【注意】
◇以下の事を守れない人はどんな人であっても荒らしです
◇強制女性化でも萌えは各人各様。好みが異なる人ともマターリ共生を。
【スレが荒れたときの対処】
◇荒らしは、自分の書き込みに対するスレの反応を楽しみます。
◇荒らし煽りはスルーが原則。
◇本人の意図に関わらず、荒らしに反応しているレスもその一部です。
◇荒らしに議論を仕掛けることは、スレの荒廃を招くだけです。
◇どうしても一言物申したいときは、議論スレ等でぶちまけること。
◇状況が目に余るときは、やんわりとこのテンプレ(>7)を示す。
◇コピペ荒らしやブラクラなどの書き込みは削除依頼を。
◇趣向が合わないと思った書き込みはスルーすること。
自分の好みに他人を従えようとすれば、スレは荒れてしまいます。
変更点
>>1に以下4行の文章を追加
※次スレは容量が大丈夫なら
>>980が立てること
※容量による次スレたて目安は480KBほどから
※スレには容量があります、容量が危ないときは作者様はそのスレに投稿なさらず
極力次スレに投稿していただきたいです、ご協力をお願いいたしますorz
新スレに移行したスレたち
【女体化】TS系小説総合スレ【男体化】5話目 → 【女体化】TS系小説総合スレ【男体化】6話目
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以上スレたて&報告終わり
テンプレ作成までに時間がかかり申し訳ありませんでしたorz
スレ立てGJ!
ここは朝おんスレと違って
●が無くても立てれたんだね
>>1 スレ立て乙です
こちらはもう少しお待ちを。
このレスの内容は両方のスレに書き込みます。
仮眠を取ろうとしたんですが
眠れないので諦めて再開します。
各所で指摘されている、問題について言い訳させてください
コピペ投下の件ですが、
「一応これで投下できるだろう」というものは、
本当に一応ですが用意しています。
ただ、専ブラのエディタにコピペして、
本当に送信していいか確認するとき、迷ってしまうのです。
もっと他の描き方ができないか、もっとエロい表現がないかって。
投下直前になって書き直した部分も結構あります。
エロシーンはたぶん当初想定していたものよりも5割増くらい太ってます。
そのため、レス間に、時間がかかってしまうのです。
1レスの文章の量の件ですが、
こちらも文章をどこで切るか迷っているのが原因です。
最初に原形を書いているときに、一応場面の分かれ目は意識していたんですが、
いざ書きこもうとしてみると、分量がオーバーしていたり、
変なところで切れてしまったり…。
だんだん慣れてきましたが、今は、切りたいところで切り、
1レスごとに小さく完結させようと意識しています。
そのせいで、加筆修正が増えてしまっているわけですが…。
あと、区切りのミスも多いです。
細かな区切りを意識しすぎて大局の区切りをうっかり無視してしまったり…。
というわけで、多分この先も改善は難しいと考えています。
申し訳ありませんが、ご容赦ください。
私の個人的なお祭りはもう少しだけ続きます。
楽しんでいただけると幸いです。
では、続きを投下したいと思います。
13 :
アルマ:2008/07/20(日) 10:45:18 ID:E7LOJNzn
…
翌朝、俺はベッドの中で目を覚ました。
ゆっくりと体を起こす。
シーツがするりと体を滑り落ちた。
「…ん…。」
布の肌触りが心地よい。
肌から伝わるシーツの感覚がどこか今までと違う。
「なんだろう…気持ちいい…。」
独り言をつぶやいてどきりとする。
自身の喉を震わせて、自身の口から出した声。
だが、その声を自分の声として感じられない。
まるで、鼻の先で自分ではない幼い少女が喋っているかのようだ。
夢では…なかった。
声を出す感覚がまるで違う。
以前より浅いところから軽い声が出てくる。
前は、もっとこう…重みというか、手ごたえがあった。
そこまで認識して気がついた。
何もかもが違うのだ。
吸いこむ空気の量。
吐き出す空気の香り。
今、高まり始めた心臓の鼓動。
汗の噴き出る感覚。
はたと気づき鏡のほうへ向きなおった。
鏡の中では昨日の少女が愕然とした表情でこちらを見ている。
…やっぱり…夢じゃない…俺…女に…なっちゃった…。
何もかもが変ってしまった。
焦りのような、喪失のような感慨が湧きだし、
思わず背を丸め自分の身体を抱きしめた。
14 :
アルマ:2008/07/20(日) 10:47:03 ID:E7LOJNzn
手が腕に触れ、腕が胸に触れ、太ももが互いに触れる。
そして触れた感覚、触れられた感覚に驚く。
やわらかくて、きめが細かくて、…気持ちいい。
…もっと触っていたい。
そこまで感じて、きゅん、とした疼きを下腹部に覚えた。
エルマに植え付けられた子宮。
昨日まで俺に存在しなかった器官。
「あ…。」
疼きの元を求め、そっと股間に右手をやる。
本来あるべきものがなく、予想より深く手が入る。
にゅるりとした感触が、その手に伝わった。
15 :
アルマ:2008/07/20(日) 10:49:09 ID:E7LOJNzn
濡れてる…。
とくん、とくん、と心臓の音だけが聞こえる。
本来の俺とは違う、かわいらしい音。
そして、漂い始める女香。
男の俺は興奮してゆく。
気づくと、左手は自らの乳房に当てられ、人差し指が乳首に触れていた。
そして右手は性器の形をなぞる。
初めて触れる少女の形。
ふくらみ、割れ目、粘膜、突起。
ああ…どれもなめらかで気持ちいい…。
「んっ、んっ、…。」
くぐもった声が漏れる。
…もっと気持ち良くなりたい。
鏡の少女が快感に悶える。
陰核の周囲を、くにくにと、やや強く捏ねる。
乳首をクリクリと転がす。
どうやらこの辺が気持ちいいみたい。
ときどき、限界を超えない程度に陰核を触れる。
刺激とその余韻が気持ちいい。
少女はときどき体を捩り、快感に耐える。
そして…。
「あぁ、はっ、…。」
鏡の少女と共に達してしまった。
16 :
アルマ:2008/07/20(日) 10:50:19 ID:E7LOJNzn
俺は汚れた手を見ながら絶望していた。
何をやっているんだ…俺は…。
眼の前よりも近い場所にある少女の体に興奮した。
鏡のなかで悶える少女がとても気持ちよさそうだった。
その少女を自由にできた。
イカせるも、焦らすも俺の自由。
そして、自身に責められるのは…とても気持ち良かった。
夢中になってそれを求めた。
何もかも…腐っている…。
だというのに、俺は…流されてしまった…。
…最悪だ。
17 :
アルマ:2008/07/20(日) 10:52:23 ID:E7LOJNzn
「おはようございます。」
シーラだ。
「ひっ…!」
あわててシーツを手繰り寄せて体を隠す。
「お着替えと食事をお持ちしました。」
前回と変わらずテキパキと支度を済ませて立ち去った。
何事もなかったことに安堵する。
やけに憶病になっているようだ。
彼女は今の俺を見て何を思っただろうか。
…何も考えたくない。
とにかく食事を済ませて、そして体を洗おう。
食事の量は少なめだったが十分に腹を満たした。
胃も小さくなっているんだ、感じた
本当に何もかも変わったしまった。
立ち上がる、歩くといった普段何気なく行っていた動作でも
いちいち違いを思い知らされる。
重心が違う。
脚の生え方が違う。
腰の角度が違う。
足にかかる重みが違う。
歩幅が違う。
こんなことになってしまう前は少しも省みたことなんてなかったのに、
ほんの一晩前の自身の体とどうしても比べてしまう。
そして、そのたびに憂鬱になる。
部屋が異様に広く感じる。
家具が異様に大きく感じる。
ドアのノブですらこのか細い手には大きく感じる。
それら全てが小さくなってしまったことを実感させた。
一夜にして俺は…、俺の体は……幼い女の子に生まれ変わってしまったのだ。
女の子になってしまったこともそうだが、
変わってしまったことが、異様に、純粋に悲しい。
食事も、入浴も、排泄も、全てが、ただ、ただ悲しかった。
そして、その日の夜も、次の日の夜も、成す術なくエルマに犯された。
18 :
アルマ:2008/07/20(日) 11:01:35 ID:E7LOJNzn
…
太陽の光がまぶしい。
窓からの外を眺め、ぼんやりと考える。
俺は何のためにここに来たのか。
俺は妹を…エルマを連れ戻しにここに来たはずだ。
そして城主クリスに会い、あっさりと囚われた。
エルマに会うことはできたが…エルマは変わってしまった。
そして、俺も…。
あの夜から夜が来るたびにエルマに犯される。
そのたびに、快楽に流され、少女として喘ぐ俺。
快楽を得るたびに、魂が蝕まれる呪い。
実感はないが、なんとなく自覚はある。
俺自身も、変化させられているのだ…。
…きっと、もうエルマを連れ出して、もとの生活に戻ることはできない。
この体では…、
いや、元の体だとしても…、
いやいや、そもそもエルマが悪魔に生まれ変わっている時点で詰んでいたのかもしれない。
結局、もとから何も変えられなかったのだろうか?
もし、もっと早くここに来ていればエルマはあんな風にならなかったのではないか?
いや、しかし、それでも結局クリスに勝つことができず、囚われていたのではないか?
自問自答がぐるぐると頭をめぐる。
そのどれもが後悔と悲壮に染まっていた。
そして、何度も、何度も同じ思考にぶち当たる。
俺は…、無力…だ。
19 :
アルマ:2008/07/20(日) 11:02:37 ID:E7LOJNzn
…
「失礼します。」
…何者かの声でまどろみから覚める。
「…う…うん…。」
いつの間にか眠ってしまったらしい。
「お食事をお持ちしました。」
何度目か、シーラの運ぶ食事を頂いた。
こんな時でも腹は減るのか。
すでに外は薄暗く、もうすぐ夜が訪れることを示していた。
きっと、そろそろエルマがやってくる。
20 :
アルマ:2008/07/20(日) 11:04:59 ID:E7LOJNzn
「…お兄ちゃん。」
暗闇から突然話しかけられるのにももう慣れた。
「エルマ…。」
そうだ、もう駄目かもしれないけど、
もう最初にほしがっていたものは手に入らないけど、
また絶望するだけかもしれないけど、
もう一度だけ、もう一度だけ言ってみよう。
「エルマ…、町に、家に帰ろう…。
前みたいに、一緒に暮らそう…。
お願いだ、二人で…ここから出よう。」
少しの間、静寂が流れた。
きっと、その答えは俺にとって絶望的なものに違いない。
そう、思い込んでいた。
「…うん。」
エルマの答えは俺にとって意外だった。
「え…?」
にわかに信じられない。
「うちに帰ろう、お兄ちゃん!」
どうやら間違いないらしい。
じわり、と目に熱いものがこみ上げる。
「…ほんと?ほんとう?」
震える声で何度も聞き返す。
うれしい。
本当にうれしい。
「本当だよ!クリスにお願いしたの。
お兄ちゃんを連れて行かせてって。
そうしたら別に構わないって、自由にしなさいって言ってくれたよ!」
ああ、これで、二人一緒に帰れる!
いろいろと変わってしまったが、それでも、二人で家に帰れる!
エルマが攫われて以来、何度このことを夢見たことか!
うれしさのあまり、思わずエルマに抱きつく。
「良かった…。本当に良かった…。」
エルマもそっと手を廻し、優しく抱いてくれる。
「出発は明日の夜にしよ。
だから、今夜は…お兄ちゃん、今夜も…しよ?」
エルマが誘う。
…今夜くらいは、素直に従ってもいいかもしれない。
こんなにうれしい夜は人生で初めてなのかもしれないのだから。
21 :
アルマ:2008/07/20(日) 11:06:10 ID:E7LOJNzn
その夜もエルマのキスから始まった。
女の子に変えられた夜も、成す術なく犯された昨晩も、エルマから与えられる快楽は、
ただ、ただ、絶望をもたらした。
しかし、今夜は全く違って感じられた。
エルマのキスを、舌と唇の愛撫を受け入れる。
口の中をかき回され、舌の根まで入念に舐られる。
犯される感覚。
理性が薄くなってゆく感覚。
自分が自分でなくなってゆく感覚。
怖い。
でも…今夜はエルマに委ねよう。
「ちゅ、ちゅ…今夜は素直だね、お兄ちゃん。」
「…、…。」
とろんとした表情、やや、荒れる息。
いいんだ、今夜は素直で。
やっと、二人で帰れるのだから。
そう、今夜は特別。
エルマと一緒に帰れることがうれしい。
エルマと一緒にいられてうれしい。
エルマと一緒にいられて幸せ。
ベッドに寝かされる。
「なんだか幸せそう。ふふ、それなら、もっと幸せにしてあげる。」
どうやらエルマにも伝わったらしい。
22 :
アルマ:2008/07/20(日) 11:08:02 ID:E7LOJNzn
エルマも服を脱ぎ始めた。
初めて見るエルマの躰。
少女と女性の中間のような躰。
人を誘惑する悪魔の躰。
背徳的な美しさに、息をのむ。
白く透き通った肌。
女性的な丸みを保ちつつ適度に引き締まった体。
大きくも小さくもない、形の整った乳房。
どれも人間離れした芸術性を帯びており、しかし性的な魅力にあふれていた。
「お兄ちゃんも脱がしてあげる。」
体の自由は奪われていなかったが、抵抗する気は起きなかった。
着ていた服をするすると脱がされる。
脱がされる間もエルマの躰から目が離せない。
そして、覆い被さるように再びキスが始まる。
エルマと肌が触れ合う。
…温かい。
エルマが体を密着させながら、優しく愛撫する。
快楽が、意志を蝕む麻薬が、今は魂を優しく包み込む幸福そのものに感じられた。
俺は、エルマを受け入れたのだ。
23 :
アルマ:2008/07/20(日) 11:10:05 ID:E7LOJNzn
「…エルマ…エルマ…。」
知らずエルマの名を口にしていた。
目の前の存在が、肌が触れ合う存在がたまらなく愛おしい。
もっと触ってほしい。
もっと一つになりたい。
エルマの手が秘所に触れ、やさしくやさしく愛撫し始める。
「あっ…ああ、んん…。」
うれしい、もっと愛してほしい。
おなかがキュンキュンする。
体が悦んでいる。
「かわいい。かわいいよ、お兄ちゃん…。」
かわいい…。
恥ずかしいような、うれしいような感情がこみ上げる。
「はあ、あぁああ、…。」
徐々に、蓄積された快楽が押し寄せてくる。
以前は理性を押し流すだけだったその津波も、
いまは、愛しさや幸せを、さらなる高みに押し上げてくれる。
「お兄ちゃん、行きそうになったら、イクイクって言って…。」
エルマが甘く囁く。
エルマの言葉は何の抵抗もなく俺の中に染み込んだ。
「…ぁ、ぁあ、俺…イク…、イっちゃう…、はあぁっ…!」
穏やかに絶頂を迎えた。
ああ、気持ちいい…。
「…『俺』じゃ可愛くないよ。」
エルマが、やや呆れたように言う。
じゃあ、なんだろう…『わたし』…?
絶頂の余韻の中、そんな思考がよぎる。
24 :
アルマ:2008/07/20(日) 11:12:31 ID:E7LOJNzn
「ねえ、今度は私に…して。」
エルマが覗き込みながら言う。
「ほら、私も、もう我慢できないの。お兄ちゃんに気持ち良くしてほしいの。」
エルマは自らの秘所を示した。
ひくひくと愛液を滴らせている。
…そうか、エルマも気持ち良くなりたいんだ。
体位を入れ替え、今度は俺が上でキスをする。
自然と口が、舌が動く。
エルマが俺にしてくれたように、俺もエルマを愛さなければ…。
「あ、ふ…ん。お兄ちゃん上手…。」
俺の細い指がエルマの体をなぞる。
乳を揉み、乳首を優しくしごきあげる。
秘所に分け入り、出入りする。
そのたびにエルマは喜ぶ。
「…ぁん。…いい、気持ちいい…。」
エルマも気持ちいいんだ。
俺の手で感じてくれている。
「あ…私も、イク…あ、はぁ…!ん…。」
エルマは目を閉じ柔らかな絶頂を味わう。
その様子に俺はうれしさを感じた。
エルマはおもむろに俺の手をとった。
そして俺の手を自らの秘所にあてがい、もう一方の手は俺の秘所にあてがう。
「…お兄ちゃん、イかせっこしよ?」
これから二人で愛し合うんだ…。
…素敵…うれしい…。
25 :
アルマ:2008/07/20(日) 11:13:41 ID:E7LOJNzn
ベッドの上に少女が二人、体を絡め、互いを愛し合う。
その様子のなんと背徳的なことか。
「あぁ、エルマ…エルマ…、俺…わたし、イっちゃう、あぁん…。」
「お兄ちゃん、私も…また…ん…イキそう…。」
そして、どちらともなく唇を求め、キスをしながら同時に果てた。
しばしの余韻の後、熱い息をもらしながらエルマが言う
「お兄ちゃんと、こんな風に愛し合えるなんて…夢みたい…。」
「…。」
無言で答える。
そのためにエルマは俺をこんな姿にしたのだろうか…。
男女の交わりではこうはいかないかもしれない…。
そして、エルマは再び、俺を愛し始めた。
…どうでもいいや…。
今夜はこの幸せを噛み締めていたい…。
エルマの行いは明らかに狂っている。
でも、今宵、俺も狂ってしまったのかもしれない。
26 :
アルマ:2008/07/20(日) 11:17:10 ID:E7LOJNzn
翌日は日が高く昇ってから目を覚ました。
隣ではエルマが眠っている。
昨晩は素敵な夜だった。
俺…あんなに幸せになるなんて…。
エルマの寝顔を眺めると、昨夜の幸福感が思い出される。
「…あ、お兄ちゃん。」
エルマがゆっくりと目を覚ます。
「…おはよう。エルマ。」
穏やかな朝。
昨日までの絶望的な空気は、もう感じられなかった。
その後、エルマは、出発は今日の夕方とだけ言い残すと、
シーラやクリスが来ると恥ずかしいから…と、すぐに出て行ってしまった。
いまさら何を気にしているんだか。
自然と笑みがこぼれた。
シーラの運ぶ食事を頂く。
きっと、これが最後だろう。
今日の夜にはもう城を出ているはずだから。
彼女にも、世話になったと言えば世話になったのかもしれない。
昼過ぎにクリスが現れた。
「こんにちは。」
緊張が走る。
何をしに来たのだろうか。
エルマの話では、
俺たちが出ていくことについてはすでにクリスの了承を得ているらしいが…。
「今日、城を出るって聞いてね。
最後に挨拶でもしておこうかってね。
本来あなたのほうから出向くべきだけど、あなたはこの部屋から出れないからねえ。」
挨拶…?
「しばらく見ないうちに、ずいぶん変わったわね。」
…うるさい、大きなお世話だ。
「エルマも、まだ覚醒してから日が浅いというのに、この様子じゃ、よほどの才能ね。」
クリスはクスクスと笑う。
「気が向いたらまた遊びに来るといいわ。かわいがってあげる。
エルマに噛み付かれそうだけど。」
思いのほか、月並みな台詞だと感じた。
悪魔なのに…。
「じゃあ、機会があればまた会いましょう。」
そう言うとクリスは消えていった。
27 :
アルマ:2008/07/20(日) 11:19:32 ID:E7LOJNzn
日が沈みかけた夕刻、エルマがシーラとともに現れた。
シーラは取り上げられていた俺の荷物を持ってきたらしい。
剣が大きい。
以前は小枝のように振るっていたのに、もうこの体ではきっと扱えない。
持って帰るのも大変だろう。
すこし悲しくなった。
運ぶのは大変そうだと俺が漏らすと、
では…と、シーラがなにかの術をかけて荷物を消してしまった。
俺たちの家に転送した、とかなんとか…。
シーラは俺たちも転送する、と提案したが、エルマが遮った。
町の入り口まででいい、と。
そこからは自分の足で帰りたいんだとか。
俺は、転送とかなんとか、よくわからなかったので、とりあえずエルマの意見に同意した。
では…、とシーラは再び術を施した。
先ほどとは違う術らしい。
すると、なにもなかった空間に、屋外の景色が現れた。
街の入り口に繋がっているんだとか。
不思議だ。
シーラが口を開く。
「御達者で…。」
それがシーラの別れの挨拶だった。
俺は無言で頷く。
エルマはシーラに抱きついて別れを惜しんだ。
また遊びに来るよ、と。
こんな目にあわされたのに、エルマは明るい。
それは、エルマが状況を前向きに受け入れたからなのか、
エルマが悪魔に変わってしまったからなのか。
ふと、そんな思いがよぎった。
でも、まあ、いい。
やっとエルマを取り戻したのだ。
エルマが心から悪魔になってしまったとしても、
これからのことはこれから考えよう。
そして俺たちは、シーラが開いた穴を潜った。
28 :
アルマ:2008/07/20(日) 11:22:43 ID:E7LOJNzn
夕闇に染まり始めた町の景色。
通りを人々が行き交う。
仕事を終えた人々が家路に着くころだ。
俺たちも家路に就く。
やっと、帰れる。
「お兄ちゃん、手…繋ご。」
エルマが手を差し出す。
「…。」
俺は無言でその手を取った。
手をつないで歩く二人。
傍から見れば仲の良い姉妹にしか見えなかっただろう。
今はもう、体の大きさが逆転してしまったけれど、それでもいい。
少し違った形になったけど、俺は幸せを取り戻したのだから。
俺たちの家に着く。
俺にとっては1週間ぶり、エルマにとってはほぼ1か月半ぶりの帰宅だ。
1週間ほどしか経っていないのに、何年も空けていたように感じる。
エルマも感慨に浸っているようだ。
部屋には先ほどの荷物がまとまっていた。
シーラが転送したものだ。
不思議だ。
荷物には食材も含まれていた。
エルマがシーラに頼んで付けてもらったんだとか。
キッチンに立つエルマ。
エルマが夕食を作り、それを二人で食べた。
とても、おいしい。
何年も続けていた生活。
失ってしまった幸せ。
少し形は変わってしまったが、俺は取り戻したんだ。
食後、俺たちは特に何かするでもなく互いに各々の部屋でベッドについた。
明日からきっと大変だ。
これからどうするのか、考えなくてはいけない。
まずは仕事を探さなければ。
でも、今日くらいはいいだろう。
今日は何も考えたくない。
今日はゆっくり休もう。
大きくなってしまった自分のベッドで、瞼を閉じた。
29 :
アルマ:2008/07/20(日) 11:29:48 ID:E7LOJNzn
…部屋のドアが開く気配がした。
エルマだ…。
「…お兄ちゃん…。」
消え入りそうな声。
エルマのこんな声はどこかで聞いたことがある。
これは…そう、城でエルマと再会したときと同じ声だ。
「私を…許して。」
そしてこれもあの時と同じ。
エルマは許しを乞う。
「…?」
エルマの方に向き直ろうとしたとき。
あ…ぐ…!
体に異変が生じた。
体が…熱い。
きっと、エルマが何かしたのだ。
「…エ…エルマ…?」
と、エルマの姿に目を見開く。
その姿は悪魔。
背中には蝙蝠の翼、頭には山羊の角、腰には蛇の尻尾。
あの夜と同じだ。
肌は青く、眼は黒、瞳は紅みがかった黄金。
だが今回は、少し違っていた。
霧のように闇を纏い、禍々しい気を放ち、何か覇気のようなものを漂わせていた。
その様子に戦慄すら覚える。
昨晩からのエルマではない。
いや、いままでに見た、どのエルマとも違う。
次の瞬間、体に激痛が走った。
う…が…!
苦しい…。
息ができない…。
俺の意識はゆっくりと閉じて行った。
30 :
アルマ:2008/07/20(日) 11:53:31 ID:E7LOJNzn
…
「…?」
ふわふわと浮いているような感覚。
夢か…。
なぜかそう思った。
「そう…これは夢。」
青いエルマがいた。
エルマが必死で何かを訴えている。
「…お兄ちゃん、私を許して…。」
何を謝っているのだろう?
「今、夢の外では、お兄ちゃんを悪魔に転生させている最中…。」
ぼんやりと、エルマの声を聞く。
エルマがなにか、重大なことを言っているのに、その重大さを認識できない。
エルマはポロポロと涙を零し始めた。
「私、耐えられなかったの…!お兄ちゃんが……食べ物にしか見えないのが…!」
どこか悲痛な声。
「今まで私を愛してくれた!私も愛している!
でも、それなのに!どうしても、獲物として見てしまう!!」
そこまで言うとエルマは膝からがくりと地面に崩れ落ちてしまった。
「…私が、悪魔になっちゃったから。」
顔は伏せたまま。
「そんなのはいや!絶対にいや!」
そこで、エルマは涙でくしゃくしゃの眼差しで、俺の目をじっと見た。
「だから…。お願い…。お兄ちゃんも悪魔になって、…ください…。」
少しの間、静寂が流れる…。
エルマの泣き顔を見ていると、それでもいいかもしれない、と思った。
俺は…。
俺も、エルマと喰うもの喰われるものの関係は嫌だ。
悪魔になったところで何が変わるのか。
きっと、失うものはない。
既にすべてを失った。
今、俺の大切なものはエルマだけだ。
他に惜しいものなんてない。
31 :
アルマ:2008/07/20(日) 11:54:44 ID:E7LOJNzn
「…いいよ。」
エルマに応える。
「エルマの頼みだ。断ったりしない。」
エルマは泣いたままだ。
「ひっく…お兄…ちゃん…。」
ゆっくりと俺の体に抱きつく。
「わたし、お兄ちゃんを傷つけた…!
お兄ちゃんの想いを裏切った…!
お兄ちゃんを…化け物にしようとしている…。」
エルマの悲壮な懺悔。
だが、そんなこと、俺にとっては、どうでもいいこと。
いま、俺はエルマと一緒にいられることが嬉しい。
それだけで幸せだ。
俺は、エルマに腕をまわして応える。
頭を撫で、慰めてやる。
いいんだ、構わない…と。
「…ごめんなさい。…ありがとう。お兄ちゃん。」
エルマはしばらくそうしていた。
32 :
アルマ:2008/07/20(日) 11:56:30 ID:E7LOJNzn
「お兄ちゃん…いや、アレン・グラフ。
あなたに新しい名を与えます。」
エルマの声が、俺の魂に深く、深く染み込む。
「あなたの名はアルマ。…アルマ・グラフ・フォン・ルクレール。」
俺は…アルマ…。
「…。」
その言葉を、しっかりと噛み締める。
俺の中で、何かが変わった。
不思議と、抵抗はない。
「…もう、人間だったお兄ちゃんはいない。
たった今から、あなたは私の妹、悪魔アルマよ。」
アルマ…。
そうか、俺はアルマ。
「次に目を覚ます時には、あなたは悪魔として生まれ変わっているでしょう。」
…そうなのか…実感が湧かない。
「…それじゃあ、おやすみなさい…。お兄ちゃん。」
俺は人としての生を終えた。
33 :
アルマ:2008/07/20(日) 12:27:51 ID:E7LOJNzn
…
目が覚めた。
部屋は薄暗く、今は夜のようだ。
なんとなく、体を起こし、伸びをする。
と、背中から、バサッ、という音がした。
驚いて、音がしたほうに目をやると、見慣れないものがあった。
翼だ…翼がある。
蝙蝠のような、やや蒼みを帯びた黒い翼。
それが背中から生えていた。
体に目をやると、やはり蒼みを帯びた灰色の肌。
そうか…俺も、悪魔に…。
翼に意識をやると、ぱたぱたと自由に動いた。
腕がもう1対増えたみたいだ、と感じた。
頭に手をやると、側頭部から前向きに、曲がった角が生えていた。
腰からは尻尾も生えている。
体に新たな器官が加わった不思議な感覚。
「あ、おはよう。…アルマ。」
エルマが目を覚ました。
エルマも悪魔の姿だ。
「おはよう…エ…」
エルマと言いかけて躊躇した。
「…お姉ちゃん。」
言ってから、自分が嫌がっていた呼び方だということに気付く。
ただ、なぜかその時は、そう呼びたかった。
不思議と抵抗も違和感もなかった。
34 :
アルマ:2008/07/20(日) 12:29:40 ID:E7LOJNzn
「…素敵。…アルマ、素敵。」
エルマはうっとりとしたやさしい笑みを浮かべている。
あ、そうだ。
自分の姿を確認したい。
ベッドから降りて鏡を探す。
「鏡なら、私の部屋に姿見があるよ。」
それを聞いて、急いで鏡を目指した。
鏡には小さな悪魔が映っていた。
エルマと同じ翼、尻尾、角。
尻尾がゆらゆらと、どこか優雅に漂う。
薄暗い中、黄金の瞳だけが鮮やかな光を放っていた。
そして、穢れのない、いや、灰色に穢れた、幼い躰。
その姿はまさに悪魔。
自身の姿だというのに全く実感が湧かない。
鏡の中では、幼い悪魔が不思議そうな顔をしている。
様子を見守っていたエルマが声を掛けた。
「アルマ、ちょっと外に出よう。」
そう言うと、エルマは窓を開け、体を乗り出した。
この部屋は2階だ。
あ、と思ったが、エルマは窓からふわり、と上に昇って行った。
空を飛べるのだ。
「おいで、アルマ。」
エルマに倣い俺も窓から外に出る。
上に行こう、と思えば、それだけで体が浮いた。
上空ではエルマが月の光の中にいる。
俺もそこまで昇ろう。
35 :
アルマ:2008/07/20(日) 12:31:26 ID:E7LOJNzn
そこには別世界が広がっていた。
月の力を感じる。
風の流れを感じる。
町から人々の生命を感じる。
月の光の中、夜の匂いを感じとり、町の灯を眼下に望み、エルマと二人、空を舞う。
幻想的な世界。
その美しさに息をのむ。
「どう、素敵でしょう?」
「…うん。…気持ちいい。」
俺は今、エルマと同じ世界を見て、同じ世界に生きている。
夜に棲む悪魔たちの世界。
…ああ、俺、生まれ変わったんだ。
そう実感できた。
36 :
アルマ:2008/07/20(日) 12:32:36 ID:E7LOJNzn
「…アルマ、狩に行こう。」
「狩…?」
「そう、狩。」
すぐに何のことか想像がついた。
狩とは、獲物を狩り、喰らうこと。
獲物とはすなわち人間だ。
俺が、人を襲う…。
ああ、そうか。
なぜ、あのとき考えが及ばなかったのか。
人でなくなる、インマに、悪魔になるということは、すなわちそういうことなのに。
失えるものはすべて失い、何も失うものはない、と、そう思っていた。
だがそれは大きな勘違いだった。
俺は人であることさえ失ったのだ。
でも…。
なってしまったものは仕方ないのではないか?
不思議なことに、悲観的な思いは浮かばなかった。
以前の俺なら邪悪な思考だと拒絶したかもしれない。
だが、もうその感覚はなかった。
人間の善悪の概念からはすでに解放されていた。
エルマは、インマになったとき何を思ったのだろう。
俺は、俺が何も感じないことに若干の寂しさを覚えた。
今までの俺は本当にいなくなってしまったのか、と。
でもその感覚も、いずれはなくなるのだろう。
俺はもう、人間アレンではなく、悪魔アルマなのだから。
今宵、二匹の悪魔が月光に舞う。
37 :
アルマ:2008/07/20(日) 12:38:58 ID:E7LOJNzn
…
…
…
その夜は、少女を襲っていた。
入念に準備を整えて、ゆっくりと、ゆっくりと獲物を消化する。
その少女には、気付かれないよう、何日もかけて、夢の中で犯し、体を開発し、
彼女の無意識に淫らな記憶を刷り込んできた。
そして今夜、その魂に快楽の刻印を刻む。
はじめ少女は現れた悪魔に恐怖し、怯えていたが、
長い時間をかけて快楽に慣らされた体に逆らうことができず、
逆らえない自身の体と、刷り込まれた快楽の記憶に、戸惑いながら、
女として華開いてゆく。
この娘が快楽に溺れ、自ら快楽を欲し、快楽なしでは生きてゆけなくなるまで、
何日持つだろうか。
堕ちた後は、命もろとも精を搾りつくすもよし、僕として囚えるもよし。
もうしばらくはこの娘で楽しめそうだ。
あれから3年の月日が経った。
俺たちはクリスの縄張りであるあの町を出て、違う町へ移り住んだ。
エルマとは結局別々に暮らしている。
もともと俺たちの狩りは単独行動なのだ。
最初こそ、共に行動していたが、
次第に別々に狩りをするようになり、別々に寝床に戻るようになり、
気付けば別々に暮らしていた。
今では、たまに、気が向けばふたりで獲物を捕まえたり、互いに愛し合ったりする程度。
あれだけふたり、共にあることを望んだというのに。
38 :
アルマ:2008/07/20(日) 12:41:05 ID:E7LOJNzn
でも、まあ、それでもいい。
俺たちの関係は変わってしまったのだから。
愛し方が変わってしまったのだから。
適度に距離を置いた方が互いに心地よいのだ。
…それよりも。
眼の前で果ててしまった少女について思いを巡らす。
この少女が、このあといかなる堕落の道を進むのか、想像しただけで胸が高鳴る。
…ふふふ、次はどんな快楽を与えてやろう?
fin
以上です。
ありがとうございました。
私はしばらく出掛けます。
次に、ここを見れるのは今夜になりそうです。
もう一度、ここまで読んでくださった皆さま、
私のわがままに付き合い、新スレを立ててくださった方、
本当にありがとうございました。
では、また、機会があれば。
一気に読ませていただきました。
名作をありがとう
面白かったぜ乙
「鏡と首輪」を思い出した
( ´ー`)y━・~~~
46 :
アルマ:2008/07/21(月) 06:52:11 ID:6oFAAYhP
微妙なタイミングで申し訳ありません。
「アルマ」作者です。
あとがきを書いてみました。
こんなの付け加えるのはどうかな、と今までは思っていたんですけど、
ちょっとだけ、ちょっとだけ最後になにか言いたくて…。
ttp://www1.axfc.net/uploader/He/so/121558 pass:Leclerc
もし、興味が湧きましたら読んでみてください。
以上です。
本当にこれで最後です。
ご感想、ご指摘を寄せてくださった皆様、ありがとうございました。
乙
やっと終わったか。
長かったな。
長すぎたな。間延びしすぎだ。
あと自分語りはウザイといってもわからんか?
一人称は嫌いじゃないが、長すぎなのはなぁ…
ある程度の段落で絞って小出しにするのもテクと知れ。
でも話はマジよかったす。GJッ!!!
もう来なくていいぞ。
+ +
∧_∧ +
(0゚・∀・) wktk
(0゚∪ ∪ +
と__)__) +
だな、もうコイツは底がしれたわ。後書きとかうざいし。
また書くなら初心者スレとかで練習してからおいで。
GJなり。
じっくり楽しめた。
またテカリながら待ってるぜぃ。
何やら厨がわいているみたいだが、気にするな
>>55 アラシ カマウ (・A・)イクナイ!
>>◆g7GufJxh4s 氏
スレを跨いでの良作の投下にGJを送らせて頂きます。
兄妹の絡みとかもよかったし、ストーリーもよかったし。
またの投下も期待しています。
負け惜しみか
図星が悔しかったんだね
>>55 今時自演認定して楽しい?
君はこういう掲示板に向いてない。もっと空気を読んで!
とりあえず、これ以降は徹底的にスルーな
構えば構うだけ、荒らしを付け上がらせるだけだから
でも、こんなに簡単に釣れる低脳荒らしも珍しいだろ。
ダボハゼ馬鹿は構って遊ぶが吉。
今頃涙目でモニター見てるってwww
夏ですね。
>>46 人を自演荒らし認定する馬鹿がいるみたいだがちーゃんと耳の痛い意見も受け入れるようにな。
さもないと今の稚拙なレベルで止まっちゃうよ。
後書きはうざいだけ、作品内ですべて語れ。
話もいらん部分で長ったりーしセリフ回しもそこらのライノベ以下だ。
総じて読めるレベルじゃないのでどっかで鍛えてください。
今のままのあんたの次回作は見たくない。
あーなるほど
今朝方からのIDをじっくり見てると、色々見えてきますなぁw
要求ばっかり大きくて投下する人がいなくなる典型的パターン
>>64 ウエカラ メセン (・A・)イクナイ!
>>66 多くを望んでも、結局得られるものは少ないのにね。
今の状況下、作者がこうして投下してくれてるだけでもありがたいというのに。
48 名前: 名無しさん@ピンキー [sage] 投稿日: 2008/07/22(火) 23:42:49 ID:B1ycy4oj
やっと終わったか。
長かったな。
49 名前: 名無しさん@ピンキー [sage] 投稿日: 2008/07/23(水) 00:45:58 ID:+AJJGTy6
長すぎたな。間延びしすぎだ。
あと自分語りはウザイといってもわからんか?
51 名前: 名無しさん@ピンキー [sage] 投稿日: 2008/07/23(水) 01:33:56 ID:7E8j7Ois
もう来なくていいぞ。
53 名前: 名無しさん@ピンキー [sage] 投稿日: 2008/07/23(水) 07:50:26 ID:BuMcQbdk
だな、もうコイツは底がしれたわ。後書きとかうざいし。
また書くなら初心者スレとかで練習してからおいで。
57 名前: 名無しさん@ピンキー [sage] 投稿日: 2008/07/23(水) 08:48:15 ID:7E8j7Ois
>>55 目測ハズレ乙wwwwwwwwww
59 名前: 名無しさん@ピンキー [sage] 投稿日: 2008/07/23(水) 09:09:59 ID:BuMcQbdk
>>55 今時自演認定して楽しい?
君はこういう掲示板に向いてない。もっと空気を読んで!
64 名前: 名無しさん@ピンキー [sage] 投稿日: 2008/07/23(水) 10:35:03 ID:BuMcQbdk
>>46 人を自演荒らし認定する馬鹿が
IDを良く見てみましょう。
ほら一定の法則が見えてきますね?
ID:8ahAemVT
ID:Aee1txFg=アルマ
低脳ダボハゼ釣られ荒らし君御疲れ様
そろそろお脳の御医者さんに行ったほうがいいよw
後書きとか入れるから荒れるんだよ。
つか、後書きなんてもんを投下した時点で読む気が失せた。
遣り残した感があるなら、後日談短編でも作ればよかったんだよ。
改行を殆ど使わない、読みにくいだけの自分語り入れたいなら、
自サイトにでも掲載する時に好きなだけやればいい。
ただでさえ荒れてるところであんな事をやれば、こうなるのは目に見えていた。
火に油を注ぐとは良く言ったもの。見事なまでに絶妙のタイミングだった。
だから「もう来なくていい」っつったんだよ。
>>74 だからそういうのは議論スレでやれってのが分からないのか?
てか人に火に油注ぐだなんだと言う割に、今お前がやってることもまた同じってことには気づいてないのな。
そういう勘違いしてるやつこそ、もう来なくていいから。
そんなに読む気が失せたっていうならトリップNG放り込んでスルーしとけばいいだろ
わざわざ来なくていいとかいう方が荒れるにきまってるだろ
>>74 文句長い…消えよ。
作者氏、エロ面白かったから気にせずに。
>>74は後書き入れたのが個人的に気に食わないから荒らしてるんだよ。
ただでさえ
>>74が荒らしているところで
>>74の気に食わないことをやれば、こうなるのは見えていた。
火に油を注ぐとはよく言ったもの。見事に
>>74のどストライクだった
>>74は「俺が荒らすからもう来なくていい」っつたんだよ。
荒らしの琴線に何が触れるかなんて分からんし、ずっとこのままかねぇ
あー なんつうか
嫌なら読むな
文句も言うな
無視しろ
荒らしに反応する奴も全員荒らし
面白いくらいに釣れてるな
さすがダボハゼの生簀。
ここまで来るとさすがに笑えねえ。
84 :
名無しさん@ピンキー:2008/07/25(金) 07:12:43 ID:ttV3p/fX
( ゚д゚ )
こっちみんなw
厨房のオナニー駄文ばかり読ませられる身にもなってくれよまったく・・・
エロパロ板のSSに何期待してんだオマエ
プロであれアマチュアであれ、創作物の発表は総じて公開オナニーだろjk
問題はオナニーじゃない。駄文か否かだ
こんばんは。
空気を読まずに投下します。
お久しぶりです。
書いては消しの繰り返しでした
ジャンルは
【強制女性化】【レイプ】【強制破瓜】【爆乳】【玩具化】
NGワードは【僕オマエ】でお願いします。
夏の光は希望の輝き 涙の後には――
たったひとつの真実に惑う、見た目は女、頭脳は男。
その名はリバーサー(再生計画被験者)薫(カオル)。
詳しくは過去ログ参照にて。
■■【29】■■
男と女の間に、友情など存在するわけがない。
それが『彼』の持論だった。
男は女のあそこにチンポを突っ込むために生きているし、女は男のチンポをあそ
こに突っ込まれるため“だけ”に生きている。それは有史以来からの自然の摂理で
あり、神様が(そんなものがいれば、の話だが)決めた生物としての大原則だから
だ。
もし男と女の間に「友情」のような感情が有り得ると主張するのなら、それは、
何らかの理由で手を出せない女に対し、男が自分の心にある欲望を誤魔化すために、
自分に嘘を付くため、単なる方便として使用しているだけに過ぎないのだと思って
いる。
目の前に、男に吸われるために存在しているようなデカい乳があれば、しゃぶり
たいと思う。
ふるいつきたくなるようなイイ女がいれば、その唇に吸い付き、舌をたっぷりと
ねぶりながらおっぱいを揉みたて、体を二つに折って突き立てるようにあそこにチ
ンポを捻じ込みたいと思う。
たっぷりと犯し抜いてやりたいと思う。
それは男として……オスとしてのごく自然な衝動だ。
それを誤魔化してヌルい友情ごっこを演じ続けるほど、『彼』は“虚勢”されて
はいなかった。
ただ、それだけの話だった。
§ § §
『彼』が“そいつ”と最初に会った時、“そいつ”はクラスの男子が数人たむろ
してる、その中心にいた。
無意識に舌打ちしたのを覚えている。
それが、女だったからだ。
女が男に混じって対等に話をしている。
それだけの事が、単純に腹立たしかった。
『彼』は、そういうところが、今となっては化石級の男尊女卑思考だった。
それからだ。
何かにつけて姿を見るようになったのは。
そして意識するようになった。
“そいつ”は、とにかく乳がデカい。
背が低く、顔は中学生みたいな童顔なのに、胸だけが大人の女顔負けな、馬鹿み
たいなデカさだった。
ミニマムな体にマキシマムなおっぱい。
で、ありながら“女らしい”かと言えば、決してそんなタマではなく、負けん気
が強い上に、言葉遣いも乱暴だった。
まるで男のようだった。
きっかけは何だったのか、今となっては思い出せもしない。
ただ会えば口喧嘩をした。
だが、喧嘩するのが楽しいとも思えた。
その頃はまだ、女として意識してはいなかった。
向こうが望むなら抱いてみてもいいかもしれない。
そんな程度の認識だった。
乳がいくらデカかろうが、“そいつ”は男に対する時、普通の女として持ってい
るだろう恥じらいとかデリカシーとかと、全く無縁だったからだ。
それが、いつだったか……そいつが目の前で、頭の後で両手を組み、脚を机に投
げ出すといういささか行儀の悪い格好をした。その時、腕を上げているため巨大な
乳を覆うブラの下半分……まあるい下乳が『彼』から丸見えとなったのだ。
『彼』は笑いながら言った。
『ちょっとは恥じらいを身に付けたらどうだ?』と。
すると“そいつ”は一瞬だけポカンとして、自分のしている格好に気付き、
「そっ……そういうのは、もっと早く言え……」
と、不意に顔を真っ赤にしてセーラー服の裾を引っ張って上目遣いに『彼』を睨
んだ。
――不意打ちだった。
あっという間にイチモツが勃起し、ムラムラとした暗い欲望が湧いた。
『壊したい』
と、思った。
『犯し抜いて、俺色に染め、めちゃくちゃにしてぇ』
そう思った。
それからだ。
それから『彼』は、“そいつ”のことを「友達」とは見なくなった。
いや、見る事が出来なくなった。
いつか自分のモノにするための「獲物」としか、見られなくなったのだ。
“そいつ”が、なかば都市伝説扱いになっている『再生計画(リヴァース・プロ
ジェクト)』という国際医療臨床実験の被験者であり、男から女に性転換した『転
体』だという、まことしやかな噂が流れていたが、『彼』には関係無かった。
問題は、あそこにチンポを突っ込む『膣』があるかどうか。
それだけだった。
そして彼は実行した。
6月18日の事だ。
一人になるのを見計らい、手下(相手は友人だと思ってるかもしれないが、手足
のように動かせる人間を友人と呼ぶ馬鹿はいないと『彼』は思っている)を連れて
襲ったのだ。
場所は放課後の保健室。
周囲に人がいるような教室は無い。
おあつらえむきに、保険教諭はその時間、職員会議で職員室にいると聞いていた。
引き倒し、押さえつけ、3人がかりでひん剥いた。
――思ったとおり、実に美味そうな身体だった。
乳も申し分無い。
乳首も好みの形と大きさだった。
そして股間にはしっかりと『膣穴』があり、チンポなど影も形も無かった。
多少邪魔が入ったが、自分のモノにするという欲望めいた決意は、ますます強固
になったのだ。
坂東正志とは、そういう男だった。
§ § §
その時、さすがに停学を食らったが、彼はそれくらいで目の前にぶら下がる極上
の“肉”を諦めるほど、物分りは良くなかった。
処分された5日後には、偶然を装い、公園で薫を襲った。
もちろん、街中で薫を見かけたという情報を聞きつけ、わざわざ手下を呼び出し
て数を揃えたのだ。
23日の事だ。
それから復学する7月3日まで、10日間に渡って登下校だけでなく、昼休みに
まで呼び出して“仕込んで”いった。
土日にはフルメンバーで薫を嬲り、可愛がり、その体に快楽を刻み付けていった。
そして7月3日。
復学したその日の昼休みに柔道部の部室に薫を呼び出し、その、小さく細い体に
はまったくもって不似合いな豊満乳房を曝(さら)け出させて、6人で代わる代わ
る“たぷたぷ”と揺らして楽しんだ。
それから次の日の昼休みまでわざと何も連絡をせず、ホッとさせた所で改めて呼
び出すと、今度は6人で代わる代わる、たっぷりと時間をかけて血管が薄く浮くく
らい白くて馬鹿デカい乳房を丁寧に揉み込んでやった。
最初は、あくまで挑戦的で生意気そうだった薫の顔は、二巡する頃には目がとろ
んととろけ、口は半開きになったままで、まるで痴呆のようなだらしない顔付きに
なっていた。
彼は、込み上げる笑みを抑えられなかった。
じっくりと事を進めてきた成果が現れていた。
そう確信したからだ。
その日の放課後も呼び出さなかった。
帰りにも、待ち伏せはさせなかった。
その代わり、次の日の7月5日には、登校してきたところを捕まえ、トイレの個
室に連れ込んだ。
「デカ乳出せ」と一言だけ言うと、昨日よりわずかではあったが逡巡が短く、さ
したる抵抗も無く“ぶるんっ”とおっぱいを放り出した。
単に捨て鉢になっているようにも見えたが、違う。
昨日まで、わざと決して集中しては責めなかった紅い乳首が、既に硬く勃起して
いたのだ。
薫の身体が無意識に、坂東達の与える刺激を求めているのだった。
坂東はそれを確認すると、とうとう男達に乳首への責めを許可した。
今まで、わざと一度も直接乳首を嬲ろうとはしなかった。
手の平で擦れることはあっても、決して乳首だけを捏ねたり、摘んだり、弄った
りはしなかったのだ。
それは全て、今日この時のためだったのである。
そうして坂東は個室の外から、自分はその中には決して加わらないまま、薫がたっ
ぷりとした乳を丁寧に揉まれた後、男達に代わる代わる乳首を嘗められ、吸われ、
ねぶられるのをじっと見ていた。
そして“それ”は、山口が左の乳首を手を使わずに口に含み、“ちゅばっ”と吸っ
た時だった。
「はんっ……」
うっとりと快楽に呆け、男達が嘗めやすいように胸を突き出した格好のまま、薫
が鼻にかかった甘ったるい艶声を放ったのだ。
薫はすぐにハッとして唇を引き結び、何かに耐えるかのように下唇を噛んだが、
もう遅かった。
坂東はその薄い唇を酷薄に歪め、笑みを深くしていた。
§ § §
その日から、坂東達は毎日いつでも、嬲りたい時に嬲りたい者が薫を呼び出した。
昼休みと放課後は大抵6人全員で嬲ったが、間の短い休み時間は、呼び出せる者
が呼び出した。
トイレに連れ込み乳首をいぢめたくった木曜日は、午前中から休み時間の度に呼
び出していた。
金曜日は登校時もHR前も、休み時間も、体育の授業中でさえ、呼び出して乳を
嬲った。
もちろん土曜も日曜も、息をつく間を与えなかった。
前の週は触るだけだった“完熟乳房”を、人の目を盗んで嘗めた。
吸った。
噛んだ。
ねぶった。
6人で、たっぷりと、時間をかけて。
そうして、乳以外の部分へも、徐々に手を広げていった。
7月7日の土曜日は、七夕だった。
坂東は他の2人と一緒に薫を午前10時頃に呼び出して、再び2駅先の隣町まで
行き、仲間と合流した。
薫は前の週と同じく、ウィッグを被り、帽子を被り、明るい色の伊達眼鏡をかけ
て、女の子っぽいブラウス(それは薫の母が買って来たまま、今まで一度も袖を通
した事の無い、とても可愛らしいデザインだった)を身に着け、ちょっと見ただけ
では薫だとわからないほど印象をガラリと変えていた。もちろん、その豊か過ぎる
ほど豊かな胸だけは、隠しようが無かったのだが。
傑作だったのは、薫の着てきたブラウスとブラを、隣町の駅の男子トイレで脱が
せ、目の前の洋式便器に落としたあと、6人で順番に小便をかけた時だ。
その時の驚愕に見開かれ、泣きそうになった薫の顔を思い出すだけで、坂東の顔
が嗜虐に歪む。
怒りと悔しさに目元を赤らめ、今にも殴りかかりそうな薫の目の前へ、坂東達に
乳を好きに嬲られながらうっとりと呆けたような顔をしている写真をかざしてやっ
たら、すぐに大人しくなった。
その様(さま)には、実に胸が空くような思いがした。
まったくもって愉快極まりなかった。
坂東は、わざわざ薫のために用意していた、襟ぐりのゆったりとした生地の薄い
白タンクトップと、股下ギリギリの短いデニムスカートに着替えさせると、強引に
彼女を繁華街へと連れ出した。
タンクトップは襟ぐりが深過ぎて、細い体には不釣合いなほど巨大な乳房のまあ
るい上半分はすっかり見えてしまっていたし、ゆったりとしていながら、脇からは
乳肉が揺れ動くだけで今にも乳輪が覗いてしまいそうなくらい、布の面積が小さかっ
た。
おまけに、ひどく薄い。
何もしていないのに普通の状態で乳首が透けて見えていた。
もちろん、ブラジャーなど着けさせなかった。
午前11時過ぎ。
休日の繁華街。
昼近い時間ともなれば、いくら地方とはいえ雑踏が生まれる。
その中で、歩くたびに“ゆっさゆっさ”と上下左右にやわらかく揺れ動く規格外
のノーブラおっぱいは、道行く男達の視線を奪った。
タンクトップが汗を吸って、すっかり透けた紅い乳首を無遠慮にジロジロと眺め
られ、おまけにニヤニヤと笑われた薫の肌は、羞恥の炎に炙られ、あっという間に
赤く染まった。しかもデニムスカートの丈はとても短く、身を屈めようならヒップ
の割れ目までが覗いてしまうほどなのだ。
坂東は、恥ずかしそうにスカートを引っ張り背中を丸めようとする薫の頭を小突
き、胸を張らせたが、白い生地にクッキリと尖って浮き出た乳首を摘んで手酷く捻
り上げた時、思わず声を上げて笑いたくなった。
「や…やめ…て…」
薫が思いもよらぬほど女の子らしい、か細い声で懇願したからだ。ついさっきま
で、まるで男のように粗野で乱暴な言葉遣いをしていた、あの薫が、だ。
しかも、乳首は硬く大きく勃起している。
意識は嫌悪し、拒絶していながら、肉体は周囲に見られ視姦される事で、明らか
に性的に反応していたのだ。
ひょっとすると、薫の肉体と潜在意識は、意志を裏切りマゾヒズム(被虐性)…
…被虐性淫乱症に目覚めつつあるのかもしれない。
坂東はそれが面白くて、信号待ちしている最中に胸元の襟を“ぐいっ”と引き下
げると、驚いて身を引く薫の腕を強く握り動けなくしてから、“ぼろん”とまろび
出た左乳房の勃起乳首を素早く“べろべろ”と嘗めた。滴り落ちるくらいに唾液を
たっぷりとまぶした乳首は、濡れた薄いタンクトップがぴったりと張り付き、その
細部までがクッキリと浮かび上がり、そのいやらしさは相当なものだった。
また、レンタルビデオ店と牛丼屋の間の、わずか50センチ程度の隙間に引っ張
り込んで表通りに背を向けると、手早くタンクトップを首まで捲くり上げて両方の
乳房をすっかり放り出し“ちゅばちゅば”と左右交互に乳首を吸ってやった。
声を上げ、身を捩り、暴れて逃れようとした罰にキツく歯を立てて噛むと、途端
に大人しくなるのが面白かった。
乳をオモチャにし、尻を弄り、体中を散々嬲った後、1時間程で待ち合わせてい
た山口にバトンタッチした。
俯き、肩を落として引き摺られるようにして連れられていく姿は、まるで奴隷商
人に連れられていく奴隷のようだった。
人ごみに消える直前、山口の左手が薫の尻を、もう撫で回し始めているのを見て、
坂東は自然と笑みがこぼれた。
適当に時間を潰している最中、幾度と無くケータイに着信があった。
どのメールにも、必ず何かが添付されていた。
写真と動画と、音声までがあった。
添付されていた写真は、山口や谷崎、それに竹山と神原と河野達から、それぞれ
自分以外の男が薫をどう扱っているか、遠距離だけでなく時には驚くほど近距離か
ら、まるで盗撮写真のように撮影したものばかりだった。
昼食をとるために入ったのだろうか。程よく混んだファミレスのシートに並んで
座り、仲良くメニューを眺めているようなショットでは、メニューシートの裏側で
明らかに薫の右の乳房が剥き出しにされ、無造作に揉み立てられていた。
ひと気のないマンションの階段を隣のビルから撮ったようなショットでは、薫を
膝に座らせながら両手で剥き出しにした椰子の実みたいな巨大おっぱいを、思うさ
まおもちゃにしている姿が正面から映っていた。薫の顔は嫌悪に歪みながらも、ど
こか陶然としており、乳首を摘まれ、“くりくり”といじくられながら引っ張られ
ているショットでは、どう見ても目の焦点が合っていなかった。
ゲームセンターの最新式ホログラム筐体の前では、周囲の人間の目を盗みながら
薫の乳首を捻り上げている男の姿もあった。どうやら、操作に失敗した薫に罰とし
てそうしているようだが、白く薄いタンクトップを“ぷっくり”と押し上げる乳首
は、明らかに大きく勃起していた。
信号待ちの道の向こう側、タンクトップを捲り上げられて、一瞬、何が起こった
のかわからず「きょとん」とした薫が写っていたショットもあった。こちら側に立
つ歩行者の男達は、さぞ驚いた事だろう。この後、どんな顔をして信号を渡ったの
か、それとも逃げたのかは、次のショットで明らかになった。
薫は階段を上がっていた。
ショットはその姿を、後から捉えている。
懸命にお尻を手で隠しながら、出来るだけ急いで上がろうとしている薫の、その
ふっくらとした白いヒップには、あるべき下着が無かった。
おそらく、逃げた罰としてパンツを脱がされたのだろう。
だが、彼の目を見開かせたのは、その姿だけではなかった。
薫の太股の内側。
うっすらと血管が浮き出るほど白い内腿に、ナメクジが這ったような、きらめく
粘液の道筋を見つけたからだった。
蜜を吸ってまとまり、太く黒く艶やかによじれている縮れた陰毛が、シルエット
に浮かび上がっていた。
坂東の顔に、堪えきれぬ笑みが浮かんだ。
そうして写真を追う毎に、まだまだ白くて綺麗だった薫の乳房が、少しづつキス
マークや歯形、指や手の跡で赤く、所々鬱血し、紫がかった色で染まっていってい
た。
薫の乳房が汚されてゆく。
薫の体に『行為』の残滓を刻み込まれてゆく。
そして添付ファイルには時々、音声データが混じっていた。
声を荒げ、懸命に抗いながらも、すぐに無言になり、やがて押し殺したような荒
い吐息が混じる薫の声だった。
ぴちゃぴちゃと何かを嘗めるような音に混じり、抑えきれない艶声の混じってい
るものもあった。
坂東は周囲が訝しげに見るくらい愉快そうに笑うと、それ以後のメールを全て無
視した。
お楽しみは、後にするほど美味しくなるからだ。
山口に薫を渡してからおよそ5時間後の午後5時半頃。
事前に待ち合わせていた場所に向かうと、頬どころか体中真っ赤に火照らせた薫
が、河野の肩に縋るようにしてふらふらと立っていた。
すぐに薫を“受け取る”と、そのまま一階がテナントのブティックになっている
近くのマンションに向かい、裏手の薄暗い階段を3階まで強引に引き摺るようにし
て上って、薫が抵抗する間も与えずに素早くタンクトップを捲り上げた。
“ぼろん”とまろび出た椰子の実みたいな“巨大乳房”に、坂東は人目を気にせ
ず、声を上げてゲラゲラと笑った。
坂東を含め、6時間もかけて代わる代わる男達に遊ばれ、嬲られ、嘗められて吸
われて揉まれまくった馬鹿みたいにデカい『完熟おっぱい』は、キスマークと内出
血で真っ赤に染まり、熱を持って、しかもその至るところに痛々しい歯型が散って
冗談のような見事な『陵辱おっぱい』に仕上がっていたからだ。
おまけに、薫の股間からは明らかに発情してたっぷりと濡れたオンナの匂いが立
ち上り、それらが、薫がもうすっかり“出来上がっている”事を示していたのだ。
坂東は素早く薫のデニムスカートの中へ手を差し入れ、指で股間を撫で上げた。
「あっ……」
か細く、震えるような声を上げ、薫はふらつく脚で飛び退るように坂東から離れ
たが、もう遅い。
坂東の太い指には、ねとねとした粘液がべったりと付いて、ぬらぬらと濡れ光っ
ていた。
ゲラゲラと坂東の前では薫の顔が恥辱に歪み、背けた目尻には、うっすらと涙が
光っていた。
坂東は思った。
処女でありながら性感をすっかり開発され、男の愛撫にすぐさま反応するように
なった「元男」。
こんなに面白いモノは無い。
悔しげに唇を噛み、涙に濡れた潤んだ瞳を逸らしながら、それでも負けまいと胸
を張る薫を見て、坂東は改めてその膣内に自分のイチモツを捻じ込み、体の奥の子
袋に精液を注ぎ込む日を、たまらなく待ち遠しく感じた。
§ § §
次の日の日曜日は、日が落ちてから呼び出した。
あれだけ嬲ったのだ。
乳は熱を持ち、ヒリヒリと痛んで眠れなかったのではないか?
男達は誰もがそう思った。そう思いながら、それを暗い悦びに変えた。
皆、あの元男だという、どうしようもなく強気で生意気だった馬鹿女の泣く姿が
見たいのだ。
薫が泣きじゃくり、許しを請い、か弱く震える姿が見たいのだ。
隣町の駅の改札を通って駅前のロータリーに姿を現した薫は、魂が抜けたような
顔付きをしていた。
無表情で、諦めと達観が瞳に満ちていた。
昨日、あれだけの事をしてやったにも関わらず、薫はウィッグと帽子と伊達眼鏡
はともかく、生意気にも襟元までボタンを留めた厚手のブラウスを着てきた。おま
けに、下はデニム・ジーンズだった。
男達は当然のように薫を男便所に連れ込み、入り口に見張りを立てた。
そして、薫のブラウスとジーンズを脱がせて、ブラウスは昨日と同じように便器
に落とし、小便をした。
痰を吐きかけ、唾を落とし、タバコを丁寧に擦りつけた。
堪えきれなくなったのか、その段になってようやく、薫の顔が歪んだ。
怒りか、悲しみか、それとも屈辱か。
昨日はあの服のまま家に帰したが、親にはどう説明したのだろう?
ふとそう思いながら、坂東は下着姿の薫をじっくりと眺めた。
破廉恥な格好で、しかも下着を付けず、おまけに胸元にはキスマークや歯型がたっ
ぷりと刻まれているのだ。
まともな神経の親なら、仰天して問い質し、外出禁止にでもして警察に通報する
かもしれない。
だが、そうはならなかった。
と言うことは、上手く誤魔化したか、薫に対して無頓着か、気付けない環境にい
るか……だ。
坂東は神原に目配せすると、薫に紙袋を渡した。
与えた服は、昨日よりもっと露出があからさまなものだった。ベビードールとも
間違われそうなくらい、薄く、丈の短いキャミソールで、色は黒だが、昨日のタン
クトップよりも生地が薄いシースルーだ。
それから薫の履いて来たジーンズをナイフで切り刻み、陰毛が見そうなくらい布
地の少ない、腰履きのデニム短パンへとその場で改造した。 しかも、前が留めら
れないようにボタンを切り取り、ファスナーは半分までしか上げられないように壊
した。
上はもちろん、ブラジャーは着けさせなかった。
しかも今日は、その後で最初からパンツを脱がせた。
それだけは許してくれと懇願する薫に、昨日の出来事をプリントした写真を何枚
も見せた。
6人がそれぞれ持ち寄った、数十枚を数える写真の束だ。
それを男子トイレの汚れた床にばら撒いた。
――そこには、昨日の薫が写っていた。
およそありとあらゆる場所で、体(特に乳房)をおもちゃにされる薫の痴態が写っ
ていた。
ファミレスで昼食を取りながら、好き勝手に馬鹿でかい乳を揉まれる薫。
ひと気のないマンションの階段で、膝に座らされながら両手に余る裸の乳をおも
ちゃにされて陶然とする薫。
ゲームセンターの筐体の前で、大きく尖った紅い乳首を捻り上げられ、身を捩る
薫。
信号待ちの道の向こう側、タンクトップを捲り上げられてキスマークだらけの巨
大な乳を大勢の前に晒される薫。
ノーパンのまま階段を上らされ、あそこをとろとろに濡らし、蜜を太股に滴らせ
ている薫。
マックの窓際の席で、紅くマダラな色に染まった豊乳をキツく吸われている薫。
薄暗い路地で、歯形のいっぱいついた乳房を、自らタンクトップをまくりあげて
晒している薫。
壁に抑え付けられながら、2人の男に同時に唾液で濡れた乳を吸われ、焦点の合
わない視線をさ迷わせている薫。
左右から指で摘まれた乳首を引っ張られながら、涙目で顔を伏せ、唇を噛んでい
る薫。
激しく引っ叩かれ、赤い手形のくっきりと付いた乳房を揺らしている薫。
乳首の所だけが濡れて張り付き、ハッキリ紅い色が浮かび上がったタンクトップ
を真っ赤な顔で見下ろしている薫。
電車の中で、ニヤつくサラリーマン風の男に見られながら、隣に座る男にゆった
りと乳を揉まれている薫。
電柱の陰で、乳房に塗りたくられたソフトクリームをベロベロと舐められている
薫。
繁華街の雑踏の中で、逃げられないように腕を掴まれ、後ろから尻を好きに撫で
回されている薫。
どの薫の姿にも嫌悪の表情が有り、そして隠しきれない恥辱と愉悦、快楽に揺れ
る女の濡れた色が在った。
動画もあった。
小型でありながら高い解像度と指向性集音マイクと、テラバイト単位のメモリー
を装備したケータイ(コミュニケーター)が実現した、非常に鮮明かつ、臨場感溢
れる画像だった。
わざわざそれを、床に散らばった恥辱の写真を這い蹲りながら掻き集めている薫
の目の前で再生した。
あらかじめ連絡を受けて待ち受けていたのだろうか。
ビルの一室に連れて来られ、すぐに押し倒され、タンクトップを捲り上げられて、
こぼれ出た乳房を思うままに吸い立てられ、ひとしきり満足したのか、先にさっさ
と立ち上がった男に急かされて、揺れ動く重たげな乳をタンクトップを引き下ろし
て納め、乱れた髪を整えながら立ち上がり、部屋を出てゆく薫。
ファーストフード店のトイレに入ろうとしたところを後から突き飛ばされ、その
前に散々何かを飲まされたのか、我慢出来ずに、胸元まで真っ赤になりながら放尿
している、タンクトップを捲り上げられつつ乳を吸われる薫。
子供が遊ぶ小さな公園で、木陰で乳を両手で散々めちゃくちゃに揉まれ、乳首を
ひねられ、吸い立てられて、ふらふらになったところで子供達の前に放り出され、
ノーパンの尻をスカートから覗かせて、ついには指を指されながらおぼつかない足
取りで逃げる薫。
それはまさに、『キスとセックスをしないだけで、それ以外はやりたい放題』の
様相だった。
薫は真っ青になりながら、トイレの床に散らばった自分の恥辱の姿をかき集め、
坂東達はその姿をニヤニヤしながら見下ろしていた。
こうなっては、もう薫に抗う術は無かった。
坂東は薫をノーブラ・ノーパンにしてトイレから引き摺り出すと、ヘソの見える
シースルーのキャミと、陰毛が少しはみ出したデニム短パンのまま、腰を抱くよう
にして仲間とボーリング場へと向かった。
もちろん、歩きながらキャミの脇から手を差し入れ乳を嬲り、揉み、乳首を捻っ
て尻を撫でるのも忘れなかった。
交互に薫を暗がりへと引きずり込んでは、代わる代わるキャミを捲り上げて乳首
を吸い、噛み、嘗めたくった。
嫌がり、身を捩り、逃げようとすれば、単パンに手を突っ込んではみ出している
陰毛を引き抜いた。
夜とはいえ、まだ日も落ちて間も無い道すがら、人影は多い。
だが、ガラの悪い男達に囲まれた、破廉恥な格好の頭の悪そうな女を助けようと
する奇特な人間は、ただの一人もいない。
シースルーのキャミの下、乳首が丸見えの巨大な乳を揺らし、陰毛のはみ出たデ
ニム単パンを腰履きにした、足取りも不確かで目の焦点が合っていない色情狂(イ
ンフォマニア)。
薫を見た人間は、きっと一人残らずそう思ったに違いなかった。
たとえ事実が、どうであろうとも……。
薫の連れていかれたボーリング場は、日曜の夜だというのに客がほとんど入って
いなかった。
その上、坂東の顔馴染みなのか、店員とほとんど言葉を交わす事なく、彼等は一
番奥の、入り口から最も遠く、最も人の目が届きにくい場所に陣取った。
参加人数は1レーン4人。
薫と、後は3人の男が代わる代わる投げた。
【最初に薫が投げ、あとから投げた男は薫よりもピンを倒した数が多ければ、その
体を自由に出来る】
そういうルールだった。
坂東達は知っていた。
薫には、男だった頃、ボーリングの経験がほとんど無い事を。
その上、女の体になってからは、一度もプレイしていないはずだ。
坂東はそれを知りながら、薫に13号の重いボールを与えた。
薫は、その重いボールに指を入れて持つ事も出来ず、ただ両手で懸命に持って、
そのボールと同じくらいの大きな乳房を揺らしながら、レーンに置くようにして転
がすだけで精一杯だった。
当然、ガーターを連発した。
一投目からバランスを崩し、半ば転ぶようにしてボールを置くと、レーンの途中
であっけなくガーターに落ち、次の投者の男は快哉を叫んだ。
ふざけたフォームで投げたその男は、2本倒した後、薫を膝に抱いて背後からゆっ
たりと、薄いキャミの上から薫の豊か過ぎるほど豊かな重たいデカ乳をめちゃくちゃ
に揉み込んだ。
その次の男は4本だった。
その次は、1本。
それでも全員、薫より多かった。
3人は薫の乳房を順番に揉み立て、乳首を摘まみ、引っ張り、何度も噛んで、ま
だ前日の跡の残る肌に再びキスマークを刻んでいった。
そんな薫もニ投目は、首元まで真っ赤に火照らせながら、なんとか3本のピンを
倒した。
だが、後に続いた男はストライクだった。
その次の男は5本。
その次はスペアだった。
結局、1ゲーム終わるまでに1時間以上を要したが、最後まで3人の内の誰かが、
必ず薫の体をおもちゃにした。
男達は、手にも余る、たっぷりとした重みを感じさせる乳房を、触り、揉み立て、
捏ねて、吸い、噛み、そして乳首も乳暈も、しっとりとした肌の隅々まで“べろべ
ろ”と嘗めたくった。
ゲームの中盤からは、その『数え切れないほどのキスマークや歯型で「自分達の
モノだ」という刻印を刻みつけてやった“まだら”に白い肌』を、全員で代わる代
わる面白半分に『パンッ!』と小気味良い音をさせながら引っ叩き、真っ赤に腫れ
あがらせた。
血管が薄く透けるほど色の白い肌は、そんな被虐の色が実に良く映えていた。
そう。
坂東はその時、初めて薫の乳房を「美しい」と思えたのだ。
§ § §
そこまで考えて、坂東は目の前に広がる惨状を見やり、大きく唇を歪めた。
扇情的な痴態を晒している爆乳少女に、また一人、汚濁した精液をブッかけてい
た。
7月9日の月曜日。
校内にもうほとんど残っている生徒のいない放課後。
薄暗い、普段使われる事の無い特殊教練の3階の西側男子トイレの中だった。
むせかえるような汗と精液と小便の匂いの中、強張って青白くさえ見える薫の顔
色が、狼に囲まれた手負いの小鹿のように見えた。
『セックスだけはしない』という約束だけは護ってきたが、それも反故になる時
も近そうだった。
だが、反故にするのは坂東達の方ではない。
薫の方から反故にさせるつもりだった。
薫の体を性感で開拓し、開発し、快楽に塗り込めて篭絡し、自らセックスを請う
くらいにまでしてやるつもりなのだ。
一言、薫が「もっと」と言えば、すぐにでも男達は薫の体を味わえる。
そのためには、ペニスや精液への嫌悪感を無くす事が必要だった。
『リヴァース・プロジェクト』の被験者で、元男だというのが真実ならば、精液
やペニスそのものに対する嫌悪感は無いだろうが、それも、他人の……となると話
は別だ。
肌を晒す事に慣らした。
乳を晒す事に慣らした。
肌を触られる事にも慣らした。
乳を嬲られる事にも慣らした。
乳首を咥えられ、しゃぶられ、嘗め回される事にも慣らした。
次は、精液の匂いとペニスの感触に慣らす番だった。
焦りはしない。
焦って全てを台無しにしては、意味が無いのだ。
坂東は再び硬く立ち上がってきたペニスを扱きながら、今度はどこにブッかけて
やろうかと考え、下唇を“べろり”と嘗めた。
月曜日からは、再び好きに呼び出す日々が続いた。
土日に遊び過ぎたおっぱいは、一晩しか経っていないというのに不思議と月曜に
はずいぶんと元の綺麗な肌を取り戻していた。
が、それでも指の跡と無数のキスマークの残滓は、まだそれとわかるほどに残っ
ていた。
6月23日から7月9日の今日まで、実に半月以上もの間、毎日のように散々弄
り、吸い、引っ張って嬲った乳首は、色素の沈着こそ微少で赤味が濃くなった程度
だったが、その様相は成熟した女のもののように淫靡でいやらしい形になってきて
男達をひどく喜ばせた。
自分達が、薫のおっぱいを好きに変えてゆく。
その事実が、男達の歪んだ愛情を、ますます薫に向かわせた。
男達は薫を快感漬けにし、しかし快楽の海には胸元までしか浸からせず、決して
満たされない状態を維持し続けた。
一日に10回以上呼び出した事もある。
水曜の事だ。
それまでも、何度か来るのを拒もうとした事があるが、絶対に許さなかった。
その度に、薫のクラスの男子生徒達のケータイに、薫のおっぱいコレクションが
増えていった。
もちろん顔の映ったものは決して送らなかったし、他の連中にも送らないように
言い付けてあったが、勘の良い奴らの中には、薄々感付いている者もいるようだっ
た。
6人で撮り続けた写真は、既に2千枚を越えていた。
単純計算で、1人が300枚以上撮った事になる。
その中に薫の顔が、羞恥や怒り、快楽、悲しみに歪んだ顔がハッキリ写ったもの
は、500枚を越えている。
ネタに事欠くどころか、日々益々急速に増えていっているのだ。
もちろん坂東はそれを薫には言っていない。
あれだけバシャバシャと撮りまくっているのだから、まさか少ししか手元に残し
ていないなどと思っているわけもないだろう。
おそらく、半ば諦めているというのが坂東達の想像だった。
■■【30】■■
7月10日は、雨だった。
薫は、昨日の放課後に男達が体中にかけた精液の匂いが、風呂でシャワーを浴び
てもまだ取れていない幻臭に悩まされながら、一人、窓の外を眺めていた。
背中までの長く艶やかな黒髪。白い肌。
背は低いものの均整の取れたスタイルと、それを裏切るような豊満な胸。
決して美人ではないが、可愛らしいと言える、幼さを内包した顔付き。
そんな少女が物憂げに窓の外を眺めやる図というのは、男女問わず興味を引いた。
あのレイプ事件から口数が減り表情がほとんど動かなくなり、動作もどこか気だ
るげで、そこはかとない色気まで身に纏い始めているのだ。
だが今では、薫に声をかけようと思う人間は、この教室には岡島直人以外、もう
一人もいなくなっていた。
薫は、陰鬱な表情のまま、無意識にそっと右手で下腹を撫でた。
お腹が痛い。
――生理だった。
昨日の夜、突然出血したのだ。
本当なら先月の26日に生理が来るはずだったのが、2週間近くも遅れていた。
女になり、そして整理というものを体験し、それが生活の一部になってから、こ
んな事は初めてだった。
それだけ男達に嬲られる日々が、薫の体に過大なストレスを与えていたのかもし
れない。
昨日まで、朝だというのに胸元から立ち上るのは、体温で温まり、湿気でふくら
んだ、男達の唾の、すえたような酸っぱい匂いだった。それを誤魔化すために、校
則で禁止されているコロンを付ける。教師に咎められ注意を受けたのも、一度や二
度ではない。
しかしそれが「当たり前」になっていた。
登校前には必ず物陰に引き摺り込まれて、たっぷりと唾液を塗り込められながら
乳首をしゃぶられるのが、その頃には「日常」になっていたからだ。
今日も、つい先ほどまで物陰で、3人の男に左右の乳首を代わる代わる吸われて
いた。
男達に嬲られ続けたのと、生理中のため、肥大していつもより一回りも大きくなっ
た淫猥な乳首は、薫の乳が男達のオモチャだという、何よりの証に見えた。
胸元から立ち上るのは、ブレンドされた3人の男達の唾液が生む、吐き気を催す
ようなツンとした匂い。
それが今日は、精液のあの独特の臭気が更に加味されたような気がする。
開放された後には、ちゃんと雨で濡らしたハンカチで丁寧に拭いて、ブラにはコ
ロンを付けた。
それはまるで、次の陵辱を期待するような後始末だったが、仕方なかった。
そうしないと、自分達が付けた匂いなのに彼等が「臭い」と怒るのだから……。
唾液と精液の匂い。
そしてコロンの香り。
今日はそれに加えて、血の匂いが纏いついている。
気分の悪さも手伝って、今にも吐きそうだった。
それでも薫は、坂東達に毎日オモチャにされながらも、普段通りに振る舞ってる
つもりだった。
土日にあんなにメチャクチャされながら、胸の奥には、いまだ「こんな奴らに負
けてたまるか」という想いがあったからだ。
だが実際には、それが逆にどうしようもない不自然さを生んでいたのだった。
それも当然だろう。
つい半月ほど前までは元気のカタマリみたいだった彼女が、不意に見せるように
なったひどく暗い表情に、クラスの誰もが何かを感じ取らずにはいられなかったの
だ。
それは薫が、停学処分をくらった坂東達にレイプされたという噂が立ってからだっ
たろう。
既に、それが真実かそうでないかは問題ではなかった。
「そういう噂が立つような出来事が実際にあったかどうか」が問題だったのであ
る。
クラスメイトから薫への、まるで腫れ物を触るかのような態度は、やがて好奇心
剥き出しのものへと変わっていった。やがてすぐに、男子のケータイに頻繁に送ら
れてくる非通知メールの添付画像が、その思春期の好奇心へと火を付けた。
見事に実って熟した、白くて大きくてやわらかそうで綺麗なカタチの、完熟おっ
ぱい。
時に男の手で歪み、キスマークが散りばめられ、唾液で濡れ光り、歯型が点在す
る事すらある。
誰が、何の目的で送ってくるのか。
そしてこのおっぱいの持ち主は誰なのか。
休み時間や昼休み、それに放課後になると必ず姿を消す香坂薫。
やがて停学が解けて登校してきた坂東と山口と谷崎の三人も、彼女に合わせるか
のように人知れぬ場所へと消えてゆく。
――かつてレイプしようとした人間と、レイプされたかもしれない人間。
「そこ」に「何かある」と思うのが普通だった。
むしろ、「何も無い」と思う方が不自然だった。
§ § §
その日。
7月10日の放課後には、坂東はとうとう薫に男根を嘗めるよう命令した。
生理中である事を、薫は屈辱に顔を真っ赤にしながら告白したが、坂東はもちろ
ん“そんなことくらいで”許しはしなかった。だが、薫が頑なに拒んだため、坂東
は“仕方なく”手で扱くだけに“許してやった”。
薫は嫌悪感で顔を歪めながら、6人の男根を扱き、顔と胸に精液を受け続けた。
この日、薫は初めて男達の前で滂沱し、肩を震わせてすすり泣いていた。
次の日は休む間もなく呼び出し続け、生理中の体調不良も合わせて、意識が朦朧
としてふらふらしている薫の口に、山口が男根を突っ込み、噛み付かれる前に、す
ぐに引き抜いた。
気付いた薫は唾を何度も吐き出し、猛烈に抗議したが、もちろん聞くつもりなど
無かった。
そして放課後には、谷崎が初めて薫のあそこを嘗め上げた。
便座に座り朦朧とした薫のパンツを引き下ろし、脚を大きく開かせて、経血で濡
れた股間を嘗める谷崎を、周囲の男達は囃し立てた。
薫が泣きじゃくり、抵抗して体を捩ったためすぐに口は離れたが、薫のあそこが
血とは違うものでとろとろに濡れていた事は、谷崎が報告していた。
瞬間的なフェラも、クンニリングスも、男達はしっかりと何枚も撮影することを
忘れなかった。
薫は、超重量級の重たい椰子の実おっぱいを、健気に日々支え続ける鎧ブラを身
に着ける暇さえ無かった。
登校時にブラを外され、学校にいる間は、ほぼ一日中ノーブラで過ごす事も珍し
くなくなっていたのだ。
12日の木曜日も、登校前から、全ての休み時間、昼休み、放課後……と休む間
もなく呼び出し続け、放課後には散々剥き出した乳房をおもちゃにし、首筋や脇を
嘗め、尻を捏ねて、ふらふらになったところで男根を握らせ、扱かせた。
生理の出血は止まっていたが、パンツを脱がせ、下り物で茶色に汚れたナプキン
を広げてゲラゲラと笑ってやったら涙をポロポロとこぼしたが、「これ」が終われ
ば、帰って良いという約束のためか、意外に素直に言う事を聞いた。
坂東はそれを「慣れ」だと思った。
チンポに触れる事に対して、さほど抵抗を感じなくなってきているに違いないの
だと。
だから、誰かの放った精液が口の中に入り、薫はそれを吐き出そうとしたが、坂
東は口を押さえて飲み込ませた。
ようやく、男根の感触と精液の匂いに慣らした。
だから今度は、精液の味を教えてやったのだ。
ここまでされながら、薫が学校を休まずに登校してくるのには、ワケがある。
一度、薫が休もうとした時、ケータイにメールを入れたからだ。
「みんなで迎えに行ってやる」
たったそれだけで、薫は休む事を考えなくなっていた。
そんな中、坂東はふと、薫が他の女生徒達に今の自分をどう言い訳しているのか
と考えた事がある。
体育の着替えの時には、部屋の隅で小さくなっているのだろうか?
絶えず指の跡とキスマークに覆われ、歯型が散った『陵辱おっぱい』を、どう隠
しているのだろうか?
それとも「最近出来た」「彼氏“達”」の趣味がSMだとでも?
それを思うと愉快で仕方が無い。
――そろそろかもしれないと、そう思った。
ナマイキで身の程知らずの男女(オトコオンナ)を、おもうさま嬲って屈服させ
た。たまらなく愉快だった。
心が踊った。
ゆっくりと時間をかけて、もう二度とナマイキな言葉を口に出来なくなるくらい
に、その心を「へし折って」やった。
折って踏み付け、ぐずぐずに崩してやった。
本人は気付いていないだろうし絶対に認めないだろうが、とっくの昔に全身から
「もう、どうにでも好きにしてオーラ」が出まくっている。
“その時”を待ち望んでいる。
もちろん、男達も痺れを切らしつつある。
坂東の言い付けを破り、薫のあそこに指を突っ込もうとしたのを止めたのは一度
や二度ではないのだ。
あと少し。
あと、ほんの少し待てばいい。
仕上げは、あの時、あの保健室で大人しく犯されていれば良かったとさえ思える
方法で、涙に濡れた顔を眺めつつたっぷりと犯し、弄び、その膣内に溢れるほどの
精液を流し込んでやるだけだ。
それで“一つ”の目的が達せられる。
もちろん、それで終わりじゃない。
それが終われば今度は、昼だろうが夜だろうが、平日だろうが休日だろうが、好
きに呼び出して孕むまで全員で代わる代わる中出しで精液を流し込み、何度も何十
回も何百回も犯し続けてやるだけだ。
そして、自分から悦んで尻を振り、精液を躊躇いも無く、むしろせがんで飲むま
でにしてから……ボロ雑巾のように捨ててやる。
昔馴染みの暴走族に譲ってやってもいいが、そうするとしても2〜3回は、父親
が誰かもわからないガキを堕胎(おろ)してからの話だろう。
妊娠すれば、あの冗談みたいにバカでかい『馬鹿乳』からミルクを“ぴゅっ”と
吹き出すに違いない。
そうすれば素っ裸にひん剥いて首輪を付け、皆の溜まり場で飼ってやってもいい。
牛だ。
乳牛だ。
逃げないように極太の鎖とカウベルを付け、尻の穴とおまんこにバイブを挿した
まま四六時中おっぱいを嬲り、滴る乳を絞りながら好きな時にチンポを突っ込んで
中出ししてやる。
そうすれば、乳とあそこから白い汁を垂れ流しながら泣きじゃくる姿が見られる
だろう。
面白い。
まったくもって面白い考えだ。
坂東は、そう思っていた。
■■【31】■■
金曜日の朝。
呼び出された薫は、ひと気が無く薄暗いトイレの中、洋式便座に座った谷崎の前
で、彼の背後の壁に両手をついてセーラー服をブラごと捲くり上げ、彼に乳房を
「与えて」いた。
前傾姿勢のために重力に引かれ、実に重たそうに垂れ下がった二つの白い豊乳を、
谷崎は手を使わずに舌で“てろんてろん”を嘗め上げ、時々ヤツメウナギのように
乳首に吸い付いて“ちゅぱちゅぱ”と吸い立てる。
そして「これは俺のものだ」と言わんばかりに、揺れ動く白いおっぱいの表面を
キツく吸い上げ、赤く濃いキスマークをいくつも刻んでいく。
彼の左手は薫のなだらかな腰から太股を往復し、その形を確かめるように丁寧に
撫で、そして右手は、パンツごとズボンを足首まで引き下ろして剥き出しにした、
硬い屹立を扱いていた。
薫の乳をオカズに、オナニーしているのだ。
「……ぅっ……ふうっ……」
腰を撫でられ、乳を吸われ、薫の踏ん張った両脚から力が抜けそうになる。
彼女は唇を引き結び、目の前の薄汚れたタイルだけを見つめ、そこに走ったヒビ
の数を数えていた。
そうしていないと――目を瞑ると感覚が鋭敏になり、腰と乳房から這い登る快感
に、脳がとろけそうになるからだ。
ちゅばっ……ちゅうっ……ちゅっ…ちゅっ…ちゅっ…
「……ぃひ…ン…」
乳首を吸われるたびに、脳のどこからか快楽の“芯”のようなものが引き摺り出
されていくような気がする。そして、一旦引き摺り出された“快楽芯”はもう二度
と元には戻らず、次からは容易くその感覚を体感させられてしまう――。
快感に慣らされ、それを味わう事を罪悪とは感じなくなっていく。
仕方ないのだ。
どうしようもないのだ。
強制されているのだから。
脅迫されているのだから。
そう、自己弁護ばかりが先に立つ。
6人の男達に代わる代わる別々の感覚で性感を開拓され、開発され、意識は快楽
に塗り込められて篭絡された。
明日からの土日も、きっと先週のように男達に一日中嬲られるに違いない。
もう自分でも、いつ『もっと』と請うてしまうかわからなかった。
肌を晒す事に慣れた。
乳を晒す事に慣れた。
肌を触られる事にも慣れた。
乳を嬲られる事にも慣れた。
乳首を咥えられ、しゃぶられ、嘗め回される事にも慣れた。
そして、精液の匂いとペニスの感触、その上、味にすら慣らされ始めている。
そしてさらには、太股やお尻や、その奥にある恥ずかしい穴をも触れられ、弄ら
れる事にも慣らされつつある。
自分はどこまで堕(お)ちていくのか。
薫はもう、自分がどんどん、いやらしく、そして恥知らずな“変態”へと、確実
に変わりつつある事を自覚していた。
坂東達の要求に抵抗出来ない。
嫌悪しているのに、与えられる快楽に身を委ね、もっと深い、もっと甘美なもの
を欲してしまう。
「あっ!!……そこはっ…ダメ……だって……」
不意に、今まで太股を撫でていた谷崎の手が、スカートの下の薫の股間に滑り込
んだのだ。
“くちゅ……”
滲み出した粘液でたっぷりと潤い、とろとろにとろけたあそことパンツが“ぬる
ん”と滑る。
生理が終わったばかりでまだまだ敏感なあそこがそれだけで痺れ、楚々と茂った
陰毛が、溢れかえった粘液に濡れて“しゃくしゃく”と音を立てた。
「ひっ……」
ガクンと膝が折れ、細い体に対して豊満過ぎるほど豊満な椰子の実おっぱいが、
谷崎の顔を“ばふっ”と覆った。
「……ちょ……やめっ……ぃひん……ぅんっ……」
“くにくにくにくにくにくに……”と、谷崎の指が、ぬるぬるになった秘裂を撫
でさする。
包皮に包まれたクリトリスが、恥ずかしくも“コリコリ”と尖っていた。
「へっ」
谷崎が鼻で笑い、薫は途端に“カッ”と顔に血を昇らせた。
――知られてしまった。
たった2年前には『男だった女』が、乳を吸われ、オモチャにされながら、あそ
こをとろとろに濡らしていたことを……!
そう思いながら、「今更なにを……」と、諦めにも似た自嘲を抱いてしまう。
男達の陵辱に体が熱くなり、その際にはいつも何も考えられなくなってきている
事を、もう自分は自覚してしまっているではないか。
「……だめっ……」
「ぶふぅ…」
気が付くと薫は、無意識に谷崎の頭を抱き締め、その豊かな乳肉で鼻も口も塞い
でいた。
「くるしっ…」
首を振って「ぶはぁ!」と息を吐いた谷崎は、お返しのようにペニスを握ってい
た手を薫のお尻に回した。そうしてスカートをたくし上げると、後から尻肉を掻き
分けて、ひくつく菊門を“くにくに”と揉みほぐす。
前と後から同時に。
――同時に、股間のものが、嬲られる!!!
「ぅあううぅ〜〜〜〜……」
「はっ…はっ…はっ…はっ…」と息が荒くなり、“くねくね”と腰が動く。その
無意識の動きは、谷崎の指から逃れようとしているのか、それともさらにもっとと
自ら擦りつけようとしているのか、薫自身にもわからなくなっていた。
こんな男に、大事な性器を触る事は許したつもりはない。
いや、それどころか肛門だって、股間のもの全てに対して、本当は許してなどい
ないのだ。
だが……。
不意に、谷崎の頭を胸に掻き抱き身を捩る薫の、そのくねる腰を後から別の男が
両手で掴んだ。そしてあっという間にスカートを捲くり上げ、パンツを太股まで引
き下ろす。
「あっ!だめっ!」
何をされるのかわからないまま、薫は本能的な恐怖に突き動かされ、そのまある
いお尻をいやいやと振った。
生理は終わったとはいえ、まだ下り物だってあるのだ。
そんな汚れた股間を見られるだなんて!!
だが男は尻たぶを掴み、固定し、そして……
「ひぃいんっっ!!!!」
拒む隙も、力すらも無かった。“ねろっ”と、谷崎の指に代わって、後の『蕾』
を、ぬるぬると湿ったものが走った。
お尻の穴を……肛門を「嘗められた」と理解する前に、濡れそぼった股間を“じゅ
るるるっ”と啜られ、窄まりをほじくられ、突付かれた。
ひとたまりもなかった。
排泄器官を口で“しゃぶられる”という強烈な嫌悪を羞恥に、雷(いかずち)の
ように尾骨から脊髄を駆け上った刺激が、たちまち脳を焼き、意識を白く濁らせる。
「あっ!あっ!あっ!あっ!」
何度も何度も何度も何度も何度も肛門を嘗め上げられて、“じゅるじゅる”と啜
られ、膣口のすぐ近く、陰唇の端、会陰と呼ばれる部分を舌でくすぐられては、迸
る声すら止められない。
谷崎の頭を抱き締めたまま“びくびく”と体が薫の意思を無視して震え、立て続
けに脳が焼かれ、頭が真っ白になる。
「ぃ――はっ…………ぅ……」
イッた。
イッてしまった。
男に乳を嘗められ、吸われ、あそこを指でいぢられながら、別の男に尻の穴を嘗
められ、啜られ、ほじくられ、あっという間にのぼりつめて、気が付けば谷崎に身
を預けてしまっていた。
それを利用するように谷崎が薫の股間にペニスを擦りつけ、一気に上り詰めると
「うぅ」と声を上げて射精した。
どろりとしたものが薫の湿ったパンツを濡らし、“つうっ…”と、太股を滑り落
ちてゆく。
むせ返るような男達の汗と唾液と精液の、青い匂い。
それに混じる、薫自身の体臭とコロンと愛液の匂い。
ブレンドされたそれらの匂いが、“むあっ”とトイレいっぱいに広がっていた。
意識が、飛ぶ。
「……ぅ……ぁ……」
忘我のまま、いまだ“ぺちゃぺちゃ”と尻穴を嘗めたくる男の舌に委ねた腰がう
ねる。
無意識のまま“くねくね”と揺れ、チリチリと腰骨に刺激が走っていた。
「時間切れだ」
谷崎がトイレットペーパーでペニスを拭い、便器に落として水を流す。
遠くで、チャイムがぼんやりと鳴っているのが聞こえた。
「ちっ……」
かすかな舌打ちと共に、お尻を割り裂いていたモノ……男の顔が離れ、お尻の狭
間が“すうっ”と冷えた。
そしてすぐに後から、男の荒い息遣いが聞こえた。
尻の穴を嘗めたくっていた男は、嘗めながらペニスを扱いていたのか、間もなく、
薫のすべすべの尻に向けて大量の精液をぶちまけた。
「――…ぅ……」
どろりとした粘液がお尻の肉の狭間を滑り落ち、菊門を濡らして会陰まで垂れて
いくのを、薫はひとごとのようにぼんやりと感じていた。
ひょっとしたら、チャイムが鳴らなければ、危なかったのかもしれない。
興奮しきった思春期の男に、約束など有って無いようなものだからだ。
そのままバックから挿入され、ヴァージンを奪われていてもおかしくはなかった
のだ。
「じゃあな、カオルちゃん」
ぐったりと力の入らない薫を代わりに便器に座らせると、谷崎は散々楽しんでキ
スマークをたっぷり付けた剥き出しのままのおっぱいを、挨拶代わりに“たぷたぷ”
と揺らし、トイレから出て行った。
息も荒く、前後する豊満な乳房が、それだけで“ゆらゆら”と揺れる。
お尻と、太股に、大量の精液がこびりついている。
それを「キモチワルイ」と感じる心すら、今の薫には無かった。
■■【31】■■
坂東達に好きに嬲られ、汚され、弄られ、遊ばれる毎日ではったが、薫は、決し
て唇とあそこだけは許さなかった。
守り通した。
“可憐な唇の清廉”と“恋する純潔”だけは、決して暴虐な陵辱者達には渡さな
かったのである。
もう決して実らない恋だけれど、それだけは彼等には決して奪われまいと誓って
いたのだ。
『自分にとって特別なものは、特別な人以外には奪われたくない』
その認識だけは、男であるとか女であるとかなど、関係無かった。
特別な人――。
いつも心の奥にあるのは、野性味溢れる、ふてぶてしいまでに冷静な男。
岡島直人。
――“ナオタ”。
幼馴染みで、小さい頃は向こうが勝手にライバル視して、男同士の奇妙な競争関
係を築いて(薫にはそんな自覚は全く無かったが)いた同級生。
その直人とは、彼が謹慎を解かれた後からも、出来るだけ顔を合わせないように
していた。
彼の顔を見ると、町で出会ったあの明るい少女の顔がチラついて、胸が潰れそう
なくらい哀しくなるから。
あの少女について、彼は何も言わなかったし、薫も聞かなかった。
聞けなかった。
彼の口から決定的な言葉を聞いたら、坂東に対しての抵抗が脆く崩れてしまいそ
うだったのだ。
同じクラスにいる限りその存在を意識しないわけにはいかなかったが、なるべく
二人きりにならないように気をつけていた。
一度、「付き合いが悪くなった」と言われたが、もともとそんなに付き合った事
など無かったから、答えようが無かった。
自分は、穢れてしまった。
いくら唇とあそこの純潔は守っているとはいえ、体の他の場所で、もう男達の手
や唇や舌が触れていない場所など無いくらいなのだ。
もう、近づけない。
話せない。
見ていられない。
でも、恋をするだけなら、自由だと思う。
たとえこの心を未来永劫、伝える事が出来ないとしても。
以上です。
今回も大量&連続投下でした。
町のシーンは薫の視点で書いてましたが、長過ぎるので坂東視点にしました。
それでもかなり長いですが、すみません。いぢめるの、好きなもので……。
>492-496
お待たせいたしました。
>664
御指摘の通り「昼休み」です。
ありがとうございますm(_ _)m
またしばらく伏せます。
もしよろしければ、気長に御待ち頂けたら幸いです。
GJ!
これからも空気を読まずに
投下してくれる作者さんが増えると
大勢の住人が喜びますよ!!!
騒いでるのはほんの一部ですので……。
( ´ー`)y━・~~~
112 :
名無しさん@ピンキー:2008/07/26(土) 07:13:40 ID:hQsqGBRc
GJでした。いつも楽しみに読ませてもらってます。
ぐはぁ…GJ!
GJなんだけど読んでいて胸が痛すぎた。
投下されてるぅぅぅ
乙でした
>>108 >364 名前:名無しさん@ビンキー[sage] 投稿日:2008/07/26(土) 10:10:06 O
>荒れた大地(本スレ)に勇者現る。
>内容はちと苦手なんだが…
あんたの作品が苦手なんだとさ。
>>【僕オマエ】作者氏
GJです。こんな荒れ模様の中、続きを投下してくださって非常にありがたいです。
内容的は徐々に重さを増している感じですが、同時に最後まで読みたいという気にさせてくれますね。
(個人的に、ラストは明るく締めて欲しいなという願望もないわけではないですが;)
今後の投下も期待しております。
>>115 作品に対してどう思うかは人それぞれ。
議論スレに書いている事だし、わざわざ持ち出すほどのことでもなかろう。
今はただ、作品が投下されるだけでも素晴らしい事なんだから。
だから今は投下の止まっている作者の方々にも、
この荒れ模様に恐れる事無く、また戻ってきて欲しいと思う。
荒れ模様? どこが?
まぁそれはともかく…今回あたり尻か口では普通にしてるかと思ったら
まだ挿入だけはされてなくて、また最低一ヶ月やそこらは
悶々と続きを待つ日々を送るんだろうなぁ…と俺様涙目w
♪
GJ!
待ってた
♫
♬ฺ
☠ฺ
帰ってこなくていいよ!
>>118、120、121、122、123
のことですね。わかります。
♡
❤ฺ
☀ฺ
☆
なんかドラクエ2のふくびき思い出した
ふくびきバロシュwwwwwwwwwwwそんな感じだなwwww
おしとやか。慎ましい。
女子であればそう解釈されるのかもしれない。例え自分の意見を強く主張することや、なにかをする勇気を出すことが出来ないだけのフヌケであっても、だ。
実をいうとボクもそんなフヌケの一人だ。
小学生の頃、朝ご飯を抜いて来てしまったとき、空腹を満たすために給食のおかわりにいけなかったり。電車が遅れてしまったため遅刻したのに言い出せずに怒られたり。高校生になった今でも、購買という未知の空間へ足を運べないでいる。
そして、そんなボクに与えられている性別は――男。
ただ、ネクラなやつ、オタクっぽいやつ、キモいやつ、そうクラスのみんなには解釈されている。
誰も話しかけてきたりしないし、お弁当を食べるのも一人。それに遠足や体育祭などの行事にはグループに入れず毎回クラスに迷惑をかけている。そんなボクに陰で悪口叩かれているのだって重々承知している。
ただ、強気な女子が奇抜でレアな存在であるボクに話しかけて来るときがある。その時だけは少しクラスの一部に成れた気がしたりする。
まあ、男子からはそのことについて妬みの視線を浴びせられるけどさ。
夜、まどろむ意識のなか、
――ああ、ボクが女の子だったらなあ――
自分の身体で思ったその言葉がただ、跳ねっ返りこだましていた。
朝というには早過ぎる深夜3時。突然の金縛りに目覚めた。 気付くと身体中汗びっしょりだった。枕やシーツも恐らくびっしょりとしているだろう。
身体を動かそうとした。
動かない。
助けを呼ぼうと大きく口を開こうとした。
口が開かないばかりか、半開きになっているその口からは声すら出ない。
まあ当たり前か、金縛りだし。
ああ、眠くなってきた。
金縛りに遭っているのに眠くなるのはどうだかな、と思う。
仕方がないじゃないか、眠いんだから。
――……ボク……女の…………――
聞き取りづらいか細い声が頭を揺らす。
しかし眠気が妨げられるわけではない。しっかり眠いもの。
しかし、なぜか共感しそうなことだった気がする。
そんな事を感じながら再び意識は……………………
朝。今回はしっかりした朝である。
目覚ましを叩きつつ起きたのだがまだ眠い。それになんだかうつぶせになると胸が苦しい。さっきまで仰向けで寝てたときは平気だったのに。
ま、いいや。わからないこと考えたって、しょうがないし。
そう思いつつベッドに別れを告げ立ち上がる。先の金縛りの影響か身体中が苦しい。
お尻とか胸とか。
着替えようとパジャマのボタンに手をかけ、
――ぽにゅ。
今まで感じたことがない柔らかいものに触れたことを自覚する。
ま、いっか。
目も覚めてきたし一気にいくか!
今度は両手で攻める。
――ぽにゅ、ふにゃ。
明らかに奇妙な感覚に不思議を感じ、見下ろすその胸には女性のソレがあった。
見慣れぬ双球におののくボク。
「む、胸……?」
不安は連鎖する。まさかの可能性を信じて、あることを信じて股間をまさぐってみる。
「な、ない……毛が……!」
よかった、毛がないだけならまだいっか。それにしてもこの胸はシリコン?誰だイタズラしたの、
「象徴もなああああい!?」
な、ない。アレがなくて、なんだか股間が陥没している。
「と、とりあえず、シャワーに……!」
どたどた、と大地を揺るがしながら階段を下り、
――すてーん。
こけた。いつもと同じように走っているのに身体の感覚が思うようにいかない。考えたくないけど身体がなっちゃったから……?
「ちょっと階段で走らないー。いつもいってるでしょ?」
キッチンで料理をしているのだろう母さんが注意を促す。
気付かれてはならない。ボクが、なっているのかもしれないことを。あえてなにに、とは言いたくない。
「あ、うん。ちょ、ちょっとシャワー借りるね。汗ヤバイから」
極力低い声を出してシャワー室へ。途中に「声どうしたの?風邪?」という母さんの心配には焦ったけど。
――バタン。
風呂場を入って正面にある鏡を見ないように扉を正面に見ながら閉める。あ、股間に身体を洗うタオルが当たるよ……!
恐る恐る身体を鏡に向けると、
「ううぅ、やっぱり……」
予想どうり女の子になっているボク。当たり前だけど嬉しくない。
しかしこれからどうしようか。女の子状態がいつまで続くかわからないしなあ。
自分で頑張るか。
そんなにポジティブになれるわけない。ボクってネクラだし。
とりあえず身体を洗おう。 そう思ってシャワーの蛇口を捻る。
ポジティブじゃないとかを考えるよりも、今は汗を流したいのだ。なぜ冬なのに寝汗をかいたのかは不思議でしょうがないが。
……ん?寝汗……
あ!寝汗と言えばボク深夜に金縛りで目覚めたんだっけ。なにかその時変わったことはあったっけ?
いや金縛りにあう時点で変わったことに遭遇してるんだけど。
金縛りにあった。気付いた。動けない。声でない。面倒になった。眠かった。女の子になりたいとか阿呆なこと思った。眠かった。凄く眠かった。意識が遠退いた。くらくらした。寝た。
……。…………。……………。……………………。………………………………。
女の子化希望!?
そんなゲームやアニメや漫画、妄想でしか有り得ない女体化を希望してんじゃん。
まさか拙いボクの悩みを神様が聞いていたとか?
いや、ないだろ。けど今なってるしな。はぁ……
『おい』
どうしよう。うーん。
『おい!』
ううーん。
『おいってば!』
うううーん。
『頼みます。聞いて?』
うううう……?
「うぎゃ!変な声がっ!?」
『やっとか……』
「え、どこ?だ、だれ?」
『私は天界にいる。お前には脳波を送って話をしている。そして私は……神だ』
「……」
『……うそじゃないよ?』
「……信じられないよ、普通。だけど、今この状態ならなんでも信じそうだけど」
『あ、有り難う。……それでは本題に入る』
ゴクリと息を飲む。なんだか予想できちゃうけどドキドキだ。
『お前の願いを聞き入れ、叶えてやった。ちなみにそのスタイルはお前好みになっているはずだ』
そう言われ自分の(違和感ありまくり)身体を見下ろす。
そう言われ自分の(違和感ありまくり)身体を見下ろす。
それほど大きくはないが形の整った美しい胸。
小柄なのは以前と変わらないが、むっちりした手足がいやになめまかしい。それに顔は男のボクの面影をのこしつつも、とんでもなく可愛らしいものになっている。
そこらのアイドルなんかよりよっぽど素敵だ。自分……らしいんだけど。
だけど、
「ね、願いって、どんな!?」 現実になると流石にあせる。
『今の自分を変えてくれ――』
「……それで?」
『――女の子に変えてくれ』
「ちっがーう!いや、確かにそんなこといったけど……。前文わかってるなら、もっと配慮しろよ!ボクをポジティブな人間にする、とか考えられなかったの!?」
『……』
「おい図星かコラ!なんか言えよ!」
『あ、強気になってるじゃん♪よかったぁ。これで任務完了だね?どうも助かったよ、有り難う。んじゃ、また……あうこともないっか、さよならー』
「おい待て!どうやったら戻れるんだよ、おい!帰るなあああぁぁぁ!!」
……。
通信が途絶えた。
ボク、このまま?
観念してシャワーを浴びる。
そう言われ自分の(違和感ありまくり)身体を見下ろす。
それほど大きくはないが形の整った美しい胸。
小柄なのは以前と変わらないが、むっちりした手足がいやになめまかしい。それに顔は男のボクの面影をのこしつつも、とんでもなく可愛らしいものになっている。
そこらのアイドルなんかよりよっぽど素敵だ。自分……らしいんだけど。
だけど、
「ね、願いって、どんな!?」 現実になると流石にあせる。
『今の自分を変えてくれ――』
「……それで?」
『――女の子に変えてくれ』
「ちっがーう!いや、確かにそんなこといったけど……。前文わかってるなら、もっと配慮しろよ!ボクをポジティブな人間にする、とか考えられなかったの!?」
『……』
「おい図星かコラ!なんか言えよ!」
『あ、強気になってるじゃん♪よかったぁ。これで任務完了だね?どうも助かったよ、有り難う。んじゃ、また……あうこともないっか、さよならー』
「おい待て!どうやったら戻れるんだよ、おい!帰るなあああぁぁぁ!!」
……。
通信が途絶えた。
ボク、このまま?
観念してシャワーを浴びる。
シャワーから弾けたお湯が見違えるような綺麗な肌を滑る。珠のような肌はお湯をすんなり受け流す。
しかし、
「あひっ」
わわわ、変な声が!
「!う……!あ、く、あぁ!」
どうしたのだろうか、お湯が触れる度に身体が激しく跳ねる。無意識に、だ。
まさか……敏感になっている?
「あ……んん、いやぁ!ま、さか……あん……強制的に……んあぁ…………女体化した……くぅ………………ふ、くさ……よう?」
それでこんなに、び、敏感なのか(認めたくないな)。
けれど敏感に身体が反応しているにも関わらず、その先に進めない。何故だろうか?
シャワーを全身で受け止め、ひざを折りアオムケ状態。両手は天井を仰ぐように、泳ぐようになっている。つかめない何かをつかもうとしているようだ。
そんな中で行き場を失い崩れ落ちた片手が形のいい胸を掠めてタイルに落ちる。
その時だった。
右手の人差し指が既に固く尖ったピンク色の可愛らしい乳首を擦る。
――ビクッ。
先のびくびくしたさざ波のような小刻みの震えとは違う――そう、まさに学校の屋上からバスケットボールを落としたときの反動に似た大きな津波の如く弾みが身体を襲った。
「――っ!」
初めての体験に喉が震え、声にならない声が漏れた。
も、もう一度。
震える指先を見つめながら、徐々に目の前の双丘に付く突起へ近づける。
――ツ、ツン。
震えていたからか、二度触れた。一度目は誤りのタッチである。それを慌てて触れ直したため、二度目は爪を起てて胸が食い込むほど突いてしまった。
「んきゃぁああっ!」
き、気持ちいい……?
気持ちいいのか?
……うん、気持ちいい……
気持ちいい!
気持ちいい!!
人間は高等な動物である。一度覚えたものは忘れない。そして欲が出る。
何度も指先で乳首を突く。片手で、今度は両手で。
触れるたびに快感が身体中を駆け回り、脳を支配した。
「……あっ……っ………いぃっ……んふぅ…んぁ、あっ、あぁ…………」
そして欲深い人間は新たな快を捜し求める。そうするためには何が必要かをひたすら自分の中で議論する。
そしてたどり着く。
手の平全体で胸をまさぐってみればどうであろう?
それは早くも実践に移る。先ほどは多少の恐怖や心配があったが、今回は違う。単なる快楽の境地を耕すために、前だけを見て邁進しているのだ。
意を決して、クワッと胸の前で両手を見開き、押し潰すようにまさぐった。
「ああぁぁぁ!?」
強く押し潰すしたせいか、胸が痛む。しかし、それも良いかな、なんて思っているのは女体化の副作用かもしれない。なんだかしつこいけど……
痛みを払うように、押し寄せて来たのは快楽。とめどなくそいつはやってきた。
「!?いっ……く…………っ……ぅああぁ!……ふぅ……いぎぃ……んん〜……あはぁ…………」
そうすれば後は本能のまま、ただ無茶苦茶に感じた。鏡の自分を見てさらに感じた。延々と降り続けるシャワーを浴びまた感じた。
そして片手を胸に預け、もう一方に下半身への愛撫を任せる。
ついに下半身へ。快楽の未開拓地。どんな快を味あわせてくれるのか、考えただけでも震えが止まらない。
「え?な、なに……コレ……」
引き上げてきた片手にはねっとりとしたものが付着していた。
「ボク、濡れてるの?感じてるの?」
知ってはいたが、あえて口にすると物凄くエッチだ。男なのに女の子の身体で濡れて、感じている。
試しに筋を人差し指と中指を当て、なぞる。
案の定、ベタベタだ。
初めて触った女の子の性器(例えボクのでも)には毛がなかった。それはさっき確認していたからわかっていたが、これは人工的なものではない。今触ったからわかるが、うぶげのような細かい毛が遠慮がちに生えている。未発達な幼い身体だ。
「……よし。……な、なかに、入れて……みよ、う……」
――キィィィ。
確認しておくが、大体こういうときは女の子の汁が弾けるため、『ピチャッ』『ヌプッ』(←?)というような音がするのが普通だ。
よって、こんなカ行でしか表現できないような音はアソコから発っせられない。
そういや、背中が寒――
「あ、あんた誰よ」
振り返れば実姉が真っ裸で茫然と立ち尽くしていた。
「ど、どうも――ぶっ!」
見慣れない(自分のは意識的に我慢したが)他人の裸体に我慢できず、鼻頭に溜まった血液を一気に放出し、生き絶えた。
お初ですがこんなのです。
なにしろ初なので失敗しているかもしれません、その時は…………全力ですみません!!
>>141 自演乙。間違いを自分の言葉で訂正できないチキンwwww
ID:s8z2RCGI
何このキチガイ?
145 :
名無しさん@ピンキー:2008/08/01(金) 22:08:34 ID:8T8mJuEI
☃ฺ
>>131 GJ。
このまま、主人公死なせたままにしないでねw
>>139 空気の読めた投下GJです!
続きも待ってます!!
>>147 荒らしに触って餌を与えないように
空気を読もう
149 :
名無しさん@ピンキー:2008/08/02(土) 15:57:36 ID:33hAz3zx
♥
>>139 つまんなかったよ!
半年ROMってから来てね!
やだよ。
半年も待たされるなんて、俺の首が通天閣並に長くなっちまう。
じゃあ、じゃあ、俺は東京タワー!
∞
shine
酷評して頂いて、自分の未熟さがわかりました
ありがとうございました
また、勝手ながら期待してくれていると解釈して投下します
ちなみにエロは無いですが続けさせていただける場合は重要な部分ですので……
目が覚めると、ボクはベッドに横たわっていた。
時計を見ると、いつもの起床時刻より1時間も早い。
どうしようかと散々迷ったあげく、結局素直に起きることにした。ホントはいつまでも夢華ちゃんと添い寝していたかったんだけどさ……。
あ、夢華ちゃんはボクの好きなアニメのキャラクター(の抱き枕)のこと。絵に描いたようなオタクなんて言わないでよ?
ふらふらと不安定な平衡感覚のまま立ち上がり、着替えを開始する。
第一ボタンに手を掛けようとして、手が止まる。
な、なんか嫌な予感がする。
……つーかボク女の子になってってるんだっけ!?
そ、そういえばそうだった。 こんな感じで着替えていたときに異変を感じ、シャワーに行って確信を得たんだっけ。それから、……それから?
あれ?覚えてない。
シャワー室に入ってから後何が起きたんだっけ……
そんな悲劇を脳内で回顧しながら、動揺により頼りなくなったおぼつかない手つきで着替えを続ける。
そして、ボタンを外そうとして……
……外そうとして。
…………外そうとして…………
「……な、い……?」
ほにゃっ、とした柔らかい弾力に包まれるはずの手の平(揉みたかったから手の平ってワケじゃない
――ぱさっ。
布団を高速で三つ折りにして襖に押し込む。あー、むさいむさい。
「ふぅ、助かった」
『今日は願いごとの説明をしにきたんだよ?そんな素っ気ないのはいやよん♪』
「うがっ!」
襖に押し込んだはずのオッサンはボクの背後で可愛らしいぶりっ娘ポーズを決めている。頬を両手の人差し指で指し、首をかしげ、身体を傾けながら片足をピョコンと跳ねさせているタイプだ。なんだか直視出来ない。
「説明なら昨日……ってアレ夢じゃなかったんですか!?」
よくよく考えればそうだ。夢オチで処理可能だったのに布団に全裸のオッサンがいると不可能にしか転ばない。
『アレは夢じゃないよ。ただ夢ではあるけどね』
「すみません。ボクが馬鹿なのか、貴方がアホなのか、全くわからないんですが」
圧倒的な説明不足に疑問詞しか思いつかない。
『ま、普通はそうなるよね』
「?」
『つまり、夢のなかで君に願いを叶えると言ったのはホントってこと。つまり君はこれからオッサン……じゃなくて女の子になるのさ』
「……。いやだから、夢?、で言ってるんだけど、ボク別に女の子になりたいわけじゃなくて」
『言ったよ?女の子になりたいって』
「それは女の子だったらなあ、という仮想の意味なんですけど。解釈的には脱ネクラしたかったワケで」
『けど、君の口からは女の子になりたいって聞こえたし』
「……まあ認めますけど。てかボク今男ですよ?女の子になんかなってないし」
『私だって全知全能ではないんだ。段階を踏まねばならない』
長々しい問答も第一部終了。第二部に入るところで神様はいささか恥ずかしげに答えた。オッサンが恥ずかしがっても何もクルものがない。
『そう君には女の子になるための試練を与えるのだ。そうして順々に女の子になってもらう』
「それってどういう?」
『お楽しみだよ』
「クーリング・オフ効きます?ボクは別に望んでないし」
『願いの受け取りから1時間いないならね』
でも、試練ってことは乗り越えられなければ別段問題ないのではないか。そうだ、とくに気にする必要も無い。ボクは男だ。ただ、ネクラのままではあるが。
「まあ良いです。頑張りますよ」
嘘だけど。
『そうか!やっと私を受け入れてくれるのか!』
「はい。ボクは女の子になりたいです」
超絶嘘だけど。
『ま、来たる試練に思いを馳せててねー』
そうして神様は消えていった。最後までニッコニコしながら。手をブンブン振り回しながら。
馬鹿なヤツ。ホントに神様かよ。普通の人間なら誰もが信じるわけないじゃないか。
ふん。見なかったことにしよう。
ただ、ボクは未熟だった。
故に気付かなかったのだ。その来たるべく試練とやらの本質に。
そう、まだ始まりの合図は暗闇に潜んだまま。根暗にある。
161 :
名無しさん@ピンキー:2008/08/05(火) 05:41:21 ID:KR7Z7vJ9
卍
+ +
∧_∧ +
(0゚・∀・) wktk
(0゚∪ ∪ +
と__)__) +
>>156 未熟だと自覚してるのに投下するってwww
>>163 最初から熟してるリンゴなんてない。
物書きにだって、同じ事が言えるもんさ。
>>156も、これから頑張って精進していけばいい。
少なくとも、俺は期待してるから。
+ +
∧_∧ +
(0゚・∀・) wktk
(0゚∪ ∪ +
と__)__) +
俺は好きだけどな。
>>163 そんなに高品質なものを望むなら、本屋で買えばいいじゃない。
+ +
∧_∧ +
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遅ればせながら乙!でもまた首が長くなりそうw
というわけで続きもよろしく。
夏休み
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wktk(AAry
ほ
も
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続き続き!
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夏なのか
TSして困るとき的な意味で競泳中に強制女性化、とオリンピック見ながら想像してしまう件
>>184 男物でも全身覆うタイプの競泳水着は敵ですね
あむぁいおかし製作所と分かった俺は廃人>TSして困るとき
荒れる元になるから投下禁止
そういや今話題のS社の水着は体型を矯正する機能があるらしいな
LRは体が締め付けられるんじゃなかったか。だとしたら脱げないな。
凸凹無くす方向って事だからょぅι゛ょ化するんだろ
ロリが好きじゃない俺様涙目
しかも実は男体化で男は変化無しだったりとか
S社の水着は非常に破れやすく、ちょっとしたことでも破れるんだとか
つまり超爆乳にしたら胸の部分が・・・?
陸上短距離の選手が着てるヤツ、あれもS社 LRなんだよね。
どもおひさです。
しぃちゃん久々に投下します。
196 :
大塚志乃8:2008/08/17(日) 20:36:48 ID:V5VfSQEW
用具室を出て、そのまま体育館を出ようとしたとき、
志乃は自分のブラウスのボタンが外れ、スカートからはだけている状態にあることに気づき、
ふと周りを見渡す。
(なんか人目についたらちょっとイヤだな・・)
志乃は体育館の入り口の隣にあるトイレを見つけると、そのまま女子トイレに飛び込んだ。
今は授業中、体育館も未使用だけあって、
ちょうど中には誰も人がいなかった。
適当な個室に入り、そまま洋式の便器に腰掛けると、そこでやっと一息つくように、
軽く息をはく。
そして志乃は改めて自分の姿をみる。
ブラウスのボタンは外され、上に捲くられたブラジャーからは大きな二つの胸が飛び出しており、
その谷間をのぞかせている。
(あちゃー、おれは何をやってんだ・・。こんな胸までみせちゃって、
最後はあんなヤツに挿れられちゃうなんて・・)
軽く自己嫌悪を陥りなだら、だんだんそのときの記憶が鮮明に蘇り始めてくるのに気がついた。
(でも、我ながら大きな胸だよなぁ。。アイツ、これを好き放題に触りやがって・・。
でも・・・ちょっと気持ち良かったんだよな・・。)
志乃は僅かに隠しているブラウスを左右におしやると、その大きな胸が前にさらされる。
そしてはあの時、中嶋に手の動きを再現するかのように、
自分のその双乳を、両手の手の平で覆うように包む。
(ヤバイ・・・。なんか思い出してきちゃった・・・。)
197 :
大塚志乃8:2008/08/17(日) 20:38:20 ID:V5VfSQEW
手の平がゆっくりと、胸全体を撫でるように動く。
そのまま志乃の敏感な乳首を擦るたびに、
胸全体から甘美な快感が生まれ、志乃の身体をだんだんと熱くさせていく。
(うーん、自分で触っても気持ちいいけど・・、
中嶋に触られた時は頭がパニクるくらい、気持ちよかったんだよな・・。何でだろう。。)
今度は手の平で撫でるだけでなく、ゆっくりとその胸を両手で揉みしだく。
そのまま敏感になってきている乳首を、指先で捏ねる様に摘む。
「はぁ・・・ああっ・・。」
思わず声が漏れる志乃。
(ヤバイ・・・誰かに聞かれたら・・・。)
しかし志乃の指先はとまらず、その可愛い乳首を摘みながら軽く引っ張ってみる。
「んんっーーー!!」
(ダメだ・・・。 もういい加減にやめないと・・。
つか学校のトイレで何やってんだよおれは・・。)
もうやめないと。もうやめないと。
そう思っているのにも関わらず、志乃の身体はその意に反する。
そして胸から離れたその手はゆっくりとスカートの中入り、そのまま腰を軽く浮かしてショーツを足首までさげる。
そしてさっきほどから、一番疼いてたまらない箇所に、
志乃はゆっくりと右手を伸ばす。
198 :
大塚志乃8:2008/08/17(日) 20:40:03 ID:V5VfSQEW
ぐちゅっ・・・。
「んっ! あぁぁ・・。」
そこはさきほど中嶋に辱められてからも、未だに乾くことをしらず、
いまだ充分に濡れた状態となっていた。
(はぁはぁ・・まだこんなに濡れているなんて・・・。)
志乃は溢れんばかりの液体を指先に絡みつかせ、
そのまま自分の敏感な突起、クリトリスへと指を移動させる。
愛液を纏ったその指先がクリトリスを軽く撫でると、
瞬く間に大きな快感が志乃の身体を貫く。
「あぁんっ!!・・うぐぅうう・・・」
思わず大きな声が出そうになり、たまらず片方の手で口を塞ぐ。
(やばっ・・、気持ちいい・・・。
さっき中嶋のヤローにもこんな風に触られてたんだよな。。。んんっ)
触っている自分の指先が、さきほどの中嶋の指をトレースするように動き、
志乃の脳内では、まるでさきほどの光景が再現しているかのような感覚に襲われる。
(中嶋・・・。 いやっ そんなとこ触らないで・・・。あっ・・はぁっ!)
自分のクリトリスを擦る指先の動きがだんだんと強くなっていく。
そしてさらなる快感を欲しようと、触れている指を親指にシフトし、
そのまま親指で敏感な突起の部分を軽く抑えながら、
中指を、濡れた陰唇に近づけ、ゆっくりとその中に指を沈めていく。
199 :
大塚志乃8:2008/08/17(日) 20:43:55 ID:V5VfSQEW
(んんーーーっ!!! 入ってくるぅ!!! 私の中にっ!・・はぁはぁ・・・)
こみ上げてくる快感に、たまらず口を塞いだまま前かがみに悶える志乃。
しかしどんなに悶えても、秘部に触れている手は、けしてそこから離されることなかった。
志乃のか細い指先を、膣内の入り口はぎゅうぎゅうに締めてくる。
そのまま第2間接まで指先をゆっくりと挿れていき、
指先をゆっくりと折り曲げる。
「ひゃぁっ!!!」
塞いでる手からたまらず声が漏れる。
(だめえ・・・。気持ちいいい・・・。)
クリトリスと膣内を同時に指先で攻めることで、とんでもない快感が電撃となって、
全身を、脳を、くまなく駆け巡る。
全身からは、さきほどから汗が噴出し続けている。
それ以上に、志乃の膣からも愛液が溢れている。
愛液でぐちょぐちょになった志乃の手が、自分の敏感な部分をゆっくりと、止まることなく攻めていく。
(すっごく気持ちい・・・。 なんで・・!? 学校なのにこんなことしちゃってるのに・・・)
自分に自問してもその答えは決してでず、またすぐに襲ってくる快楽の波にのまれていく。
どんどん鼓動が早くなっていく。
全身がビクっ、ビクっ っと震える。
自分の中でどんどんと高まっていくものを感じていく。
200 :
大塚志乃8:2008/08/17(日) 20:47:02 ID:V5VfSQEW
(あぁぁっ もうダメ・・・。なんか・・・、イッ イッちゃいそう・・・っ!!)
自分の中で最高に高まっていくのを感じながら、
最後に親指と中指で、クリトリスと膣内を激しく擦った瞬間、
志乃の中でたまりにたまった大きな波が、快感となって一気に襲い掛かってくる。
「んんんぁぁああああ!!!!!!」
全身をくまなく満ち溢れいく快感。
口を抑えている手は、もうすでに当てているだけで、声はだだ漏れだった。
志乃は自分の秘部を前に突き出すようにして、大きく後ろに反り返りながら、
全身を、ビクッ、ビクッ、と震わせている。
「はぁはぁ・・んっ!! はぁはぁ・・。はんっ・・!」
数秒後、大きな快楽の衝撃が過ぎ去っても、
間隔をおいて、痙攣が快感を混じって志乃の身体を震わしている。
「あ・・・、イッちゃった・・・・。」
1分ほど、ようやく放心状態から戻ってきた。
志乃は疲れたように身体を前を起した。
「信じられねぇ・・・。まさか学校のトイレでこんなことするなんて・・・。」
ついさきほど、用具室で中嶋に犯され、
すごくイヤだったのにも関わらず、
またそれを思い出して自分でやってしまうなんて・・。
仕方ないといえば仕方ないが、志乃は自己嫌悪になっていた。
「つっても、いつまでもこんなところにいても仕方ないしな・・」
志乃は自分に言い聞かせるように声にだし、
右手と、秘部をトイレットペーパーで軽く拭き取り、
ゆっくりと立ち上がりってショーツをはきなおす。
「うわっ、やっぱり湿ってるよ・・。しょうがないなぁ。。」
ブラを付け直して、ブラウスも着なおす。
周りに人の気配がないのを確認し、ゆっくりと個室から出た志乃は、
最後にトイレの鏡で自分の身だしなみをチェックしてから、
自分の教室に戻ることにした。
(はぁ・・・。 なんて言い訳するかねぇ。。)
志乃の足取りはどうしょうもなく重かった。
201 :
大塚志乃8:2008/08/17(日) 20:49:07 ID:V5VfSQEW
------------------------
この時、体育館には誰もいなく(放心した中嶋以外)、
女子トイレにも他に人気はなかった。
しかし、同じ体育館に隣接している体育教官室にだけ、一人、男がいた。
その男は机においてあるノートPCに、目をぎらつかせながら、食い入るようにみていた。
そのノートPCには無線LANが内臓されており、
すぐ近くの女子トイレにある基地局と通信されている。
「すげーな・・。いままでひっそりと隠し撮りしてただけなのに、
まさかこんなオイシイ場面が撮れるなんてな・・・。」
志乃の入った女子トイレの個室の上部、ちょうど斜め上から志乃の姿が見える位置に、
ちょっとみただけでは気づかないような、CCDカメラが取り付けられていた。
そのカメラは扉内部に組み込まれた無線LANのアクセスポイントに接続され、
体育教官室においてあるノートPCに映像を送信し続けていた。
「くっくっく・・、おれ盗撮コレクション、排泄シーン以外に凄まじい一品が加わったぜ。」
その男、志乃の担任である坂下は、薄ら笑いを堪えながら、
いましがた録音した志乃の痴態を、再度再生していた。
その下半身のジャージには、もう大きなテントをギンギンに張っている。
「大塚・・、こんな姿をみせられたとあっちゃあ、おれももう我慢できそうもないぜ・・。
このでかいおっぱい、どうみても女じゃねぇか!!!
もうオマエは ”元男”、とかふざけたこといってられないぜ・・。くくっ。」
その卑下た笑いが、誰もいない体育教官室に、ひっそりとこだましていた。
投下完了です。
今回はここまでです。
陵辱フラグがたったかな? って感じですww
書く内容だいたい決まっているけど、なかなか続きが遅いですねぇ。
それと違うコの話も、実はあらかた考えてあるけど、
それはしぃちゃんが完結してからかなぁ。
まあまったりといきます。
+ +
∧_∧ +
( ・∀・ ) 乙乙乙乙
(0゚∪ ∪ +
と__)__) +
しぃちゃん
投下乙です、続き期待してます。
体育教師きたー
( ´ー`)y━・~~~
乙。盗撮→脅迫→陵辱の王道フラグが立ちましたな。
エロ描写がぜんぜんなってない。
「エロ」パロ板なんだからそこんとこしっかりしろよ。
209 :
名無しさん@ピンキー:2008/08/19(火) 02:19:32 ID:UvpZp3JW
流れを切るような形になって申し訳ありません。
少々お聞きしたいのですが、ここで過去に使われた世界設定(TS法が存在する世界など)を使わせて頂いて少年少女文庫に投稿する小説を作りたいのですが、
その場合は作者様に使用許諾を頂ければ投稿してもよろしいのでしょうか。
このスレをもう見ていらっしゃらない作者様の世界観を流用させて頂く場合のマナーなどもあれば、どうか教えて頂きたいのですが・・・
sage忘れました、すいません・・・
設定を使いたい、あの続きを書きたいという人は
作者が見てるかも知れないから
とりあえずその旨を書いてみて暫く様子見る
ご指摘ありがとうございます。
TS法が存在する世界の設定を流用させていただきたいのですが、もし作者様が見ていらっしゃるのであれば、どうかご返事をして下さると有り難いです。
ひとつ言っておく、流用するということはパクるということだ
ハッキリ言え、パクらせてもらってもよろしいですか?と。きれいな言葉で並べ立てんな
それに、極論ではあるが、パクったらそれはあんたが作者じゃなくなるぞ
投稿する時に、これはこのスレの世界観をパクらせてもらいましたって書くのか?
作者コメントで、設定を借りた、と書いとけばいいだろ
コピペはパクりだろが、新作ならば「二次創作」「オマージュ」「リスペクト」「コラボレーション」
何でもいえるべ
極論で論理展開していくものじゃないだろ、しかも極端と理解しているならなおさら…
羅生門は、古典の流用→パクリとか言いだすとキリがなくなる
+ +
∧_∧ +
(0゚・∀・) wktk
(0゚∪ ∪ +
と__)__) +
確かにパクる行為にも取られかねませんね。
きれいな言葉を並べようと思ったわけではありませんが、まさか文体でご気分を害されるとは思っておりませんでした。すいません。
そうですね、おっしゃる通り一筆注釈を付けて投稿しようと考えていました。
>>209 シェアワールド的な捉え方で良いんじゃね?流用なんて言わずにさw
キャラをそのまま使うんじゃ色々とアレだけど、誰かが考えた設定を使うのは逆に良いことだよ。
とりあえずあのシリーズのファンとしては新作に期待したい。
ついでに、出来ればここで読ませて欲しい気もするが、まぁ好きなほうで。
二番煎じイラネ。カエレ
いや、俺がカエサン。
二番煎じ(っていうのは違うだろ)にしろ、今このスレに必要なのは作品だからな。
まぁ、作者次第だが…注釈はいるだろ
なければ…正直二番煎じっつーか、パクりに近い気が
俺もカエサン
TS法ネタ大好きなんでここでやってくれ、たのむ。
俺もカエサン
ここで書いてくれ
色々なご意見ありがとうございます。
>>219 ですね、書き方に不備がありました。今後気を付けます。
先ほどご指摘をして下さったようにしばらくは様子を見て、万が一作者様がいらっしゃらないようでしたら
勝手ながら注釈を付けて投稿させていただくことにします。
>>223 すいません、自信が無くてエロを書けないんです。スレはpart27あたりからROMってはいたんですけどね・・・
本当にすいません・・・
なら一生ROMってろ糞が
>>225 初めは誰だって初心者。
何にせよ、力量なんて書いてく内に身に着いてくもんだし、
恐れずに勇気を出してチャレンジしてみればいいと思うよ。
>>226 あんまりカリカリすると胃に良くないから、
早めに鎮静剤飲んで寝た方が良いよ。
深呼吸して落ち着きな。
いつものやつだから相手にすんな
書き手に害が及ばないよう適当に遊んでやるのも必要なんじゃね?w
+ +
∧_∧ +
(0゚・∀・) wktk
(0゚∪ ∪ +
と__)__) +
とにかく
すべては作品を上げてみてからのこと。よろしいな
234 :
名無しさん@ピンキー:2008/08/22(金) 01:00:25 ID:FI4MWRF5
+ +
∧_∧ +
(0゚・∀・) wktk
(0゚∪ ∪ +
と__)__) +
orz
安西先生、黒姫の続きが読みたいです!
+ +
∧_∧ +
(0゚・∀・) wktk
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と__)__) +
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(0゚・∀・) ……
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(0゚・∀・) wktk
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(0゚・∀・) ……
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と__)__) +
+ +
∧_∧ +
(0゚・∀・) ……
(0゚∪ ∪ +
と__)__) +
243 :
名無しさん@ピンキー:2008/08/26(火) 22:31:15 ID:H88ldX0a
+ +
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(0゚・∀・) ……
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と__)__) +
カイトくんシリーズってwikiにあるぶんで完結してるの?
245 :
名無しさん@ピンキー:2008/08/27(水) 02:14:24 ID:VPWBNIWy
+ +
∧_∧ +
(0゚・∀・) ……
(0゚∪ ∪ +
と__)__) +
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∧_∧ +
(0゚・∀・) wktk
(0゚∪ ∪ +
と__)__) +
>>244 一応完結?
カイトシリーズは、作者がいろいろとかわっているからわかんね。
そう言えば、今年の冬ぐらいに、続編(?)書きますよ!
みたいに意気込んでた人いたけど自然消滅したなwww。
+ +
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と__)__) +
>>234 懐かしい作品……と思いきや加筆中なんだね。
本人かもだけど紹介dクス。
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(0゚・∀・) wktk
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wktk
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(0゚・∀・) wktk
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254 :
名無しさん@ピンキー:2008/09/01(月) 22:45:22 ID:eQRC73/b
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と__)__) +
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(0゚・∀・) wktk
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と__)__) +
オレは高校生探偵、工藤シソイチ。
幼馴染で同級生の早川見捨エリと遊園地へ遊び
に行って、黒ずくめの男の怪しげな取引現場を
目撃した。
取引を見るのに夢中になっていた俺は、背後から
近づいてくるもう一人の仲間に気づかなかった。
俺はその男に毒薬を飲まされ、目が覚めたら・・・
女の子になっていた!
工藤シソイチが生きているとやつらにばれたら
また命を狙われ、周りの人間にも危害が及ぶ。
歩亜炉博士の助言で正体を隠すことにした俺は
エリに名前を聞かれて、とっさに有栖川アリス
と名乗り、やつらの情報をつかむ為、父親が探偵
をやっているエリの家に転がり込んだ。
たった一つの真実見抜く、見た目は美少女、頭脳
はオトコ。
その名は 名探偵アリス。
続くわけも無く……
257 :
名無しさん@ピンキー:2008/09/02(火) 09:04:43 ID:Sj8zPYMc
毎週のように殺人事件ではなく、レイプ事件にまきこまれるのか
早川ミステリーってw
TS探偵ものはたいらはじめが描いてたな
259 :
名無しさん@ピンキー:2008/09/02(火) 17:16:58 ID:blR5WcSu
TS探偵ものなら小松左京の「男を探せ」
西村京太郎あたりに書いてもらいたい。
>>259 あれはすごすぎる
確実に自分の性的嗜好に影響を与えている
特に驚愕のラスト
>>261 十分パンツ下ろすぐらい価値はある?それなら読んでみる
筒井康孝の「家族八景」でパンツ下ろした男より
263 :
名無しさん@ピンキー:2008/09/04(木) 03:32:07 ID:f7Avh1kS
小松つぁんそんなん書いてたのかよwwwwww
何て題の文庫ですか?
264 :
名無しさん@ピンキー:2008/09/04(木) 09:12:40 ID:GmjNoy9O
新作期待しつつ捕手
266 :
名無しさん@ピンキー:2008/09/10(水) 04:15:41 ID:Akxq7w3s
カイトたんの続きまだ〜?
場所は自室のベッド、圧倒的な強い力で見えない何者かに組敷かれ反抗してみるも無駄だった
荒い息づかいで自分を押さえつけている者の正体が男と判る、男の行為はエスカレートし、手が体をまさぐり、舌が這る
思わず声が出る、その声は艶っぽく自分の姿が女になっているのに気付く、身を捩りながら抵抗するも男の力には敵わすなすがままにされ声をあげる女の自分
男の動きが一旦止まり次の段階に進もうとしているのを理解した。それ以上はとありったけの力で抵抗したところで目が覚めた
目が覚めた時、肩で息をし肌にはなんだかおぞましい感触が残っていた感じがした
っていう夢を見たのは何かのフラグ?
さあ、今すぐその夢の続きを見て、夢のすべてをUPしてくださいおねがいします
269 :
名無しさん@ピンキー:2008/09/10(水) 23:15:03 ID:6ckbvxRB
ハルヒの閉鎖空間だな。
キョンが閉鎖空間で女になり、男になったハルヒに襲われる。
そこに古泉があらわれ、あなたは新世界のイブになるのです、と言いながら、
3Pへと突入。
さらに男になった長門と朝比奈さんも参戦する。
キョンは白濁液に息も絶え絶えになりながら、眼がさめる。
目覚めてからも体の中に挿入感が残り、フロイト先生も爆笑ものだ、
と叫んでしまう。
しぃちゃんとか鈴の続きまだー?
まだだよー
272 :
267:2008/09/14(日) 01:18:42 ID:JhPfJrOE
秋本治の「Mr.Clice」はTSスパイものとしてどうだ?
TSスパイってマーダーライセンス牙みたいなの?
どうでもいいけどスパイが捕まってTSさせられて肉奴隷……的なのは最高だと思う。
僕オマエの続き、まだ時間かかりそうなんかな?
むしろしーちゃんとか陽とかまだか?
アルマ (完) 2008/07/20
僕オマエ 2008/07/26
ネクラに夢を 2008/08/04
大塚志乃 2008/08/17
新スレで来たのがこんなところか
一ヶ月くらいは新規来てないね
前スレ以来まだ来てないのは
ログ取ってないから不明だが
二ヶ月以上にはなるんだろな
待ち遠しくはある
個人的に陵辱系は特に
このスレの話じゃないけどfictionmaniaにもう一週間近く投稿が無いのが気になる
管理人になんかあったのかなあ…
久々にログ見返してたけど、去年の今頃(30スレ目辺り)に比べて大幅に過疎ってる事は確かだな。
やっぱ今年初めの荒らしが長いこと尾を引いたのが痛かった気がする。
個人的には前スレで離脱した?某氏の作品が好きだったから、
またいつか戻ってきてくれないかと思ってはいるんだが・・・やはり難しいんだろうなorz
元凶のhiroshiが消えたのは当然だが、とばっちりですっかり過疎ったのが痛いな。
この話はもうやめとこうぜ。振り返っても仕方がない。
284 :
名無しさん@ピンキー:2008/09/16(火) 01:40:52 ID:vnSiPO2q
>>282 > 元凶のhiroshiが消えたのは当然だが、とばっちりですっかり過疎ったのが痛いな。
hiroshi氏のどこが元凶だと言うんだ?
hiroshi氏は職人で、彼に粘着して叩き続けた荒らしがいただけだったとおもうが。
元凶は、その粘着荒らしの方じゃないのか?
ちゃちな自作自演だww
まあ、議論スレ行けと言う気持ちが、自演してまで伝えたいと言う事は分ったよw
その気持だけは同意してやろう
+ +
∧_∧ +
(0゚・∀・) wktk
(0゚∪ ∪ +
と__)__) +
まぁR+y8HcWcのお望み通り、これ以降は議論スレにでも移りましょうや。
また荒れ気味になって、さらに過疎ってしまうんじゃ元も子もないし。
保管庫の中の人、作品別の所は>279みたいに
最終書き込み日と(完)(続)を付ける事はできませんか?
全部は大変だと思いますので、これからの分だけでも…
291 :
280:2008/09/16(火) 15:46:02 ID:R4jadlcc
fictionmaniaの方は自己解決したわ
掲示板の方を見たらなんかサーバーの移転でトラブルが起きて手間取ってるそうな
作者のプロバが規制を受けてたりして
最近はちょっと荒らされると管理人がすぐプロバ規制しちゃうから
>>277 薫をいぢめ過ぎてとんでもなく長くなってしまったので、2/3まで削ってる最中です。
で、まだ長いので整理してる最中です。
お疲れ様です
wktkしながら待ってます
むしろ削らずに
女の子になってケダモノのような男に弄ばれたいとか思ったりする昨今
297 :
名無しさん@ピンキー:2008/09/17(水) 17:21:25 ID:SNZAB90W
くりぃむれもんの魔人形のアニメを見つけて、
結構いい感じと思ったりする昨今。
298 :
名無しさん@ピンキー:2008/09/17(水) 17:29:52 ID:SNZAB90W
満月の夜に狼女になる男のネタを思いついた。
やはり男を食べる(性的に)のであろう。
女になってやっつけられるのが多いけど、やっつけるのも面白そうだ。
戦国時代で忍者がくの一になってしまって、暗躍するのとか。
幼魔女の魔法で幼女にされてレズプレイとかいいなー
>>300 fictionmaniaは復活したようだが、
最近Crystal's Story Siteの更新が減ってきたのが心配だ...。
あっちにも結構好みの話があったんだけど。
303 :
名無しさん@ピンキー:2008/09/19(金) 22:44:17 ID:kbpMaoHJ
満月の夜には女になって、ショタ食いをやる。
もちろんコート一枚の全裸姿で。
ネタが思いつかないのでちょっと 頭の中を整理してみます。
本人が望まない女性化の物語は色々ありますが
読んで見ると
理由や動機が弱い物語が結構あります。
例えば
そこ以外は面白い物語だったんですが
膨大と資金を手間をかけ、ワザワザ男から女に変える組織。
その目的が男性の心を理解した娼館を作るとかだと
他の設定やキャラクターが描けていても、
肝心な世界観が陳腐になりすぎて、なんだか がっかりしますよね。
じゃあ ウソ臭くない強制女性化を選択する理由は何があるか?
って考えると
思いつかないんだよね(´・ω・`)
「究極の娼婦、男にとってもっとも理想の、あるいはもっとも都合の良い女とは
なんだと思うかね?」
「いったい、何を言ってるんだ? それが俺をこんな姿にしたコトと関係あるのか?」
昨日までとは全く違ってしまった声で叫ぶ俺に、白衣の男は意味不明な解答を示した。
「ああ、大いに関係ある。理想の娼婦とは、男の中に隠れているものだからな」
こいつは何を言ってるんだ? そんな思いが表情にも出たのだろう。白衣の男は薄笑いとともに
言葉を継いだ。
「アニマ、という言葉を一度くらいは聞いたことがあるだろう? 男の深層心理に潜む理想の女性像だ。
こいつを現実世界に具現化すれば、最高の娼婦になると思わないかね?」
まさか、こいつ…
「そう、今の君の姿は深層心理から抽出した君のアニマそのものだ。次の処置として君の人格をアニマに置き換える。
後は軽く調教すれば、現実の女を素材としては作り得ない究極娼婦のできあがりだ」
##「娼婦の原料を男に求める必然性」で考えてみましたが、今ひとつですな。確かに難しい。
このスレが荒れる理由がよくわかる
書き手の立場になる気のない奴が、たかがエロエンタメ小説の細部に、
文学賞選考委員以上かって感じの上から目線だもの
>>307 >書き手の立場になる気のない奴が、たかがエロエンタメ小説の細部に、
>文学賞選考委員以上かって感じの上から目線
それがどういうレスを指しているのか、ちょっと疑問に思ったので、
差し支えなければ具体例を指してもらえないかな?
>>307 文学選考なんて大それたもんじゃないよ
もっと物語りの根本
例えばさ
「一番、美穂 これからオナニーしますっ!」
くちゅくちゅ・・・
って小説さ 読んでるほうもツマランと思うけれど、
実は書いてる方もつまらんのよw
物語として 成立させるには ある程度設定がいる訳で
ここに強制女性化の設定を上手に入れる方法が難しいねぇ〜って話をしているの?分る?
書き手としては
大抵の読者が 「ああ なるほど だから女性化したんだ」って思わせたいの
ここが難しいのよ
あまりにもウソ臭いとギャグみたいになるし
あぁ、
>>307が指してたのはそれの事か。
俺は「強制女性化の設定を上手に入れるにはどうすべきか」ってネタ振りだと思ってたし
(それに応える形で
>>306のレスもあったからね)、
だから特段上から目線とは思わなかったんだよなぁ。
>>305を書いたのも、多分執筆に行き詰まった作者のどなたかだと思ってたし。
311 :
名無しさん@ピンキー:2008/09/20(土) 19:09:34 ID:JGwFsB/R
( ゚д゚ )
wktk
ぱっと思いついた 強制女性化のパターン
復讐の手段
女性しか味わう事が出来ない屈辱を与えんが為、異様な執念で手間をかける
実験の失敗
結果として被験者の肉体が女性化する
服従の手段
非常に価値のある人物で、殺さないで従順な奴隷に変える、自分の支配下に置くための手段
あと何がある?
>>313 偶然
テーマとして女性化自体に特別な目的も意味もなく、単にエロ部分
をいれたいが為のシュチュとして
→「かしまし」とか
強制女性化=本人の望まない変身である以上「他の誰かが望んだ」か
「誰も望まない(アクシデント)」のいずれかになりますものね。
階段で転んで入れ替わってしまいました程度で通用するわけだから
>>316 それは 女性化の方法だよね
手術でも薬でも階段から落ちて入れ替わってもOKだと思う
変身や入れ替わり方法も 殆どお約束パターンが決まってるねぇ
なんか これは珍しいってのあるかな?
>313
強制復活
非常に価値ある人物を復活させる(死なせない)ための手段
ミスタークリスのパターン、服従の手段の変形かな?
風習・儀式
その地域(民族や団体等)の風習、宗教的儀式による。
日本を舞台にするのは難しいパターンかも
今寝てたら
百何もの人を犯したレイパーである主人公が警察に捕まり、罰として朝起きたら美少女になってしまっていて、主人公が自分が今までやってきた事を自分にやってイッちゃうって短編のアイデアが浮かんだが誰か書いてくれないかね
320 :
名無しさん@ピンキー:2008/09/21(日) 08:37:11 ID:yIi5wjhw
>>318 風習や儀式で女性化を強制する社会ってどんなのだろう?
男女比が偏っているのか、後継争いに敗れたものは女性化とかなのか。
あるいは、人口減少の危機に晒されていて、選ばれた「種牡」以外は女性化して
一夫多妻で産めよ殖やせよの世界なのか。
原獣文書はそれなりに優秀だと思うがどうか
>>321 遠い未来の銀河帝国には、劣悪遺伝子排除法という悪法があってだな。
>>323 劣悪遺伝子の持ち主をTSしても
劣悪遺伝子は排除したことにはならないから
例としてはどうだろう?
遺伝子治療の際にミスや技術的制約、あるいは故意で性別を変えられてしまうんだよ
あの法律では、劣悪遺伝子に対する対応は断種でしたっけ?
>>321 う〜ん
SF風の設定だと
遺伝子病が蔓延し、XX遺伝子が致死遺伝子と化した遠い未来。
ブタの内蔵から子宮を合成する等、子孫を残す あらゆる研究が繰り返された。
結果 もっとも安全な手段が性転換による方法だった。
儀式風の設定なら
代々妖魔を封じる巫女の力は女性のみに現れた。
もちろん平和な時代に男性が当主になる時代もあった
しかし封印が破られた今 巫女の力が必要とされた
>>327 病気ネタの変形で。
人類を脅かす強力な伝染病。待望されたワクチンには、接種した男性の
10%を女性化させてしまう副作用が。しかし病気の蔓延を防ぐためには
全住民に接種しなければならない…
>>302 おぉぉぉ、同志がいた。
海外モノではfictionmaniaとCrystal's Story Siteが個人的にはツートップだと思う。
けど、Crystalの方はもう一ヶ月更新がない。
もしほかに他に海外モノでいいところがあったら情報求む。
ここも一ヶ月新作来てないんだぜ ('A`)
>>319 あ。それ、俺が書き出しだけ書いたのに、似たようなのがありましたよ
短くまとめられなくて投げ出したままですけど
>>330 すまん。いいわけはしたくないので、がんばる。待っててくれるのならばの話だけど
無償でやってる事だし、本来愚痴こぼすような話では
ないと分かってはいるんだけどね
それだけ作品を楽しみにしてる人間もいるって事で…
もうさ、俺たち読み手は黙って保守しようぜ…
…ここじゃないが書いた事なら既にある
評判はあんまり良くなかった
と言うか悪かったぞ '`,、'`,、('∀`) '`,、'`,、
ま、それ以来自分で書くのは諦めた
書く → 一応校正しとくか → 忙しくて一週間放置 → あらためて見直す → orz → 捨てる
ならある
書いたがここで叩かれたことならある
書く → 数日放置 → 校正 → 書き足し → 数日放置 → あらためて見直す →
なんか足りない → 書き足し → 調子に乗って書き足し → 書き過ぎた orz →
添削 → さらに添削 ← 今ココ
>>338 + +
∧_∧ +
(0゚・∀・) wktk
(0゚∪ ∪ +
と__)__) +
たまにある他の作者の書き込みを見て発奮し筆が進んだかと思えば、
逆にそれでへこんでスランプに陥ったり。
・・・そんなプロセスを繰り返しながら、少しずつ筆を進めていたりします。
構想→書く→ファイル間違って消す→orz→寝る→腹減ったから起きる ← 今ココ
妄想→掻く→寝る→スザンヌのピンナップ見る→妄想→掻く ←今ココ
だが断らせる
嫌になった訳じゃなくても、時間かけすぎて熱が冷める事はある
+ +
∧_∧ +
(0゚・∀・) wktk
(0゚∪ ∪ +
と__)__) +
脳内では完成してるけど文にするのはダメなんでしょ
けんぷファーって面白い?
あと、ポルトガルかどっかで性犯罪者に薬による去勢だって
おそろしやおそろしや
>>350 けんぷファーは超期待はずれだからやめとけ
薬で去勢って性欲を減らす薬を飲ませるだけでしょ
定期的に飲んでないと刑務所に戻されるとかそういう条件で
('A`)
☢ฺ
('A`)
□□□□□□□□
□□□□□□□□
□□□□□□□□
□□□●○□□□
□□□○●□□□
□□□□□□□□
□□□□□□□□
□□□□□□□□
これはあれか。
黒から白になったらオセロの石女性化ねー、とでも言いたいのか。
□□□□□□□□
□□□□□□□□
□□□□□□□□
□□○○○□□□
□□□○○○□□
□□□□□□□□
□□□□□□□□
□□□□□□□□
とりあえず、今日も何も来なかった。
明日に期待。
■■■■■□■■
■■■■■□■■
□□□■■□■■
■■■■■■■■
■■■■■■■■
■■□■■□□□
■■□■■■■■
■■□■■■■■
今日も来ないに100万ジンバブエ・ドル
オレ
アキラ
歳?
23
まぁ今年で24
彼女?
まぁ
当たり前に
いる
てか
いない訳ないじゃん
みたいな
彼女は
普通
てか
オレが付き合って
あげてる
みたいな
今さっきみなみけの冬馬が元は男で女性化した女の子だったっていう夢を見た。
それだけ。エロくなかったからムカついた。
そうか
('A`)
さっさと来いやボケナス!
('A`)
スマブラしようぜ
┏━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
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┃├─┼─┼─┼─┼─┼─┼─┼─┤┃
┃│♖ฺ│♘ฺ│♗ฺ│♕ฺ│♔ฺ│♗ฺ│♘ฺ│♖ฺ│┃
┃└─┴─┴─┴─┴─┴─┴─┴─┘┃
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━┛
過疎ってるからって、荒らすことはないだろ
('A`)
荒れてる間は投下しません (`・ω・´)
荒れるのは投稿がないからだよ。
とっとと新作出せゴルァ
「ぜぇ、ぜぇ……いい加減に、くたばれー!」
俺は渾身の力を両手に込めて、大剣を素早く振りおろした。
剣は闘気によって作られた炎をまとい、目の前にいる敵を真っ二つに切り裂く。
悪魔のような外見をした巨大化け物は、その鋭い爪を二、三度震わせてから、最後は無力に地面に倒れる。
しかばねの切り口が燃えているのを見ながら、俺は地面に尻餅をついた。
「なんだってんだよ……こんなハイランクのモンスターだったなんて、聞いてないぞ。
いくら報酬がよくだって勘弁だぜ……」
額の汗を拭いてから、俺は剣をそのまま放り投げ、両腕を地面に突いて呼吸をせわしく繰り返した。
四肢に力がまったく入らなくなり、息をすることさえだるい。
敵のかぎ爪や牙に傷つけられた痛みは、今となって体中を駆け巡る。
幸いなことに、傷口は多いものの、どれも浅いものばかりだ。
戦闘開始直後、俺の鋼の盾が一瞬にして鉄屑にされた光景を思うと、今でも背筋に寒気を感じる。
街から遠く離れた北の森。
まわりの葉や枝たちは冷えた風に吹かれて、ざわざわした音が鳴り続く。
日が落ちたら他の魔物が出てくるかもしれないし、そろそろ引き上げる頃合いか。
「まあ、これで一万ゴールドは俺のものだ。さっさとこいつの首を取って、ギルドのほうへ戻ろう」
剣を杖代わりにして体を立たせると、俺は死体の傍まで歩んだ。
そこで刃を横にして、その角を生やした醜い頭部を切り離す。
しかし、首と体が分離したとたん、魔物の死体が突如溶け出した。
「な、なんだこれは」
俺は思わず声を上げて、生首を地面に捨てた。
死体は形を維持する力を失ったかのように、ゆっくりと黒い体液に溶解した。
その時、俺の背後から一つの可愛らしい嘆声が起きた。
「あーあ、間に合わなかったわ」
「ん……?」
振り返った先に、一人の黒ローブを着た人間が立っていた。
ゆったりとした漆黒のローブはその人の身を包み、頭にも黒色のフードが被っていた。
その下にある美しい顔立ちを見つけると、俺はようやく相手がまだ年端のいかぬ少女だと悟る。
しかし、その氷のような冷やかな瞳を見つめると、俺は思わずぶるっと震えた。
冒険者としての勘が、この少女はただならぬ人であると教える。
彼女が歩き近づくと、俺は思わず剣を構えて叫んだ。
「おい、お前は何者だ!」
少女は何も言わずに、ただ俺に向けて一瞥した。
その凍えるような目線に睨まれた途端、俺は大雪原の吹雪に埋もれた感じがした。
気がついたら、少女はいつの間にか俺の横を通り抜けて、魔物の死体のところでしゃがみこんだ。
彼女は腕を伸ばして、袖をたくし上げる。
そこに透き通った白肌が現れたと思いきや、少女は平然と腕を溶けている死体に突っ込ませた。
ぐちゃぐちゃという音が断続的に聞こえる。
美しさと不気味さが混ざり合った光景を、俺は息をのんで見守るしかなかった。
やがて、彼女は一つの心臓のようなものを取り出した。
黒い体液が彼女の白腕をつたって、地面に垂れ滴る。
「あーあ、せっかく作った魔核なのに、肉体が無いじゃ壊れてしまうわ……」
「お、おい!お前はこいつとどういう関係なんだ?」
俺は再度一喝すると、少女は突然俺にガンを飛ばした。
そのキリッとした視線に、俺はなぜか恐怖に似たような感情を覚えた。
「あなたね、この子にとどめをさしたのは!」
「お、おう!だからなんだというんだ?こいつは賞金首、俺は賞金稼ぎ。
世間様のために魔物を退治して、文句あるのか!」
「ふん、アホな賞金稼ぎか。あなたに、この子の弁償をしてくれるかしら?」
「弁償ってなんのことだ。こいつは、お前のペットだとでも言うのか」
「そうよ、私の物よ。私が作り出した使い魔なの!」
少女は真顔で怒った。
彼女の格好をもう一度眺めると、俺の心はガクンと動いた。
「おまえ、まさか……魔女なのか?」
「そうよ。この夢魔を作るのに、すごく苦労したんだからね!たまたま逃げ出しちゃったから、
急いで捕まえに来たと思ったら、あなたみたいな馬鹿に倒されて……どうしてくれるのよ!」
少女は怒りのセリフを放つが、俺の耳には最初の一言以外何も入らなかった。
この少女が、多くの冒険者を震わせた魔女の一人だと?
……魔女と言えば、さきほど俺がやっつけた魔物より数十倍、数百倍の金額がかけられたほどの指名手配である。
しかし、その詳しい情報は一切なく、誰にもその行方が分からないのだ。
もし目の前にいる彼女が本物の魔女だというのなら、俺にとって至高の巡り合わせとなるだろう。
そう思うと、俺はにたりと笑みを浮かべて、剣を構えた。
彼女は眉をしかめて、
「なにニヤニヤしてるのよ」
「悪いな、綺麗なお嬢さん。これも名声と金のためだ、悪く思わないでくれよ」
「あら、まさかとは思うけど……あなたは私に手を出すつもりかしら」
「いや、心配することはないよ。指名手配書では、生きたまま連れてきてほしいと書いてあるからな。
ちょっと気を失ってもらうだけだ」
俺は大きな唸り声をあげて、魔女に向かって突進した。
「ふん、愚かな男だわ」
彼女はそう呟いて、冷たい目線を俺に向けた。
それから十数分後。
俺は鼻血を垂れ流しながら、地面に倒れ伏していた。
「ううっ……なんで、こんなに強いんだ……」
ボッコボコにされた俺は、悔しがるセリフを発した。
「それぐらいの実力で魔女に挑もうとするなんて……どこまで馬鹿なのかしら」
魔女は袖を振り回すと、邪気によって作られた無数の蛇が袖の中に収まってゆく。
「だって、どう見てもお前は化け物より弱そうだし……」
「ふふふ、これで分かったでしょ?魔女の力を舐めると、痛い目にあうわ」
彼女は薄笑いを浮かべながら、俺の体を踏みつけた。
彼女はわざと背中の傷を踏んだため、俺は思わず体を縮ませて悲鳴をあげた。
「いたたた!お前、卑怯だぞ!」
「私が卑怯だと?」
「ああ!俺も最初からお前が魔女だと知っていたら、ちゃんと万全な用意をしてきたさ。
お前の使い魔と戦った後だから、こっちはいろいろ消耗したんだよ」
魔女は俺の頭部の近くでしゃがみ、両腕で膝を抱きかかえた。
「ふーん、気に障る言い方だわ。じゃあもう一回やりあったら、私を倒せるとでも言うの?」
彼女の口調は不機嫌そのものだが、俺はそこで一寸の希望を見出した。
――こういう傲慢な性格をしている者は、挑発が一番効くと相場が決まっている。
「そうだ!それにもし今日俺が生き残れたら、今よりもずっと強くなるよう修行するから、
つぎ会った時お前がどうなっても知らんぞ。まあそれが怖いのなら、この場でさっさと俺の息の根を止めることだな」
よし、セリフが決まった。
これでやつは俺に激怒し、「いいわ、待ってあげるから」とかかっこいい事を言って俺を逃がすだろう。
「うーん、それもそうね……もともとあなたを懲らしめてやるという気分だった、
なんか面倒くさそうだから、この場で殺しちゃおうか」
彼女の真剣な眼差しを見て、俺は大慌てた。
「ちょ、ちょっと待って!さっきのは冗談だ!こう見えても、俺はギルドで一級貢献者のライセンスを持ち、
世の中に貢献している人間だぞ!俺のような善良者を殺したら、お前は良心の呵責を受けるぞ、絶対に!」
「ふふふ、そんなの知ったことではないな」
魔女の残酷な笑みを見ると、俺は全身に冷え汗をかいた。
「お、俺をどうするつもりだ?」
「まあ、命まで奪わないでおくよ」
ほっ、と私は息を吐けるのも束の間だった。
「でも、あれだけ不遜なことをしたからね。まず右目を取り出して、
胴体を石に変えて、頭の上にラフレシアを生やして、それから……」
彼女の淡々とした話を聞いているうちに、俺の顔は恐怖に染められる。
だが最後に、彼女は言葉を一転させた。
「……と、最初は思ったけど、途中で考え直したわ」
「うん?」
「あなたはさっき、私のことを綺麗と言ったわね」
「ああ、そうだが……?」
「……数百年の間、私は多くの人間に恐れられた。でも、綺麗って言ってくれたのは、あなたが初めてだわ」
その時、魔女は頬をほんの少しだけ赤らめた。
そのしおらしい仕草に、俺は見とれずにいられなかった。
「……ひょっとして、それで俺に惚れたとか」
「あほか」
魔女の顔色は冷たいものに一変すると、彼女のローブから巨大な黒い拳が伸び出て、上から俺を地中に殴りこんだ。
「ぐふぉっ……」
「うぬぼれるな」
「はい、すみません……しかし、それがどうしたのですか?」
俺は土の中に埋まった頭を引き抜いて、不思議そうに彼女を問った。
「その一言に免じて、あなたの処罰を軽くしよう」
「おお、ご慈悲ありがとうございます」
「あなたを私の魔法薬の実験体になってもらうわ」
「ううっ……」
俺の希望が絶望に変化した。
魔女はそんな俺にかまうことなく、ふところから一つのガラス製の壺を取り出し、地面に置いた。
そして、彼女はさきほどの魔物の心臓を中に入れた。
ガラスの壺の中でどす黒い心臓がドクン、ドクンとなおも鼓動し続け、不気味な光景を呈した。
彼女は更に数本もの妖しげな液体が入った瓶を取り出し、呪文を呟きながらそれらを容器に流し込む。
細葱のような白い指は、慣れた感じで次々と操作をし続ける。
すべての準備ができた後、彼女は手のひらに青い炎をつくり、それを容器の中に投げつけた。
炎が一度大きく燃え盛ると、その後収まって容器全体を淡い青火で包みこむ。
魔女は炎の様子を見据えて、魔法薬の調合を続けた。
その不思議な光景を見届けながら、俺は胸をパクパクさせて自分の運命を推測した。
ほどなくすると、容器の中身はブツブツと沸騰し、心臓だった物体が跡形もなく溶かれた。
溶液の色が透明の紫色に定着すると、魔女は容器の上で袖を振り、炎をかき消した。
「うん、なかなかいい感じだわ。これで魔獣の核は、完全に吸収されたでしょう」
「それは良かったですね」
「まあ成功かどうかは、これからあなたに飲ませばすぐ分かるけど」
……やっぱり俺が飲むのかよ。
奇跡を祈るような気持ちで、一つ尋ねてみる。
「ところで、これは一体どういうお薬でしょうか?」
「あなたを魔獣に変える薬よ」
「えっ?俺を……魔獣に?」
「ええ。あなたが私の使い魔を倒しちゃったんだから、その体で弁償してもらうんだから」
すごく恐ろしい事を言われた気がする。
「まあ、心配することないよ。たとえ失敗したとしても、あなたは骨まで溶解するだけだから。
残った魂のかけらは、私がちゃんと活用してあげるわ」
「いやだー、俺はまだ死にたくない!」
「うるさいわね!ほら、速く飲みなさいよ」
魔女は不機嫌そうに言うと、ガラスの容器を俺の口にくっつけた。
「ぐがっ?」
口を閉じようとする前に、相手に鼻を摘まれる。
息がくるしくなると、俺は仕方なく口を開け、苦々しい液体が流れ込むのを許した。
そして、魔女は俺の耳側に顔を寄せて、「わあー!」と大声を発した。
「んぐぅ!」
突然の音量攻撃に、俺は思わず息をのんだ。
それにつられて、口の中に含んだものまで全部腹の中に入れてしまった。
ゴクッと喉を鳴らした後、俺はようやく恐怖のせいで顔を青ざめた。
そして次の瞬間、胃袋にまるで無数の刀にえぐられているような激痛が走った。
「ぐっ……うあああ!」
俺は腹を押さえて、のたうち回った。
痛みが神経に乗って取って、体中に広がっていく。
鋭利な刃物に突き刺される感じが、時間とともに明瞭となってくる。
その痛みの中で、俺の肉体の感触が徐々に変になっていく。
「って、体が溶けているじゃないか!」
「ええ、そうだよ。うまく成功した場合、骨まで溶かずに済むけどね」
涼しい顔して、さらりと言う魔女。
俺は両手の肉がドロドロと溶け出していくのを見て、全身の鳥肌が立った。
いや、その鳥肌というのももうすぐ無くなっていくのか。
肉体が崩れていくにつれ痛みも淡くなるが、それは決して喜べるものではなかった。
しかし、意識すら引いていく俺には、もはやどうすることもできなかった。
魔女はまるで実験結果を待つ研究生のように、興味津々と俺を観察している。
「ぐっ……びあぁぁ……」
言葉を発そうとした時、俺は自分の口や舌がうまく動けなくなったことに気づく。
腕を突きたてて身を起こそうとしたら、五本指の肉が一斉に吹き飛んだ。
それを調子に俺の躯体が地面に倒れ、それから二度と起き上がれそうにない絶望感が俺を覆った。
魔女はその美しい横顔を俺の胸部にくっつけ、しばらく音を聞いてから顔を上げた。
「うん、そろそろいいかしら」
そう言うと、彼女は片手を俺の体の中に伸ばしてきた。
ぐちゅぐちゅという肉汁の音とともに、彼女の腕は俺の体の中に入ってくる。
それはとてもホラーなシーンであったが、今の俺には焦点の定まらない目で見守るのが精いっぱいだった。
彼女は少しかき回した後、手応えを感じたのか、何か物を掴んで引っ張り出した。
その引きずり出された一物を見ると、俺は呆然とした。
なんと、俺の腹の中から、一本のほっそりとした腕が摘み出されたのだ。
白くて、華奢な腕。
なんて美しい腕だろうか。
その念頭を最後にして、俺は死んでいった。
「うわあああああ!」
甲高い声で叫んだ後、俺は両目を丸くさせた。
一体何が起きたというのだ。
誰かに腕を引っ張られたと思いきや、俺の体は完全に持ち上げられた。
「うん、どうやら成功したみたいだね」
魔女は俺の様子を見て、にっこりと笑った。
「俺は一体……うん?何、この変な感じは……」
俺は慌てて自分を見下ろすと、見慣れない裸体が目の前に広がった。
真白い体。
きめ細かい肌。
そしてふくよかな胸部と、肉棒を失い割れ目が生えた股間部。
「な、なんだこれは!」
異変はこれだけではなかった。
不自然に高い声。
背中やお尻に感じる違和感。
頭を触ると、そこには硬い角のようなものが二本生えていた。
体をひねってみると、背中から蝙蝠のような翼や、かわいいお尻の上にしなる鞭のような尻尾が見える。
――そう、まるで俺がさっきやっつけた魔物のように。
俺は思わず両手で顔を触った。
柔らかそうな肌から、いつもと違う顔の輪郭を感じる。
「ふふふ、なかなか可愛く生まれてきたじゃない」
傍にいた魔女は満足した一笑し、「ポンッ」と魔法で一つの鏡を作り出した。
そこに映し出されたのは俺がよく知っているかっこいい青年風貌ではなく、
銀色の長髪としなやかな裸体を持つ少女だった。
「こ、これが……俺?」
「そうよ。よかったわね、無事に出てこれたんだから」
「ちょっと、俺の元の体はどうなったんだよ?」
「ああ、あなたの昔の死体なら、そこに転がってるわ」
魔女は可愛い顎を小さく突き出した。
その方向に沿って、俺は無残な姿勢で倒れているしかばねを発見した。
しかばねと言っても、ほとんどは夏場で置き去りにされた雪だるまのように溶けていたが。
「あなたは、その死体の中から生まれたのよ」
「そんな……!」
俺は俺の死体へ駆けようとしたが、数歩も歩けないうちに足取りが崩れて倒れた。
細くて綺麗な太ももが視界の中に入る。
「まだ生まれたばかりだから、無理しちゃだめだよ」
魔女はにこやかに言うと、俺の膨らんだ胸部に手を当てて、一つの呪文を唱えた。
「さあ、見せてもらおうか。あなたの魂を」
呪文が最後まで唱え終えると、俺の頭の中が真白になった感じがした。
彼女がゆっくりと手を引き上げた。
手のひらに吸引されているように、一つの光玉が俺の胸から浮かび上がった。
その光玉が体から抜け出ると、俺の心の中はポカンとしてきた。
「それは?」
「あなたの魂よ。ふふっ、素敵よ。思ったより純度が高いみたい」
「俺の魂を抜き出して、どうするつもりだ」
俺はゼンマイの力を使い果たした人形のように、無感情になった声で問いただす。
「あなたの魂はまだ人間のままなの。でもこれからは、
私の使い魔としてふさわしくなるよう、ちょっと加工してあげるわ」
魔女は紫色の魔法薬を盛った瓶を取り出し、小指を噛みちぎった。
真っ赤な血液を薬瓶に数滴垂らしてから、俺の魂をその中に詰め込んだ。
そして蓋をしめて何回か揺らしたあと、彼女は光玉を取り出した。
もともと白だった光玉は淡いピンクに変わり、その中央には文字列のような模様が浮かんでいた。
「ふふふ……これで私の名前は、あなたの魂に永久に刻みこまれた。
あなたはこれから一生、私の忠実なしもべとなることでしょう。
さあ、魂を戻してあげるわ。あんまり体から分離していると健康に良くないしね」
魔女はピンク色になった光玉を無理やり俺の体に押し込むと、
無感情だった心にようやく怒りと恐怖がよみがえる。
「さあ、あなた。ご主人さまに誓いの言葉を述べなさい」
「ふざけるな……!」
私は彼女に飛びかかろうとしたその瞬間、突然心底から畏怖と尊敬の感情が湧きあがった。
――エレナさま。
なぜかその名前が頭の中をよぎった。
その言葉を思い浮かんだ途端、私は全身が痺れるような屈服感に支配される。
「……はい、エレナさま。どうか今まで犯した数々の無礼をお許しください。
私はエレナ様の所有物であり、エレナさまの忠実なしもべとなることを誓います」
私はエレナさまにひざまずき、恭しく頭を下げた。
「うんうん、良く言えたわね」
エレナさまはよしよしと私の頭を優しく撫でてくれた。
その心地よい感触に、私は思わず喜悦の表情を浮かばせた。
しかし次の瞬間、私はハッとなって我に返る。
「くっ、なんだ?頭が……おかしい!」
「ふふふ、あなたの魂の中に、私がご主人様であるという烙印を施したのよ。
これからは私を喜ばすよう、一生懸命ご奉仕しなさいね」
「はい、エレナさま。私は……って違う!私はあなたのいうことなんか、聞くわけないわよ!」
あ、あれ?
さっきから、私の言葉遣いが変になってる?
そもそも「私」って、なんだ?
心の中で俺を言おうとしても、頭に辿り着くと一人称はすべて女言葉となる。
「ふふふ、その可愛らしい格好じゃ乱暴な口調は似合わないでしょ?名前も決めなきゃいけないわね。
うーん、そうね……フィオナ。あなたは、今日からフィオナと呼ぶわ。サキュバスのフィオナ。
いい?魂の深い所によーく刻んでおくのよ」
「サキュバスのフィオナ……はい、分かりました。私は今日から使い魔フィオナとして、
ご主人に奉仕させていただき……って、だから違うの!私の名前は……!」
……あれ?
私のもとの名前、なんだっけ?
うっ……
思い出せない!
私は両手で額を抑えた。
頭のどこをさぐっても、うっすらとした霞が記憶を遮って、うまく思い出せない。
「さあ、風邪を引いちゃうといけないから、そろそろ服を着せてあげるね」
エレナさまは指で小さく円を描いてから、私に向けて黒い光を放った。
体に光が触れると、裸の上に黒い布が次々と着けられる。
ほっそりとした首には、愛らしいシルクのチョーカーが。
首をやや締め付けられる感触は、ペットになったようでちょっとくすぐったいが、気持ちいい。
膨らんだ胸部には、レザー質のブラジャーのようなものが覆う。
その中央は切り開かれて、数本の紐によって繋ぎ合わせられる。
乳房がきつく押し上げられた分、谷間はより魅力的に映し出される。
すべすべした肩や、可愛らしいおへそはそのまま露出し、
おへそから下は黒のレザースカートを履かされた。
そのミニスカートの横にスリットが入っていて、黒刺繍のショーツが大胆にちらつかす。
スカートの下からガーターベルトの紐が伸び出て、健康的な太ももを通り越して、
アダルトな網目のストッキングを吊るす。
長い銀髪に深紅のアクセサリが付けられ束ねられる。
両耳には金色のイヤリングを、両腕には黒い腕輪をつけられる。
たちまち、私の姿は邪悪な美しさを持つ小悪魔なものに変化した。
私は立ち上がって、自分の姿を見下ろした。
露出度の高い格好だけに、とてつもなく恥ずかしかった。
風がミニスカートを通り抜けて、下着が外気に晒されていることがもどかしい。
更に、丈の短いスカートじゃ中の光景が見られそうで、何とも言えない歯痒い居心地。
「こ、こんなの……恥ずかしいよ!」
私は思わず顔を赤くさせて、腕で体を隠した。
「ふふふ、そうでなくちゃ、男たちをうまく誘惑できないでしょ」
「男を……誘惑する?」
「そう。あなたが倒した魔物は、もともと私が男の精液を採取するために作り出した夢魔なの。
その役目を、あなたにやってもらわないと」
「いやだ!そんなの、死んでもいやだ!」
冗談じゃない!
男を誘惑するだと?
そんな気色悪いことをできるわけあるか。
「なかなか強情な子ね……どうやら、もとの魂はそれだけ意志強い人間みたいだね。まあ、
それはそれで好都合だわ。意志をまったく持たない使い魔なんて、せいぜい簡単な命令しか遂行できないし」
エレナさまは私の近くに寄ってきて、不気味な笑みを浮かばせながら私の顎をしゃくった。
「しかし、あなたの運命はもう決まったのよ。あなたは人間ではなく、サキュバスになったの。
これからは一匹のメスとして、男たちの性欲を煽ぐ淫乱な悪魔となるの」
彼女の手が、そっと私の柔らかくなった胸に触れた。
その瞬間、体の表面に信じられないような快感が走った。
「うわぁっ?」
私は思わず体を傾けた。
意識が一瞬途切れるような心地良さ。
自分の体に、何かのスイッチが入った感じがした。
口の中はカラカラとなり、血流が加速して体のあっちこっちが熱くなる。
「ふふっ、そんなに火照っちゃって……なかなか可愛いわよ」
「えっ?」
可愛いと言われると、私は何とも言えない屈辱感にまみれた。
しかし、その屈辱と思う気持ちの中に、なにか快感のようなものも感じられる。
ご主人さまはスカートの中に手を伸ばし、下着の上から指をなぞった。
それだけのことで、私は大きな呻き声を上げて、両脚をガタガタ震わせた。
「あら、そんなに感じちゃったの?」
「ち、違う!体が勝手に反応しているんだ!」
「ふふふ……こんなに濡れているのに、否定するつもり?」
エレナさまはショーツの中に手を突っ込むと、あそこの部分に指をねじこませた。
「ああぁぁぁ!」
電撃が背筋を走るような衝撃。
生まれて初めて味わう未知な感触に、私は全身の力を抜けてしまい、エレナさまに身を寄せた。
彼女は私の華奢な体を受け止めて、意味ありげな笑みを作った。
「ふふふ、いい感度だわ。あなた、もともと女の子としての素質があるじゃない?
いくらサキュバスになったからって、もうこんなにも慣れるなんて」
「違う!私は……」
まだ反論しようとする私の口に、エレナさまの指を突っ込まれる。
指先から甘酸っぱい蜜のような味が広がり、私の思考を鈍らせた。
彼女は私の恍惚とした表情を見て、くすくす笑った。
「どう、あなたの愛液の味は。サキュバスになったあなたの体液は、強烈な媚薬となるの。
その媚薬を利用すれば、簡単に惚れ薬が作れるのよ」
「むぅん……」
私は懸命に反抗しようとするが、その抵抗もいつのまにか舌で指をしゃぶる行為にすり替わる。
「ふふっ、どうやらまだ自分の体液に慣れてないみたいだね。まあいいわ。
そのうち、あなたがどんな男をも魅了できるような、立派な淫魔に育ててあげるわ」
「ううぅ……そんなの、いやだ……」
私は口では抗いながらも、心の中ではなぜ自分が淫らな振る舞いで男たちを誘惑する光景を想像してしまった。
そこにある種のドキドキ感が生じると、私は必死に頭を揺らして妄想を追い払おうとした。
だが、その抵抗する意思はあまりにも脆いものだと、私はすぐに思い知らされた。
エレナさまは私の胸を覆う布を下にずらし、豊満な乳房とその先端にある乳首を外気に触れさせた。
「あーら、もうビンビンに勃っているじゃない」
「お願い、そんなこと言わないで……ひゃう!」
私は思わず女の子のような悲鳴を漏らした。
エレナさまは私の乳首に舌を這わせ、軽く撫ぜ立てる。
ぬめったい舌の感触に、私は背中をエビのように曲げる。
「ああぁん!」
「ふふふ、さすがに敏感だね。いいこと?いまあなたが感じたことを、そのまま体や脳で覚えるのよ。
あなたはこの気持ち無しでは、生きていられないぐらいにね」
エレナさまは私の胸の先端を吸いつきながら、もう片方の胸の膨らみを優しく揉んだ。
「ああっ、だめ……そこは!」
私の体はピクンと跳ねた。
湿った舌の生暖かい感触が私の乳房を這う。
いやらしい気持ちが私を徐々に征服していく。
男なのに。歴戦の冒険者なのに。
今の私はまるで淫乱な娼婦のように乱れている。
心の中では悔しい気持ちでいっぱいになるが、それと無関係に体は相手の意のままに喜ぶ反応を見せる。
エレナさまは乳首に軽くかみつくと、私は体を大きく痙攣させた。
「あああぁぁ!」
四肢に力がまったく入らなくなり、地面に倒れてしまう。
「あらあら。そんなに気持ち良かったのかしら。
でもね、これよりもっと気持ち良くなれることを、あなたはもちろん知っているよね?」
「……っ!そ、それは……」
「さあ、私に聞かせてちょうだい。あなたは今されたいか、正直に言ってみなさい」
エレナさまはあざ笑うような目で私を見下ろした。
私は彼女の目を見つめながら、心が太鼓のように強く鳴り響いた。
言っちゃだめ。
それだけは言っちゃだめだ。
それを言うと、今まで男として生きてきた誇りが、すべて消えてしまうような気がする。
しかし、すでに体のあっちこっちを襲う渇望の波は、更なる快感を求めるようにと私を促す。
快楽とプライドが、私の胸の中でせめぎ合う。
「お、お願いです……エレナさま、どうか私を……イカせて下さい!」
ついに、敗北の言葉を宣言してしまった。
敵に屈伏してしまった悔しい気持ちと、その屈辱を悦ぶ気持ちが渦巻きとなって私を責めたてる。
「うん、これでおねだりもできるようになったわね。ごほうびに、あなたの体で慰めてあげるわ!」
エレナさまはそう言うと、私のショーツをずらして、細長い尻尾を掴んで秘部の中に突っ込んだ。
「ああああぁ!」
「ふふふ、自分の尻尾を使って、存分にオナニーしなさい!」
エレナさまはいきなり尻尾をかき回し始めると、私は腰を浮かせて、両脚をつま先までピンと伸ばした。
さきほど指を入れられた時より、何倍もの激しい充実感。
体を激情のままに動かし、一番気持ちいいところを探すために胴体をひねらせる。
エレナさまは尻尾を強く貫くたびに、私は全身の血管を収縮させて、もどかしい喘ぎ声をあげた。
熱っぽい吐息が口から洩れ、快感さえあれば後はどうでもよくなった。
「はあぁん、もう、もうだめです!エレナさま、私……イッちゃいます!」
「そう」
エレナさまは淡白に言うと、私の秘部から尻尾を抜いた。
「ええっ?」
突然消えた快楽の波。
そこに残された喪失感が、意識を恍惚の海から強引に戻す。
不思議そうな目でご主人さまを見ると、彼女は悪戯っぽく笑った。
「ふふふ……私はひねくれ者なの。
あなたがそんなに気持ちよくしている顔を見ると、どうしても意地悪したくなっちゃうのよね」
「ああぁん、エレナさま……どうか、私をイカせてください!」
「やーだよー」
エレナさまは舌を可愛らしく吐き出して、あっかんべを作った。
「そ、そんな……!」
私は泣きそうな表情で彼女を見つめた。
股間の火照りは鎮まることなく、全身がビクビクと震えている。
いまの自分は、きっとそこら中にいる発情したメス犬みたいで、情けないだろう。
そう思うと、私はとても惨めな気分になった。
「そのままずっと我慢してみれば?体が気持ちいいままで、もっと長くいられるでしょ」
「お願いです、エレナさま……」
私は哀願をこめた目線を彼女に向けた。
秘部からおびただしい量の愛液が溢れ出て、ずり下ろされたショーツの黒色をより濃く濡らしていく。
(つづく)
( ´ー`)y━・~~~
これまた酷いのがきたな ('A`)
>>382 つまらん、出直してこい。
>>382 勇者現る!こういう作品は嫌いじゃない。
中々面白いですな。
続き待ってます。
>>385 自演乙!
そういうのされると辟易。このスレ終わったな・・・悲しいぜ
後編!後編!
とりあえず、おまいら妙な書き込みは完全スルーだからな?
これは鉄則中の鉄則だからな?
>>382 GJ!久々にいいもん見さしてもらったよ
続きにも期待してるよ
>>382 久々にいい仕事を見せてもらった気がする。
>>388 自演してる投稿者なんてなにがなんでも認めないわボケが。
そこまでして擁護に必死なのはなぜだ?
>>382 惜しみなくGJ。
GOODでありGOD。
久々の良作GJ。
後編に期待してますよ。
読んでないけどつまらん。
帰って糞して寝てくれ。
>>373 投下乙〜
携帯で読んでムラムラしたよw
あ、そうそう、このスレは頭の弱い子を一匹飼ってるんで、
ちょっと鬱陶しいけどスレの保守してるだけだから気にしないでw
続きよろしく♪
乙です
う・・うらやましい・・!!
俺はこういうの大好きだ。
後編!後編!
>>373 前編だけでもかなりムラムラきました、マターリと続きを楽しみに待たせて頂きます!!
つまんね。3年ROMって死ね。
これはかなりキタ、すごいツボ
最終的には自我は完全になくなるのかなぁ?
続き期待してますGJ
<<397
こういうことをしたいの?されたいの?
どっち?
死ね
(・∀・)ニヤニヤ
404 :
397:2008/10/04(土) 18:43:08 ID:ejSVudnl
アルマ (完) 2008/07/20
僕オマエ 2008/07/26
ネクラに夢を 2008/08/04
大塚志乃 2008/08/17
使い魔化 前篇 2008/10/01
スレ立って70日くらい、容量200KB超で
作品5つというのは、ここでは多い方なのか
それとも少ない方なのかよく分からん
昔はどうだったん?
スレが10〜20位までは割りと活況
500行く前に容量で引っかかって次スレとかよくあった
20〜28は神書き手が続出で本文がロダ公開にもかかわらず
1000まで行けずに容量で終わってた
その辺りから後ろは荒らしが本格粘着するようになって終了状態
28〜32の間もまだそれなりに盛況だったし、
1000まで届かずに容量で引っかかっていたね。
33の途中で色々とごたごたがあって、結局それを引き摺ったまま
今に至るけど、今後はまた昔のように盛り返す事が出来れば良いね。
支援所がなかなか復活しない今なら可能性はあるな
409 :
名無しさん@ピンキー:2008/10/05(日) 01:22:06 ID:NSI8NS0b
か
410 :
ネクラに夢を:2008/10/05(日) 01:23:09 ID:NSI8NS0b
学校とはなんのために存在するのか。
――将来の生活をより豊かにするための準備期間を過ごす施設。
……ホントにそうだろうか?
いや、そうでしょ。学校って。
仲の良いクラスメートがあと十年二十年後に親しいままでいられるわけがない。
ちょっと気になる可愛いあの娘がその後可愛らしいままでいられるわけがない。
一時の気の迷いに誘われて交際したとして、その娘と結婚するわけがない。
卑屈かな?
事実だろ。
やっぱりただの『手段』としか学校は言い表せないのだ。
体育祭も文化祭も、いったい未来のボクになんの恩恵をもたらすのか。
シレタコトダ。オンケイナド、アルハズガナイ。
「……うわ」
「あ……」
「……!」
ボクはいつもやる気のない動きで教室に入る。後ろのドアから負のオーラを携えて。
そうすると毎回こんな感じだ。
びくつく者や軽蔑の視線を向ける者、一刻も早くココから立ち去りたい的な雰囲気を醸し出す者。
同時はしない。慣れているから。
入学当初はそうでもなかった。むしろ人がボクの所へやってきていた。
小さくて少女じみた容姿のボクは人知れず皆の興味、視線を集めていたようだった。
隣のクラスから見物に来る者や他学年の先輩すらいた。
しかし彼、彼女らの目的はボクの容姿であり、珍しさであった。
珍しい生き物を見るような目線は絶えずあったし。今も事情を知らない人間はそういう好奇心満載の目をしている。
しかし人はボクから離れていった。ボクの本質の表面に触れたから。
暗い。つまらない。笑わない。人を見下す。
そしてこれに拍車をかけたのが父の犯罪歴の漏洩だった。
――性格は最悪で血筋は犯罪者のそれ。
陰でそういわれるのは慣れているから平気だった。以前からそうであったように。
そう。慣れているのだから。
411 :
ネクラに夢を:2008/10/05(日) 01:23:58 ID:NSI8NS0b
「おい、ノビオ! 弁当買ってこい。いつものやつ」
一人の少年がそう口を開くと次々に少年達が「俺も!」「飲み物もな!」と後を追うように叫んだ。
高坂修一。最初にボクに注文した男の名だ。
高坂はこのクラスメートのムードメーカーであり、ボクを率先して虐げるグループのトップだ。
「ボ、ボクは砂賀ユカリ……ノビオじゃな――」
――ガッシャーン。
「うるせぇな。てめぇは鈍臭いからノビオなの。ユカリとか女みてー名前よりはいーだろーが」
ボクの言葉を遮るように目の前にあった机が乗っている文具ごと勢いよく前倒しになった。
高坂が蹴飛ばしたのだ。誰か女の子の者だったのか、散乱しているモノの中には手鏡やハンドタオルが混じっていた。
「……」
ボクは特に鈍臭いところなど無いのだが、高坂他、クラスメートはしばしばノビオという名でボクを呼ぶ。侮蔑の意を持って。
高坂は先程蹴飛ばした机の持ち主に怒られていた。基本的に高坂は人と仲良くするのが得意らしく、冗談混じりに謝罪をしてその場を収めていた。
ボクにはただ、抵抗することも諦め、隣町にある弁当屋へ向かうことしか選択肢がないようだった。
朝、一時間目を出席せずに。遠い隣町へ。
「はぁ。今日は二時間目、出れるかなぁ」
412 :
ネクラに夢を:2008/10/05(日) 01:26:03 ID:NSI8NS0b
「チッ! ふざけんなよ!」
ボクは怒りに任せてドアをおもいっきり蹴飛ばした。悲しいことにドアには損傷が見られない。ひ弱な自分に心底呆れ果てる。
毎日帰宅後のこの時間のボクは荒れている。学校で溜まったストレスを爆発させているのだ。
へこへこ従っているボクが悪い? いつも心の中でやっているように毒づけばいい?
そんなコトしたらパシリだけじゃなく暴力を振るわれる。痛みだけは感じたくはない。例え疲労を蓄積させても。
夕食を取り、入浴をする。その間家族に、学校での生活は上手くやっているか、などと聞かれ俯いてもごもごした返事しか返せない自分自身が情けなかった。
一人の時間はノートで高坂をボロボロになるまでいじめ抜くストーリーを執筆し、悦に浸り今日一日の疲れと鬱憤を晴らす。入学してから間もなく書き始めたノートは、もう3冊めに突入しそうだ。
この時だけは本当の自分に触れられる。幸せな自分に。
こんなことやってるからネクラとか言われるのかな?
多分そうかも。
気付けば時計は12時をマワッていた。
壁に掛けられた菱形の時計がシンとした部屋にチクタクチクタクと音をたてる。
一人世界に取り残されたような感覚だ。
――チク
413 :
ネクラに夢を:2008/10/05(日) 01:27:02 ID:NSI8NS0b
……。……。…………。
…………。
……。
「んあ?」
気付くとボクは全体真っ白に染まった壁に覆われた部屋にいた。
直感的にわかった。違う、部屋ではない。なにか別のモノ、しいて言えば――空間。
そう思って見ればどこか奥行きの無限さを感じられる。
「……夢」
不意にボクの喉が喋った。
「――!」
ボクはそれに身を震わせるように驚いた。
ボクは喋っていないのに、喉から勝手に声が出たようだった。
不思議に思ったが、なるほどそうかもしれない。現実にこんな空間は物理的に有り得ない。
しかしナゼ夢だと思ったのだろうか。本能的に? それとも……
「いづっ……あれ、痛くない?」
まぁ、頬をひっぱたいてみても痛みを感じないのだ、そう思わずにはいられないだろう。
「夢、か」
呟く。
こっちのボクが本当だったらいいのに。クラスの皆から軽蔑の視線を当てられるボクが嘘で。
たしか夢の中で蝶々になった人が目を覚まし今の自分が夢で蝶々が現実なのではと考えた偉人がいたな。ちょうどそんな感じ。
「元を辿れば自業自得だけどさ」
ふぅとため息をつく。
414 :
ネクラに夢を:2008/10/05(日) 01:27:48 ID:NSI8NS0b
「なにつまんねぇツラしてんだよ」
ふいに投げ込まれた声にビクッと肩を震わせ、恐る恐る振り返る。いったいだれ?
「なに怯えてんだよ。取って食いやしねーし」
「こ、高坂、……くん?」
背後で腰に手をやり仁王立ちでこちらを見下ろしているのは憎き仇敵、高坂だった。
「いや、そうだけど」
「な、なんでここに?」
「そりゃお互い様だ」
うーむ。彼もここにいるワケがわからないようだった。というより夢なんだからこのクズ高坂はボクが作り出した仮想人物か。
「そういや、よ」
改まり顔をしかめ頬を指で引っ掻き目を逸らしながらいう。
「お前なんで女子の制服着てんだ」
「?」
意味がわからない。首を傾げ自分を見下ろし……うげ、マジだ。いくら夢だからといって自由過ぎるよボク。
「それにお前なんか色っぽい……」
視線を上下に動かしボクの肢体を舐めるように眺める。正直キモい。
「…………っ!」
衝撃は突然だった。
なんとにじり寄った高坂は後ずさるボクの身体を強引に抱き寄せた。
「う……なっ!?」
そしてスーッとボクの匂いを嗅ぐ。
「……いい匂い」
ああ。こいつマジでキモい。
ボクの夢だし修正が効くはず。強引に引き離して血の雨を降らしてやる。
「ぐ……い…………ふん……」
あれ? 離れない。おかしい。
「…………っ!?」
すると高坂はボクの胸元に手を置いた。こいつホモか!?
「可愛いな、お前」
そして穏やかな口調とは裏腹に乱暴にボクの胸を揉みしだく。
…………………………………………………………………………………………………………………揉む?
ボクは男であって女の子のような揉みしだけるようなほどの胸はもっていない。例え貧乳少女と比べたって。
しかし現に今揉みしだかれている。明らかな矛盾。
また身体を見下ろす。今回はまじまじと観察する。
華奢な自分には十分な程の双丘がある。それを前提とすれば下着がいつもより締め付けられるようなタイプになっている気がする。
「あぁ、なんてこった」
ボクは昨日に続き今日も女の子になっているようだった。最初程の驚きはないもののやはり驚きは隠せない。
神様って恨んでもいいの?
「……あっ、ちょ、ちょっと!」
絶望により近い感覚にウチヒシガレていると、高坂がボクの制服の上を捲くりあげた。
白い純白のブラジャーがアラワになる。正直恥ずかしい。
415 :
ネクラに夢を:2008/10/05(日) 01:29:05 ID:NSI8NS0b
乱暴に揉まれていたからか、感じはしないもののピンク色の可愛らしい片方の乳首が露出している。
「ちょ、おい、いい加減にんんっ!」
最後にブラジャーまでたくしあげた高坂はその適度な大きさの乳房に舌を這わせた。
つつつーと円を書きながらぐるぐると下乳から乳首までじっくり舌を移動させる。
「はぁ……はぁ……」
高坂の息は荒い。
「んん……いや…………くぅ…………んぁぁあっ!」
ついに乳首まで到達した時、ボクは恥ずかしげもなく声を張り上げた。
風呂場の時といい今回といい、この身体は特別敏感である。
女の子とはこのようなものなのか。ボクだけがそうなのか。
女子と付き合ったこともなく、当然行為などしたこともないボクには理解不可能だった。
「……ぅ……はぁ…………ふぅ……」
右の乳房はしゃぶりつかれ、左は指でくりくりと弄られる。
「どうだ? 気持ちいいだろ」
唐突に高坂が問う。
「……気持ちいい? はっ。そんなワケ――」
ないだろ、そう言うつもりだったボクは急に言葉を塞がれた。なぜなら、
「……ん……んちゅ……むぅ…………んん……」
唇を犯されたからだ。野獣のように吸い付く高坂は必死にボクの口を開けようとする。
「……ちゅ……むぐ…………あぐ!!」
激しく抵抗するボクにいらついたのか、高坂は力いっぱい両方の乳首をつねり、引っ張った。
電撃のような衝撃が身体を突き抜けた。と、同時に口が思いきり開かれた。
そのため、一瞬の隙を狙った高坂の口内への侵入をよるす。
――じゅるじゅる、じゅぽん。
身体の抵抗が無くなったのを見てからか、満足したように口内から舌を出す。
ふっ。もう終わりか。たわいのない。こんな攻めいつでも受けきれる。
「ふん、無理矢理乳首を吸われキスされたのに目がウツロだぞ。この淫獣め」
何をいうか。男に弄られ気持ち良くなってたまるか。
「乳首までビンビンに勃たせてよ。おら鳴けよメスブタが」
つまらない言葉攻めだ。ああ早く目覚めたい。
「ボ、ボクは無理矢理犯されるのが大好きなメスブタでございます、ご主人様」
……っ!! 今喋ったのはボクか!?
416 :
ネクラに夢を:2008/10/05(日) 01:30:23 ID:NSI8NS0b
乱暴に揉まれていたからか、ピンク色の可愛らしい乳首の片一方が露出している。
「ちょ、おい、いい加減にんんっ!」
最後にブラジャーまでたくしあげた高坂はその適度な大きさの乳房に舌を這わせた。
つつつーと円を書きながらぐるぐると下乳から乳首までじっくり舌を移動させる。
「はぁ……はぁ……」
高坂の息は荒い。
「んん……いや…………くぅ…………んぁぁあっ!」
ついに乳首まで到達した時、ボクは恥ずかしげもなく声を張り上げた。
風呂場の時といい今回といい、この身体は特別敏感である。
女の子とはこのようなものなのか。ボクだけがそうなのか。
女子と付き合ったこともなく、当然行為などしたこともないボクには理解不可能だった。
「……ぅ……はぁ…………ふぅ……」
右の乳房はしゃぶりつかれ、左は指でくりくりと弄られる。
「どうだ? 気持ちいいだろ」
唐突に高坂が問う。
「……気持ちいい? はっ。そんなワケ――」
ないだろ、そう言うつもりだったボクは急に言葉を塞がれた。なぜなら、
「……ん……んちゅ……むぅ…………んん……」
唇を犯されたからだ。野獣のように吸い付く高坂は必死にボクの口を開けようとする。
「……ちゅ……むぐ…………あぐ!!」
激しく抵抗するボクにいらついたのか、高坂は力いっぱい両方の乳首をつねり、引っ張った。
電撃のような衝撃が身体を突き抜けた。と、同時に口が思いきり開かれた。
そのため、一瞬の隙を狙った高坂の口内への侵入をよるす。
――じゅるじゅる、じゅぽん。
身体の抵抗が無くなったのを見てからか、満足したように口内から舌を出す。
ふっ。もう終わりか。たわいのない。こんな攻めいつでも受けきれる。
「ふん、無理矢理乳首を吸われキスされたのに目がウツロだぞ。この淫獣め」
何をいうか。男に弄られ気持ち良くなってたまるか。
「乳首までビンビンに勃たせてよ。おら鳴けよメスブタが」
つまらない言葉攻めだ。ああ早く目覚めたい。
「ボ、ボクは無理矢理犯されるのが大好きなメスブタでございます、ご主人様」
……っ!! 今喋ったのはボクか!?
417 :
ネクラに夢を:2008/10/05(日) 01:32:16 ID:NSI8NS0b
「あ゛〜、俺馬鹿だからよくわかんないや」
「と、申しますと」
「もっと具体的な呼称を出して言ってみろっつってんだよマンカスが!」
「ひ、ひぃぃ。わ、わかりました言います喋ります詳しく説明します」
「ったく物分かりの悪い汚物100パーセントだな。んで?」
「は、はい……ボクは無理矢理制服をたくしあげられそれでも服を着たまま乳首を弄られるのが大好きなブタです」
「それで」
「口内をめちゃくちゃに犯され、舌を蹂躙されるのが大好きな淫獣でございます」
「はっ。お前マジでキモいな」
なんだこのやり取りは。なぜこのような幼稚な言葉弄りで素直に反応する。本当にボクが……?
しかもずっとボクが内心キモいと毒づいていたのに言われたのはボク。屈辱だ。
「おい、なに物欲しそうな顔してやがる」
「い、いえ……ボクはそんな」
「言い訳すんなよ! 今してただろうが!」
「…………していました」
「何が欲しいんだ言ってみろ」
「(…………)」
「ああ? 聞こえない」
「……………………………………です」
「もっと」
「ご主人様のチンポが欲しいです」
な、何を言ってるんだボクは頭が狂ったのか。
「おら」
男子の制服のジッパーを下げもそもそとブツを取り出した。
心臓を打つ音が高まってくのが嫌々ながらわかる。
吸われるように高坂の腰元に擦り寄り手を近付ける。
「っにすんだよ、触んな」
その手を高坂が乱暴に打ち払う。頭の中は疑問詞でいっぱいだ。
「な、なぜ……?」
「ナゼもこうもあるか! 勝手に触るんじゃねぇ!」
「じゃ、じゃあどう」
「簡単なことだ。ねだれよ」
欲しいです。また言わすつもりか。だ、だけど……
今、ユカリの身体は求めていた。そしてユカリの頭、精神も求めていた。
どうしてか、どうにでもなれと思っている自分がいる。気持ちいいならいいと。
「ご主人様の、チ、チンポをくわえさせてくださいなめさせてくださいしゃぶらせてください」
「良く出来ました」
高坂はニヤッと笑うと、
「でも残念」
無理矢理ボクを押し倒した。
418 :
ネクラに夢を:2008/10/05(日) 01:33:22 ID:NSI8NS0b
「え、え、なな、な」
動揺するボク。
口内は猛々しく反り返ったブツをくわえるのを想像しよだれが充満していたのに。なんで?
高坂はスカートをめくる。こちらも純白なパンティーが顔を出す。
それを躊躇せずに横にずらす。決して脱がすことはないようだ。
そして猛ったそれをボクの秘部に押し付け、
「おい。なんかいうことはないのか?」
ボクに尋ねる。またねだれってか。
しかしボクの身体はそれを求めている。止まらない衝動を胸に進んでねだる。
「ボクのオマンコをご主人様のチンポでぐちゃぐちゃにしてください」
「はっ。少しは賢くなったか。気持ち良くなりたいならしっかり喋れよ」
今まで声が小さいなど言われていたが今回は一発でクリアだ。
そうだ、もうすぐ挿入なのだ。そう考えると頬が火照る。まるで恋をしているようだ。
「あ……んぐぎぃ…………はぁ……んむ……」
始めての挿入。
人と繋がっていることが嬉しい。そんな気がする。
「う、動くぞ」
ヌプヌプといやらしい音をたてながらボクのオマンコは高坂のチンポを飲み込んでゆく。
同時に吐き出しまた飲み込む。
次第にスピードが増してくる。
「……ん……あ、あ、あ……ぐぅ……はん…………きも……ぃゃ……ち…………んんっ……いいよぉ」
脳は、身体は今を精一杯楽しむことに決めたようだった。
「気持ち良くなったのか。よだれまでたらして、とんだ変態淫乱女だ」
「そ、そうで……はんんっ……す…………ぅぅう…………ボクは……いんらんで……すぅぅ……あ、あ、あ、あ、」
とろけるような快感の中、自分の率直な思いを伝える。気持ち良すぎて堪らないと。
そして急激に腰の動きを早めた高坂は、
「んぐぐぐ…………はあああぁぁぁ」
思いきりボクのユカリの膣内に射精した。
じゃぷぷ、ぬぷっぬぷぷぷ。
やけにリアルな音が広がる。
つつーと仰向けに犯されたボクの小さなお尻に向かって入りきれなかった精子が垂れる。
「「はぁ、はぁ、はぁ」」
お互いの呼吸は乱れたまま。
そこでボクはあることに気がついた。
「あ、れ? ボクまだイッてない」
風呂場でオナニーしたときにはもっと長く弄っていた。もしかして高坂って……
「早漏?」
高坂がひぎっと頬を引き攣らせる。ただ、言い訳は出来ないようだ。
そして絶頂に達せなかった寂漠の思い怒りに変えて言い放つ。
419 :
ネクラに夢を:2008/10/05(日) 01:34:46 ID:NSI8NS0b
「早漏の腐れチンポが! 自信満々に女犯すのなんて百年早いよ!」
「…………くっ」
悔しそうに俯く高坂。
「こんなこと言い触らされたくなかったらボクの下僕となるんだな。高坂下僕になり候(早漏)〜、なんつって」
俯いたまま逡巡し、渋々といった感じに頷いた。
ああ、なんて気持ちいいんだエッチとは。
いやも相手に自分が思ったことをストレートに発言することもそれに劣らない。
高坂と繋がっているとき、人の温もりを知った。例え無理に犯されていたとしても。
あはっ。楽しい。今度は誰とヤリ誰を下僕にしようか。
「だっははは――
――ははははいっだだだ!」
気付くとボクは自分の部屋の天井を蛇のようなめちゃくちゃにな格好で眺めていた。
目に集まる木漏れ日が眩しい。
「それにしても二日連続で凄い夢を見たな」
呟きながら無作法に着替えをする。
下半身だけ女の子になっていた。
(つづく)
420 :
ネクラに夢を:2008/10/05(日) 01:37:54 ID:NSI8NS0b
どもお久しぶりです。
一発目よりはエロいかな?
ていうか投稿の時、初発のミスっちゃいました。
お目汚しお許しを
どーもベイスターズファンの変態からでした
つまんね
>>420 2ヶ月ぶりの投下GJです。
続きの方も期待させてもらいますね。
( ´ー`)y━・~~~
>>420 ワロタww
心のツッコミがあっけらかんとしてていいww
>>420 GJ!やっと生き返ったかw
しかし冷静に考えてみると、下半身だけ女性化ってのもまた怖いもんがあるな。
乙です
>>420 ____
/⌒ ⌒\
/=⊂⊃=⊂⊃=\
/::::::⌒(__人__)⌒::::: \ これは乙だったお!
| |r┬-| | 内川は首位打者、村田はHR王だお!
\ `ー'´ /
そして、広島ファンの夢を返しておくれ…
また涙がでてきた…
アルマ (完) 2008/07/20
僕オマエ 2008/07/26
ネクラに夢を 2008/08/01
ネクラに夢を 2008/08/04
大塚志乃 2008/08/17
使い魔化 前篇 2008/10/01
ネクラに夢を 2008/10/05
こうして見ると、そこまで少なくもないような気がしてきた
☯ฺ
(゚w゚)
その時、私のとんがった耳はピクン、と動いた。
森のどこから、足音のようなものが近づいてきている。
それはとても不思議な感触だった。
足音の場所は明らかに離れているというのに、私にはなぜかそれを察知することができたのだ。
エレナさまは私の表情に気付き、
「何があったかしら」
「はい……二人の人間が、この場所に向かって歩いているみたいです。
足音を聞いた感じでは、どちらもかなりの体重で、おそらく男性かと思われます。
……でも、なんで私がこんなことを?」
「あなたは魔物になったから、これぐらいのことができて当然よ。
そうじゃないと、何のために使い魔にしたと思ってるの?
まあ、今はまだはっきり現れないけど、そのうち魔物としての習性が顕著に出るでしょう」
「それは……どういうことですか?」
「あなたはこれから暗闇のことが大好きになり、満月の夜が近づくと心も体も興奮するの。
爪と牙も鋭くなって、人間たちの武器と互角に渡り合える。他人の劣情を嗅ぐために鼻が発達して、
その体も発情すると同時に淫らな匂い放ち、人間を虜にするの」
「そ、そんな!」
自分がますます人間でなくなっていくことを知ると、私は大きな焦燥感に包まれた。
このまま魔物化が定着して、魔性がしみついちゃうというのか。
それを成す術もなく見ているしかない、という状況がやるせなかった。
「さあ、フィオナ。あなたの初仕事よ。今ここに来る人間を誘惑し、その精気を吸い取りなさい」
「えぇ?だ、だから私は淫魔じゃなくて、人間だよ!」
「もう聞きわけの悪い子ね。まさか、さっきまでのことを忘れたとか言わないよね?」
エレナさまは指を立てて、私のうなじをすーっと優しく撫でた。
「きゃーっ!」
火照った体はビクンと跳ね返る。
私はようやく自分がまだ欲望の炎に包まれていることを自覚した。
体のあっちこっちが滾ったお湯に浸かれたようで、ある種の欲望エネルギーを発散したくてたまらなかった。
「ふふふ……その反抗的なところも、なかなか良いわよ。あなたが段々堕ちていくところを、じっくりと見られるしね」
エレナさまは満面に笑みを綻ばせた。
彼女の言葉に含まれた嗜虐心に、私は恐れおののくしかなかった。
その間にも、耳の中に遠くの物音が伝わってくる。
模糊とする音の中で、やがて会話らしいものが分別できるようになる。
「それにしても……ヤンのやつ、どこにも見当たらねぇな」
「ちくしょう、まさか俺たちから賞金首の情報だけ聞き出して、一人占めしようってんじゃないだろな」
ヤン……?
どこかで聞き覚えのある名前が、私の思考に衝撃を与えた。
しかし、その名前は一体誰をさしているのか、私には思い出すことができなかった。
「まあ、確かにあいつの腕は凄いぜ。あのギルドの一級ライセンスさえあれば、
各国のギルド連盟からいろんな恩恵がもらえるだろう?」
「そうそう、俺も聞いたことあるぜ。あれを持っているのは、
確か世界でも一握りのやつしかいないらしいな。まさか、あんなひょろひょろした若造が持っていたとは」
「あの化け物の前で、今まで数十人もの賞金稼ぎがくたばったと聞いたが、
やつならひょっとして倒せるかもしれないな」
「くっ、だからやつを誘って化け物を倒し、賞金を山分けしようってのに!」
男たちの口調には、怒りや口惜しい感情が含まれていた。
(ふん、あんた達みたいな下心バレバレな男と、誰が協力するものか)
なんか一瞬、頭の中に変な意識がよぎった。
私はすぐに頭からそれを追い出し、ヤンという名前を考え続けた。
しかし、脳内で何か出そうになると、「使い魔のフィオナ」という意念が出てきて、その思いを遠ざけさせる。
そして頑張れば頑張るほど、自分がサキュバスであることや、
エレナさまに与えられた使命が心頭に浮かんでくる。
ご主人様の使い魔として、この男たちの精気を吸い尽くす。
具体的に何をすればいいのかまだ分からないが、その命令は男たちに害を与えるような気がする。
もしかしたら、彼らの命まで奪うのかもしれない。
無闇に人間を殺さないことは、賞金稼ぎとして私の信条であるし、
そんなことバレたら私のギルドライセンスも没収されるし……
って、私は何を考えているんだ?
私はもう魔物になったんだし、ご主人様の物になったんだから、ご主人様の命令に従わなくちゃ……
矛盾する思いが私をわずらわせる中、二人の会話が続いていく。
「まあ、いいじゃないかアニキ。このままでも、計画は大して変わらんよ」
「どういうことだ?」
「ヤンのやつはいくら凄腕とはいえ、あれだけ強力な化け物と戦ったら、お互い力尽きることだろう」
「おお、確かに」
「やつらの様子を見て、もし魔物が生き残って後一息ってところなら、俺たちがとどめを刺せばいい。
しかし、もしヤンのやつが生き残っていたら……俺たちが善人ぶって、この劇毒を入れた傷薬をあいつに飲ませればいいさ」
「くくく、お前もなかなか陰湿な策を考えるな。
あいつの死体をこの森の中に埋めておけば、誰も俺たちが殺したことに気付かない」
「へへへ……さすがアニキ、分かっているじゃないか」
男たちの醜い笑い声が、段々と私のいる場所に近づいてくる。
なぜだろう。
彼らの話を聞いていると、無性に腹が立ってきた。
そのヤンという人がこの近くにいるのなら、速く危険を知らせてあげないと……
と思いきや、なんでサキュバスである私が、人間なんかを助ける必要があるのか。
そんなことより、私は素直にエレナさまの命令に従っていればいい。
「って、違う!だから私は魔物じゃなく、人間だ!あなたの使い魔に絶対なるもんか!」
私はビシッとエレナさまを指差して、自分を説得するように叫んだ。
あぶないあぶない……危うく魔物気取りしちゃうところだった。
「もう、しつこいわね。いくらあがこうだって、あなたは自分の本能に勝てるわけ無いんだから」
エレナさまはやれやれといった表情で、あちらの木々に向いて言った。
「ほら、あなたの獲物はもう近くまで来ているわよ」
私は彼女が示す方向に顔を向けると、そこには二人の屈強な男が現れていた。
一人は、熊のような筋肉質で巨躯の男。
そしてもう一人は、酒を積むためのタルのように太った男。
二人とも凶悪そうな顔つきで、筋肉質の大男はウォーアックスを、
太り男は重そうなこん棒をそれぞれ持っていた。
彼らはここに他の人間がいることを気付くと、愕然とした表情になった。
「さあ、行ってちょうだい」
「わああ!」
エレナさまが背中を押すと、私の華奢な体は男たちの前へ転んだ。
突然の事にびっくりしたのか、二人の男はとっさに武器を構える。
「なんだ、貴様は?」
熊のような大男は、雷のような大きな声を発した。
「はっ、はは……わ、私はフィオナと申して……」
男たちの凶悪な目つきの前に、私は思わずおどおどしてしまった。
これぐらいの剣幕はどこかで見慣れているような気もするが、
この世界に生まれたばかりの私にとって、息をのむ光景であった。
「おめぇ……魔物か」
太り男は目を細めて、私の体をじろじろ見つめた。
「ええ、今のところ、一応そうなっていますが……」
そう答えてから、私は彼らの凶暴そうな武器を見て、死にたい気持ちになった。
この人たちの会話から察すると、確か魔物をやっつける賞金稼ぎだったよね。
私は急いで話を付け加えて、
「で、でも!私は普段からこの辺に住んでいて、人間に害を与えない良い魔物ですよ。
たぶん賞金首とか、そういうのと無縁かと……」
と、できる限り善良そうな笑顔を浮かべた。
この男たちは金目当てなら、無益な戦いはしないはずだ。
「ふーん」
男たちは私の愛想笑いを見て警戒心を解いたか、私の予想通りに武器を下ろした。
「貴様はこの近くに棲んでいると言うのなら、ここにいる凶暴な化け物を知らないか」
「凶暴な化け物……ですか。えっと、どんな外見をしてらっしゃるんでしょうか」
大男の質問に対し、私はなんとなく弱腰になって答えた。
だって、怖いもん。
心のどこかでこの男たちは格下だと見下す思いもあるが、今の私にはとてもそれどころではなかった。
生まれて初めて見る、エレナさま以外の人間。
しかも男。
しかも二人!
しかも凶器を持っているんですよ!
太り男は懐から一枚の羊皮紙を取り出し、読み上げながら大男と一緒に私を見つめた。
「指名手配書に書いた特徴によれば……
羊の角、尖がった耳、鋭い牙、蝙蝠のような翼、黒い尻尾を持っている悪魔だというが」
私は手で頭の角をさわり、耳の先に触れ、サイズがやや大きめの犬歯を舐めずり、
翼をバサバサさせて、尻尾をうねらせてみた。
二人の男も同時に私の頭から下へ順に眺めて、その表情に懐疑の感情が募っていく。
あ、あれ?
彼らが狙っているという魔物って、なんか私とぴったり一致しない?
「あははは、すごい偶然ですね、外見の特徴がこうも合うなんて。
でも、あの魔物は私みたいな貧弱な小悪魔と違って、きっともっと怖い魔物だと思いますよ」
私は冷え汗を流しながら、ひきつった笑顔で力説した。
しかし、二人の男はもはや私の話など聞いていなかった。
「くくく、どうやら俺たちの獲物を見つけたようだな」
「だけどアニキ、なんかおかしいぜ。こん弱そうな魔物は、本当に噂に聞く恐ろしい化け物だろうか」
「そうそう、私は全然……」
「なーに、違っていたらそれはそれでいい。こんな珍しい魔物を奴隷市場に持っていけば、
奴隷商人や魔物コレクターが大金で買うに違いねぇ。もちろん、その前にまず俺達がたっぷりと可愛がってやるがな」
「げへへ、さすがアニキ」
二人の男は好色そうな目つきで私の体を見つめ、唇を舐めずる。
うぅ……私を可愛がるって、どういう意味だよ。
理解できるような、しかし予想したくないような。
「ちょっと待って!私が何をしたって言うの?」
私はわななきながら後ずさると、男たちはニヤニヤしながら一歩踏み進んだ。
「くくく……恨むのなら、貴様が魔物に生まれたことを恨みな!」
大男が言い終わると、戦斧をいきなりぶーんと振り回した。
私はすかさず後ろへ大きく飛び退こうとした。
自分でも驚くくらい、とても自然な反応だった。
だが突然、私は背中の翼が風を強く反発したのを感じた。
本来ならもっと安全な場所へ離れたところが、予想の半分にも満たない場所で止まってしまった。
その隙に、太り男は私に近寄って、重そうなこん棒で私の足を薙ぎ払った。
「きゃっ!」
か弱い体がいとも簡単に薙ぎ倒された。
だが頭の中で、なぜかこのあとの私が取るべき行動が瞬時に浮かんでくる。
そのイメージに従って素早く体を傾け、受け身を取ろうとしたが、そこでまたもや予想外なことが起きた。
私の翼が土に引っ掛かって、想像したタイミングと違って地面と接触できなかった。
そして前を見ると、大男はその巨躯で私を押し潰そうと突進してくる。
だめだ、もう間に合わない!
私は目を瞑って、背中に精一杯の力をこめた。
そして次に目を開いた時、私はなぜか空中にいた。
「……あれ?」
不思議がるのも束の間。
空気が頬をかすめていく感触とともに、私の体は後ろの大木にぶつかった。
体重分の衝撃が、私の体に直撃する。
「ぐはぁっ」
思わず腹から息を漏らした後、私はくるりと身を翻してなんとか地面に着地した。
男たちは少し驚いたが、またすぐに凶悪そうな笑みを浮かべてこちらに接近してくる。
「エレナさま、私にはやっぱり無理ですよ……って、エレナさま?」
私は四方へ目をやるが、黒ローブの姿はどこにも見当たらなかった。
……なんてことだ!
「へっへっへ……それ以上動くと、もっと痛い目に遭うだけだぜ」
男たちの目つきは、さきほどよりも無遠慮に私の露出した肌を見渡す。
どうやら、ここは自力でなんとか切り抜けるしかないようだ。
私は心の中で覚悟を決めると、今度は翼を小さく引っ込めてから、大男のほうへ跳びかかった。
ああ、怖い。
人間と戦うのは、こんなにも恐ろしいことなのか。
しかし、これよりもはるかに過酷な戦いを経験してきた気がするのは、なぜでしょうか。
その相反する気持ちを整理する暇もなく、私は右手の鋭利な爪先を大男に向けて突き出した。
「ふん、そっちからやってきただと……!」
大男は驚きながらも、斧を振って私の鋭利な爪先を叩き切ろうとした。
カキーン、と硬い物同士がぶつかり合う音が響いた。
「くっ!」
「痛いっ!」
大男は斧を震わせて、何か意外そうな表情で一歩引き下がった。
そして私も一歩引き下がり、涙目になって痺れた腕をさすった。
悪魔の爪は私が知っていた通り頑丈なものだったが。
問題なのは私の細い腕と筋肉隆々の男の腕とでは、勝負するのにハンデが違い過ぎることだった。
ほっそりとした腕は相手の力を受けて、今もじんと痺れて痛い。
これぐらいの力なら、全然平気だと思っていたのに。
「このーっ!」
太り男のこん棒が横から私の首を狙って払ってくる。
私は素早くしゃがみこむと、武器が風を携わって髪の上を通っていくのが分かる。
無意識のうちに私は尻尾をしならせ、太り男の片足に巻きつかせた。
「うわっ!」
太り男はバランスを崩され、地面に倒れる。
尻尾は私の意のままに彼の体から離れて、今度は大男の顔面を狙って薙ぎ払う。
大男は斧を振って受け止めようとしたが、それは私の思うつぼであった。
私はすかさず尻尾を収めて、バランスが歪んだ彼の懐に入り、その首筋に鋭い爪を立てた。
「あなたの負けだ」
「ぐぬううぅ!」
大男の歯の合間から、怒りと驚きの声が漏れ出た。
刃よりも鋭い爪先を首に当てられ、彼は一歩も動けなくなった。
「これで分かったか。あなた達のような冒険者の腕じゃ、私を捕まえる事はできない。
これで懲りて、あきらめることだな」
「くっ……わ、分かった。ど、どうか、命だけを」
大男は口調を緩めて、控えめな命乞いをした。
気に食わないやつらだが、私は人間の命を無闇に奪うことはしない。
爪を収めて大男から離れようとした瞬間、私はふと大男が私の脇に目配せしていることに気づく。
不吉な予感がした時、すでに遅かった。
地面に倒れた太り男は、私の尻尾を強く引っ張った。
それと同時に大男は私の華奢な両肩を掴んで後ろへ倒す。
一瞬のうちに、私は地面に押さえつけられた。
「な、何をする!私がお前たちを許した時の約束は?」
「くくく、そんなことを一々覚えていられるかよ」
「この悪魔、なかなか面白いな。善人ぶりやがって」
男たちは私の体を抑えつけながら、私のことを嘲笑した。
体が小さい私には、彼ら二人がかりの力を跳ね返すことができなかった。
「あなた達、それでも冒険者としての誇りを持っているの?」
私は心底から湧き上がった怒りの感情を、そのまま口にした。
男たちはお互いの顔を見合せて、更に大きな声で哄笑した。
「おい、聞いたか。こいつ、『冒険者の誇り』だってよ」
「まったく面白いやつだぜ、アニキ。魔物のくせに正々堂々ぶって。まるでヤンのやつみたいだぜ」
「くくく……そこまで言うなら、俺たち冒険者はどういう者なのか教えてやるぜ。ただし、貴様の体にな!」
男たちの淫猥な目線の下で、私はただうろたえるしかなかった。
その時、頭の中にエレナさまの声が響いた。
(フィオナ、まだ生きているみたいだね)
(エレナさま……?)
私は心の中で狂喜の念を浮かばせた。
(エレナさま、どこにいますか?私を助けてください!)
(なんなのこの様は?あんな下品な男たちに慈悲をかけたあげく、
祭壇に縛られた子羊みたいに寝ているんじゃないわよ!)
(……申し訳ありません、私の油断でした……)
(まったく、仕方ない使い魔だな。あなた、助けてのほしいの?)
(は、はい!)
(じゃあ、私がこれから言うことを、そのまま忠実に実行しなさい。
いい?今度私の命令を拒絶したら、もうどうなっても知らないからね)
(はい、分かりました!)
今度こそご主人様の言う事を素直に実行しようと、私は意気込んだ。
しかしその最初の一言から、私は苦境に落とされた。
(じゃあまず。頭の中で、淫らなことを想像してごらん)
(淫らな……こと?)
(そう。さっき、あなたが私に触られた時、すごくエッチな気分になったでしょ?)
(あっ、でもそれは……)
あの時の感情を思い返すと、私の顔は一気に赤く染めた。
(その調子よ。でも、まだ足りない。あなたの頭の中全部を、エッチなことで満たしなさい)
(ああぁ、そんなことは……!)
嫌がる時間さえ作れなかった。
さきほどご主人さまに散々弄られた体が、再び欲望の炎によって焼かれ始めた。
揉まれた胸。
自分の尻尾を挿入され、とても恥ずかしい思いをした秘所。
電光石火の勢いでよみがえる快感の記憶たち。
私は思わず口を小さく開けて、せわしく呼吸の音を立てた。
体中の温度が上がり、ご主人さまの愛撫を受けた肌は見る見るうちに赤みを帯び始めた。
目の前の男たちはすぐに私の異変に気づき、何が起きたかとじっと見つめてくる。
エレナさまの声はねっとりとしたものとなり、私の耳元で囁くように伝わる。
(フィオナ、あなたは淫らなことで悦ぶ淫魔。あなたは常にエッチなことを欲し、
男たちが自分に欲情している所を見ると、興奮してたまらなくなるの)
(ああぁん……だめ!そんなこと……言わないで……)
エレナさまの柔和な声が、私の魂に刻まれた邪悪な劣情を呼び起こす。
(さあ、目を大きく見開いて見てごらん。彼らは、あなたのエッチな様子が大好きなのよ)
私は言われるがままに、潤んだ瞳で男たちのことを見た。
いつの間に、男たちは見惚れたような目つきで私を見下ろし、
緩んだ顔つきは原始的な性欲を無造作に晒し出す。
それは醜い光景であったが、私はゾクゾクするようなものを感じずにいられなかった。
男が私のことを見ている。
男が私の体に欲情している。
淫魔である私の鼻の中に、彼らの股間からいやらしい匂いがプンプン漂ってくる。
乱暴な躯体と合わせて、女性を愛護することも知らず凶悪そうなチンポ。
そのチンポがどんどん膨らんでいる空気を、なぜか肌で直感できる。
チンポの先端に汚らしい汁が溢れている匂いがする。
今の彼らの頭の中には、きっと私を犯したくたまらない感情が充満しているだろう。
恥ずかしい。
男にそんな目で見られることが、とても恥ずかしい。
しかしそれと同時に、私は今まで感じたこともない妖しい興奮を覚えた。
その感情を助長するように、ご主人様の声が心の中で響き続ける。
(あなたは淫魔。煽情な仕草で男どもを魅了し、狂わせるの。
そして、彼らを色香で惑わすことが、あなたが最も幸せだと感じる瞬間なの。そうでしょ、フィオナ?)
(……はい、ご主人様……)
ぼんやりとした頭でそう念じると、私の中で何やら邪悪な考えが広がっていく。
男たちが私に誘惑された後の情け無い姿を想像すると、胸元がドキドキして熱くなる。
はぁ、きっと凄く楽しい光景だろう。
だがその一方で、一つの正義感に満ちる声が私を妨げる。
かつての私は人間の男だった。
ややずる賢い性格もしたけど、それでも世間から評価され、羨望の目線を集めた男である。
それが今、魔女のいいなりとなって、邪悪な欲望のためにほかの男を誘惑しようとしている。
はたして、そうなってしまうことを本当に許していいだろうか。
罪悪感が船の錨のように私の心を突き刺し、淫邪な感情に流されまいと引きとめる。
(フィオナ、なにを迷っているの?邪魔な記憶もプライドも、全部捨ててしまいなさい。
あなたは私の命令に従うことさえすればいいって、分かっているでしょ?そうすることによって、
あなたは幸せな気分に包まれるの。その魂に刻んであるご主人さまの名前、よーく思い出しなさい)
(うっ……ああぁぁ!)
心のずっと奥で、エレナさまに従いたいという願望が湧きあがって、私の迷う気持ちを強引に封印する。
淫欲が体に充満し、脳を無理やり屈服させる。
恥ずかしい気持ちは消えたわけではない。
今でも、私は顔を真っ赤に熱くさせて、男たちのいやらしい目線に体がぶるぶる震える。
しかし、私はついに口元を吊り上げて、邪悪な笑みを綻ばせた。
(さあ、フィオナ。もっと淫らになりなさい。
あなたがエッチになればなるほど、男たちは欲情するようになるわ)
(はい、エレナさま)
今度の私は妖しい高揚感に包まれ、心からそう答えた。
魅惑的な笑みを浮かばせ、太ももを見せつける様に艶めかしく擦り合わせ、淫らな気持ちを頭の中に溢れさせる。
体中がもどかしそうに疼いて、熱く滾っていく。
露出した肌の上にうっすらと汗玉が現れ、周囲一帯に甘美な香りを放つ。
男たちは惚然と私の体を見て、ぽかんと空いた口から涎が垂れそうになる。
彼らの注目する表情を見ると、私は言いようのない羞恥感や快感に満たされた。
(うん、頭の中に淫らな感情をいっぱい集めたわね。
じゃ、気持ちをそのままにして、彼らの瞳の深い部分まで覗き込むようにしてごらん)
エレナさまの言葉に従って、私は彼らの呆然となった目を見つめた。
彼らの空っぽのような目線に触れると、私の心に悪戯的な悪意が浮かんだ。
エレナさまがそれ以上教えなくても、ここで何をすべきか理解していた。
私は淫ら気持ちになりきって、魔力を瞳にかき集めた。
すると、彼らの目の光は完全に消え去り、私のことしか目に入らないといった表情になった。
これがサキュバスの得意技の一つ、「魅了の瞳」だということはすぐに分かった。
相手を自分の虜にして、意のままの操れる邪悪な術だ。
今まで厄介だと知っていた分だけ、今自分がこの術を使えることは頼もしいような、恥ずかしい気分だ。
(ふふふ……なかなかいいセンスだわ、フィオナ。後はあなたの好きのようにしなさい)
(……はい、エレナさま)
ご主人さまに褒められたことで、私の心はより一層淫らな方向へ傾いた。
はにかみながらも、私はどんな男の心にも絡みつくような甘い声を出した。
「ねぇ、あなた達、何ポカンとしているのかしら。私を抑えつけただけじゃ、何もできないでしょ」
口調が自然と挑発的なものとなる。
大胆に男を誘っている自分が、恥ずかしくてたまらなかった。
男たちは私の言葉でようやく気がついたか、私の体を立たせた。
私はミニスカートをチラチラさせて、しっとりとした目線を送る。
男たちの目は私のスカートの中に釘付けとなり、懸命に中の様子を見ようとする。
それがまるで焦らされたオス猿のようで、私はたまらず嬌笑をこぼした。
「ねぇ、あなた達。私の体がほしくて、たまらないでしょ?」
「「は、はい!」」
男たちはゼンマイ仕掛けの人形のように、頭を繰り返して頷く。
「あははは……あなた達は、もうすっかり私の虜になったのね。
私や、私のご主人様に精気を提供する奴隷になるため、私のどんな願いも聞いてくれるでしょ?」
「「はい、そうです!」」
男たちは我先に答える。
ああ、なんて奇妙な気分かしら。
男どものプライドを踏みにじり、私の前にひざまずかせるのが、こんなにも気持ちいいことだったとは。
だが、そう思った直後、私の胸に小さな棘がささったような痛みを感じた。
それ以上我を失うな、自分が何者だったか思い出せ、そう訴えようとしている痛みであった。
(くっ……うるさい!)
私はその感情を無理やり追い払って、改めて心を淫らな色に染め上げた。
両目を細めながら、私はほっそりとした腕をスカートの中に伸ばした。
そして男たちの心をくすぐるように、滑るような手つきで下着を脱いだ。
黒い刺繍が入ったシルクのショーツは、
ガーターベルトの上から太もも、膝、足首と経て、ゆっくりと脱がされていく。
(ああ……私はなんで、こんないやらしいことをしているだろう。町の娼婦みたいに、淫乱な仕草で)
悔しい気持ちが胸に溢れながらも、私は動きの合間に、
手で太ももなどの柔肌を軽く撫で流し、見る者の情欲を煽りたてる。
男たちは私の動作を食い込むように見届け、その額に大量な汗が噴き出た。
欲望に満ちた表情は彼らが私の支配下に入ったことを物語る。
下着と指が肌とこすれる微音が、静かな森の中ではやけに響いて聞こえる。
私は片足を上げると、ついに下着を完全に体から取り除いた。
脱ぎたてのショーツを、わざとらしく男たちの前でゆらゆらしてみせる。
男たちは欲情しきった目つきでその布きれを見つめる。
これで、私の体の最もエッチなところを覆うものがなくなった。
スリットが入ったミニスカート一枚だけが、私の股間を他人の視界から遮る。
ああ、なんてエッチな事をしているだろう。
もし街で大勢の人の前でこんな恥ずかしい事をしたらと思うと、私の心は疼いて仕方なかった。
私は頬を赤く染めながら、人差し指可愛らしく舐めて、甘えるような声を出した。
「ねぇ、どうしたのよ。速くあなた達のくっさいチンポを出して。私をいっぱい犯したいでしょ?」
ドクン、と心が高鳴った。
頭に浮かんでくる猥雑な言葉を、そのまま口にした。
そして顔から火が噴くほど恥ずかしかった。
私の男だった気持ちが、今の行動を恥辱だと教える。
しかし、その昔の自分を裏切る行為自体、私は大きな快感を感じた。
(ああ、このもどかしい気持ち……私は、もともと男だったのに。
魔物を狩る冒険者だったのに。それが今、他の人間を堕落させる悪魔になったなんて)
罪悪感にさいなまれる快感。
その刺激で、私の体からより多くの淫臭が漂った。
男たちはもう我慢できないといった表情でズボンを下ろし、そそくさに股間のたくましい一物を晒し出した。
「はぁ、なんておいしそうな……」
今の自分の瞳孔は、おそらく猫や狼とかのように細長く広がっているだろう。
だって、彼らの股間を見つめていると、自分がまるで獲物を待つ動物のような感じがするのだ。
もっと気持ち悪がるかと思っていたが、実物を見た後、私の疼きがますます増大した。
自分心が淫らになっていくことに、私は羞恥を感じると同時に楽しくなった。
大男は急いで私の腰を抱き、後ろから肉棒を突いてきた。
「ああぁん!」
私は男なら誰でも魂を揺さぶるような喘ぎ声をあげた。
至福の感触が、私の脳髄まで迫り上がる。
発情によってすでに濡れきった私のオマンコに、彼の一物がすんなりと入ってくる。
ぬるぬるした蜜壺が相手の性器を包み込んだと感じると、私はぎゅっと膣をすぼめた。
「うおおぉ!」
大男は大きなうめき声をあげ、魔にとりつかれたように腰を振り出した。
前から溢れ出ていた愛液が潤滑油となって、膣内の表面が彼のチンポを摩擦するのを手伝う。
そしてオマンコの中が満たされていく感触は、自分の淫らさを貶める声となって、私の口から漏れ出る。
「はあぁん、いいわ!もっと、もっと突いて!私のいやらしいオマンコの中で、あなたのチンポを一杯こすって!」
私は枷から解かれた後のように、表情を淫蕩なものに変えて男たちを誘った。
様子を見かねた太り男は、私の大きくあいた口に肉棒を入れる。
「はむぅん!」
生暖かい肉棒の味が、口の中で瞬時に広がっていく。
彼らの言動と同じく下品で淫猥で、とてもいやらしい味。
本来なら気持ち悪いとしか感じないはずの味だが、
淫靡に染まりきった私にとってそれ以上おいしいものはなかった。
自分が自分を汚す行為に、胸の中は屈辱と快感がせめぎ合って苦しかった。
私のプライドがズタズタ切り裂かれていくのが分かる。
かつて冒険者だった自分が倒すべく淫魔になってしまうことが、とてもくすぐったい。
自分にもあったはずの男の一物を咥え、犯される。
魔女の命令に従い、男たちが望むがままに体を差し出す。
涙が出るぐらい恥ずかしいことなのに、今の私は喜んでそれを実行している。
屈辱だと思えば思うほど、私はなぜか自分を虐げるような倒錯した快感を覚えた。
GJ!!!
後編も早く早く!!
>>440 GJです。
朝からいいもん見させてもらいました。
>>440 前編と合わせて読みました
、の使い方と一部違和感があるところがありましたが
内容が良いのであまり気になりませんでした
GJ&乙でした
( ´ー`)y━・~~~
>>440 うはWやらしいWWW
乙でございました。
GJ!
中編とかダラダラかいてんなよ。
ちゃんと書き終わってから落とせよノロマ
後編は448には見えないフォントでおながいします
全部一度に落とすと分けろとか言い出す
黒が褒められれば白くないと怒り
白が褒められれば黒くないと怒る手合い
>>448 (・∀・)ニヤニヤ
短気は損気ですぜ、旦那w
他のスレでも同じ事やってる池沼はスルーで
587 名前:名無しさん@ビンキー[sage] 投稿日:2008/10/09(木) 19:31:08 O
じゃあいまのままでいいんじゃね?
俺はグダグダユルユルの仲良しな雰囲気でいい作品が出て来るとは思えない。
気が抜けちゃうんだよな無意識でも。
今本スレに落ちてる作品面白いか?つまらないだろ?
厳しさがないと作者にも成長がなくて不幸だよ。
膣を貫く肉棒は、男の腰に合わせて激しく前後する。
亀頭が勢い良く子宮の入り口まで当たると、私は胸に大きな充実感を感じた。
それが膣内から引いていく、今度はどうしようもない喪失感に支配される。
二つの感触が交互に繰り返され、その間の落差が荒れ狂う津波のように左右から私を襲う。
ぐちゅ、ぐちゅという水音がリズミカルに響き、性器と性器が淫猥に交わることを表現する。
その一方で、口に含んだ肉棒の先っぽからも生ぬるい液体が溢れ出ていた。
私はうっとりとした表情で魔物特有の細長い舌を絡ませ、鈴口の割れ目をそっと撫でる。
「うがああ!そこは……」
太り男は情けない声で叫び、両足をおののかせた。
その惨めな姿態は、私の更なる淫欲をかきたてる。
私は唇をすぼめて、竿部の根元までくわえ込み、ねばっこい唾液をふんだんに塗りたくる。
そして彼の亀頭の裏筋を舌で弄びながら、頭を前後に動かした。
鉄棒のように滾った一物が、私の巧妙な舌使いに屈してドクンドクン跳ね続ける。
私は更に太り男の顔を下からわざとらしく見上げた。
「うわああぁ、お、俺はもう……」
「くっ……気持ち良すぎるぜ……!」
男たちはかすれた声をあげて、体をブルブル震わせた。
サキュバスとしての勘が、私に彼らがそろそろ果てることを教える。
ふふふ、それじゃあもう一息入れよう。
私は心の中で軽く呟いた後、膣の筋肉を動かして、大男の肉棒をきつく締めつけた。
サキュバスとなった今、オマンコは私の意のままに動くことができ、
無数のミミズが集まったように彼のチンポを何重も縛る。
それと同時に、私は細長い舌を長く伸ばし、目の前に立つ太り男の亀頭を巻きつける。
舌の表面には、子猫のそれのようにザラザラしているのだ。
大量の粘っこい唾液に含まれた中で、私の舌は頭の動きと同時に肉棒をこすっていく。
窄めた口の形は一物のカリにひっかかり、それから根元まで沈む。
二本の肉棒が、私の中でせわしく振動し始めているのが分かる。
私は心の中でにんまりと笑い、口と秘部の動きを更に激しくさせた。
ほどなくして、二人は男としての最も幸せな境地に辿り着いた。
「ぐっ、ぐがあああ!」
「はぁっ、こ、これは……」
熱く滾った粘液が激しい勢いで私の喉仏に直撃し、口の中に精液のいやらしい味が広がる。
それと前後して、オマンコの中にやけどしてしまいそうな液体が流れ込んで、
私の体の一番奥にある部分に降り注ぐ。
ついに、私が穢れた。
人間の男たちの精液によって、私の体は穢されてしまった。
背徳的な快感が甘美な味として、私を淫らに満たす。
これが、精液の味。
これが、オマンコの中に精液を出された感触。
ご主人さまに作り直して下さった魂の中に、また一つ邪悪な烙印が押された。
精液の味を知った瞬間から、私はある事を確信した。
ご主人さまが言った通り、私はこれから精液無しでは生きられなくなったでしょう。
「があ、があ……」
「はぁ、はぁ……」
男たちは地面に座り込み、大きく喘息していた。
私は口の中に出された精液を、ごくっと音を立てて飲み干した。
人間の劣情を凝縮した淫靡な味が、甘露のごとく私の腹や全身にいきわたる。
ミニスカートから伸び出る太ももに上に、白い濁液がつーっと流れ垂れる。
自分の穢された後の姿を、私は羞恥と満足の気持ちで見下ろした。
中出しされたばかりの秘所が外気に触れて、いやらしく蠢いているのを感じる。
「ふふふ……なんて素敵な味かしら」
私は唇を妖艶に舐めまわして、そこに残った精液をすくいとる。
男たちはまだ朦朧としたままうな垂れている。
それもそのはず。
淫魔と性交することは、それ相応の代償を払わなくてはならない。
おそらく彼らは、さっきの射精で生命力の一部を吸収された事に気付いていないでしょう。
まあ、たとえ分かったところで、今の彼らなら喜んで私とセックスし続けるに違いない。
私は両腕を頭の後ろで組み、すべらかな腋下と胸元を大きく露出させた。
その色っぽい光景に、彼らの目線が一斉に集まる。
自分の仕草が思い通りの反応を得たと感じると、私はたまらない高揚感を覚える。
誘惑のフェロモンは性交した事により、今までと比べ物にならないほど強い芳香となった。
「私、まだまだ足りないわ。ねぇ、あなた達の体にため込んだ精液、全部私の体の中に出して。
その命が最後の一滴になるまで、私に捧げるのよ。うふふ、いいよね?」
邪悪な笑みを浮かぶ自分の様子を想像すると、私はゾクゾクした。
今ここにいるのは冒険者の男などではない。
人間をたぶらかし、その精液を絞り取る一匹の悪い魔物、フィオナである。
男たちは私のフェロモンを嗅ぐと、股間の一物はたちまち固さを取り戻した。
彼らはムラムラした様子で立ち上がり、私の体にとりついてくる
「さあ、来て……私の体を使って、すべての欲望を吐き出しなさい」
私は獲物を見つめるような目つきで、彼らが自ら私に挿入する行為を見届けた。
それから、どれくらい経ったんだろうか。
男たちは私の体の中で、何度も達した。
普通の人間なら、それだけ射精すれば精液の濃度が徐々に失っていくだろう。
しかし、淫魔である私と交わした彼らはその生命力を削るかわりに
、いつまでも粘っこい精液を出し続けられるのだ。
その命が尽きるまでに。
今でも、彼らは前後から私のオマンコやお尻の穴に肉棒をぶちこみ、
気持ち良さそうに腰を振り続けている。
「ああぁん、はぁん!……いい、いいわ!もっと突いて、私を気持ちよくさせて!」
私は片足を上げて、愉悦した表情で喘いだ。
汗ばんだうなじや太ももは光を照り返して、つややかな光沢を放つ。
初めて犯された屈辱や痛感などは、今ではすっかり快感の一部となって私を興奮させる。
「ねぇ、もっと……もっと精液を中に注いでよ」
私はねっとりとした口調で喘いだ。
頭の中は霧がかったように、ぼんやりとして何も考えられない。
その時、一人の黒衣の少女が忽然と私たちの近くに現れた。
「うふふ、すっかり淫魔に馴染んだようだね、フィオナ」
「エレナさま……!」
「これで分かったでしょ。あなたはもう、人間じゃない。性欲をむさぼる、淫乱な悪魔なの」
「はい、私は……っ!」
ふと、私は何か違和感を感じた。
エレナさまの言葉は、重いハンマーのように私の心を叩いた。
「ほら、良く見てごらん。あなたが今犯している二人は、もうすぐ命を落とすことだろう。
でも、これであなたも一人前のサキュバスに成れるのよね」
「それは……」
このまま、ただ快感に身を委ねていいのだろうか?
体の奥底に沈みかかっていた意識から、問いかけられる。
何も迷うことはない。
ただご主人さまの言葉に従い、相手を犯し尽くせばいい。
その方が自分自身も気持ち良くなる。
しかし、理性を失いかけた私の目線は、男たちの顔に止まった。
彼らはすでに白眼を剥けて、口から白泡を吐いていた。
肌色も正常なものではなくなり、生きる光沢を失って干からび始めていた。
その悲哀な形相は、私の奥に眠っていた冒険者としての心を目覚めさせる。
「ああぁ……っ、私は、なんてことを……!」
「おや、何を動揺しているのかしら。フィオナ、あと一息よ。彼らの最後の精液を絞り出しなさい」
「そんな……そんな!」
私の心はシーソーに乗せられたように、不安定に傾いていた。
男たちの体が朽ち始めても、両穴を貫く肉棒だけはギンギンとみなぎっていた。
そこには、おそらく今の彼らの残りわずかな力が溜めこんでいるでしょう。
その力を絞り出すことは、私にとってもはや容易なことであった。
精液を絞り出すと同時に、甚だしい快感を得られることも知っている。
だけど、だけど……!
私は体中に溢れ返る欲望を必死にこらえて、二人の男を押し離した。
彼らはすでに意識を失ったらしく、痙攣したまま地面に倒れる。
「なに……?」
「私は……私は、人間なんか殺したくない!」
体の火照りを我慢しながら、私はきりっと言い放った。
エレナさまは眉間に愕然と怒りの感情をあらわにして、
「あなたの意志なんて、どうでもいいのよ。あなたは私の使い魔、私の命令に従いなさい!」
「いや、違う!私はあなたのものなんかじゃない!私は人間だ!」
「フィオナ、もう一度命令するわ。速くこの男たちから精気を吸い尽くしなさい」
「うぐっ……!」
エレナさまの言葉は、私の胸をギュッと詰まらせる。
彼女に恭順しようとする念頭がじんわりと体を支配する。
全身の汗が滝のように吹き出る。
魂の奥に刻まれた主の印が、私に強制力を働きかける。
私はドキドキする胸を抑えながら、堅実な目線をそそげた。
「だが……私は、負けない!たとえ私は昔の名前を忘れようと、
自分が何者かを忘れようと、私は私の誇りを忘れない!」
「……驚いたわ。まさか、ここまで魂の烙印をはねのけるとはね。あなたの意志強さは、素直に褒めてあげよう。
でも、もう無理することなんかないんじゃない?あなたは私の可愛いしもべ。あなた自身だって、
私に反抗できると思ってなんかいない。ねぇ、もう一度よく思い出してごらん。
私にすべてをささげると誓った時、どんなに幸せな気持ちだったかを」
「くっ……!」
だめだ。
彼女の言葉に耳を傾けていると、自分がいつ心変わりしてもおかしくない気がする。
でも、このまま誰かの奴隷になり続けることは、私にとって死ぬよりもつらいことだ。
こうなったら、自分の心をぐちゃぐちゃにしてまで、彼女を打ち破るのみだ。
「黙れ!エレナ、お前の望み通りになんかさせるものか!」
雄叫びを上げた。
魂に科せられた烙印を反発して、全身が激しく震える。
鋭い爪を伸ばし、翼を強く羽ばたき、体を引き上げて彼女のほうへ突進した。
「まさか……!主人である私に襲いかかろうというのか!」
エレナは今まで見せたこともないぐらいびっくりした表情で、こちらを見返す。
「ああ!たとえ力が及ばなくても、俺の心は絶対に挫けない!」
そう叫んだ後、今一瞬かつての冒険者としての心を取り戻した気がした。
それから十数分後。
私は鼻血を垂れ流しながら、地面に倒れ伏していた。
「うぅ……やっぱり勝てない……」
ボッコボコにされた私は、悔しがるセリフを残した。
「調子に乗るんじゃない。あなたが私に勝とうだなんて、三百年早いわ」
エレナさまは袖口を巻くと、地面に生えた無数の黒い腕が彼女の影の中へ溶け込んだ。
ほんの一瞬の事だが、私は自分のかつての名前を思い出したような気がする。
しかし、それがエレナさまに倒されてから、またぼんやりとかすんでしまった。
「まったく……手間のかかる使い魔だな。ご主人さまに攻撃しようとするなんて……まあいいわ。
それでこそ、躾のし甲斐があるんだもの。速く立ちなさい。日が落ちる前に、この森から出るわよ」
「は、はい……」
私は足を引きずりながら、彼女のあとについた。
ふと、まだ地面に倒れている男たちを見つけて、私は不思議そうに尋ねてみた。
「あのー、この人たちはいかがいたしますか?精気を吸い取るんじゃ……」
「そんなの、もうほっときなさい。あなたがうるさいから、もうそんな気分じゃなくなったわ」
「ありがとうございます、エレナさま!私の願いを聞き入れてくれたのですね」
私は思わず歓喜の声をあげると、エレナさまは怒った表情になった。
「だから、勘違いしないでよ!使い魔の願いを聞くご主人さまは、どこにいるっていうのよ!」
ご主人さまはカンカンに怒っていたが、私はほっと胸を撫で下ろした
これで彼らは一命を取り留めたことでしょう。
まああの様子じゃ、回復するのにかなりの時間がかかるだろうが、それも自業自得ということだ。
エレナさまは一見恐ろしい魔女のようだが、それでも優しいところがあるかもしれない。
「ところで、これを」
エレナさまが一つのガラスの容器を投げつけると、私は慌ててそれを受け止めた。
「これは……?」
「フィオナ、それを地面に置きなさい」
「は、はい」
私は疑念を我慢して、彼女の言う通りに容器を置いた。
「その上を跨ぐようにしゃがんで」
「はい」
「右手の指を立てて」
「はい」
「指を膣に入れて、中身を掻き出しなさい」
「はい……えっ?」
私は固まった。
「どういう……ことでしょうか?」
「どうもこうも無いわ。言ったでしょ?あなたに精液を集めさせるのは、
薬を作るからって。膣の中に溜まっている精液を、そこに全部出しなさい」
前言撤回。
こんな魔女のような魔女を、一瞬でも優しいと思った私が馬鹿だった。
「そ、そんなこと、できないよ!」
私は頬を染めて、声を荒げた。
エレナさまは首をかしげて、
「今さら何よ。あなたはついさっき、もっと激しいことをされたばかりじゃない」
「だから、そんなことはもう二度としたくないの!
エレナさまがいくら私の魂を操作したって、私に冒険者の誇りがある限り、もう屈したりしませんわ!」
私は凛然とエレナさまを睨んだ。
そう、冒険者としての誇り、プライド。
確かに自分の名前が思い出せない。
しかし、今まで積み上げた私という人格は、決してそう簡単に書き換えられるものではない。
例えこの身が淫魔に変わろうと、口調が女言葉になろうと、私は私だ。
そんな意気込む私に対し、エレナさまはただ一笑して、猫を撫でるような声で言った。
「フィオナ、あなたさっき犯されていた時、どんな気分だった?」
「えっ?」
ドクン、と心が高鳴った。
「ねぇ、気持ち良かったでしょ?遠くから見ても分かったよ。
あなたが絶頂を迎えた時の表情、すごくエッチだったよ」
ブルッ、と尻尾が震えた。
「……ほら、速くあなたのあそこに指を入れなさい。また、あのいやらしい気分が味わえるわよ」
ビクン、と指が動いた。
頭の中で意志を一つに集中するが、理性をギリギリに保つだけで精いっぱいだった。
隷属の快楽に取り込まれた体は、勝手に動き出した。
右手の指は膣の中へ侵入し、ぴちゃぴちゃと音を立てながら中の淫液をかき回す。
そして左手はおのずと乳房を揉み掴み、口から女性っぽい甘いうめきが漏れる。
「はううっ……か、体が……止まらない!」
「なかなかいい眺めね。快感を思い出しただけで、ところ構わずオナニーしちゃうとは。
すっかり変態な淫魔になっちゃったね。うふふ……さあ、私がじっくり見ててあげるから、
あなたは存分にオナニーしていいわよ」
エレナさまはくすくすと笑った。
その言葉は火に注ぐ油のように、私の全身の疼きを煽った。
変態呼ばわりされたのに、快感を求める欲望は冷える所かますます膨らんだ。
羞恥の気持ちが、全身を駆け巡っていく。
エレナさまの嘲笑を含んだ目線で見下ろされていると、私の呼吸がどんどん乱れた。
指で陰唇をぱっくり開くと、そこに溜まっていた残滓が溢れ出て、粘っこい糸を引きながら容器に垂れ滴る。
そのあまりにも恥ずかしい光景を想像していると、私は穴があったら入りたい気持ちになった。
「お、お願いです……こんなこと、やめさせてくださぃ……はぁん!」
指が膣の一番奥の部分を掻き出し始めた。
私は瞳を涙で潤わせ、哀願する表情になった。
「だったら、作業をもっと早く進ませたら?
あそこに溜まった精液を全部出し終わったら、やめさせる命令を出してもいいわ」
「くっ……!」
この魔女め、と私は心の中で叫んだ。
彼女は明らかに私の様子を楽しんでいる。
しかし、このままいつまで続けさせるわけにもいかない。
延々とオナニーをさせられるより、彼女の言う通り一気に全部出したほうがいいかもしれない。
私は意を決して、指をより力強く動かせた。
「くっ……!」
指は膣の奥までえぐると、想像した以上の快感が私を襲う。
蜜壺が凹凸しているところが、すべて指を通して脳に伝わってくる。
顔が蒸発してしまいそうなくらいに熱くなり、体温が急速に上昇した。
悔しい。
こっちは止めたくても止められないというのに、体の方はまるで行為に喜んでいるみたいだ。
痺れるような疼きが太ももや胴に流れ込んで、しなやかな肉体は小刻みに震える。
それは羞恥からなのか、快楽からなのかは、もう区別ができなくなってしまった。
私は顔を上に仰ぎ、ひときわ大きい喘ぎ声をあげた。
「はぁ……あああぁん!」
他人が見ている前で、私は絶頂した。
しかも、自分をこんな姿に変えた者の前で、自分が望まぬオナニーによって。
魔女がにこにこして見つめる中、私のあそこから分泌された愛液に伴って、大量の粘液が溢れ出た。
その後、私は股間を晒し出したまま、息を切らしながら地面にひざまずいた。
「はぁ、はぁ……」
「ふふふ、驚いたわ。女の子のオナニーは初めてでしょ。なのに、もうそんなに激しくできるなんて」
「ううぅ……」
魔女の皮肉な言葉に、私は恥ずかしさを噛みしめるしかなかった。
「も、もういいでしょう?ほら、これで魔法薬でもなんでも作ってください」
私は呼吸を整えながら、無愛想な面構えで容器を彼女のところに持って行った。
彼女はそれを受取ってしばらく観察した後、顔をしかめた。
「だめ、こんなのいらない」
「えっ?なんでだよ」
「溶液の質が低すぎ。精液から俗物の匂いがプンプンするわ。
あの男たちの魂は、せいぜい中途半端な小悪党ってレベルぐらいだね。
私ぐらいの大魔女が、そんな低ランクの素材を使うはずないわ」
「ちょっと!じゃあ私の今までしてきたことは無駄だっていうのですか?」
「そうだね。まあ、気を落とさずに次も頑張ってちょうだい」
「次も頑張るって、そんなの二度とごめんだ!私はこんな気色悪いことなんか……」
「そうそう、フィオナは今回よく働いたから、ご褒美にこの精液を全部あげるわ」
「えっ?」
私はエレナさまから容器を手渡され、股間を晒し出したまま立ち尽くした。
白く濁った濃厚な液体。
これらが他の男の性器が出した物だと思い出すと、私は吐き気を覚えた。
「こんなのもらって、何が嬉しんだよ!」
「あら、知らないの?あなたはもうサキュバスになったんだから、
これからの食事はこの精液になるんだよ?」
「こんな汚いもの、誰が……」
私が最後まで言い終わる事をしなかった。
なぜならば、私はこの時、男の精液と自分の愛液が混ざり合った芳しい匂いを嗅いでしまったのだ。
その瞬間、私の欲望に何か小さな火種が飛んだ気がした。
私はごくりと唾を飲み込んで、容器に盛られた液体をもう一度見直した。
「こ、こんな汚くて、気持ち悪いものを、だ、誰が……」
「ふーん、嫌いなの?でも、サキュバスのあなたなら、それがすごくうまそうに見えてるじゃないの?
さっきも、おいしそうに男の性器を咥えていたしね」
「ああぁ、そんなこと言わないで……!」
エレナさまの一言で、淫らな記憶は電光石火のごとく脳中に再現された。
またたく間、私の思考は精液のとろとろした味や、喉にこびりつく感触でいっぱいになった。
気がついたら、私は細長い舌を伸ばして液体をなめすくっていた。
他人の精液を飲み込もうとするなど、以前の私なら絶対考えられないだろう。
しかし、一度快感を覚えた体は、私の見方を強引に変化させていく。
気色悪さ極まる行為を、私がいま実行しようとしている。
他人の精液だけでなく、そこに自分の愛液まで混ざっているものを、私は顔を沈めて大きく舐めた。
屈辱のはずなのに、惨めなはずなのに、私の体はそれが欲しくてたまらなかった。
「ううぅ……」
私は泣きそうな気持でいながらも、粘液を口に含む行為が止められなかった。
鼻を突くようないやらしい匂いが私の心を陶酔させ、淫欲を増大させる。
「ふふふ、口でいやだと言っても、やっぱり飲むんだ。一度自分の体から出された物なのにね。
あなたのような変態さんには、やっぱり淫魔が一番似合うわ」
「……」
私はエレナさまの皮肉に何も反論できずに、結局精液を全部飲んでしまった。
口の中に残るねばねばをおいしく感じる自分が、悔しくて仕様がなかった。
だがその時、淫らな感情とは別に、
冒険者としての不屈な精神が私の血液とともに体内を循環する。
私は悔しい気持ちで、心の中である決心をした。
くっ……待ってろよ、魔女め。
このまま終わらすわけにはいかないんだから!
絶対自分の名前を取り戻し、そして人間に、男に戻るんだから!
体も精液の滋養を受けたのか、ほかほかした満足感があちこちから溢れ出た。
「ふふふ……さすがサキュバス、精液を魔力に変換する方法をもう分かっていたなんて。
さあ、フィオナ。日が落ちないうちに、さっさとこの森から抜けるわよ」
「ううぅ、はい……あっ、置いていかないで下さい、エレナさま!」
私は急いで下着を履き、エレナさまの後を追った。
色香漂う肩や太ももを動かし、私はこの可愛らしい悪魔の姿で駆け出した。
必ず、元の体に戻す方法を見つけてやるんだから。
以上です。
分割の仕方がすごく下手でした。申し訳ありません。
今後もまた謙虚な心を意識して、より高い水準を目指して頑張りたいところです。
では、またいつか。
GJJJJ!
次回作も楽しみに待ってるよ!
+ +
∧_∧ +
( ・∀・ ) 乙乙乙乙
(0゚∪ ∪ +
と__)__) +
ちょーGJGJGJ
>>462 簡潔はや!w
いやいや、こんなふんいき(←なぜかへ・・・ry)に投下お疲れ様。
そしてありがとう。今更だけどじっくり読ましてもらう。
なんせ今北産業なもんでw
あ、このスレには低脳なスレ保守担当がいますけど、まぁあまり気にしないで。
人工無能な割には変な勢いで変な文章書きますが、真に受けないでね。
>>462 わるいがつまらんわ。
ありきたりな設定となんの面白みのない台詞。
やっつけで書いたろこれ。
ひどいわ。分割厨はこんなもんだろうが。
>>462 GJ!
予想外に早かったけど、いいもん見させてもらったよ
また機会があったら投下してもらえれば幸い
>>462 GJでした!
次回作楽しみにしてます
男言葉のままなのも読みたいかも
>>468 わるいがつまらんわ。
ありきたりな言いがかりとなんの具体性もない中傷。
やっつけで書いたろこれ。
ひどいわ。リア厨はこんなもんだろうが。
>>470 おーいおい素直な感想いっちゃだめなの?
本音もいわせてくれないスレなのかよここは。
>>470 おーいおい素直な指摘しちゃだめなの?
荒らしはいなくなっていいスレなんだよここは。
うわ安価ミスったwwwしまらねwwwww
>>471 ネガティブな意見は言わずにスルーするのが大人の嗜み。
どうしても言いたければ愚痴スレか誤爆スレに行け。
お前さんには詰まらない話でも、どこかに誰かにはドつぼストライクかもしれない。
他人の為に気を使えない小僧は回線切って糞して寝ろ。
そして2度とくるな。
GJGJ
>>462 完結お疲れさまです。
最後まで、大変面白く読ませていただきました。
いい作品の投下に、心から感謝します。
>>462 そして助けてくれた冒険者(♂)の前で元に戻って
BL系に移行するわけですね、わかります…
ん?なんだ…?下半身に違和感が…?
ここの保管庫2つに分かれてる上に
更新がどっちも止まってるっぽいんだけど
1つにまとめあげようという意見は出ないの?
今度出るライドウ対アバドン王っていうゲームで
仲間の悪魔の能力で他人に化けさせる能力があるやつがいるんだが
女にも化けれるみたい
>>479 まとめ上げようにも、昔の保管庫の管理者と連絡が付かないっぽいからなぁ。
ちなみに。
一番新しい保管庫の更新スパンは、基本的にスレが変わるごとだったりする。
今のスレの進行速度だと、当面は更新はないと考えていいかも。
(゚A゚)
個人的には、保管庫よりも支援所のほうが心配。
支援所は岐路に立っているな。
犬が以前、CGの取り扱いについてなにやら考えているような事を言っていたし、
そのまま復旧させずに新しい方向に持っていこうとしているのかもしれない。
まぁ時間経てばログ流れてしまう画像掲示板でも
メーカーによっては(゚Д゚)ゴルァされる事ある支那
ましてやSSの挿絵として元のゲームとは
全く関係ない設定で保管とかしてるとなると…
謀殺じゃね?
>>481 居るよー
数年前にHDDが逝ってしまってFTP情報とかパスとか丸ごと分からなくなって、
その後新しい保管庫とか出来たから、まあいいやと放置してるだけ。
一つにまとめたいというなら好きに移行しちゃってかまいません。
ていうか、それって私の許可より作者の許可が必要なことだし、
スレに載せた時点でまとめサイトに載ることは承知の上だと思うんで、
勝手にまとめてしまって構わないかと。
私も常駐しています。
新しい方の保管庫っていうか、確かこんな風に検索できるといいなって見本のような流れだったかと記憶しています。
>更新スパン
数か月置きに2時間くらいの作業なら許容範囲かなぁと思ったり思わなかったり
>許可など
同じく勝手にまとめていますが、掲載不可とされたものや連絡のあったものは掲載しないようにしています。
あと見逃してしまったのとか。
>479
一応Part1から今まで一通りやっています。
>488
ここから派生した関連スレの昔の保管庫跡地かな?
( ゚д゚ )
>>489 ごくろうさまです
Part11 お姉ちゃん
Part18 854の続き
この二つも保管庫に入れちゃってかまわないです
Part18のこれも、続きを放りっぱなしですね。なんとかしたいんですけど……
前回が二年前ですか。とほー
ということで、書きかけの文書を探していたら、UPしていなさそうなのを見つけたので、
つなぎ(にもなりませんけど)に、落としていきます
※注意
この話は、続く保証はありません。というか、恐らく書かないとおもうので、
そこの所よろしく。このネタで続きを書いたり別の話として書くのは、当然自由
です。むしろ推奨します。
「TS新聞」
カタン、と玄関の方で音がした。なんだろうと思って龍太が行ってみると、何
か新聞らしき物がアパートの玄関のつっかけの上に落ちていた。
「こんな朝早くに、なんだよ……」
と考えて、龍太の足が止まった。
ここの新聞入れは、あまりにもアダルトビデオや街金、宅配ピザなどの広告が
ポスティングされられるので、内と外の両方から目張りをして何も入れられない
ようにしてあったはずだ。目を鍵に向けて見ると、ちゃんと鍵も閉まっている。
龍太は床に落ちている物を手に取った。コミュニティー紙のような、新聞を半
分にしたくらいの大きさだった。それが二つ折になっている。開いてみると、奇
妙なタイトルが目に止まった。
TS新聞――と。
「なんだこりゃ」
言いかけて、龍太はどきりとなった。
一面の大見出しに、こう書いてあったのだ。
「杉村龍太君のTS化始まる!」
と。
TS? と首を傾げながらも、眼は吸い込まれるように新聞の記事を追ってゆ
く。
そこには自分の名前と略歴、そして……。
「まず胸が膨らみ、学校で冷やかされて上半身丸出しにされる、だって?」
そこまで読んだ龍太は、胸のあたりが腹下しをしたような変な感覚を感じて、
目を下に向けた。
Tシャツの前が大きく膨らんでいた。
「うわっ! なんだこりゃ」
新聞を取り落とし、おそるおそる胸を触って見る。
柔らかいが指を弾きかえす弾力性もある。極端に肥満した人の脂肪ではない、
明らかに女性の乳房の手応えだ。残念ながら龍太はまだ誰の胸も触ってはいない
のだが、単なる脂肪と乳房の違いくらいはわかるつもりだ。
なにしろ、この形と揉み心地の良さは、だらしない肥満細胞であるはずがない
ことを雄弁に物語っている。
「ちょっと待て。これは一体どういうことだ」
取り落とした新聞を拾おうとして、胸がゆさりと揺れた……。
***
TS新聞――それは、強制的に届られた人の体を女性化させてしまうという、
悪魔の新聞である。届けられるたびに、体が少しずつ女性化してゆくという。そ
して、そこに書かれてあったことは必ず実現するのである。
杉村龍太、十九歳。童貞。
体が完全に女性化するまで、あとどのくらいの時間があるのか、彼が知ること
などできるはずもなかった。
494 :
名無しさん@ピンキー:2008/10/12(日) 10:39:06 ID:cCXarM7U
肥満細胞≠脂肪細胞
>491
多分作業完了
予めテキストで抽出しておいたものを変換しただけなので繋がりが変になっているかも知れません。
時間を見て少しずつ確認します。
ロリ淫魔っていないのかなーと思う昨今。少女じゃなくて幼女ね♪
380氏乙です。
久しぶりにお見かけしました。
12月まで待て、ということは12月に何らかの続編なり新作なりがでるのですな。
期待して待っております。
(゚w゚)
+ +
∧_∧ +
(0゚・∀・) wktk
(0゚∪ ∪ +
と__)__) +
coming son
息子が来る
( ・ω・) …
/(ヘ っ )ヘ
こんにちは。
書いては消して、また書いて、といった感じです。
そろそろ出せる文章が溜まってきたので、ぼちぼちと。
まだ、胃が痛くなるような性的虐待が続きます。
自分の中では意味のある事なので、お付き合い下されば幸いです。
どうしても我慢出来ない方は、NGワードであぽ〜ん推奨です。
NGワードは【僕オマエ】でお願いします。
【強制女性化】【集団調教】【童顔爆乳】
■■「僕はオマエを許さない」〜不本意な戸惑いと哀しみに〜■■
■あらすじ■(前回までを忘れた方のために)
少しだけ未来の話。
人類は、知的異星生命体「フィルコス」の来訪により、様々な医療技術の革新的
進歩を迎えていた。
そんな時、少年「香坂薫」は、『再生計画(リヴァース・プロジェクト)』の第
一期計画被験者となる。それは、重病患者の、病巣に犯されていない健康な脳髄を
取り出し、健康な部位から取った遺伝情報を元に肉体を再構成(クローンニング)
して再び頭部へと移植するというものであった。
そして実験には、『男性(女性)体から取り出された脳を、「転体」(女性また
は男性に遺伝的転位)した肉体に移植するとどうなるのか』という、医療的性転位
実験も含まれていたのだ。
『手術により外見のみを整形する』従来の外科手術と違い、完全に性の異なる肉
体へと変化する。
そうして薫は、16歳の9月に「オンナ」になったのである。
その後『彼女』は、父の生家がある地方の片田舎で「女の子」として高校に通い
始め、新たな性としての初めての『恋』と『官能』に、心と体を揺れ動かせてゆく。
そこで待っていたのは、旧友との再会と、不意に訪れた『女としての目覚め』…
…そして、悪友3人による卑劣なレイプ未遂事件。
男として生まれ、女として生まれ変わり、そして男達に女として求められる。
薫は、心は男のまま、女の体を求められ、そして薫は悪友達によって更なる「女
の性」を、その肉体に徐々に刻み込まれてゆくのだった。
日々繰り返される男達の「調教」に、薫の肉体は瞬く間にオンナとして熟してゆ
く。変えられてゆく自分の肉体と官能に、薫は涙し、戸惑い、そして喘ぐ。
明けない夜と、終わらない絶望。
それは『彼女』に、一体何をもたらすのか……。
詳しくは過去ログ参照にて。
§ § §
登校してすぐに谷崎達にトイレへと連れ込まれ、散々嬲られ、尻に射精までされ
て、薫は泣きながらトイレットペーパーで精液を拭ってトイレから出た。
だが「あっ」と思った次の瞬間、再びトイレの中へと引き摺り込まれて山口にブ
ラを強引に「没収」された薫は、それから一時間目の授業を、ずっとノーブラで受
けた。
セーラー服の裏地に擦れる乳首が、痛くて、でも甘痒くて、なるべく擦れないよ
うにするのに苦労した。
学校でノーブラでいると、薫は先月の18日のことを、どうしても思い出してし
まう。
体育の後、面倒臭がってノーブラでいたために、直人以外の教室中の男子の視線
を集め、直人にノーブラをからかわれて、その声と体臭にどうしようもないほどの
昂ぶりを覚えた。
そしてその昂ぶりが頂点に達した途端、腰が抜け、直人に“お姫さまだっこ”さ
れて保健室に運ばれた。
それまで感じたことも無いような激しい鼓動と陶然とした感覚に、戸惑いと陶酔
を感じたものだ。
その後、保健室で自分のおっぱいを口に含み、今までに無いくらいの激しい快美
感の中で自慰をしてしまい、そして坂東達に襲われて、レイプされかけたのだ。
――思えば、あれが全ての始まりではなかったか。
あの日、面倒臭がってノーブラにさえならなければ、今頃、こんな目に会ったり
していなかったかもしれない。
そう思いながら薫は、あの日はハッキリと感じなかった男子達の、どろどろと欲
望にまみれた視線を授業中ずっと受け続けた。
ホームルーム直前に薫が教室へと入って自分の席に向かい、イスを引いて腰を下
ろしただけで、白いセーラー服の窮屈そうな胸元に押し込められた特大の双球が、
パッツンパッツンに張りつめた布地の上からでもやわらかく形を変え、“たゆんっ”
“ゆさっっ”と揺れる。
夏服のセーラー服は、男子のシャツよりは若干厚みがあるとはいっても、やはり
ニットなどに比べると色も白くて薄い。
ノーブラで着用すれば、紅い乳首や乳輪がいとも簡単にうっすらと透けて見えて
しまう。
そして、前方に対して重力にも負けず張り出した乳肉のために、丈の短いセーラ
ー服が持ち上がって白くて滑らかな腹と可愛らしい臍さえも見えてしまうのだ。
腕を上げれば、裾から丸くて白くて柔らかそうな半球――薫のちょっとした動作
にも“ふるっ”と揺れる下乳が、扇情的にちらっと覗く。
授業中、薫にはそこここで、「ごくっ」と喉を鳴らし唾を飲み込む音が聞こえた
ような気がしていた。
クラスメイトの男子達は、誰から送られてきたかもわからない「例の写真」が、
他でもない薫なのだと、薄々気付き始めている。
写真に写るのは、見事に実って熟した、白くて大きくてやわらかそうで綺麗なカ
タチの豊満乳房。
時に男の手で歪みながら、キスマークがいくつも散りばめられ、唾液で濡れ光り、
そして時には痛々しい歯型がクッキリと点在する事すらある。
それは坂東達によって、触られ、揉まれ、舐めたくられ、白い肌へと残酷なまで
に紅い歯形を刻まれて、キスマークをいくつも散らされ、完全に“彼等のモノ”に
されてしまった『完熟おっぱい』であり、毎日のように両手でむちゃくちゃに揉み
立てられ、真っ赤に充血した乳首を舌で捏ね回して唾液でべとべとにされている
『陵辱おっぱい』であった。
薫には知る由もなかったが、その『完熟陵辱おっぱい』の様々な写真は、男子の
間で、まるで一昔前に流行ったトレイディング・カードのように取り引きされ、ほ
とんど余す事無く収集され続けていた。
今のところ知られているのは63枚で、誰もが、送信元の人間達は、それよりは
るかにたくさんの画像を持っているのだろうと思っている。
そしてその送信元は、他ならぬ、薫をレイプしようとして停学を食らった坂東達
だということにも、気付いていたのだった。
だが、誰もが彼等を恐れて、それを問い質し、要求しようとはしなかった。
彼等が恐ろしかったこともある。
だが彼等がもっとも恐れたのは、そうする事で、写真の送信を止めてしまうかも
しれないことだった。
写真は、ほとんどが白くてやわらかそうで重たげな豊満な乳房のアップであり、
“それ”を“いぢめて”いる最中のものが大半であった。
内容はどれも偏執的とも言えるもので、その目的はただ一点のみ。
【如何に乳房を陵辱するか】
それだけに特化しているようであった。
その“いぢめかた”は実にヴァリエーションに富み、乳首一つとっても、驚くほ
ど様々だった。
吸っているもの。
舐めているもの。
噛んでいるもの。
摘んでいるもの。
捻っているもの。
押し潰しているもの。
指で弾いているもの。
どこまで伸びるか確かめるかのように引っ張っているもの。
それら一つ一つが、複数の男の手で何度も繰り返されていた。
乳輪ごと人指し指と親指で捻り潰し、赤いグミの実のように血の色でパンパンに
張った乳首を力任せに引っ張っている写真などは、その痛さが伝わってくるようだっ
た。抵抗しようとしながらもそれが叶わないのか、男の手を申し訳程度に掴んで押
さえている女自身の手が、悲壮感を一層増しているのも興奮を誘った。
吸い方ひとつにしても、赤ん坊のように乳首だけ吸っているものから、乳輪まで
すっぽりと口内に吸い上げているものまで。
舐め方も、優しく乳首を転がしているものから、唾液を滴らせながら犬のように
野卑にベロベロと舐めたくっているものまで多種多様だった。
今まさに歯形を刻んでいる最中の写真には、噛み千切らんばかりに歯に挟まれた
柔肉が痛々しく変形していたし、捻り方も容赦の無いものは乳首の血の色が薄れて、
千切れそうなほどなものがあった。
両手でおっぱいを鷲掴みにした写真では、男のゴツゴツした手の指がめり込み、
可哀想なくらい歪んで変形し、その痛みが写真から滲み出るようですらあった。
最低3人に、同時にもみくちゃにされているおっぱいの写真もあった。
前傾させられ、重たげに垂れ下がったところを乳首を引っ張ってほとんど三角形
に見えるほど変形したおっぱいの写真もあった。
乳房のアップの中には、「そうする事そのもの」が目的のように、「子供がケー
キをいろんなところからかじり取るのを楽しむ」ように、たくさんの歯形で白い肌
に奇妙な模様が刻まれた写真があった。
揉まれ、掴まれ、その上で引っ叩かれでもしたのだろうか。元は白かった肌が、
手や指の跡で蚯蚓腫れのように赤く腫れているものもあった。
首元まで女自身の手で捲り上げられたセーラー服の下から、唾液か何かでべとべ
とに濡れた乳房が揺れ光っているものもあった。
乳首から滴り落ち、豊満な乳房の下から糸を引いている、白濁した液体が写って
いるものもあった。誰が見てもそれは精液そのものであり、それは容易にセックス
そのものを想像させた。
いったい、何日、何週間男達を相手に乳房を与え続ければ、ここまでマニアック
な写真の数々が溜まるのか。
それを想像するだけで、男子達は股間の昂ぶりを抑えられなかった。
どれもこれも、男子達のケータイのメモリーにコレクションとしてたっぷりと溜
められていた。
薫がノーブラだと気付いた男子は、机の下でケータイを開きながらその写真と彼
女の制服を大きく盛り上げるおっぱいを見比べ、股間を熱くし、そんな風に一時間
目はずっと、クラスメイトの男子達から熱く激しい欲望にまみれた視線が、いくつ
も薫の胸元に注がれた。
その大半は「奴等にさせているのなら、俺も」とか「奴等だけに独占させておく
のはズルイ」とか、そんな自分勝手なものばかりだったが。
そうして薫は一時間目の間中、幾人もの男子生徒の頭の中で、何十通りもの方法
で、100回は犯され続けていた。
§ § §
二時間目と三時間目の間の休み時間に、薫は坂東に呼び出されて屋上に上る薄暗
い階段の踊り場で、待ち受けていたもう一人と共に二人がかりで乳を揉まれた。
彼女は山口に「没収」されたブラの代わりに、用心にと常備するようになってい
た厚手のタンクトップを一時間目の後に着込んでいたが、階段の踊り場に着いてす
ぐ、それをセーラー服ごとぺろんと捲り上げられ“ぶるん”と勢い良く乳房を放り
出されてしまえば、あとはもう、どうでもよくなった。
薫の中に、学校で何をしているのだろう?という思いはもちろんある。
だが抵抗しても良いことなんか何も無いのだ。
両脇の下から両手を差し入れ、ぴったりと乳肌に掌を張り付かせたまま、坂東は
ほんのりとピンクに染まった薫の首筋をぺろぺろと嘗めながら、時間いっぱいまで
ゆっくりとおっぱいの中の乳腺を揉みほぐすかのように揉み立てた。
もう一人は、剥き出しの腹や太腿を撫でながら、カチャカシャと写真を撮り続け
た。
坂東に揉まれているおっぱいだけでなく、だらしなく呆けたような顔まで撮られ
ていることに薫は気付いたが、その頃にはもう、止めようとさえ思わなかった。
それを咎めたとしても、今更といった感が強かったからだ。
それに、呼び出された時、既に、薫のあそこは洪水になっていたのだ。
たっぷりととろとろに濡れ、ナプキンはお漏らしでもしたかのように水分を吸っ
てずしりと重くなっていた。
最近はケータイのマナーモードのバイブ着信を感じるだけで、背筋がゾクゾクし、
頭がチカチカして乳首が“きゅうん”と尖り、お腹の中で女の子の臓器がぬるりと
動くようになっていた。
ケータイのメールで呼び出され、オモチャにされる毎日が、薫の体を変えてしまっ
たのだ。
それは、完全な「条件反射」だった。
そのため、生理が終わってもナプキンは手放せなかった。
女子の間では、パンツにナプキンが貼り付けてあることは、意外にもあっさりと
露呈してしまうものだ。
貞華(ていか)達が何か言いたげにこちらを見る事もあったが、もちろん、理由
を話す事など出来なかった。
もう、時間や場所など関係なかった。
いつからか、登校中でも授業中でも食事中でもテストの最中でも、ケータイのバ
イブ着信を感じると、それだけで濡れた。
体が痺れたようになり、腰から甘い震えがぞわぞわと這い上がってくる。
全身が汗ばみ、動悸が激しくなって、頬が、首筋が熱くなった。
鼻腔が空気を求めて広がり、喉が渇いて何度も唾を飲み込んだ。
その姿はまるで、ケータイの着信だけで発情する、条件反射のメス犬のような、
立派な「変態」だった。
§ § §
何か空気が違う。
薫がそう思ったのは、三時間目も中頃を過ぎた頃だろうか。
一列挟んだ右の席で、後の女子が前の女子に、手紙を渡していた。
その光景自体は、何も珍しい事では無い。
確かに、現在ではそれぞれの机にLAN[Local Area Network]で繋がった一体型
コンソールと超軽量薄型モニターが完備されており、教師と生徒の間、または学校
のメインシステムとの通信にはモニターから直にメッセージのやり取りが出来るよ
うには、なっている。
だが、他の人間に知られたくない秘密の通信には、昔ながらのこうした紙媒体で
の手紙のやり取りが一般的となっていた。
気になったのは、手紙を渡していた女子が、一瞬、薫の方を見た事だった。
そしてすぐに目を反らし、前を向く。
その口元が薫には、わずかに笑みで歪んでいたように、見えた。
三時間目と四時間目の間の休み時間は、神原に呼び出された。
前の休み時間に坂東達によって散々おっぱいを“可愛がられ”て、まだその昂ぶ
りが腰にわだかまっているうちに、メールのバイブ着信が来た。
あっという間にあそこが“じゅくじゅく”と蜜で濡れ、乳首が硬く勃起して視界
が“くらっ”と揺れる……。薫はそんな、スイッチ一つで発情する変態マシーンに
なった気分に、視界がじわっと滲むのを感じた。
四時間目は体育で、この日は水泳だった。
薫は三時間目の終礼後、プールに向かう途中で神原にトイレへと引き込まれ、す
ぐさま乳首を“ちゅばちゅば”と好き勝手に吸われ、尻を揉まれながら乳房に慣れ
てしまった痛みと共に、汚らしい歯形をいくつも刻み付けられた。
その痛みに声を上げれば、尻の間からパンツ越しに肛門へと指を埋め込まれる。
それが恐ろしくて、必死に声を潜めた。
尻の穴に布地ごと指が侵入するのが、痛いわけではない。
では、何が“恐ろしい”のか。
――「痛くない」のが、恐ろしいのだ。
怖いのだ。
肛門を中指の腹で“くにくに”と揉みほぐされると、それだけで“ぞくぞく”と
頭がとろけそうになるから。
腰がくだけ、相手にすがり付いてしまいそうになるから。
それだけは嫌だった。
そんなところに快楽を覚えてしまえば、もう取り返しのつかない、引き返せない
ところまで連れて行かれる気がするのだ。
だから、怖い。
恐ろしい。
薫はだからこそ声を潜め、乳房を何度も何度も噛まれ、歯形を刻まれながら、ひっ
そりと涙した。
涙は、堪えようとしても堪えられない。
涙腺が日々どんどんゆるくなっているのを自覚する。
心が磨耗し、状況に慣れてしまえば、涙なんかもう流れないと薫は思っていた。
でも違った。
今では坂東達に何かをされるだけで、勝手に瞳が潤み、涙がこぼれた。
悲しいのか。
苦しいのか。
それとも怒りからか。
望まぬ快楽に対してか。
それすらも、もうわからなかった。
だから薫は、泣きながら乳を揺らし、尻を振りながら涙をこぼした。
泣けば坂東達が喜ぶとわかっていて、どうしても涙を止められなかった。
神原に散々遊ばれ、おっぱいにいくつもキスマークや歯形を新たに刻み込まれた
薫は、ふらふらになりながら水泳の授業が行われる屋内プールへと向かった。
遅刻し、顔を赤く火照らせ、うっすらと汗をかいた薫の様子に、体育教師はさし
たる疑問も持たずに見学の申し入れを受け入れ、そのままプールサイドの見学者席
を指差す。
そこには他に、3人の見学者が座っていた。
薫は水泳の授業を、もう随分とこうして「体調が悪い」ことを理由に欠席を繰り
返している。キスマークや歯型などでたっぷりと坂東達の所有物だという印を刻ま
れた『完熟陵辱おっぱい』を、着替えの時に間違ってもクラスメイトに見われるわ
けにはいかないからだ。
よしんば、更衣室で見られなかったとしても、危険はそれだけではないのだ。
セパレートのスクール水着であったら、まだ隠しようもあったかもしれない。だ
が薫は規格外の乳房のために、学校指定のスクール水着が着られず、一人だけ地味
目のタンキニだった。そのため、胸元や脇にまで散ったキスマークが見られてしま
う恐れがあるのだ。
だから薫は、プールサイドで見学している「生理休暇組」から少し離れて、初夏
だというのにもうすっかり夏じみた気温の中、クラスメイトが気持ち良さそうに泳
ぐ姿を、一人ポツンと見ているしか無かったのである。
「……?……」
そんな薫に、いつしかあちらこちらから、チラチラと視線が投げ掛けられていた。
男子はこの時間、グラウンドでサッカーの筈だ。だから、視線の主はクラスメイ
トの女子以外に考えられない。
だが、薫が視線を向けると、彼女を見ていた女子達は“ついっ”と視線を目を逸
らすのだ。
そして、何がおかしいのか、くすくすと笑う。
自分が笑われているという自覚は無かった。
なぜなら、今まで彼女達とは、“うまく”やってきたからだ。
特に喧嘩などしなかったし、むしろ奇妙な人気さえあったのだ。
確かに最近は、貞華(ていか)や志宇(しう)、友香(ともか)とも、一緒に過
ごす事がめっきり減ってしまっている。
そのため、女子の間で何がどんな風に話題となっているか、薫にはまったくわかっ
ていなかった。
自分の知らない所で、何かが起こっている。
だから、薫はただ、そう思うしか無かった。
――そして、三時間目に感じた違和感が、その姿を現した。
■■【32】■■
体育の授業が終わり、教室に戻る途中でケータイにメールの着信があった。その
バイブの振動だけで腰が震え、重たくなり、力が抜けて廊下の床に手を着いた。
体がたちまち熱くなって腰から“じんわり”と熱が広がってくる。
無様だった。
無様過ぎて、涙が出た。
とろとろに濡れ、くちゅくちゅといやらしい音がするあそこが、ひどく汚らしく
感じた。
体が“悦んでいる”のだ。
男達に呼び出され、嬲られ、弄ばれる事を期待しているのだ。
なんて浅ましい体だろうか。
涙を堪えながらケータイを開き、着信を見ると、竹山からだった。
――昼・体裏・トイレ
昼休みに、体育館裏のトイレに来い。
そういう意味だ。
薫はケータイの画面をじっと見つめると、じわっ……と滲んだ目元を拭った。
教室に戻る暇も無い。
こんな事が、いったいいつまで続くのか。
彼等の目的は、きっと自分を抱く事だろう。
今まで一度も許していない性交を果たし、身も心も自分達の“モノ”にする事な
のだろう。
死ぬしか無いのだろうか?
この地獄の連鎖から逃れるには、もう死ぬしか無いのだろうか?
『言っとくけど……僕は……お前達みたいなクズに汚されてまで、生きているつも
りはない』
あの日あの時、あの公衆トイレで口にした言葉が、勇ましく挑戦的に口にした言
葉が、いまではもう遥か昔の知らない誰かの言葉に思えていた。
自分を犯せば自殺する。
『リヴァース・プロジェクト』被験者の自分が自殺すれば、坂東達は日本政府と
日本と国交の有る世界中の国々からマークされる。
国際犯罪者よりタチが悪い「国際計画妨害者(テロリスト)」として扱われ、事
は坂東達だけの問題ではなくなり、彼等の親、兄弟、親類や、交際している人間、
全てが今後数十年、もしくは死ぬまで国家公安委員会の監視・管理下に置かれる。
つまり、坂東達に未来は無くなる。高校を退学させられるとか、そんな生易しい
問題どころではなく、坂東達の名前は公安のリストに確実に載って、おそらくその
上、ネットに顔写真付きで流され、『リヴァース・プロジェクト』によって恩恵を
受けるはずの人々から、一生憎まれて生きる事になる。
薫は『リヴァース・プロジェクト』被験者の登録証を常に所持し、それは薫の健
康状態を24時間マークし続けている体の中のナノマシンプラントから、定期的に
発信される生体波動を増幅すると同時に、薫の体に異常が起きた時、すぐに政府の
研究所にそれを知らせるようになっている。
坂東達にはそう説明し、脅した。
だが坂東はそれに対し、「直人を殺す」「志宇達を犯す」と言った。
『俺達はお前を犯さない。セックスだけはしない。その代わり、お前も俺達の事は
誰にも話すな』
『お前が大人しくしている限り、俺達も無茶な事はしない。だが、断るなら俺達は
岡島を半殺しにした上で、あの3人を犯す』
そう言ったのだ。
その上で、
『お前は裸を撮らせるだけで、岡島とあの3人を護れるんだぜ?』
そう言って笑ったのだ。
それが、どうしてこんな事になったのか。いつから自分は“「セックス」以外な
ら何でもさせる女”などになってしまったのか。
直人や貞華、志宇や友香を守るために裸を撮る事を許した。
それが始まりだ。
それはつまり、直人達を危険に晒さない為に、自分の体を坂東達に提供するとい
う契約なのだった。
撮影された乳房の写真をばら撒くと脅され、再び同じように乳房を撮影されたの
を皮切りにして、坂東達の要求はあっという間にエスカレートしていった。
乳房を服の上から触られるようになった。
触られ、揺らされ、そして視線で犯された。
すぐにそれが“日課”となり、日常的に、まるで朝食にパンを食べるほどの気軽
さで行われるようになった。
5日目には乳房以外の体の部分を触られるようになった。
最初の土日は一日中引き回され、体中をまるで恋人がするように触られた。何十
枚、何百枚と撮られていた半裸の写真を床にばら撒かれて、自分から直接おっぱい
を触らせてしまったのは、今考えてもまずい判断だったのではないか?と薫は思う。
すぐに乳首を吸われ、嘗められるようになったからだ。
だが、それすらも日常化してしまうと、今度は男達はその乳房に自分達の“印
(しるし)”を刻み始めた。
指の跡とキスマークだ。
それから薫の白い乳房には、春の小道に散った桜の花弁のように、それらが散ら
ない日が無くなった。
そして2度目の土曜日は、襟ぐりのゆったりとした生地の薄い白タンクトップと、
股下ギリギリの短いデニムスカートという破廉恥な格好に着替えさせられ、強引に
繁華街を引き回された。
ノーブラだった。
タンクトップは襟ぐりが深過ぎて、細い体には不釣合いなほど巨大な乳房のまあ
るい上半分はすっかり見えてしまっていたし、ゆったりとしていながら、脇からは
乳肉が揺れ動くだけで今にも乳輪が覗いてしまいそうなくらい、布の面積が小さかっ
た。
その格好で男達に順番に街中を引き回され、順番におもちゃにされていった。
恥ずかしくて恥ずかしくて、今にも死にそうだった。
死んでしまいそうだった。
隙を見ては、人がいようがお構いなしに突然道端で乳房を剥き出しにされ、乳首
を吸われた。
嘗められ、吸われ、弄られ、噛まれ、摘まれ、引っ張られた。
痛かった。
苦しかった。
でも、抵抗出来なかった。
ファミレスで嬲られ、ひと気の無いマンションの階段で嬲られ、ゲームセンター
で嬲られ、横断歩道の前の人ごみの先頭で嬲られ、逃げようとしたら抵抗した罰に
下着も取られてノーパンにされた。
マックでも嬲られ、路地裏で嬲られ、電車の中では多くの客に晒され、電柱の影
ではアイスを塗られて嘗めたくられた。
他にも、男達には様々な形でさんざん嬲られた。
もっといやらしいことも、もっと恥ずかしいこともされた。
ファーストフード店のトイレで用を足しながら乳房を吸われた時は、放尿の気持
ち良さと乳房の快感と嫌悪感と背徳感がごちゃまぜになって、気が狂いそうだった。
公園で、散々おもちゃにされた後、子供達の前に放り出された時は、ふらふらに
なりながら、指差す子供達の前から逃げるのが精一杯で、いっそこのまま死んでし
まいとさえ思った。
ぬるぬるに濡れて垂れ落ちる愛液と、少しづつキスマークや歯形、指や手の跡で
赤く、所々鬱血し、紫がかった色で染まっていっていく乳房が、自分が汚れていく
証拠だと思った。
5時間かかって嬲られ続けた仕上げに、坂東にあそこを指で撫でられ、べとべと
に濡れそぼったことを確認された時、哀しくて切なくて泣きたくて、死にたいと思っ
た。
次の日曜日は、全日よりもっと露出があからさまな、ベビードールとも間違われ
そうなくらい、薄く、丈の短いキャミソールで、色は黒だが、先日のタンクトップ
よりも生地が薄いシースルーだった。
それから坂東は履いて来たジーンズをナイフで切り刻み、陰毛が見そうなくらい
布地の少ない、腰履きのデニム短パンへとその場で改造した。
しかも、前が留められないようにボタンを切り取り、ファスナーは半分までしか
上げられないように壊されたのだ。
当然のように、ブラジャーは着けさせてもらえなかった。
しかもその日は、ズボンを履く前にパンツを脱がされた。
ノーブラだった。
ノーパンになった。
でも、抵抗出来なかった。
自分がとうとう、頭のおかしい、薄汚れて浅ましい色情狂(インフォマニア)に
なったと思った。
そして次の日、自分はついに男達の前で裸になってしまった。
裸になり、脚を大きく開き、あそこを6人の男達の前に晒した。
そして……精液をかけられた。太腿に、乳房に、頬にかけられ、その“むあっ”
と湿った匂いと生暖かさを感じた。
その夜、突然出血し、月経が始まった事には驚き、困惑した。
次の日は男達の性器を握り、扱き、射精させて顔と胸にべとべとした精液を受け
た。
次の日は男の一人に口内に性器を一瞬ではあったが突っ込まれ、そして経血で汚
れたあそこを嘗められた。
フェラとクンニ。
自分から進んでではなかったが、してしまった事は確かだった。
その頃には、学校でブラをしている事の方が珍しくなっていた。
上半身裸で男達の男根を扱き、精液を飲まされた時も、実はそんなにもショック
を感じなかった。
心がもう、そんなことくらいでは動じなくなってしまったのかもしれない。
あそこをパンツの上から触られるのも、もう経験済みだ。
横から指を入れられ、クリトリスや膣口を弄られたのも一度や二度ではない。
お尻の穴だって触られたし、嘗められもしてしまった。
本当に、『セックスしないだけで、やりたい放題』されてしまったのだ。
坂東は、もう薄々気付いているのかもしれない。
『リヴァース・プロジェクト』の目的はあくまで「モニター」であり、それは天
然記念物を保護するような、無条件で対象を『護る』事ではないのだということを。
おそらく、“被験者が一般社会に身を置く事で生まれるだろう軋轢やトラブル、
及びその対処法と結果”なども、サンプル情報として将来へのテストケースとして
役立てようというのだろう。
そうなれば、本当に命の危険が及ばない限り、研究所が動くような事は無いが、
もしかしたらその「死」すらも“彼等”の視野に入っている可能性もあるのだ。な
ぜなら、病気や不慮の事故、その他、明らかな人為的な要因以外での死亡例におい
て、その肉体は細胞の一個に至るまで研究所で「有効利用」されることが、『リヴァ
ース・プロジェクト』への参加を承認した際にサインした承諾書に盛り込まれてい
たからだ。
坂東達は、薫を決して殺さないだろう。
薫を殺すのは、薫自身だ。
そこに救いは、無かった。
もう、誰にも助けを求めることは出来ない。
自分でなんとかする以外に、この地獄から逃れる術は無いのだ。
§ § §
トイレに行くと、そこには山口と竹山と河野が待っていた。
何か言う前に個室へと押し込められ、洋式便器に座らされて、あっという間にス
カートを捲られてパンツをずり下げられた。
薫は抵抗もしなかった。
もう、どうにでもなれという気分だったのだ。
それでも、両脚の間に脚を割り入れられ、強引に開かれると、薫は顔を背けて目
を瞑った。
セーラー服がタンクトップごとたくし上げられて、ノーブラの、嬲られ汚れきっ
た『陵辱おっぱい』を“ぼろんっ”と剥き出しにすると、山口は既に勃起していた
完熟乳首にすぐさまむしゃぶりつき、“ちゅばちゅば”と吸い立てた。
こんなに「汚い」乳房でも、なぜ男達は興奮出来るのか、薫には全く理解出来な
かった。
『“白くて大きくて柔らかい、搗(つ)きたての餅のように美しかった乳房を、
自分達の好きにいじりまわしておもちゃにし、大きさも形も色さえも変えてしまっ
た”という事実こそに興奮しているのだ』と、薫は理解出来なかったのだった。
「んっう……くっ……」
キスマークと歯形と指の跡で薄汚れた乳房をぐにぐにと揉まれながら乳首を吸わ
れると、それだけで“じゅわん”とあそこから蜜液が溢れる。
それはまるで、甲虫のためにたっぷりと樹液を溢れさせるクヌギのようだ。
『こんな……こんな奴らに与えたいわけじゃないのに……』
山口の汚い唇が、500円硬貨ほどの大きさからさらに一回り大きくなった乳暈
と、大人の人差し指の先ほどにまで肥大した乳首を離れて、重たい乳房のまあるい
下半分へと滑り、そのまま臍を嘗め、そして広げた脚のその狭間へと下りていった。
「ひんっ」
しゃくりあげるように体が震え、白い下腹が波打ち、薫は思わずクロスした両腕
で自分の顔を覆った。
山口のべっとりとした舌が、もうすっかりとろとろに濡れたあそこを執拗に嘗め
上げたのだ。
気持ち悪い。
気持ち悪くて吐き気さえ覚える。
だのに、その中に穢れた快楽の種が、確かに息づいていた。
「おい」
顔を隠す両手を、河野が掴んだ。
「隠すなよ」
「やだっ……」
赤味が増し、火照って熱くなった薫の頬へ、河野がケータイを向ける。
「と……撮るな」
「撮るな?」
「撮らないで……」
「やだね。腕をどけろよ」
「いや……いや……」
「ちっ……おい山口」
「ああっ!だめっ!!」
河野が促すと、山口は薫の膝裏を両手で持って脚を抱え、便座の上で薫を引っ繰
り返した。
ゴツッと後頭部が便所のタイル壁に当たり、薫の目の前が一瞬、真っ暗になる。
その隙に山口が薫の脚からパンツを引き抜いて、これ以無いほど彼女の両足を左
右に広げた。
大きく広げられた白くてやわらかそうな太腿の内側には腱が浮かび、その周辺に
はいくつものキスマークが散って、すっかり斑に内出血している。
その付け根に、どろどろに濡れて白っぽい樹液を滲ませているおまんこがあった。
充血し、ぱっくりと開いて膣口まで晒し、えもいわれぬ淫靡な香りを放っている
様は、まるで虫の訪れを待ち望んで溢れるほどの蜜を滴らせた大輪の花のようだった。
それは、これ以上無いほどハッキリと、男根の挿入を今か今かと待ち望んでいる
欲情したオンナの姿であった。
「俺は別にこっちを撮ってもいいんだぜ?」
「……ッ……」
ぢゅううううっ……
山口が内腿にまた新たなキスマークを刻む。
これ以上キスマークを散らされたら、スカートから覗いてしまう恐れがあった。
薫はぶるぶると震えながら唇を噛み締め、顔を覆った腕を下ろした。
その途端、目元が赤く染まり、瞳は涙に濡れ、堪えられない快楽に“ぷくっ”と
小鼻が膨らんだ性的興奮真っ只中のメスの顔があらわとなり、河野は立て続けにフ
ラッシュで照らす。
「顔を撮らない」という約束は、とっくに反故にされていた。
「約束」?
いや、そもそもそんな約束などしていただろうか?
それすらも、ぼやけた薫の頭では、もう思い出す事さえ出来なかった。
「んひぃっ……ひいんっ……」
“べろべろ”と山口が腿の内側を舐め、充血した陰唇をその隙間まで丁寧に舌で
“びろびろ”とほじくり返し、襞の一つ一つを広げるようにして唾液を“ぬるぬる”
と塗り広げてゆく。
ぐぐっと鼻先まで、陰部に割り入れ押し付けながら、山口は膣口の入り口を執拗
に舌先で突付いた。
その顔は薫の膣が分泌する淫汁と自らの唾液でぬらぬらと濡れ光り、薫の反応を
探る目は、まさにケモノのそれだった。
山口の視界には、まず眼前に陰毛の林、そして白くて滑らかな下腹の丘陵、その
向こうには仰向けになったことでわずかに外側へと流れながら、それでも尚高くそ
のカタチを保持している、巨大な二つの山が広がっている。ゆさゆさと揺れ動く山
の頂上には、色素が少し沈着してやや赤味がかった乳首が、しゃぶられて唾液に濡
れ光りながら屹立しており、そしてその山の狭間からは、泣きながら喘ぎ、惚けな
がらも快美感に翻弄される、童顔の少女の紅く染まった可愛らしい顔が見えていた。
陰毛の林の周辺や下腹、それに豊か過ぎるほどの豊かな乳房には、彼等が征服し、
自らの刻み付けたその“印”がいくつも点在して、「これ」がもう自分達のモノな
のだと主張していた。
それはまさしく『絶景』であり、『壮観』であり、山口の「征服欲」を大いに満
足させた。
「ぃひいっ……」
薫は、今にも脳がとろけそうだった。
腰から這い上がる快感が脊髄を疾(と)く雷のように駆け上り、駆け上りながら
腰を砕いて背筋を揺らし、頭をどんどん真っ白に、馬鹿にしていく。
熱を持ったおっぱいの先端、痛いほどに硬く尖った乳首が“じんじん”と痺れ、
下腹の奥でオンナの器官が“ぬるり”と動いたような気がした。
「あっ……あっ……あっ……ひっ……あっ……」
ひそやかな声と共に、自覚の無いまま腰が動き、まるで山口の顔に押し付けるよ
うに“ぐいぐい”と前後した。
山口がその腰をしっかりと押さえていなければ、便座からずり落ちてしまいそう
なほどに。
「腰が動いてるぜ」
竹山が、硬く勃起した乳首を、まるで乳を搾るかのように“くにくに”と親指と
人差し指で摘み、捏ねながら指摘すると、薫は“カッ”と頬を赤らめて顔を反らし
た。
「反らすな」
薫は涙をこぼしながら、いやいやと首を振る。
「あひっ!!!」
途端、勃起して包皮から顔を出したクリトリスを山口の前歯が軽く噛み、薫はこ
の時間、一度目の絶頂を味わった。
昼休みは、50分あった。
その50分のほとんど……実に30分以上に渡って、薫はトイレで男達に嬲られ
ていた。
常に一人が薫の体を舐め、一人は手で乳房やあそこを弄り、そして一人は薫の顔
をずっと撮影し続けていた。
時間いっぱい、たっぷりと代わる代わる股間を嘗められ、汗と唾液と体臭にまみ
れながら、望まぬ快感を何度も中途半端に掘り起こされる。
涙がこぼれ、閉じられない口からは、だらしなく涎が垂れた。
もう何度“イッ”たかわからなかった。
一度絶頂を迎えれば、後は容易かった。
たっぷりと時間をかけて仕込まれ、調教され、調律された薫の体は、男達の思う
ままに快感を貪り、望みさえすれば簡単にオルガスムスに達した。
もちろん、最初からこうだったわけではない。
だが、今はそうだった。
「んっんっんっんっんっんっ」
蓋を閉じた便座に両肘を付き、尻を男達に捧げたまま、薫は唇を噛み締めていた。
両脚は真っ直ぐではなく、縦長の菱形に――つまりはみっともないガニマタになっ
ていて、背後にしゃがんだ河野が尻肉の間に顔を突っ込み、股間のものを貪ってい
た。
ただでさえ「汚い」のに、他の男が嘗めしゃぶり、唾液がたっぷりと付いた性器
を、よく平気で嘗められるものだ。
そう薫は思った事もある。
だが、尻の穴の匂いをたっぷりと嗅がれ、その上、穴の内側にまで舌を挿し入れ
られて“れろれろ”と嘗めたくられれば、それももう考えるだけ無駄だと思い、考
えることそのものをやめた。
中途半端に腰を下ろしているこの状態というのは、いわゆる運動部などがトレー
イングで良く行う「空気イス」に似ている。あれはトレーイングとしてはほとんど
意味は無く、ただ単に先輩が後輩を「調教」するのが目的のようなもので、飴とム
チで言うところのムチに相当する行為だ。ただ、「忍耐力を養う」とか言うあたま
のおかしい馬鹿もたまにはいるが、あんなもので忍耐力が養われたら誰も苦労はし
ない。
薫の両脚には力がこもり、ぶるぶると震えて額には汗が浮かんでいた。
尻を下ろす事は出来ない。
かといって、上げる事も出来ない。
パンッ!!
「んひっ!」
なぜなら、尻を下ろしても、上げても、その途端、たちまち竹山が待ってました
とばかりに尻を思い切り引っ叩くからだ。
剥き出しの薫の白い尻は、今では真っ赤に腫れて、まるでニホンザルの臀部のよ
うだった。
ヒリヒリと痛み、熱を持ってジンジンする。
だが、河野は尻穴を嘗めしゃぶりながら、親指でクリトリスを包皮の上から“く
にくに”と押し潰すように捏ねたくるのだ。
そんな状態では、姿勢を維持するだけでも、多大な努力を要した。
パンッ!!
「はんっ!」
限界が、近い。
尻が自然と“くねくね”と動き、おっぱいの先端が痛いほどに尖っているのが自
分でもわかる。
こうなると、もう止まらない。
止められない。
立て続けに絶頂を迎え、涎も拭けずに真っ白になった頭でうわ言のように「あん
あん」言うだけになる。
自覚があったわけではない。
一度、見せられた事があるのだ。
撮影していた映像を。
乳房を吸われ、おまんこを弄られながら、馬鹿みたいな赤い顔をして、口を半開
きにしたまま涎を垂らして、ただ「あ〜〜〜……」とビヴラートの利いた啼き声を
上げていた。
「また下がってんぞ」
「も……もう……やめてぇ……」
「チクビ硬くしといて、ナニ言ってんだ馬鹿」
最初に性器をしゃぶった山口は、今はそのおっぱいを弄っていた。
前傾して、ほぼ便座の蓋と平行になった薫の体からは、人の頭ほどもある巨大な
椰子の実おっぱいが二房、垂れ下がって揺れ動いている。
こうしていると薫には、自分の体についているこの乳房が、本当にとんでもない
重さだということを、まざまざと思い知らされる。
揺れ動いて前後するだけで体が引っ張られ、その体もが揺れるのだ。
「垂れ下がっている」と形容してはいるが、その実、形が崩れるままにだらしな
く垂れ下がっているのではなく、みっちりと肉の充実を感じさせながら自重により
どうしようもなく垂れてしまった……といった感じのため、決して無様には見えな
い。
けれど、その白い表面には数え切れないほどの歯型やキスマークや指の跡で、赤
や紫などにマダラになってしまっていて、そういう意味では、無様どころか嫌悪す
べき薄汚い「汚物」に成り果てていた。
山口はその“汚物おっぱい”を左手で“たぷたぷ”と揺すり、“ぺちぺち”と叩
き、乳首を引っ張ったり摘んで捏ねたりしながら、右手に持ったケータイで何枚も
撮影している。
薫は、こうして大きく重たい乳房を体の下にぶら下げながら、詳細にその写真を
撮られていると、まるで自分が本当に家畜になってしまったかのように思えて涙が
止まらなかった。
クリトリスを弄られ、尻穴をほじられながら尻を叩かれ、そうして乳を嬲られて
いる薫は、意識が混濁して正常な思考が出来なくなってきている。
その上、
「へへっ」
ケータイで撮影することに満足した山口は、それをポケットに仕舞うと、今度は
薫の細い体から垂れ下がった巨大な“完熟汚物おっぱい”へと両手を伸ばした。
「あひっ……ぁ…そ、そんな……」
薫は頭を伏せ、便座についた両肘の間から自分の胸を見た。
そこでは山口が、マダラに色付いた“完熟汚物おっぱい”から立ち上がる、充血
して大きさを増した2つの“卑猥乳首”を両手の指先で摘み、牛の乳を絞るかのよ
うに“きゅ、きゅ、きゅ、”とリズミカルに引っ張り、捏ね、そしてひねっていた。
「いっ……痛い……いたぁいぃ……」
男には決して実らぬ、たわわに豊満なおっぱいを、ほんの2年前まで正真正銘の
男だった自分が、今、こうしておもちゃにされている事実。
そしてそのおっぱいを嬲られ、おもちゃにされ、汚されて汚物にまで貶められな
がら、それでもその痛みさえも快感として受け入れてしまうようになった事実。
死にたい。
でも、死ねない。
逃げたい。
逃げられない。
逃げてはいけない。
我慢しなければ。
我慢して、彼等の欲望を受け止めなければ。
だがそれが、本当に直人や貞華達のためなのか、それすらも、もう薫にはわから
なくなっていた。
以上です。
次回は近い内にお目にかかりたいと思います。
もしよろしければ、御待ち頂けたら幸いです。
GJ!!!!!!!!!!!!!!!!!
リアル投下に遭遇して、息を潜めて見てましたです〜!!!!!!!!!
なんというか・・・このドSめ!ハァハァハァハァ
続きお待ちしてます<__>
∧_∧
( ;´∀`)
人 Y /
( ヽ し
(_)_)
ヒャァ!おっぱい好きの俺としてはたまらねぇ!
超GJだぜ!
じわじわ来る
堪能しますた
>511
次の日曜日は、全日よりもっと露出があからさまな
↓
次の日曜日は、前日よりもっと露出があからさまな
ですかね?
気が付いたのこれくらいです
続きが楽しみですね
乙です
+ +
∧_∧ +
(0゚・∀・) wktk
(0゚∪ ∪ +
と__)__) +
+ +
∧_∧ +
(0゚・∀・) 乙です
(0゚∪ ∪ +
と__)__) +
伊藤誠あたりを女性化してえ。
+ +
∧_∧ +
(0゚・∀・) wktk
(0゚∪ ∪ +
と__)__) +
530 :
名無しさん@ピンキー:2008/10/19(日) 18:39:45 ID:JWkwY/yC
支援所がまた携帯で見られなくなっているな。
ところで、「メネシス」って全然続き来ないけどどうなったの?
携帯どころか、全部の環境で見れんよ。
あ、やっぱケータイでみれないんだ
なんでかなーおもてた
∧_∧
( ・ω・)
/(ヘ っ )ヘ
今まであった支援所はもう復旧かと
535 :
名無しさん@ピンキー:2008/10/20(月) 13:38:52 ID:6jUdx2or
支援所は携帯から見ると、中身が無いとしか表示されないな。
ケータイに支援所は冷たいよなあ。
フルブラウザ付のを買えよ
っていうか今支援所はどうやったて見れないけどな
∧_∧
( ・ω・)
/(ヘ っ )ヘ
+ +
∧_∧ +
(0゚・∀・) wktk
(0゚∪ ∪ +
と__)__) +
支援所は図書館の過去ログしか機能してないな
そして相手にされないという現実にorzしてると
どっかの男に犯られて女の思考に覚醒ると
支援所復活オメ
古い奴が落ちて、たまたま書ける状態になっただけだと思うよ。
図書館は復活してないし。
再発するかもしれないから、該当スレはバックアップしておいたほうがよい。
つーことは調子に乗ってスレ立てしてるとまた落ちるわけか・・・
一月止まってたSS再開しようとしたが、思い切り開いちゃってなんかテンションを忘れちゃったよorz
ってか、またボコボコ画像だけ貼られて再度落ちそうな悪寒。
∧_∧
( ・ω・)
/(ヘ っ )ヘ
548 :
名無しさん@ピンキー:2008/10/24(金) 00:18:53 ID:ebRh8WWM
∧_∧
( ・ω・)
/(ヘ (i) )ヘ
∧_∧
( ・ω・ )
/(ヘ っ )ヘ
∧_∧
(・ω・ )
/(ヘ っ )ヘ
∧_∧
( ・ω・)
/(ヘ (i) )ヘ
∧_∧
( ・ω・)
/(ヘ (i) )ヘ
∧_∧
( ・ω・)
/(ヘ っ )ヘ
∧_∧
( ・ω・)
/(ヘっっ)ヘ
∧_∧
( ・ω・)
(ヘ っ )ヘ
(ヘ っ )ヘ
(ヘ っ )ヘ
(ヘ゜っ゜)ヘ
///ヘヘ
+ +
∧_∧ +
(0゚・∀・) 待つ時は正座
(0゚∪ ∪ +
と__)__) +
+
∧_∧ +
+ _(u゚・∀・) ギトギトヌルヌル
⊂ (0゚∪ ∪。⊃ +
⊂ ゚̄ と_u_)__)゚  ̄⊃ +
⊂_。+ ゚+_⊃
⊂__⊃
前の投下から二週間も経ってないってのに
何をやってるんだおまいらは…
wktk
wktkワカタカ若貴
∧_∧
( ・ω・)
/(ヘ っ )ヘ
アルマ (完) 2008/07/20
僕オマエ 2008/07/26
ネクラに夢を 2008/08/01
ネクラに夢を 2008/08/04
大塚志乃 2008/08/17
使い魔化 前篇 2008/10/01
ネクラに夢を 2008/10/05
使い魔化 中篇 2008/10/08
使い魔化 後篇(完) 2008/10/09
TS新聞(完?) 2008/10/12
僕オマエ 2008/10/13
今スレに関しては、最大一月半位は間が開いてる
以前はどの位開いてたかはよく分からんが…
次は年内に来る様なら上等かも?
>>543 女の思考とは何だ?
いおの様とか、断られっぱなしのように見えて
結構モテたりするから側女が千人だもんね
女の子千人を満足させる底無し体力スゲー
このまま来なくてもいいような気がしてきたよ。
>>566 またまたご冗談をww
それとも君が、という解釈でいいのかな・・・?
★
ミ★
∧_∧
( ・ω・)
/(ヘ っ )ヘ
ミ★
_, ._
( ゚ Д゚)
( つ旦O
と_)_)
志乃タン(;´Д`)ハァハァ
未だに黒姫心と橘悠を待っているのはオレだけ?
ほす
この平穏がずっと続きますように。。。
_, ._
>( ゚ Д゚)
★ ( つ旦O
と_)_)
∧_∧
( ・ω・)
/(ヘ っ )ヘ
∧_∧
( ・ω・)
/(ヘ (i) )ヘ
_, ._
( ゚ Д゚)
( つ旦O
★ と_)_)
_, ._
( ゚ Д゚) ガシャ
( つ O. __
★ と_)_) (__()、;.o:。
゚*・:.。
>>527 伊藤誠もいいが、夜勤病棟の比良坂先生の女性化も見てみたい。
保管庫読みあさってたんだが ボブ富井さんの作品って未完?
あのジョジョネタ混じりなストーリーが好きなんだが
_, ._
(゚Д゚ )
( つ O. __
★ と_)_) (__()、;.o:。
゚*・:.。
_, ._
( ゚ Д゚)
( つ O. __
★ と_)_) (__()、;.o:。
゚*・:.。
_, ._
( ゚∀゚ )
( つ O. __
★ と_)_) (__()、;.o:。
゚*・:.。
クソッ fictionmaniaはいつまで落ちてるんだ
_, ._
( ゚ Д゚)
( つ旦O
★ と_)_) 、;.o:。
゚*・:.。
おいらを強制的に女性化してくれる珍妙な存在が現れないかなー
希望している時点で強制じゃなくなってる
_, ._
( ゚ ◎゚) ズズ…
( ゙ノ ヾ
★ と_)_) 、;.o:。
゚*・:.。
fictionmaniaはどうなってるんだ・・・
おお、fictionmaniaが落ちている話がされている。
暫くTG小説離れしていて古いアニメばかり見ていたのだが、
久し振りに戻って来ようと思ったら、落ちているので結局アニメ見続けてるよ。
日本のTSFは最近の自分の欲望と合わないんでやはりfictionmaniaのを見たい所だ。
英文を読むのが苦手で
fictionmaniaの作品は殆どしらないけれど
日本のTSF系と 話の傾向はどう違うの?
fictionmaniaのX指定以上を斜めに見ていると女装とフタナリがやたら多いイメージがある
女装は多いね
カテゴリ分けがしっかりしてるから気にならないけど
女性化よりも女装 ふたなり多め
男尊女卑
ファンタジーより リアル、
ハッピーエンドよりバットエンド
603 :
598:2008/11/15(土) 04:51:56 ID:i72Mo5VG
女装やふたなりは除外して洗脳系や魔法,薬物辺りを検索しているが、
>ハッピーエンドよりバットエンド
なのは気に入っているし、
他にもライトノベル(私小説?)っぽくない所、
描き方がドライで細かい内面情緒にあまり入り込まない所が
鈍感な自分の肌に合うのかも知れない。
> 他にもライトノベル(私小説?)っぽくない所、
むしろ私小説っぽくないか? つか、ラノベと私小説を並べる辺り、用語に誤解がないか?
作者の実経験や赤裸々な願望を下敷きにしていることは、コミック文化を背景にした国産TSよりも強く感じる。
日本でも女装趣味を公言しているような人は洋物に近い物を書く。
あちらのTSはゲイフィクションと密接に関わりながら発展してきた経緯があるので、
平均的な作者像が違っているんだと思う。
606 :
598:2008/11/15(土) 15:24:42 ID:i72Mo5VG
>用語に誤解
どうやらそうらしい。ウィキペディアで見てみると、
敢えて書くなら私小説でなく心境小説とでも書いた方が適切だった様だ。
>作者の赤裸々な願望を下敷きにしている
そう、その直接さがポルノとしての利用に適していて、単純な私には合っている。
日本の強制女性化ではどうも女性化させる側と女性化する側の間に
ウェットな交流や、性格や心理の共通性が描かれ過ぎる気がして、
そこに萎えてしまう事が多い。
洋物は人間を当然バラバラな物として描いている様に見えるのが私には好もしいのだ。
いや寧ろ、日本の作品は恋愛物、洋物はポルノ
が多いと言えば事足りるかも知れない。
そういえばキャプションドイメージが好きなのだった。
あまり自分の嗜好について考えても、結果的に個別にこれが好き、これはいまいち
としか言い様が無い気がしてきたのでこれ以上思いを巡らすのは止める。
考えるのは苦手だ。
>>605 ゲイフィクションの延長といわれると納得
完全に女性化しててもフィニッシュは全て尻穴になる作家さんが大杉
国産TSも最近ゲイフィクション系のが持て囃されてる気がする……
TS前から好きでしたとかTSしてすぐ女に興味なくなって
ちょっと優しくしただけの男に恋愛感情抱くだのとか
もとからその気が合ったとしか思えない……
609 :
605:2008/11/15(土) 21:08:51 ID:J3JGt9Gq
個人的な嗜好に過ぎないことを今時の〜はみたいな嫌みな言い方で
批判するレスに、自分のレスが引用されるのはいい気分ではないな。
海外TSFは
基本バッドエンド
女性化は官能的な肉体と引き換えに、
権力や財産、力、能力の全てを奪われる100%悲惨な出来事
恋愛を排除して 主人と奴隷の関係か…
好きなパターン全部入りだなw
全然バッドじゃないバッドエンドだな
この流れ見てると、なんか俺ってこのスレ的にはマイノリティって感じがしてならん。
今このスレ用に一篇SSを書いてるんだが、その内容が
どっちかというとハッピーエンド寄りでかつ恋愛要素やや大目って感じで、
>>602とか
>>610で挙げられてるような傾向とはまんま逆行気味だから、
果たして投下していいものなのか、受け付けてもらえるものかちょっと怖くなってきた。
出来る事なら投下したい・・・とは思ってるんだけどね。
向こうの場合は単純なハッピーエンドなどガキの読み物的な若干の侮蔑的ニュアンスを含む評価だからな。
キリスト教圏の人間の思考回路にあるパラダイムシフト思想は神罰による全ての剥奪だから、
そういう意味で等価交換的な欲望の転換で無いと違和感を感じるんだろうね。
アジア人からしたら破滅願望にも見える部分なんじゃないかな。
>>612 ハッピーだろうがバッドだろうがEROければ正義。
どろどろのにゅちょぬちょになって頑張れ(・∀・)b
>>612 ところが一時に集中する勢いや主張の強さは飢えの反映でもあるから。
そして飢えと作品数は反比例し、作品数は作者の数と比例し、作者の数はその嗜好の持ち主の数と比例するw
マイノリティかマジョリティかという観点にあまり意味があるとも思えないけど、
それをこういうレスで測るのは無理だと思う。空気を知りたいなら過去作品に目を通してみるのがいいよ。
>>608 そのあたりの心の変化を上手く書いてる作品って滅多にないんだよな。
大抵元から同性愛者だったんじゃないのか?って感じ。
>>612 一部の連中が自分の好みを主張してるだけだから気にしなくて良いかと。
>>612 ここは女性化は女性化でも、「強制」女性化スレだから
海外系のリアルでバッドエンド的な作品を好む人も多いけど
基本は雑食だと思うし、何でも投下して良いんじゃね、というか迷う前に投下しよう!
叩くのが生き甲斐の馬鹿も中にはいるけど
それ以上に書き手を支持する人は多いから心配するな!
618 :
612:2008/11/16(日) 23:22:58 ID:2JaO983j
みんなどうもありがとう。
安心して続き書く作業に戻るよ。
どうしても不安なら支援所使う手もあるけど
過去にも純愛ものは数多く投下されてるし問題は無いだろう
まあでも、支援所はファンタジーものの方がGJ評価高いよね。
間違えて書き込みボタン押しちゃったorz
まあでも、支援所はファンタジーものの方がGJ評価高いよね。
自分の好きな作品にGJつかないと、「お前はマイナー属性の中でもさらにマイナーな
シチュ好きなんだ」と言われてるようでちょっと凹む。
支援所住民の半数は、TS萌えというより、画像萌えヲタだから
女の画像が好みならそれだけでGJ付くw
んなこたない
_, ._
( ゚д゚ )
( つ旦O
★ と_)_) 、;.o:。
゚*・:.。
物語のオチにTSが来る作品は投下しにくい
オチまで読者を引っ張る自信無し(´・ω・`)
調教しながら強制的に徐々に変えていくのが好み!
オチだけTSっていうのはTSもの以外の小説とか一般作品でもよくあるしなぁ
TSしたその後を描くのがTSたる所以だと思う
☆
王道TS小説ない?上であがってた橘悠みたいな
>>629 個人個人が自分の中でツボにはまったものが王道です。
TSは嗜好がばらばらだから統一された王道なんて作りようが無い。
ミ☆
fictionmania、まだ落ちてるな...
>>632 鯖の一部が死んで、何をしてもリブート出来なくなってるんで
それを入れ替えて、ソフトを組み直そうとしてるとこだったんだけど
鯖を提供してくれてる人に、リアル事情でトラブルが発生してるんで
もう少し時間がかかるけどごめんね、ってSapphireさんが言ってたよ
マジョリティが王道
635 :
632:2008/11/24(月) 00:41:36 ID:sMKiiGJB
>>633 情報提供&翻訳ありがと。本格的な終了じゃなくて良かった。
Sapphireさんとこもたまには覗いてみよう。
ミ●
>>633 別に閉鎖ってわけじゃなかったのね
よかったよかった
●
●| ̄|_
そろそろここも新作が見たいと言ってみる
∧_∧
( ・ω・)
/(ヘ ● )ヘ
_| ̄|●
モウダメポ・・・
∧_∧_
⊂⌒ ●⌒つ
 ̄丶( /
し
_,. -──=ニヽ、
/レ'´ `ヽ、
//● / , ,、 ヽ ヽヽ ト、
/7O j_ノ_/ハHl、_j l lN
〈7イ ´|/l/ `ヘノ} jrく)j
r‐ヶハl c⌒r─ォ⌒c,ハヽ〉
Y//,ハ>、j>l、_ノ.イレ1l レ′
\l l//` ` ̄´ j l レ'
_>′r。~。ヽ レ'´
(__ゝ、<ゞニア< |
\`^^´ l
`ーr-、ノ
し′
+ +
∧_∧ +
(0゚・∀・) wktk
(0゚∪ ∪ +
と__)__) +
○
ノ|)
_| ̄|● <し
○|\
●| ̄ヒ|_
+ +
∧_∧ +
(0゚・∀・) wktk
(0゚∪ ∪ +
と__)__) +
+ +
∧_∧ +
(0゚・∀・) wktk
(0゚∪ ∪ +
と__)__) +
+ +
∧_∧ +
( ・∀・ ) クリスマス辺りには来るかしら
(0゚∪ ∪ +
と__)__) +
クリスマスに来るということは独りであることの象徴みたいなー
クリスマスの夜、枕もとやベッドに吊るされた靴下の中に、
むっちゃ濃厚、きっつい性描写の絵(ろ)本や、
手作りの温かみのある、極めて特殊なオモチャを
世界中に配りたくるエロサンタさんは、良い子にして
いないと来てくれません。
そんなものは間に合ってるので女の子にしてください
>>1-653 ____
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/ ⌒ ⌒ \
/ ( ●) (●) \
| 、" ゙)(__人__)" .)| ___________
\ 。` ||||==(⌒)ー、| | |
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| | / / ヽ回回回回レ | | |
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 ̄ \__、("二) └─┘ ̄l二二l二二 _|_|__|_
+ +
∧_∧ +
(0゚・∀・) wktk
(0゚∪ ∪ +
と__)__) +
>>653 そんなことを言ってると某悪魔がやって来て、
女の子になる代わりに人生根こそぎ失う羽目になるぞ
毎日AA貼ってる奴、正義に通報しようかな
>>656 それはそれでイイな♪653じゃないけど
+ +
∧_∧ +
(0゚・∀・) wktk
(0゚∪ ∪ +
と__)__) +
本気で愛して結婚したい女性と巡り合い
相手に思いが通じてようやくOKが出そうになった瞬間にだけ発動する
女性化の呪い
自分の記憶は変わらないけど、過去を含めて初めから女だったことになっている
もちろん相手の女性はレズの気が全くない相手でなければ発動しない
こういう呪いだったらお前らどうよ?
どうせ口だけの抵抗と足掻きで
女の自分を受け入れ彼女を捨て男に発情する展開になる
男のときの男の親友と結婚して私幸せで〆
めでたくはあり読みたくはなし
+ +
∧_∧ +
(0゚・∀・) …
(0゚∪ ∪ +
と__)__) +
変性虫の続きがきてた。
宣伝乙?・・・だから、何?
キチガイ?に おまえの前世は女だったと迫られ
必死で逃げるが 捕まって
屋敷に監禁されて
女装メイドになったら逃がしてもらえる事になり
女性の仕草を徹底的に仕込まれ
女装だと思っていたら 知らない間に薬物で肉体を変えられていて
作り物と思っていた乳房が いつのまにかホンモノに変わっている事にパニックになり
あてもなく 逃げ出すが
途中事故に遇って
気が付けば、ここ数ヶ月の記憶を失ってベッドの上で眠っていた
っていうのは どうよ?
導入が長いかな
まだ導入部分しか書いてないのにww
長すぎ?w
668 :
名無しさん@ピンキー:2008/12/07(日) 21:19:13 ID:tNsAsTtP
定期保守
+ +
∧_∧ +
(0゚・∀・) …
(0゚∪ ∪ +
と__)__) +
なんだこの流れは
>>667 知らない間に女性の胸がついてた時点でパニックじゃないかな
胸が膨らみ始めただけで怪しいと思うし、目が醒めたら手術されていましたとかだと同上
記憶を失ってとかいうのは蛇足っぽいので、単に調教物とした方が話としてはスッキリするとおもう
キチガイの妄執が他人を変えてしまうというような、TS+調教+MC+メイド物(初期は異装ね)
個々のネタはわりとありがちだけど、ねちねちとキチガイの執拗な調教を書けばウケるんじゃないかな
追記
とりあえず、クリスマスまでマテと電波受信。間に合うかどうかはかなり微妙で、神様次第
>>671 精神はそのままで、肉体だけ女性化を徐々に進める話にしたい
それも本人に気づかれない状況
仮に気が付いても逃げ出せない状況にしたいの
その方が絶望感が出るでしょ
犠牲者のTSやMCに費用や時間を費やす強い動機と
犠牲者は なぜ女性化に気が付かなかったか、その理由を考え中
こんばんは。
溜まってきたので、ぼちぼちと。
どうしても我慢出来ない方は、NGワードであぽ〜ん推奨です。
NGワードは【僕オマエ】でお願いします。
【強制女性化】【集団調教】【童顔爆乳】【露出】【玩具化】
詳しくは過去ログ参照にて。
その後、男達はセーラー服のスカーフを抜き取り、薫に目隠しをした。
意図はわからない。
薫は、いつもの「遊び」の一つだろうと思い、抵抗しなかった。
抵抗したところで意味など無い。
なぜか?
答えは簡単だ。
彼等は「やる」といったら「やる」し、抵抗したとしてもひどいことをされるだ
けだ。
それならば、ただ受け入れてじっと我慢すればいいだけのこと。
嵐が過ぎ去るのを待って家の中でじっと息を潜めるように、心を殺してじっと時
間が過ぎるのを待つだけのこと。
ただ、それだけだ。
そう、思っていた。
山口に捏ねられ、引っ張られ、摘み潰されて弄くられた“卑猥乳首”は、そこに
太い血管が宿ったかのように“じくんじくん”と熱を持って痛む。
いたぶられた“完熟汚物おっぱい”の中でも、その部分はひときわ熱く火照り、
彼等に与えられた……いや、強引に体へと捻じ込まれた、忌まわしい汚泥のような
快楽の「発露」だと思えた。
「んあっ……」
悲鳴のような溜息が、薫の唇から漏れる。
誰かが……山口か竹山か河野のうちの誰かが、無造作に……まるでゴミでも放る
ような手荒さで、薫を様式便座に座らせたのだった。
ノーブラの乳房は制服から剥き出されたまま。
パンツも脱がされたままだ。
男達にいいように弄ばれた、熱っぽく、けだるい体をようよう起こし、薫はのろ
のろと見えない目で首を巡らせた。
「閉じるな阿呆」
「ぃひぐぅ……」
両脚をだらしなく開いていた事を思い出し、慌てて恥じ入るように閉じた薫は、
勃起したままの左乳首を思い切り誰かに抓られた。
充血した乳首は、腫れ上がってまるで血の詰まった赤いグミの実のようだった。
「閉じるなよ?ああ!?」
声は、竹山だった。
臭い息を吐きながら顔を寄せ、唾を飛ばして怒鳴る。
乳首を引っ張り、無造作にぶるんぶるんと揺すりたてる男の手を弱々しく掴みな
がら、薫は泣きじゃくって“いやいや”と首を振った。
「なに拒否ってんだよ」
「ひぃいいいいっ!!」
そんな薫の右乳首を、今度は別の誰かが思い切り乱暴に摘み、上へと強く引っ張
り、釣鐘状に引き伸ばされたおっぱいを“パンッ”と小気味良い音を立てて引っ叩
いた。
「いたっ!いたぁいっ!!いたいっ!!やめてやめてやめ」
「うるせえ」
バチンッ!!
「あひっ!」
今度はさっきよりも強く引っ叩かれた上に、指が食い込みそうなほど乳房を鷲掴
みにされた。
そして“ぐにぐに”とゴムボールでも掴み潰すかのように捏ねられ、薫は声も無
く体を強張らせる。
「黙れ」
「……ッ……ッ!!!……ッ!!」
豊満過ぎるほどに張り詰めた乳の中で、みっちりと詰まった中身がぐちゃぐちゃ
に潰れそうだった。
それもう、年頃の“女の子”にする所業ではない。
いかに元は男だからといって、ここまで乱暴にして良いという法は無いのだ。
だが、薫にはもう、ただ黙って頷くしか方法が無かった。
“女の子”どころか、もう、自分は彼等に人間扱いされていないのだと、文字通
り痛いくらい自覚してしまっているからだ。
両方の乳房に与えられる痛みに、薫は全身をガクガクと震わせ、あとからあとか
ら溢れてこぼれる涙が、目を覆うスカーフに染み込んでいく。
「わかったのかよ?」
薫は唇を震わせながら“こくこく”と頷いた。
おっぱいがもっと腫れ上がってしまう。
乳首がみっともなく伸びてしまう。
その想像は、薫を恐怖させた。
もう十分汚され、遊ばれ、一目見たら嫌悪感で顔を背けてしまうような汚物にさ
れてしまったのに、それでもまだ、薫はこれ以上おっぱいにひどいことをされるの
が、嫌で嫌でたまらなかったのだ。
屈服するしか無かった。
元より薫に……男達のペット(性愛玩動物)と成り果てた薫には、拒否出来る権
利など与えられていないのだ。
§ § §
『動くなよ』
そう言われ、個室で息を潜めてから、果たして何分経っただろうか。
薫には1分のようにも、5分のようにも、10分……20分のようにも感じる。
いや、そんなはずはない。
薫はそうも思う。
50分もあった昼休みは、もうあと残り少ないはずだ。それでもチャイムはまだ
耳にしていない。
嬲られ続けて時間の感覚が無い薫にも、もうあと少しで午後の授業が始まるのだ
と、周囲の空気でわかった。
トイレは体育館裏にあり、昼休みの間はそこで食後の球技などに興じていた生徒
達が、徐々に少なくなっていくのがわかるからだ。
薫は洋式便器に座り、タイル壁に背中を預けて両手を頭の後ろで組み、両脚をいっ
ぱいに開いていた。歯形やキスマーク、男達の唾で汚れた薄汚い『陵辱汚物おっぱ
い』も、どろどろに濡れて“くぱっ”と開き、明かりに膣口を晒したままの下品な
『汚物まんこ』も、すっかり露出している。
場末のストリップ・バーで、ストリッパーがポールダンスの際に必ずするポーズ
に、どこか似ていた。
個室のドアの鍵はかかっていない。
男達が出て行く時に外したままだからだ。
もし今、誰か他の男子生徒がトイレに入ってきて個室のドアを開けたら。
そう思うと薫は身がすくむのを感じる。
汗や唾や、精液などの匂いが篭って、ここで何が行われていたか簡単に想像“出
来て”しまうのだ。
膣内に男根を挿入されてなどいない……いや、それどころかキスすら許していな
いなどと、誰がわかってくれるというのか。
そうなれば、学校中、あっという間に噂が駆け巡り、薫は全校の笑い者となって
明日からここにいられなくなるだろう。女子生徒達にも、両親にも、そして直人に
も薫が男達のオモチャになっていた事が知れ渡ってしまう……。
『それだけは……いや……』
もちろん、手探りでロックする事を考えなかったわけではない。別に両手が拘束
されているわけではないからだ。
だが、もしそうしたら、今度はどんなひどいことをされるかわからなかった。
彼らとて、自分達のしていることが学校側にばれたり、生徒の間に知れ渡ること
を良しとはしないだろう。おそらくトイレの外で、入り口近くで、近づく生徒を警
戒し、それと同時に薫の反応を伺っているに違いなかった。
だから、きっと、たぶん、他の生徒はこのトイレに近寄りもしないに違いない。
そう、薫は思う。
だが、だからといって安心出来るわけもなかった。絶対という言葉ほど、信用の
ならないものはないと、薫は身に染みているからだ。
『かゆい……』
男達の臭い唾や、自分の汗やヨダレや愛液で濡れたおっぱいと股間が、ひどくむ
ず痒かった。
すえたような匂いが胸元から立ち上り、思い出したように吐き気がこみ上げた。
どこからか飛んできたハエが数匹、おっぱいや内腿の上を這い回っているのがわ
かる。その動きが、痒みを増幅させていた。
2029年の現代でも、今世紀初頭頃と同じく、ハエはどこにでもいるし、どこ
にでもやってくる。ハエに限らず、非衛生的な昆虫類の撲滅・根絶などは、ほとん
ど行われていないのだ。
自然サイクルの生物バランスを、人類が人為的に弄ることを良しとしなかったと
いう意見もあるが、実際のところは「非衛生的環境の自覚及び自主的処理」のため
だという意見の方が多い。
つまり人は、「不潔な生物が自らの姿で警鐘を鳴らしてくれなければ、個々が自
ずから非衛生的な環境を改善しようとしない」ということだ。
だからこそ「トイレでハエのたかる物」は、正真正銘の「汚物」だと言えた。
ハエのたかるおっぱいとおまんこ……。
それは便所の中では、大便や小便と同列だということに他ならない。
本当に『汚物』と成り果ててしまった自分の体に、薫は再び涙が滲むのを感じる。
『ああぁ……かゆいよぉ……』
もじもじと体を揺すり、尻の穴を“きゅきゅ”と締めてみても、痒みが鎮まるわ
けもない。
このままじっとしていたら、おっぱいやあそこに卵を産み付けられてしまうのだ
ろうか?
そんな怖い考えに、薫は“ぶるるっ”と身震いした。
『今だったら……今のうちに手を下ろして……』
そう思いかけて、それはダメだと薫は自分で否定した。
もしそうしたら、そしてそれを知られたら――『言いつけを破ったことを知られ
たら』――またどんなひどいことをされるかわからない。
いつしか薫は、そうやって自分で自分を縛り、追い込んでいくようになっていた。
ハエがたからないように体を揺すり、乳房を揺らし、もじもじと尻を揺するその
姿は、どこからどう見ても淫乱な『便所女』としか見えない。
『はやく……帰ってきて……』
知らず、薫は男達が早く戻ってきてくれることを強く願った。
もちろん男達が戻ってきて、それで開放されるという保証はない。
でも、このままでは確実に午後の授業に遅れてしまうし、何より痒くて痒くてた
まらない。
「あぁ……」
全身にいまだ残る快楽の残り火と、痛みと、痒みとがない交ぜになって、薫は気
が狂いそうだった。
そして薫は、
――僕は、男達の帰りを待ち望んでいる。
その事実に自分でも気付かない。
開放して欲しいから?
それとも、この体の高ぶりを少しでも鎮めて欲しいから?
「――はぁっ……」
我知らず、甘い音を含んだ吐息が漏れる。
しっとりと汗で潤った肌が、じんわりと熱を帯びる。
ほっそりとした胸郭の上でもったりと広がったモチのような豊満乳房が、乱暴に
手で揉みしだいて欲しそうに揺れ動く。
広げた両足の間では、“くぱぁ”と広がった陰唇に血が充ち始め、中に隠れてい
た膣口が潤みを見せ始めていた。
呼吸をするように、尻の穴が“きゅ…きゅ…”とすぼまる。
『はやく……あぁ……やだ……やだぁ……はやくぅ……』
乾いた口内を潤すように唾液を溜め、舌で“くちゅくちゅ”と混ぜてからゆっく
りと飲み込む。
そこで初めて薫は、自分が“発情”している事に気付いて愕然とした。
『……僕……今……』
血の気が引き、顔が青褪める。
今、自分は、男達が戻ってきてこの体を再び貪る様を脳裏に浮かべなかったか?
『ちがう……ちがうっ……』
否定し、首を振りたくり、深呼吸をした。
それでも体の反応は、欲望に正直過ぎた。
“とろっ…”と、膣口から垂れた淫液が、会陰を伝って尻の方へと落ちていった
のがわかった。
「――そんなぁ……」
絶望の声が漏れた。自分が脳裏に浮かべた自分自身の陵辱の姿に、あろうことか
欲情してしまったのだ。
「あぁ〜〜〜……」
変えられてしまった自分の体。
いやらしく、卑猥に形を変え、淫乱に花開いた自分の体。
もう、戻れない。
もう、綺麗だった体には戻れない。
薫はその事実に声を殺して無き咽び、そして泣きながら股間を濡らし、乳首を堅
くさせていた。
§ § §
そんな時だ。
不意に誰かの話し声が聞こえたのは。
『…カオルが?どういうことだ?』
聞き間違えるはずも無い。
この、ふてぶてしくも深く落ち着いた、とても高校生とは思えないくらい野性味
溢れた声は……。
『ナ……ナオタ???』
目隠しされ闇に閉ざされているが故、余計に鋭敏になってしまっている耳が確か
に捉えたのは、哀しいほどの愛しさで身を焦がした相手。
岡島直人の、聞き間違えようの無い声だった。
『…どこに行こうが、俺の勝手だろう?』
どうして?何故ここにナオタが!?
混乱し、口を半開きにしたまま、薫は目隠しにされたスカーフの下で、見えない
目を見開いた。
“ぶるるっ”と意識しないまま身が震え、“きゅうっ”と括約筋が収縮する。
そして続く、トイレに入ってくる上履きの音。
『ナオタ……あぁ……やだっ……やだぁ……』
便所の下駄に履き替え、やがて直人がやって来る。
薫が閉じ込められている、個室のすぐそばへ。
『く……来るな……来ないで……』
そして響く、“じょろろろ……”と、小便器を叩く水音と、深く息を吸う呼吸音。
『くっ……ふっ……』
ナオタが近くにいる。
同じ空気を吸っている。
自分の体の匂いを、ナオタが吸っている。
そう思うだけで、薫の躰を腰が抜けそうなくらいの快美感が駆け抜けた。
“あそこを舐めたくられてとろとろに濡らしたまま、ハレンチな格好で目隠しさ
れてトイレの便器に座らされ、そのまま放置された自分を見られるかもしれない”
という恐れより、“すぐ近く、ほんの二メートル近くの距離でナオタが「ちんちん」
を出して放尿している”という事実が強烈に生み出す興奮が、理性を簡単に蹴っ飛
ばしていた。
男がチンポを出している姿など、この数週間で嫌と言うくらいに見てきた。
それどころか、物心付いた頃から見てきた、見慣れ過ぎた光景のはずだ。
それが、ただ相手が直人だというだけで、甘い甘い、とてつもなく甘い感覚がと
めどなく溢れて、体が火照って頬が熱を帯びた。
ただでさえ重たいおっぱいがさらに重みを増し、元に戻りかけていた乳首が、反
応して再び痛いほど堅く屹立する。
ぞわぞわと背筋を快美感が駆け上り、駆け下り、尾てい骨の辺りにわだかまって
下腹の内側から“ぐずぐず”と溶かし崩していくようだ。
“とろり”としたものが、体内からしたたり落ちる。
収縮した括約筋が緩み、腰が震え、あそこから何かがじわりじわりと染み出し、
水滴を作り、とろとろと会陰を濡らす。
求めている。
直人を。
直人の体を。
匂いを。
視線を。
言葉を。
指を。
舌を。
――チンポを。
『あぁ〜〜……』
頭が真っ白になり、二度三度と体が跳ねる。
便器がガタガタと音を立ててしまった事にも気付かなかった。
何も聞こえない。
何も感じない。
真っ白な闇にどこまでもどこまでも落ちていくような感覚。
薫は、自分が信じられなかった。
あろうことか、自分は直人の男根を想像し、それが自分のあそこに挿入される様
を思い浮かべ、陰唇を掻き分けて奥深くまで“ずにゅ”と粘液を纏わり付かせなが
ら押し入ってくる感覚を想像しただけで、イッてしまったのだった。
もちろん薫は、まだ膣内に男根どころか、指さえ挿入された事は無い。
舌で膣口周辺を嘗め回された事はあったが、それも入り口からたった3センチ程
度のことだ。
それが、処女膜さえ裂かれていないのに、挿入の想像感覚だけで達した。
真っ白な感覚の中で、薫にはそれが、自分がまごう事なき『淫乱』に堕ちた証の
ように思えて仕方なかった。
§ § §
どこか遠くで、チャイムが鳴っていた。
午後の授業を告げるチャイムだった。
疲れ果て、涙も枯れ果てて、薫は洋式便器の上でぐったりと身を沈めている。
瞳にいっぱい溜まった涙で、呼吸に合わせ目の前でゆらゆらと揺れ動く薄汚い乳
房をぼんやりと眺める。
――砕けてしまった。
心が、粉々に砕けてしまった。
あの後、薫が想像だけでイッてしまった直後、扉が何の前触れも無く開かれた。
忘我の中、薫はそれでも“ビクッ”を身を強張らた。
そして、直人が自分を汚いものでも見るように見下ろしているのだろうという恐
ろしい想像に涙ぐみながら、必死に顔を伏せていた。
その耳に――羞恥により真っ赤に染まった耳に、
『…カオルが?どういうことだ?』
『…どこに行こうが、俺の勝手だろう?』
直人の、さっき聞いたものと寸分違わない声が届いた。
恐る恐る薫が顔を上げると、そこには、山口と竹山と河野が立っていた。
その中で竹山が、ニヤニヤとした顔の横にケータイ(コミュニケーター)を掲げ
ていた。
訳がわからず目を見開いた薫の前で、竹山がケータイのボタンを押す。
『…カオルが?どういうことだ?』
直人の声が、その場にいるかのような鮮明さで、ケータイのスピーカーから流れ
ていた。
「ほれ見ろ。俺の言った通りだろ?」
竹山が勝ち誇った顔で、山口と河野を見た。
「マジかよ〜〜……薫って元は男だろ?なんで野郎を好きになんだよ!?」
河野が「チッ」と舌打ちし、自分のケータイを操作する。
「まいど!ホレ、お前も」
「うっせぇ」
竹山に促され、山口も自分のケータイを操作した。
河野と山口は、携帯から自分の「エムズ(E.M.S=electronic money systems)」
で、竹内の口座に金(貨幣情報)を振り込んだのだった。
「元は男のくせに岡島の声だけでぐちゃぐちゃに濡らしやがって。馬鹿かてめーは」
「……あっ!」
山口は、便所の床で汚れたスリッパを履いた足で、とろとろに濡れたままの薫の
股間を踏み躙った。
薫はその痛みより、屈辱より、悲しみより苦しみより、男達に自分の恋心が既に
露呈してしまったことに、悔しくて泣いた。
§ § §
午後の授業は、終業20分前に教室に入った。
「もう具合はいいの?」
50代まであと3年という現国の女教師は、分厚い眼鏡の奥で閉じているのか開
いているのかわからない目をしょぼしょぼと動かしながら薫を見た。
具合が悪くて保健室で休んでいた……という事になっていたらしい薫は、軽く会
釈するとくたくたに疲れた体を引き摺るようにして自分の席へと向かう。
薫はそこで、三時間目やプールで感じた違和感が、とうとう現実の姿となって目
の前に現れたことを知った。
机の上が、濡れていた。
正確には、机に造りつけられたモニターのカヴァーが、明らかに材質の光沢では
ない光で濡れ光っていたのだ。
指先でそっと触れると、ぬるぬるした。
ツンとした独特の匂いは、薫にそれがトイレの中性洗浄剤だと知らせていた。
薫の席は、窓側の一番後から2番目だ。
後ろには山崎という男子が座っているが、気付かないのか、それとも気付いてい
ながら知らんふりを決め込んでいるのか、顔を伏せたままモニターで漢字の書き取
りを続けていた。
「どうしました?」
薫が逡巡し、立ち尽くしていると、教師は彼女を咎めるように声を掛けた。
特に、ショックは無かった。
どちらかと言えば、
『あー……やっぱりこうなったか……』
という感が強かった。
女子はグループを作る。
群れを作る。
薫は元々男だった事もあり、1人でいることが怖くない。
たとえ1人の時があっても、それなりにやっていく事が出来た。
だが、女子の中で「一人でいる」ということは、そのまま「孤立する」と同義な
のだという事を、本当の意味ではわかっていなかったのかもしれない。
女子は一人でいる者を選別し、区別し、そして差別する。
一人でいても平気な者を恐れる事もある。
そしてそういう者を周囲から排除しようと、他の女子と結託して潰しにかかる。
薫は、一人を好んだ。
一人でいる事を選んだ。
それは坂東達にされている事をクラスメイトに知られるのを恐れ、また直人や貞
華(ていか)や志宇(しう)や友香(ともか)達を坂東達から護るためであったが、
それと同時に、他の女子へと被害が及ぶのを防ぐためでもあった。
もちろんそれを、クラスメイトに語った事は一度も無い。
薫がどんな思いで坂東達のオモチャになっているのか、それを知るものは、この
クラスには誰もいないのだ。
「香坂さん?」
立ち尽くす薫に、教師が再度声を掛ける。
薫は仕方なく席に着き、そして予備のハンカチを取り出そうとカバンを開けた。
「……?……」
カバンの中に、見覚えの無い四つ折の便箋が入っていた。
薫は机の上を丁寧に拭くと、モニターカヴァーを開いて、その陰で便箋を開いた。
そこにはただ一言。
3つの漢字で、
「便所女」
とだけ、書かれていた。
心臓を掴み上げられたかのような、恐怖とも絶望とも形容し難いものが、薫の呼
吸を止めた。
顔から血の気が引くのがわかった。
周囲にそれと知られぬように、そろそろと視線を巡らせる。
知っているのだ。
この中の誰か。いや、もしくは、クラス全員が。
自分が坂東達にされている事を。
トイレの中性洗浄剤が机に塗布されていたのは、それを示しているのだろう。
教壇では教師が壁面のモニターに映し出された文字や映像を指しながら何か言っ
ているが、薫には何一つ頭に入ってこなかった。
別のことで、頭が一杯だったからだ。
昼休みに入った時は、まだ机は綺麗だった。とすれば、汚されたのは昼休みの間
という事になる。
薫が竹山達にオモチャにされていた間に、クラスメイトの誰かがトイレから洗浄
剤を持ち込み、そして皆が見ている前で机に塗ったのだ。
そして、それを他のクラスメイトは見てみぬフリをした。
昼休みはいつもどこかにふらっといなくなってしまう直人はともかく、貞華(て
いか)や志宇(しう)や友香(ともか)はいたはずだ。
でも、止めなかった。
それはつまり、薫は彼女達に「捨てられた」ということなのだろう。
護っていたつもりの人達から捨てられる。
なんて滑稽だろうか。
自分にとって必要な人達だから、大事な人達だから護っていたつもりだったのに、
その人達からすれば薫は必要でも大事でもなんでもなく、「捨てて」しまって構わ
ない存在だったのだ。
開いた窓から、風が舞い込む。
高く昇った白い真昼の月を見上げながら、薫はぼんやりと風に吹かれていた。
もう、何も無い。
自分には、もう何も無いのだ。
悲しみも苦しみも、喜びも怒りも、不思議と沸いてこなかった。
そんな感情が自分の中にあったのかさえ、思い出せなかった。
そもそも、そんなものは最初からあったのか?
例えば、「好き」という気持ちはいったいいつ、どこから来るのか。
本当のところは誰も知らないのだ。
■■【33】■■
西暦2029年7月14日、土曜日。
7月も半ばに差し掛かり、気温も上昇を続けて初夏に相応しい気候になりつつあっ
た。
土曜日は朝から呼び出され、薫は駅に行くと女子トイレで先週と同じ格好――母
のウィッグと帽子と明るい色の伊達眼鏡と女の子っぽいワンピースを身に着けて、
それまで着ていた服をロッカーに預けた。
そして、待ち受けていた男達に引き立てられるようにして、そのまま電車で一時
間半の所にある比較的大きな水族館に連れられていった。
そこは海洋科学研究所も兼ねていたが、近年、都市部よりもっと近い場所にレジャ
ーランドと併設される形でオープンしたエンターテインメント性の高い水族館に客
足を取られ、休日だというのに客の少ない、少々寂しいところだった。
坂東達は水族館に着くなり誰もいない事を確認した男子トイレに薫を引き込み、
着てきたワンピースを数人かがりで破きそうなほど乱暴に脱がせ、下着姿にすると、
あろうことかプリーツの無い真っ白いミニスカートと、極端に布地の少ない水色の
ビキニトップを与えた。
押し付けるようにして渡されたそれを見て、薫はあっという間に顔を青ざめた。
エスカレートした要求は、まさに「苛烈」だった。
白いおっぱいには昨日までのキスマークと歯型がいくつも散って、一目見て複数
の人間によってたかって嬲られいじられた『陵辱おっぱい』であることは明白であ
るのに、一片が5センチくらいしかない極小三角ビキニでは、乳首しか隠す事が出
来ず、その上、ミニスカートは白い腿の内側に無数に散って青紫色に変色しかけた
キスマークを、ほとんど隠せていなかった。
これでは「自分はこの男達“全員”に毎日たっぷりと抱かれ、可愛がられていま
す」と宣伝しているようなものだった。
薫はそのあまりの仕打ちに耐え切れなくて、涙をこぼして懇願した。
「い……いやだ、こんなの……こんな……」
『こんな格好』。
だが、その言葉を全部口にする前に、薫は頭を一発「ゴツン」と小突かれた。
――くらくらした。
目の前が真っ白になり、チカチカして、気がつくと数人がかりでブラとパンツを
毟り取られ、素っ裸にされていた。そしてその上で、オリーブオイルで両手を“ぬ
らぬら”と濡らした山口と神原に、おっぱいを中心に上半身をツヤツヤに仕立てら
れてしまったのだった。まるで、下品な成年誌の冒頭を飾る、エログラビアのセク
シャルモデルみたいだった。
そうして“てらてら”と油に濡れ光ったおっぱいが、男達の嗜虐に今日最初の火
を付けたのだ。
「やめ――あっ…やだっ……やだぁ……」
それから10分もたっぷりと全員に代わる代わる揉まれ続けただろうか。
光と影に踊り、揺れ動きながら艶やかに光を弾く、歯形とキスマークで彩られた
椰子の実おっぱいは、極小のビキニを硬く勃起した乳首が押し上げ、濃く透けて、
それだけで公衆良俗を思い切り犯す、卑猥極まりない『猥褻物』に成り下がってい
た。それでも必死にワンピースを男達の手から取り戻そうと手を伸ばした薫は、再
び「ゴッ」と頭を小突かれ、今度こそ一瞬意識が飛んだ。
「あっ!いやっ!!」
そして次の瞬間、開け放たれたドアから少し濡れたトイレの床に白いミニスカー
トとマイクロビキニのトップだけを放り投げられ、そのまま個室から蹴り出されて
はどうしようもなかった。
薫はボロボロとどうしようもなく零れ落ちる涙を必死にこらえながら「布切れ」
を拾い上げ、他の客が来ないうちに懸命に狭い掃除道具入れへと隠れて、床の汚水
で少し汚れてしまった短すぎるミニスカートを履き、マイクロビキニを身に着けた。
掃除道具入れから出ると男達の姿は無く、薫は一瞬、ほっとした。
だが、男子便所からこそこそと周囲を伺いながら出る直前、洗面所の鏡で見たの
は、明るいブラウンのウェーブヘア・ウィッグと帽子と伊達眼鏡を着けた、頭のお
かしい破廉恥な馬鹿女だった。
オイルでツヤツヤに濡れてキスマークや歯型のいっぱい付いたおっぱいには、乳
首しか隠していない……だがパットも無くすっかり透けて見えるマイクロビキニ。
ノーパンで、少し動けば“ぷるぷる”と艶やかに張ったお尻が見えそうなくらい
短い……そして少し匂う便所の水で汚れた、白のギリギリスカート。
それは、どこからどう見ても夏の海水浴場などでたまに見かける、
――インフォマニア(淫乱)で露出狂の、頭のおかしい便所女……。
これ以上無いほどに、どうしようもない変態女の出来上がりだった。
いっそ、閉館時間までトイレに隠れて、篭っていようか。
一瞬、本気でそう思った薫は、入り口に立ってニヤニヤとこちらを眺める12個
の目の前に、狼に取り囲まれた小鹿のように、ただ身を震わせる事しか、出来なかっ
た。
§ § §
水族館の中は薄暗く、場所によっては隣に立つ人の顔さえわからない場所もある。
坂東達は常に3〜4人で薫をガードするかのように囲み館内を歩いた。
彼らは時折すれ違う水族館の職員や、他の客の目を盗んでは、オイルでツヤツヤ
に光る、薫の豊満な白い乳を揉み立て、引っ叩き、“ぶるぶる”“たぷたぷ”と大
きく揺れ動くのを見て楽しんだ。
半月以上の長きに渡って毎日のように薫の乳房をおもちゃにしても、彼らには
“飽きる”という事など無かった。
一ヶ月以上に及ぶ連日の責めに、腫れ上がり赤く痺れる薫の“凌辱乳房”は、ふ
た回りもふくらんでGをとっくに過ぎ、Iカップにもなろうかという大きさになっ
ていて、そのずっしりとした重たさは尋常ではなかった。たぷたぷ(だぷだぷ?)
と手で重さを量るようにしてみれば、そのたっぷりとした重量感と共にしっとりと
した肌の艶かしい質感さえも存分に味わう事が出来るのだ。薫にとっては決して喜
ばしいことなどではなかったが、それは皮肉にも、性器を嬲られ快感を半ば強制的
に脳に捻じ込まれる事で、女性ホルモンがたっぷりと分泌された結果であった。
しかも表面には男達による、数え切れないほどのキスマークと歯型が縦横に刻ま
れ、コレが自分達の「モノ」だとシッカリと証明されているのだ。
ともなれば、坂東達で無くとも、せっかくここまで“育てた”その「淫猥な宝玉」
を、簡単には手放そうとは思わないに違いない。
事実、それは彼等が瞳に浮かべる嗜虐的な光を見れば、誰の目にも明らかだった。
彼等はまた、ちょっとした暗がりがあれば、他の人間の視線を遮り、薫の極小ビ
キニを捲り上げて、ぷくりと膨れ上がった乳首を露出させた上で楽しそうに“いぢ
め”た。
たとえばそれは、ペンギンの水槽の前での事だ。
可愛らしい小動物の仕草に歓声を上げる子供やカップルのずっと後ろで、薫はビ
キニを捲り上げられ、露出し、勃起した卑猥乳首をコリコリと弄りまわされた挙げ
句に“ぢゅううううっ”と音を立ててキツく激しく吸い立てられ、その後、指でたっ
ぷり“くにくに”と何回も何回もしごかれたのだ。
おっぱいを嬲られだけで、薫のあそこはとろとろに濡れ、頭がぼんやりとして抵
抗らしい抵抗も出来なかった。
その上で、さらに固く高くそそり立った乳首に、突然、素早く幾重にも糸が巻か
れた。
「……!?……」
望まぬ快感に揺さぶられ、必死に声を抑えていた薫は、何事かと思う間も無く
“ちりんちりん”と涼やかな音を耳にした。
見れば、糸の先端には小さな金色の鈴が取りつけられ、薫の、細い体躯からした
ら異常とも思える大きさの椰子の実おっぱいがゆっさゆっさと重たく揺れるたび、
おっぱいの先端でキラキラと光を弾き輝いていた。
ただでさえ、他の客の目を引きやすい格好なのだ。
それに加えて乳首にこんな鈴をぶら下げたりすればどうなるか。
「いや……いやだぁ……」
薫は顔を真っ赤にして坂東にすがり、涙を流していやいやと首を振った。
だが、坂東達にすれば、薫のそんな羞恥に染まる顔が何よりも楽しいのだ。
「来いよ」
暗闇の中、彼等は薫を押さえ付けて、4人がガードするその裏で、順番に2人が
かりで彼女の体をまさぐった。
薫は声を必死に堪えながら“完熟陵辱おっぱい”を揉まれ、尻を撫でられ、首筋
を舐められながらあそこを指で弄くられた。
坂東に「プレゼントだ」と、耳たぶを舐められ、甘く噛まれながら囁かれて、
ぞっとする嫌悪感より“ぞわぞわ”と腰から這上がる正体不明の快美感に、自分は
どうなってしまったのかと涙した。
――自分はもう、彼等のおもちゃであることを甘受してしまったのか。
そんなはずはない
坂東も山口も谷崎も武山も神原も河野も、大嫌いなのだ。殺したいほど憎いのだ。
そう思いながらも、薫は乳首をキツく吸われて“ぶるるっ”と全身を奮わせた。
ではなぜ好きにさせている?
好きに体を嬲らせ、涙と涎と蜜を垂らしながら腰をくねらせよがっている?
悦んでいるではないか。
それとも、与えられる快感に埋没して忘我し、直人を忘れようと狂ったマネでも
しているつもりか。
そんな自嘲さえもが、今の異常な状態に振り掛ける快楽のスパイスになっている
とは、当の薫にもわからなかった。
自分はまだ“可憐な唇の清廉”と“恋する純潔”だけは、決して暴虐な陵辱者達
には渡していない。
だが、
そ・れ・が・ど・う・し・た?
あそこに指や性器を入れさせていないとはいえ、陰唇や陰核には既に男達の指や
汚液が触れてしまっているのだ。
それでどうして「汚されていない」などと言えようか。
尻を撫で回され、淫核(クリトリス)を擦られ、毎日挨拶代わりに気軽に揉み立
てられた重たい乳の先端で、立ち上がり、糸で結ばれ強烈に自己主張する乳首をや
わらかな乳房に埋没させるように押し込められる。
そうして水族館にいる間はずっと、「〜だわ」「〜よ」「〜なの」といった女言
葉を強制され、少しでも男っぽい言葉遣いや抵抗をみせようものなら容赦無く汚い
言葉で罵られ、頭を小突かれ、乳を引っ叩かれ、そして乳首を捻り上げられた。
それは、まごう事無き『言葉の矯正』であり『人格の矯正』だった。
「女らしくしてやろうってんだよ」
谷崎はそう言った。
言いながら手に余る“馬鹿(みたいにデカい)乳”を揉み立てた。
「抵抗しなけりゃ優しくしてやる」
神原は痛みを癒すかのように乳首を“ぺちゃぺちゃ”と優しく舐めながら言った。
ゆったりと丁寧に“陵辱馬鹿乳”を揉み込まれながら坂東に囁かれた言葉が耳か
ら離れない。
「俺達はみんなお前にゾッコンなんだ。だからお前が望めば絶対に痛くなんかしね
え。優しくしてやる。大事にしてやる」
そうして彼等は一様に、こう言った。
『愛してるぜ』
ゾッとした。
望まぬ快楽を植え付けながら、そんな事を口にする身勝手過ぎる男達に、ではな
い。
そう口々に囁かれた途端、ゾクゾクと体を震わせ、まるで悦び応えるかのように
「あふっ……」と熱い吐息を吐き出した自分に、だ。
その上で、何度も何度も6人がかりで耳を舐められ乳を揉まれ乳首を吸われなが
ら、尻を、太股を撫でられてあそこを“くちくち”といじられてはたまらなかった。
このまま身を任せてしまおうか。
いっそ埋没してしまえば楽になれる。
――そうだ。
直人との恋は絶対に実らない。
学校に味方はもう一人もいない。
貞華(ていか)も志宇(しう)も、友香(ともか)さえも離れていった。
月曜になれば、「事実」を知ったクラスメイト達によってどんな「いじめ」が始
めるか、想像すら出来ない。
孤立し孤独になった自分が坂東等に抵抗して自分を保ち続ける意味は、果たして
あるのだろうか?
深海魚コーナーにあった職員用通用口に引き込まれ、暗がりに押し込められてコ
ンクリート打ちっぱなしの壁に両手をつくと、後ろから尻の穴を舐められながら陰
核を鞘ごと“くにくに”といじられ、全身をぴくぴくと震わせながら薫は啼いた。
別の男が後ろから手を回し、歯型がいっぱい付いたずっしりと重たい椰子の実おっ
ぱいに、用意していたオリーブオイルをさらにたっぷりと塗り広げながら揉み立て
てくる。おっぱいが揺れ動き、“ぐにぐに”と男の手の自由に形を変えるたび乳首
に括りつけられた鈴が「ちりんちりん」と音を立て、まるで出来の悪いコメディの
ようだった。
「あぁ〜〜……」
抑えようとしても抑えられない、吐息のような艶声が薫の唇を割って闇に溶けた。
10分もそうされていたら、頭が真っ白になった。
快感を無理矢理捻じ込まれた頭が、どんどん白痴へと近づいていくようだった。
薫の心が、血を吐くような悲鳴を上げる。
楽になりたい。
楽にして欲しい。
委ねてしまいたい。
この苦しみ悲しみ痛みから解放されるのなら、直人への想いから解放されるのな
ら。
いっそ口にしてしまおうか?
たった一言。
たった一言を口にするだけで、全てが終わり、そして全てが始まる。
『抱いて』
『めちゃくちゃにして』
『好きにして』
どれも、たった一ヶ月前……いや、一週間前までは吐き気を催すような敗北の言
葉だった筈なのに。
この一ヶ月で思い知らされたのは、自分が「どうしようもなくオンナなのだ」と
いう動かしがたい純然たる事実だった。
元は男であろうが心が男であろうが、今は脆弱な肉体の、簡単に男に自由にされ
てしまう女でしかないのだ。
薫に出来るのは弱々しくも「やめて…」と言いながら、申し訳程度に身を捩る事
しか出来ない。
だが今は、それすらも許されない。
抵抗すれば頭を拳骨で叩かれてしまう。
男だった頃にはどうというものではなかったその行為は、女の身となった今では
耐え難いものだった。
男達からすれば「ちょっとこづいただけだ」という感覚なのだろうが、男の硬い
拳骨で頭を叩かれれば簡単に脳が揺さぶられ、意識がくらくらするのだ。
そして何より、今の薫は、情欲のこもった絡み付くような視線で見られれば体が
即座に反応してしまうようになっていた。
それは、“触れられ、舐められ、つねられいじられ揺らされて噛まれれば、あそ
こは恥知らずにもヨダレを垂らして喜ぶようになってしまった体”には、既に猛毒
に等しかった。
心を蝕み、“尊厳の死”へと誘う猛毒。
昔からよく耳にする「男に求められてこその女の幸せ」という言葉通りなら、
ひょっとして毎日四六時中男達に求められる自分は幸せなのだろうか?
そんな『腐った』考えがじわじわと判断力を削いで、心を侵食していくほどに。
自分が直人を好きになり、彼に「抱かれる」事を夢想してしまったのは、彼が男
だったからではない……と、薫は思っている。
彼が直人だったから、自分は彼に抱かれたいと思ったのだ。
男だった自分が女になり、生物的に男に抱かれるのが自然で、男が相手なら誰で
も良かったなどというものではないのだと。
「男」に抱かれたいのではない。
「直人」に抱かれたいのだ。
相手が坂東達であるなら、それは嫌悪以外の何ものでも無くなってしまう。
そう、薫は思っていたのだ。
§ § §
職員用通用口から、腰に力が入らないまま引き摺られるようにして連れ出された
後も、手を離せば「ちりんちりん」と音が鳴り、鳴らないように押さえれば、まる
で恥知らずの痴女が乳房を自ら揉み立てながら歩いているかのような姿で、薫は水
族館を男達に連れられ、一時間以上も引き回された。
あそこから垂れ落ち、膝まで濡らした唾液と愛液の筋をぬらぬらと光らせながら。
『ぁあ……見るな……見ないで……』
薫は羞恥と恐怖に正常な思考が出来なくなりそうになりながら、おぼつかない足
元でふらふらと歩く。
薫の両手は、重たげに揺れ動きながらオイルでてらてらと光る、たっぷりとキス
マークと歯形が刻まれた“完熟陵辱馬鹿乳”の、ほとんど乳首しか隠していない。
しかもその乳首は、オイルか唾液か、または薫自身の汗かですっかり透けている、
極小のマイクロビキニの下で大きく硬く勃起し、この女が性的に興奮していること
をあからさまに周囲に宣伝しているのだ。
そして、明らかに下着を着けていないミニのギリギリスカートからは、良く見れ
ばチラチラと濡れて捩れた陰毛がはみ出している上に、太腿は愛液で濡れていた。
――変態女が歩いている。
その噂は、30分もしないうちに、館内の客の間に知られていった。
他の水族館に客を取られ、寂れているとはいえ、週末の休日のため、閑散とした
平日とは違って決して少なくない数の家族連れやカップルなどもいるのだ。
彼等に、一様に眉を顰められ、影で笑われながら「変態」と言われ、汚物にする
ようにあからさまに避けられ続けると、薫はもう、何もかもがどうでもよくなって
いった。いくらウィッグと帽子と伊達眼鏡を付けて、ひと目では「香坂薫」だとわ
からないようにしているとはいえ、笑われ、嫌悪され、「変態女」のレッテルを張
られて指をさされれば、心は傷付き、磨耗する。
だが、坂東達はそれを十分承知した上で、今こそ薫の心を立ち直れないほどに叩
き折り、踏み躙ろうと、様々なことを試した。
薫は、何度も「いや」と言った。
強引に引っ張る腕へ、抵抗もしたのだ。
でも、その度に頭を小突かれた。
おっぱいを引っ叩かれた。
鷲掴みに掴まれ、餅を引き千切るかのように引っ張られた。
乳首を、お尻をつねられた。
痛みに迸る悲鳴を押し殺し、逃げようとすればまた小突かれる。
だから、「どうしようもなかった」。
……そう。
どうしようもなかったのだ。
例えばそれは、海洋生物の生態を涼やかな女性のナレーションで解説してくれる
映像が、エンドレスループで上映されている、暗くて小さなビデオ・コーナーでの
こと。
その一番後ろで、薫は竹山に、スカートを不意に腰まで一気に捲り上げられた。
薄暗い証明の中でも鮮やかな、白い薫の下半身が一瞬で晒された。
当然、ノーパンの股間には、さっきまで嬲られていた余韻に淫液と男達の唾液で
濡れ光る陰毛が茂り、膝までぬめりの垂れ落ちた跡が、薄闇の中でハッキリと光っ
ていた。
少し前まで楚々として薄かった薫の陰毛は、ここ最近、急速に濃く多くなってき
ている。その、淫汁を吸ってまとまり太く黒く艶やかによじれている縮れた陰毛は、
薫がビキニラインの手入れなどほとんどしないため“もさもさ”とやや毛深く、薄
闇の中、真っ白な下腹のその下で、“ぼわっ”といやらしく広がっていた。
「……ぁ…ゃ……ぃゃ……」
悲鳴を押し殺し、薫は両手で必死にスカートを下げようとしたが、その左右の肥
大した乳首をビキニの上から神原と谷崎が薫の両側から摘み、手酷く擦り上げ、引っ
張った。そうしておきながら二人は、痛みに身を強張らせる薫の乳房を“ゆさゆさ”
と面白そうに揺する。
すると、無言の攻防の中で乳首に吊り下げられたあの鈴が「ちりん!ちりん!」
と激しく鳴り響いたのだ。
だが、その音に気付いた観客が振り返って薫達に注目しだすと、途端に竹山達は、
薫を観客達の方へと突き飛ばして、コーナーをさっさと出て行った。
後に残された薫は、突き飛ばされた拍子に、椅子に腰や頭をぶつけ、下半身を丸
出しにしたまま呆然と床に転がり、客達に「変態」とか「汚い」とか「臭い」とか、
普通の女の子であれば、およそそれだけで自殺を考えてしまうほどの、押し寄せる
さざなみのような痛烈な悪意に包まれた。
「……ぃやぁ……」
そうして取り残された薫は、客の悪意と好奇と嘲笑を全身に浴びながら、涙を堪
え、乳を揺らしながら身を起こし、彼等の後を追うようにして――逃げた。
「ひっ……ひいんっ……」
惨めだった。
堪えられなかった。
どうしようもなく嗚咽が漏れた。
薫はまるで、自分が石を投げつけられた野良犬か野良猫にでもなった気分がした。
だが、当然のように“そんなことくらい”で坂東達の「遊び」は、終わりはしな
かった。
§ § §
大勢の子供の目の前で、ビキニを捲り上げられも、した。
売店の近くでの事だ。
小さな子供達のいくつもの無垢な瞳が心を穿ち、薫は破廉恥な格好に耐え切れな
くなって、逃げることも出来ず床にしゃがみ込み涙を堪えた。
ビキニを必死になって下ろし、豊満な乳房を抱くようにして周囲から隠す。
だが――。
「ヘンタイだ!!」
「あたまおかしいんだって」
「え〜〜?ばかなの?」
「ああいうかっこうしてよろこんでるんだって」
集団の中、比較的年かさの子供達が口々にひそひそと交わす言葉が、薫の胸をさ
らに抉(えぐ)ってゆく。
だが、
「おねーちゃん、おなかいたいの?」
そう心配そうに聞いてくれる子供に、自分の中に存在する「母性」を不意に刺激
された薫は、まるで猛獣から引き離すように連れ去った若い母親達の姿にショック
を受け、唇をわななかせた。
『下品で薄汚れた、きたならしい露出狂の馬鹿女に、純真無垢な子供を近付けさせ
るのも嫌だ』
声に出さない母親の、周囲の女性達のそんな悪意が薫の胸を刺し貫き、薫は涙が
ボロボロとこぼれるのを止める事が出来なかった。
たちまちのうちに周囲から子供達と母親達の姿は消え、残ったのは売店に残った
店員一人だけだった。
飼育職員以外の、訪問客を相手にする部署では高度にオートメーション化された
水族館の中でも、売店だけは迷子センターと並んで、今も若い女性が就業している。
子供や外国人観光客を相手にする事も多い彼女達は、大抵の事態にも動揺しない
よう訓練されてはいるが、その店員さえもが、薫を見て眉を潜め、顔を背けた。
薫は心をズタズタに引き裂かれ、うなだれ、顔を伏せて、唇を噛んだ。
【トイレで流されないまま水の底に沈んでいる大便】
【道に吐き散らされ、へばり付いた痰】
【車のボンネットに落ちた鳥の糞】
年も若く美しいその店員の目は、それら――“汚物”を見る時のものと全く同じ
だったのだ。
だが、もっとショックを受けたのは、その直後だった。
ぴろりろり〜ん♪
「あっ!!」
間抜けな電子音に慌てて顔を上げれば、しゃがみ込んだその股間を、不意打ちの
ようにケータイのカメラで撮影された後だった。
「うはっ……きったねぇ…」
坂東だった。
神原も河野もケータイを覗き込み、ゲラゲラと笑った。
「なにこのきったねぇマンコ!!」
「小陰唇ハミダシ〜〜」
「うわっ…ハハハ!!内股にキスマークつきまくり!お前ら、ちょっとは遠慮して
やれよ〜」
「バッカヤロー!人のこと言えんのかよ!!」
「1、2、3、4、5、6、7………いっぱ〜い!」
「見ろよコレ。デロデロに濡れて、ケツ穴まで思いっきり垂れてんじゃん」
「うっそ!マジで露出に目覚めた?」
「見てみ。本気汁だぜ?白っぽいだろ」
「うっは!ヨダレダラダラ!!」
「やっ……やめて……」
慌てて腰を上げ、坂東の手からケータイを取り上げようとした薫は、河野に頭を
平手で叩かれ、再びしゃがみ込んだ。
そこをまた、いくつものケータイで一斉に撮影される。
薫は床に“ぺたん”と尻をつき、必死に股間を押さえながら、涙のいっぱいに溜
まった瞳で坂東達を見上げた。
「お前も見てみろよホレ。このグチョグチョ腐れマンコ」
「ベットベトの本気汁垂れ流しまくりの、なんつーか、ホントにきったねぇオマン
コだよなコレ」
「便所マンコだもんな。くっせーぞたぶん」
「くせーくせー。だってそこでションベンとクソ出すんだもんな」
「クソした後、ちゃんと拭いてるか?」
「ウンチまみれのデロデロクソマンコかよ。早く洗ってこいよ馬鹿」
元は正真正銘の男だったとはいえ、既に女の子を2年もやっている薫には、彼等
の切り付けるような下品で容赦の無い罵倒は、あまりにも残酷過ぎた。
薫はこぼれた涙を拭う事も出来ず、いやいやと首を振り、耳を押さえて顔を伏せ
る。
何も聞きたくなかった。
ズタズタになった心に、更にナイフを刺し込まれ、かきまわされている気がした。
その薫のほっそりとした首を掴んで、坂東は彼女の眼前にかざしたケータイの画
面を無理矢理見せた。
「ひぃん……」
ケータイの高解像度のモニタには、フラッシュに晒されながら濡れて光る白い太
腿の間に、黒々とした陰毛に彩られ、よれて歪んだ形のまま充血して陰唇のはみ出
す薫の陰部(おまんこ)が、目を覆いたくなるほどの大写しで表示されていた。
“それ”はまさに「下品」で「薄汚れた」、「きたならしい」淫液を「恥知らず」
にも「物欲しそうに」「浅ましく」垂れ流している、「不潔」で「品性の欠片も感
じられない」『汚物』そのものであり、そのあまりの残酷な光景に、薫の色を失く
した唇は、わなわなと震えた。
白い内股には赤いキスマークが無数に散り、変色して、斑(まだら)にさえなっ
ており、充血してぽってりと膨らんだ陰唇には、白っぽく濁った愛液がべっとりと
滲んでいる。
誰が見ても、男達に散々舐められ、嬲られ、おもちゃにされた“陵辱おまんこ”
であり、詳細を克明に記した高解像度の画像は、見ているだけで、そこから“もわっ”
とした匂いまでもが漂ってきそうだった。
――匂い。
そう。匂いだ。
男達に嬲られ、舐めたくられ、おもちゃにされ続けた事で快感に溺れ、愛液を垂
れ流して男を誘い入れようとする、フェロモンたっぷりの「性臭」が。
その汚され弄ばれた性器の様子を、汚した本人達によってゲラゲラと笑われた時、
薫は本気で男達を殺そうと思った。
殺したいと、思った。
でも、出来ない。
今の、何の力も持たないちっぽけな自分では、彼等を傷付ける事さえ出来ないの
だ。
「正直に言えよ。感じまくってんだろ?」
「良く見ろよ。早くチンポ入れて下さいって言ってんだよお前のきたねークサレマ
ンコが」
「俺達だったらいつでもOKだからよ。ブルーチーズより臭くても我慢してやっか
ら」
「けど、ビョーキ持ってたら困るけどな」
「あ〜そうだなぁ……ちゃんと検査だけはしといてくれな?感染(うつ)されたら
困るから」
顔を背けようとする薫の顎を掴み、男達は口々に汚い言葉を吐きかける。
涙が零れ、折れた心が痛くて痛くてどうしようもなかった。
過呼吸気味に息が乱れ、胸が苦しくて、眩暈に頭がグラグラした。
そんな中、顎を掴まれたまま売店に見やると、先ほどの店員は、その姿を消して
いた。
もうここには、客も、職員もいない。
いるのは坂東達と薫だけだった。
もとより、助けを求める事など許されてはいなかったが、店員がいることで彼等
の暴挙が抑圧されるかもしれない可能性まで失ったのは悲しかった。
後に残るのは、絶望だけだからだ。
「あ、なーんか、オレだけちょっと写りがわりぃなあ」
「なに?あ、ホント。じゃあすぐ撮り直さなきゃ、なっ!」
不意に『どんっ!』と突き飛ばされ、“へたっ”と背後に両手を着いた途端、薫
の両肩を2人が素早く押さえ付け、別の2人が膝を折り曲げていっぱいに開いた。
「ああっ!!」
M字に開かれた股間を、再び至近距離からケータイのカメラが何枚も撮影した。
「ぁあ〜〜…いやっ……いやぁ……いやぁああ……っ!!…」
「うるせぇ馬鹿」
『ゴツッ』と音がして、息が止まる。
頭を叩かれ、一瞬意識が飛び、次の瞬間、たちまちの内に天地が逆転した。
「ここも撮っとけ」
「ああぁ〜〜〜……!!!!」
男達は薫をひっくり返し、いわゆる「まんぐり返し」の格好にすると、先ほど散
々罵倒し、侮蔑的な言葉で汚した“グチョグチョ腐れマンコ”を指で押し開いて濡
れ光る膣口を光の下へと露にした。
のみならず、肛門を左右から引っ張り、腸内のガスが抜け出る「ぷすー……」と
間抜けな放屁の音に、「うわっ!くっせ〜〜!!!」と、声を上げて笑い立てた。
薫がその格好から解放されたのは、男達がたっぷりと薫の股間を陰毛の一本一本、
皺や襞の一つ一つまでもを克明に撮影した後だった。
「あ〜〜……どうすっかなぁ〜この写真」
「けっ――消して……お願い……」
ビキニがまくれ上がり剥き出しになったままの、オイルでテカテカに光りキスマ
ークと歯形で薄汚く汚れた“陵辱おっぱい”を、“ゆさゆさ”“たぷたぷ”と重た
げに揺すりながら、薫は坂東に縋り付いて懇願した。
ボロボロと涙を流し、いやいやと首を振り、必死に坂東に縋る薫には、たった一
ヶ月前にはあったあの面影は、もうどこにも無かった。
保健室で坂東の股間を蹴り上げようとし、谷崎や山口を引っ叩いた、あの負けん
気の強い決然とした面影。
あの、凛々しい面影は。
今ここにいるのは、心を折られて崩れ落ち、汚泥にまみれて涙ながらに喘ぐ、た
だの弱い一人の女だった。
「こんなきたねぇ糞マンコの写真でも、欲しがってるヤツは多そうだよな」
「ケツ穴もな」
「ドーテイ君のオカズにゃぴったりじゃね?」
「そのままガッコの便所でマスかいたりしてな」
「便所マンコ見ながら便所でオナニーか?それ何のギャグ?」
ゲラゲラと声を上げて笑う男達と逆に、薫の顔は蒼白だった。
“ガッコ”という単語に、背筋が凍る。
「け、消してっ!消してお願いっ!お願いしますっ!お願いしますっ!消してくだ
さいっ!」
もとより、恥も外聞もプライドも無い。
薫は男達の前に土下座し、額を床に擦り付けて懇願した。
「どうする?」
「どうしよっか?」
男達はニヤニヤと笑いながら、懸命に縋る薫を見下ろした。
「そうだなぁ……お前の汚い腐れマンコの写真なんか入れてたら、ケータイまで臭
くなりそうだしな」
「そうそう。臭(にお)ってきてもアレだし…」
「くせーくせー」
「あ〜あ……まあ、消してやるかぁ……こんなの見てても、どうせ吐きそうになる
だけだしな」
投げ付けられる様々な侮蔑の言葉に、傷付いた心が更に切り刻まれていく。
氷の言葉に、血まみれの心が悲鳴を上げる。
さっきまで散々舐めたくせに。
さっきまで、何度も何度も舐めて、いじって、眺めて楽しんでいたくせに。
それでも薫は、男達のひどく侮蔑的な言葉を必死に耐えた。
耐えて、そして引きつりながらも笑ってみせた。
泣いても怒っても無駄ならば、もう薫には笑ってみせることしか、出来なかった
から。
だが……
「なーんてな。ほいっ、送信…っと」
ピリリ〜ン♪
「ほい」
ポ〜ン♪
「俺も」
チャララ〜♪
「よっと」
ぷるるる〜♪
「いけー」
ピピッ♪
「あぁっ!!……ひどい……ひどいぃ……」
その何枚もの写真は、薫の目の前でゲラゲラと笑われながら、男達によって次々
と「どこか」へと発信されてしまったのだった。
瞬間、薫の心は挫け、くたくたと床に崩れ落ちて、涙をぽたぽたとこぼした。
送信先は、想像がついた。
また、クラスメイトの男子全員に……直人を除く男子全員に、送信されてしまっ
たに違いないのだ。
おもちゃにされたおっぱいだけでなく、いじくられ、嘗められ、散々嬲られてど
ろどろに濡れたあそこまで大勢に見られてしまっては、もう学校でどんな顔をして
いればいいのかさえ、わからなかった。
§ § §
昼になって、坂東達は館内のほぼ中央に設けられた、巨大水槽前の休憩所へと薫
を連れて行った。
河野が買ってきたサンドイッチや缶ジュースを、男達はワイワイと騒ぎながらビ
ニール袋から我先にと取っていく。
だが、男達が昼食を摂っているその横で、打ちひしがれた薫は、生気の感じられ
ない顔でキリリと良く冷えたアイスティだけを飲んでいた。
当然と言えば当然ながら食欲など全く無く、その代わり喉がひどく渇いたからだっ
たが、薫にとって意外だったのは、それを与えたのが坂東だったことだ。
「脱水症状にでもなられたら困るからな」
そう言って憮然とテーブルに置かれた紙コップを、薫はしばらくそれとわからな
いよう、疑わしそうに見ていたが、彼に何か怪しい思惑があってのことでも“少な
くとも今は水分補給しておいた方がいい”という、疲労した体からの欲求には抗す
る事が出来ず、一息に半分ほども飲んでしまった。
だが、その“思惑”に気付いたのは、
「ちょっとここで待ってろ」
と言われ、男達全員が、休憩所を揃って出て行ってから20分もした頃だった。
他の客から注目されないように、薄暗い休憩所の隅で身を出来るだけ小さくして
息を潜めるように大人しく座っていた薫は、突然の尿意に“ぶるるっ”と身を震わ
せた。
今まで散々「極小ビキニトップ」と「超ミニのギリギリスカート」という、裸同
然の格好で冷房の効いた館内を歩き回り、その上、冷たいアイスティをゴクゴクと
飲んだのだ。
それは、当たり前すぎた生理現象だった。
だが、薫にはどこか「そこまではしないだろう」という甘い考えがあったのかも
しれない。
ここは学校じゃない。
他の客だっている、公共の施設なのだ。
まさか“そんなこと”は、“させない”だろう。
薫は、そう思ったのだった。
先ほど、あんなにもひどい事をされながら、それでも「そこまではしないだろう」
と、思ってしまったのだった。
『トイレ……』
薫は下腹に感じる膨張感に焦りながら、出入り口を確かめ、なるべくさり気なく、
至極当然のように椅子から腰を浮かせ、それとなく周囲を見回した。他の客は巨大
水槽で泳ぐ大小様々な海洋生物達に気を取られ、誰も薫の方を見てはいない。
『今のうちに……』
今まで散々館内を歩き回ったため、薫はトイレの場所をすっかり覚えていた。
ここからだと休憩所を出て、通路を左に曲がり、イソギンチャクなどの比較的浅
瀬にいる海洋生物のコーナーを通り過ぎたその先にある、メインエントランスのト
イレが一番近い。薫はそっと立ち上がり、破廉恥で下品な、キスマークと歯形とオ
イルまみれの“馬鹿乳”を隠すようにして背中を丸め、出口を目指そうとした。
だがそこで、薫の顔が不意に強張った。
いつの間にか出口の近くに、坂東と谷崎、そして神原が立っていた。
“ギシリ”と体が固まり、冷房が効いているにも関わらず汗が“ぶわっ”と噴き
出した。
ならば、と反対の出口を見れば、そこには山口と竹山と河野が同じように立って
いる。
6人が6人とも、ニヤニヤと面白そうに薫の方を見ていた。
「……ッ……」
彼等が何を期待しているのか、一瞬で理解した。
彼等は、薫がこの場で「お漏らし」することを期待しているのだ。
――どこまで苦しめれば、おもちゃにすれば気が済むのか。
薫は怒りと屈辱で顔を赤らめながら、もとの椅子に座り込んだ。
奴等の思い通りになど、なるものか。
それが彼女に残された最後のプライドだった。
それからの10分は、そう思って耐えた。
もしここで小便を漏らせば、その瞬間に、女として……いや、人間としての「香
坂薫」が死んでしまう。
ケモノへと堕(お)ちてしまう。
人間では無くなってしまう。
それからの20分は、そう思って歯を食いしばった。
でも、そこからは何分経ったのかさえ、わからなくなっていた。
額に汗が浮かび、顔が真っ青になって、キリキリと破裂しそうな膀胱の痛みにテ
ーブルを掴んで耐え続けた。
男に比べて尿道が短いからか、陰茎みたいな海綿体質の筒が無いからか、女はい
とも簡単に尿が漏れる。
しかも、今は下着を履いていないため、少し漏れただけでそれが前から会陰を伝
い、お尻(肛門)の方へと垂れ落ちていくのが嫌と言うほどハッキリとわかるのだ。
そして、匂い。
今は少量だから幸いにも空調に消されているアンモニア臭も、大量に漏らしてし
まえば、いくらなんでもバレる。
バレてしまう。
『もう、ダメだ……』
尿意を感じてから、既に30分が過ぎようとしていた。
ゆっくりと立ち上がり、薫は懸命にお腹を押さえながら、腰が引けて“ひょこひょ
こ”と脚の悪い老婆のような歩き方で坂東達の方へと歩いた。
手を後ろに回してスカートのお尻の部分に触れると、漏れた小便が染みこんで、
生あったかい大きなシミを作っているのがわかった。
一歩一歩を踏みしめるたびに、膀胱が揺れてじんじんと痛みが増す。
ちょっとしたショックで、あっという間に「ジョバッ!」と激しく迸ってしまい
そうだった。
涙がこぼれ、脂汗が頬を伝い、歯を噛み締める顎がギシリと音を立てた。
男達の横を通り抜けようとすると、案の定、彼等は道を塞ぐようにして立ちはだ
かった。
「どこに行くんだ?」
「……ト……トイレに、行かせて……欲しい……の」
女の子っぽい言葉遣いを、忘れなかった。
今、頭を小突かれたら、そのショックだけで漏らしてしまいそうだったから。
「こっちは通行止めだ。行くならあっちにしろ」
「……ッ……」
ニヤニヤとした笑いを張り付けた神原を睨み付け、無駄だと知っていながら薫は
反対側の通路に向かった。
絶望に打ちひしがれつつ壁に手を付き、なるべく薄闇の中を選びながら。
たった30メートルほどの距離が、果てしなく遠く感じた。
他の客が群がる巨大水槽から出来るだけ遠回りに、半分のドーナツみたいな部屋
を壁沿いに歩いたのだ。
そうしてようやくたどり着いた薫を、山口の小馬鹿にしたような薄っぺらい笑い
顔が迎えた。
薫の顔色は蒼白を通り過ぎて、ただでさえ白い色が、もはや紙の様になっていた。
「ト……トイレ……」
「はあ?」
「い……行かせて……」
「誰を?」
「お願い……」
「何を?」
「お願いだから……」
「だから、何をだよ?」
「トイレ……」
「さっき行ったぜ?」
「ちがっ……」
話が、通じない。
いや、聞こうとしないのだ。
怒りに眩暈さえ感じながら、薫は精一杯哀れっぽく山口を見上げた。
膀胱はパンパンに膨れ上がり、尿がたぷたぷと限界まで満杯になっているのがわ
かった。
もう、一刻の猶予も無い。
「お……お願い…行かせてぇ……」
“いやいや”と首を振り、涙をこぼしながら懇願する薫に、山口が近づく。
「なんだ。イカせて欲しいのか?それならそうと言えよ」
「え!?……ひっ……」
止める間もあらばこそ、山口は素早くミニスカートへ右手を突っ込み、漏れ出た
小便で濡れた淫核を、手酷く指で捏ね上げた。
「ひんっ!」
その瞬間、“びゅうっ”と一筋、小便が股間から迸った。
透明に限りなく近い、白金色の一筋だった。
それが“びちゃっ”と床に滴り、飛び散る。
「うわ!きったねっ!!」
慌てて山口が飛び退り、そうしながら左手で薫を“どんっ!”と突き飛ばした。
「あっ!!!!」
薫はあっけないほど無様に転び、みっともなく両脚を広げて床に尻を打ちつけた。
脚を広げたためにミニスカートが大きくずり上がり、尿と淫液と男達の唾液の匂
いにまみれた「汚物マンコ」が照明の下に晒される。
そして極小のマイクロビキニに隠れていた乳首が、“馬鹿乳”が“ぶるんっ”と
激しく揺れたためにあらわとなり“チリンチリン”と鈴が鳴って、蒼白になった薫
の頬から涙が飛び散った。
「……ッ……」
薫は腰から這い上がる激しい痛みに、うめく事も出来ずに身を強張らせた。
次の瞬間――
じょっ…!!
そのショックで、薫が堪える間もなく、勢い良く黄金色の液体が迸った。
「あっ!あああぁぁ〜〜〜〜〜……」
山口の足元にまで届きそうなほどの大きな放物線を描き、白金色の透明な小便が、
両肘で身を起こし、両脚を膝立てにした薫の股間から放出される。
「うわ……漏らしやがった。ホントにきたねぇオンナだなてめぇは」
“びちゃびちゃ”と床に汚物が撒き散らされ、“ほこほこ”とした湯気と共に、
あっという間に、休憩所全体へとアンモニア臭が満ちていった。
「ねぇ、なんか臭くない?」
それが、客が最初に上げた第一声だった。
「あ…あぁ…ぁ〜〜〜〜……」
おっぱいもあそこもすっかり露出したまま床にへたり込み、じょぼじょぼと放尿
を止められない薫が、真っ青な顔のまま山口を見た。
たちまちのうちに生暖かいものが尻まで濡らし、ミニスカートへじっとりと染み
込んでゆく。
カシャッ!カシャッ!カシャッ!
フラッシュが肌を舐め、薫は呆然としたまま見上げる。
山口が、ケータイで薫の無様な放尿シーンを撮っていた。
何枚も何枚も、撮っていた。
何枚も何枚も何枚も何枚も何枚も何枚も何枚も、撮っていた。
もう、やめてと言う気力も無かった。
薫の顔が泣き笑いのように歪み、涙がこぼれた。
彼女が息をするたび、身じろぎするたび、もったりと重たい乳房が揺れ、乳首の
先からぶら下がった鈴が“ちりん”と涼やかな音を立てる。
何枚も写真を撮り、同時に動画も撮影していた山口は、その頭のネジが一本切れ
たような薫の顔を見て床に唾を吐いた。
「きったねぇ女」
その言葉を残し、山口は背中を向ける。
そこに哀れみとか、同情とかは全く無かった。
薫は背後を振り返って坂東を見た。
――笑っていた。
笑って手を振り、背中を向けた。
彼等には薫を助ける気など、これっぽっちも無いのだ。
ボロボロとと涙がこぼれ、びゅっ!びゅっ!と、括約筋が膀胱に残った最後の尿
を排出する。
床に広がって“ほかほか”と湯気を立てていた小便は、すぐに冷えて床の上を低
い方へ低い方へと流れて行った。
「うわ、この人オシッコもらしてる!」
空気を裂いて上がった声に、薫は“ビクッ”と身を震わせてその方向を見た。
「裸じゃないか!?」
「あれ、おっぱい?でかっ!!」
「なあに?ホンモノ?うっそ〜…キモ〜」
「乳首丸出しじゃん」
「先に付いてるの、あれって鈴?マジ?おっかし〜」
「え?変態?リアル露出狂?マジ?」
「オレ、爆乳って初めて見たよ。いるんだな、ああいうの」
「ね、キスマーク?あれ」
「……歯型とか、マジキモイんですけど」
「股にもあるぜ」
「うわ、マンコ丸出し!」
「鈴ってナニ?頭おかしいでしょ」
「気持ち悪い……死ねよお前」
「ビデオの撮影じゃねぇ?カメラあるんだろ?」
「うえ〜〜……なにコイツ、頭おかしいの?」
「あっち行けよヘンタイ!」
「馬鹿みてぇ」
「アダルト?テレビ?放映禁止モノじゃん」
「くっせ〜〜〜……」
「ションベンの匂いだろコレ」
「これが本当の便所女ってヤツ?」
罵声や好奇の言葉を口々に浴びせながら、客が周囲に次々と集まってくる。
「ぁ……ぃゃ……ぃゃぁ……」
その光景に、薫は真っ青な顔でガクガクと震えながら泣きじゃくった。
「馬鹿。立てよ」
不意に右腕を引かれ、強引に立たせた相手を薫が見ると、それは山口と一緒にい
た竹山だった。
小便が染み込み、キツいアンモニア臭を立ち上らせるミニスカートを半ば無意識
に左手で下ろすと、薫は腕を引かれるまま坂東が消えた通路へと出る。
「おい!これどーすんだよ!!」
「掃除してけよバカ女!てめーのションベンだろ!?」
「死ね!!」
凶暴な声が、背中を容赦なく打ち付ける。
薫は声を上げる客の目から逃れるように、竹山が引くまま身を任せ、気が付くと
メインエントランスの女子トイレにいた。
「きれいにしてこい」
忘我し、何も考えられない薫にハンカチを渡し、竹山は女子トイレを出て行く。
のろのろと洗面所まで歩いて、機械的にハンカチを水に浸すと、再びのろのろと
個室に入って便座に座る。
そうして少し躊躇ったあと、尿で汚れた股間をハンカチで拭いた。
じゅるっと鼻を啜る。
涙を手の甲で拭き、唾を呑み込む。
ひとしきりしゃくりあげた後、“ほぅ……”と、息を吐いた。
これで今日はもう、きっとひどいことは、されない。
なぜかそう思った。
そう思って奇妙に安心している自分を見つけて、そして歪んだ笑みが唇に浮かぶ。
公衆の面前で裸同然の格好のまま小便を漏らし、泣きじゃくる。
全てを見られ、指を指され、笑われ、罵倒される。
あれほどひどいことなど、もうありはしないのだから。
そこで薫はようやく自分の胸に重たくぶら下がる椰子の実おっぱいを見下ろし、
先端にぶら下がる鈴と一緒に飛び出してしまった“猥褻乳首”を、極小ビキニへと
仕舞い込んだ。
紐で括られた汚らわしい“完熟乳首”は、こんな時だというのに硬く大きく勃起
して、“じんじん”と甘い疼きを放っていた。
§ § §
だが“それ”が、本当に甘い考えだと思い知ったのは、それからほんの2分後の
出来事だった。
最後に坂東達は、トイレから恐る恐る出てきた薫を容赦なく捕まえると、まるで
犬を引き回すみたいに代わる代わるに彼女の手を引き、人が多くいる場所……それ
も来館者用のメインエントランスを、わざと何度も走らせたのだ。
エントランスは、外国人観光客のツアー客が到着したばかりのようで、大勢の中
東系外国人でごった返していた。
その中を、顔どころか全身を真っ赤にした薫が、ふらふらになりながら引っ張ら
れていく。
疲れ果て、おっぱいにもあそこにも“じんじん”と甘い疼きがわだかまったまま、
腰がひどく重たく、足元もおぼつかない。
冷房が効いているのに、全身に汗をかいていた。
「やめてっ――お願い…もうやめてぇ……」
オイルでツヤツヤに濡れた肌に、乳首しか隠していない布切れのようなマイクロ
ビキニを着た状態で走ればどうなるか。
当然、上下左右と振り子のように激しく揺れ動く爆乳は、あっという間にビキニ
からこぼれ出して鈴ごと乳首を露出させた。男達にいじられ、なぶられてオモチャ
にされた事で大きく肥大化し、伸びてしまった、まるで授乳期のような“卑猥乳首”
だった。大人の男の人指し指の先端ほどもある、大きな“完熟乳首”を持つ女子高
生など、他にどこを探してもそうそういるものではないだろう。しかも根元を糸で
ぐるぐると何重にも括られ、その先には「ちりん!ちりん!ちりん!ちりん!」と
激しく跳ね回り鳴り続ける金色の鈴がきらめいているのだ。
――頭のおかしい女の、醜悪で下品なパフォーマンスとしか思えなかった。
そして、少し動けばお尻が見えそうなくらい短いスカートで走ればどうなるか。
小便で黄色く染まり、ずり上がったギリギリミニスカートからは、艶やかで“も
さもさ”した“汚らしい”陰毛がはみ出し、尻の割れ目からは濡れた赤い陰唇が、
ちらちらと覗くのだ。
そして、若干、年不相応にたっぷりとした肉が付き、男とは違う“ぷりぷり”と
脂がのり肉厚な尻が、ゆらゆらとまるで誘ってでもいるかのように怪しく揺れる。
そのいやらしさは、薫が元は男だったと言われても容易に納得出来るものではな
い。客の中にはアダルトビデオの撮影かと思い、薫の恥知らずで頭のおかしい痴態
をカメラやケータイで撮影しようとする者さえいた。
当然、薫は必死になって逃げようとしたが、坂東は不意に薫の手を掴み、脚を引っ
掛けて仰向けに床へと転ばせた。
「ひっ――」
受身もなにも無かった。
薫の後頭部が床とぶつかり“ゴツン”とすごい音がして、彼女の意識が一瞬、跳
んだ。
――薫は、再び大勢の客の目の前で、乳首を放り出し、両脚を大きく開き、引っ
繰り返されたカエルのような姿で無様に床へ転がった……。
近くにいた者には、ハッキリと見えてしまったに違いない。
太腿まで垂れて濡れ光る、ナメクジが這ったような愛液と小便の混じった道筋が。
とろとろに濡れ、充血し、ぱっくりと開いてアンモニアのツンとした匂いの中、
淫猥な香りを放つ女の『花』が。
性器に近い位置に数限りなく散らされた、多数のキスマークが。
あっという間に観光客達が周囲を取り囲み、ニヤニヤとした男の顔や嫌悪や嘲笑
に歪む女の顔が並んだ。
悲鳴と嘲笑。
好奇と好色。
薫は意識が朦朧とする中、何人もの女達によくわからない外国語で何かを言われ、
唾を吐き掛けられたり、脚で突付かれたりした。
引っ叩かれて赤く腫れたおっぱいには、歯形やキスマークがいくつもいくつも浮
かび、ノーパンで小便の匂いをさせながらあそこをとろとろに濡らした女。
おそらく、彼らの故郷の街角に立つ安い娼婦がベッドで見せる姿より、もっと下
品で浅ましい姿だっただろう。
その姿を指さされ、カメラやケータイで写真を何度も何度も撮られる。
フラッシュが何回も肌を舐める。
そこでようやく薫は“ハッ”と気が付いて、のろのろと身を起こした。
その動きだけで、乳首丸出しの穢れた汚物のような“陵辱乳房”が、“ゆさっ”
と重たそうに揺れ動く。
そして乳首からぶら下がった鈴が“ちりんちりん”と音を立てる。
それを撮ろうと動画を撮影している男もいた。
だらしなく広げていた両脚の間を―ぱっくりと口を開き、とろとろと淫液を垂れ
流していた小便臭いおまんこを―撮影し続けていた男もいた。
それらを見詰める、数え切れないほどの、目。
地獄だった。
自分が何をしたのか。
どうしてここまでされなければならないのか。
「やめてぇ……やめて撮らないでぇ……」
薫は、泣いた。
転んだ時に打ってしまった後頭部とお尻がひどく痛むのも構わず、薫は慌てて必
死に股間を押さえ、脚を閉じ、うずくまって乳房と股間を少しでも隠そうと背中を
丸め、零れる涙を堪えられずに泣きじゃくった。
叩きつけられるような嘲笑に、胸が痛い。
次々に吐き掛けられ、冷房に冷えた唾が冷たい。
もう涙など枯れてしまったと思っていたのに、後から後からこぼれては床を濡ら
した。
まだ、キスだってしていない。
唇は誰にも許してなんかない。
エッチだってしたこともない。
まっさらな、ヴァージンなのに。
本当はまだ綺麗な体の筈なのに。
『……助けてよぅ……ナオタぁ……』
こんな時でも、直人の事が頭をよぎる、あきらめの悪い自分の恋心が哀しかった。
男達のおもちゃになりながら、それを拒めない自分が哀しかった。
だが何より哀しかったのは、
両手が触れる股間が、さっきよりももっとぐちゃぐちゃに濡れて、たっぷりと淫
液を垂れ流している事だった――。
■■【34】■■
当たり前の話だが、水族館にも警備員というものがいる。
薫が蹲(うずくま)り、泣きじゃくった事で、観光客が集まり、ちょっとしたパ
ニックになったため、ようやく警備員が駆け付けてきたのだ。
今まで薫が破廉恥な痴女同然の格好で館内を歩いていても、そして男達に嬲られ
ていても、その姿を一度も見せなかったのに。
確かに昨今、公共施設をはじめ、主だった公共施設は、今世紀初頭よりも遥かに
オートセキュリティ化されているし、施設に対する危険行為はセンサーでモニター
されている上、職員及び他訪問客からのコールサイン以外にはほとんど対応しなく
なった。
とはいえ、この職員の勤務態度は、あまりに怠慢過ぎるようにも思えたが、その
時の薫にはそんな事を考える余裕すら無かった。
いつの間にか、坂東達は姿を消していた。
どこにもいない。
逃げたのだろう。
薫はそう思った。
坂東達にとって自分はあくまで「おもちゃ」であり、「守るべき者」でも「庇う
べき者」でもないのだから。
涙を拭い、鼻を啜りながらとぼとぼと歩く薫が警備員に連れていかれた先は、メ
インエントランスから最も遠い職員通用口から入り、薄暗くて長い通路を何度も曲
がり、階段を上がったところにある警備員室だった。
途中、何度も職員用通用口を見かけたが、警備員はそのどれもを無視していた。
ウィッグや、肩、おっぱいや腰や太腿では、観光客から吐き掛けられた唾がべっ
とりと付いて生乾きになり、更なる異臭を放っている。
薫にはそれを拭う気力が、もうこれっぽっちも残っていなかった。
館内にはまだ人がいて、その中には、休憩所で薫に罵声や嘲笑を浴びせた人々も
いた。
「うわ、まだいたのか」
「サイテー……」
「くっせ〜……なにこの臭い……」
「さっさと死ね、バカ女」
「御主人様に捨てられたか?」
「ホームレス?……やだぁなんでここにいんの?」
「あ、さっきのションベン女だぜ」
「死ね!死ねよ馬鹿!」
「あっち行けよ!くせぇなぁ!!」
「捕まったか。終了〜〜!」
「くたばっちまえ」
「警察呼べ、警察」
まるで、ゴルゴタの丘に引き出される聖人のようだった。石持て投げられ、侮蔑
と嘲笑にまみれ、唾を吐き掛けられながら嫌悪の目で見られる。
さすがにもう唾を吐きかけられはしなかったが、薫には見守る使徒も布を差し出
す聖女もいない。
むしろ、聖人と一緒に引き出されていった罪人といった風情だ。
うちひしがれ、肩を落として背中を丸め、マイクロビキニで「卑猥乳首」だけ隠
された、ただ歩くだけで重たそうに揺れ動く「馬鹿乳」と、超ミニスカートからと
もすると覗きそうになる「汚物マンコ」を、人々の視線から少しでも守ろうとでも
するかのように歩いていた。
その小さな背中が、人々が辛辣な言葉を吐き捨てるようにして投げ付けると“び
くり”と震える。
涙のいっぱいに溜まった瞳は、前を歩く警備員の革靴しか見ていなかった。
職員通用口から作業用通路に入って、薄暗くて狭い通路を歩きながら、薫はよう
やく息を付いた。
丸めていた背中をそろそろと伸ばし、今来た道を振り返る。
知らず、涙がこぼれた。
自分の中にいったいどれほどの水分があるのだろう。
今日だけで、いったい何リットルの水を無駄にしてしまったのだろう。
泣き過ぎて目玉が溶けて流れてしまいそうだった。
「足元に気をつけてね」
今まで薫にはずっと黙っていた警備員が、初めて口を開いた。
その、当たり前なのにひどく優しく聞こえる言葉に、薫は胸が熱くなった。
今日初めて、人の優しさに触れたような気がしたから。
「はい……」
まるで、好きな男の前で頬を染め、はにかみながら返事をする恋する乙女のよう
な声音が薫の唇を割り、その事に薫自身が驚いていた。
階段を上るその広い背中に縋りつき、助けを求めて泣きじゃくりたい欲求が、た
ちまちふくらんで胸を苦しくさせる。
矮小で脆弱で、男達の好き勝手にされるだけのオンナとなった今の自分は、もう、
誰かの庇護が無ければ生きていけないのではないか?
その認識が生んだ、男であった時には思いもしなかった「お姫様願望」だった。
この人なら自分をわかってくれるのではないか?
自分を守ってくれるのではないか?
そんな思いで、胸が熱くなる。
以上です。
長くお付き合いくださった方は、お疲れ様でした。
ありがとうございます。
次回は怒涛の展開……の予定です。
もしよろしければ、御待ち頂けたら幸いです。
投下ktkr
∧_∧
( ;´∀`)
人 Y /
( ヽ し
(_)_)
お疲れ様です
50レス近くとか・・・
長ッ!
出来るなら続きはさっさとしてくれ、出来ないなら黙って待つがこれじゃあただの不快な話だ。
ハッピーエンド至上主義とは言わないが、
戸惑いながらのほのぼの恋心展開だと思って読んでたらこの流れで、しばらく鬱が続きそうなんだ。
この展開、自分は大好物だがね。
嗜好なんて人それぞれだから仕方ないさ。
それよりも、最初の注意書きを読めば
どういう話を指向しているか想像できるのに、
それもせず的外れな要求をするお前のレスが不快だ。
まぁ…全員満足させるなんて不可能なんだから割り切らないとな
むしろ書いてくれてる内容が、鬼畜だろうとほのぼのだろうと
全員同じ路線になった方が困る
>>705 そうだね。 ごめんよ、もう少し落ち着くべきだった
wktk―若貴―
+ +
∧_∧ +
(0゚・∀・) GJしつつ、続きにwktkでございます
(0゚∪ ∪ +
と__)__) +
____ ズルズルーーッ!!
/ \
/ ⌒ ⌒ \ 待ちに待ってた投下だお♥
/ ( ●) (●) \
| 、" ゙)(__人__)" .)| ___________
\ 。` ||||==(⌒)ー、| | |
__/ |||| \ 〉| | |
| | / , | ̄ ̄ ̄ ̄ ̄| ̄ ̄ .| | |
| | / / ヽ 日清 レ | | |
| | | ⌒ ーnnn.ヽ___/ |_|___________|
 ̄ \__、("二) └─┘ ̄l二二l二二 _|_|__|_
____ ダバー
/ \
/ u ::::\:::/:: \ 何だこの駄作は!!!
/ <○>::::::<○> \
| 、" ゙)(__人__)" .)| ___________
\ 。`!:i;l゚:j´ ,/ | | |
__/ i:;l|:| \ || | | |
| | / , | ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|\n|| | | |
| | / / ヽ 日清 レ( こ)| | |
| | | ⌒ ーnnn.ヽ___/ (⊆ソ|_|___________|
 ̄ \__、("二) └─┘ ̄l二二l二二 _|_|__|_
+ +
∧_∧ +
(0゚・∀・) GJしつつ、続きにwktkでございます
(0゚∪ ∪ +
と__)__) +
投下乙です
>712
素晴らしいね。紹介ありがと。
>>712 魔法やSFではない強制女性化、すごく良く書けてると思う
イイよこれ!
>>712 やっと読了。
なんか下手なTSものよりこっ恥ずかしい気に成るのは、女装系ということのようだな。
完全性転換ではなく女性のジェンダー傾向をトレースするだけってのは新鮮だ。
単に女性化してズッコンバッコンより展開が面白いんで続きに期待だ。
良いもの紹介してもらった。ありがとう。
「僕オマエ」最高です
こんな展開を待ってました
続きを首を長くして待ってます!!
ズンズンズンズンドッコ
ズンズンズンズンドッコ
>>717 なんか今までここに投下されてきたものを全否定するようなコメントだなw
ぶっちゃけここに投下するメリットは、何かある?
>>721 難癖兼文句つけられて嫌になったあげく「もう来ねーよ」…ってメリットじゃないな…
そんなの書き手にとって試練すぐるぜw
書き手はまあ他のスレ行って書けるけど、俺みたいなTSが読みたい人間はどうすりゃいいんだよ
俺がGJしたところで、でたらめに叩いている人多すぎるし
>>721 今は無いよなぁ
書いても妙なのに粘着されるだけだしなぁ
代わりの場所はいくらでもあるしw
+ +
∧_∧ +
(0゚・∀・) wktk
(0゚∪ ∪ +
と__)__) +
それでも投下を信じて粛々と待ち続ける
そして投下された暁には作者に敬意を示す
今の俺たちに出来る事はそれ位しかなかろう
敬意じゃなくて蔑みだから困る
他所のスレを見てると、なんでこのスレだけ基地外が住み着いてるんだろうって悲しくなるな。
一次とか二次とか関係無く、職人と読み専の信頼関係が出来てるスレが羨ましい。
このスレはいつから叩きレスが巣食うようになったの?
なんか大昔はまともなスレだった気がする
一時とはいえエロパロ板では一大勢いを誇り、伝統のあるスレだったのに
さあ、一年前にはもう居た気がするが若干一名しつこいのが巣食ってる
+ +
∧_∧ +
(0゚・∀・) wktkなり
(0゚∪ ∪ +
と__)__) +
>>729 以前、とある作者との比較論で別作品をけなす人が出た時に
荒らしのネタになるからとそのとある作者を叩き出した事があって。
それからかな。煽って荒らしにたいしてレスがついて荒れるんじゃなくて、
住人が自発的に作者を追い出すって構図が面白かったんだろう。
レズスキー論争
ホモ論争
ボクたちの選択論争
全て精神年齢の低い人間が自分の価値観以外認めないと荒らした結果
> ボクたちの洗濯論争
オレはニュービーズ派
>>733に上がってる奴が某スレで発言した途端に停止しててワロタw
このスレだけは荒らしを放置するとつけ上がるだけだしな。
構えば荒れるしほっとけば書き手粘着するし。
どうしようもない真性って居るんだと、このスレ見てて思う。
ある意味で作者という存在をないがしろにした結果が、
今のこの惨状に繋がっていると思えてならないな。
きっかけこそ粘着荒らしによるものだったが、
一時は住人の間にも、そういうムードが漂っていたように感じられたし。
だから馴れ合いと言われるのは覚悟の上だが、
それでも今は作者を大事にすべき時期にあると、
それがこのスレの活性化に繋がると、そう俺は確信してる。
>>737 あまり育てていこうって雰囲気がないよな。
他のところも結構そういうところが多い気がする・
このスレって、良スレに復活できるの?
俺はあんまり希望抱かない。できることならそれが一番良いけど。
ところで、普通にTSものを読みたい時に、ここ以外でどんなサイト利用すればいいの?
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と__)__) +
>>737 というか作者が自演荒らしで他を叩いてると疑心暗鬼になってた
時期もあった気がしてならない。
作者を信頼出来ず、まして守る事も出来ないスレが過疎るのは至極当然のこと。
それを踏まえて、住人が今すべき事は何か、もうみんなは分かっているよな?
今すべき事…
1・彼女がいるリア充を強制女性化して 幸せそうなカップルをクリスマス中止に追い込む
2・変態に強制女性化されて クリスマスに処女を奪われる
3・サンタに 若くて美人で男にモテて、とっても感じやすい女の子にしてくださいとお願いする
強姦で捕まったら女性化とか
性転換技術の発達や女性の体力大幅向上で女尊男碑の世界になるSSとかないかな・・・。
強姦で捕まって、強制女性化の刑。
んで、女性化されたあと、男性だけの刑務所に放り込まれるオチ。
そういう妄想はまとものエロパロスレらしくて好きだが、
いざSS職人が投下するとまた叩きまくられるんだろうと思うと素直に同調できない
>>746 叩きは2chやぴんくでは当たり前、それで折れるようなら書くなとか言ってたしな。
まあそうなのかもしれないけれども、それじゃ根付くはずもない。
〜読み手心得〜
一つ、書き手の意見、考えにまず耳を傾け尊重するべし。
二つ、書き手のヤル気を伸ばす的確なコメントすべし。
三つ、書き手の成長を自分の成長と思うべし。
四つ、読み手もまた広い視野をもち成長すべし。
書いて思ったが、編集者か管理職心得みたいだな…
>>744 やっぱ女性化は『奴隷化』や『剥奪』のスタイルがイイよ
だから女尊男卑の世界設定だと、
強制女性化は ある意味ハッピーエンド、望ましい結果になっちゃう気がする
>>749 なら、格差社会のより極端になった社会
男尊女卑の歴史に逆行していて
女性は金持ち男性の所有物扱い
ただし、下層階級の男には触れる機会もない状態
(美女は全部上流階級の男が何人も抱えてしまい、中堅層がブスをなんとか確保、下層には回らない)
顔だけはイケメンだったが金のない主人公は
当然女を獲得する機会はなく、同じ下層階級の仲間に
お前が女になったら上流階級に気に入られて良い思いできるぜ
とかからかわれていた
ある日酔った勢いで女に手を出したら、それがよりによって超上流階級の大金持ちの娘
(他の超上流階級の男に政略結婚で嫁がせる予定だった)
捕まって責任を取らされるという事で強制女性化された挙句
養女として犯した女の嫁ぐ予定の男の元に送られることになり
これ以上ないぐらい慰み物にされてしまう
ってあたりでどうだろうか?
>>744 強姦された女が闇産婦人科医に頼んで強姦した男を拉致して
強姦された女と強姦した男の性別を入れ替えて一生かかって復讐されるのもいいな。
753 :
名無しさん@ピンキー:2008/12/24(水) 13:06:35 ID:yEgxev62
全寮制の学園に入った男の子。
同室にはなぜかカワイイ女の子がいた。
元男の上級生である。
学園では研究機関の実験の一貫として、性転換を行っていたのだ。
元彼の彼女と一線を越え、女性化に興味を抱く主人公。
元に戻れると言うことで女性化同意書にサインをする。
そして、新しい肉の快感におぼれていくのだ。
一年後、新入生を自室に迎える彼女の姿があった。
男女比が不自然になったSFと言えば
こんなのはどう?
宇宙の旅に出た主人公達は正体不明の惑星に不時着する
3人は命辛々 爆発する宇宙船から脱出、知的生命体を求めて探索中
その惑星の女性達による男性狩り遭遇し、捕獲されてしまう
なんとか難を逃れた主人公は仲間の救出に向かったが
1人は既に去勢されてしまっていた…
と どっかで見た映画を書いてみる
最後は海岸で自由の男神を見つけるのか
756 :
名無しさん@ピンキー:2008/12/24(水) 19:32:38 ID:TLrxWmf9
猿の惑星ならぬ雌の惑星だなw
ポール・アンダースンの「処女惑星」ですな
サンタ遅れる……すまん
女性だけで構成し
女同士で出産するガールズアース世界か
それメルトラン
>>760 メルトランディは女ばかりだが、人工出生装置から生まれるので
女同士で子供を作ったり育てたりしないよ
ゼントラーディも(TVの男女ともいるゼントラーディでも)同じことだが
あいつらは戦闘しか知らないデザインヒューマノイドだからね
>>751 それいいな。
>>752を統合すると
とある下層階級の男(容姿はそれなり、女顔)が超上流階級の女をレイプしてしまい
その女はレイプされたことを苦に自殺。
それですぐに男は捕まってしまい性転換手術を受けさせられ自殺した女の子宮や卵巣を移植される。
女性化した後は徹底的にお嬢様教育と同時に本来ならその自殺した女と結婚するはずだった男(産婦人科医)に性教育をアナルを含め施される。
最終的に結婚するが正式に結婚するころにはもう淫乱な肉便器に調教済みで結婚するまではピルとか飲ませて避妊させていたが
超上流階級だから子育てに関しては優秀なお手伝いさん達がいるし、夫は産婦人科医だからあなたは安心して子を次々に作りなさいと言われて
最終的に20回ぐらい出産し膣や子宮、肛門がボロボロになるまで性行為をされる。
もちろん定期的に婦人科検診はしてもらえるが検診台に上がってからたっぷりといやらしいこともされる。肉便器に調教済みなのでまったく嫌がらない。
こんな感じの設定があればな・・・。
なんか凄くご都合主義ですw
……家畜人ヤプー?
サンタは行ってしまったけど、まだ俺のクリスマスは終わらないぜ……orz
765 :
名無しさん@ピンキー:2008/12/27(土) 00:24:43 ID:A+YZz7Pt
高校生の主人公は 友人にある建物にに連れて行かれる。
その友人の父親は先日焼身自殺をしたばかりである。
友人は 恐るべきデーモンについて語り始めた。
デーモンは太古より存在し、 様々な物と融合して自分を強くしていく生物である。
友人の父親はデーモンに乗っ取られ自殺したのだ。
デーモンが次々と復活し,この世の終わりも近い、人類が対抗する手段は
唯一デーモンの体を手に入れる事だと、告げた。
どう?
ガルフォースのえろ同人誌、どこにやったかな?
>>765 ほうほう どんなデーモンと合体するか楽しみですなw
主題歌は
『あれは誰だ!誰だ!誰だ!』って感じでお願いします
769 :
sage:2008/12/27(土) 13:37:06 ID:aQEuKEse
【僕オマエ】作者さま
2ヶ月に1度ペースの投下がすっげぇ待ち遠しいです
急展開を予告されてましたが、なにとぞもっと激しく、
もっと徹底的に堕としてもらえたらうれしいです
(個人的にはハデケバ・ピアス・タトゥ・金髪・タバコ・BITCHな娼婦化なんてのが
大好きなんですが、きっとここでは歓迎されないんでしょうね)
待ってます!
770 :
名無しさん@ピンキー:2008/12/27(土) 21:23:29 ID:gzjuehAn
不動明に憑依したのがアモンじゃなくてシレーヌだったらよかったのに
>>738 健全系の創作スレに常駐してんだけど、空気読めない新参コテと職人を育てる気が無い古参住人が揉めてる。
割と古くからやってるスレなんだけど、もう潮時かと思う。
773 :
名無しさん@ピンキー:2008/12/28(日) 19:56:35 ID:l8eaG5+t
飛鳥了のサタンはふたなりだったな。
凄ノ王の瓜生みたいなのもいいなぁ
ここ、年寄り多いな〜とすぐにわかるわ
>>775 そんなこと云ってると、けっこう仮面におっぴろげジャンプで倒されるぞ。
手天童子の鬼の変身能力を無理矢理与えられて
お嬢様として囮にされるとかはどうよ
>>777 手天童子は
鬼がヒロインの身体を舐めまわしながら変身するシーンに萌えた
質問なんだけど
PART11の夏の夜の夢は
完結しなかったのかな?
かなり続きが気になるんだけど……
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クリスマスのつもりだったが、バレンタインになりそうorz
がんばるべ
今年こそTSウィルスが蔓延して罹患する!
( ´ー`)y━・~~~
>>782 20年前に蔓延してたら、ぜひ感染したかった。
>>784 もし蔓延してたら 究極の男不足で
Vipperどころかキモヲタ、ニートすらモテモテで、女とやる事が義務化する
童貞は政府の許可が必要になり、エロゲー等で抜く事は軽犯罪になる
もし蔓延したら・・・そしてそんな世の中になったら
女になりたい奴はかなり減るのでは無いか
つ「大奥」(よしながふみ著)
>>785 よしんばそんなことに成っても男は少数の優秀な種馬がいれば事足りるのだよ
一夫多妻制になるだけかと夢の無いことを言ってみる
>>779 Googleでも保管庫内でも検索したけど見つからなかったから
続編はないみたいだねありがとう
夏の夜の夢といい橘悠といい
未完の名作が多すぎる……
未だに蘇芳さんの続きを気長に待ってる俺。
まぁ作者のモチベ下がったなら仕方ないやね・・・
ま、過ぎ去ったことに必要以上に未練をもつべきじゃあるまいて
そういう姿勢じゃご新規さんも投下しづらいだろうと思うし、
今はただ、とにかく前を見つめ続けていく他ないかと
それに、忘れたうちに旧くの面々が戻って来ればその分、うれしさもひとしおってもんだろうから
カイトとか陽とか翔とか続く日は来るのだろうか
中途半端で終わってるのは、個人的に続きを考えて妄想してる。
書くとなると作者さんに失礼だし、何より自分自身文才がないのでムリポ。
>>787 月亭可朝が選挙に出馬したときの公約が一夫多妻制の導入だったな
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俺オマエの作者さん
気長に待ってますが
まちどおしいっす
そうそう、そろそろ俺お前の時期かな??私も楽しみに待っているので是非投下を!
798 :
名無しさん@ピンキー:2009/01/07(水) 18:26:53 ID:zZCI7pU+
同感!
僕オマエだけでなく、新旧問わず他の作品の続きも、と願ってみる。
それがあまりにも期待薄なことだったとしても……。
「期待するぜ!」と散々言っといて、いざ作品投下したら「へたくそ」「自演だろ」と叩いてなんでもかんでも潰すのがこのスレ
明らかに叩きがひとりいるからな
たぶんそいつは昨夜の愚痴スレで暴れてたよ
例によって俺様理論振りかざしてたが十字砲火浴びて
勝利宣言→遁走の黄金パターンだった
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>>801 毎回あの粘着が一人で叩いてるようにしか見えんけど
基地外の叩きでも作者さん的にはストレスになるのかな
>>804 かりにそうだとしても、新参や事情の知らない作者にとっては大迷惑だからね
>>804 読み手でさえ傍から見てて不快感を催すというに、
書き手にとっては害悪以外の何物でもあるまいて。
所詮TPOも弁えられん粘着叩きなど、
誰から見てもノーサンキューってもんだ。
ネタになりそうな話をしつつ投下を待ち
投下されたら素直にGJと作者に感謝の気持ちを捧げる
そんな人に私はなりたい
全てに色が無い真っ白な部屋に、眼鏡をかけたスーツ姿の若い女が一人立っていた。壁や天井を感じさせるものが一切なく、白が無限に広がっているように感じられる。
女が空中に手をかざすと、そこから突然半透明のパネルが出現した。パネルに表示されたアイコンをタッチして作業を進めていく。
「Asumuを解凍」
『Yes.ファイル解凍を開始します』
女の声に反応して合成音声が答えた。すぐにパネルにも情報が表示される。
《Asumu.解凍率10%……20%……》
解凍が進むに連れて、何もない空中にノイズが走る。そこからにじみ出るように若い男が現れた。
男は虚ろな眼をして直立状態のまま動かない。
《解凍が終了しました》
「スレイブレベル2で起動」
《Yes.スレイブレベル2》
軍隊の指令のように合成音声が命令を忠実に復唱した。それ同時に男の表情に生気が戻った。
女がいやらしくニヤリと笑った。
「おはよう、でいいのかしらね?明日夢」
相手を舐め回すような猫なで声で女が言った。
「あ……」
「あら、芦原明日夢くん。まだ頭が回らない?」
明日夢はゆっくりと周りを見渡した。目の前にいるのは大学時代に同期だった神原茜だ。それ以外はひたすら白が埋め尽くしている。
「芦原明日夢、26歳。父母と十歳の離れた妹との四人家族。大学を出た後大企業に就職。。年収は……あらすごい」
茜がパネルに表示された明日夢の簡単な経歴を淡々と読み上げていく。
「うふ、わりと幸せな暮らしじゃないの」
「茜、ここはどこだ。何をしたんだ?」
茜の放つ異様な雰囲気に押されるように明日夢が言った。
「あはははっ、やっぱりそうよね?分かんないよね?」
茜が腹を抑えて笑いながら言った。どことなく狂気をはらんだ笑いで、明らかに普通の笑いとはかけ離れている。
「おい茜」
「あ、あは……ふぅ、分かった分かった」
茜が明日夢をなだめるように手を振った。
「ここはね、コンピューターの中なの」
「はぁ?それは何の冗談──」
「いいから黙って聞きなさい」
明日夢の言葉は荒々しい語気で制された。
すぐに言い返そうとするが、口が石にでもなったかのように動かない。
「あら、うっかり命令しちゃった?でもそのほうが話しやすいかな」
動転している明日夢を見ても茜の笑みは全く崩れない。
「私の研究していたことを覚えてる?コンピューターの中の電脳世界に現実世界の物をデータ化して送ること」
明日夢ははっきりと覚えていた。それだけ異質な研究だったからだ。
物質をデータ化するということは、この世界のあらゆる法則に反することだ。そんな研究の存在自体があり得ない。
多くの人間は茜の研究内容を知っても、笑いこそすれ、賛同しはしなかった。明日夢は彼女に身近なその内の一人だ。
「そのせいで大学も辞めちゃったし、いろいろあって大変だったのよ。最終的にはスポンサーを探して資金を調達して、数年がかりで完成させたの」
明日夢は黙って聞いていた。彼にそれ以外の選択肢はない。
「そんで、今では人間のデータ化も可能ってわけ。もう喋ってもいいよ」
茜の言葉で明日夢の口の硬直が消えた。
「ふざけるな!お前何様のつもりだ!」
自由になった口は明日夢の意思の通りにすぐに動き出した。
それを聞いた茜が苛立ちを見せつけるかのように舌打ちをした。
「のんびりやろうと思ったけど気が変わった。思考以外フリーズなさい」
再び明日夢は自由を奪われた。今度は言葉だけでなく全身のだ。
呼吸や瞬きすら出来ないが、身体に以上はなかった。おそらく電脳世界では必要ないのだろう。もしかしたら脈も止まっているかもしれない。
「これは遊び。天才の私を馬鹿にしたやつみんな私のおもちゃにするの。あなたはその内の一つ」
茜が明日夢に近づいて、指先で額をちょんと押した。固まったままの明日夢は人形のように仰向けに倒れた。痛みすら感じない。
(くそ!俺はどうなるんだ!)
全く抗うことの出来ない力に、明日夢ひたすら恐怖した。
「女の子にして遊ぶのよ。男じゃ可愛いげがないもの」
(なっ!!)
明日夢は思考が読まれていること以上に、自分の運命を知って驚愕した。
「う〜ん迷うわ……。私ってゲームのキャラ名とかも真剣になっちゃうのよねぇ」
パネルをタッチしながら、なにやら茜が熟考し始めた。
茜が考えているのが名前なんてレベルじゃないことは明日夢は嫌でも分かった。
数分後、茜が手を叩いて「これで決まり!」と叫んだ。
「それじゃインストールスタート!」
《Yes.インストール開始》
(いやだ、やめろ!)
声にならない叫びも虚しく、すぐに変化は始まった。
背がぐんぐん縮み、全身の筋肉が落ち、女らしい丸みを帯びた体型へと変化していく。さらに視界がボヤけて、顔に眼鏡が掛けられた。仕上げにと服がセーラー服に変わった。
全ての行程は30秒程で呆気なく終わった。
「スレイブレベルを3に変更。さぁ、起き上がって自己紹介なさいな」
「はい茜様」
茜のからの指示に、明日夢の意思とは無関係に身体が勝手に返事をして動き出した。声もかわいらしい女の子のものに変わっている。
起き上がると、一気にクリアになった感覚が身体の変化を感じとった。今まで存在しなかった大きな胸の重みや、ヒラヒラとしたスカートは嫌でも女を感じさせる。
「芦原明日香、16歳の高校一年生。身長は150cm丁度で、バストはFカップです」
茜相手に笑顔で明日香が自己紹介した。どおりで胸が重いはずだと明日夢は一人で合点した。
茜がパネルをタッチすると明日夢の目の前に大きな鏡が現れた。
そこに写ったのは眼鏡を掛けた童顔巨乳の少女で、明日夢の面影など微塵もない。小さな身体に合わない大きな胸が視線を引き付ける。
「可愛い身体にしてもらえてとっても嬉しいです!」
そう言って明日夢の身体は鏡の前でポーズをとりだした。完全に明日夢の意思を無視している。
(身体が勝手に……)
「設定をレベル3に変更したからよ。あえて言うなら、1は自由、2は半自由、3は疑似人格の自律行動って感じかな」
つまり今はこの身体は明日夢のものではなく、新たに書き加えられた明日香のものということだ。
もはや明日夢はデータでしかないという証拠だ。
「はい、レベル2に変更」
途端に疑似人格が停止しる。胸を強調するようなポーズからハッ、となって鏡から離れた。
「早くもとに戻せ!」
怒鳴っても今の声では全く迫力がなかった。
「嫌よ。言ったよね?あなたは私のおもちゃなの」
「この野郎!」
怒りが頂点に達した明日夢は、スカートを翻し小さな身体で茜に殴りかかった。しかし茜に当たる直前で拳から力が抜けてしまう。
「無駄よ。明日香ちゃんには私に傷一つつけることすら出来ないの。出来てもその可愛いパンチじゃね〜」
慣れない身体で、しかも女の身体では力が出るはずもない。
「はいここで、生まれたての明日香に誕生日プレゼント!ぱちぱちぱち……」
憤る明日夢を完全に無視して茜が拍手をしながら言った。
ニコニコ笑いながらまたパネルをタッチし始める。すると今度は周りの白い空間に変化が現れた。
無限の白に茶色の壁と天井が現れ、はっきりとした個室を作り出した。さらにベットや机、ぬいぐるみなどなどの家具が設置されていく。
出来上がったのは明らかに女の子の部屋だった。
「新築二階建て、学校まで徒歩十分近所にはコンビニとかデパートがあるし立地条件は最高!しかも生活費は全てタダ!」
茜がベッドに腰掛け、指で輪を作りながら言った。
「ちょっと待て、それってどういうことだ?」
「どういうことって、明日香は高校一年生じゃない。まさかそれだけだと思ったの?明日からあなた転入生なのよ」
話から考えると、茜は電脳世界に町を丸々用意したことになる。そして明日夢はこの世界で生活しなければならないのだ。
茜に逆らうことも出来ずに一生を人形として暮らすことになってしまった。
「そん……な……」
明日夢は膝をついて呆然とした。現実の家族や友人とはもう会えないだろう。
そんな明日夢の背中を茜がポンと叩いた。
「女の子も悪くないよ。今から其を教えてあ・げ・る」
そう言いながら茜が明日夢のセーラー服に手をかざした。一瞬にしてセーラー服が熔けるように消えた。
明日夢は反射的に小さく悲鳴を上げ、両手で身体を隠そうとした。しかしすぐ茜に押さえ付けられてしまった。
明日夢に跨がるようにした茜は、自分の唇と明日夢の唇とを重ね合わせた。舌と舌が絡み合い、茜がついばむように唇を動かす。
「んっ……はっ!はぁ…何を……」
キスが引き金になったかのように明日夢の身体が熱を帯び始めた。乳首が起き上がり、股間が湿り気を帯びる初めての女の感覚に明日夢は意識を押し流されそうになる。
「うふっ、明日香はとっても淫乱な女の子で、1日何回もオナニーしないとおかしくなっちゃうの」
茜が明日夢の二の腕に指を走らせながら言った。もう片方の手は濡れそぼった秘部に向かった。
「だから明日夢にオナニーの仕方を教えてあげる」
「ん、ひっ……!」
くちゅりと水っぽい音が出ると同時に、そこから明日夢の全身に拡がるように快感が走った。
「どう?とっても敏感にしてあるからスゴくいいでしょ」
もう茜の言葉もまともに頭に入ってこなかった。淫乱な女の身体が更なる刺激を求めて叫んでいた。
「ゔゔゔぅ……」
明日夢は必死で欲望を押さえつけた。あれ以上を一度知ってしまえば、もう後戻りが出来なくなる気がした。
しかし明日夢の熱は治まるどころかさらに進行していく。高まった欲望が愛液となってベッドを汚した。
「あら、我慢は身体にも心にもよくないのよ」
そう言って茜はベッドから起き上がった。
「足をおもいっきり開きなさい、明日香」
「ひっ……、はっ……」
明日夢にはもう抵抗しようという意思さえ殆んど残っていなかった。寧ろ茜の言葉を待ち望んでいた。
ゆっくりと、震えながら、一本の毛も生えていない陰部が茜に晒された。
「綺麗ね……。それじゃ明日夢──」
茜が涙と唾液でぐしゃぐしゃの明日夢の顔を撫でた。
「いってらっしゃい、天国にね」
つるつるの陰部からちょこんと顔を覗かせたクリトリスを茜の指が弾いた。壁を壊すにはそれで十分だった。
「あ゙っ!あ゙あ゙あ゙ああああああっ!!」
いつの間にか待ち望んでいた刺激に明日夢は喜びの声をあげた。
強靭な意志で繋ぎ止めていた両手弾かれたように動き出した。大きな胸を揉みしだき、乳首を絞り、秘部に指が走る。
「やあああぃぃぃぁっ!いくっ!!いっ……ああああああ!!」
明日夢の許容量を大きく上回る快感が流れ、すぐに潮を吹きながら絶頂に達した。
「どう?その身体最高でしょ?」
「まっ、またくるっ!あ゙っ、いぃああああっ、いっくぅぅぅぅ!!」
絶え間ない快感の大波に呑まれた明日夢にこの地獄から逃れる術はなかった。今は身をまかせることしか出来ない。
「とまんなぃ!いぐのとまんなひよおおおおおっ!!」
「嬉しい?」
「ははひぃ!とっれもうれひあいぁっ、きああああああ!!!」
「そう言ってもらえると私も嬉しい」
ぐちゃぐちゃの返事を聞いてから、茜はまた明日夢にキスをした。今度は母親が赤ん坊をあやすように優しく唇を合わせた。
キスの間も明日夢は眼を見開き、涙を流しながら狂ったように自らを愛撫し続けた。女の喜びを全身で感じている。
茜はベッドから離れ、再びパネルを操作した。女の匂いが充満する部屋に、突然黒い穴が現れた。
「それじゃ明日から頑張ってね。またすぐに遊びに来るからね」
茜は一人激しくオナニーにふける明日夢を置いて、穴の中へと消えた。部屋には少女に変えられ、快楽に溺れた明日夢が一人取り残された。
主が消えた後も電脳世界は正確に稼働を続けた。机の上ては目覚まし時計の秒針が翌日の高校生活に向けて着々と動き続けていた。
投下終了
半角のとあるスレで見かけたネタに刺激されて書いてみた
女性化以外もなんでもありな感じになった
関係ないがオナ禁中の執筆スピードが凄まじいということを発見
もうちょい濃くしたかったんだが速さ重視のせいでささっと終了してしまったぜ
>>814 ……この終わり方、当然続きなんてものを期待しちゃってもいいんだよね?
という訳でGJなのです。
しかし、リアルタイム投下に遭遇するのも実に久々だなぁ……。
うおっ!
全然、期待してなかった時に!!
GJ!GJ!作者様、乙であります。
>>814 が参考になるw
こんな時間まで起きていた甲斐があったぜ…
ありがたやありがたや。
GJだぜ
>>814 オナ禁執筆!!
わかる! それすっげー理解できる!
エロネタ思い浮かんで、書いてる途中に それで抜くと
なんか もういいやって気になっちゃうからw
>>814 「濃くしたかった、速さ重視、ささっと終了」という言葉を見て、
精液を濃くするオナ禁を解除し、早漏オナニーを終了した、というふうに解釈してしまった。
821 :
名無しさん@ピンキー:2009/01/10(土) 19:38:06 ID:DMwu0zeK
俺もエロ漫画描くとき、オナ禁中はネームが進む。スピードと比例して絵は雑になるけど。
うっかりそこで欲望を我慢できず抜いてしまうと、「何でこんな変態漫画描いてるんだ俺・・・」となる・・・。
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(0゚・∀・) wktk
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と__)__) +
明日夢はけたたましい電子音で眼を覚ました。自然と手が机の目覚まし時計へとのびていき、すぐにスイッチを探り当てた。
寝起きの気だるさの中、明日夢は重い上半身をベッドから起こした。重心がズレて前に倒れそうになる。
明日夢は今素っ裸だった。
(うぅ……)
部屋には鼻をつくような女の臭いが充満していた。
肉欲にかられた明日夢が一晩中自慰をし続けた名残だ。
明日夢は自分が男であることなど忘れて女の快楽に溺れていた。乳首を固く勃起させ、股間から潮を吹く姿は獣のようだった。
何度イっても女の身体は終わりが見えなかった。限界を超えて失神しなければ今も続けていたかもしれない。
明日夢は身体に張り付いている湿ったシーツを引き剥がした。裸身とシーツの間に細い橋がかかった。
(あれ…?)
視界がボヤけていた。遠くのものに焦点が合わない。
明日夢は眼を擦ってもう一度周りを見てみたが、見える景色は変わらなかった。
(ああそうか)
自分は女にされただけでなく視力まで落とされたのだった。
濡れたシーツの上を手探りで探すと、眼鏡はすぐに見つかった。
明日夢は慣れた手付きでそれを身につけた。視界が一気にクリアになり、自分の部屋がよく見えた。
そして澄んだ視界は自身の身体を明日夢に見せつけた。
下を見るとまず膨らんだ乳房が眼に入った。
(Fって言ってたな……)
疑似人格とやらに動かされた明日夢自身が言ったことだから間違いないだろう。
両手で持ち上げると、ぷにっとした柔らかな感触が伝わってきた。平らだったはずの胸板は手のひらに余る果実に変わっている。
軽くもみほぐすと、手に合わせて面白いくらいに形が変わった。
心臓の音が自然となかなっていく。
たしかめるような仕草から徐々に手付きが変わり、絞り上げるように指を動かし始めた。
(女にされたくらいでこんなことを……)
起きたばかりの身体にまた火が入った。
強く刺激すればするだけ快感も増し、抑えきれずに喘ぎがもれてしまう。
「あっ…、ふあっ……!」
つぷりと右手の中指が熱を持った秘部に差し込まれた。
ねっとりとした肉壁が明日夢の指を包み込んだ。
(ちくしょう、止められなぃ……)
「あうぅ、またイっちゃ、ひっ……、うああああぁん!」
高まった身体は明日夢の意志を無視して強制的に絶頂に導いた。
昨晩幾度も味わった感覚で全身が激しく痙攣した。
今回は一度だけで満足したのか、身体の熱は素直にひいていった。
代わりに快感に惑わされた明日夢だけが残った。
息が整うにつれて背徳感が一気に押し寄せてきた。
女に変えられた身体さえ扱いきれないのか。
明日夢はベッドに倒れ込んだ。仰向けになると胸が重しとなって苦しかった。
ふと明日夢はあることを思い出した。
(茜が今日から学校だとか言ってたな)
高校生というのは肩書きだけではないと茜が言っていた。
突然頭のスイッチが切り替わったようにそのことが気になりだした。
しばらく絶頂の余韻でベッドに倒れたままでいたが、時が進むにつれてその気持ちが高まっていく。
(ダメだ…行ったらダメだ……)
落ち着かない気持ちを静めようとするが無視だった。寝相を変えてみたりしても気が全く紛れかった。
明日夢の視線が自然と時計に動いた。急げばまだ授業には間に合うだろうが、このまま寝ていれば確実に遅刻だ。
明日夢の頭が歩いたこともない道を勝手にイメージしだした。知るはずのない景色が頭いっぱいに広がった。
(なんでこんな……)
明日夢の心では学校への期待が確実に膨れ上がっている。それを抑えるように明日夢は自分の身体を強く抱き締めた。
しかし数秒後、時計の分針が一つ動いた瞬間に限界がやってきた。
「もうダメだ!」
明日夢はベッドから飛び起きた。
我慢の限界を迎えた明日夢は、今までの遅れを取り戻すかのように素早く動き始めた。
(シャワーは浴びてられない!)
そんなことをしていれば確実に遅刻。愛液でてかりを帯びた身体はそのままにするしかない。濃い臭いも気にしてはいけない。
「ええっと、下着は……これか」
明日夢は取りつかれたようにタンスを引っ掻き回してブラとショーツを取り出した。
しまってある場所が無意識に分かったことに明日夢は気付かなかった。
慣れた手つきでブラを胸に身に付け始めた。しかし焦っているせいか、後ろのホックがなかなか止まらない。
ブラに苦戦する間にも時計の針は進んでいた。カチカチという音が明日夢を責め立てた。
「あぁ、もういい!」
遂に明日夢はブラを諦めて投げ捨てた。
もう明日夢は学校に行くことしか考えていない。
「ショーツは……ああ時間が!」
気が狂いそうな切迫感に明日夢は頭をかきむしった。
今すぐにでも裸で外な出たいという衝動にかられた。
(せめてセーラー服は!)
僅かな理性を振り絞ってハンガーに掛けられたセーラー服を外した。
部屋の扉を開けて玄関へと向かいながら素肌に直接セーラー服に袖を通し、スカートを穿いた。
湿った肌に生地が張り付いて大きな胸が浮かび上がった。二つの山の頂点をピンクの豆が押し上げている。
胸と服が直接擦れてピリピリとした刺激が心地よい。
素足のまま靴を履いて玄関のドアを開け、
「いってきまーす!」 明日夢は誰もいない家にそう言って出発した。
「はぁ…!はぁ…!」
明日夢小さな身体で走り出した。
ブラをしていないせいで、二つの大きな果実が別の生き物のように弾んでいる。
スカートが捲れ上がってむき出しの秘部が晒された。
自宅のある住宅街を抜けると、様々な店が並ぶ商店街に入った。
「うわぁ…なにあの娘……」
「露出狂かしら?いやだわ」
「エロエロじゃん。頼んだら一発やらしてくれんじゃね?」
街を歩く人々の声が明日夢の心に深々と突き立てられた。
疑似人格なのか明日夢と同じデータ化された人間なのかは分からないが、今の自分は彼らの言葉通りの姿をしている。
それでも足は止まらなかった。
(俺は何をやってるんだ……!)
明日夢は恥ずかしさで死んでしまいそうだった。
電脳世界の中とはいえ、周りの人々や街は現実と変わらない。
どれほど拒んでも心は学校へと向かってしまいうのだ。
「うっ、ぐずっ……!うう……」
明日夢はいつの間にか泣きながら走っていた。
秘部から粘りけのある愛液がドロリと溢れだした。太股を伝って垂れていく。
明日夢がこの恥態を拒みながらも、悦び興奮しているのが分かった。
誰かに見られているというだけで、全身のあちこちを愛撫されているように感じた。
商店街を抜けて人々の痛々しい視線から解放されると、すぐ目の前に学校が見えた。
(やった……やっとゴールだ)
学校を見た途端に、明日夢の心は安心感に満たされた。
明日夢はすぐに目の前ある敷地内に入った。
生徒は一人も見当たらず、スーツ姿の女が一人で立っていた。
「おはよう明日香」
この声を聞いた瞬間、スイッチが切れたかのように先程までの衝動がきれいに消えた。
女の正体は茜だ。
背が大きく縮んでしまった明日夢が茜を見上げて睨んだ。
「おまえ……!」
「明日香にそんな趣味があったなんで知らなかったよ」
「ふざけるな!お前が俺になにかしたんだろ!」
「私は明日香がちゃんと時間通りに学校に来れるようにプログラムしただけ。ほら、ちょうど遅刻一秒前よ」
腕の時計を見ながら茜がいった。
「私がしたのはそれだけ。その格好も愛液まみれなのも貴女が朝から盛っていたからでしょう?」
茜が明日夢を嘲笑うように言った。
「オナニーしたのも視姦されて興奮したのも貴女よ」
言いながら茜がしゃがんで明日夢の背に合わせた。
「このおっぱいをぷるんぷるん揺らして、もうすっかり女の子よ」
茜が明日夢の胸をむんずと無造作に掴んだ。
「ひあああああっ!?」
「私に触られるとすっごい気持ちいいでしょ。貴女の身体はそういうふうに造られてるからね」
凄まじいのは快感だけではなかった。茜の手が動く度に例えようもない幸福感が生まれた。
殴り付けるような暴力的な快感ではなく、優しく包み込むような大きな波だ。
「いくっ!いくっああああっいくっ!」
明日夢は快感と幸福感に包まれたまま絶頂に達した。
ガクガクと膝が笑って立っていられなくなり、茜の胸へと倒れ込んだ。
そのまま茜が明日夢を優しく抱き締めた。絶頂の余韻を味わう明日夢は、そのまま抵抗することなく茜の腕の中に納まった。
「さて、それじゃあ教室に行きますかね」
茜は明日夢の小さな身体を抱き上げた。
(あ……これは……) 明日夢は抱かれている間も感情を支配されるのを感じた。母に抱かれているような安堵で明日夢の心が満たされ、自分から茜へと擦りよっていった。
茜が好きで好きでたまらない、ずっと抱かれていたいという気持ちが明日夢の中で渦巻いていた。
「これからお友達を紹介してあげるからね」
「ありがとうございます……」
「うふふ」
茜に話しかけられるだけで胸が熱くなった。自然の明日夢の顔にも笑みが浮かんだ。
すっかり従順になった明日夢は茜の腕に揺られて校内へと運ばれていった。
◇
「さぁ、着いたわ」
移動しはじめてから数分後、茜が明日夢の至福の時間の終わりを告げた。
茜が一年一組と書かれた教室の前で明日夢を降ろした。
その一瞬で明日夢の表情が蕩けたものから一変した。
「また俺の心を書き換えたのか!?」
「減るもんじゃないんだし堅いこと言わない。もしかしたら貴女の本心かもしれないよ」
茜の左手に突如ノイズが走り、黒いノートのような物が現れた。思わず明日夢は身構える。板には明朝体の活字で《出席簿》と書かれている。
「転入生だから出席番号は一番最後。ちょうど30番だね。」
茜が出席簿を開いて指先で名簿を撫でると、一番下段に空いた空欄に明日夢の名が刻まれた。
「中のみんなも貴女と同じ“女の子”よ。だからきっと仲良くできると思うわ」
「俺と同じって……男から作り替えたってことか?」
「そういうこと。身体も綺麗にしちゃいましょうか。臭いで誰かが発情したらいけないし」
再び茜が出席簿に触れた。一瞬で全身のベタついた感覚が消え、服も新品のようなシワ一つないものに変わった。
あの出席簿は昨日明日夢が見たパネルの学校版といったところか。
茜が出席簿を閉じると、二人の目の前の引き戸が自動ドアのように勝手にスライドして開いた。
教室の中にはズラリと机が並び、その一つ一つにセーラー服を着た女子が座っている。
茜が教室へと入ると、明日夢の足もひとりでに動いてそれを追った。
「起立」
眼鏡を掛けた三つ編みの、いかにも
委員長っぽい雰囲気の生徒が号令をかけた。一糸乱れぬ動きで生徒全員が立ち上がった。
「礼。着席」
生徒達は統率された動きで二人に向かって一礼し、そのまま静かに席に着いた。
「みなさ〜ん、突然ですが転入生を紹介しま〜す♪」
教壇に立った茜が間延びした声で言った。さらに明日夢の背中をポン、と優しく押した。
「芦原明日香です。どうぞよろしく」
顔に満面の笑みを浮かべて愛想を振り撒き、明日夢の口が流れるように動いた。
教室の各所から拍手が上がる。
「みんな仲良くしてあげてね。席はあそこだね。窓際だから見晴らしがいいね」
教室の窓際最後列の席を指差して茜が言った。
明日夢の足が短い歩幅で指示された席に動き、ロボットのような動きで椅子に座った。
「よし、それじゃあ……」
《Pi、Pi、Pi───》
茜が何か言おうとしたところで、教室の中に電子音が響いた。
茜が機嫌が悪そうに口を尖らせ、懐から携帯電話を取り出した。
「もしもし……今から!?いや、ダメじゃないんだけど──」
電話の相手と話しながら茜が明日夢をチラリと見た。明日夢はすぐに窓の外に視線を移した。
校庭と体育館、さらに屋外プールまで完備してある。
「分かりました……すぐむかいます……」
茜はがっくりと肩を落として電話を切った。名残惜しそうにもう一度明日夢をチラ見した。今度はさらにため息までついた。
次の瞬間、ポワンと間の抜けた音と共に茜の足元に黒く丸い穴が出現した。
「午前中はみんなの好きにして……。用がすんだら帰ってくるから……」
そう言うと、茜は倒れるようにして穴に落ちていった。茜の身体が穴を完全に通過すると、何事もなかったかのように一瞬で穴が消えた。
教室の生徒逹がやがやと騒ぎだした。立って席を動いたり、本を開いたりと思い思いに動き始める。
明日夢には彼女逹が普通の女子高校生にしか見えなかった。
「ねぇねぇ」
号令をかけた女子が明日夢に話しかけた。後ろにはさらに数人の女子が控えている。
「明日香と茜様ってどういう関係なの?」
「そうそうそれそれ。茜様ったら明日香をチラチラ見ちゃってさ」
「恋する乙女って感じ?うらやましいなぁ……」
「……へ?」
驚きで固まっている明日夢をよそに、彼女逹は更に口を動かし続けた。
「私は若井梨夏ね。学級委員やってるの」
「真田雪子。雪でいいからね」
「高峰望よ──」
集まった女子が続々と自己紹介を
していった。
(普通の女の子なのか?)
少なくとも明日夢には元男には見えなかった。
「いや、俺は──うわっ!」
脇から突然また一人茶髪の女子が現れ、明日夢の手首を掴んだ。さらに力一杯引っ張って無理やり明日夢を立ち上がらせた。
「いきなりなにすんだ!?」
「いいから来い」
茶髪の女子はかわいらしい顔に似合わない強い語気を含んだ言葉使いでしゃべった。
一瞬で明日夢は彼女に自分と似たような雰囲気を感じた。
茶髪の女子はそのまま明日夢の細い腕を引っ張っていった。
後ろから他の女子の声が聞こえたが、二人はそれを完全に無視して急ぎ足で教室から出ていった。
◇
連れて来られたのは女子トイレだった。
女の身体とはいえ、流石に入るのは躊躇われたが、今の明日夢の身体では抵抗できなかった。
ようやく明日夢の小さな手から茶髪の女子の柔らかい手が離れた。
軽く走っただけなのに明日夢の息は荒くなっていた。
「あいつらはもうダメだ。適当に聞き流した方が身のためだ」
明日夢は久しぶりに聞く男の言葉使いに安心感を覚えた。
「はぁ…、はぁ…。ダメってどういうこと?」
「身も心も変わっちまったってこと」
「それってやっぱり……」
「あぁ。俺も含めて、生徒全員が元男だ」
さも当たり前のように茶髪の女子が言った。
身も心も変わったというのは、おそらくそのままの意味なのだろう。
「自己紹介がまだだったな。俺はここでは竹原美奈子だ」
美奈子がゆっくりと右手を明日夢へと差し出した。
明日夢はすぐに彼女の手を握った。
「芦原、あっ、あす……明日香……だ」
口から出てきたのは偽りの名前だった。
うつ向く明日夢の肩を、美奈子が「気にすんな」と叩いた。
「他にも昔の自分の事もほぼ無理だ。試しみてもいいが疲れるだけだぞ。話せるのは“男だった”ってことだけ」
「あれもこれも、全部茜の仕業ってことか……」
「……ん!?今なんて言った?」
明日夢の言葉を聞いて美奈子の表情が動いた。
何故驚かれているのか分からない明日夢は首を傾げた。
「俺達は茜様のことは茜様としか呼べないんだ。今茜様を呼び捨てにできただろ」
美奈子がたっぷりと期待がこもった眼で明日夢を見つめた。
「あー、茜、茜。茜のばーか。……別になんともないぞ」
「いや…俺はこの世界に来てから茜様を呼び捨てにできないし、してるやつを見たのはあんたが初めてだよ」
「そうなのか。君も男言葉だから言えそうだと思うけど」
「茜様の力は知ってるだろ。それに逆らうなんて……もしかしたらあんたは特別なのかもしれない!」
美奈子が希望の光を見つけたように歓喜しながら言ったが、明日夢にはそうは思えなかった。
あの茜がプログラムのミスをすることは考えづらい。運命に選ばれし勇者、なんてこともこの電脳世界では考えられない。多分茜の気まぐれだろうと明日夢は思った。
「そんな眼で見ないでくれ、この身体を見ろよ。今の俺はただのロリで巨乳の眼鏡っ娘だよ。それで君は……売れっ子アイドルって感じ?」
明日夢が改めて美奈子を見ると、アイドルという言葉が自然と出てきた。
活発そうな茶髪のショートカットにパッチリとした眼。整った顔立ちにスラリと伸びた足。モデルとして通用しそうなスタイルだ。
マニアックな明日夢の身体とは違う、絵に書いたような美人女子高生だ。
明日夢褒めたつもりだったが、それを聞いた美奈子が深くため息をついた。
「アイドルか……」
「あぁ……すまん君も男だったんだよな。悪かった、どうか今のは忘れてくれ」
意気揚々と教室へと向かう明日夢だったが、彼にこれから起こることを知る術はなかった。
◇
「あら二人とも、探してたのよ」
美奈子が教室の扉を開こうとしたところで、委員長の梨夏が声をかけてきた。
「ダメじゃないの教室から勝手に出たら」
梨夏が腰に手を当て、二人に悟らせるように言った。
見た目だけでなく、その仕草も話し方も完全に学園ドラマに出てきそうな委員長そのものだった。
「別にいいじゃん。どうせ自習時間だし、茜様もいないだろ」
「自習とはいっても、授業中に教室から出るのはよくないわ」
「トイレだよトイレ」
反省の色がない美奈子を見て、梨夏はぷぅっと頬を膨らませた。
「少しテレビに出てるからって特別扱いなんてしないよ。ダメなものはダメ」
「え?テレビって……?」
「それは関係ないだろ!」
二人の言い合いに明日夢が割って入る余地はなかった。
徐々に言い合いがエスカレートしていく。
「ちょうどいいわ。悪い娘がどうなるのか、明日香に見せてあげる」
その言葉に、明日夢はただならぬ気配を感じた。あの茜にも似た絶対の自信が梨夏から溢れ出ているのだ。
「美奈子、よした方がいい。ここは素直に……」
「ふん。形だけの委員長なんかに下げる頭なんかないね」
「美奈子……」
「そうなのね……」
梨夏が突然黙り込んだ。
さらに腰に当てていた左手をゆっくりと持ち上げ、人差し指を美奈子に向けた。
梨夏の口がゆっくりとした動きで言葉を紡ぎだした。
『電子の蜃気楼』
教室前の廊下での喧騒が水を打ったように静まり返った。
梨夏の手がズレた眼鏡を押し上げた。
「おい……」
異常に気付いた明日夢が美奈子に話しかけた。
「キーワードを確認しました」
美奈子は明日夢を完全に無視して、直立不動のまま原稿でも読み上げるように表情のない声で言った。
「スカートを捲り上げなさい」
「はい」
美奈子は梨夏に言われるがままにスカートを捲り上げた。
それを見て梨夏が道化でも見るかのように笑った。
「私はクラス全員一人一人のキーワードを知ってるの。これを言うとどんな娘も人形見たいに従順になるの」
梨夏が話している間も、美奈子はずっとスカートを捲っていた。眼からは光が失われ、虚空を見続けている。
「なんてことを……!」
再び梨夏の左手が持ち上がり、今度は明日夢へと向けられた。
「バーン!」
明日夢は無駄だと知りながらも腕で身体を庇うようにした。しかし、なんの異常も感じない。
「びっくりした?実はまだ明日香のキーワードは知らないんだ。茜様も何故か教えてくれないの。もしかしたら美奈子が言う通り、特別なのかも。まぁキーワード無しでもある程度は強制できるんだけどね。」
「さっきの話を聞いてたのか!?」
「もちろん全部ね」
あの時間も会話も全て監視さられていたのだ。明日夢は全く気付かなかった自分に無性に腹が立った。
「さっきテレビって何?って聞いてたよね。この娘は夜とか休日はアイドルとして働いてるのよ。信じられる?こんな強気の娘がカメラの前に立つと歌って踊り出すのよ」
明日夢は梨夏の言葉を信じるしかなかった。もしかしたら自分もそうなっていたかもしれないからだ。
梨夏は無表情で止まったままの美奈子に近づき、ショーツ越しに指で彼女の股間を弄び始めた。美奈子が「あっ……」小さく喘ぐがそれだけだ。
「それではお楽しみタイム」
梨夏が空中から手品のように男根を模したバイブを取り出した。
彼女はすぐに美奈子にスカートを降ろさせ、卑猥な形状のそれを美奈子に手渡した。
「それを思いっきりぶっ刺しなさい」
「はい」
美奈子が自らショーツを膝まで降ろし、両手でバイブを持って大きく振りかぶった。
明日夢の身体は何故か言うことを聞かず止まったままで、美奈子が命令に従うのを黙って見ていることしかできなかった。
「あ゙ぐっ゙!」
美奈子がズブズブと自らの中に押し込んでいく。
秘部が全く濡れていないはずなので、かなりの痛みが生じていることは明日夢にも分かった。
「ぐあ゙あ゙ぁ゙……」
張り型を全て飲み込んだ時には、美奈子の眼から涙が流れていた。
無情にも梨夏はさらに命令を下した。
「貴女は今日一日それに一切疑問に思わない。イキたくなったら自分で動かしてもいいわ。ショーツを穿いたら全て忘れて元通りよ」
「は…い……」
美奈子が震える手でショーツを穿き直すと、彼女の眼に光が戻った。同時に明日夢の身体も動くようになった。
そして何事もなかったように美奈子の時が動き出した。
「私の負け。もう行っていいよ」
「分かれば、いい……んっ!だよ……!」
美奈子の頭だけが少し前の場面からスタートした。
軽く動く度に美奈子が震えて小さく喘いだ。
明日夢はその理由を知りながらも助けることはできなかった。言葉が喉につっかえたように止まってしまう。
「ひいっ……!」
ブゥンという低い音を発しながらバイブが振動を始めた。
「あっ、ああぁ!気持ちぃ……!」
美奈子が自分の身体を抱き締めるようにしゃがみこんで全身を震わせた。
足から愛液が伝い、床に水溜まりを作った。
美奈子が絶頂を迎えたせいか、バイブが止まって振動音が聞こえなくなった。
「発情した雌犬とか、マネキンにしてもおもしろかったかもね」
「ふぁん!何言ってんだあいつ?」
「放っておこうよ。どうせあいつはもう女なんだから」
「はふ……分かった……!ぁあん!」
明日夢は黙って美奈子に小さな肩をかしてやった。
重くて倒れてしまいそうになるが、今の明日夢に出来ることはそれくらいしかなかった。
なぜ一話目で女子高生なんてハードルを作ってしまったのだろうか……
しかし、オナ禁で溜まりに溜まった欲望でごり押しにしてやったぜ
途中で抜いたせいでごっちゃごちゃだけど勘弁
おかげで自分のイメージからかなりズレてきたが、もうこのまま強引に突っ走るのみだ!
明日夢と俺の明日はどっちだ!?
マジで
茜の気まぐれで共学にすればいいよ!
むしろ明日夢以外を全員男に戻して「なんでお前だけ女なんだよ!」とか。
茜の気まぐれが許されるなら女子高の次の日はアイドル編→OL編→婦警編→メイド編→ナース編→地下組織編→幼稚園編→サイヤ人編→慰み物編→大奥編の日替わりとか
なんにせよGJすぐる
本当にGJだ
無理しない程度に頑張ってくれ
お前の欲望のままに
ああ、もう480kb超えか。
いいねいいねー
スレ立て乙です
今気付いたんだが
>>829と
>>830の間に入る筈の300字程の文章が丸々抜けてたorz
ギリギリのところで話しが繋がってるみたいだったから、今の今まで気付かなかったんだ
データは消しちゃったから完全には復元できないが、記憶の中の内容はこんな感じ↓
・生徒全員が何らかの属性持ちということが判明(美奈子→アイドル。梨夏→委員長等々)
・明日夢と美奈子の雑談
完全に当方のミスです
辻褄が会わない場所があったら申し訳ない
次からは投稿時に今まで以上に注意する
このスレ読み直してて気付いたが
「僕オマエ」の
■■【31】■■
が二つあるわ
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