。
経済は新しいことに挑んでこそ、発展するんだろ。
失敗にしろ、成功にしろ。
やっぱり制作側の視点レベルかな
タイアップで仕方なし、売れているからこの人を起用する、なんてのが多いと思う
自分が作りたいという作品理想に副い、「その映画」に必要な人を充ててるって
ことも殆どないんじゃないだろうか
スタッフ内でも駄目だと思う個所は容赦なく指摘するべき
お世辞混じりでご機嫌をとったり、言いたいことを言わないってのもマズイ
役の為に演技が出来ない役者(Myキャラで押し通す)も多く、金太郎飴的
脚本はいいな〜と感じるもの、ゴロゴロしているんだけど・・・
邦画には邦画、洋画には洋画でしか出せない味がある
味つけまえの下ごしらえや過程まで邦画、邦画することはないでしょう
知名度・役者のキャラで売れるようせず、作品の中身で真剣に勝負
405 :
名無シネマさん:04/09/14 16:15:34 ID:6PgOoONu
>>403 >街の問題が映画化されれば、解消されたりすることもある。
ぎゃはは。
映画ごときに夢見すぎだよw
>>405 アレ?知らないの?映画効果で改善された例ってあったよ
マラソンで交通規制されたりするのは腹がたつが、映画の撮影だったら
OKだな、個人的には。なんかワクワクする。
どんなにつまらない映画でも(○渕in熊本)だ。
408 :
名無シネマさん:04/09/14 22:35:31 ID:Jq+6VXxK
>>406 最近だと、『シッピングニュース』で道路が出来たりとか、
空港出来た例もあったな。
南米のどっかの町が犯罪が多いと映画にされて、
知事が犯罪撲滅に取り組み始めた例もある。
409 :
名無シネマさん:04/09/15 00:03:31 ID:otk8e94X
映画に文化的力が無いと思われてる先進国は、日本だけだぞ。
実際無いし orz
だからTVの焼き直し企画がまかり通る。
>>409 他の国は力があるのですか? 日本の場合、とにかくTVのキー局に力が集中しているじゃない?
今回の東京国際映画祭も、「笑の大学」星護(共同テレビ)、「いま、会いにゆきます」
土井裕泰(TBSエンタテインメント)、「インストール」片岡K(フリー?)と、
特別招待・コンペに3人もTVディレクターの名前がある。
欧米のTVシリーズ・テレフィーチュアは本編的な作り方をしているけれど、この人た
ちはそんな育ち方をしていない。そんな人たちが「映画」を撮っているし、海外の
他の作品と並べて上映されてしまう。日本映画、もうだめぽでは?
>>410 そんな企画でも客が入るわけじゃない? 今は資金はTV資本が多く、作り方としてもTV的だし、
観客の感性もTV的になってるよ。「え?」っていうヌルいのが当たったりする。
あるいは適度にTV的にヌルい方がいいのかも。やはりだめぽorz
412 :
K++:04/09/15 01:12:42 ID:IVZXJTx6
FT紙の映画評を読むとうらやましいと思うと同時に、
日本の新聞の映画・演劇評の惨めさが目立ちますね。
ファイナンシャルタイムズみたいな金融業界新聞でも、特集ページ組みますから。
日本の新聞に載る、あのばかばかしい宝塚の記事は一体なんでしょう。
厳しい演劇評がない国はだめです。
>>412 海外の事情は知りませんが、日本の新聞の文化部・学芸部の映画・演劇担当は素人が多いです。
そもそも映画・演劇オタクなんか採用されませんからね。まあオタクが嫌われるのはわかりますし仕方がない。
もちろんそれなりに造詣のある記者もいない訳じゃないですよ。ただ、仮に素人でも、名刺の力とプレス資料で記
事などどうにでも作れますし、地方紙の文化欄などはネットの批評サイトからパクるヤツもいます。どうにで
もなるんです。とくに地方紙の文化担当なんかお山の大将だからタチが悪いよ(偏見だけどw)
宝塚? 広告貰ってるのに商業演劇の批判なんかするわけない。日本の評論家など、社員記者もフリ
ーもやってることは政治記者と同じでっせ。適当に上げて下げる。海外ではどうしているのか?
414 :
名無シネマさん:04/09/15 10:36:02 ID:mt1lsQYd
映画祭はお祭りだからねぇ。
名前に実績ある人が欲しいんでしょ。
TVディレクターなら、ドラマの実績(視聴率)があるわけだし。
415 :
名無シネマさん:04/09/15 11:26:52 ID:Z9k6lGyD
岩井俊二がポルノ撮ったら、スッゲェエロそうでいいかも
416 :
名無シネマさん:04/09/15 11:50:19 ID:mt1lsQYd
ポルノにも男向け女向けがあるからなぁ。
TV業界とのくだらないコネの世界をやめろよ
そんなだから漫画とかアニメに水をあけられていく
今日本映画業界がやってるのは内輪で固めたなあなあの同人レベルの仕事だ
418 :
K++:04/09/15 12:35:29 ID:IVZXJTx6
団塊の世代が引退を始めるこれからの時代、
埃叩いて旧作で稼ぐには、老人相手のペイパービューでしょう。
都内のある区のシネマクラブの案内では、今度
丹下左膳、黒い十人の女、白鳥先生と子供たち、白鷺、古都、カルメン純情す、をやりますが、
6歳以上、2000円って書いてあります。
こんなの観に来る6歳って、渋い!
>>417 >今日本映画業界がやってるのは内輪で固めたなあなあの同人レベルの仕事だ
たしかにそんな映画は多いけど、モノによってはそれでも当たっちゃうんだよ。作品板の「スウィングガールズ」スレとか見てみ。
少しでも「おかしくない?」と指摘すると、「これは娯楽映画だ、そんな所を気にするな、
スウィングしようぜ」とファンのお叱りが飛んでくる。
内輪も内輪、ファンも内輪に引き込んじゃうわけ。萌えっ子を集めて、サイドストーリーや
裏設定といった細かい仕掛けも組んで、といった点も憎いほど気が利いている。
つまりはこれ、やってることは連ドラやアニメと同じなのよ。同じということは、いずれこっちも興行的
にも飽きられて廃れてしまうだろう、ということだが・・・もうね、出口ナシ。
420 :
名無シネマさん:04/09/15 13:32:17 ID:1eKgbAKn
例えそれでも、客を呼び続けなければなら無いし、
その対抗勢力が、きちんと糾弾する。
今の邦画界は、そのどちらもが、我関せず、お金儲かればいいじゃない、生きるので精一杯なんですもの、
な状態で、娯楽や芸術が盛り上がるはず無いじゃない。
>>420 >そのどちらもが、我関せず、お金儲かればいいじゃない、生きるので精一杯なんですもの、な状態
結局、すべてをTVが呑み込んでしまったのよ。作り手もTVやCMが養ってる。本編の仕事だけ
やってるヤツなんかどれだけいる? 客の感性も悪い意味ですっかりTV的になってる。
だから映画のフリをして、実態はTV的な作品の方が受ける、という逆説も生まれる。
もちろんTV=オール悪、と言いたい訳ではないよ。でもちょっとズルズル来過ぎたし、
もう止まらないだろう。
本編らしい本編もない時代なので仕方がないのだろうけれど、もうすべてがズルズル。
ヴァン・ヘルシング見てきたよ。 見たら、その直前のデビルマンの予告を思い出して
甚だしく恥ずかしくなった。
東京国際アカデミーが開催される度にも恥ずかしくなる。 あいつらよく恥ずかしくないな。
423 :
名無シネマさん:04/09/15 18:21:18 ID:RuK+Ww/G
この国を動かす政財官界のお偉方が文化にぜんぜん関心無いもんなあ。
おっさんらが興味があるのは、プロ野球とゴルフくらい
映画も美術館もコンサートホールも行かないような人ばかり
この国の新聞のスポーツ面の分厚さと文化芸能面の薄さを見たら分かる
子供のときは塾か運動部ばっかりで遊びにいったことないんだろうな。
だから映画や芸術が政治や経済を動かす事がぴんと来ないんだろう。
かつての満映もナチスやソ連に比べたらダサいことこの上ないが、今の日本は満州より更に退化した。
そのてんは、韓流とやらにはまっているテレビの前のおばさんたちのほうがまだ分かってるはず。
90年代以降の日本のドラマやアニメのブームのおかげで、どれだけの日本製品がアジアやヨーロッパで
恩恵を被ったか官僚や企業の上の方はわかってないんだろうな。
424 :
名無シネマさん:04/09/15 18:39:42 ID:RuK+Ww/G
おれが日本のマッチョな政治家なら映画に大量に投資する。
テレビドラマのためにアジアでは知名度のあるアイドルや俳優をがんがん起用するよう働きかける。
警察や財界を買収して、首都高や成田空港を1週間封鎖してでもアクション映画やサスペンス、恋愛映画を撮らせる。
それを世界中に売れるよう、文化庁や外務省(国際交流基金)、経済産業省の補助金と人員を動員する。
バカ映画の洪水で世界が笑うかもしれないが、いくつかはヒットするかもしれない。
というか、電通や地元広告代理店に金を使い、ヒットさせる。
こういう映画を見させて、日本は平和で民主的で、間違ったことは正す自浄能力のある有能な国だと思わせる。
日本人は芸術を愛し恋愛を好むよき隣人だと思わせる。
日本企業には一部強欲な人がいたり、自衛隊には一部キチガイがいるかもしれないが、日本人の主人公が
彼らを倒すストーリーによって、平和で正しい日本人の方が多いと思わせる。
こういう映画のような日本人が多ければ、常任理事国になっても自衛隊を海外派遣しても大丈夫ではないか?
日本がアジア経済のリーダーになれば世界は幸せではないか?
ひょっとしたら核兵器を持たせても信頼できるのではないか?反日政治家の行ってることは嘘ではないか?
そういうふうに世界の世論が変われば、投資した価値はあるかもな。
でもマッチョな政治家は映画が嫌いなので絶対こういう風にはならないだろう。石原も口だけみたいだし。
>>423 >この国を動かす政財官界のお偉方が文化にぜんぜん関心無いもんなあ。
いちおう、文化庁には寺脇氏みたいな人もいるよ。ゆとり教育で悪名が付いたけどね。
小泉さんもオペラや映画が好き(まあエセくさいけど)
>子供のときは塾か運動部ばっかり
お偉方だけじゃない。キャリア・上場企業からそこらへんの公務員・中小企業のおっさんまで、
日本の成人社会人男性の多くがそう。日本のエンタメやカルチャーを仕切ってる紀尾井町・富士見・
築地・お台場・汐留・渋谷・六本木etcの住人(つまりは大手メディアの連中)もそうだし。
エリートはそれなりの芸術・教養を嗜むものだ、という習慣も薄いしね。SEGや鉄緑に通ってるような
連中も電車の中ではヤンマガやジャンプ読んでるし。マンガが悪いって訳じゃないけどさ。
>>424 皮肉が効いてるけど面白いなあ。どこまで具体的にアメリカの政官界と結びついて
いるのかは知らないが、それをやってるのが合衆国だものね。
社会の腐敗や国務省・政界の内情を描いた映画までも、トータルではアメリカの利益に
なっている(こんな映画も許容するほど、我が国は懐が深いんですよ、という)
フランスも、ベタだけど例えばロメールやゴダール(まあ誰でもいいけど)たちが、教養と
哲学めいた知性のあるいい国だなあ、というイメージにどれだけ貢献したか。
日本はどうかね? やはり武やハヤオしかいないのか?
国に頼るようになったらおしまいだよ。
歌舞伎や能や狂言じゃないんだから。
今活きている芸能なんだから。
才能の流出はそう簡単に止められないね
作りたい奴らはみんな漫画かアニメに流れちゃってる
それこそ十年以上も前から
>>428 >作りたい奴らはみんな漫画かアニメに流れちゃってる
自分で絵の描ける人はね。CGとか行く人もいるね。まあ、大半はTV・CM等の制作会社に入るか、ドラマやVシネなどで
フリーの助監・助手やってるのでは? 目端の利くヤツは映画会社やキー局・NHKに入る(狭き門だけど)
たまに自主あがりの監督もいるし、最近は映画美学校とか入る人もいるのかもね
(もっとも、美学校出世頭の清水崇が、実は入学前から現場に出入りしていて、美学校に実質的に
コネ作りのために行ったことは余り知られていないのだろうか・・・)
これが創作労働の現場の現実で、そこから出てくるのが
>>411で叩かれてるような人たちですw
430 :
名無シネマさん:04/09/16 00:53:27 ID:AOIEDHgL
映画は戦争に近いからね。
国を巻き込んで当然。
壬生義士伝は面白かった
432 :
名無シネマさん:04/09/16 01:28:07 ID:jxF1bzKT
サムライ映画も日本独自で強みになる素材なのだが、
あまり忍者や侍に映画を頼りすぎると、
「日本にはまだ侍や忍者がいる」
「斬り合いばっかりで殺伐とした国民だ」
「サムライはかっこいいけど、今の日本は終わっている」
などなど、外からのイメージが偏ってしまう恐れがある。
もっとも日本国内で、映画界が盛り上がれるならば、サムライ映画ばっかりでも
かまわないけど・・・。
今の日本が舞台のいい映画も観たい。
>>424みたいな国策映画(??)でなくても
いいので、いい映画を作るのにファンや地域が応援する雰囲気がほしいです。
国に頼る文化じゃなく、国が援助したくなるような文化になれということだ。
434 :
名無シネマさん:04/09/16 08:05:07 ID:i9RRqyct
>>426>やはり武やハヤオしかいないのか?
ヤクザとロリの国家である事を宣伝してる・・・・のか?
人身売買のはびこる国だとどこぞから注意されたが
パヤオの影響なのか・・・?(←考えすぎ)
435 :
名無シネマさん:04/09/16 10:38:15 ID:ene11EOA
映画人口が増えたあたり(シネコンの進出)から、サービスが真剣に語られてきた。
椅子も良くなったし、レディースデイ、映画の日のサービス…と。
人が集まれば、改善されていく。
改善されてないのは、人がまだ来てないからだとも言える。
客が増えて、サービスが良くなるのは、鶏と卵かもしれないけど、
日本では、人が集まるところに、サービスが良くなることは多い。
436 :
名無シネマさん:04/09/16 11:21:13 ID:nOAWFCgD
逆じゃないの?
サービスが良くなるから人が集まる
シネコンができたから映画人口が増えたんじゃなかったけ
437 :
名無シネマさん:04/09/16 11:48:41 ID:ene11EOA
シネコン進出も書いてるでしょ。
サービスの開始じゃなくて、サービスの改善が必要だって、書いてるのさ。
始まったサービスが、人が集まることで、良くなっていく。
止まった荷車を押すのは大変だけど、動き出せば、力はそういらない。
サービスで言うなら、サービスする側にされる側がきちんと何がいるんだって言うことじゃないかねと思うんだ。
昔で言うなら目安箱があればいいのに。
まずいいソフトを作らないと人は来ない
439 :
名無シネマさん:04/09/16 18:47:47 ID:zZlsua4n
サービスの充実ったって、劇場側に出来ることはどこまであるのか。
座り心地の良い椅子と、静かな落ち着ける暗闇と、俺は客としてそれ以上求めないんだが。
あとは、安くしてくれれば。
440 :
名無シネマさん:04/09/16 18:50:29 ID:q27oFZNX
オレは、映画館内で流す音楽とか、そういった演出面、映画館内の飲食物とか、
係員の対応とか、サービスに終わりはないと思う。
441 :
名無シネマさん:04/09/16 18:57:17 ID:psFrJnGE
>>432 つーか、そんなこと言う前に忍者映画の決定版を作ってほしいよ。
赤影でNINNINじゃあなあ。
せっかく著作権料なしのすばららしいキャラクターなのに。
LOVERSの竹やぶアクションとかのほうがよほど忍者らしい。
アニメの獣兵衛忍風帳の実写版と作ればいいと思うんだけど、な
ぜ誰もやらない。
442 :
名無シネマさん:04/09/16 19:03:43 ID:q27oFZNX
来年、山田風太郎モノの大作忍者映画が2本公開されます。
映画が作るのに、邦画だって1年はかかるのよ。
>>441「これはあたる!何故誰もやならい?」と本気で思うならあなたが作ればいい。
これは煽りでも何でもない。事実です。
資本がない、ツテがない、経験がない・・・を理由にするなら他人を責めるかの論調は控えた方がよろしかろう。
444 :
名無シネマさん:04/09/16 21:02:45 ID:GXEwLsU9
とりあえず俺がやって欲しいのは、日本の殺陣アクションの再点検かな。
ワザとらしいチャンバラアクションは見ていて寒い。
ワザワザ斬られるのを待ってる敵。最初から相手を狙ってないのがミエミエの斬撃。わざとらしい倒れ方。チャチな血糊…
あれはヤバいでしょ。現場の人は危機感ないのか、新しい人材がいないのか。
そういうちゃんとしたアクションを構成できる組織を新たに作って欲しいな。
日本の時代劇は面白いのが多いのにもったいないよ。
445 :
名無シネマさん:04/09/16 21:12:34 ID:yf+QXtVG
様式美とは、そういうものでもある。
香港アクションにもあるべ。
実を言うとアメリカ映画にもあるぞ。
相手を正面から殴る、アレだ。
ウエスタンファイトとかいうんだっけか?
446 :
名無シネマさん:04/09/16 21:48:21 ID:GXEwLsU9
様式美…すでにそこまで到達しているということか…
まあ、中国香港式みたいな、バカらしいワイヤーやCGアクションの方向には行って欲しくないけど
でもなんていうか、侍が命かけて真剣で戦ってるんだから
ギリギリの緊張感と、技や駆け引きの攻めぎあいを
表現してほしい。ファンのワガママかもしれんが
そういうのをちゃんと追求したのが黒澤さんだったのかもね。
未だに後進が育ってないとすると寂しいが
いや、この際ワイヤーでもCGアクションでもいいから燃えるのきぼん。
448 :
名無シネマさん:04/09/16 23:14:30 ID:ikJYqJHo
まだその様式美を極めきれてないんだろ。
発展途上。
極めれば、マトリックスシリーズでのマーシャルアーツファイトになったりするはずだ。
ラストサムライだって、よく観ると、様式的時代劇剣戟を踏襲してはいるけど。
まあ様式美だとかお約束だとかの型にはまってるような奴は監督になってほしくないな
資本がない会社でも制作費を融資してくれるような制度はないの。
様式美は共通幻想だから大切に。
でもいずれ様式美になるものを今模索するチャレンジ精神も持ってほしいがな。
452 :
名無シネマさん:04/09/17 01:14:46 ID:kXB34qqq
>>451 映像は記号の集合体でもあるから、様式美も視点に入ってない監督はどうかと思うがね。
それを変革する力を持ってるヤツが出てくることを期待する。
>>450 あるよ。
>452
いやだから、両方持ってるべきだと。
454 :
名無シネマさん:04/09/17 01:47:41 ID:kXB34qqq
>>453 ???
様式美を持っていて、変革する力を持っているべきって、
両方って意味と同じでしょ。
なんか違う?
両方の意味で書いたことに
> 映像は記号の集合体でもあるから、様式美も視点に入ってない監督はどうかと思うがね。
と書かれたから、こちらが変革だけ考えろと思われたと思ったの。
456 :
名無シネマさん:04/09/17 10:40:59 ID:5rQFKOq7
>>451、455
>でもいずれ様式美になるものを今模索するチャレンジ精神も持ってほしいがな。
新しい様式美ってのを、(例えば、小津的なカメラの置き方)作りだすことが中心なのかな、とは思ったけど。
新しいのを作るのと、変革は少し違うと思うんだけど、沿ってるなぁと思い、強調させていただきました。
457 :
名無シネマさん:04/09/17 10:49:33 ID:iNJQ7uis
日本はアニメかCG物で頑張ればいいじゃん。
アニメは年寄り中心だし、CGはろくなもんがないだろ。
実写と現状はさほど変わらんと思うぞ。
459 :
名無シネマさん:04/09/17 19:52:04 ID:DKFBNlfx
アニメが年寄り中心?見たの?
460 :
名無シネマさん:04/09/17 19:53:00 ID:DKFBNlfx
何歳から、年寄りなのよ?
生まれた時点で年寄りなんだな
>>458の定義では。
462 :
名無シネマさん:04/09/17 21:36:04 ID:iwJfn8vq
宮崎と押井が死んだら、日本のアニメは終わりだよ。
後は消費するだけの萌えアニメだけ。
463 :
名無シネマさん:04/09/17 22:04:36 ID:oJ3YTm4d
今敏、森、新海、庵野、湯浅…、たくさんいますが。
アニマトリックスとか観れ。
いい加減に宮崎を持ち上げるのは止めてくれ日テレ。
465 :
名無シネマさん:04/09/18 03:09:39 ID:aphH9GZn
>>462 消費するようなモンがあれば、
それだけ幅も出てくるってもんじゃネエの?
大作じゃなくても、幅が広ければ何とかなる。
あいにくと萌えアニメもほとんどが消費価値がない。
467 :
名無シネマさん:04/09/18 08:51:06 ID:CWyKTFWP
様式美とみるか、マンネリとみるか別にして
ひとつ確実に言えるのは、邦画のアクションは世界最低レベルにあるという事だ。
確かに時代劇の殺陣の場面なんか見ると一気に萎える。
ハリウッドの真似しろとは言わないけど、
もうちょっとレベルアップする努力はした方がいいのでは。
468 :
名無シネマさん:04/09/18 11:10:57 ID:6f0Hc0Xj
1940年代に伊丹万作(伊丹十三の父で、日本映画史に残る監督)が
映画をヒットさせるにはどうすればといいかと書いた文章には、
3つののことを守ればよいとある。
1、売れた小説の原作にする事。
2、スターの顔をアップで撮る事。
3、カメラをやたら動かす事。
469 :
K++:04/09/18 11:24:31 ID:zbHOjBEb
>467
まったく同感です。
殺陣に関していえば、むしろ逆行していると思います。
新宿コマ劇場で弁当食ってるオバサン客相手に、たるそうに体を動かして、
次の決めポーズ! はいパシャッ! みたいなぬるま湯につかっている。
日本映画自体が、役者の顔アップしか撮らないから、畢竟殺陣も
つばぜり合いが見せ場だとばかり勘違いして、
しかめっ面した二人の役者のアップばっかり。
蹴る、投げる、小手を打つ、脚を払う・・・をもっと取り入れないと。
「飛び道具は卑怯なり」の思想でやっている限り、だめですね。
刀抜いての白兵戦なんてリスキーなことを好んでやるわけがないし、
ほとんど弓か、槍かでしょう。
一対二になったら大刀も捨てて逃げるのが基本です。
ハリウッド映画のキャストをそのまんま邦人俳優と置き換えても間違いなく面白くないだろーから、やっぱアニメやるべき。
471 :
名無シネマさん:04/09/18 17:04:44 ID:E2+ZOwzt
>>467 マッハ!って映画は一つのヒントにならないだろうか
低予算でも、やる気があれば誰でもワクワクするような
アクションは作れるのだ。
この映画はタイという国を上手くアピールもしているし
単なる香港やハリウッドのコピーにもなっていない。
ようするに邦画を作ってる人は、そういう映画を目指す
気力がないのでは?
472 :
名無シネマさん:04/09/18 18:55:28 ID:fL0yty1A
システムに縛られて自由に力が発揮できんということは?
日本ではあらゆる意味でそういう弊害が蔓延してる気がするのだが、
それが映画界でも同じだとしたら?
東南海大地震で、経済的に完璧に壊滅状態に戻ったとしたら、かえって傑作がバンバン
出来そうな気がする。
473 :
名無シネマさん:04/09/18 19:08:19 ID:/cqp/781
>>471 低予算ていうけど、マッハ!は4年以上の準備期間が設けられちる。
ハリウッド作品の撮影に、タイは非常に良く使われていて、
その技術は伝えられている。
アジアで、最もハリウッドシステムが入っているのが、タイ。
ようやくインフラが整いつつあって、タイ映画界は隆盛を開始している。
パン兄弟(インファナル・アフェアでも編集に参加している)、ペンエーグ・ラッタナルアーンとか、
映画祭でも常連の監督が増えつつある。
スタッフに技術があり、それを支えるシステム、そして、率いる監督がやっと現れたわけ。
モノ作る会社は肥大化して守りに入ったら終わり
小さい規模の頃に「とにかく面白いもん作って客呼ばなきゃ!」っていうハングリー精神があるうちは面白い
475 :
名無シネマさん:04/09/18 19:30:34 ID:/cqp/781
476 :
名無シネマさん:04/09/18 19:58:24 ID:E2+ZOwzt
>>473 逆を言えば日本には、そうしたインフラやシステムが無い
ってことかな?
不景気とはいえ、これだけの経済大国にシステムが無いっていうのも
恥ずかしい話だね。
しかし今現在、無いのは仕方ないとして、
これから作っていこうという努力はされてるのかな?
それとももう完全にあきらめて、日本はターゲットを絞ったホラーや私小説的
海外映画祭向け芸術作品か、アニメしか作らないのかな。
もしそうなら邦画の復興はもう無理だろうね。
つまりこれから邦画を志す人間も、そうした作品のファン層からしか出ないってことだし
今までどうり、大衆から「つまらない」といわれながらやっていくしかない。
>>476 >不景気とはいえ、これだけの経済大国にシステムが無いっていうのも
>恥ずかしい話だね。
海外の事情はよくわからないが。いま、日本で映画(映像)をやろうというヤツは、どこで働いているのか?
というと、
>>429 みたいな現場にいるわけですね。システムというか、まあ現場は動いてます。
>つまりこれから邦画を志す人間も、そうした作品のファン層からしか出ない
これは他スレでの話だけど。突然出てくる才能も多いことは事実ですが、しょせん、人間は
自分が観客として観てきたもの、職業として勉強してきた場所の影響でしかモノが作れないとすれば、
今の日本はちょっと絶望的な状況かなあ、とは思う・・・。海外は知らネが。
http://tv6.2ch.net/test/read.cgi/movie/1072010281/452-465 ちょっと目新しいものが出てきただけで、「いま、日本映画が面白い」とか言ってる場合じゃない
ことだけは確かなんだが・・・。
タイの事情はわかりませんが、現実問題として日本では「本編」の仕事だけでは生活できない。例えばこの
あいだ亡くなった篠田昇さんも、TVドラマのタイトルバックやCM、PV等もやっていた。
目端の利く人はいろいろやってますよ。そのついでに(合間に)本編を撮る。三池崇史
のように何でもやってきた逞しい監督もいますし、TVの仕事が多い人でもいいスタッフはいるでしょう。
だが現実に、TVなどは荒っぽい人や妙なクセが付いている人も多いのは事実なわけで、
やはり技術や作品のトーンが崩れてきちゃう懸念は大きいのじゃないですか?
やはり、今後の日本映画にあんまり期待はできないねえ・・・。
479 :
名無シネマさん:04/09/18 21:01:52 ID:F4h8taA4
けなして優越感に浸るより、現状を見て嘆くより、見つけて励まして育てる。
そこに可能性が生まれるのであって、コップの水はもう半分、まだ半分だって、
喉を潤せるんだぜ。
イギリスも英語圏なのに、長らく映画は沈んでいた。
インフラもTV(確かにミニシリーズや映画的な作品は多いが)によって整ったわけだ。
タイも、韓国も、自力で這い上がった。
日本には出来ないよねって、日本人が言ってたら、出来るわけないべ。
このスレタイをもう一度、読んでもらいたいものだ。
480 :
名無シネマさん:04/09/18 21:20:48 ID:E2+ZOwzt
>>479 それもそうだ。
考えてみよう。邦画には金がない。
金がない理由は色々あるだろうけど、最大の理由は
ほとんど国内だけが市場のせいだ。
もっとも洋画に押されて国内でも小さな市場だが
とにかく小さいとこからでも、輸出仕様で、国外市場を視野にいれたらどうか
そんなの日本人には無理といわずさ
日本が戦後、技術も資金も資源もゼロから始めて
それでいて国外市場をにらんで勝負を仕掛けていき
世界一のハイテク大国になったことを考えれば
楽勝でしょ?その気になれば日本にもソフトはあるわけだし
まあ、具体的にどうするって言われてもすぐにはアレだけど
気概の話。それくらいの気組みがないと、もう邦画は先細りでしょ
>>479 >インフラもTV(確かにミニシリーズや映画的な作品は多いが)によって整ったわけだ。
そのあたりの事情はよく知らないけど。まあ、ケン・ローチやマイク・リーなども元々は
BBCのTVムービーを撮っていたらしいけどね。
(というか、たまにBSなどで欧米のTV作品を眺めただけでも、彼我の差に萎えまくり
でますます辛くなるのだが? 面白い作品だけが入ってきているせいか?)
それと、イギリスはパインウッドをハリウッドが使う。韓国はハリウッドは来ないが、
国家がテコ入れしてなりふり構わずカネを突っ込んでいるそうですね。
>>480 >楽勝でしょ?その気になれば日本にもソフトはあるわけだし
日本もけっこう輸出しているはず。意外な作品が海外の劇場やTVに流れているらしいし。
ただし、ハリウッド映画でも、収益比率は北米:海外=1:1 なのが現実。
海外、海外といっても実際はその程度のもの。
台湾・タイ・イランなどが海外の映画祭での売り込みに熱心なのは、海外に
売れるとカネになるんだよ。レートを考えてみ?
ホウ・シャオシェンなんか、フランスや日本の出資者に媚び売りまくってるやん?
483 :
名無シネマさん:04/09/18 21:44:12 ID:F4h8taA4
【珈琲時光】や【不夜城】のように、海外の監督を日本に招いて、
撮らせれば、海外市場の獲得はしやすいかも。
それなら、プロデューサーの気概次第なんじゃないか?
アレックス・コックスを、濱マイクで呼んでたし。
出来ないことではない。
【ソウル】で失敗したけど、韓国で撮るってのも、無理じゃない。
ここにいる人間で可能なのは、周囲に口コミすることじゃないかな。
邦画も頑張ってるよって。
作品の内容だと揉めるのは、分かってるから、もっと具体的な事実なら、口コミしやすいと思う。
上に書いてある、スパイダーマン2よりもセカチューの方が売り上げ上だったんだよ、とか、
浅野忠信、タイの映画に主演して、ベネチア映画祭で主演男優賞とったんだよねって。
例えば、それを誰と競ったかとか入れると、もっと気を引けるのではないか?
484 :
名無シネマさん:04/09/18 21:55:04 ID:F4h8taA4
気を惹くだな。
485 :
名無シネマさん:04/09/18 22:16:03 ID:CWyKTFWP
>>483 うーん、そのやり方はちょっと付け焼き刃で安易じゃない?
海外スタッフと合作で、ていう企画で成功したのを
ほとんど聞いたことない。こういうのは大抵、制作サイドだけが盛り上がってしまうもんだ。
濱マイクなんかはモロにそうだったね。
まずは作品とファンありきな訳だから、エキゾチシズムに頼らない、世界の普通な映画ファンが見ても分かる
骨太な作品を日本人で作るのが先決じゃないだろうか。
例えば社会派サスペンスなんてどうだろう
昔「新幹線大爆破」って作品が海外で評価されて、興業的にもヒットした。
日本人が思ってる以上に世界の人々は、経済大国の日本の社会に関心を持ってる。
それでいて社会構造は欧米と似ている。そこでのドラマが彼らに理解されないはずがない。
勿論火曜サスペンス劇場みたいな安っぽいノリのものではなく、
世界向けにストーリーで魅せるような、そういう物が作れれば、風向きも変わってくると思うよ。
ベタな作品をキチンと撮りきる職人が必要だな。
芸術家気取りじゃない。
セカチュウとか海猿とかクイールとかさ。
奇を衒わずに手堅く当てて全体のアヴェレージを上げていくと。
487 :
名無シネマさん:04/09/18 22:35:16 ID:F4h8taA4
システムの改革には、外から風を入れるという手がある。
異業種監督もその一つだとは、思うけど、スタッフのためにならない。
すでに実力のある監督を呼んでくるのは、未来の準備には、悪いことじゃないと思う。
毎回の成功だけをみると、人は育たないし、継続は力なりだと思う。
>>486 だね。
海猿のようなものにアクション、サスペンス要素を増やせば
そこそこ面白いものができそう。
そういう作品がどんどんできれば、年数回しか映画を観ないない大多数の人の選択肢に
いずれ含まれる時がくるかもね。
489 :
名無シネマさん:04/09/18 22:48:22 ID:CWyKTFWP
最近のでは「13階段」とか「半落ち」とか。
出来た映画は最悪だったけど、題材そのものとしては悪くないのじゃないかな?
作り方によっては十分世界向けにもできると思うよ。
勿論、日本人が見ても面白いものに。
>>485 そういうことはみな考える。たまに「金融腐食列島 呪縛」のような作品も出てくる。
でも後が続かない。結局、何かもっと大きな欠陥があるんだよ。
国内的には、日本のソフトの流通構造にはいくつも重大な欠陥がある。まず劇場料金が高いせいもあって、
メジャー・ミニチェーンいずれでも、話題作にのみ観客が集中する。
シネコンで映画人口が増えた? ヒット作の隣のスクリーンがガラガラ、なんて珍しくもない。
これでは観客の嗜好が固まってくるし、巡り巡って制作者もそうしたターゲットしか狙わなく
なってくる。未来の観客・創り手が育たない。
地上波TVに至っては垂れ流しもいい所だ。欧米は地上波もその他も再放送が多いそうだが、
日本は再放送が少ない(最近はDVDやCSなどで少し変わってきたが)
次から次に新しいソフトを、というこのシステムでは、視聴者の質は育たないよ。
要するにドラマでも何でも濫作が過ぎるんですよ。
※DVDやレンタルの市場があるじゃないかって? ニューリリース以外の旧作の販売数・
回転数など知れたものだよ。シネコンで同じで、観客の多様性が確保されるようでいて、観客
の二極化(ヒット作しか観ない層と、その他まで観る層)をもたらすものでしかなかった。
だいたい、才能のあるといわれる監督は処女作から良作を作っていることが多い。
どんどん若い人材を登用して新陳代謝を図っていく必要があるね。
ヒット作もないのに業界に巣食ってる映画監督多すぎ。
とりあえずド派手なアクションをつくってみたらどうだろう?アクションは宣伝する際も売りが分かりやすいし若い観客層がとっつきやすいと思う。
韓国ブームもシュリが火付け役みたいだから真似してみてもいいかもw
リターナーは正直SF色が強すぎだしどうみてもマトリクスのパクリがもろわかってみんな引いちゃったんじゃないかな。
等身大の日本でアクション映画が見れた時代ってもうどれくらい前なんだろう?
>>490 映画料金は実質、年々下がってきてる。
釣りバカなんて一律1,000円だし、夫婦50割引とか色々な割引システムもあって
一律1,000円の方向に流れてくんじゃないか。
邦画のメジャーがそういう方向性を出してきたときに辛いのはミニチェーン
なんじゃないの?
高い単価でも観てくれる人がいるからなんとかなってるんじゃないの?
495 :
名無シネマさん:04/09/18 23:20:55 ID:CWyKTFWP
>>493 賛成だが、それには相当な準備が必要だろうね。
見た所、日本にはまだそういうアクション大作を撮る下地やノウハウがない。
アクションを普通にこなせる役者もいない。
スタッフを育てるところから始めないといけない。
今の状態でそんな博打を打つと、多分惨憺たる結果になってしまうだろうね(苦笑)
で、やっぱり邦画にアクションは無理、とか言われて二度と立ち上がれなくなってしまう。
ノウハウがないものはやれないね。
それこそ香港やハリウッドからスタッフを呼んでやらないと世界標準の物は作れない。
自前でやろうとするとデビルマンのようになる。
>>492 いちおうやってるよ。最近だと「69」とかも新人だったじゃない?
>>494 今までが高過ぎたわけで、料金は下がるのは好ましいこと。さてその場合、非メジャー
をどう守るか、という問題になる。ここをもっと考えなくてはいけない。
498 :
名無シネマさん:04/09/19 00:44:28 ID:0jO35PE7
日本は映画はもう諦めてアニメと漫画で頑張ればいいよ
499 :
○:04/09/19 03:50:34 ID:bRl6Iyi+
問題なのは、とにかく宣伝不足でしょ。
TVや雑誌見てて、洋画の宣伝に比べて邦画の宣伝って何十分の一でしょ。
NHKで番宣流したり、最近の邦画を優先的に流すようにしたりすれば大分違うと思う。
テレビが善意で宣伝してくれるわけではないし。結局予算が足りないとしか言えない。
面白い作品をプロデュースしてスポンサーをつのる。 そういう敏腕プロデューサーが
いるでしょ。
501 :
名無シネマさん:04/09/19 04:50:35 ID:ZP9iikT4
公開リスト見れば、新人は山のように出てるし、
社会派サスペンスも13階段、39条、模倣犯、半落ちとたくさんある。
もうすぐレディジョーカーもやる。
ヒットしてるものもある。
ヒット作も出てるし、有名監督、映画スターも増えてきた。
でも、復興して無いように思える。
みんなは、何がどうなれば、復興だと思うんですか?
>>499 本来はそういったことも公共放送の役割なんだけど・・・。NHKの人はプライドが高いから、
自局育ちのディレクター(NHKエンタープライズ21などに出向している人も含む)
が撮ったソフトが最優先という印象。
もちろん、今はNHKもドラマを含むどの番組にも制作会社や外のスタッフを入れていますので、
もっと映画系の監督も使ってあげれば、とは思いますけどね。
まあ難しいんじゃないですか? たまに起用されても余り後が続いてないからね。
こういう現状で、そんなに映画情報なんかに力は入れないでしょ? ニュースの特集や教育、BSなど
でやるぐらいかな? BSの某映画担当Pはいい人らしいけど・・・。
>>501 新人を使うのは安く挙がるからでしょ? それに、ヒット作と客が入らない映画の
差は近年、異様に開いているという。ガイシュツのURLでしょうけど。
ttp://www.ne.jp/asahi/shusei/home/special202.htm >10年前にはまだ大ヒット、中ヒット、小ヒット、売れない映画という区別が
>あったとすれば、今では大ヒットか売れない映画しかない。つまり観客の多くが、
>TVスポットの流れるような大作映画にしか関心を持たなくなってしまった、と。
復興も何も、こんな状況でなぜ日本映画がいまだに存在しているのか、そこ
が根本的に不思議なんだけど・・・?
505 :
名無シネマさん:04/09/19 05:30:45 ID:ZP9iikT4
>>504 そのURLの筆者のような人がたくさんいるから。
自分の国について描かれた映画を観る機会を減らすのは、不幸だと思う。
自分の国の映画は、いらないとか言ってる人がいることも。
その人たちは、そのことを、海外で堂々と同じように言えるのだろうか?
>>505 >そのURLの筆者のような人がたくさんいるから。
情熱使い捨て産業だからね。
>自分の国について描かれた映画を観る機会を減らすのは、不幸だと思う。
「いま、日本映画がいい」とか言っている人の話をよく聞いても、上で指摘されている
ような意味でのヒット作であることも多いよ。メジャーだとセカチューやスウィングガールズ、
館数が少ない系統だと「下妻物語」「誰も知らない」「茶の味」とかそういうの。
圧倒的に観られていない現実はさほど変わっていないのではないか? ここまで来たら、韓国やヨー
ロッパのように国家に保護してもらうしかない? NHKもアテにならんけど。
507 :
名無シネマさん:04/09/19 06:02:06 ID:ZP9iikT4
アメリカのメジャーに対して、日本のメジャーが対抗して無いよりはマシでしょ。
メジャーがあれば、マイナーへの陽の当て方が模索出来るし。
会社だって、国家に保護されてるのに、映画は何がいけないの?
アメリカにも国家による映画援助システムはあるよ。
日本にも援助システムはあるけど、まだ大きく機能してない。
現状把握は過去スレ見れば分かるから、アイディアを出すべき。
映画会社向け、観客向け、製作者向けでも。
情熱は愛と同じように与えられるモノでなく与えるモノだから、使い捨てに文句は言わない。
>>507 >現状把握は過去スレ見れば分かるから、アイディアを出すべき。
アイディアですか? このスレでも、どうもあさっての方向を向いたようなアイデア
が多いけどね(自分も人のことはいえないが)
どうせ実現できないけど、それでも考えるなら、例えば、上にあるようにNHKはもっと
自国の映画作家を大事にして欲しい。BSだけでなく地上波でも、邦画情報・体系的な邦画放映を増やせ。
TVドラマ・映画に「局外の」自国作家をもっと起用せよ。
エンプラを利用した、下請け制作とも独自事業とも受信料流用ともつかぬ、不明朗な映画制作
をやめ、自国作家レーベルをトータルにプロデュースし、NHKのネットワークを
活用して海外にも販売せよ。これぐらいかな?
509 :
名無シネマさん:04/09/19 06:30:22 ID:ZP9iikT4
どうせ実現できないけど、と付けるところが恥ずかしい。
そのNHKへの提案、まずは第一歩でいいじゃないか。
フランス革命もたった一人の婦人の情熱で始まったんだぜ。
出来ないと思わないヤツが事を成すんだ。
オレは今日から面白い映画を勧めてと頼まれたら、意地で邦画を勧めよう。
今なら、『誰も知らない』か、『茶の味』か。
510 :
名無シネマさん:04/09/19 07:10:46 ID:t1fUZ9Js
映画の話題になると「なんで邦画は…」って話によくなるな。
邦画=駄目がもはやコンセンサスなんだろう。
21世紀になって駄目駄目感がますます加速してる。
日本は、漫画やアニメは通用するが、小説、映画は永久に三流
511 :
名無シネマさん:04/09/19 07:45:49 ID:IAyd/WN/
あらそう。
鏡が曇っていれば、映る像も曇る。
512 :
○:04/09/19 08:27:00 ID:bRl6Iyi+
NHKは週一のレギュラーで邦画を放送してくれ。
昔の名画じゃなくて、今の新しい映画を。もちろん地上波で。
数字は取れないかもしれないけど、冬ソナで儲けてんだからいーじゃん。
恒常的に劇場に足を向ける客層が減っている。
この原因は家族で劇場に見に行く習慣が希薄になったからで
4人家族で行けば1万円近くかかる。
US並の料金にしろとは言わないが対価に見合う工夫が必要。
TVドラマが低迷している今はチャンスがあると思う。
514 :
名無シネマさん:04/09/19 10:07:44 ID:y+iDJhOA
日本の映画は今話題の日本のプロ野球と同じようなもの
抜本的改革が必要
まずは、薀蓄ばっかりの映画ヲタの改革からな。
>>501 邦画の市場支配率が50パーセントを越す。
517 :
名無シネマさん:04/09/19 10:40:03 ID:i82pGUCh
>>507 日本は何をするにしても、制作者と製作者双方、新しい枠組みを持とう
としないから大きな動きにならんとですよ。制作費だってアメリカのそ
れと同じくらい必要ではないにしても、20億くらいはまじめに制作を
するといっちゃうんだから(実写合成多い映画ね)。
邦画が値段が低くなって、たくさんのメガヒットが産まれるようになると、
高い製作費を回収するために、今以上に薄く広く料金収入を得なければならないんで、
洋画や邦画のメジャー配給の劇場の取り合いになって、
資本力の弱い中途半端なミニチェーンは駆逐されてしまうでしょう。
当然作品の内容も大衆向けの無難な作りのものが横行するだろうし。
邦画の復興=儲かる映画とそうでない映画の二極化がさらに進むと言う事だね。
退屈、地味、陰気、ジメジメこの言葉が当てはまる作品がヒットするわけがないよ。
ハリウッド映画は映画の広告塔になってると思うよ。
その中で邦画を観てくれる人も生まれるわけで。。。
邦画のエンタメも面白いものが増えれば、新たな客も増えるし、地味な邦画にも流れるだろう。
凄い真面目に議論されてるね
お前らほんとに映画が好きなんだな
521 :
名無シネマさん:04/09/19 11:36:24 ID:yt3JwxU9
やはりまず良い作品ありき、という事か。
しかしそう言うと必ず「今の制作環境では無理」って意見が出て、
なんでそんなに環境が悪いのかって言ったら、
「良い作品が継続的に出ないから」
という堂々巡りだな。
邦画を良くしようとは皆思ってるだろうが、完全な泥沼って訳か。
一体、まず最初に何を始めるべきだろうか?
なにが良い作品かなんて所詮人それぞれで主観に過ぎない。
基準になりづらい物を目標にしても人によって達成してるかどうかも分からん。
やっぱり興行収入だろう。数字として目に見える物を基準にしないと。
邦画の商品としての価値をいかにして上げるかということは、
邦画の質を上げることとは矛盾しない。
復興だからな。経済的に活気を取り戻さないと話にならない。
子供が見て楽しめるコンテンツで大人の鑑賞にも充分堪えうるもの。
アニメでもいいのだが「ドラえもん」ではなくTV局が製作できない内容。
料金は3人パック\2500や封切りから5日間の初回・最終上映は料金60%OFF
等の工夫もあっていいのでは?
524 :
名無シネマさん:04/09/19 12:46:57 ID:ljerzBhk
525 :
名無シネマさん:04/09/19 12:48:11 ID:ljerzBhk
メジャーあってのマイナー
「いい映画」は各者各様あるけどねぇ、悪い映画には結構絶対的に悪いのはあるよ。
ゴジラの最近の見てるとがっかりする。 とても大人が考えたとは思えないひどい内容だもん。
こういう基本的にエンターテインメントってのは日本にもあるのに、力をどこに使ってるのやら。
まずいい脚本が必要だなと思う。 今と同じレベルの特撮演出役者でも見違えるようになると思うな。
527 :
名無シネマさん:04/09/19 13:05:12 ID:misPgaZi
きっちりした子供向けの実写が少ないよね。
仮面ライダー、ハットリくんといったTV的なものでなく、ディズニー的な作品。
スパイキッズとか、トラブルモンキーとか、プリティプリンセス、ホームアローン…。
水の旅人とか、ジュブナイル、鉄塔武蔵野線とかないわけではないが、こういうのこそ継続していかないと。
>>527 出銭の企画アイデア横取り路線なんて真似するなよ…。
アトランティスやジャン…ライオンキングetc。
子供向けは基本的に美味しくない市場になっちゃったからなぁ。子供減ったし、
バンダイ以外の玩具メーカーは儲からない。
少年向けドラマが皆無になったのもそのせいだろうか、それとも当事者が
観なくなったのか。
演出家がキチンと絵コンテを描いて製作側と何度もミーティングをしたりとかして
ゴーサインを出しているのかね?
脚本の段階でそれが良い作品かどうかを判別するのは難しいだろうけど、
ストーリーボードにまでなっているのに、それが面白いかどうかとか
大枠の予算がどれくらいかかるかとか計算できないプロデューサーだったら
どうしょうもない。
530 :
名無シネマさん:04/09/19 14:43:22 ID:yt3JwxU9
やっぱり一般的なファンからすると、邦画は敷居が高いって感じはあるな。
ハッキリ言えば暗くてマニアックだ。これは海外の観客から見てもそうらしい。
で、たまにホワイトアウトみたいな映画をやると、モロにハリウッドとの差が出てしまって、
また「やっぱり邦画は…」といわれる。
何もハリウッドみたいでなくていいから、邦画のイメージを変るような作品は
出てこないだろうか。
ストーリーボードを使ったディスカッションとスクリーニングの結果を考慮した
再編集を徹底させるだけで邦画のクォリティはだいぶ違ってくるはず。
ただ、庵野のキューティーハニーとかは、アニメーター出身だから、
撮影前の時点で絵コンテを描いてスタッフがイメージを共有してたはずなんだけどな。
企画とそれにかける予算のバランスが悪いという問題もある。
こないだ黒澤清のアカルイミライを借りた。
邦画で有名な監督の映画だからと期待したらなんかつまんなくて正直
もうこの人の映画はみたくないと思ったよ。
いやただの愚痴ですが。
「スウィングガールズ」のヒットは俺歓迎してるんだけど、このスレ的にはどうなの。
確かに当該スレは否定的な意見を排除する傾向にあるけど、
監督の名で客呼べる映画が出てきたってんで嬉しいんだが。
予告編もそんなかんじに作られてるし。
まあ俺が矢口びいきというのもあるんだけど。
監督名で呼べるのって武と宮崎はやお、あと脚本家として三谷くらいでしょ。一般の知名度だと。
映画趣味にしてない人って映画観る基準は面白そうな話+好きな役者が出てるか、が多いからね。
>529
矢口は絵コンテ書いてる。今度「スウィングガールズ」の絵コンテ集も出るみたいだし。
534 :
名無シネマさん:04/09/19 17:14:10 ID:lNRO0P5w
日本映画史、最高額の制作費の映画を作る。
>>533 そこに周防と伊丹も居たんだけどね。。。
そう、きちんとしたコンテをつくると絵コンテ集で一稼ぎできるんだよね。
宮崎駿のとか黒澤明の影武者のイメージボードとかも結構捌けたんじゃないか。
536 :
名無シネマさん:04/09/19 18:34:16 ID:1bNtqHQs
ゴジラも一応画コンテあるよ。
特撮モノはある。
537 :
○:04/09/19 18:49:22 ID:bRl6Iyi+
ところで、韓国映画はなんでこんなに(昔と比べたら)メジャーになったの?
なんかしら分かりやすい原因があるんだったら、それを真似ればいいんじゃないかと思うんだが。
念のため、真似するって言っても、もちろん作品の中身じゃなくて、映画制作を取り巻く環境の話ね。
538 :
名無シネマさん:04/09/19 18:49:57 ID:yt3JwxU9
>>532 黒澤さんは、あの難解さとテンポの悪さが
かえって海外では評価されてるらしい。
まあ、テンポが悪いっていうのは邦画の多くの作品に共通して言えることじゃないかな。
誰の真似だか知らないけど、邦画の作り手は、
もう少し普通に映画見てる受け手の事を考えてほしい。
どうも真剣に一般の観客を相手にして、映画を作ってるように見えない。
時々、視界には一部マニアと評論家しか写ってないのか、と言いたくなる。
黒澤さんもまたCUREみたいな映画作らないかな。
539 :
名無シネマさん:04/09/19 19:02:22 ID:1bNtqHQs
>>537 簡単に言えば、韓国経済の崩壊で、IMF(国際通貨基金)からの融資を受ける際に
IMFが出した条件が、財閥は赤字部門を処理すること。
映画産業が、その矛先に。
これによって、メジャーが消滅。独立プロが台頭。
法律としてのスクリーンクォーター制(映画館は年の決まった日数、韓国映画を上映しなければならない)で
低予算でも、確実に一定数の劇場が確保できたので、新しい作品がどんどん作られても、資金の回収が出来た。
国家産業との方向性が決まり、政府資金によって、巨大撮影所を建設。
国家設備によって、撮影、ポストプロが可能に。
その上、年間100億円以上の国家資金投入。大学なども整備した。
これらの人材・製作・回収の保全が整えられた。
この改革によって、国内での観客も徐々に映画館に戻ってきた。
そして、経済として、認知され、投資が増え、大作が手がけられるようになった。
環境が整い、いい映画が作られ、観客が増え、ビジネスとして成立、環境の強化、人材の集合するという循環に。
日本も文化庁で色々やってるけど、産業振興というよりは芸術振興の温い立場なんだよな。
541 :
名無シネマさん:04/09/19 19:29:24 ID:5BARjB5/
やっぱり金か・・・
そりゃ金が絡めば淘汰も激しいし俳優だって億がかせげるレベルの俳優が生まれてもおかしくないよね。
宣伝も派手になるし売れるためのアイディアだってみんな考えるさ。
いまの邦画は低予算で回転率の高いVシネマの粋を超えてないのが落ち目の原因なのかな?
でも売れてない→次回作に金かけれない→次回作も売れない
のデフレスパイラルになってる状態なのかね。
542 :
名無シネマさん:04/09/19 19:41:15 ID:4hqXBsSs
なんで、萌芽って暗く感じるだろう。
髪が黒いからか。
かといって、日本人の茶髪は醜いし。
543 :
名無シネマさん:04/09/19 19:42:27 ID:4hqXBsSs
>>531 キューティーはニーは脚本以外の部分で失敗したと思うけど。
544 :
名無シネマさん:04/09/19 19:45:37 ID:4hqXBsSs
>>539 年間百億でそこまで出来るなら、日本もやればいいのにね。
映画は国際的宣伝にもなるし、文化国家としてのプロパガンダ、イメージ向上
の費用対効果は高そう。
>>518 >>513のような現実がある以上、料金が下がること自体はいいことだよ。すでに80年代には、
家族で観るならセルLD・セルビデオを買った方が安上がり、という時代が来ていた。
バカ高かったビデオソフトも、セル用なら当時で1万円を切り始めていたし。
問題は、そこでミニチェーンをどう守るか、という話になる。
>>544みたいに、結局は
国家や公的機関が保証するしかないか?
最近、ユネスコなどで「文化の多様性を守ろう」という運動があるからしいが、現実問題として、
外国映画の輸入制限やスクリーンクオーター制は日本ではムリだろうし。
ひとつの方向性としてはやはりNHKだよ。
>>512 最近、マイナー系の邦画をCSによく
売っているが、NHKでもっと放送してもらう。BS・総合・教育の午前・午後・深夜の枠
を利用すれば、どうにでも調整は可能(欲を言えばゴールデンだが・・・)
もちろん、流すだけでなく新作情報も伝える。結果的に、劇場にも来てもらうように
しなければ意味がない。淀川さんは、劇場興行の宣伝として(結果的に劇場にも
来てもらうために)「日曜洋画劇場」をやっている、と公言していた。
収益的にはTV放映・DVDの方が大きくても、やはり劇場という基盤を維
持しておく必要はある。
何かと内情がややこしい局だから、まあムリだということはわかっている(自分たち
の仕事が減るので制作会社も嫌がるだろう) 地上波だと放送コードの問題も出てくるし・・・。
質については何とも言い様がない。まあ、なるようにしかならないだろうな・・・。
547 :
○:04/09/19 20:26:53 ID:bRl6Iyi+
>>539 解説さんきゅ。
やっぱ国の後押しがあると効くんだねぇ。
日本政府って、何で映画産業振興に金使わないんだろ?
多チャンネル化時代になるんだから、コンテンツ売って儲けるチャンスなのに。
>>545 なんで日本ではスクリーンクオーター制はムリなの?
独禁法とかそういうヤツ?
>>547 >なんで日本ではスクリーンクオーター制はムリなの?
興行者(東宝・東映・松竹から末端まで)が反対するから。カネになるか否かもわか
らない映画を義務的に上映したくはない。邦画メジャーだって、系列館や出資しているシネコンで外国映
画(と一部のヒット邦画)で稼ぎたいのが本音だし、松竹はそれで復調してきた。
>独禁法とかそういうヤツ?
独禁法に照らすと、日本の配給・興行は異様な世界らしい。配給・興行について勉
強すると、素人には訳のわからない仕組みが多過ぎて困惑させられる。
549 :
名無シネマさん:04/09/19 20:47:07 ID:9EbidbvV
>>544 100億円と言っても、韓国は物価、人件費が違うよ。
>>545 文化規制を出来るどころか、米国に経済の法律まで、好き勝手にやられている現状なのに…。
工業品を交わせて、食品を買うようなことで米国とは、バランスとっている。
文化は当然、その譲歩の一つぐらいにしか、思われていない。
>>547 対米貿易摩擦の問題がある。日本はただでさえ大幅な黒字だからな。
韓国は発展途上国扱いでIMFもあったんで大目にみてもらってたんだろうけど、
もうすでに貿易交渉の俎上に上げられてるね。
551 :
549:04/09/19 20:49:30 ID:9EbidbvV
間違えた。
×
>>545 ○
>>547 あと、昔々はブロックブッキングと言う似たような独自の仕組みがあったが、
あくまでも会社単位で、支えきれなくなった。
>>551 邦画のブロックブッキングは結果的に、スクリーンクオーター制的に機能していたの
かもしれませんね。松竹が辞めて、東映も辞めたがっているのが本音だけど。
(韓国映画を入れたり、ティ・ジョイチェーンを作ったり、直営・系列に外国映画を
入れたがっている)
残るは東宝邦画系だけだが、ここは興行的に鉄板の映画しか入れないからな・・・。
>>549 物価で3倍、入場料金でも日本の方が倍以上高い。
だから映画人口では同じくらいの動員でも市場規模は倍以上違うだろうね。
これにDVDの市場もあるわけだから、100億投資しても韓国のような効果が
あるかどうかは疑問だろうね。
554 :
名無シネマさん:04/09/19 21:04:37 ID:i82pGUCh
確かに配給も問題ある。が制作のシステムにも問題がある。
プリプロ段階でもっと煮詰めれるはず。なのに何故だ?
以前、アニメ屋さんとつるんだ時に、劇場作品の制作システムを勉強
させてもらったが、かなりシステマチックにやってたぞ!!雰囲気で
制作を進めんなよと言いたい。無駄に金と時間が流れていると本気で
思うぞ。これじゃー、100億あってもほとんどが無駄だろう。
555 :
549:04/09/19 21:30:49 ID:b+ydDTd2
日本でも援助はされているのだが、額はどれぐらい?
100億。
製作援助だけでも、1本に1億で100本の映画が、
予算面で多少は楽できるわけだ。
556 :
○:04/09/19 21:46:03 ID:bRl6Iyi+
日本映画って一本作るのにいくらくらいかかるんだろ?
例えば『ウォーターボーイズ』や『Shall We ダンス?』みたいな
特に金のかかる絵作りをしていない映画の場合、一億の援助
があれば、かなりの助けになりそうな気がするんだが。
でも、『スパイゾルゲ』とかだと、衣装やオープンセットに使って
あっという間に無くなっちゃいそうだけどねw
558 :
名無シネマさん:04/09/19 22:12:47 ID:i82pGUCh
559 :
名無シネマさん:04/09/19 22:18:48 ID:b+ydDTd2
アメリカのスタッフとPVの仕事した時、1000fマガジンで
フィルムがんがん回すので、カメラ助手に訊いたら、「フィルムが一番安い(英語)」って言われた。
確かに、そこケチるとこじゃ無いよなぁ。
560 :
○:04/09/19 23:01:25 ID:bRl6Iyi+
>>558 デジタル化でコスト下げらんないのかな?
個人レベルの自主制作映画なんかは、デジタル化でだいぶ製作コスト下がったって
話をテレビで見た事あるけど、劇場公開となるとそうもいかないのかしら。
561 :
名無シネマさん:04/09/19 23:03:07 ID:i82pGUCh
>>559 日本はそこが何をしても一番高いんだもの。
2時間モノをマスターまで持っていくとなるとはぁーですよ。
でもって、前述にあるとおり全てを詰めないから無駄でるし・・・。
おいらは根本が違うと思ってるよ。ほんと。
562 :
名無シネマさん:04/09/19 23:08:49 ID:i82pGUCh
>>558 確かにデジタル化は手なんだけど、デジタルの良さや使いでをちゃんと理解
して制作できるスタッフや環境がどれくらいあるのか?また最終配給を考え
るとフィルムベースになってしまうのが現状痛いところではある。
配給を考えてフィルムマスターをつくると1〜2千万(見積価格)くらいは
すっ飛んじゃうよ。あとコストを下げるためのデジタル化推進は止めてくれ
とおれは言いたい。制作を効率よくこなす為のデジタル化はもろ手を上げて
賛成だ。魔法の小箱じゃないからね。
>>558 デジタル化への理解がある人じゃないと無理ぽ。
現場だと、アナログや職人芸に固執する人も多いだろうから、
その人たちとも折り合わなければいけないと思うし、
無理にデジタル化する必要もないんだよな実際。
>>561 現場の方みたいですが。根本が違うというか、最近、企画・演出もTV的になって
きていませんか? スタッフ的にもTVディレクターメインで育ってきた監督が多いし。
カネ出してるのもTV資本だし。
そして案外、そういう作りの作品の方が興行的にもヒットしちゃう。そりゃ欧米にもテレフィーチュア
やTVシリーズはあるけど、向こうはTVも「映画」として作っているけど、日本のTVドラマの
大半はそうではない。現場の労働としては同じかもしれないが、内実は似て非なるモノ。
TVがすべてダメとは言わないが、こんなに劇場用映画までTV的になって
いる国なんてあるの? そんで一方、本編志向の監督の作品が、妙に自主映画的な
雰囲気だったりする(実際、低予算ビデオ撮りだったりするし)
もうね、何がなんだか・・・。
製作スタッフがTV関係で食ってるからしゃーないべ。
映画じゃ食えないでしょ。
>>564 アニメ、漫画、小説、テレビ、映画の垣根が無くなってる気がする。
どれも宣伝媒体の共同体。純粋に創作したい人の居場所が
狭くなってるよーな。内情は知りませんよ?
だが、今はどの業界も余裕あるように見えない。
テレビも前みたいに余裕あるようには見えないし相互利害関係もある
ような。映画、ハリウッドも余裕あるように見えないんだな。
フタ開けると皆似たようなもんかも。メジャーとマイナーの
差が広がってるのも。でもメジャーばかり大事にして
マイナーを切り捨ててしまうと、客が少数のメジャーなもんに
飽きてきた頃に大変なことになるのは見えてるし
開拓時期ではあるよね…。でもネタ捜しはしても、創造できる人が
すごく減ってるのは日本だけじゃない気がする。
567 :
名無シネマさん:04/09/20 00:10:17 ID:4pShlIMk
現状の枠組に乗っけようとすると、必ず弊害が出てしまうんだな。
現場も劇場も。だから一から、まっさらから仕切りなおした方が
良いと思うんだ。でもね、映画という魔法の言葉で、勘違い野郎
がそりゃまたたくさん来るのよ。なので、そういった奴らを如何
に排除するかがカギなんだな。本当に何もしないで、偉そうに作
品語って、美味しいところもってっちゃう奴。で失敗見えるとケ
ツ拭かないで真っ先に逃げる奴。おめぇーだよ。ちくそう。
>>565 TVで食うといっても、向こうはTVのソフトも映画的な作り方をしているように
見えるのですけどね。少なくともTVシリーズ・テレフィーチュアはね。
日本はそうじゃないし(TV育ちの名匠と言われた人たちもいないでもないけど)
観客(視聴者)もTV的な作りに慣れてるし。劇場用でもそういうのが受けたりする。
すっかり倒錯しちゃってる感じ。
>>566 日本に限れば、キー局と大手代理店に権力が集中した弊害なんでしょうかね?
569 :
名無シネマさん:04/09/20 00:32:23 ID:4pShlIMk
>>564 そうだね。映画の作り方ではなくなっている気がします。
先月仕事で渡米した時に、いろいろ知人から勉強させてもらいましたが、
プリプロ段階で時間をかなりかけてますね。おっちゃん煮詰めすぎという
くらいでした。ただ煮詰めすぎちゃって、前の案の方がよかったのにとい
うケースも見受けられました。思うのですが、一度海外と仕事をして、そ
れから日本でやってみるのも手かと・・・。制作においてはそう思いまし
たけど。マンパワー不足かもね。
>>568 「映画的なもの」が時代と共に変わっていって、TVと同じような
造りになっていくのはしょうがないかな。
>TVのソフトも映画的な作り方をしてる
アメリカのTVドラマについてはノーコメントだけど、やっぱ予算や
時間の関係もあるのかしらね。
571 :
名無シネマさん:04/09/20 01:00:13 ID:/8zqXeg9
>566
創造っていっても難しいな。
最近はやたらと利潤追求、結果主義ばかりだし。
やっぱり国がもう少し映像産業に理解を示した方がいいと思うよ
映画が伸びている国は、それなりに国策が絡んでいるし
100億円かけて、公的な大スタジオを作るとかいいかもよ
あとNHKでレギュラーで映画情報番組(邦画を主に紹介する)を
放映するとかね
573 :
○:04/09/20 02:55:32 ID:9iuqxMYk
最近のDVDランキングってお笑い系が上位に来る事が
しばしばあるけど、あれだってNHKの「オンエア・バトル」の
影響も少なくないだろうしね。
>572
100億で足りるかなぁ。
ウォーターフロント(死語)にでかい総合映画スタジオを作ろうと言う構想があったのを
見たけど、あれ以来どうなったのやら。
交通網の発達で、もっと広大な土地で常設オープンセットをこつこつと建てていけるようにすれば
とか思ったことがある。
>>574 日本には時代劇用を除き、常設のオープンは余りないのですか? 和泉聖治が、戦後の愚
連隊映画で新横浜ラーメン博物館を借りた話を聞いたことがある。
よく貸してくれたもんだ、と思うが、どのドラマや映画を観ても、セットには苦労し
ている感じ。たまに大きなオープンを建てても、結局は崩してしまうみたいだし。
パーマネントなオープンを立てて、作品毎にそこを装飾すればだいぶ使えると思うのですけどね。
昔は日本の撮影所もそういうオープンセットを持っていたみたいだし。
ハリウッドやパインウッド、チネチッタとかにはまだあるのでは?
もうちょっと景気良くなってくれんとあかんね
バブルの頃ってやっぱ文化も元気あったし
577 :
名無シネマさん:04/09/20 08:01:06 ID:4pShlIMk
>>574 それで失敗したと言えるのが、川口にあるスキップシティだろう。
デジタルシネマの旗の下、施設を作ったのは良いが、まず映画制作をどマジに
やった事がない奴らが、スタジオ設計や機材発注をしたので、使えないものに
なってしまったそうだ。何百億とかけてだぞ。ホールは現状のデジタルシネマ
館が保持している環境があるにも関わらず、DVDで映画かけてるもんな。すご
い!と思う。彼らは映画祭しか眼中にないからね。面倒なことはしないし。嘘
だと思ったらあすこの職員にデジタルシネマの定義を聞いてご覧、誰も答えら
れないから。無駄に税金を垂れ流している証拠だよ。
思うに人選からちゃんとやらないと、いくら金をかけても結局は無駄なんだよ。
>>577 スキップシティはゴミなのか? サイトを見てみたが、NHKも関わっているね。
あるいは、NHKがハードの整備を主導したからゴミになったのか?(w
つまり、これは埼玉県とNHKがカネを出しているわけ? NHKアーカイブスも
ここにあるらしい。受信料と税金でゴミを作り、ちゃっかり自分たちのソフトのアーカイブ
だけは確保したわけ? いまやロクなことをしないね、あの公共放送は。
映画界・TV界の未来も明るいぜorz
現状を見る限り、572の意見では到底復興は無理かも。
無駄に予算食って、没シュートがオチ。
スポンサーが、映画にぜんぜん理解が無いのが…。
金があっても面白い映画作れないから無駄
581 :
名無シネマさん:04/09/20 12:02:17 ID:spsFqZBg
必要な予算が集まらないと、面白い映画も面白くなくなることもある。
7億とか10億とかの大作邦画も。実際その内容を実現するなら、
その倍ぐらいの予算が必要とか、現場でよく聞く話だ。
低予算の映画と大予算の映画ではなく、予算が潤沢にある、無いの違い。
建物で考えて欲しい。100億かかる建物を50億で建てたら、
安く済んでよかった以上に心配があるでしょ。
582 :
名無シネマさん:04/09/20 14:17:19 ID:vVKSGGq7
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040920-00000020-sph-ent 50か国でデビ〜ル「デビルマン」世界征服だ
ドイツなど40か国がすでにオファー
製作費10億円をかけた永井豪さん原作の人気アニメの実写映画「デビルマン」
(那須博之監督、10月9日公開)に海外配給のオファーが殺到していることが19日、分かった。
東映作品では「バトル・ロワイアル2」の上映30か国がこれまで最高だったが、永井アニメ人気は世界的に高く、
封切り前から約40か国の申し込みが寄せられており、
最終的な海外セールスは50か国に達する勢いだ。
漫画「デビルマン」の発行部数は800万部を誇り、原作は英語、仏語、イタリア語に翻訳され、
アニメは欧州、アジアの約35か国で放送された。
この人気作品の実写化とあって早くから海外の関心を集めていた。
映画化が発表された昨秋には、永井さんの代表作「マジンガーZ」がヒットしているイタリアとドイツから問い合わせがきた。
東映国際部の話ではまだ撮影中の今年1月にタイなどの東南アジア諸国からも熱心な申し込みがきていたという。
また「バトル―」で契約していない米国からは3月に2社から話が届いた。
ドイツ、イギリス、スペイン、オランダ、ロシア、ノルウェーなどの北欧、韓国、香港…と話は今もひっきりなしの状態だ。
最新のCG技術を駆使したビデオだけでPRした先のベネチア国際映画祭でも
「映像のざん新さに圧倒された様子で大変熱心に見てもらえた」と周囲の評価は高かったという。
583 :
名無シネマさん:04/09/20 14:27:44 ID:vVKSGGq7
10月中旬開催の「イタリア映画見本市」で本格的に契約交渉が始まり、最終的に50か国になるという。
約190か国といわれる世界の約4割の国でデビルマンの映画が知られることになる。東映始まって以来の大規模な展開に
「改めて永井作品とアニメの人気にびっくりしています。
海外の関心の高さ同様、国内でもヒットさせないといけませんね」と宣伝部。
デビルマンに変身する不動明役に人気ユニット「FLAME」の伊崎央登(ひさと=20)、明の幼なじみで、
サタンに変身する飛鳥了役を同じユニットのメンバーで央登の実兄、伊崎右典(ゆうすけ=20)、
女デーモン・シレーヌ役にモデル冨永愛(22)、ヒロインを酒井彩名(19)が演じている。
出演者にとっても思いがけない海外進出になりそうだ。
◆「デビルマン」 1972年「週刊少年マガジン」で連載が始まり、アニメは同年7月からテレビ朝日系で放送。
悪魔と合体したダークヒーローの戦いを描く。永井さんは「悪魔=悪という意味合いでなく、
人間が武力を持った時の姿を悪魔として描いた作品。
いまは誰もが戦争にかかわっていかないといけない時代」と述べ、内容の深さから大人のファンも引き付けてきた。
(スポーツ報知) - 9月20日8時1分更新
>>584 VFXの実績が乏しい監督と売れないアイドルの主演で売れると思ってるのかな。
原作はそれなりに有名だけどさ。
「デビルマン」製作委員会 ................ 東映 東映アニメーション 東映ビデオ テレビ朝日 バンダイ
東映はグループ総出で力を入れてるみたいだけど。
586 :
名無シネマさん:04/09/20 16:25:54 ID:Px+x0A5Y
なぜ那須監督なのか?
ビーバップで漫画の実写化成功したから?
政治力があるの?
東大出だから?
>>586 ・ビーバップの成功で、いまだに「劇画なら那須」と思われている。・プロデューサーが那須の知り合い。
・他の監督・脚本家たちが断ったので那須夫妻に回ってきた。
これぐらいしか思いつかないが? スタッフを見ると、東映アニメの人がプロデューサーに入って
いるね。どうやら企画を出したのは東映アニメらしい。CG・VFXも東映アニメらしい。
「ウチのCGは使えますよ」とかいって本社をノセた、東映ビデオ・テレビ朝日・バンダイも
うっかりカネを出しちゃった、そんで・・・orz
海外に売れたのは永井の知名度オンリーだろうから、実際の本編を見てコケてなきゃいいけど。
もう観た人によると、壮絶にゴミらしいですからね・・・。
かえって仮面ライダーとか戦隊物のスタッフでやりきっちゃったほうが
良い物が出来たかも。
589 :
名無シネマさん:04/09/20 18:05:41 ID:4pShlIMk
テレビの絵づくりとスクリーンの絵づくりは違うと思うし、
ましてや実写とアニメは根本が違う。でも良いとこ取りは出来るハズ。
海外にだって真似できないジャンルっていくつも日本は持ってるのに。
プロデューサーを全部馬鹿にはしないけど、何人海外の志向を理解し、
今自分達は何が得意なのかちゃんと判っている人っているのかな?
>>588 同じ大泉の中に現在の東映でも最高の制作チーム・監督がいるのに、そのノウハウを使
わないんだからね。恐らく、TV部とその他が縦割りなんだろうね。
>>589 TVでも映画でも、業界の人はプライドが高いからね。大半は素人の言うことなんか
聞いてないよ。まあ、我々素人が創り手になれるわけでもないし、素人の意見の殆どが
愚にもつかないのもわかってるけどさ。
591 :
名無シネマさん:04/09/20 18:24:06 ID:gnzY2f/m
じゃ、その素人で出来ることで、何かを成すのは意味のあることじゃないか。
民主主義なんだし、数の力も使いようだと思う。
>>591 素人で出来ること? 日本の映画・TVなんかもう観ないことぐらいしか思いつかないな。
先進国中、最低の水準だろ(他の国に行ったことはないけどw) 日本の映像ソフト不買運動でもするか?
とりあえず、フジ・共テレ・TBS系の社員・フリーは映画の監督を禁止したいねw
ああいう人たちの作品が視聴率を稼ぎ、劇場でもヒットするたびに、ますます日本の映画・TVは悪くなる。
もちろん、プロデューサーと麻雀打って仕事を貰ってるような本編系の監督も駆除したいね。
593 :
名無シネマさん:04/09/20 19:12:07 ID:/8zqXeg9
あと、キャスティングがひどいよな。
どいつもこいつも似たような顔ばかりで個性がない。
エキストラもひどいし。
594 :
名無シネマさん:04/09/20 21:37:27 ID:bPvaRrRT
じゃ、何で、こんなに酷くなったの?
広告会社は自分の国の映画より韓国とかのウンコ映画の宣伝やりまくってるしな
もう駄目だわ日本。あはははは
笑うしかないね
やっぱNHKあたりに邦画専門の情報番組を
やってもらうのが、観客動員には手っ取り早いかも
(個人的にもそんな番組があったら、すげえうれしい)
NHK教育で美術やクラシックや古典芸能の番組は
レギュラーであるけど、邦画はたまに古い名画を
流すくらいだから
みんなで番組制作の要望をNHKに投書するとかどう?
映画は興行(金儲け)の面が強いから
NHK的にはむずかしいのかな?
>>594 抽象的だけど、日本の観客・視聴者が映画界・TV界を甘やかしたからじゃないの?
一般観客は日本映画なんかほとんど見捨てていたけど、我々映画オタクが「いま、日本映画も面白く
なってきた」とか甘やかし過ぎたw そもそも、「面白くなってきた」だの言って、
中途半端に日本映画を応援したつもりになっていたのが間違っていたのだろう。
無関心だった一般観客の方がある意味では遥かに健全だったと思う。ま、その一般観客が
「踊る大捜査線2」とかを支えている一面もあるわけなんだけど・・・。
この監督はTVの制作会社出身だけど、TVもゴミ(それもよくできたゴミ、つまりはフェイク)
の方がかえって視聴率が高かったりするし。そんなゴミで視聴率を稼いだP・Dが、
劇場用にまで進出してきてるし。それがさらにヒットしたりするし。
TV史に残る名脚本家や名演出家が何人もいることも知ってるけど、そのお弟子さんたちが現
在のバカドラマを作ってるんだもん、結局は何も残さなかったんだよ、あの人たちは。
本編の監督もTV映画で酷使されただけだったしな。そういう現場で育った三池とか、よくやってるよ・・・。
>>596 BSでカルチャー情報番組があったけど、もう無くなったの? いずれにせよ、NHK
は自局の利益にならないことは嫌う役所だよ。たまに特集とかでやるのがせいぜいじゃない?
昨日もクローズアップ現代に山田洋次が出ていたみたいね。
ところでNHKといえば、NHKエンタープライズ21で映画制作をやってるけど(「ランドリー」や「ロボコン」)、
あれは事業としてやっているのか? また怪しいことしてんじゃないの?(w
NHK−BSの衛星映画劇場担当Pは凄く熱意のあるいい人だと聞くけど(去年、小津番組に
も出ていたW氏)、この人も局内でどこまで力があるのかよくわからんしな・・・。
599 :
名無シネマさん:04/09/21 00:42:12 ID:BcQ4rjZL
誰かが、邦画のフリーペーパーの編集部を立ち上げるのは、どうか?
NHKを汎用人型決戦兵器か機動戦士みたいに頼ってる人がいるけど、
ク ラ イ シ ス 2 0 5 0
に大金をつぎ込んだのがNHKだと知ってて言ってるのか?
邦画の情報って露出が少なすぎない?
大作以外、情報を積極的に取りに行かなければこんな邦画を誰かが製作していたなんて事すら
気づかない・知らないでそのまま終わっちゃう。一生知らない事だってありえる。
映画好きならともかく、一般の観客はその情報すら目にすることはない。
面白いと評判なれば後から見るチャンスもあるかもだけど
大体はそのまま埋もれていく運命にあるんだろう。(洋画ではそういうことは少ない。)
そういうマイナーな邦画の情報でも良い意味で垂れ流してくれるメディアがないかな。
もちろん無料で。
602 :
名無シネマさん:04/09/21 01:05:06 ID:BcQ4rjZL
ここには、たぶんNHK関係者が多くいるだけのことではないのか?
地上波で、ワイドショーではない映画紹介番組をやるのは、必要だよ。
実は映画産業で出遅れたTV朝日の方が、期待できるのではないか?
今も虎ノ門やってるし、昔はAXとかやってたし…。
ま、NHKなら、映画俳優とかも出る気がするのかもしれんが。
603 :
名無シネマさん:04/09/21 01:10:22 ID:BcQ4rjZL
>>601 確かに、情報はただで手に入らないといけない時代だ。
もちろん敵は大量資本作戦だから、厳しいのは分かるが、
本屋で店員が紹介書いて、セカチューなどのヒットを
生んだのを考えれば、直接客に触れるプロの口コミ
(映画館、ビデオショップなどか)には、力があるはず。
TVだけでなく、例えば、映画のチラシを風俗チラシのように、
ポストに入れてみるとかな。
ヨドバシとかと提携してみるとか、手はあると思う。
>>602 たまにいい番組があるのは事実だけど・・・。TVの連中は仕事が荒い人が多く、それこそあちこち
に被害を撒き散らしている。TVに期待するだけバカを見るよ。
>>603 熱心なコヤやレンタル店はその程度(フリぺ作ったり)はもうやってる。ポスティングな
んかいくら掛かると思う?
605 :
名無シネマさん:04/09/21 03:05:19 ID:n6EGH7KK
NHKーBSだと、わりと邦画やってるけどね。
でもふるーい時代劇ばっかりだったりもする…(´-`)
606 :
○:04/09/21 03:11:38 ID:Oig+H2M2
足りないのは作品の放送じゃなくて、情報の放送だと思うんだよね。
日曜美術館なんかは、必ず番組の最後に今やってる展覧会の情報を
紹介してるんだけど、映画の放送の場合はそういうリアルタイムの情報を
番組内で流す事って全然無いんだよね。
もっとリアルタイムの邦画情報を流す番組をやってくれてもイイと思う。
国営放送なんだしさ。
でもさ。デカい映画館で上映してる邦画はたいして宣伝しなくても、
良い作品は口コミで客が客連れてきてくれたりもする。
いくら宣伝しても、つまらん映画はつまらんよ。
上映期間が短縮されたりしてる作品も洋画だってあるし
そこはハッキリしてると思う。問題はデカい映画館では上映してない
邦画のほう。一般に見て貰う機会がないまま、ヲタだけの支持
でやってきた。その中に、もしかしたら一般も支持してくれる映画が
あるかもしれんし、ヲタにしか支持されない映画もあるはず。
でも色んな人に見て貰わないとその分類すらできない。
作る側が今の自分のレベルや…どの作品が良くてどの作品が
マズかったのかも把握してないまま作っていくのは何より良くない
からなあ。
やっぱ宣伝してるとしてないとじゃ上映前の期待度も違うしね
まあ今まではCMで気を持たせて実際の作品見てがっかりってことが多かったから邦画は信用失ってるんだけど
結局まずいい作品ありきだろうなあ
609 :
名無シネマさん:04/09/21 04:00:14 ID:qBudzafO
邦画復興なんていうのは絶対にないと断言できる
そもそも映画界の構造がそうなっているのだ
例えるなら映画界は北朝鮮だ
いい作品があろうとなかろうと関係ない
お前ら夢見てんなよww
611 :
名無シネマさん:04/09/21 10:13:01 ID:APJcZb1Z
>>609 韓国もそういわれるぐらい酷い状態から、今日の隆盛。
そして、絶対を口にするとき、人は何か別の影響に支配されてると踏んでる。
希望はパンドラの箱の最後にあるものだ。
行き詰まった業界全てに言える事だが
既得権益のじじぃ共をどうにかしろ。
あほなガキ共にもうんざりだが、利権あさりの古狸よりはまだマシ。
ってかこの国の問題点も殆どがそれで解決する。
邦画はとにかく脚本がクソ
ハリウッドなんかと比べるとプロと素人中学生ぐらいの差がある
614 :
名無シネマさん:04/09/21 19:26:46 ID:gZlE6zyU
プロよりも中学生の言葉が心に響いたりもする皮肉。
615 :
名無シネマさん:04/09/21 19:46:34 ID:uah3zUr9
>>611 韓国は国自体の経済破綻とIMFの管理下に置かれるという屈辱、
ここから一気に映画界での世代が変わり内容も変わって今日になる
邦画も中途半端に煙がくすぶってるのではなく一度大火事になって
徹底的に壊滅されないと変われないだろうね
韓国と言えば、韓国籍のグルーチョ中井にテレビで映画の解説を
してもらう(荻、水野、淀川みたいな)というのはどうだろう?
んで、毎回キレるの。
放映前の解説では
「これは夕張でやってたんですけど僕は大島ミチルさんに会いにいっていたので
観られなかったんですよ。夕張には田舎へ帰るつもりでいます云々」
放映後の解説では
「○○監督の足を金属バットでへし折ってやりたい!」
「僕は映画館に行くのも命がけなんですよ!」
「謝れ!謝れ!」
選挙前の政見放送って面白いでしょ?
何言っても絶対にカットされないし。それを楽しむ感じ。
1年やってりゃ賛否両論うずまく名物TV番組になると思うんだが。
脚本もクソだけど役者がクソだろ。
もっと言うとクソ役者を使う偉い人がクソ。
女に媚びるな。バカに媚びるな。
>>585 遅レス。デビルマンで「製作総指揮」となっているTプロデューサー(現・東○アニメーション
会長)は、東○に相当に古くからいる人だよ。昭和30年代からいるような人です。
本編やTVの企画をずっとやっていた人じゃないかな?
人柄は存じ上げません。お会いしたことは無いから。でもこういう人がいまだにやってる、って
いうのはどうかねえ? jmdbによると、戦隊やライダーの劇場版にも「製作」に名前がありますが、
こっちは評判がいいですからね。実際に現場を見ている下のプロデューサーが有能なのでしょう。
つまり、結局は自分では何もしていない人なんでしょうね。今回は他のプロデューサーが無能だ
ったのかメッキがハゲちゃったのでしょう。東○はお年寄りにも優しい、いい会社ですw
それでも永井ネームで海外には売れた、というのだから悪運が強いですなあ。
ちなみにT氏は業界関連の会合や団体にもよく名前を出しています。こういう人たちが代理店・キー局・
スポンサー、そして自分たちの利益のために奉仕しているのが映像業界なんでしょうね。嗚呼。
>>618 海外で日本の漫画は人気が高い。だからこそ
ちゃんと仕事してくれないと困るんだがな…
売れればいいってもんじゃないだろ…_| ̄|○
620 :
名無シネマさん:04/09/22 12:04:52 ID:R3ogxUS7
>618
でも、今でも漫画もひどいことなっている。
うまい人はうまいのだが、新人はやはりなんかズレてる。
ストーリーやキャラクターに人をひきつける要素もないし、
藤子F先生のようなウィットとユーモアがかけてるし。
621 :
名無シネマさん:04/09/22 12:06:31 ID:R3ogxUS7
>618
まあ、代理店なんかの二次的な産業が文化をだめにする
傾向にあるわな。
じゃあ、
邦画は今年は結構面白いのが多いよ。
花とアリスとか下妻物語も結構面白かったし。
セカチュウや海猿もそこそこ面白かったよ。
観てないけどジョゼと虎と魚やきょうの出来事、誰も知らないなんかも評判が良さげ。
今年はあとハウルの動く城とか笑の大学やスィングガールズは絶対見るつもり。
624 :
名無シネマさん:04/09/22 21:36:20 ID:+SCbKGi1
邦画も徐々に来てる。
さぁ、育てるなら。今だ。
「あの頃の邦画は、つまらないのも多かったんだけど、オレらが数少ない良作を応援して、
どんどん復興したんだよ」
と誇りを持って、言える時が来る!!
期待して、損はない。
>>623-624 余りにもスレの流れを無視した発言なので、釣りかもしれないが釣られてみる。
80年代から、そういうことを言い続けた評論家や映画記者なんか沢山いましたよ。
そして皮肉なことに、一握りのヒット作や話題作を誉めちぎるほど、全体の平均的
な質はどんどん低下していきましたよ。なぜでしょうね?(私にもよくわかりませんが)
日本映画界の質が安定して保たれていたのは70年代まで。TV界は80年代までかな?
いずれも80年代、90年代以降はどんどん玉石混淆の度を増してます。いまや混乱の極み。
(ちょっとデータを調べてみればすぐにわかるよ。映画もTVも、「え、こんなに
いい作品が日常的に流れていたのか? と驚かされる)
質の低下の理由? さあ。自分にはよくわからんよ。このスレでは散々愚痴られてるけど。
627 :
K++:04/09/22 22:18:08 ID:UQkfR8Mz
近所で子供たちが野球をやらなくなったことが、
じわじわとプロ野球をだめにした轍を踏まず、
高校の演劇部を邦画界が援助すべき。
額に三本の線を引いて腰をかがめれば、ハイおじいさんです、
みたいなチンケなお約束事に堕してしまい、
まともな演劇指導ができる人間がいなくなった。
幸い、野球と違ってアマプロ交流禁止がないのだから、
どんどんやるべき。
628 :
名無シネマさん:04/09/22 23:19:03 ID:+SCbKGi1
>>626 山田宏一も、邦画のパトロン的行動をしているし、
他の組織、人のパトロン的行動への応援をしていることは、どうなのよ?
それは、映画を経済的な視点で見たとき、中小企業は支援されて当然だからでしょ。
ブランドが嗜好者の支援で保ち続けるのは当然。
逆に言えば、その後援者が流行の浮き沈みから、質を保たせる役目も担う。
ミーハーになると、問題だろうが、芸はそうやって支えるものでしょうに。
何が悪いのかを聞かせてくださいな。
気をつけるべきことはあるのだろうし。
629 :
625:04/09/23 04:56:44 ID:TpO+fe91
>>628 日本人は80年代以降、同じことを延々と続けてきたんですよ。ヒット作・話題作が
出るたびに
>>625のように持ち上げる。だが状況はどんどん悪くなってしまう。
試しに、映画芸術やキネマ旬報のベストテンの選評をここ20年分、すべて読めば、
自分の言っていることがウソではない、とよくわかると思うよ。
とはいえ、経済と人口のパイが大きいせいでしょうけど、恐らく、日本は世界でも
トップクラスの映像ソフト生産量を誇る国ですけどね。アメリカやインドの次ぐらい?
映画もTVも、こんなに作ってる国なんかそんなに無いんじゃない? jmdbによると、昨年
の劇場用映画・OVの公開(リリース)本数は660本もある。これにTV作品も加わるわけで。
ttp://www.jmdb.ne.jp/2003/a2003.htm 自主・短編や、エロVシネ・ピンクを除外するにせよ、ちょっと信じがたい話だけどね。
無意味に経済上の都合だけで、生ゴミが大量に生産されているといえようか・・・。
630 :
625:04/09/23 05:00:44 ID:TpO+fe91
おおっと、うっかり生ゴミだの主観を振り回してしまったw さて質の問題はとりあえず置こうか?
(ここで議論を始めると、価値観の違いもあってキリが無いからな)
ところが、これだけ作っている業界なのに、別に儲かってはいないらしいから奇妙な話じゃないか?
景気がいいのは民放キー局と、着服するぐらい受信料が余っている(?)NHK、一部の制作
会社、出資企業ぐらいじゃないのかな?
資金繰りが苦しいとか、多忙で大変だ、とか、映像業界からはそういう話ばかり漏れ伝
わってくるけどな? 多忙に関しては、激務・根性自慢の業界だからまあいいとしても(?)、頑張って
「良作」を作った制作会社が会社を畳んだ、などという話はキリがないのだが?
631 :
625:04/09/23 05:02:51 ID:TpO+fe91
だんだんとりとめが無くなってきたけど、自分の言いたいことはこういうことです。
・日本の映像産業は今も量的には隆盛、でも生ゴミ生産工場と化している(生ゴミ
云々は主観なので読み飛ばして貰ってもいいです。現場の方がいらしたらご免なさい)
・だが量的な隆盛にも関わらず、「良作」を作っても潰れることなど珍しくもない状況が普通。
最近、ヒット作が出てきて興収も上向き「復興」してきたって? 「踊る2」やセカチューが
稼いだカネは、いったい、誰の懐に消えてしまうのだ?
632 :
625:04/09/23 05:05:11 ID:TpO+fe91
付記。山田宏一さんは尊敬してますよ。あのページ、ここの部分をよく読んで欲しかったのねん。
>だって、映画は面白いにきまっている。映画館をハシゴして見たい映画がたくさんある。
>だが、入場料金が高すぎて、そうもいかない。おまけに、入れ替え制の映画館が多く、もう1回見たい、
>せめてアタマのクレジットタイトルのところだけでも見たいというようなことがあっても追い出されてしまう。
>映画ファンが育つようにはできていないのである
>「この作品群を楽しもう」にも金銭的な余裕がない(たとえ時間的な余裕があっても)
>という人はいないのだろうか、とつい思ってしまう。というのも、あえて反動的なことを言うと、
>かつて映画(を見ること)は貧しき者の宝物であったからである。
633 :
名無シネマさん:04/09/23 11:11:31 ID:Blx6M+jO
丁寧な文章いたみいります。
でも、邦画を好んで支えてきた個人個人がパトロンでなければ、
高い映画料金で、わざわざ入らなかったのでは?
だからこそ、評論家、現場の人間がそこにメスを入れようとするのは、まっとうな行動だと思う。
確かに、ファンを低く見られているのは、プロ野球でも同じ、日本的な状況なのかもしれないけどね。
そこで、スト起こせるのかというと、これなかなか難しい。
構造改革は痛みがともなって当然?じゃ、それこそ、現場にいる人間の責任で怒るべきと思う。
多少、高い料金でも入る客に功罪はあるだろう。
でも、『釣りバカ日誌』で料金が下がったのは、なんでだろう?
ファンが支え、現場が答えてきた結果と思いたい。
失敗は繰り返す、だが、それでも支える。私には出来ないが、
誰か革命を率いる者や時期が来るまで、生きながらえさせる。
そういう意思があっても良いと思う。
634 :
名無シネマさん:04/09/23 11:14:25 ID:Blx6M+jO
ファンが継続して集まる時、客と売る者の間でストックホルムシンドロームに近い構造が
生まれるのではないか?
アルフィーやスターダストメモリー、さだまさしとファンの関係とかさ。
一作品ごとで、毎回つなげないのは日本人のファン心に響いていかないのではないか?
ジャニーズなんかはそこら辺、上手い。Jrでファンが応援し、
まず身内でのし上がる。グループ化、デビュー、CD発売と段階を追って、
出世魚のような目に見える発展が分かる。これは応援のし甲斐がある。
映画でも長く続くシリーズものって、毎回の安定とか、ゲスト、
次はどこにという郷土愛などなどを上手く取り込んでいると思われる。
これはファンを繋ぎとめるのに、十分な仕掛けだろう。
635 :
名無シネマさん:04/09/23 23:59:22 ID:7rAP//tF
627
ただ、新劇のしっかりとした役者が教えるべきだと思う。
アングラ劇の連中は、だめ。自己満足ばっかで基本ができてない
636 :
K++:04/09/24 00:51:58 ID:pdIOgGxp
>635
まさに同感です。
日本の国語教育の中に、映画という文化を教える発想を持つべきだと思うんです。
アメリカの例で恐縮ですが、
ミュージカルの『ウェストサイドストーリー』が「ロメオとジュリエット」であって、
場所と時間、主人公設定を替えて原作が息づいているのだということを、
ジュニアハイで教えています。
次に、高校生に「ウェストサイドストーリー」を指導し上演させる運動というものがあって、
そのNPO財団には企業が名前を伏せた形で資金援助しています。
私も二度ほど観劇する機会を得ましたが、地域の住民が大勢見に来て盛況でした。
劇中のクロッキー巡査役などは、実際その町の警官が演じていて、やんやの喝采でした。
言ってみれば、ストリートギャングが多いアメリカならではの活動なのですが、
実際これによって、多くのブロードウェイを夢見る若者が指導者として派遣され職を得ています。
日本も「夕鶴」とか「おひょう」ばっかりやってないで、
子供たちが積極的に参加したくなる場を提供すべきでしょう。
それが将来の脚本家を生むだけでなく、日本の映画を下支えすると信じます。
637 :
名無シネマさん:04/09/24 00:56:14 ID:KvSiVNku
日本は昔自分が子供だったことを忘れた大人ばっかですからね。
年とったから、大人になったと思っている子供ばかりだとも言えますが。
>>637 いや、俺は子供に生まれなくてよかったと思うよ
639 :
名無シネマさん:04/09/24 01:07:43 ID:KvSiVNku
子供やったことないんだね。
ハードボイルドだねぇ。
今月号の秘宝に載ってるデビルマン記事に、ちょっと面白いこと書いてあるね(自分が知らなかっただけかも
知らんが)。
なんでも、CGになって分業化が進むと共に、日本の制作現場では責任の所在が曖昧になり、結果無責任状
態になってダメダメなんだと。アメリカは逆に、そこらへんしっかりしてるから分業化で効率とクオリティがアッ
プしているらしい。
これがかなり本当だとしたら、日本社会の普遍的な問題なんで、解決は難しいかもね。個人的には、韓国映画
業界ともっと密接に関わって、アクション映画なんかのノウハウを積極的に盗めないかな、と思う。
641 :
名無シネマさん:04/09/24 01:22:21 ID:KvSiVNku
邦画の初期に、アメリカで映画勉強した映画会社の幹部も同じこと書いてた。
実を言うと、幕末期の外人の日本について書いた物にも、似たようなことが。
戦後にあるイタリア人が書いた物にその解決についても書いてある。
リーダーや目的(大義)が突出した時、日本人は個人を捨てて、
組織という集団に帰属する人間に変わる。
黒澤監督をはじめ、天皇と言われる監督やプロデューサーが多かった時代が
邦画界が隆盛したのも偶然ではないのかも。
東映はT-VISUALで、元からの強みがあるアニメーション技術と
実写の融合をさせようという基本コンセプトは悪くないと思う。
それをグループ企業一丸となって、プロジェクトをなんとしても成功させようと言う
熱気がないんでしょう。今の東映には。
掛け声だけ立派でも誰もついてこない社内の管理に何か根本的問題があるんだろう。
>>636 日本にもそういう活動は無いでは無いけど・・・。まずは、あの特殊で閉鎖的な高
校演劇界を解体しない限りムリだろうね。明らかに癌になってるし。
それとあの浅利K太が、高校演劇界を掌中に収めんと、妙な動きを始めているという噂。
644 :
名無シネマさん:04/09/24 20:49:40 ID:T/8wBSCv
友人のCGマンが、CGは個人よりもプロデューサーの力量で
ぜんぜん変わるとのこと。
キャシャーンはそこら辺、かなり力量あったみたい。
645 :
K++:04/09/24 21:37:17 ID:pdIOgGxp
>643
高校の国語の教師、全とっかえしたいっすね。
全国研修会とか招待状出して箱根へ呼んで、
遊覧船ごと沈めちゃうってのどうです?
それとも日本語を世界に普及するとかいって、
世界の僻地へ追放するってのがいいかなあ。
646 :
名無シネマさん:04/09/24 22:53:18 ID:T/8wBSCv
>>646 高校演劇は、新劇でもアングラでもない、奇妙に独立したジャンルになって
しまっているから。仕切ってる高校演劇界の教師たちが教育者気取りでウザい。
648 :
名無シネマさん:04/09/24 23:05:40 ID:LKlo+chq
>>640 「パールハーバー」の駄作と不発で米ディズニーの重役が一人クビに
なったが、日本にはそういうのはないよな。本当はキャシャーンで
誰かが飛ぶぐらいがまとも。
多少の語弊はあるけど
米は映画会社が製作者に資金を投下して、製作者は作品を作って
収入を映画会社にバックさせる。
日本は企業なりスポンサーなりと映画会社が製作者に資金を投下するから
万一ぽしゃっても、傷口は小さくて済むんだよな。
649 :
名無シネマさん:04/09/24 23:07:05 ID:T/8wBSCv
なるほど、で、どういう風に奇妙なの?
>仕切ってる高校演劇界の教師たちが教育者気取りでウザい。
教師が教育者気取り…。
すごく当たり前のことが書いてある気がするんだけど…
>>649 >教師が教育者気取り…。
はっきり言って、あの人たちは芝居や映画には無知そのもの。あの人たちが
やっているのは主に「教育としての演劇」なんだよ。それ以上でも以下でもない。
生徒ももちろんわかってない。わかってない同士で熱く「青春」しちゃってるのが
あの世界ですw
651 :
名無シネマさん:04/09/24 23:39:15 ID:T/8wBSCv
>>650 ほうほう。
指導が出来ないって意味ね。
実際、そういう学科がほとんどないからそうでしょうね。
652 :
名無シネマさん:04/09/25 00:04:11 ID:hpM+cSQV
演劇といったら、アクターズ・スタジオでやってるような
メソッドとか古典演劇とかやらせないといけない。
そういう下地ができてないと役者としてのアプローチが
だめになる。
653 :
名無シネマさん:04/09/25 00:13:18 ID:1iJdGDXY
メソッドは、きちんと教えられる人が教えないと。
あくまで考え方の一つだし。
654 :
名無シネマさん:04/09/25 00:16:12 ID:1iJdGDXY
どちらにしろ、一般的な演技の教室は必要だろうね。
映画や舞台への興味も抱かせるだろうし。
こないだの国立劇場のやった演技教室みたいなことをもっとしないと。
美術館でよくワークショップやってるけど、
アレに近いことをもっとやっていいと思う。
ある種の宣伝にもなるはずだし。
655 :
K++:04/09/25 01:18:43 ID:38K4T9pR
服をよれよれにする職人さんもいなくなったなぁ。
宮崎駿は(今はさすがにやってないかもしれないが)、アニメーターの席順からウンウン考えて、作業時には
ドアの前の席に座り、トイレに行く奴の動きまでチェックしてるらしいね。
一度、CG監修に宮崎駿を起用してみてほしい。フィル・ティペットがCG監修してるよーな世の中なんだし。
#しかしやっぱ、あの世代より上の爺はパワフルすぎる。
#バトロワ1に比べて、バトロワ2とか観ると……。
657 :
名無シネマさん:04/09/25 16:40:38 ID:hpM+cSQV
>656
しかし、ハヤオも最近じゃ本人が否定したがってた
手塚みたいなかんじになってきてるもんな
Vシネでいいような屑映画が氾濫してる。しかもVシネの方が普通に面白いしw
劇場で観る価値の薄いものばかりを公開してどないすんの?
イノセンス・スチームボーイ・ハウルと力の入った大作はアニメばかり。
悲しいね。
小説・ドラマ・レンタルがあるんだよ。今の観客は映画に何を求めるか?。
映像に力がある作品だよね。
もちろん話が糞ならばいかんがね。
とにかく観客が求めていない作品ばかり山ほど作ってるんだもん。
あんまりど派手な事はできないからなぁ
予算の関係で
660 :
名無シネマさん:04/09/25 23:50:37 ID:SVZanQcW
映画館で観ないと面白くない作品が多いからなぁ。
ビデオで観て、面白くないと言われると、言葉がない…。
オーケストラの音をホールで聴くのと、CDで聴くのの違いみたいなもの。
やっぱ、映画館に来てもらうしかない。
さぁ、どうする?
661 :
名無シネマさん:04/09/25 23:57:52 ID:sTQysZ7G
>>658 面白いVシネ教えてくれ。
煽りじゃないよ。
正直日本映画の暗い雰囲気はホラーに向いてるなw
663 :
名無シネマさん:04/09/26 00:30:17 ID:BHnoK1Ky
暗い雰囲気と言えば、ホラーより悲劇じゃないか?
日本のホラーが一番怖いに対抗して、
日本の悲劇が一番哀しいで、どうか。
664 :
名無シネマさん:04/09/26 03:02:19 ID:ZPVAIPH2
おすぎが邦画が死ぬほど好きで好きでたまらないキャラだったらねぇ。。。
ジャンルを問わず、邦画への愛情が溢れ出るキャラだったらねぇ。。。
665 :
名無シネマさん:04/09/26 04:01:16 ID:0nhZl2a9
>>660 むしろ、漏れはその逆だと思うが。
ビデオスルーでオーケーなものばかりだって。
それにさ、今の世の中、ホームシアターというものがあって
自宅でもお手軽に映画館の雰囲気を味わえるんですよ。
それに映画館の大画面大音量でみなきゃ面白くない映画なんて
ただのこけおどしの駄作なんですが。
>>665 上2行は同意するが、下行はちょい違う。
映画館で見たほうが楽しめる映画というのは、
必ずしも大音量のこけおどし映画のことではなくて、
例えばコメディーなどでよくあるが、
劇場の雰囲気などけっしてホームシアターなどでは楽しめないものも含まれる。
広い意味で緊張感が必要とされる映画は、
映画館で見るのと家で見るのはまったく違う感想を持ってしまう。
667 :
名無シネマさん:04/09/26 10:23:05 ID:w76pZ8dl
>>665 ビデオスルーで十分なのが多いのは、ビデオで稼ぐから、
最初からビデオ向けの映画が増えたせいもあると思う。
佐藤忠男も言ってるけど、批評はビデオで観たのと映画館で観たのでは、批評も変わる。
映画館で観る、この面白さを知らないで、映画のことを語るのはなんか違うと思わないか?
不毛なスレだな
669 :
名無シネマさん:04/09/26 17:42:55 ID:PbSrjJx2
怪我無くてよかった。
670 :
名無シネマさん:04/09/26 18:31:16 ID:Y9RSszTg
224名無シネマ@上映中 :04/09/24 14:45:23 ID:pHwK/J0Y
2003年
魔界転生 バトルロワイアルU あずみ ドラゴンヘッド
2004年
キャシャーン キューティーハニー ハットリくん デビルマン
2005年
ローレライ イージス 戦国自衛隊
邦画は俺たちに何をさせようとしているのか!
230名無シネマ@上映中 :04/09/24 15:24:46 ID:IyPp8kQP
>>224 2006年
八甲田山 203高地
235 :名無シネマ@上映中 :04/09/24 21:54:08 ID:iaS9zq+J
>>224 >>230 Q.邦画は俺達に何をさせようとしてるのか?
A.ハリウッド映画でも見とけってこった。
ハリウッド映画だって糞は沢山あるわけで、
インターネットや口コミでこれだけ評判の良し悪しが語られてるんだから
事前にチェックしてから観る習慣をつけれよと言いたい。
邦画でも評判の良い作品は大抵ハズレがない。
これだけ評判の悪いデビルマンを観にいって嫌な思いをしても
邦画は糞なんじゃなくて、観に行ったお前がアホという話にしかならない。
672 :
名無シネマさん:04/09/26 20:10:45 ID:djKTvbDd
何も情報得ないで、勘で映画行く楽しみ。
情報を駆使して、観にいく楽しみ。
観た後、クソと言う楽しみ。
観た後、どんな映画でも面白く解釈する楽しみ。
>>672 そりゃ人それぞれ楽しみはあるだろうけどさ。
そんなに寛容にだと糞映画ばかりが蔓延ることになりそうだな。
できれば普通に面白い映画を楽しみたいよ。
海猿は普通に面白かった。
下妻物語もよかった。
まだまだ捨てたもんじゃない希ガス
675 :
名無シネマさん:04/09/26 21:17:04 ID:djKTvbDd
>>671 観てもいないのに、他人の評価で、外見ではなく中身をクソという人の
意見はやはり真摯には聞けないとは思わんか?
観て言っている人間が、感想(例えクソでも)を言う楽しみを
批判するなら、もっと言葉があるでしょ。
676 :
名無シネマさん:04/09/26 21:24:48 ID:djKTvbDd
映画会社がこの映画を当てたいってのは感じるが、
映画館がこれを見せたいってのを感じることが少ない。
単館でやってる映画はすでにそれだけでも気概なのだろうが、
それでも一部の映画館でしか、感じないんだよなぁ。
本屋とかCDや行くとさ、これは一押しなモノってなんとなく見かける。
バイヤーが当てる作品とかあるわけでしょ。
映画でビデオで、それを感じないのは、身内(同業者)をファンに
出来てないんじゃないか、邦画は?
まず観てくれるのって、そこだろ。生活に直結してるわけだし。
キャシャーンはもったいなかったね。
普通に面白いとは思うけど、
もう少し金かけて、キリヤのワンマンにせず作ればいいものになっていたと思う。
海猿は話がハリウッドのコピーでなければ良かったかなもね。
それに加え、アクションなのども欲しいところ。
下妻はB級どころかE級クラスのギャグドラマというか、ギャグVシネって感じだもんな。
貧乏臭いセンスから脱皮する必要ありかも。
>>675 それにも限度というものがあるよ。
デビルマンみたいな凄く評判の悪い映画をあえて見に行く人に
やさしい言葉をかける必要もないでしょ。
みんなが声をそろえて不味いといってるラーメン屋に合えて入るようなもんだ。
679 :
名無シネマさん:04/09/26 21:59:00 ID:djKTvbDd
やさしい言葉である必要は無いけど、
それでも意見には価値があるし、聞く態度にも礼節が必要ってもんだ。
デビルマン。おいらは原作が好きだから、評価が良かろうと行かない。
永井豪が監督したなら、別だが。
>>676 >映画館がこれを見せたいってのを感じることが少ない。
いろいろチェーンの縛りがあるみたいだよ。それと、洋画などは上からのお達しで、
宣伝などの形態も決まっているのかもしれない。宣材はアリモノを使え、オリジナル
で余計なPOPやチラシを作るな、とか。
なにかと惰性に流れやすい業界ではあるだろうな。結局、コヤの現場に意外と映画が好きな人がいないし、
いても内輪ノリになってる。なかなか、素人と業界の中間の感覚を持ってる人っていないのよ。
あぼーん
あぼーん
683 :
名無シネマさん:04/09/27 00:50:15 ID:9pxyY8c6
ビデオ屋が欲しがるものをリサーチして作ってたりするから、自家中毒起こすんだよなぁ。
684 :
”削除”依頼板転載人@星猫:04/09/27 01:09:30 ID:eXMJNtED
韓国の方がまだハリウッド真似できてるな・・・
日本ももっとぱくれよ、変に気取るな
韓国は国が金出してるから派手なことできるんだろ
しかも映画館に韓国映画の上映を強制してるから国民も韓国映画ばっかり見てる
そもそも見る映画を自由に選べるなら
ハリウッドのパクリ映画なんて見なくても本家のハリウッド見る
あの国は文化にまで社会主義が浸透してるからあんなお気楽な事できるんだろう
687 :
名無シネマさん:04/09/27 04:14:52 ID:IbF11vIs
絵画にしろ文学にしろ映画にしろ、
政治批判や社会批判等から生まれてくるものなのだから、
そんなものに政府が加担してどうするよ。
国が手を出した時点でダメだね。
監督あなたは、腐った政府の代弁者なのか、
映画ヲタの怒りどこへ向かうべきなのか、
これからは何が映画ヲタを楽しませるのだろう、
あと何度邦画見れば、本当の邦画に辿り着けるあだろう!
ア〜ア!アーア!
仕組まれた宣伝に誰も気付かずに騙された日々も終わる!
この邦画からの卒業!
闘いからの卒業!
>>685 和泉聖治とかポリシー無いから、平気でハリウッドパクるよ。「相棒」の最初の土ワイ版なんか、
随所に「この人はハリのハッタリなカメラワーク・編集をビデオ早回しで研究したん
だろうなあ」という箇所ばかりだったし。その和泉もTV稼業で、もう映画は撮れてません。
>>687 >この邦画からの卒業!
オレはもう邦画は「卒業」したw さすがに最近はひどい。最低線が無い。そんなひどい邦
画が世間では案外に当たっている。オレの感性の方が間違っているのかね?
(あるいは、世界的にもう「最低線」など無くなっているのかもしれないが)
キャシャーンは絵が綺麗だけど、中身がスカスカ・・・。
あの人、監督には向いてない希ガス。
韓国映画はシルミドとブラザーフッド見たけど、
賞賛されるほどとは思わなかったぞ。
シュリもイマイチだったし、韓国映画が自分と合わんだけかもしれんが。
中国映画も合わないんだよなぁ。ワイヤー一辺倒になってからはハマレん。
>>688 いいのもあると思うよ。ただ、平均点は低いと思うけど。
話題作にはずれが多いのが痛い。
690 :
名無シネマさん:04/09/27 10:34:48 ID:jeVVZEGj
とんでもない駄作は昔からあるし、いい作品が少ないのは、世界中どこでもそうなんじゃないかね?
が、話題作にはずれが多いのは、痛いよね。
それとも、ヒットはしてるんだから、映画ファンと一般の溝があって、映画会社はそれをリサーチしてたりするのか!?
それとも、ルネッサンスみたいに何らかの時代の流れなのか?
>>689-690 数年前、 SWITCHかエクスワイアで、現代邦画監督の特集があったけど、「もはや、
このすべてをフォローできるのは、大都市在住のシネフィルや評論家、あるいはよほ
どのCS・DVDハンターでなくてはムリだな」と、気が遠くなった。自分はとっくにギブアップしたよw
一部の連中しか儲かってない業界で、しかも質はバラバラなのに、裾野だけはやたら広くなっている。
80年代のビデオ・映画祭勃興期に評論家たちが憂慮していた「内外の作品の過剰な供給
と氾濫」の弊害が極まったんだろうね。作品の質も、観客の鑑賞眼の水準もバラバラ。
往年の邦画のように、撮影所や会社がカラーを保証するわけでもないし。
すべてにおいて基準が無いので、時勢に乗れば過剰評価でなんとなく当たっちゃう。さら
にTVやVシネもあるわけで、映像大国の飽和と貧困にはもはや打つ手無し!?
もちろん、海外から日本に輸入されてくる作品など、世界映画のごく一部。シネフィルではないので、
さらにその一部しか観れていないので、他の国はもっとひどい可能性もあるわけだけどな・・・。
>一部の連中しか儲かってない業界で、しかも質はバラバラなのに、裾野だけはやたら広くなっている。
ここだけ見るとこれから爆発的に伸びる業界を紹介してるようだ。
もっと宣伝やれ
え〜、チンコの大きさには自信があります。
あげ
>>691 どの業界にも当てはまる事だな。
ただ観客の需要を喚起する事に怠けてたのが
シネコンの普及やDVDの二次収入の増加で
だいぶ状況は変わってきてる。
オマケにレンタルはDVD価格の低下で頭打ちだし
テレビも多チャンネル化とインターネットの普及で広告収入も伸び悩んでるし。
邦画を取り巻く状況は変わって来てると思うよ。
1 2001 304.0 ■千と千尋の神隠し
2 1997 192.1 ■もののけ姫
3 2003 173.5 ■踊る大捜査線 THE MOVIE2/レインボーブリッジを封鎖せよ!
4 1983 100.3 ■南極物語
5 1986 91.8 ■子猫物語
6 1990 85.9 ■天と地と
7 1998 85.0 ■踊る大捜査線
8 1988 76.5 ■敦煌
9 1998 70.6 ■ポケットモンスター ミュウツーの逆襲
10 2002 64.6 ■猫の恩返し/ギブリーズ episode 2
1980〜2003年の歴代興行ランキングの内、10作品中6作品がここ10年の公開。
つまりメガヒットが出やすい状況になってきてるってこと。
これに今年はセカチュウやらハウルがランクインしてくることが予想されてる。
儲けてる奴は儲けてるのよ、結局。なんだかんだいっても。
すると両極化で格差が激しくなってだめだなんてぬかす奴が出てくるかと思うが
そういうのはしょうがない。
とりあえずちまちまと低予算でやれば良いよ。
ベスト10の4つをアニメに牛耳られてる事にもう少し危機感持つべき
とういか見習うべきだね。
良作を作り出した制作チームを固定化してシナジー効果を高めながら
同時にプロダクションのブランド力も高めていく。
踊るにしてもポケモンにしてもジブリにしてもそういう事だろう。
最近の邦画の予告みてもどんな作品なのかがさっぱり伝わらない・・・。
ヴァン・ヘルシングみたいにタイトル見ただけで内容がわかる作品といったら・・・
デビルマンw
701 :
名無シネマさん:04/09/28 00:30:40 ID:1uug+qQL
>699
ジブリはハヤオが引退したらもうだめなんじゃないか。
もう完璧に一党独裁みたいな感じだし。
ジブリは少なくとも、「魔女宅」ができたぐらいから、暖簾分けして
新人に監督まかすべきだったと思う。
興行収入ばかり気にするのもななんかなあと思う。
あんまりヒットしそうもない作品がヒットするところに
映画文化の面白さがあるんじゃないかと思うが。
702 :
名無シネマさん:04/09/28 08:59:54 ID:mswo7sc/
>>701 >ジブリは少なくとも、「魔女宅」ができたぐらいから、暖簾分けして
>新人に監督まかすべきだったと思う。
少しずつ任せているんですけど…近藤さんがお亡くなりになったのは痛い
ジブリの良心、高畑いるし。
>興行収入ばかり気にするのもななんかなあと思う。
>あんまりヒットしそうもない作品がヒットするところに
>映画文化の面白さがあるんじゃないかと思うが。
これには賛同。
ゆえに評論家や心あるファンが良作や難しい作品を後押ししていかないと。
703 :
名無シネマさん:04/09/28 10:04:19 ID:21hfSTns
そのためには気軽に見れるように料金下げないとね
映画はブルジョア向けでなく大衆向けなんだから
はずれでも「まあいいや」と思えるくらいの値段…個人差があるな。
いや1500円にさげてくれただけでも評価されるだろう。
705 :
名無シネマさん:04/09/28 11:19:50 ID:mswo7sc/
北米では、大衆向けと、知的層向けと区分がされている。
そういう紹介があるし。
日本人のとりあえず一応、皆、一列平均化のせいで、
アンチ邦画やハリウッド信仰、映画は映画で一括りの弊害が生まれてると思う。
例えば、大衆向け、学生向け、子供向け、シニア向けの商品区分としての
値下げとかは前売りとかで、もっと可能だと思う。
ただ変にプライド高い方々が、これは学生向きらしいから、「観るのやめよう」とか、
言い出して、客が減るのを避けて、とりあえず面白そうでしょうな感じで、煽るんだろうけど。
>>701 あえてヒットしそうにない作品ばかり作って
それをヒットさせようなんてのはちょっと都合が良すぎるんじゃないか?
もし、作り手にこういう甘えの姿勢があるとしたら問題だ。
斜に構えたような作品ばかり作ってるような監督が
メジャーを任されるととたんに愚作しか作れないのがいるが、
普段からヒットさせることを念頭において全力投球していないと
力が発揮されるわけがない。
娯楽作品を任されてそれを形に出来ない監督は
基本が出来ていない素人扱いした方が良い。
娯楽にはある程度、型っていうもんがあるんだからそれが出来た上で
はじめて崩していかないと単なる形無しだ。
707 :
名無シネマさん:04/09/28 15:43:11 ID:t7y4KnxM
大作と娯楽作品は違うでしょ。
ジョン・カーペンターのスターマンや、スコセッシの数本の例もある。
熟成の時期もあるし、向き不向きもある。
そういった監督を見抜くのはどちらかというと、プロデューサーの技量。
この監督ならこれが出来る!と。
海外には、自分でプロデュースする監督もいるわけだが。
>>707 そう。プロデューサーに期待するしかない。金回りをちゃんと把握してる。
シネフィルや批評家どもに育てられるよりはよっぽどましだな。
大衆に育てられる環境の芽すら摘み取られかねん。
709 :
名無シネマさん:04/09/28 19:20:42 ID:qaSK4GCc
プロデューサーとそのチーム、監督とそのチームが、
しっかり相互に作用して、一丸となって、一つの作品を文化にするんだって、
意気込んで作らんと。
ていうより、昔のいい邦画のフィルムをきちんと残してこれなかった日本で
文化をいうのが有効なのか、どうかは疑問だが。
面白いものが残るわけではないからなぁ。
今、傑作と言われるフィルムも、公開当時は一部の熱狂的なファンしか支えてなかったなんてザラだし。
710 :
名無シネマさん:04/09/28 21:52:01 ID:CmWMEsSp
邦画を観るのに、映画館に行って、DVDを買わない人、映画館は行かず、DVDを買って観る人、
どっちが多いんだろう。
そりゃもちろん、映画館行って、DVD買ってくれたら、最高だろうけど…。
両方の人はどれぐらいいるの?
ワタシはビデオレンタルして良かったら、DVD買います。
最近だと『ジョゼと虎と魚たち』を買ってしまいました。
ちなみに洋画、邦画を含めた一年の総入場者数は延べ一億六千万人。
割合は収入ベースで七対三くらい。
映像ソフトの売上約九千万本。DVDは約七千万枚。
劇場入場者数>DVD購入者数だろう。
映画は映画館で見たいものを見てる。
DVDは見て良かったもんや、見逃したけど良いと評判だった映画に
なるのでDVDだけで見るってのも確かにありますよ。
でもDVDの購入客のほうが評判ありきじゃ?
じゃなけりゃ特定の監督や俳優のファン向けかな。
映画館へは友人らと行く。
DVDは個人で見たい奴&映画館で見るまでもないと思った奴。
映画館でハマって何回も見に行った奴はDVDでも買う。
今は劇場の売り上げよりもDVDなど公開後に得られる収入の方が大きいとか言うけど、
邦画にもあてはまるのかな。
洋画ならDVD買おうって人がいそうだけど、
邦画に高い金だしてまで買おうとする人がどのくらいいるかな。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040929-00000114-kyodo-ent 任天堂がアニメ制作進出へ 山内相談役が表明
任天堂の山内溥相談役は29日、京都市内での記者会見で、劇場用アニメの制作に進出する意向を示し、10月の経営会議に提案することを明らかにした。
会見は、山内氏が理事長を務める文化財団が京都市内に建設する小倉百人一首の殿堂「時雨殿」の地鎮祭後に開かれ、アニメの題材として、小倉百人一首の歌人を取り上げる構想を示した。
山内氏は「日本だけではなく外国でも通用する作品にしたい。ゲームソフトは映画作りと近い位置にある。経営会議が決めることだが、そういう分野に出て行くべきだ。任天堂がリスクを負ってもいい」と述べた。
(共同通信)
716 :
名無シネマさん:04/09/29 18:46:38 ID:PzquE4rA
日本はアメリカみたく配給と劇場を分離させないとだめだね
717 :
名無シネマさん:04/09/29 19:00:46 ID:LSqkDUzX
理由は?
718 :
名無シネマさん:04/09/29 19:30:37 ID:3yL/zyKw
このまえレンタルビデオ店で”怖がる人々”を借りてみましたが
ショボーンでした。なんですか?この作品は。。
719 :
名無シネマさん:04/09/29 20:24:25 ID:jTVMrGBQ
殺人の追憶を見たけどすごいね。
韓国の映画にはひどいのもあるけど
この映画はすばらしかった。
しかし、岩代さんのフィルもグラフィを
見てたらなさけなくなった・・
>>710 ぱっとしないし、映画ファン向けの作品だよ。それなりにすばらしい作品でも、
あんなものばかり作っててはいつまでたっても劇場に客は呼べないと思う。
映画ファン邦画ファンあっての作品だと。。。
レンタルで十分か、観る気も起きないと思う。
やはり、大作やエンタメを作り続けることによるレベルアップ必要なのかな?
でなければ、Vシネのように劇場版はあるが、低予算でレンタル・販売向け程度の作品に
して一部のマニア向けになっていくだろうね。
721 :
名無シネマさん:04/09/29 23:32:11 ID:R8T8fmwc
女性向けなんじゃないの?
ハリウッド映画の女性向けよりも
邦画の方がより女性には受けるのでは?
【黄泉がえり】とか【世界の中心〜】とか。
【ジョゼ虎】もミニシアター系では結構なヒットだったわけだし。
邦画ファンというよりは、女性という観客に向けてちゃんと作ってる気もするが。
ジョゼなんて誰が観んのさ?いつ公開していたかもわからないくらいだろ?
ヘビーとはいえないが、普通の映画ファンが劇場で観ているのだろう?
それが女性向け・若者向け年配向けといろいろあるだけだと思う。
これらのターゲット絞ったショボイ作品が「多い」こと、
若者から年配まで観れる娯楽大作が少ないことが邦画に活気がなく
魅力を感じられない原因でしょ。
もちろん、ターゲットを絞った作品を否定もしないし、必要だと思うよ。
723 :
名無シネマさん:04/09/30 01:04:26 ID:Nfc/LmbT
誰が観んの?って、いつ公開してたの?って、洋画だってそんなのたくさんあるし。
そのたくさんの映画の中できちんと伝達してたよ。
(劇場は後半までかなり混んでたし、興収もきちんと出てる)
ターゲットを絞ったしょぼい映画?そんなの洋画にだって、多いぜ。
問題は、じゃ、どうすんの?どうしたいの?じゃねぇの?
いい作品を口コミで広めたりさ。
ジョゼ虎、そういや、プロフェッショナル大賞とかでも入賞してたな。
娯楽作には、そこで堂々と主役張るスターがいるだろう。
名前だけでない名も実もあるスターが。
スター育てるのに、佳作の小品は大事なんだぜ。
今のハリウッドスターで小品出じゃないヤツ挙げてみな。
724 :
名無シネマさん :04/09/30 01:09:53 ID:6GDU2YmL
このスレの最初のほうで言っていた「東京原発」のDVDが発売されるらしい。
耳触りのいい宣伝文句が連ねてあったが、劇場で見たときの失望感が甦ってきた。
このDVD、見逃した人が買ったりして犠牲になるんだろうな…合掌
725 :
名無シネマさん:04/09/30 01:49:30 ID:bG0SRADZ
「金が無ければいい映画が作れない」
と思ってる時点で既に駄目
いい映画は「金」じゃない
726 :
名無シネマさん:04/09/30 02:11:04 ID:Nfc/LmbT
大金が絡むとうるさい人が増えるから、その制御の問題。
でも、小金でいい映画ってよりは、必要な額の中金に結局いい映画が多い気がする。
その額に合わせて題材、演出のコントロールするかどうか。
それをするのは、プロデューサーだったり、監督だったり、いろいろあると思うけど。
必要な額より、少し多くあったら、集中できる部分は増えるはず。
東京原発、悪い作品ではないと思うけど、
確かに映画館で見るような映画でもない。
あれはレンタルで見る映画。
金かけてない割には・・・って奴だと思う。
>>726 ま、たしかに余裕はあった方が良いけども。
演劇の舞台なんかを考えてみると、
必ずしも絵の豪華さに物語の面白さは比例してない。
要はいかに「演出」するかかと。
NHKは国民から視聴料を集めているんだから邦画の枠を作るべき
730 :
名無シネマさん:04/09/30 12:19:37 ID:hnMmFbPv
TV映画の枠をきちんと作るべきだよな。
みんな、自分のことで汲々の時代か。
731 :
名無シネマさん:04/09/30 16:37:16 ID:6pMyVx+k
ドン・キングみたいなプロデューサーが出てくるといいんだが。
あいつとあいつが競演?みたいな凄いの。
ワイドショー的『ヒート』。
今なら、保坂VS布袋、
大竹しのぶVSさんま、
キンキキッズ対決、
長渕VS桑田、
真田VS千葉、
SMAP内対決、
モー娘。VSイエローキャブ、
いくつもあると思うんだが。
>>728 そういう人材だって金の無いところには集まらないよ。
演出家一人呼んだだけでもダメ。
良い脚本と優秀なスタッフを集めるにはやはり金がいる。
作品の質は別にして、ヒット作は増えてる気がする
734 :
名無シネマさん:04/09/30 19:15:32 ID:qXkj+gJj
金じゃないと言っても、制作費ウン十億とか、ウン百億とか言われると、
気になるヤツはいるし、いい作家がそれなりに金もらってないと、寂しくねぇ?
ギャラ上がるってことは制作費も上がるってことでもあるわけだし。
>>734 制作費が膨張すると、あれを使え、これを使え、という話になり、いろいろと余計なものもくっついてくる。
80年代の邦画の「大作」の多くがそれで失敗している。例えばオールスターといっても、映画界優先の
スター・俳優が消えた日本では、「スター新春隠し芸大会」にしかならない。
ロマンポルノやピンクに面白い作品があるのは、低予算ゆえに余計な夾雑物が入り込み
ようが無く、結果的にストーリーと演出で見せるしかないから。
ただし、それはギャラなどで関係者に泣いてもらうことで成立しているし、いい機材も使えないだろう。
とくにピンクなどは、美術の飾り込みのクオリティが自主映画並に貧弱になってしまう。
エロ以前にカネの無さが画面に見えてしまっては、普通の人は敬遠するだろうな。
ハリウッドも異常に予算が膨張しているが、いちおう、それなりの効果は画面に出ているのではない?
日本はやはり予算規模が中途半端なのかもね。ちょっと欲張っていろいろ仕掛けを
施せば、すぐに吹っ飛んでしまう制作費で撮ってるわけだし。かといって初期投資(制作費)を
大きくしても、元が取れるかどうかはわからないし。
日本ではなにより、役者にカネを掛けても、役者で客は入らないのが痛いよ。でも
無名という訳にもいかないし。織田なんかTRYでズッこけてるし、こいつ自身に集客力は無
いのは確かなのに(あくまで青島としての人気)、それでもスター扱いしなきゃいけない。
バカバカしい話だよね。
737 :
名無シネマさん:04/09/30 20:00:09 ID:qXkj+gJj
極端な低予算でも無い限り、うるさい人はいるけどね。
金は層を厚くするのに絶対必要。
その業界を支えるのは金も大事。
小作品のネタだけ考えてたら、やっぱ駄目になるよ。
織田って、スター扱いしていいんじゃないの?
100億円越えのヒットがあるわけだし、20億円クラスもいくつかあるわけでしょ。
それでスターじゃないって…。誰がスターなのか?
役者としては、どうかと思うけど。
>>737 >金は層を厚くするのに絶対必要。
カネを掛ければ、やはり画面にそれなりの効果は出てくるでしょ? スタッフ・キャストの待遇も
いいに越したことはない。ただし、市場規模から予算規模が逆算される以上、日本
では予算を膨らますわけにもいかないのが苦しいところ。
>織田って、スター扱いしていいんじゃないの?
微妙だよね。織田はあくまで「青島」に付随した人気なんだよ。「ホワイトアウト」はヒットしたが、
実のところ、「踊る」以外ではそんなに大した成績は無い。一目瞭然、作品歴を見ればわかるよ。
ttp://www.jmdb.ne.jp/person/p0194650.htm ま、今の日本は「映画スター」が生まれる環境になってないもんな。それでも集客
と関係無い次元で、とりあえず有名俳優をアテていかなきゃいけない。辛いぽ。
739 :
名無シネマさん:04/09/30 21:22:49 ID:PiROuPQx
市場を大きくするのにも、金は要る。
ハリウッドリメイクも視野に入れられる今、
オリジナルもヨーロッパやアジアで売られている。
国内向け、海外向けと作っているうちに、市場は広がっていくでしょ。
その時、制作費以上に宣伝はいるだろうし、人材育成には金がいるよ、やっぱ。
金がすべてでないのは、各作品ごとの話。
実際、予算上がってるし。
今の日本は、映画の人気だけじゃなくて、TVも重要なんじゃないの?
織田はそこら辺にヒットがあるでしょ。
ペ・ヨンジュンはスターじゃないの?
作品歴だけじゃないでしょ。
ハリウッドでも、そういった地位のスターはいるし、それが育つことで、
他のスターにもより目が向けられていく。
テレビの拡大で無く映画という意味でのスターも地位を確立出来る。
青島で集客してもさ、ひとまず観客に映画慣れさせる、敷居の低さは絶対必要。
740 :
名無シネマさん:04/09/30 22:15:30 ID:04AsxI5G
>>738 まったく同意。
金が回らない市場でよいものができるわけがない。たとえできたとしてもそれはその作品のみで後がつづかない。
金が稼げる市場なら嫌でもレベルの高い作品が生まれてくるはず。
問題は予算をあげるのが先か市場を開拓するのが先かってこと。
昔は銀幕のスターって表現があったけどTVが普及した現在では顔が売れてる俳優を使うのは市場開拓に必要。
人気TVドラマの劇場版(もしくは逆)はアメリカでもやってたよ。
金を使うのはいいけど、
問題はその金の使いどころかな。
実数をキチンと積み上げる事だな。
原作の売上とか、その作家の売上の平均値や、主題歌を歌う歌手の平均的な売上枚数とか。
主演俳優の最近の作品の平均動員数やその俳優が曲を出しているんなら
その売上枚数も。
脇役についても女性なら写真集の売上実数も必要だな。
監督の最近の作品の動員数や一館あたりのアベレージも。
つまり、そのアーチストの作品なら必ず買うであろうコアなファンの直近の実数を
推定し、映画の予算をペイするのに必要な動員に積み上げる作業を怠たらずにやる。
当たり前のことをやらないからデビルマンのようなことになる。
743 :
名無シネマさん:04/09/30 22:59:14 ID:eyMGkkIC
>>742 それぐらいやってますな。
というより、もっと詳細。
一本、1億ぐらいの事業なんだから。
問題はその数字だけでやるから。
もっと創造的に数字を使えない。
744 :
名無シネマさん:04/09/30 23:08:42 ID:6t9QJaOk
>>743 デビルマンは出来て無いと思うよ。
那須で永井豪でフレームって全然話にならない面子をそろえてる。
完全にトップダウンで話が決まってるとしか思えない。
創造性云々より多額の製作資金をどぶに棄てるような企画が無くなるだけで
ずいぶんと邦画の資金が適性に配分されるようになると思うよ。
746 :
名無シネマさん:04/09/30 23:21:33 ID:eyMGkkIC
最近、気づいたこと。
個性個性というけど、映画の個性は認めないのな。
エンターテインメントだからと書かれる時、物事はこうあるべきという傲慢を感じる。
料金にも、個性がないのも問題だが。市場の論理もあるしな。
質よりも、改善可能だと思う。
747 :
名無シネマさん:04/09/30 23:32:52 ID:eyMGkkIC
>>745 デビルマンも、一応やってんだよ。
最善ではないし、映画というより商品ビジネスとしか考えてないけどさ。
企画に関わった友人から、東映の女性プロデューサーの話聞いた。
結局、CG部分など(デビルマンの造詣)に予算がかかるから、キャストに予算が割けない。
でも、バラエティ番組、ニュース、女性誌にも取り上げてもらえる名前が欲しい。
サブカル的には、デビルマン他のアニメ的造詣がまずは話題になる。
宣伝的には、戦闘シーンのCGが重要。(東映アニメとの連携もある)
原作の売り上げは実質200万部ぐらいなので、
このファン向けに作って、彼が絶賛しても、大ヒットの人数ではない。
400万以上の一般の人を呼ばねばならない。
それには、女性ファン、子供が来ないと困る。
(「そのためには、ハッピーエンドだってありえる」と言ったそうだ)
だから、それが多少きつい題材でも来てくれる要素(フレイム、サップ、富永…)を加える。
それにどうつくっても、反発はある。(それを押しきれる大予算ではない)
出来はどうあれ、ファンは来る。
俺はこれを聞かされて、当然怒ったけどな。
748 :
名無シネマさん:04/09/30 23:38:45 ID:eyMGkkIC
追加。
監督については、会社として大作をまかすのを信用できるのと、
若者の演出に定評があることと、漫画原作映画のヒットの実績があるからだって。
分業の出来る技能を配慮したって言ってたけど。
他の理由もあるのかもしれない。
企画に入った時には、もう監督いたって言ってたし。
CGは東映動画(上記の東映アニメは訂正)の方で担当がいるからとの事。
>>745 >多額の製作資金をどぶに棄てるような企画
それを言ったら、来年初頭の東映には「北○零年」というドツボ作品が控えているよ。
製作委員会の出資社に前売を引き取ってもらう場合、確か制作への出資金とは別に買ってもらうん
だろ? 単純に考えて企業は表に出ている数字の2倍の出費を強いられてしまう。泣くのは社員だよ。
たしか「時雨の記」の配収が4億か5億だったと思う。あれはさほど切符を配っていないと
思うので、その程度が小百合の実力だよ。大作など愚の骨頂。でも机上の収支は合っちゃうらしい。
合っちゃうからいけないんだよな。
他、今後、続々と封切られるTV局製作作品も、TVの力でヒットはするかもしれないが、大
半はカネをドブに捨てるようなシロモノだろう。例えば柳楽くんにタイで象使いをさせる映画を河
毛俊作が撮るという。いい加減にしてくれ。
>>747-748 なるほど、限られた予算で最大の観客を動員するためには、この考えの筋道はあってる。
ただ、そこから具体的な要素を決めていくところでグダグダになってるな。
なぜ、「それが多少きつい題材でも来てくれる要素」が「フレイム、サップ、富永…」になるのか。
なぜ、「監督については、会社として大作をまかすのを信用できるのと、若者の演出に定評があることと、
漫画原作映画のヒットの実績があるから」で那須になるのか。(ほかに人材がないのか?)
なぜ、「400万以上の一般の人を呼ばねばならない。それには、女性ファン、子供が来ないと困る。」
という映画なのにこんな原作を選んだのか。
(原作を破壊するして原作ファンを怒らせるか、女子供が呼べなくなるか、どっちかになるに決まってるだろう)
東映さんに聞いてみたいなあ。
751 :
名無シネマさん:04/10/01 00:13:45 ID:Im9Tcylb
原因の一部。
デビルマン自体は東映動画の企画で、そこに実写の部分の製作の企画が
足されたからだろう。
アニメの企画と実写の企画の二重人格的分裂だと思う。
漫画原作でヒットさせた監督って、結局、東映にはいないってことだと思う。
スターを何人か生んだしね。実績って結局、そんなもの。
付き合い長いぢ、賢く立ち回えるし、政治も理解してるってことだろ。
スタッフ軽視主義の東映らしいとも言える。
>>750-751 業界もいろんなシガラミで純粋に企画を詰めることが難しいらしいね。今回も出資社がい
くつもあるし。この間の調整でいろいろあったのでしょ?
監督については、他の人が逃げたんじゃないの? 三池や金子、その下の世代の監督も
オファーを受けたと思うけどな。
那須さんは久々に仕事がしたいから受けたんでしょ? ビー・バップの威光はまだ
強いみたいだし、東映本社に話を通すのに「那須」の名前が必要だったのかもしれない。
日本映画界って、いったい誰のために作品を創っているんだろうね。よくわからないことばかり。
だからといって我々素人に公算がある訳でもないのだが。
753 :
名無シネマさん:04/10/01 00:18:09 ID:Im9Tcylb
今思い出した。
伝聞だが、岡田新社長は、デビルマンの企画を読んで、
「このタイプのはもう『仮面ライダー』がある。暗いのは他にもあるし」
てなことを言ったそうだ。
で、企画チームは仮面ライダーとの違いを企画に足して、推したとのこと。
754 :
名無シネマさん:04/10/01 00:18:20 ID:OGydmSJ8
いや東映漫画祭りの延長ぐらいのつもりで企画したんだろ。
755 :
名無シネマさん:04/10/01 00:27:31 ID:Im9Tcylb
映画会社のプロデューサーには、ノルマがあって、
年に10本程度の企画を通さなければならないそうだ。
製作されるのは、そのうち1本とかでいいそうなのだが。
それが出来なきゃ、異動とかいろいろ食らう。
だから、ムリクリにでも通るように企画をいじる。
ハリウッドだって似たようなものだろうが、どこかで誇りを持ったやつが
いるのだろうし、プロデューサーを監督とかスターがやって、救おうとしてるんだと思う。
756 :
名無シネマさん:04/10/01 00:32:39 ID:JMm+9v4D
俺に作らせて下さい。
今まで作われていないネタが結構有るんで、ヒット作を作る自信がある。
>>747 原作の売上だって200万だって言うけど、版を重ねた全卷の累計の数字でしょ?
実質10分の1以下の原作ファンの動員しかみこめないでしょう。
そこから400万の動員に必要な数字の積み上げが全然出来てない。
ありえないな。
結局、CGだのみで全く動員力の無いキャストを添えてやろうてんだから
失敗して当たり前。しかもそのCGの出来があれだし。
どうしてこんな企画が通っちゃうんだろう。
>>757 >原作の売上だって200万だって言うけど、版を重ねた全卷の累計の数字でしょ?
いや、デビルマンを含めた永井サーガ全体の累計だと相当な部数(何百万部・何千万部)まで行くと思うよ。
その中でファンの実数が200万人、というのは妥当な数字だと思う。
ただし、その永井ファンでさえ観には来ないとは思うけどなw 海外には売れたらしいけど。
デビルマンというタイトルだけなら誰でも知ってるから、それで宣伝費が浮くとでも思ったのかな。
オリジナル企画をつくって一から説明するより、有名な原作に寄りかかる方が楽、と。
フレイム、サップ、富永…も、デビルマンの話が出る前からこのメンツを使うと決まっていたのかも。
ちょっと前ならブームがあったのだろうし。まるでテレビドラマが主演タレントだけ先におさえて
ストーリーを後から作る、みたいな事でもしたんじゃないか。
760 :
名無シネマさん:04/10/01 00:58:06 ID:Im9Tcylb
企画の時は、キャスト決まって無かった。
20人ぐらい脚本家集めて、とにかくアイディアを出させてた。(いわゆるブレインストーミング)
デビルマンの企画自体はかなり前(10年以上)からあったし。
東映で実写化権押さえられたからってのは、あるはず。
東映動画で一部ファンにアンケートとかとったら、とりあえず行くと言う返答が
けっこうあったし。
>>760 なるへそ。
大の社会人のブレーンストーミングの結果が、このキャストでこのストーリーか。
日本人であることが悲しくなる話だな。
>>758 永井サーガね。。。永井作品だってマジンガーからハレンチ学園までファン層も色々だし、
デビルマンの単行本が200万部で全5巻なら実質40万人でしょファンと言えるのは。
愚作でも、劇場に足を運んでくれるようなコアファンの実数でないと意味が無い。
そういう、ばら色の潜在動員数を描いて企画するからおかしくなるって話だから。
>>760 脚本家って那須みたいなのが20人集まったって100人集まったってダメだろう。
むしろ企画を立ち上げる段階でブレインストーミングした方が良かったかもな。
>>762 「デビルマンの単行本が200万部で全5巻なら実質40万人」というのは少なく
見積もりすぎ。デビルマンの正編に限定してさえ、何回も再版で出ている。
過去にアニメ化したときもヒットしてるし(確か原作とは違っていたと記憶するが)
永井ファンは確かに多いんだよ。現に海外には、まだ完成していない時点で売れてる。
だが、少なくとも日本では客は来ない(だろうな、このままでは)
なぜ、そんな観る前から期待できない作品にしかならないのか? なぜ、日本ではバットマン・シリーズが作れないのか?
なぜ、同じ東映でも優れたヒーロー作品の創り手であるライダー・戦隊の監督が撮らないのか?
このあたりがなあ・・・。
765 :
名無シネマさん:04/10/01 01:54:01 ID:Im9Tcylb
ブレストでは、ストーリーのことだけだね。
キャストとかは、なくはないけど、あまり話されない。
あと、今その友人に訊いたら、ファンの人数的には、
200万部は原作で、アニメの視聴率とか、アナザーもの(アモンとか)の漫画、
アニメVの実数も出してたってさ。
>>765 永井豪は漫画家としてはランクが一ケタ違う人なんだよ。そりゃつまらないマンガ
も多いだろうけどさ。だからこそ、怖いから誰もデビルマンに手を出さなかったのでしょう?
(永井原作のしょうもないOVも量産されてるけどw)
そこまで数字を出して、マーケティングもバッチリで、いざ完成してみるとなぜこ
こまで悪評しか聞こえてこない映画になるのかorz
>>749 吉永だけじゃなくて、ラストサムライ明けの渡辺謙もいる。
その他にも柳葉、豊川、石田百合子とキャスティングはそう悪くない。
オマケに監督はセカチュウ明けの行定監督。
良くここまで集められたと思うよ。
ただ脚本がなぁ。。。
>>767 行定が「北の零年」を撮っていたのは、今年の前半だったと思う。ずいぶん長いこと撮影していた。
半年ぐらいやってなかった? 時間は掛かっている。吉永もあるインタビューで「テイク数が
多くて大変でした」と言っていた。フィルムは回せるだけ回したらしい。
当然、セカチューはその前に撮了している。さらに誰も、セカチューがここまでヒットする
とは思っていなかった。行定にはいま、追い風が吹いている。このまま「北の零年」も来るか?
別に40万人という数字にこだわるわけじゃないけど、
映画の動員に繋がるような、デビルマンに必ず金を落としてくれる
コアファンの実数だからね。
そういう意味じゃ、アニメVの実数なんかが意外と近いのかもしれない。
キューティーハニーなんかも散々な入りで、
あれにも永井ファンは動員されてるだろうけけどやっぱりたかが知れてるんだよ。
永井の作品だからといって劇場に足を運んでくれる人は。
永井の名前だけで40万人で4億稼げるかは微妙でしょう。
>>768 鉄板だと思うけどね。興行的には。
よっぽど脚本が糞でないかぎり。
771 :
名無シネマさん:04/10/01 04:50:25 ID:PlHk0Lv7
ヒット邦画の数はここ数年は右肩上がりなんだから、次にようやっと見た目と質だな。
3年周期で考えて、2007年頃やっと中身をともなった話が出来るんじゃなかろうか?
>722
ジョゼ虎、地元のミニシアターで半年ぐらい公開してたぞ(レイト含む)
万人が見る娯楽大作も必要なのは認めるが、
ミニシアター系がしょぼいって言い方は良くないよ(「多い」ってフォローはありますが)
こういう小さい映画館だからいろんな映画を試せるわけだからさ。
773 :
名無シネマさん:04/10/01 14:45:04 ID:bBnuvmf5
いろんな娯楽作だって、実験作や意欲作によって生み出された方法や題材を
まろやかに使ったりしているという事実を、宣伝に毒されて、パイオニアだったり、
オルタネイティブであることの素晴らしさを理解できない人が多い。
その多さは、いつの時代だってあるモノだから、それを批評家、プロ、ファンが
支えるものだと思う。
娯楽作じゃなきゃ駄目だからって、そうでない他の作品を非難する時、
論点の焦点が合っていなければ、ただのイチャモンにすぎない。
ミニシアター系っていい方も「おされ」のイメージしかないなぁ。
底辺がもっと広がればいいと思うけど、はすに構えた自分勝手なものばかり。
B級が足りないんだよなぁ。 それはみんなVシネに収まっちゃってる。
小屋にかけるだけのB級がもっと見たいよ。
775 :
名無シネマさん:04/10/01 20:18:07 ID:LQyv4Y5j
客来ないんだって、B級。洋画だって辛いのに。
Vシネの映画館公開されるもビデオの宣伝用だしねぇ。
映画の二極化(当たる映画とまったく当たらない映画しかなく、中ヒットが非常に少ない)は
邦画だけの問題じゃないしなぁ。
なもんで、売れる映画の体裁で、中身は実は監督のやりたいジャンルってのも、
増えてるけどね。
残念だねぇ。
> なもんで、売れる映画の体裁で、中身は実は監督のやりたいジャンルってのも、
増えてるけどね。
うん、よくわかります。 B級テイストなのに表面だけA級っぽいのはいくらでもあるんだけど。
777 :
名無シネマさん:04/10/02 00:37:22 ID:8+905fhv
しかし、どこの雑誌も日本映画の抱える問題を真剣に
ドキュメントするところがない。
>>775 いまやメジャーもミニチェーンも完全に二極化して、中級のヒット作が出ない。そうした映画は
顧みられないままにひっそりとロードショーを終えてしまう。いまは名画座も地方併映も無いからな。
公開されるだけマシか? CSやDVD等がある? CS・DVDだけではやはりなあ・・・。
ゆうべ、BSで「アウトロー」を観たんだが。近年、映画作家としての名声が高まっている
イーストウッドだが、日本では大ヒットした映画って実際はそんなに無い。興行的には中堅どころ。
最近、単館になったりメジャーに戻ったり、扱いが乱高下しているけど、もともと
中堅の人だから、今の日本の市場では扱いきれないんだろうね。
>>777 わかってる記者さんもいると思うけど、そういう記事は通らないのでは? 深く突っ込むと自社の
映画事業にも差し支える。いまやTV局・新聞社・出版社も出資していることが多いし。
深刻になるよりも「いま、日本映画が面白い」とか吹いてる方がラクだし。
アメリカもヒット作以外は赤字だらけらしいが、まだ中堅作を抱え込む余地はあるみたいだね。
時々、低予算・中堅予算の作品がチャートインしたりするし。
ハリウッドや他国に押されて衰退した国では、大抵、なんらかの形で行政が保護して体裁を保っている。
日本は保護も少ないし、二極化しているのに、いまだに製作本数自体はそれなりにある。
大都市圏ではメジャー以外の邦画もいっぱい公開されてる。ここがいつも不思議なんだよなあ・・・。
780 :
名無シネマさん:04/10/02 01:41:27 ID:nunIkFcm
見識を深めるとか、楽しみを深くしていくという楽しみ自体が先細りしつつあるんだろうね。
携帯、ゲーム、イベント、テーマパーク、受け取るだけ、人からもらうお手軽なものだけ。
マトリックスの電池人間ですわ。
といいつつ、その面白さを伝える役目の立場ってのがあるはずなんだから、
そいつら自体が、手を抜いてんだろうな。
悪循環。
>>780 >見識を深めるとか、楽しみを深くしていくという楽しみ自体が先細りしつつあるんだろうね。
「誰も知らない」クラスの作品でも、実は1億円も宣伝費を使っているらしい。単館
系ミニチェーンとしては最高ランクでは? もちろん、監督や俳優の露出も万全。
内容的充実もさることながら、仕掛けはきっちり作ってるのよ。
>その面白さを伝える役目の立場
それが映画評論家・映画誌なんかに何の力も無いとか。有名人や大手メディアに取りあげてもらう
(女性向けファッション誌の枠とかね) 訴求力のありそうな提携・協賛企業を見つける。
カネがあればCMも増やす。宣伝で打てる手なんか限られてるそうで。
宣伝部・宣伝会社・代理店等はこの限られた手のために日夜神経を磨り減らすわけだ。
つまり、おすぎ・沢木耕太郎・筑紫・軽部たちに誉めてもらえるように頑張れ、ってことだw うげっ。
おすぎってそんなに影響力あんのかな?
視聴者に嫌悪と吐き気を促すくらいには影響力があるぞ、汚諏欺。
784 :
名無シネマさん:04/10/02 12:53:43 ID:2vQBi4LR
テレビタレントの言ったことで覚えられる映画が、どれほど多いか…。
試写会へのタレント招待でも、分かるでしょ。
権威に弱いの、日本人は。
それがTV程度の権威でも。
>>784 宣伝やってる所には、チンピラライターから動員力のある大物まで、名簿完備だという(当然)
当たり前だが大物は忙しい。それを来させるのも腕の見せどころ。
仕掛けがやたら大きくなる悪癖の元は「トレインスポッティング」じゃないか? あれが初めて、ミニチェーンで宣
伝費を1億円以上使った作品だという。キムタクに「クールだね」とも言ってもらったし。
企業としては優秀だが(配給は当時のアスミック)、全体としての映画状況は悪くして
しまったのではないか? 内容の充実は必須にせよ、仕掛けを作った方が勝ち。作れなければ負け。
タレントや文化人を招待したって、むろん即効的な動員力は無いよ。でもとりあえずワイドショーは
来るし、万が一気に入ってくれたら儲けもの。作品名を連呼してくれるなら虎ノ門も有り難い。
(虎ノ門を真面目な批評番組だと思っている人は誰もいないから、辛口言ったって許されるし、むしろ
悪口で盛り上げて欲しいぐらいのものだ。井筒はピエロもいいとこ)
中央だけじゃない、地元興行主にご機嫌を取られていい気になっている地方紙の文化部記者の
文化人気取りの夜郎自大なども滑稽千万だよ。なんかハラが立ってきたなあw
786 :
名無シネマさん:04/10/02 22:03:11 ID:HGv9Q/iX
システムに愚痴を言うより、個人消費者の集まりで、
何かを起こすことは無理なのかね?
788 :
名無シネマさん:04/10/03 00:32:08 ID:9bGvF4cg
宣伝ファンドなら、組めるんじゃないかね?
出来る前の映画に出資する個人は日本じゃ難しいけど、
出来た映画の宣伝費を出資募るのなら、個人でも乗る気がする。
宣伝費出資試写会とか。
>>787 アニメ勢作のファンドがあったらしいし、これからそういうのも出てくるかもね。
>>786 真面目な話、素人にできることなんか絶望的に何も無い。自主上映や映画祭を組織するにせよ、
業界の人間は素人を利用することしか考えてないヤツも多いし、地方の興行資本なんか、
露骨に素人の邪魔をしてくることがあるよ。連中は自分たちの頭越しに興行されることを嫌がるからね。
ヘタに自主上映とか手を出しても、多数決で凡庸でつまらない映画しか上映できない、
ということも多いしな。かといって斬新な企画を出しても客は来ないし。
山田洋次の「虹をつかむ男」二部作における、ステロタイプな映画ファン描写には吐き気がしたなあ。
素朴だけど、ハラが立ったら悪口を言う(あるいは無視して観ない)、自分がいいと思った映画は
周囲の人間に薦める、これぐらいしかできることはないです。素人のファンには何の力も無いのが現実。
>>788 労組系などで個人出資の映画は時々あるよ。例えばもう10年以上前だけど、今井正の
「戦争と青春」や東陽一の「橋のない川」が寄付金を集めて制作されてる。以後もポツポツ。
こういうのは心意気で寄付するからいいんじゃないの? 映画なんか好きじゃないのに、
組合や業界のつきあいでン千円・ン万円出させられた人は災難だけど。
ただし詳しくは書かないが、映画ファンから詐欺みたいな方法でカネ集めするヤツもいるからなあ。
(しかもバックがそれなりの商社だったりするんだよこれが)
映像産業の連中と付き合うと、とかく不愉快な目に遭うことも少なくないな。なんつーか、映画
自体は好きだけど現実の映画界にはうんざりさせられることが多いなw
792 :
名無シネマさん:04/10/03 01:23:15 ID:9bGvF4cg
個人ファンドで出来た映画があるのは知ってるけど、
失敗を知ってるから、宣伝ファンド。
好きになった映画に出資するという姿勢なら、公平かなと。
793 :
名無シネマさん:04/10/03 01:57:08 ID:xCu7llB9
っていうか、映画自体が飽和状態、ハリウッド物もリメイクで
食いつないでるし、まして邦画なんて見ないっす
ましてハットリ君、デビルマンなんてやられた日にゃ・・・
普通にいい漫画探して読んだほうがいい
まだまだいい漫画探せば出てくるもんだよ
794 :
名無シネマさん:04/10/03 11:39:27 ID:fGfJ8Gr9
映画がまだ物語だけだと思われてんのは、ある種の映画の失敗でもある。
映画はより実体験に近い。ゆえに生理的な反発も多い。
多くの邦画が現実味を持とうとして、認識的現実から離れてしまってるのは、問題だ。
エロが足りない。もっとエロを。
796 :
名無シネマさん:04/10/03 13:01:17 ID:fGfJ8Gr9
>>790 たくさん映画観てきたのなら、結局、個人が何も出来ないって結論に至るのは、寂しいな。
ケネディ大統領曰く「国が何をしてくれるかではなく、自分が国に何が出来るか」
あきらめましょう?
クソ食らえだ。
>>796 個人が何も出来ないってのは、796さんにも当てはまるんですが…。
798 :
名無シネマさん:04/10/03 13:47:18 ID:0EHJSClG
ふふふ、俺が何をやってるか、数年後に知るぜぃ。絶望的観測者たちよ。
799 :
790:04/10/03 13:48:19 ID:tkjquJUZ
>>796 >素朴だけど、ハラが立ったら悪口を言う(あるいは無視して観ない)、自分がいいと思った映画は
>周囲の人間に薦める、これぐらいしかできることはないです。
できることは示したよ。だいたい、映画ファン同士ですら、(少なくとも自分から見れば)
つまらない映画が、世間や他人には受けてて「え?」となったりするわけで。
(例えば自主上映や映画ファンサークルをやってて、この現実に失望してシラけていく
人なんか何人もいる。世界が狭いから異も唱えにくい。だったら傍観者でいる方がいい。
たまに地方でプログラムに個性のある映画祭をやってる所があるが、あれはきっと、良くも悪くも独
裁者的なプログラム・ディレクターがいるのだろう。「民主的」にやったってつまらないことしかできん)
状況を変えたきゃ(自分も状況に加わりたければ)、例えば自分も商業映画の監督になることでしょうね。
(自主じゃダメですよ) どうすればなれるか? それは自分で考えてください。
あ、もちろん自分には根性も才能も無いので、監督になんかなってませんw
誰もリスクなんて背負いたくないだけだったり。
株系の板にいって映画のファンド作ってくださいってスレでも
立ててみたら?プロもいるし。相手にされないだろうけどw
投資家は映画板に巣食う映画マニアとは全く別の生き物だけど
板見るだけで勉強になると思うよ。
803 :
名無シネマさん:04/10/03 15:49:06 ID:d1UArzqW
「ラスメイヤー」の追悼上映会あたりに野田社長を
ゲストで呼んだなら褒めてもいいけどね。
でも、今の業界の惨状は「貶されても話題になればよい」という
スタンスだからなんともいえない。
俺は漫画家なので監督はムリ。 そもそも人を使う役職にはむいてない、自分でほとんど
やっちゃうからなぁ。
自分の漫画を映画化できるぐらいにまで売れさせて、参加するか?
今年はアニメ原作で例外的にニンニンとキャシャーンがヒットしたけど
この二つは、スマップとウタダという稀代のヒットメーカーの全面バックアップが
あったからで、企画としては相変わらずダメダメ。
イノセンスやスチームボーイも含めて業界を上げて映像新時代的な盛り上げを
やってたけど、明けてみたらこぞって失敗ばかり。
雰囲気だけのトレンドで溝に金を棄てるようなまねをしてる間に
NHKは冬ソナみたいなドブさらいで一儲けしてる。
結局、おしゃれでそれでいて業界的にマニアックな趣味を反映させたトレンドで
金を儲けようってのが甘い考えだ。
はっぴ着て、はちまきして、ビラ配りから始めることだな。
806 :
名無シネマさん:04/10/03 20:41:10 ID:tmdLJsXW
ニンニンとキャシャーンってこけたじゃん
>>806 出来のヒットと収益のヒットは関係ないよ、という話をしているのに何故読めない?
808 :
名無シネマさん:04/10/03 22:58:20 ID:6sdTV2JZ
>>806 2作とも、製作予算は劇場でペイしてしまいました。
後はかけただけ儲け、DVD、2次使用すべて、儲け。
何でか儲かってしまうと、またこりもせず繰り返す。
じゃ、次はもっと良くしようとは考えない。
陰陽師Uも1と予算同じ。
あずみは2の方が減ってる。
確かに、続編が儲かると考えるのは浅はかだが、
1と同じでいいからと要求されたら、以下になるだろ。
企画が変だよねえ。ニンニンもキャシャーンも
うまくいったのが奇跡に近い。全部アニメ実写系がコケてれば
○○は失敗だったとは言われなかったのかもしれないが、
誰も責任取らないでいい雰囲気になるし、それも危ないw
バラエティに富んだ作品が同じ時期に並ぶようにした方が
見る側としては選べていいのだが。
陰陽師はシリーズ化するのだろうか。里見八犬伝あたりは
好きだったし嫌いではないが…過去の名作映画のリメイクや
ヒットした映画の続編よりは、映像化してない小説の映画化のほうが
見たいな。
キャシャーン出来も悪いじゃん。
>>810 予想よりずっと客が入ったという意味。
出来がどうだったかと聞かれると微妙だが。
812 :
名無シネマさん:04/10/04 02:00:03 ID:EMjwquRj
>>811 やっぱり予告の出来のよさとウタダ効果だったということか。
俳優もそれなりの人間が出演してたしあの映像なら期待、と見に行って撃沈。
映画館に人を入れた奴の勝ちってことだなw
813 :
名無シネマさん :04/10/04 02:13:07 ID:Bfmtho8a
268 :名無シネマ@上映中 :04/10/02 14:35:19 ID:h0hvujme
今観終わった。
お客さんの入りは七割くらい。中高生とカップルが多いね。
感染も予言も水準は超えてると思う。高嶋弟も何気に凄くいい味出してた。
どっちが良いかと言ったら、予言の方が印象に残った。ラスト10分は結構キた。
怖いし泣ける。
終わった後も皆怖い怖い言ってたし、これで1800円ならお得だと思った。
…これは本当か?
814 :
名無シネマさん:04/10/04 02:55:40 ID:BXFGTNiZ
ホラーもあったか、そういや。
固定客いるしホラーって・・・。質も安定してるかも比較的。
うん、まぁホラーは必ず見に行くけど。 良駄作関係なくね。
1800円でおとくなのは、2本立てだからじゃないだろうかな。
816 :
名無シネマさん:04/10/04 07:56:48 ID:5GjwKJLd
ジャンル映画は、そのジャンルの基準さえ守ってくれてれば、文句でないしね。
問題は、そのジャンルの基準さえ守れないものが邦画に多いこと。
まぁ、観客も映画によっては、その基準さえ知らずに観て、モノをいう方も多いんだが。
義務教育のほころびがここにも出てるんだろう。
自分が世界の基準だと思い込んでるヤツのなんと多いことか…。
>>816 海外の事情はわからん。それと義務教育は余り関係ないと思うが、日本にはもう撮影所が無いから、
監督や脚本家がジャンルの骨法を知らず知らず叩き込まれる、という経験が無い。
仮にそれなりのセンセイに従いて勉強してデビューしても、わかってないプロデューサー
や監督と何人か組んだらすぐに才能なんか崩れてしまうよ。
最悪なのは、シナリオ志望者のお手本がしばしば、TVのダラダラした邦画の悪い部
分だけ引き継いだようなドラマだったりすること。あるいは三谷や君塚のコント。ありゃドラマじゃない。
もちろん昔も、パターンやセオリーをなぞっただけの駄目な映画は多かったよ。でも
今の日本ほどひどかったかなあ?
624 :名無シネマさん :04/02/06 00:45 ID:mw18M/fC
名前:名無しんぼ@お腹いっぱい 投稿日:04/02/05 01:08 ID:TP/zZPL2
金を掛けられる時点で既に勝ってるんだろう。
日本では、その金すら出してもらえない評価なんだから。
「少ない予算であれだけの映像を〜」って話はただの負け犬の遠吠えな上に、
金払って見に来る客には何の言い訳にもならないのでスレ違い。
名前:名無しんぼ@お腹いっぱい 投稿日:04/02/05 01:37 ID:jcA/e1zl
>>639 禿同
それで入場料一緒じゃ、金かかってない方は見ないよなあ
>>817 三谷も君塚もクドカンもバラエティのコント作家出身だものな。
TV経由でしか才能を発掘できない業界の虚弱体質が問題だ。
テレビの放送作家がゼロから娯楽映画の基礎を組み上げてる感じっぽい。
>>819 じゃあ、我々素人に書いてみろ、と言われても書けないわけだがw それにしたって
脆弱になっちゃったよなあ。何より映画のライターだけじゃ食えないし。
往年も、監督や脚本家の書生・助監督が見よう見まねで覚えていたし(シナリオ学校も実際は
書生・内弟子の溜まり場みたいなもの)、徒弟制で使い捨てられる人も多かったという。
今も昔も、キツい環境から勝ち残ってきた人だけが残ってる。撮影所の監督中心主
義を嫌い、TVを主な足場にしたライターも多かった。
ラジオドラマの名残か、TVの方がある一面では脚本家の意向が通る時代というのがあって、
倉本・山田・向田・佐々木など名だたる面々はその時代の人たち。
ただ、TVはやはり人を使い潰しちゃう。論より証拠、今のTVを観ればわかる。もうロク
なもんがないし(欧米は別。向こうはTVドラマも映画と同じ思想で作る)
日本は暗いよ、それでも話題になれば駄目なモノでも客も入るしDVDも売れる、このままズルズルだな。
とりあえず及第点以上のまともなレベルの役者使う事から始めましょう。
単なる客寄せにしかならない、学芸会俳優の演技やアニメの当てレコで棒読みな
芸能人に大金使ってる限り邦画が洋画を超える可能性は無いな。
一軍、映画
二軍、テレビドラマ
三軍、コント
のような流れがあるんなら良い傾向じゃない。
映画で食えないっていっても、当たれば一番デカイのは映画なんじゃないの?
脚本家にとっては。
823 :
名無シネマさん:04/10/04 23:08:19 ID:JYsuxGOJ
脚本家にとって、一番おいしいのは、連続TVドラマ。
それのビデオ化、再放送。そのたびに金が入る。
824 :
名無シネマさん:04/10/04 23:13:52 ID:JYsuxGOJ
正確に言うとヒットアニメはもっとおいしいらしい。
アニメの脚本って大抵分業制じゃないか?
元の単価もかなり安そうだし。
>>822 仮に映画が一軍だとしても、今は一軍に上がってもそんなにいいことは無いの。ホントに名誉だけ。
「踊る」みたいなメガヒット作でも出ればカネ儲けできるけど。
そりゃTVにも名ライターは何人もいたけど、いかに後進が育っていないか、ここ十数年、い
かにTVドラマが後退を続けたか、ちょっと調べてみるといいよ。愕然とするから。
>>823 今はその花形の連ドラがつまらんライターのつまらん内容が多いので困るんだよな。昔の
番組表を見るとホントにビックリするよ。昔からTVは悪口を言われてきたけど、
それでも今から見るとマジメもマジメ、大マジメだから。
つくづく、TVも本編も何でもかんでも名作駄作を書き飛ばす中○丈博は偉大だよなw
>>825 アニメ・特撮も安いらしいので、使い潰されている人は多いと思う。ただ、上手く二次利用
の印税などの契約ができて、それで当たれば大きいらしい。
ラノベとかも書き散らしてる一般にはマイナーなアニメライターが意外とカネ持
ちだったりするし。ゲームで稼いでいる人もいるらしいな。
貧乏で死にそうな人がいるかと思うと、ワラシベ長者みたいな人もいるんだよ。
最悪なのがVシネと聞くなあ。正直者はバカを見る業界なんだよ、きっとw
828 :
名無シネマさん:04/10/04 23:36:24 ID:JYsuxGOJ
俺の知ってるアニメライターは年収1200万だ。
ドラマCDとか、副産物の数が違う。
でも、金もあり良い人材で良い仕事環境が揃ってる
明るい方に欲しい才能が流れていくのは仕方ないよ。
…どうしようもない所には、どうしようもない人材しか
来ない気もする。でも、金は無いが、あそこは細々と良い作品
作ってるんですよ!ってとこがあれば教えて欲しい。
そういうとこは保護してほしいから。
今や日本の映画界の屋台骨を背負ってるのは
テレビドラマやアニメ出身の人材だな。実質的にも。
なのに殊更テレビやアニメを映画の下部構造に押しこめようとして
映画の権威を保とうとしてるのはちょっと滑稽だな。
ただ、ジャンルにあぐらを掻いている間に、人材的にはアニメやテレビなしに
成り立たないほど日本の映画業界の貧困さが進行してしまってる。
>>830 別にテレビが悪い訳ではないが、日本のTV各賞(ATP賞やギャラクシー賞など)と、エミー賞
を比べると暗澹とした気持ちになってしまう。映像業界全体が貧困なんだよ。
ライター事情について知りたい人は、桂千穂の『にっぽん脚本家クロニクル』を図書館で
探して読むといいよ。分厚い辞書みたいな本だけど、有名なライターの本音(に近い
部分)が出ているから。桂さん本人はテレビをバカにしている方だけど、インタビューでは
差別しないでテレビやアニメが多いライターからも話を聞き出すことに成功している。
832 :
名無シネマさん:04/10/05 15:15:07 ID:XqFeqkbU
映像媒体、物語媒体がそれぞれに特化した特長をもっていて、それぞれの技術が
あるのを理解出来てない方が多すぎるとは思う。
観客もプロも。
映画も言わずもがな。
833 :
名無シネマさん:04/10/05 23:02:36 ID:0wO640lv
映画の見方の主流が、映画初期のように変わってきたのかもしれん。
CGや物語よりも見せ場重視のシナリオなど、サイレントの頃のようにも
とれる。
100年たって、一周回ったのか。
ハリウッド派Vsアンチハリウッド派なんかも、その頃の舞台や小説VS映画の対立のように
見える。
だとすると、歴史で培ってきた民族的に求める気持ち良さに配慮していくことに
邦画の一つの道がある気がする。
韓国映画が韓国の作法(感情の起伏をこれでもかと重ねる)を
インド映画がインドの作法(音楽とダンス、大人数での大団円)を、
フランス映画がフランスの作法(男と女にとっての世界)を
って言う姿勢は21世紀の最初の10年の流れなのかもよ。
アメリカがアメコミ映画に偏っていることなどもその流れの一つか。
日本国内ではさらにローカライズさせて文化庁が地方のフィルムコミッションを
支援したりして地方発の地域に根ざした映画造りがトレンドになってきてる。
セカチュウやスウィングガールズなどヒット作でも謙著に現れてきてるね。
地方分権とか地域振興とかの枠組で語られる以上に、映画の内容にも良い
影響を感じ取ることができる。
835 :
名無シネマさん:04/10/06 00:33:45 ID:2Hluk7Xb
では、その邦画の作法とはなんだろう。
日本人の好む映像表現とは、なんだろうか?
>>832 さっき某スレで観たレスだが転載する。
>39 :名無シネマ@上映中 :04/10/06 01:06:49 ID:JpwSVCjo
>
>>936 > 今映画学校で生徒が卒業制作に出すような作品って二つに一つらしいぞ。
> 「北村龍平っぽいアクションもの」
> 「岩井俊二っぽい青春もの」
> 補助金出して二者択一じゃあ・・・
もちろん、プロと自主は違うとはいえ、いま、創り手と観客の世界観・想像力がものす
ごく狭くなっているような気がするんだ。
>>833 ハリウッドの表面しか観ていないよ。向こうはなんだかんだで脚本をきっちり造り込んでると思う。
>>835 そんな結論の出ない文化論を叩いていても仕方がない。日本が致命的なのは、脚本と俳優の
弱さだよ。カネが無くても俳優さえ面白ければ映画なんか観ていられる。
イランは素人俳優を多く使うけど、そういう面白さでも無いしね(あれはあれで、厳しく脅したり
なだめたり、監督は大変らしいが)
カネと時間が無いからダメなのか? それとも元から、文化的な土壌からダメなのか?
あるいは、ひょっとして海外はもっとダメで、日本はマシな方なのか?
>>836 金がかからないからじゃないかな
人だけで十分だし
839 :
名無シネマさん:04/10/06 10:02:25 ID:0IjZLrsx
>>837 ワタシが述べているのは、ハリウッド他の現在のひとつの流れへの考察。
脚本の質にも関わるけど、それを問うのはまた別の話。
あなたの意見では、俳優を面白くするのは、監督である、と取れる。
なら、監督の腕で映画は面白くなるということになる。
>(日本は)元から、文化的な土壌からダメなのか?
現在の土壌は、多少荒らされてるかもしれないけど、地に潜むものは、
物語に非常に良いものだと思う。
文化的土壌を口にしていることは、民族的なものに目が向いてはいるんですね。
ワタシが言っているのは、ハリウッドが人間向けで来るなら、各国の映画は自国民向けに、という話。
(そのハリウッドも自国民に向けつつあるという部分がるという指摘も)
あなたが問題に取り組もうという姿勢には好感が持てる。
でも、人の意見をつぶすなら、根拠を提示しなければ正しさも半減する。
答えが出ないから議論しない。そういうものではない。
昔だったら大林宣彦とブルースリーだったんじゃないか。
所詮、映画好きの最大公約数はそんなもんだろ。
841 :
名無シネマさん:04/10/06 10:19:00 ID:bbPXChM+
842 :
名無シネマさん:04/10/06 10:35:49 ID:0IjZLrsx
>>841 日本が致命的なのは
あ な た
のような自虐思考。
絶好調「東宝」そのわけは? 邦画の興収6割独占
http://www.mainichi-msn.co.jp/search/html/news/2004/10/05/20041005dde018200005000c.html 好調の要因の一つは、アニメを中心としたシリーズ物の安定した成績。
正月の「ゴジラ」、春休みの「ドラえもん」と長寿作品に加え、
ゴールデンウイークの「クレヨンしんちゃん」「名探偵コナン」 、
夏休みの「ポケモン」など90年代に始まったシリーズが、
興収10億〜40億円を稼ぐドル箱として稼働する。
ここに2、3年ごとに公開される宮崎監督ら「スタジオジブリ」のアニメが確実に大ヒット。
弱点だった大人向けの実写作品も、98年「踊る大捜査線」、99年「リング2/死国」、
00年「ホワイトアウト」、01年「陰陽師(おんみょうじ)」など、コンスタントに当たるようになってきた。
また、01年の「ウォーターボーイズ」以来、若者向けの娯楽作も成功している。
子供から大人まで、幅広い客層に受けているのである。
製作体制は早くから、監督主導でなく、企画を優先させるハリウッド式のプロデューサー主義。
30年代に、東京・有楽町を興行のメッカとして整備し、戦後は全国主要都市の一等地に
劇場を確保して興行チェーンを組織する「百館主義」を推進し、配給網を整えた。
映画の斜陽化が進んだ71年には製作部門を分離して、
持ち込み作品の配給と興行だけで苦難の時期をしのいだ。
80〜90年代にはヒットメーカーのフジテレビやスタジオジブリと関係を深めていった。
この過程で、チェーン以外の劇場とのつながりや、テレビなどと手を組んだ
効果的な宣伝のノウハウも蓄えていく。こうして「設備が良く数も多い全国のチェーン劇場で
作品が上映され、確実にヒットする」という評価が定まり、ますます良質の作品が集まるようになる。
経営の安定に伴って、製作面を立て直す余裕も生まれてきた。
91年に製作に関与した作品はわずか2本だったが、04年は19本。確実に復活している。
844 :
名無シネマさん:04/10/06 15:49:10 ID:3101uK2r
補足。
今週末の興行収入ベスト10ランキング。
http://www.eiga.com/ranking/041005.shtml 東宝配給作品は今週もトップ10圏内に2本がランクインし、
実に31週連続マルチ安打を継続中。今年に限って言えば、
3月2日に「赤い月」1作品のみしかランクできなかったのを
除き、すべての週でマルチを達成しているのである。
さて、今週末は東映の「デビルマン」、松竹の「下弦の月」などが公開。
東宝の牙城を脅かすことができるか?
_________________________________
邦画実写興行収入は、じょじょに右肩上がりだし、去年は『踊る2』で
170億、他ので合計300億超えてるし、今年もセカチューで
同額に迫る勢い。
ヒットは出てる。
次は質。
845 :
名無シネマさん:04/10/06 17:05:20 ID:oq4+QY+S
2 初 感染/予言 東宝
6 6 仮面ライダー剣<ブレイド>/特捜戦隊デカレンジャー 東映
所謂、2本立て興行が上位に2本入ってるな
釣り馬鹿も1000円均一の興行だし
洋画大作も低予算邦画も同じ入場料ってのも問題あるんじゃないか
何時までも、画一料金にせず、前売りの意味なしおまけ付けずに
映画ごとに料金設定変えたほうがいいんじゃないか
行定や矢口は上手くやってるぞ。
中田はアメリカで億稼いじゃってるし、周防はリメイクと印税だけで10年食えてる。
あの北野武ですら映画で儲けちゃったよ。
邦画がってよりもダメな奴はダメっていう真っ当なものの流れなんじゃないの?
>>846 Y定・Y口はゴマスリ上手。とくにY口なんかあんなものが映画と言えるのか?
完全にフジに身も魂も売ってるなw
S防さんは印税よりも講演収入が大きいんじゃないかな? それと奥さんの実家が資産家だし。
K野はタレント収入があるからやっていける。「座頭市」が当たるまでに費やした
投資を考えれば絶対に儲かってないし。出資してるバンダイビジュアルはビデオ・DV
Dが売れるので元は取っているらしいが。
(FILMEXも、国際的な映画人としての評価が欲しいから持ち出しでやってる。あれ自体はTIFF
などよりも遥かにいい映画祭だけどね。あ、トータルでは映画界に多大に貢献しているなw)
N田さんだけは素直に祝福したい。日活撮影所最後の助監督だし、古い撮影所で育っ
た人では出世頭だからね。こういう人が高いステージに行くのはいいことだよ。
まあ、ダメなヤツはそもそも何をやってもダメ、なだけかもしれない、その点には禿しく同意。
848 :
名無シネマさん:04/10/06 21:03:39 ID:3101uK2r
矢口監督だって、アメリカのある種のB級映画に比べたら、ぜんぜんマシ。
客を増やさなければ、復興は難しいんだから、呼べる監督を育てるべき。
俳優はTVだし、企画はお偉い方、監督こそまず応援すべきトコだと思う。
監督も名前で客を呼べるようになれば、邦画の裾野は広がる。
富樫森(非・バランス)に期待する。来るか鉄人!?
羽住(海猿)に期待する。逆境を乗り越えられるか!?
山崎(リターナー)に期待する。次こそ漫画のパロディを抜けられるか!?
塩田明彦(黄泉がえり)に期待する。メジャーで作風を確立出来るか!?
大谷健太郎(とらばいゆ)に期待する。作風に広がりを持てるか!?
849 :
名無シネマさん:04/10/07 00:37:01 ID:3qffXgny
が、デビルマンはどうなんだろうか…。
期待すら出来ん…。
試写の感想、プロの批評、どちらも見るべき!なものを見たことが無い。
今週末がある意味、楽しみだ。
>非・バランス
>海猿
>リターナー
>黄泉がえり
>とらばいゆ
('A`)
851 :
名無シネマさん:04/10/07 01:55:54 ID:3qffXgny
>>850 当然観て言ってるんだろうから、あなたは誰に期待するの?
アンチ邦画なら、洋画でもいいさ。
俺は期待するぜ、ここに挙げたのが、イイ!とは思って必ずしも思ってないけど、
褒めて育てるタイプなのでな。
>848
富樫森は「ごめん」の方が好きだけどな。
あと俺は「下妻物語」の中島哲也に期待。
「誰も知らない」の是枝裕和はもう名前だけで客呼べるのでは?
篠原哲雄も結構いいんだがな。「はつ恋」「深呼吸の必要」は良かった。
ものすごく心配なのがラストゴジラの北村龍平。
予告編見たけどなんかとんでもなかったぞ。なんで人間同士のバトルがあるんだ?w
>>852 篠原氏は商業監督としては安定して仕事が入ってきているので、本人的にはしばらくは大丈夫だろう。
CMとかも撮ってるらしいな。富樫氏も徐々にそうなりつつある。
中島氏はもともとはCMの人だしなあ。是枝氏は単館系のスターだからどうかなあ? 次回作は松竹
配給で時代劇を撮る、とだいぶ前から言ってるし、松竹のラインナップにも載ってるけど・・・。
この人たちは本人たちの仕事的には固い所に来ているけど、邦画の未来(?)につながるか
どうかは、正直、どうもよくわからないな。
北村がとんでもない? 作品的質や興収とは別の次元で、業界内のウケ(俳優やプロデューサー
と親しいとか、予算を守るとか)で仕事が回ることがあるのが日本だからなあ・・・。
854 :
名無シネマさん:04/10/07 08:29:32 ID:2QTuwWdX
>853
みんな厳しいと思うよ。
矢口と行定は、自分の型にはまったやつを作るのが
精一杯だし。
アクションもやりラブコメもやりというようなジョニートー
のような監督がたくさんでないかぎり活性化しないと思う。
855 :
名無シネマさん:04/10/07 09:21:48 ID:GkKOHzuF
厳しい厳しいって、財津一郎か。
育てろって言ってんの。
俺は彼らを応援する。
キミらはキミらのそれを見つけなよ。
>>854 香港もダメになった。と言われつつ、ジョニー・トーのような人が出てくるのはなぜでしょうね?
行ったことは無いが、中華圏・日本・韓国・東南アジアとそれぞれに近く、さらに元イギリ
ス領なので欧米とも通じていたりで、文化的に閉じていないから、才能が活性化する余地があるのかな?
島国文化論は紋切り型なので好きじゃないけど、やはり日本は地理的に閉ざされている、
この問題が大きいと思うんだよね。
>>855 でも「育てる」のはオレたちじゃ無いのよ。結局、観客の頭越しのレベルの業界内事情(それこそ、
役者やプロデューサーと親しいとか)で決まっているような気がするんだ。
上に挙がっている人たちは全然マシな方だけど、賞を獲ったり興収を挙げたりしても、
足踏みしている監督なんか沢山いるわけで。
あの人たちも人間だから、客が入ったり観客に誉められたり、いろんなイベントで
ファンに囲まれれば嬉しいだろうけどさ。なんだかなー、塩漬けにされている監督も何人もいる
のを見ていると、ファンの支持がダイレクトに業界を動かすのは、結局、ムリなよう気がするんだ。
(深夜ドラマやVシネなど、「こんな作品を撮らんでも」というモノを撮ってる監督がよくいるけど、
つまりは彼らも危機感が深いんだと思う。本編での実績など、吹けば飛ぶようなもんだし。
少しでも面白そうな企画があればやっとくと。三池や堤のようにとにかく体力勝負で
濫作を続ける人がいるのも、そういうことだと思う。誰もアテにならん)
858 :
名無シネマさん:04/10/07 17:19:19 ID:aS/kuAff
悲観的なのね。
おいらは、楽観主義者だから、応援するぜ。
“好き”のエネルギーは“どうせ…”より絶対強いしな。
俺は運がいい。
キミラの分析駄目駄目論者よりも目的がある。獲得するものがあるからな。
金払えばなんでも手に入る訳じゃないし。
口コミはそれでも、最高の宣伝なのは今だって、変わらないのに。
悲観的だろうが楽観的だろうが出来ることなんてないじゃん。
応援してる監督が駄作撮ったらどうやって本人に伝える? あんた劇場に行って動員数に寄与するんでしょ?
なぜ、東映は、はぐれ刑事を映画化しないんだ?
なぜ、TBSは、渡る世間を映画化しないんだ?
せっかくのキラーコンテンツを遊ばせとく意味がわからん。
古いアニメの実写化よりは全然興行的にも堅いと思うけどな。
>>860 釣りかいな? 「はぐれ刑事」は大昔に映画化して大コケしただろうが? 「渡る世間」?
あのファンのジジババが劇場に行くとでも?(舞台化はあるけどな)
TVの映画化には成功の法則がある。視聴率の高低とは無関係に、コアなファンがいる
こと、これが絶対条件。視聴率だけに寄りかかった映画化は必ず失敗する。
最近だと「木更津キャッツアイ」「トリック」などがこれにあてはまる。ドラマの
DVDが売れていたからね。
ここを読み違えた(コアなファンがいると勘違いした)のが「スカイハイ」や「恋人はスナイパー」だ。
スカイハイなんか劇場版が大コケなのにTVで2とかやってなかった? 劇場ではダメだけど、
TVシリーズ(+DVD化)ではまだイケる、という判断なのか? もうデタラメ。
>>859 三池なんか、ありとあらゆる映画・ドラマ・Vシネを撮って後ろを振り返らない。駄作を
撮ってもコケてもお構いなし。あの人は誰も信じていないみたいだね。
作品の質を何で測るか? というとき、とりあえずは内外の賞や興収になるんだろうけど、
今はその善し悪しが次を保証しないんだよ。
賞がもらえる、客が入るに越したことは無いけど、そうした評価がストレートに反
映されているとはどうも思えない所があるんだ。この隔靴掻痒感はいったいなんだろうか?
>>861 「渡る世間」は、もうコアファンがいるとしか思えない視聴率たたき出してるし
結構行けると思うよ。
「はぐれ」はちょっと定番化する前にやっちゃったんで上手くいかなかったと思うよ。
でも、どうして「トリック」はテレ朝製作なのに東宝配給になっちゃうんだろう?
東映はスカばっかりつかまされてるな。
864 :
861:04/10/07 21:25:07 ID:CUgJW8Gt
>>863 だから >視聴率だけに寄りかかった映画化は必ず失敗する。の。
「わたおに」も「はぐれ」もDVDは売れてるかい? 売れてない、というか初めから
DVD化してないでしょ? 誰も買わないからだよ。
それと「トリック」はもともと、東宝の人がプロデューサー/脚本。
法則とやらに囚われて潜在的需要を掘り起こそうともしないんじゃどうしようもないな。
シルバー層とDVDじゃメディアとしての相性も悪いだろうし、そういった層を
掘り起こす企画として「死に花」みたいな作品を作るよりは、もっと身近に手軽に作品化できる
コンテンツがあるのにどうしてやらないのかなと。
「スカイハイ」や「恋人はスナイパー」なんかの低視聴率番組とは違う展開もあると思うけどな。
866 :
名無シネマさん:04/10/07 23:11:00 ID:7wh0AYvG
>>859 ヒットが出れば、次に監督がやりたい企画が撮れるじゃないか。
期待してる監督が駄作撮っても、次を期待する。裏切り続けない限り、
2、3本は企みや挑戦と見るさ。
ソレが育てるってことだろ。
崔の『クイール』とか、そうだろ。
当てたから、血と骨になったわけだし、そういうのはたくさんあるだろう。
ひいきにして、大成を待つ。
当然はずれもあるさ。
>>866 「血と骨」は遙か以前から企画はあったし、当然「クイール」が封切られる前から
動いていたよ。同じ原作者の「夜を賭けて」に先を越されたけどね。
もっともたしかに崔さんはどうも、「血と骨」を撮りたいからムリして「クイール」
を引き受けた節があるなあ。出資社は直接にはかぶってないけど。
「月はどっちに出ている」も、80年代から撮りたいけどムリだろう、みたいなことを言っていた。
そこに仙頭氏(WOWOW版)、シネカノンの李氏(劇場版)が現れて撮れてしまった、
という経緯だったみたいね。確かにチャンスをうかがってれば実ることもある、腐ることもあるけどw
868 :
名無シネマさん:04/10/08 01:06:12 ID:D66plFce
知り合いの製作者が噛んでるけど、
クイールがと言うよりは、血と骨をやるには宣伝のために
崔さんの名前に一本ヒットが欲しい。
それが出来たら、GOが出せるみたいな感じになっていて、
そこにクイールが来たと言っていた。
> ひいきにして、大成を待つ。
当然はずれもあるさ。
悲観的だけど見に行くよ。 状況は楽観的と変わんないじゃないか。
「夜を賭けて」は面白かった。山本太郎は役にはまる。
871 :
名無シネマさん:04/10/08 17:22:23 ID:IdzOyOhD
悲観的に育てる人もいるわな。
支えてるんなら、ソレでいいじゃん。
が、大体悲観的なヤツは行かなくなるけど。
塚本晋也は日本にいたらいつまでもマイナー監督な予感。
いい映画作ってるんだけどねぇ…。
873 :
名無シネマさん:04/10/08 19:02:50 ID:IdzOyOhD
メジャーがいいかはまた別の話。
>>871 自分の場合。
80年代にはすでに常套句だった「日本映画はつまらない」に反発して邦画ファンになる
↓
ところが、新旧の邦画を観るうちに、だんだん、新作邦画のどうしようもなさに気づく
↓
やはり「こりゃダメだ」で醒めちゃった
日本映画の旧作まで観もしないで「つまらない」というヤツにはハラが立つよ。でも、多少
でも昔を知ってる人が「今はつまらない」というのは納得できる。実際つまらん。
美術も撮影も俳優もすべてが安っぽい。今に比べればロマンポルノなど豪華なものだ。
実際、「邦画が面白くなってきた」と力説されて観て騙された、こんな経験を何度
したことだろう? 好みと趣味の問題と言われればそれまでだ。
それに、往年の撮影所映画などもう有り得ない、この事実を冷酷に受け止めて映画を
観たり撮ったりしている人がいるのは知ってる。自分にはその根気がない、というだけのことだ。
>>872 塚本さんは、メジャーに近い場所で撮ると、全てを自分でコントロールできないか
らイヤなんだよ。ヒルコで古株の本編系のスタッフと合わずにイヤな目に遭ったらしい。
それ以来、大きい所から誘われても断ってる。あるいは自分の好きな編成にしてくれないとやらない。
アメリカではロバート・ロドリゲスみたいにわざとインディーズに閉じこもってカネ
儲けしている人もいるけど、日本じゃインディーズはカネ儲けできんからな。
生まれてくる場所を間違えたんだろ?
876 :
名無シネマさん:04/10/08 19:22:11 ID:bS/qCE3Z
岩井俊二はいいよ
877 :
名無シネマさん:04/10/08 19:26:23 ID:IdzOyOhD
邦画の状況が分かれば、その中で戦う監督とかに肩入れするけどなぁ。
映画好きと通とは違うから、しょうがないよね。
10年、20年ぐらいでグダグダ言ってるのは、所詮にわか、半可通でしょ。
映画が若い文化だから、しょうがないけどな。
メジャーに良いプロデューサーがいないんだろう。
キチンとリスクテイクして、なおかつ適材をコーディネートできるような。
ダメ社員プロデューサーが番組を埋める為に糞映画を作りつづけてるのが問題。
もう止めろ。東映は邦画製作を。
>>877 そりゃ昔は肩入れしてたよ。でも最近醒めつつあるんだ。もはや以前のような撮影所的な体制は無い、
観客にも創り手にもスタンダードな物差しがない、すべてが無い無い尽くしの中で
「実験」を続けているのが今の日本映画。
山根貞男さんなどが「失敗作の素晴らしさ」と言うように、その「実験」を面白がれる人もい
るだろうけど、自分はもう駄目です。駄目ですみません。
880 :
名無シネマさん:04/10/08 20:56:46 ID:IdzOyOhD
映画通と言うなら、50年ぐらいは支える気概がなくてわ。
故淀川先生に顔向け出来ん。
好きだから、厳しいことも言うというのは、当然だと思う。
が、見限ると言うのは、なんとも腰が入ってないなぁと思う。
スタンダードなものさしって何よ?と思うがそれはおいといて。
邦画は浮動層を呼び込むメジャー作品で外してるのが痛いな。
メジャーじゃなければ結構小粒ながらいいのある。
今年公開のメジャー映画ではっきりコケたって言えるのは、
東映のダメ作品とイノセンスとかスチームボーイのアニメ大作ものだけじゃない?
東宝はかなりの打率で当ててる。
東映も半落ち、松竹もクィールとヒット作があるし興行的にはまあまあ良くなってる。
当てに行って当ててる状況なのが良い傾向だな。
アニメ製作はジブリみたいなお化けがいる一方でちょっと興行的に見えない
ところがあったんで失敗してるけど、あれはあれで海外版権の展開が
普通の邦画と違うからもう少し長いスパンで見ないとなんとも言えない。
>が、見限ると言うのは、なんとも腰が入ってないなぁと思う。
これから50年間ガッカリし続けても支えるの?
そもそも悲観的と見限ってるのと違うだろ。
かき忘れ
なんか勘違いしてるようだけど、「見ているからこそ」悲観的なのだよ。
観客動員数にこれだけ貢献してるのにな。
今年の秋〜冬上映の主な邦画。
デビルマン 那須博之
笑いの大学 星護
海猫 森田芳光
いま、会いにゆきます 土井裕泰
隠し剣 鬼の爪 山田洋二
血と骨 崔洋一
レディ・ジョーカー 平山秀幸
ゴジラ FINAL WARS 北村龍平
インストール 片岡K
ハウルの動く城 宮崎駿
なんか意外とヒットしそうなラインナップだな。
海猫、デビルマンはコケそうだがw
886 :
名無シネマさん:04/10/08 22:02:53 ID:IdzOyOhD
勝手に、悲観に浸ってなさいよ。
その悲観的な人たちの中で、見限る人も一緒くたにしてはいない。
50年後も駄目だと思うのは、悲観的だからでしょ。
見てて、駄目だと思って、嘆息するのね。
日ハムのファンよりも腰が入ってねぇ。
邦画は10年以内に復活するよ。
期待に応えてな。
海猫はエロ映画だから結構堅いんじゃない?
インストールが角川とテレ東だから公開規模がどうかな。
その他は結構手堅くヒットするラインナップだと思う。
888 :
名無シネマさん:04/10/08 22:18:58 ID:IdzOyOhD
これから入ってくる若い世代のファンに悪影響だな。
悲観的なファンは。
過去は遺産だ。
未来に向かって、投資せねば。
『ニワトリはハダシだ』に期待。
駄目だ駄目だ言ってる層が減らんと基本的に客入らんよ。
そう言うマイナスイメージって伝染するから、いくら出来ガいい作品でも離れさせる。
足運ばせてなんぼなんだから、それは自覚した方いいよ。
駄目って言ってるのが作品の出来なのか動員数なのかどっちなのかによるけどさ。
>>885 デビルマンは話題性から一見さんが行って終わりかな?
レディジョーカーも原作の読者が一見で終わりそう。
ロングヒットしそうなのはハウルぐらいな悪寒。
つーかデビルマンみたいな話題作がドラゴンヘッドやキャシャーンみたいな出来だったら
浮動層がまた離れるな。そう言うのはカンベン願いたいんだが。
890 :
名無シネマさん:04/10/08 23:53:06 ID:IdzOyOhD
時代劇の底力。『隠し剣 鬼の爪』に期待。
前売り1000円だし。
アクションにサスペンス、コメディに、時代劇、ロマンスに
ファンタジー、ラブストーリー、特撮にアニメ、アイドルもの、
メニューは揃うようになった。
次は味と言える時代だ。
カビの生えた悲観的ファンよ、君らは“昔は良かった病”で
入院する時期が来たようだね。
891 :
名無シネマさん:04/10/09 00:15:22 ID:HTq4yoNK
>890
『隠し剣 鬼の爪』のポスター見たけど、地味すぎる。
あれじゃ、公民館に張るレベルだよ。
劇場公開するんだったら、もっと見栄えのいいやつ作らないと、
ほかの洋画に比べてデザインもコピーも見劣りがする。
オープニングの映像とかもそうだけど、日本には映画を
支える人たちの才能もかけているような気がする
892 :
名無シネマさん:04/10/09 00:31:33 ID:mJm3OYIt
>>891 地味?
侘び、でしょ。
洋画のコピーも日本でやるヤツはほとんど日本語でしょうに。
予告編も日本版の方が雰囲気あること多し。
質はこれからだって、言ってるでしょ、悲観くん。
ポスターはともかく予告に関しては邦画全体的にセンスは悪くないと思うよ。
むしろ予告で期待してアレレ?って方が多い。
>>891 ポスターは松竹の宣伝部と、宣伝を請け負ってる代理店の人、デザイナーが作るはず。
ただし山田クラスになると、ポスターにも意見を言えるはずだから、つまりは山田の
意向がだいぶ入っていると思う。というか、山田の気にいられるようなポスターを作る。
つまりはあれが山田の趣味なんですよ・・・。
>>891 >オープニングの映像
OPの映像って、タイトルバックのこと? アメリカにはあの部分を作るデザイナー・ディレクター
もいるし、制作会社もあるみたいね。最終的にOKを出すのは監督かプロデューサーだろうけど。
>>893 日本の予告編は、助監督or監督が作ることが多いのでは? 予告編だけ作ってる会社もあるはず(とくに洋
画の予告編は、日本では本国のものを余り使わないので、そういう会社と宣伝部で作り直す)
誰が演出するかはケース・バイ・ケースだろうけど、そりゃ予告編は工夫するよ。
> 50年後も駄目だと思うのは、悲観的だからでしょ。
こういう日本語も理解出来ない人が映画わかるのかな。
そんなこと言ったか? 俺がどういう意味で言ったか考えて見ろよ。
見てつまらなかったらつまらないと言うが、面白かったらもちろんきちんと言う。
しかし、つまらない映画にも動員数として、成績として残るのだよあんだすたん?
同じこと違う言葉で3回書いたが、これも意味わかんね?
面白い映画2、3本程度で復活とは片腹痛い。
来年当たりのラインナップで10年後が見えてきそうだけどな。
897 :
名無シネマさん:04/10/09 01:31:08 ID:mJm3OYIt
あらそう。
育てるって言ってるんだから、苦言も呈する。
面白くてもツマランと言い出したら、貶めたいだけの脳ぬか味噌。
応援するから、ヒットも出てるのですし、次に質ですってずっと言ってるでしょ。
期待できない人にとっては現状が良くなる要素は見えないし、
悪くなるところを観て、悪くなるって言うんでしょ。
ま、君にとっては面白くないんでしょ。そりゃ、しょうがないよね。
支えてるんだから、多少は興行成績に質が反映しなくたって、
別の手を取りますわ。
劇場の興行成績だけで、映画の収入になりきらないのは、知ってるよね。
そこで手を打てばよい。
まずは信じて観にいく。もちろん、その前の時点で多少は情報は集める。
全部は見れないからね。
>>897 「面白くても」ってのは「誰が」なんだよ。
あなた「だけ」が面白いんだったら論外でしょ!
100人に見せて半分が「面白い」と言えば問題ないんだろうが。
>>896 >面白い映画2、3本程度で復活とは片腹痛い。
とりあえず、昨年は劇場公開作品だけで400本もあったわけだが(ピンク・短編・自主を含む)
ttp://www.jmdb.ne.jp/2003/f2003.htm >来年当たりのラインナップで10年後が見えてきそうだけどな。
斜陽の自転車操業なのに、日本映画が生産され続けてきた理由をいろいろ考えてきたけど、「日本
は経済が大きいから、なんだかんだで映画に回る資金があるから」の一点に行き着くとしか思えない。
そして不況とはいえ経済はまだまだ大きい。その余力で今後も作品は絶えないとは思う。
実際、こんなに作っている国も無い、世界でも五本の指に入ると思うし。「質」はわからんが・・・。
とりあえず来年のラインナップをググってみたけどね。気になるのはTV出身監督の作品が多
いことだな。ああいう人の作品は余り増えない方がいいんじゃないか? と思うんだが。
900 :
名無シネマさん:04/10/09 01:57:09 ID:jT3Aw0Za
個人的には古厩智之監督に期待しているのだが・・
古厩にはコアなファンがいるし、作品はどれも評価が高い。
「この窓は君のもの」のヒロインや、「ロボコン」の長澤まさみ
は素晴らしい!一瞬しか出てこないが、「まぶだち」の図書委員
の女の子もいい(これは川本三郎が誉めてた)。ゆずの「桜木町」
PVの石原さとみもなかなかいいし、映画秘宝で書かれたように、
アイドル映画の才能あると思うよ。でも、実際は「ロボコン」大コケ
だったしな〜。いま、南Q太の「さよならみどりちゃん」を撮ってるらしいが
これも全くヒットの予感がしないな。プロデューサーはどのような狙いで
こんな企画たてたんだ? 主演が星野真理では古厩が女優に対して発揮する
マジックも今度ばかりは怪しいし。 ま、新作撮らせてもらえるだけ恵まれてる
のかもしれないが・・・
いつか彼には「セーラー服と機関銃」とか「時を翔ける少女」のような
娯楽性と商業性を兼ね備えた傑作を撮って欲しいものだが・・・
901 :
名無シネマさん:04/10/09 02:46:45 ID:mJm3OYIt
>>898 悲観的な自分の意見を強化するために、
自分(悲観くん)が観て面白いと思ったのに、口でツマランと言い出しかねないと言ってるの。
>見てつまらなかったらつまらないと言うが、面白かったらもちろんきちんと言う。
わざわざこんな当たり前のことを説明しだすからさ。
常識的な正論を文脈から外れて、わざわざ持ち出すのは
裏があると思われてもしょうがない。
もしくは議論を発展できずに習ったお経しか読めない門前の小僧か。
902 :
名無シネマさん:04/10/09 05:44:01 ID:CR/4Hp7L
1800円*100万人=18億
これがドメスティックな邦画のある意味、物理的な限界。
つまり制作費100億クラスの映画は作れない。
ハリウッドに物量で負ける。
すると国内のパイが食われる。
そして縮小、また縮小。
テレビの従属産業に。
突破する道は
初めからワールドマーケットをターゲットにして
脚本を作り、製作スタッフ、役者も
すべて各国から適した人材を引っ張ってくる。
最近ではチャンイーモウのLOVERSに見られたやり方。
つまり日本の映画監督が初めから世界戦略を考えてないと駄目。
日本の映画監督で世界を俯瞰して国際チームで実行できる力のある人材がいるかといえば
疑問。
ならばまず日本人を含むチームで書いた脚本を海外の著名監督に撮らせる
やり方を定着させ、そのシステムに慣れさせるしかない。
それには最初は国家が国際的に通用する脚本と
海外の著名監督に対して払うギャラを資金援助するしかない。
一定の予算が必要なスタジオ制作の作品が減少した代わりに、ロケ主体の低予算の映画・OV、
最近ではDV制作の作品などが増え、量がカバーされている状態といえますね。
とくにここ5、6年は、TVタレント主演の、なぜ撮られたのかわからないような映画も増えた。
例えば真中瞳の主演作品や伊勢谷友介の監督作品など、いったい、誰に向かって撮られているのだろうか?
DVDやTV(チャンネルも増えた)への販売で元が取れるのか? それとも妙な資金
でも流れ込んでいるのか? 誰か教えてくれ、マジで。
そして、この奇妙な現実は今後も変わらないと思う。もはや、誰も観切れない量の作品が
延々と劇場やレンタル・CS等に供給されては消えていく、カオスに突入して久しい。
繰り返すが、儲かっているのは一部の人間だけなのだが・・・。
>>902 日本映画界とは、儲かっているのは一部の人間なのに、なぜか量的には濫作されてきた謎の業界なんですよね。
そこで結果的に犠牲になっているのは画面のクオリティでしょうね。低予算でも見応えのある
作品があるのは事実ですが、予算は正直ですから。
>>902で試算されたような適正規模の作品(興収18億が限界)と、海外戦略を睨んだ
100億クラスの作品が共存していなければ、質量ともに復興したとは言えないでしょう。
あるいはソニー、電通、商社、霞ヶ関、金融、キー局あたりのエリートさんは、そこまで考え
ているのかもしれない。ちなみに「クライシス2050」に70億突っ込んだのがN
HKエンタープライズと学研ですw ファイナルファンタジーってのもあったな。
テレビの従属産業という意味では、相当にやばくなってるでしょう? TV資本によるTVディレクター
の監督作品は、今年から来年に掛けて増えている。ヒットすれば官軍?
映画屋が不甲斐なかったのは事実だが、TVドラマの質の劣化、及び視聴率的にも飽きられ徐々に低
下している現状を見れば、結局は連中がもっと悪くするのは火を見るよりも明らかだよ。
906 :
名無シネマさん:04/10/09 10:28:25 ID:5RStsP5I
ヒットの平均目安が100万人であるのは今の観客人口(年間映画人口1億6000万人)からの目安であって、
1950年代は1000万人がヒットの目安のような割合(年間映画人口10億人)だったわけだ。
近年のヒットは『千と千尋』なら約1000万人、『踊る2』で約500万人。
(1950年代のヒット映画なら、ヒットの作品の来客人数としては『千と千尋』も『踊る2』も平均程度)
順調にヒットを出して、映画人口は増えている。(シネコンが出来てから増加)
年間映画人口2億人になれば、ヒットの目安が上がる→予算が増えるってのが順当。
だから、質(予算的な豪華さ)はこれからだって言ってるの。
(クラシック邦画は観客人口が今の10倍の時代の作品でしょ)
作品数の多さは、一本ごとの予算での平均を数えなければ、意味は無いと思います。
10億で10本なのか、20本なのかでは意味が違う。
その経済の移行の中で一定数を作り続けてるのは、ノルマのようなモノがあって、
そこで予算の上げ下げをして、数だけが調整されていたからでしょ。
アメリカの映画の一本の平均予算は約60億円。
今日本映画の一本の平均予算は大作が増えてきたので、着実に増えてる。
(もちろん、超低予算と大作の二極化の問題はあるが)
60億は無理でも、10億の予算の作品が10本→20本になれば、
傑作の割合が10本に1本程度なら、倍になるし、低予算からだって
傑作は生まれる。冒険も出来る。こういうことで、邦画の質が上がっていく。
このプラススパイラルに移動させようとしてるの。
景気も結局は人の気持ち次第なのだから。
駄作だって、支えてるやるさ。邦画は面白いという空気が日本に蔓延するまでな。
これが映画ファンってもんだろ。
>>902 中国映画も海外展開で成功してるのはチャン・イーモウの作品だけでしょう。
それもヒーローだけでラバーズは興行成績を落としてる。
中井貴一が参加した中国映画ヘブン・アンド・アースなんかぜんぜんヒットしてない。
日本でも不夜城で香港の監督を起用したり、ソウルで韓国のスタッフを使ったり
TRYでアジアの俳優を起用したりしてるが、成功してるとは言いがたい。
国内の観客にキチンとアピールできてない状況で世界に打って出ようとしても
必ず失敗する。世界での競争の方が厳しいんだから当たり前。
映画は文化や習慣、言葉の壁に守られてるんだからその利点を有効活用して
18億円の国内市場をキチンと守る事が先決でしょう。
>>905 テレビと映画は違う。
作る目的や条件が違うんだからそれでもってTVの人間を批判するのはアンフェア。
TV屋はテレビ番組を作ってるんであって映画を作ってるわけじゃない。
不況や多チャンネル化の影響でTV資本が映画産業に入ってくるのは自然な流れ。
本格的なテレビ資本の参入で、馬鹿にしてるTVの経験値が上がれば、
今は「踊る」みたいに量で成功させてるものに、質も伴なってくる作品が出てくる
可能性も否定できない。
909 :
名無シネマさん:04/10/09 12:18:07 ID:5RStsP5I
★任天堂:新型機「DS」向けソフトは124タイトル-発売時12本投入
10月7日(ブルームバーグ):携帯型ゲーム機最大手の任天堂の岩田聡社長は
7日午後、都内で開催された新型ゲーム機「ニンテンドーDS」の製品説明会で、
DS向けに開発されているゲームソフトは46社、124タイトルに達することを 明らかにした。
「DS」は11月21日にまず北米で発売される。これにあわせ、ソフトも12タイトルが
リリースされる。このうちわけは任天堂が5タイトル、他社が7タイトル。日本では
12月2日に投入されるが、この時期にあわせると同時に年末商戦に向けてさらに
2タイトルを投入、全部で14タイトルまで整備する方針。価格帯は4800円台が中心だが、
一部には3800円の廉価品もあるという。 ソニーもDS1丁目26−3 新型携帯ゲーム
「PSP」を年末までに投入する方針。このため、 年末・年始の商戦は、この2大新型
ゲーム機が真っ向から対峙することになる。 ただ、市場ではソフトの品揃えで、「PSP」が
「」に遅れをとるのでは、 との声があるのも事実で、任天堂の岩田社長
大阪市此花区本社)はこの日の 説明会でも、DS向けソフトのタイトル数の多さを、
積極的にアピールした。 スクエニ、FFVを春日出北のDS向けに発売
事実、説明会に同席したゲーム機向けソフト開発、スクウェア・エニックスの
河津秋敏執行役員は、同社の人気ソフト「ファイナルファンタジー(FF)V」を、
DS向けに発売する予定であることを明らかにした。ただ、時期は未定としている。
また、任天堂の多賀井健次社長は会見で、任天堂が本体で、劇場用アニメ事業に参入する
ことを前向きに検討していることを明らかにした。年末までには結論を得るとしている。
映画館に、DSを持ち込み、観客が上映されているアニメ映画と一体となって
遊ぶことができるようソフト無線配信を来年夏には行う考えをあわせて示した。
http://quote.bloomberg.com/apps/news?pid=71000003&refer=jp_japan&sid=ad6NT5XWAwxw
>映画館に、DSを持ち込み、観客が上映されているアニメ映画と一体となって
>遊ぶことができるようソフト無線配信を来年夏には行う考えをあわせて示した。
映画そっちのけで遊んでそうな悪寒
>>907 そういう考え方でいままではやってきたんだと思う。
しかし観客は制作費100億クラスの日本映画を望んでもいる。
物理的限界を超えないといけない。
昔は1000万人映画見たというが、娯楽の無かった時代。
アニメは実写よりも描写できる世界が広い(無限)なので間口が広い。
だからカメラで撮った映画もより受けようと思えばフルCGは避けて通れない。
当然制作費は100億クラスだ。
日本の車産業で起こってることは、
日本市場よりもパイが大きい市場優先。
すこし条件が違うアメリカやヨーロッパでより多く売り出すために
国内の顧客に多少失望させるようなこともある。
しかしおかげで開発費用を捻出してよりいい車を出せるのだから
国内の顧客のためになってるとも言える。
映画も現状を打破するためにはすっぱりと(例えば)アメリカ市場を意識した
作品を出さなければだめだ。
さしあたって時代劇でも、今までこだわってた日本の史実や意匠を
より受けを狙ってアメリカ人が面白いように、理解できるように前向きに無視すれば、
もっとアメリカ市場で受けるものが作れるはずだ。
誰に見せたいのか意識を変えるだけで作品はかなり変わるはず。
これはイーモウのHEROが全米で1位になってることからもありえる戦略と思う。
LOVERSの全米興行収はまだだが注目してる。
ただ単に国際的に俳優をまぜても日本市場向けのものを作ってたら
それは日本人のための映画なのであって
世界市場向けの作品とは言えない。
>>911 日本の自動車産業だって元々は保護主義的な貿易政策の後押しがあってこそなんだよ。
国内市場を確保してるから世界マーケットで勝負ができる。
中国だってハリウッド映画を規制してるし、韓国映画の隆盛だってスクリーンクォーター
なしには考えられない。
何より、アメリカでのハリウッド映画の市場占有は圧倒的で、外国映画に
排他的ですらある。ヒーローのヒットは例外。
日本市場でハリウッド映画に邦画が負けてる状況を覆せずに
世界市場で邦画が勝てるわけがないだろ。
>>913 HEROのヒットは例外と切って捨てるのは
日本映画復興の議論をしたいなら致命傷だと思う。
ようはスクリーンの規制よりも
制作資金や撮影への協力のほうが
出てくる作品の質ということに関しては重要だから。
中国は娯楽産業という意味で途上国だ。
韓国はまた別の理由があるし、このまま保護的な中で国内向けに
作ってたら日本と同じ道をたどる可能性がある。
スクリーンを規制したところで国内18億近辺の壁は
破れるわけでもないし、
アメリカ、ヨーロッパ市場向けの脚本に変わるわけでもない。
100億フルCG作品が出てくることもない。
世界市場に向けて作るか作らないか。
これが最初に日本の映画人に問われることになると思う。
915 :
名無シネマさん:04/10/09 15:43:53 ID:WE9hSUIq
ヒーローは米国でDVDが発売されているのに大ヒットしている
映画館で映画を見る習慣が身についてるんだねえ
>>914 18億を当てる映画製作のノウハウも無いところに100億積んだって無駄。
ファイナルファンタジーって知ってるでしょ?
日本人向けの作品作りが失敗してる所にヨーロッパ向け、アメリカ向けと
器用に作り別けが出きるわけないだろ。
日本映画の復興とは日本人が日本の映画を沢山観るようになる以外にはありえない。
日本の観客そっちのけで外人に媚びた映画を作っても笑い者になるだけだ。
日本の観客が面白いと思わなければ世界の人達に気に入ってもらえるはずも無い。
>>916 だからファイナルファンタジーは初めて映画作る人が作った
国内販売が主のゲームが主題の映画でしょ。
これは世界戦略を立ててるといえるのかな。
日本映画でハリウッド映画作れってのは意味ないと思う。
なんだかそう言うニュアンスで伝わってくる。違ったらスマソだけど。
戦国自衛隊のリメイクに需要はあるんだろうか。
そりゃ元の映画はそんなに嫌いじゃないけどなぜ今更と思ってしまう。
劣化コピーなんか見たくないし
>>908 >TV屋はテレビ番組を作ってるんであって映画を作ってるわけじゃない。
日本のTV屋さんは、TV番組の方法論で映画を作るからイヤなのよ。しかも最近はそれ(劇場で
観るTV番組)がヒットしてしまう。そりゃ今の日本のドラマが、欧米のTV作品のよう
に映画的に造り込まれていたらここまで危惧しないよ。大歓迎だよ。
>質も伴なってくる作品が出てくる
もちろん、TVのカネで作った映画にもいいモノがあるのは知ってる。
>>919 大作だけじゃない。そもそも、都内の単館やレンタル屋に行けば、製作の意味がわ
からない、商売上の意義があるのかもわからない邦画が多過ぎる。
小品の佳作も駄作もともに量産されてしまう。もはやCSではOVも旧作も含めて洪水になってる。
素朴に聞くが、あれはいったい、誰のために作られているのだ? かつての(今も?)
香港もそうだったが、向こうは勢いだけで見せていたなあ。
かつてある評論家が大学で講義したら(むろん、学生のほとんどは普段は邦画にたいした
興味は無い)、講義アンケートに「ぴあを観れば、自分の知らなかった古い邦画が、
東京では沢山上映されているんですね。新作もけっこうありますね。これのどこが斜陽
なんですか?」と書かれて苦笑したとか。たしかにワケわからん。儲けてるヤツなんかほとんどいないのに。
922 :
名無シネマさん:04/10/09 18:49:52 ID:5WKc7AJ+
>>921 だから、斜陽なのは、黄金時代との比較です。
ハリウッドを考えたら、いくらでもナンデ作られた?映画は作られてますし、
儲かってるのは10本に1,2本くらいで、その黒字で赤字を埋めている状態。
そのわけ分からん映画で層を何とかしてるわけだ。
いうなら、メジャーリーグの123A,メジャーの構図。
上がってきたやつがいいのを作る。
>>913 日本で世界に行ったやつはみな日本的なものでしか行ってない。
先人の例に倣えないのは、結局歴史も技術も中途半端になる。
ハリウッドこそ、それを実践してる。
これは逆に郷土的なモノで普遍性を持てるモノがグローバルという状態。
HEROもグリーンディスティニーもそうでしょ。
リュック・ベッソンですら、フランスを基盤にしてるじゃないか。
日本のメジャーの映画会社がどう踏ん張り通すかが、これからの邦画界で見るべきところでもある。
大体、日本にレンタルビデオ屋が8000店くらいあるとする。
小規模経営のおっちゃんのマーチャンダイジングだと
そこそこの主演俳優の名前だけで発注するんで、8000本売れる計算になる。
そこから逆算して低予算で堅く儲けようとすると
名前だけのわけのわからん作品が乱立することになる。
武がハリウッドで映画作ったけど、
彼の脚本が日本的すぎてメジャーには受け入れられないってのは感じたから、
もう少し、向こう向けに脚本を練っても損は無いはず。
映画は所詮、作り事、ファンタジーなんだから、
リアリティ、史実一辺倒ではおかしい。
テイストを十分に残しながらも普遍性を出したほうが受ける。
マニアはマニアであってメジャーではない。
926 :
名無シネマさん:04/10/09 19:56:44 ID:5WKc7AJ+
そのメジャーのスタンダードが得てして、
マニア的なパイオニアの作品によって、発生していることをしらないのかなぁ。
何かを作り出そうという意欲のない事なかれビジネス主義。
>>922 >いうなら、メジャーリーグの123A,メジャーの構図。
>上がってきたやつがいいのを作る。
昔、スティーブン・ノリントンが「デスマシーン」を撮ったとき、ファンタで小松沢が
「ノリントン監督は絶対にメジャーにあがります!」とか例によって絶叫していた。
(日本ではファンタでのみ上映、ビデオスルーだったと思う) その時は「ウソつけ」と思った
けど、ノリントンは一軍定着した。こういうケースもある。
もちろん、背後にゾッとする数の「ノリントンにも、ウォシャウスキー兄弟にもなれなかったよ」
という人間がいることは想像に難くない。コーマン・スクールの栄光も最近では聞かないし。
(たまたま、コッポラやスコセッシの世代が優秀だっただけなんだろうな)
ただなあ、今の日本で 二軍→メジャー という経路が機能している、とはとても思えない。
北村や犬童、「69」の李相日がいるじゃないかって? 今は駄目でも、今後はそうしようって? うーん・・・。
>>923 OV(及び、その系統の劇場用映画)は理解できる。あれは完全にカタログと俳優の名前だけで買ってる。
あそこもひどい業界みたいだけど、谷岡雅樹さんなどはそのひどさを理解したうえで擁護するという、
途轍もなく困難なことをしているよね。ゲンナリする話だけど。
よくわからないのが、中途半端な規模の映画がよくあるじゃない? 最近だと望月六郎「かまち」とか、
奥原浩志「青い車」とか李闘士男「お父さんのバックドロップ」とか、もう数え切れない。
(ユーロでやってる「番長」シリーズとかは、ソフト・TV販売で元が取れる範囲の予算で美学校
系の人間がとりあえず撮ってしまおう、という企画だからまあわかるよ)
こういう話題が出るといつも疑問なんだけど、邦画楽観派はそんなに日本映画を観ているのだろうか?
キミたちは底の底、底辺まで観たか? jmdbによると、10月現在で今年は 劇場公開+OV=409本。
ttp://www.jmdb.ne.jp/2004/a2004.htm 自分に関して言えば、何年も前からすでに放棄してしまった状態ですね。現在の邦画を何本も観
ていると、さすがに画面から漂う安さに耐えられなくなってくる。はっきり言って苦行だ。
苦行を通り越してマヒしてくる!? ピンクなどには、カネの無さをカバーできている作品も
あるが・・・。ロクな機材も使ってないだろうに感心させられる。
この苦行に耐えていまだに観続けて、そして楽観派でいられるのだとすれば、素直に尊敬しますよ。
あるいは、カメラマンなどの技術的創意工夫も見切れているのかもしれないね。
僕はもう駄目です。「刑事まつり」とかやってる時点でさすがにキレたw
プロがファンと馴れ合いで遊んでるようじゃダメでしょ?
他の監督と交流したけりゃ、内輪の飲み会でやってくれ。頼むから。
930 :
名無シネマさん:04/10/09 20:11:21 ID:5WKc7AJ+
だが、邦画のこの予算や状況の中で、コンスタントに平均作を
作れるというスキル(技能)もある意味、メジャー級かと。
ま、学生から、メジャー入りするやつもいるし。
>>926 マニアが書いたものでも、だいたい作家の原作ってのはそうだけど、
脚本チームで映画にあわせるぐらいなら普通にやるでしょ。
それアメリカ向けということならアメリカ人を監修に混ぜないと
駄目だろうなぐらいのことで
薄っぺらい、スターありき、スポンサーありきの
無理無理なハッピーエンドありきの
商業主義に走るということとは言ってることが違うし。
932 :
名無シネマさん:04/10/09 20:23:10 ID:5WKc7AJ+
何度も上がった議題だけど、じゃあ、どういうのが復興なのよ?
>>932 抽象的なことな幾らでもいえるから
ここはズバリ
100億クラスの予算の映画が年間3本出て
きちんとペイすること。
934 :
名無シネマさん:04/10/09 20:29:56 ID:5WKc7AJ+
こういうのはどうか?
映画先進国で言うなら日本は何クラス?
A?B?C?
そして、映画先進国って、どこよ?
>>928 儲からなくても映画を作りたい人がとりあえず作ってるんじゃないの?
李闘士男とかグ・スーヨンとかとりあえず撮りたいという人は沢山いるんでしょ。
映画作ると映画監督の肩書きが名乗れるからね。
映画で儲けるんじゃなくて、儲けてるところが映画を作ってるんだろう。
なんかなー……思いつかない。
>>929 岡田斗司夫が日本の特撮ファンは見立てが上手いから
着ぐるみのチャックもミニチュアも受け入れちゃうっていってたが
そう言う事が邦画ファンの周辺でもあるかもしれないな。
受けての優しさにも問題があるかもしれない。
>>932 映画人口の最盛期が11億人だからそこを目指す。ってのは無理だが、
今の2倍、3億から4億人で邦画のシェアが50%で実質今の邦画の
市場規模の3倍は充分可能な数字だと思う。
100億クラスの予算は無理。今邦画は2億〜5億くらいでしょ。
100億だったら200億以上売れなきゃならない。
千と千尋クラスでも赤字になるよ。
> 応援するから、ヒットも出てるのですし、次に質ですってずっと言ってるでしょ。
その質をどうやって上げるかがこのスレで言われてることだろ。 駄作を見ても次期待してまーすで
質が上がるのかね。
> 悪くなるところを観て、悪くなるって言うんでしょ。
当たり前じゃないか。 悪くなる所を見てよくなると信じられるのか? かってに楽観してろ
お気楽脳みそくん。
映画興行成績が悪かったらビデオなどで次の手? 具体的には? 個人的にできるできないじゃなく、
なにをやればいいのかなのだよ、スレ違いくん
> まずは信じて観にいく。もちろん、その前の時点で多少は情報は集める。
あたりまえだろ。 なんだかお前ほんとに頭悪いなぁ。
悲観的だろうが、見に行く限りは若干の期待をして行くんだよ。 悲観的が全てを否定しているという
悪の根源みたいな言い方してるよな、お前。 差別者か? 悲観論者を悲観的に見てるバカか?
「見に行くからその度悲観的になるのだが?」
それと50年の日本語読み間違えのコメントは?
10年後に邦画復活の根拠は?
10年後に復活というお気楽極楽脳みそがいるけどさぁ、今ここで言われてるけどどうなったら
復活かなぁ。
月3本は、ミニシアターじゃない全国上映新作はあって、冬休み、ゴールデンウィーク、夏休みに
映画を普段観ない人も呼び寄せる話題作をそれぞれ最低2本ずつ。 あまり金を使えない人が
どっちを見ようかなぁと悩めるぐらいは欲しい。
ミニシアターオシャレ系や海外の映画祭に出品する系などその他にあり。
これぐらいは欲しい。
しかしね、今の状態で年2,3本ヒットがあって復活の兆しなんて言えないと思うな。
その次は?
映画産業がきちんと回るのか? 俳優はいる? 俳優を育てる場所は? 育てる講師は?
シナリオ体系は確立してる? SFX効果のノウハウは?
巨大デジタルスタジオはどうしたんだろう。 アクタースクールのきちんとしたものはできるのか?
今から始めたんじゃ10年なんてあっとゆーまに過ぎるな。
そもそもほとんどの邦画には、「観客を楽しませて金を貰おう」という意識が感じられない。
自分の世界や、スポンサーご威光の商品大写しアホ画面は、それが出来てからしろと言いたい。
> 岡田斗司夫が日本の特撮ファンは見立てが上手いから
>着ぐるみのチャックもミニチュアも受け入れちゃうっていってたが
アメリカにもゴジラファンはいっぱいいる見たいだけど、見方は違うのかなぁ。
ぬいぐるみでも、シナリオと見せ方が上手ければやはりのめりこんじゃうけどな。
それでも昔はよかったね。 こういうとまたお気楽バカがつっかかってくるかもしれないけど、
キングコング対ゴジラなんか、特撮今見てもいいよ。 なんであの技術とやる気が継承もされず
進化もしないのか不思議だ。
そもそも平成ゴジラはシナリオがどれもこれもよくないからのめりこめない。
フォトリアルなレンダリングCGと
超絶サラウンド音が
今の映画のデフォルトなんだから
そこを基準に考えようよ。
ぬいぐるみはテレビでやればいいじゃない。
昔は最先端の特撮だったから大衆性も高かったけど
今は人形劇とかクレイアニメのような意匠コミで楽しむジャンルになってしまった。
もちろん子供にとっては今でもエンターテイメントの王道だろうけどさ。
とにかくCGの出現はトーキーやカラー並の革命だな。
ハリウッドは需要の行き詰まりを技術革新で乗り越えちゃう裏技がある。
で、そのたびに日本側は構造改革を否応無く迫られると。
そういう時代の徒花としてデビルマンのような屍も産まれてくると。
944 :
名無シネマさん:04/10/09 22:23:26 ID:SKjeyHMN
50年の読み違えって何??
50年間、邦画が読み違えたってこと??
945 :
名無シネマさん:04/10/09 22:28:19 ID:SKjeyHMN
日本て映画後進国なの??
946 :
名無シネマさん:04/10/09 23:39:50 ID:TXSWUt58
【日本て】邦画復興その5【映画後進国なの?】
>>945から拝借。
次スレタイの案だけどどう?
そろそろたて時かもしれないが自分規制でたてられません。
どなたかお願いします。
947 :
名無シネマさん:04/10/09 23:55:34 ID:wKp+avFz
制作費云々の前にレベルの低いもしくは自己満足の演技でも通用してしまう状況を
どうにかしてほしい。
948 :
名無シネマ@上映中:04/10/10 00:09:10 ID:ZVJdUKPV
製作者はシナリオの基本ぐらいわからないと映画として
成り立たないだろうね。それを無視するにしろ、わかっていた方がよい。
949 :
名無シネマさん:04/10/10 00:11:30 ID:RFd7+LrY
近年は邦画の邦画アイデアが斬新で面白いと思うのは
私だけ?ハリウッドは相変わらずCG大作ばっかりだし。
例えば?
しかし日本じゃフルCG大作が作れないってのは問題だ。
952 :
名無シネマさん:04/10/10 00:38:42 ID:ns05z6ww
>>949 そんなに優れたアイディアってあった?
それにアイディアだけで映画は成立しないでしょ。
斬新でおもしろいアイディアというと韓国映画かなー。嫌いなんだけど。
ベタでコテコテでどうにもクサイ話を恥ずかしがらずにおおマジメにつくれるのはある意味
すごい。
953 :
名無シネマさん:04/10/10 00:41:15 ID:nDQ7WGpL
日本て映画後進国なの??
>>940 >映画産業がきちんと回るのか? 俳優はいる? 俳優を育てる場所は? 育てる講師は?
ゆうべTVで「ダイハード3」を観ていたんだが。ハリウッド肯定派も否定派も勘違い
していると思うのは、向こうは仕掛けが大きいだけじゃないね。
お話はツッコミ所ありまくりの乱暴なモノだし、ジョン・マクティアナンという荒っぽい
監督なんだが、最初のサミュエル・L・ジャクソンがいる電器店や市警本部の雰囲気、マクレ
ーンの同僚の刑事たちのキャラクターといった、日常描写が普通にできてるんだよ。
邦画は往々にしてああいう普通の描写が弱いんだ。
もちろん、海外作品も、現地の人が観ると案外におかしい可能性はある。ただ、海
外の映画は風物や習慣の珍しさだけで見れるからね。国内の映画は世界が近いから、描写の
弱さが目に付きやすいね。こうしたディテールの厚みも、やはりカネと時間なんだろうが・・・。
>>943 最近は朝起きれないから観ていないけどw 戦隊やライダーもいちおう、やるだけのことはやってる。
デビルマンも那須ではなく、戦隊・ライダーの監督が撮るべきだった。
>>949 >ハリウッドは相変わらずCG大作ばっかりだし。
もしも都内に住んでいたら、ぴあで日本で公開されている欧米の映画を片っ端から
チェックしてごらん。やはり質量が違うよ。地方に住んでると一部しか来ないけどな。
日本に来ないクズも沢山あるんだろうけど。
デビルマンが凄いことに。
酷いとは思ったがここまで酷いと清清しくなる。
もうこれ以上は落ちない。あとは上がるだけと思おう
金がないのにCGやろうとすると
こうなるみたいな?
邦画もチープなものではアメリカ物と同じで楽しめる人なら結構いいものはある。
たとえばドラムラインに対するスイングガール
スクールオブロックに対する69
ただ、ハリーポッターやIロボットに対する作品がない。
>>958 ハリーポッターみたいなのは日本はアニメや漫画やゲーム
のほうが発展していったから、邦画で映像化しようとは
あまり思わなかったんじゃ?
その代わり、アニメやゲームは世界レベルの市場だ。
それに飛びついて映像化すればいいって話でも無い気はするんだ
けど。邦画で日本人の感覚を大事にしたままホラーあたりは
評価されてるので
実際は、そういうものが増えれば一番良いんだろうな。
デビルマンのスレ見てきたけど
……世界に発信は中止にして欲しい気分がわかってきた_| ̄|○
たく、めんどくせーなぁ!
879ってあんた? 番号ずれてるような気もするんだが、
> 映画通と言うなら、50年ぐらいは支える気概がなくてわ。
の人。
>これから50年間ガッカリし続けても支えるの?
と俺が言った事に
>885 名前:名無シネマさん 投稿日:04/10/08 22:02:53 ID:IdzOyOhD
勝手に、悲観に浸ってなさいよ。
その悲観的な人たちの中で、見限る人も一緒くたにしてはいない。
50年後も駄目だと思うのは、悲観的だからでしょ。
だろ? 日本語わかんねーならつっかかってくんなって言ってるんだよ。
楽観なら勝手に楽観してろ、悲観的な人が何を言ってもな。 どんな駄作を見てもいつかなんとかなるんだろ?
すれ違いなんだから出てくんな、邪魔だ。
予告で予測はしてたんですが、デビルマンやはりひどいですか・・
見には行くんだけどねぇ。
アイロボットだと、やはりアトムしかないでしょうか、やはりアニメか。
ハリポタみたいなのは、無理でしょうねぇ。 西洋魔術が東洋顔にはなかなかフィットできない。
日本人が西洋モノにまぎれこむ、というアプローチならばなんとかなるかもしれませんが。
ファンタジー系もみんな西洋風ですもん。
東洋魔術だとすると、陰陽師になるのかなぁ。
向こうのモンスターものと比較すると、日本はやはり妖怪? くらー〜〜いものになるかコミカルに
なるか。 スタイリッシュに描ければまた新しい世界が生まれそうなんですが。
あと、そういうものの現代物が見たい。 今の日本に妖怪、陰陽師などね。 そういう映画の現代物って邦画じゃホラーしかないもんな。
>>961 いったい誰に向かって怒っているのかよくわからん。もちっと整理して書けや。
>>962 要するに「怪奇大作戦」みたいなのが観たいのか? 探せば皆無じゃないよ。OV・深夜ドラマ
では沢山あるでしょ? 90年代の劇場版「エコエコアザラク」とかね。古いけど、椎名・山本コンビ
の「BLACK OUT」とか。平成ライダーもそういう話だとは言える。
もちろん、その手の作品はビデオ・DVDで回収できる範囲の予算しか出さないわけだが。
だからチャチい。メジャーでは難しいのでは? 「妖怪大戦争」とかどうなるのか?
邦画=ガロ+まんがタイムきらら(萌え以外なし)
二つの中間のタイプは一般に知られてる漫画の実写化で埋め合わせようとしても
スタッフが上の2タイプしか引き出しがないためあぼーん
ヒット作が全然ない監督が以外と大作を任されたりするのが不思議だな。
ローレライの樋口とかはこれまでの特技監督の実績があるからわかるが
イージスの阪本はわからん。北村龍平のゴジラも。
青山真治がどうしてフジ製作のメジャー作品に抜擢されるの?
人材難ってことか?
966 :
名無シネマさん:04/10/10 12:32:49 ID:V9mkRNhG
>>961 これこそ、スレの邪魔な気が…。
感情的に書いてるだけだと、相手にも伝わらないと思いますよ。
>>962 魔法モノってジャンルなのかな?
ファンタジックな子供モノなら、ジュブナイルとかないわけではないけど弱いかも。
鉄人28号とか案外近いのでは?
いちおう、妖怪大戦争はVSハリー・ポッターを表明してるが。
でも、確かに子供に見せたいなぁと思う作品が少ない。
子供が見たいと言い出すのは、ハリウッド映画ばかり…。
先日『ヘルボーイ』行って来たけど、エンターテインメントの佳作が
あるってのは強いよね。
>>964 ガロというより、文芸系の人の方が多い気がしますが…。
話題に出ないだけで、大人な作品は結構作られていますよ。
『風音』とか『父と暮らせば』とか、若者は勝ち負けが重要なのかな…。
意識して邦画情報をチェックしていないと
作品の情報が入ってこないとう状況は大きくマイナスだよね。
それで復興なんて、出来ようも無いじゃないかと。
映画は雑誌やビデオ・CDみたいに近所のお店の棚に並んでいる訳では
ないんだから、客に公開情報を認知させるには宣伝は重要だよね。
低予算映画じゃ、その予算なんか無いのは承知しているが。
もう少しTVのキー局で邦画専門情報番組をやってくれれば
ちょっとは、ましになると思うけどな。
個人的にもそんな番組があったら、すごくうれしいし。
I,ROBOTなんて糞ツマランから、あんなのは作らないでほしい。
集客力も無いくせにプロモーションをぜんぜんやらないで
そのくせ映画には良く出たがるような俳優は迷惑なので映画の出演を辞めろ。
豊川とかさ。
公開2週間前は地を這うような地道なプロモーションをしなきゃだめ。
主演ならなおのこと。映画は客をいれるまでが仕事だ。
それが出来なきゃ主演俳優は金輪際オファーを受けるな。
>>969 でもだからってバラエティ番組に出まくるのはやめてほしい
971 :
名無シネマさん:04/10/10 15:59:24 ID:sGbnt6Sn
>>969 その宣伝があるせいで、アイドルやタレントが映画に出るという逆の現象が
起きていることも配慮せねばならない。
映画俳優のままでいかにプロモーションさせるのか?
韓国の俳優はそこが巧い。賢い。
ハリウッドは言わずもがな。
そこら辺のプロモーションとしては、別に初日だけでなく、
週ごとにどこかの映画館で、舞台挨拶をするとかだっていいはずだ。
そしたら、その地方の特番にニュースで出れるはず。
映画館で撮影してもいいはず。
その映画に惚れてという空気があまりにも少なすぎる仕事感が漂う時、
こちらもそれを肌で感じてしまう。
映画の中で愛を叫んでも「お金もらってるから」という感じがしてくる奴らがいるのは、
ホントに腹立たしい。
こちらがほれ込める映画にするためには、作ってる奴らの惚れ込み具合を見せて欲しい。
そこから生まれてくる宣伝を見せて欲しい。
中身は言わずもがな。
972 :
名無シネマさん:04/10/10 16:06:51 ID:sGbnt6Sn
そろそろ、誰か次スレを頼む。
私は立てられないので、よろしく。
>>935 業界の収支はよくわからないが、そういう無意味な映画を潰していくことが大事ですよ。
カネの出所はまあいい。映画界などもともとが怪しげなものだ。それにしたってここ数年、お
かしな映画が多過ぎると思う。
こんな調子では、たまに佳作があっても批評家や映画オタクに記憶されるだけで埋もれてしまう。
単館・ビデオ・映画祭の影響で、洋画を中心にやたら公開・リリース作品が激増したのは80年代のこ
とだったけどね。1年にビデオや劇場で数百本も観るような映画マニアはいろいろ観られて嬉しい。
かつては自分もその恩恵に与った。ただ、そこまでもいかないファンにとっては混乱
だけをもたらしている。洋画の場合は、割合に佳作があらかじめセレクトされて輸入される
からいいけど、いまや邦画は駄作も含めて押し寄せてくるわけでw
ま、企画を出すのはボクらじゃないからねw このままズルズルと作られ続けていくのでしょう。
>>964 今はファンもそうだよ。せいぜい、チャチな和製TVドラマと、ハリウッド(の一部の大作)
を主食に育った人が大半だからね。レンジが狭いから、ちょっと変わった映画が出てくると対
応できない。もしくはなんとなくノリだけで「面白い」「感動した」と誉めてしまう。
単館・映画祭・TV(多チャンネル)・DVDで映画の洪水だけが押し寄せてくる、でも
創り手にも観客にもスタンダードが無い。これが日本映画界の現状でしょ?
もちろん、海外はもっとひどいのかもしれないね。日本だけじゃないのかもしれない。
>>966 >話題に出ないだけで、大人な作品は結構作られていますよ。
無意味な映画が多いと、そういう映画はどうしても埋もれちゃう。例えば松○スズキの
映画なんかどう考えても必要ない。80年代以降、自主系・単館系からやってくる
ひと味変わった妙な映画というのがあった訳だが、ああいう映画に我々は優し過ぎたね。
やはりこれはゴミなのではないか? とはっきり言うべきだったんじゃないか?
>>967 豊穣の中の貧困なんだよな・・・。
>>971 地方の初日に駆けつけたり、ヒット御礼挨拶をしたり、それなりにやってる人もいますよ。
976 :
名無シネマさん:04/10/10 16:24:49 ID:ObjP15tu
邦画においてのインファナル・アフェアにあたるような映画を作るような力は残ってないんだろうな。
977 :
名無シネマさん:04/10/10 17:07:39 ID:sGbnt6Sn
どうも日本だけがこういう状況では無い気がするけど、
文化的なモノに対する尊敬が日本は薄いんだろうね。
アメリカに感じるのは、アメコミもヒット作も文化の一部と受け止めている雰囲気だし、
クラシックなものにも敬意を払っている。
差別はあるだろうけど、マイノリティのグループでもこれは素晴らしいのだと認める力が
強いと思う。
日本全体がその基準、道徳といったものを見失っているのではないのかな?
金とか、アメリカとか、本能的なものとかがその代わりに軸になっているのだろう。
日本は映画後進国になりつつある面と、先進国の踏ん張りを見せている面が
矛盾しながら共存しているんだな。
ソ連の緩やかな崩壊は結局、共産主義という宗教の崩壊だと思うんだが、
国の方針が宗教的になっていたからとも言えるのだと思う。
日本の社会主義的資本主義とも言える今の状況も、資本主義という宗教に
犯されながら、緩やかに崩壊している気がする。
現代は戦前であるという雰囲気の中で、何を基準に自分の指針を決めるのか?
これが今の日本映画界に欠けていると思われるのだ。
新しい教科書が必要なんじゃないだろうか?
アトムとかリボンの騎士とか
ハリウッドに
CGバリバリで外注するのはどうよ。
絶対しょぼいとか言わせないような。
これなら100億掛けられる中身がある。
できない?
979 :
名無シネマさん:04/10/10 17:22:37 ID:sGbnt6Sn
それをソニーがやってる。メジャーを2社も持ってるんだぜ。
任天堂もメジャー球団を持っている。
次は日本人の手による文化の構築なのでは?
>>979 なんかソニーは金出してるだけで
中身はアメリカ人の完全に仕切ってる会社だとか聞いたが。
現に作ったのはアメコミものじゃん。
981 :
名無シネマさん:04/10/10 17:38:42 ID:sGbnt6Sn
>>980 >>978が言ってることは、こうなるよと言う意味での返答。
日本人がスポンサーだから、ここまで日本モノのリメイクが
出ているのだという一面もあるでしょ。
賢い外注と取っていいかと。
>>971 パブリシティが全然少ない。
感染/予言とか主演俳優は誰?って感じなほど浸透してない。
スウィングガールズ並の舞台挨拶とゼブラーマンの哀川並のテレビ露出を基準にするべき。
地方局なら有名俳優ってだけで簡単にブッキングできるでしょう。
とにかくなるべく観客の近い所に俳優をさらして、俳優業はアーチストじゃなく
客から銭をいただいて成り立ってるサービス業だという認識を徹底させるべき。
作ることに夢中で売ることを考えてない奴らが多すぎるから粗製乱造が繰り返される。
学園祭を延々と続けてるだけじゃ、真のエンターテイメントは育たない。
>>976 香港はやはり映画料金が安いらしい。だからヒマだから映画でも観ようか、という話
になる。今は香港映画界も不況で大変らしいけどね。
アメリカもそうだね。レンタルとそんなに値段が変わらないそうで。日本はまだまだ高い。
コヤも経費が掛かるし、構造的にどうしようもないのは何となくわかるんだけど・・・。
>>982 90年代に、バラエティ番組にタレントが出まくって宣伝したが、たいした効果は
無かった、かえって安っぽく見られた、という反省もいちおうはあるよ。
スウィングガールズはフジと電通がカネ出してるから宣伝費が潤沢で、東北やNYに
ガールズを連れていくこともできるだろうさ。媒体も押さえてるし。
参考にするなら翔兄ィかな? 宣伝費が足りないならオレが自分でやるよ、とTVにラジオ、
雑誌に出まくった。その代わり、兄ィの仕事はその間ストップした(TVやVシネで日
銭を稼いだ方が実入りはいい)ので、兄ィ的には持ち出しだったみたいだが。
映画料金が300円なら現状でも誰も邦画に文句を言わなくなるだろう。
1800円もするから加害者のように憎しみや怒りをぶつけられる。
>>984 あのときの哀川は凄かったな。
映画の入りはイマイチに終わったけど、
あれで役者として一段ステップアップした感じだから結果オーライだろう。
>>985 料金が高い→だからたまに行ってチャチなモノに当たるとハラが立つ、邦画に愛想を尽かす(゚д゚)マズー
(これが一般的な観客)
→観客が映画の経験値を積めない。だから話題作を観た場合、内容がイマイチでも
話題になっているものを「観た」だけで満足して、感動が底上げされる。そしてヒット
作・話題作を撮ったというだけで、個々の監督が過大評価されてしまう(゚д゚)マズー
(むろん、他人の評価など全く気にしない監督もいる、M池崇史とかw)
→劇場に客が来ないことを逆手に取って、劇場だけではペイできないことを承知で作られる映画が
増える。タレントのハク付けの為に作られるような映画や、企業家や
宗教の道楽で作られる映画など。客はおいてけぼり(゚д゚)マズー
(最近だと、伊東美咲主演作とか。伊東は業界の偉いさんとでも寝ているのか?)
>>987 >観客が映画の経験値を積めない。
やはり、DVDやTV放映だけでは経験値にならないと思う。なんだかんだ言っても
スクリーンの奥行きは独特だよ。低予算作品、小さいスクリーンでも可能なら劇場で観た方がいい。
押井守みたいに、「今の劇場に行くと、音響などのコケ威しで騙されるからイヤなんだ、
ビデオで観た方が映画の構造がよくわかるよ」というヒネクレ者もいるけどねw でも押井も
若い頃は一時期、劇場で数百本観ていた頃があったそうだが。それで悟りを開いちゃった。
989 :
名無シネマさん:04/10/10 19:38:25 ID:sGbnt6Sn
>>987 確かにその流れはあるな。
映画、映像の経験値を積めない観客の増えたことは本当に悲劇だ。
映画だけではなくて、物語とかの鑑賞の仕方をきちんと教育していかないと、
現実という持つ物語さえも理解出来なくなるんじゃなかろうか?
が、『海猫』は『失楽園』再びだろ。原作もそれなりに売れてるし、
彼女を主演で育てたい意図があるから、子供向けでなくて大人向けのラブスーリーに
起用。これは邦画の女優育ての基本線。
復興には、強力な推薦力があるといいのではないかな?
今年はこの映画が良かったとモノサシになるものの復活。
東京国際映画祭や日本アカデミーがお祭りですまないといいのだが。
いい作品をヒットさせる方法を持つことだと思う。
やっぱ米アカデミー賞など、世界各国では、アジアでも欧州でも
そういうのを各々持っている。
アメリカのロトゥントマトみたいな評論の賛否の集計とるようなサイトが立ち上がると
お勧めが浸透しやすいのではないだろうか。
宣伝だと資本が力を持つなら、個人で出来る集団の力はネット時代の今だからこそ、
出来るのでは?
有力批評サイト20とかの集計とかでもいいと思うのだが、どうか?
哀川は、自分の主演100本目という企画を立ててくれたスタッフに対する
感謝の意味もあってがんばったんだよね。
>980
ハリウッドでも売れる作品を作るという徹底的に
突き詰めるとソニーの戦略になってしまうんだね。
海外からは、ある程度のレベルの作品が入ってくるから
それと比較すると日本映画はしょぼく見えるんだね。
5年ほどアメリカに行っていた友人に言わせると
実際は向こうの映画もクソばかりで、
下手すると平均では日本の方がましだとのこと。
日本人の監督・俳優の映画で興行収入15億円くらいの
小ヒット作が毎月公開されるようになれば
雰囲気的にも経済的にも十分邦画復興と言えるんじゃない。
991 :
名無シネマさん:04/10/10 20:01:30 ID:HTvfEtQA
992 :
名無シネマさん:04/10/10 20:08:03 ID:sGbnt6Sn
>>990的な復興としたら、去年はどれぐらい復興したのかな?
15億相当ぐらいの興行収入作品。
『踊る2』『陰陽師2』『座頭市』『釣りバカ日誌』
『黄泉がえり』『バトルロワイアルU』『木更津キャッツアイ』
7本
10億弱。
『あずみ』『壬生義士伝』『呪怨2』『ゲロッパ!』『スパイ・ゾルゲ』
5本。
『ドラゴンヘッド』とか『ジョゼ虎』とか細かいのも入れたら、
ほぼ復興してるんじゃないの?
さて、1年じゃ、復興とはいえないから、今年も行けるかな?
『セカチュー』『着信アリ』『キャシャーン』『仮面ライダー』
『スウィングガールズ』『クイール』『釣りバカ日誌』
すでに7本。
10億相当
『海猿』『忍者ハットリ君』『下妻物語』
3本。
着実にビジネス的には復興してるんじゃないの?
>>989 >が、『海猫』は『失楽園』再びだろ。
伊東(つまり、バックの事務所)にやる気が足りない。黒木は成人映画顔負けにやりまくったけど、
絡みはソフトで、そんな場面は無いらしい。研音と伊東のCMの代理店・スポンサー主導で、
伊東が出るならカネを出す、という出資社があって、そこから立ち上がったつまんない企画みたいです。
もちろん脱げば客が入る訳じゃないけど、そもそも伊東とミムラで客が来るわけない。
>>990 >下手すると平均では日本の方がましだとのこと。
うーん、そんなもんかなあw まあ、海外も実際はクソが多いのは想像つくけど。
>>992 去年の邦画の10億以上の作品
『踊る2』『黄泉がえり』『座頭市』『ゴジラ×メカゴジラ』
『木更津キャッツアイ』 『バトルロワイアルU』『陰陽師U』
『仮面ライダー555』『T.R.Y.』『呪怨2』『ドラゴンヘッド』
11本
今年
『セカチュー』『着信アリ』『キャシャーン』『仮面ライダー』
『スウィングガールズ』『クイール』『海猿』『忍者ハットリくん』
『半落ち』『ゴジラ×モスラ×メカゴジラ 東京SOS』
これまでの所10本
という事で、復興してます、邦画。
995 :
名無シネマさん:04/10/10 20:58:51 ID:sGbnt6Sn
スターウォーズ、ブレードランナー
初めて観たら、なんじゃこりゃあってぶっ飛んでしまうような
そして10年20年経ってもああだこうだ言えるような
信じられない作りこみ、映像技術、物量、情報量で圧倒するもの
それぐらいのものが欲しい。
日本でもそんなクラスの映画が出てきて欲しい。
そこそこのものならもうたくさん良いものがある。
997 :
名無シネマさん:04/10/10 22:55:00 ID:QvZIP232
埋めますよ。
>>996 埋めますか? あれはゴジラVSキングギドラの頃だったかな。某映画祭のシンポで、観客が川北さんに、
「日本でもブレランやエイリアン2が観たいんですよ。ゴジラはもういいです」と詰め寄っていた。
川北さん、「日本でもできないことは無いんですが・・・」と困った顔をしていた。
実際、当時から日本でもCM等ではそれなりのカットを撮っていたからね。
金子修介の「どっちにするの」のVFXはCM系の人の仕事らしいが、あれもよくできていたし。
単純にCMの方が予算が掛けられる、という以外に、どこか、何かに問題がある(あった)んだろうな。
その後、樋口とか山崎貴とか何人か出てきてはみたが・・・。