以上テンプレ終了
後タイトル間違ってスパロボにしてしまいました。ごめんなさい。
前スレで俺が提案した(誰でも思い付くような)タイトルになっとる…でも「スパロボ」は略してただけなのにw
とにかく乙です。ケアレスミスには気を付けましょうねw
>>1乙、ところで俺のパルサーベルを見てくれ…こいつをどう思う?
すごく…ドリンギングです。
うれしいこと言って(ry
たまにはカルヴィナのSSが読みたいです…
カズマ×アリア希望
いや今は旬のセツコ
旬だ旬だといいつつ投下はないのがな…
前スレに一個あったよ!あったよ!
セツコが青少年共に喰われる話だね
あれは良かった
キャラサロンでセツコとシンが抱き合ってたのをみて、無性にシン×セツコが読みたくなった
ステラ死亡ルートなら慰めあいからだんだん本気に…みたいな流れにできるよな?
陵辱エロエロも大好物だがセツコに幸せになってほしいので、四十数話辺りのオーブ戦直前、で純愛シン×セツコ書いた。
セツコ視点。
前フリ長い上エロ弱いので、純愛や版権×オリジナル嫌いな人はスルーよろ。
キュッと音を立ててシャワーコックをひねると、頭上のノズルから勢いよく温水が噴き出した。
顔を上げ、それを真正面から受け止める。
戦闘で昂ぶった感情と疲労した肉体をまるごと押し流すように、温かな水が肌を伝って精神をいたわり、セツコの
裸身を温めた。その感覚を味わえたことに安堵し、シャワーを浴びたまま、セツコはあたたまった息を吐き出した。
指先をほぐし、タイルに触れる。すべらかさが伝わってくる。伸ばした腕に従い、指先へと落ちてくる水滴も。
(良かった。……まだ、大丈夫)
自らに言い聞かせるように、彼女は胸中で呟いた。
まだ、感覚がある。
味覚が失われて以来、どんなに激しい戦闘であったとしても、生き延びたことよりも、その安堵が先に浮かぶように
なってきた。
だがそれは、振り捨てようとした予感を、同時に強く思い出させる安堵でもあった。裏を返せば、いつか、こうした
指先の感覚も、身体の輪郭も、感情さえも、失われるのかもしれないという予感を。
(それでも)
その予感に抗うように、しっかりしなさいとセツコは自らを叱咤した。
まだ残されている猶予を、悲しみに暮れる時間に宛てることは、もうやめた。
そして逃げることは、更に論外だ。
このまま突き進む以外に、敬愛する上官二人の仇を取ることができないのならば、自分自身を惜しいと思うことなど
許されない。
ただ、前を向き、戦うしかない。
全身を洗い終え、すっかり温まったと身体が訴えても、なお温かさから逃れることが少し惜しく、セツコはそのまま
シャワーを浴び続けた。
頭上から降り注ぐ水音が鼓膜を震わせ、聴覚を侵食する。ただ意味もなく流れていくその水音もまた、かけがえない
ものに思え、もっとずっと聞いていたいと思わせた。
足元を流れていく水流に、自然と視線が引き寄せられる。小さな渦を作るように消えて行く水。
不安も一緒に流れ去ってしまえばいいのに。
そんな埒もないことが浮かんだことに、遅れて驚き、苦笑した。
(不安なんて、覚えても仕方ないのに)
またしても弱さを自覚させられる。
覚悟は決めた。少なくともそう思っている。が、ふとした瞬間に脆くなる自分に気づかされ、吐き気すらしてしまう。
(しっかりしなくちゃ)
シャワーコックを閉め、身体を拭き、間続きの自室に戻った。起きている間はいつスクランブルが掛かっても良い
ように、白のハイネックインナーとスカートという、制服の上着を引っかければいいだけ格好を選ぶ。
「しっかり、しなくちゃ」
もう一度、今度は口に出して戒めた。
ZEUTHの面々がそれぞれ抱えている悩み、過去、そして敵。世界を覆おうとする見えない悪意と、頼りない
蝋燭の灯のように揺れる未来。
それらと直面しなければならない時に、こんな個人的な話で誰かを心配させてしまうわけにはいかない。優しい
彼らが、きっと親身になってくれることを知っているからこそ。
セツコは自分の手を見下ろした。白く、無駄に細く、何かを掴めるようにはとても思えない。
白兵戦の戦闘訓練も多少は受けたはずだというのに、バルゴラがなければ、これまで対峙してきた強大な敵の
数々とはとても戦える手だと思えない。
見つめていると、指先が少し震えた。
震えるな、と願えば願うほど、あの男によってこびりついた恐怖がまだそこにあることを指先が示す。
まるでそこから、人間ではない何かに溶かされてしまいそうな気にすらなる。
たとえば、さすらいの修理サービスだという青年のように力強い肉体と心を持っていれば、こんな風にここに至って
まで震えることはなかったのか。
(ううん、違うわね)
思い違いだと、否定する。
強い人間は、どんな外見であろうと強い。
エメラルドグリーンの髪を持った少女――エウレカのように。彼女は、自分よりも更に脆い外見をしているのに、
心は遥かに強い。
人型コーラリアンである少女は、どうやって、人間の形を失う恐怖と戦ったのか。
(レントン君が、いたから?)
思い至った途端、最大の理由はそれだろうと、すんなりと納得が浮かんだ。
少女が微笑む先に見える、この戦いで劇的に成長した少年。
あの二人の絆は、きっと何にも負けない。そう思える。
(いいな)
素直な祝福とかすかな羨望が、セツコの胸の内をじんわりと優しい気持ちに暖めた。
大切な誰かがいて、その誰かから大切に思われる。手を取って、未来を約束し合える。
自分もいつか誰かと――もしも叶うならばトビーと。そんな風にとても漠然と憧れていたもの。
それがどんなものか実感できないまま、きっと、自分にはタイムリミットが来る。
それでも、いま幸せな誰かがこの先も幸せなままであればいいと思える自分を見つけられたことだけは、少しだけ
誇らしかった。
皆、幸せになって欲しい。改めてセツコはそう思った。
もし自分がもう少し生き長らえて、全てが終わった時、二度と会えない別の世界に戻って行くだろう仲間たちも
見送る時も、きっと同じことを思える自信がある。
その日のことを思い、ふと脳裏によぎった面影に、セツコは目を伏せた。
(……そうよね、世界、違うものね)
厳然とした事実に突き当たる。
自分がどうなろうと、その日が来れば、今浮かんだ面影の少年とももう二度と会えない。
最初は、自分ととても似ていると思った人物。生い立ちや、家族の失い方。軍という組織を逃げ場所に選んだことも。
同じように親近感を覚えてくれたのか、仲間を失った自分を何かと気にかけてくれた。
けれど違う。
あの少年は、自分よりもずっと強い。
悲しみから逃れられぬ自分と違い、いつかきっと、憎しみの先にある優しい強さを見つけられる。
もし心残りがあるとすれば、その頼もしい姿を見られないだろうことかもしれない。
目を伏せたその時、不意に、部屋の扉から呼び出しブザーが鳴った。
「はい」
誰だろうと、セツコは扉に歩み寄った。扉を開ける。
そして思わず目をしばたいた。
今まさに脳裏に姿形を描いていた一人の少年が、そこに立っていた。
まとまりのない黒髪と、性格そのままにまっすぐな赤い瞳。その目よりももう少し深い赤のザフト軍服を身に
纏ったその背は、未だ伸び盛りかもしれないが、セツコより少しばかり高い程度。
戦闘が終わった後、シャワーに直行したセツコとは違い、まだその身体からは戦いの気配が色濃く残っている。
戦闘終了後、ミネルバでザフトとしての作戦会議のようなものでもあったのだろう。
「シン君?」
ついその名を呼ぶ。
セツコと目が合い、シンが少し気遣わしげに口を開いた。
「今、大丈夫ですか」
何かを覚悟したかのごとく、その目には深い色が滲んでいた。その真摯さに気圧されながら、セツコは入室を
促すために一歩下がった。
「ええ。どうしたの?」
「失礼します」
律儀に言いながらシンが入り、その背後で扉が閉まった。
すぐに言葉が飛んでくるだろうという予想は外れ、その場に佇んだまま、シンは視線をさまよわせた。何かを
ためらう気配が滲む。「何か、あった?」
促しになればと、セツコは首を傾げた。
更に数秒ほど黙りこくった後、やがて、意を決したシンの目がまっすぐにこちらを見た。
「さっきの戦闘の時、敵の女が言ってたこと……セツコさんが知ってるか訊きたくて」
「え?」
思いがけぬ問いに、自分でも驚くほどセツコはたじろいだ。
次に来る言葉が予測でき、それなのに反応が準備できない内に、言い継がれる。
「あいつ」
と、シンの声に露骨な苛立ちが滲んだ。脳裏に、先ほどの戦闘で遭遇したツィーネの――あるいは彼女が駆る
機体の――姿が浮かんだのだろう。
嫌悪を隠しもせず、それでもぶつける相手を間違えぬように不器用な自重を含んで、少年の表情が揺れた。
「セツコさんが、まだ人間でいる……って、どういう意味ですか」
呟かれた言葉が、妙に大きくセツコの耳に届いた。自分の身体がいきなり熱を失ったように冷たくなった気がした。
「戦闘中だったから危うく聞き流しそうになったけど……それは、流していいようなモンじゃないと思って。
だから、ちゃんと俺、訊いておきたくて」
人間でないとは、どういう意味なのか。
真実を暴こうとするのではなく、その意味を知りたいという意思を宿したシンの声が、鼓膜を撫でる。
笑おうとして、セツコは半ばで諦めた。射抜くように強い眼差しをごまかせる気がしない。
「…………うん」
深呼吸し、セツコは少しだけ微笑んで、うなずいた。
「ご飯がね」
「え?」
「味が、あんまり分からなくなってきてるの。……というか、もう、分からないの」
唐突な話題転換かと眉をひそめかけたシンの表情が、最後まで聞いた瞬間、そのまま固まった。
ほとんど反射の形で、その口が開く。
「何で」
「理由は分からないの。でも戦闘に出る度に少しずつ分からなくなっていって、今は、完全に」
「そんな」
「それが人間でなくなるっていう意味の本質かどうかも分からない。準備段階みたいなものかもしれないけど……
そういうことが起きてるのは、本当よ」
「何で……そんなの、いつから!」
認めがたい現実を拒むように、シンがうめいた。
「バルゴラが変わった辺りから」
「変わった頃から……」
記憶を掘り返し、シンの目が愕然と瞠られる。そんなに前から、という独白が口からこぼれた。
が、やがて最悪の記憶にたどり着いたとばかりに不意に動きを止め、「ちくしょう」とやるせない後悔が吐き
捨てられた。
「ごめん、セツコさん」
「いいの。シン君が気づかなくても、いつかは、誰かが気づいただろうし」
「そうじゃなくて! 俺、知らなくて……前に飴あげて……!」
「シン君、違うの」
己の馬鹿さ加減を呪うような声を塞き止めたくて、セツコはシンの手首を掴んだ。驚いて目を見開いたシンに、
言い聞かせる。
「あの飴、とても美味しかったわ」
「だけど! 味は――」
「食べたことあるものに似てれば、味を想像できるもの。シン君のくれた飴、だから甘くて、美味しかったし」
悔しげに顔を歪めたシンに、セツコは笑いかけた。
あの時、どれだけたった一つの飴に救われたのかきちんと伝えたかった。
「それにね。甘いものが好きな私に、甘いものをあげようと思ってくれたシン君の優しさが、本当に嬉しかったわ」
「………でも、セツコさんは甘いものが好きなのに、味覚を失うなんて……ひどいじゃないですか」
理不尽だとシンが口を尖らせる。
「ううん。最初に味覚だったのは、良かったと思う」
「最初?」
「味覚だけじゃないと思うの」
「それってどういう……」
淡く笑い、セツコは一度シンの手首から手を外して、その手をきゅっと握った。
「セツコ、さん?」
「私の手、体温ある?」
「そんなの当たり前じゃないですか」
「シン君は、思ったより体温高いのね」
気性がそのまま血液にまで作用したかのように、握ったシンの手は熱いとさえ言えた。
「ひょっとしたら、これも、その内分からなくなるかもしれないの」
「………え?」
シンの呆けた呟きが室内に落ちる。
ためらいを飲み下し、彼と、そして自らに言い聞かせるために、セツコは目を閉じた。
「これからもっと消えていくかもしれない。味覚だけじゃなくて、匂いとか、声とか、熱さとか」
喋る度に名状しがたい悲しみが沸きあがり、喉の奥が痛みを訴える。
早口で喋っているわけでもないのに、言葉がつかえそうになる。それでも止められず、セツコは握りしめる
手に、力をこめた。
(この手の温かさも、いつか、分からなくなるかもしれない)
皮膚から優しい熱が移る。そのぬくもりを忘れまいと、セツコは自らの記憶に刻んだ。
「シン君、覚えててもらっていい?」
「……何をです?」
「私の手に、体温があったこと」
シンが手を見下ろし、嫌そうに顔をしかめる。
「よしてくださいよ。そんなちっぽけなこと、すごく大事な願いごとみたいに言うの。どうせ言うなら、
もっとデカい願いごと言ってください」
「そうね。でも、これから生きてる間に叶えられることは、少ないかもしれないから――……痛っ!」
途端、思いきり強く手を握られる。
「シン、くん?」
「前々から思ってましたけど! なんでセツコさんはそうなんですか!」
何をと問うより早く怒鳴られた。その剣幕の激しさに、今度はセツコが絶句させられる。
「え?」
「望むべきです! あなたは!」
苛烈な叫びが室内を切り裂く。
シンから迸る怒りが、衝撃波のようにセツコの身体を揺らした。
「やりたいこと、全部やればいいじゃないですか! 遠慮する必要なんてどこにもないだろ!」
「……でも、時間がないから」
「間に合わせるんですよ! あのアサキムっていう奴のせいだって言うなら、あいつに勝てばきっとその病気
だって全部治る!」
「駄目よ。あいつは、希望を持って戦ったらきっと倒せない。私はチーフとトビーのために、あのバルゴラの
力を引き出さなきゃいけないもの」
「だからどうして自分で倒そうってしか考えないんですか!」
「私がやるべきことだもの」
「俺が倒しますよ!」
「―――」
唐突すぎる宣言に頭が付いていかず、セツコはぽかんと口を開けた。
開いた口の奥から思いがけず気道を通り、新鮮な空気を吸い込んだ胸が軋みを上げる。
軋んでひび割れた箇所から、願いが芽吹いてしまいそうな恐怖が生まれた。
「……ありがとう、シン君」
握ってくる力強い手を、そっと撫でた。
そのまま、やわらかく、外す。
「……でも、これは私の問題だから」
「セツコさん!」
シンの目が見開かれる。
外した手から視線を外し、セツコはうなずいた。
「ごめんね、でもそんな迷惑、シン君に背負わせたくないから。できれば私の身体のことはまだ皆には言わないで」
「何でですか!」
「大変な時よ。私個人の問題で、こんな時にみんなの頭を悩ませたくないわ」
言葉の届かなさに、シンの表情が悔しげに歪んだ。
「そりゃこんな時だから全員色々考えなきゃいけないことはあるけど、でもだからってセツコさんの事は後回しに
していいことじゃないだろ!」
「大丈夫、私のことは気にしないで」
「強情はやめてくださいよ!」
「自分のことをおろそかにしないで。シン君こそ、これからオーブでしょう?」
シンが息を飲んだ気配がした。その動きが止まる。
無言が、逆に雄弁に彼の苦悩を教えてくれた気がした。故郷に対する複雑極まりない感情のうねりがそこに息づいて
いることまで。少年のその消えない優しさを肯定したくて、セツコは微笑んだ。
「そっちを優先して考えて。後悔しないように、ちゃんと、オーブと向き合ってね」
「……嫌だ」
が、長い沈黙の後、シンは顔をしかめた。
「シン君……でも」
「さっきから、でもでもってうるさい! でもって言いたいのは俺の方だ!」
怒鳴り、耐えられないというように、シンがかぶりを振った。
「でも! それでも俺は嫌なんだよ! セツコさんが一人で苦しんだり悲しんだり、何かを諦めなきゃいけないの
なんてのも! それを俺に気にするなっていうのも、嫌なんだよ!」
慟哭に似た怒りで叫ばれ、セツコは言葉を失った。
次の瞬間、痛いほどきつく両手を掴まれる。
自分の姿がそこに映るほどの間近に、少年の真っ赤な瞳があった。熱い血潮のようでもあり、消えぬ炎のような色。
その口から、懇願にも似た誓いの言葉が紡がれる。
「やりたいことあったら、言ってよ。戦争中だからそりゃ無理なこともあるかもしれないけど、俺にできることなら、
絶対、何だって協力するから」
まっすぐなその目に見つめられて心が硬直し、セツコは唇を薄く噛みしめた。
何かを喋ろうと思うのにうまく動かせず、唇が震える。知らぬ間に涙がこみあげ、目のふちに沿って溜まる。
(だめ)
芽生えた願いが育ちそうだった。自らを戒める言葉が、胸の奥から浮かんでくる。
言えば、きっと重荷を背負わせてしまう。もたれかかってもいいという甘えに乗ってしまえば、一時的にでも
楽になるのは自分だけだ。
「でも」
「その台詞、俺は聞かない」
だが、逃げようとした言葉は即座に一蹴された。
頑なに両手を掴み、シンが見据えてくる。
こんなに間近からその眼差しと向き合うと、錯覚させられてしまいそうだった。眼前の人物にとって、自分が
大切な人間であるというような。
それまでと相反した願いが、全てを諦めようと決めたはずの胸の奥から、噴き出すように浮かび上がる。
生まれた願いは、形を作り出してしまう。
自分を掴む、この熱い手の持ち主を。伝わってくる優しさを。
これから先で起きる戦いの支えにできたのなら、どんなにか。
生まれた願いが心を騒がせ、かろうじて支えていた睫毛から、涙がこぼれ落ちた。
声がかすれた。
「……いい、の?」
「もちろん」
ようやくセツコから引き出せた答えに、シンが表情をやわらげた。
「セツコさん、やってみたいこと、ある?」
優しい声が促してくる。
すんと鼻をすすり、己の中に沈めたつまらない願いを、セツコは喉の奥から搾り出した。
「……私ね」
「うん」
「キス……まだ、したことなくて」
なぜそう口走ったのか、後にして思えば分からない。それでもその時、唇はそう喋っていた。
案の定、シンの目が一瞬大きく瞠られる。
その顔だけで、どんな馬鹿なことを言ったのか即座に思い知らされた。
「ごめんなさい、何を私……」
彼の思考がどう動いていくのかを追うことも思いつかず、バカなことを言った気恥ずかしさで目を瞑った。
身を引こうとしたその時、逆に、掴んだ両手を引き寄せられた。
唇に、何かが押しつけられる。
熱くかさついた感触に驚いて目を開け、少年が目を開いたところに出くわす。睫毛さえ数えられそうな近さ。
吐息が皮膚に触れる。
起きたことが信じられず、セツコはまばたきを繰り返した。その視線にさらされ、シンが申し訳なさそうに
視線を逸らした。
「その。上手くなくて、ごめん」
言われても、得手不得手の基準さえセツコの方では分かるはずもなかった。ただその一挙動で、思考できる容量を
破裂させられたことだけが分かった。
「っていうか、こういう意味じゃなかったら、ごめん」
次の言葉が思いつかないだけのセツコに、シンがなおも謝罪を言い募る。その間にも、少年の頬は、見る見る内に
紅潮していく。
その一部始終を見つめ、セツコは目をしばたいた。
「………もう一回、いい?」
気づけば、そう言っていた。
不思議だった。まさか躊躇なくシンがそうしてくれるなど思ってもみなかったにも関わらず、嫌だという気持ちが
沸き起こらない。
それどころか、感触や熱を、もう一度ちゃんと理解したかった。
今の不意打ち一度きりで、こんな間近にまだ存在する彼の唇にもう触れることができなくなることの方が、
逆に意を決してくれたシンに申し訳ない。
シンが「え?」と呟く間に、おずおずと、セツコは自分から唇を寄せた。逃げることなく、少しだけ顔を傾けて、
シンがそれに応じた。
一度目は何の甘さも存在しなかったキス。戦闘の疲労でかさついているのに、触れると柔らかい。そこからまた
熱が移る。
恥ずかしさよりも、くすぐったさが生まれる。まるで道に迷った自分という子犬を、少年に撫でられているような、
不思議な安堵。
「……あ、そうだ。セツコさん、口開けて」
「こう?」
おもむろに顔を離したシンからの唐突な提案に、セツコは言われるまま素直に口を開けた。右手を離したシンが
ポケットから飴の包みを出したかと思うと、取り出した中身を指先で軽くはじくように、セツコの口に入れた。
おはじきのような丸い何かが舌に乗る。
「それ、イチゴ味」
「? ありがとう?」
シンが何を言いたいのかイマイチ分からないまま、セツコは舌に乗った飴玉に意識を向け、味を思い出そうと
努めた。記憶を掘り返し、無味の飴玉に対して想像上の味をまぶす。
「味、思い出せそう?」
「うん、大丈夫」
口の中に今あるものが甘い。そう認識を作り替えて、セツコはうなずいた。
と、まばたきをした瞬間、再び唇を重ねられた。
飴に覚えさせた甘さと、触れてくる粘膜への感触が、頭の中で交錯してひとつになる。そのことに驚いて目を
開けてしまった中で、至極真面目にシンが言った。
「前にルナとかメイリンとかグランナイツのメイドさん達とかが、ファーストキスの味がどうこうとかぎゃーぎゃー
言ってて、女の子ってそういうの気にするのかって俺ビックリしたんだけど。こうしたら、イチゴ味で覚えない?」
そこまで言った後で、心底やってしまった、と言わんばかりにバツの悪い表情が彩った。肩を落とす。
「なんか俺……すっげぇ恥ずかしいこと言っちゃってる気がするんだけど。あの、バカっぽくてすいません」
真っ赤になってそうぼやくシンの姿に、セツコは慌ててかぶりを振った。
「ううん。ありがとう、嬉しい」
「……ホントに?」
「ええ。ホントに」
この先、飴を口に入れるごとに味を思い出そうと努力しなくてもいい。そんなことをしなくても、キスの熱と
唇の感触ごと、思い出すに違いない。
その記憶を作ってくれた――あまりにも思いがけず手に入れられた優しい記憶に、セツコはことさらに眉を寄せ、
きつく唇を引き結んだ。
「え、あ、ごめん、やっぱり、嫌だったなら……」
「違うの」
首を振る。
「嬉しくて、泣きそうなだけ」
涙腺が痛いほどに熱い。今気を抜いたら、自分が年長者だということも忘れて、ぼろぼろ泣いてしまいそうな気が
していけない。堪えようと、まだ掴んだままだったシンの左手を握りしめる。
引き結んだ口の隙間から、嗚咽になりそうな熱い息がこぼれる。
それでも結局は耐え切れず、また、涙がこぼれた。
シンの顔が近づき、頬を伝う涙を不器用な口づけで止められる。
「セツコさん。もうちょっと、進んでいい?」
「えっと……どこに?」
意味が分からず問い返すと、それに対して行動で応えられた。
先ほどまでの、どこか傷をいたわるようだった口づけとは違うと気づいた時には遅かった。下唇を甘噛みされ、
わずかに開いた歯の間を、焼けるように熱い何かが割って入った。
シンの舌だと思い至った瞬間、それまでの穏やかな気持ちを裂いて、セツコの意識にとてつもない羞恥がはじけた。
「ん……!」
驚いて思わず後ずさろうとするも、掴んでくる両手に阻まれてしまう。何を、と言い掛けた言葉は全部奪い
取られ、むしろ口を開こうとしたせいで、それ以上に更に深く侵入された。
ざらつきと熱を持った粘膜の感触。そして意思。不器用かどうかなど分からない。ひたすらな熱さと、初めて
他者に口腔を蹂躙される驚きに、身体がかっと熱くなった気がした。
頭がぐるぐる回り、どうにも力がうまくこめられなくなっていく。舌先に触れられて、えもしれぬ感覚がそこ
から生まれ、セツコはたじろいだ。
委ねてはいけないもののような気がし、逃げようと反射的に引っ込めようとした舌は、しかし追いかけられた。
舐めかけの飴を口中からさらわれ、自らの口へと移したシンがそれを噛み砕いた音が響く。
かすかに粘った音が聞こえ、自分の唾が間違いなく飴と一緒にシンの口中に入ったとまざまざと知らしめる。
全身を羞恥が駆け抜けて、握られた手まで熱くなってしまう。
「んー!」
息継ぎの仕方がどうしても分からず、酸素を求めてセツコは慌てて両手を小さく振った。ようやくシンの舌から
逃れ、唇が離れた瞬間に、涙目になりながらセツコは思い切り息を吸い込んだ。代わりに上がった息がこぼれる。
ふと視界の端に何かがきらめいた気がして目をしばたくと、ようやく涙がはじけてまともになった視界で、
まだ十センチ程度しか離れていなかったシンの口元と自分のそれがつい今まで繋がっていたことを示す細い銀糸が
音もなく切れた瞬間を目にしてしまう。
かくんとセツコの身体から力が抜けた。
「セツコさん!?」
「ご、ごめんなさい」
シンが咄嗟に手を伸ばし、セツコの身体を引っ張ろうとした。が、近すぎたせいで結局ほとんど役に立たず、
セツコは床にへたりこんだ。
「大丈夫ですか」
「え、ええ」
きっと、これでもかと赤くなっているだろう頬をシンの視線から隠そうと、セツコは自分の手で押さえた。
心臓がまだ激しく打っているのが分かる。戦闘訓練や戦闘中の加圧による心肺機能への激しい負担とはまったく
別の苦しさ。
(キスって……)
知識がゼロだったとは言わない。唇に触れるだけのものではないことも、一応は知っていた。
けれど知るわけがなかった。
これほど熱く激しく貪られ、どうにもならなくなるようなものだなど。
(……違う)
その時、突如何かが閃き、自らの中から否定が生まれた。
「―――」
次の瞬間に頭に浮かんだ言葉に、セツコは目を見開き、愕然と顔を上げた。
見上げた先には、まだ左手を掴んだまま、慰め方が分からず困ったように狼狽している少年の顔がある。
その顔を見た時、霧が晴れるように、その言葉が確信に変わった。
涙が勝手にこぼれた。
「ちょ、セツコさん?」
シンがうろたえた声を上げる。
こんな時に、初めて分かった。分かってしまった。
(私……好きなんだ)
こちらを心配してくる雰囲気を隠しもしない、赤い瞳。それでも手だけは律儀なまでに掴んだままでいてくれる。
この少年を、自分は、好きなのだ。
いっそ分からなければ良かった。そんなことまで思う。
充分に良くしてもらったというのに、まだ手をほどきたくないと思う、その理由など。
手を離せば終わってしまう、こんな時に気づくのなら。
苦しさに押し潰されそうになり、セツコはまた涙がこぼれるのを押さえきれぬまま、シンの手をぎゅっと握った。
「ごめんね……」
すぐ泣きやむから、と謝りかけたところで、突然ぐいっと引っ張られた。ぼふっと抱き寄せられる。
「ハンカチ持ってないんで、代わりに」
ぶっきらぼうな声が上から降ってくる。
「……ごめん……ごめんなさい……!」
包んでくる優しいぬくもりに、瞬間、感情の堰が決壊した。
その胸にしがみつく。こらえ続けていたあらゆる感情が、嗚咽となった。
室内に、深い慟哭が響き渡った。
一度堰を切った感情は止まらず、更に膨らむ。それでも怯むことなく、泣き声ごと全て抱え込むように、背中に
回されたシンの腕に力がこもる。
「怖いの」
その胸の中で泣きじゃくながら、セツコは誰からも隠し続けた本心と恐怖を、吐露した。
「死ぬのが怖いんじゃないの。そんなことはどうでもいいの」
見開いたままの目から落ちた涙がシンの軍服を濡らす。
「私がアサキムを倒せず、トビーとチーフの仇が討てなかったらどうしようとか……私があいつに利用されて、
他の誰かを傷つけてしまうんじゃないかとか……そういうのが頭から消えなくて、ずっと、怖くて……」
恐怖は、口にすると加速した。
心の奥で渦巻くそれが、必ず現実になる。そんな風に思えてくる。
かたかたと歯が鳴り、全身が寒気に包まれる。
一人なら最後まで耐えられると思ったことが、この少年の優しさに触れた途端、なぜこうも瓦解してしまうのか。
自らの脆弱さを、何度思い知らされれば良いのか分からない。
「考えたくないのに、でも独りでいると、止まらなくて、ずっと怖くて」
まばたきも忘れたまま、涙だけが噴き出すように理性を越える。
恐怖と嗚咽で、声がかすれた。
「私、自分が人間だって、今、どうしても―――」
「セツコさん!」
不意に両頬を包まれた。名を呼ばれたと思った時にはもう、唇を塞がれていた。
思考がたったそれだけで停止させられる。
唇を離したシンが、両手でセツコの顔を包むように固定し、単語を一つ一つ刻むように呟いた。
「俺が保証する。セツコさんは絶対、今も、これからも、人間です」
怒鳴るような声でなかったにも関わらず、その声は精神の奥底まで、鮮やかに浸透した。
崩れたはずの堰が、もう一度綺麗に修復される。
「……ありがとう」
涙でくしゃくしゃになった顔のまま、セツコは微笑んだ。笑みを見せると、心底安堵したようにシンの表情も
緩んだ。
こういうことがいつでも約束されているのが、好きな者同士の特権だろうかと、内心でセツコは思った。確かに
それは羨みたくなるほど憧れる。
もう充分だと思ったはずなのに、願いがもう一つ、不意に胸の奥をちりつかせた。
生まれ出た新たな願いは、反芻する必要もないほど、とても馬鹿らしいものだった。倫理的にも、精神的にも。
今日でなければ、すぐに胸の奥に折りたたみ、そしてもう永遠に言い出すこともなく消えるような類の。
そう折りたたみかけ――最後の力で、セツコはそれを留めた。
あるいは、奇跡が起きた今日ならば。
それでもいざ口にしようとすると、やはりどうしようもない恥ずかしさに見舞われてしまい、赤面したまま、
つい顔を伏せてう。
(勇気を、出して)
「あのね、シン君」
服を掴む手に、きゅっと力を込める。
「何です?」
セツコの言葉を聞く態勢を整えて、シンがうなずいてくる。
断られた時にはそれまでのことを感謝する心構えを整え、セツコは息を吸い込んだ。
「……できれば笑わないで聞いて欲しいんだけど……もう一つ、お願い、してもいい?」
「別に笑いませんよ。どうぞ」
「あのね。私のことを、好きじゃなくてもいいの。同情とか、そういうのでもいいの。でも私は、シン君じゃなきゃ
嫌だなって……そう思ってて……だから……」
喋れば喋るほど、か弱く声が震えた。
「………え、っと?」
要領を得ない内容に、シンが怪訝そうに首を傾げた気配がする。
「ええと……キスの先のことというか、あの、つまり……分かりやすく言うと、ホランドさんとタルホさんの
お二人がしてるみたいなこと……なんだけど」
そこまで言った時、シンの気配が、完全に固まった。
その反応にセツコも身を竦め、返事を待った。
しかし結局十数秒の沈黙に耐え、あまりの無反応に、観念してセツコはおずおずと顔を上げた。
「シン、君?」
彼の瞳に宿る光が、ちょうど変わろうとしているところだった。
望まれたことを解し、その顔がセツコに負けず劣らずの赤さに染まる。どう反応するのが正しいのかを
探すように当惑が浮かぶ。
しかしそれも、セツコと目が合うまでだった。
撤回しないセツコの姿を見つめた時、同じように覚悟を決めたとばかりに、シンの表情から戸惑いが消えた。
唇を真一文字に引き結びんだシンの眼差しがセツコを見下ろしたかと思うと、ぐいっと床から立たされる。
「シン君?」
無言のまま肩を掴まれ、そのまま数歩後ろに歩かされてベッドの端につんのめった。
「きゃっ」
身体が浮いたと思った瞬間、肩をそのまま置かれるようにベッドに横たえさせられた。
そうしてすぐそばから押し留めたまま、シンがなおも口を開こうとしない。
どう謝れば正しいのか分からなくて泣きたくなったセツコの前で、不意に、シンが責めるように呻いた。
「こういうことする思い出って言うんなら――俺じゃなくて、もっと慣れてる他の人に協力してもらった方が
いいと思います。こんなこと言いたかないですけど、ここの隊連中には女の人の扱いが上手いの多そうだし、
セツコさんが相手ならどいつもこいつもきっと、喜んで協力するだろうし」
奇妙さに、セツコは目をまたたいた。
拒絶だと感じるには、責めたててくる言葉と彼の表情は、ちぐはぐすぎた。
まるで自らの心にも傷をつけるような表情で、セツコを怒ってくる。
馬鹿です、と。
「いい思い出作りたいなら、そうした方が絶対いいです。なのに―――」
声を詰まらせ、彼は口をわななかせた。
「俺で、いいんですか」
熱く吐き出された吐息が、声と一緒に降ってくる。セツコは肩を縫い止める彼の手にそっと手を添えた。
この手でなければ嫌だと、そう自分の心が、言う。
「シン君が、いいの」
うなずく。
はっきりと答えたかったのに、どうしても恥ずかしさが上回り、消え入りそうな声になってしまった。
「セツコさん」
ふっと肩から手が外され、次いで、シーツと背中の間に手を差し込まれてほとんど覆いかぶさるような格好で、
抱きすくめられた。二つに分かれた心臓を一つにするかのように、きつく。
そのぬくもりであっという間に胸が満たされ、言葉が消える。
覚悟を決めた声で、シンが呟いた。
「一つ先に言っときますけど。頼みますから、俺に関しては、言われて仕方なく付き合ったとかそういう勘違い
しないで下さい。桂さんやゲインさんじゃあるまいし、そんな余裕が俺にあるもんか」
自分の意思でこうするのだ――そう頑なに宣言してくる。
それはまるで、責任をセツコから自分に引き寄せようとするように見えた。そこまで背負わせられないと、
セツコは首を横に振った。どれだけ小さな動きでも、肌を伝って否定は届くはずだ。
「でも、シン君は、私のこと、その……こういうことする相手って考えたこと、なかったでしょう?」
沈黙が返る。
そこで嘘がつけずに黙るところが、この少年の真正直さだった。
切なさに苦しくなる身勝手な気持ちを宥め、セツコは、目を閉じた。それでいい。それを悲しいと思う資格は、
最初から自分にはない。
抱き寄せられた格好のまま、存在を確かめるように、髪を梳かれた。
「……考えたこと、なかったですよ。けど、でも、うまく言えないけど」
少し身体を離され、見つめあう。骨ばった不器用な指先が、セツコの目尻からあふれそうだった涙を拭った。
「セツコさんに、笑ってて欲しいって思うんです。で、やっぱり、俺にできることがあるなら、何だってしたいって
思う。今も、そうです。もしそれが愛だの恋だのじゃないから駄目だっていうなら……他人が決めた呼び方なんて、
どうでもいい」
口づけが落とされる。
それが始まりとなった。
熱を分け合うように、唇を触れ合わせる。混ざり合った唾液が、息継ぎの合間を縫ってセツコの喉を灼いた。
眠っていた感覚が呼び覚まされたかのように、身体の奥がじんわりと熱を帯びて行くのが分かる。
もっとずっと触れて欲しい。
そんな欲が生まれ、貪るように口づけられて止まりそうになる思考を離すまいと戦いながら、セツコは遠慮
がちにシンの唇を食んだ。舌を絡めると、粘膜同士が呼応するように、身体に刺激が駆け抜けた。
味わい足りないと言うように、シンの唇が離れ、肌を通り、耳たぶを甘噛みされる。
燃えるような吐息が吹きこまれ、ぞわりとした感覚に見舞われる。
「ん……」
純粋なくすぐったさとも違う、もどかしさに近い不思議な感覚が生まれ、セツコは眉根を寄せた。と、いつの
間にか自由になっていたシンの手が、インナーシャツをたくし上げるようにして、わき腹を撫で上げた。
その手が次にどう動くのかまったく予想がつかずにおののいていると、耳たぶを弄んでいたシンの舌が降り、
むきだしの腹部に這った。
「あっ…」
火照った己の身体が、その刺激で全身の毛穴が開いたかのようにうっすらと汗ばんだのを知覚してしまう。
「やだ、シン君……やめ…」
ざらついた舌の上でどんな味になってしまっているのかを想像して、涙が滲む。
しかしシンに止まる気配はなく、そのまま胸が見えるほどにインナーシャツを上げられてしまった。ひやりと
した外気がまとわりついた肌を、彼の舌に侵食される。
留まらず、更に二つのふくらみを隠していた下着を押し上げられ、ふるんと揺れるように乳房をあらわにさせ
られてしまう。
「きゃっ」
手で隠そうとしたが、少年の力強い手に阻まれた。両手首を掴まれ、はりつけのように肩の両脇に押しつけられる。
舌先で右の乳房を舐めあげられたかと思うと、ちゅっと音を立てて、薄紅色に上気した突起を吸われた。
びくんと身体が震え、知らない感覚に理性が乗っ取られた。
「んっ……ふ……」
止めたいのに、声が勝手にこぼれた。
誰に出し方を習ったわけでもないのに、なぜこんな声が自分から出るのかと罵りたい気持ちさえ、送り込まれる
刺激で長続きしない。
うまく紡げない息が、喘ぎの隙間をついてこぼれる。羞恥があふれてどうしても涙が滲む。
シンが動く。その度に彼の黒髪に敏感になった肌をくすぐられ、奇妙な熱が生まれる。身体をよじって追い
やりたいのに、ただ呼吸を荒くして耐えるしかできない。
朦朧とし始めた意識の中で、シンの右手がそっと外れ、セツコのスカートへと掛かった。
「待っ……シン君、待って!」
びっくりするほど大音声で響いた制止に、シンが顔を上げた。
「な、何です?」
「あの、あのね」
どうしても先に言っておきたくて、喉に絡んだ声を絞り出す。思考をあえて放棄して羞恥に対抗しながら、
セツコは訴えた。
「多分まだ味覚だけで、身体は、どこも変化してないと思うんだけど……その、もし、変なところがあったら遠慮なく……」
「や、大丈夫だと思います……っていうか、すみません違い分からないと思います。俺童貞だし」
打てば響く速度で返答したシンが、そこまで口にしたところで、また唐突に固まった。
しまったという表情のまま油の切れたロボットのように硬直し、次の瞬間、がくりと盛大に脱力した。
「ちくしょう、なんで自分で言っちゃってるんだよ。俺、ほんとかっこ悪ぃ……すみません、……」
「だ、大丈夫よ!」
なぜかそこは慰めなければいけないもののような気がし、慌ててセツコは上半身を起こした。
「私もほら、初めてなんだし! だからおあいこというか、シン君は年下なんだから私の方がかっこ悪いと
いうか……だから……」
うまく言葉が出てこなくて、必死にセツコはかき集めて強調した。
どちらからともなく気まずい思いのまま見つめ合い、ほとんど同時に、小さく吹き出した。
「ぷっ、あははっ」
耐えそこねたというように、シンが声を上げて笑った。沈黙の内に少しずつ高まりつつあった緊張が、途端に
かき消えた。
「ふふっ」
セツコもまた妙におかしくて、笑った。
完全に肩の力が抜けた顔で、照れ臭そうにシンが表情を緩める。
「俺、こういうことの時に、笑っていいって思ってませんでした」
「私も」
「それと、あといっこ分かったのが――」
なごやかな空気のまま、ごく自然にシンの顔が近づいた。口づけられるような気がして反射的にセツコが目を
閉じると、軽く、こつんと額を突きあわされた。
驚いて目を開けると、唇が今にも触れそうな間近から、思いがけず鋭い眼差しがセツコを射抜いた。
「こういう時に年の差持ち出されると、俺はちょっと癪みたいです」
低い呟きと共に、再びベッドに押し倒された。
行為を再開すべく、シンの手がセツコのスカートを捉える。
「セツコさん……下、触るよ」
「いや、待って……灯り」
単語だったにも関わらず、察したシンの手が伸び、枕元でスイッチの音がした。室内から一気に光が失われ、
シンの姿がシルエットになる。
熱い手のひらが性急さを増して太腿を伝う。本能的な恐怖に固く閉じかけた膝は、しかし寸でのところで割られた。
半ば強引に開かされ、セツコは息を飲んだ。
足の間に膝をつかれ、閉じることをできなくさせられた状態で、シンの手が誰も触れたことのない下肢の中心へと
到達した。
薄布越しに指先が秘裂に触れる。伝わった感触に、一瞬、二人ともが動きを止めた。
「セツコさん、濡れてる」
「―――! 言わないで……!」
自覚させられた途端、あまりの羞恥にセツコは両手で顔を覆った。全身の火照りが更に強みを増す。
(私、はしたない……!)
触れられたせいで、そこがどんな状態になっているのかが知らされる。いつの間にか、薄布が役に立たないのでは
ないかと思えるほど、湿ってしまっている。
薄布の向こうに、シンの指がある。少し不器用に、傷つけぬようにという不器用な気遣いをも感じさせながらも、
自在にセツコの肌に触れ、火照らせた、いつの間にかセツコよりもセツコを知っている手が。
シンの喉から、ごくりと唾を飲む音がした気がした。
好奇心を押し殺すことなどできないというように、彼の指が薄布を縦になぞった。信じられない刺激が、たった
それだけでセツコの中心を襲った。
「ふ……あっ」
支援?
甘い喘ぎが、勝手に喉からこぼれた。それを嫌悪するより早く、震える花弁に、薄布を引き落としてシンの
指先が触れた。
くちゅ、と水音が響く。あまりにも湿り、そして潤沢さを示して。その音に、内部は自分の拙い想像より更に
ひどいことになっているのだろうかと、セツコは耐え切れずに震えるように息を吐いた。
「……ココで、合ってる?」
シンの指が、輪郭を確かめるように濡れた茂みを掻き分ける。秘裂の入れ口をまさぐり、その指先が、小さな
水音を立ててセツコの中に侵入した。
内側の粘膜の細胞全てが、異質な侵入に反応して震える。
「あっ……!」
息も絶え絶えになりながら、セツコはこくこくと頭を上下させた。そう動いたのが悪かったのか、まだ外に
残っていたシンの親指に、侵入している場所のわずかばかり前にある何かが、擦られる。
「ぁんっ!」
突然沸き起こった快感に、声が勝手に喉をついた。
知らないはずの感覚が――既に本能に備わった喜びが、かすれた声を代弁するかのごとく、セツコの中心から
熱い液体となってこぼれ、シンの手をまた新たに濡らした。
セツコから思いがけず発せられた淫らな声に、シンが息を飲んだ。
「ここ……感じるの?」
己の指がどこをどうしたのかを探して、シンの親指がやわやわと動き、突起を見つけ、はじいた。
「やっ……あ…!」
擦られる度に鼻から声が抜けるのを、セツコは止められなかった。彼の指に、おそらくは思いがけずに敏感な
尖りを強く押し潰された瞬間、脳天からつま先まで、電撃に似た快楽がセツコの全身を貫いた。
「あっ…んん……!」
意識が飛びそうなほどの刺激に、何も考えられずにセツコはシンの首にしがみついた。
そのまま、いやいやと首を振る。
「お願い……意地悪、しないで」
シンが目をしばたいたのが気配で分かった。それから困惑が。その困惑の理由に遅れて気づき、セツコは赤面した。
自分の台詞が、制止か、それとも滲みあがる疼きへの懇願か。
恥ずかしながらも後者なのだと、説明をしなければ。そう思うのに、きちんと喋ろうという意図を持って口を
動かすのがひどく億劫で仕方がない。
言葉を待たずに、シンが先に動いた。
入り込んだ指が、ゆっくりと内側を撫でた。尽きることなく体液が生み出される。
蜜をかきわけるようにして、少年の指が秘奥を探る。
痺れるような気持ちよさが滲み、その度にセツコの身体は勝手によじれ、腰が浮いた。
「あっ…! いや……はぁっ、ん……!」
強すぎる刺激に、自然と涙が目のふちを彩る。
自分の中心は嫌というほど潤っているのに、勝手に口をついて出る声のせいで、口だけが渇く。
じっとりと汗ばんだ肌を舐められる。あられもなくさらけだされた乳房の先端は、シンの唇が何気なく吐いた
息にすら感じて、色味を増した。
「シン君」
涙が滲む。愛おしさを抑えられなくなりそうで、怖かった。失った誰かを呼ぶ時以外で、名を口にするだけで
泣きたくなることがあると知らなかった。
乾いた唇をついばまれる。即座に割り込んできた舌を互いに吸い合い、分泌される唾液が濃密に混ざり合って
喉を通り、渇きを癒した。
その間もシンの指は飽くことなくセツコの秘裂を弄び、淫靡な音を立てて続ける。
くちゅ、とかき混ぜられる度に、耳を塞ぎたい羞恥が残る。それなのに声は、身体は、嫌だと言う言葉を嘘にする。
口腔をむさぼるシンの吐息の熱が上がったような気がした。差し込んでくる舌の動きに、絡めとる鋭さが増す。
足りないと言わんばかりにもどかしげに、秘裂を割る指の数が増えた。
「……いたっ……」
一本増やされた途端、セツコの花芯が痛みを歌い上げ、拒んだ。
けれど本能がそれを緩和する手段を知悉し、蜜がまたあふれ、シンの指をすべりやすくする。
「ごめん、でも……」
「だい、じょうぶ」
言わんとしていることに、痛みを堪えながらセツコはうなずいた。
時間をかけてほぐされていくごとに、不思議と、指がはいりこめない奥が、誘うように呼んだ気がした。
初めて襲ってくる快楽の連続に、セツコはひたすら何度も浅い呼吸を繰り返した。気を抜いた瞬間にたやすく
意識が飛ぶ気がする。
「セツコさん……いい?」
シンが尋ねる。
その声に、けして聞き間違いではない情欲が滲んでいると分かった時、セツコはほとんど思考する必要を見出せず、
うなずいていた。
指が引き抜かれた。まるで壊れ物を扱うようにベッドに横たえさせられる。
一度立ち上がったシンが、暑さに耐えられないとばかりに軍服の上を乱暴に脱ぎ捨てた。それでもまだ、上半身は
インナーが守っている。
その彼の動きに合わせて下半身にふと視線を下ろして、今まさにシンがくつろげようとしていたジッパーを押し
上げている猛々しい昂りに、初めて――本当に馬鹿な話だが初めて――気がついた。
闇の中でもその昂りが上を向き、指とは比べ物にならない質量を持っていることがまざまざと理解でき、セツコは
身を竦めた。
恐い。
否、それだけではない。恐くてたまらないはずなのに、己の奥がざわめく。
本能が知っているというように、自らの中心が疼き、何も触れていない秘裂から透明にぬめった液がこぼれる。
シンの手が改めてセツコの両膝を捉え、ゆっくりと開いた。
「あのさ、セツコさん」
闇の中、ふとシンが呟いた。
「その、俺を、トビーさんの代わりにしたって、いいから」
「そんなこと……考えたこともなかった」
まったく想像していなかった仮定に、セツコは唖然とした。思わず素直にそう答える。
「そ? なら、良かった」
自分から言い出したものの、うなずかれたらさすがに少し情けない気分を味わった――そんな複雑そうな内心を
滲ませて、彼がほっとした笑顔を見せた。
でも、と、セツコは思った。
きちんとそれを口にできるのは、この少年の強さだ。
(あなたも、いいの)
本当は言いたい。
この少年が、銃殺される覚悟で助けたエクステンデッドの少女。それだけ大切に想った相手がいたことを知っている。
その死を、どれだけ嘆いたのかも。
彼女を失った悲しみを埋め合わせたくてぬくもりを欲しているのだとしても、それで構わない。自分で癒せるの
なら、これ以上のことはない。
なのに、それをきちんと口にできないのは、自分の弱さだ。
大切にされていると錯覚させて欲しいと――そんな風に縋ってばかりで。
闇の中で、埋めこむ場所を探るようにゆるりと、シンの欲望が揺れた。秘裂の入り口にその粘膜が触れる。
ふっとセツコの目が眩み、意識が途切れかけた矢先。今までを遥かに越えた衝撃が、秘裂を割って入りこんだ。
「痛っ……ん、くぅ……!」
その圧倒的な大きさに、セツコは、声になりそこねたうめきをこぼした。緊張でこわばる花芯が、ぎりぎりまで
身体を開いて受け入れようとしてなお、おののく。
ほぐされていなければ、本当に裂けていたかもしれない。そんな埒もない仮定がこみあげた。痛みに怯える奥から、
それでも受け入れるために、じわりと蜜があふれる。
信じられない熱さに、灼かれそうだった。充血しているシンの昂りの血流すら、粘膜伝いに感じられそうだ。
「セツコ、さん。力、抜いて」
「そんなこと、言われ……ても」
どうすればこの部分の力を抜けるのか分からず、セツコは困り果てて眉根を寄せた。これ以上入り込まれる恐怖と
相まって、筋肉が動き方を忘れてしまった。
「息、吐いて」
負けず劣らずひどく険しい顔で、シンが言ってくる。
その言葉に従って、セツコはゆっくりと息を吐いた。浅い呼吸をむりやり深呼吸に切り換え、五度ほど繰り返す。
ようやく少し痛みが紛れた気がした次のタイミングで、シンが、わずかな緩みを手繰るように奥へと侵入した。
もう一つ心臓が生まれたような、熱い塊が入ってくる。
「あっ……くぅ…」
脈打つたびに内襞が反応し、えもいわれぬ感覚がはじけた。刷り上げられた箇所が、痛みと同時に粘液を分泌
するのは、けして痛みの緩和だけではない。
半ばまで進んだ時に、ぷつんと何かが千切れたような感覚にあたった。その先に誰も入ったことがないという証が
今、シンによって断たれたことを示していた。
「くっ…!」
かなりの時間を要して、ようやくシンのそれが最奥まで到達した時、最奥で待ち望んでいた何かが歓喜に打ち震えた。
しかしそれとは無関係に痛覚がどうしようもなく悲鳴を上げ、セツコは唇を噛んだ。
と、指先が、頬に触れた。
「……?」
目を開けると、ふっと脇に腕を差し入れられ、上半身を少し引き寄せられた。突然動かされて激痛が走る。
「いっ…!」
何を、と問う前に、支え方も耐え方も分からず強く握りこんでいるしかなかった両手を、シンの手によって
ほどかれ、彼の背中に回された。軍服の上からでは分からなかった、硬く浮かび上がった肩甲骨の感触が伝わってくる。
「セツコさん」
呼ばれ、朦朧としながらセツコは顔を上げた。
ひどく考え抜いた挙げ句、といった表情で、シンがまっすぐに見つめ返してきていた。
「……生で出しても、いい?」
提案の意味を、さすがに、本能も即答を拒んだ。
が、吟味すればむしろさしたる問題ではないような気がし、セツコはうなずいた。
「……どうぞ」
安全な日だったか、そうでなかったか。うまく思い出せない。だが、どちらでも同じだ。
「多分、それでシン君が困るような事になる前に……私は、終わると思うから」
「違う。そうじゃなくて」
シンが苛立たしげに頭を振った。そう取られることを予期しながら、それでもうまく言えなかった己を自嘲する声で。
セツコの言葉を根こそぎ否定する響きで、言い継ぐ。
「そんな風に、死ぬっていうのをセツコさんが譲らなくて、俺が残されるっていうんなら。これで終わりじゃ
なくて……桂さんみたいにいきなり同い年ぐらいの娘と明日バッタリ会うとか、その可能性がある未来を、俺は
選びたいっていう……そういう、話」
続いた言葉に、セツコは虚を突かれた。
この多元時空らしい、突拍子もない仮定。
だというのに、それが信じられないほど胸に迫ったことに、驚く。一瞬、痛みすら忘れた。
(そうなったら、いいのに)
けして有り得ぬであろう未来を一秒だけ想像して、セツコは微笑んだ。
「娘じゃなくて、息子だったら?」
「いや、そこは別にどっちでもいいんですけど」
「……そうね。どっちでも、楽しい」
シンの背中に回していた手に、そっと力を込める。ここに至ってもまだ残る羞恥に負け、顔が赤くなる。シンの
耳にのみ聞こえる声で、セツコはささやいた。
「……来て」
許可に、シンがうなずいた。
「俺の背中なら、好きなだけ、痛めつけていいですから」
どうか一人で耐えないように。初めての行為に戸惑っているのは同じはずなのに、痛みに耐えるセツコを慮って
くる少年の優しさに、セツコは、もはや言葉にすれば泣き崩れそうな感謝と共に、首だけを上下に動かした。
横たえられた腰を掴まれる。
シンが息を止めた、と分かった直後、限界いっぱいまで埋めこまれたシンの肉棒が、すっと退いた。
空いた隙間を埋めるようにあふれた蜜共々――腰を、打ちつけられた。
「あ! あっ……――!」
激痛と、それ以外の何か。意識が切り分け出来ないような次元で混じりあった二つの尖鋭な感覚に、淫らな声が
はじける。
シンの身の内に蓄積された若い激しさが、柔らかな肉を欲する獣となって、セツコを襲った。
繰り返される動きが慣れぬ花芯を傷つけ、抉られる。あまりの痛みに無我夢中でしがみつくと、爪がインナーごと
シンの皮膚に食い込み、跡を残す。
「は…っ、あふ……!」
痛みにかぶさって、セツコの全身を、悦びの波が訪れる。
確かにあるはずの羞恥を嘲笑うように、こぼれる声に淫らな甘さが乗る。この場所に響いている嬌声が自分の
ものだととても信じられないのに、激痛が現実だと言ってくる。
自分が自分でなくなっていくような感覚に支えを求めて、シンの背中へ更に爪を立てた。
あふれた涙がこぼれたと思った瞬間、舌ですくわれ、そのまま深く口づけられた。
己の涙と、唾液と、シンの唾液が混ざり、下肢の中心では自分の中からあふれる体液と、脈打つ中で浅く滲む
彼の体液が溶け合い、突き上げられる度に粘膜が擦れあう。
シンが動く度に水音は強さを増し、淫靡に、聴覚から脳を揺らした。
ぐちゅぐちゅと乱れる音で、思考がまとめられない。
「や……んん……っ」
深く口づけられたまま、酸素を求めて、セツコはふるっと頭を揺らした。
ぽたりと水滴が頬に散った。
涙に滲む視界を開けば、シンのこめかみから落ちてきた汗だった。思いがけず目が合う。悩ましげに顔を
しかめたまま、シンが、歯を軋ませて呟いた。
「セツコさんの、中……良すぎて、俺、熔けそう」
快楽に酔い、溺れた吐息がこぼれおちる。
その声が耳朶に触れた時、痛みが先に臨界を越えたように、セツコの中から消えた。否、痛覚がまるごと感覚を
作りかえられたように、火傷しそうな悦びだけが残った。
セツコの中心がきゅっと収縮し、シンの昂りが、いつ爆発してもおかしくないほどに滾った。呻くようにシンが
耐え、ほとんど折り重なって抱き締められる形で、最後とばかりの激しさで楔を打ち込まれる。
「はっ……ん、く……! あっ…ああっ!」
熔けて燃えてしまいそうだった。
音を立てて、内襞とシンの肉棒が熱く絡み合う。それはいまや全て快楽を導くものであり、官能しかもたらさない。
「シン君、あっ…わたし、もう……っ」
このままどこかに連れて行かれてしまう。本当にそう思った。
どこに行ってしまうのかが分からない恐怖に襲われ、同じ場所に連れて行って欲しくて、セツコはシンの首に強く
腕を絡ませた。
背中を抱き締められる。
「セツコ、さん……俺も…!」
シンの宣言と同時に、最奥まで一気に貫かれた。
その時自分が叫んだことさえ分からないまま、快楽の高みに上り詰めたセツコの意識は、星が散るように明滅した。
次いで、どくんと音がしそうな勢いで、シンの猛り狂った欲望が勢いよくセツコの中へと迸る。
そのあまりの熱さと量に、薄れかけた意識は完全に許容量を越え――加圧によるブラックアウトとは違う白い光の
中へと、吹き飛ばされた。
※
セツコはゆっくりと目を開いた。
「ん……」
灯りはついておらず、眩しくはなかった。自分の部屋だ。
直後、全身に残る激しい倦怠感によって意識を失う前のことが鮮やかに脳に甦り、思わずセツコは目を瞠った。
「―――!」
がばっとその場に起きかけ、信じられない身体の重さに動きを止める。
と、左側から引っ張られている気がし、ゆっくりとそちらに顔を向けた。ベッドの上にあぐらをかいたシンが、
いつからそうしていたのか、セツコの髪の一房をつまんだ格好でそこにいた。
「シン君?」
「……? あ、すいません」
どこか意識を飛ばしていたのか、シンが慌てて顔を上げ、髪をつまんでいた手をほどいた。上着は脱いだまま
だったが、もう下半身はしまっている。
その流れでセツコも自分の姿を見た。意識を失っていた間にシンなりに身なりを整えようとしてくれたのだろう、
下肢の中心もどうやら拭かれ、下着もインナーシャツも、形ばかりだが元に戻っていた。
重たい意識を振り起こして、枕元の時計を見る。だが考えてそもそも、最初の時間を覚えていない。
「私、どれぐらい……気を失ってた?」
「ほんと、ちょっとです。すいません……初めてで、加減とか分からなくて」
心底申し訳なさそうに、シンが肩を落とした。
「ううん」
加減と言われて先ほどまでの情交を否応なく思い出し、セツコは火照りそうになった頬を押さえた。
次いで、唇を引き結ぶ。
勘違いをしてはいけない――そう自らを戒める。
わざわざこちらが起きるまでこの場に待ってくれていた親切心を、別のものと思ってはいけない。
これは、恋でも、愛でもない。シン・アスカという少年にとっては。
それなのにこんな関係を強要してしまった。それなのに優しくしれくれた。
しかしそれは、どう語り尽くそうと、言葉にして相手に伝えようとした時点に誤解に変わり、おそらく今自分が
覚えている感謝はきちんと伝わらない。
セツコはゆっくりと目を伏せ、そっと手を差し出した。シンとまっすぐ向き合う。
「本当に、ありがとう」
「セツコさん、俺――……」
はじかれたように何かを言おうとシンの口が開きかけた。が、しかし見つけあぐねたというように、結局は再び
引き結ばれる。
セツコの手をしばらく見つめ、やがて悄然とした表情をねじ切るように、ぎこちない笑顔を見せた。
「……はい」
握手の直後、シンが、堪えそこねたように盛大なあくびをこぼした。眠そうに目をしばたいた姿に、そういえば
起きた時点でどこかに舟を漕いでいるような様子だったことを思い出す。
「シン君、眠い?」
「いや、別に」
「……ごめんね。戦闘の後で疲れてたのに、無理させて」
「平気ですよ。ちょっと、気が抜けただけ、で……」
抗弁する間にも、再びあくびがその口を通った。ごまかしようもないほど眠気が訪れたことを舌打ちし、悔しげに
目をこすったシンの様子に、セツコは少し考えておもむろに動いた。
握っていた手をぐいっと引っ張るようにして、自分ごとベッドにころんと転がす。
並んで寝そべる格好にさせられ、シンが不思議そうにまばたきした。
「セツコ、さん?」
「迷惑じゃなかったら、もうちょっとここに居て? 晩御飯を食べそびれる前には起こすから」
(笑いなさい、私)
自らに厳しく命じ、口元に笑みを浮かべる。
今日のことを、決してこの少年に重荷だと思われぬように。
セツコが滲ませた穏やかな空気に、シンがまだ反応に迷って多少たじろいだものの、しかし最後には表情を緩めた。
何も態度を変えないでいいことを安堵したように。
同時に、少年の身体から力が抜けた。
「ごめん……そしたら、ちょっとだけ……お言葉に……」
甘える、と続くはずだったのだろう言葉が紡がれる前に、すっと、シンのまぶたが閉じられた。
もはや限界だったらしく、その呼吸はすぐさま寝息へと変わった。
無防備に眠るシンを見つめ、セツコは目を細めた。
音もなく涙腺が働き、涙があふれる。伝った涙は横たえた体の向きに従って一つに合流し、こめかみ付近のシーツを
濡らした。
指先を伸ばし、少年の髪に触れた。少し手触りの悪い、闇よりなお濃い漆黒の髪。彼を形成する一部分。
こうして触れるために、人間でいたい。
芽生えたその望みを、無言のまま潰す。
(あのね、シン君)
呟きは、喉の奥につかえて声にならなかった。まるで世界がそれを拒むかのように。それが答えだというように。
セツコは仕方なく、泣きながら微笑んだ。
好き、と、唇の輪郭だけを動かした。
終わり。
チェリーボーイ×処女なのに上手くいきすぎだろとか、いっそもっとドタバタの方が良かったかもしれんが、まあ純愛ということで一つ。
GJ!!
せっちゃんの決意とかもろもろにエロパロなのに泣いてしまったぞバカヤロー
シンの真っ直ぐさもすげーよかった
すげえツボったんでまたぜひ書いてください
ほぼリアルタイムで読ませて貰いました。ぐっジョブ。
もともと出生率の悪いコーディネーターだし、房中術ぐらいは学んでるから大丈夫ですよ!
GJっす! こういうのを待っていた!
GJです
セツコの未来への希望のなさとかそれを認めないシンの優しさとかとてもよかったです
エロに入る前にちょっと泣いてしまいました
GJ…これ以上の言葉を私は知らない
文章良く書けてますねGJ!
前スレで俺も投下経験あるんですが(百合作品)、ノリが違うとはいえ比べられませんわ(笑)
楽しませてもらうと同時に、表現などの勉強にもなりました。
もっかいGJ!
>>36 ブラボー!おおブラボー!
誰よりなお俺が望んだシン×セツコがついに形になった!
これをGJと言わずした何をGJと言おうか!GJ!!
>>36 これは…なんという良作!
エロ描写もさることながら、ちゃんと作品とキャラの性格を活かしている!
もう貴方に足を向けて寝られないよ!
GJ!GJ!GJ!
>>36 GJ!
これはいい左ルートシンちゃん
こいつはまぎれもなく主人公
>>36 GJ! GJ!
ヤバい・・・目から汗が・・・
この作品の『エピローグ』的なの書いて下さいよ・・・
例えば、『結局シンの子どもを生んで、幸せな世界のセツコ』とかのを・・・・・・
やっと読み終わったぜ。
>>36 GJ!シンカッコいいよ!セツコいじらしいよ!
何かこう、二人で幸せになって欲しいというか。
気持ちをさらに通じ合わせて欲しいと思わせられるSSでした。
アレ!?エロパロスレのSS読んだのにティッシュが股関じゃなくて目元を拭ってるよ?
……話終わっちゃったから居るだけ参戦になるだろうけど二次Z以降もセツコ出たら
シンちゃんも参戦し続けて欲しいなぁ……
これが僕らが求めたシン×セツコだ
GJGJGJGJ
よかった
ティッシュの使いどころが変わったキモいやつは俺だけじゃなかったんだな…
>>14 >キャラサロンでセツコとシンが抱き合ってたのをみて
kwsk
>>36 久々に覗いてみたら、なんか良作が来てるじゃないですか…マジGJ
実はZ未プレイだけど…せっちゃん、不幸が似合ってしまう女の子なのね(´・ω・)
安直かもしれないけど、出来ることなら最後には人並みの幸せを手に入れてほしいよ…
…で、相方がシンだっていうのはZ本編で何かあったってことでおk?
>>14でもなんか書かれてるし
>>48 シンはクワトロとのセリフが逆シャア参戦時に参戦するフラグになっていると思う。
その時にセツコと再会とかして欲しいですな。
>>51 〇〇〇〇になってよ!スレの事じゃないのか?たぶん
何はともあれこんな良作に出会えてよかった
俺もエピローグを希望!!
>>36 GJ!
神すぎる…
なんかもう…せっちゃん幸せになってくれマジで
GJでした。初めて活字で泣いちゃった…
>>36様のシンとセツコへの愛情も読みとれる素晴らしいものでした。
機会があらばまた投下されることを楽しみにしています。
泣きそうだよ・・・柄じゃねえのにな!
何言ったらいいかわからねぇ
いいなぁ、こういうの
でも、こういうのだからこそ、その裏・・・闇に潜むストーリーを妄想しちまう
シンとセツコがこれだけ深く結ばれたからこその目を背けたくなる話
愛情あるところに絶望がある。閃光はより深い暗闇を呼ぶってか・・・ガキ臭い
こんなこと考えてる俺は最低のロクデナシだな・・・空気も読めねぇ
強い光、共にある光があれば闇は怖くないんだよ
アサキムさんがアップを始めたようです
髪が伸びただけで何も変わっちゃいねぇ!いやそれでよかったのかどうするよ俺
何とかするよ俺
前スレでランド×メール書くって言ってた人に期待。
この夫婦好きだけどエロ妄想が難しいな
シン×セツコやばいくらい萌えた
ぶっちゃけ種死見たことないんだがシンが少年らしい純粋さで好きになりそうだ
ちょっとせっちゃんとシンの撃墜数をトップにしてくる
これに触発されて原作アニメ見たらシンちゃんが同一人物に見えない件
Zのシンは美しすぐるよ
きれいなシン…とも少し違うな
正しい進化を遂げたシン
>>63 >種死見たことない
うん、それでいいと思うwwww
ともあれGJでした!!!
なんかこういうの読んだらアサキムを何かこう…アレしてやりたくなるわww
ちょっとフル改造したデスティニーとバルゴラでアサキムフルボッコにしてくる
スパロボ的には、シンが発射時に『集中』か『直感』を使ったと考えるべきだろーか?
>>36 GJGJ!
電車の中で泣くとこだったよ!
最高のシン×セツコをありがとう!
幸せになってくれ!
この後デスティニーとバルゴラの合体攻撃が追加ですね。わかります
ミーティアみたいにイチャつく二人のカットイン有
71 :
36:2008/10/09(木) 12:35:42 ID:okY9bgGV
いつも読ませてもらう側だったので、自分でも情けないがチキンハート過ぎて投下後のレスを
読む覚悟決めるに半日かかってしまった…。
俺がチキンなのもあるけど、作品投下する職人さんはほんとスゴイな。
開けてみたら、びっくりするほど勿体ないレスばかり貰えてて恐縮した。ここ、いい人多すぎる。
反応くれた人、投下中に支援してくれた人、マジでサンクス。
書き始めたらそっちに時間費やしてしまって実はまだセツコルート50話ぐらいなので、
エピローグ次第で何か書ける方向性が残されてたら良いなと願ってる。
バルゴラとデスティニー合体攻撃、マジであればいいのに。
んじゃ、続きプレイしてきます。
「ザ・グロリアス・デスティニー」ですね、わかります。
その時厨二の世界は崩壊した!
>>36 タイトルを決めておくとまとめサイトで扱いやすいらしいよ
オイラはタイトル決めて無かったから迷惑かけたけど
>>71 今読み終わったけど良い作品だった!
シンセツコでなくてもいいから新作期待してるぜ!!GJ!!
まさかこれで今回が初作品なのか…?
だとしたら凄まじいなww
なんかレーベン×セツコの陵辱考えた俺が馬鹿らしくなってきた
>>71 GJ!!
この後、セツコの目が見えなくなっていく辺りでの
この二人の話も読んでみたいな。
とにかく最高でした!いい物読ませてもらって
有難う!
>>75 そんなことないぞ
書き終えたらぜひ投下してくれ
こうまでフラグを立てられたら、ふたりの子供が出来てもいいかもと思ってしまう。
>>79 前スレにセツコがシンの子供を妊娠したらってのがあったな。
> 提案の意味を、さすがに、本能も即答を拒んだ。
> が、吟味すればむしろさしたる問題ではないような気がし、セツコはうなずいた。
>「……どうぞ」
> 安全な日だったか、そうでなかったか。うまく思い出せない。だが、どちらでも同じだ。
>「多分、それでシン君が困るような事になる前に……私は、終わると思うから」
個人的にここがツボ
セツコの自分に対する投げ槍ぶりが…こういうところがエロいんだよセツコは
俺の中ではもうオリキャラNo.1エロスだよ
>>80 あのネタは明るいノリで幸せそうだったね。
>>75 是非投下してくれ。病的な女嫌いのレーベンにすらセツコの泣き顔は可愛いと言わせる程だし。アキサムとツィーネもドSだし凌辱に抵抗は無い。
シンとの純愛ももちろんいいのだが、セツコって加虐心をそそるというかなんというか
>>75 そんなこと言わずに投下しておくれ
レーベン×セツコは良カプだと思う!
純愛も陵辱も似合う
セツコ…おそろしい子…
未来への望みをあまり持っていないセツコが、
子供ができたとわかったら嬉し泣き笑いして産みたいと前向きになるとか萌えね?
スパロボZ・隠しエンディング
・無事に戦いを終え、全員がゾラまで飛ばされる(セツコ含めて)
・とりあえず勝利を祝い盛り上がる一同
・しかしセツコは誰にも告げず、ろくに目も見えないのにバルゴラに乗ってその場を去る
・後ろからディスティニーに乗ったシンが追い掛けてくる
・「俺はセツコさんの目や手、とにかく体の代わりになれる!」
・キス
・セツコをお姫様抱っこして走るシン
・いつのまにか皆も一緒に走りだす
・レーペンやシロッコなど死んだはずのキャラも一緒に走りだす
・BGM:Hey You
ちなみに劇場版だとアーサー様が目を治してくれます
>>87 ・「セツコォー!!」と叫びながら物凄い早さで走ってきてシンからセツコを奪い皆と一緒に走るアサキム
>レーペンやシロッコなど死んだはずのキャラも一緒に走りだす
死んだはずのキャラはバックを流れるだけだろ。
で、ラストはジ・エーデルが笑顔で手を振ってると。
>>86 すげぇ萌える
セツコは素敵な母親になるに違いない
>>87-89 そんなEDが存在するなら寺田に千回キスしても良い
医者「おめでたですね」
セツコ(ここに……シン君の赤ちゃんが……)
下腹部に手を当て、新しい命の芽生えに思いを馳せる。
セツコ「う……ぐすっ……産むんだ……産んであけるんだ……」
>>91 アサキム「あの時お前と寝た男、それも私だ」
>>92 冗談抜きでやめてくれ…
>>92 数年後…完全とは言えないが根気良く治療とリハビリを続け、
ある程度身体感覚を取り戻したセツコはシンと二人オーブで暮らしていた。
そこには彼女らの子である双子の兄妹…トビーとステラの姿もあった。
……こんな感じになるのかな?
>92
医者「はいはい、いいから寝てろ包帯ダルマ」
正直今の流れって、シン×セツコ以外投下しづらい、かも
>>93,94
うん、正直スマンかった
だがしかし、本編で前科がある以上どうしてもこういう光景が脳裏に浮かんでしまってな…
なんつーか、純愛だったのが一気に陵辱(精神的な意味で)に転がり落ちるせっちゃんって凄いと思う、色々な意味で
ネタに困らないと言うか、万能型というか…ある意味魔性の女か?w
シン×セツコは素晴らしかったし、他の人の書いたシン×セツコも読みたいが、それはそれとしてそれ以外も読みたいぞ
というわけでカズマ×フレイかカズマ×シホミを
>>97 シン×セツコ好きだが、他のも読みたいんだぜ
メールとかメールとかメールとか
>>97 逆に考えるんだ。今は構想を練る時期だと。かくいう俺もその一人だ。
>>97 大丈夫でしょ
一人くらいは「gjだけどシン×セツコが読みたかった…」とか言う人がいそうだけど
苛め倒しても、愛でまくっても可愛い娘、それがせっちゃんだ。
しかし終盤のアサキムの弱さはなんだ!あんだけ好き勝手暴れといて結局、ただのシンや桂やホランドのサンドバッグでしたじゃ情けなさすぎる!
いや、別に好きなの投下していいと思うよ
で、構想を練ってる俺(
>>101)は前スレでラーダ×エクセレンだのクスハ×リオだの投下した百合専門作家なわけで…。この流れじゃ少し気後れしそうになるけど、せっかくだから訊いておく。
百合カプSSで希望あれば受け付けますよー。
百合はいらんとかなレスは付けないでほしい。あっても流すけど。
>>105 百合映えしそうな方々………
真っ先に脳裏に浮かんだのはエクセレン×ラミアだった。
どっちが攻めになるかで展開変わりそう。
イメージ的にはエクセレン攻めの場合ハードでラミア攻めの時は
ギャグになりそうな、そんなイメージ
ツィーネ×セツコとかどうだろう
>>105 せっかくだから俺はこのセツコ×ツィーネを希望するぜ!
セツコが攻めでツィーネが受けだから間違えないでくれ!
>>105 つか、百合いらんとか言われたくなきゃ最初から好きなもん書いて好きな時に勝手に投下すればいいじゃん
百合、か……拘束されたテュッティを責めるフレイという謎電波が到達したぞ。
>>92 …これ以上出しゃばるとバルディロイザー&再攻撃ドリンギングだ…勿論、手加減なんか一切無しの、な。
三人娘&カルヴィナの4Pを妄想したぜ
セツコ×エーベル
>>112 Jでそれを期待してた時期が俺にもありました
>>114 百合はなかったけどカルヴィナが素敵だったから満足ですよ
ステラ生存を利用してのシンvsルナ&ステラなんてどうだろうか。
味覚と視覚のないせっちゃんの口に全員で肉槍突っ込んで
どれが誰のか正解するまで休ませない程度の和やかな光景を見たい
シンがルナ&ステラにフルボッコにされるんですね
わかります
>>119 そしてボコボコにされたシンをセツコが慰める。
↓
二人が更に仲良くなる
↓
ルナとステラ涙目。
こうなる訳ですね、わかります。
>>105 アイビス×イルイ(幼女Ver)がいいな。どっちともぺったんこでちょうd
昼ご飯食べた後で、約束通りメール×ランドを投稿します。
4スレ消費の軽いやつだから、エロはあまり期待しないでね。
4スレ消費…大長編だなっ!!
じゃ、スレの用意するかwww
い、いかん。急いで準備せねばwww
あんまりいじめるなよw
4スレならいっそのこと本でも出そうぜ!
時間は7時頃、朝日が大地の向こうから顔を出して間もない頃。
ガリア大陸の荒野、そこにキャンプを張っている一組の男女がいた。
テントの隣には、巨大なロボットがおり、手には巨大なレンチを持っている。
「〜〜〜♪」
テントの傍では、一人の少女が鼻歌を歌いながら、鍋の中のものをお玉でかき混ぜている。
焚き火で温められた鍋の中のスープは、良い匂いを出している。
「出来た、メール特性のコーンスープ♪」
鍋の取っ手を掴み、簡易テーブルの上にある鍋敷きの上におく。
次に買っておいたパンをスライスし、二人分用意する。
彼女の手によって、テーブルの上には次々と朝食の準備が整っていく。
「さて、後は軽い準備だけだし…先にダーリンを起こしに行こうっと。」
そう言うと、彼女はテントの方へと足を運んでいく。
此処で彼女の事を話しておこう…彼女の名は、メール・ビーター。
修理屋の看板を掲げる『ビーター・サービス』の営業・経理を務める少女だ。
幼く見えるが16歳、現在行方不明の父を探している。
「ダーリン、朝御飯出来たよ♪」
テントを開け、中で眠っている男に起きるよう呼びかける。
中で寝ている男はランド・トラビス…表にあるスーパーロボット、ガンレオンのパイロットである。
『ザ・ヒート』を自称しているが、実際は『ザ・クラッシャー』の名で通っている、暑苦しい男だ。
また、メール曰く、彼女は彼の婚約者、フィアンセらしい。
「ぐぉ〜〜〜、んがぁ〜〜〜……」
「ダーリン、起きてってば!!」
そのランドであるが、今は大きないびきを掻きながら爆睡していた。
メールが体を揺すりながら呼びかけるが、起きる気配はない。
「もう、ダーリンって本当に寝起きが悪いなぁ…起きないと、朝御飯冷めちゃうよ。」
そうは言っても、深い眠りに入っている彼は起きる気配がまったくない。
その姿にため息をつくと、彼女はある決心をつけた。
「…しょうがない、今日もあれで起こしてあげよっか。」
そう言いながら、ランドのあそこへ手を伸ばすメール…心なしか顔が少し赤い。
そして、彼女流のランドを起こす方法というものが実践される事となった。
「うわぁ、今日もダーリンガッチガチだぁ。」
メールはランドのズボンのチャックをあけ、そこからでた彼の男の象徴を見やる。
朝立ちだからか、彼のモノは固く突起しており、大きさも太さも半端ではない。
ランドのモノしか見た事ないが、彼のモノは一番だとは思っている。
「じゃあ、さっさと済ませちゃおうっと…んむっ。」
そう言うと、メールはランドの陰茎を、その小さい口の中へと入れる。
彼女流の起こし方とは、ランドの朝立ちをしずめる事だ。
小さい口を最大まで開けて、その先端を口の中で舐め始める。
「あむっ、んっ…くちゅ、ちゅ、ちゅぶ…。」
最初は先端を丁寧に、歯が当たらないように舐める。
亀頭をつうっと舐め、尿道に舌の先端を突き刺してグリグリといじる。
裏側を回すように舐めて、唇で前後にスライドする
「んっ、んっ…んちゅ、ふぁ…。」
一度口を離した後、再度咥え込んで彼のモノを嘗め回す。
同時に睾丸を掴み、軽く握る事で射精感を早めようとした。
「んっ、くうっ……。」
「(ふふっ、ダーリン反応してる…もっと頑張っちゃおうっと。)」
こんな事をしているのにも気付かずに、未だにランドは眠っている。
メールは更に奥まで咥え込み、口蓋睡に当たるまで飲み込んだ。
そこから前後に大きく首を動かし、口全体で彼のモノをしごく。
「んおっ、ううっ……くうっ。」
「だぁりん…んむっ、くちゅ、ふぅあ、おいひぃよぉ…。」
テントの中には、ランドの呻き声とメールの媚声、行為の音が響く。
彼女は上の口を使いながら、両手で自分の下の口もいじっていた。
幼い体ながらも、彼女の膣口からは愛液がしっかりと溢れていた。
「んっ、うおおおっ!!!」
「んんっ!?」
その時、ランドが一際大きな声を上げると同時に、射精を行なった。
喉の奥まで咥え込んでいたメールの口の中に、沢山の精液が注ぎ込まれる。
余りに量が多かったので口を離すと、彼女の顔に飛びかかる。
「んあっ…ダーリンの精液あつぅい…。」
その幼い顔から想像できないほど艶かしい表情で、ランドの精液を浴びる。
しばらくして射精が終了し、つうっとメールは人差し指で自分の顔に掛かった精液を拭った。
「うわぁ、こんなに沢山…今日もいっぱい出したねぇ。」
指で糸を引く白濁色の精液を、彼女はうっとりと眺める。
顔に掛かっていた精液を手で拭き取り、それらも合わせて精液を飲み込む。
「ゴクッ…苦いけど、美味しい…。」
精液を飲み込んだ後、彼のモノを綺麗にするべく、再び舐め始めた。
丁寧に全体を嘗め回し、尿道に残っている精液も吸い取る。
これだけの事をしているのに、ランドが起きる兆しはない。
「ん〜〜〜、あれだけ出したのに、まだこんなに堅い…。」
ランドのモノは、未だに天に向かってそそり立ったままであった。
メールはそれを手で触りながら、どうするか考える。
「……しょうがない、折角だからこっちでもやっちゃおうっと。」
そういうと、メールはランドの上へと跨り、下着を少しずらす。
愛液でヌルヌルになった入り口に、ランドのモノをあてがう。
「いくよ、ダーリン……んっ…。」
そのままゆっくりと腰を下ろし始め、ランドの肉棒を自分の膣内へと入れていく。
彼の大きさから入りきらないのではと思われたが、彼女はその全てを受け入れようとする。
ゆっくりと中に入り、やがて子宮の入り口まで到達する。
「んあっ、入ったぁ………ダーリン、これから動くから気持ちよくなってね♪」
入った余韻を味わった後、これでも眠り続けるランドにそう告げた。
と同時に、メールは腰を動かし始め、行為を開始する。
「んっ、んっ……はぁぁ、くぅん、ふぅあ………。」
甘い声を漏らしながら、ランドに気持ちよくなって貰おうと必死に腰を振る。
結合部分からは大量の愛液が洩れ、彼のモノが出入りを繰り返す。
最初はゆっくり、大きく繰り返し、しばらくして腰の動きを早める。
「はぁ、はぁ、はぁん……ダーリン、だぁりん………。」
ランドを呼びながら、メールは右手で胸を、左手で陰核を弄ぶ。
胸を揉みながら指先で乳首を転がし、陰核を爪先で弄って摘む。
快感によって彼女の膣壁はきつく閉まり、ランドの肉棒を締め付ける。
「ぐぅ…おおっ、あっ………。」
「ダーリン、気持ち良いんだ……もっと気持ちよくなってぇ…。」
腰を回しながら、もっと早く動くメール…彼女もどんどん気持ちよくなっていく。
それから数分後…二人はそろそろ、絶頂を迎えようとしていた。
「おおっ、ぐっ……ううっ…。」
ランドは腰を振っていた…無意識のうちに、体が勝手に反応しているようだ。
顔を歪め、今にも全てを解き放とうとしている。
「ああっ、いい、いいよぉ……もうすぐ…もうすぐイっちゃう!!!」
メールも両手を後ろについて、背筋をそらせながら快感に酔いしれる。
二人とももう最後の時まで近付き、そして………。
「うぐっ、がっ………ぐおおおおおおおっ!!!!!!」
遂に、その時はやってきた。
ランドは叫び声を上げながら、メールに自身を強く押し付ける。
同時に彼は膣内への射精を開始し、その全てが子宮に注がれていく。
「あっ、ああっ……ああ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!」
それに答えるように、メールは叫び声を上げながら絶頂を遂げた。
彼の肉棒が逃げないように、精液全てを取り込む為に、しっかりと締め付ける。
その全てを彼女の体は受け入れ、ランドの胸に持たれかかる。
「はぁ、はぁ、はぁ、はぁ………すごく、気持ちいい………。」
ランドの胸の中で、メールは絶頂の余韻を味わう。
そして、十分なだけ味わった後、メールはランドからゆっくりと離れる。
締め付けも緩んだ為、簡単にランドのモノは外へと出た。
「ふぅ、朝のおつとめ終了……後少し立てば、ダーリン起きるから…。」
これまでの経験から、数分後には彼は目を覚ますだろう。
彼女は自分の身なりを整え、ランドの乱れも元に戻す。
「それじゃあ、私最後の支度するから…早く来てよね、ダーリン。」
「ん…メール………。」
メールが傍で声を掛けると、ランドは寝言で彼女の名前を呼ぶ。
それに満足して彼の頬にキスした後、彼女はテントの外へと出て行った。
………………
その後、何も知らないランドはスッキリした表情で起きる事になる。
メールと二人で朝食を食べた後、何時ものように出発する。
二人にとって大事な人、親方を探す旅に………。
132 :
あとがき:2008/10/10(金) 13:16:13 ID:90KMgWY+
投稿終了、人生3回目のエロパロだった…
それにしても…4スレってなんだよ、4つもスレ消費してないし、間違えんな、恥ずかしいぞ、俺!!!
まあ、その…ごめんなさい、変な期待をさせて…こんなもんでどうかご勘弁ください。
さて、次回は平行トビー×セツコとか、シン×ルナステセツコとか書きたいと思っています。
後、前スレで書いてたラージ×フィオナは自分のなんですが、中々しっくりした展開が頭に入ってきません。
なので、投稿は先になります…でも、絶対に完成はさせるので気長にお待ちください。
では、また何時か此処で会いましょう…因みに、此処では春風と名乗っておきます。
春が好きなので…それでは。
>>132 ランドらしい話だったぜ…GJ!!
次回作も期待して待ってます!
gj
それはそうと、また新しいシン×セツコ読みたい
GJ
セツコはひたすらエロくていいがメールは笑えていいな
これランドが知ったらどうなるかwww
>>138 何でも疑えばいいって物じゃないぞ?
広い心を持つんだ
エロパロスレで言うのはナンセンスかもしれんが、シンとせっちゃんの関係は姉と弟みたいな感じで性的な絡みはない気がするぜ
シンとせっちゃんの関係はそれでいい
しかし、姉と弟に性的絡みがないなどとエロパロスレで言うのが間違っておる
>>135は確かにウザいな
感想の一言も書けんのか
143 :
136:2008/10/10(金) 17:01:33 ID:8P7c8KuC
>>138 俺の書き込みで不快な思いをさせてすまんかった…
ただ他のスレでその画像を見つけて「何かネタの種になるかな?」と思い貼っただけで、わざとではない
…ともかく職人様とこのスレの方々に迷惑かけてすまん
今から罰としてシュランにケツ捧げてきます
>>144 強制する権利は無いだろ?
この空気は何か嫌だ…
って事でスパロボで好きになった女キャラについてでも語ろうぜ
版権もOGも込みで
俺はスクコマ2のバレンティナちゃん!
スレイ
普段とデレ時のギャップが大好きだ
彼氏が出来たらさぞ典型的な良いツンデレになるのだろう
ども、
>>105です。色々リクエストありがとうございます。
結論から言って、今回はツィーネ×セツコ(リバ有り)で逝こうかと思います。Zブームだし。でも残り3話をまずクリアしなくちゃw59話でツィーネ仲間にできるといいが…
ほか
エクセレン×ラミア:エクセレンは前に使ったので今回はパスです
カルビ姐さん周り:妄想の余地有り。いずれ4Pでも…む、難しい…
アイビス×イルイ…確か保管庫にあったのでパスです
では投下まで…
>>143 シュランはレーベンのケツにしか興味ないよ
シュランがオニャノコだったら萌えれたのに。
なんでホモなんだ…
シュランを最初見たときはまさかあんなキャラだとは思いもしなかった
まぁそれはレーベンにも言えることだけど…
あの二人は意外性ありすぎ
ところで、
>>132 >シン×ルナステセツコ
シンすごい大サービスされすぎだろjk……
3人まとめて喰っちまうのかよ!
全裸で期待して正座で待つが
俺的にはシン×セツコ見たいから半分同意
>>152はシン×セツコが嫌いだから、追い出すために連呼しているんだな…
とりあえず同じ版権×オリということでリュウセイ×光竜マダー?
むしろ以前の続きでカズマ×天竜神をだな…
シン×セツコで途中からやきもちを焼いていたステラが混ざり3Pとかどうよ?
プロ牛×助手とかは?
>>149 だが残念ながらシュランが女の場合シュランが更に不幸になる。
レーベンはエーデル以外の女なんぞ全部死ねだからな。
アカネさん
ああいう明るくて逞しい感じの女性は好みだ
>>153 勝手に決めつけんな
好きなもん希望して何が悪い
節度がないヤツに主張はいらない
>>158 絶対振り向いてくれないのに一途に慕い続けるってよくね?
いっその事カイメラ所属キャラの性別をすべて逆転させてしまえば…!
何このキチガイ
主張は勝手だが自己中の為に職人が書いてくれると思ってるの?馬鹿なの?
ケンカイクナイ
サラシンシア×ゲイナーなんてどうだ?
ゲイナーとシンシアのオタ友っぷりは素晴らしい
てか、シン×セツコが見たいと言っただけで何で叩かれなければならないんだよ
タイミングが悪いからな、今いっても問題ないけどSSが投下すぐだと間が悪い
自演か前スレからいるキチガイだろ?
ほっとくのが一番だって
>>173 タイミングか……分かったよ、以後なるべく気をつけるようにする
>>174 誰と勘違いしてるんだ?勝手に決めつけんな
纏めページ誰か更新しないのか・・・?
>>176 いいだしっぺの法則というのがあってだな
正直シン×セツコよりもセツコ×シンのほうが……エフンエフンッ!
まぁ途中で攻守逆転されちゃいそうだけどね
他にもエウレカ×ティファでの百合も見たい!
さやかと鉄甲鬼の銃愛モノも!
長髪メール×ランドとかも良い!!
あとメイド斗牙×エイジだって読んでみたい!!
ああああ!なぜZはこんなにも良い組み合わせがあるんだあああああ!!
>>178 そこはちょっと捻って、ガロードとティファの密会に触発されてレントンとエウレカが…
っていう感じだとグーね。
ガロード×ティファを目撃してしまった二人が
「レントン。あれ…」
「エウレカっ…!み…見ちゃダメだって!!」
と言いつつしばらくのぞき見してしまう導入ですね。
>>178 そんなことしたら
次回作でナデシコ参戦して同人ネタにされるぞwww
メイド姿のトウガはどう見ても女の子だからなw
前のシン×セツコSS読んだ後に、レーベン裏切りのところまでやったら、
あのSS内のシンはついていきそうだwで、裏切り後にシンがブチギレし、
レーベンVSシンの物凄い形相での殺し合い勃発w
いざやり直してみたら
シンとセツコって別にそこまで絡んでいないような
むしろカミーユ×シンだろ仲良し度は
ioCFuZedはシン×セツコ厨に見せかけたラクシズ厨だろ
新シャア板とかロボゲ板で暴れてる奴らの同類だ
まぁ正直邪魔だな
ならスルーするべきです。
リーナ×ティファ×エウレカの不思議三姉妹物語とか
記憶に残ってる絡みは
対フリーダム作戦と飴玉だな
やはり飴玉の印象が強いんじゃないかな
個人的には31話でアムロにシンも何か言ってやれっつって
熱く声をかけるところとか
「彼女の努力を笑うやつは俺が許さない」とか
作家さんの登場まで静かに保守し、静かに待つ
それが俺たちに出来る事さ
後ティッシュ用意で
>>190 しかしioCFuZedを放っておけばスレが荒れ放題だろ
それなりの制裁をすることも大事かと思うが?
>>195 2chで制裁なんて出来るわけないだろ
無理にかまった方が荒れる。スルーしろ
放置しておいたら荒れ放題になる、という意見の根拠が不明瞭。
ラクシズ厨であるという主張の根拠も(恐らく)ID:LK2rjUZPの脳内妄想に過ぎんだろうしね
それどころかこの話題を提起することで無用の騒ぎを起こしてるID:LK2rjUZPの方がよっぽど問題ありなんじゃないかな、とか言ってみる
あ、一応言っておきますけど俺はID:qbG9AkKEでもID:ioCFuZedじゃありませんからねw
まあ、信用するしないは個人の勝手ですけど
↓以下、何事もなかったかのように妄想をどうぞ
>>197 同意だね。毎回構ってる方が2ch慣れしてなさすぎ
>>195が自治厨なんだろう。正直、どっちもウザい
問題はどんな内容のSSを希望したかではなく
せっかくのSS投下があって間もないのに
全然別のSS希望なんて書いて、
感想レスがつく流れを止めてしまった事
(実際、くだんのレスの後に荒れて感想レスがほとんどついてない)
あくまで「書いてくれた人」主体の板なんだから考慮しろ。
アイビスって基本的に百合系ばかりだけど、普通にイチャイチャさせるなら誰を使うべきか…
王道ならキンケさん?
>>199 なら尚更ioCFuZedは許してはいけない
追い出すべき
おいおい今追い出したとしてIDが変わったらどう対処する気かね?
スルーで行こうぜ
同じ事をしたらioCFuZedとみなして叩き潰す
スレの空気はこの際気にしない。スパロボキャラが平和のために戦ってるのと同じだ
>>200 アイビスは百合しか考えられない俺の一途さに乾杯…してくれないか誰も
>>205 スフィアついでにおまいに乾杯してやんよ
アイビス……アラドとかどーよ?
人を選びそうだな。俺は大好物だけど。
アラドとアイビスは過去スレにあったけどな
アラド
タスク
フィリオ
アイビスは百合なしだと過去これだけあった気がする
>>178 鉄甲鬼×さやかはたしかに見たい
だけどあの二人をどうやってセクロスにまで運ぶかが問題だな…
あと最後のは攻守逆じゃね?斗牙きゅんは受けしかないだろ!
斗牙は攻めだろJK
>>200 OGならマサキとか。版権だとサルファでのイサムとか。
>>212 その斗牙はどっちのモードなのか聞こうじゃないか
>>200 クヴォレーやらフェルナンドやらカズマやらばっかり思い浮かんでくるぜ
どう考えてもアンオフィシャルです、だがしかし謝罪も反省もせん!
>>214 当然無邪気モードだろう。
無邪気ゆえに愛と勢いに任せてえぐいプレイが平気で出来る
>>215 OG萌えスレと久保ビススレとフェルビススレだなw
しかし、ホントアイビスは非公式捏造カップルが多いな
アイビスとフィオナが胸を大きくする為にお互いの胸を揉んでそれが段々エスカレートして…
みたいなのを妄想した
斗牙×フェイが読みたい
グラヴィオン放映当時は作品エロパロスレもあったのかな……
>>218とツイン組めればなんでも出来そうな気がする
>>219 そこそこレベルの高い作品あったよ
といっても1人ぐらいしかいなかったけど
傾向がエイジ×ルナだったかな
エウレカセブンは同人人気あったなー
シンとカミーユで専用セリフがあったのには吹いたわw
「シン! どうするのかは自分で決めろ!」
「カミーユ……俺は、俺は……」
これで撃墜しちまったよシンw
>>223 右ルートはシンヒロインルートだからな…
いや、カミーユ主観でだが
ところでこのスレ的にスパロボZは買いなの?評判を聞くと酷評が多くて、買うかどうか迷っているんだけど。
俺は普通に楽しめたけど今までのスパロボとはシナリオ面が毛色が違うのは確か
好きな参戦作品があるなら買えばいいと思うが
エロパロのネタになりそうなのはけっこういっぱいあるから損はしねえと思うぞw
意見くれてた人サンクス。それじゃガンダムXが参戦しているから買ってみようと思う。
ティファたん(;´Д`)ハァハァ
セツコ×シンマダァー?
同意
くだらね−雑談とか糞SS書き込んでんじゃねぇよ
セツコ×シンのSS以外いらんから
>>232 セツコ×シンと連呼する事でシン厨に成り切り投下されないようにしてるんですね、わかります。
まぁ確かにセツコ×シンは見たいが、
・フォウ×ステラ
・アムロ×ルナマリア
・ランド×エニル
…などなど、Z関連はいっぱい見たい組み合わせがあって困るぜ!
>>232 そうやって周りから嫌がられるような事ばかりやって!
そこまでシン×セツコが気に入らないのかよ!消えろ!!
>>234 フォウ×ステラか…良いなw
読んでみたいなw
ブラン×ステラは?
>>235 落ち着いてカミーユ!
とりあえずここはかわいいキラケンの相手を誰にするか決めようぜ?
キラ+(剣鉄也→剣→ケン)=かわいいキラケン
こう言う事か?
キラ「ちょ、もう、そろそろ、勘弁…して…」
鉄也「甘いぞキラ!俺はプロだぜ?この程度で終わりはしない!!」
キラ「フレイ……僕は……どうしてこんな所に来てしまったんだろう……」
>>230 X好きならランドルートオススメ。一話からガロード使えるし、シナリオ面でも優遇されまくり。もちろんDXにティファ搭乗+Gビット追加もアリだ。
レントンとの厨二病コンビとか多作品との絡みもしっかりあるぞ。
今回のプロは、登場するなりいきなり光子力研究所をレイプする猛者
グレート×光子力研究所
>>242 今作のプロは、終盤のボスでもマジンパワー発動のグレートブースター+FダイナミックSのコンボでレイプ出来るし、マジで鬼畜。
>>241 情報ありがとう。それ聞いたら、ますます買いたくなったよ。
所で、ティファってやっぱ隠しパイロット?それだったら、条件が厳しそうだ。
「俺、ティファを搭乗させることが出来たら、ガロード×ティファを投下するんだ」
>>246 それだけだとXのSSになってしまうので、そこにゲイン×サラやレントン×エウレカも混ぜてほしいのも私だ
でも純情ボーイズはエロネタにしにくいんだよな…
>>246 攻略wikiにリークされたらしい正確な情報が載ってる(隠し要素と方法全て)
で、ティファは両方主人公でサブパイ化可能だが、女主人公だと条件が厳しい。男主人公の方が比較的楽。
ゲイナーオタだしちょっとマニアックっぽいよね
シンシアがゲーム感覚でry
噂のレーベン豹変今見てきた
アサキム&レーベン×セツコを激しく妄想してしまった
レーベンとエーデル准将以外の女だと
それだけで凌辱になるぞ
「よ、寄るな……、やめっ、やだ……いやあああ!! エーデル様っ! エーデル様ぁっっ!!」
もうシュラン×レーペンでよくね?
>>253 君になりたかった=貴方と合体したい
と、凄まじく曲解してみた。いや、ネタとして。
ところでアクエリオンにゲッターチームの三人が乗ったらどうなるんだ?
セツコ「まずは君の肉体に痛みと恐怖を刻み込む」
レーベン「助けて!誰か!誰かあああぁぁ!」
レーベン「いやああああ!!」
セツコ「ハハハハハ!そう、それよ!まさに至福の悲鳴よ!」
>>255 ハヤト「俺は足下が見えていなかった…!」
ベンケイ「リョウは上を見ようとしなかった…!でも!」
リョウ「こんのおーっ!!」
ハヤト「リーダー風吹かせやがってぇぇぇーっ!!」
ピキィィィィィィンッ
二人「「スパイラルゲッタービィィィィム!!」」
エロ関係なしにスパロボzについて話したいならロボゲ板に行って下さい
>>258 すまん、普通に書き込む場所を間違えてたんだ…
エロ関係だと某スレを見て
・セツコが酒を飲まされて酔い潰れる
・シンに押し付けられ、しょうがないから部屋まで運ぶ
・んで酔ったセツコに襲われる
…という電波が飛んできた
この手のネタはべつにこの二人じゃなくても、いろんなキャラに応用できそうだが
もうセツコの相手はシンでいいよ
>>259 まあ、お約束だけどいい展開だよな
…さて。時事ネタに乗っかるもよし、他の組み合わせでやるもよし、とにかく君のやることは一つだ
そのネタで一本書きたまえ! さあ! さあさあさあ、さあっ!
なんかもう、シンの目の前でセツコをレイプする話でも書いてしまえば良いのに
9割以上(多分)はオリキャラ×オリキャラのスパロボエロパロで、シン×セツコ大ブームだなw
スパロボエロパロで非オリキャラSSを書くのは心理的に若干抵抗もあるしな。
南極条約さんのところのほうが置きやすい。
>>264 それは人それぞれだと思うが
全員が全員抵抗あったら今までこのスレに版権キャラを使ったSSは投下されなかっただろうし
職人さんの書きたい作品を投下する、それがこのスレだろ?
>>261 無茶を言うなw
>>262 アサキムさん、レーベンさん、出番ですよ
267 :
1/2:2008/10/13(月) 17:41:28 ID:gdntLD2k
人がいない…投下するなら今のうち(・ω・)
セツコのおはなし。結構、いやかなり中途半端
どうしてこんな事になってしまったんだろうか…
セツコ・オハラははたとベッドの中で目を覚ました。体を右に向けると「彼」の寝顔。
二人とも服は着ておらず一糸纏わぬ姿。何故かと言えば……まあそういう事である。
こういった行為を行ったのはこれが初めてのことではなかった。スフィアによって味覚を奪われた
セツコにとって性行為によりもたらされる快楽は数少ない悦びの一つとなっていた。
(私はこうも淫らな人間だったの…?)
情事での自分自身の姿や発言を思い出し、羞恥心とも自己嫌悪ともつかない感情が浮き上がった。
どうしてこんな事になったのだろうか…そう思いつつ彼女の心の内も露知らず、すやすやと安らかに
寝息をたてている彼の鼻を八つ当たり気味につまんだ。
(本当に……どうてだろう?)
268 :
2/2:2008/10/13(月) 17:42:29 ID:gdntLD2k
「彼」はZEUTHのエースパイロットとも言える存在だ。自分にはない強さを沢山もっていて私にとっては良
き同僚、仲間だった。しかしそれだけであり決して男と女の関係では無かった。でも何かが変わることがあった
としたらまず間違いなくあの時のことがはじまりだろう。
スフィアの発動、バルゴラの変化から数日。スフィア発動の代償として味覚が失われ食の楽しみのというものが
私の中から無くなりつつあり、食事とは単なるエネルギーの補給となっていた。
食堂でいつものように「補給」をしていると偶然に彼に会い、なんら面白みのない有り触れた世間話に講じた。
こうしているうちは自分はまだ人間なんだと実感できる。ふと彼が飲み物を貰ってくると言ってきて、私も
コーヒーを頼んでおいた。その後手渡されたコーヒーを飲みながら、彼との雑談をしそれぞれの仕事に戻った。
途中彼が私を怪訝な顔で見てきたのは何だったのだろうか?
その日の晩、部屋に彼が訪ねてきた。いつになく真剣な表情していてどうしたのだろうと思いながら私は彼を部
屋に招き入れた。そして部屋に入るなり彼に味覚のことについて問い詰められた。頭の中で「何故ばれたのか」
「いつヘマをやらかしたのか」という考えが飛び交う。しかし彼が話した理由は単純明快なものだった。昼に飲
んだアレの中身がコーヒーではなかったというだけだ。話では自分が飲むはずだったオレンジジュースを何の疑
問もなく飲んでいたことを奇妙に思ったらしい。しかしオレンジジュースとは…彼にも子供っぽいところがある
んだと思いそれをそのまま彼に告げると彼は少々恥ずかしそうに頭を掻いた。その仕草が何だか子供っぽく見え
て私はつい笑ってしまった。彼に怒られても笑いは止まらず…涙がでてきた。そう、これは笑いすぎてるから泣
いてるんだ、きっと、そう。そうしたら急に目の前が真っ暗になり、暫くしてようやく私は彼に抱きしめられて
いることに気付いた。彼から告げられる謝罪の言葉、何故、彼が謝るのだろう?
解らないわからないワカラナイ
これまで枯れるほど涙を流してきたというのに、それどもまだ涙は溢続けた。
続く?
269 :
2/2+1:2008/10/13(月) 17:43:00 ID:gdntLD2k
やべぇ、ネタ切れた(・ω・)
本当はラスボス戦後も書く気だったんだけどな…
エロシーン無くてすまんね。「彼」は読み手のご想像におまかせします。
シンでもカミーユでも鉄也でもキラケンでもあなたでもオリキャラでもあなたが想像したのが「彼」です。
ただしアサキムとカイメラーズでめぇらは駄目だ。
テンションあがったら続き書こうかな?では
>>269 GJ!
普段とは変わったスタイルの作品だな…てかキラケンw
とりあえず俺はボスにして読んだゼ!
わっふるわっふる
,,x-ー:: ":::::
,x '"::::::::::::::::::::
,、'":::::::::::::,, x-‐ ァ:
,,x '"::::::,,、- '" |:::
`"i`ー'" ヾ
! 、 、,,,,,,,,,;;;;;;;;;彡ミ
|,,,,ノi `ーヾ;; '"----、
ヾ::ヽ -┴'~
~|:/ ' ' ' `ー ' "'"
/_
l '' ) i
ヽ,,、'~` U
゙, __ ,-、_,ノ`
|/ ゙, `'" ,,y
|/ 彡 ゙、`-'"
/|/ i
/ ! ,, -'"
| `ー '"|::
| /|||ヽ
/|||||/心
|ヾ/ /`ー 雷太
>>269 GJ!こういうの物面白いですねw
>ただしアサキムとカイメラーズでめぇらは駄目だ。
この一文に激しくワロタ
>>269 よし、じゃあ俺はゴンジイにして(ry
冗談は置いておいてGJです!
アサキムはともかくカイメラは別に悪いことしてないじゃないかGJ
>>276 ………あーあ。ネタバレくらっちゃったのか………ま、気を落とすな
カイメラは敵だけど悪ではないだろう
法的には知らん、ただ倫理的且つ人間感情的にはどう見ても悪だと思うが
>>276 もしネタバレしてしまったなら本当にすまない
ちょっとアサキムに堕とされてくるわ
ええー、あんな面白変態集団、
本気で嫌ってる人いたのか…
エロパロスレは意外に生真面目な人が多いのかもしれない
いや別に好きとか嫌いとかは関係ないでしょ
悪かそうでないかってだけで
いい大人がネタばれ怖くてキャラスレや創作関係スレ覗くなよとは思うけどな
>>281 ドM、ドM、ドS、両刀(一番まとも)、厨二病、ガチホモ
うむ、最高だな
悪人であることは別にして、変態揃いであることは否定できないw
「誘い受け」なんて台詞があるラスボス初めて見たわw
しかし1周目(セツコ)で両刀を仲間にできなくて残念至極…
今更だがスティング×フォウを見たくなってきた…。
短い会話だったけど「デートだよ」の下りがツボったぜ
このスレのネタバレ解禁って発売後一ヶ月ぐらい?
既にモロ解禁な気がするけど……そもそもこのスレにそういう制限あったっけ?
>>290 シン&せっちゃんのアメ玉ネタ自体中盤以降のネタだしな
特にテンプレ規定が無い以上、当日からネタバレ有っても不思議じゃない
実際直ぐに話題にはなってたし
293 :
1/3:2008/10/14(火) 01:07:18 ID:zCGrM6at
だ、誰も以内居ないのか…よし
>>268の続き投下すんべ、証明するもんはないけどね。電波の力がガンダムにっ!!!
ひとしきり泣いた後急に彼の胸の中にいるのが気恥ずかしくなってきた。もう大丈夫だと告げ彼から離れる。
…見なくても赤面しているのがわかってしまう。まったく恥ずかしい。
暫くして私は彼に全てを話すと真っ先にバルゴラから降りるよう言われた。まあ当然のことだと思う。もし
私でない誰かがそうなっていたら私は彼と同じことを言うだろう。でも私も引くわけにはいかない、この力で
自分のような悲しみを味わう人々がいなくなるのなら私は戦う。そして何よりチーフを、トビーをあんなもの
の為に手に掛けたアサキム・ドーウィンを許せなかった。例えそれが私怨と言われようとも。
恐らくあそこまで感情を出して口論したのは記憶のある限りあれが初めてだったと思う。結果だけ言えば口論
の末に彼は了解してくれた。ただ一つの条件を出して。
「絶対に戦後の世界を生きること」
それが彼の出した唯一にして自分にとっては難解な条件。約束できなければバルゴラを破壊するとまで言われた。
はっきり言えばその約束は果たせないだろう。この戦いが終わるまでに自分の体がもつかどうかも分からない。
それどころかもしかしたら明日にでも私は「終わる」かも知れないのだ。そんな先のこと約束できるはずもなかった。
でも、それでも私はその条件を呑んだ。果たせないと分かっていながら、戦う為に。きっと彼も私の心情には気付
いていたんだと思う。彼は悲しそうに微笑んで私に言った―――――――「約束」
294 :
2/3:2008/10/14(火) 01:08:00 ID:zCGrM6at
それからというもの私は彼と接することが多くなった気がする。食事のときや琉菜さんたちがお菓子を作ってきてく
れたときも何度かフォローを入れてもらったりもした。シュミレーターに二人して十時間以上入ってブライトさんに
怒られたりもした。その時は自分が彼といることに対して喜びを感じだしていることには全く気付いてもいなかった。
しかしそれを気付かされるきっかけは本当に唐突にやってきた。ある日の夜に部屋で戦闘シュミレーションとしている
と突然ZEUTHの一部女性陣がなだれ込んできた。何事かと思い顔覗かせると大多数の顔がほのかに赤い…酔ってる?。
みんな何だかテンションがおかしい……だめよティファちゃん、あなたはそんな子じゃなかったはずよ。大多数呂律が回
っていないようだが何でも彼女たちは私に聞きたいことがあってきたらしく自分たちはその代表であるとのこと。
何かしら?
「セツコさまと―――さまっれつきあっれるんれすか?」
……へ?
エィナさんの一言で私の時は止まった。何時の間に私と彼はそんな関係になったんだろう。どうして…?
「ろーしれってみんらそおおもっへまふよ〜ひがうんれすかぁ?」
(どうしてってみんなそうおもってますよ〜ちがうんですかぁ?)
「少なくともアッチは貴方に気があるようだけど…違ったのかしら?」
正直そういう風に考えたことがなかった。
――実際、当時自覚はなかったのだが彼といるときの私はよく幸せそうに笑っていたらしい。
そんな事は全く分かっていない私は真剣に考え込んでしまい、思考の海に落ちてしまいそうになる。
その様子を見てアデットさんが回りを促して部屋から出ていく。正直言って、ありがたい。
私は彼のことを…どう思ってるんだろう?
295 :
3/3:2008/10/14(火) 01:08:34 ID:zCGrM6at
考えを纏めると、私は彼に対してそれなりに好意を……やめよう、私は彼のことが好きだ、まず、間違いなく。
しかし自分自身でも信じられない。彼と秘密を共有する関係になってまだ僅かしかたっていない。いくらなんで
も早すぎる。自分は惚れやすい性格でもしているのだろうか?。第一曲りなりにも私はトビーに対して好意を持
っていた。軍人としてではなく、一人の男性として。それなのに彼が居なくなるとまた別の人が好きになりまし
た、なんて都合が良すぎはしないか?もしかして私は人として最低な部類に入る女なのだろうか?と、思考のス
パイラルに落ちて行ってしまった。だがそんな考えも一つの知らせにより吹き飛ばされる。
―――彼の乗機が撃墜されたという報告に
続く?
ぐわあ電波切れた…エィナやティファが酒弱いかどうか知りません。なんつーかキャラ崩壊してしまた気が…スマン。
なんか文章がぶつぶつ切れたり展開が速かったりするのは…見逃してくれ。お、俺実はSS書くの初めてだったんだ。
あと、ああは言いましたがアサキムもカイメラの連中も好きです、ネタ的な意味でwww
1週目でレーベンの最終兵器やシュランの覚醒、エーデルの顔芸やラスボスの誠しねっぷりとか、
初見であんなもの見せられると吹かざるを得ないwwww
次はようやくエロいことします。電波をチャ−ジするか…それでは
キラケンとラクスで一つ
>>290 ネタバレに関する規定なんて無い、ALLOK
投稿者の最新ネタを投下するテンションが下がる行為は、絶対に避けるべきだからだ。
規定なんぞはどこぞの萌えスレあたりしか実装してない。
本当にネタバレしてほしくない奴ってのは、ネットを断てばいいってのを言わなくても解ってるから。
438 :それも名無しだ:2008/10/13(月) 17:07:21 ID:5MLsIzQx
シン×セツコに萌えられない奴は人間の出来損ない。だから死ぬべき
>>300 触れるな触れるな、どうせいつものキ印さんだ
男は黙ってNGワード、OK?
ところで、10何話だったかでバザーでセツコがチラムに絡まれる話があったんだが、その時桂がモームに悪戯してて気づかなかったら
セッちゃん輪姦された上にオーガス世界によくある洗脳装置にかけられてたりしたんだろうか
セツコには不幸系の陵辱が似合うと前々から思っているんだが
十中八、九犯られていただろうな。チラムさんマジ容赦ないから。時空崩壊後の混乱の中で美女が一人旅とかまず貞操狙われるよなぁ
大人しそうな顔であのおっぱいにミニスカで生足なんていう格好してたら襲われて当然です
けしからん
放浪ENDでのセツコは身体がボロボロでバルゴラはもちろん
そこらのMSやWMにも危なくて乗れないだろうし(操縦中に視力無くなったりしたらヤバい)
どんな風に生きていくのか想像するだけで大興奮
放浪が放尿に見えた俺は破廉恥かもしれんね
>>305 誰かに養ってもらうとか?
でも五感が危うくて不幸な女を好き好んで養う男は居ないだろうなぁ…
>>307 フフフ・・・君は納得しないだろうけど、セツコ、君は僕の可愛いお人形になるんだ。。
表現が気に入らなかったら謝ろう。だが僕は君を全身全霊を込めて愛するよ・・・
>>305 失明してオートコンパス使用のワッパで旅を続けます。
途中でオートコンパスが故障しても親切な少女に助けてくれるので大丈夫です。
流れも読まずに投下します。
俺とエクセレンは、並んでベッドに座っていた。
俺たちの正面にあるテレビの画面には、彼女が映っている。
男の上で裸体をさらし、快楽を貪るような動きで腰を振る。その度に豊かな乳房が跳ねていた。
『あぁん!良い!良いの!もっと突いて!キョウスケのステークであたしを突き殺してぇ!』
自ら胸を揉みしだき、更に激しく腰を動かすエクセレン。
『はぁぁぁん!そう!そうよ!もっとガンガン抉るように打ち込んで!子宮の奥まであなたのステークでかき回してぇぇぇっ!』
「――もうやめてっ!」
己の痴態に耐えきれなくなったのか、隣で悲鳴にも似た声が上がる。
俺はリモコンの停止ボタンを押して、ビデオを止めた。
「良い趣味だな……恋人との営みを記録しておくとは」
「どこで、こんな物を……」
横目で俺を睨むエクセレン。だが羞恥心ゆえか、その視線には力がなかった。
「どこで手に入れたかより、このビデオをどうするかの方が問題じゃないのか?」
俺はそう返しながら、彼女の肩を抱き寄せる。
エクセレンは床に目線を落としはしたが、嫌がる素振りはなかった。
「私を、脅迫するつもり……?」
「報告は兵隊の義務だ」
俺は彼女の耳元で、意味ありげにささやく。
「その義務を妨げようというのなら、それ相応の代償を支払うべきだろう?」
――バラされたくなければ、言う事を聞け。
要するにそういう事だ。
「――何をすれば良いの?」
エクセレンは目線を伏せたまま、かすかに震える声で尋ねる。
「脱げ」
俺が短く命令すると、エクセレンはすっと立ち上がり、ほんの一瞬だけためらう素振りを見せたが、すぐに意を決したように、服を脱ぎ始めた。
俺はその様をじっくり観察する。
軍服を脱ぎ、下着姿になったエクセレンは、許しを乞うようにこちらを見た。
「どうした?サッサと脱げ」
冷たく突き放すように言うと、エクセレンは目を伏せ、ためらいがちに下着を取り、生まれたままの姿を俺の目の前にさらした。
陶器を思わせる白い肌は、恥ずかしさでかすかに上気している。
悩み事とは無縁な明るい表情は消え失せ、追い詰められた小動物のように怯えきっている。
「つ、次は……どうすれば、良いの?」
裸になって、それで終わる筈がない。それくらいはわかっているらしく、エクセレンは次の命令を促す。
>>312 「しゃぶれ」
俺は立ち上がると、命令を下した。
「……はい」
エクセレンは小さく返事をすると、俺の足下に座り、震える手でズボンのジッパーを下ろし、俺の一物を取り出した。
「…………」
頬を赤らめ、熱っぽい視線で肉棒を見つめながら、白い指を絡ませてゆっくりとしごき始める。
柔らかな手のひらの感触で、既に膨らんでいた肉棒は更にサイズと硬度を増していく。
その様を眺めるエクセレンの呼吸が、かすかに荒くなっていた。
完全に肉棒が勃起すると、彼女は生唾を飲み込んだ後、大きく開けた口でゆっくりと頬張った。
ヌムムムッ……と唇が幹を伝い、根元の茂みにまで達する。
亀頭に喉の入り口の収縮を感じる。
次いで、唇はゆっくりと後退し、雁首の所でキュッとすぼまった。
エクセレンはその動きを、徐々に速度を上げながら繰り返す。その度に、舌が裏筋をこすった。
垂れたよだれが床に小さな染みを作る。
精液を搾り取ろうとするかのように、吸い付きが激しさを増した。
爆発が近い事を悟った俺は、エクセレンの後頭部に両手を添えると、荒々しく腰を振る。
「んうっ!?んぶっ!んん〜〜〜!」
苦しげに呻くエクセレン。
だがその声も、異物を排除しようとする口腔内の蠢きも、俺を高ぶらせるだけだ。
「出すぞ……飲め!全部飲むんだ!」
「んむぅ〜〜!」
何か言いたげにエクセレンの口腔が蠢いた瞬間、俺は欲望の全てを吐き出した。
逃れようとする頭を押さえつけ、精液を喉に直接注ぎ込む。
射精が終わり、手の力を緩めた途端、エクセレンは口から肉棒を引き抜き、その場で激しくむせ返った。
「げほっげほっ!うぇえっ!かはっ!えほっ!んはぁっ!」
ボタボタと床の上に精液を吐き出すエクセレン。そこに、周りを煙に巻く普段の面影など微塵も残ってなかった。
「誰が吐いて良いと言った!?」
金髪のポニーテールを掴み、無理矢理上向かせると、エクセレンは怯えの色をいっぱいに浮かべた。
「ご、ごめんなさい……!」
「――股を開け」
次の命令を下す。
彼女の怯える顔が俺の獣欲を刺激し、射精直後とは思えないほど肉棒も力を漲らせていた。
「ま、待って……せめてベッドの上で……痛い!」
抗議するエクセレンを、俺はグイッとポニーテールをねじ上げて黙らせる。
「ベッドの上でだと?人間様のベッドに上がるつもりか、この雌豚!」
>>313 叩きつけるように怒鳴る。
「め、めすぶた……!?」
その一語に、エクセレンは恐怖を忘れて、屈辱と羞恥に目を見開く。
「そうだ、お前は雌豚だ!誰の足下にでもひざまずいて、鼻面を伸ばして肉棒にむしゃぶりつく雌豚だ!見ろ!」
俺はベッドの上のリモコンを取り、ビデオを再生させる。
画面の中ではエクセレンが四つん這いになり、後背位で貫かれていた。
『ああん!好き!バック好きぃぃ!届くの!チンポが奥まで届くのぉぉぉ!』
己の痴態を再び見せつけられ、エクセレンは顔を背ける。
俺はポニーテールを掴んで、無理矢理テレビの方を向かせる。
「これがお前の正体だ!浅ましく快楽を貪るだけの雌豚、それが貴様だ!言え!私はチンポ狂いの雌豚ですと言え!」
「わ、私は……ち、チンポ狂いの雌豚です……」
「俺が良いと言うまで復唱しろ!」
「私はチンポ狂いの雌豚です!私はチンポ狂いの雌豚です!私はチンポ狂いの雌豚です!私はチンポ狂いの雌豚です!私はチンポ狂いの雌豚です!あうっ!」
目尻に涙を浮かべるエクセレンを乱暴に床に投げ出し、俺は無理矢理股を開かせる。
彼女の秘部は既に充分すぎるほど潤い、蜜を滴らせていた。
俺はエクセレンの上に覆い被さり、一気に貫いた。
「はうっ!」
体の下で、彼女は軽く仰け反る。
お構いなしにハイペースで腰を動かし、奥まで何度も突き入れる。
彼女の中は蜜で溢れかえり、俺の一物を処女のようなきつさで締め付けた。
「ま、待って!激しすぎ……!お願い、優しくして……!」
「黙ってろ雌豚!」
エクセレンの懇願を無視して、俺は更にペースを上げる。
「だめ!お願いやめて!そんなに激しくされたらおかしくなっちゃう!私、戻ってこれなくなっちゃう!」
なるほど、現に彼女は両足を俺の腰にガッチリと絡ませている。
肉体は、脅迫者である筈の俺を受け入れているのだ。ならば、このまま心もねじ伏せるだけだ。
「戻れなくしてやる……このまま、理性も何もかもなくしてしまえ!壊れろ雌豚!」
胸の奥の高ぶりに任せるがままに、俺は激しくピストンする。俺の腰が、俺の物ではなくなったかのようだ。
「いやぁぁあああ!許して!キョウスケ許してぇぇぇええ!キョウスケ!キョウスケぇぇぇええ!」
何度も名を叫びながら、エクセレンは俺を締め付ける。
「ひ、ひぃぃ!いく!いっちゃう!ごめんなさいキョウスケぇぇぇええ!」
>>314 叫びと共に、一際強い締め付けが俺を襲う。
次いで、エクセレンの肢体がビクビクッ!と震えた。
俺はとっさに肉棒を引き抜き、波を打つ彼女の真っ白な腹部に、大量の白濁をぶちまけた。
*****
熱いシャワーを浴びてバスルームから出ると、エクセレンがベッドの端に座って待っていた。
俺の姿を見ると、いつもの悪戯っぽい笑みを浮かべる。
「ねぇ、今日のシナリオはどうだった?キョウスケ」
「……貴様のノリに引き込まれたのは認める」
答える俺の顔は、恐らく仏頂面になっているだろう。
「そうよね〜、途中からキョウスケもすっかりノリノリだったもんね〜☆いきなり雌豚なんて言われてビックリしちゃった☆」
「……すまん」
やりすぎたと心から思う。しかし……。
「いい加減、こういうイメクラまがいの事をやるのもどうかと思うがな」
「何よそれ〜!まだ試してない脚本がたくさんあるのよ?」
エクセレンはプゥッと頬を膨らませる。
「……シチュエーションの趣味が悪すぎる。この前の近親相姦プレイに至っては、俺とお前が実の兄妹なんて無理がありすぎだ。だいたいタカヤとミユキって誰だ?」
「気にしない気にしない☆」
「お前はもう少し色々な事を気にしろ」
ケラケラと笑うエクセレンに、思わず溜め息が出た。コイツの考える事は、未だによくわからん。
夜の生活にマンネリを感じ始めていたのは確かだが、まさかこんな芝居をやらされるとはな……。
「とりあえず、私もシャワー浴びてくるわね〜☆」
そう言って、エクセレンは裸のまま、トコトコとバスルームへ入っていく。
その白い背中を見送りながら、俺はもう一度溜め息をつくのだった。
以上です。
小生のSSが皆様の自己錬磨の一助となれば幸いですm(u_u)m
空気読め
>>295 GJ!!です。
だめだw相手がシンにしか見えないwww
乙!しかし近親相姦プレイでタカヤとミユキってwなんつう人達をw
なんというマンネリ気味バカップル
超GJ
>>315 GJ!
しかしなんというオチwwwwwww
>>307 シンがザフトの退職金とバイクを持ってオーブに六角形のログハウスを立てる
あとは理解できるな?
>>323 シンとセツコで二人暮らしか
だがバイクとログハウスの組み合わせは不吉だ…
>>315 GJ!意外とノリノリなキョウスケに吹いたw
>>316 すまん、GJするのを忘れてた…orz
キョウスケと分かって読むとさらに面白いなw
ランドルートのセツコは、なんだかんだでピーター・サービスに入れてもらってそうだ。
そして偶然ランドとメールがギシアンしてる場面を見てしまうんですね
エーデルがルーデルに見えて仕方が無い漏れは駄目かも試練ね。
後10日くらいで解禁するからそういった話題は萌えスレまで取っとけ。
>>330 別に10日待って萌えスレでやらなくてもいいだろ。ここは禁止されてる事なんてない。
どこの萌えスレか知らんが、解禁ってなんだよ
セツコは百合もいけるなツィーネとかエニルとか
思いつくだけで話に膨らませれないけど
せっちゃんは幸せになるべき。
最終話後、一人放浪セツコとシンが久々に対面する
んでいろいろあってそのまま……という作品が見たい
>>330 そのKYぶりをお前の言う萌えスレに持ち込むなよ
>>330 迷惑なんだよ。このスレから出ていけ障害者
お前なんか生まれてこなければよかったんだからな。早く死ねやこの世の癌が
お前のような奴が生きられたら世界が迷惑する
まぁお前のような出来損ないを生んでしまった親もクズだがな。とりあえずお前は死ぬべき
>>316 ビックリするほどGJ
正直この落ちはあまり想像付かなかったんでやっぱりGJ
>>338 お前だ!そうやって何時も人を蔑み見下して!
人の痛みを理解できない奴は生きていちゃいけない存在なんだ!
ここから居なくなれーっ!!
もうシンもセッちゃんもピーターサービスに入社しちゃいなYO
ツィーネは変態と変態と変態と極めつけに変態なヤツしかいないカイメラの良心だな
エーデルはだんだんあんな性格にされてったみたいだけど
シン×セツコで馬乗りパイズリを夢見ます。
お前らシン×セツコもいいけどランド×ゲインも忘れるなよ?
ツィーネさんカイメラいるとき苦労してそうだな
クインシィ「勇との絡みは?勇との絡みをだせーー」
そのまま耐え切れずに「ランドさん、私にも……」となるわけですね
今の流れでイルイ×アラドって言ってみる実験。それにしてもアラドは幼子にもてますね。
352 :
名無しさん@ピンキー:2008/10/15(水) 20:13:41 ID:65k9CiYU
ではアイビス×カズマと言ってみる。
>>347 セツコとメールの二人がかりでは流石のザ・ヒートも自身がクラッシャーされそうだ。
前スレのSSが読みたいんだがまとめにまだ入ってないらしくて見れない…
まとめって誰がやるの?管理人?有志?
携帯の俺はどうしたって無理だが
いや、二人まとめてクラッシャーするかもしれん
アサキム×セツコとレーベン×セツコってどっちが凌辱度高いかな
>>358 精神的になら前者、肉体的なら後者(但しヘタれる&逆襲の恐れ有り)かと
シン×セツコ誰か投下してくれ
>>360 つ【言いだしっぺの法則】
まあ、一応こっちでも考えてはいるんだけどね…うまく纏まらないっていうorz
>>358 たぶんアサキムじゃね?
雪山イベント的に考えて
>>361 気長に待ってるから頑張ってくれ!
さぁて全裸になるか
ランド見てると大悪司を思い出す。
>>358 アサキムは性的暴行をしそうだけどレーベンはなぁ…
でも
「跪けっ!この雌豚が!」
とか言って顔を踏んづけてそうだよね
本性現したレーベンのキャラ覚えてないけど
本性レーベン;エーデル様最高!!エーデル様ハァハァ!!エーデル様マンセー!!全てはエーデル様のために!!
他の女?死ね。
>>365 一途も度が過ぎるとヤバいってことだよな
ある意味、ガロードやレントンの暗黒面のような存在だった
>>366 ガロード ティファが好き
レントン エウレカが好き
レーベン エーデルを盲信、心の逃げ場にしている
ツィー姉さんがレーベン君のリハビリ(性的な意味で)をしてくれる話とか
ランドとかゲインがレーベンを風俗に連れて行ったら、あとでその店が燃やされそうな気がする。
>>342 もっとサフィーネみたいな超々々が付くくらいのド淫乱かと思ったら
意外にまともだったな
他のカイメラがあまりに変人ばかりだったから、そう見えるだけかも知れんが……
悪の女というよりはダークヒロインって感じだった。
アサキムやラスボスよりはよっぽどまともだよな
露出狂女が一番まともな組織なんて救いが無さ過ぎるwwwww
どうにも乱交シーンが想像できない組織だよな
本スレでのせっちゃんのオナペットぶりが酷いなw
>370
サフィーネ様は処女なんだぜ、前は。
>>374 EXでモニカに心は処女とか言ってなかったけ
サドでマゾで淫乱なサフィーネ様
そろそろシュウさまと○○○○させてあげようぜ
とりあえずせっちゃん並に地味な格好をさせれば。
でもセツコって感覚失われていってるっぽいから性感とか失われないのかな
>>374-375 まあ、アレはどう弁明しても無理って感じのギャグだろw
大丈夫、たとえ感覚がなくなっても、
そこに愛があれば暖かい気持ちになれるから
セツコと聞いて思い出したが
>>36の続編はまだか!
レーベン×セツコって普通にするだけでもレーベンが陵辱されるシチュじゃね
シン×セツコマダー?
サルファのチュートリアル的な意味でヴィレッタ×アラドが読みたい
素晴らしいねw
性的快楽を得るのと子供を作る事だけがSEXではないという事だな。
乱暴だけど、かなり広く考えたら、ただ抱き合っているのだってSEXの一つの形だ。
何が言いたいかと言えば……そんな、プラトニックなシン×セツコがみたいですw
シン×セツコマダー?
シン×セツコマダー?
Z発売で勢いが付いたのは良いが
変なのが増えたなぁ
>>387 というより愉快犯が張り付くようになったんだろうな
わざわざIDまで変えてご苦労な事だ
空気嫁とかいわれるだろうがあえて言う
シンと仲が良い、カミーユとかグランナイツとかレイとかステラやルナに嫉妬して
そして、シンを自分のだけの物にしようと、シンを薬で眠らせ、拘束して逆レイプするヤンデレセツコさん
と言う毒電波を受信した
………言い出しっぺだけど、文にはできない
結局グラストンナイツって全部で何人だったんだろうな
>>389 おそらく荒らしたいのが本音だからシン×セツコを控えると荒らしの思う壺。気にしないでいいと思うよ
>389
それが、空気だ。
フレイ・アルスターが遺した……な。
因みに、種死の真のヒロインはコニールたんなのでお忘れなく。
「と言うわけでシン、この子の初めても貰ってあげて?」
「それ既にスパロボでないよセツコさん!?」
【スレ違いでごめんなさい】
何が言いたいのかわからん
空気と言えばヒューゴだな
彼は作中でアクアと恋人同士になったわけではないのに、
ヒューアクはそこそこ認知されているよな
戦闘中の掛け合いとかエンディングの会話とか
妄想の余地が充分あるからな
>>391 なんでここの連中はこういう考えしか出来ないの?
>>396 じゃあお前はどういう考え方をすれば満足するの?
フレイと言えばカズマだな。あの二人のやりとりはとても印象に残った。
まぁ、Wのフレイは、もはやフレイという名前の別人だけどなw
だがそれがいい。
>>398 それ、自分もそう思った。あの雰囲気は、カズマに気がありそうな感じだった。
そういえばどこかで、バレンタインにフレイからチョコが送られてきて大喜びするSSを見かけたな。
>>396 なんでもかんでも実際そう言う奴が過去にいたからに決まってるだろjk
アサキム×セツコが読みたい
なんか物凄いやつ
シン×セツコが読みたい
なんか甘いやつ
アサ×セツはトビーが死んだあたりの所とかすごいボッキもんだしな。
あのまんま拉致られてすごいプレイしてほしい
アサキムとセツコはエロにしやすそうだよな…
アサキムは発言が厨だから、良い思いさせるのは何か癪。
いい思いさせるのは嫌だけど、美味しいところを持っていかせやすい立ち位置
何となく言いたい事はわからんでもない
あの笑顔見てると蹴り飛ばしたくなるよなww
DQ6のドランゴ引換券みたいな位置ですね(声優も同じだし)
純愛=シン×セツコ
陵辱=アサキム×セツコ
両方=レーベン×セツコ
これでいい
シン×セツコマダー?
レーベン×セツコで純愛は無理だろjk…
両方=ツィーネ×セツコ
これで。
レーベン×セツコで純愛は興味深いなぁ
レーベンは痛い子だからセツコがカウンセラーみたいな感じになるのかな
>>412 カウンセラーする前に、レーベンにフルボッコされそうだが…>セツコ
本性出したレーベンは、女性も平気でぶん殴りそうだし。
だからここはツィーネ×セツコで。
カウンセラーか
ボロボロのレーベンをセツコが拾うとか
やりようによってはエーデル様からセツコ様に刷り込んだりもできそうだな
MC系はちょっと…、と思ったが、冷静に考えたら
レーベンが刷り込まれるのか。
存分にやりたまえ
>>389 見たい、凄く見たい
セツコ「私はもう誰も失いたくないから…だからシン君は離さないよ」
んで出撃以外は風呂だろうが何だろうがシンから離れず、他の女を寄せ付けないセツコ希望
>>416 わっふるわっふr…
せっちゃんならルナマリアとかとも仲良く関係維持出来そう。
シン×セツコ&ルナ&ステラを推す
六つもあるなんて、シン羨ましすぎだろ・・・
小ネタ。
アイシャ=リッジモンドは、プライド高く、故に妥協を許さない女である。
――何事も、完璧でなければならない。
貴族というものはそういうものだと幼少の頃より、親や周りの者から教えられてきた。
それは、恋愛に関しても同様である。
惚れられても惚れるな、己の理想を惹きつけろ。これは、母からの教えである。
「……それが、これですか。私は」
「どうかしたかい、アイシャ」
深夜。艦内の歓談室で、ふたりは赤いソファに腰掛けて談笑していた。
その内容は、別に取るに足らない大した話ではなかった。
それでも、アイシャは楽しんでいる自分に溜息を溢す。どうして、自分はこの男に惹かれてしまったのだろう。
自分に向けて微笑みかける彼の顔が、能天気に見えてしまい、憎らしく思えてしまう。
「いいえ、何でもありませんわ」
――顔を覗きこむ彼に、簡単に返答。
「そうか、それならいいけど」
そして、彼は再び話を続ける。やはり内容は色恋沙汰とは程遠い日常的なものであった。
そこに色気を期待するほど彼女は盲目にはなっていなかったが、やはりこうして話をするだけでも
気分が楽しくなってしまうのは、きっと彼の話術によるものではないと、はっきりと自覚していた。
話術だけで言えば、彼はどちらかというと話し下手であるし――、これも惚れた弱みというものであろうか。
そう、彼と出会った当初こそ、アイシャは彼、アークライト=ブルーのことを得意としていなかった。
どこか線の細く頼りがいのない男だと思っていた。それも下級市民。
自分と彼の生活はかけ離れているものだと思っていたのだ。
それは差別とか、そういう問題ではなく、事実として貴族と市民との暮らしは違っていたのだから。
故に、思考や行動、生活様式、そのどれもが異なりお互いに理解が出来るはずもない――
そんな先入観が、彼に対する印象を刷り込ませていたのだが…それは違った。
「アークは、本当に面白いですわね」
「そうかな?」
「そうですわよ」
もちろん、性格のことを言っているのではない。アークライト=ブルーという人間そのものについてだ。
見かけによらず彼の背景には、重いものが圧し掛かっている。今でもなお、それを気にしている節がある。
だが、それでもその重さに押しつぶされず、こうして戦いに身を投じている。戦場には哀しみしか生まれないと知っていても、だ。
――以前、『何故、戦うのか』そんな質問をしたことがある。
彼は少しだけ悲しそうな笑みを浮かべて、こう答えた。
『大切な人との約束を果たすため』だ、と。その『大切な人』とやらが、誰なのか尋ねるほどアイシャも無神経ではなかったし、
その表情に浮かんだ悲しみを見れば、その言葉にどれだけの重い意味があるかは、理解できた。
戦いに慣れない、それも成年に満たない少年がその言葉を口にするその意味は、それだけ彼にとって重大だったということだ。
ただ、その反面――、彼はどれだけ孤独の中で生きているのだろうと考えることがある。
聞けば、幼い頃に両親を失くし、その後育ててくれたおば夫婦も失くし、そして…
何度も彼は親しい人たちを失くしていた。もちろん、戦時下において彼のケースは別に珍しくないだろう。
――彼が他の人間と違うのは、それでも戦いに臨むその姿だ。そこには強い思いもあるのだろう。
だからこそ、心配になることがある。その戦うなかで、心が折れたりしないのだろうか、と。
「…だからこそ、こうして気にかけてしまうのかもしれませんわね」
「何の話だ?」
「いいえ、こちらの話ですわ」
そっとアイシャはアークの手の甲に自分の手を添える。微かな温もりと感触が、彼の頬を紅潮させる。
そんな彼に微笑ましさを覚えて、くすりと微笑しながら首を傾ける。
「…あなたみたいなどんくさい方は、私がしっかりと面倒を見なければいけないと思っただけです」
「はは、それはどうも」
どうやら彼は、いつもの軽口を叩いたのだと勘違いし、先ほどの照れはどこへやら。にこやかな笑みを浮かべている。
……彼のこういうところが、いつもアイシャをやきもきさせる。
この男に恋愛感情というものはあるのだろうか。自分を仲間としてしか見ていなく、女性としては見てくれていないのではないか。
そんな不安に駆られることもしばしばある。そんなところもまた、彼の長所でもあるのだが。
どこか間の抜けたところが、微笑ましくあり、どこか安心させてくれる。
―――そんな彼に、私は惚れてしまったのだろう。
そう自覚すると、急に頬が火照ってしまった。
「どうかした?」
「な、なんでもありませんわよ!」
こういうときだけ、なぜ勘が鋭いのだろうか。このニュータイプは。
その勘の鋭さを恋愛感情に少しは向けたらどうなのかしら。
心配そうに顔を覗き込んでくる彼の表情に、そんな不満をぶつけようとしたがすぐに霧散してしまった。
だから、こんな言葉がついてでた。
「…この、お人よし」
頬を膨らませながら、ぼそりと呟いた。アークは一瞬きょとんとした様子だったが、すぐに笑みを浮かべる。
「あはは、何のことか良く分からないけれど…でも、俺のことを気にかけてくれるアイシャも相当なお人よしだと思うよ」
「……わたくしが?」
意外な評価だ。むしろ自分は性格がキツいと言われる方である。
年少の頃から厳しく育てられてきたアイシャは、自分にも他人にも妥協を許して来なかった。
たとえ、それがその人間のことを思って発言したことだとしても、それがキツいと評価されるのは当然だと思っていた。
だが、この男は『お人よし』だと評価した。怪訝な表情を浮かべてしまう。
「……今まで、色んなことがあった。本当に色んなことが」
「………」
色んなこと、それは彼が戦場に立つきっかけから、あのゲリラの少女の死まで様々なことが含まれていることは、
アイシャにも容易に想像できた。
「一時は塞ぎこんでたこともある。…でも、みんなはそれでも俺を見捨てなかった」
「見捨てるなんて、そんな…」
迷いや失意は、戦場で自分自身やあるいは仲間を危機にさらす。
だから、場合によっては彼が戦艦から降ろされる可能性はあった。それでも彼が戦意を取り戻し復帰出来たのは…
「…あいつとの約束があったから。そして、君たちが俺のことを気にかけてくれたから」
そう、彼はすべてを失ったわけではなかった。失ったのは確かに大切なものだったかもしれない。
だが、その失ったものを埋めるようにアイシャたちはアークに気をかけてくれていた。
その当時こそ、余計なお節介だと思ったりだとか、その優しさを実感出来なかったが、
今冷静になってみればそれがどれだけ、貴重だったのか分かる。だからこそ、彼は立ち直り、今此処にいるのだ。
「今更だけど、ありがとう。…君たちが、俺の仲間でよかった」
…反則だ。
淡い笑顔はまるで闇夜を照らす月光のように。その瞳は柔らかくアイシャに向けられている。
その表情で、そんな言葉を言われたら―――。
「本当に、面白い人ですわ。貴方って人は」
くすりと笑みを浮かべる。本当に世話のかかる男だ、こいつは。
戦場で勇ましい姿を見せたかと思うと、こうしてすぐに自分の胸の内を他人に漏らしてしまう脆い部分もある。
……そんな脆い部分を見せてくれるのは、やはり仲間だからだろうか。それとも――。
「期待のし過ぎはいけませんわよね」
ふぅ、とため息をこぼす。アークはきょとんとした様子でこちらを眺めている。
仕方がない。この鈍感で天然な彼には少しばかり悪戯を仕掛けてやろう。
「期待って何を―――」
「――こういうことですわよ」
悔しいけれど、こうでもしないとこの男には通じないかもしれない。
しっかりと逃げないように、彼の顔を捕まえると顔を近づけて唇を触れさせる。
…緊張で自分のそれが震えているのが分かった。そのために若干唇がズレてしまったのも。
少し格好のつかないキスだったが、乙女心を理解しないこの男にはこれぐらいが丁度いいかもしれない。
「あ……あいしゃ…?」
「これで少しはもう少しわたくしへ勘を働かせてくださいな。わたくしの唇はそんなに安くありませんので」
緊張のあまり、声が裏返ってしまっているのが分かる。
ああ、落ち着きなさい。そう自分に命令しても、顔は熱く火照り、心臓はばくばくと鳴る。
――このときは、彼女は意識することが出来なかったが、アークもまた同じだったのだ。
彼女が、女性として魅力あることには以前から気付いていた。
誇りを持ち、妥協を許さないその姿は凛として気高く美しかった。
それでいて、時折見せる乙女の恥じらいは女性らしい可愛らしさもあり、心を惹きつけられた。
だが、その時点まで――、彼は無意識のうちに彼女を恋愛感情の対象として外していたのだ。
(……また失うかもしれない)
そう、そんな不安が彼女を女性として見るたびに胸中を過ぎったのだった。
今まで何度も大切な人々を失くしてきたアーク。
そのことに対して、仲間や彼女自身の励ましもあってか、悲しみに溺れるようなことはなかった。
だが、同時に同じような想いを繰り返したくないという怯えが意識外の自分にこびり付いてしまっていたのだ。
そんな自分が彼女をひとりの女性として好きになっていいのか―――、そう言葉にしたわけでもそう意識したわけでもないのだが、
そう思うときほど、彼は『大切な仲間』として彼女を見るようになっていた。それが良いのか悪いのかは別として。
だからこそ、このような彼女を『女性』として意識をせざるを得ない彼女の行動は、
アークにとって頭を打たれたかのようなものだった。もちろん、気恥ずかしさや嬉しさを感じた。
だが、それ以上に今まで感じたことのない『独占欲』と言った物が衝動的に彼の中に襲い掛かっていた。
「アイシャ……っ」
「ひゃっ!? あ、アーク……?」
気がつけば、彼女の体を抱き締めていた。抱き締めてみると、思っていたよりも彼女の体は細く、
ふわりと広がる髪からは女性らしい香りが漂い、鼻腔を擽った。
「……ごめん。でも、俺……」
彼女は自分のことを想ってくれている。それが分かっているからこそ、彼はその感情を抑え切ることができなかった。
驚いている彼女の意思を無視してでも、彼女を捕まえていたい。彼女が傍にいるということを感じていたい。
――そんな欲求が、今までアイシャを恋愛対象として目を逸らしていたが故に、今ここで一気に襲い掛かっていたのだ。
「あ、あの、その……わ、わたくしも突然せ、接吻などしたのですから、お互い様ですわ」
「…そんなこと言ってると、これ以上のことするかもしれないぞ?」
「こっ…これ以上………!?」
アークは言いながらも、エスカレートしていく己の気持ちを制御出来るとは思わなかった。
失いたくない。
彼女を求めてもいいと言うのであれば、もう二度とそれを離したくはない。
彼女がどこにも消えてしまわないように、その身体もその心も、すべて。
そう願うように、アークはアイシャの身体をさらに強く抱きしめた。
いつか書いたアーク×アイシャの小ネタの前日談。
続きは書いているけれど、どこまでいくかは分からない。
…というか、エロい描写ができない。気恥ずかしくって。
そういうことで予定は未定。ブラッド×マナミも書きたいけれど、ネタがでない。
というか、ふたりの口調がいまいち分からない。そして早く終われ俺。
>>424 がんばれよ。
俺だってまともにエロシーンを書けないけど頑張って今まで二つぐらいやったんだ。
あんただって出来るさ。
>>424 内容はいんだけど何でこう誘い受けするかな。余計なあとがき書くなよ
がんはれとか続きwktkとでも書いてほしいの?
つうか未定なもんを何で投下したの?
>>414 レーベンがセツコにほだされたらレーベンとアサキムで血みどろの争いが勃発しそうだ
それはそれで見てみたいが
その前にガチホモにせっちゃんの命が狙われないか心配です
ジエーデル×セツコで
あの変態、エンディングの後にも残ってるよな
再終話でスフィアに命を吸わせたセツコが
身体機能の殆ども記憶の大半も思考力も失って、
それでも生き続けなければという思いだけは残っており
自身の名前も忘れた状態で街娼やってる設定でお願い
身体機能の殆どを失った人間が身売りをやれるという謎
>>424 あんまし有名なキャラじゃないからコメントが少ないのかな…
だが俺は続きを待ってるぜ!
>>426 とりあえずお前は何様(ry
>>432 単に未完だからだろう。完成すれば感想も付く…と思う
>>424 そんな事言わずに頑張ってくれ
俺は全裸で待ってるから!
>>435 お前さんに言うのもアレかもしれんが
荒らしとまっとうな指摘の区別くらいつけたほうがいいぞ
言い方は悪くても内容はうなずける場合だってあるからな
まっとうな指摘なら言い方ももっと考えるだろうね
>>436 良質な指摘と悪質な指摘の区別ぐらい付けようぜ?
言い方が悪い時点でまっとうな指摘からはほど遠くなるんだよ
>>433…何か悪い処があるのか…俺にはいっちょんわからん…
>>437-438 書き手ならともかくそこらの木っ端読み手にそこまで日本語力を求めるのが間違いだろ
匿名掲示板のレスでいちいち言い方なんぞ考えてるやつの方が少ないわ
>>440 別に日本語力なんぞ何一つ問題にしちゃいない
問題なのはこのスレの微妙な空気を読めずに
>>426みたいな事を言う空気の読め無さ加減なんだよ
別にチヤホヤしろとまでは言わないが
もう少しオブラートにくるむぐらいの事はしてくれと
>>420-424 アークとアイシャは想像したことなかったから新鮮だった
アイシャの慣れてなさと強気な口調のギャップが可愛い。GJ!
続き待ってるよ
447 :
名無しさん@ピンキー:2008/10/19(日) 15:09:44 ID:DWK2gxMv
内容は真っ当な指摘だろ。
言い方に気をつけろって言うだけでいいのになんで荒らし扱いなんだ?
自分の好みを他人に押し付けようとしているだけで真っ当でもなんでもない。
>>447 荒らしとまでは思わんが真っ当な指摘だとも思えん
書き込んだ人間の意志など関係無く
そのレスが発端で荒れたら荒しだからさ
逆に言うと荒すつもりのレスでも全く荒れなければ荒しじゃないのさ
>>448 「誘い受けは嫌がる人もいるからやめた方がいい」と言えば聞こえはいいが
実際は「大声で騒いでるとあそこの怖いおじさんに怒られるよ」だのと
他人を盾にするばかりで自分の子供もろくに叱れない親と同じじゃないか
誘い受けはウザイからやめろって意見の方が
他人をスケープゴートにしないだけよっぽど主張として真っ当だわ
>>450 その結果論的観点で言えば
どのレスが発端で荒れるか分からない以上
誰も何も書き込むなということになるんだが
こうやって俺が噛み付いていけばお前のレスだって荒らしになるぞ
>>452 とりあえず落ち着け
今のお前は荒らし一歩手前の存在だぞ
64って何気に人気あるよなぁ
しかし話題に挙がるのがアークばっかでブラッド不人気な現状
>>451 誘い受けするなって言っただけでそんな事言ってないように見えるが
取り敢えずもう少し皆落ち着こう。
中途半端な作品を投下するのは嫌われる行為だし、他の職人が投下し難くなるんだよね。
>>420 イイヨイイヨー
実は64ほとんどやったことがないので大きな声では言えんのだが、実に素晴らしい
こう、思わず転がりたくなるというかなんというか…とにかく素晴らしい。何を言っているのか分からないと思うが俺にも(ry
出来ることなら続きを書いてくれると嬉しいぜ、待ってるよー
で、こっからは何の関係もないレス。
昔っからスパロボオリキャラで不幸な奴って言ったらアーク/テュッティあたりが筆頭だったんだよね。あと、サルファ発売前は親分も入ったり入ってなかったり。
ここでこの人らの輪の中にせっちゃん放り込んだらどうなるんだろう?
>>459 なんか酒飲みながら親分がセツコの愚痴を延々と聞いている絵が浮かんだ
親分下戸だから一口飲んだだけでぶっ倒れるお
不幸あるいは境遇がハードなキャラ
ケイジ・タチバナ、テュッティ(惚れた男が死ぬ的な意味で)
ヒューゴ、アーク、セレイン、セツコ、セレーナ
こんなとこだな。OG3でこいつらを固めれば恐ろしいことが起きそうだ
>>462 アークは自分の周りの女性キャラが次々と死ぬから不敏で仕方ない
>>462 かつての仲間たちは死亡フラグの見本市とまで呼ばれたカルヴィナを忘れないでください
465 :
名無しさん@ピンキー:2008/10/19(日) 22:14:47 ID:LWswahMR
なるほど、つまり下戸な親分が飲んだ瞬間に倒れてセツコのおっぱいにダイブするんだな?
なんつーか…アクエリオン乗っけたら「不幸最底拳」が使えるかも知れんなそいつら
467 :
名無しさん@ピンキー:2008/10/19(日) 23:08:55 ID:pH3b9As7
大丈夫!
きっとレイカが不幸断絶拳でみんなを幸せにしてくれるよ!
寝る前に
全うな意見も言えない出来損ないの
>>426は死ぬべき
読み手は読み手らしくGJしてろ。
読み手は読むことしか出来ない。書き手は読むことも書くことも出来る。
これが書き手と読み手の絶対的な差だ。意見とか書きたいならSS書いて投下してから書くように。
読む事しかできない奴は出しゃばるな。
ついでだから雑談はレスの無駄。書き手の足を引っ張るな
>>468 お前もGJしてないけどな
いいかげんスレ住人のフリして荒らし回るのはやめなさい
どうせなら他のエロパロスレに行きな
やっとセツコクリアしたー
アサキム×セツコは純愛でもイケる気がする終わり方だったな
実は
>>468が荒らしだったってオチか。自覚ないのかもしれないから言っとくが、お前が消えろ
追い出すとか死ぬべきとか言いだした時点でいつものアレだと気付きなさい
>>471 いやいやいやいやwww
むしろEND後ならセツコ×平行トビーじゃないか?
それか妄想を使ってセツコ×シンinオーブとか
>>468 まったくだな。
そして
>>426のような奴に限って誘い受けやら投げ出しをするから始末が悪い。
読み手としても書き手としてもクズな奴はいなくなればいいのにな本当。
マジメにやってる人間からすれば迷惑だ。
477 :
名無しさん@ピンキー:2008/10/20(月) 00:37:56 ID:/XwINUnl
セツコ×エーデル
>>477 なんという困難な組み合わせwだがそれがいいw
すまん、あげちまった orz
>>477 多次元世界の最後の決戦から一週間後、軌道エレベータ付近を漂っていた脱出ポッドが
回収された。しかし、その中からは驚くべき人物…エーデル・ベルナルが瀕死ではあるが
救出されたのであった。
「エーデルさんの身柄を私に預からせてください」
「セツコ、あいつは傀儡だったとはいえ、お前を苦しめた一因なんだぞ。それを…」
「彼女は…彼女は、自分のやってきた全てを否定されました」
「セツコ…」
「自分の記憶が全て作り物で、信じてきたものを奪われたんです。」
「…彼女はあの時のショックで、全ての記憶と経験を失っているそうだ。人間でいう”幼児退行”を通り越し、
赤ん坊と同レベルの知性になっているらしい。それでもいいのか…?」
「過去の業がそれで清算されたならば…これからは私と共に歩み、育めばいいのです」
「わかった。そこまでいうのであれば…」
と、こんな感じで。下の世話から始まって、色んな教育まで面倒をせっちゃんに見させる、と。
>>480 触るな。
頭がかわいそうな奴なんだよ。
これは黒のカリスマのワナだな
あまりにも杜撰だけど
>>479 ある日、マイーレビ状態(退行人格はそのままに、かつての人格と記憶戻る)になって自分のやったことに錯乱するエーデル女史
などと言うのを思いついたが、そこからどう展開するかが難しい
>>482 混乱して泣きついてくるエーデルを、セッちゃんが(性的に)慰めて落ち着かせる、あるいは意識を逸らさせるとか?
試しに黒のカリスマ=ルルージュと想定してオリ、種死キャラと絡ませたSSが見たい気がする
どうせ何時かは参戦すんだし
>>482 赤ん坊をあやす方法といえば、抱きしめてあげて
心臓の鼓動を聞かせる→授乳だな。
セツコと一緒に風呂へ入って背中を洗って貰っている
最中、ふと鏡を見るエーデル。そこにはかつての歪んだ
表情の自分がいた。恐怖にかられた彼女は赤子のように
泣き始める。
突然のことにうろたえるセツコ。しかしそれは、彼女の
母性本能と、もうひとつの欲求をも目醒めさせるきっかけと
なったのだ。本能のままにエーデルを優しく抱き締める
セツコ。そして、彼女は自分の乳房をエーデルの
口元へそっと差し出して…
うーむ、難しいな…
キモ
このスレ見てる時点で自分も十分キモいんではないだろうか
アサキム
レーベン
ジ・エーデル
セツコを一番なかす事が出来るのは誰だろう
似た境遇を生きたシンが優しい言葉を投げかける
↓
セツコさん号泣
え?「泣かす」の意味が違う?
セツコを一番いい声で鳴かせられるのは?
ランド氏のジャイアントレンチだろう
シンのアロンダイトだと言って欲しいのか?
そんなイメージないけど
セツコは感度がいいからアロンダイトでもひんひん言いそう
ネゴシエイターのサドン・インパクトでいいよもう
シンのはアロンダイトじゃなくてフラッシュエッj(アンタッテヒトハー
ツィーネのエリファスは実にそのまんまペニバ…
お前ら、加減無しのバルディロイザー喰らいたいか・・・?
>>488 1日目(朝) 所持金:$10000
セツコ 調教中 調教者:アサキム
体力[********************************](2000/2000)
気力[********************************](1200/1200)
快C 0-> 0J 快B 0-> 0J 欲情 0-> 0J
快V 0-> 0J 快A 0-> 0J 潤滑 0-> PLv 0
恭順 0-> 0J 屈服 0-> 0J 習得 0-> 0J
恥情 0-> 0J 恐怖 0-> 0J 苦痛 0-> 0J
反感 0-> 0J 不快 0-> 0J 抑鬱 0-> 0J
射精[................................](0/20000)
-------------------------------------------------------------------------------
愛撫[ 0] クンニ[ 1] アナル愛撫[ 2]
自慰[ 3] 胸愛撫[ 5] キスする[ 6]
何もしない[ 7] 指挿入れ[ 8] アナル舐め[ 9]
ローター[ 10] アナルバイブ[ 12] アナルビーズ[ 14]
正常位[ 15] 後背位[ 16] 手淫[ 25]
フェラチオ[ 26] 騎乗位[ 29] スパンキング[ 34]
鞭[ 35] 針[ 36] アイマスク[ 37]
ローション[ 44] 媚薬[ 45] 利尿剤[ 46]
ビデオカメラ[ 47] 罵倒[ 58] サラシ[ 60]
触手召喚[ 72] 写真撮影[ 88] 蝋燭[ 89]
強精神薬[ 90]
履歴表示[800] 汚れ表示[801] 能力表示[802]
能力表示(マスター)[902] 調教終了[999]
こんな感じですね、私は作りません
era自重
・・・・・・さて、まず誰を助手にするべきか
助手といえば
ジョシュア・ラドクリフ
誰が上手い(ry
ジョシュアに和姦以外求めるのが無理かと…ラキの嫌がる事をしそうにないし
性格改変なんてエロパロじゃ日常茶飯事じゃないか
誰か、マサキとアキサムが出会うSSないかな?
その日、運命に導かれ、彼らは出会った
マサキ「…!」
アサキム「…!」
ヒルキム「…!」
ヨルキム「…!」
完
味覚が無いので水と酒を勘違いして飲んでしまい、
シンあたりを襲ってしまうセツコさんが見たい
シン×セツコマダー?
せっちゃんは同人誌が陵辱ばっかになりそうで可哀想だな
まあ似合ってるからしょうがないか
クスハと同じ運命ですね
まあ似合ってるからしょうがないです
でもクスハやゼオラとはまた違う系統の凌辱キャラだよねせっちゃんは
シン×セツコがネットで盛り上がったところで、同人誌は出ないだろうからなぁ
そういえば、クルーの部屋割りってなんかあったっけ?
IFルートだとシンは誰と同室だったか忘れた。カミーユ?
女キャラも特に記述はなかったような……
なんとなくだけど、ティファとパーラっていっしょの部屋の気がする。
え?パーラが参入するまでは誰とだって?そんなの決まっているじゃん、ガr
つまりパーラ参入後は毎晩3P
DXとGファルコンが合体する度に気持ちいい
スパロボZのパーラは意外な伏兵だったな…
まさかあんなカットインがあるとは…
>>518 でもいざシンに挿入されると攻守逆転されちゃう不幸なセツコ
「私の方が年上なんだから」と、拙い手つきで精一杯の愛撫をするセツコ
しかし、与えられる快感とか必死な姿とかを見て理性をガリガリ削られるシン
で、騎乗位で挿入した瞬間種割れ、いいように啼かされてしまうセツコ
…OK、ちょっとトイレ行ってくる
……イカの臭いがするな
いまさらだけどセツコ半端ねえな
虐められ中の顔がエロすぐる。コスはエロくないのに興奮しっぱなしですよ
マサキムじゃなくても虐めたくなるってもんだ
顔もだが台詞もヤバい。
「助けて!誰か!誰かあぁぁっ!」とか「もうやめてえぇ」とか「いや…来ないで」とか言っちゃうんだぜ?
これは相当嗜虐心そそる。
俺は幸せにしてあげたいけどね!
雪山のあれはセリフだけみるとレイプにしか見えないという
セツコは気迫持ちだから開幕は強いよ
でも反撃+10%で戦意高揚なシンは後半戦で一気に盛り返すよ
>>525 シンが魂を、セツコが感応を使い無事妊娠ですね、わかります。
セツコが直感を使っておけば回避可能
集中+直撃+魂で逃げる暇も与えずに…
ゼオラやクスハは薬とか使った多人数レイプで堕ちるとこまで堕としたいけど
セツコは単体レイプでひたすら絶望を与えたい
絶頂するなんてもってのほかだな
おまいらセツコを幸せにしてあげようとする気はないのか
不幸のドン底まで行けばその後の幸せタイムでニヤニヤできるじゃないか
まあ幸せの後また落とすんですけどね
セツコは次出た時に強キャラになっちゃってるととてもうれしい
最後は幸せにしてくれないと嫌だが
薬で幸せにするとか
完全に調教開発し尽くして幸せにするとか
アサキムorブレーカーたちにレイプされる(されそうになる)
↓
トビーorシンが助けにくる
↓
ラブラブな雰囲気でセクロス
こういう事か
ジエー博士が助けに来る
>>535 事後のベッドで隣を見ると男がアキサムに変わってるんですねわかります
>>537 だから幸せに(ry
もーここは、大切な人(たち)を失ってしまった繋がりでツィーネと絡めるしか!
>>537 ハルサムとナツサムとフユサムもいるんですねわかります
ほんま朝金さんは鬼畜やでぇ
>>535 セツコ「ごめんね…初めてじゃなくてごめんね……」
シン「セツコさん、俺は…それでも俺はっ!」
シン×セツコスレ立てようか?
>>542 ロボゲ板に既にあるスレじゃダメなわけ?
エロパロ板でってことだろう
重複スレで速攻削除ですね、わかります
ところでツィーネ×セツコは?
ツィーネ×セツコもいいよな。
敵対時なら過激な拷問・調教で
仲間なった後なら盲目のセツコに手取り足取り女の悦びを教えるってとこか。
仲間になった後なら、むしろ影に日向にいろいろ助けてそう。
549 :
36:2008/10/23(木) 04:10:38 ID:RZvUV5dQ
やっとゲームクリアして、何となく前回の対になる感じの56話後のシン×セツコを思いついたので書いた。
シン視点。前回同様、前フリ長いのと、純愛や版権×オリキャラ駄目な人はスルーよろ。
あとビッグオーがアーガマに入るのかよというツッコミは承知の上。
純愛シン×セツコ「すれ違い」1/13
無重力の中、手足と壁を使って方向転換をしながら、アーガマの通路をシンは進んだ。
絶えず循環していく冷たい空気の中で、左右を見回し、求める人影を探す。しかし見つからぬまま、格納庫へと
到達した。
そこは、さながらもう一つの戦場だった。
先刻の戦闘の爪痕をそこかしこに残した多くの機体が、急ピッチで修理作業に入っている。あちらこちらで整備士
たちによる資材や時間との戦いが繰り広げられ、その作業音と声で、自分の声さえ聞くのが難しいほどの雑多な
喧騒ができあがっていた。
その中をかいくぐるように通り抜け、シンは求める機体の前まで辿り着いた。
コクピットに向かうまで、あともう床を一蹴りといったところで、不意に背後から声をかけられる。
「やあ、シン・アスカ。皆とは和解したのかね」
唐突な呼びかけに、シンは振り返った。
整備を終えたところらしいロジャーが、奥からやってくるところだった。背後に、彼のみが操ることのできる
ビッグオーが、格納庫の一角を占拠する格好で鎮座しているのが見える。
何気なく問われた内容に、シンは反応に悩み、口をつぐんだ。
自分とZEUTHの和解という結果を、この眼前の交渉人が是と思っているのか、それとも非と断じたいのか、
泰然とした声からでは一概に判別できない。
「……セツコさん、見ませんでしたか」
薄い緊張を覚えながら、シンはあえて別のことを訊ねた。
元々あまり会話をしなかった間柄のせいか、対峙すると反射的に気後れが生じる。力関係や派閥といったものでは
なく、単純に日常会話をするか否かという部分で親近感の度合いに差は出てしまう。年長組や若者組という風に
明確に色分けているつもりはないが、ZEUTHの中でもシンが気安く喋れるのはやはり同年代が圧倒的に多かった。
「彼女ならまだバルゴラかもしれない。整備前に手伝いは必要かとノーマンが声をかけたが、もう少し一人で調整
すると言っていたそうだ」
「そうですか」
ならば、まだあそこにいるのかもしれない、とバルゴラのコックピットを見上げる。
「デスティニープランに、君は未来を見たかね?」
ごく何気なく放たれた問いに、シンは動きを再び封じられ、振り返った。
ポーカーフェイスを駆使するのが交渉人の必要最低条件だと理解はできても、実際に自分が見定められる側に
あると思うと、反応に躊躇する。
「……あんたから見れば、一度でもあれにすがった俺は、有罪ですか」
「いや」
彼は悠然とした笑みと共に、緩やかに否定した。
「君が信じようとした理由を、私は多分、理解できる」
「え?」
「逃れようのない悲しみを、それで救えると信じたかったのだろう?」
これほどの喧騒の中で、彼の声はそれだけが独立した特殊な旋律のように、耳に届く。
「だが現実から目を背けることは、結局何の解決にもならない。問題を先送りにすればするほど、むしろ取り返しが
つかなくなる一方だ」
「俺が選ばないって、最初から分かってたみたいに言うんですね」
「そうだな、そんな気はしていたよ。行き着く先をもう知っている君だ」
浅く、かすかに遠くを見る眼差しで、彼は苦みばしった笑みを見せた。そして悠然と去っていく。
一方的に示された理解に顔をしかめ、シンは唇を噛み締めた。
振り捨て、床を蹴る。
メインカメラを生かしているなら外が見えているだろう。そう軽く考え、コックピットキャノピーをノックしてみる。
「セツコさん」
わずかな時間を空けて、音を立ててキャノピーが空いた。
「シン君?」
身に纏っていたパイロットスーツは既に脱いで脇に追いやり、軍服にスカートといういつもの身軽な格好で
操縦席に座っていたセツコの目が、シンと合う。
セツコの身体に怪我がないことに思わずほっとした瞬間、ほとんど誤差なく、セツコの瞳がシンの全身を頭から
足元まで一度見やり、同じようにその細い肩が緩んだ。コンソールを操作していた指が置かれる。
が、そこから何を話せばいいのか躊躇する気配が生まれ、彼女が遠慮がちに微笑んだ。
「……もう、皆とは話した?」
「はい」
「怪我はない?」
「大丈夫です。セツコさんこそ、大丈夫ですか」
「え?」
「あ、ええと、味覚じゃなくて。怪我、してないですか」
なぜそこでわざわざ訊き返されるのか一瞬悩み、ミネルバがZEUTHを離脱する前に知ったセツコの身体状況を
思い出してシンは言い足した。
「うん、大丈夫。ごめんね、整備が終わったら私から会いに行こうと思ってたんだけど……」
「や、それはいいんです。俺もセツコさんに話したいことがあったんで」
「話したいこと?」
「はい」
コックピットの縁に腰かけるようにして、シンはセツコと向き合った。喋り出すのを彼女が待ってくれているのが
分かる。
緊張のせいで、喉が渇く。離れていた時間はそう長いものではないというのに、戦ったという事実と、彼女が
望まぬ未来へ自分が進もうとした罪悪感のせいか、握りこんだ手のひらに汗が滲んだ。
固い空気共々、どうにか緩和できないかとシンは手のひらの汗を乱暴に服で拭い、セツコに手を伸ばした。
「あの、喉、渇きませんか。食堂で水でも――」
シンが手首を掴んだところで、不意をつかれたセツコがハッと目を見開いた。
「いいの!」
咄嗟に、勢い良く身を引こうとする。が、無重力でその力は弱くしか働かず、ハーネスベルトをしていなかった
彼女の身体がシートから浮き、シンの方へと引っ張られる。
「やめて!」
愕然と身を竦ませたセツコの悲鳴が、格納庫全体に広がる喧騒にかき消されて、シンにのみ届いた。
切り裂くような怯えに、シンはぎょっと動きを止めた。
そして見開いた視界の中で、信じられないものを目の当たりにした。
シートを離れるに従い、彼女の大きな瞳からまたたく間に焦点が失われていく。
「な……」
驚きに言葉を失った直後、掴んだ手を振り払われたかと思うと、今度は逆に手をぐっと強くつかまれた。
「誰にも、言わないで」
声を低く殺し、しかし切迫した眼差しがこちらを見据えてくる。
いや、違う。
見据えているようでありながら――わずかに、焦点が合わない。
シンは自らの首筋に冷や汗が落ちたのを知覚した。それから、つい先ほど自分が問いかけた「大丈夫ですか」と
いう言葉に対する反応の不可解さも。
「セツコさん、まさか……目」
「……やっぱり、シン君には、すぐ気づかれちゃうと思った」
シンのうめきに、眉根を寄せながらも、観念したように彼女の唇だけが淡い微笑に彩られた。しかし同時にそれは、
もう隠さなくてもいいという安堵をも滲ませたようにも見えた。
「でも何で、ミネルバが離脱する前は……」
こんなことはなかったのでは、と続きかけたシンの呟きに、セツコの肯定がかぶった。
「うん、その後から。戦いの後にね、バルゴラを降りちゃうと……今は少し、こんな風になるの。もう少し時間が
経ったら、降りても問題ないんだけど」
今は、という単語が、シンを抉った。
いったい自分がいない間に、幾度の戦いが起き、幾度の不調を経て、ここまで悪化してしまったのか。
動けないシンを前に、身体をシートに戻して視力を取り戻したセツコが、一足先に気を取り直して穏やかに笑った。
「だから気にしないで。もう少ししたら、治まると思うから」
「気にしないでって、そんなの無理だ!」
「そっか。……ごめんね」
力ない肯定と謝罪でありながら、それはシンから全ての言葉を奪うには充分だった。なすすべなく、シンは力が
抜けた身体を再びコクピットの縁に腰かけさせるしかなかった。
つかまれたままだった手に、細い力が付与された。
彼女がまた、微笑む。
「でも、私のことはいいの。こうして戦うってことまで、全部、私が選んだことだから」
どれだけ問答を繰り返そうと覆せない。
それほどの澄んだ決意が、そこにあった。
シンは痛むほど眉間に皺を寄せ、唇を噛みしめた。
彼女の強さを思い知らされる。どれだけ自分が弱かったのかが明るみになる。
「その選択を、俺は、奪おうとしたんですね」
「シン君?」
「……俺が、弱かっただけの話なんだ」
触れている手からぬくもりが伝わる。
頼りないその繋がりを、今でも絆だと信じたい。無論、おこがましいと分かっている。それでも離したくないと
思ってしまう。
「デスティニープランで戦争がなくなって、戦うべきじゃない人たちは戦わなくて良くなって、皆が幸せになる。
そんな未来がどんな姿なのか……ちゃんとよく考えて、プランを信じたわけじゃない」
懺悔をこめながら、シンはひたすらに喉の奥から言葉を吐き出した。
「でも、信じた。俺がそれを選んだんだ。だってそれをしなかったら、俺は、自分に何の力もないっていう現実を
認めなきゃいけなくなるって思ったから」
「そんなことないわ! シン君ができることは、今だってたくさん――」
はじかれたように顔を上げ、セツコが声を上げた。だがシンは苦い笑みを浮かべ、かぶりを振った。
「ないです。現に、レイも助けられなかったし、セツコさんも助けられない」
「わたし……?」
「俺、セツコさんの身体が心配で、でも俺は頭悪くて……自分で何か考えても絶対失敗すると思ったから、だから
プラントに戻った時、スフィアのこと、議長に訊いたんです」
「……スフィアのことを?」
「はい。スフィアは、セツコさんが負うように定められてる運命なのかって。そしたら議長は、スフィアを宿して
しまうのが、最初から誰かに振られた役割じゃなくて、グローリー・スターの三人の内の誰かだということなら、
それはセツコさんが必ず背負うべきものとは言えない。そもそも、戦争とも無関係に、平穏に生きるべき人だった
かもしれないなって」
シンは目を伏せた。脳裏に、ギルバート・デュランダルの面影を掘り起こす。
彼が何をどう考え、セツコのことをそう語ったのか、真意はもう分からない。
だがそんなことは関係ない。
彼ならば人知を超えた話にも答えをくれるだろうと、そうすがったのは、自分だ。
深謀遠慮という形容がよく似合った人物だった。
食えない人物だとどれだけ他の陣営から危険視されても、プラントがこの多元世界に巻き込まれた時にどの国からも
侵略されなかったのは、やはり彼がいたからだとも思う。
彼の方法の裏に犠牲や欺瞞があったことは分かっている。正しいとは言えないことも。
それでも、自分に限って言えば、そそのかされたとは今でもどうしても思えない。
この脆い世界で、顔も知らない多くの人々を不幸からすくいあげたかった。それはきっと、本当だ。
「俺がスフィアのことをちゃんと理解してなかったっていうのもあるけど、とにかく議長にそう言われて、俺は、
ならデスティニープランが施行されて、後は俺がアサキムさえ倒せば、セツコさんもスフィアや戦いから解放されるって
都合よく解釈したんです。だから皆から否定された時も、戦いをやめられなかった。やめたら、セツコさんを助け
られない気がしてた。それにレイを一人だけ置いて、レイが世界を憎んだまま死んで行くのを見るのも、辛かったし」
長くは生きられないと達観していた友人。友人と思っていたのは自分だけかもしれないが、それでもやはり、
今も友人だ。
敬愛する議長と共に最期を迎えられたことが、せめて彼の安らぎになってくれればいいと思わずにはいられない。
「だからセツコさんが俺と交戦して、戦いをやめてくれなかった時も、なんで分かってくれないのかって思ってました」
己の情けなさを笑い飛ばそうとして、しかし筋肉をうまく動かせなかった。眉間に入れた力を拡散しきれず、
変な表情のままで片頬を歪める。
「バカですよ、ほんと。都合いいとこしか見てなくて、俺自身のやってることが、セツコさんのこれまでの戦い
そのものを否定するってこと、気づきもしなかった」
そこまで言い終え、シンは大きく息を吐いた。
悲劇を通り越して滑稽な喜劇としか言いようがなかった。
この人に何も失って欲しくないという思いから選んだ方法が、その人物から未来どころかこれまで選んできた
過去すら否定し、選択を奪う結末に至るなど、
手を離すこともせず、話を聞いてくれたセツコを見る。一言も聞き漏らすまいとするように、唇を引き結んで
聞いてくれている。
ここまでくれば全部聞いてもらいたくて、シンは肩を竦めて、笑ってみせた。
「さっき、ここに来る前にロジャーさんに会いました。色々言われたんですけど……俺がデスティニープランを
認めるはずないって、悔しいけど、あの人には最初から見透かされてたみたいです」
あの黒服の交渉人は、とうに気づいていたのだろう。
それでも誰にも何も言わなかったのは、自分自身で気づかなければ無意味だと、誰よりも彼が知っているから
なのかもしれない。
デスティニープランは、外敵からの侵略も、世界の崩壊も、何一つ起きないことが前提になる。
人知を超えた運命も、おそらく範疇に収めることはできない。
天災や外圧によって崩されることのない、安定された世界で生存することが許された人々にのみ適用される幸福。
それは、パラダイムシティに、似ている。
(そして俺は思わなかった)
パラダイムシティに生きる人々の話を聞いた時、それが幸福だと、一つも。
目から鱗が剥がれ落ちるというのは、案外、比喩ではないかもしれないとシンは思った。
気づかなかっただけで、ずっと前から、答えは出ていたのだ。
「俺がアサキムを倒して、デスティニープランが実行されたとしても、セツコさんの中のスフィアを止めることが
できないって、今はちゃんと分かってます。それにセツコさんが言ったとおり、俺にセツコさんの戦いを奪う権利は
ないです」
そこまで語り、シンは、握る手にぐっと力をこめた。
不意をつかれて、セツコの大きな目がまたたいた。
その目を真っ向から見据える。
「でも、一緒に戦うことはできる」
これから口にする言葉は二度と揺らがない。そんな確信と共にシンは言った。
「俺も戦います。世界を守る為に、これからもずっと」
一つの予想が脳裏に浮かぶ。
世界、と今自分が呼んだものの範疇から、きっと彼女は無意識に自分自身を外すだろう。あの男の呪いのせいで
当たり前のように。
(だけど、俺は諦めない)
これから何度、心がへし折れそうになっても、踏みとどまってみせる。考えても誰も分からないのなら、絶望
しないという選択肢もまた、選べないはずがない。
彼女が生き残る方法はきっとある。あるはずだ。
「ってわけで、これからまた、よろしくお願いしますって言おうと……?」
言いながら、セツコの表情がいつまでも驚いたまま動かないことに、シンの内心に狼狽が生まれた時、突如、
彼女の頬に涙がつたった。
「え、セツコさん!?」
「ごめんね、シン君」
「ちょっと待ってください何がですか」
突如謝られ、ますますうろたえたシンの前で、セツコの目からあふれた涙が、頬を伝う前に無重力に乗って宙に舞った。
「シン君が何をどう考えて戦ったのか、もっとちゃんと考えれば良かったのに……私、戦った時に、偉そうなこと
言って……」
「うわやめて下さい! ほんと、俺が馬鹿だったのが原因ですから! だからセツコさんが謝ることなんて全然ない!」
「でも、私の事までそんなに心配してもらってたのに、それなのに――」
「それも俺の勝手でセツコさんが負担に思うところじゃない! ところでバルゴラのコックピットって、こんな風に
なってるんですね!」
進退窮まって叫んだ言葉に、セツコの目が反射的にぱちりとまたたき、止まった。
(って、バカかよ俺は!)
話題を転換するにしてもマシな話題はなかったのか、と自分を罵倒するも遅かった。
しくじった、とぐるぐる混乱しながらせめてもう少しマシな言葉を探す。
と、数秒後、セツコが吹き出すように笑みこぼした。笑い声がはじけた途端に、彼女の肩が震えた。
「ご、ごめんね。突然、何を言い出したのかとびっくりしちゃって」
手で笑い声を抑えながら、緊張が霧散した空気の中で、セツコが残っていた涙を自分で拭った。そして声のトーンを
自発的に引き上げた。
「シン君、バルゴラに来るの、初めてだったっけ」
「そりゃまあ。人の機体のコックピットって、案外見たり乗ったりする機会ないですし。カミーユのとかは、似た
ようなモビルスーツで気になったから乗せてもらったことあるけど」
重たい空気がどうにか吹き飛ばせたことに安堵しつつ、シンはコックピットの縁から腰を上げた。改めてセツコの
周辺を取り巻く、バルゴラのコックピットを見る。
カミーユ達が敵対していたという、彼らの世界の連邦が建造した機体。モビルスーツと似ているが、やはり細部は違う。
「乗ってみる?」
「あ、だけど目は……」
「目は、うん、もう大丈夫」
重たい空気に戻すまいとセツコも考えてくれたらしく、シンの手を引っ張るようにして、自分が操縦席を退いた。
何度かまばたきをし、焦点がずれないことを確かめる。
「じゃあ、ちょっとすいません」
興味を引かれたのは事実であり、シンは身体の向きを宙で反転させつつ操縦席に収まった。座ってみると、慣れた
デスティニーの操縦席とは予想以上に違った。コンソールのキーやモニター画面、シートの感触も違う。
そして、やはり座ったところで、スフィアの干渉を自分が受けるようには感じられない。もう完全にセツコとのみ
繋がっているのだろう。
「キャノピーの開閉ボタンがこれでね、カメラがここ」
「あ、なるほど」
ヘッドレストに手をかけて横に浮くセツコから教えられ、自機とは違う場所にあるカメラの操作ボタンを押して
みる。それまでモニターに映っていた周辺映像の一部が消え、操作に合わせてまた戻る。
「で、そっちの機能が、ガナリー・カーバーでね」
彼女が身体を乗り出すように腕を伸ばし、シンが置いた指のすぐ隣のキーを押そうと自らの指を伸ばす。伸びた
黒髪が揺れ、ふわりとシンの鼻先を揺らした。
何の前触れもなく、シンの内側に衝動がこみ上げた。
触れたい。そんな衝動が胸をかきむしった。
「―――」
一瞬で喉が干上がる。
目を瞠り、すぐ傍らのセツコを見つめる。
呼びかけようと口を開きかけ、しかし半ばでやめた。その過程を飛ばし、意を決してシンは動いた。
素早く両腕を伸ばして、彼女の身体を向き合う格好に引き寄せる。次いで、その細い首元に頭をうずめるように
抱きしめた。
「きゃっ!? あ、あの……シン君?」
「ごめん。……ちょっと、このまま」
たじろぐセツコの声が降って来ても、抱きすくめる腕から力を緩めなかった。
額に触れる首や、背中に回した腕から、彼女の熱が伝わってくる。
(生きてる)
そう思った途端、閉じたまぶたの奥で涙腺が痛みを発する。
当たり前だと笑い飛ばすこともできないほど、戦場はすぐそばにある。
この熱を自分が奪うかもしれなかった。改めてそう想像しただけで、己への憤りで肺の辺りが熱く歪んだ気さえした。
ふっと、かすめるようにセツコの手がシンの髪に触れた。
ためらいがちに指先がそっと撫でたかと思うと、表面からほんの数筋だけを指で梳かれる。
不思議な触れ方だった。そこから感情が流れこんで愛着を持つのを防ぐように、遠慮がちに。人が恐いというよりは、
人に印象を残すことを恐れているように。
目を閉じているせいで余計にその感触がよく分かる。おそらくそこが境界線で、それ以上触れて来てはくれない
だろう。何となしにそう思った矢先、思いがけずその境界を飛び越えられた。
ぎゅっと、頭を抱きかかえられる。
「ごめんね」
それまでと違う懺悔だった。
くぐもって聞こえたのは、耳を腕で塞がれているせいか、声自体がささやきに過ぎないせいか。
「何がですか」
「あの時、撃ったこと」
「……俺も撃ち返したから、おあいこです」
この人に怪我をさせなかったことについては、自分を褒めたい。そんなことを思う。
武器を向けることは、どんなに気をつけようと不測の事態をもたらす。宇宙空間ならば尚更だ。
どれほどコックピットを外して戦闘不能にしようと思っても、相手の動きを読みきることは不可能であり、誘爆の
可能性も残る。撃ってしまったという事実は、殺すかもしれなかったということだ。
セツコがかぶりを振った。気にしないでいいと言うように。
「シン君が怪我しなくて、本当に良かった」
「俺のことはどうでもいいです」
気遣われ、嫌な予感がしてシンは顔を上げた。予測どおり、薄く震える口を引き結んだセツコの両目から、一度
引っこんだはずの涙がまたこぼれていた。
「セツコさん」
泣かないで下さいと続けようと思った。途中までは確かにそのつもりだった。
が、気づけば涙がつたう彼女の頬に口づけていた。
驚いた彼女の目から涙が一粒だけこぼれて宙に飛び、シンのこめかみに落ちる。
目が合い、沈黙が落ちる。静寂の中で、今度はセツコが顔を近づけ、シンの頬に落ちた己の涙を唇で吸った。
三度目は、どちらからともなくもっと熱を分け合える場所を探して、唇を触れ合わせた。
乾いた唇同士が触れた後の躊躇は、もう生まれなかった。彼女の柔らかな唇を甘噛みしながら何度も味わう。
こぼれる甘い吐息が皮膚を通して神経を煽る。
激しさとはまた違った。生き物同士が互いの生存を確かめるかのごとく、形容しがたい静寂の中で互いの唇から
熱と水分を分け合い、自らに供給している錯覚を覚える。
感情表現すら慎ましい彼女の、その命の火がまだ燃えさかっていることを知らせるように、触れ合わせた舌が熱い。
だが、これで充分だと満たされることを、シンの本能は拒絶した。
その先の交わりを一度知ってしまった獣が、腹の奥で低く咆哮を上げる。
もっと、と浅ましい感情を立ち上らせ、脳髄を痺れさせる。
指先が触れている背中の、服ごしでも分かる細さと柔らかさに、前触れなく意識が絡み取られた。閉じた目の裏に
あの日のことが甦る。
明かりを消した部屋の中で、浮かび上がるように白かった彼女の肌。理性を屈服させる甘くかすれた喘ぎ。
血が熱を持ち、一度脳裏に浮かび上がったその像が、消えなくなる。
ここがどこかを思い出せ、とパイロットである部分が常識を告げてくる。
だが一度覚えた劣情は、冷静さを欠き、渇きを満たそうと、シンの指先を本能に従わせた。右手でコンソールに触れ、
今しがた教えてもらったばかりのキャノピー開閉ボタンを押す。完全に閉まったところで自動ロックがかかる。同時に
カメラも止めた。音が遠いせいで向き合っていると元からさほど気にならなかったが、消したことで完全に独立した
空間になる。
「んっ……」
口づけの合間に、セツコの上擦った息がこぼれた。恥じらいに紅潮した顔が、シンの行動に気づいて後ろを振り
返ろうとする。
そのわずかな時間すら離れることが惜しく、セツコの背中に回した手で彼女の肩を押さえこみ、再び唇を貪る。
先ほどよりも強く。
突如増した激しさに困惑を隠せず、それまでシンの行動を受け入れていたセツコの身体から、たじろぐ気配が芽生える。
「シン…君…?」
その声を、物足りないと思ってしまう。あの時のように、もっと切ない声で呼んで欲しい。その声を聞きながら、
目の前にあるこの肢体を、自分の手で暴きたい。
そして全ての場所があの夜と同じように熱いのか、確かめたい。
戸惑いを見せながらシンの口づけに応じていたセツコの舌先から、その時、それまで存在していたかすかな抵抗が消えた。
シンの行動の何もかもを受け入れるべく、己の意思を諦めたかのように。
「―――っ」
身の内からはみ出そうになった牙の獰猛さに気づかされ、渾身の力で、シンはセツコの身体を自分から引き剥がした。
「すみ、ません」
愕然と目を剥きながら、足元へと視線を外す。
首筋を冷や汗がすべり落ちた。
(俺は、違う)
あの男と同じように、自分の欲望だけで彼女を傷つける人間にならない。
そう自らに言い聞かせるも、説得力はまるで浮かび上がらなかった。実際にこの手は今、何をしようとしたか。
してはならないことをしてしまった事実に、奥歯を折れるほど軋ませた。
「すみません。俺、まだ、さっきの戦いのせいで……気持ち、落ち着いてないみたい、です」
弁解になり損なった呟きだけが、かろうじて口からこぼれる。
「すぐ、出て行きますから」
早く彼女を視界から外さなければ、何をしてしまうか分からない。自己嫌悪に駆られてバルゴラから離れよう
とし――不意に手を取られた。
「行かないで」
顔を上げると、悲しげな表情とぶつかった。
この人にまた重荷を背負わせてしまう。その恐怖に駆られ、シンは反射的にうめいた。
「俺は大丈夫です。だから、俺が悲しんでるように見えるからって、セツコさんがやりたくもないことはしなくて
いいんだ」
「そんなことない!」
思いがけず強く否定され、ぎゅっと手を握られた。振り払うこともできない強さで、シンを繋ぎ止める。
セツコの眉が寄せられ、その表情が曇った。
まるで願いをこめるように目を閉じ、シンの手を己の胸の前に引き寄せる。
「前にね、できることなら何でもってシン君が私に言ってくれたの、覚えてる?」
「……覚えてます、けど」
彼女が何を言おうとしているのか分からず、シンは口を引き結んだ。
今でもその気持ちは変わらない。
いや、もっと強くなっている。
そうなったのは、馬鹿な話だが、あの行為の直後だった。気を失った彼女の髪に触れた時、自分の気持ちを
思い知った。指を離そうと思ったのに、彼女が起きるまで離せなかった。
人でなくなることが恐いと、腕の中で泣いた、細い身体。
その涙を止めたい。泣き顔が印象的で、でもそれ以上に笑った顔が綺麗なこの人を、自分が、笑わせ続けたい。
そう思ったというのに、現実は涙を止めるどころか自分が泣かせてしまっている。
あの夜を過ごしたのに、今もこんなことをしているのに、未だにセツコにどう思われているのかまるで自信が
持てなかった。
嫌われてはいないだろう。多分。
だが、どれだけ好きだと言おうと絶対に信じてもらえないと分かっているこの距離を、どう思えばいいのか。
「私も、同じ気持ちなの。だからね、シン君も願って」
「願うって、何を」
「シン君が願いたいこと。どんなものでもいい」
はかない声が、促してくる。
「私に未来はないし、あげられるようなものがあるのかも分からないけど……シン君にあげられるものがあるなら、
全部、あげたいから」
「………」
優しい理不尽に、矛先のない怒りがあふれそうになり、喉が灼けた。
彼女の身体を抱きつぶして、叫びたい。その、存在しないと思いこんでいるものが、欲しい。
けれどそれを口にしても、やはり叶わない。彼女自身が信じない限り、生まれない。
叶わないのなら、今、何を言ったところで同じだ。
絶対に叶わないことを、だからシンは口にした。
「俺のこと、好きになって下さい」
セツコの目が見開かれた。
唇を噛んだかと思うと、言葉を探してか、視線がさまよった。先刻の涙によって淡く揺れる瞳が困り果てたように
伏せられ、また新たな涙を滲ませる。
口が一度開かれ、思い直してか閉じられる。それから更に長い時間をかけてもう一度、音もなく深く、彼女が
息を吸いこんだ。
そして、まるでこの世界で放つ最後の言葉のような不思議な響きで、彼女の唇が動いた。
「ずっと前から、好き」
「……その答え、きついです」
予想をはるかに越える手ひどい返答に、まともに表情すら作れなかった。笑って受け流せず、痛みを浮き上がらせる
涙腺を気力だけで塞き止める。
これはきっと罰だ。
よりによって一番欲しかった言葉で、嘘をつかれる。これ以上最低の罰など知らない。
やり場のない悲しみに苛まれた時、ふわりと抱きしめられた。
「シン君」
名を呼ばれるだけで、内に潜む獣が再び牙を剥いた。
これほどに理性が打ちのめされてなお、そんな獰猛さを見せた本能に、シンは必死で抵抗して頭を振った。
「駄目ですセツコさん、今俺に近づいたら……」
「いいの」
「俺は何も奪いたくないし、何も背負わせたくない!」
「違うわ。私が、あげたいだけ」
涙声で、けれど笑顔と共に至近距離から告げられ、シンは言い返す言葉を失った。
それでもまだ、手足は動く。今すぐ彼女の身体を突き離して、彼女が自分自身を犠牲にすることを避けるように
することは、きっとできる。
だが、結局、できなかった。
(俺は、最低だ)
己を罵倒し、そうして目を閉じ、手の力を緩めず――彼女がついてくれた優しくて残酷な嘘に、乗った。
密閉空間になった狭いコックピット内部で、再び、唇を触れ合わせる。
粘膜同士が触れ合うごとに情動が強さを増した。
自らの奥底で飢えている獣を押さえつけながら、シンはセツコの両肩を掴み、そのまま腕へと触れた。
服の上からでさえ分かるほど細かった。しなやかな二の腕も、最初に掴んで知っているはずの手首も、肩も。
そして、たった一人で孤独な道を歩いていけるほどに、強靭だった。
(どうして)
唇の熱が混ざり合って、どちらの方がより熱いのか分からなくなる。自分の中から滲む熱に、向ける宛てのない
怒りがあることだけが分かる。
絡まる舌先の唾を、シンが奪うよりも早く、セツコが飲みこんだ。
(なんで、そんなに優しいんだ)
理不尽さで、また熱が高まった。
ついてくれた嘘に、溺れたくなる。明日すら信じない彼女の中で、唯一、今自分から彼女に伝わる熱だけが
拠りどころなのだと信じそうになる。
いや、むしろそうなって欲しいと、強くシンは願った。
未来が存在しないことも、人でなくなる恐怖も、忘れて欲しい。
彼女の荷物を全部、この細い肩から取り去りたい。捨てることができないというなら自分が預かりたい。
そうやって一瞬だけでも、全ての不安と悲しみから解放できるのなら。
だというのに、セツコの火照った息が耳元にこぼれる度に、欲望に荒くなる己の呼吸を自覚させられた。
ほんのかすかに滲み出した汗と一緒に、ひどく劣情を誘う甘美な匂いが鼻腔を通る。
もしこの世に全知全能の何かとやらが本当にいるというのなら、くたばれこの馬鹿、とシンは内心で罵倒した。
女性をこんな風に作ったせいで、優しくしたい気持ちをねじ伏せられそうになる。
たとえ、終われば全てを忘れてまた彼女が重い荷物を背負うとしても、こうして抱き合っている今だけは、この手で、
口で、全てで、重責を一瞬でも軽くしたいと思っている、この心も。
抑えらぬまま、セツコの細い腰を片手で引き寄せ、軍服の上着に手を掛けた。
軍服の上着のボタンを外し、ハイネックインナーをブラジャーごとずらし上げる。
白い素肌が目に飛びこんできた途端、喉が勝手に鳴った。
あらわになった柔らかなふくらみを揉み、薄紅色に色づいた胸の突起に指の腹で触れると、ぴくんとセツコの
肢体が敏感な反応を返した。更なる反応を求めて突起を口に含ませ舌でなぞると、こちらの頭を抱きかかえたまま、
セツコの喉から甘い声がこぼれた。
「……んっ、く……」
本意ではないと彼女自身が恥じらっているのも分かるものの、どこから出しているのかとむしろシンの方こそ
訊きたい声。
耐えようと努めるせいで喉に絡み、余計に暴力的な甘さを滲ませる。目線のみを上げて顔を見やれば、口に出せずに
必死に堪える、好きな女性の顔とぶつかる。
ただでさえ声と感触で充分に煽られている状況に落とされた爆弾に、シンの下半身に一気に血が集まった。
しかし、ここで自分の欲望に負けてしまえば、彼女が許そうとも、自分が許せない。
セツコが覚えている羞恥を押し流したくて、片方の胸の突起を舌で転がしながら、もう一方の突起を指先で挟み、擦る。
「……あっ!」
二つの異なる刺激にセツコの背筋がのけぞり、耐えようと力を入れた指が、シンの後頭部を支えにする。
上着の内側でむき出しになった背を、シンは引き寄せた。毎日の訓練があろうと、それでも男の自分からすれば
柔肌以外のなにものでもない、しっとりと吸いつく白い肌。指先に伝わる背骨の感触に沿ってゆっくりと撫で下ろして
いくだけで、否応なく劣情をかき立たせられる。
「やっ……」
そのままもっと下へと手を持っていこうとしたところで、羞恥にぎゅっと顔を歪めたセツコが反射的に制止しようと
手を動かしかけた。しかし半ばでそれを自発的にとどめる。その結果、右手が所在なげに肩辺りで握りこまれた。
その指に触れたくなり、シンは顔を近づけ、セツコの握りこんだ指の背を舌で舐めた。驚いて開かれた彼女の指を、
二本、口に含む。爪を伸ばしていない指を軽く噛み、舐めると、彼女の真っ赤に染まった顔に更なる羞恥が走る。
同時に、制服にあるまじき短いスカートをめくり上げ、背骨側から柔らかな双丘を経て、薄布の上から彼女の中心に
触れた。
セツコの身体が硬直し、その反動でシンの口からセツコの指が離れる。
先ほどのその手のように、羞恥によって咄嗟に背後へ逃れようとしたセツコの太腿を、シンは逃さなかった。背中に
回した腕で引き寄せるように彼女の身体を固定し、その両膝を、自分が座るシートのぎりぎり余った左右につかせる。
無理に膝を開かされた姿勢に、セツコがその先を恐怖して、かぶりを振る。
「シン君、やめ……!」
聞かず、再びシンは薄布の上から彼女の中心に触れた。
そこは既に湿り、布の上からでも、その正体がぬめりを帯びた蜜であることを分からせた。
情欲の証明を求めて、布の両側からその内側へとシンは指を這わせた。
「あんっ!」
くちゅ、と音を立てて熱い蜜が指に絡みつき、茂みの感触が指に伝わる。はじけた声のあまりの悩ましさに、
今すぐこの部分を無理矢理に貫いて喘がせたい、と即座に出てきた己の身勝手すぎる肉欲を、再び渾身の気力で
追いやる。
(脱がせるのは……無理、だよな)
薄々分かっていたが、コックピットで脱がせるわけにはいかない事態に直面し、シンは悩んだ。後で掃除をするに
しても限度がある上、もしその交わりによって生み出された液体で機器のどれかが壊れてしまったら目も当てられない。
既に下半身はズボンの下で勃ち上がり、服の上からでもはっきりと分かるほど今か今かと獰猛に急いている。あと
十数センチの位置にあり、シンの指先が触れている、彼女の中心を望んで。
だがまだ、この場所が受け入れられる状態なのか分からない。
シンは己の経験の少なさを呪いながら、彼女の秘部を確かめようと、指先をべたべたに濡らす蜜を生み出す秘所に、
人差し指を一本だけ埋めた。
「やっ、あ!」
途端、電気が背筋を駆け上がったように、びくんとセツコの腰が浮き、きゅっと秘所が収縮した。
彼女の喉から切なげな喘ぎがこぼれ、しかし裏腹に、とろりと蜜が更に滴る。指をしとどに濡らしてくる熱く
潤んだ内襞は、動きを止めたシンをむしろ咎めるかのごとく、その瞬間、別の生き物かと錯覚するほど淫らに指を
くわえこんだ。
(く、そ)
いかにその奥が快楽を与える場所であり、また欲している場所であるかを伝えて来られ、欲にまみれた昂揚感と
征服感に全身を支配されそうになり、シンは耐えに耐えた。
指をもう一本増やしながら彼女の奥を押し開くようにクッと曲げ、もう一方の手の指で、その割れ目の前部に
あるはずの突起を弄び、きゅっと摘んだ。
「いやっ、あ……!」
肩に置いた自らの手だけでは支えきれずにしなだれかかるセツコの官能的な喘ぎが、シンの首筋をなでた。彼女の
奥が強く締めつけ、一段と燃えるように蜜が奥からあふれた。
残った指で濡れそぼった割れ目をなぞりながら、狭く圧迫してくる内側に入れた指を、粘膜を擦りながら出し入れする。
「あっ! はあっ………!」
卑猥な音にすら反応し、快楽を怯えながら享受する彼女の痴態に自分を止められず、シンは指を動かした。シンの
指による刺激に追いつけずに、苦しげに背中をしならせ、セツコの細い腰がもどかしげに浮く。
「シン、君」
困り果てた声に名を呼ばれ、正気がかき消される。
肌をしっとりと濡らす汗と、鼓膜がやられそうなほどの声のどちらにも共通する甘さ。裸身から滲み出て鼻腔を
侵食してくるかぐわしさと、上気した上半身がほとんど裸身に近いという視覚的暴力。
それに加えて、潤んだ目が、助けを求めて見下ろしてくる。
自らの淫らさを自覚し、嫌悪し、どうしようもなく恥じらいながらも、自分自身では身体を蝕む火照りを鎮め
られないというように。
彼女の目から涙がこぼれたのを見た瞬間、己のたがが外れたのをシンは知った
指を抜き、自分のジッパーを下ろす。熱く硬直した肉棒を外気にさらし、もたれかかる彼女の身体を一度抱きすくめた。
「こんな場所で、ごめん」
もはや辛抱ならず、謝罪を口にするのが限界だった。
荒く息を吐きながら、セツコの腰を両側から支える。そのまま、ゆっくりと腰を落とすように誘導した。
ぐちゅ、と粘膜同士が触れ合う音がし、シンの屹立した猛りが、薄布をずらしてねじこむように、セツコの秘裂を
こじ開けた。
「くっ……」
それは思いもよらぬ新たな快楽をシンの中に爆発させ、これ以上ないほどに全身がかっと熱くなった。
無重力のせいか、シンの手によって埋めこんでいるようでもあり、同時に彼女が望んで、自重で飲みこんで行く
ような錯覚をもたらす。
「痛っ……あっ…!」
内襞を擦り上げて奥に向かうに従って、セツコが痛みに苦しげに眉を寄せた。初めての時と変わらず狭い膣は、
二度目の来訪を待ちかねていたように熱くとろけ、絡みついてきた。そのあまりの淫靡な快楽にシンの昂りは限界まで
膨張し、理性が吹き飛ぶ。
「は…っ」
かすれた声を吐きながら、シンは頭を振って汗を飛び散らせた。心臓と同じようにどくどくと脈打つ己の肉棒で、
即座に奥まで貫きたい衝動に耐え、今のこの感触を限界まで味わいたくて、できるだけ緩慢に埋めこんでいく。
「いや、こんな……入って……」
泣きそうな声でセツコが呟き、恥ずかしさに震えてぎゅっと目を瞑った。
が、肢体はやはり指の時と同じく――いやそれ以上に彼女の困惑を裏切り、シンの猛りを受け入れる必要以上に
蜜を熱く滴らせたかと思うと、繋がった部分からシンの肉棒を伝った。
その情景と感触に、目眩がするほど飢えが満たされていくのをシンは感じた。
ライトに照らされたこの場所で、我ながらグロテスクな、とても入るとは思えなかった昂りを飲みこんでいく
彼女の秘裂。埋めこむ深さが深まるほど快感が走り、なおも欲して内襞がうごめき、こちらを圧迫してくる。
ようやく全てを収めた結合部の様相は、それをこんな場所でおこなっているという背徳と相まって、これ以上
ないほどに淫蕩だった。
爆発しそうな快楽の中で、シンは、セツコの細い鎖骨を食み、胸に頭をうずめた。柔らかさに危うく吐精しそうに
なりながら、荒い息をつく。
「セツコさん……動いて、いいですか」
見上げると、長い睫毛を震わせてセツコがまぶたを上げた。羞恥と快楽の板ばさみで潤んだ目のまま、こくんと
うなずいてくれる。
訊かなければ良かった、と後悔が一瞬走る。また無理を強いたのではないか。
「シン、くん」
セツコが、不意に口を開いた。
「……はい?」
「出すのはね」
「え?」
何をかはすぐ分かった。だが、出すのかという問いではなかったことにシンは怪訝に眉を寄せた。繋がった部分
から、熱い蜜が収まりきれずにとろりとあふれた。まるで彼女の願いのようにシンに錯覚させながら。
「中で……いいから」
か細い声で、思いがけぬ許可が先に下りる。
それは、バルゴラを慮った結果としてか。あるいは先日と同じように、未来がないと彼女が思っているゆえの諦観か。
それとも。
(……それは、ない、よな)
三択目を考えかけて、いくらなんでも自分に都合のいい夢に過ぎないと、シンは途中で考えごと放棄した。
そもそも、答えを尋ねる余裕すら残っていなかった。破裂しそうな昂りが柔らかな肉を求める衝動を一秒すら
止められそうにない。
そして結局また、彼女の厚意に甘えた。
「すみません」
謝罪し、シンは深く息を吸った。片方で肘掛けを掴んで己を固定し、残る手でセツコの腰に手を回す。
質量に動けないセツコの内部をわずかに掻き回すようにしながら、細い腰を持ち上げる。
そして再び侵入した。
途端にきつく収縮した粘膜を擦りあげながら、最奥を目指す。目が眩みそうな快楽に苛まれながら、彼女を貫き、
また浮かせ、少しずつ速く律動を開始する。
互いの洗い呼吸と、敏感な粘膜同士が絡み合い、潤滑油として動きを助ける蜜が織り成す淫猥な音が響いた。
「あふっ! あっ…!」
セツコの声からやがて痛みが失われ、艶めいた響きが滲んだ。
その声に、より一層煽られながら、シンはセツコの柔らかな全てを貪った。
動くたびに信じがたい快楽に見舞われながら、粘着質な水音と共に猛りを打ちつけ、狭いシートながらも角度を
変えて抉る。その度にセツコから堪えそこねえた甘い声がこぼれ、肩に置かれた手がぎゅっと服をつかんでくる。
自分の上で必死に快楽に耐えて震えるあられもない姿に、更に乱れる様を欲してなおもシンは責め立てた。
間断なく突き上げる度に、熱く絡みついてくる彼女の腰が、快感を収めきれずに淫らに浮く。
責めるように、シンはわざとその時だけ緩慢に動かした。
その度に刺激がまた強まり、残っていた意識を切り刻み、吹き飛ばしていく。彼女の華奢な身体の深奥まで抉る
ように、シンは獣じみた欲望を本能のままにぶつけた。
狭い胎内が、貫く度にうごめき、飲みこむ。
「あっ……シン、君……っ!」
喘ぎながら彼女が呼び、震えから逃れるように身体を固くした瞬間、彼女の深奥がシンの全てを欲するように
締めつけた。
「―――!」
ぞわりと逃れられぬ快楽が全身を駆け上がり、膨張しきった肉棒を引き抜くべきかと悩む時間すら許されなかった。
次の瞬間、白く濁った欲望をシンは本能のままに迸らせた。
「あ……っ!」
セツコの声がひときわ高くコックピット内に響き渡り、訪れた衝撃にそのしなやかな身体が仰け反った。
汗と涙が飛び散る。同時に、収まりきらずに繋がった部分から、どくんとそれ自体が生き物のように脈打ちながら
白濁したシンの残滓があふれ、セツコのスカートや薄布、シンの局部付近の服を汚した。
そしてシンが引き抜くタイミングを逸したまま、セツコの身体から、どっと力が失われた。
「ん……」
はぁはぁと息をしながら、どうにか気持ちを落ち着かせようと、セツコが涙混じりの表情を歪める。そして、
未だ膣を圧迫する異物へ極力刺激を与えぬよう、下半身を動かさないように努めながら、シンに力なくもたれかかった。
「セツコ、さん」
ふとした瞬間に、射精と共に硬度も緩んだ肉棒がまたあっという間に昂りそうな気がし、そうならぬようにひたすら
律しながら、シンは重なり合う形で自分に預けられたセツコの身体を、壊れ物のように抱きしめた。
この状況では目の毒にしかならない彼女の胸を視界から追いやるべく、裾を引っ張るようにして、めくりあげた
インナーを元に戻す。
熱く火照った彼女の鼓動を服越しに感じながら、そこでシンは途方に暮れた。何かを言わなければと思うのに、
何一つ言葉が思いつかない。
すみません、も、ありがとうございます、も、彼女をただ困らせる気がする。かと言って、無理させましたと
いうのも的外れな気がしていけない。
(俺、なんでこう、馬鹿なんだ)
不甲斐なくて仕方がない。
こんな愚かで欲にまみれたやり方ではなく、彼女の荷物を預かるには、もっとマシで確かな方法がきっとあるの
だろう。自分が馬鹿なせいで、知らないだけで。
柔らかな髪がシンの頬をくすぐりながら、セツコがかすかに動き、顔を上げた。
何事かと問いかけるより先に、無言のまま、穏やかな濃茶の瞳がシンの顔に焦点を合わせてくる。瞬間、シンは
言葉を失った。
白昼夢を見たかとすら思った。
すべての心残りが消えたような表情をされた。
傍から見れば、願いごとが叶ったのかと錯覚するほど、とても綺麗に彼女が微笑んだ。
途端にこみあげた絶望的な情けなさに、シンは顔をしかめた。自分の愚かな行為をそうして肯定する彼女の優しさに、
無力さが募る。
(違う、そうじゃない)
即座に己を叱責し、無力感をシンは振り捨てた。
その代わりに、苦りきって鉄の味に似た唾を、決意と共に飲み下す。
(俺は、諦めるものか)
この人の底無しの優しさに、何としても報いたい。
そうしなければ、いけない。
自分の中のその気持ちを、もう縋らせる先はない。一刻も早く自分が強くなるしかない。彼女が手離そうとする
未来を全部繋ぎ止め、奪おうとする敵から守る為に。
気を抜けばたやすく絶望しそうになる己の心を容赦なく引き掴み、シンは、これからの戦いに向けて自らを奮い
立たせた。
※
格納庫は、戦闘直後の喧騒とは打って変わり、恐ろしいほどの静寂に包まれていた。
光源すら最低限に絞られ、非常灯だけが赤く、いくつかの出入り口や配線を照らしている。しかしひとたび戦闘の
気配がこの宙域を取り巻けば、またすぐ凄まじい緊張と喧騒が光と共に浮かび上がるのだろう。
その気配は今はなく、ただ冷ややかな闇が、機体を眠りにつかせている。
「バルゴラ」
数時間前にコックピットを訪れた機体の名を、足元で、シンは呟いた。
青を基調としたその機体は、揺らがす者が存在しない闇の中で、何の意思も持たぬ無機物であるかのごとく静寂を
貼りつかせてそこにいた。パイロットである彼女は、今は自室で眠りについているはずだ。
孤独に佇むその様は、どこか荘厳にすら思える。
だが、それは神聖なものでも何でもない。
ガナリー・カーバーを搭載されてしまっている以上、機体にその意思があろうとなかろうと、搭乗者の命を内から
喰らい尽くそうとする、恐るべき悪鬼だ。
本来は、搭乗者を守るために矛であり盾にならねばならない存在が、なぜそうなのか。
そしてなぜ、彼女が選ばれねばならなかったのか。
結局、その答えは出なかった。
宿命だとは思いたくない。偶然だというのなら悲惨すぎる。
「―――」
真っ向から睨んだ後、シンは視線を別に向けた。その青い機体から少し離れた、モビルスーツ用のハンガーに
掛けられているデスティニーへと。
自機を含めて、モビルスーツに対する愛着は、無いとは言わない。
しかし、ザフトでは教わらない。
教わるのは、モビルスーツはただ『力』であるということ。そして危機的状況に陥った時、機体に無駄な愛着を
持ったせいで状況の打開に失敗する事態こそ許されないということだ。
そんな風に教わるせいか、唯一無二のスーパーロボットを駆るパイロット達はおろか、おそらく他のモビルスーツの
パイロットよりも、自分たちザフトの面々は機体に対する愛着が低いのかもしれない、と思う。
再び視線をバルゴラへと戻す。
「いいか。セツコさんの命を吸い尽くそうとしたら、俺はデスティニーをぶつけてでも、お前を止めるからな」
真っ向から挑み上げ、鋭く宣言する。
「俺がアサキムを倒すから。だから」
これだけは誰にも譲るものか、とシンは胸中で固く誓った。
誰にもこの気持ちは分からないだろう。
彼女の憎しみと悲しみを自分にだけ向けるよう誘導し、新しく何かを得ることを彼女が望まないように、巧みに
仕組んだ男。
それは、やはり呪い以外のなにものでもない。彼女にとっても、そして自分にとっても。
わざわざ姿を現す度にオープンチャンネルでセツコに絡む、あの嫌みたらしい顔を思い出してしまい、横っ面を
殴り飛ばしたい衝動まで芽生える。
(お前のせいで、俺はお前を倒すぐらいしなきゃ、好きだってことすら信じてもらえないんだぞ)
理不尽さに、しかし改めてその決意を固めてシンはこぶしを握りこんだ。
そして、きつく握り締めたこぶしを開いてバルゴラの脚部へと手のひらを触れさせ、こめた願いを託した。
「だからバルゴラ、頼むから……お前も守ってくれよ、あの人を」
おわり。
あと、この流れから繋がるエピローグというか、前回投下した後のレス読んでてインスピレーションもらって
この話のついでに書いた、レスいいとこ取り的な内容の話も書き終えたんだが、完全に普通の話でエロが
ないので、投下しない方がいいだろうか。
スレを無駄に汚すのも申し訳ないし、他の職人さんに迷惑掛けたくないので、もし迷惑でない投下先があるか、
テメーの心の日記帳にしまっとけとかあれば聞かせてもらいたい。
>>564 ティッシュが股間じゃなくて涙拭くために使われるとはな……
良いかね、君にはシンとセツコの物語を最後まで終わらせる義務がある。
というか、ここまで引っ張ってきたんだから最後まで見たいんだよ!頼むよ、俺はアンタの話がみたいんだ!
頼むからセツコとシンを幸せにしてくれ!!
もう、なんというか全てにおいてGJだよ、このやろう!!
GJ
やっぱシンセツいいなぁ
色々と諦観しちゃってる感のあるセツコがまたエロいよ
俺はその別の話も見たいな
もしここでエロ投下がだめならtxtとかでもいいから見てみたい
>>564 御馳走様でした。
せっちゃん右ルート入ってがっかりしたけど、氏のお陰で楽しめそうです。
カカッと詳しいクリアして2週目の飴見てくるε=λ
GJ
やっぱりセツコの相手はシンであるべきだな
>>569 そこは書く側の自由だろ?
明確に正しい相手なんて存在しない…
それこそトビーとか隊長だったり、カミーユや朝キム相手でも俺は(ry
朝キム相手のも見てみたいけどな
基本だろうし
>>564 GJ!
お互い好きで体は繋がってるのに心が繋がってないのが切ない。
可能なら、いつか心も繋がったエロを……
エロ無しエピローグは是非読みたいッス。
>>564 GJGJ!
ほんと最高だよ!
またしても泣くところだった
二人を幸せにしてあげてください
エピローグも物凄い気になるので是非読みたい
>>564 うおおぉGJ!
二人の純愛っぷりがたまらなく切ない、しかもエロい!
おかげでZやるたびにこの関係がちらついてセツコの不憫さに泣けてくる…
エピローグここでもロボゲ板でもいいので希望。楽しみにしてます!
>>570 でもほら、シンとセツコのカプって一番しっくりくるでしょ?もう公式カプみたいなもんだよ
もうこのスレではシン×セツコが公式なので
それ以外のSSは書かないように。いいね?
なんでアンチ扱い(;´凵M)
カップル自体は好きなのにやたらマンセーしてるのがウザいな
シンは種死の版権キャラでセツコはオリキャラなのに公式カプな訳無いだろ…
悪魔で「こういう展開だったら良いよな」程度な訳で
スルー検定実施中で〜す
カプ絡み方向で荒らす方法に変えたか
分かりやすいな
>>583 迷惑この上ないよ
病院にでも隔離されてりゃいいのにね
おっとアンチ兼荒らし君のおかげで
>>564にGJし忘れた
>>564 GJ!
また投下してくれ
まったく荒らしってのは
エロパロはなんか○○×▼▼以外のカップリングは認めないふじこ!
とか言いつつ荒らそうとするやつが沸いてるね最近
>>586 ほんとウザいよね
死ねとまでは言わないけど消滅してほしいよ
だよな
SSの感想二の次で荒らしに構うクズは死ねばいいのに
お前ら、ちょっとランドの笑顔でも見て落ち着け
さらにいらいらするわwww
じゃあメールのパパの笑顔でも見て落ち着け
デンゼル隊長の笑顔でもいいぞ
本性を露にしたシュランの笑顔もいいぞ
ガチホモ、顔芸、痴女、真性厨二病、ドS、ドMと今回のオリジナルは変態のバーゲンセールだな
主人公は主人公で
超絶不幸娘と無駄に暑苦しい男の二択
……シンセツを否定する気は毛頭ないがやっぱりセッちゃんは不幸の中で翻弄されながらガッツンガッツンやられて壊れていくものじゃないと納得できないわ。
俺は俺で道を探す。
>>597 頑張れよ…!
いつかお前が理想の作品を完成させるのを期待してるぜ
シンセツもいいんだけど
統夜とハーレムプレイこないかな
三人娘+フーとカルビとシャナが乱交して
統夜を瀕死においこむ作品こないかな
そういや一番王道っぽいアサキム×セツコがまだ1つもきてないんだよね
誰かお願い致します
シュランあげるから
>>599 ハーレムよりも、統夜と彼の幼馴染みによる純愛が見たいです。
姫と幼馴染みな騎士っつー美味しい素材だし…本編ではアレだったけど。
>>601 確か保管庫に一作品だけあった気がする。というか、統夜はエロパロ書きやすい状況なのに
保管庫をみてみると、意外と少ないよね。
統夜とシャナは二つあるな
どっちもかなりシャナが可愛いので俺は大好きだ!
605 :
名無しさん@ピンキー:2008/10/23(木) 18:15:55 ID:EzSelP1S
統夜は本編後に2人で暮らしたちするからな
時にここでは版権×版権はアリでいいんだっけかな…?
>>606 クロスオーバーものはここ
それ以外は
スレがあるものはそっちへ
ないならここへ
>>606 シロー・アマダ×兜シロー
とか見たいな作品の枠を超えたヤツならおkらしい
要はスパロボの世界であってようやく成立する奴じゃないと駄目って事だもんな
(ガロード×ティファ)+(レントン×エウレカ)みたいなのはあり?
レズはOKなのに801はスレチなの?
レズ…このスレの(おそらく)大半を占めるだろう男住民に受け入れられる、正確には受け入れられ易い
801…否
こんな感じ。
レズは男向けエロジャンルの一つとして成立するが、
801は腐女子というゴキブリの食い物だから、2chにおいては801板という隔離場所が存在する。
例えば冗談で
>>608のようなことを書いたところで、本気で
>>614のように食い下がる輩が多くいるところが恐ろしい。
男住民が多いっていうのも推量なら
レズなら801より受け入れられやすいっていうのも推量で、
801板があるっていうならレズ・百合萌え板もあるじゃん
意味不明です
よし、そろそろスルー検定の時間だ
先生!最近カオス過ぎます!
ヴィンデルの仕業だ!
まあ、スパロボZはブレイク・ザ・ワールドだし。オリキャラの機体はカオス・○○だし。
カオス・ヘッド
とりあえずランド×エニルはまだか
やはり携帯のほうのネタは少ないんだな
Wでのカズマなんか色々使えそうなんだが
>>564 遅ればせながらGJ
マシンと人の絆ってロボ物の醍醐味だと思うので、ラストとても感動しました
・・・ロボが絡んだエロがかけそうな機体って、何があるかな?とりあえず
母親格の意思を持つニルヴァーシュやオーガニックなブレン、単純にパイスーが
エロいベターマン(ケミカル系の機体だし)は鉄板で。あと見た目からして
エロのにおいがするペルゼイン
>>564 自分も遅れてしまいましたがGJと言わせてください
前回と同じく、性描写だけではない心理描写まで深く書かれていて話に引き込まれてしまいました
できることならこの二人の物語、その続きを投下してほしいなぁ…とか思ってたりしますw
もちろんシン×セツコでなくとも良いので、貴方の次回作を待っています
ではもう一度、GJです!
シンセツマダー?
人の親切に頼らず自分でなんとかしろ
シンセツマダー?
ねだるな
それでは今後リクエストは一切禁止の方向で
ベターマン・・・シナプス弾撃で間違って媚薬をまき散らすとか
サクラの体調をよくするために房中術的ことをする誰かとか・
アサキムがセツコの身も心も僕のものって言っているのはやっぱそういう意味なのか
>>628 公式カプ以外はちょっと……なんて人も少なくはないだろうしね
俺も百合とパイズリ以外の捏造カプは基本流し読みしてる
捏造批判じゃないよ!
>>639 >百合とパイズリ
その性癖、YESだね!
>>640 だが君の彼女では、百合は頼めば(?)ともかく、パイズリはサイズ的に無r
………チャクラ光?
比瑪たんは声でイケる。
ソシエもいいが、次回は比瑪参戦を希望するぜ。
>>564 久々に来たら続編が投下されていたとは、GJ!
なんというか互いの思いのすれ違いが見てて歯がゆい…!
シンセツスレの作品も読みましたが、ぜひ続編をお願いします
え、何
シンセツスレとか立てちゃったバカがいるの?
>>644 勘違いさせたようなら悪いが、ロボゲ板にZ発売当初からあるスレの事だ
誰かがエロパロ板にそういうスレを立てたワケじゃない、あったとしてもたぶんそれはいつもの愉快犯だろうに
さて、スレ違いな話題もここまでにしてオリキャラで好きな「女博士」でも言い合おうぜ!
僕はエルデ・ミッテちゃん!(AA略)
さて、解禁されたな
ここでももう思い切りネタバレしてもいいんじゃね?
禁止してないのに解禁とな?
ただ特に思いついてないだけだよ。
きっとザ・チルドレンの解禁だ
>>644 元々はせっちゃんスレでシンの話題が気に食わない痛い子が立てたスレ(他のキャラは無視しシンの話題だけ叩いてた)
シナリオで絡んでたって話をしてただけて、カップリングの話はしてないのにね
どっちにしても鬱陶しいから隔離して欲しい
ムゲフロ以上に痛々しい
我慢しなさい
「○○が駄目な人はスルーよろ」って書けば何でも許されるスレらしいから
>>652 ただし以下三つは大原則だがな!
「スパロボ」
「キチンとしたSSの形を成している」
「エロがキッチリ入っている」
俺はスパロボ関連であればシンセツだろうがムゲフロだろうが大歓迎だけどな
スレが過疎になるよりかは作品が投下されて活性化したほうが良いだろ
嫌なキャラや作品ならスルーかNG登録すれば済むし
>>646 よし!エリさんにドリルを捩込むのは俺の役目だな!
ウェンディって選択はありかな?
今隔離してほしいって人は前からシン×セツコまだーとかいって工作してた奴だよな?
もっとまともな工作しないと誰も釣れないよ?
腐臭が凄いな
親切厨自重と言いたくなる時もあるけど、作品としてはバッチコイ。
出来るだけ、どの作品もどのカップリングも投下しやすいふいんきが望ましいけどね。
初々しい20台後半とか大好物です
シンセ・ツコマ・ダー
黒のカリスマ「シンセ・ツコマ・ダー……と。ふふふ荒れろ荒れろ」
>>646 つまりマリオン博士の新しい夫は俺という事だな?
>>641 胸の無い彼女が頑張ってパイズリしようとしてもいい、自由とは(ry
エーデル様の三回回ってワンや盆踊りで抜く人間がいてもいい
自由とはそういうものだ
前にちょっとネタになったレーベン×セツコで純愛モノはどうだろうといろいろ考えてみたんだがレーベンのトラウマってあんまり細かく語られてないよな?
幼少期に云々ってだけでエピソードとか全く無し…
死んだ筈のレーベンが何故かセツコに拾われてお互いの傷を舐め合う様な話が書きたいのに肝心のレーベンの過去がわからん…
>>666 きっとスクイズのような展開に直面したんだ、たぶん
>>665 ED後の世界で偶然生き残っていたエーデルを発見した誰か(適当に好きなキャラを当て嵌めてください)
興味本位でブロックワードを使い様々な事を命令し、
だんだんと命令は性的な欲求に変わっていく…
みたいな作品が読みたい
>>664 ていうか、比瑪って胸なかったんだw
スパロボ(第二次α)でしか見たことなかったしなぁ。ふつーに知らんかった。スンマセン、原作見てないんですorz
>>668 ◎ゲイン
○ランド(メール含む)
△ジュン(アクエリ)
×アナ姫
異端であるのは承知…
>>666 エーデル様への対応を見る限りでは……
野生的な美人のお姉さんに色々ヤバい(逆レでもアッーな)事を長年され続けたと俺の妄想。
異論は認める。
セツコさんに拾われるレーベン。
たとえ人形だったとしてもエーデルへの忠誠心は忘れないと言い、世話をしてくれるセツコにも暴言を吐きまくるも、
セツコは黙って、微笑みながら世話をしてくれる。その姿に、心が動かされ、だんだんと素直になっていくレーベン。
平和な日々が続いていたある日、あの男が2人の元にたどり着く。自分の気持ちに素直になった、もうひとりの男が。
????「ああ、レーベン」
>>668 カツ、ガロード、シン…とか?
そういえばまとめサイトの更新止まったままだよな?
早く前スレとかの分もまとめてほしいぜ…
シンセ・ツコマダー
黒のカリスマ「シンセ・ツコマダー……と」カタカタカタカタ
>>666 ツィーネいわく幼少期になんかあったらしいけど
体でも売ってたのだろうか
・逆レイープ
・浮気された
性的虐待ぶっちゃぇ親父にレイプ……生々しすぎるな
セツコに「お前みたいな強い女が大嫌い」とか言ってたから
そんな感じの女にトラウマ持ってるのかな
母親がそんな感じだったとか
自分がそうだったんだろ
だから過去の自分を見てるみたいで嫌っと
ごめん意味不明だった。
>>683 セツコとツィーネにしか見えんな、どう見ても
とりあえず保存しました
671の設定でデレ化していくレーベンもいいな
信仰対象だったエーデル様と違い対等な異性であるセツコにどう
付き合っていけばいいのか分からず悶々としたりとか
すまん
裏切られたときの衝撃から未だに抜けられなくて変な夢見てしまった…
>>685 そんなレーベンはレーベンじゃない…レーベンはエーデル命なのがいいんじゃないか…
レーベン…あぁ、レーベン…
シュラン(女)×レーベンでおk
つーか、シュランはレーベンの本性を知っている上で惚れているんだよな
…ガチホモの衝撃が強いからあんまり目立たないが、
冷静に考えるとあのレーベンに惚れるセンスはかなり奇特な気がする
もしシュランが多元世界に飛ばされてゼウス関連の所に
拾われてたら別の一途というか一本気な奴に惚れてたんだろうか
そうなるとデュークとか闘志也辺りが狙われそうだなとふと思った
たしか、あの情熱的な部分が自分に無いから惚れたんだっけ?
正直、あのレベルの情熱はあるほうが怖い
なんつーか、自分が多元世界に飛ばされて、
指針も先の保証も何も無く、怯えつつも表面だけ取り繕って生きていた所にレーベンに出会って、
多元世界とかそんなのはどうでもいい、エーデル様がいればいい
と、自分の中にある真一つがあればそれで生きていける男に羨望を抱き、
嫉妬心から憎もうとしたんだけど、憎めず……いつの間にか好きになっていた。
だから、
レーベン、僕は君の事が嫌いになれ無かったよ! レーベン!
なわけで、そのレーベンを失った事で始めて、自分の気持ちに向き合えたシュランは
レーベン、僕は君になるんだ!
と襲い掛かってくるわけだ。
>>685 なんか良いなそれ
レーベンならアサキムに狙われてもなんとかなりそうだし
シュランがホモなのは結果に過ぎんわなあ
レーベンの狂的な信念とか、そう、魂に惚れちゃってる訳でさ
実際エーデルとレーベンの性別が逆でも全く問題なく成立するぜ
とりあえず鉄甲鬼×さやかはまだか!
ひろs…ホランド「ねだるな」
桂×アテナを見てみたい
自由とはそういうことだ
お前らシンとセツコスレに行け
某スレのせいでレーベンが良い奴に見えて困る
シン×セツコ
レーベン×セツコ
トビー×セツコ
アサキム×セツコ
…あれ?なんでせっちゃんは受けが似合うんだ?
>>698 鉄甲鬼×さやかとしつこいぞ
いいから言われたとおりにすればいいんだよ
なんだいつものジ・エーデルか
>>700 せっちゃんだからさ。セツコ本はきっと凌辱祭りだぜ!
あとツィーネ×セツコも加えとこうか。
>>704 おっと百合分を忘れていたぜ!
じゃあエニル×セツコも追加していいよな?
…あとはレイカ×セツコで不幸×不幸な展開とか見たい
百合は嫌だ
ルナステ×シンとかどうだろ。
シンは受け一択で。
ツィーネ×シンの逆レイプとか
スティング×フォウとか?傷の舐めあいみたいになるけど
スパロボZ中のステラが生きてる設定使うならここでいいんじゃないの
スティングって原作でもあんな死に方なの?
死に際のセリフが好きなんだが
デストロイでの最期がスパロボ補正って聞いたな
原作は忘却の佳奈多、Zは未プレイなんで完全に又聞きだけど
原作のオクレ兄さん
「…へへ……俺の……」あぼーん
確かこんなんだったと思う
原作 ただアヒァって死亡
Z 自力でステラとアウルのことを思い出しながら死亡
一応種死小説版が思い出して死亡らしい
だから小説版再現ってとこかな
>>713-
>>715 サンクス、良い兄貴っぽくて好きだったから最後のは痛々しかったよ
種死好きだからステラが生存したり
種死の話がスパロボ中で上手くアレンジされてるのが嬉しいんだけど
色んな所でシン×セツコとか言われてるのが凄く嫌な気分になる
>>717 そもそもステラの仲間になった後の出番の少なさが許せん。
それに、左ルートとか行ったらどう見てもレイが一番ヒロインしてるやんけ。
駄目だこりゃ っと思うのは仕方ないな。
セツコのビチビチスカトロプレイ
>>718 だったらシンセツコステラでトライアングラーな妄想をしようじゃないか。
いや、ルナマリアを入れてスクウェアラーな(ry
カミーユ⇔シン←ルナ・ステラ
スパロボZだとこんなかんじだから困る
シン・レイ・ステラ・ルナマリア・セツコの5Pか……なんというペンタゴラー
セツコ厨マジでうぜぇな
セツコ厨というか種厨か?
流石にエロ関係無い雑談まで出すのはどうかと
セツコ厨って初めて聞いたなw
セツコスレだとどちらかというとシン×セツコは否定的だし
仲間的な絡みはともかく
少し前まではよかったのにな
うざすぎるのにもほどがある
シンセツスレでやるのはかまわないがいろんな所で出没しとるし
自重しろ…と言っても腐だから無理なんだろうな
またいつもの奴が居るのか
いつもの奴というよりかそろそろ自重しろという住人がいるだけじゃね?
荒らしに自重しろとか言って聞く訳無いだろうと思ってる俺傍観者
場所柄わきまえずにシンセツ主張する輩は
マジに自分が荒らしだと思ってない可能性あるから困る
もうみんな黒のカリスマでいいよ
これは黒のカリスマがスレ住人を疑心暗鬼させるために仕組んだワナだ、落ち着け!!
俺はシンだろうがセツコだろうが、作品が投下されるのなら別に文句はない
ただ今の空気じゃ誰も作品なんか投下しないと思うぞ?
お茶でも飲んで落ち着きなさい
つ旦旦旦旦旦旦
ただしこの中の一つはクスハ特性ジュ(ry
皆でうどん工場に見学に行こうぜ!
>>727 都合が悪くなると「いつもの奴」って書けばいいから楽だよね
>>733 いやいや、ここはふとん売場に行ってみようぜ
ふと、平行世界のジ・エーデルがいっぱい集まって誰かを輪姦してる絵が浮かんだ
不快な気分になったよ…
>>736 そのレスから、平行世界のエーデル准将がマッチョに輪姦と連想した
有りと言えば有り
じゃあもしかしてランドってエーデル准将のストライクゾーンばっちりなの?
ランド
ファットマン
ゲイン
ヤッサバ
ここらへんはエーデルの趣味だろうな
ジエー氏がエーデルをマッチョ好きに設定したのは
いたぶられてもらう時にマッチョの真逆を行く自分の容姿に反応させて
より苛烈にしてもらうためなんだろうか
ランド×エーデル、これイイネ!
マッスルボンバーズを欲しがっていた嫁を思い出した
どんなグッズかは知らないが
ガロード×女ジ・エーデルとか見たい
ジエーデル結構良いボスだと思ったな
ゲイナー君相手にチートもせずにガチでオーバーマンバトルして
12戦12敗とか、結構真面目だろ
ドMだから、やっぱり君はサイコーだよ!とかやってたのかもしれんw
女性キャラをさらってきてSMを強要する姿が見えた…
セツコ×ジエーデル
「こんな満身創痍必死だなwwプゲラ不幸娘のせいでボクの計画ぶっこわされちゃったなんて
ボク惨め過ぎる、みっともなさ過ぎるにゃ堪らんハァハァもっと、
もっと本気でドン引きして可哀相な人を見る目で迷惑がってくれにゃぁ〜♪」
ツィーネ×ジエーデル
「ププッ、その無理してんのバレバレな格好とキャラ付けマジ乙だよ!
実はエーデル様に『カイメラには変態しか採用しないように』って命令してあったんよ。
面接の時『我が部隊には奇異ともとれるような強烈な個性がある方を希望しています。
貴女の能力は充分ですが外見性格はそのままでは…』とか言われたっしょ? で作ったでしょそのキャラ!
だよねだよね、汎用敵兵グラフィックで 地 味 だったもんねツィーネちゃん!
部下達への想いのためにそのキャラ付けとか健気だよキャワイイよ!
それでも今回のオリキャラの中で一番 地 味 だけどね表面ではなく魂が!」
>>746 本人がどう捉えるかはともかく、ツィーネへのツッコミは堪えるなぁww
ジ・エーデルはつくづく確信犯的馬鹿正直なバカだなぁ、外から見てる分には
当事者だったらぶん殴りたくなるのは必然だが、それで本人ガチマゾだから始末に負えんww
ツィーネは連合制服着てる方がエロいと思うぜ
実はアウルの世話を昔していたのがツィーネで、多元世界で再開する…みたいなのを読みたい
>>749 ラウル「お母さん!」
ツィーネ「!?(///」ドキッ
こうですね、わかります
あ、名前間違えた…
ツィーネは既に二児の母だったか…
ツィーネとアウルよりシンとセツコがいい
ツィーネって見た目に反して地味というか普通なやつだったよな
こういうキャラはヒョーゴ以来だ
ヒョーゴゴはまだサイボーグだったけどツィーネは本当に普通だからなぁw
今回一番頑張ってる感のあるバンプレキャラだけど
しかしあのSな部分は素なんだろうか…?
ドSではあるが、ゼウスでは立場上大人しくしてるしかなくセツコに絡むもどうにも本質を見透かされてるようで手玉にとる事は出来ず・・
覚醒セツコはなんつーか色々サトリ開いてるからな
あのツィーネもアウルの前だとデレデレだったりして
アサキムとは別の意味で
シン×セツコマ・ダー?
ダ・マーレシン・セツコ・チュウ
またジ・エーデルか
ウリは日本人ニダ!みたいな感じがするな
以前はスレが荒れること=ワカメだったのに、
すっかりジ・エーデルに人気を取られたよな。ワカメ大佐
ワカメは所詮混沌ってだけで、ネタキャラの地位もAPとかで放棄した
本編中で「ネットで煽り荒らし」をやらかしたZ組には…な
しかも主人公部隊がモロ2ちゃん脳だったっていうな
>>767 2ちゃん脳というか、メディアリテラシーがないといったほうが正確
「2ch以外のまともなメディア(政治的思考とかそういうのでなく、情報端末的な意味で)がない」
こんな「2ch=報道」な世界では、どうしたって怪情報でも意識せざるを得ない
まあそれでも、再会時に具体例を一切出さずにギャーギャー言い出したのはお互いどうかと思うけどな。思考停止するなよ、と。
>>769 まあそれはな。
だが、古今人間のレベルなんてそんな感じだぜ
俺らは「正解」を知ってるから冷静に見れるだけって面もある
ぶっちゃけこのあたりの話の語り口って、
リアル黒のカリスマ出たかってくらい一方的な見方が流布されてるから、
目くそ鼻くそになってる危険性があるところが怖い
黒のカリスマってフレーズに悪の天才みたいな妙な座りの悪さを感じる
クロノ・カリスマってことでしょ
>>723 そういうお前は厨厨だがな。
ここ一年で本当に増えたな、こうやって自分が気に入らないものを
「○○厨」と叩いておけば自分が正しい、賢いと勘違いできる厨厨が。
へぷちんのSSって投下された事あったっけ?
アレは前作の逆補正が酷すぎたからなー
2の評判はそれなりって聞いてるけど…Zやった後じゃ、種運命がほぼAA視点のみってのはなぁ…ifルートの有り難みを知る…
プレイした連中からの評判は良いけど、そもそもプレイした人数が圧倒的に少ないからな
ごひが種シンルナ参入後に二人の教官になってたりクロスオーバーも面白いんだがなぁ
あとごひが静流と仲良かったり
エロに使えそうな題材も結構
ヒイロなんてEDに参加してないし、昨今では珍しいグリリバの息がかからなかったスパロボだった
ダブルマジンガー組とゲッター&デューク腐リード組は昔からの知り合いなんだから信じてやれよ、と思った
シン×セツコマダー?
黒のカリスマ「『シン×セツコマダー?』…と、フフフ…」カタカタ
>>783 ダイナミックの男連中の関係はあくまで
プロ⇔甲児、大介さん⇔甲児
なので、プロと大介さんは別に仲良しじゃないだろ…
寧ろ性格的に相性悪いような希ガス。
あとゲッター連中は原作でも思い込み激しいからしょうがないw
>>769 人間爆弾ルート進むと何で仲間を完全に信じないかがわかる
大介さんに完全に誤解を与えてるんだよね。それが信じなかった原因
昔のスーパー系ロボットアニメは、
「なんでおまえらこんな簡単なワナに引っかかるんだよw」っていう話が
けっこうあるんだよな
ショッカーが世界征服企んでるのに何故か日本にしか来ないのと一緒くらい突っ込んじゃいけないお約束だろ?
>>789 ショッカーは世界規模だぞ。支部も沢山あるしな。
世界征服をした後何がしたいのかよく分からないことも
けっこうある。
国連では地球を守りきれないと踏んで世界征服に乗り出した
ビアン総帥の例は実はレア。
大体が「よし、とりあえず世界征服だ!!」ってノリだもんな
何をしたいのか解らない人といえばズール皇帝だろ
ズール皇帝は価値観自体が人間のソレとかけ離れている感がある
日本で子供たちをアパートに集めて誘拐とか何をしたいか分からんよなショッカーは
そういえば、ウルトラマン(どのシリーズかは忘れたけど)でアパートに住んでいた怪獣がいたよね?
メトロン星人だっけ
雑談スレでやれよ
流石にスレ違い
怖いのはセブンとヴィレッタ・プリスケン君達だけだ。
>>777 あれはスパロボとは言えないな
寧ろ、スパロボと言う名の同人作品だよ
>>800 どっちの事を言ってるんだ?まあZのifルートは「もうこれが公式でいいよ」「アニメは同人」等のタグでニコニコではお馴染みだがw
802 :
800:2008/11/01(土) 15:34:18 ID:LU+B9Btq
スクコマはどっちかというとACEの系譜だよなぁ
>>802 スクコマ2のどこが同人作品なんだっつの
作品批評なら余所でやれよ
>>804 じゃあお前もよそに行ってもらおうか
スクコマ2を語りたいんだろう?
へぷちんのSS書こうかなぁ。
咄嗟に、
綾人の手違いで、エンディングの後戻ってきたケイジとバレンティナはとっくに新婚夫婦として周りに認識されてる世界ができてしまっていた、
なーんて着想が浮かんだけど、これはあのエンディングを考えると、ちょっとなしだな。ありえないほどじゃないけど。
それと、とっくに認識されてるから書く意味ないなwと。
エロエロ捏造設定でいいだろう。
ソレスチアルリアクターに精神を侵されて、広がっていく破壊と暴力の本能に歯止めをかける為、
レアニカが性欲の形で受け止めたげるの。
スカーフェイスキッドを救う為、頑張れレアニカ!
>>806 マジがんがれ
スパロボオリでも珍しい超純情カプなんで好きだなぁあの二人
とりあえず全裸で待機しとく
セツコ×シンマダー?
ジ・エーデル「こうして僕じゃない黒のカリスマも生まれていく、と……ふふふ……」
今更ながらカズマ+インファレンス×アリアが読みたい
兄ちゃん二人に可愛がられるアリア
なんか809みたいな書き込みばっかり目立つが、
セツコ×トビー希望、っていう人はいないんかね
本編ではセツコさんが恋愛感情もってたのに
持ってただけで終わったしね
トビーは嬉しい程度の発言しかしてないから
妄想を加速させるスイッチが見つからないのでは?
一番セツコが幸せになれる絡みだろうけど、序盤で死んじゃうからなあ。
死亡前にしても後にアサキムレイプが待ってると思うと鬱になるし
並行世界のトビーにするとしても婚約者設定は変わらないだろうし。
しかし多元世界後に婚約者生きてるかわからんよね
いても歳をとってる可能性だってあるし…
セツコスレだと、トビーが実はアニオタだったことから、
「トビーの嫁は二次元」っていう見解が主流っぽいw
それはそれで構わないが、故郷って何処さ?
シン×セツコ×カミーユマダー?
黒のカリスマ「いつも同じパターンじゃ飽きられるからね。今度はカミーユも絡めてみようかな…ふふふ…」
時間があればトビセツ書けるんだがなぁ。
就職、卒論、資格試験の三つの壁に阻まれて身動きがとれない春風であった。
せっちゃんはトビーのワイシャツだけを着て寝てるというのが俺の脳内設定
平行世界トビーに婚約者は居ない設定で
再結成当初はぎこちないながらも、セツコとそれなりに上手くいってるというのが俺の脳内設定
平行世界チーフとトビーは居ない設定で
再結成当初はぎこちないながらも、ツィーネとそれなりに上手くいってるというのが俺の脳内設定
平行世界トビーに婚約者は居ない設定で
再結成当初はぎこちないながらも、ツィーネとトビーがそれなりに上手くいってるというのが俺の脳内設定
平行世界トビーにも婚約者は居る設定で
再結成当初にぎこちないながらも、セツコが逆レイプというのが俺の脳内設定
平行世界トビーにも婚約者は居る設定で
再結成当初にぎこちないながらも、セツコと三角関係になってドロドロというのが俺の脳内設定
平行世界トビーには婚約者が居ない設定で
再結成当初にぎこちないながらも、セツコと仲良くなるが本人はトビーとシンの間で心が揺れ動くというのが俺の脳内設定
シン×セツコマダー?
セツコ×シンマダー?
その後ツィーネと傷を舐め合うようにエロい関係になっているのがセツコの俺の脳内設定
831 :
名無しさん@ピンキー:2008/11/03(月) 15:16:34 ID:/BbrwUQL
しぐましぐまご〜っどしぐまっ
誤爆した
リュウセイ×闇竜はまだか!
シンセツマダー?
ゴットシグマのテラル司令は普通に女だと思ってた…
>>836 最初性同一性障害かと思ったけど
死んだ恋人の体に脳を移植されてるんだったかな
精神がリラ、体がテラル…であってるよね
読み手的には趣向を好む人もいるかもしれないが
書き手的にはなんとも言い難い設定だなぁ
女にやられるぐらいか・・・・・。
アフロディアとの接点は行けると思うが
>〜まだー?
ねだるな 勝ち取れ
ってのがZの流れだと思う今日この頃。
でもこのスレ的には
待て、しかして希望せよ!
じゃね?
岩窟王?
そう、モンテクリスト伯でゲス。
エクセレンとゼオラに射撃戦のコーチを受ける某が
オクスタンをめちゃくちゃにされるSSなんてどうだ
カズマか?
やはりここはフィオナ×ラウル
いいね
シンセツマダー?
レーベンを縛って猿ぐつわ咬ませて
ミヅキやアデット姉さんに犯させたい
「嫌々って言ってても、やっぱりこうやって触ると立つのねえ〜」
「!!」
みたいなやつ
そんなんいいから
セツシンマダー?
シーラ様成分が足りない…
シラー成分だと?
>>850 それでも起たなさそうで困る>レーベン
>>852の言うとおりだ!
このスレにはシーマ様成分が足りない。
シーラ様なのかシラーなのかシーマ様なのかはっきりしやがれ!
エーデル准将の裸を見るだけで過呼吸とか心臓麻痺起こしかねんなレーベンはwwwww
そこでシュランの出番ですよ
シン×リィルみたいな想像した
「あんたがステラと同じ声してるがいけないんだ!!」って暴走して、その後激しく自己嫌悪に陥るシン。
で、そんなシンを襲われた当人であるはずのリィルが慰める、みたいな感じで
カーラをお願いします
今までZの流れからリク出来なかった・・・
そうだな
流れをOGに戻そうぜ
戻すとか
別にここはOGスレじゃないぞ
いつだってどのシリーズでも大歓迎だ
リンバトでもおk?
>>866 懐かしいなw
桜式部(うろ覚え)のSSとか見たいなぁ
あとは裏トーナメントの幹部の猫の人とか
W設定で隼人×恭子とか見たい
あの学園設定はエロパロに使いやすいと思うんだ
隼人「フッ……俺はぼいんちゃんが大好きなんでな」
恭子はないだろう……胸囲的に考えて。
軍曹×恭子は?
ならフルメタスレじゃない
Wの竜馬は学園の女の子を口説きまくっていたそうだな
>>873 それが原作通りの竜馬
スパロボではいつも優等生だけど色仕掛けに弱いリーダーなんだぜ
漫画版の竜馬のが硬派なのか
雑誌にもよる、けどたぶん根底は一緒
原作もちょっと抜けてるとこあるもんね、竜馬。
>>878 フルメタル・パニック!‐サイドアームズ‐女神の来日〜温泉編〜を握り拳で穴が空くほど読むと良い
あれは女性が見たら引くレベルの描写の細かさ
>>870 恭子が隼人を襲えばおk
てかTV隼人はボイン好きであっても、ボイン以外は興味ナシってワケじゃないぞ
つまり、「俺はボインちゃん以外だろうとかまわず食っちまうたちなんだぜ」
ってことだな
「こやつがランド・トラビスか…」
エーデル・ベルナルはモニターに映し出された暑苦しい男に見入っていた。
先日から基地に出入りしている、修理工(という割には破壊行為の方が
得意だが)だ。
法と秩序の名の下に多元世界を統制しようと考えてばかりいた彼女は、
自室に設置されている基地内監視システムを、この日初めてその目的
以外に使う事にした。
「19:30…仲間との食事を終わらせ…伴侶とは別室に入り…む?」
自室に戻ったランドは背伸びを数回繰り返し、ごきごきと肩関節を鳴らす。
『ふぅ、今日もメールを怒らしちまったな…これじゃ親方に合わせる顔がねぇ』
彼は傍らに放り出していたズタ袋の中から、おもむろに下着を取り出した。
『さぁて、ひとっぷろ浴びるか。風呂は明日への活力だからな』
タンクトップを脱ぎ、パンツ一丁になったランドは陽気に鼻歌を鳴らしつつ、
タオルを片手に握ってシャワールームへ消えた。
「ろ、録画一時停止…! 10秒前まで巻き戻し…再生!」
エーデルの音声に従い、10秒前からの画像が再生される。
「か、拡大…もっと!」
画面を食い入るように見つめるエーデル。彼女の視線の先には、必然性に
従って鍛えられた無駄のない肉体が映し出されていた。タオルを握りしめた
右腕の上腕二頭筋がぐぐっと縮んだ様子が見えた瞬間、エーデルの全身を
今迄感じたことのない衝撃がはしる。
「あっ…あぁ!?」
背筋を通り、うなじを伝い、脳内をかけめぐる電撃のような感触。更にその直後、
全身を熱気がほとばしり、それはやがて豊かな乳房の先端、そして彼女の一番
敏感な場所へと伝達された。
「んんっ…くぅ」
立ち上がっていた彼女の両足から力が抜け、そのままふらりと椅子へ崩れ落ちる
ように座り込んだ。
(この感覚…一体何…身体が…ほてる…)
エーデルは違和感を感じた乳房、特にその先端へ恐る恐る手を触れてみた。
「…っあ!?」
身体がびくりと震え、先ほどと同じ感覚が彼女の脳を包む。
「これは…気持ち…い…い?」
ふと我に返ったエーデルは再び監視モニターへと視線を移した。が、モニターは
誰もいない部屋の中を映し出しているだけだ。
「くっ…カメラ切り替え! シャワールームを!!」
カメラは彼女の命令を忠実に実行し、シャワールーム内の映像に切り替わった。
「!!」
エーデルは映し出された映像に息を飲む。そこには雄々しい肉体を持った、一糸
まとわぬ”男”がいた。
「っ…ああ」
筋肉と筋肉の谷間を流れ落ちる、石鹸の泡。戦闘で負ったのであろう、生々しい
切り傷が背筋のたくましさを強調している。
「…」
エーデルが気づいた時、既に自身の左手が左胸をゆっくりと、しかし大きくもみ
しだき始めていた
「んっ…ああっ…」
彼女は時折身体をびくつかせながら空いている右手で、カメラアングル切り替え
レバーを操作し始める。カメラは徐々にズームしながら、ランドの身体を舐めるように
下へ下へと降りて行く。
「ぅ…あっ…あれは…」
カメラがランドの性器を捉えた瞬間、エーデルの下腹部はまるで熱いコテで押さえ
られたかのような快感に襲われた。
「く…あっ…んんっ!」
スカートをたくしあげ、ショーツの股間を右手でそっとなぞる。指先には湿った
布地の感触がはっきりと伝わってくる。
「…濡れて…る?」
ショーツの中へ右手を突っ込み、熱を帯びている中心部へと指を伸ばして行く。
ついにそこへ指先がたどり着いた瞬間、僅かに水音が鳴った。そして…
「あっ!! んっ…んくぅ!」
脳内が真っ白にフラッシュアウトし、身体が一人でに跳ね上がる程震える。それでも
エーデルの右手は止まろうとせず、彼女の密壷をかきまわした。
「あっ…あぁ…あっ…ああぁ」
自分でも聞いた事ない淫らな声、そしていやらしい水音が更に彼女の深層をえぐった。
ジャケットを脱ぎ、ブラウスのボタンを外し、ブラを強引に引き上げる。
「んっ…ああっ…」
あらわになった果実の先端はルビーのように固く、指先で摘まみ上げるごとに彼女の
口から熱い吐息が漏れた。
「んくぅ…ああぁ…んっ…ああ」
筋肉が形作るエロス、そして太く長いペニスのイメージがエーデルの意識を染めて行く。
「欲しい…んっ…あれが…欲しい…」
両手の動きが激しくなり、身体を踊らせるように悶える。白い快感で意識がかすみ始めた
彼女は、最早”法と秩序”はどうでもよくなっていた。
「あっ…あんっ…ああ…んぁ…ああああああああっ!!!」
--------- * ---------- * ---------- * ---------- * ---------- * ----------
「んじゃ、ザ・クラッシャーの私生活を一滴たりとも漏らさずに記録すればOKにゃ?」
「妙な表現はやめなさい、ジエー博士」
「何も入浴中までカメラにおさめなくてもいいと思うんだけどにゃ〜」
「…私の命令に胃を唱えるか」
「そ、そんなことはありませんにゃ!! っていうか、エーデル様、顔が真っ赤なのは何故…」
「っ! ええい、お前は何も考えず、私の言う事を聞けばいいのだ!!」
「ぎぃぃやぁぁ!! 鞭は凄く気持ちいいにゃあ!!!」
「これは! 法と秩序の下に!! 私がこの世を治めるために必要なのだ!!!」
その後、彼女の秘密ライブラリーにZEUTHのマッチョマン動画が大量に納められていた
事が判明したのは、はるか後の事である。
END
>>885 GJ!
まさかランドさんが盗撮されるとはwww
>>883 恭子「隼人くんってちょっと濃いけどクールだよねぇ〜」
隼人「フッ、褒め言葉として受け取っておくぜ」
シンセツはマダー?
新雪だと?ああ、それなら北海道辺りならもう降り出してるだろうさ
890 :
名無しさん@ピンキー:2008/11/12(水) 14:41:29 ID:m1RSP1k9
>>885 GJ!エーデルについてはあまり理解してないが何だか笑えたw
連レス失礼
>>889の新雪でネタが浮かんだわ
α女性陣の中で一番露出が多いカーラが紅茶に温めて貰おうと・・・
他の3人?制服とかに着替えたら露出少なくなるから・・・さ(OG設定)
・・・雪と言えばニルファでもネリー・ブレンが出てくる面があったからアイビスでもいける・・・か?
>>891 そういえばJでも雪山イベントがあったような…
しかし雪山というと08小隊を真っ先に思い出すゼ
Jの雪山は妄想したなあ
露出度高いパイスーのカティアに上着を掛けるカルヴィナとかね
そしてその上着を二人で密着して使うんだよ
王道だね!
王道だよね。
ネリーに余り迷惑はかけられないから、機体のコクピットで寝る事になったんだが、
一人で寝るのは寂しいってテニアが言うんで、統夜と一緒の座席で寝るとかも、王道だよね。
スパロボZの雪山はみんなで雪合戦やキンゲのシベリア全般、せっちゃん肉体に痛みと恐怖を刻み込まれると選り取りみどりでした
エーデル准将素敵wwwwwwwwwwwww
もしかするとゼウスが誇るマッチョメンズでイルイばりの大説得すれば
仲間になるかもなwwwwwwwwwww
>>893 仮に一人ぼっちだったらどうするのか・・・
例 撃墜→遭難→猛吹雪→通信が出来ない→空調故障→寒い→寂しい→自慰・・・
>>893 そして素肌で暖めあう。まさにYESだね!
>>893 (そんな作品を)8歳と9歳と10歳の時と12歳と13歳の時も
僕はずっと・・・待ってた!
Zでグラヴィオン熱が再燃したのでエイジとリィルで考えてたが、
結婚式やってないから原作みたくややこしい関係になってないよねこの二人。
……あと温泉回はやってほしかったなぁ。面白そうなのに。
カーラで誰か・・・!
>901
灰色の魔女?
>>900 次回作では愚美温泉や天使湯を有効活用してもらいたいものだ
>>903 それが出てくるおまいさん、それが分かってしまう俺は多分少しおっさんw
>>905 謝れ! 四捨五入したら20代の俺に謝れ!
あれ、若い奴も結構知ってるんだな。俺は四捨五入したら30になってしまうから、それ位の年代じゃないと分からん(古いから)と思ったんだ。
スマンスマン、特に反省はしてないw
>>906 四捨五入したら20代
実は日本語がおかしい件について
シン×セツコマダー?
>905-909
大丈夫、我々は10年前から28だから。
勿論、10年後も28だけど。
少しスレチになりつつあるからネタを出しながら突っ込もうか
スーツを使ってのシチュもありか・・・OGは豊富な資料出たしね
エーデルって劇中では『人形』としか言われてないけど、
生身(肉体は人間と同じ)なんだろうか?
それとも、アンドロイドなんだろうか?
ブライト
「ロボ子スレの住人なら、納得できる見解を示してくれるだろう。」
ここでなら言える
龍虎王伝奇の孫光龍×V・Bが見たいんだ…
神楽坂×統夜を読んでみたい…!
>>916 個人指導ですね、わかります
スパロボで学園シチュは良いな新鮮で
神楽坂?OGサーガだっけ?と思ってた俺は5年来のフルメタファン失格でいい…
スパロボオリジナルの学生キャラ
コウタ、ショウコ、ミオ、統夜、α時代のα主人公
うーん、けっこう少ないもんだな。他に誰かいたっけか
そういや携帯オリジナル主人公勢で、全くの一般人スタートなのは(本人の預りの知らない背景はともかく)何気に統夜だけか。
カズマは実家手伝いだから一般人なんじゃない?
細かいこと言い出せば究極の一般人であるトウマも
実際のとこは逸般スーパーアルバイターだからなぁ
>>921 30メートルを越す明らかに戦闘用チューンされたロボットを操る16歳を一般人と呼べと。
ところでツィーネ×セツコ投下します(ぇ
一月ほど前に予告しながら、ツィーネ仲間できなかったから、仲間するために2周目してたらえらい時間かかってしまった…反省。
・百合よ?受け付けない人はスルースルーする。
・流れの拙さは出来れば大目に見てね。
あの娘も、自分と同じだ。いや…比較するならより酷い。
大切な人間を喪ったのは同じ。でも、私はまだ…どうやら、生きている、救える可能性がある、らしい。あのスカブコーラルの中に、部下達は。
対して、あの娘…セツコはどうだ?私が敬愛していた男に直接大切な者達の命を刈り取られ、死してなおその存在を利用され、肉体的にも精神的にも深く傷つけられた。そこには私の関与もあった。
だが。それでなお、あの娘は涙を払って戦いに赴こうとする。私を赦すと言って。人としての機能を徐々に失いながら、なお。
それを考えていて、私は…何故か酷く苛ついた感情を覚えた。
その理由を上手く説明できないまま、ツィーネ・エスピオは決戦の前、セツコ・オハラの部屋を訪れた。
―――――――――
時空修正を行うまで、残りあと10時間。その前に戦闘はあるだろうが。機体《バルゴラ・グローリー》の整備は終わった。
今はなんとか見えている状態にある瞳を閉じ、セツコは静かに佇み、「かつて」と「これから」に想いを馳せていた。
(エーデル准将を倒し…エウレカを救って、時空を修正する。その時に…私の望む世界…それは…)
それは、何だろう。
チーフとトビー、二人と全てが元通りになる世界か。全ての「今」を肯定する世界か。あるいは、そのどちらをも望むと言うのか。
(私…私は…)
だが、それも戦いが終わって後の話だ。次の戦い、敗けるわけにはいかない。が、それと現実に敗けてしまうー即ち、死が訪れるー可能性は別問題だ。
少しでもその可能性を少くするために、今は最後に与えられた待機時間を、休息に当てるべきか。
(ツィーネ…)
あの人は、どうなのだろう。大切な人達を救える可能性を求めてZ.E.U.T.H.に投降し、最後の最後に共に戦う事になった彼女は。
その時に。部屋に訪問者を知らせるコール音が響いた。
?となりながら立ち上がり、扉に近付き、
「…いるんだろう?」
ツィーネの声を聞いた。
――――――――
「…今、貴女の事を考えていました」
ベッドに腰を降ろしながら、セツコは壁に背を付けて立つ(椅子を薦めたが断られた)ツィーネにそう話しかけた。穏やかに。
「貴女の望む世界…私と貴女は似ているから。それがどんなものだろうと」
そこで遮るように、苛つきが滲み出るような声で、ツィーネは言った。
「お前は…どうしてそうしていられる?私がお前なら、ツィーネという女を、私は受け入れない。決して…赦そうとは思わない。お前は…澄み切り過ぎている」
「…………今の私には、何もないから」
間を開け、呟くようにセツコは答えた。
「チーフもトビーも、もういません。そして私の身体はスフィアに侵食され、恐らく次の戦いにも捧げる事になるでしょう。…それでも、戦いに勝つことが出来たら」
「出来たら?」
腕を組み、ツィーネは問い掛ける。
「…その時は、わたしの未来を掴むことができるでしょうから。みんなの未来と一緒に。
…だから、今までの事はもういいんです。ツィーネ。私は貴女の、貴女とも一緒に未来を手にしたいと思っていますから。…貴女の心を知った上での同情と思われても仕方ないかもしれませんが…」
「…それは気に食わないね」
ツィーネの返事に、セツコは少し傷付いた表情になり、「…すみません」と口にした。
だが、しかし。この時、ツィーネは理解できてしまった。この愚直なまでにお人好しで、自分の言えた義理ではないが、哀れに過ぎる女に向けた感情を。
>>919 マサキは一応17歳(魔装機神第一部時点)、現役高校生だ。
第二部で19歳で普通なら留年だろうけど、戦争のせいで学校は閉鎖しているだろうからな
以前投下されたユウ×カーラのSSだけど・・・BADエンド風のを考えてみたんだが・・・言っていいのだろうか
(そうか…ああ、なるほど…)
それは、驚く程単純な事実で。
(私もシュランをどうこう言えない、ね…)
苛ついていたのは、感情の理解ができていなかったからで。
(私には決して持てない心を持っているこの女を…)
「つまり好きになってしまった、か…」
「…え?」
文脈の繋がらない、しかし聞き流せないツィーネの言葉に戸惑うセツコ。
ツィーネは諦めたように息を吐き、
「…聞こえなかったかい?私はお前が好きだと言ったのさ」
「…!?え……ええ!!?」
突然の同性からの告白。セツコの穏やかな心に波が走る。
「…お前は、極限のところで戦っている。心も、身体も、きっと。その上でつい数時間前まで敵だった…それも宿敵同然のね…そんな奴の未来まで望もうとする。…馬鹿な女だよ、本当に。…だけどね」
その時、ツィーネは壁から背を離し、ベッドに近付き、そしてギシという音と共に、セツコのすぐ横に座った。
「ツィーネ…?」
そしてツィーネは、はっきりと「笑った」。邪気の籠らないその表情を、セツコは初めて目にした。
「…そんな馬鹿だから、対極の存在だから、私は惹かれた」
そして、最後に耳元で囁く。
〈抱きたくなるくらいにね〉
「…ッ!?」
思わず身体を離そうとするセツコだったが、その腕をツィーネが掴んだ。
「私は女も嫌いじゃない…フフ、一度くらい聞いたかい?」
「ツ、ツィーネ…」
「まあ、納得いかないだろうから聞きな。これは代価さ」
「…代価?」
「お前は私の未来まで望もうとする。その為に命に近いものまで支払う。…私はそれに報いて、お前に歓びを捧げてやろうというんだ。…それにどうもまだ未体験でいるようだし、ね」
な…!?と顔を紅く染めるセツコに、ツィーネはまた僅かに笑い、
「怒らずにそういう反応を見せるのがお前らしいね。…別に私を好きになれとまでは言わない…ただ、次の戦いは恐らく文字通り命懸けの激戦になる。…身体を重ねる歓びも知らないまま、お前は死にたいと思うかい?」
「…で、でも女同士で…」
「…女の方がツボを心得ているとも言う。《挿れる》モノはなくとも、悪くないもんさ」
「は…はぁ…ひぅッ!?」
それでも矢張戸惑うセツコの耳に、ツィーネはそっと吐息を吹き掛けた。そして、囁く。
「…いいね?」
「…は……はい…」
惚けたように唇を震わせるセツコを見て、かつては何人もこうして『墜とした』もんだね…と、ツィーネは少しばかり昔を思い出していた。
――――――――
くちゃり、くちゅ…と静かで淫らな音がセツコの部屋に響く。
あれからややもしないうちにスルスルと服を脱がされ、生まれたままの姿でベッドに横たえられたセツコ。
その上に覆い被さるのは、惜しみ無くその豊かなバストも括れた腰も、赤色の茂みも晒したツィーネ。
そして言うまでもなく後者が主導権を握る形で、二人は熱く、浅く時に深く、唇を重ねては離し、また重ねていた。
「んッ…ふ…やっぱり女も悪くない…ね…」
「は…あぁ…や…ッ」
ツィーネはねっぷりとセツコの口内を舐め回すように楽しんだ後に、軽く頬にキスをすると、今度は首筋にチュッと唇を付け、ツツ…と舌を這わせた。
ゾクゾクする。セツコは身を震わせて快感を受容していた。
「ツ…ツィーネ…あ、ひぅ…ッ!」
「良いもんだろう…?ふふふ…もっと感じさせてやるよ」
そう言うと、顔の位置を下げ、セツコのツィーネ程ではないが十分に豊かな膨らみに辿り着く。そのまま、ピンク色に染まった乳首に口付けた。
「あっ……!!」
「あぁ…ッ!そ、んな…ツィーネ…ひゃっ!?あ、だ、駄目…うんんッ!!」
ツィーネの背中を掻き抱きながら激しく身悶えするセツコ。
「やれやれ…ケガレを知らない女ってのは感じやすいもんだね。自分の初めてを思い出す…。なら、ここも…」
そう言ってツィーネは、セツコの未だ男を知らない秘部へ、ゆっくりと指を這わせた。ふさふさとした茂みの感触に、くちゅくちゅとした感触も混じっていて、セツコが十分にソコを濡らしている事を示している。
「あっ…!ツィーネッ…!!」
ソコに触れて間もない内に、セツコの身体が大きく震えた。
どうやら、達してしまったようだ。
「なんだ、もうイッたのかい?感じやすいね、本当に」
「あ…はぁ…すみ、ません…」
少しからかう様に言ったのだが、返ってきのはた謝罪の言葉で、ツィーネは可笑しそうにした。
「何を謝ってんのさ…。ま、いいけど。…それで、初めてのお前にひとつ教えとくわ」 言うなり、ツィーネは脚を大股に開き、セツコに見せ付ける様な格好になった。思わず、正面から見る他人の女性器にセツコの目がマジマジと引き付けられる。
「セックスはね…一方だけが感じてちゃ駄目なのさ。だから…」
と口にしたところで、セツコの後頭部に手を回し、グイと自分の秘部に引寄せた。
「あっ…!?」
流石に戸惑いを見せるセツコだが、構わずといった様に、ツィーネは腰を押し出した。
「次はお前の番…。さあ、私を感じさせて…」
その行為によって、必然的にセツコの唇にはツィーネの秘部が押し当てられる形となる。ツィーネが何を求めているのかは理解できるが、他人の女性器を…つまり、舐めるという、余りにも未知の体験に、セツコは動揺していたが、
(でも…ツィーネは私を気持ちよくしてくれた…なら、私も…)
御返しは、しなくては駄目だろう。
「ん………」
心を決めたセツコは、ツィーネの太股を両腕で抱え、そっと舌を差し出した。ふさりとした茂みの感触と共に、その舌が蕾に触れる。
くちゅ、と小さな音が鳴った。
ピクン。ツィーネの身体が小さく反応する。
「ふ…ん、あぅ…そう…いい、よ…」
実際、まったくこういう経験のないセツコの舌使いは拙いものだったが、
(だからこそ、性格もあるだろうが、賢明さが感じられる…初めての女も、やっぱりいいもんだね…ンッ)
それまで表面を撫でるように愛撫していたセツコの舌が、膣内にまで侵入してきた。
「くぅ…やる、じゃないか…そう…その調子…んんッ!」
「(ピチャ…)ん…ツィーネ、たくさん…溢れてきてます…ね。(くちゃ…)不思議な味…」
「は…それが女の味、さ…」
「…こっちも、きっと気持ち良いですよね…?」
「ッ…ああ!!」
思わず、高い艶声が漏れる。セツコがしたのは、充血して皮からめくれ出て膨らんだ肉芽を舐め、くすぐるように転がした事だった。
「どう、です?…感じてますか、ツィーネ…?」
「ああ…ああ…いい、よ…昂ってきた…そろそろ私も…クッ…!」
とろとろと蜜を流し続けるツィーネの身体が一瞬、ビクッと硬直した。弾ける。
「あ…イッ……ク!!はああああッ!!!!」
絶頂を迎えたツィーネは背中を大きく反らして震え、大量の愛液を撒き散らしてセツコの顔を染め上げた。
「ツィーネ…ん…」
痙攣するツィーネの股間からとりあえず顔を離したセツコは、降りかかった愛液をなんとなく指で拭い、くわえてみた。
(やっぱり不思議な味…でも、悪くない、かな…)
そっと自分の股間にも手を伸ばす。また、濡れてきているのがはっきりと分かった。
と、身体を震わせて息を吐いていたツィーネが、落ち着いた様子を見せた。
>>919 案の定GC(XO)を忘れてます。
まあ、しょうがないけどねw
「ふぅ…なかなかやってくれるね…とりあえずとは言え、私を満足させてくれたんだから…」
不敵に、愉しそうに笑うツィーネにどう答えて良いかわからず、気恥ずかしそうに黙り込むセツコ。
ツィーネはくすりと笑い、
「さて…時間もそうないことだし。最後は一緒に…」
「え…?」
とセツコが声を漏らした時には、既に仰向けに押し倒され、左脚を大きく上げて抱き抱えられ、胸で挟み込むような体型になっていた。右の脚には、ツィーネが乗り上げてくる。
「ツィーネ…これって…」
「…フフ。女同士の快楽ってヤツを教えてやるよ」
そういやらし気に言って、ツィーネは腰を前に突き出す。
ぐちゅり、と音をたてて二人の秘部が触れ合った。
「あ…っ、やぁ…っ!!?」
「くぅ…!この感触…久しぶり…ッ、あッ…イイ…ねぇ…!!」
セツコは未知の感覚に戸惑い、ツィーネは過去に覚えのある快感に懐かしさを覚えながら、ズッズッ、と身体を揺らしていく。
異様な熱さと快感が擦れあう部分から全身に伝わり、セツコは激しく身悶えした。その動きはその内にツィーネの動きに合わせるような、快楽を求める本能のままにリズムをとったものに変わっていく。
「ひぁっ!いいっ!ツィーネ…あ、ツィーネ!!ふああああん!!!」
「あぅッ!…はああ!!そう、動きな…!!そうすれば、もっと…くあッ!!」
触れ合う部分から漏れ出る愛液は洪水の様に激しさを増し、比例して艶かしく出る水音も音量を増していく。口から零れる艷声と波長が合い、一つの曲の様に部屋に響く。
「ツィーネ…っ!」
と、物足りないとでも言うかの様に腰を揺らしたままセツコは身を起こし、目の前で激しく上下するツィーネの胸に片腕を伸ばした。そのまま激しく鷲掴みにして揉みしだき、固くなった乳首をコリコリと刺激する。
「あッ!!く…やるじゃないか、そっちからくるとはね…。なら…!!」
呼応して、ツィーネもまたセツコと対の腕を伸ばす。そして同じ様に、いや、更に激しくセツコの膨らみを存分に弄んだ。
「あああん!いいっ…いいっ…凄くいいです、ツィーネえぇ…っ!!」
「そうねッ…!なら、こう…ッ!!」
言って、僅かに腰の位置をずらした。
敏感な肉芽同士がくりくりと擦り合わされば、その快感にますます大きな艷声が漏れる。
「あ、駄目ええぇっ!!これ、もう、気持ち良すぎて…っ、私…っ!!」
「くッ…イきそうなのかい…?なら、私も…ッ!!」
ツィーネはさらに腰を動かすスピードを上げつつ、上体を前に進め、セツコの身体を抱き締めるようにした。
瞬間、唇も、乳首も、一番大事なトコロも、全て重なりあって。
「ツィーネ!ツィーネ…っ!!私…もっ…駄目ええええ!!!!」
「クッ…!私も…!!イ、クううう!!!セツコオオォッ!!!!」
(………え?)
二人同時に絶頂を迎えたその瞬間、ピンと張って震える身体でセツコはしかし何かを不思議に思いながら、やがては意識を混濁させていった…
――――――――
目が覚めたのは、それから30分程たった後だった。
見慣れた天井。裸の身体に掛けられたシーツ。そしていつもの服を着込んだツィーネが視界に入った。
「ん……」
小さく声を上げると、気付いたツィーネが振り返った。
「…起きたかい?ま、初めてなら一戦で疲れて寝てしまうのも無理はないか…」
私もそうだったからね、と付け加えるツィーネの表情は、何時もと変わらないはずなのに、何処か優しく見えた。
「…ツィーネ」
「…言いたいことはあるかもしれないが、今はシャワー浴びて服を着な。もうすぐ戦闘配備だよ」
「ツィーネ」
少しだけ、強く言った。
「……なんだい?」
「最後に…名前を呼んでくれましたね?」
「………」
「二人で、その…一緒に、気持ち良くなった時、貴女は私の名前を…」
「…さてね。やってる時に何を言ったのなんて一々覚えてないさ」
顔を向けずに言うツィーネに、セツコは「…そうですか」と呟いた。
「それよりさっさと」
「もう一つだけ、言っておきたい事があります」
「………」
ツィーネの言葉を遮り、セツコは言う。
「私が…私は、明確な望む未来を未だに描けていません。本当は、何かを望んですらいないのかもしれない」
「……それで?」
「…でも、今一つだけ思えました。…どんな形であれ、未来があるのなら、ツィーネ。貴女に側にいてほしいと」
沈黙が訪れた。ややあって、ツィーネが口を開く。
「…一度寝た相手にそれかい?こちらから好意を口にしておいてなんだが、安っぽいと…」
「違います!」
叫ぶ。
「違うんです…。それは、貴女と…抱き合って、思うところも無かったとは言えないけれど。…でも、私は。好意を寄せてくれる人と、離れたいとは思わない。…親友に、なりたいんです。貴女と」
それを聞いて、ツィーネは面食らった表情になった。頭の中で、向けられた言葉を咀嚼する。
「……親友?……私が、お前と?」
「…駄目ですか?」
不安と希望をない交ぜになったような目をするセツコに、ツィーネは鳩が豆鉄砲喰らったような目を向け…
「………ふ。…はは。アハハハハハ!!」
大声で、笑った。
「ツィーネ…?」
「ククッ…面白い事を言い出すね…。その親友ってのは、友人の身体を求めるような関係でいいのかい、お前は?」
「…それは、その…。…たまになら…」
恥ずかしそうにぼそぼそと答えるセツコを可笑しそうに見つめ、やがてツィーネはふっと肩の力を抜いた。
「…親友か。…もともと惹かれたのはこっち。…フフ、悪くないね」
セツコの顔が、明るくなった。
「ツィーネ…」
「ただし、それも全て最後の戦いに生き残れてからの話さ。…だから、さっさと準備しな」
「あ…」
そういえば未だに一人裸で居たことを思い出す。
「あ…そ、そうでしたね。じゃあ、シャワーを…」
「一緒に浴びるかい?」
「…それはいいです」
そうかい、と肩をすくめるツィーネに苦笑を向けながら立ち上がったセツコは、その後手早くシャワーを浴び、服を着込んだ。ついでにベッドもキレイにしたちょうどその折に、戦闘配置の放送が入る。
「……往きましょうか」
「……そうだね。戦いに」
「……私と、貴女と、みんなの、望む未来に」
「往こうか、『セツコ』」
「ええ…ツィーネ!」
TO BE CONTINUED TO THE LAST BATTLE OF SUPER ROBOT WARS Z…
うひゃあ長くなった(おい
以下感想(?)
・ツィーネの性格が掴みきれん!話し方はもっと掴めん!…で、こんな具合に。女を抱いている過去は台詞から妄想捏造…
・鬼畜は苦手だ。なんとか純愛系に…あれ?話が不自然?…ええいどうとでもなれ。
と、とにかく終わっときます。では。
GJ!
>>923 GJ!! 今2周目をせっちゃんでやってるんだけど、進むごとにどうしようもなく
不幸になってくのが不憫でたまらなくて…女同士とはいえ、こういった形で
救われてもいいと思ったよ。
>>913 記憶や経験まで完全に刷り込まれているとなれば、色々パターンが考えられるなぁ。
どちらにせよ、自分の正体については考えないようにされている可能性大だな。
(劇中で”法と秩序”について質問された時と同じような感じで)
しかし、レーベンがあの短時間の間にエーデルの正体を理解して狂う事を考えると、
アンドロイドの方がわかりやすいっちゃわかりやすいな。(整備中の写真を見せられたとか)
>>941 GJ!!ツィーネの攻めっぷりがイメージと重なったよ
あと投下してる途中書き込みしてゴメン
>>945 サンドマン様が仰ってました。
「なに、気にすることはない」
みなさん感想Thanks!
GJでした!
序盤のセツコの優しさとツィーネの葛藤、
そしてエロシーンのセツコの初々しさとツィーネの愛のある責めっぷりがいいですねー。
本編で余りに不憫なんでこういうSSの中だけでも幸せだと嬉しいものだ。
>941
ツィーネえろいよえろいよ。
同姓の絡みをエロく書けるのは羨ましい。
そしてこの流れだとツィーネ、間違いなくラストバトルでセツコ庇って戦死するねw
GJです。
949 :
名無しさん@ピンキー:2008/11/14(金) 17:14:51 ID:Z0WKMIBb
>>941 GJです
あとタイトル付けといてくれると嬉しいです
タイトルとな?
…じゃあ「わたしの未来、あなたの未来」で。
>>948 同性(♀×♀)しか書けない(書くつもりのない)、そんな俺。
ツィーネはセツコを庇って被撃墜→なんとか生きてた→しかし記憶喪失→セツコ「お友達に…なりましょう?」→同棲生活 でおk
前にも話題に出たが学園編を使って作品を書いてくれる人は居ないものか…
・最強のゴミ係宗助
・優等生ぶったサッカー青年竜馬
・ツッコミ役甲児
・いけない!ミナト先生
・隼人の校舎
他にも良設定がいっぱいだし、一作品として発売してほしいぐらいだ
×宗助 ○宗介
>>951 タイトルというか番号というか
名前欄に何か入ってると見やすくなるので
>>952 小学部〜大学院併設と言うことにすれば
結構な人数が対応可能だな。
>>955 とりあえず誰か隼人の校舎にツッコミをだな…
シン×セツコマダー?
宗介VS隼人(漫画版)
隼人「耳だ!!!」
宗介「クッ…!!この強さ…あの用務員に匹敵する…!!」
会長「今日は旧校舎を占領している神隼人とその部下数十名の対策を依頼したい…頼むぞ」
かなめ「な、なんで私が…?」
そろそろ新スレの季節だ・・・タイトルは・・・?
外伝とか?
リン×バトがまだだったはず
GC/XOはタイトル未登場…今更な感があるけど。
全スーパーロボット対戦というのがry
あとはざっと思いつくのは、COMPACTシリーズ、コンプリBOX、第二次G、PSP移植組辺りもまだだな。
建てる人に任せるよ。
シン×セツコマダー?
>952
食堂でコックをするガトーが声的にも最強なんだな。
コウに人参を喰わせるし。
遅刻するミサト先生がゆかりちゃんで、にゃもがクリス。
……双子のラスボスだ!(何時のだ
トビーはもう恋人いるから色々と想像しにくいんだよ
トビーは婚約者いるのが・・・
とべとべトビー
婚約者に加え、本編でのアサキムの残念俺でしたーがあるから、
どんなにラブラブ妄想しても鬱なラストが思い浮かんでしまう俺がいる。
どんな形の物でも良いからアサキム×セツコは一回は読んでみたい
本編は妄想してくれと言わんばかりの作りだし
俺の脳内では平行世界トビーの婚約者はブレイクザワールドで死んじゃった設定で
セツコに慰められてるうちに……って言うのがデフォ
シン×セツコじゃなきゃ駄目
はいはいアンチ乙アンチ乙
定期的にスルー検定員が来てるな
スクコマ2発売以来、ルナマリア×五飛を待っているのは俺だけに違いない…。
てかスクコマのW勢で五飛が一番出番あったよな。
柿崎を側近にするカトルとかはインパクト強かったけどヒイロは……。
>>981 そこは静流×五飛だろ・・・
でも一番嬉しかったのはサリィと五飛の会話シーンだな
ラミアは世間知らずだから浮気には寛容そうだ
なのでエキドナを本妻にしてラミア、カルディア、アシェンを愛人として囲みたい
ただアシェンだけは他の三人より物を知ってそうだ
>>983 よくよく考えるとスパロボで五飛とサリィがあんなに会話したのってスクコマ2が初めてなんじゃないか?
ケイジ×沙羅希望
「ザーメンソムリエ エクセレンの乱交テイスティング」
なるAVみたいなタイトルを思いついてしまった
セツコ19歳
せつこ18歳・夏
シン×セツコとツィーネ×セツコの続きは次スレかな?
どちらも和姦(?)なあたり、セツコで凌辱モノを書くのは抵抗があるのだろうか…
いや和姦も好きなんだけどこのままだと朝キムさんが(ry
>>989 たしかにシンセツの続きは見たいな、あのままだとビターエンドになるし
あとは名無し×セツコの完結編も見たいぜ
>>989 あれ?ツィーネ×セツコの続編……いつの間にか書くことになって?(汗)
いやいや真面目な話、次作品は別のカップリングで逝きますよw
まだ出てない王道ってことでメール×ランド見たいね
そろそろアサキムさんに本領発揮してもらわないと…
ランドは確実に鬼畜系エロアニ(エロゲ)に出演してる面だ
ランドって、Z本編では程よいエロキャラになってたな
キンゲのうそのない世界で、アデット先生の尻を思い浮かべたり、
UNでエロサイト見てたり
鬼畜には不向きな気もするな>ランド
メールとのHも純愛が向いてそう
女性主人公視点ゲームで敵と見せかけて実は味方……位が限度だろうな、
ランドの性格で鬼畜ゲー登場だと。
で、シティーハンターみたいなアレな条件で仕事を請け負って、
大団円突入位のタイミングでメールと合流、バレて後頭部をポコポコ殴られる。
埋めよか
ランドみたいなキャラは、少ないから輝いている
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もう書けないので、新しいスレッドを立ててくださいです。。。