スーパーロボット大戦F 完尻編 時空を超えたSEX

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1ATA
前スレがまさかの容量オーバーorz
気づかずに投下してすみませんでした。

前スレ
スーパーロボット大戦F 時空を超えたSEX
http://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1110751960/l50

過去スレ
スーパーロボット大戦IMPACT 時空を超えたSEX
http://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1109496682/
スーパーロボット大戦αforDC 時空を超えたSEX
http://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1099917412/
第2次スーパーロボット大戦α 時空を越えたSEX
http://idol.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1085914486/
スーパーロボット大戦α外伝 時空を越えたSEX(19レスで黒歴史行き)
http://pie.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1085394234/
スーパーロボット大戦α 時空を超えたSEX
http://pie.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1061776194/
第4次スーパーロボット大戦 時空を越えたSEX
http://www2.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1055509603/
第3次スーパーロボット大戦 時空を越えたSEX
http://www2.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1051465119/
第2次スーパーロボット大戦 時空を越えたSEX
http://www2.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1043069853/
スーパーロボット大戦 時空を超えたSEX
http://www2.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1015830518/

南極条約(過去作品掲載)
ttp://nankyoku.sakura.ne.jp/char.html
2ATA:2005/04/10(日) 04:17:05 ID:bKOubmVM
急場しのぎで勝手にスレタイ決めてスマソ…
本当に平伏しっぱなしです…

html化した過去ログ

スーパーロボット大戦α 時空を超えたSEX
http://pie.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1061776194/
http://ruku.qp.tc/dat2ch/0406/14/1061776194.html
第4次スーパーロボット大戦 時空を越えたSEX
http://www2.bbspink.com/eroparo/kako/1055/10555/1055509603.html
第3次スーパーロボット大戦 時空を越えたSEX
http://www2.bbspink.com/eroparo/kako/1051/10514/1051465119.html
第2次スーパーロボット大戦 時空を越えたSEX
http://www2.bbspink.com/eroparo/kako/1043/10430/1043069853.html
スーパーロボット大戦 時空を超えたSEX
http://www2.bbspink.com/eroparo/kako/1015/10158/1015830518.html
3ATA:2005/04/10(日) 04:38:28 ID:bKOubmVM
続き…投下すべきですかね…。
今かなり反省中なので一旦保留ということにさせていただきます。
4ATA:2005/04/10(日) 06:53:40 ID:bKOubmVM
新スレ移行伝達がてらに一旦ageます。
自分もPC使える時間限られているため、第3部最後まで投下させていただきます。
真に勝手ながら前スレに上げた分も再掲させていただきます。
皆様こちらのミスで本当にご迷惑をおかけしました。
5墜ちてきた男(後)〜ハートを狙い撃ち!〜:2005/04/10(日) 06:54:59 ID:bKOubmVM
「どうしました? 私に相談なんて…」
「あの…プライベートな話なんで、部屋へ入れてもらいたいんスけど」
レフィーナは一瞬躊躇うも、何か深い事情があるのだろうと感じ、そっと部屋のドアを開ける。
「あの…、私でいいんですか? 相談ならショーン副長の方がアテになると思いますけど…」
「アハハハ…。あの人の場合、アテになる時とならない時の差が激しいんで。
そんでやっぱり信頼性で考えたなら、やっぱり艦長しかいないかなって思って…」
アクセルは柄にもなく緊張している様子で、喋りも何処かぎこちない。
女性と面と向かって話すのは一月以上ぶりなので仕方のないところかも知れないが。
「分かりました。艦長としてクルーの相談くらいは聞いてあげないといけませんよね。中へどうぞ」
あまりにも無警戒というか何というか、レフィーナはあっさりとアクセルを自室へ招き入れた。

さすがに艦長室なだけあり、いつでも対応の取れるように置かれたいくつかの通信設備、
大量の資料が散乱しているデスクとベッドだけが置かれた無機質な空間。
その部屋を見ただけでは利用しているのが女性だとは誰も思わないだろう。
肝心のレフィーナはと言うと、薄手のシャツにハーフパンツとラフな出で立ちだ。このアンバランス感がたまらん。
「それで、相談というのは一体…?」
レフィーナは椅子に腰掛けて足を組み、そっとアクセルの方へ目を向ける。
いつもとは少し違った雰囲気だ。ショーンと一緒の時はいくらかやりにくさを感じているのかも知れない。
緊張と興奮で訳の分からない精神状態のアクセルは、意を決して話し始めた。
6墜ちてきた男(後)〜ハートを狙い撃ち!〜:2005/04/10(日) 06:55:55 ID:bKOubmVM

「えっと…何とか忘れようとしてたんだけど、俺って記憶がないじゃないスか?
もしその記憶が戻ったら、もうこの艦には居られないんじゃないかって思うと、怖くなってくるんスよ」
「…そうですか。記憶がないんですもの、不安にならない訳ないですよね…」
「もしも…もしもだけどさ、俺の正体がここのみんなの敵だった場合、戦わなきゃならない。
でも…今の俺にはそんな事出来る訳ない。それくらいここの居心地が良くなってしまったんだな、これが」
ヴィンデルやレモンを信用した訳ではないが、真実である可能性は高いと感じ始めているアクセル。
その不安はその場しのぎの出任せなどではなく、紛れもなく本心から出た言葉だった。

「ごめんなさいね…。私達、あなたの記憶を取り戻す手助けも出来ず、それどころか戦闘まで参加させてしまって…」
「そ、そんな! 艦長が謝る事なんて…。使えるもんならどんどん使ってもらえれば。俺にはヴァイサーガもあるし」
目に涙を浮かべながら謝るレフィーナ。それに対しアクセルは慌てふためいている。
女性を相手にこんなにあたふたするなどアクセルにとっては初めてかも知れない。それだけ『本気』だと言うことか。
「私…艦長失格ですね…。艦を指揮する事ばかりに気を取られて、皆さんに何もしてあげられてないし…」
「いやいや、今のヒリュウ改があるのも艦長が色々と頑張ってくれてるから…」
「そんな…、私はいつまでたっても副長に頼ってばかりで…」
「あの…えっと…、これじゃどっちが相談を受けてるか分からないんだな。これが」
アクセルのその一言でレフィーナは我に返り、落ち着きを取り戻し再び話し出した。
7墜ちてきた男〜ハートを狙い撃ち!(後)〜:2005/04/10(日) 06:57:37 ID:bKOubmVM

「そ、そうでしたね。私ったら、また自分の事ばかり考えて…。私の意見を言わせてもらうと、
もし記憶が戻ってその通りになってしまった時は、…現実をしっかりと受け止めるべきです。
あとはアクセル自身の意志が大事じゃないかと思います。でも、私達はあなたを信じてますから」
「俺の…意志、か…。結局はそうなるよな」
アクセルはレフィーナの『信じてる』の一言で随分と気が楽になったようだ。
しかし表情はまだ堅い。そんならしくない表情でいるのが気に掛かったのか、
デスク備え付けの椅子に座っていたレフィーナは急に立ち上がりアクセルの隣に腰掛けてきた。
「そんな顔はアクセルには似合いませんよ。あなたはヒリュウ改のムードメーカーなんですから」
そう言うとレフィーナはアクセルの肩に手を掛け、じっと見つめてくる。
憧れの女性が眼前にいる。そう思うと再び緊張と興奮で落ち着きがなくなってくる。
自分が思っている展開に持っていきたいアクセルは、何とか重い口を開く。
「艦長…、ありがとう。自分が必要とされてるって事が分かってちょっと安心したと言うか…」
アクセルは無意識のうちに、レフィーナを強く抱きしめていた。

「いけね! つい…」
早まったマネをした、と思いアクセルは急いでその手を離そうとするも、レフィーナが制止する。
「待って! もう少し、もう少しだけ…このままでいてくれませんか?」
レフィーナの思わぬ反応にアクセルは戸惑いを見せるも、黙って頷き言われる通りにする。
「お礼を言うべきは私の方です。あなたにそう言ってもらえて少し自信が持てました」
それからしばらくの間、二人の抱擁が続いていたが、レフィーナが自分の素足に当たる感触に気づきそちらに目を向ける。
8墜ちてきた男〜ハートを狙い撃ち!(後)〜:2005/04/10(日) 06:58:35 ID:bKOubmVM

レフィーナの素足に当たっていた感触は、ズボン越しにも分かる程に直立したアクセルの陰茎に他ならなかった。
股間を直視され初めてその状態に気づいたアクセル。もはや弁解する事もままならない。
「か、艦長! こ、これは、その…(やべぇ、今度こそ嫌われたか…?)」
「ふふ、そんなに我慢する事ありませんよ?」
半ば諦めの入ったアクセルにとっては今のレフィーナの一言は衝撃的なものだった。アクセルはもうパニック状態だ。
「えっ…? い、いきなり何を…!」
「そう言う事なら早く言って下さればいいのに…」
そう言うとレフィーナはおもむろにアクセルの股間に手を伸ばし、ズボンの上から陰茎をなぞり出した。
ショーンからは『その展開はまず あ り 得 な い 』とまで言われていたため、その衝撃は大きい。
「べ、別に俺はそんなつもりでここにきたんじゃないし…」
「いいんですよ。クルーの欲求を満たしてあげるのも艦長の務めと副長もおっしゃってましたし」
極度の緊張で抵抗する事も出来ないアクセルは『副長、言ってる事矛盾しすぎだろ』と思いつつも、
心の片隅で『GJ! 副長、超GJです!』と叫んでしまっている自分が情けなくて仕方なかった。
そう心の中で葛藤を繰り広げている中、レフィーナはズボンのジッパーを下ろしアクセルの陰茎に直に触れ、扱き始めた。

いつものアクセルなら今すぐにでもレフィーナの身体にかぶりついてしまいたい、と言う衝動に負けているところだが、
レフィーナがそれを望んでいるとは限らないため、今はただ彼女に身を任せるしかなかった。
気づけばアクセルは仰向けに寝かしつけられており、レフィーナの手の動きは更にエスカレートしている。
9墜ちてきた男〜ハートを狙い撃ち!(後)〜:2005/04/10(日) 06:59:40 ID:bKOubmVM

「くっ……んはぁっ…! 艦長…!」
本当ならばもっと段階を経てここまで来るはずが、突然やってきたこの状況。
もともと興奮状態だったうえに、レフィーナが与えてくる刺激で更に大きくなるアクセルのモノ。
元々『攻め』のタイプなアクセル。単純な話、『奉仕』を施された経験は少ない。
その新鮮な感覚により、それまでの緊張も吹き飛び、レフィーナの刺激で更なる快感へと変化していく。
「こんな時くらいは、名前で呼んでくれてもいいですよ…」
まさか本当にショーンに調教されたのではないか?と思うくらい普段のレフィーナとは違う。もしやこれが素なのだろうか。
ただただされるがままなアクセルを、更なる快感が支配する。レフィーナが極限まで膨張した陰茎を口に含んできたのだ。
「んあっ…! か、レフィーナさん…い、いきなり…」
ピチャピチャと淫猥な音がその場を支配する。レフィーナの奉仕による刺激でさすがに心のリミッターが解除されたようだ。
アクセルはこれまで我慢していたが、突如大きな声をあげる。それに答えるかのようにレフィーナは舌先で亀頭の先端部を刺激し、
更に各所へ舌を這わせてくる。レフィーナの舌使いはなかなかのもので、早くもアクセルは射精感に包まれる。
「うはっ!!そ、そりゃまずいって…。で、出そうなんだな…」
アクセルが射精寸前の状況だと理解しつつも、レフィーナはモノを深く口に含んだまま、更なる刺激を与えてくる。
「くっ、もう…限界だ…。出ちまうから、離して…」
そう言ってレフィーナの方を見やると、軽く首を振り、『どうぞこのまま出して下さい』とばかりに目で訴えてくる。
さすがに無理に引き離す訳にもいかない、もうレフィーナの望む通りにするほかない、とアクセルも半ば覚悟を決めた。
「くはっ、…で、出る…」
遂に限界を超え、咥内にドクドクと注ぎ込まれる白濁液。レフィーナは一瞬精液にむせ返るも、
放出を続けるアクセルのモノは未だ口に含んだままだ。一体何日分溜め込んでいたのか、その量は半端ではない。
10墜ちてきた男〜ハートを狙い撃ち!(後)〜:2005/04/10(日) 07:01:03 ID:bKOubmVM

「んあっ…やっべぇ、こんなに出るとは…。幾ら何でももう離した方が…ハァ…ハァ…」
これ以上はレフィーナが苦しむだろうと感じ、仰向けの状態から何とか起きあがり様子をうかがう。
レフィーナはあふれ出る精液を既に相当量に嚥下していたが、あまりに大量だ。全てを飲み干せるはずもなかった。
「んぁ……ぐ……んふぅっ……」
さすがに呼吸も厳しくなり、ようやくレフィーナは口に含んだアクセルの陰茎を離す。
そうなると、当然残ったアクセルの精液がレフィーナの顔面めがけて発射される。
まだ出るか。顔面だけでなく、彼女の衣服にまでこぼれ落ちていく。
「ハァ…ハァ…、やっと止まったか…?」
ようやく放出を終え、精根尽き果てたかのように再び仰向けに倒れ込んだ。
そんな中、レフィーナは顔面にこびりついた精液を指ですくい取り、口へ運んでいた。
「れ、レフィーナさん! そ、そこまでしなくても…!」
アクセルは急いでデスクの上に置いてあったティッシュでレフィーナの顔面の精液を拭き取る。
「当然の事をしたまでですよ。それより、…どうでしたか?」
「どうって、そりゃあ…気持ちよかったけど、何でいきなりそんな」
「こんな形でしかあなたの力になれなくてごめんなさいね…」
もはや、レフィーナが自分の事をどう思っているのか訳が分からなくなってきた。しかし今は余韻に浸るほかなかった。
11墜ちてきた男〜ハートを狙い撃ち!(後)〜:2005/04/10(日) 07:02:22 ID:bKOubmVM

「もしかして、他の連中にもこんな事を…?」
「まさか。アクセルは私の悩みを消し去ってくれたから、特別ですよ…」
勘違いも甚だしいと思いつつ、『特別ですよ』という一言に異常に反応するアクセル。
心の中で『艦長は自分の事まんざらでもないと思ってるのかも』と勝手に妄想していた。
この状況にきて、初めてアクセルはいわゆる『分の悪い賭け』というのを実行する決意を固めた。
人は一度だけ全て捨て去って賭けてみたくなる、とよく言いますしね。

「あの…。俺にも、お返しさせてもらえませんかね…」
「お返し…と言いますと?」
覚悟を決めた割には表現はやけに遠回しである。レフィーナは白々しく聞き返す。
「いやその…相談を聞いてもらったのは俺の方だってのに、俺ばっかり気持ちいい思いして…」
アクセルの言う事はまあ間違いではないのだが、これでは体目当てと取られても仕方がない。
それを微妙に感じ取ったのか、アクセルはすぐに言葉を付け加えた。
「いや、別に体目当てって訳じゃないッスよ! 艦長としてでなく、一人の女性として魅力的だって思うしさ…」
やっぱり遠回しな表現な上、今度はやけに言い訳じみている。
それでもレフィーナはアクセルの言わんとする事を何とか理解したようだ。
「ふふ…、もう少しはっきり言って下さってもいいのに」
予想外なレフィーナの発言に呆気にとられるアクセル。どうやらアクセルの予感は的中したらしい。
「私も実は、出撃の時とかにたまに見せるキリッとした表情とか、素敵だなって思っていたんです」
12墜ちてきた男〜ハートを狙い撃ち!(後)〜:2005/04/10(日) 07:23:56 ID:bKOubmVM


少なからずともレフィーナはアクセルの事を悪くは思っていなかったようだ。それを聞いたアクセルは結論を急ぐ。
「それで、お返事の方は…?」
レフィーナの方は少々戸惑いを見せていたが、アクセルに奉仕を施した事により、体が疼き始めており、
アクセルのモノを受け入れなければ収まりのつかないような状況になっていた。
「私の勝手な判断であんな事までしてしまったんですもの…。あなたにならこの体、預けても構いません」

その言葉を聞き終わると同時に、アクセルは目で合図のようなものを送り、レフィーナはコクリと頷く。
レフィーナは自らベッドに仰向けになって、受けの体勢に入り、アクセルはそっとレフィーナの服を脱がせにかかる。
服が薄着のため、しなやかなボディラインがクッキリと浮かんでいるが、その服には先程の精液がこびりついている。
「こんなに汚しちまったのか。申し訳ない…」
「部屋着は何枚もありますから、別に構いませんよ。それより早く…」
申し訳なさにかられながら、一つずつシャツのボタンを外し、その肌を外気にさらけ出す。
レフィーナは下着を纏っておらず、シャツを脱がすと小振りながら整った形の乳房が現れた。
もう遠慮する必要もないとアクセルは一気に乳房に手を伸ばし、同時にレフィーナの唇を奪う。
「んぁ……んふぁ…」
先程とは違い攻守交代だ。速攻で舌を絡め、同時に両手でレフィーナの乳房を激しく刺激する。
レフィーナもそれに答えるかのように舌を絡ませながら、アクセルの腰に手を回し、刺激に耐えている。
13墜ちてきた男〜ハートを狙い撃ち!(後)〜:2005/04/10(日) 07:25:21 ID:bKOubmVM

先程のレフィーナによる一方的な奉仕と違い、お互いに同意を得た上での行為だ。こうなると展開は早い。
長い口づけを終え、耳、首筋と順に敏感な箇所へ舌を這わせ、やがて先端をツンと起てている乳首に吸い付き始めた。
「ひあぁぁっ、そ、そんなに強く吸わないで…!」
もはやアクセルを阻む障壁はない。その安心感からか、彼の攻めは更に激しさを増している。
「さぁて、お次は…!」
乳首への攻撃を終えたアクセルは、ショーツごとレフィーナのショートパンツを引きずり下ろし、
体勢を入れ替える。いわゆるシックスナインの体勢である。そうなると当然レフィーナの眼前にはアクセルの股間がある。
先程相当量の射精を行ったばかりだというのに、もう既にアクセルのソレは元気を取り戻していた。
「レフィーナさん、もっかい頼むぜ…! 俺もお返しするからさ」
間髪入れずにレフィーナはアクセルのズボンを下ろし、先程と同じように陰茎を口に含み、
先端部にまだ残っていた精液の残りを吸い出し、更に激しく舌を這わせて行く。
「うはっ…、いきなりやってくれるぜ」
こちらも反撃とばかりにアクセルも既に愛液で濡れている秘部に指を侵入させる。
「んぁ、あぁぁぁぁっ…! そんないきなりっ…」
突然の刺激により、思わずレフィーナはくわえていたアクセルのモノを離してしまう。
「遠慮はしませんよ、っと…そっちも頼むぜ…!」
アクセルはとめどなく溢れる愛液を拭い舐め取りながらも、手を休めることなく指で秘部への刺激を続ける。
快感で体が言う事を聞かないレフィーナも、何とかアクセルのモノへ手を伸ばし、再び口に含む。
14墜ちてきた男〜ハートを狙い撃ち!(後)〜:2005/04/10(日) 07:26:36 ID:bKOubmVM

「ハァ…ハァ…、い…いいじゃないの…」
さすがのアクセルも大量に搾り取られた(推定6発分)直後だけあって体力が低下しており、そう長くは持たなそうだ。
対するレフィーナは、度重なる秘部への刺激も相まって、もはや絶頂直前だ。
「あんっ……、あぁぁぁぁっ! もう…限…界…っ」
「んんっ、俺もそろそろしんどくなってきた…。それじゃ仕上げ行きますか…!」
そう言うとアクセルは再び元の体勢に戻し、己のモノをレフィーナの秘部にあてがう。
「こっちはいつでも構いませんよ…っと」
「んはぁ……っ、大丈夫だから…、き、来て下さい…!」

その直後にアクセルのモノが勢いよくレフィーナの中へ侵入する。アクセルは最後の力を振り絞り、
力強く置くまでソレを突き入れる。レフィーナも巨大なモノの侵入に必死で耐える。
「んんっ…、俺の股間は爆発寸前…! で、出るぞ…、いいのかい?」
「はぁぁぁぁぁんっ……! いいわ、出してぇぇぇっ!!」
次の瞬間、レフィーナの中に白濁液が勢いよく放出され、二人は共に絶頂に達した。
さすがに先程よりは量は少ないが、それでも常人のそれとは比べものにならない量だった。

それから小一時間ほどが経過し、レフィーナは目を覚ました。
通常の10発分相当を搾り取られたアクセルは、精根尽き果てたのか、グッタリとして目を覚ます様子がない。
彼が目を覚ますまでの間、レフィーナはずっとアクセルの側に寄り添っていた。
15墜ちてきた男〜ハートを狙い撃ち!(後)〜:2005/04/10(日) 07:28:43 ID:bKOubmVM

アクセルが目を覚ますと、そこには既に着替えを終え普段の艦長服に身を包んだレフィーナの姿があった。
「ん…? 俺はあの後ずっと…」
「あの、大丈夫…ですか?」
「無問題無問題。溜め込んでた俺が悪いんだからさ…」
それを聞いて安心したレフィーナは、何かを決意したかのような表情を浮かべ、アクセルに語りかけてくる。
「何というか、こんな気持ち…初めてなんです」
「どうしたんスか? そんな神妙な顔しちゃって…」
「本当は心の中にしまっておきたかったんですけど…。あの…」
顔を真っ赤にさせながらも必死で言葉を繋ぐレフィーナ。アクセルは口を大きく広げたまま聞き入っている。
「アクセル…、わ、私だけのものになって頂けませんか?」

思わぬ一言だった。本来ならアクセルが告げるはずだった言葉だ。『まさかこんな事になろうとは』と思いつつ、
返答の言葉を考えていたが、彼の脳裏に一人の女性の姿が浮かんだ。レモン・ブロウニングだ。
なぜ彼女の姿が浮かんでくるのか、彼女は赤の他人のハズだ、と自分に言い聞かせつつ、長考を重ね、遂に重い口を開いた。
「返事は、少し待って欲しい。やっぱり俺がどこの何者かも分からない今の状態では、
その判断は下す訳にはいかないと思うんだな、これが」
「そう、ですよね…。出過ぎた真似して済みません」
紛れもなく、アクセルはレフィーナのハートを射止めた。しかし彼はそれをあえて良しとしなかったのだ。
脳裏に浮かんだレモンのことも、この判断を下した一因となっているのは明らかだった。
16墜ちてきた男〜ハートを狙い撃ち!(後)〜:2005/04/10(日) 07:30:39 ID:bKOubmVM

次の日も、いつもの通りショーンと朝一番で顔を合わせる。昨日言った通り、彼は結果を尋ねようとはしてこない。
「あの…副長…? それで、俺の処遇は…」
しばらくショーンは黙り込んでいたが、不敵な笑みを浮かべていきなり喋り始める。
「作戦放棄、ですか…? 艦長を見る限り、何の変化も伺えませんでしたが」
言ったとおり、レフィーナの顔を見て、結果を探り当てたのだろうか。しかしショーンは構わず喋り続ける。
「失敗したらこのテープをばらまくという約束、忘れていませんよね?」
「げっ! やっぱり…ばらまいちゃうの?」
「と言いたいところですが、艦長の意外な一面が垣間見れたので、この件はなしにしてあげましょう。
いや〜、実に面白いものを見せて頂きましたよ。しかし実に君も絶r(ry」
「ふぅ…、助かったぁ〜。……って結局見てたんじゃないの! しかも艦長に妙な事教え込みやがって」
またしてもショーンに一本とられたアクセル。しかし次の瞬間、艦内に敵機出現の警告音が鳴り響く。

「多数の敵機がこちらへ接近中! 数は20、うち未確認機2機、例の特機も確認しました!」
ヒリュウ改オペレーターのユンの声が艦内に流れる。カチーナ隊が出撃準備に入る。
(未確認機2体…まさかレモン達か? 遂にこの時が来てしまったのか…)
そんな予感を感じつつ、アクセルもヴァイサーガに乗り込み発進する。その直後に敵機より通信が入る。
「久しぶりね、アクセル…。あなたを迎えに来たわ」
予感通り、レモン・ブロウニングも未確認機の1体に乗り込んでいたのだ。
レモンにより、アクセルの運命は更に弄ばれる事となるが、彼はまだそれを知らない…。

〜第三部 完〜
17墜ちてきた男〜ハートを狙い撃ち!(後)〜:2005/04/10(日) 07:35:55 ID:bKOubmVM
とりあえずこれで第三部終了です。
ここ最近少しでしゃばりすぎた感があるので次回のアップまで
書き込みは自粛しようかと思っております。

墜ちてきた男 第4部〜15!16!17!(仮題)〜
に続きます。副題はあくまでも仮題なので突っ込みは禁止の方向で。
18ジョシュア×リム野郎:2005/04/10(日) 08:46:29 ID:aaFhLj1m
少し時間があいたので。
>>1乙です。
いちおう、前振りが完成したので投下します。
改めてみると皆様の指摘どうりでした。誤字大杉
今夜に投下します。
ところで、悶絶チュパカブラっておいしいのですかね?
19名無しさん@ピンキー:2005/04/10(日) 08:58:43 ID:kvKQzNC1
>>17
スレ建て&投下乙です。
投下するもしないも、自分のペースでいいと思われ。
書きたくなったら書けばいいし、書きたくなくなったら休めばいい。
20名無しさん@ピンキー:2005/04/10(日) 12:56:30 ID:0SsRdJrq
ATA同志、スレ建て&続き乙っす〜。
何か手馴れてるな艦長殿w
助手リム野郎さんにも期待してますよ。
21遥かなる戦い:2005/04/10(日) 19:45:41 ID:OmnZ9EZu
ATA氏、スレ立て乙です! そして、(;´д`)bゴッジョブですた…

初めて艦長ものを見ましたよ。いいねぇ〜
レフィーナタン可愛いよレフィーナタン
22名無しさん@ピンキー:2005/04/10(日) 20:08:32 ID:Jbg8TJNz
>>1

完"尻"編かよ。ワロタ。
23ジョシュア×リム野郎:2005/04/10(日) 20:23:58 ID:aaFhLj1m
ふぅ、危篤がつづいているが、俺はあんな苦しい空気に耐えるほどよくできていない。
ので、投下します。


今だに男と女に別れている。理由は簡単だ。男は今「恋人についての自慢」、
女は「恋人についての批評」に花をさかしていたのだが、新入りである、
ジョシュアとリムに矛先がむいてきたのである。酔っ払い共にとっては、
新入りの通過儀礼程度なのだが、やはり、ラブラブカップルいっぱいの
この部隊。この手の質問は痛いところをついてくる。それでも、
誤魔かすことができているのは、二人ともまだ素面だからである。
ジョシュアのほうは、意識してだが、リムの方は宴会前に、ジョシュアより
「おまえは、酒を飲んだら暴れ回ったあげく吐いてしまう」と言う
嘘信じていて飲んではいない。しかし所詮、酔っ払い共対素面なのだ。
「そういえばラドクリフ君」
24ジョシュア×リム野郎:2005/04/10(日) 20:36:48 ID:aaFhLj1m
「なんですか?ショーン副長。あと俺はジョシュアでよいですよ」
「ふむ、では私はショーンで。ではジョシュア君」
と言って、女性陣を見てから
「妹たしかクリアーナさんでしたかな、についてどう思っているのです?」
「いやっ、いい妹ですよ」
「そんなことではないのですがね。まぁいいでしょう。
今はもっと大事なことがありますからね。」
といいつつ、指をパチンとならした。すると何ということでしょう。
アクセルとキョウスケが忍者みたいにしゅたっとあらわれたではないか。
「ところでジョシュア君。宴会の席で酒を飲まないのはどうかとおもうんですがねぇ」
「いやっそれは…」
と言っているときにはすでに後ろからキョウスケにがっちりと羽交締めにされてしまっていた。
前には、故・ダイテツ艦長愛用の京都伏見の大吟醸・振り袖ではなく
謎の酒・悶絶チュパカブラをもったアクセルがいた。
「飲め。なんだな、これが」
・・・・・・・・・そんなこんなで、完全に酒に飲まれたジョシュアは酔っ払い共に
リムに対する気持ちからなんから根掘り葉掘りにされ、あちらはあちらで
リムが同様になっていた。
「えっへへ〜ゴメンね、リムちゃん潰しちゃった。はい」
とエクセレンから鍵を渡された。どうやら、送れ。ということらしい。
宴会場からの「リムちゃんにとの大人の時間をおたのしみにぃん」
という、エクセレンの声に見送られながら宴会場を後にした。まだ酔いはさめない夜が続く。
25ジョシュア×リム野郎:2005/04/10(日) 20:54:24 ID:aaFhLj1m
以上で、前振りは終わりです。次は個室編に続く予定です。

ちなみに、ジョシュア×リムが去ったあとの宴会場編をドゾ
ジョシュアとリムが去ったあとの宴会場では、男女集まって何やら賭けがはじまっていた。
「ふっ、分の悪い賭はきらいじゃない」
「ベーオウルフごときにまけるかぁ!!」
「ぬるぽぉ」
「ガッ」
等など、色々出ている。
また胴元とおぼしき、ショーンとエクセレンのもとには、多数の硬貨が集まっていた。
「ふむ、それでは、ここで打ち切りとしましょうか。」
「じゃあ、発表〜!一番人気は、Aまで、そして大穴は中ねぇん。ダーリンだけ?頑張ってね(はぁと」
26ドロン・ブロンソン:2005/04/11(月) 06:02:58 ID:hxM2coH9
 ATAさんスレ立て乙&艦長GJです!
ジョシュア×リム野郎さん続きに期待してます。
ただ、あまり無理はしないでくださいね。

自分もエロ前までですが投下シマース。
27魔法少女マイマイ:2005/04/11(月) 06:04:44 ID:hxM2coH9
「リュウセイの奴、一体何時になったら帰ってくるんだ!」
「隊長も遅いわね。今日はSRXチームで一緒に食べる約束なのに忘れてるのかしら?
…ところでマイの持ってきたエスカルゴ、美味しそうねぇ。」
ライとアヤは空腹でイライラしていた。
隊長の提案で始めたSRXチームの食事会なのに、
約束の時間をかなりすぎても当の隊長が来ないのだ。
ライの怒りの矛先は未だに来ないもう一人、リュウセイに向かっているし、
アヤは目に入るものは全て食べ物に見えているらしい。
「こ、これは食べ物じゃないよ!」
「冗談よ、そんな怒らないで。」
「冗談に聞こえないぞアヤ。ん、そういえば…」
「どうしたの?」
「さっきリュウに会ったんだけど、呼び出しがどうとか言ってたよ。」
「呼び出し?」
「隊長が呼び出したのか?」
「ううん、それはわからない。私、捜してくるよ。」
「そんなに心配しなくても大丈夫よ。食事会はまた機会を改めてすればいいんだし。」
「でも…」
「…大尉、いいじゃないですか。行かせてあげましょう。」
「ライ、あなたまで」
「基地の中なら心配しなくてもいいでしょう。
それに昔から言うじゃないですか、『可愛い妹には旅をさせよ』って。」
「それを言うなら妹じゃなくて子でしょ。…私が過保護だとでも言いたいの?」
「いえ、別に。」
「わかったわ、時間を決めてみんなで手分けして捜しましょう。
見つからなかったら勝手に食べてましょ。」
誰がどこを捜すか割り振って、それぞれの場所へと散っていく。
マイの行き先は格納庫だ。
28魔法少女マイマイ:2005/04/11(月) 06:05:57 ID:hxM2coH9
「まいのおねえさんは こわいひとだね…」
「アヤだって本気で言ってるわけじゃないよ。なんならマイマイはお部屋に帰る?」
「いっしょにいくよ なんだかいやなかんじがするんだ」
「嫌な感じ?」
「だれかが まほうをつかってるみたい」
「それでリュウが帰ってこないの!?」
「それはわからないよ でもいまのうちにこれをわたしておくね」
マイの前に光るものが現れた。それはふわふわと浮いているようだ。
そっと両手ですくうように包むと、光は消えてキラキラと光る物体が残った。
「うわぁ、綺麗な石だね!これなぁに?」
「これは『ズフィルード・クリスタル』まほうをつかうのにいるから なくさないでね」
「これ持ってるだけでいいの?」
「じゅもんをとなえるんだよ えっとね…」
ごにょごにょと耳元でささやかれてポッと顔を赤らめる。
「えぇっ、そんなこと言うの?恥ずかしいよぅ。」
「ぽーずも わすれないでね」
「こ、こう?」
「もうちょい」
「むむむ、マイマイは厳しいな。」
「しっぱいすると 『因果地平の彼方』へ とばされちゃうよ」
「う、よくわからないけどそれは嫌だ。行っちゃいけない場所の気がする。」
「いやなひとがいるからね わたしもいきたくないよ …『格納庫』ってここ?」
「うん、もう着いちゃったね。リュウはいるかな?」
中には何人か居るようだ。人の話し声がする。
29魔法少女マイマイ:2005/04/11(月) 06:07:15 ID:hxM2coH9
「ふう、案外てこずったわね。」
「いきなり抱きついてくるとは思わなかったからな。誰か来る前に連れて行こう。」
そこに居たのはリン社長とヴィレッタ隊長だった。
なぜか隊長の手には、いわゆる『バールのようなもの』が…。
「隊長、ここに居たのか。リュウはどこに…リュウ!?一体どういうことだ!」
二人の足元には、気絶しているらしいリュウが簀巻きにされて倒れている。
「うるさいのに見つかったか…。」
「!?どういうこと?まさかあなたたちが…」
「そうだ。」
「何でこんなことを!?」
「お前には関係ない。だが見られたからには、このまま返すわけにはいかないな。」
(まい ふたりから まほうのちからをかんじるよ!)
(じゃあこの二人が?)
(はやく へんしんだ!)
(わかった!やるよ、マイマイ)
「何をぶつぶつ言ってるの?」
「オバサンたち、よくもリュウを!許さないぞ。」
「オバサンって言うな!まだ一応20代だ!!」
「許さないとどうなるのかしら?」
「いくよ!『ジュゲイムジュゲイムゴコウノスリキレ! 
今日のおかずはブロイラーチキーン!
プリティミューテーション マジカルリコール!』」
ズフィルード・クリスタルを高く掲げ、呪文を唱え終わるとマイの体は光に包まれた。
「「な、なにぃ!?」」
「魔法少女プリティー☆マイマイ!」
光の中から現れたマイは、ひらひらフリルの着いた衣装になっている。
「みんな仲良く元気良く、それが平和の第一歩!いつも笑顔のプリティー☆マイマイー!」
台詞にあわせ、右手を腰に当て左手の人差し指を立ててウインクするポーズもバッチリだ。
「やった!せいこうだ!!」
30魔法少女マイマイ:2005/04/11(月) 06:08:57 ID:hxM2coH9
「マイ、私たちの正体に気付いているようね。戦うつもり?」
「リュウを守るのは私だ。それに魔法を悪いことに使わせない、
あなたたちがやめないなら戦うまで!」
「…穏便に済ませることは無理のようね。なら私達もやるわよ!」
「しょうがないな。それでは…」
「「焼結!」」
二人がポーズを決めると、眩い光が一瞬マイの視界を奪った。
「く、一体何を?」
再び見えたその中には、某ロボットの外見に良く似た衣装を身につけた二人がいる。
「メタル・ヒロイン ヴィレシオーネ!」
「同じく、リンジェルグ!」
【メタル・ヒロイン ヴィレシオーネとリンジェルグはわずか1ミリ秒で焼結を完了する。
ではその原理を説明しよう。
メタル・ヒロイン ヴィレシオーネとリンジェルグは、メテオ3から発射される
トロニウムエネルギーを浴びてわずか1ミリ秒で焼結を完了するのだ!】
「そ、そんなぁ。向こうも変身するなんて聞いてないよマイマイ!」
「ま まあ がんばってくれ」
「くぅ、頼りにならないな。ところで、なんでヴァルシオーネとアンジェルグなんだ?
…!、まさかリュウを油断させるためにその格好を?」
「一つの理由ではあるけど、それだけじゃないわよ。」
「戦ってみればわかるわ。」
「た、戦いなんてやめようよ、ね?」
「ふふふ、今こそR−GUNを奪われた恨み、晴らさせてもらう!」
「抱かれたい女社長bPの座を奪われた分もな!」
「社長は関係ないよぅ!R−GUNだって私のせいじゃないのに…」
「うるさい!くらえ、T−Linkクロスマッシャー!」
「ブラックホール・アロー!」
「!! はわわ、2対1なんて卑怯だぞ!」
31魔法少女マイマイ:2005/04/11(月) 06:10:21 ID:hxM2coH9
「戦いに卑怯なんて言葉はないわ。」
「これはゲームじゃないのよ。」
ものすごい勢いで攻撃を繰り出す二人を前に、マイは逃げるので精一杯だ。
「マイマイー、たーすーけーてー!」
「どうにか できない?」
「むりだよぅ。」
「…しょうがないなぁ わたしも へんしんするよ」
「へ、変身!?」
マイマイが歌うように呪文の言葉を唱える。
「ピピルマ ピピルマ プリリンパ 
パパレホ パパレホ ドリミンパ アダルトタッチでレビ・トーラーにな〜れ!」
「む!?」
「い、いったいなんだ!?」
三度めの閃光の中には、新たな人影が。
「………」
「マイが…もう一人?まさか、…分身か!」
「ふん、愚か者め。見分けがつかないのか?我が名はレビ。レビ・トーラー。」
長い髪のようなカルケリアパルス伝達装置をうっとおしそうにかき上げる姿は、
なにやら大人っぽくて色気を感じさせる。
それに体つきも若干「アダルトタッチ」になっているようだ。
「うそ!?あなたは消えたはずじゃ?」
「消えていて欲しかったか、『戦爵』ヴィレッタ・バディム?」
「!」
「我が分身に対する無礼、許さん。」
「…今の私は、あなたの知る私ではない!貴様もマイと共に消してやる!」
二人のぶつかり合う視線は激しく火花を散らしている。
「マイ、奴らの魔力を奪って倒すぞ。協力しろ!」
「奪うって、どうやって?」
「奴等の魔力の源は性エネルギーだ。つまり…わかるだろう?」
「え、えぇー!?」
32魔法少女マイマイ:2005/04/11(月) 06:12:45 ID:hxM2coH9
次こそはエロを。

ジャーンジャーンジャーンと横山キャラに殺される夢を見て、ネタを書いたら
他所に貼られて「これか…」「むぅ…」とか言われてた(´・ω・`) 
センスが無いのかネタが古いのかと不安になりつつがんばってSS書いた後、
改めて読み進めたらネタに使ってくれてる人がいた。
ちょっとうれしい(・∀・)

オマケ、長すぎて没った戦爵様の召喚呪文ドゾー

( ´_ゝ`)ムムメメマイマイ ムムメメマイマイ ムムメメマイマイ ムムメメマイマイ
( ´_ゝ`)ムムメメマイマイ ムムメメマイマイ ムムメメマイマイ ムムメメマイマイ
('A`) ア〜ヤア〜ヤアヤヤヤヤ ア〜ヤア〜ヤヤ・ヤ・ヤ
テ〜ケテ〜ケテケテケテン〜テ〜ケテ〜ケテッテッテ
(・∀・)レビ!!
(゚3゚)ピ〜ピロリ〜ピロリ〜ロリ〜ロリロリ〜
( ´_ゝ`)(ムムメメマイマイ ムムメメマイマイ ムムメメマイマイ ムムメメマイマイ)
(゚3゚)ピ〜ピロリ〜ピロリ〜ロリ〜レビト〜ラ〜
( ´_ゝ`)(ムムメメマイマイ ムムメメマイマイ ムムメメマイマイ ムムメメマイマイ)
('A`) ア〜ヤア〜ヤアヤヤヤヤ ア〜ヤア〜ヤヤ・ヤ・ヤ
テ〜ケテ〜ケテケテケテン〜テ〜ケテ〜ケテッテッテ
(゚∀゚)レビ!!
33名無しさん@ピンキー:2005/04/11(月) 07:57:04 ID:nVrJA/nT
>32
貴方が何処のスレの住人だか大体わかった気がするw
「バールのようなもの」とか、「ヴィレシオーネ」とか…
34名無しさん@ピンキー:2005/04/11(月) 08:32:02 ID:6SO92ycH
うはぁ。またいろいろきてるーw
他に誰が変身するか楽しみでつ
35名無しさん@ピンキー:2005/04/11(月) 21:28:24 ID:PEnpRBzO
ヴィレッタ→エクセレン→ラミア→アルフィミィ
の構図での調教モノ希望。
36遥かなる戦い:2005/04/11(月) 22:18:29 ID:8brRUa34
(;゚д゚)だっ、誰だ!
俺をこんなに萌えさせる輩は!

…………マイとマイマイ(レビ)か
ならしょうがない
ココは引くとしよう

|彡 ピュッ

スマン、軽く壊れた
なにはともあれGJですた
続き激しくキボン
37名無しさん@ピンキー:2005/04/12(火) 00:05:36 ID:cPamTVuM
GJでした。
レビ召喚の呪文が一瞬、某撲殺天使の呪文に見えちまったorz
38名無しさん@ピンキー:2005/04/12(火) 18:34:35 ID:6t1WhhiC
唐突ですが、どなたかMXのミッテ先生がアルベロ隊長に銃を向けたところ辺りのやり取りをある程度正確に覚えてる方おられませんか。
39名無しさん@ピンキー:2005/04/12(火) 19:58:01 ID:KzCswriK
うわ新スレになってたのか!
なんか誰も来ないよぅって
前スレで膝抱えてた俺っていったい・・・_| ̄|○
401=ATA:2005/04/12(火) 20:24:42 ID:PN3wEcPx
>>39
申し訳ないっす…。前スレは自分の手違いで半端な状態で容量オーバーしてしまいました…
気づいていれば誘導できたんですが…。いやマジで反省。


自粛と言いつつ言い残したことがあったのでもう少しだけ。
艦長に関しては先人の作品を見たことないためかなり自由にやらせて頂きました。
アホセルのヘタレっぷりを際だたせるためにレフィーナが攻めになりましたw
第4部の正式副題は『危険な人形遊び』に決定しました。お相手はラミアエキドナの両名。
かなり冒険してみます、がやっぱりまた前後編になると思うのでしばらくお待ち下さい。

誘導がてらageで。
41名無しさん@ピンキー:2005/04/12(火) 20:27:32 ID:u2ydrOX1
艦長のはずいぶん前にテツレフィがひとつあっただけですね
次はいよいよ16・17? 期待してますよ同志
42名無しさん@ピンキー:2005/04/12(火) 22:08:59 ID:JNNPxFaR
マジカルバールのようなもの…(ボソ
43名無しさん@ピンキー:2005/04/12(火) 22:30:26 ID:YeKH55UT
>32
今後の展開がいろいろと気になります…
ラトを安易な悪役にはしないで下さい_| ̄|○
44ドロン・ブロンソン:2005/04/12(火) 23:43:45 ID:3AaYt9kD
>33さん
SRXスレが好きな、ヴィレッ大陸住人ですw

>38さん
MXスレか台詞収集してる所で聞いてみた方が早いかも。

>43さん
悪役にする気は無いですよ。
誰がオチ担当になるかは未定ですが。

もともとは、ほのぼのとした「魔法系」「変身系」にするはずが、
「美少女戦士系」になりかけて軌道修正をどうするか考え中です。
つーか資料集めでぐぐって知ったけど、
こんな分類があるとは奥が深いな魔法少女。
45名無しさん@ピンキー:2005/04/13(水) 02:56:06 ID:QZxsIFud
したらばの台詞収集スレにはなかった
MXスレ探すのと、ゲームをそこまでプレイするのと、どっちが早いだろう
46名無しさん@ピンキー:2005/04/13(水) 08:06:23 ID:sQ/ZwLbq
>>39
漏れも放置プレイ?と書き込もうとしてはじめて移行に気付いた。
47名無しさん@ピンキー:2005/04/13(水) 08:35:03 ID:OIFxAUxT
>38
台詞収集スレのコテの誰かが自サイトにあげてたはず。
根気よく探してください。
48名無しさん@ピンキー:2005/04/13(水) 18:57:10 ID:sxgOAVYG
>>46
先程萌えスレで教えてもらった俺が来ましたよ

ツヅキマーダー?と書き込んだのに反映されなかった時に気付け俺
49名無しさん@ピンキー:2005/04/13(水) 20:18:44 ID:tS+U4JFl
>>48
先程萌えスレで教えた俺もいますよ

そういや容量オーバーのスレに書き込んだことなんかないからなぁ
50名無しさん@ピンキー:2005/04/14(木) 02:58:35 ID:SxIF51Rm
今日OG2アースクレイドルルート初通過。
親分熱すぎだろう!

しかしセロ博士は死なんで生きて償ってほしかった。
ラーダさんの名前も彼がつけたんだろうか?
クエルボ×ラーダのラブラブエチーキボン。
マイぐらいの年齢のラーダさんが初めて自分を人間扱いしてくれた
セロ博士に夜這い→生真面目なセロ博士、葛藤の末堕ちる
とか想像しちった
51名無しさん@ピンキー:2005/04/14(木) 08:27:41 ID:HxzkLSJE
暑すぎ・・げふんげふん

さて、今日はリン社長の誕生日か。おめ
52名無しさん@ピンキー:2005/04/14(木) 08:49:09 ID:pD+Jqt7d
そろそろ年齢の話題は勘弁してやれよ、ってくらい老(ry
53名無しさん@ピンキー:2005/04/14(木) 19:49:11 ID:NQgJFsii
それきり、>>52の姿を見た者はいない・・・。
54名無しさん@ピンキー:2005/04/14(木) 20:59:13 ID:qB5gizjN
自分もクエルボ×ラーダにはグッときますた
55名無しさん@ピンキー:2005/04/14(木) 23:56:22 ID:7VG+fxfh
>>50
アースクレイドルルートは因縁の対決目白押し

こっちと比べるとムーンクレイドルルートが地味に見える(俺的には)
56名無しさん@ピンキー:2005/04/15(金) 00:42:48 ID:LdkIuphH
ムーンルートは死ぬ奴がヴィガジみたいなどうでもいい(失礼)奴しかいてないからな
57名無しさん@ピンキー:2005/04/15(金) 00:44:46 ID:XUNGrSPL
・禿VSカチーナ
・万丈なイルム
・アインストをMAPWで一網打尽

……ごめん、これ以上思いつかない
ミィたんに因縁つけられるギリちゃんもあんまり美味しい会話じゃなかったし
58名無しさん@ピンキー:2005/04/15(金) 01:37:22 ID:5NDd1V0i
このスレって絵師さんいないのかな。
挿絵とかつけて欲しいぜー。
59名無しさん@ピンキー:2005/04/15(金) 01:39:22 ID:CGYiiT03
昔は一人の人が頑張っておられたが。
60名無しさん@ピンキー:2005/04/15(金) 01:40:24 ID:CGYiiT03
をを!俺のID「CGいい」
61名無しさん@ピンキー:2005/04/15(金) 07:53:13 ID:kHXeWSqi
ハードトロンベの絵は・・見るのがこわい
はまりすぎじゃw
62ATA:2005/04/15(金) 19:49:48 ID:lmvdtNv1
酒の勢いに任せて今晩中に前編を書き上げ、明日にでも上げようかと思います。
後編で頓挫するのは目に見えてますがw
舞台は伊豆の予定でしたが2周ともゴスロリオン優先したためそっちはよくわからないので
適当な設定にしました。またエロ以外で無駄な文多いでしょうがご了承下さい。
63名無しさん@ピンキー:2005/04/16(土) 00:30:45 ID:cdrWgfzu
>>62
個人的にエロ以外の文も非常に楽しみにしているので
多くても全然かまわないというかむしろ歓迎でつ!!
がむばてくらはい!!
64a cup of coffee(ギリアム×ヴィレッタ):2005/04/16(土) 04:51:35 ID:c4AfJ/s5
ーこの香りは…シトラス? シャンプーか何かかしら…。
頭の片隅でそんな事を考えつつ、ヴィレッタは目の前の男の為すがままになっていた。
一緒に映画を見て食事もして、送ってもらったお礼に珈琲でも、と招き入れた自室。
時は深夜、男と女。
相応の覚悟と期待無しではできない行動に、「彼」はやっと応えてくれた。

…時間はほんの少し巻き戻る。

ギリアムの車を下り、部屋のドアをくぐるまでの僅かな間にも、冷気は二人を苛んだ。
冷えきった室内と身体を暖房でほぐし、一心地ついてからヴィレッタは厨房に立つ。
「少し待っていて、豆を挽くから。少佐、モカとブルマンだったらどちら?」
「…ヴィレッタ」
準備を続ける彼女の背中に向けて、緊張に満ちた声が投げかけられた。
彼に名前を呼ばれた事は何度もあった。
けれども今のように、心臓を掴まれるような激しい動悸を感じたのは初めてだった。
「答えになっていないわね。私は選択肢に入って無かったでしょう?」
跳ねる心を押さえ込み、冗談めかして振り返れば、今宵の訪問者はすぐ目の前にいた。
端正な顔は緊張に強ばり、オリンピックにでも出られそうな程の視線の泳ぎっぷり。
(もうちょっと平静を保てない物かしら…まあ、許容の範囲内ではあるけれど)
65a cup of coffee(ギリアム×ヴィレッタ):2005/04/16(土) 05:10:39 ID:c4AfJ/s5
「それでも…いや、本当は、君が一番…その」
あれこれ呟く彼の手が、何度も彼女の頬を撫でる。
恐らくは無意識の内に行っているのだろうが、普段の彼だったら絶対にこんな事はできない。
緊張を隠し切れていない手が頬を滑る度に、くすぐったさと嬉しさがヴィレッタの内に降り積もってゆく。
「…何? 少佐。きちんと言ってくれないと解らない」
永久に自分の頬を撫で続けていそうなギリアムの手を取り、軽く握る。
それが引き金になったのか、意を決したような表情になると、彼はただ一言を告げた。

「君が、欲しい」

ーそして、ここで冒頭の場面へと戻る。

その言葉が発せられたのと、ヴィレッタが抱き寄せられたのはほぼ同時だった。
伝わってくる温もりに熱くなる顔、期待していたはずなのに混乱する思考。
自分も彼を求めているのに、この場から逃げ出してしまいたい衝動すら沸き上がってくる。
そのせいか、彼女の口から酷く場違いな質問が飛び出した。
「…珈琲は?」
「……は?」
「珈琲。入れるっていったでしょう」
「………ああ。そういえばそうだったか」
ここで「じゃあ頼む」と言い出しかねないのがギリアム・イェーガーという男。
その展開をほんの少しだけ覚悟したヴィレッタだったが、流石に今夜は違っていた。
「また後で頼む。朝食の時にでも」
「…了解。でもあまり味には期待しないでね」
「なら、程々に期待させてもらうさ」
「何それ…って少佐?!」
ギリアムは軽々とヴィレッタを抱え上げると、寝室のドアを目指して歩き出す。

続きはまた。それでは。
66名無しさん@ピンキー:2005/04/16(土) 08:57:06 ID:6FR9n710
大人の恋愛イイ
67名無しさん@ピンキー:2005/04/16(土) 11:19:27 ID:pTRs+ZOf
キター
普段のギリちゃんって……w
続き楽しみにしてます
68名無しさん@ピンキー:2005/04/16(土) 14:03:45 ID:9CEtUwpY
OG2という燃料が着てからいきなりスレ消費速度がすごくなったなw
69名無しさん@ピンキー:2005/04/16(土) 20:49:08 ID:w3bXmYbh
>>64
> 端正な顔は緊張に強ばり
ごめん、ここでOG2のアノ顔思い出して笑ってしまったw

続きマッテルヨー
70名無しさん@ピンキー:2005/04/16(土) 21:32:12 ID:HsCF/+NA
ヴィレッ大陸からやってきた漏れが来ましたよ

ギリヴィレ職人さんGJ!!超ガンガレ!!
71名無しさん@ピンキー:2005/04/16(土) 23:26:23 ID:yMPoFLOz
Taxi3見てたが関俊彦はやっぱクールな二枚目よりヘタレなあんちゃんのが声に合ってるよなぁ

というわけで積極的なグレース×たじたじなウィンものキボン
72名無しさん@ピンキー:2005/04/17(日) 00:11:47 ID:OyiroL7g
ギリヴィレで瞬時に「ああ、声優ネタで夜明けのコーヒーか」と思った自分に鬱。
楽しみにしてます
73コーヒーの中の人:2005/04/17(日) 00:43:00 ID:XuqheeJl
>>72
…マジで知らずに書いてたのですが、何のネタでしょうか。
戦国魔人あたり?
74ATA:2005/04/17(日) 00:45:24 ID:htN+cuXn
流れ斬艦刀でぶった斬ってすみませんが、
第四部前編が完成したので投下します。
今回はエロ抜き。正直後編を書き切れる自身がありませんw
75墜ちてきた男 〜危険な人形遊び(前)〜:2005/04/17(日) 00:49:33 ID:htN+cuXn

数ヶ月の沈黙を破り、アクセルの元へ再び現れたヴィンデル・マウザー大佐率いるシャドウミラー隊。
勿論アクセル、ラミア以外の連邦関係者はその存在は知らない。ヴァイサーガに再び通信が届く。
「ちょっとアクセル、聞いてるんなら何とか言いなさいよ!」
「レモンか…、ソウルゲインに似たあの機体に乗っているのは誰だ?」
「あれはツヴァイザーゲイン、ヴィンデル専用の機体。完成したばかりだけどその力はソウルゲインよりずっと上よ」
「ふぅん、ヴィンちゃんまで出撃とはね。マジで俺を連れ戻しに来たって訳か」
「そう言うわけ。力ずくででも戻ってもらうから、覚悟しておきなさい」
そう言い残し、レモンは通信を終了した。カチーナ隊に続き各機が続々と出撃して行く。

シャドウミラーはヴィンデルに加え、レモン搭乗のアシュセイヴァー、エキドナ搭乗のラーズアングリフ、
更にはアクセル合流前に連邦軍と接触したウォーダン・ユミル搭乗のスレードゲルミルの姿もあった。
「あの機体は…。出やがったな、ゼンガー・ゾンボルト!」
「いや、やっぱり俺は違うと思うんだけどなぁ…」
スレードゲルミルが斬艦刀装備、ウォーダンの口ぶりも相まって、一部では正体はゼンガーではないかと言われている。
しかし、やはり注目すべきは連邦にとって未確認機であるアシュセイヴァーとツヴァイザーゲインだ。
そのツヴァイザーゲインからヴィンデルが連邦の各機に通信を送ってくる。
76墜ちてきた男 〜危険な人形遊び(前)〜:2005/04/17(日) 00:51:15 ID:htN+cuXn

「ハガネ、ヒリュウ改へ告ぐ。即刻武装解除せよ。貴艦に危害を加えるつもりはない」
「何者だ? そして目的は何だ」
ハガネ艦長、ダイテツ・ミナセが冷静に対応する。それに対しヴィンデルは言葉を濁す。
「今はまだ正体を明かすわけにはいかん。ノイエDCに加担する一組織、とだけ言っておこう」
「もう一度言う。目的は何だ?」
「出迎えだ。アクセル・アルマーのな」
その言葉を聞いた総員は皆言葉を失う。しかし事実を知っているラミアは表情一つ変えていない。
「…俺が何とか得た信頼を一気にぶち壊すつもりかい? ヴィンちゃんよぉ…」
「アクセル、どういう事だ。奴らと何の関係がある? 第一お前は記憶喪失の筈…」
すかさずキョウスケがアクセルに言い寄る。しかしアクセルはそれに答える様子はない。
「訳は後で話すさ。ここは俺が一人で出る、みんなは下がっててくれ」
そう言って各機に後退を促し、単機でヴィンデル達に向かっていく。

「アクセル…失望したぞ。貴様があれほど固執していたベーオウルフと仲良くしている上に、
『信頼』などという言葉を口にするとはな。以前の貴様ならそんな言葉は辞書にすらなかったはずだ」
「記憶は相変わらず戻ってないが、お前らの言う事が事実だという事ぐらいは理解できた。
しかし、お前らの所へ戻るつもりはないさ。それが俺の意志だ。俺をこっちへよこしたのは失敗だったな」
「そうも行かないのよねぇ…。こっちは人員不足なのよ? あなたを連れ戻すためには手段は選ばないわよ」
突然レモンが話に割り込んでくる。どうやらこのまま見逃すつもりは毛頭ないようだ。
アクセルは周りを見渡し、何かを思いついたのか、不敵な笑みを浮かべ話し出した。
77墜ちてきた男 〜危険な人形遊び(前)〜:2005/04/17(日) 00:52:27 ID:htN+cuXn

「どうしてもって言うなら、一つ賭けをしようじゃないの」
「賭け…だと?」
「そこにいる、非常に興味深い馬鹿でかい刀を持ったその機体…。そいつと一対一で戦って、
俺が勝ったら諦めてとっとと帰んな。もし負けたら…お前らの好きにしろ。これでどうだ?」
「一対一だなんて、それはさすがに無茶だ…!」
「あの斬艦刀を喰らったらひとたまりもないぞ! ガンドロですら危なかったぐらいだし」
アクセルの提案に対し、さすがにスレードゲルミルの力を知る面々をはじめ、
殆どのメンバーは否定的だが、そんな中、キョウスケのみはその賭けに対し肯定的だ。
「確かに、あまりにも分の悪い賭けだな。しかし…それに乗ってみるのも悪くない。俺は…、アクセルの勝ちに全賭けだ」
「…ってキョウスケ中尉、何賭けてんスか! エクセ姐さんもなんか言ってやって!」
「ちょっとキョウスケ! 止めた方がいいんじゃない? アクセル君やられちゃうわよ!?」
「俺達が言ってどうにかなるわけでもあるまい。これが奴なりの考えなんだろう」
賭けの事も忘れ静観を決め込むキョウスケ。しかし機体のサイズ差を考えるとアクセルが不利なのは間違いない。
ヴァイサーガもサイズは大柄ではあったがスレードゲルミルのそれと比べると明らかに見劣りする。
当の賭けの対象となったウォーダンは未だ押し黙ってただアクセルの方へ目を向けるだけだ。
「…と言ってるわ。どうなのW15、やれるの?」
「造作もない事。…我が斬艦刀に断てぬもの無し!」
そう言うとウォーダンはスレードに斬艦刀を構えさせ、戦闘態勢に入る。
78墜ちてきた男 〜危険な人形遊び(前)〜:2005/04/17(日) 00:53:57 ID:htN+cuXn

「そうこなくちゃあね! かなり自信があるようだし、剣術に関しては相当の手練と見えるな。
 ……ただぁ〜し! その剣術の腕前は2番目だ」
「…笑止! この俺を上回る剣術の使い手がいるというのか?」
「チッチッチッ…腕は良くても目は悪いみたいだな。お前さんの目の前にいるさ」
そう言ってアクセルはウォーダンを挑発する。しかしウォーダンはそれに動ずる事はない。
「ならばその腕前、見せてもらおうか」
「いいともいいとも。いざ尋常に…勝負!」
「そんな小刀で斬艦刀に立ち向かおうとはな…。いざ参る!」
明らかにサイズの違いすぎる2体が激突する。その攻防はまさに一瞬であった。

両機とも自慢の武器で斬りつけたはずが、何事もなかったかのように立っている。
「…貴様、口だけではないな。我が斬艦刀を寸前でかわし、一の太刀を打ち込んでくるとはな」
「口先だけで行動したりはしないさ。我に勝算あり! …しかし、ダメージは無しか」
アクセルの言うとおり、スレードは腹部の装甲を軽く斬られたのみでダメージを殆ど受けていない。
「今以上の踏み込みを見せねばこの俺は倒せんぞ…。次こそは、こちらから斬る!」
やはりヴァイサーガでは不利と言わざるを得ない。ヴァイサーガの持つ刀と斬艦刀の刀身は10倍ほどの差がある。
それでもアクセルは構わずつっこんでいき、ウォーダンもそれに応戦する。
79墜ちてきた男 〜危険な人形遊び(前)〜:2005/04/17(日) 00:55:36 ID:htN+cuXn

さすがに2度同じ手は通用しない。アクセルに間合いを詰める事を許さず、動きを遮るかのように斬艦刀を一振り。
反撃の術を失ったアクセルは避けるしかない。しかし体勢を崩したままでは避け切る事が出来ず、
『ザシュッ!』と言う大きな音と共に、ヴァイサーガの左腕が無惨に宙を舞う。しかしそれだけの被害で乗り切ったのだ。
「あぶねえあぶねえ…。あそこからでも何とか避けれるもんだな」
「フン…、まだ強がりを言う余裕があるか。しかし良く左腕だけで済んだと言うべきか」
あくまでも強気を装うアクセルだったが、その表情からは明らかに余裕が消えていた。

「W15…命までは奪うな。二度と逆らえぬように痛めつけろ」
「承知した。…次こそ一刀両断!」
他のメンバーは、ただただウォーダンに圧倒されるばかりで、もはや止める事も出来ずにいた。
「さすがにキツいな…。だがこのまま大人しくやられるわけにはいかんね…!」
「戯言を…。覚悟ッ! 」

「………待ていっ!!」
スレードがヴァイサーガへ止めを刺そうと刃を向けたその時である。突如、男の大声が周囲にいる全機体に響き渡る。
その声の主は、グルンガストの新型・参式に乗り込んだゼンガー・ゾンボルトその人である。
「あれは参式! と言う事はあれはゼンガー少佐…!」
「待ってましたぜ親分! やっぱ俺は違うと思ってたんだよなぁ」
80墜ちてきた男 〜危険な人形遊び(前)〜:2005/04/17(日) 00:57:06 ID:htN+cuXn

『やっぱり違った』と納得するタスクを除いたメンバーは正体はゼンガーと信じ込んでいた為驚きを隠せない。
「フム、確かにあれは見まごうことなく斬艦刀…。何者かは知らぬが見事な太刀さばきだ」
「別に俺を助けに来たって訳じゃなさそうだな…」
突然スレードと同じ大きな刀を持つ機体が現れた事により驚きを隠せないアクセル。すかさずゼンガーが通信を送る。
「そこの貴様…。我が斬艦刀を使うがいい」
「ハ、ハハハ…。俺もその斬艦刀、お借りしたいなって思ってたんだな、これが」
待ってましたとばかりにその申し出に食いつくアクセル。しかしヴァイサーガは片腕であるため、扱うのは困難を極める。
「笑止…! 大型の機体なら片腕でも持つだけなら容易いが、扱うとなると話は別だ」
「心配は無用だ。その男の技量があれば問題なく扱える。今までの動きを見れば分かる事だ」
ゼンガーはそう言ってヴァイサーガの元へ近づき、自慢の斬艦刀を手渡す。

「おおうっ! でかい割には案外軽いんだな」
「友より受け取ったばかりの新型の斬艦刀だ。扱いには十分注意するよう心がけろ」
「了解! んじゃま、反撃開始と行きますか」
全高の倍はあろうかと思われる斬艦刀をヴァイサーガは意外にも軽々とふるう。しかしバランスは相当悪い。
「これ以上の時間は与えぬ。覚悟してもらおう…!」
三度、二機の大型の機体がぶつかり合う。一つ違うのは、お互いのリーチの差が埋まっているという事か。
81墜ちてきた男 〜危険な人形遊び(前)〜:2005/04/17(日) 00:58:48 ID:htN+cuXn

片腕を失って尚スピードではヴァイサーガが上回っており、先程と同じくスレードの腹部を斬りつける。
「ぬうっ…! 不覚…」
「よしっ、今度は手応えあり!」
斬艦刀に遮られ、踏み込みは浅かったものの確実にスレードの脇腹部分にダメージを与えた。
「よっしゃ、もっかい行くぜっ! ……うおっと!」
さすがに振るう事は容易でもバランスを保つには幾らかの慣れが必要だ。急に体勢を変えようとしたヴァイサーガは、
バランスを崩して斬艦刀をぶら下げ横向きの状態になる。そのチャンスをウォーダンは逃さなかった。
「勝機…! チェストォォォォォォォッ!!」
ダメージは受けたものの操縦に支障はなく、思い切り斬艦刀が振り下ろされる。
三度目の正直、遂にヴァイサーガはスレードにより『一刀両断』され、腹部より下を失ってしまう。
ハガネ、ヒリュウ改からは悲鳴にも似たような大声が上がる。
「一矢は報いたが…賭けは俺の負けか。だがっ…!俺は必ず戻…」
アクセルがその言葉を言い終わらぬうちにヴァイサーガはコントロールを失い地面へ落下、大破した。

「目的は果たした。ここは退く。…レモン、アクセルを回収しろ」
「分かったわヴィンデル。ヴァイサーガは…もう使えそうにないわね」
そんな会話をしつつ、ツヴァイサーゲインは空間転移で姿を消し、残った機体も撤退していった。
「バッキャロー…! この大ボラ吹き野郎がーーーーーっ!!」
敵機のいなくなった戦場にカチーナの悲痛な叫びが響く。主のいなくなったヴァイサーガは無惨な姿で地面に転がっていた…。
82墜ちてきた男 〜危険な人形遊び(前)〜:2005/04/17(日) 01:00:30 ID:htN+cuXn

回収されたアクセルは、DCの戦艦の医務室で目を覚ました。奇跡的にも外傷は少ない。
「んっ?…結局連れ戻されたのか。しかし俺もタフなんだな」
「感謝しなさいよ。私が機体に付けておいた脱出装置がなかったら、その程度じゃ済まなかったわよ」
レモンの声が聞こえる。しかしその姿はアクセルの前にはない。
「レモンか…。なぜここに姿を現さない!」
「残念ながら今はそっちに行けない理由があるって訳。それで、どうなの。私達に従う気になった?」
「確かに賭けには負けたが、素直に従うほど俺は出来た人間じゃないんでね」
「卑怯な人ね。でもそう来るのは予想がついていたわ。あの娘達に私の代わりをやってもらうわ」
そう言った途端に医務室のドアが開き、二人の女性が入ってくる。エキドナ・イーサッキとラミア・ラヴレスだ。

「…! W16に、…ラミア? なぜお前が?」
「もう分かったでしょ? この娘がW17。今までは他人のフリをして貰っていたって訳」
ラミアはアクセルのヴァイサーガ撃墜された後、レモンより招集を受け、DC戦艦へやってきていたのだった。
もちろんハガネから艦出の許可は得ておらず、ラミアの独断による行動という事になっている。
「それで、この二人は俺に何をしようってんだい?」
「あなたは記憶をなくす前、この娘達の事を人形人形って馬鹿にしていたけど、
これからあなたは逆にこの娘達にとっての人形になってもらうわ」
「力で屈服させようって訳かい…。果たしてそう簡単にいくもんかね?」
そう言うとアクセルは脱出を試みるため立ち上がろうとするも、身体が言う事を聞かない。
83墜ちてきた男 〜危険な人形遊び(前)〜:2005/04/17(日) 01:02:22 ID:htN+cuXn

「くっ、力が…入らねぇ…。レモン、俺に何をした…!?」
「さあねぇ。それにこれは、W16とW17のどちらがWシリーズの最高傑作かを決めるという意味合いもあるの。
何だかこっちも興奮してきちゃったわ。そっちに行けないのが残念でならないわ」
「ちょ、ちょっと待ってくれ…、俺は…!」
どうやら何をされるかアクセルには想像がついた様子だ。拒絶するのも無理はない。
レフィーナと交わってから時間としてまだ半日と経っておらず、体力も完全には戻っていないのだ。
「…アクセル隊長、悪く思わないで下さい」
「レモン様の命令でございますですので…」
ラミアの方は相変わらずの口調だ。しかしようやく本性を現したと言うべきか。

「あなたを従わせるにはもう手段は選ばないわ。二人掛かりならあなたを屈服させるくらい訳無いわよ」
「しかし、こいつらは人間ではないんだろう?」
「あら失礼ね。確かにそうだけど、限りなく人間に近い私の傑作中の傑作よ。性教育だってちゃんと施してあるんだから」
アクセルは外面では拒絶していたが、やましい気持ちを内に秘めているようだ。
(奴らに従うしか今の状態を脱する方法はない訳か。しかしなぁ…)
「ウフフ…アクセルのこんな姿、滅多に見られるものじゃないからねぇ。
私はこのまま実況中継でもさせてもらうわ。二人とも、始めちゃって頂戴」
「任務了解…!」
抵抗すべきか、それとも諦めるべきかと考える余裕を与えず、二人の女性はアクセルの元へと近づいていった。

〜後編へ続く〜
84ATA:2005/04/17(日) 01:06:27 ID:htN+cuXn
今回はこんなところで。
何というか、この作品を書こうと思った理由としては、
テンガロンハットをかぶった某日本一の男ネタがやりたかったからですw
しかし大見得きってあっさりやられるところがアホセルクオリティ。

しかし二人の女性に囲まれた上にレモンが実況中継…
収拾つくのか? つーわけでまた苦悩の日々が始まりそうです。
時間がかかりそうですので気長にお待ちください。それではまた。
85ハゼ:2005/04/17(日) 01:19:47 ID:pYaOZThk
リアルでみてました。激しくGJ!
次は3Pかぁ…、まったりと続き待ってます。
86名無しさん@ピンキー:2005/04/17(日) 01:24:51 ID:OyiroL7g
アホセルクオリティ禿ワロスw
逆襲とか無理矢理とか好きな展開だ……続き楽しみにしてます

>>73
戦国魔神であってる。
ギリちゃんに最後に声ついたのFだし覚えてる人少ないよなあ
87遥かなる戦い:2005/04/17(日) 14:08:54 ID:D3xK5x1T
アホセル Σd(゚∀゚)ナイス!!
続きが楽しみですよ
しかも、3Pっぽいし
(*´д`)ハァハァ


それでですね…
ヴィレッタ×リョウトの続きを今日投下する予定でしたが…

一昨日…
「○○君(俺)、水曜までにレポート出してね」
「(;゚д゚)え?」
「コレ出さないと、やばいからね、頑張ってな(ポンッ)」
「………orz」

という訳で無理そうです
コレ書いてるのも図書館から…
すんません…_| ̄|〇
投下は先送りになります
必ず続きを書きますから、許して…
88名無しさん@ピンキー:2005/04/17(日) 17:15:55 ID:JARfnCfL
>>77
> ヴァイサーガもサイズは大柄ではあったがスレードゲルミルのそれと比べると明らかに見劣りする。
ところがヴァイサーガはLサイズでスレードはMサイズだったり

まぁ、43.7m/98.2tのアンジュルグがLサイズで、53.7m/402.3tのスレードがMサイズという
わけの分からんことになってる公式設定がまずおかしいんだけど
(ヴァイサーガの資料持ってないんで同じLサイズのアンジュルグを引き合いに出してみた)
ちなみに他のグルンガストシリーズは
壱式が48.7m/357.0t、弐式が50.0m/300.0t、参式が60.2m/390.0tで全部Lサイズ

スレードはゲームバランスのためにMサイズ扱いっぽい

なんかどうでもいい話になったのでスルーの方向でお願いします
89ATA:2005/04/17(日) 17:24:46 ID:NeAHGvyh
>>88
両方ともLだと思ってたorz
そこらへんは公式設定無視した私の脳内設定って事でw

いい加減でスマソ
90名無しさん@ピンキー:2005/04/17(日) 21:02:52 ID:QPP0pruj
>>89
むしろ公式がおかしいだけだ。気にするな。

ところで、身長が10倍なら体重は1000倍(キロ→トン)になるわけだが、
あきらかに人間より軽いアンジュルグは水中適正がBで当然なわけだ。
なんせ沈まないしw

と、柳田的なことを言ってみる。では口直しのSSよろ↓
91ATA:2005/04/19(火) 04:22:53 ID:Y13Zk2R+
作品投下でなくてスマソ

前スレがdat落ちしたようなので報告を。

現在進行中作品を覚えてる限りまとめてみました。前スレ保存とかしてる人補完よろ。

パジャマスキー氏→熱帯夜(スクール組)

ドロン・ブロンソン氏→魔法少女マイマイ

ジョシュリム野郎氏→ジョシュア×リム

a cup of coffee、すいーと☆ひーろー
(ギリアム×ヴィレッタ、同一作品ではないですよね?)

人形繰りの夜(アクセル×エキドナ)

紅茶氏→鬼畜紅茶男(特命編?)

ATA
墜ちてきた男

間違ってるのがあったらスマソ。あと、自作品の経過報告も少し。
一応話の結末も大筋で決まったので後は文にするだけと言ったところ。
GW前までに第四部エロパート、GW終わるまでに第五部(完結)を上げる予定でいます。
ペース上げている理由としては、新作が書きたいからですw
今の以上に需要無視な候補でいっぱいです。まだ何も決まってませんけどね。
92ATA:2005/04/19(火) 13:08:31 ID:Y13Zk2R+
連書き失礼。

遙かなる戦い氏の
遙かなる戦い 〜姉さん、もう無理だって〜

を追加で。まだ抜けてる分あったら補完よろしくお願いします。
失礼しました。
93名無しさん@ピンキー:2005/04/19(火) 16:59:30 ID:MaQaUcES
>ジョシュリム野郎氏
この人最近見ないけどどうしたんですか?
微妙に続き見たいんですけど?
94コーヒーの中の人:2005/04/19(火) 23:00:52 ID:52JtahpM
>>ATA氏
ええ、すいーとの人と自分とは別人で、同一作品でもないです。
ついでに…。
http://game9.2ch.net/test/read.cgi/gamerpg/1105535366/612ー614
http://game9.2ch.net/test/read.cgi/gamerpg/1105535366/644-646
この2編が(あくまで結果的にですが)前振りなので、お暇かつ興味のある方はどうぞ。
95名無しさん@ピンキー:2005/04/19(火) 23:37:48 ID:UzPlMceT
おおGJなコーヒーの中の人!!ヴィレッ大陸の頃から見てます
続きを楽しみにしてますよ!!がんがれ(・∀・)
96名無しさん@ピンキー:2005/04/20(水) 22:09:01 ID:V9R047vE
>>87
首尾はどうですか
97コーヒーの(ry:2005/04/21(木) 01:32:36 ID:R9L6wvo9
質問。

レッフィーが小野寺大尉殿を

「 テ ツ ヤ さ ん 」

…と呼ぶのは萌えますか?

ま、このネタを書くのはコーヒーが終わってからにしますが、気分転換がてら書き込んでみました。
それではノシ
98名無しさん@ピンキー:2005/04/21(木) 07:42:46 ID:34JnVBik
>>97
然るべき状況下であればそれもまた善しとか申してみる
但し小野寺殿からはあくまで「艦長」乃至「中佐」を付けて呼ぶようならなお善し
99遥かなる戦い:2005/04/21(木) 08:43:00 ID:3NbjPNcA
>>96
へっへっへっ…
か、完遂しました…
これで心配ない…たぶん…

今日から書いて、日曜あたりに投下しますよ
実は1/4くらい書きおわっているんで、ちょっとは楽ですが
少し熟成させないかんので、少し待ってて下さい


まったくスレ違いな話ですが、萌えスレの「鋼の救世主」って…
100名無しさん@ピンキー:2005/04/21(木) 13:47:44 ID:lbaCvDhU
>>97
バリバリ萌えます(*´Д`)
然るべき状況下にするが吉かと
101名無しさん@ピンキー:2005/04/21(木) 21:48:54 ID:8bVlEjtI
>>97
任務中でなければ萌えるね
102コー(ry:2005/04/21(木) 22:50:39 ID:Zk28K3nG
こんなシーンが浮かんだのですよ。前後になにがあるのかはまだ未定ですが。

「大尉、一つお願いがあるんです」
「は、なんでしょう中佐」
「その…今はプライベートですから。階級や役職で呼び合うのは無しにしませんか?」
「はあ…では、自分は中佐をどうお呼びすれば…」
「『レフィーナ』か『レフィ』と。親しい人にはそう呼ばれていますから」
「し、ししし親しいなんてそんな! 自分にはそのような呼び方をする資格などまだ…」
「資格なんて必要ありませんわ。私は大尉にそう呼んで欲しいんですもの」
「あ、いや、ですが、心の準備が…(夢でも見てるのか俺は…)」
「それと…私も大尉のことを、『テツヤさん』ってお呼びしていいですか?」
「は?! ち、中佐、今なんと…?!」
「ですから、今の時間は階級や役職で呼び合うのは無しですってば。
…テツヤさん(はぁと)」

この後てっちゃんが、レッフィーのお願い通りに呼んであげられたかはまだ謎。
103偽コー(ry :2005/04/21(木) 23:25:23 ID:NGnBVqvW
こんなシーンが浮かんだのですよ。前後になにがあるのかはまだ未定ですが。

「少佐、一つお願いがあるんです」
「なんでしょうソフィア博士」
「その…今はプライベートですから。階級や役職で呼び合うのは無しにしませんか?」
「うむ…では、自分はソフィア博士をどうお呼びすれば…」
「『ソフィア』か『ソッフィー』と。親しい人にはそう呼ばれていますから」
「お気持ちは有り難いのですが、自分にはそのような呼び方をする資格などまだ…」
「資格なんて必要ありませんわ。私は少佐にそう呼んで欲しいんですもの」
「ですが……自分の心の準備が…(夢か幻なのかこれは…)」
「それと…私も少佐のことを、『ゾンビー』ってお呼びしていいですか?」
「は?! ち、ソフィア博士、今なんと…?!」
「ですから、今の時間は階級や役職で呼び合うのは無しですってば。
…ゾンビー(はぁと)」

この後親分が、ソッフィーのお願い通りに呼んであげられたかはまだ謎。
104名無しさん@ピンキー:2005/04/21(木) 23:34:00 ID:Zk28K3nG
>>103
偽物キター(w
…ゾンビーって…。
おかしいですよソフィアさん!!
105名無しさん@ピンキー:2005/04/22(金) 01:45:25 ID:+UsivwEL
親分の背後でスリラーダンス踊るゾンビの群を想像しますた
106名無しさん@ピンキー:2005/04/22(金) 10:09:23 ID:AGJJ/dH6
>>102
萌えますた(*´∀`)b 自分はこういうの大好きでつ
ラブラブセックルに激しく期待
107ATA:2005/04/22(金) 14:35:33 ID:8/E6z5+I
やっぱてっちゃんはレフィーナが一番釣り合うよなぁ…。
てっちゃんと言ったら鉄ちゃんロボと言う言葉が思い浮かぶ…(元ネタ微妙なので以下略)
我ながら無謀なことをしたなぁと思っております。
でも書いてて凄く楽しかったのは事実w
コーヒーの人期待しとります。


仕事忙しすぎだったので全然進みません…。
せっかく思い浮かんだシーンも一晩寝たら忘れてしまう悪循環。
新作長編書く前に短編で何か書こうと企んだところ、候補に挙がったのがなぜか…


リー・リンジュン

なんて少数派…w
108名無しさん@ピンキー:2005/04/22(金) 14:42:55 ID:O14MKfh1
てっちゃんとレフィとリーの三つ巴とかけっこう萌える
109名無しさん@ピンキー:2005/04/22(金) 17:13:02 ID:cOGeBNyd
その3人だとどうも
レフィーナ×テツヤ←リー
という三つ巴が思い浮かんでしまう
110名無しさん@ピンキー:2005/04/22(金) 21:50:59 ID:Z9l1Ubt4
リーがもう少し濃くない顔なら
テツヤとの801も見逃してやるんだが
111名無しさん@ピンキー:2005/04/22(金) 23:07:07 ID:HADSbXqD
てっちゃんへの嫌がらせの為だけにレッフィーを捕まえて、
あぁんなことやこぉんな事をしてしまうリ−たん。

…とか書き込んでみるテスト。
112名無しさん@ピンキー:2005/04/22(金) 23:08:43 ID:O14MKfh1
そんなことをしているうちにレッフィーにmajiでkoiしちゃうリーたん。

…とか書き込んでみるテスト。
113名無しさん@ピンキー:2005/04/22(金) 23:31:58 ID:KWAavx5t
でも最初が最初なんで完全に切ない片恋コース突入なリーたん。


といってみるテスト。シンシアって奥さんかな‥
114名無しさん@ピンキー:2005/04/22(金) 23:37:46 ID:yq8ci1zz
>>113

妹じゃ無かったっけ>シンシア あのエピソードはちょっと泣けた。
いろいろあったけどあの部隊の奔放さに程よく馴染んで、…ってのを期待してたんだけどな。
115名無しさん@ピンキー:2005/04/22(金) 23:46:12 ID:O14MKfh1
でも中国系なのにシンシアってどうなんだろ
自分は許婚か何かだと思った
116名無しさん@ピンキー:2005/04/23(土) 00:47:23 ID:AgKQBjnj
>115
香港あたりじゃ中国名の他に英語名をつけたりするぞ。
ジャッキー・チェンとかブルース・リーとかリチャード・王とか。
117名無しさん@ピンキー:2005/04/23(土) 01:04:55 ID:tqXU48UW
>>116
内海さんかよ
118名無しさん@ピンキー:2005/04/23(土) 14:24:10 ID:LIOyAk2F
もしパトが参戦すると、レイバーはぜんぜん戦力にならないけど
後藤さんと内海はストーリー的に重要な位置に来る予感が。
119名無しさん@ピンキー:2005/04/23(土) 15:48:24 ID:mUqOtsYU
ワォーカーマシンが大活躍だったんだし
参戦状況さえ省みればそこそこの活躍を・・・
120名無しさん@ピンキー:2005/04/23(土) 16:09:34 ID:dvc1eIY1
その場合は日本一弱いスーパーロボット、ダイガードも出してほしいなw
121名無しさん@ピンキー:2005/04/23(土) 16:34:23 ID:5yd8d9r7
気持ちはわかるがあんまり板違いの話題ばっかりしないでくれ。
スパロボに参戦させてみたい作品 23スレ目
http://game9.2ch.net/test/read.cgi/gamerpg/1110341971/l50
へどうぞ。
122名無しさん@ピンキー:2005/04/23(土) 16:53:35 ID:K+SyeKIY
というか何その謎のエクセレン専用機
>ワォーカーマシン
123名無しさん@ピンキー:2005/04/23(土) 23:05:45 ID:6nKtWlOl
さぁここで突っ込まれた>>119がエクセレン専用機ワォーカーマシンが大活躍するエロエロなキョウスケ×エクセレンを意地になって書き上げるという燃える展開ですよ
124パジャマスキー:2005/04/24(日) 01:57:23 ID:u893c8M3
おわったぁぁぁー!
大学の方が一段落したと思ったらパソコンが壊れるわ熱が出るわ・・・
というわけでしばらくご無沙汰しておりました、パジャマスキーです。
やっと時間が取れましたので書き上げました、熱帯夜の続きです。
お待たせして本当に申し訳ありません。
それでは、どうぞ。
125熱帯夜 33:2005/04/24(日) 01:58:40 ID:u893c8M3
二人の情事をずっと見つめていたオウカは自分も興奮してきたらしく、
ラトゥーニの絶頂にあわせて自分の体を抱きしめ、瞳を閉じて恍惚の表情を浮かべた。
そのほろ酔いしたような表情のまま、
今だ惚けた表情を浮かべているラトゥーニとその隣に倒れこんだアラドに近づいていく。
「二人ともすごく可愛いかったわ・・・大好きよ。」
ささやく様に声をかけ、それぞれに軽くキスをする。
そしてアラドから唇を離しながら体を寄せると、耳元で息を吹きかけるようにしながら囁きかける
「ねぇ、私も火照っちゃってきちゃった・・・アラド、お願い・・・」
仕草もさることながら燃え上がるルビーのように熱く蕩けたその声の響きは、
男であれば耐えられないほど妖艶なものだった。
しかしそれは健常な状態ならば、の話である。
既に連続で二人の少女を抱き、三回もの射精を経たアラドの肉欲は既に砂漠の井戸のように枯れ果て、
うつ伏せになったままオウカの誘いに反応することすら出来なかった。
「ねぇ、アラド・・・アラド・・・アラドったら!」
いくら呼びかけても答えないアラドにしびれを切らし、
オウカはうつ伏せのままの体を無理やり引き起こして顔を向かせた。
はだけた浴衣から覗く胸の谷間がちょうど視線に来る位置になったが、それでもアラドの反応は薄い。
「勘弁してくれ・・・もう無理だよ。」
挙句にはうつむいて情けない声を出すと言う始末である。
この様子を見たオウカは唇をとがらせ、不機嫌そうな顔でなにやら思案し始めた。
やがて何か閃いたらしく、両手を叩き大きく目を見開いた。
そして閃いたアイデアを実行するべく、
次の瞬間にはいまだぐったりしているゼオラの方へ向かってよつんばいの姿勢のまま向かっていった。
126熱帯夜 34:2005/04/24(日) 02:01:41 ID:u893c8M3
オウカが離れて行った後、アラドは疲労でまどろみはじめていた。
そしてそのまま夢に落ちようとしていた瞬間、アラドの意識は足の間に感じる柔らかい感触で引き戻された。
水風船かマシュマロのような感触とそれが与えてくれる刺激は、アラドが良く知っているものだった。
しかし、今感じる感触はいつものゼオラによる愛撫や先ほどオウカがしてくれた行為とは少し違う。
その違和感に戸惑いながら目を覚まし視線を下に落とすと、
ゼオラとオウカが左右からその豊かな乳房でアラドの萎えた欲棒を挟み込んでいた。
オウカはアラドの視線に気づくと、片目をつぶり悪戯っぽくウインクした。
その反対側のゼオラも気づいたようだが、こちらは顔を真っ赤に染めてうつむいてしまう。
予想だにしなかったシチュエーションにアラドは言葉もない。
それからもオウカのリードで、アラドへの愛撫は続いた。
波のようにうごめきアラドを包み込む二人の乳房は時々その尖りきった先端同士がこすれ、
その度に興奮するようで二人の息が荒くなっていく。
自分を挟んで二人の少女が体をこすり合わせているというある種背徳的な光景の淫靡さに、
アラドのペニスが硬さをとりもどしていった。
127熱帯夜 35:2005/04/24(日) 02:03:45 ID:u893c8M3
その事実を自分の胸に当たる感触で知ったオウカは満足げに微笑み、
次のステップに移るべく愛撫を中断し体を離した。
「あっ?」
体重を反対側のオウカの体にかけていたゼオラは、その反動で倒れこんでしまった。
先ほどのパイズリで興奮してしまったらしく、瞳がかすかに潤んでいる。
その間にもオウカはアラドを押し倒し、今にも襲い掛かりそうな目で見つめながらはあはあと息を吐いている。
その様子を見たゼオラは体を起こすと、弱々しくオウカに後ろから懇願した。
「姉さん、私もアラドと・・・」
オウカはその声に振り向くと口元だけで微笑みながらゼオラに冬の冷たい微風のような声で答えた。
「だめよ。今度は私がアラドを食べるの。ゼオラはさっきもしてもらったしいつでも出来るでしょう?」
「でもぉ・・・」
再び灯った欲情の火に焦らされ、もじもじと体を動かしながら食い下がる。
珍しいゼオラの駄々にオウカは短くため息をつくと、
寝返りを打ってうつぶせ担っていたラトゥー二に向かって声をかけた。
「しょうがないわね・・・ラト、ゼオラの相手しててくれないかしら?」
「はい、姉様・・・」
まだ初体験の余韻から醒めていないのか、どこか夢現な目でふらふらとラトゥーニはゼオラに近づいていく。
ゼオラはそれから逃げるようにじりじりと後退していったが、やがて壁にあたり動けなくなってしまう。
追い詰めたラトゥーニはゼオラに抱きつくと、何を思ったかその豊満な胸に顔をうずめた。
頬擦りをするように首を動かし、確かめるように手で触れながら先端の突起に口付ける。
「ああん!やめて、ラト・・・」
ラトゥーニは答えず、ただゼオラへの愛撫を続ける。
口では拒絶を続けるゼオラも体の芯にくすぶる本能には勝てないようで、結局本気でラトゥーニの愛撫を振りほどこうとすることはない。
そうして欲望のままに絡み合う二人の様は淫らな戯れでありながら、どこか母に幼子が甘えるような微笑ましさも醸し出していた。
128熱帯夜 36:2005/04/24(日) 02:09:05 ID:u893c8M3
「ゼオラはこれでよし・・・さあ、アラド・・・姉さんを楽しませて・・・」
その光景を横目で見ていたオウカは小さくつぶやくと、再びアラドを見つめ顔を近づけていった。
アラドは蛇に睨まれた蛙のように身動き出来ない。
視界に広がるのは夜の波のように揺らめく長い黒髪と、妖しさをたたえた琥珀色の瞳。
初めて抱かれた時からそうだった。
このひとにこうやって見つめられると、魅入られたように動けなくなってしまう。
そうぼんやりと目の前の女性を想いながら、アラドは彼女の口付けを受け入れるべく自分から顔を近づけていった。
そして唇と唇がぶつかる瞬間、アラドは目を閉じる。
心のどこかに残る、ゼオラへの後ろめたさから逃げるように。
129パジャマスキー:2005/04/24(日) 02:11:00 ID:u893c8M3
以上です。
次の投稿(たぶん明日か明後日)で本当に最後になるでしょう。
最後になりますが、スレをまたいでしまう羽目になって本当にすみません。
130ATA:2005/04/24(日) 02:24:54 ID:k5tjGwXC
パジャマスキー殿乙です!久々のリアル観戦興奮しますた。
ここの職人さんは学生率高いっすね…。なんか急に歳食った気分…。
自分も出て1年少ししか経ってませんがw

せっかくの休みなのに作品が全く進みません。多人数プレイはいかんせんムズい…。
と言うわけで次のうpは実家帰省後かな。もう少しお待ちください。
131遥かなる戦い ◆eNrmrA2aRY :2005/04/24(日) 08:16:09 ID:cZMqA07k
パジャマスキー殿、乙であります
学生さんっすか?自分もなんすよ(つーてもギリギリだけどな)
次回に期待



トリップ付けてみました
132名無しさん@ピンキー:2005/04/24(日) 11:00:26 ID:rA+8Sq+W
>125-128
GJ!
次で最後と思うと悲しいス。
133遥かなる戦い ◆eNrmrA2aRY :2005/04/24(日) 21:14:28 ID:cZMqA07k
予定繰り上げで、10:00頃に投下します
いいっすか?
134名無しさん@ピンキー:2005/04/24(日) 21:23:51 ID:EtnP+/B/
ドゾー
135名無しさん@ピンキー:2005/04/24(日) 21:46:28 ID:c1VCNhvO
超期待
136遥かなる戦い ◆eNrmrA2aRY :2005/04/24(日) 22:03:57 ID:cZMqA07k
じゃあ投下します
違和感はスルーの方向で
137遥かなる戦い〜姉さん、もう無理だって〜:2005/04/24(日) 22:04:58 ID:cZMqA07k
 部屋のなかは、着いたばかりなのか、綺麗に整頓されていた
 一見、キビキビとしているように見えるヴィレッタであるが
 自分の身の回りのものには、あまり執着をせず、以前も自室を書類や服で散らかしていた
 その事を知っていたリョウトは、その意外性で驚きはしたが
 考えてもみると、ここはホテルなのだ
 放っておいても、清掃員が綺麗に掃除してくれるし、来たばかりなのだから散らかしようが無い
 まぁ、そんな事はどうでもいいんだが…

「待ちきれないから、ホラッ!!脱ぎなさい!!
 …それとも、私が脱がせましょうか?」
「い、いえっ!自分で脱ぎますよ!」
ヴィレッタに急かされて、焦ってズボンと下着を脱ぐリョウト
そんな彼を見てヴィレッタは何を思っているのだろうか…
 クスリッと笑みを浮かべつつも、次第に顕になってゆくリョウトの股間の一物に歓喜する
彼女の目の前には雄々しく硬化した、巨大な棍棒がそそり立っていたのだから…
「ぬ、脱ぎました…」
「あら、相変わらず大きいわねぇ…じゃ、早速…」
すぐにでもリョウトが欲しいヴィレッタは、リョウトの陰茎を口で銜え込もうとする
 しかし、その途端、リョウトにそれを制止された
「ちょ、ちょっと待ってください!!このままじゃ汚いですよ!!」
「あらっ、どうして?」
「どうしてって…やっぱり一度洗った方が…」
(やっぱりいきなりは良くないよ…)
 今にも理性が吹っ飛びそうな彼の頭に、そんな考えがかろうじて過った
 以前の彼からは考えられない行動である
 前の彼なら、欲情まみれのヴィレッタの言いなりになるしか無かったが、今の彼は少々違う
 リオ、リン、ラーダと三人の女性との経験を積んだ事で
 やたらと先走ることを抑制する理性が、彼の脳に発生したのだ
 とはいっても、あまり焦ったり気持ち良すぎると、そんな理性など軽く吹き飛んで
 まさに『猛虎』と化してしまうのだが…
138遥かなる戦い〜姉さん、もう無理だって〜:2005/04/24(日) 22:06:19 ID:cZMqA07k
「リョウトのなら汚くないわよ?」
「でも…」
「なら、私の口できれいにしてあげるわ…」
制止を振り切りリョウトの陰茎を銜え込んだ
根元を手でしっかりと固定し、両唇で雁の部分を挟み込んで、舌で亀頭を刺激する
「んん…ちゅる…ちゅる…」
(うわっ…相変わらず…すごい動き…するなっ)
リョウトが言うほど汚くも無く、キツイ性臭もしない
ヴィレッタはたっぷりと唾液を分泌させながら
 亀頭の先端から雁、裏筋と、徐々にそのターゲットを変えてゆく
“くちゅくちゅくちゅ…じゅるっ!じゅるっ!…ちろちろ”
「ん〜…ひもいひひ(気持ちいい)?」
「んはっ…はぁはぁ…くっ…相変わらず上手ですね…」
 時折顔を左右に振り、口腔の内壁に“ピチッピチッ”と当ててみる
その感触が実に気持ち良いらしく、ぶつかる度に身を悶えさせながら
 リョウトは快感の渦へと飲み込まれていった…
部屋中に響き渡る水音と荒い呼吸…二人だけの世界…
もはや、誰も介在しない…いや、そんな事は許されないような世界が作り出される
 ヴィレッタが陰嚢にしゃぶりつくと、より一層、リョウトの呼吸が荒くなる

「そ…そんなトコまで…はぁはぁ…ぁ…んんっ!!」
「ほふぅ?…んちゅっ…こんな所まで感じるの?」
ヴィレッタは舌を口から大きく出してリョウトの陰茎を舐め上げた
そして、小刻みに、掴んでいた手を上下に動かしながら舌を這いずり回せる
ありえない程の快感と刺激が身体中を駆け巡る感覚を感じる
…しかし、そんな快感に溺れる時間が徐々に少なくなってゆいった
リョウトの我慢が限界に近づいてきたのだ
抑えられない猛りが爆発しそうになり
 ヴィレッタの頭を掴みながら、声を荒げて自身の限界を告げる
139遥かなる戦い〜姉さん、もう無理だって〜:2005/04/24(日) 22:08:17 ID:cZMqA07k
「…んくっ…はぁはぁ…も、もう…イク…イッちゃうかも…」
(そろそろ限界ね…)
「なら、出していいわよ…ほらっ…いっぱい出して…」
「い…いいんですか?」
「ええっ…たくさん出して…私も欲しいの」
そう言うと、ヴィレッタの手の動きが、急に速度を増した
それに呼応するかのようにリョウトの方も大きく脈打つ
先端の割れ目からは、ヴィレッタの唾液とも、リョウトの我慢汁とも分からないような液体が滲み出て
 亀頭は“テラテラ”と光り輝いていた
「我慢しないで!!ほら、出して!!」
「ぬあっ…出る!!出るよ!!…で…んんんっ!!!!」
 “びゅるびゅる…”と小さな破裂音を棚引かせながら
 リョウトは自身の精液をヴィレッタの口の中に撒き散らしてしまった
ヴィレッタは、それらを全て口で受けとめて燕下するだけでなく
 口元からはみ出した白濁色の精液を手で掬い上げて再度飲み込んだ
「んはぁっ…はぁはぁ…」
「こんなにたくさん……ほら見て…こんなに私の顔を汚して…」
「だ、だって…そんなに早く動かすから…」
精液塗れの顔に恍惚とした表情を浮かべるヴィレッタ
もう今の彼女の頭の中には、かつての仲間意識や倫理感といった代物は存在しない
そこは、すでにどうしようもない性欲と異性への淡い感情しかなかったのだ…
もちろん、リョウトにはリオという恋人がいることも分かっているし
 この行為に対しての背徳心のような気持ちが無いわけではない
しかし相手がリョウトになると、どうしても我慢できなくなる…
ヴィレッタだけではなく、リンやラーダも同じ感情を抱いていたのだろう…
 やはりリョウトには何かがある…それは『魅力』のような、はっきりとしたものではなく
 何か目に見えない力で彼女達を虜にしてしまうのだ…
140遥かなる戦い〜姉さん、もう無理だって〜:2005/04/24(日) 22:09:57 ID:cZMqA07k
「こんなに汚れたら、一旦シャワーを浴びたほうが良さそうね…入りましょ」
「ええ…そうですね…」
 気が付けば、二人とも汗だくになっている あまりにも感情が高ぶったせいで、その事にすら気が付いていなかった

そうして二人は服を脱ぎ捨て、シャワールームへと向かった
シャワールームは意外と広く、浴槽に至っては大人二人分など普通に入れるほどの広さだ
 一通り、シャワーで身体に付いた汗や唾液を流すと…
「じゃあ、私が洗ってあげるわ」
「い、いいですよ!自分で洗いますから!」
「ダメよ!いいから、ほらっ!!背中を向けて…」
ヴィレッタは石けんを泡立てて、自身の前半身に塗りたくる
 そして、リョウトの背中にぴったりとくっつけて、ゆっくりと身体を擦り付けていった
時折、というか随時当たる“コリコリ”と固いヴィレッタの乳首…
 その感触がくすぐったいのか、リョウトは身体を震わせながら悶えた
「そ、そんなに…くっついたら…うはっ…」
「気持ちいいでしょう?…こんな事されたの無いでしょ?」
「はぃ…ん…くはっ…すごっ…ぁ…」
 “ムッチリ”としているヴィレッタの肢体が絡み付く度に
“ぬるぬる”とした泡と“コリコリ”とした乳首が擦り合わされる度に
リョウトの身体が、えも言われぬ快感に身震いする
彼からは見えないが、ヴィレッタの方も身体をほんのり紅潮させる
 意外に筋肉質なリョウトの背中で乳首が擦られる
気持ち良さに時折下腹部がむず痒くなる
 今にも指でいじりたくなる衝動を駆られながらも
 しかし今は、我慢してリョウトの為に身体を動かす
141遥かなる戦い〜姉さん、もう無理だって〜:2005/04/24(日) 22:11:47 ID:cZMqA07k
「どう?興奮してきたかしら?」
「ヴィレッタさんの身体って…意外とムチムチしてるんですね」
「気持ちいいの?」「んんっ…気持ちいい…でも、僕だけ気持ちいい思いしたらダメですよね?」
「そう?……じゃあ…私を気持ち良くしてくれる?」
 リョウトはヴィレッタの潤んだ目を鏡越しに見た
それは爛々と輝きながらも性欲の色に満ちていた
いまにも爆発しそうな彼女の情欲にリョウトのデンジャラスメーターも激しく反応する

リョウトはヴィレッタに向き直ると、唇を重ね合わせ、舌と舌で愛し合う
“ざらざら”とした感触に加え“ぬるぬる”とする粘液を万遍無く堪能する
外見からは分からないが、かなり可愛らしい彼女の舌や口
お互いの粘液を絡め合う中、時折舌や下唇に吸い付きながら、歯や歯茎もその射程内に収める
「んふ…んん…ちゅぱ…ちゅぱ…」
「ああ…んんん…んっ」
 リョウトはやがて、その砲口を下に向けた
たわわに実った彼女の乳房…“ツンッ”とした張りや弾力は一級品だ…
その紅潮した双丘の、可愛らしいピンク色のアクセントを舌で吸い付く
興奮により幾分固くなっているソレを優しく愛撫すると
 ヴィレッタの口からは消え入りそうに小さな吐息が流れ出るのだ…
「んん…ぁ…ふぁ…」
(結構、感じるのかな…?)
 口だけではなく、指でもう片方の乳房を撫で回すと、さらに声のボリュームが上がる
「んあっ…あっ…いいわ…り…りょうと…」
「胸…感じるんですか…?」
「…くすぐったいっていうか…気持ちいいっていうか…いいっ…いいわぁ…」
リョウトは愛撫の手と舌をさらに加速させつつ、その手を徐々に下方に移動させる
そして彼女の茂みの中の花弁に辿り着くと、その割れ目を沿うようにゆっくりと擦る
すでに流れ出た愛液で“ぬるぬる”としたソコは“ヒクヒク”と脈打っていた
ソコが擦られる度に、より一層、艶めかしい嬌声が上がる
142遥かなる戦い〜姉さん、もう無理だって〜:2005/04/24(日) 22:13:42 ID:cZMqA07k
「うあっ…んぁ…ぁ…ああんっ…はぁはぁ…」
「うわぁ…ぬるぬるしてるよ…?…感じちゃったんだね…」
「そ…そういう事は…あからさまに…言わないの…」
「だってこんなに濡れているんだよ?」
リョウトは、手に付いたヴィレッタの愛液を指でこねくり回して、彼女の眼前に持っていった
見せ付けるかのように、指で糸を引かせ、遂にそれをしゃぶる
やはり少しは羞恥心というものがあるのだろう…
 少し横に顔を背けようとするが、リョウトの手がそれを許さない
彼はヴィレッタの頬を掴んで、その行為をまざまざと見せ付けた
「ほら、こんなに“トロトロ”してるよ……んん…ちょっと甘い…かな?」
「…そんなに…見せないで…恥ずかしいじゃない…」
「え?だって、誘ったのはヴィレッタさんの方でしょ?」
「それは…そうだけど…」
冷静沈着なヴィレッタにしては計算外の展開だ
当初はオドオドしたリョウトをリードする形になると思っていたが
 これは…この展開は…些か想定の範囲外だ
そうヴィレッタは思った…しかし、他方でこうも思う…
(でも…いい…それでもいい…リョウトが…してくれるのなら…)

 リョウトはヴィレッタの陰唇を一通り愛撫すると、その指を深く深く挿入していった
外側よりも“ぬるぬる”とした膣内と“ざわざわ”とした感触の膣襞がまとわり付く
始めは大きくゆっくりと指を出し入れしていくが、徐々にその速度を上げ
 残った親指でクリトリスを“コリコリ”と擦り合わせる
 …と同時に、硬度と感度を増した彼女の胸を舌で器用に刺激した
半ばリョウトの顔が胸の谷間に埋まる光景…
 彼女にとって、いや、他の女性の母性本能をもくすぐる代物だ
そう…彼女達にとって…リョウトに引かれる理由はそれなのかもしれない…
中性的な顔立ちや真摯な性格と、それとは逆にたくましい『男』としての一面
そのギャップが、彼女達の母性本能や恋愛感情を刺激していたのかもしれない
143遥かなる戦い〜姉さん、もう無理だって〜:2005/04/24(日) 22:14:47 ID:cZMqA07k
“くちゃくちゃ…ぴちゃぴちゃ…にゅるり…”
「んああっ…はぁっ…んんんっ…はぁはぁ…ああっ…」
「うわぁぁ……いやらしい音立てちゃって……ココ?ココが気持ちいいの?」
リョウトの問いに懸命に首を縦に振るヴィレッタ
もう…何が何だか分からない…
ただただ身体の底から沸き上がる快感に溺れてゆく
背中に電撃を受けたような感覚を覚えるも、そんな事も考える余裕すら、今の彼女には無かったのだ
「あんっ…ぁ…ダメぇぇ…凄い…凄いわぁ…」
ヴィレッタは快楽の渦に飲み込まれまいと足先を“ピンッ”と延ばして耐えようとするが
それでも襲いくる快感に我慢できそうもない…
それにリョウトがもっと欲しいのか、自分の指を彼の一物に見立てて口で舐める
そんな事もお構いなしに、リョウトは指をもう一本増やして、さらに高速で擦り上げた
時折当たる部分が気持ちいいのか、ヴィレッタは大きく嬌声を張り上げてしまう
もう、限界なのだろう…リョウトの腕を掴む彼女の手が力を増す
「もうダメェェェ…イッちゃう!!イクゥゥゥッッッ!!!!」
「いいよ…ヴィレッタさんっ!!我慢しないで出しちゃってよ!!」
「ああっ…んああっ…あああぁぁぁぁぁっっっ!!!!!!!!」
ヴィレッタが最後の嬌声を上げて昇天すると、“びしゃびしゃ”と愛液が流れてくる
「うはぁ…こんなに出たよ…」
「はぁはぁ…もう…我慢できない…」
「何が我慢できないの?」
「…リョウトのが欲しい…お願い…下にも入れて…」 リョウトの目に赤く火が灯った…始まってしまったのか…
「しょうがないなぁ…じゃあ、ベッドに行こうか?」
朦朧としながらも、しっかりと応えるヴィレッタ
 やっとリョウトと一つになれる…その喜びからか、彼女の意識は少しずつ戻っていった
144遥かなる戦い〜姉さん、もう無理だって〜:2005/04/24(日) 22:16:08 ID:cZMqA07k
 そして二人は身体をタオルで拭ったあと、ベッドに横たわった
しかし、そのまま本番といくわけにもいかない
リョウトは自分の陰茎をヴィレッタの眼前に持ってゆくと、ソレを舐めるように促した
素直に彼の一物にしゃぶりつくヴィレッタ
一通り舐め終えて“テラテラ”と光り輝くリョウトの陰茎
一回抜いてあるにも関わらず、すでにギンギンに直立していたそれを目のあたりにして
 ヴィレッタの我慢も限界に近づく…そして今にも溶ろけそうな表情を浮かべて懇願した
「…ん…ねぇ…奥まで入れて…私…もう…」
「うん…じゃあ…横になって?」
「ええっ!!」
ヴィレッタは了解を貰ったのが嬉しかったのか、顔に満面の笑みを浮かべて横になる
主導権はもはやヴィレッタには無いらしい…リョウトのなすがままにされているのだ…
…それもいいだろう…しかし、彼に眠る『猛虎』が目を覚ましてしまっことを彼女は知らなかった
「よし…じゃあ…いくよっ…」
「お願い…きてぇぇ………んああっ!!!!」
すぐに律動が開始された…
 “ぐちゅぐちゅ”とした卑猥な水音と、“パンパンッ”とした小気味よい破裂音が、部屋中に響き渡る
それらに加えて、リョウトの荒い呼吸音と、ヴィレッタの嬌声が発せられた
“ぱんっ!ぱんっ!ぱんっ!ぱんっ!…”
「あっ!あっ!あっ!あっ!あっ!あっ!」
「すぅ…んんっ…はぁっ…くはぁ…はぁはぁ…んああっっ!!」
リョウトの陰茎に膣襞が絡み付いてゆく
他三人の女性と違う点は、それらが身体の動きに合わせてまとわり付くことだ
亀頭と言わず雁と言わずに刺激されるリョウトの分身…
 リョウトが手前に引こうとすると、それを名残惜しそうにして膣圧が増加するのだ
ヴィレッタの方も、膣壁に擦り付けられる快感、時折奥の子宮口に当たる快感に溺れていった
145遥かなる戦い〜姉さん、もう無理だって〜:2005/04/24(日) 22:17:58 ID:cZMqA07k
「あっ!あっ!あっ!あっ!…だ…めぇぇぇ…
 気持ちいいっ…リョウトの…おちんちん…気持ちいいよぉ…」
「くあぁぁぁっっ…はぁはぁ…こ…こんなに…締め付ける…な…んてぇっ…」
予想外にきついのか…
 時折ヴィレッタの膣襞による感触、膣内の圧力による狭さ
 それらが混合された快感が堪えるらしい…顔付きが徐々に変わっていった
「なんだ…なんなんだっ、コレッ!!」
「…あんっ…ちょっと、リョウト?…んあっ…ど…んんっ…どうしたn」
「うるさいっ!!集中してっ!!」
「で…でも…んあっ…あっ!あっ!…は…激しすぎるわ…」
「いいから…ヴィレッタさんは…」
“ぱんっ!”
「ああっ…そんなに…」
“ぱんっ!”
「黙って感じてればぁっ!!」
“ぱんっ!”
「突き上げたら…すぐに…」
「いいんだぁぁぁっっ!!!!」
“ぱっぱっぱっぱっ…”
「だめぇっっ!!凄すぎるっ!!んああぁぁっっ!!」
 虎龍王顔負けの『タイラント・オーバー・ブレイク』が炸裂した
ヴィレッタはその衝撃に腰を浮かせるが、そんな事などお構いなしに連続突きを敢行するリョウト
彼の『Gインパクトキャノン』、もとい、『あばれん棒』が突き出される度に
二人の脳から快感として伝達される微粒電子が、接合部へと伝わっていった
やがて体位が正常位→座位→バック→そして正常位と変わってゆく
随分と長持ちするなぁ、というツッコミは置いといて、二人の限界が、徐々にだが近づいてきた
リョウトの表情がさらに必死さを増し、ヴィレッタも声を荒げて嬌声を張り上げる
もうだめだ…そう二人が悟ったとき、先に口を開いたのはリョウトの方だった
146遥かなる戦い〜姉さん、もう無理だって〜:2005/04/24(日) 22:19:41 ID:cZMqA07k
「くそっ…もうだめだ…ヴィレッタさんが…こんなに締め付けるからっ!!」
「私も…だめ…あっ…イキそ…」
ヴィレッタの胸部に腕を回して、最後の決戦に備える
ヴィレッタも足でリョウトを固定して、決して離すまいとした
さらに腰の動きが早まり、リョウトが限界を告げる
「も…もう…無理だって…イクよ?…もうイッちゃうよっ!!」
「きてぇっ!!!!リョウトのをいっぱい出してぇっ!!!!んああああぁぁぁぁっっっ!!!!」



 2時間後…
 太陽が地平線に沈みかけた頃、二人は戻ってきた
「あっ、おかえり!!遅かったわね?」
「えっ、ああ…買い物が長引いて…」
「ついでに観光してたのよ、リオの方はどう?」
「はいっ、仕事は今さっき終わりました。今は片付けしてます。…もう、お腹が減って」
「そう…ならリンと常務も呼んで、5人でどこかへ食べに行かない?」
「えっ…本当ですか?」
「うわぁ…嬉しい…じゃあ、社長とお父様に言ってきます!!」
久しぶりの会食…まるで子供のようにはしゃいで二人を呼びにゆくリオ
「い…いいんですか?」
「久しぶりにね……いいわぁ…『久しぶり』っていうのは…」
「そ…そうですか…」
「そうよ?…さっきだって…アナタ、あんなに激しく…」
「うわっ!!ちょ、ちょっと待ってくださいっ!!あれは夢中になりすぎて、自分でも何が何だか…」
「ふふふっ…冗談よ…まぁ、いいわっ!!行きましょっ!!(冗談じゃなくて本気だったけど…ねっ♪)」

リョウト編、完
147遥かなる戦い ◆eNrmrA2aRY :2005/04/24(日) 22:21:53 ID:cZMqA07k
これにて終了です
改めて読んでみると、自分もまだまだだ、と何度も痛感しました
もっと皆さんを(*´д`)ハァハァさせられるSSを書きたいと思います
拙い書き方ですみません
ふたなり? 無理だって…そんなスキル、俺には無いよ…orz

・遥かなる戦い〜自由の国から愛を込めて〜【エクセレン×ブリットルート】

・遥かなる戦い〜放課後の蜜月(学園物)〜【アラド×オウカルート】

・遥かなる戦い〜その速さ、まさに竜巻の如く〜【レーツェル×レフィーナルート】

前に「煽るな!!」というご指摘がありましたが
『ここはあえてっ!!停滞気味だったこのスレに喝をっ!!』
という気持ちで書きました
不快感持った人、_| ̄|〇スマン… スルーして下さい
んじゃま、吊ってきます
あっ、教授、単位よろしく
148名無しさん@ピンキー:2005/04/24(日) 22:24:52 ID:aWahNaEH
乙であります!
相変わらず元気ですなぁタイガーリョウト。
いろいろ書ける元気が欲すぃ……。
149名無しさん@ピンキー:2005/04/24(日) 22:27:55 ID:c1VCNhvO
GJ乙でした!!
学園ものが見たいという事で放課後の蜜月に一票
150名無しさん@ピンキー:2005/04/24(日) 22:29:59 ID:6IBjwINN
乙でございます
ヴィレ様エロいよヴィレ様(*´Д`)

とりあえず竜巻が見てみたい自分がイル
ていうかトロンベのエロって見たことないから
151遥かなる戦い ◆eNrmrA2aRY :2005/04/24(日) 22:49:20 ID:cZMqA07k
補足
あれは落ち着いたら書こうと思います
いまゴタゴタしていて書く時間が無いです
すんません…orz
必ず書くつもりですから、許して…
152名無しさん@ピンキー:2005/04/25(月) 21:40:01 ID:NMGdJbMd
>>151
イイヨイイヨー
153名無しさん@ピンキー:2005/04/25(月) 22:33:40 ID:++DiXm/B
まあ、本編での絡みを考えれば、リョウトと絡めそうに無いしね
ギリちゃんとでもネタにされたのは僥倖であろ
リョウトネタはその分ここで出していきたいものです
154名無しさん@ピンキー:2005/04/25(月) 22:36:32 ID:++DiXm/B
誤爆だorz
ゴメン
155名無しさん@ピンキー:2005/04/25(月) 22:50:58 ID:+16GM7Cp
あんま誤爆とも思えんw
ネタなら歓迎だべさ
156名無しさん@ピンキー:2005/04/25(月) 23:16:45 ID:IxqHcesc
アイビスもの希望
157名無しさん@ピンキー:2005/04/26(火) 23:26:50 ID:555n7Glb
>>155
割とヴィレッタ受けばっかなので、
騎乗位でリョウトとナニしていると男になったかのような錯覚を感じ、
嬌声を上げるのを必死で堪えているリョウトをいぢめるヴィレッタ、というので書こうとしたけど、
全然エロが書けないのでダメでやんしたorz
158名無しさん@ピンキー:2005/04/27(水) 03:22:18 ID:ZROj8bCk
スパヒロの時は萌えてたはずなんだけどOGが出ちゃうと浮気ぢゃんとか捏造ぢゃんとか思っちゃうんだよね……
159名無しさん@ピンキー:2005/04/27(水) 04:05:55 ID:W7sUgBMN
思いつきました。SRW学園。出だしはこんな感じ……

 桜の花びらが散る、季節は春、現在SRW学園では始業式が始まろうとしている……
「諸君!私が当SRW学園学長、本郷武である!」魁!男塾張りにずっこける生徒達。
「昨年、SRW学園とSHO学園が合併して以来、生徒諸君は大いに学業ならびに交流に励んでくれ、私はとても嬉しい!」ああ、そゆこと。
「明日はいよいよ入学式、君達の新しい後輩達がやってくる日で(以下略」

 この校長、端的に言うと『スパークする教育バカ』である……


……ちなみに、理事長が寺田さんでw
160名無しさん@ピンキー:2005/04/27(水) 04:09:08 ID:W7sUgBMN
>159
 校舎裏。

「たりーよなー」
「だなー」

 式典にも出ずさぼっているのは不良生徒のレッドキングとディアッカ。そこに現れたは……

「貴方達!こんなところで何をしているの!しかもタバコなんか吸って!!」我らが(?)……

我らが……

……女先生、誰にしよう?
161名無しさん@ピンキー:2005/04/27(水) 19:10:28 ID:2VYzsDrA
安西先生だろ
162名無しさん@ピンキー:2005/04/27(水) 19:32:18 ID:yBnVUKz5
先生……セックルがしたいでつ……

むぎゃw
163遥かなる戦い ◆eNrmrA2aRY :2005/04/27(水) 19:34:57 ID:AJUuus3e
言い方が悪かったのか、投票少ないけどFA?
このままだと、学園物か竜巻を執筆するけど…いいんスかい?
164名無しさん@ピンキー:2005/04/27(水) 19:42:49 ID:2VYzsDrA
俺は超おk
165ATA:2005/04/27(水) 20:07:02 ID:Ida2Wdg6
学園もの、楽しみダス。のんびりと待っております。
おっと、ヴァイサーガゲトして喜んでる場合じゃないな。続き書かないとw

リーの件は無かったことにして、現行作品完結後にはインスペクターものを書きたいと思っております。
相変わらず需要無視ですが、人とは違うことがしたいという俺様クオリティ全壊です。

それと、リアル知り合いのまがるが氏は今頃新スレの存在に気づいたらしいですw
166名無しさん@ピンキー:2005/04/27(水) 20:58:52 ID:wpzs8jiT
それもこれも>>1のせい……
ってATA氏だよw
167名無しさん@ピンキー:2005/04/27(水) 21:58:12 ID:tyTUaDOr
>>165
需要ならあるぞう!(・∀・)ノシ
アギーハ姐タンので一つ宜しく!
168名無しさん@ピンキー:2005/04/27(水) 22:24:45 ID:OP602Yud
ならば俺もインスペクターのヘタレ兄貴とニコニコ「妹」ものを書こう
OG2は四話以降やってないんで第三次のアクシズ宇宙ルート準拠ってことで一つ
169名無しさん@ピンキー:2005/04/28(木) 00:59:59 ID:QMAt3ij1
だれもレッドキングに突っ込まんのな。
170まがるが:2005/04/28(木) 07:33:51 ID:cFkQbw8z
最近、皆様も活発化してますのぉ…
ようやく新スレに気づいた老兵は去りゆくのみじゃ…
おっと、遅ればせながら、ATA氏、新スレ乙じゃ



どうでもいいけど、SRW学園、俺もやってみたくなったw
171名無しさん@ピンキー:2005/04/28(木) 17:38:35 ID:95qGvtRY
ラッセルにぶっ込まれるカチーナ中尉キボンしてみたい
172名無しさん@ピンキー:2005/04/28(木) 19:50:00 ID:QlFDoVYe
>170
やれ!やれ!やっちまえ!!
(中略
デストロー〜イ
173名無しさん@ピンキー:2005/04/28(木) 21:56:55 ID:Gzwbjo2T
某輝明学園思い出したが・・・・
174名無しさん@ピンキー:2005/04/29(金) 03:07:29 ID:+KqfQCkW
実はSRW学園の言いだしっぺです。安西先生……逆に掘りそうだw
>170
どぞどぞ。皆さんにネタ提供と言うことでヒトツ。
>173
ううむ、そう来たか……
175まがるが:2005/04/29(金) 22:57:29 ID:Qmm6i0kT
オーケー、委細承知
ミステリー研究会会長ミーナと
ハンドボール部部長ジェスの話は俺が予約した
黄金週間明けてから投下しようと思う

だから、他の生徒の慕情話は頼んだぜ!





やはりエクセレンは保体の教員なのだろうか
176名無しさん@ピンキー:2005/04/30(土) 00:48:15 ID:kgHDN9Or
>>171
漏れの中では鬼畜ラッセルがカチーナを調教している妄想が全開でつ
177遥かなる戦い ◆eNrmrA2aRY :2005/04/30(土) 01:34:38 ID:JRbhljkp
ほぅ…ビバ!SRW学園か…
ならばその流れ…乗らせてもらおう!(byゴーグル兄やん)


うん、つーわけでせっかくのGWだから、アラド×オウカの方を書きますよ?

しっかし、萌スレの方で上がってるライ×オウカもいいな♪
実は俺、隠れオウカスキーなのさ!
178名無しさん@ピンキー:2005/04/30(土) 03:06:47 ID:75tQFapz
>>177
おっ!あんちゃんイケる口だねぃっ!
そんな俺はアクセル×アルフィミィが大好き
179名無しさん@ピンキー:2005/04/30(土) 09:04:23 ID:6q/g0L3N
自分も萌えスレでライオウとアクミィ大好きになったよ

どっちも非公式なのにorz ムクワレナイ
180名無しさん@ピンキー:2005/04/30(土) 10:13:29 ID:SvSCj4AX
だが俺はククルを希望する!

学園もので考えると、高飛車な転校生がポジションか。
なかなか皆の輪の中に入れず校舎裏でショボンとしてると、用務員のゼンガー先生が(ry
181ハゼ:2005/04/30(土) 11:23:13 ID:jNV5Or6p
親分が用務員なら、トロンベは食堂のおじちゃんでマカロニを
みつめてはうっとりしてます。
182名無しさん@ピンキー:2005/04/30(土) 11:31:37 ID:dlgNS/5v
ミツコ理事長で決まりだな
183名無しさん@ピンキー:2005/04/30(土) 14:52:38 ID:+QUtnVrC
校庭にはダイテツやSRXの胸像が建ってます。
184名無しさん@ピンキー:2005/04/30(土) 15:39:15 ID:hP8MoZ4o
剣道部のエース、ウィン(胴着は白)に作った料理を押し掛けに行く、料理研究会のグレース
ラグビー部のヘクトにレモンの蜂蜜漬けをもっていく、マネージャーのパット
水泳部のリンに、助っ人専門のイルム(実は美術部で、モデルにという口実でプールにやって来ては撃退される)
ゲスト・インスペクター学院の生徒会長、全国模試一位のウィンドロ
大会ではウィンのライバルとなる、剣道部のロフ(転校生)
ラクロス部でエースだったのに、いきなり剣道部のマネージャーになってしまった、ロフの幼馴染みセティ
部員二人の将棋部で将棋をさすゼブとシカログ
ラグビー部の特攻野郎ウィンガジに、チームプレイを説くアギーハ先生(生徒のシカログと禁断の愛中)
何故か助っ人でイルムとよく遭遇するメキボス(生徒副会長)
セクハラ教師のゼゼーナン


夢ひろがりんぐwww
185名無しさん@ピンキー:2005/04/30(土) 21:08:49 ID:dlgNS/5v
おいおい、萌えスレであんだけ学園ネタ盛り上がってるのに伸び悪いぞー
186名無しさん@ピンキー:2005/04/30(土) 21:58:45 ID:xBtLbZDY
オマエやオレと違って、みんなGW満喫中なんだよ。。。
187名無しさん@ピンキー:2005/04/30(土) 22:26:25 ID:7zs0KL5r
満喫中ですよ



誰もいない会社で
188ATA:2005/04/30(土) 22:26:28 ID:1fW4X97K
気づいたら微妙に盛り上がってるなぁ…。
学園ネタかぁ…。発想が貧困な自分にはあまり思いつかないっす。
続きを書くどころか実家でマターリ買い貯めしたDVDを見まくってます。
サイバーコップマジ懐かしい&おもしれーーーーーっ!
じゃなくて早いところ書き上げてうpしないとな…。
189遥かなる戦い ◆eNrmrA2aRY :2005/04/30(土) 22:26:29 ID:JRbhljkp
おいおい…満喫なんかしてないって…orz

SSをせこせこ書いたり、ネタの参考にと他スレ行ったり(←好きでやってるんだけどな)
引退した部活に顔出したり
課題論文書いたり、バイト行ったり…

満喫って呼べるほどの休みじゃねぇぇぇぇぇぇ!!!!!!(つд`)
しかも中途半端に月、金は休みじゃないしさ!!


だれか…休みを…
190名無しさん@ピンキー:2005/04/30(土) 22:40:33 ID:7zs0KL5r
680 名前:名も無き冒険者 投稿日:2005/04/29(金) 19:10:23 qXa/FM1r
(´-`).。oO(休み4日しかないのなんでだろ・・・・)


681 名前:名も無き冒険者 本日のレス 投稿日:2005/04/30(土) 22:16:47 iQ/T3d3L
(´-`).。oO(むしろ休みがないのはなんでだろう・・・)
(´-`).。oO(しかもサービス残業扱い・・・)
(´-`).。oO(労基にチクるとクビ・・・)


こういう人もいる
191まがるが:2005/05/01(日) 01:37:22 ID:8g+SXq28
ええ、満喫中ですよ
黄金週間中は、午前8:30出勤の午後11:00退勤
勿論残業手当なんて……



…俺にも、休みを…
192名無しさん@ピンキー:2005/05/01(日) 08:24:25 ID:6+TTR9rS
黄金週間?
なにそれ?




人並みに休みテ〜な
193名無しさん@ピンキー:2005/05/01(日) 11:10:08 ID:KvQMsgA6
自分も連休なんてものはニュースでしか聞いたことが無い
ということは…


黄金週間というのは都市伝説なんだよ!

な、なんだtt(AA略)
194名無しさん@ピンキー:2005/05/01(日) 17:28:20 ID:VC2Uu+kq
萌えスレがここよりもよほどエロい件について
195名無しさん@ピンキー:2005/05/01(日) 17:35:45 ID:Fjcl/NhR
異常活性スレと過疎スレの差
196名無しさん@ピンキー:2005/05/01(日) 17:42:26 ID:EiV5baAe
魔法少女マイマイの中の人、何処行ったんだろう…
197パジャマスキー:2005/05/01(日) 17:45:05 ID:EOM8u1cC
皆様連休でも大変なんですね、普通に休んでる自分がなんだか悪いような気がします。
俺にはSS書くぐらいしか出来ることはありませんが、がんばってください。
今日の深夜、熱帯夜の最後のパートを投下します。

>>194
それは我々SS書きへの挑戦と受け取ってよろしいか?
198名無しさん@ピンキー:2005/05/01(日) 18:05:22 ID:VC2Uu+kq
>>197
いやいや。エロパワーってすげえなあ、と思っただけ。
だから書くのにも体力気力時の運がいるんですよね…精進しないと。
199遥かなる戦い ◆eNrmrA2aRY :2005/05/01(日) 19:06:06 ID:G+h0X0LA
やべぇ、今日は携帯で見まくりの一日だった…パソが欲しい…orz
いや、あることはあるんだけど、壊れてましてね
買い替えしなきゃいけないんですよ
一応、シャープにしようかと…(誰かいいやつあったら教せーて)


>>197
パジャマスキー殿、乙であります
楽しみにまっていますよ!でもその前に、手に持った斬艦刀をしまいましょうか…

>>198
うん、あれにはびっくりした
パワー凄すぎ…衰える気配なし…
こっちも負けてらんねぇ
200名無しさん@ピンキー:2005/05/01(日) 21:13:17 ID:1nuwIhOH
かつてのOGハァハァスレはもっとエロかったけど
ここだってエンジンさえかかりゃまたエロエロでつよ

>>197
>SS書くぐらいしか
それが一番ありがたいw
201パジャマスキー ◆JuT3jsxZbo :2005/05/01(日) 22:54:37 ID:48kDYfCe
>>198
きついい方になってしまいました、すみません。
我々もSSを書いて盛り上げないようにしないといけないと思ったのですが・・・

>>199
忠告ありがとうございます。
こちらもオウカSS楽しみにしておりますよ。

さて、それでは投下行きます。
ついでにトリップつけてみました。ちゃんと出てますかね?
202熱帯夜 :2005/05/01(日) 22:56:51 ID:48kDYfCe
むさぼるように唇を絡ませはじめた二人に軽い嫉妬を感じながら、
ゼオラはラトゥーニの愛撫を受け続けていた。
乳首を口に含んでいたかと思えば、次はその舌で柔肉全体を舐め回してくる。
やがてラトゥーニの舌は徐々に下へと降りていき、おなか、へそ、太ももを経て
まだ精液をあふれさせている秘唇にたどり着いた。
「んん、あっ、ああっ!」
割れ目を一筋に舐めあげ、そのまま唇全体で吸い付き舌を尖らせ秘裂に潜り込ませていく。
そしてそのままディープキスの要領で舌を動かし、花弁の狭間にたまった愛液と精液をすくいあげる。。
先ほどまで処女だったはずのラトゥーニだが、そのテクニックは絶妙でゼオラの体は体中に回った性感で動かなくなってしまっていた。
「ちゅっ・・・ちゅっ・・・ちゅる・・・じゅる・・・んん、んっく・・・ゼオラの、アラドの味がする・・・」
ラトゥーニはいったん口を離して吸い上げた混合液を飲みこみ、色彩を失った眼のままぼんやりと呟いた。
そして暴走する欲望に突き動かされるまま大きく開かれたゼオラの足の間に再び顔をうずめ、愛撫を再開する。
その舌の動きに合わせ、ゼオラは甘い声を上げた。
快楽と羞恥でかすんだ意識の中、ゼオラはぬかるむ底なし沼のような絶頂に溺れていった・・・
203熱帯夜 38:2005/05/01(日) 22:58:54 ID:48kDYfCe
そんな二人の戯れを、アラドもオウカの愛撫に翻弄されながらも薄目で見ていた。
二人が色欲に侵されて絡み合う姿は普段の彼女達を知るアラドにとってはひどく淫らにうつり、
キスを続ける間にも体中を這い回るオウカの指による巧みな愛撫と合わさって興奮の度合いが高めていく。
視覚と触覚から響く刺激の二重奏によりアラドのペニスは再び張り詰めていた。
やがて永遠にも思えた長い口付けが終わり、オウカがつむっていた目を開きながら唇を離していく。
「はぁ・・・アラド、上手になったわね・・・」
アラドとのキスで彼の成長?を感じたらしく、オウカは息を吐きながら満足げに呟いた。
しかし、この程度のふれあいはオウカにとっては前菜に過ぎない。
今度こそメインデッシュを楽しむべく、アラドを押し倒し馬乗りのような姿勢になった。
「さあ、今度は私の下の口を気持ちよくしてくれる?」
そして溶けた飴のような声でささやきながら、
乱れた浴衣の下のスキャンティーを自身の指でずらし、突き立ったアラドのペニスに自ら腰を落とした。
妹達の情事で興奮していたオウカの秘所は、怒張をスムーズに根元までのみこんでいく。
「ふぁああ・・・はいっただけなのに・・・こんなにきもちいいなんて・・・」
表では姉として余裕を見せていても、激しいセックスを見せつけられたオウカの欲情は散々に焦らされ、すでに爆発寸前だった。
そんな状態で味わった胎内を貫く男根の感触に、オウカは軽く達してしまいそうになる。
「ねえさん、動くぜ。いいよな?」
持て余す快感から顔を大きく反らし、中空を見上げていたオウカに下のアラドが声をかける。
「いいわ、アラドのでわたしの中をかき回して、気持ちよくして・・・」
みずから肉棒を誘い入れ、性感に震えるオウカに断る理由などあるはずがなかった。
さらにオウカ自身も言葉が終わるのを待たずに自分から腰を上下に動かしはじめ、更なる性感をむさぼろうとする。
それを受けたアラドは下から突き上げを開始した。
「あ、ああ、ああぁん!いっちゃう、だめ、もう・・・あっ、ああぁん、また、だめ、いってるのに、とまらない・・・」
「んっ・・・くっ、はあっ、はあっ・・・」
自身の肉にアラドがぶつかる感触でオウカはあっさり絶頂を迎えたが、その感覚はとどまることなく暴れ続けた。
204熱帯夜 39:2005/05/01(日) 23:00:18 ID:48kDYfCe
アラドも自身で開発しぴったりと馴染むようなゼオラのものとも
つぼみの様に閉ざされていたラトゥーニのそれとも異なるオウカの蜜壷の感触に酔い痴れていた。
くわえこんだまま放そうとしない秘所自体もさることながら、
更に履いたままの下着が突き入れる度にペニスとこすれ、刺激にアクセントを加えてくる。
この二重の刺激には三回の射精を果たしたアラドも堪えきれず、マグマのような欲望が股間に集まってくるのを感じた。
「ん、はぁ、また・・・アラド、もう・・・だめ、わたし、壊れちゃう、んんっ!?あ、ああ、ああぁぁぁぁ!!」
オウカの中で暴れ馬のように動き続けていたペニスが子宮の入り口を叩き、その感触でオウカはより深い絶頂に達した。
「くっ、俺も・・・」
どくっ、どく、どくん・・・
その瞬間一際強く締め付けてきた肉襞の刺激がとどめとなり、四度目とは思えない激しさでアラドは射精した。
「はぁん・・・わたしのなかで、せいえき、いっぱいでてる・・・あったかぁい・・・」
まったく衰えることなく噴き出す白濁液をオウカは全て膣内で受け止め、体の深い部分が満たされていくのを感じた。
やがて長い射精を終え肉棒が引き抜かれると、あふれ出した精液がこぼれオウカの黒い下着にシミを作った。
絶頂の中にいたオウカはその引き抜かれる時の感触に震え、こぼれた精液が太ももを汚していく感覚に惚然となる。
そして支点となっていたペニスを引き抜かれ、
うつぶせに倒れこんだオウカは、そのまま波のよう寄せては返す絶頂にたゆたっていた・・・
205熱帯夜 40:2005/05/01(日) 23:02:18 ID:48kDYfCe
一方のアラドもちょうどオウカの反対側に倒れこむ形になり、今度こそ眠りに落ちようとしていた。
しかし・・・
「ねぇ、アラド・・・」
目を閉じようとしたまさにその瞬間、視界に鮮やかなすみれ色が飛び込んできた。
ラトゥーニだ。
「ねぇ、これからさっきしたことの復習したいの。お願い・・・」
そういって大きな瞳で上目遣いに見つめながら、
まだわずかに硬さを持っているペニスを握り、そのちいさくなめらかな指でしごき始めた。
射精直後で敏感になっていたペニスは、そのどこか控えめな手の刺激に反応して再び膨張し始めた。
視線をふと横に向けると、すねたような表情でゼオラがこちらを凝視している。
姉弟たちの蕩けるような熱帯夜は、まだまだ終わりそうになかった・・・

END
206パジャマスキー ◆JuT3jsxZbo :2005/05/01(日) 23:06:17 ID:48kDYfCe
これで終わりです。複数人プレイって難しい・・・
長くなった上に三スレにもまたがってしまい本当に申し訳ありません。
そしてその長さにもめげずにお付き合いくださったコテハン、名無しの皆様、本当にありがとうございました!

ところで、最近話題のSRW学園、俺も一枚かませてもらっていいですかね?
207名無しさん@ピンキー:2005/05/01(日) 23:10:47 ID:DRPUXguz
GJ!
しかしアラド、羨ましいというか気の毒というか
とにかく頑張れ
208名無しさん@ピンキー:2005/05/01(日) 23:10:53 ID:ArBQuiCY
リアルタイムで見れたー!!
乙でした!!
209名無しさん@ピンキー:2005/05/02(月) 00:36:06 ID:Rl64r4yk
やっぱ自分的にはこっちのマターリな空気のがあうや



いや、別に萌えスレ858みたいな過去ログ読んでる最中に思いついたネタ書いたらもう話がづれてて誤爆っぽくなって逃げてきたわけではないですよ
210ハゼ:2005/05/02(月) 01:06:11 ID:fVpW/3j/
GJ!!
アラドは凄まじい絶倫ですな
211名無しさん@ピンキー:2005/05/02(月) 01:47:05 ID:/uLFRtEe
とりあえずGJ!


ところで、OG2やり返してたらアインスト相手に
「ヨガをしたほうがいい」と忠告するラーダさんに萌えてしまった。
なんで、学園ものにはラーダ先生のヨガ授業を入れていただけると嬉しいな。
アインストごと折っちゃって下さい。

誰もアルフィミィに ttp://www.seirogan.co.jp/bf/yoga/img/img_02.gif みたいな
ポーズをとらせたいとか頼んでませんよ、ええ(;;´Д`)
212ハゼ:2005/05/02(月) 06:30:09 ID:fVpW/3j/
前スレで言われていたアラド×ブロンゾ27のシチュ書いてみたんで
投下します。
213ハゼ:2005/05/02(月) 06:30:53 ID:fVpW/3j/
「アギラのクソババァ今度あったらハヤニエしてやる」
いいようのない怒りを壁にぶつけて、アラドは頭を抱えてへたりこんだ。
ファルケンが捕獲して、ゼオラを救出したが、アギラの洗脳はいまだとけずにいた。
コクピットから降りたゼオラは、ラトゥーニを拉致しようとしたのだが、結局キョウスケたちによって阻止され、
今は独房に入れられている。
「ゼオラ……少しは俺の事、覚えてると思ったんだけどな」
はじめのうちはどのような形であれゼオラがいる事に喜び、俺がゼオラの洗脳を解くと意気込み
アラドは食事などを運んで、ゼオラの世話をしていた。
214ハゼ:2005/05/02(月) 06:31:32 ID:fVpW/3j/
しかし、実際のところゼオラはアラドの事を完全に敵視し、そして
アラドのせいでラトゥーニがここにいると思い込んでいるので、激しくアラドを責めたてる。
そうなると売り言葉に買い言葉アラドもまた言い返し、二人は口論になり、アラドがゼオラの胸をひきあいにだし、
殴られるか蹴られるかして独房を追い出されるのがここ数日の定番なっていた。
洗脳されていても性格は変わっていないゼオラだけに、自分の事を覚えていない事もアラドを落ち込ませる原因の一つだった。
「どうすりゃいいんだ…」
ハァーと、深くため息をついていると声をかけられた。
「なにため息ついてるのアラド君」
アラドが顔をあげるとニッコリ微笑んでいるラーダがいた。
215アラド×ブロンゾ27:2005/05/02(月) 06:32:45 ID:fVpW/3j/
「ゼオラの状態って、どうなんですか」
「彼女はかなり強固な洗脳をアギラ博士にされてるわね」
ラーダが診察した結果を聞き更にアラドは不安を募らせる。
「じゃあ、ゼオラは…」
「でも、アナタのおかげで、少しづつではあるけれど洗脳は解けてると思うわ」
ラーダの言葉に意外そうな表情を浮かべる。
「今のあいつ、さんざん俺に悪口いった後、ボコボコにしておいだしてるんっスよ!」
「そうね、でも本当に憎い敵だと思っていたら、多分アナタを人質にして
この艦を逃げ出してると思うわ。それにリクセント公国でもドドメをさすの躊躇していたんでしょ
だから、心の奥底ではアナタのこと覚えているのよ」
「じゃあ、このまま世話を続けていれば、ゼオラはそのうち俺のこと思い出すんですね」
アラドは満面の笑みを浮かべたが、ラーダは逆に厳しい表情を浮かべる
216アラド×ブロンゾ27:2005/05/02(月) 06:33:17 ID:fVpW/3j/
「残念だけど、あまり時間はかけられないと思うわ、洗脳の解けていない今の状態だったら、
アギラ博士やオウカ=ナギサに呼びかけに答えて敵に戻ってしまう可能性の方が高いと思うから」
「そんな、手っ取り早くゼオラの洗脳を解く方法はないんですか」
アラドが縋るような目を向けると、ラーダは考えるように唸った。
「う〜ん、ないこともないんだけど、アラド君ちょっと耳かしてくれる。」
耳打された言葉にアラドは驚愕する。
「それ、ホントッスか?!」
「まあ、要は激しい刺激を与えればいいわけだから、快感はその最もたるものだし
それに一番付き合いの長いアナタが適任だと思うけど」
アラドはしばらく考え込むと、意を決していった。
「わかりました、その方法を試してみます」
217アラド×ブロンゾ27:2005/05/02(月) 06:33:49 ID:fVpW/3j/
(どうしてあいつのことを考えると気分がこんなにざわつくんだろう)
ゼオラはベッドに寝ながらアラドのこと思っていた。
いつも口げんかをしている最中に、前にもアラドとこんな風に口げんかをしていたような既視感にとらわれる事がある。
そして自分はアラドを知っているんじゃないかとゼオラは感じるのだ。
(バカバカしい、そんなことあるはずない。あいつラトを奪った憎い敵じゃない)
そう考え、無理やりそのことを忘れようとするのだが、なにか大切なことを忘れているような気がして
更に心がざわつきはじめる。同じようなことをグルグルと考えていると、扉がノックされるしかし
返事を返さずにいると、アラドがボヤきながら入ってくる。
「たくっ、返事くらいしろつーの」
メシだぞと言って食事の乗ったトレイを渡すが、ゼオラは受けとらなかった。
アラドはやれやれという肩をすくめる。
「毒なんかはいってねーのに、ハイハイ、俺が毒見すればいいんだろ」
近くの机にトレイを置き、椅子に座ってゼオラの食事に一口ずつ手をつける。
そんなアラドをゼオラはぼんやりとみつめていた。
218アラド×ブロンゾ27:2005/05/02(月) 06:34:22 ID:fVpW/3j/
(のんきな奴よね、私が襲い掛かって人質にされるとか思わないのかしら)
アラドはそんな風に考えられているとは露知らず、最後にグラスに入った水を少し
飲み、ゼオラにトレイを渡した。トレイを受け取ると、ゼオラはツンッと顔を背ける。
ゼオラのにべのない態度にアラドはため息をつく。
「いい加減、信用してくれてもいいんじゃねぇか?」
「そんな事できるわけないじゃない、アナタはラトをさらって洗脳した張本人なんだから」
洗脳されてんのはお前だという言葉をぐっと飲み込む、それを言ってしまうといつもの展開になってしまうので
アラドは耐えた。いつもは騒ぐアラドが静かなのを不審に思いながらもゼオラは食事を続ける
喉が渇き、水を飲むと、急に眠気が襲ってきた。
「な、なにをいれたの!?」
朦朧とした意識の中でも気丈にもアラドの胸倉をつかむ。
「安心しろよ、ただの睡眠薬だから」
「な…んで、あんた…は」
「ごめんな、水は飲んだフリだったんだ」
アラドの申し訳なさそうな顔を見てゼオラは闇に意識を沈
219アラド×ブロンゾ27:2005/05/02(月) 06:35:39 ID:fVpW/3j/
目を覚ますとニヤニヤ笑うアラドの顔が視界に入る。
しばらくそのにやけた顔をぼんやりとみつめていると、次第に意識がはっきりとしはじめ
なにをされたか思い出すとゼオラは頭に血を上らせアラドに殴りかかろうとするが、
手が思うように動かなかった。視線を手に向けると手錠がかけられていた。
「なかなか、いい格好じゃないかゼオラ」
相変わらず笑っているアラドをゼオラは睨みつけた。
「なにするつもりよ」
「なにってこれからお前がかけられている洗脳を解くんだよ」
アラドは仰向けに寝ているゼオラに覆い被さった。
「イヤッ!」
体をよじりアラドから逃れようとするが押さえつけら身動きできなくる。
まだ自由に動く足で股間を蹴り上げようとするが膝で押さえ込まれる。
「相変わらず、足癖が悪いな」
そう言ってゼオラの白磁のような色の足を撫でさする。
ゼオラは顔を背け、アラドの手の感触に耐える。
しばらく、ゼオラの反応と腿の感触を愉しんだ後アラドはゼオラの顎に手を置き
こちらに顔を向けさせたところで唇を奪う。
220アラド×ブロンゾ27:2005/05/02(月) 07:11:19 ID:fVpW/3j/
「んっ!んん」
急なことで驚いてるとアラドの舌が口内に侵入してくる。
舌を絡ませ唇を吸い淫猥な音をたててアラドは咥内を弄んでいると、
ゼオラは口を閉じアラドの舌をかみちぎろうとするが、その前に舌を別の場所へ持っていく。
「くっ、んん…んっんん」
首筋を舐め、吸い上げ、痕をつけていく。
「んっん…はっんん」
快感に飲まれないように唇を噛み、懸命に声をあげないようゼオラは耐えていた。
「ゼオラ素直になれよ、いかにも感じてますっていやらしい顔してるぜ」
耳朶を甘噛みしながらゼオラの耳元で囁く、その言葉を聞いてゼオラはアラドを睨みつけ
その顔に唾を吐き、言い放った。
「誰があんたみたいなヘタクソに感じるもんですか」
アラドは無表情に顔についた唾を拭うと、ゼオラの衣服に手をかけ一気に引き裂く。
221アラド×ブロンゾ27:2005/05/02(月) 07:12:07 ID:fVpW/3j/
「イヤッ!!」
悲鳴をあげ、露になった胸を隠そうとするが、アラドに手を押えつけられてしまう。
「胸はあるけど、色気はねぇなんて思ってたけど、色っぽい声の悲鳴だったぜ、それに」
視線を下げて、ゼオラの豊満な胸を凝視して、ゴクリと唾を飲む。
「生でみるとまた、すごいな」
「バカ!!」
ゼオラはアラドの言葉に顔を羞恥に染める。
そんなゼオラをかわいいと思いつつ、手で胸を揉みしだく。
「あっん!」
いきなり胸を掴まれ思わず反応してしまう、アラドは更に快感を与えようと乳首に吸い付く。
「あっああんはぁあああ」
ゼオラの口から喘ぎ声もれる、それを聞きアラドは執拗に胸を責め続ける。
「随分と感じてるみたいだなゼオラ、敵である俺に責められてそんなに気持ちいいか」
「そ…んな…こと、いや…胸ばか…りいじらないで…」
ゼオラの弱々しく懇願をするが、アラドは乳首にかじりつく。
「ひぃ!そ…んな強…くかんだら…、あっああぁぁああ」
かまれた刺激に痙攣して、ゼオラは軽く絶頂を迎えた。
222アラド×ブロンゾ27:2005/05/02(月) 07:13:31 ID:fVpW/3j/
荒く息をついていると、アラドと目があい、悔しさと羞恥に顔を背ける。
(こんな奴に私は……感じ入っていたなんて)
自己嫌悪に陥っていると、アラドの手がゼオラの髪の感触を愉しむように頭を撫でる。
一瞬、手を振り払おうとしたがアラドに手を握られ、ゼオラはなすがままに頭を撫でられていた。
(あっ、なんかこれ気持ちいいかも)
ゼオラが気持ちの良さに身を任せている内に、アラドはゼオラのスカートをとりパンツを取ろうとして
途中で手が止まった。
「あっははははは、お前まだクマさんパンツなんかはいてるのかよ」
クマのパンツに爆笑しているアラドに、怒り心頭のゼオラの蹴りがとぶが、アラドはひょいと蹴りをよけて逆に足を掴む。
「このっ、離しなさいよ」
もう一方の足でアラドの顔を狙うが、また掴まってしまう。
両方の足を掴んだアラドは足を回転させて、ゼオラをうつ伏せに寝かせる。
「さて、クマさんには少し外してもらうとするか」
そう言ってパンツを取り、秘所に指をあてがう
「あっん!」
一度絶頂をむかえたせいかゼオラの秘所は充分に濡れており、淫液がしたたっていた。
液を指に絡ませるように秘所を弄り続ける。
223アラド×ブロンゾ27:2005/05/02(月) 07:14:11 ID:fVpW/3j/
「ゼオラの処女は改めてもらうとして、今回は……」
おもむろに秘所から淫液で濡れた指を離し、アナルに突き刺す。
「ひぐぅ!ちょ…ちょっと何処に指いれてんのよ!」
「えっ、アナルに入れてるんだけど」
「この変態!!んっあ…や…め…なさい…よ」
ゼオラの抗議を無視し、舌で周りの皺を伸すように舐めアナルを刺激する。
「あんっあぁぁあはうぅん」
アラドの唾液とゼオラの淫液で充分にアナルを濡らすと、自身の肉棒を取り出し
唾液と淫液でぬめり光るアナルへ挿入する。
「くっうぅ、あっあぁぁあああああ」
「くっ、すげぇしめつけだな」
なんとか全部、中へおさめると二人は激しく息をはいていた。
息が落ち着いてくると、アラドはゆっくりと動きはじめる。
「んっはぁあああぁぁ」
はじめのうちは痛みに耐えていたゼオラだが、徐々に感じ始めていた。
(なんでこんな奴に、しかもお尻で感じちゃってるの)
そう疑問に思うも、自ら腰を動かし更に激しくゼオラは快楽を求めていく。
アラドはゼオラの腰の動きと締め付けに翻弄されながらも激しく腰を動かしていく。
「ゼオラ、ゼオラ、俺もう……」
アラドはしきりに名前を呼ぶ、それに呼応するかのようにゼオラもまたアラドの
名前を切なげに呟く。
「アラド、アラド、私と一緒に…」
絶頂が近づくにつれ二人はお互いの動き合わせ更に強く激しく動いていき。
「ゼオラ!、ゼオラーーー!!」
「アラド!、アラドーーー!!」
互いの名を呼び合いながら、二人は同時に絶頂に達した。
224アラド×ブロンゾ27:2005/05/02(月) 07:14:51 ID:fVpW/3j/
アラドが眠りからさめるとなぜだか知らないがゼオラがアラドの上に馬乗りになっていた。
「ようやくお目覚めのようね」
ゼオラはアラドに微笑みかけると、銃口をアラドに突きつけた。
「あなたがぐっすりと眠っていたおかげで、これ簡単に手に入ったわ」
「ゼオラお前・・・・・・」
記憶は戻らなかったのかと、アラドは落胆し、すべてをあきらめたように目を閉じた。
「覚悟はできてるようね、さよならアラド」
まさか惚れた女に殺されることになるなんてと、思いながら覚悟をきめるがカチリという音が聞こえるだけで銃声は一向に聞こえなかった。
おそる、おそるアラドが目を開けると、ゼオラに銃で顔をおいっきり殴られる。
「へっぶぅう?!」
「今度、あんな無理矢理したらファルケンで蜂の巣にするからね」
そういうと、フンッといってアラドから顔をそらす、そしてアラドは目を白黒させながら
ゼオラをみつめていると、ゼオラが口を開いた。
「馬鹿で、無鉄砲で、食い意地がはっていて、いつも心配ばかりかけさて世話をやかせて……」
「おいっ」
アラドはゼオラの言葉を遮ろうとするが、ゼオラはかまわず言葉を続けた。
「けど、いざとゆう時は頼りになって、私との約束をいつまでも守ってくれようとしているアラドが、
私にとってかけがいのないパートナーだってこと思い出したわよ」
ゼオラは微笑みアラドを抱きしめた。
「ゼオラ!!」
アラドは感極まった様に叫び、ゼオラを強く抱きしめそして押し倒した。
「ア、アラド急になにを」
「ゼオラ、さっき続きだ。今日はトコトンいくぞ」
「ちょ、ちょっとやめ……あっあぁああああ」
ゼオラの喘ぎ声は一晩中、独房に響くことになった。
225ハゼ:2005/05/02(月) 07:22:56 ID:fVpW/3j/
これで終わりです。
最初の方の題名が名前になっててすいません。

ラーダ先生は家庭科担当で、ヨガを教えつつ、
カレーの作り方も教えてるんですよ。
226名無しさん@ピンキー:2005/05/02(月) 07:33:32 ID:xbUirSri
朝から乙であります!
中途半端にキチークなアラDQN(・∀・)イイ!

そういえば蛸先生ネタとか放り出したままだったな……orz
227ATA:2005/05/02(月) 07:50:36 ID:AQ0AaHPo
実家だからPCでネットできるはずなのに相変わらず携帯で見てる…。
ともかく、パジャマスキー殿、ハゼ殿共に乙です。少し活気が出てきて何よりです。
とりあえず自分も実家にいる内にあげられるように頑張ります。
228パジャマスキー ◆JuT3jsxZbo :2005/05/02(月) 08:02:48 ID:LdHmNjqY
>ハゼさん
ありがとうございます。
そして新作GJ!!
自分で書いてたときも感じましたが、ゼオラは存在自体がエロ過ぎです。

>>211
学園物はまだネタが決まってませんが、アルフィミィもいいですな。
こういうパラレルものなら本編のように陰惨な展開も避けられるし。
ちょっと考えて見ます。

>ATAさん
ありがとうございます。
お互い、がんばってスレを盛り上げましょう。
229名無しさん@ピンキー:2005/05/02(月) 09:02:37 ID:Z0mgIeXT
職人様は神様です!堪能いたしました。
あまり関係ないんですがカチーナの上背と胸のサイズってどれくらいでしょ?別に
自分も書こうというのではないのですが。
230遥かなる戦い ◆eNrmrA2aRY :2005/05/02(月) 09:20:54 ID:qcvuray3
パジャマスキー殿、ハゼ殿、(*´д`)bアン畜生ハァハァGJヌッ殺ス!
もうね…何も言うことないよ…
アラド凄すぎ!


さて、色々頑張って構想中でありますが、今回は少し冒険して
鬼畜アラDQNにしようかと

設定はこんな感じ
・アラド…サッカー部員、家が左隣ゼオラと右隣オウカ・ラト
・オウカ…大学生で教育実習生
・ゼオラ…サッカー部マネ、クラス委員長、幼なじみ
・ラト…オウカと一緒に暮らしてる1年の眼鏡っ娘

考えればまだまだ出てくる
231名無しさん@ピンキー:2005/05/02(月) 11:39:37 ID:lxsSRIQr
遅レスですが、熱帯夜、完結したんですね。乙です。
燃えつきました。GJです。

ところで、熱帯夜の過去分を読んでみたいのですが、
どこかにまとめサイトみたいなものはあるのでしょうか?
(前スレは読めなくなっているので・・・)
232名無しさん@ピンキー:2005/05/02(月) 12:36:00 ID:yle4YPfY
ここでエロパロ板のログが読めますよ。
ttp://hhh111.s4.x-beat.com/pukiwiki.php?
233パジャマスキー ◆JuT3jsxZbo :2005/05/02(月) 18:06:28 ID:An16vW1j
>遥かなる戦い ◆eNrmrA2aRYさん
ありがとうございます。
オウカ姉様大学生ですか・・・
やばい、激しく楽しみ。期待しております。

>>231
すいません、俺がふがいないばっかりに・・・
専用の保管庫はまだないし、南極に格納されるのは時間かかるから
過去のSS読むのは結構不便なんですよね・・・
お詫びといっては何ですが熱帯夜全編をtxtでupしときました。
よかったらどうぞ。
ttp://www.42ch.net/UploaderSmall/cgi-bin/../source/1115023847.txt

そして現在SRW学園を妄想中。
ヨガシーン含めて近いうちにあげられそうです。登場人物はこんなかんじ?
・キョウスケ・・・大学生。博打の負け分を支払うためにバイトしまくり留年中。
・エクセレン・・・大学院生。高校時代からのキョウスケの恋人。
・アルフィミィ・・・エクセレンの従姉妹で同居人。箱入り娘で重度の世間知らず。謎の生物アインストを飼っている。

他にもアラド×ゼオラの体操服プレイとか、
大学院生のジョッシュ×グラキエースとかネタはいくらでも出てくる。
最初は学園ものなんて無理だ!と想ったのに、意外と出来るものだ・・・
234名無しさん@ピンキー:2005/05/02(月) 20:28:29 ID:V4pGhYB+
>>233
>専用の保管庫はまだないし、南極に格納されるのは時間かかるから
過去のSS読むのは結構不便なんですよね・・・

同意。
まぁ、専用保管庫はあるにはあるんですよね。
ttp://ibis.s4.x-beat.com/
はるか昔に更新がストップしてるけど。誰か更新してくれないかなぁ。

とりあえず、氏の用意してくれたtxtはありがたく頂きます。
GJでした!
そして次回作も期待してます。
235名無しさん@ピンキー:2005/05/02(月) 22:05:31 ID:xo5kw9vy
ううむ、せっかくSHO学園と合併したんだから、もっとそっちネタも混ぜるといいと思うよ。

と、最初に発案した人がわがままを言ってみるテスト。

シンジを弄ぶハチ女とか用務員の死神博士とか。
236まがるが:2005/05/02(月) 22:31:40 ID:pyJdpA0B
正直、学園モノは俺も妄想が止まらなくなってきています。
前述した、ミーナ・ジェス以外にも
エクセレン・アラドの保健室プレイとか
グレースの鉄棒プレイとか
パット・ヘクトールの野外プレイとか
用務員ローレンスの陵辱プレイとか

うは、蝶サイコーに拡がりすぎ!
妄想だけでお腹いっぱい!
237名無しさん@ピンキー:2005/05/03(火) 00:56:20 ID:ul8xhivq
ゼンガーは給食のおかずの材料を取ってくるのか!!
238名無しさん@ピンキー:2005/05/03(火) 01:29:57 ID:tVaf7cJC
>>237
わざわざ海まで行ってなw
239名無しさん@ピンキー:2005/05/03(火) 01:51:17 ID:oBXq+BVm
便乗してSRX学園でα組を妄想してみた

以下全員高等部所属

ブリット・・剣道部所属。顧問のリシュウ先生や元剣道部のゼンガーに日々鍛えられている。
リョウト・・空手部と科学部の掛け持ち。無論実家は道場。何気にサーフィンも得意だとか。
タスク・・・ゲーム研、将棋部等複数の文科系部活を掛け持ち中のばくち打ち。
ユウ・・・・日々紅茶の研究に余念が無い西洋茶道部(あるのか?)に所属。顧問のアーチボルト先生を嫌っているとか。

リオ・・・・中国系企業重役の娘。同じクラスのリョウトとは親の許可さえ貰った仲。
クスハ・・・保険委員。恋人のブリットへの特性健康ドリンクを毎日持参しているとか。
カーラ・・・ダンス部所属。ユウにモーションをかけつつ、ミュージカルスターを目指している。
レオナ・・・文武両道の才女でありながら、唯一苦手な料理を克服すべく、料理部に所属。いい仲のタスクは毒見役。

各カップルのプレイを想像中・・・
240名無しさん@ピンキー:2005/05/03(火) 01:52:29 ID:oBXq+BVm
>>239
リョウトがサーフィン得意なのは・・・Gソードダイバーの所為
241231:2005/05/03(火) 02:05:15 ID:PeR9jss/
わお!
保管サイト情報&まとめテキストありがとうございます!
さっそく拝見させていただきます!
242名無しさん@ピンキー:2005/05/03(火) 02:32:59 ID:DKxv+JLH
スパロボFのイルム×グレース
序章はギャグ風味

「そこのお嬢さん、良ければ一緒にお茶でもどうだい?」
「え・・・?あの、誰ですか?」
「イルムガルト=カザハラ。イルムと呼んでくれ」
「あれぇ〜?イルム、ここで何してるんですかぁ〜?」
「まあ、ちょっとナンパをね。って何でお前がここに居るんだよ!」
「あはは、イルムあせってますぅ〜。かわい〜ですぅ〜」
「可愛い、てなぁ・・・。おっと、お嬢さん。お茶はやっぱり取り消しだ。悪いな」
「はあ、そうですか・・・。では。」
「はぁ。グレース、ナンパの邪魔をするのはやめてくれ。今ので何回目だ?」
「え〜とぉ、・・・・16回目ですぅ〜。」
「反省してるか?ってこの台詞言うの何回目だよチクショー・・・。」
「反省くらいしてますよぉ〜?でも、イルムも無駄なナンパはやめた方がいいですぅ〜。」
 さすがにイルムでもこれは怒るだろう。
「・・・・・。グレ−ス、ちょっとこっちに来い」
「なんですかぁ〜?・・・きゃあ!」
 イルムは、グレースの腕を引っ張って片手で吊り上げた。
「いたいですぅ、何するんですかぁ!」
「ちょっと、お仕置きをな・・・。覚悟!」
「え、ちょっと、きゃぁぁぁぁっ!」
「どこにするか・・・。どこがいい?グレース」
言っておくが、イルム達がいる場所は何故か倉庫や廃ビルに囲まれている。
そしてイルムは、考えている間にグレースの胸を服越しに揉んでいた。
「ち、ちょっと痛いです〜、そんな乱暴にしたら・・・、ひゃうっ!」
イルムはいきなりグレースの肌着を破ると、乳首に吸い付いた。
「あ、あっ、あひゃうっ!」
グレースは、外でやるよりはましだと思い近くの廃ビルに指をさした。
「そこでいいのか?」
「は、はいぃ・・・。」
グレースは胸を吸われつつも弱く返事をした。
243名無しさん@ピンキー:2005/05/03(火) 02:40:10 ID:XogFVAy8
イルムとグレースが出来ている、という設定ですか?
244名無しさん@ピンキー:2005/05/03(火) 02:50:17 ID:DKxv+JLH
カン、カン、カン・・・・
階段を登る音が響く。
「あんっ、あふっ、ひゃぁん」
イルムは歩いている間もグレースへの愛撫を続けている。
「全く・・・。怒らせなけりゃこんなことにはならなかったんだぜ?っと、ここだここだ」
イルム達は「ある部屋」に着いた。

そしてイルムがドアを勢い良く開ける。
その「ある部屋」を見たとたんにグレースは身震いした。
「あのぉ、なんで窓が開いてるんですかぁ?」
「それはな・・・・、それは・・・・、」
イルムは言葉を詰まらせた。
なぜなら、窓が開いているとは予想にもしていなかった。
ここはかなりの高さがある廃ビルである。
窓が開いていたことにより、物凄い寒い部屋だったからだ。

「ねぇ、イルム?」
「え?なんだグレース?」
「ちょっと寒いんですけどぉ・・・。」
「あ、ああ。悪い悪い。すぐに別の所に行くからな。」
「おそいですぅ〜。けど、イルムは何であの部屋を選んだんですかぁ?」

イルムはその一言ではっとした。
そしてふと思い出した。この部屋を選んだ理由を。
ここには縄と玩具が置いてあったんだ。
それを使おうとしたんだろ。俺。何忘れてんだよ。

245名無しさん@ピンキー:2005/05/03(火) 02:52:31 ID:DKxv+JLH
まあね。スパロボFの主人公達はどう結びつけても恋人だからな。
Fの頃はグレースが相手だったけど、完結入ったらリンが相手だからな・・。

それと、眠くなったから今日はこれで終わり
246遥かなる戦い ◆eNrmrA2aRY :2005/05/03(火) 11:52:20 ID:qEunHKXg
(´・ω・`)proxyに繋がんない。。。
スレ違いなのでスルーよろ…
247名無しさん@ピンキー:2005/05/03(火) 12:01:53 ID:FRCiuui2
ってかゲーム板に入れないのは気のせいか?
248名無しさん@ピンキー:2005/05/03(火) 12:27:57 ID:8fUbkSl3
>>247 俺もです。携帯ゲーム板に入れない‥
スレ違い失礼。

学園ものですか‥
教育実習生レフィーナと熱血数学教師テツヤの純愛路線とか
中等部マイマイの片思い奮闘記とか
萌えスレネタ出して桶なら生徒会会長ライと副会長オウカとか‥

‥駄目だ、ほのぼのしか浮かばないorz
すみません‥
249名無しさん@ピンキー:2005/05/03(火) 13:17:27 ID:tVaf7cJC
>>248
ほのぼのネタも良し!
250名無しさん@ピンキー:2005/05/03(火) 18:46:38 ID:ZV+WgUpT
>>240
何故だろう
ケレンの体当たりの時の謎液体を、マガホシ戦時のヤクモよろしくGソードでサーフィンするヒュッケの姿が浮かぶのは
251名無しさん@ピンキー:2005/05/03(火) 18:57:02 ID:YOnHtLRu
>>250
サーフィンしようぜ♪

…失礼。
252ATA:2005/05/03(火) 20:34:46 ID:jfPphML5
>>251
光るネットの波を(ry

ようやく軌道に乗ってきました。公約した通り今日うpすると言うのはちょっと厳しいですが、
休み中にはあげられそうです。今回もアホセルクオリティ満載の予定ですのでご期待下さい(?)
253遥かなる戦い ◆eNrmrA2aRY :2005/05/03(火) 22:19:40 ID:qEunHKXg
ATA氏、乙であります!
楽しみして、激しく待っとります!


んで、ただ今執筆中のアラド×オウカですが
一応、前編(導入エロ無し)・後編(本番エロ)に分けようかと
というのも、ストーリーが複雑で
自分で何を書いているのかも分からなくなってきとるんで…
いつになるか分かりませんが、投下する前段階に告知しますよ
254名無しさん@ピンキー:2005/05/04(水) 00:49:43 ID:VUht9IMS
>>252
時間なんか(ry

…実際は時間に追われてなかなかSS書けないのが現状゚・゚ (ノД`)゚・゚。
255名無しさん@ピンキー:2005/05/04(水) 01:13:06 ID:buJnZevN

256ATA ◆WfJM6asPOs :2005/05/04(水) 02:14:09 ID:sLZJ0Ky+
まだ未完成ですが途中まで投下します。
眠いですがもう少し頑張って書きます。
257墜ちてきた男 〜危険な人形遊び〜:2005/05/04(水) 02:16:08 ID:sLZJ0Ky+

そんな状況になっている頃、ハガネ並びにヒリュウ改では、機体を大破させて生死不明のアクセルと、
無断艦出して戻らないラミアの事を気に掛けて、皆沈んだ表情となっていると思いきや、
思いの外メンバーの表情は明るい。ただ一人、キョウスケ・ナンブを除いては。
分の悪い賭けに敗れたキョウスケは、彼の象徴でもあるアルトアイゼンの搭乗権利を失い、
代わりに与えられた機体はカチーナの乗っていたゲシュペンストMk-U。以前使っていたとはいえ、
やはり使い慣れたアルトの方が良いと、柄にもなくブーたれていた。
それはともかくとして何故かヒリュウ改では、無理しているのかもしれないが、皆表情は明るい。
レフィーナ艦長の『二人は必ず戻ってくる』の一言で吹っ切れたのかも知れない。
具体的にどう明るいかというと、タスクとレオナのやりとりを見てもらえれば分かるだろう。

「なぁレオナ、お前の作る料理でどうしてお粥『だけ』はあんなに美味いんだ?」
「お粥『だけ』ですって? 幾ら何でも失礼じゃなくって?」
「お粥は『特に』美味い、の間違いでした。でも、教えてくれねぇか?」
「どうして美味しいかそんなに知りたいの?」
「そうそう、どんな材料を使ってるのかとか気になる訳よ」
「どうして美味しいのかは〜、言・わ・ない! (謎の間奏) 言・わ・ない! 陽気なレオ〜ナ♪」
レオナにまで謎の歌が飛び出す始末。遂に彼女までアクセルに感化されたのか。それに対し頭を抱え出すタスク。
(こんなの俺の知ってるレオナじゃねぇよ。恨むぜアクセル…。でもなんで言ってくれないのかな…)
心底でアクセルの身を案じてはいるはずだが、極めて明るく振る舞うヒリュウ改組であった。
258墜ちてきた男 〜危険な人形遊び〜:2005/05/04(水) 02:17:37 ID:sLZJ0Ky+

再び部隊はDC戦艦医務室。レモンの命を受けアクセルに近寄るエキドナがラミアに何か合図を送る。
「W17、頼む」
「了解した。隊長、失礼しますですの」
そう言ってラミアはアクセルを羽交い締めのような形にして拘束する。アクセルは逃れようとするもやはり力が入らない。
「この…! 女一人振りほどけないなんて情けないにも程がある…」
そんな形になったと言う事は、当然のごとくアクセルの背中には服越しにラミアの豊満な乳房の感触がある。
アクセルはまだ自由になっている下半身を用いて抵抗を試みるも、今度はエキドナによって阻まれる。
足の上にまたがるような形になってエキドナは迫ってきたのだ。
「隊長、申し訳ありませんが、レモン様の命令ですので…」
そう言ってエキドナはアクセルのズボンのジッパーをゆっくりと下ろす。
何もされていないにもかかわらず、アクセルは既に息を切らしている。
「W16…、な…何を…?」
「野暮ったいわねぇ…。そんな事をわざわざ聞こうって言うの?」
再びレモンの声が聞こえる。気に掛けている女性にこんな状況を見られているこの状況、実に情けない。
尚もエキドナは止まらず、ゆっくりとアクセルの股間をまさぐっていく。体勢的に胸の谷間が強調されている。
「ホラホラ、こんな役得そうそうあるもんじゃないんだから、もっと嬉しそうな顔しなさいな」
既に実況中継と言うよりも、レモンによる言葉責めのような状況となっている。
259墜ちてきた男 〜危険な人形遊び〜:2005/05/04(水) 02:19:46 ID:sLZJ0Ky+

そんな状況ではあるものの、昨晩の酷使が響いてか、アクセルの股間は未だ萎えたままの状態だ。
しかし、エキドナの手が触れた事により、ほんの僅かではあるが直立状態になった。
「う〜ん、まだまだね。W16、タイミングが早まったけど、頼むわね」
「了解しました」
再びレモンから指示が送られ、エキドナは躊躇う事もなく幾分か直立したアクセルの陰茎をくわえる。
「んがっ…。今の状況じゃご要望には応えられないかもよっと、くっ…」
そう言うアクセルではあるが、身体は正直である。感覚が麻痺している状況であれ、快感は快感。
背中に密着しているラミアの胸の感触も相まって、アクセルの股間はみるみる元気を取り戻していく。
「ふふっ…、その調子よ。我慢しないで出しちゃってもいいのよ」
一体レモンはいつまで見ているのだろう。別の用事があるため同席できなかったはずではないのか。
それはともかく、その聞こえてくるレモンの声が更にアクセルを追い込んでいく。
「べ…別に、我慢してる訳じゃなくて、出そうで出ないってのが真実なんだな、これが」
如何にアクセルの超人的な肉体でも、さすがに昨晩の酷使は体に響いているようだ。
しかしエキドナの上品な舌使いにより、昨晩と同じように膨張したそれより精液が放出される。
「くはっ…、意に反してるとはいえ、な…何とかなるもんだな…」
エキドナは、咥内に放出された精液を全て飲み干した上で、アクセルの陰茎を離す。
しかし、その表情はいつもと全く変わらない。どうやら満足行かなかった様子だ。
「あの、隊長…。これだけ…ですか?」
「こ、このくらいで勘弁してくれよ…。俺は昨日なぁ…」
260墜ちてきた男 〜危険な人形遊び〜:2005/05/04(水) 02:22:32 ID:sLZJ0Ky+

思わず口が滑った。それを聞いたレモンはさすがに黙ってはいられなかったようだ。
「あら、あなたもしかして向こうの艦でやりたい放題だった訳? 昔はそんな人じゃなかったのにねぇ…」
「あ、いや…違…」
「別に言い訳は聞きたくないわ。…W16、不満でしょうけど、そろそろ代わってあげて」
「了解しました。W17、交代だ」
交代を告げられ、不満げにラミアのいたポジションへ移動するエキドナ。アクセルは相変わらず思うように動けないままだ。
「W17、ちゃんと教えたとおりにやるのよ。きっと喜んでくれるわよ」
「了解しましたです。隊長、失礼しますですの」
アクセルは『今度は何をされるのだろう?』と言う不安と微かな期待の入り交じった感情に包まれていた。
役割を交代したラミアとエキドナ。ラミアはアクセルと正対すると突如として身に纏うものを脱ぎだした。
下着を着けておらず、更には着ているものがものだけに、ラミアは一糸纏わぬ状態になるほかなかった。
「む…作り物のくせになかなかどうして…」
遂に覚悟を決めたのか、アクセルは今の状況を楽しんでいるかのようにも見える。
しかしながら自分から手を出す事はかなわず、徐々に不満を募らせていた。
「当然じゃない、ベースはこの私よ。ハガネを倒す事が出来たら、私直々にお相手してあげてもいいわよ♪」
そうレモンが言い加えている最中に、ラミアは四つん這いの状態となり、エキドナに指示を送りアクセルを仰向けに倒す。
四つん這いのままラミアはアクセルに近寄り、少し萎えた状態になったものに手を掛け、己の豊満な乳房で挟む。
眼前には上半身を押さえ込んでいるエキドナの乳房もあるため、非常に羨ましい状況ではある。
だがまだ思うように身体が動かない。悦びを感じながらも、同時に苛立ちを隠せない複雑な心境に陥っていた。
261ATA ◆WfJM6asPOs :2005/05/04(水) 02:25:09 ID:sLZJ0Ky+
一旦ここで打ち止め。アクセルの反撃をお楽しみにw

トリップつけたので今後ともよろしくです。
262名無しさん@ピンキー:2005/05/04(水) 09:59:02 ID:HeseTis6
>>ATA氏
GJ!! 続き楽しみにしてます。
語尾がですのだとミィに…いや何でもないです
263名無しさん@ピンキー:2005/05/04(水) 15:24:00 ID:UnxyTQse
ヘクト師匠誕生日おめ
……何かお話書きたいけどすぐには無理ぽorz

>ATA殿
乙であります! 続きが楽しみですよ同志
264名無しさん@ピンキー:2005/05/05(木) 23:05:52 ID:TK9upqUf
ATA様乙です!楽しみに待ってます!
自分も手慰みにSSを書いてるのですがぜんぜん進まず、職人さんたちの才能と苦労に頭がさがります。
265名無しさん@ピンキー:2005/05/05(木) 23:56:36 ID:yVeRa+iL
>>262見て思ったけどミィってあんまり見ないね
266まがるが:2005/05/06(金) 00:42:13 ID:Hs6YFjRb

「あたしに解けない謎はない!
 真実は後から絶対に付いてくるんだから!」

 それが彼女の口癖だった。
 私立SRW学園・ミステリー研究会会長ミーナ・ライクリング。
 彼女は今ひとつの依頼を遂行している。
 題して、女生徒体操服盗難事件〜その時、用務員は見た〜
 今、ミーナの探偵生活最強の事件が始まる……


 まずは、被害者の声を聞いてみよう。
 曰く「家に帰ろうかと思ったら体操服がないの! 絶対悪よ!」
 曰く「………」
 曰く「ウィンったらぁ、言ってくれれば体操服ぐらいあげたのにぃ〜
 曰く「悪よ! 悪の匂いがするわ!」
 他にも被害者多数存在。
 そして、その被害者達の声を聞いているだけで、
 我らが灰色の頭脳細胞、ミーナ・ライクリングは犯人像を割り出した!
「犯人は……体育会系部の中にいる!」



需要があれば続ける。 実際学園ものってどうなんだろ
267名無しさん@ピンキー:2005/05/06(金) 02:26:12 ID:X6z6EIv0
学園もの、俺もさらっと書いては見たが、書いても書いてもエロに繋がらないぞ……

ウィン×グレース編

ここはSRW学園
校舎から少し離れた道場で
「おぉぉぉぉぉぉぉおおおおおお!!!」
「やぁぁぁぁぁぁぁっっっ!!!」
剣道部部員全員が見守る中、道場の中心で裂帛の気合いを放つ二人
カチカチと剣先が触れあい、気合いが途切れると共に紺の胴着を着た大柄な男が床を踏む音が響く
「おめぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇんんん!!!」
「――っ!!」
対する白の胴着、相手と比べるとまるで弁慶と牛若丸程の差があるが、動じもせずに彼も又、足を踏み出す
額から白い稲妻が出てた気もしないでもない
カンッ!
白の面に向かって振り下ろされた竹刀が空を跳ねた――
「めぇぇぇぇぇぇぇぇんっっ!!」
男の声と共に小気味よい音が道場に響き、キュッと道場の床を擦る音が事の終焉を告げる
「一本!」
主審をしていた青年――ブリットがまだ幼さが残る声で白の勝利を宣言した
「勝負あり」
開始線に戻った二人に、その胴着と同じ白の旗を揚げながらブリットは声を張る
竹刀を収め試合線から出ると、勝利者は素早く面を外し、向かい側の大男に走り寄る
「ありがとうございました!」
「やれやれ、ウィンには勝てん」
「ゼンガー先輩は柔道や空手もやってるから癖が出るんですよ」
端正な顔を崩しもせずに言うから、確かにその通りだと思えるがフォローにはなってないなと、ブリットは思った
「今の、面落とし面か?」
「そーなんですよ!先輩の必殺技!一刀流の極意!」
まるで自分の事のように自慢するブリットに苦笑しながら、大したモンだとゼンガーは誉める
「いえ……ロフに勝つためにはこれくらいは必要ですから」
そう言うウィンの顔は引き締まり、同じ男でも惚れ惚れするほど美しい
268名無しさん@ピンキー:2005/05/06(金) 02:27:43 ID:X6z6EIv0
「じゃあ先輩、次お願いします!俺もロフと同じ上段だし」
「おいおい、せっかくOBのゼンガー先輩が来てるんだぞ?それに上段って言ったってお前はまだ三ヶげ………」
ブリットを窘め始めたウィンは、彼の肩の先を見て刹那固まり、次には行動を起こした
ダッ――
ガラッ――
ビョーン――
「な……」
ゼンガーさんもビックリのウィン君の行動を記述すると
すぐさま跳ね上がり(ダッ)窓を開け(ガラッ)飛び降りた(ビョーン)
「ここ二階だぞ」
一階は柔道場なのだ
「あ〜っと……この時間は……」
うんうんと頷く部員達を代表してブリットがゼンガーに説明する
「いや、説明するより、もう少し待てば判る……かな」
ポリポリと頬をかくブリットに、ゼンガーはただでさえ気むずかしい顔をさらに強ばらせる
「ウィ〜〜〜〜ン!!!ミルフィーユ作ったんですぅ〜食べてくださ〜〜い!!!」
核弾頭
「……という訳なんです」
「そうか」
「毎日この時間になるとグレース先輩が料理研究会でつくった料理を持ってきてくれるんですよ」
もはやこの剣道部においては恒例行事。汗臭い剣道場に美しい華がやってくるということで男子部員には密かに人気
さらにお腹ペコペコな状態に出来たて料理で色気より食い気ってな訳で通常の三倍人気
「あれ〜ウィンいないんですかーせっかくウィンの為に作ったのに〜」
「さっきまでは居たんだがな」
腕組みをしながらウィンの置いていった手ぬぐいを差すゼンガー。無駄に貫禄
「くんくん……本当ですぅ〜ウィンの匂いがしますね〜」
ちょっと待ちたまえ、花も恥じらううら若き乙女よ
「だろう」
オヤジ……
269名無しさん@ピンキー:2005/05/06(金) 02:28:28 ID:X6z6EIv0
「う〜しょうがないですぅ〜。ウィンの分はこうやって……取って置いてぇ〜
 皆さん〜残りの分をどうぞ〜。いつもわvたvしvのウィンがお世話になっていま〜すv」
「「「「「「「うぉぉぉ〜〜〜〜!!!」」」」」」」
雄叫び――震度3
「それじゃあ、いただきます!グレース先輩!!」
「めしあがれ〜」
ニコニコと差し出すグレースに、ブリットは少し頬が赤くなるのを感じた
(ウィン先輩も、な〜んで逃げるんだろうな〜。グレース先輩、綺麗だし、料理は上手だし、頭だって悪くないし……
 そりゃ、少し天然っていうか……でも、少しヌケてるくらいが、こう、斜め後ろから見守ってやりたいっていうか……
 っていうか、何時もは隠れる位なのに、なんで今日に限って外に脱出を?)
などと思いながらミルフィーユを口に運ぶブリット
――バタッ。。。
倒れた。
同じく、ミルフィーユを食べた剣道部員が死屍累々の惨劇を道場内に演出する
「うまいな」
「ありがとうございま〜すぅ〜」
例外一名。その名はゼンガー=ゾンボルト、鉄の胃袋、鉄の舌
っていうか、グレース君、ゼンガー以外は無視ですか?
「そうか……ウィン先輩はこの事態を読んで……流石はニュータイプ……」
「残念だけどニュータイプはエスパーじゃないわ!ウィンがこの事態を読んだのは推理!そして推理といえばこの私!」
ウィンが出ていった窓から参上、我らが灰色の頭脳細胞、ミーナ・ライクリング!!
「そう、読者諸君思い出して頂戴。本文開始から31行目にウィンが見たものを!」
言われて思い出し、動かない体に鞭うって何とか首を動かしたブリット
――その先には!!
「け、煙?」
「そうよ!煙!そしてあの教室は只今料理研究会が使っている調理室!そしてあんなドス黒い煙が出ている以上、料理は明らかに……」
「……失敗」
「その通り!!」
ブリットは刻の涙を見る――
270名無しさん@ピンキー:2005/05/06(金) 21:24:02 ID:+OW9ORVp
(´Д`*)ハァハァ
乙です
271名無しさん@ピンキー:2005/05/06(金) 21:26:47 ID:+OW9ORVp
ってか今思ったんだが
















パットって需要少なくねえか?
リンとかグレースとかミーナとかは結構人気有るのに


パットの影が薄いのか_| ̄|○
272名無しさん@ピンキー:2005/05/06(金) 21:53:54 ID:a+xDp5wh
健康的イメージ先行だから・・とか?
(相方のせいにするのはナシでw)
273名無しさん@ピンキー:2005/05/06(金) 21:58:26 ID:+OW9ORVp
気が強くて時には可愛くておねだりが上手い
そして健康的でナイスバディ
顔も良い



どうしてこう俺の萌えポイント突いてくるんだよ_| ̄|○
274名無しさん@ピンキー:2005/05/06(金) 22:32:32 ID:TweJ1hNV
俺はF4人衆ではパットが一番好きだけどなあ
河野絵のパットを見たときハート撃ち抜かれた

もっとも、ゲームやって林原声に萎えたわけだがorz
275名無しさん@ピンキー:2005/05/06(金) 23:26:29 ID:XEVo+THr
てめぇ俺の林原神を侮辱したな許せん
276名無しさん@ピンキー:2005/05/07(土) 00:20:10 ID:S4ZuqGUV
>>274-275
まぁマターリしる
リナ声よりクリス声で演ってほしかった気はするが、あれはあれでよしだ
特に根拠はないが湖川Ver.はクリス声の方がしっくりくる希ガス
さてお話考えなきゃなぁ
277パジャマスキー ◆JuT3jsxZbo :2005/05/07(土) 01:41:05 ID:/Rd+Zp1g
規制解除、やっと書き込めるー!

>>266
是非!

>>271
パットと言うより相方のヘクトールが書きづらいためじゃないかと。
つかみ所のないキャラだし。
278名無しさん@ピンキー:2005/05/07(土) 01:48:19 ID:QIX5V6Fq
4次の頃はタスクみたいな印象だったんだが
Fでようわからんくなったな、キャラグラが熱血系みたいになったし軽い印象がなくなって
279ATA:2005/05/07(土) 02:30:24 ID:wZiBKzFy
Fはやってない(4次のみ)ので微妙に話に入り込めない俺がいますw

少しヘンな性格マンセー!w

肝心の自作品ですが、いよいよまとめの段階まできています。
最終第五部の話は前々から既に決まっているのでさらりと書けそうです。
日曜か月曜に第四部の残りをうpさせていただきます。
さすがにロマサガとの両立は無理だorz
280名無しさん@ピンキー:2005/05/07(土) 12:12:02 ID:zLu1LBCJ
パットの相方はFではジェスじゃなかったか?
完結からヘクトールになったんだよな。
281名無しさん@ピンキー:2005/05/07(土) 13:29:12 ID:51Z4GPeV
>>280
釣り?
282名無しさん@ピンキー:2005/05/07(土) 17:16:25 ID:OTTaAoI/
Fの主人公って性格で分けると

熱血 ジェスーパット
? イルムーグレース
ヘン ヘクトーみ〜な
? ウィンーリン

だったような。
283名無しさん@ピンキー:2005/05/07(土) 17:20:19 ID:kNjV1M4p
ああ・・・・・・可哀想に、馬鹿なんだな・・・
284名無しさん@ピンキー:2005/05/07(土) 18:30:34 ID:RSIE9IAC
>>281
Fやったか?
おまいのやっているのはF完結じゃないかと小一時間(ry
285名無しさん@ピンキー:2005/05/07(土) 18:46:35 ID:l3VnxyFT
自分の記憶が確かなら
ジェス×ミーナ
イルム×リン
ウィン×グレース
ヘクト×パット
だったけど違うかな?
286名無しさん@ピンキー:2005/05/07(土) 18:49:12 ID:PlrSRFdI
…FでもF完でも、
熱血-ヘン
ヘン-熱血
クール-異性好き
異性好き-クール
の組み合わせじゃなかったっけ?
でなきゃデータ引継ぎのときおかしくなるんじゃないの?

Fだけ違う仕様だったのかな。
少なくとも第4次では上の組み合わせだったけど
287名無しさん@ピンキー:2005/05/07(土) 18:59:47 ID:RSIE9IAC
Fをジェスでやってたらパットが来ましたが何か?
ウィンでやってたらリンが来ましたが何か?
ヘクトールでやってたらミーナが来ましたが何か?
288名無しさん@ピンキー:2005/05/07(土) 19:06:31 ID:JHCvyHoA
顔か性格変えたのか手前のCDが壊れてんだろ
289名無しさん@ピンキー:2005/05/07(土) 19:11:27 ID:RSIE9IAC
説明書見ろよ
290名無しさん@ピンキー:2005/05/07(土) 19:18:22 ID:kNjV1M4p
マジで何を言ってるのか理解できない
頭のあたたかい人?
291名無しさん@ピンキー:2005/05/07(土) 19:18:40 ID:PlrSRFdI
とりあえずRSIE9IACは落ちつけ
信じてもらえなくて気が立ってるのもわかるが、
煽り口調じゃまともな話が出来ないってば。

とりあえず今すぐ検証してくれる第三者が現れないかね…
292名無しさん@ピンキー:2005/05/07(土) 19:25:04 ID:RSIE9IAC
ああ、初期ロット限定とか有るのかね・・・?
293名無しさん@ピンキー:2005/05/07(土) 19:30:37 ID:kNjV1M4p
いや、絶対幻覚見てるって
294名無しさん@ピンキー:2005/05/07(土) 19:32:16 ID:RSIE9IAC
意識が朦朧としてる('A`)
295名無しさん@ピンキー:2005/05/07(土) 19:32:17 ID:y1HUTbqe
むかしサターンでFやった時は
ヘクト主役→「恋人いる」でパット合流
パット主役→「恋人いる」でヘクト合流
これは確実だったな
今でもサターン動くはずだが、20話ほど進めなきゃならんのでめんどい
4次Sなら合流が早くて楽なんだけどな
296名無しさん@ピンキー:2005/05/07(土) 19:33:14 ID:hMmEEhLp
ID:RSIE9IAC はアギラ婆さんに調整受けたスクールの生き残り説
297名無しさん@ピンキー:2005/05/07(土) 19:33:41 ID:RSIE9IAC
攻略本にはジェス×パットとの記述だったが
あれは嘘か?
298名無しさん@ピンキー:2005/05/07(土) 19:35:56 ID:kNjV1M4p
どこ社のなんという攻略本?
スパロボ関係書籍はほとんど買っているから
タイトル判明したら調べてあげられるけど?
299名無しさん@ピンキー:2005/05/07(土) 19:36:21 ID:31VcdAUo
300名無しさん@ピンキー:2005/05/07(土) 19:36:54 ID:0aYuZnjL
>>297
どの攻略本か教えてくれ。
しかし世の中には面白い人がいるなぁ。
暇つぶしには最高だ。
301名無しさん@ピンキー:2005/05/07(土) 19:39:01 ID:RSIE9IAC
ファミ通責任編集の
「スーパーロボット大戦F完結編 奇跡への覚醒 コンプリートブック」
1999年5月26日初板発行
発行人/編集人 浜村弘一

これの4ページ
302名無しさん@ピンキー:2005/05/07(土) 19:40:19 ID:JHCvyHoA
誤植か【同じ性格の組み合わせ】って事だろ
303名無しさん@ピンキー:2005/05/07(土) 19:41:21 ID:RSIE9IAC
>>302
とりあえず買って10回読み直そうね
304名無しさん@ピンキー:2005/05/07(土) 19:41:34 ID:kNjV1M4p
ファミ通攻略本は出来がアレなので買ってないなぁ、ごめん

でも説明書→攻略本、Fやったか?→F完結編攻略本

と言動が二転三転しているね
面白いな
305名無しさん@ピンキー:2005/05/07(土) 19:42:32 ID:0aYuZnjL
ファミ通は誤植が多いので有名だからな。
しかしこれ以上はスレの雰囲気が悪くなりそうだ。
神々の降臨に悪影響が出なければいいんだけど。
306名無しさん@ピンキー:2005/05/07(土) 19:43:38 ID:RSIE9IAC
はいはい分かりましたよ退きますよ
307名無しさん@ピンキー:2005/05/07(土) 19:46:18 ID:Am7IMy0A
イルムとリンがαでもOGでも恋人になってる事を思い出してください
308名無しさん@ピンキー:2005/05/07(土) 19:54:00 ID:51Z4GPeV
よしわかった、この雰囲気を和ませるためにはウィン×グレースの激甘らぶらぶを書けばいいのだな
309名無しさん@ピンキー:2005/05/07(土) 20:02:59 ID:RSIE9IAC
パットでもよろし
310名無しさん@ピンキー:2005/05/07(土) 20:04:43 ID:71Xt4NLn
何だかんだいって4次/F組も需要高いのね

>>308
頼んますw
311名無しさん@ピンキー:2005/05/07(土) 20:22:41 ID:kNjV1M4p
>>309
帰ってないじゃん
312名無しさん@ピンキー:2005/05/07(土) 20:33:14 ID:JHCvyHoA
>>311
だからそれ以上触れるな煽るな


個人的にはミーナがいいのぉ
というか以降の作品にでてきたリンは除いたらグーレスしか出てきてないしな
313名無しさん@ピンキー:2005/05/07(土) 21:36:33 ID:PlrSRFdI
検証のために電撃のSS版F攻略本を買ってきたぞ!
ちゃんと>286のとおりの組み合わせで記載されてた

てわけで↓からグレース萌エロSSすたーと
>308たんよろしく
314282:2005/05/08(日) 00:33:08 ID:OAwtI6VO
ああ、僕は同じ性格の奴を並べただけのつもりだったのですが。申し訳ないことをしました。
315名無しさん@ピンキー:2005/05/08(日) 01:19:08 ID:k8zT+6VT
>>307
設定では「元」恋人である。
より戻っていってるっぽいけど
316名無しさん@ピンキー:2005/05/08(日) 03:07:35 ID:swfoUv6s
ttp://www2.neweb.ne.jp/wd/suisyou/IMG_000171.jpg

グレースたそ(´Д`*)ハァハァ
317ラセ×カチいっきまーす:2005/05/08(日) 07:04:24 ID:TiUkInd9
流れ読まず、ラッセル×カチーナ投下させていただきます

『鬼隊長 ベッドじゃ俺の 雌奴隷』を目標に書いたのですが……書いているうちに何だか方向性がorz おっかしいなぁ…
合わない方はスルーよろで
318ラセ×カチ1/11:2005/05/08(日) 07:08:15 ID:TiUkInd9
威勢のよい怒声がヒリュウ改の格納庫に響き渡る。
怒声の主は赤いパイロットスーツ姿の若い女性。
野生の猫を思わせるキツめの顔立ちに、少々クセのある金色の髪。
赤と緑、左右色違いのオッドアイを持つカチーナは、怒りに満ちた瞳で、部下であるタスクを手加減なしに小突いた。

タスクがカチーナから制裁という名の仕置きを受けている理由は、とてもくだらないもの。
どうにも一言多いタスクの軽口が、どうにも人より気の短いカチーナの癇に障り、あとは売り言葉に買い言葉。
こうなると舌戦が苦手なカチーナが、実力行使に移るのも時間の問題で……なんだかんだで今に至るという訳だ。
そんなヒリュウ改の風物詩に、すっかり慣れている周囲の人間達は「またか」と思うだけ。さして注意も払わなければ止めようともしない。
たった一人、何かと暴走しがちな上官の宥め役を自任するラッセルを除いて。
319ラセ×カチ2/11:2005/05/08(日) 07:09:06 ID:TiUkInd9
「カチーナ中尉、タスク、二人ともその辺にしてください」
「うるせえっ!お前には関係ねえんだ、引っ込んでろ!」
「ちょい待ちラッセル、中尉はともかく何で俺まで?俺は被害者だろうが」
「誰が被害者だ!そもそもおめえが余計な口答えするから――」
「口答えって、俺はただ本当のこと言っただけじゃないッスか」
「まだぬかすか!よっぽど折り曲げられてえみてえだな」
「中尉……」
「ええ何度でも言いますよ!だって本当のことなんッスから」
「タスクも……」
珍しく正面からいがみ合うカチーナとタスクに、――この二人の諍いごとは、大抵の場合、タスクが一方的に仕置きをくらって終了するのが落ちである――口を挟む隙すら見つけられない。
さすがに苦い顔でどうしたものかと喧騒を眺めていると、後ろから声を掛けられた。
「ラッセル少尉、忙しそうなところ悪いんですが」
振り向くと、そこにいたのはATXチーム所属のパイロット、ブリット。
ブリットはラッセルにぶ厚いファイルを手渡して、
「これ、昨日のミーティングでお話した資料です。次に参考にしたいとのことでしたので」
「あぁ、わざわざありがとうございます」
「いいえ。けどこれ、本来ならカチーナ中尉に直接渡すべきなんですが……」
ブリットとラッセルの視線が、申し合わせたように喧騒の元へと向けられる。
そしてまた申し合わせたように視線を戻して。
「大丈夫です、後で自分が渡しておきますから」
「すいません、お願いします。あのぉ…ところであの二人、今回は何が原因で――」
「気にしないでください、…………いつものことですから」
「……大変ですね」
遠い眼をして達観したように呟くラッセルに、ブリットは心の底から同情した。
320ラセ×カチ3/11:2005/05/08(日) 07:11:19 ID:TiUkInd9
一日の汗と埃を洗い流し、カチーナはシャワーのコックを閉めた。
下着の上にシャツを羽織っただけの簡単な格好でバスルームを出る。
まだ濡れている髪を拭きながら続きになっている部屋へ戻ると、バスルームに入る前は自分しかいなかったはずの室内には、客がいた。
「なんだ、来てたのか」
「お邪魔してます」
ベッドの縁に腰をかけて、カチーナが出てくるまで暇つぶしに読んでいたらしき雑誌から顔を上げたのはラッセル。
いつの間にか勝手に私室に入り込んでいるその男を咎めるでもなく、つかつかと近付いて、
「悪いけどそこ邪魔、どけ」
その場から追い払うように手を振るカチーナを、ラッセルは無言で引き寄せベッドに押し倒した。
「……!」
少し力を込めただけで簡単に自分の元へと飛び込んできた、自分のものとは明らかに異なる女の身体。
湯上りの上気した肌に濡れた髪、誘っているとしか思えないような広く開いた胸元にむき出しの脚。
眺めの良い光景にこっそり喉を鳴らしながら、ラッセルはいつもと同じ調子で問い掛けた。
「カチーナ、邪魔って誰に言ってるんですか。ひょっとして、俺にですか?」
「う……」
身動きできないほどがっちりと押さえつけられながら、カチーナが微かにうめく。
ラッセルが「カチーナ」と名前で呼ぶ時は、完全にスイッチが入ってしまっている時。
そんなラッセルが何を言ってくるのか、何を要求してくるのか。考えるだけで、身体の奥が熱くなってくる。
「だいたいですね、人にものを頼む時には言い方ってものがあるでしょう」
「ご、ごめん…なさい」
「じゃあ、ちゃんと言い直してください」
促され、普段の荒い口調が染み付いてしまっているカチーナは精一杯言葉を選び、
「えっと……そこに座ってると邪…着替えが取れないので、少しどいて…ば、場所をずれて……ください」
「よく出来ました」
たどたどしく言葉を紡ぐその様に満足して、ラッセルはカチーナの唇に自分のそれを重ねた。
321ラセ×カチ4/11:2005/05/08(日) 07:12:40 ID:TiUkInd9
きちんとした言葉で言い直せたことへのご褒美のキスは、自然と深く激しいものへと変わっていく。
「ふぁっ……んっ…ん……」
「ん……」
唇を吸い、その間を割って咥内に舌を差し入れる。
舌を絡ませ合う二人の荒い息遣いと、互いの唾液が混ざり合う淫猥な水音が、他に音の無い部屋でやけに大きく響く。
しばらくそうやって深い口付けを味わった後、ゆっくりと唇を離した二人にかかる透明な糸。
それをぺろりと舐めとって、首筋に唇を落そうとしたラッセルをカチーナが荒い息の下から押し留めた。
「ちょ、ちょっと待てラッセル…あたし、まだ……」
髪を乾かす時間くらい欲しいのに、と訴えようとするが、キスの余韻で霞みがかった眼のせいでどうにも締まらない。
逆に今すぐ襲ってくれと言わんばかりのその様子に、ラッセルは意地悪く笑い、
「こんな格好で誘っておいて、今さら待てはないでしょう」
言って、シャツの裾から伸びているすらりとした脚を撫でた。
内腿を這う掌の感触に、カチーナは洩れそうになる甘い声を唇を噛んで耐える。
「べ、別に誘ってなんか…ない」
「へぇー……違うんですか」
「ち…がう」
「それじゃ、この格好で部屋の外歩いてみますか」
「は?な、何言って……」
一体何を言い出すのかと目を丸くするカチーナをからかうように、
「だってカチーナは今の格好、男を誘うような格好じゃないって思ってるんでしょう?だったらこの格好で人前に出るくらい、なんでもないことじゃないですか」
「そ、そんなこと、できるわけないだろ」
「どうしてです?」
真正面から見つめられ、カチーナはぐっと言葉に詰まった。
322ラセ×カチ5/11:2005/05/08(日) 07:13:56 ID:TiUkInd9
「こんな格好のカチーナ見たら、皆どういう反応するでしょうね……」
何を想像しているのか、頭から足の爪先まで舐めるように視線を走らせにやにやと笑うラッセルに、カチーナの頬が怒りと恥ずかしさで紅潮する。
「うぅ……」
滅多に見られるものではないカチーナの困りきった表情をひとしきり楽しんで。
金色の髪を優しく撫でながら、ラッセルはうって変わった優しく穏やかな調子で、
「もう一度聞きますよ。……カチーナは、俺を誘うつもりでこんな格好で出てきたんですよね」
弄るような物言いに、カチーナは悔しげにラッセルを睨みつける。
ラッセルが自分に何を言わせたいのかは分かっている。こうやって自分をいたぶっては、その反応を楽しんでいることも。
いつものことと言ってしまえば全くその通り、それだけのこと。
けれど、唯々諾々とラッセルの望むままになるのはプライドと羞恥心が許さなくて。
「そうですよね…カチーナ」
耳元で囁かれ、カチーナの身体がびくりと震える。
身体がかぁっと熱くなり、思考に靄がかかる。
変なことを言わされるのは嫌だけど、恥ずかしいけど……
ラッセルの望むとおりにすれば、ラッセルはあたしを……
それにあたしも本当は、こうやってラッセルに弄られるのは……
「カチーナ」
名前を呼ばれ、カチーナは恥ずかしげに目を逸らしながらぽつりと答えた。
「そ…………そう…だ」
ようやく望む答えを引き出したにもかかわらず、それだけでは満足せずにラッセルは言葉を続ける。
「何がそうなんですか?はっきり言ってくれないと分かりませんよ。それと、誰にもの言ってるのか…ちゃんと考えて喋ってくれないと」
「あたしは…わ、私はラッセルを……ラッセルを誘うために、わざとこんな格好でバスルームから…出てきました」
カチーナにそんなつもりが無かったのは百も承知しているが――なにせラッセルが勝手に部屋に入り込んでいることなど、カチーナは知らなかったのだから――彼女の口からそう言わせれば、それは事実になる。
事実と真実は違うもの。そう言ったのは、一体誰だったか。
「こんな格好って言いますけど具体的には?それと……どうして欲しくて、俺を誘ったんですか」
そんなことまで言わせるのかと、カチーナは羞恥心に涙が滲んだ瞳で再びラッセルを睨んだ。
323ラセ×カチ6/11:2005/05/08(日) 07:15:54 ID:TiUkInd9
しかしこういう時のラッセルは、それくらいで言動を翻す男ではない。
楽しそうに答えを待つラッセルの視線から逃げるように身をちぢこませ、
「こんな格好は……下に…何も履いてなくて、胸が見えそうで……」
「それだけじゃないですけど……まあ、いいでしょう。それから?」
「それと……私はラッセルに、お…襲って…欲しくて、わざとこんな風に……誘いました」
「へぇ……自分から襲って欲しいだなんて、随分積極的ですね」
突き放すような酷薄な言葉に、本気で泣きたくなる。
無理矢理言わせておいてそんな言い方……。
「……ごめん…なさい」
とてつもなく惨めな気持ちで謝罪する。
一体何に謝っているのかは自分でも分からない。そもそも何が悪いのか、誰が悪いのかも。
ラッセルによって強制的にどん底まで沈められた気持ちは、同じくラッセルによって最高まで引き上げられた。
「別に謝ることは無いないですよ。そういう積極的なカチーナも好きですから」
「ラッセル……」
今にも泣き出しそうだったカチーナの顔がぱぁっと明るくなる。
相変わらず感情表現が豊かな様に、ラッセルは目を細めた。
カチーナをいたぶって反応を見るのも、無茶なことを言って困らせるのも大好きだが、こうやって嬉しそうな楽しそうな顔を見るのが一番好きだ。
むしろ一番喜ばせたい、大切な相手だからこそ、時には苛めたくなるというべきか。
まあカチーナがそれを聞いたら、「時にはどころじゃない!」と怒るかもしれないが。
「ただ、こういうことした責任だけは取ってもらわないと」
「責任…?」
首を傾げるカチーナの手をラッセルが自身の股間へと導く。
導かれるままにカチーナが触れたそこは、既に固く勃ち上がりはじめている。
「何をすればいいのか……分かってますよね、カチーナ」
324ラセ×カチ7/11:2005/05/08(日) 07:17:50 ID:TiUkInd9
床にぺたりと座り込み、ベッドに腰かけるラッセルの脚の間に身体を置いて、カチーナは目の前のそれに懸命に奉仕をしていた。
「ん…………っはぁ……んんっ……」
両手で優しく扱きながら側面に舌を這わせる。
下から上へとねっとり舐めあげ、指先で先端を刺激していると、そこから漏れる透明な液。
ぺろぺろと先走りを舐めとってから、カチーナは先端を口に含んだ。
「……ちゅ……んっ、……ちゅ…っ…………」
「くっ……!」
自身を包むカチーナの咥内の温かさ、卑猥に動く舌と唇、根元や袋を刺激する柔らかな手の感触に、ラッセルが堪らず呻く。
「……なぁ…ラッセル…………気持ち…いいか……?」
先端を咥えたまま、カチーナが上目遣いで見上げてくる。
赤と緑の潤んだ瞳に唾液でぬらりと濡れた唇赤い唇。
わざと煽っているのだろうかと思いながら、ラッセルはカチーナの頭に手を置いた。
「はい…とっても」
「ん…そうか……」
簡潔な答えと優しく頭を撫でられたことに満足して、カチーナは嬉しそうに続きをはじめる。
時折脈打つ屹立したものを目一杯咥え込み、舌を添わせて頭を動かす。
「カチーナ……」
「むぐっ…………んむっ……、ん…っく…………」
咥内のものの大きさに辟易しながらも、射精を促す行為は止めない。
口全体を使い音を立てて吸い上げ、裏側を柔らかくくすぐり、時に先端を舌先で刺激する。
弱点を知り尽くしている丁寧な口技に、ラッセルの限界も否応無しに訪れて、
「っ…カチーナ、そろそろ……!」
「むぅ……ちゅ、ふぁ…………ん、いいぞ、いつでも…出せ……」
カチーナの口で奉仕を受けていたラッセルのものは、そのまま咥内に白濁した液を吐き出した。

「ん…んくっ…………っはぁ…」
こくんと喉を鳴らし、カチーナは口の中に勢いよく放たれた熱いものを飲み下した。
咥内に収まりきらず口の端から零れた分を指で拭い、ぺろりと舐め取り嚥下する。
苦味に眉を顰めながらも、何かに浮かされたかのように、自分が吐き出したものを残らず飲み込もうとするカチーナ。
白濁に汚された赤い唇に、間からちろりと覗く赤い舌。
淫猥な光景に、果てたばかりの自身が再び勃ちあがりはじめる。
ぽぉっとした表情で白濁の残滓を弄ぶカチーナを、ラッセルは膝の上へと抱き上げた。
325名無しさん@ピンキー:2005/05/08(日) 07:18:32 ID:mqga5VAu
 
326ラセ×カチ8/11:2005/05/08(日) 07:20:54 ID:TiUkInd9
自分の膝を跨がせる形で向かい合わせに座らせると、カチーナが胸に頭を摺り寄せてくる。
「ん〜…ラッセル……」
普段の彼女からは想像できない甘えた声と蕩けた顔に、ラッセルはくすりと笑う。
噂に名高い女鬼隊長殿のこんな声や顔を知っているのは自分だけ。そう思うと、非道く気分がいい。もっとも自分だけが知っているのは彼女の姿は、他にもたくさんあるのだけれど。
カチーナの腰を抱き金色の髪にキスを落とす。それに気付いたカチーナが顔を上げると今度は頬へ、額へ、唇へ。
その一方で空いている手をカチーナの秘部へと伸ばすと、そこは既に下着の上からでも分かるくらい濡れていた。
ぐっしょりと染みになっている箇所を下着の上から擦るだけで、カチーナが甘い息を吐き、身体を震わせる。
「……ふぁ、や…んっ……」
「カチーナのここ…すごいですね。全然触ってないのにこんなになってる。俺の舐めてて興奮したんですか?」
「違う、そ…んなんじゃ…ない……」
「へぇ、じゃあどうしてなんですかね」
揶揄するように言って、下着の横から指を差し入れ直接秘部に触れる。
柔らかな毛で覆われた秘部の裂け目を押し開き、連なる襞を丁寧になぞって肉芽を軽く刺激する。
そのままカチーナの入り口へと指を這わせようとしたが、自分の膝の上に座らせた体勢のせいか少々やりにくい。
少し考えて、ラッセルは縋るように胸に顔を寄せているカチーナに膝で立つよう促した。
「こう…か?」
理由はよく分かっていないながらも、ラッセルの言葉に素直に従うカチーナ。
言われたとおりの体勢になると、先程までとは目線が逆転する。
かなり身長差があるラッセルを見下ろすのは、何だか変な感じだ。
「そう、そんな感じで」
引き締まった尻をやわやわと撫ぜながら、反対の手をカチーナの入り口へと這わせる。
指の腹で入り口付近をなぞっていると、際限なく中から溢れ出る蜜が手を汚す。
中に指を埋め出し入れを繰り返すと、聞こえてくる蜜と空気の混ざるいやらしい音。
かき回すように指を動かし、きゅっと指を締めつけてくるそこを少しづつ広げゆっくりと指を奥へと進ませていく。
「……っ!や…ぁ……」
擦り上げるように中を刺激され、カチーナが大きく身体を震わせた。
327ラセ×カチ9/11:2005/05/08(日) 07:33:07 ID:TiUkInd9

反射的に逃げかけた腰を掴まえ、引き寄せたラッセルの目の前でふるりと揺れる二つのふくらみ。
わりと着やせするタイプなのか、普段のパイロットスーツ姿から想像するよりボリュームのある形のよい胸が、カチーナが刺激に反応するたびラッセルの目の前で揺れている。
そこまで意図してこの体勢にさせたわけではないのだが……これはなかなか良い光景だ。
秘所を弄る手は止めないままに、反対の手で目の前で揺れる乳房を揉みしだく。
既に固く尖りきった先端を指で捏ね、柔らかな双丘に顔を寄せる。
手だけでなく頬でも柔らかな感触を楽しんで、先端に吸い付くとぽかりと頭を殴られた。
「やっ…ちょ……吸うな、馬鹿…!」
「そんなこと言われても…目の前にあるんだから、しょうがないじゃないですか」
「そういう…問題か……っ、あぁ……」
構わず舌先で先端を転がし、時折軽く歯を立てたり吸い上げたりを繰り返していると、頭に添えられているカチーナの手に徐々に力がこもり、ラッセルの顔を胸に押し付けるような形になる。
少し呼吸が苦しいけれどこれもまた良し。
あくまで前向きに考えて、ラッセルはカチーナの胸に埋められる感覚を楽しんだ。
そうやって秘部と胸を攻めていると、中をかき回している指がきゅっと締め付けられた。
それと同時にカチーナが一際高い嬌声を上げ、次の瞬間、崩れるように膝の上にへたり込んでくる。
軽く達したのだろう、肩で息をしながらぐったりともたれかかってくる身体を受け止め、ラッセルは楽しそうにカチーナの金色の髪を梳いた。

「そろそろいいですか」
「あっ、うん……もう…大丈夫……」
まだ少しくらくらする頭を振り、カチーナはラッセルに預けていた身体を起こした。
その身体を抱き上げ、ベッドに横たわらせようとするラッセルに、
「このままするんじゃないのか?」
「それでもいいんですけど……カチーナが上はたっぷり楽しんだので、今度は俺が上の方がいいなーと」
「…………このスケベ」
「なんとでも」
そんな会話がなんだかおかしくて、二人は顔を見合わせて笑った。
328ラセ×カチ10/11:2005/05/08(日) 07:34:04 ID:TiUkInd9
仰向けに寝かせたカチーナの脚を持ち上げ、顕わになった秘所に自分のものをあてがう。
「いきますよ」
「ああ……」
愛想の無い、しかし何かを期待する声に急かされるように、ラッセルは一気に自身を突き入れた。
「ひ………………ぁ…ゃぁ…………」
脳天まで貫かれたかのような衝撃に、カチーナがビクンッと背中を反らせ、声にならない悲鳴を上げる。
「くぅぅっ…カ…チーナ……」
ラッセルもまた、目のくらむような快感に、思わず声を漏らした。
すぐに動くといきなり達してしまいそうで、しばらくカチーナの中を堪能する。
根元まで差し入れた自身にねっとりと絡み付いてくる熱い肉の感触。それだけでもう頭が焼けそうになる。たまらない。
「…………ッ…セル……」
聞き逃しそうなほど小さな掠れた声で名を呼ばれ、目を開けるとカチーナが力無くこちらに手を伸ばしていた。
顔を近づけると首に手を回され、引き寄せられる。そのままどちらからともなくキスを交わす。
舌を絡めあう水音に、それよりも粘性の高い、もう一つの水音が混ざりはじめた。
始めは浅くゆっくりと、次第に深く激しく出し入れを繰り返すたびに、ぬちゅぬちゅといやらしい、蜜の混ざり合う音がする。
「あぁっ……っぁ!…はぁ、や…んん…はぁ…」
一回り太いラッセルの先端が、カチーナの中を擦り上げる。抽挿のたびに奥へ奥へと進むそれに、いいように突き上げられ、カチーナの目から涙が零れる。
舌でカチーナの頬に伝わる涙を舐め採りながらも決して腰の動きは止めない。
「やぁっ、もう………め………」
一際強く締め付けられ、ラッセルもそろそろ限界を迎えそうになる。
ラッセルの様子と、自分の中でぐっと膨らみ、一層中を刺激するラッセルのものにそのことを察し、
「んぅ…あっ……ラッ…セル……あ…たし、あたし……」
カチーナは今日はこれまで言えなかった一番大切な言葉を、そっとラッセルに伝えた。
この上なく嬉しいその言葉に微笑んで、
「俺も…………カチーナ……」
間髪いれずに注ぎ込まれた熱いものに、カチーナも絶頂を迎えた。
329ラセ×カチ11/11:2005/05/08(日) 07:36:09 ID:TiUkInd9
今日も今日とて威勢のよい怒声がヒリュウ改の格納庫に響き渡る。
怒声の主はもちろん赤いパイロットスーツ姿の若い女性。
ちなみに今日の被害者は、タスクではなく若い新人の整備員だ。
そんなヒリュウ改の風物詩をいつものように収めた苦労人ラッセルに、ブリットは労うように缶コーヒーを手渡した。
「お疲れさまですラッセル少尉。よかったらこれ、どうぞ」
「あぁ、ありがとうございます」
「ところでその…以前から一度聞きたかったんですけど……」
どう表現すれば一番失礼にならないか精一杯頭を悩ませながら、ブリットはおずおずと切り出した。
「毎日ああやってカチーナ中尉の、その…何て言うか……面倒見てて、正直…ストレスとか溜まらないんですか?」
ストレートな問いにラッセルは思わず苦笑する。
自分とカチーナの関係が周りからどう見られているのか、自覚が無いわけではないのだが。
「好きでやってることですし、もう慣れました。それに自分と中尉の場合、昼と夜でそれなりにバランスが――」
ゴスッ
突然どこからか飛んできたぶ厚いファイルが、ラッセルの後頭部に直撃した。
「悪いラッセル、手が滑った」
頭を抱え蹲るラッセルに、床に落ちたファイルを拾い上げながら、全く悪びれない様子でカチーナが謝罪する。
「す、滑ったって中尉……」
今のはどこからどう見ても、明確な意図を持って投げつけたようにしか見えませんでしたけど。
激しくそう突っ込みたかったのだが、実際に口に出すだけの勇気は……ブリットには無かった。

「痛っぅ〜……普通いきなりそんなもの投げますか」
後頭部を擦りながら、ラッセルが抗議の視線を送る。
「お前が馬鹿なこと口走ろうとするからだろうが、自業自得だ」
冷たく言い放ち、さっさとこの場を離れようとするカチーナの肩をラッセルが掴まえる。
肩に置かれた手を振り払おうとするカチーナの耳元で、
「今日は中尉が俺のところに来てくださいね。待ってますから」
そう囁くと、ラッセルは何も無かったかのようにいつも通り仕事へと戻って行った。
逆に取り残された形になったカチーナは、ラッセルの言葉を反芻し、一人密かに顔を赤くした。
330名無しさん@ピンキー:2005/05/08(日) 07:41:03 ID:mqga5VAu
リアルタイム超GJ!!
331ラセ×カチしゅーりゅー:2005/05/08(日) 07:42:56 ID:TiUkInd9
以上です

あわわわわ、思ってたより長くなっちゃった……
初めて投稿規制くらっちまったし

長文連投すいません
では、お目汚し失礼しました
332名無しさん@ピンキー:2005/05/08(日) 07:43:45 ID:ooFvxu3L
リアルタイム2号超GJ!!
333ATA ◆WfJM6asPOs :2005/05/08(日) 08:29:11 ID:UkLA7VaO
書きながら寝てしまい、リアルタイム逃した…orz
こんなラッセルもなかなかありですなぁ…。とにかくGJでした!
さて、今夜のうpを目指してもう一踏ん張りします。
334名無しさん@ピンキー:2005/05/08(日) 08:38:20 ID:sr4NRXJ3
d(・∀・)イイ!
やっぱしカチーナ様は夜は受けに回るのが乙ですな〜
GJですぞ!
335名無しさん@ピンキー:2005/05/08(日) 10:51:15 ID:Smt3MxPJ
んはよう。そして乙でありまふ。
カチぽんの胸の大きさはけっこう謎だなぁ(え
336名無しさん@ピンキー:2005/05/08(日) 11:08:04 ID:mqga5VAu
それはもう鍛えた大胸筋のぶん上乗せされてますから
寝転んでも形が崩れない驚異のハリですよ


・・・すみません殺気を感じたのでこれから逃げられるだけ逃げます
337名無しさん@ピンキー:2005/05/08(日) 11:11:56 ID:tyIp++R/
ラッセル「こ、こいつは…>>336の死体…?一体どうしたというんだ?」
338名無しさん@ピンキー:2005/05/08(日) 11:48:01 ID:BiFgRN7y
マジレスすると筋肉つけすぎると乳はちっこくなるんでつよw
まぁリューネとかは例外として(ぐは
339遥かなる戦い ◆eNrmrA2aRY :2005/05/08(日) 12:48:11 ID:5L0k6rfs
(*´д`)ハァハァ…
きーちく気味なラッセとオシカチっぽいカチーナ
GJ!!ツンデレはいいなぁ…


PS:PM10:00〜でいいっスか?
340名無しさん@ピンキー:2005/05/08(日) 18:01:21 ID:UUMzYJAP
このこ〜いごころはえ〜いえん
イヌみ〜みに誓うよ〜

とスレイがカラオケでアイビス相手に熱唱する電波を送ったのはこっち(エロパロ)の住人?




いや、ネコミミ学園とか一般相手に出しても石投げられるだけだろうしさ
341317:2005/05/08(日) 18:21:20 ID:TiUkInd9
皆様レスサンクスです。
かなり性格変わり気味なので受け入れてもらえるかドキバクだったんですが、
楽しんでいただいたようでホッとしてます。

ちなみに、カチーナの胸のでかさは完全に趣味です。ええ、趣味ですとも。
設定画見る限りではそれなりにあるような、そこそこのような微妙な感じだった
ので、書きたいように書いちまおうと。
そう、垂れない程度にでかい乳!これこそ人類の夢、希望、ロマン!
駄菓子菓子
カチーナであれば微乳だろうがなんだろうがなんでもオッケー!
小さめの胸を気にするカチーナタン(*´д`)ハァハァ…
けど、寝転んでも崩れないような胸はいやん。固い胸は男だけで十分……。
342名無しさん@ピンキー:2005/05/08(日) 19:42:55 ID:+bKkvhTb
> 「いやいや、触れ合った胸と胸がきもちいーなーとか」
> 「・・・ぁ!」
>  途端、葵は弾け飛ぶように飛びのいて縮こまった。真っ赤になって上目遣いに龍麻の様子を覗う。
> 「いやいや、結構なものをお持ちで・・・」
> 「そ、そんな、私なんて・・・」
>  ごにょごにょと呟いている葵に龍麻は今度こそ本当に微笑んだ。
> 「ま、気にしない気にしない。女の子同士だし。なんならあたしの揉んでみる?やらかいよ?
> それに、体鍛えてるから仰向けになっても形が崩れない!脅威の張りをご賞味あれ!」
> 「それ、凄い・・・じゃなかった、そんなはしたない・・・」

コウイウノ期待
343名無しさん@ピンキー:2005/05/08(日) 21:36:30 ID:mp29ELGw
真人スレでしかも女主かよw
344名無しさん@ピンキー:2005/05/08(日) 21:43:32 ID:iA8TXjoU
個人のサイトから持ってきたもんじゃないか?
勝手に人の作品をコピペするような奴がいると
職人さんの気力が下がると聞いたが大丈夫ですか?
(他人の作品への扱いがそんなものということは
ここに上がっている作品もそんな風に扱う、
ととれるそうで。)
345名無しさん@ピンキー:2005/05/08(日) 21:55:01 ID:UUMzYJAP
>344
まづ職人云々の前に叩きが出るだろ
おまいみたいな
346名無しさん@ピンキー:2005/05/08(日) 22:01:08 ID:mp29ELGw
個人サイトのコピペだね。ぐぐったら引っかかった。
叩かれても仕方ないが、以降スルーしましょうや。
347名無しさん@ピンキー:2005/05/08(日) 22:09:54 ID:iA8TXjoU
>>345
いや、前出来立てのスレで、1さんが職人さんが来るまで
盛り上げましょーってことで、適当なのコピペしてたら
後から来た人にきっつく言われてて心配したのさ。
その辺はスレに寄る所だから、聞いてみたんだけど
気をつかったつもりだったんだけど、叩きに見えたらごめんね。
348遥かなる戦い ◆eNrmrA2aRY :2005/05/08(日) 22:21:44 ID:5L0k6rfs
待っている人(いるのか?)ゴメンなさいっ!!
風呂入ってくるから、ちょっと待ってて!
投下は11:00〜で
ほんっとすまん!!
349名無しさん@お腹いっぱい:2005/05/08(日) 22:47:24 ID:67gx31h0
まってます(・∀・)
350ATA ◆WfJM6asPOs :2005/05/08(日) 23:07:31 ID:UkLA7VaO
>遙かなる戦い殿
儂も楽しみに待ってますぞ。

自分は後半日ほど待って頂きたい。なぜか明日も休みなので上げられないと言うことはないですが。
なんかエキドナメインになっとります。3P期待してた方々には先に謝っときます。
351遥かなる戦い ◆eNrmrA2aRY :2005/05/08(日) 23:11:58 ID:5L0k6rfs
ATA氏、乙であります!

じゃあ投下します
違和感スルーの方向で
さすがに導入部ですから
352遥かなる戦い〜私立スパロボ学園・高等部〜:2005/05/08(日) 23:15:52 ID:5L0k6rfs
ゼオラ「お〜い、アラドォォォ!」
 教室の向こう側から銀髪の女の子が駆け寄ってきた
 彼女の名前は、ゼオラ・シュバイツァー
 成績優秀で、ちょっと勝気な性格の彼女は、クラス2−Dの学級委員長でもあり
 そして学園高等部の中でも1位2位を争う巨乳っ娘である

アラド「んだよ、朝っぱらから…頭に響く…」
 彼の名はアラド・バランガ
 成績はお世辞にも良いとは言えはないが、スポーツは万能でサッカー部に所属している
 ゼオラとは幼稚園からの付き合いであり
 小中高と全て同じクラス、そして家も隣の典型的な幼なじみ
 そんなゼオラとアラドが朝っぱらから話をしているのは、ごくごく日常的な光景

ゼオラ「あのね、教育実習生でオウカ姉様が来るんだって!」
アラド「えっ?オウカ姉さんが?」
 ゼオラの口から懐かしい響きの名前が零れる
ゼオラ「そう!ほらっ、姉様は教育学部じゃない?
   その場合、母校で教育実習するのが恒例なのよ」
 オウカ…詳しいことは後で説明するが、アラドやゼオラは彼女に久しく会っていなかった
 その為、久しぶりに会うのが嬉しいのか、ゼオラは満面の笑みを浮かべる
 そんなゼオラの行為をいつもの事だと思いながら、頭の片隅に沸く違和感のようなものを口にする

アラド「へぇ〜、ていうかさぁ…お前いい加減、姉“様”っての止めないか?
   別に俺達、家来とかじゃないのに…」
 しかしゼオラは…
ゼオラ「いいの!姉様は姉様なの!昔からそうなの!」
 身を乗り出して、そう主張するゼオラ…アラドの位置からだと薄手の夏用制服の襟の部分から
 白い下着が見えてしまっていたが、いつもの事なので気にしない
353遥かなる戦い〜私立スパロボ学園・高等部〜:2005/05/08(日) 23:17:29 ID:5L0k6rfs
アラド「耳元で怒鳴んなよ…へいへい…分かった…んで、いつ来るの?」
ゼオラ「今日!」
アラド「はっ?」
ゼオラ「だから今日。今日から2週間、こっちでやるんだって!」
 教育実習生が来ることは知っていたし、1年の時もちょうどこの時期に来ていたそれなりの予想はたつ
 しかし、それが今日からだとは…
アラド「き、今日から?…そりゃ、随分と急な話だな」
ゼオラ「しかもうちのクラス担当だって…あっ!来たみたい!席に戻るわ!」
アラド「ちょ、ちょっと待て、うちのクラスって…」
 アラドが何かを言いかけた時
「 こ ら っ !! 席 に 着 け っ !! 」
 教室内に凄まじい怒声がほどばしった
354遥かなる戦い〜私立スパロボ学園・高等部〜:2005/05/08(日) 23:18:55 ID:5L0k6rfs
 突然、教室のドアが開き、男が入ってきた…彼の名前はカイ・キタムラ
 2−Dの担任であり、男子体育教師、そしてアラドの所属するサッカー部の顧問である
 しかも、教育指導も兼任しており、学生の間で『鬼のキタムラ』と呼ばれるほど…
 その険しく、老けた顔つきからは想像できないが
 彼の年齢はまだ30代であり、根は生徒思いの熱血教師

カイ「よ〜し皆、座ったな
  …昨日話したが、今日からお前達と過ごす教育実習生を紹介する。…入りなさい」
「はい」
 声が聞こえて、シンっと静まり返るクラス
 そして、教室にある女性が…
 オウカ・ナギサ…この学校の出身者であり、3年前の生徒会副会長を努めた人物である
 成績優秀、容姿端麗、性格は温和で面倒見が良い
 そのせいか、同学年からだけではなく後輩からも慕われていた
 そしてアラドやゼオラの近所に住んでいて、彼らは昔から面倒を見てもらっていたのだ

 彼女が教室に入った途端、クラス中に歓声が沸き起こった…そうとう知名度が高いらしい
 いや、単に綺麗な実習生が入ってきたからだろうか…
カイ「静かに!…ウオッホンッ
  ええ〜、彼女は2年前の卒業生で、お前達の中にも
  知っている人がいると思うが…とりあえず自己紹介」
オウカ「はい。付属大学の教育学部2年、オウカ・ナギサといいます。
  今日から2週間、2−Dの皆さんと一緒に楽しく過ごしていきたいと思います
  至らない点などが多々ありますが、どうか宜しくお願いします」

 初々しくも凜とした口調、そして非常に整った顔立ち…
 自己紹介が終わると、教室中から割れんばかりの拍手と歓声が広まった
 2年前といったが、この学園は小等部から大学まであるため
 直接同じ期間を過ごしたことの無い生徒でさえも、彼女のことを知っていた
 それは学園のシステムだけではなく、ひとえに彼女の人望のおかげでもあった
カイ「よしっ、自己紹介が終わったところで、今日の連絡を…」
355遥かなる戦い〜私立スパロボ学園・高等部〜:2005/05/08(日) 23:21:37 ID:5L0k6rfs
 時間は変わって昼休み…アラドは屋上にいた
 隣には仲の良い3年のタスクとブリット
 三人は中等部からの付き合いで、別名『三バカトリオ』と呼ばれている
 こういう晴れた日には三人で屋上に上がって、よく昼飯を食べるのだ
 彼らの手元には、食堂で買った手作りパンと紙パックの飲み物
 余談だが、彼━アラドは昼休みの焼そばパン争奪戦の2代目チャンピオンで
 いまだかつて焼そばパンを取り損ねたことはなかった
 これは去年から始まったものである…ちなみに初代は3年生のある女子らしい
 (そんな事はどうでもいいって?)

 季節は初夏…
 春に芽吹いた草花の薫りや遠くの海から吹いてくる潮風
 それらに乗って徐々に夏の薫りが近づいてくる…

 ……そんな季節だった……

タスク「そんでアラド、お前のクラスに、オウカ先輩が来たんだってな?」
アラド「ええ、そうっスよ。教育実習生って事で」
 今の3年生なら、ほとんどの生徒がオウカの事を知っている
 それに加えて、自称『愛の伝導師タスク・シングウジ』としての情報網
 学園内の色恋沙汰や美男美女の存在は、全て彼の頭にインプットされているのだ

ブリット「へぇ〜…どんな感じだった?」
アラド「どんな感じって…んん〜…なんか『大人』って感じっスかね?」
タスク「ああ、分かる分かる!昔からそんな雰囲気だったもんな!
   しかも教育実習生だからスーツ着てたんだろ?」
ブリット「ならなおさらだな…しかし、久しぶりだな…俺もよく面倒を見てもらったよ…」

 彼女と共に同じ学園内にいたことのある二人は、思い出に更けるかのように腕組みして頷いた
 奇しくも同じポーズ…
356遥かなる戦い〜私立スパロボ学園・高等部〜:2005/05/08(日) 23:26:04 ID:5L0k6rfs
アラド「それでうちの学校にいた時のオウカ姉さんってどんな感じだったんスか?」
タスク「“姉さん”?お前先輩の身内か何かか?」
アラド「いや、家が近所なもんで、昔からそう呼んでるんスよ」
ブリット「そうか…“姉さん”か…いいよな…」
タスク「何言ってんだか…お前には、クスハちゃんがいるじゃねぇかよ」
ブリット「そ、そういう事を、自然に言うなよ!」
タスク「今更、恥ずかしいのかよ!?」
ブリット「あ、当たり前だろ!」
 クスハ絡みになると、タスクがブリットを茶化すのも当たり前
アラド「あの…」
タスク&ブリット「何だ?」
アラド「まだ食い足りないっス!食堂に行きましょうよ!」
 これもいつもの反応…アラドの早弁は、登校時から昼食まで3人前食べなくては気が済まないらしい
ブリット「余計に買っておけば良かったのに…」
タスク「お前…まだ食べんのか?…まぁ早弁でほとんど食っちったし…よし、行こうぜ」


 三人が食堂へ向かった、その途中の保健室では…

クスハ「これは…ここ…うん!」
ゼオラ「せんせっ、終わりました!」
エクセレン「うん、そうよ、後はお昼にしましょ!」

 通常、保健医のエクセレンとレフィーナが常駐している部屋だが
 昼休みになると、保健委員のラミア、クスハ、そして手伝いとして、ゼオラが昼食を食べに集まってくる
 今回は元保健委員のオウカも一緒だ
357遥かなる戦い〜私立スパロボ学園・高等部〜:2005/05/08(日) 23:29:38 ID:5L0k6rfs
レフィーナ「久しぶりですね。こうやって昼食を採るなんて」
オウカ「そうですね…卒業するまでお昼は保健室でみんなと…というのが習慣でしたから」
ラミア「モゴモゴ…ひゃっはん、へんはぁばひふぁひはふへふへほ
  (若干、メンバーが違いますですけど)」
エクセレン「そう言えば、ゼオラちゃんは初めてだっけ?」
ゼオラ「はい、オウカ姉様と食事すること自体、久しぶりです」
オウカ「最近は大学が忙s」
エクセレン「…あっ、もしかして彼氏ができたとか?」
 言い終わるか終わらないかの寸でのところでエクセレンの悪い癖が発動してしまった
オウカ「違います!そ、そんな事は!」
エクセレン「あらまっ、そんなに慌てて…怪しいわね…」クスハ「また始まった…」
 クスハはいつものように傍観の姿勢を保つ
 これが昼休みのいつもの光景だ

 保健室の前を通りかかった時、何やら中から聞こえてくる
 アラドだけは気が付いたのだが、タスクとブリットは気付かないらしい
アラド「何か聞こえる…」

 爽やかな正午の保健室はエクセレンの独壇場と化していた
エクセレン「ねっ?私たちの仲じゃない!言いなさいよ!」
オウカ「だ、だからいませんって!」
ゼオラ「オウカ姉様美人だから、言い寄ってくる人とかいるんでしょ?」
オウカ「ゼオラまでぇ、もう…」
 やっぱり恥ずかしいのか、顔を紅潮させて否定する
レフィーナ「私もそんな人がいたらなぁ…」
エクセレン「レフィーナちゃんはいるでしょう?小野寺先生が」
 こちらも顔を真っ赤に染めた
レフィーナ「小野寺先生とは別に何も…男の人とかよく分からないんですよ」
エクセレン「またまたぁ!」

ブリット「アラド!?何やってるんだ?いくぞ!」
アラド「は、はい!(オウカ姉さんの…彼氏…か…)」
358遥かなる戦い〜私立スパロボ学園・高等部〜:2005/05/08(日) 23:32:42 ID:5L0k6rfs
 やっと食堂の売店に辿り着いた三人
 この時間は混み合っていて席がとれないのが普通である。案の定の満席。

タスク「かぁー、相変わらず満席だなぁ…」
ブリット「しょうがないか…パンだけ買って食うしかないぞ?」
アラド「そうっすね…」
 仕方なく売店に向かう
 するとそこには…

レーツェル「やぁ三人とも!今日は何にするのかな?」
 レーツェル・ファインシュメッカー
 謎の料理人として学生の間に広く知れ渡っている人物である
 かつては三ツ星レストランで働いていたのだが、何を思ったか、この学園の調理師に転職
 以後、料理研究会と、自身の趣味を活かして乗馬部の顧問を勤める、謎の男
 ちなみにこの学園の出身者で、剣道部顧問のゼンガー先生とは学生時代からの親友

タスク「レーツェルさん、おすすめは?」
レーツェル「ふむっ、焼そばパンは売り切れてしまったからな…
   …レタスハムサンドならあるが?」
タスク「じゃあそれ!…っておい、アラド!
  何ボケッとしてんだよ?お前が食べたいって言ったんだろ?」
アラド「へっ?あっ、はい!じゃあ俺もソレ」

 さっきの保健室の話が気になったのだろうか…アラドは妙にそわそわしていた
 気にはなっていたが、あのまま彼女達の話に加わるわけにもいかない
 そんなもどかしさを胸に秘め、買ったパンに噛り付く…

アラド(…オウカ姉さん…)
359遥かなる戦い〜私立スパロボ学園・高等部〜:2005/05/08(日) 23:34:37 ID:5L0k6rfs
 その夜…
 遅くまでテレビを見ていたアラド
 時刻は深夜1時、彼の部屋から見えるゼオラの部屋も、明かりが消されていた
(もうこんな時間かよ…トイレ行って寝よ…)

 そうしてトイレで用をたしていると、小さな窓の向こう側に明かりが見えた
 その方向は…そう…オウカの家だ
 しかも真正面は彼女の部屋…その隣のラトゥーニの部屋は明かりが消えていた
 すでに就寝してしまったことが伺える。深夜まで起きている事もあるだろう…そうは思ったが
 
(こんな時間に何してるんだろう?)
 アラドは昼間のあの一件からオウカの事が気になっていた為、悪いとは思いながらも彼女の部屋を覗いてみた
 幸い?カーテンの隙間から中の様子が伺える。首を延ばし目を凝らしてみると
 そこには彼の目には信じられない光景が広がっていた

(ね、姉さんが…)
 部屋の中で、オウカはベッドの上に仰向けになりながら、自らの手で自らの股間を愛撫していた…
 いわゆるマスターベーション、またの名を自慰行為…
 そのすらりとした肢体をくねらせて、もぞもぞと蠢いているのが見て取れる
 その光景に興奮してきたのか…アラドの一物は、徐々にその硬度を増していった
 そして高鳴る鼓動の中、興奮のあまりに自分のソレを手で擦り始める。抑えられない性欲…
(お、オウカ…姉さんが…んっ!…)
 声は聞こえないが、その様子ははっきりと分かる
 左手で自分の胸を撫で回しながら、残る右手で秘部を愛撫…
 顔の様子は分からないが、おそらくは自慰による快感で、目を潤ませ頬を紅潮させているのだろう…
 それらはあくまで予測だが、時折見えるピンッと張った足がそれを物語ってた
「あっ…ん…くっ…ぁっ!…んんっ!」
 日頃の妄想と眼前の現実、その狭間で興奮が最高潮に達してしまったのか、勢い良く白濁色の液体を噴出させてしまった
 やがて猛りが治まった。すると今度は、オウカに対する欲情が腹の底から吹き出してくるのだ。
 しかし、相手は昔から面倒を見てもらっていた人…躊躇う気持ちがするのは当然のこと…
 彼の胸の中を激しい葛藤が渦巻く…頭では分かってはいるのに…分かっては…
360遥かなる戦い〜私立スパロボ学園・高等部〜:2005/05/08(日) 23:37:11 ID:5L0k6rfs
 そして2週間の時が経過した
「あの、ブロウニング先生…ご相談があるのですが…」
 放課後の保健室。西の空を赤い夕日が染め、日も傾きかけていた。
 新任養護員のレフィーナは、何故かオドオドした様子である
「どうしたの?そんなに改まって…?」
「あの…こんな話を学校でするのは大変不謹慎なのですが…」
 とは言うが、エクセレン相手に不謹慎も何もない。
 彼女の色恋好みの前には、大抵の事も軽いことだと思えてしまうのだから
「な〜に?いいわよ。生徒も居ないし」
「あの…上手なえっちの仕方って…分かりますか…?」
 予想外の言葉がレフィーナの口から発せられた。
 彼女をそんな事を言う人ではないと思っていたので、さすがのエクセレンも驚愕の色を隠せない

「ちょ、ちょっとどういう事!?」
「じ、実は…」
………………………………………………………………
「なんだっ!やっぱり小野寺先生と付き合ってたの!?」
「黙ってて、す、すみません!これは秘密にしておいて下さい!!」
「別にいいわよ…つまり、小野寺先生とのHは、彼がただガッつくだけだから、貴方からも何かしたいと?」
「ええ…まぁ…そういう事です…」
「じゃあねぇ…ゴニョゴニョ…」
「ええ!そんな事を!」
「あったりまえでしょ!?このくらいやればイチコロよ、イ・チ・コ・ロ♪」
 やっぱり顔を真っ赤にするレフィーナ。その様子を見て内心楽しむエクセレン。

「そ…そうですか…よしっ、今度使ってみてみよう!」
「うんうん♪あっ、そう言えば今日の宿直は彼だったわ。これはチャンスよ、せんせっ!」
「は、はい!頑張ります!」
361遥かなる戦い〜私立スパロボ学園・高等部〜:2005/05/08(日) 23:44:04 ID:5L0k6rfs
 その日、カイが出張に行っていて部活が休みだったアラドは、幾分早足で実習生控え室に向かっていた
 この時間、ほとんどの職員や生徒は、部活に行っているかすでに帰宅している
 ごく少数の教員が職員室にいるだけだった。彼の目的は一つ。
 明日で実習期間が終わってしまうオウカに言っておきたいことがあるのだ。
 いつぞやの一件から、彼女と話をするのも、そればかりか目を合わせるのも恥ずかしかった。
 でも、そんな日々も明日で終わる。もう二度と会えないかもしれない。
 …そんな思いが彼の頭の中を駆け巡っていた…

 その途中、控え室へ続く廊下でレーツェルと出くわしてしまう
「ん?アラドじゃないか。こんな時間にどうしたんだ?」
「レーツェルさん!」
 さすがにビックリしたのか、もの凄い速さで振り替えった
 明らかにいつもと違うアラドに少しばかりの違和感を感じるレーツェルだが、
 彼自身、あまり細かい事は気にしないらしい…

「お、俺はちょっと用事で…レーツェルさんこそ、どうしてこんな時間に?」
「ふむ。実は宿直を頼まれてな…本当はテツヤ君がする予定だったのだが…
 教育委員会から呼び出されたらしくて、今日だけ代わりに頼まれたんだ」
 今のアラドにとって、そんな事はどうでも良かった。
 ただ怪しまれないようにしようとしていただけなのだ。それでも十分怪しかっが…
 この場合、相手がカイなら色々と探られていたが
 今回はレーツェルだったため、さほど怪しまれずに済んだ。

「そ、そうスか!じ、じゃあ俺はこれで!」
「ふむ…早く帰れよ!」
「は、はいっ!」
 そして先程より幾分スピードを早めて歩きだす。控え室に向かって…
362遥かなる戦い〜私立スパロボ学園・高等部〜:2005/05/08(日) 23:47:19 ID:5L0k6rfs
 実習生控え室…オウカはパソコンの画面に向かっていた。
 おそらく明日の研修授業の為の原稿を書いているのだろう。幸いな事に、部屋の中には他に誰もいない…
 空は既に闇に包まれ、他の生徒も教員も、既にその大半は帰宅していた。

「ね、姉さん!」
「あら、アラド。どうしたの?こんな時間に…」
「じ、実は…ゴクリ…話があるんだ…」
「何?そんなに慌てて?…まぁ、こっちに来なさい」
「あ、ああ…」
 優しい口調で誘導されて、それにおとなしく従うアラド。焦ったら元もこもない。
 彼のわずかに残った理性がそう告げる。しかし、それもすぐに消えてしまう…
「それで…何かしら…?」
 オウカの顔を見ると、心臓がバクバクと脈を打つ。いつもより呼吸が荒くなる。手にも汗が溜まる。
 いつもと何かが違う…オウカはそれには気が付いていたが、あまり気にも止めていなかった。
 ……それが後に起こる事の予兆とは知らず……

「いいわよ。遠慮せずに言って」

「姉さん!!俺…俺っ!!」
363遥かなる戦い〜私立スパロボ学園・高等部〜:2005/05/08(日) 23:50:41 ID:5L0k6rfs
 一方、宿直室では…
「ふむ。なかなかの味だ…我ながら実にト(ry」
 自分で夕食を作り、それを堪能していたレーツェルは、備え付けのテレビを見ながらくつろいでいた。
「ふむ、やはり今シーズンも『ブラック・トロンベ』は好調だな。」
 本当は『ブラック・タイガース』という球団名なのだが、なぜか黒=トロンベと脳内自動変換してしまうらしい
「やはり足の早さでは群を抜いているな。まさにダイヤモンドを駆け抜ける竜巻!」

 その時…“トンッ…トンッ…”
 ゆっくりとくつろいでいたレーツェルの宿直室のドアがノックされた。
 心なしかぎこちないノック音。この時間に人が来るとは思いもよらなかった。
「どなたかな?こんな時間に…」
 “カチャッ”
「あ、あれ!?レーツェルさん、どうしてここに!?今日は小野寺先生が宿直じゃあ…」
「その事なのだが…ふむ…ここではなんだ…まぁ入りなさい。食事も用意してある。」
「えっ…でも…」
「いいからっ、入り給え。」
「えっ、じゃあ、お邪魔します…」
 部屋のなかに通されるレフィーナ。部屋の中は意外と整理されていて必要以上の備品は置かれていなかった。

「それで小野寺先生は…」
「実はカクカクシカジカで…今日は代わりに私が…」
 事情を話したレーツェル。聞く側のレフィーナの方は心なしか淋しそうだ…
 事態を推測したレーツェルは、そんな彼女を勇気づけようと自分の手料理をすすめる。

「そうですか…」
「しかし君は幸運だ。私の料理が味わえるのだから…
 さぁ、遠慮せずに食べてくれ給え!」
364遥かなる戦い〜私立スパロボ学園・高等部〜:2005/05/08(日) 23:53:40 ID:5L0k6rfs
 最初は少し躊躇ってはいたが、テツヤもいないし、このまま帰るのももったいない。
 それにちょうどお腹も減っていた。流れに従い、素直に料理を味わうレフィーナ。
「そ、そうですね…それじゃあいただきます……んんっ!美味しいっ!」
「それは良かった。ささやかながら、ワインもあるが…これもどうかな?」
「はいっ!いただきます!」
 彼女は言われるがままに、レーツェルの料理を堪能した。味はやはり一流。
 しかも、彼が持ってきたワインも味わってしまう。
 しかしこのレフィーナ、普段はおとなしい性格なのにアルコール分が入ると、かなり大胆な性格に豹変してしまうのだ。
 そんな事はつゆしらず、さらにワインを勧めるレーツェル。
 本当は宿直に酒類は持ってきてはいけないのだが、ありえないほど酒に強いレーツェルのこと。
 ワイン如きでは酔うはずもない。そう考えて持参してきたのだが…

「ふぃぃぃぃ……ところでれーつぇるさんは…えっちしてましゅかぁ?」
 案の定、上機嫌に酔っ払うレフィーナ。
 レーツェルも最初、少しは戸惑ったが、次第に彼女に馴れ始めていた…そんな矢先…
 まさか彼女の口から…そんな言葉が出てくるとは…
「き、急に何を!?」
「あれれ〜…したことあるんれしょ?」
「さ、酒が入ると、性格が随分と変わる者がいるが…まさかここまでとは…」
「ああん、もう〜…れーつぇるさんったらそんな顔してぇ…そんな顔したらこうだぞぉっ!!」


 【プレイヤー選択シナリオ分岐点】
 →控え室へ行く
 ・遥かなる戦い〜放課後の蜜月〜【アラド×オウカルート】

 →宿直室に残る
 ・遥かなる戦い〜駆け抜けろ、竜巻の如く!〜【レーツェル×レフィーナルート】
365遥かなる戦い ◆eNrmrA2aRY :2005/05/08(日) 23:55:57 ID:5L0k6rfs
とりあえず前編終了です
導入ということで雰囲気を感じてもらえれば、それでいいっスよ
プレイヤー選択云々は、いつもと同じです
366名無しさん@ピンキー:2005/05/09(月) 00:01:10 ID:miF3ih9W
乙でありまふ!
学校ネタいいな〜。

選択は・・どっちも見たいんで選べませんw
367名無しさん@お腹いっぱい:2005/05/09(月) 00:37:04 ID:EiCKEXKc
激しく乙
リアルタイムばんざーい
368名無しさん@ピンキー:2005/05/09(月) 00:38:44 ID:WqagPveN
>>365
乙&GJ

>身を乗り出して、そう主張するゼオラ…アラドの位置からだと薄手の夏用制服の襟の部分から
>白い下着が見えてしまっていたが、いつもの事なので気にしない

学園モノらしい、こういう描写かなり好きです。

選択は・・・
桜花姉様大好きな自分は、控え室に進みたいという気持ちがモリモリ湧いていますw
369名無しさん@ピンキー:2005/05/09(月) 01:46:35 ID:s29AFUbc
>>365
GJであります。
やはりトロンベは無茶苦茶なのが素敵ですね。

が、控え室ルートを希望します。
370名無しさん@ピンキー:2005/05/09(月) 03:07:54 ID:qN/9qFDz
>>365
控え室キボンヌ
371ATA ◆WfJM6asPOs :2005/05/09(月) 03:22:29 ID:3+RAKsTK
乙&GJでした。
やはり、私としては
駆 け 抜 け て 戴 き た い

第四部一通り書いたのですがラウンド構成を再構築中です。
(対エキドナ、対ラミア、デスマッチw)
時間かかってる割には結構短い気がします…。
場合によっては修正っつーか書き直しもあるかと思うのでもう少しかかります。
372名無しさん@ピンキー:2005/05/09(月) 04:22:24 ID:uxN7ieo9
神きたぁ
373ATA ◆5pGC8VCIiI :2005/05/09(月) 16:15:00 ID:6Vn7ZMEe
ようやく完成したので投下します。
修正するといいましたが、半分以上書き直しました。
それでも作品としていまいちのような気がしますが…。
374墜ちてきた男 〜危険な人形遊び〜:2005/05/09(月) 16:17:52 ID:6Vn7ZMEe

「これも隊長のためでございますですので…」
ラミアはそう言うと、陰茎を挟み込んだ自分の胸を上下させる。突然の強い刺激によりアクセルは更に壊れていく。
(き・み・は・どうする、君はどうするか君は〜、蹂躙され〜て〜、黙っている〜か〜?
……って黙ってられるわけねぇっての! でも、体が言う事聞かねぇよ…)
心の中で謎の歌を歌い悔しさのたけをぶつけるも行動を起こす事が出来ないアクセル。
一応出来る限りで体を動かして脱出をはかろうとするも、今度はエキドナがアクセルの顔面にその胸を押しつけてくる。
「んおっ…! 気持ちい…じゃなくて、これじゃ息が…」
快感と苦痛の狭間で苦しむアクセルに、ラミアが更に追い打ちを掛ける。
「隊長…失礼しますです…」
ラミアは無表情のまま、膨張したアクセルのモノを口に含み、舐め回してきた。
ただでさえ体調が万全でないアクセルは、それにより更に体力を消耗し、
既に快感を楽しむと言う余裕もなくなり、レモンの作り出した2体の『人形』にただただ弄ばれるばかりだ。

そんな状況の中、しばらくモニターの前で黙って行為を見届けていたレモンが口を開く。
「あら〜? 随分と大人しくなっちゃったじゃない。男なら逆に押し倒すくらいの事はしなきゃ」
それを出来なくさせたのは何奴だ、と心の中で突っ込みつつも、アクセルの肉体は限界を迎える。
「ハァ…ハァ…、くっ…出る…。って言うかもう勘弁してくれ…」
なんだかんだ言って結局出てしまうのだから、アクセルも強者である。ラミアの咥内に白濁とした液体が発射される。
「…………!!」
375墜ちてきた男 〜危険な人形遊び〜:2005/05/09(月) 16:20:07 ID:6Vn7ZMEe

口中に違和感を感じたラミアは、たまりかねて口に含んでいたアクセルの陰茎を離してしまう。
「W17…やはりお前は欠陥品のようだな。与えられた任務を満足にこなせないとはな」
「……………」
エキドナに言い寄られるもラミアは黙ったままだ。そんな状況をレモンの声が遮る。
「最初っから完璧だったら指導のし甲斐がないってモノよ。それよりそろそろ限界みたいだから仕上げ頼むわね」
ラミアは僅かに顔面に付いたアクセルの精液を拭き取って、エキドナの方を見やると互いにコクリと頷く。
仰向けに倒れたままのアクセルを二人掛かりで強引に起こそうとするが、その体からは力がすっかり抜けてしまっている。
それでもアクセルにまだ意識はあるようだ。しかし、精神的にも相当参っているらしく、
またも心中で謎の歌を歌う事によってギリギリの状態で意識を保っている。
(どうするどうするど・う・する、きみならどうする〜、どうするどうするど・う・する…)
その時である、すっかり力の抜けきったアクセルの肉体に異変が起こった。

「俺ならこうすっぞコンチクショウが〜〜〜っ!!」
謎の歌の続きと共に突如として体に力が入り、腕を掴んでいた二人を引き剥がす。
「ウソッ…!もう効果が切れたって言うの…?」
「俺に何を飲ませたか知らないが、その程度で俺を止められると思うなっての!!」
『怒る!』と叫んだり、『許さねぇっ!』と叫び角を立てたりなど目に見えた変化が現れた訳ではなく、
文中では分かり難い為、ここは説明が必要であろう。アクセル・アルマーの体内に秘められた全エネルギーが、
精神の崩壊と共に頂点に達した時、彼は体力の限界を超えた超人的な力を発揮する(特に性行為に於いて)事が出来るのである!
376墜ちてきた男 〜危険な人形遊び〜:2005/05/09(月) 16:23:19 ID:6Vn7ZMEe

「馬鹿な…! 今の隊長にはそこまでの体力は残っていないはず…」
先程までの状況を冷静に把握していたラミアとエキドナもこのアクセルの変貌には驚きを隠せなかったようだ。
「俺に恥をかかせた罪は重いんだな、これが。レモン…お前の玩具、しばしお借りするぜっ!」
「ちょ、ちょっとアクセル! どうする気!?」
そのレモンの言葉を聞くまでもなく、まずはエキドナにターゲットを絞り素早く押し倒し、
その身に纏っている衣服を強引に剥ぎ取っていく。エキドナが抵抗する暇もなく、気づけば衣服はボロボロ、ほぼ裸に近い状態だ。
「た、隊長…、あ…あの…」
普段は冷静で殆ど表情を変える事のないエキドナが、珍しくおびえたような表情を見せる。
無理もないだろう。レモンから指導を受けているとは言え、実際に行為を行うのは初めてなのだ。
「心配すんなって、悪いようにはしないさ。…保証は出来ないけどな」

そう言ってアクセルはエキドナを軽く抱き寄せて、了承なしに唇を奪い、否応なしに舌を絡めてくる。
『これで隊長の気が済むのならば』とでも思ったのだろうか、エキドナもそれに応じてくる。
「んっ……ん…あぁっ……」
あっという間に、室内は二人の荒い息づかいと、淫猥な水音に支配される。
アクセルはこの光景を興味深そうに見ているラミアの方へ目を向け、唾液の糸を引かせながら唇を離す。
「待ってろって。物事には順番ってのがあるからな」
そう言ってアクセルはエキドナを押し倒すと、自らの上着を脱ぎ、中途半端に残されたエキドナの衣服に手を掛ける。
「………!」
衣服を剥ぎ取り、申し訳程度に隠されていた秘部が外気に晒されると共に、アクセルは言葉を失う。
一般的には存在するはずの秘部を覆う茂み、彼女にはそれがなかったのである。
377墜ちてきた男 〜危険な人形遊び〜:2005/05/09(月) 16:24:26 ID:6Vn7ZMEe

「おいおい、マジかい!? 順を追っていきたい所だったけど、そんなもの見せられた日にゃあ、
一気に順番飛ばしたくなりたくなるじゃないの。恨むなら創造主を恨むんだな」
「ちょっと!好きでこうしたわけじゃないわよ。傷物になったりしたら、逆にあなたに責任取ってもらうからね」
レモンが再び割り込んでくるが、アクセルはあまり気に留める事もなく行為を続行しながら言い返す。
「どうだかねぇ…。この二人の後はお前の番だって事を良く覚えときな!」
そう言うと思い出したかのようにエキドナの方に目を向け、無防備に晒されている割れ目へと指を侵入させる。

「ん…んふぁぁぁぁっ…!! た、隊長……!」
部屋中に響かんばかりの大きな声をあげ喘ぐエキドナ。予想以上の反応に気をよくしたアクセルは、
指で秘所を広げ、その隙間へ舌を滑り込ませる。そこは既に、充分すぎるほどに濡れてしまっている。
「くぅ〜っ、いい声あげてくれるぜ。それじゃお邪魔しま〜す、っとね…」
アクセルの舌が動く度にくちゅくちゅと言った水音が場を包み、更にエキドナは大きな声をあげる。
「ん…あぁっ……、もう…これ以上は…、あ…あぁぁぁぁぁぁっ!!」
その嬌声と共に、エキドナは絶頂へ達してしまったようだ。行為に没頭していたアクセルはそれに気づき、頭を掻く。
「ありゃりゃ…。少々調子に乗りすぎたか。しかしこりゃ人間そのものだな。
…と言うよりも、感度に関しては人間を上回ってるんじゃないかねぇ…」
悪びれた様子もなく、果ててしまったエキドナからラミアの方へと視線を移すアクセル。
「隊長……。覚悟は、出来ていますです…」
「い〜い心がけだ。しかし、その喋り方はどうにかならんのか? 上官だからとかで気を遣ってるんだろうが、
今はそんなの関係ないから普通に喋ってくれ。自然体でいてくれた方が俺もやりやすいしね」
「…了解」
378墜ちてきた男 〜危険な人形遊び〜:2005/05/09(月) 16:26:01 ID:6Vn7ZMEe

先程はエキドナの無毛の秘所に目が行ってしまったが、やはり彼女たちを語る上で忘れてはならないのは
その豊満な乳房である。例えるならばそう、レモンのそれに近い。やはりベースはレモン自身なのだろうか。
アクセルは既に一糸纏わぬ状態のラミアを見やり、彼女のその胸に顔を埋めてきた。
「ん…な、何をする…!」
「ん〜、これだよこれ! 一度やってみたかったんだよなぁ…」
先程エキドナによって似た状況になった事は既に忘れているのだろうか。暫くはその感触を楽しんでいたが、
やがて添えていた手に力を込め、ラミアの胸を強く揉み出したのだ。
「はぁん…! す、少しは加減しろ…」
「な〜に言ってやがる。しっかり感じてるくせにさ…」
そう言うとアクセルは既に堅くなっているラミアの乳首を指で弾く。エキドナ同様にかなり敏感な身体だ。
何故か事を急ぐアクセルは、右手で乳房を強く揉みながら、もう片方の乳房に吸い付き、乳首を甘噛みする。
「ひゃあああっ……! た、たいちょ…う…、ダメ…だ…」
思わず抗議の声をあげるラミア。しかしアクセルはそれに構わず行為をエスカレートさせる。
「ダメって言われて止められるほど、俺は素直な人間じゃないんでね。
…おっと、またブチ込む前にイかれてもアレだからな。これくらいにしておくか」

そう言ってアクセルは手を休め、ズボンを一気に下げると、その怒張したモノが現れる。
「な…何をするつもりだ…!?」
「そろそろ仕上げに入るってこった」
379墜ちてきた男 〜危険な人形遊び〜:2005/05/09(月) 16:27:14 ID:6Vn7ZMEe

そしてアクセルはラミアの秘所へと目を向ける。エキドナとの区別を付ける為かどうかは知らないが、
その部分はしっかりと茂みで覆われていた。そこから溢れ出す愛液を指ですくい取り、
秘所に自分のモノをあてがい、間髪入れずに一気に貫いた。
「少々痛いかもしれんが、我慢しなっ!!」

その時である。アクセルの攻めによって果ててしまったエキドナが目を覚ましたようだ。
「隊長…私は…。はっ、W17……!!」
エキドナの目に映ったのはラミアと繋がった状態のアクセル。彼女はその光景をじっと見つめているだけだ。
「お目覚めのようだが、見ての通り今取り込み中でな…!」
アクセルもそれに気づいたようだが、今は目の前の相手で手一杯らしく、一心不乱に腰を上下させる。
「う、動くな…! こ…壊れてしまう…! んはぁぁぁぁっ…!」
「くはっ…!すげぇ締め付けだな…。だがもう少しの辛抱だっ…!」
ラミアはもう既に絶頂にほど近い状態だ。アクセルもラミアの膣内の締め付けに苦しみながらも何とか腰を突き出す。
「くっ…も、もうダメだ…! あ…ああぁぁぁぁっ…!」
己の限界を超え、ラミアが絶頂に達すると共に、アクセルのモノから白濁とした液体が流れ出す。
先程の極限状態での射精と異なり、かなりの量の精液がラミアの中へと放出された。
しかし、驚くべくはアクセルの肉体だ。それほどの量を放出したというのに、その股間は自己主張をしたままだ。

「力が漲ってるって言うのは、こう言うのを指すのかねぇ…」
「隊長…。あの…」
「分かってるって。お前もコイツが欲しいんだろ? 来いよ」
380墜ちてきた男 〜危険な人形遊び〜:2005/05/09(月) 16:28:29 ID:6Vn7ZMEe

別にそうは言っていないはずだが、実際問題エキドナもそれを欲しているようにも思える。
それを微妙に感じ取ったアクセルはエキドナの手を取り強引に引き寄せる。
「とは言え、さっきと同じ事するんじゃあ俺の方が納得いかないってもんだ。後ろを向きな」
不安げな表情を見せながらも、黙ってアクセルに従うエキドナ。気づけば四つん這いの状態にされており、
アクセルの眼前に尻を突き出すような状態になっている。
「一体…何を…?」
半ば分かりきってはいつつも尋ねるエキドナだったが、アクセルはそれを無視して尻の割れ目付近へと舌を滑り込ませた。
彼女は今まで羞恥心というのを表へ出した事がなかったが、こればかりは恥ずかしかったらしく、開かれた脚を強引に閉じる。
「どうした? さっさと足開けよ」
「しかし隊長…、こ…こんな格好は…」
それを聞いて急に不機嫌になったアクセルは、険しい表情でエキドナの尻を強く引っぱたく。
「……ひいぃぃぃっ!」
「口答えはよくないねぇ…。人形は黙って言う事聞いてろっての! コイツが欲しいんだろう?」
「しかし……」
エキドナは再び反論しようとするが、次に瞬間には再びアクセルの張り手が飛ぶ。
『パンッ!! パンッ!!』と言う大きな音と共にエキドナの尻は真っ赤に腫れ上がる。
「やれやれ、聞き訳のない人形さんだこと」
しかしこのアクセルという男、実に表情がコロコロと変わる。言う事を聞かないエキドナの両足を掴み、必要以上に開かせる。
「次に口答えしたら、分かってるよな…?」
エキドナは黙って頷き、アクセルの言うとおりにする他なかった。
381墜ちてきた男 〜危険な人形遊び〜:2005/05/09(月) 16:30:08 ID:6Vn7ZMEe

アクセルは舌と指を使って、巧みにエキドナの二つの穴を刺激していく。
「うっ…くあぁぁっ…もう…限界…です…!」
既に一度絶頂に達しているだけあって、更に感度を増し、早くも限界に近づいていく。
アクセルも素早くそれを察知したようで、舌と指による攻めを中断し様子をうかがう。
「またやりすぎたかな…。そんじゃあご褒美をやるとするかねぇ。って俺も激甘だな」
そう言ってアクセルは立ち上がり、エキドナをそのままの体勢にさせたままで、後ろから一気に逸物を突き入れる。
「ああぁぁぁっ…!! う…後ろからなんて…!!」
「くっ…さっきと同じじゃ納得いかないって言ったろ…」
小気味よく腰を前後させるアクセル。エキドナも必死で痛みに耐えながら自らも体を動かす。
「うっ…んんっ!! 出すぞ、出すぞおぉぉぉっ!」
「ふああぁぁぁぁっ…! た、たい…ちょ…う…。ああぁぁぁぁっ……!!」
アクセルにとって本日四度目の射精。エキドナの中にドクドクと精が注ぎ込まれる。

放出を終え、ゆっくりと逸物を引き抜くアクセル。さすがに力無い状態になってはいるが、
アクセル自身はまだ体力に余裕がある様子だ。さすがにこれは超人を通り越して変人とも言えよう。
「準備体操はこれくらいかな。おいレモン!! まだ見てんだろ、次はお前の番だぜ!」
モニターを通じて行為を見届けていたはずのレモンからの応答がない。しかししばらくするとその沈黙は破られた。
382墜ちてきた男 〜危険な人形遊び〜:2005/05/09(月) 16:31:21 ID:6Vn7ZMEe

「ハァ…ハァ…。ちゃんと、聞こえてるわよ」
どうやら見届けている最中に我慢出来なくなったらしく、自らの手で慰めていたようだった。
「何だよ、結局お前も仲間に入りたかったんじゃないの」
「あなたこそ、まだやるつもりなの…?」
「当然♪ 人形遊びはただの準備体操だって言ったろ。さっさとこっちに来いよ、レ…モ…」
突如としてアクセルの身体から一気に力が抜け、その場に倒れ伏してしまう。
「ちょ…アクセル!! どうしたのよ!? …ふぅ、結局ただのやせ我慢だったんじゃないの!
もうっ…結局私が後始末しなきゃいけないじゃない。…ツヴァイの整備は量産型に任せるしかないわね」
そう言ってレモンは通信を切断、急ぎ足で医務室へと向かっていった。

念のためもう一度説明しておこう。アクセルは精神の崩壊により、体力の限界を超えた力を発揮していた訳だが、
その状態でいられるのは通常5分が限度である。5分を過ぎると身体がバラバラになる…と言う事はないものの
徐々に体力が低下し、やがてこのように倒れてしまう、と言う訳である。
彼が妙に行為を急いでいたのは、これが原因であったのかも知れない。

それから長い間、アクセルは死んだように眠っていたが、とある日ふと目を覚ました彼は、明らかに様子が違っていた。
目を覚ましたアクセルはすぐさまレモンの元へと向かう。レモンはかなり驚いている模様だ。
「アクセル! やっと目を覚ましたのね」
「世話を掛けたようだな。所で…ベーオウルフはどうなっている?」
「………! あなた、もしかして記憶が…?」
確証は持てないが、恐らくあの日、限界以上に体力を使い果たした事により脳に何らかのダメージを受け記憶が戻ったのだろう。
もしそれが事実ならば、アクセルは再びハガネ、ヒリュウ改の敵となってしまうのだろうか…?
383ATA ◆WfJM6asPOs :2005/05/09(月) 16:34:39 ID:6Vn7ZMEe
>>373はトリップ打ち間違えですorz

とりあえずこれで第四部は終了です。
詰め込みすぎた上に書き直したら路線変わってしまった…。
次は最後の第五部です。話は決まっているのでそれほど間を空けずに
うpできるはずですので。それでは失礼します。
384名無しさん@お腹いっぱい:2005/05/09(月) 17:11:40 ID:NZ5hT5aq
385名無しさん@ピンキー:2005/05/09(月) 17:37:17 ID:72ZzS3TG
エク姐は保険医より英語の教師の方がいいかなぁと思う今日この頃。
エロい保険医もいいけどエロい英語教師も良いかなと
386名無しさん@ピンキー:2005/05/09(月) 17:42:03 ID:lf9XkvmO
以前、アークライトとセレインのSSを見た記憶があるんだが保管庫にない…
そんなマイナーカップルの奴を何処で見たんだろうか?
387名無しさん@ピンキー:2005/05/09(月) 17:59:50 ID:rMyjGClF
>>385
ここでSS書く分には、あんま設定固めなくていいのでわ?
語学の先生もいいねぇ

>>386
過去スレ(2次αだかforDCだか)にあったような
388名無しさん@ピンキー:2005/05/09(月) 18:06:12 ID:P9RaeXSM
>>386
何てこった!?
そのようなSSがあったとは、探してみせるっ!!
ATAさん乙!!記憶が戻ってかっこ良くなったアクセルに萌
389名無しさん@ピンキー:2005/05/09(月) 19:45:25 ID:7hC8Vsh/
第二次中略時空を越えた以下略スレだね
390名無しさん@ピンキー:2005/05/09(月) 20:35:32 ID:lf9XkvmO
>>387、389
サンクス。
やっぱり、こんなマイナーカップルを出すのはここだったか。
391名無しさん@ピンキー:2005/05/09(月) 21:45:34 ID:jII5wCQl
さすがにOG3には出るだろ64勢・・OG外伝でも良いから出してくれよぉ
392名無しさん@ピンキー:2005/05/09(月) 22:13:41 ID:LLKSOH7T
第四次勢……
393名無しさん@ピンキー:2005/05/10(火) 00:46:01 ID:yl+yfyng
>>391
何度も言われてるが、版権問題があるから64勢は厳しい
394名無しさん@ピンキー:2005/05/10(火) 08:54:39 ID:m9tV3uRn
>>385
なにその宇宙人奴隷アニメにおける永遠の17歳
395名無しさん@ピンキー:2005/05/10(火) 19:34:21 ID:hvYJhGkj
あのキャラは天然でないとできん!!
と俺が言ってみる。


オウカ先生かツグミ先生に・・・・・・
396名無しさん@ピンキー:2005/05/10(火) 20:08:27 ID:OKok9e3V
ツグミ先生は怖いぞ
あの先生にだけは「借り」を作るな!
いいな、それが俺が先輩として遺せる唯一の言葉だからな!
わかったな!?
397名無しさん@ピンキー:2005/05/10(火) 21:44:58 ID:Nc+ykXB0
まじ携帯ゲーム嫌いでOGとかやってない俺はキャラの名前がわからんorz
やはりやらねばならんか
398名無しさん@ピンキー:2005/05/10(火) 21:44:59 ID:c5cE0ckR
というわけで、シャイン調教ネタの続きはこちらということでよいのだな、友よ…
399名無しさん@お腹いっぱい:2005/05/10(火) 21:53:53 ID:AMRNCklj
いいとも、友よ・・・
400名無しさん@ピンキー:2005/05/10(火) 22:32:11 ID:i+9Rq6K2
ようこそ、友よ…
401名無しさん@ピンキー:2005/05/10(火) 22:33:29 ID:WDpfS53j
>>398-400
おまいら、詳細をキリキリ報告しる
402名無しさん@ピンキー:2005/05/10(火) 22:44:45 ID:c5cE0ckR
>401とりあえず無許可でいっこ転載

ID525名前:名無しさん@お腹いっぱい。 [sage]投稿日:2005/05/10(火) 21:59:37 ID:8pxvrfkq
>>ライを縛り付けて目の前でシャインを(ry

ライ「どういうつもりだ…ラトゥーニ少尉…!」
ラト「どういうつもりって…こういうつもりですよ♪」
シャイン「ラトゥーニ…そんあ…やめへ…ライディ様の前なおに…」
ラト「何言ってるんですか王女?可愛い乙女のこんなはしたない姿を見れば」
シャイン「いゃっ…ひゃ…あふぁ…」
ラト「誰だって…」
ぎゅむ
ライ「ぐっ…!」
ラト「あれ、固くないなぁ…?まだ足りませんか?」
シャイン「ラトゥーニ…わたひ…もう…」




だめだだめだだめだこんなエロス!
…なんか飛んで来る?
うわハイゾルとボストークが二個もえぎゃばだ!!!
403ワルツ:2005/05/10(火) 23:08:58 ID:dLhMMAH5
「……とは…そんなに…なのか?」
「え?なんですかぁ?」
「だから、その……ックスとは……、〜〜〜っ!男女の交わりとはそんなにいいものなのか?」
「へ?」

 相談があると言うことでグレースのマンションに立ち寄ったリン、
またイルムの浮気癖の事だろうと思っていたグレースは、このクールでありながら、いつも優しい親友の予期していなかった質問に
大きな瞳を点にして口をぽかんと開けるしかなかった。

「その…この前、あのバカがそういう行為をしたい、したいとずっと煩かったから一度やらせてやれば静かになるだろうと思って、そういうことになったのだが…」
 素直じゃない婉曲的な言い方に微笑しながらも、こんな楽しい話題はそうそう無い、とグレースは興味深深で次の言葉を待つ。
「あいつの…その…あのバカの…そのアレ…が、考えてたよりも大きくて…あんなものが入ってくるのかと思うと怖くて…」
「あぁ〜、そういうことですかぁ。で、どうでしたかぁ?初めての経験はぁ?」

「いや、まだ、していない」
「へ?」

 親友の初めてのSEXがどういうものだったか、これほど興味を引かれるものは無いというようにグレースは楽しそうに聞いていたのだったが、
意外な答えに笑顔のまま表情が固まる。そんなグレースなどお構いなしにリンは言葉をつむいでいく。
「その…怖くなってしまって、つい、こう脚で…」
「……蹴っちゃったんですかぁ……」
「ああ…」
 リンが赤くなりながらコクリ、と頷くのを見て、グレースは股間を押さえて青ざめながら悶絶しているイルムの姿と、
半泣きになりながら乱れた着衣を整えながら部屋を逃げ出そうとするリンの姿が思い浮かび苦笑する。
404ワルツ:2005/05/10(火) 23:10:44 ID:dLhMMAH5
 きっとイルムに対する怒りの言葉を幾分かの後悔とともに吐き出しながら逃げ出したのだろう、と頭の中にありありと想像が出来て彼女たちらしいと思えて仕方が無かった。
一方、恥ずかしい告白を済ませて口を真一文字に結びうつむいていたリンだったが、意を決したように突然ガバッと顔を上げると今回の訪問の目的を述べ始めた。

「そ、それでだな…仲のよいお前たちなら、そういうこともしているだろうから聞こうと思って、な」
「そんなぁ〜、一番ラヴラヴだなんて照れちゃいますよぉ〜」
「で…で、どうなんだ?」

 頬を押さえふわふわのピンクの髪を揺らしてキャンキャンと照れるグレースに対してジト汗をかきながらもリンは真面目に聞く。
その問いに顔の前で両手を重ねて初めての夜を思い出すグレースは再びドリームな世界に入りつつあった。

「そうですねぇ〜、やっぱり初めてのときは痛かったですし、私もウィンもエッチした経験が無かったんでぇ全然わからなくて
 困りましたけどぉ、段々お互いのことがよく分ってきて、すっごく気持ちいいですよぉ♪」
「は、初めてのときはやはり緊張したか?」
「そうですねぇ。…でもぉ、やっぱり嬉しいっていう気持ちの方が大きかったですよ、ウィンと一緒になれるんだって思うと…」
「そ、そうか…」

 安心させようと自分の体験を伝えるグレースだったが、リンはまだ悩んだような難しい表情を晴らしていない。
どうにかして自分と似たような境遇にあるイルムとリンにももっと仲良くなってもらいたいと考えていたグレースは、
その外見や喋り方からは想像もつかない恐るべき早さで回転する頭脳をフル稼働させて様々なケースを想定しつつ最良の答えを探す。
 (これですぅ!!)
ピキーン、とNTのような閃光がグレースの頭の中にほとばしった。

「そうだ!いい事思いつきましたぁ!リンの緊張をほぐすためのナイスアイデアですよぉ!」
「?」
 携帯をポケットから出すとすばやく操作し誰かに掛けている
405ワルツ:2005/05/10(火) 23:12:14 ID:dLhMMAH5
 
 trrrr…trrrr…ガチャッ

『俺だ。どうした?何かあっ…』
「きゃぁああん!あなたどなたですかぁ!?いやぁん、やめてくださぁい!ウィン、助けてくださぁ〜い!」

 ピッ…

 突然悲鳴を上げてウィンに助けを求めてよく分らない内容の電話をかけたグレースに怪訝な表情で問いかけるリン。
「お、おい…何を…」
 だが、そんなリンの背中を押してグレースは自分の寝室の方に連れて行く。
寝室に着くときょろきょろと部屋を見回すグレース、リンは何をする気なのか読めずにその横で彼女を見つめている。
しばらくしてグレースは思いついたようにクローゼットの方に近づくとリンを手招きした、怪訝な表情で呼ばれた方へ向かう。
その間にグレースはクローゼットの中の服や、置いてある靴やかばんの箱をどけて、人一人が入れるスペースを作っていた。
「はい、この中に入ってくださぁい!」
「は!?な、なんのためにだ!?」
「いいですからぁ、早くしないとウィンが着いちゃいますよぉ」
「バカなことを言うな、あいつは今夜は研究所でデータの整理をするといっていただろう。基地からここまで四十分はかかるぞ

キィィィィィィィィィイイイイイイン………… 

「…………って、なんだこの音は」
 冷静に基地からの距離を判断すると少なくとも三十分はかかる。
その間にリンはグレースの考えが何か問い詰めようとしていたがその思考を遮った轟音が響いた。
「あ!きちゃいましたよぉ!早くこの中に入ってくださぁい!」
「お、おいグレース!!ちょっ、押すな、って、きゃぁっ!…お、おい、グレース!」
「お静かに待っててくださいねぇ♪」
406ワルツ:2005/05/10(火) 23:13:37 ID:dLhMMAH5
 無理やりリンをクローゼットに押し込めるグレース、それと同時にマンションのドアが開く音がしてウィンの声が響いた。
クローゼットのドアを閉めて玄関の方へ向かうグレース、リンはクローゼットの中で「どうしろと言うの…」とひとりごちるしかなかった。

「グレースッ!!無事かっ!?何があった!!?」

 緊張に強張った表情のまま、自身の合鍵でドアを開けて部屋の中へ入ってきたウィン、
その声を聞いて(ば、バカなッ!?電話してからまだ五分くらいしか経っていないのに!!)とリンは暗く狭いクローゼットの中で困惑していた。
だが、玄関先から聞こえるグレースの言葉に納得…ではなく更に混乱した。
「わーい、いらっしゃーい♪あ、今日はウィングガストでいらっしゃったんですねぇ♪ゲシュっちでもよろしかったのにぃ♪」
(ウ、ウィングガストォ!?)
 確かにそれならばこの短時間に到着したことも納得できる、だが、グルンガストを私用で持ち出すなどという異常な事態に混乱しきっているリン。


一方玄関先ではこのような事態は珍しいことではないのかウィンとグレースはいつもの雰囲気のままやりとりをしていた。
「…グレース…貴様…」
「はい?」
「…また、おまえはぁ〜〜っ」
「いひゃっ、いひゃいでひゅよぉ〜」
 グレースの頬をつねあげるウィン、普段のグレースのペースに振り回されたときの困ったような笑顔ではなく少し眉間に皺がより険しい表情だ。
「えへへ〜、ごめんなさぁい。だけど、最近ずっとウィン冷たいんですもの〜」
407ワルツ:2005/05/10(火) 23:14:33 ID:dLhMMAH5
「あのな、グレース、お前も分かってるだろ?新型機の製作のために俺は今一番忙しいってこと!!」
「きゃん!!ウィンとげっちぃですよぉ。もっとのんびりいきましょうよぉ、ほら、笑って笑ってぇ〜♪」
 
 ぶち
 
「グレェェースッ!!!!!!」

「「っ!!」」

 彼女のマイペースぶりに仕事上のストレスもあったためか、とうとうウィンの声が怒気をはらんで放たれた、
その声量のあまりの大きさにウィンの前で、クローゼットの中でビクッと緊張するグレースとリン。
「…ごめんなさぁい…」
 その言葉にしゅん、とうつむくグレース、ここまで怒らせた事は久しぶりだったためか本当に落ち込んでいる、大きな瞳がウルウルと滲んで今にも瞳から涙がこぼれ落ちそうだ。
もし彼女に犬かウサギのような耳が付いていたら、それはきっとぺたんと倒れこみうなだれているだろう。
声を荒げたウィン自身も少し声を荒げ過ぎたと感じたのかバツが悪そうにポリポリと頬をかいてグレースにかけるべき言葉を探す。
「ひっく…ぐしっ、ひん…」
「あー……そのー……すまないな、グレース。怒鳴ったりしてしまって…」
「ふぇ……もう……怒ってませんか?」
「ああ、もう怒ってない。ここ最近はラボに詰めっぱなしだったからストレスもたまってたんで外に出て気分転換になったし……それに、その、あのな、お前の顔も久しぶりに見れたし……」
「……ほんとにごめんなさぁい」
「だから泣くな……泣かせた俺が言えたことじゃないが、お前のそういう顔を見ていると俺も気が沈んでしまう。
 久しぶりにこんな間近で顔見れたんだ、さっきみたいに笑ってくれ」
「ぐすっ…くしくし…はい♪」
 目じりに拭った涙をぬらしながらにっこりと微笑むグレース、その笑顔にウィンの鼓動がドクン、と大きく高鳴った。
408308:2005/05/10(火) 23:19:41 ID:dLhMMAH5
まぁ既に空気和んでるけど書きたくなって書いてしまったのでまずはここまで。
最初はF女主人公ズ全員出そうと思ったけどやっぱムズ過ぎました。
久々にFとか四次やったけどやっぱウィンとグレースいいなぁ……
409名無しさん@お腹いっぱい:2005/05/10(火) 23:28:51 ID:AMRNCklj
激しく乙
(´Д`*)ハァハァ
410パジャマスキー ◆JuT3jsxZbo :2005/05/10(火) 23:33:08 ID:m8GjDApQ
>遥かなる戦い
乙です。いよいよ来ましたな。これからSRW学園祭りが始まってしまうのでしょうか・・・
選択は当然オウカ。
自分がオウカ萌えというのもありますが、次書くときの参考にさせて頂きたいので。

>ATAさん
GJ!ついに記憶が戻っちゃいましたか。
どうなるか楽しみにしております。
411名無しさん@ピンキー:2005/05/11(水) 00:19:42 ID:hZlgeg01
>308

いいなぁウィングレ。続き楽しみ
412ATA ◆WfJM6asPOs :2005/05/11(水) 04:34:41 ID:xKO4X4DU
皆様乙です。久々に自作品を一通り読み返してみたのですが、
所々遊びすぎと言うか常人が理解不能なネタ仕込みすぎだなぁ…。
ライブマンしかり陽気なアコちゃんしかり…。しかしそれが俺様クオリティ。
第四部後半のアホセルもその前までと微妙にキャラ違うし。
それじゃ半ば悪セルのキャラ忘れかけてるのでもっかいOG2やって勉強し直しますか…。
413名無しさん@ピンキー:2005/05/11(水) 07:28:41 ID:IjS2MpmX
>>412
芋羊羹を食して執筆に励んでくだされ つ □□□
414名無しさん@ピンキー:2005/05/11(水) 12:59:06 ID:uXQH/5in
>>402
あら、俺が書いた奴じゃあないか。
場のノリで書いたとは言えあれが初めてのエロスだったんだよなぁ…
しかも萌えスレだし。今は反省している
415名無しさん@ピンキー:2005/05/12(木) 00:48:50 ID:8fwDK98s
そういえばギリヴィレ(2つあった)の続きをしつこくしつこく
待ち続けてるのは俺だけかい?ブラザー
416コー(ry:2005/05/12(木) 00:58:39 ID:fcCpcNTv
>>415
ごめん、続きがなかなか浮かばないのでのんびり待ってて…。>ギリヴィレエロ
エロ無しならひょいと浮かぶのにな。修行が足りんと言う事ですね。
クール系二人はリミッターをなかなか外してくれません。難しいですな…。
417名無しさん@ピンキー:2005/05/12(木) 01:07:39 ID:whPF6qLl
 ここは地の果て流されて……かどうかはしらねども、私立SRW学園の放課後。
 拳闘部の顧問ナックル星人は不機嫌だった。
「マサキ!マサキはまだ来ないのか!」
「コーチ、来ない奴の事など信ずるに足りません。自分が敵を全て屠って御覧に入れましょう」
「いや、ボクシングに無差別級は無いぜ?」
 悠然と柔軟体操をするブラックキングと突っ込みを入れるチボデー。
 この二人といまだGM……もとい部室に来ないマサキ・アンドーの三人は来週の対抗試合の為猛特訓の筈だったが……

「いや、俺そろそろ行かないと……」
「何よ、私よりあの男臭いと言うかいやむしろ怪獣臭いボクシング部がいいの?
 は、まさかマサキって怪獣フェチ?」
「んな訳あるか!」
 ところ変わって校舎屋上。ご存知マサキとリューネのアベックがいた。
「……あのさぁ……」
「ん〜〜、冗談だって。えとね、マサキにあげたい物があるんだけど……」
「へ?俺に……

(妄想中)

……いや、もし誰か来たら拙いだろここはほら」
「ん……(パンツに手を突っ込むリューネ)……っ。

 えっと……はい」一本の毛を差し出すリューネ。

「……なぁ、そういうのって処女じゃないと無意味だろ?」




 マサキ君の怪我は対抗試合までには治ったそうです。
418名無しさん@ピンキー:2005/05/12(木) 03:30:27 ID:YfAmYic3
マサキって日常生活に支障が出るほどの方向音痴なのでは?
学校に通うのも不可能なぐらいの
学園物のマサキは山奥で学校はどこだーって叫んで遭難してるイメージが…
419名無しさん@ピンキー:2005/05/12(木) 05:21:12 ID:YdolQCuX
きっと学校内で迷って出られなくなったんだよ
420名無しさん@ピンキー:2005/05/12(木) 05:37:32 ID:8fwDK98s
>>416
おおそうなのかい先生!!
それなら自分はまだまだしつこく待ちますYO
電波を飛ばしつつ完成をお祈りしまつ
421名無しさん@ピンキー:2005/05/12(木) 16:10:02 ID:/Lj2Ksnr
誰だ、俺にリョウト×ヴィレッタ×ギリアムなんて電波を飛ばしたヤツは
422名無しさん@ピンキー:2005/05/12(木) 16:12:38 ID:8fwDK98s
それはリョウトがヴィレッタを攻めて、そのヴィレッタがギリアムを攻める
という3Pでよろしいか?
423名無しさん@ピンキー:2005/05/12(木) 16:17:50 ID:FxiWFdcn
……順番がそれで良かったな。
424名無しさん@ピンキー:2005/05/12(木) 16:40:24 ID:gFhUdFwq
漢字で書くと嬲になるな
425名無しさん@ピンキー:2005/05/12(木) 17:26:33 ID:5aN3YCa6
>>424
つ ◆ ■ ◆ ザブトン3マイドゾー
426山田君:2005/05/12(木) 22:32:54 ID:/Lj2Ksnr
>>425
あ、どうもどうも。有り難く戴いておきます。

>>422
まあ、受信したデムパではリョウト→ヴィレッタ←ギリアムだったんだが
それはそれで(・∀・)イイ!!ね

…ヴィレッタ→リョウト←ギリアムでもいいかと思った男の俺ガイル orz
427名無しさん@ピンキー:2005/05/12(木) 23:03:06 ID:WEaQDDxV
むしろギリちゃんを二人で(ry
姐さんとラミアを見るにギリちゃんの好みは人工クールビューティ美女なのだな
更に自分に似た人か(友人の選び方もそうだし)
…………アナ・スタシア?
ロリコン説もあるがいずれにしてもリョウトきゅんは射程距離外……って、何考えてんだ自分orz
電波だ、電波が悪いんだorz
428名無しさん@ピンキー:2005/05/12(木) 23:17:34 ID:OE2G61v2
つまり、ヴィレ姉にインサートしたつもりがリョウトのに入れちゃったギリちゃんか
しかも、何故かこれだけは気が付かずに「今日は具合がいつもより良かった」と大絶賛
429名無しさん@ピンキー:2005/05/12(木) 23:32:12 ID:wTdV4zFB
人造美人スパイ二人の腰が立たなくなるまで、徹底的に攻めまくるギリアムなどと言う妄想を送ったのは誰さ。
430名無しさん@ピンキー:2005/05/12(木) 23:38:31 ID:8fwDK98s
ああごめん、そのアタッカー発動ギリアムは俺の送ったやつ。
リョウトキュン×ヴィレ姐×ギリちゃんのは違うけどな
431名無しさん@ピンキー:2005/05/13(金) 00:15:43 ID:OHRBOMZa
俺てっきり
リョウトチムポ→ヴィレッタマムコ&ヴィレッタチムポ→ギリアムアナルだとばっかり。
432名無しさん@ピンキー:2005/05/13(金) 00:44:27 ID:JgSjAo8D
影鏡がギリちゃん拘束して種付けさせまくる電波受信した……
力が遺伝性か調べるためとかで。
散々搾られた末、捕虜になった……を…………孕……
……こんな鬱電波いらないorz
433名無しさん@ピンキー:2005/05/13(金) 05:34:51 ID:iT0ouB8a
ギリちゃんとヴィレッタにイかない程度に攻められたリョウトがキレて二人を以下略というので
434名無しさん@ピンキー:2005/05/13(金) 06:33:31 ID:/ekck3OC
男も女も見境なしかタイガーリョーw
435まがるが:2005/05/13(金) 21:33:20 ID:UPeL3Ihr
ちょいと待ってくれ
今どんな流れなのさ?
漏れが、学園ネタを投下していい流れなのか?

とはいえ。実質投下できるなは来週の連休だろうな
436名無しさん@ピンキー:2005/05/13(金) 21:45:51 ID:rn9esSRy
部隊でも学校でも、好きなネタを書いてたも。
と、以前にも増してネタの進まない盛れが言ってみますよorz
437美食戦隊大薔薇野郎 ◆LP8NPf/Dh6 :2005/05/13(金) 21:45:52 ID:FzXV2M1/
秋水×サリーネタ書きたいんだけど、シチュが思い浮かばんorz
438遥かなる戦い ◆eNrmrA2aRY :2005/05/13(金) 22:10:16 ID:fGecNnQA
>>435>>436>>437
親分が「一意専心!!」と言っておりますが…
439名無しさん@ピンキー:2005/05/13(金) 23:43:16 ID:jRWTD2jR
>>437
学園ものにしたら結構できそうじゃない?
440美食戦隊大薔薇野郎 ◆LP8NPf/Dh6 :2005/05/14(土) 13:52:03 ID:I1fRpu7E
>>437
どっちにしろ、学校が忙しいので中々書けそうにない…orz


ちなみに、大学三年でつ。

441美食戦隊大薔薇野郎 ◆LP8NPf/Dh6 :2005/05/14(土) 13:53:22 ID:I1fRpu7E
って、トリップ間違えたorz

>>437>>439

回線食って首売ってきまつorz
442名無しさん@お腹いっぱい:2005/05/14(土) 15:35:47 ID:sb9+uywG
トリップじゃなくてレスアンカーだお
443美食戦隊大薔薇野郎 ◆LP8NPf/Dh6 :2005/05/14(土) 20:08:21 ID:I1fRpu7E
>>422
駄目だ…萌スレで電波飛ばしすぎたか…orz

回線剃って首狩ってくるorz
444名無しさん@ピンキー:2005/05/14(土) 22:17:13 ID:64Wb6J29
age野郎などどうでもいい
445名無しさん@ピンキー:2005/05/14(土) 23:10:00 ID:qc6LT6I1
>>443
回線食いも首狩もしなくていいからまずsageてください。
446名無しさん@ピンキー:2005/05/14(土) 23:13:43 ID:qc6LT6I1
って俺がageてどうするんだよ・・・
今度からテンプレに入れた方がいいかな。
447名無しさん@ピンキー:2005/05/15(日) 00:36:58 ID:OkxCaeCV
ageは気にしない優しい俺様だが
文末に必ずorz付ける卑屈な文章見ると腹立つ。
448名無しさん@ピンキー:2005/05/15(日) 02:23:31 ID:sanWqSLV
orzって手軽に入力できるからついついやっちゃうんだよな

よし、萌えスレでは投下できないようなニャンニャンSSでも作って投下しよう
449名無しさん@ピンキー:2005/05/15(日) 02:32:01 ID:wIl1vW5M
今時ニャンニャンておい…



期待してるぞ
450名無しさん@ピンキー:2005/05/15(日) 03:50:10 ID:D7TAP945
きっとゼオラスレの住人に違いない。

期待してますよ。
451名無しさん@ピンキー:2005/05/15(日) 08:35:21 ID:+tgRBASU
いやいや、隊長スレの職人様でつよ。

期待してますよ。
452名無しさん@ピンキー:2005/05/15(日) 11:14:16 ID:yoSe7Kcg
ニャンニャンって聞くと旧OGスレを思い出すのは俺だけ?

いずれにせよ期待してまつ
453ATA ◆WfJM6asPOs :2005/05/15(日) 11:35:18 ID:wRk+zs2T
はい、執筆活動を凄まじい勢いでサボっていました。
と言うより一文字も書いてませんw
まぁ一段落ついたのでこれから書こうと思います。期待しないで待っていてください。

>>413
芋羊羹美味しくいただきますた。
しかし少しばかり腐っていたようなのでただいま軽いフォールディング状態ですw
454名無しさん@お腹いっぱい:2005/05/15(日) 11:35:39 ID:KZmxZ8mD
精神コマンド「期待」かけますね
455名無しさん@ピンキー:2005/05/15(日) 14:09:25 ID:J/6ZQRDk
よーしパパSSPドリンク4本持って再動かけちゃうぞー
456名無しさん@ピンキー:2005/05/15(日) 14:29:42 ID:RfjEfTri
リラックスしていた方がいいと思うので
「脱力」もかけますね
457ドロン・ブロンソン:2005/05/15(日) 14:59:07 ID:i4NcEGUk
♪お久しぶりね あなたに会うなんて
ども、久方ぶりのドロン・ブロンソンです。イェー
先月はいろいろ忙しくて、GWに書くつもりだったんですが時すでに召喚中。
実家で鍬やら耕運機やらで久しぶりに、土にまみれての労働に明け暮れてました。
西瓜は大事だよーと一人マジェスティックごっこで遊ぶ、素晴らしきマンダムな日々。

今さらですが、かなり前に挿絵の話が出てますよね。
試しにお絵かきソフトをいじってみたんですけど、
えっと、俺なに描いてたんだっけっていう理解不能レベル…ナジェスティー!?
マウスで絵を描くのって難しいんだね…というわけで諦めました。
挿絵は欲しいけど、そのためには絵師さんの心を動かすSSを書くしかないってことですね。
いつかそういうのを書いてやるぞと思いつつ、短いですが魔法少女マイマイの続きドゾー。
458魔法少女マイマイ:2005/05/15(日) 15:01:39 ID:i4NcEGUk
「同じ顔で何をごちゃごちゃ言っている!」
「同じではない!見た目は同じでも私とマイは別の存在だ。勘違いするな!」
「そうだそうだ!」
レビの背中に隠れるようにしながらマイも言う。
「確かにレビと違ってマイは可愛いわね。」
「(ムカッ)よかろう、私の名前は引導代わりだ。迷わず地獄に堕ちるがいい!」
レビはまんまとヴィレッタの挑発に引っ掛かってしまった。
ジャキーン!と腰から二刀ならぬ二本のバイブを抜き放ち、凄みを利かせる。
「フッ、返り討ちにしてあげるわ。」
いつのまにかリンジェルグの持っていたはずの矢が長大なディルドーになっている。
「エアロゲイターの改造技術は宇宙イチィ―――!!」
ヴィレッタが叫ぶとヴィレシオーネの股間がガシャガシャーンと変形し、
中からはウィーンウィーンとうごめく長くて太いご立派様が姿を現す。
「はわわ、レ、レビぃ、どうしよう?」
「どうしようって、マイも早く武器を出せ!」
「でも、どうやって?」
「魔法を使うんだ。やってみろ。」
魔法?そうだ、それがあった。その力を使えば、戦わずにすむかもしれない。
ヴィレッタ隊長も、リン社長も大好きな仲間だ。
私が知っている、私のことを知っている、大切な人たち。だから…。
「マイ、どうし…」
「レビ、私は私のやり方でやってみる! ポカランポカランラジャスタン…」
「わッバカ、そんな魔法を使ったら…」
「…プリトビ号でみんな仲良くなーれ!!」
ポカランッという音とともに、魔法をかけたマイと気絶してるリュウセイ以外の三人の頭に
きのこ雲が浮かぶと、バッタリと倒れてしまった。
459魔法少女マイマイ:2005/05/15(日) 15:03:18 ID:i4NcEGUk
「み、みんな大丈夫!?」
大失敗だ。怪我をしていないだろうかと心配になる。
レビは気絶して「うーん」と呻いているし、ヴィレッタとリンは頭を振りながら
「この頭痛、二日酔いかしら?」「な、何が起きた?」なんて言いつつ起き上がろうとしている。
二人は大丈夫だと思ってレビの傍に行こうとしたら、ねっとりとした視線を感じた。
「な、なんだ!?」
慌てて振り返ると、頬をピンクに上気させたヴィレッタとリンがマイをポーっと見つめている。
「マイ、可愛いわマイ」
「あーん、マイを見てると私、自分を抑えられないわぁ」
なんだか分からないけど二人の様子が変だ。
どちらも普段の冷静な姿ではないし、さっきまでの好戦的な雰囲気でもない。
とにかく、ここから早く逃げろと本能が教えている。
「レビ、レビ。早く起きてー。なんだか怖いよぅ。」
「むにゃむにゃ、うーん。もうジュデッカ、おとなしくしなさ…ん、マイ?」
「あー、良かった。は、はやく、逃げよう。ね?」
「に、げる?」
ぱちくりと瞬きをして辺りを見回すと、
「くっ、そういうことか!早く逃げるぞ。」
すたっと立ち上がり、マイの手を掴んで走り出す。
どうやら、魔法使い歴の長いレビのほうが事態を把握しているようだ。
格納庫の外に転げるように走り出ると、ドアにロックをかけている。
「な、なんでロックしてるの?」
「マイのかけた魔法で二人はおかしくなったんだ。閉じ込めておけば治る!」
「本当か!」
「治る!…はずだ。多分な。マイは他の出入り口をロックしろ。」
「うん、わかった!」
格納庫の中から聞こえる、
「マイ、レビ、二人とも大好きよー!」
「恐がらないで、お姉さんが優しくしてあ・げ・る!」
という優しい声とは裏腹に、ガンガンとドアを叩いたり蹴ったりする音に二人は恐怖を覚えた。
460魔法少女マイマイ:2005/05/15(日) 15:06:58 ID:i4NcEGUk
大急ぎで別のシャッターやドアを遠隔操作でロックして、ホッと一息ついたところで疑問を訊いてみる。
「私のかけた魔法、どこか間違えた?」
「どこって、『みんな仲良く』って言ったな。対象や効果を限定しないからだ。
でもまあ、あの調子だと、一度性欲を満たせば元に戻るはずだ。」
「はぅー。難しいなぁ。あっ、それじゃあもしかしてリュウも!?」
「それは無いだろう、気絶してたし。」
「はぁ、良かった。」
「でも中では今頃…」
「ど、どうしよう。アヤに怒られちゃうよぅ。」
「こ、これは二人だけの秘密だ。内緒だぞ。」

―――その頃、格納庫の中では閉じ込められた二人が見詰め合っていた。
「リン、私あなたがPTXにいたころから可愛いなって思ってたの…」
「私もヴィレッタのこと…」
深い理由は必要なかった。愛の魔法にかかった二人は抱き合って…以下略。

「ところで、マイ。」
後ろから軽く抱きしめて、肩にあごを乗せながらレビが言う。
マイより少し大きいレビにはちょうどいい高さのようだ。
「さっきはどうしてあんな魔法を使ったのだ?」
「そ、それは。」
461魔法少女マイマイ:2005/05/15(日) 15:07:45 ID:i4NcEGUk
耳元にレビの吐息がかかって、ピクッと体が震えた。
「あのね、わたしみんなのこと好きだから。だから悪い魔法のせいだとしても、
仲間と戦うなんて嫌だったから…。何とかできると思ったんだけど、ごめんね。」
「その仲間の中に私は入ってるのか?」
「当然だよ!だってレビは私でもあるんだから。
もう私は自分を否定しない、だからレビも私にとって大事なの。」
「フフ、嬉しい。私もマイのこと大好き。だから…」
「ひゃ!?な、なにするのレビ!」
ふっと息を吹きかけてから、レビが耳たぶを甘噛みする。
「もっと仲良くなることをするぞ、マイ。」
そう言うと舌がうなじを這っていく。抱きしめる両腕にもギュッと力が入ったのを感じた。
やっとマイは気づいた、レビにも魔法が効いていたことに。
「ちょっと、ダメだ…よレビ。私たちでこんなこと…するなんてぇ」
「嘘をついても無駄だ。マイのどこを触れば気持ちよくなるか、
誰よりも知ってるのは私なんだから。ほら、たとえばココ。」
そう言うとゆっくりと内腿に手をのばす。
「ひゃっ!」
「さすると体の芯がゾクゾクするだろう?それにココも。」
「あっ、ダメだよ!」
胸を手のひらに包み込まれ、レビの手のぬくもりを感じる。
ゆっくりと外周から中心へ近づいてくるが、先端には触れない。
膨らみ具合を確かめるように、柔らかさを楽しんでいるようだ。
優しい愛撫が気持ちいいからだろうか、頭がぼーっとしてきた。
「い、やぁ。こんなことしちゃだめなのに、気持ちいい…」
「こういうことをするのは初めてか?」
「う、うん…」
「なら私に任せるがいい。お前に快楽というものを教えてやる。」
「こ、恐いのはいやだよ?」
「大丈夫、優しくするから。安心して私に委ねろ。」
「…うん。」
462ドロン・ブロンソン:2005/05/15(日) 15:08:54 ID:i4NcEGUk
今回はここまで。
随分間が開いちゃってすいません。
内容が今ひとつ練れてない気もしますが、一度書かないと投げ出しそうになるんで。
言い訳になっちゃいますが、実家の居間のPCで書くわけにもいかず、
久しぶりに書いてるんでこの後の展開は再構成中です。
もそっと生暖かい目で見守ってください。
463名無しさん@ピンキー:2005/05/15(日) 15:09:41 ID:RfjEfTri
リアルタイム乙
464名無しさん@お腹いっぱい:2005/05/15(日) 19:15:14 ID:URM8YKkh
(´Д`*)ハァハァ(´Д`*)ハァハァ(´Д`*)ハァハァ(´Д`*)ハァハァ(´Д`*)ハァハァ(´Д`*)ハァハァ(´Д`*)ハァハァ(´Д`*)ハァハァ
465名無しさん@ピンキー:2005/05/15(日) 20:11:12 ID:Gt7PlQH5
(*´Д`)ハァハァ(*´Д`)ハァハァ(*´Д`)ハァハァ(*´Д`)ハァハァ(*´Д`)ハァハァ(*´Д`)ハァハァ(*´Д`)ハァハァ(*´Д`)ハァハァ
466エク姐が・・・:2005/05/16(月) 00:41:20 ID:vFgT06U4
467名無しさん@ピンキー:2005/05/16(月) 05:53:55 ID:lCj75i8p
マルチ乙
468名無しさん@ピンキー:2005/05/16(月) 21:29:34 ID:Tv1AeHPW
いい加減にFやAやα以外のマニアックな物が読みたい....
469名無しさん@ピンキー:2005/05/16(月) 22:00:49 ID:sQobdp6Y
安西博士×リョウトという萌え電波を受信しました
470名無しさん@ピンキー:2005/05/16(月) 22:18:59 ID:EELVgUWV
安西先生がドリル装備して攻めに回る電波を発信した犯人は…
>>469、お前だ!
471遥かなる戦い ◆eNrmrA2aRY :2005/05/16(月) 22:33:51 ID:miGKvdFb
レビマイ(*´д`)ハァハァ
ドロン氏、激しく乙!
続きをはよ書いて下さい!
もしかして、このまま生殺しですか!?俺を殺す気なのか!?そうなのか!もしそうなったら訴え・・・ゴホン
悪い、取り乱した…
とにかくGJ!!!!!


【チラシ】
レポート課題書いててロクに寝てない…orz
同時進行できーちくアラド構想中…思ってたよりややこしくなってる
472名無しさん@ピンキー:2005/05/16(月) 22:46:35 ID:q/6UohiM
>>468
おk、マニアック通り越して読む人えらぶ女体化ものを俺が書こう。

女体化ダメな人はNGワードにタイトルとしてつけた「マボロシ」を登録してくださいな。
473マボロシ:2005/05/16(月) 22:47:24 ID:q/6UohiM
 窓の外を眺めていた。映るのはただ黒い闇と機械の残骸、この星の文明レベルの低さを現すような闘争の痕が何とも言いようのない不快感を覚えさせる。

(あのバッカ野郎……さがれ、って言ったのに意固地になりやがって……)

真っ暗な部屋で月で別れた仲間の戦死の報告を受けとり、胸にのしかかってくる暗い鬱蒼とした闇を振り切るかのごとく、
吐き捨てるように一睨みするとシャッターを下ろして眠りにつこうとし、テーブルの上の地球の酒…ウィスキーとかいうのを瓶から直接呷る。
熱い感覚が喉元を過ぎていき、体が少し熱くなる感覚を捨てるように息を吐いてシーツに横になる。
(こんな未熟な猿どもの星でも酒はうまいもんだな)と、流れていく熱いアルコールに喉を焼かれながら、口元を伝う滴を拭い一人ごちる男……
彼は、地球側からのコードネーム「インスペクター」の一人、影のリーダー・メキボスである。

(ばっかやろうが……こっちの兵力ごっそりもってかれやがって……あんな所で死にやがって……
 どうする……?この状況でここを、あいつを守りきれるか?)

 地球側のあの部隊、ロンドベルにより、もはやこちら側の戦力はこのアクシズの防衛に徹するしかできないほどに消耗していた、
そこにヴィガジの率いた月面の戦闘での敗北による更なる減退。
(ちぃ……ガルガウをやるほどの部隊か…だが、俺たちの三機とディカステスの完成が間に合えば……)
備え付けのベッドに寝転がり、これからの作戦行動を図る。
その思考が行き詰まる度にメキボスはウィスキーを呷る、そのためか、いつしかそのアルコール分に酔い、彼は眠りへと堕ちていた……



その眠りの中、夢を見ていた、メキボスは遠い昔の日の夢を。
異文明監査局への配属が決まり、その研修と訓練のため家を出た日の夢を。
『お兄ちゃん!やだよぉ、いっちゃやだよぉ!』
474マボロシ:2005/05/16(月) 22:48:08 ID:q/6UohiM
『ふぅ……、泣くなよ、ウェンドロ。そんな二度と会えなくなるって訳じゃ無いんだから』
『ひっく……ひっ、でもぉ、でもぉ……』
『ほら、ウェンドロ。お兄ちゃんもうすぐ出発なんだから笑って、ね?』
『そうだぞ、メキボスは異文明監査局に選ばれたすごい奴なんだ、だからお前も祝ってあげなさい』
 自分のコートの裾を小さな手で掴んで、金色のクセのある髪をゆすって泣く、泣き虫な弟の頭を撫でる。
父母の言葉にも耳を貸さずに、むしろひっついてくる年の離れた弟に苦笑しながらしゃがみこみ、目の高さを合わせる。
『泣くなよ……俺はさ、笑ってる顔が好きだぜ。しばらくみれないんだし、見せてくれよ、な?』
『ひっく、ひっく……うっぐ、……う゛ん』
涙でぐしゃぐしゃだけどニッコリと微笑む弟の笑顔に俺も笑い返す。


そうだ、俺はこいつの、ウェンドロのこの笑顔が大好きだったんだ……
475マボロシ:2005/05/16(月) 22:48:58 ID:q/6UohiM
もそ…もそもそ




「く…ぐ?…うう…」
キシ……
「くす、兄さん、起きて…」
「ん…お?ウェンドロ…どうした?」
自分の体の上に重みを感じて目を覚ます、目を開けるとそこには、闇の中でも光を失わない金色の輝きがあった。
 自分の腹の上に座り、胸に手を置いてこちらに笑顔を向けている弟…ウェンドロに問いかける。
だが何も言わずに彼女は頬を朱に染めてメキボスを見下ろしていた。
「にいさぁん…んふ…」
「ん…」
 胸においていた手をメキボスの頬に添えるとそのままウェンドロはメキボスの唇を吸う。
小さな舌を絡めてくるウェンドロにメキボスもまた唇を絡み返す、熱い息を吐きながら互いを交換し合う。
「んく…ん…んちゅ…」
「ウェンドロ…またお前、俺の酒飲んだだろ…」
「えへへ…大丈夫、ボクもう大人だよ」
「……どうした?ウェンドロ」
「えへへ……」
俺の胸に顔を埋めながら笑顔で俺を見上げる。

ナニカガチガウ

「ね、兄さん。しよ」
「んあ?……ああ」
こんな風にウェンドロがメキボスを求めてくるのは別に今日が初めてではなかった、そのため何の異論も挟まずに弟の頼みを聞く。
476マボロシ:2005/05/16(月) 22:51:10 ID:q/6UohiM
「ん……ふ……んぅん……」
「ちゅ……う…く」
 小さな舌がメキボスの中に入ってくる、それを絡めとり、そして差し入れ返しては唾液を交換していく。
「んくぅ……ぷは、兄さぁん……」
「ふう……なんかあったのか?」
ウェンドロの小さな胸の膨らみを優しくなでながら問いかける。
「これはちょっと勝てないかなぁって、さ」
笑顔のままだが眉根は困ったように八の字になっている、メキボスはそんなウェンドロの頭を撫でながら無言で見つめる。
「大丈夫……さ、俺たちが何とかする」

(そうだ。それが……あの時おまえを守ってやれなかった俺がしなくちゃならない事なんだ)

監査局の教習施設のある軌道衛星でメキボスが訓練の日々を送っていた時、本星に残っているウェンドロたちに悲劇が起こった。
彼らの星の住民の意識においては、基本的に「道具を威力として他者に害をなす」という発想は出てこない。
だが、突然変異的なものはどのような世界でも発現する、その「他者に害をなす」ことができる者も現れる。
そして、その万に一つの可能性が兄の帰りを待つ一つの幸せな家庭を壊し、砕いた。
ある男がウェンドロたちの暮らす家に強盗目的に押し入り、父母はウェンドロを守ろうとするも殺害され……
残るウェンドロは、その男により幼い体に凌辱を尽くされたのだった。
477マボロシ:2005/05/16(月) 22:53:24 ID:q/6UohiM

 これまでウェンドロをメキボスの弟として書いてきたが、事実としてはその言葉は正しくない、ウェンドロは弟でもあり妹でもあった。
彼らの星系においてはごくまれに、本当にごく稀に両性具有者が生まれ出る。
この子たちは幼少期の環境、教育によってアニマ、アニムス、つまり男性的、女性的な思考パターンかが決まる。
そして、その思考パターンに応じて身体も成長のベクトルが変わる。
 彼ら、彼女らは身体的にも知能的にも高い能力を誇っており、様々な業績を残していた。
ウェンドロが異文明監査の長として現在のポジションにいることも、それがもとにあるためだった。
事件時のウェンドロは男の子のように振る舞い、そのままその方向に向かうはずであった。
だが、女性としての生殖器に性的刺激を受けその身体のベクトルは女性のほうへと進み始め、男性的な思考と女性的になりつつある体の矛盾を抱えていた。
その矛盾が体への性的な刺激を求めるたびにウェンドロはメキボス、そしてヴィガジに抱かれていた。
478472:2005/05/16(月) 22:58:35 ID:q/6UohiM
>>468
ウェンドロとメキボスものですがOG2途中で止めたんでお望みどおり第三次からの作品です。



リョウトとこの子だけという、数少ない女性声優さんがやってる男性キャラなんで声って点で女体化向きだと思いますけど。
……まぁその声がちとアレなんですが、ミスマッチが萌えるといえば萌えます。
479す〜ぱ〜探偵ミーナちゃん・始動編:2005/05/16(月) 23:18:25 ID:Hxv6EzoB
 まずは男子更衣室に向かった。
「ふっふっふ、このミーナちゃんの推理によれば、犯人は既に判明してるのよぉ」
 漁った。
 探偵特権で男子更衣室(何故か無人)の中を一人の女生徒が漁る。
 何故漁るかと言えば、物的証拠を探す為だ。
 何せ、一騎当千幾戦無敗の す〜ぱ〜探偵ミーナちゃんでも証拠がなければ犯人に逆切れされて
 大変なことになってしまうからだ。
「ふふ〜ん、ふ〜ん、証拠〜、しょ〜こ〜♪」
 がさがさ……
 どうでもいいけど、女性が男子更衣室を漁る姿はOKなのだろうか?
 個人的にはOKだと思うが。
「おお! これはぁ!」
 漁った結果、ミーナはいくつかのアイテムを発見した。
 →あせくさいジャージ
 →えっちなほん
 →えっちなしたぎ
 →たてぶえ
「……う〜ん、あんまり証拠にはならないなぁ…」
 えっちな本に見入りつつ、口走った。
480す〜ぱ〜探偵ミーナちゃん・始動編:2005/05/16(月) 23:19:26 ID:Hxv6EzoB
 さらに家捜しを続けるミーナに影が近づいた。
「な〜にしてるんだぁ、お前は」
「う〜ん、ちょっとねえ、女生徒体操服盗難事件〜その時、用務員は見た〜の証拠探しを」
 言ってて気づいた。
 無人の男子更衣室のはずなのに、自分以外の影があるのはおかしい。
 振り向くことにする。
 振り向いた結果、そこにいたのはジェスだった。
 レナンジェス=スターロード。 運動部系期待の新星。
「あのなぁ……男子更衣室に忍び込むなんて、普通の女がすることかぁ?」
「ただの女じゃない! す〜ぱ〜探偵ミーナちゃんなのだ!」
 右手に虫眼鏡。 左手に鉛筆。 口にはパイブ。 背中には人生をせおって彼女は断言。
 そんなミーナを見て、ジェスは心底あきれかえった。
 ―――そういえば、こんな奴だったっけ…
 頭痛い頭痛い頭痛ぁ〜い…
481す〜ぱ〜探偵ミーナちゃん・始動編:2005/05/16(月) 23:20:52 ID:Hxv6EzoB
 さて、ここで頭を抱えていては話が進まない。
 いつものジェスなら、冷静に突っ込むところだが、今回のジェスはひと味違った。
 その空間に二人きり…というのが異質を生むのか?
 ってか、そんな理論はどうでもいい。 問題はジェスがヤルかどうかだ。
「ふぅん、探偵、探偵ねぇ……
 探偵なら自分の置かれた状況も確認しなきゃぁ」
 ニヤリと歪んだその口には、いつもの熱血好青年の面影は薄れていた。
「ちょ、ちょっとジェス、何を考えてるのかな?」
 その不吉な感じに、す〜ぱ〜探偵ミーナちゃんはたじろいだ。
 こんなジェスは未だかつて見たことがない。
 本能的に危機を察知し、その場から逃げようと、男子更衣室のドアに目を配ると……

 ガチョン

 ジェスが鍵を閉めた。
482す〜ぱ〜探偵ミーナちゃん・始動編:2005/05/16(月) 23:22:51 ID:Hxv6EzoB
「ここの鍵、旧型でね。 中からでも鍵がなければ開かないんだよなぁ」
 とかいいつつ、指で鍵を回す。
「ふ、ふぅん…そ、そうなんだぁ…」
「いけないなぁ、探偵なら目配せも重要だよ?」
 呟きつつ、のそりのそりとミーナに近づくジェス。
「こんな事とかあるんだからさぁ」
 胸元からジェスがカメラを取り出した。
「一部始終撮ってたよ、漁るところから、エロ本に見入るところまで」
 ボッ!
 一気にミーナの顔が赤くなる。
「みみみ、みてたの」
 どっちかっていうと、後者の方が恥ずかしいらしい。
「さぁてね? 気付けない方が悪いんじゃないの? 探偵さん?」
 言いつつ、動画再生モードをオン。
「おお、あのミーナちゃんがこんなことをねぇ」
 大げさに言う。
「コレが学園中に知れ渡ったらどういう事になるのかネェ?」
 ニヤニヤ。 ニヤニヤ。
 明らかにこれは、脅しも入っているのだろう…か。
483す〜ぱ〜探偵ミーナちゃん・始動編:2005/05/16(月) 23:24:11 ID:Hxv6EzoB
「そ、そんなぁ…」
「す〜ぱ〜探偵ミーナちゃん?」
 考えてみれば、学園中に知れ渡っても…まぁ、ちょっと微妙な話はあるが命までは取られないだろう。
 でも、ミーナにとっては、それだけは避けたかった。
「ど、どうすれば……黙ってくれるの」
 待ってました、言わんばかりの表情を浮かべるジェス。 
 やらせることなんて決まっている。
「男と女が個室で二人っきりでヤることといえば、一つじゃないか」
 ズボンのチャックを開けるジェス。
 そしてそのむき出しになった股間に、無理矢理ミーナの顔を近づけた。
「うげっ、まさかさ…」
「早くしろよ、いきりたってるんだから」
 強引にミーナの口に、ジェスは己の肉棒を突きいれた。

「ふぐぅ!」
 いきなりの奇襲に驚き、息も飲むことすら赦されないミーナ。
「さっきまで見てた本に載ってるだろ、ほらほら」
 くわえるだけではなく、舐めることも指示するジェスに対し、ミーナには先程の「えっちなほん」で見た知識しかない。
 つまりは、ジェスの望むことすら出来ない訳で…
「……」
 明らかに、もどかしさだけがジェスの中に生まれるだけであった。
 そのままの体勢で、ジェスはミーナの口に数十分入れていた。
 が、その時間でも一度もジェスは射精することもなかった。
 ただ、口に入れ、つたない舌の動きだけでは満足できるわけもない。
「あ〜、もういい。 こんな事お前に頼んだ俺がバカだった…」
 自らミーナの口から肉棒を離すジェス君が居た。


<プレイヤー選択>
 →ビデオ公開に踏み切る
 →そのまま続きをやってみる
484まがるが:2005/05/16(月) 23:30:28 ID:Hxv6EzoB
>266のつづきですた。

う〜ん、確かにエロに繋げづらいですね、学園物。
どうしよう、この続き……

>478氏
一瞬最後の「ウェンドロはメキボス、そしてヴィガジに抱かれていた。」
の言葉だけ見て、目をごしごししてしまいました。
こういうのもアリっすね〜
485名無しさん@ピンキー:2005/05/16(月) 23:55:38 ID:Tv1AeHPW
>>472
乙です、我が侭言ってスイマセンorz
486名無しさん@ピンキー:2005/05/17(火) 00:15:29 ID:cVeV/xBM
このスレで出たSSのカップルで一番マイナーなのって何だろうな、そういや
487名無しさん@ピンキー:2005/05/17(火) 00:30:53 ID:uFv8ZbXI
男手マサキ以外は異端とされる魔装において
2回もマサキ以外を書いた自分は超マイナー
488名無しさん@ピンキー:2005/05/17(火) 02:28:07 ID:lJHI7pZI
しかしヤンロンはいい男だぞ。近くにいて欲しくないが
489名無しさん@ピンキー:2005/05/17(火) 02:53:50 ID:TYApJBw+
>>488
しかし魔装二次創作ってとかくマサキマンセーマンセーで
他のキャラ書くとアンタ物好きだね〜って態度されるんだよな
(名無しの男たちの集団レイープは普遍的なネタなのでOKみたいだが)
490名無しさん@ピンキー:2005/05/17(火) 03:03:01 ID:4UwFFisN
>>470
ルーペを使って恥ずかしいところを拡大して見たり、
リョウトの股間のモノのサイズを詳細に調査したりするんだな
でも、本命は愛用のドリルを用いた発掘さぎょひぃぃああ
491ATA ◆WfJM6asPOs :2005/05/17(火) 05:03:17 ID:CSOhDEY5
各職人様方乙ディス!
やっぱマイタソかわええなぁ…。ドロン殿続きマターリ待っとります。

えーと自作品なのですが、前もって謝っておきます。スンマセン!
話を完結させることに終始しているのでエロでもパロでもない作品になりそうです。
その代わりと言っては何ですが番外編としてアクセル×レモンを完結後に書きます。
第5部が堅めの話なのでその反動でかなり弾ける予定なので期待するならこっちの方でよろw
第5部は今週末にでも投下しますね。

夜勤終わりなのでこれから寝ます…。
492名無しさん@ピンキー:2005/05/17(火) 05:19:51 ID:iF5buovI
>480でミーナが咥えているのがバイブに見えたのが俺だけでいい
493名無しさん@ピンキー:2005/05/17(火) 05:23:10 ID:iF5buovI
そして「は」と「が」を間違えたのも俺だけでいい


orz
494名無しさん@ピンキー:2005/05/17(火) 17:58:28 ID:HjYwPi1Q
ときどきネタ考えるが2年前ほど前からたいして変化がない・・困ったw
たまにゃ液晶とキーボードではなく原稿用紙と鉛筆持とうかな
495名無しさん@ピンキー:2005/05/17(火) 19:29:21 ID:lJHI7pZI
>>489
でも羅刹の事忘れられないシモーヌを不器用(むしろオレ流か)に気遣うヤンロンとか読みたいぞ
魔装はいい男が揃ってるのに、雑種や笛居るや不安具や……ことごとく相方がいないのかw
496名無しさん@ピンキー:2005/05/17(火) 19:42:06 ID:aknsXZt3
ザッシュが魔術とか使ってリューネを束縛してレイプするなんてネタ考えた俺はどうすればいい


まぁリューネが自力で脱出して未遂に終わりボコボコにされるっていうオチが突きそうだったんだがな
497名無しさん@お腹いっぱい:2005/05/17(火) 21:24:38 ID:q6ktFDxb
>>489
そして大抵忘れられてるかネタ役に回ってる澪に愛の手を
498名無しさん@ピンキー:2005/05/17(火) 21:38:35 ID:cVeV/xBM
LOEが出る前、EXでの絡みを見てヤンロン×エリスを考えていたのは俺だけではないと思いたい
499487魔装スキー ◆6ijZAWiPhw :2005/05/17(火) 22:10:40 ID:9TlUxa7A
魔装ネタ正樹以外もOKですか…嬉しい゚・゚ (ノД`)゚・゚。
>>489見て、ますます魔装二次創作は正樹以外は
カス扱いされてるのかと思ってたけどどうなのかな…

>>497
前スレか前々スレで正樹×澪書いたりしたので過去ログあったらドゾ…

500487魔装スキー ◆6ijZAWiPhw :2005/05/17(火) 22:13:33 ID:syUDc/kR
連投すみませぬ
>>496
(・∀・)イイ!是非見てみたいです(^ー^)ノ

色んなヤンロンネタも是非見てみたいとです
つかEXリューネの章は炎龍のハメまくり紀行な気が…
リューネ、エリスは言うに及ばず
花園麗「ヤンロンさん、カミーユったらフォウのことばかり…(涙)」
炎龍「よしよし、僕が慰めてあげるよ…(ギラーン)」
なネタを考えたのは私だけでいいかな
501名無しさん@ピンキー:2005/05/17(火) 22:46:54 ID:3rb8kYwj
殿下テュッティとかリカルドテュッティとかいいじゃないか
ファングセニアとかも……
502名無しさん@ピンキー:2005/05/17(火) 23:31:37 ID:+X6VevpP
一時期ヤンロン×ミオで一人燃えてた記憶が
完璧捏造なのは分かっているだけど、奔放なミオに振り回される堅物ヤンロンとか
ヤンロンの不器用な優しさに引かれるミオとか考えてたらツボにハマっちゃって

他にも同じこと考えたことある人……いませんよね、いませんよね……
503502:2005/05/17(火) 23:36:17 ID:+X6VevpP
「いるだけど」ってなんだ orz
「分かっているけど」です

うっわぁ恥ずかしい……
504名無しさん@ピンキー:2005/05/18(水) 21:43:38 ID:SuEUo6o7
(国名忘れたが)国境付近での言葉攻めと、火風青雲剣の特訓シナリオから
ヤンロン×サフィー姐なら考えた事がある
505名無しさん@ピンキー:2005/05/18(水) 21:59:13 ID:GptzEhOO
サフィーネなら別に誰と何やっても可笑しくないからな〜
EXでシャアにジェリドそれにバーンにも目付けてたし



誰か忘れてる気がするが・・・気のせいだな
506名無しさん@ピンキー:2005/05/19(木) 04:10:01 ID:o4zlfkcc
>>505
炉の総帥の仮の姿だろ>忘れてる
507名無しさん@ピンキー:2005/05/19(木) 12:13:46 ID:FuOA/4dY
仮の姿の人いるじゃないか

忘れてるのはほら、なんだっけ・・・・
片栗粉?
508名無しさん@ピンキー:2005/05/19(木) 16:16:28 ID:gkWqVQGF
総帥の仮の姿…誰だっけ(本当に分からん)シャアは既出だから違うよね?

片栗粉って各離婚?あのオッサンはナイと思う…
509名無しさん@ピンキー:2005/05/19(木) 18:07:36 ID:CVZ+iE/I
よし、混沌としてきたところでラテミラかオッチャン×エリスをキボンしてみよう
510名無しさん@ピンキー:2005/05/19(木) 18:41:17 ID:YKqoQGja
ならば調子にのって
ミッテ先生×ヒューゴキボンしちゃうぞ〜
511魔装スキー ◆6ijZAWiPhw :2005/05/19(木) 19:12:27 ID:07fn3KGY
>>501
貴方は私ですか(*´Д`)
>殿下テュッティ
昔書いたことがあるとです
>ファングセニア
前スレで書いてますた
何か王家スキーなので自分…

>>509
ラテル×ミラ(・∀・)イイ!ミラ×テリウスとか…
512名無しさん@ピンキー:2005/05/19(木) 20:31:51 ID:Pf1ELzuk
>>511はヤンロン
513名無しさん@ピンキー:2005/05/19(木) 22:23:36 ID:ZmN7J5UV
>>512はザッシュ ばりのカワメン
514名無しさん@ピンキー:2005/05/20(金) 03:54:05 ID:HNzeqK+P
>>513
(゚Д゚)ハァ?
515名無しさん@ピンキー:2005/05/20(金) 05:16:36 ID:10/N0oqH
>>510
あれ?俺がいるよ?
516名無しさん@ピンキー:2005/05/20(金) 10:39:18 ID:ma5pWTD8
で、結局炉の総帥の仮の姿って誰っすか?

ゲンナジーってリューネとも澪とも絡めそうなのに見たこと無いね
そういう俺も書く気しないが
517名無しさん@ピンキー:2005/05/20(金) 12:41:00 ID:88IqIqYt
流れとはあんまり関係ないが、つぐみんのエロ作品が久々に見たくなったw
ズーレでなきゃフィリオ博士連れてくるしかないかねぇ?
むかしリンカーンものはあったけど
518名無しさん@ピンキー:2005/05/20(金) 21:36:11 ID:S6xXp3fc
つぐみんとフィリオが一緒になってアイビスをいじめるエロマンガなら見ますた
519名無しさん@ピンキー:2005/05/20(金) 23:57:04 ID:kTYDE+PO
ツグミがスレイとアイビスを首輪付けて調教してるエロ漫画なら見たけど
520名無しさん@ピンキー:2005/05/21(土) 00:00:09 ID:qMmgjpu2
>>519
書き忘れた

要は
フィリオ×ツグミ×(アイビス&スレイ)×イルイ
な訳だが
521名無しさん@ピンキー:2005/05/21(土) 04:10:39 ID:kxgOsA9r
>>520
それは蝶見たい

TDのめんつのただの春画CG集なら持ってる
大開脚とか
522名無しさん@ピンキー:2005/05/21(土) 14:26:49 ID:xYIwumeO
ラウル×ミズホを一度考えたが、微妙すぎるのでやめた。
523名無しさん@ピンキー:2005/05/21(土) 15:00:42 ID:YkNOSCHp
そういう微妙なのをこそわざわざエロパロにまで来る旅人は求めていると思うぞ

人気キャラの作品なら同人誌でも見れるし
524名無しさん@ピンキー:2005/05/21(土) 16:03:32 ID:w1bmcK3Q
流れを読まずにミオキボン
525名無しさん@ピンキー:2005/05/21(土) 16:20:10 ID:qMmgjpu2
>>524
リュ−ネ×澪のレズキボンヌ
前スレのギュネリムのヘボ作家ですが、
ギュネイ×リムを投下してもよろしいでつか?
途中までですけど…
527名無しさん@ピンキー:2005/05/21(土) 23:18:42 ID:Qo1N1bwK
>>526
待ってました!是非。
では、投下いたしますが…いくつか御注意を。

1、この物語は本編とは全く関係がありません
2、ギュネイが頭で考えている事が多い
3、考える事が本当に暗い
4、細かい設定はキニシナイで下さい。

では、始めます。
…そして、今に至る。
あの爆発の中、俺たちは奇跡としか言い様が無い。
…だが…アイツはどうなった?
「艦に戻れ」という命令を無視し、俺たちをこんな状況に陥れる原因をつくったアイツはどうなった?
おそらく…いや、仮定するまでも無いか。
あの爆発(基地一つをぶっとばす程の威力)の中、
生きていられるわけがない…。
俺たちは運良く生き延びられたが、
あいつが生き延びているという保障はどこにも無い。
くそ、あの馬鹿野郎が…!
「もし、俺に何かあったら…リムの事を頼む」
…奴の事を考える度に、この言葉が何度も頭にリピートされる。
何を考えていたかは知らないが、まさか奴は最初っからそのつもりだったのか?

理由は…これは俺一個人の見解にすぎないが…
まさか、ルイーナの指揮官らしき奴と関係が?
そういえば、あの指揮官機(後にわかったが、グラキエースの機体らしい)「らしき機体が出る時に限って自分の機体が変になる」
と、ジョッシュが独り言で言ってたな…。
まさか、今回もそうだったのか?
「そんな変な事あるわけない」と言う奴もいるだろうが、ブルー・スウェアでは変な(いや、ありえない事と言った方がいいか?)事ばかり起きるのだ。
こんな事態になっても何ら不思議ではない。
いや、世の中とは摩訶不思議だな…。

…感心している場合ではないな。
さて、これからどうするか。
通信機でラー・カイアムに救助信号はもう打ってあるが、
問題は救助信号が無事に届くかどうかだ。
少し前に信号を送ったが、返事が今だに返ってきていない。
ちなみに、この辺のミノフスキー粒子は薄いらしく、大変通信しやすい。
待つ事。
それが、今の俺たちに出来る事だ。

…が、こいつはどうしたものか。
クリアーナ・リムスカヤ。ジョシュアの義理の妹である。
最初は気絶していたので、俺はコックピットから降ろした。
数分後、やつは意識が戻った。
数分間黙っていたが、状況を把握してしまったのか、そのまま泣いてしまった。
相当なショックだったのだろう。
奴は、あの爆発ですでに死んでる可能性が高い。
パソコンの調子が悪いな…ちょっと点検をするために
投下は一旦中断します;
点検が済み次第、投下致しますので少々お待ち下さい…
調子が戻って来たので続きを行きます…


悲しいのだから、涙を流す。
それは当たり前の行為にすぎないが、俺にはそんな事は出来ない。
いや、したくない。
奴はまだ生きている。俺はそう信じている。
その証拠に、俺たちは生き延びた。
確証はない、と知りつつも俺は信じる…いや、信じたい。
あの馬鹿野郎はケロッとした顔をして、どこかで生き延びている、と。
だから、俺は決して泣く事は出来ない。
例え、それが前に考えていた事と矛盾していても…。

……………………
さて、ここにいてどのくらいの時間がたったのだろうか?
リムは泣き疲れてしまったのか、ぐったりとして眠ってしまっている。
救助信号の応答はまだこない。

俺たちの回りは、すでに暗い暗い闇で囲まれている。
唯一の光は、この焚き火だけである。
寒い…。
なら、コックピット内にいればいい話だ。
が、明かりがつかない、暖房器具は故障…。
通信機以外の機械はあの爆発でほぼ、全滅だった。
なので、火で暖をとるしかなかった。

襲撃の心配は…取り合えずないだろう。
だが、万が一の場合は俺だけで戦なければ。
こんな状態のリムを戦わせたくない。
かえって足手纏いになるだけだ。
…返事が遅すぎる。
まさか、届かなかったのか?
さっきも言ったが、この辺りはミノフスキー粒子は薄い。
しかし、何故だかわからないが、多少電波が悪いみたいだ。
「…ったく、こんな安易な通信くらい、ちゃんと届け。」と俺は心の中で悪態を
吐いた。そう言っても仕方がない、心の中でそう思いつつ、コックピットに戻ろ
うとしたその時、何かに掴まれた。
突然の出来事にビックリし、後ろを見ると涙で目が真っ赤になっているリムがい
た。
「…起きたのか。」と俺はぶっきらぼうに言った。
「………。」
…俺を睨んでるな。
恐いモノだ、と心の中で思った。
この強ばった表情から見て、どうやら今の人各はリアナ(強気な)のようだな…。

二重人格。
それがこいつの特徴らしい。
どうやらジョシュアの親父が、こいつを実験(何の実験か知らないが)に使った結果、こうなってしまったらしい。
ひどい事をする奴がいたものだ、と俺は内心思った。
だが…そう言うと、強化人間の研究もある意味似てる。
俺みたいな強化人間(………)を生み出す為に、科学者は何人もの人を実験台にしてきたのか…。

ふっ…それが今更、何になる事やら…。
…さて、話を戻そう。奴は俺を睨んだっきり何も言ってこない。
しばしの沈黙が走る。俺はその沈黙が耐えられなかった。
この時、俺は沈黙を破る言葉として、「何だ、言いたい事があるならはっきりと言え」と言うつもりだったが、それを言う前に、奴は言葉を発した。
「…ギュネイさん。」と、奴は俺に言った。
「…何だ。」
と、俺は奴の言葉に返事をする。
「…どうしてギュネイさんまで来たの?」
ふん、そんな事か。
案外答えるのに苦労はしなさそうだな。
取り敢えず、ポーカーフェイスをすればいいか。

「…それはこっちの台詞だ。貴様が無断出撃をし、俺はそれ止める為にお前を追った。そして、爆発に巻き込まれた。別にジョシュアを助ける為に行ったのではない。…それだけの事だ。」
俺は淡々と言った。
これだけ言えば…。

「…命令、だったからですか?」
「………………!!」
…俺はこの質問にまったく答える事が出来なかった。
そのまま答えてしまったら、俺も人の事が言えなくなってしまう。
あの時…リム機を追って(つまり、艦とは反対方向へ行った)いる途中、通信機からは雑音混じりで「何をしている!早く艦に戻れ!」
と言う怒鳴り声がした。
が、俺はそれをすぐに切ってしまった。
戻ったら命令違反で修正が飛ぶな。

…そんな事、今はどうでもいいか。
そして…また、沈黙が続いた。
沈黙…Silent。
その沈黙を破ったのは、リムであった。
と、言ったところでストップです。
中途半端&意味のわからん文で申し訳ございませんorz
では…また投下出来たら御会いしましょう。
536名無しさん@ピンキー:2005/05/22(日) 01:10:39 ID:1TLBg9gu
モツカレ。
537名無しさん@ピンキー:2005/05/22(日) 06:27:34 ID:guQuFP64
ギュネイの一人称で進むSSってかなり珍しいね
読んでて面白い
538ATA ◆WfJM6asPOs :2005/05/22(日) 09:54:26 ID:tV23BBV1
墜ちてきた男、完結編の執筆が完了致しました。完結だというのにエロ抜きです。
まだ番外編は執筆中なのでエロはもう暫しお待ちを…。
昼過ぎに投下します。しかし相変わらず短く纏められないなぁ…。
539ATA ◆WfJM6asPOs :2005/05/22(日) 13:10:34 ID:npLp05fT
そんじゃ失礼して投下させていただきます。
完結・第5部と番外編のほんのさわり部分までとなります。

俺は、夢を見ていたのだろうか? そう思いたくもなる。レモンが言うには、俺はこちら側へ来てから記憶を失っていたらしい。
しかし、ハッキリとした記憶があるのだ。連邦の艦に乗り、共にインスペクターやアインストと戦っていた記憶が。
当然その中にベーオウルフ、キョウスケ・ナンブもいた。何故そんな行動に出ていたのだろうか?
俺の記憶を取り戻す為に行った措置、ヴィンデルがそう言っていたような記憶がある。しかし我慢ならない。
この俺が敵であるベーオウルフ共と徒党を組み共に戦っていたなどと言う事は…。夢だと思いたいがそれが事実らしい。
「ところで、体調はどうなの? 長い間眠ってたんだから万全ではないでしょう?」
レモンがそう尋ねてくる。確かに言われるとおり全身の力が抜けきったような感じで、体調は優れない。
しかし、なぜそれほどまでに疲弊しているのだろうか? 何かあったのは間違いないだろうが思い出せない。
俺に残っている最後の記憶はW15、ウォーダン・ユミルに乗っていたヴァイサーガが撃墜されるまでだ。
だが今はそれを詮索している場合ではない。今の感情はベーオウルフを倒さねば収まりがつかない。
「…狼さんは今インスペクターとやり合ってる最中よ」
インスペクター…、どうにも胡散臭い連中だ。だが奴らにやられる程ベーオウルフはヤワな男ではない。
ベーオウルフを倒すのはこの俺でなければならんのだ。しかし今の体調で奴を倒せるとは思えない。
レモンからも休養を勧められ、体調の回復を待つ事になった。

ライノセラス内にある自室にて、俺は再びこれまで自分にあった事を振り返っていたが、一つ気になる事を思い出した。
ベーオウルフのパートナー、エクセレン・ブロウニングのことだ。ブロウニング…レモンと同じ名だ。
そこで俺は自室にレモンを呼び出し、その件について尋ねてみる事にした。

「話って一体何なの? こっちはあなたと違って忙しいのよ」
現れたレモンは不機嫌そうな顔ながらも、微妙に緊張している様子がうかがえる。
無理もないだろう、俺がレモンを部屋に招き入れるなどという事は、これが初めての事なのだ。
しかし勘違いされても困る。奴との関係は否定こそしないが、今はエクセレンの件についてだ。
「ハガネでエクセレン・ブロウニングと名の女に会った。この名に聞き覚えはあるか…?」
「……当然じゃない。だってその娘は私の…」
それ以上は聞く必要もない。その存在は既にレモン本人より聞かされているのだから。
エクセレン・ブロウニング。向こう側ではシャトル事故で死んだレモンの妹…と言う事になっている。
恐らくエクセレンと会う事も、レモンのこちら側で目的の一つなのだろう。
だが向こう側とこちら側では状況がかなり違っている。向こう側と同じだと思わない方がよいだろう。
レモンにもそう念を押し、退室を促した。いずれ会う事になるのだから、わざわざ伝える事もなかったか…?

俺が休養している間も、シャドウミラーの作戦は着々と進行しているようだ。連邦の旗艦であるシロガネを奪取し、
俺もそちらに移る事となった。しかし聞いた話によると、W17が任務を放棄し、完全に連邦側へ寝返ったらしい。
前から奴を初めとするWシリーズの事は気に喰わんと思っていた。人形如きが自分の意志などと口にするなど片腹痛い。
どうやら指揮を執るヴィンデルも余裕が無くなってきているようで、俺へ出撃の指示を与えてきたのだ。
「アクセル…いつまでそうして休んでいるつもりだ? そろそろ貴様にも働いてもらうぞ」
向こう側ではベーオウルフ絡みで命令違反を犯す事数知れず、今回も簡単に奴に従うつもりはない。

そんな中、事もあろうにヴィンデルはインスペクターとの共闘を持ちかけたというのだ。
奴らを手駒に加えれば連邦を葬り去る事が出来る、とやけに自信ありげなヴィンデルだったが、
連邦と行動を共にした事のある俺はその意見には賛同しかねる。そう甘い相手ではない事は重々承知している。
インスペクターとの共闘に否定的な俺は出撃指示を拒否。ベーオウルフと直接やり合う時までは休養を続ける事にした。
シャドウミラーとインスペクターが手を組んだ事により幾らか事態は好転したようだが、奴らを仕留めるには至っていない。
ハガネを航行不能に追い込み、艦長ダイテツ・ミナセを葬った事により幾分ダメージを与える事は出来たようだが。

インスペクターの本拠であるホワイトスターで来たるべくベーオウルフとの決着に向け俺はソウルゲインの整備にとりかかる。
「それで、狼さんに勝てる自信はある訳?」
ヒリュウに乗っていた時に得た情報で奴の行動パターンは分析したものの、こちら側では一度もやり合っていないのだから、
安易に自信があると言う事も出来ない。かといってレモンの前で弱気な部分を見せる訳にも行かない。
「上の連中の回りくどいやり方で時間は食ったが、もうまもなく決着が付く。俺は負けん…」

その後アインストの攻撃が本格化し、俺もその迎撃に駆り出される事となった。どうやらホワイトスターに狙いを絞っているようだ。
連邦の攻撃でアースクレイドルが崩壊し、インスペクターの部隊も苦戦を強いられている為、俺の出番も近いようだ。
そんな中、僅かに与えられた休息の時間を利用して、レモンが話しかけてくる。一体何の用だろうか?
「あなた、ちょっと変わったわね。連邦の連中に何か感化されたのかしら?」
何を言うかこの女は、と言いたい所だが実際自分の中で何かが変わりつつある事を自覚している為反論する事はなかった。

結局の所、インスペクターの連中は連邦の拠点をことごとく奪還された挙げ句に全滅し、ホワイトスター内部へと侵入を許した。
やはり余所者を当てにするべきではないと言う事か。ヴィンデルの考えている事はどうにも理解に苦しむ点だらけだ。
今シャドウミラー本体がいる地点は最終防衛地点の為、俺達が出撃する他はない。まあ予測は付いていた事だが。
量産型の人形共を出撃させ、俺達が機体の最終調整を終えるまでの時間を稼ぐ。
気が付くと俺は、一足先に準備を終えたレモンがアシュセイヴァーに乗り込もうとする所を呼び止めていた。
「何よ? 時間がないって言うのに…」
この土壇場になって、俺はレモンに自分の真意というものを伝える決意を固め、それを実行に移したのだ。
ヴィンデルに聞かれるとさすがにまずい為、そっと耳打ちするような形で全てを伝える。
さすがに驚いた表情を見せていたが、レモンもまた同じ事を考えていたらしく、ただ黙って頷くだけだった。

時間稼ぎも長くは持たず、シャドウミラー隊の残る全勢力を投入。俺もソウルゲインに乗り出撃する。
自分の標的であるゲシュペンストMk-Vは当然最前線にいる。それを確認した俺はすかさず連邦の各機隊へ通信を送る。
「久し振りだな…。随分と待たせたが、この通り生きている…」
連中は声の主が俺だと当然気づいただろうが、意外に反応が少ない。恐らくW17が情報を流したのだろう。
もはや説明の必要もない、後は雌雄を決するのみ。間髪入れず俺はソウルゲインをゲシュペンストMk-Vへと突進させる。
それを確認してヴィンデルのツヴァイを除いた全機体が攻撃を開始した。
「アクセル・アルマー…! 例えお前が相手だろうと、ただ…撃ち貫くのみ!」
「望む所だ…。貴様との因縁、ここで断たせてもらう!」

さすがに俺が向こう側で仕留める事の出来なかった男だ。そう一筋縄ではいかないようだ。
だが、徐々に情報量の差というものが如実に表れてきた。機体は改修されているものの、その動きはデータ通りだ。
「くっ…、直前で見切られている…?」
「大した操縦能力だが、如何せん癖が強すぎる」
幾ら機体や武装を強化した所で当てる事が出来なければ意味がない。そうなるともはや奴の機体はただの鉄の塊。
早々に見切りを付け、止めを刺すべくコード麒麟を発動し、猛然とゲシュペンストMk-Vへ突進する。
「貴様には失望したぞ。さほど拘る必要もなかったか…。だが遠慮無く止めは討たせてもらう!!」
「……!!」
「コード麒麟、砕け散れいっ!!」

だが、ソウルゲインの拳が直撃する刹那だ。コックピット内にレモンからの通信が響き渡り、俺はその手を止める。
「そこまでよアクセル! あなた自分で言った事を忘れたの!?」
ほんの僅か前自分で言った事をすっかり忘れていた。やはりベーオウルフを相手にすると熱くなりすぎてしまうようだ。
俺が手を止めた事によりベーオウルフは体勢を立て直し、他の機体はツヴァイザーゲインを取り囲むような陣形を組み、
今にも攻撃を加えようとしている。さすがにそれを安易に許す訳にはいかず、意を決して叫ぶ。
「コイツは俺が始末する! 貴様等は近づくな!!」
出撃直前にレモンに伝えた事、それは今回の敵はベーオウルフ達ではなく、他ならぬヴィンデルだと言う事であった。
このことは俺とレモン以外は知るはずもなく、誰もが驚いていたようだ。

「何だと…アクセル貴様血迷ったか!? レモン、これはどう言う…」
レモンに問うても無駄である事は明らか。その次の瞬間、ハルバートランチャーの銃口はツヴァイに向けられていた。
「これ以上あなたに与していても無意味と感じたって訳。第一あなたの理想には元々興味ないし」
「もう貴様の操り人形を演じる必要もない。これが俺達の意志だ…」
不本意ながら俺は人形共に学んだ、と言わざるを得ない。だが俺達の台詞に嘘偽りは一切無い。
それを聞いたヴィンデルは当然怒り心頭だ。火に油を注ぐ形となってしまったか。
「おのれ…連邦共々まとめて始末してくれる…!」

「邪龍隣が来るぞ、今すぐ離れろっ!!」
連邦の連中を助ける義理はないのだが、思わずこんな言葉を口にしてしまう。これもまた本心なのだろうか?
それはともかくとして、俺とベーオウルフ以外はツヴァイの攻撃範囲からの離脱に成功した。
何とか攻撃を受けきった俺はツヴァイへの攻撃を開始する。しかし機体の能力差は如何ともし難い。
「下らん情に流されたか…素直に私に従っていればよかったものをっ…!」
遠距離から攻撃を仕掛けようとするも、一瞬の隙を突かれ一気に間合いを詰められてしまった。
そのまままともに攻撃を喰らう覚悟は出来ていたが、次の瞬間だ。何者かが俺達の間に割って入り攻撃を受けたのだ。
「W16…貴様!!」
「出過ぎた真似をして申し訳ありません…。しかし、これはあなたを守りたいという紛れもない私の意志です…」
「W16!はやく脱出しなさい!!」
「W17…貴様は欠陥品などではなかっ…」
言葉を言い終わる前にW16の乗っていたラーズアングリフは限界を迎え、撃沈した。
結果的に俺を助けるという形になった。これもまた奴自身の意志か。さすがに認めざるを得ないだろう。

「フン…人形如きに助けられるとは貴様も堕ちたものだな」
「何とでも言うがいいさ…。俺は貴様を倒すためならどんな恥辱でも受ける覚悟は出来ている」
俺が虚勢を張っているのは誰の目にも明らかだ。だがここで退く訳にも行かない。
「アクセル…一人では無理だ。俺も力を貸す」
事もあろうに、ベーオウルフが俺に協力するなどと言ってきた。さすがにその申し出ばかりは受ける訳にはいかない。
「ベーオウルフ…貴様の助けなど借りん! 奴を倒すのは俺の役目だ!」
自分でも何をムキになっているのだろうかと思うくらいだ。それを聞いてか他の連中も反論してくる。
「こんなバケモン相手にタイマンでどうにかなる訳ねぇだろ!!」
「いつまでも強情張ってないで下さい!どんな恥辱でも受けるんでしょう?」
「くそっ、何故だ…何故俺を助けようとする!」
「お前が俺達にとって仲間だからだよ! さっきだってお前は俺達を助けてくれたじゃねぇか!」
何故だ…。俺の今までやってきた事を知っていながら、仲間などとそんな台詞が吐ける…?
だが俺は貴様等とは敵同士。敵に助けを請う事など、あってはならない。そんな複雑な感情の中、ツヴァイに突っ込んで行く。

闇雲に突っ込んだ事が功を奏したのか、ツヴァイの懐に潜り込む事に成功し、ソウルゲインの拳が装甲を打ち抜く。
「くっ…。まだ当たりが浅いか!」
「このツヴァイザーゲイン、この程度では倒れぬぞ!」
結果的にダメージを与える事は出来たが、なにぶん軽微な損傷に過ぎない。拳を抜いたらまた状況は元に戻ってしまうだろう。
やはりここで取る行動は一つしかない、このまま拳に力を込め、ただ…
『撃ち貫くのみ…!!』

無意識の内にベーオウルフと同じ言葉を発していた。俺の気づかぬ内にゲシュペンストMk-Vもまたツヴァイの懐に入り、
その右腕に着けられた巨大な杭打ち機の様なもの(リボルビング・バンカー)で装甲を貫いていた。
「ベーオウルフ…! 仮に奴を倒せてもこれでは貴様もただでは済まんぞ!」
「それは承知の上だ。だがもはやこれ以外に方法はあるまい…」
「俺一人で充分だ…! 貴様はここから離れろ、巻き込まれたいのかっ!」
「お前は俺を倒すのが目的なのだろう? それが叶わぬ内にこんな危険を冒していいのか?」
「危険の意味など、この戦場に身を置いた時より、とうに忘れている!」
その台詞と共に俺はソウルゲインの拳に力を込める。ベーオウルフも同様だ。
こうなってしまったらもう覚悟を決めるほか無い。よりによってあのベーオウルフと共にヴィンデルと戦うとは…。
「動力部をやられたか、機体が動かん…。何と言う事だ…!」
「終わりだ…ヴィンデル! 俺は俺の道を進ませて貰う!」
次の瞬間、ソウルゲインの拳とゲシュペンストMk-Vのバンカーは同時にツヴァイの装甲を貫通、見事撃ち貫いたのだ。
だが、ツヴァイの爆発から逃れる事は出来ず、2機共々それに巻き込まれてしまった…。

てっきり俺はベーオウルフと共に命を落としたかと思っていたが、どうやら生き延びたようだ。
俺が目を覚ました場所、そこには見覚えがある。そう、ヒリュウ改の医務室だったのだ。
しかし今の俺にとって奴らは敵、こんな所へ居るわけにも行かず、すぐさま起きあがり脱出を試みようとする。
「動かないで! 傷が開くわよ」
すぐ傍にいたレモンに遮られた。しかし何故レモン共々この艦にいるのだろうか。
「レモン、ここが何処だかわかっているのか? 奴らの、敵の…」
「君を敵として認識している人間はもはや我々の間には居ないさ。私を含めてな」

突然部屋のドアが開き、言葉を発した人物はヘリオス・オリンパス。俺達と同じく並行世界から来た人間だ。
「ヘリオス…どういう事だ?」
「形はどうあれヴィンデルを倒す為に君は一緒に戦ってくれた。何より以前一緒に戦った事が大きかったのさ」
ヘリオスの言わんとする事は理解したつもりだが、連中が俺を仲間と認めた事にはどうしても納得がいかなかった。
「ヴィンデルが倒れた事により君たちも私と同様にこの世界に残る他ない。これは逆にチャンスだと思うのだ」
「チャンス…だと?」
「君たちがいた世界とは全く違う未来、見届ける価値は充分にあると思う。だから我々は君たちの命を奪う事は良しとしない」
確かに、俺達がいた世界とは既に歴史が大きく変わっている。この先平和が訪れるとでも言うのか?
そうだ、ベーオウルフはどうしたのだろうか。俺が生きているという事はやはり奴も…。
「今の戦況はどうなっているの? 狼さんがどうなったかも彼に教えてあげて」
「今アインストと交戦中だ。キョウスケはあの爆発の瞬間爆風で飛ばされ、直撃は受けておらず、今も戦場にいる」
そうか、過去に聞いた覚えがあるな。奴は恐ろしいまでの強運の持ち主だと。しかし俺はこのザマだ。
あれほどの強大な部隊で指揮を執り、なおかつあの強運…。俺の敵う相手ではないのかもしれんな。
「ヘリオス…いや、ギリアム・イェーガーだったか。皆に伝えておいてくれ。
必ず生きて戻れ…生きて戻った時には俺達二人も厄介になる、とな。…すまんが、今は休ませてくれ」
「了解した。それでは私も現場に戻る」
俺はこの時初めて連邦軍を仲間として認め、最強の軍隊と共にこの世界の行く末を見届ける決意を固めた、と言うわけだ…。

再び俺が目を覚ました時、既に全てに決着は付いていたらしく、目の前には見知ったメンツが勢揃いしていた。
「うおっ! お前ら何だよ総出で!」
「何だじゃねぇよいつまでも眠りくさって…死んでるんじゃないかと思ったぜ!」
またしてもかなり長い間眠っていたらしい。しかしここの所寝過ぎだろってくらい寝てるなぁ…。
……待てよ? 何かがおかしい。え〜っと、別にまた記憶がなくなったわけでもないし、何が違うんだろう?
「ありゃ? アクセルの奴、また前の軽いノリに戻ったんじゃないか?」
「え? んっと……ま、まぁね」
正直どっちが自分の地だか分からないけど、この前みたいに喋る事が出来ない。寝てる間に回路でも変わったのかな?
「やっぱりこっちの方が取っ付きやすくていいんじゃないかな?」
「あのときの最後はかなり熱血しててよかったけどなぁ…。まあ俺も同意見かな」
「でも、レモンはどうなのかな?」
そう言うと、一同一斉にレモンの方を向く。何だか異様な光景だ。
「どっちだろうとアクセルはアクセル。今の関係からは変わりようがないわ」
「それって褒めてるのか貶してるのかどっちな訳?」
「さぁねぇ…。それはこれからの行動次第ってとこかしら」
いろいろあったけど、とにかく戦いは終わった。俺はまだ見ぬこの世界の行く末ってのを、
のんびり見守っていこうかなと思う。まぁ、のんびり出来ればの話だけど。


墜ちてきた男 〜完〜

written by ATA(A県T市在住のA厨)
550名無しさん@ピンキー:2005/05/22(日) 13:37:25 ID:mWatCJ5/
蝶GJ!!
551ATA ◆WfJM6asPOs :2005/05/22(日) 13:39:58 ID:npLp05fT
非エロを長々と失礼いたしました。これにて本編は終了です。
番外編は第5部の後日談です。まだ本当にさわりしかできていませんがどうぞ。
552墜ちてきた男 番外編 〜墜ち過ぎた男〜:2005/05/22(日) 13:42:36 ID:npLp05fT

あの戦いが終わってからおよそ一月。俺、アクセル・アルマーはレモン・ブロウニングと形式上は平穏な生活を送っている。
一応は再びヒリュウ改に乗らないかという誘いは受けたが、エクセレンの粋な計らいで半年程休暇を取らせて貰っている訳。
そうそう、レモンとエクセレンの関係は、当事者以外の間では姉妹って事になってる。いずれ話す必要はあると思うけどね。

そんな事はさておいてだ。せっかく貰ったこの休暇、実際の所全く休暇の意味をなしてないんだな、これが。
その原因を作ったのはヒリュウ改のショーン副長だ。事もあろうにあのおっさん、過去の俺の女遊びを全てレモンにリークしやがった。
「全てはあなたの為」とか言ってるが、今の状況がずっと続いたならば、たぶん俺死にますよ?
具体的にどんな状況かというと、副長からその話を聞いたレモンは予想以上の大激怒。あんなに嫉妬深いとは思わなかった…。
俺に対する仕打ちは『夜の権限の全てを私に譲渡する事』。単純な話、女王様宣言って感じだ。
疲れてる時に限って満足するまでつき合わされたり、貯め込んでる時に限って『おあずけ』。狙ってるとしか思えない。
弱みを握られてる俺は素直にレモンに従うしかないわけ。主導権を握れない俺はただのヘタレに過ぎないですよ。

とにかくだ、今の状況が我慢ならないってのは分かってもらえただろう? 一晩だけでもいいから自分が上に立ちたい。
それが俺のささやかな願い。悪い言い方をすればレモンに『仕返し』をしたい、自分の欲望を思うがままにぶちまけたい。
しかしレモンには付け入る隙というものがない。何かいい策はないものか…。誰かに相談でもしてみるかな?
553名無しさん@ピンキー:2005/05/22(日) 13:42:37 ID:QcSQFVob
GJ!
やっぱOG2、ラミアじゃなくてアクセルくるべきだったなぁ。
554ATA ◆WfJM6asPOs :2005/05/22(日) 13:50:53 ID:npLp05fT
スパートかけ過ぎたのでちょいと小休止。この続きはマターリ書いていきます。
番外編含めるとテキストで総容量100KB越え…予想以上に長くなり
前スレ容量オーバーの要因となり、真に申し訳ありませんでした。
それでは失礼します。
555名無しさん@ピンキー:2005/05/22(日) 14:57:30 ID:I6C+6H+4
>>553
ソウイウ発言はどうかと・・・
556名無しさん@ピンキー:2005/05/22(日) 15:28:08 ID:AeThbMRs
両方来ればいいんだよ。
557名無しさん@ピンキー:2005/05/22(日) 16:30:48 ID:G7zGDH7a
両方来るとストーリーがグダグダになりそうだから敵にしたらしい
558名無しさん@ピンキー:2005/05/22(日) 18:05:59 ID:oKSX4AuX
IF話GJ!
そしてフラッシュマンなサブタイも…
559名無しさん@ピンキー:2005/05/22(日) 19:33:42 ID:M8zuaxV2
GJ!!GJ!!
アクセルの良さを認識させられますた。
やっぱエキドナはイイ!!
560名無しさん@ピンキー:2005/05/22(日) 23:40:13 ID:dmgB4Yqv
タイトルと台詞をリンクさせるとは…GJ!
561遥かなる戦い ◆eNrmrA2aRY :2005/05/23(月) 00:03:05 ID:eSSGvYPv
ATA氏
ぐっっっ…じょぉぉぉぉぶっ!!
エロ無しでもよかったよ!
なんつーか、やっぱり(・∀・)イイ!! アクセルも、あほセルも。
お疲れさまでした!
次回作も期待して、ヌルテカってます。
562ATA ◆WfJM6asPOs :2005/05/24(火) 04:43:59 ID:qyvswJAn
とりあえず良さげな評価を頂きホッとしております。
毎度のように作中にでてくる特撮ネタですが、大真面目に使ったのは今回が初めて。
歌ネタなんで気づきやすいでしょうがマッ〇バロンとか気づいた人いるんだろうか…。って俺何歳だよorz
マターリとか言いつつ番外編調子よく書いております。今週末は飲み会なんで無理ですけど。
新作はインスペクターと言ったけど考え直し中。何かしら書くつもりではいますが…。
563名無しさん@ピンキー:2005/05/26(木) 11:53:38 ID:ED4rasqQ
hosyu
564名無しさん@ピンキー:2005/05/27(金) 02:46:55 ID:0RQAERh/
hosyu
565名無しさん@ピンキー:2005/05/27(金) 20:13:38 ID:n8pQ5dvX
あじゃぱー
566カチ×ラセ(?)行きます:2005/05/27(金) 23:42:14 ID:Nz7vuvmN
先日ラッセル×カチーナ投下した317です。
ふと思い立ち、カチーナ×ラッセル(と言っていいものかどうか)書き中。
とりあえず前半だけですが投下させていただきます。
一応話的には前回の続きですが、単独で読んでも大丈夫……だと。

まだ肝心の部分には突入してない上趣味に走り気味ですが、どうかご容赦を。
567カチ×ラセ1/14:2005/05/27(金) 23:45:44 ID:Nz7vuvmN
ヒリュウ改居住区の、長い廊下にずらりと立ち並ぶドア。
横に貼り付けられているネームプレート以外、色も形も全く同じもののうちの一つ。
目的地であるドアの前で立ち止まり、カチーナは軽くノックをした。
しばらく待つが、中から返事は返ってこない。もう一度、今度は少し強めに戸を叩く。
それでも返事は返ってこず、首を傾げながら開閉用のパネルに触れると、ロックのかかって
いなかった扉はシュッと軽い音を立て、開いた。
少しまずいかなとは思ったが、部屋の主からはいつ来てもいいと言われているし、予備のキーも
渡されている。
ちなみに自分も彼には同じことをしており、時に彼は勝手に部屋に入り込んでいる。
ならば遠慮することもないかと、カチーナは部屋に足を踏み入れた。
「ラッセル、入るぞ」
きっちりと片付けられた簡素な室内。あまり余計なものの置いてない、他の士官用個室と
さして変わらない特徴の無い部屋。
しかしカチーナはこの部屋が好きだった。
一人の人間が長く使うことで部屋に染み付くその人独特の空気。整頓された、けれど部屋の
ところどころに感じられる生活感。
そして何より、この部屋が彼の部屋だということ。ここに来れば彼に会えるということ。
なのにその肝心の彼はどこへ行ったのか。
決して広くない室内にぐるりと巡らせたカチーナの視線が、ある一点で止まる。
部屋の隅にしつらえられたベッド。その上に横たわる青い塊、いや、制服姿の人影。
「――ラッセル」
なんだいるんじゃないかと嬉しそうに近付いたカチーナの眉が、ラッセルの顔を覗き込んだ途端、
不機嫌そうに顰められた。
「何寝てんだよお前は…………自分から来いって言っておいて」
部屋の明かりも着替えもそのままに、ベッドの端から足を投げ出す格好で穏やかな寝息を
立てているラッセル。
彼の方から今日は自分の部屋に来いと言ったのに、わざわざ来てみればこの始末。さすがにそれは
ないんじゃないかと、カチーナはむくれた顔で平和そうなラッセルの寝顔を睨んだ。
568カチ×ラセ2/14:2005/05/27(金) 23:47:56 ID:Nz7vuvmN
「ラッセル、おいラッセル……」
呼びかけながらぺちぺちと軽く頬を叩いてみるが全く反応が無い。
それが面白くなくて次は鼻を摘んでみるがこれまた無反応。
ついでに口も塞いでやろうかと思ったが、さすがに可哀想なので我慢する。
「…ったく、しょうがねえな」
軽くため息をつき、カチーナはベッドに横たわるラッセルの隣に腰を降ろした。
自分のため息以外、ラッセルの規則正しい寝息しか聞こえない静かな室内で。特にすることも無く、
手持ち無沙汰にラッセルの頬をつついてみたりする。
「ぅ…む…………ぅうん……」
頬を叩いた時は無反応だったのにつつかれるのは嫌なのか、首を振るラッセルの口から漏れる
うめきとも寝言ともつかない声。
平和な寝顔に似つかわしくない微かに顰められた眉がおかしくて、カチーナの表情がふっと緩んだ。
「ほんと、しょうがねえな……」
呟いて、カチーナはラッセルの頭を優しく撫でた。
無防備な寝顔を晒すラッセルを見つめるカチーナの瞳はとても柔らかく、穏やかだ。
そんな慈しむような穏かな瞳を向けられていることを、当の本人が知る由がないのは哀れか。
とはいえ例え知らずとも、彼女がそんな瞳を向ける唯一の人間が彼であることに変わりはないのだが。
「ま、このところ忙しいし、疲れてるのは分かってるんだけど……」
短く揃えられた堅めの髪が掌をくすぐる感触を楽しみながら、このところの過密気味なスケジュール
を思い返し、独り語ちるカチーナ。
「けど、せっかく来たのにこのまま帰る…ってのもな」
穏かだったカチーナの瞳が、一転、いたずらっぽくキラリと光る。
そんな獲物を狙うかのような鋭い瞳を向けられていることを、当の本人が知る由がないのは幸いか。
いや例え知っていたとしても、この後彼の身に降りかかるであろう事態に何ら変わりはないのだが。
明らかに何か企んでいる意味深な笑みを浮かべながら、カチーナはラッセルの短い髪を
くしゃくしゃとかき混ぜた。
569カチ×ラセ3/14:2005/05/27(金) 23:50:11 ID:Nz7vuvmN
身体の上で何かがごそごそ動く気配に、ラッセルは目を覚ました。
未だ纏わりつく睡魔と闘いながらうっすらと目を開けると、赤と緑色違いの瞳が、こちらを
覗き込んでいた。
「おはよラッセル、ようやく目が覚めたみたいだな」
「…………中尉…?」
目の前にあるのはやけに上機嫌な、そしていたずらっぽい笑みを隠しきれていないカチーナの顔。
目覚めたばかりの寝ぼけた頭に疑問符を浮かべながら周りを見回すと、目に入るのは見慣れた光景。
「……ここ…俺の部屋?…………そうか、あのまま寝ちゃって……」
ここが自分の部屋であることを認識すると同時に、曖昧だった記憶が徐々に蘇る。
今日は出撃こそかからなかったものの、機体の整備や訓練や果ては書類仕事に追われ、それこそ
息のつく暇も無かった。
予定よりかなり時間をオーバーして仕事を終え、部屋に戻ってとりあえず一息つくつもりが
いつの間にか寝入ってしまった、というところだろう。
やはり少しだけと思って横になったのがまずかったか。
そんなことを考えながら身体を起こそうとして、ラッセルはようやく自身の異常に気付いた。
手が、足が、動かない。
その事実に一気に眠気が吹き飛び、思い通りにならない手足に目を走らせると原因は簡単、
両手足がベッドの四隅の柱に縛り付けられている。
つまりは大の字に寝かせられた格好でロープで拘束されているのだ。
「あっ…あの中尉、これは一体……」
何故このようなことになっているのか、全く理解できずカチーナを見上げる。
するとラッセルの腹の上に跨るように乗るカチーナは、極当たり前のことのようにさらりと答えた。
570カチ×ラセ4/14:2005/05/27(金) 23:52:26 ID:Nz7vuvmN
「一体も何も、見りゃ分かるだろ」
「分からないから聞いてるんです!と言うか、これあなたがやったんですか?」
「まあな。けっこう大変だったんだぞ、お前身体大きいから動かすのが一苦労で……」
「……何考えてるんですか。それよりこれ、早く解いてください」
悪ふざけに程があると呆れ顔のラッセル。寝起きでいまひとつ頭がすっきりしないことも手伝って、
いつに無く物言いが刺々しい。
だがそんなことには全く頓着せず、カチーナは満面の笑顔で一言、こう言った。
「駄目だ」
「だ、駄目って……」
「せっかく苦労したんだから、その分楽しんでからじゃねえとな」
「中…尉…?」
カチーナの意図するところが分からず目を白黒させていると、不意に顔が近づいてきて唇に触れた
柔らかな感触。
弾力のあるカチーナの唇がちゅっと軽い音を立て、ラッセルのそれを吸い上げた。
「むっ……ぅん……」
甘い声が漏れ出た唇の隙間から入り込んだカチーナの舌が、ラッセルの咥内を弄る。
舌先で唇の裏側舐め上げ、歯列をなぞり、上顎をくすぐり舌を絡めとって。
いつもと違うやけに積極的なカチーナの口付けに翻弄されつつも、温かな唇と舌の心地好い感触を
逃すまいとカチーナを抱き寄せようとして、
「!……」
手足を自由に動かせない現状に、改めて気付く。
深い口付けを繰り返しながら甘えるように身体を摺り寄せてくるカチーナを思うようにかき抱けない
もどかしさに、一瞬、神経を爪弾かれるような苛立ちを覚える。
結局一方的に咥内を弄ばれて、ゆっくりと離れていく唇に一抹の寂しさと悔しさを覚えながら、
「中尉…じゃなくてカチーナ、するならこれ解いて……」
内心を悟られぬよう、平静を装ってラッセルが促す。
しかしカチーナは、唾液に濡れた唇を満足げに指でなぞり、熱っぽい瞳で再び迫ってきた。
「だから駄目だって言ったろ、今日はあたしがするんだから」
「…っカチーナ!」
ラッセルの鋭い声に、カチーナの肩がびくりと震え、動きが止まる。
互いの息がかかる距離で視線をぶつけ合って、先にふいと顔をそらしたのはカチーナの方。
これ以上訳も分からないまま流されずにすんだかと、ラッセルはそっと安堵した。
571カチ×ラセ5/14:2005/05/27(金) 23:54:48 ID:Nz7vuvmN
「…それでカチーナ、これはどういうことなんですか?」
眉間に皺を寄せながら問い質すラッセルに、カチーナはむくれたように頬を膨らませながら
ぼそりぼそりと話し出した。
「……だって、悔しいから」
「何の話です?」
「お前と……その…するのは嫌じゃないし、むしろ…………好き…なんだけど……」
言い難げに口ごもるカチーナの頬が、微かに赤く染まっているのが見てとれる。
「最近特に、何て言うか……一方的に遊ばれてるみたいで…悔しくて」
「そ、そう…ですか?」
「そうだよ!」
とぼけるように視線を逸らすラッセルの襟首を、カチーナがぐっと掴み上げた。
「以前から思ってたけど、お前こういう時、普段と性格変わりすぎだ!」
「いや、そんなことは…」
「昨日だって散々恥ずかしいこと言わせるし、その前なんかあんなところで無理矢理しようとするし」
「ま、まあちょっと趣味悪かったのは認めますけど、誰も来ないことはちゃんと確かめて――」
「さらにその前は人が気持ち良く寝てるところにちょっかい出してくるし、いつだったかは変な
 道具使おうとするし」
「でもあの時はカチーナだって喜んでたじゃ――」
「一回だけとか言っておきながら結局一晩中付き合わされたこともあったし、いつもいつも人が
 抵抗できないと思って好き放題やりやがって……」
「あのぉ、カチーナ…さん、俺の話、聞いてます?」
一方的に日頃の愚痴をぶちまけて、カチーナは襟首を掴んでいた手をぱっと放した。
同時に軽く浮いていたラッセルの背中が、ベッドの上にすとんと落ちる。
572カチ×ラセ6/14:2005/05/27(金) 23:56:44 ID:Nz7vuvmN
「だから今日はあたしがしようって思って。いつも一方的に遊ばれてばかりじゃ、面白くねえからな」
「……言いたいことは分かりました。けど、普通ここまでしますか」
手足を拘束するやたら頑丈そうなロープに目をやり、ラッセルが少々嫌味っぽく言う。
「しょうがねえだろ、途中で押し倒し返されるの嫌だし。力じゃあたし、お前には敵わねえから」
「そりゃあ俺一応男ですからね。…それに、どこかの鬼隊長さんにいつも鍛えられてますし」
さりげなく当てこすられ、カチンときたカチーナは、腹いせにラッセルの両頬を引っ張った。
「誰のことだそれは、ん?」
「い…いひゃい、いひゃいれふって……」
ぐにっと両頬を摘まれ歪んだ顔とその情けない声に溜飲を下げ、手加減無しの攻撃で赤くなった
ラッセルの頬に詫びるように唇を落とす。
軽く啄むようなキスに、カチーナの長めの金色の髪がはらりと落ち、ラッセルの顔をくすぐった。
「カチーナもうこの辺で…むっ……」
言いかけた言葉を封じるように唇を塞がれる。
しかし今回は一度目とは違い、触れるだけの軽い口付け。
「なぁ…ラッセル……」
甘えるように首に腕を回され、ラッセルの背中にぞくりとしたものが走る。
紙一枚挟んだ至近距離からかかる熱い吐息。誘うような声音と再び熱を宿しはじめた色違いの瞳。
密着している箇所から伝わる体温に、胸板に押し付けられる柔らかな胸の感触。
強請るように摺り寄せられる身体を今すぐ押し倒し、組み敷いて思うままに貪りたい衝動が
ラッセルの中に湧き上がる。
だが、自由の利かない手足がそれを許してくれない。
再度手足を拘束するロープに目をやり、確かにここまでする必要はあるかもなと、欲情に
熱くなり始めた頭の片隅で、ラッセルはカチーナの先見の明に苦笑した。
「……分かりました。もう、好きにしてください」
「言われなくても」
覚悟を決めたらしいラッセルに、嬉しそうに微笑んで、カチーナは三度唇を重ねた。
573前半ここまで:2005/05/28(土) 00:08:41 ID:WcTyPDrv
今日、というか今回はここまでで。
ごちゃごちゃやってるうちに日付変わっちゃったよ……。

明日か明後日には後半投下する予定です。
ではまた後日。
574名無しさん@ピンキー:2005/05/28(土) 01:38:33 ID:aC8ggI9W
ラッセル×カチーナSS
GJ!

カチーナが可愛すぎるぞ・・
575名無しさん@ピンキー:2005/05/28(土) 01:47:28 ID:7b0GlkRG
GJ!
続き期待してます
576名無しさん@ピンキー:2005/05/28(土) 03:02:03 ID:oMgFmF8r
中尉エロいなぁ。
果たしてこのまま主導権を握りつづけられるのか。

職人様乙です。
577名無しさん@ピンキー:2005/05/28(土) 03:02:13 ID:oMgFmF8r
中尉エロいなぁ。
果たしてこのまま主導権を握りつづけられるのか。

職人様乙です。
578名無しさん@ピンキー:2005/05/28(土) 03:03:07 ID:oMgFmF8r
連投スマソorz
579ATA(フィリピンパブ帰り) ◆WfJM6asPOs :2005/05/28(土) 03:19:23 ID:H5gpljny
カチラセGJです!完全に流れ止まってるから
きりのいいところまで書いてあげようと思ったら先客が…。ああ頭痛い…。うpできたらあげます。
580名無しさん@ピンキー:2005/05/28(土) 04:08:30 ID:cYHkdNAC
フィリピンはまだいいが中華系パブに入る奴は売国奴
581名無しさん@ピンキー:2005/05/28(土) 05:18:10 ID:oMgFmF8r
フィリピン人は俺の従姉妹を嫁に貰ったので許さん。
582ギュネリム物語ちょっと切なめ? ◆OajMoDQdkY :2005/05/28(土) 13:21:41 ID:1SRy85YB
カチラセGJ、であります!
女×男もたまにはいいと思ったり…(笑
さぁ、どのように攻めるか楽しみ、であります!

…合い言葉は…アフ○と軍○…(ry
583ワルツ:2005/05/28(土) 14:27:54 ID:4OVTcnYY
「……」
「えへへ……」
 無言のままグレースを手繰り寄せる。
彼女のやわらかくて細い腰に手を回してやさしく抱き寄せると、ふわふわとした彼女の巻髪が頬に当たりなんとなく気持ちよかった。
「グレース……」
「あ……はい……ん……」
 そしてそのまま優しいキス。
しばらく互いの暖かさを感じながら、。長く、甘い口づけを交わし続けて互いを交換していく。
「ん……く、グレース…………したい」
「……はぁい」
 銀糸を引きながらウィンは唇を離すと、グレースに甘えるように抱きつきながらグレースの耳元でささやく。
この低くて耳元に残る彼の声がグレースは大好きだった、もちろん慌てたときのかわいい感じの声も。
吐息がかかるほど近くで届いた彼の声だけで背筋がゾクゾクとしてきて、彼にもたれかかる。
ウィンの背に回した手をぎゅっと握り締めて、もっと、もっと彼との距離を縮めようとする。
ぐいっ、とウィンが首元からネクタイを外し、そのままグレースの体をお姫様抱っこの形で抱き上げる。
「わぁい、これってやっぱり女の子のロマンですよねぇ〜」
「そういうものか?」
 抱き上げられて寝室へ移動しながらグレースが嬉しそうに首元に手を回してウィンの胸に顔を押し当て嬉しそうに言うが、
いまいちピンとこないウィンが怪訝な表情で聞き返す。
「ほらぁ、男の子のロマンが裸エプロンとかと一緒ですよぉ」
「……俺はそんなもの好きじゃないぞ」
 心の中で、そのようなことをしなくても俺にとってお前がいてくれることが最良なんだと付け加えるが、当然言葉には出さない。
「え?残念ですねぇ〜、今度そのかっこうでお料理ごちそうしようと思ったんですけどぉ」
「りょ、料理は一人でするな!パットか俺と一緒に作ろう!」
584ワルツ:2005/05/28(土) 14:28:47 ID:4OVTcnYY
 以前、自分の誕生日にグレース一人で作ってくれた謎の物体と、F完スペックのバラン・シュナイルが大暴れしたかと思うほど
荒れ果てた厨房を思い出しながら必死で止めようとするウィン。
 もちろんせっかく作ってくれたそれを無下に捨てることも出来ず、その謎の物体を口に放り込んだ瞬間病院に直行する運命にあったが。
(あ……戻ってきた)
 寝室のドアがガチャリ、と開いてウィンとグレースが入ってきて、膝を抱えてどうすればいいんだろうと考えていたリンはクローゼットの庇からそちらを伺う。
(!??……あのウィンがあんなこと……)
 グレースを優しく抱き上げて、人前ではほとんど見せない素直な笑顔を浮かべている。
自分がイルムにはどうしても見せられない表情……、うらやましいな、とリンは心の中で思いながら二人を眺める。
「えいっ!」
「……っと、こら」
 グレースがウィンの腕からポン、とベッドに飛び込む。
キシィと音を立ててたわむベッドの上で、ウィン(とクローゼットの中のリン)に向かって満面の笑みを浮かべながら手を広げてウィンを誘うグレース。
もう少しグレースの暖かさを感じていたかったのに、手元から逃げられてすねた様に声を上げるウィンだったが、そのまま彼女の腕の中に潜り込む。
「グレース……ん……」
「んく……んふ……ふっ……ウィン……」
(ちょ……ちょっと待て!何やってるんだお前ら!ど、どうすればいいんだ!?ここは出てっていいのか!?え?ええ!?) 
 鼻にかかった甘い声を上げながらウィンの名を呼びながら舌を絡ませるグレース。
(あ……あんなキス……あいつら……)
 顔を真っ赤にしながら睦まじい二人の口付けを眺めるリン、ドキン、ドキンと心臓が大きく鳴って彼らに聞こえないかと心配するほどだった。
普段の子供っぽいグレースの表情がどんどん妖艶になっていく。
長い付き合いだが、子供のような幼い印象しか持っていなかったグレースの変わりように驚くことしか出来なかった。
「ぷは……ん、あっ、ぅん……きゃうん……」
「……」
 ウィンの手のひらがグレースの首筋をそっと撫でる。
すっと、彼女にとって敏感なソコに指筋が滑るたびにびくっ、びくっと小さく刺激に震える。
585ワルツ:2005/05/28(土) 14:31:13 ID:4OVTcnYY
「かわいいな、おまえは」
「やぁん……はずかしぃです……」
(グレース……なんて声を……)
 口付けを交わしながらウィンの指先は首筋から鎖骨を通ってグレースの乳房を彼女の服越しに愛撫する。
甘い声はどんどん高くなっていき、その声がリンすらも興奮させていく。
「あ……」
(あ……)
 グレースの白いシャツのボタンがひとつずつ外されていき、幼い容姿にアンバランスなほどの豊かな乳房を包む布すらも外されて、
とうとうほのかに桃色づいた胸がウィンとクローゼットの中のリンの前に晒されて、同時に声をあげるグレースとリン。
 普段シャワールームなどでも見ているが、このような状況で見つめることもあってかその乳房がひどくいやらしく見えた。
「はぁ……はぁ……」
 狭いクローゼットの中にリンの荒くなり始める息が木霊する。
おへその下辺りがきゅぅぅ…っとうずく感じがする、そのあたりにそっと手を置くと軽くしびれるような感覚を受けて怖くなってくる。
一方ウィンはそのままグレースの乳房の先端、固くなり始めた乳首に口付けを落とす。
「ひゃっ……」
 周りの乳輪ごと口に含んで吸い上げる。
ちゅぱっ、と高い音がしてそれがグレースとリンの羞恥心を高める。
「さきっぽ……きもちいいですぅ……」
「ん……グレースのここはあったかいな」
 乳房にふにゅ、と頬を当ててつぶやくウィンの頭を優しく撫でながら優しい瞳で見つめるグレース。
586ワルツ:2005/05/28(土) 14:32:17 ID:4OVTcnYY
(……)
 リンの乳房の先端も下着の中で硬度を増して、少し体を動かすと僅かだけだが衣擦れてしまいその刺激がさらに興奮を高める。
こねられているグレースのウィンの手につながったように自分の乳房にそっと手を置く。
このまま指に少し力を入れて乳房に絡ませれば甘美な感覚を味わえるはずだが、
友人宅であること、さらに親友のソレを見てそのような行為を行うというのはどうにも気が引ける。
(くそっ……こんなの……)
 収まらないもどかしさをごまかすように少し体を動かした瞬間、狭い空間にしばらくいたためかバランスを崩してしまう。
体を支えようとした瞬間、その手を押し当てたのはクローゼットの戸……そして

がちゃり


「あ゙。」」」
 三人の声が重なる……直後アーウィンの怒号がグレースのマンションに響き渡ったのだった。
587名無しさん@ピンキー:2005/05/28(土) 14:47:25 ID:4OVTcnYY
とりあえず、ここで終わりです。
最初はこの後リンをグレースと言いくるめられたウィンが本番はなしで襲うって展開にしようとしましたが
ウィンのキャラじゃないのでその企画は流れました。最後までいけなくてすいません……

OG3では軌道とかLovestoryとか未来的中とか戦う私をBGMに戦うF主人公たちが見たいもんです。
588名無しさん@ピンキー:2005/05/28(土) 19:26:21 ID:It9nrsku
>>587
乙です

その後グレースのマンションに向かうイルムなども想像できますw
589名無しさん@ピンキー:2005/05/29(日) 02:29:05 ID:ofr5fygT
マオ社を潰されたくなかったら奉仕なさい、とリョウトに迫るミツコ社長が見たくなってきた
590名無しさん@ピンキー:2005/05/29(日) 03:47:09 ID:TPIuIDrM
リョウトきゅんのタイラントオーバーブレイクでガッツンガッツン攻められて
気絶+メロメロになってしまうミツコ社長
591名無しさん@ピンキー:2005/05/29(日) 08:53:11 ID:n7Im2uCy
最近出た4コマだと「イルムがミツコ社長とやっちゃって逃亡」なんてネタがあったな
592名無しさん@ピンキー:2005/05/29(日) 10:45:19 ID:VDUXTCEL
取引相手に対し、自分の体を使って接待プレイをすることになれてしまっているせいで、
Sの気のある本人の性格とは裏腹に、リョウトに攻められた時の方が具合が良くなるミツコさん
593名無しさん@ピンキー:2005/05/29(日) 10:57:16 ID:TotewQBE
>>591
(;´Д`)ハァハァ
594名無しさん@ピンキー:2005/05/29(日) 22:29:43 ID:ZBStSVil
よし、電波発信だ
託しますわ、あなたへと!

全裸四肢拘束、ボールギャグ噛まされてミツコ社長に貪られてるリョウト!
595名無しさん@ピンキー:2005/05/29(日) 22:54:03 ID:JfMVrc7l
ラトは早く>>594を受け取るように。
596名無しさん@ピンキー:2005/05/29(日) 22:57:44 ID:NdbSjhiM
つまりラトがリュウセイを拉致監禁して孕むわけですね。
597名無しさん@ピンキー:2005/05/30(月) 00:36:08 ID:rA3VHtUU
>>594
おお、
チャイナっぽい私服姿を見せて「貴方のお気に召すかと思って…そう驚かないで。これは趣味ですわ」とリョウトをからかったり、
「DC戦争中に貴方が引いたテスラドライブの図面、我が社のリオンシリーズに搭載されたモノがベースですわよね。
…困りますわ、あれはきちんとウチがライセンスを獲得したものですのに。特許使用料を支払え、と言いたいところですけれど…
あら、お加減が悪いのかしら?隣が私の私室になっていますから、そこで横になりなさいな。
ほら、私に掴まって。ふふ…意外と逞しいんですのね(ああ…、久しぶりの年下、しかも上モノですわ…うふ、うふふふふふ…)」
な腹黒社長の姿が脳裏に
598名無しさん@ピンキー:2005/05/30(月) 01:30:14 ID:29LmY27h
>>589
>>594
>>597
お前ら、オレを出血多量でコロス気ですか…
599名無しさん@ピンキー:2005/05/30(月) 02:46:54 ID:FAqI0OxA
>>598はブリットなんだよな、これが
600名無しさん@ピンキー:2005/05/30(月) 03:38:44 ID:VMPOCUiQ
>>596
「私のことは憎めても私のお腹の子のことまでは憎めないでしょう・・・?」
とか言う訳ですか、普通男女逆だけどなー
601名無しさん@ピンキー:2005/05/30(月) 13:37:09 ID:BH8J7PQF
>>600
現実にはそんなときに無責任な野郎なんていくらでもいるけどな……
602名無しさん@ピンキー:2005/05/30(月) 22:38:00 ID:G97qEYOz
まあミッコロ×リョウトを書くに当たって一番問題なのは
どうしてミッコロがリョウトの事を知っているか、だよなあ
603名無しさん@ピンキー:2005/05/30(月) 23:04:37 ID:udJp37sm
マオ社のエースというアドバンテージに着目
604名無しさん@ピンキー:2005/05/30(月) 23:27:27 ID:FE0Coi4o
ミッちゃんもハガネ、ヒリュウ隊の資料に目を通すくらいしているだろうし、
知ってはいるんじゃないかな
特に、リョウトはマオ社で量産型ヒュッケMk-2やアルブレードの開発に携わっていたんだし
605名無しさん@ピンキー:2005/05/30(月) 23:32:51 ID:W8tQo02A
そもそもバーニングPTでの戦績を買われてDCに入ったわけだし、整備班からテスラ・ドライブ
の図面借りて勉強してたりしたし、Mk-IIIの開発も手がけてたんでそ?
そこそこ有名と考えても良いんじゃないか?
606名無しさん@ピンキー:2005/05/31(火) 00:45:43 ID:B0aqTgda
リョウトを迎える為に周到にベッドメイキングをする社長は何か萌える
607名無しさん@ピンキー:2005/05/31(火) 01:12:08 ID:4iB/xzl3
パーティーかなんかで酔ったマオかユアンに聞いたとか…。

酒を飲んでだれかれ構わず、泣きながらリョウトとリオの関係を愚痴る常務を想像してしまった。
608名無しさん@ピンキー:2005/05/31(火) 01:18:31 ID:6CfCVdx0
ダ メ ヲ ヤ ジ w
609名無しさん@ピンキー:2005/05/31(火) 01:22:28 ID:W002KqS2
>>602
細かいことは気にしなーい(^ー^)ノ

「噂によるとあの部隊にはウホッ!いい美少年がいるみたいですわね。ウフフ…」
→(どうやって?とか細かいこと考えず)拉致→拘束→オチンチンを弄ぶ
でいいんでないですか
610名無しさん@ピンキー:2005/05/31(火) 01:24:21 ID:B0aqTgda
「私が入った後にお風呂に入る時はお湯を換えるのに、リョウト君の後だとそのまんまなんだぞ。ちくしょぉ…」
611ATA ◆WfJM6asPOs :2005/05/31(火) 04:06:31 ID:zsD5MwGB
ミツコ様祭りを完全に無視して続き投下行きます。
>>552 の続きで相談編です。これから壮大なキャラ破壊を行う予定なので
ご容赦くださいw
612ATA ◆WfJM6asPOs :2005/05/31(火) 04:08:42 ID:zsD5MwGB

まずは、ヒリュウ改で一番話す機会の多かったタスクの所かな。ヒリュウへはよく遊びに行ってるから丁度いいな。
いつもレモンが不在の時を狙い、俺達の住まいの一室にある通信設備を利用してレフィーナ艦長に連絡して許可を貰っている。
もう少ししたら地球を離れ、暫く戻ってこないらしいので相談をするなら最後のチャンスかも知れない。
あまり帰りが遅くなるとレモンの機嫌を損ねて『夜』に支障を来たす可能性があるから行動は迅速にしないとな。

いつも通り愛機を駆って停泊場所へ向かう。休暇だってのに昼間機械いじりばかりしてるレモンのお陰で整備は万全だ。
軽くレフィーナ艦長に挨拶してから整備の仕事中のタスクへ声を掛ける。おっと、艦長とはあれっきりなんであしからず。
「よっ、また来たのかよ。暇ならこっち手伝ってくれよ…。ったくガンドロ乗ってる方がまだ楽だぜ」
「やなこったね、休暇は休暇だからな。それよりちょっと深刻な問題が発生してな…」
あまり時間も取れないのでいきなり本題へ。互いに相手の尻に敷かれてる似た境遇だし、いい意見が得られるかもな。
「何だよらしくねぇな…。とりあえず言ってみろよ」
「簡単に言うけど、今俺は名実共にレモンの玩具に成下がってる訳。何とかして立場逆転出来ないかねぇ…」
「俺が聞きたいぐらいだっつーの! まぁ確かに深刻な問題だってのは同意するけどな…」
予想は付いていたけどコイツは当てにならなそうだ。でも愚痴くらいはこぼさせてもらおう。
どんな仕打ちを受けているか事細かに状況説明。しかし話してるだけで頭痛くなってくるぜ…。
「自業自得とは言え、そいつは確かに酷い…むしろ非道いな」
「う〜ん、どうすっかな…。誰かそっちの方面に詳しい人とかいないかねぇ?」
「小道具でも使って趣向を変えるってのはどうだ? 俺はそっちには詳しくないけど、イルム中尉は相当アレだって話らしいぜ?」
ったく、言葉を濁すねぇ…。大人の玩具ってハッキリ言えばいいのによ。これだから未成年は…。
しかしイルム中尉か…。話を聞いてみる価値ぐらいはあるかもな。あっ…でもあの人今何処にいるんだっけ?
613ATA ◆WfJM6asPOs :2005/05/31(火) 04:12:30 ID:zsD5MwGB

タスクの話によると、イルム中尉は今、マオ社の新型PTのテストの為リン社長共々地上に降りてきているのこと。
この機会を利用させてもらい、連邦随一の遊び人と呼び声の高い中尉に教えを請うとしますかね。
クルー各員に一声掛けて名残惜しくヒリュウ改を後にし、タスクに連絡を取ってもらったので急いで指定の場所へ。

「来たな。珍しい客が来るって聞いてたから手厚くもてなさせてもらうぜ。テストも一段落付いたし」
それはそれはありがたい事で。でも時間的にも余裕がないので早速本題へ。今回の状況説明並びに救援依頼を。
「レモンの奴に(以下延々と愚痴なので略)と言うわけで、アイツを屈服させるようなテクニックを伝授して欲しいんだな、これが」
「まだまだお前も若いって事かねぇ…。でも俺を頼りにしてくれるとは有り難いな。そう言う事なら任せておきな」
何とも期待の膨らむお言葉。以後兄貴と呼ばせてもらいます!…それも束の間いきなり部屋から退室するイルム兄貴。あれ?あれ?

しばしの沈黙を挟み、手に怪しげなものを握りしめた兄貴が室内に戻ってくる。何でそんなもの常備してるんですか?
「これ一本でなかなか楽しめるぜ。ウチのも結構強敵だったけどコイツのお陰で手懐けられたぜ」
別室から持ってきたものは、縄をはじめとする拘束具。あのシャッチョさんにそんな事出来るのたぶん兄貴だけですぜ。
「なかなかいい趣味をお持ちで…何だか興奮してきましたよ」
「やっぱりお前も俺と同じ属性って事か。まあこれに目覚めてからリンからは『変態』呼ばわりされ続けてるけどな」
いやいや変態で結構!今の状況を打開出来るならどんな汚名でも頂戴する覚悟ですから。
「俺の場合、こいつを使う意義は『体の自由を奪う』んじゃなく『見た目を楽しむ』のと『相手に羞恥心を与える』のが主だな」
『羞恥心を与える』、ここ重要だね。レモンは俺の前を平気で下着姿とかそれ以上の姿ででウロチョロするぐらい羞恥とは無縁だし。
理論家だけど異性好きってのはぁ伊達じゃないねぇ。終始頷きっぱなしですよ、実に勉強になります。
でもアレだよなぁ…。俺にはその技術がない訳でどうやっていいか分からないのが悩みどころ。
614墜ちてきた男 番外編 〜墜ち過ぎた男〜:2005/05/31(火) 04:14:13 ID:zsD5MwGB

「考えるよりもまずは一度実際に見てみるのがいいと思うぜ」
何ですと? 俺がそう思っていると兄貴は懐からなにやら取り出す。どうやら写真のようだ。
それに写っていたのは紛れもなくあのリン社長。見事に芸術的な拘束が施されている。やっべ興奮してきた。
でも気になる点が一つ。この写真、どうやって撮ったってんだ? 黙って撮られてくれるような人じゃないだろうし。
「気になってるようだな。実はこれ、俺と親父の共同開発したテスラ研特製超小型カメラで撮ったんだよ」
そんなものまで作ってるんですかテスラ研! しかもおやっさんまでグルになって、通報ものだっての…でもグッジョブ!
「いやぁまさか写真まであるなんて驚きましたよ。しかし見事な芸術作品…」
「そりゃあモデルがいいからな。実物は高値落札済みだが、この写真だったら譲ってやってもいいぜ」
マジですか!これはおかz…ゴホンゴホンッ、参考資料として大切に利用させて頂きますぜ!
「ただ、ご利用は計画的にな。アイツに見つかった日には射殺ものだしな」
「それは容易に想像つくので素直に了解しておきます。…所でぶっちゃけた話、リン社長って…上手いの?」
「そりゃあ〜もちろん、美味いことこの上ないぜ」
会話が食い違ってるらしいがそこはスルー。しかしここまで昼夜で立場の違うカップルも珍しいものだ。それに比べて俺は…。

その後俺は縛り方の手ほどきを受けた後、延々と自己の経験やら何やら有り難い話を頂戴した。もはや『師匠』ですよ。
「後大事なのは『話術』かな。いやこの場合は『言葉責め』って言った方が正しいか。お前意外と口下手っぽいし」
大正解ですよ師匠。どうにも相手によって言葉を選んじゃうんだな、これが。
「俺に出来る事は全部やったつもりだ。まぁ頑張ってくれよ」
「はい、ぶっつけ本番で頑張ってみますわ」
「あ、くれぐれもアレの扱いには気を付けてくれよ。アイツに見つかったら…」
その次の瞬間突然部屋のドアが開き一人の女性が入ってくる。イルム師匠は明らかに動揺している。入って来たのはあのリン社長だ。
615名無しさん@ピンキー:2005/05/31(火) 04:15:55 ID:gHgOCp4j
 
616墜ちてきた男 番外編 〜墜ち過ぎた男〜:2005/05/31(火) 04:17:46 ID:zsD5MwGB

「誰に見つかったらだって? 詳しく聞かせてもらおうか」
さすがの迫力だ。あの厳しい目つきで睨み付けられた師匠にさっきまでの神々しさは全く感じられなかった。
「い、いや…別に大したことじゃ…」
「それなら話すにの問題はなかろう。アクセル、すまんがコイツは借りていくぞ」
そう言って師匠の首根っこを掴み引きずりながら部屋を出て行くリン社長。そのあまりの迫力に俺は、
「どうぞお構いなく、もう帰りますから」と答えるしかなかった訳だ。しかしあの二人、夜が想像つかないなぁ…。
何とか知らんぷりを決め込み写真は死守。満足してその場を後にしようとしたけど、一つ思った事が。
一体師匠はどうやってあのリン社長の強固な城を崩し、あんなあられもない姿に仕立て上げたのだろうか?
これで完ペキ、と思っていたけど急に不安になってきた。しかし時間もないから仕方なく今日は帰る事に。

辺りも薄暗くなり、急いで来た時と同じルートを戻っていたが、あるものに目を奪われその動きを止める、いや止めざるを得なかった。
先程俺が通った時にはなかった大きな黒い建物。更にはコックピット内にまで聞こえてくる程の大音量の音楽。
あまりに気になった為気づかれないように離れた位置に降りて少しずつ近づいていく。大音量の音楽に耳が痛くなってくる。
「アウセンザイター! 黒いボディ〜、アウセンザイター! ダイトロンベ〜」
なんだこの歌は!? 声に聞き覚えがあるような気がするがそこは気にしない。しかし『トロンベ』となるとやはり…。
恐る恐るその黒い建物の中へ入ってみる。するとやはり中にはいました、レーツェル・ファインシュメッカー氏。
「ほう君か…。よくここを見つけたものだな。何の用かね?」
気づいて欲しいというオーラをバンバン出しておいて何を言うかこの人は。と言うか何がしたいんだこの人は?
「やはり私と言えど、長きに渡り影で動いていたらストレスも溜まるというものだよ」
確か、人も知らず世も知らず、影となりて悪を討つ、とか言ってましたっけね。言ってないですかそうですか。
そのストレス発散の仕方がまた実にトロンベって感じなんですが。しかしあの曲は一体何なのよ?
617墜ちてきた男 番外編 〜墜ち過ぎた男〜:2005/05/31(火) 04:19:19 ID:zsD5MwGB

「ああ、あの曲は私が作詞作曲したアウセンザイターのテーマ曲だ。歌は自信がない為ユウキ少尉にお任せした」
いや作曲は嘘でしょ、ぶっちゃけただのパクリだし…ってユウも断れよ! この際もう何でもありなんでこの人にも相談してみるか。
「ちょっと相談したい事があるんですが、レm(ry」
この人に関しては他の誰に比べても地雷のような気がするが、最後のチャンスなのでここはあえて。
まぁ元教導隊のメンツの中では一番その手の話に乗ってきそうだしな。しかしゼンガー少佐とかは論外だろうねぇ。
「ほう、君ともあろうものが随分と情けない話だな。あくまで私の持論だがよろしいか?」
この人の持論となると、発せられる言葉は大体想像がつくが、とりあえずは首を縦に振っておいた。
「男性たる者、女性を前にして臆するとは何事か!」
やべぇ珍しくまともな事言ってるような気がする。しかしその後はやはりお約束の言葉が。
「君は力も技量も足りているはずなのだからもはや何も考えず た だ 駆 け 抜 け る だ け ! そうすれば後は何とでもなる」
この人は結局これが言いたいだけなんだよなぁ…。しかし今の言葉、なんか心に響いたような気が…。
そう、俺は今までレモンの権力に怯えていただけなんだよな。もう何も考えずに駆け抜けちゃいますか!
「う〜ん、結構単純な話レーツェルさんの言うとおりだよなぁ…。よし、今夜早速駆け抜けてみます!」
「分かれば宜しい。健闘を祈っているぞ(多少スパイスが効きすぎたか…)」
思い起こしてみれば俺ってつくづく思考が単純だなぁ…。とりあえずレーツェルさんに深々と頭を下げてすぐさま出発。

まだレモンは帰っていないはず、とりあえず急いで帰って飯の準備くらいはしておかないとな。
レフィーナ艦長然りリン社長然り、そしてイスルギの社長さん然り。女性が主権者となるパターンも増えてはいる。
だがしかしまだまだ俺達男が上に立つべきだ。権力が何だってんだ! 一つレモンの奴に思い知らせてやるか。
俺の…いや、男の尊厳を賭けて全てを捨て去り奴に立ち向かう時が来たって訳だ。…こんな時に使う台詞じゃねぇな。
618ATA ◆WfJM6asPOs :2005/05/31(火) 04:24:28 ID:zsD5MwGB
たぶん次のうpで最後です。3ヶ月近く『墜ちてきた男』続けてきましたが
ようやく完全に完結すると思うと複雑です。まぁ続きはもう少しお待ちください。

次回作は白紙撤回なんですが、ミツコ様は私の手に負えるような
お方ではございません。がちょっとだけ書いてみたいって気分もしますがw
619名無しさん@ピンキー:2005/05/31(火) 05:58:55 ID:/IL0hGh+
うはぁw トロンベRXだぁ
これからどーなるやら・・期待しますよ同志
620名無しさん@ピンキー:2005/05/31(火) 14:37:26 ID:wNmGLF7o
ご苦労様です。同じく期待しています。

がんばれ書き手さん達!
621名無しさん@ピンキー:2005/05/31(火) 16:37:03 ID:Nhogtmpc
>>602
確かニナー
OG終了時ならマオ社にもいたが、OG2終了時にはハガネに乗船、各地を転々とたらい回し…だもんなあ。
捕まえるのが難しそうだよ



…イスルギのSSSにでも頼むか(ボソリ
622名無しさん@ピンキー:2005/05/31(火) 21:44:46 ID:oeCj0plT
>>617
> 歌は自信がない為ユウキ少尉にお任せした
えぇー、ギリアムじゃないの?w
623名無しさん@ピンキー:2005/05/31(火) 21:46:31 ID:Nhogtmpc
>>617,622
つ【ジャーダ・ベネルティ】
624名無しさん@ピンキー:2005/06/01(水) 01:34:05 ID:sqnA3Slc
>617
結局飯の用意はしちゃうアクセル萌えw
625名無しさん@ピンキー:2005/06/01(水) 06:56:02 ID:RTq3vPIA
リョウト「何で僕を縛ってるんですか…?」
ミツコ「だって、女の私室に殿方なんて、何が起こるじゃ不安ですもの」
リョウト「何で、僕は素っ裸なんですか」
ミツコ「だって、何か凶器を隠し持ってないか不安でしたもの」
リョウト「何で、貴女は僕の目の前で下着姿でいるんですかッ!」
ミツコ「あら、私室でどんな格好をしようと、文句を言われる筋合いはありませんわ。見たくなければ、目を閉じていらしたら?
    …あらあら、うふふふ。触られてもいないのにこんなになって。いやらしい人。お仕置きが必要なようですわね…」

みたいな感じかなあ
626名無しさん@ピンキー:2005/06/01(水) 07:01:25 ID:1WBvcZOx
痴女だーw
627名無しさん@ピンキー:2005/06/01(水) 19:51:32 ID:iEnGj9YJ
>>617,622,623
リ ル カ ー ラ ボ ー グ ナ イ ン
628後半行きます:2005/06/01(水) 20:08:59 ID:itfvJp3o
どうも、317です。
カチーナ×ラッセル、後半ようやく書き上がりましたので投下します。
土日で仕上げるつもりだったのになんでこんなに時間かかったんだろ…。

予定より少し長くなってしまいましたがよろしければお付き合いを。
629カチ×ラセ7/14:2005/06/01(水) 20:11:36 ID:itfvJp3o
「ん……っく…ん…」
今度は互いに舌を絡めあい、差し入れを繰り返して唾液を移しあう。
口蓋を通し直接耳に響くくちゅくちゅという嫌らしい音が、カチーナの情感を一層煽る。
「……んん……っはぁ」
熱く、甘く、頭の奥を痺れさせるような刺激に酔った瞳で、カチーナはきっちり着込まれた
ラッセルの制服に手をかけた。
首筋に顔を寄せキスを落としながら一つ一つゆっくりとボタンを外す手付きは拙く、
他人の服を脱がせ慣れていないことが分かる。
実際、脱がされるならともかく、相手を脱がせた経験など彼女には数えるほどしかない。
それでもなんとか前をはだけさせ、首筋から胸、肩、腹と弄るように丹念に指を這わせ
軍人らしい鍛えられた筋肉質の胸板に唇を落とすと、熱い肌から立ち上る汗の匂い。
汗臭いと表現してもよいその匂いに、カチーナは陶然と目を細めた。
「ラッセルの匂い……なんか、いつもより……」
鼻腔を通り脳髄にダイレクトに伝わる匂いに、身体の奥がかぁっと熱くなる。
「すいません、今日まだ風呂入ってなくて…」
「ん…謝ることじゃねえさ。……あたしは好きだぞ、お前の匂い」
そう言って、広い胸板に顔を摺り寄せ、他の誰でもないラッセルの匂いを満喫しながら
厚い胸板に唇を這わせていく。
触れているだけで心地良い熱い肌には微かに汗が浮かび、舌先で舐ると少し塩っぱい味がした。
「…っ…く……匂いだけ…ですか…」
微かに喘ぐ息の下から切れ切れに問われ、カチーナが胸板に埋めていた顔を上げる。
「…どういう意味だ」
「……いえ、別に」
自分から話を振りながら曖昧に言い逃げる。その態度に少しムッとしながら、カチーナは
ラッセルの腹の上から降り、両足の間に片脚を差し入れた。
太腿に当たる固い感触。
衣服の下で既に大きくなり始めているそれを刺激するように脚を動かし、再度胸に手を滑らせて
固くなった胸の先端を指先でそっと転がす。
「――ぅ…ふ……っぁ……」
反対の胸の先端の周りも舌でゆっくりなぞられて、自由を奪われている手足をぐっと強張らせた
ラッセルの口から言葉にならない声が漏れる。
630カチ×ラセ8/14:2005/06/01(水) 20:14:08 ID:itfvJp3o
頭の上から聞こえる切羽詰った息遣いに満足感を覚えながら、カチーナはラッセルの下肢へと
手を伸ばした。
カチャカチャと音を立てベルトを外し、ズボンと下着をずらしてラッセルのものが露出させる。
窮屈な布地の中から解放されたそれは、その存在を主張するかのようにそそり立ち、カチーナの眼も
見慣れた、けれど何度見てもインパクトのある男のものに自然と吸い寄せられた。
「相変わらず元気だな、お前の。もうこんなになってやがる」
揶揄するように言って、ある意味ユーモラスとも言えるいびつな形のそれを爪でぴんっと軽く弾く。
「っ…!カ…チーナ……」
「ふふっ…悪い悪い」
びくんと小さく身体を震わせうめくラッセルに、カチーナはいたずらを咎められた子供のように
肩をすくめ、今度は柔らかな手でラッセルのものを包んだ。
全体を刺激するように優しく撫で擦り、幹に絡めるように指を纏わりつかせ、ぎゅっと掌全体で
握り上げる。
そうやって刺激するたび、掌の中で硬度を増していくラッセルのもの。
時折ピクピクと脈を打つそれはとても熱く、その熱にあてられるかようにカチーナの身体もまた、
興奮と期待からか段々と熱を帯びていく。
「あたしも…熱くなってきたな……服、脱ぐか」
はぁ…と熱い息を吐き、一旦ラッセルのものから手を離し、シャツの裾を捲くり上げかけた
カチーナの動きが、ふと止まる。
不穏な視線に顔を上げると、こちらを見ているラッセルと目が合って。
カチーナは顔を赤くし、脱ぎかけていたシャツを慌てて元に戻した。
「な、何見てんだ、あっち向いてろ!」
「いつも俺が脱がせてるんですから、見たっていいじゃ――」
「いいから見るなっ!!」
足元に転がっていたクッションを顔面に押し付けられ、視界どころか鼻と口まで塞がれる。
それでも聴覚だけは健在で、理不尽という言葉の意味を考えるラッセルの耳に届く衣擦れの音。
衣服が肌の上をさらりと滑り、ぱさりと床に落ちる。
やけにはっきり聞こえるその音に、見えないが故の妄想を掻き立てられ、動くに動けなくなって
そのままの状態で数十秒か一分弱か。
ようやく眼前の障害物が除けられて、ラッセルは解放感に大きく息をついた。ついでに妙な妄想を
振り払うよう、ぶんぶんと頭を振る。
631カチ×ラセ9/14:2005/06/01(水) 20:18:02 ID:itfvJp3o
「…ぷはっ……カチーナ、あなた俺を殺す気ですか」
「大袈裟だな、そのくらい息止めてたって死にゃしねえよ」
「だからって――」
開けた視界に飛び込んできた光景に、続けようとした言葉が霧散する。
自分の腹の上に馬乗りになり、胸の上に手をついてこちらに身を乗り出している下着姿のカチーナ。
下手な妄想よりよほど意外で刺激的な光景。
これまで何度も肌を重ねてきたとはいえ、カチーナのこのような姿を下から見上げるなど初めてで、
健康さと色っぽさが危ういバランスで同居するその姿に思わず見入ってしまう。
「ああ悪かったよ…。けどお前が変な目で見るから……」
口の中でぶつぶつ文句を言いながら、カチーナがラッセルの顔上から除けたクッションを枕元に
放り投げた。
その動きに合わせ、ほんの一瞬ラッセルの鼻先をくすぐった二つのふくらみ。
期せずして目の前に突きつけられた布地に包まれた双丘に、男の性か、眼を奪われる。
その谷間に顔を埋め、思う存分揉みしだいて柔らかな感触を堪能したい。
固く尖った先端に吸い付き捏ね回してカチーナを思い切り喘がせてやりたい。
手足さえ自由に動かせれば無理矢理に、力づくにでもそうしてやるのに。
そんな詮の無い夢想に浸っていると、こつんと軽く頭を小突かれた。
「おい、どこ見てんだよ」
不機嫌そうな声で視姦に近い視線を指摘され、さすがに露骨過ぎたかと我に返るがもう遅い。
気まずくなり無言で顔を逸らすラッセルに、カチーナは意地悪く問いかけた。
「なあラッセル……あたしの胸、そんなに好きか?」
「い、いえ、そういう…わけでは…」
後ろめたさと気恥ずかしさから、反射的に否定の言葉を口にするラッセル。
しかしそれは自分でも呆れるほど説得力が無く、カチーナがその答えで納得するはずがないのは
分かりきったことで。
「嘘つけ、あれだけじーっと見てたくせに。…本当はどうなんだ?」
逸らした顔を覗き込まれ、明らかに楽しんでいる口調でからかわれる。
632カチ×ラセ10/14:2005/06/01(水) 20:21:25 ID:itfvJp3o
誤魔化すように再び顔を逸らすが、回り込むように赤と緑の瞳も追いかけてきて。
手足をろくに動かせないこの状況ではそれ以上逃げる術などなく、この上なく居たたまれない気分
になり、ラッセルは気持ち頭を抱えた。実際には手を動かせないため、あくまで気持ちの上で。
ひょっとしたら今日は厄日なのだろうかと、信じてもいない神を呪いながら観念して口を開く。
「…………そりゃ…好きですよ」
「胸だけか?」
「…どういう意味ですか」
「別に……」
どこかで交わしたようなやり取りに口の端で笑い、カチーナは自分の背中へ手を回した。
ぱちんと小さな音がして、カチーナの双丘を抑えていた下着の肩紐がするりと滑り落ちる。
柔らかな曲線を描く丘の上から布地が取り払われ、中からまろび出る触り心地の良さそうな
ふくらみ。
適度な大きさと張りを保つ形の良い胸の先端は、一度も触れていないにも関わらず固く尖り、
触れて欲しそうに赤く色づいていた。
「正直に答えたから特別に…な」
意味ありげにそう言って。
カチーナはラッセルの腹の上から脚の上へと移動し、ぐっと前に身を倒して柔らかなその胸で
ラッセルの屹立したものを挟み込んだ。
「か、カチーナ…!?」
豊満と言うほど豊かではないが、日頃の訓練で引き締まった身体には十二分な大きさの胸の谷間に
ラッセルの怒張をなんとか収め、圧迫していく。
そして横に添えた手で胸を上下にゆっくり動かし、柔肉で剛直を扱き始めた。
「どうだラッセル。お前の好きな、胸の感触」
熱く猛る自身を包み込む柔らかな肉感に、ラッセルの背中に何とも言えない快感が走る。
「…………っ……ぅ…」
下半身から脳髄まで、一気に駆け抜けた快感にビクリと腰が浮き、食いしばった歯の隙間から
小さな吐息が漏れた。
633カチ×ラセ11/14:2005/06/01(水) 20:24:34 ID:itfvJp3o
だがこの行為で堪らない快感を味わっているのはラッセルだけでなく。
自分の手とラッセルの剛直の間でむにむにと形を変える乳房を絶え間無く、緩急をつけて動かし
ながら、カチーナは我知らずもじもじと脚を擦り合わせていた。
谷間に挟んだ熱いラッセル自身とカチーナの汗ばんだ肌が擦れ合い、胸の内側を愛撫されている
かのような逆説的な感覚に、ラッセルを弄ぶどころか自身が煽られてしまっている。
「っ…や……ラッ…セル……」
一心不乱にぐにぐにと胸を捏ね回していた指先が固く尖った先端を擦り、カチーナは思わず
目の前の男の名を呼んだ。そして一瞬の後、それを激しく後悔する。
今日は自分がラッセルにするはずなのに、これじゃいつもと同じじゃないか。
そっと顔を上げて様子を窺うに、時折ビクッと仰け反る腰や荒い息遣いからして決してこの性技が
気に入っていないわけではないだろう。ならばせめて。
「感じてるんなら…声くらい……出せよな、いつもあたしに…そう言ってるくせに」
不満気に零して、カチーナは谷間から突き出ているラッセルのものの先端へ舌を伸ばした。
透明な先走りにてらてらと光る自身の先端を舌先で刺激され、ラッセルの腰が一際大きく
跳ね上がる。
「うぁカチー…ナっ……、そんな風に…されたら……」
「ん……なんだ?…よく……聞こえねえよ……」
「……いい…です、すごく、気持ち……いい…っはぁ…はぁ…」
竿の部分を柔らかな胸で扱かれ、亀頭の部分を暖かな舌で舐め上げられ、ラッセルが逃れられない
快感に裏返りかけた声で喘ぐ。
さらに追い討ちをかけるように、カチーナの舌先が尿道部分の割れ目をちろちろと舐った。
「そ、そこは……っく…ぅあっ……」
ラッセルの先走りの液と、カチーナの唇の端から零れ落ちる唾液と、熱い肌の上を滑る汗が
混ざったものが胸の谷間に流れ込み潤滑材の役割を果たし、より一層卑猥さを増す胸の動き。
先端部分をふっくらとした唇で咥え込まれ、軽く音を立てて吸い上げられて。
押し寄せる甘美な刺激に悶えるラッセルの口から、
「ふぇぁ!?……ぁ……カ…チーナ…?」
なんとも間抜けな声が漏れた。
カチーナが唇を亀頭から離し、胸でのラッセルのものへの愛撫を止めたからだ。
634カチ×ラセ12/14:2005/06/01(水) 20:30:20 ID:itfvJp3o
てっきりこのままイかせられると思っていたラッセルは、高めるだけ高められ中途半端な状態
で放置された自身に、苦しげに顔を歪める。
「悪いラッセル…最後まで……してやれなくて…」
ラッセルの辛そうな様子を察したカチーナが、自らの最後の一枚に手をかけながら謝罪する。
「けどあたしも、……欲しい…から」
汗と秘部から溢れ出る愛液でしっとりと湿ったショーツを脱ぎ捨て、カチーナはラッセルの上に
跨り、彼の屹立したものの上にこれまでの行為で十分に潤んでいる秘所をあてがった。
とめどなく、腿の付け根を濡らすほどの蜜を吐き出しているカチーナの入り口に先端部分が触れ、
くちゅりと卑猥な水音が響く。
「……っ、んん…………」
そのまま腰をゆっくり落としてゆき、ぐいぐいと中が押し開かれる感覚を唇を噛んで耐えながら、
カチーナはラッセルのものを体内へ飲み込んだ。
そしてラッセルの腹の上に手をつき身体を支え、腰を上下させようとしたが、
「ひっ…ぁ……っはあ…」
挿入前にきちんと中をほぐしていなかったせいか、いつもよりも強い圧迫感と、待ち望んでいた
もので膣内を満たされている快感に、それ以上動くことができず、苦しげに喘ぐ。
「苦しいなら、無理に動かなくても…」
「これくらい……平…気だ……」
そう強がって腰を持ち上げようとするも、一回り太い先端が膣壁を擦り上げる感覚に、耐え切れず
微かに腰を浮かせただけで終わってしまう。
苦しさと快楽から、色違いの両目に涙を滲ませるカチーナ。
「カチーナ……」
その辛そうな様子に、ラッセルもまた辛そうに名を呼んだ。
カチーナが目の前で辛そうにしているのに、何もしてやれない。いつものように抱きしめて
慰めることも、キスをして落ち着かせることも。
手足の自由を奪われただこうしていることしかできない。そんな自分が、もどかしくてならない。
もっともラッセルをそのような状態にしたのは、他ならぬカチーナ自身なのだが。
それでも何とか苦しさを和らげてやれないかと考えて、ラッセルはカチーナにこう促した。
「カチーナ、手…出してください」
635カチ×ラセ13/14:2005/06/01(水) 20:33:59 ID:itfvJp3o
「手……?なんで…」
「いいから、早く」
有無を言わせぬ口調に、言われるままラッセルの眼前に手を差し出す。
力無く垂れていた指先をぱくりと口に含まれ、カチーナは思わず悲鳴じみた声を上げた。
「ひゃっ…な……ラッ…セル…?」
指先から間接まで、生暖かな舌で丹念に嘗め回される。くすぐったいようなぞくぞくするような
曖昧な感覚に、カチーナの背中が震えた。
「……ぁ…なんか、変な…感じ……んっ…」
指の腹を少しカサついた唇で刺激され、指の根元までねっとりと舌を這わされ。爪の間を舌先で
舐られ、指先を甘噛されて。
じんわりした快感に下腹部がさらにじんと熱くなり、カチーナの腰が少しづつ動き始めた。
「ん……はぁ…はぁ……ふあっ……」
腰を持ち上げてラッセルのものをゆっくりと引き抜き、再び腰を落として体内へ埋める。
またぎりぎりまで引き抜き、中を一杯にするように埋めて。
その動作を繰り返すたび聞こえるぐちゅぐちゅという水音が、段々と早くなっていく。
それはカチーナの動きが速くなっていることに他ならないが、その自覚は無いままに、更なる
快感を得ようと、カチーナの腰の動きが激しく、大きくなっていった。
更なる快感を得ようとするのはラッセルも同じで。きつく熱く自身を締め上げる膣壁の感触に、
堪らなくなりずんと腰を突き上げた。
最奥を強く穿たれ、カチーナの背中が大きく仰け反る。
「っあぁ!やっ…だ、駄目…、動…くなっ……」
喜悦混じりの声は、予期しなかった刺激への嬌声か、それとも己の主導権を崩しかねない動きを
咎める声か。
どちらにしろその声が抑制になることはなく、ラッセルは衝動のままにカチーナの最奥を
突き上げ続けた。
636カチ×ラセ14/14:2005/06/01(水) 20:37:24 ID:itfvJp3o
「あっ…そんなに……れたら、あたし……やっ、…あぁん!!」
一際高い鳴き声を上げ、カチーナも大きく腰を動かす。
俯いて頭を振り、飛びそうな意識を保とうとするカチーナの顔からぽたりとラッセルの腹に落ちた
透明な液体。それは汗か涙か喘ぐ口元から零れ落ちた涎か。
しかし激しく腰を動かし快楽を求めることに夢中になっている二人には、そんなものに気付く
余裕すらなく。
「……そこ…いいっ、気持ちいいラッセル…もっと…もっ…と……」
「俺も……カチーナの中、熱すぎ…お…かしくな…る…」
貪るように互いを求め、ぶつけ合う。
どちらがどちらを犯すでもなく、嬲るでもなく、ただひたすら相手を求め合い、与え合って。
どこまでも高まっていく官能に、酔いしれる。
「う…ぁ……カチーナ、…っ…くぅ…!」
「ラッセル、ラッ…セル……ん…あぁ……やぁぁっ!!」
際限が無いように思えた高みにも終わりはあり、昇りつめてしまえばあとは落ちるだけ。
互いを貪り合って辿り着いた絶頂に、頭が真っ白に染まる。
必死で繋ぎとめていた意識を白く塗り替えられてゆく二人の耳朶に、相手が絶頂を迎える声が
響いた。


絶頂のあとの虚脱感に、カチーナはラッセルの上へぐったりと倒れこんだ。
達してもなお残る快楽の余韻に身体の芯を侵されながら、ラッセルの胸の上で荒い息をつく。
心地好さと疲労感に半ばまどろんでいると、頭の上に大きな手がそっと置かれた。
広い掌が、優しく頭を撫でる。
無骨な指に髪を梳かれ、くすぐったそうに厚い胸板に顔を摺り寄せるカチーナの瞳が、唐突に
はっと見開かれた。
今頭の上に載せられている手の持ち主は…………
恐る恐る顔を上げると、自分の金髪を指で弄んでいるラッセルと目が合って、カチーナは引きつった
顔で素直な疑問を口にした。
637カチ×ラセ15/14:2005/06/01(水) 20:40:19 ID:itfvJp3o
「…………ラッセル、その手は…?」
「自然に解けました。結び方、甘かったみたいですね」
とは言うものの、実際には自然に解けるほどロープの結び方が甘かったわけではない。
行為の最中与えられる快楽に手足を突っ張らせ、もがいているうちに結び目が微かに緩んだ程度。
その緩みを器用に押し広げ、空いた僅かな隙間から半ば無理矢理手首を引き抜いたという事実は
カチーナには秘密だ。
「まったく……何考えてるんですかあなたは。こんな馬鹿なことして……」
自由になった腕を突き、上に乗っているカチーナごと身体を起こすラッセル。
カチーナが逃げられないよう片腕でしっかり掴まえながら、反対の手で足の拘束も解いていく。
「だってお前が――」
「それは認めますけど」
再び連ねられそうになった日頃の愚痴を遮り、ラッセルは決まり悪げに頭を掻いた。
カチーナの気持ちも分からないではないのだけれど。
「カチーナが本気で嫌がることだけは、最低限してないつもりなんですけど」
穏かな、諭すような声に、カチーナはうっと言葉に詰まった。
言われなくてもその通り、それくらい分かっている。
それを分かっていながらラッセル曰く『馬鹿なこと』をしでかしたのは悔しかったから。
ラッセルに抱かれるたびに、自分が自分でなくなりそうなくらいに追いつめられる。
呼ばれ慣れた中尉の肩書きも、あまりありがたくない女鬼隊長の異名も、生まれ持った勝気な
性格も全て取り払われ、ただの女としてただ男の胸に縋りつくまでに壊される。
それが嫌だというわけではないけれど、自分はそうまで壊されるのにラッセルは変わらない。
いつもと変わらない顔で、口調で、自分だけを壊していく。
だからたまには自分の手でラッセルを乱してみたかった。壊してみたかった。ただ、それだけ。
「…………ごめんラッセル」
肩を落とし、しょんぼりと顔を伏せるカチーナ。
その様子に苦笑して、ラッセルはカチーナを優しく抱き寄せた。
638カチ×ラセ16/14:2005/06/01(水) 20:42:34 ID:itfvJp3o
「まあ、たまにはこんなのも悪くないですけど」
「ラッセル…」
「…………たまには…ね」
ぼそりと呟いた言葉の意味を問う間も無く、押し倒される。
「えっ……ラッセル、何を…」
「決まってるじゃありませんか」
何が起きたのか理解できず、自分の下でぱちくりと眼を瞬かせるカチーナに、ラッセルは言葉で
説明する代わりにぐんと腰を突き上げた。
「ひぁっ!!」
繋がったままの秘部から湧き上がる快感に、カチーナが悲鳴を上げる。
いつの間にか硬度を取り戻していたラッセルのもので奥を突かれ、静まりかけていた火種が
再び燻り始める。
「ちょ…ま、待てラッセル、…っあぁ……さっき、イったばっかり…なのに…んんっ…」
「こんなところに面白いものもあることですし……せっかくだから、使ってみましょうか」
ゆるゆると腰を動かし続けるラッセルが玩ぶそれに、カチーナの血の気が、ざぁっと引いた。
「やっ……は、放せぇ!!絶対嫌だっ!」
「先にこんなの持ち出したの、どこの誰でしたっけ?……一体どこから持って来たんだか」
じたばたと暴れるカチーナを手馴れた調子で押さえつけながら、先刻まで自分を拘束していた
ロープを片手にラッセルが呆れたように呟く。
「…教えたら、放してくれるか?」
そんな彼の機嫌をうかがうよう、媚びるような目で見上げるカチーナ。
とても珍しく、愛らしくもあるその様に、ラッセルは穏かに微笑みながら一言、こう言った。
「駄目です」
そしてこの上なく嬉しそうにカチーナの肢体に手を伸ばして。
「それじゃ今度は俺に付き合ってもらいますよ。ねぇ…カチーナ」
「…分かった、……なんて言うわけねえだろ!放せ、放…ん……やっ…ぁあ……」

その夜ヒリュウ改の一室では、遅くまで二人の仲睦まじい声が途切れることはなかったという。
639カチ×ラセ終了:2005/06/01(水) 20:45:06 ID:itfvJp3o
以上です。
明日か明後日には、とか言いながら遅くなってすいません。

しかし、15/14・16/14ってなんだorz
最初の予定では14で納まるはずだったのに、手直ししてる間にどんどん長くなっていって。
話が伸びるにも程がある、餅じゃあるまいに…。
640名無しさん@ピンキー:2005/06/01(水) 20:46:01 ID:JAUXpKNf
GJ!!
リアルタイムで読みながらハァハァしました
カチーナ萌え
641名無しさん@ピンキー:2005/06/01(水) 20:49:38 ID:CumneAY1
(*´Д`)ハァハァ
642名無しさん@ピンキー:2005/06/01(水) 22:26:40 ID:FnyCaJOa
カチラセGJ!ですよ〜( ゚ー^)b カチーナさん可愛い!
ラブラブで心理描写もありつつで激しく萌えますた(*´Д`)
643名無しさん@ピンキー:2005/06/01(水) 22:50:15 ID:YXH/I4DK
ラセカチ(あえてこちらで表記)GJ!
やっぱりラセールの方が一枚も二枚も上手だったか…



>>625
(*´Д`)ハァハァハァハァハァハァハァハァハァハァハァハァ(ry

ところでこういうシチュ(女→男)の時って逆転っておk?んg?
644名無しさん@ピンキー:2005/06/01(水) 23:11:24 ID:1ZPwUqSp
カチラセGJ

>>643
キャラとシチュエーションによるけど、大体オッケーだろう
高飛車なミツコを凹ますというのも良し
645まがるが:2005/06/01(水) 23:49:58 ID:eMRbCaWs
ところで、イスルギ…っていうか
ミツコがわには 念動関連の技術は無かったんだっけ?

あと、念動力者で女に疎そうなのは誰と誰だろう?

遅ればせながら ラセカチGJ!
カチーナ好きにはたまらんぜん!
646名無しさん@ピンキー:2005/06/02(木) 00:16:55 ID:QLhqpj4O
ラセカチGJ。さて本当に主導権を握れるのは何時の日かw

>>645
自分の脳内会議では満場一致で
つ【ブルックリン=ラックフィールド】
という答えが出たんだが。
647名無しさん@ピンキー:2005/06/02(木) 00:43:31 ID:xWXuE90J
ラセカチGJ!

まがるが氏>ブリットが慣れてなくて疎い
リュウセイがロボ大好きで疎いを超越

とりあえず上記2人はガチかと
648名無しさん@ピンキー:2005/06/02(木) 00:53:23 ID:GEtMzkKa
レオナがおーるおっけー状態でベッドで寝ているのにしどろもどろなタスクを想像してみた。
ちょっと微妙。
649名無しさん@ピンキー:2005/06/02(木) 01:01:00 ID:+tqaOU38
>>648
ブレイク・エイジを思い出した。
650名無しさん@ピンキー:2005/06/02(木) 01:05:20 ID:QLhqpj4O
>>648
「…意気地なし」
と呟くレオナが見えた。
651まがるが:2005/06/02(木) 01:08:57 ID:mrq7w6sj
>646-647
サンクス。 そうか、ブリット君か
そう言えば、ブリット君の存在忘れてなぁ…
何か、スレ的にもブリット出番少ないし……
OK,なんとかミツコブリットで頑張ってみるよ。


ナムカプのキリのいいところまで(アーサーが出る当たりまで)
進んだら
652名無しさん@ピンキー:2005/06/02(木) 01:21:31 ID:QLhqpj4O
>>651
がんばれー。
ミツコってーと某南極絵板に凄いのがあったな…。
653ATA ◆WfJM6asPOs :2005/06/02(木) 03:09:51 ID:qtVkORB0
皆の突っ込みどころは歌に来ましたかそうですか…。
ギリちゃんはヒーロー戦記出身だから適任だったかもな…。
ちなみにユウキにした意味は特にありませんw

カチーナタンもいいけどマイタソもね。OG2の4周目はマイタソトップエース目指しますw
3周目でも無理ではないけど残り4話で25機差はきつい…。
んじゃ続き書いてきます。
654317:2005/06/02(木) 22:16:18 ID:CShdWC4Q
皆様レスありがとうございます。
拙作ではありますが、楽しんでいただけたなら幸いです。

ところで一つ伺いたいことが。

同じくラッセル×カチーナものでまだ書いてみたいネタが2〜3あるのですが、
上のカチ×ラセの続きっぽいものとか、二人の馴れ初めっぽいものとか、
どれも恋愛色濃い目で、エロもあるにはあるけど添え物程度になりそうな感じです。
そういうのってここ的にはオッケー……なんでしょうか?
それに1スレで同じカプものばかり3つも4つもってのもどうなのかなと。
けど今一番書きたいのがこの二人なもので。

誘い受けっぽくて申し訳ありませんが、できれば率直なご意見を。
655名無しさん@ピンキー:2005/06/02(木) 22:31:44 ID:FTGzt8qY
個人的にはオーケー。というかぜひとも。
>317さんは文章が上手いから、エロなしでも面白そうだし
俺もラセカチ好きだし。
656名無しさん@ピンキー:2005/06/04(土) 01:23:11 ID:7LFNzNTl
>317氏
GJでした!
夜のカチ姐さんの弱まりっぷりに(*´Д`)ハァハァ
年の差7歳カプール、しかも年下にイニシアチブ(*´Д`)ハァハァ

質問ですが、それこそトロンベで駆け抜けるが如く我が道を突き進んで頂きたい!
657名無しさん@ピンキー:2005/06/04(土) 01:45:54 ID:zfv1fqhr
「素敵…。とぉっても濃い、雄の匂いですわ…」
ミツコの言葉に、柔らかな雰囲気を身に纏った美女のあまりに変態的な行動に、
リョウトは顔を赤らめて何とかこの状況から抜け出そうと身をよじる。
だが、ミツコはそんなリョウトの行動に愉悦を覚えたのであろう。
リョウトの頭を挟み込んだ両脚に力を込めて抵抗を抑え、
先程より鼻を大きく鳴らすと、羞恥とより強く女陰に密着して強まった雌の匂いで先程よりも大きく、硬く膨張し始めたリョウトの分身に、
触れるか触れないかのところまで顔を近づける。
「ふふ…、さっきよりも匂いが強くなっていますわ。それに、こんなに大きくなって…。もう、食べ頃かしら?」
じゅるり、とこれまたわざとらしく大きな音を立てて舌なめずりされると、
同時に微かに吐き出された息が敏感な分身に触れて、リョウトはひくり、ひくりと思わず身を震わした。
それを合図にしたように、ミツコの開かれた口に、リョウトが飲み込まれていく。
「んぶッ。むぅッ」
ぐちゃ、ねちゃと淫媚な音を立てて唇と舌でリョウトの急所を責め立てる。
「あぁあうぅっ」
リョウトのもがきと共に口中に放たれた彼の欲望の迸りを、
ミツコはそれがまるで彼女の命を繋いでいるかのように、
大事に、いとおしげに、一滴も漏らさぬよう飲み込んでいく。
「うふふふふ…、美味しい」
上体を起こした彼女の肌は、興奮の為か、ほんのりと紅潮している。
そんなミツコの姿に、リョウトは子供の頃に読んだ童話を思い出した。
小鳥の生血を啜り赤々と咲いた白い薔薇。
全てを吸い尽くせるように、そして禍々しいまでに紅く咲けるように、
限りなき貪欲さを秘めて咲く白い薔薇。
「さぁ、これからが本番でしょう」
白き薔薇の女王に魅入られ、リョウトの意識は深く、深くへと沈み込もうとしていた。

やっぱてけとーにエロっぽくはできるが、きちんと描写できないなあ
658名無しさん@ピンキー:2005/06/04(土) 02:05:54 ID:A2QX1uwi
>>657
(・∀・)イイヨイイヨー
続きも見たいでつ
659名無しさん@ピンキー:2005/06/04(土) 02:36:43 ID:TGy70d21
>>657
キタ━(゚∀゚)━(∀゚ )━(゚  )━(  )━(  )━( ゚)━( ゚∀)━(゚∀゚)━ !!
もうたまりません(*´Д`)
660名無しさん@ピンキー:2005/06/04(土) 02:45:25 ID:PbCUfHsY
>>657
GJ

親父に騙されて商売相手の接待に使われ性格歪んだ 
とか妄想しちまった俺はアホですか?>ミツコ社長
661名無しさん@ピンキー:2005/06/04(土) 03:54:57 ID:PM9TL2lt
>>660
そういう可哀想な過去があるより、根っから悪人の方が萌えると思う>社長
662名無しさん@ピンキー:2005/06/04(土) 13:55:38 ID:ULdqqL03
間抜けな悪人のほうがもっと萌える>社長
663317:2005/06/04(土) 23:49:39 ID:K16YKMz1
>>655 >>656
お答えどうもありがとうございます。

とりあえず現在ラッセル×カチーナ一つ書いている最中なので、書き上がったら投下します。
この際なのでトロンベで我が道駆け抜けてみようかと!振り落とされない程度に。

あと余談ですが、ラッセルの年齢って20歳と18歳、どっちが正しいんですかね?
自分としてはOG2オフィシャルブックの18歳が誤植だと思っているのですが。
だって18歳って言ったらタスクやリョウトやブリットと同い年ですよ!?
あの老…もとい落ち着いた感じでそれはないだろうと。
どちらにしても、よりによってオフィシャルブックで誤植されるラッセルって…。
664名無しさん@ピンキー:2005/06/05(日) 00:53:59 ID:vtWpf/4L
>>663
ハタチでせう。それすら信じがたいけどw
665名無しさん@ピンキー:2005/06/05(日) 01:36:57 ID:Lv7IolLB
あの二人に年の差ってのが信じらんねぇ
666名無しさん@ピンキー:2005/06/05(日) 07:28:49 ID:m+ybYPaj
誰かMXのアクアたんの陵辱モノきぼんぬ。
667名無しさん@ピンキー:2005/06/05(日) 08:04:42 ID:kglFrkid
陵辱は無理だがヒューゴに激しくされるのなら話考え中<666
668名無しさん@ピンキー:2005/06/05(日) 20:24:26 ID:itt5qdJg
ひゅーご「俺のブツは作り物だがいいのか?秒間16連打だぞ」
あくあ「へ?」
ひゅーご「おおうそだ」
669名無しさん@ピンキー:2005/06/06(月) 01:25:10 ID:WBFNITBc
股間に削岩機みたいなモノが…
670名無しさん@ピンキー:2005/06/06(月) 01:49:41 ID:dBx/Qzln
>669
やめて股間のステークとか言われても困るから止めくぁwせdrftgyふじこlp;

「俺の股間を止められると思うな!」
671名無しさん@ピンキー:2005/06/06(月) 06:37:20 ID:6iW29YXB
ヒューゴの股間の一物については、外付けのアタッチメントとして、
アクアがジャケットの裏に隠し持っているサイズや硬度が異なったり、
ノーマルの他にイボ付きや双頭等の特徴を持った各種バイブを取り付ける事で機能します
ヒューゴに取り付けるものだとは知らず、「何でこんなものが」と思いつつも、一通り一人の時に使っちゃうアクア
ヒューゴと事に及ぶときも、お気に入りの以外でも試しちゃうアクア


何でこんな馬鹿な考えが浮かぶんや
672名無しさん@ピンキー:2005/06/06(月) 08:55:16 ID:r1HTdrro
ヒューゴに言葉責めされながらガッツンガッツンされる訳だな
673名無しさん@ピンキー:2005/06/06(月) 17:51:23 ID:kLnjMYnL
始まった瞬間にヒューゴ点火→一回では鎮火せず→アクア失神してようやく下火
…な展開を想像するほどヒューゴがタフネスなイメージしか沸きません…w
674名無しさん@ピンキー:2005/06/06(月) 18:00:02 ID:x8nWZ0C+
持久力と回復力が高そうなのは・・・・

・キョウスケ
・アラド
・ヒューゴ
・マサキ
・リュウセイ

なイメージ。
675名無しさん@ピンキー:2005/06/06(月) 18:37:27 ID:JsPWpC3p
何スレか前に貼った奴ならデータある>ヒューゴ×アクア
凌辱じゃないが、再うぷいる?
できても深夜になるが。
676名無しさん@ピンキー:2005/06/06(月) 19:18:46 ID:3Q69dICb
>>674
その中だとキョウスケは淡白かムッツリのどちらか両極端だと思う
アラドは体頑丈で、良く食うし若いしで、そっちの方も元気良さそう(でも早そう)なイメージw
677名無しさん@ピンキー:2005/06/06(月) 21:07:57 ID:e1ftBLtq
キョウスケは二人っきりのときには別人になる。多分
あとα男主人公は濃厚なセックスをする気がする
678名無しさん@ピンキー:2005/06/06(月) 21:22:37 ID:QeGY8U10
リョウト:言わずもがな
鰤:失神してる間に、楠が馬乗り挿入
タスク:両極端

ウキが一番普通そうだ
679名無しさん@ピンキー:2005/06/06(月) 21:24:23 ID:QeGY8U10
>674
リュウセイは、本人とマイが覚醒もち
ラトが再動もちなので、何回戦でもやり放題です
というかラトマイがやめさせてくれません(ぇ
680名無しさん@ピンキー:2005/06/06(月) 21:28:55 ID:dBx/Qzln
>679
リュウセイがいい加減動けなくなったところをアヤが補給してさらにラトの再動でダメ押し
マイは本人のSP回復と覚醒の消費SPの低さでいつまでも元気

・・・ってちょっとまてアヤはどこから参加し始めたんだ。
681名無しさん@ピンキー:2005/06/06(月) 21:49:49 ID:z1c1DcCG
>>678
OG1時代なら凸諒も両極端っぽいんだがね〜

>>680
お姉さんがいた方がリュウも勃ちやすかろう
682名無しさん@ピンキー:2005/06/06(月) 21:55:47 ID:lYwHoJjQ
なんかアヤとかのお姉さんキャラの絡みを想像すると相手がリョウトに落ち着いてしまうのは俺だけ?
683名無しさん@ピンキー:2005/06/06(月) 22:01:54 ID:iHcaMVkY
>667
早く読みたいので、うぷをきぼんぬ。

>675
ぜひ再うぷをたのむ。
684名無しさん@ピンキー:2005/06/06(月) 22:02:47 ID:LfvmnKKe
俺は隆彩デフォで想像してるなぁ
文にはまだできないがorz
685ATA ◆WfJM6asPOs :2005/06/06(月) 22:17:26 ID:Rb03Xj3o
Aスキーと公言しておきながらそれに負けないくらいSRXチームスキーな俺が来ましたよ。
そういえば最初はそっちで書く予定だったんだよなぁ…。
このスレでの出番の少ないアヤ。そろそろあっても良いですね。儂もちょいと考えてみます。

以下チラシの裏
OG2・3周目、マイタソをトップエースにするもセーブ画面にでた顔はカチーナ。
43話の分は加算されてねぇのかよ!orz
686名無しさん@ピンキー:2005/06/06(月) 22:17:59 ID:JsPWpC3p
>>683
らじゃ。だが予定が狂った。今夜は無理になってしもた、申し訳ない。
2〜3日中に必ず。
687名無しさん@ピンキー:2005/06/07(火) 09:26:40 ID:nPQOZNXs
SRXチーム祭り開催の予感!
俺も何だかんだで連中好きだ。
688名無しさん@ピンキー:2005/06/07(火) 16:40:10 ID:mTFmYQYa
さりげなくインアヤと言ってみるテスツ
689名無しさん@ピンキー:2005/06/07(火) 19:40:20 ID:QTdacIuw
アラド×アイビス派の俺も来ましたよ。
690ギュネリム物語ちょっと切なめ? ◆OajMoDQdkY :2005/06/07(火) 20:06:55 ID:50jmcEmo
>>689
思わぬ所に同志がいるのに吃驚している
私もおりますwと、言うよりマイナー万歳かな?
691名無しさん@ピンキー:2005/06/07(火) 20:14:59 ID:QTdacIuw
>>690
まさか同士がいるとはおもわなんだ。
しかしアラドって結構良い男(否ウホッ)の条件満たしてると思うんだがなぁ。
あの性格で弄られキャラと化したか
692名無しさん@ピンキー:2005/06/07(火) 20:29:25 ID:eDDAXXm8
>>684
(・∀・)人(・∀・)ナカーマ
リュウはαでアヤは俺が守る発言したしね
693名無しさん@ピンキー:2005/06/07(火) 20:32:41 ID:w+1GLHet
アヤが一番ヒロインしてたのはスーパーロボットスピリッツの時
しかしそれすらもラストにはアイスメンに奪われる悲劇
694名無しさん@ピンキー:2005/06/07(火) 20:33:45 ID:cz742keY
エクセ&タスクのお笑い姉弟(?)が好きな俺もいますよ

>>692
同志イター *゚∀゚ノ
695名無しさん@ピンキー:2005/06/07(火) 20:37:57 ID:AGQQJVbj
アラドとアイビスって言葉を交わしたことありましたっけ?
696名無しさん@ピンキー:2005/06/07(火) 20:38:44 ID:SSR0qjv+
>>682
アヤだとリュウセイかな
相手がやんちゃじゃないと、ヒールでぐりぐり、みたいな感じの事は出来無さそうだし
ラーダさんとかヴィレ姐とかとの相性はリョウトのがよいと思う
697名無しさん@ピンキー:2005/06/07(火) 20:41:03 ID:fJPJgXA9
>695
被撃墜率高いもの同士まとめてシミュレーターで鍛えられてた希ガス
698名無しさん@ピンキー:2005/06/07(火) 20:41:18 ID:cz742keY
>>695
OG2ではそこそこしゃべってまつ。スクール組関係だったかな
699ギュネリム物語ちょっと切なめ? ◆OajMoDQdkY :2005/06/07(火) 20:42:38 ID:50jmcEmo
>>691
ええ。結構いい性格してますし。
むしろ、弟に欲しいキャラですねw
…私もそういう小説書きたかったのですけど、挫折…orz
700名無しさん@ピンキー:2005/06/07(火) 20:44:07 ID:U4AJNGa9
アヤって外伝後情報部に送られるから、
そこでギリちゃんの部下になって……って妄想したことがある。
イングラムと似てるしさ。
ただ、アヤはギリちゃんの好みじゃなさそうなんだよなぁ
701名無しさん@ピンキー:2005/06/07(火) 20:54:52 ID:mTFmYQYa
陰のあるタイプに弱いみたいだしなぁ>ギリ
いやまあヴィレッタにしろラミアにしろ、「ギリアムが」そういう感情を抱いてる、と明言はされてないけどね。
702名無しさん@ピンキー:2005/06/07(火) 21:02:23 ID:cdd4/OSO
アラアイ鬼畜を書いている俺が来ましたよ

ぶっちゃけ筆が進まん……
703名無しさん@ピンキー:2005/06/07(火) 21:06:26 ID:T/urn9fB
>702
時折OG2萌えスレで経過報告してた人か?
頑張れ。アラアイはひそかに同士が多いみたいだぞ
704名無しさん@ピンキー:2005/06/07(火) 21:10:24 ID:BTJZ77eG
>>703
ノシ 漏れも漏れも〜



つーわけで、>>702ガンガレ!
705名無しさん@ピンキー:2005/06/07(火) 21:15:29 ID:exK1sqGL
仲間の中でも特別な存在って意識はあったようだが異性としてのものじゃなさそうだった
いや、その微妙な感覚が好きなんだけど。

異性・同性を問わず自分に似た人、いざという時殴ってでも止めてくれる人、ここにいてもいいって言ってくれる人が好きっぽいね。
放置した時の突撃癖・暴走癖から仲間への依存心がかなり強いと見た。
706名無しさん@ピンキー:2005/06/07(火) 21:22:59 ID:cz742keY
ネタだけはいろいろ思いつくがたいてい医務室絡みだ……orz
707名無しさん@ピンキー:2005/06/07(火) 21:51:15 ID:j0KJZk/V
唐突だが、マシンセルをDG細胞に置き換えて、
クライ・ウルブズの仲間たちを暴走したマシンセルに侵食されて失った八秒が、
復讐といわんばかりに開発者のソフィアさんを陵辱するというネタが思いついたんだが、
夕食中突然養女イルイに「弟が欲しい」と言われて、子作りにとりかかる親分×ソフィアさん夫妻ネタも思いついた。
708名無しさん@ピンキー:2005/06/07(火) 22:00:38 ID:yzVyqoAN
ありえないのは承知でライアヤが萌え。
709名無しさん@ピンキー:2005/06/07(火) 22:42:34 ID:T0LCrNBL
>>708
ライ×アヤ (*´Д`)
710名無しさん@ピンキー:2005/06/07(火) 22:51:19 ID:o4unT8hB
>>708
インアヤに最近惹かれつつもライアヤも捨てがたい自分。

昨日できなかったヒューゴ×アクア再うpです。
んじゃいきます。
711Burning Red:2005/06/07(火) 22:52:41 ID:o4unT8hB
「え…ここ? 間違ってない…わよね?」
「ああ。どうせ泊まるなら、ちょっと高くてもゆっくりできそうな所がいいだろ」
一日目の旅程を終えて辿り付いたのは、老舗の重み溢れる和風旅館。
一室一室が離れのように敷地内に点在し、さらに個別の温泉までついているという至れりつくせりの宿。
確かに彼の言うように、『ゆっくりする』にはこの上ない場所であろう。また、二人きりになるのにも。
(本当の本当に、二人きりになるのね…)
『二人』という言葉を噛み締めるたびに、頬がほんのりと温かくなる。
「ほら、行こうぜ」
「あ、うん。ちょっと待って…!」
差し出された手をためらいなく握って、ゆっくりと和風庭園の中を歩きだす。
大きくて、ちょっと無骨な暖かい手。
すぐ隣を歩く赤毛の青年の顔がなんだか何時にも増して頼もしい。
軽く腕にもたれかかっても、邪険にすることなくそのままでいてくれる。
(喧嘩ばっかりだったのに、まさか一緒に旅行するようにまでなるなんて……)
出会ったばかりの頃を思い出し、くすりと笑みがこぼれた。
側にいる青年が、不思議そうに声をかける。
「…?どうした、アクア。いきなり笑ったりして」
「え?あ…な、なんでもないわ。さ、行きましょヒューゴ。早く早く!」
「おいおい……なんなんだ、ったく」
口調ほどに呆れているわけでもなく、彼は荷物を抱えなおすと彼女に手を引かれるまま入り口へと向かった。


『ゆっくり旅行でも行こうか』と、今や公私共に大切なパートナーのヒューゴに誘われて、アクアは諸手を挙げて賛成した。
べたべたしたくともそれどころじゃなかった戦乱中・お互い忙しいこともあって『清い交際』(キス含まず)だった戦乱後。
その苦悩と我慢の日々も今日で終焉となる。
…『初めての夜』は、すぐそこまで来ていた。
712Burning Red:2005/06/07(火) 22:54:47 ID:o4unT8hB
食事の後、風呂で頭のてっぺんから爪先まで念入りに洗い、歯磨きは二回もした。
全身が映る鏡でじっくりとボディチェックもして、一分の隙もないことを確認。
ちょっと悩んでから備え付けの浴衣を着ることを選択して、かなり悩んでからブラをつけるのをやめた。本当は全く下着をつけないのが作法らしいが、そこまでは大胆になりきれなかった。
浴室から出て、自分と揃いの浴衣で寛ぐヒューゴの隣に座る。
前にもこの街には来た事があるらしく、着付けもなかなか様になっている。
何冊も本を広げ、どうやら明日の旅程の確認をしているらしい。
ご丁寧に二つ並べて敷かれた布団。
二人の他には誰もいないはずなのに、これからのことを見透かされているような気がして、頬に血が上る。
自分のほうが年上なのだから、きっと世間一般では自分の方がリードにまわるのが当然だろう。
だが、キス以外の行為に及んだことのない自分にそんな大それたことができるとも思えない。
(ど、どうしよう…初めて、ってわかっちゃったら嫌がるかな? そもそもきちんとできるのかしら、私)
実のところ知識でしか知らないあんなことやこんなことやそんなこと。
もしかしたら彼の趣味嗜好によっては、とんでもない事や危険な事とかを二人でしてしまうわけで。
(多分…変な趣味はないんだろうけど…でも、普通にしても初めてはすっごい痛いらしいし…)
今更考えても仕方ないのだが、焦りと逸りが二人三脚でやってきて、ぐるぐると脳内を駆け巡る。
(確か、男の人のを、女の人の中に『入れる』のよね。ああでも、万が一ヒューゴが場所知らなかったら…
私が『ここよ』なんて言って裸になって足広げて示してあげて…ってやだ、それはいくらなんでもやりすぎよね!?
え、裸?…私、ヒューゴの前で素っ裸にならなきゃいけないの?!…ヒューゴの裸も見なきゃいけないのよね…。
あ、二人して裸なんだったらおあいこよね、うん。そうよ、恥ずかしいのは私だけじゃないんだもの、ヒューゴだって多分…)
そして、知識先行型の妄想をしながら一人で赤くなったり青くなったりを繰り返していたから、すぐ目の前までヒューゴが迫っているのにも気付かなかった。
713Burning Red:2005/06/07(火) 22:55:44 ID:o4unT8hB
「どうした? あっちこっち歩き回って疲れたか?」
「ううん、どうしようかな、って思って…私、こういうことって初めてだから…」
「…初めて、って何が」
「その…男の人と、一緒に寝るのって…っ?!」
思わず正直に答えてしまった。
そっち方面に意識が飛んでたからって、いくらなんでも彼だって引くだろう、この返事は。
「…そうなのか」
ぽつりと呟くと、それきり彼は黙ってしまった。
「あ、あああ、あのね、ヒューゴ、えっと、今のは言葉のあや、って奴でね、その…」
「隠さなくてもいいさ、別に嫌じゃない。それに」
「…それに?」
「…初めてなのに、随分やる気十分だな。俺としては大歓迎だが」
「!! ち、ちが…きゃっ!」
言うが早いか、アクアは押し倒された。
抗議の声をあげる前に唇を塞がれ、抵抗しようとする両手はあっさりと片手一本で押さえ込まれる。
反射的に閉じようとした脚の間にヒューゴの体が割り込み、いよいよもって逃げられない体勢に追い込まれる。
下になった彼女がじたばたと暴れるのにかまわず、ヒューゴはアクアの柔らかな唇を堪能していた。
逃げないようにしっかりと自分のそれを押し付け、舌で内側をそっと撫であげる。
噛み締めていた歯が驚きでほんの少し空いたところに進入し、彼女の口腔や唾液の痺れるような甘さをじっくり味わう。
息が続く限りに深く口付けては離れ、彼女から抗議が来る前にまた濃厚なキスをする。
何度も繰り返すうちにアクアは暴れるのを止め、彼のなすがままになっていた。
どうやらそういった経験が本当に乏しいらしく、彼女は深い深いキスの連続だけでうっとりと顔を蕩けさせている。
その表情がまた色っぽく、また可愛らしくて−唇を離して、正面から彼女の顔を覗き込む。
714Burning Red:2005/06/07(火) 22:57:09 ID:o4unT8hB
「…いきなりなんて、ずるい」
普段の彼女からは想像もつかない、快感に震えるか細く弱弱しい声。
そのギャップがヒューゴの欲望を加速させ、次の段階に進もうとしたところで。
「ヒューゴ、お願い……明かり、消して……ね……?」
「……そうだな。ちょっと急ぎすぎたか」
まだ少し生乾きの髪はしっとりと輝き、上気した肌はほんのりと桜色。
微妙に上手くいっていない着付けのせいで襟や裾が非常に際どい開き方をしている。
そのせいで、本人も気づいていないだろうが非常に色気が強調されている。
部屋の照明を消し、枕元の灯かり一つの中改めて二人は見詰め合う。
息の続く限りの丁寧なキス。先程と違うのは−ヒューゴの手の動き。
頬や首筋をくすぐり、微かに震える肩を何度も撫でて落ち着かせる。
ゆっくりと唇を離し、細い首筋に舌が這わされる。ひゃ、と短い声を上げてアクアはシーツを握り締めた。
その反応に妙に興奮して、大きく開いた胸元から片手を滑り込ませる。
弾力も張りも大きさも文句なしの乳房がゆっくりと形を変えるたびに、切なげな吐息が耳に届く。
「ん…ふぁ、ん、んん…や…あぁ……」
薄い浴衣の上からでもはっきりわかるくらい、アクアの胸の頂点はしっかりと硬くなっている。
浴衣の襟元をぐいと広げ、窮屈そうにしていた両胸を開放し、白い肌のあちこちに唇をつける。
しっかりと締められた帯のせいで、無理に広げられた襟が胸を挟んで寄せ、元々大き目の胸が更に強調されている。
腰から下はもはや『着付け』と呼べぬほどに着物が乱れて、膝上まで脚が剥き出しになったまま。
…下手に裸でいられるよりも、激しく煽情的な格好の美女が目の前にいれば、そりゃやる気にも火がつくわけで。
ぎゅっと寄せられた両の乳房を思いのままに揉みしだいて、並んでそそり立つ乳首を交互に強く吸い上げた。
「あっ…! あぁん、あ、や、やぁ、ふぁ、あ…」
悶える声には恥じらいと艶やかさが同居し始め、彼女の心と体の変化が如実に耳に届く。
ヒューゴは胸への愛撫を続けながら、そっと片手で裾を割り、滑らかな内股を撫であげた。
短い悲鳴と共にびくりと脚が跳ねて、腿を閉じようとする。
深く体を割り込ませて阻止し、指先を何度も何度も、しっとりと滑らかな肌の上で躍らせる。
715Burning Red:2005/06/07(火) 22:58:36 ID:o4unT8hB
「ひゃ、やっ、だめ、そこ…やだ、やめてっ!!」
「……ここか」
彼女に拒否権はない、とばかりに手で両腿を広げる。
内側の柔らかな肌に何度もついばむように口付け、ついでに舌先でそっと撫でる。
膝の近くからゆっくりと中へ近づき、付け根ぎりぎりまできたところで反対の脚に移る。
一度唇が離れるごとに短い悲鳴が漏れ、繰り返されるうちに拒否の声が霞んでゆく。
「ひゃん! や、あ、はぁん! だ、だ、だめ、やなの、くすぐった、いの…や、いやぁ…」
刺激されるたびに震えるのは先程と変わらないが、押さえつけなくても両脚はしどけなく開いたままであった。
彼女の快感の深さを物語るように、淡い水色の下着には濃い染みが浮き出ている。
いい加減夜着の用を成さなくなった浴衣を脱がし、抵抗する暇を与えずに最後の一枚も剥ぎ取る。
「や…みちゃ、やだ…」
慌てて布団を引き寄せて、頭だけ出してアクアは潜ってしまう。
激しく予想外の反応に、流石にヒューゴも戸惑う。
「そう言われてもな…見なけりゃこれ以上先には進めないんだが」
少々情けなさそうに言いつつ、彼自身も浴衣を脱ぎ捨てる。
逞しい筋肉と共に現れるのは、他人よりも非常に解かりやすい彼の戦傷。
掛け布団の端を持ち上げ、文字通りアクアと一つ床の中に入る。
真っ赤になって自分の方を見ようとしないアクアを後ろから抱き締める。
熱い素肌同士が触れあう。そのまま融け合って、一つになってしまいそうな錯覚に二人は捕らわれた。
「……怖い、か? こっから先に行くのが」
「………正直、ちょっと。どんなことになるのか、よくわからないから」
「なるほどな。怖くなくなるいい方法があるが、試してみるか?」
「どんな方法なの?! あ、安全…よね?」
「勿論。痛くないし安全だ。まずは、こっち向いてくれないか?」
おずおずとアクアは体を反転し、布団の中でヒューゴと向き合う。
彼の体も布団の中だから、とりあえず恥ずかしさも和らいだ。
716Burning Red:2005/06/07(火) 22:59:52 ID:o4unT8hB
ヒューゴはそのまま彼女をそっと抱き締めると、愛液のにじみ出ている秘所の表面を指でなぞった。
不意打ちの快感に体が跳ねるが、抱き締められているせいで逃げ出せない。
「やっ!! な、何、して…?!」
「怖くなくなる方法の実践。…とことんまで気持ち良くなれば、それどころじゃなくなるからな」
ちょっと意地悪そうににやりと笑って、ヒューゴは同じ動作を何度も何度も繰り返す。
程よく潤った秘裂をそっと撫で、湿らせた指をおもむろに沈める。
にゅる、とぬめった感触に彼の指は包み込まれた。
熱い潤みの中を上下するたびに起きる淫靡な水音は、柔らかな布団に吸われて二人の耳には届かない。
「く…んん、あ、んぁ、ん、ゃ、やあ、や、だ、あぁ……ヒュー、ゴ、ぉ…」
口から漏れるのは拒否の言葉、体が求めるのは更なる快感。
彼の愛撫に答えるように脚は大きく開かれ、ほっそりとした腕は彼の体を抱き締めたまま。
溢れつづける蜜の助けを借りて、彼女の中に指をそっと進入させる。
内側の壁に軽く触れるだけで荒い吐息と悲鳴のような嬌声が上がる。
「ふぁん! や、やああ! そこ、やぁっ! だ、だめなの!! ほんとにだめ…やぁああ!!」
指を出し入れするたびにどんどん愛液が量を増す。
掌全体が彼女の蜜でべたべたになる程に豊かな量だった。
改めて彼女の顔を見れば、快感と恐怖の入り混じった顔。
落ち着かせるように深く口付けて、涙の跡をそっと舐める。
「怖くない。おかしくなんてならない。大丈夫だ…」
「やぁ、はぁん、やっ、やあっ、で、でも、なんか、体が、ヒューゴが、触ってる所が、すごく熱いの…変なの…!」
「…じゃあ、そのままとことんまで熱くなればいい。いや…熱くするから、しっかり受け止めろよ」
え、というかすかな声の後、指の出し入れが速度を増す。
それと同時に、さっきから固くなったままの彼女のクリトリスも軽くつつく。
「……!!」
激しすぎる快感に、声も出せずに腰だけがびくりと浮き上がる。
邪魔だとばかりに布団を跳ね除け、ヒューゴは徹底的にアクアを攻め立てた。
717Burning Red:2005/06/07(火) 23:01:21 ID:o4unT8hB
二本の指による膣内と秘豆へのダブルアタックは執拗に続き、うっすらと赤くキスの跡が残る乳房は、快感と共にふるふると震える。
舌先でくりくりと可憐なる桜色の頂点が転がされ、強く吸われ、時には甘噛みされる。
「やぁ…! もう、は、あ、あぁ、だめ、だめってば、だめ…!やぁ、ぁあぁ、あああああ…!!」
全身をのけぞらせ、一際高い声で絶叫すると、糸の切れた人形のようにアクアは動かなくなった。
そっと中から指を抜くと、思い出したかのようにもう一度体を震わせる。
呆けたように宙を見つめ、荒い呼吸を繰り返す彼女の腰の下にそっとタオルを敷く。
どうにか宥めすかし続けてきた欲望ももう限界に近い。
これからはアクアを壊さないように動きをセーブするので手一杯になるだろう。
脚を一杯に開かせて、たらたらと甘い蜜を吐き出しつづける入口に先端をあてがう。
先程の絶頂からようやく回復したアクアに軽く口付け、真っ直ぐな視線で彼女の心を己の元に呼び戻してから。
「…いく、ぞ」
「……ん…うん…」
本当は言葉すら要らなかったのかも知れない。
だが、確かにそのときの二人には必要且つ大切な言葉だった。
猛る己の欲望を制御しつつ、先端部を彼女の中へ埋め込む。
思ったよりも進入はスムースだったが、やはり彼女の眉根には苦痛による皺が寄っている。
しかし、彼女の足はヒューゴの腰を捕らえて離さない。
かろうじて挿入できた先端部から、ねっとりとからみつくような刺激がヒューゴの全身に伝わる。
その快感に溺れ過ぎぬように、少しずつ腰を進める。
潤みは十分であったものの、本当に『初めて』の彼女の中は非常に狭く、分身をすべて送り込むまでにはかなり時間がかかった。
気丈にも、アクアは苦痛を訴える声一つ上げなかった。
何度も何度も大きく息をついて痛みを紛らわしていたようではあるが、うめき声一つ彼の耳に届けまいとしているかのようだった。
718Burning Red:2005/06/07(火) 23:02:50 ID:o4unT8hB
「アクア…動いても、平気か?」
「え…う、ん……、ヒューゴの、気持ちいいように、して……」
苦悶の表情を悟られまいと、涙目で無理に笑顔を作る目の前の恋人。
心臓を鷲掴みにされるような、狂おしいまでの愛情が燃え上がる。
そろそろと腰を引き、またゆっくりと彼女の中への挿入を繰り返す。
中から彼の分身が抜き出されるたびに、赤いシミがタオルに増えてゆく。
焦らずじっくりと、二人で気持ちよくなれるように。
二人の努力が実を結び始めたのは、間も無くのことだった。
「い…あ、は、はぁ…ん、んん、ん……」
苦痛を訴える声ではなく、甘さの混じった切ない声。
はやることなく同じペースで抜き差しを続ければ、更に甘い声が喉から漏れた。
「んん…んぁ、はぁん、あ、やぁん、あぁ……」
ぴちゃ、びちゃ、と繋がった部分から再び水音が生じる。
ゆっくり引いて−わざと乱暴に突き上げると、大きな悲鳴が部屋に響いた。
「ひぁ……!! はぁあん!!」
一段と強く全身でしがみ付き、彼女のほうから唇を重ねてきた。
おずおずと入り込む舌をそっと絡め取り、自分の口の中で自由にさせる。
戸惑ったように歯列や口内を舌先で刺激し、何度も自分に口付けてくるその不器用さもまた愛おしい。
上半身のソフトなつながりに比べ、下半身のそれは獣と変わりなかった。
もはや遠慮も何もなく、欲しいままにヒューゴは彼女を貪る。
滾る欲望と若さのままに、己が分身で彼女を貫きつづける。
アクアの中は自分自身を熱く強烈に締め付け、少し気を抜いただけでも達してしまいそうな程の刺激が脳髄を焼く。
若き野獣の叩きつけるような腰の動きを受け止めるたびに、ねっとりと絡み合う唇から何度も悲鳴のような嬌声が漏れる。
少しずつ、しかし確実にアクアの官能の芽は育ちつつあった。その変化に気づき−ヒューゴは、ちょっとした悪戯を仕掛けてみた。
719Burning Red:2005/06/07(火) 23:03:51 ID:o4unT8hB
荒ぶる動きを押さえ、再びゆっくりと彼女を攻めはじめる。
腰を引いて、入口ぎりぎりでちゅくちゅくと先端部だけを遊ばせる。
胸への愛撫も再開させるが、固く尖る頂点が見えていないかのように他の部分だけに触れ、吸い、舐める。
尽くもどかしい刺激だけが身体を走る。
アクアは何かを訴えるような、ねだるような瞳で彼を見つめた。
「…と…」
「ん? 何か…言ったか?」
「っ…と…頂戴…っ」
「何が欲しいんだ? …きちんと言ってくれなけりゃ、わからんぞ」
「〜〜〜〜〜〜〜〜〜っ!!」
彼に遊ばれているのだとわかっても、緩い快感に身体は反応してしまうし、鋭い刺激が欲しくなる。
淫らな欲望とぎりぎりで残っている羞恥心とが天秤にかけられ、囁くように発せられた言葉といえば。
「…ヒューゴが、…ほしい、の」
「だから、それじゃわからん。…どのくらい、欲しいんだ?」
小休止がてら遊ばせるのをやめ、ゆっくりと奥まで侵入する。
そのまま膣内の蜜を掻き出すようにゆっくりと引き抜き、またそっと身体を沈める。
「このくらいか? それとも…もっとたくさん、か?」
ほんの少しだけ速度を増して、蜜壷の中を往復する。
舌先でぺろりと赤く色づいた頂点をくすぐり、空いた手でもう片方の頂点をきゅっと摘み上げる。
「ひぁ、…もっと。もっと、ヒューゴが、ふぁん! ヒューゴのことが、たくさん、欲しい、の…!! やぁ…!」
その答えに満足し、殊更強く腰を打ち付ければ、彼女の瞳に歓びが溢れた。
つい先程まで裸を見せる事すら恥ずかしがっていた恋人は、今や半ば無意識に彼の律動にあわせて腰を動かしている。
720Burning Red:2005/06/07(火) 23:04:59 ID:o4unT8hB
弾けるような音と共に二つの身体が打ち合わされ、湿ってくぐもった音が同時に響く。
柔らかな双丘も、突き上げに合わせて淫靡にふるふると揺れる。
アクアは大切なパートナーの顔と身体のあちこちに、唇で柔らかな刺激を絶え間なく与えていた。
朱に染まった頬には幾筋もの、喜悦の涙の跡がきらきらと煌めく。
目前で展開され続ける痴態を糧にヒューゴの分身は硬度を増し、激しく腰が往復するごとにアクアは快感を体に刻み込まれていった。
流れる汗、乱れる思考、融け合う身体、強く結ばれた心、燃え上がる愛情、そして限界へと近づく快感。
「ヒュー…ゴぉ、ヒューゴ、ヒューゴ…、んんっ、わたし、はぁぁ、やだ、また…っ!」
彼に抱きつく手に一段と力がこもり、何度もいやいやをするように頭を横に振る。
波打つ髪がふわりと広がり、甘い香りが鼻をくすぐる。
余裕ぶって彼女に悪戯したものの、実のところヒューゴも限界だった。
身体中が絶頂へ向かい突き進む。
震える身体を抱き締めて、逃げられない所を容赦なく己が猛りで攻め立てる。
逃げられないのはヒューゴも同じ、アクアの身体は自分にしがみ付いて離れようとしない。
まるで、少しでも拘束を緩めれば、消えてしまうのではないかと恐れているかのように。
逃げるわけがない。離れるわけもない。彼女は、アクアは、たった一人の、大切な−
721Burning Red:2005/06/07(火) 23:06:00 ID:o4unT8hB
「アクア、今度は俺も…っ! くっ…!!」
「ふぁ、や、ゃあ、あああ、ああああああああ、ヒューゴ、ヒューゴぉ…っ!!」
「………………アクア…………っ………………ぅうっ!!」
何度も何度も深く奥まで突き上げられ、再び高みに登りつめたアクアの中で、ヒューゴの分身が激しく爆ぜた。
二度、三度と彼の全身が震え、そのたびに身体の奥底へと熱い液体が注ぎこまれる。
受け止めきれなかった分は彼女の流した愛液と交じって、結合したままの部分から漏れだす。
全身の震えが止まると、つながったままでヒューゴはアクアの胸の中に倒れこむ。
正直窒息しそうだが、心地よさが苦しさを上回る。
「………ぁ、はあっ………ヒューゴ、大丈夫……?」
倒れこんで微動だにしない彼の頬を、そっとアクアは撫でる。
固く目を瞑り、苦しさと開放感の混じった横顔に不意を付かれてどきりとする。
しかし、荒い息をつきながらの愛しい人の返事は…予想外のものであった。
「…ちょっと疲れただけだ。まだまだいける…」
「え? まだまだ、って……ひゃあっ?!」
ぐい、と再びヒューゴの身体が活動を再開する。
先程と変わらぬ激しい腰使いによって、たちまち官能の渦に落ちてゆく身体。
「ちょ…ちょっと、ヒューゴ、まって、こんな、すぐ、なんて、無茶、…やぁあ!!」
「…アクアの『やだ』は『気持ちいい、もっと』だからな。それに」
「んあ、駄目、ほんとに、だめ……え、それに……?」
「…多少の無茶は、承知の上さ。…だろ?」
「……!! も……もぉぉ!! ヒューゴの馬鹿ぁっ!!」
アクアの絶叫は他の部屋に届くことなく、ほの暗い闇の中に消えてゆく。
今宵、彼らがどこまで「イケた」のかは、ただ神と神っぽい誰かさんたちのみぞ知る。

−ただ、これ以降アクアより、「一晩に三回まで」「インターバルを30分以上置くこと」の二つをヒューゴがきつくきつく約束させられたことだけを記しておく。
722コー(ry:2005/06/07(火) 23:07:51 ID:o4unT8hB
…というわけでヒューゴ×アクア投下終了。
ギリヴィレの続きは随時執筆中です。んじゃ。
723名無しさん@ピンキー:2005/06/07(火) 23:11:57 ID:KOG33DCN
リアルタイムキタ─────────!
絶倫ウラヤマスィー
724名無しさん@ピンキー:2005/06/07(火) 23:55:44 ID:fJPJgXA9
キタワァ━━━━━━(n‘∀‘)η━━━━━━ !!!!!
725名無しさん@ピンキー:2005/06/08(水) 01:41:29 ID:2Cf1BcXO
おお、再掲載お疲れ様です。コレ見たかったのよ
726名無しさん@ピンキー:2005/06/08(水) 07:10:27 ID:eAN3IVmC
再掲載乙!
…つかヒューゴ抜かずで何発やったらこう言われるのやら(汗<三回まで
727名無しさん@ピンキー:2005/06/08(水) 09:04:29 ID:Qa7UzlE4
>726
少なく見積もっても3回の3倍(9回)以上じゃないか?
728名無しさん@ピンキー:2005/06/08(水) 19:07:16 ID:NLax/6L0
イかされすぎて泣いたり失神したりするアクアを想像して萌え死んだ。
729名無しさん@ピンキー:2005/06/08(水) 19:33:42 ID:01XoVTZ3
でもって相方が気付くまで傍にいてやって起きたら
「わりぃ……やりすぎた」
「ううんいいの……でも、次は優しくしてね」
とかいう枕トークでシステムXNに飛び込める

アラゼオ、リオリョウト、ヒューゴアクアあたりでいけそう
730名無しさん@ピンキー:2005/06/08(水) 22:27:18 ID:KAb3Prqj
搾乳プレイやら御奉仕強要プレイやらの若者二人の夜の生活の話を聞いて、
「こんな若い子達がこんな大胆なプレイを」とショックを受けるアクアの姿を想像してしまった
731名無しさん@ピンキー:2005/06/08(水) 23:04:03 ID:0WLPoyD+
「興味があるならやってみるか? まずは…」
「えええええ?! ま、待って、待ってってば、…きゃあああああ!!」
と結局ヒューゴに(手加減はされているが)好き放題されるアクア。
くたくたになったアクアを抱きかかえて「今度は×××とかも試してみような♪」とノリノリのヒューゴ。
「も…ばか…」怒ろうとしても、声に力が入らなくて妙に色っぽくなるアクア。
その声に刺激されつつも、流石にアクアがやばそうなので我慢して腕枕して一緒に寝るヒューゴ。

まあまた翌朝には(ry
どうして自分の中のヒューゴはこんなに絶倫かつ性欲を持て余してるんだ…。
732名無しさん@ピンキー:2005/06/08(水) 23:08:22 ID:GtQaPlCi
>>731
安心しろ、俺の中でも同じだ。
733遥かなる戦い ◆eNrmrA2aRY :2005/06/10(金) 00:15:22 ID:KomMoGIH
ヒューゴ×アクアの書き手殿
 激 し く 乙 、 そ し て G J !!
やべぇ結構好きだ、この組み合わせw



【チラシの裏】
長引かせてスマン…orz
アラオウ(鬼畜?)だけど、日曜深夜or月曜深夜に投下できそう
期待せんといて下さい
734名無しさん@ピンキー:2005/06/10(金) 00:17:55 ID:6Fd8oMj2
よし、期待して待つ!
735名無しさん@ピンキー:2005/06/11(土) 01:31:14 ID:Q2H2BdI2
>>731
安心汁。俺の中でもヒューゴは常にイグニッションなキャラだ。
736731:2005/06/11(土) 02:09:30 ID:EXmfLMKG
>>732>>735
そうか、じゃあ安心した。(ぇ

ヒューゴの上に乗せられて「お前のぺースで動いてみろよ」とか言われて辿々しくも頑張っちゃうアクア。
普段に比べてゆっくりの動きなので、結果的に焦らされまくるヒューゴ。
結局我慢できなくなって、とろとろに蕩けたアクアを突き上げまくって何度もイかせるヒューゴ。
「…私のペースに合わせる、って言ったのに…」とやっぱりへとへとのアクア。
「……わりい、あんまり良かったからつい」と言い訳しつつきちんと寝かせるヒューゴ。

絶倫かつ性欲を持て余し気味なのに、アクア以外には決して手を出さないヒューゴさんは好きですか?
737名無しさん@ピンキー:2005/06/11(土) 02:17:11 ID:4n5VQB3w
大好きです(*´Д`)
738名無しさん@ピンキー:2005/06/11(土) 02:36:40 ID:efSh0vGt
どんなにきついプレイでも
「多少の無茶は承知の上だ!」でやっちゃうんだよな
俺の中のヒューゴは
739名無しさん@ピンキー:2005/06/11(土) 02:42:23 ID:2kelIqI8
「イグニッション!!」とか「多少の無茶は(ry」とか、
エロ方向に持っていけなくも無い台詞満載だよなw>ヒューゴ

MXではどっちも『愛』覚えないんだよな? あの展開なら納得だけど。
OGシリーズに出たら…アクアが覚えるんだろうな、『愛』。
740名無しさん@ピンキー:2005/06/11(土) 23:18:41 ID:jnbTWrbF
ベッドで一戦交えた翌日の朝、先に起きて寝癖で凄い事になってるリョウトの頭をくしゃくしゃかき混ぜ、
あどけない寝顔に目を喜ばせるリオ
のはずだったのに、昨晩のリョウトの暴れっぷりを思い出して朝から体の火照りを感じてしまうリオ
「もう、こんなにエッチな体にして、責任取ってくれるんでしょうね」とぺちりとリョウトのでこを指で弾きます

ベッドで一戦交えた翌日の朝、先に起きて、食べ物の夢でも見ているのか、口をもごもご、頬をぷにんぷにん動かすアラドの、
あどけない寝顔に目を喜ばせるゼオラ
のはずだったのに、昨晩のアラドの暴れっぷりを思い出して朝から胸が張ってきてしまうのを感じてしまうゼオラ
「もう、こんなにエッチな体にして、せ、責任を…」と口ごもりつつむにゅんとアラドの頬を引っ張ります

「で、私も寝顔を見たいのだけど」
「なら早く起きれば良いだけの事だ」
「貴方、早すぎるのよ」
「そんな事まで知るか」
「もう、そっけない。…笑顔は可愛いのに」
「ほっとけ」
741名無しさん@ピンキー:2005/06/12(日) 00:25:59 ID:ZoerV3Sz
このスレって最近、スパロボエロSS投下スレからエロ萌えスレにシフトしつつありますね
有る意味理想かもしれない。単発エロ萌えネタと数レスに渡るエロSSの混合って
凄くありがたい

なんつーか、今後も皆さん応援しています!
742名無しさん@ピンキー:2005/06/12(日) 04:25:49 ID:NW5U0cS9
>>740
ギリヴィレの淡々とした会話萌え(*´Д`)
というかギリヴィレで合ってる?


関係ないが
> 「貴方、早すぎるのよ」
ここだけ抜き出すと笑ってしまうw
743名無しさん@ピンキー:2005/06/12(日) 08:34:53 ID:KWbq+Zaa
後出てないのはRとGC位なものか?Dだとリアナ×ウェントスとか
まぁ実際R書いてるんだがラウル×ミズホとか…盛り上げが難しい
とりあえず、がんがってみるので暫くお待ちアレ
744名無しさん@ピンキー:2005/06/12(日) 09:13:40 ID:2upwAjc4
>>742
ヒューゴ×アクアではないか、と言ってみるテスツ

>>743
マターリガンガレ。
745ATA ◆WfJM6asPOs :2005/06/12(日) 10:34:22 ID:4jJr6I4j
他の作業の合間を縫って書いてはいますが、一人称でエロ書くのがあんなに難しいとは…。
と言うわけでまだ暫くかかります。しかし次の日曜までに仕上がらなかったら7月、
下手すると次スレにずれ込む可能性すら…。何とか頑張りますわ。

話のタネに今までやったこと無い作品やってみようかなぁ…。時間があればの話だけど。
746名無しさん@ピンキー:2005/06/12(日) 10:57:40 ID:IhngU+C2
>>742
ヒューゴ×アクアだよー
747ギュネリム物語ちょっと切なめ? ◆OajMoDQdkY :2005/06/12(日) 13:14:18 ID:qOauw7SC
>>ATA氏
確かに一人称でエロは難しいですよ。
今、私もそれを身を持って感じています…orz
頑張って下さい。
748名無しさん@ピンキー:2005/06/12(日) 14:00:34 ID:bLufmdxy
>>743>>745>>747
まとめてカンガレぇぇぇ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━!!!!
749名無しさん@ピンキー:2005/06/12(日) 15:41:07 ID:PBjfWanH
一人称ならネウロスレが参考になる・・・かも
750742:2005/06/12(日) 15:49:02 ID:NW5U0cS9
>>744 >>746
あひゃ、勘違いスマソ(´・ω・`)
751名無しさん@ピンキー:2005/06/12(日) 20:41:22 ID:n1qIfyDX
ここでいいのか、友よ・・・
752名無しさん@ピンキー:2005/06/12(日) 21:17:46 ID:jXhpqbjH
うむ、sageてさえくれればな……
753名無しさん@ピンキー:2005/06/12(日) 22:06:07 ID:n1qIfyDX
すまぬ・・・、友よ・・・
754ミツコさん細腕繁盛記:2005/06/13(月) 02:42:21 ID:O+RaN56h
 人間万事塞翁が馬。
 言ってみれば、禍福は予測出来ない物とはよく言った物です。
 はてさて、今回の男女の関わりは禍なのでしょうか? 福なのでしょうか?

 じゃら……
 彼は、朧気ながらもその腕を動かしてみる。
 じゃら……
 謎の音がする、何の音だろうか?
 考えてみて、彼は初めて気がついた。 自分はベットに寝かされ、両腕足を鎖で拘束されていることに。
 深く……深く思い出してみる。
 何故、こんな事になっているのかと。
 彼の名はブルックリン・ラックフィールド。碧眼金髪の少年だ。

「あら、目が覚めましたようですね?」
 一人の女性が部屋に入ってきた。
 ブリットには見覚えのない顔だが……
「……誰?」
 拘束されているせいか、寝たまんまでの質問というのも微妙だが。
「アラ、新聞とかお読みになりませんのね?
 私はミツコ・イスルギ。 イスルギ重工の社長を務めさせて頂いております」
 恭しく礼をするミツコ。
「その社長さんが何で俺を拘束ってるんですか?」
 最も至極な質問。
「そのまま息絶えるのがお好きでしたか?」
 答えになっているかどうかが分からない。
 分からないけど、ブリットには直前の記憶が掘り出された。
755ミツコさん細腕繁盛記:2005/06/13(月) 02:45:15 ID:O+RaN56h
「そうだ、俺は確か…」
「ヒュッケバインMk2でしたかね? あなたの撃墜されたマシンの名前は」



「偶然でしたわね、我が社のトライアル機のテストが付近で行われていて。
 普通はあなたなんて助けないのですよ?
 アレは極秘中の極秘でしたので」
 つまりだ。
 ブリットは偵察任務中に不意を受け、インスペクターの兵に落とされた。
 それを助けたのは、偶然にも新型のテスト飛行を行っていたイスルギ重工の手の者だった。
「助けて貰ったのは感謝していますよ。
 けど、何で俺は鎖で拘束されているんですか?」
 じゃらり……
 重々しい音が聞こえる。
「んふふ…」
 ミツコの独特な笑顔が垣間見えた。
「商売の基本はギブ・アンド・テイクですわよ」
「商売って……」
「イスルギ重工はブルックリンさんを助けた。
 それなら、ブルックリンさんはイスルギ重工に何かして頂かなければ」
 そう言いつつ、ミツコは拘束されたブリットに近づく。
「何かって…そりゃ助けてくれたんなら当然だと思いますよ。
 けど、拘束する必要まで無いじゃないですか!」
 じゃらん…
 鎖を鳴らせつつ、ブリットは叫んだ。
「そうしなければ逃げてしまうかも知れないじゃないですか」
 唇に指を当てて一言――――
「提供して頂きたい事は、念動力についてですわ」
756ミツコさん細腕繁盛記:2005/06/13(月) 02:46:04 ID:O+RaN56h
「念動力……?」
「知ってますわよ、あのヒュッケバインMK2というPTには
 念動力という特殊な能力が必要なことを。 そしてそれは
 PTに対してとてつもない作用をもたらせること」
 更に、更にミツコは近づく。
 イヤ、近づくのではない。 ブリットの足先に腰をかけた。
 ブリットから見れば、ミツコのぱんつが見えてしまいそうな程の体育座りで。
 純なブリット君はそれだけでドキドキさ。
「残念だけど、念動力については自分だけどよく分からない」
 目を背けつつ、ブリットは言った。
「あらん、残念ですわね。
 ですが、イスルギがマオ社に唯一劣っている点である念動力の解析は
 どうしても必要なのですよ」
 今までの笑っていた目が、一瞬獣になった気がした。
「どうしても必要って、どうしてもなら自白剤でも投与するのか?
 残念だけど、そんな事されても何も言えないぜ」
「あらん、せっかくの念動力者にそんな危険なことはさせませんわ。
 それに、先程あなたが言った台詞が本当なら、あなた自身自分の能力のことは知らない。 無駄ですわね」
 座りつつ、ミツコは足を組み替える。
「でしたら、協力者になって頂くだけですわ。
 先程のヒュッケバインMK2は全壊の様子、コレでは参考になりませんから……
 そうですわね、その前身であるゲシュペンストTTを持ってきて頂きましょうか?」
「バカな…!」
 じゃりん!
 先程より強く鎖が反応した。
「助けてくれたのは礼を言うけど、そんなリンさんを裏切るようなマネが出来るか!」
「と言うと思っていましたわ」
 足を……ブリットの方へ伸ばした。
757ミツコさん細腕繁盛記:2005/06/13(月) 02:46:52 ID:O+RaN56h
「な、なにをするつもりですか」
 哀しいかなブリット。 拘束されているせいで言葉を発することしか出来ない。
「殿方には殿方の扱いをするだけですわ」
 器用に足先でブリットのジッパーをあげ、その中をまた探るミツコの足指。
「わかっているくせに…」
 器用さに書けては右に出る者がいないイスルギ重工。
 その社長である光子が起用じゃない訳がない! ワケがない!
 そのうちに、ブリットの男性器は姿を現した。
 ただし、足指でいじられたのが原因か、それとも急激に空気に触れたのが原因か。
 いつも以上におっきくなったりしていた。
「あら、元気なことですね」
 にんまりと笑うミツコ。
 そして、間髪を入れずに親指、人差し指で挟み込み扱く。
「つぁ…、そ、そんなことされても」
「はてさてどうでしょうかね? 殿方はこういう事に得てして弱いモノですから」
 扱くだけではなく、その頭を親指で押しつけたり。緩急を入れたり。
 それはまるで、手慣れた女豹のようであったとも聞く。
758ミツコさん細腕繁盛記:2005/06/13(月) 02:48:45 ID:O+RaN56h
「はっ……うぁ……ッ」
 息づかいが荒くなってきているブリット。
 手慣れていないせいも在るや否や。 すぐにその限界の時は訪れた。
「だ、だめです…それ以上は動かさないでください」
 弱々しく言うのが精一杯。
 が、その言葉を聞いて喜んだのはミツコ自身であった。
 すぐさま扱く事を止め、足指に今まで以上の力を込めた。
 それは……まるで……
「――――!」
 驚きの表情がブリットに浮かぶ。
「ただ単に…射精するだけは許しませんよ」
 栓をしたのだ、ブリットの男性器に。
 出る直前にブリットの男性器を押さえつけ、射精を禁止する。
「一つ契約してください、我が社とあなたの個人契約です。
 ブルックリン・ラックフィールド。
 あなたはこれが終わり次第、一度戻り、再度ゲシュペンストTTに乗り
 我が社を訪れること、また、このことは一切他言無用のこと」
「そ……そんなっ!」
「ダメならコレまでですわね。 契約は破棄。 残念ですがこのまま再度眠って頂きます」
 ここまで来て、出すのも禁止なんて――!
 既にブリットの頭の中では出すことで精一杯だった。
 正直、クスハという女性の存在が薄れるほどに。
 そこまで頭が真っ白だったのだから、しょうがないかも知れない。
「……契約……する」
 と言ってしまうことは。
759ミツコさん細腕繁盛記:2005/06/13(月) 02:49:53 ID:O+RaN56h
(堕ちましたわね)
 その一言を聞くと、急に栓をしていた指の力を離し再度、トドメと言わんばかりに扱く。
 そして、少しの間だけで。
「くぁ……でっ!」
 ブリットから勢いよく射精された。
 そして、それはミツコの顔に達するほどの勢いだった。
「結構たまっていたんですね……こんなに出て」
 顔に付いたブリットの精を指ですくい、そのまま口に運ぶミツコ。
 その仕草はブリットにとって初めて見る妖艶なものだった。
 再びブリットの股間には力が入る……が。
「これ以上は契約を果たしてから…」
 足指でそれを弾き、たしなめるミツコ。

 ミツコは胸元から一本の鍵を取り出した。
「今から鎖をときますわね。
 けど、契約は勿論果たして頂きますわよ……続きが欲しいのなら、ね」


<続くかどうかもワカンネ>
760まがるが:2005/06/13(月) 02:53:52 ID:O+RaN56h
何となく書いてしまった。 だが私は謝らない。
ようやくナムコンも一区切りを無理矢理つけましたので、とりあえず書いてみました。
そしてミツコさんの性格が思い出せません。微妙です。助けてください。
そして思ったよりエロク無かったです。 ごめんなさい
761名無しさん@ピンキー:2005/06/13(月) 05:41:11 ID:yJHpTEKY
GJ
762名無しさん@ピンキー:2005/06/13(月) 08:43:03 ID:4Yq1Gjjm
乙。こういうのもありですな
できれば細腰繁盛記でw
763名無しさん@ピンキー:2005/06/13(月) 18:49:59 ID:mQqr8L4P
乙。良かったと思うよ

でもブリットが嫌いなんだよね・・・
764名無しさん@ピンキー:2005/06/13(月) 23:05:31 ID:f3x69mLV
ブリットと思わずに、
陰毛が金色のチンコ棒だと思ってみてはどうか
765遥かなる戦い ◆eNrmrA2aRY :2005/06/14(火) 00:03:08 ID:oXKmp0U2
じゃあ、約束どおり投下します。
残り容量が少ないけど…
今回は途中までです。
766遥かなる戦い〜放課後の蜜月〜 ◆eNrmrA2aRY :2005/06/14(火) 00:06:04 ID:oXKmp0U2
「何?そんなに慌てて?」
「いや…だからさ…その…」
 アラドは急にどぎまぎしだした。無理も無い…会って早々「やらせてくれ」などという
 せりふなど言える筈も無い。かといって黙っているのも何か怪しい。こんなときの為に
 アレを作っておいて正解だった。

「な、なぁ姉さん!喉、乾いてない?」
「えっ?どうして?」
「俺さ、身体に良いドリンクを作ったんだよ。でも俺、味オンチらしいから、自分で味見してもダメなんだ。」
「そう…それで私に味をみてほしい…ということ?」
「う、うん!」
 口から出まかせが、嘘みたいにすらすら出てくる。もし相手がゼオラだったのなら
 一瞬で見抜かれていたわけだが、目の前にいるのはオウカだ。
 簡単に信用するに違いない。そうシミュレートして計画を立てたのだ。
 …アラドの考えは的中した。

「ならいいわ!…持ってきている?」
「うん!…コレ!」
 そう言うと、アラドは早速バッグから水筒を取り出し、中の液体をコップに注ぐ。
 見た目には半透明のスポーツドリンクの様だ。当たり前だ。
 単にポ○リを水筒に入れて冷やしておいただけなのだから
 …少し違うのは、味付けと称して果物の果汁と他のスポーツドリンクを
 少量混ぜておいたもの。しかも、味は保障済み。
 というのも、事前にタスクに味見をさせておいたためである。抵抗無く飲めるはずだ。

「じゃあ、いただきます…」
「ど、どう?」
 そっとコップに口をつけるオウカと、それをまじまじと見つめるアラド。
 オウカにしてみれば、そんなアラドの様子を、
 『自分が作ったドリンクの出来を心配している』と思ったようだった。
767遥かなる戦い〜放課後の蜜月〜 ◆eNrmrA2aRY :2005/06/14(火) 00:07:42 ID:oXKmp0U2
 しかし、実際はそれとは違う。
 彼は、オウカがその液体を飲んでくれることのみを観察していたのだ。
「………うん、なかなかいいわ。」
「ほ、本当!喉越しとかは?」
「ええ…すっきりしてくどくな……あら?」


 急に頭がぼ〜っとし出してくる。目蓋が重くなり、視界がぼやけてきた。
 霞がかった視界の向こうで、アラドの顔が変ににやけていることにさえ
 気がつかないほど、オウカの意識が朦朧としてきた。
「…なんか…目が…重たく…んん…」
 ぼんやりと空中を眺めていたかと思うと、オウカはパタッと倒れてしまった。
 そんなオウカの様子を確認した後、
 アラドはバッグから小さな小瓶を取り出してつぶやく。

「第一段階完了ってとこかな?………ちょっと効きすぎたか?」

 睡眠薬…あらかじめ用意しといた代物。コップにドリンクを注ぐ直前、
 ばれない様にそっと仕込んでおいたのだ。しかも水によく溶ける粉末タイプ。
 効果は見てのとおりである。
 そしてアラドは部屋の中を何事も無かったかのように整理した後、
 オウカを背負って部屋を出て行った。


「う…う〜ん…」
「気…ねえ…」
 意識が回復してきたオウカの耳元で誰かがささやく。
 次第にはっきりとしてゆく意識のなかで、部屋の照明の眩しさに
 幾分かの抵抗を感じながら、オウカは目を覚ました。
 横には紫色した髪の毛の、よく知っている少年の顔。
768遥かなる戦い〜放課後の蜜月〜 ◆eNrmrA2aRY :2005/06/14(火) 00:09:05 ID:oXKmp0U2
(ん…アラド?…あれ?私…そういえば寝て…)
「気が付いたようだね、姉さん」
「私、眠って…」

 そこは保健室。あの後、眠ったオウカを背負い、保健室に連れて行っていたのだ。
 時刻は19時半を回った。
 幸い、他の職員や生徒は帰宅してしまっていたので、誰にもばれずに行動できたのだ。
 そしてあらかじめ保健室の鍵を取っておいたという、彼の用意周到さ。
 全て計算済みである。普段はそんな事に頭が回らないのだが、今日は違っていた。

 オウカは、そんなことも露知らず、眠ってしまった自分を背負ってきた
 アラドに感謝しようとしたが、それ以上に何か違和感のようなものを感じ始めた。

 気がつけば自分の手が後ろに回され、紐で縛られているし、
 しかも服を脱がされて下着のみだったのだから…

「アラド!これはどういう…」
 案の定、顔を真っ赤にしてアラドに問い詰めるオウカ。
 しかし、手を縛られている為、たいした迫力もない。
「姉さんって…意外に着やせするタイプなんだな?」
「な、何を言って…こんな事をして、一体何をしようとしているの!?」
「姉さん、気持ち良さそうだったなぁ…」
「質問には、きちんと答えなさい!」
 微妙に噛み合わない二人の会話。
 傍から見ると、ぼけぇ〜っとオウカの半裸体を見ているアラドと、
 羞恥心から身体を隠す仕草をしながら、アラドに問い詰めるオウカ。
 全く正反対の態度を保つ二人だが、アラドの一言でその様子も変わってきた。

「じゃあ、俺から逆に聞こうかな。この前の水曜の夜、どこで何してたの?」
769遥かなる戦い〜放課後の蜜月〜 ◆eNrmrA2aRY :2005/06/14(火) 00:11:13 ID:oXKmp0U2
「す、水曜の夜?…覚えていないわ!それより…」
「思い出せない?まさか!w…あんなにいっぱいオナニーしていたのに?」
「!!!!…お…おな…」
 羞恥の念がさらに高まり、顔を紅潮させるオウカ。
 その言葉は彼女にとって、あまりに恥ずかしくて、あまりに意外であった。
 今までの怒りも忘れて、今は羞恥心に飲み込まれていた。

「ああ、別にいいんだよ。姉さんだってしたい時にすればさ…
 誰も咎めないし、いたって普通だし…」
「………」
「でも誰を想像してしてたの?あんなに気持ち良さそうにして…」
「………」
「彼氏かな?そう言う人がいるんだ?」
「別に私は…」
「はは、初めてみたよ、姉さんの焦る顔…やっぱりいいなぁ…」
 オウカの顔をずっと見つめ続けるアラド。
 それとは逆に、アラドと目を合わさずに、下を向いているオウカ。
 ………立場が逆転した。

(俺が見たかったのはこれなんだよ。いつも笑顔で汚れなんてひとつも無い、
 綺麗な姉さんの顔を、一度でいいから汚してみたいんだって。)
「そ、それよりコレを外しなさい!犯罪よ、こんな事!」
「う〜ん、そうなんだけど…ずっとこのままにしとく?
 そしたらみんなに姉さんの恥ずかしい格好を見られることになるけど。」

 いくらなんでも、あまりにも酷い選択肢である。
 まさか、幼いころから面倒を見てきた者に、このような事をされるとは、
 夢にも思っていなかっただろう。そんなオウカを他所に、
 アラドは彼女の後ろに回りこみ、その手で下着の上から胸を触り始めた。
 今のアラドには、『倫理観』などの理性は、これっぽっちも無かった。
770遥かなる戦い〜放課後の蜜月〜 ◆eNrmrA2aRY :2005/06/14(火) 00:12:39 ID:oXKmp0U2
「まぁ、細かいことは、後で考える…ってことで!」
「んんっ…や、やめなさい…ん…ぁ…あら…ど…」
 どうすることもできずに唯々なすがままにされるオウカ。
 両手の自由が利かない為、身体をよじるくらいのことしかできなかったのだが、
 アラドの前では、その行為は何もしないに等しかった。しかも高校生といったら、
 肉体てきにはもう成人と大差ない。
 男と女…その筋力の差から、結果は初めから分かりきっていた。

 アラドはオウカの背中越しから手を伸ばし、ブラの下から滑り込ませ、
 その豊満な双丘を幾分強めに撫で回す。
 そして既に固くなっている乳首を“コリコリ”と擦りだすのだ。

「姉さんの胸大きいね…柔らかくてマシュマロみたいだ…」
「いや…触らないで…」
 身を捩じらせて抵抗の意を示すが、効果は微塵も無い。
 アラドは手のひらと指で、オウカの感度のいい胸を堪能した後、
 今度は唇と舌で弄りだした。

“チュパチュパ…チュルルルル…くちゅ…”
「ゃ…んん…はぁはぁ…」
「結構感じやす体質だね?…それに!」
「んぐ!…んんん…ぁ…はぁはぁ…」
 唾液で十二分に乳首とその周辺を湿らせた後
 今度はオウカの口腔内にその熱い下を滑り込ませる。
 さっきの薬の副作用なのか、それとも羞恥と興奮、
 そして支配されているという状況に対する感情の高ぶりからか…
 彼女、オウカは、顔と言わず身体といわず、まるで灼熱に身を焦がされて、
 溶けてしまいそうに全身を熱くしていた。
 オウカはそんな自分に対しても、憤りのような感情を抱く。
 しかし、あまりにもアラドの舌と指が激しいため、考える余裕すら沸いてこなかった。
771遥かなる戦い〜放課後の蜜月〜 ◆eNrmrA2aRY :2005/06/14(火) 00:14:29 ID:oXKmp0U2
「んふぅ…ん…んぐ…」
「うん、思ったとおり…姉さんの唇、こんなに柔らかくて甘い…」
「も、もうやめ…て…」
 オウカの必死の願いも、もはやアラドには通用しないのか…
 胸、唇と堪能した後に待っているものといえば、『下の口』しかあるまい。
 その考え方にいっぺんの誤差も無く、アラドは手をオウカの股間に持ってくる。

「上は濡らしたから、今度は下だな。」
「あっ、ダメ!下はやめて!お願いっ!」
 そうは言ってもここまできて止めるはずもなかろう。
 アラドは、持ってきた手の人差し指で、ショーツに浮き上がる“割れ目”にそって
 スライドさせる。ほんの少しの愛撫であったのにも関わらず、
 オウカの陰部からは蜜が滲み出し、ショーツにうっすらと濃厚な湿り気を添付していた。

「パンツまでビショビショに湿らせていたら、そんなセリフ説得力ないよ?
 …ほら、もう指が湿ってきた。」
「はぁ…んんんっ…ぁ…あん!…こ、擦らないで…」
 それでも執拗に弄くるアラド。そして要所々々に言葉責めをいれる。

「気持ち良い?…自分でいじるのと俺が擦るの、どっちがいい?」
「ぅ…ぁ…はぁはぁ…」
「答えられないの?…それくらい気持ちいいって事か…でも、擦るだけじゃ物足りないだろ?」
 執拗な言葉責めと巧みな愛撫、その相乗効果により、
 オウカには抵抗するだけの意志が0となってしまった。

 そうなるとますます調子に乗るのがアラドだ。
 アラドは、自分のバッグから、小さめの卵型の物を取り出し、オウカにこう尋ねる。

「これな〜んだ!?姉さんも使ったことあるでしょ?」
772遥かなる戦い〜放課後の蜜月〜 ◆eNrmrA2aRY :2005/06/14(火) 00:16:35 ID:oXKmp0U2
「あ、ありません。そんなもの…」
「そう?ピンクローターって言うんだよコレ。なんなら、試しに使ってみようか。」
 電源をONにする。とたんにモーター音とともに振動が開始された。
 “ヴヴヴヴヴ…ヴヴッ…”という卑猥な振動音の物体を、
 アラドはオウカのショーツの内側に滑り込ませる。
 “ビクンッ”と跳ね上がるオウカの肢体。
 そしてあの夜と同じように、足を“ピン”と張り、襲い来る快感に身悶えた。


「ダメェ〜、やめ、やめ…んああっ!!!」
 効果はいわずもがな。味わったことも無い感触に、
 気が狂いそうなほどの快感と躍動感を覚えながら、オウカはよがっていた。

「そんなにいいのか?なら姉さん、全部脱いじゃおうよ。」
 そして今度は、直接、それを花弁の中に潜り込ませる。
 ショーツは取り払われ、顕になっているオウカの陰部は、
 自信の垂れ流した愛蜜で光り輝いていた。
 その中心部、先ほど執拗に“やすり掛け”をした花弁のさらに奥にローターを挿入した。

「やあぁぁぁぁぁっっ!!!!!!ああ、あっ、ダメ!中はダメ!」
「見てみな、姉さん!姉さんのマ○コの中にこれがずっぽり入ってるよ!」
「あっ!ああ!んんっ!はぁはぁ…」
「上からも下からも、涎を垂らして…」
「ゃぁ…ぁ…はぁはぁ…めぇ…出ちゃう…」
 もう限界だった。強引な手技に粘着する口技、そして背筋が伸び上がるほどの快感。
 絶頂を迎えるには、十分すぎるほどの責め方であった。
 縛られている両手で、ベッドのシーツを強く握り締めていることが、何よりの証拠だ
773遥かなる戦い〜放課後の蜜月〜 ◆eNrmrA2aRY :2005/06/14(火) 00:20:21 ID:oXKmp0U2
「へぇ〜、そんなに…知らなかったよ。姉さんがそんなに淫乱だったなんて。」
「わ、私が…そんなに…ぁ…淫乱…?」
 息も絶え絶えで、後ろのアラドに肩越しに聞き返してくる。

「ああ、淫乱だよ。でも…」
 アラドの目に暗く赤い光が走ったかのような火が灯ったが、
 オウカからではその様子も、ましてやアラドの顔もはっきりとは見れなかった。
(もういいかな…最後のとどめも、これ以上時間を掛けるともたないだろうし。)
 
 アラドは、今回の為に、秘策を3つ用意してきておいた。

 1つ目は、ドリンクに睡眠薬を入れたこと。
 2つ目は、保健室の鍵と、狙う日にちと時間帯。
 そして3つ目は…

「…姉妹揃ってだけどね!そうだよな!?  ラ ト  !!」
774遥かなる戦い ◆eNrmrA2aRY :2005/06/14(火) 00:24:21 ID:oXKmp0U2
これでひとまず終わりです。
続きはまた今度。

ホントはゼオラが来る予定だったんですけど
前に書いたし、オウラト姉妹丼ってもの書いてみたいと…
まあいっか…
775名無しさん@ピンキー:2005/06/14(火) 00:25:26 ID:F2Xhwbaf
    ハァ
(*´Д`) ハァ
776名無しさん@ピンキー:2005/06/14(火) 01:17:48 ID:w9Nvr+O2
つ、続きキボン・・・(;´Д`)
777名無しさん@ピンキー:2005/06/14(火) 05:26:38 ID:WtFQiT1W
ここまで鬼畜なアラドは初めて見たぜ!!
GJ
778名無しさん@ピンキー:2005/06/14(火) 17:49:56 ID:3eqVNhVX
GJ!
俺の書いてるアラドも鬼畜気味になってきてるな・・・・・
まぁ参考にしつつ頑張ってみる。
779名無しさん@ピンキー:2005/06/15(水) 22:14:14 ID:ao2+jNlN
まぁサルファ参戦のオリキャラが発表された模様だし、これでまた色々と燃料が増えるか…。
780名無しさん@ピンキー:2005/06/16(木) 13:53:28 ID:kId759te
>>779
主人公は鰤楠以外ゲーム内成立カプがいなさそうな雰囲気。
まあ本編やるまでなんとも言えないね。
781ATA ◆WfJM6asPOs :2005/06/16(木) 14:24:30 ID:f8yp6H1D
サルファ情報出ましたねぇ。SRX出るなら買おうかなぁ…。
しかし主人公にあまり魅力を感じないのは俺だけですか?しかし携帯機以外でやるのはスーファミ以来だw
それでもαシリーズ(外伝以外)のストーリーは把握してるのでやるのには支障無かったりする。
しかしやり始めたらSS書く暇なくなりそうなので今の内に気張ります。
782名無しさん@ピンキー:2005/06/16(木) 17:27:35 ID:+O975dCs
主人公の魅力なんて実際プレイしないと解らないといいますし
助手を最初見たとき何この死んだ魚の目してる男はと思いましたよ
今ではお気に入りですが
783まがるが:2005/06/16(木) 22:13:09 ID:027RJKkc
だが私はセレイン派だ。

今回の主人公はどうもね、あの胸の大きさが個人的には
あまり好きではありませんので微妙です。
まぁ、何価格ならいままでどーりで逃げますよ、はい
784名無しさん@ピンキー:2005/06/17(金) 22:10:10 ID:+gUG6x5X
捕手します
785名無しさん@ピンキー:2005/06/18(土) 01:17:10 ID:BdIbq+Rc
遺伝子サンプルを入手しろというレモンの指令でハガネ・ヒリュウの男性パイロットと交わるラミア
レモンの趣味で、どういう絡みなのかも報告するように言われています

キョウスケ・ナンブ
分の悪い賭けは嫌いではないらしいが、エクセ姉様が寝ている横で、というのはどうなのだ。

イルムガルト・カザハラ
アイツ(恐らくリン・マオであろう)に悪いから、と言い出したときにはひやりとしたが、
本番以外なら構わないと、容易に採取完了。

タスク・シングウジ
採取に至るまでは楽だったが、採取完了後も離れないので難儀した。

リョウト・ヒカワ
…腰が痛い。

アラド・バランガ
ぷにぷに…何だ、この感情は

ブルックリン・ラックフィールド
鼻血を出して気絶しているうちに採取完了。
しかし、何だ、この物足りなさは…。

とか
786名無しさん@ピンキー:2005/06/18(土) 03:04:07 ID:PeMMCYVY
各人の能力を知るための遺伝子採取とか? ありえなくはないなw
787名無しさん@ピンキー:2005/06/18(土) 04:02:31 ID:HNW2G8DL
ユウキ・ジェグナン
この匂い・・他の人の生臭い匂いとは違う・・
そう、アッサムの香りだ
788名無しさん@ピンキー:2005/06/18(土) 04:26:24 ID:4HsM4/2W
>>787
テラダロス
789名無しさん@ピンキー:2005/06/18(土) 04:51:37 ID:PeMMCYVY
>>787
おいw
それってまさか種なs(ry
790名無しさん@ピンキー:2005/06/18(土) 08:10:47 ID:mAUKZldN
ゼンガー・ゾンボルト
…なるほど。あれが斬艦刀か。

レーツェル・ファインシュメッカー
非常に楽だった。普段同様速撃ちが得意のようだ。

リュウセイ・ダテ
アンジュルグの扮装をしたらあっさり落ちた。…また腰が痛くなった。

ライディース・F・ブランシュタイン
「ネエサン」とは何の事だろうか。
791名無しさん@ピンキー:2005/06/18(土) 18:10:05 ID:2lhQmMZO
テツヤ・オノデラ
胸を揺らしたら陥落した。その後しきりに罪悪感に苛まれている様子だった。

ラッセル・バーグマン
普段通り防御力が高い。あとで調べたら遅漏というそうだ。

ヴィレッタ・プリスケン
…………あれ?
792名無しさん@ピンキー:2005/06/18(土) 18:29:08 ID:26Ht7LXU
>>754-759
今更だがGJ
すっかり陥落してしまった鰤が他の念動力者をミツコの元へつれていくとか
そういう展開も(・∀・)イイ!!かも
793名無しさん@ピンキー:2005/06/18(土) 20:09:22 ID:tvKfkMOW
美人社長に抜いてもらおうと夜な夜な自称念動力者が押しかけるのか
794名無しさん@ピンキー:2005/06/18(土) 22:12:44 ID:KSG6seJm
>793
真っ先に行きたがるT.S氏(18)は艦内に拘束だな
いやなんとなく
795名無しさん@ピンキー:2005/06/18(土) 22:33:03 ID:26Ht7LXU
>>793       カルチェラタン
何気に乗り気な  Y.J  氏だったりする、とか言ってみるテスツ
ぢつはもう経験済みのR.H氏とか
怪しんで連れ戻そうとするも巻き込まれるパートナー'sとか



…シャッチョーさん大繁盛だな
796名無しさん@ピンキー:2005/06/18(土) 23:27:27 ID:tvKfkMOW
ミツコ「ふふ…貴方みたいに可愛い男の子なんて久しぶり…今日は満足するまで楽しませていただきますわ」
リョウト「や、やめて下さいっ!」
ミツコ「あら、ここはこんなに欲しがっていますのに」

二時間後

ミツコ「あ、あの、もう満足しましたから…あぁん!もう、今日のところは…ひゃぁん!」
リョウト「いいから僕の言うとおりにするんだ!」
ミツコ「は、はひぃん」
リオ「りょぉとくぅん、私ともしょぉぶぅ」


ミツコ「本当ならお酒なんですけれど、今日は特別に…貴方の大好きなお紅茶、たっぷりと召し上がれ」
ユウ「………」
ミツコ「緊張なさらずとも、私の蜜と一緒に、ね」
ユウ「…俺は常日頃冷静であるように努めてきた」
ミツコ「は?」
ユウ「貴様、ワカメ紅茶など、天が許しても俺が許さんっ!」
ミツコ「え、あの、きゃぁぁぁあッ!?」


リョウトの恥垢を口に含んで唾液に溶かし、「すごい臭い…肺から犯されそう」と臭いが混ざった吐息を彼の顔に吐きつけて、
彼が臭いと羞恥に顔を顰めるのを恍惚とした表情で見つめるミツコというとんでもなく変態的なイメージが浮かんでしまい、
ちょっと自己嫌悪
797名無しさん@ピンキー:2005/06/18(土) 23:31:48 ID:BYdJOP2E
>>796
カナーリマニアックですな>ラスト3行

でもリョウトきゅんは剥け剥けで恥垢はなさそうな気がする
798名無しさん@ピンキー:2005/06/18(土) 23:45:21 ID:KSG6seJm
現在421KBか……450KBになったら次スレですな
799名無しさん@ピンキー:2005/06/18(土) 23:49:25 ID:tvKfkMOW
>>797
日本人キャラの中じゃ剥けてそうな感じではあるけど、個人的には火星人なイメージもあるのよ
普段は無害そうなのに、いざとなると凶悪という

で、俺はナニを力説しているんだorz
800名無しさん@ピンキー:2005/06/19(日) 02:07:31 ID:SpgEc0Zc
何故かリョウトはデカいイメージがあるんだよなあ
逆にブリットはふにゃちんなイメージが
801名無しさん@ピンキー:2005/06/19(日) 02:32:04 ID:FCu1t6N5
サイズも硬さも十分だけど、本人は自分視点で大きすぎるそれにコンプレックスを持っていそう>リョウト
外人がそれなりにいるハガネ・ヒリュウで「僕のは普通なんだ」と安心していたり

タスクは硬度十分、サイズは並みで、頭同様被り物あり
ユウは細めの長め
アラドも相当でかいけど、本人は特に誇るわけでも気にするわけでも無しという感じが

キョウスケは持久力無しとか言われてたなぁ
802名無しさん@ピンキー:2005/06/19(日) 02:58:32 ID:a+FqBIa3
>>801
タスクの頭同様かぶってるにワロタ
それと801ゲットおめ

リョウト、アラドのショタキャラって確かに意外にデカそうだよね
803名無しさん@ピンキー:2005/06/19(日) 06:23:09 ID:UpROLBEY
ハガネ・ヒリュウ組には割れ(ryしてる男はいないだろうなぁw
804名無しさん@ピンキー:2005/06/19(日) 08:42:46 ID:wRLUabzy
R好きはいますか?
805名無しさん@ピンキー:2005/06/19(日) 08:55:27 ID:JCAZXc44
ノシ
ここにいますよ〜


構想だけなら一応ある
実際に作るのは無理っぽいが
806名無しさん@ピンキー:2005/06/19(日) 11:55:23 ID:5Hlkt2d3
>>800
ブリットは吹くほど血が余ってるから相当なモノ
807名無しさん@ピンキー:2005/06/19(日) 12:35:45 ID:Q4fVshEJ
教導隊の面々は皆立派なもん携えてそうなイメージ
入隊必須条件とかに設定されてたりして
808名無しさん@ピンキー:2005/06/19(日) 14:24:41 ID:XcWwPit6
アラドが入隊する時にナニを掴むカイが頭に浮かんだ
809名無しさん@ピンキー:2005/06/19(日) 15:26:56 ID:INbAfIWo
>>808
何そのヤザン



…で合ってたよね
810名無しさん@ピンキー:2005/06/19(日) 15:53:09 ID:a5yn+eRl
>>809
おk
811名無しさん@ピンキー:2005/06/19(日) 16:48:56 ID:PnFfKqS8
ネタ無しに普通にそういうことしそうだ。
スパロボはフィクションもいいところだが仮にも軍隊だし。
812名無しさん@ピンキー:2005/06/19(日) 17:05:37 ID:INbAfIWo
ところで誰か二人は竜虎なリオリョウトのオエビ絵って持ってない?
以前何処かでうpされてるのを見かけたんだが…
813名無しさん@ピンキー:2005/06/19(日) 17:32:41 ID:FCu1t6N5
ttp://www.g-club.sakuraweb.com/affectionate/cgi/oekaki/bbsnote.cgi?fc=continue&No=1083

これかな
何気にリオの腿がエロいと思うのです
814名無しさん@ピンキー:2005/06/19(日) 17:46:07 ID:INbAfIWo
>>813
d

時にブラザー、サルファと共に発売されるアレ、買うかね?
個人的にαがPS2用ROMに変わってたら買いなのだが…
815名無しさん@ピンキー:2005/06/19(日) 17:47:42 ID:FCu1t6N5
α主人公の声が新録なら買います
816名無しさん@ピンキー:2005/06/19(日) 19:55:47 ID:32qRZRk+
むしろPSPに移植してくれたら買う。>α箱
αはされるんだっけか。
個人的にニルファ移植きぼん。
据え置き機だと1周しかできないよ…orz
817名無しさん@ピンキー:2005/06/19(日) 20:08:27 ID:54BjK0FI
>>816
ニルファになるとPSPではきつくないか?
個人的には移植するより新作作ってほしい。
818名無しさん@ピンキー:2005/06/19(日) 21:25:58 ID:Sg283PQz
インパクソをシナリオ入る前をMX方式にして攻撃力を見直して作り直してくださいと思っているのは俺だけでいい
819名無しさん@ピンキー:2005/06/19(日) 21:49:01 ID:YZ2JJ2Xe
遅レスだが
>>785-791
ワロタww
ところでここに名前がないパイロットはやはり採取失敗したのだろうか?
まぁ一筋縄ではいかないような人ではあるが・・・
820名無しさん@ピンキー:2005/06/19(日) 22:24:30 ID:/bmMHRE/
ギリアム・開・エイタ・ショーン副長・ダイテツ艦長…だけだよな?

エイタ・ナダカ
「やばいですって」と言っている割に、始まると乗り気だった。
本人は決して認めようとしなかったが、初めてだったようだ。

ショーン・ウェブリー
…体力切れがなければ負ける所だった。恐ろしく技巧に長けている。

ダイテツ・ミナセ
酔った勢いに乗じようとしたが、その前に潰してしまった。
目的は達せたのでよしとする。

カイ・キタムラ
あの体力は侮れない。回数を数えるのは途中で止めた。

ギリアム・イェーガー
…失敗。服を脱がすことすらできなかった。一方的に攻めたてられ、遂には気絶させられた。
一体何者なのだ…。
821名無しさん@ピンキー:2005/06/20(月) 01:12:06 ID:q5wT7DNT
なんか書き込んでいいとこ思い浮かばないんでここに

アヤ「あら、リュウ、難しい顔して何読んでるの?」
リュウセイ「ん〜〜、ファ○通。」
アヤ「……なんかいい情報でもあった?」
リュウセイ「……・いや、只、イングラムの野郎に隠し子でも居たのかと・・・・・」
ライ「それはない。」(きっぱり
アヤ「あのひとにそんな甲斐性無いは。」(断言)
リュウセイ「ひでぇ」
ライ「しかしまたなんでそんな突拍子のないことを?」
リュウセイ「いや、こいつ(ファ○通に記事を指さして)、なんかイングラムに似てるんでもしかしてと思って。」
アヤ「まぁ、似てると言えば似ているかも・・・・…。」
リュウセイ「ひょっとして隊長の隠し子とか・・・・・・・・」
ヴィレッタ「・・・・・・・・・・・。」
3人「うぁぁぁっ。」
ライ「隊長。」
アヤ「いつの間に。」
リュウセイ「あの、隊長、今のはじょ・・・・・・、たいちょ。」
ヴィレッタ「・・・・・イングラムの奴いつの間に・・・・・・」
リュウセイ「あのぉ〜〜隊長?」
ヴィレッタ「いつの間に若返りなんてしてんのよ〜〜〜〜〜!」

オチナシ
822ATA ◆WfJM6asPOs :2005/06/20(月) 01:49:03 ID:79OYzd57
話斬ってスマソ。
今携帯からなので容量見れないんですが少し前のレスで420KB?とあったので、
作品投下は次スレになってしまいますな。そしてまたしても完走(完尻w)も厳しいっすね。

ちなみに現在新作も同時進行で書いとります。前言ったSRXチーム関連です。
こっちはあまり長くならなそうなのでサルファ発売前には何とかなる…はずw
823名無しさん@ピンキー:2005/06/20(月) 11:21:43 ID:I19CPOt9
残されたシステムXNのデータからその完成を目論むミツコ社長
影鏡が求めていたコアパーツ『ヘリオス』がギリちゃんであるのを突き止め、
軍上層部に根回しして拘束
「あなた裏で散々我が社の商売を邪魔してくれているそうですね」
「…………死神が」
「たかだか一軍人の分際で私に逆らうからこうなるのですわ」
「つく相手は選ぶ。それだけだ」
「フフ……生意気ですのね。でもそれもここまでですわ。あなたには私の商売道具としてあらゆる世界に混乱と我が社の商品を広めてもらいます。そしてそのカラダも私のモノ……奉仕なさい、あらゆる面でね」

ごめん、ネタ書き捨て
824名無しさん@ピンキー:2005/06/20(月) 13:19:34 ID:UJuUcVTb
>>823
おまいはギリちゃんスキーの漏れを生殺しにする気かw
825名無しさん@ピンキー:2005/06/20(月) 18:07:08 ID:El7Z+Na7
おまけ

アクセル隊長
「人形、人形」と馬鹿にして相手をしてくれないので、後頭部を
思い切り殴ったら、性格が変わったかのごとく、優しくしてくれた。
溺れそうになったが、最初と最後に「レモン…」とつぶやいたのが聞こえたので
悲しくなった。

ヴィンデル様
やはり、人形と馬鹿にされたので、今度は殺意を持って殴りつけた。
実行したら、本当にお亡くなりになられたようだ。
…W17ではなく、ラミア・ラヴレスとして生きる決意ができた。
826名無しさん@ピンキー:2005/06/20(月) 18:49:51 ID:i+3/8ARB
「このままじゃいけない」
ゼオラは小さな声で呟いた

そう、あの出来事は3ヵ月前の5月中旬
ヤザン隊に配属されたアラドとゼオラであったが
ある時不覚にもヤザンに拘束されてしまったのだ
そして…………

「隊長!こんなことをして!!セクハラですか!?軍法会議にかけますよ」
「ん?まぁ待て、勘違いするなお前は客だ」
「客?」
「そうだ、コイツは見られていた方が燃えるらしい」そういうと背後に簀巻きにされハァハァ言っているアラドが転がってきた
「ア、アラド!何してるのよ!!!」
「ぜ、ゼオラか見てくれ!今の俺を隊長と合体する俺を!!」
ゼオラは目の前が真っ暗になったまさかアラドがホモだったとは………
そこから先は濃厚な男の世界だった
二人の絡みから始まり最終的には蜘蛛の巣攻撃プレイまで行った
ゼオラが屈辱だったのは四人の前には巨乳美人(ゼオラ)がいるにも関わらず
指一本触れられなかったことだ……………



「このままじゃいけない」
ゼオラは有明で呟いた
手には大量の同人誌が握られていた
「このままじゃいけない」
827名無しさん@ピンキー:2005/06/20(月) 18:52:18 ID:i+3/8ARB
「次回はサークル参加ね!」
ゼオラは心にそう決め悠然と歩いていった
やはり手には男同士が抱き上う大量の本が握られていた








〜FIN〜
828名無しさん@ピンキー:2005/06/20(月) 19:20:58 ID:h4TNXJgr
 ぐ は w
829名無しさん@ピンキー:2005/06/20(月) 19:21:08 ID:n+dOR10k
えぇ〜〜〜〜〜〜ゼオラ腐女子かよ………。
830名無しさん@ピンキー:2005/06/20(月) 20:15:25 ID:ox8rR6HC
アレだ、げんしけんの大野さんのように「ホモが嫌いな女子なんていません!」ってことだろ、両方とも乳キャラだし

高坂ポジションは中の人的にもウェンドロ確定だな
831名無しさん@ピンキー:2005/06/20(月) 21:03:21 ID:IzZWjswx
>>660
亀だが、それはあれか、

自分から攻めるものの、
陵辱され慣れているせいで攻めに回ると上手くゆかず、
もどかしくってもどかしくって暴走したリョウト(仮)に主導権を握られて、
それはもう言葉に出来ないくらい陵辱され尽くされて、
それなのに異常に感じてしまった自分が情けなくて涙を浮かべると、
正気に戻ったリョウトに涙を優しく拭われ、
罪悪感や嫌悪感は浮かべてあるものの、それまでの取引先の男が見せた事の無い心配そうな顔で見つめられて、
プライドを傷つけられて彼を突き飛ばし、
「今日の商談はおしまいです。お引取り下さい」と帰るように要請し、
リョウトが服着て帰った後に、「彼が帰れと言われても帰らずに、私を気遣う程に愚かで無神経であったなら」
とありえない事を想像して自嘲げに微笑み、かちりとレコーダーを停止させ、
「今度の商談も楽しみにしていますわ」とほくそ笑むミッコたんハァハァ

という訳ですか?
832名無しさん@ピンキー:2005/06/20(月) 22:32:38 ID:dsoPNyGD
すいません蜘蛛の巣攻撃プレイってどんなのですか?
833まがるが:2005/06/20(月) 22:33:08 ID:FRmLBWdZ
どうでもいいけど、
レズは許せないが
やおいは許せる俺がいる。

とりあえず、続きの構想が少し立ってきたので
次スレが立ち次第、休みが取れ次第揚げてみようかと思います
834名無しさん@ピンキー:2005/06/20(月) 22:51:33 ID:OBD7MOfM
>>832
>>831のミッコロみたいにヲトコを蜘蛛の巣に捕らえられた虫の如く
(色々な面から)雁字搦めにして逃げられなくすること
835名無しさん@ピンキー:2005/06/21(火) 00:02:18 ID:fJNdHXAW
>>834
レス、アリガトウ
コレでまた一つ利口になったよ メモメモ
836名無しさん@ピンキー:2005/06/21(火) 03:00:26 ID:S/bMDQMQ
その…容量切れそうなとこで質問なんだが、
ここにいる皆さんはSS投下開始何レスまでエロが無くても我慢できるんでしょう。
刺激されて書き始めたはいいもののもう既に3レス分くらい書いてるのにエロが始まらない…


うまい職人様達はすごいなと思う次第。エロパロって難しいねえ…
837名無しさん@ピンキー:2005/06/21(火) 03:24:44 ID:+oBpdN00
人による、というのが身も蓋もないけど真実かと

でもそれだけってのもなんなので
自分の場合、エロよりシチュエーションや萌えを重視するタイプなので
初っ端からエロ全開だろうが、終盤にならないとエロに入らなかろうが気にしない
読んでて楽しければ、萌えられればそれでオッケー
3レス分書いてもエロが始まらないって言ってるけど全体の長さにもよるだろうし
書き上げたらいつでもカモーンと

残り容量微妙だね、ちょっと長めの投下されたらオーバーしそう
職人さん達次スレ待ちなのかな?
838ATA ◆WfJM6asPOs :2005/06/21(火) 03:44:41 ID:DJ/cTJBZ
>>836氏に対する意見書こうと思うも携帯からなので躊躇してましたが
いくらかまだ容量余裕あるようなので少し。自分はエロなしを長々書く方なのですが、
こればかりは>>837氏の言うとおり人によりますね。まぁ自分はエロをあまり長く書き綴れないので
どうしても前振りが長くなってしまう訳で…。自分の意見を言うなら、全く問題ないと思います。>3レスすぎてもエロが〜

とりあえずこっちは次スレ待ちです。
839まがるが:2005/06/21(火) 05:55:15 ID:jPPyn1Tj
>836
自分の場合は、我慢も何も
そんなエロ無くても構わない人間なんで
3レスだろうと、200行だろうとエロ無くても全然……
840名無しさん@ピンキー:2005/06/21(火) 09:18:06 ID:rHy6mfzt
読み手としては、非エロパートが長くても構わない
しかし書き手として「非エロパートはいくら長くても構わない」と思ってしまう
のは問題がある

書いたあと推敲して、切り詰められるだけ詰めて、それで残った長さなら
いいんじゃないかな
841名無しさん@ピンキー:2005/06/21(火) 13:43:13 ID:2n76S8E0
それなりに人がいるようなら、少し早いけど今晩あたり次スレ建てちゃいますかい?

・・・場をもたせるための文でも思いつけば即建てなんだがなぁorz
842名無しさん@ピンキー:2005/06/21(火) 19:39:31 ID:gL1GjeSY
特に異論なし。
843名無しさん@ピンキー:2005/06/21(火) 19:44:49 ID:GXbQILJr
>>821
隊長、あんたが若返ってももうロリ枠は満杯ですがな
844名無しさん@ピンキー:2005/06/21(火) 19:45:47 ID:uA4WHHUB
>>841
>>842に同意。
それが結果的に職人さんのためになるならいいと思う。
ROM専の分際で出すぎた真似スマソ
845841:2005/06/21(火) 21:04:58 ID:6YZzDs7e
ではもうちょい後で試してみます
スレタイどうしよう……サルファは気が早いか
1年遅れでMXにでも?
846名無しさん@ピンキー:2005/06/21(火) 21:29:27 ID:EUmzbAqA
状況的にMXでいいと思います
847841:2005/06/21(火) 22:26:21 ID:eYkvsT23
建ちますた
スーパーロボット大戦MX 時空を超えたSEX
http://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1119360300/
848コ−(ry:2005/06/22(水) 06:07:43 ID:5Es5Vm3X
どうも、前の続きが書けないのに1本別なのかいちゃった人です。
痛い痛いフィフスルナはいた(ry

まあ梅ネタ代わりによろしければどうぞ。
ギリアム×ヴィレッタです。
849名無しさん@ピンキー:2005/06/22(水) 06:09:25 ID:5Es5Vm3X
故郷は魔星・外伝?

ー艦内、士官用個室にて。
ホワイトスター跡の調査を終えたヴィレッタ・バディムとギリアム・イェーガーは報告書作りに没頭していた。
実はこの『調査』には別の目的があったのだが、それは永遠に二人だけの秘密ーそうでもしないと、仲良く首を飛ばされかねない。
ともあれ職務怠慢と某蛸親父に嫌みを言われないためにも、二人は結果を形にしなければいけなかった訳で。
ギリアムは上体を屈めてディスプレイを覗き込み、要約すれば『異常なし』の一言で終わる文字の羅列を目で追う。
最後まで読み終えてから顔を上げ、やおら腕組みをして彼は頷いた。
「いいだろう。非の打ち所のない無難な報告書だ。送ってくれ」
「…何か釈然としない物を感じるけど…了解」
細い指先が軽い音を立てた数瞬の後、『送信完了』の文字が画面に写し出される。
「んんっ…ふぅ。予定より大分早く終わったわね」
椅子にもたれて、軽くヴィレッタは伸びをした。
少し鼻にかかった甘い声、無駄のない肉付きのしなやかな腕、軽く仰け反ったせいで強調された豊かな胸。
−久々に二人きりで顔を合わせている事もあり、彼の欲望が燃え上がるには十分な火種になった。
「順調で何よりだ。ところで、この後の予定は?」
「え? こんなに早く終わるなんて思わなかったから…3時間後に打ち合わせが入ってるだけよ」
「…そうか。それだけあれば問題ないな」
一度心が定まれば、攻めて攻めて攻めて攻めて攻め抜くのがこの男の信条。
後ろから椅子ごとヴィレッタの身体を抱き寄せ、柔らかな双丘を服の上から捏ねまわす。
「−!? ちょ、ちょっと待って、少佐…んっ!」
片手で半ば無理矢理顔を自分に向けさせ、抵抗の声を上げようとする唇をしっかりと塞ぐ。
必死に言葉を紡ごうとする舌を搦めとり、わずかな吐息が切ない喘ぎに変わるまでじっくりと口内を愛撫する。
850名無しさん@ピンキー:2005/06/22(水) 06:10:28 ID:5Es5Vm3X
んーっ、んっ、ん…んん、んっ…ん…んぁ…ふ…ん…んん…」
ヴィレッタの腕が、愛しき陵辱者を抱き締めんとして宙をさまよう。
ギリアムは一旦唇を離しベッドに腰掛け、惚けた表情の彼女を自らの膝の上に誘う。
素直に彼の膝に跨がって正面から抱きつくと、今度はヴィレッタが彼に口付ける。
空いた両手でギリアムは彼女の服を次々と脱がせ、吸い付くような柔肌の感触を久々に堪能していた。
薄い耳朶を甘噛みし、細い首筋を舌先でなぞる。
肩や鎖骨、乳房の至る所に啄むようなキスを振り捲き、気紛れに背筋や引き締まった臀部をくすぐる。
「あ…はぁ、ふぁ…っ…、少佐…っ」
「…ヴィレッタ、今はプライベートだ。自制しなくていいんじゃないか」
普段の癖で階級呼びされたのが悔しくなり、軽く歯を立てて乳首に噛み付く。
そのまま痕が残るのではないかというくらい強く吸い続け、もう片方の頂点も強く摘んで指先で執拗にいじる。
「ぁああっ! んんっ、やぁっ!! はぁっ…は、あ、あぁ…ギリアム…っ」
泣きそうな声で自分の名を呼ばれ、ぞわりと背徳的な快感が彼の背筋を駆け抜ける。
「なんだ? 何か言いたいことでもあるのか?」
濃い雌の香りを放ち始めたヴィレッタの秘裂に指を入れ、軽く前後に擦ってやる。
ちゅくり、と湿った音と共に、淫媚な香りが更に強くなる。
「あっ、あ…はぁっ、貴方の、も…」
ぴちゅ、くちゅ、と羞恥心を煽って止まない淫音と絶えまない快感に耐えながら、ヴィレッタは彼の分身を引き出す。
うっすらと先走りの汁に亀頭を湿らせ、隆々と勃つそれを彼女は愛おしそうに撫でた。
「もうこんなに固くなってる…もしかして、溜まってるの?」
「……君の他に発散できる相手もいないからな。それとも誰かいた方がいいのか」
不意をついて、存分に潤いを纏った指を彼女の体内に挿入する。
柔らかな内壁を更に柔らかくほぐすように、指の腹でじっくり丹念に蜜壷をかきまわす。
851名無しさん@ピンキー:2005/06/22(水) 06:11:15 ID:5Es5Vm3X
「んんっ! あ、はああ、あああっ!!」
密かに待ち望んでいた快感に身体を大きく震わせるも、ギリアム自身への刺激をヴィレッタは止めようとしなかった。
竿の部分を根元から擦り上げ、敏感になっている先端部に掌を滑らせる。
鋭い刺激によって後から後から汁が溢れ、それがまた新たな快感を彼自身にもたらす呼び水となる。
涼しい顔のままだったギリアムも、時が経つにつれ呼吸が乱れてゆく。
「く……っ、はぁっ…、ヴィレッタ、そろそろ、いくぞ…」
我慢の限界が来たらしく、対面座位の形をとるべく華奢な腰を引き寄せる。
快感の証が滴るヴィレッタの入口に己の先端をあてがうと、ギリアムは一気に奥まで貫いた。
「ーーーーーっ!! んぁあ………っ!」
ほとんど声も出せずに仰け反るヴィレッタ。
その反応に満足げな笑みを浮かべつつも、もっと彼女を乱れさせるべく腰を突き上げる。
「ぁあ、ふぁ…っ、駄目、これ以上、激しく、しないで…っ」
首に腕を巻き付け、耳元で懇願するように囁くヴィレッタ。
まるでその言葉が聞こえなかったかのように、ギリアムは攻撃の手を緩めようとしない。
逃げるヴィレッタの腰をしっかりと掴み、大きく深いストロークで彼の分身を出し入れする。
たふたふと揺れる乳房にわざと音を立てて吸い付き、悦楽にとろけた表情にさっと緊張を走らせるのもまた楽しい。
「…そんなに心配しなくても、誰にも聞こえやしないさ、ヴィレッタ」
「……っ、は…っ、いや……ぁっ、だめ、や…っ、ギリアム…もう…はなさ、ないで……ぃゃ、ぁああっ!」
「…俺ならここだ、何処にも行かない。……だが、俺も、そろそろ…………っ!」
852名無しさん@ピンキー:2005/06/22(水) 06:11:48 ID:5Es5Vm3X
体中を汗にまみれさせてなお、より強く繋がるべく抱き締めあう。
声が漏れるのを恐れてか、濃厚なキスを絶え間なく仕掛けてくるヴィレッタ。
重なり切らない唇の隙間から、熱い想いの欠片が漏れて二人をより燃え上がらせる。
「んく…っ、んん、んん…っ、ん、ふぁ…あ、はぁ、いや、ぁ、あ、ああ、あ…っ!! もう、いや…あああっ!!」
「ああ、俺も…限界だ…っ!」
ついにヴィレッタは押し寄せる快感に耐えきれず唇を離し、感じるままに声を上げだす。
ギリアムも身体の奥底から沸き上がる強烈な衝動に抗えず、ただ快楽を求めて彼女の身体を抉り続ける。
ーそして、その時がやってきた。
「ギリアム、ギリアム、ギリアム…っ、ああ、あああっ、ああっ、はあ…………あああああっ!!」
「…ヴィレッタ……っ………くっっ!!」
痺れるような焼け付くような強烈な快感が身体中を駆け巡るのに続き、熱の固まりが身体の奥で弾ける感覚。
2度、3度と同じ感覚が続いた後、急に力が抜け、ヴィレッタは同じように汗まみれの男の肩にもたれかかる。
彼女の体内から疲れ切った己が分身をそっと抜き取り、乱れに乱れた蒼い髪を手櫛で梳いてやる。
「……久々で、疲れたか?」
「…そうかもね。でも、良かった…」
そっとギリアムの頬に口付け、ヴィレッタは幸せそうな顔で彼の胸に顔を埋める。
本日のきっかけは少々強引だったとはいえ、いつも通り彼を構成する全てが愛しく思える。
「それは何よりだ。あと、その…次はもう少し、丁寧に誘えるよう努力する。今日は、何と言うか…」
(あれだけさんざん虐めておいて、こういうことを言ってくるのだから…もう)
少々罰が悪そうな顔のギリアムの瞳を正面から見つめ、静かに彼女は微笑みを浮かべた。
「あら、強引なのも嫌いじゃ無いわよ…けれど、覚えておいてね」
そして愛しい彼の人は、ギリアムにこう囁いたのだった。
「相手が貴方だから、全部許せるの。それだけは忘れないで…ね?」

853コ−(ry:2005/06/22(水) 06:15:51 ID:5Es5Vm3X
http://game10.2ch.net/test/read.cgi/gamechara/1115969551/365-366
ヴィレスレのこれがまたしても結果的に前振りになりました。
まあ、聖人君子然としてなくもないギリアムさんも男の子ってことで一つ。
では。
854名無しさん@ピンキー:2005/06/22(水) 07:36:17 ID:0rkyx9p+
久しぶりにヴィレスレ行ったら、なぜかギリちゃんに萌えるスレになってる件
855名無しさん@ピンキー:2005/06/22(水) 09:45:31 ID:FDFf0nck
全てはヴィレ姐にやる気がないせいです、と

リョウトネタも振っていきたいが、りょうと君系しか思い浮ばないんだよなあ
856名無しさん@ピンキー:2005/06/22(水) 12:15:21 ID:cG7wjRLa
あそこではヴィレ姐のことが大好きなギリちゃんと、
振り回されるヴィレ姐に萌えているのです、と。
ヴィレ姐と絡まないギリちゃんならいらないです、と暴言
857名無しさん@ピンキー:2005/06/22(水) 13:52:39 ID:q3cSyQl7
>848-853
GJ!
大変美味しく頂きました
858名無しさん@ピンキー:2005/06/22(水) 15:16:21 ID:0VzhDev1
お諒は攻めだとすごいが受けに回るとよわよわな希ガス
いやなんとなく
859名無しさん@ピンキー:2005/06/22(水) 22:57:06 ID:d5ec/Sw/
     .┌━┐    ┌━┐ 
      ┃┌╋──╋┐┃ 
      └╋┘    └╋┘ 
        ┃ ・   ・  ┃        ┌━━┐ 
    ●━╋┐    ┌╂━━━━╂┐  ┃ 
    └━┷┴━━╂┘        └╋━┘ 
同じスレにはコピペ ┌╋┐        ┌╋┐ 
できるけど、違う  ┃└╋╋━━╋╋┘┃ 
スレにはコピペでき ┃  ┃┃    ┃┃  ┃ 
ない不思議コピペ ┃  ┃┃    ┃┃  ┃ 
860名無しさん@ピンキー:2005/06/22(水) 23:48:56 ID:eLT9d3VB
>>859
次スレが500kb近くなって覚えてたら試してみる。
861名無しさん@ピンキー:2005/06/23(木) 00:59:29 ID:vpOSHV7t
>>858
格闘技さながらにマウントポジションの取り合いになるのか
862名無しさん@ピンキー:2005/06/23(木) 01:27:01 ID:n86Gs2Oj
ギリちゃんはエロに持ち込めばアタッカー&突撃狂発動
持ち込むまでが天然兄ちゃんなのがツラいorz
863名無しさん@ピンキー:2005/06/23(木) 21:28:52 ID:MS/mfJ2G
ヴィレッタスレの陰陽師義理亜無はアタッカー&突撃狂バリバリw
864名無しさん@ピンキー:2005/06/25(土) 02:24:29 ID:4heTl15q
>>863
あれは下手すっと色情狂になるんじゃないかとw(狐さん限定で)
865名無しさん@ピンキー:2005/06/25(土) 02:34:43 ID:rtBvhVLg
ギリちゃんは一旦スイッチが入ると他のことが考えられなくなるのはヒロ戦からの定説ですよ
それが姐さんのことで何が悪い?
いや、悪いはずがない!
866名無しさん@ピンキー:2005/06/25(土) 09:23:06 ID:rmzDVwjF
姐さんって書くと「わお!」の人みたいだなw
867名無しさん@ピンキー:2005/06/25(土) 12:35:05 ID:izF+En3J
義理&狐さんの睦言日記投下まだー?w
868名無しさん@ピンキー:2005/06/28(火) 04:03:19 ID:vsDHC5Ge
ああ
869名無しさん@ピンキー:2005/06/30(木) 02:30:59 ID:4JV5D1Xb
MXキャラってマイナーだよな・・・・、マイナー・・・・・orz
870名無しさん@ピンキー:2005/06/30(木) 07:59:46 ID:rfQHZCGh
そう肩を落とすな。大丈夫、MXキャラ好きはここにもいるさ。
過去にはヒューゴ×アクアSSが投下されたこともあったしな。
871カチ&ラセ行きます:2005/07/03(日) 00:35:16 ID:8HSCyR2v
どうも、317です。
姐さん違いで申し訳ありませんがカチーナ&ラッセルの馴れ初め話書き上がったので投下します。

しかし思った通りと言うか……ほぼ恋愛もの(?)になってしまいました。しかも長めです。
次スレとどっちに投下するか迷ったけどエロ中心じゃないので埋めついでにこっちの方へ。
本気で長いですがよろしければお付き合いを。
872カチ&ラセ1/22:2005/07/03(日) 00:36:37 ID:8HSCyR2v
のちにL5戦役と呼ばれるエアロゲイターとの戦い。
バルマーの最終安全装置にして最後の審判者たるメテオ3に逆に最期の裁きを下し、長かったような
短かったようなその戦いはようやく終結を迎えた。
そのアイドネウス島での最終決戦からまだ数日。
色々な事後処理のため同島に留まることとなったハガネとヒリュウ改には、軍艦にあるまじき
明るく和やかな空気が蔓延していた。
元来この二艦は他と比べ軍紀や階級による上下関係が格段に緩いところがあるが、今のこの
緩みぶりはとても軍隊の一組織とは思えないほど。
とはいえこれまでの苦労が報われやっと平和を取り戻せたのだ。ようやく手にした平穏な時間を
のんびり満喫しても文句の言える者もおるまい。
それに表面上は緩みきっていても、成すべき仕事はきっちりこなしているあたりさすがはプロと
言うべきか。
そんな歴戦のプロフェッショナル達が今何をしているかと言うと……宴会をしていたりする。

夕食時も終わり人気の無くなり始めたヒリュウ改食堂の片隅で、軽い食べ物や飲み物を持ち寄り
のんびりと閑談するパイロット達。
必要以上に騒ぐでもなく、何となく寄り集まった者同士がグラス片手にだべっているその様子は
宴会と言うより軽い酒宴と言った方が正しいか。
ちなみに軍艦内では本来ご法度である酒が持ち込まれているにも関わらず、誰もそのことを咎め立て
ないのは平和ゆえの緩みというより、この艦の元来の気質のせいであろう。
なにしろこの艦では副長が、ハガネでは艦長からしてこっそりご禁制品を艦内に持ち込んでいるの
だから。
とはいえその辺りは度が過ぎたり任務に支障が出なければ黙認される範囲であるし、そもそも本題は
そこではない。

集まったメンバー達が自然といくつかのグループに分かれ黙って酒を酌み交わしたり、アルコール
無しでひたすらカードに興じたりとそれぞれに自由で平和な時間を楽しむ中。
わいわいと話に花を咲かせる、一際賑やかな集団があった。
873カチ&ラセ2/22:2005/07/03(日) 00:37:47 ID:8HSCyR2v
「えーっ、じゃあレオナちゃん、今気になる人とかいないんだ」
グラスに手酌で琥珀色の液体を注ぎながら、エクセレンが大袈裟に驚いた声を上げる。
そんな彼女の周りに乱立するのは綺麗に空になった酒瓶。言うまでもなく、彼女自身によって
消費されたものだ。
それでいて酔いの欠片すら見せないざる振りは、アルコールは一滴も飲めない彼女の元ボスとは
正に好対照。
もっともそんなことを比較されたとて、どちらにとってもあまり意味の無い話ではあるが。
そのエクセレンの大袈裟な口振りにつられることもなく、問われたレオナは端正な顔を崩さぬまま
きっぱりと答えた。
「さっきも言った通りです。……それに、今は正直そんなこと考えている余裕…ありませんし」
「何言ってるの、女の子にとって恋は別腹よ!例えこの世の終わりが近付こうと、恋する気持ち
 だけは持ち続けるのが女の子の心意気ってものなんだから」
「エクセレン…その言葉の使い方、間違ってると思うわ」
言いたいことは分からないでもないのだけど、と思いながらにこやかに突っ込むラーダ。
彼女達が楽しそうに――約一名、あまり乗り気でない者もいるようだが――話しているのは女が
集まれば必ず出てくる恋の話。
好みのタイプがどうだとか、気になる相手はいるのかとか、決まった相手へのちょっとした愚痴や
惚気だとか。
そんなお決まりな話題で盛り上がる女性陣の中、最もノリノリで話を進めているのはエクセレンだ。
元々ノリがよく話好きなのに加え、この手の話となるとテンションがさらにアップする彼女に絡まれる
のは人によっては恐ろしい限りだろう。例えば先程からエクセレンに根掘り葉掘り質問攻めにされ、
いい加減辟易しているレオナとか。
形の良い眉を微かに寄せ、黙って口元へティーカップを運んでいるレオナからはこれ以上何も
聞き出せないだろうと諦めて。
それでもなお話し足りないエクセレンは、次の獲物へと視線を向けた。
874カチ&ラセ3/22:2005/07/03(日) 00:39:03 ID:8HSCyR2v
「ね、中尉どうなの?好きな人とか気になる人の一人や二人、いるわよねえ?」
エクセレンが水を向けた相手は、彼女達の話には興味無さげに一人空になりかけたグラスを
玩んでいるカチーナ。
突然話を振られ、積極的に参加こそしていなかったものの、流す程度に彼女達の話を聞いていた
カチーナはぽつりと、
「…ああ、いるぜ」
極自然に滑り出た簡潔な答えに、その場が一瞬、しんとなる。
溶けかけた氷が崩れ、グラスにぶつかる鈍い音が静かな空気に消えてゆき――
「…………中尉…」
眼を丸くしたレオナの声に、カチーナははっと口を押さえた。
あたし今、何を言ったんだ……?
しかし、今さら口を押さえたところで一度飛び出した言葉が戻るはずもなく。
自分がしでかしたことに呆然となるカチーナに、エクセレンが意味ありげに頷きながら語りかけて
くる。
「うんうん、そうよね〜。やっぱり中尉も、女の子だものね」
「う、うるせえっ!それにやっぱりってなんだ、あたしは元々女だ!」
「もちろん分かってるわよ。それじゃ女同士、ゆっくりお話しましょうか?」
反射的にカチーナが噛み付くも、さらりとかわされ逆に含みのある言葉を返される。
にこにこと楽しげに、意味ありげな笑顔を向けてくるエクセレン。その気味が悪いほどの上機嫌さに
カチーナの背中に嫌な汗が伝う。
これはまずい、かなりまずい、口を滑らせたのは自分が迂闊だったけど、これは相手が悪すぎる……
よりによってこの手の話で相手がエクセレンでは、言い抜けることも誤魔化すことも難しい。
ならば。
いつの間にか固く握り締めていたグラスをテーブルに叩きつけ、がたんっとイスを蹴り立ち上がる。
敵前逃亡という言葉は好きではないが、これ以上被害を出さないためにはいたしかたない。むしろ
これは戦略的撤退というやつだ。
「あら、どこ行くの?」
「今日はもう部屋に戻る。明日も仕事あるんだ、お前等もほどほどにしとけよ」
「そんなぁ、まだいいじゃないのよ中尉」
一応それらしいことを言い捨てて、引き止める声を振り切り食堂を出ていくカチーナ。
その背中を見送り、エクセレンは残念そうに肩をすくめた。
875カチ&ラセ4/22:2005/07/03(日) 00:40:37 ID:8HSCyR2v
「あーあ、逃げられちゃった。せっかく色々聞こうと思ったのに」
「中尉はそれが嫌だったのだと思いますが」
先刻まで散々エクセレンにいじられていたレオナが、逃げるのがあと少し遅ければ同じ運命を
辿っていたであろうカチーナに奇妙なシンパシーを覚え、そう呟く。
「けどあの中尉がね…。ちょっと想像つかないっつーか……」
いつの間にやら会話に参加しているのは、斜め向かいのテーブルから首を突っ込んできているタスク。
レオナの恋愛話という興味深い話題に先程からカードそっちのけで聞き耳を立てていたのだが、
あまりにも予想外な中尉殿の発言に、思わず口を挟んでしまったのだ。
驚きのあまりぽかんと口を開けるタスクにちちっと指を振り、
「タスク君てば案外視野狭いのね。女の子の恋話の種なんて、どこにでも転がってるものよ」
物知り顔で語るはやはりエクセレン。
「そういうもんスか?」
「そういうものよ。例えば初めて配属された小隊で、素敵な先輩に手取り足取り教えてもらううちに
 恋が芽生える……な〜んて、わりとよくある話だと思うけど」
「あの子一途なタイプだから、初恋相手の幼馴染みを未だ想ってるってのもありかもしれないわね」
カチーナの性格分析も交えたラーダの意見に、レオナが嬉しそうに賛同する。
「素敵ですわね、それ。あと意外なところで親の決めた婚約者がいるというのも――」
「今時それはないんじゃないかしら」
少々時代錯誤的な例にラーダが首を捻るが、
「分からないわよ。親同士の仲が良くて『年の頃の合う息子と娘が生まれたら将来結婚させよう』
 って約束してる程度ならありそうじゃない?」
「そうです少尉、私もそれが言いたかったんです」
「でも、それだと遠距離恋愛になっちゃうわね」
「そんなの問題ないない。愛さえあれば距離の差なんて…ってね」
カチーナの恋愛話という非常に珍しく、とても美味しい話題を肴に盛り上がるエクセレン、ラーダ、
そしてレオナ。そのあまりの盛り上がりに付いて行けず、早くも蚊帳の外なタスク。
再びわいわいと話に花を咲かせ始める女性陣に、微妙な緊張感をはらんでいた空気が一気に華やぐ。

そんな酒宴に相応しい陽気な雰囲気に顔を歪め、そっとこの場を離れる者がいたことに気付いた
人間は、僅かしかいなかった。
876カチ&ラセ5/22:2005/07/03(日) 00:42:07 ID:8HSCyR2v
愛機の脚に寄りかかって天を仰ぎ、カチーナは陰鬱げに一つ、ため息をついた。
「はぁ…………何やってんだ、あたし」
何を見るでもなくぼうっと開かれている瞳に映るのは通常より数十倍高い天井。
遠近感を狂わせるようなその高さは、ここが人間に合わせて作られた空間ではないことを示している。
ではこの広大な空間は何に合わせて作られたのか。
それは当然、巨大な鋼鉄の人形達のため。
PTやAM、特機といった人型機動兵器を納める場所であるここ格納庫は、パイロットである
カチーナにとって極めて身近な場所だ。
実質彼女の仕事場はここであると言っても良いほどに。
あの失言で逃げるように食堂を出た後、自室に戻るはずが何故かここに足が向いたのもいつもの
習慣というやつか。
その自然と足が向くほど来慣れた仕事場にいつもと相違があるとすれば、時には隣に立つ人間の言葉
すら聞き取れないほどの活気と騒がしさが、嘘のように消え失せていることだろう。
しかしそれも当然のこと。最低限の明かりしか灯されていない薄暗い格納庫には、愛機を背に
ぼんやりと佇むカチーナしかいないのだ。

戦時中は機体の修理・整備・改良とそれこそ二十四時間体制で切り回されていたここも、戦いが終結
した今はこのように完全に静まることもある。
その静けさは疲労で倒れる寸前のローテーションで働いていた整備員達だけでなく、ヒリュウ改の
クルー全てにとって幸いなことに違いない。
なぜならそれは、今が平和だという何よりの証なのだから。
そんな心地好い静けさの中。つい数日前まで共に戦場を駆け回っていた相棒に背中を預け、
「ようやく平和になったからって……気、抜きすぎかな」
いつも表情豊かな顔を曇らせ、カチーナが自嘲する。
とはいえ気を抜いてしでかした失敗があれでは、笑い話にしかならないが。
「けどまずったなぁ……よりによってあんな所で、しかもあいつもいたってのに…」
己のあまりの間抜けさ加減に呆れ、相棒の脚にこつんと頭をくっつける。
自身のパーソナルカラーで塗られた鋼鉄製の装甲板から伝わってくるのは、その色のイメージに反した
金属特有の冷たさだけ。
だが今のカチーナには、そのひんやりした感触が心地好かった。
877カチ&ラセ6/22:2005/07/03(日) 00:43:59 ID:8HSCyR2v
触れずとも分かるほど熱く火照る頭。その理由は恥ずかしさのせいか、それとも酔いのせいか。
たかがグラス一杯の酒で酔うほど弱くはないつもりだが、酔っていることにしてしまえばこれまでの
言動全て帳消しにならないだろうか……
などと詮の無いことを考えるカチーナに近付いてくる微かな足音。
しかし意味のない思考に耽る彼女がそれに気づくことはなく、
「カチーナ中尉…?」
聞きなれたその声に、カチーナは弾かれたように顔を上げた。

この薄暗がりの中、微動だにせず立ち並ぶ鋼鉄の人形達の足元。
カチーナの相棒の隣に立つ色違いの同型機の下に、聞きなれた声の主はいた。
「ラッセル……お前、何でこんなところに」
そこにいたのは同じ小隊の部下であり、背にしている人型兵器とは別の意味で相棒でもあるラッセル。
「それはこっちの台詞ですよ。俺は部屋に戻る前に少し散歩でもと…」
言いながらこちらへ近付いてくるラッセルに、
「あたしも似たようなもんだ。でももう飲み会終わったのか?」
自分が食堂を出てからさほど時間は経っていないはずだけど、と疑問に思いながらカチーナが尋ねる。
「いえ、俺が途中で抜けてきただけです」
「そうか。……なあ、お前が出てきた時さ、エクセレン達…何してた?」
そう問われ、ラッセルは言い難げに視線を逸らし、
「大分、盛り上がってるみたいでした。……中尉の話で」
「ああやっぱり…」
正直かつ残酷な答えに、カチーナは文字通り頭を抱えた。
自分が逃げ出した後あの場がどういう方向に向かったか、ほぼ予想していた通りとはいえ頭が痛い。
明日顔を会わせた時、あいつらに一体何を言われるやら……。
微かに頬を赤く染め、決まり悪げに唸るカチーナをそっと横目で盗み見て。
ラッセルは内心の複雑な思いに、密かに顔を歪めた。
あの酒宴らしい陽気な、けれどラッセルにとっては苦々しい以外の何者でもなかった雰囲気に
そっと席を立ち、ここに来たのはほんの気まぐれ。
そして入り口から中を覗きこんだ時、愛機の足元に佇むカチーナを見つけたのもただの偶然。
半分以上落とされている照明に加え、赤い機体に赤いパイロットスーツとある意味保護色のように
なっているその姿。薄暗がりでもなお鮮やかな金色の髪がなければ見過ごしていたかもしれない。
878カチ&ラセ7/22:2005/07/03(日) 00:45:37 ID:8HSCyR2v
しかし普段ならいざ知らず、今の自分にとってこうして彼女と出会えたのは僥倖……なのだろうか。
「ん…何だ?」
「あ、いえ……」
振り向き怪訝な顔をするカチーナに、何も言えず曖昧に笑うラッセル。
そんなラッセルにほんの一瞬、カチーナの色違いの両の瞳に影が差す。
何も言わず何も聞かず。
いつもなら共にいるために言葉など必要ないはずなのに、今はこの沈黙が何故か非道く、重かった。



和やかな酒宴が開かれている食堂の片隅で、一際華やかに咲き誇る笑い声。
いつまでも途切れることがないと思われた女達のさざめきも、どうやら一段落したらしく。
「はぁ〜、楽しかった。こうやって適当に話作っていくのって、嵌ると癖になるわよね〜」
心底楽しげに言って、喋り疲れた喉を潤すためエクセレンがぐっとグラスの中身を煽る。
「ノリノリだったわね、エクセレン。……私もあまり人のことは言えないけど」
「あまり良い趣味とは言えませんが、たまにはいいものですわ」
ラーダとレオナもそれぞれ飲み物に手を伸ばし、一転のんびりムードに入る女性陣。
彼女達のその切り替えの早さに、一人蚊帳の外だったタスクの口から思わず間抜けな声が零れ出る。
「へっ、今までの話って全部嘘…?」
「嘘とは失礼ね。こうだったら面白いのに、ってのを話してただけよ」
「タスク、それくらいのこと察しなさいな」
「そうよ。カチーナが誰を好きかなんて、分かりきったことだもの」
「ラーダさん知ってるんッスか…っておわぁ!」
がたっ、とイスから転げ落ちそうになるほど驚くタスクとは対照的に、
「そんなの見てれば分かることでしょ。あんな風に口滑らせてくれるとは、思ってなかったけど」
「あの子、分かりやすい子だから」
「ああはっきり感情を表に出してしまうのは中尉の欠点であり…美点でもありますわね」
当たり前のように言って。
三人は顔を見合わせ、くすりと笑い合った。
879カチ&ラセ8/22:2005/07/03(日) 00:47:13 ID:8HSCyR2v
「…………教えてやろうか」
薄暗い格納庫に立つ二人。その間に横たわる重い沈黙。
息が詰まるような空気を破ったのはカチーナの方。
唐突な言葉を理解できず立ち尽くすラッセルに、カチーナは一語一語含めるように繰り返した。
「あたしの好きなやつが誰か、教えてやろうか」
「どうして…自分にそんなことを?」
「あたしのそんな話にゃ興味ねえか」
そう言って軽く笑うカチーナはいつものカチーナだ。少なくとも表面上は、そう見える。
ただ一つ決定的に違うのは、彼女が何を考えているのか分からないこと。
他人の数倍分かりやすい、直情径行を地で行く彼女の意図などいつもなら手に取るように分かるのに。
なのに今の彼女からは何も読み取れない。何も分からない。
まるで自分達の間に、見えない壁が立っているかのように。
「興味は……あります」
「じゃあ、もうちょっとこっちに来い」
「どうして…」
「他のやつに聞かれないようにだ、いいから来い」
他に誰もいないのだから用心する必要などないと思うのだが、強い口調に押され、言われるままに
カチーナとの距離を詰める。日頃の習性とは悲しいものだ。
こうして近くで並び立つとより明確になる二人の身長差。頭一つ以上差があっては近付きすぎると
逆に相手の顔を見るのが難しい。
その辺りは心得たもので、カチーナに視線を合わせるよう心持ち身を屈めるラッセル。
その首にすっと細い腕が回され、カチーナの踵が床から離れ――
「――!!」
顔が近づいたと思った瞬間、二人の唇が重なった。

一瞬と永遠が混ざり合った時間。
全てが、己の心臓すら止まっているかのような静かな時の中。
驚きのあまり閉じることを忘れたラッセルの瞳に映る、微かに震える金色の睫毛。
唇に触れる柔らかさと温かさの意味すら解せない頭の隅に、それだけが何故か強く、焼きついた。
880カチ&ラセ9/22:2005/07/03(日) 00:51:52 ID:8HSCyR2v
ゆっくりと唇が離れ、爪先立ちになっていたカチーナの踵がとんっと床に着く。
「…………あたしが好きなやつは……お前だ」
ラッセルの首に回されていた腕が解け、するりと肩から滑り落ちる。
「お前が好きだ、ラッセル」
色鮮やかな赤い唇が自分の名を紡ぐのを、ラッセルは瞬きすらせずじっと、見つめていた。

「気がついたのはわりと最近なんだけど、……本当はもっと前から、好きだったんだと思う」
やはり自分は酔っているのだろうか。
こんなことするつもりは無かったのに。言うつもりはなかったのに。
不意打ちでキスをして想いを伝えて。それでもなお内から溢れる衝動が、カチーナの口を動かして。
「いつだったかさ、お前に殴られたことあったろ。あの時あたし…嬉しかった。お前があたしのこと
 真剣に心配してくれてくれてるって、改めて分かったから」
そう、あの後から段々おかしくなっていったんだ。
顔が熱くなってくるのが分かる。いや、顔などラッセルに口づける前から熱かったか。
唇に残るキスの感触に、火照る顔がなお熱を帯びていく。
「一番迷惑かけてるあたしが言うのもなんだけど、お前損な性分してるよな。あたしみたいのの面倒
 みたり、尻拭いさせられたり」
本当にラッセルには迷惑をかけっぱなしだ。そんな自分にこんなことを言われたってラッセルは……
胸の奥が、きりっと痛む。
これ以上言うのが怖い。なのに言葉が止まらない。
「普段も周りに気を回すのが上手いって言うか、誰にでも親切だけど全然押し付けがましくなくて……
 素直にすごいと思う。あたしには逆立ちしても真似できねえ」
うるさいくらいドキドキと早鐘を打つ心臓を誤魔化すよう、冗談めかした言い方をして笑ってみせる。
けれど自分は上手く笑えているのだろうか。いつものように笑えているのだろうか。
「そのくせ時々妙に頑固だったり、融通利かなかったり。ただ優しいだけじゃなくてちゃんと自分の
 考えも持ってて、あたしはそんなお前が、好きだ」
気付いた後もずっと胸に納めておくはずだった気持ち、言えるはずがないと胸の奥に押し込めていた
気持ちを口にして。
881カチ&ラセ10/22:2005/07/03(日) 00:53:54 ID:8HSCyR2v
代わりに胸に湧き上がるのはようやく言えた爽快感と言ってしまった罪悪感。
けれど最後にこれだけは言わなければと、強引に気持ちを切り替えカチーナは努めて軽く言い放った。
「けど、あたしにこんなこと言われても迷惑だよな。悪い、忘れてくれ」
今のカチーナにとって一番怖いのは、ラッセルに自分の気持ちを拒絶されること。
そうなるくらいなら酔った上での戯言で片付けられる方がいい。
そういうことにしてしまえればそれが一番いい。
……多分自分は、卑怯なのだろう。
眼の奥がじんと熱い。喉が詰まって声が出なくなる。
これ以上醜態を晒す前にとラッセルに背を向け立ち去ろうとするカチーナの手が、ぐいと
引っ張られた。

「…………いやです…」
痛いほどの力でぎゅっと腕を掴む大きな手。
握りつぶされるのではないかと思わせる握力に、カチーナが顔を顰める。
「っ…痛い、放――」
「嫌です!!何なんですかそれ、一方的に話して一方的に忘れろなんて勝手すぎます!」
格納庫中に響き渡る怒声に、カチーナの肩がびくりと震える。
このように感情を、特に怒りを露わにするラッセルなど数えるほどしか見たことがない。
「それじゃ俺の気持ちはどうなるんですか!?俺だって言いたいことが、言わなきゃいけないことが
 あるのに……」
「ラッセル…?」
そもそもラッセルは何故怒っているのか。何を怒っているのか。
それすら分からず眼を白黒させるカチーナに、ラッセルは続ける。
「だいたいそんな嬉しいこと言われて忘れられるわけないじゃないですか!
 好きな女に好きと言われて、それを忘れる馬鹿がどこにいるっていうんです!」
感情のままにわだかまっていたものを吐き出し、ラッセルは一旦言葉を切った。驚きと混乱から
瞬間的に頭に上った血が、少しずつ冷えてゆく。
大きく息をして自分を落ち着かせ、きつく握り締めていたカチーナの腕を放し肩を掴んでこちらを
向かせる。
色違いの両の瞳をただ見開くカチーナの顔を真正面から見て。
「俺は、あなたが好きです。ずっと前から好きでした。もちろん……一人の女性として」
882カチ&ラセ11/22:2005/07/03(日) 00:55:10 ID:8HSCyR2v
言いたいこと、言わなければならないことをようやく言葉にできたラッセルに返ってきた反応は、
かなり意外なものだった。
「なっ…………何言ってんだお前、そんなこと、あるわけ無いだろ!」
「…なんで怒るんですか」
告白した相手に勢いよくその想いを否定され、ラッセルの眉間に皺が寄る。
自分は何か変なことを言っただろうか。
確か自分はカチーナに好きと言われて、自分もカチーナが好きだと告白して。
こうなるまで、今の今まで言い出せなかったのは男として情けなくはあるが、だからと言って
そんなことあるわけ無いと怒られるのはさすがにおかしくないか。
「だ、だってあたし全然女らしくないし、美人でもないし、可愛げ無いってよく言われるし、
 お前にそんなこと言ってもらえる理由なんて……」
顔を真っ赤にし、わたわたと言葉を並べ立てるカチーナ。
その慌てぶりをしばし呆然と眺め、ラッセルは一転、破顔した。
そうか、あれは怒っていたわけではなくて。考えてみればとても彼女らしい反応と言えるか。
本当にこの人らしい……
「中尉…」
「!!」
赤く染まった熱い頬に手を添え、上を向かせて唇を重ねる。触れるだけの短いキス。
それでも、いや、それでようやくこの手のことには人一倍鈍いカチーナにもラッセルの気持ちは
通じたらしく。
「……いいのか、あたしで。あたしがどんなやつか、お前が一番よく知ってるだろ」
真っ直ぐに自分を見つめるラッセルの視線が恥ずかしく、顔を逸らし、素っ気の無い言い方をして
してしまう。
こんな時にこういう言い方しかできない、肝心な時に素直になれない自分が腹立たしい。
「ええ、よく知ってますよ」
肩に置かれていた手が背中に回り、優しく抱き寄せられる。
「だから好きなんです。気が短いところも厳しいところも、面倒見がいいところも優しいところも、
 強いところも時々無理に強がるところも全部ひっくるめて、あなたが好きです」
もう片方の手は優しく頭に添えられ、正面を向かされて。
そして近付いてくる顔に、カチーナは抗うことなくそっと眼を閉じた。
883カチ&ラセ12/22:2005/07/03(日) 00:57:05 ID:8HSCyR2v
ごく自然に合わせられる唇。何度も何度も角度を変えながら繰り返される口付け。
けれどそれだけでは物足りなくなり、微かに開いた唇の隙間からラッセルは少しためらいがちに
舌を差し入れた。
「……ん…っ…」
苦しげに微かに振られる頭を押さえ、熱い咥内を味わい舌を絡めていく。
それに応えるようにカチーナも徐々に舌を這わせ始め、重ねられた唇の端から零れ出る熱い吐息。
苦しいくらいの力で抱きしめられながら、それを気にする余裕すら無いほど与えられる快感に
浸っていたカチーナの瞳が、ふと開く。
背中から腰へのなだらかなラインを辿るラッセルの手。いとおしいげに髪をまさぐる指。
どちらもとても心地好いけれど……
「……ちょ、ちょっと待てラッセル」
胸をぐいと押し返され、いいところで待ったをかけられお預けをくらった状態のラッセルは
顔を曇らせ、
「嫌…ですか?」
頭のすぐ上から降ってくるラッセルの不安げな声に一抹の罪悪感を覚えつつ、カチーナは辺りを
見回し、ぼそりと言った。
「そうじゃないけど……もう少しその…場所とか、ムードとかさ…」
二人が立っているのはカチーナの専用機である赤いゲシュペンストの足元、だだっ広い格納庫の
一角だ。
いくら他に人がいないとはいえ、周囲の視線を遮るものが無い開けた場所でこれ以上ことに及ぶのは……
「あっ……す、すいません!」
その指摘にラッセルが泡を食って謝罪する。
目の前のことに夢中になり、そんなことに気付く余裕すらなかった自分が恥ずかしい。
もしかしなくてもがっついているやつだと思われただろうか。
実際好きな女に好きと言われ、自分の気持ちを受け入れてもらえて、邪魔者もいないこの状況に
抑えが効かなくなりかかっているのは確かなのだが。
「謝らなくてもいいさ。ただ少し……場所を…変えてくれれば」
「あの…それって……」
「――っこれ以上あたしに言わせる気か!変なところで鈍いやつだな…」
たまに人のこと見透かしたような嫌な物言いするくせに、と口を尖らせながらラッセルの胸ぐらを
掴み、引き寄せる。
そして少し背伸びをして、カチーナはラッセルの耳元へと顔を寄せた。
884カチ&ラセ13/22:2005/07/03(日) 00:58:44 ID:8HSCyR2v
最低限の明かりしか灯されていない格納庫の片隅。
山のように積まれたコンテナの陰となり、一際薄暗さを増すそこから聞こえる微かな音。
資材用コンテナの間、両腕を横に伸ばせるかどうか程度の狭い隙間の奥で壁にもたれ、抱き合う
二つの影。

背中に当たる固い壁の感触と、視界を塞ぐように覆い被さるラッセル身体。
その間に挟まれ深い口付けを繰り返しながらカチーナはほんの少しだけ、身を固くした。
身動きできないほどがっちりと肩を抑える、自分では決して抵抗し得ない強い力。
自分とは明らかにつくりが異なる大きな身体。
執拗なまでに押し付けられる唇から直接伝わる荒い息。
今まで意識していなかった、意識しないようにしていたラッセルの男の部分。
初めて間近で見せ付けられる剥き出しの男の顔が、少しだけ怖い。無駄と知りつつラッセルの胸に
当てた手に、力がこもる。
「や…ッ…セル……んっ……んん…」
苦しげな声がカチーナの喉から漏れるも、次第に鼻にかかった甘い吐息へと変わっていく。
唇を重ね、舌を絡め合う二人の間から聞こえる唾液を移し合う卑猥な水音と艶を帯びた熱い息遣い。
狭い空間にくぐもる音に煽られ激しさを増す口付けと、一層上昇する内部の熱。
その熱さにほんの少しの怖さも理性も溶かされて。
力無くラッセルの服を掴みながら、カチーナが微かに笑う。
何を怖がることがあるのだろう。
部屋に戻る暇すら惜しいと、こんな所で抱き合っている時点で自分も同類なのだ。
それに、そもそもここで構わないとラッセルを誘ったのは……
「……ん…っ……はぁ…」
カチーナ自身知る由は無いが、淫蕩な表情で深いキスに耽る彼女の顔は紛う片なく女のそれだった。
885カチ&ラセ14/22:2005/07/03(日) 01:00:39 ID:8HSCyR2v
身体中に飛び火する熱に脳髄を侵されながら、満足するまで貪り合い。
ようやく離された唇に、なお名残惜しげに架かる透明な橋。
自重に耐えかねぷつんと切れる透明な唾液が二人の足元に落ち、小さな雨垂れ跡を作る。
「中尉…」
低い声で呟き、パイロットスーツの襟へと伸ばされたラッセルの手に、
「…………じゃ…ない…」
一回り小さな手が重ねられる。
「…こういう時くらい……名前で呼べ。あたしの名前は『中尉』じゃない」
「そ、それもそうですね。じゃあ……」
名前で呼ぶ。ただそれだけのことなのに、何故か必要以上に緊張してしまう。
初めて会った時から自分は彼女の部下で、階級で呼ぶのが当たり前だったのだから仕方ないことか。
けれど今はもうただの上官と部下ではないのだから……
少々大袈裟なくらいに心の中で自分を叱咤して。
重ねられた手を逆に取り指を絡ませながら、ラッセルは彼女の名を呼んだ。
「カチーナ」
瞬間、絡ませ合うカチーナの指にくっと力がこもる。
掌の中で固く強張る、一回り小さな手。
「どうか…しましたか」
「な、なんでもねえよ!」
乱暴に言い捨てふいと横を向くカチーナを怪訝な顔で見つめ、
「……?…あっ、もしかして……照れてます?」
その言葉に、カチーナの頭がぽんっと音を立てそうなほど急激に沸騰した。
「ばっ、馬鹿かお前、何言って、あたしは、別に、そんな…」
顔どころか耳まで真っ赤に染めまくし立てるカチーナに、ラッセルの心に加虐心が湧き上がる。
もっとカチーナを困らせてみたい。もっとカチーナの困る顔が見たい。
「カチーナ」
ラッセルがもう一度名を呼ぶ。
「カチーナ、カチーナ、カチーナ……」
もう一度といわず二度、三度、四度。
ラッセルに名前で呼ばれる嬉しさと恥ずかしさと照れくささに堪りかね、カチーナは声を荒げた。
886カチ&ラセ15/22:2005/07/03(日) 01:01:59 ID:8HSCyR2v
「何回も呼ぶな!犬猫の仔じゃあるまいし…」
「だってカチーナがカチーナって呼べって言ったんじゃないですか。そうですよねカチーナ?」
止めとばかりに言い立てられ、
「お前…………性格悪いぞ」
恨みがまし気な眼でラッセルを睨み上げる。
しかし、羞恥に赤く染まった顔で眼の端に涙を浮かべながら睨まれても怖いはずがなく。
「カチーナ可愛い……」
予想通りの反応に顔を緩め、ラッセルはカチーナの髪を撫でた。
子供のいたずら心に似た加虐心を有り余るほど満たされて、今まで覚えたことのない充足感に
癖になりそうだなと、カチーナにとってはあまりありがたくないことを考える。
「…お世辞はいい」
「お世辞じゃないですよ。カチーナが一番……」
拗ねたように頬を膨らませる様子に堪らなくなり抱きつくように首筋に顔を埋めると、ふわりと
鼻腔をくすぐる甘く柔らかな香り。
香水などの人工のものでないカチーナ自身の温かなその香りが、彼女の全てが、欲しくてたまらない。
「こ、こらラッセル、話はまだ…んっ…終わって…な……」
さわりと剥き出しの脇腹を撫で上げられ、くすぐったさとは違う感覚にカチーナの語尾が霞んでいく。
細く引き締まったウエストのラインをなぞるよう何度も行き来するラッセルの手。
ただのファッションのつもりでさして意識すること無く露出させている部分への愛撫に、普段の
この格好が急に卑猥なものに思えてならなくなり、ざわざわと這い上がる快感よりも恥ずかしさが
先に立つ。
動きやすいから好んで着ている、ただそれだけなのだが、男の眼から見ると違った意味に見えて
いたのだろうか。ひょっとしたらラッセルも……
「このムッツリが……」
恥ずかしさを誤魔化すよう悪態をつきながら、シーツを掴む代わりにぎゅっと握った拳を背後の壁に
押しつける。
「…まあ、否定はしませんけどね」
ぽつりと呟いて顔を上げ、ラッセルはパイロットスーツの襟へと手をかけた。
緊張のせいか多少動きのぎこちない指がファスナーを下ろし、柔らかなふくらみをまさぐりだす。
887カチ&ラセ16/22:2005/07/03(日) 01:03:33 ID:8HSCyR2v
ぴくっと微かに身をよじるだけで何も言わない様子を了解の印と受け取り、アンダーシャツを
捲くり上げる。
ぴったりと身体にフィットした、愛想の欠片もない無地のシャツの下からふるりと顔を出す双丘。
外気に晒され微かに粟立つ肌に、何故か触れてくるものはなく。カチーナは背けていた顔を
正面に向け、動きが止まったまま固まっているラッセルに問い掛けた。
「…どうかしたか…ラッセル」
「いえ、その……わりと、着やせするタイプなんだなと…」
一瞬意味を理解できず小首を傾げたが、
「お前は……いちいちそういうこと口に出すな!」
すぐにラッセルの言わんとするところに気づき、反射的に片腕で胸を覆い隠す。
「カチーナが聞いたんじゃないですか」
「うるせえ、だからって馬鹿正直に…っ……」
本気で隠そうとているわけではないため、胸を覆うカチーナの腕はラッセルが少し力を入れれば
いとも簡単に取り去られる。
服の上から想像していたよりも大きめなふくらみを隠す淡い色の布地。
谷間にあしらわれたワンポイント以外飾り気のないシンプルな下着の中に手を滑り込ませ、ラッセルは
見るからに触り心地の良さそうな胸を直に揉みしだいた。
「……ぁ…っ…」
少し湿り気を帯びたしっとりと吸い付くような肌に、掌の中で自由に形を変える柔らかさ。
男の身体には無い女性特有の感触に感動を覚えながら身を屈め、胸元へと顔を寄せる。
ラッセルの無遠慮な手の動きに乱され、既に双丘を抑える用を成していない下着の下から露わに
なっている乳房。
つんと上を向いた形のよい胸に頬を擦り付けその張りと弾力を堪能し、頂きへと舌を這わせてゆく。
固く立ち上がりかけている胸の先端を舌先で刺激し唇で挟んで甘噛すると、壁に押し付けられている
カチーナの背中が軽く浮いた。
「……!!」
ぴりっと電気が走るような感覚に悲鳴じみた声が漏れそうになる。
その声を噛み殺そうと、唇につきたてられる彼女自身の歯。
薄く血が滲むほどきつく噛み締められた唇に触れる優しい感触に、カチーナはきつく閉じていた眼を
そっと開いた。
888カチ&ラセ17/22:2005/07/03(日) 01:06:30 ID:8HSCyR2v
「何やってるんですか…唇、噛み切る気ですか」
呆れと心配が入り混じった顔で、指先で唇をなぞるラッセル。
そのくすぐったさから逃れるよう軽く頭を振り、
「だって……あんまり声出したら…響くだろ」
「今ここ、俺達しかいないから大丈夫ですよ」
「けど…誰か、来るかもしれないし…」
その理由は半分本当で半分は嘘。
いくら離れ難いからとはいえ、今日はもう格納庫に来る人間などいないという確信が無ければ
このような場所で抱き合ったりはしない。
まずありえないだろう万が一よりカチーナが気にしているのは、
「その時は入り口開く音で分かりますから。声…聞かせてください」
ラッセルが歯の跡の残る唇を舐め、胸に手を這わせながら完全に立ち上がった突起を指で捏ね回す。
「んっ…、…ぁ……」
空いているもう片方の手を下方へ伸ばし、剥き出しの左脚を撫で上げる。
日頃のトレーニングで鍛えられたしなやかな筋肉の上に、薄く肉がのった腿。その一番柔らかな
内側につっと指を滑らされ、
「ラッセル、やめ……あぁっ!……っあぁ……や…ぁ…」
恥ずかしさから必死で堪えていた声が口の端から零れる。
いつもの自分なら決して出さない高い声。甘さと媚が内に含まれたその声がたまらなく恥ずかしい。
けれど一度零れ出した声は止まらない。
狭いコンテナの隙間がカチーナの嬌声が満たされていく。
「や、やだそこ……はぁ、…ぁ……んんっ…」
ラッセルの手がベルトを外し、ショートパンツを引きずり下ろそうと腰の辺りを彷徨う。
これまでの刺激で耐え難いほど疼く下腹部への刺激に、既に限界寸前だったカチーナの脚から
力が抜けていく。
「…っと、大丈夫ですかカチーナ」
壁に背をつけたままずり落ちそうになるカチーナの身体をラッセルが抱き止めた。
「大丈夫……じゃない、もう…立って…れない……」
ぐったりと胸にもたれかかり力の無い声を出す様子に小さく笑い、ラッセルはカチーナの身体を
抱えたまま器用に上着を脱ぎ、床に敷いた。
そしてその上へとカチーナを座らせる。
889カチ&ラセ18/22:2005/07/03(日) 01:08:11 ID:8HSCyR2v
「ラッセルこれ…」
力の入らない脚を投げ出しへたり込みながら、カチーナが尻の下を気にして居心地悪げにもぞもぞ
動く。
「こんなの敷かなくてもさ……汚れるぞ」
「別にかまいませんよ、汚れたら洗えばいいんですし。それより、カチーナを直接床に座らせるわけ
 にはいきません」
「お前って……本当に…」
生真面目にきっぱり言い切るラッセルに頬を緩め、手を伸ばす。
その手をとってカチーナの前に膝をつき、笑みに象られた唇にキスを落とす。
啄むような口づけをしばらく楽しんでから、ラッセルはカチーナにそっと促した。
「少し、腰上げてもらえますか」
「えっ……あ、ああ…」
床に手をつき恥ずかしそうに尻を持ち上げるカチーナの腰から、下着ごと一気にショートパンツを
ずり下げる。
膝の辺りまで下げたところで片脚を抜かせ、全て脱がせきるのももどかしいともう片方の脚に
わだかまらせたまま、金色の茂みへと視線を向けた。
「……あ、あんまり、じろじろ見るな」
もじもじと合わせられようとする脚の間に自分の脚を差し入れ、逆に開かせ手を伸ばす。
ただ軽く撫でただけでひくっとわななく内腿を横目に秘裂を押し開くと、愛液にてらてらと光る
肉色の内部が目に飛び込んでくる。
あまりにも露わで淫猥な様に、ラッセルの喉がごくりと鳴った。
指を差し入れ軽く擦るだけでくちゅりといやらしい音が響き、湿った壁がラッセルの指を求め
絡み付いてくる。
「すごい…こんなに濡れてる……それにすごく熱くて…」
「…んっ……だから…そういうこと、口に出すな…」
脚を開かされあられもなく秘部を晒しているだけでも恥ずかしいのに、さらに羞恥を煽るような
ことを口にされ、カチーナが弱々しく抗議する。
からかったり辱めたりという意図は感じられず、単に思ったことを口にしている風情なのが余計
性質が悪い。
くちくちと音を立てながら周囲の襞をなぞり上げていたラッセルの指が、上方にある小さな突起
へ滑った。
890カチ&ラセ19/22:2005/07/03(日) 01:11:19 ID:8HSCyR2v
「ああっ!…や、や…あぁっ…!」
指の腹で押し潰すように肉芽を愛撫され、強すぎる刺激に背中が仰け反り背後の壁に肩がぶつかる。
喘ぎ声を上げ背中を反らす蠱惑的な様を楽しんでから、ラッセルは視線を元に戻した。
指どころか掌までも汚すほどの蜜を吐き出すそこへ、指を埋め込む。
「…っ!は…ぁ……ふぅ…」
ゆっくりと指を出し入れし、広げるように中をかき回すと一層際立つ水音。
指に纏わりついてくる肉の感触に、カチーナの切なげな声。
埋め込んだ指の中ほどをきゅっと締め付けられ、もう限界だと中から指を引き抜く。
逸る気持ちを抑えながら衣服の中で痛いほど屹立していた自分自身を取り出し、カチーナの入り口
に宛がい、つぷりと先端を潜り込ませる。
「…いきますよ」
乾いた唇を舐め、了承を得るというより一方的に宣言して腰を進める。
押し入れたそばから纏わりついてくる熱い肉。
その感触に気が急いて、ラッセルは半ば強引にぐっと自身を突き入れた。
「――――っ!!」
声もなく喘ぎ、カチーナが限界まで背中を反らせる。
根元まで押し入れたラッセル自身をきつく締め付ける熱くぬるぬるしたカチーナの中。
頭を焼かれそうなその感触に、ラッセルは大きく息を吐き出した。
「はぁ…」
「……っ…ぅ……」
自分の満足気な吐息とは対照的な苦しげな息遣いに顔を上げる。
床に敷かれたラッセルの上着をきつく掴み、壁に肩をつけたままぴくりとも動かないカチーナ。
固く閉じられた瞳と強張った顔に、微かに開いた口から漏れる短く荒い呼吸の音。
「カチーナ、あなた――」
「いいから…だいじょうぶ、だから……動け…」
ぶっきらぼうな、とても彼女らしい物言いに、ラッセルはカチーナの頬に残る涙の後を拭い強く
抱きしめた。
固く上着を握り締めている彼女の手をとり、自分の首に腕を回させる。
そして彼女の腰に手を回し、もう片方の手を力無く立てられている膝の下に滑り込ませ、脚を
軽く抱え耳元へ囁く。
891カチ&ラセ20/22:2005/07/03(日) 01:13:46 ID:8HSCyR2v
「……少し、我慢してください」
「だから、だいじょぶって……気…つかうな…」
ぎゅっと首にしがみついてくるカチーナの言葉に甘え、ゆっくりと腰を動かしだす。
「あっ…は、ぁ……んっ…」
根元まで突き入れた自身を少し引いて、また押し入れる。
ただそれだけの動作なのに、頭の奥が痺れそうなほど気持ちいい。
抽挿を繰り返すたび湧き立つぬちゅぬちゅと蜜が混ぜられる音と、内壁と自身が擦れ合う摩擦感。
熱く、少し痛いくらいに自身を締め付けられ快感を覚えるたび、もっともっとと貪欲になっていく。
「…ぁあ!ひ、ぁ…んんっ!は…ふぅ……く…」
優しくしなければと頭で分かっていても、自分を抑えきれなくなり乱暴に腰を突き上げてしまう。
その度に首に回されている腕に一段と力がこもり、抱えている脚がぴくんと跳ね、今自分達が
繋がっていることを実感させられる。
思うまま、貪るように抽挿を繰り返し腰を打ちつけるラッセルにいいように揺さぶられ、ひたすら
彼の首にしがみつくカチーナ。
自分の喘ぎ声が狭いコンテナの隙間に反響し、結合部から聞こえるくちゅくちゅという水音を
掻き消していることすら気づかずただ喘ぐ彼女の中でラッセルの動きが急に早くなる。
「カチーナ俺、もう…」
「…えっ……あ、んぅ、やっ…っあぁっ!!」
疑問に思う暇もなくぐいと強く突きこまれ、ラッセルが中でびくびくと痙攣する。
間髪入れず放たれた精がカチーナの最奥を打ち、止めの刺激に頭の中が白くなっていく。
「……っ、ラッ…セル……」
もう何も考えられず、カチーナは目の前の相手に強く抱きついた。

「……すいませんカチーナ、俺――」
ほんの少し、もしくはそこそこ長い時間が経ち、二人の間に安寧が戻り始めた頃。
頭上から聞こえたラッセルの申し訳無さそうな声に、カチーナはラッセルの唇に指を押し当てた。
「いちいち言うなって言ってるだろ、……ばか」
ついでに何度も同じことを言わせるなと軽く頬を抓り、再びラッセルの胸に顔を埋める。
「もう少し…こうしてていいか」
「はい」
こてんともたれかかってくる小さな身体を受け止めて、ラッセルはカチーナの金色の髪を優しく梳いた。
892カチ&ラセ21/22:2005/07/03(日) 01:16:18 ID:8HSCyR2v
着衣に乱れがないことを何度も確認し、カチーナはコンテナの陰から出た。
上手くかみ合わないがたがたの足腰でそれでも精一杯平静を装って歩こうとするが、コンテナに
手をつきながらゆっくりでないと歩けない。
なんで自分だけが……そう思うと情けなくなり、少し泣きたくなってくる。
「待ってくださいってば。辛いんなら俺が送っていきますから」
念入りに後始末をしていたせいで遅れて出てきたラッセルが、簡単にカチーナの背中に追いつき、
肩を掴まえる。
「だから平気だって言ってんだろ、しつこいぞ」
そう強がるカチーナに、ラッセルは上着を片手にこっそりため息をついた。
無理をしているのは一目瞭然なのにどうしてそこで意地を張るのか。
男としてはこういう場合心配するくらいしかできないのだから、せめてその気持ちくらい素直に
受け取って欲しいのだが……。
「ですけど中尉――」
呼びかけた途端じろりと睨まれ、その迫力に言葉が途切れる。
しかしラッセルを睨むカチーナの瞳に宿っているのは怒りではなく、
「あっ、その……カチーナが辛いのは俺のせいですし、少しは頼ってくれると、嬉しいんですが」
優しい言葉と何より名前で呼ばれていることに、泣きたい気持ちもまた階級で呼ばれた寂しさも
一気に吹き飛ぶ。我ながら単純なものだ。
「分かった、ありがと。あとこれからは……二人だけの時は、名前で呼べよな」
「…はい、カチーナ」
今さらな感もするやり取りに、照れくさそうに顔を見合わせて。
まだ馴染みきっていない雰囲気を誤魔化すよう、カチーナは少々唐突に切り出した。
893カチ&ラセ22/22:2005/07/03(日) 01:18:02 ID:8HSCyR2v
「ついでにもう一つ、その言葉遣いどうにかならねえのか」
「言葉遣い…ですか」
「ほら『ですか』って」
「ああ、でも、急に言われても簡単に直せるものじゃないですし…」
「『ですし』?」
「じゃなくて直せるものじゃない…ぜ?いや違うな直せるものじゃないじゃなくない…じゃ……あれ?」
不慣れな言葉遣いに呂律が回らず、意味不明の言葉を口走るラッセル。
一人混乱する様をきょとんとした顔で見つめ、一瞬の後、カチーナは堪えきれずに吹き出した。
「……なにも、笑うことないじゃないですか」
「だって…くくくっ……」
面白く無さそうな声で咎めるラッセルに、逆に腹の底から笑いが込み上げてくる。
下を向いて腹を押さえ、肩を震わせるカチーナ。
その様子を渋い顔で見下ろし、
「カチーナ」
一音一音区切るように名を呼ばれ、カチーナはようやく顔を上げた。
笑いすぎて眼の端にたまった涙を拭いながら、いつもの笑顔で謝罪する。
「ふふっ…ごめんラッセル。けどいいか、お前らしくてさ」
「追い追い、努力はしますので」
「ああ」
心の底から幸せそうに微笑むカチーナの手をラッセルの大きな、少し無骨な手がそっと取る。
その手をきゅっと握り返して。
子供のように手を繋ぎ並んでゆっくりと歩く二人が去った後、格納庫に戻る完全な静寂。
仄かな明かりに照らされた広大な空間にはどこか暖かな、平和の証でもある静けさだけが残された。
894カチ&ラセおまけ1/2:2005/07/03(日) 01:19:49 ID:8HSCyR2v
その翌朝。
「おはようございます、中尉」
「ああ、おはよう」
いつものように格納庫へやってきたカチーナを迎えるいつも通りの朝の空気。
だが少しだけいつもと違うのは、
「…何か用かタスク」
何か言いた気にこちらをちらちらと見ているタスクに、カチーナが無愛想に問い掛ける。
「いや、別に用って程じゃないんスけど……」
と言いつつ投げかけられるのは好奇の視線。
この程度のこと、昨夜のあの失言の後から覚悟はしていたが……
「……そんなに気になるんなら、教えてやろうか?」
「えっ、マジッスか!?是非!」
「じゃあ、ちょっとこっち来い」
野次馬根性丸出しでいそいそと近付いてくるタスクの首にすっと細い腕が回され、
「い……いだだだだっ!!く、苦しいって中尉ギブギブっ!!」
そのままスリーパーホールドへと移行する。
自然な動きで相手に気取られることなく背中をとり、首に巻きつけた腕で頚動脈を締め上げる一連の
流れ。
相手が運動神経が切断されているようなタスクであることを差し引いても見事なその動きに賞賛を
送るのは、技をかけられている当人以外、やぶさかではないだろう。
「くだらねえこと気にしてねえで、とっととジガンのチェック終わらせて来いっ!」
乱暴に腕を解き、タスクの背中を思い切りど突くカチーナ。
普段ならついでに尻の一つも蹴りつけてやるところなのだが、そうしない理由はタスクを思いやって
のものではない。単に今日は身体の調子が万全ではないだけだ。
「…げほっ…げほっ……いきなり何するんスか!そんなんだから『あたしは元々女だ!』なんて
 主張しなきゃならないんスよ!」
「なんだとてめえ、朝っぱらから喧嘩売る気か!?」
「あらら、今日も派手にやってるわね〜中尉」
「今度はお前かエクセレン!」
八つ当たり気味にじろりと睨まれ、エクセレンは慌てて胸の前で手を振った。
「ち、違うわよ、そうじゃなくてこれ」
895カチ&ラセおまけ2/2:2005/07/03(日) 01:21:38 ID:8HSCyR2v
そう言ってエクセレンが差し出したものに、
「……あれっ、おかしいな。いつ落としたんだろ…」
カチーナは襟元に手を当て、不思議そうに一人語ちる。
エクセレンの掌に乗っているのは、カチーナがいつもパイロットスーツの襟につけている赤いピンズ。
何故よりによってその形、つまりはタコなのかとたまに問われることもあるがそれはただの好みの
問題。肝心なのはそれがカチーナの大のお気に入りということで。
エクセレンからそのピンズを受け取り、
「ありがとエクセレン。けどこれ、どこで拾ったんだ?」
「向こうのコンテナの陰で」
ぷすっ
襟に付け直すつもりが盛大に手が滑り、親指にぷすりと突き刺してしまう。
「そろそろここともお別れだなーって思って散歩してたら……ちょ、ちょっと中尉大丈夫!?」
「えっ、だ、だ、大丈夫って、何が」
「何がって、その指!」
指摘され、指に思い切りピンを突き立てていることにようやく気づく。
「わぁっ!痛ぅ……なんでこんな…ってそうかあたしがやったのか…」
ぷっくりと血の珠が浮かぶ親指を咥え、口に広がる鉄の味に眉を顰める。
「……ねえ、本当に大丈夫?」
この場合のエクセレンが言う『大丈夫』は、当然舐めておけば治るような傷に対してのものでない。
「も、もちろん大丈夫に決まってるだろあたし別にどこも身体の調子おかしくなんか…」
……なにいらないこと言ってるんだ、あたし。
己のあまりの支離滅裂さ加減にカチーナは頭を抑えた。喋れば喋るほど泥沼にはまっているような……
「中尉…?」
「あー……その、拾ってくれて、ありがとな。さぁて、仕事仕事っと」
ぎこちない調子で言い捨て、強引に話を切り上げる。
無理があるのは自分でも重々承知しているがこれ以上泥沼にはまるよりはマシだ。

不自然さ満々の背中を見送り、エクセレンは怪訝な顔で首を傾げた。
よくよく見ると歩き方もどこかぎこちない。そういえばあのぎこちない歩き方には覚えが……
「……あっ、そういうこと」
ぽんっと手を叩き一人頷くエクセレン。
尋常ならざる勘と聡さを持つ彼女がその後ゆっくりカチーナと女同士の話をできたかどうかは、また別の話。
896カチ&ラセ終了:2005/07/03(日) 01:28:12 ID:8HSCyR2v
以上です。

しかし……本気で長いな。途中で容量オーバーするんじゃないかと心配したんですが
なんとか納まったようでホッとしてます。
容量ヤバイようならおまけ削るつもりだったけど、余裕ありそうなのでついでに投下と。
蛇足な気もしないでもないけど……まあいいか。では。
897名無しさん@ピンキー:2005/07/03(日) 02:10:45 ID:uS2g8eCd
カチ&ラセ乙!
898名無しさん@ピンキー:2005/07/03(日) 02:35:16 ID:tUBVKrDx
貴様俺がカチラセ好きと知っての狼藉か
(*´Д`)果てしなくGJ!
899名無しさん@ピンキー:2005/07/03(日) 02:48:22 ID:FifUbWEl
キタワァ━━━━━━(n‘∀‘)η━━━━━━ !!!!!
900名無しさん@ピンキー:2005/07/03(日) 03:47:16 ID:SxhOPIWg
グレイトだぜ、アンタ!
901名無しさん@ピンキー:2005/07/03(日) 10:20:20 ID:nQ59UhHm
グゥレイトォ!
902名無しさん@ピンキー:2005/07/03(日) 23:16:44 ID:nQcJXJyc
梅ー
903名無しさん@ピンキー
うわエロ萌え!

カチーナかわいいよカチーナ!