1 :
名前が無い@ただの名無しのようだ:
ヽ(・∀・)/ ワーイ!
【このスレのルール】
SSの最後に選択肢がありますので、お好きなものを選択してください。
お好きな選択肢がなかった場合、作っていただいてもオッケーです(w
次回更新までにいちばん多かった選択が、次の展開となります。
選択肢以外の皆様の声もなるべく反映していきたいと思ってますので、
ご希望の展開などがありましたら、ぜひ教えてくださいませ。
その他にも、ゲームマスターへの意見はいつでも受付中ですが、参加者を
罵倒するようなレスはご遠慮くださいませ。
基本的にSS内に数値計算は出てきません。LVもかなりアバウトです。
更新は基本的に1日1回を目指していますが、一日複数回更新されたり、
逆に都合により間が空くこともあります。できるだけ事前に ご連絡しますが、
お知らせできない場合もあるかと思います。
なにとぞご了承下さい。すみません
2ゲトー
【これまでのあらすじ】
突然の魔物の襲撃で、生まれ育った村を滅ぼされてしまった4勇者・ソロ。
自分の村を滅ぼした魔物・デスピサロを倒すため、旅へと出ます。
その途中、ボンモールでマーニャ、ミネアと知り合い、コナンベリーの大灯台
ではトルネコと、ミントスでブライ、アリーナ、クリフトと合流。キングレオ
でホイミンと知り合い、ライアンを助けて欲しいと頼まれた勇者は、魔物に対す
るわだかまりを残しながらも、ホイミンの友だちだというスライムの スラぼう
を仲間にして、キングレオ城へ。最後の導かれし者ライアンとの邂逅をはたし、
見事キングレオを倒しました。
魔物に対するわだかまりを少し無くし、ひとつ精神的に成長したソロ。彼らの次
の目的地はバルザックの支配するアリーナたちの故郷サントハイム。その途中、
海辺の村でソロたちは乾きの石を手に入れます。
たどりついたサントハイム城は魔物に占拠され、城下町サランは、魔物によって
ズタズタにされていました。アリーナたちの怒りは最高潮に達し、苦闘の果てに、
キングレオを超える進化を 果たしたバルザックを倒します。
ところがここで謎の男、ピサロナイトが登場。
マーニャ、ミネア姉妹の父の遺産、せいじゃくの玉を使われて苦戦する事に。
しかし、この戦いは中途半端な形で終わったのでした……。
サランの町で、サントハイム王の残した手紙を手に入れたソロたちは、次の目的
地をスタンシアラへと定めました。資金調達とサントハイムの現状の調査・エン
ドールとの交易再開の手はずをすませた一行は、一路スタンシアラへ。
そこでは王様が奇妙なお布れを出していました。「自分を笑わせた者には、望み
のままの褒美をとらす」というのです。
6 :
4:04/02/02 20:55 ID:qcUq1tUf
エェー
スタンシアラ王が、天空の武具のひとつである天空のかぶとを持っていること、
天空の武具とは天空の城に行くために必要なものであることを知ったソロは、ト
ルネコを連れて王様を笑わせようとします。
でも、王様はクスリとも笑ってくれません。
そんな時、アリーナとマーニャがモンバーバラで資金調達をしたときに知り合った
パノンを連れてきます。彼は、スタンシアラ王の前に出ると、ソロたちこそが世の
憂いを取り除き、人々に笑いを思い出させてくれる存在だと説きます。自分の真意
を察したパノンの言葉に、王様は天空のかぶとをソロたちに与えるのでした。
天空の盾がバトランドにあるらしいという話を聞き、勇者たちはライアンの故郷に
向かいました。勇者と呼ばれることに抵抗のあるソロは、マーニャを勇者に仕立て
あげ、王様の前でもそれで通してしまいます。
しかし天空の盾は、すでに昔の王によってガーデンブルグの女王に贈られていたの
でした。バトランドを後にした一行は、ガーデンブルグに向かう前にイムルへと立
ち寄ることにしました。そこで彼らは魔物の首領のデスビサロと、彼の恋人のロザ
リーの夢を見ます。憎い敵にも、暖かな感情があるのかもしれない。その事実に、
ソロは苦悩します。
翌日、ガーデンブルグに向かおうとする勇者たちを、バトランド王が呼び戻しました。
マーニャを勇者だと偽っていたのがバレたのです。でも、太っ腹な王様はソロを許し、
一行は今度こそ天空の盾を求めて出発するのでした。
現在の状況
■だいたいレベルは25前後。ソロは力&素早さの種、命の木の実で少し強化済み。
HPは全員満タン、MPは2/3〜半分程度に減っているはず。
■ガーデンブルグ:現在の目的地。バトランドから川をさかのぼって入国する予定。
■イムル:ロザリーの夢について、宿屋の主人に調査を約束している。
■バトランド:宝箱いただき済み。学士長からもらった本には、進化の秘法について
詳しいことが書いてあるかも。近いうちにアンナが移民の街へ行くはず。
■リバーサイド:トルネコは自分専用のイカダを購入済み。
■エンドール:トムじいさんの息子が開いている武器屋から、黄金の腕輪が
盗まれている。なお、ここの宝箱にあった宝物は全ていただき済み。
ブライがサントハイムからの親書を持って王に会いに行っているので、
サントハイムとの交易が復帰した(はず)
■サラン:魔物に襲われて潰滅状態だが、勇者が魔王を倒してくれると信じた
少女たちにより、立ち直りつつある(だろう)
■モンバーバラ:笑いの劇場になっていたが、パノンがいなくなったので
踊りと歌の劇場に戻っている(はず)
■ミントス:ホフマンは一人立ちして移民の町を作りに出ている。
■移民の町:傭兵だったスコットが警備員をしている。
■リバーサイド:シスターが魔物の城の情報を集めてくれている(はず)
■ソロがルーラ可能な町
エンドール、ブランカ、ボンモール、アネイル、コナンベリー、ソレッタ、
ミントス、リバーサイド、キングレオ、サントハイム、テンペ、スタンシアラ、
イムル、バトランド
■ソロがルーラ不可能な町
ハバリア、アッテムト、移民の町、ガーデンブルグ、デスパレス、
天空城、きぼうのほこら
▼装備など
SS内に登場した装備のみ記載。他の装備は、各章終了時にもっともいい武具を
入手していると考えてください。勇者は記載のない部位は初期装備です。
勇者:武器はバトルアックス。天空のかぶと、青銅の盾装備。星降る腕輪装備
ミネア:武器はホーリーランスを装備、タロットも所持。鎖鎌を所持。
ブライ:安らぎのローブ装備
クリフト:鉄兜、マグマの杖、祈りの指輪を装備。
ライアン:破邪の剣を装備。鉄の爪所持。
マーニャ:防具は身かわしの服。「踊り子の服」の上に着込んでいる。 カジノの
コインを数枚、隠し持っているかも?
アリーナ:防具は「ピンクのレオタード」と「網タイツ」。マーニャがモンバーバラで
売っぱらった自分のドレスの代金を預かったままになっている(結構大金のはず)。
トルネコ:「両刃の剣」所持。いつか自分の店の装飾品にしたいと思っているので、
エンドールに行くことがあったらそれを言いだすかもしれない。
▼重要アイテム
ホフマンがもらってきてくれた『たからの地図』
ホイミンからもらった『魔法の鍵』
海辺の村で手に入れた『渇きの石』
サントハイムで手に入れた『あやかしの笛』と『マグマの杖』(クリフト装備中)
ホフマンから預かった『特製キメラの翼』(移民が出たら渡す。移民の町にしかルーラできない)
バトランドの老人からもらった『小さなメダル23枚』
【今までのゲームマスターについて】
初代:ナナシクラゲ ◆Sj469/wPAw
腹グロ勇者誕生の元凶? 8人の導かれし者たちが揃うまでを担当。
3代目の後を引き継ぎ、ガーデンブルグ編も担当中。
2代め:296 ◆kYB5EDmqcoさん
戦闘シーンの表現の素晴らしいマスター。バルザック戦担当後、
4章を担当されました。4章完結で交代。
3代め:とびねずみ◆Y2NezmymcEさん
繊細な心理描写が巧みなマスター。さっくり爆弾岩で全滅したり、
意外に大胆な一面もw スタンシアラ編を担当。
>>1 くらげのマスター、乙です。続き期待してます
>>1 乙枯紗魔出巣。
4枚目ですね。
どの辺まで進むんでしょうかね。
私の予想ではエスタークあたり?
スレたてお疲れさまですヽ(´∀`)ノ ワーイ
エンドール行ってましたか、ソロ。アレー?
私の勘違いですみませんでした。
>>14 前スレでは、スタンシアラ編の途中から、バトランド編の途中までしか
進まなかったですからねえ。
確かにエスターク辺りかなあ。
皆様、お祝い&参加ありがとうございますーヽ(´∀`)ノ
お待たせしてすみませんでした。
基本的なルールは
>>3をご覧ください。
1番8票、3番「アリーナとマーニャが実は逆にからかって
た事が発覚」1票で1番に決定いたしました!
>前スレ955 寂しすぎる……w>ミナデイン唱えて発動しない
>前スレ956 たぶんライアンと同じかと。
>前スレ957 クリフトには聞こえてなかったので大丈夫ですw
>前スレ958 カナーリ漂白しないとダメそうなw
>前スレ959 そういう展開もいいですねー。
>前スレ960 書いてる人間が根暗だから……w
>前スレ961 今回は大丈夫かも。
>前スレ962 マーニャはカワエエですなー。
>前スレ963 クリフトは下手するとまだ本を読んでる可能性もw
>12 お待たせいたしました!
>13 がんがりまっす!
>14 ガーデンブルグ編で使い切ったり……_| ̄|○ イヤ マサカ ソコマデハ
前スレ3/4近く使っていたので愕然としました。遅すぎ。
>15 読み返したら最初の方でコソーリ行ってましたw 書いた本人も
すっかり忘れ……ゲホゲホ
これから書いてきます。少々お待ちを。
参加ありがとうございますヽ(´∀`)ノ
基本的なルールは
>>3をご覧ください。
少し悩んだが、僕は正直に話した。
信じてもらえるかどうかわからないからといって、嘘をつくのも潔くないしな。
「バッカじゃないの?」
全部聞いたマーニャが、突き放すように言った。アリーナも呆れたように僕を見てる。う
ーむ、大変居心地が悪い。……あれ?
「信じてる……のか、僕の話?」
「はあ?」
いかにも思いがけないことを聞かれた、というようにマーニャが眉を上げた。
「あんた、嘘ついたの?」
僕は慌てて首を振った。
「じゃ、疑う理由はないでしょ」
「でも、だまし討ちみたいなやり方は不愉快だわ。今度からはちゃんと本当のことを話して」
アリーナが練習用の剣を拾ってきて僕に渡す。
「……うん、ごめん。悪かった」
不覚にもちょっと声が震えた。
今度からはこんな悪ふざけはしない。……たぶん、しないと思う。しないんじゃないかな。
しないように、できるだけ気をつけよう。
心の中に誓って、僕はマーニャたちに笑って見せた。
ライアンが安心したように大きく息を吐く。少し遠くで僕たちを見守っていたクリフトと
ミネアも表情を緩めた。さっきまではブライもこちらを見ていたが、今はもう読書に戻って
いるようだ。
「ガーデンブルグに入りましたよ!」
その時、トルネコの声が船上に響いた。
みんなで我先に舳先へと駆け寄ると、目の前には満々と水をたたえた湖が広がっていた。
その向こうには峻厳な岩山。ただ、南と北には草原が見える。
後ろを振り返れば、今までさかのぼってきた川がバトランドとガーデンブルグをへだてる
山々の間に吸いこまれて消えていた。
「ガーデンブルグのお城はあの岩山の内側、山々に囲まれた盆地にあるようですね。地図に
よると、以前はこの湖の南岸に王城へと続く道があったらしいんですが」
ヒルタン老人の宝の地図を示しながら、トルネコが話す。
1南へ上陸
2北へ上陸
新スレ初更新乙です
なんだかんだでまだ配下の忠誠度は高かったみたいですね
やたら遠回りして「ガーデンブルク周辺に出る・・・」とAAにまでなってる奴には会いたかないので
1
1 でお願いします。
最短距離はコレだったと思うのですが、
それでも長かったような気がするので、
次回は戦闘でしょうか?
>>19 忠誠度は高いようですが、
「威信」「信用度」系のパラメーターが激減していそうな気が。
まともになりそうなので参加。
1かな。
参加ありがとうございますヽ(´∀`)ノ
基本的なルールは
>>3をご覧ください。
1番3票で1番に決定いたしました!
>19 ヤツは嫌ですよねえ。私も大嫌いでした。
>20 はい、こちらで正解です。戦闘もありますw
>21 参加したい時・できる時にお気軽にどうぞー。
「バトランドの大臣は、その道が火山の噴火でふさがっているって言ってたんだよな。で、
マグマの杖があれば岩山を溶かせるかもしれないと」
僕はクリフトの持つマグマの杖を見つめた。
クリフトも――というか、その場にいた全員が――手の中の杖を見ている。
「いったい、どのような力がこの杖には秘められているのでしょうね」
「見かけは単なる杖なのにねー」
「得体の知れない杖だよな」
アリーナと僕の言葉が重なった。
「えっ、宝石のはまった普通の杖じゃない!」
アリーナが驚いた顔で僕を見る。
「何言ってんだよ、宝石ってどう見ても精霊石じゃないか。どれぐらいの力かはわからない
が、魔術がかかっているのは一目瞭然だろ」
「精霊石?」
首を傾げるアリーナに、やれやれと言った顔でブライが補足する。
「精霊の力が込められた石ですじゃ。魔法使いや錬金術師などが造るもので、魔術の補助と
して使われたりする……と、何度もお教えしたはずですがの」
「ごめんなさい」
ペロリと舌を出したアリーナは、ひょいと腰をかがめて、無邪気にマグマの杖の精霊石を
覗きこんだ。
「ふーん、これが精霊石なんだ。でも、わたしには綺麗な宝石にしか見えないなあ。こうい
う時は、魔法の素養のないことがちょっとつまらないわね」
「そのかわり、姫には誰にも負けない武闘センスが備わっていらっしゃるではありませんか」
「別に備わらんでもよかったがの」
クリフトが柔らかく微笑んでアリーナを慰める。その横でブライがぼそりと呟く。相変わ
らずいいコンビネーションだ。
「さて、無駄話してないでそろそろ行くぞ!」
すでに馬車もパトリシアも船員達の手で地上に降ろされている。
今回は僕が外を歩くつもりだが、他のメンバーはどうしようか?
下から3人選んでください(8番の場合は1つだけです)。
1ライアン 2アリーナ 3クリフト 4ブライ
5トルネコ 6マーニャ 7ミネア 8外を歩くのは自分ひとり
2アリーナ、3クリフト、7ミネア。実体験です。
決戦ではなく、行軍なら回復二人システムが良いですよ。
あのゴツゴツ杖を普通の杖って・・・よほど変わった杖ばっかりなんかなサントハイムは
2アリーナ 6マーニャ 3クリフト
全体攻撃を考えると速攻攻撃部隊で
ところで入国の際にはモンバーバラ仕込みの化粧術が活躍するんですかね?
2アリーナ、3クリフト、6マーニャ
でお願いします。ミネアたんも捨てがたいのですが、
また赤くなってうつむいたりするようなことを勇者がやっちゃうと、
戦闘どころじゃなくなって水色の翼竜に凍らされちゃいそうなので。
ここは姐さんのメラミに期待。
2アリーナ 3クリフト 6マーニャ
物理攻撃、回復、魔法攻撃でお願いします。
この3人なら会話も面白そうなので。
28 :
名前が無い@ただの名無しのようだ:04/02/05 19:34 ID:Kxx5oTI3
2、3、6で。
1・2・3でお願いします。新スレになってた事に気が付きませんでした…
2、6、7
参加ありがとうございますヽ(´∀`)ノ
基本的なルールは
>>3をご覧ください。
1番1票、2番7票、3番6票、6番5票、
7番2票で、アリーナ、クリフト、マーニャに
決定いたしました!
>24 回復は大切ですよね。私は飽きっぽいのでとっかえ
ひっかえやってましたが、回復系は必ず入れてました。
>25 マグマの杖の資料が見つからな……げふんげふん。
ゲームでは女装なしで入れるのでそのままでいいか
なぁとか思っていたり。
>26 アイスコンドルにはやはり炎系呪文ですね。
>27 女性が強くて勇者とクリフトがたじたじな感じですがw
>28 この3人、人気ですね。
>29 いらっしゃいませ。見つけていただけてよかったです。
>30 勇者ハーレムパーティですねw
僕が先頭に立ちパトリシアの轡を取った。アリーナとマーニャが馬車の横、後ろはクリフ
トが守る。
さっきの件があるからアリーナやマーニャとは少し気まずいんだが、こういう時こそ逆療
法だ。嫌な空気は早めに消しておかないとな。
ガーデンブルグへの道は、湖畔を少し進むとすぐに見えた。
巨大な岩山を左手に見る形で、ぐるりと麓を回っている。とりあえず見渡せる限りの範囲
では、道がふさがっている様子はないようだ。
石畳の道をゴトゴトと馬車は進んでいく。
バトランドとの交易に使っていた道なのか、幅も広いし、切り石のひとつひとつが大きく
て、かなり立派だ。だけど今は、ところどころ割れていたり、雑草が生えていたりして、手
入れが行き届いていないのがハッキリと分かる。
「でも、ガーデンブルグのお城の人たちはどうやって生活してるのかしらね。道がふさがれ
ちゃってるってことは、出られないんでしょう」
軽やかな足取りで、跳ねるように歩いていたアリーナがふと疑問を口にした。「あたしも
それが謎だったのよねえ」と、マーニャが首を捻る。
「自給自足にしたって山の上じゃ限度があるでしょうし」
「ルーラを使える魔術師か、キメラの翼を使っているのではないでしょうか」
馬車の後ろから、クリフトが声だけを投げかけてきた。
「それにしたって不便だよなあ」
僕はポンポンとパトリシアの背を叩きながら考えた。
キメラの翼じゃなくなったらおしまいだし、ルーラを使える魔術師がどれだけいるのかわ
からんが、商売が本職じゃないだろうから気軽に買い物頼むわけにもいかんだろう。
そもそも町や城ってのは、人間が行き交うことによって情報が集まり、物資が交換され、
金が流通して栄えていくもんだ。
それが絶たれちゃ、どんどん衰退していくばかりじゃないか。
「ね、ね」
マーニャが弾んだ声を上げる。
「あたしたちがふさがってた道を開通させたら、きっとすごく喜んでもらえるわよね。もし
かしたら、お礼とかもらえちゃったりして!」
「姉さん!」
馬車の中からミネアが叱声を上げる。
「あらミネア、聞いてたの」
「なんてこと言うの。困っている人にお礼を期待するような……」
「面と向かってせびったりしはないわよ。だっだらいいなあって、心の中で思っているだけ」
「それでもダメです!」
僕はプッと吹きだした。
「まあ、お礼はわからないけど、歓迎はされるんじゃないか?」
「そうよね! 感謝パーティとか開いてくれちゃったりして」
「姉さん!!」
「しっ」
アリーナの鋭い声に、ミネアが言葉を飲みこむ。
アリーナの視線を辿ると、右手の灌木の奥に水色の魔物の姿が見えた。氷の翼竜――アイ
スコンドルだ。
まだこちらには気づいていないようだ。どうする?
1戦わずに逃げる
2先手必勝! 襲いかかる
2 でお願いします。戦うための編成ですから!
アリーナ、マーニャなら行ける!頼んまっせ姐さん!
3の「様子を見る」
はぐメタ出て来ないかな・・・ゲームブックでメリットあるかは別にして
2
一匹だけなら何とかなるか。ぴーちゃんナイトと戦う予行演習で
ここは慎重に3で。
2でよろ!
安西先生。はやくガーデンブルグへ行きたいです。
お待たせしてすみませんでした。
参加ありがとうございますヽ(´∀`)ノ
基本的なルールは
>>3をご覧ください。
2番3票、3番「様子を見る」2票で2番に決定いたしました!
>34 正しい選択でした。逃げてたら手こずってました。
>35 そういう選択肢もありましたかー。
>36 今回は出てきませんー。すみません。
>37 慎重な行動は長生きの秘訣です。
>38 お待たせいたしました! 次で登場いたします。
「メラミ!」
ギャアアアア……!
マーニャの作り出した巨大な火炎をまともに喰らって、アイスコンドルは大きく反り返っ
た。竜特有のつんざくような甲高い鳴き声が辺りに響き渡る。
大きく翼を広げて、のたうち回る氷竜に素早く駆け寄ったアリーナの体が一瞬沈む。
次の瞬間、鉄の爪が下から太い胴体を切り裂いていた。
宙に舞い上がったアリーナの、その下から間髪入れずに躍りこみ、僕は魔物の首を一刀の
もとに切り落とした。
よっしゃ、奇襲成功。
僕はアリーナと手を打ち鳴らして快勝を祝った。
とはいえ、のんびりもしていられない。さっきの断末魔を聞いて、また魔物が寄ってこな
いとも限らないからな。
僕たちは道に戻ると、なるべく先を急いだ。
どれぐらい歩いただろうか、大きく道を曲がった僕たちは、思わず息を呑んだ。
急な上り坂へと変貌した石畳が、岩山の間の細い渓谷に向かって伸びている。しかし、渓
谷を半ば入ったところで、道はふつりと途切れていた。黒い大きな塊によって。
「こりゃ、すごいな……」
塊の近くまで寄って、僕たちはため息をもらした。馬車の中の仲間達も外に出てきている。
塊は焦げた巨大な岩盤だった。ほぼ垂直に、道に突き刺さっている。まるで道の真ん中に壁
でも造ったかのようだ。高さはだいたい3階分ぐらいだろうか。
よじ登れないでもないけど、馬車があるからなあ。
僕は壁に触ってみた。かなり固い。もし、人の力で壊そうとしたら、ずいぶんと時間がか
かるだろう。
「こんなんが、マグマの杖でなんとかなるのかねぇ」
ちょっと不安になってしまうぞ。
「とりあえず試してみるしかあるまいて。失敗したら、その時に次策を考えればよかろう」
おいおい。ますます不安になるようなセリフを言うなよ。
……といっても、ブライの言葉通り、試してみるしかないんだけどさ。
しかし、これだけの岩をどうにかするだけのパワーを杖が放つとしたら、使い手も無事で
はいられないかもしれないぞ。
僕は杖を持つクリフトを振り返った。
1クリフトに使わせる 2ブライに使わせる
3ミネアに使わせる 4マーニャに使わせる
5 ソロが使ってみる。
意表をついてトルネコが躓いて壊したりして(w
魔力の2
>意表をついてトルネコが躓いて壊したりして(w
それじゃゲームが崩壊してしまう(^^;
4 でお願いします。姐さん大活躍。
イオ系に慣れてることと、
敏捷なイメージ(=踊り子)があるので。
4 マーニャが使うイメージが強いので。
45 :
41:04/02/08 10:17 ID:r90zdZVb
>>42 ああ、確かにそう読むのが自然か・・・;
>壊す
の目的語は「岩を」のつもりだったんだが・・・。躓いて会心の一撃で。
ま、精霊石が砕けて力が解放されるのもありなのかも。
三日の間電撃と炎と聖風浴びせて溶岩をぶち破る・・・というのはゲームブックだけにして、
3
ミネアの性格をラテン系に変えてみよう
3
>>41に便乗。
6。意表をついてトルネコが躓いて壊したりして(w
俺はいつだって多数派だぜ。4だ。
3
お待たせしてすみませんでした。
参加ありがとうございますヽ(´∀`)ノ
基本的なルールは
>>3をご覧ください。
2番1票、3番3票、4番3票、5番「ソロが使ってみる」1票、
6番「意表をついてトルネコが躓いて壊したりして」1票、先着
順で4番マーニャに決定いたしました!
>41>45 ゲームでは確か装備できなくても使えるんですよね。
選択肢に勇者とか他の仲間も入れてもよかったかも。
>42 魔力の高さは魅力です。
>43 実はいちばん被害の少ないルートです。
>44 うちはクリフトが多かったかな。攻撃系呪文の補強として。
>46 ラテン系なミネア……想像がつきませんw
>47 はい、3で。
>48 トルネコが商人呼んでも面白いかもしれませんw
>49 マーニャ選択とは意外でした。この1票で決まりましたね。
それては、これから書いてきます。少しおまちください。
レスが抜けてました。失礼いたしました。
>50 3ですねー。
参加ありがとうございますーヽ(´∀`)ノ
基本的なルールは
>>3をご覧ください。
「マーニャ、お願いできるかい?」
装備している自分が、当然、マグマの杖を使うと思っていたのだろう。クリフトは少し意
外な顔をした。だが、すぐに素直に頷く。
「そうですね、この杖に使われているのは火に属する精霊石のようですし……それならば、
マーニャさんの方が慣れていらっしゃるでしょう」
お願いします、とクリフトに杖を渡されて、マーニャは軽くウインクした。
「任せといて。……みんなはちょっと後ろに下がっておいてくれる?」
「わかった」
「お気をつけて」
僕たちが十分に下がったのを見届けて、マーニャは杖をくるくると振り回しながら岩壁に
向き直った。
「精霊よ、眠りから覚めよ。契約にしたがいて我の声を聞け」
マーニャが呪文の詠唱を始めると、杖の先についた精霊石がぼうっと光った。炎を発しな
いということは、どうやら石に封じられていたのは普通の炎の精霊ではないようだ。
「目覚めよ。我は火の精霊の愛し子、炎の舞を奉じる者。地の熱、風の光、火の波よ……」
マーニャの詠唱が続く。しかし、だんだんその声が苛立たしげに尖っていく。
杖の先の光はどんどんと強くなっていって、僕たちは眩しくてまともに目も開けてられな
いぐらいだった。
マーニャの声がわずかに揺れる。――苦しんでる、のか?
「……まずいのう」
ブライが呟く。
「封じられていた精霊はかなりの力を持っておったようじゃ。マーニャの命に従おうとせん」
「それってどうなるの?」
アリーナが答えを急く。
「精霊がマーニャの手に負えなければ暴走し――あれだけの力ならば、この辺一体は吹き飛
んでしまうでしょうな」
仲間たちが息を呑む。だが、その中でミネアは一人、涼しい顔をしていた。
「大丈夫ですわ。姉もだてに精霊の愛し子などと呼ばれているわけではありません」
「あーっ、もう、聞き分けのない!」
その時、マーニャがいきなり杖の先の精霊石を掴んだ。
「あ、熱くないんですかね」
トルネコがうわずった声を上げる。
いや、熱いと思うぞ。あんだけ精霊が暴れてるわけだし。
「無駄よ。あんたたちは私に勝てない。いい子だから大人しく命令に従いましょうね」
白から黄、橙、赤……マーニャの手の中で、精霊石がめまぐるしく色を変えた。まるで逃
れようともがいてでもいるようだ。
だが、マーニャは精霊石を掴んだまま微動だにしない。ごく小さな声が途切れ途切れに流
れてくる。何かを唱えているようだ。
やがて色の狂乱は少しずつ収まって、石から迸る光も和らいでいった。
「安定したようですね」
クリフトがほっと息を吐いた。
「そう……いい子ね。それじゃ、私のお願いを聞いてくれる?」
マーニャはマグマの杖を高々と掲げた。活性化した精霊石が、その先端で煌々と輝く。
「精霊よ、大地を揺らし、岩を砕き、我の前に道を開け!」
衝撃が辺りを襲った。
「…………う〜、耳いて〜」
「ものすごい爆発だったわね」
とっさに道に伏せた僕たちは、体の上に降りかかった土砂を払いながら立ち上がった。
前を見てポカンと口を開けてしまう。
ない。
さっきまであった巨大な岩の塊は綺麗サッパリ砕け散り、岩山と岩山に挟まれた道が姿を
現していた。
マグマの杖のパワー、恐るべし。
「こりゃまた見事に吹き飛んだものですな」
トルネコの賛辞に、マーニャが得意げに杖をくるりと回した。
「杖の精霊も大人しくなったから、これからは扱いやすくなると思うわよ」
「お疲れさま、マーニャ」
僕たちはマーニャを囲んで、ひとしきり彼女をねぎらった。
「ねっ、あれってガーデンブルグのお城よね」
ふたたび馬車を囲んで出発してすぐに、アリーナが前方を指さした。
ゆるやかに昇っている道の向こうに、瀟洒な城の尖塔が見える。
「ああ、きっとそうだな」
いよいよ城につけるとあって、道を歩く僕たちの足も早まった。最終的にはほとんど駆け
足のようになって、坂道を上りきる。
「うわ……」
目の前に開けた風景に、ふたたび僕はポカンと口を開けてしまう。
それは、とても美しい城だった。
真っ白な壁、青い空にのびる何本もの尖塔、優美に弧を描くアーチ。
城をぐるりと囲む厚い壁や城門の構えを見ても、堅牢であることは見て取れたが、それ以
上にその美しさに僕は魅了された。
さすがは女性ばかりの城。
きっと、住んでいる人たちも綺麗で優しい人たちばかりに違いない。
そんなことを思いながら、僕は今度はゆっくりと城門へと近づいていった。この城で、と
んでもない厄介ごとに巻きこまれるなんて思いもしないで。
「ガーデンブルグのお城にようこそいらっしゃいました。外からお客様がいらっしゃるなん
て何年ぶりのことでしょう」
城門を守る兵士――当たり前のことだが女性だった――は、僕たちを驚きながら迎え入れ
た。
僕たちが道を開通したことを教えると、戸惑ったような表情で礼を言う。
なんだ? てっきり喜ぶと思っていたのに。
拍子抜けした思いで城の中に入る。さて、どうしよう。
1女王に挨拶
2城の中を歩き回る
3まず宿に泊まる
良かった、いい男を5年ぶんだの言われなくて・・・さすがマーニャ姐さん、世界最高の炎術師
3
客が来ないことがわかっててどうやって営業してたんだ?
という勇者の故郷の宿屋等の謎が今明かされる・・・わけないか
3 でお願いします。長旅の後だし、戦闘後だし。
PS版のガーデンブルクの外観は美しかったですね。
ミネアがここで「女難の相」が出てるなんて言ってたような。
3で良いんじゃないかな?
3にします。
2。ナンパだナンパ!
ブライの口説きテクが見たいなあ。
お待たせいたしました。またちょっとランダム更新に
なりそうな気配です。すみません。
参加ありがとうございますヽ(´∀`)ノ
基本的なルールは
>>3をご覧ください。
2番1票、3番4票で3番に決定いたしました!
>57 そういう手もありましたね>いい男5年分 勇者の故郷の
宿屋は、将来旅をしなくてはならない勇者に、宿のシステム
などを教えるのに必要だったのかなーなんて考えてます。
>58 ガーデンブルグ、綺麗でしたよねー。
>59 大変まっとうな選択だと思います。
>60 今回は、慎重派が人気ですね。
>61 ブライとはw でも意外につるつる口説きそうですね。
まず僕たちは宿屋に泊まることにした。
「まあ、いらっしゃい! 旅の方ですね。それじゃ道が開通したのかしら」
暇そうにカウンターで編み物をしていた宿屋の女将さんが、僕たちの姿を認めて慌てて立
ち上がった。
「お客さんは何人? まったく旅の方を泊めるなんて、何年ぶりかしら――ああ、この宿帳
に名前を記入してください。そりゃね、他国人をなるべく入れないようにしてれば、揉め事
が少なくなるってのはわかるんですよ。女王様のお考えに否やを唱えるつもりはありません
よ。あ、お部屋は何部屋で? でもねえ、私らみたいな商売人にしてみればおまんまの食い
上げですからね。いえ、安心してください。食堂の方はずっと営業してましたからね、材料
は新鮮なのが揃ってます。だけどねえ、食堂だけじゃやっぱり苦しいですからね」
客が来たのがよほど嬉しいのか、女将は立て板に水とばかりに喋り続けた。だが、話に夢
中になっているようでいて、事務的なやり取りを忘れないのはさすがだ。
話好きな女将のおかげで、ガーデンフルグの状況がだいたいわかってきた。
どうやらガーデンブルグの女王は、火山の噴火で道が塞がったとき、積極的に開通させよ
うとはしなかったらしい。つまり、半分、鎖国状態のようなものだったってことか。
「明日、女王に謁見しても歓迎はされないかもしれないなぁ。当てが外れたな、マーニャ」
食堂で夕食を食べながら、僕はマーニャに向かってニヤリと笑った。
「わかんないわよー。もしかしたら、そろそろ鎖国には飽き飽きしてたってこともあるかも
しれないもの」
僕の冗談に、マーニャも笑って返す。
「そうよね。わたしだったら絶対に飽きちゃうわ。ずっと城の中に閉じこもって、外の国の
話も全然聞けないなんて!」
「姫様の場合、少し閉じこもっていただいた方が、ちょうどいいぐらいですじゃ」
アリーナのセリフに、ブライが突っ込む。
「でも、バトランドはガーデンフルグと交易があったんですよねえ、ライアンさん」
焼きたてのパンにバターをたっぷり塗りながら、トルネコが聞いた。
「だが、それも最近は途絶えがちであった。まさか鎖国状態だったとは……。もともと外交
には消極的な国だったが」
「やはり女性だけの国ということで、余計に警戒心が強いのでしょうか」
山羊肉のパイ包みをアリーナに切り分けつつ、クリフトが呟く。
「そうですわね。……あの、さっき占ってみたのですけれど、女難の相が出ていたんです。
軽率な言動をすると誤解を招くかもしれません。どうか気をつけてくださいね」
ミネアの爆弾発言に、僕たちは顔を見合わせた。
「女難の相だってさ、気をつけなさいよ、ソロ」
「何で僕だけ名指しするんだよ、マーニャ」
「ソロさんだけじゃありませんわ。わたしたち全員です」
「へ?」
マーニャが間抜けた声を上げる。
「あたしとかアリーナとかミネアも? ……て、ことは、色恋関係じゃないってことか」
「そこまで詳しくはわからなかったけれど、たぶんそういうことだと思うわ」
ちょっと困惑気味にミネアは首を傾げる。
「でも、その女難は避けられない……いいえ、避けちゃいけないものかもしれません」
「なんだ、それ」
「ごめんなさい。私のことが含まれてしまっているせいか、はっきりと見えないんです。で
すが、誠実な対応がカギとなるはずです」
うーむ、よくわからない。
とりあえず、天空の盾はそう簡単に手に入りそうにないってことかな。
ま、どっちにしろ、すべては明日になってからの話だ。
僕たちは夕飯を食べ終わると、それぞれ部屋に戻って眠りについた。
翌朝、僕たちは――。
1女王に会いに行った
2城の中を見て回った
女難の相・・・クリフトとブライにとっては、何を今更、ってところでしょうな
1
ここはアリーナの外交スキルに期待してみよう
1 でお願いします。
やっぱミネアたんの予言は頼りになりますねー。
有名なイベントが近づいていますが
○屋に放り込まれるのは誰か、今からわくわくします(鬼)。
>>65 外交スキルはむしろブライでは?
2!
その重要なイベントに必要なのは情報だ!
言い逃れたりとか、追いつめたりとか・・・
1 まずは挨拶から。
>>66と同じく誰が牢○に入るのか、わくわくしてます。
1にイピョーウ。
下手に2にすると、なし崩し的に
監〇に入れられそうで((((((;゚д゚))))))ガクガクブルブル
すみません、お待たせいたしました。
参加ありがとうございますヽ(´∀`)ノ
基本的なルールは
>>3をご覧ください。
1番4票、2番1票で1番に決定いたしました!
>65 2章よりはアリーナの外交スキルも上がっている……かな。
でも、今回は出番なしです。
>66 ブライは海千山千ですからねー。○屋に放りこまれる人は
皆様のお心次第w
>67 情報は大切ですね。武器・防具屋によるという手もあったり。
>68 私も楽しみにしてます。
>69 皆さん、あれを伏せ字にしててワロタw
僕たちは、女王に謁見を願いでた。
それ自体はすんなりと許可が下りたんだかが、玉座に座った女王の表情は硬かった。
「旅の者、そなたたちが噴火で塞がれた道を開通してくれたそうですね。そのことに対して
は礼を言います」
女王の声は鈴の音のように高く綺麗なんだが、まるで氷か玻璃みたいに冷たくて、とても
感謝されている気はしなかった。流れ落ちる黒髪、透きとおった肌、高く通った鼻筋、切れ
長の緑柱石の瞳、柘榴のように赤くふっくらした唇と、何拍子も揃ったすごい美人だが、逆
に整いすぎていて人間味がない感じもする。こういうタイプは苦手だ。
「ですが、このガーデンブルグがこうしてあるのは、外からのいざこざをあえて断ち切って
きたからこそ。早々にこの国を出てゆきなさい」
一方的にそう告げると、女王はさっさと立ち上がる。
「ちょっと待……」
慌てて追いすがろうとした僕たちの前に、初老の女性が立ちふさがった。
「わたくしはこの国の宰相。お話ならわたくしが承りましょう」
「そんな!」
宰相に邪魔されてる間に、女王は奥に引っ込んでしまった。とりつく島もないとはまさに
このことだ。
1仕方ないから宰相に話をする
2もう一度女王と話すチャンスを待ち、先に城を見て回る
宰相は初老か・・・・・・ちぇっ(意味不明
1
武器を携えた不審者ぞろいの一行だし、城内を徘徊する許可くらいはもらっとこう
1で。
1 でお願いします。
天空の装備を集めるという旅の目的を
伝えておくべきだと思うので。
2で。
お待たせしてすみませんでした。
参加ありがとうございますヽ(´∀`)ノ
基本的なルールは
>>3をご覧ください。
1番3票、2番1票で1番に決定いたしました!
>72 色っぽい初老の女性かもしれませんよw
>73 1ですね。
>74 ちゃんと話をすることは大切ですね。
>75 はい、2で。
仕方ないので、僕たちは目の前の宰相に旅の目的を話した。
「天空の盾を……?」
宰相はコロコロと笑った。なんつーか、上品なんだけど意外に気さくな婆さんだ。
「いきなりやって来て、我が国の宝を欲しいとはなんと剛胆な」
「確かにそうですね」
内容はけっこうトゲがあるんだが、婆さんが心底面白そうに笑うので、あまり不快には感
じなかった。
実際、宰相の言うことはもっともだしな。ただの旅の者に国の宝をほいほいくれてやる王
様はいない。つっても、こっちもそう簡単に引き下がるわけには行かないが。
「とりあえず拝見するだけでもお願いできませんか」
食い下がる僕に返事をせず、ただニコニコ笑っていた宰相が、ふと僕の頭上に目を留めた。
「……そなた、その兜は」
「ああ、わかりますか」
僕は兜を外して、よく見えるように宰相に差しだした。
「天空の兜です」
「ふ、む……」
宰相の視線が、僕と兜を行き来する。
「わかりました。そなたたちの願いは女王陛下に伝えておきましょう。おそらく閲覧するだ
けならば許可はすぐに下りると思います。沙汰があるまで、城内で待機していてください」
「は、はい」
「城内の見学は基本的に自由にされて結構です。ですが、兵士が制止した場合はそれに従っ
てください」
テキパキと指示を下すと、宰相は僕たちの前から去っていった。
「物腰は柔らかいけど、さすがに人に命令し慣れてるって感じねー」
マーニャが感心したようにため息を吐く。
「しかし、本当にこの国は女性だらけなんですなあ」
トルネコがキョロキョロと辺りを見回す。ブライが咳払いした。
「トルネコ殿、そのように周囲を見回しては失礼じゃぞ」
「……でも、わたしたちも見られているから、おあいこじゃない?」
アリーナも気づいてたのか。さっきから、玉座の間の扉を守る兵士やら、書類を抱えた女
官やらが、チラチラとこちらに視線を走らせるんだよな。
「やはり男の人が珍しいのでしょうか」
ミネアが薄く微笑する。
「さっさと移動しようぜ。居心地悪くて仕方ない」
女たちの珍獣でも見るような目つきに閉口した僕は、仲間たちを連れて城内を移動した。
1武器・防具屋を覗く
2教会に行ってみる
珍獣かい・・・そりゃあ男はオオカミでありケダモノだけどさ
1
姉妹分の「れおたあど」を、特にミネア優先
もし可能ならば買う役はライアン・・・でもクリフトもいいな。こないだのザキのお礼w
1 でお願いします。店に行くのって実は久しぶりですよね。
いらない装備を売ったりして持ち物を整理しましょう。
>>78 うーむ。ミネアが恥ずかしがって馬車に引きこもったりしなきゃいいんですが。
下手をすればレオタード着たまま牢○に。マヌケな図…
2
まずはセーブかなw
2
1で
買い物するマーニャ姉さんがみたい
2でお願いします。
奥には行かない方向で。
すみませんー。
今日、明日と動けなくなってしまいまして、続きが遅れます。
申し訳ないですが、少しお待ち下さいませ。
マターリと待ちましょう。
そういえばアリーナはピンクのレオタードと網タイツのままですな。
レオタード着て他国を訪問する王女(´Д`)ハァハァ
大変お待たせいたしました! すみませんでした。
参加ありがとうございますヽ(´∀`)ノ
基本的なルールは
>>3をご覧ください。
1番3票、2番3票、先着順で1番に決定いたしました!
>78 レオタードを買うライアンやクリフト……w
本人たちにとっては拷問だろうなあ。
>79 いろいろ持ってますからね。予備の鉄の爪とか。
炎の爪は近いうち手に入るかな?
>80 セーブしますか? はい/いいえ
>81 はい、2で。
>82 マーニャは買い物上手っぽいですよね。
>83 実は教会の時点で強制イベントでしたw
>85 でも、ガーデンブルグでは最高の防具なわけで、もしかしたら
あそこの兵士は全員レオタードかもしれないとか考えて(;´Д`)ハァハァ
では、これから書いて参ります。少しお待ちを。
参加ありがとうございますヽ(´∀`)ノ
基本的なルールは
>>3をご覧ください。
ガーデンブルグには防具屋しかなかった。しかも並んでいる品物は、ほとんど女性専用だ。
唯一、身かわしの服が男女兼用だけど、ブライはそれより性能のいい安らぎのローブ着てる
し、他の男連中には装備できないからなあ。
ここらで装備を充実させようかと思ったが、無理だなこりゃ。
「いちばん守備力があるのはピンクのレオタードか……」
ちなみに、こんなちっぽけな布きれなのに守備力がある理由は、魔法がかかっているから
らしい。女店主がとうとうと説明してくれた。
僕は、満面の笑みで(やっぱり、ここも客が少ないんだろうなあ)商品を勧める店主の前か
ら離れて、店の隅に仲間たちを呼んだ。
守備力が高いぶん、値段もそれなりに高いが、アリーナのドレスを売った金がまだ残って
いるから、マーニャやミネアに買う分ぐらいは余裕である。
さてどうしよう?
1.マーニャのみに買う
2.ミネアのみに買う
3.2人に買う
4.何も買わない
※ついでに余っている装備を売るか売らないかも選択お願いいたしますー。
ええと、差し出がましいかもしれませんが、
マーニャは「踊り子の服」「身かわしの服」重ね着、ミネアは「鉄の鎧」装備ですよね。
踊り子の服8、身かわしの服28、鉄の鎧30、レオタード38ってことは…
2 でお願いします。余りの装備はすべて売却。店との交渉はトルネコの出番でしょう。
でもこんなの選ぶとまたひと騒動ありそうな…大事なイベント直前だというのに…
女性陣全員の防具を売り払う!というのはしぶしぶ冗談ということにして、
3
目指せ「うっふんピンク隊」!組小説だと平気の平左で着てたよなミネアって・・・しかも
しかも?気になる・・・
重ね着OKならもちろん3。
さすがに単品なら2で。
「余っている」武具はかさばるから売るべし。
4.何も買わないで余っている装備を売る。
↓
ミネアがあとでこっそりとレオタ〜ドを買って次の日みんな驚く
最近増えたなぁ、91さんみたいにコンボで繋げてくる人。
……私の頃からいたっけか?
とりあえず、2です。この訴えは(ry
お待たせしてすみませんでした。
参加ありがとうございますヽ(´∀`)ノ
基本的なルールは
>>3をご覧ください。
2番3票、3番1票、4番「何も買わないで余っている装備を売る→
ミネアがあとでこっそりとレオタ〜ドを買って次の日みんな驚く」
2票で2番に決定いたしました! 余り武具は売り払う方向ですね。
>88 数値で見ると、今さらながらにレオタードの防御力の高さが
理不尽な気がしますね。鉄の鎧より固いってw
>89 しぶしぶですかw 私もしかもの後、気になりますー。
>90 踊り子の服に身かわし、さらにレオタードまで重ね着させる
のは反則かなという気がするので、ここは重ね着NGで。
>91 そしてマーニャに「なんだ、着てみたかったのね」と突っ込まれ、
「違うわよ!」と赤くなるのですね。
>92 面白い選択肢をする方はいらしたと思います。スライムとかw
>93 すみませんー、4にはなりませんでした。
それでは、これから書いて参ります。
参加ありがとうございますヽ(´∀`)ノ
基本的なルールは
>>3をご覧ください。
「あたしはいいわ、踊り子の服と身かわしの服を着ているし。ミネアに買ってあげて」
「姉さん!?」
「ソロたちの武具だってそのうち誂えなきゃならないんだし、無駄遣いすることはないわ。
それに、ピンクってあたし、似合わないのよねー」
冗談めかしてマーニャがウインクする。いったい何が本音なのやら。……いや、全部が本
音なのかもしれないが。
「わ、私も……鉄の鎧でそんなに困ってませんし……」
「そんなこと言って恥ずかしいんでしょ」
「姉さんってば!」
ミネアが頬を染めて抗議するが、マーニャは気にもしない。
「だめよ、あれだって一応、立派な防具なんだし。そりゃ、あんたはあたしよりもたくさん
の武具を扱えるけど、ソロやライアンとかと比べたら全然少ないんだから。着られるものは
買っておかないと」
「で、でも……」
「問答無用。ソロ、いいわよね?」
口調は問いかけだが、内容は断定だ。まあ、僕にも異論はないからいいけど。
「この辺で、持ち物も整理しておきましょうかね」
トルネコの提案で、ここで不要なものも売ることにした(諸刃の剣とシンシアの羽帽子はも
ちろん売る気はないが)。
ミネアが持ってる鎖鎌とライアンの鉄の爪を防具屋のカウンターに並べ、鑑定してもらう。
ついでにミネアの鉄の鎧も。
トルネコが女主人相手に交渉している間に、ミネアはレオタードに着替える……ハズだった。
だが、更衣のために女主人が貸してくれた奥の部屋から出てきたミネアを見て、僕たちは唖然
とした。
「ちょっと、ミネア。あんなたレオタードは着なかったの?」
そう、ミネアは入ったときと何ら変わらない、普通のぬのの服をその身にまとっていたのだ。
「着てますわ、この下に」
ニッコリとミネアが笑う。
「下って、あんた……」
「下に着たからって、レオタードの防御力が落ちるわけではないでしょう」
「そりゃそうだけどさ。それじゃ、レオタードの醍醐味が」
「何か? ソロさん」
うーむ、ミネアの目がすわっている。
これは逆らわない方がよさそうだと判断した僕は、大人しく引き下がった。
ちょうどトルネコが交渉を終えたので、装備を売った金とレオタードの金額を素早く引き
算する。鉄の爪がけっこういい値で売れたので、手持ちはそれほど減らずにすんだ。
金貨の入った袋をアリーナから受け取り、残りの代金を出して、カウンターの上に置く。
「毎度ありがとうございます」
女主人から満面の笑みで送られながら、僕たちは防具屋を出た。
「姫様。姫様もミネア殿のように、ぬのの服の下にレオタードをですな」
「いやよ。動きづらくなっちゃうわ」
ブライの提案を、アリーナは即座に却下した。クリフトがため息を吐く。
さて、どうしよう?
1城の女官に話を聞く
2城の兵士に話を聞く
2 でお願いします。付近の魔物の話とか聞いてみては。
なるほどー、ミネアタンは自前のローブ(?)の下に重ね着ですかー。
でも、右肩部分だけはレオタードが見えてたりして、かえって妄想をかきたてられ(ry
>「何か? ソロさん」
怒ると怖そうなミネアタンも素敵。この板ではミネタン人気ありますね。
>>94 ああ。あれね。素で出てくるからびびったよ。まさに想定外。
ちなみに、あの後出てきたキングスライムには、あのスライムの
敵討ちのためにピサロナイトに従ってきたという裏設定があったりする。
銀のタロットで一撃でのされたから書けなかったけどな。
>>97 初代と二代目のスレの頃はマーニャを選ぶ人が多かったね。
じゃ、1で
んー、1。
兵士の性別が書いてないけど「2」でおねがいします。
ミネアは一人の時にコソーリ鏡の前でポーズ取ったりしてそうだ
101 :
89:04/02/23 21:30 ID:U5ekNKHj
いや・・・そのカッコで栗の身ぐるみ剥いでるうえに上製本or文庫版じゃいのまたイラストまでついてたなと
1
女性国家による鎖国体制での収入と人口の維持について真剣に議論はしないでもらいたい
>>100 一行目、?と思ったけど、ああそういうことっすか
お待たせいたしました。
参加ありがとうございますヽ(´∀`)ノ
基本的なルールは
>>3をご覧ください。
1番3票、2番2票で2番に決定いたしました!
>97 考えてみれば、鎧も服の上に着けてるはずですしこれもアリかなーと。
公式の服のイメージですねー。
>98 そんな裏設定が! 問答無用で殺されちゃいましたからね……。
最近はマーニャ、ミネア、アリーナの3人とも人気ですよね。
>99 ちょっと迷われましたが1ですね。
>100 ガーデンブルグは女ばっかりなので省いていまいましたw
>101 なんとイラストつきですか! 身ぐるみはいでるとは……ミネアも
やりますね。
僕たちは、こちらに向かって歩いてきた女官に声をかけ……ようとしたが、女官はその前
に手前の扉に入っていってしまった。
「ありゃりゃ」
どうしようかな。他の女官を捕まえるか、出てくるのを待つか……なんて、考えながら何
気なく扉の前まで行く。
扉は開きっぱなしになっていて、覗くつもりはなかったんだがつい中の様子が目に入って
しまった。
女官は部屋の奥のタンスを開けて、何やらゴソゴソと出し入れしてるようだった。
――と。
「どなた?」
僕たちの気配を感じたのか、ゆっくりと女官が振り返った。その動きはとても落ち着いて
いて……待ちかまえてでもいたかのように、僕には思えた。
何となく違和感を感じながら――でも、そんなはずないと自分に言い聞かせ――僕はペコ
リと頭を下げた。
「失礼しました。扉が開いていたもので」
女官は綺麗に化粧された顔をほころばせた。
「まあ、こんにちは。旅の方ですね。いいんですのよ。どうぞ、お入りになって下さいな」
お言葉に甘えて、僕たちは部屋の中に入った。
そこには最低限の調度品しかなく、それらも質素な造りのものであったが、こぢんまりと
片づいていて清潔感があった。
「何かご用ですの?」
「はい、少しお伺いしたいことが……」
僕が質問しようとすると、女官は手を上げて止めた。
「少しお待ちくださいな。お茶をお入れしてきますわ」
「いや、お構いなく。すぐにお暇しますから」
「せっかくの久しぶりのお客様ですから、おもてなしさせてくださいな。すぐにお持ちしま
すわ。……そうそう」
茶を入れる準備のためか、部屋を出ようとした女官が、ふと思いついたように言った。
「お待ちになっている間、タンスの中を調べてごらんなさい。面白いものが入っていますよ」
イタズラっぽく笑って、彼女は扉の向こうに消えた。
1タンスを調べる
2調べない
ちょっと実際の城の構造と違ってるし、本当は女官じゃなくて
詩人ですが、許してくださいませ。
ちなみに兵士だと炎の爪入手コースでした。
女難来たァ━━━━(゜∀゜)━━━━!!
2 でお願いします。一応、最後の最後まで回避に努めます。
ていうか「女官」が地雷だったとは意外。
炎の爪は惜しいですが、きっと後で手に入りますよね???
>>97をよく見たら「ミネタン」って書いてました。
ミネタン…峰タンって…レオタード着た峰…げぷ。
結局強制的に調べられそうだが、最後まで抵抗してみるw
2。
と、思わせといて更に地雷だったら・・・
((((((;゚Д゚))))))ガクガクブルブルブル
そうか、女盗賊団に放置プレイしたツケはここに(も?)きたってわけなのか
1
どうせ毒食うなら皿まで。タンスひっかき回して、女性陣(特にミネア)にジト目されたひ・・・
1で
関係ないけど次のドラクエではタンスのモンスターが出ると思ってるがどうか?
108 :
名前が無い@ただの名無しのようだ:04/02/25 15:37 ID:dygvJb44
ゲームにない流れが興味あるので2。
旧スレより下がっているのでage
3:手伝うフリをしつつ逃げないように見張る
...ダメですか?w
1
参加ありがとうございますヽ(´∀`)ノ
基本的なルールは
>>3をご覧ください。
1番3票、2番3票、3番「手伝うフリをしつつ逃げないように
見張る」1票、先着順で2番に決定いたしました!
>104 炎の爪はまたチャンスありますー。ただ、バコタ前には
手に入らなくなってしまいましたが。峰不二子?w
>105 地雷ではないですよー。こちらは疑惑が薄めコースですw
>106 情報は聞いておくべしとw
>107 ああ、出そう〜。いどまじん系のデザインで。
>108 ageサンクスです。少し有利になる程度でそれほど代わりは
なかったり。
>109 すでに女官は部屋から出てしまっているので、追いかけた
けれど姿は消えていた……みたいなオチになったかと。
>110 はーい、1で。
これから書いてきます。しばしお待ちを。
参加ありがとうございますーヽ(´∀`)ノ
基本的なルールは
>>3をご覧ください。
僕はライアンたちと顔を見合わせた。
「見ないの?」
アリーナが無邪気に聞いてくる。しかし、いくら本人がいいと言っても、さすがに女性部
屋のタンスを調べるのは気が引けた。
「遠慮しておこう。面白いものが入ってるなら、後で見せてもらえばいいいんだし」
「そうね」
アリーナはあっさりと納得し、タンスの前から離れた。でも、好奇心が満足しないのか、
本棚の前に移動して、そこに並ぶ背表紙を興味深そうに見つめる。
「姫様」
「ふーん、神様に関する本がいっぱい並んでいるわ。あの女官さん、ずいぶんと信心深い人
なのね」
たぶん不躾を咎めようとしたんだろう、アリーナを呼んだクリフトが、『神様に関する本』
と聞いて、思わずといったように本棚に視線を走らせた。
その頭をブライの杖がこつんと叩く。
「お前さんまでそんなことでどうする」
「す、すみません」
クリフトが頭を下げた、その時。
「あなた方、いったいなんですの?」
扉から聞こえてきた声に視線を向けると、そこには不審げに眉をひそめるシスターがいた。
「えーと、僕たちはここの部屋の主に聞きたいことがあって……」
「わたくしに? いったい何のご用でしょう」
なんだと?
僕は――いや、僕だけでなく仲間達全員が、シスターの言葉に唖然とした。
「この部屋の主は女官の方では……」
「いったい何を仰っているんですか」
シスターの眉がますますひそめられ、口調も尖ってきた。
「だいたい、いくら聞きたいことがあったとしても、留守中に勝手に人の部屋に上がりこむ
なんて――」
ハッと何かに思い立ったように、シスターがいきなり部屋の中に駆けこんできた。まっす
ぐタンスに向かって、中を調べる。
「……ない、ないわ!」
さんざんタンスを引っかき回して、シスターは真っ青になった。くるりと僕たちに向き直
ったその顔は、完全に怒りに染まっている。
「泥棒! 誰か! 誰か来て!」
「な……!」
「シスター、どうしました!」
シスターの声を聞きつけた女兵士が部屋に飛びこんできた。
「泥棒ですわ! わたくしが部屋に帰ってきたら、その人たちが入りこんでいて……わたく
しの大切なブロンズの十字架がなくなっています!!」
「お前たち、よそ者だな!」
「ち、ちょっと待ってくれよ、僕たちは」
「問答無用」
慌てて弁解しようとしたけれど、聞く耳もたずって感じだ。
女兵士一人ぐらいなら、どうにかできないこともないが……どうする?
1抵抗する
2抵抗しない
冤罪来たァ━━━━━━ヽ(´∀`)ノ━━━━━━!! ワーイ
2 でお願いします。
やっぱり地雷は避けられませんでしたか。ゲームでもそうでしたっけ。
女兵士をどうにかしちゃったら、投獄だけじゃすまなくなります。
婦女暴行も加わって…って「どうにか」の意味が違(ry
>>104の件 「峰」って私は不二子よりもあっちが先に頭に浮かんでしまったんです。
冤罪キタ━━━━━・゚・(ノД`)・゚・。 ━━━━━━!!!!
いくら何でも1はゲームオーバーかとw
(戦うって意味ならですが)
ってなわけで2でお願いしますぅ・・・
なぜか勇者特権が通用しない事件キタ━━━━(Д゚(○=(゚∀゚)=○)Д゚)━━━━━!!!
1
というわけで、天空の兜を突きつけて「ひかえいひかえいこの兜が目に入らぬか!」とやってみよう
2で
抵抗しないで見つめてみるとか?
3。こういうときは慌てず騒がず、アリーナタンの胸でも揉んで落ち着こう。
ってのはさすがに殺されそう(誰に?)なので、
2で。
お待たせいたしました。
参加ありがとうございますヽ(´∀`)ノ
基本的なルールは
>>3をご覧ください。
1番1票、2番4票で2番に決定いたしました!
>114 ここは確か強制イベントだったと思います。峰吟子?(誰も知りません)
昔は竜雷太とよく言い間違えたなあ。
>115 ゲームオーバーにはなりませんでしたが、1人で洞窟に行くハメに
なる可能性が大でしたw
>116 いつもはツボは割るわタンスは引っかき回すわやりたい放題なのにw
それにしても伏線バレバレですねー>天空の兜
>117 了解。穢れなき瞳で見つめてみましょう。
>118 まず真っ先にアリーナに殺される気が。仲間全員からタコ殴りかもw
「お城の中で盗みを働くとは不届きな! もはや逃げられはせぬ」
女兵士は、僕の肩を乱暴にこづいた。くっそー、完全に犯人扱いだな。
腹は立ったが、僕はあえてバトルアックスを床に投げ捨てた。
「わかった。それなら好きなだけ調べるといい。逃げも隠れもしないよ」
女兵士をじっと見つめ、さらに言葉を続ける。
「僕たちにやましいところはひとつもないからね。疑われたことは悲しいけれど、君も役目
なんだから仕方がないよね」
「む……そ、そうか。殊勝でよろしい。さあ、来るのだ」
ちぇっ、やっぱ見逃してはくれないか。
だが、悪印象は持たれなかったみたいだな。偉そうに命令しつつも、女兵士の顔が上気し
ているのを僕は見逃さなかった。
僕たちは大人しく女兵士の後について歩いた。
城の奥の階段を降りると、薄暗い部屋に入る。中央のテーブルに座っていた兵士――やっ
ぱり、こいつも女だ――が、女兵士と僕たちを認め、あわてて立ち上がる。
「アイリーン、どうしました?」
「泥棒を……いや、この者たちが泥棒だという訴えがあってな。女王陛下に詮議を奏上して
くるので、ひとまず牢屋に入れておいてくれ」
「わかりました」
「その……まだ罪人だと決まってはいないので、丁重にな」
「……アイリーン?」
「と、とにかく頼んだぞ!」
兵士に訝しそうに見つめられ、アイリーンと呼ばれた兵士は慌ただしく出ていった。
首を傾げながらその後ろ姿を見送っていた兵士が、僕たちに向き直った。少し考えて、そ
れから泥棒に対するものとしては丁寧な口調で言う。
「女王陛下の裁断を仰ぐまで身柄をお預かりします。こちらへどうぞ」
「何か、大事になっちゃったわねえ」
牢の壁にもたれかかりながら、マーニャが肩を竦める。でも、口調はどこかのん気だ。
仲間たちの顔も平然としている。何しろ無実だからな。盗んだとか言われてる十字架も持
ってないんだし、すぐに出られるだろう。
――と、タカをくくっていた僕たちだったが、事はそう簡単には運ばなかった。
しばらくして、僕たちは女王の前に引き出された。
黒髪の女王は相変わらず非人間的な硬い表情で僕たちを見据える。その横には宰相がやは
り無表情で立っていた。でも、こっちはどこか柔らかい感じがするから不思議だ。人間とし
ての余裕の問題かな。
詮議は淡々と進んでいった。
シスターや女兵士アイリーンが証言し、僕たちの荷物検査が行われ……もちろん僕たちも
無実であることを口々に訴えた。
質問するのは主に宰相で、女王はずっと沈黙していた。
「それでは、そなたたちは女官の了解を得てあの部屋にいたと言うのですね?」
「そうです」
宰相が手を叩くと、玉座の間の扉が開いて、ぞろぞろと女官たちが入ってきた。
「あの時刻、城の中にいた女官のうちで、所在の証を立てられぬ者たちです。この中に、そ
の女官はいますか?」
僕は女性たちに目を走らせた。20人はいただろうか。しかし、その中に例の女官は見あた
らなかった。
1素直にいないと言う
2いると言う
1で。
あんまり素直なソロタンは面白くないけど、
比較的危険なときは素直にね。
ここは下手なことはできなそうですね。
1で。
1 でお願いします。
わーい。ヽ(´∀`)ノ 女官がいっぱい…じゃなくて、
早くアイツをひっ捕らえに行きましょう!
これはどちらを答えても嘘と思われてしまう状況のようですが、
ブライ、ミネア、マーニャ、トルネコあたりの弁舌で切り抜けましょう。
あまのじゃくなのもので……「2」でお願いします
女だけの国で女王が女官を女官と呼ぶだろうかと思ったが考えてみりゃ日本語とは限らないんだな
2
ここで罪を巻き込ませれば人質が女官と牢屋に入る可能性大。なるたけ若いのをクリフトと一緒にw
参加ありがとうございますヽ(´∀`)ノ
基本的なルールは
>>3をご覧ください。
1番3票、2番2票で1番に決定いたしました!
>122 正解です。占いでも誠実にと言われていますしw
>123 皆さん勘がいい……チッ(←
>124 切り抜け……られるかどうかは謎ですがw
>125 こちらのルートだと、4人牢に入ることになってましたw
>126 そう考えると「女王」もおかしいですよねー。単なる役職名だと
考えておいていただけると助かりますw
「いません」
僕は正直に首を振った。宰相が軽く眉を上げる。
「おかしいですね。では、あなたが見た女官というのは誰だったのでしょう」
「きっとでたらめを言っているのですわ! あのブロンズの十字架はわたくしの大切な宝物
なのです。どうか返してください!」
シスターが涙ながらに叫ぶ。
まさに悲痛といった感じの声で、本当に大切なものだったんだろうなと気の毒には思うが、
盗ってないんだから返しようがない。
そもそもシスターのくせに、頭から人を疑うってどうなんだよ。
その時、ブライがずいと前に出た。
「宰相殿。ひとつお伺いしたいのじゃが、事件の後に城から出た者はおりますか」
「相当数おりますね。あなた方が道を開いてくださったので、城に長逗留していた商人など
がつぎつぎと出立しましたから」
「……なるほど」
「それが何か?」
「証拠はないことゆえ、詮議の場で申し立てするのははばかられるが、あの女官は偽物だっ
たのではないかと思うておりますのじゃ。あの場はごまかされましたが、思い返せばいかに
も怪しい言動をしておりましたでの」
「そんな言い逃れを……」
「落ち着いてください、シスター」
またもやシスターが声を上げたのを、宰相が止めた。
「ブライ殿でしたか、続きをどうぞ」
「わしたちは、バトランドで女盗賊を捕縛しましての、実はその時、ガーデンブルグに盗賊
バコタが潜んでいるかもしれぬと言う情報を得ておるのです。不確定な情報ゆえ、先の謁見
ではお話ししませんでしたが、この件に関してはバトランドに問い合わせてくだされば、虚
偽でないことはお判りいただけるじゃろう」
宰相が側の文官に何やら指示を与えた。たぶんバトランドへ確認しにいくのだろう、文
官が早足で玉座の間を出ていく。
「あやつがバコタ本人か、もしくは一味の者なのかはわかりませぬが、おそらくブロンズの
十字架を長い間狙っておったのじゃろう。そして道が開通した今日、犯行に及んだ。逃げ道
が確保されたからじゃ。人が多ければ、それだけ注目を集めずにすみます。しかも罪をなす
りつけるのに丁度いいよそ者――つまり、わしたちのことじゃが――もおりましたでの」
「ほう」
ごく短く宰相が応える。その表情からは、ブライの言葉をどう思っているかは窺うことが
できない。
「むろん、何一つ証拠のない推論ですからの、信用してくれとは申せません。ですが、せめ
てわしたちに身の潔白を証明する機会をくださらんかの」
「というと?」
「わしたちで犯人を捕まえてまいります」
ブライの大見得に、ガーデンブルグの人間だけでなく、僕たちも驚いた。
……でも、考えてみればそれ以外に方法はないのかな。十字架を持ってないという以外に
身の証を立てるものは何一つないし。
時間をかければ無実を立証することもできるだろうが、いつまでもこんなところで足止め
喰っているのもバカらしい。
「ずいぶんと自信がおありのようですが、心当たりはあるのですか?」
「具体的にはありませんがの、幸い盗賊バコタはその世界では有名じゃ。情報はたやすく集
まるじゃろう」
初老の宰相と、老人のブライの視線が絡み合う。なんつーか、異様な迫力だな。狐とタヌ
キの化かし合い……あるいは海千山千の化け物大集合って感じ。
「あなた方がそのまま逃げないという保証は」
「神に誓って。何でしたら馬車なり天空の兜なり、質を置いていってもよろしいですぞ」
「――では、仲間の一人を預からせてもらいます」
ブライたちの会話に割りこむように、固く澄んだ声が響いた。女王だ。
「なんと」
ブライが絶句する。人間を質にとられるとは思ってなかったんだろう。
「お前たちが見事犯人を捕らえてきたら、その時、仲間を解放しましょう。兵士! この者
たちの仲間1人を牢の中に!」
そう宣言すると、女王はさっと立ち上がって退場してしまった。……まただよ。こっちに
反論する間も与えやしない。
宰相がこちらに近づいてくる。その後ろには、アイリーンを含む数人の女兵士が従ってい
る。
「ここは、逆らわない方がいいでしょうね」
トルネコがひそひそと囁く。
「……だな」
いったい誰を人質にしようか?
1勇者 2ライアン 3アリーナ 4クリフト
5ブライ 6トルネコ 7マーニャ 8ミネア
ブライ大活躍w ミネア、マーニャ、トルネコ出せずに
すみません、124さん。
130 :
124:04/02/29 05:46 ID:dZfyMqRe
「投獄」来た━━━━━(´∀`)・ω・)゚Д゚)・∀・) ̄ー ̄)`Д´)-_-)ノД`)━━━━━!!!!
4クリフト でお願いします。年寄りや女性を獄につなぐのは勇者の所業ではないし、
脱獄したりせず、留守中に先方の印象も悪くしない人物、てことでコイツを。
…というのはもちろん表向きの理由で、本当は「ただ面白そうだから」。
アイリーン…仲間になったらいいな、と思うのは私だけでしょうか。
>ミネア、マーニャ、トルネコ出せずに いえいえ、ちょっと贅沢な注文しちゃいました。
ここは6トルネコ大先生にお願い致しやしょう。
馬鹿だな。ライアンに決まってるだろう。2
信頼の4 クリフト。
回復がいなくなるのはちとつらいが。
>アイリーン
仲間と言うよりソロについてきそうw
134 :
名前が無い@ただの名無しのようだ:04/02/29 10:40 ID:uAxpecL9
9パトリシア
6 トルネコでよろです。
女王は「陛下」でいいが女官は・・・でも「男官」とは決して言わないのでフェミニスト団体から抗議が来るかもw
さてさてお約束の展開。PS版だとマーミネやクリアリの掛け合いが楽しいので一通りやってみるのが定石だが、
4
「アイリーン」だからなあ・・・頭良さげな奴と語らわせといたほうがいい。そういや変装の達人だったような?
やっぱり6のトルネコかなー
6 取る猫大人気!
っていうかバトルで一番やくたたと言ううわさも・・・
女難の相が出ているわけだから「1.勇者」で
……でもトルネコだと家庭崩壊の危機が訪れるとか、アリかも
6.トルネコの家庭危機でお願いします。
1、ソロもなかなか面白そうだw
6の家庭崩壊
なんで、こんなに人いるんだよ……。
かつて進行役をやった人間の立場で感想を言うならば、ありえない!
つーか、6番だけは死んでもいやなので、私の投票は4のクリフトに変更させてください。
6のトルネコ。
>>138 馬鹿野郎。トルネコはな、FC版では体張って一人で連続8回逃げ切ってくれる
すげぇ野郎なんだぜ。そんな芸当はトルネコにしかできねぇんだよ。
ってイメージでしか俺の中にはないw
普段はキワ変化球のくせにこういう時に限って
フツーになっちまう・・・
4で。
何故か置き去りと言えばイメージは6.トルネコで。
4で
きっと、みんなが戻ってくるまでにクリフトは大人になっているのですね。
もまいら、濡れ場を用意しているなら断然アリーナタンを残さなきゃダメだろ。
ってことで3。アリーナタン(´Д`;)ハァハァ
・・って、いまさら遅いか。何だこの勢いは;
4 クリフトで。
最近コテで書く時はいつもクリフトのような気がするッ。恋かしらッ
……というのは冗談で、147さんの意見が面白かったから。
どんな大人になるんだろう……
>>143 確実に人は増えてると思いますよー。
いま参加してる皆さんが、いつからの参加かを聞いてみたら面白いかな?
意外と最初からいる人は少なかったりして?
それにしても、男勇者戦で「ナナシクラゲたん、倒れたりしないでね!」と
密かに応援してたのは、もう遠い日の記憶ですね。2年前になるんだっけ?
長寿企画になってますなー。
私も4のクリフトで。
大人になれるかクリフト!?w
ちなみに私は去年の10月頃からココに潜伏していますよ〜
結構最近来たよ。過去ログで黒勇者を目にしたときは感動したw
ということで、大人の 6トルネコにしてみますかね。
ここは4でしょ〜。
何となく楽しみだw
家庭崩壊の6トルネコ
スレを開いて新着の数見て、また(;゚Д゚)ヒョエーでございました。
おおおおおそくなってすみませんでしたー!
しかも、前回にミスハケーン。宿屋に泊まってたのを忘れていました。
×そして道が開通した今日、犯行に及んだ
○そして昨日道が開通したのを幸いに、犯行に及んだ。
に脳内修正しておいてくださいませ……。
参加ありがとうございますヽ(´∀`)ノ
基本的なルールは
>>3をご覧ください。
1番2票、3番1票、4番9票、6番10票、9番「パトリシア」
1票で、6番トルネコに決定いたしました!
か、数え間違いしてないよな、ドキドキ…
>130 黒勇者だとやってしまいそうな気も>年寄りや女性を獄につなぐ
アイリーンは仲間にはなりませんが、後で出てきますw
>131 王道ですね(をい
>132 ライアンもいいですねー、それで据え膳を(ry
>133 回復より、実は他の呪文が使えなくて、戦闘がきつくなる
予定でした。トナメで使ったネタですがw
>134 そう来ますかw とびねずみたんの苦悩を思い出す……。
>135 はい、トルネコでよろしくされましたです。
>136 シャーロキアンキタ━━━ヽ(∀゚ )人( ゚∀)ノ━━━ !?
>137 「やっぱり」ということは、ゲームでもトルネコでしたか?
>138 ゲームブックでは、会心の一撃出したこともあるですよ!
>139 確かにそうなりますね>女難の相 家庭崩壊の危機は……あるのかな?
>140 家庭危機指定ですか!
>141 ソロだとまた2元中継になってましたねー。
>142 家庭崩壊!? どんどんグレードアップしてるw
>143 ガーデンブルグ編では注目度の高いイベントだと思われるので、今回は
参加という方も多いかも。私も間を開けてしまいましたし。
>144 8回逃げる、実はやったことないんですよ。FC発売当時は裏技とか全然
チェックしてなかったので。
>145 クリフトは普通なんですね?w
>146 3の商人のイメージが強いのかもしれませんねー。
>147 すでに大人うわなnをするyめydiosfoqew;y∵・(Д゚ ) ーt(´ ) ザキ
>148 濡れ場が用意されているとは限りませんよ?
>149 恋ですね。2年前……そんなになりますか。途中で中断してしまったり
したのに、これだけ続けていられるのは皆様のおかげですね。参加者の
皆様、2代目、3代目マスターに改めて感謝!です。
>150 だからもうおと ∵・(Д゚ ) ーt(´# ) ザラキ
10月からだと、ちょうどガーデンブルグ編が始まったあたりですね。
>151 ときどき暴走して黒すぎたりしちゃってます(;´Д`)
>152 ゲームだとクリフトを選択されてました?
>153 家庭崩壊するのかなあ……w 崩壊するためにはネネに会わなきゃ……
というか、そもそも崩壊する原因は起こるのだろうかw
これから書いて参ります。少しお待ち下さいませ。
参加ありがとうございますヽ(´∀`)ノ
基本的なルールは
>>3をご覧ください。
さて、誰にしようか……。
「ここは私が」
悩んでいたらトルネコが自分から進み出た。ミネアが驚いて、彼の袖を引く。
「トルネコさん、そんな! それなら私が……」
「いやー、いいんですよ。ガーデンブルグの牢は居心地悪くありませんでしたし、どうせす
ぐに出られるんですから」
ね、とトルネコが僕にウインクする。
「……そうだな。あっという間に出してやるよ」
まだ少し迷いはあったが、だからといって他の誰かを選べるわけでもない。ここはありが
たくトルネコの言葉に甘えることにした。
トルネコを残し、僕たちは後ろ髪を引かれるような思いで玉座の間を後にした。
「まずはバコタの情報を集めないといけませんね」
城の中を早足で歩きながら、クリフトが口を開く。
「やはり例の女盗賊に聞くのが早道でしょうか。バトランドに引き返すことになりますが、
ルーラかキメラの翼を使えば時間はさほどかかりませんし」
「でもあの子、喋るかしら。あの時の雰囲気じゃ口はかなり固そうだったわよ」
アリーナが反対するのに続いて、マーニャが言った。
「それにさ、まだバコタかどうかってのもわかんないと思うんだよね。――気を悪くしない
でよね、ブライ。ただ、決めつけない方がいいんじゃないかと思って」
「大丈夫じゃ。そんなことで怒ったりはせんわい。確かに最初から視野を狭めてしまうのは
下策じゃな。ガーデンブルグでの情報集めもした方がいいじゃろう」
「犯罪捜査では何よりも現場での調査が大切だと聞く。シスターの部屋も見せていただいた
方がいい。あの調子じゃ、難しいかもしれぬが」
ライアンの言葉に頷いているうちに、僕たちは城の1階に降り、大きな廊下へ出た。
城の外に出るならこの廊下をまっすぐに歩けばいいし、シスターの部屋なら右へ曲がるこ
とになる。さてどうしようか。
1城で情報収集(シスターに話を聞くのも含む)
2バトランドで女盗賊の話を聞く
3二手に分かれて情報収集(4:3で分かれます。よかったら、
その振り分けもお願いします。なくても可です)
ちなみに、トルネコがいた場合は商人のネットワークを使えて、
すぐに情報が集まる展開でした。
あ、あと、今後、人質交換は不可ですのでよろしくですー。
2バトランドで女盗賊の話を聞く
……が、パトリシアに話を聞くに見えてどきどきしたー
3 でお願いします。振り分けはオーソドックスに、
Aチーム:勇者、ライアン、マーニャ、ミネア
Bチーム:アリーナ、クリフト、ブライ
急いだ方が良さそうな予感。
私が初めてこのスレを見た時は、勇者がパトリシアから状況報告を受けていました。
当時はクッキーの設定の都合などでなぜか書き込めない状態でした。
4枚目(現行の板)に移行した時コソーリと紛れ込みました。
ROMだけの人、たまに見るだけの人も、結構いると思うんですけどね。
4トルネコを置いてロザリーヒルへ
っていうのはダメですか…なら私も上のお二方の意見に賛成。
Bチームは2章メンバーですね。
3でお願いします
ガーデンブルグ:勇者、ミネア、アリーナ、マーニャ
バトランド:ライアン、クリフト、ブライ
勇者をどっちにしようか迷いましたが女難〜を見たいので
3で159さんと同じでお願いします。
人質にトルネコを選んだけど
商人のネットワークという手があったんですね。
すみません、ちとバタバタしておりまして、
今日もお休みさせてくださいー。
しまった、前スレが落ちた……
>ナナシクラゲたん
ごゆるりとー(って忙しい時に言うのも変かー)
166 :
159:04/03/06 05:32 ID:E7sBYGTj
確かに落ちてますね。1日1レスしないと落ちるという噂は本当だったのでしょうか。
ところで私、2つに分けたチームがそれぞれどこ行くか書き忘れていました。
今頃付け足すと混乱するので、私の選択はチーム分けまでということで…
何気なく付けた「Aチーム」「Bチーム」という色気の無い名前ではきっとつまらんので、
お手数ですがもっとマシな名前を付けてやってくれませんか、マスター。
自分、前スレの途中あたりからROMってました。よろしく〜。
選択肢は3で、チーム分けは
バト行き→男4人
庭残留→女3人で。
まずは逃げ道を塞ぐ。とゆーことで、バトランド王に頼んで(向こうの国内で)指名手配とかしてもらえませんかね〜。
お待たせいたしました!
参加ありがとうございますヽ(´∀`)ノ
基本的なルールは
>>3をご覧ください。
2番1票、3番5票で、3番に決定いたしました!
チーム分けは159さんの意見がいちばん多かったので、
その振り分けでいきますね。
>158 158さんのレスを読んで、バトランドでパトリシアが女盗賊に
話を聞く、という選択かと思って、さらにドキドキしました。
>159 楽しかったですねー>パトリシアの状況報告
パトリシアの選択を選んでよかったと心から思いましたw
>160 では、Bはバトランドに行っていただきましょう。
>161 4番でなくてヨカタ。2章メンバーってバランスが取れているので、
わけやすいですよね。
>162 勇者にこれ以上女難を受けよとw
>163 トルネコは商人ですからねー。かなり貴重な情報源かと。
>165 あんがdです。前スレのログのこととか、お気遣いいただきまして
ありがとうございました。
>166 981を越えると、24時間レスがないとdat落ちするのでそうです。
チーム名……私もあまりいいのは浮かばなかったり。勇者チームと
サントハイムチームとかはダメですか(;´Д`)
>167 こちらこそよろしくですー。
庭という略称にニヤリw バコタはたぶん、国際指名手配ぐらいは
されてそうな←ルパン?
やはり参加時期はいろいろですねー。いろいろとうかがえて
面白かったです。最初から参加というのは、もうマスター
経験者ぐらいなのかな?
意外とROMの時期が長い方が多かった気がします。
4スレもあると過去ログ読むのも大変ですよね。
ROMも含めて、参加者の皆様、いつも本当にありがとうございます。
それでは、これから書いてきます。しばしお待ちを。
参加ありがとうございますヽ(´∀`)ノ
基本的なルールは
>>3をご覧ください。
「それじゃ、二手に分かれよう。アリーナ、クリフト、ブライはバトランドに向かってくれ。
僕たちはここで情報を集める」
バトランドにはライアンを行かせようかとも思ったが、昔なじみに引っかかって余計な時
間をとられる可能性もある。
ここは国同士の外交というカードも使えるサントハイムの3人に任せることにした。
「わかったわ」
アリーナがこくりと頷く。
「何か判ったらすぐに戻ってきてくれ。もし、女盗賊から情報が得られなかった場合も、夕
方には一度集まって、対策を練ろう」
「OK」
「わかりました」
「了解じゃ」
それぞれに頷いて、3人は城の外に向かった。
残った僕たちは、まずシスターを訊ねることにした。
しかし、案の定といおうか、彼女は僕たちを犯人と決めつけ、「返してください」とくり
返すばかりで話を聞こうともしない。
嫌気がさした僕たちは、他の人間に当たることにした。
「厨房に行ってみるのはどうかな。井戸端会議なんて言葉があるぐらいだしさ、ああいう場
所って情報が集まるもんよ。モンバーバラでも、いちばんの情報通は台所仕事をしてるおば
さんたちだったりしたわ」
「宿屋の女将さんに話をうかがってみるのもいいと思います。食堂をやってらっしゃったそ
うですから、お客さんのウワサ話を聞いているかもしれません」
「先ほど商人風の男を見かけた。城に長逗留していた商人のすべてが旅立ったわけではない
ようだ。彼らならば何かを知っているかもしれぬ」
マーニャ、ミネア、ライアンがそれぞれ意見を述べる。うーん、みんな一理ある。どうし
ようかな。
1厨房の女性 2宿屋の女将 3商人の男
サントハイムの王女たるアリーナがシスターにブロンズの十字架以上のものをやって話を聞く、てな展開はなかったのだらうか
1
厨房の女性(;´Д`)ロリロリ・・・意味が違う。聞き込みはもちろんライアン担当で
トルネコを質にした今、商人と会うのは逆に危険かも。
1で。
工房がいいなあ(;´Д`)ハアハア
じゃなくて、3
自分たちのこと棚にあげて、「トルネコが無実の罪で捕まってしまった」と
商人の全面協力を仰ぐ。
1 でお願いします。
「厨房」という単語が本来の意味で使われるのを久しぶりに見たので。
そういえば最近パトリシアと話していませんね…
ここは3かなあ。トルネコの仲間なんですけどねーと彼の名を出して
みるということで。トルネコはホフマンも名を知っている大商人らしいし、
鎖国していたこの国でも、何か影響がないかなあと。
>>173 > そういえば最近パトリシアと話していませんね…
パトリシアと「会話」したのは、マーニャが売り上げを報告しようとしなかった
あの時だけじゃないかとー。
(▼-▼).。oO(ナナシクラゲたんもパトリシア選択していたとは知らなかったよ…)
せっかく女だらけの城にいるのに、何が悲しゅうて男と話さねばならんのだ!
3お願いします。
参加ありがとうございますヽ(´∀`)ノ
基本的なルールは
>>3をご覧ください。
1番3票、3番3票、先着順で1番に決定いたしました!
>170 クリフトを残しておくと、シスターの対応はマシになってました。
ところでやはりロリは消防以下に限るのではないかと(ry。
>171 バレなきゃいいんですよ、と黒勇者が囁いてますw
>172 ストライクゾーンは工房、と…(・∀・)ノφメモメモ
>173 私も久しぶりに使いましたw ……話したいですか?>パトリシア
>174 ヽ( ´ー`)ノ.。oO(この私が、パトリシア以外の誰を選択しましょうか←反語)
>175 3 で す かw
僕たちはマーニャの意見に従って、まず厨房へと向かった。
そこでは、ちょうど昼食の支度の真っ最中で、何人もの女性が忙しく立ち働いていた。
「あちゃー、しまったなあ。これじゃ話なんか聞けないかもね。時間ずらす?」
マーニャの言う通り、厨房はまるで戦場のような様子で、情報を得るどころの騒ぎじゃな
い。それでも念のため……と思って、僕は手近の1人に声をかけてみた。
「え、なんだって? あたしゃ、今、忙しいんだよっ……あら?」
案の定、相手からは邪険な答えが返ってきた。だが、彼女は僕たちの姿を認めると、急に
目を輝かせた。
「あんたたち、真犯人探しをしてるって人だねっ! ウワサは聞いてるよ」
「えっ、なんだって!」
「本当だ」
たちまちに厨房にいた女性たちの注目を浴び、僕たちは顔を見合わせた。
犯人探しをすることになったのは、ついさっきのことだ。それなのに、もうウワサが伝わ
っているなんて。
「どう? やっぱり耳が早いでしょ」
マーニャが得意げに僕に耳打ちする。
最初に僕たちに話しかけた女性が、朗らかに笑った。
「安心おし。あたしたちゃ、あんたたちのことは疑っちゃいないよ。余所者といっても、あ
んたたちは道を通してくれた恩人だ。おかげで、これからはいろんな食材を遠くから仕入れ
ることができるよ。ありがとね」
話しながらも、女性は、炉にかけたいくつもの鍋や水瓶、戸棚やまな板の間を、くるくる
とめまぐるしく動いている。
太った体に似ず、素早い動きはトルネコを思い出させた。
「それで何かい? あたしたちに何か聞きたいことがあるのかい?」
「はい、お忙しいところすみませんけれど……」
ミネアの言葉を、女性は明るく手を振って遮った。
「いいよいいよ。何でもお聞き。料理にゃ口は必要ないからね。手だけ動いていれば十分」
「おや、味見はどうすんのさ」
別の女性からのツッコミが入ったが、太った女性は動じなかった。
「バカ言うんじゃないよ。料理に必要なのは口じゃない、舌さ」
「違いない」
ドッと厨房に笑い声が満ちた。うーむ、明るい職場だなあ。
1あやしい女官がいなかったか聞く
2犯人が隠れそうな場所を聞く
マスター、夜遅く乙です。今回はできれば
3「好意に甘んじて両方聞いちゃえ」でお願いします。
>>174、
>>176 パトリシアとの会話シーンはとても印象に残っていたもので。
「これ、どうやって話を続けるんだ??」と見守っていたんです。
見事な処理(?)でした。
あー!「甘んじて」ではなく「甘えて」でした!!ハズカシイ
1で。
そこからさりげなく?2に繋げる、と。
181 :
名前が無い@ただの名無しのようだ:04/03/09 14:02 ID:8zYfDIwi
178さんの3に1票。
4.聞く前におばちゃんが有る事無い事しゃべる
(;´Д`)ハァハァ 炉にかけたい、くつもの鍋(無理やりすぎ)
1
妖しい女官(;´Д`)ハァハァ・・・ってたぶん男か
何年も鎖国してたらDQ7エスタード島みたく城の人間すべて知り合いみたいなものだろうということで
片方にしぼれや。1
お待たせいたしましたー!
参加ありがとうございますヽ(´∀`)ノ
基本的なルールは
>>3をご覧ください。
1番3票、3番「好意に甘えて両方聞いちゃえ」2票、4番
「聞く前におばちゃんが有る事無い事しゃべる」1票で、
1番に決定いたしました!
>178 178さんこそ遅くまでお疲れさまです。実は「両方聞く」
だと、二兎を追う者は〜な展開になっていたり。
>180 繋ぐのは今回はなしで……すみません。
>181 3番に一票
>182 このおばちゃんだとあり得そうですね。
>183 私の邪心がはみ出て、読点やアヤシイ変換してしまったかと
思わず書いた文章を確認してしまったじゃないですかw
展開もドンピシャ当てられてしまいましたねー。
>184 はーい、今回は絞る展開です。
「あやしい女官を見かけませんでしたか」
「ああ、見かけたよ」
「えっ」
ミネアの質問にあっさり頷かれ、こっちが驚いてしまった。
「正確には女官のふりした変なヤツ、だけどね。こちとら城務めしてもう30年以上経つんだ。
女官に限らず、あたしが顔を知らない城の人間なんていやしないよ。新人の女官の情報だっ
てすぐに入ってくるしね」
喋りながらも、女性の手は止まらない。大きくフライパンを動かして、中の野菜を何度も
跳ね上げ、受け止める。
見事な熟練の技だ。
「ま、よく化けてたとは思うがね。遠目だと教会付きの……なんて名前だったかね。ああ、
そうだ、ナナとかって子によく似てた。でも、あたしの目はごまかされやしないよ」
「その女官――いや、ニセ女官だが――をどこで見たのだ?」
「城の裏口さ。あたしがじーっと見てたら、それに気づいたのか、逃げるみたいに奥の果樹
園の方に走ってったよ」
「それって、いつ頃のことかしら」
「そうさねえ……、そろそろ昼食の仕込みを始めなきゃと考えてたころだから、今から半刻
ぐらい前かね」
ライアン、マーニャの矢継ぎ早の質問に、女性はテキパキと答えを返す。
「あやしいヤツがいたって、兵士には報告しておいたけど、その後に何も言ってこないとこ
ろを見ると、見つけられなかったのかね」
何だと?
「兵士に報告してあったのか」
僕は半ば呆然として呟いた。
「そりゃそうさ。何しろ女性だけの城なんだからね、用心してしすぎるってことはないのさ。
実は前に下着泥棒が入ったことがあってね……」
女性は下着泥棒逮捕劇を自慢げに語りだしたが、僕はろくに聞いてはいなかった。
……ということは、宰相にも報告がいってた可能性は高いよな。ちっくしょー、しらばっ
くれやがって。
取り澄ました宰相の顔を思い浮かべ、僕は内心で毒づいた。
「ご婦人、果樹園から城の外に出ることは可能か?」
延々と続く下着泥棒の話を遮って、ライアンが聞いた。途端に、また周囲の女性から笑い
声が湧く。
「ご婦人だってよ!」
太った女性も弾けるように笑った。
「そんな呼ばれ方、初めてしたねえ! あたしゃ、そんな上等なもんじゃないよう。……あ
あ、果樹園だね。あそこから直接外には出られないよ。後ろは山だから。でも、果樹園づた
いに城門に出ることはできるけどね」
ちっ、だとすると、やっぱりもう逃げられてる可能性が高いな。
「おばちゃん、サンキュ!」
僕は軽く頭を下げ、果樹園に向かって駆けだした。
裏口から走り出ると、ちょうど職人らしき人物が果樹の剪定をしていた。
1果樹園を探索
2職人に話を聞く
2 でお願いします。
勝手に探索して「女王様の果樹園で何をしている!」とか言われたくないし、
半刻前に逃げてしまったのならば、1、2分くらいの遅延は許容範囲。
それよりも、間違った方向に行かないように気をつけるべきかと。
1.果樹園(゚д゚)ウマー
ご婦人・・・英語だとladyもしくはmadam。ハイミス多そうな国だしladyが無難か
2
この職人も女性かなあ。でも女職人を「職人らしき」とは見た目ではなかなか形容できないだろうから男?
2 ちゃきちゃきの職人さんがスキダー!
植木職人系ならきっときっぷのいい姉御さんだー!
そして実はモンバーバラでマーニャの同僚だった過去があったりすると完璧。
美人で踊れる職人。カコイイ。
……ごめん、ちょと妄想大爆発をしたかったので。
>>178 お褒めいただきありがとん。
2ですな。
実はしっかり見ていたとか無いですかw
職人さんが何かを見てそうなので
2 でお願いします。
ここはひとつ
3 職人さんに向かって「犯人はお前だ〜!」と叫んでみる
で。
お待たせいたしました。
参加ありがとうございますヽ(´∀`)ノ
基本的なルールは
>>3をご覧ください。
1番1票、2番5票、3番「職人さんに向かって『犯人はお前
だ〜!』と叫んでみる」1票で、2番に決定いたしました!
>187 まあ、今さら焦っても仕方ないですしね。
>188 (゚д゚)ウマーの後には果樹泥棒として追いかけ回されるとw
>189 ladyなんて言われたら、おばちゃんさらに照れそうですね。
>190 妄想大歓迎です。職人さんというと、やはりちゃきちゃきの
イメージですね。法被とかきてそうな。
>191 アリですw 職人さんは市原悦子のイメージで(古すぎ
>192 2番人気ですね。
>193 吹いてしまったではないですかw
だぼだぼのスバンをはき、シャツの袖を肘のあたりまで腕まくりして、梯子に乗った職人
――女性だけど職人なんだろうな、たぶん――はせっせと果樹の枝を刈り取っている。
女ばかりのガーデンブルグじゃ当たり前の風景なんだろうが、僕にはとても珍しいものに
思えた。なにしろ女の職人なんて見たことないし……といっても、僕の見聞なんてごく狭い
もんだけどさ。
長い髪を1つにまとめたその後ろ姿に、僕たちは近づいていった。
「あのー、すみません。ちょっと聞きたいんだけど」
「へ?」
職人は僕たちを振り向くと、日に焼けた顔をほころばせた。
「おやあ、あんたたち見かけない顔だけど、旅の人かい? そういや、昨日、外への道が開
通したって聞いたけど」
どうやらこの職人は、僕たちのことはよく知らないらしい。
「ええ、私たちはその道を通って、ガーデンブルグを訪問したんですわ」
「そうかいそうかい。ガーデンブルグは綺麗なところだろう?」
「本当に。山あいから城が現れたときには、その美しさに感嘆しました」
人当たりのいいミネアの笑顔に心を許したのか、職人は梯子を降りて僕たちに向かい合っ
た。
「いやあ、嬉しいよ。外の人にも、ガーデンブルグの美しさをわかってもらえて。この果樹
園もなかなか見事だろ……って、こりゃ、手前味噌ってヤツだね」
ちょっと照れたように職人は鼻の下を擦った。
「よかったら、ゆっくり見ていっておくれよ。さっき来た男の人には、さっぱり見てもらえ
なかったからさ」
「男? 女官じゃなくて?」
「いったいどこで?」
「それはいつ頃ですか?」
職人の言葉に色めき立ち、一斉に質問を浴びせかける僕たちに、彼女は戸惑ったように目
をしばたたいた。
「どこでって……この果樹園でだよ。いつ頃だったかなあ。朝ご飯を食べて、ひと仕事をし
た後だから半刻ぐらい前かねえ。そうそう、最初は女官の格好してたんだよ。キョロキョロ
辺りを見回してたけど、あたしゃ、あっちの隅の方で仕事してたから気づかなかったんだろ
うね。そしたらさ、ビックリしたねえ。いきなり髪の毛をむしり取ったかと思うと――まあ、
カツラだったんだがね――さっさと服を脱いじまって。そしたらあんた、女官だと思ってた
のが男の人でねえ。ああいうの、外の世界じゃ流行っているのかい?」
いや、全然流行ってないが……って、そんなことはともかく。
女官が男だったってのは驚きだ。完全に女にしか見えなかったぞ。そりゃ、ちょっと化粧
が濃いなとは思ったが。
「そ、それでその男はどっちに?」
「城門の方に走ってったよ。果樹には目もくれないでさ。失礼しちゃうね、まったく」
……やっぱ、そのまま場外に逃げたんだろうな。
女官が男だったとすると、バコタ本人って可能性が高くなってきたな。変装の名人だって
言うし。
1城門に向かって見張りの兵士に話を聞く
2もう少し城内で聞き込み
1 でお願いします。必要な情報は揃った…と思うので、
追跡開始でつ!!
さりげなく活躍してるミネアタン素敵。(´Д`;)ハァハァ
・・・ここは1だ!
急いだ方がいいかも。
1だ ものすごい勢いでダッシュだ!
でミネアたんがコケて、恥ずかしがるしぐさに萌えるのだ!
男が脱いでるところを見て(;´Д`)ハァハァはしなかったんだろうか職人さん。剪定してるってことは春?
2
城外は場内より広い(ゲームだとそう思わないがw)。地図を見て隠れ場所に目星つけないと
200 :
193:04/03/14 01:47 ID:ldM2g6Fg
実はバコタが職人に化けてました的展開をひそかに期待してましたが(w
それはそうと、サッパリ気質の職人さん萌え。
んで選択肢は一番。ここは素直に追いかけましょう。
>>200 それいただき!
3. 職人を問い詰める。正体はバコタ。
これで、物語をショートカットってのはダメ?
お待たせいたしました!
参加ありがとうございますヽ(´∀`)ノ
基本的なルールは
>>3をご覧ください。
1番4票、2番1票、3番「職人を問い詰める。正体は
バコタ」1票で、1番に決定いたしました!
そして前回に変換ミスハケーン。場外じゃなくて城外ですね……_| ̄|○
>196 ミネアタンは控えめだけどしっかり者なんです(;´Д`)ハァハァ
>197 急がば回れとも言いますよ?(と、惑わしてみる)
>198 コケるミネアタン(;´Д`)ハァハァ
>199 慎重派ですね。剪定は果樹の実りの時期にもよりますねー。
というか、そもそもガーデンブルグに四季はあるのかな。
>200 実はその展開も考えたんですが、ルパン三世かと自分ツッコミ
したくなるので止めました。
>201 たぶん、その展開だとバコタがキメラの翼で逃げることになったかと。
僕たちは職人に礼を言って、果樹園を後にした。
「ソロ、あれ!」
早足で城門に向かう途中、城壁のすこしへこんだ部分に隠すようにして、女官の服が捨て
てあるのをマーニャが見つけた。
「やはり盗賊は、ここを通って逃走したようだな」
ライアンが衣装を広げて調べる。しかし、ガーデンブルグの女官は――いや、この国に限
ったことではないが――みな、揃いの服を着ている。
それが、僕たちが会った女官のものかは、今となっては判別はつかなかった。
ひとまず服を元に戻し、僕たちはふたたび城門へと急いだ。
城門には、2人の女兵士が立っていた。昨日、僕たちを迎えた人たちとは違う女性だ。
「む、お前たちは盗人の疑いのある――」
兵士の1人が、僕たちを見るなり顔をしかめる。さすがに、兵士の間には僕たちの情報が
行き渡っているようだ。
「いったい何の用だ」
「半刻ほど前、ここを男が通らなかったか」
「半刻と言わず、今日は朝から出ていく人間がひっきりなしだ」
言ってるそばから、商人らしき男が兵士たちに軽く頭を下げ、城門をくぐって立ち去って
いった。
「いや、そうじゃなくて怪しい男が通ったはずなんだけど」
「怪しい男といえば、今私の目の前にいるが?」
兵士は嘲るように僕を見た。
「それ以外は皆、ちゃんとした身なりの者ばかりだった」
くっそー、毛虫でも見るかのような目をしやがって。こいつ僕たちのこと、泥棒だと疑っ
てかかってるな。
腹は立ったが、こんなところでケンカをしたら、評判を落とすばかりだ。ただでさえ今は
嫌疑をかけられている身、自重した方がいい。
「……言い方を変えるよ。半刻前に、少し急いでいる感じの男が、城門から出ていかなかっ
たか?」
「さあ、見てないな」
即答だよ。考える素振りも見せやしねえ。
1もう少し粘る
2もう1人に聞く
3兵士の聞くのは諦めて城内で聞き込み
4兵士の聞くのは諦めて城外に探しに出る
ぐっとこらえて、一応2。
1 でお願いします。もう1人の兵士もきっと似たようなものでしょう。
ここは最近絶好調のミネアタンが丁重に訊ねてみるというのはどうでしょう。
ここで2番はかえって印象が悪い気がする…
かといって、このまま引き下がるのは悔しいんで1お願いします。
覚醒しろ黒勇者〜〜
そういえば今アリーナいないんだよな、せっかく炎の爪が取れるかもしれないのに…
トルネコがいれば女官の服の鑑定もやってもらえてついでに匂いも追えたのに・・・トーマス連れてくれば
1
こういう手合いは意外と利用しやすかったりする。警備隊なら隠れ家になりそうな場所も知ってそうだ
お待たせいたしましたー!
参加ありがとうございますヽ(´∀`)ノ
基本的なルールは
>>3をご覧ください。
1番3票、2番1票で1番に決定いたしました!
>204 大人な勇者ですねw 今回は大人な選択が人気でしたねー。
>205 ミネアのがウケはいいですよね。女性の国だし。
>206 アリーナたちは今頃何してるんでしょうかねえw
>207 トーマス! そうか、犬を使えば楽ですね、この状況だと。
あまり丈夫とは言えない――ちゃんと自覚はしている――僕の堪忍袋の緒が切れかかって
いるのに気づいたのか、ミネアがすいと前に出た。
「その男は長髪を後ろで編んだ、武闘家風の格好をしていたそうなんですが、お心当たりは
ありませんか」
彼女が果樹園の職人から聞いた男の風体を告げると、今度は少し考えるそぶりをしたが、
やはり兵士は首を振った。
「いや、今日は武闘家風の男などは通ってはいない。長い間、我が国から出るに出られなく
なっていた商人や吟遊詩人ばかりだ。さあ、もういいだろう。職務の邪魔だ」
突き放した口調でそう言うと、兵士は僕たちを追い払うように手を振った。まるで犬か猫
にでもするみたいな仕種だ。
「おい……」
いい加減、腹に据えかねて何か言ってやろうとしたが、マーニャに止められた。
「ごめんなさいねー、お仕事の邪魔して。じゃ、最後にひとつだけ。今日旅立った人って、
ほとんどあの山あいの街道の方に行ったのかしら」
「まあそうだな。我が国から外に出るには、あそこを通るしかないからな……いや、待てよ」
兵士は言葉を途切らせて、何か探るような目になった。たぶん脳みそから記憶を引っ張り
出しているんだろう。
「そういや、1人、街道とは違う方向に歩いていったな。確か詩人だったが。マリー、覚え
ているか?」
マリーと呼ばれたもう1人の兵士は軽く頷いた。
「もう少し、ガーデンブルグを見て回りたいのだと言って、南に歩いていったわ。……そう
ね、ちょうど半刻ぐらい前だったかもしれない」
柔らかい口調で、考え考えマリーは話した。ちぇっ、こっちの方が物わかりよさそうだな。
こっちに声かければよかった。
「だが、あの詩人はもう長いこと――街道が塞がれるだいぶ前から、この城に滞在していた
男だ。人柄も十分にわかっている。少なくとも、突然現れた、どこの馬の骨とも判らないよ
うな輩よりは信用はおける」
兵士が当てこすりを言ったが、もう僕たちは相手にせずに、さっさと礼を言ってその場を
後にした。
「嫌味なヤツねー。やっぱ女はもっとかわいげがなくっちゃ。だいたい、城門の兵士っての
は国の顔なんだから、もっとソフトな対応が求められるんじゃないの? 国の印象に関わる
んだからさ。いくら鎖国気味といっても、ありゃひどすぎるわよ」
言葉の届かない距離になってから、マーニャが憤慨する。よほど我慢していたんだろう、
その文句はひとしきり続いたが、吐き出すだけ吐き出すとピタッと止まった。
「で、どうしようか。あたしは、さっきの話にあった詩人とやらが怪しいと思うんだけど」
この切り替えの早さがマーニャのいいところだ。ミネアも姉の言葉に続く。
「そうですわね。ずっとガーデンブルグに閉じこめられてて、ようやく道が通じたのに、今
さら国内を見て回るなんて変な気がします。それまでにも時間はたっぷりあったでしょうに」
「追って見る価値はあるよな。女盗賊の話だと、ガーデンブルグにアジトがありそうな口調
だったし。――まあ、盗賊がバコタだったとしての話だが」
「変装の名手であることを考え合わせると、その可能性は高くなったと思う」
ライアンが重々しく頷く。
「ただ、もしバコタであるのならば、バトランドに向かったアリーナ姫たちの報告を待つ方
が結果的には近道やもしれない。一口に南を探索といっても広いからな」
うーむ、ライアンの言うことももっともだな。
1すぐに南を探索
2アリーナたちを待つ
2で。ここはもう合流しちゃって良いんじゃないかと。
待ってる間にソロタン魔物相手にストレス解消!?
SS保管の千一夜サイト、更新しました。前スレも倉庫に入りました。
http://www3.to/ffdqss(ブックマークはこのページにお願いします)
ゲームマスターたちの作品がいくつも新たに保管されましたので、それも
お知らせ。ナナシクラゲさんのシンシアSSは涙モノです。とびねずみさんの
ミネアSSも泣けるかも。
DQ4だけでなく、沢山の作品が読めますので、まだご覧になった事の
ない方も是非おいでください。 あ、でも21禁の板からも集めている都合上、
21禁サイトなんですけどw
ついでに選択もしていこうと思ったのに忘れていたw
2で。2にすると、アリーナグループに視点が変わるのかな?
ナナシクラゲさん、がんがってくださいー。
そろそろ合流したいですが、もう1人はわりといい人っぽいので、この際もっと聞いてしまおう。
3 南の方に隠れ家になりそうな地形がないかマリーさんに聞く
2 でお願いします。
アリーナ一行がどうなったのか気になります。
私がテキトーに分けてしまったもので。
親切な女性兵士(´Д`;)ハァハァ
お待たせいたしました。
参加ありがとうございますヽ(´∀`)ノ
基本的なルールは
>>3をご覧ください。
2番3票、3番「南の方に隠れ家になりそうな地形がないか
マリーさんに聞く」1票で、2番に決定いたしました!
>210 ストレス解消に夢中になって待ち合わせ忘れたりしてw
>211-212 お疲れさまです。前スレと拙作の倉庫収納ありがとう
ございます。千一夜サイトをご覧になって参加された方も
いらっしゃったりして、感謝感激です。
>213 マリーさんは温厚そうに見えて実は……(何も考えてません)
>214 やっぱり門番は親切でないと(;´Д`)ハァハァ
僕たちは、情報収集をしながら――といっても、今まで聞いた以上のものは得られなかっ
たが――アリーナたちを待った。
ほどなくして、アリーナたちがルーラで帰ってきた。
待ち合わせの夕刻よりもずいぶんと早い。と、いうことは、いい情報が期待できそうだ。
「わかったわよ!」
案の定、アリーナが誇らしげな表情で報告してくる。
「バコタたちはこの国の南の洞窟にアジトを持っているらしいわ。あの女盗賊は、そこで獲
物を手に入れたバコタと落ちあう手はずだったんですって」
僕は思わず口笛を吹いた。期待以上の成果だ。
「すごいじゃないか」
「他にも、バコタの立ち回りそうな場所は全部聞いてきたわ」
えっへんとアリーナが胸を張る。
「よくやったわ!」
「お疲れさま」
マーニャがアリーナの頭をポンと叩き、ミネアが労をねぎらう。
「ただ、気になることがひとつ……」
微笑ましい女性陣の様子に、一瞬、笑みを浮かべ、しかしすぐにクリフトは真面目な顔で
僕に向き直った。
「どうやら、彼らが狙っていたのはブロンズの十字架じゃなかったようです。なんでも地下
室に眠る宝だったとか」
「天空の盾のことか?」
「そこまではわかりませんでした。というより、盗賊たちもただ宝があるとだけ聞いていて、
それが何だったのかは、把握してなかったようです」
ふーん。それならなんで、ブロンズの十字架を盗むことになったんだろう。
1詳しく話を聞く(できれば、誰から聞きたいかもお願いします)
2さっさと南へ
1→出番がないブライに話を聞く
2でいいでしょ。
聞いてもどうせ「忍び込んだ証拠」とか
「都合良く入ってきたソロ達に罪をなすりつけた」とかで落ち着きそう。
真相は「惚れちゃったからつい・・・」
1 でお願いします。たまにはクリフトが喋るというのはどうでしょう。
最近「ゲームでもこういう複雑なイベントがあればいいのに」と思います。
2 ですね。
時間がかかればかかるほど、なんかヤバげ。
2でお願いします。
1はなんとなく炎の爪関連っぽいが、どーせ今見つけても、持ってくわけにはいかんだろーし。
お待たせいたしました。
参加ありがとうございますヽ(´∀`)ノ
基本的なルールは
>>3をご覧ください。
1番2票、2番3票で、2番に決定いたしました!
>217 すみません、ブライに口を挟ませるタイミングがなくて(;´Д`)
>218 十字架事件に関しては、女盗賊は詳しい経緯はわかってないですから、
たぶん全然役に立たないかと。わかるとしたら、バコタがガーデンブ
ルグに潜入した元々の狙いですね。
>219 ゲームはあまり複雑にしすぎるとよくないらしいです。ゲームブック
だと読み返すことができるので、いくらでも複雑にできるんですが。
>220 うーふーふーふーふーw>時間がかかればかかるほど
>221 ピンポーン! その辺の情報が入る予定でした。
ちょっと気になったが、詳しい話は後にすることにして、僕たちは南へと急いだ。
太陽が中天よりも地面に近くなった頃、ようやく南の山脈の麓にたどり着く。街道はちょ
っと前に途切れていて、山肌にへばりつくようにして作られたごく狭い林道を昇ってきたの
だが、それもそろそろ先行きが怪しくなってきている。
「これ以上は馬車だとちょっと辛いわねえ」
マーニャがパトリシアの鼻面を撫でながらため息をつく。
「アリーナ、バコタのアジトはまだ先なのか」
僕はアリーナを振り返った。しかし、アリーナより早く、ブライが答える。
「いや、そろそろですじゃろう。女盗賊は街道からさほど距離はないと言っておったからの」
空を見上げ、太陽の位置から方角を割り出したのだろう、ブライは獣道を外れ、林の中に
入っていった。
すぐに「ソロ殿、こちらへ」という、押し殺した鋭い声が聞こえてくる。
鬱蒼ともつれ合う下生えをかき分けて、僕はブライと並んだ。
「あそこ……見えますかの、上手くカムフラージュされておるが」
僕は頷いた。少し上に見える急勾配の下方、崖崩れでもあったかのように大きな岩が幾つ
も重なって転がっている。だが、その左の方にちょうど人1人が入れるぐらいの隙間が見え
るのだ。
本当ならば、勾配から垂れ下がっている植物の蔓がそこを隠しているんだろうが、今はそ
れが隙間に入りこんでしまっている。
風のイタズラか、それとも前に入ったヤツが戻し忘れたのか……。
何にしろ、こっちにとってはラッキーだ。
僕とブライは仲間たちのところに戻って、素早く計画を立てた。
馬車が心配だし、もしもバコダが逃げたときのことを考え、3人を外に残すことにした。
つまり、アジトに潜入するのは4人。さて、誰を選ぼうか?
1ソロ 2ライアン 3アリーナ 4クリフト
5ブライ 6マーニャ 7ミネア
ドキドキする選択でつね。
バコタは武闘家で、確かバイキルトやヒャダルコを使うと思うので…
1ソロ、3アリーナ、4クリフト、6マーニャ でお願いします。
「武闘家」にはアリーナ、バイキルトにはスクルト、ヒャド系にはマーニャが対抗。
ってのはどうでしょ。留守がちと不安ですが…
1ソロ3アリーナの2人旅(;´Д`)ハァハァ
>>226 命懸けですな
もしバコタが外に逃げ出した時のために、すばやいアリーナを置いておきたい。
てことで、1ソロ、2ライアン、4クリフト、6マーニャでおながいします。
>>226にもう一票!!!
アリーナと2人旅・・・
_, ,_ ハァハァ
(; ´Д`)
/ヽ_ァ/ヽ_ァ
) )
お待たせいたしました。参加ありがとうございますヽ(´∀`)ノ
基本的なルールは
>>3をご覧ください。
1番5票、2番1票、3番5票、4番3票、6番3票で、
ソロ、アリーナ、クリフト、マーニャに決定いたしました!
>224 王道ですね。あと、バコタにはマホトーンも効くですよ。
>225 頭の・・・がチョト気になりますw
>226 (;´Д`)ハァハァのためなら命もかけると。
>227 ふふふふふふふふw
>228 ハアハアが手になっている! AAってすごい。
攻撃と防御、両方の面を考えてアリーナ、クリフト、マーニャを選んだ。もちろん僕も行
く。我ながらナイスチョイスだと思う。
「お気をつけて」
ミネアたちに見送られながら、僕たちは岩の横の隙間から、中に潜りこんだ。
案の定、中は深い洞窟になっている。
カンテラをかざすと、ちょっとぬかるんだ地面にいくつのも足跡。
「……バコタのものかな」
「人間の足跡はバコダ、ないしは一味のものでしょう。ですが魔物のものもあるようです」
クリフトが跪いて地面を調べる。
「蹄が何種類かと、鳥のものと思われる爪跡、その他にも大型獣と思われる深い足跡が、こ
れも数種類」
「結構いるな。バコタは魔物と組んでるのか?」
「そうとも限らないでしょう。もともと魔物の住んでいる洞窟をアジトにしたのかもしれま
せん。腕に覚えがあれば、不可能ではありませんよ」
「どっちにしろ、バコタたちを捕まえるには、魔物とも戦わなくっちゃだめってわけね」
マーニャが肩を竦め、アリーナが瞳を輝かせる。
「楽しみだわ!」
魔物がけっこういるとなると、作戦も慎重に立てないといけないな。どうしようか。
1ガンガン行こうぜ 2戦闘はなるべく避けてこっそり移動
1だ!
奥にアピールしつつ前進。
只、魔法は控えめで。
2 でお願いします。
SSでは雑魚にも結構苦戦することが多いし、
いずれにしろ無駄に消耗するのはどうかと。
戦ってもレベル上がらないし。コソーリ行きませう。
アリーナの胸をs(ry
…ごめんなさい、2でお願いします。
コソーリ 大好き 2
2 ですね。争いごとは避け、コソーリとアリーナタンのむn(ドスッ マーニャタンの谷間に(バキッ
お待たせいたしました。
参加ありがとうございますヽ(´∀`)ノ
基本的なルールは
>>3をご覧ください。
1番1票、2番4票で2番に決定いたしました!
最悪の事態は回避されてしまいましたね……チェ
>230 実は1だと、奥の部屋に閉じこめられることになってたり。
>231 禿しく正論です>戦ってもレベル上がらないし。
>232 sを見て、真っ先に浮かんだのが「擦る」でした。なんでだろう。
>233 コソーリとかヒソヒソとかコソコソとか大好きです。
>234 争いごとを避け、諍いに首を突っ込む、と。
僕たちは極力音を立てないよう、気配を殺して洞窟内を歩いた。バコタは手強い敵だって
話だ、魔物と戦って消耗するのはできるだけ抑えたい。洞窟ではあまり効果がないと知って
はいたが、一応トヘロスもかけてみる。
そのかいあって……というわけではないだろうが、僕たちはほとんど敵に会うこともなく、
会っても気づかれずにやり過ごすことができた。
アップダウンの激しい道をゆっくりと進み、地下1階から2階へと探索を進める。
なかなか順調だ……と思った途端、僕は角を曲がってきた人物と出会い頭にぶつかった。
「わっ」
「うおっ!?」
不意をつかれて互いに尻餅をついてしまう。こっちも驚いたが、向こうもかなりビックリ
したことだろう。
「すみません、大丈夫ですか」
ぶつかった弾みで消えたカンテラを探しつつ、僕は相手が倒れているとおぼしき空間に向
かって声を掛けた。
「こちらこそ……っ」
セリフの途中で相手の気配が変わった。僕もようやく気がついた。
ここは街や城の中じゃない。盗賊のアジトの中だ。その中で、魔物以外の人間がいたとい
うことは……。
「マーニャ、灯り!」
言うが早いか、僕は男がいると思われる場所に向かってタックルした。すでにそこに人間
の身体はなかったが、荷物らしき物体に触れたので、無我夢中でしがみつく。
マーニャが呪文を唱える声が聞こえて、メラの火が周囲を照らし出した。
目の前にいたのは、詩人風の男だった。
「バコタか!?」
僕の叫びにバコタは答えなかった。ただ不敵に笑うと、いきなり荷物から手を放した。引
っ張り合っていた力の均衡が崩れ、勢い余って僕はたたらを踏む。
「よくぞここまでたどり着きましたね。てっきりガーデンブルグの地下牢につながれたと思
っていたのに」
ガーデンブルグのことを知っているということは、やっぱりコイツが犯人か!
1問いつめる
2戦う
あぶなかったのか・・・
今度こそ1
2
怪しいことこの上無し!問い詰めるのは倒した後でいい。
問答無用で戦いじゃ〜!!
2 でお願いします。今こそ「ガンガン逝こうぜ」で。
世間では今頃ケコーン相手がどうとか、仲間モンスターがどうとか、
あれこれ騒いでるんでしょうな。
すみません!
ちょっとオフがどうにも忙しくなってしまって、今月いっぱいか
来週いっぱいぐらいまでお休みさせてください。
とりあえず、今回の選択は戦いで決定にします。
次の選択肢を置いていきますので選んでおいてくださいませ。
1スクルトをかけて慎重に
2肉弾戦でガンガンと
3様子見で相手からの攻撃を待つ
あやまるこたーない。
まったりと2。
やはり年度末は皆さん忙しいんですね。
2 でお願いします。
逃げる暇すら与えずにグルグル巻きに縛り上げ、奴が貯め込んだ
金銀財宝、大判小判も根こそぎいただいちゃいましょう。
…って、どっちか盗賊なんだか。
4。様子を見てコソーリ慎重に近寄って、肉弾戦でガンガン揉む(アリーナタンの胸を)。
ァハァハァ(´Д`;)
ァハゥ!Σ(゚д`;)
↑
何かもういい加減にして欲しい感が漂ってきた。
じぶんは2で。
ここらへんでクリフトの出番を…1
1で問い詰めー
すれ違いだけど某結婚ゲーでペットの名前をソロにしました
定石どおりに1
もうすぐガーデンブルクも終わりですね。異様に長かったですな(しみじみと語ってみる)
じゃ、1で。
1でおねげーします
>>246 わたすもソロにしますた
1がいいかな。
スレ濫立状態なので、保守した方がいいですかね。
DQ4キャラ萌えスレッドも落ちちゃったし。
変なくそすれ乱立中。あわてて保守!
他のスレも気をつけるべし
保守続行!これは何だ????
保守ついでに1でお願いします。
255 :
名前が無い@ただの名無しのようだ:04/04/02 01:04 ID:PwkXW1j5
上げるなら今のうち・・・。
保守
まきん保守
ほ
ぼ
ま
り
み
て
よ
ろ
ほぼまりもんば じゃないと続きがわからん……
とりあえず、ごきげんよう。と言ってみます。
夢の宮のが好きなんですが。
と、わけのわからない独り言は置いておいて。
大変お待たせいたしまして、申し訳ありませんでした。
保守して下さった方、待っててくださった方、ありがとうごどいました。
これから書いてまいりますので、しばしお待ちを。
参加ありがとうございますヽ(´∀`)ノ
基本的なルールは
>>3をご覧ください。
>236の選択は1番1票、2番2票で2番に、>240の選択は
1番6票、2番3票、4番「様子を見てコソーリ慎重に近寄って、
肉弾戦でガンガン揉む(アリーナタンの胸を)」1票で、1番に
決定いたしました!
>327 実はより危なかったのは、外に残してきたメンバーだったり。
>238 とりあえず捕まえるのが先決ですね。
>239 買ってあるのにまだ封を開けられません_| ̄|○ ハヤクヤリタイヨ…
>241 ありがとうございます。・゚・(ノД`)・゚・。
>242 年度末もエイプリールフールもぷっちぎりでした。
悪党ですなw>金銀財宝
>243 バコダそっちのけで仲間からタコ殴りw それでも揉むのが漢!
>244 諸行無常の響きアリ。
>245 クリフトー、出番ですよー!
>246 ペットというと元ゲレゲレ君かな。もしかして今回は自由に
名前が付けられたりするのでしょうか。楽しみだー。
>247 バコタ戦の基本ですね。
>248 長かったですねー。半年以上。いや、私が毎日していれば
半分なんですけども。そろそろ次のマスター募集時期ですね。
>249 もしゲレゲレなら、4勇者と5主人公が一緒に戦っている
みたいでいいですねー。ああやりたい。
>250 今回は1大人気ですね。
>251 レス読んで慌てて確認しました。落ちてる━━━(;゚Д゚)━━━!!!
チョットこられなかった間に……恐るべし5祭り。保守サンクスです。
>252-253 保守ありがとうございます。もしかして嵐とか来たのでしょうか。
30分足らずで300以上スレ乱立したときを思い出します(((((( ;゚Д゚)))))ガクガクブルブル
>254 1ですねー。ありがトンです。
>255-264 保守ありがとうございますー。
「クリフト!」
僕が声をかけるのとほぼ同時に、僕たちを風の精霊の防護膜が包みこんだ。不可視の盾で
身を守るスクルトの呪文だ。
さすがクリフト、気が利いている。
バコダも呪文に気づいたのか、冷笑を浮かべる。
「たった1人を相手にずいぶんと慎重なことですね。――それとも臆病なだけですか?」
だが、僕は挑発には乗らなかった。
「あんたの武勇伝は聞いてるからな」
バコダの身の動き、目の配り、どれをとっても只者でないのは明らかだった。今だってヤ
ツは、僕らの様子を窺いつつ、ジリジリと動いて間合いを計っている。
狭い洞窟の中の戦いだ。数の有利は影響しない。それどころか、相手の速さがこちらより
上だったら、逆にやられかねない。
……そして、恐らくヤツはかなり素早い。こっちもそれほど鈍いとは思っちゃいないが、
たぶんスピードだけなら負ける。アリーナでかろうじて相手になるかってところだろう。
魔物と違って人間の能力は読みやすい。同じ種族だからな。魔物みたいに体のつくりが根
本的に異なる生物は、こっちの常識が通用しないんだよなあ。
閑話休題。
僕は剣を抜き放ち、バコタに向かって正眼に構えた。隣ではアリーナが猫足立ちの構えで
隙をうかがっている。
狭い洞窟で、2人同時にかかっていくのは得策じゃない。
まずは僕が――なんて考えていたその時、僕は周囲の温度が急速に冷えていくのを感じた。
しまった、こいつ、呪文も使えるのか!?
スクルトが防ぐのは物理的攻撃に対してだけだ。魔法には効かない。あわてて盾をかざし
つつ、僕は間に合わないのを悟っていた。
「ヒャダルコ!」
冷気が圧縮され、槍となって僕たちに降り注ぐ。だが。
その前に、僕たちの前に炎の壁が吹き上がった。マーニャのベギラマだ。
冷気の槍は炎の壁を突き抜けることができずに霧消する。
「マーニャ、サンキュ!」
僕は炎の壁が収まるのを待たずに、ヤツに向かって斬りかかっていった。
1袈裟懸けで斬る
2剣で突く
マスターが帰ってキタ━━━━━(゚∀゚)━━━━━!!!
2 でお願いします。狭い場所のようなので…。
4月1日の午後5時半頃に、「鬱鬱鬱鬱鬱鬱鬱鬱鬱鬱鬱鬱鬱鬱鬱鬱」という名前のスレを
乱立させる荒らしがあったんですよ。ここと、「ニュース速報」版と、ネトゲ版のいくつかが
荒らされたようです。私はそういうのリアルタイムで見るの初めてだったんでビクーリしましたが。
すぐにキレイサパーリ削除されて、今では「鬱対策本部」スレが名残を留めるのみです。
1かな。
2で〜
キラーパンサーの名前はSFC版にいくつか加わっています。その中に「ソロ」っていうのもありました。
ボロンゴ、プックル、アンドレ、チロル、リンクス、ゲレゲレ、モモ、ビビンバ、ギコギコ、ソロ
だったかな?
お待たせいたしました。前回、バコタの名前がときどき間違っていて
すみません。実はFC版の時はバコダだと思いこんでました。
PS版で初めて間違い気づいたという……(;´Д`)マヌケ
参加ありがとうございますヽ(´∀`)ノ
基本的なルールは
>>3をご覧ください。
1番1票、2番2票で2番に決定いたしました!
>269 当たりでございます>狭い場所なので突き ヤパーリ乱立荒らし
でしたか。大規模なものじゃなかったようで、よかったです。
>270 1だと勇者が天井に剣を突き刺す結果でしたw
>271 なるほど、選択の幅が広がったわけですね。ちょっと残念かも。
「ヤッ!」
僕は右足で大きく踏みこむと剣を前に突きだした。バコタは後ろに下がって避ける。
そこに素早く踏みこんでもうひと突き。剣の師匠から教わった2段突きだ。
我ながら疾風のごとき動きだったと思うんだが、頬をちょっと掠めた程度で、バコタはコ
レも避けやがった。
間髪入れずバコタの反撃。
「ちぃ!」
こっちにスクルトがかかってるもんだから、目を狙ってきた。
僕は伸びてきた腕に盾を叩きつけるようにして体を回転させる。一瞬後、僕とバコタは位
置を入れかえていた。
つまり、僕と仲間たちとでバコダを挟んだ格好だ。
これで逃げられる心配はなくなったぞ。
アリーナがバコタに飛びかかる。しかし、拳はブロックされ、その身体に冷気が叩きつけ
られる。すかさずクリフトがベホイミ。
「どいて、アリーナ!」
呪文を編み上げたマーニャが頭上の火球をバコタに叩きつける。といっても、その威力は
通常のメラミよりも少し弱いように見える。
腕の一振りで、バコタが炎を薙払う。同時にヤツはマーニャに肉薄してる。間にクリフト
が滑りこんで、ヤツの拳を止める。
僕が後ろからバコタに斬りかかる。刹那、盗賊の身体が沈んで剣は虚しく空を切る。
ちくしょう、強い。
なのに、こっちは手加減しなきゃならないときてるから負が悪い。
何しろ濡れ衣晴らす大事な生き証人――というか、犯人――だからな。殺すわけにはいか
ない。アリーナやクリフト、マーニャの動きが鈍いのも、その辺を意識してるせいだろう。
そろそろスクルトの効果も切れるよな。どうするか。
1スクルトを再度かけて持久戦
2一か八かで一斉攻撃
今度こそ1
ここは慎重に1で。
2
2 でお願いします。
相手はかなり強いようなので、気を抜くと逃げられたり犠牲者が出ます、きっと。
考える暇すら与えずに全力で叩きのめしましょう!十字架?そんなの後で探せばおK!
2だ。
棺桶にいれて連れ帰れればよし!
お待たせいたしました。
参加ありがとうございますヽ(´∀`)ノ
基本的なルールは
>>3をご覧ください。
1番2票、2番3票で2番に決定いたしました!
>274 今度も2番になってしまいましたね。残念。
>275 4対1なので、持久戦の方が有利は有利ですね。
>276 はーい、2で。
>277 うむ、漢らしいw
>278 死人に口なし(違
スクルトが完全に切れる前にカタを付けてやる!
「全力で行くぞ!」
僕は剣を握り直して、バコタに斬りかかっていった。
といっても、狭い洞窟じゃどうしても手数が限られる。手数が限られれば相手は予想が立
てやすく、当然避けられる率も高くなる。今回も、ヤツは僕の突きをかわした。
だが、それはこちらも承知の上だ。
「イオラ!」
バコタの瞳が驚きに見開かれる。僕が呪文を使うとは思っていなかったのだろう。
それでも直撃を避けたのはさすがと言うべきか。
しかし、わずかに生まれた隙を見逃さずにアリーナが飛びこんでいく。
クリーンヒット。初めて、ヤツはまともにこっちの攻撃を受けた。
ぐらりと盗賊の身体が傾げる。すかさず畳みかけようとしたアリーナが飛び退った。
アリーナの腕から血がしたたり落ちている。
いつの間にかバコタの手の中に短剣より小さな武器が出現していた。……そう、クナイと
かいう武器に似ている。
「暗器か……盗賊らしい武器ね」
動揺も見せずにアリーナが笑う。暗器というのは隠し武器のことだ。
アリーナに回復呪文をかける間を与えず盗賊が動こうとする、その機先を制して足元から
火炎が立ち上る。マーニャのベギラマだ。
間髪入れず僕もイオラを放つ。
今度こそ避けられないタイミングだった。バコタも今回は避けようとしなかった。避けず
に僕に向かって突っ込んできた!
ヤツのクナイを僕は剣でかろうじて受け止める。
肉の焦げる臭いが鼻につくが、バコタは気にした様子もない。なんてヤツだ。
力と力の押し合いが続くなか、僕は周囲に冷気が集まりつつあるのに気がついた。しまっ
た、ヒャダルコか!?
「マホトーン!」
しかしその前に、クリフトがバコタの呪文を封じこめた。
ちいと舌打ちして、ヤツは僕から離れた。追いすがろうとした僕の眼前に暗器が飛ばされ、
紙一重でのけぞってかわす。゛
そのまま逃げようとしたバコタの前に、マーニャが立ちはだかる。
だが、まだ次の呪文は完成しきっていない。彼女は完全に無防備だ。ニヤリとバコダは笑
って突進するスピードを緩めもしない。手の中には次暗器が現れている。
しかしマーニャは落ち着き払っていた。
近づいたバコダが暗器を飛ばそうと構えた瞬間、炎が彼を包む!
「ぎゃああああ!」
呪文ではない。一瞬何が起こったのか判らなかったが、マーニャの手の中にあるものを見
て納得した。マグマの杖だ。そういや、クリフトからマーニャに渡して、そのままだったな。
地面をゴロゴロと転がり、何とか火を消したバコタがよろよろと立ち上がる。
それでも闘志を失っていなかったのには感心したが、悪あがきってもんだ。アリーナの蹴
りを何発か食らい、トドメに僕の剣の一撃(もちろん急所は外したが)でバコタは床に沈んだ。
1十字架を探す
2バコタを連れて帰る
死んでしまうと復活できないので、一応半殺しでw
でも、考えてみれば魔物にもザオラル(ザオリク)効くんだよなあ。
PS版では死んで復活できるのは導かれし者だけだと言われてましたが……。
まずは1で良いでしょう。
1でお願いします。
やっぱり物的証拠がないと。
あと当然バコタは、縛って拘束しておきます。
縄抜け出来ないようにガッチリと。
上の方に禿導。
1 でお願いします。
2だね。つーか、監視の女戦士が来ないなんてあんまりです。
お待たせいたしました。
参加ありがとうございますヽ(´∀`)ノ
基本的なルールは
>>3をご覧ください。
1番3票、2番1票で1番に決定いたしました!
>282 常道ですな。
>283 >縄抜け出来ないようにガッチリと。……チェ、バレタカ
>284 慎重派が多いですねー。
>285 いやいや、これから来まする。
さあて、十字架はどこかな。
僕はバコダが気を失っている隙に念入りに身体検査をした。
そしてら、出るわ出るわ短剣やらクナイやら針やら暗器がぞろぞろと。ついでにキメラの
翼も何本か出てきた。この期に及んで逃げられたらたまらないので、当然没収する。
その上で、僕たちは身動きできないようバコタをぐるぐるに巻きあげた。
十字架はバコタの荷物の方から出てきた。
それから宝石のついた首飾りや額飾り、指輪などがいくつか。
「うっわー、大きな宝石。それに見てよ、この細工」
指輪をすかし見て、マーニャがため息をつく。
「これもガーデンブルグのものかしら」
アリーナは無造作に額飾りを掴む。相当な値打ちものだと思うんだが、頓着する様子がな
い。こういう態度を見ると、やっぱりこいつは姫なんだなと感じる。普段の言動は、そんな
こと全然うかがわせないけどな。
「そうとは限らないのでは。これだけの宝石が盗まれていれば、もっと大騒ぎになっていた
でしょう。別の場所で盗んだものをここのアジトに隠していたのかもしれません」
「まあ、そうだろうな」
僕はクリフトに頷いた。
「……ということは、もしかして、この宝石は私たちがもらっちゃっていいのかしら?」
いや、それはどうかと。
瞳を輝かせたマーニャだったが、僕たちの無言の否定にあって、しぶしぶ宝石を荷物に戻
した。
「んじゃ、十字架も見つけたことだし帰ろうか」
リレミトを唱えようとした僕を、アリーナが止めた。
「アジトは探索しなくていいの?」
「そうよね。もっとお宝が残ってるかもしれないわよ」
「でも、そのお宝は私たちの手に入るものではありませんが……」
「いいのよ、それでも! 見るだけでも目の保養よ」
控えめに反対するクリフトの背中をマーニャがバシンと叩く。
うーん、どうしようか。正直、バコタとの戦いで体力を使ったし、これ以上無理はしたく
ないんだが。
1帰る
2アジトを探索する
1 で。必要なら後からでも来られる。 コウイウトキハサッサトカエレ!(・∀・)
或いは、アリーナタンと二人だけ残って・・・ ハァハァ(´д`;)
1 でお願いします。
とりあえず必要な「バコタ」「十字架」が揃ったので、サッサと帰りましょう。
欲を出して無理をすると、何か良くないことが起こりそうな予感が…
身体のあちこちから七つ道具が出て来るのって、「ルパン」みたいですねw
1。女戦士来る??
1ですな。
ここにあるのをトルネコに鑑定させるために。
お待たせいたしました。
参加ありがとうございますヽ(´∀`)ノ
基本的なルールは
>>3をご覧ください。
1番4票、満場一致で1番に決定いたしました!
>288 アリーナと残ったら、魔物との戦闘に明け暮れるハメになるかとw
>289 欲出すとロクなことないですからねー。
>290 来ます。
>291 こちらの洞窟に来るかどうかは、次のマスター次第ですね。
「やっぱり帰ろう。必要があったらまた来ればいいさ」
「そうですね、とにかく今は濡れ衣を晴らさないと」
すかさずクリフトが賛成する。
「濡れ衣ねえ……もう晴れているような気がするけど」
盗賊の暗器をもてあそんでいたアリーナが、いきなり手首を閃かせた。
その手から飛んだクナイが、鈍い音を立てて岩壁に突き刺さる。……と、そこから苦笑を
含んだ声が聞こえてきた。
「気がついてましたか。さすがですね」
岩壁の向こうから姿を現したのは、ガーデンブルグの女兵士だった。確かアイリーンとか
言っただろうか。
「気配を隠してなかったしね」
僕は肩を竦めた。
「女王陛下のご命令で、あなた方の動向を見極めさせていただいていました」
アイリーンは悪びれずに僕たちに生真面目な顔を向けた。
「しかし、我が陛下も真実はすでに察しておられたようです。もし、困っているようならば
力になってあげなさいとのお言葉をいただいております。もっとも私の助けなど、あなた方
には必要ありませんでしたけれどね」
ガチガチに縛られて転がされたバコタを見下ろし、アイリーンは微笑を浮かべた。
「この者は私が一足先にお城に連れて帰ります。ソロ殿も早くお戻りください。それでは!」
アイリーンは軽々とバコタを担ぎ上げると、リレミトで洞窟を脱出していった。
僕たちも、すぐに続いてリレミトを唱える。
「おお! 無事だったか」
「見事、バコタを捕まえたようじゃな。アイリーン殿にうかがったぞい」
「お疲れさまでした。怪我はありませんか」
洞窟の入り口に転移した僕たちを、仲間たちが迎えてくれる。しかし……何だろう。僕は
微妙な違和感を覚えた。別に彼らの口調にも表情にも、異変を訴えるようなものはなかった
し、周囲からおかしな気配も感じられなかったが。
「どうした?」
「いや、何でもない」
僕の戸惑いを察したのか、簡潔に訊ねてくるライアンに首を振る。説明のしようがないし
……単なる気のせいだろう、多分。
アイリーンは、バコタを連れてルーラで城へと飛んだという。
「これでトルネコさんも返してもらえますね」
ミネアがホッとしたように笑う。僕も笑顔を返した。
「そうだな」
そうか。トルネコがいなかったんだ。だからか。
さっきの違和感の正体がようやくわかった。いつもいるはずの顔がひとつ足りない。それ
で居心地が悪かったんだ。
僕の笑いが、照れの混じったものになる。それをごまかすように、僕は声を上げた。
「それじゃ、僕たちも城へ急ごう!」
夕暮れ近くなった赤い空を、僕たちルーラでガーデンブルグの城に飛んだ。
1トルネコに会いに行く 2女王に会いに行く
アイリーンがバコタの仲間だったとかいう展開にしようかと
迷いましたがやはりゲーム遵守でいきます。
トルネコの家庭崩壊はどうしましょうか……w
あと選択が2つか3つでガーデンブルグ編は終了ですー。
次のマスター大募集!
1
ルーラもリレミトも使える女戦士、ぜひ仲間に欲しいでつね。トルネコをおいてでもw
次はロザリーヒル〜デスパレス編てとこでしょうか。ここでまた買い物や宝探し、移民もありでつね
できるなら、まだまだクラゲさんの作品を拝読し勉強させていただきたいところでつが・・・
2 でお願いします。
アイリーンタソ…凛々しくて強そうで、3人いる仲間の女性キャラとは違う魅力を持つ
素敵なキャラのようですが…名前が5文字ってことは、やっぱ無理ぽ でしょうか。
ロザリーヒル〜デスパレス というと、かなりの分量ですね。
1でお願いします
家庭崩壊覚えてくれてたー
2
>294
ばっかやろう。次の1セプターは天空の鎧ゲットで終了に決まってるじゃないか!
2で。
天空シリーズはひとつずつ人が変わると決まったわけでもないと
思うのでつが。
1で
お待たせいたしました。
参加ありがとうございますヽ(´∀`)ノ
基本的なルールは
>>3をご覧ください。
1番3票、2番3票、先着順で1番に決定いたしました!
>294 きっと魔法使いから戦士に転職した人なんですよ(それは3)
>295 アイリーン意外に人気?w 武人タイプの女性キャラは4には
いないですね。女ライアンになるからかな。
>296 家庭崩壊どうしましょうか、ホントにw
>297 はーい、2で。
>298 その辺はマスターさんにお任せですねー。何だったら、一気に
ラストまででもいいかとw
>299 ◆kYB5EDmqcoさんですから、ネタのような気がしますw
それでは、これから書いてきます。少しお待ちを。
わーお、リアルタイム初遭遇。
ガンガレ、クラゲさん!
参加ありがとうございますー。
基本的なルールは
>>3をご覧ください。
城についた僕たちは、真っ先にトルネコに会いに行った。
だが、彼に会うことはできなかった。女兵士が牢屋に続く入り口の前で頑張っていて、僕
たちを通してくれなかったのだ。
「だから! 十字架を盗んだ真犯人は捕まえたんだってば!」
「お言葉を疑っているわけではありませんが、陛下のご下命なくばトルネコ殿を解放するこ
とはできないのです。……一刻も早くお会いになりたいお気持ちはわかりますが、どうか先
に謁見の間へ。陛下もお待ちになっておられることと思います」
兵士は居ずまいを正し、僕をまっすぐに見つめた。
「我々もトルネコ殿を罪人としては扱っておりません。解放するその時まで、お辛い目に遭
わせたりはしないとお約束します」
「……ソロ殿。仕方ない、先にガーデンブルグ女王に謁見しよう」
ライアンが僕の肩を叩いた。
「そうじゃの。融通がきかんことはなはだしいが、宮仕えというのはそういうものじゃ」
「ご理解、感謝いたします」
ブライの毒舌に微かに苦笑しつつ、女兵士は軽く頭を下げた。
ちぇー、しょうがないか。
後ろ髪を引かれつつ、僕たちは牢屋を後にした。
謁見の間には、女王と宰相、アイリーン、そして十字架を取り戻したシスターが揃って僕
たちを待っていた。
僕たちを見たシスターは、何か言いたそうに口を動かしたが、御前をはばかってか言葉に
はせずに、ただ深々と頭を下げた。
表情には悔恨があらわで、態度からも恥じ入っているのがありありと判った。
僕たちは、今までとは比べものにならないほど女王の側近くに呼ばれた。
間近で見る女王の顔は、思っていたより若く見えた。30歳ぐらいかと思っていたんだが、
20代前半か、下手すりゃ10代かも……。
「先ほど戻った兵士から話しはすべて聞きました! 本当に犯人を見つけましたね」
氷のようだった女王の面に初めて微笑が浮かぶ。それだけで彼女の印象はガラリと変わっ
てしまった。冷たく権高な美女から聡明な為政者へ。
「実は、そなたたちが来る前にバトランドの王から親書が届いておりました。勇者が天空の
盾を求めているので、渡してやってほしいと。……ですが、わたくしは勇者など信じており
ません。ですから、十字架の事件があったのを幸い、そなたたちを試したのです」
女王の視線が僕に向けられた。その表情は微笑を含んだままだったが、緑の瞳は僕を射抜
くかのようだった。
1怒る
2笑う
>301 ありがdです。人がいらしてると思わず、のんびりと
書いてしまいましたよ。すみません。
3泣く
4:いやみとか皮肉とか、ちょっと毒づいてみる。
5
憂いを含んだ瞳で見つめ返す。
6.惚れる……嘘です。
2でお願いします。
ネタ反対(w
2ですね。
2 でお願いします。
ここで「勇者」らしく寛容な態度を示し、
女王様を感嘆させて炎の爪をせしめましょう。
ついでにバコタ一党が残した金銀財宝も…(゚д゚)ウマー
1で、怒った勇者は女王に乱暴な事を・・・・・・・
スマソ、2でおねがいします。(真実を知っていましたよみたいな展開はあるのか?)
微妙に 3 が気になる。ので 3 で。
お待たせいたしました。
参加ありがとうございますヽ(´∀`)ノ
基本的なルールは
>>3をご覧ください。
2番4票、3番「泣く」2票、4番「いやみとか皮肉とか、ちょっと
毒づいてみる」1票、5番「憂いを含んだ瞳で見つめ返す」1票で、
2番に決定いたしました!
今回ネタイパーイで楽しかったですw
>304 嘘泣きかまじ泣きかで展開変わってきそうですね。
>305 黒勇者本領発揮?w
>306 たらし勇者になりそうなw
>307 6でも面白かったかも。気の多い勇者になりますが。
>308 人生これネタですよw
>309 炎の爪は……フフフフフ
>310 かなり近づいてますから乱暴したい放題ですね!(違
>311 泣き虫勇者ですね。
その女王の目を真っ正面から見返して、僕はニヤリと笑ってやった。
「それでは、僕たちが今、ここにこうしているということは、陛下の御心にかなう行動をし
たものと考えてよろしいですね」
女王の瞳が興味深げに見開かれる。
「ふむ、怒らぬのですね」
「もちろんまったく不快に思わないとは申しません。ですが、十字架のことそのものは自分
たちの迂闊が招いた騒動でもありますから。――それに」
僕の唇に浮かんでいた笑みが、自嘲を含んだものに変化する。
「僕自身も、僕が勇者とはいまだ信じておりませんので」
その場がざわりとさざめいた。仲間たちの緊張が伝わってくる。
「ほう……では、そなたはバトランド王が我らを謀ったと?」
ほとんど表情を変えずに、女王は僕に問いかける。だが、その視線の圧力は増しているよ
うだ。――負けるもんか。
「そうとは申してません。バトランド王には僕を勇者だと仰っていただきました。僕の仲間
たちも、僕を勇者だと言ってくれています。……僕のために、僕が勇者であると信じて、死
んでいった者たちもいます」
瞼の裏に一瞬、懐かしい笑顔がかすめる。
「でも、だからこそ僕は容易に自分を勇者だと認めてはならないと思うのです。もしも、僕
自身になんらかの力があり、使命があるというのなら、そこから逃げようとは思いません。
僕の存在が希望となるのならば、勇者と名乗ることもいたしましょう。デスピサロを――魔
物の首領を倒すのは、僕の宿願でもあります。けれども、僕が勇者であるかないかは、首領
を倒して初めて証を立てられるのではないでしょうか」
仲間たちが驚いているのがわかる。というか、僕自身も驚きだ。こんなことをこの場で言
うつもりはなかったんだが、つるつると言葉が出てくる。
――ずっと考えていたせいかな。
勇者について。
ライアンやクリフトが言うように、「勇者にふさわしい行動をしたものが勇者」なのだと
納得しかけていたのに、天空の兜でまたわからなくなってしまった。
僕にしか身につけられない武具。
それを装備できる者が勇者だというのならば、僕自身の行動の正邪は関係がないといのだ
ろうか? 僕自身の気持ちは、意志は、まったく意味がないのか?
そもそも、そんな武具を作ったのは誰だ? そいつが僕の運命を決めたとでも?
――いいや。僕の運命は僕のものだ。僕が、僕自身の意志で切り開いていくものだ。誰か
にお膳立てされて、操り人形みたいに動かされるなんてまっぴらゴメンだ。
「ですから、僕は自分を勇者だとは申しません。また、勇者でないとも申しません。僕が何
者であるかは、どうぞ陛下ご自身がご判断ください」
少し長い沈黙があった。
女王が目を細めて感情を隠す。
「……そなたは、よほどの正直者か、あるいは詐欺師かのどちらかですね」
女王の評に、僕は肩を竦めた。
「僕はただ、どんな時も僕自身でありたいと願っているだけです」
そしてまた沈黙。しかし、今度は長くはなかった。
「よろしい! そなたが勇者かどうかは知りません。ですが、わたくしはそなたが気に入り
ました。天空の盾は差し上げましょう」
女王の言葉に、宰相が女官に指示を出した。すぐに奥から盾が運ばれてくる。赤い天鵞絨
のかけられた台の上に置かれたそれは、白銀に美しく輝いていた。
「これから、この最後の鍵も持っていくといいでしょう。いにしえの名工が作ったという、
あらゆる扉を開けられる鍵です」
今度は女王手ずから、僕に鍵を渡してくれる。
「すでに牢の者に連絡してありますから、人質も解放されている頃です。連れていくがいい
でしょう。それから……宰相」
心得たというように宰相が前に出た。
「トルネコ殿に聞いたのですが、そなたたちは魔族の首領を探しているそうですね。ここか
ら南の方向に、ロザリーヒルという村があります。そこには、かつて魔族が住んでいたとか。
魔物の首領についても何かわかるかもしれません。行ってみるといいでしょう」
僕は仲間たちと顔を見合わせた。まさかデスピサロの情報までもらえるとは。
「ありがとうございます」
「格別のご厚意、かたじけない」
僕と仲間たちが口々に礼を言うと、ライアンに女王の目が留まった。
「ライアン殿はバトランドの王宮戦士でしたね。旅の最中ゆえ、そう機会もないでしょうが、
もしもバトランド王にお会いしたらよしなにお伝えください。……頑なに外の世界を拒んで
きた我が国も、これからは少し変わるかもしれませんと」
「……はっ、必ず」
1退出する
2ロザリーヒルについてもう少し聞いてみる
1まあもういいでしょ。
ほかの人にでも聞いたらいいさ。
3 もう一度城内を調べる・・・・・・・・・炎の爪
ここは大勢の味方をするべし。1番ですな。
天空の盾キタ――――(゚∀゚)――――!!
最後の鍵キタ――――(゚∀゚)――――!!
1 でお願いします。
ロザリーヒルについては宰相や女官の方が詳しそうですし、
ひょっとしたら旅人の中にも詳しい人がいるかも…
お待たせいたしました。
参加ありがとうございますヽ(´∀`)ノ
基本的なルールは
>>3をご覧ください。
1番3票、3番「もう一度城内を調べる」1票で1番に決定いたしました!
>315 ゲームと同じだけの情報は得てますからねー。
>316 大丈夫、まだ入手チャンスあります。
>317 流れ的にそんな感じですかね。
>318 ロザリーヒルについての情報入手ルートはもう出てこなかった
り……。で、でも、たいした情報でもないので!
僕たちは女王の前を辞去して、牢屋へと向かった。
……ん? 何だか前方がやけに賑やかだな。
訝しく思いつつ、牢屋へと続く階段を降りきった僕は、目の前に現れた風景にぽかんと口
を開けてしまった。
牢屋の前には女兵士や女官たちの人だかりができていたのだ。
「な、何よ。これ?」
マーニャの声で僕たちに気づいたのだろう、見張りの女兵士が近づいてきた。
「先ほどは失礼いたしました。陛下との謁見が終了なさったのですね」
「ああ。それで、今度こそトルネコに会いに来たんだが……いったいこれは何事なんだ?」
兵士が苦笑する。
「別れを惜しんでいるのですよ。トルネコ殿は気さくなよい方で、おまけに商売上手なもの
ですから、たちまち人気者になってしまいましてね」
「商売上手!?」
もしかして、牢屋で商売してたのか? うーむ、トルネコの商人根性恐るべし。
「行ってしまうのですね?」
「さみしくなるなあ……」
「本当に。できればずっとここに……あら、私ったら何を言ってるんでしょ」
口々に別れの言葉を投げかける女性たちの間をかいくぐって、ようやくトルネコが近づい
てきた。
「皆さん、お疲れさまでした! 濡れ衣を晴らすことができて、よかったよかった」
「トルネコこそご苦労さん。……モテモテだな」
迎えた僕の口調に、微妙にトゲがこもってしまう。
なんか牢に入る前よりツヤツヤした顔色してないか? しかもほっぺたにキスマークとか
着けてるし。
……辛い目に遭ってなかったようだと喜ぶところなのかもしれないが、いまいちそういう
気分になれん。
「心配は無用だったようじゃのう」
ほっほっほっとブライが笑う。マーニャもケラケラと明るい笑い声を立てた。
「さすがトルネコ。たくましいわよねえ。でも、浮気したら奥さんに言いつけちゃうわよ〜」
「う、浮気なんてとんでもない! ガーデンブルグには男性がいないので、珍しがられただ
けですよ」
「その慌てっぷりが怪しいな〜」
「わ、私は本当に……勘弁してくださいよ、マーニャさん」
マーニャの追求に、へどもどしてトルネコが手を振る。
その向こうで、女兵士や女官の何人かが赤くなったりしていたが……まあ、深く考えるの
はやめよう。
見張りの兵士に挨拶して、牢屋を後にした僕たちは、階段をちょうど登り切ったところで
アイリーンと出会った。
「ああ、よかった。まだ出発されてなかったのですね」
アイリーンはホッとしたように顔をほころばせた。彼女はあれからずっと、バコタの取り
調べをしていたのだという。
「あやつめ、我が国の宝のひとつである『炎の爪』も奪っておりました。それがまだ盗賊の
アジトに残されているとのことです」
アイリーンの報告を受けて、ガーデンブルグ女王はそれも自由にしていいと、僕たちに言
ったのだという。
1取りに行く
2行かない
家庭崩壊するかしないかは、のちのマスター次第ということで。
ガーデンブルグ編最後の選択です。よろしくお願いいたします。
最後といわれると緊張するが(なぜ俺が)、
1で。
うひょー炎の爪やー
ついでに他の宝も奪って逃走ってことで
1
いいところで、こんなのが入ってきてますね。
ーーーー
260 見習い▲ ★ 04/04/21(水) 14:42 ID:???
oyster244 は入院します。
たぶんマザーボード交換あたり、
それにともない、game6 は本日20:00に停止します。
全データバックアップしてから機器を取り外して工場へ
04/21 20:00 停止 → バックアップ取り
04/21 24:00 Pie -> Polywell factory.
|
|
↓ さていつ復帰するかな・・・
ということなので、21日夜20時以降は上記の場所へ避難してください。
FFDQ板避難所
ttp://jbbs.shitaraba.com/game/2960/ ーーーーー
ナナシクラゲさんの判断待ちですが、この書き込みを見られない
予感。あと数時間だし。
選択はやはり 1です。
なんかもう生き返ってる?ここ・・・
1っすね。
お待たせいたしました。
game6入院で(´・ω・`)、新HD導入でキタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!
書きこもうとしたら鯖落ちで再び(´・ω・`)とこの3日は浮沈が激しかったですw
参加ありがとうございますヽ(´∀`)ノ
基本的なルールは
>>3をご覧ください。
1番4票、全員一致で1番に決定いたしました!
ロザリーヒル行くとキラーピアスが手に入るからいらないかなとか
思ったりもしましたが、個人的に愛着ある武器なのでゲット選択で
嬉しいっす>炎の爪
>322 私もチョト緊張してます。
>323 実はお目付役がついてたりしますw
>324 お知らせありがdです。ご想像通り、HDが入院してから
その事実を知って、あたふたしてました。早く復旧して
よかったです。
>325 運営サイドの素早い対応に感謝です。
僕たちはお言葉に甘えて、炎の爪をいただいていくことにした。
アイリーンは、バコタからアジトの位置も聞き出したとのことで、案内役に立ってくれた。
今回は見はりを置く必要もないので、全員で洞窟に入る。
ついでに腕も鍛えたかったので、今回はあえて魔物たちを避けずに戦った。人数が多いこ
ともあり、たいして苦労せずに進むことができた。
じめじめと湿気の多い洞窟を地下3階まで下る。
やがて、空気が少し乾いてきたと思ったら、洞の先に扉が見えてきた。
洞窟に入って初めての人工物だ。ここがバコタたちのアジトなのだろう。
もちろん厳重に鍵がかかっていたが、ガーデンブルグ女王がくれた鍵で簡単に開けること
ができた。
「便利ねえ。盗賊の鍵も便利だったけど、あれは簡単な鍵しか開けられなかったから」
「いい物をいただきましたの。女王陛下に感謝いたさねば」
アリーナとブライがそんな会話をしているのを後目に、僕はさっさと中へと入った。
だが、入ったところで足が止まる。
思わず喉が鳴った。
そこには絵画や彫刻などの美術品や、壷などの骨董品に、宝石や金貨がぎっしり詰まった
宝箱などがところせましと置かれていたのだ。
「ソロさん、どうかしました……」
僕に続いて入ってきたクリフトも言葉を失った。
「こりゃまあ、集めに集めたものですなあ」
トルネコが目を丸くしている。他の仲間も一様に似たような表情をしている。驚きと、ち
ょっと呆れのまざった表情。
アイリーンも少しの間呆然としていたようだが、すぐに紙とペンを取りだして何やら書き
付けだした。
「それは?」
「リストを作成しております。これらは我がガーデンブルグが責任をもって保管し、持ち主
に返却することになりますので」
うーん、そうか。やっぱり他の宝はもらえないか。残念。
「大変ですな」
「仕事ですから」
ライアンのねぎらいに、アイリーンはさらりと笑顔で返す。
とりあえず、アイリーンにはリスト作りに専念してもらって、炎の爪は僕らで探すことに
なった。
といっても、それほど苦労はしなかった。量は多いが、バコタは盗んだものをきちんと系
統立てて整理していたからだ。炎の爪は、武具の並ぶ場所であっさりと見つかった。
「意外にまめな性格だったんでしょうか」
「整理整頓好きなところはミネアに似てるかもね」
「姉さん!」
姉妹漫才は放っておいて、僕は炎の爪をトルネコに鑑定してもらった。
「ふーむ、これはアリーナさんしか装備できないようですな」
炎の爪をひっくり返したり、装着部分をいじったりしながら、トルネコが呟く。
まあ、それはある程度予想していたことだった。鉄の爪と形状がソックリだしね。
「おや……?」
何かに気づいたのか、トルネコの手が止まった。
「……アリーナさん、装備してみますか」
「うん!」
喜色を満面に浮かべて、アリーナは炎の爪を受け取った。
鉄の爪を外して装備する。
「ちょっと振ってみてください。敵と戦うときみたいに」
「こう?」
アリーナが炎の爪を横薙ぎに払うと、その軌跡が火の尾を引いた。
「ああ、やっぱり。鉄に炎のまじないがかけられているようです。精霊石と違って、呪文そ
のものが封じられていますから、普通の攻撃時にも炎の力が発揮されますよ」
「普通の鉄の爪よりも攻撃力があがるってこと?」
「要するにそう言うことですね」
新しいオモチャをもらった子供みたいに、アリーナは目を輝かせて炎の爪を眺めた。
「アイリーン、ありがとう! 武闘家に使える武器ってなかなかないから、本当に嬉しいわ。
女王陛下にもよくお礼を伝えておいてね」
「そのように喜んでいただけますと、わたくしとしても嬉しく思います。陛下にもアリーナ
様の感謝のお言葉は必ずお伝えいたしましょう」
アイリーンが目を細めてアリーナを見つめる。少し声を潜めて、僕に呟いた。
「ふふ、可愛らしい方ですね。戦闘中は鬼神かと思うような働きをされますのに」
彼女の言葉を聞いたブライとクリフトが笑み崩れる。いつも説教ばかり言ってるが、誉め
られればやはり嬉しいのだろう。
「他の皆さんも、本当にお強い。あなた方の戦いぶりを拝見していると、やはり特別な存在
なのだと感じずにはいられません。ソロ殿も天空の盾がよくお似合いで」
改めて僕に向き直って、アイリーンが感嘆のため息をつく。
僕は曖昧な微笑を浮かべ、彼女の言葉には応えなかった。
左手に装備した天空の盾が、ちょっと重く感じられる。
どうして僕にしか天空の武具は装備できないのか。何十年、何百年も前から、天空の武具
は存在していたと聞く。そんなに前から、僕が生まれることは決まっていたというのか。
いったい、それは誰が決めたのか。
どんなに考えても答えのでない問いが、ぐるぐると頭の中で渦巻く。
天空の城とやらに行けば、その答えは見つかるだろうか。
……どちらにしろ、今考えても仕方ないことだ。
軽く頭を振って、僕は不毛な思考を停止させた。
とにかく今は、ひとつひとつ手がかりを拾いながら、旅を続けていくしかない。いつかデ
スピサロに届くと信じて。
リスト作成を続けるアイリーンをその場に残し――手伝うと言ったのだが、自分の仕事だ
からといって譲らなかった――、僕たちは洞窟を後にした。
ガーデンブルグ編・了
連投規制がきつくなったでしょうか……?
そう感じるだけかな(;´Д`)
と、言うことでガーデンブルグ編終わりです。
長々と続けてしまいましたが、最後までおつきあい、
本当にありがとうございました!
現在の状況のまとめも、近日中には上げたいと思います。
マターリと次のマスターをお待ちしております。
>>330 乙!楽しかったよ。
いろいろ大変だったろうけど、ご苦労様です。
(個人的には続投きぼんだが無理は言いますまい)
新しいマスターが来ない場合、自分が復帰したいと思います。
なお、どのパートを行うかは途中の選択次第です。
とりあえず、天空の鎧を取れば終わりなんてことにはしませんのでご安心を。
>>330 お疲れ様でした!
このスレにいると、昔の「テーブルトークRPG」で遊んでいるような気分で、
とても楽しかったです。(自分はTRPGやったことないですが)
自分はよその板であるゲームの攻略日記など書いているのですが、
連載を続けることの大変さは何となく解かるつもりです。
今後も一層のご活躍を期待しています。
>>332 応援するくらいしか出来ませんが、がんがってください!
ナナシクラゲたん、お疲れ様でしたー。
ソロが徐々に勇者らしくなってゆく感じがワクワクものでした。
適度な黒さが魅力的でした。連投きつくなってますので、それも
大変だったろうと思います。読んでいるこちらは、ただただ
楽しかったですが。
これでエンディングまでたどりつけたら凄いですよね。完結まで
あと2年くらいかかるかな? それまでこの板はあるのだろか。
296さんがマスター復帰されるのかな? 他の方が立候補される
のかな? どちらにしても頑張ってくださいー。
皆様、暖かいねぎらいありがdですー。
読み返したら誤字脱字のオンパレードで(;´Д`)
まあ、いつものことと言えばいつものことですが。
>331 しばらくは選択する側で楽しみますーw
>332 楽しみですヽ(´∀`)ノ いっそ最後までGOGO!(無責任)
>333 そうですね、TRPGにイメージは近いかもしれません。
私はどうも時間の使い方が下手で、お待たせすることが
多くて申し訳なかったです。そちらも連載頑張って下さいね。
>334 ヽ(´∀`)ノ
>335 面白い選択肢が多くて、書いてる私も楽しませていただきましたw
エンディングまで行けたらいいですねー。それまでこの板が(というか、
2chが)ありますようにw
以下に、現在の状況、貼りつけておきますね。
最後に改めて。
参加していただいた方、読んでくださった方、本当にありがとうございました!
現在の状況
■だいたいレベルは25前後。たぶん、少しは上がっているはず。
ソロは力&素早さの種、命の木の実で少し強化済み。
ガーデンブルグの洞窟で戦闘しているので、HP全員ほぼ満タン、
MPはそれなりに減っているはず。
■ガーデンブルグ:バコタを捕まえて濡れ衣を晴らし、天空の盾と最後の鍵、
炎の爪ゲット。ロザリーヒルの情報入手。
■イムル:ロザリーの夢について、宿屋の主人に調査を約束している。
■バトランド:宝箱いただき済み。学士長からもらった本には、進化の秘法について
詳しいことが書いてあるかも。近いうちにアンナが移民の街へ行くはず。
■リバーサイド:トルネコは自分専用のイカダを購入済み。
■エンドール:トムじいさんの息子が開いている武器屋から、黄金の腕輪が
盗まれている。なお、ここの宝箱にあった宝物は全ていただき済み。
ブライがサントハイムからの親書を持って王に会いに行っているので、
サントハイムとの交易が復帰した(はず)
■サラン:魔物に襲われて潰滅状態だが、勇者が魔王を倒してくれると信じた
少女たちにより、立ち直りつつある(だろう)
■モンバーバラ:笑いの劇場になっていたが、パノンがいなくなったので
踊りと歌の劇場に戻っている(はず)
■ミントス:ホフマンは一人立ちして移民の町を作りに出ている。
■移民の町:傭兵だったスコットが警備員をしている。
■リバーサイド:シスターが魔物の城の情報を集めてくれている(はず)
■ソロがルーラ可能な町
エンドール、ブランカ、ボンモール、アネイル、コナンベリー、ソレッタ、
ミントス、リバーサイド、キングレオ、サントハイム、テンペ、スタンシアラ、
イムル、バトランド、ガーデンブルグ
■ソロがルーラ不可能な町
ハバリア、アッテムト、移民の町、デスパレス、天空城、きぼうのほこら
▼装備など
SS内に登場した装備のみ記載。他の装備は、各章終了時にもっともいい武具を
入手していると考えてください。勇者は記載のない部位は初期装備です。
勇者:武器はバトルアックス。天空のかぶと、天空の盾装備。星降る腕輪装備
ミネア:武器はホーリーランスを装備、タロットも所持。防具はぬのの服+ピンクのレオタード
ブライ:安らぎのローブ装備
クリフト:鉄兜、祈りの指輪を装備。武器は何装備してるんだろうw
ライアン:破邪の剣を装備。
マーニャ:防具は身かわしの服。「踊り子の服」の上に着込んでいる。 カジノの
コインを数枚、隠し持っているかも? マグマの杖装備。
アリーナ:炎の爪装備。防具はピンクのレオタードと網タイツ。
トルネコ:「両刃の剣」所持。いつか自分の店の装飾品にしたいと思っているので、
エンドールに行くことがあったらそれを言いだすかもしれない。
#ドレスを売り払ったお金は、まだあまり減ってない
今現在余っていると思われる装備
青銅の盾、アリーナが装備していた鉄の爪
▼重要アイテム
ホフマンがもらってきてくれた『たからの地図』
ホイミンからもらった『魔法の鍵』
海辺の村で手に入れた『渇きの石』
サントハイムで手に入れた『あやかしの笛』と『マグマの杖』
ホフマンから預かった『特製キメラの翼』(移民が出たら渡す。移民の町にしかルーラできない)
スタンシアラで入手した『天空の兜』
バトランドの老人からもらった『小さなメダル23枚』
バトランドの学士長から強奪した『進化の秘法のことが書いてある本』ブライとクリフトが解読中
↑あまり重要じゃないかもw
ガーデンブルグで入手した『天空の盾』『最後の鍵』
とりあえず、誰もいないようなら明日から始めるけど?
新しいマスターキター―――――(゚∀゚)―――――!!
がんがってください。楽しみにしています。
楽しみにしております。ガンガレー!
よっしゃこーい!
期待sage
忘れて寝るところだった。危ない危ない
基本的なルールは
>>3をご覧ください。
うだるように起伏の続く稜線の先に白亜のガーデンブルク城が見える。
仲間達はそれぞれ思い思いの行動をとっている。休憩する者もいれば
トルネコは馬車の中で手に入ったばかりの炎の爪をためつすがめつ眺めている。
ミネアとマーニャは二人でパトリシア御者台に隣り合って座り、談笑。
ライアンはといえば、馬車の奥で音を立てて剣環をならした後、剣を抱えて瞑想に入ったままだ。
この戦士はいつも黙したままだ。
――と、親指を立て、にらめっこするように海岸までの距離を計算するアリーナが僕に声を掛けてきた。
「ソロ! 海岸線に何か見えるわよ」
促されるまま遠目に眼をこらして見るが、何も見えない。
「姫様は眼が良いですからのぅ」
ブライが眼鏡を拭きながらしきりに頷いている。
遠眼鏡でアリーナの指さす先を視認したクリフトが言った。
「確かに、何かありますね」
1.海岸線へ
2.ガーデンブルク城へ
3.このまま夜を明かす
旅の商に・・・296のマスターキタ━━━━━━ヽ(≧∇≦)━━━━━━!!!!!
んじゃ最初らしく景気づけに 3
せっかく何かあると言ってるので素直に。
1で。
1 でお願いします。
こういうの、何があるか確認しないと気が済みません。
んだんだ。まさかいきなりゲームオーバートラップがあるとは思えんし。
1
基本的なルールは
>>3をご覧ください。
1番三票、3番1票で1番に決定しました。
アリーナの先導で辿り着いた海岸線の側の入り江には、小型の船が錨を降ろされたまま放置されていた。
1.船の中に入る
2.入らない。
ここまできたなら中に入りたい・・
1でお願いします
すごくゲームブックっぽい(いや、ゲームブックなんですけどね;^^)
1。
1で
船の中には財宝が:・・・・・・・・おっと失礼
もちろん1で。
♪何が出るかな、何が出るかな…
(アイスコンドルとかは勘弁)
2日はいないので明日は二回更新だぜ。ちっくしょー!!
基本的なルールは
>>3をご覧ください。
満場一致で1番に可決しました。
まず、僕とアリーナとミネアの三人が縄梯子をつたって甲板に降り立った。
他の皆は船の周りで待機している。
「ミネア、何か感じる?」
「特に怪しい気配はないようです。少なくとも、この船に魔物はいないようですわ」
「ふーん、ミネアが言うんだったらまずそうなんでしょうね」
小声で話す仲間の会話を聞き流しながら、僕はざっと船の概観を把握した。
左後方には船倉へと続く階段が、右前方には船室がある。
まずはどちらへ行こう?
1.船室へ。
2.階段を下りて船倉へ。
1
とりあえず人がいないか確認。
というわけで掟破りの二回更新です。
基本的なルールは
>>3をご覧ください。
先着1番につき1番で進行します。
サッと音を消して扉に駆け寄ったアリーナがドアの正面に身を寄せる。
アリーナの頷きを確認して僕とミネアは忍び足で左側にに待機する。
後ろ手に回した左手でノブを握ったアリーナがそっとドアを開ける。
部屋の中には一人の女が背を向けたまま机の上で筆を走らせている姿があった。
1.こっそりと忍び寄って捕まえる。
2.ラリホーを唱える。
3.女性を盗み見してはいけない。この船の所有者は彼女らしい。帰ろう。
2
深夜なのでw
うお、ちょっとゆっくりしてたら…
2で行きましょう。見るからに怪しいです。
基本的なルールは
>>3をご覧ください。
2番に2票につき2番で進行します。
まずは眠らせて様子を見ることにした。
標的の姿を視界におさめ、精神を集中させてラリホーマの詠唱に入る。
僕が標的を補足して呪文の発動にはいる。その瞬き一つにも満たぬ間に、
女の姿は部屋の中から消えていた。
冷えた空気を置き去りにしたまま僕の体が後方に倒れ込む。
目の前を横切った光の弧がドアを軽く両断した。
1.逃げる
2.戦う
やば。コイツ強すぎです。
犠牲が出ないうちに引き揚げましょう。
1でお願いします。
行け行けGOGO。2
アリーナなら勝てよう。ならば2で。
364 :
名前が無い@ただの名無しのようだ:04/05/03 11:17 ID:bhhRjtI6
はい、質問。
ソフィアたんは出てこないの?
ソフィアって誰だっけ?
ところで、避難所いる? またgame6鯖落ちたんだって?
>ナナシクラゲたん
始めたのはあなたですから、最後のトリはあなたにかざってほしいなぁ。
基本的なルールは
>>3をご覧ください。
1番1票、2番2票につき2番で進行します。
体勢を立て直して剣を構えた瞬間、ドアの隙間から飛び出した小柄な影が近くにいたミネアを
捕らえて首筋に剣を突き立てる。ミネアが小さく悲鳴をもらす
「物騒な訪問だこと。ノックくらいしたらどうかしら?」
「ミネア!」
「そちらのお嬢さん、動かないでね。そちらの坊やも、また魔法を使ってご覧なさい。
容赦なく刺すわよ」
間合いを詰めようとしたアリーナとライデインをはなとうとした僕に、女が悠然と釘をさす。
「くっ」
ミネアは驚きに立ちすくんだまま、じっと僕を見つめている。
「どうして僕が魔法を使おうとしたことがわかった」
「長年の習性みたいなもので、魔法使いが魔法を使う気配は分かるの。"におい"とでも言うべきかしら?
ふふ。さて、どうしようかしら? まずは武器を捨てて壁に背をつけてもらいましょう」
1.時間稼ぎをする
2.素直に従う
鯖フカーツ
2.敵いそうに有りませんな。
2。
……えっちな展開を想像しました。ゴメンナサイ。
1で悪あがきしてみる。
>366
まあ、まだまだ先ですし。その時になってから考えましょうw
うわああぁぁぁん!!ミネアタンが…
2で。
1でお願いします。
どうなるんだろう・・
基本的なルールは
>>3をご覧ください。
1番2票、2番3票につき2番で進行します。
「くそっ」
僕は床に剣を投げつけた。
「そうそう。素直に従って頂戴」
僕達は女の手でひとりずつロープに縛られて船室の中に叩き込まれてしまった。
その後、連絡が無いことに業を煮やしたマーニャが乗り込んでくるまで、僕らは
冷たい船室の床で転がり続ける羽目になった。女の行方は気になったが、
マーニャの話では船から降りた者は誰もいなかったし、見えなかったらしい。
「全く、三人揃って手も足も出ないなんて情けない」
マーニャの呆れた声にミネアが顔を赤く染めてうつむいた。
1.ガーデンブルクへ向かう。
2.今夜はここで夜を明かす
3.船倉を調査する。
★一言
中途半端に切れているのは、ゲームオーバーにするか迷ったから。
でも、「乗り込んできたマーニャが見た物は、冷たくなったソロ達の骸だった」とか書いたら残酷だろうし止めた。
正解は一番。一番の展開では、降って涌くように現れたライアンが背後から女の右肩をブスリ、
強引にミネアから引き離すというものでした。
2
あいかーらず296さんは手厳しいっすな
ゲームブックのバコタ編のパロだと思わせる罠だったんだらうか
急に難易度(?)が高くなってヒヤヒヤしますな…
とりあえず3で。何か面白いものが見つかるかも…
2かな。
やっと書きこめるようになった。
3で。
結局、女の正体は?
再び遭遇するかもしれんから3で
基本的なルールは
>>3をご覧ください。
2番2票、3番3票につき3番で進行します。
ランタンに火を灯し、船倉に降りる。
案の定、中はもぬけの空だった。
キラリと床に光る小さな物体を目にしたマーニャがかがみ込んでそれを拾う。
「小さなメダルよ。他に怪しい物は見あたらないわ」
・小さなメダルを一枚手に入れた。
何故かJaneから書き込めない。
(続き)
結局女に関する手がかりは何もなかった。
僕は強い披露を覚えたまま甲板へと続く階段を上った。
さて、これからどうしよう。
1.腹いせにこの船を乗っ取って旅をする。
2.ガーデンブルクで休む
3.今まで行った街にルーラする(希望する場所を書き込むこと)
>379
このまま謎のままです。
……「ピサロナイトの中の人にしようか」とか馬鹿なことを考えていたのは、ここだけの話です。
いや、絶対にしませんよ。そんなこと。
2でおながいします。
ぎゃるに癒してもらおう。
3でアッテムトには直接ルーラできないから
できるだけ近い町へ
アッテムトの地獄の帝王フラグでも・・・・・・
基本的なルールは
>>3をご覧ください。
2番1票、3番1票につき2番で進行します。
こうして一応の探索を終えた僕らは、ガーデンブルクでいったん宿を取ることにした。
既に夕暮れの予兆が辺り一帯に訪れ、夜の帳が降りようとしている。
城門に辿り着いたとき、城の門は堅く閉ざされていた。
門の両脇に美しい女剣士が、彫像のように見事な長身を並べて控えている。
「申し訳有りません。いかなる者でも夜に城内に入れてはならないことになっているのです」
右脇に控えた女性が申し訳なさそうに僕達に話しかけてきた。
「え〜、なんとかならないの?」
アリーナがたまりかねたように泣きついた。
「すみません。こればかりはどうにも……」
仲間達は互いに目を見合わせた。
1.仕方ないのでここで夜営する
2.船まで戻る。
1 でお願いします。
夜の移動は危険です。
美しい女剣士(*´д`)ハァハァ
2. で。船に戻ってなぞの女と一泊しませう。
1で 城の近くなら多少は安全でしょう
1にしましょう。
基本的なルールは
>>3をご覧ください。
1番三票、2番1票で2番に決まりました。
そういうことでは仕方ない。
僕達は城門の脇に馬車を止め野営の準備を始めた。
火の番を一通り決めたところで一息ついた僕は、反対側でも野営の準備に入っている
男がいるのを目にした。
1.男に話しかける
2.話しかけない
そういやまだパーティーの行動指針が決ってないなあ。
拾えるネタは全部拾え、ということで 1。
ゲームにいましたねえ。閉め出されている男w
1で。
「移民」かもしれませんよ。
もち1で。
1で 情報収集しましょう
基本的なルールは
>>3をご覧ください。
満場一致で1番に可決しました。
僕はその男と話をしてみることにした。
「おや、貴方も締め出された口ですか? 実はあたしもそうなんですよ」
こちらから話しかけるまでもなく、めざとく男が馴れ馴れしく話かけてきた。
「かわいい、ミネアさんにはこれが似合うわよ」
「あ、ほんとに似合ってる。よし、私も負けずに探すわよ」
「ちょっと、ね、姉さん。あの、アリーナ姫も」
発端は男が持ち出した商売品の入ったカゴだった。
女性目当てで行商に来ただけあって、中身は装身具が大半を占めている。
アリーナとマーニャの二人が貝殻細工のネックレスや、真珠の指輪などをとっかえひっかえしている。
二人に挟まれたミネアはまるで着せ替え人形のようだ。
「すみません」
僕の後ろではクリフトが門番の女剣士に申し訳なさそうに謝っていた。
「いえ、城内に住まう年頃の娘もあのようなものです」
1.門番と会話する
2.馬車の中で寝る。
1で なにか聞けるかもしれないし
まだ寝るにはちと早いですね。
てことで1。
女性陣3人がなんかかわいい…
また寝かせない! 1に。
基本的なルールは
>>3をご覧ください。
満場一致で1番に可決しました。
「そういえば、バコタは?」
「牢屋の中です」
なんとなしに話しかけてみたものの、やはり会話は続かなかった。
アリーナ達は小物を色々と買い、それでその夜はお開きとなった。
1.城内へ入る。
2.船まで戻って大海原に乗り出す。
この場合の船は、自分たちのものだから。
ああ、もっと選択の幅を広げた方が良かったね。
追加番号
3.ルーラで他の街に飛ぶ(希望先は選択自由)
4.門番に海岸線の怪しげな船の話をする。
うーん、2にしようか4にしようか…
間を取って1でw
ありゃ。夜営は結局出来なくなったんですか。
んじゃ、今日はエンドールででもバコタ討伐達成の祝宴を開きましょう。
3 エンドールへルーラ!
まだ船が気になるので 4 で。
>404
いや、もう夜は明けたのさ。
基本的なルールは
>>3をご覧ください。
1番1票、3番1票、4番一票で1番に決定しました。
城内は何故か騒然としていた。
要所要所に目を光らせる警備の兵士達。落ち着きなさげに身をすくめながら仕事をしている女官。
「なんか、ものものしいわねぇ〜」
ポツリとマーニャが感想をもらしたとき、
目の前を数人の女戦士が隊列を組んで宿屋の中へ入っていくのが見えた。
1.女官を捕まえて話を聞く。
2.女戦士達の後を追う。
3.僕らには関係ない。城を出て他の街へ行こう(希望先は自由)
4.僕らの船へ戻ろう。
気になりますねええーと
2で、なにか珍しい物やモンスターとか
昨日の女かもしれませんしね
話を聞いたほうがいいかな?1で。
イベントがあるなら食いつくまで。
1でお願いします
基本的なルールは
>>3をご覧ください。
1番2票、2番1票、1番に決定しました。
「あ、あなた方は……」
クリフトが側にいた女官を捕まえて彼女に事情を聞こうとしている。
「何かあったのですか?」
「はい。実は牢の中に閉じこめられていたバコタが、何者かの手にかかり……」
「バコタが!?」
珍しくクリフトが驚きに声を荒げている。
確かに盗賊とはいえバコタはかなりの腕利きだった。
「ちょうど今、王宮戦士様達が城内の探索に出て厳戒態勢を布いているため、他国の者も城内の者も
身動きを制限されているのです」
「また牢屋は勘弁してほしいですな」
大きな腹をゆすって僕の背後でトルネコがぼそっと呟いた
「それはありませんわ。でなければ先程通りがかったときに詮議を受けるはずですもの」
そうこうしている間に宿屋から先程店の中に入った女戦士達が出てきた。
彼女達は僕達に目もくれず城門から城の外に出ていった。
1.城を出て他の街へ
2.宿屋の中に入る
3.城を出て麗しのネネ号で船出する
4.僕達は犯人に心当たりがある。
悩むが4にしてみよう。
2かな。
何か、展開がミステリー調になってきてドキドキ。
ん?まさかバコタタソがあの謎の女にぬっ殺されたとか??
ちょっと怖いけど4でお願いします…また戦うハメにならなきゃいいけど…
基本的なルールは
>>3をご覧ください。
4番2票、2番1票で2番に決定しました。
僕達の姿は例の小型船のあった海岸線にあった。
打ち寄せる波の音に紛れて海鳥が波打ち際で戯れている。
沖には例の女が乗っているだろう船の姿があった。いまから追いかけても間に合わないだろう。
「これからどうするの?」
アリーナがぼんやりとした顔でそう言った。
1.自分たちの船に戻る
2.ルーラで他の街へ飛ぶ
あれ? 4番じゃないの?
あ、4番で追いかけたけど間に合わなかったってことか。
じゃ、1番で。
結局あの女はやたら強い「くのいち」だったってことなんでしょうか?
1 でお願いします。
船員さんたちが心配です…
基本的なルールは
>>3をご覧ください。
1番2票で1番に決定しました。
結局後手後手にまわった結果、女を取り逃がしてしまった。
あきらめて、僕は仲間とともにガーデンブルクを北上して、自分たちに船に帰還した。
「ねぇ、ソロ、これからどこに行くつもりなの?」
アリーナが僕に話しかけてきたのを皮切りに、仲間達が口々に自分の意見を言いだした。
「わたしは、ここのところ色々あったから、ゆっくり船旅しながら休みたいなぁって」
「姉さんったら、そんな悠長な事言って……。私は南にあるホビットの村が気になるんだけど」
「わたしも牢屋に放り込まれたせいか体の節々が。しばらくはモンスターの顔は見たくないですねぇ……」
「目的を定めず気ままに旅をすることで何か見つかるかもしれませんね」
「まぁ、どこに行くにせよ決めるのはソロ殿じゃがのう」
簡潔にブライがまとめた結果、仲間達の視線が僕に集まる。
ライアンは相変わらず口を閉じて黙り込んだままだ。
1.しばらく船でゆっくりと旅をする。
2.ミネアが話したホビットの村が気になる
2
とりあえず行き先をきめよう
1
メダル王とか、その近くの
洞窟とか
2がいいです。
変な夢の謎を解決しておきましょう。
基本的なルールは
>>3をご覧ください。
2番2票、1番1票で1番に決定しました。
航海を初めて四日。船は順調に風を捕らえて海原を掻き分けていく。
「うわぁ! 皆、ちょっと、こっちこっち」
甲板の後ろで体を伸ばしてほぐしていたアリーナが、いきなり船の縁から身を乗り出して、
右手に見える大陸の山脈を指さした。
「あれは……木ですかな?」
ブライの言葉の語尾には不信という感情がこもっていた。僕もそうだ。とても信じられない。
山脈の向こうにある巨大な影。その枝らしきものは、あちこちに雲を冠し、頂点を視認することはできない。
「ソロ君、ここですよ、ここ」
トルネコが宝の地図を取りだして指さす。地図の北東部には赤いインクで印付けられている箇所があった。
山脈に囲まれた砂漠の中央部を指さす物。
「ここには一体何があるんだ……」
霞がかった巨大な木の影をを見つめる仲間達の目には畏敬の念があった。
1.やはり、ホビットの村に行く
2.木まで近づく。
せっかく手に入れておいた宝の地図を
無駄にするわけにも行くまい。
ってことで、2。
ところでおいらDQ4のシナリオほとんど忘れちまってるんだが、
巨大な木ってあったっけ?
やはりせっかくなので2で。
>423
世界樹
シンシア登場か?と思ったが気球が無いからいけないか
でも一応2で
意外な展開!!
2でお願いします
基本的なルールは
>>3をご覧ください。
満場一致で2番に決定しました。
波を割って船は進んでいく。
「これは、木というにはあまりに大きすぎますな……」
目前まで近づくことで、嫌が応にも山脈の堅牢さを再認する羽目となった。
それでも目に付くのが遙か彼方にそびえる樹木の広大さだ。
残念ながら、上陸できる場所は存在しない。この高さでは山を登ることも不可能だろう。
仕方なく僕が船首巡らすよう号令をかけた。そのとき。
「うむ、雲行きが怪しいですぞ」
雲の端を睨んだライアンが呻いた。聞き返す間もなく船が大きく揺れた。
「ちょ、ちょっと、この船沈むのーっ!?」
「マーニャさん、不吉なこと言わないでっ」
「せ、船長さん、なんとかしてくださいー」
女性陣が悲鳴をあげて狼狽えている。トルネコは船酔いが来たらしく、さっさと船室にひっこんでいる。
甲板では船長の指揮の元、船乗り達がめまぐるしく動いている。
「ソロ殿、早く我々も」
ライアンの先導の元、甲板に足を踏ん張って僕らは精一杯嵐に対抗した。
「あちゃー、ずいぶんとひどくやられちまったなぁ」
嵐で壊れた船のあちこちを点検しながら船長が呟いた。
一夜荒れ狂った嵐は、嘘のように消え、海の上で太陽が何事もなかったかのように輝いている。
麗しのネネ号は無惨な有様で海の真ん中に浮かんでいる。
「こいつは、どこか陸地にあがって本格的に手を入れないとまずいねぇ」
船長はそう言うが、どう流されたのか見当もつかないため位置の把握すらできない。
悲嘆にくれて渋面のまま宝の地図を眺める僕達の前に、マストの修理に帆柱を登っていたアリーナが降りてきた。
「ちょうど北に島が見えたわ。そこに降りてみましょうよ」
1.老人の住む無人島
2.メダル王の島
3.人っ子一人いない陸地
最近更新が遅くてすまんのう。昔の俺は化け物やなぁ……毎日更新がおっくうでなかったとは。
1.老人の住む無人島
なんだろうね、これ。1.老人の住む孤島ですね。うわらば! orz
>>429んなこたーない
無理して毎日更新することもないよ。
おいらは週末だけの2ちゃんねらだし。
選択肢は2
ただしここんとこ全て裏目ってるな・・・
2かな。
2 でしょうな…
船を修理できそうなのはここしかないと思うので、
メダル王がいることを祈りましょう…
2で 所で天空の鎧って手に入ってますか?
基本的なルールは
>>3をご覧ください。
満場一致でまた2番に決定しました。
船は小さな島の浅瀬に付けられた。僕達は順番に船を降りて島に上陸する。
「む、ソロ殿、あそこに宿屋がありますぞ」
ライアンの指さす目と鼻の先に宿屋があった。その向こうには小さな城がある。
「あんなところに城が……それにしても何て小さいのでしょう」
冷静沈着なクリフトが、珍しくぽかんと口を開けたまま城を眺めている。
「こんな小さな島にわざわざあんな小さな城を建てるとは、よほどの変わり者ですな」
腕を組んだトルネコが訳知り顔にこきおろしている。
1.城へ行ってみる。
2.まずは宿屋に入る。
戦ってないし、宿屋で回復しなくても平気なはず。1で。
1で。
1で。
まずは船を修理する方策を見つけなければ。
基本的なルールは
>>3をご覧ください。
満場一致で1番に決定しました。
「メダルかい? さぁ、王様はこっちだよ」
衛兵に連れられて城の中に入った一同はあっけにとられた。
質素な外観と違い、城の中は豪華な調度品であふれ気品に満ちている。
「おほー、外見は質素に、中は豪華に……商人の魂に通じるものがありますなぁ」
すっかりと前言を翻すトルネコ。、全くもって変わり身の速さだけは超一級だ。
きらびやかな謁見の間の奥に入るや、鎮座する城の主が玉座を離れて親しげにこちらに
やって来た。白ヒゲをたくわえた愛嬌のある顔。
「おお、メダルを持ってきたとな、見せなさい見せなさい。品物の交換に必要なメダル枚数は以下の通りじゃ」
手持ちのメダルは24枚ある。枚数に応じた数だけ選択肢を選ぶことができる。
1.奇跡の剣 メダル6枚
2.幸せの帽子 4枚
3.はぐれメタルヘルム 20枚
4.天罰の杖 1枚
5.グリンガムのむち 手持ちのメダル全て
6.マジカルスカート 手持ちのメダル全て
1.奇跡の剣がすきなんじゃーーーーー
女性陣にマジカルスカートはかせて見たいが・・・・
やはりここは、1.俺もだいすきじゃーーーーー
1 奇跡の剣1本
2 幸せの帽子1つ
4 天罰の杖1つ
計11枚支出、残り9枚
という選択肢はOKでつか?
ダメなら奇跡の剣のみでお願いします。
ソードオブミラクルズ、最高っす。
ちょいちょい
ここはこの後の事も考えてはぐメタ装備を
手に入れたほうが・・・・・3
このゲームブックの性質上もう一度ここ来ることは
無いかも知れないから全部使い切ろう。
1.奇跡の剣 ×3
2.幸せの帽子×1
4.天罰の杖 ×2
うーん、はぐと奇跡両方手に入れられないところが渋い。
3にしてみましょう。
基本的なルールは
>>3をご覧ください。
1番5票、2番2票、3番1票、4番2票ですね。
「ふむ。奇跡の剣と天罰の杖と幸せの帽子じゃな」
残りは13枚。
「で、どうするのじゃ?」
「は?」
「鈍いやっちゃな。まだ交換できると言うとるんじゃ」
1.奇跡の剣 6枚
2.幸せの帽子 4枚
3.天罰の杖 1枚
4.マジカルスカート 手持ちのメダル全て
5.力の指輪 手持ちのメダル全て
6.集め直してからまた来る。
むむ、土壇場で票が入るとは……
>>446は訂正だな。
ついでに数え間違いも訂正。
1番4票、2番2票、3番2票、4番2票ですね。二着同数なので
1番に決定しました。
「ふむ。奇跡の剣じゃな」
これで手持ちのメダルは18枚になった。
「さて、次はどうするのじゃ?」
「は?」
「鈍いやっちゃな、まだ交換できると言うとるんじゃ」
どこからともなくマーニャが幸せの帽子を持って現れた。
「王様、王様、これちょうだい」
どこからともなくミネアが天罰の杖を持って現れた。
「ソロ、私はこれが欲しいわ」
「ソロ殿。この『はぐれメタルヘルム』は至高の逸品。あと二枚で手が届くのですから温存するべきです」
今度はクリフトが『はぐれメタルヘルム』に熱い視線を注ぎながら僕に発破をかけてくる。
「姫様のお体の安全をはかるためマジカルスカートをもらってくれませんかのう」
今度はブライがマジカルスカートを持ってきた。
「ブライ、変態みたいよ……」
アリーナが刺すように冷たい目でお付きの老人を見た。残りのメダルは18枚だ。
1.クリフトの言うとおりだ。帰ろう。
2.マーニャとミネアの願いを叶える。メダルを5枚消費する。
3.奇跡の剣 6枚
4.ブライの言葉に従う。手持ちのメダルをすべて失う。
5.力の指輪 メダル10枚
6.幸せの帽子 4枚
7.天罰の杖 1枚
メダルの数が許す限り選択肢を増やすことは可能だ。ただし、1番と4番の組合せは不可能だ。
天罰の杖18本というお茶目な選択肢は可能だ。
448 :
445:04/05/20 01:15 ID:WyffySnd
ありゃりゃ。ニアミスですね。すみませんですー。
天罰の杖18本に激しく惹かれる……が、ここはやはり1かな。
幸せの帽子も捨てがたいんだけどね。
2でお願いしまつ。
幸せの帽子は必ず役立つし、
ミネアたんが物を欲しがるのは珍しいので、これも尊重。
クリちゃんの言うことも説得力がありますが、
あと7枚くらいどうにかなるのでは…?
2.ミネアたん一筋
基本的なルールは
>>3をご覧ください。
2番2票 1番1票で2番に決定しました。
「やったぁ。ありがとう、ソロ」
よほど嬉しかったのか、マーニャが僕に思いっきり抱きついてきた。
「ほっほ。美女は得じゃのう」
「はしたないわよ、姉さん」
笑顔でメダルを数える王様を背に、
天罰の杖を手にしたミネアが冷めた視線を送ってくる。
「あ〜、二人ともずるーい。いいなぁ、私も何か欲しい」
アリーナはとても不満そうだ。
1.アリーナが王様に物をねだりはじめた
2.宿屋に向かう
3.船に戻る
1で。
アリーナならねだりそう。
で、ブライにたしなめられる、と。
う〜む、ミネアたんが喜ぶのが見たかったけど、
相変わらず落ち着いてるな…
1
マジカルスカートもゲットしたいな。
ちなみにマジカルスカートは、中にスパッツ等をはいていると、
防御力半減という設定でお願いします(藁
基本的なルールは
>>3をご覧ください。
満場一致で1番に決定しました。
「王様、私も何か欲しいです」
「何でもメダルと交換じゃよ。またメダルを集めてから出直しておいで」
王様はアリーナの願いを一笑に付した。
ほぞをかんで睨むアリーナだが、王様はどこ吹く風と受け流している。
「む〜」
「アリーナ、帰るよ」
僕の呼びかけにも、てこでも動きそうにない。
仕方なく、僕達全員でアリーナを引きずって出ていくことにした。
「うううう〜」
アリーナのうなり声だけが謁見の間に木霊して残っていった。
1.宿屋に行く
2.いったん船に戻る
文字通りにアリーナを引きずっていったのでつか…w
2で。
船の修理についてあれこれ相談しなければ。
基本的なルールは
>>3をご覧ください。
2番に決定しました。
「お、ソロ君。やっと帰ってきたか」
船に戻ると、出迎えに姿を出した船長が頭をかきながら話しかけてきた。
「さっき、偵察に出たうちの若いのが島の北部の入り江に洞窟みたいなもんを見つけてきたんだよ。
船は修理の最中なんで出せないが、ボートなら出せるぜ。ただし、四人乗りだ」
1.洞窟に入ってみる(仲間は四人まで)
2.入らない。
もっちろん行くぜー! 1
行くのはソロ、アリ、クリ、マニ
1.入る
ソロ、ミネアたん
とアリ、クリ
そりゃもちろん1で。
たまには漢パーティにしよう。
勇者、ライアン、トルネコ、ブライ。
薬草いっぱい持ってw
確かここにはガオン、死神、ドラゴンライダーが…
1で。
ソロ、アリーナ、クリフト、ミネアで行きましょう。
>>458 ミネアスレの住人でつか?
基本的なルールは
>>3をご覧ください。
満場一致で1番に決定しました。
うーむ、誰もパーティー決めてとも言ってないのにちゃっちゃと決めてしまうとは。
これが阿吽の呼吸ってやつっすか。
「よし、僕とミネアとアリーナ、クリフトの四人で行こう」
「またいびつな構成ね……」
「全くですじゃ」
何故か僕の背後からマーニャがじと目で視線を飛ばしてくる。
ともあれ、ボートを漕いで僕は三人の仲間と一緒に探索に乗りだした。
さて、行く手に待ちかまえるものは何なのか。
1.モンスターだった
2.洞窟の入り口
1.もんすたーだったぁぁぁぁぁぁぁっ!!!!
2
ボートでモンスターはマジヤバイっしょー。
1
戦闘戦闘!
基本的なルールは
>>3をご覧ください。
1番2票、2番1票で1番に決定しました。
突如、目の前の水面が盛り上がったかと思うと、細長い棒のようなものが飛び出してきた。
陽光を帯びた鋭く尖った先端がギラリと光った瞬間、僕は無意識のうちに天空の盾をかざしていた。
耳障りな音が海面一帯に波紋を呼び起こす。弾かれた棒は鞭のようにしなると盾ごと僕の腕を巻き取ってきた。
いや、棒ではない。何かの尾だ。僕がそう認識するのと同時に左側面の海面が荒れた。
飛沫の柱の中から鮫のように巨大なマンタが飛び出してくる。
「うざったいのよ!」
瞬時に横合いから突き出されたアリーナの炎の爪がマンタの腹部を貫いた。
アリーナの声に反応するように、爪の先端が火を吹く。
炎の凄まじい勢いはマンタの体を真っ二つに引き裂くだけでなく、ボートの周囲の水面まで覆い尽くした。
沸騰した水温に耐えかねるように、僕の左腕に巻き付いた尾がゆるむ。
ほどなくして、海面に尾の持ち主である魔物の死体が浮かび上がってきた。赤いエイの姿をした魔物。レイギガースだ。
1.洞窟の中に入る。
2.やはり船の修理が済むまで洞窟の探索はあおずけにする。
それでも1
1.ミネアたんの活躍みるまで戻れな〜い
1
やっぱ◆kYB5EDmqco 氏の戦闘シーンはシャープですな。
469 :
名前が無い@ただの名無しのようだ:04/05/26 18:46 ID:5ktkCkrN
1
基本的なルールは
>>3をご覧ください。
満場一致で1番に決定しました。
洞窟に近づくにつれ、袋の口を閉じるように海水の流れが狭くなっていく。
岩壁に沿って進むように、最後尾に立つクリフトがオールを巧みに操る。
とても神官とは思えない腕の冴えだ。
「ソロ、左腕は大丈夫なの? 本当に痛くない?」
先程の戦闘でレイギガースの尾撃を受けた僕の左腕を心配したミネアが乗り出すように話しかけてきた。
これで三度目だ。心配いらないと言う意思表示のため、僕は服の袖をまくりあげて左腕をミネアに見せた。
「マーニャもそうだけど、ミネアさんもソロの事となると変に心配性になるわねぇ」
僕のすぐ後ろに就いたアリーナが、にやりとした顔でからかってくる。
にこりと書いてやりたいものだが、僕には何故かそう見てやることができない。
「あ……」
顔を赤く染めて引っ込んだミネアが、口から溜息ともつかない言葉をもらす。
いつのまにか洞窟の中に入っていた。光ゴケの淡い光に覆われた岩壁がぼんやりと内部を照らしている。
右手に陸地があるのを見て取ったクリフトが、舟をそちらに寄せる。
「この広さなら私達の船でも入れそうね……」
所々に転がる髑髏の残骸が地下墓地(カタコウム)を連想させる。
「不思議なところ……」
ミネアがぽつりとそう呟いた。
1.一度上陸する。
2.このまま水路で移動する。
1
PS版だとミネアはこういう場所が大好きでしたね。
1
ミネアたんの出番キターキターキター
「1」でお願いします。
すみません。トロイにひっかかりました。復帰まで時間がかかる可能性大です。
………トロイってDドライブにも影響したっけ? orz
基本的なルールは
>>3をご覧ください。
満場一致で1番に決定しました。
「この程度の舟では、水の中に潜む魔物に覆されてしまうかもしれません。陸路を進みましょう」
クリフトがそう提言したこともあり、僕らはボートを下りて陸づたいに探索を開始した。
水路に沿うように続く地底の洞窟の中、隊列を組んで時計回りに進んでいく。
「行き止まりですね」
ミネアがいうとおり、目の前で道はとぎれ、かわりに海水が地底湖に流れ込んでいる。
少し視点を変えた先には、寂しげな装いのまま小型船が浮かんでいた。
「あんなところに船が……」
1.ボートのところへ戻る
2.かまわず水の中に入って進む。
3.船まで泳いで接近する。
とりあえず、2と3で戦闘な。3は死神とガオン。2は最悪コンビ。
3
最近の死神は下っ端も貴族も本を持ってるみたいです。
3 で
ミネアたんとアリーナたん濡れてスケスケハァハァ
478 :
477:04/05/28 18:37 ID:Kkm7s82d
スイマセン Changeでつ。
これだと2の方がいいかな
うー……ん、3かなあ。
基本的なルールは
>>3をご覧ください。
3番2票、2番1票で3番に決定しました。
まず、僕が斧を突き立てて水深を測ってみた。
「うん。結構深いね……」
「やっぱり止めましょう、ソロ。危険だわ」
「ま、とりあえず入ってみようよ。ミネア」
先頭は僕、中をミネアとクリフト、最後尾をアリーナという陣列で僕らは水の中に入った。
「水の上を歩ける魔法ってないのかしら」
不平たらたらの口調をアリーナがこぼす。
「それよりも、姫様のおてんばが治る魔法はないでしょうかね」
ともあれ、僕たちは水中をわたりきって船に取り付いた。
所々苔がこびりついていることをのぞけば、船は問題なく動きそうだ。
ミネアとアリーナは船尾の方でスカートをしぼって服から水を追い出している。
「わざわざ塗れてまで来る価値なんてあったのかしら?」
あきれたような視線をミネアが僕にとばしてくるが、当然のことながら黙殺する。
クリフトはといえば、船の甲板に降りて以来、じっと船倉に続く階段の前にたっている。
「クリフト、オールを漕ぎに船倉に行こう」
呼びかけようと近づいた僕に向けて、クリフトが手を挙げて「立ち止まれ!」とジェスチャーを送ってくる。
ほかの仲間もすぐさま異変に気がついた。
階段の向こうから、妖気をまとった複数の殺意がひたひたと近づいてくるのを感じる。
1.先手必勝。ライデイン。
2.まずは防御で様子を見る。
1.ラーイーーデイーーーーン
2 どんな奴かわからないし!?
基本的なルールは
>>3をご覧ください。
1番1票、2番1票で先着の1番に決定しました。
虚空より現れた雷が、船倉の中に吸い込まれるように突き刺さる。
呪文の炸裂音の残響が残るなか、ガシャガシャと骨をきしませて何かがあがって来る。
闇の中から紫煙をまとった髑髏が二体顔を出した。
カチカチとあざ笑うように歯を打ちならし、手にした剣をくるくると回す。
「くっ。勝ち誇りやがって……」
1.アリーナと直接攻撃をかける。
2.呪文で攻撃をしかける。
3.様子を見る
イケイケGoGo。1で。
なめんなコラで、1
2 ニフラム! でお願いしまつ。
2 ニフラム!
ところでトルファは……。
基本的なルールは
>>3をご覧ください。
1番2票、2番2票で先着の1番に決定しました。
先頭を切って突っ込んだのはアリーナだ。
滑るような足さばきで一気に間合いを詰め、炎の爪を装着した右手で正拳突きを放つ。
一方の死神は迎撃が間に合わないとみるや、逆手に持ち替えた剣を上段から一気に振り下ろしてきた。
相打ち狙いか! この状況では上背のある死神のカウンターの方が確実に入る。
「チィィッ!」
僕が投じたバトルアックスが寸でのことで敵の剣をはじき返す。
同時に、炎をあげて突っ込んだアリーナが、死神の胴体を十文字に切り裂く。
まず一体。そう思った瞬間、たたらを踏んで倒れ伏した死神の全身を淡い光が包みこんだ。
これは回復呪文の輝き。まだ、後ろに何かがいるというのか。
「ソロ! 左よ」
ミネアが発した警告を確認する間もない。かざした盾の前面を螺旋状の剣が滑り、火花を散らす。
「アリーナ、下がるよ」
舌打ちしたアリーナが、甲板を蹴って敵の間合いから飛び退く。
やがて、死神の後ろからひょうきんそうな顔をした魔物が姿を現した。緑の皮膚を持ったコドラ。
「あれが先ほど回復呪文をとばしてきたやつか」
1.まずは後ろのガオンをねらう
2.ミネア、クリフトの援護を受けて先に死に神を掃討する。
2.ミネアたんの愛の力で援護〜
2
クリフトが神に祈って援護〜
うわっち、ガオンとはしりとかげの名前を勘違い。すまぬ
基本的なルールは
>>3をご覧ください。
満場一致で2番に決定しました。
「クリフトさん!」
右手で印を組んで呪文の集中に入ったミネアが、手にした天罰の杖をクリフトに投げて渡す。
ミネアの意図を察したクリフトが天罰の杖を横一文字に降り抜いた瞬間、生じた空気の固まりが
猛烈な勢いで死神めざして突き進む。それは、ミネアの放った真空の刃と衝突し、小型の竜巻を
甲板上に創り出した。荒れ狂う空間のなかに閉じこめられた死神たちの体が、きりきりとねじりあげられる。
「今です!」
クリフトのかけ声とともに、アリーナが炎の爪の力を、僕がイオラの呪文を解放する。
動きを封じられ、まともに攻撃を受けた死神の肉体は僕たちの攻撃に耐えきれず砕け散った。
形勢不利と見たはしりとかげは、しっぽを巻いて水の中に退散した。
1.船を時計回りに進ませる。
2.リレミトで脱出。
2
撤退
まだ何も手に入れてはいない! GoGo!!
1
ふぉふぉふぉ
1で・・・↑なに!?
基本的なルールは
>>3をご覧ください。
1番二票、2番1票で1番に決定しました。
航行を邪魔するものもなく、探索は順調に進む。
たどり着いた洞窟の東端には、上の階層へと続く階段があった。
1.階段へ
2.まだ探索を続ける。
1で。
ズンズン行きましょう。
1
突撃
1.上り階段は色々楽しみがありますね〜
基本的なルールは
>>3をご覧ください。
満場一致で1番に決定しました。
あれ、階段は下る方だったか。まぁ、いいか。今更ゲームプレイして確認する暇ないし……
階段を上った先に待っていたものは、小さな部屋だった。
奥まったところに宝箱が一つ無造作に置いてあった。
「開けてみましょう」
警戒する色もなくアリーナが鍵をガツンと手刀でたたき壊した。
後ろで渋面を作ったクリフトだが、宝箱の中身をアリーナがひっぱりだした瞬間目の色を変えた。
「おお、これは……」
宝箱の中には、目も醒めるように美しい装飾の施された鎧が一着、無造作に納まっていた。
1.リレミトで帰る
2.まだ洞窟の探索を終えていない。
2ですな。
やはり隅々まで探索しないと。
3 まず天空の鎧を着てみよう
てのはダメでつか?
ダメなら2でお願いします。
3
見た目が美しいのは罠!
呪われているかもしれない?
とか考えるしっかりものは今居ないし。
2.マダマダイクヨ〜
4:トルネコ鑑定→3
基本的なルールは
>>3をご覧ください。
紛らわしいけど3番3票、2番2票ですね。
「ねぇねぇ、ソロ、これ着けてみなさいよ」
突然アリーナが妙なことを言い出した。
「な、なに言ってるんだよ。呪われていたらどうするんだよ」
「ばかねぇ、呪われているわけないじゃない。こ〜んなにきれいなのに。クリフト、手伝って」
「や、やめろ、クリフト。はなせミネアなにをするんだ」
こうして、僕は仲間たちに無理矢理この鎧を着させられた。
「すごいわね、この鎧。吸い付くようにぴったりよ。ほら、ソロ、肘曲げてみなさいよ」
「やっぱり呪われているんじゃないか……」
「本当に、天空の兜とお揃いで。とても似合ってますよ、ソロ」
「まぁ、あとでトルネコさんに見立ててもらいましょうか」
1.リレミトで脱出する。
2.探索を続ける。
もちろん2。
洞窟は探索しつくさねば気がすまない。
宝箱は開けつくさないと気がすまない。
例えインパスでそれがミミックだと判っていても。
2
もちろん2で、
>>507同士よ。
おれにとってDQで一番必要のない呪文がインパス。
同じく2をキボンしますが、インパスは結構使いました。ムドーの城とか。
基本的なルールは
>>3をご覧ください。
満場一致で2番ですね。昨日更新を忘れてしまったので明日は二回更新します。すんません!
下の階層に降りて僕たちは再度探索を続けた。
途中、プレシオドンにボートごとひっくり返されたり、何度か死にそうな目にあったものの、
なんとか小さなメダルを2枚見つけることに成功した。
「わたしの活躍あってこそのものよね」
とはアリーナの弁だ。そろそろ出口だ。
1.出口にでた後はルーラでメダル王の城まで飛ぶ
2.やはり来たときと同じように帰る。
いやいや。マイペースでやってくださるのが一番ですよ。
んー、もう何もないかな。
でも2番にしてみよう。
2
のんびりと「2」
基本的なルールは
>>3をご覧ください。
満場一致でまた2番です。
ポタッ……ポタッ……ポタッ……。
耳を打つ水滴の音で僕は目を覚ました。
「こ、ここは……」
辺り一面に鬱そうと草が茂っていた。僕は川べりのすぐ側で眠りこけていたようだ。
一体どのくらいの時間ここでこうしていたのだろう。川沿いで頭を垂れるようになびく長草を
見つめながら、僕はぼんやりとした頭を軽く振って記憶の整理をした。
確か、あの後上陸する前にまたもや嵐に襲われて……。
「そうだ、ミネアとクリフトとアリーナを探さないと」
近くには仲間たちの姿は見あたらない。
僕は痛みできしみ身体にむちうって立ち上がった。
まずは、どこへゆこう。幸い、腰につるしてあったバトルアックスは無事だ。
1.川沿いにまっすぐ進む。
2.北上する。
3.草をかきわけて西へ。
おおっ、仲間とはぐれてしまうとは。緊張の展開ですね。
3
1で。
道に迷わないようにしませう。
1
体冷えきっているね
基本的なルールは
>>3をご覧ください。
3番1票、1番2票で2番に決定しました。
僕はそのまま川を伝って歩くことにした。
太陽の位置でなんとか自分が南に向かって歩いていることがわかった。
ふと、気が付くと、近くの草むらがざわざわと騒がしい。
1.覗く
2.そのまま歩く。
1で
覗くの大好きw
さくせん:いろいろやろうぜ
1
3
武器をかまえて殺気を撒き散らす
1.
基本的なルールは
>>3をご覧ください。
1番3票、3番1票で1番に決定しました。
草むらをかき分けた僕の目の前で、二匹のモンスターが鼻息を荒くしてにらみ合っていた。
1.無視して探索の続行。
2.北へ向かう
3.呪文を唱えてモンスターを倒す(ラリホーマ、イオラ、なんでもかまわない)
4.戦う
5:見る
お、何か面白そうなイベントでつね。
「5 見る」 に便乗しまつ。
5
用心して見る。
基本的なルールは
>>3をご覧ください。
満場一致で5番の「見る」に決定しました。
額に十字傷のついた"ももんが"と、手に鎌を携えた地獄の門番がにらみ合っている。
先に動いたのは地獄の門番だった。手にした鎌を横一文字に振り抜いた。
地に這うように伏せてそれをかわしたももんがは、鎌が上空を旋回した瞬間をねらったように、
腕の力だけで飛び退いた。強引に間合いをあけられた地獄の門番は、武器を構えなおして
ゆっくりと接近する。
1.ももんがを応援する。
2.関係ないね。
3.地獄の門番を応援する。
4.来た道を帰る。
5.当初の予定通り進む
>2.そう かんけいないね
三日月傷のある、ももんじゃなら知ってるんですがw
うーん5番で
1.ももんがたんヾ(・ω・*) サワサワ
基本的なルールは
>>3をご覧ください。
先着の2番に決定しました。すまん。ももんじゃだったね。
その後、二匹のモンスターの戦闘は、あっという間に終わった。
上段から振り下ろされた鎌の攻撃を、円を描くように避けたももんじゃが、すれ違いざまに振り下ろした手刀を
後頭部へと直撃させた。。ももんじゃが着地した瞬間、地獄の門番の手から鎌が滑るように落ちた。
大地に倒れた門番を後目に勝ち誇るももんじゃの姿。ただただ、その姿は異様というしかなかった。
あきれて見守る僕の目の前で、ガッツポーズを取るももんじゃから紫色の煙が吹き出した。
「ふぉっふぉっふぉ、わしもまだまだ捨てたものではないのぅ」
煙のなかから姿を現したのは、面妖な緑の杖を手にした老人の姿だった。
1.老人に話しかける
2.関係ないね
1で
悪い人ではなさそう。
謎の女の時みたくなったらガクブル
2.関係ないねをみると「殺してでも うばいとる」が頭をよぎる
2
1かな
1でふ
基本的なルールは
>>3をご覧ください。
1番3票、2番2票で1番に決定しました。
僕はしげみから体を出すと老人の前に立った。
「おや? こんなところで人間と会うとはの?」
「おじいさん、あなたは一体?」
「うん? おお、そうか。魔物じゃないかと警戒しておるんじゃな」
老人は笑ってそう言うと、手にした杖を自慢げに僕に見せてきた。
「この"変化の杖"の力じゃよ。ほっほ、これさえあればどんな生物の姿に化けることができるんじゃ。
あまり汎用性がないのが欠点じゃがのう」
1.どこで手に入れたのか聞く。
2.殺してでも奪い取る。
3.譲ってもらう。
殺してでも奪い取るキタ━━━━(Д゚(○=(゚∀゚)=○)Д゚)━━━━━!!!
でも怖いので1でw
だって今1人だし。
1
無難に1
口八丁であわよくば3に誘導。
某ゲームで奪いまくったら当時消防だった漏れには
攻略不可な難易度のルートになったしまった苦い思い出が
あるので1.
基本的なルールは
>>3をご覧ください。
「じいさん、それ、どこで手に入れたんだ?」
「うん。そんなこと聞いてどうするんじゃ? 杖は一本しかないし。誰にもやらんぞ」
1.やはり、ころしてでもうばいとる
2.強引に説得する。
3.ころさずになんとかうばいとる
4.あきらめる
あ、「満場一致で1番に決定しました」が抜けていた
そっけなく4
ジジイは、実は自慢したいに違いない。
4で。
説得できる理由も、ジジイに勝てる方法もなさそうでつ。
4
基本的なルールは
>>3をご覧ください。
満場一致で4番に決定しました。
うーん、実はさあ、殺しても良かったんだよ。でも、皆やっぱりソロには黒勇者を卒業してほしいんだね。
老人と別れた後、僕は川沿いに道を選んだ。
やがて、潮風と海潮音の鳴る砂浜に出た。
1.北へ歩く。
2.西へ
3.南へ
4.東へ
黒勇者卒業とかでなくて、単に勝てそうにないと
思ったからだったり。船の女がトラウマw
1で。
うむ。お年寄りは大切に。
選択肢は2
南に向かって歩いてきたんだから、さらに南に向かうと海にズブズブ?
3
海辺で釣りして腹ごしらえ。
なんとなく「北の〜酒場の(ry)」を思い出したので
1でお願いします。
ぶっちゃけ、老人からは奪い取れたわけであります。良心的な選択肢を選んでくれてほっとした反面、
残念でもあります
基本的なルールは
>>3をご覧ください。
1番多数につき1番に決定しました。
打ち寄せる波を横目に砂浜を北上した僕は、波打ち際の岩の上に横たわる人間を見た。
波で打ち上げられたのだろうか。ぐったりとしたまま動かない。波の中に足を踏み入れて、駆け寄った僕の
目に映ったその人は……
1.ミネアだった
2.アリーナだった
3.クリフトだった
4.ミネアの死体
5.クリフトの死体
6.アリーナの死体
どうしてもブラック路線に進ませたいみたいですなw
ここは思い切って6
・・・誰かザオラルおぼえてたっけ?
1.濡れ濡れ透け透けミネアたん
1
うーーーーーーーーん、悩むが1で。
1.レオタードもスケスケ?
基本的なルールは
>>3をご覧ください。
1番多数につき1番に決定しました。
岩の間で倒れ伏しているのはミネアだった。
あわてて駆け寄ると、僕は彼女の呼吸を確かめた。
「よし。息はあるな」
唱えたベホイミの呪文が、彼女の顔から青白さを取り除き、明るみを取り戻す。
問題は、これからどうするかだ。
1.ミネアが意識を取り戻すまで待つ。
2.ルーラでほかの街へ。
1で。
やっぱりいたずらは漢の夢でつ。
3 ミネアを起こそうといろいろ努力する
1お願いします。
ミネアたんが起きれば、いつもの予知能力で他の仲間の居場所も分かるでしょう。
563 :
だまって:04/06/16 08:55 ID:XKb2SXB7
1
1
4.人工呼チュー
基本的なルールは
>>3をご覧ください。
1番多数につき1番に決定しました。
ミネアをこのままにしておくわけにもいかない。
僕は彼女の体を担ぐと、森の側まで歩いていくことにした。
森の入り口にある適当な木の根本に彼女の体を寝かしつける。
「さて、こうしてミネアは見つかったわけだが……」
彼女の息は安定したのか、呼吸のたびに胸がすぅーっと上下している。
「ほかの仲間は一体どこに……」
ミネアはまだ目を覚まさない。
1.ミネアを起こす(ザメハの呪文)
2.このままここで夜を明かす
2
2「ミネアと熱い一夜を過ごす」でお願いします。
…まあ、フツーに「2」なんですけど。
2でミネアたんが風邪ひかないようにそいn(ry
基本的なルールは
>>3をご覧ください。
満場一致で2番に決定しました。
夜が来る前に野宿の準備に入った方がいいだろう。
乾いた木ぎれを集めて火をおこすと、僕はマントを外してミネアにかぶせた。
やがて、日もふけて辺りに夜の帳が訪れた頃、僕はたき火の明かりを目指して
集まる気配を感じた。複数、特定しきれないほどいる。
1.ミネアが心配だ。ここを動かない。
2.右に感じる気配の方へ動く
3.左に感じる気配の方へ動く
1
1.ミネアたんを守る!!!!
1.ミネアたんを守るんだ!!!!!
基本的なルールは
>>3をご覧ください。
満場一致で1番に決定しました。
火を恐れるどころか、敵意すら放つ存在。
焚き火の光が明るみに照らしだしたのは、鼻から腐臭を放つ荒馬に乗った
骨の騎士ボーンナイトのグループだった。
1.呪文を使う。
2.打撃で戦う。
こっちは一人か。
1.最強呪文でお願いしまつ。
1
強い相手にはニフラム効果無いよね。
基本的なルールは
>>3をご覧ください。
満場一致で1番に決定しました
先手必勝!
僕は魔物の群に向けてイオラの呪文を放った。
渦巻く電光が疾走し魔物の群に突き刺さる。
轟音と共に白い閃光がほとばしり、前線の魔物どもを吹き飛ばした。
しかし、腐臭を放つ馬を駆り、後列にいたボーンナイトが土塊と土煙を馬蹄で蹴散らし迫り来る。
「キシャー!」
呪文の用意は間に合わない。
1.天空の盾を構える(防御)
2.バトルアックスで迎え撃つ(攻撃)
キシャーっと1
1でガンガンと。
1でいきましょう。
1
盾でうまく受け流す。
基本的なルールは
>>3をご覧ください。
満場一致で1番に決定しました
甲高い金属音をあげて天空の盾が魔物の槍をはじき返す。
体勢を崩した魔物は、落馬した拍子に転倒した馬の下敷きとなった。
「さて、次はどいつだ?」
盾を構えて僕はゆっくりと前進した。
中央に控えたボーンナイトが手を掲げて差し招くと、そいつの両脇で待機していた二騎のボーンナイトが
僕めがけて突っ込んでくる。遅れるように、合図を出したボーンナイトも先頭の二騎に併走するよう駆けだした。
1.先手必勝。こちらから攻撃を仕掛ける。
2.待ちの一手。防御でしのいだ後に呪文でとどめを刺す
1
勇者はザメハ使えなかったっけ?
基本的なルールは
>>3をご覧ください。
1番に決定しました。
ざっと飛び込んで間合いを詰めると同時に、正面の敵に向けて天空の盾をなげつける。
意表をつかれたボーンナイトは、回転する盾の動きをまともにくらい、首の骨ごと頭部をひっこぬかれた。
まずは一体。
しかし、先頭を走る敵は、後続のボーンナイトの惨状に眉一つ動かさず、見事な馬さばきで僕を左右から
挟みこんだ。正面と背面からの同時攻撃。避ける方法はない。その認識とともに、僕は斧の柄を下段から跳ね上げた。
鞭のようにしなる斧の石突きが正面の槍を弾き、後方の敵めがけて噛み付くように刃が振り下ろされた。
耳障りな音をあげて、鎧の肩当ての上を敵の槍が滑る。斧で顔面を砕かれたボーンナイトの体が馬上から崩れ落ちた音を
聞いたとき、僕は賭に勝ったことをようやく知った。
勝てないと判断したのか、ボーンナイトの一団はようやく去っていった。
盾を拾い直すと、僕は火の番に戻った。
1.休憩するために寝る
2.火の番を続ける
2.ここで気を抜いてミネアたんを危険にさらす訳にはいかない。
ミネアたんを守る!
てことで「2」を。
基本的なルールは
>>3をご覧ください。
2番2票につき2番に決定しました。
>>488 続き投下したよ。というわけで、自分はピサロナイトのパートを終わらせたら休憩するべ。さっさと進めるべ。
ボーンナイトの集団は去り、ミネアは安らかに寝息を立てて眠りについている。
僕は、ほっと胸をなでおろして、石の上に腰掛けた。森の上では、たったいま磨きをかけたような蒼い月がすきっとかかり、
冷たい鉄色の夜空に、虚しくせき込むように星の群と一緒にきらめかせている。
先ほどの騒動で勢いの弱まった焚き火にまきをくべながら、僕はほかの仲間に思いをはせた。
「明日はどうするかな……」
火の向こうに照らされたためか、ミネアの小麦色の肌が透き通るように輝いている。
僕は、枯れ枝を折って火の中に投げ入れた。なんだか、とても眠い。
1.目を開けたミネアが見たものは、座りながら眠りこけたソロの姿だった(ミネアパートに移行)
2.けだるい朝霧のなか、のびあがるような狼煙の下にたどりついた私たちが見たものは、
目を閉じて眠りについたソロとミネアの姿だった。(アリーナとクリフトのパートへ)
選択肢長くてすまん。
1でお願いします。
こうなったら、とことんミネアで!
ああああああああああ悩むううううううううぬうううううううううるううううううううううぽ
目をつぶってキーを押したら、1が先に来たので1で。
1
1.ミネアたんパートキター
ここはいつからミネア萌えスレになったのでしょうかw
もちろん1で
>593 ミネア萌えスレの住人がいる予感がするなぁ、俺も。
基本的なルールは
>>3をご覧ください。
満場一致で1番に決定しました。
重い瞼を開けた私が最初に見たものは、石の上に座ったまま眠りについたソロの姿だった。
「え? ここは一体……」
疲れが抜けてないのか、眠り足らないのか、頭が二日酔いをしたときのように痛い。
自分にベホイミをかけたところで、ようやくまともに思考ができるようになった。
確か、洞窟からの帰り道、舟が嵐に巻き込まれて……
「アリーナ姫に、クリフトさんは……」
彼女たちの姿はない。どうやら、ここにいるのはソロだけらしい。
困ったことに、一番事態を把握してそうなソロは眠りについたままだ。
彼の体を石の上から降ろし、マントをかけてきちんと寝かしつけて、やっと私は溜息をを付くことができた。
「困ったな、どうしよう……」
ここには、私が困ったときに、それがどんな無軌道なものであれ、解答を出してくれる姉はいない。
ほかの仲間もいない。私は、また溜息をついた。見上げれば真っ青になりそうな蒼い空のなかで、
太陽が憎らしいくらいに輝いていた。
1.ソロが起きるまで待つ
2.ソロを担いでほかの仲間を捜してみる
3.ソロを無理矢理起こす。
2
担げるのかな…
4:占う
4に便乗。
ミネアたんの占いがハズレるのなんて見たことありません。
1.ソロの寝顔にドキドキ
1.ソロたんの寝顔ハァハァ
4
基本的なルールは
>>3をご覧ください。
4番「占う」に決定しました。
(北へ向かえ)
ミネアの霊感がそう告げる。
1.北へ向かう
2.西へ向かう
3.東へ向かう
4.南へ向かう
1
占いには従いましょう。
ならば1しかありますまい
1で。
1でしょう。
1.ソロたんはどうするんだろう?
1
ずっとカキコないけどアク禁?
かくいう俺も携帯から
1
基本的なルールは
>>3をご覧ください。
>606 いや、連日疲れて寝てた。
私は、ソロの体をそっと担ぎ上げると霊感のささやくままに北へ向かった。
不思議と彼の身につけた鎧も、盾も、私に重さを感じさせることはなかった。
さすがに、重いバトルアックスはストラップをつり下げて引きずるように運んだが、彼の体はそこらの平均的な
少年のものより、軽かった。
足を運ぶにつれ、鼻を水の匂いが刺激する。
1.そのまま進む。
2.いったん休憩する。
2
無理はよくない。
へたに休むとたぶん魔物が…というわけで、ミネアたんには悪いけど
1でお願いします
1でお願いします。
すごく迷いました(´Д`;)
頑張れミネア!
頑張るミネアの姿(*´Д`)ハァハァ
基本的なルールは
>>3をご覧ください。
1番多数につき1番に決定しました。
森を抜け出たところで、目の前が開くように広がる。
遙か彼方には、水面に打ち付けるようにごうごうと水を注ぐ滝の姿が見える。
1.滝へ向かう。
2.水辺で休憩する。
3.霊視する
とりあえず、聞いておこうと思う。最近意図的に短文更新しているけど、皆やっぱり不満かな?
1で
規制食らってました。
私は短くても(・∀・)イイです。
3で。慎重に行きましょう。
>>613 毎日のように更新してくれてるので短くても気になりませんよ。
3
3でお願いします。ミネアたんの本領発揮。
基本的なルールは
>>3をご覧ください。
3番多数につき3番に決定しました。
この地に潜むあまたの霊魂がミネアに語りかける。
(いし……滝……洞窟……)
「滝、洞窟はわかるとして、いしはなんなのかしら?」
ともあれ、貴重な情報には違いない。
ミネアは、滝へと足を運ぶことにした。その前にいまだぐっすりと眠るソロをどうしよう?
1.起こす。
2.起きるまで待つ
3.担いで滝まで向かう。
1.そろそろ起こす
2でお願いします。ソロソロ起こしましょう。
1
やさしく。
622 :
620:04/07/03 10:07 ID:hWxbi3j6
よく見たら番号が変でした。1でお願いします。
1です そろそろ保守したほうがいいのかな?
4.
水浴びをする
基本的なルールは
>>3をご覧ください。
1番多数につき1番に決定しました。
「ソロ、起きて。ソロ」
背中を揺さぶって起こそうとしたものの、ソロはなかなか目を覚まさない。
二度、三度目の呼びかけでようやくソロはうっすらと目を開けた。
「ミネア? って、なんでこんな格好を?」
私におぶさっているのが恥ずかしいのか、予想以上にうろたえている。
「ふふ、起きたんだったら降りてくれないかしら? 重いわよ」
ちょっと態度が失礼なので少しからかってみる。
案の定、ソロは顔をこわばらせたが、すぐに私の背から降りた。
「……人が悪い」
そのすねた態度が可愛くて、私はついつい頭を撫でてしまった。
1.滝へと向かう。
2.ルーラで仲間たちと合流する。
1でおながいします
この2人のやりとりをもう少し見たいので…霊視のこともあるし…
しばらくは二人っきりで1
1.
漏れもナデーリされtsdsg?^
1
基本的なルールは
>>3をご覧ください。
1番多数につき1番に決定しました。
危なげない足取りで、ソロが岩場を伝って戻ってきた。
「駄目だ。流れが強くてあれ以上近づけない。そっちは?」
「そうね……さっき聞いたのと同じ内容よ」
片耳に添えた手を下ろす。ともあれ、「いし」が重要らしい。
「いしっていうと、やっぱりこういう類の石か?」
「宝石って選択もあるわよ」
ソロは、河原に転がっていた適当な石をひろうと、両手で弄びはじめた。それを横目で見ながら、
私の意識は回想に入った。。
そういえば、どこかでここと似たような場所を見たことがあるような気がする。
1.思い出す
2.深く思い出す。
3.ルーラで仲間たちと合流をはかる。
ははーん。なるほど…
2でおながいします。
2.フカーイ
2
2で
基本的なルールは
>>3をご覧ください。
2番多数につき2番に決定しました。
「そうだ! 岬のお告げ所だよ!」
「あ!」
ソロの言葉に、思わず私はポンと手を打った。
確かに、ここ最近どこかで滝を見たとは思っていた。
一人の男が、黒い石を使って上から流れ落ちる水をかき消すという不思議なヴィジョン。
あの場所がここだというわけか。
「確かめてみましょうか?」
私はそう言ってソロを見た。
1.乾きの石を持っている。
2.持っていない。
珍しい選択肢ですな。
1で。ソロ・ミネア編続行希望。
保守上げ
同じく1で
残りの仲間もいるかも
基本的なルールは
>>3をご覧ください。
満場一致で1番に決定しました。
「よし。石を使おう」
「大丈夫かしら? 勝手に使ったりして」
「ミネアの勘はよく当たるから大丈夫さ」
臆面もなくソロが言い切ってくれるので少し恥ずかしくなる。
「百発百中とはいかないわよ」
「わかったわかった。どうなるかわからないから後ろにさがっていてよ」
ベルトにくくりつけてあったバックルの中から、ソロが黒い石を取りだす。
黒ダイヤのように鈍い輝きを放つその石を、ソロは下手から滝へと放り投げた。
放物線を描いて滝の中に石が消えると同時に、大地が揺れた。
酸をうけた鎧のように滝が激しく泡立っている。そのまま滝の流れは、下から上へ。
流れに逆らう鯉のように、引き潮の海のように激しい水音を立てながら空へと消えていった。
後に残ったのは、ぽっかりと口を開けた洞窟への入り口だけだ。
1.洞窟に入る
2.入らない。
1
入るさ。そりゃ入るさ。
1「ミネアと2人きりで入る」でおながいします。
1.ミネアたんとゴール目前まっしぐらじゃーーー
1.
ラブシーンへGo!!
ところでこのスレに限っては萌え重視は止めないかい?
過去スレの仲間との心の交流、信頼に心打たれるものがあったんで。
>>3のルールに違反しているようなレスで申し訳無いのだが・・・
逝ってきます。
勘違いさんが多いだけでは?
まぁ選択肢に勝手に詳細加えるのはどうかと思うけど
詳細は脳内補完できない訳?
基本的なルールは
>>3をご覧ください。
満場一致で1番に決定しました。
>>684-685 ちなみに、私個人の場合、申し訳ないと思うが、俺が書き手である限り、
クリアリなんてあり得ないし、絶対しない、書かないというやつなんで。うーん、まぁ、どうしたものでしょうね?
あまり大した問題とも思わないのですが……うーむ。とか書いてたら洞窟の詳しい内装忘れちゃったよ! orz
間違っていても許してくれ……
(続き)
中は簡素なつくりの部屋となっていた。あちこちに使い古しの壺が散乱し、
ひからびたロープがそこかしこに転がっている。
目の前には扉があった。渋い銀の輝きを放つこの扉、とても頑丈そうだ。
「魔法の鍵で開く扉にも見えませんね……」
ぺたぺたと扉をさわりながらミネアがつぶやいた。しかし、ここを開けないと先には進めそうもない。
どうする?
1.部屋の中を調べる。
2.呪文で破壊する。
3.魔法の鍵を使う。
1で。
強行突破は調べた後にしませう。
とりあえず3
1かな。
基本的なルールは
>>3をご覧ください。
1番2票、3番1票につき、1番に決定しました。
洗いざらい部屋の中を探したが、ほかに通路らしきものはない。
部屋の隅に光る物がある。拾い上げた手の中で光る小さなそれは、見覚えのあるメダルだった。
小さなメダルを1枚手に入れた。
1.あきらめて洞窟から出る。→仲間の元へ
2.呪文で扉を破壊する。→洞窟の中へ。そのかわり、ミネアとソロのMPは強制的に0となる。
・備考欄
どちらを選んでも強制的に仲間の元へ帰ることになります。ふっふっふ……
2
>314で最後の鍵は貰ったけど、
いつも勇者が持ってるとは限らないですしね。
MP0は危険です。1で。
2.
どっちにしろ仲間の元へ戻るなら、スリルを求めて。
2.
まーやるだけやっとくか。
基本的なルールは
>>3をご覧ください。
2番多数につき2番に決定しました。
気が付いたとき、僕の身体は白いベッドの上にあった。
「あ、あれ、ここは……」
「ここはメダル王の城にある宿屋よ」
声のする方に顔を向けると、マーニャがいた。
「何だって?」
勢いよくガバっと起きた瞬間、ズキンと脇腹が痛んだ。
「全く。五日近く探しても見つからないから、もうどうしようもないのかと不安だったのよ。
でも、無事で良かったわ」
マーニャが呆れたように、けれども、優しく僕の背中を撫でさする。
「そ、そういえば、ミネアとアリーナとクリフトは?」
「ミネアなら隣のベッドでまだ寝ているわ。アリーナとクリフトだったらすぐに見つかったのよ。
海岸に流れ着いていたんだけど……ソロとミネアはどうして五日も遅れて流れ着いたのよ?
それ以前にどこで何をしていたわけ」
「えーと、それは……」
まさか、見知らぬ場所で見つけた洞窟に二人で無謀に入り込んだあげく、ダゴンの大軍に水中に引きずり込まれて
MPもない状況ではどうしようもなかったとは言えないな……。
それ以上マーニャは追求せず、僕が目を覚ましたことを仲間達に伝えに言った。
1.一泊したら仲間達と今後の行き先を相談する。
2.このまま寝る。
2.たまには休ませてあげないと
657 :
名前が無い@ただの名無しのようだ:04/07/15 21:25 ID:447BC+Tx
鯖移転age
1でも休むことになる気がするので1で。
無理はよくありません。
2で。
「一泊したら」って書いてあるんで1で。
基本的なルールは
>>3をご覧ください。
2番2票、1番2票で、先着の2番に決定しました。
久しぶりのベッドの感触に心がゆるんだのか、僕はまた眠りについてしまった。
次に僕が目を覚ましたのは、陽が沈み、夜の帳が降り始めた深夜のときだった。
開け放たれた窓から、月の光が張り込んでいる。月明かりで見えた隣のベッドの上は空だった。
1.ミネアを探しに行く。
2.朝まで寝る。
1!1!1!!!!
む……これはきっと罠だ……
でも「1」でお願いします
1で。
誰かとデートでもしてるんでしょうか。
1
基本的なルールは
>>3をご覧ください。
満場一致で1番に決定しました。
隣の部屋から明かりが漏れている。
覗いてみると、部屋の中で仲間が集合して話あっている。
「ロザリーヒルにはドワーフやホビットが住まうと言います。彼らならあの樹の由来を……」
ミネアの声だ。
「私としては、魔神像が気になりますね。」
「マーニャは?」
「まぁ、決めるのはソロだしねぇ。そろそろお開きにしない」
「それもそうですな」
どうやら、皆で今後の目的地を検討していたらしい。
安心した僕は部屋に戻ると寝床に入った。
翌朝――
1 世界樹が気になる。
2 魔神像が気になる。
3 どちらも気にならない。
2がきにな〜る。
1で・・・・・・・・・ロザリーヒルですよね?
と、思ったら珍しくはやく規制解除されました。三日はかかると思っていたんですけど。
というわけで、こっちで再開します。
2 名前: 名無しさん 投稿日: 2004/07/20(火) 23:36
本スレ→
http://game8.2ch.net/test/read.cgi/ff/1075722745/ 先着の2番「魔神像が気になる」に決定しました。
魔神像の情報を求めて僕たちはリバーサイドへルーラで飛んだ。
叩きつけるように熱い日差しが降り注ぐ中、僕たちは河の村リバーサイドに立った。
1.教会へ
2.武器屋へ
3.宿屋へ
4.道具屋へ
3 名前: 名無しさん 投稿日: 2004/07/21(水) 11:34
寄生虫(規制中)ですか!私も以前別の板でゲームの攻略日記を連載中に
JCOM規制で書き込み不可能になったりしたので、お気持ちは痛いほどよくわかります。
というわけで、1でお願いします。ずーっと前、シスターが情報を集めるとか何とか
約束してくれていませんでしたっけ。
ということで、次は1.教会へから始まります。面倒なことになってすまそ
基本的なルールは
>>3をご覧ください。
1番に決定しました。
「すみません。まだ何もつかめていないのです」
「いえ、無理を言っているのは僕らの方ですし」
シスターは申し訳なさそうに頭を下げた。
仕方がない。ほかの場所に行こう。
1.世界樹が気になる(ロザリーヒルへ)
2.道具屋へ
3.武器屋へ
4.宿屋へ
1
4。移民ハケーン
いっち
長らく待たせてすみません。飽きられないようがんばります。
基本的なルールは
>>3をご覧ください。
1番2票、4版1票につき1番に決定しました。
「あーあ、せっかく、何かつかめると思ったのに……」
ホビットの住む村へと"麗しのネネ"号が北東へ舵を取るなか、潮風に立ち向かうように甲板で仁王立ち
するアリーナが不満をもらす。
「私は、久しぶりにゆっくりできるので、嬉しいです。見知らぬ土地でソロを抱えて歩き回ったりと大変でしたから」
僕の隣に立つミネアは、アリーナと対照的だ。和やかに潮風を浴び、風の吹くままに長い髪をなびかせている。
「へー、それは初耳。なになに、二人ともそんなところで何をしていたの?」
「アリーナの期待するようなことなんて起きてないよ」
ミネアの発言に食指がわいたのか、アリーナが目を輝かせてきた。
そうそうに会話をうち切ろうとしたが、当のミネアがそれをまぜっかえしてきた。
「ソロは紳士的でした。披露のあまり眠り続けることになった私のために、一晩中起きて見張りをしたりと……
もっとも、朝方にはすっかり眠りの国の住人となってしまい、うんともすんとも……」
「ソロってばなさけなーい。据え膳食わぬは男の恥って言うでしょ」
「そのようなことを仰られるとは、姫様、爺悲しゅうございますぞ」
甲板の後ろの方で、ライアンが苦笑いしながら舵を取っている。
トルネコが微妙に腹を揺すって笑っているのがわかる。あれでこらえているつもりなのだ。
クリフトは、「おお、あそこに大灯台の灯が見えますね。昼間でもくっきりとわかるあの輝き、我々の旅を
祝福してくれているかのようです」と、素知らぬ顔で東の灯台を見る振りをしている。
マーニャに至っては、遠慮なしに腹を抱えて笑いころげている。
僕はじろりとミネアをにらんだ。困ったように笑顔を向けてくる彼女の姿。なんとなく、何故か懐かしい気がした。
やがて、船は大きな河口にたどり着いた。そこから十日間川をさかのぼり、僕たちはようやくホビットの村に
たどり着いた。実に一ヶ月間ぶりの上陸だ。
村の家並みが見えてくると、嬉しそうにマーニャとアリーナが先頭を競うように船を降りていった。
マーニャはもとより、レオタードに身を包んだアリーナの姿は相当に色っぽい。だらしない顔をした
トルネコとブライがゆるみきった顔でその後を歩いていく。僕の両脇にしぶい顔をしたミネアとクリフトが並ぶ。
僕は、見ない振りをすることにした。そのまま先頭の二人が村の入り口に差し掛かったとき、横合いから斧を
構えた小人が現れ、僕らの前に立ちふさがった。
「ここはおまえら人間の来るところじゃねー。かえんな!」
1.押しとおる
2.引き返す
2
3穏便に話し合おう
3に便乗。旅の目的とか話してみては。
基本的なルールは
>>3をご覧ください。
2番1票、3番2票につき3番「旅の目的を話す」に決定しました。
「あのね、おじさん。私たちはね、世界を救うために旅をしている勇者ご一行様なの。
邪魔しないでくれる」
「はぁ、勇者? 馬鹿言ってるでないだ! 勇者なら人間の味方だべ。人間の味方なら余計に許せないだべ。」
ホビットは余計に斧をぶんぶん振り回し始めた。
聞く耳持たないようだ。アリーナがこきこきと腕を鳴らし始めた。
1.押しとおる
2.引き返す
3.アリーナに任せる
3で。こういう手合いはアリーナなら上手く「説得」してくれるはず…
3うほっいい説得。
基本的なルールは
>>3をご覧ください。
3番に決定しました。
アリーナの長い足がすらりと半月状に弧を描いたかと思うと、次の瞬間ドワーフに向けて振り下ろされていた。
ドワーフの身体が腰まで地面にめり込んだ。ドワーフが落とした斧を拾ったマーニャが呆れたようにつぶやく。
「さすが、ドワーフって頑丈ね。立ちながら気絶しちゃってるわ」
「あ、あの、さすがにやりすぎたのでは」
マーニャの後ろから顔を覗かせたミネアが、こわごわとドワーフの来た方向を見る。
どうも見張りの詰め所らしき小さな小屋がひっそりとある。僕の一蹴りで十分壊れそうだ。
「うるさくならない内にさっさと街の中に入ろう」
慎重を期してドワーフにラリホーマを気絶したドワーフにかけると、僕たちはロザリーヒルの中に足を踏み入れた。
1.教会らしき建物の中に入る。
2.道具屋へ。
3.花壇のところにいる妖精達に話しかける。
4.武器屋へ
1
とりあえず先程の暴挙を懺悔しておきましょう。
基本的なルールは
>>3をご覧ください。
1番1票につき、1番の「教会に行く」に決定しました。
赤い屋根の教会に入った僕たちは、そこで信じられないものを見た。
エルフのシスターはともかくとして、そこかしこで聖句を唱えながら祈りを捧げる動物達は一体なんなのだろう。
「うえ、動物がしゃべってる」
さっぱりした気性のマーニャが率直な意見を口にした。
1.こちらをきつくにらんでくる猫に話しかけてみる
2.まずはシスターに挨拶を。
3.教会を出る。
4.ミネアに何か感じるか聞いてみる。
1.猫にゃん
1で。何か面白そう
2.シ・・シ・・シスター・・・(*´Д`)
基本的なルールは
>>3をご覧ください。
1番1票、2番1票で1番に決定しました。
「こんにちは」
アリーナが険しい顔をした猫ににこりとほほえみかける。
猫からはなんの返事もかえってこない。
「あなた達は言葉がしゃべるのね。どうしてなのかしら?」
いっこうに反応をかえさない猫だったが、アリーナのこの言葉だけは無視しなかった。
「ピサロ様のおかげだにゃ。ここにいる皆は、ピサロ様の進化の秘法のおかげで喋れるようになったにゃ。
もう人間だけがえばれる時代は終わったにゃ」
「「ピサロだって!」」
「姫様!」 「ソロ!」
思いも寄らない名前の登場に、語気荒く猫に詰め寄ろうとした僕とアリーナを、ブライとミネアが止める。
いつのまにか、狩人のような目をして僕たちを囲む動物達の姿があった。
「申し訳ありません。今日のところは……」
動物達の輪の中央から進み出てくると、シスターは深々と頭を下げた。
1.店に行く
2.二階に上がる
難しいな・・・
でも思い切って2
いや、その前に店へ。1でお願いします。
基本的なルールは
>>3をご覧ください。
1番1票、2番1票で先着の2番に決定しました。
二階にあがった途端、女性陣が顔をしかめて耳を押さえた。
「マーニャ、どうかしたの?」
「ん、ああ、なんでもないの。突然、耳の奥がキーンとして」
「わたし、まだ頭がぐわんぐわんしてる。ミネアさんは?」
「どうやら、声をはっきり聞けたのは私だけのようですね。
耳ではなく、頭に直接思念をぶつけてきた人がいたんです」
「一体何者が?」
クリフトの問いにミネアは首を振る。
「それはわかりませんが、声の主は女性ですね。『タスケテ!』 ……。
とても悲痛な叫び……」
この部屋には、上に続く階段のほか、テーブルに着いて茶をすすっているドワーフがいるかぎりだ。
1.上へ行く。
2.一階に下りる。
3.外へ出る。
4.ドワーフに話しかける。
4.
ドワーフは何も感じてないのかな?
突然戦闘になったりして。
4
ドワーフの話をきいてみたい
1.行け行けドンドン
基本的なルールは
>>3をご覧ください。
1番1票、4番2票で先着の4番に決定しました。
ドワーフは僕たちを席に招くと、カップに紅茶を注いでもてなしてくれた。
「そうか、お前さん達もあの声を聞いたのか……」
「はい。何かご存じでしょうか?」
ミネアの質問に、ドワーフはひげをしごいた。
「ふん。この塔を外からみたかね?」
「見ましたけど」
「何階あると思ったかね?」
「えっと、四階はあると思うのだけれども」
「そうだろう、そうだろう。だがなぁ、そこにある階段を上ればそこでおしまい。
四階へあがることはできぬ」
「え?」
「何か隠し通路でもあるんじゃないかと、もっぱらの評判じゃよ。」
そこまで言うと、ドワーフは手元から本を取りだして読み始めた。
僕たちは彼に礼を述べてから、この部屋を後にした。
1.下に降りる
2.塔の外に出て隠し通路を探す
3.上に上がる
3.とりあえず隠し扉がないか調べる。
基本的なルールは
>>3をご覧ください。
先着の3番に決定しました。
3階には小さな部屋があるだけだ。
1.塔から出る。
2.まだ出ない。
700 :
名前が無い@ただの名無しのようだ:04/08/02 00:28 ID:owKbEifd
1.こりゃ何もないな。
基本的なルールは
>>3をご覧ください。
1番に決定しました。
どうもこの町は居心地が悪い。その最たるものが、ドワーフ達の冷ややかなまなざしだ。
「気分悪いわね〜」
腰に手をあてたマーニャが負けじとドワーフ達をにらみ返している。
「マーニャ、やめなよ」
僕自身ほとほとうんざりしていたが、今にも呪文を唱えそうなマーニャを放置するわけにもいかない。
1.僕らを興味深く見つめる子供達に話しかける。
2.店へ移動する。
1
おガキに聞く
基本的なルールは
>>3をご覧ください。
1番に決定しました。
「お兄ちゃん達も、お姉ちゃんに会いに来たの?」
「お姉ちゃん?」
「この塔の一番上に綺麗なお姉ちゃんがいて、夜になると、笛吹のお兄ちゃんが会いに来るんだ」
「笛?」
何のことか分からないまま話を聞いていると、背後からやってきたドワーフが子供を抱えて去っていってしまった。
僕たちは……
1.笛と男に心当たりがある。
2.心当たりがない。
1
1で。あるものをないとは言えません
1でお願いしますー
基本的なルールは
>>3をご覧ください。
1番に決定しました。
「笛、男というと、あれだな」
「あのヴィジョンですね」
お告げ所で見たものを思い出す。塔の上の女に会いに来た銀髪の男。
女はロザリー、男はピサロと言った。
「だいたい、このあたりでしたね。男が笛を吹いていたのは……」
ミネアが塔へと続く路上の中央に立つ。そこには奇妙な文様の描かれたタイルがあった。
「心なしか、エレベーターのスイッチにあった模様に似ているわね。で、誰が吹くの」
「もちろん、私よ! ピサロの手がかりがつかめると思うと腕が鳴るわ!!」
「アリーナって、笛を吹けるの?」
マーニャの問いにクリフトとブライが明後日の方角を向いてとぼけた。
1.アリーナにわたす。
2.僕が吹く。
3.ミネアが吹く。
4.マーニャが吹く。
5.トルネコが吹く
5.その他
面白そうなんでやらせてみましょう。
1で。
5
トルネコかなあ
なんか器用そうだし
1
基本的なルールは
>>3をご覧ください。
1番2票、5番1票で1番に決定しました。
アリーナがタイルの上に立ち、そっと笛を吹き始める。
突風のような勢いで不思議な旋律が一息に流れた。
笛の音がつむじ風を呼んだかと思うと、辺りの木立が揺らぎ、僕らの姿もその中に溶け込むように消えた。
気が付いたとき、僕らは地下道の暗がりの中にいた。
1.先に進む仲間を選択する。
2.全員で行く。
2
みんないっしょ!
▼装備など
SS内に登場した装備のみ記載。他の装備は、各章終了時にもっともいい武具を
入手していると考えてください。勇者は記載のない部位は初期装備です。
勇者:武器はバトルアックス。天空のかぶと、天空の盾装備。星降る腕輪装備
ミネア:武器はホーリーランスを装備、タロットも所持。防具はぬのの服+ピンクのレオタード
ブライ:安らぎのローブ装備
クリフト:鉄兜、祈りの指輪を装備。武器は何装備してるんだろうw
ライアン:破邪の剣を装備。
マーニャ:防具は身かわしの服。「踊り子の服」の上に着込んでいる。 カジノの
コインを数枚、隠し持っているかも? マグマの杖装備。
アリーナ:炎の爪装備。防具はピンクのレオタードと網タイツ。
トルネコ:「両刃の剣」所持。いつか自分の店の装飾品にしたいと思っているので、
エンドールに行くことがあったらそれを言いだすかもしれない。
#ドレスを売り払ったお金は、まだあまり減ってない
今現在余っていると思われる装備
青銅の盾、アリーナが装備していた鉄の爪 奇跡の剣、天罰の杖、幸せの帽子
▼重要アイテム
ホフマンがもらってきてくれた『たからの地図』
ホイミンからもらった『魔法の鍵』
海辺の村で手に入れた『渇きの石』
サントハイムで手に入れた『あやかしの笛』と『マグマの杖』
ホフマンから預かった『特製キメラの翼』(移民が出たら渡す。移民の町にしかルーラできない)
スタンシアラで入手した『天空の兜』
バトランドの学士長から強奪した『進化の秘法のことが書いてある本』ブライとクリフトが解読中
↑あまり重要じゃないかもw
ガーデンブルグで入手した『天空の盾』『最後の鍵』
小さなメダル16枚
基本的なルールは
>>3をご覧ください。
2番1票で2番に決定しました。
質素な外観とは違い、塔の中にはささやかな装飾が施され、住み心地の良さそうな落ち着いた雰囲気だ。
「敵意は感じられません。あと、先ほど塔の上で聞いた声は、間違いなくこの先から聞こえてきます」
「ふぅん、女の人だったかしら、ミネア?」
「ええ。こうして目を閉じてもはっきりと姿が見えるくらい感じ取れるわ。それだけ、何かを訴えたいのかも……」
前方に階段が見えてきた。
1.登る前に装備の確認を
2.そのまま登る。
1
1
奇跡の剣が余ってるなんてもったいない。
あれ?天空の鎧は?
基本的なルールは
>>3をご覧ください。
あれ、皆装備を選んでくれないの? あちゃー、書かなきゃ駄目か。
>>717 天空の鎧のこと素で忘れていたが、まだ鑑定してもらってないから名前を知らないんだよな、ソロは。
さて、誰がどれを装備しよう(選んでください)
1.装備が終わったら階段を上る。
2.嫌な予感がするので、残すメンバーを決める。
この前仲間勝手に選んじゃって、GMの予定勝手に進めたかな?と思って
今回は遠慮してみたのです。
選択肢は1.
奇跡の剣→ライアン、破邪の剣→トルネコ、不思議な帽子→ブライ、天罰の杖→マーニャ
基本的なルールは
>>3をご覧ください。
1番に決定しました。
通路はほとんど一本道だった。階段を抜け、廊下を歩き、上へと進む。
やがて、一行は大きな扉の前に行き着いた。
「ここです。声はこの中から……」
ソロとライアンが扉を押し開けると、そこにはひとりの女性が佇んでいた。
うつむいた細い肩にかかる豊かな髪。谷間に咲く百合の花を思わせる清楚な佇まい。
人の気配に気が付いたのか、彼女の肩が静かに動いた。
「シンシア!」
女性の顔を見た勇者が硬直する。彼女の面影は、ソロの思い出の中に残る幼なじみそのままだった。
声におびえたのか、わずかにたじろいだ彼女を前にして、
ソロは……
1.遠慮なく彼女に近づいた。
2.逃げ出した
3.信じられないので頬をつねる。
ここは 3 でおながいしまつ
2
3でお願いします。
1にするとピサロナイトにばっさりやらてしまいそうで…
ボーゼンと1
3
基本的なルールは
>>3をご覧ください。
3番3票、2番1票、1番1票で3番に決定しました。
頬の痛みは現実味を伴ってこれが夢でないことを僕に教える。
「夢じゃない……?!」
挙動不審な僕の態度にますます恐怖を感じたのか、女性が後ずさる。
「ま、待ってくれ、君は本当にシンシアなのか?」
「ソロ!」
静止するミネアの声も聞かず、吸い寄せられるように僕の足が彼女に動く。
「近寄らないで! 私はシンシアという名ではありません」
叫んだ彼女の瞳から大粒の涙が流れた。涙は頬をつたい、床に落ちると同時にきらめく宝石に変わっていた。
「ほ、宝石……涙が宝石に……」
次々と床に転がる五色の宝石。アリーナも、マーニャも、ミネアも、ライアンですらも、その光景に思わず見とれていた。
「あ、あなたたちは一体何者なの?」
「それを聞きたいのは僕の方だ。声までシンシアにそっくりだなんて……」
僕の手が女性の肩にかかろうとした――
そのとき、突然現れた黒い影が、僕に躍りかかった。
1.退がる
2.迎え撃つ
3.ミネアがかばう
1
基本的なルールは
>>3をご覧ください。
1番に決定した。
とっさに身をのけぞらせた僕の肩口から、鮮血がほとばしった。
「ソロ!」
慌てて身を乗り出したアリーナが炎の爪をかざして、振り下ろされた刃を受け止める。
僕の前に立ちはだかったのは見事な鎧をつけた騎士。見覚えのあるその姿に、数名の仲間達が殺気立つ。
「奇遇ね、こんなところにいるなんて思わなかったわ」
「それはこちらの台詞だ。お前達も、所詮欲の皮の突っ張ったほかの人間どもとなんら変わらなかったということか。
ロザリー様の居られるこの場所を知った以上、生かしては返さん……」
「欲の皮? 一体どういうこと?」
「ふ、白々しいことを……。ロザリー様の流す涙が頬を伝い地に落ちたとき、その涙は見事な五色の宝石に変わるのだ。
その宝石を求めた人間に、ロザリー様は何度危険な目に追いつめられたことか……。
ロザリーヒルに訪れた私利私欲にまみれた人間ども、すべてこの私が斬り捨ててくれる!」
ピサロナイトが気合いもろとも斬りかかってくる。
1.ライアンが迎撃する。
2.ソロに回復呪文を。
3.呪文でピサロナイトを攻撃する。
4.その他
1
GOGOライアン!
基本的なルールは
>>3をご覧ください。
1番に決定しました。
火花を散らして剣と剣が激しくぶつかり合う。
ピサロナイトの渾身の一撃を、ライアンは一歩も引かずに受け止めた。
鍔迫り合いは不利と見たピサロナイトが、剣も交えず後方に飛び退いた。
空間ごと叩きつぶすような勢いで振り下ろされたライアンの剣が、虚しく彼の目前を通り過ぎていく。
生じた間隙を縫うようにピサロナイトがライアンの懐めがけて突進した。
「ぬぅん」
気合いもろとも床にたたきつけられた奇跡の剣が、火の粉をあげて生き物のように跳ね上がる。
しかし、脇腹に食い込むように肉迫するする奇跡の剣を、ピサロナイトは無造作に盾を動かして難なく受け流した。
必殺の反撃をいなされ隙だらけになったライアンの顔面を、ピサロナイトの拳が襲う。
まともにくらったライアンは、部屋の中程まで吹き飛ばされた。
「うぐっ! ウ……」
「次は私が相手よ」
かろうじて体勢を立て直したライアンの背後にいたアリーナが、追撃をかけるピサロナイトめがけて跳躍した。
1.アリーナの援護を呪文で
2.アリーナをおとりにして直接攻撃。
3.クリフト、ブライがアリーナの援護をする。
3
基本的なルールは
>>3をご覧ください。
3番1票につき3番に決定しました。
「姫様、援護しますぞ」
クリフトとブライの二人が前に出て、ピサロナイトめがけて片手を突き出す。
「ヒャダルコ!」
「マヌーサ!」
しかし、敵を惑わす魔法の霧も、凍てつく吹雪もいっこうに姿を現さない。
「ど、どういうことだ」
「ハァァァー!」
うろたえるクリフトを後目に、気合いもろともアリーナが跳び蹴りを放つ。
空中高く跳躍したアリーナはピサロナイトの肩に蹴りを食らわせようとするが、
ピサロナイトはわずかな動きでこれをかわし、アリーナの身体を剣の柄で打ちのめした。
「ハハハ、小娘の出る幕ではないわ!」
無防備な体勢を狙われたアリーナは、そのまま壁に叩きつけられた。
「ううっ、ちくしょう」
哄笑を浴びせられ、アリーナが悔しそうに口を噛む。
「どうしたことじゃ、呪文が使えぬ」
呆然と掌を見るブライに向けてミネアが叫んだ。
「静寂の玉です。彼の鎧の中央にはめ込まれた青い玉がすべての呪文を封じているの。
この部屋の中では呪文は使えないわ。」
「そういうことだ。では、お嬢さん方、こういう趣向はどうかね」
パチッとピサロナイトが指を鳴らした瞬間、黒い煙とともに四匹のアイスコンドルが舞い降りた。
1.アリーナ、ライアン、ソロの三人で迎え撃つ
2.その他
あああぁぁ何を選んでも勝てそうにない!
2.「僕たちは『タスケテ!』って声が聞こえたからここに来ただけなんだよ〜!」
泣き入ります。
基本的なルールは
>>3をご覧ください
2.「僕たちは『タスケテ!』って声が聞こえたからここに来ただけなんだよ〜!」
1票につき、2番に決定しました。
「僕たちは『タスケテ!』って声が聞こえたからここに来ただけなんだよ〜!」
ソロはピサロナイトに泣きついた。ピサロナイトが無言のまま剣を横にはねる。
その後、ソロたちの姿を見た者はいない。
GAMEOVER
>>732の選択へ戻る。
選択肢追加 3.作戦名「みんながんばれ」(全員通常攻撃)
1にしてみよう
4 アイスコンドルを突破して静寂の玉を壊す
737 :
名前が無い@ただの名無しのようだ:04/08/22 01:48 ID:RfVJKsoX
2
マーニャ(天罰の杖), ミネア(タロット), アリーナで
マグマの杖って今は誰が持ってるんですねえ?マーニャ?
もし、クリフトが装備してるならクリフトもアイスコンドル戦に追加で。
いちばん効果がありそうですし。
過去ログから読み始めて4日目にしてやっと追いつきました。
GMさん乙です。
737 です。すんません、sage忘れました。
あと、言葉が足りないので追加。
マーニャ, ミネア, アリーナ(, マグマの杖持っているならクリフトも)は
アイスコンドル退治。他のメンバーはピサロナイトで戦うってことで。
2
なんか良さそうなので737-738に便乗。
基本的なルールは
>>3をご覧ください
2.その他「マーニャ, ミネア, アリーナ(, マグマの杖持っているならクリフトも)は
アイスコンドル退治。他のメンバーはピサロナイト」二票につき2番に決定しました。
「魔法が駄目ならあたしたちがやるしかないわっ」
飛びかかってきたアイスコンドルに、狙い澄ましたアリーナのカウンターが突き刺さる。
『キェェェェーッ!』
魔物は悲鳴とともに、溶けるように消えてなくなった。
「次はおまえだっ!」
『ブォォォォォーッ!』
ピサロナイトに向かって突撃するアリーナに、アイスコンドルが吹雪を吐く。
すさまじい吹雪が部屋のなかを荒れ狂う。冷気に押され、身動きできないままアリーナが後ずさる。
アリーナを守るように、マーニャが、クリフトが、各々手にした杖を天へとかざす。
真空の渦と爆風が壕となって冷気を吹き散らす。
吹雪と衝撃波の衝突で生じた間隙を縫うように、ミネアの右手から銀色のカードが九枚、流星のように飛んだ。
だが、鉄すら切り裂くカードの一撃を、アイスコンドルは羽ばたき一つで弾き返してみせる。
「さすがに、このレベルのモンスターに直接攻撃するには不向きね、このカード」
「ちょ、ちょっとミネア、それだけは止めてってば……」
ミネアがタロット占いをはじめた。
「ほえ〜」と奇声をあげて飛びかかったトルネコとブライを、拳一つで鎮めたピサロナイトの顔色が変わる。
「その小娘をを止めろ!」
1.選んだカードの番号が、2,4,6,8のいずれかならば……
2.選んだカードの番号が、1.3.9のいずれかならば……
2 でお願いします。
737 案 採用ありがとうございます。
(クッキー期限切れかよー。ID多分変わっちゃったかな。)
基本的なルールは
>>3をご覧ください
2番1票につき、先着の2番に決定しました。
ある本のページをめくった際の下1桁が3番だったので、死神のカードが選択されます。
引き抜いたカードを見たミネアの口元が笑うように歪められる。
突き出すようにカードをかざすミネアの左手が白い光で包まれる。
「ふふっ、死神のカードよ」
光の中から姿を現すは、木霊の如く空ろな声もつ巨大なる骸骨の騎士。
吹雪に翻弄される前線のアリーナ達を守るように、騎士が空中に飛ぶ。
螺旋状に渦を描く不気味な剣が一閃して、三匹のアイスコンドルの首をはねる。
斬り捨てられたアイスコンドルの首が一つ、主のもとへ転々と転がっていく。
足下まで転がってきた魔物の首を踏み砕いてピサロナイトがゆっくりと前に出る。
「ほう。なかなかのものだな。どうする、エドガンの娘よ。呼び出したその醜悪なる"収穫の騎士"を
以て、私にしかけるか? それとも、やはりお前が私の相手をしてくれるのか?」
ライアンとピサロナイトが睨み合う。そのとき――
「待って、待ってください」
ピサロナイトと僕たちの間に、ロザリーと呼ばれた少女が割って入った。
「いけません。ロザリー様、お下がりを!!」
有無を言わさぬ口調のピサロナイトが、彼女の肩を捕まえ強引に騎士の背後に押しやろうとする。
「下がりません。お願いだから剣をひいて。貴方と、貴方とこの方達が争う理由などないのです。
この人たちは、私が呼んだの。救いを求める私の心がこの人達をここに誘ったのです」
すがりつくように必死でピサロナイトに呼びかけるロザリーを、ピサロナイトは一顧だにすらしない。
「関係ありませぬ。例え、この人間どもを貴女様が呼んだのだとしても、それが真実貴女にとって救いになる
ことだとしても、関係ないのです。私の役目はロザリー様を守ること。あの御方以外、誰一人として
ここを通ることはまかりならんのだ!」
「ふん、だったら遠慮なく押し通らせてもらうよ。こっちは聞きたいことが山ほどあるんだ。」
前に進み出ようとした僕の肩をつかんでライアンが押しとどめる。
不服そうに見る僕に重々しくライアンが語る。
「ソロ殿、その肩の傷で一騎打ちをけしかけるは無謀ですぞ。ここは拙者に」
「二人とも待ってください。回復呪文が使えない以上、無理は禁物です。幸い死神のカードの効力はまだ
切れてないわ。ここは彼に戦ってもらいましょう」
「こいつに因縁があるのはミネアさんだけじゃないのよ。私をのけ者にしないでくれる」
アリーナとミネアの二人までが駆け寄ってきた。
1.アリーナ
2.ライアン
3.ソロ
4.ミネア
死神でいくのが被害は少ないだろうが・・・
でも2。ライアンのバトルが熱そう。
2
2
やはり2が熱い
基本的なルールは
>>3をご覧ください
満場一致で2番に決定しました。
張り詰めた空気のなか、一歩もひかずに睨み合う両者。
ロザリーも、アリーナも、ふたりの気迫に押され見守るばかりだ。
「ゆくぞ!」
先手を仕掛けたのはピサロナイトの方だ。
半月状に弧を描いた剣が眩惑するような動きで下から切り上げた。
わずかに身じろぎしてそれをかわしたライアンが、一息で間合いを詰めて抜き打ちの体勢にはいる。
無防備なピサロナイトの胴体を捕らえたかと思いきや、ピサロナイトは剣先を生き物のように跳ね上げると、
ライアンの肩口めがけて剣を振り下ろした。断頭台の刃のような勢いで迫る剣を、ライアンは肩当てで受け止めると同時に
柄で殴打を放った。危うく盾で受け止めたピサロナイトの体が部屋の隅まで下がる。
1.追撃をかける。
2.敵の出方を待つ。
一騎討ちは見守ろう。2で。
1.一気に池!
基本的なルールは
>>3をご覧ください
2番1票、1番1票につき先着の2番に決定しました。
「やるな、戦士よ。今回は鎧袖一触と考えていたが、正直甘かったようだ。この前と違って、いい剣だ」
柄が打ち込まれた盾に軽い亀裂が走っている。
「だが、お前も甘い。そこで追撃をかければしとめるとまではいかずとも、私に深手を負わせられたはず」
ゆらりと揺れるようにピサロナイトが体を左右に振る。
ライアンは一言も声を発さない。ただ、ゆっくりと剣を起こして青眼に構える。
「ふ、ゆくぞ!」
裂帛の咆吼を上げ、盾を投げ捨てたピサロナイトがライアンに突進する。
ピサロナイトの剣が目にも止まらぬ速さで繰り出される。
まるでピサロナイトの腕が数千本にもなったかのように見える。瞬時にかわせるようなスピードではない。
閃光の塊はライアンを容赦なく襲った。しかし!
「ぬおおおおっ!」
気迫とともに、ライアンもすさまじい速さで剣を繰り出した。そしてピサロナイトの剣を全て受け止めるかのように
奇跡の剣を撃ち合わせる。幾百もの激しい剣の激突が広間の中央に無数の火花を咲かす。
すさまじい闘いに僕も、仲間も、ロザリーという少女もただ息を呑むばかりだった。
あまりの闘いの激しさに瞬きをすることも忘れ、それに見入っている。
(はやいのは私か? それとも貴様か?)
星を散らすような剣の応酬。剣速に絶対の自信を持つピサロナイトが自らに懐疑心を持つほど、
ライアンの撃剣は見事だった。だが、やはり速さはピサロナイトの方がわずかに上だ。
その証拠に速さで相手に劣るライアンは次第に相手の剣を受けるだけの、機械的な動作に
陥れられつつあった。
「くおっ!?」
ライアンが声を漏らした瞬間、ピサロナイトの剣が、ライアンの右肩に食い込んだ。遂に均衡が崩れたのだ。
体勢を崩し膝をつくライアンに、ピサロナイトが薄笑いとともに剣を振り下ろした。
1.そのまま力任せに下から斬りあげる
2.避けて体勢を立て直す。
1.ライアンの力を信じる!
ザオラル用意しつつ1
1
パワーではライアンが上のはず!!
基本的なルールは
>>3をご覧ください
満場一致で1番に決定しました。
ピサロナイトの剣は鎧の胸甲をえぐった。しかし、ライアンの剣もまたピサロナイトの脇腹に食い込んでいる。
深手を負い膝をつきながらも激しく睨み合う両者。先に立ち上がったのはライアンの方だった。
傷口から血のかわりに吹き出した白い煙が、元通り傷をふさいでしまっていた。
一方脇腹をえぐられたピサロナイトは、まだ膝をついたままだ。
1.止めを刺す。
2.止めを刺さない。
2
おお、奇跡の剣でよかった。
コロスにはおしいかな。ロザリーのこともあるし。
1
殺らねば殺られる!!
コイツのような忠誠心の強いピサロ信者は命乞いはしないから。
3日に1レス。これ基本。
1
遅れてごめん。どっちの展開にするのか迷っていたので、もう一人の投票が来るのを待ってました。
基本的なルールは
>>3をご覧ください
2番1票、1番2票につき1番に決定しました。
振り上げた奇跡の剣がピサロナイトの兜を断ちきった。
ピサロナイトの手から剣がこぼれ落ち、彼の体がゆっくりと崩れ落ちる。
「ピサロナイトッ!!」
ロザリーがその体を支えるように駆け寄った。
「……も、申し訳ありません。ロザリー様。貴女を……お守りすることが…………できません。
人間達よ。頼む…………この方に罪は……グフッ……」
「駄目よ、ピサロナイト。もうしゃべらないで!」
「ロ、ロザリー様、私は、貴女の……ことを……」
ピサロナイトの手がガクンと力無く垂れさがる。
ロザリーが泣きながら魔族の騎士の体を強く抱きしめる。瞳から流れた涙が宝石となって床の上に散らばり、
ガラス玉のように砕け散った。ビー玉の転がるような音の中、ロザリーの腕の中に首をたれたピサロナイトの
目がゆっくりと閉ざされていった。
ライアンが剣を胸に掲げ、目を閉じた。
「これで、良かったのかしら……」
複雑そうな表情でアリーナが言った。誰に聞くともなしに……。
マーニャがアリーナの後ろから手を回して軽く抱きしめる。
ミネアもどこか気の抜けた顔をしている。
「改めて自己紹介します。私はロザリー。ここであなた方を待っていました」
ロザリーはいたわるようにピサロナイトを膝の上に寝かせるとぽつりぽつりと語り始めた。
「僕たちを待っていた?」
「そうです。私の心の叫びが、あなたがたをここに呼んだのです。あなた方は神に選ばれた
導かれし者達なのでしょう?」
真剣な彼女の瞳に気圧されて僕は否定することもできず自分が勇者であることを語ってしまった。
「……デスピサロという名前はもうご存じですね。人間達を滅ぼし世界を魔族の手中に収めようとしている
人物です。彼は今、二つの目的で動いています。この世のどこかに眠る地獄の帝王を眠りより呼び覚まし、
人間達を滅ぼすこと。そして、自らに進化の秘法を使い、エスタークを超える新たな魔王として生まれ変わろうと
していること。でも、そんなことをしたら、魔族の世界を作るどころか、この世界そのものが破滅しています。
それに、デスピサロ……いえ、ピサロ様は私を唯一慈しんでくれた方。あの方に、そんな恐ろしいことを
させたくはないのです。どうか……あなた方の手で、ピサロ様を止めてください。ピサロ様が進化の秘法を
自らに施す前に……」
そこで彼女の言葉は途切れ、後には続かなかった。
僕も、仲間も、彼女の言葉にどう答えていいのかわからなかった。
ロザリーヒル編・了
ロザリーヒル編完了ですか、GMさん乙でした。
756 で 1 を選んだんですが、ひょっとしてバッドな選択だったっぽいっですね。
ピサロナイト生かしておいたらどうなったのか気になります。
GMさん乙です。
この後どうするのかな?続きやってくれるのかな?
>762
ほかのGMが来るのをまったり待つよ。
乙でしたー。
ロザリーヒルに入ってから特に、ひとつひとつの選択が文字どおり
命運を握ってる感じでしたね。
ところで、トルファは……。
ゲームブック形式でここまでうまくつなげられるなんて……。
途中でミネアをプッシュしてしまって、ちょっと反省しています。
ピサロナイトが生きていたら歴史が変わったのでしょうか。
本当におつかれさまでした。でも、続きが読みたかったりします。
ho
次のGMさんがいないようでしたら、自分がやってもいいでしょうか?
リバーサイドからデスパレス辺りと言う事で。
ちょっと趣向を変えて、登場人物視点での語りの形式でやって見てもいいでしょうか?
選択肢も従来のものにキャラの視点変更も取り混ぜていく、
簡易ザッピングといった感じで進めて見たいのですが?
前任の方々が素晴らしかったので、ちょっと変化球でw
勇者語り→アリーナ語り→トルネコ語り
といった感じです。
おお、新GMさんのご降臨ですね。楽しみです!
キャラの視点変更素晴らしいですね。
ぜひぜひお願いいたします。
ただ、これってGMさんがメチャメチャ大変なのでは?
語るキャラ毎にストーリー用意しておくならばですが。
それともフローだけ準備しておいて、選択肢決定後に執筆する
感じなんでしょうか。
個人的にはトルネコ語りが楽しみ。駄洒落を多用しそう。
おお、新GMさん降臨ですか。
一月以上の放置は覚悟してたのにさっそくやる人があらわれてうれしいです。
がんばらないでがんがってくだちい。
ありがとうございます。
不肖ながらGMをやらせていただきます。今後ともよろしく。
早くもゲーム違う感じですが。
とりあえずエスタークを目処にしたいと思います。
>>768 全部即興でw
至らない点は生暖かく見守ってください。
折角ですのでトルネコからスタートさせていただきます。
>>769 全力で力を抜いてがんばりますw
基本的なルールは
>>3をご覧ください
あと真に勝手ながら選択肢に「誰にやらせるか?」という点も加えて、
簡単なザッピングをしたいと思います。
お気に入りにやらせるもよし、お好きなキャラをご指名ください。
デスパレス。
それが魔族達の城の名前でした。
ロザリーさんから聞きだした話によると、魔族の王、デスピサロはこの城を拠点としているという事でした。
そう、以前に一度訪れたあのリバーサイドの島にあるという魔族の城がデスパレスなのです。
ロザリーさんの頼みを聞くにしろ聞かないにしろ、
彼等の野望を食い止めるためには、遅かれ早かれ乗り込まねばならない場所です。
聞くだに恐ろしい響き。その名だけで人々を振るえ上がらせる地獄の城。
私も情けない話ですが、身がすくむような思いがいたしました。
ただ、本当には少しも縮んでいないのが残念ですが。
>>771(つづき)
しかし、その恐怖と同時に、言いようもない高揚感のような物も感じておりました。
魔族の城とは一体どんな所なのか?そこにはどんな未知の道具が眠っているのか?
そして、人間とは全く異質の魔族の営む社会とは一体どんなものなのか?
次々と湧き出る好奇心が恐怖心を上回り、
気が付いてみれば私は一刻も早くデスパレスに行きたいとさえ思うようになっておりました。
新しい冒険に出る時はいつもこうなのです。
未知の世界への誘いに矢も立てもたまらずに、抑えが利かなくなってしまうのです。
そう、まるで愛しい恋人の住む場所に向かうかのような胸の高鳴りを感じて。
ふと、浮気をしているかのような気持ちになって、
ネネから貰ったお守りにそっと「愛しているのはネネだけだよ」とつぶやくと、
お守りが少しあきれ気味に微笑んだような気がいたしました。
1、このままデスパレスに向かう
2、いや、いや世界樹のことを調べる
誰にザッピングするかも良かったらお願いします。
なんか微妙。
微妙だけど1でライアンで
2を。ソロで。
同票なので話を思いついた順でw
>>775さんのルートを。
日に一度は投稿できるようにがんがります。
基本的なルールは
>>3をご覧ください
「今すぐデスパレスに向かいましょう!」
すでに一人旅支度を整え、今にも飛び出していきそうなトルネコをなだめて、
僕は世界樹の情報をもう少し集めるようにみんなに提案した。
もともとロザリーヒルへ来た理由の一つが世界樹にあった為にトルネコも渋々と納得してくれた。
しかし、実は僕が敢えて世界樹にこだわるのは別に理由があった。
世界樹の事を知りたいという気持ちがあるのは勿論なのだが、
本当はすぐに魔族の城に行く事に迷いを感じているからだった。
別に怖ろしいわけではない。
むしろ魔物が恐ろしいだけの存在ではないのではないか?と感じ戸惑いを覚えているのだ。
>776(つづき)
「ピサロ様を止めてください」
泣き腫らした目でそう懇願するロザリーの姿が頭から離れない。
彼女と別れてからも何度もその光景が頭の中を回り続けている。
愛する者を誤った道に進ませない為に、敵である自分達にその行為を止めて欲しいと頼む。
それは大切な人を自らの手であやめる事に等しい。
そうしてまで彼女は、ピサロにピサロであって欲しいと願っている。
ロザリーのピサロに対する思いが悲壮なほど伝わってくる。
今まで僕は『デスピサロ』という存在を、ただの『世界を危機に陥れる怪物』
『故郷の村を滅ぼした憎い仇』としか認識していなかった。
しかし、ロザリーヒルでのデスピサロは、尊敬される王であり、高潔な騎士が命を懸けて仕える主君であり、
そして、一人の少女と心を通わせる一人の男であった。
デスピサロではなく、ピサロとしての存在を知ってしまった今、
僕は自分の置かれた立場が、足元から崩れ落ちていくような感覚に襲われていた。
>777(つづき)
相手は本当に倒さなくてはならない敵なのだろうか?
もし、彼等が悪で無いなら自分は一体なんなのだろうか?
デスパレスにいって万が一でもその事を証明されるのが怖かった。
もし、自分が勇者でなかったら。
僕は常にそう思い続けていた。
世界がどうなるとか難しい事は、正直僕にはピンと来なかった。
しかし、少なくとも自分の大切な人々は傷つかなかった。
そして、自分もただの村の若者として静かに暮らせただろう。
デスピサロを仇と憎む。
勇者として役に立っていると思う。
そうやって今まで目をそらし続けていた考えが、僕の頭の中に黒い塊のように広がりつつある。
傍らに立てかけておいた天空の盾の輝きが妙にまがまがしい物に感じられた。
1、世界樹の事を村人に聞く
2、仲間に悩みを相談する
3、勇者やめる
さ、3を選びたひ・・・でも仲間どうしの絡みを読んでみたいので
2
2
・・・。2、かな。
ブライか、クリフトか・・・
では、[相談を受けたクリフト]の雑品具で。
2で一致という事で指定のあったクリフトで行かせて頂きたいと思います。
基本的なルールは
>>3をご覧ください
▽
ソロの様子がどうもおかしいのです。
ロザリーヒルでの夜。不寝番で彼と二人きりになったのですが、
ソロは、ジっと焚き火の炎を見つめて、難しい顔で押し黙ったままなのです。
私がなにか話しかけても生返事が返って来るばかり。
心ここにあらずと言った調子なのです。
・・・もしかしたら、なにか悩みでもあるのでしょうか?
だとするなら、私の聖職者としての資質の問われる時です。
迷える子羊を正しく導く。それこそが私の本分といえるでしょう。
と、意気込んでみたのはいいのですが、さて、何を悩んでいるのでしょうか?
一言も話さないのでは流石になんともしようがありません。
かといって私の方から「何か悩んでいるのか?」
などと聞き出すのもなにやらぶしつけな気がいたします。
だいたいソロの悩みとはどんなものなのでしょうか?
>782(つづき)
▽
・・・まさか姫様に懸想をしているとか言い出さないでしょうか?
なるほど、恋の悩みならどんな人間でもおかしくなるものです。
ましてや、一国の王女となれば、例え勇者といえども気後れするかもしれません。
しかし、そうだった場合、私はどうすればいいのでしょうか?
無責任に励ましてすんなり上手く行ったりしたら立つ瀬もありません。
考えてみれば仲間の内で姫と年のつりあう相手といえば私か、ソロだけです。
一番のライバルではありませんか。
正直、彼が相手では私は勝つ自信がありません。
かと言って相談に乗る振りをしてわざと上手く行かないように仕向けるのも聖職者として、
いや、人として許される行為ではありません。
・・・なんと言う事でしょうか。板ばさみです。
なにか考えれば考えるほど泥沼にはまっていくような気がしてきて、
額からはジットりと嫌な汗まで吹き出してくる始末です。
>783(つづき)
▽
「クリフト・・・」
今までずっと沈黙していたソロが、突然私に声をかけてきました。
不意を打たれた私は心臓が口から飛び出るほど驚いてしまいました。
なんでしょうか?まさか本当に姫様の事を言い出すつもりではないでしょうか?
私は激しい緊張に今にも気を失いそうなほどでした。
「さっきから様子が変だぞ。
なにか悩みでもあるのか?良かったら相談に乗るぞ」
・・・どうやら恋の悩みは本当に人間をおかしくするようです。
自分の未熟さにめまいがしてきました。
おお、神よ。
愚かな私をお許しください。
1、翌日、世界樹の調査をする。
2、やっぱりデスパレスに
3、滝に打たれる
やっぱり微妙な内容w
じゃ3で
3
たまにはage
2
再びトルネコがよいです。
オイラの希望を叶えてくれてサンクスです。
クリフト評判悪いな。じゃ、2で
微妙ですがw先代GMさんの後をなんとか繋ぐように頑張りたい所存です。
同票なので先に票の入っている3で、それから他の皆さんの意見も取り入れて、
トルネコ語りクリフト話で進めさせていただきます。
基本的なルールは
>>3をご覧ください
▽
クリフトさんが水辺に打ち上げられている所を発見されました。
『自分の心身の弱さを克服する為に滝の洞窟に挑みます。探さないで下さい。姫様によろしく。
クリフト』
などという書置きを残して姿を消して以来、三日ぶりの帰還です。
滝の洞窟とは、以前勇者さんとミネアさんが大変な目にあったあの海の洞窟です。
急遽、捜索に来た私達は、洞窟の最深部の地下水の湖に浮かぶクフリフトさんを見つけ出しました。
ここは海底にある為か、足場よりも水場のほうが多いなかなかの難所なのです。
クリフトさんは、幸いにも命に別状はなく、大事には至らないようなのがなによりでした。
すぐにミネアさんの治療を受け、ほどなくして意識を取り戻しました。
しかし、ここに来ると土佐衛門になって帰ってくるのがお約束のようですな。
それにしても、普段物静かなクリフトさんが、こんな突飛な行動に出るとは意外でした。
なにか心に期するものでもあったのかもしれません。
ここ数日様子のおかしい勇者さんといい、若い人は悩みが尽きない物です。
しかし、探さないで下さいと言っておきながら行き先を書いていたり、
密かにアリーナさんにアピールしている辺り、体はともかく神経は結構図太いのかもしれません。
しかし、怪我の功名といいましょうか、クリフトさん捜索の中で私達は素晴らしい宝を発見する事が出来ました。
究極と言われる伝説の『はぐれメタルの剣』です。
コレはさる王宮から海賊が盗み出したと言われている、噂でのみ存在が囁かれていた宝剣です。
岩をバターのように切り裂く驚異的な切れ味を持っているだけでなく
噂では、はぐれメタルをそのまま剣にしたと言われ、サビもせず、いくら斬り付けても刃こぼれもしないというのです。
また、羽ほどに軽く、非力なものでも容易に扱うことが出来ることも特徴です。
武器を取り扱っていた私からすればまさに究極の財宝だといえます。
それにしても本当に素晴らしい剣です。
武器商人なら誰でも手にしたいと願う逸品でしょう。
ネネの次くらいに位置しても良いくらいの美しさです。
武器と妻を同列に語っているのもどうかと思いますが、なんというか辛抱たまりません。
こんな素晴らしいものが発見された事で、
仲間達は勝手な行動を取ったクリフトさんを責めるどころかこぞって賞賛しておりました。
アリーナさんにまで「クリフトのお陰よ」などと感謝され、
クリフトさんはなんとも言えない微妙な表情で苦笑いするばかりでした。
1、デスパレスに乗り込む為にリバーサイドへ(キャラ指定主体で
2、殺してでも奪い(以下略
さすがに1にしときます。
ブライで。
1.アリーナ
この辺で女キャラいっとくか。
1で
トルネコもいいけどマーニャ姐さんの語りも聞きたくなってきたYO!
マーニャで
ザッピングだときっと女キャラ指定が多くなるかな?と思っていたら、
トルネコ→勇者→クリフト→トルネコと予想を超越した男祭りぶりにやられましたw
おみそれいたしました。
今回は1に一致という事で(あたりまえか)指定の早かったブライでw行かせて頂きます。
基本的なルールは>3をご覧ください。
▽
「えいやぁあ!!とう!そりゃあ!!」
朗らかな陽気の午後。
リバーサイド郊外の静かな野原にアリーナ様の勇ましい声が鳴り響く。
ワシとクリフトの二人は、デスパレスの情報を得るために例のシスターに会いに行っている勇者殿達とは別に、
姫様の武術の訓練に付き合って村の外れの空き地に来ておった。
魔族の城に乗り込むと決まって、姫様の稽古はいつも以上の熱の入れようじゃ。
相手をしているクリフトは散々に振り回されて、ほんの30分もしない内に早くもボロ雑巾のようになっておる。
どうも、戦いに備えているというよりも、戦いを待ちきれずに力をもてあましているような感じじゃのぅ。
やれやれ、普通魔物の本拠地に行くとなれば、おなごなら怯えてしり込みするもんじゃが。
・・・と、言いたい所じゃがマーニャは最近覚えた派手な魔法を使い放題だとほくそ笑んでおるし、
ミネアは死神のタロットを磨いてなにやら怪しい笑みを浮かべておった。
わしの考えの方が古いのかのぅ。
しかし、ミネア、マーニャのような市井の女ならともかく、姫様は誇り高きサントハイムの正統後継者。
それ相応の自覚をして頂かないと困る。
>794(つづき)
▽
武術についてはまぁ100歩・・・いや世界樹から飛び降りるつもりで護身術と割り切ろう。
しかし、最近は中身はともかく、見た目は日に日に女らしゅうなられておる。
今は亡き王妃様に似て美しくなられておるわ。
若駒のように活き々と躍動される姫様の姿は、このわしが見ても一瞬目を奪われるような色気があるわい。
しかし、本人にその自覚がないから、旅をしている間中心配で気が気でないわ。
おかしな男やらなんやらかんやら有象無象が姫様に近づいてくるからのぅ。
まぁ、そういう輩は姫様が問答無用で再起不能にしておるんじゃが。
じゃが余計なトラブルから身を守る為にも、身を慎む事は必要な事じゃからのぅ。
国に帰ってからも王女として色々と必要なことじゃしの。
>795(つづき)
▽
しかし、わしとて姫様の自覚に任せて無策でいるわけではない。
少しでも淑女としての自覚をしていただく為に、ロザリーヒルで装飾品を買って差し上げたのじゃ。
身を美しく飾る事を意識するようになれば、少しは女らしくなってくれるかもしれんからのぅ。
いや、実はこれが意外にも大喜びしていただいての。
どうやら、少しは女らしくなる兆しのようなものも見られておるようだのぅ。
モンバーバラの二人の影響を受けているのかも知れん。
いい傾向じゃ。
「ねぇブライ!」
一人うなずいているわしに稽古を一段落させた姫様が声をかけてきた。
「この間貰ったあの武器凄く気に入ったわ!
ホラ!両手に持ったり投げ付けたり出来て凄く用途が広いの!ありがとう!」
姫様はそう言いながら両手に掴んだ大型の「ピアス」を嬉しそうにわしに見せた。
そのあまりの嬉しそうな表情にわしは
「・・・それはようございました。姫様ならきっと使いこなせるでしょう」
と、答えておった。
1、シスターのもとに行っているトルネコ、ライアン、ミネアへ
2、一人村をうろつくソロへ
3、村で買い物をしているマーニャへ
3で
今度こそマーニャ姐さんで!
でもブライもなかなか面白かったです。
PS版の会話システムを思い出しました。
ブライとかミネアとか毒を吐くキャラは、結構読んでて面白いのかもしれないなあ、
などと思いました。(でも今回はマーニャなんですが)
2.何か気になる・・・
こうなったらライアンでしょ!1
しばらく見ないうちに、良い具合に進行中ですね。
新しいGMさんはユーモアたっぷりでよいですナァ。
アリーナ視点で2.というのはどうでしょうか。
昨日は投稿できなくてすみませんでした。
今回は、得票一位の2で進行させていただきます。
>800さんパーティーがバラバラになっているのでアリーナ絡められませんでした。
>797さんマーニャをかけなくて申し訳ありませんです。
基本的なルールは>3をご覧ください。
▽
信じられなかった。
僕は自分の眼を疑いなんども眼を凝らして見直してみた。
それでもそれは紛れもない現実だった。
僕の目の前に・・・デスピサロが立っている。
見間違えるはずもない。ロザリーの夢で見たあのデスピサロがそこにいるのだ。
偶然だった。
今だにロザリーヒルでの事が頭から離れない僕は、
仲間達と一緒にいる気分になれず、一人村外れの森の中にやって来ていた。
いい天気だった。森の空気は清純でひんやりと肌に気持ちよかった。
しかし、そんな爽やかな自然の中にあっても僕の心は沈んでいた。
魔族が怪物でないなら、勇者などどちらか一方の偏った味方に過ぎない。
そして、そんな立場だった自分のせいで、大切な人達が悲惨な最期をとげてしまった。
その思いがずっと頭の中を駆け巡り続けていた。
このまま、姿を消してしまえば楽になれるかもしれない。
そんな事を思いながら、僕は森の奥に向かって当てもなく歩き続けていた。
>801(つづき)
▽
その時、ヤツが森の中から姿を現した。
僕からほんの20メートルほど離れた所で、
デスピサロは、まるで散歩でもしているかのように落ち着いた様子で歩いていた。
魔族の城が近いと聞いてはいたが、まさかその主にこんなところで出くわすなんて。
なんという偶然だろうか。
どうやらデスピサロは、僕の方には全く気が付いていないらしい。
僕に無警戒に無防備な背中を向けて突っ立っている。
チャンスだ。
・・・ヤツは完全に油断している。今ならなんの抵抗もなくこの男を倒せる。
まずはライデインで虚を突く、そしてひるんだ所をこのはぐれメタルの剣で一気に首を切り落とす。
それで終わりだ。
そうだ。どんな理由があろうと多くの人々を苦しめてきたあいつが悪いんだ。
そうすれば村のうらみも晴らせる。もう、僕のような思いをする人もいなくなる。
>803
▽
・・・。
しかし、僕は剣を抜く事も、その場を動く事も出来なかった。
僕と同じ思いをする人がいなくなる?本当にそうだろうか?
刀に手をかけた時、ロザリーの顔が浮かんできた。
ロザリーはああ言ったものの、ピサロが死ねばきっと嘆き悲しむだろう。
シンシアを失った僕のように。
ロザリーヒルの住人達や、ヤツを慕う魔族達はきっと勇者や人間を恨むだろう。
僕がデスピサロや魔族を恨んだように。
僕がこの男を斬れば、また数え切れないほどの『僕』が生み出される。
吐き気がした。その恐ろしさに気を失いそうだった。
僕は刀に手をかけたまま凍りついて何も出来なくなっていた。
>804(つづき)
・・・それからどれくらい経っただろうか?
時間にしてほんの1〜2分だったと思う。
デスピサロは、立ちすくんだままの僕を置いて、ルーラでいずこかへ飛び去っていった。
僕は、空の中に瞬く間に小さくなって消えていくデスピサロをじっと眺めて立ち尽くしていた。
僕は愚かな事をしたのかもしれない。
魔族の王を討ち果たす千載一遇のチャンスを失ったかも知れない。
しかし、不思議と後悔はしていなかった。
僕は『世界に平和をもたらす伝説の勇者』。
そうだったねシンシア。
止めて見せるよ・・・デスピサロを。
もう、二度と『僕』がこの世に現れないで済むように。
1、仲間に出来事を話してデスパレスへ
2、色々とめんどいから黙ったままデスパレスへ
3、やっぱり追いかけてぶっころ
シリアスな展開できておいて「ぶっころ」ですかw
選択肢は1.
登場人物の内面に切り込むのはイイヽ(´∀`)ノ
感情移入出来るね。
さすがに語っちゃまずい気がする。2で。
今度こそライアン!
1
今度こそマーニャ姐さんで。
>805
禿同ですね
アク禁解消したかな?
どうも遅くなってすみませんです。
得票二票という事で1で指定のあったマーニャで進行させて頂きます。
ソロとマーニャの台詞に初代GMさんのレスをお借りしましたです。
歴史のあるスレですなぁ。
基本的なルールは>3をご覧ください。
▽
「二人きりで大切な話がしたい」
リバーサイドでの夜、ソロはそう言って私の寝室にやって来た。
そこでソロは、デスピサロを敢えて見逃した事、今まで抱いていた悩み、
そして、仇討ちの為の戦いではなく、世界の混乱を防ぐ為の戦いをするという決意を告白してくれた。
デスピサロと進化の秘法の因縁を考えて、最初に私に言ってきてくれたんだと思う。
でも、私はそんなソロの言葉に軽い苛立ちを覚えいた。
「ふぅ・・・全く。『二人きりで大切な話がある』なんて言うから何かと思ったわよ」
そう言って私は手じかにあった椅子に腰掛けた。
「ねぇソロ。悩んでいるならどうしてもっと早く仲間の私達に言わないのよ?
このマーニャさんが、ミネアの占いや怪しげなお告げだけで、あんたにノコノコ付いて来たと思ってんの?」
私は顔を鉄扇であおぎながらため息を一つついた。
>808(つづき)
▽
そう、私にとってソロとの関係は、勇者と導かれし者との運命とはまた別なものだった。
「違う! 僕が勇者だなんて、そんなことあるわけがない。そんなこと――
もしそうなら・・・本当に勇者なら、僕は・・・みんなの仇を討つ事ができるのに
みんなを守る事が・・・できたのに・・・」
エンドールで初めてあった時、拳を握り締めながら呻くソロ。
そんなソロを見て私は思った。この子は私だと。
父さんを失い、絶望と怒りに囚われ苦しんで泣いていた子供の頃の私自身だと。
「まぁまぁ。あんたが勇者じゃないってんなら、それでもいいわ。だけど、あたし、あんたを気に入っちゃった。
よかったらしばらく 一緒に旅しない?」
私はこの子を守りたいと思った。
この子が勇者かどうかとか、そんな事は関係なかった。
「う、そ、それは・・・ご、ごめん」
ソロは私が苛立っているのは自分の行為のせいだと思ったようでバツが悪そうに詫びてくる。
違う。私はソロに対して怒っているんじゃない。
守るなどと言っておいて、ソロの悩みに気が付く事ができなかった自分自身に対して怒っているのだ。
いざという時に頼りにならないとはこのマーニャさんも落ちたものねぇ。情けなくなってきたわ。
>809(つづき)
▽
それにしても、仇討ちの為の戦いではなく、世界の混乱を防ぐ為の戦いをする・・・か。
ソロが私に向かって宣言した言葉が頭に浮かぶ。
敵討ちに凝り固まっていたソロが、すっかり立派な事言うようになったわねぇ。
もしかして、もう守っているつもりが、
対等・・・いや、ともすれば私が守られるようになっているのかもしれない。
確かに、ソロは出会った頃とはあらゆる面で見違えるほど逞しくなっている。
もう、ソロを勇者かどうか疑うことなどないだろう。
・・・まぁ、頼りになる男に守られるってのも悪くないかもしれないわねぇ。
ソロが私を抱きかかえて雄々しく魔物と戦う姿が頭に浮かんできた。
「まぁ過ぎた事はしょうがないわ。でも!今度なんかあったらオネーさんにちゃんと言いなさいよ。
その時は、このマーニャさんがじっくりと慰めてあ・げ・る・か・ら」
私はそう言ってソロに向かって色っぽくウィンクした。
すると、ソロは顔を見て分かるくらいに真っ赤にしてうつむいてしまった。
・・・うーん。まだまだ守ってもらう男には遠いかもしれないわねぇ。
私を抱えて戦っていたソロが、魔物の吐く炎でチリチリ頭になるさまが浮かんできた。
1、散々引っ張ったけどそろそろデスパレスへ
2、慰めてもらう
1!1!1!
2で。慰めてもらいましょう、心はもちろん、からd(ry
2
もちろん2で
ついにマーニャ姐さんキタ━━━(゚∀゚)━━━!!!!!
GMさんサンクス。乙でした。
んで、さらに一晩姐さんで続くと。
3票と一番の得票の2で進行させていただきます。
皆さんも好きですねぇwそんな選択入れた自分が一番ですが。
基本的なルールは>3をご覧ください。
▽
「ソロ・・・」
私は、立ち上がって私と向かい合いにベッドに座ってうつむいているソロを正面からそっと抱き寄せた。
「マ、マーニャ、う」
ちょうど私の胸の谷間に顔をうずめるような形になったソロは狼狽した調子でうめく。
しかし、私は更に強くソロを抱きしめる。
「あんたは強くなったよ。本当に」
私は子供をあやすようなやさしい口調で言った。
「でも、なんでもひとりで抱え込むのはもう止めな。私達が・・・ついているからさ」
私はソロに・・・いや、私に向かって言った。
父さんを殺されて苦しんでいた昔の私に。
強くなったソロは、そんな昔の私を遠い過去の物にしようとしていた。
>815(つづき)
▽
自分の過去の姿とソロを重ね合わせていた私は、ソロが成長し過去を振り払っていく様を見て、
自身も過去から解き放たれていくような気がしていた。
泣きじゃくる私の姿は既にぼんやりと薄くなっている。
やっぱりソロは伝説の勇者だ。
私は今更ながらそう確信した。
ソロは知ってか知らずか、私を暗い谷底から救い上げてくれていた。
私はソロを慰めているつもりだったが、私もソロに慰められているのだろう。
こうしてソロを抱きしめている事が心地よかった。
それから私達はしばらくの間無言で抱き合っていた。
>817(つづき)
▽
「姉さーん。ちょっと話が・・・」
そんなところへいきなりミネアが部屋に入り込んできた。
っ!!
「な・・・姉さん・・・っ何やってるの!?」
抱きしめあう私達の姿を見てミネアが硬直する。
そして、しばしの間、私とソロを交互に眺めると、ミネアの表情が驚きから激しい怒りの物に変わる。
まるで大目玉のように見る見るうちに。
私達色黒だと思っていたけどあんなに赤くなるのねぇー。
などとつい感心してしまうほどの変わりようだった。
ミネアは普段から「勇者様には変な事しないでよ」などと口うるさく言い続けていた。
いわく、大切な使命のある方を堕落させるな。という事らしい。
なにやらすっかり悪魔扱いだ。勿論私の方もソロをどうこうする気は無かった。
ソロは私にとって弟のようなもので大切な家族だと思っている。変な事などしよう筈がない。
しかし、悪い事にここは私の寝室で、私とソロはベッドの上で(ちょっと意味違うけど)抱き合っている。
誤解されるには説得力十分なシチュエーションだ。
やましい事はないのだから、なんとか誤解を解かなければ。
普段はともかく今日の私は悪い事はしていないのだから。そう思った。
「ええっと・・・ち、違うのよミネア。そういうのじゃないのよ。そう・・・遊びでやってるわけじゃないから!」
・・・咄嗟に私の口から出た言い訳だった。
ミネアの顔が大目玉から大魔神のように変化していた。
1、魔物も待ちくたびれてるからデスパレスへ行け
2、デスピサロにザッピング
2。
組センセの天空シリーズが大好きな漏れとしては、キャラ一巡を読んでみたいです。
2
1で
今度はミネアがキレまくりで。
マーニャ乙でした。「慰めてもらう」の選択肢は神ですね。
しかし、やっぱりミネアの邪魔が入りましたかっ。
ストーキングされてたりして。
2−1という事で今回はデスピサロで進行します。
詳しいルールは>3をご覧ください。
▽
かつて竜の神によって地の底に封じられた魔界の帝王が発見された。
愚かにも人間達が自らの手によって、金鉱の底に眠っていた帝王を現世に呼び覚ましたという。
人間達は、今だに帝王の存在も、我々の行動も噂程度でしか把握していない。
それどころか、つい先頃までは人間同士が一触即発の対立を演じていたという。
哀れむべき愚かさである。
そしてなによりも、帝王を滅ぼすという予言の勇者は既にこの世にいない。
全ては我々の思惑通りに進んでいる。
あとは、帝王を迎える為にデスパレスにわが同胞達が集結するのを待つばかりである。
私はいつになく興奮していた。
私は、逸る気持ちを抑える事ができず、
冷静さを取り戻そうと城から抜け出し郊外の森にやって来ていた。
木々のざわめきが、鳥の声が、木漏れ日が、全て私を祝福しているかのように感じられた。
もう、間もなくだ。
あと少しで我々魔族が人間を駆逐して地上に君臨する時がやってくるのだ。
我々の悲願があと僅かで実現しようとしている。
魔族の王としての今までの努力が報われようとしていた。
つい、口元に自然に笑みが浮かんでくる。
>822(つづき)
▽
そう、私は魔族の王。
その言葉にどれ程の意味があるか人間達は知りもしないだろう。
魔族と一口に言っても、海に住むもの、空を飛ぶもの、
言葉を解さない獣のごときものから、かつては神と崇められた者まで多くを含んでいる。
それを人間は人括りに『魔族』と称し、『邪悪で危険な怪物』としてのみの意味を持たせた。
なんという傲慢。なんという侮辱だろうか。
各地でわれ等の同胞は害をなす者として迫害され地の底に追いやられた。
やつ等はその土地を『魔界』などと呼んだ。
いいだろう。
ならば我々は望みどおり人間達に死と破壊をもたらそう。
そして、一切の人間を排斥して新しい世界を打ちたてよう。
『魔族の王』とは悲願を実現する為の光。
私の名はデス・ピサロ。
人間達に破滅をもたらすもの。
虐げられたもの達に希望を与える存在なのだ。
>823(つづき)
▽
ふと、足元をみると一輪の花が咲いていた。
ルラムーン草だった。
一年のほんの短い期間だけ白い可憐な花を咲かせる小さな野草。
この花は魔法の材料として人間達に乱獲されて、最早限られた場所でしか見ることができない。
昔は世界のあらゆる場所で見ることができたが、今はこのような人の少ない僻地にしか生息していない。
・・・。
このような状況でも健気に咲くか・・・。
待つがいい。あとほんの暫くだ。
そうすれば誰はばかることなく咲き誇る事が出来るだろう。
・・・そう、あとほんの少しの辛抱だ。
私はその花を残してその場から飛び去った。
1、もうマジでデスパレスへ(キャラクター選択主体で
選択肢が1個しかないぞw
1.怒れるミネアで。
確かに、選択肢が一つしかない。
1で
ミネアにもう1票!
今度こそミネアがキレまくりで。
なんでもいいからミネアキレまくりで
やっぱりミネアキレまくりで。
3日に1レス。これ基本。
更新とまっちまったな。
どうも本当に遅くなってすみません。しかもこんな時間にw
1のミネア一致という事でそれで行かせて頂きます。
詳しいルールは>3をご覧ください。
▽
塔のカード。
予期せぬ事故や災害など様々なトラブルを暗示するカード。
私は馬車の中で一日の終わりの日課のカード占いをしておりました。
私は床に並べたカードを眺めてため息をつく。
今週は本当に運が悪いようです。
銀のタロットの手入れの最中にアリーナさんが月のカードを発動させて意味もなく幻に混乱したり、
トルネコさんがなんとなく吹いた口笛で物凄い数の敵に急襲されたり・・・。
そして、挙句の果てには昨日の事件。
頭が痛い事が続きます。
>832(つづき)
▽
「なーに?あんたまだ怒ってんの?もう、誤解はとけたでしょう?」
姉さんはなどと言って相変わらず私の気持ちなどお構い無しです。
確かに誤解は解けました。
しかし、私は別に昨日の一件だけを取り上げて深刻ぶっているのではありません。
最近は占いを行っても悪い結果しか出ません。
闇は確実に世界を覆い始め、その進行はとどめる事もできず早まるばかり。
もしかしたら私のやっている事など全て無意味なのではないか?などと良からぬ考えが頭をよぎります。
不安に思わない方がおかしいと言えるでしょう。
運命を前にただ恐れおののくばかり。
こういう時に占い師という職種についている事が恨めしく思われます。
いっその事、姉さんみたいに何も考えない方が幸せなのかもしれません。
横でだらしない格好で夢の中に旅立っている姉さんを見ると、ふとそんな気にさせられます。
>833(つづき)
▽
「・・・ミネア?」
気分転換に外の空気を吸おうと馬車から出ると、勇者様にばったりと出くわしました。
そういえば勇者様は今日の不寝番でした。
昨日の姉さんと抱き合っていた場面が浮かび上がってきて、私はつい頬が赤くなるのを感じました。
本当に何もなかったのでしょうか?
一瞬おかしな想像が浮かんできて、慌ててそれをかき消しました。
夜の薄闇のお陰でそんな私の様子に気が付かれなかったようなのが幸いでした。
「・・・あの、勇者様。昨晩はみっともない所をお見せして本当に申し訳ありませんでした」
私は勇者様から目をそらしながら言いました。
そう、あの時本当に咎められるべきなのは私なのです。
>834(つづき)
▽
姉さんのように勇者様を慰める事もできず、占い師として適切な助言をすることもできず、
ただ無様に動揺するしかなかった私。
昨日に限った話ではありません。
昔から私は、先を考え過ぎて結果を恐れるあまり、
万事において手をこまねいて何もできないでいるばかり・・・。
未来を多少覗く事が出来る事もその事に拍車をかけておりました。
自分で自分が嫌になってきます。
>835(つづき)
▽
「・・・いや、君達二人に僕はとても感謝しているんだよ」
しかし、勇者様はそんな私に笑顔を見せながら言いました。
「特にミネア。君にはずっとお礼を言おうと思ってたんだ」
勇者様はそう言うとすっと近づいて私の手をとりました。
「あの時、エンドールで君が僕を勇者として導いてくれたから、
僕は今こうして自分を知る事ができた。
僕は・・・もう迷わない」
勇者様は私の眼を真っ直ぐに見てそうおっしゃりました。
私は勇者様のその言葉を聞いて、忘れていた大切な事を思い知らされました。
もし、全ての未来が決まっていたらどうでしょうか?
それは夢も希望も持てない地獄なのではないでしょうか。
私達占い師の役割は、希望の可能性を模索し迷える人々に伝え、導く事。
運命にただ流されるだけで、自らそれを変えようとしなければ何も起こらないのです。
勇者様は自らそれを見せてくれました。
私は『運命』という言葉にただ逃げていたのかもしれません。
>836(つづき)
「勇者様」
私は勇者様の目をしっかりと見返して言いました。
「今度何かありましたらその時は私に相談なさって下さい。
出来る限りお力にならせて頂きます。
・・・ただ、姉さんみたいな事は少し苦手ですが・・・」
「えっ・・・うん・・・ありがとう。ミネア」
私の言葉を聞いた勇者様は、昨日の事を思い出したのか少し照れくさそうに笑いながら言いました。
その笑顔を見て私は今まで胸につかえていたしこりが取れたような気持ちになりました。
どうやら私の占いは外れたようです。
今日はこんなにいい事があったのですから。
錆び付いて固まっていた運命の輪を少しだけ動かせたような気がいたしました。
翌日いよいよデスパレスへ
1、正面からデスパレスに乗り込む
2、他の方法を考える
3、あきらめる
2で
変化の杖登場かー!ブライあたりが詳しそう
でもまだ語ってないアリーナで
長い上に微妙
一人称小説は、ある程度長くなるのは仕方ないと思いまつ・・・自己弁護でつがw
変化の杖持ってるおじいさんはそのうち向こうから出てきてくれそうなので
1
あんなに黒かったソロが見る影もないな。いつの間にやらミネアがソロを
勇者様と呼称するまでになったとなれば、感慨深いものだ・・・ってとこで
3で。
アリーナの一人ボケが見たい気分なのだけど。
842 :
マーニャ ◆lIQ7UpBoqo :04/09/30 08:45:30 ID:yaVZLHOH
あ
滞りがちですみません。
出来る限り面白くなるようにがんばりますです。
>841ソロも勇者として目覚めつつあるという事で。黒い方がいいすかね?
票が割れたので全部合わせてアリーナ語りで進行します。
詳しいルールは>3をご覧ください。
▽
「もう!なんで私が留守番なの!信じられない!」
私は目の前に座るクリフトに詰め寄った。
「ひ、姫様・・・お声がおおきゅうございます」
クリフトは私に襟元を締められながらも辺りを窺いながら小声で答える。
私は目の前にそそり立つ巨大な魔城、デスパレスを憎々し気に睨み付ける。
そう、私達はいよいよ魔族の本拠地デスパレスにやって来ていた。
城は広大な暗い森の中に、まるで切り立った崖のようにそびえ立ち、
来訪者達を威圧するように立ちはだかっていた。
私、クリフト、ブライの三人は、城の近くの藪の中で座り込み、
その様子を油断なく見張り続けていた。
ソロ、ライアンさん、トルネコさん、ミネア姉さま、マーニャ姉さまの四人が、
変化の杖で魔物に化けて城に忍び込み、
私達は城の外でもしもの場合に備えて待機しているのだった。
>843(つづき)
▽
しかし、それはうわべの事。
真正面から堂々と乗り込もうと主張する私を押さえ込んでおこうという魂胆の編成なのだ。
クリフトとブライがお目付け役としてさり気なくくっついているのが何よりの証拠だ。
私達は、藪の中にもう3時間以上も座ったまま待ちぼうけさせられている。
サントハイムの城を辱め、お父様達を消した憎い連中の本拠地を前に、
何もできずにただ座っているしかない時間は苦痛でしかなかった。
「姫様、無念でしょうがここは抑えてください。
今騒ぎを起せば、中の勇者殿達が危険に晒されるやもしれません」
私の様子に気が付いたのか、クリフトがすかさず釘をさしてくる。
そうなのだ。
その杖を使ってコソコソ忍び込むというのがなによりも不愉快なのだ。
正面から叩き潰してやらなければ、サントハイムの受けた屈辱の借りは返せない。
今の私は竜の神ですらKOできると確信できるほど気合が高まっている。
相手が何人いようと叩き伏せる自信がある。
一人でも城を落としてみせる。
しかし、確かにクリフトの言うとおりだ。
勝手な行動で大切な仲間達を危ない目に合わせるわけにはいかない。
私はジレンマを感じながらもじっと耐えていた。
待つしかないというのが益々苛立ちを増長させる。
>844(つづき)
▽
「人間だー!!城内に人間がいるぞーー!!」
私の我慢の限界が来ようかというその時だった。
いきなり城内から叫び声が聞こえてきた。
そしてそれを合図にアチコチからドラや太鼓の音が鳴り響き始め、
静まり返っていた城がやにわに騒がしくなる。
「これは!?勇者殿達が見つかってしまったのか!?」
クリフトが緊張の表情で言った。
「チャンス・・・じゃなくて大変よ。すぐにみんなを助けないと!」
私はすかさず動き出そうと腰を上げた。
しかし、ブライがそれを押しとめる。
「姫様!早まってはいけませんぞ!
予定通り杖を使って魔物に化けて城に火を放ってから勇者殿を助け出すのです」
「もちろん!分かっているわ!」
私はブライが皆まで言わないうちに変化の杖をかっさらうと、
そのまま城門に向かって走り出した。
後ろでブライとクリフトが何か叫んでいるがもう遅い。
>846(つづき)
▽
「あ!こんなところにも人間がいるぞ!」
私の姿を確認して門を守っていたサイ人間ライノサラスが叫ぶ。
私は物も言わずに手にしていた変化の杖を、
サイ男の無防備な顔面に思い切り叩き付けた。
強烈な一撃を食らったサイ男は奇妙な叫びを上げてそのまま崩れ落ちる。
「予定通り変化の杖を『使った』わよ」
私は今だに藪の中で呆然としてる二人にウィンクした。
「城内の者達!よく聞け!!
私はサントハイム王国の第一王女アリーナ!いざ尋常に勝負しろ!!」
私はデスパレスの迫ってくるような城門に向かって叫んだ。
城からは私の声に呼応するように地鳴りのような怒号が巻き起こる。
私は知らず知らずのうちに口元がほころんでいるのを感じた。
1、時間少し戻って城内に潜入したソロ達へ
2、アリーナ達を続ける
3、牢屋で捕まっている食料な人間さん達へ
工エエェェ(´д`)ェェエエ工
ミネア姉さまにマーニャ姉さま?
そんな呼び方今までにしてたっけ?
うーん。
GMさんの好きに書いていいとは思うんだけど、
今までの流れとあまりに違和感があって、参加しにくいデス。
一人称で書くのは今までといろいろ違って来るだろうとは
思ってたんだけど、違いすぎませんかね。
今までのマスターの作って来た世界観が壊れてくような気が
してしまう。できれば、今までの話をもう一度読み直して
欲しいとか思うくらいです。
それぞれのキャラ設定が、どうにも独特すぎると思うの
だけども、それは自分だけでしょうか。
自分設定のDQ4世界を書くのは他でもできるんじゃないかと
思うとか言ったらキツすぎるかな。
今までに「微妙」って意見が出てたのは、この辺に原因が
あるんじゃないかと思うんだけど、どうかな?
頑張ってくれる現GMさんには悪いけど、はっきり言うよ
つまらないから降りてくれ
申し訳ないけどこのGMさんの前からやり直して欲しいな。
方向性変えすぎで続けようがないしな。
そもそも毎回基準値以上のGMさんが担当してくれてたっていうことが恵まれ過ぎてたのかもな
文章の投稿法もおかしいし、中身も変
出来れば降りて欲しい、んで、前のとこからやり直しで
流石に終盤にこれは無いわ
なんか叩きを呼んじゃったかな、スマソ。
このゲームブックは、かなり長く続いているものだけど、
代々マスターが変わっても同じ流れとして楽しめました。
「マスターの個性」は、もちろん発揮されてるんだけども
「連作としての違和感」は、無かったので。
それは、それぞれのマスターの努力ゆえだろうと思ってます。
今のGMさんがつまらないとかっていうことじゃなくて、
もう少し、そういう点を考えてみて欲しかったのです、自分は。
「勇者は黒い方がいいですか」なんて意見は、それを考えてたら
出て来ないんじゃないかとも思うんですよ。
「黒勇者は難しい」って意見は出てたけど、それとこれは違うだろうと。
スタート時からいる自分はもう少数派かもしれない。
でもこのスレは、マスターが好きに書くだけのスレじゃないっていうか
参加者のツッコミとかも込みで作り上げられてきたんだと思ってるんで
つっこませてもらいました。
まだ昼間だからあれだが、長文叩きに対してフォローではなく
連鎖的に罵声が起こるってことはそれだけ不満が募ってたということでは。
私はこの新しいGMの新しい試みを歓迎する。
しかしこのGMの担当したところを無しに、などという奴には
憤りを感じる。
しかも代わりに自分が、という意思表示もせずにただ代われという。
仮にこのGMが「じゃあ降ります」となったとしよう。
そうした時に歴史と伝統に縛られ、
「こんなんじゃない、そんなんじゃない」と
言われてGMをやめた人がいる、という事実が残った時
誰が代わりのGMを勤めるのだろう。
私はこのGMがどこまでやるつもりなのかは分からないが、
出来る限り参加して結末を見届けるつもりだ。
もしどうしても気に食わないのならしばらく何も書き込まなければいい。
次のスレッドに移ればGMも変わるだろうし。
ただ、さすがに姉さまというのはいただけない。
2。
自分はGMさんに降りてくれなどというつもりはないです。
選択を忘れていたのでカキコ。
2で。
漏れは、新GMさんのキャラクターたちが好きでつ(マーニャ姉さまは久美沙織先生設定?)
ただ、リレー小説だということなので。前のGMさんの組み上げた設定をあっさり破棄してしまうのはやはり・・・(人のこと言えないんでつが)
それにこの形式はゲームブックではなく、SSを次々に読ませていくだけでつ・・・
王家の墓で変化の杖を手に入れる件も入れてほすかった。ゲーム上では大変な割に久美沙織先生には無視されてしまったダンジョンなので
書き方は楽しいし勉強になるので、読者さんたちの意見を汲みあげた上で新GMさんには続けていっていただきたいでつ
そうした願いをこめて
1
皆さんの言うとおりですね。返す言葉もありません。
設定暴走、ゲームブック形式の無視、ヘタレ文と内容とくれば不快に思われるのも当然ですね。
今回で私の投稿は終わりにします。
一応ゲームオーバーの形ですので、
次のGMさんは
>>760からの再開という事で問題ないと思います。
ちょうどスレを使い切る前ですので、転換にはいいタイミングだと思います。
スレ汚し本当に申し訳ありませんでした。
「200っ!」
アリーナは渾身の力を込めて最後の魔物の顔面に拳を叩き込む。
魔族の軍団に挑んでから約2時間、
アリーナの鬼神の如き活躍によりデスパレスの魔物達は一掃された。
「やったわ!これでこの城もおしまいね!世界は救われるのね!」
アリーナは共に戦ったクリフトとブライに向かってガッツポーズを作り笑顔を見せる。
「・・・しかし、魔族の本拠地というには随分と敵の規模が少なかったですな」
ブライはアリーナが蹴散らした魔物の群れの残骸を眺めながら言った。
「うーん、魔族の城が滅んだのは喜ばしい事ですが、何か大切な事を忘れているような気がいたしますが」
クリフトは腕を組みながら考え込む。
「何言ってるの!もう何も心配する事はないわ。さ、ソロ達を探し出して国に帰りましょう!
みんな待っているわ」
アリーナはそんなクリフトの言葉を遮って元気よく歩き出した。
一方その頃、アッテムト鉱山最深部。
「ハハハ!ついに地獄の帝王がお目覚めになられた!これで世界は我々魔族のものだ!」
地下深くに封印されていた地獄の帝王を復活させて勝利を確信するデスピサロ。
暗黒の時代がやって来ようとしていた。
BAD END
>>760から復活。
>>855 重なってしまいましたね。
これ以上御迷惑をおかけするわけにも行きませんので、
この辺で終わりにしたいと思います。
変化の杖は上のほうで老人から貰っていたようなのでそのまま使いました。
リンクして説明をしておくべきでしたね。
その辺も不手際でした。
あ〜あ、終わりですか・・・
自分は、「新しい試み、その意気や良し!」で見守るつもりだったんですがね。
人物を掘り下げていく所は、良かったです。(特にマーニャの回)
とにもかくにも乙でした。
で、この空気でGMやろうって言う、ツワモノはいるんかいな?
もっと続けてもいいと思ったが・・・
まあしょうがない部分もあるか・・・
飛ぶ鳥跡を濁さないその姿勢に乾杯。
お疲れ様でした。
・゚・(つД`)・゚・ 好きだったのに767◆vxrVs.utZgさん……。
こういうのってさしずめ、石坂水戸黄門と似たような感じでしょうか。
できれば、トリップ変えて、何もなかったかのごとく別人となって復活していただきたいなあ……。
俺も「vxrVs.utZg」さんは結構好きだったんで、残念だなあ。
トルネコとかマーニャとかのリクエストにも応えてくれたし。
いきなり「降りろ!、代われ」っていう叩きは良くないでしょ。
こうしたらどうかとか、意見を出していけば良かったのに。
「黒勇者がいい。」とかね。
たしかに正直アリーナの語りはあまり良くなかったなあと俺も思う。
変化の杖探しの話もなかったんで。
(老人から貰ったのは覚えてないっす。読み返してみよっと。)
オイラはアリーナ語りのデスパレス突入のとこから書き直し希望です。
最後に「vxrVs.utZg」さん、オイラは楽しませて頂きましたし、迷惑だなんて
とんでもないです。本当に今までご苦労様でした。密かに復活期待してます。
どうして、居なくなってから擁護レスが増えるのか考えてみた。
きっと擁護してる人は、叩いてるレスを只の荒らしと思ってスルーしていたんだろう。
叩いていた人たちは、あるきっかけから、ちょっと不満に思っていたことを言ってみたら
居なくなってしまい、悪いことしたかなと思ってる。
もしくは、ただ叩きたいだけで目的を達成して満足した。の両方だろう。
いまさら、こんなこと言ってもしょうがないが・・・
ただ、ほぼ毎日GMとして、2chという場に新たなストーリーを提供して楽しませてくれる
酔狂な人は、貴重だった。こんな人たちは、世間にそうは居ない。
俺的には、何かを失った気分だ。
と、思いっきり気持ちを鬱にして書いてみました。
別の結末やパラレルワールドを見ることが出来るという点で
ゲームブックらしくて良かったのではないだろうか。
今まで作られた世界観やキャラクターをできるだけ守る
ということから外れてしまい、結果リセットという前例をつくってしまったのは
将来的に良くない気もするが。
>>864 感傷に酔っているのはうかがえるのだが、
いなくなってしまった、を強調しすぎるとかえって「vxrVs.utZg」さんが
居辛くなるんじゃないか。酔狂ってのも歴代GMに失礼な言葉だと思うぞ。
GM本人が自称するのならまだしも。
867 :
863:04/10/03 15:26:59 ID:B2bVAucB
863ですが、オイラの場合は単に先週仕事が忙しくて見れなかったんですが、
その間に事が決していたんですよ。リアルタイムで擁護したかったっす。
868 :
853:04/10/03 20:03:26 ID:HDa6f2+N
私はリアルタイムで擁護したクチですが、
やる気を鼓舞させるには至りませんでした。残念。
なんか、難しいことになってんだな……。
ナナシクラゲさんがまたGMやってくれるまで引っ込んでるつもりなんだけどな……
よし、GM降臨まで保守だ!
だれか、あらすじをまとめてくれる人いないかなあ。
今までの装備品とかも。
変化の杖の件とかもあるし、あらすじあると便利だと思うんだけど。
時間あれば自分でやってみるんだけど、今はどうにも動けなくてさ。
あらすじあると、新GMさんもやりやすいかなと思ったんだよ…
久しぶりに来たらえらいことに……
◆vxrVs.utZgさん、お疲れさまでした。
また気持ちに余裕ができたら、GMやってみてください。
>>869 私はしばらく無理ぽなので、もしも書けるようでしたら
遠慮なさらずにドゾー
>875
いい加減に小説スレッドの方で結末しめないといけないし、今回はパスしとく。
あわわ。
◆vxrVs.utZgさん、お疲れさまでした。
アリーナの前から再選択くらいな感じでもう少し読みたかったです。
(他の方と同じく、おねえさまはちょっとどうかと思ったので)。
私もしばらく無理ぽです、って誰にも聞かれてないけど自己申告。
GM始めると、やっぱり毎日更新したいなと思うから、結構大変なんですよね。
いっそ2週間GMとか、短期担当してみるのはどうですか?>普段ROMの方
>876
トルファですね。がんがってくださいー。
このことで誰かのせいにするのはやめませう・・・
>>875-877 御三家さんがそろって不可・・・そうなりますとやはり
<新GMさん、求ム!(初心者さん歓迎)>
DQ4をプレイしたことがある方
以前からの住人さん、もしくは過去ログを一度すべて読める方
前のGMさんが描いてきた各キャラクターを保持したままストーリーを進められる方
一週に4回ほどは更新できる方
条件を書いてみるとなかなかキツいお仕事でつね
まさかこのままスレが終わってしまうようなことは・・・?
短期でもOK!新しい出会いがあるかも!とかw
881 :
名前が無い@ただの名無しのようだ:04/10/07 14:38:49 ID:g+ndEWGv
GM募集age
つかけっこう人いたんだねえ。
緊急保守
新しいGMさんまだー?チンチン(AA略)
気長に待とうよ。もともと1ヶ月ぐらい待つかもと言ってたぐらいだし。
はっきり言って
>>879はきつすぎる。
全くの別モノでならやってもいいんだが・・・
>>879の更新頻度は週2程度でいいんじゃないかな
888 :
名前が無い@ただの名無しのようだ:04/10/10 11:06:50 ID:xj8jBs/V
GM募集age
おいらは週1でも構わんです。
やってくれる人がいるだけありがたいです。
そりゃあ更新頻度が高いほうがいいですけど、
GMさんだって色々仕事とか用事もあるでしょうしね。
規制緩和してみますた
<新GMさん、求ム!(初心者さん歓迎)>
DQ4をプレイしたことがある方(FC版、PS版は問いません)
以前からの住人さん、もしくは過去ログに目を通した方
前のGMさんが描いてきた各キャラクターをそれほど崩さずにストーリーを進められる方
一週平均1.0回以上更新のできる方
今年度受験や就活を控えておられない方
>>876 小説スレが、圧縮の犠牲になってしまいますた・・・
891 :
名前が無い@ただの名無しのようだ:04/10/11 01:28:36 ID:BjH+Rbgf
age
892 :
名前が無い@ただの名無しのようだ:04/10/12 18:34:04 ID:EpBkpqy7
あげ
893 :
名前が無い@ただの名無しのようだ:04/10/13 09:45:20 ID:ReW4cRAV
このままAGEで1000を目指すスレになってしまうのか・・・
てか、このままだと徐々に衰退する悪寒。
そうでもないよ。
↑ここって、このスレと兄弟だったんだな。
てか、ヽ(´∀`)ノ ワーイ教って何だよw
898 :
853:04/10/18 09:30:13 ID:GzyYyKLy
やはり予想通りの状況になってしまいましたね。
◆vxrVs.utZg さんには何とか我を張っていただきたかったのですが・・・
次スレ近いからな。
あらすじとか前に誰か言ってたけど、
それ作って次いけば入って来やすいんでないか?
が 0 【我】
(1)自分本位の考え。我意。わがまま。
「―をおさえる」
(2)〔仏〕 自己の内部にあると考えられる不変な実体。
――を張・る
自分の考えをどこまでも押し通す。
以上、goo辞書より。
「我を張る」は通常悪い意味で使うので、こういう場合に使うのは
変かと。
特に話題が無いのでちょっと議論。
反対表明していた人のほうが多く、それでも続けるという事は
「我を張る」で、
賛成表明していた人のほうが多く、それで続けるというのなら
「頑張る」
が用法として正しいのではないでしょうか?
その時の状況は明らかに前者だったので
「我を張る」でいいと思いますが、いかに?
新GMさん待望sage
>>901 いや、この場合、発言者の立場が問題になる。
賛成の立場なら「我を張る」を使うのはおかしいってことさ。
相手に対し「我を張っている」と批判している意味にもなるから。
自分を貫くとかにした方がいいやね。
日本語ってデリケートだなあ。
前GMさんたちのうちのどなたかの手が空くまで待つしかないんでせうか・・・
新GMさん熱望sage
3日に1レス。これ基本。
907 :
yoo:04/10/23 22:08:37 ID:19dpRNKa
ドラゴンクエストVIII 空と海と大地と呪われし姫君
↓店舗での品切れが予想されます。ネット予約なら確実に届きます!!
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B00062ILP8/burandoclub-22 超人気の「ドラゴンクエスト」シリーズ。
その第8作目がこの「ドラゴンクエストVIII 空と海と大地と呪われし姫君」だ。
今回より、PS2版『ダーククロニクル』の開発などで評価の高いレベルファイブが手掛けており、
バリエーション豊かな冒険フィールドも特徴のひとつで、豊かな河の水をたたえる渓谷や、険しい丘の広がる平原、薄暗い森、雪山の奥深くにまで移動できるようになっている。
本作で始めて登場したテンションを上げる「ためる」コマンドなど、ゲームをよりエキサイティングにする新しい演出も多数用意されており、現時点でシリーズ最高の完成度を誇ることはまず間違いない。
結局、変化の杖って入手済みだったんでせうか・・・・?
910 :
名前が無い@ただの名無しのようだ:04/10/24 17:00:02 ID:nSPHZf0C
>>909 おお、本当だ。
これでスッキリと新GMを迎えられるな。
新GMさん期待上げ!
911 :
名前が無い@ただの名無しのようだ:04/10/26 12:34:43 ID:BNhC+fXa
新GM様熱烈歓迎!!!!
3日に1レス。これ基本。
913 :
名前が無い@ただの名無しのようだ:04/10/31 22:13:09 ID:CiIqZlCr
新GMさん募集age
914 :
名前が無い@ただの名無しのようだ:04/11/02 20:16:52 ID:EQuzifLF
お、落ちる〜
基本的なルールは
>>3をご覧ください
僕たちは、悄然とした面もちで塔から去った。
ミネアの胸元で青く輝く静寂の玉が、夕焼けの光を浴びて一瞬だけ紫に染まる。
「これからどうするの?」
心底つまらなさそうにアリーナが足下の石ころを蹴り飛ばした。
持ち物のリストに静寂の玉を加える。
1.今日は宿屋に泊まる
2.塔の周りをうろうろしている男が気になる。
3.蹴り飛ばした石がスライムに当たった。
296さん復帰キタ━━━━━━ヽ(≧∇≦)━━━━━━!!!!!
3で!
ぅゎいきなりきたw
3ですね。
地雷のようにも見えますが、面白そうなので3を。
1
前GMを散々なじった奴は参加するなよ
3で
お疲れさまっす
待ってたよ・゚・(ノД`)・゚・。
3で
キタ━(゚∀゚)━(∀゚ )━(゚ )━( )━( )━( ゚)━( ゚∀)━(゚∀゚)━ !!
待ってて良かった。よろしくお願いします。
んでは、3で
メタルならうれしい。
3で
基本的なルールは
>>3をご覧ください
3番5票、1番1票につき、3番に決定しました。
放物線を描いて落下する石の先には、青いぷよぷよした塊があった。
アリーナの蹴り飛ばした石は、草むらで僕らの様子を伺っていたスライムに直撃した。
「何故スライムがこんなところに……」
「エルフもドワーフもしゃべる猫もいるんだから、スライムがいても不思議じゃないんじゃない」
「姉さん、それはちょっと違うと思うわ」
スライムは涙目でこちらを見つめてくる。
「アリーナ、謝りなさいよ」
「えー、何でよ。こんな雑魚、ぱぱっとメラでやっちゃってよ」
「かわいそうだと思わないの。はやく謝りなさいよ」
後ろで喧嘩をしはじめたアリーナとマーニャを横目に、ミネアが肘で僕をこづいてくる。
「ソロ、どうします?」
「さすがにメラで焼くのは可哀想じゃのう」
ブライが眼鏡を拭きながらつぶやいた。
1.氷漬けにする
2.無視する
3.今日はもう宿屋で休む。
4.トヘロスを唱える
おおー!再起動ですね。参加させていただきます。
2でお願いします。
5.かわいそうだからあやまる。
6.「・・・アリーナ、おまえが殺せ」と凄む。
5、あやまれ!
5、あやまるでお願いします
3.余計なことすると偉大なる回り道をしてしまいそうな・・・
5 素直に謝る
黒化萎えなんで
キタ━━━(゚∀゚)━━━!!!!!
復活乙でーす。
5. 謝る
でお願いします。
アリーナまで黒化は阻止!
5
基本的なルールは
>>3をご覧ください
なんか5番が一杯なんで5番に決定ですね。
5.謝る。
「わ、悪かったわね。でも、そんなところにいるからよ」
スライムからは何の反応もない。
「何よ。文句があるんだったら言いなさいよ!」
詰め寄るアリーナの顔がよほど怖かったのかスライムは逃げ出した。
「な、何よ。失礼しちゃうわ」
「まぁまぁ、おちびちゃん、落ち着いて。何か落ちているわよ」
憤慨するアリーナの後ろから顔を覗かせたマーニャが、先ほどまでスライムのいた草むらを
指さした。茂みのなかに、うっすらと細長い筒のようなものが顔を覗かせている。
手に取ったブライが呪文をつぶやきながら筒を調べている。
「どれどれ……特に怪しいモノは入っておらんようじゃ。クリフト、開けてみよ」
恭しくブライから筒を受け取ったクリフトが、蓋を外して中に入ったものを取り出した。
筒の中身はひもでくくられた羊皮紙だ。羊皮紙を広げたクリフトの顔色が変わる。
「これは、ロザリー殿からのメッセージです。先ほどのスライムは使いだったのでしょう」
「なんて書いてあるの!」
「エンドールの南……サントハイム王家の墓にある『変化の杖』を手に入れろ……と」
「変化の杖? そんなものがどうして必要になるんだ?」
僕の問いにも、当のサントハイムの面々も首を傾げるばかり。
ともかく貴重な情報には違いない。僕は、クリフトから羊皮紙を受け取ると、メッセージを
深く心に刻んだ。
1.考えるの面倒だから、どこに行くか勝手に決めて良し
2.宿屋で休む
3.エンドールへ
2.ピサロナイトとの戦いで相当傷ついてるんじゃなかったっけ
1.たまには296 ◆kYB5EDmqcoさんに
おまかせってのもいいかも。
3のエンドールへ
2 ひとやすみひとやすみ
296の大先生復帰!待っていた甲斐がありますた!
3
はぐれメタル鎧って買えまつかね・・・?
寝んべ寝んべ 2
2
2
基本的なルールは
>>3をご覧ください
数えるまでもなく、2番宿屋で休むに決定しました。
「変わった宿屋ですなぁ」
ロザリーヒル唯一の宿屋は、武器屋、防具屋、道具屋までも兼任していた。
カウンターの奥に見える在庫の山をトルネコが物珍しそうに眺めている。
「おお、人間のお客様とは珍しいですな。私は、このロザリーヒルでホビット相手に
商売をしておるガラと申します」
店の奥から鶴のようにやせた老人が出てきて僕たちに自己紹介した。
「これはこれはご丁寧に、私エンドールで武器屋を営んでいるトルネコと申しまして……」
物珍しいことに目のないトルネコが挨拶もそこそこにガラ老人へ矢継ぎ早に質問を飛ばしている。
「ねぇねぇ、ソロ。せっかくだから、色々見せてもらいましょうよ」
マーニャが好奇心一杯に目をカウンターの奥へ覗かせている。
1.宿屋で休む
2.買い物をする。
2で買い物ー
3。ロザリーヒルと言えばアリーナ専用武器!
947 :
946:04/11/07 16:45:49 ID:bofWg67U
3でなく2です。失礼しました。
次スレは、950過ぎたら立てるんでしたっけ?
2.
とりあえず買い物ー(・∀・)!
キラーピアスってガーデンブルグで買ったような
気がしてたけど、持ってないのねん。ぜひ買わなあ。
勇者の装備をバトルアックス→ドラゴンキラーに
したいけど、はぐメタ鎧まで金を温存したほうがいいのかなあ。
とりあえずドラゴンキラーは買わずで。
2
2だす
次スレは980くらいでいいんでない?
2
基本的なルールは
>>3をご覧ください
2番に決定しました。
ホビットと商売しているだけあって、店頭にはかなり変わった代物が並んでいる。
クリフトとライアンの二人は、旅に必要な雑貨を買い集めている。
店頭に並ぶ武器と防具はは下の通り。
バトルアックス 5500 はがねのよろい 2300
キラーピアス 7500 まほうの法衣 4400
まどろみの剣 8000 ドラゴンメイル 5200
ドラゴンキラー 15000 鉄かぶと 1100
てっかめん 3500
さて、何を買おう?
店主の秘蔵のアイテムを。2コントローラーのマイクに叫んで。
まどろみの剣で
まどろみの剣はパノンから奪(ry)だったので買った事がないことに気付きました。
結構あれで眠ってくれるんですよね。悩めるところですが、でもやっぱりキラーピアスが欲しいかなあ。
キラーピアスで。
はぐメタ鎧買うためにできるだけ温存したいとこだが
キラーピアスで。
やはりまともなGMだと盛り上がるな。
基本的なルールは
>>3をご覧ください
キラーピアスを購入するに決定しました。
「キラーピアス?」
「おお、それは特殊な耳飾りでしてな。威力は低いが、一瞬のうちに二回攻撃できるという優れ物じゃ」
「ピアスと言うからには女性専用か……」
1.マーニャに装備させる
2.ミネアに持たせる。
3.アリーナに装備させる。
3のアリーナでなんたって会心の一撃が一番でやすいですし
打撃に向いてるのはアリーナだけですからねぇ
3
復帰オメ!
流れ無視して「2」で
お金あとどんぐらいあるのか教えてくだちい。
お金あるならほかのも買って見たい。
ピアスはアリーナ。これ基本。
ヤター復帰してるー。がんばってくださいー
3でお願いしますー
定石の3で
できれば3人分買いたいとか言ってみる
とりあえず「3」で
>>961 俺が知りたい。というか、粗筋も誰かに作ってほしいものだ。
基本的なルールは
>>3をご覧ください
3番が多いけど、残念ながらこれはゲームではないのだった。
「じゃぁ、これはアリーナに……」
「えー、こんな貧相な武器いらないわよ。私は武道家よ! 武道家の武器といったら一撃必殺の爪に決まってるの!
マーニャかミネアさんの方が似合うわよ」
「……じゃぁ、マーニャは?」
ためつすがめつピアスを眺めたマーニャは
「……うーん、わたしの力じゃあんまり役にたたなさそうね。ミネアの方がいいんじゃない」
そう言うと、妹の方へ歩いていった。
「ミネア、この武器なんてどう?」
「え、私がこれを……。 そうね、飛ばす武器はタロットで慣れているから使えないこともないと思うわ」
「決まりね。ソロ、というわけだから」
なんだか分からないうちにミネアがキラーピアスを装備することになっていた。
ホーリーランスを売り払う。
1.まだ懐は暖かい。買い物を続ける。
2.宿屋で休む
2
2.いい夢を見よう
2。寝るー
2
おやすみなさいー
ヤター! ミネアたんだー
2.寝る
基本的なルールは
>>3をご覧ください
満場一致で2番に決定しました。
武器防具の充実とは裏腹に、宿屋の機能はあまり満足のいくものではなかった。
客部屋は一つしかなく、協議の結果、僕らは女性陣に部屋を譲りロビーで寝ることにした。
「申し訳ない。八人もの大人数を泊めるのは初めてでして……」
「初めて? 他に泊まりに来る人がいるのですか?」
僕とミネアとブライが地図を見ながら次の目的地を相談する向こうで、
トルネコ、ライアン、クリフト、マーニャの四人が、ロビーのテーブルでガラ老人と差し向かいで酒を肴に話し込んでいる。
「ええ。今はいませんが、四十年ほど前から荒っぽい人相をした破落戸(ごろつき)の戦士とか、
覆面をした荒くれどもの四人連れなど。見るからに怪しい連中でしてな」
「彼らは何が目的でここに……」
「なんでも、宝石の涙を流すエルフがこの村のどこかにいると彼らの会話を小耳に挟んだことがありますが……」
「それって、ロ……」
危うく口を滑らせそうになったマーニャの口をトルネコさんが塞ぐ。
幸いガラ老人は、窓の方に目をやって何かを思い出そうとしているらしく、マーニャとトルネコの怪しい態度に疑いを
持つことはなかったようだ。ややあって、老人は僕らの方を見ながら気だるげに口を開いた。
「まぁ、荒くれどもには関わらない方がよろしいでしょう。」
「と、仰ると……」
「連中とは、四十年来の付き合いになると言いましたな。はじめは若かったごろつきも、今はしゃがれた声の似合う白髪の持ち主じゃ。
しかし、四人の荒くれどもは……顔を見たことがないから何とも言えないのだが、声が未だに若々しいままなのだよ。」
「でも、代々覆面をつける一族などそう珍しいことでもないんじゃないかしら? 私のいたモンバーバラでも珍しくなかったわ」
「……そうだと私も思っているのだが……」
そこで、ささやかな酒の宴もたけなわとなり、男性陣と女性陣に別れて寝ることになった。
明日は……
1.船で直接王家の墓へ
2.ルーラでエンドールへ飛ぶ。
2
本当に所持金何ゴールドなんでしょう?
まあ、金がなければネネさんから借りれば……。
テンプレにあったけどマーニャが預かったまんまの
ドレスの代金が結構大金らしいけどいくらなんだろう?
あとトルネコの持ってる両刃の剣を忘れちゃやだよ・・・。
ということで2
基本的なルールは
>>3をご覧ください
2番ルーラでエンドールに飛ぶに決定しました。はぐれメタルの剣はスルーですね。
ブライのルーラで僕らはあっという間にエンドールの城下町に降り立った。
1.城へ行く
2.どこか別のところへ歩いていく。適当に選べ
3.武器防具屋へ行く
4.美人と評判のネネさんを見に行く。
2 カジノでw
基本的なルールは
>>3をご覧ください
2番カジノへ行くに決定しました。
何故か僕たちはカジノに足を運んでいた。
「ふっふっふ、燃えるわ〜。どこで遊ぼっかな〜」
「姉さん、お願いだからほどほどにして……」
はやくもマーニャとアリーナの二人はやる気満々だ。
せっかくだから全員で遊ぶことにした。各自50枚ずつコインに換金してそれぞれ思いのままに散っていった。
さて、僕はどこで遊ぼう。
1.ポーカー
2.スロット
3.闘技場
4.酒場へ足を運ぶ
もちろん2、スロット。
北○の拳みたいなのよりジャ○゛ラーのほうがいいよ。
・・・ごめんなさい_| ̄|○
4
>980
スレ立ては君に任せた。
基本的なルールは
>>3をご覧ください
先着2番スロットに決定しました。
スロットの台は4台ある。
さて、どの台に何枚のコインをつぎ込もう。
手持ちのコインは50枚だ。
1.一番右端の台。
2.三番目の台。
3.四番目の台
4.二番目の台
5.やっぱり、他のところで遊ぶ。
5
基本的なルールは
>>3をご覧ください
先着の5番に決定しました。
スロットは止めて競技場で遊ぶことにした。
ちょうど今の試合が終わったらしく、次のオッズが掲示板にかかった。
「えーと、何々? さまよう鎧にフレイムドッグ? フレイムドッグの勝ちに決まってるじゃないか。」
とはいえ、全身ヒビだらけのさまよう鎧が気になるのも確かだ。
1.男は黙ってさまよう鎧に全コイン
2.フレイムドッグに全コイン。
穴はさまよう鎧ですか?
なら1で
ぐぐ……公式ゲームブックと同じ展開か、それとも罠か。
でも漏れは犬が好きです。2
1.痛恨の一撃に期待
基本的なルールは
>>3をご覧ください
多数に付き1番で決定しました。
闘技場では激戦が繰り広げられていた。盾を駆使して爪と炎をしのぎ、手にしたスピアーでフレイムドッグの口を
貫こうとするさまよう鎧に、スピアーごと鎧をかみ砕こうとするフレイムドッグは四肢に備わるどう猛な爪で
相手にフェイントをかける。フレイムドッグが踊った。さまよう鎧の右腕がすっと前に出る。
フレイムドッグの喉笛を貫こうとしてさまよう鎧は失敗し、スピアーを噛み折られてしまった。
武器を失ったさまよう鎧はひるまず盾を投げ捨てると、左手の甲で喉笛をかばいながら、
裂けるように口を広げてのしかかるフレイムドッグに右手の拳を固めて殴りかかる。
あきらめない鎧の闘志に観客の歓声が上がる。喉笛に手を突き込んで舌をねじ切ろうとするさまよう鎧。
優勢から一転して窮地に陥ったフレイムドッグが苦悶の声をあげ、その度に強靱な四肢に踏みつけられた
さまよう鎧の甲冑に入る亀裂が更に深くなる。
フレイムドッグがさまよう鎧の甲冑をかみ砕くのが先か。さまよう鎧が舌をねじ切るのが先か……。
ここでファンファーレが上がり、勝負は引き分けとなった。荒くれが鞭を振るってフレイムドッグを追い立て、
さまよう鎧は盾を拾って引き下がっていった。
「ま、こんなもんか」
結局コインは減りもせず増えもしなかった。
1.まだ遊びたい
2.十分遊んだので酒場で休憩する。
2.何か次スレ立てられません・・・。
2で
テンプレ写してしてくれれば立てますよ
う、克明に書かれると闘技場って結構ひどいところだね・・・
哀愁を漂わせ 2。
基本的なルールは
>>3をご覧ください
満場一致で2番に決定しました。
元々そこまでカジノで稼ぐことに意義を見いだせないので、僕はここらで
遊びを切り上げることにした。換金場所でコインをゴールドに戻し、酒場に向かう。
そこでは、一足先に遊びを切り上げたミネアが、客を相手に水晶で占っていた。
1.ミネアに話しかける。
2.仕事の邪魔をしてはいけないので側で待つ。
3.他の皆がどこで遊んでいるか見学しに行く。
3。マーニャさんの壊れっぷりでも見てあげよう
2