1 :
名無しさん@ピンキー:
一乙
1乙なんだぜー
6 :
名無しさん@ピンキー:2009/03/18(水) 16:31:42 ID:xo757yKs
>>1 乙という一言では表せないくらい、君に感謝している
>>1乙
前スレラストの◆6x17cueegc氏の作品は過去作の続きとの事だが、
その過去作を読みたいがまとめサイトにそれらしき物が見当たらん
どうしたものか
うわそっちだったか
いつも見てるxrea.comの方しか確認してなかったよdクス
即死回避保守
>>1乙
最近、「はむばね」という作家を知った。
順に読んでいって、「太陽で台風」を今日読み終わった。
ぬかったぜ……まさかこんな破壊力抜群な代物が一般流通していようとは……!
>>1乙
急に素直クールなアルビノ美少女という天啓が舞い降りたが、
アルビノネタって問題ある…かな?
まったく問題ないよ。
というか、問題があると思う方が問題があるw
>>12 書いてくれるなら何でもウェルカム。
保守しつつお待ちしておりますよ。
ごめん、問題って言い方が悪かった
萌え記号みたいに扱われて嫌って思う人もいるんじゃないかと思ったから
ご指摘ありがとうございます、失礼しました
素直クールのツンデレを考えてみたが
最初期のツン状態から通常評価に移行するのが死ぬほど大変そうだ…
一遍書いてみようと思ったはいいけれど、テンプレ読んで断念した俺
18 :
名無しさん@ピンキー:2009/03/22(日) 19:06:02 ID:Jifr6Fnc
ほしゅあげ
>>19 もっと素直クールがご立腹してる感じで頼む。
荒らしは感心せんな。猛省するがいい。
反省できたら、よく出来ましたのキスをしてやろう。
このさきっぽにキスしてくだしあっ!!
>>22 ふふ。キミの素直なところが好きだよ。
おいで
男口調じゃないクールって難しいよ…
男口調のが多いから、そのイメージが先行してるだけじゃないか?
口調が変わってクールじゃないと感じるなら、
初めからクールじゃなかったんでしょ。
「平然としている」のが肝なんでしょ?
>>24 なんかこう、ハキハキ?キッパリ?のイメージ
保管庫おとこくんのクールは何か男口調じゃない感じだったような…?
素直クールの男口調はツンデレの「か、勘違いしないでよね!(ry」みたいな感じ
>>26 何が言いたいのか分からない。
「男口調じゃないなら素直クールじゃないだろう」なのか、
「素直クールと言えば男口調を連想する人が多いだろう」なのか、
それ以外のことなのか。
多分だが、素直クールといえば男口調を連想する人が多い、と言いたいんだろうよ
確かに男口調のイメージは強いが保管庫を見ると中には女口調や敬語もあるからな。
女口調の場合うまく書かないとただのへんた(ry
例えにツンデレのアレを出してるんだから、素直に解釈すれば
『素直クールに於ける男口調(または学者口調)とは容易な記号化・符合化の最たるモノである』
という事で何ら問題ないと思うのだが如何だろうか?
まあテンプレートというか基本形みたいなもので特にそれ以外が通用しないわけではないと俺は解釈した。
つまり
ボーイッシュの「僕」「君」とか
幼馴染のお弁当と目覚ましとか
ヤンデレの包丁とか
仮面ライダーのキックとか
そーゆー物って事だな
>>31 >ヤンデレの包丁とか
>ヤンデレの包丁とか
>ヤンデレの包丁とか
ヤンデレは古青江だよな
34 :
名無しさん@ピンキー:2009/03/28(土) 00:39:05 ID:6PhWC6Fm
素直クールを恥ずかしがらせるには。
直球には直球じゃね?
素直クールが主役orヒロインのゲームや漫画ってなかなかないよな
何かあったっけ?
なかなかないな。
ちょっと前にも言った「太陽で台風」はそれに近いが、主人公の言うことを全肯定って
意味ではいいけど、クールとは言いがたい。化物語なんかもそうだね。
ライタークロイスの侍女ことイングリドも、どっちかというと無口・無表情系かな。
>>36 5月に発売するじゃないか。
期待の新作エロゲが。
まだ予約してなかったりするんだが。
鬼うたのバナー最後の方
すごい既視感があるんだが
お嬢様口調とかにして考えると、柔らかくなりすぎて素直クールっぽくなくなっちゃうな。
セリフだけで澄ました雰囲気を醸しつつ率直に好意を口にさせるのは難しくなる。
上手くキャラ立て出来れば良くなりそうだけど、地の文でかなり補強しなくちゃならなそう。
口調はわりと大事だな。
本質は「照れる事のないストレートな愛情表現」でも、例えば普通の女性口調にすると、
普通の一途キャラっぽくなる。
口調比較してみました。長すぎとか地の文変とかキニシナイ。
叩き台にして貰えればと思います。
昼食後の午後の授業、自習と言う事もあり非常に眠気を誘われる。
周囲を見渡せば、コクコクリと船を漕ぐクラスメイトもちらほら。
(僕も寝ようかなぁ……)
そんな事を考えていた矢先に、事は起きた。
――ガラッ
教室の後方ドアが開く音に、皆が一斉に振り返る。
はたして、そこに立っていたのは「素直 クール」であった。
素直は隣のクラスの、美人だがとても無表情な、人形のような少女である。
パターン1:ノーマル
「男君はいるか?」
クラスメイトの視線の中、素直は平静とした顔で言う。
「あ……はい。ここですけど」
状況について行けず、しどろもどろになった男の返答。
「そこか、男君。実はキミに伝えたい事がある」
素直は真っ直ぐに男に歩み寄り、クラスメイトの視線が、自然二人に集まる。
男の頬が赤みを帯びた。
「男君、キミが好きだ。世界中の誰よりキミの事が好きだ」
素直の表情に一切の変化は無い。
そのせいか暫く素直の言葉を飲み込まなかった男だが、その目が口が、
驚愕にあんぐりと広げられる。
「え……と?」
パクパクと酸素不足の魚類のような反応をした後に、漸く言葉を搾り出した。
顔が一気に燃え上がりそうな朱に染まるのを男は感じる。
「聞こえなかったのかい?ならば何度でも言おう」
「キミを愛している」
パターン2:女言葉
「男君、居るかな?」
クラスメイトの視線の中、素直は平静とした顔で言う。
「あ……はい。ここですけど」
状況について行けず、しどろもどろになった男の返答。
「あ、男君。実は伝えたい事があるんだ」
素直は真っ直ぐに男に歩み寄り、クラスメイトの視線が、自然二人に集まる。
男の頬が赤みを帯びた。
「男君が好き。世界で一番好きだよ」
素直の表情に一切の変化は無い。
そのせいか暫く素直の言葉を飲み込まなかった男だが、その目が口が、
驚愕にあんぐりと広げられる。
「え……と?」
パクパクと酸素不足の魚類のような反応をした後に、漸く言葉を搾り出した。
顔が一気に燃え上がりそうな朱に染まるのを男は感じる。
「聞こえなかった?じゃ、もう一回」
「愛してるよ、男君」
パターン3:無口
「……男、居る?」
クラスメイトの視線の中、素直は平静とした顔で言う。
「あ……はい。ここですけど」
状況について行けず、しどろもどろになった男の返答。
「…………」
素直は真っ直ぐに男に歩み寄り、 クラスメイトの視線が、自然二人に集まる。
男の頬が赤みを帯びた。
「…………男、好き」
素直の表情に一切の変化は無い。
そのせいか暫く素直の言葉を飲み込まなかった男だが、その目が口が、
驚愕にあんぐりと広げられる。
「え……と?」
パクパクと酸素不足の魚類のような反応をした後に、漸く言葉を搾り出した。
顔が一気に燃え上がりそうな朱に染まるのを男は感じる。
「…………ちゃんと……聞いて」
「――愛してる」
パターン4:敬語
「男さんはいらっしゃいますか?」
クラスメイトの視線の中、素直は平静とした顔で言う。
「あ……はい。ここですけど」
状況について行けず、しどろもどろになった男の返答。
「男さんにお伝えしたい事があります」
素直は真っ直ぐに男に歩み寄り、 クラスメイトの視線が、自然二人に集まり、
男の頬が赤みを帯びる。
「男さんの事が好きです。世界中の誰より大好きです」
素直の表情に一切の変化は無い。
そのせいか暫く素直の言葉を飲み込まなかった男だが、その目が口が、
驚愕にあんぐりと広げられる。
「え……と?」
パクパクと酸素不足の魚類のような反応をした後に、漸く言葉を搾り出した。
顔が一気に燃え上がりそうな朱に染まるのを男は感じる。
「聞こえませんでしたか?もう一度言いますね」
「男さんを愛してます。」
パターン5:お嬢様(清楚)
「男様はおられますか?」
クラスメイトの視線の中、素直は平静とした顔で言う。
「あ……はい。ここですけど」
状況について行けず、しどろもどろになった男の返答。
「男様に申し上げたい事があり、参りました」
素直は真っ直ぐに男に歩み寄り、 クラスメイトの視線が、自然二人に集まり、
男の頬が赤みを帯びる。
「お慕いしております。世界中の誰よりも好いております」
素直の表情に一切の変化は無い。
そのせいか暫く素直の言葉を飲み込まなかった男だが、その目が口が、
驚愕にあんぐりと広げられる。
「え……と?」
パクパクと酸素不足の魚類のような反応をした後に、漸く言葉を搾り出した。
顔が一気に燃え上がりそうな朱に染まるのを男は感じる。
「何度も申し訳ございません。ですが、きちんとお伝えしたしたいのです」
「貴方様を愛しております」
パターン5:高飛車
「男、居るの?」
クラスメイトの視線の中、素直は平静とした顔で言う。
「あ……はい。ここですけど」
状況について行けず、しどろもどろになった男の返答。
「あんたに伝えたい事がある」
素直は真っ直ぐに男に歩み寄り、 クラスメイトの視線が、自然二人に集まり、
男の頬が赤みを帯びる。
「私はあんたが好き。あんたは誰にも渡さない」
素直の表情に一切の変化は無い。
そのせいか暫く素直の言葉を飲み込まなかった男だが、その目が口が、
驚愕にあんぐりと広げられる。
「え……と?」
パクパクと酸素不足の魚類のような反応をした後に、漸く言葉を搾り出した。
顔が一気に燃え上がりそうな朱に染まるのを男は感じる。
「もう一度だけ言うわ、ちゃんと聞きなさい。」
「あんたを愛してる」
おまけ
「男おぉぉぉっ!何処だああぁ?!」
クラスメイトの視線の中、素直は必死の形相で言う。
なんだなんだ、殴り込みか?と教室が騒然となる。
「あ……はい。ここですけど」
状況について行けず、しどろもどろになった男の返答。
「そぉこかぁぁ〜〜〜!!!おい、今すぐ伝えたい事があるっ!」
素直はズカズカと男に歩み寄り、 クラスメイトの視線が、自然二人に集まる。
男の頬が赤みを帯びる。
「男っ!大好きだっっ!結婚しよう!!!」
素直の顔は興奮で高潮し、普段の顔色の面影も無い。
暫く素直の言葉を飲み込まなかった男だが、その目が口が、
驚愕にあんぐりと広げられる。
「え……と?」
パクパクと酸素不足の魚類のような反応をした後に、漸く言葉を搾り出した。
顔が一気に燃え上がりそうな朱に染まるのを男は感じる。
「私の全力全壊が聞こえなかったのかっ?!ならばもう一度だっ!!」
「男、キミを愛しているぞっ!」
普通ぽい女言葉は全くイメージ出来んw オマケは正直スマンカッタ。
お嬢様系は、上手くやれば萌えそう。無口+清楚とか色々と組み合わせると良いかも?
別のパターンだと僕っ子とか?元気な系とは合わせ難いが腕次第?
そうだな。
パターン2は最初天然さんかと思った
が、読み返すと活発系かボクっ娘が似合う気がしてきた
GJだが素直ヒート自重www
「男殿は御在室か」
クラスメイトの視線の中、素直は平静とした顔で言う。
「あ……はい。ここですけど」
状況について行けず、しどろもどろになった男の返答。
「男殿。実はそれがし、貴公に伝えたき義があり参上仕った」
素直は真っ直ぐに男に歩み寄り、クラスメイトの視線が、自然二人に集まる。
男の頬が赤みを帯びた。
「男殿、そなたを愛しておる。天下の何人よりも、そなたに焦がれてならぬ」
素直の表情に一切の変化は無い。
そのせいか暫く素直の言葉を飲み込まなかった男だが、その目が口が、
驚愕にあんぐりと広げられる。
「え……と?」
パクパクと酸素不足の魚類のような反応をした後に、漸く言葉を搾り出した。
顔が一気に燃え上がりそうな朱に染まるのを男は感じる。
「ふむ、聞き逃されたか。ならば確とそなたに言を伝えねばなるまい」重々しく言葉を続ける。
「それがし、そなたを愛しておる」
「○○○はおるか」
クラスメイトの視線の中、素直は平静とした顔で言う。
「あ……はい。ここですけど」
状況について行けず、しどろもどろになった男の返答。
「○○○。実は私は、そなたに伝えたい事があってきたのだ」
素直は真っ直ぐに男に歩み寄り、クラスメイトのの視線が、自然二人に集まる。
男の頬が赤みを帯びた。
「○○○、そなたを愛しておる。そなたの遺伝子が欲しい」
素直の表情に一切の変化は無い。
そのせいか暫く素直の言葉を飲み込まなかった男だが、その目が口が、
驚愕にあんぐりとと広げられる。
「え……と?」
パクパクと酸素不足の魚類のような反応をした後に、漸く言葉を搾り出した。
顔が一気に燃え上がりそうな朱に染まるのを男は感じる。
「ふむ、聞き逃されたか。ならば確とそなたに言を伝えねばなるまい」重々しく言葉を続ける。
「そなたの遺伝子が欲しい」
何か、やれって泡間通信が
>>46 某スレのボクっ娘女勇者思い出した
ああいうの読みたいなぁ…orz
パターン6:チェンバル語
ラフィールって素直か?
>>52 しゃべり方が似ている気がして
素直な所もあるから、言ってもおかしくないかな?と思った
まぁ無いか
何かわからないって人は「星界の紋章」でググりましょう
ラフィールはどっちかってとやっぱツンじゃねーかな。
戦旗とかだと素直なところも確かにあるけど。
新刊で逢いましょう、ファル・フィア・クフェーナ
何年後になるのやら…
素クールウォ−ズ…………なんでもない。
素クール複数で男を奪い合いか…ふむ。
私はこれからお前を愛す!!
ごくり…
♪愛は奇跡を〜信じる力よ〜
孤独が心〜閉じ込めても〜♪
以下イソップ禁止
無口素直クール好きだが、意外にないんだよなあ
無口系素直クール……
どんなキャラでも綾波とホシノルリで再生されそうな俺オサーンorz
ルリルリは喋り過ぎ>無口系
今までずっとROM専だったけど脳汁沸いたから今書いてくる
問題点あるけど一応ここに投下しようと思てる
で?
止めろと言えば投下止めるのか
>>66 のんびりと待っていますよ
SSの投下予告は嬉しいことだけど、
時には誘い受けに見えてしまうことがあるからね
>>58-59 奪い合いよりも皆で愛するハーレムの方が素敵だと思います
>>67 まぁそんなにかみつくなよ
クールに行こうぜ!な?
ふむ。どうやら私は彼のことが好きになってしまったようだ。
心を偽る趣味はない。ここは彼に交際を求めるべきだろう。
些か緊張を禁じえないな。フフ、これが恋というものか。
「おい、キミ」
「なんですか?」
私の呼びかけに振り返る彼。……良い形の耳だな。
普段話す機会のない相手に呼ばれ、軽く見開かれた瞳が美しい。
おっと、見惚れている場合ではなかったな。フフフ。
「付き合いなさい」
「え? あ……はい」
真っ直ぐに彼の瞳を見つめて言う。我ながら凛々しい告白と言えよう。
彼はきょとんとしながら答える。そんな仕草も愛らしいから困ったものだ。
「どこに付き合えばいいですか?」
彼は席から立ち上がると、恋人となった私に早速問いかけてきた。
意外とせっかちだなキミは。交際した途端にデートの申し込みか。
フフフ、嫌いじゃないぞ。愛らしい外見とのギャップがたまらない。
いいだろう。私とて恋人と過ごす時間に甘い夢を見ることもある。望む所だ。
……とはいえ、校内でという制限があるとデートプランが練りにくいな。
教師の目もあるし……そうだな。二人きりになれる場所でも目指そうか。
「校舎裏まで」
簡潔な答えに、彼の身体が小さく跳ねるのを私は確かに見た。
突然二人きりのシチュエーションを提示されて驚いているのだろう。
まったく可愛いな。顔を俯けて恥らう姿がまるで乙女のようだ。
「! ……はい、わかりました……」
なにやら教室がザワつく。公衆の面前で誘い出したのは不味かっただろうか。
交際直後の校内デートだ。男女の契りをするわけでもないので騒がないで欲しいものだが。
彼に友人達が小声で「お前、なにやったんだよ……」などと囁いている。
私の彼への恋愛感情は距離を置いたまま静かに醸成されたもので、特別な理由はない。
彼としても答えようがないのは当然で、曖昧に安心させるように友人に微笑むだけだった。
「話は済んだか? では行くぞ。時間が惜しい」
恋人との逢瀬に昼休みは短い。私は彼の腕に自らの腕を絡め、先導して教室を出る。
緊張しているのか、彼の腕からは微かな震えが伝わってきた。
彼の緊張を解すためにも、何か冗談でも言うべきだろうか。苦手だが努力してみよう。
「……あ、あの、どうして腕を……」
「なに、逃げ出さないように拘束しているだけだ」
フフフ……うむ、我ながら良い切り返しを……む、不発だった……の、だろうか?
彼は凍える子兎のように身体を震わせ、生まれたての子鹿のように足を震わせた。
慎ましく笑いを堪えているのか、より緊張を強いてしまったのか判別がつかない。
「あ、あの、今日、僕、持ち合わせがなくて……」
「なにを言っている。そんなものは必要ない。身体ひとつで充分だ」
ああ、金銭の心配をしていたのか。男が支払う慣例があるようだしな。
……うーむ、しかし説明しても、彼の震えが増すばかりなのはなぜだろうか。
男女交際は謎が多いな。まあいい。ゆっくり慣れていくことにするさ。 おしまい。
73 :
ケチャップ:2009/04/01(水) 13:34:42 ID:tFDZ+Y/0
話は変わりますけど
無表情じゃない素直クールってありですかね?
何処に投稿するのか判らなくなってきました
男口調のことをぶり返すようで悪いんですけど
>>73 + +
∧_∧ +
(0゚・∀・) ワクワクテカテカ
(0゚∪ ∪ +
と__)__) +
>>73 ありだと思う
ってか自分も全く同じのを考えてる最中だからちとビックリ
77 :
ケチャップ:2009/04/01(水) 14:41:14 ID:tFDZ+Y/0
>>76 ありがとうございました。助かります。
>>75 未だプロローグも書き終わってないのであんまり期待しないでください
>>72 シリーズ化してほしくなるような保守とかやめろ
79 :
ケチャップ:2009/04/01(水) 17:40:29 ID:tFDZ+Y/0
素直クールの何たるかも判っていない若輩ですが投稿します。
シリーズ化は判りません。しないと思います。
ではでは、また会う日まで。
80 :
ケチャップ:2009/04/01(水) 17:45:00 ID:tFDZ+Y/0
扉をノックする。この部屋はそれだけでも緊張した。とてつもない重圧を内側から放出されているような感覚は間違いなく錯覚だが、同時に本物でもあった。
「誰だい」
余りにも軽い口調だ。しかし重圧は上がった。新人のメイドや従者なら、間違いなく卒倒してしまうだろうレベルのものだった。気配が尋常ではない。
城下では聡明な姫君と呼ばれて敬愛されているのに、城内のメイドや執事からは鬼才と呼ばれて密かに畏れられている。その理由がこれだった。従者はもちろんのこと、戦場で戦ってきた騎士団長や、果てには国王までも緊張させる、異常なほどの気配。
唾を飲み込みながら、内心必死になって応える。
「ロックですが」
「入って良いよ」
失礼します、と言いながら扉を開けた。
僕の主人は部屋に入ってきた僕へと、ゆっくりと顔を向けた。姫と呼ばれるのがおかしいと思えるくらいに野暮ったい、眼鏡と白衣。しかし顔は高貴で、僕が近くにいるのも不条理に感じられるほどの、ステンドグラスのような美しさと、荘厳さ。
彼女は僕を見上げながら、口を開いた。
「隣国のお姫様が、何やら騒動を起こしたそうだね」
はい、と頷く。僕の主人はその優しそうな声に全くもって不似合いな、余りにも凶暴な笑みを浮かべた。まるで狼か虎のような笑いだと、内心で不遜なことを考える。
主人の名はティーア・コック。この国の姫にして、世界でも五指に入る天才だ。
ティーア様はゆっくりとした口調で話し始めた。
「あの娘は昔からお転婆だったから、それほど心配してはいない。ただな」
その騒動が男絡みらしいじゃないかと言って、けらけらと笑った。
僕ははいと言って、頷く。
「どうもそのようですね。しかも何処の馬の骨とも知れない奴だとか。噂によると片田舎で信仰されている神だとか言われていますが、余りにも馬鹿らしい話です」
81 :
ケチャップ:2009/04/01(水) 17:48:51 ID:tFDZ+Y/0
「そうなのか? 随分と詳細に調べたんだな」
「姫の命ですから」
「そうか。私も良い家来を持ったものだ」
獣のような笑いを一瞬だけ優しい微笑みに変えると、すぐに戻す。
にたにたと悪魔のように笑っているその顔は、とてもその微笑みがあったことなんて信じられないだろう。
「まあ、あの娘が誰を好きになったかなんて、どうでもいいことなんだ。問題はあの娘が色気づいたということだ。判るかい、ロック?」
はい、と僕ことトール・ロックは答える。「何をお祝いの品に?」
「話が早くて助かる。三つほどの品を用意しているのだが……」
試せ、と言うことだろう。しかも隣国の姫が色気づいたなどという話だ。経験則から言ってもろくなものじゃないことは間違いない。しかし逆らう気はなかった。
どうせ逆らえもしないし、と内心で溜息をつく。「見せてください、判断します」
「本当に、話が早くて助かるよ」
にやりと言う笑みはひどく淫靡なものだった。そして同時に、美しい。僕はここに来てから何度目か判らない、ばくばくと鳴る大きな心臓の鼓動を感じた。
ベッドに行くと、綺麗にリボンまで付けられた三つの箱が無造作に置いてあった。
「大中小があるだろう? 何を最初に試すか、選んでおいてくれ」
白衣のまま下着を脱ぎ出すティーナ様を見ないように、僕は出来るだけ眼を他所へとやりながら、言われた三つの箱を見る。
指輪くらいのものに、カップくらいのものに、筆箱くらいのもの。一番危なそうなのは、筆箱だ。突っ込むためのものとしか思えない。二番目が指輪だろうか。最も安全そうなのはカップだ。
素直に選んだ方が良いと思ったので、二番目の大きさの箱を選んだ。
そのとき背中から抱きついてきて、とても良い匂いがした。
「それか、つまらん」
ふんと鼻を鳴らしながら、ティーナ様はぺったりと抱きついてくる。僕はあわあわと言いながら、ふくよかな胸の感触に顔を赤らめた。縮こまるしかない。
「や、やめてくださいきゅうに。おどろくじゃないですか」
「良いじゃないか、ほれほれ。胸が気持ち良いんだろう? もっと素直になれ」
そう言いながら、ぎゅっと胸を押しつけてくる。確かに心地良い感触だが、ぽつんと当たっている小さなものの感触が気になって、そんなものを堪能している余裕はない。
「私はお前が好きだ。私はお前のことを愛しているから、こういう大胆と呼ばれるようなことをしているんだ。お前を誘惑するような真似を、な」
ニヤニヤと笑う気配がした。
「お前も私のことが好きなら、もっとこういうことをしてくれても構わないんじゃないか? 私が恥ずかしくなるくらいに鬱陶しい愛の告白をしてくれても、罰は当たらないぞ?」
「むりです、ぜったいむりです」
思わず返したその言葉に、ティーナ様は眼を見開いて、そして眉間に皺を寄せた。
「何でだ? 私を愛していないのか?」
ますます強く抱きついてくるティーナ様を剥がし、ふうふうと落ち着こうとする。
「それはそうですけど……」
「じゃあしてくれても罰は当たらない」
「やめ、やめてください」
ベッドに座り込んだ僕の腰に座って、騎乗位の体勢をとる。そしてゆっくりと上下に動きながら、僕の大きくなった息子に濡れたあそこを押しつける。
「言ってくれるまで、擦り続けるぞ?」
「やめ、やめてください。ちがうんです。はずかしいんです」
「恥ずかしい?」
82 :
ケチャップ:2009/04/01(水) 17:50:31 ID:tFDZ+Y/0
頑張ってティーナ様の腰の下から抜け出すと、早く落ち着こうと大きく呼吸をした。そしてティーナ様のほうへと向かって、返事をする。「恥ずかしいんですよ、普通の人は」
「恥ずかしさも愛には勝ると言うものだ。その程度の愛もないのか?」
「ありますけど、僕のは色々と、その――告白するにはまずいものも、ありますので」
「私の排泄を見たいなら見せてやるが」
「それもありますけど……って、違いますよ! 違いますからね!?」
ティーナ様はニヤつく。くそう。思わず本音を言ってしまった自分が憎い。
「今のは何処かの悪霊が僕に憑いて言わせた結果です! きっとそうです!」
「あーはいはい、判った、判ったから。それで、どういうことだ?」
真剣に聞いてくるティーナ様の顔に、思わず硬直する。
そして考え込んで、やっと言葉を見つけた。こういうことだろうと思う。
「すごい恥ずかしいんですけど……僕はティーナ様がすごく好きですから、言葉なんかで表現できません。無限のものは、どうやっても表現できません」
「無限か」
「はい。それに、もし言葉にしたら、壊れちゃうと思います」
壊れる? と怪訝そうなティーナ様に、僕は頷く。
「白けるでも構いません。例えるんだったら水が無限に出てくる桶があるんですけど、僕はティーナ様みたいに頭が良くないので、それを投げつけて渡せないんですよ。何処か見当違いの場所へ飛んでいって、桶が割れちゃいます」
「割れるのか」
「割れちゃいます。だから水を掬って渡すしかないんです」
「そうか――なら良い」
安心したようにふうと息をつくティーナ様は、にやりと笑ってこちらを向いた。
その淫靡な顔にどきりとして、僕はまた、心臓の鼓動に動けなくなる。
「なら――存分に襲っても、全く構わんな?」
ティーナ様はいつも研究ばかりしているとは思えない俊敏な動きで、僕を捕まえた。一気にズボンとパンツを脱がすと、先程までの攻防で大きくなったそれに触れる。優しく導くような手つきと裏腹に搾り取ろうとする凶暴な笑みが、ますます僕を興奮させた。
「こんなに大きくして、いやらしいな――もちろん私は好きだが」
そして僕のものを頬張った。舐めたり、吸ったり、歯を当てたりする。
王族にしてはちょっと上手すぎるんじゃないかというフェラチオに、僕のものはどんどん口の中で大きくなっていった。
やがて惜しそうにしながらも、それをゆっくりと吐き出す。今度は何をするのかと思えば、僕を押し倒して、僕の左手を両手で掴み、胸に当てる。
「揉め」
簡潔な命令をしながら、彼女は腰を移動させる。僕の太腿から僕の腰へと彼女の濡れた股間が近づいてきた。ようやく僕のものが彼女の柔らかいお腹に当たると、彼女はニヤニヤしながら片手をものへと移動させた。
「揉むんだ……判っているだろう? これは命令だ」
ばくばくと言う心臓の鼓動に息も絶え絶えだったが、必死で頷いた。
両手を大きく柔らかい胸へと動かし、揉む。余りにも大きい胸は、両手で一つの胸を揉めるかも判らないくらいに大きい胸だった。僕が必死になって揉んでいる間も、彼女は優しい手つきで僕のものを扱きながら、そっと腰を上げた。そし、て?
83 :
ケチャップ:2009/04/01(水) 17:52:47 ID:tFDZ+Y/0
やばいやばいやばい。中に出しちゃうかも。それだけは駄目だ。断じて駄目だ。
しかし彼女は気持ち良さそうに動きながら、僕の背中に腕を回す。揉んでいたはずの僕の手が、逆に胸に包み込まれた。そして僕の胸と彼女の胸がぺったりとくっつき合う。
何度も見ているはずなのに、それでも彼女の胸に圧巻された。コリコリとした乳首を押しつけられて、手を思わず胸から離し、背中に腕を回して抱きついた。
「ロック、も。腰を、つか――」
え、と言われる前に動いていた。腰ではなく、手が。ぐいっと頭を引き寄せて、唇を重ねた。舌を入れて、彼女の口内を思う存分に味わう。箍が外れた気がした。
自分でもびっくりするくらい腰を動かしながら、しかし絡めた舌も止まらない。手も激しく胸を揉んでいる。乳首を弾いたり、つねったりしている。
唇を離して唾液が垂れてきた。彼女は僕を睨みつける。
「……随分と勝手に、動いてくれたじゃないか」
「誘惑したんでしょう?」
「……じゃあ私も、思う存分搾り取らせてもらうぞ――!」
ぎゅうっとものを締めつけられて、思わず僕は呻いた。出してしまいそうだった。
「ふふ、どうだ? 気持ち良いだろう――っと、そうだそうだ」
忘れていたな、と言いながらベッドの上を探った。
「これだよ、これ。見てくれ」
先程僕が選んだ、カップくらいの大きさの箱だった。
「私が開発したんだ。大中小のどれでも私が開発したんだがな」
そして立派に包装されていた中身を取り出す。「ほれ、媚薬だ」
「媚薬? その錠剤が?」
「ああ。本当は他のものも楽しんでほしかったが、何しろこれの効き目が異常だったからな。だから最初にこれは嫌だったんだが……まあ仕方がないことだ。他のものは今度にでも試せば良いだろう」
本当に残念そうに言った。つまりどういうことだろう。あんまり危険すぎて、それを試したら他のものが試せなくなるくらいだと、そういうことだろうか?
……ひょっとして、外れを引いた?
「何でぽかんと口を開けているんだ。間の抜けた顔も格好良いが。ほれ、飲め」
錠剤を渡されて、僕は諦めたように溜息をついた。
二人とも同時に飲んで、僕は意識を失った。
散々やってロックがそのまま眠ってしまった頃、ティーナは一人で溜息をついた。時計を確認したら、二十時間ほど経っていた。少しやりすぎたかもしれない。痛みが腰にも響いているし、そんなに使えるような代物ではないようだ。
「調合を変えるかね……それにしても、全く」
84 :
ケチャップ:2009/04/01(水) 17:53:35 ID:tFDZ+Y/0
すうすうと寝息をたてているロックを見ながら、ティーナは苦笑した。
「ご主人様よりも先に眠るとは、とんだ不忠だな。どうやってお仕置きしてやろうか」
しかし可愛らしく寝息をたてるロックを見ると、そんな言葉が消え去ってしまう。
――無限のものは、どうやっても表現できません。
その言葉を思い出して、笑ってしまう表情をますます戻せなくなった。一人でニヤニヤとしている女など気持ち悪いと言うかもしれないから、早く直さなければならないのに。
「無限――か」
その言葉が、胸を温かくする。風呂に浸かっているような、ゆっくりとした穏やかな温もり。性行為をするときの激しい熱とは全く違う、温もり。熱くて溶かされてしまいそうな熱とは違う、ずっとその中に入っていたい温もり。
もうその準備は整えてある。だから大丈夫なはずなのに、心配になってくる。そしてぺたりと頬を合わせて、自分を励ました。
――僕はティーナ様がすごく好きですから、言葉なんかで表現できません。
「……それは違うぞ、ロック」
髪を梳きながら、そっと抱きつく。そして一つの数学記号を思い出しながら、くすくすと笑った。広くて力強い胸板に頬を押しつけて、触れるだけの軽いキスをする。もう一度だけ彼の温もりを確かめようと背中に腕を回し、力強く抱きしめた。
ティーナは彼女の恋人と一緒に、深い眠りに就いた。
――だって、愛しているだけで良いんだから。
多分FIN。
85 :
ケチャップ:2009/04/01(水) 17:54:35 ID:tFDZ+Y/0
ちなみに題名は「∞」でお願いします。
あれ?ひょっとしてハーレムスレの方?
とりあえずGJ!
ところでもうしわけないのだが
前のスレ662で電王ネタを書いたのですけど
保管庫には入ってないのだろうか?見当たらないのです
とりあえずGJ…これってどういう意味?
>>78 批判かと思ったら誉めてたw
勘違いで面白そうな感じがする
未成年はきちゃダメよ
別にいい仕事とは思ってないけど義理でGJする時に「とりあえず」を付ける決まりです
92 :
名無しさん@ピンキー:2009/04/02(木) 07:24:04 ID:y8rtFhP5
いや、これは「心から」GJだろ
ageちまったorz
94 :
ケチャップ:2009/04/02(木) 11:20:32 ID:oM8T4i2l
途中から名前を間違っていたことに気付き激しく鬱
恥ずかしすぎて言いたくなかったけど言っときます
訂正は↓
「ティーナ」→「ティーア」
>>91 「色々と感想を書きたいけど、それを書くと長くなるからそれは後回しにしてとにもかくにもまずはGJを」
と言う時に「とりあえず」をつけるな、俺は。
投下させてもらいます。
一度会っているとはいえ恋人の親に会うのはやはり緊張するものだ。
意を決して僕は雪子の家のインターホンを押した。
「いらっしゃイ。えーと…君が愁也くんかナ?」
「は、はい僕が愁也です。はじめまして」
………誰だ?この人。
少し訛ってるし、いい声だし、顔立ちくっきりだし、眼が蒼いし、カッコイいし――
何より外国人だし。
「あ、あの…」
「さあ、入っテ。妻と娘が待ってル」
しどろもどろする僕を気にすることなく、その人は僕を招いた。
…というか妻と娘が待ってるって――つまり雪子のお父さんか!!!?
おいおい父親が外国人なんて聞いてないぞ。
「あら、いらっしゃい愁也くん。ちょっと待っててね、すぐにお昼ご飯出来るから。雪子、あとは私がやるからいいわよ」
リビングに入ると台所から雪子のお母さんが迎え出てくる。
本当に雪子の母親なのかと疑ってしまうくらい若々しい。実際僕の母親よりもずっと若いだろう。
そして雪子によく似ている。少なくとも雪子はこの外国人のお父さんには全く似ていない。
「よく来てくれた。紹介しよう。この人は父親のダニーだ」
エプロンを外しながら出てきた雪子によって紹介されたダニーさんは笑顔を浮かべた。
「雪子、いつも話に聞いているけど、愁也くんは話以上に素敵な人だネ」
「だから言っているではないか。彼は私を魅了して止まないと」
そうか分かった。雪子のこの性格はお父さんの影響を受けている。
思ったことをズバズバ言うのは外国人ならでは。雪子は言い過ぎな時も多いけど。
「はい、お待たせ愁也くん。ダニー、雪子、お皿準備してくれない?」
雪子とお母さんによる昼食はどれも美味しく最高だった。
雪子の料理上手な一面が母親譲りであることからある程度の予想はしていたけど、それをはるかに上回る美味しさだ。
ダニーさんが気さくに話しかけてくれたお陰で当初の緊張とは裏腹にとてもリラックス出来た。
会話の中心は雪子の学校での様子。一人娘がどんな生活を送っているか気になるのは当然だろう。
次々と繰り出される質問に僕が多少事実を曲げて答えると雪子が一瞬眉を潜めたが気付かないフリをする。
ありのままを話すのは羞恥プレーにもほどがあった。
「ごちそうさまでした。本当に美味しかったですよ」
「ふふっ、そう?よかったわ」
頬に手を当ててニコニコ笑うお母さんの姿がなんだか可愛いらしい。
「愁也くんもそう思うだロ?ボクは世界一美味しいと信じているんダ」
「あらあら、ダニーったら。ありがとう」
………なんでだろう?
この人達が言うと変なやり取りには聞こえない。僕の両親が同じやり取りをしたら可笑しいだろうに。
やっぱりダニーさんという外国人が言うからだろうか?
「すまないな。少し戸惑うかもしれないが、我が家ではいつもこのような感じだ」
二人のやり取りを一緒に見ていた雪子が気にすることもなく言った。
なるほど、だから雪子もこんな風に育つワケか。謎が一つ解けた気がする。
「雪子、愁也くん。母さん達少し出かけてくるからお留守番お願いね」
後片付けも終わりひと段落つくと、僕と雪子はそう二人に言い渡された。
家を出て行く二人は仲良く手を繋いでいて幸せそうな雰囲気を醸し出していた。
見送り終えた僕は雪子に連れられ彼女の部屋へ。
中は前と同じように無駄な物がなく、けど動物のぬいぐるみだけは数多くあった。
「ねえ雪子、お父さんが外国人てこと何で今まで教えてくれなかったんだ?」
僕は気になることを聞く。付き合ってから今までそんなことは一度も言ったことがなかったぞ。
「ん、言ってなかったか?」
ああ、言ってない。というか今のは自分でも分かっててワザと言ったな。
「補足すると父は日本国籍だ。父の母、つまり私の祖母がイギリス人ではあるため勘違いされるが」
ということは雪子はクォーターか。黒髪黒目で見た目はお母さんに似ているから言われないと分からないだろう。
ダニーさんは子供の頃にイギリスで暮らしていたらしい。多少の訛りはそのせいだという。
「父と母は大変仲睦まじくてな、見ているといつも思うのだ。私も君とそうありたいと」
あんなに仲の良さそうな二人を見ていたらそう思っても不思議じゃない。僕だって同じことを思ったのだから。
それはそうとして――
「なんで服を脱ぐ!?」
「二人の愛の確認」
何かおかしなことでもあるか、といった感じで言われると僕には何も言えない…
最近エロいことする日が増えている。
この気高きホワイトライオンは本能に従っているから自分でも調整できないらしいのだ。
エロいことをする時はとことん、しない時は本当に何もしない。
「……愁也」
名前で呼ぶのは彼女にエロエロスイッチが入った印。
いつの間にか彼女は一糸纏わぬ姿になっていて気付いたら僕も同じ姿にさせられていた。
裸で抱き合いお互いの唇を貪る。肌を合わせるというのはとても心地良くいつまでもこうしていたいとも思う。
自分の舌が食べられてしまうのではないかと不安になるほど彼女は激しく口内を犯してきた。
主導権を握ろうとせわしなく動き回る舌の動きに僕は抵抗することもなく身を任せる。
もし今の段階で僕が動いたら彼女はすぐに達してしまう。キスだけでイける敏感な体質だから。
「んむ……ぷはぁ…」
息苦しくなったのか、又は攻めているだけでも感じてしまったのか、唇を離すと熱い吐息が鼻をかすめた。
「さあ、ここからが本番だぞ」
妖しいほど真紅な舌で唇を濡らし、笑みを浮かべる姿に僕は陰茎を一層堅くした。
もちろんこのまま雪子に任せるのも悪くない。すぐに攻守交代するのは目に見えているし。
けど今日は――
「なあ、雪子。今日は僕が攻め倒したいんだけど」
「ん?かまわないぞ、いや本当は遠慮したいんだがな、愁也が望むなら」
ほんの一瞬眉を潜めた気もするが気にせずに体に手を這わした。
スイッチの入った雪子は手で軽く触れるだけで体を震わせ熱い息を漏らす。
豊かな胸に外側から手を沿え揉みしだくと、マシュマロのように柔らかな肌に指が埋まっていった。
少しの力でどこまでも埋まっていく一方、押し返す張りがある。
それは男の体のどこにもない不思議な触り心地。
だんだんしこり立ってきた乳首を摘むと甘い声があがった。白い肌に映える桜色は色味を濃くしていく。
それを口に含み舌で転がしながら僕は手の位置を下ろしていった。お腹、へそから恥丘へと、目指す場所は一つ。
到着地は濡れている、なんて表現では収まらないくらいの愛液で溢れていた。
体を震わせた彼女が足に力を入れたため手が挟まれてしまう。すると手首までびしょびしょになった。
そんな体質に僕は苦笑しながらゆっくり指を動かすと彼女が息を飲むのがわかった。
秘裂を優しくなぞるように、秘芽にはまだ触れず中にも入れない。
与えられる快楽に声を出す余裕もなくなってしまったのか、雪子はただ僕の頭を抱き寄せるだけだ。
そろそろいいかな?僕は本題に入った。
「雪子…なめてもいい?」
思えば今まで一度もしたことがない。別に興味がなかったわけじゃないけど雪子にはそこまでされる余裕がなかったのだ。
「………」
「…雪子?」
「いや、そういう性技があるのは当然知っている。ただ愁也も承知の通り私は体毛が極端に薄くてな…」
どうしたんだ?あの雪子が口を濁らせるなんて。
「もしかして…恥ずかしいのか?」
「そういう訳ではない。愁也になら構わない。あー…すまない今のは嘘だ、確かに若干恥ずかしい」
私は無恥ではない、と普段から言っているのは嘘ではなかったらしい。
でも表情の変化がないからいまいち説得力がない。
「本当に嫌だったら無理すんなよ」
彼女からの返事がないのを了解の意と解釈し秘裂へと移動する。
初めてじっくり見る彼女のそこは泉の源泉のように愛液が湧き出ていた。
無毛と見間違うくらいに茂みのない恥丘は幼い少女のよう。閉じられた秘唇を指で開くと綺麗なピンク色が覗いた。
薄い陰毛に黒ずんでいない秘所。イギリス人の血はこんな所に現れているらしい。
「ダニーさんから受け継いだのは性格だけじゃなかったか…」
「ん?何か言ったか?」
「いいや、何でもない」
こんな場で変なこと言うのはやめておこう。
「ぁっん…そこで、しゃべらないで、はぁ、くれ」
彼女が喘ぐとさらに愛液が奥から溢れ秘唇がひくひくと動いた。まるで更なる刺激を求めるように。
「んぁぁっ、しゅう、やはんっ」
舌を這わせ蜜をすすると彼女の腰が跳ね上がるが僕はそれを許さない。
両手で腰を掴み固定すると秘芽の包皮を剥き、ぷっくりと膨らんだそれを舌先でつついた。
「ひゃぁあ!?だ、め、しゅうやぁ…そこ、は、ひゃんっ」
呂律が回らなくなるのは雪子が達しそうな時だけどこんなに早く訪れるとは。
顔中が愛液で濡れるのを気にすることなく僕は動きを早める。
肉芽を吸ったり膣内に舌を挿入したり、途中彼女が絶頂を迎えるがお構いなしに攻め続けた。
一通りの攻めを終え口を離すまでに何度絶頂を迎えていたのだろうか?
肩で息をし何の言葉も出てこない様子が全てを物語っていた。もう少し続けていたら気絶していたかもしれない。
「しゅ…ぅ…ゃ……きす…」
弱々しくキスをせがむ雪子に応え体を起こしてやるとまたもや身を震わせる。
これはやりすぎたかな…というか雪子の体質が問題だ。雪子しか知らないから他の人がどうなのか分からないけど。
普段からとは想像もつかない彼女のこんな姿を見るのは悪くない、けど次からは自重しようと心に決めた。
今日はこれくらいにしておこうと雪子から離れようとした時、首に腕を回された。
「最後までしないのか?」
いやいやいや、さすがに無理だろ。本当に壊れるぞ。
「人生には色々な経験が必要だ。私も愁也も」
彼女の言う色々な経験とは一体…?本当に体は大丈夫なのか?
「ここまで来てお預けという方が苦しい。お願いだ、私を愁也で満たして欲しい」
こういうことを潤んだ瞳で言うのは反則だ。断る気が失せていくじゃないか。
覚悟を決めた僕の痛い程に勃起したソレを彼女の秘裂にあてがうとあっという間に呑み込まれた。
ぬかるんだ膣内は奥へ奥へと誘う。肉襞は時に優しく、時にきつく陰茎を包み込んでくる。
実際に繋がっているのは少ないのに、体全体を走る快感は全身が雪子に包まれている錯覚を覚える。
先端が見えそうなくらい腰を引くと、雁首にかき分けられた愛液がどろっと溢れだしシーツに大きな染みを作った。
そんな様子が鮮明に見えるのは体毛の極端に薄い雪子ならでは。
当然僕のが出入りする様子も、その上の秘芽がさらにぷっくりと膨らんでいるのも丸見えだ。
「ひゃふんッ、あ…ひぁ、しゅうゃ…ん!!」
再び彼女の最奥まで突き入れると同時に片手を胸に、もう残りを秘芽にやると肉襞が激しく収縮した。
声にならない声をあげる雪子の手が空を掴むが、僕の肩を見つけると思い切りしがみついてくる。
ただ熱い吐息が耳を掠めた。
そろそろ限界だ、もちろん雪子も。
ラストスパートをかけるために細い腰を抑え奥へと進む。コツコツと当たるそこを小刻みにつつき雪子を絶頂へと追いやる。
「らめ、らめらめっ、ひゅうゃぁぁ…ひゅふゃぁッ、わた、し、もうっ、らめぇぇ!!!」
呂律も回らず何を言っているかもはや聞き取れなかったけど雪子がイッたのだけは分かった。
体を弓状にしならせ同時に膣内が精液を搾り取るようにキツく締め上げると、耐えきれなくなった僕も吐精した。
大量の精液を雪子の中に注ぐと最後の一滴まで飲み込まれた。
陰茎を引き抜き横に倒れ込むと雪子が抱きついてきた。
「しゅ…う…ゃ……」
求められるままにキスをしもう一度抱き合う。そのまま僕達は眠りに落ちてしまった。
起きた後は大変だった。
なんせ二人とも体中がべとべとなためシャワーを浴びたり、シーツを取り替えたりと大慌て。
結局全てが片づいたのはダニーさん達が帰ってくる直前だった。
恐らく二人は何があったかの予想はついているだろう。シャワーも使ってるし…
「心配するな。二人は私達のことを十分理解してくれている。大きな間違いさえなければ大丈夫だ」
ニヤリとして言う雪子が少し理解出来なかった。
自分一人気まずい中、残りの時間を過ごし、いざ帰る時になるとダニーさんに呼び止められた。
「愁也くん、少しいいかナ?」
これはヤバい、怒られるか…?
けど思っていたのとはまるで違う言葉が飛び出した。
「ありがとウ」
何を言ったか分からなかったのは発音のせいじゃないだろう。
「雪子は僕に似て少し癖のある性格だからネ。君みたいな素敵な彼氏が出来て親として喜ばしいことだヨ」
よかった…認められているみたいだ。
「でも孫はまだ早いナ。この年齢でおじいちゃんになりたくないからネ」
こちらが気まずくなることを平気で言いニヤリと笑う姿は雪子にそっくりだった。やっぱり中身は完全に父親似か。
帰りはいつもと逆で僕が雪子に家まで送ってもらうことになった。
「今日は非常に楽しい一日だったな。君のお陰だ、ありがとう。家族を代表して礼を言わせてもらう」
「そんな大げさな。僕の方こそ楽しかったよ。二人共すごく良い人達だったし」
雪子は嬉しそうに一言頷くと手を握ってきた。今日は制服じゃないから解禁日なのだ。
「本当に君は最高の男だな。私にとって君以上の存在はいない」
少し恥ずかしかった僕は返事をせず、代わりに握っていた手の力を強めた。
出会えて本当によかったと思っているのは僕の方だよ。
「あのさあ雪子…今度は家に来ない?」
僕の家に到着し玄関前。別れ間際に誘うと彼女は目を丸くし珍しく驚きの感情を表した。
「………いいのか?」
気を落ち着かせるように深い声だった。
「もちろん、当たり前でしょ。今度は僕が誘う番だし、雪子は…僕の大切な人だから」
「…………」
「雪子?」
「いや、感極まって言葉も出なくてな。今の私の感情は筆舌に尽くし難い。…とにかく礼を言わせてくれ」
今日は彼女の色々な姿を見れる日らしい。まだまだ僕の知らない面が沢山あるんだな。
じばらく額に手を当てていた雪子は何か決心したのか僕を真っ直ぐ見つめ返した。
「愛してる」
「いやいや、流れおかしいだろ!!」
「何がおかしい?さぁ別れのキスだ」
そのまま雪子は僕の首に手を回し唇を重ねた。
数秒間してから離すとその紅い舌で自分の唇を舐めながらニヤリと口角を上げた。
「ふっ、何を呆けている。今日はエロいことありだからな」
やっぱりこれが雪子だ。
どんな面を見せたとしても雪子はこうするのが一番しっくりくる。
「ではまた今度だな。招待を心待ちにしている」
それだけ言い残すと颯爽と歩きながら帰っていった。
他人にはわからないかもしれないけど僕には彼女がとても喜んでいるのが背中越しによくわかった。
とはいえ彼女が目に見えて喜ぶ姿は数えるほどしか見たことがないから自信はないけど。
雪子の告白を承諾した時、初めて誕生日プレゼントを渡した時、あとは…初体験の後だな。それくらいしか記憶にない。
さあどうやって雪子を家に招こうか?まず始めに家族にどう説明すればいいのか?
考えるだけで僕は頭が痛くなる、けどそんなことで悩めるというのも悪くない。
雪子があんなに嬉しそうに心待ちにしているのだから。
僕達の春休みはまだ始まったばかり。
おわり
以上です。書ければまた来るかもしれません。では
GJ
おつかれさま
>>103 GJ!
雪子さんが愁也の家に来て、彼女の言動で振り回される家族というのを楽しみにしてます。
GJ
108 :
名無しさん@ピンキー:2009/04/07(火) 15:47:09 ID:YOKNSIqo
ロリっ子素直クール。
ただし意思疎通はスキンシップ。
三田雄介の高校生活は平凡で、全く女とのご縁が無いまま二年目に突入した。
中高一貫のXX学園は、のどかな春に彩られ世のミサイル問題など他所事かのような平和さであった。
だというのに俺の心中は全く穏やかでなかった。
子供の頃からお守りを押し付けられて以来の腐れ縁、北村葉子が中学に入学してきたからである。
兄弟同然の感覚で接してきたはずが、どこで教育を誤ったのか……そう、考えながら、昼食の袋を持ち
教室を出ると、逃げるように目立たない所を探し奔走する。
結局は人を隠すのは人の中と、中庭の人だかりに紛れるという結論に至り、ベンチに腰を落ち着かせた。
俺が何から逃げているのかと言うと、それは葉子だった。
当初は兄弟のように仲がいいねと言われたが、やがて葉子が人目を憚らずにやたらスキンシップを求めてくるようになったからだ。
終いには買い物の時に恋人ですか?と問われる始末だ。
ロリコン犯罪者が跋扈するこのご時勢に、学園でそんな事されたらと思うとゾッとする。
「まぁ、間違い無く変態扱いで学園中から村八分だろうな……」と呟き、持っていたサンドイッチのビニールを剥がした。
暫くして、ベンチが揺れるのを感じ隣に誰が座ったのかと何気なく目をやった。
中学の制服を着たその女子は綺麗な黒髪のストレートで、持っている弁当の袋にはウサギのワッペンがついている。
嫌な予感がする……サンドイッチをあたふたと口にねじ込むと俺はそのベンチを離れようとした。
不意にブレザーの裾を引っ張られ、俺は振り向いた。
そこには目鼻立ちの整った幼い見知った顔があった、葉子だ。
「何でここにいるんだよ!」
そう言った俺に返答するように、葉子は中庭にいる級友に指をさした。
「ああ、聞いたんだな…」
一番最悪な所で見つかってしまった、これでは迂闊に逃げ回ることができない。
下手に突き放して、ここ中庭で中学生を虐めていると見られれば、それはそれでお終いだ。
人ごみに紛れたことで、俺は逆に逃げることが出来なくなっていた、なんと言う誤算。
そんな俺の頭をよぎったの策は兄妹の振りをして誤魔化すという事だった。
二人してベンチに掛けながら、並んで昼食をとる。
「なぁ、葉子…中学はどうだ?面白そうだろう?」
そう声をかけた俺に、葉子はコクコクと頷く。
葉子は無口で無愛想、昔から何を考えているのかわからないが、刷り込みをされたひよこの様に俺に懐いていた。
「友達とかも作らないといけないぞ?だから早くクラスに戻れよ。」
なんと無難な会話、妹を思いやる兄、美しき兄妹愛かな、これを見て文句言うやつは間違いなく性格が腐っているだろう。
それを聞いた葉子はフルフルと首を振った。
「何だ嫌なのかよ、お兄ちゃんとしては葉子の学園生活が……」
そう言いかけた所で、葉子の視線が俺の持っているタマゴサンドに注がれていることに気付いた。
「ほしいのか?たまごは嫌いだったはずだろ?まあいいや、ほらよ。」俺はサンドイッチを葉子に渡そうとした。
葉子は小さな口を開け、はむりとサンドイッチを頬張った。
冷や汗とはこうしてかく物だろうか?そういえば葉子の座る位置が、さっきより近づいてきている。
「よよ葉子?何してるのかなー?」そう言った俺に見せ付けるように、葉子は口を開き俺をまじまじと見つめる。
動揺する俺をよそに、葉子は滑るようにベンチを動き、俺の横にピタリと付いた。
ブレザーの腕の部分をギュッと握られ、俺は動くことも出来ずにこの状況を乗り切らなければならなかった。
いつまでもこんな体制でいるわけには行かない、ロボットのような動きで葉子の手にサンドイッチを渡す。
タマゴサンドを受け取った葉子はムグムグとサンドイッチを食べている。
葉子が手を離した隙を突き、立ち上がって逃げようとして驚愕した。葉子の腕が俺の腕に絡みついていたからだ。
どう考えてもおかしい、妹相手でもこんなことさせている兄は間違いなく変態。
ああ、さようなら学園生活、そして、こんにちは村八分ライフ。
キーンコーン……その時、授業開始の予鈴が響いた。
葉子は絡めた腕を離すと、不満そうに時計を見た。中庭で遊んでいた生徒たちがぞろぞろと教室へ戻っていく。
葉子の去り際に俺は「葉子、入学おめでとう」と祝福してやる。
次の教室はどこか、と考えながら歩き出そうとすると。
不意にドンと抱きつかれ、背中に葉子の指が走るのを感じた。
「ユ………ス……ケ?」首をかしげてその言葉を考える。
「葉子、何が言いたいんだ?」そう聞こうとして、俺は黙りこんだ。
背に走る葉子の指は「ユースケ スキ」そう確かに描いていた。
>>108 即興で書いてみたけど難易度高すぎだって。
無口はせめて表情がないと、感情を表せないって、いやマジで
レベルの高い職人になると、細やかな動きの描写でこういうのもかけるんだろうな……
赤面症な素直クールとか良くないか?
しかし含有エロ成分の少ない事だけが残念だ
ロリ無口無表情素直クール意思疎通はスキンシップのみエロあり
横浜ベイスターズが優勝するより難しそうだ!
横浜に謝れ。
出て行った選手がみんな帰ってくれば優勝できるよ!よ!
地元に有名だった横浜の選手がいたなぁ
あの選手の全盛期ならなぁ…
スポーツ選手な素直…いいかも
久々に保管庫見てきたが無口も激しく萌えるな。
というか無口なほうが口数少ない分直接的な行動に(ry
>>117 「先程見事優勝されました、素直選手に来て頂いております。
素直選手、今日は非常にリラックスした状態で試合に臨めたと
聞いておりますが、何か秘訣があるのでしょうか?」
「試合前、コーチに思い切り抱き締めてもらい、その時に
腰が抜ける程の熱い口付けをしてくれたのが良かったと思います」
「……ええと……今回優勝できたのはコーチとある約束をしたから、ともお聞きしましたが」
「はい。昨晩、ベッドで気合いを注入してくれた時にある約束をしてくれたんです。
その約束があったから、今まで以上に頑張れました」
「……なるほど。では約束のことも含め、コーチに何か一言」
「はい。……コーチ。私、優勝しました。
約束通り、今晩から毎日最低5回はコーチの子種汁を私の中に注いでコーチの子供を孕
──しばらくお待ちください──
120 :
名無しさん@ピンキー:2009/04/08(水) 22:03:05 ID:5DnGzyu5
なんという羞恥プレイ
クールにエロいけどコーチは破滅ルートw
コ−チの社会的地位抹殺wwwwwwww
ほぼイキかけましたよりひでえwww
>>115 カーネルおじさんの呪いが無くなった、我らが軍団こそSAIKYOOOOと主張するつもりで趣くままに逝ってみた。
努力したが、色々と残念な結果になった、もう、ベイスターズが優勝でいいです。投下
夏休み、通常ならば友人と海にでも行き楽しく遊んでいるはずだが、俺、三田雄介は家でのんびりしていた。
「大体、あいつも何で山なんだよ…。」とぶつぶつ言いながら、扇風機を背に机に向かっていた。
クラスの友人は何をとち狂ったか、男なら山だぜと言い、本当に男連れで山に行くという狂行に及んでいた。
もちろん俺はそんな狂気の集いに参加するはずも無く「暑さで気でも狂ったか?俺はパス。」とにべも無く断っていた。
夏の暑さは、相変わらずの女日照りを象徴しているようだ、外で七日の生を謳歌する蝉の方が遥かに人生を充実させているというものだ。
葉子の両親は今、世界中を飛び回っている。
割としっかりしているとはいえ、まだまだ幼い子を一人残して仕事とは…俺には理解できないが、この不景気だ、不測の事態でも起こったのだろう。
「雄介、葉子ちゃんが来てるわよー。」下から母親の声がする。
「アイスでも出してやっといてー、キリがついたら行くからー。」と返事をし、今日分の課題をサクサクと終わらせ始めた。
課題が終わり体をバキバキと鳴らしながら階段を下りていくと、母親が黒い服を身にまとって慌しく動き回っていた。
ちょっとこれから親戚のおじさんの告別式に出なくちゃいけないから、留守番よろしく。」そう言うと、鞄を持って出かけていってしまった。
呆気にとられながらあの爺さんか……遠いな、と思いながらリビングに入ると、葉子がすぅすぅと寝息を立ていた。
テレビの電源は切られ、静かな部屋には風鈴と蝉の声だけが響いている。
葉子の服装は、タンクトップにショートパンツという甚だしく無防備な格好だった。
汗ばんだ肢体を惜しげもなくさらす少女に溜息を漏らすと、俺はタオルと扇風機を取りにリビングを出た。
自分の部屋から扇風機を持ちだしタオルを脇に抱え、リビングに入ると葉子は目を擦りながら起き出していた。
眠そうに目を擦る葉子にタオルを渡してやると、俺の前であるにもかかわらず恥ずかしげも無く体を拭き始めた。
葉子に目を向けないように扇風機を設置し、葉子の方に向けると俺は少し離れたソファに腰を下ろした。
机の上に置いてあったリモコンを手に取りテレビをつける。
昼時の番組、いいとも。これでは折角の夏休みも平日と一緒に思えてきてしまう。
番組は進み次のコーナーに移る、お笑い芸人が仰々しく囃し立てている、
どうやら水着の女性たちの品評会をするようだ。
俺も普通の高校生、そういったものには興味津々の年頃である、気が付けば俺は食い入るようにテレビに向けられていた。
女性が幕の向こうから出てくる。
一人目は青い水着のスレンダー体系、薄い化粧ではっきりと美人だと断言できた。
二人目は白い水着で健康的に日に焼けた肌とのギャップがを主張している、ギャル系の顔は好みではないが、それでも健康的な四肢はすばらしい色気を放っている。
三人目は……巨乳だった、やや化粧は濃いがそれをカバーしてやまない圧倒的な……
突然、そこでテレビが切れた。
そして、リモコンを手に持った葉子が、俺のひざの上にちょこんと座ってくる。
「何するんだよ。」そう文句を言った俺に葉子がガンガンと肩をぶつけて来た。
「痛い、痛いって。なんか俺、悪い事したか?」そう言う俺に葉子は背を俺の胸に預けてきた。
素肌の露出が多い服での密着は凶悪だ、長年の腐れ縁の少女からでも、はっきりと色気が感じ取れてしまう。
……というか、いつもより大胆すぎじゃないか?
幼い時の身近な人への恋慕など一時の気の迷い、多少好意を向けられた位で手を出したら、葉子のためにも俺のためにもならない。
そう思い、我慢してきたというのに、こちらの考えなどお構いなくペタペタと引っ付いてくる。
膝の上にのっているむっちりとした太腿は柔らかく、鼻先をくすぐる黒髪からはいい匂いがする。
そして、自覚が無いのか股間に尻を当ててきている。
!いけね勃って来た……情けなさと恥ずかしさから、葉子を押しのけようとするが、葉子は頑として動こうとしない。
それどころか尻で俺の股間をすり始めた、あっというまに股間は硬くなり、ジーンズにテントを張った。
「葉子……お前、何やってるのかわかってるのか?やめろよ。」そう静止する俺の顔に、葉子は何かをばさりと被せてきた。
「……?雑誌?」それは少女雑誌だった、開かれたページにはカラーページのようだ。
「男の子の特集………!?」そこに描かれたいたのは、保健体育真っ青の濃い性教育の特集だった。
最近の性の乱れが懸念されているけど、これは乱れて当然だなと思えて来る。
溜息をついて雑誌をソファに放ると、いつの間にか葉子の顔がすぐ近くにあった。
体に重なる葉子の胸からは、トクトクと駆け足の鼓動が伝わってくる。
間近に見える葉子の表情は無いが、息遣いがはっきりと聞き取れる。
「やめろよ葉子……」そう呟く俺の心臓は、激しく脈打っている。
体は目の前の葉子を求め始め、頭までがぼぅっとしてくる、本能がGOサインを出したのだろう。
俺を押しとどめるものは、あまりにも頼りない理性のみとなった。
「もうこんなに懐いてるだろ、文句言わないって。」「今まで何で我慢してきたんだ、このままじゃロリコンだぞ。」
「いいじゃないか、4歳差なんて数年経ったら消えて無くなるぞ。」「まだ中学生だぞ、そんな子の人生をもてあそんでいいのか?」
「きっちり責任取ればいいじゃないか。」「馬鹿な!俺もまだ高校生だぞ!」
本能と理性が激しく葛藤している。
頭の中がぐるぐるし、わけがわからなくなっている所に、葉子が耳にふぅと息を吹きかけた。
プツリと何かが切れたような気がした。
俺は葉子の頭を抱えると、唇を奪った。
チュプチュプと卑猥な音を鳴らしながら、唇を重ねる。
葉子は嫌がることなく受け入れ、それどころか積極的に舌を這わせてくる。
体が熱くなり、貪るように葉子の唇を味わう。
体を抱く手に力が入り、折ってしまいそうな勢いでがっしりと抱きしめる。
その、力に臆することも無く葉子は身を預け夢中で俺の唾液を味わった。
葉子の鼓動は今にも破裂せんばかりに脈打っている。
ブラジャーに覆われたほのかな膨らみは発展の可能性を秘めている。
相変わらず葉子の表情に変化は無い、しかし息遣いのたびにプルプルと小刻みに震える体がその興奮を如実に表していた。
舌を全面を使い表面の粒々でゾロリと乳首を舐め上げると
「……んっ!」普段は全然喋らない葉子が声を上げる。
何故だか嬉しい、頑なに沈黙を守っていた少女の声は澄み渡るような響きを持ち、俺の耳に心地よくこだまする。
もっと聞きたい、その一心で葉子の胸を舐め、汗を吸い、乳首を苛めた。
当初は声を出すまいと、頑なに口を閉ざしていた葉子であったが、愛撫するたびに声を抑えられなくなっていき、
今では息を荒げ、正直に反応するようになった。
もっと葉子をとろかせたいと舌で乳首をコリコリと転がす。
「く……ふぅ。」
「葉子、気持ちいいか?」
その質問にコクリとうなずく葉子。
そうして、執拗な愛撫に我慢できなくなったのか、俺の耳元で小さく呟いた。
「キミのモノが欲しい……。」澄んだ声に似合わぬ硬い言葉は、俺の情欲を一層駆り立てた。
葉子のショートパンツを滑るように脱がせ下着を剥ぎ取ると、どろどろになった秘部が見えた。
幼く毛も生え揃わないそこは、妖しくテラテラと光っている。
ジーンズを脱ぎ捨て股間を露にすると、いつもより硬くいきり立ったものを葉子にあてがい一息に突き入れた。
「!?」
目を強くつぶり、痛みを表情に出し訴える葉子に謝る。
「痛かったか?ごめん。」
そう言う俺に、葉子はフルフルと首を振る。
俺は優しく葉子を抱き、繋がったままの体制で葉子と再び口づけした。
葉子の中は俺をきつくキュッと締め付けてくる、このまま体を動かさなくても達してしまいそうだ。
外では相変わらず蝉がジージーとけたたましく鳴いている。
二人して汗を滴らせ、繋がったまま、向かい合い抱き合っていた。
しばらくして、葉子が俺の目をまじまじと見つめるとコクリとうなずいた。
正直に言うと、もう我慢の限界だった、体がその欲望を吐き出したいと押さえが利かなくなっていた。
葉子の唇を舌で愛撫しながら、腰を打ち付ける。
一掻きする毎にジュプリジュプリと音を鳴らし、葉子は小さな体を震わせ。
つらそうに嬌声を上げながらも、俺にしがみつく姿をいとおしく感じる。
限界を感じた俺が引き抜こうとすると、葉子ががっしりと足で俺を捕まえた。
焦りと驚きで混乱する俺に葉子は言った。
「雄介……キミが好きだ…愛している……」
その瞬間、俺は葉子の中で達した。
モノが一際大きくなり、途端に葉子の中にドクリドクリと欲望を吐き出してゆく。
俺が体を震わせ最深部で出し切るのを、葉子の中はコクコクと飲み下していた。
冷静になり罪悪感で頭を抱える俺を差し置き、葉子はトテトテと軽い足取りでリビングを出て行っ…?
扉の陰からこちらに手招きをしている。
「……?」
葉子について行った先にあったのは、風呂場だった。
「まさか、一緒に入ろうってのか?」葉子はコクリとうなずく。
俺は慌てて「ひ、ひ一人で入れよ!」そう言ってバスタオルを投げてよこすと、リビングに逃げ帰った。
……風呂場のほうからシャワーの音が聞こえてくる。
ソファに座り息を整え、シャワーの音を掻き消すようにテレビをつける。
テレビでキャスターが何かを話しているが、全然頭に入ってこない。
突然、携帯の着信音が鳴った。母親からのようだ。
携帯に出ながら、ふと扉のほうを見ると葉子が入って来るのが見えた。
バスタオルで水に濡れた艶やかな髪を拭いている、着ている服はタンクトップとショートパンツ、
風呂上りの色気に口をあんぐりと開け、俺は葉子に目を奪われた。
トテトテと歩いてくると葉子は俺の横に腰をかける。石鹸のいい香りがする。
「……すけ……雄介!……雄介!!聞いてるの!」母親の声ではっと我に帰る。
「あ、ああ足が無くて帰るのは明日の昼過ぎになるんだろ?わかってるよ。」
電話を終えた俺に、葉子は何かを言いたげな顔をしながら、こてんと俺の胸に頭を預けてきた。
葉子の言わんとしている事を理解した俺は、ゴクリと唾を飲み込んだ。
GJ
GJ
130 :
名無しさん@ピンキー:2009/04/09(木) 21:27:38 ID:ByITyU8D
GJ
虎最強を主張するためにこんな制限属性だらけのもの書くとは………
挫折してるけど、敢闘賞だな。gj
素直クールに一日中延々とフェラ責めされてみてぇぜ。
素直クールの持ち味を生かすなら言葉責めだろう
たしかに、衆人環視の中での羞恥プレでこそ本領発揮できるからな。
でも、他のパターンが必要というのも、また事実。
性教育を語るだかなんだかで全生徒が体育館に呼ばれたある日の午後。
ためにはなったが眠たい話が延々と続き最後に見慣れた生徒会長の姿が現れる。
「今回の話で最低限の知識はもってもらえたと思います、そこで私から
僭越ながら自分の体験談を語らせてもらいたいと思います」
生徒会長の突然のカミングアウト宣言にざわつく生徒と教師達。
「まず、皆さん知っていると思いますが私、川野桃花は2年3組の五十嵐陽介
と付き合っています」
生徒会長、もとい桃花を慕っていた女生徒から悲鳴が桃花を狙っていた
男子生徒からはため息が漏れる、教師にも残念そうな顔をするやつがいた。
「私達は大体週に2回のペースでしています、私としては毎日でも構わないのですが
私の体調だったり金銭面的にもこれが精一杯、できない日は私が口でしたり
色々工夫をして陽介を満足させています、その分本番でやれる時それはもう
激しく、獣のようにまぐわいあうわけです、しかしそんな時も一度も
避妊具を忘れたことはありません
私があえて忘れたりしても陽介が必ず持ってきてしま・・・くれるのですが
穴を空ければ新しいのを買い、なくなったと嘘をつけば新しいのを買う
もう避妊具代で陽介の小遣いは消えてしまいデートも出来ません!
しかし、私は気付いたのです、陽介は既成事実を作りたい私の邪魔をしているのではなく
私をのこと考え避妊してくれているのだと!愛するからこそ避妊
まさに目から鱗でした・・・
ですからみなさんも避妊をしっかりしてください、以上です、ありがとうございました」
桃花は何事もなかったかのように舞台から降りると指定の場所へと戻っていった。
桃花と目が合うと笑みを溢しながら頬を染める、大方後で誉めてくれると
思い込んでいるんだろう。
俺は無事に体育館から出られるのか、それだけが心配だった。
基本に則った小ネタGJ
所々本音が出てる素直っぷりがいい!GJ
教師、残念そうな顔をするなwwそこは本来注意だろwww
1レスでも面白いな。GJ!
ほ
142 :
名無しさん@ピンキー:2009/04/16(木) 06:54:39 ID:9oi98s9t
素直クールとロリって相性悪い?
あうかあわかないかなんてどうでもいい。
とりあえず書くんだ
つかここの保管庫とか見てて思ったんだがクーデレのエロって無いな。
俺の探し方が悪いんかね?
無口スレに往ってみたらどうだ
無口とクーデレは似て非なる者と思うんだ、と言ってみる。
いや、無いなら仕方ないんだが(´・ω・`)
まぁ無口少女は無口な分、好意を行動で示すからある意味大胆になりやすいから
そこに素直クール的な部分を見い出すのは分からなくはない
ぶはw
>>148 そんな簡単に人をころしてはだめだ
その一言で人が死ぬなら地球の人口はあっという間に0になってしまうからな
…だからそうなる前に私たちで人口増加の手助けをしよう
大丈夫だ、今この家には私たちの二人しかいないからな
さぁ私の部屋のベッドに(ry
最近発売したよしの著『マイクロホリック』に素直クールな桐原あいんが載っててちょっと嬉しい
ほしゅ
「あのさ、空」
「どうしたね、純」
「その……僕たちが交際始めて、もうすぐ一ヶ月になるじゃない?」
「うむ、正確には明日で満一ヶ月となる。いやはや月日が経つのは早いものだな。
まったくあの至福の日からこちら、一日一日が新鮮な驚きと幸福で満たされて飽きる事がなく、
もう一月も経ったとは信じられないくらいだ」
「えと、うん、その、やっぱり、楽しい時間はあっという間に過ぎるって言うしね」
「―――うむ、君もそのように思ってくれていたというならば、これに勝る喜びはない」
「そっか……空もそう思ってくれたんだ。ちょっと照れくさいけど、なんかいいね」
「まさに」
「あ、それでね、話を戻すけど……その、僕たちの交際一ヶ月を記念して、何かプレゼントを
送りたいな、とか思ったんだけど」
「……! いやはやまったく、もう一月も経つと言うのに、まったくもって我が身の幸福は止まるところを
しらんな。いっそ末恐ろしくなってくる……純よ、その気使いだけで、もはや私は眩暈すら覚えるほどに
幸福で打ち震えているぞ」
「そんな大げさな……でも、その、喜んでもらってるところに悪いんだけどさ」
「うん?」
「その、僕だとちょっと女の子の喜ぶものが判らないからさ……恥ずかしながら、今回は
空のリクエストを聞いて選ぼうかなって」
「そこでむやみに自分だけで選ぶことにこだわらず、素直に私に好みを聞いてくる純の素直さが私は
たまらなく愛しいぞ」
「あ、ありがと……」
「うむ、私がほしい物、か……純が私のために選んで送ってくれるものならば、例え眉間に突きつけられた
拳銃から送られた鉛玉であっても喜べる自信があるのだが」
「いやいらないから。そんな自信はいらないから」
「いやだが実際、例え純が悪意を抱いて徹底的に私の趣味を調べつくした上で最大限に私の嫌悪を催す
ようなものを渡されたとて、純経由である時点で確実にベクトルが逆転するのはことは事実だぞ」
「いやだからそんな無理しなくても、普通に空が喜ぶものを教えてほしいなっ!」
「無理なぞ欠片もしていないがまぁそれはさておき、純に送られて私が喜ぶもの、か……」
「うん、その、あんまり高いものとかは無理だけど、可能な限り要望にはお応えしたいなーって」
「うむ、やはりあれだな」
「あれ?」
「ああ、純に送られたものならば何であっても喜ばしいが、一番欲しい物となるとあれとなる」
「ふぅん、それってなにかな?」
「純の子供がほしい」
「………………えと、その……」
「む、すまん、気が急いてしまって、少々誤解を招く表現になってしまったな」
「あ、うん、誤解か、誤解ね……よかった」
「正確には『純の子供であるなら誰でもいいと言うわけではなく、純と私の遺伝子を受け継いだ子をこの胎
から産み落としたいので、幸いここ数日は危険日でもあるし、さし当たっては純の精を可能な限り私の
子宮に注ぎ込んでもらいたい』」となる」
「アウトーーーー!」
「む、ダメか? 掛け値なしに今の私がもっとも望むもので、経済的にも純にかかる負担はないと思うが」
「騙されちゃダメ! 子供産むとなったらいくらかかると思ってるの?! しかもその後の養育費だって
必要なんだし、その点を考慮しないで安易に考えちゃダメー!」
「うむ、それは残念……だが、『経済地盤がない現状での出産は認められない』とは言っても、子を授かる事
そのものを拒んだりせず、ましてや堕胎を口にしない君のことが私は一層好きになったぞ」
「え、あ、うん、ありがとう……って誤魔化されないから! とにかくソレはだめ! そういうのはちゃんと
結婚してから!」
「むむう、迂遠な話だな」
「迂遠でも何でも、こういうものには段階ってものがあるの!」
「そうか、ならば仕方ない。その喜びは、結婚するまで我慢するとしよう」
「……うん、そうして。判ってくれて嬉しいよ」
「ところで純よ、一つ確認しておきたいのだが」
「あ、うん、なに?」
「純の考える段階において、性交渉は結婚の前に来るかね? 後に来るかね?」
「やっぱりわかってねーーーーー!!」
あらやだ和む。ナイスジョブ。
いいぞもっとやれ
電車内で吹いてしまったじゃないか。どうしてくれるw
ナイスだ。実にらしい。
クールだと誰かが言うけれど、必ず・・・
幸せをあげる
胸を押し付けられたい
誰にも頼まれてないのに素直クールの口調を普通にしてみた。
思いつくままごてごて書いてたら女性上位っぽくなった。
でもせっかく書いたので、以下3レスお借りします。
161 :
1/3:2009/04/26(日) 22:49:04 ID:sLCoqtMK
俺は今、時間を持て余している。
パソコンのモニターと睨めっこして、マウスをちょこちょこ操作したかと思うと、キーを叩く。
その動作をずっと繰り返している(何をしているのかは解らない)恋人を、後ろからひたすら見守るのが
唯一俺にできること。だって俺は学生で、彼女は社会人だから、手伝えることなんて家事くらいだ。
そして今は昼の3時。
今日は天気が良いから洗濯物はさっさと片付けてしまったし、
夕飯に必要そうなものは既に買ってきている。
下ごしらえしなければならないほど凝ったものは作れないし、
俺との時間をゆっくりと過ごしたいと彼女たっての希望から、そもそも夕食は安上がりで簡単なものだ。
つまりもう、俺に出来ることは何もない。
ただなんとくだけど、もう少しで終わるような気がする。
ちょっとだけ彼女の背中がソワソワしてるように見えるから。
「―――っ、はぁー…………」
「あ、終わりました?」
「うん。こっちきて」
「お疲れさま」
「くちびる頂戴?」
「え?」
当たり前のように発せられた言葉の意味を測りかね、そんなことに意識を持って行ったもんだからあっさり捕まる。
労ってたはずなのに、眼前に迫る目を瞑った彼女になんの抵抗もできなかった。
「んんんっー!?」
「チュっ…………ん、慌てすぎだよ。1か月以上まともに触れ合ってないんだから、私はこうなるに決まってる」
「決まってるっつっても、俺予測できたためしがなんですけっ―――」
「ん、ちゅ、――――――くちゅっ……はぁッ、久し振り」
「俺の口内に挨拶しないでください」
「本当はもっと野生に還りたかったくらいなのに」
162 :
2/3:2009/04/26(日) 22:49:51 ID:sLCoqtMK
言い回しがやけに物騒だ。……愛情表現の話だよな?
「勢いで言えばいきなり君の性器を舐め回さんとする感じで……」
「野生に還ったらそんな愛撫する余裕もないんじゃ」
「性欲をフル動員しても君に奉仕することは忘れない。君には色々お世話して貰ってるから」
「あ、いや、あの程度別に……」
部屋の隅にちょんと積んである洗濯物を見ながら彼女は言う。
手の空いている人間が、忙しい人間の代わりに働くのは別に特別なことではない。
忙しい人への思い遣りがあれば誰だってできることだ。こう言うと仕事みたいだけど、そういう小さな積み重ねが
恋愛においても長続きする基本であり秘訣のような気がする。
「あの程度……か。私のショーツが綺麗にたたんであるのを見ると、私はとんでもない間違いを犯したんじゃないか
って気になるんだけどな」
「何故ですか?」
「性欲真っ盛りの年頃の男が、甲斐甲斐しく恋人の洗濯物の面倒まで見てる……。1枚や2枚盗んだって、
私は喜んで差し出すっていうのに…………昔はちゃんと初々しい反応もしてた。それなのに頼まなくたって
片付けてくれるなんて、私が何かひどい拷問でもしてこうなったのかと」
「いや別にそんな、助け合いの精神じゃないですか。全然嫌じゃないですよ」
「本当に盗ってもいいんだよ? 汚いけど、脱ぎたてのが良いなら私もやぶさかでは―――」
「ストぉーップ!!! 俺に対することでやけに無防備になる癖、俺はよくないと思います!」
「うん? 警戒する必要があるのかな」
「ないけど! 別れを切り出す予定も浮気する予定も今後一切ないですけど!!」
「だったら心配することは一つもないじゃない。君以外に私が無防備になることはありえないから」
「嬉しいですけど、でもそんな」
「じゃあ解らせてあげる」
すっ、と後頭部を押さえられる。手際の良さに驚いて、でもこれってさっきやられたばっかりの―――
キスだ。
すぐさま舌が入ってきて、俺の口腔を貪ってくる。
昔、馬鹿正直に『そこが気持ちよかった』とか『あれはちょっと微妙だった』とか言い合ったおかげで互いの
ポイントは身体で覚えてしまっている。彼女は熟知しているその“ポイント”を的確に攻めてきている。
不意をつかれて反撃が一切できない今、はっきりいってヤバイ。
163 :
3/3:2009/04/26(日) 22:50:17 ID:sLCoqtMK
「ん、ふふっ……ねぇ、どうだった?」
「………………もうお婿に行けません」
「ほら、心配ないじゃない。私がもらってあげる」
「…………じゃあ一つ認識を改めてください。下着なんか持っててもしょうがないです、そんなことに時間割く
くらいなら俺は貴女の傍に居たい」
「良いこと聞いちゃった。でも、忙しくなると目を合わせることも出来ないから申し訳ないの」
「だからってパンツ持っててもしゃーないじゃないですか」
「そっか。必要ないんだね」
最初からそのつもりだったけど、上手く伝えれてなかった。
いつもこの人は大真面目に愛を誓ってくれるから、俺はそれに応えるので一杯いっぱいだ。
「ねえ」
……そういえば、咄嗟のことで何も気にしてなかったけど顔が近い。
引き寄せられて強引にキスされたから、彼女の左手は未だに俺の後ろ首を押えている。
すると、彼女は俺の左手をつかみ自分の胸へと導い――――
「ちょっ!? なにやってんですか……!」
「解んないかな。私いま、すごいドキドキしてるんだ」
確かに鼓動が伝わってくる。どくん、どくん、と一つひとつが大きくて間隔が短い。
でも言われないと解らなかった、普通の鼓動ってどれくらいの音だっけ? 間隔は?
「……君もドキドキしてるね、同じくらい」
気付いたら彼女の手は俺の胸に触れていた。自分の心拍数が上がってることも言われなきゃ気づけないなんて。
最初のキスからちょっとずつ剥がれていた理性の限界が近づいている。
今日の夕飯はもう諦めようか。
「一ヵ月、長かったよね? 触れ合わずに一ヵ月以上、えっちはそれ以上してない。久々に、身体がすごく、
昂ぶってるんだ。明日はお休みだからさ……?」
―――今日は長い一日になりそうだ。
GJ!
なんてところでおあずけなんだ!
保守
保守
おはようございますこんにちわこんばんわ。俺も保守に貢献できれば。
注意 ―WARNING―
・二次創作(元ネタはあとがきで)
・素直分、クール分ともに少。時代背景で補完してくれれば
・エロちょっと、グロ無し
・女の出番は中盤以降
・最後に用語解説アリ
・悪ノリ注意
それでは、『えー、毎度馬鹿馬鹿しい噺を一つ』。
時は江戸に将軍が鎮座し、そのお膝元も大いに栄えた頃。
馬喰町の米搗き屋の奉公人に清蔵という男がおりました、この男、仕事ぶりは真面目でありましたが、齢三十
を過ぎてなお嫁がおりません。それを周りの人間は心配して……というお話。
あるとき、清蔵が商いの使いから帰ってくるなり調子が悪いと二階へ上がってウンウン唸りだしました。それ
を心配しておカミさん、
「清蔵、調子はどうだい?」
「へえ、よくありません」
「お粥作ったげるからね、それを食べてゆっくり眠れば……」
「食べたくありません」
「そうかい? ……それならお医者にかかろうか。裏の先生呼んできてお薬出してもらおう」
「薬もいりません、自分の身体は自分が一番よく分かっていますから。裏のお医者を呼んでも意味ありやしませ
んよ」
「お前さん、ご飯も食べない、お医者にも――まあ裏の先生は藪だけれどね――かからない、身体をよくする気
は無いのかい」
「……具合が悪いのは本当なんです。こう、胸の辺りが苦しくて」
「胸が苦しい? あれまあ、労咳にでもかかったのかい」
「違います。……恋煩いでして」
清蔵の告白におカミさんがその顔で恋煩いかい、とケラケラ笑うと、清蔵、大いに憤慨しましておカミさんを
部屋から追い出してしまいます。
おカミさん、そのことを旦那の六衛門に相談いたしますと、旦那はよし任せろと清蔵の部屋へ乗り込んで一切
の出来事を問い質してしまいました。
話によれば、今日の帰り道に錦絵屋の前を通りかかったところ、なにやら人だかりがあります。それでひょい
と中を覗くと、大層綺麗な女の絵が飾られていたとのこと。
「なんだい、お前錦絵にホの字かい。二次元最高なんていい歳した男がリアルで言うもんじゃないよ。せめて布
団の中だけに留めておきな」
「……オヤジさん、オイラは錦絵のモデルに惚れちまったもんで」
その絵のモデル、幾夜太夫と呼ばれる吉原の花魁でありました。当代きってのいい女と巷でも評判の美女であ
りまして、見目麗しく頭脳は明晰、更には気が強く気風がいい、冬の空のように乾いて心地よいと評される、そ
んな女でした。
さて清蔵、一目惚れに茫洋とした頭で周りの人にどうすれば描かれた人に会えるか、と訊いて回ったところ、
『中の人などいない』『当代一の花魁に職人風情が会えるわけ無いだろ常考』など散々に笑われました。
太夫に会えないと分かったことで清蔵は途端に胸が苦しくなって、背中には冷たい汗が流れ、ついには寝込ん
でしまいました。
「オヤジさん、オイラこのまま恋煩いで飲まず食わず、干物みたいになって死んじまうんだ。……最後に太夫に
会ってみたかった」
「今日寝込み始めた奴が死ぬなんて簡単に言うな、このバカ。……そうだな、一年、一所懸命に働いてみろ。相
手は花魁だろう、給金で買やあいいんだ」
「……職人のオイラでも買えますかね?」
「安心しろ、買えないなら俺が渡りをつけてやるから。……お前は根が真面目で仕事を覚えるのが早い。俺も将
来を期待して――待て、どこへ行くつもりだ」
「へえ、今からでも仕事へ出ないと」
「恋煩いはどうしたんだい」
「治りやした」
「ゲンキンな奴だね、まったく。昼飯まだだっただろ、カカアに粥でも作らせるか?」
「へえ、身体は粥より鰻丼のほうが求めておりまして……」
「ダメに決まってんだろ!」
* * * * * *
そんなこんなであっという間に一年が経ちまして季節は秋。木枯らしが吹き始めた頃のある日、清蔵がオヤジ
さんにこう切り出しました。
「オヤジさん」
「ああ清蔵かい、どうしたい」
「お給金のことなのですが」
「ほう、給金か。お前は住み込みで、何時寝ているのか分からないくらい一所懸命に働いてるから、たっぷり溜
まってるよ。こないだ帳面を確かめたときには十と二、三両くらいあったかね」
「それ、全部ください」
「なに、全部だと!? 三年は楽に暮らせる額だぞ、一体何に使うんだい?」
「……約束通り、花魁を買おうかと」
さあたまげたのはこのオヤジさん。一年前、仕事に身の入らない清蔵にそう発破をかけたのは覚えておりまし
たが、まさかそれを頭から信じ込んでいたとは思っておりません。いつか嫁を迎えるときのために家財を揃えた
りする必要があるだろう、もっと有意義に使いなさい、と説得をしますが清蔵は言うことを聞きませんで、終い
にはオヤジさんは嘘つきだ、などと喰いかかる始末。清蔵のあまりにも熱心な様子に、ついにはオヤジさんも折
れて給金を渡すことに決めました。
とはいえこのオヤジさん、若い時分には芸者遊びなどもやりましたが、所帯を持ってからは財布の紐はおカミ
さんに握られておりまして廓に知り合いなどありません。どうしようかというときにハタと思い出しました。清
蔵を使いへやります。
「なんだなんだ、米搗き屋の清蔵が焦った様子で儂を呼びにくるから、すわ旦那の六が倒れたかとやってきたの
にお前さん、ピンピンしとるじゃないか」
「おう先生、ピンピンしてるよ。むしろ先生に身体いじくられたら調子が悪くなっちまうくらいだ。……折り
入って頼みがあってな、この清蔵を男にしてやっちゃくれねえか」
「なんじゃ、たしかに儂は遊びが好きじゃが、アッーのケは――」
「違うよ、吉原に連れて行ってやってほしいんだ。実はな、かくかくしかじかで……」
当代一の花魁に会うにはやはりツテが必要です。オヤジさんは遊びの好きな裏の先生から辿ろうというのでし
た。
話を聞いた医者先生、暫し黙り込んでからあい分かった、そういうことなら協力しよう、と言います。聞けば
幾夜太夫のいる傾城屋の主人とは顔馴染みとのこと。あちこちに引っ張りだこの太夫だから口を利いてもらって
も会えるとは限らんぞ、とも言いますが、清蔵はもう会えるだけで結構です、なんて感激して、そのまま仰向け
にひっくり返ってしまいました。
「清、おい清蔵! ……嬉しくて倒れっちまったのか。しかし頭から落ちたが大丈夫なのか? おーい誰か、医
者呼んでくれい!」
「お主の目の前におる儂はなんじゃ」
「藪は勘定の内に入らな……冗談だよ、わざとだよ、ついだよ! ……先生、コイツはさ、この一年本当に何時
寝てんだか分からないくらいに働いて、やっと今日のコレなんだ。臍を曲げねぇでなんとか頼むよ」
「……まあ、手紙を出してはみるがアテにはするなよ」
とまあそんな感じで二日経ち、吉原から文が帰ってきました。内容は清蔵にとって喜ばしいもので、裏の先生
は六衛門さんに知らせます。話を聞いたオヤジさんは清蔵を呼び寄せました。
「清蔵、ここへ来て座んな」
「へえオヤジさん、なんでしょう」
「裏の先生がさっき来てな、廓から返事が来たそうだ。……喜べ、『明日幾夜の出る座敷がお客のドタキャンで
潰れちまった。売れっ子の身体をあけてもしょうがないから代わりにどうだい?』って言ってきたんだとよ」
「ほ、本当ですか!? ……ああ、眩暈が」
「コラコラ一昨日倒れたばっかりじゃないか、シャキっとしないか」
「し、しかしこんなに早く会えるなんて思っていなくて」
「そりゃあ俺もだ。こんなに早く準備するハメになるとは思わなかったよ」
オヤジさんは清蔵に今までの給金と一緒に一着の着物を渡しました。この着物は、まだオヤジさんが遊び回っ
ていた当時に注文を出した大事な一張羅でした。これを着て茶屋に入れば『ちょいとそこ行く粋な兄さん』なん
てもてはやされることも多かったと言います。
「残念ながら数回着たところでカカアに捕まっちまってな。それ以来遊べなくなって着ていねえがお前にやる」
「へえ、ありがとうございます」
「それからな、こっちはお前の給金だ。帳面整理したら十三両と二分だったんで、ここにイロつけて十五両とし
てある」
「オヤジさん、一両以上もイロがついてますよ!?」
「これから廓に繰り出そうってぇ奴がそんな野暮なことを言うもんじゃないよ。一年頑張ったご褒美だと思って
黙って貰っておきな」
「へえっ!」
清蔵は涙を流しながら頭を下げました。
さて迎えました翌日、粋な着物に身を包んだ三十男と老医者が吉原の大門をくぐっていきます。清蔵はあと一
刻もしないうちに夢にまで見た幾夜太夫と出会えると、ホップステップ、ウキウキと飛び跳ねておりました。
「やめんかみっともない。お前さんの話は聞いてはおるがの、歳を考えなさい」
「へえ、へえっ!」
「それもやめんか」
「? それ、と申しますと?」
「へえ、と答えるのをじゃ」
「それならなんて答えればいいんで?」
「はい、と鷹揚に答えておればよいのじゃ。……よいか、本来ならお前のような一介の職人、太夫を遠くから眺
めることさえ叶わん。そこでな、儂はお前さんを紹介する手紙に『野田の醤油問屋の若旦那』と書いておい
た。じゃからお前は今宵、醤油問屋の若旦那なんじゃ」
「そういうことですか。へえ、分かりました」
「……お主、儂の言っておったこと聞いておったのか?」
清蔵と先生は座敷に上がり、そこの主人や女将となにやら談笑しておりますと、禿を引き連れた花魁がやって
きました。幾夜太夫です。その美しさはその場にいた者全てを飲み込みました。老人などは斜めに傾けた徳利が
お猪口を満たしたのに気付かず、足元を濡らしてしまったほどです。
清蔵はついに出会えた幾夜太夫に、酔いなど吹き飛んでおりました。凛とした立ち姿、真珠を溶かしたような
白い肌、唇に落とした鮮やかな紅。それらの装飾が整った顔を彩っているのですから美しくないはずがありませ
ん。しかもその美しさは彼が夢に見ていた幾夜太夫の何倍も美しかったのです。
「幾夜でありんす」
「へ……は、はい、清蔵でありんす」
「バカ、お前がありんす言ってどうする。太夫、ワガママを済まないね。知り合いの醤油問屋の倅がね、お前さ
んの錦絵を見て一度会ってみたいと駄々をこねてな――」
老人が一通り経緯を話しますと花魁、口の端をちょっと持ち上げて笑んでみせます。この笑顔に清蔵などは更
にやられてしまうのですが、それ以外のその場にいた全員が戦慄いたしました。
花魁というものは高嶺の花。男に媚びないのが廓のルールです。最初の座敷で笑顔を見せるなどとんでもない
ことでした。何度か座敷で逢瀬を重ね、それからやっと閨で男と女になるのが廓の決まりなのですが、幾夜はこ
の客がいたく気に入りましたようで。
「ぬしさん、今夜はお帰りになる予定などありんすか?」
「はい、この座敷がお開きになりましたらオヤジさんとこ……いえ、ちょいと離れたところに宿を取っておりま
すので、そちらに戻ります」
「それならここに泊まりなんし」
あまりに奔放が過ぎる太夫に揚屋の主人が強い視線を飛ばします。花魁の中の花魁と謳われる彼女がこんな真
似をしては後輩達に示しがつきません。そんな褥を用意出来るはずもありません。花魁自身もそんなことは分
かっています。
吉原は嘘の街です。男達は廓の大門をくぐったら身分も世俗の縁も一切を捨てた振りをして女に酔うのです。
そして酔わせる女は酔わせるだけの気品が無くてはならないのです。僅か一度の逢瀬で身体を開く女ではいけま
せん。
それでも太夫はこの醤油問屋の若旦那と名乗る男に強く惹かれておりました。お金だけならお忍びでやってく
る大名や旗本衆のほうが持っています。顔だけなら歌舞伎役者と比べたら月とすっぽんでしょう。それでも太夫
はこの男が気になってなりませんでした。
「旦那さん」
「しかし花魁」
「何か言われることがあれば、あちきが責を負いんす」
普段客の前では感情を表に出さない花魁が、こんなにムキになっているのを主人は初めて見ました。そして信
じられないものを見つけたのです。
それは恋に焦がれる乙女の瞳でした。男に媚びぬはずの花魁が、この若旦那に恋をしていたのです。
慌てた主人は傾城屋に使いをやりました。『おたくのところの幾夜太夫が大変なことになっている、早くなん
とかしてほしい』といった具合でありました。
泡を食って飛び出しましたのは傾城屋の主人。自分のところの一番人気が大変なことになったなんて聞かされ
てはそれも仕方がありません。息を荒くして揚屋に辿り着きますと詳しい訳を聞いて二度びっくり。太夫は錯乱
してしまったのかと座敷の中を覗きこみますと、果たして幾夜は閨の中でさえ見せぬ女の顔をしておりました。
「ぬしさん、飲みなんし」
「は、はい……おいしいです」
「フフ……ぬしさんは楽しいお方でありんす」
幾夜が安酒場の酌婦のように客に酒を注いでおります。その上目などとろんと溶かしております。傾城屋はも
う殆ど卒倒しかけましたがなんとか自分を取り戻し、座敷で気まずそうに固まっている禿をそっと呼び寄せまし
た。
「いくよ姐さんがあんなになったのははじめてでありんす。どうすればいいでありんすか?」
「とりあえず幾夜を呼んで来ておくれ。ああ着物を替えるとかなんとか言って引っ張ってくればいいんだ」
「はーい」
清蔵にべったりの花魁に禿が耳打ちをしますと幾分目が醒めたようでありましたが、今度はなかなか離れよう
としません。まさか無理矢理に引き剥がすような真似をお客の前でするわけにもいかず、禿は困ってしまいまし
た。
それを見ていた老医者、助け舟を出します。
「清蔵や」
「はい、なんでしょう」
「厠へ行かぬか」
「オイラ……じゃなくて私なんかはまだ催しませんが」
「少しは気を遣わんか。……女というものは装いが崩れたら直さねばならんのじゃ」
「そういうものなのでしょうか」
「そういうものじゃよ。なあ花魁」
「あい、仰る通りでありんす。ありんすが……」
「というわけじゃから、済まぬが四半刻ほどこの場を離れることにしようか」
こうして医者先生は清蔵を連れて座敷を出て行ってしまいました。襖が閉まったとき、花魁以外の全員が安堵
したのは言うまでも無いことですが、今度は入れ代わりに傾城屋が座敷へ飛び込んできます。
「どういうことだ花魁、お前何をしているのか分かっているのか!」
「あちきが分かっておりんせんと?」
「当たり前だ! さっきの様子はなんだ、生娘みたいに目ン玉輝かせて。お前は花魁だぞ、男を好いてどうする
んだ。気まぐれで回りに迷惑をかけるんじゃねぇ!」
傾城屋が一気にそこまでまくしたてますと、禿などは震え上がります。傾城屋は遊女にとっては親と変わらぬ
存在です。それが激怒すれば誰だって恐ろしいものですが、幾夜は静かに言い返します。
「あちきは花魁でありんす。男の表も裏も見てきんした。その女が男に一目で惚れる、その意味を考えなんし」
花魁の一言に傾城屋は反論出来なくなりました。親爺は幾夜が花魁であることを忘れ、乱心したのかと思って
いたのです。花魁を忘れた花魁にこの吉原で生きていく術はありません。それを案じての説得も幾夜からこう切
り返されては通じるはずもありませんでした。
傾城屋、がっくりうなだれて膝をつきます。
「……花魁。花魁はウチの稼ぎ頭だ。私なんかも随分いい思いをさせてもらったし、ある程度の我侭は聞かない
といけないと思っている。それなのにお前は無茶を言わない。本当に女衒想いのいい子だよ」
「あちきは、あちきを拾ってくれた親爺さんに本当に感謝していんす」
「その子が傾城屋を飛び越えて、廓の決め事に楯突いているんだ。……親代わりの私にはこんなことくらいしか
出来ないよ」
そう言いますと傾城屋、揚屋の主人に閨の準備を促します。そして、今日の出来事を一切口外せぬようにとそ
の場にいた者全員に言い含めたのでした。
さて一方厠へ出た清蔵と医者ですが、用足しに四半刻もかかるわけはなく、厠の窓から月など眺めながら酔い
を醒ましておりました。
「……芸者遊びとは、いいものですね」
「もう今死んでもいいという顔をしておるな」
「いえ、太夫のお色直しを見るまで死ねません」
「お主、太夫に会えないからと寝込んだ割には図々しいな」
「へえ、オヤジさんからもよくそう褒められておりまして」
「誰も褒めておらんぞ」
老医者は清蔵の反応に苦笑しながらも、すぐに真面目な顔になって向き直ります。
「清蔵、太夫をどう思う?」
「へえ、噂に違わぬ、いえ、噂以上の美人でございました。一年頑張った甲斐がありました」
「ふむ……いやお主が満足ならそれでもよいのじゃが……」
「先生、そんな奥歯に何か挟まったような物言いはよしてくださいよ。なんだって言うんです?」
「うーむ……これもお主のためか。よいか、心して聞けよ」
「なんですかそんな怖い顔しちゃって。オイラ今なら何言われてもへっちゃらですよ。なにせ幾夜太夫がオイラ
に会って――」
「あの幾夜、ニセモノかもしれん」
「――くれたんで……ハァ?」
何人かの花魁と馴染みになったことのある先生です。花街のルールなどは熟知しておりました。初めての座敷
で笑う寄り添う酌をする、いずれも花魁として許されない行為です。それをあの幾夜太夫が、この冴えない清蔵
にしているのですから、まさにお天道様が西から昇るようなものでありました。
「そ、そそっそんな餌に誰が釣られクマー」
「まあ、本物だとしても貧乏人をもてあそんでおるようなモンじゃがな」
「……あの太夫が、ニセモノ……だと……?」
清蔵は頭が真っ白になっておりました。一年間必死の思いで働いて、やっと辿り着いた花街で偽者と本物を取
り違えて糠喜びをしていたのです。母親にジャンプ買って来てと頼んだら月刊だったくらいのガッカリ度合いで
す。心の中でガラガラと何かが崩れていくようでした。
「ふ、ふふふふ、ふふふふふふふふf(ry」
「落ち着け、お主の感じておる感情はいっときのものじゃ。儂がなんとかしてやる、儂に任せろ」
「……どうするわけで?」
「当然、傾城の主人のところに乗り込んで話をつける。このままでは紹介した儂の面子もたたんからの。……あ
あ構わん構わん、儂一人で行ってくる。直接に騙されたお主が行ってもなんにもならんじゃろ」
そう言いますと老医者、外へ飛び出していきました。後に残された清蔵も、いつまでも厠へ入っているわけに
も行きません。とりあえず元の座敷へ戻ろうかということになりました。
禿も不思議な顔をして困っています。この様子では清蔵は欲しい答えを得られないでしょう。こうなっては腹
を括らねばならないかと深呼吸をいたしますと、パーンと襖を開け放ちました。
部屋の中は座敷とは違って、薄暗く行灯で照らされておりました。部屋には色々と調度品などありましたが、
中でも目を引きますのは真ん中に敷かれた布団です。清蔵が普段使っているものの倍は分厚いもので、見るから
に寝心地がよさそうです。そしてその布団の脇には花魁が控えておりました。
「お待ちしておりんした」
太夫が一言、つい、と言い放ちますと、三ツ指突いて深々と頭を下げました。一部の隙も無い見事な動作であ
りました。
これを見た清蔵、いきり立っていた気分がすーっと収まります。触れると切れてしまいそうないい女が自分に
三ツ指突いてくれているというだけで満足でした。元々幾夜太夫など、職人風情が逢瀬の出来る相手ではありま
せん。そこを偽物とはいえ用意してくれた女衒の心意気というものを汲まねば野暮というものです。ここは見栄
を張って、最後まで付き合ってやろうとなったのでした。
「おう、待たせちまって済まないね」
「いえ、本来ならばあちきが待たせる役回り。それを待たされるのは随分新鮮でありんした」
そんなこんなで香を焚き染めた部屋で二人、差しつ差されつ酒を飲み、段々と雰囲気を作ってまいります。い
きなり布団に飛び掛かるなんて無粋は清蔵が許しても花魁が許しません。とくとくとくと徳利に二本、半刻もか
けて飲み干しますと、お互い無言になりまして、目と目で通じ合うという様子になりまして、そこで花魁がやっ
と肌を晒すのでありました。
「ぬしさんに、惚れんした」
幾夜は清蔵の手を引いて布団の中へ誘いますとこの文句を吐きます。今まで一度も言ったことのない言葉であ
りました。
それを知らぬ清蔵でありますが、胸を射抜かれた思いでありました。ほんの一刻前は凛としたいい女、それが
今では猫のように身体をくねらせ男を求めているのです。辛抱たまらんとはまさにこのこと、製造はふらふらと
布団へ倒れてしまいました。
「お、花魁……」
「ぬしさんはじっとしていればようありんす。あちきが全部しんすから……」
花魁は言うと立ち上がり襦袢などを肩から落としまして、枕元の乱れ箱へ収めます。行灯に照らされた幾夜の
身体はもう極上のものでありました。
上物の絹のような肌、小ぶりに収まった胸と尻、つんと立った桜色の乳首と生娘のような身体でありながら、
纏った雰囲気はやはり本物。肩越しに流し目など貰いますと、清蔵はそれだけで自らの分身がヒクつきます。
裸になった花魁は、次に男を脱がせにかかります。帯を解き、前を広げますとくっきりと腹筋が浮き上がって
おりました。
ここで花魁は清蔵の嘘に気づきます。問屋の倅がこんなに立派な身体をしているわけがありません。ははあこ
れは職人が精一杯の見栄を張ったのだろうと察して、それから更に男のことが好きになりました。その辺の職人
には自分のことなどとても買えません、きっと無理をして金を集めたのでしょう。一目惚れの相手が同じく自分
のことを想っているなんてとても幸せなことです。
太夫は清蔵の着物も乱れ箱に納めますと、仰向けに寝たままの男に手を回します。力が漲って今にもはち切れ
そうな彼自身をそっと指で包み込みますと、清蔵はあっけなく果ててしまいました。
「ぬしさん、お元気でありんす」
「あ、いや、その……」
「あちきに任せてくんなまし」
一度放ちながら未だ硬さを保ったままの男根をちり紙で拭いながら、こそばゆいような力加減でもって刺激を
与えますとまたすぐに勃ちました。清蔵がなんとも恥ずかしいと顔を赤く染めますと、幾夜は首を横に振りまし
た。
「あちきは嬉しゅうありんす。ぬしさんはあちきのことなどを好いていんすのが伝わってきんす」
女はもう殆ど出来上がっておりました。どちらかというと濡れ易い体質であることに加え、男の精の匂いを嗅
いでスイッチが入っていたのです。
これは初体験の清蔵にとってはありがたいもの。花魁の身体を弄りたいというのも本心ですが、やはり男の本
能には抗えません。先程から幾夜の陰部を目で追っておりました。
「焦らなくてもすぐに挿れんすよ」
幾夜は微笑みを浮かべて横になりますと股を広げて男を促します。清蔵は目を見開いて幾夜のそこを食い入る
ように凝視します。
そこはきれいに手入れがされてありました。下腹の割れ目にちょこんと固まってあるだけで、他のところは一
切抜いてあります。素人目にも無駄なところに生えた毛は一本も無いと分かる見事なものでした。
清蔵はその整った美しさに生唾を飲み込むばかりで、腰を進めるのを刹那忘れておりましたが、すぐにその中
心、花弁の芯へ分身を沈めました。
清蔵は初めての体験に頭の芯が蕩けるようでありました。相手が憧れの幾夜でないとはいえ、いい女であるこ
とに違いはありません。その上女の膣中はよく使い込まれて弾力に富み、うねりは清蔵を扱きあげております。
男が堪らず腰を打ちつけ始めますと、すぐに息が切れてしまいました。
「お、おいら……おいらん……っ!」
「ん、んあ、清さん……」
清蔵は幾夜のことを呼びつけながら動きますと太夫もそれに応じます。清さんなんて呼ばれては根が単純な清
蔵などはすっかりその気になってしまいます。ますます激しい腰使いでもって、自らを高めていきました。
そんな男の表情などを観察していました幾夜はタイミングを計って下腹を締め付けます。それが膣中のうねり
を更に強め、清蔵などは早くも二度目の絶頂を迎えます。
「おいらん、おいらっ……うっ……!」
二度目の滾りを花魁の内側に流し込みますと、清蔵はもう恍惚といった顔をして全身から力が抜けてしまうの
でした。
「夜はまだ長うありんすよ、清さん」
花魁のこの言葉に反応するのもまた男の性。この夜は草木も眠る時間まで二人睦み合っておりました。
* * * * * *
カラスカァと鳴いて夜が明けて、火鉢に清蔵が当たっておりますと、幾夜が煙管に吸い付けましたものを寄越
してまいります。真面目単純が服を着たような男と言われる清蔵でありますから煙管なんて趣味も無く、煙草な
んて呑めませんし呑んだこともありません。それでも折角花魁が吸い付けてくれたのだからと力一杯に吸い込み
ます。すると煙管の火皿で火球がぐらぐら揺れまして清蔵はゲホゲホとむせ、目の端からつつつっと涙が流れて
いきました。そんな涙を流しながら煙管を返しますと、花魁が一言こう申します。
「清さん、今度は何時来てくんなますか?」
これはまあ社交辞令という奴でありまして、ああまたすぐ来るよ、なんて適当に答えておればよいものであり
ますが、真面目な男、そうは思いませんでした。
「……一年、先になるんだ」
「一年? それはまた、長うありんすが」
「一年、働かないと来れないんだ」
清蔵は知らず知らずのうちにこの花魁に情が移っておりました。こんな男に身体を許し、夜中の遅くまで付き
合ってくれたのですから当然でしょうか。先程出来た涙の跡を、新しい涙が伝っていきます。
「ぬしは野田の醤油問屋の若旦那ではありんせんか。どうして――」
「違うんだ! 私が……オイラが醤油問屋の若旦那? そんな大層なモンじゃございません。……花魁、ゴメン
なさい。オイラ嘘を吐いていました。オイラは日本橋馬喰町の搗き米屋、六衛門さんとこの奉公人の清蔵でご
ざいます」
吉原は嘘の街。その中に棲む花魁は、今まで見てきた中で一番美しいものを見ておりました。人の真心という
ものでした。
「ちょうど一年前、お使いの帰りに見かけた幾夜太夫の錦絵に、もう頭の先から足の爪まで惚れちまって。いつ
か花魁に会うんだ、てなもんで、朝は誰よりも早く起きて夜は最後まで残って仕事をして。……この一年で貯
めた十三両と二分、昨夜で全部使っちまいました。だからまた、一年同じように働いて働いて働き抜かないと
この里には来れないのでございます。オイラ明日から、いえ今日からまた頑張ります。……一年後、もし忘れ
ずに覚えていてくれたら、おい清蔵、なんて呼び捨ててやってください――」
清蔵はもう恥ずかしさに顔から火が出る思いでした。見栄を張って若旦那を演じることに決めたのに、最後の
最後でご破算にしてしまったのです。二つにしか折れない身体を三つにも四つにも折る気持ちで花魁に頭を下げ
ておりました。
「……ぬしさん、頭を上げなんし」
「へえ、恥ずかしくてそんなこと出来ません」
「上げなんし」
二度目の強い口調に男はハッと顔を上げました。貧乏人など、といよいよ叩き出されるのかと花魁を見ます
と、菩薩様のような表情を浮かべておりました。
「ぬしさん、おカミさんはおあんなさんすか?」
「いえ、この顔で嫁御などなり手がありません」
「あちきは来年の三月に年季が明けんすによって、清様のところへ行きんす。そしたら清さん、あちきを貰って
くんなますか?」
初めて迎える朝で花魁がプロポーズするなど前代未聞のことでありますが、幾夜は不思議と穏やかな気持ちで
おりました。真心に真心で返すのは当たり前。ましてや幾夜はこの男に惚れているのです。この答えが口から出
てくるのも当然でありました。
呆然としている清蔵ではありましたがやがて落ち着きを取り戻しますと、断る理由もございません、きっとお
迎えいたします、と返事をいたしました。
「嬉しゅうありんす。……禿や――」
閨の外に控えておりました禿を呼び寄せますと何事か耳打ちをします。それが出て行きますと花魁、清蔵へ向
き直りました。
「ぬしさん」
「へえ」
「ぬしさんはもう、この里へ来てはなりんせん」
「そりゃまたどうしてでございましょう」
「ほかのおなごへ目移りなどさせたくありんせん」
幾夜、初めての悋気でありました。
* * * * * *
後朝の別れも済ませ、清蔵は朝早くの吉原をトボトボと歩いておりました。手にはなにやら重そうな風呂敷包
みを持っておりまして、その中には五十両の大金が入っております。これは花魁が輿入れの前払いと男に預けた
ものでした。
しかし清蔵が呆けているのは大金に驚いているからではありません。閨を共にした、あの花魁に心焦がれてい
たのです。夢のような時間は本当に一瞬でありました。
ここで清蔵、大変なことに気付きます。あの幾夜の振りをしていた花魁の、本当の名前を聞いておりません。
名も知らぬ女を女房に迎えるつもりかと慌てておりましたところに遠くから声がかかりました。
「おーい、清蔵。魔法使いから転職できたか?」
「……先生、今までどこにいらっしゃったんで?」
「なんじゃその顔は。ぐずぐず泣きおってからに」
「昨夜の花魁の名前が分からなくって……」
清蔵の言葉を聞いて老医者はしまったという顔をします。どうかしましたか、と清蔵が尋ねますと先生は舌を
ペロリと出しておどけました。
「実はの、昨日は偽者かもしれんと言うたがの、ありゃホンモノじゃ。傾城屋に文句を言ったらの、行儀の悪い
子で申し訳ないと……清蔵? これ清蔵! おおい大変じゃあ、誰か医者呼んでくれい!」
そんなこんなで清蔵は吉原から人足の戸板でもって馬喰町まで戻ってまいりまして、オヤジさんの店の二階で
ウンウン唸っております。それを心配しておカミさん、
「清蔵、具合はどうだい?」
「らいねん……」
「お粥作ったげるからね、それをお食べ」
「さんがつ……」
「じゃあお薬出してもらおうか」
「らいねんのさんがつ……」
「……お前さん、身体をよくする気は無いのかい?」
「らいねんのさん――」
「それはもういいんだよ!」
とまあ一事が万事そんな感じでありまして使い物になりません。ああこれは罪作りなことをしてしまったとオ
ヤジさん、何も言わずに清蔵の面倒を見ることにしました。
清蔵も根は真面目でありますから、そのうちに起き上がって少しずつ店の手伝いなどに復帰していきまして、
やっと店の仕事を任せられるまでに快復しましたのは年が明けて、寒さのピークも過ぎた頃でありました。
* * * * * *
梅は咲いた、桜はまだかいな、なんて言っている時分のことでありました。米搗き屋の前に立派なつくりの駕
籠が止まりまして、かついでいた駕籠かきが店の前など掃除していた小僧に声をかけます。
「坊主、ここは六衛門さんとこの米搗き屋かい?」
「そうだよ」
「じゃあ清蔵って人はいるかい?」
「せい兄さんなら奥でもってお金のカンジョーしてるよ」
「へえそうかい。……おられるようです」
「そうでありんすか」
駕籠の中から声がいたしますと戸がすいと開き、幾夜が降り立ちます。廓とは違って地味な扮装をしておりま
したが流石花魁、立ち姿だけで周囲の景色を一変させました。
「小僧さん、清さんに幾夜が参りましたと伝えてくんなまし」
「へ、へえっ! ――オヤジさん大変だぁ!」
「なんだい五月蝿いね。どうしたんだい?」
「ら、らら、来年の三月が太夫は清兄さんに呼べって!」
「日本語でおkだこのオタンコナスめ。……なになに、なんだと? 幾夜太夫が清蔵を呼んでるだって!?」
そんな風に表で騒いでいるのを何事かと清蔵が出てきましたところに、幾夜も店に入ってまいりました。おお
よそ半年振りの再会でありました。
「ぬしさん、約束通り来んした」
「お、花魁……」
「あちきはもう花魁ではありんせん。ぬしさんのおカミさんでありんす」
この一言で清蔵の治まっておりました恋煩いがまたぶり返しまして、うーんと唸ってひっくり返ってしまいま
した。これに慌てる主人と小僧でありましたが、幾夜だけは顔色も変えず、こう言います。
「誰か、医者を呼んでくんなまし。……藪はいけんせんよ」
可哀想に小僧、遠くの医者を呼びに走らされることになりました。
* * * * * *
幾夜が嫁いできたということで清蔵も何時までも米搗き屋の二階というわけには参りません。どこか無いかと
探しましたところ両国に貸店舗が見つかりまして、ここは一つ商売でも始めようかとなりました。お世話になっ
ておりましたのが米搗き屋ということで餅屋がいいでしょうとなりまして、屋号はどうする源氏名がいいなんて
『幾夜餅』と名付けました。
吉原の花魁が下町の職人と一緒になって、それが餅屋を始めてなんてことになれば話題を集めぬわけがありま
せん。助平な客などが退去して押しかけてこんな意地悪を申します。
「いらっしゃいませ、何にしんすか?」
「幾夜の餅肌、持ち帰りてぇんだが」
「確かにあちきは餅肌でありんすが、売り物ではありんせん。身体も心も清さんのものでありんす」
とまあこんな感じにあけすけな客あしらいをするものですから人気はうなぎのぼり。財を成し、子も三人成し
て幸せに暮らしたそうでございます。
・花魁(オイラン)
現代で言うところの超高級コールガール。本来は男と女になるまでに数十〜百両以上かかるらしい……
・十三両二分(ジュウサンリョウ・ニブ)
時代や比較対象によっても異なるが、一両≒10〜30万円。一両=四分=十六朱=四千文。
・裏の先生(ウラのセンセイ)
元の作品では普通に威厳と人脈のある人です。ゴメンなさい。
・傾城屋(ケイセイヤ)
花魁を芸能人に例えるなら芸能事務所。傾城とは遊女の異名。
・禿(カムロ)
同じく例えるなら付き人。将来の花魁候補生。
・揚屋(アゲヤ)
同じく例えるならTV局やらコンサート会場やら。客は揚屋に座敷を借り、花魁を呼びつける。
・月刊少年ジャンプ
休刊のため現在はジャンプSQに移行。ビィトの復活はまだですか?
・年季
花魁の仕事を続けなくてはならない一定の期間のこと。年季が明けたら基本的には自由の身となる。
解説が間違っていても私は謝らない。
あと分からない言葉は各自ググれ。いやググってくださいお願いします。
『傾城に 誠無しとは 誰が言うた』。以上です。
うん、最後の会話がやりたかっただけなんだ。後悔も反省もした。
元ネタは落語の『幾夜餅』。文章もなるべく落語の語りに似せてみました。
ただし大幅に改変しているので半分以上がオリジナル展開となっています。
もっと花魁のシーン増やしたかったけどこれが限界。だって本当は花魁の台詞、5つかそこらしかないんだもん。
あるか知らないけど、落語スレとか花魁スレとかそっちに落とすべきだったかもしれない。
ついでに、用語解説の読みを振るの忘れてたけどもういいや。
保守
184 :
名無しさん@ピンキー:2009/04/30(木) 17:40:51 ID:lNRQHbQv
親に頼むから月刊になるんだよww
いいね。江戸の素直クール
誠にGJ
保守
187 :
名無しさん@ピンキー:2009/04/30(木) 19:45:30 ID:YN/ykYvQ
花魁=傾城ってのは楊貴妃の「傾城の美女」ってのから来てんだよな。
これは面白い趣向。
円生あたりを真似て音読してみるとまた味があるね。
「廓」はやはり「なか」と読みたいところw
いや、面白かった。
誠にGJ
>>175の先頭へ追加
元の座敷まで来ますとと禿が待ち構えておりまして、こちらのへやへどうぞ、などと申します。衣装を替えると
だけ聞いていた清蔵はいよいよ警戒します。
「ぬしさん、どうかしたんでありんすか?」「いや、その……訊きたいことがあるんだ。この中には誰が?」
「おいらんでありんす」
「いや、そうじゃなくて……中にいるのは本当にホンモノで?」
「? おいらんはおいらんでありんすが?」
乙
安野モヨコのさくらん思い出した
>>182 うん、面白い。
しかしどうしても『かむろ』と見ると『はげ』と読んじまう。
なぜあの二つは漢字が同じなんだ。
>>186 落語は音楽で言うところのクラシックだからオチが分かっていても
噺家(はなしか)の技量によって楽しめたりするし元々の作品
の出来がよい物が後世に伝わる事が多いので安心して楽しめるよ。
だからつまんねーお笑い芸人のコントやトークに疲れた時にはオヌヌメ。
少しSっ気のある素直クールな娘が好きだ
人気の多い廊下でお姫様抱っこさせたり、キスしてきたり
196 :
名無しさん@ピンキー:2009/05/02(土) 19:45:38 ID:zdtAVfwN
>>195 無表情ながらも上目遣いのおねだりが良いですね
>>182乙&GJ!!
時代劇みたいな奴は数が少ないから新鮮で良かった。
Sクー「本当に君は愚図だな。背も低いし腕っ節は私より弱い
オマケに顔も女の子みたいで男らしさの欠片も… ば、馬鹿!泣く奴があるか!
嘘だよそんなところも含めて君が大好きだ。愛してるよ」
>>198 個人的には女顔の主人公よりちょっとブ男っぽいか根暗っぽい外見
だけどなんか好かれているってパターンが好きだったり。
・・・・・イヤ、幻想ですよモチロン。
これはよいバレ噺
>>182 面白かった
落語もこうしてみるといい素直クールSSになるんだな
GJ!
恥ずかしがり屋な素直クールとかどうよ?
男が愛の言葉なんかを耳元で囁いたりすると、物凄い真っ赤になったりして凄い可愛いの。
で、調子に乗って恥ずかしがらせてるとぷちっとリミッターが外れて、物凄いマシンガントークで自分も男のことをどれだけ愛してるかを語りまくる。人前でもお構いなく。
照れるとクールさが表現し難かろうに…
だが君のチャレンジには賛成だ
今夜あたり完成するのかな?
待ってるよ!
面と向かって好きって言ったらちょっとだけ頬が赤くなるよ
その後数十倍の威力で帰ってくるけど
その妄想だけで飯が食えそうだ。
恥ずかしいけど冷静に対処しようとするんだよ、ただ顔が真っ赤だからバレバレなんだよね
「君、今日は何の日か分かるな?」
「もちろんだよ。こどもの日でしょ」
「うむ、正解だ。ならば子供の日というのは子作りの日だったというのは知っていたか?」
「…………」
「冗談だ。頼むから冷ややかな目で見るのはよしてくれ」
「雪子が言うと冗談に聞こえないから」
「しかしな出生率は年々下がる一方だ。このままでは日本という国が滅びてしまうぞ」
「それはまた大げさな……ってなぜ脱ぐ!?」
「少子化対策だ。いつか本当に五月五日が子作りの日になる可能性は否定できないしな」
「いや、それより最近エロいことする日が増えてない?」
「私に聞くな。本能で君を欲しているのだ。どうすることも出来ない」
「そんなの――んむむぅ」
「ぷはぁ、さぁいいな……愁也」
保守小ネタ故にここまで
「なななな、なんて格好してるんですか先輩??」
「…ヘンかな?」
「ヘンっていうか、なんですか先輩ソレ!?」
俺の叫びが生徒会室に響き渡る。
ここは僕の通っている高校の生徒会室。
時刻はもうすっかり暮れきってしまっている頃で、校舎に残っているのは熱心すぎる運動部くらいだろう。
生徒会のメンバーも僕と先輩以外はもう全員帰ってしまっており、つまりこの生徒会室には
僕と先輩しかいないわけだ。
僕と、猫耳とフリフリのエプロンと紺色のソックスと靴しか履いていない先輩との二人だけ。
「少年、いい目をしているな」
突然そう話しかけられたのは入学式の数日後の事。
姿勢のいい、黒髪の綺麗な、脚が長くてほっそりしてて、でも出てるとこはしっかり出てる、やたら美人な女の先輩。
あとでその人が生徒会長だと知ったのだが、そんな生徒会長の静香先輩は戸惑う僕にこう言った。
「キミの青春を生徒会で燃焼させてみないか?」
女の人に手を握られたのなんか生まれて初めてだった僕はそんな先輩に抵抗できるはずもなく。
顔を近づけられてその眼鏡の奥の瞳のキレイさに呆けていた僕は気がついたら生徒会メンバーの一員にされていたのだった。
生徒会会計の二年生の福岡先輩曰く「一年生が生徒会入りするなんて異例中の異例」だとか。
普通は二年生以上で、文化部や運動部で実績を残して人望のあるものが特別に選ばれて生徒会の一員になるものらしい。
人望実績最高の静香先輩が珍しく強力に推薦したので僕は生徒会の一員になれたらしい。
まあそんなわけで、一学期中は散々生徒会長の静香先輩にこき使われていた僕だったわけだが、でもそれは
決してイヤではなかった。
先輩は美人だし、キレイだし、でも可愛い。
どんな状況でも顔色一つ変えないクールな完璧超人。
冷静すぎる鉄の女、という悪口もあるけれど、僕は知っている。
頼まれていた仕事を終えたときに「うむ。ご苦労」という時に柔らかくなる口元。
先輩は決して冷たい人なんかじゃない。
生徒会のメンバーが仕事を終わるまで絶対に帰ったりしないで残っている。
たとえ自分に仕事がなくっても。
一学期中、ずっと先輩を見ているうち。
うまく言葉にならない想いが僕の中に生まれてきた。
「そんなこともわからないのか」と呆れつつも仕事の仕方を懇切丁寧に指導してくれるときの目の色の真剣さ。
「そうじゃない。過去の資料を見なかったのか?」と僕の顔を覗きこんでくるときの髪の毛のいい匂い。
ドキドキした。
それだけじゃない。
なんというか、胸の中がキリキリと痛くなる。
チリチリという焦りとも切なさとも言えるような苦しい気持ちが溢れてくる。
ソレが「好き」って気持ちだと気づいたのは最近のこと。
気がつけば、いつだって先輩の事を目で追っていた。
先輩の顔を見れない休日は鉛色の日になっていた。
でも、その「好き」が成就するはずもないということもわかっていた。
先輩はあんなに美人で、可愛くて、キレイで、スタイルもよくって、高嶺の花、なんて言うのもおこがましいくらいの遠い遠い彼方の星なんだってこともよくわかっていた。
先輩は僕になんかにはとても手の届かない、天上の星だってことくらい。
だから、そんな先輩が突如として猫耳裸エプロンなんていうジャストミートな格好で僕の前に現れたときには
僕はいま幻覚を見ているのだとしか思えなかった。
「キミはこういう格好が好きだろう?」
先輩はネコのようなポーズ、具体的に言うと手首で折り曲げた両手を顔の前で揺らしながら、裸エプロンの腰を
悩ましげに左右に振る、というアクションを僕に見せている。
「い、いやその! 好きって言うか!…っていうか、なんで知ってるんですか!?」
「キミの友人たちから調査したんだよ。 キミが一番気に入った成人向けグラビアは猫耳エプロンだっていうことをね」 石川のヤツ!
悪友の顔を思い出しながら僕は言った。
「いやその!好きですよ!好きですけど!…その、先輩、恥ずかしくないんですか!?」
「恥ずかしくないわけがないだろう。私はこんなに沢山の肌を異性に見せたことなんてないんだからな」
「だったらなんで――
「もう限界なんだ」
「え?」
「最初は待とうと思ったんだ。キミが婚姻可能な年齢になるまでな。ところが、あろうことか総務の山口がキミに
モーションを掛けているじゃないか」
…山口先輩が先日から学校を休んでいるのはそのせいなのか?
「キミを他人に取られるくらいなら、私はどんなことだってやるぞ。この身体は全部キミに捧げてもいいくらいだ。
私のファーストキスも、処女も、全部キミにあげたっていいんだ。いや。あげたいんだ。捧げたいんだ」
先輩が冗談を言っているのではないというのはそのフレームレスの眼鏡の奥の瞳でわかる。
いつものような真っ直ぐな視線。
ほんの少しだけ潤んでいる、そんな瞳。
「キミが望むならどんな異常な性的行為だって私は受け入れる覚悟ができている。
キミの男性器を口や肛門で受け入れる事だって何の問題もない。
縄で緊縛されるのだって大丈夫だ。
身動きができないようにされて熱い蝋を垂らされることだって準備OKだ。
乳首や性器にピアスをされるのだって君になら許せてしまう。
目隠しをされて後ろ手錠で全裸のまま公園の男子トイレに放置されるプレイだって、
キミが愉しめるのなら私は喜んで享受しよう」
「そんなことするわけ無いじゃないですか! 僕は先輩が好きなんですから!」
瞬間、静寂が生徒会室を支配する。
数秒後、静香先輩は糸の切れた人形みたいに膝から床に落ちた。
「先輩?!」
思わず駆け寄った僕は、静香先輩の肩に手を掛けて叫んだ。
先輩は力なくその僕の掌に従ってふらりふらりと揺れている。
「…すごいな」
「先輩?」
「キミに好きだ、と言われるだけでこんなに気持ちよくなってしまえるのだな…」
「…」
「肩に手を置かれているだけなのに、こんなに熱くはしたなくなってしまうなんて、想像すらしなかった」
先輩の裸エプロンはなんだかちょっと透けているみたいだ。
先輩の汗のにおい。うっすらとその白い抜けるような肌は汗の薄いベールで覆われている。
宝石みたいなキレイな瞳は眼鏡のレンズのなかにトロン、とした色を漂わせている。
エプロンの股間に位置する辺りが濡れた色を見せている。
「もう、限界だ。もう、我慢できないんだ」
いつだって冷静な先輩の声。
でも、僕にはわかる。
今の先輩の声に含まれた焦りと興奮が。
先輩は僕の顔を見上げると、唇を突き出すようにすると、ゆっくりと瞳を閉じた。
僕は先輩のすべすべの頬に手を添えると、先輩の顔に自分の顔を近づけていき、そっと目を閉じた。
つづかない
つづいて
続け
続いてくれ
同感
山口先輩が乱入するの希望
つづかないのか
好きって言われて感じるシチュエーションはすごくツボだ
シンデレラストーリー(男がイケメン)だと市ねって思うのに
逆だと胸がきゅんきゅんしちゃう!
そんな俺は病んでますか?
精神科へどうぞ
もう終わってるw
長い人は十日まであるぞ
9月のGWだったりしてw
なん・・・だと・・・?
過ぎ去った春のGWを惜しみつつ、職人さん降臨までの保守小ネタ。
「時に男よ」
「何でしょうかクー先輩」
「明日からGWな訳だが、なにか予定はあるのかね?」
「いえ、特に」
「そうか、それはよかった。明日、つきあってもらいたいところがあるのだが、いいか?」
「はあ、構いませんが」
「では明日10:00、東京駅の銀の鈴広場で待ち合わせるとしよう」
〜そして翌日。
「おはよう、男。よく来てくれた。では早速出発しようか」
「えーっと、どちらへ?」
「私の実家だ。この通り新幹線の切符も確保してある」
「な、何でいきなり…」
「うむ、君のことを想うと夜も眠れないぐらいでな。そのことを母に告げたら、是非一度君に会いたい、
式の日取りも早めに決めたいと…おお、そろそろ発車時刻だ。さあいくぞ、男よ」
以降はご想像にお任せします。
友「ねえねえクー?」
素「なんだ?」
友「一体男のどこがよかったの? 顔?」
素「それはありえんな。見てのとおりの美形と言うには程遠い凡庸そのもののご面相だ」
友「それじゃあ……経済力あるとか?」
素「それこそありえんな。生活費を切り詰めても足りずにバイトに明け暮れて、私とのデートもままならんほどだぞ?」
友「うわー、悲惨だわぁ……えーと、それじゃあ頭がいいとか?」
素「ううむ、決して標準に比べ劣ってるわけではないが、さりとて特筆するほどでもないな。少なくともそちらの方面は
私に及んだ事はないな」
友「それじゃあ、夜がすごい……とか?」
素「いまだに手を握る程度にも赤面する童貞に何を期待している?」
友「……結局、どこを気に入ったわけ?」
素「うむ、よくぞ聞いてくれた。まず何より特筆すべきはその包容力だな。そばに居て、微笑んでくれるだけでどんな
ささくれ立った心も穏やかに落ち着かせてくれる、あの雰囲気というか、いやあれはカリスマというべきか。
先日など、実際に彼がそばにいる場合といない場合での作業効率を計測してみたのだが、なんと驚くべき事に
著明に有意差が見て取れてな。彼がそばにいてくれるというだけで心安らぎ、集中に繋がっているのだろう。
まぁ、彼のことを懸想する時間も増えるため、全体の効率としては誤差の範疇に収まってしまったのはネックだが。
そうそう、その点を語るなら笑顔も忘れてはならない。あの一点の曇りもない優しい笑顔は、そのカリスマの
象徴ともいえるだろう。あれを見るだけで、私は多幸感に満たされる。ヘタな麻薬よりも効くな、中毒性も含めて。
そう、まさに先述の作業効率の話しなぞ、それにやられたと言っても過言ではない。彼の笑顔を見ると瞬間的とはいえ
私は軽い失調状態に陥ってしまい、しかもまた笑顔を見たいと思ってしまい行動もそちらに則したものになってしまうしな。
そして、常に集に対しての気遣いを忘れない優しい心持ちなど、いつも私は心洗われる想いだ。その気遣いを
私に向けられた時などは、まさに致死量レベルの酩酊感を味わえるな。
彼自身が冴えているとは言いがたい人物であるために、その気使いも足りないというか、はっきりといって鈍感と
といって差し支えない面も多々あるが、なに、逆を返せばのたどたどしい気遣いの愛らしいことといったら。
彼のその不足気味の頭脳とセンスと経済力で、しかし懸命に考えて私に贈ってくれたプレゼントなど、どれも
私のかけがえのない宝物となっている。
うむ、そのような誠実で真面目で努力を惜しまない点はまさしく彼の美点だな。その努力の方向が間違えていたり
空回ってしまう面もしばしば見受けられるが、なに、それは私がそばにいて軌道修整や支援をすればよいだけの事。
欠点と言うにはあまりに些細なことだ。それからあとは……」
友「ゴメン、あたしが悪かった」
素直クールなねえさまに抱きしめられながらお説教されたい
その後いい子いい子されながら蕩けるまで愛されたい
>>224 「諸君、私は男が好きだ」と大演説しそうな素直クールだ
ク「諸君、私は男が好きだ!」
友「今さら言わなくても、みんな知ってるわよ」
私はこの男の物だ
この男は私の物だ
どっちもたまらんな
私のものはお前のもの、お前のものもお前のものだ
午後七時過ぎの生徒会室。
全裸にフリフリのエプロンと紺のソックスと靴とネコミミだけというステキすぎる格好の先輩は
そっと目を閉じ、僕に向けて顔を向けている。
床の上に女の子座りで僕を見上げている格好のまま。
そんなのを見て興奮するなというほうがムリだ。
っていうか、写真とかネットでしか見たことのない生裸エプロン(withネコミミ)がそこにあるってーのに!
しかも石川が貸してくれたエロ雑誌のモデルなんかよりも何十倍も美人でキレイで、雑誌のインクの匂いじゃなくて
先輩のいい匂いがする。
目を閉じた先輩の頬に手を触れる。まるで剥きたてのゆで卵みたいなすべすべふわふわな肌。
触れた指先からかすかな震えが伝わってくる。
いや、震えてるのは僕なのか。
とにかく、そんな先輩の顔が僕の視界の中でだんだん大きくなってきて…あ、目閉じなきゃ…
先輩の呼気が僕の顔にかかる。
いい匂い。暖かい。先輩の匂いがする。
触れたか触れないか、唇に何か柔らかい感触を感じた瞬間、掌に感じていた震えがとてつもなく大きくなった。
――え?
とっさに顔を離して目を開くと、半泣きでぶるぶると震えている静香先輩。
気のせいか、エプロンは汗でさらに透けているような気がする。
フリルつきのエプロンの胸当ての中にうっすらと乳首の色が透けている。
そして、股間に当たる部分の色がさらに濃くなってないか?
「先輩?」
「ふ…ふぅっ…き、キスとは、すごいものだな……そ、想像していたのよりも、はるかに…気持ちがいい」
「…もしかして、イっちゃいました?」
とにかくそんな先輩の格好が可愛すぎて、僕は普段なら言えないような失礼な事を聞いてしまっている。
「ああ。キミのことを思って毎晩していたオナニーより何倍も、気持ちよかったぞ」
「そ、そんなこと、してたんですか」
慌ててたのか、先輩を傷つけかねない無神経なことをつい言ってしまった僕。
言った瞬間後悔したが、先輩は平然と答えた。
「誤解しないでくれ。キミと出会う前はそんなことはした事もなかったんだ。キミと出会ってからだ。
毎晩ベッドに入っても眠れず、ただキミの顔しか浮かんでこなくてな。
キミに抱きしめられる状況を想像していると陰部が熱く濡れてくるんだ。
キミがキスしてくれる光景を想像すると、胸のなかがキュンキュンしてくる。
胸を揉んでいる指はキミの掌。
陰部を触っているのはキミの指。
そう考えながら身体をまさぐっていると、いつしか気持ちよくなってきてしまうんだ。
でも、キミのキスはそんなのよりもずっともっと気持ちがよかったぞ」
そんなことをフレームレスの眼鏡の奥の蕩けた瞳で言われたら、
床に膝立ちになって先輩を抱きしめる。
ふにゅ、と僕と先輩の身体の間でおっぱいが潰れる感触。
先輩の裸の背中に廻した腕に伝わる肌触り。
胸いっぱいに吸い込んだ先輩の身体の香り。
先輩の唇。
薄い桜色。
つやつやした唇。
その内側の真っ白い歯列。
わずかに覗く柔らかそうな舌。
全部欲しい。
全部、僕のものにしてしまいたい。
生まれて初めて感じるそんな気持ちにただ突き動かされて、先輩の唇を舌で撫でる。
閉じた唇を舌で突き割る。
先輩の体臭をもっとずっと濃くしたような、先輩の味。
サラサラの唾液。
泣きたくなるくらい柔らかな舌。
エプロンの胸当て越しに先輩の大きな胸をぎゅっ、と握る。
優しくとかいう考えは浮かんでこない。
ただその柔らかさに酔いしれ、そのふくらみの中に指を埋め込ませる。
舌が先輩の歯列を撫でるとその内側に
「んふっ!!」
咳きこむような先輩の喘ぎ。
そして、腕の中の先輩の身体はびくびくっ、と跳ねた。
熱で痙攣する病人みたいに。
陸に上がった魚みたいに。
その震えはまったく止むことなく。
「――んんうっ」
先輩の身体が僕の腕の中でぐったりとなっている。
その視線は焦点を失い、虚空をただみつめている。
「先輩?!」
僕の腰の辺りにだんだん黒い染みが広がっていく。
生暖かい温度と生っぽい匂い。
って、先輩?
失神してる?失禁も?
舌を入れただけなのに?
ぐにゃりと僕の腕の中で幸せそうに失神している先輩。
でもどうしよう。
このままじゃ僕がガマンできそうにない――
「おい、まだだれか残っているのか?」
生徒会室の外から突然そんな声がした。
ヤバイ?!施錠に回ってきた先生!?
どうしよう? こんな格好の先輩を見られたりなんかしたら!?
「もう終わりました。ここもすぐ締めます」
と、突然腕の中から先輩はそう言った。
失神してたんじゃなかったのか。
「ああ、長野か。ちゃんと消燈も頼んだぞ」
「はい」
ドアの外に向けて、まったくいつもの口調で伝える先輩。
でもその格好は裸エプロン+猫耳だ。
おまけに失禁までしちゃってる。
先輩は僕の耳元に唇を近づけると、そっと囁いた。
「邪魔が入ってしまったな。でも、キミにディープキスをされただけでコレだけイッてしまえるのだ。
これ以上のことをキミとしたら私はどうなってしまうのだろうな?」
まだ涙のにじむ瞳で、悪戯っぽく僕にそう言う。
「今日はここまでにしておこう。続きはまた今度、ということでいいだろうか?」
いいに決まってます先輩!
つづくかも
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>>208-209の続きでした
まだギリでGWだしね
GJ!!!
「かも」じゃなくて是非続いてくれ
続けええええええええええええええええええええええ
いやっほぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉう
うぜえ
超敏感体質を目の前にして舌を入れただけでお預けなんて……!
>>237 遺憾だが、同感だwww
>>233 うは、属性を足して破壊力が数十倍になってやがる。
ところで再戦は何時なんだ?
エロパロ職人はどうしてこんなに文章が上手いんだ…マジで信じられん
>>240 だからみんな言ってるだろう?職人様は神様だって
神様なのだから神業的凄さなのだよ、だから続けぇぇ!!
神様ってエロゲー神か!?
続けえええ!
神様ならお願いする時にお供えの一つもするべきでは。
>>229-230をみてふと思いついた
女「そうだ男」
男「なんだ?」
女「作業中耳が寂しかったので、MP3プレイヤーを借りていた」
男「ないと思ったら、やっぱりお前が持っててたのかよ」
女「うむ、堪能させてもらった」
男「だからよ、貸すのはいいけど、一言断れっつの」
女「何を言う? 私たちは恋人同士だろう?」
男「だからなんだよ」
女「ならば当然、キミの物は私の物も同然だ」
男「『同然だ』じゃねーっつの」
女「そして当然、私はキミの物だ」
男「……誤魔化されないぞ! そう何度も誤魔化されないからな!」
>>240 マジレスすると、「好きこそ物の上手なれ」
ネタをかく→皆喜ぶ→それを励みにまた頑張るのよい循環の結果
特にエロという欲望に直結した題材だけに見る人が多くて反応も多く、励みになりやすい
そしてそれを繰り返すことでガンガン経験値が貯まっていく
「中尉、作戦領域に接近、TARPS起動、高度25000mをキープ」
「了解、進路このまま、25000キープ」
機の速度が若干落ちる、下部パイロンに吊るされたTARPSポッドがせり出したせいだろう。
《FAB、こちらB-014、エリア2・ヴィクトリー・インディア・パパ、戦術偵察任務を開始する。》
《FAB了解》
ベースからそっけない返信、進路をエリア外周を時計回りに回る
下ではグール12機対アンノウン7機の格闘戦が始まっている。
「ふむ、今日も平常運転か…」
左舷方向を見渡しながら軽口をたたく、そうでもしないとこのフライトオフィサー相手には会話が続かないのは経験上覚えたが
「そう悪くないものだろ中尉?勝てなくても負けなければ良い、勝てるならなお良いじゃないか?」
「それはそうですけどね、それより大尉、俺のベッドに潜り込まんでください」
釣れたようだからとりあえず目下一番の悩みをぶちまけてみた。
「…むしろ毎回床で寝直す君のほうも大したものだと思うがね?ポートサイドに敵機、TYPE1、3機」
クールに足払いをかけてくるか、しかしここで引いてはダメだと全俺が言っている!
「グールの連中で大丈夫でしょう、毎回言うように婚前の男女がそういうことしちゃだめでしょ常考」
「食堂で言ったように君を好きになった、だから抱かれたいと思うのは女として当たり前じゃないのか?」
…それは恋は盲目だと暗に指してるのか?裏があるのか?なんか掌で転がされているような希ガス
「また少佐からの入れ知恵ですか?大尉は素直に受け止めすぎですよ、グールの連中食い残しを平らげ始めたようですよ?」
とりあえずファッキン少佐に擦り付けておこうそうしよう。アンノウンの数は既に2機まで減っていた、グールも4機落とされているようだ。
「…確認、終わったようだな、しかし相部屋になったのは少佐の英断だからな、君を落とすために最大限利用させていただく」
見える、見えるよママンにやりと唇をゆがませている(本人曰く微笑んでいる)大尉の顔ががが!
「相部屋だから最低限ルールは守ってほしいところですがね…《FAB、こちらB-014、撃墜された666thTFSの生存者なし、任務終了、RTB》」
どうやら今回も第21回俺の意見を聞いてください、は引き分けに終わったようだ。
増槽のおかげでFABまでの燃料は問題ない、もう少し親友以上彼女未満と無駄口を叩き合う時間はあるようだ
「ところで大尉、今日は何が目的だったんですか?」
「昔なつかしの保守、と言ったところだよ中尉」
つい思いつきで書いた、おいらなんて所詮この程度かorz
>>246 GJ! と言いたい所だが出来れば適度に改行して欲しかった。
交信のやり取りと機内の二人の会話とが混ざりすぎて読みにくかったんで。
一瞬早期警戒機かと思ったがパイロンにTARPSポッドがあるって事はF-14
か後継機のF/A-18E/Fなのかなーと思ってもみたり。
キルレシオで言うと12対7で味方が4機も落とされているのは相手が強いって
事なんかねぇ。
>>272 つい思い付き
でこんなのが書けるんだから
アンタすげぇーよ。惚れるよ。もっとやれ。
>>247 やっぱりかーorz考慮します
>>248-249 某戦闘妖○雪風見たら書きたくなってしまったんだ、つまりエロは無いということ(つy
ネタが浮かんだらまた保守代わりにでも…
>>250 やっぱり雪風だったか。こういうの大好きだし、GJ
第三部、早く文庫化されないだろうか
またもや全滅してる666thTFSに俺が泣いた。
一片の照れもなく本心をダダ漏らし、大真面目に愛について語り合う神林キャラは、
ある意味皆素直クールなのだろうか等と膚の下再読しながら思った。
おお、なぜかこんなところで雪風の名前が…
零なんて(男だけど)素クール度高い感じが。
おまいら猶予の月のイシス・アシリス姉弟とかどうよ?
メイヴとかもクールだよな
機械が自我を持ったらみんな素直クールになりそうだ
「…なんだ中尉、もう帰ってきたのか?」
ブリーフィングルームに入るなり(出撃管理担当という実質的な副司令という名のファッキン)少佐は意外だ、という表情で聞いてきた。
「えぇ、優秀なフライトオフィサーをつけていただいてますからね。」
できるだけ嫌味に聞こえるように言いながら報告書を手渡す。
「そう言って貰えると大尉も本望だろうな。」
報告書をペラペラめくりながらしれっと痛いところをついてくるが、ここに大尉が居なくては威力も半減だなと思う。
ブリーフィングには出席するのだが報告書の行き先は違う。
これは「大尉が出撃した作戦の報告内容は共有する」という条件でシステム軍団からトレードしたせいだ、と少佐は言っていたなとふと思い出した。
ところで中尉、と少佐は真剣な目でこっちを見上げる。
「はい?」
何か問題ありましたか?と言う前に続けてくる。
「もうヤッたのか?」
ウェーィ?
「ナニイッテンダヨコノファッキンショウサハ」
「…本音が出てるぞ中尉」
…はっ!殺気!?
「…つかヤッてませんよ!?洒落になりませんよ!部屋換えしてくださいよ!」
おk、何とか平常心を取り戻した。
「…部屋換えについては却下だ、お前と大尉を引き込んだせいで予算がない。」
しわしわ婆さんにドンだけ弄られてるのか知ってるか?と報告書にスタンプを押して引き出しのフォルダに挟み込む。
…肩がしょげて見えるのは気のせいだ。
「…で、なんでそんなこと聞いてきたんです?」
話題を変えようととりあえず聞いてみるとHAHAHA!とアメリカンに笑い、
「戦隊内で賭けてるんだ、ヤルかヤラないかでな!」
因みに俺は100j賭けた、と自慢げに言い放ちやがりましたよこの上官は
「准将に呼ばれてるんで失礼する、次の作戦は早くても3日後だ、それまでゆっくり休むといい。」
少佐はじゃぁな、と席を立ちつつ思い立ったように俺を呼び止めた。
「中尉、大尉の行動の50%は"おてんば娘”が絡んでるようだから諦めろ」
「それ慰めにもならんですよ少佐」
腹も減ったし食堂に行って寝るか、と軽く予定立ててそろって部屋を出る。
互いにラフに敬礼。
6時間でこの程度かorz
夜勤明けの怪しいテンションで書いてみるテストなんでな、クオリティは勘弁してくださいorz
じゃ、おやすみなさい
ジャンプで始まっためだかボックスって漫画のヒロイン
あれ素直クールっぽい
クールか?
むしろ熱血じゃないか
ちょっと来ないうちにここの職人がいつのまにかワーカム使いになってるw
エディスが来た頃の零はすでに大尉だった気が…
実家においてあるから記憶が曖昧だが。
しかしみんな食いつきがいいなw
ぶっちゃけ何言ってるかさっぱりだ
そろそろスレ違いになるから自重しようぜ
最後にムッシュかまやつの事が出てこない事に絶望した。
神林といえばカーリーは結構素直クールだったような・・・「好きです、抱いて下さい」って直球で言ってるし
でももヤンデレの印象の方が強いな
エロがない場合はどこのスレに投下すれば良いんだろう?
好きなところにどうぞ
ここもエロパロにありながらエロ無しに寛容だし。
>>264 ではエロ要素を入れる努力はするけど
出来あがったらここに投下させていただきます。
付き合ったら
次の日にはベッドにいそう
「君は私のモノだ。我が身を持って証明してみせるッ!」
こんなんは、ここでええの?
参考までにご教授いただければと
こんなんってどんなんだよ
>>268 エロがなくても素直クールならいい。wktk
>>270の続き
して待っています。
途中で書きこんでしまった…orn
彼は地球、私は月。
「だから君の回りを回っているんだ」
「そうか、じゃあ適度な距離が必要だな」
「むぅ… ! あぁ引力が…」
「思い付きかよ」
彼は太陽、私は月。
彼の笑い顔は太陽のようにあかるくあたたかい。
私は自ら笑えない。
だけど彼の笑顔を受けて私は微笑む。
それが反射であったとしても私は笑っていられる。
「おもいつきと言うが…私が上だと重いという事か。それならば今度からは下に…」
>>248
273 :
orn:2009/05/17(日) 00:25:54 ID:VeSpRwKE
テンション高めの素直クール萌え
「君は私のモノだ。我が身を持って証明してみせるッ!」
↑
素直ヒート?
>>272 君は律儀だな。もっとも、そんなところに惹かれたわけだが…
>>272 ち・・・地球のことも忘れないでいてあげてください
過疎ってるしお題でも置いてく
浮気してしまった素直クール
浮気された素直クール
>浮気してしまった素直クール
それは本当に素直クールか?
>>279 まぁ、前書きで注意事項として書いておけば、
嫌な人は読まないから良いんじゃないかな。
自分は読まないけどw
素直クール「ちちち、違うんだ、決してキミへの愛が消えたわけでなく、別腹と言うかたまには
こういうものを愛でてみたいという気持ちが抑えきれなくいや違うその時だって
キミの事は片時も忘れてなぞいないし!」
男「いや別に、猫動画に見入ってたぐらいでとやかく言ったりしないから」
これはwww逆もアリだなwww
知り合いの幼女と戯れてたら
浮気と勘違い
>>281 そういう意味での「浮気」ならいいなwwww
288 :
名無しさん@ピンキー:2009/05/17(日) 22:00:42 ID:vyHMQkUW
「男よ、私に言いたい事はないか?」
クーが藪から棒に言う事はいつもの事だが
今回は緊張しているというか怯え?のようなものを感じる。
「いや、特に」
「本当にないか?できれば早く言ってくれると迷惑をかけないで済むのだが」
「う〜ん…あ、そうそう近頃食べてなかったから金平牛蒡かな?」
「金平…牛蒡か以前作った蓮根でか?」
「それはどっちでもいい」
「わかった」
と、クーはメモしながらキッチンへ。
こまめにメモをしているからかクーは忘れると言う事をしない。
何時だったか食事中ぼそっと言った事を覚えていて
次の日のメニューになっていた事もあった。
いやはや出来た奥さんである。
「食事の話ではなく」
「?」
思い出したのかまた目前に戻ってきて真剣な表情になっている。
何かの記念日だったか?
「食事の話が重要ではないわけではない。
君の健康を維持するためにも重要な事だし
食べたい物も出来うるかぎり答えるのが妻の努めだと思っている。
しかし、今、私に言いたい事があるのならば言って欲しい。
私達が結ばれた時にも言ったが
君の為に私は何事においても最大限の努力をするというのは今でも変わらない」
「食べ物関係ではない、ようだね」
全くもって思いつかない。
クーの性分であるクールで素直過ぎるところが
たまに恥ずかしいと思うけど嫌いとか変えてくれとは思わないしなぁ
「…やはり、言い辛いか」
「言い辛いもなにも思いつかないのだが…」
「君は私に過ぎたる程、いい人だ。
氷の女と言われていた私の告白を優しく受け入れてくれた。
性的な反応の鈍かった私を快楽の虜にしてくれた。
こんな私を妻にしてくれた…」
「クー…」
うな垂れたクーの肩や強く握られた拳が震えている。
「すまない。何をしてしまったかまだ解らないけど、クーを悲しませてごめん」
そっとクーを抱きしめた。
クーも腕を回して体をより密接にさせた。
そして耳元で囁いた。
「では先月から夜毎公園に行くが発汗や挙動不審な事を説明してもらおうか?」
えーっと…「告白」or「黙秘」?
乙
黙秘がおもしろそうだw
黙秘以外に選択肢は用意されてなくないかwww
>いやはや出来た奥さんである。
>「食事の話ではなく」
>「?」
>思い出したのかまた目前に戻ってきて真剣な表情になっている。
萌え死んだww
デモンズソウルやりながらふと、死んでもファントム(幽霊)になって
主人公の傍にいる素直クールを幻視してしまった。
まー、あのゲームでは一緒に協力してボスのデーモン倒したら復活
出来るんですけどねー。
・・・・心が折れそうだorz
>>295 素直クールな火防女さんと申したか!!
俺の嫁は今でも十分かわいいが、
素直クール………たまらんな!!
選択・「黙秘」
「黙秘…します」
「そうか…」
クーはあっさりと解放してくれた。
「聞かないのか?」
「君にも秘密の1つや2つぐらいあるだろう。
言いたくなったら言ってくれれば良い。
私はそれまで待つし、君を信じている」
少し悲しげに微笑んでクーはキッチンに向った。
ううっ良心の呵責が…
しかし、すまないクー。こればかりは知られちゃいけない事なんだ。
心の中で土下座をした。
それから2週間が経った。
クーはあれ以来問い詰める事もせずにいてくれる。
こちらとしても話題に上がらないように気をつけてもいたが
今も普通に送り出してくれるから諦めてくれたのだろう。
待っていてくれクー、あと少しで目的は果たせるんだ。
男は秘密を告白してくれなかった。
離…愛想を尽かしているとかではなさそうだ。その点に関しては安堵した。
しかし、2週間経った今でも足繁く通うにはなにかあるはず。
いっそ後を着いて行くというのも考えたが
信じていないと言っているものだ。
やはり何処ぞの雌猫が私の魅力的な男を誑かした…
だが移動時間を差し引いた残り時間では男が果てるには早過ぎる。
忌々しいドラ猫の技術が私の愛+技術より上回るとは考えにくい。
まさか公園で?
そんな、言ってくれれば私が喜んで奉仕したのに。
よし、男には悪いがこれも愛ゆえの行動。
いつものコースをとことこ歩いていつものベンチに着く。
息もあまりあがらなくなったし汗もそうかかなくなった。
当初はきつかったのが達成感というか楽しくなったから慣れとは恐ろしい。
茂みの中からかさかさと音がする。
「こいつらも慣れたなぁ…今日からはまぐろ缶だぞ。
シーチキンはお前達には駄目だって言われてなぁ。
おいおいそんなにがっつくなよ。可愛いなぁ
やっぱり子供は可愛いなぁ。来れなくなっても頑張ってよ、お母さん」
「ニャー」
>>297続き
それから一週間が経った。
大量に作ったからなのか今日も金平牛蒡が一品にあったけど
ちょっと唐辛子が効き過ぎてないかな?
一緒に入っていた糸蒟蒻は肉じゃがみたいだけど悪くなかったなぁ
以前はオクラとか山芋とか牡蠣とか何か意図的な物が多かったが
クーもいろいろ挑戦してるのかなぁ…
「ふあぁ。さてと、明日は休みだしゆっくり寝よ」
「にゃー」
掛け布団を開けたら猫耳を着けて寝ているクーがいた。
「なにをしているの?」
「私は猫だ」
いつも通りの返事だ。良かった会話はできそうだ。
とりあえずベットに腰をおろす。
「で、何故、猫みたいな格好?」
「君は…猫が好きだろう?」
背中からクーが抱きつく。あったかいなぁ
「猫は好きだけど…いきなりなんで?」
抱きついていたクーの腕が腹部に下がる。
「目標は達成できたか?」
「!!」
やばい、まずい、ばれた?
「唐辛子で燃焼、糸蒟蒻も排泄等に効果があるし、何より日々の運動だな」
あー…ばれてる。
「いつから解ったの?」
「君の事でわからない事はない」
「クーには敵わないな」
「…いや、それは言い過ぎたな。
今回の件について私はいろいろな情報を元に推測したに過ぎない。
無論、正解だろうという自信はあったが」
「いろいろな情報?」
はて?そんなにばれるような事をしてたかな?と思っていると
クーは背中側から膝の上に移動してきた。
「ベルトの穴の位置が変わったのに気付き、君の腹部を確認させてもらった。
公園へ行く靴の減りを確認してただの歩きでないと思った。
ストックのシーチキンの缶が減っている事実を知ってからは
何かしらあると思ったが…」
「あぁあ、ザルだったなぁ…ばれないと思ってたんだけどなぁ、どっちも」
自分の馬鹿さ加減に天を仰いだ。
ん?なんかクーの抱きつき、いや締め付けがきつくなっている気が…
「まさか、君が猫好きの獣姦嗜好があるとは…」
「ねーよ!」
「いや、いいんだ。君の為ならと思ったが猫の身にはなれない。
せめて耳でも着ければ君が私を見てくれると…」
「どこがどうしたら獣姦なんか出てくるの?」
「君があの猫達と仲睦まじくいる様を見たら…
子猫に目尻を下げて可愛い可愛いとまで…」
「子猫に可愛いと言ってもどこもおかしくないぞ?」
「私は可愛いと言われてないぞ?…やはり私では…」
クーと目が合った。少しその目は潤んでいる。
「クーは可愛いというか…
小さい時のクーなら可愛いって言ってたかもしれない。
今のクーは綺麗なんだよ」
少し恥ずかしいがよしうまくまとめれた。心の中で小さくガッツする。
「そうか、では、しよか」
あれ?
「女児を授かるには私が行く前に出してくれれば良いらしいぞ。
とりあえず抜かずの3発。その後はゆっくりとでな」
なんでクーさんは脱ぎ始めてるの?
「女児は父親に似るというがそれもまた可愛らしいだろうな。
私に似たらその時は頼むぞ、私が言われなかった言葉を言ってやってくれ」
続け
>>290の人気のない方も折角なので
選択・「告白」
その後を考えると言いたくないが
顔が見えないので恐怖心が5割増…いや見えても同じか。
しかし現状打破の策はないし、もぅ楽になりたい。
「実はジョギングをしてるんだ」
「ジョギング?」
鸚鵡返しに言いつつクーは体を離し面と向かった。
「ジョギングといっても散歩がちょっと速くなった程度だけどね」
「何故しているのだ?」
「いや、あの、ほら、仕事もそうだけど通勤時でも運動してないじゃないか。
だからちょっと運動して体を鍛えておこうかと…」
「…本当か?」
「ほ、本当だよ」
じーっと心の中まで見るようなクーに思わず目を逸らしてしまう。
「ならば何故ウェアに着替えない?」
「そこまで張りきってやってるわけではないし」
「毎晩行くのにか?」
にじり寄りながら詰問される度に体は腕だけで後退していたが
クーにとうとうマウントポジションをとられた。
「…マグロ」
「まぐろ?」
諦めてジョギングをし始めた理由を話し始めた。
何気なく鮪も美味しいよねとか言ったら、
クーがすぐ気を利かせて鮪が食卓に並んだ事。
刺身だけではなく漬丼が美味しくご飯がすすみ太ってしまった事。
さすがに食べ過ぎて太ったからと言ったらクーに悪いと思った事。
ダイエット目的だと言えば原因が判明してしまうのを怖れた事。
「何故、正直に言ってくれない?言えば協力を惜しまないのに」
「いや、それはね…って、何故脱ぎ始めている?」
「先程から”まぐろ”、”まぐろ”と言われていると
不感症だった頃を思い出して思わず発情してしまったよ」
「だから、こんな展開になるのが読めていたから!」
「私は何事においても最大限の努力をするというのは今でも変わらない。
さぁ一緒に汗をかこうじゃないか」
続けったら続け
今回のはこれでひとまず終了。
エロ要素が少ないやつが出来ましたら、またよろしく。
GJ!
つお題
小学生の体に戻ってしまった素クー
分裂したら面白そうだな
新世界の神なクー
>>306のお題を頂戴して
>>290のクーと男が再登場。
「ただいま〜」
いつもの如く、いつもの様に帰宅の挨拶。
返事はないが鼻腔を擽るこの匂いはカレーだな。
うちの奥さんのクーはわざわざ各種調味料から作る本格派だ。
一度ルーを使ってみたらと言ったら
時間短縮には良いのだろうが納得できるルーがない。と返された。
多分、調味料をいじるのが好きなんだろう。
調味料だけの棚があるし。なぜか鍵付きだけど。
廊下から返事が出来ないぐらい集中しているクーのいるキッチンの方へ。
「ただいま」
「おかえり。今日の出来はなかなかの物だぞ」
「?」
「どうした?」
思わず開けた扉を閉めた。
額に手を当て目を瞑る。
なんだ今のは?なにかおかしくはないか?錯覚?そうだ錯覚だ!
再び扉を開ける。
「?なにかあったのか?」
「…」
先程の光景と変わらない。
キッチンのコンロの鍋をおたまでゆっくりかき混ぜたりしている。
不思議そうな顔でこっちを見ている。
いや、その顔はこっちがすべきもので…
立ちすくんでいると火を止めステップを降りこっちに寄ってくる。
「体調が優れないのか?」
不安そうな顔で見上げてくる。
その顔はなんとなく見覚えのあるような…しかし、それはありえない。
「き、君だれ?」
「妻の顔を忘れたのかね?」
「!! や、やっぱりクー?!」
「当然だ」
平然と答えるクー。
ああ、確かにクーだ。
何故か小学生ぐらいに小さくなってるけどこれはクーだ。
まさかとは思うが、寝オチ……?
>新世界の神なクー
吹いた
>>309 の続き
食事を済まし後は就寝というだけなので寝室にいる。
ベッドの上で胡座をかいて座る。
クーも脚を崩して座っている。
「朝は普通だったよね?いつからそうなったの?」
「朝、君を見送ってから洗濯、掃除を始めて布団を干し、
買出しをしたりしてから昼食をとり、
カレーの準備をしてから布団をとりこんでふかふかになった布団の温かさと
近頃の御無沙汰に思わず自分で慰めようとなるのを必死の思いで抑制し
カレーの準備に戻って、そしてこうなった」
なにか引っかかるがつっこまないでおこう。
「いきなり小さくはならないでしょ」
「確かに。徐々に小さくなった気がするな。
そうそう君のモノが私の奥で放出してから徐々に小さくなるみたいだったな」
小さくなってもクーはクーだった。
「その割には落ち着いてるね、さすがにクーだ」
「いやいや。私も体の異変に気付いた時は驚いた。
しかし戻る術も止める術ない状況では順応しか出来なかった。
まぁ幼な妻というのもこれはこれで悪くはないとも…」
それが凄いんだって…
調理中の服や今着ているこのパジャマも即席で作ったのだろう。
こうやって対面にいると小学校の低学年ぐらいに見える。
長かった髪はそのままだが
綺麗というべき容姿だった顔は幼さがあるが利発そうな顔に。
長く綺麗な指は短くぽってり。
長い脚も柔らかそうな足に。
体も成人女性の理想系のようなものから純然たる小学生に。
クー曰く小学生の時の自分に戻ったようだ。
でも中身は全く変わってない。
体は子供、心は大人。どこぞの生意気な探偵じゃあるまいし。
「せめて原因が解ればねぇ…ってクーさん?」
「ん?」
パジャマの上半身のボタンを外していたクーの小さな肩に手を置き
「当然だけど、しないよ」
「何故だ?!」
「無理だって」
というか、さもやるのが当たり前のような返しが怖い。
「やってみなければわからないではないか」
「クー、さっきも棚に手が届かないぐらい君は小さくなってるんだよ?」
「うぅむ」
さすがのクーも後片付けの時にあった事は堪えたと見える。
「今日はもう寝よう」
「…わかった。せめて…」
クーは胸に飛びこんできた。
「ぎゅっとしてくれ」
「あぁ、いいよ」
小さなクーを腕で壊れないように優しく包みこんだ。
寝つけなかった。
豆球の薄明かりだけを見るともなしに見ている。
腕枕にちょこんと頭をのせているクーもまだ寝てない。
「眠れないのか?」
「あぁ、なんかね。眠気以外の物があるのかな」
それは今後の不安かもしれない。
それをクーに気付かれるわけにはいかない。
一番不安なのはクー自身のはずなのだから。
「掃除も洗濯も料理もこれではいつまでできるか…
それにこんな姿では君に愛してもらうことすらできない」
「大丈夫、どう変わっても君は君だから」
「男!」
布団の中でより一層互いを抱きしめた。
せめてクーの不安が少しでも和らげるように、
この温もりのクーを守っていく、そう心に誓った。
「思ったより反応が遅かったな…」
「え?」
股間になにやら感触が。クーの手の感触と気付く時にはそれは怒張していた。
「な、なんでだ?」
その気でもないのに刺激を受けていたわけでもないのに何故に元気なんだお前は?
心拍数もなんかどんどん上がっているような
「ま、まさかカレーに…うわっ」
仰向けに、腹部には何故か上半身どころか下半身まで裸のクーが
陰になっているが妖しく笑っている…
「疲労気味の君の状態を改善し上昇させて、
ついでに私も味わってもらおうと思ってだな」
「一服盛ったなぁ…」
跳ね除けることも出来ないわけじゃない、ましてや今のクーは小さい。
しかし柔らかいクーの尻の感触をどかす事が出来ない。
「一服盛ったのではない、愛情の一サジだ」
多分それは耳掻き一杯とかいうやつなんだろうなぁ
「さぁ男、2度目の初物だぞ」
無理!無理!
「そう心配しなくても良い。男にも効果があるように、私にも効果はある。
まさかここまで若返るのは計算外だったがな」
ちょい待てコラ。
寝つけなかった。
豆球の薄明かりだけを見るともなしに見ている。
横ではクーが満足げな顔で規則的な寝息をたてている。
とりあえず調味棚の中身は全て処分しよう。
>>310 寝オチではなく、投稿間隔待ちに余所事したらフリーズしたので
今日に持ち越しただけです。すみません。
とりあえずお題に答えた話はこれで終了。
本当は元に戻る話の予定がまたしょうもない方向へ…orn
GJ
寝オチと疑ってすんませんでしたm(__)m
つきましては続きを(ry
これは罠だ!!クーが俺を落とす為に仕組んだ罠だ!
大体、部屋に鍵を掛けても逃げれないなんて、おかしいじゃないか!
めだかボックスは素直クールだろうか
おそらく素直クール。
主人公はツンデレと言っていたが、素直クールの知名度を鑑みた苦肉の策だと思われる。
思ったが、くーの相方の男は基本ツンデレ気味だよな。
321 :
名無しさん@ピンキー:2009/05/23(土) 22:25:07 ID:+EMTaq8M
クーの素直クールさにドキドキしちゃう赤面症なショタ系男とか新しくね?
それは素直クールに萌えるんじゃなくてショタに萌えるんじゃね?
>>320 俺も読んだとき、「あれはツンデレと言うより凛デレだな」と思った
ネガティブな素直クールがみたい
「男、今日も放課後ねっちょりと愛し合わないか?」
「あー、ちょっと今日は予定があって無理」
「……そうか。
毎日毎日求めてしまうことがいつかうざったく思われることは少なからず想像はしていたが、それがこんな早く訪れるとは……。
今日この日を境にして徐々に二人の間に溝ができ、それが取り替えしのつかないものになっていくっ……!
死のう……男と共に歩めない人生にいかほどの意味があろうか……」
「ちょ、ストップストップ!
今日は親戚が来るからダメなだけで、うざいとも思ってないし俺だって毎日愛し合いたいから!
明日は今日の分も頑張るから!」
「そ、そうか!
済まない、少々はやとちりが過ぎたようだ。
うふふ、明日は存分にねっちょりできるな!
明日への希望が漲ってきたぞ!」
「……そうだな」
……ちょっと違うか?
>>316 ちょっとだけ続きます。今日でこのぺア別れたい。
>>318 では解答編というか参考までに。
寝オチはないけどフリーズはありで以下、連続投稿。
暖かな日曜日。
こんな日は外でゆったり歩くだけでも気持ちが良さそうだ。
しかし今は家の掃除、の手伝い。
クーは相変らず作業の合間に作業をするようにてきぱきと動いている。
今も昔も変わらないんだろうなぁ。
さぁせめて足を引っ張らないようにしなくちゃな。
クーの掃除計画の残りは温かくなった布団をとり入れるだけとなり、
今は2人で小休憩。
「さっぱりしたねぇ」
「君が手伝ってくれたので随分捗ったよ」
「いやいやクーの動きに比べたら全く役には…
でも、1人でやらないで今度も起こしてくれれば手伝うから」
「いや、本来ならば私が1人でできる事だったのだ。この身でなければ…」
クーは常日頃掃除を怠らないが気になる所を覚えておき一気に片付ける事にしている。
天気が良ければ日曜日にする事が多く
いつもの遅い起床時には粗方済んだ状況でクーと挨拶を交わす事が多い。
しかし現在のクーは小学生の様に小さくなってしまっている。
その原因がどうであれ、なにかと支障をきたすのには変わりなく
手伝うのも夫として至極当然の事。
「疲れている君には悪いがあのシーツも洗ってしまいたかったからね」
「あぁ確かにそうだね」
リビングの角に畳んである洗濯物のシーツは本来の白を取り戻していた。
「まさかあんなに出るとは…」
「本当に大丈夫?」
「慣れているわけではないが2度目だった事と効果が持続してくれた事もあり辛くはない」
クーは下腹部をゆっくり擦っている。
クーがどう言おうとカレーに一服盛って
犯人のクー自身は計算外に小さくなってしまい、
標的のこちらはその効果のお陰で小学生サイズのクーといたしてしまった。
体と心は理性の外なのに記憶だけはしっかり残っているから
このなんとも言えない罪悪感(&背徳感?)が辛い。
「しかしこの体でも愛してもらえて尚且つ快楽に興じれるのは重畳」
「クー」
「男も良かったのではなかったか?あの様に幾度もなく突き上げられたのは記憶にないぞ」
「あ、あれは…」
快楽に溺れてた上にやたらと軽かったしなぁ
クーもいつもと違ってなんか嬉しそうな顔だったんだよなぁ
「腿を抑えられて奥で出された時は体が抜けそうな感覚だったのにも驚いたが
まさか男がそのまま座位で続けるとは…」
「クー、昨日の反省会はもぅそこら辺で…」
昨日の勢いに任せた自分を殴ってやりたい。
「そうだな。では反省会を活かすためにも今日も頑張ろうではないか」
「絶対や・ら・な・い!」
そう宣言して布団を取り込みに行く。
背後の小さき人は何か善からぬ事を考えてる風だった。
さて危険な夜になった。
朝一番で張った調理棚のガムテープ(開封厳禁と書いてある)と
封印はまだ無事のようだが油断大敵。
食事も予め釘をさしておいたから異常はなさそうだ。
一応いろいろとクーの暴走を止める策はしたが効果はクーのそれには及ばないだろう。
ちょっとやり過ぎた策もあったがそれで止まってくれるなら良しとしよう。
まぁしないよりはましか。
床に着いてクーは想定通りの事をした。
「なにをしているのかな、クー?」
「ナニをしようかと思っているのだよ、男」
クーは腕枕をさせながら体を固定させて自分は人の股間を擦っている。
そんなクーが策を弄しても、弄するもの望みの強度にならない。
「諦めて寝ようよ」
「むぅ、さすがに昨晩の様にはならぬか」
「薬でどうにかするというのは…料理の支度中にも言ったけどさ、
一方通行のやりとりってつまらないでしょ?
クーと2人で笑ったり楽しんだりするからいいんであって…」
「男が楽しんでくれれば私はいつでも楽しい」
「でもクー、今のこの小さな体、元の体の時でもだけど
君が不用意に傷つくのは嫌だ」
「私の体を思ってくれるのは至上の喜びだ。だが…」
「大丈夫。クーがクーでいてくれればいいから」
「でもこのままではいずれ…」
「掃除の時、クーはやたら高い所や重い物以外は支障ないよね?
なんか小さくなってもてきぱきとできるクーって凄いなって思ってさ。
クーはどうなっても変わらないし、
君を見てるこの思いも変わってないって気付いてね。
だから大丈夫、君を愛してるのも変わらない」
少しの間。
懐のクーはこちらを一途に見ている。
恥ずかしさで逸らさないように見返す。
「こんな小さな体、貧弱な四肢でも?」
「あぁ」
「愛し合うには足りない物ばかりだ。満足させるには自信がない」
「大丈夫だって」
「この口では咥えるが精一杯だったのだぞ?」
ぺちっ
左手でクーの頭を軽く叩いて微笑む。
「ったく、クーは変わらないな」
「変わらなくて良いと言ってくれたのは君だ」
右手で叩かれた所を擦りつつクーも微笑む。
「でも変わったところがあるな」
「変わったところ?」
「変わったというか、気付いたのかな?クーは可愛い」
「可愛い…?」
おやクーさん、なんか非常に珍しく顔を赤らめてません?
「あぁなんかね、いつもはクールで綺麗な感じだけど
今はどたばたしてる事もあってか、なんか可愛いって感じだよ」
「可愛い…」
「そういえば、可愛いって言われてないとか…?クー?」
クーは膝を抱える様に丸まりながら体は小刻みに震えている。
「どうした、クー?!」
「男…、男…、服を脱がしてくれ…」
「え?」
罠?と一瞬頭を過ったが額に細かな汗を浮かべるクーを見て
男は急いでパジャマのボタンを外し体を起こして脱がした。
下着を着用してないので一糸纏わぬ姿にクーはなった。
蹲るクーの姿を見て男は気付いた。
「あ!体が!」
少しずつだが加速度的にクーの体が拡大していく。
そして3分。
「止まった?クー?クー、大丈夫か?」
「あぁどうやら効果が消えたらしい」
「それは良かった。いきなりなるからびっくりしたよ」
「さて、それではしようか」
「え?」
「え?ではない。もう体も戻ったのだ、何を躊躇う?」
「躊躇うも何も、何故?」
「それはな…」
クーは男の体に抱き着いて耳元で囁く。勿論、一糸纏わぬ姿で。
「君が可愛いと言ってくれたからだよ」
支援とか要るのかな
>>324 いきなり「死のう」はアレなんで「部屋の隅で体育座り」や「一晩中∞プチプチ」とか段階をつけるのが良さ気。
私は元・幼な妻である。
毎日せっせと炊事洗濯家事一般を使命とし
愛する旦那の男の帰りを待ちわびる元・幼な妻である。
今回の食事に一服盛った件は
目的は果たしたがさすがに男には悪いと思った。
次に作る時も考えてはいたがキースパイスが封印の中である事と
なにより私の体の事が心配だと言う男を裏切れない。
男の悲しむ顔や今後の事を考えると不正な事で愛は貰えないと痛感した。
男は愛情深く理解のある人だが、やりすぎては何事もよくない。
愛しき男が帰ってくる前に愛しき一部の調味料達とお別れをしておく事にする。
男が珍しく実行に移したのだから怒りの程も解ろう。
その調味料棚の封印を解く。
帰ってきたら説明すれば解ってくれる男だから出来る事。
私はなんと果報者だろう。
あのような良き人と夫婦であり、その仲もいまだ好調。
少々積極的でないのが玉に傷だが相性は抜群であるし…
うむ、いつ何時また用が有るとも知れぬし
さすがに捨てるには忍びないので調味料達には実家へ送るとしよう。
棚から配送用のダンボールへ移し替えていると奥の方に封筒を発見。
男の字で私宛ての様だ。
何故こんな所に?
あぁここなら私がいつか見ると思ったのだな、奥床しいな男。
「クーへ
本当は面と向って言うべき事なのだけど
君を見て言う勇気は出てこなかったので手紙にします」
恥ずかしがってるのか、男よ
「君と出会ってたくさんの出来事がありました。
それはたくさんの思い出として残っています」
あぁ私もだ。
「いままで良くしてくれてありがとう。
君の幸せを君の思い出と共に祈っています」
どういうことだ?
「紙には書いておきました。
最後に手間をかけるけど提出しておいてください。
じゃあ さようなら」
ま、まさか!
私は同封してあるその紙を見た。
緑の枠のそれには男の名前と捺印がされていた。
わたしはなにもかんがえられなくなった。
ただじぶんのあやまちでたいせつなものをなくしたことだけしって。
おいおいおいおい
ここで終わり?
キッツイわー
ま た フ リ ー ズ か
って、よくみたら
>>325に書いてあるな…
本当にこれで終わりなのか…?
1時間半かけて一生懸命読み直して、やっと
>>325に気付いたID:plegY7HKに萌えた
さて、フリーズはいつ解けるのかね?
個人的にはこんなBAD ENDもいいかなと思う曇りの日曜日
皆落ち着くんだ!
「男は帰ってくるまで判らない」
つまり結局は男が帰ってきて落ち込んでるクーをわたわたなだめて終わりというフラグだ!
そして、ふたりでニャンニャンとなるフラグだ!!
引っ越しの荷造りをしている。
クーと結婚してから住み始めたここから引っ越すのだ。
ダンボールがそこかしこに置かれた部屋ばかりだが
目を閉じれば様々な思い出が甦ってくる。
まさかこんな風に逃げ出す様に出ていく日が来るとは…
ふと視界に箱が入った。
それには”調味料”とクーの字で書いてある。
「まだあったのか…」
これさえなければ…
クーがカレーを作る事もなく
小さくなってしまったりする事もなく
そしてあの手紙を読んでしまう事もなかった。
あの日、帰宅するとクーがリビングで倒れていた。
近くにはこの箱。
開封厳禁だと念を押して封印までした調味料棚の扉が開いており
どうやら箱に移し替えていたのが解った。
クーの近くには封筒と紙が数枚落ちている。
クーを腕に抱き、気付くのを待ちながらその紙を確認して青ざめた。
なんでこれを?!と思うと同時にこれが原因だと解った。
回収しとけばよかった!悔しさで奥歯を噛む。
「男…」
「あ、クー、気付いた?」
「本当に男なのか?」
「あぁ本物だよ。なぁクー、これ」
と言ってクーに離婚届を見せる。
即座にクーの顔が強張ったのがわかる。
「こんなのこうやって…」
離婚届を細かく裂いて横へ投げた。
「破り捨てれば良いだけの事じゃないか」
「そうしても男が帰ってこなければ一緒だ」
「現に帰ってきてるよ」
「う、うぅ…」
クーの嗚咽を胸で受ける。
「ごめん。やり過ぎた。これっぽっちも本心じゃないから」
この数日後からクーの調子が悪くなり、それは一月近く続いた。
時同じくしてクーが愛情の確認だとか妻の務めとか理由をつけても
性交渉をする事がなくなった。
そう、2人とも好き過ぎて、愛し過ぎて、やり過ぎてしまったんだ。
でも、もう2人には戻れない。
自ら行った行為の代償は自らが負わねばならないのだから…
「あなた〜?」
新しき愛する者の声がする。
感傷にひたっている場合ではない。
さぁクーに笑われないように頑張らなきゃな。
レスや感想、そして読んでいただきありがとうございました。
思ったより長く続いてしまいました。
そして想像より反応がいい。
とりあえずサクサク読めて楽しんでいただければ
書き手として冥利に尽きます。
IDがGj
「なぁ士郎」
「なんだ?」
「重い女、と聞いてどう思う?」
「……あれか? ダイエットでも始めるのか? でもお前さんにゃ落とすような余分な肉はないと思うが」
「うむ、腰のくびれ具合には自信がある」
「そうだな、お前さん、栄養が全部オツムにいっちゃった典型だよなー」
「参考までに聞くが、どこを見ての発言だ?」
「何を言ってるんだ? 俺が知恵を傷つけるような事を口にするわけないだろう?」
「よしよく言ったいい度胸だ。今日の夕飯は覚悟しろ」
「でも俺むやみに大きいより手の平にすっぽり収まるくらいが好みだな」
「ほほう? それは初耳だ」
「まぁぶっちゃけ後付だからな」
「後付?」
「要するにどんな大きさかより、誰についてるかが重要と言うわけだ」
「ふ、うまく切り抜けたな」
「そりゃもう付き合い長いですし?」
「よかろう、夕飯は予定通りに腕を振るうとしよう」
「そらよかった。楽しみにしてるぜ」
「うむ……ああ、いや、大分話がずれてしまったな」
「あー、何の話だっけか?」
「うむ、『重い女』だ」
「あー、それそれ。そのものズバリな重さの話じゃないとすると……あれか、温度差とかそっちか?」
「うむ」
「なるほど……つまり、自分が重い女かどうかが気になった、とかか?」
「……恥ずかしながら」
「んー、俺の正直な感想は『ヘンな事を気にするもんだ』だな」
「そうは言うがな、自分で言うのもなんだが私は一途で、士郎と交際を初めて以来その他のことの優先順位が下がる一方だ。
そのこと自体は私にとっては幸福なことなのだが、それが……」
「俺に重かったりしないか、不安になったか?」
「……うむ」
「あー、なんつーか……俺はそんなことは思ったこたぁないし、むしろ根無し草な俺をいつも待っててくれる俺には過ぎた相手だと
思ってるぜ?」
「しかし……」
「まぁあれだ。もし重いと思ったとしてもよ……その重さに耐えられるように鍛えればいいんじゃね?」
「……簡単に言ってくれるものだ」
「まぁその辺は、多少重くなったところで逃げたりはしませんよーという意思表示ってことで一つ」
「そうか……よしわかった、ならば重いかどうかなぞ気にすることなく、これまで以上に尽くすとしようか」
「お手柔らかにな」
「何を言う、どれほど重くなろうとも、受け止めてくれるのだろう?」
「どれほど重くなっても、、とまでは言った記憶はないが……まぁ、メ一杯努力はするさー」
「うむ、ならば早速、負荷を増やすとしよう」
「うん?」
「今日の夕飯は、予定を変更して腕によりをかけよう。覚悟しておいてもらおう」
「へーへー、せいぜい腹を減らして楽しみにしてるよ」
余談。
美恵:大鑑巨砲>清恵:伏兵>>>知恵:補給経路に滞りあり>明恵:豆鉄砲>純恵:未来の可能性
O<ID:GjAQGLZq、ちょっと表に出ろ
※○※
< \
ツンデレの不幸話はざまあwと思いつつ萌えられるのに
素直クールの不幸話はいたたまれなくなるのはなんでなんだぜ!?
クーは幸せになんなきゃダメなんだい
と駄々をこねつつ
>>233の続き
――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
僕と先輩は腕を組んだまま下校している。
あのあと、生徒会室の戸締りを終えた先輩がまだ脚がふらついているようだったので
僕は先輩の鞄を奪い取ると「家まで送ります」と言った。
「…」
そのときの先輩の顔を僕は忘れられない。
いつものクールな表情のまま。
でも瞳が嬉しそうに輝いていた。
ただ、嬉しそうに。
宝石みたいな、吸い込まれそうな瞳の色。
先輩は本当に奇麗な人なんだ、と改めて気づかされて――胸の奥が熱くなった。
そんな瞳の色に僕は一瞬で魅了されてしまって。
気が付いたら、先輩に肩を貸しながら。というか腕を組みながらこうして二人で夜道を歩いている。
「…ふぅ」
僕の首筋に先輩の吐息がかかる。
くすぐったくも嬉しくもある、そんな近い吐息。
夢じゃないだろうか。
ずっと憧れていた、でも手の届かないと思っていた先輩が。
こうして、息のかかる距離まで近づけて。
身体の柔らかさを感じられて。
僕の事を好きだ、と言ってくれて。
ホントに、夢じゃないだろうか。
「そういえばキミは満足してないな」と、唐突に先輩が言った。
何を言っているのかわからなかったのでそう訊ねると、先輩はまた言った。
「私は二回もイってしまったのに、キミは一度も達してないじゃないか」
と、真面目な顔で言う。
「恋人同士なのだから、片方だけが一方的に気持ちよくなってしまうのは不公平だ」
そんな先輩の顔を見ていると、なんとも言いがたい気持ちが湧き上がってくる。
年上なのに可愛いというか、えっちなことなのに生真面目に考えてるのが愛らしいというか、
胸の中にドロドロした熱が生まれてくるような感覚がしてくる。
組んだ腕で触れ合う肌がジンジンと痺れてくるような感覚。
だから僕は、そんな先輩にこう言った。
「嬉しかったです。先輩が、僕であそこまで気持ちよくなってくれたなんて」
先輩を傷つけないためのウソなんかじゃなかった。それはまったくもっての本心で。
「…そうか」
やっぱり嬉しそうにそう言う先輩。
ああもう、なんか可愛すぎて、そんな先輩が僕の事を好きでいてくれて、
嬉しくて足が地に付いてないんじゃないだろうかとさえ思ってしまう。
「なんだったらそのへんの暗がりで続きをやっても「ダメです」」
先輩の眼鏡の奥の目が怪訝そうな色を帯びる。
「僕の大事な先輩のハダカなんですから。他人の目に晒すかもしれないような場所じゃ絶対ダメです」
「……くぅ」
先輩はそんな風な、奇妙なくぐもった喘ぎを吐いた。
先輩はそんな風な、奇妙なくぐもった喘ぎを吐いた。
「やはりキミは優しいな。私の目は間違ってなかった」
先輩はそう言うと、嬉しそうに僕の腕に強く抱きついてくる。
先輩は僕よりも背が高いから、自然と肩辺りに先輩のその、豊満な胸がふにゅっというかむにっというか、
当たるわけで。
つい数十分前にはエプロン一枚越しに揉んで触ったのに、そのときよりもずっと興奮しちゃうのは
なぜなんだろう?
僕の肩で先輩が口を開く。
「『逢いみてののちの心にくらぶれば 昔はものを思わざりけり』」
先輩のメゾソプラノな声が僕の肩に直接響いてくる。
「やっと本当の意味がわかったよ。
私は今まで、愛しい人の身体の匂いを嗅ぎながら触れ合う事がこんなに幸せだなんてことは知らなかった。
大好きな人と腕を組んで歩くのがこんなに素晴らしいことだなんて知らなかった。
ただの夜道が、天国のようなバラ色に変わるだなんて事はキミを好きになって初めて知った。
キミがいてくれてありがとう。
私と出会ってくれて感謝している。
そして私のことを好きになってくれて本当に嬉しく思う」
もし陽のあるうちにそんなことを言われていたら先輩にも僕の真っ赤な顔が見えてしまっていたはずだ。
ヤバい。心臓、破裂しそう。
すごく近くで先輩が僕の耳に囁く。
吐息が耳たぶにかかって背筋をゾクゾクという感覚が走る。
「そうだ。今日は記念ということで、家で夕食を食べていかないか?」
「いや、その、先輩のお家の人がいるでしょう?」
「大丈夫だ」
と、先輩は続ける。
「是非キミに私の料理を食べてもらいたいんだ。本当は私自身を食べてもらいたかったのだがな。
でもうまくいかなかったから、今日のところは料理だけでいい」
蕩けるような瞳でそんな甘い言葉を囁かれたら、僕には「はい」か「YES」以外の回答なんてできるわけもなく。
「ここだ」
一ブロックくらい続いている塀が門に変わり、そこの表札には「長野」と先輩の姓が書かれている。
…先輩んちはどんだけ大邸宅なんですか。
っていうか、両開きの扉の屋根のある門なんて神社くらいでしか見たことないです僕。
先輩はその横の小さな扉を開けると僕を手招きした。
庭に入れば入ったで、そこはもうなんていうか。公園?てなくらいの広さ。池とか山とかあるし。
いつの間にか先輩に手を引かれている僕。
先輩にただ連れられるままに母屋であろうでっかい屋敷に着く。
…玄関だけで俺んちくらいありそうなんだけど。
「只今帰りました」
と先輩。
「あらあらまあまあ」
玄関口に立っていたのは美人さん。
玄関口に立っていたのは美人さん。
目鼻立ちはくっきりしてて、先輩をあと十年くらい美人のまま成長させたらこんな風になるのかな、というような
ちょっと可愛い感じの大人の女の人だ。
「静香ちゃんが男の子を連れてくるなんて!」
その人はなんだかビックリしているようで。
「お母様。彼が福島君です」
…やっぱお母さんなんですか。もしかして、とか思ってたんですが。
「まっ! このこが、あの福島君なのね」
あの、ってどういうことですか。
「始めまして。私、静香の母の直子サンディです。福島君のことはいつも静香から聞いてますよ」
え?
えーと、あの。
「言わなかったか? 母はアメリカ人と日本人のハーフなんだ」
知りませんでした。…ということは先輩って。
「つまり、私はクォーターということになるな。キミとの子供はワンエイス、ハーフクォーターということになる」
先輩の爆弾発言に一瞬呆けてしまったが、それでもとりあえずご挨拶をしないといけない。
「あ、その、はじめまして。僕が福島です。その、先輩とは、あの、お付き合い、させてもらってます」
「今日彼に告白してもらったのです」
そう言って先輩は僕の後ろから肩とか首とかをぎゅうっと抱きしめる。
というか、胸が盛大に肩やら首にむにゅっと当たってるわけで。
先輩先輩、お母さんの前ですよ?あまりそういう過剰なスキンシップは。っていうか、その前にも
なんかすごいこと言いませんでしたか。子供がどうとか。
でも先輩のお母さんはうふふと笑いながら「あらあら。仲がいいのねえ」
なんて能天気なことを言ってるわけで。
「静香が毎日言うのよ。福島君がどんなに可愛くて素敵でかっこいいかってことを」
普通年頃の娘さんが親の前でこうもベタベタしたら親ってのはあまりいい顔をしないもんじゃないんですか。
「当然です。彼ほど可愛くて素敵でカッコイイ男の人はいませんから」
僕の焦りも全く気にしていない先輩はそう言うと、靴を脱いで僕をぎゅっと抱きしめると、
「着替えてくる。お茶でも飲んで待っていてくれ」
とパタパタと階段を駆け上げる。
そんな先輩に、先輩のお母さんの直子サンディさんはdでもないことを口にした。
「静香ちゃん、もしかして今夜はお赤飯にしなきゃいけないかしら?」
「まだです。お赤飯はまた今度にしてください。近いうちだとは思いますが」
どことなく嬉しそうな期待のこもった表情で先輩が言う。
…ソレってなんのことについて仰ってるんでしょうか?僕の想像はなんだか不思議と外れてないような
気がするんです。
つづく(とおもう)
おそらく
>>340は
>この数日後からクーの調子が悪くなり、それは一月近く続いた。
つわり
>時同じくしてクーが愛情の確認だとか妻の務めとか理由をつけても
>性交渉をする事がなくなった。
子供が出来たから自重
>そう、2人とも好き過ぎて、愛し過ぎて、やり過ぎてしまったんだ。
>でも、もう2人には戻れない。
>自ら行った行為の代償は自らが負わねばならないのだから…
子供ができたからもう二人じゃない
というのが一番それらしい解釈だと思うんだが
だがそれを狙ったのだとしても褒められたやり方ではない。過剰なオナニーに思える
逆に何も考えずにこれをやったのだったら何考えてんだという話し
>>349 なーんだ
だったらゆるす
読解力ないな俺w
O<
>>349、最後の四行についてkwsk逝って見なさい?それ如何ではチャージ解いてあげるから
※○※
< \
>>348 + +
∧_∧ +
(0゚・∀・) つづきまだー
(0゚∪ ∪ +
と__)__) +
>>349 「あなた〜」の部分が気になってもにゃもにゃするが
脳内素直クールに「君はいろいろ考えすぎだぞ?それは君の魅力でもあるが欠点でもある。第一私は君に私以外のことを考えてほしくない。
……ふふ、こうやって抱きしめれば君は私のことしか考えられないだろう?」と抱きしめられながら慰められることで心の平穏を保つことにする
>>351 >「あなた〜?」
呼んでいるのは娘。幼児の言語は親の模倣なので、クーが男のことを「あなた」と呼び続けていれば男のことを「あなた」と呼ぶようになるのもおかしくはない
>新しき愛する者の声がする。
娘のこと
>感傷にひたっている場合ではない。
>さぁクーに笑われないように頑張らなきゃな。
娘と戯れている男を後ろで見守っているクーに笑われないようにというそのままの意味
あそこまで書けばこの部分はこうなるのは当然と思って書かなかっただけだ。これなら何もおかしくは無い。ただミスリードを誘っているだけということになる
>>351 どうする?
m-◇-m
ノ \/ ヽ
<∨>
( ゚ω゚ )
私はクー。
生来、感情を外に出す事が苦手だ。
成長するにつれ、それは無愛想ととられたり、冷淡と見られたり
氷の女と揶揄されたりしていた。
しかし私はそれでもいいと思っていた。
独りで生きていく為の能力等も手にした、
変えられない他人の反応を気にしているのも疲れた、
このまま煩わしさを避けて生きていこうと。
男に邂逅するまでは。
男は変わっていた。
初対面の私の反応をさも普通に流した。
男は変わっていた。
私のいきなりの告白を受けても3時間の質疑応答の末、快諾した。
男は変わっていた。
両親ぐらいしか解らぬ私の感情を理解できるようになった。
男を愛したい、信じたい、守りたい、助けたい…
男に愛されたい、裏切られたくない、嫌われたくない、捨てられたくない…
男と会ってから、触れてから、愛し合ってから、
私は様々な感情を知ると共に
距離が近くになればなるほど
幸せを感じれば感じるほど
いつか来るかも知れない不安が増大していくのも感じる。
いっそ言葉に出して言ってしまいたい。
そうすれば、男は優しさから私を捨てないかもしない。
男は変わっていた。
所謂まぐろ女であった私を根気強く愛して快楽の虜にしてくれた。
男は変わっていた。
こんな私を妻にしてくれた。
男は変わっていた。
私は変わっていった。
炊事洗濯家事一般、私は男の為にする事に幸福感が生まれる事を知った。
愛情?生き甲斐?依存の愛?自己満足?
幸福に彩られた日々が来るならなんとでも言えば良い。
朝、目覚めば男がいる、
昼、男の生活を健やかにする、
夕、男を待ちわびて労い労われる、
夜、男に抱かれて眠る。
あぁ私がこんなに幸せになれるだけでなく
昔の私も男によって救われた。
私が男に渡した私を殺しうる物を私が軽はずみに受取り傷を負った。
愛以外のモノで、確たるモノで私は男と離れない様に強く結ばれるよう願った。
その代償として私は体の変化を。男には心配等を。私達には…
「赤ちゃん?」
「次回には母子手帳が貰える…男?」
「…本当?」
「…疑ってるのか?」
「いやったーーーーーーーーーーーーーーーーーーっ!!」
「お、男?」
「でかした!立派!さすがクー!」
「男、きついきつい」
「うぁわととと、ごめんごめん、大事な体、大事な体」
「喜んでくれるのか?」
「え?なんで?…あぁ!当たり前じゃん、子供だよ、子供!お父さんになるんだよ
喜ばないわけないじゃないか、それにクーはお母さんになるんだよ!」
「お父さん…お母さん…」
「うちの両親にもクーの方にも言って…まだ早いかな?」
「知らせるのは夜も遅い、明日でも良かろう。
…そうか、喜んでくれるか…ふふふ」
「男よ」
「なんだいクー?」
「溜まってないか?」
「何が?」
「性欲と、有り体に言えば精液」
「ぶーーっ」
「おっと、大丈夫か?これで拭きたまえ」
「げほっ、げほっ。 いきなり何言うのよ、この人は」
「安定期も過ぎ、近頃、君とも御無沙汰だ。
私は正直、下半身、特に腰が痛い。だからまだ普通通りはできないが
せめて口か手で手伝いができるのだがどうだろう?」
「いや、いいよ。クーは楽な姿勢のままでいなよ」
「そうはいかぬ。
君を疑っているわけではないが妻が妊娠中の夫の浮気率は高いのだ。
それは偏に夫婦間の性生活の欠如にある」
「まぁ、そうは聞くね」
「故にだ、これは単なる処理作業ではなく、愛情の確認であり、妻の務めでもある」
「うん、解った」
「ではここでするかね?それとも寝室で…」
「謹んで御遠慮させて頂きます」
「な、何故だ?」
「独りでやれるから。クーが無理してまでやる事じゃないって」
「そこは夫婦の協力が…この大きさでは今日明日には自然放出して…」
「うわぁ、いきなり掴むな」
「やはり<海藻液>と指でならものの数秒で…」
「いいよ、自分でやるから」
「…足でもできるぞ?ストッキング有りでも」
「…御遠慮します」
「残念だ。しかしオカズは使ってくれるのだろうな?」
「はい?」
「一応こんな事もあろうかと
私の様々な痴態を写した画像や私達の夜の営みを保存した動画なら、
そこの棚の後ろに保管してある」
「いつの間にそんな物を!」
「もちろん、小さくなった時のもだ。いきなり萎んだな?」
「あぁトラウマだよ、あれは…」
「お疲れ様、クー」
「あ、ありがとう。やはり女だったな」
「調べないでよく解ったね。
それにしてもヒーちゃんはダントツに可愛いよ」
「ヒー?」
「愛称ね。上の字は”ひ”にするからヒー。
クーとヒーというのも悪くないし」
「まぁ悪くはないが…そうそう、男」
「?」
「娘の前で呼び合うのに男というのもおかしいし、クーというのもどうだろう?」
「パパ、ママ?」
「父さん、母さん?」
「ダディ、マミィ?」
「旦那、お前?」
「これを機に変えるのもわかるけど…ずーっとクーって言ってきたからなぁ」
「…あなた」
「うわっ」
「どうした、そんなに変か?」
「始めて会った時にもそう呼ばれたね、思い出した」
「あぁあの時は多分、こうだ、”貴方”」
「そうそう、なんか怒らせたと思ったんだ」
「私は怒ってなかったのにね、あ・な・た」
「…怒ってる?」
私が数年かかって言われたのに
生まれて数時間で可愛いと言われた娘、ヒー。
ヒーを授かってから私の中に残っていた不安は姿を見せなくなった。
男との確かなものが出来て、
そんなものに負けていられない決意が私を変えさせたと思う。
母性というものは至極、簡単で強いらしい。
男は相変らず私を愛してくれる。
そして同じようにヒーも愛している。
半分になるのでは?とそれとなく聞いてみた事があったが
2倍に増えただけと即答されてしまった。
男はやはり凄い。
ヒーは私に似ているらしい。
風貌は確かに似ているが気質はどうだろう?
舌足らずだがよく喋るし情熱的な程、元気だ。
私のような苦しみはなさそうだが
彼女にもいずれ男のようにいい伴侶が見つかるよう祈ろう。
私達は近日中に引っ越すので今日も準備だ。
引っ越しは男が手筈を整えた。
かなり急な話だったので
理由は聞いたがそう問題ではない事なので一度は却下したが
せめてヒーが就学前に、と懇願するので了承した。
男は少々気にし過ぎだな。
ところで…
「ヒー、男の邪魔になる、向うへ行ってなさい」
「お母さんはこう言ってるけど、あなた〜どうする?」
「ヒー、あなたではないだろ、お父さんだろう」
「お父さんにあなたって言ってもいいでしょ」
「言っても良いのは私だけだ」
「おばあちゃんはおじいちゃんにあなたって言ってるよ?」
「父と母は夫婦だからだ。そして…」
クーはヒーを膝に乗せたままの男に長いくちづけをした。
「男と私は夫婦だからだ」
<おわり>
あぁ君達、君達。
君達がこのマンション中や公園やそこかしこで
そんな会話をしてくれたので
御近所の目に耐えきれなくなって引っ越すのを決めたのをお忘れですか?
クールの娘はヒートか
でも素直なのは遺伝すんだなw
GJだぜ
本来ならば以下の文章はここに書き手が書くべきではない事ですが
御迷惑をおかけした事について説明を…
>>330>>331は皆さんのレスで「告白」or「黙秘」の時のように
オチを選ぼうとしてました。
そして
>>338氏
>>339氏の展開予想が出たので
いつもの押し倒し的オチを止めて
ミスリード文を裏読みなしで落胆させといて
>>349>>355氏の解釈のように読んで上げるつもりでした。
もし
>>341のメ欄を突っ込まれても解説する予定でした。
御迷惑をおかけしてすみませんでした。
それでも読んでいただきありがとうございました。
>>358から
>>362は当初書く予定だった物からを流用して
〆とさせていただきました。
今回騒動を起こしてしまったミスリード文とかは好きなので
書き途中のも投稿できないぐらいで…orn
やっぱりクーと男は幸せになってもらうのが大前提。
では。
>>364 GJでした!!
お も し ろ か っ た
まぁ読み手も色々いて色んな事を言われると思うが、
あなたの作品は面白かったよ、だからそのままで良いと思うのでがんばれ〜
>>364 目欄全然気付かなかった…
ミスリードがどうのこうのとかはよく分かんないけど、とても面白かったです!
そして、またフリーズか、とか言って申し訳なかった…orz
ミスリード狙ったにしても文章に矛盾点が多くてイマイチ面白くない
もっとどちらともとれるようなニュアンスまで文章を練り上げて欲しかった
>>364 ミスリードで泣きそうになったけど、それも含めて最高だった
素直クールは心理描写が少ないほうが萌えるのは俺だけ?
それは個人の問題だから何とも言えないかな
素直クールって特殊な存在だから、心理描写されない方が良いってのもわかるけどね
例えば(余所様のSSを出して悪いけど)某ゲーパロ氏の「既婚素クール」なんかは
素直クールの心理描写ありまくりで、それがすごく良く作用してるよ
つーか俺のイメージだと、心理描写も口からダダモレなのが素直クールな感じが
意図的に読み手に不快感を与えておいて反応をうかがうとか、相当意地が悪いっすね。
Gj Gyu
グッジョブ ギュウ
抱きしめながら褒めてくれてる
最高です。
職人さんは?
世界の宝。
漢は黙って……
wktk!wktk!
職人さんはまだお休みか…
住人から職人にクラスチェンジするにはどうすればいいのだ
gdgd言わずに書け。話はそれからだ
+ +
∧_∧ +
(0゚・∀・) ワクワクテカテカ
(0゚∪ ∪ +
と__)__) +
「愛していると言葉を重ね続けすぎると、個々の言葉の価値が減じるのではないかと思ってな。
だから少しの間、感情について言葉を重ねることを自らに禁じてみようと思うのだがどうだろう」
「……唐突だな。だがまあ、たまにはいいんじゃないか」
「…………」
「…………」
「男、愛してるぞ」
「…………」
「どうだ? 少しは重みが増しただろうか」
「今のがそうだったのか。随分早いな。我慢はどうした」
「これ以上は無理だ。想いが募りすぎて心臓が破裂する。殺す気か」
「……そうか。うん、まぁ、嬉しいよ」
「そうか……ふふっ、そうか、そうか……ふふっふふふふふふ、そうか」
「お前が喜んでどうする」
保守。
保守ならもっと我慢させないとな
ぷはっ!殺す気か!!(AA略
を思い出した。
彼はまだ薄暗い朝5時きっかりにおはようといって私のハートに火をつける。
すぐには動き出さない、じっくり一分ほど焦らして抱きついてくる。
今日はどこに行くの?と問うといつもどおり峠を越えて会社へ、だって。
感度を確かめてギアを1st、クラッチリリース、ゆっくりと動き出す。
彼に支配される喜びに全身を震わせながら、だけど愛しいわが子を抱くように優しく。
私の名前はCBR250RR、彼にKOOLと呼ばれているモノ。
彼に愛され、彼を愛するモノだ。
ティン!ときたら書かざるを得ないよな?という保守
キッチンでは妻と娘がカレーを作っている。
妻のクーは料理上手でこだわりも多い。
娘のヒーもその血を引いている為か調理技術が日々進歩している。
今日は技術伝承の1つということでカレーを教えているらしい。
普通、味噌汁の味を覚えさせるのだろうがカレーというところがクーらしい。
リビングからそんな2人を見ていたかったが隔離されて部屋にいる。
「出来あがったら呼ぶのでそれまであっちにいて欲しい」
と昔からの綺麗さを損なわず若さも保ったままの妻に言われ
「父上には極上の品を堪能して頂きたい」
と昔のクーのような可愛さの娘に言われては仕方あるまい。
それにしても今日のクーはさすがに教えながらしている為か
汗をかいていて、それが躯に瑞々しさを与えているようで若さが増しているようだ。
ヒーも喋り方だけではなくクーのように成長するのかな。
小学校の高学年になったヒーは毛嫌う事もなくまだ好いてくれている。
すくすく育っていく娘にそろそろ離れられると思うと辛いが
それも成長過程として、父親の苦味の1つとして受け入れよう。
幸か不幸か未だにクーと口論したりして取り合いをしてくれているのだが。
謂れのない噂、さようなら。他愛のない話、こんにちは。
今は2人の料理を待つただの父親でいよう。
…うん、まぁ、過去の事は忘れよう…
カレーを食べている。
クーとヒーの手作りカレーは絶品だ。
入っている具材の1つ1つに感想を求めるクーに
横で微笑んでいるヒー。
なんだか逆のような気がするが
教えた者として親心か、はたまたまだまだ娘には負けれぬ母心か?
「じゃが芋はホクホク感があっていいよ、ヒー」
「では鶏肉を入れてみたがどうだろう?」
「あぁそれでたまに柔らかいのがあったんだね、良い感じだよ、ヒー」
「それでは…」
「おいおい、クー。ヒーが聞くならともかく
そんなに根掘り葉掘り君が聞いたらヒーが困るだろう?」
「母上、落ち着いて」
「そ、そうか。それはすまない」
少し顔赤らめて下を向くクー。
やっぱり微笑みながら母親を窘める、ヒー。
なにかおかしい。
なんだか解らないけどおかしい。
「そうだ、カレーもいいけど供え物なんかある?」
「らっきょうを」
「福神漬けを」
ヒーがらっきょうを、クーが福神漬けを勧めた!!
「…クー、らっきょうは瓶にどれだけ残ってる?」
「あと1月は足りそうだがそろそろ作る準備を…」
「母上!」
「?!」
クーに質問したはずなのに考えながら答えたのはヒー、
そして驚いて母上と言ったのはクーだった。
クーはらっきょうを漬けるぐらい好きで
ヒーはやたら赤い福神漬けを好むのだ。
そしてその逆は好まない。
「ふ、さすが男、よくぞ見破った」
「これが愛というやつですね、父上」
「いつにも増して冴えているからね。
やはりおかしなところを見逃して忘れなくてよかったよ」
「これが愛なのですね、父上」
「いや、ちょっと違う気がするぞ、ク…ヒー」
「混乱しているな?」
「それはするよ。それよりクー、なんでこんな事をしたの?
今度はヒーまで巻きこんで」
「いや、巻きこんではいないぞ。手助けはしたが」
「?」
「当初はヒーと男を満足させれるかで討論していてのだ。
食欲、カレーの勝負だけで済ますつもりだったのだが…」
ちらりと中身クーが中身ヒーを見る。
「母上に私が頼んだのです。母上のような体があれば私にも
父上を性的に満足させれると!」
「おいおい!」
「まぁヒーぐらいの体なら出来る事は実証済みだが
それを言ったのだが納得できないようなのでな。
ここは論より証拠と言うわけだ」
「納得しちゃいけないが、協力もするな!」
「では、父上」
「落ち着け、ヒー。じきに素直に従ってくれる」
「従えるかぁ!」
「その様ですね、母上」
中身ヒーの目線が立ち上がったこっちの股間の立ち上がったところを…またか
「ヒー! クー!止めないか!」
「やや急進過ぎる気がしないでもない。
しかし明るい家族計画みたいなものと了承してほしい」
「こんなのあるか!」
「父上…」
「ふむぅ、合意の上でないのは勧められないのだがな…
父として娘のこの思いを汲んであげられないか?」
「父として娘のこの思いは汲めません!」
「私とはこの体より幼い時にやったというのに…」
「それは忘れてくれぇ〜」
「君のそのような理性で抑えるのはいい所だが
たまには感情で動いてみないかね?」
「保守ですから」
なんという不思議なメルモktkr
いやまぁ近親姦は良くないよね、逆レイプの是非はさておき。
よくないことだよねー
続き待ってます('A
スレチだけど誤解殺気の人が描いたほぼ無反応はあんなに可愛いのに
素クーとヒーはなんで可愛くないんだろう。
惜しいよな
お前は何を
言っているんだ
非難所行け
めだかボックス結構いいね
素クーな作品ってどうにも少数なんだよなぁ
個人的にはやはり「付き合っているわけではないんだが」が最高かなあ
オススメがあったらおしえてくれぇ
>>393 >>389 >スレチだけど誤解殺気の人が描いたほぼ無反応はあんなに可愛いのに
>スレチだけど
>スレチだけど
>スレチだけど
>素クーな作品ってどうにも少数なんだよなぁ
そんなに数少ないのか?他のエロパロスレや新ジャンルスレの事情は知らんけど
>>393 つかこっちにカキコする必要ないじゃん
誤解殺気スレに書けばいいだろ常考
398 :
名無しさん@ピンキー:2009/05/31(日) 14:51:17 ID:a4sU58kD
401 :
名無しさん@ピンキー:2009/05/31(日) 22:43:26 ID:qXY3NP2U
BBSPINKに入り浸るちょっとアレな素直クール書いてみたら流石兄弟みたいになった・・・どうしよう?
書き込みたまえ
404 :
名無しさん@ピンキー:2009/05/31(日) 23:50:49 ID:M3ZNPyfi
そういや某雑誌にまんま「素直クール」ってタイトルのエロゲが小さく載ってたんだけど、詳しく知ってるヤツいる?
どうでもいいからsageろ
>>405 スマン。次から気をつける。
やり方はこれで合ってるだろうか?
>>406 ok
あとメール欄が空欄だったりageになってると
専ブラで透明あぼーんされてレス内容を全く読まれないこともあるから気をつけた方が良い。
素直クールを超える嫁なんているのだろうか
いいや居ない
今日の夜にvipでスレ立てようと思ってる、暇なら来てくれ
なんでここに投下しないのかと言いたいが、ふいんき(ryが違うしな
支援しに行こう
>>412 ひさびさに避難所のぞいたらvipでやりたいって奴がいたんでな
>>411だけど大口叩いといて悪いけど立てれなかった
誰かvipに立ててくれないか
>>415 アク禁ktkr!orz
つ「あれ?ちょっと太った?」
ク「あれ?ちょっと太った?」
男「いいえ筋肉です」
ク「フム…」だきっ!
男「うぇあw背drftgyふいじょklp;@「:」
ク「フム、確かにいい体だ」
男(言えない…幸せ太りしたのでダイエットした結果がこれだよ!とは言えない…)
つまらん流れだ
レス遅れてすみません。
>>385>>386は保守ネタですが
>>362までの続きです。
続きの予定はないです。
題名と<つづく><おわり>とかあった方がいいですかね?
生徒会長素直クールと雪子。
ここにはクォーターの素クーが2人もいるんだな
素直クール・・・俺の人生最高の嫁だぜ。
次点は関西
>>346-348の続きはさておき
小ネタ
いやその。
ちょっとは予想してたんですよ。うん。
「どうした? もしかしてキミはお腹が空いていないのか?」
そんなことないです。健康な高校生男子ですから。
そう言って僕の顔を怪訝そうに覗きこんでくるのはわが校の生徒会長にして万年トップの成績でありながら
品行方正にして容姿端麗な長野静香先輩で。
今は昼休みが始まってからわずか50秒しか経っていない時刻で。
ここは僕の教室で。
どういうわけか四時間目終了のチャイムと同時に脱兎の如く駆け出して行った僕の前の席の石川と
入れ替わるように座ったのは突然一年生の教室に入ってきた三年生の静香先輩なわけで。
男女問わず、憧れの先輩であるところのそんな静香先輩が突然教室に入ってきた瞬間、クラス中が息を呑むような
沈黙に包まれたわけで。
そんな沈黙をものともせずに静香先輩がツカツカと僕の席までやってきて、石川の椅子をくるりと廻して
僕と向かい合わせに座った瞬間、また違った種類の沈黙がクラスじゅうに広がったわけで。
「さあ、キミの好きなおかずを選んで作ってきたんだ。どうか食べてくれ」
と、手作りの弁当を広げられた瞬間の沈黙って言ったらない。
空間が歪んだかと思った。
わりと近くにいたクラスメイトは目にしただろう。
ご飯の上に桜でんぶで描かれた大きなハートマークを。
ゴゴゴゴゴゴゴ…
とか
ドドドドドドドド……
みたいな擬音が背後には飛び交っている。
オマエナンダコノヤロウナガノセンパイト
シズカオネエサマノテヅクリベントウナンテキキキキキキサマ…
でもそんな雰囲気には全く気づかないのか、先輩は自分のぶんの小さな弁当を広げて
「キミとおそろいなんだ」
と嬉しそうに言っている。
確かに美味しそうだ。タルタルソースのかかったエビフライ。リンゴの入ってるポテトサラダ。
胡椒とレモンのかかった鶏の唐揚げ。アスパラガスのベーコン巻き。
先輩の家にお呼ばれしたときに言った事もちゃんと覚えてるのは先輩らしいというかなんと言うか。
「うむ。なんと言っても育ち盛りなんだからな。ちゃんと食べないとダメだぞ」
先輩はそう言って自分の弁当箱から唐揚げを摘むと、僕の眼前に突きつける。
ええと。
つまり、これって。
箸に摘まれた唐揚げと、その向こうから見つめている先輩の瞳。
一点の曇りもない、真っ直ぐな目。
赤ん坊が母親に向けるような、疑いの欠片もない視線。
……ですよねー?
僕はいろんなことを諦めて、口を開いた。
そこに、美味しそうな匂いのする唐揚げが入ってくる。
先輩の唇に触れた箸もちょいと唇に触れたりする。
うん。やっぱり美味しいです。
ジューシーですし。
パリっとした衣と、サクサクした皮と。しっとりとした肉の旨みが最高です。
レモンと、ほのかに香るハーブの隠し味も効いてて、こんなに美味い唐揚げ食ったことナイッス。
でも、なんていうか、痛いです。
視線が痛いです。
男子生徒の目も、それとは違う意味での女子生徒の目も痛いです。
でもそんな目もまったく気にしない先輩は、
「む。お弁当がついているぞ?」
と、嬉しそうに言いながら僕の頬についた米粒をその白魚のようなほっそりとした指で取るんです。
そしてやっぱり嬉しそうな顔で、それを桜色の可憐な唇に運んで――
なんか次元の違う波動のような念がクラス中から発散されて来ています。
食べ終わると、先輩は水筒を取り出し「プーアール茶だ。消化に良いんだぞ」と注いでくれる。
「美味しかったか?」と言いつつ僕に水筒の蓋のカップを手渡す。
僕は「はい。もちろんです」と答えつつ、そのカップを受け取る。でも先輩はすぐにその手を離そうとせずに、
僕の掌を両手でぎゅっと覆って掴んでくる。
「そうか。良かった。作った甲斐があったというものだ」
先輩先輩、あの、その、周囲からの視線が痛いです。
「明日から毎日私が弁当を作ってこよう。親御さんには明日からは弁当は不要だ、と言ってくれて構わないぞ」
なんか怨念じみたオーラを浴びながら気が気じゃない僕は、先輩に言った。
「あ、あの、その、ありがとうございます。…でも先輩、できれば明日からは生徒会室とかで
一緒に食べたいんですが」
こんな黒いオーラ渦巻く環境でご飯を食べるのは健康に良くない気がする。
そんな僕に、先輩は堂々と言ってのける。
「それはダメだ。キミと私とが相思相愛の仲だ、ということを見せ付ける必要があるからな」
声が大きいです。みんなに聞こえてますよ。
「聞こえるように言っているんだ。キミは、自分では気がついていないのかもしれないが、もてるからな」
…初耳です。
「キミほど凛々しくて可愛らしくて男前な男子生徒はそうそう居るものじゃないからな。
そんなキミはすでに私のお手つきだ、ということをこうして公にする必要があるんだ」
「お手つき」という言葉になんか血涙を流している男女が数名いるのは気のせいだろう。うん。
先輩の入れてくれたプーアール茶を煽る。熱くて、でも香りの良い液体が喉に流れ込んでくる。
「美味しいです」
そう言うと先輩はまた、メガネのレンズのなかに嬉しそうな瞳の色を見せてくる。
「あ、先輩の分のコップないですね」
「構わないさ」
そう言って、先輩は僕の水筒の蓋のコップを掴んでいる手を両掌で上から覆い、器用に飲み口を半回転させてから、
つまり僕の口が触れていたあたりをわざわざ自分の側に持ってきてから、お茶を飲んだ。
こくん、と先輩の白い喉が上下するのが見える。
どうにも、叫びだしたくなるような、身体の中から生まれてくるなんだか不思議な感覚が僕の内側に充満する。
すこしだけ頬を染めた先輩は、僕に言った。
「…間接キスでも気持ちが良くなるものだな」
瞬間、僕に浴びせられる視線は20度は温度が下がったのだった。
ああ。先輩。僕はきっと死ぬのです。
小ネタでした。
静香先輩と福島君のラブラブえっちはそのうち書きたいです。
長い目で見守ってやってください。
最後のちょっと文学チックなオチにわろたwwwwwwgj
萌えた
_、_
( ,_ノ` ) n
 ̄ \ ( E) グッジョブ!!
フ /ヽ ヽ_//
> 「聞こえるように言っているんだ。キミは、自分では気がついていないのかもしれないが、もてるからな」
総務の山口先輩参戦フラグですか?
+ +
∧_∧ +
(0゜・∀・) ワクワクテカテカ
(0゜∪ ∪ +
と__)__) +
GJです!
職人さんが戻ってきてwktk
厨房が増えてきてゲンナリ
(;´・ω・`)っ 鏡
まぁそれすらも素直クールスレにはスパイスの様なモノ。
クーと男のラブ時空に嫉妬する野次馬の様な。
顔文字AA使ってわーわー騒ぐのがうっとおしいならそう書けばいい。
厨房のレッテル貼り付けたお前にも非はあるんじゃないか?
なら今度からは遠まわしに言うのではなく直接言うようにしよう
>>435 死ね
お題「スパイス」「野次馬」
ここは大学の食堂。
安くて量がある事が貧乏学生にはなにより嬉しくて日参している。
今日のオススメはカレーだったのでカレーにした。
オススメになると50円安くなり大盛りは+50円。
必然的に大盛りになる。
プラスチックの食券を渡し、
トレイに載せられたカレーをいつもの場所まで運ぶ。
ガラス張りの向うには中庭が見えるその場所。
暖か過ぎず、寒過ぎずのベストポジションだと思っている。
その割にここに座る人がいないのは未だに不思議だ。
今日はいつもより早い時間だから誰か座ってると思ってたぐらいなのだが…
なにかあったのかねぇ。あまり気にしないけど。
後付けしたような胡椒の香り。
起伏の少ないルー。
汁気があってもばらけてるライス。
唯一の彩り、福神漬け。
あぁいつものカレーがここにある。
などと思いながらルーとライスのバランスを取りつつスプーンを操っていると
周囲の喧騒が静まった。
緊急放送?
とりあえず食事を止めると気配がする。
それも自分の前から。
なんじゃらほい?
「…貴方」
「へ?」
首を上げる。
そこには髪の長い綺麗な女性がいた。
「貴方、そこ…」
「?あぁ、相席で良ければどうぞ。じきに食べ終るから」
「…」
その女性は沈黙したままこっちを見てる。
怒ってるわけでもなく笑うでもなく、なんか感情がない顔で。
「どったの?」
「座っていいのか?」
「どうぞ」
なんで聞きなおしたのか解らないが
とりあえず彼女は座って、徐に鞄からおにぎりを出した。
自前か、と思って気付いた。
学食はそこそこ混み合っているのに、
この長机どころか周囲に誰も座っていない。
それどころかちらちらとこっちを見てるよ。
なに、なぜ、なんで?
素直 クールで検索してもVIPのスレが出てこないのは何故なんだ
「気になるか?」
「え?」
「私の近くに居ると奇異な目で見られるぞ」
「…あぁ」
なるほど。納得。
入ってきて静まり返って、周囲には寄らず、ただ遠くから野次馬根性で見てるわけだ。
彼女はそれを承知なんだ。
「浅ましい」
「あぁ、浅ましい。しかしそれが普通なのだろう」
「それが普通なら、このカレーはどこのホテルのカレーだろうね」
聞こえるほどではないが思わず皮肉を言う。
いかん、いかん、肉どころか芋すら入ってないカレーに罪はない。
あれ?今、笑った?
「君は変わっているな」
「そう?」
「自信を持っていい。君は変わっている」
「私と初対面で話す人間はそういないからな、まずその前にこの場から逃げるように去る」
「だろうなぁ…」
素面で初対面で話すのはそうないだろうな。
こっちから話しかけるのはもっとないだろうな。
「折角ならカレーじゃない時にして欲しかった」
「カレーは嫌いなのか?」
「嫌いじゃないけどね、ちょっと匂うでしょ?」
「ふむ。微かではあるが。しかしこれぐらいでは無いようなものではないか?」
「気にしないならありがたいけどね。
ま、にんにくとからっきょうとか無いから臭いのは無いか」
彼女の綺麗な眉がぴくりと動いた。
「らっきょうは嫌いか?」
「嫌いじゃないよ。付き物がらっきょうだったら臭うでしょ?
それにこのカレーには福神漬けだよ」
「確かに。これでは福神漬けで充分だな。よし!」
何を決意したのか、すくっと立ち上がった。
「?」
「いずれ私特製のスパイスを効かせたカレーを食べさせてやろう。
とりあえず今日のところはお先に失礼するよ。それではまたな男」
鞄を肩に掛けて後ろ手を挙げ歩いていく。
「え?いつの間に名前を?」
その声を聞いたのか立ち止まり振り向く。
「ノートだ。私の事はクーと呼んでくれ」
言うだけ言ってまた歩いて行ってしまった。
残ったカレーは冷めてしまって美味しくなかったが
なんだか気分は良かった。
そして後日、同じ場所でクーからとんでもない事をされるのだが、
それはまたいずれ。
<おわり>
GJ!
あと、みんな荒らしはスルーの方向でヨロ
GJ!
だがクーが避けられてる理由がさっぱりわかりません。教えてエロい人!
GJGJ
続篇に超期待
444 :
名無しさん@ピンキー:2009/06/03(水) 20:41:45 ID:TuJzeeI4
レトルトだけどカレー食おうかな
クー「ふふ…
>>441らしくも無いな、まぁ落ち着きたまえ」
441「だって437の二人の話、すごく気になるじゃないか」
クー「それには同意だが437の書き手を待つしかないな…。続篇の中で二人の過去話、彼女が何故に周囲から距離を置かれているのかのエピソードも聞ける事だろう」
441「楽しみだな、早く読みたいなぁ」
クー「だが期待のあまり書き手に重圧を与えては良くない、ゆっくり待とうじゃないか。そうだ、待ってる間に抱いてくれないか?このスレを読んでると欲情してしまって我慢出来なくなるんだ」
441「ちょ、ちょっとクー!ダメだよ、みんな見てるよ」
クー「私は構わない、見せつけてやろうじゃないか」
441「もう……クーはエッチだなぁ」
447 :
名無しさん@ピンキー:2009/06/04(木) 00:38:31 ID:HIdu2yyZ
眠れない、眠りたい、眠れない、眠りたい。
体は疲れていて眠りたいのに眠ってはいけないと頭が言う。
全身を隈なく触られて気持ち良さに身を委ねれば
今度は上から圧力をかけられて苦しい。
我慢をしなくてはいけない、また頭が言う。
でもこの苦しみから解放されたい、すべてを放ちたいと体が悲鳴を上げる。
全てが終って心地よい疲労感…あぁこれで眠れる。
とりあえずクー、連日連夜は許してください。
感想ありがとうございます。
「保守」と同じで続きは考えていなかったのですが
寝オチやフリーズする可能性があるのでまた後日ということで。
あぁ重圧が…
クーと知り合ってから14日目の昨日。
「男、急ではあるがカレーが出来たので明日はそのつもりでいて欲しい」
「お、それはそれは。さぞかし期待できるようだね」
「あぁ勿論だ。ただ私もなにかとこういう事は不慣れ故、
不安もあるが全身全霊をかけて君を満足させてみせよう」
で、今日はさっき終った1限のみしか用がなかったので中庭の芝生で寝ている。
あまり空腹ではないが今程昼が待ち遠しいのも久しぶりだ。
タッパーで持ってきてくれるのかな?
いや、クーならランチジャーぐらい持ってきそうだ。
クーだからなぁ…
クーは綺麗な顔立ちをしていて
あまり感情的ではないクールな雰囲気もあってか人込みでも目立つ。
こっちに移籍してから何故気付かなかったのか不思議に思ったが
クーと偶然食堂以外で会った時にゼミに連れて行ってもらってわかった。
クーは理工系だったのだ。
鮒島研究所。通称・鮒研にて材料工学をやっている。
あまりにも分野が違うので説明されても解り辛かったが
とにかくそこで新素材の開発を主にやっているらしい。
教授も変わった人ならその下も変わっているのは
どうやらどこの学部でも同じらしくクーが居ても違和感はなかった。
「ここがうちのラボだ」
「それはわかるけど…なんで布団が?」
薄暗い部屋に布団が床を見れないぐらいに敷き詰めてある。
扉に近い山がもぞもぞ動いて顔を出す。よかった人だ。
「あ、クー先輩、おはようございますでフ」
「おはよう。そろそろ時間だ、全員起床!」
そこかしこからぞろぞろと這い出る者ども。
「うわぁ結構いる」
「君、今日は少ない方だな?」
「そうでフナ。寮生は寮祭の用意で全員寮に戻っているはずでフナ」
「なんで学校に寝泊りを?」
奥には冷蔵庫、食料棚、シャワー室まである。
「試験器の様子を見たりする寝ずの番があるでフ」
まだ眠そうな人が答えてくれた。
「クーも?」
「私もそうしたいのだが家組で女では寝る場所がない。
まぁここで酒宴を開いてるだけではないのなら良いのだが?」
「そ、そんな事はないでフ」
いやいや整理整頓の標語の下にきれいに片付けられている酒瓶見えてるし。
というか、まず布団をぞろぞろと干しに行くんだ?
この数日、一緒に歩いてみてわかった事がある。
例えば、進行方向に屯する集団に
「貴方達、道を開けてもらえない?」
と媚び振る事無く言う。
例えば、勧誘する者に
「興味ない」
と見る事無く言う。
例えば、下心剥き出しで寄ってきた者には
「私の何をもってして興味を抱いたかは存ぜぬが
生憎、私は貴方を存じ上げない。
また、現時点でも貴方に好意という物を感じない以上、
これ以上の進展の可能性は無いとみるが如何か?」
と表情変えず感情込めずに言う。
なるほど…これを食らうと近寄っちゃいけない人と認定されても仕方がないかなぁ
食堂のあれはチャレンジャーを見る目もあったか…
クーの物腰が変わるわけでもないのに同じゼミ生の会話は普通だったなぁ、語尾以外は。
そうなるとゼミ生でもないのにこの扱いを受けてるのは何故だろう?
とりあえず頑張ろうぜ、クー。
「何を頑張れというのだ?」
声で目が覚めたら逆さのクーの顔。
「うわっ!」
どうやら何時の間にか眠りに落ちてしまい寝言を言っていたようだ。
「そんなに驚く事は無かろう?」
「ごめんごめん。あ、もうこんな時間だ。食堂へ行こうか?」
「はぐらかしていないか?」
クーの追求を背に逃れる様に食堂へ向った。
この時、自分でステージに向ってなければと後悔する事となる。
「え?」
いつも通り周囲には人が居らず
そしてやっぱりちらちらと好奇の目が光る。
そんな食堂の指定席で思わずマヌケな顔をした。
「どうやら意志疎通ができてなかったようだな。
すまない、カレーはここにはない」
「あちゃー。そうか、そうだよねぇ…カレーを直に持っては来ないよねぇ」
クーのカレーが振舞われると思っていたので
量にあわせてライスを買うつもりだったのは正解だったが
カレーだと思いこんでいたのでちょっと落胆した。
「それだけ期待されていたとは想定外だったな。
しかし嬉しい誤算だが代わりにこれを食べてくれ」
クーから出されたのはラップで包まれたおにぎりだった。
「それはクーの昼飯じゃあ?」
「いや、私のはこれだ」
と言って同じ包みをもう一つ出す。
「カレーは晩の予定でこれは昼の予定だったのだ。
運悪く君が先に食事を済ましてもこれなら損害は少ないしな。
ま、君とここで昼を共にしない日はほとんどないので
もう少し凝っておきたかったがそれはカレーに免じてくれ」
「あ、ありがとう」
準備されてるとはこちらも想定外ですよ、クーさん。
「ごちそうさま。いや美味しかった」
「お粗末様。量が少ない様なら…」
クーが食券売り場の方を見る。
即座に視線を合わせないようにする輩達。
「いやそこまで空腹じゃなかったら充分だよ。
それにこの後にカレーも控えてるしね」
「そうだな、君にはいろいろと食べてもらわねばならないからな」
くすっと微笑を浮かべる。より綺麗だね、この人。
しかし、いろいろという事はバラエティーに富んだカレーを作っているんだな。
あの思い出すだけでも唾が溜まる梅干の魅力に負けて
馬鹿みたいに食わなくて良かった。ちょっと惜しいが。
「男はこの後は予定が無いのだったな?」
「カレーを食べる以外にはね」
「そうか。では少し話でもしようか」
少し真剣さが増した顔つきになるクー。
話というより討論でもしそうな気がするので話題を和やか方面にすべく投下。
「さっきの梅干、いい塩梅だね」
「その様だったな。気に入ってくれて何よりだ。あれは私の自家製だ」
「へぇ、あれ1つでご飯がどんぶり一杯は軽くいけそうだよ」
「因みにらっきょうも自家製で用意してある」
「カレーの時の楽しみが増えた」
よかった。のってくれた。
クーもなんか険がとれたように機嫌が良さそうだ。
「どうやら私の嗜好とも合う様だな」
「うん、そうだね。今度何処かに食べに行ってみる?」
「それより先にカレーだな」
「そうでした」
「それよりも先に言わねばならない事がある」
油断大敵、また真剣モード。
「男、好きだ、結婚してくれ」
<つづく>
降臨キテタw
いいなぁ裏山C
俺もクーお手製のカレーとか″いろいろ″食べたいぜ
2、3伏線らしきのが気になったが続篇に超期待
男口調じゃない素クーは何度想像しても萌えない
性格とあの口調は切り離せないな
>>457 スマン、ちょっと熱くなりすぎだな。
明日から胃の手術なんでちょっとイラついてたみたいだ。
素直クールな子がいたら励ましてくれるんだろうがそういう子はいないしなw
開腹手術じゃないんで入院期間が短くて済むのはありがたいがやっぱり鬱だわ。
459 :
名無しさん@ピンキー:2009/06/05(金) 17:00:58 ID:/4H/23Jt
うぜえ
>>458 手術か。本人の意思でどうにかなるもんでもないけど、頑張ってくれ。
Vipおちた?
462 :
名無しさん@ピンキー:2009/06/05(金) 18:58:59 ID:/4H/23Jt
知らんがな
しかし学校の芝生で寝るヤツってのは実際いるんだろうか。
しかしいきなり吸こ……求婚か。ストレートオンリー過ぎて大好きだ!!
おや、頭の片隅に素直クールな死神娘が…………
今日は三食カレーだぜヒャッハー
>>463 うちの大学にはいた
レジャーシート持参で弁当食ってそのまま寝るヤツもいた
芝生に寝るどころか
通路でホームレスみたいな生活してるやついたぞ
468 :
名無しさん@ピンキー:2009/06/06(土) 06:37:29 ID:BWRSvhEr
通路で寝てたら走ってクーに蹴っ飛ばされる。
そこから始まる恋があっても良いじゃない。
双子の素直クール
完璧に俺の好みの問題でスマンがクーは男口調じゃないとただの物静かな女の子に見えてしまんだ。
男口調は冷静でかっこいい感じをを端的に表している
それをリアルで実践しようとして失敗してるのが俺女か
472 :
名無しさん@ピンキー:2009/06/06(土) 16:40:05 ID:auAEVRek
嗚呼
>>470 SSだと視覚的に伝えるのが難しいから、口調に拘る気持ちは分からんでもないが、俺は男口調だけがいいとは思わんなー
保管庫の敬語後輩とか好きだし、俺が自分で書くときも多分男口調にはしない
クールと物静かは相反する属性じゃないから、多少の被りは仕方ない気がするぜ
ところで、商業流通してるモノで素直クールってあるかな?
電撃のオオカミさんシリーズで、主人公の叔母夫婦の過去の出会いエピソードは
なかなか良い素直クールだったが、現時点ではオヤジ化してるし。
スクエニノベルの太陽で台風は男性口調で愛情表現がストレートだが、
クールではないよなぁ。
化物語の駿河は、素直クールとはちょっと違うよなぁ。
<前回からの続き>
「え?」
いつも通りの周囲にはいない野次馬がざわついているようだ。
今、なにか言われた人、言った人、渦中の2人は静かだというのに。
「どうやら聞こえにくかった様だな。
無粋だが重要なのでもう一度言う…」
「聞こえました、聞きました、聞いてしまいました」
「そうか、ならば聞こう、返事は?」
麻痺して混乱する頭をそのままに返事を待つクーを見る。
言う時も言った時も言った後も平然とこっちを見ている。
真剣である雰囲気が少し怖い。
「クー、なんで?」
「なんでとは?」
「なんでいきなりそんな事を?」
「この場で言う以外は予定通りだ。だから急ではない」
クーさんは計画通りでしょうがこちらは突発ですわ〜
あと場所は選んで〜
麻酔が覚めたら周囲の目がそろそろ気になってきたわ〜
「確かに男にとってはいきなりかもしれないな。
私はこのような事を言うのが初めてでな、
いくら考えても話の切り出しすら浮ばなかった。
その点に関してはすまなかった」
冷静な推察ありがとう。冷静な判断お願いします。
「うん、まぁ仕方ないよね」
「では返事を聞こうか」
「ちょっと待ってくれ、いろいろ頭の中、整理する努力してるから」
クーを片手で制して考える。
今の頭の処理機能は残り500円で1週間過ごすプランを考える時より働いている。
ただ処理能力よりオーバーしているのでそろそろフリーズしそうだ。
いやいっそフリーズを…
ちらりとクーを見る。
じっとこちらを見ている。
あぁ違う所が凍り付きそう。
「好きだ、と言われたのですが間違いではないですね?」
「うむ。間違いではない」
「その後になんか”結婚”という単語を聞いた気がしたのですが…」
「結婚してくれ、そう言った」
「ああ、聞き間違いではなかったんですね」
「言い間違いもない。後は男の返事だけだ」
冗談ではなさそうだ。
となると本気?しかし何故?それに結婚?
とにかく1つづつ確認していこう。
と、その前に…
「場所を変えない?」
「移動は返事を聞いてからにしたいのだが、駄目か?」
珍しいクーの言い方に返事以外の反論は出来ない。
この際、経験値稼ぎの敵みたいに仲間を呼んでいる外野は全力で無視だ。
「いきなり続きだけど、何故、結婚?」
「それを望むからだ」
「うん、一般的にゴールはそうだけどね」
「ゴールがあるとすれば男と同じ墓に入る事だが?」
「うわぁ、えらく遠いなぁ」
「そうだな、男とはその道程も一緒に歩いていけると確信している」
「とりあえずそれはスタートしてからだよねぇ」
「2週間ほど前に出会ったのがスタートではないか?」
「ゴールがそうならスタートもそうかもしれないけど…」
「ならあれがスタートだ」
「一般的にはお付き合いが始まってからがスタートじゃないかなぁ?」
「男と私はすでに付き合っている。もう始まっているな!」
ちょっと機嫌上昇。
「男女間のお付き合いとは別な気がするけど?」
あ、機嫌降下。
「結婚の前にお付き合い、その前に…好き嫌いの話なんだけど」
「男は、私が嫌いか?」
「…嫌いだったらこうも付き合わない」
「なら、好きか?」
「嫌いではない」
「では、好きか?」
「…クー」
いまだ混乱している事もあるがこの感情をどう表現していいかわからなくて
困惑した表情でクーを見た。
冷徹なはずのクーの双眸からは涙が零れ落ちていた。
それでもしっかりとこっちを見ている。
「残念だ。
君とならうまくいくと思っていたがどうやら私の思い上がりだったようだ。
いや、君も他の者と変わらないのか…
長々と手間を掛けた、それでは…」
立ち上がり去ろうとするクー。
一瞬躊躇、そして決心して、その手を掴んだ。
「放してくれないか」
「座ってくれ」
「断る」
クーは逃れようと力をこめる。
「座ってくれ」
それに負けないようにこちらも力をこめる。
「もう用は無いはずだ!」
「座ってくれ」
「放せ!」
「座れ!」
思わず返しで怒気を混めてしまってクーはびくっとなったが力は抜けた。
「座ってくれ。クーには無くても用はあるから」
クーは大人しく座り直してくれたが会話を続けるには時間が必要だった。
落ち着いたと判断してから話を再開した。
「普段の冷静なクーに戻った?」
「私はいつも通りだ」
腕組みして視線を合わせずに綺麗な横顔を見ているのは珍しいと思うが?
「とりあえず結婚は置いておいて」
「それは重要な事だ」
「うん、そうだね。でも順番があるから」
指摘する時は前を向くのね…
「好きだという事に関してだけど
クーに友達としての好きも男女間の好きもある、多分」
「ならば好きなのではないか」
「だから多分と。
さっきまでそう考えてもいなかったし、
今まで考えていても本当に好きなのか分からないんだ。
多分、好きだから『好きです』というのはクーに失礼だ。
他もいろいろとあって今は返事はしにくいんだ、悪いけど」
「…では結論としては拒絶ということか」
「返事が今はできないと言っているだけで拒否してるわけじゃない」
「私は今、君の答えが聞きたいのだ。
このまま待っても君が色好い返事をくれるわけではないだろう?」
「ちょ、ちょっと待って。
そんな性急に求められても無理だって。
クーのように冷静でいられたならともかく…」
立ち上がっていたクーが見下ろす様に見た。
顔には怒り、悲しみ、負の要素だけがあるのが分かる。
「冷静?
私が冷静に見えたと?だとしたらそれは認識不足だな。
君と会ってから今日という日を迎えるまで
どれだけ私が興奮したり、私の心が葛藤したりしていたか!
付き合いの短い君にはわからないだろうが!」
なんかかちんときて思わず目線を合わせる。
「付き合いの短いのに好きになったのは君だ!
というか解るか!
たかが2週間で好きになりました結婚しましょうはない!」
「好きになるのに時間は関係ない!」
「確かに一目惚れもあるだろうさ。
クーは相手を読み過ぎて結論が早過ぎる。
他人にどう思われてもいいという強さがあるし
何事も臆せず言える素直さもある。
それは良い事だけど良い事だけじゃない。
それに好きになるのと結婚は違う」
なんでこんな事言ってるんだ、と自問自答したくなる。
「出会った私を邪険にしなかった。
食堂で会っても周囲の目を気にせず一緒に居てくれた。
君に私を知ってもらおうとラボに連れていっても笑っていた。
君と居たら心が休まるし何故か踊る。
君と別れたらどうしようもない苦しさと
また会う時までの楽しさが込み上げて来る。
せめて君の前では普通の女性らしく物言いをしてみたりした。
煩わしいと思っていたことをしてみようと思った時、
君が好きだと言う事だと理解できて
好きになった君と一生一緒に居たくて、
君を私の物にしたいと思って
それには結婚が一番だと考えに至ってなにがおかしい!」
流れる涙をそのままにクーは言い切った。
ただただその迫力に気圧された。
「…あぁ、そういう事ね」
妙に納得。
言ってくれると理解しやすい。
男冥利に尽きるというかなんというか。
このまま椅子に腰を降ろしたいがちょっと我慢、やる事がある。
まずは無言で去ろうとする人を止めて、と。
「クー、去るなら正しく返事を聞いてからにしてくれ」
振り向いたクーの顔に緊張が走るのが見えた。
ありがとう、面と向ってじゃないと意味が無い。
「結婚は出来ない…」
瞬時にクーの顔が青冷める。
「まだね。けど、お付き合いは出来る。
というわけで 好きです。お付き合いして下さい」
きょとんとしている。
差し出した右手と顔を交互に見ている。
「喜んで!」
握手をしてくれるかと思いきや、椅子、机と駈けて飛びついてきた。
そしてクーの目尻に涙を確認できる状態で口を塞がれた。
いろいろ飛びすぎです、クーさん。
そして周囲から拍手と喝采が…そう言えば居ましたね、観客。
それらは無視して無視できない方に言う。
「とりあえずクー、離れませんか?」
「何故だ?!」
「場所を考えていただくと…人目のつかない所だったら
如何様にでもしていただいて結構なので」
「ふむ。仕方ない。それは譲歩しよう」
あら、素敵な笑顔ですね、クーさん。
それでちょっと気が緩んだのか腹の虫が鳴く。お前も気を使えよ。
「やはり足りなかったか」
「いやはや面目無い」
「では、カレーを食べに行こうではないか」
「何処へ?」
「何処って、私の家だ。それ以外に何処だと言うのだ?」
「あ、うん、そうしよう」
とりあえずここから去りたかった。
「まずはカレーを堪能してくれ。そしてその後は私も堪能してくれたまえ」
とりあえずここから逃げ出したかった!
そしてクーにはこの後、言いたい事がある。いろいろと。
<おわり>
少し早い時間ですが
昨日寝落ちしてしまったので遅れましたが流れを読まず投下。
素直クールは難しいなぁ…楽しいけど。
では。
キレる素クーは新しくて萌えるな
GJ
「キレる」と「クール」は相容れない感じがするからな
>>475 何かエロゲがあったと思うけど思い出せない。
めだかボックスは素直クールかねぇ?
>>481 GJ
素晴らしいキレっぷり
衆人下での羞恥プレーは基本ですな
>>475 サンデーGXの「コイネコ」が最強だ
忘れてた。コイネコいいよね。
>>481 GJ、クーに敢えてキレさせると新しい萌が見つかるな
まぁクーだって人間だ、普段は理性に抑えられてても感情が爆発する事もあるだろう。
これは本当に良い『スパイス』だ。重ねてGJ。
>>475 駿河は素クールと言うよりは変態クールだと思う
>>481 GJ!
「一生一緒にいてくれや〜」ってフレーズがある歌を思い出した。
タイトル何だっけ?
三木道山の「一生一緒にいてくれや」だな
アヒルのワルツを思い出した。
>>489 三木道山のLifetimeRespect
感想ありがとうございます。
クーが激高してしまいまして
ヒートではなくともクールからずれてないかと不安でしたが
許容範囲のようで助かりました。
あ、エロが無かった…orn
>>488 変態クール、、、なんてドンピシャな属性なんだ、、、
>>493 GJです。
さ、続きのエロパートすなわち
キレた勢いと男に逆告白された勢いで男を自室に連れ込んで
前夜から仕込んだカレーを華麗に放置しつつ男を逆レイプする
流れにwktkしても良かですか?w
vipみたいにこのスレも落ちるのかなぁ
497 :
名無しさん@ピンキー:2009/06/09(火) 09:01:58 ID:ERz38FJ7
あげ
>>496 落ちない。仕様理解するまでROMってろ
>>496 ビッパはアホが露呈するだけだから黙ってなさい
唐突だが、泉の近くで木を切っていたら妖怪と出会った。
見た目は無表情だが端麗な女だった。
覚(さとり)という妖怪だと言った。
今、後ろで座ってこっちを見ている。
「現状報告をしたな?」
「…」
どうもこいつは思っていることがわかるらしい。
「それは先程説明したはずだが?」
まぁ無害そうではある。
「いや、害なすかもしれないぞ?」
にやっと笑う。
そうならば既に殺されているだろうからまだ大丈夫。
さっきからこのやりとりなので仕事を続ける事にする。
「背を見せればさくっといくかもしれないぞ?」
カコーン
「勤労は良い事かもしれないが命あってのものではないか?」
カコーン
「一心不乱というのを狙っている様だがそれは高僧でもないかぎり無理というもの…」
カコーン
「…」
カコーン
「なぁ…」
カコーン
「そこまで無視されると悲しくなるぞ?」
カコーン
「…」
カコーン
「私が嫌いなのか?」
目が覚めた。
「ん?なんでクーが上に?」
勝手に胸を枕にしたクーの閉じた瞳の端に涙の跡があった。
昨日は疲れてすぐ寝ちゃったからなぁ…ごめん、クー。
しょげて擦り寄ってくるクーかわゆすwwwwww
また唐突だが、泉の近くで木を切っていたら妖怪とまた出会った。
見た目は無表情だが端麗な女の覚という妖怪。
また、後ろで座ってこっちを見ている。
「また現状報告をしたな?」
「…」
文句を言っても心を読まれるので止めておく。
「それは賢明な判断。しかし努力は必要ではないか?」
にやっと笑う。
実質、無害なので仕事を続ける事にする。
「いや、今回は害をなすかもしれないぞ?」
カコーン
「不用意に背を見せるのは危険ではないか?」
カコーン
「背後から近づいたところをその斧で切ろうとしても無駄だぞ?」
カコーン
「そう思った時には私はその場所に居ないのだからな」
カコーン
「さぁ諦めて仕事を休まないか?」
カコーン
「なぁ…」
カッ!!
「!!」
「しまった!…先端は…」
刃が何処へいったか探そうと振り向いたら
そこには青冷めて座っている覚が。
その後ろの木に刃は刺さっていた。
「お、おい!大丈夫か?!怪我はないか?」
「…なかった…」
「当たった様には見えないが、大丈夫なのか?震えてるぞ?」
「読めなかった…」
「あ、あぁ、こっちもまさか柄が折れるとは思いもしなかった」
「人間とは恐ろしいな覚の私が読めない事をするとは…」
「とりあえず怪我はないんだな?」
「あぁ、なんとかな。震えは止まらないがな…」
ぎゅっ
「な、なにをする?!」
「どうだ?止まったか?」
「…止まったようだ。人間は読めない事をする…
おっと、まだこのままでいてくれ。震えが戻ってきそうだ」
「はいはい」
目が覚めた。
「…」
あれいつの間にクーを懐で抱きしめたまま寝たんだろう?
それにしてもクー、幸せそうだねぇ
またまた唐突だが、泉の近くで木を切っていたら妖怪とまたまた出会った。
見た目は端麗な女の覚という妖怪。
「見てるなら危ないからここら辺でな」
「了解だ。私もまたあのような目に遭うの勘弁だ」
「こっちも勘弁だ」
「お前になら殺されても納得はできるがな。いや、むしろお前の手で…」
「おいおいなんで殺さにゃならん?」
「私は妖怪。人間は私達が憎いのだろう?殺したり封じたりしたいのだろう?」
「害があればな。別にお前は人を殺したりするわけでもないしな」
「しかし…」
「見てくれは普通の女なんだから。気にすんな。
まぁ心を読むのさえ止めりゃあ…そりゃ無理か、覚だしな」
「覚だからな。だがお前の心を読むのは極力控えよう」
「それはありがたい」らっきょう食べたいなぁ
「らっきょうなら…」
「読んでる読んでる」
目が覚めた。
さぁ今日も仕事だ。
一日の活力は朝食からだね。
…うん、まぁ、あってもいいけどパンとコーヒーにらっきょうはどうよ?クーさん。
<4>
誠に唐突だが、泉の近くで木を切っていたら妖怪達に出会った。
事の起りは少し前。
「あっ!!」
またしても柄が折れてしまった。
音がしたので泉に落ちた事だけはわかった。
「しまったなぁ…」
「潜るしかないようだな」
「そうだな。仕方ない、ちょっと潜って…」
服を脱ごうとしたら泉が光った。
驚いていると左腕に覚が巻きつくように抱き着いた。
そして水面から白衣を纏った者が現れた。
「貴方が投げたのはこの金の斧か?この銀の斧か?」
「なんだか解らんがそんなのじゃなくて柄の折れたの鉄の斧なんだが」
「貴方は正直者だな」
なんだか見たことある笑い方をした。
「正直者の君にはこれと…」
「おお、柄が治ってる。助かるぜ、謎の人」
「そして私を贈呈しよう」
「は?ぐおっ?!」
謎の人は右腕に抱きついた。危うく斧を落しそうになる。
「貴様、なにを抱きついている!!」
お前もな。
「ん?何者だ、お前は?」
「私は覚だ!なんの意味があって男に抱きついているのだ!」
「妖怪か。私は男の所有物となったのだ」
「貴様も人間ではないではないか!
男には私と斧さえあればいいのだ。
貴様はとっとと要らない斧と共に沈んでしまえ!」
「男に害なす妖怪は去るがいい。泉の精である私には男を幸せにできる力がある」
「ぽっと出の奴よりも長い付き合いの私の方がいいに決まっている!」
「冗長な付き合いなど意味はない」
「抱かれてもいない、愛されてもいない、何もしていないきさまは役に立たない!」
「これからすればいい事だ」
「男!そんな奴、とっとと振りほどけ!」
「男、物の怪の言い分など聞いてはならん」
「男!」
「男」
目が覚めた。
両腕が痛い。
クーとヒーが腕を抱え込む様に寝ている。
カレー騒動以来この母娘はもめるといつもこうだ。
そろそろまともに寝かせてくださいませんか、おふたりさん。
>>504の<4>はミスです。
とりあえずここまで。
>>495 夫婦・前2の続きは…
実況とかがメインだったので知らなかったのですが
このスレは落ちないんですね
…ROMってますorn
連ねてGJ!
クー可愛いよ
可愛いよクー
トリップつけないの?
カレー作って小学生に変身できたりするクーの話だったのか
GJ
>>135の続き的な話
昼休み、生徒会室、お弁当、覇気のない生徒会長。
あの事件から1週間ほどが立ち学校はいつもの平和を取り戻しつつあった
川野桃花は友達は少ないがやたら慕われたりモテる、なぜ友達が少ないのか
単純な話、彼女のペースに合わせられる人間が少ないからである。
「ほら、桃花こぼしてる!」
「・・・・・・・」
なぜ慕われるのか、要領が良く頭の回転も良い、指揮能力などが高いから
それは私も素直に凄いと思う、しかし桃花が生徒会長に立候補したのは
桃花の彼氏である五十嵐陽介くんが「生徒会とか向いてそうだな」と気楽に言った一言による結果と
知る者は少ない。
「ほらまた!ちゃんとお弁当箱持って食べないと」
「・・・・・け」
「ん、なに?」
なぜモテるのか、悔しいが桃花は可愛い、髪も綺麗だし、キリッとした目は
女の私でもドキッとする瞬間があるほど、そのためか桃花のファンには
男のみならず女も多い。
「・・・・う・・け、・・・・・うすけ、・・・・・陽介ぇ」
五十嵐くんに怒られ近づくことすら禁止された桃花は箸でプチトマトを
ザクザクしはじめるほどにまいっているようだ。
「手繋ぎたい、腕組みたい、ぎゅってしたい、頭なでなでしてほしい
ちゅーしたい、陽介、陽介ぇ、私の何がいけなかったんだ・・・」
そりゃあ、全校生徒の前で交際宣言のみならず性生活まで発表したら
彼氏なら普通に怒る。
「まぁまぁ、桃花」
「・・・月世には分からない、私は月世みたいに見栄張って恋人といちゃつくのを
我慢できない、うぅ・・・」
「ちょっ、ちょっとなによそれっ、私はあいうが」
「ほらまた、強がりだな月世は、・・・フフフフ」
ちなみに私達は彼氏同士が友達という縁で友達になった仲なので
かなり深いところまで情報が筒抜けだったりする。
怪しい笑みを浮かべ桃花がにじり寄る。
「フフフ、知ってるぞ、夜の月世は甘えん坊の淋しん坊だってな」
「なっ!?」
「橘くんと寝るときは抱き締めてもらわないと眠れないんだろう?」
「・・あ、ああ・・・」
ヤバイ、あまりの恥ずかしさに言葉がでない。
「そのくせ学校じゃ手すら繋がない、フフフ」
恋人と触れ合えない桃花は限界に近いようで、いつも優しい桃花が私に嫌味を言うとは
なかなか病んできているようだ。
「勿体ない、勿体ない、私なんか陽介に会いたくても
後輩に囲まれたり男子から呼び出されたりでなかなか会えないというのに」
自慢じゃないと分かりながらなんかイラっとする、まぁ五十嵐くんしか
見えない桃花には拷問に近いのだろう。
「このさい陽介の脱いだシャツでいいから欲しい」
「それはさすがに引く」
・・・これは私の言葉じゃない、私も引くけど。
「!、陽介!?」
いつのまにか部屋にいた五十嵐くんは少し気まずに桃花を見る。
「ほら、お前元気なかったし、それはそれでまたクラスメイトから言われるし
・・・もう怒ってないから」
「本当か!?」
「ん、ああ」
「陽介ー!陽介っ!」
「うわっ!?おいっここ学校だぞ!」
あまりの嬉しさからか華麗なダイブを見せる桃花。
「心のわだかまりがなくなった、次は体の」
「ストォーーップ」
五十嵐くんは脱ぎ出す桃花を慣れた様子で制止し服の乱れを直す。
「・・・抱き締めるくらいならしてあげようと思ったのに」
「!!?」
自分の軽卒な行動により大事な機会を逃したと知った桃花は口をパクパクさせながら
去っていく五十嵐くんを見つめていた。
「あの照れ屋の五十嵐くんがせっかくしてくれようとしたのにねぇ」
いけない、さっきのがあってか少しにやにやしてしまった。
「また、やってしまったのか・・・、いや、仲直りはしたのだから問題はない
むしろ今しなかったことで今夜が楽しみになった」
うんうん、頷きながら食事を再開する桃花、どうやらいつもの桃花に戻ったようだ。
「陽介、・・・陽介ぇ」
「ほらそこ変にモジモジしない!」
end
おいらもカレー食いたいと思いつつ
>>346-348の続きー
――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
僕はホットパンツから伸びる先輩の長い足の白さにドキっとしてしまった。
料理をするからなのか、先輩は長い髪をポニーテールに纏めていて、眼鏡もいつもの鋭利な印象の
フレームレスじゃなくて、黒縁で厚いレンズという普通の眼鏡をしている。
先輩の普段着はなんていうか、いつもの生徒会室でみるのとは全然違って、可愛いというか女の子らしいというか。
馴れた手つきでエプロンの紐を結ぶ先輩。あれ。そのエプロンさっきのとはまた別の。
「ああ、二種類用意していたんだ。レースやフリルの多いあのエプロンは可愛いが、あまり実用的ではないのでな」
勝負エプロンですか。でもそっちも可愛いですよ。
「……同感だな」
そう仰っているのは先輩のお父様で。
さっきから先輩のお家の居間で、こうして差し向かいに座っているのは先輩のお父様の令一さん。
そういえば先輩、さっきお家の人がいないって言ってませんでした?と先輩に耳打ちすると
「言ってないぞ。両親ともキミに会いたがってるから大丈夫だ、と言ったつもりだが」
ああ、やっぱり先輩は天真爛漫なんですね。
ええ。いらっしゃるんです。先輩のお父様が。リビングのテーブルを挟んだすぐ向こうに。
「福島君といったね」
ヤバい。さっきとはまったく別の意味でヤバい。
『君みたいなトウヘンボクが、なぜ私の娘と付き合っているのかね?』
とでも言いそうな感じ。
わりと細身で長身でいらしゃる先輩のお父様。
和服を着て、横文字の新聞を見ながらTVニュース(これもCSなのか英語)をご覧になっていたりするお父様が。
ウチの親父だったら夕食前にはジャージとか着て座布団枕でナイターとか見てるんですが。
先輩のお父様ときたらシルバーフレームの眼鏡に粋な和服(なんていうのかは知らない)をバリっと
着ていらっしゃって、NYTimesやら読めない字の新聞(英語でもないヤツ)を読みながら食前のお紅茶とか
飲んでいらっしゃるんです。
「は、ハイ」
裏返りつつある声でそう答える。
「静香のどこが気に入ったのかね?」
「え、あの、その、すごく真っ直ぐなところです。あと、いつも真剣で真面目なところとか、
どんなことにも全然動じないところとか、その、あの、ええと、とにかくイイと思います」
「そうか」
先輩のお父様はそう仰ったまま、新聞に目を落とす。
・
・・
・・・
・・・・
・・・・・
痛いくらいの沈黙。
重いです。
続きのキッチンで嬉しそうに直子さんがなにやらはしゃいでいる声が大きく聞こえます。
ボスケテー!!
そう思っていた僕の耳に、先輩のお父様の令一さんの声が響く。
「私も同感だ」
そういうわけで、先輩のご両親と食卓を囲んでいる。
長方形のテーブルの長辺に、令一さんの横に直子さん。
先輩の横に僕。そういう配置で。
それにしても、先輩のご両親は仲睦まじいというか、いささか歳に似合わないほどベタベタしているというか。
それでも先輩のお母様の直子さんがなんというか、少女っぽいせいでアイタタタな感じは全然しない。
口数が多い先輩のお母様の直子さん。
うなずくくらいで寡黙なお父様の令一さん。
でも、たまに直子さんの顔を見るときの令一さんの目はなんというか、びっくりするくらい優しげで。
令一さんカッコいいなあ。
こんなカッコいいお父様と僕は比較されちゃうのか?と思うとなんだか気が重くなってきてしまう。
そんな僕の表情に気づいたのか、直子さんが明るい笑顔で僕に話しかけてくる。
「福島くんのお母様はピアノの先生でいらっしゃるのよね?」
え。なんで知ってるんですか?・・・・・・あ、先輩がいろいろ仰ってたんですね。
でも、なんか誤解されてる気がする。
「いや、そんなたいそうなもんじゃないです。
パートで市民会館での『日曜こども音楽教室』とかの講師をしてるだけだし、ウチにピアノなんてないです」
「でも、ピアノがおできになるってステキね。私も令一さんも楽器はできないし。静香はピアノもヴァイオリンも
興味を示さなかったのよ」
「彼の歌はなかなかのものです。きっとお母様からの遺伝なのでしょう」
先輩、僕が歌ってるの聞いたことあるんですか?
「キミの友人から聞いたのだ。駅前のカラオケ館で90点を出したそうじゃないか」
…石川。お前は先輩のスパイだったんだな。あとでシメてやるっ。
「じゃあ、その遺伝子が静香ちゃんのタマゴとうまく結びつくといいわね」
味噌汁吹いた。
むせてしまう。
ゲホゲホと咳き込む僕。
盛大に気管に入ってしまったじゃないですか。
あ、せんぱい、いや、その、エプロンで顔拭いてくれなくても。
「あ、その、いやその、それはちょっと気が早いっていうか」
全身から汗を流しながらそう返すのがやっとで。
「え〜。そうなのぉ〜?」
不満そうな直子さん。
「そうだな」
と令一さん。
「私たちは静香を授かるまでに五年待っただろう。静香たちにもそれくらいの時間が必要だと思う」
令一さん、「たち」って!?
「そうですね。私が経済的に自立するまでは子作りはガマンします」
と先輩。…ガマン、って?
なんだか深く考えるとマズい気がするので僕は皿の上のアスパラのベーコン巻きと
ささみチーズカツに集中することにする。
すると先輩の嬉しそうな声。
「美味しいか?」
「はい。美味しいです」
「よかった。まだまだあるからもっとたくさん食べるといい」
といって先輩は僕の皿に自分の皿から山盛りにささみチーズカツを分けてくれる。
「育ち盛りなんだからたくさん食べなきゃダメよ?」
なんで先輩のお母さんは30過ぎ(あんまりそうは見えないけど、先輩という娘がいることからどう考えても
そうだろう)でこんなに可愛らしく言えるんだろう?と思う。
ウチの母親なんかもうカンペキなオバちゃんなのに。
「ああ。たくさん食べて私よりも大きくなってもらわないとな。
あ、いやもちろん今のキミが背が低いから頼りないなんてことは全然思ってないぞ。
今のキミはキミで凛々しくて可愛らしくて愛しい限りだ。
ただもっと身長が伸びたら私も念願だった『背伸びしてキス』ができると思ってな」
「まあ。静香ちゃんったら」
と可愛く言う直子さん。
「ね、あなたと初めてキスしたときのこと、覚えてます?」
と少女みたいな口調で令一さんに尋ねてる。
「ああ。もちろんだ」
令一さんが若山弦蔵ばりの渋い声で答える。
「私が高校二年の体育祭の時だったな。お前は中等部の二年で、チアガールの格好をしていた」
シルバーフレームの眼鏡をキラッ☆と光らせて令一さんが仰る。
「令一さんはとってもステキでね。当時から大人気だったのよ。中学生だった私は見向きもされてなかったの」
「ええ。それは何度も聞きました」
と先輩。
「それでね、令一さんの好みを調査してね、チアガールが大好きだって判って。中等部と高等部合同の体育祭には
チアガールのコスプレをして応援に行ったのよ♥」
語尾にハートマークのつくような愛らしさで言ってのける直子さん。
「ああ。あれには参ったな。ただの妹みたいな子だとしか思っていなかった直子を、初めて女の子として
認識してしまったよ」
令一さんもクールに返している。
「令一さんたらもうメロメロでね。私が抱きついてもそれまでとは違って逃げようとはしなくて。
おかげで私はファーストキスを捧げることができたのよ」
女の子みたいに頬を染めながら直子さん。
「私も初めてだったんだがね」
と、クールに令一さん。
「私も今日のがファーストキスでしたよ」
と、張り合うように先輩が言う。
「まあ♡ฺステキね!」
いいんですかお母様?
「良かったな、静香」
お父様まで!?
その場のヘンな雰囲気に当てられたのか、なんとなく僕も言ってしまった。
「あ、えーと、その、僕も初めてでした」
「良かったわね、静香ちゃん」
「はい」
「全員が初めて同士ということになるな」
「そうね♡ฺ」
はっはっは。うふふふ。フフ。
ナニこの空気!?
でも僕も、なんだか可笑しくなってその笑いに加わっていた。気がついたらいつの間にか。
でも、なんとなくわかった。
長野先輩は、この二人の娘なんだ、ってことが。
お母さんの直子さんみたいにおかしなくらいド直球な素直さで。
お父さんの令一さんみたいに何にも動じることなくクールで。
顔の前に箸でつままれたささみチーズカツが差し出される。
先輩の真っ直ぐな視線が僕を見つめている。
だから、僕はその視線を真っ向から受けて、口を開いた。
ん。やっぱり美味しいです。
「ま。いいわねえ」
直子さんもそんなことを言いながら令一さんにチーズカツを差し出して「あーん」とか言ってる。
令一さんは顔色一つ変えずにそのカツをぱっくんと食べている。
なんていうか、すごいなあ。
まあそんなこんなで、食後のお茶とデザートの自家製プリンまで頂いてしまったあとで先輩が言った。
「泊まっていったらどうだ?」
「あ、いや、その、母が心配しますので」
これ以上先輩のご両親のラブラブっぷりに当てられてたらなんだか先輩とマズいことになりかねない。
いや、本当にマズいことなのかどうかということもだんだんぼんやりとしてきてしまうわけですけど。
「…スキンが無いんだったら私たちのを分けてあげましょうか?」
と、うれしはずかしそうな直子さん。
「!!!!――そ、そうじゃなくってですね」
「お母様。彼は意外にロマンチストなのです」
と先輩。
「静香。男の子というものは基本的にロマンチストなものだよ」
とクールに令一さん。
やっぱり、なんかこのファミリーはヘンだ。
ヘンだけど、不思議に不快じゃない。
だんだん染まってしまうような。
それが正常だ、と思えてきてしまうような。
そんなこんなで、先輩のお家をお暇したのはもう22時を過ぎてしまった頃で。
「私が車で送っていこう」
と、令一さんが仰って下さったらもう固辞することなんかできず。
左ハンドルのドイツ製高級車の助手席に乗り込んだあとで
「では私も」
と先輩が僕の後ろの席に乗ってきたわけで。
ところで。
車の助手席に乗りながら、後部座席から運転者の娘さんに首筋を撫でられたり
手を握られたり耳元に息を吹きかけられたことがあるだろうか?
僕はある。
そしてそんなとき、どうしたらいいか?ということには正解なんてないってことも知った。
「あ、あの、今日はどうもありがとうございました」
と令一さんにお礼を言いつつ、ドアを閉めた。
ボスッ、と低くていい音をして閉まるドアはやっぱ高級車だなあ。
「いつでも遊びに来るといい」
と、令一さんが仰ってくださってるのは社交辞令なんかじゃないってことはよくわかる。
なんだか一気に、たくさんハードルを飛び越してしまった気がする。
先輩に告白されたのはついほんの4時間前だっていうのに。
「ん。本来ならば、キミの親御さんにご挨拶をせねばならないところなのだろうが。
でも、こんな夜分遅くに伺ってもご迷惑だろう。ご挨拶はまたの機会にしようと思う」
と先輩。
「じゃあ先輩、令一さん、お休みなさい」
「ああ、お休み」
と令一さん。
「…」
先輩は後部座席から出てくると、僕のことをぎゅっと抱きしめた。
せ、先輩!お父様の目の前!っていうか!
そのまま僕の頬に両手を添えると、深々とキスをしてきた。
ねっとりと。
いい匂いのする。
すべすべの掌の。
髪の毛が頬に触れて。
つるつるの歯の感触が。
唾液の熱さが。
唇が離れるときにはちゅぽん、と音がしそうなくらい深いキスを終えた先輩は
ほのかに頬を染めてるような気がした。
「おやすみ」
そう言って助手席に乗り込んだ先輩を見守る僕。
クルマが国道への交差点を曲がるまでぼーっと手を振ってた気がする。
ふにゃ、っと膝が曲がってしまう。
先輩とキスしたんだなあ。
っていうか、今朝学校行くまではそんなことも想像しなかった。
恋焦がれてた先輩とじつは両想いだったってこと。
そんな先輩のファーストキスを受け入れたってこと。
同じくそれを捧げたってこと。
先輩のご両親と会って、いろいろ話したこと。
先輩がこんなに大好きだって改めて気づいたこと。
なんていうか、星空がバラ色に見えるくらいに僕はどうかなってしまっていた。
そんなバラ色のなか、ほんの小さなため息を一つ吐く。
困ったことは一つだけある。
ウチの両親にどうやって話したもんだろうか。
静香先輩の両親ほどウチの親はくだけた感じじゃないんだよね。
さすがに女の子じゃないから、そこまで厳しくはないだろうけど。
どうやって彼女ができたって打ち明けたもんかなあ。
そんなことを考えながら、マンションというよりも団地の一階の我が家のドアを開けようとした瞬間、
その細く開いていたドアが閉まった。
その内側にはドタドタと走る音。
「おかーさーん!にいちゃが、おとなの女のひととチューしてた!!」
慎一ィッ? あああああ、見られてたのか!
「あのね、おっきなくろいクルマからおりてきた女のひとと、にいちゃがチュ――って!チュウウウウウーーって!」
叫ぶんじゃないっ! っていうか、なんて説明すればいいんだっ!??
―――――――――――――――――――――
たぶんつづく
ラブラブなエチシーンはたぶん次回
そして
>>509-510の生徒会長もかわいいいいいいいなああああああ
と思いGJ!!
一番槍GJ
令一さんがすごく(・∀・)イイ!!
GJ!!
少しは時間開けて投稿しろ
+ 。 * ワクワクテカテカ +
ツヤツヤ ∧_∧ +
+ _(u☆∀☆) ギトギトヌルヌル
⊂ (0゚ ∪ ∪。⊃ +
⊂ ゚̄ と_u _)__)゚  ̄⊃ + ワクワクキラキラ
⊂_。+ ゚+_⊃
⊂__⊃. + * + ワクテカ +
なんか護くんに女神の祝福を、を思い出した
509-510の生徒会長クーも続け
↑その粗筋を
ちろっとkwsk
おながいします
「あなた、私と付き合いなさい」というやつだな
ビアトリスとかいう魔法みたいなのが使えるようになった世界の魔法学校みたいなとこで
ショタッ子とツンデレオネエサンその他の織り成すドタバタラブコメディ?
電撃文庫刊。完結済み
thx、時間ある時に立ち読み出来るか古本屋ででも捜して来る
他の人の話してるとヤキモチ焼いて無理矢理キスしてくるとか
ラブロマの星野くんは素クール?
>>529 あの一家はみんな案なんだからなぁw
零さん(ホシノ姉)可愛いよ零さん
他の男に汚される夢を見た。一刻も早く感触を忘れたいので今すぐ抱いてくれ
とか言われ
「他の男に告白された。付き合われたくなければいつもよりも激しく抱いてくれ」
となびく気もないのに挑発してくるクー。
夫婦の男とクー、大好きだぜ
>>532>>533のネタを受けて。
出張から帰ってきて3日目の夜。
心地良過ぎる疲労感に包まれ寝ていたら
横で寝ていたはずのクーに起された。
「ん〜。クーどうしたの?」
薄暗い中、首だけをクーの方に向ける。
「他の男に汚される夢を見た。一刻も早く感触を忘れたいので今すぐ抱いてくれ」
「充分したじゃないか」
「こんな夢を見るという事はまだ足りないという証拠だ」
「そうか〜」
まだ夢心地なのか既視感みたいな物がある。
あぁクーと付き合い始めたぐらいにこんなことあったなぁ…
「他の男に告白された。付き合われたくなければいつもよりも激しく抱いてくれ」
最寄駅の改札で待っていたら開口一番がこれだった。
「はい?」
「さぁ」
両腕を広げて何を待ってるのよ、クーさん。
「あ、いや、ここじゃ」
帰宅ラッシュのこの場所では現状でも恥ずかしいのに食堂の二の舞は勘弁だ。
「ふむ。では急ごうではないか」
むんずと手を掴まれ改札から離れた。
「うん、じゃあ…って定食屋に行くんでしょ?」
今日、クーに御足労いただいたのは
うちの近くの美味しい定食屋で晩御飯を食べようという事だったのだが
クーはその方向とは違うけどよく知ってる方へ歩き始めた。
「定食屋はこの際、後日でもよかろう」
「で、今は何処に向ってるの?」
「君のアパートだ。さすがの私もまだ衆人環視では恥ずかしいのでな」
「いつの間に?!」
っていうかさっきの発言も充分恥ずかしいですが?
今もちらちら商店街の人も含め見てますよ?
「君の事は出来得るかぎり調べさせてもらった。しかしまだまだ足りないのだ」
「うん、まぁお付き合いし始めてからそう日は経ってないからねぇ…
とりあえず手を離してもらえませんかね」
「私としてはこうやって見せつけて歩きたいのだがな」
「さっき恥ずかしいとか言ってませんでしたっけ?」
「あれは…。
ふむ、第三者のいる所では男は遠慮して欲しいと言っていたな。それに従うとしよう」
「憶えて頂いてありがとうございます」
その代わりに諦めて家に御案内する事にした。
急な事だが午前中に掃除をしたので部屋に来られてもクーの家捜しで困る事はない。
定食屋はまた戻って行けばいいか。遅くまでやってるし。
おい男さん、それは気づいたら翌朝&遅刻コースだw
GJです。
商店街を歩くついでにクーにいろいろ教えながら歩いた。
クーはそれを必要事項の様に覚えたりしてメモまでとっていた。
そんなかんなで家の近くまで来た。
「このアパートだったな?102号室…さぁ開けてくれ給え」
「本当によくお調べで…」
鍵を取り出し開ける。
「先程の事もあるが
前回は上手くいかなかったが今回はなんとしてでも本懐を遂げたい」
「前回?本懐?」
「では、お邪魔するぞ」
「どうぞ。何もない所ですが」
「では、男、抱いてくれ」
「人の家に入ってすぐに何を言ってる?」
「何を?駅では駄目なのでここでしてもらう約束だが?」
「…あぁ、さっきの…」
「さぁ」
再び両腕を広げるクー。
「脅して強要させるのはどうかと」
「男は私が他の男と付き合ってもいいのか?!私は嫌だぞ!!」
なら付き合わなきゃいいじゃん、というツッコミは言わないでおく。
「さぁ。いつもより激しく」
いつもって。2回ぐらいしか、それも強制っぽくしかしてないよね?
「さぁ、男。私は準備完了だ」
靴を脱いだだけで玄関に突っ立ってる家主は準備なんかしてませんよ?
あれなんでクーは脱ぎ始めてるの?
それは必要な事なのか?
なぁクー…
目が覚めた。
上半身多分下も裸のクーと目が合った。
上に乗ってるだけでなくこっちのパジャマも脱がそうとしていた。
「起きたか」
「君は何をしているのかな?」
「男が寝オチをしてしまったと思ってな」
「それで?」
「起そうと」
「うん、起きたから。脱がさなくてもね」
しぶしぶクーは上から降りる。
「男もいけないのだぞ。夫婦の語らいの途中で寝るなのど…」
「ごめん、ごめん」
「ではその代わりといってはなんだが…」
「寝ようね、うん、寝よう。Hはなしで」
「私がまたあの様な夢を見てもいいのか?」
「う〜ん。見たら見たということで…」
「男以外に体を許すわけにはいかん!」
「そりゃ嬉しいけど夢に出るという事はそれなりの願望が…」
「男は私が他の男に蹂躙されても言いというのか!」
「嫌だけど…」
「では夢を見ないように気絶するまで!」
このままだとエンドレス、そしていずれもう何回戦…
なにか良い手は…
「そうだ、クー。参考までに聞くけどその夢ってどんな感じなんだ?」
「夢か?それは抽象的であったり、夢らしく場面転換も激しく…」
語り始めたクーの夢は長かった。
寝ているのも悪いので体を起し、末は胡座をかいて座った。
目の前には朗々と語る全裸のクー。なんだこの風景。
「…優しい態度で寄ってきて私を安心させて…」
「…興味のない私を無理やり…」
「…その男は媚薬でもって私の意志を飛ばし…」
「…どんなに懇願しても何度も何度も犯し…」
「…大衆の面前で辱めを…」
「…幼少期の私も汚がされた…」
なんだろう…聞いていると妙な気がする…身に覚えがある…
あぁ、これは、この男は、状況が全く逆だけど、間違いない。
「男、何処へ行く?」
「夢に出るぐらいの他の男に満足させてもらってよ、あっちで寝てるから」
「男!どうしたんだ、何を怒ってるんだ?」
「いやぁいろいろとねぇ。怒ってないから、うん。
クーもその男となら何しても良いから」
「なんでそんな事を言うのだ?!」
「だってねぇ…」
結局泣き出してしまったクーに説明した。
「じゃあこれでいい?」
「あぁこれなら安心して眠れる」
都合の良い淫夢の事はともかくここまで好かれては敵わない。
今度からこの手で済ませれるよう願いながら
懐のクーを抱きしめて眠りについた。
<おわり>
途中、投稿忘れでした申し訳なし。
>>537 早速のレスありがとうございます。
ヘンな話ならまかせとけ!
ではまた。
読解力の乏しいせいか、時系列が良く分からん。
orz
しかしクーが見た淫夢とは
クーが男にされたい事の心理的抑圧、という解釈で良いんだろうか?
んで男はソレに気付いてて少し呆れ気味…という。
>身に覚えがある
>状況が全く逆
あぁ素直な解釈で良かったのか
まぁ他にも色々と気になるところはあって、
>>358の『私が男に渡した私を殺しうる物』=離婚届けをクーが男に渡した経緯とか
>>538の「前回?本懐?」の下りとか
つまり何が言いたいかと言えば
今後とも色んなエピソードにwktkさせていただきますよ、という。
カレーは?
おいしいよね
カレーもいいが個人的にはカツカレーがいい。
式場の準備その他諸々、兎角、結婚というのは大変だ。
「行政関係は慣れているので私が取っておこう」
そう言われてクーに頼んだのが先週の事。
準備が出来たようで夕食後、クーに横で指示されながら記入をしている。
これで名実ともに夫婦となるのか思うと緊張する。
プロポーズしてから一年以上だもんなぁ…
「そこを書いたらこれは終了だ。後は提出するだけだ」
「それは解る。で、なんでそっちの紙が必要?」
「これか?」
クーも見たそれは離婚届書。
さっきから傍らにあるなとは思っていたが
御丁寧にクーの方の必要事項まで書いてある。
「離婚届書だ」
「見れば解る」
「以上だ」
「いやいや」
「何か疑問が?」
平然と尋ね返してきた。
いろいろ慣れたけどクーは未だに斜め上を行く時がある。
今回は特に解らない。
「なんで結婚する前から離婚を準備しないといけない?」
「離婚をする気はないぞ?君がなんと言おうとこれは明日出す」
「うん、そうだね。婚姻届は明日出そうね、一緒に」
「証明書を飾る額も準備してある」
「それは飾るんだ」
結構な数あるはずのクーの表彰、資格証等は1枚も飾られていない。
飾っても意味がないというのが理由で。
「あぁ勿論。私と男の人生の門出の証しとしてな」
他人から見たら涼やかな笑顔にしか見れないだろうけど
今のクーは鼻息が荒くなるぐらい興奮気味だ。
それが読み取れる者ですら読めないさっきの離婚届書について問わねば。
「話は戻るけど、離婚届書はなんであるの?」
「必要だからだ」
「だろうね、意味なく持ってきたとは思わないよ。
では、その意味を教えていただけると助かるのですが?」
「作っておく事で万が一の際、手間もかからず迷惑をかけないで済む」
「…あぁ、浮気したら置いてあるんだ、これが」
三行半を叩きつけられるわけだ。
その防止として準備しておくと、さすがクー、手が回る。
「浮気するのか?」
「いや?しないよ」
「浮気の可能性はあると?」
「全く無い」
「それは重畳」
「使われる可能性は無いと言い切るけど
クーが持っていて安心するなら持っていてよ」
「ん?これは男が持っているのだぞ?」
「え?」
「いつでも出してくれて構わない。
いや、出されると死にたいぐらい悲しいが。
そうならないよう私は何事においても最大限の努力をする。
この命果てるまで!」
「解らん。
なんで結婚したら生殺与奪の権まで握らねばならん?
妻というのは奴隷じゃないんですよ、クーさん?」
「誤解されては困る。
私は男と結婚する事が決まってから
喜びの余り心臓が止まって夢が叶わないかと不安になる時も多々ある。
むしろ隷属化は願ったりだ」
「それは勘弁だ。クーとはずっと対等なんだから」
まぁいずれ尻に敷かれるかこっちの立場が低くなるのは覚悟完了してある。
「ありがとう。男は優しいな。
だからこそ、これは必要なのだ。
男が私に飽きた時に君は言い出せなく苦しむやも知れない。
それが私にとっては辛い。その為にも…」
「クーは結婚したくないの?」
クーの演説を遮り問うた。
「だから、それは誤解だと」
「う〜ん、面倒だけど結婚やめる?」
「!!」
クーの顔の色が無くなっている。
これで心臓が止まったら困るので落ち着いて聞いてもらう。
「予め最悪の結果を見越して準備する事はいいだろうね。それが経済活動とかならね。
結婚に関して後の財産分与とかを考えて購入する物に線引きする人達がいることは知っている。
だけど、他人は他人だ。
甘い考えと思うけど人の縁とかは良くする事だけを考えるべきだと思っている」
「男…」
「クーはどう思ってるかは解らないけど、正直、結婚しなくてもいいんだ。
形式に囚われなくてもクーと一緒にいられる事が大切でそれ以外はニの次なんだ。
でも結婚というもので1つの形ではあるし、する事も歓迎だ。
だから失敗を恐れずにする。
ただ無策にするのではなく幸せに一緒にいられる事だけを考えて
その結果、失敗しないようにすればいい。
クーが努力するように一緒に努力するから。
大丈夫、今まで通りを続ければいいだけさ。
だからこれは処分しよう。いや、クーがやっぱり持っているべきかな?」
笑い掛けてみる。しかしクーは不安げな顔。
「クー?」
「一緒になってから結婚まで何事も無く進んでいるうちに
私だけが結婚に執着しているのではと思えてきた。
男は優しさからそれに従ってくれていて
月日が経てばそれも無くなるという気がしてきたら
もぅ私は…捨てられることだけしか考えられなくなって…
それでも結婚まで、法的に夫婦になれば離れられくなる、一緒にいられると…
そんな私でも男は一緒にいてくれる事だけを考えてくれていた…
いいのか?こんな私でも?」
「ここまでがちょっと時間があったけど
一緒に暮らし始めて安心してたから忘れてた。
言葉にしなくてはいけないよね。
2度目だけど、改めて…
結婚して下さい、お願いします」
「はい」
結婚したらクーを泣かさないよう努力せねば、
と、誓いながら抱きしめた。
ってな顛末で結局持ってる羽目になった離婚届書を見ている。
今までなにかと恥ずかしい目等に遭わされてきた時に
使おうかと考えていたが心に抑止がかけれたので
クーへの抑止力としては使っていなかった。
しかし今回の目に余る暴走には少々お灸を据えなければ。
いくらクーだとわかっていてもあの体型はないだろう!
多分、クーはこれを出してこないと思っている。
存在すら忘れているかも…
それにこれはやっぱりやり過ぎかなぁという気がしないわけでもない。
しかしガムテープで張っただけでは上手く外されるとも限らないし
鍵もスペアを持っている可能性は大だ。
勝手に開けなければ良いだけだし
もし約束破って開けて気付けばクーもこっちの本気度が解るというもの。
うん、やっておこう。そう何度も罠に嵌ってたまるか。
でも、あっさりなかった事にしそうだけどなぁ…
それっぽく一筆書いて封筒にでも入れておくか。
なんか徒労で終りそうだけど…
4回戦目でクーは入ったままの状態で気を失い、
今は横で満足げな顔で寝息を立てている。
それを見ながら考える。
封筒を入れてから未来への選択肢はいくつあったのだろう?
クーが気にしたら…
クーが気にしなかったら…
クーが気にしたフリをしたら…
どれにせよ、結末はこうなっていたのか?
今となっては知る術もない。
ただこれだけは解った。
妻の愛情確認その他諸々、兎角、結婚というのは大変だ。
<おわり>
GJ。
普段大人しい人がキレるとどうなるか身をもって知ったわけだなw
>>547 カツカレーでもいいけど、あれは縁起物だしなぁ……やっぱりチキンカレーでしょ
GJ!
俺はカレーには安い豚コマ肉がいいなぁ
題名にびびったけど、そんなことはなかったんだZE
GJです。さすが彼氏、扱い方が上手すぐる
感想ありがとうございます。
タイトルは”離婚届”のつもりでしたが
名前欄をよく確認してなかったようです。
チキンカツカレーは美味しいですよねぇ…
それでは
GJ
男に手玉に取られるクーカワユスw
>>553 そんなドマイナーなネタ振っても誰も分かりませんよ、達美さん
膝枕されたい
補填ということで。
2人の間に起きたあの出来事。
あの封筒の件はクーに未来は委ねられていた。
<もし、クーが気にしたら…>
男が帰宅するとクーがリビングで倒れていた。
クーは封筒の中の手紙を読んで卒倒してしまったのだ。
現状から即座に把握した男はクーを腕に抱き
原因となった手紙を確認するや否や自責の念に駆られた。
「男…」
「あ、クー、気付いた?」
「本当に男なのか?」
少し驚くクー。
「あぁ本物だよ。なぁクー、これ」
と言ってクーに男は離婚届を見せる。
即座にクーの顔が強張った。
「こんなのこうやって…」
離婚届を細かく裂いて横へ投げた。
「破り捨てれば良いだけの事じゃないか」
「そうしても男が帰ってこなければ一緒だ」
「現に帰ってきてるよ」
「う、うぅ…」
男はクーの嗚咽を胸で受ける。
「ごめん。やり過ぎた。これっぽっちも本心じゃないから」
クーが落ち着くまで男はその姿勢を保った。
そして少しの時間が経過した。
「大丈夫?」
「…抱いてくれ」
「え?」
「心も体も改めて君の物だと解らせる様に強く抱いてくれ」
「あぁこれでいいかい?」
男は少し強く抱きしめた。
「出来れば…君の鼓動がしっかりと聞こえるようにしてくれ」
男はクーのその言葉が直には解らなかった。
しかし少し頬を赤らめる愛しい者の顔で理解できた。
寝室ではいつもしている事なのに
まるで初めてする様に愛を確かめ合った。
互いが互いを満足させるまで、そして自分の心が満たされるまで。
<もし、クーが気にしたフリをしたら…>
帰宅するとクーがリビングで寝ていた。
開封厳禁だと念を押して封印までした調味料棚の扉が開いており
どうやら箱に移し替えていたのが解った。
クーの近くには封筒と紙が数枚置いてある。
とりあえずクーを起さない様に紙まで近寄ってみる。
クーの抑止力にと準備した罠である離婚届と手紙。
そしてクーの字で手紙がある。
読めという事?
「男へ
本当は面と向って言うべき事だが
君を見て言う勇気は出てこなかったので手紙にします」
なんだか知ってる文面ですね、クーさん。
「君と出会ってたくさんの出来事があり
それはたくさんの思い出として残っています」
あぁそうですね。
「いままで良くしてくれてありがとう。
君の幸せを君の思い出と共に祈っています」
…
「紙には書いておきました。
最後に手間をかけるけど提出しておいてください。
じゃあ さようなら」
ちらりとクーを見る。
真摯な教徒の様に胸の前で手を組んでいる。
その傍らには怪しげな小瓶。
多分、これは待っているのだろう、何かを。
あの騒動以降、疲れてるから
できれば反省してもらう事も兼ねてしてないけどそろそろ限界?
とりあえず交渉してみよう。駄目元でも。
「お〜い、クーさ〜ん。ただいま〜」
「…」
「そんな所で寝てると風邪ひくよ〜」
「…」
「聞こえてないか〜?」
「…」
無理でした。
あぁこんな事なら回収しとけばよかった!悔しさで奥歯を噛む。
これはクーの手に乗るしかないか…
意地でもこのままのような気がするし。
覚悟を決めた。
古典の至芸、口付けをしてみた。効果は抜群な筈だ!
「…お約束の口付けで目覚めてくださいよ、お姫様」
もう一度しなくてはいけないかと思い
四つん這いでクーの上に移動して顔を近づけた。
すると、いきなりクーの目がカッと開かれた。
続けざまに口を塞がれると同時に両腕両脚で巻き付かれた!
「うっ?!」
いきなりの負担増に四つん這いを維持するのが精一杯。
クーは離れなさそうなので反動つけて床に背を当てた。
がっしりとくっついたクーは唇を糸引きながら放し
ゆらりとマウントポジションに座った。
「ク、クー?」
「…」
クーはこっちを見ている。目がとても怖い。
とにかく会話による交渉を持ちかけてみる。
「あの手紙はですね…」
「読んだ」
「べ、別に本気じゃないんだよ?」
「解っている」
「お姫様はさっき目覚めたのでは?」
「いや、生き返った」
「そうですかそれは喜ばしい事です。ではそろそろこの状態を…」
「少し我慢だ」
そう言いながらクーは傍らのあの小瓶を取った。
「まさか…それは…」
指摘するとクーはにやっと笑った。それは心底凍らせるようなもので。
しっかりと封をしてあるキャップを開けながらクーは語り始める。
「約束の守れなかったお姫様は死んでしまいました。
しかし愛しの王子様がお姫様を口付けで甦らせたのです」
小瓶から口に含むとごくりとクーは飲んだ。
「甦ったお姫様は王子様と愛し合うのです、永遠に!」
そしてもう一度、口に含み…
「ちょ、ちょと、待って、なぁ、ん――――――」
ごくっ
気がついたら朝だった。
ここは寝室、ベッドの中。
横では満足げな顔で寝息を立てているクーがいる。
シーツが湿って不快だが腰の回復が追いついていないので動けない。
リビングからここまで来るのに時間がかかった気がする。
どれだけしたかは数えていない。
どんな事をしていたかは思い出したくも無い。
人は獣になれる事だけは解った。
>人は獣になれる事だけは解った。
わかりません、詳細kwsk!
さらに補填を要求したくなったw
投下が終わったなら終わったと言ってくれないと
ものすごくやきもきするなw
小ネタです、思いついたのを携帯で書いたので読みにくいかと思います
「ちょっ!!沙織っ…分かったから!!手離して!!」
「いいや、君は分かってない…私という者が有りながら他の女性を視姦していただろう?」
「うわっ!!こんな公衆の面前で妙な言い方するなー!!」
「本当の事を言ったまでだが?」
「俺は……そんな目で沙織以外は見ない、多分見ない、きっと見ない」
「そんなに胸の贅肉が気になるのか?確かに私は普通よりはやや小ぶりだが…」
「ちょっと沙織さん?冗談をまともに受けるの止めようよ」
「だからと言って形が悪い訳でも、乳首の色が黒い訳でも、感度が悪い訳でも無いぞ?」
「分かった分かったから」
「いいや、君は分かってない、だから相互理解と仲直りの為に今すぐ私か君の家に行こう」
「あのね、沙織さんや…今日は家の親はお休みな訳ですよだから無理ですよ?そこんとこ朝説明したでしょ?」
「私の両親も今日は家に居ると言っていた」
「そうだね、そう言ってたね…だから諦めて当初の目的通り水族館に行こう?」
「…的には………でも……ホテル……」
「こらこら、今ホテルって単語が飛びだしたな、それは前に沙織が嫌だって言ったんだろ」
「しかし、私的には可及的速やかに処理すべき事…ならば私はこうする!!」
「勇ましく何をするかと思えば携帯?それでどうするの?」
「こうする……」
「あ〜…凄く嫌な予感がひしひしとするんですが…」
「もしもし?私ですが…今から帰りますので2日〜一年程家を空けて下さい」
「一年!?ってやっぱりか!やっぱりそうなるのか!!沙織さんそれを寄越しなさい」
「えぇ…温泉か南のリゾートで……おとおさんとおかあさんはゆっくりして来て下さい」
「あれ?沙織さん?あなた親御さんを呼ばれる時は父さん、母さん……だったよね?」
「えぇ、月が満ちれば元気な子供を産んでみせます」
「もうだめだよ、僕は疲れたんだパトラッシュ…」
「さて、そこで犬と戯れてる愛しの背、今から君の家に行こうか」
「東京都庁はそだってます!!」
「何、案ずる事は無い…私がお義父さんとお義母さんには説明してある」
「熊ポーン、熊ポン熊ポン熊ポン…熊ポーーン!!」
「今から身体が疼いてしょうがない、さぁ!!早く帰ろう」
嗚呼…僕はどうなるんでしょうか…
>>566 暫くその家は住民の半分が長子でもう半分が嫁候補になるわけだなw
職人GJ
保管庫更新されてたな。
ゴールデンウィークのこどもの日=子作りの日ネタは雪子と愁也の人だったのか
あぁ、保管庫の人生きてたのか……よかったよかった
571 :
名無しさん@ピンキー:2009/06/20(土) 00:51:02 ID:WLEMzAh9
あれ? エロパロのはずなのに純愛系概要に多い。
いや、大変喜ばしいんだが。
>>571 すまん、sage忘れた。非常に申し訳ない。
<もし、クーが気にしなかったら…>
今日、調味料棚から手紙を発見した。
それは男からの手紙だった。
内容は男が私に愛想を尽かして去るというもの。
なにか違和感。
多分、これは嘘、悪戯の類だ。揣摩臆測ではあるが。
一度は箱に入れた調味料達を再び棚に戻しながら推考する。
手紙の内容の真偽はどうか?
嘘である事を願うばかりだが、こればかりは男が戻ってきてくれなければ分からない。
少なくとも男の私物は残ったままだ、一度は会えるだろう。
代理人が来た場合は徹底抗戦止む無しだ。
嫌いになったとは明言されていない上に
面と向って言えなくてあの様な所に置いてあるなら
まだ話し合えば解ってくれる筈だ。
何故、それなら調味棚に手紙を置く?
いつかは見ると思っていたのだろうが
いきなり男が帰ってこなくなったら話は大きくなる。
世間の目を気にし過ぎる所がある男はそれを望まないだろうが
私がそうするのは想定の範囲だろう。
では今日見るとなんらかの自信があって男の望む通りに進んだとしても
やはり私は各所に電話はする。
となると男はこれを見られたくない?
それならば置かなければ良い、書かなければ良い。
そもそも感情的になり、思わず書いてしまった?
可能性はかなり低い。
それならば面と向って言うだろうし、
私を納得させようとするだろう。絶対納得しないが。
見られても私がそのような事をしない自信がある?
私がそれだけ男に関心が無いと思われているのなら、
それはそれで手段は選ばないが。
さて、棚に戻し終えたので夕食の準備に取りかかる。
男は私が手紙を読んでも大事にしないと確信している。
ここまではまず間違いない。
調味棚に入れた理由がある筈。
その調味料を取り出すために棚を見る。
外してあるガムテープが傍らに見える。
男の封印…あぁなるほど。
火を止めて棚の前で思いついた事を展開する。
男が開封厳禁と言う事で鍵をかけてガムテープで封印までした扉。
スペアキーは取り上げられていない。
ガムテープは脱着可能だ。
それは男も解っている。
いずれ私が封印をこそっと破る事も解っている。
だから罠を仕掛けた。
そしてそれを見た私を思い留まらせる為に。
離婚届は消滅させれば効果は無くなる。
しかし再び作られる可能性もある。これは男からの忠告。
手紙は違和感に気付けば、いや、気付かせる様にしてある。
男が私を理解して私が男を理解しているからこそできる事。
ストレートに書いたらきっと無視すると解っているから
こんな手の込んだ事をしたのだろうが
少し悪戯が過ぎないか?
1歩間違えたら死んでしまうぞ私は。
信じてもらっているのかそうでないかわからないが
上手く術中に嵌めた男に敬意を払って
調味料をよく効かせた回鍋肉を作ろう。
男が帰宅してから回鍋肉に舌鼓を打ってもらうのは想定内だった。
まさかあそこまで喜んでもらえると作った私も至福。
風呂に入り団欒後の男に
リビングでお茶を出しながらついでに出してみた。
男は茶を受取りつつそれを目にした。
そして、吹いた。
棚の封印を解いたのはすまなかったが
好評だった回鍋肉を作る為には棚の豆板醤等が必要だったのだ。
あのような事をしなければ男の意を汲んでいると思ったのだが違ったか?
なぁ男、何故、平身低頭でそこまで謝るのだ?
私は怒ってなどいないのに。
まぁいいそこまで言うなら
御無沙汰だった分を取り戻すように愛してもらおう。
あれを食べたのだ、お互い満足できるはずだ。
お陰様で保管庫デビュー!
ありがとうございます。
一覧見たら結構書いてましたね、勢いだけなのに…('A`)
今回の補填に関しては
以前のルート化の時の出し忘れみたいな物です。
獣の詳細はまんまエロのみです。
それでは。
さあ獣をkwsk書くんだ
素直クールを含む三角関係的なSSはスレチかな?
ハーレムか修羅場スレのほうがいいのかしら
>>578 女の子が素直クールだけによる三角関係ならここでいいと思う。
ツンデレ×男×素直クールみたいなものならハーレムスレか修羅場スレが望ましい。
個人的に修羅場スレはお勧めしない。ちゃんと読んでくれる人がいるかわからないから。
>>576はいつまで夫婦のクーと男シリーズを書くつもりなんだ?
前にもうこのクーと男から離れたいって言ってたけど
それを訊いて何になるんだ?
どうせなら明確に論理建てて素直クール口調で羅列してくれれば良いモノを
その煽りは何になるんだ?
どうせなら明確に論理建てて素直クール口調で羅列してくれれば良いモノを
てす
公開羞恥プレイは
>>362の段階で終る予定だったのです。
そして次は新作と意気込んでいたはずなのですが
何を思ったか保守ネタをやったかと思ったら勝手にお題と解釈して過去ネタをやり始めて
あまつさえ番外編のような物まで…
理由を本人に問い質した事もありますが
こっちが勝手に動いてるからだとか新作にも影響してるんだとか
責任転嫁をしてくる有り様で交渉の余地すらありません。
多分、新作の方が上手く書けていないだけだと思いますが
一体、何の権利があってここまで私生活を暴露されなければいけないのでしょうか?
誰か助けてくれる人はいませんか?
クーですか?
駄目です。あれは敵です。
自分達の愛の記録を公のもとに晒し永遠の物としようとか言ってますから。
公然猥褻罪の適用とかできませんかねぇ…
書き残しも補填したので、次こそは新シリーズに!
できたらいいなぁと思います。
やたら動くんですよ、この2人…('A`)
とりあえずそれでは。
お疲れさん。個人的には続いて欲しいが・・・・
>やたら動くんですよ
腰がか
>腰がか
それは聞き捨てならないな
そのあたりkwsk
お疲れ。
でもなんでクーが大学で避けられてたのかだけおせーて
>>585 このシリーズはそう続けませんがまた出てきた時には宜しく。
まぁ何書いても変な話にしかならないんですがね…('A`)
>>586>>587 腰違う…('A`)
あぁクーが男を襲う…
>>588 目を引く容姿なのに下手に近寄ると返討ちに遭うから近寄らない
でもやっぱり気になるというのが周囲のだいたいの反応です。
詳細についてはストックかそれ以外の時に。
それでは。
投下のとき以外に書き手がでしゃばると途端にSSまで糞になる法則発動中
非難所でどうぞ
新作にも例の二人にも期待
個人的に一番好きだったのはサトリの2
今のマイケルはウルトラマンのダダにしか見えない
超誤爆
むしろ造形美的にはダダの方がw成田亨はマジ神
だが容姿には関係なく舞子ーの創る曲も神揃い
ID:oF9kSSSj
お前が避難所に行け
素直クールと葛藤は共存できるのか?
>>590 ssのどのへんが糞になったんだ?
煽りじゃないぞ
だがしかしまってほしい。
これは男がSSに夢中になって拗ねた素直クールな女による不当な介入ではないだろうか。
我々がこれに対処するには断固として素直クールな対応をもってするほかない。
そういえば、自らの彼氏や夫に固執するヤンデレ系の若者が世界的に増えているという事実も、多少気になるところだが。
病んだ素直クールもありだと思います!
富む病んクル
病んぐパラダ慰ス
素chool-Days
おはようございますこんにちわこんばんわ。今回は投下ではなくアナウンスのみで。
――お詫びと訂正――
以前投下した『珍説・幾夜餅』ですが、タイトル・キャラクター名を間違えるという大失態を犯していました。
正しくは『珍説・幾代餅』でした。お詫びして訂正します。
修正版は以下のアップローダーに置かせていただいてます(10日ほどで自動的に消えるように設定しています)。
ttp://www1.axfc.net/uploader/Sc/so/11356 修正部分
・『幾夜』の誤表記の訂正
・誤字の修正
・一部言い回しの修正
・サゲ(オチ)の変更
保管庫ミラーの方、更新直後にお手数ですが修正版と入れ替えていただけないでしょうか?
よろしくお願いします。
以上、スレ汚し失礼しました。
さて、世に素クール水着が出回る季節になったな……
聞いて驚くな!
俺の出身校女子の水着セパレートだったんだぜ!
聞いて驚け!
俺の母校スキーはあっても水泳はなかったんだぜ(´・ω・`)
wktkで保守
聞いて驚け!
俺の母校はスキーも水泳もなかったんだぜorz
浅瀬で溺れる素直クール
スキー場で転がる素直クール
彼氏の為に選んだエロイ水着を着る素直クール
>>610のお題は破壊力抜群だなー。どこかに勇者はおらぬものか。
それはさておき、投下と言うにはささやかな内容だけど投下します。
真夏日のプールの授業なんてものは高校生になっても楽しいもんだ。
女子の水着目当てとか言ってるヤツもいるけど、そんなのポーズだと俺は思うね。
恥ずかしがらずに言えよ兄弟。水遊びがしたくてたまらないんだろ? 俺はしたいね!
まぁそんなわけで小学生のガキのようにわくわくしながら学校指定の水着に着替え、
やたら饒舌になりながら連なった固定シャワーと消毒用の浅くて冷たいアレに浸かり、
灼熱のプールサイドにダンスを躍らされながら授業開始までの時間をそわそわ過ごす。
そして明るすぎる外の光にもようやく目が慣れてきた頃、女子がぞろぞろとやってきた。
プール初日ということもあって、誰から行くか迷うように明るく押し合ったりしている。
男子勢は色めきたったが、早く飛び込みたくて水面を眺めていた俺は乗り遅れてしまった。
うっかりした。くそう、こういう一体感が求められる状況に乗り遅れたのはなんだか悔しい。
そしてちょっと不安になる。本当に水遊びしたいガキ丸出しなのは俺だけだったりするのかと。
そんなことを悩んでいると、対岸のプールサイドに並んだ女子から一人が抜けてやってくる。
ぺしぺしと消毒液の名残をコンクリートにつけながらやってきたのは相変わらずのヤツだった。
「――ああ、全く。水泳の授業は着替えに時間がかかるのが煩わしいな」
「女子は結構ギリギリだったな」
「初日だしな。全員で一緒に行こうということになって、先に抜けることができなかった」
「なるほどな。そいつはお疲れさん」
学校指定の黒いスクール水着を着たそいつの名前は来栖奈緒子。どういうわけか俺の彼女だ。
見ると結構な発育をしているもんだから、水着の中に閉じこめられてる感じがある。乳的な意味で。
水着から出た手足は細く長く、堂々と立つ姿はちょっとしたモデルくらいは務まりそうな感じだった。
白い肌やら腰まである黒髪は、シャワーの水滴がついていて太陽の光にやたらキラキラしている。
というか手に持ってる水泳キャップにその髪はおさまるだろうか。スゲー気になる。
「別に疲れてはいないがな。そんなことより、恋人の水着姿を見て言うことはないのか?」
「学校指定の水着じゃ、驚く要素はあんまないけどな。けどまぁ、似合ってるんじゃないか?」
「……うーむ、やはりな。今ひとつ反応が薄い。私としても、少々不本意な姿だしな」
「そうなのか?」
半裸(水着姿)の男子の群れの中で、堂々と胸を張って立つスクール水着姿のそれなりな美少女。
かなり視線を受けてるのに気付いているはずなんだが、コイツは恥ずかしいとか思わないんだろうか。
「当たり前だ、見ろ。私は胸がそれなりに大きいだろう?」
半ば憤ってる恋人様は、水着の上からデカくて潰れ気味の二つのそれを軽く寄せて上げるように持つ。
思ってないなこりゃ全然。逆に周りの男子が赤面したり吹いたりし始めたよ。なんだかマジでごめんなさい。
「あー、まあ、そうだな」
「うん。だから水着の生地が伸びてしまって、このあたりが浮いてしまっている」
胸の下の辺りをツンツン突付き、指が沈む様子を見せて理解を求める。
なるほど、確かに。肯いてみせると、肩を落とした奈緒子嬢から溜息交じりの声が帰ってきた。
「これだと太っているように見えてしまう。だから私としても本意ではないのだ」
「なるほどなー。言われてみればそんな話聞いたことあるか」
胸が大きい女はワンピースタイプの水着を着ると太って見えてしまうらしいというアレだ。
まさかその実例をこんなに近くで、しかも学校で衆人環視の中見せられることになろうとは。
「うん。だから考えた。これが私の水着姿の実力と思われてはかなわない。だから機会を与えてくれ。
今週末に市営のプールに泳ぎに行こう。そこでビキニ姿の私を見て、改めて評価を下してほしい」
胸に手を当てて、ずいっと半歩脚を踏み出して主張してくる奈緒子。
肩から零れた髪がサラッと流れ、弾かれた小さな水滴が俺のヘソの辺りに着弾する。早く泳ぎたい。
「ああ、いいぞ。水遊び大好きだし。……それにしても、大した気合だな」
なかなか肌の露出が多い状態で近づくと、こう、抱きしめてしまいたい気持ちになるから困る。
気圧されるように半歩下がりながら答えると、腰に手を当てて偉そうに言葉を続けた。
「当たり前だ。恋人に少しでも魅力が無いと思われるのは耐えられない。不当な評価なら尚更だ。
ところで質問だが、水着の色や柄に希望はあるか? 布地は多いのと少ないのどちらが好みだ?」
できれば水着選びも手伝って欲しいのだがな、という姿を見ると、どうやらかなり本気らしい。
いや、いつでもコイツは本気なのだが、今回はちょっと意地になってる感じだ。
自分の魅力を引き出せない水着姿になったことが、そんなにも悔しいものなんだろうか。
「色とか柄とかはよくわからないな。布地は――まあ、やっぱ少ないほうが嬉しいな」
正直なリクエストをしてみる。女のファッションは難しくて口に出せない。得意なヤツを尊敬するよ。
だがこの程度の答えでも満足してくれたのか、奈緒子は不服げな表情をやめ、笑顔になって肯いた。
「うん、わかった! 期待しているがいい! 私は本当はもっとすごいんだからな!」
腰に手を当てた姿勢で堂々と宣言する共にチャイムがなった。
少し視線を残しながらサッと踵を返した奈緒子は、渇いたプールサイドを小走りに去っていく。
くそ、時々するああいう笑顔が反則なまでに可愛いっつーの。ああ周囲からの冷やかしの声が痛い。
うっかり赤面しちまったもんだから、上手く反撃できなかった。つーか背中叩くな。いてーって。
まったく、純粋な水遊びを楽しみにしていたのに、俺が一番授業前に不純な会話をしてた気がする。
ゴメンよ子供時代の俺。ゴメンよ水遊びを純粋に楽しみにしていた俺のピュアハート。
だけどまあ、水着姿の恋人とのトークはそれはもう楽しかったわけでありまして――。
「おーい! 決めたぞ! サイドがかなり細いヤツで、紐の飾りをつけてみようと思う!
前にリボンで結んだ下着を着けたときに喜んでくれたからな! その応用というわけだ!」
男女別れた授業のラストの自由時間。長々と考えた末の結論らしい言葉が遠くから飛んでくる。
勘弁してくださいマジで。ほらもープール全体が温まったみたいな感じで騒然としてるじゃんか。
ウチのクラスは元より、水泳の授業は2クラス合同なもんだから、新規さんの驚きの声も大きい。
女子はキャーキャー言いながら奈緒子を取り囲み、俺の周囲はうらやまけしからん嫉妬で燃え上がる。
とりあえずやっかみのブレーンバスターをクラスメートから受けたりしたが、かなり面白かった。
以上です。ありがとうございました。
素直クールと呼ぶにはちょっと元気な娘になりすぎたでしょうか。
いいや最高の素クーだ
>>616 GJ!
いやいや、やっぱ素直クールって属性は必ずしも鋳型にはめ込むもんじゃないと分かりました。可愛い
あと水遊びが楽しみって気持ちは共感出来るよ!
>>616 意地になるクー可愛いよクー
そんなクーに引っ張り回されそうな男も微笑ましいw
素クール水着キタコレ
で、週末の市営プール編はまだかい?
お、落ち着いて聞いてほしい!(中略)
素クール水着があるなら素クールゾーンもあるということじゃないか……!?
衆人環視や公開処刑(性的な)なんてちゃちなもんじゃねぇ!
もっと恐ろしいもんの片鱗を(以下略)
もちろん素クール浴槽(バス)も有るんですよね
わかります
そんな楽しい素クールDays
ハイ素クールウルフ
素クールウォーズが見たいのう。
素クールカウンセ……いや、なんでもない
ハイ素クールララバイ
>>624 聞き慣れないんでググったらNHK教育の海外ドラマか……
金髪碧眼な素直クール達…(*´д`)ハァハァ
素クールゾーン
>>626 恋の病も解決しちゃうんですね、わかります。
素直クールでよくあるネタだけど
彼女に学校で「自分はもうセクロスしたことありますよ」的なことを言いふらされるの恥ずかしくて敵わないな
俺は童貞だけど
そして人生の墓場に直行だな……。世間体的に。
くーなら結婚を今するのも後にするのも同じだとか言うに違いない。
「好き」と「愛」を取り違えたバカがよくスッコンバッ婚→即離婚してるけど
世の中にはたったの1回デートしただけでお互いの心を知り尽くして即結婚して上手くいく夫婦もいるんだよな
「所詮人である以上、己さえ全てを理解しているわけではないよ。ましてやお互いを知りつくすことなどありえまい。
無論、個人差というものはあるが、人が相手に『自分』を伝えられるのは、せいぜい一割といったところかな。
あとの人間関係なんてものは、それぞれの認識の齟齬を、どれだけ受け入れられるか。それだけさ」
「そりゃ興味深いな。……で、普段から随分とぶっちゃけた言動してる気もするけど、お前さんは何割?」
「他人よりは多いと自負しているが、それでも二割程度じゃないか?」
「お前さんでも色々あると」
「うん。秘密くらい、いくらでもあるよ。
こんな私だから嫌われる機会が多い、だが変われないしその気もない。そんな自分に苦悩することもある。
様々なものへの不安や不満、どす黒い感情だって持ち合わせている。逆に喜や楽だって、ね。
それらがない交ぜになった、言葉にできないものや、自覚できないものも、当然ある」
「意外や意外。一般的な悩みなのな」
「そうだね。そんなものさ。悩む時点で、半分は答えが出ているも同然だから。
当人の受ける重圧はどうあれ、大概の人の悩みなんて、構図としては簡単なもの。愚痴を聞いてもらうだけで、結構楽になるし」
「俺はカウンセラーか精神安定剤かなんかかい」
「いいじゃないか。そんなキミが、私は好きだよ?」
「んでさ、衆人環視の中でそんなこと言われた俺のストレスってどうよ?
何か冷やかしが飛び交ってて、正直かなり一杯一杯なんだけど」
「平静を装ってても、しっかり顔に出ているね。大分心拍数が上がっているみたいだ。
いいよ。楽になるといい。今度は私が愚痴に付き合あうから。……その前に、ちょっと耳貸してくれる?」
「ん?」
「できればピロートークでね」
「耳元でそーゆーこと囁くなぁっ!! つか言うだけ言って逃げるなー!!」」
「ふふふふ。そうやって焦る方が恥ずかしいんじゃないのかなー?」
>>636 くそう、なんだこのラヴで素クーな雰囲気は。
けしからん、もっとやれ。
割と普通っぽいしゃべり方のクーだったな。萌えた
なんか最近、書き手に少しでも批判的な事を書くと
「鬱陶しい。わざわざ書くな」ってつっけんどんに返されるのが気になるなあ。
「関西弁ウザい」とか「男口調じゃないのはやだ」とかは我が儘だけどさ、
「役不足じゃなくて力不足だよ」とかは別にいいと思うんだけどなあ。
たまに見かける、って程度だけど気になったもんで。
貶めたり煽ったりしてるわけじゃないんだし普通にレスすりゃいいのに、と。
男口調じゃないからってより明らかに素直クールっぽくなかったから議論になってような
それはさて置きそんなの気にするほうが負けな気がするぜ
まぁ関西弁はなぁ、、、
本気で毛嫌いする人もいるからね。うちの兄貴がもそうだし
気にする人も多いだろうから書き手さんは事前に注意した方がいいかも
いちいちそんな事まで注意してたら
しまいにゃ注意書きが2レスぐらいに渡るようになるわ
関西弁は関西弁に精通してる奴が書かないと偽臭くなるからね
偽臭い関西弁のキャラはウザいよ
素直クールというと
長身、釣り目、黒髪ロング、黒ストってイメージがある
文体だからって口調でしか素クールを表現できないって訳じゃないと思うんだ
>長身
身長162センチの俺ぎゃあああああああああああああ!!
>>636の続き。
「なあ、冷美さんや」
「何?」
「前から思ってたけど、どうして話し方変えたんだ?」
自室で二人、ゲームをやりながら、彼は冷美に話しかけた。深い意味はない。ふと思いついたことを口にしたまでだ。
「どうしてって。質問の意図が上手く読めないんだけど」
冷美と呼ばれた彼女は困惑する。
「いやね。この前、変われないしその気もないとか言ってたのに、何でかなーと」
「ああ、そういうこと。性根はともかく、口調なんて、その場やちょっとした心境で、柔軟に変化するものだと思うな」
「……そいつはごもっとも」
考えれば当然のことだ。いちいち深く考えて言動を決めるわけではない。
だが、一つ気になった。
「ん? てことは、心境の変化する何かがあったってことか」
「うん。それはもう」
「へぇ、初耳だな。でも良いことじゃないか。前はなんつーか、こう……男口調っつーか、ガチガチに壁作ってる感じだったけど」
「少しは柔らかくなった?」
「まあな。みんなも随分話しかけやすくなったんじゃないか?」
薄く微笑みを浮かべ、彼女は無言で肯定する。皆に好かれるということは、無条件で嬉しいものだ。
そっと、冷美は肩に体重を預けるように寄りかかってきた。
「風当たりが弱くなったから、壁も不要になったんだよ。ありがとう。キミのおかげだ」
「またそういう恥ずかしいことを……てか、何もしてないって、俺」
「そういうキミだから好きなんだ」
「あー言えばこー言うんだから、この娘はもー」
いつものようにうろたえたおかげで、しっかり冷美との対戦は負け越す彼だった。
「でもね、本当だよ。二人セットで見られるようになったおかげで、みんなが一歩距離を置いてくれて、偏見や先入観が薄れてくれるようになった。
だから、キミは傍にいてくれるだけで、私からは感謝の言葉もないほどの恩人ということになるのさ。
……もっとも、今からすれば、言うほど嫌われてたわけでもなかったとは思うけどね」
「うん。何かもうツッコミはいいや。まあ、男女とも、やたら両極端な評価だったわな。今は悪いほうだけが随分減ったみたいで、良い傾向だ」
もともとの容姿もあって、パッと見の印象に限っては、むしろ好意的に受け止められる場合が殆どだ。
一方で、もともとの言動のせいで、ちょっと会話すればお高くとまってるように受け止められてしまうこともままあった。
根気強く話してみれば、感性のズレによってコミュニケーションに不全を起こしやすい……要は、天然が入ってるだけというのもわかるのだが。
日常生活で、そこまで労力を割こうという人物は、少々奇特な部類に入るのも事実だろう。
そして彼は、そのあたり奇特だった。そしてほどなく、破れ鍋に綴蓋となって、今に至る。
「それはそれとしてな。冷美と親しくなってから、俺は一部の女から、妙に女性人気が下がった気がするんだが。
ってーか、ぶっちゃけ尋常じゃない嫌われ方してるんだよ。マジでさ。
きっと、お前を嫌ってた連中の生き残りだろ。んで、嫌がらせでこっちに矛先向けたと。本当、無駄なとこで根性入ってると思うわ」
大して深刻でもなさそうに語る。
こんな感じで鈍いところがある人物であり、軽く受け流してしまうような人物故に、冷美も安心して彼に身を任せられるのだ。
だが、これについては訂正せざるを得ない。
冷美は片手で軽く謝罪する。
「……ごめん。それ、多分逆。この前、私にラブレターくれた娘たちだと思う」
「うおぉい! お前の女性人気って、ソッチ方面かよ!」
「曰く、『中性的なところがステキ!』らしいね。男装してくれないかと、しつこく懇願されたこともあるよ」
「宝塚行けよ、もう……」
「そんなに男っぽくはないと思うんだけどな」
少しばかり膨れて、体中をペタペタ触る。凹凸は充分にあるはずだ。
「……よし」
再確認を完了して自信を取り戻したらしく、冷美は気を取り直して続ける。
「まあ、話を戻すけど、実はこういうのも、口調を変えた原因の一つなんだ」
「あん?」
「少しずつだけど、もっともっと変わっていきたい気持ちはあるよ」
「キミの前では、少しでも女の子らしくしていたいから。ね?」
>>648 あれ? いままで飲んでた紅茶いつの間に砂糖入れたんだろう。
凄く……甘いです。
651 :
名無しさん@ピンキー:2009/06/28(日) 01:16:26 ID:WjjTrZ0U
ニヤニヤしながら読んでる俺きめえwwwwww
653 :
名無しさん@ピンキー:2009/06/28(日) 01:31:59 ID:WjjTrZ0U
修羅パンツを見た素直クール
いや、スルーしてくれ
どこかの令嬢なら昼休みに3段ぐらいある漆塗りの弁当箱持ってきそう
それを全員の前であーんって
>>654 素「さぁ男!早く私のアナルにリモコンを!さぁ!!」
男「いや、やめなって!」
>>656 素直シュールで再生された俺Jガイル(両左手の男)
>>657 「うむむ…これは実に難解な問題だ…。
君の手が両方左手ということは、君の左側を歩く時は良いが君の右側を歩く時に困る。
君の左側の手とは恋人繋ぎができるが、君の右側の手では少々勝手が違うのだ。
……ならばいっそ握手のように繋ぐというのも…いやしかし……うむむ…」
後ろを向いて手を繋いで後ろ向きに歩けばいいんじゃね?
>>659 それはもはや捻くれシュールなんじゃ…?
新作まだかな
まったくどうでもいいがJガイルは両右手の男だ
663 :
名無しさん@ピンキー:2009/06/29(月) 15:09:49 ID:IXIOw9dG
正直離婚やらなんやらの辺りから夫婦見てない。
会長に期待
664 :
072:2009/06/29(月) 16:07:24 ID:AG/wMVVy
無DVDなら
検索→裏 DVD ATEAM
激安!!
キャンペーンも。。。
光のスタンドの意味がわからなくて当時ものすごく悩んだ
素直くーるってエロゲやった人いる?
パッケージを見て総スルー
次の生徒会長はラブラブエチシーンだというしな。今から全裸で待機するぜ
+ +
∧_∧ +
(0゚・∀・) ワクワクテカテカ
(0゚∪ ∪ +
と__)__) +
生徒会長補佐でいつも会長の世話ばかりだけどわざわざ時間を作って会いに来てくれる彼女
時期生徒会長に立候補すると仕事が大幅に増え時間がさらに無くなって会えない事に悩む彼女
そんなクールが読みたいです
671 :
名無しさん@ピンキー:2009/07/01(水) 12:42:02 ID:328UJtSW
最近、害虫が一匹沸いてるな
害虫といえど触らなければ刺される事はない
674 :
名無しさん@ピンキー:2009/07/01(水) 14:26:00 ID:328UJtSW
漢はクールにNG登録
676 :
名無しさん@ピンキー:2009/07/01(水) 17:09:01 ID:jI4Y648T
まあIDなんていくらでも変えられるから無駄なんだけどな
脳内NGすればなにも問題は無いこともない
素直クールな子ってHの時は素直エロになるよね
そりゃしてる最中に顔色変えず喘ぎもしなかったらおいしくないだろ、エロパロスレに考えて
「ふむ、もう出たのか。日本人男性の平均(ry」とか言われたらヘコむだろ
オレの素直クール像は年上おねい様なので、いろんないみでモエル
積極的だけど一途でMというイメージ
というか俺の願望
>>680 「ふむ、もう出たのか。日本人平均から言うととても早漏だな」
「ハッハッハ、一発出したからここからが本番だ」
↓
「ひゃう、あ、あ、んあっ……き、君はひんっ……あくっ、は、う、馬並みか!?」
「やれやれ、たまってたのを一発抜けば男は長持ちするのをいい加減覚えろよっと」
「ああっ、おく、奥駄目っ、あっ――!」
「まぁ……こっちはまだ満足してないので止まらない訳だが」
「や、ぁぁっ、駄目、動かないで、ひゃっ、あああっ!」
「禁句言ってくれたんだから気を失うまで逝ってみようか」
という光景幻視余裕でした
個人的には素直クールはSでツンデレはMな希ガス
ツン「別にアンタのことなんか好きじゃないんだから!!」
男「はいはい分かってるよwww(かわいいなww」
ツンデレは男の方に優位性?みたいなのがあるけど素直クールは自分のペースで男を振り回してるイメージ
SとかMって話じゃないかもな
振り回すイメージ強いな確かに。
お互いを尊重しあう、大人な付き合いの素直クール話も見てみたいぜ
俺は素直クールを華麗にスルーしまくるドS男がみたいな
たまにはクール子が攻められて涙目になるのがみたい
>>685 つかSとMで分けるのは無理があるんじゃないか
素直クールはSとかMじゃなくて従順って感じだと思うし
まぁ極論を言うと書き手がSならMっ毛のある、書き手がMならSっ毛のある
キャラになるんじゃないだろうかw
みんなが注目してるのを気にせずに
平然と抱きついてきたり、キスしてきたりするのがいいな。どのイベントでも使える
男が昼から夜まで、素直クールな女に終始主導権握られてる様が大好物な俺はM
>>687 「時に男よ、イモリとヤモリの違いを知っているかね」
「知らん」
「イモリは両生類で、ヤモリは爬虫類なんだよ」
「へぇ」
「見た目の違いも重要でね、イモリは表面が湿っているんだが、
ヤモリは肌が乾燥しているんだ」
「……」
「イモリは水場の近くによくいる。ヤモリは家屋の周りでよく見るな」
「zzz」
「…なぁ、もしかして男は私のことが嫌いなのか?」
「んぁ?なんでだ?」
「いや……なんでもない」
こうですか分かりません><
いいぞ、もっとやれ
素直クールは自分勝手というか猫みたいにマイペース。
男を尻に敷くタイプには見えないけど、相手に甘えるのも自分のペースで甘える感じがイイ
ちなみに、井戸を守るから水辺のイモリ、屋敷を守る乾いたヤモリと覚えるといい。
そもそもの語源も、まんま井守・屋守だしな。
まぁこんな事は100ッパーどうでもいいが。
アスカとクーのような強引な女に振り回されたい
草食男子?なにそれおいし(ry
696 :
名無しさん@ピンキー:2009/07/05(日) 14:30:42 ID:r+u3/XHU
クー可愛いよクー
アスカ?だれそ(ry
遅ればせながら、
>>610に触発されて。エロ無しなので、ダメな方はトリでNGにしてください。
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友人達が沖合いで手を振っている。
碧く澄んだ海と雲ひとつ無い真っ青な空が水平線で触れ合い、中天からは痛いぐらいの
強烈な日差しが降り注いでいる。そのお蔭で空気はカラッと乾燥し、南国特有の爽快な暑
さだ。足元を攫う波は、ヒヤリとしていて焼けた砂浜を歩いてきた足裏に心地よい。
「おーい、早く来いよ!」
痺れを切らした仲間が、遠くから呼びかけてくる。
言われなくても今、行くさ。来ちゃったぜ、南国──まさに、常夏の楽園。
いそいそと、海に飛び込もうとした瞬間──僕は”それ”を見てしまった。
膝ぐらいまでしかない浅瀬で、けたたましい音ともに白く高い水しぶきを舞い上げながら、
もがく”それ”を。
まるで、”それ”は網に掛かった魚──あるいは地面に落ちて逆さまになってしまった
油蝉とでも言うべき様だ。スラリと長く伸びた細い手脚をバタつかせ、後ろで束ねた艶かな
黒髪を振り乱しながら、慌てふためている”それ”は──
クーだった。
クーは完璧な女性だ。凛と引き締まった美しい顔立ちは男を振り向かせずにはいられなく
するし、滑らかな白い肌にモデル並なその体型は女性からも羨望の眼差しを向けられる。
おまけに何をやらせてもその道のプロでさえ驚くほどの才能を発揮する、あのクーが。
「クー?」
「な……こ、こんなはずは──アプッ、フワッ……バ、バカな、人間の身体は浮力を
勘案すれば──ワプッ、ゲホっ、ゲホッ、水に浮くはず……ましてや、これは海水、つまりは
塩水──アプっ!」
何だか訳の分からないことを喚きながらクーは水に落ちた蜂よろしく、一心腐乱に悶えている。
「クー!クーってば!」
「……愛が──アップ、アップ、愛が足りないとでもいうのか!?……愛があればこんな
海如きに二人の邪魔は……ウッ、ゲホッ、ゲホッ!」
もう何だか支離滅裂だ。周りでは小さな子供が、そんなクーの姿を指をさしてゲラゲラと
笑って見ている。そろそろ潮時だ。
「クー!」
僕は強引にクーの細い手首を掴んで、引き揚げる。
水に濡れたクーは何だか普段よりも色っぽくて、ドキリとさせられる。黒い濡れ髪が首筋に
絡み、クーの白い肌の上を水滴が輝きながら、滑り落ちていく。鮮やかなパッションカラーの
花柄水着も南国の陽気な雰囲気によく合っている。
不覚にも見蕩れてしまった僕を、彼女は眦を吊り上げて睨んでいる。
「い、いつからだ?」
「はっ?」
「いつから見ていた!」
詰問口調の激しい言葉に、思わずたじろいでしまう。確かにクーからしてみれば、
見られたくない姿だろう。
「ええっと──溺れているところから」
「…………」
「し、知らなかったなぁ、クーが泳げなかったなんてさ」
お決まりの頭を掻くポーズで誤魔化そうとする僕の前で、険しかったクーの顔が見る見る
蒼褪める。そして彼女は力なく肩を落とし、悲しげに項垂れた。普段は滅多に感情を表に
出さないクーなだけに、明らかにしょげている姿を見せるなどとても珍しい。
「……そ、そうか。見られていたのか」
ポツリと呟いたクーの声は、この南国の爽やかな空気とは裏腹に冷たく湿っていた。
「ク、クー?」
「待って……待ってくれ。少しだけで良い!必ず泳げるようになってみせる!」
僕の手を掴むと、クーは縋るような目でこちらを見る。いつもの憎々しいほど落ち着き
払った彼女はどこへやら、冷静さを欠いたクーは、声を荒げて僕に訴えかける。
「お願いだ。すぐに泳げるようになってみせるから」
決意は買うが、先ほどの様子からして、とてもではないが”すぐに泳げる”ようになるとは
考えがたい。クーがもう一度、海に入ろうとしたので、慌てて引き戻す。放っておいたら
本当に溺れ死ぬまでやりそうで怖い。
「……と、取りあえず少し休もうよ。話はそれからということで」
強引にクー海から連れ出して、浜辺に立てたビーチパラソルへ向った。
◇ ◆ ◇ ◆
クーは完璧な女性だ。
完璧過ぎて、恐ろしいほどだ。何をやらせても超一流の彼女は、数学の授業中に、
突然、机の前に出て黒板に見たこともない記号を使った数式を書き出し、それを見ていた
先生からアメリカの何とか工科大学に留学しないかと誘われるし、レストランに行って味が
気に入らないと、いきなり厨房に入り込んで勝手に調理して、そこのシェフが「美味い!
美味いよ!」と言って噎び泣くほどの料理を作るし、たまたまエキストラで出た映画の監督、
しかも誰もが巨匠として名を知っている人物にその才能を惚れこまれて、何とか女優デビュー
してくれないかと熱心に口説かれるし──、もう、日常が伝説的な人物なのだ、彼女は。
要するにクーは有り余って溢れまくる程の才能を持っているのだ。
が、彼女がそれを鼻にかける姿は、終ぞお目にかかったことがない
誰もが羨む魅力的な申し出にも、普段と何一つ変わらぬ様子で、「すまない。私には
これよりも、もっと大事なものがあるから」とあっさり断ってしまう。
そんな完全無欠のクーが──しょげている。
もう、どんよりとしたオーラが頭の上と両肩に見えるほどに、めげている。
「元気だしなよ、クー」
「…………」
「う、海に来て泳げないのはあれかもしれないけど──」
「…………」
「クー」
膝を抱え三角座りをしたクーは虚ろな目で、波が寄せては引き、引いては寄る碧い海を
見ている。
「…………迷惑、だな」
「はっ?」
掠れたクーの呟きが聞き取れず、聞き返すとクーは寂しげに笑いながらこちらを見た。
「とんだ迷惑だ……私は。これから君が遥々やってきた常夏の海を思う存分愉しもうと
言う時に──そんな時に足手まといになるなんて」
「いや、そんな!」
「……いいんだ。君の楽しみを奪う私など、最低以外何者でもない」
こんなネガティブなクーは見たことも聞いたこともない。
現に今も、砂の上に”の”の字を書いていじけている。その”の”の字が書道家、垂涎の
美しさであることは放っておくことにしよう。
「ええっと──ほら、僕は別に泳がなくても、良いし……」
「慰めはいらない。私が君の足手まといにしかならなかったのは、動かし難い事実なの
だから」
本当にダウン系だ。しかも、かなり深刻。
「すまない──こんな私だ。君が嫌いになったとしても文句は言わない」
「はっ?」
一体、何を言い出すんだ。額を太腿にくっつけ、背中を丸めたクーが苦しそうに呟く。
「しかし、私だって、嫌われままで良いとは思わない。身命を賭して、泳げるようになって
みせる。その時は──」
「待った!何を勝手に話し進めているんだよ!どうして、僕がクーのこと嫌いにならないと
いけないんだ?」
まったく、クーが僕に愛想を尽かすことはあっても、その逆はありえない。クーは僕には
勿体無いぐらいの女性なのだ。
「たかが、泳げないぐらいなんだよ。クーは泳げなくても、他に一杯色々なことができる
じゃないか!」
クーは少しだけ、顔を動かして横目で僕を見る。とても、悲しそうに。
「違う。君の魅力に遠く及ばない私なのだから、できないものなどあってはダメなのだ。
そんなことでは、君に相応しくない」
一言告げて、再びクーは塞ぎ込んでしまう。
そんな風にクーが彼女自身をそして、僕のことを見ていたのかと思うと驚きだった。
クーは僕に好かれようと、僕の前で完璧な女性を”演じていた”のだ。そんな必要など、
まるでなかったのにも関わらず。
しかし、今、クーは深く傷ついていた。
彼女が必死に維持しようとしてきた完璧な女性のイメージが崩れてしまったから。
僕はどうやって声を掛けた良いか思いつかず、傘の外に広がる光景に逃避した。
燦々と降り注ぐ陽光の下、誰もが明るく元気に浜辺を走り回り、海の中を気持ち良さそうに
泳いでいる。日差しを遮るパラソルの作り出す陰は本来有難いものだが、今はクーの
心の中を表象するかのようだった。
何気なく、溺れていたクーの姿を思い起こす。
すると、先ほど覚えた一つの想いが湧いてくる。
「あのさ」
「……んっ?」
あんな風にクーが見えたのは、初めてだった。
「溺れてたクーって、何だか可愛らしいかったな」
「!?」
驚いたクーが目を大きく開き、呆然とした様子でこっちを見ている。
「ほら、クーって、いつもは誰の助けも借りずに何でもできるじゃないか。だから、あんな風に
必死になったり、慌てふためく姿なんて見たことがなかったから」
「……そ、それがどうしたというのだ?」
「そうやっているクーの姿って、何だか、こう守ってあげたくなるような、助けてあげたくなるような
──要するに、可愛らしかった、ってこと」
精一杯の笑顔をクーに向けると、彼女はすごい勢いで背中を向けた。
「ク、クー?」
少し覗き込むと、クーは俯きながら拳を握りっている。おまけに、握った拳からやがて
全身へとプルプルと震えが走る。後ろ姿から察する限り、怒っているみたいだ。
確かに、クーが完璧な女性であることを良しとしてきた以上、欠点を見られ「可愛い」
などと侮られることは、誇り高い彼女を傷つけることに他ならない。
「もう一度──もう一度、言ってくれ」
苦しげに搾り出されたクーの呻きは、外気温に関係なく僕の身体に悪寒を走らせる。
「ご、ごめん、クー。別に、悪気があった訳じゃないんだ」
「……そんなことは聞きたくない、もう一度、さっきの言葉を言うんだ!」
後ろ向きながら、クーの全身から迸る気迫に圧される。
「可愛いって。クーが可愛く見えて……」
言葉は途中で遮られ、気がつくと、僕は砂浜の上に押し倒されていた。俗に言う
マウント・ポジションだ。
「……か、かわいい──可愛いだと!!」
「だ、だから、ゴメン!ゴメンよ、クー!そう、見えちゃったんだから──」
「言われた……”可愛い”と言われたのか、私は!」
続いて耳に飛び込んできたのは、クーの哄笑だ。まるでソプラノ歌手が歌うかのような、
高らかなそれに何事かと、人が集まってきてあっと言う間に僕らのパラソルの周りに
人だかりができる。
「ク、クー!」
「やった、遂にやったぞ!永年の夢が──今、現実になったのだ」
クーは胸の前で、両肘を”L”型に曲げ、渾身のガッツポーズを決めている。
「まさか、言われたかったの?」
「当たり前だ。君は私のことを何だと思っているのだ?私も女だ。愛する男から一言ぐら
いそういった言葉を聞きたいと思って何の不思議があろうか」
確かに思い起こせば、僕はクーに「綺麗だ」とか「美人だ」とかはよく言った覚えが
あるが、「可愛い」と口にしたことがなかった。
「可愛い、可愛いか。やはり良い響きだ。うむ」
一人で得心して、何度も何度も頷くクー。
必死に表情を取り繕うとしているくせに、口元が自然と綻んでにやけてしまっている
ことは黙っておこう。
「……あの、クー。そろそろ、ねっ?」
さっきのクーの高笑いのせいで、周囲に人だかりができ、この馬乗り状態は好奇の
視線を引きまくっている。誰もが僕らの一挙手一投足に注目している。
まさに、公開羞恥プレイ以外の何物でもない。
「”そろそろ”、か。うむ、そうだな。君の一言で、実は私も疼いて疼いて仕方ないんだ。
さすがに、ここで睦み合うというのはちょっと躊躇いがあるが──君が”そろそろ”と言う
のならば──」
クーは完璧な女性だ──だが、時々、良識を欠く言動をブチかますことだけは頂けない。
「違うってば!そろそろ、どいてってことだよ!」
「……ああ、そうか。そういう意味だったのか。残念」
渋々、僕から離れるクーは少し眉を寄せて悔しそうに呟く。
僕が身体を起すと興味を失った人々はパラソルの周りから散っていく。二人っきりに戻り、
背中に付いた砂を払いながら、僕はクーに問い掛けた。
「どうする?また、練習しに戻る?」
クーの口元が僅かに弛む。
「いや。泳ぎの練習は止めだ。泳げるようになると、君から”可愛い”と言ってもらえなく
なるからな。それに──」
「それに?」
「今夜のために、体力を無駄にするわけにはいかないから、な」
(終)
さあ夜の部の執筆に戻るんだ
畳水練!畳水練!
ヽm-◇-mノ
(( ノ \/ ヽ ))
<∨>
↑のクーやめだかちゃんみたいな凄まじいくらい万能の天才って本当にいるのかな
めっちゃマイナーな模試で偏差値90なら出したことがあるがそれだけだな…
スキー場で転がる素直クール
もよろしく
プールとか言ったら人工呼吸の訓練と称してキスばっかされそう
センター模試の涼宮ハルヒを忘れてもらっちゃ困るぜ
ニヨニヨし過ぎて転げ回りたくなるww
ええい、何故そこで止める!
>>710 スレチな話題ですまないが模試でなんかやらかしてたっけ?
素直クールな子って基本はクールだけど
熱い部分も持ち合わせてると思うんだ
内に燃える何かを含んだ氷のような……
……メタンハイドレートだな、これ
男に対する感情の高ぶりだけは抑えることが出来ない。ですね。
あると思います!
ドMな素クールとヘタレSな男で一つ……
#****************
「この姿で外に出ればいいんだな」
スカートと下着を奪われ後ろ手に縛り上げられた彼女は、それでも平然と命令を復唱した
「…………」
何も返せない僕を尻目に、部屋を横切り扉に向かう
全く淀みのないしっかりした歩調で……
背筋を伸ばし、凛とした姿勢
引き締まった尻が揺れ、スラリと伸びた脚が互いに踏み出される
その姿は、何時もの彼女と何ら変わりはない
クルリ
見とれていたお尻が回り、僕に正面を向けた
あるべき叢はすべて処理されている
これも僕の無茶な命令だ
視線に気づいたか、彼女は少し腰を引いた
ガチャ
「!?」
ダダッ、バン!!
「何してんの!?」
慌てて駆け寄り、開きかけた扉を叩きつけるように閉じる
腰を屈めたのは、後ろ手でドアノブを回す為だった
「扉を開けようとしたのだが」
普段と変わらない冷静な口調
「見られちゃうだろ
なんで断らないんだよ」
その姿で校庭に出ていけ
僕が下した命令だった
どんな指示にも従う彼女に、無闇に苛立ちを覚えた僕が無茶を言ったのだ
そう、何時も彼女はそうなのだ
何の取り柄も無い僕に、クラス一の美少女である彼女が、突然付き合いを求めてきた時から……
あの時も絶対、悪戯か何かと邪推した
だから、無理を言ってみたのだ
「じゃあこの場で服をぬいで
そうしたら付き合ってあげるよ」
全く躊躇せず、彼女は一糸纏わぬ裸になった
放課後の教室
人気は無いとはいえ、何時、誰が入ってくるかわからない場所で……
その美しい裸に興奮した僕は、その場で彼女を押し倒し犯した
彼女は初めてだった……
そんな最低なことをしでかしても、彼女は変わらなかった
僕の謝罪をまったく無視したまま、その場で再度付き合いを求めてきた
それ以来、僕は彼女に酷い事を繰り返している
毎日のように彼女を犯した
口に出し、そのまま飲ませた
避妊具が無いときはお尻まで使った
それどころか、器具を突っ込んだり、縄で縛ったりしたまま授業に出させたこともある
果ては通販で買った怪しげな薬を使ったり、目の前で排泄させたり……
その姿の多くを映像に納めた
彼女が拒否したことは、それを他人に見せることだけ……
続く
>>718 俺は貴方に会うためにこのスレを見つけたのかもしれない。
続き期待してます。
素直クールってクールなのは口調だけであんまりクールじゃないのもたくさんいるよな
男にかまってもらえなくて泣いたり、ものすごい嬉しそうにしたり。
むしろそんなクーが好き
でも男と関わってない所では普通にクールなんだろう、うん
天を統治する天帝の
機織の上手さから<織姫>の二つ名をもつ末娘は妙齢であった。
第9子だからクーの愛称で家族に愛されており
見た目麗しく聡明なのだが愛嬌が少なくワーカーホリック気味。
恋愛にも興味がなく悉く縁談を断っていた。
しかしある日、新型の織機を運んできた牽牛とすったもんだの末、相思相愛に。
悩みの種の娘が結婚するのは許した天帝だったが
場所をわきまえずに惚気るのを注意すれば上手く丸められ
仕事のノルマを課せば3倍返しを食らわされ
いっその事、離縁させようと言えば家族一丸となって反対される。
だからといってこのままでは統治者としては看過できないので
強権発動して2人の家の間に天の川を作ってしまい会えなくする。
しかしそれで諦める娘ではなく、様々な策で牽牛の元に行こうとする。
その都度見つけては止めていた天帝も折れ
年に一度、7月7日だけは会ってもよい事にした。
これが七夕である。
と、こんな夢を見た。
ところで、都心とか夜でも明るい場所だと、天の川が見えないらしいね。
これなら織姫と彦星も会いたい放題だ。
ところで産業革命とか明治維新の紡績工場とか、文明の発達にはなんか
織物工業が妙に目立つような気がするんだけど、俺だけかな?
それが一番簡単なんだろう
メインの産業であった紡績業に「機械」が導入されて大量の労働者がリストラされて…って感じですったもんだして近代から現代へと歴史は紡がれていったとさ
>>722 確かに。
不思議だな・・・なんとなく印刷の方が文明発達の印象あるわw
>>722 つまり、織姫は天の川を排除して彦星にいつでも会えるようにするために、
自身の機織技術を人間界に流して発達を促したと。
さすがクーさん、やることが卒がないと言うか手段を選ばないというか半端ないと言うか。
「一年に一度だけ会ってもいい」なんて条件でクーが納得するのか?
「一年に一度だけ会えない日がある」でも取り乱しそうなものを。
>>725 活版印刷は十分技術革命だが、時期が蒸気の大分前だ
『おおっぴらに逢えるのが七夕のみ』な訳で、
であればこその>726ではないかと。
愛の為なら卓越した策謀力と半端ない行動力を発揮するからな
クー可愛いよクー(*´д`)
「一年振りの逢瀬か……織姫はさぞ嬉しいのだろうな。私も体験したいものだ」
「それじゃあ再現するか。はい、出てった出てった」
ぽいっ、ガチャ、バタン
「何をする! 初夏とはいえ外に放り出すなんて酷いじゃないか!」
ドンドン! ドンドン!
「一年は無理でも一週間くらいならなんとかなるだろ」
「馬鹿な! 心の準備もなしにそんなこと耐えられるわけないだろう!」
「一週間だぞー。学校でも話かけるなよ〜」
「くっ、ふざけるな! ふざけるなよっ!」
タッタッタッタッタ→
タッタッタッタッタ←
ガンッ! ガンッ! ガンッ!ガンッ!ガンッ! ベキッ、メリメリメリ……ッ!
「ちょ、おまっ」
「わ、私は、ぐすっ、怒ってるんだからな! キミは酷いヤツだ! 酷いヤツだ!!」
「…………すいませんでしたッ!!」
バールを片手に泣く素直クールに男は土下座した。おしまい。
素直クールなお姉様に思い切り甘やかされたい
寝ようとしたら既にベッドにいるよ
素直クールってだいたいリア充だよね
高校3年生のセクロス経験率は5割弱だというのに・・・ッ
キスだけじゃ我慢できないんだよ
充実のために努力をする素直クールを羨むだけ、妬むだけなら黙って自分を変えろ。
あー俺もリア充になりてぇぞコンチクショー!!
「
>>736言っている事の最初の部分は素晴らしいと思うのだけど…
後半部分、つまり私の様な年増の相手はしたくないとの事なのかしら?
確かに若さでは負けるかもしれないけど…
愛の深さと身体の成熟具合は負けないわ!!
さぁ、今日は朝まで私の良さをたっぷりとあなたに教えてあげるから、覚悟しておいてね」
あれ?何か違う?
>>737 先月号のせいでラブやんのみさえさんで脳内再生された俺はタヒるべきNANOかも試練
('A`)
素直クールが
諸君 私は男が好きだ
諸君 私は男が好きだ
諸君 私は男が大好きだ
と某少佐みたいに演説する姿が
今日ヘルシング読み直してて思ったんだけど
少佐演説の素直クールバージョンの完全版ってあったっけ
諸君 私は男が好きだ
諸君 私は男が大好きだ
笑った顔が好きだ
困った顔が好きだ
真剣な顔が好きだ
瞳が好きだ
手が好きだ
指が好きだ
胸が好きだ
背中が好きだ
全てが好きだ
街中で 電車で
学校で 廊下で
教室で 部屋で
台所で 居間で
風呂で ベッドで
この世界のありとあらゆる存在の中でが男が大好きだ
ズバリ、そうでしょう
朝、男の部屋で目覚める。
策略等をもってお泊りを勝ち得たがまたしても本懐成らず少々残念。
隣で寝ている男の寝顔を眺めて気分を紛らす。
そのまま眺めていたかったが朝御飯を作るべく男を起さないように起床。
ある程度出来たら男が起床した。
謝意は行為にかえて欲しいのだが却下された。
まぁ美味しく食べてもらった事で努力が報われたので善しとしよう。
着替えるのに部屋を出る事はないと思うのだが
着替えを持ってきた事に後で指摘するのはやはり見たかったからか?
それならば喜んで下着を全て脱ぐのだが止められた。
男心はわからぬ。
部屋で男といろいろな話をしていたら何時の間にか昼になっていた。
楽しい時間はすぐ過ぎる。
双方の家族に挨拶しに行く予定は早く決めないといかんな。
その時の為にも横にいるのに慣れてもらわねば。
商店街で奥さんと呼ばれ誠に嬉しい。
しかしすぐさま男が否定した事には遺憾だ。
やはり堀から埋めようと思った。
夕食を食べた後、
なんとか終電を逃しもう一泊と思っていたが早い時間から駅に送られる。
妙に落ち着きがない男に「この後に他の女が来るのだな」と言ってみた。
否定はしてくれたのだが何かおかしい。
これが女の直感というやつか問い詰めたら発汗までして目を逸らした。
悔しいが男女の関係には至っていないのでマーキング代わりに抱き着いて匂いをつけた。
そしたらば想定外な事に抱き締められた!
男が何か言っているが聞こえていない。
男の体温と多幸感はわかる。
そして意識は深い所に沈んだ。
しかし、リア充とはなんだろうな。
中高生や大学生のリア充見てると(’A`)って思うけど
社会人のリア充はあんまりうらやましくない。世代が違うからか
昼休みになるとすぐに教室のドアを蹴破らんばかりの勢いで彼
女がやってくるようになって、はや二週間が経とうとしていた。
「お待たせしました先輩。あなたの可愛い恋人がお弁当持ってや
ってきましたよ」
「カモがネギしょって、みたいに言うなよ。それとあんまり公衆の
面前で恋人とか自分のことをかわいいとか言わない。突っ込みの
方が長くなるじゃないか」
「あなたの奴隷がお食事を持って参りました」
「ごめん。前の台詞でいいや」
嘘は言っていないし。
彼女と僕はあまり語りたくない紆余曲折あってめでたく、あるい
は不幸にも、恋人という関係になったわけだが、未だに彼女の奇
抜な言動には慣れない。退屈しないのはいいことだとは思うが、
周囲から殺意のこもった視線を向けられるのは好ましくない。
「ところで先輩。テスト前ですけど勉強の方はどうですか?」
「んー。ま、留年したりとかの心配は無いけどそこそこ大変かな」
お約束としてはボロボロなのだろうが、残念ながら僕は中途半端
な成績を維持している。
「曖昧な返事をされると困りますねえ。自信ありげでしたら私が教
えてもらうのを口実に、なさげでしたら私が教えてあげるのを口実
に私の家に誘おうと思ったのに」
「後輩に教えてもらうほど落ちぶれてないつもりだけどなあ」
「おっと、これは失礼。では成績優秀どころか人類有数の頭脳の
持ち主である先輩に私が教わるということにしましょう」
「いやそこまで過大評価されると困るが……」
「思考能力の欠片も無い脳みその代わりに高野豆腐の詰まってい
るようなド低能を私が躾けるということで……」
「蔑んでくれとは言ってねえよ!」
「冗談です」
表情も口調も変わらないまま言うからタチが悪い。冗談ならそれ
とわかるように言ってくれ。
「しかし女の子の家に呼ばれるのって初めてだ。緊張するな」
嬉しいが、何故か同時に逮捕状を突き付けられた気分になる。
「それならご安心を。今日はうちの両親は遅くまで帰りませんので、
『てめえみたいなクソカスにうちの娘はやらん! 二度とうちへくるな
現世から消え去れ輪廻の向こうへ失せろ』なんて展開はありません
から」
なんでお宅へ伺うだけで解脱せにゃならんのだ。
「いや、両親がいないって、逆にまずくないかそれ?」
彼女の家で二人二人きり。コートの中では一人一人きり。
「何がです? 私の両親に挨拶しておきたいんですか?」
「違うわ……だから、あれだよ、なんていうか」
「ああ、なるほど。これは失礼。私は純粋に共に勉学に励みたいと思
っただけなので、先輩が二人きりになったのをいいことに私を押し倒
し思う存分この身体を蹂躙しようとするなど考えてませんでした」
「なんでわざわざ僕を貶める表現にするんだよ!」
「学生の身分ですし経済力も皆無に近いので、きちんと避妊して下さ
いね」
それまでとまったく変わらない口調、表情でそんなことを言ってのける。
「あ、ああ、ええと……」
「なんですその反応。まさか『種付けして俺様から離れられないようにし
てやるぜグヘヘ、とか思ってました?」
「んなわけあるか!」
「そうですね。そんなことせずとも私が先輩から離れるはずがありません
し、何のメリットも無いですからね」
「あのさ……いや、なんでもない」
「?」
ちょっと前に話に出たドS素直クールを書こうとしたらただの変な人になったぜ!
>>748 いや、これはこれで俺は好きだな
饒舌、丁寧語のクールもありだと思う
>>748 素クールとは、若干違う気もしないでもないけど萌えてしまった!GJっすw
で、続編は?
後輩だと丁寧語
先輩だと男口調が合うな
同級生はどっちでも大丈夫だな
>>748 不覚にも電車の中でニヨニヨしてしまった。
これがいわゆる二段論法ってやつか
「高野くん、おはよう」
教室に入るなり、そう言われたもんだから驚いた。何故ならその相手は、
おそらくクラスで誰も声を聞いたことがないというクーさんだったからだ。
「く、クーさん? お、おはよう」
平静を装いながら挨拶を返す。何故今日に限って挨拶、それも僕に?
「? どうしたの、うろたえて。そうだ、それよりもね、私あなたが好きなの」
あまり抑揚のない、平板な話し方だった。そうか、こういう話し方をする
のか、クーさんは。……って、なんだって!?
「す、好き!? って、ちょっとクーさん、それどういう……」
「そのままだよ。私はあなたを好き、大好き、愛してる。だから付き合って欲しいの」
淀みなく、全く表情を変えずに彼女はそう言ってのけた。まるでロボット
みたいだ。あまりに感情が見えてこないので、からかわれてるのかと考える。
と、いうかこんな教室のど真ん中で告白するのがそもそもおかしい。声すら
聞いたことのないクール美人の奇行に、周囲がざわつきながらこちらを注目
しているのが分かった。
「ね、ねえ、冗談はやめてよ、それにこんな突然……」
「こうしたら冗談じゃないって信じてくれる?」
そう言うなり、彼女がすっと距離を詰めてきた。あっ、と思った時には、
もう彼女の唇が僕の唇にくっついていた。周囲のざわつきが、一瞬で収まる。
――そしてすぐに、きゃーと高い声も混ざってより騒がしくなった。
「!?¥$¢£%……」
キスされている、と気付くと、慌ててバタバタともがく。しかし彼女は構
わず、そっと舌を入れてきた。唾液に濡れた彼女の舌が僕のざらざらした舌
を舐めまわしたとき、僕は抵抗をあきらめた。そのまま彼女は、僕の口中を
舐めまわしていく。まるで、僕を味わうみたいに。歯茎を優しくなぞられ、
僕の背筋は震えた。
クーさんが口を離したとき、どれほどの時間が経っていたのだろうか?
僕はぼーっとして、何も考えられなかった。彼女の顔を見ると、相変わらず
表情は変わらなかったものの、息があがり、頬は僅かに赤くなっていた。
「突然ごめんね。でも、私も濡れちゃった」
まあ、なんだ、素直クールだからって男言葉や丁寧語だけじゃないんだよ、と反射的に書いてしまった
男に抱きしめられて至福の笑顔を浮かべる、普通の口調の素直クール
>>718の続き
なんか変な方向に
えすえむ物
アナル、スパンキング、スカあり
>>753さんみたいに素直な方面目指すべきだったか……
だから、今日は露出させると脅したのだ
しかし、結果は同じ
躊躇することもなく、僕に従った
「こんなことしてるって、バレてもいいの!?
皆に見られちゃうんだよ」
自分の命令したことで彼女を責め立てる
正直、何がしたいのか、自分でもよく分かっていない
興奮する僕に、彼女は何時も通り冷静に応えた
「バレるのも、ましてやキミ以外に肌を晒すのも御免だ」
キッパリと言い切る
「じゃあ、何で……」
「キミの命令だから」
真っ直ぐコチラを見つめたまま、真っ直ぐな言葉
その真っ直ぐは、むしろ僕を歪ませた
頭に血が昇り、視界まで真っ赤に染まるのが分かる
グイッ
見つめられることに耐えられなくなった僕は、彼女の肩を掴み無理やり後ろを向かせた
ダン!!
そのまま乱暴に、彼女の頭を扉へ押し付ける
「アウッ!」
彼女は苦痛の呻きを上げた
それでも、一切の抵抗を見せない
それどころか……
ビチャッ
「コレは何?」
彼女の胯間に手を伸ばすと、そこは尋常でない程の露に濡れそぼっていた
「…………」
「答えて」
濡れた手で顔を掴む
彼女の美しい顔を汚すように、彼女自身の汚汁を塗りたくった
「私の愛液だ」
さすがに羞じらいを見せながら、それでも律儀に答える
「なんでこんなに濡れているの」
鉄壁の冷静さを崩したことに、歪んだ喜びを得た僕は、彼女を更に追い詰めた
「キミが虐めるから……」
「ふぅん、僕のせいなんだ」
声のトーンを少しだけ落として、不快を滲ませる
「ちっ、違う」
彼女は慌てて否定した
「どう違うの?」
「私が……」
「『私が……』?」
「私が変態のマゾヒストだから」
絞りだすように彼女は答えた
パンッ!
「ヒッ!」
ご褒美に、染み一つない白いお尻を叩く
「そっか、変態だったんだ」
パンッ
もうひとつ
容赦しない
「そ……うだ。私……は変態だ」
パンッ
「ヒャッ!」
ちゃんと答えた褒美にもうひとつ
「だから僕なんかに抱かれてるんだ」
「ちっ、違っ……」
パンッ
「違わないよ
何の取り柄もない僕にだから、犯されるのが気持ちいいんだよ」
「違う!!」
パンッ
「僕に逆らうの」
「すまない。でも……」
パンッ
「『でも』は無し」
「違う、違う、違う……」
パンパンパンッ……
ハァッハァッハァッ……
二人とも息が切れる程叩いても、彼女は肯定しなかった
彼女の白いお尻は、もはや指の後さえわからないほど真っ赤に腫れている
立っていられず膝をつきながら、それでも避けようとせず、お尻を差し出していた
手は後ろ手に縛られているので、不様に頭を床に付けて身体を支えている
そんな従順な彼女に、むしろ怒りを掻き立てられた
グッ
熱をもって熱くなっている、引き締まったお尻
叩きすぎてジンジンする手のひらで力任せに掴み、尻たぶを強引に割り開く
「アアッ!?」
ほとんど意識を失っていた彼女が、新たな激痛に蘇生した
頑固に口を閉ざすアナルの下、彼女の膣口はパックリと開かれる
ヒクヒクと小刻みに蠢く穴は、僕の淫心を掻き立てた
湧き出る露は滑らかな内股を伝い、びっしょりと膝まで濡らしている
「ベチョベチョだよ、変態さん」
カアッ
位置的に顔は見えないが、うなじまで真っ赤になって羞じらっているのがわかった
どんな命令も従う彼女だが、本来、羞恥心も貞操感も人一倍強いのだ
しかし……
「僕もそろそろしたくなったけど、あいにくゴムが無いんだ」
みえすいた嘘
この部屋にもポケットにも、沢山常備している
「どうしようかねぇ」
彼女に問いかけながら、僕はお尻を掴んだ手から親指だけ動かし、その場所を揉みほぐし始めた
判断は彼女に委ねる素振りをみせ、追い込みをかけたのだ
「後ろで……」
僕の要求を察し、彼女は自らを差し出す
でも、僕は更に要求した
「後ろってどこ?
ちゃんと言ってくれないとわからないなぁ」
わざとらしい催促にも、彼女は恥辱に震えながら応じた
「私のお尻を使ってくれ」
「ええっ、そんなの汚くない」
驚いたふうに聞き返す
彼女を辱しめる為だけに
「だっ、大丈夫だ
キミが使えるよう、キレイにしている」
「違うでしょ」
まだ許さない
彼女は大きく息をついた
「私はケツの穴にチンポを入れて貰う為に、クソを垂れた後は常に水と指を突っ込んで掻き出している」
「そんなことしてるんだ
変態も大変だねぇ」
前に教えたセリフを言わせ、それを更に辱しめる
この屈辱には流石に、彼女も耐えきれなかった
細い肩が小刻みに震え、押し殺した嗚咽が聞こえる
「じゃあ入れてあげるから、自分で開いてごらん」
それでもまだ責め立てる僕も、相当な狂いようだ
クスン
小さく鼻をすすり上げながらも、彼女は従順に従う
ツプッ
「クウッ!」
後ろ手に拘束されたままの手を回し、両の人差し指を自らのアナルに付きこんだ
針すら通らないように引き締まって見えた、美しいアナルが二本もの指を呑み込む
クチュクチュ……
「ウッ、クフッ……」
苦痛か、それとも快楽からか、呻き声をあげながら、アナルをほぐすように拡げていく
ズブッ
「アアッ!?」
不意をつき、彼女の膣にペニスをつき入れた
「ヒッ、アアッ……」
「ああ、これは違うよ
潤滑剤を着けただけ」
わざとらしくとぼける僕
激しく奥までつき入れ、子宮口をズンズンと突き上げる
「ヒッ、ヒィッ!」
床に頭を擦り付けるようにして、慮辱に耐える彼女
しかし……
ズブッ
「えっ?」
膣の痙攣具合から、そろそろイきそうと察した僕は、直前で引き抜く
「淫乱に垂れ流すから、あっという間にベトベトになっちゃった
これで十分だ」
「あっ、あの……」
直前ではぐらかされた彼女は、無意識のうち辛そうにモジモジと腰を振る
「そんなに腰を振って
本当に変態は誘うのが得意だね」
「ウウッ」
彼女は哀しげに呻いた
「ほら、入れて欲しかったら、ちゃんと頼んでごらん」
パクッ
つき出されたお尻を再度割り開く
湯気が出そうなぐらい火照った膣口と同じように、たっぷりとほぐされた肛門
もはや何もしなくても、前後の穴ともポッカリと口を開いていた
「……い、入れて」
「ん、聞こえないな」
「私のお尻の穴に、キミのペニスを入れてくれ……、下さい!
お願いしますぅ!!」
彼女が哀願してきた
どのみち僕だって限界だ
ピトッ
拡がった彼女のアナルの縁に、ペニスの先を当てがう
ツツッ……
「フウッ!?」
鈴口でアナルのシワを味わう
この期に及んで、更なる焦らし
彼女は自ら拡げたままの穴を、ヒクヒクと蠢かし辛そうに訴えた
「お願い、許して
もう虐めないでぇ」
半狂乱でボロボロと泣き濡れている彼女
本当に壊れてしまうまえに、止めをさした
ズブッ
「ヒィッ〜〜〜……」
ひと付き、それだけで彼女はイッてしまった
突っ伏したまま、ガクガクと身体を痙攣させている
むろん、まだイッてない僕は許す気はなかった
グイッ
強引に彼女の身体を引き起こし、胡座の膝の上に抱える
ズンッ
弾みをつけ、彼女を下から突き上げた
「ヒギィ!」
その衝撃で無理矢理蘇生させられる彼女
「駄目だよ
一人だけでイッてたら」
耳元に囁く
「あっ……、すまな……」
ボンヤリと彼女は詫びるが
ギリッ
「ヒィッ!」
敏感なクリトリスを摘まみあげられ、悲鳴を上げた
「違うよ。教えたよね
こういう時、なんて言うか」
ズン
お尻を突き上げ催促
「アッ、アアッ」
ギュウッ
今度はクリトリス
「ヒッ」
「言って」
ズン、ギリッ、ズン、ギリッ……
「お、許し……くっ、ださ……、い」
「聞こえないなぁ」
激しく責め立て、詫びの言葉を邪魔する
ズンズン……
ガリッ
クチャクチャ……
ギュウッ
クチクチ……
ズブッ
「アッ、ヒアッ、ヒィッ……」
ねっとりと舌を這わせ、うなじから耳たぶをたっぷり味わった
途中、キスマークも幾つも着ける
勢い余って歯形まで……
滲む血液を、舐めとり飲み下す
服の下に隠れた、胸乳にも指を這わす
形いい乳房を指が埋まるほど握りしめ、敏感な乳首に爪を立てた
開ききったヴァギナには、拳が埋まりそうなぐらいの勢いで、まとめた指を突っ込む
「ヒャアッ……」
「クヒィッ!」
「アアッ……」
「ヒギィ!」
「オ、オオッ……」
……もはや彼女は淫肉の楽器
滑らかな肌をたどり、あらゆる部位を弄り廻して淫声を絞りだしていく……
「クッ」
ビュビュッ……
「………………ィ!!」
遂に、僕が中にぶちまけると同時に、笛の音のような悲鳴を上げ、再度彼女もイッた
長い絶頂の痙攣の後、身体を弛緩させた彼女の胯間から、ジンワリと温もりが……
チョロチョロ……
「ア〜ララ……」
彼女はほとんど失神状態
首を仰け反らせ、全身を僕に預けたまま、荒い息をついている
「お〜い、起きて〜〜」
ピシャピシャ
軽く頬を叩き蘇生を促した
「ンンッ……、あっ?」
覚醒した彼女が慌てるが後の祭り
既に出しきったソレは、僕の膝と床をびっしょりと濡らしていた
「あ〜あ、ヤっちゃったねえ」
「ご、ごめんなさい」
恥辱に震えながら謝る彼女
「いいんだよ、でも……」
ジュ、ジュボボボ……
「え?嫌、嫌ァ〜〜〜!」
異変を感じ、彼女は泣きわめいた
後ろを貫いたまま、彼女の中への放尿
「ア、アアッ……」
さすがにショックで口も利けない様子
「ちょっと酷かったかな?
でも、変態なんだからいいよね」
出しきった僕は、ユックリとペニスを引き抜く
ヌプッ
「フウッ」
「ほら、シッカリ締めて
まだ出しちゃダメだよ」
彼女は、異物による便意に苦しんでいる
でも、
「先ずは後片付けしなくちゃね」
僕は彼女に、びしょびしょの床を指し示した
「そんな
もう持たないのだ」
彼女は切迫した様子を見せる
膝を擦り合わせ、モジモジと身を捩りながら、彼女は潤んだ瞳で僕に訴えめてきた
「じゃあ早くしないとね」
許す気はない
諦めた彼女が、哀しげな表情で立ち上がろうとするが、
グイッ
彼女の長い黒髪を掴み、引き倒した
バチャ!
「ヒッ!?」
「何処にいくの?」
彼女の整った美しい顔を、濡れ汚れた床に押し付ける
激しい衝撃に苦しみながら、彼女は律儀に答えた
「ど、道具を取りに……」
「道具なら有るじゃん」
彼女の唇を割り、指先を捩じ込む二本の指で舌を絡め取り、弄びながら引き出した
「立派な雑巾がココに
どうせ後ろ縛りのままじゃ、掃除道具使えないでしょ」
非道な提案にも彼女は従い、自身作り出した汚水の水溜まりに舌を……
バサッ
「……恵夢ちゃん」
「んっ、どうした
これからがスゴイのだぞ」
「恵夢ちゃん!!」
僕はプリントアウトされた用紙を放り出した
「何だよコレ!
僕こんなヒドイことしてないよっ」
「ちょっとしたアレンジだ
まあ、私の願望も含まれているがな」
何時も通りの澄まし顔で、シレッと応える
僕、佐渡順一(さどじゅんいち)の大切な恋人、巣繰恵夢(すくるえむ)
素直で冷静、その上美人で優しい、文武両道の素晴らしい女の子だけど、変な趣味がある
有り体に言ってマゾヒストなのだ
「なのだ」
「胸をはらないで」
ため息混じりに諌めてみる
「しかし、私がこうなったのは君が原因だからな
責任を取るべきではないかな」
「うっ」
そうなのだ
彼女に呼び出された時、
「脱いで」
を、やってしまいその場で……
「激痛に苦しむ私に、3回もしてくれたな」
「ソコッ
思い出して浸らない
スカートに手を入れない」
立派に目覚めてしまった訳だ
「私ばかり責めてくれるのは嬉しいが、順一君
君とて問題はあるのだぞ」
恵夢ちゃんが澄まして言う
「ソレに書いたことは、ほぼ実際に行っているではないか」
「だって恵夢ちゃんが……」
目覚めた彼女は、実に素直に求めてきた
僕は恋人の義務として……
「楽しんだ」
「ぼっ、僕はそんなっ!!」
「一般の常識や倫理からは逸脱しているよ
君にも、サディストの気があるのだ」
確かに……
毎日してる
口でしてくれ、飲んでくれた
お尻も好きだ
せがまれたとはいえ、器具や縛りや剃毛も……
薬や撮影に至っては、とんなに言い訳したって……
チュッ
「落ち込まなくて良い」
彼女は僕をわかってくれている
キス一つで復活
「私は、付き合ってくれる君が好きだよ」
他の誰にもわからないだろうが、彼女の表情が少しだけ変わっている
目元が微妙に赤い
「こんな私でも少しは悩むのだ
こんな性癖は異常ではないかと」
訥々と語る彼女
「しかし、君は付き合ってくれる
そして、絶対駄目なことは止めてくれる」
彼女は感謝の目を向けた
そうだろうか?
「絶対、膣に中だししないだろう」
当たり前だ
育てる能力がない以上、妊娠させる訳にはいかない
「露出もさせないし」
露出してバレたら破滅だ
二人でいられなくなる
「ピアッシングも駄目」
後に残る傷を付けるなんてもっての他だ
「薬も器具も全部、自分で試している」
まあ、得体のしれないもの使えないし
「君がいるから、自分に素直でいられるのだ」
ズルイや
こんなに信頼されたら、拒否なんて出来るわけないじゃないか
もっと恵夢ちゃんが好きになってしまう
好きな娘には……
ゾクリ
自分の中の黒い物を自覚する
素直に解放したら彼女は喜ぶだろうか
新たな悩みに僕の葛藤は続いた
終
つまり、「エロ小説家としてデビューするから子供ができても大丈夫。
安心して中出ししてくれ。」ということですね。
わかります。
さすがに読み飛ばした
>>721 「七夕かぁ、私も織姫に習ってみるかな?」
「それもいいかもな、クー。(これで少しは落ち着けるな)」
「で、なんでそういいつつもくっついてくるの?織姫は彦星に1年に1回しか会えないのに」
「なにをいう、男よ。星の一生は、例えば太陽ならば100億年というではないか。
つまり1年に1回ということは、一生に100億回会うと言うことだ。
一方で、人の一生は80年。25億秒相当だ。1秒に1回あっていても、まだまだ足りないのだぞ。」
こじつけも甚だしいわwww
計算したのか暇人だなw
771 :
名無しさん@ピンキー:2009/07/12(日) 19:02:27 ID:NApy8i2y
>>763 これはこれで良いなぁ、GJ
……実は今日誕生日なんだ……
まあ、一人寂しく寮暮らしでなんですがね…(´・ω・`)
772 :
名無しさん@ピンキー:2009/07/12(日) 19:08:41 ID:FKAoIGUe
素直クールな子の着物姿って綺麗だろうな
着物姿で乱れるのエロくていい
>>773 ああ、まったくだ。
あの独特の形はチラリズム的なエロさがある。
つまり全て脱がすんじゃだめなんだ!
>「しかし、君は付き合ってくれる
そして、絶対駄目なことは止めてくれる」
>「絶対、膣に中だししないだろう」
なんかこのスレ見てたらオギノ式だか基礎体温だかで気をつけて中出しすれば大丈夫な気がしてた・・・
女の言う『今日は安全日だから云々』を素直に信じられるか?w
ましてや一部のクーのように『既成事実』を欲しがる女の。
>>775 まだまだ清純だなお主。
中に出さないなんて後ろを使う言い訳にすぎん。
>>776 クーの事だから男に嘘をついたという事実に良心が耐えられなくなり土壇場で折れると予想
>>778 でも男が勝手に感極まって中に出すところまで計画通りだったりするから困る
>>779 書き手の数だけキャラクターがあるってばっちゃが言ってた
関西系素直クール
京都系素直クール
沖縄系素直クール
青森系素直クール
が男さんを婿養子にすべく奮闘したり
素直クールへのおしおきは何もしちゃいけないという命令をして一緒に寝ること
彼はちゃっかり前もって抜いているので賢者モード全開という鬼畜ぶり
ていうか一部のクーみたいに中出しすることを愛と捉えている女っているのか?
こう蒸し暑い季節には髪をアップにする子が増えるね
普段髪を下ろしてる子がすると色っぽく見える
クーがアップを始めたようです。
スクワットするクーを幻視した
787 :
名無しさん@ピンキー:2009/07/15(水) 07:49:43 ID:+Hx2sYV3
>>786 夜の運動のために体を作っているのですね、わかr(ry
788 :
名無しさん@ピンキー:2009/07/15(水) 08:10:31 ID:waxyENhZ
こんなクソ暑い日も常にクール
水を張ったバケツに足を突っ込んでるんだな
「ぬるいな……」
「ああ」
マダオ帰れw
やたら薄着になる素直クール
見えてることを指摘すると
「見せてるんだ」
と逆に身体を押し付けてくる素直クール
>>789 「ふー、あっちぃ……」
「つらいなら、どこかで一休みするか?」
「クーはこんな日でも変わらないなぁ」
「ふふ、何事も気の持ちよう一つさ」
「このクソあちぃ中で、長袖ジャージ着込んでるのも、気の持ちよう?」
「着込んでる理由は、キミ以外の男の前で肌を晒す気がないからさ。
そしてそれに耐える理由ならば、キミの言うとおり」
「すげーな気の持ちよう。もしかして万能じゃね?」
「ああ、この炎天下での部活動と言う炎熱地獄でさえ、君の隣にいられるだけで極楽へと
昇華されるのが何よりの好例だ」
「へーへー、ありがたいこって」
「む、つれないな、男よ。喜べとまでは言わんが、いつものように私のラブコールに対して
照れてもらえなくては、からかい甲斐がないではないか」
「わりい、この暑さじゃ照れるにも怒るにもツッコむにも気力ありゃしねぇよ」
「む、深刻だな。やはりどこかで休むがよかろう。そこの木陰がいい。待ってろ、いま飲み物を持ってくる」
「げほごほ、いつも済まないねぇ」
「おとっつぁん、それは言わない約束でしょ?」
「お、ボケにのってくれるとは珍しいな」
「ふ、男が気力をつきかけたのに飛ばしたボケだ。拾わねばなるまい」
「ありがとーごぜーますだお代官様」
「よきにはからえ。しかしその方も、恩を受けたならば、恩で返すが筋と言うもの」
「ん? あのクーさん、何でにじり寄ってんですか?」
「くるしゅうないくるしゅうない。魚心あれば水心と申すもの、ささ、近う寄れ」
「ク、クーさん? 人前じゃあ肌を晒さないはずなんじゃ?」
「そんな昔のことは忘れた」
「ハードボイルドだな!」
「ああ、茹ってるとも。キミへの愛の熱さで、私はいつでもカチカチに茹り切ってるさ」
「茹る? そういえば心なしか顔がいつもより赤いし、汗もでてるような」
「汗? 愛液のマチガイだろう? キミへの愛で私は全身いたるところから愛液を噴出することが可能、
その燃焼効率は実に石油の20倍、次世代のエネルギー産業を担う注目度ナンバーワンで、
いわば地球は愛でまわる。素晴らしい事だ。何よりもキミへの愛は尽きる事がない。これで
エネルギー問題の解決だ。石油の枯渇も心配ない。ひいては地球温暖化にも歯止めがかかるだろう。
さあ、我らが子の世代に優しい世界をプレゼントするため、共に愛を迸らせよう」
「ク、クーさん? いつもどおりな感じもちょっぴりしないでもないですが、でもやっぱりいつもよりも
ちょっぴりヘンな理論といいいつもより5割り増しで座った目といい……クーさんひょっとして、今
わりと意識が大ピンチ?」
「何を言う? 私はまだ酔っていないぞ? 私が酔うのはキミへの恋心だけだ。 疑うならば仕方ない、
この愛がいかほどのものか、身体で証明するとしよう。うってつけの方法がある。先日私がカリ・ユンガ
星系を訪れた際に友人となったポピー・ポピンズより伝授された方法でな、まずは互いの左手を
右耳に当て、地球の自転にあわせたスピードで時計回りに108回の回転をしつつ声を揃えて『マハ」
「わー!! クーが壊れたー!! 水、水ーーーー!!」
>>789 ……という男のイメージを守るためにやせ我慢でいつもの長袖服でいつものようにクールに振舞おうとして、
だんだん熱でバグってきてしまう素直クール
どんなに暑い日でも顔面だけは汗をかかないクー
>>795 実際暑がってるのかどうかよくわからん表情って萌えると思うんだ
797 :
名無しさん@ピンキー:2009/07/15(水) 23:09:41 ID:b4Vb1sCg
そういや、そろそろ夏休み。
寮暮らしの学生が追い出され、実家に帰る訳だが……
実家の距離の関係上、男と離れる事となって悲しみに暮れる素直クール……って、どの道いつの間にか男の家族との仲を深めて、夏休み中ずっと搾られるってオチになるかwwww
チラシ裏でスマソ……
>>795 「私は手に出るタチでね……ポーカーで助かったよ。麻雀なら牌を取りこぼすところだ」
>>799 手ェ握ったらバレバレじゃん!
っていうか銀さんこそが素直クールw
てなわけで
>>511-516のシリーズの続きー
――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
……僕は、とんでもない女の人に好きになられてしまったものだ。
生徒会活動の合間に、いつものようにお茶を淹れていると(僕が一番下っ端なので当然そうなる)、
話題が成績のことになった。
「か、会長はまたトップですよね?」
と山口先輩。
山口先輩が僕にちょっかいをかけている、と長野先輩が誤解した結果「ちょっとしたこと」があって
それ以来山口先輩は長野先輩に対してなんというか、よそよそしいというか固いというか、どことなく
おっかなびっくりな態度を取っているような気がする。
先輩に「いったい何があったんですか?」と訊いても「キミは知らないほうがいい」としか答えてくれない。
山口先輩にこっそり尋ねようとしたら真っ青な顔をして逃げられた。僕と親しくしていると長野先輩に思われると
dでもない目に遭うらしい。
「……ああ。今回もそのようだな」
一瞬微妙な空気が流れそうになったところに福岡先輩(イケメン)が割って入る。
「山口っちゃんもイイ感じに10位じゃないですか」
福岡先輩は2年で陸上部のホープでもある、歯の白さが光る色黒で端正なお顔立ち。
クラスの女子たちがきゃあきゃあ言ってるのも判るようなハンサム師匠である。
っていうか、生徒会の人たちの成績のよさったらない。
長野先輩をはじめとしてみんな成績優良なんだもんなあ。
劣等感を感じちゃうぜ。あ、劣等「感」に「感」じちゃうはヘンか。カブってるもんね。
劣等感を覚えてしまいます。
「あー、でも福岡先輩も山口先輩も学年トップ20入りしてるじゃないですか。
僕はまだ一度も名前張り出されたことないんですよ?」
と先輩たちに愚痴ってみる。
…僕は先輩たちと違って馬鹿なんですよーだ。
ウチの学校は成績トップ100人は得点とともに掲示板に貼り出されるという実にイヤミな制度があるのだ。
「んー、でも、福島君はまだ一年なんだし、基礎力をちゃんとつければ簡単に伸びると思うよ?」
と福岡先輩。天才はいいよなあ。…なんてことを思いつつ「量子力学の解釈問題」と書かれた表紙の難しそうな本を
読みふけっている三年生の北先輩に話を振ってみる。
「北先輩は理数科目なら長野先輩以上なんでしょう?」
「…ん。まあね。合理的な科目は得意なんだけど」
とちょっとだけはにかみながら答える北先輩。色白で細面な北先輩はメガネ男子が好きな女の子にはたまらない
魅力があるのだ、と同じクラスの女子が力説していたのを思い出す。
「北先輩はやっぱりそっちの道に進むんですか?」
と訊いてみる。
「京大の理学部か工学部に行こうと思うんだけど、どっちも男ばっかなんだよね。
どこか女子の一杯いる理系学部ってないもんかね」
本から視線を移さずにそう答える北先輩。
女子大生と付き合ってるとか、教育実習生を頂いてしまったとかいうウワサのある北先輩らしいや。
そういえば。大学といえば。
僕はなんとなく訊いてみる。
「そういえば長野先輩って、将来の計画とかあるんですか?」
そう訊いたのが間違いだった。
そう訊いたのが間違いだった。
「将来やりたいことか?」
瞬間頬を緩めながら、先輩が言う。
「キミの子供を妊娠したい」
やれやれ、という表情の山口先輩。また始まったよ、という顔の福岡先輩。北先輩は苦笑い。
二週間前まではそんなことを言う人じゃあなかったのだ。
先週は長野先輩がそういうことを口にするたびに、全員凍りついていたのだがさすがに
皆さんお慣れになったみたいだ。
「いや、そういうんじゃなくってですね。将来なりたいものです」
先輩のガチすぎる答えに頭痛を感じながらツッコミを入れる。
「だったらキミの子供の母親になりたい」
という先輩の即答にまた速攻でツッコむ。
「そーじゃないです」
僕は頭を抱えながら再び問う。
「だからですね、そういう将来設計をしているにしてもですね、生計を立てねばならないでしょう?
先輩はどこに進学してどういう職に就くつもりですか?って訊いてるんです」
「む。そういえばキミに言ったことはなかったな。私は英語を使った仕事をするつもりだ。
翻訳家でも、通訳でもいい。国際機関で働くのもいいな。英語は好きだし得意でもあるからな」
変わらない真面目な顔で先輩は答える。
「…やっぱり東大ですか?」
先輩は学年トップの成績だし、ウチの学校は毎年10人くらいは東大合格者が出るくらいだから
妥当なとこだろう、と思って言ってみた。でも先輩はキョトンとした表情で答えた。
「…キミはバカなのか? 私がキミと離れ離れになって生きていけるはずがないだろう」
僕の心臓を撃ち抜くのはそんな先輩の言葉で。
先輩は顔色一つ変えずにそんな真正面でド直球な言葉を吐いてくる。
「地元のS大に進学することにしたよ」
…S大は国立で、そんなに悪いとこじゃないですが。でも、偏差値は60にちょっと足りないくらいですよ?
「で、でも先輩の成績だったらもっと上の「いいんだ」」
先輩は嬉しそうに言う。
「偏差値の高い大学に進学するよりも、キミと一緒にいることのほうが私にとっては大切なんだ」
山口先輩はうへえ、って顔をしたし北先輩でさえやれやれ、と言いたげな表情をしてる。すいませんすいません。
とまあ、そんなことがありつつも生徒会総会のための資料作りができたところで今日の生徒会活動はお仕舞いになった。
「先輩、一緒に帰りましょうよ」
と、先輩に言ったら
「ああ、すまない。私はこの後で進路指導室に寄らねばならないんだ」
と先輩。
「じゃあ待ってます」
「そうか? キミは用事があるんだったら先に帰っていてくれても構わないぞ?」
そう言う先輩の表情が、なんとなく憂いを帯びているような感じがした。
どこがどう、とは言えないけど、どことなく寂しそうな、快活で元気な先輩じゃない感じがする。
だから、僕はつい
「いえ。先輩と一緒に帰る以上に重要な用事なんてありません」
とか言ってしまったわけで。
「可愛いことを言ってくれる…ああ。キミはなんて可愛いんだ。なんて素敵なんだッ」
ぎゅうぎゅうと抱きついてくる先輩。
あの、その、あまり校内ではこういうことはしないって約束でしたよね?
「我慢できるものか。ああ。キミはなんて可愛いんだッ! ああ、愛しい。世界一大好きだ。
世界中にこの愛しさを叫んで廻りたいくらいだ!」
先輩、それはやりすぎだと思います。
てなわけで、僕は誰もいない生徒会室に一人で待ってるわけで。
することがないので今日出された数学の課題なんかをやってみる。
命題とか補集合とか差集合とかいう呪文みたいな例題を必死にやっつける。負けそうになるけど。
先輩だったらこういうのを苦もなく解いちゃうんだろうなあ、と思いつつも諦めないで頑張ってみるのは
先輩に呆れられるのがイヤだからかもしれない。
あんな凄い先輩が僕の事を好きだ、と言ってくれてるんだから。
だから、僕は先輩に負けないように…はムリだから、せめて平均以上くらいの成績くらいは取らなきゃいけないと
なんとなく思ってしまうわけで。
数学をやっつけた後で古文の現代語訳の課題を半分ばかし苦闘してた頃。
ふと窓の外を見てみると空が暮れかかってる。
あれ。先輩の話長引いてるのかな?
そう思ったとき、先輩が生徒会室にやってきたのだった。
「帰ろう」
そう言うと、先輩はどういうわけだか僕のことをぎゅっと抱きしめた。
いや、もうそういうことには慣れちゃったんだけど。
でも、なんというか、先輩が泣いてるみたいな気がして。顔は抱きつかれているので見えないけど、
なんとなくそう思った。だから僕はいつもみたいに抱きしめられてるだけじゃなく、先輩の背中に腕を回して抱き返してみる。
「先輩? どうかしたんですか?」
「なんでもない。キミが心配することじゃない。…しかし、キミは優しいな。
可愛らしくて、凛々しくて、頼り甲斐があって、そのうえ他人に気遣いができて優しいというのは
得がたい資質だぞ?
私はキミみたいな素晴らしい男性を恋人にできて本当に幸せ者だ」
顔は見えないけど先輩は嬉しそうに微笑んでる(と思う)。
夕焼けの中、先輩と一緒に下校してる。
先輩はいつもよりもっとくっついてるって言うか、組んだ腕に押し付ける胸の感触がいつもよりもボリューミーだった
というか、とにかく先輩はいつもとちょっとだけ違ってるような気がした。
なんだか不思議な感じだ。
いつも太陽みたいな先輩が、ため息なんかついている。
「先輩? …どうしたんですか?」
「ん?」
「ため息、ついてますよ?」
「……キミのことが好き過ぎて、怖くなってしまってな」
と、先輩は真面目な顔をして言う。
「キミが居なくなったら、私はきっとすぐ死んでしまう」
「そんな大袈裟な」
「大袈裟なんかじゃない。キミが私の側から居なくなってしまったら、と思うと恐ろしくなってしまうんだ」
真剣な顔でそういう怖い事を言う先輩が、どうにも落ち着かなくて。
だからなのか、先輩の家の側の街灯の下で、僕は先輩の両肩を抱いて言った。
「先輩」
僕はそれだけ言うと、先輩の瞳を見つめた。
先輩を抱きしめたまま、そっとその唇にキスをする。
ぴくぴくっ、と先輩が身体を震わせてしまうのが可愛い。
そしてその震えが僕にバレないように必死に身体を固くするのがいじらしくてたまらない。
「安心してください」
その耳元に囁く。
「僕は、先輩がイヤだと言わない限り、ずっと側にいますから」
「…」
「僕の方から、先輩と別れるなんてことはありえないですから」
「……」
先輩の息が荒い。
「ありがとう」
そう言う先輩がなんとなく、儚げに見えてしまって。
ちいさな子供みたいに見えてしまって。
「……」
気がついたら、また先輩にキスしていた。
唇を割り、歯列を舐める。舌先で頬の内側や上あごの裏を味わう。
口の中に溢れる唾液を送り込む。先輩の口の中の唾液を吸い取る。
くたっと力なく先輩が僕の身体に体重を預けてくる。
「…大好きだ。……大好きだよ」
声にならない、嗚咽のようなそんな呟きのような声で耳元に囁かれる。
それがあまりに可愛かったのでまた唇を重ねる。
互いに吸い合い、貪りあうようなキス。
「…大好きだ。キミのことが…大好きなんだ…」
先輩の唇から漏れる甘い吐息に混じる、愛の言葉。
それは全くの真実で。
疑いようもなく本当の、心からの言葉だってことがよくわかる。
僕は先輩の手を取る。
小さくてすべすべしたその手を握り、指と指を絡ませる。
胸が苦しい。キスをする。うまく息ができない。
先輩は可愛い。先輩はすごく可愛い。僕は先輩のことが好きだ。大好きだ。大好き過ぎる。
先輩の家の門の側で。
僕は先輩とキスをする。
街灯に照らされてるのも気にならない。
どちらともなく舌を絡めあっていた。
歯を舌先でなぞり、口の中の粘膜の味を直接味わう。
まず僕が。そして次に先輩が。そしてまた僕が。
ちゅう、ちゅう、という音が夜の住宅街の中に響く。
唾液を交換し、お互いの制服の下の肌の熱さを感じ、僕と先輩はどうしようもなく高まっていってしまう。
「………キミが欲しい。キミに抱かれたい。今夜キミに愛されたいんだ」
先輩がとろんとした瞳でそう言う。
僕の心臓がズキ、ズキ、と痛み始める。
まるで胸の中が一瞬で空っぽになったみたいな。
先輩でその間隙を埋めないと一秒後に死んでしまいそうな。
恋焦がれる、とはよく言ったものだ。
胸の内側が熱く焼けている。黒焦げになるくらい熱く。
好き過ぎて胸が痛くなる。
それを癒せるのは、世界中でただ一人だけ。
そしてそれは先輩も同じみたいだった。
「先輩が、欲しいです…先輩…その、どこか、二人きりになれるところ、行きましょう」
助詞も出てこないくらい僕の脳は熱くなってる。
そんな僕に、先輩の言葉が返ってくる。
「今日は、うちには両親ともいない。だから、大丈夫だ。私の部屋に行こう」
涙で潤んだ先輩の手を取る。
門をくぐり、早足で玄関まで駆けて行く。
一呼吸一呼吸に肺が焼ける。
心臓の鼓動のたびに背筋が震える。
一歩踏み出すたびに、足裏から幸福感が全身を包んでいく。
地面の位置がよくわからない。
繋いだ手から伝わってくる先輩の肌の熱さと震えだけが確かなもので。
藍色に染まった空の下、先輩のお宅の庭を駆ける僕と先輩。
もういろいろ、よくわからない。
先輩しか見えない。
確かなのは、先輩の掌の柔らかさと指の細さ。
先輩のお宅の玄関を抜けると、靴を蹴るように脱ぎ捨てる。
先輩は僕の手を引きながら階段を駆け上る。
先輩のお部屋。
本棚にぎっしりの本。
シックな感じのカーテンとベッドカバー。
衣装ケースと、水彩画と、写真立てに入ってる僕の写真。
「ちょっと待っていてくれ。シャワーを浴びて――」
そう言って部屋を出ようとする先輩の腕を掴むと、僕は抱きしめながらベッドに倒れこんだ。
そしてまた、今日何度目かのキスをする。
頬を触りながら。首筋に触れながら。髪の毛を優しく撫でながら。
僕と先輩の唇が擦りあわされる。
なぜだろう。胸の中の高まりは全然おさまらない。
舌が絡み合い、僕と先輩の唾液が交じり合う。
それはゾクゾクするような感覚だった。まるで酔うみたいに。
味わい、熱さを感じ、体臭を嗅ぎあう。
それは純粋な快感となって僕を高まらせる。
それは先輩も同じみたいだった。
「先輩の匂いが大好きです。先輩の汗のにおいも、全部、そのまま、味わいたいんです」
僕の声を聞いた先輩はひうっ、というような甘い喘ぎを漏らす。
よほど嬉しかったのか、潤んだ瞳で僕の事を見つめている。
とろんとした目で僕を見つめている先輩。半開きになった唇からは甘い喘ぎを漏らしている。
先輩は欲情している。
そんな顔を見たのは初めてで、僕は臍の下あたりに燃えそうな熱さを感じてしまう。
「せ、せんぱいっ」
僕は先輩の襟のネクタイを緩めて、制服のブラウスのボタンを震える手で外す。
ズボンの中で僕のアレがものすごく、硬くなってるのがわかる。
先輩の胸。先輩の肌。先輩のはだか。
見たい。触りたい。吸いたい。キスをしたい。僕だけのものにしたい。
それが見れる。
それが僕のすぐ近くにある。
そんな想像だけで、僕のパンツを突き破りそうになるくらいアレが熱く硬くなってしまってる。
――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
今日はここまでー
…スマソ。次回こそはエチシーンをちゃんと書く。
一番槍!!GJです、会長可愛いよ会長
続きを待ってます、全裸に靴下、ネクタイ姿でギトギトしながら待ってます
おつじょぶです。
北先輩は、北海道かな?
くそ、全力で全裸で待機してたのに
素直くーるでもやるか・・・
甘えん坊スレにいつもここからの人が投下してたぞ
悲しいときー!悲しいときー!
一歩進んで前ならえのが好き
踏ん反り返って偉い人
もしも僕が偉くなったなら
偉くない人の邪魔をしたりはしないさ
Hの後のイチャイチャトークが好き
>いつもここから
このスレの保管庫のどこにある作品だ?
もう許してやれよw
夏休みは彼氏の家にお泊り
家族も気を利かせてどっかいっちゃう
素クー好きにはMが多いと思い込んでる俺が通りますよ
SとかMとかの話で思いついたんだけど
「お前は肉便所だ」
↑の台詞を女に言われるのがマシか言う方がマシか(もしくは言われたいか言いたいか)で自分のSM判断できるんじゃないか
818 :
名無しさん@ピンキー:2009/07/19(日) 01:10:34 ID:vrE2PzRD
逆だろ
素クー好きにはSが多いよ
困ってる顔は好きだな
目は釣りあがってるけど眉はハの字になってる表情とか
慰めたらいつものキリッとした顔に戻ってギュッて抱きついてくる
困ってる顔っていいよね。こう、ぎゅっと抱きしめて慰めたい。
クール「君は私の椅子だ、さあ椅子になれ」
男「・・・・(無視)」
クール「早く椅子にならないか」
男「・・・・(無ー視)」
クール「いす・・・・」
男「・・・・(無視)」
クール「無視しないで・・・・」
なにそれかわいい
『女王様はマゾ奴隷』とかそーゆーアレだな。悪くない。
その単語でぐぐったらよくある詐欺ページが出てきたww
>>826 女王様を気取ってるんだけど、マゾな要求ばかりするので傍から見ると空回っちゃってる、みたいな。
女「ほら、さっさと縛りなさいよね!」
俺「はいはい」
女「足の拘束が緩いわよ、もっときつく縛って!」
俺「はいはい」
女「そうよ、ん〜〜良い感じに動けないわんひゃああ!まだスイッチ入れちゃらめええ」
俺「さっき縛り終えたらスイッチ入れなさいって言ったじゃん」
女「あにゃああ感じすぎひゃうよお♥♥おひりとおまんこ一緒に責めにゃいでぇ♥止め、とめれぇ」
俺「自分が何を言おうと絶対にスイッチ切るな、とも言ったよね」
女「しょ、しょれ取り消しらめええ♥あん、いく、イくう♥恥じゅかしいとこ見られひゃうよおお♥♥」
俺「全部自分からやれって言ったんじゃんか…どんだけ変態だよ…」
俺がイメージしてるのはこんな感じ。一般的な定義とはちょっと違うかも。
ちなみに俺はこういうの結構好き。
ドSにみせかけてドMてのは萌える
キスだけでいっちゃう子とか
SMスレでやれ
そんなスレあったか
832 :
825:2009/07/22(水) 13:02:08 ID:9wz3PAds
『女王様はマゾ奴隷』てのはSMモノではベタなジャンルの一つで
要するに「普段はSの女王様を演じてる女が『俺』の前でだけは従順なM奴隷になる」とゆーアレ。
ツンデレとは少し違うかな。
まぁなんていうか素直クールをそのシチュに置き換えるとどうなるかな?と思ったんだが
SM板でやるべき?
>>833 なんとなく置き換えてみた
女「よし、いいぞ君っ!さっさと私を縛るんだ!早く!」
男「はいはい、縛るよ?」
女「んんっ………くぅぅ! ぁ、足の拘束が緩いぞ………もっと、もう少しだけきつく縛るべきだろう! きつく締め付けられないと物足りなくなるって、いつも君に言っているじゃないかっ!」
男「はいはい、わかってるから。涙目で命令されてもさ、可愛いだけだよ」
女「ひゃああ!そう、だ……そう、いい感じにきつくてっ、きつくてっ、はぅぁ……動けなくて、気持ちいいぃ……。
んぅぅ〜〜はぅぅあ! 待ってくれ男、まだスイッチを入れてはだめだ! わ、私の心の準備がまだできてない」
俺「さっき縛り終えたらスイッチ入れなさいって言ったじゃん、だーめ」
女「あにゃあぁ、んんんん! あぁ! か、感じすぎてしまう………だめだ君っ、私の……お尻とおまんこを一緒に責めるなんて……はぁぁぁぁぁっ! 止め、とめてぇ……!」
男「自分が何を言おうと絶対にスイッチ切るな、とも言ったよね? 止めないよ」
女「そ、それはもう取り消して……ぁ、あん、だめっ! なんだかもう、君に縛られているというシチュエーションだけでもう、体が熱くて、気持ちよすぎて、はぁ………どうにかなってしまいそうだ……。
ひゃうぅうっ……んぅ、やっぱり、止めないでくれ……今止められたら拷問だっっ! あん、いく、イくう! 私が、壊れてしまう、ぁ、君に恥ずかしい所を見られしまぅぅぅっ! あっ、あっ、ああぁぁぁん!」
男「全部自分からやれって言ったんじゃんか…どれだけ変態だよ…」
マジキチ
そこまでいくと素直でもクールでもない、ただの変態マゾメスなんじゃ……
喘ぎ声を減らせばクールさは表現できるけど、素直さは難しいな。
ホントはMなのにS女王として振る舞ってるってのは素直じゃない。
どこか別なところで素直ならいけるかな?
頭や頬撫でられたりするだけで
「ふあぁ・・・」ってなっていっちゃう事か
それだとただの敏感な子か
SMスレでやれって
どうすれば素直クールになるかはこっちでもいいだろ
不愉快な気分にさせてごめん、自重してくる。
S 素直クールに
M 萌える
>>800-805の続きー
―――――――――――――
先輩の体が、僕のすぐ下にある。
はだけたブラウスの間から覗くのは白いたっぷりとした乳房と、それを包むブラジャー。
純白のブラジャー。気が遠くなりそうなほど細密な刺繍の模様の入った、高級そうな手触りのいいブラジャー。
手触りがいい、ってのは僕がそのブラジャー越しに無意識のうちに先輩の胸を揉んでいたので判ったことなのだが。
その内側に窮屈そうに収まってる二つの膨らみは、仰向けになってもそのボリュームを全然変えないという
すごいおっぱいで。
また気が付いたら、ブラジャーをずらしてそのおっぱいを揉んでた。
「ぬ、脱がしてもいいですか」
マヌケな事を訊く僕に、先輩は
「ああ。それが望みだ。キミに私の全てを見てもらいたい」
と嬉しそうに答えてくれる。
先輩のメガネ越しの目が、嬉しそうな色を帯びているのが僕をなんだか幸せな気分にさせてくれる。
ネクタイを解き、ブラウスを脱がせ、先輩の背に手を回してブラジャーを外す。
スカートと紺のハイソックスだけをつけた先輩が、ベッドのシーツの白の上にその裸体を僕に晒している。
普段は抜けるような白い肌は、興奮によるのかその内側から薄い桜色に染まっている。
汗の玉を肌に這わせながら、荒い息を吐きながら僕を潤んだ瞳で見つめている。
荒い息をつくたびに、その豊満な乳房がふる、ふる、と揺れる。
そのぷるぷるという揺れに僕は理性が蒸発する。
僕の手が乱暴に、その真っ白い膨らみを掴んだ。
「うっ!…うぁぁああっ」
「あ、い、痛かったですか?」
慌てて手を引っ込めようとする僕に、先輩は僕の手を離さないように掴んだまま言った。
「…違うんだ。気持ちいいんだ」
そう言う先輩の涙が溢れてる瞳は、確かに幸せそうな色で。
もにゅ、というような触感のする先輩のおっぱいは、温かくて、すごく柔らかくて。
ぐっ、と力を込めるとどこまでも沈みこんでいきそうなほどで。
でも、その乳肌はぷりぷりと僕の指を押し返してくるほど弾力があって。
手が離れなくなりそう。掌が融けそうなほどの気持ちのいい感触。
仰向けになっても全然崩れない、たっぷりした乳肉。
その頂点にある桜色をした乳輪は、すこし大きめで、周囲の肌色に溶けていってる。
それが触っているうちに、充血して固く立ち上がってくる。吸いたい。
根元から絞り上げるみたいにして乳房全体を強く揉む。
すると、先輩は「ふああっ」というような可愛い声をあげて頭を振り乱す。
乳房の肌を撫でるように優しく愛撫すると、その先端で固く立ち上がっている乳首が僕の掌に
心地よい硬さを伝えてくる。
手指でその乳の実を転がすと、先輩は息を荒くして「ふあぁっ…いい…きもちいいんだ…」と
喘ぎ混じりの声を伝えてくる。
手を離そうとしてもなかなか離れない。
柔らかくて、幸せで、暖かくて、ステキすぎるから。
離そうとしても手が言う事をきかない。
気がつくと、僕は先輩の胸に顔を埋めていた。
柔らかい感触。優しい弾力。先輩の体温が嬉しい。先輩の心臓がドキドキと脈打っていて、それが嬉しい。
先輩が喜んでいてくれるのが嬉しい。嬉しすぎる。嬉しすぎて、死にそうだ。
深呼吸すると、先輩のにおいがする。石鹸と、汗と、かすかに柑橘のような香りが混じった先輩のにおい。
二週間前までは、先輩が何かの用事で側に来てくれたときにこっそりと嗅ぐだけだったその匂い。
それを胸いっぱいに吸い込んで、先輩のおっぱいに頬ずりする。
そんな僕の頭を、先輩は胸に押し付けるように強く抱きしめてくれる。
あんまり嬉しかったので、僕は先輩の胸にキスをする。
「うあっ」
僕の唇が乳首に吸い付くと、先輩はおっぱいから電流が流れたかのようにびくっ、と身体を震わせた。
固くなってた乳首が、僕の唇の中でさらに硬さを増していく。
左の乳首もしゃぶる。
空いた右の乳首は親指と人差し指の間で転がす。
指に力を入れるたびに先輩は甘く喘ぐのだった。
「あああっ…気持ちいい…キミにずっと、こうされたいと、お、思ってた」
先輩は胸を反らすようにびくっ、とベッドの上で身体を跳ねさせる。
舌で舐め、唇で乳首を咥え、出るはずのない母乳を吸うみたいにしてちゅうちゅうと
吸い付いた。
「あうっ……ふっ…くぅぅぅぅっ…」
唇で軽く食んだ乳首の先端を、舌先でなぞるように愛撫すると、先輩はそんな甘い声を漏らしてくる。
ピンク色の突起を舌で転がし、舐め、吸い、擦りあげる。
「ひゅあっ…ううっ…んーーーーっ」
先輩は奇麗な眉を八の字に寄せて、その快楽にただ耐えてるみたいだ。
右の乳首から唇を離すと、左の乳首にも同じことを繰り返す。
開いた右のおっぱいは掌でぎゅっと握り、乳首を摘んで転がす。
「ああっ――!!! い、いいっ、もっと、もっとしてくれ」
先輩の言葉に甘えて、固くなってきた乳首をチュウチュウと吸いながら、片方の乳房をやや乱暴めに握る。
「――ッ!!!」
声にならない叫びが僕の耳を打つ。
いつもはクールな先輩の、そんな切羽詰まったような声を聞けるのは僕だけ。
「キミは上手すぎる…キミの唇が気持ちよすぎて、またイってしまった」
脱力したような声でそう言ってくる先輩が可愛すぎて…
気が付いたら先輩を全裸に剥いてしまっていた。
スカートも、紺のハイソックスも。
スカートの下の、ブラとお揃いのパンティも。
全部脱がせて、メガネ以外は生まれたまんまの姿の先輩がそこにいた。
ずっと、妄想していた先輩がそこに。
全裸にメガネだけをつけている、僕の大好きな女の人がそこにいた。
「先輩の下の毛って、すごい薄いんですね」
ベッドの上でされるがままになっている先輩も可愛い。
「…薄いのは、キライか?」
先輩の股間には、ほとんど陰毛が生えていなかった。うっすらと産毛みたいな陰りがあるだけで、
その柔らかそうな肉の花はとろとろと熱い液をこぼしているのが丸見えで。
だから僕は力説する。
「とんでもないです! 可愛いです!! むしろ我々の業界ではご褒美です!!」
「…っ」
可愛い、と言った途端に先輩のあそこはひくっ、と小さく震えてすこし白っぽい透明の液を湧かせはじめた。
「…もう一回、言ってくれないか」
「先輩のココ、すごく可愛いです。色もピンク色で、真っ白い太腿の間につつましげに咲いてる花みたいで。
えっちな汁が漏れてテラテラ光ってるのも最高にエロくて可愛いです。
そのえっちな液を指ですくうと、そのピンク色の肉の間に差し入れてみる。
「キ、キミの、キミの、指がっ――」
ピクピクと身体を小刻みに震わせる先輩。
なんでだろう。いつもクールな先輩が、そんな切羽詰まった顔を見せてくれてることに
僕は頭の芯がズキズキするくらいの興奮を覚えてしまう。
先輩の中は熱くて、どろどろで、ピクピクという体の痙攣と合わせるように収縮している。
ゆっくりと指でその入り口の中を探ってみる。
蕩けるような粘膜を指で広げ、感触を愉しむ。
「だ、ダメだっ、それ以上ッ――」
先輩の言葉があまりに可愛いので、キスをしてその言葉を封じてみる。
唇にキスしながらも、指で先輩のあそこを弄るのは止めない。
先輩が今度は僕の手をあそこから引き剥がそうと掴んでくるが、僕はこんなに可愛い先輩の顔を
もっとずっと見ていたくて、先輩の手の力に抗ってもっと薄桃色の粘膜を弄りまくる。
じゅぷじゅぷ、というような濡れた音と、僕が先輩とキスしている息遣いが部屋の中に響く。
「ふむうっ――」
なにか切羽詰まったかのような先輩の息遣い。
たぶん、イってしまいそうだから離してくれ、とでも言いたいんだろう。
僕はナニも言わず、先輩のあそこを弄ってる右手の指に力を入れる。先輩の陰部の外側に固い充血した部位を感じたので
指先でコリコリと転がしてみる。
左手でおっぱいも揉んでみる。
「んっ、んんっ――」
先輩が甘い鼻声を漏らしながら、びくっ、と大きく震える。
そして、ふしゅっ、という音がして、先輩の体から力が抜けてぐったりと僕にもたれかかってきた。
そして僕の制服のズボンになまぬるい濡れた感触が。
え?
下を見ると、先輩の可愛いあそこから、熱い液が飛び散っていたわけで。
「ち、違う…。ただ、気持ちよくなりすぎて、頭の中が真っ白になってしまったんだ」
あ、これは。
石川に借りたエッチな本で読んだことがある。
潮吹き、というヤツらしい。
それをなんだか恥らってるんだか戸惑ってるんだかそういう一度も見たことのない表情で焦ってる先輩が可愛いって言うかもう!
「大好きです! ああっ、もう、先輩可愛いっ」
先輩の唇を奪う。先輩の唇と一つになる。キスをする。
柔らかい唇が、温かい桜色の粘膜が、僕の口で優しく歪む。
それだけのことなのに。
なんて気持ちがいいんだろう。
そして先輩のえっちなあそこを指で弄る。
イったばかりのそこは、熱くて、蕩けそうで、僕の指をたやすく受け入れる。
指を入れただけでビクン、と大きく震える先輩。
目を大きく見開いて何か言おうとするものの、僕のキスでその声は封じられている。
先輩がまた潮を吹いちゃって失神気味に脱力しちゃってからようやく僕はやりすぎたかな、と反省してしまったわけで。
呆けてた先輩の瞳に色が戻ってくる。
不思議な色をした先輩の目。
黒の中に薄い青が混じってるのは直子さんから受け継いだ遺伝子なのか。
その瞳が悪戯っぽく笑った。
攻守交替。
先輩のベッドに押し倒された僕に、先輩はキスをしてくる。
先輩の細い指が僕のワイシャツのボタンを外していく。
そして内側のシャツをめくると、そこに先輩の唇が降ってくる。
僕の胸を優しく舐めるように。
強く吸い付くように。
まるで自分のものだ、という刻印をするかのようにキスマークを吸ってつけたり。
僕の乳首を優しげに舌で舐めあげたり。
僕のシャツを剥ぎ取り、先輩は僕の胸に腹におへそに、キスをしまくっている。
その唇はだんだんと下がっていってそして、っていうか、あ、あの、ベルトなんで外してるっていうか。
いやその理由は分かるんですけど。
ズボンを脱がされ、パンツも取られてしまった僕はギンギンになった暴れん坊の息子を両手で隠そうとするのだが、
先輩の掌でそれは封じられる。
「大丈夫だ。アイスキャンディーやキュウリで練習している。任せてくれ」
な、ナニを練習してるんですか先輩?!
先輩が僕のアレの先っぽに鼻をつけんばかりにしてその匂いを嗅ぐ。
そしておずおずと唇を押し当てる。
柔らかくて、暖かくて、腰の裏側あたりがゾクゾクしてくるような甘い感触が僕のアレに触れてくる。
「お、おお…意外に、熱いのだな……これが、キミの…なんだな」
先輩の唇が、僕の先端にキスをする。
興奮しすぎて皮のめくれた亀頭に、体温のこもった先輩の唇が降ってくる。
その熱くて心地よい感覚に、僕の暴れん坊は逐一反応してしまう。
「触れる度に、気持ちよくなってくれているのだな」
「嬉しいよ。キミが、私で気持ちよくなってくれているなんて」
先輩はその可憐な唇を開くと、僕のアレの先端に舌を這わせてくる。
「うっ…せ、せんぱい、そ、そこっ」
気持ちよすぎて思わず言葉が漏れてしまう。
「…キミは、私が止めてくれと言っても聞かなかったじゃないか」
そう言って再びそこを執拗に舐めてくる先輩。仕返しですか!
じゅるっ、という音。
亀頭の表面にたまった先輩の唾液と僕の先走りの液を先輩が吸い上げた音。
先輩の口の中は、信じられないほど熱くて、温かくて、柔らかくて、泣きそうなくらい気持ちがいい。
そんな口内粘膜で亀頭全体を包まれながら、舌先でくびれのあたりを舐めまわされる。
先輩は僕の顔を見上げながら、膨らんだ頬や唇を見せ付けるように舌愛撫を続ける。
そんな先輩の瞳に見つめられながら、僕は叫んだ。
「せ、先輩。ダメです、で、でちゃいますっ、出、でちゃうううぅっ――!!!!!」
先輩は僕の腰をしっかりと抱くと、口のなかで僕の精液の噴射を受け止める。
先輩の口の中に、どろどろとした欲望の滾りを噴射する。
腰が溶けそうなほどの快感。
チンコが消えてなくなっちゃうんじゃないかと思えるくらいの気持ちよさ。
びゅくっ、びゅくっ、と二度三度と脈動をしながら射精をする。
いままでしたどんなオナニーなんかよりも、何十倍も何百倍も気持ちいい。
こんな気持ちよさを知ってしまったら、二度と一人でできなくなっちゃうんじゃないだろうか。
そんな心配をしてしまうくらいに、先輩の口はすごく気持ちが良かった。
先輩は微笑みながら、こくん、と喉を鳴らして僕の出したものを飲み込んでいる。
先輩。そんな。汚いですよ。
「……美味しいよ。コレが、キミなんだ…コレが、キミの味なんだな…」
そう呟きながら、先輩はまたぴくっ、と身体を震わせて僕の腕の中でくったりと力を失った。
――――――――――――――――――――――――
フェラでイっただけ
次こそはちゃんと本番を書くから許して
この滾りをどうしてくれる
ちきしょー、GJ過ぎる…だが!!俺のパトスの行き場は!?
次回に期待しております。
GJ!イイヨイイヨ-
焦らずじっくりねっとりたっぷりと書いてくれ
あと我々の業界ではご褒美です吹いたw
以下、yahoo知恵袋からコピペ
一般的にはサドは王様、若しくは女王様。マゾは奴隷ってことになっています。
これは本当でしょうか。
考えて見ましょう。
王様、女王様というのは何をしますか。
一般論です。SMを抜きにした。
王様、女王様は偉い人です。何もしなくていいはずで。
お付の人が全部やってくれますから自分では何かをする必要はない。
奴隷は何をしますか。
やることいっぱいです。
サドはマゾをどのように責めたら興奮するかを考えて実行に移し、その状況に応じて対応していかなくてはなりません。
奉仕を受けているのはどちらですか。
マゾですよ。
マゾが偉いんです。
何もしないんです。
サドが奉仕を、労働をするんです。
SMをしらない人はこの辺りを勘違いしやすいですね。
別に一般生活に何の問題もないですけど。
素クーなお姉様に依存したい
>>853 一行に要約すると
「Sはサービス、Mは満足」
ですね、わかります。
せっかく投下があったのに、まだ引っ張るようなネタかよ。
SMスレでやれ
素クーにはどんな水着が似合うか
素クール水着
白ビキニでもいいよ
さらしに締め込み。
で、黒縁メガネ。
スク水
ゴーグル
スイムキャップ
ビート板
>>862または浮輪
容姿端麗、頭脳明晰、才色兼備。
運動神経抜群で良妻賢母な彼女にも
一つだけ苦手なものがありました。
というアレですね。
もちろん競水でインハイ並みに泳ぎの達者な素クールも捨てがたい
泳ぎの練習で必要以上に密着したり
ソーセージの食べ方がエロかったり
かき氷とか真顔で食べそう
美少女文庫の放課後ご主人様クラブ、3ヒロインのうちの一人涼子がなかなかテンプレな素直クールだ
興味あるやつは読んどけー
素クーってヤキモチ妬くのかな
役でしょ。
>>863 「う〜ん…体焼いてたらいつの間にか寝てたみたいだな………クー、聞いてもいいか?」
「ああ、なんだ?」
「そこに寝ている、その巨大な魚は何なんだ?」
「今日の夕食の材料だ。君が眠っている間に泳いで捕ってきた」
「一体どうやって……」
「眼に手を突っ込んで脳を握り潰した」
このくらい万能な素直クールも捨て難い
名前だけ見れば可憐な印象なんだけどねぇ、そのお方
ビジュアルが頭に浮かんでしまうから困る
冷静さ×愛の重さ×直球=破壊力ってか
アンモニアが回って食えたモンじゃないぞ、薫ちゃんw
>>868 買ってくる
あと青橋 由高の「恋妹―彼女はふたご! 」のヒロインの生徒会長が素クーっぽいって聞いたことがある
死ねよ
SSかと思ったら商業漫画でしかもアフィかよ(;´Д`)
878 :
名無しさん@ピンキー:2009/07/28(火) 14:49:03 ID:njBbz1oM
>>871 白ふんどし一丁で素潜りする素クールですか
>>874 >青橋 由高の「恋妹―彼女はふたご! 」のヒロインの生徒会長が素クーっぽい
あれは断じて素直クールじゃないので注意。むしろ真逆のツンデレ
>>871 むしろさらし&ふんどしのような気がする。
そしてお迎えがフルスモークのベンツなんですねわかります。
そのフルスモークベンツから強面の運転手とSPがお出迎えしてくれて
『彼らは私の部下だ』
『私の身体同様自由に扱って構わないよ親愛なる君』
てな展開が
握撃の代わりに、二段締めで真ん中が破裂するのですね
わかります
今気づいたがこのスレの荒らしの「死ね」の基準はほぼランダムなんだな
チラ裏
>>880 さらし&ふんどしといえば某剣と兵器の申し子を思い出す
そういえばあの人は無口クールのように見えるな
何かにツボって爆笑する素直クール
暑いからベタベタするの禁止と言われたけど
我慢できずに襲い掛かる素クー
スレタイが「カツオ風味の本だし」のメロディーで読めることに気が付いた。
ポン酢つゆのリズムで読んでしまったぞちくしょうめ
お前ら見てたら腹が減ってきたぜ
>>890 「困ったな……君の性欲を満たすつもりだったのに食欲も満たさねばならんか……
となると……裸エプロンで夜食を作り、その格好のまま膝の上で口移しか?
それとも君には普通に食べてもらい、私はテーブルの下でご奉仕か。
女体盛りも捨て難いな。しかし盛り付け易くしかも満腹感を得られる物となると……うぅむ……」
座位で合体しながらアイスクリームを口移しで食べる
アイスク(リ)ー(ム)
エロパロスレでこのpart11が一番レス番伸びてるよな。
それだけ素直クールが廃れてきてるのかな・・・
書く人も減ったね
都合がつかなくて書けない人もいるからなぁ。一概に言えないというか。
ネタというかパターン出し尽くしちゃったもんな
ところで素クールかつヤンデレっていうのを前々からなんとなく思い浮かべてたんだけど
もし落とすならこっちかヤンデレスレかどっちがいい?
そもそもジャンル萌えってパターン萌えだと思うかw
両方にそれぞれの成分強めにして落とせばいいよ
ある程度のプロットは脳内で組みあがってるのに、それを出力するだけの文才がない
このもどかしい気持ちを抱えてるのは、きっと俺だけじゃないはず
口移しはもはやプレイであって愛情表現とは違うと思うんだ
まぁ個人的な意見だがあーんは恥ずかしいけど嬉しいが口移しは普通に引く
口移しって頻出ジャンルじゃん
それくらいで引いてたら素直クールスレにいるの辛いんじゃないか?
>>898 どっちでもいいと思うけど、ヤンデレスレならそのまま投下できるが、
こっちに投下するなら投下前に一言、ヤンデレ注意と、書いておいた方がいいかも。
どちらにしろ、楽しみに待ってるよ!
こっちでは「ヤンデレな素直クール」
ヤンデレスレでは「素直クールなヤンデレ」でいんじゃね
>>902 すまん、俺の考えていた口移しがえぐい方の口移しだと気付いた
夏風邪をひいた年上素直クールに
食事用意したり付きっきりで看病する男
>>898 まずどっちの要素に重きが置かれているかを考えたほうがいいんじゃないか?
>>907 「ごほごほ、いつも済まないな」
「センパイ、それは言わない約束でしょ?」
>>899 903
904
908
意見ありがと
もともとこのスレ見てて思いついたネタだし、こっちにしとくよ
俺日本語がすこし残念な子だけどガンバってみる
>>909 この場合、双子の素直クールでなければいけないわけだが
嫉妬SSスレの 俺と素直クールとツンデレと は良かった。
あれはツンデレがヤンデレになってたけど。
過疎ってるしお気に入りの素クーエロパロでも晒せ
雪子と愁也
>>913 フェラチオ→口内射精→飲み込まずにその精子を男に口移し
ススス...って近づいて
いつのまにか抱き付いてそう
>>917 女「てめえの出した汚ねぇモンだろうがてめえで処理しろ」
男「さーいえっさー!」
ま た S M か
か
ま
わ
ん
`
続
け
た
ま
え
゜
イッタ後ビクビクしてる体をギュッてしてあげたい
俺マゾだけど女の子を思いっきり逝かせてあげたい
もちろん普段クールな素直な子を
kwsk
……ぱにぽにのcv雪野五月?
>>925 PRINCESS WALTZ
深森 静
>>924 首絞めてるように見えるんだけど病んでるのかな
次スレ立つ?
素直クールは滅びぬさ。
投下を控えている職人は少なくとも2人はいるし
ていうかヤンデレスレはなんであんなに繁盛してるんだ
一人は上でヤン素直デレクール書くって言ってた人じゃね?
もう一人は
>>849の続き。
当然それ以外の職人さんも随時お待ちしております
ヤン・スナオ・デレクール
素クーに尻尾生えてたら
常に尻尾振ってそう
それは素直ヒート
無表情で尻尾ブンブン振ってる犬耳付き素直クールを幻視した。
>>936 さあ、その幻視した光景を文章で出力するんだ
そんな感じの漫画見たことあるな。
俺この戦争がオワタらマンガ家になるんだ
それで素直クールなヒロインを登場させたマンガをジャンプで連載させててっぺんとるんだ。
グフッ
940 :
名無しさん@ピンキー:2009/08/07(金) 22:33:13 ID:uh3a+6Cn
死ね
いや〜意味不明な屑が湧いてると夏って感じだよな〜
素直クールには狐のフサフサした尻尾が良いと思うのだが皆はどう?
狐耳素直クールだと!?
なんというストライク
うさ耳で「寂しいと死んでしまうんだぞ」と抱きついてくるのも捨てがたいな。
くそっ、広告爆撃とかスクリプト攻撃とかじゃないと規制対象にならないのか・・・
ツンデレ→?
素クール→狐
ヤンデレ→?
天然→?
ツンデレ→マムシ
素クール→狐
ヤンデレ→コモドオオトカゲ
天然→ヤモリ
950 :
名無しさん@ピンキー:2009/08/10(月) 00:42:45 ID:4a+08Lov
つまんね
>>951 多作品のラインナップも見てみたけど、作者マジでトチ狂ってるなwww
人外女性に性的な意味で襲われるサイトだからなぁ
>>951 ぐぬう
初めて一次で書こうと思って、メドゥーサというかナーギニー幼馴染を考えてたんだが
確かに誰でも思いつく設定だわな
なんてパネェ性癖なんだwww
あの作者の性的願望は一生満たされる事は無いね(´・ω・`)
逆に考えるんだ。満たされなくてもいいやと考えるんだ。
考えてみろよ。
満たされたら、そこで試合終了ですよ?
叶わない夢を追い求めるのも男のロマンだろ?
松本零士も言ってたじゃないか
次スレどうする?
いらない!
仕切りなおして。
おはようございますこんにちわこんばんわ。
6月後半頃に投下するつもりだった奴を今更投下。
ではどうぞ。
うららかな初夏の午後、土曜日。梅雨の前の少し纏わりつくような温かい風が吹き込んできて気持ちいい。
あ〜、少し寝たいな〜……
「会長」
副会長の篠原が堅苦しい呼び方で俺のことを呼びやがる。む〜、と唸りながらそいつのほうを恨みがましく見
ると、顔色も変えずにプリントの束を渡してきた。
「目を通しておいてくれ。それとサボるな」
「厳しいねぇ。ちょっと昼寝がしたいよ」
「さっきから手が動いてないのに休憩だけはしたいのか」
「……厳しいな」
手渡された束に目を落としながら手元の赤ペンを取り上げると、後ろから抱きつかれた。
「早く終えてしまってくれ。私達、この引継ぎが終われば後は受験だろ?」
「だからなんだよ」
「だから、こうやってくっついけるのはもう最後じゃないか」
「そうかもな」
とりあえず束の一番上だけ目を通して机に投げ出すと、篠原は俺を抱いた腕の輪をぎゅうぎゅうと締め上げて
きた。真面目にやれ、と言いたいらしい。
「今日だって、木内の家に行って1日中くっついていたかったのに。君がこうして生徒会の引き継ぎ資料を溜め
込んでいるから手伝っているんじゃないか」
「嫌なら篠原一人で遊びに行けばいいだろ?」
「木内と離れているのが一番嫌だ」
篠原が短髪で露わになっている首筋を擦り付けてくるのを押しのけながら再度プリントに取り掛かるが、やっ
ぱり集中が続かずに断念して放り出してしまう。
「会長?」
「だって篠原の作る資料で今までミスなんて無かったじゃないか。俺がチェックしなくても今後10年は通用する
よ」
「でもこれは君の資料だろう? 何か的外れな部分があったら困るじゃないか」
「それも無い。ずっと俺の側で手伝ってくれていたんだから、俺以上に生徒会長の仕事を理解してるよ。……か
なり信頼してるんだぞ?」
「そういうおだてに、私が弱いこと知ってるくせに」
「感謝してるって」
「それならちゃんと自分で仕事を片付けてくれ」
会長がサボり魔なんて知れたら他の役員に示しがつかないじゃないか、と言いながら自分のデスクに戻ろうと
する篠原の、そのスカートの裾を引っ張る。
「……何?」
「さっき、くっついていられるのは最後だって言ってたよな」
「言ったけど、何だ?」
「ここでデートってのはダメか?」
「デート?」
「うん。例えば――」
腰を捕まえて引き寄せて俺の膝に乗せる。逃げないように肩口に顔を埋める。
「――エッチなこととか」
「……ここでか?」
「ここで」
「バレるぞ」
「バレないよ。今日、課外活動の申請出してるのは体育館とグラウンドだけだ」
「確かにそうだが、先生方に気付かれるかもしれん」
「職員室は隣の棟のグラウンド寄りだろ。まずこっちには来ない」
「しかし……」
「したくない?」
「そんなことはない。すごくしたい」
やっと乗り気になったのか、篠原は膝の上で回って俺のほうへ向き直った。
「でもここでするのはダメだ。ちゃんと資料を纏めて、それから木内の家に行こう?」
「嫌だね。大体、引き継ぎ資料だって急ぎじゃないんだし」
篠原の顎へ手をかけて、くい、と持ち上げると珍しく困った顔を浮かべていた。
「厄介事はさっさと済ませたい性質なんだ」
「俺は夏休みの宿題、31日に纏めてやるタイプだな」
「周りに助力を求めるくせに」
「それも計算の内」
言いあいながらもお互いの顔はどんどん近くなっていく。篠原の寄越してくる、眼鏡越しの視線が痛いくらい
だ。
「……会長?」
睨み合いの沈黙に耐え切れなくなったのは篠原のほうだった。勝ち誇った気持ちで唇を奪う。
「んっ……あっ、ああ……」
半ば襲うようにして口付けを交わし、逃げないように腰を抱きすくめる。胸元のリボンに噛み付いて結び目を
解いた頃には、篠原も観念したのか抵抗を示さなかった。
ヒラヒラと垂れたリボンをデスクの上に片付け、肩に羽織るように着ていたカーディガンのボタンも外してい
く。外したところで篠原の顔を見ると、もう完全にその気になっていた。
「……ズルいよ、木内は」
「どこがさ。篠原だって嫌じゃないって言ってたじゃん」
「学校で、こんなことしちゃダメだろう?」
「すごくしたいって言ったのは誰だよ」
「私だ。でもそれは雑用を済ませてから、木内のベッドでしたいんだ」
学校では決して見せない表情。副会長の篠原じゃなく、俺の彼女の表情。
「今、したいんだろ?」
「今じゃない」
「今?」
あと少し、進んでやれば唇が届く。そんな距離まで近寄ってそこで焦らす。
「今したくないんだ?」
「……木内はずるいよ。そんなにされたら我慢できなくなる」
「我慢しなきゃいいじゃん」
「後で苦労するのは君だろう?」
「いーや、手伝ってくれる奴のが苦労する」
「それならますます今、したくないな」
今度こそお終い、と立ち上がろうとする篠原の手を柔らかく握る。振りほどこうとすれば簡単に振りほどける
力加減だと言うのに、篠原は逃げなかった。
「……どうした?」
「私のこと困らせて喜んでるだろ」
「困った顔が好きなんだよ」
「他の表情も好きになってほしい」
「好きにさせてみたらいいじゃん」
「……そうさせてもらう」
繋いだ手を引かれ、生徒会室に据えつけられたソファまで連れて行かれた。
抱き合ってソファに腰を下ろし、唇を合わせるとすぐに火がついた。鼻や前歯を時折ぶつけるくらいの激しさ
で舌を絡める。口だけじゃ足りない、と思って顎のラインを責めるように変えると、篠原はくすぐったそうにし
ながらも首ををこちらに向けてくれた。
そこからボタンを一つ外したYシャツまで下っていくと、顔を胸に押し付けられた。人並み以上の大きさのそ
れに包まれて窒息してしまいそうだ。
「相変わらず柔らかいな、お前の胸」
「嫌か?」
「大きくて柔らかくて好きだ」
「そういう褒めかたをされても嬉しくない。大きくて柔らかければ誰でもいい、みたいに聞こえる」
そういいながらもまんざらではなさそうに俺の頭を撫でてくる。
「誰でもいいことは無いけど、お前ほど大きいのは限られてくるだろ」
「やっぱり大きいからいいんじゃないか。……男の考えることは分からないな。あっても邪魔なだけなのに」
「無いから憧れるんだよ」
篠原が臍を曲げる前にとシャツのボタンを全部外して前を開く。その大きな膨らみとは対照的に引き締まった
ウエストが姿を現した。こいつときたらグラビアアイドルが申告するような体型を本当に維持しているんだから
恐れ入る。ウエスト周りが60cmなんて、いくつ内蔵引っこ抜いたら達成されるんだか。
「……今、何か失礼なことを考えただろう」
「まさか」
腰から腕を回してブラジャーのホックを外し、その下へ指を入れる。本人は邪魔な代物だと言ってはいたが、
俺にとってはやっぱり必要だ。頂点の出っ張りの周囲に広がる盛り上がったところを指で弄ぶと、篠原はくす
ぐったさと何かの感情が混じった、そんな呻き声を上げた。
「どうした?」
「……乳首、触らないのかと思って」
「触ってるじゃん」
「違う、そこじゃなくて……」
もっと強い性感が欲しいのに、上手い言葉が浮かばないのだろう。こいつが乳暈なんて言い回しを知っている
はずもない。意地悪をこのまま続けてもいいけど、と体勢を変えて、篠原を後ろから抱きしめるように座り直し
た。
「どうやって触ればいい? 指示してくれたら分かりやすい」
「……分かった」
篠原は自分の身体の横にぶら下がっていた俺の手をとると、胸に押し当てる。
「これで?」
「その、乳首の一番先を捏ねるみたいにしてほしい」
「ん、了解」
言われた通りに人差し指で乳首の先端をつついたり、捏ねたり、ときどき引っ張ったり、とにかく徹底的にそ
こだけを弄り倒した。その間乳暈にさえ手を触れずにいたら、篠原は何か不満だったのか胸に置かれた俺の手を
掴む。
「……こう」
篠原は手の向きを変えさせて、下から掴み上げる格好にさせた。
「いつもこうして触ってるんだ?」
「うん。木内のことを想って何度もしてる」
「…………」
「どうしたんだ?」
「いや、恥ずかしくないのかなと思ってさ」
「恥ずかしいよ。でも、木内が訊いてくれたから正直に答えたかった」
「……顔色一つ変えずに恥ずかしいって言われてもな」
指示された通りの手の向きで再び責め始めた。掌全体で膨らみを絞る感じで愛撫してやると、篠原が腕の中で
暴れだした。何か、堪らない刺激を受けたように身体をくねらせる。
「……っ!」
「どうかしたか?」
「木内の、手のせいだっ……!」
「言われた通りに動かしてるだけだぞ?」
「木内が触ってるって考えるだけで、ダメなんだ……」
篠原は腕を後ろに突っ張りソファから逃げようとしていた。俺は胸から手を離し、腰に手を回してそれを拒
む。篠原はちょっとこちらを振り返って、それから渋々といった様子で腰を下ろした。
「……やっぱり木内は触っちゃダメだ」
篠原が首を後ろに反らせ俺のほうを見て言う。暴れたせいでメガネがズレていたのを直してやりながら先を促
す。
「同じことをしても私は君ほど上手く出来ない。そうなると、毎夜の日課が虚しくなるだけだ」
「毎日してるんだ?」
「うん。そうでもしないと木内への想いを鎮められない。しないと翌朝学校で顔を合わせた時に襲いかかってし
まいそうになるんだ。木内は公衆の面前でそんなことをする女、嫌いだろう?」
「嫌いだな」
「だからダメだ。……んっ!」
篠原が一生懸命説明している間に、抱きかかえた腕を剥き出しの胸へ添えて軽く揺する。
「ダメだ、木内……」
「嫌いじゃないんだろ?」
「嫌いじゃないけど、困る」
確かにさっきよりも困った顔をしていた。しかし両膝がストッキングを擦り合わせているのに気がついた。空
いたほうの腕でぴったり合わさった膝を撫でる。
「こっちは困らないよな?」
「そっちも、困る」
「じゃあどうしようか。触らないほうがいいか?」
「そっちのほうが助かる。助かるけど……触ってほしい」
「……どうしてほしいんだ?」
「……触って、くれ」
おずおずと開いた足の真ん中へ、俺は手を差し入れた。
招き入れられたからといって、いきなり本命へ手を伸ばすようなことはしない。ストッキングの上を滑らせる
ようにして内腿の感触を味わう。
「……触ってくれないのか?」
「いきなり触るなんてもったいないだろ? 俺は好きなものは最後に食べる派なんだよ」
「私はバランスよく食べる派なんだ」
「バランスよく、回りから食べてるだろ?」
篠原は早く中心へ欲しいと急かすが、そんなことは絶対にしない。焦れて少しむくれたような顔が一番可愛い
からだ。荒い呼吸を繰り返す口を出し抜けに塞ぐと、一瞬戸惑った様子で身体に力が入った。舌と両手でもっと
困らせてやりたい。
「んぅ……ず、じゅるじゅるっ、ぁむっ……」
篠原はもう完全に脱力して、体重をこちらに預けていた。今日は俺に全て任せてくれるらしい。
「はぁ、はっく、ちゃぷ、んんんっ……!」
任せてくれるなら、とだらしなく突き出された舌を吸い出すようにして口に含み、動きが緩慢になっていた両
手をもう一度動かし始める。乳首を指2本で挟んで転がしながら、もう一方の手をプリーツスカートの中へ侵入
させる。
「ちゅ……んぁっ、……木内、脱がせて?」
「……ん」
ソファに膝をついて体勢を整え、女性としてはやや大柄な篠原を抱き上げる。160cmを優に超えるのに身体は
馬鹿みたいに軽い。それでも片腕で支えながらの行為はなかなか上手くいかなかった。
「篠原、自分で……?」
「嫌だ、木内にしてほしい」
「強情な奴だな」
一旦ソファを降りて篠原を真正面に捉える。篠原自身がたくし上げたスカートが鼻先をくすぐる。もう扇情的
過ぎて頭が焼き切れそうだった。お尻の後ろに手をかけて、果物の皮でも剥くように下着と一緒にストッキング
を下ろすと、抜けるように白いお尻が姿を見せる。
「……してくれ」
篠原は自分から腰をぐいと押し出して俺の顔へ近づけた。そこは既に蜜に濡れていて、時折ヒクヒクと震えて
いた。息を吹きかけると苦しそうに声を漏らす。
「……意地悪は、嫌いだ」
「焦らされたくないなら、どうしてほしいか言えばいいんじゃないか?」
「……指とか、口で、気持ちよくしてほしい」
「OK。覚悟しろよ、ヒイヒイ言わせてやる」
まずは鼻先に露出していた陰核に指を置く。以前敏感過ぎて痛いこともあると言っていたから、本当にただ触
れるだけ。そこから本命に口を寄せる。汗と愛液で蒸れていてすごい臭いだ。鼻でこじ開けるようにしてそこへ
触れると篠原はようやく声を出して反応をした。捲り上げたままのスカートの裾のその奥に見えるお腹がフルフ
ル揺れている。力を入れて責めに耐えているんだろうけど、そうはいかない。指で脇腹をくすぐってやる。
「木内っ! そ、それはエッチなこととは関係な……ひゃはは、はぁっ!?」
くすぐられたお腹へ意識を集中させている隙に、今度は舌でクリトリスを弾く。
「おな、か、ダメっ……きうちぃっ!」
懇願というよりも哀願といった様子で悲鳴をあげた。
「気持ちよくなかったか?」
「……違う。気持ちよかった」
「なら」
「そうじゃないんだ。ただ……」
篠原が珍しく言い淀む。大抵のことは羞恥の心など無いかのようにあっけらかんと言い放つのに一体どうした
のだろうか。
「お腹、くすぐったいのに気持ちよかった。おかしい、かな?」
「さあ? 俺はそういう経験ないから」
「そうか。……ん、お腹は……やぁ――」
スカートへ頭を突っ込んで臍の辺りへキスをする。窪みの縁に合わせて舌を這わせ、唾液を穴へ送り込みそれ
を音を立てて啜った。
「木内」
調子に乗ってずっと舐め続けていると、篠原が俺の頭を押さえにかかった。
「……もっと、下のほうも、欲しい。お腹舐められて、やっぱり感じてる、から」
彼女は肩で息をしていた。下も、もう十分に準備はできていた。
「どうしてほしい?」
「挿れてくれ。木内で、私を滅茶苦茶に犯してくれ。早く君が欲しいんだっ……!」
「分かった。……俺も限界」
自分の彼女にここまで言わせてそれでも我慢できるほど、俺は人間が出来ていない。
先端が触れただけで粘っこい音が立つ。篠原がこんなに濡れているのは初めてかもしれない。
「なぁ、木内ぃ……」
「濡れてるな」
「うん。木内がいっぱいイジめたからだ。君に触られたら、それだけで感じてしまうのに、いっぱいイジめたか
ら」
「それは篠原が淫乱なだけなんじゃないのか?」
腰をほんの少し進めただけで分身は簡単に沈んでいった。熱湯に突っ込んだよう、なんて月並みな感想では言
い尽くせない。快感で顔が歪む。
「んぅ、ん……そ、かもしれない、けど……ぉ……」
篠原がソファの背もたれに肩を押し当てるように体を反らすと、角度が変わったのか内側から押し出されそう
になる。思わず強く腰を抱いて、一気に押し込んでしまった。突然の挿入に、今度は篠原が顔を歪める。
「イっ……あ、あぁ、き、うちっ!?」
「悪い、ちょっと本気出しちゃった。……で、何?」
「今、ので、忘れちゃったよぉ……」
「そっか。挿れた瞬間、ちょっとイっちゃったもんな」
「! どうして分かっ……ひあっ、いきなっ、やぁっ!」
「しっかり、イかせて、やるから、な!?」
腰の出っ張ったところに掌を引っ掛けてゴツゴツと押し上げる。きゅうきゅう締め付けてくる上に襞まで絡ん
できて快感がヤバい。
それ以上に篠原の反応がヤバい。小突き上げる度に声をあげて余裕がないように見えるのに、目は見開いて俺
へ好意を飛ばしてくる。
「あーっ! あぁっ、あっ! ああぁぁぁっ!」
「篠原っ、声、デカ過ぎだっ……!」
吹き込む風で窓際の席の上に置かれたプリントが吹き飛ぶ。窓が開いていた。いくらなんでもこれだけ派手に
よがれば遠くまで声が流れてもおかしくない。せめて窓だけでも、と繋がったまま立ち上がる。
「き、うち、なにするの?」
「声漏れないように、窓、閉めないと」
ソファから窓まで10歩くらいか。
「このままか? このま、まっ!」
「……当然」
「そんな……ただでさえ深いのにぃ! あるくたびっ! 声、出ちゃあぁっ!」
篠原は顔を真っ赤にしていた。踏み出したときの振動で、より深く刺さるのが我慢できないのだろう。
「口、塞いでてやるから……」
「ん……んんっ! んぅっ!」
唇で唇を塞いでも、漏れる声は一向に小さくなる気配がなかった。
そんなふうにしてようやく窓まで辿り着いて、アルミサッシに篠原を押し付けながらなんとか全ての窓を閉じ
ると、今度はうっとりとした表情を向けられた。
「このままじゃ、外から見られてしまうな、木内……」
「そうだな。ソファに戻るか」
俺の腰に彼女の足がかかった。何かあったのかと訊くと顔を赤くしてかぶりを振る。
「ダメだ」
「?」
「我慢、出来ない……んだ……」
篠原はぶるぶると震えながら俺へ抱きついてくる。豊かな乳房が2人の間で柔らかく形を変えていく。
「さっきから、持ち上げられてエッチし始めてから、私の子宮突き上げられっぱなしで――」
子犬のような丸い瞳にいっぱいの涙が溜まっている。俺はもう殆ど落ちそうになっていた篠原の眼鏡をむしり
取ると、その涙を吸い取るようにして舐めた。
「――もう痛いくらいに感じてしまってるんだ。これ以上焦らされたら壊れてしまう……」
こう言った篠原の視線は、既に焦点が合っていなかった。その上愛液が流れて床へ雫が落ちている。本当に限
界なのだろう。
「き、うち、ね? イかせて? ね?」
「分かってる……」
窓際に置かれていた俺のデスクから椅子を引き寄せてそれに座る。当然繋がったままで、ズシンという衝撃が
篠原の身体を弓なりに反らせた。
「んあぁぁっ! い、まの、スゴっ……!」
「もう、満足か?」
「そんなわけないっ!」
「そっか……」
もっと、と言うならその通りにしてやる。篠原の身体を抱き直して腰を打ち上げ始めると、いやらしい音が弾
けた。
「んあぁっ! あっ、あぁぁっ! きう、ちっ!」
「な、んだ!?」
「はげし……て、もう、すぐ、イっ……イっちゃ……!」
「さっきイかせるって言ったろ!?」
「うんっ! ……あっくるっ! すごい、すごいのくるぅっ! もうダメっ! イくっ! イくっ! やっ、イ
くうぅぅぅっ――」
篠原が叫んだ途端に物凄いうねりでが生まれた。その感触に堪らずぶちまけてしまう。入り口から奥への締め
上げが、なにか飲み物を飲み干しているようだった。
「――あっ、あっ……んぅう……」
「……悪い、出しちゃった」
「今日、安全日だから……多分だいじょぶ、だと、思う……」
まだ繋がったままだった篠原を少し持ち上げると、間からどろりと精液があふれ出てくる。
「大丈夫だけど、こういう無計画なのは、もうイヤだからな」
「だったら計画的にしてみるか?」
「……馬鹿を言うな」
奥のほうをゴツゴツやられたせいで足腰が立たない、と篠原はソファまで運んでほしいとねだる。少し横にな
りたいのだろう。お知りを抱えて運んでやると、果たしてうつ伏せに倒れこんだ。
「……木内」
「なんだ?」
「本当は、今日明日と木内とずっとエッチしていたかったんだ。だから学校で資料作りと聞いたときは随分落ち
込んでいた」
俺が黙っていると、篠原は寝返りを打ってこちらを向いた。
「でも今日は今日でよかったのかもしれない。学校の生徒会室でなんて、とても刺激的で、とても気持ちよかっ
たから」
「……疲れたんだろ? おっぱいしまって寝てろ」
「ん……」
篠原は僅かに頷くと、ズレた下着だけ直して眠り始める。身体を拭きもしていない。俺はやれやれと溜息を吐
いてハンカチを濡らしにいくことにした。
* * * * * *
「篠原」
「……ん? あー……おはよう」
「おはよう、じゃなくて、もうそろそろこんばんは、だ」
伸びをしている篠原に自販機で買ってきた紙パックを差し出すと、それを取りながら身体を起こした。
「何時間くらい寝ていたのかな」
「2、3時間ってところだな」
ソファの空いたところへ腰を下ろすと、間髪いれずに篠原がもたれかかってきた。
「おい、重いぞ」
「別にいいだろう。今からじゃ資料作りをやっても仕方がないし、学校を締め出されるまでイチャイチャしてい
たい」
と言ってはいるが、この様子じゃすぐに動けないというだけなのだろう。
「疲れてるだけなら、さっさと家に帰ったほうがいいぞ」
「それは分かってるけど、木内と離れるのはもっと嫌だ」
子供が愚図るようにおでこをぐりぐり押し付けてくる。……仕方がない。こうなったら――
「ウチで休んでいくか?」
――彼女の家よりは俺の家のほうが近い。歩いて5分程度だからそんなに辛くないだろう。
「いいのか?」
「構わん。ただ、もしかしたらご休憩がお泊りに変わるかもな?」
「……むしろ、お泊りしに行かせてもらう」
篠原は今の一言で復活したようだ。ますます力強く身体を寄せてきた。
……明日も資料作りははかどらなさそうだ。
と以上です。
480KB超えると思って次スレ立てたのに、必要なかったっぽいですねorz
派手に乱れる素クールか。GJと言おう。
◆6x17cueegc 氏の作品初めて読んだが最高だった。
保管庫に大量に貯蔵されてるから楽しみだ
ところで高校生のカプールがどちらかの家にお泊りって本当に可能なのだろうか
気を利かせてどっか行っててくれる
梅ネタ町
>>969 エロいw乙でした
さて、梅ネタの平安京のヒト待ち
>平安京の人
だれそれ?
>>972 せいしんせいい、りょうしんをせっとくすればきっとゆるしてくれるさ
>>972 高校生なら一人暮らしってこともあるからな
>>975 埋めネタだから平安京だったのか。
保管庫で読んだものだから気づかなかった。
>>976 保管庫の連載のところにある「異形平安京恋歌」シリーズのことだと思う。なお、バックグラウンドストーリーは東大生によるもの。
埋め保守
次スレの生徒会長さんgj
埋めネタ投下。
埋め用につきエロなし注意
我が家に雪子が初めて来てから一週間が経った。
ヒヤヒヤしたものの杞憂だったらしく母さんと雪子はとても仲良くなっていた。
恋人と親の仲がいいのは僕としては嬉しい限りだ。
けど……
「なんか違った気がする…」
「ん?どうした、眉間に皺を寄せて」
春休みを利用してのデート中。
毎日のように出かけているからもう真新しい場所はなく、僕たちはいつもの公園の芝生にいた。
「この前僕の家に来たでしょ?」
「あの日は非常に楽しませてもらった。それがどうかしたのか?」
どうかしたのかって言われましても……あの日の雪子は別人みたいだった。
先生相手にも滅多に使わない敬語を話すなんて。なんか調子を狂わされる。
「初対面の相手、しかもお義母さんに対して失礼な態度を取るわけにはいかないからな」
「そんなに気を使わなくてもよかったのに」
「親しき仲にも礼儀あり。まったく…先人は良い諺を残すものだな」
こういうことを真顔でさらりと言えるのが雪子の凄いところ。
「いつもの雪子のほうがいいのに……」
ボソッと言ってすぐ、自分がとても恥ずかしいことを口にした気がした。
慌てて雪子の方を顔を寄せてきた。お互いの鼻が触れそうなほど。
いつも見ている顔とはいえこうも近いと鼓動は早まる。
「君からそう言ってもらえるとはな。私は嬉しいぞ」
至近距離で話すから吐息が直接顔にかかる。ドキドキが収まるどころか更に増していく。
「だがダメだ。フランクな態度は結婚してからのお楽しみにしたい」
ナニカスゴイコトイイマセンデシタ?
「どうした?顔が赤いぞ、風邪か?」
目と鼻の先に顔がさらに近づいてきて、とうとう額同士がくっついた。
そのまま雪子はじっと動かない。僕は動けない。
一瞬だったのかそれとも長い時間だったのか。
何はともあれ雪子が離れた時、僕はかなり動揺していた。
「な、何してんだ!?」
「熱がないかを調べた。大丈夫だ君に熱はない」
あ……そうですか、原始的な方法なこと。
「顔が近いくらいで照れないでくれ、私まで恥ずかしくなる」
顔が赤い理由わかってたんですね……。ニヤニヤしてるからすぐわかるよ。
雪子は無恥ではないけど表情はいつも涼しいから本当に恥ずかしがってるかわからない。
「ふっ、だが安心してほしい。君のそういうところが私は大好きだ」
またそうやって聞いてるこっちが恥ずかしくなることを平気で言ってくれる。
しかもその声が意外に大きかったらしい。
ここは公園。
散歩中の人や子連れのお母さん、談笑中の爺さん婆さんまでがこっちを振り向いてきた。
「あ、あの、雪子……」
「自分の気持ちを君に伝えたまでだ。何を気にする必要がある?」
ニヤリと返されては僕は何も言えない。ただ周囲の視線が外れるのを待つだけだった。
頼むから外ではもっと控えめにしてほしい。いや、十分控えてはいると思うけど。
なんでだろう疲れた……
併せてぽかぽかとした春の気候が眠気を誘ってくる。
「ふぁ〜あ。雪子、一眠りしない?」
「うむ、そうだな。たまにはいいだろう」
芝生に横になるとなんだか良い匂いがする。
隣で横になる雪子に僕は腕を差し出した。
「む、どうした?」
「枕に使っていいよ。髪汚れちゃうでしょ。ないよりはマシだと思うから」
「……いいのか?」
さっき十分に恥ずかしい思いさせられたから今更周囲なんて気にならない。
「ふっ、世界中のどんな枕よりも贅沢だな」
体を寄せて雪子が僕の隣に寝転がる。腕に乗った頭は思ったよりもずっと軽い。
それで腕枕なんて初めてだということに気づかされた。
芝生の上で仲良く昼寝なんて僕たちはなんて幸せ者なんだろう。
「雪子もそう思わない…って」
顔を横に向けると雪子は既に寝ていた。
横向きになって僕の肩に顔を埋めるようにし、両手は僕の服を掴んで。
どことなく幼く見えて思わず頬が緩んだ。
まぁ押し付けられる胸が子供ではないと主張しているけど。
服の上からだとまったく目立たないくせに実は大きい。なんか仕掛けでもあるのだろうか。
外国の血がクォーター入っている雪子の白い肌。一方で大和撫子の綺麗な黒髪。
雪子は可愛いとも綺麗とも違う。
見た目から中身まで全部ひっくるめて『美しい』、この言葉がぴったりな人間なのだ。
さらに周囲とはどこか違う気品ある雰囲気を兼ね備えている。やっぱり僕の中ではホワイトライオンという例えがしっくりくる。
雪子の寝顔に見とれている内に僕も眠りに落ちていった。
目を覚ますと雪子が上から覗き込んでいた。
「起きたか。よく眠っていたな」
「自分の方が先に寝たくせに」
そこまで口してから自分が今どういう大勢にいるか把握した。
頭が芝生ではなく柔らかいものの上にある。そして雪子が上から覗き込んでいる。
これはまさか憧れの――
「腕枕のお礼に膝枕をしてみたんだが……どうだ?」
「どうって…すごく嬉しいよ」
膝枕は今までなかった。恥ずかしくて言い出せなかった。
しかし膝枕されたことにまったく気付かないなんて……確かによく寝ていたみたいだ。
「今日は記念すべき日だ。初腕枕に初膝枕、私達はまた初めてを交換したな」
そりゃあお互い初彼氏に初彼女だからな。いつも何をするにもしても初めて。
これからも二人で色々な体験をしていけたらいいと思う。
「ところで雪子、胸が顔に乗っかてるんだけど」
「もちろん知っている。興奮するか?」
やっぱりとは思っていたけど、確信犯ですか……
「そりゃあ興奮するよ」
「しかし今日はエロいことはなしだ、先に言っておく」
……マジデスカ?
「ふっ、何て顔をしている。今日の私は十二分に満足していてな」
思わず起き上がった僕を前に、雪子は腕組みしながら一人頷いていた。
「これ以上はまたのお楽しにしよう」
白い歯の隙間から真っ赤な舌を出す雪子はとても楽しそうだった。
にやつきながら舌を出すのは癖だ。なんていうか……エロいんだよな。
「今、エロいこと考えただろう?」
なんでわかるんだよ……
「まったく君はわかりやすいな。顔に出てるぞ」
すっと雪子の両手が伸び、僕の両頬をつまんできた。
「なにひてんほ?」
「……いや、なんとなく摘んでみたくなった。意外に柔らかいな」
片手を離した雪子は今度は自分の頬をつまんだ。比べているらしい。
「うむ、私の方が柔らかいな。やはり男女の違いか…」
本当に何がしたいんだろう?雪子の行動は時折理解不能だ。
「さぁ場所を移動しようか」
「そうだなぁ、雪子はどこに行きたい?」
「駅前のカフェに行こう。喉が渇いている」
「決まり。じゃあ行こう」
僕たちは立ち上がると自然に手を繋いだ。
表情はいつも通りだけど雪子の手は力強くギュッと僕の手を掴んでいる。
「君といるだけで何故こうも心が弾むのだろうな?」
そう思ってるのは僕もだよ。
春のそよ風が肌に優しいほのぼのとした一日だった。
「それにしても君が無防備に寝ていると、無性に首元へ歯を立てたくなるな」
「それって吸血鬼?」
また血か……なんで雪子は僕の血にこだわるんだ。冗談に聞こえない分余計に怖い。
「まぁあまり気にしないでくれ。君に強要するつもりはない」
いつもの癖で舌を出す姿が、獲物を狙う獣に見えてしょうがなかった。
おわり
ひざまくらGJ!
あ
神職人GJ
次の降臨を全裸で待ってます
ho
クーと夫婦の人は?
うめ
UME
旨ぇ
エロパロ素クールスレで1000行くのは初めてかな
梅梅
996なら素クール娘に会える
>>994 それだけ住民の質が低下してきているということだ
うめます
銀河鉄道梅
1000なら素直クールなお隣さんができる
1001 :
1001:
このスレッドは1000を超えました。
もう書けないので、新しいスレッドを立ててくださいです。。。