>>581 GJです。やはりこの二人はいいですな。
勢いに乗って昔書きかけて放置してた物を書き込んでみる。
きっかけはほんの些細な事。旧知の人間から押し付けられた一通の封筒。
「どうぞ少佐、無駄になるといけませんから。…自分にはやはり、あの方は不釣合いだったのですね…」
「極東地区最強の2番手」はがっくりと肩を落とし、悲哀を漂わせつつ去っていった。
体の周囲を覆う闇色のオーラに、新たな封筒の所有者−ギリアムも、すれ違う他の職員も声をかけられない。
彼の上官である百戦錬磨の老艦長ならば、背中の一つもどついて無理矢理立ち直らせるのだろう。
だが今の自分には、それをするだけの年季も貫禄も説得力も足りない。
自力で立ち直ってもらおうと結論付けて、ギリアムは自分の物になった封筒の中身を確認する。