スーパーロボット大戦J  時空を超えたSEX

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1名無しさん@ピンキー
2名無しさん@ピンキー:2008/03/19(水) 16:17:02 ID:nbTGSSBP
過去スレ
スーパーロボット大戦A.C.E  時空を超えたSEX
http://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1190048727/
スーパーロボット大戦R  時空を超えたSEX
ttp://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1182345604/l50
新スーパーロボット大戦 時空を超えたSEX
ttp://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1170477577/l50
スーパーロボット大戦64  時空を超えたSEX
ttp://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1152529838/l50
スーパーロボット大戦MX P 時空を超えたSEX
ttp://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1133279122/
スーパーロボット大戦EX 時空を超えたSEX
ttp://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1128761661/
スーパーロボット大戦A 時空を超えたSEX
ttp://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1125462708/
スーパーロボット大戦F 完尻編 時空を超えたSEX
ttp://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1113073828/
スーパーロボット大戦F 時空を超えたSEX
ttp://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1110751960/
スーパーロボット大戦IMPACT 時空を超えたSEX
ttp://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1109496682/
スーパーロボット大戦αforDC 時空を超えたSEX
ttp://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1099917412/
第2次スーパーロボット大戦α 時空を越えたSEX
ttp://idol.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1085914486/
スーパーロボット大戦α外伝 時空を越えたSEX(19レスで黒歴史行き)
ttp://pie.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1085394234/
スーパーロボット大戦α 時空を超えたSEX
ttp://pie.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1061776194/
第4次スーパーロボット大戦 時空を越えたSEX
ttp://www2.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1055509603/
第3次スーパーロボット大戦 時空を越えたSEX
ttp://www2.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1051465119/
第2次スーパーロボット大戦 時空を越えたSEX
ttp://www2.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1043069853/
スーパーロボット大戦 時空を超えたSEX
ttp://www2.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1015830518/
3名無しさん@ピンキー:2008/03/19(水) 16:32:48 ID:z/2z/iKi
>>1乙!
てか結構今回ペース早くなかったか?
二ヶ月ちょいって。
4名無しさん@ピンキー:2008/03/19(水) 17:50:47 ID:nbTGSSBP
エロパロ板dat落ちスレ倉庫
ttp://eroparo.free100.tv/
5名無しさん@ピンキー:2008/03/19(水) 18:51:32 ID:ADDRQ46H
どうでもいいけどラムネの玉って二つのへこみに引っ掛けるのが正しい飲み方じゃね?
わざとかタスク?

あ、あと>>1
6前スレ714:2008/03/19(水) 21:09:16 ID:9f2T6du9
スレまたぎで失礼します。
前スレ>>715
わかりました。では一旦あちらにこういったスレもありますよ、とだけ紹介してきます。
あちらの>>1の動き次第ですが、その際には住人共々よろしくお願いします。
7名無しさん@ピンキー:2008/03/20(木) 06:33:53 ID:+2eHt74q
>1
乙。ありがとう。
ただA.C.Eスレで、

>195 名前:名無しさん@ピンキー 投稿日:2007/10/07(日) 01:19:16 ID:9JkHD/+p
>あとまとめてて気づいたけど>>1の過去スレ、F完とAの間MXが抜けてるな
>修正版、次スレ立てるときに変更よろ
>
>
>
>過去スレ
>新スーパーロボット大戦 時空を超えたSEX
>http://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1170477577/l50
>スーパーロボット大戦64  時空を超えたSEX
>http://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1152529838/l50
>スーパーロボット大戦MX P 時空を超えたSEX
>http://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1133279122/
>スーパーロボット大戦EX 時空を超えたSEX
>http://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1128761661/
>スーパーロボット大戦A 時空を超えたSEX
>http://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1125462708/
>スーパーロボット大戦MX 時空を超えたSEX
>http://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1119360300/
>スーパーロボット大戦F 完尻編 時空を超えたSEX
>http://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1113073828/
>スーパーロボット大戦F 時空を超えたSEX
>http://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1110751960/

という書き込みがあったんだけど、これは正しいのかな…?
8名無しさん@ピンキー:2008/03/20(木) 07:37:26 ID:cSOe5ojo
>>7
保管庫の一覧にもMXスレがあるから次から忘れないようにしよう。
9名無しさん@ピンキー:2008/03/20(木) 14:23:37 ID:cSOe5ojo
エロパロ板dat落ち倉庫の中もurl修正してないみたいだから読みたいときは
e-city → free100 に変更すればOK。
10名無しさん@ピンキー:2008/03/20(木) 19:08:53 ID:c8OrWelq
誰か一部〜二部間の空白時間を使ったSS書いてくれ

ミヒロ×ロウ
ガイ×リョーコ
セイナ×五飛
セイナ×カトル

とかいろいろあるし
11名無しさん@ピンキー:2008/03/20(木) 23:58:55 ID:agD/l/AM
言い出しっぺの法則だな
12名無しさん@ピンキー:2008/03/21(金) 00:48:13 ID:aD2HL6oM
前スレ714に誘導されて、来ますた。
こちらに、私の作品を
投下しても大丈夫ですか?
流れがあると思うので、ダメぽなら自重しときます。
13名無しさん@ピンキー:2008/03/21(金) 01:02:36 ID:KLf2Chcv
お先にどうぞ
14名無しさん@ピンキー:2008/03/21(金) 01:06:05 ID:aD2HL6oM
ポケットの中の携帯が震える。
そっと取り出す自分の手も震えていた。

『何してるの?早く来なさいよ』

簡素な文面が、私の心を動揺させる。
動悸がが激しい・・・この場所から逃げ出したい
苦しくなって、胸を必死に押さえてみるが、おさまらない。
艦内の音も、廊下の突き当りにある食堂から聞こえてくる笑い声も
少しずつ小さくなる。目の前が真っ白になって、気が遠くなる感覚に襲われる。
これから始まることを思い、私の意識はかき乱されていく。

ツグミの部屋の前に立った。静かに扉が開く。
「遅いわよ・・・そんなに罰がほしいの?」
ツグミは、そういうと妖しげな目つきで私を睨んだ。
口元はわずかに緩んでいるが、それがなおさら私の恐怖心をあおる。
「ご、ごめんなさい。すこし・・・体調が悪くて・・・」
焦点の合わない視線を、床に落としながら私は答えた。
「いいわ、いらっしゃい」
そう言うと、ツグミは慣れた手つきで私の首からチョーカーを外した。
その下から赤い首輪が隠れている。

この首輪は、私が飼われている証
彼女は、首輪にリードをつける。それが合図
私の鼓動が、また少し速くなる
静かにひざまづき、四つん這いになった私に対して
ツグミがほほ笑みかける
「ふふ。いい子ね。今日は何をして遊ぼうかしら」
そう言ってクスクス笑うツグミ。
私の体は、その笑顔を見ながら鋼のように硬直していった・・・

「あなたは、どうして私の目で四つん這いになってるのかしら?」
「それは、私がツグミさまのペットだからです」
「よくできました。」
そういうと、彼女は勢いよく鞭を振り下ろす。
私の背中に激痛が走った。思わず反り返る。
ツグミは、それを目を細めながらみつめる。
「どうして、あなたは私のペットのなってるのかしら?」
「はい。私が品性下劣な雌豚だからです。」
「そうよね、私は躾をしてるの、この雌豚を!!」
また、部屋に鞭の音が響く。
お尻に、背中に、容赦なく鞭が叩きつけられる。
唇を噛み、目を閉じて、私はじっとその痛みに耐える・・・
15名無しさん@ピンキー:2008/03/21(金) 01:06:54 ID:aD2HL6oM
こうなったのには理由がある。

まだ、二人で研究所にいたころのこと。
ツグミは、フィリオと付き合っていた。
私から見ても二人はお似合いだったと思う。
周囲にはあまり知られてないようだったけど、
ツグミが、私にはよく話してくれていた。
フィリオのことをたくさん・・・

そんな、ある日のことだった。
飛行訓練のことで、私はフィリオに呼び出された。
いつもなら研究室か、訓練室あたりで話をするんだけど
あの日は、なぜかフィリオの自室だった。
あの時の私は、何の疑問も持たずにフィリオの部屋に向かった。
もし戻れるなら、あの日の自分に教えてあげたい。

行っちゃだめだ・・・って

「やぁアイビス。よく来てくれたね・・・」
部屋の前まで来た私を、フィリオが部屋の中へと案内した。
部屋に入ると私の後ろで、鍵を閉める音がした。
振り返ると、ドアの所に立っているフィリオが、鍵に手をかけていた。
部屋の中は不自然に暗く、私は、少しずつ違和感を感じ始めていた。
無駄なものがあまり置かれていない、彼の部屋がなんだか不気味に思えた。
「どうしたの?」
そういって、いつものように微笑むフィリオをみて、私の体が硬くなった。
「な、なんでもない・・・」
何とか絞り出した声は、部屋の暗がりへと消え入りそうな程度で
そんな私の様子を見ながら、フィリオがまた少し笑った。
全身から冷や汗が出そうで、なんだか鼓動が速くなるのがわかった。
「そこのソファーにすわりなよ。今飲み物を出すから・・・」
そう言って、フィリオは隣の小さな給仕室へと消えた。
へー、あんな部屋もあるんだ・・・
得体のしれない恐怖が少し和らぎ、余裕ができた私は
フィリオの言うとおりにソファに腰掛け
部屋を見回した。
16名無しさん@ピンキー:2008/03/21(金) 01:07:25 ID:aD2HL6oM
フィリオの部屋はとても簡素だ。
少し幅の広い机の上には、研究のためと思われる本がたくさん並び、
その横の写真立てには、ツグミとのツーショット写真が入れられている。
部屋の隅には観葉植物が置かれ、壁には惑星間の航行図が飾られており、
今私が腰かけているソファの後ろからは、フィリオがお湯を沸かす音が聞こえる。
ツグミの部屋なんかには、可愛いヌイグルミや、
可愛い服、料理雑誌なんかが置かれていて、いかにも女の子といった感じ。
考えてみれば、男の人の部屋に入るのって初めてだからなぁ・・・
薄暗い部屋を眺めながら、私は思った。
ずっと訓練ばかりで、考えてみれば誰かの部屋に入るのは、
ツグミ以外では初めてだ。さっきの緊張は多分そのためだろう。
そう考えると、強張っていた体が和らいでいくのがわかった。
「お待たせ」
そう言ってフィリオがいれたてのコーヒーを目の前のテーブルに置いた。
美味しそうな香りがする。
「美味しく淹れたつもりだよ。わりと皆褒めてくれるんだけどね。
僕のコーヒーの味。」
そう言いながら、フィリオは私の隣に腰かけた。
「ほんと。美味しそうだね」
猫舌の私は、すこし息を吹きかけ、それからカップに口をつけそっと飲んだ。
スイーツ好きの私には、少し苦かった。
「ごめん。苦かったかい?」
顔に出てしまったのだろうか。フィリオが尋ねてくる。
「ううん。大丈夫。おいしいよ。」
「そうかい?よかった。そうだ、クッキーもあるんだ。」
「ほんとに?嬉しい。」
フィリオは立ち上がると、向かいの棚の下の引き出しから、美味しそうなクッキーを取り出して
小皿に入れてくれた。
「どうぞ」
「じゃあ、お言葉に甘えて・・・」
口に含んだ、そのクッキーは、とてもやわらかく、そして甘い。
「おいしい。」
「はは、今度は本当においしそうな顔してるよ。」
そう言ってフィリオは私を茶化すように笑った。
「もう・・・ひどいよ」
多分顔が真っ赤になってたかもしれない。私は拗ねるようなふりをしながらも
またクッキーを頬張った。やっぱり美味しいものはおいしかった。
17名無しさん@ピンキー:2008/03/21(金) 01:08:05 ID:aD2HL6oM
「それで話なんだけど」
唐突にフィリオが切り出した。
「あ、うん。どうしたの?」
「君は努力している。腕も悪くない。」
「・・・」
「でも、それだけじゃ足りない。今の君ではパイロットとして力不足だ。」
「・・・そう」
フィリオの言葉が私の胸に突き刺さる。

力不足

スレイや仲間には何度も言われてることだ。
けれど、フィリオに言われると、なぜかすごくつらかった。
他の誰よりも、フィリオの言葉は私の胸を締め付けるように響く。
「それ・・で・・・アタシは・・・もう乗せてもらえないの?」
私は涙をこらえながら、必死の思いで言葉を絞り出した。
「今のままだったらね。でも、僕はアイビスの夢を追いかける想いを大切にしたいんだ。」
「・・・フィリオ」
「だから、個人的に訓練してあげようと思うんだ。
厳しい訓練になると思う。頑張れるかい?」
「うん。うん・・・頑張るよ。ありがとう、フィリオ。」
私は、即答した。考える必要なんてなかった。
フィリオがそこまで私を買ってくれているのがうれしかった。
絶対にフィリオの期待に応えたいと思った。
「試験段階のものもある。それでも構わないかい?」
「うん。」
「そこまで強い意志があるなら、問題ないね。
じゃあ、今日から早速始めよう。特別ルームへいこうか。」
「そんな部屋あるの?」
「こっちだよ。実は、この部屋からいけるんだ。
と、その前に、これを手につけて。」
手渡されたのは、手につけるリストバンドのようなものだ。
「訓練の一環だよ。」
フィリオの言葉に、私はなにも疑わずにそれを両手にはめた。
「実は、まだ実験段階の設備もあるからね。
人に見られるわけにはいかないんだ・・・。悪いけど少し後ろを向いていてくれるかい?」
私は、フィリオの言葉に、素直に従った。
その瞬間、首に何かを撃ち込まれるような感覚を覚えた。
思わず倒れこんだ私は、薄れゆく意識の中で、
自分を見下ろしながら下卑た笑いを浮かべるフィリオを見た・・・。


今考えれば、おかしな所がいくつもある。
でも、あの時の私は、フィリオに不安をあおられ
「正規のパイロットになりたい」「宇宙を飛びたい」
その思いばかりで、冷静さをなくしていた。
全てはフィリオの計画通り。
私は、すごく愚かだった
18名無しさん@ピンキー:2008/03/21(金) 01:08:53 ID:aD2HL6oM
どれくらいの時がたったのか分からない。
目を覚ました私は、先ほどと同じくらい薄暗い部屋の中にいた。
私はベッドの上に寝かされているようだ。
さっきの部屋とは違う。はっきりとは見えないけれど、変わったものがたくさん置いてあるようだった。
なんだか生臭い匂いが鼻にを刺激する。
「う・・・うん・・・」
目が覚めた私は、体を動かそうとしたがうまく動けない。
薬を打ち込まれたのだろう。力も入らない。
瞼が重く、うまく開けない。
私は、おぼろげな視界を、自分の体に移して、驚いた。
「な・・・何これ」
私の手足は、ベッドに鎖で固定されており、体には
バスローブしか身につけていない。
「ど、どうして・・・」
頭の中が混乱していてさっぱりわからない。
混乱している私の耳に、誰かの靴音が届いた。
私は緊張から全身をこわばらせる。
「フィ・・・フィリオ・・・?」
暗闇の中にいて、顔が見えない相手に向かって
私は恐る恐る問いかけた。
「おはよう。アイビス」
間違いない。返ってきたその声は、フィリオのものだった。

「かわいいよ、アイビス。すごく素敵だ。」
そう言いながら、フィリオは私の体に触れる。
「や・・・やめて・・・」
緊張しすぎて声がうまく出せない。フィリオに触られたあたりが、ひどく気持ち悪い。
「大分緊張しているね。」
そう言いながら、彼は私の全身を品定めするように見る。
その目はひどく恐ろしかった。全身から血の気が引いていく感覚に襲われる。
もう声すらだせない。ただ、恐怖で体を硬直させ、今起こっていることを悪夢なんだと自分に言い聞かせた。

ずっと訓練ばかりだった私は、世情に疎い。
でも・・・何をされるか何となく感じた。凶暴な宇宙怪獣の前に放り出されたような恐怖。
逃げようと、力を振り絞ってもがいても、腕を固定している鎖は切れるはずもない。
私がもがく姿を見て、フィリオがニヤニヤ笑っている。
「そんなに恐がらなくてもいいじゃないか、アイビス。
もしかして、したことないのか
19名無しさん@ピンキー:2008/03/21(金) 01:10:19 ID:aD2HL6oM
視覚を奪われ、手足も拘束され、声を出すこともできない私は
フィリオの執拗な愛撫に必要以上に反応してしまう。
彼の手が私に触れるたびに、私は体をくねらせて反応してします。
「ははは、素敵だよ。
そうやって、よがる様子をみてると、最高に興奮してしまうよ。」
彼の愛撫はとまらない。
腰から太ももに、そして、徐々に私の大事な部分へと手がうごいてくる。
まるで、虫が這っているような気味の悪さ・・・
「やっぱり初めてみたいだね・・・」
満足そうに言うフィリオの声が聞こえる。
「―――――-!!」
必死に抗うが声が出ない、手足も動かない・・・
彼の指が・・・私の中に入ってきた・・・

頭の中が真っ白になり
私の目から、また涙が零れおちた。

「ははは、指一本でやっとだよ・・・」
彼の声が聞こえる。彼は指を擦りつけるようにゆっくり動かす。
痛みが走る。思わず悲鳴を上げるけれど
その声は、部屋に響くことはなく、口の中のかき消される。
「痛いかい?でも、指一本で、これを味わえるのも最初だけだ。
だから、もっと味あわせてあげよう。」
そういって、彼の指の動きは激しさを増す・・・
初めて味わう痛み。
全身に強烈な衝撃を受けたような感覚
「―――!!―――!!」

やめて!!助けて!!

必死に叫んでも、誰にも届かない
猿轡をされた私の口からは「う」という音がむなしくこだまする。
不安が恐怖に変わり、恐怖が絶望に変わっていく

「それにしても小さな胸だね、アイビス」
「―――」
フィリオの言葉が私の羞恥心を刺激する。
「まるで、幼女のようだよ。ツグミの胸なんて、手からこぼれるほどなのに・・・
ほら・・」
そう言うと、彼は私の胸に手を触れる。
どんなふうに、いつ触れられるのか分からない私は
またしても過剰な反応をしてしまう・・・
それを嘲笑するように、彼は胸を愛撫してくる。
「でも、これだけ小さいと、コックピットで無駄なGがかからないだろう?
なんてね、ハハハ」
「――――!!!」
何がおかしいのよ、変態!!
今すぐ引っ叩いてやりたい・・・
あの下品な笑いを浮かべられないくらいに
こんな奴に、嬉しそうに夢を語ってたのか・・・
こんな奴に・・・こんな奴に・・・
「宇宙を飛びたい」
自分の大事な夢まで、なんだか汚された
最低な気分
20名無しさん@ピンキー:2008/03/21(金) 01:11:14 ID:aD2HL6oM
フィリオは私の体をまさぐり続ける。
アイマスクに阻まれて、様子がわからない。
不快な感覚だけが、全身を這いまわる。
「さて、そろそろ味見してみようかな・・・」
愛撫がやんだ。
ベッドがきしむ音がする。彼もベッドの上に登ってきたようだ・・・
鼓動が速くなるのが分かる。
「―――!!」
さっき私の顔を走ったおぞましい感覚が
私の大事な部分にも走る。
舐められてる・・・
目ではわからないけれど、感覚で十分にわかる・・・
それほどに残酷に、ハッキリと理解できた。
初めての感覚に、私はひどく動揺していた。
「ん・・・んぅ・・・」
思わず鼻から声が漏れる。
「どうしたんだい?気持ち良かったかな?
ハハハ・・・アイビスはこれがお気に入りなのか?」
そういった彼の舌が、さっきより深く侵入してくる。
気持ちいいわけない・・・吐き気がする・・・
「―――んっ!?」
一瞬、頭が真っ白になる。
体の全身でショックを受けた感覚。私は、のけぞってしまう。
「ははは、クリトリスを責められるのがいいみたいだね?」
フィリオは何度も何度も同じ場所を刺激する。
そのたびに信じられないほどの痺れが体中に走る。
自分の体が、まるで、どうにかなっているようだった。

21名無しさん@ピンキー:2008/03/21(金) 01:11:46 ID:aD2HL6oM
執拗なまでのクリトリスへの責めを受け
私の体は完全に抵抗する力を失っていた。
「さて、そろそろ頂くとしようか・・・」
その言葉の意味するところは分かったけれど
もうすでに、私には何もできない。
声を出すことも、ここから逃げ出すこともできない。
手足にしびれが残り、力が入らない・・・
「そうだ、せっかくだし、アイマスクを外してあげよう。
みたいだろ?」
そう言って、彼は私のアイマスクに手を懸け
ゆっくりと外した。
私の上で、フィリオが卑しい笑いを浮かべている・・・
「ほら、こいつが今から君の中に入るんだ・・・」
そう言って彼は私に、アレを見せようとする。
見たくもなかった。
私は目を閉じて、顔をそむける。
「ほら、御覧よ・・・」
見たくない。その一心で私は目を閉じたまま頭を左右に振った。
「いいから、見るんだ」
「見るんだよ、アイビス」
「・・・・」
何といわれtも、彼のものなんて見たくない。
「見ろと言ってるいだろ!!!!この糞あまがぁっ!!!!」
彼の怒声が轟いた。
あまりの豹変に、私は驚き、激しく動揺した。
穏やかな様子の、普段の彼からは想像もつかないほどだった。
「お前は、僕に、従ってればいいんだよぉっ!」
私の頬を二度三度と、彼が平手打ちする。
あまりの恐怖に、うめき声すら出ない。
「ほら、見ろよ・・・こいつが今からお前を犯すんだ・・・
手加減してやらないからな・・・」
彼の様子は、普通じゃなかった・・・
恐怖に支配された私の心は、ただ彼の言葉に従うことしか考えられなかった。
目を開き、それを見る。
激しく怒張したそれが、いまにも私の中に入ってこようとしている。
今から起ころうとしていることも、彼自身も、直視できない・・・
「目をそらしたら、只じゃ済まさないからな・・・は、はは」
私は、真白な頭で、彼の言葉を受け入れた。
叩かれた頬が痛む、まるで恐怖を刻まれて様に
私は朦朧とした頭で、彼をみる。
ゆっくりと、ゆっくりと彼のものが私の中に入っていく。
「はは、もうっちょっとだ・・」
自分の中に異物が撃ち込まれる感覚。
激しい痛みが私の体を駆け巡る。
「―――!!」
その痛みに、思わずかぶりを振る。
「見てろっていっただろ!!!」
繋がったその場所から、目をそらした私を、彼が激しくぶつ。
体が、いうことをきかず・・・がたがた震える。
痛さと怖さが同時に心を責める。
「いいぞ、動かすからな・・・」
そう言って彼は前後運動を始める。
突かれるたびに、私は下腹部をナイフで刺されるような痛みが襲う。
全身に杭を打ちこまれるような感覚を覚える。
初めてのそれはただ、ただ痛かった。
目をそらすたびに頬を激しく叩かれる。
はっきりとしない頭で、ただその行為を見つめていた。
22名無しさん@ピンキー:2008/03/21(金) 01:12:18 ID:aD2HL6oM
ひとしきり行為を終えた彼は、私の中に精液を吐き出した。
ぼんやりとした頭で、それを確認する。
もうなにも感じなくなっていた。
「さて、仕上げにビデオを撮ろうか。記念撮影だ」
そう言って、奥の方へと歩いて行く。
もうどうにでもなればいい。

戻って来た彼の右手にはバケツ、左手には三脚、カメラが握られていた。
「よし、じゃあ準備するから少し待っていてくれよ・・・」
彼はにやにや笑いながら、三脚をベットの足の方に固定する。
カメラが私の姿を収めようと、レンズをこちらに向けている。
(バケツは何のためなんだろう・・・)
私はその様子を、ただ見つめていた・・・
「カメラはオッケー。じゃあ、仕上げだ。」
そういうと、彼はベットの上半身部分を起こした。
なるほど、顔を映して脅しにでも使うつもりか・・・

どうせ話せる相手なんていない。
二番目に信頼していた人に裏切られて、一番信頼してるのはソイツの彼女だもん
言えるわけないじゃない・・・

「ふふふ。ただカメラに収めるだけだと思うかい?違うよ・・・」
そう言って、彼はさっきのバケツから、注射器のようなものを取り出す。
私には、何に使うものか理解できなかった。

「分からない?こうするんだよ・・・」

彼はそれを、ゆっくりと、私のお尻の穴へと差し込む・・・
(まさか・・・嘘・・・)
「いくよ・・・」
彼はそう言って、私の顔を見てにやりと笑う・・・
ゆっくりと、ゆっくりとビストンを押し込む。
私の中に、冷たい感覚が広がっていく。
(あ・・・あぁ・・・)
「あれ、空になっちゃった?もう少し入るよね・・・」
そう言って、彼はまた注射器を満タンにして、私の中へと注入する。
おなかが苦しい・・・痛い・・・痛い・・・・
「二本分も入るなんてすごいよ。ははは」
そう言いながら、彼はビデオを回し始める。
おなかの苦しみに、悶える私を、嬉々とした表情で見つめている。
信じられない・・・くるってるとしか思えない・・・
お尻がヒクヒクしているのがわかる。
カメラの前でなんて絶対に嫌だ・・・
嫌だよ・・・

「早く出しちゃいないなよ・・・」

彼がそう言い終わるか終らないかの刹那・・・
耐え切れなくなったように、塞き止められていたものが、噴出した
フィリオの高笑いがこだまする中、私は気を失った。

そのあとのことは、何も覚えてない・・・
気がつくと、自室のベットで寝ていた。
枕もとに、アイビスへと書かれたCDが置かれていた。
23名無しさん@ピンキー:2008/03/21(金) 01:12:40 ID:aD2HL6oM
起き上った私は、震える手でCDを再生した。

そこには、派手に排泄物をまき散らす私の姿があった。
体が火照ったように熱くなる。目をそらしたいけれど、石化したように体が動かない。

そこからは、さらに信じがたい映像が映っていた。
フィリオが、私の腕に何か薬を打っている。
そのして、猿轡をはずし、拘束を解いている。

そして、意識を失ったと思っていた、私は
恍惚とした表情で、彼と交わっている。
自分の排せつ物にまみれ、彼と絡み合うその姿に
私は引き裂かれるような思いになる。

テープは一時間ほども続く。
彼のものを咥えながら、自らの手で股間に張りぼてを挿入する私
後ろから、下から、彼に犯されよがり狂う私

全身から血の気が引いていく・・・
映像が終わり、画面が真っ黒になったけれど
私はその場でただ画面を見つめていた。
自分が信じられなかった。

「そうそう、この後にもう一本薬をうってあげたんだ。
薬の内容が知りたいだろ?今晩また、僕の所においで。
来ないなら、このテープ、君だけ編集したものがあるから
それを館内にばら撒くからね。楽しみにしてるよ・・・」

ビデオの最後にあった、フィリオの言葉を、頭の中で反芻していた。

24名無しさん@ピンキー:2008/03/21(金) 01:13:27 ID:aD2HL6oM
その日の訓練中、ツグミと顔を合わせるたびに辛かった
いつも以上の散々な結果に、スレイに罵倒される。

お前のような負け犬が、兄様の機体に乗るな!!

・・・私だって、もう乗りたくないよ。こんな機体に
こんな機体に乗ってると、フィリオの顔が思い浮かぶから。
そのたびに吐き気がする。
汚物まみれで彼と交わっていた、自分の姿がフラッシュバックする。

アイ・・・ビス・・・アイビス・・・アイビス!!!

気がつくと、シュミレーターの画面に、撃墜された旨の文字が浮かんでいる。
「どうしたの?いつも以上に調子が悪いじゃない?
体調でも悪いの?」
「そんなことないよ・・・ごめんなさい。」
「いいわ。今日はもう休みなさい。」
「はい・・・。」
私は、ぐったりとした体を起こし、シュミレーターから降りる。
監督ルームには、ツグミの傍から私を見下ろすフィリオがいた。


こ・ん・や・も・まっ・て・る・よ


口の動きがそう言っていた。行きたくはない。
けど、あの映像を施設の人間に見られるなんて耐えられない。
それに
あの時に、腕に打たれた薬のことが、気になる・・・

25名無しさん@ピンキー:2008/03/21(金) 01:14:01 ID:aD2HL6oM
「目が覚めたかい?アイビス」

・・・何で隣にフィリオがいるんだろう?
そう思いながら、私はぐったりとした体を起こし、あたりを見回した。
「な・・・何これ・・・」
私は誰のものとも分からない排泄物にまみれ、床の上に横たわっていた。
「フィリオ!!」
「どうしたんだい?怖い顔して。
さっきまであんなに嬉しそうに、自分のマンコを弄って喘いでたじゃないか。
糞にまみれ、指についた愛液を、アヘ顔でなめてだろ?」
「それは・・・あなたが薬を使って!!」
「くっくっく・・・はっはっは」
「何が可笑しいの!?」
「これが薬のせいだって?違うよ。あれは催淫効果なんてない
ただの栄養剤。常習性があるだけなんだよ。
つまり君自身が淫乱なのさ。」
「嘘よ!!だって・・・」
「軽い暗示さ。朦朧とした意識の中で、薬を打たれ乱れた。
それをはっきりした意識のもと、ビデオで見た。
薬のせいだという思いが強くなる。そして今日・・・」
「暗示・・・?」
「でも・・・」
「今日は驚いたよ・・・浣腸してほしいってアナルを広げるなんてね。
でも、おかげでいい画がとれたよ。みんなにも見せてあげたいな・・・」
「やめて・・・」
「いいよ・・・そのかわり、床に落ちてるくそを掃除してくれるかい。
道具はそこにあるよ。ただし・・・
最後の仕上げは、君の舌でね。」
「・・・はい」
私は、言われるがまま、自分の出した排泄物を掃除する。
情けなさでいっぱいだった。
「ほら・・・床にへばりついて、仕上げをしろ」
「わかりました」
私は膝をついて、床に顔を近づける。
糞便特有のにおいが鼻につき、思わず顔をしかめてしまう・・・
臭い・・・
それでも床をなめる私を・・・フィリオが嬉しそうにビデオに収めていた。
26名無しさん@ピンキー:2008/03/21(金) 01:15:23 ID:aD2HL6oM
>>25
あぁ順番間違えた・・・
これなしで・・・
27名無しさん@ピンキー:2008/03/21(金) 01:16:28 ID:aD2HL6oM
>>19
これの前に↓

「もしかしてしたことないのかい?」
「・・・あ、、そ、そんなこと・・・」
「ははは、嘘はよくないな。」
「う、嘘じゃない!!」
「顔真っ赤にして言われても、説得力がないよ」
私を嘲笑するフィリオ。
言い返したいけれど、何も言い返せない。
私は経験がないどころか、彼氏だっていたことがない。
それなのに・・・こんなのって・・・
悔しくて・・・怖くて・・・私の眼から涙がこぼれおちる。
「おやおや・・・泣きべそかい?よしよし僕が拭いてあげるよ。」
そう言ってフィリオが、私の顔に、自分の顔を近づけてくる。
「あ、あ・・・」
なんだか怖くて声が出ない。
やめて、と叫びたい。
フィリオが、私の涙を、舌を出し舐めとる。寒気がする。気味が悪い。
体中に虫が這いずりまわってるような感覚だった。
悔しさでまた涙が出てくる。
「おやおや。そんなに僕になめてほしいのかい?
可愛いね、アイビス」
そういって、フィリオは高笑いをした。
変態、変態、変態・・・気持ち悪い
こんな奴に、これから犯されるって考えると、悔しくて涙が止まらなかった。

「さて、そろそろ始めようか。
まずは、これをつけようね・・・」
そういって、彼は取り出したアイマスクで、私の目を覆う。
視界をふさがれ、私の緊張はさらに高まる・・・。
鼓動が速くなる。全身から汗が出る。
怖い、怖い、怖い、怖い・・・
「ふふ、怖がってるね?ビクビクしていて素敵だよ、アイビス。
君は昔から臆病だ。その臆病さが、パイロットとして致命的なんだよ
その程度の腕で本当にパイロットになるつもりかい?
さて、舌を噛み切られると困るから、これを口にはめさせてもらおうかな・・・」
目隠しされていて何か分からない。
布上のものを口にねじ込まれ、さらに何かで口を固定される。
「――――-!!」
声を出そうとしても、声にならない。
「ははは、何か言いたいのかい?だめだよ・・・
抵抗できない子をいたぶるのが好きでさ・・・
特に、君のような臆病で、男を知らなさそうなウブな子を虐めるときが最高だ・・・
最高だよ、アイビス。」
そう言った、フィリオの手が私の胸に触れた。
視覚を奪われた私の身体は、突然の刺激に激しく反応した。
思わ身体が反り返る・・・。
その様子を見たのだろう・・・フィリオは満足そうに笑った。
28名無しさん@ピンキー:2008/03/21(金) 01:17:55 ID:aD2HL6oM
>>24の続きが↓

その日の夜
私は、フィリオの部屋をノックする。
「どうぞ」
中から、フィリオの声が返ってきた。
声を聞いただけで、体が硬直する。
「やぁ、待っていたよアイビス。」
部屋に入った私を見て、彼が満足そうに言った。
立ち上がり、ゆっくりと私の方に歩み寄ってくる。
「掛けなよ。」
言われるままに、昨日と同じようにソファに腰を掛ける。
「ビデオは気に入ってくれたかな?」
背後から、私の耳元で、彼がささやくように言った。
耳に当たる吐息に、私の体は萎縮する。
「あ、・・・あんなの・・・」
声に出して罵りたいのに、うまくしゃべれない。
気持ちがざらついている。
「もしかして、興奮した?ははは、ずいぶん乱れてたもんね、アイビスは」
「そんなことない!!!・・・あれは・・・そう、あれは・・・」
「あれは?」
「く、薬のせい・・・」
根拠はなかったけど、ほかに思い浮かばない。
あんな風になるわけない・・・だって、私は覚えてない・・・
「じゃあ、これでまた、ああなるのかい?」
彼は、素早く私の首に、何かを注射する。
「な・・」
「それは即効性だからね。すぐにその気になるよ・・・」
「ひ・・ひどい」
「そんなこといっても・・・」
そう言いながら、彼は後ろから私の胸に触れてくる。
「ひぁ・・」
「可愛く鳴くね・・・昨日の今日なのに・・・」
そう言いながら、彼は少し強く、ゆっくりと手を動かす。
手慣れた様子で服を乱される。
触られた胸がジンジンする・・・
「薬は即効性だからね・・・もう感じるんだろ?」
「ん・・・くぅ」
声が漏れる・・・力が抜けてしまう。

29名無しさん@ピンキー:2008/03/21(金) 01:19:14 ID:aD2HL6oM
で>>25の続きが↓

フィリオの部屋でシャワーを浴び
脱力した体を引きずりながら部屋に戻った。
部屋の明かりをつけずに、そのままベットに潜り込む。
きちんと洗ったはずなのに、まだ体が臭いような気がする。

私が望んだの・・・?

もう自分がわからなくなった。
その日は、そのまま眠ってしまっていた。

次の日、目が覚めると、日が大分高く上っている。
時計をみると、もう10時半になろうかというところであった。
「そっか・・・今日は訓練休みの日だっけ・・・」
いつもなら、街までツグミとスイーツを食べに行くところだけれど
今日はとてもそんな気分になれなかった。
暗い気持ちで、蒲団を頭からかぶったとたんに部屋をノックする音が聞こえる。
手元のボタンでパネルを操作し、外を確認した。ツグミのようだ。
「アイビス、聞いてる?一緒に食事に行かない?」
どうしよう・・・あんなことがあった後だし・・・一緒に行きづらいな

「実はフィリオも一緒なの。たまには三人でっていうのもいいでしょ?」
「どうだい?アイビス?」

寒気がした。強烈な悪寒が体を包み込む。
何で・・・フィリオも一緒なの・・・?

「寝てるのかい?・・・アイビス」
一瞬だったけれど、フィリオの目つきが変わった。
初めての日と同じように、私に何かを命じる目に・・・
「いま・・・起きたの。すぐ行くから・・・入口で待っていて・・・」
私は、か細い声で返事をして、回線を切った。
凶暴な獣ににらまれたような気分だった。
体中ががたがたと震える。「あの瞳」に対する恐怖が、私の体に刻みこまれているのがわかった・・・
30名無しさん@ピンキー:2008/03/21(金) 01:19:41 ID:aD2HL6oM
「遅いわよ、アイビス」
時計を見ながら、ツグミが怒っている。
「ご、ごめんんさい。ちょっと準備に手間取って・・・」
「ははは。女の子だから当然だよ。
ツグミだって、いつも―――」
「ちょっと、フィリオ!!」
そう言って、ツグミは、わざとらしく頬を膨らませ、フィリオの腕を叩く。
理想的な恋人同士だ。ツグミは気立てもいいし、研究熱心。器量だっていい。
それに、すごくフィリオを愛してる。
言葉にしないけど、それは二人を見てればわかる。
それなのに・・・


「今日はどこに行くんだい?」
「そうねー・・・んー・・・アイビス、どこがいいかしら?」
急に話を振られて、私は我に帰った。
「あ、・・・ごめん。何?」
「もう!!訓練中だけじゃなくて、私生活でもぼーっとして。
今日はどうするのって話?」
「あ・・・そうだね・・・どこでもいいよ。アタシは」
「あら、いつもなら私をひっぱりまわすのに・・・どうかしたの」
ツグミは、心配そうに私をのぞきこむ。
(言えるわけない・・・言えるわけないよ・・・)
私を気遣うツグミを見ていると、涙が溢れそうになる。
その涙をこらえながら、適当な店の名前を言った。
「そのお店なら僕も知っているよ。じゃあそこに行こうか」
フィリオが笑顔で賛成する。ツグミも、それをみて、安心したようだ。
フィリオの顔を見るたびに、ビデオの映像を思い出す。
乱れて、正気を失い、彼を求めていた自分の姿が脳裏によぎる。
(ごめんなさい・・・ツグミ)
声には出せない。だからせめて、心の中で
彼女への謝罪を繰り返した・・・
31名無しさん@ピンキー:2008/03/21(金) 01:21:43 ID:aD2HL6oM
一応、現在進行形なんですけど
書いた分のは、これで全部です


横やり入れたくせに、コピペ順番間違えてすいません
しかも変態的な内容ですいません・・・
32名無しさん@ピンキー:2008/03/21(金) 02:34:02 ID:uNY+FfhH
乙。

でもそういうのは前置きで言ってね(´・ω・`)
33名無しさん@ピンキー:2008/03/21(金) 03:29:30 ID:7V2xAqaO
>>10
ミヒロ×ロウって一体どんな経緯だよ
34名無しさん@ピンキー:2008/03/21(金) 06:08:55 ID:cgk1mK/W
>>31 鬼畜物嫌いな人がいるんだから、注意書きは大切だよ。後、タイトルもあぼーんしやすいように
つけた方がいい。
35名無しさん@ピンキー:2008/03/21(金) 06:50:24 ID:mtMoaUdT
>>33
兄が居なくなって傷心してる所をロウが慰めたら(ry
だと思うぞ俺は


だがそれよりもマオ×カズマが見たいのも私だ
36名無しさん@ピンキー:2008/03/21(金) 07:29:47 ID:6ceWaUCh
>31
乙。個人的に苦手な傾向だけど、文章レベル高いと思う。
好きな人にはたまらないってやつ?

名前欄に、例えば「フィリオ×アイビス(陵辱調教)1/16」
という形で書き込んで、投下ごとに2/16、3/16という
風に進行を明らかにしておくと、より望ましいかと思います。
他の人に割り込まれる危険も下がると思うし。

何はともあれ、スレの初投下、重畳です。
37名無しさん@ピンキー:2008/03/21(金) 09:45:53 ID:aioEshvj
>>31
おつ

俺はグロとスカトロと痛いの以外は何でもOK。
38名無しさん@ピンキー:2008/03/21(金) 13:05:29 ID:15LgxImV
>>35
落ち着け、まずは

・終始マオ姐さん攻め
・途中でカズマが攻めに転じる
・いっそノインさんも混ぜて3Pにする

この三つのシチュから一つに絞るんだ!
39名無しさん@ピンキー:2008/03/21(金) 13:40:34 ID:cVuM/hWE
失礼します。保管庫の編集を進めている者です。
現在「スーパーロボット大戦64 時空を超えたSEX」スレをまとめているのですが、
当該スレの

>166 名前:音ゲーマー 投稿日:2006/08/07(月) 12:01:53 ID:xTYJ1BI/
>自分がどれだけ微妙なモンを書いてるのか、最近は考えさせられる機会が増えて困る。
>近親話について俺は理解があるつもりだが、そうじゃないと言う奴は俺を変態だと決め付ける。
>
>公言していたインヴィレ物の続き…投下します。
>
>BGMは「CaptivAte〜裁き〜&〜浄化〜」で
>ttp://kasamatusan.sakura.ne.jp/cgi-bin2/src/ichi47424.txt.html
>
>長くなってしまったのでリンクを張ります。内容がアレなので駄目な方はご注意を。
>読んでる途中でキャラを見失ったのなら、七森さんやジョンスミスの声を思い出して頂きたい。

この投稿の作品が追えなくなっております。
どなたかお持ちの方、提供していただけないでしょうか?
40名無しさん@ピンキー:2008/03/21(金) 13:57:11 ID:T8sSr4tm
スレタイがJということで夜を統べる者とカティア希望
41名無しさん@ピンキー:2008/03/21(金) 14:42:47 ID:aD2HL6oM
>>34
ごめんなさい。
てかSSってあんまり書いたことなくて…
もし次の機会があれば、参考にします
42名無しさん@ピンキー:2008/03/21(金) 14:46:21 ID:aioEshvj
>>39
wikiのBBSに音ゲーマー氏が書き込んでいるみたいだから、うぷしてもらうとかはどうですか?
43音ゲーマー:2008/03/21(金) 17:40:12 ID:1dKjzz9V
インヴィレですか。旧カサマツに上げた奴にですよね?
あったかな。確か所々修正した記憶があるような。
ええ、と…ちょっとデータを漁ってみます。
探してあったらロダに上げますので。
44名無しさん@ピンキー:2008/03/21(金) 18:57:25 ID:48E1uD63
>>40
待て、テッサ&かなめ×ソースケもいいかもだ!!
あるいはオメガ×ソードで
45名無しさん@ピンキー:2008/03/22(土) 00:01:57 ID:z7bJ3Fsq
ACE3で、余りにもルリが「アムロさん、アムロ大尉」とよく絡むんで妄想が止まることを知りません
一本イッチャってもいいですか?
不評ならやめますが、或いは同禽するだけの軽いモノにするかも
46名無しさん@ピンキー:2008/03/22(土) 00:13:37 ID:kZbj7hCb
問題ない
ヤッチマイナー
47名無しさん@ピンキー:2008/03/22(土) 00:51:52 ID:7TgyFeZm
>>45
期待!超期待!!
48名無しさん@ピンキー:2008/03/22(土) 01:37:34 ID:DnW1EFJO
了解です
明日、明後日まで待って頂きたい
ちなみにACE2〜3準拠にします

ひょっとしたら他にもアムロと絡む女キャラはいるので、それらも付け加えるかも・・・
49名無しさん@ピンキー:2008/03/22(土) 12:10:21 ID:RMhkx3Ra
久々の版権SSに期待
50名無しさん@ピンキー:2008/03/22(土) 16:19:19 ID:4rZwfVrP
>>38
マオ姐さんと肉体関係になるのは死亡フラグですw
51名無しさん@ピンキー:2008/03/22(土) 16:36:58 ID:toqe8iIB
ロックオン…
52名無しさん@ピンキー:2008/03/22(土) 16:47:10 ID:7TgyFeZm
>>50
マオ姐さんとヤれるなら命だって捨ててもいい!

カズマならそう言ってくれるハズさ
53音ゲーマー:2008/03/22(土) 20:27:32 ID:INNKE/DE
ONE MORE EXTRA
需要の有無は関係なく、広げた風呂敷を一端畳む為に投下。

ラウル×フィオナ、アラド×アイビス&ラトゥーニ
GENOM SCREAMS

前スレのアララト遅延の理由です。
今回は敢えて注意書きはしないので自己の責任でお読み下さい。
嫌な予感がする方はスルー、またはNG推奨。
54GENOM SCREAMS:2008/03/22(土) 20:28:43 ID:INNKE/DE
 オーバーゲート作戦発動迄残り二十四時間を切った。
閃光のアルティス率いる修羅の軍勢からダガーを奪取し、突如姿を現し、クライウルブズを壊滅させたイェッツトをも屠ったハガネ&ヒリュウの部隊。
 もう彼等の作戦発動を阻む者は存在しない。
 作戦発動間際に与えられた最後の時間を微温湯に浸かる様に享受し、クルー達は火蓋が切られる瞬間を待っている。

 ……そんな中には当然、生臭い遊びに興じて互いの存在を己に刻み込む作業に没頭する輩も居る訳で。

――汎用戦闘母艦ヒリュウ改 ラウル私室
 明かりが消された薄暗い部屋の中、ラウルは寝台に寝転がり、天井の染みを眺めながら考え事をしていた。
「あーー……」
 ……向こう側からこちらに跳んだのが、もう随分昔の様に感じる。
 否、それは実際に昔の事だった。その過ぎ去った時間の中で変遷し、喪失を体験しながら戦士として成長してきた事をラウルは忘れない。
 インスペクター事件からこちら、随分と荒事に慣れてしまった様に感じられるが、それが、何かや誰かを守る力を育てた事は事実だった。
 ……そう考えれば多少は救いがある気がした。
 両手を血に染める対価がそんなモノだったとしても、今のラウルには救いたい者、守りたい者の姿がハッキリと見えた。
 修羅に拉致され、デュミナス一派に引き渡されたであろうラージとミズホが救いたい者第一候補。
 そして守りたい者の筆頭は……
「んっ……ねえ、お兄ちゃん?」
「どうした?」
 素っ裸、且つ汗塗れで己の体の上でざんばらに腰を振る実の妹だった。

「もう少し、あたしの事を見て欲しいんだけど」
 碧い瞳を潤ませながらも、若干不満げな表情で口を尖らせるフィオナはラウルの裸の胸板にのの字を書いて、腰をぐりぐり捻りながらその怒張を喰い締める。
「悪い。考え事をな」
「もう、ムードが無いなあ! 上の空な抱き方されるのって、結構傷付くんだよ?」
 むくれたフィオナを宥める為に少し謝って見せたラウルだったが、そんな事でフィオナの不機嫌は消えない。
 大好きなお兄ちゃんに愛して欲しい妹は身体を倒して抱き付いた。
 フィオナの控えめなお乳がラウルの胸板に触れ、それが拉げる。
 絡み付くフィオナの女の肌がその内にある劣情を伝えて来ている様だった。
「だから悪かったって。拗ねないでくれよ」
「アンっ! んっ……調子が、良いんだからぁ」
 そんな妹の態度が可愛かった兄は奥側を強く擦る。
 コリッ、とした感触が先端に伝わると同時にフィオナは瞬間、身体を浮かせて喘いだ。
「っ、まあ良いけどさ。それで何を考えてたの?」
「大した事じゃないけど」
 ラウルの肩に顔を埋めてフィオナが問う。
 ラウルは気の無い声を発するが、その顔を上目遣いで見たフィオナはそのラウルの表情が少し気になった。
 何となくだが、ラウルの顔には元気が無かった。
「そんな顔されると気になるけど……ラージ達の事?」
「ん……まあ、それもあるけどな」
 フィオナは自分の中にもある仲間の心配をラウルにも感じたのか、自然とそう言っていた。そして、それは間違いではなかった。
55GENOM SCREAMS:2008/03/22(土) 20:29:36 ID:INNKE/DE
「大丈夫よ。きっと何とかなる……いえ、出来る。あたしとお兄ちゃんなら」
「判ってる。手遅れになってないなら、何とでもな」
 フィオナはそう言ってラウルを励ます。
 別に何も考えずに言った言葉ではなく、そう思い込まなければキリが無かったからだ。
 此処に居ない人間がどんな状態にあるかは判らないし、それを一々気に掛ければ思考はどんどんネガティブになっていく。
 だからこそ、フィオナは敢えて深く考え込まない。それはラウルも一緒だった。
 最悪の状況……ODEシステムのコアにされているとか、死体にさえなっていなければ救出は出来るとラウルは踏んでいた。
 前の戦闘では兄妹二人で鋳人を撃墜する事も出来たのでツキも上がって来ている。
 愛するフィオナが傍に居れば、大抵の事は出来ると言う確信がラウルにはあった。
「・・・」
「? お兄ちゃん?」
 まあ、これ以上の議論はしても無駄だった。
 実際にラージとミズホを助けるにはソーディアンをへし折った後にヘルゲートに突入しなければならないのだ。
 そして、それを実践するのは僅か数十時間後だ。不安が無い訳では無かったが、ラウルは極力それを考えない様に努める。気にした所でどうしようもなかったからだ。
 だが、そうすると別の問題がラウルの心に湧き上がる。それに当惑するラウルにフィオナは訝しい顔をする。
「どうしたの? 未だ、何かある?」
「ん……」
 ラウルが湛えるのは純然たる迷いの表情だ。余りお目に掛かった事が無いその顔はフィオナの気を引くには十分だった。
「なあ、フィオナ」
「え?」
 一瞬、ラウルはそれを封殺しようと思ったが止めた。寧ろ、フィオナには聞いて欲しくなってしまった。
 そして、ラウルはそれをフィオナにぶつける。

「終わった後の事って、考えた事あるか?」

「え」
 喉を通過したのはそんな母音だった。
 兄が何を言いたいのかを真剣に考えてしまう妹だったが、それは直ぐに見つかる。
この戦いが終わったら、どうするのか? そんなモノは決まっていた。
「終わったらって……そりゃあ、お兄ちゃんのお嫁さんになるだけだけど?」
「いや、そりゃ決定事項だけどさ」
 妹は至極当然の様に言い捨てる。
 兄貴もまたそれには疑問を持たない様で、とんでもなく危険なその言葉に、やっぱり当然の様に頷いた。
 この世界には戸籍が無い兄妹故の強みだった。
「そうじゃ無くてだな、身の振り方をどうするかって事だ」
「はあ?」
「だから、あるだろ? このまま傭兵みたいなパイロット暮らし続けながら時流エンジンの研究をするのか、それとも別の道を模索するとかさあ」
「ああ、なるほどね。うーーん……」
 ……まあ、そんなインセインな事が言いたい訳では無い。
 ラウルが言いたいのはこのまま戦場に留まるのか、それとも別の可能性に賭けて戦場を去るのかと言う事だった。
 元々がレスキューマシンとして開発されたエクサランスを兵器として使う事には疑念があったし、時流エンジンの危険性を考えれば研究そのものを考え直した方が良いともラウルは思っていたのだ。
 無論、エクサランスも時流エンジンも個人の物ではないのでラウルの一存では決められない。
 それには此処に居ないラージとミズホの意見も必須だった。
 そして、同じくテストパイロットのフィオナの意見も無視出来ない。だからこそ、敢えてラウルは聞いたのだ。
 フィオナはラウルの言いたい事が判ったので、少しの間考えた。
「……あたしとしてはさ」
「ああ」
 そして、一分程考えた後にフィオナは答えを出した。

「あたしは、お兄ちゃんの傍に居られたら、もうそれで良いよ」

 それはラウルの選択に任せると言う事だった。
56GENOM SCREAMS:2008/03/22(土) 20:31:56 ID:INNKE/DE
「……そう言ってくれるのは嬉しいけどさ」
「あたしはお兄ちゃんについていくだけ。どんなレールの上にだって、乗っかってみせるよ?」
 そんな妹の言葉は有難かったが、同時に全部丸投げされた様に兄貴には感じられた。
 色々な意見を聞きたいラウルとしては、フィオナの言葉は嬉しかったが素直に頷けない。
「俺が全部決めるのかよ」
「そうじゃないけど……」
 それが双子の兄妹の総意だと言えば通る相手も居るだろうが、ラージ辺りは恐らく納得しなそうだった。
 そんな事を加味してのことでは無いが、それでもラウルはフィオナの持つ希望を聞きたかった。
 ……戦いが身に染みて、平和な暮らしのヴィジョンを頭に浮かべる事が出来ない兄は自分よりは血に染まっていない妹の言葉が欲しかったのだ。
 ラウルの表情は真剣で、また切実だった。フィオナは再び考えると、何かアイデアは無いかと頭の中を漁り始めた。
「! そうだ。じゃあ、いっその事、パイロット稼業もエンジン研究も捨ててさ、ジャンク屋でもやってみる? ……やっぱ駄目だよね?」
 出て来たのはそんな今の状況では考えられなそうな構図だ。
 フィオナも必死に考えた末の提案だったのだろうが、流石にこれは無い? ……と、思って彼女は直ぐに後悔した。
「ジャンク屋、ねえ。……経理と修理工の真似事は出来るけど」
 だが、ラウルは別にそれを否定する気は無い。寧ろ、それが革新的だったラウルは目を輝かせる。
 ……やってやれない事は無いかも知れない。
 己の技能と相談すると、それが可能だと言う事がラウルには知れた。
「あはは、ゴメン。そうなったらなったで、あたしも社長夫人かなあって、思って言ってみたんだ」
「俺が社長かよ!?」
――え? 俺が大黒柱?
 そう思ったのも束の間、酷いオチが付いた。聞こえて来たフィオナの声にラウルは狼狽する。
 よもや、そんなセレブな願望(?)が妹にあったとは驚きだ。
 女の打算がフィオナの中にもあった事を確認したラウルは少しだけ、フィオナに対する評価を変えた。
「あたしは似合ってると思うけど?」
「う……心に留めて置く」
 罷り間違っても無いだろう展開だが、若しそれがあったならば、フィオナの言う通りになってしまうのかも知れない。
 ラウルはそれを全力で拒否したかったが、微笑んだフィオナの顔にやられてしまったのか、頷く事しか出来なかった。
57GENOM SCREAMS:2008/03/22(土) 20:34:18 ID:INNKE/DE
「でも、今のはあくまで一例よ? こんな事、ラージやミズホ抜きじゃ決められないしね」
「そりゃそうだな」
 フィオナとしてはその考えを本当に推す気は無かった。
 この場限りの物の例えと顔を真面目に変えて説明するフィオナはこんな事を本気にされても仕方が無かったのだ。
 何にせよ、それを決めるのは仲間を奪還した後だと改めて知ったラウルは頷いてやった。
「まあ……先は見えないんだし、あんまりくよくよ悩むのもどうかって思う。でも、それ位の夢を見られる位の余裕は持たなきゃ、ね」
「フィオナ……」
「前にさ、あたしに心に余裕を持てって言ったのはお兄ちゃんだよ?」
「そうだった」
 以前に喧嘩した時、兄が自分にそう言った事を妹は覚えていた。
 今度は自分がそれを言う番とでも思ったのか、そんな随分と男前な台詞で兄貴を激励するフィオナは良い妹の鑑だった。
 そんなフィオナに若干だがきゅんと来たラウルは微笑みを浮かべ、そうだなと頷き、また納得する事にした。
 そうする事が、そうなる事が正しいと思ったのだ。

「そんな処でもう、良いかな?」
「ああ。参考になったぜ。……ゴメンな、頼りない兄貴で」
 全てが解決した訳ではないが、随分と心が軽くなった気がする。
 独りではそうなる迄もっと時間が掛かっただろうが、それにあっさり導いてくれたフィオナはラウルにとっては過ぎた妹だった。
 そうして、ラウルは情けない自分を恥じる様にフィオナに謝った。
「そんな事知ってるよ。でも、あたし……お兄ちゃんの事、大好きだから」
「そっか」
 フィオナはそんな屁垂れ成分を含むラウルが好きだった。
 偶にそう言う姿を見せる兄だが、それ以外の時は何処までも凛々しくて格好良い、底抜けに優しいお兄ちゃんなのだ。
 そんなラウルの一番で居られる事がフィオナには幸せだった。
 その顔や声に、自分に対する気持ちを見たラウルは恋人にそうする様に、片手をフィオナの背中に回し、もう片手で赤い髪の毛を優しく撫でてやった。
「ねえ……激しく、愛してくれる?」
「当然だ。……嫁さんの注文は、旦那としちゃ聞かなくちゃな」
 それが堪らなかったフィオナは潤んだ瞳でラウルを射抜き、小刻みに膣を震わせると、刺さってそのままだった熱い肉棒に柔肉を絡ませた。
 ラウルはきつくしがみ付いて来るフィオナの耳元で甘く囁くと、その唇にゆっくりと自分のそれを重ねた。
――チュッ
「好きよ、お兄ちゃん」
「俺もだよ、フィオナ」
 二人の心には好きだと言う同じ感情が燃えている。
 兄妹の絆が昇華し、変性した、愛するモノへ向けられる情。
 兄妹のそれと言うにはあまりにも激しくて、そして狂おしい熱い想いが確かにあった。
 間違っていようが認められないモノだとしても、それがラウルとフィオナの間にある真実。
 倫理と言う名の基準が他とは違っている兄と妹の心は同じだった。
58GENOM SCREAMS:2008/03/22(土) 20:36:01 ID:INNKE/DE
――同刻 万能戦闘母艦ハガネ アラド私室
 カタカタカタ……
 ワーキングチェアに座り、パソコンの前で忙しなく手を動かすぷに少年が一匹居た。
 つい先日にはイェッツト殺しを成し遂げ、名実共にエースパイロットになったアラドは作業中だった。
「あーー、糞。うざったいなあ」
 最終作戦発動に伴い、クルーの全員には遺書を書く事が義務付けられている。
 何が起こるか判らない状況とは言え、自分が死んだ後の事を考えての文を作らねばならないとはアラドとしてもあまり気持ち良い事ではなかった。
 インスペクター事件の時も同じ様に遺書は書いていたが、アラドのお頭からはその時の記憶がすっぽりと抜け落ちていた。
「地獄の鬼に喧嘩を……駄目だ。不真面目って怒られるな」
 さっきもこうやってふざけた分を書いて、カイにリテイクを喰らったばかりなのでアラドは書いた一文を全て白紙に戻す。
「マジでかったるいぜ。ったくよお」
 やっていてアラドは非常に馬鹿らしくなった。
 死ぬ気も無いのにこんな事はしたくない。規則だからやっているだけだ。
 身辺整理する様な人間関係や財産はこの身には存在しない事をアラドは良く知っている。
 そして、この遺書が開示される時は当然自分は死んでいるが、そうなったら果たして何人の人間がこの文を読むのかと考えると悲しくなった。
 ……どう考えてみてもそんな人間は居なそうだった。
 それでも敢えて出すなら、ベネルディ夫妻位だろうか。それ位しかアラドの頭には浮かばない。
「あら楽し 思いは晴るる 身は捨る 浮世の……って、これじゃ辞世じゃん!」
 即効で思い直してアラドはそれを消した。
 使い方としては間違っていないが、戦場で斃れると言う事は恨み辛み等の未練を残してあの世に旅立つ事だ。
 ガーネットとジャーダの子供の姿を拝むまで生は手放せないし、やりたい事も果たさねばならない責任が沢山残っている。
 それを残して何処かの昼行灯の様に迷い無く、心静かに世を去る事などアラドには出来そうになかった。
「マスラオの マスせんずれば 若き血潮……これじゃ殴られるな」
 もう好い加減にこの作業から離れたいアラドは適当にキーを打ち込むが、紡がれたのは拳骨を喰らいそうな魁的辞世だった。
「難しいなあ。うーーん……ええい!」
 そもそも死ぬ気が無い人間に遺書を書かせようとするのがそもそもの間違いだ。もうアラドはそう納得して作業を終える事にした。
 頭に浮かぶフレーズそのままにアラドはキーを打ち込んだ。
「全ては己の未熟故の事……と。……もう、これで良いや」
 全てを他人の所為にはしないし、寧ろ全部飲み込んで後悔しながら墓場に行き着くのがアラド自身としてはお似合いだと思った。
 その言葉の下に私物の売却の旨、死亡時の給付金の半分を戦災孤児救済機関への寄付と残りをベネルディ夫妻への贈与する事を記した文を添えて、アラドは遺書作成を切り上げた。
「後はプリントアウトして……良いや。少佐にデータ、そのまま渡そう」
 これが通るかどうかは知らないが、少なくともこれ以上デスクワークはしたくない。
 凡そ在り得ないだろう未来に向き合う事は無意味では無いが、アラドには殆ど価値が無い行為だった。
59GENOM SCREAMS:2008/03/22(土) 20:39:26 ID:INNKE/DE
 やっと終わったつまらない文書作りから解放されたアラドは少し伸びをした。
「んがっ!? 痛えっ!」
 そうして、身体を動かすと、下半身に走る鋭い痛みにアラドは叫ぶ。
「つああ……! ちょ、ちょっと……歯を立てるのは勘弁して下さいっスよ!」
 アラドは顔を椅子の下に向けて、少しだけ涙目の顔を晒した。

「んっ……っはあ。……だって、アラドがあたしを無視するからさ」

 何時から其処に居たのかは知らないが、その人物は柔らかいままのアラドの竿から唾液の糸を伝わせながら、上目遣いでアラドを睨んで来る。
 椅子の下に居たのはアラドの現在の女房役であるアイビスだった。
「我儘言わないで下さいっスよ。こっちにだって都合があるんスから」
「そうだけど、残り時間が一日切っちゃったんだよ? あたしとしては、アラドと……さ」
 とっくの昔に文書作成を終えていたアイビスはどうやら、残された時間をフル活用して彼氏とイチャ付きながら激しい運動をしたいらしい。
 だからこそ、無茶は承知でアラドに御奉仕を敢行していた彼女だったが、仕事中のアラドの気持ちを昂ぶらせる事は出来ていなかった。
 素っ裸で自分の割れ目を弄りつつ、アラドの竿をしゃぶり、舌を這わせていた彼女のお尻の下には準備が既に完了している様にシロップの水溜りが出来ている。
 だが、例えアイビスが受け入れる準備を終えていたとしても、アラドのそれは未だにチャージ中であり、女を貫く用を成さない。
「いや、気持ちは判るっスよ? だけど、こっちの事も少しは……あう」
「んむ……ほう、らけろ、さあ」
 アイビスは口上の途中にあるアラドの柔らかい一物を再び口に含むとそれをムグムグと舌で刺激し始めた。
 滑った舌が鈴口を抉り、窄められた口が雁に引っ掛かってちゅぽちゅぽ音を立てた。

「あ、アイビスさん。もう、十分っスから」
「ふえ? あ……良くなかったの?」
 だが、アラドはしゃぶられるのにもう飽きたのか、アイビスの顔に手をやって股間から無理矢理遠ざける。
 そうされる理由が判らないアイビスは不思議そうな顔をした。
「うーーん。悪くは無いっスけど、やっぱ俺、されるのは少し苦手で」
「むう……何か悔しいなあ」
 悪くは無いとは言いつつも、それは結局の所気持ち良くなかったと言う事ではないのか? アイビスは少し唇を尖らせる。
「怒らないで下さいっス。舐められるよりは、寧ろ舐める方が滾るんスよ俺」
「怒ってないけど……へえ。じゃあ、君はあたしを舐めたいんだ」
 アイビスの眉間に少し皺が寄っているのは厭でも判ったので、アラドは宥める為にそんな事を言う。
 怒っていないと言いつつも、やっぱりアイビスの顔は怖い。
 だが、アラドの言葉を聞くとそれは途端に崩れて、気色ばんだ笑みが替わりに顔を満たしていった。
「そりゃ勿論! 隅々まで味わいたいっスよ!」
 そしてアラドは拳を握り込んで力説した。自分の中の欲望を実に素直に語るアラドは良い意味でスケベだった。

「あはは。何か、変わってるよねアラドって」
「え?」
 そんなアラドに唖然とする様子も無く、アイビスは年上のお姉さん宜しく微笑む。
 若干だがその視線には面白いモノを見る様な輝きが混ざっていた。
 普通は全力で拒否するか、唖然とする所なのにそんな柔らかい笑みを見せるアイビスが少し気になったアラドは若干、きょとんとする。
「アラド以外に男の子は知らないけど、率先してそうしたいって言うのは珍しいと思うよ?」
 アイビス自身、男はアラドしか知らないし、余り擦れてもいない事を知っている。
 だが、自分より年下の癖に女にする方が好きだと言うアラドは確かに男にしては珍しくアイビスには映る。
 普通、それ位の年齢なら若さを暴走させて、猿の様に腰を振るが精々と思っていたアイビスにとって、アラドはそれとは真逆なのだから当然だろう。
60GENOM SCREAMS:2008/03/22(土) 20:40:48 ID:INNKE/DE
「そうっスか? 若輩者として人生の先輩にそうするのは至極当然って言うか」
 だが、別にアラドはそれがおかしな事とは思っていないし、寧ろ当然だと思っているらしかった。

「……あたしが年増だって言いたいのかな君は(♯)」

 アラドはうっかり口走ってしまったアイビスにとっての禁句に気付けなかった。
 アイビスは散々言われ慣れたのでナイチチだのぺったんだの台詞には耐性を示すが、恋人の自分がアラドより年上だと言う事は結構気にしていたらしい。
 キョウスケに対するエクセレンの気持ちに似たアイビスの悩みは深刻と言う程のモノではない。
 だが、アラドに何故かそう言われた気がしたアイビスはちょっとだけ……否、かなりアラドが憎たらしかった。
「いやいやいや! そう言う事じゃねえっス! って言うか牙を剥き出しにしないで!」
 ガルルルル……!
 今にも噛み付いてきそうな程に牙を剥いた野犬が目の前に居た。
 絶頂の時と言い、怒った時と言い、このお姉さんはどうしてか自分に噛み付く癖がある事をアラドは知っていた。
 腕とか肩とかその辺りに牙を突き立てるのは別に構わないし、それが最近では気持ちが良いとさえアラドは思っていたが今回だけはアラドはそれを遠慮したい。
 何故なら、アイビスが噛み付こうと狙っているのは股間のソーセージなのだから当たり前だ。
 男としての進退に関わる危機にアラドは手と頭を盛大に振って、自分に悪意も敵意も無い事をアイビスに必死でアピールした。

「ゲフン! 俺はただ、女の人には奉仕して然る冪って思ってるだけっスよ」
「そりゃまた何で……」
 何とか宥める事に成功したアラドは咳払いしつつアイビスの疑問に答えてやる。だが、アイビスはそれが何故なのかが判らない。
「何でって聞かれても困るっスけど、趣味?」
「・・・」
 どうしてと聞かれてもアラドとしても困り物だ。個人に特有の趣味と言うか嗜好と言うか、アラドはそれに明確な理由が付けられなかった。
 アイビスは当然、そんな言葉で納得は出来ないので、無言でアラドの顔を眺める。
「あーー、それに何て言うか……自分の身勝手な欲望を女の人に押し付けるのも俺は趣味じゃないんスよ。だから、相手にはせめてそうしたいあげたいって言うか」
 そうしていると、アラドの口から興味深い言葉が発せられた。恐らく、アラドの心の底であろうそれはアイビスの疑問を呆気なく解いた。
「成る程、判ったよ。君ってフェミニストなんだ」
 アラドは女に優しいのだ。だからこそ、喜ばせようとする。
 ポン、と掌で床を叩いてアイビスはその答えがとても簡単だった事に気が付かされた。
「え? いや、そんな上等なモンじゃ無いっスよ。って言うか、そんなモノを気取りたくは無いっス」
 だが、アラドはそんなアイビスの言葉を強く否定する。自分がどうしてもそうだとは思えないからだ。
 この前のラトゥーニの一件でそれは証明されたし、あれは例外だと逃げる事もしたくなかった。
「くすくす……謙遜しないの。良い事じゃない。女に優しいって」
 言われて恥ずかしいだけか、それとも本気でそう思っているかは知らないが、少なくともアイビスはアラドがそうであると思う事が出来た。
「優しくないっスよお!」
「照れなくても良いじゃん。あたしは、そんなアラドが大好きだよ」
 何か妙な所で素直じゃないアラドがアイビスには殊更可愛く見える。
 そうして、自分の素直な気持ちを口から出すと、アラドの事がもっと好きになった気がしたアイビス。
「ううぅ、だから違うってば」
 アラドはそんなお姉さんの心は見えないらしく、ただ困惑するだけだった。
61GENOM SCREAMS:2008/03/22(土) 20:42:25 ID:INNKE/DE
「じゃあ、あたしもそうして貰おうかな」
 アイビスは立ち上がると唾液に塗れた口を一度拭ってから、アラドの顔の前にお尻を突き出す。
 そうして、薄い尻肉に指を食い込ませると、それを思いっきり左右に割った。
 既にトロトロでお汁を滾々と沸き立たせるアイビスの雌肉が切なそうにひくひく痙攣している。
 その汁に塗れた褐色の窄まりも実に美味しそうだった。
「はい、どうぞ。召し上がれ」
「ハッ……頂くっスわ」
 眼前の若い女のお肉は食欲と同時に性欲を誘ってくる。
 アラドは片手をアイビスの腰に回すと、淫裂に顔を寄せてそれに吸い付いた。
――ちゅく
「ふああ……♪」
 アラドの唇の感触に思わず甘い声を上げるアイビス。
 ……やっぱり、自分でするよりは格段に気持ち良くてまた興奮する。
 熱い舌が縦筋をなぞり、ちょっとだけ膣口を抉って蜜を掻き出す。
 思わず悶えそうになるほどのじれったい愛撫は内部に蟠る劣情を徐々にだが煽った。
「相変わらず、えっちなお姉さんだこと」
 ぺちゃぺちゃ舌と唇で膣肉を解し、愛液を啜って飲んでいく。
 こうやってアイビスを愛でる度に彼女の肢体はどんどん瑞々しく、また美しくなっていく様にアラドには感じられた。

「でも……何か、ちょっと物足りないなあ」
 アイビスを溶かしながら、アラドはそう口にする。
 ……何かが足りない。
 喘ぎ声や表情、体の反応には文句の付け様は無いが、アラドはアイビスの中に欠けている物を見出した様だった。
「汗の味と匂いがしないなあ。おしっこの風味も殆ど無いし。変わりにこれ……石鹸の匂い? アイビスさん、シャワー浴びました?」
「んっ、んあ……そりゃあ、ぁ、浴びるっ! ……でしょ。アラ、ドだって」
 割れ目を捏ねられながら、アイビスは全身の火照りが大変な事になっていく事を感じながら喘ぎながらも言い返した。
 実際、シャワーを浴びたのは事実だったし、アラドの竿を咥えていた時に、彼もそうだと言う事がアイビスには判った。
「清潔さを保つ意味ではそりゃ必要でしょうね。でも、何かアイビスさんの味と香りが半減してて凄い寂しいんですけど」
「へ、変な事言わないでよぅ! お姉さんだって恥ずかしいんだからねっ//////」
 野郎としては清潔さを保つのは良い事だろう。
 だが、アラドとしては噎せ返る様な雌の匂いが大好きなので、前に比べてそれが足りない今回のアイビスを勿体無く思っていた。
 だが、そんな上級者向けな趣味をちらつかされてはアイビスとしても困ってしまう。
 女としては恥ずかしくて堪らない事が好きなアラドはやっぱり変態チックにアイビスには見えてしまう。
「恥じらい云々よりはそっちの方を優先して欲しいと言うか。……嗚呼、あのロックフォールの様な強烈なアイビスさんの風味が俺を狂わせるんスよ」
「馬鹿馬鹿ああああああ!!! そんなに臭くないもんっ!!!」
 そして、アラドのとんでもない一言がアイビスの羞恥を煽って叫び声を上げさせた。
 ……まあ、無論、アラドとしてもそれは言い過ぎだと言う事を知っている。
 ブルーチーズ程の臭みは流石に何日か熟成させなければ女の其処からは得られない。
 だが、それは罷り間違えばブルーチーズの比じゃないウォッシュチーズ並の臭いになってしまう事も度々あるし、アラドも其処まではゲテモノ喰いではない。
 その辺の匙加減が難しいが、敢えて言うならこの前のアイビスの匂いと旨味はゴーダに似ていた。
「個人差はあるだろうけど俺は大好きっスよ」
「うううう〜〜! アラドの馬鹿あぁ……//////」
 真っ赤になって涙を溜めて、それでもお尻をふりふりして割れ目をアラドに擦り付けるアイビスは盛りの付いた雌犬の様だった。
 集中して目を細めれば、アイビスには存在しない筈の尻尾と犬耳の幻影が見える気がする。
 何だかんだでアイビスは順調にアラドの手によって調教されていっているらしかった。
62GENOM SCREAMS:2008/03/22(土) 20:43:37 ID:INNKE/DE
「馬鹿で結構! それじゃあ今回はこっちの味も……」
――ツプッ
 そうしてアラドはアイビスのもう一つの穴に目を付けて、それを片手の指で広げると舌を差し入れる。
「ひいっ!?」
 それにゾクッ、と来たアイビスは目を丸くして身体を跳ねさせた。
 出会った事の無い異質な感覚に自然と腰が逃げてしまうが、アラドの腕が腰に既に回っている為、アイビスは逃げられなかった。
「ん……これは」
 少しだけ舌にピリッ、と来たがそんなモノは直ぐに気にならなくなる。
 解れていない若干固めのアイビスの穴。
 本来は排泄器官である筈のその場所も、アラドにとっては愛でるに然る大切な場所だった。
「あふっ! やっ! やあん! そっち違うよぅ!」
 うねうねと動き回る舌の感触がどうにも怖気を誘って仕方が無いアイビスは若干、ぷるぷる震えながらしおらしく、また淫靡な声色で囁く。
「いやいや。何れはこっちを使う日が来るかもっス。マスターしとけば、危険日でも生理中でも関係無く出来ますっスよ?」
「ひゃんっ! ら、らめえ……お尻、やだぁ! 汚いからぁ!」
 肛門の表面に刻まれた皺をなぞる様に執拗に舐めていくアラド。
 アイビスとしては気が気ではなく、そんな場所を当然の様に舐めるアラドに涙目で許しを請う。
 だが、無駄だ。アイビスの身体に汚い場所など、アラドにとっては存在しないのだ。
「女は度胸! 何でも試してみるモンっスよ。きっと気持ちが良い筈っス」
「らめえ……っ! お尻の中でおしっこしちゃらめらよぅ……」
――お前は何処のくそみそな自動車修理工だ
 思わずノンケでも喰ってしまいそうなアラドの言葉にアイビスは涎を口元に伝わせながら、お約束の様に返した。

「……それはそうと、凄え美味いっスわ、アイビスさん」
 アラドは今のやりとりを忘れる事にしてアイビスの尻穴弄りに熱を入れる。
 熱くて柔らかいお肉が舌に絡みついて痛い程だ。
 ほろ苦さを感じさせる生臭い腸液の味と饐えた匂いがおぞましい風味を醸し出す。
 アラドの柔らかかった竿は嘘の様に漲り、青筋を立てて反り返っていた。
「ふ、ふええぇえぇ……!」
 だが、そんなハイテンションなアラドとは対照的にアイビスはとうとう涙をぽろぽろ零して泣き出してしまう。
 余りの恥ずかしさとアラドの性質の悪い煽りに耐えられなかった故だった。
「その泣き声がまた、そそるっスねえ」
――ズブリ
「あひっ!!?」
 アラドは止めをくれてやる。中指を深くアイビスの尻穴に挿入すると、間髪入れずに腰に回した腕を解いて、四本の指を膣にぶち込む。
 それらをぐちゃぐちゃと掻き混ぜながら、アイビスの尻たぶに強く口付けした。

「んあああぁああぁ――っ!!」

 何とも微妙な位置にキスマークを刻まれながら、膣と尻を嬲るアラドの指にアイビスは官能の叫びを吐き散らかす。
 オルガした事を示す様に、アイビスは愛液の飛沫を少量だが飛ばした・

「ふうう。ご馳走様でしたっス」
「ハア……ハア……っ、くぬう〜〜!」
 指に纏わり付くアイビスの生臭い天然の恵みを舌で舐めながら、アラドは椅子に座り直して満足そうに零した・
 当然、そんなアラドの振る舞いはお姉さんとしては許せないモノだった。
「おろ?」
「うううううっ〜〜〜〜!!」
 どん、と胸の中に倒れ込むアイビスを抱き止めるアラド。
 アイビスはそんなアラドが憎らしくて堪らないのか、辱めてくれたお礼にその胸板をポカポカ殴り始める。
 涙の筋の痕を頬に刻み、真っ赤になってアラドにじゃれ付くアイビスはご主人様に尻尾を振るわんこの様相だった。
「フッ」
「きゃん!」
 絶頂で脱力した威力の無い拳を振るうアイビスがとても微笑ましかったアラドは、口元に柔らかい笑みを引いてアイビスの下腹部を弄る。
 くちゅ、と柔らかく湿った感触が指に伝わると同時に、アイビスが喘いだ。
63GENOM SCREAMS:2008/03/22(土) 20:44:53 ID:INNKE/DE
「大分こなれてますっスね。……このまま、嵌めちまおうかな?」
「あ///// ……う、うん。良いよ?」
 既にギンギンに滾っている一物でアイビスのお腹に触れさせると、アイビスは途端に恍惚とした表情を晒し、うっとりとそれを眺め出す。
 アイビスがもう待ち切れない事は明らかだったので、アラドはガチハメに移行する事にした。
「じゃあそうしま「ふあああああああああ――っっ!!」
 で、竿をアイビスのそれに宛がったのも束の間、耳を貫く別の女の官能の叫びがアラドの言葉を掻き消して部屋に木霊した。
「あ、あれ?」
 それに何事かと思ったアイビスは声が飛んできた方向に視線を向ける。

「ぐすっ、ぐすん……無視しないでよ、私の事……!」

 ベッドの上。其処には大股開きですすり泣く二号さんこと、ラトゥーニの姿があった。
 今のままで独り遊びに興じていた事を示す様に、その指と割れ目は自然の恵みでドロドロだった。

 あれから、色々と噂が立ちそうなアラドとラトゥーニとアイビスだったが、何故か緘口令でも敷かれた様にその話は人々の口頭に上る事が無かった。
 あれだけ派手に痴態を回りに見せ付ければ、上からのお叱りも当然ありそうなモノだが、それすら無かった。
 リュウセイともあの時の事が嘘だった様に当たり障り無くアラドもラトゥーニも付き合えていた。
 ……だが、結局ラトゥーニとの間に伝った腐った縁を精算する事が出来なかったアラドは、今でも彼女との生臭い関係を残してしまっている。
 一悶着ありそうだったが、ちょっとした修羅場を展開しただけでアイビスも結局は折れて、ラトゥーニの存在を認めていた。
 そんな彼女が態々此処を訪れた理由は、やはりアイビスと同じだ。
 現段階で一番絆が深い異性であるアラドと甘いナニをしたかったのだ。

「あーー、そう言えば、居たな。お前が」
「えと、ゴメン。すっかり忘れてたよ、ラトゥーニの事」
「うわっ! そこはかとなく酷っ!」
 ……そんなラトゥーニがどれだけ長い間放置されていたのか知らないが、彼女の事をすっかり忘れていたアラドもアイビスも人としては随分と冷酷だ。
 それにちょっと傷付いたラトゥーニは再び泣きそうになるのを何とか堪えた。
「まあ、それは冗談として……しっかし、お前の独り遊びは堂に入ってるよなあ」
 冗談を言っている場合ではない。
 アラドはラトゥーニを眺めると真剣な眼差しで言葉を紡ぐ。
 かなりの激しさを以って展開されたであろうラトゥーニのオナニーは愛液の染みを点々とシーツに残していた。
「そうでもないと思うけど……だって、アラド……好きなんでしょ? こう言うの」
 ラトゥーニとしてはそれは認めたくないらしい。
 ただ、アラドが好きそうだからこうやっていると、ラトゥーニは聞き捨てならない台詞を言った。
「はあ? そりゃあの時限定の話だ。今じゃあんまり見てても楽しくないな」
「……そうなの?」
「そうです。もう鬼畜にはなりたくないです」
 鬼畜オーラを纏って酷い抱き方をした事に言い訳はしないが、はっきり言ってそれを眺めて悦に入る趣味は無い。
 寧ろ、あの時のそれはラトゥーニの内面を掻き乱して、煽る為の手段だったので、もう一度それをラトゥーニに強制したくはなかった。
「……本当に?」
「…………やっぱり、ちょっと好きかも」
「ふっ」
 だが、そんなアラドの顔に一抹の嘘を見出したラトゥーニはジト目でアラドを睨む。
 アラドはそのラトゥーニの顔に視線を泳がせると、ポツリと零した。
 ……其処まで鬼畜じゃないし、悦に入る事もない。
 それでも、理由は付けられないけど、好きかも知れない。目の保養的に。って言うか、その時のラトゥーニはエロ可愛いし。
 それをアラドに言わせたラトゥーニは不敵な笑みを浮かべた。
64GENOM SCREAMS:2008/03/22(土) 20:47:07 ID:INNKE/DE
「くすくす……結構、可愛い処あるんだね、ラトゥーニはさ」
「え」
 そんなアラドとラトゥーニのやり取りを見ていたアイビスはころころ鈴を鳴らす様な声で笑う。
「他の女とのそれを見て、オナニーって中々出来ないよ? きっと」
「あう//////」
 挑発する様に顔に妖艶さを張り付かせたアイビスにラトゥーニは顔を赤くして俯く。
 何となく、淫乱な女と後ろ指差された気がしたのだ。
 ラトゥーニだってそんな事は承知だが、今までアラドと絡んでいた本人に言われるのは流石に堪える。
「でも、ラトゥーニにはベッドを譲ってあげたんだから、それでチャラだよね」
「そんな! あ、アラドが居ないと、寂しいです」
 オナニーのステージにベッドを与えたのだから、其処でゆっくりアラドと自分の絡みを見物しててくれ。
 アイビスが言いたいのはそう言う事らしい。
 本妻としての面目躍如か、それとも潜在的なS気の発露かは知らないが、今のアイビスは少し意地悪だ。
 それが許容出来ないラトゥーニは顔に焦りと寂しさが混じったモノを露にして、正直にそう言った。
「ふふっ。だってさ、アラド」
 それを見てアイビスは微笑むとアラドに、君はどうしたいの? と言った視線を向ける。
「いや、それは俺に言われても。物理的に同時に何てどう考えても不可能っスよ?」
 その視線の意味が当然判ったアラドは若干困った顔をした。
 当初ではアイビスをそのまま貫く筈だったが、其処に伏兵のラトゥーニが飛び入りして来ているのが現状だ。
 アラドの体が一つしかない以上、当然竿も一本しかないので、二人を同時に面倒見る事は出来ないと冷静に頭で弾き出す。
「そうだね。でも、ほぼ同時ならいけるんじゃないの?」
「っ! さあ、どうでしょう。多対一は経験が無い……っく、無いっスから」
 アイビスの問いにアラドは答えられなかった。
 スクール時代から今迄の戦いの全てがタイマン戦だったアラドは多対一の戦闘は未経験だったのだ。
 アイビスの細くて白い指先がアラドの怒張に伸び、ゆっくりとそれを扱いた。
 その感触が少し気持ち良いアラドは呻きを漏らして透明な先走りを嶺から滲ませる。
 それをローションの様に指に絡めては、アイビスは手の動きを早くしていった。

「そっか。じゃあ、今日此処でやってみようよ」

「へ?」
 アラドの竿を弄りながらアイビスはそんな事を耳元で囁いた。
 それが何を意味するか想像が出来ないアラドは怪訝な表情をした。

「ちょっと待っててよね……」
 猟犬の様な鋭さを双眸に表すとアイビスは突然目標を変更し、ベッドのラトゥーニへと迫る。
「アイビス、さん? あ、あの……あっ!」
 その顔に危険なモノを見た気がしたラトゥーニは警戒するが、無駄だった。
 ラトゥーニの反応速度を超える様な素早さを見せたアイビスは一瞬でラトゥーニの眼前に飛び込むと、その下腹部に触れた。
 その感触にラトゥーニは吃驚した声を出す。
「もうこんなにびしょびしょ。ラトゥーニもやっぱり女の子だよね」
「や、やあ……んっ……ぅんん」
 百合の経験があるのかどうなのか知らないが、何となくアイビスは手馴れている手付きでラトゥーニを弄り倒そうとする。
 女に触れられた事なぞ当然無いラトゥーニは何とか逃げようと画策するも、アラドの汁に塗れた指を口に含まされると、途端に気力を削がれてしまった。
「美味しい? アラドのお汁。……これからたっぷり、お胎の奥に注いで貰おうよ」
「っ……ハア。……はい。一番奥で、飲みたいです」
 アラドの前ではわんこの癖に、こう言う時は強いらしい。何だか凄く活き活きした表情のアイビスは些か怖かった。
 ちゅぷちゅぷ卑猥な音を立てながら大好きなアラドの先走りに塗れた指をしゃぶるラトゥーニは完全に出来上がっている。
 それは実際に彼女の割れ目を弄っているアイビスには筒抜けだった。
 白濁した愛液を泡立てながら吐き出すラトゥーニの其処の滾り具合はアイビスのそれとどっこいどっこいだ。
 そして、アイビスが呟く淫らな欲望は当然の様にラトゥーニの中に在って、実際に注いで貰わなくては疼きが収まらないレベルまで膨れ上がっている。
 もう一刻の猶予も無く、二人とも限界だった。
「じゃあ、ちょっと協力して? ラトゥーニ」
「え? ……判りました、アイビスさん」
 アイビスはラトゥーニを懐柔する様に囁くと、ラトゥーニは少しだけ戸惑ったが直ぐに頷いた。
65GENOM SCREAMS:2008/03/22(土) 20:50:49 ID:INNKE/DE
「えと、もちょっと脚を……うん。そんな感じで」
「んく……これ、少し体勢が辛い、です」
「ご主人さ……じゃなくて、アラドの為にってね」
「判ってますけど……っ、これで」
 で、その二人は何か怪しい事をし始めた。
 それを遠目で無言で眺めるアラドはもうその時点でアイビスとラトゥーニが何をしたいのかが何となく判った。
 ……一瞬、ご主人様と言いかけたアイビスに何だそりゃ? と言う視線を向けたが、アイビスには相手にされないアラドだった。

「うん。もう十分だよラトゥーニ。……良いよ、アラド」

「こ、こいつは」
 そうして、アイビスが準備完了を知らせると、目の前の光景に思わず手を合わせたくなったアラドだった。
 ……御開帳的な意味合いでだ。
「どう? これならほぼ同時に出来るでしょ?」
「少し恥ずかしいけど、ご主人さ……違った。アラドがやり易い様にしてみたよ?」
 ラトゥーニ迄もがご主人様発言をした。
 二人とも潜在的に飼われたいでも欲望があるのかは知らないが、残念ながらそれは趣味じゃないって言うかご主人様言うな!
 ……そんな思考はアラドの頭には浮かばない。そんな事なぞは瑣事に感じられた。
 股関節の限界に挑戦する様に脚を開いたアイビスの上に、同じく蛙の様に脚を開いたラトゥーニの身体が重なっていた。
 おっ広げられた二人の股座の赤貝が密着して、汁を光らせながら切なそうにヒク付いている。
 普通はレズプレイで多用されるそれだが、アラドだってその実践を見るのは初めての事だった。
「こいつが貝合わせって奴か。初めて見たな」
 ほぼ同時に相手をすると言う目的の為には確かに理に適う体勢かも知れないが、身体が硬い人間には辛そうなそれを無理してやってのけた二人は頭の螺子の幾つかが跳んでしまっている様に感じられるアラド。
 当然、そうしたのは自分だと気付き、アラドは少し後悔した。
「でも、これどうすりゃ良いんだ?」
 だが、そこからどうして良いかが判らない。
 予期していたと言っても、此処に至ってこんな予想斜め上なDPとはそりゃ無いぜと思うアラド。
 操るキーが増えるので必然的に難易度は上がってしまうが、逆に慣れれば楽しみと言う点ではSPを遥かに凌ぐ。
 だが、慣れない裡はどうしようもないのでミラーでもくっつけて気休め程度の安全策に走るかどうかを思わず本気で検討してしまう。
 アラドはシングルに慣れ切った己がダブルをこなせるとは思わなかったのだ。
「? 来ないの? アラド」
「ここまであたし達にさせたんだから、しっかり愛してよね?」
 だが、二人はアラドを逃しはしない。
 此処までさせた責任を取れとでも言いたそうに、熱っぽい潤んだ視線をこれでもかとアラドにぶつける。
「・・・」
 ……良く良く考えてみると、凄まじくカオスな光景だった。
 銀の流星と超音速の妖精の片割れが二人掛りで誘ってくると言うのは、何つーか、どんだけ? その手の人間には羨ましいシチュなのだろうか。
 齢十五で女二人を囲う事になろうとは百舌自身が考えても居ない事だった。
 狂った世界の片鱗を見た気がしたアラドの情報処理能力はパンク寸前で、遺伝情報が叫び声を上げるぜ? 的に脳汁もダダ漏れだ。
 何やらサングラスを掛けたゴリラ(猿?)がゲコゲコ鳴いているヴィジョンを幻視してしまいそうだった。
66GENOM SCREAMS:2008/03/22(土) 20:52:04 ID:INNKE/DE
「こう、か?」
 橙色と淡蒲萄色の茂みの色合いがアラドの心に一抹の劣情を滑り込ませた。
 何もしない訳には流石にいかないので、躊躇いがちにアラドは合わさった二つの淫裂の間に自慢の獅子王剣を挿し込んでみた。
「んっ、く」
「ぁ……んん!」
 硬さと熱さを持った男性器が外性器を撫でていく。
 アイビスはその感触に唇を噛み、ラトゥーニは喘ぎを漏らす。
「お、お?」
「くっ……ふっ、っ、んっ」
「ハッ、うあ! ふあ……あ!」
 素股とはまた違う感覚にアラドは何度か竿を往復させる。
 上下にある陰唇が敏感な部分にも鈍い部分にも絡み、吸い付いてくる。
 往復する度にコリコリ感じるクリトリスの感触もむず痒くて悪くは無い。
「使い方はこれで良いみたいだな」
 何となく勝手が判ったアラドはアイビスとラトゥーニの喘ぎを聞きながら、腰をゆっくりと動かし始めた。

 ……凡そ十分経過。
「うーーん……」
「んっ、んん……っ、は、あ」
「アン! あうっ! くっ、ふっ! んああ……ぁっ!!」
 かなり良い感じにラトゥーニのテンションは上がっている様だ。
 だが、アイビスは余り昂ぶっていないらしく、その吐息には何処かしらの物足りなさを感じさせる。
 アラドに至ってはその顔に明確なつまらなさが浮かんでいた。
「……ふう」
「? あ、あれ?」
「え……?」
 そうして不満げに溜息を吐くと、とうとうアラドは動くのを止めてしまった。
 アイビスもラトゥーニも揃って妙な顔でアラドを見た。
「駄目だ。あんまり宜しくない」
 アラドの言葉は気持ちそのままだった。
 最初はちょっと良さ気に感じていた二枚貝だったが、実際に擦ってみると体勢の都合上圧迫はどうしても弱く、絡んだ二人分の愛液の滑りの所為で摩擦だって殆ど感じなかった。
 視覚や嗅覚、聴覚的な効果と言う意味でもアラドは滾る事が出来なかった。
「それ、気持ち良くないって事?」
「アラド……それはちょっと」
 些か独善的なその態度にアイビスもラトゥーニも我儘を言うなと言った視線を乗せてアラドに放つが、それは効かなかった。
「俺にはちょっと温過ぎるな。素直にブチ込んだ方がマシな気が……」
「「ええ〜〜」」
 此処迄したのにそりゃあんまりだ。アイビスもラトゥーニもゲージがかなり落ち込んだ。
「それに何て言うか、アイビスさんとラトのテンションが全く違うんスよね。それも考えるとやっぱり、ねえ」
「う」
「私は気持ちが良いんだけどな」
 アラドは二人の昂ぶりの違いを詳細に認識していた。
 それを突っ込まれるとアイビスは困った様に視線を泳がせ、それが案外良かったラトゥーニはちょっとだけ頬を膨らませる。
 どうやら、ラトゥーニとしてはそれをもう少し続けて欲しいらしい。
「そりゃお前の外性器が敏感だからだ。だけど、アイビスさんはそうでもない。実際、お前も嵌めて欲しいって思ってないか?」
「……そりゃあ、まあ」
 自分でする事が多いであろうラトゥーニはクリトリスや陰唇等の外性器が発達しているのだろうが、アイビスの外性器の感覚はラトゥーニに比べて弱い。
 実際問題としてそれらの刺激は突き入れるそれとは比べるべくもないので、アラドはそれをしようとしていた。
 本当の所はラトゥーニだってそうされたかった。
「だろ? それにどっちか一方を放置するってのは俺の沽券に関わるからな」
「そんな殊勝な心掛け、君にあったんだね」
「そりゃありますよ、アイビスさん」
 一番重要なのはそれだった。
 抱くと決めた以上はどちらも揃って満足させなければ男として失格だとアラドは強く思っていたのだ。
 そんな事は当然の様に知っているアイビスは皮肉を込めてアラドに言ってやると、アラドは薄く笑って答えた。
67GENOM SCREAMS:2008/03/22(土) 20:52:36 ID:INNKE/DE
「じゃあ、アラドの好きにして良い。……妙な処で律儀ね」
「律儀って言うよりは性分なんだよ、きっと。レアな思考とは思うけどね」
 そんなアラドに何も言う気が失せたラトゥーニは好きにさせる事にした。
 言っても無駄と言う事は判ったし、それを止める気も無い。
 最後にポツリと零したやっぱり皮肉混じりの言葉にアイビスは相槌を打つ。
「確かに。でも、アイビスさんはそんなアラドが好きなんですよね」
「ラトゥーニも、でしょ?」
「ええ。す、好きです」
「えへへ、同じだね」
 どうやら、揃って同じ部分に惹かれているらしい事が判明した。
 女の友情と言うには生臭い、男を交えたシンパシィはアイビスとラトゥーニに新たなリレーションを生み出した様だった。

「好き放題言ってくれちゃって。でも、ま、それも良いかな」

 そして、彼女達から高レベルの愛情補正を貰っているアラドは何だかんだでアイビスもラトゥーニも好きだった。

 ……確かに、アラドはある意味、非常に稀有な存在だ。
 若さに流されず、常に女を気遣う事を忘れないアラドは自分に身勝手な射精優先の交合は絶対にしない。
 寧ろ、アラドは女を愛で、五感を駆使して脳内で楽しみながらの交合をするのだ。
 それは熟練した大人が嗜む、凡そ子供には出来ない様な肉体的にも精神的にも濃い交わりだ。
 それをこの歳でやってのけるアラドはとんでもないドスケベであるとも言えた。
 そう言う点ではラウルにも似た部分があるが、如何せんアラドとラウルでは年齢も通過してきた過去も取り巻く状況も違うので比較などは出来なかった
 ……そんなアラドと繋がる事が出来るアイビスとラトゥーニは女としては幸運な方だと言えるかも知れない。
 そしてそれについては、ラウルの半分内縁の妻であるフィオナだって同様だった。


「っ、くしっ!」
 突如襲われた鼻を擽る様な感覚にラウルが盛大にくしゃみをかます。
「? ど、どうしたのよいきなり。花粉症?」
 ピストンの最中に突然止まって、いきなりくしゃみをすれば女の側としては気になる。
 フィオナはラウルを気遣う様に、心配そうに顔を覗き込んだ。
「いや、何だろな。急に鼻がムズムズと」
 風邪ではないし、今は花粉症の季節でもない。
 一度鼻を啜ったラウルは自分でも訳が判らないと言った感じに頭を掻いた。
「誰かがお兄ちゃんの噂をしてるのね、きっと」
「かもなあ」
 まあ、病気の類でないなら心配する事も無いだろうと妹はそう結論付け、兄もそう納得した。

68名無しさん@ピンキー:2008/03/22(土) 20:53:29 ID:INNKE/DE
酒が切れたので買って…いや、一杯引っ掛けてきます。
続きは後で。では。
69名無しさん@ピンキー:2008/03/22(土) 21:03:43 ID:45Fhb6jf
アラド好きだけど、ラトとはくっついてほしくなかった。
なので、あぼーんさせてもらいました。
70名無しさん@ピンキー:2008/03/22(土) 21:38:07 ID:GD6UgI6N
            ___
           ,r'     `ヽ、
          ,i"        ゙;
          !.(●)   (●),!
          ゝ_      _,r''
         /  ;;;;;;  ・・ ;;;;) <それは報告しなくてもいいです。
         /          (_
        |    f\ トェェェイノ     ̄`丶.
        |    |  ヽ__ノー─-- 、_  )
.        |  |            /  /
         | |          ,'  /
        /  ノ           |   ,'
      /   /             |  /
     _ノ /              ,ノ 〈
    (  〈              ヽ.__ \
     ヽ._>              \__)
71名無しさん@ピンキー:2008/03/22(土) 23:29:32 ID:FFiXYZib
>>68
全裸で待ってる
72名無しさん@ピンキー:2008/03/23(日) 00:26:29 ID:W7W567k+
>>68
裸にワイシャツだけ着て待ってる
73デュミナス一家(陵辱教育)1/4:2008/03/23(日) 11:43:09 ID:2sVLg1Gc
 ヘルゲートの一室だった。
 ラリアー、デスピニス、ティスの三人が、デュミナスの前に跪いてた。全員、伏せたままの
顔色が蒼白だった。
 ……デュミナスが重々しく口を開いた。

「……また……あやまちを犯しましたね……」

 息をのむ三人。

「あ……ああ……お許しを、デュミナスさま……」
「ごめんなさい! ごめんなさい! 次はきっとうまくやりますからっ!」
「あたいたち、頑張ったんです! でも、でも、あいつらが……」

 くわっ! デュミナスの目が大きく見開かれ、光芒を放った!

「おしおきだべ〜っ!!」

「ひいぃっ!」
「い、いやあっ!」
「勘弁してぇっ!」

 デュミナスの翼が一瞬で変形した。そこから伸びる何十本もの触手が、三人の子ども達の
手足を拘束し、宙づりにした。……そして彼らの衣服をゆっくりと脱がせていく。全員、
がたがたと震え、歯の根も合わない。

「ティス……あなたはまた、独走しましたね……」
「あ、ああ……、だ、だって……ピニスとラリアーが、トロ過ぎるんだもん……ひゃあっ!」

 触手の一本がティスのお尻を叩いた。

「それがいけないと言っているでしょう! まったく、いっつも他人のせいにして!」
「ひぃっ! ひいぃっ! 痛いぃっ!」

 ぱしーん、ぱしーんと、触手がお尻を叩くいい音がする。小ぶりで引き締まったお尻が、
あっという間に真っ赤に染まっていく。

「罰です! あなたは謙譲の心と、奉仕の精神を学ばなくてはいけません! デスピニスに
奉仕なさい! 最低でも、20回はイカせてあげるように!」

 デスピニスの体がふわりと持ち上げられ、そのままティスの前に両足を開いて固定された。

「いやあぁっ! デュミナスさまっ! 許してぇっ! こんな格好、恥ずかしいですっ!」

 真っ赤に顔を染めていやいやするデスピニス。しかしデュミナスは受け付けない。ティスを
地面に四つんばいにさせて、顔をデスピニスの股間にあてがった。

「ひっく……ひっく……ふえ……」

 既に半べそをかいているティス。

「優しく、丁寧に、心を込めて! はいっ!」
「は、はいぃ……ぴちゅ……」
「ああぁぁ〜〜〜っ!」

 自分の秘芯に降りかかったティスの熱い舌の感触に、デスピニスは弓なりにのけぞって
嬌声を上げた。……そのまま、ぴちゃぴちゃという水音と、少女のあえぎ声が響いていく……
74デュミナス一家(陵辱教育)2/4:2008/03/23(日) 11:43:48 ID:2sVLg1Gc

「ラリアー……あなたはねえ」
「ひっ!」

 指名されたラリアーが、蒼白になって硬直する。

「どうしてはっきりと自分の意見が言えないんですか! ティスの暴走を、ただ見ている
だけじゃだめでしょう!」
「す、すみません! つ、次からは、ちゃんと、あああっ!」

 ラリアーのお尻に触手が這う。白く、なめらかな肌は女の子と見まがうほどだったが、
ティスのお尻より「えくぼ」がくっきりとしていた。……そのまま、触手がラリアーの
アヌスに挿入される。

「ああぁ〜〜っ!」

 蒼白だった顔が一気に紅潮する。股間のペニスに血が集まり、年頃に似合わないサイズに
みなぎっていく。

「まったく女の子みたいな声を出して! あなたは男でしょう! もっとこう、自分が
リーダーシップを取るという、気概を持ちなさい! ……あなたの罰は、ティスを犯す事。
相手を屈服させてやるという荒々しさを、少しは身につけるように!」
「は、はいぃ……。てぃ、ティス、ごめん……あぁぁ〜〜〜っ!」

 アヌスの中の触手がぐりぐりと回転した。

「謝ってどうするんですか! それがだめだと言っているの! 『腹の底から気をやらせて、
ワシのチンポなしでは生きていけんようにしちゃるけえ、ぐぇっへっへっ!』くらいの
つもりでいなさい!」

 この生命体、どういう情報の集め方をしたのだろうか。

「……あなたにはちょっとペナルティをつけないといけないようですね」

 触手の一本が細く変形した。そのままラリアーのペニスの根本に巻き付く。

「ああ〜〜っ! 痛い! 痛いですっ! デュミナスさまあっ!」
「これで私の許可なしには射精できませんよ。ティスをイカせる毎に、射精を許可して
あげます。自主性を持ってやらないと、いつまで経っても射精できませんからね!」
「は……はいぃ……。うくっ!」

 ラリアーがティスの後ろに膝をつき、ゆっくりと彼女の秘裂を貫いた。

「んん〜〜っ! ぷあ……。はあぁぁ〜〜っ!」

 デスピニスの股間から顔を反らして、ティスが甲高く鳴いた。そしてホールに響く音に、
肉のぶつかる音と鼻声だけのあえぎが加わる。

「ああっ……ああぁ〜〜っ……ティス……イって……お願いだよぉっ……」
「んくっ……んぷっ……そんな事……言ったって……んん〜〜っ!」

 今のままでは、奉仕を強要されているティスをイカせる事はできない。そう考えたラリアーは、
心の中で謝って、ティスのお尻に指を伸ばした。

「ひぃっ! ラリアー! あなた……ああぁぁ〜〜〜っ!!」
75デュミナス一家(陵辱教育)3/4:2008/03/23(日) 11:44:28 ID:2sVLg1Gc

 細く、しなやかな少年の指が、少女のアヌスを埋めていく。そのまま秘裂を埋めた自分の
ペニスの感触に、ゆるゆるとこすりつけた。

「あ、ひいぃぃ〜〜っ! だめ……それ、だめぇっ! 反則……はあぁぁ〜〜っ!!」

 ティスのせっぱ詰まった絶叫。その声に突き動かされたラリアーの激しいストロークに、
一気に絶頂に押し上げられた。

「ひぃぃ〜〜っ! イク……イクぅっ! ああぁ〜〜〜っ!」

 高まりの声に連動して、ラリアーのペニス拘束が緩んだ。

「あぁ〜〜っ! 出る! 出てるぅっ! はあぁぁ〜〜っ!」
「ああ〜〜っ! あづうぃぃ……はあぁぁ〜〜っ!!」

 絶頂に身をもまれるティスとラリアー。

「デスピニス……あなたはねえ」
「ああっ……はあっ……はいぃ……デュミナスさまぁ……」

 ティスのオーラルに、息も絶え絶えのまま、必死に受け答えするデスピニス。

「やっぱりラリアーと同じ問題なのねえ」
「は……はひぃぃ……あぁぁ〜〜〜っ」

 真っ赤な顔で悦楽に身もだえる少女に、淡々と語りかけるデュミナス。デスピニス相手
には、努めて優しい言い方をしようとしているのは伝わってくるのだが。

「あなたの場合、屈服させる以上に、もっとこう強烈な……支配し、隷従させるくらいの
気持ちを持たないと、バランス的に弱いわねえ。……そう、女王様ね。ティスを踏みにじり、
支配する。女王様になってごらんなさい」
「あぁぁ〜〜っ……そんな……踏みにじるだなんて……わたし……」
「『もっと気合いを入れて奉仕なさい! この雌豚! そんなので私をイカせられるつもり
なの!』リピートアフタミー、さん、はい」
「ひ……はひぃ〜〜……そんな……雌豚なんてぇ……わたしぃ……ああぁぁ〜〜っ!」

 デスピニスのお尻にも触手がうねうねと潜り込む。

「……あなたをペナルティで駆り立てるのは気が進まないんだけど……仕方ないわねえ……。
言わないと、お尻で連続30回イカせっぱなしの罰よ?」
「ひいぃっ! いう……いひますからあ……あぁぁ〜〜〜っ」
「『もっと気合いを入れて奉仕なさい! この雌豚! そんなので私をイカせられるつもり
なの!』リピートアフタミー、さん、はい」
「も……もっときはいをひれへえ……この、めぶたぁ……だめ、イクうぅぅっ!」

 ティスのオーラルと、アナルへの愛撫に挟み撃ちされ、抵抗のしようもなく絶頂に達して
しまう。

「……いきなりは無理なのかしらねえ……仕方ないわ。まず、ティスの背中を足で踏みつけて、
『この雌豚』ね。さん、はい」
「ひっ……ひいぃっ……めぶた……めぶたぁ……イクぅ〜〜っ!」

 デスピニスは、もう理性が働いているかも怪しい風情。愛らしい顔は絶頂の涙とよだれに
ぬれ光り、半開きの口から教え込まれたセリフをうわごとのように繰り返す。

「……う〜ん、努力は認めるけどね〜。……連続15回にまけてあげる。課題はその間も続く
からね。さ、がんばるのよ、デスピニス」
「ひぃぃ〜〜っ……が、がんばりまひゅぅ、でみなふはまぁ……ねぶたぁぁ〜〜〜」
76デュミナス一家(陵辱教育)4/4終:2008/03/23(日) 11:45:04 ID:2sVLg1Gc

 ホールに少年と少女の極まりの声が響き渡る。……終わった後、三人は触手の粘液と自らの
体液にまみれて横たわり、身動きできなかった。

 彼らの身支度をととのえてやり、ベッドに運ぶ。そして律儀にホールの掃除を始める
デュミナス。

「……まったく、いつまでたってもつまらないミスが絶えないんだから……。教育方針、
間違ったかしら?」

 ……それは、そうだろう。そうに決まっている。現在進行形で。

-END-
77名無しさん@ピンキー:2008/03/23(日) 12:53:42 ID:Fe77iIgx
間違えすぎだwwwwwGJ
7868:2008/03/23(日) 13:13:47 ID:rTNP4/H8
やばい。起きたら昼だった。そして微妙に二日酔い気味。
爆撃再開。
79GENOM SCREAMS:2008/03/23(日) 13:15:13 ID:rTNP4/H8
「挿入角はこんなモンで……よっと」
「んああ!」
 ぬぷっ、とした擬音と共にアイビスの泥濘がアラドの欲望の化身を吸い込む様に飲み込んだ。
 アラドの丈の長さに丁度良い奥行きのアイビスの膣は侵入して来た愛する男のそれに嬉しそうを抱き締める。
「んで、抜く時の速さは……」
「あぁ! ……んん♪」
 本格的に喰われる前にアラドは其処から竿をややゆっくりと抜く。絡んだ襞の分だけ中身を外に引っ張られる感覚にアイビスが蕩けた声で喘ぐ。
「こっちも同じく……それ」
 そして、抜いたそれを今度はその上にあるラトゥーニの穴に突っ込んだ。
「っ! はあんっ!」
 少しきつそうにそれを喰ったラトゥーニの奥にずんっ、と愛する兄貴分の先端がめり込んだ。
 アラドの全部を飲み込む事が出来ないラトゥーニの陰道は狭さだけならばアイビスを超えていた。
「……良し。テンポも大体判った。本格的に動いて良いかな、二人共」
 最早、慣らしは十分。気力も極が何とか発動するレベルに到達している。
 同じくラトゥーニから分身を引き抜いた後、アラドは上を脱いで半裸を晒しながらわんこと妹分に問い掛けた。
「ハメハメぇ! お姉さんの駄目マ○コォ! アラドのオチ○ポでお仕置きしてぇ!」
「ぶっといの欲しい! 私のエロマ○コ馬鹿になっちゃう位いっぱいズボズボしてぇ!」
 最早、是非も無いらしい。
 どんなエロゲだと首を傾げたくなる程の淫語を吐き散らかしておねだりする二人はやっぱり頭の何処かがイカれているらしい。
「流石に何度も聞くとこの手の台詞にゃあ慣れちまうな」
 ……このままレベルを上げていけば、何時かは軟骨的言語を発する様になってしまうかも知れない。特にアイビス。
 それを想像して若干萎えそうになりながら、アラドはアイビスの雌穴に怒張を突き入れた。
「ああん! アラドぉ!」
「こっち! 次こっちにぃ!
 まるで先を争う様に一つしかないアラドの男を求めるアイビスとラトゥーニは態々語るのも馬鹿らしい程に女の欲望に忠実だ。
「全く……白いペンションでっせ?」
 この先に控える発狂的展開を匂わせる様にアラドは分かる人間には分かる言葉を呟いた。
80GENOM SCREAMS:2008/03/23(日) 13:18:32 ID:rTNP4/H8
 ……同じ時、もう一方では決着が付こうとしていた。


――汎用戦闘母艦ヒリュウ改 再びラウル私室
「足りないよぅ! お兄ちゃん! もっと! もっとぉ!」
「痛っ、い、いやそう言われても……っ」
 首っ玉に腕を回し、対面座位で骨盤に恥骨をガンガンぶつけてくるフィオナの激しさにラウルは凄まじくうろたえた表情で腰を突き入れる。
「もっと! もっとミルク飲みたいよぅ! チ○ポミルク射精してえ!!」
「いや、そうしたいのは山々だけど……つうっ! も、もう残弾がさあ」
 フィオナが望んでいるのはラウルによる種付けだが、もう何時間と繋がりっ放しの兄はそれこそ何度も白濁を妹の胎に吐き出してる。
 女性には基本的に限界は無いが、男性はそうはいかない。
 男の絶頂が何かを吐き出す絶頂である以上、それには物量的制約があり、ラウルはとっくに弾切れ状態だった。
「駄目え! もっと満たしてよ! もっと注いでよう!!」
「うがあ!?」
 だが、そんな言い訳は兄貴に可愛がって欲しい妹には通用しない。
 フィオナは手を自分とラウルの結合部辺りにやって、太腿辺りのズボンの布地を弄り、其処にあった柔らかい肉の塊をかなりの強さで握り締めた。
 その痛みにラウルは苦悶の表情をし、声を上げた。
「無理ならこのままタマタマ潰しちゃうんだからねっ!?」
「そ、そりゃ勘弁してくれ! って言うか、本末転倒だぞ!?」
 凡そ正気とは思えない言葉が妹の口から通過し、兄を慌てさせた。
 ……何て恐ろしい事を言うのだろう。
 そんな事になればもう可愛い妹に種付けして泣かしてやる事は出来なくなるし、その味と匂いと熱さを内側に刻む事も、心と身体の空洞を満たしてやる事も出来なくなる。
 それ以前に、男として再起不能にされるのは避けたいラウルは魂を削って懸命に腰を振ると、精嚢をフルドライブさせて使用に足る子種と残っているカウパーを掻き集める。
 空の状態で本当に最後の一発を無理矢理捻出するラウルは漢の鑑だった。
81GENOM SCREAMS:2008/03/23(日) 13:19:40 ID:rTNP4/H8
「早く! 早くぅ!! もう、逝っちゃ……!」
「はあっ、ラーメンだなぁ……何てな」
 ……って、空耳はもうええっちゅうねん。ラウルはセルフ突っ込みを脳内で行う。
 逝きっ放しのフィオナの膣内がきつく収縮し、蠢動する。
 ブッ飛ぶ寸前の妹に完全に止めを刺す為に兄貴は頑張って子宮口をゴリゴリ掘削してやった。
「逝く! 逝くぅ!! オマ○コぉ!!!」
「ぅおっ! こ、のぉ……!」
――愚妹めが
 尚も強く睾丸を握り締めるフィオナの愛が痛いラウルは無理矢理絶頂を引っ張り込んで、愛のラストショットをフィオナの最奥に届けてやった。

「おにいちゃあぁァあん――――ッッ!!!!」
「くぅ……!っ、お……!! うぅっ……!」
 耳を劈くフィオナの歓喜の悲鳴と射精の快感がラウルの脳味噌を蕩かす。
 竿全体に噛み付く襞に本当に白い血を吐き出して、フィオナの搾精に身を委ねるラウル。
 既に容量一杯まで注がれたフィオナの子宮に更なる弾丸が到着した。
「んあああっ! 来たぁ! 気持ち良いお薬……! 膣内射精ぃっ……♪」
 もうパンパンのミルクタンクになった子袋はその味と熱さに歓喜した様に収縮し、卵管をも使ってそれを飲み干す。
 兄の裸の背中をカリカリ爪で掻き毟りながら、フィオナはぽろぽろ涙を零して女の絶頂の渦に飲まれていた。
「も、もう……品切れ」
「お兄ちゃんの……お、お胎ぁいっぱいぃ♪」
 これ以上は本当に無理だった。自然と身体が頽れて、ラウルはベッドに沈み込む。
 己の限界を超えた事を示す様に、屹立していたディメンションスラッシャーは力を失い、心に湧いていた煩悩もどんどん離れて行った。
 ラウルはフィオナが心を許してくれるのが、嬉しい。
 甘えてくれるのも、懐いてくれるのもやっぱり嬉しい。……しかし。
「……嬉しいけど、こいつ、こんなに色狂いだったっけ?」
 とてもではないが、身体が保ちそうに無い。このままでは枯れ果てるのは時間の問題と背筋を寒くする。
 ラウルはどうしてこうなっちまったのかを機能しない頭で考えたが、答えは見えなかった。
「お兄ちゃん……!」
 そして、そんな兄への愛に狂う妹はその身体にしがみ付いて嬉し泣きしていた。
 自分の望みに応えてくれたラウルが堪らなく愛おしかったのだ。
――もう、壊されても良い
 そんな破滅的な感情を誘う程に。
「まあ、何だ。……愛してるよ、フィオナ」
 一抹の狂気が混じるフィオナの顔を見ると、そんな月並みな言葉しかラウルには浮かばない。
 でも、それは決して適当な言葉ではなかった。
 ……お互いに狂っている事はとっくに知っている。
 それを承知でこれからを共に歩んで往くであろう大切な相方への精一杯の気持ちの示し方だった。
「好き……大好きなの、お兄ちゃんが。……私も、愛してる♪」
 それが暖かかったフィオナはその言葉を噛み締めながら、ラウルの顔にキスの雨を降らせて行く。
「はは。こら、フィオナ」
「えへへ♪」
 それを少しだけ照れた表情で受けながら、ラウルはフィオナを優しく抱いて、絶頂の気だるさに身体を委ねたのだった。

 妹に 種搾られたよ 群馬県……これまた字余り。
82GENOM SCREAMS:2008/03/23(日) 13:21:59 ID:rTNP4/H8
 一方の戦闘は決着を見せた。残る方もショウダウンは間近だった。


――万能戦闘母艦ハガネ もう一度アラド私室
「はあ……ぁ、っく! くう」
 ハイスピード無しの階段は昔はきつかったものだが、今ではそれがマシになって良かった。
 ……そんな事を思っている訳が無いアラドは下半身に漲る射精の兆候にゾクゾクと身体を震わせ呻きながらも、二つの穴を往復して犯し抜く。
「逝く! あたし、逝くぅ!! 膣内に熱くて濃いの頂戴っ!! 一番奥にぶっかけてぇっ!!!」
「駄目え! こっちで抜いてっ!! オナグッズみたいに私でオチ○ポ汁どぴゅどぴゅしてえ!!!」
 アイビスもラトゥーニも揃って絶頂の直前だった。
 そうなる様にペースやら抽挿の速度、奥を擦るタイミング等を微調整していたアラドは実際、大したモノだった。
 流石はブーステッドチルドレン……と言いたいが、それは果たしてその能力故なのかは判別が不能だった。
 泣きながら、恥ずかしい言葉を吐きながら射精を強請る二人は正体を無くして完全に蕩けていた。
「聞く度に気持ちが萎えていくのはどうしてなんだろうなあ。……ま、良いけ、どっ!」
 些か聞き飽きたおねだりにアラドは心が萎えそうになるが、下半身は逆に滾ってドロドロに融解した欲望の火種を尿道に迸らせる。
「ひゃん!!」
 はちきれんばかりに膨れ上がる一物をアイビスの最奥に叩き付けると、アイビスは目を見開いて爆ぜる。
 そして、アラドは躊躇無くそれを放った。
 
「んあァあぁああああんんぅゥ――――ッッ!!!!」
 子宮底に着弾するナパームジェルがアイビスを焼き尽くし、灰燼に帰す疼きは昇天を誘う。
 びゅくびゅく精を吐き出すアラドの竿に牙を突きたてて、それを啜るアイビスはもう、この男から離れる事は出来そうになかった。
「んぐっ! ……んで、もう一丁!」
「きゃう!?」
 凡そ半分ほどアイビスに注いだアラドは貴重な弾丸を零さない様に尻に力を込めると、それを抜いて、今度はラトゥーニの小さな穴に突貫する。
 ラトゥーニは可愛い声を上げて仰け反ると、次の瞬間には注ぎ込まれる汁の熱さに全身を引き攣らせ、絶頂を極めた。

「きゃあぁあァあああんんゥぅ――――ッッ!!!!」
 飢えた子宮を満たす上質の男のエキスが子宮を収縮させ、歓喜する様にそれを飲んでいく。
 四肢をピン、と伸ばして打ち震え、内部に広がっていく暖かさに多幸感を誘われたラトゥーニは一物をしゃぶりながら、ぐったりとアイビスの身体に折り重なる様に倒れ込んだ。

「ぅ、んっ! ……ひゅう」
 取り合えず、蟠っていた分をほぼ等量ずつアイビスとラトゥーニ注ぎ終わったアラドはラトゥーニから一物を抜くと大きく息を吐いた。
「ハア……ハア……ふ、あァ♪」
「んあっ……ァ、んんッ……♪」
 口を開けた二つの雌穴は湯気を立てて切なく開閉を繰り返す。
 ごぷっ。アイビスの穴から溢れた、泡立つ黄ばんだ白い液体が肛門に伝い、そこからシーツに落ちていく。
 ごぽっ。遅れてラトゥーニの穴からも同じものが漏れ出し、アイビスの割れ目に糸を引いて伝う。
 ラトゥーニのから流れる白い液体がアイビスのそれに垂れ落ちて、混ざり合い、ベッドシーツに少しだけ黄ばんだ染みを作っていく。
 生臭い雄と雌の匂いに包まれ、揃って股座を白く化粧した二人は頬に涙の筋を伝わせて絶頂の余韻に浸り、不随意的に身体を戦慄かせた。
「「んう♪」」
 アラドは汁に塗れた一物をアイビスとラトゥーニの顔の前に持っていくと、二人は薄汚れたそれをキャンディーでも舐める様にペロペロ舌を這わせ始める。
 蕩けた表情でアラドの肉棒をお掃除するアイビスとラトゥーニは何処か仲が良さ気だった。
「やっぱ、こいつは俺の趣味じゃないんだろうな」
 何となく、そうしてみたアラドだったが、やはり舐められて気持ちが昂ぶる様な事は無かった。

「MISSION ACCOMPLISHED……ってか? それでも」
――任務、完了
 視覚的に凄まじく危険なアイビスとラトゥーニの艶姿に満足な結果を残せた事を確認したアラドは、男の仕事をやり遂げた様に誇らしげに微笑む。
 ……次があるなら、その時は二人の小汚いケツ穴に玉袋が空になるまで白濁を浣腸して、真っ白い汚物をひり出させる事でもやってやろうか?
「ふ、ふへへへ……っ」
 まあ、流石にそれは冗談だが、そんな危ない事を考えるとアラドは血が沸き立つ程の怖気に襲われたのだった。

 義妹と わんこに種付け 群馬県 階段譜面は マジで勘弁……しつこく字余り。
83GENOM SCREAMS:2008/03/23(日) 13:23:04 ID:rTNP4/H8
「う……うう」
 ファイナルステージを鳥で終えたアラドは寝台に潜っていた。
 どうせ暫くすれば、揃って仮眠に入った餓えた雌犬と売女は目覚め、散々に搾り取ってくる事が目に見えていたので、次のプレイを考慮して身体を少し休める事にしたのだ。
 だが、そんなアラドの顔色は良くない。何とか睡魔を呼び込んで意識を消そうとするも、それが出来ないのだ。
「「スー……スー……」」
「う、ぐ……暑、苦し」
 その原因は当然、アラドの両サイドで眠る二人の恋人にある。
 アイビスはアラドの頭を抱いてその控えめなお胸で抱き締めて眠っているし、ラトゥーニも背中から手を回して、静かな寝息をアラドの首筋に吹き掛けていた。
 柔らかい、とか良い匂いがするとかそんな可愛いレベルを逸脱した、息苦しさと暑苦しさの同居する、眠るには劣悪な環境だった。
 自分のベッドで何でこんな思いをしなければならないのかが理不尽に思えるアラドはいっその事、床で寝てやろうかと身を起そうとする。
「えへへぇ……御主人しゃまぁ……大しゅきぃ♪」
「愛してるよぉ……アラドお兄ちゃん……♪」
――ガシッ
 しかし、アラドは逃げられなかった。
 アイビスの抱擁は強さを増し、ラトゥーニも更に強く腕に力を込め、また脚をも腰に絡めて密着してきた。
 ……それらの寝言を聞く限り、やっぱりアイビスには飼われたい欲望があるらしい。
 しかし、ラトゥーニのそれは、アラドと同じ年齢の人間としては不適切そうだった。
 それとも、彼女に妹属性があるのはやっぱりお約束なのか、その辺の判断は難しかった。
「あいたたた……ちょ、アンタ等そんな密着しないでくれよ……!」
 もう完全に眠気が飛んでしまった。身体に当たって食い込む恥骨や肋骨、腰骨や鎖骨その多諸々が安眠を妨害した。
「「スー……スー……イヤよ」」
 アラドは寝ている人間には意味が無い文句を垂れるが、何とその当人達は夢の世界からそれを拒絶した。
「うわ、同時に寝言で返しやがったよ……」
 打つ手無し。アラドはそう認識して抵抗するのを止めた。逆らって良い事は無いからだ。
「頼むから、今は寝かしといて」
――さもないと、愛してやらねえぞ?
 アラドはそう思って負け惜しみの様に言葉を吐くが、聞こえてくるのはアイビスとラトゥーニの静かな吐息だけだった。


「ZZZ……」「くー……くー……」
 そんなアラドが苦労をしている中、ラブラブな兄妹は互いに静かな眠りの中に居た。
 兄の腕枕に頭を横たえ、その兄の胸と背中、腰に四肢を絡ませる妹。
 信頼補正を愛情補正に変えた二人のその姿は正に鴛鴦だった。


 そして……

84GENOM SCREAMS:2008/03/23(日) 13:25:19 ID:rTNP4/H8
――汎用戦闘母艦ヒリュウ改 ミーティングルーム
 作戦が始動するまでもう間もなくだった。
 第一種警戒態勢が両艦に発令され、移動が激しく制限される中、若干二の腕とアレが重たいアラドはヒリュウ改に居た。
「ちいっス」
 パイロット達が待機中である大部屋の片隅に知った顔を認めるとアラドはその人物達に脚を向ける。
「あら、アラド君」
「よう」
 それはフィオナとラウルだった。
 ツヤツヤテカテカして活力に漲る妹と少しやつれた顔をしている兄は戦闘のフォーメーションの話をしていた様だ。
 今やヒリュウのエースとして絶賛売出し中のラウルはアイビスの撃墜数をつい先日僅かに上回り、実質的な2としてアラドの横で顔グラを表示していた。
 PPを指揮技能獲得に注ぎ込み、前線に於ける司令塔と化したラウルと、収束攻撃獲得でその直援に特化したフィオナは今や部隊の守護神として君臨していた。
 強襲フレームのデビュー戦からこっち、一緒に戦う事が多くなった兄妹とアラドは今回もまたそうなるだろう事が確定していた。
 そんな戦友二人にゆっくり近付いて、アラドは声を掛けると二人は振り向いて会釈した。
「君がヒリュウに居る何て珍しいわね」
「その前に配置離れてヒリュウに居て良いのか? お前」
 前の一件で、この少年が二人の女を侍らせている事を兄妹は知った。
 だが、今それを言っても何もならないし、話をややこしくしたくなかった二人はその話題を綺麗さっぱり頭から追い出した。
 そして、兄妹はそんな事を言いながらアラドの顔を覗き込む。
 もう少しハガネでもブリーフィングが始まる時間にあって、アラドがこっちに居て良いのかと二人は年下のトップエースを心配した。
「オクト小隊にカイ少佐から急ぎの指示を伝えに来たんスよ。もう済みましたけど」
 アラドはそれに答えてやった。
 直前で配置の変更でもあったのかは判らないが、通信では伝えられない類の指示らしいのでアラドは小間使いとしてヒリュウに派遣されたのだ。
 無論、その許可も取っていた。
「こんな時にか。ご苦労さんだな、態々」
「人手は常に足りないからね、どっちの艦も」
 こんな時だからなのだろうが、階級が所詮は曹長のアラドはトップエースと言ってもその理に逆らえない様だ。
 少し、それが何か間違っている気がした二人はアラドを労ってやった。

「もうちょっとで、ガンビットっスね」
「ああ。今迄の集大成だ。気合入れて掛からないと」
「あたしも、今回は本気出しちゃうわよ」
 後僅かで地獄の蓋が開く。アラドは兄妹に言う迄も無い事だがそう告げた。
 アラドは率先して其処に飛び込む事に何の衒いも無い。
 単機駆けが戦場の華だとかそんな事は考えては居ないが、それでも沸き立つ血の滾りが抑えられなくなりそうだった。
 二人だってそうだ。
 まあ、この兄妹の場合はラージとミズホを救出すると言う目的の為に鉄火場に飛び込むのだから、アラドの様な戦いに対する高揚感を持っているのかは微妙だが、それでも二人は戦う事に迷いは無かった。

「ま、お二人ならきっと大丈夫っスわ。愛の力で切り抜けられるって信じてるっス」

 そんな頼もしい兄妹の言葉にアラドは本人達としては絶対に聞き逃せない台詞を返す。
85GENOM SCREAMS:2008/03/23(日) 13:26:05 ID:rTNP4/H8
「うう!? な……」「なあ!? あ、アラド君!?」
 二人は揃って同じ顔と反応をし、その後少しだけ動きを止められる。
 未だに関係がバレていないと高を括っていた二人には寝耳に水だ。
 眼の良い輩には何時かバレるだろうと覚悟はしていたが、それがこのタイミング、且つその人物がアラドとなれば驚愕を隠せない二人。
「何を慌てて。付き合ってるんでしょう? ラウルさん達は」
 アラドは別にそれが何でもない事と言う風に言ってのける。
 テスラ研のハンガーでの喧嘩辺りから怪しいと思い始め、ヒリュウの喫煙所での会話からそれが確信に変わり、半舷時に街で鉢合わせた時にはもうこれは間違い無いとアラドは思ったのだ。
 今更、慌てても二人はもう遅い。アラドが二人の関係を見紛う筈は無かった。
 ……正直な処、アラドはこの兄妹を生臭いとは思わないし、寧ろ応援したい気持ちで一杯だった。
「い、いえ! それはち「ああ。フィオナは、俺の女だ」
 フィオナはアラドの認識を何とか捻じ曲げようと大慌てでそれを否定するも、ラウルの言葉がそれを遮った。
 憚る事無くそう告げたラウルは妙にすっきりした顔をしていた。
「! お、お兄ちゃん//////」
 突然のそれにハートを抉られた気がしたフィオナは顔面を一瞬、沸騰させた。
 もう、アラドにバレた事なぞは瑣事に成り下がった気がしたフィオナだった。

「フッ……ラウルさんの漢らしくそう言える処が羨ましいっスよ」
「そうだろ?」
 アラドが羨望の混じった柔らかい表情を向けるとラウルは実に爽やかな美々しい微笑を返す。
「フィオナさんも良い男性(ひと)を見つけましたね」
「……そうね。ありがとう、アラド君」
 そして、フィオナには祝福する言葉と視線を向ける。フィオナはそれに含羞みながも幸せそうに笑った。
「じゃ、俺はこれで。向こうで会いましょう」
「おう」
「ん」
 もう、そろそろアラドはハガネ戻らなくてはならない時間だった。
 それにこれ以上、お喋りを続ける気もアラドには無かった。二人にこれ以上纏わり付く程野暮じゃないのだ。
 次に会う時は戦場で。アラドはそう言って踵を返すと、二人は頷いた。
「っと、そうだった。ラウルさん、フィオナさん」
「「?」」
 数歩歩いた後に言い忘れた事があったのを思い出したアラドは振り向く。
 そして、怪訝な表情をする二人にこう言った。

「生き残りましょう、お互いに」

――作戦を成功させ、必ず生還しよう。それ以外は認めない
「ああ!」「ええ!」
 エースの誇りを顔に浮かばせたアラドにラウルとフィオナはもう一度強く頷いた。
86GENOM SCREAMS:2008/03/23(日) 13:28:27 ID:rTNP4/H8
「俺の女、ね」
「う」
 アラドが去って直ぐにフィオナはラウルに流し目を送った。ラウルは少しだけ動揺した様に顔を強張らせる。
「大見得切ったわね、ラウルってば」
「言うな。でも、それ位の啖呵は切れなきゃ、この先やって何て」
 突き抜けると決めた以上は時に居直る事も一つの手。
 居直った人間が最強だとは言わないが、それは自分達の関係を認めない良識派の人間すら黙らせる事だってある。
 それ位出来なくてはお互いの未来が無いと踏んだラウルは敢えてそれをやったのだ。
 無論、ラウルはアラドが自分達に対しては擁護派だと知ってはいたが。
「判ってる。でも、あたしが貴方の女って言うのは事実よね」
 しかし、フィオナにはラウルの気持ちはどうでも良かった。
 重要なのは他人相手に己の存在を明かし、女だと明言してくれた一点だった。
 女心に火が点いたフィオナはそれに対する礼をする為に、そっとラウルに顔を寄せた。
――チュッ
「むぐっ! お、お前はまた」
 触れた時間はきっかり三秒だった。
 格納庫でのそれを思い出させるそれにラウルは少し慌てたが、危ない場所でのそれも二度目ともなると流石に慣れたのか、それだけだった。
「んふふ。ラウルはあたしの旦那様! 何時かはあたしもそう言いたいわね、大声で」
 にんまり笑いながらそう零すフィオナは本気だった。
 この男が伴侶だと言う事を誇りに思っている辺り、随分と妹はお兄ちゃんに愛を向けているらしかった。
「……どうやら、思いの外近そうだな、その日は」
「え?」
 そんなフィオナに冷静な視線を返すラウルは何処か諦めた様な顔をしていた。
 それもその筈だろう。何故なら……

「バレたな、こりゃ」

 つまり、そう言う事だった。好奇、嫌悪、嫉妬、憎悪……その他諸々の視線が周囲から発せられていた。
「嘘!? ……やば。調子に乗り過ぎた?」
 幾ら何でも周囲に人が多いブリーフィングルームでそれをしたのは行き過ぎだった。
 前の格納庫でのそれは喧嘩の最中の事で、良い感じに人払いが行われていたが故に例外を除いて誰にもバレなかったが、今回は違うのだ。
「ああ。……ここいらで覚悟、好い加減に決めるかフィオナ」
「うん、良いわよ。あたし達は一緒だよね、お兄ちゃん!」
「そうだ!」
 もうこうなったら流れは止まらない。
思いの外短い隠遁生活だったとその時の事を思い出しながら、二人は新たなステージへと躍り出る。
その先に何が待つのかは判らないが、生まれた瞬間から既に籍に入っているこの二人に恐れるモノは存在しないだろう。
――チュッ
 周りに魅せ付ける様にラウルとフィオナはもう一度深い口付けを交わす。
――文句があったら言ってみやがれ
 ついに明かされた兄妹の関係に周囲はやはり何も言えなかったのだった。

87GENOM SCREAMS:2008/03/23(日) 13:30:00 ID:rTNP4/H8
「うわ……兄妹で、そんな」
 そんなラヴい兄妹を見ながら困惑気な表情をする少女が居た。
 名はショウコ=アズマ(吾妻笑子)。前にフォルカに拉致されて、ダガー捕獲作戦の折に救出されたコウタの妹。
 兄と同じく呪いのエミィ・アーマーを過ち様に無理矢理与えられたG雷門の操者だった。
「こらこら。そんな目でみてやるなよ」
 そんな彼女の側に控えるコウタは窘める様に言ってやった。
「あれってさ、アリ、なの? お兄ちゃん」
 妹の頭に占めるのは兄妹同士のそれは許されるのか、と言う一般人にはありがち、且つそれ故に最も撃破が困難な倫理的な疑問だった。
「いや、普通に考えりゃ駄目だろ」
「そうだよね」
 コウタはごく普通に、それこそマジョリティが持っている社会的な通念にも似た模範解答をショウコに示し、彼女もまたそれに頷いた。
「だけど、認められないからってラウルさん達に面と向かって止めてくれって言えるか?」
「それは、ショウコには無理だよ」
 だが、コウタの言葉には続きがあった。
 例えそうだとしても、勇気を出してそれを言えるのかとコウタは問う。
 即座にショウコは首を横に振った。
「俺だってそうだぜ。もう付き合ってるって事実が二人にはあるんだよ。それを無理に裂こうとしたら最悪、血を見そうだぜ」
「ありえるかもね、それは」
 兄妹だからとか、普通ではないからとか、そんな事は見方を変えれば批判する側の都合の良い解釈でしかないと言う事をコウタは判っていたし、そんな常套句は今まさに恋愛中のラウル達には心底どうでも良い言葉と言う事も同時に知っている。
 彼等は兄妹だが、それ以前に愛し合う男と女だ。
 それを引き裂こうとすれば彼等は絶対に抵抗を示すだろう事はショウコにだって判った。

『是か非の二択が常ではない。見て見ぬ振りと言う言葉もある。我々はあの兄妹に対してはそうするしか無いだろうな』

「……って、ロアも言ってる」
 為らばどうするのか? コウタの脳内に天の声が響き、コウタはそれをショウコに伝えた。
 スルーするのが大人の対応。
 倫理に悖るとしても、それ位にどうしようもない事だと納得して目を瞑れとロアは言いたいらしい。
 そして、それはコウタもそう思っていた事だった。
「それ……無言の肯定って事と一緒じゃあ」
「そうだな。だけど、俺はアリだと思う。俺やアラドの奴みたいに受け入れる奴が居ても、別に良いじゃねえか」
 ショウコの顔はどうにも内面が窺い知れない複雑な顔をしていた。ただ喉を通過したのはそんな言葉。コウタは妹のそれに正直に答える。
 確かにショウコの言う通り、拒絶でも肯定でもない傍観は容認と同意である事はコウタだって知っている。
 だが、コウタはそれが悪いとは思わない。
 その手の間柄を批判する人間が世の中には多いが、中には先程のアラドの様に味方をする人間が居てもそれは間違いではない。
 寧ろ、自分もそうだとコウタは言いたいらしかった。
「そうだね。ショウコも、ラウルさん達が少し羨ましい」
 ショウコが本音を発した。
――本当は、あの仲の良い二人が心底羨ましい
 兄を持つ者としての常識に囚われない素直な心根だった。
「「……//////」」
 そうして、コウタとショウコは顔を見合わせると、揃って赤くなった。
 コウタは鼻を掻いて顔を背け、ショウコは俯いてしまう。
 ラウルとフィオナの放つ妙な空気に中てられたのは間違いなかった。
『フッ……エミィの事を思い出してしまうな』
 そんな二つの兄妹の在り方にロアは亡き妹の姿を懐かしそうに魂に思い浮かべた。
88GENOM SCREAMS:2008/03/23(日) 13:32:24 ID:rTNP4/H8
――万能戦闘母艦ハガネ 通路
 帰り着いた母艦。ランチの発着場近くの廊下をアラドは歩いている。その顔はとても神妙なモノだった。
「俺の女、か。……俺もアイビスさんを何時かそう言う時がくるのかな」
 先程のラウルの言葉が胸に刺さっていた。猶予う事をせず、真っ直ぐにそれを言い切ったラウルの姿は同性の自分から見ても眩しく映った。
 今の自分にアイビスに対しての気持ちをそう表現する事が出来るかと言われれば、未だその段階に無い事が思い知らされる。
 好き合っているのにラウル達と自分達の感情には随分と隔たりがあるのは事実だった。
 それはつまり、未だに発展の可能性を残している事の裏返しだったが……それを言えない事はアラドには少し悲しい。
 ……だが、それでも何時かは。
 こちらが言うのか、それともアイビスが先に言うかは知らないが、この恋路の本当の成就は一筋縄ではいかなそうだった。
「まあ、それがラトゥーニだったら笑えないけど」
 そしてもう一つの危惧であるラトゥーニも無視出来ない。
 在り得ないとは思うが、彼女への情がアイビスへのそれを上回る可能性も零では無かった。
 若し、そうなった時はどうなるのか? それを想像すると、アラドは苦笑いをした。
 今は未だ、平和の裡。
 それでも、終焉にあるのがどちらかとの決別である事は間違い無い。
「悲しいよな。男って生き物はさ」
 考えてはいけないと知りながら、アラドはこのまま若干ピリピリする生臭い空気に身を置きたいと思ってしまった。
 あれだけ生臭い事は嫌いだと言っておきながら、その変わり身の早さには我ながら反吐が出そうなアラドだった。

「よう、アラド」
「あっ、イルム中尉」
 そんな事を考えながら、亡として歩いていると、突然声を掛けられてハッとする。
 顔を上げると目の前にはイルムガルトが居て、シュタッ! と手を上げた。
 アラドはそれに釣られそうになったが、流石に上官に対して失礼なので思い止まると、ペコリと頭を下げた。
「ヒリュウにでも行ってたのか?」
「ええ、お使いにちょっと」
 発着場近くで出くわした事もあり、イルムはヒリュウでラウル達が言った様な台詞を吐き、アラドはそれに頷いた。
 同じ台詞は言いたくないので事の仔細は省いた。
「もうあんまりのんびりしてらんないぜ? 準備が残ってるなら早く済ませな」
「もう全部終わってるっス。滞りなくね」
 機体のアジャストと自分へのフィッティング、火器の点検、実弾の装備、更には上へのプラン提出の全てをアラドは終わらせていた。
 イルムが心配する事は無かったのだ。
89GENOM SCREAMS:2008/03/23(日) 13:33:36 ID:rTNP4/H8
「おっ! 流石は我等がエース様だ。なら、今回もお前の活躍、期待させて貰うぜ」
「エース何かじゃないっスよ。戦闘がちょっと上手いだけの落ちこぼれっス」
 そんなアラドの頼もしい台詞にイルムは頬を綻ばせると、そう言って褒めた。
 それはアラドとしてはこそばゆい類の台詞で、寧ろ賜るのが躊躇われたのでアラドは遠慮がちに呟いた。
「謙遜すんな。皆、お前の事を見てるんだぜ」
「は、はあ」
 勿論、アラドがそう答えるのは判っていたイルムは逆に笑い掛けてやった。
 己に対する正当な評価はそれを誇示して天狗にさえならなければ素直に受ける冪だし、それを隠す傾向にあるアラドは寧ろもっと自慢しても良いと思った程だった。
 アラドはやっぱりそれについては頷けないらしく、気の無い返事で誤魔化した。
「ま、年寄りの話はこの辺で。時間があるなら、姫さん達に会いに行ってやりなよ」
「姫って……ああ」
 イルムとしてはこれ以上長々とアラドを拘束する気は無かった。
 ブリーフィング迄は少しだけだが間があるので、イルムはそれ迄の時間はアラドにそうしてやって欲しかった。
 姫と言う単語の意味が判ったアラドはそれに頷く。
 そんな気障な言い方をしなくても良いだろとも思ったが、結局それは言わなかった。
「ひょっとしたらこれが今生の別れに……っていけね。験が下がるな、こりゃ」
「いえ、下がってもきっと平気っスわ。……じゃあ、ちょっと行って来ますっス」
「おう。しっかりな」
 イルムは自分の言葉の不吉さに気付き、それを撤回したが、アラドは別にそれが不快とは思わない。
 確かにそう言う可能性はあるかもだが、此処まで来て自分のツキが無くなる何て事は在り得ないと思ったが故だ。
 アラドはイルムの気遣いを素直に受ける事にすると、背中を向ける。
 イルムはその背中に声援を送って、アラドを見送った。

「誰が落ちこぼれだってんだ。恐ろしい奴だよ、アラド」
 アラドが去った廊下に視線を送りながらポツリ、と零す。
 DC戦争、L5戦役と前線でエース級の活躍を見せていたイルムだったが、今のアラドはその時の己のそれを遥かに超える破竹の勢いだ。
 何処かのリボン付きの死神や現実に存在する御伽噺の悪魔宜しく、味方にすら畏怖される様なその力が一抹の恐怖を煽ってくる。
 プレイヤーの寵愛補正がこうも恐ろしいモノとは今に至るまでイルムは気付けなかった。
「でも、男ってのは、ああ在りたいモンだねえ」
 だが、そんなモノはどうでも良い。
 わんこのお姉さんと幼女な妹分を囲うアラドが男としてはかなり羨ましいイルムだった。
90GENOM SCREAMS:2008/03/23(日) 13:35:48 ID:rTNP4/H8
――ハガネ ハンガー
 道行く人に尋ね人の居場所を聞き、それの示す場所に辿り着いたアラド。
 その人間達は既に忙しさのピークを過ぎ、人の出入りが衰えている格納庫の片隅で何かを待つ様に佇んでいた。
「ういっス」
 アラドはイルムの言っていた姫君……アイビスとラトゥーニに声を掛けた。
「あ、やっと来たね」
「何処行ってたの? 来ないかと思ったわ」
 もう待ちくたびれた。
 そんな顔をしつつも、二人は現れたアラドの顔をほっとした様に眺めた。
「ひょっとして、俺を待ってた?」
 つかつか歩を進めながら、態々聞く必要の無い言葉を紡ぐアラド。
 アイビスにしたって、ラトゥーニにしたって、その気持ちは身に沁みて判っている。
 だけど、アラドはそう言わねばならない気がしたのだ。
「そりゃあね。最終戦前なんだから、イベントの一つでもあるかなってお姉さん、期待しちゃってたり」
「結局、リュウセイは捕まらなかったから、その分アラドに少し期待してたの」
「あ、そう」
 二人の前に辿り着いた少年はその言葉に苦笑する。
 個別イベントを期待してるなら、何で揃って同じ場所に居るんだろうか?
 まさか、連れ出せとかそんな類のイベントならばアラドは丁重にお断りしたかった。
 そんな時間はもう無いからだ。
「・・・」
 アラドは少しの間固まってしまった。
 これがイベントだと言うのなら、何か言葉を掛けなければならない。
 だが、その彼女達を前にして、掛ける冪言葉が浮かんで来ない。
 ふざけた言葉も、艶っぽい言葉の何一つもだ。
――何をしに来たんだろう
 そんな疑念に囚われつつ、アラドは考えた。単に二人の顔を見たかった訳では無い。
 ……何か伝えたい言葉があった筈なのだ。
 アラドは目を閉じて、それを思い出そうとした。
91GENOM SCREAMS:2008/03/23(日) 13:36:42 ID:rTNP4/H8
「あの……」
 普段とは違う、戦闘中に見せる凛々しい表情をしたアラドはアイビスとラトゥーニに向かって言葉を紡ぐ。
「「?」」
 その二人は何を言われるのかと若干、期待した様な表情をしていた。
「アイビスさ……いや、アイビス。それに、ラトゥーニも」
 結局、考えてみても自分が本当に言いたい事は何なのかアラドには判らなかった。
 ……だが、それでも即興で紡げるメッセージは頭の中にある。
 凡そ、彼女達が求める艶っぽい言葉とは縁遠いそれに二人は臍を曲げるかも知れないが、アラドはそれを言おうとした。
「「・・・」」
 敬称も略称も無くして、自分の名を呼ぶアラドをアイビスとラトゥーニは真剣な眼差しで見詰める。
 そして、アラドは口を開いた。

「生き残ろうぜ、この戦い」

 ……それを言いたかった事の代わりにして。

 恋人同士、男と女。そんな生臭い関係を無視して、戦士としての立場からそれをアラドは言い切った。
 先程もグレーデン兄妹にそれと同じ事を言ったが、二人にはどうしても言って置きたかったのだ。

「「――クス」」
 無骨で、ぶっきらぼうで、それでも暖かさを感じさせるアラドの言葉にアイビスもラトゥーニも満足気に微笑んだ。
「君が傍にいるなら、あたしは翔べるよ。地獄の底だろうと奈落だろうと、君と一緒にね」
「のらりくらりやるだけ。でも、いざと言う時は、アラドが守ってくれるんでしょう?」
 最初から、高望みなどしていない。寧ろ、その方がアラドらしいと思った二人は順にアラドの掌に自分のそれを重ねていく。
「……そっか」
 その言葉と態度に二人の情と懐の広さを見た気がしたアラドもまた顔に満面の笑みを浮かべた。

「やっぱり、悪くないモンだな。背中を預けて一緒に飛べる女が居るって、さ」
「そうでしょ? あたしの方がお姉さんなんだから、もっと頼ってよね!」
 一緒に飛んでいる時間が誰よりも多い背中を預けられる二番機。
 銀色の翼と共に壁にぶつかって止まるまで飛び続ける。
「姫君の護者ってのはどうも柄じゃねえけどさ。……守ってみせるぜ、絶対に」
「信じてるから。アラドが居る限り、私達に負けは無いって!」
 そして、同じ地獄で育ってきた気持ちが誰より筒抜けの三番機。
 二番機も纏めて、危ない時は彼女達のロイヤルガードに成るのも悪くないだろう。
 生臭い部分も含めて、これ以上の布陣は望めない。……そう思うアラド。

「果報者だって、誇って良いんだよな、俺」

 そして、そんな極上の女二人に愛される己に敗北は無いと、重なる掌から二人の熱を感じ取り、強く心の中で確信する。
 幸運と勝利の女神の加護がダブルでアラドを包んでいた。

――作戦開始時刻が刻々と迫って来ていた

〜了〜
92GENOM SCREAMS:2008/03/23(日) 13:38:38 ID:rTNP4/H8
 おまけ

「行かないの? 貴女は」
「行った処で、私の席は無さそうですから」
 一連のやり取りを伺っていた女二人が密談をしていた。
 今迄、その手のやり取りに真っ先に過敏に反応し、暴力を以って己の欲望を遂げようとしていた女は何かを悟った様な顔をしていた。
「そうじゃなくて。It`s time to get up,party,people! ……って、乱入しないの?」
「もうしません! って言うかそれ、ヘルスケじゃないですか」
「やあねえ。冗談よ」
「全く、タイトルはゲノムなんですから」
 些か判り辛い冗談に女は的確に返していた。少なくとも、今の彼女には殺戮に走る気は無かった。
「まあ、冗談は置いておいて、どうして貴女は行かないの?」
「今、言ったとおりです。私の居られる場所じゃないから」
 冗談を言って場を和ませる場面ではないので、女は真面目にもう一度そう切り返す。
 その言葉に彼女は若干、顔を俯かせてそう呟いた。
「そうかしらね。無理矢理作るって事は考えないの?」
「そうしようとはしてました。でも、止めたんです」
「どうして?」
 その表情には一抹の寂しさと諦めが浮かんでいた。
 一体どうしてそんな心境になったのかが気になる女が問い掛ける。
「正直自惚れてました、私。……私が、当然アラドの一番だって」
「でも、違ったのね」
 女はそれが己に与えられた当然の立ち位置だと信じて疑わなかった。
 だが、それが違った事に気付いてしまったのだ。
「はい。それは私が見てた都合の良い幻で……そのお陰で大分馬鹿な事をしてました」
「そうね。話位は聞いてるわ」
 チェーンソーで自分の相棒をバラそうとしたり、ショットガンで妹分とわんこを纏めてキルしようとしたりとやりたい放題だった事を伝聞で彼女は聞いていた。
「だから、頭を冷やす事にしたんです。距離を取って、アラドの事をもう一度じっくり考えてみようって」
 だが、そんな血生臭い解決方法に訴えて得られるモノは無いと言う現実を知ったくまさんぱんつは漸く心を入れ替えたのだ。
「それで何か見えた?」
 腹黒眼鏡がその成果についてを問う。
「全然。例えアラドの一番じゃなくても、私は彼が好きって事位しか」
 それは確かにあったが、大したモノでは無かったのだ。
 それでも、それが得られた確かな答えだった。
93GENOM SCREAMS:2008/03/23(日) 13:40:34 ID:rTNP4/H8
「十分な収穫ね、ゼオラ」
「ツグミさん?」
 一皮剥けた事に安堵したツグミはゼオラを労ってやった。
 ゼオラはその言葉が意外だったのか、眼をぱちくりさせた。
「当然って思わなくなったのは、それは依存度が薄れたって事よ。アラド君を頼らず自分の脚で歩けるのなら、きっと彼も貴女の事を見てくれると思うわ」
「そうでしょうか」
 アラドを行動の基点としなくなったゼオラはやっと自立の道を歩み始めたと言える。
 愛と依存は全く違うモノだと知っているが故のツグミ様の言葉。
 ゼオラはそれがイマイチしっくり来なかった。
「それには未だ足りないんでしょうけど、突き詰めていけば……」
「どう、なるんです?」
 この身の依存が無くなり、それでもアラドへの気持ちが残ったのなら、その果てに待つのは何なのか? 
 ゼオラは期待しながらツグミの言葉を待った。

「H位はして貰えるかも」

「ブッ! つ、ツグミさん!?」
 語られたのは思わず噴出す様な生臭い言葉。そう言う可能性は確かにある。
 ……だが、せめて想いが実る位は言って欲しいゼオラだった。
 どれだけ求めても最終的に決めるのはアラドなのだから、無い物強請りと知ってはいたがそれでもだ。
「あら、違ったかしら」
「違いま……い、いえ、あの//////」
 違うわボケ! そう啖呵を切って言えない辺りが惚れた弱みなのだろう。
 ニヤニヤ笑うツグミの顔が憎たらしく思いつつも、それが強ち間違いでない事を見破られた気がしたゼオラは顔を真っ赤にした。
「まあ、何とかなるわ。私がアイビスを託せるって思った男の子だもの。きっと貴女にとっても良いご主人様になるわ」
「……アラドはペットの飼い主扱いなのね」
 さりげなく問題発言をしながら小躍りするツグミがとても危ない人に思える。
 ゼオラは理解出来ない台詞の乱打に気の抜けた声でそう言うと、少しだけアイビスとラトゥーニが憐れに思えた。
 ……同時に、羨ましくも思えた訳だが。
「さあ、行くわよゼオラ! アラド君をもっと節操無しのラブマシーンにしてあげましょう!」
「……拒否したいです」
 そうして、ツグミはアラド小隊の布陣を磐石にすべく、ゼオラの襟を引っ掴んでアラド達の前へ出ようとした。
――色んな意味で駄目だ、この人
 ゼオラはそんなツグミをまるで薬中患者を見るかの様な冷ややか、且つ辛辣な視線で射抜くとその手をバシッ、と払い退けた。

「何か、凄えムカつく事を言われた様な」
 節操無しと、誰かが確かにそう言った気がする。
 それを否定する気は無いが、こちらにも事情があった事を知らないで好き勝手言ってくれる輩に男女問わず鉄拳をプレゼントしてやりたくなったアラド。
「? アラド?」
「顔が怖いけど、どうしたの?」
 眼輪筋をぴくぴく引き攣らせて、青筋の十字路を頭に浮かべるアラドは滅多に見れないレアな姿だった。
 だが、何故そうなっているのかが判らないアラド大好き♪ な人達は怪訝な表情をしている。
「いや、気のせい……だと思う?」
「「??」」
 アラドはそう思いたかったが、その気配はどんどんと近づいて来ている。
 数秒毎に険しくなっていくご主人様(仮)の顔にわんこと妹分は雁首揃えて首を傾げるだけだった。


〜今度こそ終了!〜
94名無しさん@ピンキー:2008/03/23(日) 13:51:34 ID:rTNP4/H8
四度目の投下終了。そしてお疲れ様でした。

テーマは過去三つのまとめとエロ?の実用性。
それに以前のコンセプトと調味料を織り交ぜつつ完成した闇鍋的な代物です。
無理矢理な完結感が否めず、そして大してエロくもないのは単に筆者の力不足です。申し訳ない。

好い加減ネタも切れてきたので、ここいらで私は別の場所に旅立ちます。
気が向けば投下しに戻る事もあるでしょうが、かなり先になりそうです。
今まで長駄文にお付き合い頂き、ありがとうございました。
それでは失礼。
95名無しさん@ピンキー:2008/03/23(日) 13:55:48 ID:xAq8A7NN
>>94
GJ&乙です。
てかリボン付きに吹いたw
96名無しさん@ピンキー:2008/03/23(日) 16:28:58 ID:2BtEzYoL
>>94
いつかまた戻ってきて欲しいな

乙そしてGJ
97名無しさん@ピンキー:2008/03/23(日) 23:13:40 ID:tsDrNjuH
まぁ何だ
そろそろ沙羅×ケイジとルナ×五飛が来てもいい頃だな



もしかしてこのスレにはスクコマ2プレイした人居ない?
98名無しさん@ピンキー:2008/03/23(日) 23:59:56 ID:892eEH+6
沙羅×レアニカを待ってる俺がいるぜ
99名無しさん@ピンキー:2008/03/24(月) 00:37:42 ID:a3A6DR/A
アラド×クスハってないっすかね?
100名無しさん@ピンキー:2008/03/24(月) 00:52:00 ID:brMYwF5L
>>99
お前みたいな奴、まともなアラド好きの迷惑なんだが
101名無しさん@ピンキー:2008/03/24(月) 01:11:20 ID:qbflRpNK
>まともなアラド好きの迷惑なんだが
ヤバイ
2chのしきたりみたいでウケル(笑)
102名無しさん@ピンキー:2008/03/24(月) 01:17:18 ID:BYR4w/nP
まともなアラド好きって…何だ?
じゃあ、どんなカップリングなら許されるんだろ。
若しかして、アラド単体が好きで、他キャラとの絡みは好かないって事か?
103名無しさん@ピンキー:2008/03/24(月) 01:34:34 ID:J2I0BryY
まあアラゼオなんだろうな正当なのは
104名無しさん@ピンキー:2008/03/24(月) 01:46:47 ID:U02AsDq2
「まともなアラド好き」なんて自己正当化せずに
「アラゼオ派」って言えばよかったのにね。
105名無しさん@ピンキー:2008/03/24(月) 03:24:08 ID:AGObaSw6
>>100が言いたいのはNTRはやめようぜってことだろ

片思いとか相手がいないならまだいいとしても
燻りは公式カプだし

NTRは専用スレあるんだからそっちに行ってやってね
106名無しさん@ピンキー:2008/03/24(月) 08:03:55 ID:I/4HbfcG
タスク×カチーナはまだか
107名無しさん@ピンキー:2008/03/24(月) 08:17:22 ID:+XVg1ZVf
俺はふたなりラミア×オウカ派
108名無しさん@ピンキー:2008/03/24(月) 12:37:45 ID:WhEFjgcO
>>73
SSが挟まれてるが乙
いい過ちだったw
109名無しさん@ピンキー:2008/03/24(月) 14:30:55 ID:JQmTpqIW
>>73 お前、ロボゲー板から来ただろw
110名無しさん@ピンキー:2008/03/24(月) 15:44:07 ID:fWQ7MHYr
リボン付きの死神って何だっけ?
111名無しさん@ピンキー:2008/03/24(月) 17:13:42 ID:wkSVVLt5
まともなアラド好き=アラゼオしか見たくないよ派
とか言っておけば良かったのに

まともなアラド好きっていう、自己正当化の理論にワラタ



>>100=>>105のまともなアラド好き乙
112名無しさん@ピンキー:2008/03/24(月) 19:24:17 ID:g8ol40rw
しかし公式云々言いながら、燻りだけ気にしてアラゼオスルーなのは面白いな
男(=俺)が誰とやろうと気にしないけど、女=俺の嫁が寝取られるのは勘弁ってことか
113名無しさん@ピンキー:2008/03/24(月) 19:48:09 ID:3C88eLa7
>>110
エース04のメビウス?
御伽噺はラーズグリーズだろうな
114名無しさん@ピンキー:2008/03/24(月) 23:42:16 ID:gmfJbU1g
マオ×ノインはまだか
115名無しさん@ピンキー:2008/03/25(火) 00:20:43 ID:hr2zdMEi
>>114
せめて間にカズマか俺を挟め
116名無しさん@ピンキー:2008/03/25(火) 00:34:54 ID:yOXGGS7h
>>115
お前は俺か。試しに挟んでみた。

マオ「おらおら、さっさとその汚らしいモノをおったてて、
   憧れの女教官に挿入してみろ」
カズマ「サーイエッサー!」
ノイン「硬さと速度が足りないぞ。もっと腰を入れろ」
カズマ「さ、サーさっきの一時間耐久手コキでもう三度も……サー」
マオ「口答えするな! 手伝ってやる、ケツを上げろ!」
カズマ「サーイエッサー!」
 後ろからペニバン挿入。
カズマ「あふんっ」
ノイン「よし、まだいけそうだな」
 ノイン、ぐにゅりぐにゅりと腰を動かす。
マオ「いくときは『せ、先生、僕もうダメですイカせてくださ……ああん、いっちゃうぅぅ!』と叫ぶんだよ?」
カズマ「サー、せ、先生……」
マオ「まだはやーい!!」
 ずこばこずこばこ。
カズマ「おふぅ!? うっ、ううっ」
ノイン「イッたか……よし、このまま抜かずに3セット行くぞ」
カズマ(ぜ、前立腺でイかされた……前立腺でイかされた……)

的な。原作のマオ知らんから書けない。
117名無しさん@ピンキー:2008/03/25(火) 08:24:17 ID:cmPNwfuQ
アラドはオウカ・ゼオラ・イルイと4Pだろ。
118名無しさん@ピンキー:2008/03/25(火) 08:45:55 ID:NTdTsR7K
オウカ・ゼオラ・イルイ・アイビスと5Pだろ



そういやアラドって、イルイを唯一自力で助けたんだよな
ニルファサルファの間のパン屋のとこにいた時の生活が気になる






夜の海賊と姫に遠慮して時々キャンプとかしてたりして
で、戻ろうとしたり、二人も誘おうとする無邪気なイルイを必死で止めたり宥めたりするアラド
朝になっても起きてこない疲れちゃった二人をなんとなく察して、朝御飯二人で作ろうとして
失敗したり二人を起こそうとするイルイを必死で止めたり


あれ? エロパロ板に相応しくないほのぼのになっちった…w
119名無しさん@ピンキー:2008/03/25(火) 08:51:14 ID:GG7eR9zN
ただやれればいいとしか考えないハーレム厨ってのは
悪質極まりないな
120名無しさん@ピンキー:2008/03/25(火) 09:07:37 ID:cmPNwfuQ
アラド×ゼオラ以外認めない原理主義よりはましです。
121名無しさん@ピンキー:2008/03/25(火) 10:01:24 ID:ZJNTKkE/
俺はノンケでもホイホイ食っちまう人間だから別に問題ない
122名無しさん@ピンキー:2008/03/25(火) 11:00:59 ID:pwZXZGN+
アラゼオが王道、且つ公式って言うのは分かるけど、それで全ては括れないよ。
カップリングの好み何て人それぞれだろ?
俺は別にハーレムは好きじゃないけど、この前のアラビスとかアララトみたいなのは好きだなあ。やって終わりじゃなくてちゃんとお話になってるし。

…いや、公式カプ好きから外れてる俺が捻くれてるだけなのかも知れないけど。
123名無しさん@ピンキー:2008/03/25(火) 11:30:11 ID:wNR2hqHe
>>118
2人の営みを偶然見ちゃったイルイがアラドに質問→実践というベタな展開も出来るな。
124名無しさん@ピンキー:2008/03/25(火) 12:46:49 ID:hAfsOHdf
アラドが他の女とくっついたときの
ゼオラのツンデレ→ヤンデレ→メンヘラ三段変化を
妄想するのが最近の楽しみです

アラド監禁とか手錠拘束くらいは普通にやりそうな気がしてきた
125名無しさん@ピンキー:2008/03/25(火) 12:58:09 ID:MM40ZF4B
>>116
マオは攻め以外想像できないよなw
126名無しさん@ピンキー:2008/03/25(火) 13:58:01 ID:NTdTsR7K
>>123
ほのぼのを自然にエロ方面へ
貴方は神か
127名無しさん@ピンキー:2008/03/25(火) 20:28:20 ID:aZ8OVAID
>>124
メンヘラって何?
ググってみるとメンヘルとか一緒に出てきて、
ヤンデレと区別がつかなくて要領を得ないんだが…
128名無しさん@ピンキー:2008/03/25(火) 20:30:29 ID:Wm8eQ+LL
アラドは大人気ですね
129名無しさん@ピンキー:2008/03/25(火) 21:26:46 ID:fuOmmJh3
男殺しって意味じゃね?
130名無しさん@ピンキー:2008/03/25(火) 22:09:57 ID:cmPNwfuQ
初期のころの作品をみたらリョウトが大人気だったんだけどなんで?
131名無しさん@ピンキー:2008/03/25(火) 23:16:49 ID:LsFMoBT+
もうちょい待っておくんなせえ

ACEシリーズ(2〜3)準拠なんでスパロボとは色々と勝手がちがうっす、アムロ×ルリ

某スレでも言われてるけど、ほんっとにACE3のルリはアムロとよく絡むのな……くどかったか
132名無しさん@ピンキー:2008/03/25(火) 23:36:26 ID:KxW2qlkS
2だと火星の遺跡(だったっけ?)でのルリとアムロの会話が好きだったのは俺だけだろうか?
133名無しさん@ピンキー:2008/03/26(水) 21:58:44 ID:e3ObloIL
うをー
保管庫の更新ラッシュがすげーぜー
あと一つ、「MX」で過去スレのまとめが終わるぜー
まとめ人さんに感謝だぜー
134名無しさん@ピンキー:2008/03/26(水) 23:17:50 ID:n8xuwH1L
>>125
マオ×カズマ
カズマ×マオ
ノイン×カズマ
カズマ×ノイン
マオ&ノイン×カズマ
カズマ×マオ&ノイン
女性一同(艦長は君だ!の時のメンバー)×カズマ


さぁどれがいい?!
135名無しさん@ピンキー:2008/03/27(木) 00:17:14 ID:zGjO4Gix
「う、ぅ……くっ……」
 カズマは身震いする。その度に縛り付けられた椅子が軋みを上げた。
「んあっ! そ、そうです! も、もっとぉ!」
 目の前に展開する女の痴態にジッパーからそそり立つカズマの一物はカウパーの雫を滴らせて苦しそうに痙攣している。
「こう、か? ノイン」
「ひゃんん! ぜ、ゼクス……っ♪」
 熱々のノインの蜜壷を掻き混ぜるゼクスの怒張。爛れた淫裂に楔が打ち込まれる度にジュボジュボ卑猥な水音が木霊する。
「くああぁ……つ、辛い!」
 今直ぐに目の前の痴態をオカズに屹立した男根を扱きたい気持ちで一杯のカズマ。
 だが、拘束から抜け出すことは出来ず、せめて目を閉じてみても耳や鼻から伝えられる女の嬌声と雄と雌の匂いが劣情を更掻き立てた。
「ふ、はは。辛そうだな、カズマ」
「みりゃ分かるでしょ。せめて、縄を解いて…」
「駄目だ」
 嗜虐的に笑うノインはカズマの懇願じみた言葉を一蹴した。顔に張り付いているのは吐き気を催す様な淫売の表情だった。
「そのまま、私とゼクスの交合を涎を垂らしながら眺めているのがお似合いだ……ふ、ふふ」
――生殺しだ
 こんな顔も出来るのかと背筋に冷たいものを感じながら、カズマは悔しげに唇を噛んだ。
「済まん、カズマ。付き合せるな」
「いえ……」
 カズマの男の苦悩が判るゼクスはノインの分も併せて謝罪する。カズマはそんなゼクスを若干憐れに思いながら気の無い返事を返した。
「ゼクス……ゼクス! も、もう私……!」
「ああ、こっちも、だ! 受け取ってくれ!」
 交合が激しくなる。犬の体勢でゼクスの男を咥えるノインは小刻みに体を痙攣させ、オクターブ高い嬌声を吐き散らす。
「ああああああ――――ッッ!!!」
「う! ぐっ!!」
 ノインの引き攣った声が木霊し、ゼクスが呻く。
「く、糞…!」
 揃って絶頂を極めた恋人達の艶姿に何も出来ないカズマは情けなくて泣きそうになった。

「はあ……」
 漸く解放され、下半身にしこりを残したまま部屋を放り出されたカズマは釈然としない気持ちを胸に飼って自室へと帰ろうとしていた。
「馬鹿カズマ!」
「うお」
 すると、突然背中に鈍い痛みが走る。同時に聞こえて来たのはアリアの声だった。
「何暗い空気背負ってんの?馬鹿カズマらしくないじゃない」
「別に……」
 何だってこんなタイミングで見知った女が現れるのか? 自分の運の無さを呪いながらカズマは叩かれた背中を擦る。
「・・・」
 ……否、考え様によってはこれはチャンスかも知れない。
「? ど、どう、したの?」
 そう思い至ったカズマはアリアに言葉を投げた。
「アリア……時間があるなら、俺に付き合ってくれないか?」
「へ? そりゃあ、良いけど」
 何故かアリアは二つ返事だった。カズマは拳を握りこむ。
「何、するの?」
「ちょっとな」
 カズマは何処か嬉しそうな顔のアリアを引き連れて自室に戻ったのだった。
 きっとその顔は直ぐに苦痛、そして快楽に歪むのだろうが……


ノイン&ゼクス×カズマの放置プレイ? 触発されて書いてみたけど…
136名無しさん@ピンキー:2008/03/27(木) 01:10:09 ID:FwnZ1ets
わっふるわっふる
137名無しさん@ピンキー:2008/03/27(木) 02:06:07 ID:lWkmHMnP
ふもっふるふもっふる

> きっとその顔は直ぐに苦痛、そして快楽に歪むのだろうが……
これはきっと、立場逆転してカズマが苦痛と快楽の狭間で
倒錯したプレイに撃沈することの伏線と見た。むしろ希望。
138名無しさん@ピンキー:2008/03/27(木) 05:32:34 ID:zGjO4Gix
いや、歪むのはアリアの顔のつもりだったんだが。
超適当に書いて奴にわっふるされても困っちまうな。
139名無しさん@ピンキー:2008/03/27(木) 10:11:04 ID:3k3AU1Mp
MXスレが大きすぎてか開けない。
140名無しさん@ピンキー:2008/03/27(木) 11:48:03 ID:foLEp6jy
>139
まとめしたいの?
対処法がBBSの方に書いてありますよ。
141名無しさん@ピンキー:2008/03/27(木) 11:53:34 ID:xsHJHlNV
クスアラとかスレアラとか特殊な組み合わせでエロいこと妄想してる俺
142名無しさん@ピンキー:2008/03/27(木) 12:33:55 ID:w3GH0IfR
またアラド厨か
143名無しさん@ピンキー:2008/03/27(木) 12:38:50 ID:1G92judt
スレイはいいとしても、クスハはブリットがいるんだから。
なんでもかんでもアラドとくっつけさせようとするなよ。
144名無しさん@ピンキー:2008/03/27(木) 12:42:48 ID:3k3AU1Mp
>>140
まとめたいんだけど、MXスレッドが表示されないから、作品自体をまとめられないのです。
145名無しさん@ピンキー:2008/03/27(木) 13:01:04 ID:tBioijWY
>>142-143
それぞれの人にはそれぞれの好みがあるんだから、自分が嫌なネタが来たらスルーしとけ
こういうネタやSSスレは、他人のネタが自分に合わなかったら、余程のスレ違いや荒らしでもないかぎり
他人のネタ批判は基本的にNG、スルーするのが暗黙の了解だ
大抵スレが荒れるのはスルー出来ない人がいる時

スルー出来ないなら、自分でネタを作るとかしろ
俺は嫌なネタきた時はスルーして、自分でネタを作ってた



146名無しさん@ピンキー:2008/03/27(木) 13:55:17 ID:6lqjcOwl
「特殊な組み合わせ」って自分で言ってるんだから
嫌いな奴は普通にスルーすればいいだけなのにね
はいはい楠鰤アラゼオは正義正義
147名無しさん@ピンキー:2008/03/27(木) 14:03:18 ID:scyePO5a
何でもくっつけりゃいいってもんじゃねーぞ!って言いたくなるのも一理あるけどね・・・
まあ他人の嗜好にいちいちけちつけるのは良くないと思うよ。
あぁ何か言ってるなぁくらいに思えば、気にならなくなるよ。
148名無しさん@ピンキー:2008/03/27(木) 15:42:04 ID:j785yQI0
とりあえずスルーを心がけろ
気に入らない絡みがあって腹立つのは正式カップ好き(一部除いて)の俺にもわかるが
落ち着け
>>145の言うように自分でネタ作ったり頭の中で妄想すれば落ち着けるはずだぞ
149名無しさん@ピンキー:2008/03/27(木) 15:46:45 ID:VciEc2ic
その妄想とやらを形にすれば誰も文句言わないだろうさ
チラ裏レスを散発的に繰り返してりゃウゼェの一言もでてくるよ
150名無しさん@ピンキー:2008/03/27(木) 16:06:57 ID:tBioijWY
人の妄想は無限だ
マシンセルその他諸々で、復活・幼女化・記憶喪失・鼻引っ込みしたアギラなんてネタもあったし
しかも、アギラ攻めでアラドレイプもの
151名無しさん@ピンキー:2008/03/27(木) 16:19:21 ID:RkgzL7t8
>>150
何なんだ、その未知の物体は…
激しくスルーできんw



ラーダ幼女化は二次元エロ絵で見たが
152名無しさん@ピンキー:2008/03/27(木) 16:45:44 ID:QXhJQaEr
そんな事より版権とオリもしくは他版権の絡みの話をしようぜ
153名無しさん@ピンキー:2008/03/27(木) 17:13:03 ID:tBioijWY
いやスマン
ロボゲ板のあるスレでアギラ幼女絵があってさ
それに触発された人がエロパロ板にも投稿できちゃいそうなネタ書いてたのさ
アギラ攻めは、OG萌えスレであった、アラドとゼオラとラトとイルイと幼女アギラのほのぼの家族ネタの一環であった

暇があったらエロパロ向きネタで書いてみようかな








ニルファとOG外伝を続けてやった
ククルとミツコシャチョーに萌えた

ククルはもっと親分と絡んでも良かったと思う
エロ的な意味で
154名無しさん@ピンキー:2008/03/27(木) 20:03:51 ID:l3I3D1J1
ククルは版権作品組織の幹部の一人みたいな感じだった
俺も親分とはもう少し絡んで欲しかった派だな


>暇があったらエロパロ向きネタで書いてみようかな

絶対書けよ?
待ってるからな
155名無しさん@ピンキー:2008/03/27(木) 20:58:09 ID:/ubKqOtt
最近レモン様の株が俺の中で急上昇してる
156名無しさん@ピンキー:2008/03/27(木) 21:21:57 ID:FFANifiP
>>155
レモンさんは俺の女神
アクセルが羨ましいぜ畜生……
157名無しさん@ピンキー:2008/03/27(木) 23:14:16 ID:rjHfBRFo
>>152
アムロ×アヤ
ガイ×リョーコ
キンケドゥ×アイビス
エクセレン×洸
ルナ×五飛
五飛×セイナ
ロンド・ミナ・サハク×五飛
遥×ケイジ
沙羅×ケイジ
ムウ×カルヴィナ
デッド×カガリ
ノリコ×リュウセイ
ヤザン×ゼオラ
ヤザン×アラド


さぁどれが読みたい?!
158名無しさん@ピンキー:2008/03/27(木) 23:45:31 ID:Yg56vKk/
ヤザン×アラド 一択
159名無しさん@ピンキー:2008/03/28(金) 00:05:12 ID:/h+NB4C4
>>157
シチュエーションの一つも無しに乗算式だけ提示されても
ポジティブな反応なんて返しようもないのだが
160名無しさん@ピンキー:2008/03/28(金) 00:25:05 ID:ILPGz+RE
ヤザン他2名×ゼオラはニルファの頃同人でちらほら見かけたな
161名無しさん@ピンキー:2008/03/28(金) 01:44:42 ID:gd7HwCqq
キンケドゥ×アイビスはいいよね
とてもいい
162名無しさん@ピンキー:2008/03/28(金) 01:57:13 ID:v8Ejyird
キンケビスしかないだろ・・・
163名無しさん@ピンキー:2008/03/28(金) 08:12:56 ID:QQsdWrW/
ミナ×五飛が微妙に興味をそそるぜ
164名無しさん@ピンキー:2008/03/28(金) 08:14:38 ID:DmTmkkeg
で、これって集計とってどうすんだ?
そもそも誰が書くんだ?書いてくれそうな職人さんを募ってるのか?
165名無しさん@ピンキー:2008/03/28(金) 08:30:43 ID:Qngp729Y
ふもっふ
166名無しさん@ピンキー:2008/03/28(金) 10:33:07 ID:DHx+wt2a
167名無しさん@ピンキー:2008/03/28(金) 11:10:17 ID:CKOKCY0W
>>166
ありがとうございます。まとめてみます。
168名無しさん@ピンキー:2008/03/28(金) 13:41:06 ID:CKOKCY0W
おかげさまでMXスレ終わりました。
169名無しさん@ピンキー:2008/03/28(金) 15:31:06 ID:bejR3B+X
ご苦労様。誰も言わないから俺が労いの言葉を。
170名無しさん@ピンキー:2008/03/28(金) 15:43:59 ID:DHx+wt2a
>168
GJ!
ってか、早っ! びっくりした。
これで過去作品、全部そろったわけだ。めでたい。
171名無しさん@ピンキー:2008/03/28(金) 20:00:44 ID:QQsdWrW/
乙です

ところで前の保管庫にあった五飛×妹蘭のSSは保管しないのか?
また読みたいんだが…
172名無しさん@ピンキー:2008/03/28(金) 20:48:12 ID:TKPW91d9
A.C.Eスレでの事だったようですね。
当該スレで、作者さんから収録を許可していただいていたようですし
問題なかろうと判断して収録し直しました。

斧アップローダー、He_46459には三つのテキストが含まれていましたが
我需要称(本編).txtのみを収録しました。
173名無しさん@ピンキー:2008/03/29(土) 04:39:10 ID:KZ6xSAbj
まとめの人、乙

久々に自分の作品読んだなぁ
174名無しさん@ピンキー:2008/03/29(土) 08:39:56 ID:NGiLqyHq
で、そのまとめが今見れないんだが、俺だけ?
175名無しさん@ピンキー:2008/03/29(土) 08:54:09 ID:kLmrWK8F
俺も繋がらないや。サーバーエラーか?
176名無しさん@ピンキー:2008/03/29(土) 21:30:53 ID:0unYemhl
自分もですね…。
何故か64以前のが見れません。それ以後は見れますが。
177名無しさん@ピンキー:2008/03/30(日) 00:03:38 ID:nYrbmYAE
見れたよ。
178名無しさん@ピンキー:2008/03/30(日) 01:26:42 ID:2RgLKwaO
まとめだけどごひスレとか萌えスレとか他スレの設定を使ったSSにはそう記入してあると助かる
179 ◆p1bw2Xe7LI :2008/03/30(日) 07:53:38 ID:x4mbI+Nr
流れも読まず、アヤ物投下しますよ。
180脅迫 ◆p1bw2Xe7LI :2008/03/30(日) 07:54:14 ID:x4mbI+Nr
時間が止まった。
そう言っても良い瞬間だった。
開かれたブリーフィングルームのドアの向こうに、驚きに目を見開く新人くんがいる。
そして彼の前で、机の上に寝そべり、大きく開いた股の間に指を這わせて快楽を貪る痴態を晒しているのが、私、アヤ・コバヤシ。
声は抑えてたつもりだったけど、かすかに廊下に漏れていたみたい。
新人くんも、何となく様子を見てみようとドアを開けたら、上官の言い訳出来ない痴態がそこにあったものだから、ほとんど思考停止に陥ってるようだった。
私は机から下りて、固まったままの新人くんを中に引き入れ、ドアを閉めた。
「お願い!この事は誰にも言わないで!」
私は彼の胸にすがりつき、懇願する。
「こんな事がバレたら、チームのみんなに迷惑がかかってしまうわ!だからお願い!どんな事でもするから、誰にも言わないで!」
必死だった。
場所もわきまえず自慰にふける変態と思われるのもイヤだったし、チームのみんなまで変な目で見られたりしたら、たまったものじゃないもの…。
「お願い…お願いよ…誰にも言わないで…」
知らず、声が震えた。
新人くんは、そんな私の髪を優しく撫でた。落ち着かせるように、安心させるように。
「大丈夫です、大尉。誰にも言いません」
新人くんは、いつも通りの穏やかな笑顔で答えてくれた。
その言葉に安心して彼の顔を見上げた瞬間、彼のもう片方の手が、私のお尻に伸びた。
「あっ…」
ビックリして、声が出てしまう。
それは撫でるとか触るとかではなく、尻肉を掴むような荒々しい手つきだった。
「……?」
どちらかと言えば物静かな、普段の新人くんからは想像も出来ない行為に、私は別の不安に駆られる。
「俺は誰にも言いません…だから、その代わりに…」
ミニスカートの上からお尻を揉みしだく新人くん。
その目は、暗い光を宿していた。
「大尉も、どんな事でもしてくれますよね?」
耳元でささやきながら、新人くんはゆっくりと私のミニスカートをめくり上げた。

***

その日の訓練を終え、私は憂鬱な気持ちで、更衣室でパイロットスーツを脱いだ。
ヴィレッタ隊長もマイも、既に着替え終わり更衣室を出ていて、私一人。
「ハァ…」
この後の事を考えると、ため息が出た。
と、不意にドアの開く音がした。
そして、ドアを閉め鍵をかける音。
「……?」
181脅迫 ◆p1bw2Xe7LI :2008/03/30(日) 07:55:04 ID:x4mbI+Nr
>>180
誰かが忘れ物を取りに来たのかしら?でもそれなら、何故鍵をかけるの?
訝しみ、私は下着姿のままそちらの方を向き、凍り付いた。
新人くんが、そこに立っていた。
私はとっさに両肩に腕を回し、胸元を隠す。
「な、何の用なの?ここは女子更衣室よ、出て行きなさい!」
なるべく気丈に振る舞ったつもりだけど、かすかに声がうわずってしまう。
「外に掃除中の看板出しときましたから、誰も入って来ませんよ」
新人くんはズカズカと歩み寄り、私の腰に腕を回した。
「それに、何の用かは、大尉もわかってる筈でしょう」
グイッと私を抱き寄せ、お尻に手を這わす新人くん。
撫で回す手つきには、自分の所有物に対するような馴れ馴れしさがあった。
「…お昼に、してあげたばかりでしょう?」
私は腰が動きそうになるのをこらえながら、遠回しに彼の要求を拒絶した。
「…俺、誰にも言ってませんよ?」
新人くんが耳元でささやく。
「――!」
その一言で、私はもう彼を拒めなくなる。
今の自分の立場を思い出す。
「だから、お願い出来ますよね。俺、誰にも言いませんから」
それは、遠回しな宣告だった。

お前は俺の奴隷だ。

そう言っていた。
「わ、わかったわ…してあげるから、誰にも言わないで…」
私はそう答えると、ゆっくりと彼の足下にひざまずいた。
震える手で、ズボンのジッパーを下ろし、合わせ目から彼の男性を取り出す。
既に欲望を目一杯にみなぎらせたそれは、怖いくらい太くて、たくましくて…私は思わず生唾を飲み込む。
新人くんの視線を頭上に感じながら、私は熱のこもった幹に、ゆっくりと舌を這わせた。
「う…」
幹を根元から先端へと舐め上げると、新人くんが小さく呻く。
唾液を塗りたくるように、何度も舌を往復させた後、私は先端を口に含み、そのまま丸みに沿って舌を動かす。
同時に、唾液で滑りが良くなった幹を手でしごく。
指が回りきれない程の太さ…熱と硬さ、感触を、指の一本一本に刻み込むように、丹念にしごく。
「相変わらず上手いですね…」
うっとりとした声で新人くんがつぶやく。
その一言で、私の今までの性体験を覗き見されたようにも思えて、私は頬がカァーッと熱くなってしまう。
この恥辱から早く逃れたい…私は口の中に唾液を溜め込んで、本格的なストロークを始めた。
182脅迫 ◆p1bw2Xe7LI :2008/03/30(日) 07:56:32 ID:x4mbI+Nr
>>181
ヂュプヂュプといやらしい音を立てながら、新人くんのたくましい男性を口いっぱいに頬張り、しゃぶりたてる。
先端から滲み出る露を、唾液と一緒に吸い立てて、飲み下す。
一心不乱にしゃぶっていると、やがて口の中で男性がヒクヒクと震え、射精が近い事を告げる。
「出しますよ…大尉の好きなザーメン、いっぱい飲ませてあげますからね」
そう言うと新人くんは私の頭を掴み、乱暴に腰を振る。
「ん…んんうっ…!んむぅ〜っ…!」
喉奥にまで突き込まれ、私は苦しげに呻く。
少しして、新人くんは小さな呻きと共に、私の口の中で射精した。
ビクビクと震える男性から、濃厚な精液が大量に吐き出される。
教えられた通りに、私はそれを全て口の中に溜め込む。
射精が終わると、尿道の中の残り汁も吸い出し、口の中でグチュグチュと撹拌し、唾液と混ぜ合わせる。
そうでもしないと、新人くんの精液は濃くて飲みきれないから…。
そして、彼の顔を見上げながら、喉を鳴らして飲み込む。
「んくっ…!」
背筋をゾクゾクと、甘い衝撃が走った。
喉の内側を通過する、精液のドロリとした感触に、達してしまった。
「いったんですか?顔射でもいくし、精飲でもいくし、大尉は本当にザーメン好きなんですね」
「〜〜〜!」
新人くんのなぶるような物言いに、私は反論が出来ずにうつむいてしまう。
事実、私は顔射でいった事がある。
昼休み、男子トイレの個室に引きずり込まれ、奉仕を命じられた。
そして彼の欲望を顔で受け止めた。
額や頬を伝い落ちる精液の感触と、嗅覚を侵略する青臭い匂いに、私は達してしまった。
思い出すのも忌まわしい…顔射や精飲でいくなんて…脅迫されて、仕方なく従っているだけなのに…。
「あっ!」
突然床の上に、乱暴に押し倒された。
「大尉、お尻出してください」
「ま、まだするの…?」
「当たり前じゃないですか。ほら、大尉の好きな勃起チンポをハメてあげますから」
「………!」
何よそれ…まるで、私がこういう関係を望んでるみたいじゃない…!
でも、私はこの子に逆らえない…あの事がバレたら、基地中の男たちが、そんな淫乱になら何をしても平気だろうと言わんばかりに、襲いかかってくるかも知れない。
ヴィレッタ隊長やマイも同じように思われて、ヒドい目に遭わされてしまうかも知れない。
183脅迫 ◆p1bw2Xe7LI :2008/03/30(日) 07:58:01 ID:x4mbI+Nr
>>182
そうならないようにするためには、私が新人くんを満足させるしかない。
私がまいた種だもの…辛くても我慢しなくちゃ…!
自分に言い聞かせ、私は四つん這いになり、新人くんにお尻を差し出す。
「ああ…いつ見ても、綺麗なお尻だ…」
新人くんの手が、慈しむようにお尻を撫で回す。
「本当に夢みたいだ…こんなエロくて綺麗なお尻を独り占め出来るなんて…」
ぶつぶつと呟きながら、新人くんは私のパンティをずり下ろす。
「大尉。いつものアレ、お願いします」
言われて、私は床に突っ伏し、両手で自らの女性を広げた。
トロリと、愛液がこぼれ落ちるのがわかる。
「あ、アヤのぐちょぐちょスケベマンコに…ご主人様の…硬くてたくましい…勃起チンポ様を…ぶ、ぶちこんで、ください!」
「よく言えましたね。さぁ、ご褒美ですよ」
新人くんが私のお尻を鷲掴みにして、ゆっくりと侵入してきた。
「んああっ…!」
先端が奥にまで届き、声が漏れる。
私の中の感触を確かめるように、新人くんはゆっくり動き始めた。
だけど、すぐに動きは速くなった。
背中にのしかかり、私の乳房を引きちぎらんばかりに荒々しく揉みしだく。
「んっ…くっ…うぅ…くぅん…!」
私は新人くんの獣のような激しい責めに、指を噛んで声を押し殺し、耐える。
だけど、それは悲しいくらい無駄な抵抗だった。
新人くんの男性が深々と打ち込まれる度に、私の中で何かが壊れていく…。
ダメよ、我慢しなきゃ…私が我慢すればそれで良いんだから…。
必死に自分に言い聞かせる。
そうよ、我慢すれば…私が我慢をすれば…。
…我慢…ええっと…何を我慢するんだっけ…?
というより、どうして我慢しなきゃいけないの…?こんなに…こんなに、気持ち良いのに…!
もう、何も考えられない…頭が、ボゥッとする…気持ち良い…おチンポ気持ち良い…おマンコずこずこ…気持ち良いの…!
「…っと…もっとして…もっとおマンコずこずこしてっ!」
あれ?私、何を言ってるの?
どうして私、自分からお尻をくねらせてるの?
わからない…わからないけど、気持ち良い!もっと!もっと気持ち良い事したい!
「了解です大尉。いっぱい気持ち良くなってくださいね」
新人くんは更に激しく、狂ったように腰を打ちつけ、私を責め立てる。
「はぁぁあぁんっ!良いの!おチンポ太くて気持ち良いのぉ!」
184脅迫 ◆p1bw2Xe7LI :2008/03/30(日) 08:00:34 ID:x4mbI+Nr
>>183
「良いですか?俺のチンポ好きですか?好きですよね?」
「好き!好きよ!おチンポ大好き!ガチガチ勃起チンポ様大好きぃ!もっとして!いっぱいおチンポしてええええ!」
ああ…いやらしい言葉を口にするって、快感…。
私は淫らな言葉を吐き続けながら、お尻をくねらせ、新人くんに犯され続ける。
「大尉、そろそろいきますよ…今度は大尉のそのエロい顔にぶちまけてあげますね」
「う、嬉しい!かけて!精液かけて!アヤのエロエロなお顔を精液で汚してえ!」
私の言葉で更に興奮した新人くんは、トドメの一撃を深々と打ち込んだ。
「んあああっ!」
その一撃で達した私は、すぐに仰向けになり、口を開けて舌を突き出す。
一旦離れた新人くんは、私の顔をまたぎ、さっき出したばかりとは思えない量の精液を放出した。
口に…鼻に…額に…頬に…ビュルルッと音が聞こえてきそうな激しい射精。
「あぷ…はふ…ふああっ…んふっ!」
立ち込める雄汁の匂いに、私はまた達してしまったのだった。

***

私は裸のまま床に寝そべり、ぼんやりと天井を見つめている。
顔の精液は新人くんが綺麗に拭き取ってくれていた。
新人くんは、陵辱の余韻でぐったりしている私の下着を奪い取り、後で部屋に来るようにと言って、更衣室を出て行った。

ブリーフィングルームでの時以来、私は毎日彼の部屋へ通い、この肉体で沈黙の代償を支払っていた。
最初はお口での奉仕だけだったけれど、要求は段々エスカレートしていき、二ヶ月を過ぎる頃には、二人きりになれば時間も場所もお構いなしに、身体を求めてくる。

今夜は、彼のお部屋で何をされるんだろう?
昨日のように、手錠で拘束されて、いやらしいオモチャでいたぶられるの?
それとも先週みたいに、恥ずかしい服を着せられるの?
そして私は、さっきのように浅ましく快楽を貪ってしまうの?脅迫されているというのに…?

…違う!さっきのあれは、彼を満足させるための演技よ!そうすれば、少しでも早く解放されるんだもの!
私は自分に言い聞かせながら、軍服に着替えた。
そして更衣室を出ると、新人くんの部屋へと歩き出す。
何故か、胸が高鳴っていた。
185 ◆p1bw2Xe7LI :2008/03/30(日) 08:01:42 ID:x4mbI+Nr
以上です。
小生のSSが皆様の自己錬磨の一助となれば幸いですm(u_u)m
186名無しさん@ピンキー:2008/03/30(日) 08:18:30 ID:3ooRFGhD
乙ー
なんでアヤたそはいじめられるのが似合うんだw
187名無しさん@ピンキー:2008/03/30(日) 22:23:03 ID:OM7yeKtm
その新人の名はヤマダって言う…
いや、読みながら、あの絵柄に合うなぁ、と思いまして…

とにかく乙&GJだ!
188名無しさん@ピンキー:2008/03/30(日) 22:59:35 ID:XlQlgTKJ
リューネ陵辱とか見てみたい。私服がラフでエロいし。
最近では?アギーハみたいな女王様気質のキャラで陵辱担当には絶好のカモとも因縁があるし
189名無しさん@ピンキー:2008/03/31(月) 23:02:24 ID:aNYXkMXJ
GJ!
鬼畜隊長の新作も待ってます
190アラド×ゼオラ(和姦)1/14:2008/04/01(火) 12:51:15 ID:zs2FjqPk
「……ゼ……ラ……ゼオラ……起きて、朝ですよ……」

 ……誰かの声がする。誰? 優しい声。どこかで聞いたことのある……

「ゼオラ、起きなさい。ほら、遅刻するわよ」

 遅刻? それはいけない。それは大変だ!

「はいっ! ゼオラ・シュバイツアー、ただいま……」

 勢い良く身を起こしたベッドの上。ここは私の部屋。お母さんが驚いた顔をしている……

「……もう、びっくりするじゃない。そんな勢いで起きなくても……」
「……ごめんなさい、ちょっとあわてちゃって……」
「まだ寝ぼけているの? 眠気覚ましにいいアサナを教えてあげましょうか?」
「そ、そればっかりはご勘弁を……」

 お母さんのにこにこ顔が怖い。ここでヨガ講座など受けた日には、学校にいけなくなる。

「さ、早く支度して朝ご飯を済ませなさい。ラトゥーニはもう行ったわよ」
「ラトが? もう、待っててくれてもいいのに」
「下で待ってますからね。遅刻してアヤ先生に叱られたくないでしょ?」
「はーい……」

 アヤ先生は私たちの担任。優しい先生だけど、ルール違反には厳しい。と言っても生徒に手を
上げるような事はしたことがない。私、なぜあんな必死の勢いで起きだしたんだろう?
 急いで朝食を済ませて家を出る。途中でカーラ先輩に会った。

「おはようございまーす!」
「おはよっ ゼオラちゃん!」

 そのまま、おしゃべりしながら登校する。カーラ先輩と話すのは好きだ。何か、元気をわけて
もらっているような気分になる。
 学校に着き、教室に入る。

「おはようございまーす」
「おはよう、ゼオラ」
「よっ、結構ぎりぎりだぜ?」

 レオナ先輩とタスク先輩とに挨拶をし、席に着く。後ろの席ではラトゥーニが、友達のマイちゃん
と顔を寄せて教科書に目を通していた。

「おはよう、マイちゃん。……もう、待ってくれてもいいじゃない。ちょっと寝坊しただけで」

 後のはラトゥーニへの恨み言。

「ごめんなさい。私、先に用意しておく事があったから……」
「用意? 何それ?」
「え、その、今日は日直当番だから。そういう事」

 ん? なんであたし、妹や先輩たちと一緒の教室にいるんだろう? 前からこうだったっけ? 
首をかしげていると、教室にアヤ先生が入ってきた。

「はい、みんな、席について。きょうはちょっと早めにホームルームをしますからね。今日は
みんなに、新しい友達を紹介します。アラド君、入ってきて。」

 教室に入ってきたのは私と同じくらいの男の子だった。

「アラド・バランガでっす! よろしくお願いしまっす!」
191アラド×ゼオラ(和姦)2/14:2008/04/01(火) 12:51:42 ID:zs2FjqPk

――――――――――――――――――――――――――――――

「……まずいって、ここじゃあ」
「ふふっ、アラドのここはそう言ってないわよ?」

 アラドのペニスにほお擦りしながら、ゼオラがささやく。場所は格納庫の片隅だった。ファルケン
の整備を手伝っている内に、次第に彼女が体をすり寄せてきて……後はなし崩しだった。せめてもと
隅の物陰に隠れたが、いつ誰かに見つかってもおかしくない。

「ん……ちゅぷ……」
「ふっ……くぅっ……」

 ゼオラの口腔奉仕が始まった。幹に沿って軽く前歯を滑らせ、カリ首を舌先でなぞり上げる。既に
アラドのツボを心得た技巧。

「くふっ……ゼオラ……それ、すごい……」
「ちゅ……んん……。アラド、気持ちいい? 私の口、気持ちいい……?」
「……ああ……すごいよ、お前のフェラ……」
「んん……んんっ……はあっ……これ……私の……わたしだけのぉ……」
「んっくっ! ゼオラ! もう、出るっ……!」

 思わずせっぱ詰まった声を漏らすアラド。

「ぷはあっ……だめぇっ! 今、出したらだめぇっ! ここに……あなたの、私の中に……」

 壁に手を突き、お尻を突きだして挿入をねだるゼオラ。片手を回して、自らの秘裂を広げてまで……。
思わず唾を飲み込むアラド。辺りをうかがう理性が弾け飛び、誘われるままに彼女の秘唇を自分の
もので貫いた。

「はあぉぉ〜〜っ……いい……すごいぃ……」
「くふぁ……っ。ゼオラ……お前の中……熱くて、からみついて来て……」

 考えるよりも先に、腰が動きだす。粘液のぬめりつく音が、次第に肉のぶつかる音に変わっていく。

「あぁっ! はあぁっ! いい……いいのぉっ! アラド、素敵ぃ……はぉぉ〜〜〜っ!!」

 ゼオラの極まりが、アラドの引き金を引いた。奥へ、肉壁の奥へと、本能のままに己をねじこみ……
そして一気に開放した。

「おおぅっ! おっ! ふ……あ……」
「ふああっ、あぁん! ひゅごいぃ……おく、いいのぉぉ〜〜っ!」

 ゼオラは、二度、三度と立て続けに気をやると、がっくりと脱力して床の上にくずおれた。脱力
する体を慌てて支え、彼女の上に覆いかぶさったアラド。

「はっ……はっ……はっ……」

 呼吸は次第に収まってきたが、それと反比例するように、彼の胸の中に懸念が広がっていく……


 ゼオラの部屋の中。男の女のあえぎ声が絶え間なく響く。

「ふっ……くふぅっ……ゼオラ……もう、無理だって。明日もあんだし、そろそろ休も?」
「んん……ぴちゅ……ぷふう……。まだいけるでしょ? アラドの……こうすれば……」
192アラド×ゼオラ(和姦)3/14:2008/04/01(火) 12:52:08 ID:zs2FjqPk

 ゼオラが淫靡に微笑み、コンドームをかぶせた中指を見せつける。

「! ゼオラっ! それ、だめっ! 反則……はあぁぁ〜〜っ!」

 アラドの抗議も受け付けずに、彼のアヌスに指をのばした。そのまま一気に突き込み、前立腺を
ゆるゆると刺激する。少年が甲高いきわまりの声をしぼった。萎えかけたペニスが、カンフル注射を
受けたかのように力を蘇らせていく……

「ふふっ……ほーら……あなたの弱いとこ、全部知ってるんだから」

 ゼオラはアラドの体に馬乗りになり、騎上位で彼を飲み込んでいく。そして彼の上で荒々しいダンス
を踊り始めた。

「くっ……ふぅ……ゼオラっ……」
「ああ〜〜っ、アラドォっ……いっぱい……わたし、アラドでいっぱぁいぃ……。いいのぉ……
アラドの、いいのぉ〜〜。ずっと……ずっと、つながっていたいのぉ〜〜っ!」

 半開きの瞳と口から、涙と涎が散った。情欲に溺れきった顔は、既に理性を感じさせない。アラド
の心に痛みが走った。こんな……こんなのは、異常だ。どうしたんだよ、ゼオラ。
 絶頂で自らを苛むようにして、アラドを貪り続けたゼオラ。憔悴しきって睡眠に落ちたのは、もう
明け方近くだった。
 どこか苦しげな寝息のゼオラを抱きしめ、アラドは寝つけなかった。彼も疲れ切っていたが、心に
湧いた懸念が確信へと変わりつつあった。

『……ゼオラが、壊れる……。壊れかけている……』

――――――――――――――――――――――――――――――

「……席は、そうね。ゼオラの隣がいいでしょう。ラトゥーニ、後で彼に校内の案内をお願いね」

 なぜか私の隣の席を指定したアヤ先生。開いている席は他にもあるのに。

「よっ! よろしくなっ」

 席について挨拶してきた。何か軽そうな子。

「……ラトは、私の妹なの。今日は日直だからあなたの案内をまかされたけど、変な真似したら承知
しないからねっ」
「…………」

 軽く牽制しておこうという私の言葉が耳に入っていないのか、彼はやや唖然とした表情で視線を向
けてくる。視線の先は……

「……すげえ、机の上、お前のおっぱいでいっぱいじゃん……」

 ビターン! ガラガッシャン! 教室に響いたのは、平手打ちの音と、人間が椅子ごとひっくり
返った音。

「バカ! エッチ! スケベっ! あんたなんか、最低よぉっ!」


 ……最低……。アヤ先生に廊下に立たされてしまった。しかも何? このスケベ魔人と一緒に?
あり得ない!

193アラド×ゼオラ(和姦)4/14:2008/04/01(火) 12:52:34 ID:zs2FjqPk
「……なー、お前カルシウム足りてないんじゃねーの? あの程度の事であそこまで激怒するなんて」
「! 何ふざけた事言ってるのよ! あんた、自分がやった事がわかってないの!」
「俺さー、一つ仮説を持ってるんだよ」
「むっ! (人の話を聞いてないっ!)」
「カルシウム足りないと、こう、体全体の固さが足りなくなってさー。やーらかい部分が育ち過ぎ
ちゃうんじゃないかって」
「……うぎぎぎぎ(バカだ!! こいつは本物のバカだ!!)」
「そういや、お前、何ていうの?」

 ふと、思いついたように話題を変えてきて、向け合った視線が初めて正面から合わさった。……緑色
の瞳。バカだけどきれいな瞳だ。

「……何って、何がよ?」
「いや、だから名前。俺は自己紹介したから知ってるよな?」
「!?」

 何? こいつ、何を言ってるの? 私……私の名前を知らない? そんな……いや、でも、今日が
初対面なんだから……それが当然……よね……?

「……ゼオラよ、ゼオラ……バイラバン」
「ふーん。いい名前じゃん。よろしくな」
「ふんっ! 誰がっ」


 ……前言撤回。まだ下があったから、最低じゃなかったわ。アヤ先生に「仲直りのいい機会だから」
とか言われて、このバカの学校案内を私とラトゥーニでやることになってしまった!

「そこが職員室で、その先の渡り廊下を渡ると体育館」
「ふーん。行ってみないの?」
「まだ、教える場所が残っているから……」
「そっか。そだね。あ、質問。購買部と食堂は?」
「うちの学校は食堂はないの。購買室がお昼の1時間開いているわ」
「お昼だけか〜。それじゃ購買部の存在意義が疑われるじゃん」
「……早弁が当然みたいね……」

 スケベ魔人なだけじゃなく、食欲魔人でもあるらしい。

「あ、それとさ、何か空き教室が多いみたいだけど?」
「あ、それは……」

 そう言えばそうだ。この学校の教室は、ほとんど使われていない。正確に言うと、私たちだけがこの
学校の「クラス」だ。

「……この地区は過疎地区なの。都市部にできる、生活者が外周エリアに流出するタイプの過疎地区。
だからこの学校も、私たちだけしか生徒がいないの」

 ラトゥーニの解説。そう、そうだった。……しかし、妙に固い言い方ね? まるで何かの解説書
みたい。

「……三年生が9人、リュウセイ・ダテ先輩とブルックリン・ラックフィールド先輩。タスク・シン
グウジ先輩、リョウト・ヒカワ先輩……」

 ラトゥーニがクラスの皆の名前を挙げる。授業の合間に挨拶を交わしたから、おおむねわかると
思うけど。
 ……え、そうすると三年生が男子5人に女子4人。二年生が私一人。あ、こいつも足すと、二年生
は二人か。一年生がラトと、そしてマイちゃんだけ……。深刻な過疎の進行ね。
 一通り校内を案内して教室に戻ると、ブリット先輩とリオ先輩が残っていた。

194アラド×ゼオラ(和姦)5/14:2008/04/01(火) 12:52:57 ID:zs2FjqPk
「待ってたわよ、アラド君。街の案内がてら、一緒に帰らない?」
「はい、もちろん! やーっ光栄っすねえ。こんな美人の先輩に、色々と教えてもらえるなんて!」

 ……くっ! 言い方がいやらしいわっ!

「ゼオラ。よかったら一緒に帰らない? えーと、その、君が良ければ、だけど」

 えっ! 一緒に帰らない? って……。これはいわゆる一つのアプローチ? ブリット先輩から?
一瞬、胸が躍り上がったけど、後ろめたさに、思わず辺りを見渡してしまう。……後ろめたさ?
ブリット先輩は、特に誰ともおつきあいしているわけじゃないはず。なのに私、クスハ先輩の姿を
探していた……

「ん……、どうかな?」

 ブリット先輩の照れながらの問いに

「はい、喜んで! 光栄ですっ!」

場違いなほど元気に返事してしまった。
 ブリット先輩は学校のヒーロー的存在だ。真面目で優しくて、まさに騎士(ナイト)という表現が
ぴったりな先輩。これは最悪な一日の、神様の埋め合わせに違いない。ウキウキしながら先輩と一緒に
校門を出た。一瞬、ラトゥーニの事を忘れていきそうになった。ごめん。
 帰り道、何をしゃべっていたのかよく覚えていない。私、かなり舞い上がっていたかも。
 ……夕食時、なんとなくラトゥーニの表情が沈んで見えた。何だろう? 私、そんなにみっともない
くらい舞い上がっていたかなあ? それとも、ラトはブリット先輩に気があるとか?

――――――――――――――――――――――――――――――

 ケンゾウ・コバヤシのラボで、三人の男女が顔を合わせていた。一様に緊張し、表情が硬い。

「……それではコバヤシ博士、あなたの手では、ゼオラに施術することはできないと?」

 ラーダの声に詰問の調子が混じる。普段のにこやかな彼女からは想像できない声音だった。

「……バイラバン君。これは、倫理的な問題というより技術的な問題なのだよ。記憶操作が、コント
ロール次第でなんの後遺症も残さずに成功するものなら、私はむしろ倫理上の問題を棚上げにして
その技術を使い続けただろう。私が記憶操作を封印したのは、それが結局、原理的に欠陥を逃れられ
ないとわかったからなのだ」

 アラドは、夜が明けるとすぐにラーダに事情を説明した。不満がるゼオラをなだめて診察した結果
……彼女が精神崩壊を起こしかけていることが明らかになった。過剰なアラドへの依存は、その症状の
一つ。アギラに何度も記憶操作を受けた副作用が始まったのだ。彼女にやや大目の鎮静剤を投与して、
ラーダは迷わずにケンゾウ・コバヤシのラボを訪ねた。かつて特脳研に在籍していたケンゾウは、記憶
操作とその障害について知る第一人者だったから。
 だが……ゼオラへの対症療法的な記憶操作は行えないものかというラーダの提案を、ケンゾウは
拒んだのだった。

「……短期的な記憶操作は、結局はパッチを当てるようなものと言える。人間の心には、良くも悪くも
自ら平衡を保とうという作用があって、記憶操作はこの作用を予測できない方向にねじ曲げてしまう。
例えて言えば、揺れる電車の中で体のバランスを取ろうとしている時に第三者が勝手な方向に力を加え
てきたら、立っていられなくなるだろう。地面に倒れて立てなくなってしまった状態が、つまりは精神
崩壊だ」
195アラド×ゼオラ(和姦)6/14:2008/04/01(火) 12:53:20 ID:zs2FjqPk

 ラーダは隣に座るアラドに一瞬視線を走らせた。この子を同席させたのは間違っていたかもしれない。
ゼオラの、文字通りの家族と言える存在だけど、これでは不治の病の宣告に立ち会わせたようなもの
だ……

「……ただ、一つだけ試してみたい方法がある。T-LINKシステムを使ったバーチャルリアリティ
空間でのロールプレイング療法だ」

 ケンゾウの言葉にアラドが反応した。

「ロールプレイング? ゲームっすか?」
「指している概念は、同じと言っていい。治療者に適していると思われる場と役割を与え、それを
演じることで『人生を生き直す』。外部から仮の記憶を植え付ける方法ではなく、実際にその時間を
過ごさせる事が眼目だ。ただ……」
「T-LINKシステムというと……」

 ケンゾウの留保とラーダの疑義が重なった。

「そうだ……このシステムは、原則的に念動力者でなければ使えない。本来は、アヤに精神的な問題が
起こった場合の手段として用意したものだから」

 一瞬与えられた希望は、本当に一瞬で消えてしまったかに見えた。その場を沈黙が支配する……。
と、ケンゾウが立ち上がった。

「私たちだけで悩んでも仕方ない。皆に相談してみよう。……年の功の一つと思うのだが、『問題を
少人数で抱え込まない』というのが大切だよ」
「……そうですね。三人よれば文殊の知恵と言いますけど、私たちはその人数にも達してませんね」
「ええ? 俺は数の外っすか? ひでえなあ」

 こんな時でも軽口をたたけるアラドを頼もしく思うラーダ。人間には一種の「器量」というものが
あって、アラドは知識や判断力とは別物の包容力を持った子だ。それがゼオラの現状と相まって、
彼女の過剰な依存を引き起こしてしまったとも言える……。コバヤシ・ラボから足早に出る三人。
時間が、あまりに貴重だった。

――――――――――――――――――――――――――――――

 アラド・バランガは私の平穏な学生生活をかき乱す疫病神だった。
 タスク先輩とつるんで、女子の着替えをのぞこうとするし。私の中で、スケベ魔人がスケベ大魔神に
グレードアップ。
 じっとしているのが苦手らしくて、授業をしょっちゅう抜け出す。……調子が悪くて保健室で休んだ
時、一度だけサボっている彼と鉢合わせした事がある。校庭隅の木の下で何かやってるのを見て、
近寄ってみると、高いところに上って降りれなくなっている子猫を助けようとしていた。……仕方ない
から助けるのを手伝ったけど、あいつ、肩車した私を、ぬけぬけと重いと言ってくれた。最低! 最低!
最低っ!
 おまけに、早弁した挙げ句、購買が開いていないからと食べ物をねだりに来る始末……。何で私が
あんたの胃袋の世話をしなきゃいけないのよ! ……まあ、餌を投げられた犬みたいに素直に喜ぶ
のが面白いから、おにぎりを何個か余分に持って家を出るようになったけど。
 こんな代物なのに、なぜか女子の先輩たちには人気があるらしく、帰りには必ず誰かの「一緒に
帰ろう?」という誘いが入る。どこに目をつけているんですか、先輩方っ! ペットにするにしても、
もう少し毛並みのいいのを選ぶべきですっ!
196アラド×ゼオラ(和姦)7/14:2008/04/01(火) 12:53:46 ID:zs2FjqPk
 まあ、外面的な条件から言えば、私も似たような状態だけど。なぜか必ず下校時に、男子の先輩たちに
誘われる。私、こんなにモテたっけ?
 ユウキ先輩に誘われた時なんか、心臓がバクバクしてうまくしゃべれなかった。……でも、ブリット
先輩の時と同じく、また小さな罪悪感を感じる。辺りを見渡してカーラ先輩を探してしまう。……カー
ラ先輩はその日、欠席だった。
 なぜか私たちのクラスは、全員そろった事がない。決まって誰か欠席者がいる。……考えてみると、
毎日誰か三人が欠席し続けているような……?

 酸っぱい匂いの科学実験(アラドときたら、予想通りに失敗をやらかした)。男子も一緒の調理実習
(私、レオナ先輩には料理で勝てそう!)。楽しさ半分、恥ずかしさ半分のプール実習と、その後の
授業の眠いこと……。車輪の巡るような学校生活。雑音一つを除けば、毎日が緩やかに過ぎていった。

 先輩たちに送られながら、色んな話をした。テレビ番組や授業の事とか将来の夢。リュウセイ先輩
相手だと、アニメやゲームについてのマニアックな蘊蓄を傾けられるけど。
 将来の夢? その言葉は不安と隣り合わせの憧れと、理由のわからない焦燥感を呼び覚ます。誰もが
こんな時を過ごすのだろうか? お母さんは笑ってその通りと言ってくれたけど……

――――――――――――――――――――――――――――――

 コバヤシ・ラボに伊豆基地の開発スタッフが集まっていた。たまたまテスラ研から出向していた
ラドム博士も一緒である。

「……一応の設置は終わったよ。接続テストに移ろう」
「まさか、こんな失敗作が役に立つとは思わなかった」

 ロブとカークが、ラボ内の端末に、何かの外付け機器を設置していた。

「え? 失敗作なんすか?」

 アラドの問い。

「ああ、これは本来、T-LINKシステムを一般人にも使えるようにすることを目的とした装置
だった。しかし、達成できたのは、間に一人の念動力者を介在させて、一般人を接続させる事ができる
という無意味な結果でしかなかった。そんな物は資源の無駄遣いとしか言いようがない」
「しかし、今はそれが天恵とも言える。急いで接続テストを。……マリオン博士。あなたの手まで
煩わせて申し訳ない。伊豆基地内部で解決しなければならない問題なのだが……」

 ケンゾウの陳謝に薄く笑って応えるマリオン。

「お気になさらないで。あの子たちとはそれなりに関わりもありますし……。それに、人間を資源扱い
する者に任せておいては、結果を危ぶまずにはいられませんから」

 カークにきつめの視線を送るラドム博士。カークはさらりと視線を逸らせた。

「それでは念動力保持者として登録されている者を集合させて。あと、ラーダさん。あなたも接続
テストに参加して下さい」
「え、私がですか?」
「制作時の実験では、ギリアム・イェーガー少佐が直接の接続に成功している。接続のハードルを
下げたというか間口を広げたというか、そういう成果はあったのだ。君ならば可能性はある、と思う」
197アラド×ゼオラ(和姦)8/14:2008/04/01(火) 12:54:23 ID:zs2FjqPk
「予知能力……ですか」
「念動力者は、まずはSRXチームのリュウセイ・ダテとアヤにマイ。そして……」
「ATXチームとヒリュウ改にも連絡を。それと、大きな声では言えないけど、現在伊豆基地の地下
ドッグにクロガネが係留しています」
「では、ユウキ少尉とリルカーラ少尉が? ありがたい。彼らにも協力を要請してくれ」

 治療にそれなりの時間がかかる以上、T-LINKシステムへの接続媒介は、できるだけ多くの交代
要員がいるのが望ましかった。

――――――――――――――――――――――――――――――

 どうしたものか、ラトゥーニが妙にアラドになついているみたい。正直いい気がしない。普通に
お兄さん役として頼るにしても、もっといい人がいくらもいるのに。……ウチのクラスの人数から言う
と、いくらもいるは言い過ぎか。
 いつの間にか、昼食をアラドと私たちでとるようになっていた。ラトが橋渡し役になったんだった
か……きっかけは良く思い出せない。……まあ、同学年ではあるし。最初に思ったほど悪い子でもない
みたいだし。
 昼食時の会話に、つい私が自転車に乗れない事を話してしまった。

「え? そうなの?」
「なによぉ……別に不自由してないから、いいでしょ」
「私も、乗れないの……」

 え? ラトゥーニも、そうだったっけ? ……何となく覚えがある。必要な技能とは認められなかった
から、教えてもらえなかったんだ。
 ……教えてもらえなかった? 誰に? ……何か最近、記憶の奥底が、霧がかかったように不鮮明な
時がある……
 アラドが、しばらく考え込んでから切りだした。

「じゃ、自転車持ってないよね?」
「まあね。当然でしょ。お母さんも乗っていないから」
「じゃさ、次の日曜、一緒に自転車乗る練習しないか? オレ、自転車持っていくから」
「えっ? 自転車……その……」
「うん、やりたい。乗れるようになりたいな」

 珍しく、ラトゥーニが微笑んで乗り気だ。その微笑みに引きずられるように、つい日曜日の約束を
してしまった。

――――――――――――――――――――――――――――――

「……非念動力者として、治療に参加させる者としては、ラトゥーニ・スゥボータ」
「はい、彼女はゼオラにとって、『家族』と認識されていますから、加えるのが自然だと思います」

 接続テストは、ほぼ順調に終わった。ロブ、カーク、ラドムの三人が、急ピッチで微調整に入る。
その間、ケンゾウとラーダが、バーチャル空間に参加させる人員の選定に入っていた。念動力者は
基本的に全員参加。そして接続媒介を、彼らの間でローテーションを組む。接続テストにパスした
ラーダも、ゼオラの母親役で参加することとなった。問題は……

「アラド・バランガを、参加させるべきかどうか……」
「はい……この治療は、ゼオラのアラドへの依存を解消させることがテーマの一つですし……」

 張りつめた沈黙が、二人の間に流れた。実際、結果が予測しづらい選択だ。そしてゼオラの現状から
みるに、この治療はできるだけ急いで、それも一回きりのものになる。
198アラド×ゼオラ(和姦)9/14:2008/04/01(火) 12:54:48 ID:zs2FjqPk

「……君の意見としては?」
「正直、決断がつきません。アラドを加えることは、彼女にとってさらにアラドへの依存を深める結果
になるかもしれない……。しかし、今回の治療の本当のテーマは、現在の人間関係を相対化・客観化
することだと思うのです。彼女が、『依存』ではない形でアラドとの関係を再構築できれば、それが
一番理想的な結果だとは思うのですが……」

 目をつぶり、しばらくの沈思の後、ケンゾウが出した結論は……

「……参加させよう……ただし、『サポーター』側ではなく、『プレーヤー』側で」
「え? あの子は、治療の対象では……」

 ラーダの疑問。このシステムで「サポーター」とは文字通りの介添人。通常の記憶を持ったままバー
チャル空間にダイブする。「プレーヤー」とは被治療者で、軽暗示を受けて自分の役割になり切り、
ダイブする。

「『依存』とは、双方の側に要因があるものだ。アラド君に特別の要因があるとは思わないが、二人の
関係を再構築するには、双方が『プレーヤー』資格で参加するべきだと思う」

 しばしの黙考の後、ラーダはうなずいた。

「……わかりました。アラドに説明します」
「頼む」

――――――――――――――――――――――――――――――

 日曜日、約束通りの時間にアラドはやってきた。持ってきた自転車が妙に新しい。ついで、乗らずに
押してきた。……という事は……

「ええ!? あなたも自転車に乗れないの?」
「そんなあきれた声ださなくていいだろぉ。乗れるなんて言ってないじゃん」
「それならそれで、誰か先輩に声をかけて教えてもらったほうが……」
「……どうかしら。結局自分の体で感覚をつかむしかないと思うし」

 まあ、ラトゥーニの言うことももっともか。結局、一台の自転車をかわるがわる乗りながら、練習
する事になった。
 一番手はラトゥーニ。アラドがサドルの高さを調節した。彼女が自転車にまたがると、後ろから支えて
走る。補助輪なしの結構ハードな方式だ。一人10分くらい、かわるがわる練習するうちに、妙な競争
意識が芽生えてきた。誰が一番早く、自転車に乗れるようになるか?
 結果、ラトゥーニ一番乗り! 正味一時間ちょっとの練習で乗れるようになってしまった。ちょっと
悔しいけど、ラト、すごい!
 大体いい感じで感覚がわかってきた辺りで、お昼にした。持ってきたお弁当をあっという間にたいら
げて、物欲しそうな顔をしているアラド。ふっ、結果は予測していたわ。少し大目にお弁当作っておいて
正解ね。私が作ったサンドイッチを大喜びで食べているのを見るのは、悪い気がしなかった。
 軽く食休みの後、午後の部開始。 そして、二番乗りは私! さすが私! 練習の正味は二時間半
くらいかしら?

「ほらほら、頑張らないと、ビリッケツがスーパー・ビリッケツになるわよ」
「なんだよそりゃ。大体、誰かが最後にはなるんだからさ。それも三人だけじゃん」

199アラド×ゼオラ(和姦)10/14:2008/04/01(火) 12:55:13 ID:zs2FjqPk
 アラドをからかいながら後ろの荷台を押す。何か楽しい。妙に、今の彼との関係が「はまって」いる
ように感じる。途中、もうここまでにしようと言う彼を押しとどめて練習を続けた。さすがに女の子に
自転車を押し続けさせるのを申し訳なく思うくらいのデリカシーはあるらしい。
 午後、二回目の休憩の後

「あっ、行けそう……行ける。ゼオラ、手、放して」
「いい? 放すよー?」

 手をはなすと、ぎこちないながらも自転車は走り続けた。

「行ける! 行ける! やったよ、おい!」
「大丈夫ー? ちゃんと曲れるー?」
「曲れるー。ゆっくりやれば大丈夫ー」
「あはは! やった、やった!」

 ラトゥーニも笑ってる。こんな楽しそうなこの子を見るのは滅多にない。一日で三人とも乗れるように
なるのって、結構快挙かも。ゆっくりとターンする自転車に、なぜか鳥の姿が重なって見えた。
 家まで送ってくれた後、さっそくアラドは自転車に乗って帰っていった。いきなり町中で大丈夫ー?
事故るんじゃないわよー? さすがにその日は二人とも疲れて、早めにベッドに入った。
 今日みたいなのもデートのうちに入るのかな? ……何にせよ、楽しかったな……

――――――――――――――――――――――――――――――

「……ゼオラとラトゥーニの状態は?」
「安定している。呼吸、脈拍とも正常だ」

 バーチャル空間へのダイブが始まった。ゼオラにはクスハが、ラトゥーニにはリョウトが接続媒介に
付いている。アラドの順が回ってきた。

「アラド? 説明したけど、ダイブした後は、あなたは今の記憶とは別の記憶を持って行動することに
なるわ。あまり、いい気はしないと思うけど……」

 アラドに説明するラーダの表情が暗い。自分の記憶を、例え治療の手段としてでもいじられる事は、
「スクール」の子供たちにとって不快なもののはずだ。

「大丈夫。まかしといて下さい。これはゼオラを助けるためにやることで、みんな、そのために協力
してくれてるんすから」

 滅菌シーツに包まれたベッドの上に横たわる。アラドの初回の接続媒介はリュウセイだった。親指を
立ててサインを送りあう。
 アラドが、いつになく真剣な口調で語りだした。

「……先に言わせておいて下さい。ありがとうございます。本当に、ありがとうございます。……オレ
……『スクール』で、仲間の精神崩壊を何度も見ました。そしてあそこでは、それを本気で止めようと
する人は、ほとんどいなかったんです」

 アラドの言葉に、胸を突かれたように感じるラーダ。ゼオラの精神崩壊の兆候を、彼が的確に見抜いた
こと。そして彼の奇妙な落ち着き……それは、全て彼が見てきたことによるもの。
200アラド×ゼオラ(和姦)11/14:2008/04/01(火) 12:55:39 ID:zs2FjqPk

「ここでは、みんながゼオラのために力を貸してくれる。本気で心配してくれている。オレ……何て
言っていいのか……。だから、この治療がどんな結果になっても、オレはそれを受け入れます。受け
入れて背負っていくつもりです」

 言い終えたアラドが緑色の瞳を閉じた。治療が終わるまで、それは開かれることはない。となりに
横たわるリュウセイの、あごの筋肉が微かに緊張したのがわかった。言葉にならない決意の印。
 機器の稼働音が高くなる。バーチャル・ダイブが始まったのだ。

――――――――――――――――――――――――――――――

 あれから何となく、アラドと一緒に帰るのが習慣になった。
 自転車が乗れるようになった彼は、自転車通学を始めていて、私の家の前まで自転車を押しながら
歩いてくる。そして私を家まで送ると、自転車に乗って帰っていく。はっきり言って遠回りだ。でも、
私も彼も、それを止めようとは思わなかった。
 先輩方も、まるで空気を読んだみたいに、下校時に誘ってくれなくなった。おまけにラトゥーニも
最近は別々に下校するようになった。
 それとなしに注意してると、リュウセイ先輩と一緒に帰る時が多いみたい。うーん……あの人もあの
人で……ラトをまかせるには不安を感じるなあ……
 校庭のイチョウの葉が落ちきり、教室に暖房が入りだした頃。

「うー、さむさむさむ……」

 身を縮こまらせてアラドが階段を上ってきた。私は先生に言われて書類の入ったダンボール箱を
倉庫に運ぶ最中。

「お、ゼオラ。日直だっけ。ご苦労さん」
「……ご苦労だと思うなら、手伝ってよ」
「んー……報酬次第じゃ、手伝ってもいいけど」
「がめつーい。何、おにぎりとか購買のアンパン?」

 ひょいっと顔を寄せてきて……そして私の唇に、彼の唇が重なった……

「……」
「……怒った……?」
「……ずるいわよ……私の手がふさがってる時に」
「ごめん……」
「持って」
「あ、ああ」

 持っていたダンボール箱を全部彼に持たせて……そして目を閉じて顔を寄せた。

「……いっ、いふぇふぇふぇ……」
「あはは、お返し」

 思わず差しだした彼の唇を、指でつまんでやった。苦笑いしてるアラド。

「……半分ずつ持とう?」
「ああ……」

 箱を半分ずつ持って、倉庫に納めた。始業のベルに、慌てて教室まで二人で駆ける。
 その日も、いつも通りに一緒に帰って私の家の前で別れた。車輪の巡るような、私と彼の毎日が、
また明日も続くから……


201名無しさん@ピンキー:2008/04/01(火) 13:02:01 ID:N3C4qo3v
私怨
202アラド×ゼオラ(和姦)12/15:2008/04/01(火) 13:03:50 ID:zs2FjqPk
 その年、初めて雪が降った日。アラドときたら文字通り犬みたいにはしゃいで校庭を駆け回り、
少ない雪をかきあつめて雪だるまを作った。妙に鼻の長い、変な雪だるま。
 アラドのやる事のほとんどが、今では心楽しく見られるけど、この雪だるまはどうしたものか好きに
なれない。と、見てると

「えいっ」

アラドが雪だるまにキックを入れて壊してしまった。一緒に見ていたタスク先輩が笑ってる。

「ははは。そういや、よくやったなあ。壊すために雪だるまつくるの」
「そういうものですか?」
「うん、男の子はね」

 そういうものらしい。……ちょっとだけ、私もやってみたかったかも。
 雪がやんで午後には日が射した。日差しに当たると、壊れた雪だるまは、あっという間に融けて
消えてしまった。


 新年が訪れて、アラドと一緒に初詣という行事に行った。神社で今年一年の願いを祈る行事だ。
この年まで生きてきて、不思議だけど初めての事。社の前で手を合わせて、アラドに何を願ったのかを
聞くと、そういう事は言葉に出して言う事じゃないから、とはぐらかされてしまった。私の願い?
それは……うん、秘密だ。


 年が明けて一月ほど経った日、突然アヤ先生から、今日が学校の卒業式だと告げられた。今回の
卒業と同時に私たちの学校は閉鎖統合される。だから、みんなでこの学校からの卒業式をするのだ、
と……
 講堂にみんなで入ると、壇上に式の用意が出来ていた。人数に対して、講堂の広さが寒々しい。
並べられた椅子に座り、アヤ先生が壇上に上がった。

「卒業証書授与! ゼオラ・シュバイツアー!」
「は、はいっ!」

 びっくりした。まさか二年生の自分が一番目に呼ばれるなんて思わなかった。……え? 今、確か、
シュバイツアー……。疑問のままに壇上に上る。アヤ先生が証書を広げて読み上げた。

「コバヤシ学園二年、ゼオラ・シュバイツアー。あなたは本学の課程を優秀な成績で修了し、良く
学び、良く遊んで、自己が過ごされるべき期間を、過ごし直されたことをここに証します。××年
×月×日。学校長、アヤ・コバヤシ」

 授けられた証書をかかえ、きょとんとしてしまう。

「ラトゥーニ・スゥボータ!」
「はいっ」

 ラトゥーニの番? 思わず壇上の隅に寄って場所を空ける。

「コバヤシ学園一年、ラトゥーニ・スゥボータ。以下同文」

 ラトゥーニが、やはり私の側に寄り、壇上を空ける。え? 何なの? この順番は?

「アラド・バランガ!」
「はいっ!」

「コバヤシ学園二年、アラド・バランガ。以下同文」

 アラドが私たちのそばに並ぶ。そして、段の下に座っていた先輩たちとマイちゃんが一斉に立ち
上がって、拍手をした。笑っている……みんな、にこにこ顔で笑っている……

 世界がふわりとゆらぎ、目に映る映像がぼやけていった……
203アラド×ゼオラ(和姦)13/15:2008/04/01(火) 13:04:20 ID:zs2FjqPk

――――――――――――――――――――――――――――――

「……ゼ……ラ……ゼオラ……起きて……」

 ……誰かの声がする。誰? 優しい声。お母さん……?
 目を開くと、沢山のライトの光が目に入ってきて、思わず目を覆った。え……これは……無影灯?

「ゼオラ……お帰りなさい……」

 声の主を見ると、それはラーダさんだった。


 コバヤシ・ラボのミーティングルームにリュウセイたちはたむろしていた。治療が始まって一週間
ほどになる。さらにバーチャル世界では、一年近い時間を過ごしている感覚だった。念動力者たちは皆、
一様に疲れていたが、自分たちのやった事の結果を知るまでは、そこを動く気になれなかった。
 ……検査室のドアが開き、アラドとラトゥーニが、そしてラーダに付き添われるようにして、ゼオラが
姿を現した。ラーダが最終検査の結果を告げる。

「……成功です。ゼオラは、精神崩壊プロセスから逃れることができました」
「イィーヤァー!」

 歓声がわき、そしてそれは拍手に変わっていった。自分に向けられた拍手の洪水に戸惑うゼオラ。
と、二人の人物が前に出て、拍手は止んだ。カイ・キタムラ少佐とラミア・ラヴレス小尉。アラド、
ゼオラ、ラトゥーニの、現在の上司だった。

「……よく戻ってきてくれた……。なかなか……辛かったぞ。自分が何もできずに、お前たちの帰りを
待つだけというのは」
「……カイ少佐……」
「……まあ、それでその、待つ間に、無聊を慰めるというか……こんな物を作ってな……。ラミア、
頼む」

 ラミアに何かの包みを押し付けるカイ。

「は、自分がでありましますですか?」
「こういうのは苦手でな」
「わかりました……。えーと、それでは、ゼオラ・シュバイツアー。以下同文」
「それは一枚目を読んでから言うものだ……」

 カイが渡したのは、バーチャル世界のものを忠実に復元した手作りの卒業証書だった。アラドと
ラトゥーニは笑顔で受け取ったが、ゼオラは受け取るなり泣きだしてしまった。
 みんなにお礼を言わなければと思うのだが、嗚咽が止まらないゼオラ。明日、落ち着いてからな、
とアラドになだめられ、自室に引き上げて行った。

204アラド×ゼオラ(和姦)14/15:2008/04/01(火) 13:04:44 ID:zs2FjqPk
 ミーティングルームに残った面々に、自販機の紙カップコーヒーが配られた。お世辞にも美味い
とは言えないものだが、達成感に満たされた身には格別に感じられる。紅茶党のユウキさえも笑顔で
紙コップを傾けた。

「いやー、しかし……」
「緊張したよなあ。並の作戦以上に」

 ため息交じりのタスクの声が、みんなの胸の堰を切って落とした。

「おまけに条件が、バーチャル世界で『適度にゼオラの気を引いて』だもんなあ。びっくりしたよ」
「お前のことだ。一方的にゲームや何やの話をしていたんじゃないのか?」

 リュウセイのグチにライが突っ込む。彼の趣味には無理解だが行動パターンは熟知している。

「そう言うなよ。フツーの条件でも、何を言えばいいのかわからないのに。俺が媒介役を努めて、
ライがダイブしたほうがいいんじゃないかとさえ思ったぜ」
「それは……困る」
「まあ、ここにいる面々で、誰も『適度に気を引く』などという芸当ができるものはいない、な」

 ユウキのまとめに、皆、納得するしかなかった。その「芸当」に適した人材がいなかったのは幸か
不幸か。指示の目的は、ゼオラにとってのアラド像を相対化する事にあったのだけど。

「うん、でも、大変だったけど、結構楽しかった」
「ふふっ、そうね。私たちの、『もしかしたらあり得たかも知れない、別の学園生活』だったわね」

 リョウトの言葉をリオが継いだ。……もしかしたら、本当にどこかの世界では、あった事なのかも
しれない。

「あー、残念ねえ。できるものなら私も参加したかったわぁ。女教師役で」

 エクセレンの声には、単なる冗談以上のしみじみした響きがあった。もしもそうなってたら、美人
教師セクセレンの●●講座とか、やったんだろうなあ。その光景が容易に想像できるブリットだった。

「ふふふっ、本当ね。エクセレン少尉に教師役をまかせられたなら、私も学生組に混じって制服を着て
みたかったわ」
「………………」
「………………」
「………………」
「……な、なによ……」

 辺りに落ちた沈黙に、赤面するアヤだった。



205アラド×ゼオラ(和姦)15/15:2008/04/01(火) 13:05:08 ID:zs2FjqPk
「ん……んぷ……ちゅ……」
「ん……ちゅる……んふ……」

 浴室の中にかすかに反響する、唇と舌がからみあう音。ゼオラを部屋まで送り、泣きやまない彼女を
なぐさめようと、軽いキスをしたアラド。ゼオラが彼をかき抱き……後はなし崩しだった。そこは治療
前も後も、若いんだから変わらない。
 お互い泡だらけになって、互いの体を愛撫する。貪るのではなく与え合うように。若くしなやかな
体が、汗と泡に濡れてからみあう。幾度も漏れるかすれた極まり声に、アラドは耐えきれなくなって、
互いの性器の石鹸を流しただけで、ゼオラの中に自分を進めた。。

「ふあぁぁ〜〜っ……アラドぉ……あつぅいぃ〜〜……」

 甘やかなゼオラの嬌声。その過程を愛おしむように、ゆっくりと彼女を埋めていく。奥まで達すると、
ついばむような口づけを交わし合う。お互いに、心の奥底から安堵が湧いてくる。
 アラドが動き始めた。彼の背に腕を回し、ゼオラが切ない嬌声を上げる。胸の奥底を打ち明けるかの
よう。

「アラド……アラドぉ……いい……いいの……ああ〜〜っ……とけるぅ……」
「はっ……はっ……ゼオラ……ゼオラぁっ……一緒に……一緒に……」

 泡まみれの体がぬめりあい、互いが溶けていくような感覚。そして二人を同時に絶頂が貫いた。
憚りのない極まり声に、合わせた手を固く握りしめて……


 浴室からベッドに移って続いた睦み合いは、日付が変わるころ、ようやく収まった。お互いの温かさに
まどろむ二人。

「……アラド……」
「ん……」
「私、やっぱりあなたが一番好き……。別な出会い方をしても、結局あなたを好きになるって、わかっ
ちゃったもの……」
「うん……オレもだ……」
「……うん……でもね、気づいたの。この世界に、あなたと私だけしかいなかったら、それは幸せとは
言えないって……」
「うん……みんながいて、だよな……」

 それが、二人があの学校で学び直した事。たくさんの仲間たちが、教えてくれた事だった。

「……あれ……額に入れようね」

 それだけで通じる、それは二人の卒業証書。

「ああ……オレたちの、もう一つの『スクール』の記念だな……」

 それは現実とは別だけど、それこそがあるべき姿の『学校』の思い出なのだから。


 − END −
206190:2008/04/01(火) 13:06:42 ID:zs2FjqPk
投下分割を間違ってしまいました。
正確には15レス分になります。
失礼しました。
207190:2008/04/01(火) 16:17:38 ID:zs2FjqPk
>204
× 教師セクセレンの●●講座
○ 教師エクセレンの●●講座

orz
208名無しさん@ピンキー:2008/04/01(火) 20:49:47 ID:CHxHYrBY
うおおおおGJGJ、これは大変いい萌えて泣けるアラゼオ
読み終わったあと胸いっぱいになったぜ…!!
209名無しさん@ピンキー:2008/04/01(火) 21:59:55 ID:is74pYot
正直エロ以外の部分の方がハマったがなんという神SS
まとめサイトできてはりきってる人多いのかな、ここんとこ良作多いね
210名無しさん@ピンキー:2008/04/01(火) 22:25:26 ID:Z66mIK7G
これはいいなあ、ダメっ子なだけじゃないアラドの魅力とゼオラの脆さ、
周囲の脇役の描写も魅力たっぷり。主にカイ少佐。
マジでGJだぜ
211名無しさん@ピンキー:2008/04/01(火) 23:34:47 ID:DjERsT8Q
OGばっかだけどA発売すれば版権も増えるかね
212名無しさん@ピンキー:2008/04/02(水) 01:22:51 ID:usGjARuC
アラドらしさを失わずかつ魅力的なアラドを久しぶりに見たなぁ。GJ!
213名無しさん@ピンキー:2008/04/02(水) 02:57:57 ID:WxEaOd9t
これはGJといわざるをえないアラゼオ。

超GJ!!
214名無しさん@ピンキー:2008/04/02(水) 20:53:04 ID:yuCMO3jE
制服姿のアヤたん      (;´Д`)ハァハァ
ブルマ姿のアヤたん     (;´Д`)ハァハァ
スクール水着姿のアヤたん (;´Д`)ハァハァ
215名無しさん@ピンキー:2008/04/02(水) 22:46:25 ID:SHoBgL2G
>>214
顔真っ赤にして恥ずかしがりながら、俺のために着てくれるんですね。わかります。
216名無しさん@ピンキー:2008/04/02(水) 22:53:07 ID:3Wnsfrg4
>>215
あれ?結構ノリノリで着て教官に迫って
あっさりスルーされる姿が見えたの俺だけ?
217名無しさん@ピンキー:2008/04/02(水) 22:57:20 ID:SHoBgL2G
>>216
すまん、実は俺にも見えた。
そしてヘコんでるアヤを優しく慰めてやる俺の姿も。
218名無しさん@ピンキー:2008/04/02(水) 23:24:07 ID:nYUejRjA
コスモ×カガリ
219名無しさん@ピンキー:2008/04/02(水) 23:31:51 ID:f3wpTnOi
>>218
コスモ「フフフ…アンタつくづく感じやすいんだな…」
カガリ「そ、そんなことはない///」

こういうのがみたいのか!アンタは!?
220名無しさん@ピンキー:2008/04/03(木) 01:26:42 ID:tKfNQQ5d
見たい
221名無しさん@ピンキー:2008/04/03(木) 07:52:22 ID:/Jo+Eqpz
見たいぞ
222 ◆p1bw2Xe7LI :2008/04/03(木) 13:08:10 ID:xI7rCdLK
再び流れも読まずに投下させて頂きます。
223鬼畜隊長ヴィレッタ ◆p1bw2Xe7LI :2008/04/03(木) 14:34:16 ID:xI7rCdLK
 
224鬼畜隊長ヴィレッタ ◆p1bw2Xe7LI :2008/04/03(木) 14:37:24 ID:xI7rCdLK
ミスったorz
お尻臭い虫で規制されてました。
改めて投下します。
225鬼畜隊長ヴィレッタ ◆p1bw2Xe7LI :2008/04/03(木) 14:40:09 ID:xI7rCdLK
夜。
部屋に響く、肉を打つ乾いた音。
モーター音とくぐもった女の喘ぎ声。
ベッドの上で、全裸のアヤがヴィレッタに尻を叩かれていた。
左右の手首を、拘束具でそれぞれの足首に繋がれ、尺取り虫のように体を曲げて、尻を高く掲げている。
目隠しをされ、ギャグボールをくわえた口からは涎が垂れていた。

――バシッ!

「ふぅぅぅんっ!」
張りのある真っ白な尻肉に、ヴィレッタの平手打ちが入る度に、その口から快楽の声が漏れる。
尻がもぞもぞと動くのは、次の殴打をねだっているのと同時に、ぐっしょりと濡れそぼった女性にうずめられたバイブレーターのためでもあった。
――バシッ!バシッ!
「ふぉぉぉぉっ!」
二発連続で叩かれ、アヤは悦びの声を上げる。
平手打ちが止むと同時に、バイブレーターの動きも止まった。
「んうう…んん〜…!」
不満の声を上げ、アヤは赤らんだ尻を振って、おねだりする。
ヴィレッタは口元にサディスティックな笑みを浮かべたまま、手にしたスイッチをONにした。
くぐもったモーター音と共に、バイブレーターが怪しく蠢き、アヤの女性を責め立てる。
同時に容赦ないスパンキングも再開された。
「どう?お尻を叩かれると気持ち良くなるでしょう?」
痛々しいほど真っ赤になったアヤの尻を打ち続けながら、ヴィレッタは楽しそうに語りかける。
「んむう!ふむぅぅぅ〜っ!」
呻くアヤの女性からは、ヴィレッタの言葉を肯定するかのように、愛液がとめどなく溢れている。
「お前はお尻を叩かれると気持ち良いの!お前の気持ち良い事はお尻を叩かれる事なの!お前はお尻を叩かれるのが大好きなマゾ豚なのよ!」
スパンキングを続けながら、アヤの耳元に口を近付け、ヴィレッタは言葉を紡ぐ。
(お尻を叩かれるのは気持ち良い…気持ち良い事はお尻を叩かれる事…私はお尻を叩かれるのが大好きなマゾ豚…)
ご主人様の手と電動器具に責められながら、アヤは頭の中で反芻する。
――再び、スパンキングが中断された。バイブレーターもスイッチを切られ、動きを止める。
ヴィレッタはアヤの頭にヘッドホンを付けると、コードで繋がれたミュージックプレイヤーの再生ボタンを押した。
『ああ…ご主人様ぁ…ぶって…アヤのはしたないマゾケツをぶっ叩いてぇ…』
アヤの耳に響く淫声は、他ならぬ彼女自身の声だった。
226鬼畜隊長ヴィレッタ ◆p1bw2Xe7LI :2008/04/03(木) 14:41:28 ID:xI7rCdLK
>>225
『ああん、見て!見てください!アヤのいやらしいお尻を見て!毎日男たちのいやらしい視線に晒される、アヤのエロケツを見てぇ!』
(これ…は…)
毎日のセックスで何度も口にした淫語を録音されていた事を知り、そして、改めてその淫らな内容を聞かされて、アヤは言い知れぬ興奮を覚えていた。
同じ言葉でも、自分で言うのと、後から聞かされるのでは全く違った。

――バシッ!

そして、再び始まるスパンキング。
『あひいいいっ!好きっ!アヤはお尻を叩かれるのが大好きっ!』
それに合わせるかのように、アヤの耳に自らの淫声が響く。
『好きなの!お尻を叩かれるのが大好きっ!お尻を叩かれるだけで乳首がビンビンに勃起しちゃう!おマンコぐちょぐちょに濡れちゃうのおおおっ!』
「んううっ!」
バイブレーターも再び動き出し、更にヴィレッタの手でピストンされて、より激しい刺激が加えられる。
『はぁぁぁぁん!凄いの!お尻叩かれると気持ち良いの!アヤはお尻叩かれて感じるケツマゾ奴隷なのおおおおおっ!』
『叩いて!真っ赤になるまで叩いて!年中盛りの付いたドスケベな雌猿に相応しいエロケツに作り替えてぇええっ!』
『アヤのお尻は叩かれるために存在しているの!ご主人様に叩かれるためのお尻なの!』
『いじめて!アヤのマゾケツをいじめて!ムチムチのエロケツをメチャクチャにぶっ叩いて!お尻叩かれる度にグチョ濡れスケベマンコからマン汁垂れ流すスパンキング大好きなマゾ雌豚に調教してええええっ!』
尻の皮膚が裂けそうな勢いで続けられるスパンキングと、並行して耳を打つ淫語。
アヤの中で、「お尻を叩かれる事」と「気持ち良い事」がイコールで結ばれる。
『んはあああああっ!いくっ!いくいくいくいくいくっ!マゾケツ叩かれまくっていくううううう!』
「んううっ!んぐんぐんぐぅ〜〜〜!」
ビクビク!と身を震わせて、アヤは絶頂に達した。

――パァン!

最後に、ヴィレッタはトドメの一打ちを入れた。
ヘッドホンから響く声と、アヤの胸の内の声が重なった。

『はぁぁぁ…お尻叩かれて…いっちゃったぁ…』

***

「うぐぅ!むううんっ!」
アヤの、先程とは違った呻き声。
今度は体を起こされ、両手を後ろ手に拘束され、ヴィレッタの腰に装着されたペニスバンドを、口いっぱいに突っ込まれていた。
227鬼畜隊長ヴィレッタ ◆p1bw2Xe7LI :2008/04/03(木) 14:43:27 ID:xI7rCdLK
>>226
抵抗も許されないまま、頭を両手で掴まれ、喉奥にまで疑似男根をねじ込まれる。
何度もむせ返り、口からは唾液がダラダラと流れ落ちた。
それでもヴィレッタの口虐は終わらない。
バイブレーターは未だに女性の中で蠢き、ヘッドホンからも淫語が流れ、アヤの聴覚をレイプしていた。
『ああん、おチンポ美味しい…隊長のぉ…いえ、ご主人様のガチガチ勃起チンポ大好きぃ…』
目隠しをされているせいで聴覚が鋭敏になってるのだろうか、耳元に流れ込む言葉の響きが、甘やかな刺激となって、鼓膜をなぶる。
口の中でピストンされるディルドーの形も、いつもよりハッキリと感じ取れてるような気がした。
『アヤはご主人様専用のおしゃぶり奴隷です…ご主人様の勃起チンポをお口いっぱいに頬張って、ジュルジュルいやらしい音を立てて、しゃぶりまくります…』
『んおおお…おチンポ様ぁ…アヤはおチンポ様にお仕えするフェラチオ奴隷なのぉ…アヤのお口は、おチンポ様しごきのために存在するお口マンコ…おチンポ様…勃起チンポ様ぁ…』
『犯してぇ…アヤの淫乱口マンコをガポガポ犯してぇ…喉の奥まで使って、チンポしごきさせて頂きますからぁ…』
『しゃぶらせて!おチンポ様しゃぶらせて!口マンコ犯して!勃起チンポ様がお口に入ってるだけで幸せなの!ご主人様のぶっといどサドチンポ様でアヤのマゾ口マンコをイラマチオレイプしてええええええ!』
「んっ!んぅっ!ふうううううんっ!」
ディルドーの先端で喉奥を突かれると同時に、アヤはバイブレーターで絶頂に追いやられた。
涎にまみれたペニスバンドをアヤの口から引き抜いたヴィレッタは、無造作にアヤの頭を離し、投げ捨てるようにベッドに倒す。
「げほ!げほっ!うぇぇっ!ぐふぉっ!ごほっ!はぁっ!はぁっ!」
呼吸すらままならない状態だったアヤは、激しく咳き込みながら、酸素を肺に吸い込む。
――ヘッドホンが、不意に取り外された。
バイブレーターも引き抜かれ、目隠しも解かれる。
「………」
光を取り戻したアヤの視覚がまず求めたのは、さっきまで自分の口を犯していたペニスバンドだった。
唾液でヌラヌラと怪しくテカるその黒々とした物体に、アヤは肉欲にまみれた熱っぽい視線を送る。
228鬼畜隊長ヴィレッタ ◆p1bw2Xe7LI :2008/04/03(木) 14:45:27 ID:xI7rCdLK
>>227
「欲しいの?」
ヴィレッタは股間の物をしごきながら尋ねる。
コクリ、とアヤは小さな少女のような幼い仕草でうなずく。
「なら、どうすれば良いかわかるわね?その可愛らしいお口で、私を興奮させるような、とびきりエロい台詞を言うのよ?」
「はい、ご主人様…」
アヤはゴクリと生唾を飲み込み、大きく股を広げた。
女性の入り口が、何かを求めるようにヒクついている。
「ご主人様…アヤは…アヤは愛しいご主人様の勃起チンポ様の奴隷です…その、硬くてたくましい勃起チンポ様を…アヤのこの…はしたない雌豚マンコにぶち込んでください…」
ヴィレッタは小さく笑うと、アヤの股の間に座り、ディルドーの先端を入り口に押し当てた。
しかし挿入はせず、じらすように上下にこすりつける。
「ああ…じ、じらさないで!お願いです!おチンポ様をハメて!アヤのスケベマンコは、おチンポ様をしごくためのスケベ穴なのぉ!」
ご主人様の意地悪に耐えきれず、アヤは自ら迎え入れようと腰を動かす。
しかしヴィレッタは、わずかに腰を引いて距離を取る。
「ああん、どうしてぇ…?」
まだ足りないのだろうか?
ご褒美をもらうには、もっともっといやらしい言葉を言わねばならないのだろうか?
そして、それらも全て録音されるのだろうか?
だがそんな思考も、挿入への欲求が吹き飛ばす。
「おチンポ!おチンポぶち込んで!アヤは!アヤはチンポハメだけのために生きる肉穴女なの!アヤの体中の穴という穴が、おチンポしごきに使われるオナホールなの!この汚らしい人間オナホールで、勃起チンポ様を存分にしごきまくってええええっ!」
「良いわよ…望み通りにしてあげるわ」
ヴィレッタはアヤの両足を抱え込み、腰を沈める。
「んはああああっ!」
待ち焦がれた瞬間の訪れに、アヤは肉の悦びに満ちた声で鳴く。
ヴィレッタの引き締まったウエストに両足を絡め、人工の男性をより深く受け入れようと腰を振る。
ヴィレッタも最初からハイペースでピストンして責め立てる。
二人の激しい腰使いに、ベッドは今にも壊れそうなほど軋んだ。
「んああん!良い!おチンポ様好き!チンポハメ大好きっ!して!毎日おチンポして!アヤのマゾ豚マンコでおチンポして!」
229鬼畜隊長ヴィレッタ ◆p1bw2Xe7LI :2008/04/03(木) 14:47:39 ID:xI7rCdLK
>>228
「素敵よアヤ!おマンコが私の勃起チンポをギュウギュウと締め付けてる!奥までグチョグチョのクセに、まるで処女みたいにキツキツだわ!ああ、なんてはしたないスケベ穴なのかしら!」
淫語をかわし合いながら、二人は狂ったように腰を動かし、快楽を貪る。
唇を重ね、舌を絡ませ、唾液を交換する。
ヴィレッタはアヤの乳房を荒々しく揉み、乳首を噛み、吸い立てる。
アヤの頭を抱き寄せ、自分の乳首を吸わせる。
そして再び、息も出来ないほど激しいディープキス。
「うっ…ふぅっ…ふぶぅっ…」
絶え間なく襲い来る快楽の嵐に、アヤは理性を失いかけていた。
目の焦点は合わず、白痴のような顔をさらけ出し、ヴィレッタのされるがままのオモチャと化す。
「良いわアヤ…とっても綺麗よ…」
腰を振りながら、愛おしげにアヤの髪を撫でるヴィレッタ。
「ああ…嬉しい…見て!もっとアヤを見て!アヤを犯して!ドスケベ雌便器でハメまくって!アヤは!アヤはご主人様に愛されれば…もう…もう…何もいらないのおおおおおおっ!」
最後の叫びと共に、アヤの女性は激しく収縮し、アヤは三度目の絶頂を迎えたのだった。

***

翌朝。
「だ、ダメです…隊長…」
朝の日課として、SRXチーム分隊室の掃除をしていたアヤの尻に、ヴィレッタの手が伸びる。
ミニスカートの上からでも、ゾクゾクと甘い震えが走った。
「あら、どうして?」
「だって…みんなが…来ちゃい…ます…」
言葉とは裏腹に、アヤの尻は更なる快楽を求め、なまめかしく動く。
刺激を同時に与えられる事で、パブロフの犬よろしく条件反射で、触られただけで快感を覚える身体になってしまったアヤ。
調教の行き届いた奴隷のパンティの中に、ヴィレッタは指を這わせる。
「あっ…!」
「あらあら、ちょっと撫で回しただけで、もうグチョグチョ…!」
わざとらしく、耳元でささやくヴィレッタ。
指の蠢きに合わせ、クチュクチュと淫らな音がアヤの股間から漏れる。
「良い子ね、アヤ…愛してるわ、私だけの雌豚…私だけのマゾ奴隷…」
「は、はい…アヤは…アヤは、ご主人様の快楽のためだけに生きている、マゾ豚奴隷です…」
次いで、唇と舌の絡み合う音が、二人きりの分隊室に響き始めた。
230 ◆p1bw2Xe7LI :2008/04/03(木) 14:50:29 ID:xI7rCdLK
以上です。
小生のSSが、皆様の自己錬磨の一助となれば幸いです。
231名無しさん@ピンキー:2008/04/03(木) 20:08:34 ID:Y3zdFcWQ
毎度乙
まさにGJ
232名無しさん@ピンキー:2008/04/03(木) 22:24:53 ID:xv2Qb0se
鬼畜隊長キター!!

鬼畜隊長のプレイは愛があるから好きだぜ
233名無しさん@ピンキー:2008/04/03(木) 23:32:45 ID:7v6K37AC
カズマ×フレイマダー?
234名無しさん@ピンキー:2008/04/04(金) 00:28:04 ID:RsO990h9
アイビス×キンケドゥ書いてみました
235名無しさん@ピンキー:2008/04/04(金) 03:29:36 ID:532e+X6y
投下しないならそんな報告はいらん。さぁ、早く投下しろ、というより投下してください。
236名無しさん@ピンキー:2008/04/04(金) 07:37:46 ID:RsO990h9
いや読み返してたらなんかキンケドゥのキャラが違うような気がしたから止めますすいません
237名無しさん@ピンキー:2008/04/04(金) 08:26:00 ID:mKA5MSH6
なら書くなよっ

期待させて!畜生!期待させてぇっ!


手直しした上での投下をおながいしまつ
238名無しさん@ピンキー:2008/04/04(金) 23:04:11 ID:llPmqO9x
甲児×アスカマダー?
239名無しさん@ピンキー:2008/04/06(日) 22:53:58 ID:/nFf7TVM
デュミナス×ラウルマダー?
240名無しさん@ピンキー:2008/04/06(日) 23:40:37 ID:a+5fmyCI
静流×五飛マダー?
241名無しさん@ピンキー:2008/04/07(月) 11:32:13 ID:TIgY83GW
依衣子×勇マダー?
242名無しさん@ピンキー:2008/04/07(月) 12:40:25 ID:6PnEo72y
過疎ってるなあ。職人様が離れてしまったのか…
何でも良いから降臨マダー?
243名無しさん@ピンキー:2008/04/07(月) 15:19:56 ID:t9H/OxMl
アイイル前提、アイビス(イルイ)の
一人Hマダー?
244名無しさん@ピンキー:2008/04/07(月) 17:20:29 ID:f7f5m68U
ゴッドマーズ×銀鈴ロボマダー?
245名無しさん@ピンキー:2008/04/07(月) 22:58:16 ID:is1uqCd2
>>244
リュウセイ乙。

今職人さんたちは俺らをフル勃起させるようなエクセレントなSSをしたためてる最中なんだから、急かしたりせず慎ましく待とうぜ!

 全 裸 で !
246名無しさん@ピンキー:2008/04/07(月) 23:04:27 ID:nOTA9l8C
俺も装甲全部とっ外してアイドリング中だ
247名無しさん@ピンキー:2008/04/07(月) 23:24:27 ID:+iPoPU32
じゃあ俺もジャケットアーマーパージして待つわ
248名無しさん@ピンキー:2008/04/08(火) 01:01:54 ID:K2+aquxq
俺はモアイになって待つぜ
249名無しさん@ピンキー:2008/04/08(火) 01:51:39 ID:b6ZMbDoJ
じゃあ俺は、デュミナスのおかげ(?)で復活したラミアが、
三人娘に前から後ろからなぶられながらも、
結局ラリアーがみんなに可愛がられ、
もう出ないのにイカされ続けて半泣きな姿を思い描きながら待つ。

その後、デュミナスママンにみんなで怒られて
お詫びにとまたみんなに可愛がられ、
怒られたからみんな挿入やらなんやらは自重して、
ペッティングやらキスやらばっかりしてるから、
今度はラリアーの方が我慢できなくなって、
ラリ「お願いっ、シテよみんなっ!」
ティ「えー、でもデュミナス様と約束したし(ニヤニヤ)」
ピニ「自重……するべきかな、と(困ったように笑いながら、ちょっと楽しそう)」
ラミ「お、おまえたち、そろそろ許してやっても……(オロオロ)」
な展開までは妄想できた。
250名無しさん@ピンキー:2008/04/08(火) 13:04:39 ID:R6A+FNfA
ごひ×セイナきぼんぬ
251名無しさん@ピンキー:2008/04/09(水) 21:33:20 ID:xhaUtxrr
じゃあ俺はルナ×五飛を待つ
252名無しさん@ピンキー:2008/04/10(木) 23:18:53 ID:VrfKW4Fs
れずすきーな俺は沙羅×レアニカを待ちますよ
253名無しさん@ピンキー:2008/04/10(木) 23:23:08 ID:0MqJncqc
個人的にはイスルギ重工社長のミツコさんが
マオ社を掌握するついでに社長を自分たちの言いなりの玩具にする為に
リンを拉致監禁して陵辱調教するのを希望

インスペクターとシャドウミラーをビジネス相手にした際に手に入れたノウハウとイスルギ重工の科学力を結集して作った並の人間なら一瞬で天国に導く特注ペニスバンド型バイブとか様々な拷問調教器具で陵辱するって感じで
254名無しさん@ピンキー:2008/04/10(木) 23:39:37 ID:9LRo37Bo
とにかくスクコマ設定のSSが読みたいぜ
255名無しさん@ピンキー:2008/04/10(木) 23:39:50 ID:2h5IpEvN
第三段階のゴーフラッシャーを浴びた機体が何故か擬人化、
さらに搭乗者を逆レイプ
256名無しさん@ピンキー:2008/04/11(金) 00:15:02 ID:bUHgjBs+
ニルファのあのドスハードはクリムゾンっぽい名前とガンダムそっくりな外見に絶望して自殺したんだな
257名無しさん@ピンキー:2008/04/11(金) 02:55:45 ID:vX2C9T5g
>>253
 薄暗い部屋に音が響く。
 深いくぐもった振動音と、絡みつくような水音。そして。
「う……くあぁぁぁぁぁぁっ!?」
「あら、まだ先端を挿入したばかりですのに」
 悲鳴にも似た嬌声と、今にも腐り落ちそうなほどに熟れた声色。
「わが社の製品、気に入っていただけまして?」
「誰が、気になど……」
 震える奥歯から声をひりだせば、返ってくるのは――。
「ひっ」
 膣口の裏を嘗め回すような感覚。それが“ずるり”と這い上がった。
「残念ですわ。ですがまだまだ序の口ですのよ」
 言いながら腰をゆっくりと押し出す。それに呼応してペニスバンド型バイブが彼女の膣の中を嘗め回した。
「うんっ、あっ、ああっ……ぅあああああああ」
 ぞぞぞぞぞと背筋に寒気が走り奥歯が鳴る。感覚に身も膣も縮み、偽茎を、相手を、抱きしめる。
「あらあらぁ……」
 笑いをこらえるように抱かれた側が身震いした。ふるふると震えながら耳元へ口を運ぶ。
「まだ、お気に召しませんの?」
「き、気に入りなど――あんっ!? するっ、ものかっ。あっ、あああっ」
「ぁんっ、素晴らしいですわ!!」
 叫び大きく腰を振る。身体の中を嘗め上げ、ずり出て、またヒダの深いところまで全体を嘗め上げられる。
 腰を押し付け、味わうように押し付ければ、先端は腹の裏側の壁に当たり、そして。
「はっ、はぁ。うぁ……はぁ……んっ……うぅん……」
 軽く甘く、刺激する。
「あら、達しそうですのね」
「ん……んっ!? くぅん……んっ」
 必死に首を振って否定するが。
「頂点まで昇りつめれば、満足していただけますわね」
 言ってぐにぐにと腰を押し付ける。股間から抵抗が伝わった。
「はぁ……はぁ……」
 身体が弛緩したのと同時、大きく強く、腰を打ちつける。
「あっ!?」
 激しく、強く、奥の奥を撫で付けるように。
「あっ、あああっ、ああああああああああああああっ!! あっ、あんっ!!」
 もはや声も何も枯れるまで付き続け。
「ぁ……っ…………ぁ」
 満足したように耳にキスをして。それから。
「最高でしたでしょう? わが社の製品は」
 笑う。
 その応えはかすれた声。
「さい……てい」
 深い、笑みが返る。
「あらあらあら。じゃあ」
 言って部下に指示してトランクを開けさせる。その中には。
「次の製品、いってみましょうか」
 深い深い、闇が詰まっていた。
258名無しさん@ピンキー:2008/04/12(土) 00:38:10 ID:k0m90wDD
ええい、次の製品はまだか!?
259名無しさん@ピンキー:2008/04/13(日) 13:41:25 ID:vZZXJxMl
早く次の製品を!!
260名無しさん@ピンキー:2008/04/13(日) 16:56:33 ID:ftQp86Ra
開発遅いよ! 何やってんの!
261名無しさん@ピンキー:2008/04/14(月) 02:05:26 ID:bbW9OB/w
妄想という名の資材が足りなくて仕事が進まないと開発部から泣きが入った。
他者製品で誤魔化せんかとか言ってる。このヘタレ開発部め。
262名無しさん@ピンキー:2008/04/14(月) 19:36:18 ID:MLmOqtVj
スレイがミッコたんに使われてる裏事情を妄想してしまったw
263名無しさん@ピンキー:2008/04/14(月) 23:19:21 ID:Dym3MbFW
ミッテ×ラーゼフォンの綾人が読みたいんだけど
264名無しさん@ピンキー:2008/04/15(火) 11:01:32 ID:VyfVcqpI
そんな捏造カプイラネ
265名無しさん@ピンキー:2008/04/15(火) 17:14:07 ID:9GBo3QK/
ジェリド×サフィーネきぼん
266 ◆p1bw2Xe7LI :2008/04/15(火) 17:26:49 ID:dsoWRNVI
>>180-184の続編を投下いたします。
267脅迫2 ◆p1bw2Xe7LI :2008/04/15(火) 17:28:35 ID:dsoWRNVI
朝、食事を済ませて分隊室へ向かう途中の事だった。
「おはようございます、アヤ大尉」
突然新人くんが、後ろから抱きついてくる。
人はいないとは言え、朝からこんな廊下の真ん中で…。
だけど新人くんは、そんな私の気持ちなんてお構いなしに、体をまさぐりだした。
うなじや肩に唇を這わせる。
軍服の上から、荒々しく胸を揉みしだく。
太ももを撫で回し、硬くなった男性をお尻に押し付ける。
「だ、だめぇ…」
私は思わず、抗議の声を漏らす。
だけどその声は、何故か濡れていた。
「どうしてダメなんです?」
新人くんは、耳たぶを舌先でくすぐりながら尋ねる。
「俺、誰にも言ってないのに…」
新人くんの手が、軍服の中に潜り込み、直に乳房を弄ぶ。
毎日の陵辱と調教のせいで、半ば条件反射で硬くなった乳首を、指先でくすぐられる。
「秘密を守ってあげてるのに、なんでそんな事言うんですか?」
不意に声が冷たくなり、乳首を強くつねられた。
「んあぁっ!い、痛い…!」
「大尉がブリーフィングルームでオナり狂うマンずり女だって事、黙ってあげてるんですよ?」
「ご、ごめんなさい…!ひぃんっ…!」
更に強く乳首をつねり上げられて、声が出てしまう。
「そもそも、大尉が言ったんでしょ?どんな事でもするから誰にも言わないでって」
「そ、それは…!」
「だから、どんな事でもして下さいよ。俺は絶対に、誰にも言いませんから」
「あうっ!」
私は突然、壁に体を押し付けられた。
新人くんは私のミニスカートを大きくめくり上げる。
「ま、待って!ここではダメ!誰か来ちゃうわ!」
「こんなに濡らしておいて、何言ってんですか」
新人くんの指が、下着越しに私の女性をなぞる。
「んはぁぁっ…!」
彼の言う通り、そこは何故か充分すぎるほど潤い、敏感になっていた。
ああ、どうして…ううん、本当はわかっている。
廊下の真ん中での愛撫に、身体が反応してしまっているから…。
お尻に押し付けられた、新人くんのたくましい男性の硬さと熱さに、私の中の雌が目覚めてしまったから…。
「んっ!くぅぅっ…あふぅぅぅんっ!」
新人くんはじらすようにゆっくりと、下着越しに何度も指で女性をなぞる。
その度に口から声がこぼれ、お尻は何かをねだるようにクネクネと動いてしまう。
私の身体が、私の物ではなくなってしまったかのよう…。
268脅迫2 ◆p1bw2Xe7LI :2008/04/15(火) 17:29:45 ID:dsoWRNVI
>>267
ああ…ダメ…もう耐えきれない…!
そう思った瞬間、知らず口が動いた。
「…です…」
「ん?何です?」
新人くんが指を止めた。
ダメ…ダメよ!言っちゃダメ!それ以上言ったら私…私は…!
「お願いです…ご主人様の、硬くてたくましいおチンポ様を…この淫らで浅ましい雌豚の…おマンコに…!」
体が勝手に動く…壁に手をつき、新人くんに捧げるようにお尻を突き出す。
左手で体を支えたまま、右手で下着をずり下ろし…。
「おマンコに…ぶ、ぶち…ぶち込んで、ください!我慢出来ないぃ!」
「了解しました。大尉殿」
ズボンのジッパーを下ろす音が聞こえ、毎日撫で回されているお尻を乱暴に掴まれた。
そして新人くんの男性が無遠慮に、私の中へと侵入した。
「んはあああっ!」
先端に奥をつつかれ、声が漏れる。
すぐに腰と尻がせわしなくぶつかり始めた。
新人くんの荒い吐息も聞こえ出す。
こんな…朝から、廊下の真ん中でセックスなんて…。
自分からお尻を差し出し、はしたない言葉で挿入を懇願して…。
今も私の口からは、新人くんの動きに合わせて悩ましい声がこぼれ落ちている。
どうして…?
弱みを握られ、脅迫されている筈なのに…私は被害者の筈なのに…。
なのに、私の肉体は新人くんの陵辱を受け入れ、悦んでいる。
男性が奥に突き込まれれば簡単に受け入れ、引かれるとそうはさせまいと収縮して締め付け、離さない。
そんな女性の浅ましい反応が、自分でもハッキリとわかる。
どうして?どうしてなの?
廊下には肉のぶつかり合う音と、私たちの荒い吐息や喘ぎ声が響く。
誰かが通りかかっても良い筈なのに、誰も来ない。
まるで、世界中の全ての人間から見捨てられたような気持ちになった。
だけど、それでも私の身体は、新人くんのもたらす快楽を貪り続ける。
不意に、視界がぼやけた。
己の浅ましい肉体が恨めしかった。
ただ従うしか出来ない自分が、悔しかった。
涙と喘ぎ声が止まらない…。
「いや…いやよ…もういやあああっ!」
私がたまらず叫んだのと、新人くんが私の中で射精したのはほぼ同時だった。

***

洋式便器に腰掛け、少し前屈みになって、差し出された男性を頬張る。
最近のお昼の奉仕は、男子トイレの個室でするようになった。
――廊下でのセックス以来、私はもう考えるのを止めてしまっていた。
269脅迫2 ◆p1bw2Xe7LI :2008/04/15(火) 17:31:48 ID:dsoWRNVI
>>268
どんなに新人くんを拒んでも、私の身体が、私の中の雌が、彼から離れようとしない。
もう私は、彼からは逃れられない…。
その事実を受け入れた途端、不思議と心が軽くなった。
「んう…んん…」
教えられたテクニックの全てを使って、私はお口の中を支配する男性にお仕えする。
ブリーフィングルームでの自慰という、言い訳出来ない痴態を見られてから、もう半年近くになる。
1日も欠かす事なく奉仕し続けた今では、新人くんの全てを私は熟知していた。
昼休みのわずかな時間に、お口だけで彼を満足させるなんて容易い事だった。
唇をすぼめ、ガチガチの幹をしゃぶりたてる。
手袋をしたままの手で、優しく袋をさすりながら、新人くんのお顔を見上げ、喉まで彼を受け入れてあげる。
ディープスロートにも、もうすっかり慣れてしまった。
「ああ…大尉のくちマンコ、マジですげえ…」
切ない声を漏らしながら、新人くんが髪を撫でてくれた。
喉奥でしごき、ストロークに合わせて舌で裏筋をこする。
「あ…もう、やばい…」
「んはあっ」
私はすかさずお口から男性を引き抜いた。
ヌラリと唾液が糸を引く。
私はヒクヒクと震える幹を、猛然としごき立てた。
そして、舌を突き出したまま、新人くんのお顔を見つめておねだりする。
「ああん、ちょうらい…アヤのエッチなお顔に、ザーメンをぶちまけてぇ…アヤのお顔便器れ思う存分排泄しへぇ…」
「ええ…望み通り…ぶちまけてあげますよ…くっ!」
ビュルルッ!
そんな音が聞こえてきそうな激しい勢いで、新人くんの男性から白濁が迸る。
「んはあああああっ…!」
青臭い迸りが顔を打つ。
舌。
頬。
額。
髪。
鼻。
お顔だけでは飽きたらず、軍服をはだけさせ、胸の谷間にまで、欲望を排泄する。
(ああ…ザーメンぶちまけられてる…私…トイレの個室で、本当にザーメン便器にされてる…)
そう思うと、身体が熱くなる。
桃色の衝撃が全身をゾクゾクと駆け抜けていき、股間がうずく。
「んっ…ふぅっ…はふっ…はああっ…あ、ふぅぅぅんっ!」
立ち込める臭い。肌にこびりつく熱と感触。
私は自分の両肩を抱き締め、新人くんに見下ろされたまま、絶頂に達した。
「あ…ありがとう…ございましたぁ…」
私のフェラチオで、こんなにたくさん射精してくれた。
それがとても悦ばしい。
270脅迫2 ◆p1bw2Xe7LI :2008/04/15(火) 17:33:52 ID:dsoWRNVI
>>269
新人くんに開発・調教された肉体と、教え込まれたテクニックで、彼を悦ばせてあげる。
それがとても嬉しかった。
「俺も気持ち良かったですよ、アヤ大尉」
新人くんはそう言って私の髪を撫でてくれた。
そしてトイレットペーパーで、私の身体に付着した精液を丁寧に拭き取ってくれた。
その仕草一つを見ても、私を大切に扱ってくれているとわかる。
なら、私はそれで充分幸せ。
オモチャでも、奴隷でも、便器でも構わない。
私だけを見てくれるなら…私をたった一人の特別な女性として見てくれるなら、私は、たとえ性のはけ口でも良い。
いつでもどこでも使えるぶっかけ人形でも良い。
したい時にしたいだけ利用されるザーメン便器でも良い。
ちっとも振り向いてくれないままだったあの人より、私に夢中になってくれる新人くんの方が良い。
「…後始末してあげるわね」
私は未だ萎えない男性に、うやうやしく舌を這わせ、唾液や精液のぬめりを舐め取り始めた。

***

「おはようございます、アヤ大尉」
――朝、新人くんが廊下で挨拶してくる。
そして、優しく私を抱き締めてくれた。
私たちはいつものように、口づけをかわす。
唇を貪り、舌を絡ませ、唾液を交換する。
新人くんの舌でお口の中をクチュクチュされるだけで、体中がとろけちゃいそう…。
気が付くと私の手は彼の股間に伸び、ズボンの布地越しに男性を愛撫している。
新人くんの男性は、彼の中でたぎっている、私の身体への欲望を現すかのように熱く…そして、早く射精させてほしいとせがむように、ヒクヒクと脈打っている。
ああ…なんて愛おしいの…ダメ…我慢出来ない…!
「大尉。俺、誰にも言いませんから」
新人くんがいつもの言葉を口にする。
「ええ、わかってるわ」
新人くんの、お菓子を欲しがる子供のような表情が可愛らしくて、私はつい笑ってしまう。
「いつものように、お口で全て受け止めてあげるわね?」
安心させるように、チュッと唇に軽いキス。
そして私は新人くんの足下にひざまずく。
いつ人が来るかわからない廊下の真ん中で、私は朝のお口ご奉仕を始めるのだった。
271 ◆p1bw2Xe7LI :2008/04/15(火) 17:35:49 ID:dsoWRNVI
以上です。
小生のSSが皆様の自己錬磨の助けとなれば幸いですm(u_u)m
272名無しさん@ピンキー:2008/04/15(火) 20:30:55 ID:VyfVcqpI
助け?笑止w
273名無しさん@ピンキー:2008/04/15(火) 20:39:56 ID:X81gS5tc
うむ。
あんまりにも良すぎて、期待するばっかりで自分では書かない自堕落に陥りそうだ!
274名無しさん@ピンキー:2008/04/15(火) 20:43:24 ID:EPpWkKBX
人気もエロ度も高いからこそ苦言
キャラの固有名詞をほかの人物に変更しても成立する内容だ
275名無しさん@ピンキー:2008/04/15(火) 22:27:19 ID:KFB2PMME
>>264
捏造カプの無いエロパロなんて(ry

話は変わるけどそろそろ本格的なリュウセイ×ノリコが読みたいのも私だ
276名無しさん@ピンキー:2008/04/16(水) 01:06:23 ID:rOCWVbxk
>>271
こっちに来てたのか。
気持ち悪い。死ね。二度と戻って来るな。変なスレも立てるな。
ああ気持ち悪い。早く死ね。
277名無しさん@ピンキー:2008/04/16(水) 14:07:08 ID:rOCWVbxk
>>271
アヤ物書くなら相手はリュウセイさんにしろ。それ以外は許さん。わかったら死ね。
278名無しさん@ピンキー:2008/04/16(水) 14:55:13 ID:J+xHGGai
過去すれ見れば捏造カップルがたくさんあるのに、何をいまさらいっているんだ?
279名無しさん@ピンキー:2008/04/16(水) 15:01:43 ID:yjwuctNl
相手にしちゃいけないよ
カプ厨ってのは唐辛子の喰いすぎで頭の中真っ赤な誓いなんだから
280名無しさん@ピンキー:2008/04/16(水) 15:53:40 ID:IQvPo4fu
>>278
他のスレにも似たようなの沸いてるし、スルーしたほうがいいぜ。

>>279
それは普通のカプ厨と真っ赤な誓いに失礼じゃないか?w
281名無しさん@ピンキー:2008/04/16(水) 18:44:27 ID:Et0hyhol
>>280
唐辛子にもだな
282名無しさん@ピンキー:2008/04/16(水) 21:02:46 ID:rbvb4Mny
>>266>>267
ID変えるくらいしろwwwwww
283名無しさん@ピンキー:2008/04/17(木) 02:02:49 ID:QBHUaqI/
>>271
GJ!
しかしアヤは実にいじられるのが似合うなw
284名無しさん@ピンキー:2008/04/17(木) 13:38:46 ID:f3ASBf+J
>>271
読む度にリュウセイ・ヤマダがでてくるから困る
読む度に勃起するから困る

ともあれGJ!
285名無しさん@ピンキー:2008/04/17(木) 23:05:22 ID:VbCyMgYe
Zではどんなクロスオーバーカプが生まれるか予想しようぜ
Wの五飛×セイナ、Aのラミア×隼人を越える事を期待する
286名無しさん@ピンキー:2008/04/18(金) 13:24:44 ID:JdxHlk08
OGSやってて、急に一般兵×オペレーターというすっごいマイナーなネタが送信されてきた。
これって・・・有りですか?
287名無しさん@ピンキー:2008/04/18(金) 14:23:48 ID:ro69wX0l
いちいち聞くなよ。なんでもありだ。
288名無しさん@ピンキー:2008/04/18(金) 16:14:52 ID:AmnPg3KJ
α女キャラでも使ったネタを希望・・
289名無しさん@ピンキー:2008/04/18(金) 19:08:42 ID:9dFmYCVk
>>285
Zって何?
公式ページにそんなのないが
290名無しさん@ピンキー:2008/04/18(金) 19:17:35 ID:fXi4KbVe
ロボゲ板に行けばよくわかる
あと、wikipediaで「スーパーロボット大戦Z」で検索すると正式公開までは云々みたいなことが読める

つか、ググれ
291名無しさん@ピンキー:2008/04/18(金) 20:05:04 ID:p9tyMHdv
つーか既に公式きてるぞ
まだ準備中ではあるが
292名無しさん@ピンキー:2008/04/18(金) 21:32:14 ID:pd5bY8yH
個人的に、ある意味で究極のメカオタクカップルとして
リュウセイ×セニアを見てみたい。
293名無しさん@ピンキー:2008/04/19(土) 00:27:34 ID:ake3X76Q
修羅の誰か×リューネは?
地球人の中では身体能力が高いリューネが地球人と比べると一方的強さを持つ修羅界の方々に挑んでアッサリ負けて服従されるって感じな鬼畜物で・・・
294名無し書き:2008/04/19(土) 00:42:48 ID:+H6aBRlO
一般兵×オペ子というネタに触発されてしまった。投下しまーす
295名無し書き:2008/04/19(土) 00:43:34 ID:+H6aBRlO
◆俺達が乗った輸送機が襲われたのは、目的地である伊豆基地まで数時間というところだった。
 警備の緩みがあったのかは分からない。そして奴らがそれを察していたのかも。
 だが俺を含め、乗員の誰もが予期していなかったタイミングで、奴らは……アインスト・シリーズは攻撃を仕掛けてきた。
 乗員の大半は訓練期間を終えたばかりの新米ばかり。
 当然、火急の事態に対応しきるだけの技術も覚悟も、まだまだ未熟だった。
 たまたま同行した整備兵を手伝ってPTを弄っていた俺は、初撃で命を奪われる事だけは免れた。
 護衛も戦闘機中心の部隊に留められていたために、ろくな迎撃も出来ない。
 訓練中の不具合で送り返されるようなPT一機が加勢になるはずもなく、機体ごと空へ放り出されたまま逃げ出すことしかできなかった。

 逃げ出せたのは、どうやら俺一人らしい。

 伊豆基地へ連絡をつけて、回収を待っていると撃墜されたメッサーの残骸が流れてきた。
 だが、近づいてくるそれを見て、それが撃墜されたわけではないと悟った。
 両翼と推進部の損壊は酷いが、コックピットは無事だ。
 あの状況で損壊したまま飛び立ち、不時着したのだろう。かなりの腕だ。
 通信を試みたが、繋がらなかった。
 辛うじて動くマニュピレーターで流れ着いたメッサーを保持して、孤独に耐えながら迎えを待った。


 迎えの輸送機に回収され伊豆へと辿り着いた俺は、現地の上官への報告で丸2日休むことができなかった。
 痩せ型の眼鏡の男は感情を見せない口ぶりで淡々と質問を繰り返したが、
 最後に一言だけ「ご苦労だった」と声をかけてくれた。
 解放された俺が真っ先に向かったのは、迎えの輸送機の隊だ。
 問い質した所、メッサーのパイロットは、世話になった先任士官だった。
 コックピットを開けたとき、彼は既に亡くなっていたらしい。
 落胆する俺に、隊の整備班長は共に搭乗していたオペレーターは無事だと教えてくれた。
 それだけで、ほんの少しだけ気が和らいだ。
 あの人の最期の行動も、俺のちっぽけな行動も誰かを助けることが出来たのだと、自分に言い聞かせることで。
296名無し書き:2008/04/19(土) 00:44:37 ID:+H6aBRlO
◇そして、今日。
 あれから二週間が経ち、怪我も殆ど全快した俺は、一人で基地の一角に座り込んでいた。
 目の前には、あの日俺の命を救ってくれた半壊の量産型ヒュッケバインMk-U。
 普通なら解体して予備パーツに回すところを、整備班の好意で残してもらっていたのだ。
 これといって愛着があるわけでも無いが、恩は返さねばなるまい。
 今でこそパイロット訓練を受けてはいるが、俺は元々整備畑の人間だ。
「一晩で……とはいかないけど。使えるようにはしてみるか」
 マニュアルを手に、コックピットへ入り込む。
 流石に一人で損壊した腕や足回りの修理を行うのは無理がある。
 その辺りは伊豆の人間が手を貸してくれるとの話だったので、まずはセンサー類から手をつけることにした。
 接続した端末の液晶画面を見て絶句する。……よくもまぁ、この惨状であそこまで持ったものだ。
 熟練のパイロットなら兎も角、飛行も覚束ない新米パイロットが生還するにはあまりにも非現実的な数値がはじき出されていた。
 ガリガリと頭を掻いて、一つ一つ修正を加えていく。
 使えない部分は破棄して、組み直し。
 使えそうな部分は切り貼りしてひとつにする。
 いつのまにか、俺はその作業に没頭していた。
 そうしている間は、仲間の死を忘れられる気がした。
 僅かに残る傷の痛みさえ、忘れてしまえる気がしていた。
「……の。あのー…」
 声がした。若い女の声だ。
 キャットウォークから、誰かが覗き込んでいる。
「っっ、すいません、整備班の方―――、」
 ではなさそうだった。
 白を基調にした制服姿は、この周辺では見かけない。
 だが、この基地で新参者の俺にこんな知り合いなどいないはずなのだが。
「違いますよ。貴方に助けていただいた者です」
「へ? あ、あぁ……あの時の」
 ちら、と脇を見やるとツナギ姿の男達が入り口周辺に数人、固まっていた。
 励ましのつもりなのか、ただ面白がっているだけなのか。恐らく両方なのだろう。
「えっと…もうじき手が空くんで、それまでちょっと」
「あっ、御免なさい。お邪魔ですね、私………」
「え!? いや、そういうわけじゃ……」
 どうも、調子が狂う。
297名無し書き:2008/04/19(土) 00:45:13 ID:+H6aBRlO
◆結局、見かねたツナギ集団が入ってくるまで問答は続いた。
 手早く作業に区切りをつけた俺は、大掛かりな補修を彼らに任せ、とりあえず彼女に会うことにした。
 格納庫の前で所在なさげにしている姿が少し微笑ましかったが、言わないでおく。
「…とんだ災難だったな、アンタも」
「……えぇ。あの時は、本当にありがとうございました」
 共通の話題があの件しかないというのは、厳しいところだ。
 だが、事実として他に話題が無い。
「いや……俺なんかよりも、よっぽど教官の方が」
「教官……。あのパイロットの、方ですね」
 辛そうに顔を伏せてしまった。不味い。とても不味い。
「そ、そうそう! あのオヤジ、訓練以外でもガミガミうるさくってさ……!」
「……。そう、だったんですか」
「ぁ、ああ……」
 重い空気に、自然と口も閉じてしまう。
 何か、別の話を……と模索しているうちに、彼女が口を開いた。
「私、知りません。あの人のこと。でも……あの人は私を助けて……」
「そっ…そりゃ、軍人だし……」
 そこまで言って、口ごもってしまった。
 果たして、そうだろうか。
 俺は……俺には、出来るのだろうか。
「悪い。…そうじゃないな。あの人は、そういう男だった、って事だと思うよ。少なくとも、俺はそう思う」
「……御免なさい。私、お礼を言いに来たはずなのに、こんな」
 彼女は少しだけはにかんだような表情を見せた。
 ダメだ。間が持たない。
 曖昧に返事をしてみせると、彼女は格納庫の中を見つめていた。
 自然と、俺もそちらに目がいく。
「あのPT……あなたがあの時、乗っていた?」
「うん。借り物だったんだけどさ。後の処理が面倒で結局、俺のところに…ね」
 PTは手足をもがれ、塗装の剥げた不恰好な剥き出しのフレームの状態で吊り下げられていた。
 試作機は『凶鳥』などと呼ばれる化け物らしいが、これでは唐揚にされる前の鶏である。
「また、乗るんですか?」
「多分ね。君はオペレーター……だったよね?」
「……はい。仮にですけど、この基地の配属になりました」
「俺もだよ。…じゃ、まだ整備も残ってるし。また後にしよう」
 気恥ずかしさもあり、慌てて席を立った。
 手をとろうかと振り返ると、彼女も慌てて立ち上がってて、何か手にしていた。紙だ。
「あのっ、もしお暇なら、ここで……!」
「あ、ああ。うん、分かった。それじゃ、また……」
 彼女の勢いに気圧されて、紙切れを受け取ってしまった。
 それを確認する間に、既に彼女の背中は小さくなっていた。
「何だったんだ……。て、こりゃ…バー? 基地の脇、か?」
 PTのところへ戻ると、ツナギ達が鼻の下を伸ばして話しかけてきた。
 作業は停滞しそうだ。
298名無し書き:2008/04/19(土) 00:45:47 ID:+H6aBRlO
「っと、これか? なんじゃこりゃ……」
 夜。彼女に指定されたバーまで来みたものの、その貧相な店に愕然としていた。
 木製のカウンターに車輪がついている。それと椅子が3つ。それだけだった。
 ぶら下がった赤い布に隠れて、椅子に座る彼女の足が見えた。
 ぺらりとめくってみて、彼女の顔と確認する。
 威勢のいいマスターの話に乗せられてか、幾分か明るい表情だった。
「悪い、結局…アレの整備が長引いちゃって」
「いいんです。急に呼んだの、私なんですから」
 そう言って彼女はグラスを向けてきた。この香りは…ショーチューだ。
「ヤタイ、っていうそうですよ。日本の伝統的なスタイルだって」
「ホットドッグ売るのとは訳が違うと思うんだけどな……まぁ、いいか」
 だが、温かみのある雰囲気は俺たちを和やかにさせた。
 酒も回ってきたところで、俺たちは色んな事を話した。
 あの事件の前のこと。出身地や前の所属。家族のこと。そしてこれからのこと。
 俺も、実家が整備工であったこと、正義の味方に憧れて軍人を志したこと。
 意外なくらいに、様々な事を吐き出していた。
 吐き出さずにはいられなかったのかもしれない。
 そうこうしているうちに、すっかり深夜になっていた。
「……しまったな。もうこんな時間だ。送るよ」
「っ…はい、おねがいします」
 軽く酩酊していた彼女の手をとって店を後にする。
 海からの潮風が、火照った頬には心地よかった。
 赤く点滅する誘導灯を見ながら、基地の敷地を歩く。
 不意に、その真紅の明かりが強くなった。
 照明も全て点けられ、スピーカーが吼える。
「な……スクランブルかッ!」
 ウロウロしていては邪魔だ、と判断して彼女の手を引き、近場の倉庫まで走った。
 準備を終えた戦闘機が飛び立ち、続いてPT部隊も飛び立っていく。
 今日も、あの日の自分のような事態が起こっているのだろうか。
 いや……今日だけではないのだろう。この基地の周辺だけでもない。
 戦争が続いている限り、あんな事はどこでも起こる可能性があるのだ。
 だが、だからこそ……。
「……ふぅ。大丈夫か?」
 聞いて、ようやく気づいた。
 震えていた。それも尋常ではない。
 焦点の定まらない瞳で空を見つめ、悲鳴もあげられずに怯えている。
「ぁ……あぁ………!」
「おい、しっかりしろ! おいっ!」
 肩を揺すって声をかける。無駄だ。
 彼女にはまだ見えるのだろう。敵の姿が。
 自分の目の前で死んでいく、あの人の姿が。
 体が勝手に動いていた。彼女を抱きしめる。
 そんな事しか出来なかった。
 数分か。それとも十分程経ったのか。
 彼女の震えは小さくなっていた。
「……怖いよな。やっぱり。俺も怖い」
 びく、と彼女が動く。
「怖いけど、俺達は軍人だから。皆を怖い目に遭わせないために、戦うんだろ?」
 すぅ、と息を吸う。動悸が激しくなっていた。
 いつの間にか彼女の体温を、感じていた。
「だから――― もg」
 そして、それは彼女も同じだったらしい。
299名無し書き:2008/04/19(土) 00:47:08 ID:+H6aBRlO
「ん―― ぐぅ――!?」
 彼女から、不意に唇を重ねてきた。
 そんなことをしている状況ではないのだが。
 ないのだが。
「く―― は。そっか。分かったよ……!」
「……っ」
 俺自身、もう止められる気がしなかった。
「んっ…ぁ……。んんっ」
 今度はこちらから唇を奪う。
 押し倒して、半ば強引に制服を脱がした。
 自分が昂ぶっているのが、手に取るように分かった。そして彼女も。
 ほんのりと上気した顔。そして露わになった胸元。
 俺はそれに手を伸ばし、僅かに躊躇ってから愛撫した。
 初めてというわけではないが、状況が特殊すぎる。
「あぁ……ん……ぅふぁ………!」
 少女のようだ、と思っていたがその肢体は意外にも艶かしかった。
 豊かな胸に指を這わせ、スカートの中にも手を伸ばす。
 下着越しに触れたそこは、すでにじっとりと濡れていた。
「あっ……そこ……はぁ……」
「は…はっ、グショグショだぞ……」
 濡れそぼったそこを指先で撫でる。
 刺激に耐えられないのか、身を捩って彼女が啼いた。
「挿れて……ぇ」
「……ああ。分かってる」
 いつの間にかいきり立っていた俺自身を、彼女のソレへとあてがう。
 俺達は互いに指を絡ませ、唇を重ねて。
 そして一つになった。
「ぁ……はあぁぁぁぁっ! ん……うぅ…ぅぅぅ」
「動かすぞ」
 膣の中へと入った己の怒張を、さらに突き入れる。
 鍛えられた体から放ったそれは、彼女の細い体を強く揺すった。
300名無し書き:2008/04/19(土) 00:47:45 ID:+H6aBRlO
「あっ、はあぁぁぁっ、ああああああああああああああぅっ! あぁぁぁんっ!」
 嬌声が俺の耳を打つ。
 そして、さらに昂ぶらせる。
 腰を振る強さが、早さが強まる。
 短い時間で、俺達は互いのことを強く意識し、理解し合えていた。
 彼女の体を引き起こして、今度は俺が下になった。
 窓から入ってくる明かりが、彼女を照らした。
 俺に貫かれてまっすぐに立つ、その体は、とても蟲惑的だった。
 だが、その瞳が濡れている。
「あぁっ…ぅ……いいのかな。私、だけ、私たちだけ、こんな……あぁあっ」
「……いいんだよ」
 俺は、言い切った。
「俺達は、まだ生きてるんだから」
 今は、言い切れた。
「……っ、……ぁ」
「ぐ、ぅっ……いくぞ」
 そして俺は、彼女を突き上げた。
 強く、強く。
 せめて今だけは、彼女が忘れられるように。
「ひ、あっ、あっ、あっ、ああああああああぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁっっ!」
 大きく彼女の体が反り、俺はそれを受け止めた。
 秘部から、俺の吐き出した白濁が漏れ出していた。
「……ぁ…ぅ………ぁ………ぁ……」
 上着をかけてやって、膝をつく。
 この先、きっと俺はあのPTで戦場へ出て行くことになるだろう。
 運良く、生き残れたとして。
 再び彼女に問われた時に、俺は今日のように答えられるのだろうか。
 分からない。
 だが、分からないからこそ。
「生き残ってみなくちゃな……。死んでいった奴らのためにも」
 出撃していった機体が帰ってきた。
 俺は煌々とした照明に照らされた滑走路を見ながら、静かに彼女の肩を抱いた。

 〜終〜
301名無し書き:2008/04/19(土) 00:50:36 ID:+H6aBRlO
以上です。前置きが恐ろしく長い。名も無きNPCは背後に設定が無いのでキャラ立てるのが難しいですね……。
次はもうちょっと短くなるよう精進します。
トロイエ隊が書いてみたいところだけども、いいシチュは無いですかね。
ではでは、また忘れたころに。
302名無しさん@ピンキー:2008/04/19(土) 11:08:19 ID:ycDawiEy
GJ!
最近はだいたい同じキャラのSSしか書かれなかったから凄く新鮮だった

トロイエは撃墜されて不時着していた所を一人の連邦兵が助ける…みたいなのでいいんじゃないか?
303名無しさん@ピンキー:2008/04/19(土) 12:43:08 ID:ake3X76Q
>>301
何か現実にありそうで親近感が湧くな・・・
ある意味今までのSSで最もリアルでした。
304名無しさん@ピンキー:2008/04/19(土) 22:36:35 ID:ake3X76Q
>>302
不時着と聞いて閃いた。
戦いの衝撃による不時着で腕か足を骨折して動けない所を連邦兵に見つかり・・・
1・介抱され親しくなる
2・相手は怪我をして2人しか居ないことを良いことに・・・

の分岐で
305名無しさん@ピンキー:2008/04/19(土) 23:08:35 ID:/wZDLV1p
けど問題はトロイエの方々って殆ど地上にいないのよね
306名無しさん@ピンキー:2008/04/19(土) 23:18:43 ID:2KZ6e5pM
宇宙でもいいじゃない

1. 撃墜されて捕虜に(ry
2. 疎ましく思う一般兵なり悪徳将校なりが監禁して(ry


どうしてこっち方面しか浮かばないかな俺
307名無しさん@ピンキー:2008/04/19(土) 23:22:20 ID:zsLJOVJp
宇宙だからって撃墜→即死とは限らないんだぜ。
08のお二方みたく、デブリに流されたってのは、アリだろ。
308名無しさん@ピンキー:2008/04/19(土) 23:23:27 ID:2KZ6e5pM
それも考えたけどコロニーも宇宙戦闘も少なそうなOG世界で空気の残ってるデブリがあるのかが疑問だった物で(´・ω・`)
309名無しさん@ピンキー:2008/04/19(土) 23:42:15 ID:CFiy/5zi
トロイエ兵にレイプは似合わんよなぁ
やはり助けた兵と仲良くなるルート希望
310名無しさん@ピンキー:2008/04/19(土) 23:47:36 ID:2KZ6e5pM
ならDC戦争終わり間際で連邦兵と相討ちになりかけるも失敗して動けなくなって機体諸共戦闘宙域外に漂流、
接触回線で口喧嘩ひとしきりした後なんか仲良くなるも敵なので助けられた後の事を考えてしんみりしていると
救助された時にはもう戦争終わってました的な話か
311名無しさん@ピンキー:2008/04/20(日) 02:20:25 ID:C5rygOZx
>>308
つ「廃棄された通信中継用ステーション」

中型以上のものなら定期整備用にエアーブロックの一つもあるだろう、とか
適当に大嘘ぶっこいてみたり
312名無しさん@ピンキー:2008/04/20(日) 02:42:40 ID:pZQsXbj+
つ「トーチカ」
人間同士で一戦終えたら次は触手プレイですね
313名無しさん@ピンキー:2008/04/20(日) 03:26:17 ID:rrkQg5XP
一連の流れで、
男日照りのトロイエ隊に捕らえられた捕虜パイロット(男)
というのを妄想した。みんなしてこっそり尋問。
314名無しさん@ピンキー:2008/04/20(日) 08:33:32 ID:f3ybj4iC
それがリョウトきゅん並の美少年なんですね?判ります
315名無しさん@ピンキー:2008/04/20(日) 09:31:12 ID:Rg3nfUST
>>305
新型機受領で地上に来たことはあったよ
(OGSではコスモリオン、OG2ではなんだったか忘れた)
316名無しさん@ピンキー:2008/04/20(日) 14:08:27 ID:/KE2wV8w
確かGBA版OG1だとリオンですね キョウスケ編の7話 ユーリアだけガーリオンでレオナがリオンF
トロイエ隊と言えば電ホビで一人「エリゼ」って名前ついた顔付きの一発八房キャラがいましたね
この子辺りで誰かに絡ませるとか
317名無しさん@ピンキー:2008/04/20(日) 19:22:56 ID:X9+AYCDM
流れぶった斬って申し訳ないが、
OGではWの第一部ラストはどうやって再現(?)するのだろうか?
エクサランスの予備の時流エンジンで飛んでいくんだろうか?
318名無しさん@ピンキー:2008/04/20(日) 20:25:53 ID:fdoNpj2p
クロスゲートって便利だよね
319名無しさん@ピンキー:2008/04/20(日) 20:45:40 ID:j1vGznf6
今更ながらサルファのチュートリアルを使ってエロを書いてほしい

アラドにいろいろ教える隊長…エロいぜ!!
320名無し書き:2008/04/20(日) 22:11:59 ID:x6X/7m4s
色々とネタ出し感謝します。
せっかくだからトロイエ一個小隊作ってそれぞれに分岐考えてみるんだぜ。
これは! というシチュに食い付いてくると思うので、スレの流れをみて、ほどほどに願います。
小隊名とか、出るといいなぁ…。ネーミングセンスに欠けるもので。
321名無しさん@ピンキー:2008/04/20(日) 22:32:05 ID:BZcaUU3U
>>319
昔α外伝では隊長とリュウセイが二人旅をしていてだな…

>>320
あいまいな記憶だが、何かのコラムで「トロイエ隊の小隊名は花の名前」とか書いてあった記憶がある
322名無しさん@ピンキー:2008/04/20(日) 22:37:32 ID:hyhT/OYi
外伝で久々に見て以来ヒューアク熱が復活してきたところに嬉しい情報が来たんで書きたいんだが
なんかいいネタはなかろうか?
323名無しさん@ピンキー:2008/04/20(日) 23:12:37 ID:AijjjVSE
元の体に戻してもらったヒューゴのリハビリに付き合うアクアで
324名無しさん@ピンキー:2008/04/21(月) 00:13:48 ID:Ajqd6UsQ
ヒューゴ×アクセルが真っ先に(ry
最近兵庫よりもアクアの影が薄い気がするんだぜ
325名無しさん@ピンキー:2008/04/21(月) 01:10:26 ID:Dyp5KI8s
しかし羞恥プレイフラグは立てたよw
326名無しさん@ピンキー:2008/04/21(月) 15:08:17 ID:YuI/uGv9
オリキャラばっかでツマンネ
327名無しさん@ピンキー:2008/04/21(月) 18:38:40 ID:/xhB+ILe
>>32
薬の副作用でヒューゴがDFCスーツ姿のアクアを襲うとか
あの姿でやるとしたらこの位しかネタが思いつかなかった
328名無しさん@ピンキー:2008/04/21(月) 18:42:16 ID:/xhB+ILe
うわ、間違えた>>322
329名無しさん@ピンキー:2008/04/21(月) 19:17:33 ID:ZeFcly98
ここって無限のフロンティアもおk?
どうでもいいが、アルトとヴァイスかっこいい
設定がファンタジーっぽくなってイイ(・∀・)!!
本家OGにもそのまま流用出来そうな設定でもあるが
330名無しさん@ピンキー:2008/04/21(月) 20:30:15 ID:ebnmgIGs
>>329
許可する!!

でもたまには版権のSSも頼むぜ
331名無しさん@ピンキー:2008/04/21(月) 23:16:54 ID:zibWHRPh
>>330
そろそろWとスクコマ2の設定を使った版権SSが見たいぜ
数年前は結構版権SS多かったんだけどね…
332名無しさん@ピンキー:2008/04/22(火) 00:07:19 ID:J8KEcEtX
Wもスクコマ2もプレイヤー限られてるからな…
OGみたいにある程度自由度のあるキャラのほうが書きやすいのかもしれん

Z出たらガロード×ティファに期待しますよ先生方
333名無しさん@ピンキー:2008/04/22(火) 00:21:15 ID:ynpdXT6Y
Z…ACE3みたく、青春三人組の合体攻撃はあるんだろうか。
あってほしいと思いながらも、なさげな予感。
334名無しさん@ピンキー:2008/04/22(火) 04:09:59 ID:TnWfPAmD
カルヴィナさんないのー?
335名無しさん@ピンキー:2008/04/22(火) 17:24:10 ID:OP/DI5R5
>>331
このスレはOG厨に占拠されました

>>329
ムゲフロはスレ違いだ。ナムカプにでもいきな
336名無しさん@ピンキー:2008/04/22(火) 17:32:01 ID:DSEzIog3
>>335
じゃ がんばってね
337名無しさん@ピンキー:2008/04/22(火) 17:35:00 ID:OP/DI5R5
何を?
338名無しさん@ピンキー:2008/04/22(火) 17:51:13 ID:cprhvl2a
正直無限のフロンティアは微妙だろ。ACEと違ってロボット主体ゲームじゃないし。
339名無しさん@ピンキー:2008/04/22(火) 17:59:37 ID:7YabVKbv
>>338
いやスーパーロボットの冠を掲げてるんだから無限のフロンティアも大丈夫だろ
てか以前無限のフロンティアのSS投下時に騒がず今更騒ぐとか…
340名無しさん@ピンキー:2008/04/22(火) 18:10:28 ID:4Tp278VW
身勝手な議論・主張・仕切りの類はせめて発売されてからに汁。いろんな意味で早すぎる
341名無しさん@ピンキー:2008/04/22(火) 18:21:27 ID:rkOAxI0A
盛り上がって参りました
342名無しさん@ピンキー:2008/04/22(火) 18:27:23 ID:cprhvl2a
 ―┼‐         ノ     /   |  --ヒ_/     /   \ヽヽ    ー―''7
   `」   ┼,   二Z二   レ   /  /´レ' \ ―7 ̄}  |  ー-、   /
 (__  (|フ)   (__ノ  _ノ  ∨`  ノ  /  /     _ノ    \_

    ─┼-        /   |   ‐┼-   |     ー|―
    ─┼─ |   \ レ  /   ̄Tー  /      ノ -─
   (二フヽ  \/    _ノ   (二フ\  ヽ_ノ   / 、__


                    <⌒/ヽ___
                    <_/____/
343名無しさん@ピンキー:2008/04/22(火) 18:40:20 ID:QNrYRDXm
サーモリア・G(ガッテ)・麻衣梨・真下

いろんな血が混ざってますね
344名無しさん@ピンキー:2008/04/22(火) 18:46:30 ID:tZTIAPbu
>>329
OKだ
てかスパロボシリーズじゃないACEが大丈夫なんだから、スパロボシリーズである無限フロは何も問題ないさ
345名無しさん@ピンキー:2008/04/22(火) 18:50:56 ID:cprhvl2a
どちらにしろ投下は発売してから
346名無しさん@ピンキー:2008/04/22(火) 19:42:56 ID:3idsdojX
無限のフロンティアはラングリッサー・グローランサースレにおけるミレニアムネタとか、
ZOEスレにおけるドロレスとかテスタメントネタみたいなもんってことだろ
347名無しさん@ピンキー:2008/04/22(火) 21:27:25 ID:NUt67JGe
ムゲフロはなぁ……
別にここで間違ってないと思うけどさ。

もっとこう、根本的に……
なんか、発売前からヒロ戦やスパヒロの匂いがするんだが。
348名無しさん@ピンキー:2008/04/22(火) 22:30:11 ID:7YabVKbv
とりあえずZ主人公×ローラはまだか
349名無しさん@ピンキー:2008/04/23(水) 01:10:45 ID:1IuVv1nP
無限のフロンティアはあの世界のPTがどういう扱いか分からんが、
アースゲインがいたりランページゴーストなどの必殺技があったりと
OGの流れは汲んでるからいいんじゃない?
350名無しさん@ピンキー:2008/04/23(水) 01:37:53 ID:e0UGoVmr
根本的なものでなんか違う気がするムゲフロは

まぁどちらにしろ発売前投下は自重しろ
351名無しさん@ピンキー:2008/04/23(水) 01:40:51 ID:41UYjF+S
ところでムゲフロって漫画化されたようだがそれ見て書いた方がいいのか?
352名無しさん@ピンキー:2008/04/23(水) 23:31:43 ID:KN/6avTS
>>351
参考に読んでもいいんじゃないか?
読まなくても二次創作なんだから深く考える必要無いさ
353名無しさん@ピンキー:2008/04/24(木) 03:26:30 ID:jM6y6tvQ
>>350
Jの時に販売前投下は行われたぞ
なんの問題も無かった
354名無しさん@ピンキー:2008/04/24(木) 12:13:44 ID:exfXcp8+
つまりは一部の自己中が自分の思い通りに動かそうとしてるって事だよね。
よく居る自分の言葉や意見は神の言葉で大衆は従って当然で当たり前ど勘違いしてるバカみたいな感じで
355名無しさん@ピンキー:2008/04/24(木) 12:43:14 ID:eE9hWmbN
既存の版権キャラは兎も角、まだどんなキャラかも良く判ってないOGキャラをズリネタにするのは何か違うような気もするけどねぇ…
やるというなら止めないが、プレイ後に「俺なんであんなもん書いたんだ」的な後悔をするリスクがあるってことを忘れるなよ
356名無しさん@ピンキー:2008/04/24(木) 15:57:05 ID:q9FZitlh
多分小説書いてる人の半分以上は「俺なんであんなもん書いたんだ」的な後悔をしてると思うよ
357名無しさん@ピンキー:2008/04/24(木) 20:12:37 ID:5AwznT5V
結論として発売前に書いて投下するのはいいけどプレイしてキャラ云々違っても泣くなよ
あとムゲフロは漫画化してるから参考に読んどけ( ゜д゜)ヴォケ

でおk?
358名無しさん@ピンキー:2008/04/24(木) 20:14:51 ID:pg2egmFs
>>357
勝手に付け足された( ゜д゜)ヴォケさえ消せばそれでいいんじゃね?
359名無しさん@ピンキー:2008/04/24(木) 22:38:19 ID:q9FZitlh
>>358
むしろ( ゜д゜)ヴォケ意外消せばいいんじゃね?
360名無しさん@ピンキー:2008/04/24(木) 22:57:08 ID:7HjyFSlR
それは意外だ
361名無しさん@ピンキー:2008/04/24(木) 23:02:34 ID:5AwznT5V
唐突だがとりあえずムゲフロもの書いてみるわ

漫画版ってなんかの雑誌で連載してんの?
362名無しさん@ピンキー:2008/04/24(木) 23:30:58 ID:VKlBn2Gs
リュウセイ×フェイマダー?
363名無しさん@ピンキー:2008/04/25(金) 00:26:30 ID:tbzxiqxf
Z発売したら版権×桂さん
オリ×桂さんは間違いなく投下される
364名無しさん@ピンキー:2008/04/25(金) 00:37:30 ID:6VZ3KTg8
>>361
ケロケロAだかケロロA
365名無しさん@ピンキー:2008/04/25(金) 00:39:20 ID:/i2z/Z8U
桂っていうかオーガスをあんま知らないけどエロパロでネタにされそうなキャラなわけ?
366名無しさん@ピンキー:2008/04/25(金) 00:44:39 ID:MGPB/Q2C
1話からnice boat
桂死ね
女好き

まぁネタには事欠かないだろうな
367名無しさん@ピンキー:2008/04/25(金) 01:12:47 ID:KLIV6Bgv
Nice boat. で桂だと鋸かマジカルハートかキツいおbsnが出てくるが?
368名無しさん@ピンキー:2008/04/25(金) 01:41:45 ID:vsDCV2gv
そんなことより気持ちいい〜だろっ!
自軍の合体ロボ連中が全員あんな喘ぎ声出したらどうするんだ!
369名無しさん@ピンキー:2008/04/25(金) 02:56:47 ID:6KC4W1gu
>>361
ケロケロエース
探すときは少年誌青年誌の棚じゃなくて幼年・児童向けのコーナーなんで注意
370名無しさん@ピンキー:2008/04/25(金) 09:27:38 ID:hFXl594o
リルカーラ・ボーグナインことカーラ
アーチボルドにユウキを制御する手綱(人質)の役割として陵辱されてアーチボルドの言いなりになったり

クルエボやアギラ達の見てはいけない秘密を見てしまい捕まって念を持つのが仇となり陵辱や薬物投与+精神操作で従順なメスに調整され人が変わった様になる
とかネタに出来そうなのに影薄いよね
371名無しさん@ピンキー:2008/04/25(金) 13:11:24 ID:IrKmQVPj
>>391
ケロケロエースか……近くの書店は全滅だったorz


読まなくても大丈夫かな?読んだほうがいいとは思うが
372名無しさん@ピンキー:2008/04/25(金) 17:44:55 ID:MGPB/Q2C
>>370
だってサトシだもん
373名無しさん@ピンキー:2008/04/25(金) 18:05:38 ID:YAq7enlT
サトシはいつになったらポケモンマスターになれるんだろうな・・・
374名無しさん@ピンキー:2008/04/25(金) 18:34:35 ID:pcDtUYx1
>>373 ポケモンブームが終ったとき
375名無しさん@ピンキー:2008/04/25(金) 21:00:42 ID:PLAeWlty
そういえばアムロ×ルリはどうなった?
ずっと期待して待っているんだが…
376名無しさん@ピンキー:2008/04/25(金) 21:34:10 ID:IrKmQVPj
スルーされたorz

ムゲフロは需要無いんかね
377名無しさん@ピンキー:2008/04/25(金) 21:38:11 ID:Sp9EWemH
ゲームまだ発売してないからなぁ
378名無しさん@ピンキー:2008/04/25(金) 21:40:56 ID:PLAeWlty
>>376
いやスルーされても書いてくれ
てかマンガ読む読まないは個人の勝手だから自分で決めなさい
379名無しさん@ピンキー:2008/04/25(金) 21:53:18 ID:IrKmQVPj
まぁ書いてはみるよw

だけど遅筆だから投下できるのは発売後かもしれん・・・

♪ ∧,_∧
   (´・ω・`) ))
 (( ( つ ヽ、  ♪
   〉 とノ ) ))
  (__ノ^(_)
380名無しさん@ピンキー:2008/04/25(金) 23:15:05 ID:27mojb1J
>>375
俺も期待して待ってる所だ
381名無しさん@ピンキー:2008/04/25(金) 23:41:32 ID:r2MGav2K
>>370
良いネタだな、そういえばアースクレイドルが拠点なのすっかり忘れてたな、前スレみたく誰か書いてくれないものか

>>379
期待してるよ〜
382名無しさん@ピンキー:2008/04/26(土) 00:43:35 ID:K6QKy9Gp
>>370
サトシの場合、パピヨンを嘘泣きで騙したりしてるから受けよりは演技などで
だまくらかして、押し倒して、色んな汁を搾っていそうなイメージが…
383名無しさん@ピンキー:2008/04/26(土) 01:28:19 ID:zEfRLvsP
ケロケロAは今日最新号発売だし昨日の段階では店頭から先月号が店頭から消えててもおかしくないかと
384名無しさん@ピンキー:2008/04/26(土) 04:00:53 ID:6jdnqgjV
>>382
おいおい人聞きが悪いな
カーラはちょっとα組の中でも積極的なだけですよ
385名無しさん@ピンキー:2008/04/26(土) 13:38:10 ID:xcnaPbsG
ムゲフロ単独スレ立ってるよ…
386名無しさん@ピンキー:2008/04/26(土) 13:42:32 ID:B59rLNw5
>>385
ここでずっと「ムゲフロ投下すんな!」言ってたバカが錯乱して立てたスレだろ
無視しとけ
387名無しさん@ピンキー:2008/04/26(土) 17:12:23 ID:56L9EknE
OG外伝久しぶりにプレイしてセルシア×マサキに萌えた。
そんな俺の為に是非セルシア×マサキな濃厚なやつを下さい。
388名無しさん@ピンキー:2008/04/26(土) 19:57:28 ID:uNWJPptg
あれ?まとめサイト…?
389名無しさん@ピンキー:2008/04/26(土) 21:38:36 ID:ceY1af3Q
MyWikiサーバーが調子悪くてまとめサイトにつながらないことが多いね。
390名無しさん@ピンキー:2008/04/26(土) 23:25:43 ID:qHleDu8Y
そろそろアスカ×甲児が投下されてもいい頃だと思う…
391名無しさん@ピンキー:2008/04/26(土) 23:30:44 ID:3Dl8vjzq
アスカ×エイジは?
392名無しさん@ピンキー:2008/04/26(土) 23:35:24 ID:mF+rQY0I
はいはい、アスカアスカ。
393名無しさん@ピンキー:2008/04/26(土) 23:40:06 ID:mwPHHd7f
レイ人気ないね
394名無しさん@ピンキー:2008/04/26(土) 23:42:25 ID:3Dl8vjzq
アムロ×レイ
395名無しさん@ピンキー:2008/04/26(土) 23:45:20 ID:DGF4xB26
シンジ×レイ×アスカ
396名無しさん@ピンキー:2008/04/26(土) 23:58:35 ID:UGbV/4Qw
レイ×ビヒーダ
397名無しさん@ピンキー:2008/04/27(日) 00:33:59 ID:TSsj82yn
ヤマダジロウ×キリカとか
398名無しさん@ピンキー:2008/04/27(日) 00:47:28 ID:fJ07WA+2
レイ(種死×レイ(マク7×レイ(EVA×レイ(CCA×レイ(テム
399名無しさん@ピンキー:2008/04/27(日) 00:48:45 ID:dOSauE7Y
紅鶴拳×水鳥拳
400名無しさん@ピンキー:2008/04/27(日) 02:07:55 ID:uOQhPefz
そしてスルーされるレイ(レイズナー
401名無しさん@ピンキー:2008/04/27(日) 04:16:18 ID:jW5PvXQq
テム・レイはいるのにカマリア・レイとアムロ・レイがスルーされてる件について
402名無しさん@ピンキー:2008/04/27(日) 04:42:33 ID:JDOw1Yv0
フフフ
403名無しさん@ピンキー:2008/04/27(日) 07:34:20 ID:8qp4S3Bg
>>401
カマリアはともかく、アムロは居るじゃないか。
404名無しさん@ピンキー:2008/04/27(日) 07:48:08 ID:JDOw1Yv0
>>403
マテ、これは>>401自身がアムロをスルーした、という壮大な釣りだ!
405名無しさん@ピンキー:2008/04/27(日) 13:27:59 ID:HbrhRMms
では、全員ソーラレイで消し去るという事で
406名無しさん@ピンキー:2008/04/27(日) 18:38:20 ID:cm/UK438
なんというレイ祭り
407名無しさん@ピンキー:2008/04/27(日) 19:02:56 ID:DNa5LFxo
もうヒイロ×綾波レイさんでいいじゃん
408名無しさん@ピンキー:2008/04/27(日) 19:33:13 ID:OY17YlIj
無口www

または妙に淡々と進行しそうだwww
409名無しさん@ピンキー:2008/04/27(日) 19:35:01 ID:fJ07WA+2
スクコマ1のアンソロ思い出したわ
410名無しさん@ピンキー:2008/04/27(日) 21:46:58 ID:JCtK1+Ic
そんな事よりカチーナ×タスクが読みたいぜ
411名無しさん@ピンキー:2008/04/27(日) 22:12:23 ID:rAN1Vs16
カチーナ×タラスク
412名無しさん@ピンキー:2008/04/27(日) 22:45:44 ID:JCtK1+Ic
>>411
それ違うw

なんとなく思い出してまとめから探したんだけど「いつのまにか少女は」というキョウスケ×クスハの続きが無性に読みたくなった
なんか良い作品に限って未完なんだよなぁ…筆者がまだこのスレに居たらどうか続きお願いします
413名無しさん@ピンキー:2008/04/27(日) 23:09:11 ID:LseBLCX5
>>412
それ俺の一番好きな作品ジャマイカ
頼む!筆者まだ居たら続きを!!
414名無しさん@ピンキー:2008/04/27(日) 23:41:51 ID:Jcy1GkYB
「ちゅ、中尉。もうそのくらいにしておいた方が…」
「あんだよ、ラッセル。ケツの穴ちいせえ事言ってんじゃねえよ。後で食った分
体動かせばいいんだって」
「いえ、その、太る太らないという話じゃなくて…」

つい、店の事情まで気を遣ってしまうラッセル。食べ放題という名目でも、ここまで
食べちゃう客は迷惑なのではないか、と。

「…あー、食った食った。やっぱ昼食バイキング最高。空いててまずまずイケル店
見つけて、ラッキー♪」
「は、はあ…」

昼食バイキング890円で、5人前はたいらげたカチーナであった。

カチーナ・タラフク。
415名無しさん@ピンキー:2008/04/28(月) 00:13:22 ID:aQthL7Oo
誰が上手いこと言えと
416名無しさん@ピンキー:2008/04/28(月) 02:18:04 ID:fnOMsoHI
つ 座布団
417名無しさん@ピンキー:2008/04/28(月) 03:02:04 ID:nXm+zF13
やはりエロパロ板的には
「食った分体動かせばいいんだよ」→
艦に戻った後、運動するぞとラッセルを部屋に引きずっていく→
ベッドの上で運動してカロリー消費
となるべきではないだろうか
418名無しさん@ピンキー:2008/04/28(月) 03:05:31 ID:dz7kw5Qi
姐さんが健康的過ぎるせいでソッチに想像が及べないのも私だ
419名無しさん@ピンキー:2008/04/28(月) 12:04:33 ID:ueVJA3HP
猫になるカチ姐ってのがソソるんじゃないか
420名無しさん@ピンキー:2008/04/28(月) 18:27:18 ID:1yOMQ4/6
>>417
やはりエロパロ板的には
「食った分体動かせばいいんだよ」→
艦に戻った後、運動するぞとラッセルを部屋に引きずっていく→
ラッセルをTACO・NA・GU・RI!してカロリー消費
となるべきで…あれ?
421名無しさん@ピンキー:2008/04/28(月) 19:06:03 ID:vBrBrv7Z
やはりエロパロ板的には
「食った分体動かせばいいんだよ」→
艦に戻った後、運動するぞとタスクを部屋に引きずっていく→
縛りあげて鎖骨を粉砕しカロリー消費、関節技でフィニッシュ


となるべきで…あれ?
422名無しさん@ピンキー:2008/04/28(月) 20:24:28 ID:EBarRsEl
それより>>370のネタはまだかな?
423名無しさん@ピンキー:2008/04/28(月) 21:46:43 ID:x1yHQ/cq
カーラは明るすぎて陵辱とかがαヒロイン組の中で一番似合わない気が・・・
いや、だからこそ陵辱してみるべきなのか
424名無しさん@ピンキー:2008/04/28(月) 23:15:02 ID:Eq4sXbku
ウキーラ派の俺がゆるさん!

……いや、その場のノリ的な冗談だからね?

だがあれだな。
ユウ自身の手による陵辱とかはアリかも……
425名無しさん@ピンキー:2008/04/28(月) 23:26:22 ID:YSLFGq1c
無論、紅茶で、だよな?
いや、それ以外でも構わないんだけども。
426名無しさん@ピンキー:2008/04/29(火) 00:11:43 ID:sVOkiAAp
じゃあ紅茶を陵辱するという事で丸く治めようじゃないか
427名無しさん@ピンキー:2008/04/29(火) 00:20:45 ID:TYH0gluL
>>425
使うとすれば紅茶ローション紅茶媚薬紅茶キノコかな?

もちろん手作りの
428名無しさん@ピンキー:2008/04/29(火) 00:32:01 ID:Gzcki5nP
429名無しさん@ピンキー:2008/04/29(火) 04:03:06 ID:35DxqmjW
要するに既成事実が欲しいカーラがあの手この手でユウキを襲って逆レイプか
430名無しさん@ピンキー:2008/04/29(火) 09:19:12 ID:TYH0gluL
>>429
例えば秘蔵の紅茶コレクションを人質ならぬ茶質にして無理やり・・・
かな?
431名無しさん@ピンキー:2008/04/29(火) 10:27:51 ID:hY+aV1t8
>>427
つ 紅茶浣腸
432名無しさん@ピンキー:2008/04/29(火) 14:04:45 ID:TYH0gluL
>>431
それだ!
433名無しさん@ピンキー:2008/04/29(火) 19:56:12 ID:zapf3k/A
カーラの天然の紅茶(お○っこ)にハマるユウですね

でも色が濃いと健康じゃないんだっけ?
434名無しさん@ピンキー:2008/04/29(火) 20:04:58 ID:TYH0gluL
>>433
余分なビタミンじゃあ?

天然の紅茶じゃあなくお〇〇〇で抽出した紅茶は?
435名無しさん@ピンキー:2008/04/29(火) 20:13:26 ID:1GdDCIcS
アバ茶wwwww
436名無しさん@ピンキー:2008/04/29(火) 20:58:55 ID:NlprHQZ5
>>414
(♯・ω・)
437名無しさん@ピンキー:2008/04/29(火) 21:02:35 ID:eWxWPt8w
アブノーマルな流れが続くな…
438名無しさん@ピンキー:2008/04/29(火) 21:06:41 ID:fL4tQbwN
スカ趣味の無い俺には地獄だぜ
439名無しさん@ピンキー:2008/04/29(火) 22:42:55 ID:35DxqmjW
待て待て
カーラ好きが全員スカ趣味持ってると思われても困る
基本はやっぱりノーマルですよ
440名無しさん@ピンキー:2008/04/29(火) 23:37:18 ID:ry1mTUHl
こんな流れやめようぜ



とりあえず擬人化フェイ×リュウセイはまだか!?
441名無しさん@ピンキー:2008/04/29(火) 23:44:59 ID:QBKd4n3F
フェイ攻めと申したか

というか普通は擬人化ナシでリュウセイ×エルマだろ
442名無しさん@ピンキー:2008/04/30(水) 00:33:26 ID:t3/P3Nml
おいおい、エルマなら普通はセレーナとスレイのハーレムエンドだろ。

あとお茶関係でボッキ茶は実在するとだけ言っておく。紅茶じゃないけど。
443名無しさん@ピンキー:2008/04/30(水) 00:36:36 ID:d4nXoCWq
スカが苦手なら鬼畜は?
バイブを入れたままダンスとか・・・ってこれは鬼畜・・・か?
444名無しさん@ピンキー:2008/04/30(水) 00:49:34 ID:uAPDf9wo
なぜお前らのパピヨンは鬼畜やらスカやらの
蝶変態設定がデフォなんだwww
445名無しさん@ピンキー:2008/04/30(水) 00:57:03 ID:0igBXdVp
そんな事に紅茶使ったらそれこそマジギレしそうな気もするけど>紅茶男爵
446名無しさん@ピンキー:2008/04/30(水) 01:31:09 ID:H7N2iXnC
確かにパピヨンは紅茶にこだわりが有るのであって紅茶フェチでは無いと思う
447名無しさん@ピンキー:2008/04/30(水) 08:16:30 ID:Am8QqVw4
というかそんな使い方をしたら俺でもキレる
448名無しさん@ピンキー:2008/04/30(水) 13:49:40 ID:OCM53oHe
じゃあ、変なことに紅茶を使おうとするカーラにキレて襲い掛かるパピヨンで
449名無しさん@ピンキー:2008/04/30(水) 15:25:51 ID:d4nXoCWq
キレたあとは紅茶を注ぐのか?
お仕置きも紅茶で済ますパピヨンか・・・
悪くないな
450名無しさん@ピンキー:2008/04/30(水) 20:39:07 ID:qcWD9XmJ
空気読まないでムゲフロもの書いてるんだが
錫華姫の口調が微妙にわかんね(´・ω・`)

教えてエロい人
451名無しさん@ピンキー:2008/04/30(水) 20:54:16 ID:lgkf8bk+
>>450
PVを見ればある程度わかるんじゃね?
452名無しさん@ピンキー:2008/04/30(水) 22:52:33 ID:qcWD9XmJ
俺もそう思って書いてたんだけど、なんか途中から錫華姫よりナムカプの狐っぽくなってorz
文才ないのに書こうとするからか……神夜のときは割りとスラッと書けたのに(´・ω・)
453名無しさん@ピンキー:2008/04/30(水) 23:18:09 ID:huW0lVp3
書けないなら無理に書く必要も無いんじゃないか
口調どころかどんなキャラかすらよく分かってないのを書こうとすること自体無理があるんだし

そんなの承知、捏造上等でいいから書きたい!ってんなら好きに書けばいい
後から見たら多少おかしくても、発売前に書いた一作としてそれはそれで味になる
そんな情熱無くてただ先物買いの作家ごっこがしたいだけやめとけ
やったこともないゲームのキャラの口調なんて誰も分かるわけないだろ
454名無しさん@ピンキー:2008/04/30(水) 23:28:47 ID:qcWD9XmJ
それもそうだな、変な質問スマンかった

某藤原のごとくやってやんよ
455名無しさん@ピンキー:2008/04/30(水) 23:41:57 ID:jHTviddf
あの踊りでヘソプリンセスに惚れた
456名無しさん@ピンキー:2008/04/30(水) 23:43:04 ID:s4hED8bl
俺はあの一昔前流行った風の曲w
457名無しさん@ピンキー:2008/05/01(木) 02:54:50 ID:zhIXdPaz
腹ボテでジョッシュ×ラキってところで……
4581/6:2008/05/01(木) 02:55:43 ID:zhIXdPaz
「五ヶ月……か」
 医師にその期間を宣告され、病室のベッドの上で重々しくラキは呟く。顔はいくらかやつれ、翳りも見える。
「たった、五ヶ月、か……」
「ラキ……?」
 ラキは顔を横に向け、目を伏せ、暫し黙り込む。やがて、すすり泣くような嗚咽が漏れてきた
慌てて、ジョシュアはラキの手を取り、その顔を自分の方に向かせる。
「どうしたんだい、ラキ? 何か……その……」
 不安そうな顔をするジョシュアに、両の目尻からポロポロと涙を零しつつも、にっこりと微笑んで、
ジョシュアの頬に触れ、髪を撫でながら、穏やかな声音で言った。
「スマンな、泣いてしまって。ただ、私は嬉しいんだ、ジョシュア。
 私みたいな、不完全な存在が、あと五ヶ月で、お前を愛した証を産めるのだから」
 そう言って、ラキはジョシュアの手を、膨らみ始めた自分の腹部に導く。
 ジョシュアが触れるその膨らみは、あまりにも暖かい。


―――――――

 おかしい、この科でいいのか? と指定されたフロアに辿り着いたところで、ジョシュアは声に出さずぼやいた。
 定期的に、ラキは遺伝子治療を受けるため、シティの総合病院に通院している。クリフや敷島に宣告された時間、
そんな時間の中でも、精一杯人間らしく、運命に抗い生きてみたい、それが、ラキの答えと望みだった。
 幸いか、シティ7の医療技術は荒廃した地球のそれより発達しており、特に、ゼントラーディの技術を取り込んだ、
遺伝子関連の技術は目覚しい発展を遂げており、満足な治療は受けさせることができた。
 勿論、治療を受けました、はい終わりました、で済むような、簡単な治療ではない。激しい苦痛を伴い、時折嘔吐感や、
眩暈を催す、辛い治療になった。だが、ジョシュアとの生を望むラキの意志も、それを支えるジョシュアの意志も強かった。
 健常者と同じだけの時間を望めるかはわからない。ただ、今以上、人として生きる時間は、望めるということだった。
 だが、その週は、特別嘔吐などの体調不良が激しかった。さすがに、何か不安を感じ、ラキを連れて病院へと向かい、
待合室で診察の結果を、祈る気持ちでジョシュアは待ち続けていた。
 三十分ほど、椅子に座って、存在しないそれに必死に祈っていたジョシュアは、割と深刻そうでもないナースの呼び出しを受け、
しかし、矢張り深刻な表情のまま、ジョシュアは病院の階段を上がった。
 だが、指定された待合室の、同じく診察待ちの人々の顔を見て、ジョシュアは逆に奇妙な気分になった。
 みな、不健康そうな感じはなく、むしろ健康そうな顔つきの、端的に言えば、妊婦ばかりだった。
 そこで、ここが『産婦人科』であることを確認すると、さっきの人、間違えたのかな、もう一度聞いてこようか、と立ち上がっていた。
 その時、ジョシュアの名前が呼ばれた。
 映し鏡のように、同じくキョトンとした顔の二人を見ると、妊婦ではないが、同じくらいにふくよかな顔の女性の医師は、
そのふくよかな顔に似合ったニコニコとした笑顔で、彼女はその事実をジョシュアに告げた。
 漸く事態を把握し、ラキはとりあえず嬉しそうに笑った。ジョシュアは卒倒した。


―――――――
459名無しさん@ピンキー:2008/05/01(木) 02:56:41 ID:7DMrh3do
助手リムって需要ないのかな。マイノリティなのは知ってるけど…
4602/6:2008/05/01(木) 02:56:46 ID:zhIXdPaz
―――――――

 頭に包帯を巻いてもらい、ジョシュアとラキは、車で病院を出た。助手席に座るラキはおおよそ事態を飲み込んだようだが、
運転席のジョシュアはまだ、足元がふわふわと浮いているような、夢現のような感覚に囚われていた。
「まさか、私が母になれるとはな、ジョシュア」
「え、あ、ああ。そうだな」
 後に、ジョシュアは、なんであんな人生でも指折りに幸福な日に、あんな無感動にできたのだろう、と
首を傾げることになる。ただ、今はぼんやりと、冷静にジョシュアは考える。
 クリフがルイーナの解析を行ったそうだが、ほとんどの部分で人間と変わるところはなく、
結局、メリオルエッセと人間を分けていたのは、例の謎の水晶体だったそうだ。
 そういえば、ラキがメリオルエッセであることをやめてから、おおよそ数ヵ月後に、生理が始まったらしい。
 ――妊娠できても、おかしくはなかったってことかな――
 赤信号の時、横に座るラキの姿をじっと見つめる。幸せそうに、自分の下腹部を撫で続けている。
「胎児への影響も考えてな、例の治療のプランも少し予定を変えていこうということだ。
後、早期にこの子の遺伝子検査も行うべきだということだ。おおよそ大丈夫らしいが……」
「そうだな……色々やっていくことがあるな。……とりあえず、今日は外で食べてこうか」
「ん、悪くないな」
 その後、二人で中華料理を食べて、本屋で出産・育児関連の本を買い込むと、そのまま家に帰り、
後はいつも通りに夜を過ごし、就寝した。



 
 朝になって、ラキが隣で寝ていること、そして、病院でもらった書類と、育児・出産関連の本をじっと眺め、
頬を強く抓り、洗濯ばさみでもう一回抓った後、過幸福で麻痺していた脳神経が、急激に覚醒した。
 慌てて、ラキを揺り起こし、捲くし立てる。
「ラ、ラキ! ラキ! 寝てないで! 起きてくれ!」
 目を擦り擦り、窓から差し込む朝日に目を瞬かせつつ、ジョシュアに、何事か、とラキは尋ねる。
「どうした、ジョシュア。スクランブルか」
「そ、そんなこと言ってる場合じゃないだろう! ラキ、子供ができたんだよな! そうなんだよな!?」
 首を傾げ、頭の上にクエスチョンマークが浮かびそうな、怪訝な顔でジョシュアに尋ねる。  
「だから、昨日そう言われただろう? 聞いてなかっ」
 皆まで言わせず、ジョシュアはラキを抱きしめる。ラキの肋骨を折ってしまうかもしれない。そんな一抹の不安を一瞬抱いたが、
それでも構わず、強くラキの華奢な身体を抱きしめた。
「ラキっ……! ありがとう……俺、俺……!」
「こ、こら、ジョシュア、痛い……」
 言葉に出され、慌ててジョシュアはラキを抱きしめる手を離した。
「ご、ごめん……その……嬉しくてさ……お腹の子に悪いよな」
「しょうのないヤツだ……これならいいだろう?」
 そう言って、ラキはジョシュアの身体を、ぎゅっ、っと抱きしめた。
「……私こそ。ありがとう、ジョシュア」



――――――
4613/6:2008/05/01(木) 02:59:41 ID:zhIXdPaz
――――――

 ラキが家事をしようとすれば、そっとラキを椅子に座らせ、ラキが買い物籠に何かを入れようとすれば、
それを一度戻して、母体に一番いい食材は何か、と十数分吟味し続け、胎教にいいCDだとか本を買いあさり、
ミリアに「貴方がそんなに張り切ってどうするのよ」と言われるまで、ジョシュアは熱に浮かされたように、
あれやこれやと奔走していた。
 それも、数ヶ月もすれば、父親として本当にすべきことに気がつき始め、以前に比べれば、ラキへの過剰な
気遣いも、少しはおとなしくなった。
 ラキはといえば、そんなジョシュアが買ってきた本を熟読し、ミリアやマックスに意見を求めたりして、
それなりに、順調に週を重ねた。
「七人産んでも、やっぱり一人一人の苦労は軽くはならないものね」
 そんなことを言うミリアに、ポツリとラキは呟く。
「七人か……私にも産めるかな?」
 ミレーヌは、やれやれこのパターンだと呆れてるかな、とジョッシュを眺めたら、割と真面目に七人産むのに必要な、
色々な数字を計算していて、逆にミレーヌが呆れ返った。
「誰が想像できたか、親バカになるジョッシュの姿を」
 ガムリンの言である。勿論、誰も想像できなかった。

―――――

―――――

 
「うん、今日も一日、気分がよかった」
 手帳に一日の健康状態を記帳し、さっと医師のアドバイスに目を通してから、ラキは手帳を閉じた。
「……そろそろかな」
 何気なく呟いたラキに、慌ててジョシュアが駆け寄る。
「なんだ!? 生まれるのか!? 陣痛が始まったのか!?」
「慌てすぎだ。予定日も決まっていないというのに……ただ、な」
 ネグリジェの上から、ラキは自分のすっかり膨らんだ腹を撫でる。はっきりと、そこに赤子がいることを主張する大きさになっていた。
「ふふ……いつになったら……お前に会えるのかな……」
 贈り物を待つ子供のように、うっとりとした顔でラキは呟いた。そんなラキを、ただジョシュアは微笑ましく眺めている。
「さ……そろそろ遅いし……寝ようか」
 そっとラキの手を取り、一緒に寝室に向かう。ふと、ベッドに腰掛けたところで、
ラキがもじもじと顔を伏せて、言う。
「……ところで、ジョシュア」
「? なんだい?」
「……私が孕んでから、一度も、ジョシュアと性交渉していないな」
 最後まで言って、己を恥じるように、ラキはますます顔を伏せてしまう。
 妊娠一定期間経つと、身体も心も落ち着き、減退していた性欲が再び顔を出す、という事は、知識として把握していた。
「……い、嫌ならいいんだが……嫌だろう、腹が膨れているのに相手するなど……わ、わ」
 ジョシュアはラキのネグリジェの紐に手をかけ、有無を言わさずテキパキと手際よく脱がしていく。
「ちょ、ちょっと、ジョシュア……」
「したいんだろう?」
 少しサドッ気を含んだジョシュアの問いに、ラキは口を尖らせる。
「したいなんて言ってない。ただ、ずっとしてないから、少し寂しくて……」
 ――清潔にして、お腹に負担かけないように気をつければ、問題ないってことだったな―――
 下着のみの姿になり、ピンと張られたシーツの上に、身体を横たえる。久方ぶりに、横たえられたラキの裸身をまじまじと見つめる。
 以前は小振りだった乳房は、確実に一回りサイズが大きくなり、薄紅を新雪に触れる程度に色づけたしたような薄い色素の乳首は、
今は色素が沈着し、花の蕾のように、鮮やかに色づいている。
 だが、何よりも目に付いたのは――。
「……お腹、大きくなったな」
 改めて指摘すると、ぷいとラキは顔を背けてしまった。
 計算上、まだ臨月には入っていないが、もう、おおよそ臨月の腹と、さして変わらないようにも見える。
「は、恥ずかしいだろうが、直接見られるのは。見苦しくないか?」
 そうは思わなかった。むしろ、ここに自分達の子供がいるんだな、と考えると、感動せずにはいられなかった。
 そっぽを向いた顔を自分の方に向け、そっと唇を奪う。
「ん……なんだか……久しぶりな気分だな……」
4624/6:2008/05/01(木) 03:00:45 ID:zhIXdPaz
 互いの唇を、瑞々しい果実喰らうように貪りあい、歯でそっと唇を甘噛みし、互いの唾液を交換する。
 キス自体は頻繁に行っていたが、まさに『貪る』と形容するようなキスは、妊娠して、性交をしなくなってから、
行わなくなった。
 それだけに、久しぶりのキスは、ようやく息継ぎができたダイバーのように、激しく互いを求め合い続けていた。
「ん……ちゅっ……くちゅ……んくっ……れろ……ジョシュア……もっと……ぷはぁ……」
 ようやく唇を離したが、唾液はいまだ名残惜しむかのように、二人をつうと繋いでいた。

――――
 
 互いに一糸纏わぬ裸体になり、体と体を、対面側位の形で合わせる。
 ゆっくりと、ラキの乳房に手を伸ばし、乳首を人差し指の腹で転がす。
「んんッ!」
 転がされ、摘まれ、乳首の根元を爪でカリカリとこすぐられる。
「ひっ……あっ……だ、だめだジョシュア、そこは……」
 元々、ラキは乳首の感度が非常に高い。だが、程よく膨らんだ乳肉が、じんと甘い痺れをそこに付加する。
 甘い喘ぎ声が漏れ始めた頃になって、もう片方の乳首を、そっと口に含む。
「こ、こら、ジョシュア……ひうっ!」
 既に片方の乳房を攻められていた為、そっと吸い付いただけで、乳首がいくらか起ち上がり、固くなるのが実感された。
「ちゅっ……ん……ラキ、エッチな胸になっちゃったな」
 ジョシュアが口に出してそう言うと、途端にラキの顔が赤くなる。
「お、お前がいけないのではないか。いつもいつも胸ばかり……なのに、最近はずっと触れてくれなくて……。
ジョシュアがしたんだぞ、ジョシュアがこんな胸に……うあっ! お、音を立てて吸うなぁ!」
 激昂したラキが、ポカポカとジョシュアの頭を叩く。そんなラキの反応がたまらなく、更に強くラキの胸をもみしだく。
 胸を捏ねるように揉まれ、快感を送り込まれることによって、ジョシュアの頭を叩いていた手が、痺れ薬を打たれ、麻痺してしまったように止まる。
 そして、すぐに解毒剤を打たれたように、ガバッとジョシュアの頭を抱きしめる。
「ん……?」
 ラキの乳肉を揉む手に、温かくぬるぬるとしたものが伝い、口の中に、少し複雑な味と、ラキの匂いがふわりと広がった。
「ラキ……もういつでも赤ちゃん産める体になったんだな」
 滲み出す程度に母乳が乳首を伝うのを見ると、指を使って搾り出すように乳首をしごく。
「はぁっ、ふあっ……出てる、私の胸から出てる……ジョシュアに飲まれてる……」
 恍惚が滲み出た甘い声で、ラキはうっとりと呟く。と、突然ジョシュアが、乳肉をもみしだく手を離す。
「あ……? ジョシュア、まだ……」
 と、母乳に濡れた手が、愛液が溢れ出していたラキの女陰に差し込まれる。
「ひやぁ! い、いきなりなんて……酷い……酷いぞジョシュア……んっくうう!」
 ラキの女陰を弄ると、糸を引き粘つく液体と、さらさらとした乳白色の母乳が混じりあい、
くちゅくちゅと卑猥な音を出し始める。勿論、ジョシュアの口はいまだにラキの乳首をしっかりと咥え、
甘噛みされた乳首からは、じんわりと甘い刺激が広がる。
「ひっ、あっ、ダメ、もう、久しぶりだから、いっ、やっ、来る、もう、ジョシュア、もっと……!」
 ――そろそろイかせてあげなくちゃな―― 
 優しく、揉み解すように女陰を弄っていた指を、少し強引に、勢いよく捻り込む。ぐちゅ、と音を立てて、
滑らかに指はすべりこんでいった。
 頭にチカチカと火花が飛び散った瞬間、ジョシュアの顔をより一層強く抱きしめ、首を仰け反らせ、ラキは一際激しく、
絶頂の快感を示す声を上げた。
「んあぁぁぁぁああああああああ! ……あ……はっ……はっ……ひ、久し……い……この……かん……かく……
よしゅあに……滅茶苦茶にされる……この感覚……」
 少し呂律が回らない口で、肩で呼吸をしながら、ジョシュアの髪を撫でつつ、ラキはジョシュアに耳に、
囁きかけた。

――――
4635/6:2008/05/01(木) 03:01:23 ID:zhIXdPaz
――――

「はーっ……はーっ……ふぅ……ふぅ……」
 何も言わず、ジョシュアはラキの髪を優しく撫で上げる。暫し、荒く肩で呼吸を続けていたが、
ほどなくおさまって来ると、ラキはゆっくりと起き上がり、ジョシュアの体に跨る形になる。 
「ふぅ……ふぅ……ジョシュア……次は私がしてやる……だから……な?」
 汗だくになり、上気した顔で微笑みながらラキは言った、が、ジョシュアは慌てて言った。
「で、でもお腹に……」
「大丈夫だ。気をつけていれるから、大丈夫だ。もっとも、こんな状態でお前のペニスを全て受け入れたら、
どうなってしまうかわからないがな」
「でも……」
 まだ不安そうな声を出すジョシュアに、ラキは少し口を尖らせて言う。
「ジョシュア、お前が私を大事にしてくれるように、私もお前にしてやりたいんだ。わからないか?」
「……わかった。ラキ、一緒に気持ちよくなろう。この子にもさ、教えてあげよう」
「ああ……愛しているのだ、ということを」
 二人で、甘く口付けを交わす。ほんのりと、ラキの口腔にも、自身の母乳の味が淡く広がる。
 ――これが、母となった私の味なんだな――
 自身の身重の腹の重みに身を任せるように、ラキは少しずつ腰を沈める。初めから結びつくできていたように、
陰茎はするりと膣壁に飲み込まれ、あっという間に全て飲み込まれてしまった。
 陰茎に擦られた分、愛液が溢れ、ジョシュアの腰を熱く濡らしていく。
「ふぅ……んあっ……し、子宮が……」
 体を持ち上げようと、ラキの膝がふるふると震える。だが、ほとんど持ち上がらない。
「あ……き、気持ちよすぎて……こ、腰が抜けて……」
 とん、とほんの少しだけ、ジョシュアは腰を突き上げた。
 しかし、圧迫されて降りた子宮口を激しく刺激するには、それで十分だった。
「つっ! くぁぁぁぁあああ!」
 強い刺激に、快感を貪欲に求める子宮が、蜜をだらだらと流す。乳白色の液体と交じり合っていた愛液も、
今は後からあふれ出した愛液に流され、透明な蜜を次から次へと零していた。
「あっ、あっ、こ、こんな、久しぶりだからって、こんな気持ちいいなんて、あっ、あっ、ふぁっ!」
 快感に昂ぶるラキの脳が麻痺していく感触が、はっきりと伝わってきた。
「(この感覚は……)」
 今までもも時折発生したが、シュンパティアによって繋がった二人の精神が、共振しはじめ、ラキの快感がジョシュアの男性器に、ダイレクトに伝わってきた。
「(くっ……今までもあったけど、こんなに深く共鳴するのは……)」
 だが、今日は共振に留まらなかった。熱さえも感じられる快感がハウリングを起こし、熱く二人を駆け巡っていく。
「あぁぁああああ!? ジョシュアの、ジョシュアのペニス、ジョシュアのが、ダメ、おかしくなる、おかしくなるぅぅ!」
 両性具有になった快感、女性器に男性器を挿入されると同時に、男性器を激しく膣の蠕動運動によって
搾り取られる感覚が、同時に二人を襲った。
「くっ……ラキ、もう……!」
「ああっ! ジョシュア、一緒に、全部私達が受け止めるから、出して、出してくれ、全部出してくれ!」
 咄嗟に、ラキの乳房を掴み、トドメとばかりに握りつぶしながら、乳首を強く引っ張るように摘み上げる。
「くぁっ、あああぁ、うわっ、くっ……ああああぁぁぁぁああああ!」
 完全に同時に、二人は絶頂に達し、ジョシュアが大きく膨れたラキの腹に、熱い子種を送り込んだ瞬間、
ラキもまた、勢いよく、熱い潮がジョシュアの腰を濡らし、その瞬間糸が切れた人形のように、ジョシュアの体の上に、突っ伏した。

――――
4646/6:2008/05/01(木) 03:02:37 ID:zhIXdPaz
――――

 体を、優しく拭われる感覚が、ラキの意識を戻したが、しかし、その心地よい感覚に、暫しラキは完全に覚醒せず、
身を任せるままにしていた。
 暫しそのまどろみに身を任せていたが、いつまでも目を閉じているのは悪いな、と、そっと目を開いた。
「あ……起きた?」
 タオルを、汗と愛液と精液に濡れた体に這わせながら、ジョシュアは目を開けたラキに言った。
「ああ……」
「満足した?」
 少し顔を赤らめて、ラキは目を逸らして言う。
「そんなことは聞くな……見ればわかるだろう」
 ふと、体を拭く手が、お腹に行き当たったところで、はたと止まる。
「……」
 ジョシュアの手に、自分の手を重ね、その手越しに、自分の腹を摩る。
「……無理をさせて、悪かったな、よしよし……。ほら、ジョシュア」
 ラキの膨らんだ腹に耳を寄せ、じっと、その律動のリズムを感じる。
「……」
「なぁ、ジョシュア?」
「え?」
 少しだけ押し黙ってから、ラキは尋ねた。
「私と、この子と、どちらが大事だ?」
「え……?」
 暫し、ジョシュアは非常に苦しそうな顔で唸る。
「えっと……それは……」
 苦しそうな顔で悩むジョシュアの顔を見て、ラキが嬉しそうに微笑む。
「よかった」
「よかった?」
「ああ、私も、ジョシュアにそんなことを聞かれたら、何て答えればいいのか、わからなかったから……。
 ジョシュアも、悩むのだな、と」
「うぅん……まぁ……二人とも、大事ってことでさ……許してくれよ」
「私こそ。
 ……ふふ……早く……出て来い……私は待っているぞ……」
 こういうのが幸せなのかな、幸せって、こういうものだったのかな。
 人生で、こんなに幸せな瞬間ってあったかな。ずっと、何かに追われて、何かの為にだけ生きてた気がする。
 それはそれで幸せだったのかもしれない。
 けれど、他人の為に生きることが、こんなに幸せだったことがあっただろうか。
「どうした? ジョシュア。何かまずいことを言ったか?」
 そっと、ジョシュアの目に指を寄せる。
「え?」
「泣いているぞ、ジョシュア」
 はたと自分の目に手を当て、自分の指が濡れていることに気がついた。
「……幸せだからかな、幸せだから、泣いてるのかな」
 もう一度、ラキはジョシュアの涙を拭った。その涙は、あまりに暖かい。


―――

「ジョシュア、チーズと写真に何の関係が?」
 そこでシャッターが切られ、不思議そうにカメラを見つめるラキの姿に、カメラマンは苦笑いをした。
出来上がりは想像に難くない。予備のフィルムを取りに、カメラマンは一時その場を離れる。
「ラキ、チーズ、って声に出すと、自然に口元が笑ってるように見えるだろう?」
「……まぁ、わからんでもないがな。チーズ、だぞ。言えるか?」
 そう赤ん坊に言い聞かせるラキに、ジョシュアも少し笑いながら言う。
「この子にはまだ無理かな……けど」
 そう言って、頭をよしよしと撫でる。頭を撫でられ嬉しそうに笑う姿に、ジョシュアもつられて笑う。
「すぐに言えるようになるさ。すぐに、さ」
465名無しさん@ピンキー:2008/05/01(木) 03:04:43 ID:7DMrh3do
GJだ。
妙なタイミングで書き込んでしまった、済まない。
466名無しさん@ピンキー:2008/05/01(木) 03:08:40 ID:vfbej4t5
あったかいお話だなぁ
良かったです
ジョシュ×ラキは俺のジャスティス
467457:2008/05/01(木) 03:13:00 ID:XyXfOanr
>>465
投下しますよ、まで言えばよかったね。
こっちが言葉足らずだった、悪しからず。
468名無しさん@ピンキー:2008/05/01(木) 07:46:09 ID:IKzXoD/t
GJ
あんたの文才が羨ましい。
469名無しさん@ピンキー:2008/05/01(木) 12:47:44 ID:kGx0VoKE
GJ!
ジョッシュの親バカっぷりに噴きつつほのぼのした
470名無しさん@ピンキー:2008/05/01(木) 17:07:48 ID:GcAypPEn
ヒイロ×綾波レイさんマダー?
471名無しさん@ピンキー:2008/05/01(木) 20:47:47 ID:fHr1yB4M
GJ!GJ!GJぅぅぅぅぅぅぅ!
472名無しさん@ピンキー:2008/05/01(木) 21:05:44 ID:LXoH6SHi
新作参戦記念でガロード×ティファ希望
473名無しさん@ピンキー:2008/05/01(木) 21:43:00 ID:IKzXoD/t
ガンダムスレいきなよ
474名無しさん@ピンキー:2008/05/01(木) 22:42:55 ID:ZTtmXaKr
じゃあ、キラ准将×テラでどうよ?
475名無しさん@ピンキー:2008/05/01(木) 23:06:56 ID:b4RjZ1Fh
キョウスケ×カグヤのクロスオーバーSS希望
476名無しさん@ピンキー:2008/05/01(木) 23:13:55 ID:GcAypPEn
世界自体が違うじゃんww
でも錫華姫×邪鬼銃王SS希望

>>474
同じガンダム作品キャラのカプはガンダムスレでいいんじゃない?別作品同士は微妙だと思うけど
477名無しさん@ピンキー:2008/05/01(木) 23:17:10 ID:ZTtmXaKr
テラって誰よwwティファだw
ま、もちろんそんなのみたくないけど
478名無しさん@ピンキー:2008/05/02(金) 03:20:36 ID:8rdLZzK2
>>476
つるぺた姫が攻めか……
邪気銃王があひんあひん喘ぐのなんて想像できませんッ!
479名無しさん@ピンキー:2008/05/02(金) 03:53:24 ID:a6AkdROi
ジャンジャンバリバリ搾り取られるんだろ
480名無しさん@ピンキー:2008/05/02(金) 05:17:31 ID:Lv4+/GsE
某星界の姫君が
性に目覚めて搾り取りまくるSS思い出したw
481名無しさん@ピンキー:2008/05/02(金) 10:02:58 ID:s+0Stkka
>>477
                 _,,,.-‐'''"~""'''''─-.,,_
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         l::::::゙、_;;ゝ‐'_,,_ `'''  !゙、`''r' ;;;;ヽヾ ゙i:::::;:;:;;:;;;;;;;;;;;;l
         |.:.:::::::::゙、 `゙゙! ;;;;;;i`     、!;;;;。!ノ'  レヽ,::;:;:;;;;;;;;;;|   昨日は・・・キラの部屋にいました・・・
           |.:.:.:::::::::::゙、 、!;;;;;。i_,.       /// '"   _i:::::;;;;;;;;;;;|
            |.:.:.:::::::::::::::',///'  ノ            /;;,;l:::::;;;;;;;;;;i
.          |.:.:::::::::::::::::::゙、    `__ .,      / l;;;;;;|::::;;;;;;;;;l
            |.:.:.:.::::::::::::::/゙゙iヽ、  '''     /  l;;;;;;|::;:;;;;;;;;!
           |.:.:.:::::::::::::/ _,,.>"'''- .,,_ _,,.-''"__,,.,.,.,上ニl:::;:;;;;;/
          ',.:.:.:.:::::::/ /、: : : .:.:.:.:.:.i  _,,.-''" ..:.:.:.:.:.:.:.l::;:;:;;/
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482名無しさん@ピンキー:2008/05/02(金) 10:21:28 ID:xGQCaG2B
>>477
           ,.. -―''' ̄`´ ̄ ̄`''ー-、
         ,.∠-‐-‐-、 ,'  _,...__     ヽ.
    、__  _ノ  ='''´   ヽノ´   `'ー-ー、  ヽ.
      ゝ, ̄ , -''´.-''´,.=' 〃 ヾ.ヾ.ヾ. ヾ,`'`'ヽ.,_ |
      >'´ / ,.'´ 〃 トy、   ゛゛    、ヽ.i__,.
     ∠-;='/   ,-i´  ト;:-i  、   、  、ヽーi'´
      / / // / |/|  |  \ ヽ, .| ヽヽ|
      レi / / | F=、|. |  |_,.==× |  ト、  ト、|
       レi ル'| |、 P} |  レ'´P;)`i-| ∧ヽ ||
        |/  | | `''ノ ヽ, ヽ.ー-‐' |ノ| | | ト、|ト、     もちろん俺も一緒にいたけどな!
          | ___| | く .,   ヽ、l     | |ヒ| |_リノ}
        /  | ト、 、  ___,`  ,.イ / _,レ;´-''´j-ュ___
       /'"  《| | >、 ̄   / ノ A「r'''´  〃'''''ー-`j''ー-、
     人  j   リY`i/`iー‐‐'´  ノノ | |  ≠   -=/   ヽ
    /  ゝ,i    《 ヽ.`i、 _,.-‐''〃 /ノ ''´     ヾ/  ''゛゛ ヽ,
483名無しさん@ピンキー:2008/05/02(金) 13:27:58 ID:9DjEUiAW
               \::::::::::::ヽ                 /::::::::::::::::::::/
                 \:::::::::ヽ                   /::::::::::::::::::/           ,
  ,                ヽ:::::::::ヽ                 /:::::::::::::::/       , ,....イ´::::〉
 \\、              ヽ::::::::ヽ                /::::::::::::/    ,...ィイ´ll、_::::<´
   \::`lへ,,‐-,、_            ヾ::::::::l        ,、    /::::::::::/  , -‐´´  ll | /l  `>'
   /ノll ll ll  ``‐-、      ヾ::::::l ,、  ,へ  ll\  /::::::::/, -´    , -┴ ┴'
   `´ └┴┴、_   ``‐-、   ヾ:::V::ll /´T`\ll:::::::〉/:::::/´´ _, -‐ ´
              ̄``‐-、_ ``‐-、ヾ::::::::ゝ\ l  //::::/::::/ _, -‐´
                   ``‐、 ヾ::::::、:ヾ⊂ノノ:/:::/´‐´ 
                      `` \::\::........:::::::イ ´
                           l``┐ィ ´´ /  私もいた!!
                         l  lll   /
                             |  lll   l
                         l  lll   l
                              / lll   /
                        / 川  /
                             / ノヘヽ へ
                       / // ヽヽ |  \
                        _ -┤//  ヽl l    \
               , -‐ ´    |l l ∩ ll |       ヽ、
           , - ´           l ll  l.| ll |         ヽ、
      _ -‐ ´                 l ll  l| ll |            ヽ、
,  -‐ ´                       l ll  | ll |               ヽ、
                        l ll l ll |                  ヽ、
484名無しさん@ピンキー:2008/05/02(金) 13:30:32 ID:8rdLZzK2
ルル山自重しろ
485名無しさん@ピンキー:2008/05/03(土) 00:45:48 ID:Mb+RZMwS
カーラの同人誌買ってきた
486名無しさん@ピンキー:2008/05/03(土) 14:11:17 ID:yZxYCgCl
>>485
ミオも買えよ
487名無しさん@ピンキー:2008/05/03(土) 18:27:02 ID:Mb+RZMwS
>>486
悪いが魔系は興味ないんだ
内容は個人的には楽しめた、カーラをメインに使った同人誌は1冊しかないようだがSSはもっと増えて欲しいな。
488名無しさん@ピンキー:2008/05/03(土) 21:18:17 ID:m811mbYH
ティーパックは嫌いと言いながらティーパックでスパンキングする紅茶が浮かんだ

あれ?それってどこかの超人で居たような
489名無しさん@ピンキー:2008/05/03(土) 23:56:24 ID:GQdM8EQp
ルナ×五飛の下剋上SSマダー?
490名無しさん@ピンキー:2008/05/04(日) 05:03:40 ID:0EfkUdWw
>>488
なんでアイツ、ティーカップな頭してるのにティーパックマンなんだろうな。


まぁそれより、鉄の重さになるティーパック以上の凶器のクスハ汁に紅茶が入ってると怒るのだろうか?
491名無しさん@ピンキー:2008/05/04(日) 08:51:48 ID:G0diIR1w
>>490
怒りを通り越して発狂するな
492名無しさん@ピンキー:2008/05/04(日) 11:24:06 ID:hWdtVqj2
とりあえず紅茶の話題に入ると異常性癖人間が集まるから話題変えようぜ
493名無しさん@ピンキー:2008/05/04(日) 17:27:40 ID:w1U4r2Xj
このスレに居ると紅茶王子嫌いになる


久しぶりにRやったんだが、誰かデスピニス×フロスト兄弟書いてくれ!!
494名無しさん@ピンキー:2008/05/04(日) 18:04:02 ID:+qpYw2I/
そんなんで嫌いになるって・・・
495名無しさん@ピンキー:2008/05/04(日) 20:24:33 ID:DciE9ubw
>>488
鼻毛を操るアフロなら知ってるが。
496名無しさん@ピンキー:2008/05/04(日) 20:35:33 ID:rh2AlUtH
つか嫌ならNGワード設定してアボンしろよ
全年齢板じゃあるまいし
SSが減ったらどうしてくれるんだ
497名無しさん@ピンキー:2008/05/04(日) 21:30:19 ID:+yoYYqPL
ある程度減るくらいが丁度良いんじゃね?
498名無しさん@ピンキー:2008/05/04(日) 21:33:27 ID:nbhQ4SJ6
ま、どうでもええ。
やっぱり腹ぼてだな、うん。
499名無しさん@ピンキー:2008/05/04(日) 21:37:26 ID:yXSqpMOa
>>498
マグナス凌辱ですね、分かります。
500名無しさん@ピンキー:2008/05/04(日) 23:07:27 ID:7C1KMY7r
ホッ!ここか?ここがええのんかっての!
501名無しさん@ピンキー:2008/05/04(日) 23:21:08 ID:hWdtVqj2
メイシス×ラリアーという電波が届いた
502名無しさん@ピンキー:2008/05/05(月) 01:21:24 ID:oPAIUDd7
>>501
ショタコンに走ったメイシスさんですね、わかります

何をしている、その電波を文章にするんだ
男は度胸 何でもやってみるもんさ
503名無しさん@ピンキー:2008/05/05(月) 01:39:26 ID:l4DkW9lt
>>489
シン(種死)×静流なら書くよ
五飛への下克上的な意味で
504名無しさん@ピンキー:2008/05/05(月) 02:07:54 ID:NrX9uBwf
>>503
それはスクコマ2のせいで発売当初から五飛×静流を待っていた俺に対する挑戦か

ええぃ!シンでもいいから書いてくださいお願いします!
505名無しさん@ピンキー:2008/05/05(月) 13:26:41 ID:MNOnQfRq
静流さんは典型的な「有能なダメ女」だからなぁw
弄られるのが似合いそう
506名無しさん@ピンキー:2008/05/05(月) 13:33:08 ID:7OkvXZdt
五飛とルナがヤってるのを発見して鬱になるシン
        ↓
落ち込んでいたら「どうしたの?」と声をかけてきた静流
        ↓
「アンタに俺の気持ちがわかるかよ!!」といきなり襲い掛かるシン
        ↓
T  H  E  ・  レ  イ  プ
        ↓
その様子を五飛が発見、上官として止めに入る
        ↓
ものたりなくて助けに入った五飛の体を求める静流
        ↓
      和   姦
        ↓
また鬱になるシン・アスカ


こうですね、わかります
507名無しさん@ピンキー:2008/05/05(月) 13:35:23 ID:Y1sRtNEz
何その(性的な意味で)五飛無双
508名無しさん@ピンキー:2008/05/05(月) 15:17:33 ID:QnrEtDq+
アムロ×レイ
シン×アスカ

アスラン×サラ
509名無しさん@ピンキー:2008/05/05(月) 17:13:13 ID:w7vKT60/
ラクス×クライン・サンドマン
510名無しさん@ピンキー:2008/05/05(月) 23:27:10 ID:NrX9uBwf
てかWといいスクコマ2といい、五飛の出番の多さが凄い

Wではセイナと二人旅
スクコマ2では静流と意気投合
さらにEDでは上官に惚れるクセのあるルナを部下に持つ
他版権ばかりかと思ったらサリィともバッチシイベントあり


そのうち五飛は妹蘭に殺されるんじゃないか?
511名無しさん@ピンキー:2008/05/06(火) 00:22:43 ID:gqaiU3nB
五飛もうすっかりと勝ち組だなw
512名無しさん@ピンキー:2008/05/06(火) 00:37:43 ID:TLlfRavK
>>511
まぁWの五人の中で唯一の既婚者だからなぁ
一人だけ童貞じゃないという時点で勝ち組
513名無しさん@ピンキー:2008/05/06(火) 00:39:56 ID:v7Et7gT3
畜生こうなったらデュオとヒルデのラブラブSS書いてガンダムスレに投稿してくれるわーっ!
514名無しさん@ピンキー:2008/05/06(火) 00:47:30 ID:46P0YZz6
正義病デコスケの話題で盛り上がってる所悪いんだが、
>>493のネタに食いついた私が通ります。

……ってか、フロスト兄弟が受けか。その挑戦受けて立つ。とかいう勢いで書きました。

ガロードたちに敗れたフロスト兄弟に同情するピニスと、
同情なんてしないとは言いつつも実は同情してるくさいティスのアレの後日談だと思ってください。

なんか喘いでるの変態兄弟ばっかになったので苦手な人注意。
4以降、変態兄弟の描写抜いておいたので、よろしければそこだけどうぞ。

ってわけで投下開始。
515この世界に生まれた過ち(ヘンタイ注意):2008/05/06(火) 00:51:11 ID:46P0YZz6
1.
 深く暗い空間の中に、一人の少女が立っていた。
 華奢な体つきのその少女は、カールをした青い長髪を揺らし、足元を見つめた。
「創造主に否定された人……。フラッシュシステムに適正を見せられず、
二人だけのテレパスと精神感応能力しか持たなかったカテゴリーF」
 足元には、半身のない、やや面長の黒髪の男。
 悲しげ、というにはいささか感情の足りない翳った表情で呟く。
「失敗作と名付けられ、だから主と世界を否定して……世界に否定された人達」
 その脇には、丁度真逆の半身を失った紺の髪の男が転がっている。
「……デュミナス様」
 一つ呟き、
「……彼らを“肯定”する過ちを、お許し下さい」
 暗闇の中で、身体を落とした。

2.
 闇の中に水音が響く。ひどくぬめった、粘度のある音。
『オ、オルバよ……』
『な、なんだい兄さん』
 カテゴリーF。兄シャギア=フロストは、はっきりしない視界の中で
弟オルバ=フロストへとテレパシー通信を送る。
『身体の自由が利かない。そちらから私が見えるか』
『見えるよ兄さん。……身体の半分がなくなってる。それに――』
 通信の途中で“彼女”と目が合った。
「あとで、してあげますからね」
 そう少女は言うと、その声を放った口でオルバの男茎を含んだ。
『ぅおう! オ、オルバよ。何だこの私の愛馬を這い回る凶暴な感覚は!』
『僕も感じてるよ兄さん! こ、これは噂に聞くフェ、フェラチオじゃないかな』
「本当かオルバ!!」
 声が出た。しかしそれはすぐに闇に吸収される。
「ようやく覚醒しましたね」
 笑みとも悲哀ともとれる表情で、少女が語りかける。
「デスピニス……」
「…………」
 名を呼ばれ、そして無言を返した。
「いくつか聞きたい事がある」
「これは私の、自慰行為です」
 言いながら服を着たままシャギアの愛馬にまたがった。
『オルバ! おおおおおオルバ!』
『落ち着いて兄さん!』
 そして側らのオルバの股間へと手を伸ばし、その小さな手で彼の陰棒を握る。
『兄さん! 僕のハーミットクラブが!! にいさーん!!』
『スペルが違うぞ、オルバよ!』
 小さく寂しそうに笑い。
 同時に動かしはじめた。
「おおっおおっ」
「うっうあっああっ」
 腰と手。グラインドは連動し、一回の腰の動きで、手は一回竿を上下した。
 その感覚は、二人の間で共有される。
 布と手。さらさらした感触としっとりとした感触が同時に兄弟を襲う。
『オルバ! もう我慢できん!』
『僕もだよ! 僕もだよ兄さん!!』
 それほどの回数もなく兄弟が達する。が、それより瞬間早く握られる感触が消えていた。
『あっ、ああっ兄さん!!』
 オルバの竿は支えなしにそそり立ってヒクヒクと痙攣を繰り返す。それだけだ。
『おぉ……ふぅ、オルバよ。ああ、オルバよ』
 対照的に。シャギアの愛馬はデスピニスの下で痙攣し、彼女の下着を白く汚していた。
「あれま、お兄ちゃんのほうはイっちゃったよ」
「ティス!?」
516この世界に生まれた過ち(ヘンタイ注意):2008/05/06(火) 00:51:52 ID:46P0YZz6
3.
 デスピニスが声を上げると、そこには彼女の手を掴んだティスが立っていた。
「あたいは別に心配してきたわけじゃないんだからね」
 そう言ってオルバの肛門の辺りを裸足で揉むように踏みつけ始めた。
うめき声が響く。が、それでもオルバは達せず、また二人も気にせず会話を進める。
「じゃあ……」
「同情でもないよ」
 すぐにピニスの股間に手をやり、ぐちゅぐちゅとそこを揉みしだきはじめた。
「やんっ。ティス……」
「こんなグチョネバなパンツ脱いじゃえば?」
 手を開いたままで離せば糸を引き、見ればゼリー状の黄色い物体が闇の中で輝いていた。
「うん……」
 言われるままピニスは下着を下ろす。ティスはその様子を見ながら手に付いたゼリーを嘗めとっていた。
そしてピニスが服に手をかけたとき。
「待って。服はそのまま」
「……どうして」
「その方が、萌えでしょ?」
 ね、と言って自分も下着だけを脱ぎ、それをオルバの竿に乗せてやる。
『に、兄さん! これは拷問かい!? 兄さん!!』
『ふっ、オルバよ。なかなか心地よい刺激ではないか』
 一度出したジャギアの愛馬はまだ半勃ち程度。まだ余裕がある。
「んふふー」
 ティスは笑みを浮かべ。
「男の人ってココだけの刺激じゃ射精はできないんでしょ?」
 オルバの肛門へ舌を這わせた。
「ぅあ……」
 有無を言わせずティスはそれを中へと押し込む。
 生暖かい軟体がぬるりと関を突破して、身体の裏側を舌先で刺激される。
「はっ……はぁぁ……」
 乱暴に、奥へ奥へとティスは舌を進めるが、反応はあまり変わらず甘く悶えるようなだけ。そこへ。
「そのもう少し奥だな」
 シャギアが助言した。彼は健在の右手でピニスの頭を撫でている。
そのピニスは半勃ちの愛馬をまた奮い立たせようと舌で舐りまわしていた。
「ほほ?」
 舌を突き入れたままのティスはさらに奥へと舌を入れようとする。
「まだ先だ」
「ほはらほのへふ?」
「まだまだだな」
 しかしこれ以上舌は進まない。
「――ならっ」
 菊座から口を離し、自分の指二本に唾液をたっぷりまぶして。
「これでどうだっ!!」
 ぐりっ、と先ほどまで舌が入っていた場所に指が侵入した。
「あっ、ああっ!?」
「そうだ、そのもう少し先――!」
 丁度男性器の裏側。その辺りに手ごたえを感じ、ティスは一気に指を暴れさせ始める。
「あっ、あっアーッ!?」
 びくりびくり。オルバの性器が痙攣を始める。しかしそれはいつの間にか萎れ、ティスの下着を汚すことも無かった。
『ドライオーガズムなんて初めてだよ、兄さん』
『ああ、良かったな、オルバよ』
 惚けた意識の中で二人は一応の満足を得る。
 そして。
「んじゃ、ここからが」
「……“本番”です」
 悲しそうに、寂しそうに。二人の少女が蠢く。
517この世界に生まれた過ち:2008/05/06(火) 00:56:25 ID:46P0YZz6
4.
 オルバの肉茎の上にティスは自分の股間の割れ目をあてがった。
「我慢できたご褒美。きんもちいいよぉ?」
 言うと同時、背後にデスピニスが回る。
「手伝ってあげます……」
 言いながら中指と薬指でオルバの亀頭を挟み、手のひらでティスの陰部を包みながら
親指の付け根を陰核へと押し付ける。
「ちょ――ンッ」
 逆の手の指を口にねじりこまれ、ティスはそれを舌で愛撫。その間に、ゆっくりとティスの陰唇は押し広げられる。
「ぅうん……」
 唇が開き奥への入り口にあてがわれ、二〜三度前後する。その刺激にティスは腰を逃がすが、後ろからピニスに押さえつけられて上手く逃げられない。股間から伝わる甘い疼きに、ティスは自らの服を
掻き寄せるようにたくし上げた。
「ほら、入りますよ……」
「くぅ……んん……あっ」
 陰唇を押し分け、亀頭が膣の中へと進入した。同時ピニスは親指の付け根でティスの肉芽を刺激し出す。
「ちょ、やぁ! あはぁ!」
 膝立ちになってゆっくり腰を下ろしていたが、突然の刺激に腰をうねらせる。その動きに亀頭が暴れ、鈴口が膣の内部をぐるりぐるりと嘗め回した。
「ダメダメ。もうちょっとゆっくり――!」
「したければご自由に」
 言いながらピニスは、ティスの耳をはみ、片手で胸をまさぐり、残りの手で結合部と陰核を激しく刺激しはじめた。
「ダメダメダメ! あっ――! あぅん……」
 がくがくと膝が振るえて腰が落ちる。膣が収縮し、包皮を剥くように強い圧迫を与えながら竿を飲み込んだ。
「奥まで届いてる? 私も……」
 言うと、シャギアもピニスの後ろについて立派な愛馬を突き入れた。
「はぁん!」
 中腰の状態のままティスに覆いかぶさり、耳元で喘ぐ。
「もっと、突いて下さいっ。激しくっ」
「だめっ、今揺すられたら――ッ」
 ピニスの身体が揺れる。彼女は切なそうに後ろからティスを抱きしめ、ティスもそれにつられて腰を前後しだした。
「っめ! ダメぇ! お腹の裏ゴリゴリ――ッおっきくなってるよぉ!」
「激しく――激しく――ッ!」
 しがみつき、揺すられ、汗が落ちる。
「熱い! 熱いよ! イっちゃ――あ――ああっ出てる……奥で……出て……」
「あうん。ダメ。まだ。抜いちゃ。これからだよ」
「待ってよ。そんな――んっ」
 ピニスに上から押さえつけられるようにされてティスは腰を浮かせることが出来ない。そこへ。
「うわっ、っは!? っ!? んっ」
 下からの力強いピストン運動が始まった。
「そんっなっ。身体っ、浮いちゃう!? っに。それにっ」
 中で出されたばかりだというのに、その硬さは少しも衰えていない。
「もっもう、なんどっ出してもっ硬いままですっ――はぁぁん」
 後ろから激しく突かれながらピニスはティスにしがみ付き、揺れる中で唇を求める。
「むっ無理っ。はあっ、は……んくっ……んはぁ! 中で、ぐちゅぐちゅが、掻きまわってるよぉ!」
「私もっ、でっかいのがっ、はああああん!」
 ピニスの身体が痙攣すると、大きく二度ほど腰を打ちつけ、一度引き抜く。ティスも一度ピストンを止められ膣に入れたまま向きを変えられた。
 向かい合ったティスは脱力するピニスの手をとりキス。胸もあばらの辺りまで押し付けて――。
「――っはぁ!」
 そこでまたシャギアのモノがピニスの中へと進入する。二人は向かい合って抱き合い、揺すられる。
「んっんっんんんっ!!」
「ふむっ、んあっあっああんっ!!」
 一方は強く。激しく。一方は小刻みにテンポ良く。
「ふぁ、あっあっああんっ!」「あああああああっあっあっああん!」
 そして。
「あっあっあああああ」「ああああああああッ」
 強く抱き合い。

『――っああッ!!』

 同時に昇りつめた。
518この世界に生まれた過ち:2008/05/06(火) 00:57:56 ID:46P0YZz6
5.
「結局、デスアーミーにもならなかったね、あの兄弟」
 つまらなそうにティスが言う。その後、何度も揺られ抱かれていたため、服も股間もぐちゃぐちゃだ。
「…………」
 デスピニスは布で身体の液体を拭いながら、それに無言を返す。
「デスピニスの蘇生術でも生き返ることが出来ないって、よっぽどこの世界に嫌われてたんだ」
「……うん」
 頷く。
「だから」
 うん? とティスが問い返す。
「私たちも……」
 全てを否定された者。“過ち”から生まれた者。
 それらも、世界から排除されるのか。
「だから、“肯定”した? たった一つでも一人でも認められれば、世界から許してもらえるって」
 頷く。
 それを見てティスは苦笑いを返した。
「アタイは勝手に生きて……生き抜くけどさ。肯定されてるよ。デスピニスは」
「?」
 笑う。
「デュミナス様に。それに、アタイも、ラリアーも、デスピニスのこと大好きだよ」
 アンタもでしょ? と小突いた。
 ピニスも笑う。
「……うん」
 そうだ。
 私は肯定されている。
 だから、大丈夫。

「私も、みんなのことが大好き」

 二人だけで肯定し合ってた彼らより、ほんの少しだけ広い世界に生きているのだから。

○――
以上です。一回の書き込み程度の分量にするつもりでしたが、
変態兄弟を書いてるのが楽しくなってこの分量です。申し訳ない。

それでは、お目汚し失礼
519名無しさん@ピンキー:2008/05/06(火) 02:17:46 ID:Yu9nlLYK
GJ。いろいろと思うところはあるが兄弟のせいで前半がギャグだwww
520名無しさん@ピンキー:2008/05/06(火) 03:06:53 ID:AM1DOlfS
いかん兄弟がアホすぎるw
521名無しさん@ピンキー:2008/05/06(火) 12:13:18 ID:Os1qnshU
普通に兄弟に萌えてしまった
522名無しさん@ピンキー:2008/05/06(火) 15:16:07 ID:42h6bcgB
バーローw
爆笑したじゃないか!

くっGJだ
523名無しさん@ピンキー:2008/05/06(火) 19:31:42 ID:IJhz7vHK
>>510
サリィとのイベントについてkwsk!!
524名無しさん@ピンキー:2008/05/06(火) 23:06:11 ID:TLlfRavK
>>513
それよりもまたデュオ×アルミサエルを(ry
525名無しさん@ピンキー:2008/05/06(火) 23:48:25 ID:QYC0b1jO
不要!
526名無しさん@ピンキー:2008/05/07(水) 00:21:39 ID:VK1QA0uW
>>524
アルミサエルの発光ミミズみたいな身体がデュオのアナルにぬふぅ、ではなく
あくまでデュオ攻めなのか……なんというチャレンジャー
527名無しさん@ピンキー:2008/05/07(水) 00:57:10 ID:yGwKOqXF
>526
XXだと可愛いんだぞっ…、畜生っ…!!
ごひ兄スレでは好きなカップリングだし、気が向いたら何か書いてみようとは思ってる…!
528名無しさん@ピンキー:2008/05/07(水) 06:42:36 ID:EYUokUur
ごひ兄スレしらねー
529名無しさん@ピンキー:2008/05/07(水) 06:45:18 ID:UWRP9X17
>>527
たしかにあのスレの使徒たちはカワイイな
またあの二人のSS見たいぜ
530名無しさん@ピンキー:2008/05/07(水) 16:33:41 ID:74rd034K
撃ち貫くのみ!( ゜д゜)σ)3゜)
531名無しさん@ピンキー:2008/05/07(水) 18:25:35 ID:qwKBCsIF
以前このスレに投下されたデュオ×アルミサエル-XXの本番ナシSSはエロかった
たしか五飛×妹蘭を執筆した人と同一人物だと思うがまた降臨しないだろうか…
532名無しさん@ピンキー:2008/05/07(水) 18:33:54 ID:EYUokUur
>>531
その人以外は不要ってこと?
533名無しさん@ピンキー:2008/05/07(水) 18:43:17 ID:qwKBCsIF
>>532
いや勝手に変な解釈すんなw

職人は誰であろうとみんな素晴らしいよ
534名無しさん@ピンキー:2008/05/07(水) 18:58:15 ID:odFB4Stv
また来ないかな=その人以外不要
この理論はは何かおかしい
535名無しさん@ピンキー:2008/05/07(水) 19:15:51 ID:74rd034K
(゜д(☆⊂(゜∀゜ )コード麒麟!
536名無しさん@ピンキー:2008/05/07(水) 22:57:34 ID:UWRP9X17
>>531
あれはエロすぎたw
よくあんな文章考えられるよなぁ…
537名無しさん@ピンキー:2008/05/08(木) 01:56:09 ID:EorC1EUQ
本番無しでエロイの?
保管庫にあったっけ?
538名無しさん@ピンキー:2008/05/08(木) 03:07:40 ID:EorC1EUQ
すまん自己解決した。本番なかったのに今気付いたぜ。
っていうか、これナタクの書いた人と一緒だったのか。今知った。
539名無しさん@ピンキー:2008/05/08(木) 13:32:38 ID:iPwxiSfG
使徒とコミュニケーション
雨に打たれながら
色あせない熱い想い
身体中で伝えたいよトゥナイト
540名無しさん@ピンキー:2008/05/08(木) 23:49:14 ID:9sEkBP6X
五飛スレ設定のSSがあるのにトロワスレ設定のSSが無いという始末
541名無しさん@ピンキー:2008/05/09(金) 00:01:05 ID:K8/6567s
どちらも知らね( ゜∀゜)カエレ
542名無しさん@ピンキー:2008/05/09(金) 00:06:06 ID:s7PKgvHj
オットースレ設定のSSは?
543名無しさん@ピンキー:2008/05/09(金) 00:12:57 ID:osQdUcUh
どこのスレか知らないけど、設定とか分からない人はどうすればいいか対処法を教えてくれ
544名無しさん@ピンキー:2008/05/09(金) 00:34:27 ID:DY2L3Nmc
>>543
スルー
545名無しさん@ピンキー:2008/05/09(金) 05:47:23 ID:6mYi4ShF
>>543
設定が解らない程度で尻込みするようでは一人前の変態紳士には成れないぞ

俺は普通にスルーするけどな!
546名無しさん@ピンキー:2008/05/09(金) 06:48:01 ID:/Ta0prwS
知らない=帰れ!なんて自分勝手な考えじゃあ職人はいつまでたっても来てくれないぞ
俺らにできるのは期待して待つ事だけだ


…とりあえずトロワスレと五飛スレがどこにあるのか知らないから教えてくれorz
547名無しさん@ピンキー:2008/05/09(金) 07:13:46 ID:6mYi4ShF
>>546
トロワスレは旧シャア板を「トロワ」で検索
五飛スレはロボットゲー板を「ごひ」で検索
548名無しさん@ピンキー:2008/05/09(金) 08:59:27 ID:4u5OEIfQ
>>547
板から違うのかよ
549名無しさん@ピンキー:2008/05/09(金) 09:18:48 ID:T+pQxg+K
板の違いなど些細なものに過ぎん
むしろスパロボ的にはほとんど差がないだろ
550名無しさん@ピンキー:2008/05/09(金) 14:25:53 ID:osQdUcUh
五飛スレはまだしもトロワスレはWキャラばかりじゃないの?
ガンダムスレでやるべきだと思います
551名無しさん@ピンキー:2008/05/09(金) 16:27:43 ID:T+pQxg+K
Wだけじゃないな
でもどの道Gジェネギャザビどまりだからガンダムスレかも知れんな
552名無しさん@ピンキー:2008/05/10(土) 01:37:07 ID:XRJDh3vk
他版権のキャラがサブキャラとして関ってくるならこのスレに投下するのがいいかも知れない
553名無しさん@ピンキー:2008/05/10(土) 18:17:54 ID:4sSEcumk
早漏で空気読めないオレが投下しにきましたよ

注意:まだ発売していない作品の話(無限のフロンティア)
   書いた人はエロ苦手。
   

↓ではドゾー
554名無しさん@ピンキー:2008/05/10(土) 18:20:16 ID:4sSEcumk
「離れろ」
「断る」
「……」

 緊迫した空気が室内を支配している。
 現在ハーケンが不利。自室で寛いでいたところをいきなり不意打ちでは幾ら彼でも対処に間に合わなかった。
 自慢の武器を取る暇もなく、大きな鋼の腕に取り押さえられてしまった。
 破壊された壁の向こうでは、一人の少女が扇子を持ち腰を振って舞っている。
 一見、見事な舞ではあるが、少女が舞う意味を知っているハーケンは眉間にしわを寄せる。
 その舞に合わせ、ハーケンを押さえていた”戦術からくり”と呼ばれる人型機動兵器”邪鬼銃王(ジャキガンオー)”が動く。
 ハーケンは成す術もなく両腕を後ろに回されて縄で痛みを感じるほど絞められた。
 この時点で自由を奪われた。それを確認し、邪鬼銃王を穴が開いている壁の前に立たせて舞うのをやめた。

「何する、いいからこの縄を解けよ」
「断ると言っておるのが聞こえんか?」
「おいお前、何が目的だ? 何でこんな事……」
「何故? わからぬのか、あれだけ妾に聞かせておいて」
「聞かせ……俺が何を聞かせたって?」

 とにかくこの状況を打開する為に、埃の中から現れた少女にやや怒声を聞かせ問うハーケン。
 しかし少女は扇子を畳み微笑む。その笑みはかなり妖しいものを感じさせた。
 恐らく目の前の少女と同年代くらいの子で、こんな笑みを浮かべるものはあまりいないであろうと思わせるほどだ。
 こいつは何か企んでいる、とハーケンは確信した。と言うより、何の意味もなく壁を破壊するわけもないし。
 何か意味深な事を言った少女に困惑の表情を浮かべたハーケンを見下ろしつつ、少女は徐に彼の脚を左右に開いてその間に入った。
 ますます戸惑うハーケン。何をされるのか僅かに読めてきた。
 だからこそ体を左右にじたばたと揺らして抵抗するが、少女は手馴れた手つきでハーケンのズボンを下着ごと膝まで一気に脱がす。
 いきなり素肌が露出してハーケンの体が震える。

「ほうほう、少し反応しておるなぁ……なんだ、妾でよからぬ妄想でもしていたのか?」
「うるさい」
「ふふ……体は正直だと言うのに。妾は正直な者の方が好み……」
「惚れられても困るんだぜ。いいから、早く元に戻してくれ」

 ハーケンの脚の間でうつ伏せになり、既に半覚醒状態のペニスに少女は顔を近づける。
 そして自分のおでこから生えている突起物で軽く突いてみる。
 そう、少女は人間ではない。
 少女の名前は錫華姫。鬼一族の舞姫で、神夜姫のお目付け役である。
 そんな鬼の一族の錫華姫にも当然角は生えている。今ハーケンのペニスを突いたりしているのは彼女の角。
 錫華姫は突くのをやめ、角の表面をペニスに摺り寄せながら顔を近づけていった。

「更に硬くなっておる。本体もこれくらい素直ならばよいのだが……」
「うぅっ」
555名無しさん@ピンキー:2008/05/10(土) 18:21:08 ID:4sSEcumk

 ハーケンの体が震えた。
 亀頭の先端に生暖かい感触が伝わり、思わず声を漏らす。
 すぐに声を押し殺したが、ハーケンの顔を見上げニヤリと笑う錫華姫を見るあたりバッチリ聞こえていた。
 錫華姫は肉棒の先端に軽い口付けを繰り返している。
 ハーケンは上体を起こした。両手が使えない以上何も出来ないが、ただ寝ているよりはマシだと思ったから。

「ちゅぅッ……角が刺さらぬよう気をつけよ……んッ」
「……ッ……ぅッ」

 起き上がったハーケンを愉快そうに微笑んで、肉棒を舐め上げた。
 柔らかく生暖かいものがペニスを這い回る。
 先端、裏側、更には袋と舐め動いていく小さな舌。
 しかも外見が幼い少女に舐められているというのに、ハーケンは妙な興奮を覚えた。

「くっ……」
「んちゅ……ふぅ、気持ちよいのか、声が出ておるぞ? 我慢しなくとも、出したければ出せばよかろう?」
「……っ」
「まぁ、そのような態度も妾的には面白くてよい……んッ……」

 ハーケンの返事を聞かずに、錫華姫は行為を再開させる。
 右手の人差し指で亀頭の先端に触れ、上を向かせる。
 ペニスをなぞっていた舌が根元まで下がり、再び竿に上っていく。
 舌は亀頭の裏側へと進み、一度肉棒から離れ再び軽い口付けをした。

「やはり危ない……寝ておれ」
「うおっ!」

 ハーケンのペニスを攻めていた時も、角が刺さらないか微妙に気になっていた錫華姫。
 彼の胸を片手で押すと、快感で脱力していたせいでハーケンは簡単に倒れこんだ。
 錫華姫は再び扇子を広げ華麗に舞い踊り、邪鬼銃王が動き出す。
 舞が終わると、邪鬼銃王はハーケンの両腕を一の字のように左右に伸ばし掴んだまま停止する。
 ハーケンを見下ろしながら、踊り子のような露出度が高い服の下半身部分に手をかけた。
 そしてゆっくりと脱いでいく。男を誘うかのように腰をくねらせながら。
 そこ等辺に服を脱ぎ捨て、下半身だけ裸となった錫華姫。
 跨ぐように脚を開き、ニヤニヤ笑いながらハーケンを見下ろしながら縦筋しかない秘所に指を近づけた。

「妾も、もうこのようになってしまって……んッ、ぁ、どうした見ないのか? これからこの肉の塊が入るというのに」

 少し指をなぞっただけで、秘所からは愛液が滴り落ちる。
 その愛液はペニスの上に落ち、愛液でコーティングしていく。
 そして錫華姫はゆっくりと腰を下ろし、ペニスを片手で掴み秘所にあてがう。
 ペニスのサイズ的に入りそうにない。
 ハーケンは「やめろ」と言うが、そんな事で錫華姫がやめるならとっくに解放されている。

「ではゆくぞ……んッ、くッ……」
556名無しさん@ピンキー:2008/05/10(土) 18:21:44 ID:4sSEcumk

 太いモノを受け入れ始めた。
 皮肉を割り、徐々にだが確実に、ハーケンのペニスが錫華姫の膣内に埋まっていく。
 ペニスが奥へと進む度に、錫華姫は眉をひそめ、嬌声と言うより痛みを感じさせる声を漏らす。

「んッぅぅッ……ほ、ほら……は、入ったであろう? くっ……ん」
「ッ――む、むりするな」
「む、むりなど……しては……くぅぅッ」

 脚の力が抜け、一気にペニスの根元近くまで受け入れ、錫華姫は声をあげてハーケンに体を預ける。
 瞳に大粒の涙を溜め、体を震わせながら辛そうにハーケンに抱きつく錫華姫の姿は、外見年齢どおりの女の子を思わせる。
 錫華姫にとっては膣内を満遍なく満たされている状態なので、辛いのも当然だろう。
 邪鬼銃王に掴まれて腕が動かないから、ハーケンは自分からペニスを抜いてやることも出来ない。
 とりあえず試しに、ハーケンは腰を突き上げてみた。

「きゃぅッ!」

 犬みたいな声を上げて、錫華姫の体が僅かに揺れる。
 ハーケンの服を掴んでいた手の力も強くなり、泣き声が混じったうなり声を上げている。

「やっぱり無理してるだろ」
「……し、しかたないだろう……ッ、永く、このようなこと……ひあぁッ!」

 ハーケンの問いに本音で語る錫華姫。
 そして再び下から突き上げられ、錫華姫は驚きの声を上げる。
 しかも今回は1往復ではなく、何往復も突き上げてきた。
 何度も何度も膣内の最奥を刺激され、ハーケンに身を預けたまま錫華姫は嬌声を上げた。

「あぐッ、ひぁッ、な、なにをッ……ッ!」
「なにをはないだろ? 久しぶりだって言うから手伝ってやってるんだぜ?」
「お、おまえ、さっきまで、んあぁッ、んッ!」

 先程まで嫌がっていたハーケンの態度が一変し、錫華姫は驚きを隠せない。
 挿入までされてしまった以上、限界近くまで覚醒したペニスを自慰で鎮めるよりは錫華姫と最後までしたほうがいい。
 それにさっさと終わらせて明日に備えて眠りたい、というのがハーケンの考え。
 ある意味、男の本能のまま錫華姫を攻めている。
 ひたすらペニスを締め付ける膣内は、かなりの快感をハーケンに送る。
 すぐにでも達してしまいそうだが、達するのが早すぎたら錫華姫に「早漏」などと言われそうだから少し我慢していた。

「ッ……少しは動いたらどうだい?」
「んッくッ……ぁッ、ひッ、あぅ……ッ!」

 ハーケンの問いに答えない錫華姫。いや、答えることが出来ないのか。
 やれやれと思いながら、力を入れスッと邪鬼銃王の手から腕を引き抜く。
 そして即座に起き上がり、胡坐をかいて錫華姫を抱きしめた。
 停止したままの邪鬼銃王を見ながら、どうやって抜け出したのか、と錫華姫は驚いている。

「ッ、いつから……んッ」
「ちょっと前から。次からは、もう少しきつめに掴ませるんだな」
「捕らえられたフリを……」
「途中までマジだったけどな。怒ったかい?」
「いや……こういった、事も、なかなか面白くて、良いぞ?」
「あぁそうかい」

 いつの間にか立場が逆転しているというのに、錫華姫は楽しそうに笑っている。
 まぁ逆レイプという手段を使わずとも、自分の性欲が満たさればそれでいいのだろう。
 絶え絶えな声だが普通にハーケンと会話をしているあたり、ペニスが自分の中に入っている感触にも慣れてきた様子。
 そして、胡坐をかいた上に座る様にしてペニスを咥え込み、最初はゆっくり、徐々に荒々しく腰を降り始める。
557名無しさん@ピンキー:2008/05/10(土) 18:22:25 ID:4sSEcumk

「あんッ、あッ、みた、されてッ、んぅッ……ッ!」

 首に手を回して、腰を振りながら可愛らしい喘いでいる。
 錫華姫が動く度に、結合部から愛液が飛び、卑猥な水音を聞かせる。
 長く蒼い髪は乱れ、だらしなく開かれた錫華姫の口の端からは唾液が一筋流れている。
 金色の瞳を潤ませ、錫華姫は甘えたような声を出してキスを強請る。
 角に気をつけて、ハーケンはそれに応えて錫華姫と唇を重ねた。

「んッ、んッ、んんッ、はぁ、んンッ!?」

 呼吸が少し苦しくなるほど、お互い貪るように舌を絡ませる。
 その中で、ハーケンは片手を錫華姫の角へ伸ばす。
 ギュッと彼女の角を握ると、錫華姫は驚き唇を離した。

「あッ、んッ、お、おいッ、どこを握って、んやぁッ!」
「その反応、なかなか可愛くて、面白いぜ」

 敏感な部分を刺激され、膣内はペニスを更に締め付ける。
 ハーケンは微笑みながら、錫華姫の角をしごき、まるでペニスのように扱う。
 彼の手の動きは単にしごくだけではなく、二本の指で摘んだりと多少の変化も見せている。
 その刺激に思わず動きを止め、声を漏らし、身を震わせながら耐えている錫華姫。
 動きを止め、ハーケンはしばらく彼女の角攻めをしていたが、徐に角から手を放すと錫華姫を寝かしその上に体を覆い被せた。
 そして、正常位となり再び腰を動かし始める。

「ぁぁッ、あッ、ぁんッ!」

 激しいペニスの出し入れ。ジュプジュプと再び結合部から水音が鳴り響く。
 嬌声を漏らしながら、腕を伸ばし、瞳を潤ませる。
 すでに言葉は殆ど出ず、喘ぎながらハーケンに何かを求めた。
 さっきも強請られたので、彼女が要求しているものはすぐに分かった。

「んん……んぁッ、んッ、ンっ……ッッ!!」

 唇を重ね、お互いの唾液を交換し合う。
 錫華姫の両手がハーケンの背中に回り、2人はより密着していた。
 上半身は服を着ているものの、錫華姫はほぼ裸に近いので、ハーケンの服が素肌に擦れて気持ちがいい。
 ハーケンの手が角に伸び再びギュッと摘まれ、錫華姫の中で絶頂感が一気に押し寄せる。
 それとほぼ同時に、ハーケンも自身の限界を感じていた。
558名無しさん@ピンキー:2008/05/10(土) 18:23:19 ID:4sSEcumk

「んッ、んはぁッ、も、もう、達してッ、しまいそ……ぁぁッ!」
「き、奇遇だな、おれもだぜ……ッ!」
「な、ならば、わらわと、共に達して、ぁッ、アァッ、んぁあ゛ああぁぁーーッ!!」
「っ!」

 肌がぶつかり合う音のリズムが速くなる。
 絶頂を予感し、ハーケンはより一層速く激しくペニスを打ち付けた。
 そして、2人は抱き合いながらほぼ同時に絶頂を迎えた。
 僅かに錫華姫の絶頂のほうが早く、ペニスを今まで以上に締め付けられてハーケンも彼女の最奥で果てた。
 錫華姫は何度も体を痙攣し、自分の中に注がれ満たしてく熱いものを感じ、自然と笑みを浮かべている。
 彼女の膣内を汚していく濃い精液は、結合部から溢れ出しベッドをも汚した。
 永遠に続くんじゃないかと思わせる絶頂感が徐々に薄れていく……
 息を切らしながら、2人は見つめあった。

「ハァ、ハァ、こ、こんなに……溜まっておった、のか?」
「まぁな、お前ほどじゃないと、思うが」
「ふふ、ならば、まだまだ、いけるであろう?」
「え……おわっ!!」

 錫華姫が妖しく微笑んだ直後、不意に背後の邪鬼銃王が動き出し、ハーケンを取り押さえた。
 そのまま力強く寝かされ、痛みを感じるほど両手を掴まれる。
 そして体の上に錫華姫が乗ってきた、その手に例の扇子を持ちながら。

「次は、妾が汝を攻め犯してやろうぞ、邪鬼銃王と共にな♪ 今宵は、眠れると、思うでないぞ?」
「ちょっ、待っ、えぇっ邪鬼銃っておま! 少しは休ませ、あぁーー!!」

 こうしてハーケンの夜は始まったのだった。



「神夜に続き新たなネタげぇっとぉ♪」

 更に、ハーケンと錫華姫と邪鬼銃王の光景を少しだけ開かれた扉からこっそりと見て、楽しそうに笑っている狐がいた。


【終わり】
559名無しさん@ピンキー:2008/05/10(土) 18:28:00 ID:4sSEcumk
鬼姫かわいいよ邪鬼銃王おおああああああ(*´Д`)ハァハァ
乳牛姫もかわいいよおおおぁああああ(*´Д`)ハァハァハァハァ

ごめん、これじゃただの変態だわ(´・ω・`)
560名無しさん@ピンキー:2008/05/11(日) 00:08:43 ID:ZIlgP1jb
アイビス陵辱でも書くだけは書いてみっかー
需要ないならお蔵入り
561名無しさん@ピンキー:2008/05/11(日) 00:10:03 ID:CHUHKAUb
>>560
書く気ないんなら書くな
需要が〜とか聞くヤツは大抵書く気のないヤツ
562名無しさん@ピンキー:2008/05/11(日) 00:10:52 ID:GRGb1J/7
>>560
誘い受けなど不要
563名無しさん@ピンキー:2008/05/11(日) 00:25:34 ID:ZIlgP1jb
あららすんまそん
564名無しさん@ピンキー:2008/05/11(日) 00:33:08 ID:CHUHKAUb
>>559
GJ

大儀であった
565名無しさん@ピンキー:2008/05/11(日) 01:54:22 ID:N9GNbwAu
>>559
乙です
いゃあムゲフロ楽しみになってきたw
566名無しさん@ピンキー:2008/05/11(日) 13:43:38 ID:H+U7MhKB
キラ准将×ティファ希望
567名無しさん@ピンキー:2008/05/11(日) 22:31:14 ID:n1wfDcpV
失せろラクソズ厨
568名無しさん@ピンキー:2008/05/11(日) 22:36:17 ID:I/fJ2pp7
神夜×錫華姫希望
569名無しさん@ピンキー:2008/05/11(日) 23:27:40 ID:N9GNbwAu
ラミア×隼人が読みたいのは俺だけか
570名無しさん@ピンキー:2008/05/11(日) 23:37:11 ID:qEYFsiH5
南極にすでにある
571名無しさん@ピンキー:2008/05/11(日) 23:37:55 ID:I/fJ2pp7
アシェン×ラミア
572名無しさん@ピンキー:2008/05/11(日) 23:40:42 ID:cxfLMjiU
>>569
お前一人にいいカッコはさせないぜ!

消費すれども供給しない立場の人間だからあんま要求したくないけど、ね。
573名無しさん@ピンキー:2008/05/12(月) 01:43:06 ID:2LNykLC5
俺はアクラミ派

アクセルにハナッから惚れてたのに人形だってんで相手にされなかったラミアが
「ひょっとして俺の恋人?」
「どうして…どうして今更そんなことを仰るのですか!」
みたいなところから色々あってほしいだよ
574名無しさん@ピンキー:2008/05/12(月) 09:30:13 ID:qQa5XjVN
俺もアクラミ好きだ
南極に2〜3本あったね
575名無しさん@ピンキー:2008/05/12(月) 11:36:51 ID:CI6ET6va
>>567
ロボゲ板のキラ准将にムカつくクロスオーバーをさせたやつが神スレをみるんだ
576名無しさん@ピンキー:2008/05/12(月) 13:17:09 ID:GeAAwW+B
希望ばっかりだな。
ひょっとして職人には投下しにくい状況なんじゃないか?
577名無しさん@ピンキー:2008/05/12(月) 13:55:48 ID:nH3nhEsH
>>576
いつもこんなもんじゃね
578名無しさん@ピンキー:2008/05/12(月) 14:00:10 ID:kv+t0Y5X
そんな中俺は>>559にGJをする
579名無しさん@ピンキー:2008/05/12(月) 19:24:31 ID:lU6y5z8X
>>576
何か上手く言えないけどそんな感じがするな。
消費側の希望に沿う物じゃないと投下しちゃいけないって言うか、そんな空気が…
580名無しさん@ピンキー:2008/05/12(月) 19:42:20 ID:c3CUUGMZ
んなもん度胸がないだけじゃん
投下したきゃすりゃあいいだろ
581名無しさん@ピンキー:2008/05/12(月) 19:50:21 ID:K9wexeam
南極にある南極にあると言ってぇ、

なんだかジョッシュの家が妖しい本屋みたいじゃないか。
582名無しさん@ピンキー:2008/05/12(月) 22:44:50 ID:Y+cYrJsv
そろそろベガさん×ケーンが見たい
583名無しさん@ピンキー:2008/05/13(火) 00:45:59 ID:fgqj3aOS
>>580
度胸と書き手の力とか作品の質はまったく関係しないと思うけどな。
ここがそうだとはいわないけど、俺を楽しませろって態度でいられたら誰だって困ると思う。

考えてみれば、「度胸がないだけ」で作品が投下されなくても、困るのは別に職人じゃないのか。
584名無しさん@ピンキー:2008/05/13(火) 01:04:52 ID:o/0CZqQF
せっかく書いた物がお蔵入りになるのは困るというか微妙なとこなんじゃないか?
他に投下できる場があるならそっちにって事で済むんだろうけど
585名無しさん@ピンキー:2008/05/13(火) 01:16:19 ID:n7IycK4h
>>581
助手の家ワロタwww
586名無しさん@ピンキー:2008/05/13(火) 03:26:45 ID:IHBIhcfq
>>584
だね。お蔵入りは「残念」だとおもうな。
587名無しさん@ピンキー:2008/05/13(火) 07:46:40 ID:LSJJUVrW
ムゲフロ別スレ立ってるんだけどどっちに投下すればいいんだ?
588名無しさん@ピンキー:2008/05/13(火) 12:20:09 ID:IHBIhcfq
>>587
向こうを見る限り、こっちでやった方が職人さん的にもいいんじゃない?
スパロボと名がつく以上、住人はwktkして待つのみですよ。
589名無しさん@ピンキー:2008/05/13(火) 18:36:42 ID:zWnVA7a9
そもそもなんで別スレがたったの?ゲーム内容が違うにしろ、タイトルにスパロボって入っているんだから
このスレだけで十分だと思うんだけど。
590名無しさん@ピンキー:2008/05/13(火) 20:54:15 ID:4dQHBXg1
暫く様子みればいいんじゃね?
需要と供給が無ければ消えるんだし。
591名無しさん@ピンキー:2008/05/13(火) 23:23:39 ID:YSHkeWZV
>>589
基地外が自分の思い通りにならないからって立てたスレだから気にするな


エクセレン×ハーケンマダー?
592名無しさん@ピンキー:2008/05/14(水) 00:04:47 ID:AWdbI0NU
実をいえばアイビス陵辱がどうの需要がどうのいってたもんですが、
やっぱりお蔵入りは寂しいので投下させていただきますは。

鬼畜陵辱モノですが、無駄なまでに非エロパートが長いので、
いらんという方は、よしんばお読みいただける場合でもどんどん飛ばしてください。
では。
593飛ぶ夢はもう見なくてもいい※(陵辱注意):2008/05/14(水) 00:06:16 ID:AWdbI0NU
 他の例に漏れずラグランジュ・ポイント上に位置するロンデニオン・コロニーの人工重力は、
地球の、まるで精神をも大地に釘付けにさせるかのような強烈な引力に比べると、冗談のように緩やかで機械的だった。
 αナンバーズが、ふたたび無重力の感覚に体を慣らす数瞬の間もなく突入することとなったロンデニオン攻防戦は、
妖花ラフレシアの撃沈と敵旗艦ザムズ・ガルの撤退をもって、ひとまずの決着を見た。つい一時間と少し前には、
このコロニーのすぐ近くまでその大量殺戮兵器が迫り来ていたにもかかわらず、燃料効率と環境の最適化に伴い、
生活に必要なエネルギーの約九割を自給自足出来るまでに至ったコロニーの内部は静穏そのものである。
 地球出身の若者たちにとって、このほとんど無駄のないエネルギーに支えられた小さな世界は実に、
退屈そのものに過ぎないのだと聞く。効率的にも環境的にも良くない化石燃料を爆発させて吹き上がるエンジンも、
そのエンジンが悲鳴を上げて駆けのぼるほどの悪路もない。人類が宇宙に進出して既に二世紀近くが経とうとしている。
宇宙生まれの宇宙育ち、いわゆるスペース・ノイドの大多数にとって、旧時代的な化石燃料など既に歴史上の遺物である。
加えて娯楽は過分なまでに完備され、すでに溶け込んでいる。不純物の入り混じった燃料に頼る必要がない社会においては、
時折の例外を除けば、自然に生まれ循環するエネルギーシステムに不満が生まれようはずもなかった。
 コロニーは常に清浄で、閑寂としている。その閑寂とした、感冒ウイルスさえ棲まない空気に伝わる哄笑や最新のポップスは、
静謐な空気に弾けて大げさに残響する。足のよすがは何層にも重ねられた金属の上に敷き詰められた土と石であるが、
そのことを意識して生活を送っている者など皆無に等しかった。緑も岩壁も実に良く出来ている。
出来すぎていると思われるほどのそれらは、しかしコロニーの人たちにとって紛れもなく「自然」の形態であり、
居住区を形作る壁やガラスとは、明らかに隔絶されたものであった。
 地球に比べればずっと清浄な空気に、しかし、アイビス・ダグラスは自分の体が喜んでいるようにはいまいち感じられなかった。
過去の因縁を退け、続けざま首の皮一枚の戦闘を終えて、ようやく心落ち着ける時間がやってきたことを嬉しくは思っていても、
コロニーの風景はどこか据わりの悪い心地がした。
 「作業スタッフの補充、――え、四人もですか?」
 「ブライト艦長からのお達しだ。今回の人員補充な、ロンデニオンの整備上がりで腕は確からしいんだが、当然というか
何というか、とにかく、ほとんどMS一本槍で応用が効かなくてなあ。まあ、そのままMSの整備員として使うようなのは、
アストナージが現場で一斉に指導するそうだから問題はないらしいが、とはいえこの先、
特機専門のメカニックを育てないわけにもいかん。その点、そちらの搭載機には奇抜、というか、特殊なのが多いだろう。
いっそ海賊流に面倒を見てもらったらどうかと笑っていたところが、なあ、つい、トントンと決まってしまった」
 待機要員の交代までにはだいぶ間があったものの、どうにも身を持て余したアイビスは、
いたたまれずドッグ内のマザー・バンガードに戻ってきてしまった。すると格納庫近くのヴィジホーンの前で、
パートナーのツグミ・タカクラにかち合った。ツグミは画面越しの男性の話を苦々しい顔で受けていた。
 「まあ、頼むよ。もちろん、もともと整備スタッフではない君にどうこうしてくれと言ってるわけじゃない。
それに、アルテリオンの整備に専門のスタッフがいればと君もいってたろう。いい機会になると思うんだけどね」
 「はあ」
 ツグミはそこでアイビスの視線に気付いたが、ヴィジホーン越しなので大っぴらに手を振ることも出来ず、
ただ一瞬だけそちらに目をやった。
 「二時間もすれば、彼らの渡航手続きも終わるだろう。歓迎してやってくれよ」
 そういうと、男の笑顔はぶつりと消えた。ツグミがはっと息を吐いて、やっとアイビスのほうに体を向ける。
 「どうしたの、アイビス。折角の休暇にこんなところにいちゃ、息が詰まるわよ」
 ツグミはそう言うと地面を軽く蹴って、一気に、アイビスの目前まで距離を詰めてきた。
ドッグ内の重力制御は居住区ほどに強く設定されていない。空気が動いて、一瞬のち、香水の甘い匂いがした。
594飛ぶ夢はもう見なくてもいい※(陵辱注意):2008/05/14(水) 00:07:05 ID:AWdbI0NU
 「どうもね。肌に合わないんだ、景色が」
 「あら、ロンデニオンは歴史あるコロニーよ。有名なケーキショップも多いって言うし、
てっきりあなたの気に入ると思ってたんだけど」
 「――うん。ずっと地球にいたからかな、体が慣れてないのかもしれない。ここの方が落ち着くんだ」
 「そう」
 ツグミは、もう得心がいったというふうに微笑んで呟いた。
 「本当は、イルイと街を歩こうかとも思ってたんだけど」
 「――そうね。あの子もやっとみんなと打ち解けて、今や艦内のアイドルみたいになっちゃったけど」
 「うん。よかった、本当に」
 アイビスは、首から下げたペンダントを撫でながら、穏やかに笑った。それまでの彼女には失われていた表情であることに、
パートナーであるツグミは驚きながらも見入った。
 アイビスも少しずつ鎖を解き始めている。高機動マニューバー・GRaMXsのテスト事故を境に、
自分を負け犬と称し、人の優しさを疑い、アルテリオンのパイロットになってからは、
命を投げ捨てるかのような無鉄砲さと死への恐怖との板挟みに常に怯えていたアイビスが、あのイルイとの邂逅以来、
戸惑いながらも再び情愛に満ちた人間に戻りたいと願い始めたことをツグミは知っていた。
そうしてそれは今や確固たるひとつの形を持ち始めていた。一人で立ち上がれるほどに強くなかった彼女が、
敢えて一人で立っているように見せることで、間接的に他人の同情を買おうとしていたことに、ツグミ自身、
プロジェクトTDのチームメンバーとして、そして他ならぬ彼女のパートナーとして責任と怒りとをない交ぜに感じていたことは
紛れもない事実であったが、それも、今となっては過去の話になったのだ。
 「スレイ、大丈夫かな」
 アイビスは、ドッグ内カメラの映像を写したディスプレイ越しに、
物資の積み込まれていくマザー・バンガードの青い船体を見ながらいった。
その青は、戦闘尽くめだったこの数日の間にあって、もっとも鮮烈に刻まれたであろう緋色の機体の更に奥、
コクピットの中からこちらを睨みつけるかつての憧れのイメージに重なったのかもしれなかった。
 スレイ・プレスティ。TD内で屈指の実力を誇った彼女は、予定外に組み込まれた初の実戦にも臆すことなく、
AI部隊を軽やかに掃討して見せた。その姿を見て、まるでアステロイドを突き進む彗星のようだと誰かがいった。
その後の事故の悪夢からついに立ち直れず、逃げるようにプロジェクトを去ったアイビスにとって、緋色の彗星はいつまでも、
記憶を突き抜ける憧れの存在に過ぎないはずだった。
 「――あのスレイが、そう簡単に諦めるとは思えないわ」
 そういい切るツグミには、スレイの強さが充分すぎるほどに分かっていた。彼女はアイビスの憧れであると同時に、
またチームTDにとっての希望の星でもあった。誰もがプロジェクトの代表はスレイであると信じて疑わなかった。
それほどまでにスレイは優秀なパイロットだった。
 その彼女が、今はアイビスに一方的な敵意を向けている。弾みの出来事とはいえ、TDの技術の結集であるアルテリオンに
アイビスが搭乗しているという現実は、スレイにとって耐え難い皮肉としか捉えようのないものだったろう。
《負け犬め!》と彼女は言い放った。アイビスはその瞬間に憧れから突き放され、
それどころか命までも狙われることになってしまった。憧れに銃を突きつけられる苦しみ。
それは、かつて一度夢を捨てたアイビスにとって、もっとも忘れがたい苦渋の記憶の追体験でもあった。事故の入院から帰ったその夜、
チーフとして体の具合を聞きに部屋を訪れたツグミの胸に飛び込み、夢があたしを殺しに来るといってアイビスは泣いた。
スレイに相対するたび、手元が震えて操縦すらまともに出来なくなってしまうアイビスをその都度なんとか奮い立たせながらも、
ツグミは自分の残酷な言葉に心がじくじくと膿むような気がした。
595飛ぶ夢はもう見なくてもいい※(陵辱注意):2008/05/14(水) 00:07:44 ID:AWdbI0NU
 αナンバーズが宇宙に上がる直前、スレイは単機、アルテリオンの兄弟機であるベガリオンを駆ってGアイランドシティを襲撃した。
アイビスはそれに情愛と覚悟をもって立ち向かった。かつて乗り越えられなかった恐怖に打ち克つ、そう宣言して殿を買って出た。
αナンバーズの戦艦は次々と宇宙に上がり、アイビスの覚悟を汲んだ。その鬼気迫る意志によるものかどうかは疑わしいが、
ついには突如姿を現した三体の怪物、クストースさえも姿を消した。胸元にはイルイのペンダントが光っていた。
滝のように流れる汗を拭うこともなく、ただ眼前のベガリオンに注がれるアイビスの瞳には、静かな炎がたぎっていた。
 ツグミはその炎に賭けた。TDの最高責任者であったフィリオが、最後までプロジェクト代表の選出を渋っていた理由が、
ひょっとしたら垣間見られるかもしれないという興味も働いた。何より、ここでアイビスと一緒に心中するよりは、
一縷の可能性に賭けるべきだとツグミもまた覚悟した。その結果、アルテリオンはようやく本来のスペックを発揮し、
またアイビスも過去を振り切り、GRaMXsの成功でもってその払拭を証明して見せたのだった。
 アイビスとアルテリオンの全霊を受けたベガリオンは、黒煙を上げつつもGアイランドシティから飛び去っていった。
あのままでは長く飛べたはずもない。スレイはどうなっただろうかと、アイビスはそれが気がかりだった。
アイビスが憧れと恐怖以外の感情をスレイに向けたのは、これが初めてのことだったかもしれない。
 「まあ、何にせよ、このところ疲れることが多すぎたわ。アイビス、することがないんだったら、自室での休憩を提案するけど?」
 「うん、そうだね。ツグミはどうするの?」
 「私は、――聞いてたでしょ、新しい作業スタッフとの顔合わせ。ひょっとすると、その中の誰かに
アルテリオンの整備を任せることになるかもしれないものね」
 「そっか。――無理しないでね。夜はどうせあたしが待機に回るから、アルテリオンのことならいくらかは引き継げるし」
 「そうね。その時はお願いするかもしれないわ」
 ツグミはそう笑ってから、格納庫に踵を返した。アイビスはほっと息を吐いて、確かに休まっていない自分の心身を労わるために、
つかの間の仮眠を取ろうと決めて自室へと足を向けた。
 ツグミからのコールで目が覚めた。部屋の電気は点けっ放しで、いつ眠りについたのかさえ判然としない。
もたげた頭がひどくふらふらした。思った以上に疲れていたようだと今さらに自覚して、アイビスはツグミに苦笑いを向けた。
 「ごめんなさい、まだ眠ってたのね。あ、別に急ぎの用じゃないの。明日でも全然構わないから、今は体を休めて」
 待機要員と言っても、コロニーのドッグ内である。いつでも出撃できるようにという体裁こそあるが、敵が直接、
居住区域であるコロニーを狙って来ることはほとんどないと言っていい。最悪でも艦内にいてもらえれば、
眠っていようが何だろうが構わないというのが慣例になっていた。
ツグミもそれを承知していたのですぐにコールを落とそうとしたが、他ならぬアイビス自身がそれを制した。
 「――ううん、ちょっと、急に深く眠りすぎたみたい。頭もすっきりさせたいから、行くよ。万が一の時に、
こんなんじゃ戦えないから」
 そういって自分から通信を着ると、アイビスはジャケットを羽織って立ち上がった。立ち上がると余計に頭が重い。
顔を乱雑に洗って、気合を入れる。頑張れアイビス、今は心配しても仕方のないことばかりだ、と、
以前にはなかった前向きな腹のくくり方が妙におかしくて、自分の変わりように笑ってしまった。
 (ツグミだって心配してくれてる。今まで散々迷惑をかけたんだから、少しずつでも返していかなきゃ)
 部屋を出て、真っ直ぐに格納庫へと向かう。夜中は最低限の人員で取り回しているということもあって、
途中で誰かに会うことはなかった。夜の静かな艦内に銀色のジャケットがはためく。
照明にあたるたび、乱反射した光がすっと横切っていく。
 ――アイビス、流星はね、夜を切り裂いて飛ぶんだ。
 まだチームTDに籍を置いていた頃、そして、あの事故を起こして部屋で塞ぎこんでいた夜、最高責任者であり、
あのスレイの兄でもあった、フィリオ・プレスティが扉越しにそういったことを、アイビスはふと思い出した。
596飛ぶ夢はもう見なくてもいい※(陵辱注意):2008/05/14(水) 00:08:37 ID:AWdbI0NU
 あれは励ましだったのだろうか。結局、その声に応える言葉もないまま、アイビスはチームから、そしてDCから脱退した。
 当座の貯金を切り崩すことで飢えをしのいでいたところに、チーフであったツグミから連絡があった。
その頃も毎晩のように夢にうなされ、夢に殺される寸前で目を覚ます毎日だったアイビスは、
唯一、その弱みを打ち明けたツグミを邪険に扱うことが出来なかった。
 放っておいて欲しいというと、ツグミは放っておくわと笑った。プロジェクトはと聞くと、ゼントラーディだ宇宙怪獣だという
地球規模での危機を前に、無期限の凍結になったと残念そうに答えた。考えてみればもっともな話だけれど、
きっとツグミは嘘をついているなと、アイビスは直感的に思った。卑屈が生んだ疑心ということもなくはなかったが、
不思議な確信はそれだけでは説明がつかなかった。
 アイビスが落ち着いた頃合いを見て、二人は運び屋の仕事を始めた。最初は小さな小包配達からだったが、
連邦が進めているある計画が失敗すれば人類は滅びてしまう、という噂がまことしやかに囁かれたころにあって、
個人営業の運び屋は意外にも重宝がられた。
 ――どこかに荷物を届けることに、今さら何の意味があるっていうの?
 と、アイビスは自分の仕事の繁盛ぶりに納得が行かない様子だったが、
 ――きっと縋りたいものがあるのよ、それとも、伝えておきたい何かが。
 とツグミが受けると、ふんっとだけいってそれっきり黙った。
 ツグミが一機のシャトルをどこからか調達してきたといった時は、アイビスもさすがにひっくり返った。
イージス計画とやらもどうやら成功して、晴れて宇宙間の運び屋が出来るようになったから、とツグミは嬉しそうだったが、
アイビスの心中は穏やかではなかった。
 ――あたしにはもう空は飛べない、まして宇宙なんて無理だよ!
 つい声を荒げたアイビスにじっと対峙して、ツグミはたじろがなかった。
 ――放っておいてって、いったじゃない。
 ――放っておくわ。私はただ、選択の幅を広げただけよ、アイビス。飛びたい時に飛べる、その準備をしただけ。
 ――詭弁だよ。期待しないで。あたしには、ツグミを失望させることしかできない。
 ――思い上がらないで!
 ツグミはしっかと目を見開いて、声を張った。それは、アイビスが今まで聞いたこともないような、厳しく優しい声だった。
 ――アイビス、今はむりやりにでも私を信じて。本当に、あなたにどうこうしてほしいと思って、
わざわざあんなものを引っ張ってきたわけじゃないの。昔の、DC時代のツテで、たまたま、
型遅れのオンボロが手に入っただけなのよ。いつまでも戦争の終わらないこんな時代だもの、
ジャンクにしたって二束三文にしかならない、けれど誰も、戦火に巻き込まれることを考慮していない型遅れのシャトルなんて
買うはずもない。先方も、いざ使うことになるまでシャトルはあのままにしておいてくれると言ってる。
持っていたって維持費がかかるわけじゃないし、ね、後悔は先には立たないんだから。
 立ち尽くすアイビスに、ツグミの声は優しかった。
 ――乗らないよ。使わないよ、絶対。
 ――ええ、そうだと思ったわ。
 けれど結局、いつしか二人はそのシャトルを商売道具に用いることになった。やっぱりツグミは油断がならない、
とアイビスは思う。ツグミはきっと、アイビスが宇宙への夢を捨てきれていないことを知っていたのだ。
そのおかげで、今やアイビスはTDの落ちこぼれという過去からも、敵わない憧れという諦めからも脱却することが出来た。
 (少しずつでも、返していかなきゃ)
 格納庫の扉を開ける虹彩認証センサーを覗き込みながら、アイビスはもう一度、心の中でそう繰り返した。
597飛ぶ夢はもう見なくてもいい※(陵辱注意):2008/05/14(水) 00:09:18 ID:AWdbI0NU
 背の高い男がツグミの後ろに立っていた。整備スタッフのツナギを着てはいるが、
それに包まれた手足はすらりと長く、顔だって随分と細面である。さすがに二十代には見えないが、
優男、という表現がしっくり来るその風貌は、およそ油に塗れて機体の整備をすることに慣れているようには見えなかった。
研究者ではないのか、とアイビスは首をかしげた。そして、そういえばフィリオにどことなく似ているかもしれないと思った。
 「紹介するわ。新しいスタッフのハドスさん」
 そういって、ツグミはその男に四つ指をそろえて向けた。
 「ハドス・シロタです。このたび、アルテリオンの専任整備スタッフとして出向いたしました。よろしくお願いします」
 「え、あ、――はい、よ、よろしく」
 男の丁寧な物言いは、アイビスにとって実に久しぶりの社交辞令であった。それも手伝って余計に、こういう時、
さっと返すべき態度が思い出せなかった。前を向き始めたとはいえ、そうそう急に人付き合いに鷹揚になれるわけではない。
見知らぬ他人に必要以上の屈託を抱かずに接するには、まだいくらかの時間が必要だと見えた。
 「こちらがアイビス。さっきお話しした、アルテリオンのパイロットです。まあ、――見ての通りの子だけど、
きっとうまくやっていけると思いますよ」
 「見ての通りっ、て――」
 「はい、色々と勉強させていただきます」
 「う、あっ、――は、はい。こちらこそ」
 マイペースなツグミ、礼儀正しいハドス、そして終始しどろもどろな自分は、ひょっとすると、
どこ一つ取っても噛み合っていないのではないかとアイビスは思った。
 「あの、専任って――」
 「そうそう、ハドスさんね、元はDCのAM開発に携わってた人で、バルマー戦役のころからこちらでMS関係の技術職に
鞍替えしたそうなの。つまり、私たちと同じ穴のムジナってこと」
 「ああ、それで」
 「そ。部品は何とか出回っているにしろ、アルテリオンのOSとか、マニピュレータ周りの調整自体は特殊だから、
今まで私――と、アイビスがなんとかやりくりしてきたわけだけど、これでその面も少しは楽になるってわけ。
《このコ》もリミッターを解除して間もないところだったから、それに合わせたシステムの再調整のことを考えると
頭の痛いところだったけど、何とかなりそうよ」
 ツグミはいかにも嬉しそうだった。そうだ、今までアルテリオンの調整はほとんどツグミに任せっぱなしだった。それなのに、
自分はくさくさと不平を漏らすばかりで、技術スタッフとコ・パイを兼任してきたツグミの全身に圧し掛かっているであろう
疲労を考える余裕もなかったことをアイビスは恥ずかしく思った。
 「うん、うん、そうだよ、そうだよねツグミ。ごめん、今まであたし――」
 「え、や、ちょっとアイビス――」
 戸惑うツグミの言を待たずに、アイビスは自分の愛すべきパートナーを優しく抱きしめていた。淡く甘い匂いが香る。
いつかは、胸を借りて泣いたこともあった。けれどこれからは、そればかりではない。
自分たちはお互いに補い合うパートナーなのだと、アイビスはその、全身に密着するやわらかな温もりの中で確信した。
 と思ったもつかの間、うっすらと眼を開いたアイビスの前で、ハドスが目のやり場に困るといったふうにしているのを見て、
彼女はあっと声を上げてツグミから離れた。
 「ご、ごめんなさいっ、これでツグミを休ませてあげられると思うと、嬉しくて、つい」
 「い、いえ」
 今度は二人して言葉に詰まる具合だった。それを見てツグミは、思わずぷっと吹き出さざるを得なかった。
 「――ありがとう、アイビス。それじゃあ、お言葉に甘えて、少し休んでもいいかしら。さすがにこの眠気は、
人智の類でどうにかなる領域じゃないわ」
 ポケットから栄養ドリンクのパックを何枚も取り出してアイビスに見せると、ツグミはついに我慢しきれず、大きなあくびをした。
 「うん、お疲れさま。お願いだから、ゆっくり休んでよ」
 「ええ。――それじゃ、ハドスさん、お先に失礼します。アルテリオンのことで今のうちに知っておきたいことがあったら、
すみませんが、アイビスに聞いてみてください」
 「わかりました。ごゆっくりお休みください」
 あ、とアイビスは思った。ツグミが休んだら、自分はこの折り目正しい新人スタッフと二人になってしまうのだ。
いくつか言葉を交わして緊張の紐を緩めるどころか、気まずい姿ひとつ見せただけだというのに。
598飛ぶ夢はもう見なくてもいい※(陵辱注意):2008/05/14(水) 00:09:50 ID:AWdbI0NU
 ツグミは手を小さく振って格納庫から出て行った。本当なら引き止めたかったところだが、たった数分前に
ツグミの力になれる本当のパートナーになろうと決意したばかりのアイビスに、
そんな情けない醜態をさらすなど出来ようはずもなかった。
 すっと息を吸い込み、これも試練だ、とアイビスは心を決める。くらりと視界が揺れたような気がした。
しかしアイビスは自分に言い聞かせる。大丈夫、人間は、怖くない。やれる、いや、やってみせる。
 「あのう、さっきは、その、見苦しいところをお見せしまして――」
 意を決して、そう自分から切り出した。変わるんだという意識は、確かにアイビスを強くした。
 「いえ、とんでもないです。むしろ――」
 ハドスはそれを受けて、にこやかに返した。それでようやく、二人の間の緊張の糸が解け始めた。
アイビスは言葉を続ける。
 「――むしろ?」
 「むしろ、羨ましいとさえ思いましたよ。体を触れ合わせて思いを伝える、ということを、私、いえ、
私たち男は、どうしても、いつのころからか忘れてしまうものですから」
 ハドスは、自分の手のひらをじっと見ながら、何かを思い出しているようだった。
 「えっと、ハドスさん、は、DCのころは――」
 そこまで言葉を繋いで、はたと止まってしまう。いきなりぶしつけに人の過去を聞くものではない。
失敗した、とアイビスは思ったが、ハドスは穏やかに笑って話し始めた。
 「――DCの理念は、私にとって希望でした。確かに戦争の道具を振るい、諍いの種を積極的に
撒き散らしたという一面は否定できません。大破し回収されたAMを見るたび、
これが自分たちのやっていることなのだ、この光景が連邦側にもそっくりそのままあるのだという、
途方もない罪悪感に苛まれることを繰り返しながら、それでも、スタッフはその傷をそれぞれに背負って、
いつか終わる戦争の先を見ていました。始まりのために終わらせよう、そこには、そう、さっきのような、
お互いに触れ合っているかのような心の繋がりがありました。そして――人類の、夢があったんです」
 ハドスは手摺りにその長い両手を広げて、ぽつぽつと言葉を続けた。はじめは俯きながら、
そしてその目は話すにつれ、ゆったりと天井を仰いでゆく。
 「プロジェクト・テスラ・ドライブ。部署は違えど、その噂は毎日のように耳にしたものです。伝え聞く成果のどれもが、
急ごしらえのプロジェクトとは思えないものでした。それがまだ若い人員ばかりによる体制だと聞いて、なおさら驚いたのと、
同胞ゆえの情というやつでしょうか、同じく傷を負い同じく夢を追う彼らの責任者の若さが、頼もしくも、
心もとなくも感じられたものでした」
 ハドスの目は、眼前に静かに直立するアルテリオンに向けられていた。おぼろげな目だ、とアイビスは思った。
波に崩れる月のようにゆらゆらと定まらない。そこにどんな感情があるのか、アイビスには分かるようで、分からないようで、
それはとにかく複雑な色をしていた。
 「――フィリオは」
 アイビスもまた、アルテリオンを見上げた。寝起きの頭の重さが残っていて、後ずさりしそうになる。ぐっとこらえて、
視線を定めたそこに、今はもう亡き心の支えを見た。
 ――それは兄さまの形見だ! アルテリオンから降りろ!
 それが、大気圏突入の直前、プロジェクトから逃げ出したあの時以降初めて交わした、緋の彗星、スレイ・プレスティとの
交信の口火だった。そして同時にその口から、フィリオの死という、ツグミがついぞ語ろうとしなかった
TD解散の真の理由を知らされた。それからしばらく、アイビスの精神はまさに動乱の中にあった。あの瞬間、アイビスは、
フィリオの魂を返せと、そういわれたような気がした。
 あたしが殺した。そして、あたしが奪った。アルテリオン――フィリオの魂を。
 しかし実際は、アイビスの魂こそがアルテリオンに囚われていた。アルテリオンだけが、あてどない宇宙を飛ぶ寄る辺だった。
流星は夜を切り裂いて飛ぶ。そのフィリオの言葉が、アルテリオンを駆っている時だけは信じられた。
アイビスはすがっていたのだ。そこにフィリオの魂があると考え、その責任を自分の背に感じながら、甘えていたのだ。
 「フィリオは、あたしたちにとっての、全てでした。フィリオの夢が、ううん、あのころ既に、フィリオそのものが、
あたしたちにとっての夢だったんです」
599飛ぶ夢はもう見なくてもいい※(陵辱注意):2008/05/14(水) 00:10:24 ID:AWdbI0NU
 だからフィリオは死んだのだとアイビスは思っていた。フィリオの夢がフィリオを殺した。
それはアイビスたちの夢がフィリオを殺したのと同じだった。アイビスが夢に殺されることを恐れ、逃げ出したその代わりに、
フィリオが夢に殺された。フィリオの死を知った時から、アイビスはずっとそう思って空を飛んでいた。
 けれどあの時、イルイのペンダントを受け取ったあの時から、アイビスはイルイの、そしてαナンバーズの、
この星に生きる人々の魂を胸に抱いたような気がした。力持つ生きるものが、生きる人々のために、
死したもののために出来ることは、何か。アイビスは考え、迷いを断った。
アイビスにとって、GRaMXsの成功はその答えでもあった。
 「――TDには、もうひとつの意味があると聞いたことがあります。戦争が激化し、私も夢破れて
地球からも離れ、同胞の追っていたその真実とはなんだったのか、ついに知ることは出来ませんでしたが」
 ハドスは、そういってアイビスを見た。懐かしい温度の視線だと、アイビスは思った。そのせいだろうか、
あるいは、急に色々なことを思い出してしまったからだろうか。ぼっと胸が熱くなって、視界がぼやけた。
 「テレスティアル・ドリーム。大地に縛られた者たちの夢。人が、宇宙を切り裂いていく流星になる。
私たちの、――人類の夢です」
 TD。それはいつしか、アイビスの夢としてふたたびの輝きを取り戻していた。
 ハドスは、なるほど、と頷いて、それから奇妙なことをいった。
 「そうして、さらなる偶然が第三の意味を持たせる、なんて、面白いと思いませんか?」
 「――どういうことです?」
 「プロジェクト・ティー・ディー。――ピー・ティー・ディー」
 ハドスは空中に、指で三つのアルファベットを書いてみせた。P・T・D。
プロジェクトTDをさらに簡略にしたもののようだった。
 「それが、何か――?」
 「気の利いた偶然が隠れていると思いませんか?」
 「?」
 そんなふうにいわれても、アイビスには何がなんだか分からなかった。ハドスはもう一度、
中空にアルファベットをなぞってみせる。ピー・ティー・ディー。目でその指の流れを追うと、またいささかくらりと揺れた。
 「――分かりません」
 ハドスは、ふふっと小さく笑って、ふたたびアルテリオンへと目線を戻した。
 「これは、紛れもなくあなたたちの夢だということですよ、ミス・ダグラス」
 耳慣れない呼び方に、アイビスはどきりとした。どうして急に、と思って、そこでようやく、はっとした。
 「――プレスティ・タカクラ・ダグラス。P・T・D。そう、言ってるんですか?」
 「単なる言葉遊びですよ。けれど、そう考えると、なんだか成功するような気がするじゃありませんか」
 ハドスはやはり微笑みながらいった。目を細めた横顔が、やはりどこか似ているとアイビスは思った。
フィリオが笑っている。そう考えた途端、アイビスは激しい眩暈に揺らいだ。
 (だめだ、――だめだ、立ってられない。あたし、なんでこんなに、疲れて――)
 アイビスはふと、もう一度スレイに逢いたいと思った。逢って何を成すべきかが、ようやく見えた気がした。眩暈がする。
くにゃくにゃと、ハドスの顔が歪んでいく。フィリオが見えなくなっていく。
 (スレイ、フィリオを見つけたよ。あたしたちの夢は、まだ終わってないんだよ――)
 どさり、という音を立てて、手摺りにもたれたまま、アイビスは静かに気を失った。
 眼球を失ったのかと思った。ぼんやりとしていながらも意識はあるのに、
そして瞼を開いた感覚はあるのに、何も見えない。どういうことだろうとアイビスは思った。
動かそうと意識すれば、指先はその通りに動いているふうである。目には見えないが、
手のひらにはしっくりと馴染んだ何かの感触がある。しかし、なぜ真っ暗なのだろう。
 最初の疑問はごく単純だった。次に、自分はどうしてこんな状況に置かれているのだろうという、
いくらかの危機感を伴った疑念が浮かんだ。そしてついに、ぞくりとした。
アルテリオンの前で意識が朦朧として、それから、自分がどうなったのか記憶がない。
ハドス・シロタと名乗る新任スタッフとの会話。あれが、アイビスに思い出せる最後の記憶であった。
 「あたし、どうして――」
 弱々しかったが、ようやく声が出た。声を出して始めて、アイビスは、自分の体にほとんど力が入らないことに気付いた。
指先くらいならば動かせるものの、拳を握ることは出来ない。この倦怠感はなんだ、と考えて、そういえば、
自室でツグミに起こされてからずっと、嫌に頭が重かったことを思い出した。それが、どんどんと膨らんで。
 「――そっか、あたし、気を、失ったんだ」
 「そうだとも、ミス・ダグラス」
 はっ、と、アイビスは目を見開いた。なんだ今の声は。聞き覚えのあるような、はじめて聞くような、あやふやな男の声が、
耳元から聞こえた。心臓がどくりと激しく打った。おそらく、弛緩したこの体のどの部分よりも力強く。
 スピーカーの類ではないことだけは、はっきりとしていた。煙草のにおいの混じった、生暖かな吐息が耳を掠めたからだ。
つまり――。
 (あたしのすぐ、後ろに、――誰かいる?!)
 その瞬間、暗黒だった周囲が光を帯びて敷衍した。それは見慣れた、アルテリオンの全方位モニターが
展開してゆく様であった。
 「――なっ」
 手のひらは、シートの肘掛の上に丁寧に乗っていた。とすればアイビスは、アルテリオンのコクピットに座っている、
ことになる。
 覚醒が少しずつ違和感を露にしていく。足の下の据わりがずっと悪い。シートの感触ではない。
何か不安定な、硬いものの――。
 「っ!?」
 アイビスは、総毛立った。自分のすぐ後ろに誰かがいる。自分はシートに座っている。つまり、
シートと背もたれの間にその誰かがいる。そして、自分の足の下にも、感じなれない異物感がある。
 (――あ、あたしと、シートの間に、誰か、――いるっ)
 アイビスは自分が、シートに座った男の上にさらに座らされているのだと、ようやく気付いた。
 「――だ、誰っ?」
 「おや、誰とは随分とつれないじゃあないか。――夢を語り合った仲だというのに」
 囁き声が耳の中に反響する。それほどに自分と密着しているその男の正体を、アイビスはなんとなく察していながらも
確信を持てずにいた。煙草のにおいがする。あの男は見た目によらず愛煙家だったのかとアイビスは力なく歯を食いしばった。
そしてまた見た目によらず、こんなわけの分からない、いかがわしい行為を画策するような男だったのかと。
あの慇懃な態度はどこへいったの。アイビスはそう皮肉のひとつも返してやりたかった。
 「――ハド…ッ」
 しかし実際は、それだけを言うのが精一杯だった。思うように声が出せない。
 「そう、ハドス・シロタだ、ミス・ダグラス。つまらん偽名だが、しかし《ハド》などと呼んでもらえるとは光栄だよ。
親愛の印と受け取ってもいいかね」
 「誰、がっ」
 出来るならばすぐにでも飛びのいて、この男をコクピットから引き摺り下ろしてやりたかった。しかし体が利かない。
アイビスの下に伸びるハドスの長い足は緩やかな傾斜を形作って、何かの弾みに転がり落ちることをさえ許してくれない。
 「まあ落ち着きたまえよ。むやみに叫ぼうとしなければ、先ほどは普通に喋るくらいはできていたろう」
 「くっ」
 悔しいがその通りだった。怒りに任せて叫んだところで、どうなるというものでもない。
601飛ぶ夢はもう見なくてもいい※(陵辱注意):2008/05/14(水) 00:12:08 ID:AWdbI0NU
 「――何が目的かは、知らないけど、とにかく今すぐ、この、シートから――降りて」
 「ふむ。やはりパイロットという人種は、みな気には入らないようだ。赤の他人が自分の機体のシートに落ち着いている、
というのは」
 「そういう問題じゃ、ない――っ! 降りてよ――早く、降りろっ」
 「やれやれ、剣呑だな。――では後ろに移ろうか、複座式だからそれで構わないだろう」
 「ダメだっ、どこにも、座らせない。アルテリオンから、降りて――ひっ?!」
 突然、何かに頬を撫でられて、アイビスは状況も顧みず、つい頓狂な声を上げてしまう。
 「取り付く島もないとはこのことだが、しかし、――泣くほどのことかね」
 「な、に?」
 頬に触れたのはハドスの指先だった。その指がすうっと、アイビスの濡れた頬を拭き上げていく。なんて、気持ち悪い。
そう感じながらも、いっぱいに目を閉じるくらいのことしかアイビスには出来なかった。
 「そう、――そうよっ、この、機体は、アルテリオンは!」
 ――兄さまの形見だ!
 こんな時になって、あの時のスレイの叫びが身に染みて理解できた。この機体には、
思い出と未来への想いが詰まっている。それを知らない、負う覚悟もない人間が我が物顔でコクピットに座っている。
アイビスにとって、それは耐え難いことだった。
 「――んぅっ」
 涙で濡れたハドスの人差し指が、唐突にアイビスの唇をなぞった。それは、アイビスの声にならない叫びを、
ハドスが少しも意に介していないことを端的に物語っていた。
 「女性を、三番目に美しく見せるのが笑顔だ。そして二番目は、まさに今の君の表情だよミス・ダグラス。
実にいい。不安と怒りとが互いを抑え込みあっている、その表情だ」
 煙草のにおいを嗅ぐたびに、言い知れぬ吐き気に襲われる。許しがたく認めがたいことだが、
この男が今すぐにアルテリオンから降りる、ということは到底望めないことだとアイビスは悟った。
こんな変態的な男の体を椅子代わりにしてアイビスに出来ることは、歯を軋ませることと指先で肘掛を圧し付けること、
そしてか細く叫び、泣くことだけだった。
 「どうして、こんなこと。――どうして、あたしたちを騙してまで、こんなっ」
 かつては同じく夢を追い、これからは同じ夢に向かう仲間だと思ったのに。アイビスは自分が情けなくなった。
そしてツグミが、可哀想になった。
 「誤解しないでもらいたいな。まず、元DCという経歴、これは本当。そこであるプロジェクト
――夢を追っていたのも本当だし、それが破れたというのも本当だ。だからAMのこともよく分かっている。
開発畑の人間だから操縦は出来ないが、マニピュレータやパネルの構成は理解している。そうでなくては調整も出来ない」
 「――だったらっ」
 少しずつ、声が出るようになっていた。
 「もちろん、理解しているとも。――夢を踏みにじられるのはつらいことだなぁ、ミス・ダグラス」
 アイビスは、ハドスのその嫌らしい口ぶりに、ぞくりと背中が冷えていくのを感じた。
そう、夢を踏みにじられるのはつらいことだ。だったらどうだというのか。だったらこの男は、何をしようというのか。
 「それを知っているはずの君が、なぜまだ夢を追っている? 夢を追える? 私にはそれが、――疎ましくてたまらない」
 「――やっ」
 のらくらとしていたハドスの声に一抹の凄みが含まれたかと思うと、次の瞬間、アイビスは自分の右胸に痛みを感じた。
押しつぶされるような、食い込むような波が走る。
 「痛っ、――や、ちょっと! どこ、触ってっ」
 「君はややともすれば劣等意識さえ感じているようだが、しかし、私はこれくらいが好みだ。美しい胸だよ、ミス・ダグラス」
 「やめろっ、やめ、――やぁっ!」
 腕が動かないわけではない。足が上がらないわけではない。だが絶対的に抵抗には足りない。
もはや疑うべくもなかったが、やはり自分は疲れから気を失ったのではなかったのだとアイビスはやっと確信する。
 「あっく、――あ、あたしに、何をしたのっ?」
 「ふむ、さて、どう答えたものか。とりあえず今は君の美しい胸の感触を楽しんでいる。その前は――」
 「違うっ! あたしの体が、動かないのは、なぜだ!」
 声ばかりが出るようになってもどうしようもないじゃないかと、アイビスはやり場なくも憤る。
602飛ぶ夢はもう見なくてもいい※(陵辱注意):2008/05/14(水) 00:12:42 ID:AWdbI0NU
 「さて、それも難しい質問だ。なぜだろうね。極度の疲労によるものか、ひょっとすると薬物でも盛られたんじゃないのかね」
 「――よくも、そんなことが言える――っあン!」
 「これはこれは! 随分とかわいい声を上げてくれるじゃないか」
 動きやすいようにと、ジャケットの下は軽くスポーツブラで覆っているだけだというのに、この男は執拗にその上から体をまさぐってくる。
そして間髪をいれず、アイビスは、自分のうなじに粘つく塊が圧し付けられるのを感じた。何かが首筋を生ぬるく這う感触に加えて、
先ほども香った煙草のにおいがいっそう強烈に鼻につく。ハドスの舌先、いや顔がそこにあるのだとアイビスは直感した。
 「ひあっ――あぁ!」
 「これは、――染み付いた寝汗か、それとも緊張の汗かな。ホット・レモンのように刺激的だ。
シャワーを浴びる気力もないほど疲れていたのかね。――しかし実に甘美だよ」
 (何?! なんなのよっ、この男!)
 つうと線を引く舌先が後ろ髪の生え際まで届くと、ハドスはそのまま、アイビスの緩く癖のある赤毛を唇に含み、
毛先まで一息に舐め上げた。
 「――なっ?!」
 「塩気があるな、やはり汗が染みているのか。それに少々ざらついている。――君のように若い娘にとっては、
それなりの髪のケアも重要だと思うがね」
 嬉しそうに、そして奇妙なまでに冷静に、ハドスは言った。アイビスには、今その身に降りかかった一連の、
辱めとしかいいようのない行為がまったく信じられなかった。
 アイビスにとって、今のハドスの行為と発言とは、およそそれまで味わってきた世界に
存在しうる発想のもとに生まれるものではなかった。
 「――やめ、――やぁあっ、やめてよぉっ!」
 アイビスはひときわ高い声を上げて、泣きながら力の限りにかぶりを振った。
それは非難と、そして、どこからどう見ても懇願の悲鳴だった。
 満足に体も動かず、男の真意も状況も読めない以上、もはや、声を上げて哀願するしかなかった。
 「――やはり君には夢が似合う」
 ハドスはそういうと、右手の力を緩めた。
 「ふ、あ――」
 そうして、目の前で揺れる唇がほっと息をつくのを見届けると、その右手を一気に、
アイビスのホットパンツの中に滑り込ませた。
 「は――あぁっ!」
 ハドスの指先は迷うことなく、一息に下着の中まで侵入した。
 「あ、あ――ああっ」
 「ふむ、温かいが濡れてはいないな。経験は限りなく少ないか、もしくはゼロだと予想するがね。
それはそうだ。君には暇も余裕もなかった。あのころも、これまでも」
 悲鳴を上げながらアイビスは、ハドスの言葉を真正面から受け止めて反論できるほどの余裕も、
そして確かに経験もないという事実に、ただ歯を食いしばって堪えて見せるしかなかった。
涙に濡れた顔が、さらにかあっと高潮する。
 「か、関係ないっ、――や、やだやだっ、触るなっ、――離せっ、離してよぉ!」
 泣き喚くアイビスの意に反して、ハドスは彼女の体をさらに自分のほうへと引き寄せた。
それまでよりももっと逃げ場のないところに押しやられたアイビスの体が、びくりと痙攣する。そして。
 「ああっ、あ――あ、ぁ」
 アイビスはそこに、新たな異物の存在を感じ取った。その顔がさっと青ざめるのを、ハドスは楽しそうに観察する。
 「おや、急に押し黙ってしまって、どうしたね?」
 白々しくニヤニヤと笑いながら、指先に触れる、体温よりも僅かに火照った肉の花を弄ぶ。
 「やっ! ――ぁああっ、いやっ、いやだぁっ!」
 爪がかすかに埋まり、小指の腹は陰毛を擦りつけ、中指が、剥き出しの粘膜に触れるか触れないかというところを
行きつ戻りつする。ふたたび喚き始めたアイビスの心中には、その指に思うさま蹂躙される秘所の感覚と、
腰の下に確かに感じられる異様な膨らみとに対する、激しい嫌悪ばかりが渦巻いていた。
 「うぁ――あああっ、ふはっ、――どうして、どう、してよおっ!」
 どうして自分がこんな目に遭わなければいけないのだ。自分が何か悪いことをしたのか。既にアイビスは
冷静な状態にはなかったが、取り乱した頭に浮かぶ疑問と喘ぎ出る声は、その心情を冷酷なまでに正しく表していた。
 「言っただろう。私は君が疎ましい、苛立たしい。どうしてだって? それはこちらが聞きたいね。
どうして夢を諦めてしまわない? 君と私と、いったい何が違ったというんだ?!」
 ハドスの声は次第に怒気を帯びた。初めは慇懃を気取り、次は紳士のように口を利き、最後に行き着いたところの、
これがこの男の正体か。アイビスはハドスが憎らしくてたまらなかった。
603飛ぶ夢はもう見なくてもいい※(陵辱注意):2008/05/14(水) 00:13:09 ID:AWdbI0NU
 「知らな、いっ! そんなの、知らない! そんなの、あっぁ、――ただの、逆恨みじゃないっ!」
 「そうさ! これは恨みだ! よもや私の憤懣に、あのシャア・アズナブルのような大義を期待していたのかね?
はっ、なら残念だったな、私は、単純に、君が憎いだけだ!」
 ハドスは怒号と共に右手を引き抜くと、アイビスの体をぐっと持ち上げ、ホットパンツを下着ごと一気に膝までずり下ろした。
 「――っっ! ぃっやだぁっ、――いやああぁぁっ!!」
 ハッチは閉まっている。眼前に広がる光景はキャノピー越しのものですらない。
透過しているように見えるだけのただのヴァーチャルだ。しかるにその悲鳴は届かない。狭いコクピットの内部にのみ、
空しくこだまするばかりだ。
 「ああっ! やだぁ! 誰か、助け、てっ! フィリオ、――フィリオ――ぉおっ!」
 フィリオの形見。そこに残っているかもしれない魂の残滓にすがる。負け犬だった頃と同じ、情けない姿でもいい。
アイビスは、ただ絶叫した。
 「自分の言葉を忘れたのかね! フィリオは――プレスティは死んだ! 思い出せ! その時に君の夢も死んだのだ!」
 ハドスもまた叫びながら、自らの脹らみを露にする。それは鎌首をもたげ、同じく露になったアイビスの花弁に
ぴたりと合わさる。アイビスにはむろん見えはしない。見えないが、閉じ合せた瞼の裏にありありとその情景が浮かんだ。
ふと、耳元に荒い吐息を感じた。
 「――ひと時の夢は楽しかったかね」
 煙草のにおいが、ぷんと香った。
 「――や、ぁっ――ああぁああああああああああぁあああぁっ!!」
 ずどんっ。
 墜落した瞬間の記憶に残る、あの、眼前の何もかもが砕け散っていく音が聞こえたような気がした。
 「ひ――ぐぅうううううあああああぁぁああっ!!」
 その刹那、膣の割れる痛みが他のどんな感情よりも大きな波となって、アイビスに襲い掛かった。
 「いっ――たぁあっ! やぁ、ぁああっ、だめっ! ぬいっ、抜いて――ええぇえっ!!」
 何かが突き刺さる瞬間には、こんなにも凄絶な痛みをともなうのか。恐怖を超えて、
実際に破壊される痛みにアイビスは成す術がなかった。
 心まで折れてしまえればどれだけ楽だろうと、止まない痛みの中でアイビスは思った。
しかし、その不思議な冷静と絶望が交錯する混沌が、アイビスの心もまた
既に貫かれたのだという動かぬ証であった。
 「は、ははははっ! 素晴らしい! 素晴らしいぞ、ミス・ダグラス!
ロードワークは欠かしていなかったのかね! つまり君はそもそも初めから、諦め切れていなかったっ!
憎たらしいほどの、締め付けだ!」
 ハドスは狂ったように笑いながら、その痛みに滲む肉弁に、残酷にも何度も何度も腰を打ち付けた。
まるでマウント・ポジションから相手を殴りつけるように、何度も、何度も。
 「ぎぃっ! ひっあ! うああっ! ――やめっ! やめてっ! よぉおっ!」
 「ははっ! そうだ、絶望しろ! 君の夢は終わる! 夢はやはり夢だったんだとな!」
 「がっ! ――ちがっ、う! 違うっ! 違うううぅぅっ!!」
 アイビスはそれでも、ハドスの動きに引き裂かれる痛みを賢明に堪えながら、その要求を拒否し続けた。
 (そんなの違う、違うっ! 何も終わらない、あたしは諦めない!)
 「何が違う!? 君たち二人だけで、一体何が出来るというんだ! ええっ?!」
 「あぅっ! ち、がうっ! 違う! 違う違う、違うっ!!」
 もはや、アイビスの口からこぼれ出るのはその文言ひとつだった。アイビスは否定する。
アイビスは拒絶し続ける。ハドスのこめかみに青筋が走った。
 「違わんね! 君が否定しているのは私ではない、現実そのものだ! 夢は現実には挿げ変わらん!
そうさっ、なまじ知っているからこそ、噛み付いてまで否定するんだ!」
 その瞬間、はっとハドスは目を見開いた。怒りのままに飛び出したひと言に過ぎないはずだった。
しかし皮肉にも、それは何よりハドス自身に深く突き刺さる刃となった。
 吐いた言葉はもう飲み込めない。ハドスは叫び続けるよりなかった。
 「――ちくしょう! なぜだ! 何が違う!? ――ああああああああっ!!」
 ぎりと歯を軋ませて、ハドスは新たに芽生えた怒りをもアイビスの体に叩き付ける。
604飛ぶ夢はもう見なくてもいい※(陵辱注意):2008/05/14(水) 00:13:43 ID:AWdbI0NU
 「ああっ?! い、たあぁっ! もう、ゃだぁ! やめ、てよっ、やめてよおっ!!」
 アイビスはもう、心身ともにぼろぼろだった。それでも以前の、確たる信念もなく
怯えるばかりだったころの彼女ならば、とうにふたたび気を失っていたことだろう。
今やアイビスを支えているのは、自分の夢に寄せる絶対的な信頼だけだった。
 「くそ! ――くそぉっ! くそがぁあっ!」
 ハドスの体はどこまでも猛っていた。ただ心ばかりが空しかった。夢を否定しそれにすがるアイビスを否定し、
自分の過去をも否定しつくしてやるつもりが、今や揺らぎ出していたのは現の自分自身であった。
目の前の女は確かに自分によって成されるがままに蹂躙されている。だがそれが何になったというのだ。
ハドスの心は空しかった。
 「――くそっ! 出してやるっ! 俺と同じように、汚してやるよぉ!!」
 「っ!? やっ、――いやぁあっ!」
 ハドスの絶叫を耳にした瞬間、アイビスの目が見開かれた。同時に、その体を利く限りに顫動させる。
その、これまでにない抵抗がハドスの空しさをわずかながらに埋めた。
 「――そうだっ、そうだよっ! その顔だっ! それが一番見たかったんだよっ!
絶望に心をよじり無駄な足掻きに縋り付く、その顔がよっ!!」
 「やだぁっ! やだよおっ!! 誰かっ! いやぁっ! いやあああああっ!!」
 ハドスの動きは止まらない。試みたわずかな動きもその強烈な振動にかき消され、
肉体的な抵抗を許されないアイビスにはもはや、叫ぶほかに出来ることがなかった。
 ――汚される。何が。分からない。ただ暴力的に汚される。そう思うだけで、
アイビスの心は昏い絶望の色に満ちた。
 「ああっ! 出すぞっ! 出るっ! おおああああぁぁああっ!!」
 「っ! ダメぇっ! やだっ、――やあああああああぁぁぁあぁぁぁっ!!」
 ハドスがアイビスの体を折らんばかりに抱きしめた、瞬間、二人の動きが止まり。
 ――どくんっ!
 空しくも濃密な高まりが、低い天を突いた。
 「――あ、あぁぁっ――――いや、ああ――あああああああああああぁぁぁぁっっ!!」
 ハドスは小刻みに震えたまま荒く唸り、アイビスの両手は、肘掛の上で掴めない空に爪を立てた。
 「――ふぅーっ、ふーっ!」
 アイビスの鼻腔に、乱雑に広がった煙草のにおいが纏わりつく。下腹部の感覚は唐突に途切れ、
しかしそのことが、行為は確かに終わったのだと、もっとも望まれぬ形で終わったのだと、無慈悲に物語っていた。
 「あ、あぁああ――ああ、いや――いやだ、ぁ――」
 「――ふ、ふはははっ、汚れた! 全部汚してやった! これでお前は、
また俺と同じ穴のムジナだ、ダグラス!」
 ハドスの叫びに、しかし力はなかった。かろうじて木肌に爪を立てている蝉の抜け殻のごとき、
吹けば飛び、無残にも四散する形骸のように、ただ、空しくあった。
 「――いや、ぁ――ちが、う、違うぅっ」
 「――何?」
 だから、アイビスのその言葉に、ハドスはたじろぐしかなかった。そして疑念はついに、
ハドスにその答えの一本を突き刺した。自分とアイビスとの決定的な違いが、目の前で泣きじゃくりながらも、
いまだ芯までは汚れていないそのうら若い一人の女の意志に、つまびらかに現れていた。
 「――あたしは、諦めない。こんな、こんなことくらい、こんな痛み、くらい」
 体の自由を奪われたくらいで。これが現実だと罵られたくらいで。体を徹底して蹂躙されたくらいで。
――無理矢理に、プロジェクトが終わらされてしまったくらいで。
 アイビスの言葉は、いつまでも、そんなふうに続きそうに思われた。心はとうに壊れた。
けれど死んではいなかった。あたしは何度でも立ち上がってみせる。
消え入りそうな言葉の裏に秘められた意志が、ひとつひとつ、重い鉛玉となってハドスを撃ち抜こうとする。
 今、ハドスの心を満たすものは悲しみと、深い嫉みだった。
 「アルテ――リオン」
 アイビスがそう呟く。すると、繋がったままの二人の隙間から、血と精の混ざり合った液体がひと筋、
流れ落ちそうになった。
 「あ、――ああっ」
 アイビスが一瞬、声を震わせたのをハドスは聞き逃さなかった。そうか、そういうことか。
ハドスの口元が微かに歪んだ。
 流れ出る液体を、ハドスはその手のひらで受けた。するとアイビスがほっと息をつく。やはりだ、と、
ハドスの心は昂ぶった。
605飛ぶ夢はもう見なくてもいい※(陵辱注意):2008/05/14(水) 00:14:12 ID:AWdbI0NU
 「くく、なるほど――そうだな君は強い。情けない、自分の言葉を忘れていたのは、私のほうだったようだ」
 ハドスは笑う。あまりにも下劣に。その不気味さにアイビスは吐き気を覚え、胸が冷たく痛むのを感じた。
 「何、それ、どういう――こと?」
 「そうだとも! ――TDは君の夢だ。だがそればかりではない。私は確かに言った。
これは紛れもなく君たちの夢だと!」
 ハドスはそう叫ぶと、また高らかに笑い、そして救い上げた濁液をアイビスの目の高さまで持ち上げた。
つんと鋭く臭うその塊から、後ずさりの出来ないアイビスは、せめてもと顔を背ける。
 「汚らわしいと思うかね。そうだ、これは君を確かに汚した。――そしてやはり、夢もまた汚れるのだ」
 「――え――?」
 ハドスはそういうと、アイビスと繋がったまま、ずりずりと前に腰を滑らせた。そして、
変わらず一掬の濁液をたたえた右腕を、すうっと前に伸ばす。
 アイビスの背筋は、途端にぴきんと凍りついた。まさかと思い至るが早いか、
その声はハドスに食って掛かっていた。
 「――ね、ねぇっ! 嘘でしょ! やめてっ! それだけはダメっ! だめっ、だめ、だめ!
やめてよ――やめてよぉっ!!」
 「はっ、ははははっ! やはりだ! 思ったとおりだ! これは紛れもなくお前たちの夢!
く――くくかかあはははあははははははっ!!」
 錯乱したように笑うハドスの腕は、裏腹に迷いなく伸びる。その先にはパネルが広がり、
アイビスがいつもしっかと握り続けてきたコントロールスティックがあった。
 「やめてっ――やめてやめて、やめてっ! やめてって――やあ、やめてよおおっ!」
 アイビスの魂の哀願に、ハドスはさらに興奮する。そしてその噛み合わない問答の中、指先が、
ついに、スティックの先端に触れた。
 「ひゃははあははひゃははははっ! 見たまえよっ、これが夢の、――終わりだっ!」
 「――あ――ああぁ、やめ――」
 見開かれたアイビスの目の前で、汚液にまみれたハドスの右腕が、
コントロールスティックを、ぬるりと汚して、下りた。
 「――――あああああああああああぁああああああぁあぁああああああああっっ!!!」
 もはや人のものとは思えない、情動のみによる甲高い悲鳴が、コクピット内に反響した。
 「は――ははははははっ!! そうだ認めろっ、これはただの兵器だ!
ただ、かつて夢だっただけのものだっ! 残骸だ! お前はもう飛べない! 飛べないんだよおっ!
――くっははははあはははははははあは――っ」
 そう笑うハドスには、しかしもはや、何もなかった。アイビスの夢を無残にも破壊した瞬間に、
ハドスは自分をもまた、完全に葬ってしまったのだった。
 「あ――あ、――ぁ――」
 そこには、何も残っていなかった。希望も、絶望すらもなく、ただ二人は、
自分の還る先はもはや無でしかありえないのだということだけを理解していた。
 ――もう、いい。もう、消えてしまえ。
 それは呪いにも似た、しかし重なった二人の、ひたすらに空しい思いであった。
606飛ぶ夢はもう見なくてもいい※(陵辱注意):2008/05/14(水) 00:14:42 ID:AWdbI0NU
 アルテリオンのコクピット内で狂乱するハドスに銃を突きつけたのはツグミ・タカクラだった。
ハドスはすぐさま、軍の権限のもとにマザー・バンガードの独房へと叩き込まれ、
その、いかにも海賊船然とした旧時代的な鉄格子越しに、ブライトをはじめとした、
αナンバーズ佐官による入れ替わり立ち代わりの尋問を受け続けた。ロンデニオンを出航してからも、
それは続いた。ハドスは既に生気を失い、食事にも手をつけず、ほとんど言葉を発しないまま
日に日にやせ細るばかりであったが、時折にわけの分からないことをいって尋問官を苛立たせ、困窮させた。
 ――ダメ、なんですよ、冬鳥はね。――へへへっ、寄り固まって、お互いに仲間を暖め合う。
その輪に入れないと、さ――その、アイデンティティがね、保てない。
 ――あんたたち、地球圏を守るってね、――は、それはつまり、それ以外は守らないって、そういうことなんだろう、
けどね、ひひっ、いやいいんだ。――でもなぁ、俺は怖いよ、守らないだけじゃない、
守るために壊すってなぁ、考えは、もう――。
 そのうちにハドスは舌を噛んであっけなく死んだ。結局、尋問は最後までうまくいかなかった。

 被害者であるアイビス・ダグラスもまた、あの件以降、めっきり口を利かなくなってしまった。
ツグミやイルイ、艦のクルー達がどうにか励まそうとしても、目は虚ろに、壁や天井ばかりを見ていた。
それでも食事だけは、ツグミがなんとか毎日採らせた。スープを口に運ぶと、目は相変わらず光を映さぬまま、
しかしアイビスはそれを少しずつ飲んだ。
 ツグミが優しく抱きしめると、アイビスはそのにおいを嗅ぐようにして、決まって穏やかなまどろみに落ちた。
寝顔だけは以前のままだった。イルイは時々、その、幼ささえ含んだ姿を見に訪れてはぼろぼろと泣いた。
 アイビスを抱き、子守唄を歌うようにリズムをつけてその背中を叩く時、ツグミは決まってアイビスに語りかけた。
 「大丈夫よ。――アイビスは、私が絶対に守ってあげるから」
 その姿を偶然に見かけたクルーは、その光景のあまりの穏やかさに涙したという。
 それは確かに穏やかな光景だった。
まるで水彩画のように、何ひとつ嘘偽りのない芸術のように、周囲の同情をはらんだ目に、それは美しく映り続けた。


了。
607名無しさん@ピンキー:2008/05/14(水) 00:17:18 ID:AWdbI0NU
以上です。なんかちょうど600からエロパートになりました。
内容に関して言い訳はしませぬ。どなたかの目に止まれば幸いです。
608名無しさん@ピンキー:2008/05/14(水) 00:50:53 ID:9K4GAv6q
>>607
誘い受けなんぞしてるからどんな内容かと思えば心からGJ。
需要が云々言いたくなった気持ちが腑に落ちる、人を選びそうな重い雰囲気だが
自分としては実に好み。
609名無しさん@ピンキー:2008/05/14(水) 01:13:59 ID:7yW4y8/1
>>607
ただ一言言わせて貰う、GJだ
こうなってしまったアイビスを元に戻せるのは俺しかいない!!
てな訳で行って来るわ
610名無しさん@ピンキー:2008/05/14(水) 02:50:00 ID:4fcTiAnA
>>607
P・T・Dでこいつうまいこと言うなぁと思ったのにその後の鬼畜っぷりがすごい
膣内に出されても折れなかったアイビスの強さと
そんなアイビスが絶望してしまうほどに神格化されたアルテリオンの描写に感服した

ただαシリーズのDCは武装決起してないのよ
マクロスという物的証拠のおかげでビアンの主張が連邦に受け入れられたから
普通にEOTI機関として最初からずっと味方陣営のまま
α外伝で副総裁のシュウがルラギルまで普通に存続してたみたい
611名無しさん@ピンキー:2008/05/14(水) 04:26:49 ID:2Phj10BS
誘い受けさえなけりゃいいのにね
バカだね>>607は。


死n(ry
612名無しさん@ピンキー:2008/05/14(水) 04:36:57 ID:c1VxS29M
死n(ry = 死んじゃダメだ!
613名無しさん@ピンキー:2008/05/14(水) 05:24:03 ID:NPParoYG
>>607
GJだ。俺も何か書きたくなってきたよ。

しかし、本当に空気が悪いな。
614名無しさん@ピンキー:2008/05/14(水) 08:14:30 ID:/G2oqQ9j
よろしい、ならば純愛だ
それもとびっきり甘い奴で行こう!
615名無しさん@ピンキー:2008/05/14(水) 09:04:28 ID:2Phj10BS
>>613
気のせい気のせい

この程度で空気悪いとか言ってたら他スレもほぼ空気悪いだろ
616名無しさん@ピンキー:2008/05/14(水) 23:08:33 ID:hZ+C8kw6
リュウセイ×闇竜が見たいです
617名無しさん@ピンキー:2008/05/14(水) 23:21:17 ID:tsIFkYYl
>>616
ロボゲ板で「ごひ」と検索すれば幸せになれるぞ


俺はリュウセイ×フェイ希望
618名無しさん@ピンキー:2008/05/14(水) 23:27:52 ID:tZSftU/V
619名無しさん@ピンキー:2008/05/14(水) 23:38:24 ID:azKBrRg0
つまりこのスレはごひスレマンセーなのか
620607:2008/05/15(木) 00:28:34 ID:tiyjN1vr
どうも607です。お一方ならず読んでいただけたばかりかGJまで頂いて嬉しい限りです。
やっぱり設定ミスあったみたいで。ご指摘ありがとうございます。書いたとおり言い訳はしませぬ。

誘い受けに関しては完全に私のROM不足です。希望の多さに物怖じしたに過ぎません。
前レスの言葉を借りれば度胸が足りなかったわけです。面目ない次第でした。
投下してみれば、あんま気にすることなかったんだなーという感じで安心しました。
私のように怖気づいてどうにも踏ん切りの付かない方の投下が増えればいいなと思います。

うっすいミステリ仕立ての最後はホラーってつもりで書いてたんですが、やはりムズイものですね。
次があったらもうちょっとうまくやりたいものです。

そう永くない身と思うのでそのうち死ぬまではお時間ください。
では、後まで濁す長文レス失礼しました。
621名無しさん@ピンキー:2008/05/15(木) 00:38:30 ID:FFSEClwv
実は半身サイボーグで体調管理に薬漬けだったヒューゴは、再調整されて薬要らずになった。
でもその代償として、一日に一発は性的な意味で抜かないと、薬漬け時代よりも体調がおかしくなってしまう。
パートナーとして、文字通り一肌脱ぐことになったアクアの運命や如何に。

…という馬鹿ネタが浮かんだので書き捨て。
622名無しさん@ピンキー:2008/05/15(木) 13:24:23 ID:iGtqv34C
もうムゲフロでもいいから誰かなんか投下してくれ
623名無しさん@ピンキー:2008/05/15(木) 23:23:08 ID:/3SpL8Q2
カチーナ×キョウスケマダー?
624名無しさん@ピンキー:2008/05/16(金) 06:35:46 ID:2ypZCN8e
オレの勝ちーなマダー?
625名無しさん@ピンキー:2008/05/16(金) 09:01:00 ID:XxrNxMLq
カチーナ×タラスクマダー?
626名無しさん@ピンキー:2008/05/16(金) 12:24:15 ID:GwRmrzts
>>623-625
むしろお前らならきっとなんとかしてくれる。
627名無しさん@ピンキー:2008/05/16(金) 17:09:45 ID:cluta7N3
カチーナ×タラスクって、獣姦モドキじゃないか!!
(タラスクは南フランスのタラスコンに伝説の残るドラゴン。ガメラの様な甲羅と六本の足で頭がライオンの様な姿をしている。
子供を喰らい、若い女を犯すのが好きな伝説の淫獣。キリスト教の説話集に掲載されている)
628名無しさん@ピンキー:2008/05/16(金) 23:36:53 ID:tDIwLUQq
異種姦なんてどうってことないじゃないか。
周りを見れば、生後数年のクローンやら宇宙の中心部からやってきた侵略者やらいっぱいるし。
ドラゴンがなんぼのもんだよ。レイプのループ世界で精神崩壊するほうがよっぽど怖いよ。
629名無しさん@ピンキー:2008/05/17(土) 01:13:17 ID:5n0JO3Rv
どうってことあるのはカチーナさんが若い娘じゃない事だな
630名無しさん@ピンキー:2008/05/17(土) 08:10:01 ID:5ckP2Muh
>>620
今更だけどグッジョフ!
次の作品待ってるよ!

作品は個人的には久しぶりに楽しめた。ここんところ鬼畜系少なかったから良い刺激だったよ
631名無しさん@ピンキー:2008/05/17(土) 10:10:59 ID:IzVWsQnc
>>630
自演乙
632名無しさん@ピンキー:2008/05/17(土) 10:27:28 ID:k4O6n7dd
>>630
自演乙
633名無しさん@ピンキー:2008/05/17(土) 22:25:32 ID:8gMIyMBO
ここまで全部オレの自演
634名無しさん@ピンキー:2008/05/18(日) 11:04:03 ID:C43sTknW
とりあえずムゲフロは別スレあんだからそこでやれ
あんなのスパロボと認めないから
635名無しさん@ピンキー:2008/05/18(日) 11:32:13 ID:qtvxQbaC
既にこっちに何作か投下あるし、分離した奴一回目はすぐに落ちた
こっちでも構わないだろ
むしろそこまでムキになってまで分けようとする意図が分からない
636名無しさん@ピンキー:2008/05/18(日) 11:44:19 ID:C43sTknW
>>635
>既にこっちに何作か投下あるし
あんなのがこれからも投下されるのかと思うと吐き気がする
637名無しさん@ピンキー:2008/05/18(日) 12:10:23 ID:OM8I35uK
ムゲフロスレ落ちたら一緒でもいいんじゃないかな?
賑わう時は賑わうけど、そうでないときはさっぱりだし
纏まっているほうが楽かなとか

それこそバンプレオリジナルで?
638名無しさん@ピンキー:2008/05/18(日) 12:20:45 ID:ysith8zj
…なあ、住人の質が酷すぎないか?
たぶん特定の人物なんだろうが、違うならもっと問題だぞ…。
639名無しさん@ピンキー:2008/05/18(日) 12:37:10 ID:ugcyztqM
自分が嫌いなのは徹底的に「気持ち悪い、吐き気がする」だのいい
投下されてGJと作者に言ったら自演扱い

スルー能力もないやつでもここまでひどいのはいないな。
640名無しさん@ピンキー:2008/05/18(日) 12:39:44 ID:y824CXKu
空気が悪いのは気のせいだって思ってたけど、やっぱり悪い気がするんだ。
何か住人の態度に根ざしてる気がするんだよ…
641名無しさん@ピンキー:2008/05/18(日) 12:39:55 ID:WURM93U0
とりあえず今日はID:C43sTknWをNGにすればいいのか?
642名無しさん@ピンキー:2008/05/18(日) 15:01:49 ID:nXeZL7I0
まあそれはもう皆してるんじゃね?
643名無しさん@ピンキー:2008/05/18(日) 23:53:50 ID:4UAH/Nd6
ムゲフロ発売まで2週間を切ってるんだな。

発売3日、2日前だったら実際にプレイして書き直して投下したほうがいいのかな?
644名無しさん@ピンキー:2008/05/19(月) 00:25:47 ID:Uxo3FnJD
プレイ前と断り入れて投下、でいいんじゃね?
口調とかは今出てるPVで大分分かるしそんなに違和感は出ないと思う
645名無しさん@ピンキー:2008/05/19(月) 00:32:55 ID:zwYP68MY
>>643
著作の完成度を優先するなら待った方がいいだろね。
単純に作品世界との照らし合わせってだけでなく、
自己添削のために文章を寝かせるって意味でも。

そうでないんだったらジャンジャンバリバリ投下でいいと思うんだぜ。
646名無しさん@ピンキー:2008/05/19(月) 01:50:26 ID:54pqKtuu
あえて発売前に投下して発売後に本編との違いに悶え苦しむという羞恥プレイもあるにはあるがな
あと発売前という免罪符があるから今ならどんな捏造設定や捏造カップルもおkという利点が
647名無しさん@ピンキー:2008/05/19(月) 03:41:06 ID:zJYQ1b49
気になってたキャラがフタを開ければ紫豚みたいな展開だったらものすごく居たたまれない
648名無しさん@ピンキー:2008/05/19(月) 07:45:38 ID:BHvvaO8O
そういえば、先週のファミ通で「牛のような乳を持つ女」って書かれていたね。>神夜

女性の読者や女性の編集者がいる雑誌で、そういう表現ができるなんて……。
649名無しさん@ピンキー:2008/05/19(月) 12:18:56 ID:l+8eGN3i
ムゲフロはここでいいけど、ナムカプキャラはナムカプスレでやってほしい。ムゲフロ設定でも。
650名無しさん@ピンキー:2008/05/19(月) 12:25:34 ID:Ou+D9GfR
むしろ女性のユーザーやスタッフがいる(のか?)会社があんな揺れゲーを(ry
651名無しさん@ピンキー:2008/05/19(月) 14:03:02 ID:pwnka7Jj
いや、そりゃ居るだろ。

アイビスのリンボーダンス設定も女性社員の意見だったって言うし。
652名無しさん@ピンキー:2008/05/19(月) 14:39:42 ID:zwYP68MY
男が、馬並の巨根を持つ男、とキャラを設定するのとたいして変わらない。
653名無しさん@ピンキー:2008/05/19(月) 16:34:15 ID:b4gCkBhh
>>652
キモイw
654名無しさん@ピンキー:2008/05/19(月) 22:26:43 ID:D5xh2U3Z
>>650
OG関係は女性スタッフのほうが多いそうだ
つまり巨乳好きな女が(ry



それはともかく、クスハ×キョウスケ読みたくなってきた
あんな隊長なら誰でも惚れるだろうて
655名無しさん@ピンキー:2008/05/19(月) 22:43:11 ID:TcRCX9Un
キョウスケは兎も角、クスハはあんまり愛着ないなあ。
ここの住人にも当然あるんだよな。特定キャラへの愛がさ。
656名無しさん@ピンキー:2008/05/19(月) 23:16:40 ID:zwYP68MY
スパロボのエロって分かりやすいフェチズムというか、
同人的なキャラ人気がバストサイズに比例してるからなあ。

個人的には、クスハとかゼオラとかにそれほど魅力は感じないな。
おっぱいどうでもいいから。だったらラーダとかユンとかのがキャラ的に好き。
657名無しさん@ピンキー:2008/05/19(月) 23:23:11 ID:5GAhXQ1q
>同人的なキャラ人気がバストサイズに比例してるからなあ。
カーラ「だったら・・・」
リオ「私たちだってもう少し・・・」

クスハ以外は大して変わらない大きさなのに
658名無しさん@ピンキー:2008/05/19(月) 23:34:51 ID:JEZsGpXg
???「ええい!神夜姫のおっぱいは化け物か!」
659名無しさん@ピンキー:2008/05/20(火) 00:36:43 ID:JaP9D5Sf
自分も胸はあんまり興味が……。
まぁバストアップすらないキャラに惚れこんでるから、
開き直ってるだけなんだろうけどねw
660名無しさん@ピンキー:2008/05/20(火) 00:37:57 ID:3zHSzA4V
>牛のような〜
アレ見た時心底ファミ通はやっぱりバカで低劣だと思った
(悪い意味で)

そういう台詞があるならその画面写真にしておくべきだろJK
661名無しさん@ピンキー:2008/05/20(火) 09:24:04 ID:iO5fmanb
クスハもゼオラは好きだが、さすがにもうお腹いっぱい
662名無しさん@ピンキー:2008/05/20(火) 10:15:31 ID:/T/jj7Ov
>>661
つまりクスハがゼオラをヤリ捨てたのか。
リュウセイ・ヤマダに引けを取らない外道だな。
663名無しさん@ピンキー:2008/05/20(火) 14:59:43 ID:9J+qMO9c
>>661-662
ワロタ
664名無しさん@ピンキー:2008/05/20(火) 17:49:59 ID:HZvm8tOp
結構カーラは好きだな。専用BGMも含めて。
665名無しさん@ピンキー:2008/05/20(火) 21:50:21 ID:OpabUUM4
>>657
リオ、好きだぜ?
イベントに恵まれてないがなー。
…そういうわけで、髪をおろしたリオが見てみたい。
一話だけでもいいから、まるまるそのままで戦闘して欲しい。

666名無しさん@ピンキー:2008/05/20(火) 21:54:34 ID:Q58+UIa/
ついでにカーラも髪解いてみようぜ
いつもと違う二人で印象アップだ
667名無しさん@ピンキー:2008/05/20(火) 23:27:21 ID:mVGFxJW0
バストで人気が決まるならイルイ(完全体)とミッテ先生(融合体)はブッちぎりだな
668名無しさん@ピンキー:2008/05/20(火) 23:41:12 ID:HZvm8tOp
巨乳+優等生=クスハ
巨乳+ツンデレ=ゼオラ

スパロボ知らない人間にウケが良さそう、売れそうな属性と外見。

クスハ&ゼオラ供給加速。

スパロボ知らないけどクスハとゼオラは知ってるよ。
いいよな巨乳。

需要が増えてさらに供給加速。

キャラクターでなく属性と知名度で売れてる面がでかそう。
669名無しさん@ピンキー:2008/05/21(水) 00:40:34 ID:dsXGZ7h5
>>665-666
同じくだ。髪下ろした二人のイラストでもあったら見てみたいものだな

そう言えばニコニコで性別転換したαの主人公(現在タスクレオナユウキカーラの4名)のイラストがあったよ、絵のタッチも個人的には好み
・・・URL載せる?(書いてる本人の)
670名無しさん@ピンキー:2008/05/21(水) 00:57:29 ID:R/KkMKK8
つかサイトあったのか
レオナの回のおまけのタスクがみてーな
671名無しさん@ピンキー:2008/05/21(水) 03:32:30 ID:PUd5LTvS
>>669
こんなとこで個人サイト晒すのはやめれ。
672名無しさん@ピンキー:2008/05/21(水) 06:28:20 ID:ft3sPN16
>>669
死んでくれ
673名無しさん@ピンキー:2008/05/21(水) 07:37:52 ID:JzQVlbaB
>>669
ニコ動での検索のヒントを頼む
674名無しさん@ピンキー:2008/05/21(水) 07:52:26 ID:r8IuanGZ
>>669
お前、杏仁豆腐好きだろ?
675名無しさん@ピンキー:2008/05/21(水) 11:21:09 ID:UNVqu/wy
>>668
前もどこかでいった気がするが
本編のクスハは人当たりは柔らかいけど割と強気で強情だし
本編のゼオラは目上の人間には礼儀正しいんだが
その辺がわかってない=プレイしてない人間が描いた同人は
すぐにわかるな
676名無しさん@ピンキー:2008/05/21(水) 11:22:38 ID:dsXGZ7h5
>>673アバウトだけど
【性轉換】OG
をキーワード検索で多分でる
677名無しさん@ピンキー:2008/05/21(水) 15:21:18 ID:83G10BaO
スパヒロでクスハが好きだった俺の場合は
巨乳だの天然だの味音痴だの属性付加されていくにつれ興味が失せた

昔は普通の乳だったよな…甘党お握りだって元はOG1でラトがやったネタじゃん
萌えキャラからネタ吸収するズフィルードクリスタルでも埋まってるのか
678名無しさん@ピンキー:2008/05/21(水) 15:54:04 ID:ft3sPN16
OTLアーサーなんだぜ?
679名無しさん@ピンキー:2008/05/21(水) 16:22:23 ID:FIkP2Ztv
まあ、決定的だったのがニルファのカットインだったのは言うまでもない。

αのころは好きだったけどなー。そういう意見が多かったから続投が決まったんだろうけど。
萌えキャラにしようとして萌えなくなった感は否定できない。
680名無しさん@ピンキー:2008/05/21(水) 16:47:21 ID:JzQVlbaB
>>676
見れた
ありがとう
681名無しさん@ピンキー:2008/05/21(水) 18:32:32 ID:5+HBSNHH
>萌えキャラにしようとして萌えなくなった
それが寺田のやり方だ。奴自身が萌えればいいキャラ造詣が優先されるんだ・・・!
682名無しさん@ピンキー:2008/05/21(水) 20:17:54 ID:v+apxl6a
寺田じゃなくて千住な気がする。根拠はないんだけど
683名無しさん@ピンキー:2008/05/21(水) 20:34:08 ID:MV1gxgEt
ここは寺田叩きスレだったか?
いい加減落ち着けお前等









どうせなら好きな異種版権カップリングでも言い合おうぜ!!
684名無しさん@ピンキー:2008/05/21(水) 20:37:32 ID:5CBdmNV8
>>683
そうだよな。

やっぱり叩くべきは千住だよな
685名無しさん@ピンキー:2008/05/21(水) 21:24:00 ID:6V+4AHps
>>683 異種版権カップリングって例えば、"アムロ×ミサト"みたいな感じ?
686名無しさん@ピンキー:2008/05/21(水) 21:27:32 ID:oftX1CRi
クスハは龍虎と一緒にコレジャナイ化していった印象が
別に性格面で奇抜な設定なんていらんやん
「不思議ロボに乗れる女の子が大切なものを守るために戦います」をストレートに打ち出していけばええやん
687名無しさん@ピンキー:2008/05/21(水) 21:40:22 ID:ft3sPN16
カズマ×光竜もしくは闇竜はないのー?
688名無しさん@ピンキー:2008/05/21(水) 22:01:13 ID:SOmsB0Ca
個人的にレギュレイト陵辱が見てみたいけど
データベース一家はアプリカント親父とアリア以外は基本的には実体を持たないって問題があるんだよね。

やるならクリティックの裏切りにより強力な特殊コンピューターウィルスを盛られ。
ウィルスによる侵食と言う名の陵辱が始まり穴という穴を徹底的に蹂躙されイケばイク程にプログラムを壊され新しく書き換えられるスピードも早まり
クリティックや快楽には逆らえない従順なメス奴隷と化していくって感じが適任?
689名無しさん@ピンキー:2008/05/21(水) 23:13:12 ID:7U3zkbGo
>>686
いい加減スレと関係の無いカキコミはやめなさい



俺はD設定でクェスがクリスの兄であるジョシュアに興味を持ち、その流れで…みたいなのが読みたいです
690名無しさん@ピンキー:2008/05/22(木) 00:28:45 ID:lNw1mlao
>>688
この際、別に実体化してもいいんじゃね?
保管庫にあった唯一(?)のレギュ話は描写から見て実体化してたし
691名無しさん@ピンキー:2008/05/22(木) 00:43:13 ID:s5OWfpu+
〜が読みたい、ってのが〜しか読みたくないって空気をどうしても作ってて、
それどころかGJすらしづらい感じになっちゃってたような時期もあったから、
最近のマターリ具合はいい感じに肩肘張らない流れに思えてたんだけどなぁ。
俺たち暇でこんな話してますけど話の種があったら撒いてくださいみたいな。
692名無しさん@ピンキー:2008/05/22(木) 01:54:45 ID:NbtwfVZ3
確かに、なんとなーく「リクエストに応えたげた方がいいのかな?」って心持にはなる。
一度だけ応えたことあるけど、まぁ結局自分は自分のリクエストにしか応えられないわな。
693名無しさん@ピンキー:2008/05/22(木) 22:26:32 ID:zkFjnHyr
>>691
そういう事をいちいち言い出すから空気が悪くなるんだよ

以下>>691みたいな発言禁止
694名無しさん@ピンキー:2008/05/22(木) 22:46:05 ID:lNw1mlao
>>620マダー?
695名無しさん@ピンキー:2008/05/23(金) 00:08:55 ID:TiLV+ha0
まあ雑談がスレチってのはわかるけどな。
希望だけしてるのは結局クレクレ厨と変わらんだろ。
それで埋めるのがスレのあり方というなら何も言わんけどさ。
696名無しさん@ピンキー:2008/05/23(金) 00:52:03 ID:/hUykRgb
雑談からネタ拾って話が作れるくらいスレに活気がありゃ雑談もいいんだが
Z待ちだな
697名無しさん@ピンキー:2008/05/23(金) 06:21:43 ID:Ns/2QmJ5
何時間も掛かって作品書いても反応無しですぐに○○×○○マダー?じゃなw
俺ならこんなスレに作品投下しないw


失礼。空気を悪くしたようだ
まあ元から悪いからいいよね?^^
698名無しさん@ピンキー:2008/05/23(金) 07:23:36 ID:wK4ygGJr
>>697
あー、書くわけじゃないけどすげえよく分かる
そりゃ社交辞令でもなんでも反応されるほうがいいよね
699名無しさん@ピンキー:2008/05/23(金) 08:50:33 ID:fYkv5qTk
だな。
700名無しさん@ピンキー:2008/05/23(金) 15:45:07 ID:jUaOM2gs
投下したければすればいいだけの話じゃん
701名無しさん@ピンキー:2008/05/23(金) 15:46:18 ID:8DOp8SNf
投下したくない、って話なのでは?
702名無しさん@ピンキー:2008/05/23(金) 15:49:00 ID:lGOKGWaW
その場合、投下しなければいいだけの話になるな
703名無しさん@ピンキー:2008/05/23(金) 16:02:49 ID:8DOp8SNf
めでたしめでたし

さあOG叩きの雑談に戻ろうか
704名無しさん@ピンキー:2008/05/23(金) 18:23:45 ID:8909uzhV
とりあえず>>697、偶然書き込みが被ったという可能性を考えられないのか?
705名無しさん@ピンキー:2008/05/23(金) 18:31:54 ID:/hUykRgb
わざわざ蒸し返してまでそんなこと追求して、なんかいい事あんの?
706名無しさん@ピンキー:2008/05/23(金) 19:24:20 ID:TiLV+ha0
もうどうにもならんと思うぞ、このスレは。
中学生が多いのかどうかしらんけど、投下したけりゃすればいいとか、
そんなガキの逃げ口上で満足して、自分から妥協する気もないんだったら。

まあ住人が決めることだけどさ、こんなんじゃ、住人にも職人にもいいことないぞ。
707名無しさん@ピンキー:2008/05/23(金) 19:50:18 ID:9UjQ36gD
このスレにはやっぱり「OGは受け入れがたい」って人なのかな。

OG関係しか投下した事が無い自分が言うのは筋違いかもしれないけど、もし読んでもらって気分を害してたら申し訳ないと思う。

版権スパロボとOGシリーズでスレ分けるのは難しいわけだから、スレの中で上手に住み分け出来ればいいんだけど…。

長文スマソ。
すぐSS書く作業に戻ります。
708名無しさん@ピンキー:2008/05/23(金) 19:52:23 ID:x4o7/Vin
>>707
むしろOGでもいいじゃないかと思うんだが
そういうのは話半分で聞き流していいよ
709名無しさん@ピンキー:2008/05/23(金) 19:53:18 ID:9UjQ36gD
>>707

「OGは受け入れがたい」って人が多いのかな。

だった。
重ね重ねスマソ
710名無しさん@ピンキー:2008/05/23(金) 19:54:24 ID:OKOrdw6n
>>707
がんばれ。OGを好きな人に増えてもらいたいのなら
小細工でなく、力でねじ伏せてみろ。
711名無しさん@ピンキー:2008/05/23(金) 19:59:48 ID:HJlYU9st
自分で書かない人はすぐ「お前のSSでどうにかすればいい」とか言い出すんだよね
712名無しさん@ピンキー:2008/05/23(金) 20:03:46 ID:DOkBNKX0
>>707
アンチなんぞ気にしなきゃいい
いちいち申し訳ないとか思ってたらキリがない
好きなもん書いて投下すりゃいいだけの話


つかあれだよ…投下して「〜マダー?」とか書かれるのは、単にそのSSがつまらんからというのも(ry
713名無しさん@ピンキー:2008/05/23(金) 20:07:48 ID:OKOrdw6n
つうかどう考えても>>707はアンチを叩いてもらいたい誘い受けにしか見えないんだが
714名無しさん@ピンキー:2008/05/23(金) 20:26:47 ID:XnZAgLlv
んだが、どうするんだ?
それも誘い受けじゃないの?
715鬼畜な人?(小ネタ):2008/05/23(金) 20:37:53 ID:zMdV2dvq
「ねぇねぇ、ウェン」
「?」
 哨戒出撃の割り当て分を終えて、休憩の時間となり、二人で自室に戻った時、
もじもじと、少し恥らう様子で、リムがウェントスに言う。
「その……さ、最近してないよね」
「何を?」
 ぽぉ、と頬を桜色に染め、リムは益々恥じ入るような様子を見せる。
「だからさ……その……ね……わかるでしょ?」
 ちっとも分からない。
 暫し、顎に手を当て、真剣な表情でウェントスは何事かと思考する。どことなく、リムの心からは欲情の雰囲気を感じる。
 ――ああ、そうだよね、僕はメリオルエッセだけど、彼女は人間だからね。
 その考えに行き着き、ウェントスは納得したように頷いた。
「……わかった?」
「ああ、わかったよ」
「そう……それじゃあ……」
 両手を広げ、瞼を閉じ、唇をほんの少しだけ突き出す。初々しい仕草のリムの両手を、ウェントスは優しく指を絡める。
 そして、求めるようにリムが顔を突き出した瞬間、絡んで指に力が込められ、ぐいと押し倒される。
「え?」
 そのまま後方のベッドに、二人の体が倒れこむ。
「ちょ、ちょっと、ウェン!?」
「本で読んだだけで、まだよくわからないけど、努力してみるよ……」
「ち、違うの! そうじゃないの!」
716鬼畜な人?(小ネタ):2008/05/23(金) 20:38:53 ID:zMdV2dvq
 リムのスカートを降ろし、ウェントスは自分の指で、リムの淡い薄紅色の性器を撫でる。優しく、デリケートなタッチだったが、
しなやかなウェントスの指は、滑らかに指を這わせる。
「ひゃあ! だ、だから、そうじゃなくて……!」
「そうじゃない?」
「キ……キスして欲しかっただけ!」
「んー……ああ、なるほど」
 と、ラビアを撫でていた指が、そっと離れる。
「わ、わかったくれた……?」
「ああ。わかってるよ」
 すると、潤み始めた性器に、ウェントスは唇を寄せる。
「ひゃう! ち、違うのぉ! 違うんだってばぁ!」
 陰核を啄ばまれ、歯と歯の間で吸引され、リムは叫び声を上げる。
「何が違うの? 君の心はこうして欲情の感情をもっているじゃないか?」
「そ、そのセリフ、なんだか鬼畜だよぉ!」
 そう言い終えるより早く、リムはほぼ生まれたままの姿に剥かれていた。
「イヤー! 嫌じゃないけどイーヤー!」
 首筋のやらかいところに舌を這わせながら、ウェントスが耳元で囁く。
「君の心は僕が一番わかっているんだ……心配しなくていいよ」
「だからなんだか鬼畜ななんだってばぁ、それ!」

「(……アタシ、ちょっと変なこと教えすぎたかな?)」
 心の片隅でリアナが呟く。 
717名無しさん@ピンキー:2008/05/23(金) 20:40:12 ID:zMdV2dvq
ちょいとふと思いついた艶笑話な小ネタ失礼。
718名無しさん@ピンキー:2008/05/23(金) 20:59:42 ID:jUaOM2gs
最後まで書いてくれー
719名無しさん@ピンキー:2008/05/23(金) 21:50:19 ID:5zn45kT2
珍しいよねウェンリム。乙
720名無しさん@ピンキー:2008/05/24(土) 00:56:25 ID:Z9djqPxc
乙です、続きもよろしく


つかOGいらねーよとかほざいてる馬鹿は
気に入らなければスルーという最低限のルールすら知らない池沼だな
721名無しさん@ピンキー:2008/05/24(土) 03:45:15 ID:2oW8Yac0
>>720
>気に入らなければスルーという最低限のルールすら知らない池沼だな
722名無しさん@ピンキー:2008/05/24(土) 11:15:04 ID:hA4wWtPQ
OGアンチより、ごひごひ五月蝿い奴がウザイ
723名無しさん@ピンキー:2008/05/24(土) 11:19:11 ID:jKaKMBQh
>>717
実のところキャラ知らないけど、
「イヤー! 嫌じゃないけどイーヤー!」
に思わず顔がニヤけたのでGJ
724名無しさん@ピンキー:2008/05/24(土) 16:33:53 ID:0LOzmPgl
OGアンチもごひ厨も死ねばいいのに
725名無しさん@ピンキー:2008/05/24(土) 16:39:01 ID:bEifgHJB
つーか
そもそも今まで投下されたSSの過半数がOGベースなのに
「アンチが多数」と思うのが不思議w
726名無しさん@ピンキー:2008/05/24(土) 16:41:25 ID:f5YPzbgo
とりあえず>>722>>724は関係の無い話題で場を濁さないでくれ
アンチはともかく、求めてるジャンルや意見を言ってくれる人の中にはいい意見もあるし


ところでここ最近SSが書かれてないキャラって何だろうか?
とりあえず意見聞いてみる
727名無しさん@ピンキー:2008/05/24(土) 18:27:54 ID:gXQRFfkx
J、W、ムゲフロ、Z
728名無しさん@ピンキー:2008/05/24(土) 18:44:09 ID:pFsrqG96
>>726
ここ最近はOGと携帯作品のSSが多かったかな
そうなると残るのは…F系?
729名無しさん@ピンキー:2008/05/24(土) 20:28:04 ID:LfMYk3ej
SC2ndのケイジとへぷちんの人
あとGCXOとかACE2
730名無しさん@ピンキー:2008/05/24(土) 20:47:14 ID:7GQW7QYc
まとめサイト見てて思ったが、なにげにマサキリューネ少ないな
つーかまともなのがないな
731名無しさん@ピンキー:2008/05/24(土) 23:05:06 ID:+jTYY8Mv
小ネタ。たまにはこういうカップルもいいよね。


「………で、これはどういう了見なんですの、アーク?」
「あはは……いやぁ、こんばんは、アイシャ」
 ――時刻23:00。
 事件は起きた。場所は格納庫に隣接するパイロットの更衣室(女性)。
 その床で、一組の男女が絡まって倒れている。女性は半裸状態。
 一見すれば、逮捕されても仕方が無い状況である。だが、これには深いようで浅い理由があった。
「ノックもしたし、声もかけてみたけど、返事がなかったし」
「…かと言って無遠慮にも程があります」
「……君の姿を探してたら、ここだって聞いてつい。だから、ちょっと中を探ろうと思ったんだけど…」
「つい、じゃありませんわよっ! 犯罪ですわ、犯罪っ!…というか、さらりと恥ずかしいことを言わないでくださいなっ」
 顔を真っ赤に染めて、訴えるアイシャ。そう理由は単純だった。
 アークはアイシャの姿を探して、ここに入ってきただけなのだ。もちろん女性の更衣室ということもあって、入るには躊躇した。
 だが、そのためにも彼はドアをノックしたし、声もかけてみた。返事がなかったから、短時間なら姿を探してもいいだろうと思ったのだ。
 ―――まさか、本人が着替え中だとは思わなかったが。
 顔を鉢合わせした時にお互い慌てふためいて、思わずずっこけたアークが彼女を押し倒してしまいこのような形になってしまったのだ。

「……ごめん」
「あ、いえ、その、そんなにしゅんとされると私が虐めているようではありませんか」
 項垂れるアークに狼狽してしまうアイシャだったが、はたと今の自分の状況と格好に気が付く。
 同世代の少年に、下着姿の自分が押し倒されている。――考えるまでもなく、恥ずかしい状況である。
「あ、謝るのはいいですから、早く退いてくださいなっ! …いつまで、レディにこんな姿させておくつもりなんですの?」
「…………」
「……ちょっと、聞いているのですか、アーク?」
 真っ赤になったまま、見上げるアイシャ。
 すると、そこにはどこかぼぅと惚けているアークの表情が、彼女へと向けられている。
 訝しげに彼の顔を覗き、声をかけてみるが、相変わらず視線は自分へと注がれるだけだ。
「綺麗だ……」
「へっ?」
「…アイシャ、ごめん。君のそんな姿を見ていたら、我慢が出来なくなった」
「へっ!? ちょ、ちょっと! アークっ、何甘い声で囁いているんですのっ?!
「君の艶かしい姿を見ていたら、俺……、ダメになってしまう…」
「ああっ、そんな瞳で見ないでくださいましっ。ゆ、許してしまいそうになりますわ…
 …って、今度は何、私の下着に手を伸ばしてっ…ちょ、や、やめっ…せめてベッドの上d……きゃーっ!?」

そして、夜は更けていく。



64は恋愛要素が殆どない。故に、色んな妄想が出来て楽しい。
アーク×セレインのエロパロを繰り出したあの人は天才だ。

アークは誰に対しても天然攻めだと思う。そして、アイシャは総受け。
某女こまし編を見て、ふと思いついた。
732名無しさん@ピンキー:2008/05/24(土) 23:26:59 ID:0LOzmPgl
はいはい天才天才、で?
マンセーも程々にしなよ
733名無しさん@ピンキー:2008/05/24(土) 23:30:30 ID:lY+RXWzT
……どこの誤爆だ?
(しかし……それだけとは思えんが……)
734名無しさん@ピンキー:2008/05/25(日) 00:16:18 ID:KwPnnbwy
誤爆…だと…!?
(流石は隊長…)
735名無しさん@ピンキー:2008/05/25(日) 00:41:14 ID:KY7AGO2n
お前ら本当は投下望んでないだろ。
736名無しさん@ピンキー:2008/05/25(日) 01:04:47 ID:2IVokHR6
>>732>>735が同一人物だという事はよくわかった
737名無しさん@ピンキー:2008/05/25(日) 01:06:16 ID:2IVokHR6
>>731
GJ!イイヨイイヨー
64好きだったから素直にSS読めて嬉しいよ
738名無しさん@ピンキー:2008/05/25(日) 02:53:09 ID:9QCbTAOv
>>731
GJ!
このカップリングは考えたことなかったが、
こうして読むとアリな気がしてきた
739名無しさん@ピンキー:2008/05/25(日) 09:49:33 ID:ml7pKXz7
>>731
GJ
しかしアークは本編で救われない反動からかよくネタに使われるな
本編でも女性に恵まれないブラッド涙目w
740名無しさん@ピンキー:2008/05/25(日) 11:41:56 ID:FoEboDyp
64のキャラ知らないからイラネ
741名無しさん@ピンキー:2008/05/25(日) 12:10:41 ID:pbuOSqCA
>>740の存在よりは必要だな
742名無しさん@ピンキー:2008/05/25(日) 12:13:28 ID:DIP/5IGK
>>741
あなたに敢えて本当によかった
いれしくて いれしくて
てとばにできない
にーちゃん にーちゃん
すげーじゃん
ルナマリアのおっぱい
743名無しさん@ピンキー:2008/05/25(日) 19:34:39 ID:3xhKyk/G
本編であんまり恵まれなかったキャラの絡みが地味に好きなのよ。
アークみたいに単純に恵まれないキャラとか、
ラキみたいに幸せに恵まれそうにないキャラとか。
744名無しさん@ピンキー:2008/05/25(日) 19:37:09 ID:LjqgxWrg
じゃあ自分で書けよ
745名無しさん@ピンキー:2008/05/25(日) 19:38:36 ID:bwBPk8pY
そうだお前、それ文章にしてみろよ
男は度胸 何でも試してみるもんさ
746名無しさん@ピンキー:2008/05/25(日) 20:10:14 ID:3xhKyk/G
>>744
書いたからいいんだよ。
747名無しさん@ピンキー:2008/05/25(日) 20:21:27 ID:LjqgxWrg
>>746
じゃあ言うなよ
748名無しさん@ピンキー:2008/05/25(日) 20:24:17 ID:3xhKyk/G
書けと言ったり、言うなといったり、
君、ちょっとだけ忙しいゾ♪
749名無しさん@ピンキー:2008/05/25(日) 20:29:09 ID:LjqgxWrg
(´・ω・`)
750名無しさん@ピンキー:2008/05/25(日) 22:56:24 ID:UXCiVrQs
公式サイトのAPortableのムービー見てきたが…、
アクセルの声、OGの時より若返っているような…
751名無しさん@ピンキー:2008/05/26(月) 00:55:11 ID:UCsgRZKA
>>750
声のトーンをアクセルからアホセルに買えてるんだろう
・・・OG3が出るならアクセルのトーンであの台詞を言って欲しいな。
752名無しさん@ピンキー:2008/05/26(月) 01:39:07 ID:OTOV4l56
アクセルって何種類いるんだっけ
753名無しさん@ピンキー:2008/05/26(月) 02:27:56 ID:LnVT6grr
多分
アホセル
悪セル
復活アホセル
ロリセル(OGs)
の四つ
754名無しさん@ピンキー:2008/05/26(月) 05:43:33 ID:r3jcSSTl
A
・主人公記憶喪失
・主人公記憶回復
・敵
OG
・ストーカー
・ロリコン

5種類ぐらい?
755名無しさん@ピンキー:2008/05/26(月) 17:27:46 ID:rDHFvncX
A
・主人公記憶喪失
・主人公記憶回復
・敵
OG
・ストーカー(GBA版OG2)
・ストーカー(OGs)
・ロリコン

6種類だな
756名無しさん@ピンキー:2008/05/26(月) 17:30:06 ID:j4QP4TVx
圧倒的じゃないか
757名無しさん@ピンキー:2008/05/26(月) 18:50:51 ID:WvR7mOh6
ロリコンは外せないようだw
758名無しさん@ピンキー:2008/05/27(火) 19:37:58 ID:3fpCYBYB
>>755
> ・ストーカー(GBA版OG2)
> ・ストーカー(OGs)
この2つの違いを明確に述べよ
759名無しさん@ピンキー:2008/05/27(火) 19:49:48 ID:DUETMysP
ベーオウルフオタクとキョウスケアンチの違い
760名無しさん@ピンキー:2008/05/27(火) 20:39:52 ID:y+ctIQcK
>>759
うう……的確すぎる
761名無しさん@ピンキー:2008/05/27(火) 20:44:41 ID:zCL0z0W9
ウザイ冷酷か少し親しめるバカかの違い
762名無しさん@ピンキー:2008/05/27(火) 20:49:11 ID:YpYXWvBL
キョウスケ×アクセルきぼん
763名無しさん@ピンキー:2008/05/27(火) 20:51:27 ID:CLNE/cs5
ダイナミックキャラで書くのは駄目かな? 甲児xマリア デュークxナイーダorキリカ リョウxミユキor胡蝶鬼 とか見てみたいんだが。
764名無しさん@ピンキー:2008/05/27(火) 21:30:03 ID:VJ+V7m1F
板内をダイナミック、永井、豪、などで検索したが
それっぽいスレは無かった
ダイナミック作品内とはいえクロスオーバーしてるのなら
このスレでもいいんじゃないか?
765名無しさん@ピンキー:2008/05/28(水) 00:07:25 ID:G/eQmrRU
マリア!マリア!
766名無しさん@ピンキー:2008/05/28(水) 00:32:49 ID:pnf+WTmh
進化!進化!
767名無しさん@ピンキー:2008/05/28(水) 02:38:27 ID:qb1o/X4d
>>766
インベーダーによるミチルさんの凌辱希望と申したか!
768名無しさん@ピンキー:2008/05/28(水) 02:46:26 ID:z57MLz95
ハニワ×ハニワ
769名無しさん@ピンキー:2008/05/28(水) 02:53:19 ID:6NQESDB3
>>768
萌え補正かかったヒミカ様ですね、わかりま
770名無しさん@ピンキー:2008/05/28(水) 15:08:53 ID:tM9EkTIt
何となく松屋の前を通ったんだが、「麻婆とカレーのコラボ」って麻婆カレーの貼り紙がしてありましてね






リオ(麻婆=中国)とラーダ(カレー=インド)に攻められるリョウト(白飯=日本)を連想しましたよ
771名無しさん@ピンキー:2008/05/28(水) 16:12:43 ID:afwiVzTx
その発想が出来るお前の脳がうらやましいよ
772名無しさん@ピンキー:2008/05/28(水) 19:29:04 ID:ZgN+FxkK
>>768
思わず死ねぇ!してしまいたくなったぜw
773名無しさん@ピンキー:2008/05/28(水) 21:48:13 ID:RxJMmHdp
>>764
マリア・フリードか?マリア・フリードで書きたいのか!?
774名無しさん@ピンキー:2008/05/28(水) 23:07:17 ID:4jyCzUgQ
つーかムゲフロって別スレあんのな・・・どっちに投下すりゃいいんだよ

(●´
775名無しさん@ピンキー:2008/05/29(木) 00:09:23 ID:1W4t7gvJ
ムゲフロ発売日になったし、今後はプレイしないと投下してはいけないということで

まぁ基本中の基本だがなww
776名無しさん@ピンキー:2008/05/29(木) 02:37:56 ID:sc6zw6qd
100かぁ
777名無しさん@ピンキー:2008/05/29(木) 06:47:57 ID:tpfsBuny
>>774
あれは変なのがこっちにムゲフロ投下されたくないから立てたスレなのでこっちで大丈夫だよ
あと>>775はスルーで
778名無しさん@ピンキー:2008/05/29(木) 13:38:03 ID:edM0IJ4c
いけないって事はないだろうが原作やってない奴にエロパロ書かれても冷めるだろ
原作クリアと同等の知識を何らかの手段で勉強したってんなら話は別だが

キャラの外見と名前だけ借りた別キャラの妄想話を読まされても反応に困る
779名無しさん@ピンキー:2008/05/29(木) 14:14:09 ID:HXYIks6m
というか、二次創作を作るに当たって、原作を知るのは礼儀だと思うぜ。
780名無しさん@ピンキー:2008/05/29(木) 14:28:28 ID:1W4t7gvJ
よって>>777は荒らし決定w
781名無しさん@ピンキー:2008/05/29(木) 15:27:17 ID:i+2cu+OO
何でもかんでも荒らしか
まるで100万人国外追放のどっかの騎士団みたいだな
782名無しさん@ピンキー:2008/05/30(金) 00:42:19 ID:rzG63x6z
よぉし、じゃあ俺もゼロだ!
783名無しさん@ピンキー:2008/05/30(金) 01:38:09 ID:jyPOcqYF
それじゃあ俺はガンダムだ!
784名無しさん@ピンキー:2008/05/30(金) 03:05:57 ID:x+Gu/jkQ
俺は空飛ぶモアイだ!
785名無しさん@ピンキー:2008/05/30(金) 04:07:58 ID:A6H/1376
じゃあ、俺はビックバイパーな
786名無しさん@ピンキー:2008/05/30(金) 05:12:53 ID:ofunUD0O
じゃあ俺は宇宙の心で
787名無しさん@ピンキー:2008/05/30(金) 07:04:57 ID:+YVPsJsQ
誰も「君にふさわしい男」と言ってないのにこの流れw
788名無しさん@ピンキー:2008/05/30(金) 13:49:10 ID:3GukgXZ6
派遣の筆下ろしの相手はアシェン


とりあえず誰かこれで頼む
789名無しさん@ピンキー:2008/05/31(土) 00:28:22 ID:TEMRFNaf
>>788のレスを見て思った
普通の状態とコードDTDの状態。
皆の好みは分かれるかな?
790名無しさん@ピンキー:2008/05/31(土) 01:23:34 ID:S8NJ78Zc
>>789
はじめは普通の状態で挿入→感じてきて熱暴走→DTD
これで問題ない
791名無しさん@ピンキー:2008/05/31(土) 01:56:52 ID:glvG8XX6
むしろベタすぎて面白味がないほどだ
792名無しさん@ピンキー:2008/05/31(土) 10:21:33 ID:0dE5fdXN
>>788
アシェンと少牟による派遣と零児の初めてをくっちまった時のショタ可愛さ自慢対決ですね、分かります
793名無しさん@ピンキー:2008/05/31(土) 20:39:07 ID:7NbpKYxW
>>788
なんつーか、いきなり脈絡なく派遣とか言われても、何のことだかわからないぞ。
それがハーケン・ブロウニングのことだと気付いたのは、しばらく考えた後のことだった。
794名無しさん@ピンキー:2008/05/31(土) 22:27:26 ID:glvG8XX6
グノン「俺のハーケンをもってこい!」
795名無しさん@ピンキー:2008/05/31(土) 22:30:39 ID:+ACEW7Xn
デューク「ダブル派ー遣!」
796名無しさん@ピンキー:2008/05/31(土) 23:54:14 ID:MCAcjz8k
もうハーケン×ファントムでいいじゃん
797名無しさん@ピンキー:2008/06/01(日) 00:29:39 ID:JPyCnYih
ベタなカップルのベタな話を一つ書こうというモチベになってるんだが
・マサキ×リューネ
・統夜×三人娘
どっちがいいかな
798名無しさん@ピンキー:2008/06/01(日) 00:33:19 ID:4E4J6DRI
>>797
統夜でお願いしたい
799名無しさん@ピンキー:2008/06/01(日) 00:48:33 ID:nCNZLqb/
>>797
統夜でお願いします

欲を言えばシャナやフーさんも混ぜて(>>799は死にました)
800名無しさん@ピンキー:2008/06/01(日) 00:54:01 ID:1qoa7Yjp
>>797
リューネのSSはここ数年一本も無い


…何が言いたいかは解るよな?
801名無しさん@ピンキー:2008/06/01(日) 00:54:47 ID:6z4HRxFT
>>797
リューネ! リューネ!
802名無しさん@ピンキー:2008/06/01(日) 00:59:56 ID:4EUSIcIw
>>797
プレシア! プレシア!
血のつながってない妹の底力をみせてやれ!
803名無しさん@ピンキー:2008/06/01(日) 12:05:40 ID:BLcDswVs
アークとセレインこないかなー
804名無しさん@ピンキー:2008/06/01(日) 16:59:44 ID:CrjLOPkO
>>797
リューネ
805名無しさん@ピンキー:2008/06/01(日) 17:55:29 ID:1qoa7Yjp
そういやムゲフロスレあるけどこっちに投下してもいいんだよな?
806名無しさん@ピンキー:2008/06/01(日) 18:24:38 ID:y5zUDawD
過去レスぐらい読め阿呆が
807名無しさん@ピンキー:2008/06/01(日) 18:51:06 ID:JtpgWTks
>>805
こっちで大丈夫だよ
今までも投下されてるし
808名無しさん@ピンキー:2008/06/01(日) 19:53:19 ID:MaSFQmhx
ちょいと質問。保管庫の作品でカズマ×光竜・闇竜があって、その中でカズマのことを
光竜がカズ君、闇竜がカズマさんと呼んでいたけど、ゲームの中でそういうふうに呼んでるシーンあったけ?
あるとすれば何話?
809名無しさん@ピンキー:2008/06/01(日) 20:21:08 ID:+/svttcN
カズくんはカズマって名前に対する声優ネタ

カズマさんは本編で言ったかは微妙。さん付けで呼びそうだが
810名無しさん@ピンキー:2008/06/01(日) 21:32:59 ID:+3l122NP
>>797
リューネいいなー
811名無しさん@ピンキー:2008/06/02(月) 03:28:39 ID:LRQOqZeF
>>797
何かリューネ優勢な。でも俺はJの四人組を推すぜ。スレタイもJだし。
812名無しさん@ピンキー:2008/06/02(月) 08:40:21 ID:zPtpHGkx
J=ジャニーズ
U=ウルトラ

M=まんこ
P=パンティ
813名無しさん@ピンキー:2008/06/02(月) 09:18:26 ID:bsDiHvM9
Jを希望する。
答えは聞いていないっ!!
814名無しさん@ピンキー:2008/06/02(月) 09:21:28 ID:AUl3b5sI
両方書いてしまえ
815名無しさん@ピンキー:2008/06/02(月) 22:27:06 ID:GyHIYbfB
質問だけどスクコマシリーズってどんなクロスカプ居た?
816名無しさん@ピンキー:2008/06/03(火) 00:25:54 ID:k0RYVFV8
三人娘との4Pは見たこと無いから三人娘希望!!
817名無しさん@ピンキー:2008/06/03(火) 01:34:50 ID:Vwgb2m9v
しかし見れば見るほど厨命名だよな紫雲統夜って。
818797:2008/06/03(火) 01:39:57 ID:SuIQlXPg
とりあえずリューネで書き始めたが
余力があれば三人娘も書くことにする
819名無しさん@ピンキー:2008/06/03(火) 06:27:05 ID:H7INmbd4
>>817
分かりやすくていいじゃないか。
820名無しさん@ピンキー:2008/06/03(火) 09:30:39 ID:yV6qt32d
>>816
三つくらい前のスレになかったっけか
821名無しさん@ピンキー:2008/06/03(火) 19:51:30 ID:q2G9ClSe
あったあった。
822名無しさん@ピンキー:2008/06/03(火) 23:26:49 ID:QmPTf8rq
>>815
葉月博士×葵博士
ケイジ×沙羅
五飛×ルナ
柿崎×カトル
823名無しさん@ピンキー:2008/06/04(水) 01:38:39 ID:xLMKfxZd
>>817
日本名主人公のロボアニはそんなもん
824名無しさん@ピンキー:2008/06/04(水) 04:46:30 ID:2Ua4XIXn
兜甲児とか
蕪戸幸司じゃないんだよ、兜甲児だよ

ひびき洸とか
響鬼聰じゃないんだよ、ひびき洸だよ

破乱万丈とか
波乱万丈じゃないんだよ、破乱万丈だよ

どいつもこいつも変換がめんどくせぇ名前しやがっとぇ
825名無しさん@ピンキー:2008/06/04(水) 10:23:50 ID:4Nj05hRb
>>809 そっか本編ではでてこないのか。情報提供サンクス。
826名無しさん@ピンキー:2008/06/04(水) 11:07:54 ID:uov0bBfd
無限のフロンティアスレに突撃してあれこれ言うのはやめていただけませんか?
827名無しさん@ピンキー:2008/06/04(水) 12:22:29 ID:DPbEGK1D
>>824
ちゃんと単語登録しとけ
たまに仕事で工事の見積書作ってる時にうっかり
甲児と誤変換する場合もあるので注意しろ
828名無しさん@ピンキー:2008/06/04(水) 12:43:05 ID:nWSWjfMj
表記がトウヤ・シウンなら気にならないのにねー。
829逆襲のアヤ ◆p1bw2Xe7LI :2008/06/04(水) 16:51:38 ID:VvTnFrNM
ベッドの上に、大の字に拘束された全裸の男。
それが元PTXチームのパイロットで、現在はSRXチームの指揮官だなどと、誰が信じるだろうか?
だが、しなやかな足先で勃起した肉棒をなぶられ、恍惚とした表情を浮かべているのは、間違いなくイングラム・プリスケンその人であった。
そして、楽しそうに上官を足でなぶる裸の女性も、アヤ・コバヤシに違いない。
普段の二人からは想像もつかない状況が、薄暗い部屋で繰り広げられていた。

「うぅ…あ…アヤ…」
イングラムの口から、切なげな声が上がる。
足元に仁王立ちして、可憐な唇をサディスティックな笑みに歪める部下を見上げる。
「あらあら、少佐ったら部下にこんな風にされて感じてるんですか?」
グッ、グッと足の指に力を込めて、アヤは上官の肉棒をしごく。
「うああっ…もっと、もっとだ…もっと力を込めて、激しくやってくれぇ…!」
イングラムは背をのけぞらせてねだる。
「うふふ…情けない声を上げちゃって…恥ずかしくないんですか?」
アヤはそんな彼を嘲りながら、先端を足指で包みこみ、こねくり回す。
「あなたに憧れてる女の子は、基地内にもたくさんいるんですよ?彼女たちに申し訳ないとは思わないんですか?」
「そ、そんな事はどうでもいい!頼む!このまま、お前のその足でいかせてくれぇ!」
なりふり構わない様子で、イングラムは叫ぶ。
だが非情にも、アヤは足を肉棒からスッと離してしまった。
「自分が気持ち良くなる事しか考えないんですね。まるで子供だわ」
別人のような冷たい視線を、足下の上官に投げ下ろすアヤ。
その視線に射られ、イングラムは己の醜態を自覚させられたのか、目を伏せた。

ギシッ…。

ベッドを軋ませ、アヤはイングラムの頭をまたぐ。
そして、ゆっくりと腰を下ろした。
イングラムの、顔の上に。
「ほ〜ら、少佐の大好きなお尻ですよ〜?」
「う、ふむっ…」
顔面を圧迫されて、イングラムはくぐもった声を上げた。
アヤは腰をくねらせ、股間を彼の顔に押し付けたまま、さっきまで足でしごいていた肉棒を手に取った。
「いつもいつも、私のお尻を物欲しそうに見てましたよねぇ、少佐は」
キュッキュッと手首のスナップをきかせながら、アヤは肉棒をしごく。
830逆襲のアヤ ◆p1bw2Xe7LI :2008/06/04(水) 16:53:05 ID:VvTnFrNM
「こうやって私のお尻に顔を押し付けたかったんでしょう?良かったですね、夢が叶って」
張りのあるお尻をくねらせるアヤ。
イングラムはくぐもった声を上げるだけで、それが否定か肯定かもわからない。
「うふふ、どうしたんですかぁ?早く私のオマンコを犬みたいにベロベロ舐め回してください。あなたが毎晩このおチンポをしごきながら妄想していたように」
「………」
わずかな間を置いて、イングラムの舌が、アヤの濡れた秘部に触れた。
ためらうような、遠慮がちな舌使い。
「あら、そんな事じゃご褒美をあげられませんよ、少佐」
アヤは不機嫌そうに声のトーンを落とし、肉棒をしごく手を止める。
「いきたいんでしょう?気持ち良くなりたいんでしょう?だったら私を満足させなさい!」
不意に声を荒げ、アヤは全体重をイングラムの顔に預ける。
イングラムの舌使いが、激しいものとなった。
入り口をなぞり、クリトリスを転がし、柔肉の中に侵入してかき回す。
溢れてくる蜜も、音を立てて吸った。
「ああん、良い…!お上手ですよ、少佐ぁ!わ、私もぉ…!」
アヤもこらえきれなくなったのか、イングラムに奉仕させながら、肉棒にむしゃぶりつく。
「んっ!んふっ!ふぅうっ!」
ヂュポヂュポと音を立てて行うストローク。
快感を与えるというより、中の精液を無理矢理吸い出そうとするかのような、激しいフェラチオだった。
「はふ、はふ、はうう…ふぉぉっ!」
アヤの尻の下で、イングラムが呻く。
ビクビクッとアヤの口の中で肉棒が震え、射精が起こった。
アヤは先端に舌を被せ、迸る精液を受け止める。
更に、激しい吸い出しで尿道内の残り汁も搾り取り、口から肉棒を引き抜いた。
「……んくっ」
クチュクチュと、イングラムにも聞こえるようにわざと音を立てて、口の中で撹拌し、ゴクリと飲み込む。
「……薄いわね」
不満げな感想をポツリと、端から白い糸を垂らす唇から漏らすアヤ。
「少佐ぁ〜?明日からオナニーは禁止しますからね?」
グッと呼吸を塞ぐように、尻をイングラムの顔に押し付ける。
「我慢した方が気持ち良くなれますし、私も濃いザーメンを味わえますからぁ」
クネクネと尻を動かし、アヤは上官をなぶる。
「リュウやライだって、オナニーを我慢するようになってから、毎日濃いザーメンを飲ませてくれるんですよぉ?」
831逆襲のアヤ ◆p1bw2Xe7LI :2008/06/04(水) 16:55:20 ID:VvTnFrNM
「ふむむっ!?」
部下の口から漏れた思わぬ言葉に、イングラムは声を上げる。

彼女は毎日、リュウセイやライディースとも肌を重ね合わせているのか?

「あらあら、ヤキモチですか?大丈夫、あの子たちにはお口だけを貸してあげてるんです。セックスはしてません」
アヤはイングラムの未だ萎えない肉棒を再び手に取り、笑う。
「おかげですっかり仲良くなったけど、たまに順番の取り合いで喧嘩しちゃうんですよ?何だかお母さんを取り合う兄弟みたいで…あんまり可愛いから、二人同時にしゃぶってあげたりもするんですよねぇ」
ツラツラと淫らな告白をしながら、アヤは腰を浮かし、位置を変える。
イングラムの腰をまたぎ、たくましい胸板に両手を突く。
そしてゆっくりと腰を下ろし……彼の肉棒を圧迫するように、濡れた秘部を押し付けた。
「あっ……!?」
「うふふ、入れると思いました?」
思わず漏れたイングラムの不満げな声に、アヤは淫靡な笑顔で返す。
「このまま、私のオマンコでしごいていかせてあげますから、それで我慢してくださいね?」
言いながら、クイックイッと腰を前後させるアヤ。
普段の真面目で優しいお姉さんの面影は、どこにもない。
男の欲望を嘲笑い弄ぶ、魔女の微笑みがイングラムの視線を吸い寄せていた。
「どうですか、少佐?私のマンこき、気に入って頂けてますか?」
ハッハッと息を荒げながら、アヤは腰を振る。
されるがままの上官を見下ろし、男を支配して弄ぶ喜びに身を委ねる。
「ああ、少佐の切なそうなお顔、凄く可愛い…おチンポもガチガチで…オマンコこすれてるぅ…」
「あ、アヤ…アヤぁ…!」
イングラムの腰がグッと浮き、アヤの秘部に深くくい込む。
「あぁんっ!だ、だめぇぇ……っ!」
「うぅっ!くぉぉっ!」
二人の声が重なり、そして同時に昇り詰める。
ビュルルッ!とアヤの股間の下から、イングラムの白濁が迸り、鍛えられた腹筋にシミを作った。
「やだ…まるで私が射精したみたい…」
その様を楽しそうに眺めるアヤ。
射精が終わると、腰を浮かせ、彼の腹に飛び散った精液を音を立ててすすった。
832逆襲のアヤ ◆p1bw2Xe7LI :2008/06/04(水) 16:58:01 ID:VvTnFrNM
「いいですか、少佐。明日から一週間、オナニーを禁止します」
アヤはイングラムの髪を撫でながら、子供に言い聞かせるような優しい口調で語りかける。
「その頃には私も安全日ですから、一週間分の濃厚ザーメンを私のオマンコにたくさん注いでくださいね?楽しみにしてますよ、私の可愛いおチンポくん」
ゾッとするほど美しい笑みを浮かべたアヤは、射精の余韻かボンヤリとしているイングラムの額に、チュッと口づけをした。

***

拘束を解かれたイングラムは、シャワーを浴びる事にした。
アヤは既に、服を着て自室に戻っている。
熱いシャワーを浴びていると、先程の一時も夢だったのではないかと思えてきた。

アヤはSRX計画に必要な駒だ。自分の行動に疑問を持たれ、反抗されると後が面倒になる。
だから、彼女が自分に好意を抱いてるのを利用して、セックスで手懐けるつもりだった。
なのに、よもや彼女の中に眠るサディズムを目覚めさせる結果になろうとは…。
「パンドラの箱を開けてしまったか…」
イングラムは吐き出すように呟いた。


――ちなみに、底に希望が残っているだけ、パンドラの箱の方がまだマシだったという事に彼が気付くのは、オナ禁違反がバレた一週間後の事である。
833 ◆p1bw2Xe7LI :2008/06/04(水) 17:00:20 ID:VvTnFrNM
以上、流れも読まずに出来たてを投下させていただきました。
小生のSSが皆様の自己錬磨の助けとなれば幸いですm(u_u)m
834名無しさん@ピンキー:2008/06/04(水) 21:17:45 ID:XMYKbkwo
>>833
ブリス犬wwww
GJ!盛大に笑わせて貰った
835名無しさん@ピンキー:2008/06/04(水) 22:53:29 ID:es6rMAT7
>>833
なるほど犬グラム・プリス犬となw
初っぱなからヘタレなのに笑った。
つーかリュウセイはともかくライケンカすんなw

地の文もしっかりしててよかった。
836名無しさん@ピンキー:2008/06/04(水) 23:31:16 ID:TFU1dhxP
GJ!
プリス犬でクスハ汁吹いたwwww


そういやムゲフロ発売したのに投下無いな
発情前に見た作品はどれも面白かったのに…
837名無しさん@ピンキー:2008/06/05(木) 04:44:31 ID:hb82Z5gK
順番取り合って喧嘩するくらい、アヤのフェラは凄いという事か。
で、オナ禁違反がバレた犬グラムさんは、どんな目に遭わされたのやらw
838名無しさん@ピンキー:2008/06/05(木) 06:05:48 ID:DH6LxNCq
犬グラムワロタw情けなさ過ぎだろw

>>836
まあスレが分かれちゃってるししょうがない。
こっちに投下するか向こうに投下するかで今後の流れが決まっちゃいそうな感じだし
ちょっと出しづらい感があるんじゃないかな。
839名無しさん@ピンキー:2008/06/05(木) 21:20:07 ID:RCQ/NkIs
キャラ萌えスレで投下したらエロパロ行けって言われたんでこっちでも投下してみますw
たった3レス分の短いやつですが、よんでもらえれば幸いです。
840名無しさん@ピンキー:2008/06/05(木) 21:22:12 ID:RCQ/NkIs
気が付けば僕はキュオンのことを力いっぱい抱き締めていた。
「!?」
驚きで少し強ばるキュオンをその腕の中に感じる。
心から愛しいと思う少女の体は驚くほど華奢で、もう少し力を入れれば壊れてしまいそうなほどだった。
「エイゼルに言いつけるんだから…」
「構わないよ。こうやってキュオンと一緒にいれるなら」
「ブロンテクラフトで撃ち抜いてやる…」
「キュオンになら撃ち抜かれても構わないかな」
「ヘンネに…んっ!」
まだ何か言おうとして開いた口に自分の唇を重ねた。
目の前にキュオンの可愛い瞳が見える。
舌と舌とを絡め合わせる、大人のキス。
キュオンの手が僕の背中をぎゅっと握っていた。
「バカ…」
「え?」
「初めてだったのに」
初キスを戴いてしまったようだ。
強引に奪ってしまった罪悪感と初めてを貰えた喜びが同時に押し寄せて、少し変な気分になった。
「ごめん」
そう言ってからキュオンをベッドに押し倒した。
可能な限り優しく、しかし強引に。
「バカ、エッチ、変態、ロリコン…」
口々に悪態をつくキュオンだったが、体は僕のことを拒んではいなかった。
「ごめん」
もう一度謝ってキュオンの下着に手をかけた。
「痛くしたら蹴るからね…」
「努力はするよ」
年齢とは不釣り合いと思える純白の下着を丁寧に脱がせ、キュオンの陰部に手を添える。
「んっ…」
「痛いかい?」
「平気…だもん」
841名無しさん@ピンキー:2008/06/05(木) 21:24:08 ID:RCQ/NkIs
「んっ…」
「痛いかい?」
「平気…だもん」
キュオンも頑張ってくれている。
そう思うとよりいっそうキュオンのことが愛しく思えた。
「いれるね。最初は痛いかもしれないけど」
「我慢できるもん」
強がりが可愛い。
その気持ちを無駄にしないためにも手早く僕は準備をすすめた。
幸い、先ほどのキスで、キュオンの陰部は既にいつでも僕のモノを受け入れられる状態だった。
「じゃあ、いれるよ!」
「あっ、んーーー!」
破瓜の血が流れる。
初めての証しであり、それと同時にキュオンの苦痛に歪む顔が目に入ってくる。
「苦しいなら抜こうか!?」
「平気、もう大分楽になってきたから」
その言葉と共にキュオンの表情も少し和らいできた。
試しに少し動くとキュオンは甘い声を漏らしている。
「キュオン」
「なっ…に?」
「僕はキュオンのことが…大好き…だ」
「ん…」
動きながら、そして気持ちよさから声がとぎれがちになるが、キュオンに自分の気持ちを伝える。
「僕と…結婚してほし」
(最初に言ってよね、バカ…)
キュオンが何か呟いた気がしたが、すぐに喘ぎ声に掻き消された。
もう一度言葉をつむごうかと考えたが、僕の体に限界が来ていた。
「キュオン、このままだすよ!」
その言葉への返事は無かったが、僕をつかむ手が力を緩めないことが、その行為への許可なのだろうと考え、そのまま体を快感に委ねた。
842名無しさん@ピンキー:2008/06/05(木) 21:25:43 ID:RCQ/NkIs
行為が終わり、横たわるキュオンの膣内から流れ出る自分の白濁液を見て改めて罪悪感が生まれてきた。
「ほんとにゴメン」
「ティッシュ」
「え?」
「ティッシュ頂戴」
直ぐにティッシュを手に取りキュオンに手渡すと、キュオンは自分の陰部を拭った。
「怒ってる?」
「怒ってないよ」
あまり言葉と表情が合致していない気がする。
「あの」
「女の子はデリケートなんだから、無理矢理やっちゃだめだよ!」
「ごめんなさい」
怒られた。至極真っ当な理由のため、口も開けない。
「でも…う……か…」
「えっ?」
「なんでもない!」
直ぐに服を来て足早に部屋を出ていくキュオン。
僕は最後の言葉が気になり追いかけた。
すると、キュオンは部屋の前に立っていた。
そして、僕が口を開くよりも早く、キュオンが大きな声で叫んだ。
「私だって、大好きだったんだから!!!」
「!」
「先に言われて悔しかったんだからね…でも、ああやって思いを伝えてくれて、嬉しかったよ」
「それって…」
「子供みたいな顔で、おっぱいもちっちゃいし、わがままだし、あなたと釣り合うかなんてわからないけど…」
その言葉を聞いたとき、僕の体は自然にキュオンに抱きかかっていた。
そして、二人抱き合いながら、最後の言葉を互いの耳元で囁きあった。
「私(僕)と結婚してください」

〜終〜
843名無しさん@ピンキー:2008/06/05(木) 21:32:32 ID:RCQ/NkIs
以上で投下終了です。

このスレのルールとかあまり理解してなかったので、何かやってしまってたらもうしわけありません。

自分の書いたものを一人でも多くの人に読んでいただければと思い、このお話を書きました。


もしよろしければ、改善点やよかったところ等の意見をいただければ光栄です。
844名無しさん@ピンキー:2008/06/05(木) 21:35:40 ID:z8aLRg5g
OK、マルチは控えような?
845名無しさん@ピンキー:2008/06/05(木) 21:37:56 ID:KnCfk/gT
どこの作品のキャラよ
846名無しさん@ピンキー:2008/06/05(木) 21:40:39 ID:I3QfodYw
そもそも「俺」って誰だよ。
847名無しさん@ピンキー:2008/06/05(木) 21:40:59 ID:FkIvpP5T
俺も解らなかった
出来ればどの作品のキャラかは書いて欲しかったな
848名無しさん@ピンキー:2008/06/05(木) 21:41:09 ID:RCQ/NkIs
>>844
いろんな人が読んでくれればと思って。
こういうの書くのが好きなもんで。

>>845
フロンティアのロリ魔女
849名無しさん@ピンキー:2008/06/05(木) 21:42:20 ID:RCQ/NkIs
男キャラに設定は特にありません。
強いて言うなら一般兵Aみたいなもんで。
850名無しさん@ピンキー:2008/06/05(木) 21:43:05 ID:z8aLRg5g
>>845
無限のフロンティアのキュオン

>>846
敵にキュオン親衛隊ってのがいるから、おそらくその隊員かと
851名無しさん@ピンキー:2008/06/05(木) 21:44:34 ID:cXL9rw7K
>>848
死ね
チラシの裏でやれやクズが。
しかもフロンティアってマクロスFか?
スパロボに出てないような作品を書き込むな。
首吊って死ね
852名無しさん@ピンキー:2008/06/05(木) 21:45:25 ID:NEXPk76F
>>839読めよ
マルチではなく誘導
853名無しさん@ピンキー:2008/06/05(木) 21:50:56 ID:KnCfk/gT
ムゲフロは専用スレがあるからそっちで、なんて細かいことは言わないが
せめてどの作品のパロなのかは宣言してもらわんと誤爆と勘違いされるぞ
854名無しさん@ピンキー:2008/06/05(木) 21:55:46 ID:RCQ/NkIs
申し訳なかったです。
855名無しさん@ピンキー:2008/06/05(木) 21:56:53 ID:I3QfodYw
>>849
みんなに読んで欲しいなら、
・元ネタ作品名
・出てくる、というかエロ行為をしているキャラ名
・作品の傾向(ノーマル、凌辱、百合、鬼畜等)
あたりを最初に書くといいと思う。
でないとこんな風に、読む人が混乱するし罵倒されることもある。
「俺」って誰よ、と聞いたのは、ごく稀に「自分自身とキャラ」って組み合わせでネタを書く人がいて、叩きの対象になりやすいから。
あとさすがにないとは思うが、ここの年齢制限はクリアしてるよな?
856名無しさん@ピンキー:2008/06/05(木) 21:57:01 ID:146q58dT
>>849
これからバンバンとムゲフロのSSが投下される事を祈りつつGJ!
ロリかわいいよロリ
857名無しさん@ピンキー:2008/06/05(木) 22:03:52 ID:RCQ/NkIs
>>855
アドバイスさんくすです。

年齢制限はさすがにクリアしてますよw
858名無しさん@ピンキー:2008/06/06(金) 00:25:39 ID:nJexM2Ll
>>857
あと今度からはムゲフロスレでお願いしますね
正直ムゲフロはスパロボと一緒にしてほしくないので
859名無しさん@ピンキー:2008/06/06(金) 00:39:04 ID:q5y4skjA
スパロボだってそんな大層な代物じゃなかろうに
住み分けは一向に構わんと思うが、そこまで邪険にせんでもいいだろうよ
悪意があって投下したわけでもないみたいだしな
超上から目線で文句言うとか全く持って何様だよ
860名無しさん@ピンキー:2008/06/06(金) 00:49:27 ID:Yw7yXaSn
>>858
ゲームタイトルは『スーパーロボット大戦OGサーガ 無限のフロンティア』
おもいっきりオフィシャルでスパロボと書いてあるタイトルを、自分の趣味嗜好だけで邪険にすんなよwww
ほんと、何様なんだか。
861名無しさん@ピンキー:2008/06/06(金) 00:57:21 ID:BepGop+P
>>858
てか、んなこと書かれたら向こうでもこっちでも投下し辛いんですが
862名無しさん@ピンキー:2008/06/06(金) 01:30:41 ID:1I7BFaA/
名前でっつったらFFスレも総合とかタクティクスとか、いくつかに別れてるようだしなぁ。分離した経緯は知らないが
個人的には分けといた方が平和かなという気がするけどね。癇癪持ちのクソガキをなだめながらエロパロを楽しむというのも面倒くさいし

分けた上でまだゴチャゴチャ言うようならこのカス野郎遠慮なくフルボッコにできるしな
863名無しさん@ピンキー:2008/06/06(金) 03:56:27 ID:i4/+/hS5
超上から目線w
864名無しさん@ピンキー:2008/06/06(金) 06:09:40 ID:RtExppsx
>>839
エロパロ板へようこそ!はるばる投下してくれてお疲れ様です。GJです。
上でいろんな人が態度を交えて言っているが、無限フロはまだ浸透していない作品なので、
作品名をあらかじめ書くと混乱を防ぎやすいです。
そして、ちょうど今このスレで無限フロの是非について議論されている最中です。
それでここの空気も荒れてしまうんです。作者のせいじゃないけど、ちょっとタイミング悪かったみたいですね。
ですから、あまり気にしないで下さい。

今後はスパロボの他シリーズのエロ話あれば、もちろんここで投下してください。
また、他にもいろんなスレがあるので、気に入ったところに潜ってみるのもいいかも。
今後もぜひ、この板でいろいろエロいお話を作ってみてはいかがでしょうか。
865名無しさん@ピンキー:2008/06/06(金) 07:35:26 ID:7TNu/wKd
グレーなものをネガティブな理由で排除し始めたらキリないがな。
住み分けと隔離とじゃ、意味合いがまったく違うからなあ。
ここに来てもいい歳ならその区別くらいはつきそうなもんだが。

ただ、投下のたびに死ねとまで言われるのは異常。
他板がどうとか引き合いに出すならそこも引っくるめて2ちゃんの病理だ。
866名無しさん@ピンキー:2008/06/06(金) 08:07:59 ID:Yw7yXaSn
ちなみにムゲフロスレは、どこぞの誰かが先走って立てたスレで、ここで何か結論が出た上で立てられたわけではない
867名無しさん@ピンキー:2008/06/06(金) 09:20:02 ID:8vlnZ22X
>>862
別けたカスとぐだぐだ文句言うドカスをフルボッコにするんですね、わかります
868名無しさん@ピンキー:2008/06/06(金) 10:50:31 ID:HKt/CCj2
なに、まだフロンティアスレ落ちてないの?あんな個人が暴走して立てたスレ早く落ちちゃえよ。

>>843 なんかぐだぐだ言っている人がいるけど、フロンティア作品もここで投下してもOK。
後、他の皆さんが言っている事だけど、作品の投下前に注意書きは必要だよ。さらにもう一つ
作品の内容が合わない人がNG登録しやすいように、タイトルを付けたほうがいい。ただ、「無題」
とか他の作品も一緒に消えちゃうようなものはだめ。これらのことは、他のスレでも一緒のルール
だと思うから、覚えていたほうがいいよ。
869名無しさん@ピンキー:2008/06/06(金) 11:14:19 ID:VktGmvW6
なんだか面倒になってきたねぇ…
もう、どっちでもいいんじゃないかい?

ま、異種姦中心になってもNGにしちゃえば良いわけだし。
そんな手間もできない阿呆のことまで気にしてられないささね。
870名無しさん@ピンキー:2008/06/06(金) 14:58:25 ID:Tjaeb+F5
ハーケン×アシェンマダー?
871名無しさん@ピンキー:2008/06/06(金) 14:58:45 ID:BepGop+P
とりあえず向こうにSS投下されたら叩くわ
向こうのスレの雰囲気悪くなれば投下もないだろうし
872名無しさん@ピンキー:2008/06/06(金) 15:01:14 ID:nJexM2Ll
>>871
じゃあ俺はここに投下されたら叩くわ

二人でムゲフロを追放しようぜ!
873名無しさん@ピンキー:2008/06/06(金) 15:39:36 ID:Tjaeb+F5
本日のNGID:nJexM2Ll
874名無しさん@ピンキー:2008/06/06(金) 15:52:33 ID:QF8yShYP
もう、OG系と版権物で分ければ良いよ。
875名無しさん@ピンキー:2008/06/06(金) 20:20:10 ID:OLetaVdy
テンプレ考えとかんとなあ。それこそ年齢制限がありますよってとこから。
876名無しさん@ピンキー:2008/06/06(金) 21:16:47 ID:BepGop+P
空気が読めない馬鹿はどこにでもいるからね
877名無しさん@ピンキー:2008/06/06(金) 22:09:32 ID:003Z44bJ
とりあえずムゲフロはこっちに投下してもいいんだよな?
878名無しさん@ピンキー:2008/06/06(金) 22:26:13 ID:eD0j094H
やっちまいなー
879名無しさん@ピンキー:2008/06/06(金) 22:46:17 ID:BepGop+P
投下しまくって向こうのスレの存在理由を消してしまえwww
880名無しさん@ピンキー:2008/06/06(金) 22:52:17 ID:nJexM2Ll
じゃあ俺向こう荒らしてくるわw
881名無しさん@ピンキー:2008/06/06(金) 23:01:09 ID:rU+q72C/
流れに逆らって、精神入れ替えネタとか提示してみる。
α主人公やF主人公は性格と顔を別々に決められたよね?
だからタスクとブリット、レオナとクスハを入れ替えたりとか…。
882名無しさん@ピンキー:2008/06/06(金) 23:09:29 ID:gDy/1hZT
何でそこまでムゲフロを嫌うのかね?
883名無しさん@ピンキー:2008/06/06(金) 23:30:20 ID:+9NO2qsA
まぁ拒絶する人は拒絶しそうな作品ではあるがな

つーかなんであんた等向こうとのスレと争ってんの?
こんな空気じゃムゲフロ以外も投下しづらいんじゃね?
884名無しさん@ピンキー:2008/06/06(金) 23:36:54 ID:BepGop+P
行ってきたお^^
885名無しさん@ピンキー:2008/06/06(金) 23:43:00 ID:f5nnIQbx
こっちに投下しろって奴と、終いにはあっち潰せって奴と、スパロボじゃないんだからこっちくんなって奴と。
あっち潰せって奴が一番怖いな。
気に入らないことがあったらとことん排除ですか。
この板に来るにしては精神年齢が低すぎませんかね。
ま、ゴタゴタを嗅ぎ付けた奴が面白がって色々煽ってるんだろうけどな。
886名無しさん@ピンキー:2008/06/06(金) 23:45:23 ID:OLetaVdy
ローカルルールを設定するならこんなところだろうか。くどい気もするが。


【PINKちゃんねるは18歳未満立ち入り禁止】
18歳未満の方は、エロ妄想を含まない範囲で2ちゃんねる掲示板をご利用ください。

【ローカルルール】
1.「スーパーロボット大戦」エロパロ創作スレです。公式にスパロボと名付く全ての作品がその対象になります。
2.特殊な嗜好(陵辱・鬼畜ほか)を含む作品の場合には、投下前または名前欄等にその旨を記載してください。
3.また2に関連して、作品を投下する際には、どこからどこまでが作品なのかを明記するようにしてください。
4.ローカルルールは、理想的には住人の総意、実際的には多数決をもって随時変更、改善されるものとします。

【マナー】
1.投下中の作品を分断しないよう、コメント前リロードを心がけましょう。書き手には投下予告などもお奨めします。
2.極端にカプを限定するような発言は慎みましょう。希望レスも度を越えるとクレクレになりかねませんので要注意。
3.書き手と読み手に立場の上下はありません。スレの発展を願うのであればお互いに敬意を払い合いましょう。

その他、起こりうる些事のいちいちに関しても、大人としての配慮を期待します。
887名無しさん@ピンキー:2008/06/06(金) 23:55:20 ID:0SFfq2Sc
向こうを潰したいなら荒らしてきちゃダメなんじゃ…
888名無しさん@ピンキー:2008/06/06(金) 23:56:18 ID:f5nnIQbx
>>886
そんな感じじゃね?
あと、
・作品をどのスレッドに投下するかは、基本的には書き手の自由ですが、スレッドのジャンルをきちんと考えた上での投下をお願いします。

みたいな文を、できれば入れられるといいな。
889名無しさん@ピンキー:2008/06/07(土) 04:12:37 ID:sC9b/TD9
ムゲフロスレで絶賛されたのでここにも投下しますね^^


パツンパツン
家具や「あーーーいくー」
パツンパツン
派遣「出るぜー」
パツンパツン
家具や「あーーーいったー」


どうですか?
初めてなんであまりエロくはないかもしれないですが、これから頑張っていきますね^^
890名無しさん@ピンキー:2008/06/07(土) 04:40:52 ID:G5na8wJf
絶惨
891名無しさん@ピンキー:2008/06/07(土) 07:49:48 ID:6rLbMMtT
>>885
気に入らないのを排除して何が悪い?向こうが絶対的に悪なんだから投下した奴もスレごと消えて当然
892名無しさん@ピンキー:2008/06/07(土) 08:25:26 ID:w4vPEMYW
草壁中将乙
893名無しさん@ピンキー:2008/06/07(土) 08:45:05 ID:3YRTxEV7
相変わらず大人が少ないということは分かったが。

やるせないな。
894名無しさん@ピンキー:2008/06/07(土) 12:03:41 ID:lV1CJv/Z
個人的に無限のフロンティアがスレ違いなら
五飛とか他作品のキャラをネタにしたSSもスレ違いに入らない?

五飛に例えたら五飛はガンダムWの登場人物であって
スーパーロボット大戦と言う作品のキャラクターでは無いわけだし。バンプレストオリジナル以外は書くなは言い過ぎとは思うけどさ。
無限のフロンティアをよそに追い出すなら他作品のキャラ同士も別スレに分けて欲しい
895名無しさん@ピンキー:2008/06/07(土) 12:33:12 ID:vkQCOnG0
空気を読まずに
無限フロ投下します

レイジ×シャオムゥで

アナル、SM、露出等、鬼畜系が苦手な方はスルーして下さい
896名無しさん@ピンキー:2008/06/07(土) 12:47:02 ID:vkQCOnG0
すみません
誤爆しました
897名無しさん@ピンキー:2008/06/07(土) 12:48:45 ID:6rLbMMtT
>>894
ガンダムWのキャラの絡みならスレ違い
他作品キャラとの絡みだったらここでおk
898名無しさん@ピンキー:2008/06/07(土) 13:03:14 ID:J5tlAuRL
>>897
>>894は多分後者もムゲフロも大差ない、と言いたいんだと思う
ごひスレ関連の流れらしいし

ムゲフロは明確にOGってついてるんだからスパロボの扱いっしょ
話も本編に関わってきてるんだろうし
899名無しさん@ピンキー:2008/06/07(土) 13:05:49 ID:ZQ44a+kH
ACEのオリキャラは良くてムゲフロはダメとか意味ワカラン
900名無しさん@ピンキー:2008/06/07(土) 13:07:29 ID:3YRTxEV7
スパロボの魅力のひとつに版権作品のクロスオーバーがあるからな。
他作品キャラでも、スパロボ世界でしかできないカプならスパロボ。

その点、レイジ×小牟となるとナムカプ×ナムカプだからなあ。
たとえ舞台がムゲフロ世界で、そこに転移した不安から発したエロでも、
なんつーかスパロボとしてはひどく限定的な例外だよな。
コスモス、テロス、沙耶も。ムゲフロキャラとの絡みならOKだけど。
ムゲフロ単体スレに需要があるんだとしたら、そういう例外の受け皿か。

面倒だからムゲフロ世界であることを提示してあるなら良しなのか。
901名無しさん@ピンキー:2008/06/07(土) 13:11:26 ID:6rLbMMtT
別にムゲフロだめってわけじゃなく、馬鹿がムゲフロスレ立てたってのが問題
902名無しさん@ピンキー:2008/06/07(土) 14:27:53 ID:TLE3iITx
それも問題だし
このスレにもムゲフロ書くなと言うやつがいるのも問題
903名無しさん@ピンキー:2008/06/07(土) 15:44:02 ID:3fSQDt/3
問題ばっかり浮かせても解決はしない
ゆっくりしてた結果がこれだよ!
904名無しさん@ピンキー:2008/06/07(土) 16:14:12 ID:6rLbMMtT
あとの問題は向こうのスレに投下した空気読めない馬鹿がいることだな。


向こうのスレ叩いて職人と住人をこっちに誘導すればいい
905名無しさん@ピンキー:2008/06/07(土) 16:18:29 ID:3YRTxEV7
>>904
いや、俺が思うに当座の大問題はお前だ。
906名無しさん@ピンキー:2008/06/07(土) 16:42:25 ID:Hnv0p4Vo
無限のフロンティアやっと終わったんで
特典CDを聞いてみたんだが、これって
超ネタバレの嵐だったのなw

まさかスパロボA(OG2)のドラマCDとは思わなかったw
主役がアクセルでvsベーオウルフ話がメイン、
おまけに相手がアインストキョウスケだったとはw


…神夜に銀華姫ちっとも出てねえwwwww
907名無しさん@ピンキー:2008/06/07(土) 19:10:58 ID:5RigTOAi
なんで叩く必要があるのかと
908名無しさん@ピンキー:2008/06/07(土) 21:08:19 ID:J5tlAuRL
そこに叩けるものがあるから叩く
実体験ではないが、奴らを見てるとそれだけな気がするな
909名無しさん@ピンキー:2008/06/08(日) 00:27:54 ID:nvxiJmx8
そもそも無限はスパロボOGってついてるし
公式的にもスパロボなんだから叩く理由がわからん
910名無しさん@ピンキー:2008/06/08(日) 00:45:37 ID:IQzgPMKY
喰わず嫌いが多いのも問題だね。
異文化交流の感覚で互いに触れ合うのが理想だけど・・・
911名無しさん@ピンキー:2008/06/08(日) 12:54:10 ID:nBJPzbkN
デカルチャー…
912名無しさん@ピンキー:2008/06/08(日) 17:02:47 ID:f7/ktgax
別に無理して触れ合う必要も無いと思うけどね
興味の無いものはスルーでお互いに領域を侵さないのも一つの方法だろ
913名無しさん@ピンキー:2008/06/08(日) 18:18:41 ID:ZoNJjz/I
コピペだが
シリーズ物の一作品でも人気があってスレが独立、ていうパターンもあるし別に良いんじゃないか
それ程人気が無ければ落ちるだけだし
914名無しさん@ピンキー:2008/06/08(日) 23:15:05 ID:ZJSU2ArI
とりあえずカグヤのSSが読みたいですブロウニング先生
915名無しさん@ピンキー:2008/06/09(月) 00:02:22 ID:Wuoy3HMM
向こうのスレは向こうのスレで、こっちにムゲフロ投下するのは無法者で、
こっちの住人のムゲフロ容認層は無分別の雑食家だっていってる奴もいるしな。

別に否定はしないけどさ。来るもの拒まずで行けりゃいいに越したことはない。
投下側が渋る気持ちも分かる空気だが、大方は静穏に作品が読みたいだけだろ?
916名無しさん@ピンキー:2008/06/09(月) 00:55:05 ID:9stQyLlx
とりあえずハーケンとかアシェンがメインならいいんじゃない?
あの2人はアクセルとかラミアたちスパロボA(OG2)に関係のあるキャラだし。
917名無しさん@ピンキー:2008/06/09(月) 06:51:30 ID:NDfcXH/2
>>916
いやムゲフロ登場してるキャラなら全員大丈夫だろ
スパロボ作品のキャラなのに変に区分する必要は無いさ
918名無しさん@ピンキー:2008/06/09(月) 07:49:27 ID:iSZq+RpA
何で向こうを総叩きしないのか理解できない
919名無しさん@ピンキー:2008/06/09(月) 08:10:13 ID:PTxf7vHy
>>918
無意味な闘争…粛正する…全てを…
920名無しさん@ピンキー:2008/06/09(月) 09:18:43 ID:XNssiPxc
闘争を起こすなら職人達によるSSによる闘争を起こして欲しいね。
ラッシュ続きでどんな作品が見れるか楽しめそうだ。
921名無しさん@ピンキー:2008/06/09(月) 12:35:16 ID:31bKb/JK
アン姐さんでエロいのが見たいが、人魚だし
ちょっと難しいかも・・・・
922名無しさん@ピンキー:2008/06/09(月) 13:11:35 ID:U3Ve5yXA
風呂上がりの着替えが面倒になって副長を呼び出し、
髪の毛のケアやマッサージをさせた上で、
新鮮な白子をいただいちゃう船長の話なら今書いてるよ。
923名無しさん@ピンキー:2008/06/09(月) 15:42:56 ID:VEnek3CQ
>>922
全裸で待ってる
924名無しさん@ピンキー:2008/06/09(月) 17:39:01 ID:iSZq+RpA
>>920
向こうに投下されたら書き手ごと叩くから安心してくれ
925名無しさん@ピンキー:2008/06/09(月) 17:41:45 ID:VEnek3CQ
>>924
消えろ
926名無しさん@ピンキー:2008/06/09(月) 17:50:03 ID:T8j6i66O
触ったり触らなかったりの話題は不毛だからやめておこうぜ
927名無しさん@ピンキー:2008/06/09(月) 21:50:49 ID:lM4saHZU
オォラロォドがぁひらかれたぁ〜〜
928名無しさん@ピンキー:2008/06/09(月) 21:58:45 ID:G/m0y2Qr
まぁ、OG4あたりでテッカマン的にアシェンが出てくれば問題無くなるだろ
929名無しさん@ピンキー:2008/06/09(月) 22:16:38 ID:Vuth0EUz
どこで情報が漏れたのかデュミナス配下だったホムンクルスの一人が生きているとミツコさんの耳に入り半分、拉致る形で本社に連行しスカウト要請だが断るデスピニス

しかし飲み物に薬を盛られていのに気付かず帰る頃には薬が全身に周り立つ事も困難になり意識が遠き倒れるデスピニスに
ミツコさん『これからイエスと言いたくなる・・・いえ言わざる負えなくなる位に気持ち良い事をアナタにしてあげますね。聞こえていないでしょうけど』
と悪魔のような笑みを浮かべて居て

その日の夜から夜が明けるまで、社長の部屋から幼い女の子の悲鳴と喘ぎ声が途絶える事なく響いたと言う
930名無しさん@ピンキー:2008/06/09(月) 22:28:14 ID:jVOWYqHQ
>>929
社長鬼畜だな。イルイがOGに出ても同じ事しそう
931名無しさん@ピンキー:2008/06/09(月) 22:28:35 ID:jVOWYqHQ
さげ忘れゴメン…;
932名無しさん@ピンキー:2008/06/09(月) 23:06:22 ID:5cyYKU6Q
>>929
ミツコ「だって人間じゃないんですもの。人権なんて、ないでしょう?」
クスハ「ええ。私は看護師(志望)です。人の命を助けるのが仕事……
    だけどあなたは人間じゃありません! だから――叩き斬ります!」

というその後のやり取りを妄想した。クスハなのは時代劇ネタが使いたかっただけだぜ。
これだとエロパロスレなのにエロくないので、
その後お礼の印を媚薬の残ったピニスに身体で払われたというオチでどうか。
933名無しさん@ピンキー:2008/06/09(月) 23:54:38 ID:tk50+ijQ
811氏はマダー?
934名無しさん@ピンキー:2008/06/09(月) 23:57:50 ID:iSZq+RpA
本人乙
935名無しさん@ピンキー:2008/06/10(火) 21:40:50 ID:Wqxz/WZ9
ムゲフロのPTが3mぐらいのサイズだって聞いて、
ファントムやナハトのステークをエロ穴にブチ込むという電波を受信した
936名無しさん@ピンキー:2008/06/11(水) 00:25:48 ID:OOS8UrdF
その電波…受信した!
937名無しさん@ピンキー:2008/06/11(水) 21:41:12 ID:D5opUagJ
見切れるか、こいつの牙が!
938名無しさん@ピンキー:2008/06/12(木) 11:41:30 ID:y3rEqiRC
なんだかんだ言って無限フロものが投下されてない件
939名無しさん@ピンキー:2008/06/12(木) 16:14:49 ID:3hW5WznE
皆プレイ中なんだろ。俺もだけど

シャオムウたちが仲間になった辺りだが、
こいつらに全然エロスを感じなくて困ってる
セクハラ親父的トークとオタ会話ばかりで色気がないぞ
940名無しさん@ピンキー:2008/06/12(木) 19:08:42 ID:DnWkLzb2
>>939
だがそれがいい
941名無しさん@ピンキー:2008/06/12(木) 19:39:48 ID:ExD1VyZD
ドロシーがエロくて進めるのが惜しくなった。
942名無しさん@ピンキー:2008/06/12(木) 23:00:54 ID:QbS14LAF
AP発売記念って事でアクラミが読みたくなってきた
保管庫にあった平行世界での主役同士の二人が出会うっていうSSが個人的に良かったな
最後のラミアが凄く幸せそうで
943名無しさん@ピンキー:2008/06/12(木) 23:08:58 ID:UIyfvG4c
AP発売されたらムゲフロの時代は終わるな
スレ分けて正解
944名無しさん@ピンキー:2008/06/12(木) 23:27:51 ID:3hW5WznE
>>942
俺もあの話好き
続編のバニー話も良かった
945名無しさん@ピンキー:2008/06/12(木) 23:59:50 ID:qnQlbYs3
>>943
APは所詮リメイクなんだから何も変わらんだろ
946名無しさん@ピンキー:2008/06/13(金) 00:05:18 ID:m/LmhWlh
>>945
新たにAのオリキャラに触れるヤツはいると思う
だからどうして分けて正解になるのかは不明だが
947名無しさん@ピンキー:2008/06/13(金) 06:07:04 ID:Av0hKylg
鬼姫×派遣って今まであったっけ?
948名無しさん@ピンキー:2008/06/13(金) 13:18:21 ID:VHpneUdk
>>947
おっぱい×へそ
…×派遣

なら見たことあるわ
949名無しさん@ピンキー:2008/06/13(金) 15:54:22 ID:eH1PnTyn
>>942
個人的にはソレの続編の
帰ってきたらアクセルが記憶喪失のアホセルになってロンドベルに居たってのが面白かったな
アホセルとラミアの掛け合いが良かったw
あと、そろそろ次スレの季節だな
950名無しさん@ピンキー:2008/06/13(金) 22:28:38 ID:I5yOnE7W
>>944
どれだっけ
保管庫はスレ毎にまとまってるからどこにあるやら・・・
951名無しさん@ピンキー:2008/06/13(金) 22:47:58 ID:/rhNqrLU
Aをやってない俺だが、アクラミ大好きだ。
取り合えず、APをプレイし終えたら一つ書きたいぜ。
952名無しさん@ピンキー:2008/06/13(金) 22:49:14 ID:gTvr4CPg
時代は既にAに移りました^^
953名無しさん@ピンキー:2008/06/13(金) 22:55:25 ID:bkqxG7gw
僕らは平成ONRY 昭和ショウワ_wwwwwwwwwwwww
954名無しさん@ピンキー:2008/06/14(土) 01:15:50 ID:kYbpmhJS
>>951
APはどちらかと言うと隼人とラミアの駆け引きが面白い

ところでムゲフロの魚船長が攻められるSSはまだですか?
955名無しさん@ピンキー:2008/06/14(土) 02:03:58 ID:e3vNOObC
>>950
第2次スーパーロボット大戦α 時空を越えたSEX
の、ラミアさんバニーさん
956名無しさん@ピンキー:2008/06/14(土) 09:51:56 ID:NIRBRfjW
任務に忠実な機械で人形だった頃は耐えられたけど
人間らしくなったのが仇になって屈してしまうラミアとか見てみたい
957名無しさん@ピンキー:2008/06/14(土) 14:48:28 ID:XCN4W+vl
ムゲフロの投下期間はまもなく終了です^^
958名無しさん@ピンキー:2008/06/14(土) 18:37:06 ID:kYbpmhJS
そろそろシャオムゥと派遣が来てもいい頃だな
959名無しさん@ピンキー:2008/06/14(土) 19:43:32 ID:XCN4W+vl
ナムカプスレにカエレ
960名無しさん@ピンキー:2008/06/14(土) 19:44:27 ID:+I5kQ4b/
アホセル×ラミアって以外に少ないような
アクセル×ラミアは多いんだけど
961名無しさん@ピンキー:2008/06/14(土) 22:15:50 ID:NIRBRfjW
>>960
そもそもアホセルが主人公の時のラミアって人格も感情も無い任務のみに忠実な機械人形みたいなものだし。
直接的な接触なんて戦闘以外にはロクに無いし

難しいんじゃない?
962名無しさん@ピンキー:2008/06/14(土) 23:01:22 ID:jMLzrxrX
>>959
ナムカプに派遣出てこない件について
963名無しさん@ピンキー:2008/06/14(土) 23:09:16 ID:kYbpmhJS
シャオムゥを攻めに持って来たのが反感を買ってしまったか
では派遣×シャオムゥで
964名無しさん@ピンキー:2008/06/15(日) 09:42:22 ID:fl0ZbTnt
>>963
>>959はただ叩きたいだけの困ったちゃんだから気にすんな
965名無しさん@ピンキー:2008/06/15(日) 10:15:16 ID:asN/E9jR
ムゲフロスレに(゜∀゜)カエレ
966名無しさん@ピンキー:2008/06/15(日) 11:35:26 ID:sBwHgYmN
>>963
受けに回るシャオムゥか…想像できんな

やはり彼女はとことん攻める側で(ry
967名無しさん@ピンキー:2008/06/15(日) 12:10:33 ID:upxUJ+KA
>>966
しかし、「うまく行ったら、ご褒美だ」とか「尻を百叩きだ」とか言われて、
零児に飼い慣らされてる様を見ると、最終的にMに落ち着いてもいいかもしれぬ。
スレが切り替わる前にマイナーネタをぶち込んでおくぜ!
ボニー副長×アン船長で。

シレーナ海賊団、副長のボニー・マキシマドだ。
これからぶっ放すSSについて、船長の代わりに質問を受け付ける。

Q.あのぉ、「無限のフロンティア」のSSですか?
A.如何にも。だから、気に食わなかったら遠慮なくスルーだ。

Q.なんじゃと! いきなりマニアックな魚姦とな!
A.船長の美貌はヴァルナカナイ1。当然の結果だ。

Q.OK、フィッシャーガイ。船長はでかいからな、よく解るぜ。
A.ゲスな意味でな。サイレント・ウォークス号では日常茶飯事だ。

Q.役得しまくちゃったりでございますか、地味キャラ副長。
A.ノーコメントだ毒舌ロボ→むかつく。

Q.あぶのーまるな趣向で、ちと刺激が強いのではないか?
  まあ、わらわ的は一向に構わんぞよ。
A.気になる、もしくは趣向が合わぬなら
  「アン・シレーナのお料理めんどくさい」
  をNGワードにするといい。
ヴァルナカナイを巡回中のサイレント・ウォークス号。
その館内にやけにエコーのかかった船長の声が響き渡る。

「副長〜ちょっときておくれー」

ボニー副長はと言うと、自室にて貿易の勘定合わせをしていた。
船長の声を聞くや、時計を眺める。

「フム、もうこんな時間か…」

できる副長は船長の一声が何を望むものなのか察する能力を持っている。
最後の勘定を書き終ると、上着を椅子にかけて船長室に足を運んだ。

***

船長室のバスフロア。
大きめの浴槽には泡が溢れ返っている。
その泡の中でアンはヒレをパタパタさせながら手を振る。

「すまないねぇ副長…ちょっとてつだっておくれよ〜」

その緩みきった顔を見れば、副長の頬は朱に染まる。
無理も無い…浴槽の縁にはエンドレスフロンティア1の豊かな乳房が、
先端のみを泡で隠しながら乗りあがっているのだ。
両腕で寄せ上げられながら濡れた髪が張り付く様など、もう堪らない。

「また…ですか?」
「あぁ…まただよ♪」

どうやらいつもの事らしい。ボニーはポリポリと頭をかきつつ…
いたずらっ子のような笑みを漏らす船長に歩み寄り、湯船に腕を沈める。
アンはやってきた副長の首に腕をすっと絡みつけながら、
泡を払うように尾ヒレを揺らめかせて彼の抱えやすい体勢をとる。
鍛えられた魚人の両腕がアンの背中と尻尾をしっかり抱え上げた。
「いやぁ…ちょっとお風呂に入りすぎて、あがるのが面倒になってねぇ」
「まったく…」

小言の一つでも言おうとしたボニーではあるが、湯上りの甘い匂いと
柔らかな二つのビックボムを押し付けられれば言葉も詰まってしまう。
そのまま柔らかなジェル素材のベットにエスコートすると、ドライヤーと
タオルを取り出して。

「さ、髪を乾かします。じっとしててくださいね船長」
「あいよー」

濡れたままでも魅力的ではあるが、程よくブラッシングをしつつ、アン船長
の長髪も中々魅力的だ。
濡れた身体もわざわざエルフィテイルで干したバスタオルでやさしく拭いてくれる。
肝心の船長はベットのそばにある姿見に視線を向けながら、すっかり落ち着いた様子。
もちろん、いつもの衣装は羽織っておらず、
特に警戒すること無くたわわな膨らみを曝け出している。

「んー…やっぱり、ボニーのブラッシングは一番だねぇ」
「感謝の極みです船長」

ドライヤーのスイッチが切れる音を確認した所で指先で毛先を弄りながら、
アンは目を細めながらボニーにつぶやく。

「ほぉら…こんな活きの良い女が前に居るんだ…これで終わりじゃないだろ?」
「せ…船長…」

姿見には美人の人魚と屈強の魚人が唇を重ねあう姿を映し出した。
時折鳴る硬い歯と歯、硬い唇と柔い唇を交えながら、柔い舌同士は卑猥に踊りあう。

「んっ…はぁ…んっ…むぅ…」
「はぁぁ…ジュル…ちゅ…チュルッ…」

アンが涎をだらしなく垂らす度に、几帳面なボニーは音を立てながら舐め上げる。
透明な釣り糸が舌と舌で絡み合い、湯上りの船長の頬はより火照ってゆく。
副長はそのまま柔らかなベットに人魚を押し倒すとマッサージをするように乳房を捏ねる。
乳房を解す動きに加え、ぷっくら膨らんだ先端を魚人が咥え、吸い上げてゆく。

「ふぅっ! はぁ…まるで赤ん坊だねぇ…っ…よしよし…」

やさしくボニーの頭を撫でながらも、身体は振るえ、あま噛みの刺激に瞳を潤ませる。
船長に対するご奉仕なら誰にも負けない自身がある。
ボニーは己の主への忠を行動で…卑猥な責め立てで表現したのだ。
すっかり胸の頂は硬くしこり、大きすぎる膨らみは指に吸い付くように捕らわれる。
魚人の歯が傷を付けないように細心の注意と大胆さで歯跡を付けながら舌が先端を転がす。

「船長のおっぱいは…どの果実よりも美味いですからな…ジュルウウッ!」
「ひああっ!」

片方の先端も指先で転がしつつ、唇に含み、濃厚な口付けをしてゆく。
時折、大きく口を広げ、柔らかな乳肉を硬くした舌先で舐め上げた。
その度にベットに盛られたアンの身体は跳ね上がり、背筋を反らしてしまう。
頃合をみて、ボニー硬い指がお腹をさすり、普段は腰布と前張りで隠している
卑猥なクレバスに迷い込むと、その割れ目を広げるように侵入してゆく。
船長の秘貝は指をくわえ込むと蜜をこぼしながら指に絡みつき、
唾液と汗で濡れた乳房を揺らしながら、アンは甘い息を漏らした。

「ここはもう準備万端ですな…船長…」
「ふふっ…あぁ…じれったいのは嫌いだよぉ…」
「でしたな…」

ズボンを脱ぎ捨てれば、既に反り返った肉竿が姿を見せる。
特性のローションを竿に塗りつけた所で、アンの指先が可愛がるように摩りあげた。

「相変わらず…おっきいねぇ、ボニー…ほれぼれしちゃうよ…んっ…ぼにー?」

軽く驚きの声をあげるも、気がつけば馬乗りにされ、大きな魚人の胸板と、
熱くそりたつ魔羅が花弁にこすり付けられる。
アンが視線を上げれば、いつも側にいて、頼りになり、そして好みの男の顔が入ってきた。
その男の頬はちょっといじわるに、微笑むと腰を一気に突き出した。

「船長っ…」
「あぁ…っ! ふああああぁっ!」

乳房も柔らかければ、臀部も柔らかい。
魚人の指先がしっかりとソレを捕らえてしまえば逃れることは難しい。
大きなバブルカノン2丁を自在に操る女船長の指先は副長にしがみつき、
より深く快楽をむさぼる事だけにしか使われていない。

「ああっ…深いッ…いいよボニーッ…ひぁ…あああっ!」

激しい出し入れをする度にカウパー液と愛液のカクテルが泡立ちながら零れてゆく。
今度はソレをぬぐう事はなく、ケダモノの意思…目の前の人魚をむさぼる事だけを考え、
腰を振り、雄棒を暴れさせる。

「グウゥウ…ハアアァ…せんちょう…」
「ぼにぃー…あぁ…奥にぶつかってるよ…お前のえものが…コツッ…コツッ…って」

人魚の子宮は人のそれより奥にある…だが、魚人の大きな肉槍の前では丁度良い位置なのだ。
性格の相性も、性の相性も重なった二人の身体はより熱く火照り、動きも激しくなる。
海綿体もぎちぎちに張り詰めながら、膣襞は白子を求めて締め付ける。

「くぅう…ぐっ! せんちょおおっ!」
「あぁ…ふぁあああああぁっ!」

躍動する肉竿からあふれ出る魚人の精液。
その精子を欲さんとばかりに人魚の子宮は震えてゆく。
荒い息を吐きあいながら、アンの唇はボニーの唇を奪い、ゆっくりと余韻を絡めあった。

***

「ぼにぃー…」
「なっ…なんでしょう船長!」

今宵の夜伽も落ち着き、シルクのローブを羽織った船長は副長に頬を膨らませていた。
何か自分に粗相があったのか、とドキマキしながらボニーはベットの上で正座をする。
「『アン』、二人っきりの時くらいは名前呼びするくらいしなよ…もうっ」
「…はっ! それは申し訳ありません、船長…あぁ…いや…アン…」
「まったく…私がいないとホント駄目だねぇ…ボニーは…」

しゅんとするボニーの姿が可愛かったのか、こんどは船長が副長を押し倒す。

「デュあああッ! せ…せん…ああいや、アン…?」
「フフン…罰として、今日はこのまま添い寝の刑…いいね、ボニー」
「お、仰せのままに…せんちょ…いや、アン…」

副長に反応を楽しみつつ、アン船長はその固い胸板の感触を楽しんだ。
ちなみに、艦内マイクがずっとオンになっていた事に気がつくのは、後の事である。


シレーナのお料理めんどくさい〜美人船長の白子和え〜 終劇

以上でマニアック異種姦でございましたー。
975名無しさん@ピンキー:2008/06/15(日) 13:06:06 ID:sBwHgYmN
>>974
GJです
エロい、エロすぎるよ二人とも!



しかし「これはそんなにマニアック姦じゃないだろ」とか思ってしまった俺はアブノーマルなのかもしれん…orz
976名無しさん@ピンキー:2008/06/15(日) 13:08:13 ID:cHPtkqoy
帰れ
977名無しさん@ピンキー:2008/06/15(日) 13:17:49 ID:asN/E9jR
ムゲフロスレに(゜∀゜)カエレ
ここから(゜∀゜)デテケ
978名無しさん@ピンキー:2008/06/15(日) 13:33:29 ID:Dp3sKAOT
×毒舌ロボ→むかつく
○毒舌ロボ←むかつく
979名無しさん@ピンキー:2008/06/15(日) 13:35:27 ID:ISYSLTXg
>>976-977
    お断りします
        お断りします
            お断りします
      ハ,,ハ ハ,,ハ ハ,,ハ ハ,,ハ
     ( ゚ω゚ )゚ω゚ )゚ω゚ )゚ω゚ )  お断りします
    /    \  \  \  \    お断りします
  ((⊂  )   ノ\つノ\つノ\つノ\つ))   お断りします
     (_⌒ヽ ⌒ヽ ⌒ヽ ⌒ヽ       お断りします
      ヽ ヘ } ヘ }  ヘ } ヘ }
  ε≡Ξ ノノ `Jノ `J ノ `J ノ `J

980名無しさん@ピンキー:2008/06/15(日) 13:38:09 ID:c2OhEMi4
>>977
荒らしやバッシングは気にしない事だ
GJ
981名無しさん@ピンキー:2008/06/15(日) 13:38:31 ID:asN/E9jR
つべこべ言わずさっさと出ていけ
982名無しさん@ピンキー:2008/06/15(日) 13:39:17 ID:c2OhEMi4
連レス失礼ミスった977→>>974だった
983名無しさん@ピンキー:2008/06/15(日) 13:53:16 ID:XMh2rNGF
>>974
GJだ!!船長エロいよ、船長
984名無しさん@ピンキー:2008/06/15(日) 13:57:04 ID:5ZAmmQpL
>>974
船長のSSがやっときた…GJです!!
荒らしはスルーしていいんでまた機会があったらムゲフロ作品投下お願いします

>>975
安心しろ、その考えなら俺もアブノーマルに当てはまるぜ
985名無しさん@ピンキー:2008/06/15(日) 13:58:52 ID:5ZAmmQpL
127 名前:名無しさん@ピンキー[sa] 投稿日:2008/06/15(日) 13:48:04 ID:asN/E9jR
お前ら、スパロボスレ叩きにいくぞ。
向こう側に投下しやがったクソ馬鹿がいる

…とりあえずID:asN/E9jRはNGでおk?
986名無しさん@ピンキー:2008/06/15(日) 14:01:10 ID:QML25AJ0
゚ | ・  | .+o    o *   o。 |  *。 |
 |*o ゚ |+ | ・゚    *o o ○+・|  o |*
 |o○+ |  |i -*ハ,,ハ  + . ゚ o  |○。 |
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゚ |i    | +  i./    \ o ○ |!    |
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  _|\∧∧∧MMMM∧∧∧/|_
  >                  <
 ┼ヽ .ー  レ  -|r‐、. レ | ヽ|  |ヽ  ム ヒ | |
 d⌒) 、_ (__  /| _ノ  __ノ  | ̄| ̄ 月 ヒ | |
                  / | ノ \ ノ L_い o o
  >                  <
987名無しさん@ピンキー:2008/06/15(日) 14:01:50 ID:ID+xdjns
>>985
おk
988名無しさん@ピンキー:2008/06/15(日) 14:02:38 ID:qPfnFRB9
ID:asN/E9jRは二つのスレに無駄な闘争を持ち込もうとするシャドウミラーなんですね。
分かります。
989名無しさん@ピンキー:2008/06/15(日) 14:09:34 ID:asN/E9jR
NGにすんのはいいけど、ムゲフロものが投下されたら叩くからw^^

書いた奴なんて死んじまえばいいのに
990名無しさん@ピンキー:2008/06/15(日) 14:14:03 ID:XOCbZVfb
>>988
お前、俺が書こうとしていたことを・・・
991名無しさん@ピンキー:2008/06/15(日) 14:22:36 ID:sBwHgYmN
>>988
誰が上手い事を(ry
992名無しさん@ピンキー:2008/06/15(日) 14:32:36 ID:XOCbZVfb
つーかあれだ、本音を言うとさ

向こうにも投下したことあるんだが、今回のと同一だと思う奴に散々言われて叩かれた。
んでこっちにも投下されたのを見たけどやっぱり叩かれてる。
お前はシャドウミラーかと。書く気無くすわと小一時間

もうね、いっそ今書いてるハケアシェをやめてアクラミ書いた方が平和的なんじゃないかと。


とりあえずシャドウミラー脱走に失敗して色々されるラミア希望
その逆としてハガネ、ヒリュウ改組に捕まって色々されるアクセル希望
993名無しさん@ピンキー:2008/06/15(日) 14:38:25 ID:XOCbZVfb
あ、そうそう書き忘れた

>>974
GJ!
994名無しさん@ピンキー:2008/06/15(日) 14:40:49 ID:5ZAmmQpL
>>992
> もうね、いっそ今書いてるハケアシェをやめてアクラミ書いた方が平和的なんじゃないかと。
ハケアシュだと!?り、両方投下するという選択肢はないのか…?
お願いします
995名無しさん@ピンキー:2008/06/15(日) 16:00:06 ID:sCpkNt+7
>>992
愚痴に他カプ引き合いに出すのはやめてくれ
当てつけくさくてどちらに対しても失礼だし見てて不愉快だ

あと、最後に取ってつけたようにネタ振って雰囲気和らげてるつもりなら正直逆効果だから
996名無しさん@ピンキー:2008/06/15(日) 16:07:59 ID:B6NOCljZ
次スレ立てるぞ
997名無しさん@ピンキー:2008/06/15(日) 16:18:05 ID:XOCbZVfb
>>995
申し訳ございませんでした
998名無しさん@ピンキー:2008/06/15(日) 16:18:45 ID:B6NOCljZ
普段ROMってる分際で、こんな下らねえ議論になるや残りレス数も考えずに颯爽と湧いてくるお前らがそもそもどうかと思うんよ

スーパーロボット大戦W  時空を超えたSEX
ttp://yomi.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1213513855/l50

間違い等あったら訂正頼む
999名無しさん@ピンキー:2008/06/15(日) 16:46:30 ID:k9l1IYAR
>>998
すまんのう、乙じゃのう。

そして>>999なら琥魔スパンキングネタを書く。
1000名無しさん@ピンキー:2008/06/15(日) 16:55:13 ID:asN/E9jR
>>1000なら次スレからムゲフロもの投下禁止
10011001
このスレッドは1000を超えました。
もう書けないので、新しいスレッドを立ててくださいです。。。