【水木総合】鬼太郎・三平・悪魔くん【9怪】

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1名無しさん@ピンキー
水木作品ならば何でも可。御大見習ってマターリマターリ。SS・イラストよろず投稿千客万来。
猫娘・ネコ娘・ねこ娘から鳥乙女幽子魔女花子、水木ヒロインなら何でも来い。
原作からアニメまで灰になるまで萌えやがってくだちい。
職人様随時募集中。

●前スレ:【水木総合】鬼太郎・三平・悪魔くん【8怪】
http://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1185371959/l50

●ねこ娘萌えろパロ倉庫
 保管庫&避難所:ttp://gegege.s6.dxbeat.com/

●専用ブラウザで快適に!(鯖の負担軽減にも役立ちます)
─2ちゃんねるブラウザの比較表(仮仮仮仮)─
ttp://www.geocities.jp/browser_2ch/index.htm
2名無しさん@ピンキー:2007/10/14(日) 22:27:31 ID:OruxmDbg
●過去スレ
【水木総合】鬼太郎・三平・悪魔くん【7怪】
http://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1178898637/l50
【水木総合】鬼太郎・三平・悪魔くん【6怪】
http://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1121708856/
【水木総合】鬼太郎・三平・悪魔くん【5.2怪】
http://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1095569823/
五代目スレ
http://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1095569823/
五代目スレ(dat落ち)
http://idol.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1094211985/
五代目スレ(dat落ち)
http://idol.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1094990812/
四代目スレ
ttp://idol.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1078272633/
三代目スレ
http://www2.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1072185963/
二代目スレ
http://www2.bbspink.com/eroparo/kako/1057/10577/1057743802.html
初期スレ
http://www2.bbspink.com/eroparo/kako/1029/10299/1029935643.html

ウpロダは、倉庫番殿が用意してくれた保管庫>>1にも有り松がそちらは自作絵専用で一つよろしこ
半角二次元板の水木スレはこちら
【ネコ娘とゲゲゲの鬼太郎_09】
http://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/ascii2d/1191723899/l50

スレ違い?とオモタあなたはこちらへドゾー
【鬼太郎】水木しげるで801【悪魔くん】
http://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/801/1171518717/l50
【悪魔くんで801】
http://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/801
3名無しさん@ピンキー:2007/10/14(日) 22:29:20 ID:OruxmDbg
●関連スレ
フハッ 水木しげる その8 ばおーん
http://anime2.2ch.net/test/read.cgi/rcomic/1182395484/l50
ゲゲゲの鬼太郎総合スレ24
http://anime2.2ch.net/test/read.cgi/ranime/1185724403/l50
【夢よ届け】悪魔くん・第8使徒【君の心に】
http://anime2.2ch.net/test/read.cgi/ranimeh/1165018238/l50

水木プロ公式「げげげ通信」
http://www.mizukipro.com/
水木しげるの妖怪ワールド
http://www.japro.com/mizuki/
『怪』 世界妖怪協会
http://www.kwai.org/
映画「ゲゲゲの鬼太郎」公式HP
http://www.gegege.jp/
ゲゲゲの鬼太郎 DVD-BOX オフィシャル・サイト
http://www.kitaro-dvd.com/


もしもの時のために一応避難所URL
ttp://jbbs.livedoor.jp/anime/1294/
4名無しさん@ピンキー:2007/10/14(日) 22:30:01 ID:OruxmDbg
【SS投稿要項】
 ・投稿前の1レス分にカプ名・出典(原作・またはアニメ何期等)・作品傾向・注意等を明記。
  ※陵辱、鬼畜ネタ等読み手を選ぶネタは、読み手書き手両方のために必須。

 ・名前欄にカプ名または作品名と作者名を「カプ名または作品名@作者名」の形で記入。
  ※読み手と倉庫番の人に優しくいきましょう。

 ・SS完結時には終了を示す表示(【終】【完】等)をつけるか、SS後のレスで終了宣言を。
  ※次の投下者が目星を付けやすくする為。

 ・人生はどこまでも苦戦だよ(投下しても常に誉められるとは限らない)

 ・不明点は過去スレ読んで空気嫁。

 ・言うこと聞かない悪い子は夜中迎えに来るんだよ。



【住人注意事項 】
 ・荒らし、煽りはスルー推奨 。釣りに引っかかるのも荒らしです。
 ※「●●だから投下しません」 「○○期マダー」 なども立派な荒らし、釣りです。

 ・自分の萌えポイントに入らない話には文句を言わないでスルーかNGID推奨。

 ・自分の嫌いなキャラの絡みがあってもケンカ腰にならない。

 ・個人サイトのURLを張らない。h抜きは言い訳にならない。

 ・書き手にクレクレ騒がない。書き手は妖怪じゃないので試験も学校も仕事もあります。

 ・数字ネタは数字板へ。棲み分け必須。
5名無しさん@ピンキー:2007/10/14(日) 22:51:00 ID:1K7Ptj9T
乙!
6名無しさん@ピンキー:2007/10/14(日) 23:30:56 ID:Zg7F51HS
1乙
7名無しさん@ピンキー:2007/10/15(月) 07:14:42 ID:6Z54PGqJ
1乙!
8名無しさん@ピンキー:2007/10/15(月) 16:23:08 ID:W9O6IBvL
乙です!
9名無しさん@ピンキー:2007/10/15(月) 19:32:48 ID:u2DmkzPm
下書き終わったんでかわうそ×アマビエ投下します。
予定は深夜〜明朝頃。

今は時間ないんでゴメーンネ。
10名無しさん@ピンキー:2007/10/15(月) 20:04:19 ID:pi+E5Tbv
全裸でまってます。風邪ひいてるけど。
11名無しさん@ピンキー:2007/10/15(月) 20:10:28 ID:wffnzoJk
色々と溢れさせながらお待ちします。

>>10は腰ミノぐらいつけて、リモコン下駄無いのに投げつけようとするといいよ。
12名無しさん@ピンキー:2007/10/15(月) 21:08:15 ID:u2DmkzPm
意外と早く仕事終わったので投下しまふ。

・第五期
・かわうそ×アマビエ  ※エロあり
・最終的に水中プレイ
・終盤懐ゲーネタ有り(\/)←コレ

期待しないで、マジで。
13「川底」(第五期 かわうそ×アマビエ) 1:2007/10/15(月) 21:11:36 ID:u2DmkzPm
アマビエの様子が変だった。
あの、活発で傲慢で生意気で、それでも(一部を除き)憎めない性格のあのアマビエの様子が。

「ずっと黙ったままなんじゃ。」

苦悶の表情で話しかけられているのは鬼太郎・・・・ではなく、かわうそだった。
相談を持ちかけられた本人は、さも迷惑そうに溜息をつく。
「・・・おばば。俺じゃなくて鬼太郎に言ってよ。」
「いいや、お主のほうがアマビエとは親しいからな。とにかく頼むぞ。」
砂かけは再度懇願して相手の言い分も聞かず部屋を出た。

鬼太郎も悩み相談のスペシャリストではない。
それなら身近にいて、仲の良い者の方が最適と考えたのだろう。
だが、面倒臭がりのかわうそにとってこれほど迷惑な事はない。
仰向けにゴロンと寝転がり、三度溜息をつく。

「何でかなあ・・・あんなに元気だったのに。」

幾日か前、かわうそはアマビエを性の対象として見てしまった事がある。
その時分、彼女を想い、本能のままに自分の精を吐き出す。
暫く余韻に浸りはするものの、訪れる罪悪感。
この二極に翻弄され、今の自分がいる。
かわうそにとっての悩みでもあった。

確証は持てない、でもやっぱり好きなのかもしれない。
彼女はどう思っているのだろう。
自らの問いかけが頭を過る。

ー試してみたい。

この欲求に勝る理性ではなかった。
無言で、しかし内心は期待と不安に駆られながら、アマビエのいる場所に向かった。
14「川底」(第五期 かわうそ×アマビエ) 2:2007/10/15(月) 21:13:10 ID:u2DmkzPm
森の奥深くの湖畔。
ここでアマビエは天を見上げ、雲を眺めていた。
活発さをなくすと、彼女も借りてきた猫のように大人しい。

「わあっ!!!!」

かわうそは背後から不意打ちで驚かす試みに出る。
しかし上の空の彼女は期待した反応をするはずもなかった。
「何だい、かわうそ。」
「・・・い、いや・・その、元気ないから。」
「ふーん・・・。」
アマビエはまた天を見上げる。まったく無意味な行為だったらしい。

仕方なく隣に座り同じように天を眺める。
陽の当たる水辺の一角は暖かく、確かに静かな気持ちでいたいと思う。
それから何時間経ったであろうか。
今度はアマビエが問いかけてきた。
「おばばに言われたの?」
「え?・・・・う、うん。」
「で、何であんたが?」
「・・・。」
一言、『好きだから』とでも言えればいいのだが、やはりいざ、となると喉元に引っかかってしまう。
しかしその一方、欲望は歯止めの効かない所まで来ていた。
ましてや、いつもと違い妙に色気があり、そんな彼女の髪が風に靡いて頬を撫でている。
少しでいい、その体に触れてみたいと思い、手を重ねた瞬間。

「好きだよ。」

突然呟いたのはアマビエだった。
かわうそは驚いて手を放す。
「予言してたんだ。あんたがアタイと結婚するって。」
「・・・また予言で・・?」
「そ。だから・・その、悩んでたの。」
髪の色よりも濃い桃色に頬が染まる。
普通、想っていた相手側から好きだと言われ、これ程嬉しいものはない。
「・・・かわうそ。もしアタイの事が好きなら・・・言っておくれよ。」
「・・・アマビエ・・・・っ!」
頭の中で切れかかる理性の線。
一瞬のうちにかわうそはアマビエの口を奪う。好きだという意思表示は口付けとなって現れた。
到底ラブシーンの様な柔らかさとは言えない激しさだったが。
一方、不意を突かれたアマビエは勢いで後ろに倒れた。
始め抵抗はあったものの、時とともにその力は無くなる。
大雑把で、息がしづらい。だが愛情表現であることに変わりはなかった。
ぷは、とかわうその息声が聞こえると、すぐさま着衣を無造作に脱ぎ捨てる。
そして立ち上がって手を差し伸べる。
「なあ、せっかく水のある所にいるんだ。潜ろう。」
「う・・・うん。」
いつもと違い、積極性のある現状に、アマビエはペースを乱されている。
だがそれも滑稽だと、クスリと笑った。
その笑いに少し赤くなりながら、かわうそが振り向いた。
「何だよ・・・俺だってこういう面があったって・・・いいじゃん。」
口を噤み、目を細めてふてくされる姿。
今度は笑いこそしなかったが、意外な一面を発見した事に若干嬉しさを感じた。

「あのさ・・。」
「ん?」
「さっきは・・・強引でゴメン。」
「うん。」
15「川底」(第五期 かわうそ×アマビエ) 3:2007/10/15(月) 21:16:17 ID:u2DmkzPm
水中に潜り、やや薄暗い岩陰。
適度に藻が生え、丁度敷布のように柔らかい。
かわうそはアマビエの手を引いて寝るよう指示し、改めて口づけを交わす二人。今度はゆっくりとした動作で。
しかしこの時点でかわうその理性は限界に達し、股間から雄の証が顔をのぞかせている。
時折相手の体に触れる度、それは生き物のように跳ねあがって暴れる。
今すぐにでもこの猛る欲望の精を中に吐き出したいという衝動を、切れかかった理性が辛うじて抑えていた。

「・・・我慢できないんだろ?」
口を放して、またクスリと笑みを浮かべるアマビエは、そっと尾鰭で肉鉾を撫でる。
その妙に心地いい感触に、思わず声が出る。
「いいよ。早く頂戴。」
「う・・・・うん。」
高鳴る鼓動は、ついに理性の線を切らして本能へと切り替わる。
一度秘所にあてがったかと思うと、一気に肉鉾を奥深くまで潜り込ませた。
すんなり収まったその肉鉾は、射精こそしないが喜びの余り中で躍動する。
「アマビエ・・・入った・・・。」
「うん・・いちいち言わなくていいから動いて・・・。」
「あ、はい・・。」

水中の為、秘所の卑猥な音はかき消される。次第に早く、強くなるグラインドでも同じ。
荒くなる二人の息遣いが水泡となって地上に向かうだけの、静かな時が回る。
何度か達してしまいそうな感覚を必死に抑えながら行為を楽しんでいた。
しかしそれも度重なると限界は当然であった。
「アマビエッ・・俺・・もう・・・・・・・!」
「は・・・あっ・・・かわうそっ・・・!」
かわうそが喉の奥から絞り出すような声を発し、欲望を爆発させた。
体に比例しない量と熱さ、そして濃さにアマビエも半歩遅れて達した。
それから4回を超える行為にさすがに疲労困憊し、かわうそは一度も抜かなかった肉鉾をようやく引き抜く。
繋がったままだった結合部を引き離すと、出口を求めていた欲望の白い液体は、水中で溢れ散った。
余韻に浸って束の間、アマビエは抱き合ったかわうその力が弱くなった事に気づき、ハッとした。

「あ・・・やっぱり寝てる。」

半ば呆れ顔。
とりあえず先程の湖畔に無造作に「投げ」、一段落して自らも眠りにつく。
幸せそうに隣で眠る二人を、いつの間にか昇った満月が優しく照らしていた。
16「川底」(第五期 かわうそ×アマビエ) 4:2007/10/15(月) 21:17:06 ID:u2DmkzPm
「はーい!じゃあ今日は鬼太郎がヒーローだよ!はいヘルメット!」
「・・・・はーい・・・。」
翌日、アマビエは何時もの様に(やや困惑気味の)鬼太郎を相手に遊んでいた。
きょうは人間界で有名なロボットアクションごっこであった。
鬼太郎にはお世辞にも似合わない、赤いヘルメットの上部にはハサミのような物がついたヘルメットを被せられた。
何処で買ったのか、そしてこれは本当にヒーローなのかと問い詰める気も失せ、途方に暮れていた。
「いい?技を出すときは『チョッキンチョッキン』だよ!」
「え・・・・うん。」
だが後者の疑問は解けた。おそらく、この台詞からして主人公ではない、と。

「かわうそ、どうやってアマビエを元気づけたんじゃ?」
「元気にしなくていいのに・・って、また私の制服で遊んでんじゃない!もうっ!」
猫娘は癇癪をおこしてアマビエを追いかける。
「ん〜・・・元気になった理由・・ねえ。」
「ああ、是非とも知りたい。なにかあった時のために役立てたいのじゃ。」
何かあったとき、それが何かはさておいて。
詰め寄る砂かけにかわうそはしばし考え、やがてニンマリと満面の笑みで、こう答えた。





「わかんねえ。」





「・・・・・なんじゃいそりゃ。」

続くか未定。
17名無しさん@ピンキー:2007/10/15(月) 23:13:39 ID:pi+E5Tbv
>>12
乙、激しく乙
ぜひ続けてくれ
18名無しさん@ピンキー:2007/10/16(火) 00:20:53 ID:MJpQdoK/
>>12乙! 続き楽しみに待ってる!
ただ、細かいことになるが、かわうその一人称はおいらだった気がする。
先週のEDでも一緒に泳いだりしてたし、二人の今後に期待だ。
19名無しさん@ピンキー:2007/10/16(火) 01:52:44 ID:9efZbSiY
>>18

忠告ありがd。
うーん・・・そうか、一人称違いとはまた凡ミスやっちまったな・・・・。
次回書くなら変更します。



なんか書いてるうちにますます失敗感が溢れてきた。
書き直してえ。
20名無しさん@ピンキー:2007/10/16(火) 06:49:47 ID:6e3mBLMO
              , -─-、       _
                 / , -─-、ヽ∩__  /   ヽ
              { { '⌒ }⊂ しJ/      !
        , ──- 、.ヽ. ー-‐' ノ-‐∠_ __     |
      /      >7レ'-‐<‐-      `ヽ、 !
       {     /   ̄`             \
      ヽ  /                      \
        /                        ヽ-、
       /                          ヽ \
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     _/                     ヽ        | |   !
   / !         i   i | |ヽ  ヽ      !      ||/⌒7
 ∠_  || |        |   || ||  | |  |     |  |  ___」!
   | | | |   |   |  || | |  || | |i     _」L⊥レ'レ!  |
   | /!. | |   |   ||  || |   | L」L⊥-二-─┐  |イ !
   レ !ハL||   |   || |  |!__         /     |   ! /
      └¬-L___」!└‐┘ \       / ┃   /  レ'
         \ \ く    ┃ >      `ー‐ ´    /
           ヽ_ヘ `ー‐一'    ヽ '          /
             ヽ                /
              \         r‐'フ     / _ -''" ̄ ̄ヽ<4部のねこ娘
                ` ‐-      `   ∩/ `/´ /
                 ___   7¬─‐'|│  / /
               /  厂 T! /´┌‐ヽ !  !
              /   /  / `┘O「「二 | .,'  |
              /   |  |    ヽL_! ∨  /

エロSSとエロ画見たい
どなたかお願い致します
21名無しさん@ピンキー:2007/10/16(火) 08:53:07 ID:MJpQdoK/
おやじがpgrしてるように見えるんだが
俺だけか
22名無しさん@ピンキー:2007/10/16(火) 22:03:04 ID:PZn2ZMYw
>>12
乙。このカップル可愛いな! 
ぜひとも続き書いてくれ。失敗感は次に続くエネルギーだよ。


23名無しさん@ピンキー:2007/10/16(火) 22:19:26 ID:lzJKRuZQ
>>19気に汁な!
楽しましてもらったけど
ちゃんとカワウソとアマビエの声で再生されたよノシ
24毛 ◆.QnJ2CGaPk :2007/10/17(水) 19:37:02 ID:RX5hgnOD
スレ立て&SSの投稿
        *、 *、      。*゚    *-+。・+。-*。+。*
        / ゚+、 ゚+、   *゚ ・゚    \       。*゚
       ∩    *。  *。    +゚    ∩    *
   (´・ω・`)      +。   +。   ゚*     (´・ω・`)
   と   ノ      *゚  *゚    ・     。ヽ、  つ
    と、ノ     ・゚  ・゚     +゚    *  ヽ、 ⊃
     ~∪    *゚  *゚      *    +゚    ∪~   ☆
          +′ +′      +゚   ゚+。*。・+。-*。+。*゚

新しいかポーの誕生に乾杯。
ぜひとも続きを楽しみにしてます。

妖怪アイドル?!アマビエでのネコちゃんの「蒼さん」呼びに
何方か反応してくれるかとwktkしていたものの
無反応だったので自分で書いてみました。
この前書いたものに、419 ◆t5xOYCVyjg氏が続編を書いてくださったので
コレも続き風にしました。

・ お好みに合わせて◆以下NGワード登録なり、スルーよろしこ
・ 蒼坊主×ネコ娘でラブラブ&アマンアマン
・ 蛇足あり

誤字脱字、おかしな所があってもキニシナイ(゚∀゚)!!


「…蒼さんの手紙。欲しかったな。」

鬼太郎が読み上げた蒼坊主の手紙は、あの後何処へ行ってしまったのか?
チャポンと湯船につかったネコ娘は、風呂桶の壁に身をもたれつつ呟いた。
青森へと行くつもりで熊本に着いてしまったと言う、蒼坊主の近況は
アマビエが持ってきた手紙の内容で知った。

アマビエ曰く”推薦状”だと言う蒼坊主の手紙には、
そんな内容は一言も無かったのだけれども
変らぬ方向音チっぷりを披露する手紙の内容に、
彼らしさを感じる反面、次は何時会えるのだろうかと溜息を漏らす。
せっかく自然に「蒼さん」と言えるようになったと言うのに。

あの時のように、呼びなれぬ名に照れくさい感情が合間っての
たどたどしい呼び方ではなく、ちゃんとその名を呼べる。
乞われれば何度でも「蒼さん」と
いや、乞われなくとも彼の名を今直ぐにでも呼びたいのは自分の方だ。
ちゃんと本人を目の前にして「蒼さん」とその胸に飛び込みたい。

「にゃ…」

ネコ娘はふと、切っ掛けとなった夜の睦み事を思い出して身を振るわせた。
全身を走った甘い痺れは、ネコ娘の胸飾りをつんと尖らせ
驚いたネコ娘は自らの胸を両手で隠す様に覆ったが、
蒼坊主に触れられたときのような感触は其処には無く

ただただ、蒼坊主を恋しく思っていた気持ちは、
あの手紙の所為で身も心も一層、蒼坊主を恋焦がれさせられた。

「蒼さんたらっ…こんなに好きにさせておいて、道中他の女に迷ってたら許さないんだから。」

ネコ娘に骨抜き状態の蒼坊主の惚気っぷりからすれば、先ず有り得ない事だが。
想い人と離れ、それぞれが知らぬところでの出会いを危惧するのは
蒼坊主ばかりでなくネコ娘も同じだった。

頬がほんのりと赤いのはのぼせた所為なのか、少し寂しくなってネコ娘の瞳にはじわりと涙が浮かぶ。
蒼坊主がアマビエに手紙を渡した行為におかしなヤキモチを焼いても仕方が無いのは解っている。
そもそも蒼坊主は、世間知らず過ぎるアマビエの事を心配して横丁に寄越しただけで
それ以上でも以下でもないのも解っている。

ただ、今まではこんな感情がわく事など無かった。
一人寝る夜が寂しい等と思うようになったのは、蒼坊主と身と心を通わせるようになってからの事。
まだ異性を知らぬ頃に訪れた発情期の所為で、何度か苦しい思いもしたが
今は蒼坊主のことを想うだけで身も心もそれ以上に苦しく、
切ない思いにさせられ、堪らず身を捩った。

”―――なぁ、ネコちゃん”
”なぁに?蒼兄さん”
”その…『兄さん』ってぇの、勘弁してくんねぇか?”

ぼんやりと考え事をしていた為に、ネコ娘にいらぬ誤解を招いてしまい
何とか誤解を解いた蒼坊主は、愛しい少女を胸に抱き、
旅立つまでの限られた時を二人きりで過ごしていた。
ネコ娘の用意してくれた朝食を食べ終わり、暫く無言だった蒼坊主から突然言われ
胡坐の上に座っていたネコ娘はきょとんとした表情で返と
蒼坊主は少し困ったような笑みを浮かべている。

”でも、ずっとそう呼んでたし…急になんで?”
”そりゃ、一応付き合ってるわけだし…”

”そっか、そうだよね。何時までも『兄さん』じゃ変だよね。でも、何て呼んだら…”
”『蒼』でかまわねぇ。”

蒼坊主は視線を逸らし、照れ隠しに頬を掻きながら答えた。

”蒼…さん?”
”ああ、いいねぇ。もう一回呼んでくんねぇ。”
”蒼さん…”

その呼び方が気に入ったのか、嬉しそうな蒼坊主はネコ娘の背を自分の胸に引き寄せ、
細い肩に顎を乗せて頬を寄せると、『もう一回』と繰り返す。
ネコ娘は変えた呼び名に戸惑いながら、乞われるままに繰り返し名を呼ぶ。

”今から一切『兄さん』禁止な?”
”うん”

蒼坊主の舌が伸び、ネコ娘の小さな耳朶を絡めて唇で食む。
そのまま頬に口付けされ、服の裾から蒼坊主の大きな手が忍んでくる。

”にゃっ…にいさ…”
”禁止…って言ったろう?”
”やぁん”

首筋に口付けられて、熱い吐息が肌を伝うと思わず背筋が反るが、逃げられない。
元より逃げるつもりはなくとも、慣れぬ快感に身体がそう反応してしまうのだ。
肌を伝う指先は温かく、年相応の淡いふくらみに手が届き
背後からそっと包み込んで揉み上げられ、立ち上がった小さな胸飾りを摘まれると
ネコ娘の鼻からは吐息が抜ける。

触れられるだけで感じてしまい、恥じらいから見る見るうちに頬は赤く染まり、
快楽に身を委ねきれぬネコ娘の姿に蒼坊主の息も自然と上がる。
すっぽりと蒼坊主の腕の中に納まってしまう小さな身体に、些か罪悪感を感じながらも
少女を愛撫する手を止めることが出来ない。

白い肌に唇を滑らしながら、少女から香る身体の匂いを胸いっぱいに吸いこむと
まるで麻薬夜様な効果がでもあるのか、抑制が効かなくなる。
声が出てしまうのが恥ずかしいのか、可愛らしい喘ぎ声が時より漏れて耳を擽るのが堪らず
必要以上に少女の弱い部分を攻めてしまう。

少女にもっと自分を感じて欲しくて、色んな所に触れ、唇で味わい
己もまた少女をもっと知りたくて、弱い部分をゆっくりと探っていく。

”ネコちゃん…気持ちいいか?”
”…うん”
”何処がいい?”
”蒼に…蒼さんが触れてるとこ…全部”
”そっか…ネコちゃんは敏感なんだな…”

気が付けば胸元は肌蹴、開いた背筋を蒼坊主の唇が這っている。
そして腰から手が滑り落ち、下着に入り込むとネコ娘の柄だがぴくんと跳ねた。
蒼坊主しか知らぬその場所は、愛撫により既に熱を持っていて
指でそっと恥線を割ると、とろりとした愛液が指を濡らす。

”や…にいさ…”
”違うだろ?”
”あっ、にゃぁ?!”

蒼坊主は囁きながら、指をたっぷり濡らすと小さな肉芽を優しく撫で擦ると同時に
小さな胸飾りを摘み上げられると、今までの愛撫とは比べ物にならぬ強い刺激に、
ネコ娘は蒼坊主の腕に縋った。

”やぁっ…蒼…さん…後ろからじゃ…顔…見えな…”
”する時はちゃんと…俺も、ネコちゃんの顔見たいし…でも、もう少しだけ…な?”

まだ快楽に不慣れなネコ娘の体を、少しでも気持ちよくさせてやりたい。
触れ合うことがとても良いものだと知って欲しかった。
だが、向き合ってしまえば潤んだ猫目の瞳の魔力に適わない自分に
蒼坊主はつい余裕を失い、先走りがちだった。
それに旅立てば次は何時逢えるかもわからぬ愛しい少女を
心残りがないように味わい尽くしておきたい。
ネコ娘の可愛い喘ぎ声を、しかと耳に焼き付けておきたかった。

”可愛いなネコちゃん。”
”蒼さん…好き―――?!”
”俺も好きだよ。”

蒼坊主がネコ娘の背を床につけると、二人は漸く向き合った。
上気した頬、アーモンド形の瞳を蕩けさせたネコ娘の表情に魅入られて
蒼坊主の動きが止まると、ネコ娘は向き合った嬉しさに
彼の頭を胸に抱き寄せ口付ける。

頬に当たるのは、愛しい少女の愛らしい膨らみ。
悪戯に柔らか味を口で吸い、唇で食むと自分を抱いた少女の肩が震えた。
反応が可愛らしくて、敏感な胸先を舌先で突付き、転がし
少女の身体を飲み込むように、覆いかぶさっていく。

”いいか?ネコちゃん”
”…”

蒼坊主の問いかけに、求めるものを察知し
無言のまま頷くと、唇と共に身をより一層深く重ねてくる。
この幼さを残す少女の身体と既に身を重ねているとはいえ
あまりに不釣合いな己の象徴を受け入れさせる時に
罪深さを感じながらも、少女を求める事を止められない。

しかし、それはネコ娘も同じだった。
滅多に会うことが出来ず、こうして限られた時間の中での逢瀬。
いっそ欲望を刻み付けるように滅茶苦茶にされても構わないほど彼が欲しい。
二人の象徴が重なり、くちゅりと言う水音が鳴る。
狭い肉壁を押し広げて入り込む蒼坊主の熱に、彼を受け入れる事の出来る自分に
ネコ娘はこの上ない悦びと快感に満たされていくのを感じた。

「―――蒼さん…。」

欲しいものを素直に内に想い描けば、自然と身体は高まり
蒼坊主の手で、唇で全身を愛された事、そしてその時に肌に触れた髪や無精髭の感触を思い出すだけで
旨の中心から甘い痺れが全身を抜けていく。
しかし、彼を想って悶えるこの身を、抑える術をまだ知らぬネコ娘は、
己の身を抱いて熱が過ぎるまで耐えることしか出来ない。
彼に身体の火照りを静めて欲しい、そんな事を思う自分は”はしたない”子だと思われてしまうだろうか?
それでも…

「早く…早く逢いたいよ。蒼さん。」

湯から上がり寝巻きに着替えたネコ娘は、窓辺に座ると空を見上げた。
きっと同じ夜空を見ているであろう蒼坊主を想い、ただ待つことしか出来ぬ己自身をきゅっと抱く。
思い人の居ない隙間、寂しさはその思い人の存在でしか埋める事が叶わない。

その頃、少女にこのような想いを抱かせた諸悪の根源―――蒼坊主は
同じく夜空を見上げ、ネコ娘を想う。

「嗚呼、ネコちゃんの手料理が食いてぇ…」

共に迎えた朝、ネコ娘が支度してくれた朝食を思い浮かべ、呟く。
余った米で、結びも持たせてくれたが、やはり二人で囲んだ食卓は格別だった。
もう随分永い事全国行脚している蒼坊主は、各地の妖怪の信頼も厚く
隠れ里に立ち寄れば歓迎を受け、寝食に困る事は無かった。
それぞれの郷土料理はとても有難く旨い物であったのだが、それはどれも”客人を持成す料理”で
自分を想って用意された、ネコ娘の手料理の味を知った今では
どんな持成しの馳走も彼の心までは満たせなかった。
一人旅の方が永いと言うのに、床に就いたときに抱きしめたいその存在が今
手の届かぬところに居る事を寂しく思う。
布団でその隙間を埋めてみても、やはり彼女の変わりになどなるはずも無く
蒼坊主は一人溜息を付く。

「ネコちゃんの声が聞きたいぜ。」

”―――蒼さん”と微笑んで自分の名を呼ぶネコ娘の姿を想像して、寝転がった。
ふと自分の手を見ると、ついネコ娘の白い皇かな肌の感触を思い浮かべてしまう。
思わずその手を鼻に近づけて、スンと鼻を鳴らしてみたが、
彼女の肌から香る甘い匂いがするわけが無い。

瞳を閉じればネコ娘の艶やかな表情ばかりを思い浮かべてしまい
己の勃ちあがったものを、その小さな手に握らせたり
目の前に突きつけて、恥じらいに頬を赤らめて潤んだ瞳を伏せる様子をつい想像してしまった。

(―――やべぇ。ネコちゃんにこんなことしたら俺、鬼じゃねぇか。)

しかし、実際にはした事の無い背徳的な行為に、興奮を覚えたのも事実だ。
そもそも人間界では、ネコ娘との関係はかなり拙いものだろう。
妖怪で良かったとは思うが、様々な不安は拭いきれない。

仮にも坊主と名の付くものが煩悩塗れであって言い訳が無いと
ペチンと、手で目を覆って眠りに付こうとするが、
彼女と肌を合わせた夜の事が、鮮明に浮かび上がり余計寝付けなくなる。
こんな事では、勤めが疎かになり兼ねないし
次に彼女と再会した時に、行き成り押し倒してしまいそうだ。
そうならない為にも

「一日でも早く、ネコちゃんの所へ帰ろう。」

そう己に誓う蒼坊主は、ホームシックならぬネコ娘シックに罹っていることに気付いては居ない
そして、ヤバイと感じた想像がネコ娘によって現実と成る事など
蒼坊主は知る由も無かった。

糸冬
31蛇足【1】 ◆.QnJ2CGaPk :2007/10/17(水) 19:41:55 ID:RX5hgnOD
♥ ネコ娘の蛇足 da にゃん ♥

バイト帰りのネコ娘は、横丁でいそいそと出かけるろくろ首の姿を見かけ声を掛けた。

「あれ?ろくちゃんバイトでも無いのに、お出かけ?」
「えっ…えぇ、まぁ…」
「ああ、そっか…鷲尾さんとデートなんだ。いいなー。」
「ち、違う…今日は違うのよ。」

ろくろ首は少し慌てた様子で、路地にネコ娘と入ると
首を伸ばして辺りの様子を探る。
誰も居なかったのかほっと一息を付くと、首を戻してきた。

「ネコちゃんだから言うけど、他の皆には内緒…だからね?」
「う、うん。」

普段は控えめなろくろ首の、キッとした目つきに珍しく引け越しになったネコ娘だった。

「…あのね。私の遠縁に”ろくろ婆”って人が居るんだけど…。」
「ろくろ婆?!」
「しっ!声が大きいわよ、ネコちゃん。」
「ゴメン。で、その妖怪に会いに行くの?」
「…うん。」

急に首を俊としてしまったろくろ首が、頬を赤らめて言う事には
遠縁に当たる”ろくろ婆”が、ろくろ首の内気すぎる性格を見るに見かね
ろくろ一族として男の一人もろくに誑かせないでどうする!
鍛えてやるから、尋ねて来いと呼び出しがあったそうだ。

その”ろくろ婆”なる妖怪は雄とあらば人、妖怪、動物等、種族問わず
男性の精を吸う妖怪で、そのテクニックの凄さは
右に出るものがいないと言われる妖怪なのだそう。

ろくろ首としては鷲尾に奉仕をしたいが秘め事の相談をきるような
同じ年頃の妖怪はこの横丁にはおらず、
悩んでいたところでの呼び出しだったので
ろくろ婆にに鷲尾を悦ばせる為の技を伝授してもらおうという事だった。

「ゴメンね、ネコちゃんには一寸刺激的な話だったと思うんだけど…」
「う…ううん。」

下を俯いていたろくろ首は、ちらりとネコ娘のほうを見ると、その手を握ってきた。
32蛇足【2】 ◆.QnJ2CGaPk :2007/10/17(水) 19:43:01 ID:RX5hgnOD

「ねぇ、ネコちゃんお願い!一人だと一寸心細いから付いてきてくれない?」
「ぇえっ?!」
「吃驚するような事が有るかも知れないけど、ネコちゃんも将来的には勉強になると思うから…ね?」
「…う〜ん」
「気難しい妖怪みたいだし、一人だと心細いのよ〜」

ろくろ首に懇願されて、ネコ娘はふと思った。
何時も蒼坊主にされるように、自分もしてあげたい。

(蒼さんに―――)

とはいえ、今まで受け入れた事のあるものではあっても
直に手にしたり、まじまじ見ることの無かった蒼坊主のソレを
思わず想像して頬が赤く染まる。

「し、しょうがないわね。ろくちゃんが不安だって言うなら一緒に行くわ。」
「有難うネコちゃん!」

(待っててください、蒼さん。あたし、花嫁修業?に行ってきます!
 そして、必ず蒼さんを悦ばせる技を身に着けて戻ってきます!!)

こうしてネコ娘はろくろ首と共にろくろ婆の元へと
花嫁修業?に出かけたのだった。

〜 予告 〜

ろくろ婆の元で、蒼坊主の為に秘伝の技を取得してきたネコ娘。
横丁へと戻ってきた何も知らない蒼坊主との久々の再会に
花嫁修業の成果は如何に?!
そして蒼坊主の運命は?

次号、ネコ娘の蛇足 da にゃん

蒼坊主の大ピンチ?!
「ネコ娘のご奉仕だニャン♥」

をお送り…しません。
各々の脳内でお好きなように妄想ください。

33名無しさん@ピンキー:2007/10/17(水) 22:12:49 ID:lQMZTPgR
>>24-32
GJ!!
新婚夫婦のような蒼猫に萌えた'`ァ,、ァ(*´Д`*)'`ァ,、ァ
ネコ娘の蛇足 da にゃん de 色々と妄想したww
GJGJ!!
34名無しさん@ピンキー:2007/10/17(水) 22:49:33 ID:uWPvRBGY
>>24
GJでした!

5ネコは本編で不幸な分
こっちでは幸せになって欲しいw
35名無しさん@ピンキー:2007/10/17(水) 23:22:44 ID:H/ThXmzh
>>24
GJ!GJ!
萌え過ぎた!遠距離恋愛切ないけどその分会った時幸せな気持ち大きいよね。
兄さん早く帰ってきてくれ!ネコ娘幸せになってほしいな。
ひたすら萌えました。蒼猫好きだー!
36419:2007/10/17(水) 23:31:13 ID:fzTzq+Go
GJです!
まさか自分の続きを書いて頂けるとは。
感激です。
蒼猫可愛すぎる〜〜w
――ネコ娘のご奉仕だニャン♥の続き書いてみようかな…。
37名無しさん@ピンキー:2007/10/18(木) 01:48:44 ID:dXpY2Klk
全裸で続き待機中。
38名無しさん@ピンキー:2007/10/18(木) 19:44:25 ID:Q30fXcdw
全裸で3期ネコと4期ねこも待機中。
39蛇足 da にゃん Ω【1】 ◆.QnJ2CGaPk :2007/10/18(木) 20:43:28 ID:8wWmr83Z
たくさんのGJ有難うございます。
本編でも、また蒼兄さんに登場して欲しいですね。

12氏と419氏や新たなネ申の降臨も期待しつつ
蛇足部分の、戻ってきたネコ娘とろくろの様子の小ネタ投下

♥ ネコ娘の蛇足 da にゃん Ω ♥

「ろくろ婆、案外良い人だったじゃない。」
「でも、特訓は厳しかったわね。」
「ろくちゃん、なかなか筋がいいって褒められたでしょ?」
「ネコちゃんだって。」
「それより、馬のアレって凄いのね。吃驚しちゃった。」
「あのインパクトに比べれば…ねぇ?」
「象のも凄いらしいわよ。第五の足って言われるぐらいなんですって。」
「凄いって言えば”ろくろマラ”の話も衝撃だったわね。」
「ソレからすれば普通の人のは霞むわよ…」
「私、鷲尾さんのを見てもちゃんとできる気がしてきた。」
「やだぁ〜うふふ。」

ろくろ婆の手ほどきを受け、横丁に戻ってきたねこ娘とろくろ首。
其処へアマビエがスイスイとやってきた。

「あれ、アンタ達二人してどこへ行ってたのさ?」
「一寸バイトにね…」

「…はぅっ☆ミ閃いた!!」

アマビエが予言を告げる前に必ず言う台詞に
ねこ娘とろくろ首はビクッとなり、表情がこわばる。
砂かけ婆の一件で多少マシになった?とはいえ
大概アマビエの予言は、当たるもののろくでもないことが多いからだ。

「予言するよ!予言…詳細は419氏が書いてくれるかも☆ミだよ。」
「…419氏?」
「”詳細”…”書く”って何のこと?」

「さぁ?アタイも閃いたまんまだから詳しくは…
 でも、まだまだ閃きそうだよ…アンタ達二人、修行の成果が試されるよ。」
「本当?!」
(もしかして…蒼さん、横丁に帰って来るのかな…♥)

「彼氏を骨抜きに出来そうだよ。」
「あれ?私には鷲尾さんが居るけど…ネコちゃん誰か付き合っている人が居るの?」
「に゛ゃ?!…えぇっ、も、もしかして素敵な出会いがあるのかも?!
 わー嬉しい〜(棒読み)。それよりアマビエ、予言の続きは?」

(アマビエには蒼さんの事、診えて無いみたい…良かった。)
※ 蒼坊主との事は横丁の皆に隠してます。

「場合によっては彼氏側に(嬉しい)災難…って出てるけど、ラブ度はアップしそうだよ。
 ところで、”修行”…って何してきたんだい?」

修行の中身までは見通せなかったのだろうアマビエに、ねこ娘とろくろ首は慌てる。
ある意味全て見ることが出来ないと言うのが救いでもあったのだが、預言者としては欠点でしかない。
40蛇足 da にゃん Ω【2】 ◆.QnJ2CGaPk :2007/10/18(木) 20:44:05 ID:8wWmr83Z

「そ、それよりも、アンタはカワウソとどうなってるのよ?」

切り替えされた会話に、一瞬ぽかんとしたアマビエだが
はっと我を取り戻し、手と尾をばたつかせてムキーとなる。

「な、何でアンタ達がアタイとカワウソの事知ってるのさ!!」
「あ〜ヤッパリ二人はそういう関係だったんだぁ〜♥」

修行の内容の事などすっかりどこかへ吹っ飛び、ムキになるアマビエに
二人はニヤニヤしながら言う。
此処でアマビエは気が付く。

「アンタ達、アタイの事嵌めたね!」
「いえいえ、ご馳走様〜♪」

怒るアマビエを残し、そそくさと姿を消すねこ娘とろくろ首の代わりに、
何も知らぬカワウソが鼻歌を歌いながら歩いてきた。
アマビエはふつふつと沸いたやり場の無い怒りの矛先をカワウソに向ける。

「カワウソ!」
「わ、吃驚した。なんだよ…アマビエじゃん。」
「アンタ…喋ったね!!」

アマビエに行き成りビビビビンタを食らわせられたカワウソだが、
当然何の事やら身に覚えなど有る訳が無い。

「何のことだよ〜オイラ何も喋ってねぇってば…」
「じゃぁ何で知ってる人が居るんだい!」
「言ってる意味がわかんねぇよ〜…しょうがねぇなー」

「…はぅっ☆ミ閃いた!!アタイはカワウソと…」
「ああ、オイラの行動が見えたのか…説明する手間が省けて丁度いいや。」
「ちょっと、し…”しっぽり”って何よ!このド助平ー!!」

アマビエは頬を赤らめて怒鳴ったが、カワウソはその様子を見て
変らぬマイペースさでにんまりと笑う。

「意味解ってんじゃん…この前潜ってたらさ、
 しっぽりするのに良い場所見つけたんだ。行こうアマビエ。」
「ちょっ!」

カワウソはアマビエの手を握ると、ドボンと横丁の川に飛び込み
二人の姿は水の中に消えていった…ところで

+   +
  ∧_∧  +
 (0゚・∀・)   ワクワクテカテカ
 (0゚∪ ∪ +
 と__)__) +

しながら待ってます。

4112:2007/10/19(金) 19:55:18 ID:As9IMVfP
続きを書かないと死んでしまう病に感染しました。
どうしてくれようぞ。

処方:419氏にも期待しながら、またこの二匹で投下。

ヽ(´∀`)ノ[処方箋]  ウワーイ
42名無しさん@ピンキー:2007/10/19(金) 20:00:25 ID:1jkZ/+rm
a
43名無しさん@ピンキー:2007/10/19(金) 21:29:26 ID:Wl9y1IdC
12氏キター?
+   +
  ∧_∧  +
 (・∀・0゚)   ワクワクテカテカ
  ∪ ∪0゚) +
 (_(___つ +
4412:2007/10/19(金) 22:18:04 ID:ZC6gzEwd
今日は無理っぽい。明日か明後日あたり。
再来週から仏国へ一週間滞在だから急がねば。


そういや欧州で鬼太郎放送してる国があったが何処だったかな。
45名無しさん@ピンキー:2007/10/19(金) 22:41:41 ID:lzm6VEo3
新スレになってから新カプ込みの連投投、なんて素晴らしいんだろう(*´Д`*)

12氏や419氏の続き、
+   +
  ∧_∧  +
 (0゚・∀・)   ワクワクテカテカ
 (0゚∪ ∪ +
 と__)__) +

とお待ちしております。


12氏お待ちした後にでも、ひっそりドSな五期鬼太郎×ネコ娘投下出来るようにしたいかも。
46419:2007/10/20(土) 15:55:28 ID:UHbRE6fC
子供のころのネコ娘と蒼兄さんの話を書いたので、45氏のドSな五期鬼太郎×ネコ娘の後にでもこっそり投下してみようかな。
ネコ娘のご奉仕だニャン♥は、これから書きまつ。
47名無しさん@ピンキー:2007/10/20(土) 16:04:57 ID:uFQ4wmIN
では神々の降臨を堂々と裸体でお待ちしてます。
48名無しさん@ピンキー:2007/10/20(土) 17:58:28 ID:kdfKOMZd
神々の光臨予告続々キター
 +   +
   .∧._∧  +  ワクテカ
ε=(*´Д`*゚)   ハアハアしながら待って松
   ∪ ∪0゚) +
  (__.(_つ +
49419 ◆t5xOYCVyjg :2007/10/20(土) 20:58:54 ID:UHbRE6fC
大してエロくもないので、12氏を待っている間に投下させて頂きまつ。
5期蒼猫のネコ娘が子供のころの話+αです。

注意書き
1 5期蒼猫
2 ネコ娘が子供のころの話
3 ほぼエロなしで(すみません)
横丁の外れに建つ妖怪寺。
蒼坊主がそこを今夜の逗留先と定め、荷物をほどきはじめた矢先、
たったったったと規則正しい足音が聞こえてきた。
振り返ると、まだ幼い少女がこちらを目指して転がるように駆けてくるところだった。
見知った少女だったが、いつもとは随分様子が違う。
近付いてくるネコ娘の頬と鼻の頭は赤く染まり、瞳は涙で潤んでいた。
「おい、どうしたい、ネコちゃん。」
「・・・蒼兄さんっ。」
走ってきた勢いのまま、ネコ娘は蒼坊主の腕の中に飛び込んでくる。
なぜか少し動揺しながらも、蒼坊主は小さな身体をできる限りふんわりと受け止めた。
そして、一瞬迷った後、ネコ娘の身体に腕を回してゆるく抱いてやる。
少女の身体は、わずかに震えていた。
柔らかくて頼りないその感触に、蒼坊主の胸がどきりと鳴る。
――こ、子供相手に、なに動揺してるんだ、俺は・・・!
そんな蒼坊主の内心を知ってか知らずか、そのまましばらく抱いていてやると、
ネコ娘の身体の震えが収まり、少しづつ落ち着いてくるのがわかった。

蒼坊主は、寺の縁側の表面の埃をさっと払い、そこに少女を座らせた。
「お茶もでねぇけどよ。まぁ、座ってけよ。」
自分で腰掛けるにちょうどいい高さだったが、まだ幼いネコ娘は地面に足がつかない。
宙に浮いた足をぶらぶらと揺らしながら、所在なげに辺りを見回す。
「なんかあったんだろ?話してみろよ。」
そう促されて始まった話によれば、ネコ娘は幼なじみの少年と喧嘩をしたらしい。
蒼坊主はネコ娘の隣に座り、黙ってその話を聞いてやる。
鬼太郎と本気で喧嘩をするなんて、ネコ娘には酷なことだっただろう。
些細なことから言い合いになり、最後は冷たい言葉であしらわれたと言う。
初めこそ言い合った言葉の端々に憤っていたネコ娘だったが、
やがて最後に放たれた言葉の冷たさに思い至り、悲しくなってしまったようだ。
再びその大きな瞳に涙を溜めて、ぽろぽろと泣き出してしまう。
「鬼太郎は、私のことなんて嫌いなのかなぁ?」
しゃくりを上げながら、ネコ娘がこちらを見上げて言う。
蒼坊主は、答えに窮しながらも、何とか言葉をつむぐ。
「そんなこたぁねぇよ。鬼太郎も、ネコちゃんのことを大事に思ってるはずだぜ。」
「うそ。どうでもいいと思ってるよ・・・。」
俯き加減になり、消え入りそうな声でそう言う。
子供の扱いに慣れている訳でもなく、正直どう扱っていいのかわからない。
こんなに懐かれている理由もわからない。
ただ、悪い気はしなかった。


蒼坊主は、思い切って手を伸ばし、ネコ娘の頭をそっと撫でてやる。
ネコっ毛で柔らかい髪。
「鬼太郎も、きっと言い過ぎたって思ってるさ。心配すんな。」
そのまま慰めるように手の平で小さな肩を抱き寄せると、
ネコ娘は涙でぐしゃぐしゃになった顔でこちらを伺うように見上げた後、
蒼坊主の懐にその小さな身体を預けてくる。
「・・・そうかなぁ?仲直りできるかな?」
「大丈夫だって!」
すっかり信頼されているその様子には、こそばゆい思いがする。
――兄貴か、父親代わりってとこか。
やがて泣きつかれたネコ娘は、そのまま、うとうとと舟を漕ぎ始めてしまう。

蒼坊主は、自分の懐に身体を預けて眠るネコ娘の幼い横顔をしばらく眺めていた。
人間になぞらえれば、まだ10歳にも届かないくらいだろう。
安心しきったあどけない寝顔。
頬には、涙が伝った跡が乾いて薄く光っていた。
秋口の戸外に座っていれば、日差しは暖かくても風は冷たさを含んでいる。
その中に、幼い少女をこのまま寝かせておくわけにもいくまい。
蒼坊主は、少し逡巡してから、ネコ娘の背に腕を沿わせ、
小さな膝頭の裏側にもう片方の腕を差し入れると、そっとその身体を持ち上げた。
少女の身体は、持っていることを感じさせる程度の重みしかない。


そのまま自らの胸元に寄りかからせるように抱きよせると、
「・・・んっ。」
ふいに声が上がり、眠っていたはずの少女がぶるりと身体を震わせる。
何か後ろめたい気分に襲われ、蒼坊主はそれを打ち消すような気持ちで言葉を発した。
「起きたか、ネコちゃん。」
そう声をかけると、腕の中の少女は顔を伏せたまま、ゆっくりと首を横に振る。
「ううん、起きてないよ・・・。」
くぐもったその声には、どこか甘えた響きが含まれていた。
「返事してるじゃねぇか。起きてるだろ?」
からかうような言葉をさえぎるように、少女は小さな手を青い着物の襟元に這わせる。
そして、蒼坊主の首筋にぎゅっと抱きつくと、頬をよせて顔をうずめた。
そのしぐさと感触に、蒼坊主は我知らず鼓動が早くなるのを感じる。
手のひらにじんわりと汗が滲み、少女の肩口と膝を掴んだ手が少し震えた。
「蒼兄さん・・・。」
「な、なんだよ。」
「・・・なんでもない。」
細い腕から伝わる体温が、やけに身体を火照らせる。
ぴったりとくっついてくるネコ娘の、温かい吐息が耳元から首筋の肌に落ち、
蒼坊主は咽喉の奥がつかえるような息苦しさを感じた。
「・・・風邪ひくから、もう家に帰れよ。」
自分をごまかすように、ぶっきらぼうな言葉が口から出てしまう。
それが少女を傷つけたのではないかと心配になるが、杞憂だったようだ。
少女は、変わらない調子で呼びかけてくる。
「ね、蒼兄さん。」
「なんだ?」
「――あたし、鬼太郎と仲直りしてみるね。」
少しためらってから、ネコ娘は蒼坊主の耳元でそう囁いた。
少女の温かい吐息がふわりと耳たぶをくすぐる。
ふいを突かれた気分になり、蒼坊主はすぐに返事ができなかった。
胸を締め付けるようなこの感情は、切なさだろうか。
悟られないように大きく息を吸った後、
「・・・よし、がんばれよ。」
搾り出すようにして蒼坊主の口から出たのは、そんな言葉だった。


*****

「昔は、よく鬼太郎とケンカしてたよなぁ。泣きながら俺のところに来たりしてよ。」
ふと思い出してつぶやくと、腕の中でまどろむ少女が答える。
「そんなこと、あったかな?」
「覚えてねぇのかよ!」
「う〜ん。どうだっけ・・・。」
今にも眠ってしまいそうな少女の耳たぶを後ろから甘噛みすると、熱い吐息が漏れた。
「・・・やん、蒼さん。」
「まだ寝るには早いだろ?」
「もう朝だよ〜。」
じゃれあいながら、まだ行為の余韻の残る肌に手を滑らせる。
首筋をちらりと舐めると、甘い感触に頭の芯が蕩けそうになった。
いたずらをしかけたつもりが、自らが深みにはまってしまう。
身体に回した腕を少しずらし、小さな桃色の突起を指先で転がすと、
「ふにゃぁんっ・・・。」
ネコ娘は素直に身をくねらせて応える。
初めて抱いたときよりずっと感じやすい身体は、自分が教え込んだものだ。

蒼坊主が好きなのは、ネコ娘の笑い顔だった。
だから、これから先も、あんな風に泣かせるつもりはない。
ただ、あのころのことを思い出すと、胸がちりりと焦がされるような気持ちになる。
それは、嫉妬なのかもしれない。
もうそんな気持ちになる必要はないとわかってはいても。

堪らなくなって覆いかぶさると、ネコ娘の腕に引き寄せられる。
カーテンを透かして、外から薄い光が差し始めていた。
もう夜が明けようとしているのだ。
夜が明ければ、また旅に出なければならない。
「ごめんな・・・。」
思わず漏らした言葉に、ネコ娘はきょとんとした顔でこちらを見る。
「?」
「でも、俺は必ずネコちゃんのところに帰ってくるから・・・。」
その言葉に、こちらを見上げるネコ娘がうれしそうに笑う。
「ん。待ってるよ。蒼さん・・・。」
夜明け前の口づけは、必ずここに帰ってくるという約束を含んで甘く、
外では小鳥が朝を告げてさえずり始めていた。

(終わり)
55419 ◆t5xOYCVyjg :2007/10/20(土) 21:13:31 ID:UHbRE6fC
終わりです。
貼ってみるとイマイチだったかも。
次はもう少しがんばりまつ…。
56名無しさん@ピンキー:2007/10/20(土) 21:54:40 ID:kdfKOMZd
キタ━━ハアハアε=(*´Д`*≡♥(*´Д`≡´Д`*)♥≡*´Д`*)=3ハアハア━━!!
蒼兄さんベアード様でも召喚しそうな勢いですな。
しかもネコタンを開発中とは…419氏ご馳走様ですた。

ネコ娘のご奉仕だニャン♥も楽しみに座して待ってます。
57名無しさん@ピンキー:2007/10/20(土) 22:35:04 ID:A34Gp2X4
GJ!!
ココ見てると、5ネコを幸せに出来るのは
蒼さんだけに見えてしまうから困るw
58名無しさん@ピンキー:2007/10/20(土) 23:45:14 ID:76qUczx4
GJ!
五期でもキタネコ押しですが、確かに蒼兄さんの方が5ネコを幸せにしてくれそうだ。
何かもう若紫計画を無意識にやっていたんじゃないかと思える蒼兄さん萌え。
ベアード様に「このロリコンめ!」と罵られたら再起不能になりそうだw
59名無しさん@ピンキー:2007/10/21(日) 18:18:25 ID:xUZrmqSN
32話と33話に蒼さん再登場らしい。
ネコちゃんと絡むといいけど、アマビエと絡みそうでつな。
60名無しさん@ピンキー:2007/10/21(日) 19:54:26 ID:ET5IPZH8
今日のEDにもちょこっといたね、蒼兄さん
61名無しさん@ピンキー:2007/10/21(日) 20:01:45 ID:jwymx049
狂骨が羽原舞か、井森真名を犯すの願います
62名無しさん@ピンキー:2007/10/21(日) 21:18:03 ID:TPhrVkdX
>>59マジか!
>>60ペンギンと居たな

漏れは12氏のかわうそ×アマビエ
45氏のドSな五期鬼太郎×ネコ娘
419氏のネコ娘の蛇足だにゃん

を禿げしく心待ちにしている。(;´Д`)ハァハァ
6345=796 ◆lOl9.3Jh5I :2007/10/22(月) 00:22:56 ID:gmrHC17M
45こと796です。
12氏をお待ちする間の場つなぎに投下致します。
予告通り5期鬼太郎×ネコ娘。
思ったよりSになりませんでした。ドが抜けつつ、鬼太郎なりにネコを大事にして苛めております。
むしろ29話に萌え死んだ。普段が酷くてもあんな風に助けに来てくれるなら、そらネコ娘も惚れ直す。
前回予告のスルーという鞭っぷりが嘘のような飴の与え方をやられたらこれ以上何も出来ません。

前スレ誤爆のは鬼畜ネタなので、またの機会に。


以下注意
1.五期鬼太郎×ネコ娘。多分両思い。
2.肉体に苦痛を与える行為がどんな軽度でも駄目な人は飛ばして下さい。
3.全8レス
64五期鬼猫「印」1/8 ◆lOl9.3Jh5I :2007/10/22(月) 00:24:13 ID:gmrHC17M
 カランコロンと下駄が鳴る。鬼太郎は片手に空の小さな壺を持ち、妖怪長屋へ向かっていた。
 砂かけばばあは様々な効力を持つ砂を数多く揃えているが、それと同じ位に様々な薬の原料を取りそろえている。
先日の邪魅の件で、体内電気の反動に傷ついた内臓へ良く利く薬草を分けて貰っていたのが切れてしまったのだ。
 大概は長屋の一階に備えている店に居るのだが珍しく姿が見えない、幸いにもアマビエの姿も見えずに気配も無い。
それに安堵の吐息を零し、おばばの妖気を探ると奥の私室から感じ取れた。そちらから何やら声もするので、誰かと共に居るようだ。
昔から母親代わりとして面倒を見て貰ってきた気安さもあり、鬼太郎は当然のように私室の引き戸に手を掛けた。

「おばば、こないだ貰った薬草を−−」
「鬼太郎っ!?」
「えっ!?」
 素っ頓狂な砂かけばばあの声とその声に驚く声がした。確かに部屋には居たが、一人だけでは無くもう一人居た。
 赤みの強い髪をした少女が、半裸でこちらに背を向けている。曲線の作りも肌理の細かい肌も知っている背は、
相変わらずシミ一つ無い白さを保っているのに赤黒い傷痕が刻まれているのが見えた。

「ネコ娘……?」
「こりゃっ! 早く出ていかんかっ!」
「ごっ、ごめんっ!!」
 砂を投げつけられ怒鳴られて、鬼太郎は慌てて引き戸を閉める。身体中にまぶされた砂をはたき落として、鬼太郎は深い溜め息を付いた。
おばばにきっと怒られるだろうと思うと気が重くなる。

 確かに不躾だったかもしれないが、砂を掛けられる程の事ではないとも思う。しかし、おばばを怒らせたら下手に反論も出来ない。
 だがそれ以上に気になるのはネコ娘の背の傷だった。あの件から何度か顔を合わせる事があったけれども、
彼女はあんな傷が背にあるような素振りを一切見せなかった。
 あの痛々しい傷痕は、先日の邪魅の一件の物だろう。色白の肌の為に余計に目立って見えたというのをさしおいても、
あんなに酷い痕が残る程だとは思っていなかった。
 しばらく待つと引き戸が開いて、砂かけばばあとネコ娘が出てきた。おばばは予想通りにお冠だが、
ネコ娘の方は少し困ったようにこちらに視線を向けると、いつもと変わらぬ朗らかな笑顔を向けてくる。

「まったく、鬼太郎ともあろうものが。仮にもおなごの部屋じゃぞ」
「ごめん……」
 おばばが『おなご』であるかどうかはあえて反論しない事にした。それにネコ娘の肌など幾度も見ているのだが、
流石にそれを堂々と言う訳にもいかない。自分とネコ娘がそのような関係であるというのは秘密だし、
どちらにしろ半裸のネコ娘の姿を見てしまったのは事実なのだ。

「おばばってば。鬼太郎だって悪気あったんじゃないんだから、もういいじゃない」
 ネコ娘が何事も無かったような顔で笑いながら砂かけを宥める。本人がそう言うのに砂かけは納得出来ぬと言いたげに鼻を鳴らした。
「親しき仲にも礼儀あり、というもんじゃよ。鬼太郎、お前は時折のそのような気遣いに関して−−」
「それよりおばば、鬼太郎がおばばに何か用があったんじゃないの? ねぇ鬼太郎」
 説教が長くなりそうなところにネコ娘が話題をすり替えて水を向けてきた。その有り難い手助けに乗って、鬼太郎は件の小壷を差し出した。
65五期鬼猫「印」2/8 ◆lOl9.3Jh5I :2007/10/22(月) 00:24:50 ID:gmrHC17M
「あ、うん。おばば、この間の薬草をまた分けて欲しいんだけど」
「うむ、ちょっと待っとれ。あれは奥にあるのでな」
 まだ言い足りない節はあったが、砂かけも説教を取りやめて小壷を受け取るとぶつぶつ言いながら奥へと消えていく。
その様に鬼太郎が小さく溜息をつくと、ネコ娘がころころと笑う。
「助かったよ、ネコ娘」
「おばばの説教は長いもんね」

 ぱっと華やいだ笑みを返すネコ娘に、鬼太郎が仄かな笑みを返す。だが彼は数度隻眼を瞬かせると、小首を傾げた。
「ネコ娘、あの傷」
「あ、大丈夫だよ、大丈夫だから。見た目が派手だけどもう全然痛くないから」
 どこか慌てた様子でネコ娘が否定する。だがその様に鬼太郎が笑みを消してネコ娘の顔をのぞき込む。
何もかもを見通そうとするような鬼太郎の視線にネコ娘は目を反らした。

「こないだのだろ?」
「……でも、もうすぐ消えるから平気だよ。やっぱおばばの薬は良く利くもん。鬼太郎だってだから貰いに来たんでしょ」
 その通りであるが、自分は幽霊族の血の為か、普通の妖怪より遙かに回復力は高い。もう薬を止めても良いのだが、
父が心配するのもあり大事をとっているだけだ。
 ネコ娘は妖力もさほど高くないのもあり、普通の生き物に比べれば強靱であっても自分に比べれば本当に脆弱そのものだ。
それを考えても、彼女があんな傷を負っている事を知らなかった自分にも教えてくれなかった彼女にも苛立つ。

「あれから何度か顔を合わせただろ。どうして言わなかったんだい」
「だって鬼太郎の方がもっとボロボロだったじゃない。あたし、痕があるだけでもう痛くも何ともないもの。
鬼太郎の方が大変だったのに、そんな事言えないよ」
 何でもないと言いたげにネコ娘が笑うが、鬼太郎は感情を見せぬ顔でネコ娘の顔を見返した。
その視線に耐え切れぬようにネコ娘が笑みを打ち消して再び目を反らす。鬼太郎は何も言わない、ネコ娘は何も言えない。
 その気詰まり感を打ち消すように砂かけが戻ってくる足音が聞こえた。それに安堵の溜息を雫したのはどちらだろうか。

「おばば、あたしもう帰るね。今日はありがと」
「仕事は夜からではなかったのか?」
「家の事もあるもの、じゃ」
 ぱっと身を翻すと相変わらずの足音を立てぬ身のこなしで走り去ってしまうネコ娘。
その後ろ姿を見送ると、鬼太郎は砂かけより小壺を受け取り説明を受ける。

「おばば、あの傷はどうなんだい?」
 説明が終わると共に鬼太郎から投げられた問いに、砂かけは数度瞬きをする。だがそれがネコ娘の傷の事を指しているのだと気付くと、
腕を組んでふむぅと小さく呻る。
「命には関わらんよ、痛みも無い様だしの。ただ邪気が混じったのか傷が消えぬのでな、邪気抜きをしておる。
 時間は掛かろうが、その内には消えるじゃろう。消えなんだら恐山病院まで行く事も考えねば」

「僕、知らなかった」
 裏を返せば命に関わる事ではないから何も言わなかったのかも知れない。実際に細々と届け物やら土産を手に彼女が家に来ることもあったし、
二人きりになった時もあったのに、何一つ言われなかった。本調子ではないから彼女と肌を重ねる事が無かったが、
そのような時に彼女を組み敷いたら彼女は何を言っただろう。

「まだ子供じゃが娘じゃ。言いたくも無かろう、分かっておやり。あと、早く忘れるようにな」
「傷の事?」
「あれの肌を見た事じゃ」
 また説教が始まりそうな気配を悟り、鬼太郎は素直に頷いた。
66五期鬼猫「印」3/8 ◆lOl9.3Jh5I :2007/10/22(月) 00:25:39 ID:gmrHC17M
 カランコロンと下駄が鳴る。薬草の詰まった小壷を小脇に抱え、鬼太郎は妖怪横町を抜けて森の小径を歩いていった。
だがその道行は家路ではない。
 小さくも小綺麗に手入れされた家に辿り着く。玄関を軽く叩き、家主の名を呼んだ。
「ネコ娘、僕だよ」
 彼女が居るのは分かっているし、居留守を使おうとも自分に通じないのを彼女は知ってる。
しばし躊躇うような間が有り、普段着の桃色のワンピースに長袖のブラウス姿のネコ娘が顔を出した。

「どうしたの、鬼太郎」
 普段ならば、自分が訪ねればどのような時でも何が嬉しいのか不思議な程に喜ぶネコ娘が、何処か困ったような顔でこちらを伺う。
「ちょっといいかい?」
 拒否されるかと考えたが、思ったより素直にネコ娘は家に上げてくれた。何だかんだ言ってもネコ娘は家事に長じており、
家の中は常に綺麗に整えられている。いつ唐突に訪ねていっても見苦しい有様を見せられた事だけは無い。
 いつも通り綺麗に整えられた居間で座布団に腰を下ろすと、ネコ娘が茶箪笥に手を掛けながら問いかけてくる。

「お茶菓子、クッキーぐらいしか無いんだけどお茶の方がいい? それとも珈琲や紅茶がいい?」
「お構いなく、それよりこっちにおいで」
 暫しの間を置いてネコ娘は向かいに座ろうとするが、鬼太郎は彼女が腰を下ろそうとするのを視線だけで制する。
鬼太郎は何事も無い様な顔で小脇に抱えていた薬草の小壺を卓袱台に置くと、自分の隣りに敷かれている座布団を軽く叩く。
「……何しに来たの?」
 鬼太郎の言いたい事を飲み込んだネコ娘は何処か怒ったような顔をしながらも眼を反らしたまま、鬼太郎に問う。

「傷、治してあげるよ」
 自分に全部意識を向けているのに、素知らぬふりをするというのは本当に猫その物だな、と内心面白がりながら、鬼太郎は淡々と答えた。
 思い返してみればあの一件以来、ネコ娘と会った時の彼女の服装は首回りや肩元をかっちりと隠す物ばかりだった。
何かの拍子で背の傷が覗かないようにしていたのだろう。普段他愛ない事ですら楽しそうにおしゃべりをするのに、
言って欲しい事を黙り込むという彼女の態度は少し面白くない。そういう事こそ教えて欲しいのに。
「いっ、いいよ……大丈夫、痛くないもの」
「痛くないと言ったって、いつまでもあんな傷痕残っていたら気分いいものじゃないだろ?」

「その内消えるっておばばも言ってたし……」
 ネコ娘の腕が彼女自身無意識に我が身を抱き、その手が肩を握り締めるのが鬼太郎には見えた。
確かにいつか消えるだろうが、彼女自身気にしているのだろう。僅かに見ただけの姿であっても眼を引くほどの傷であったのだから当然か。
それにネコ娘の背にあのような傷が残っている事を思うと、鬼太郎にとっても面白くない。
「すぐ消える方がいいじゃないか……それに僕の所為だし」
 ネコ娘は鬼太郎のその言葉に眼を伏せる。暫しの間を置いて彼女は小さく首を振った。
「あたしが勝手にした事だよ、気にしないで。だから大丈夫」

 その手が肩元を強く掴んでいるのが服の皺で分かるのに、ネコ娘は何でもないように笑う。
普段は自分の分かりやすい好意と愛情の徴を求め、時に嫉妬心を隠そうともしないのに、こんな時だけ彼女は何も求めない。
時折驚く程の無私と献身を捧げてくれるのを、それを失う瞬間の恐怖と共に受け取る事を彼女はきっと知らない。
 それらを自分の好意や愛情を請う為だとすればいいのに、そんな時はそれを請う事を思いもしないように振る舞う。
 そんな彼女だからこそ全てを捕らえて手放したくないと望んでしまうのだ。彼女は自由と独立独歩を愛する優美な一族に連なる者であるのに。
 だから身体ではなく心を繋ぎ止める鎖を保たなくてはいけない。その鎖は愛情や慈しみだけでは千切れてしまう、
彼女がいつもこちらを見てくれるように蜘蛛の巣以上に複雑で繊細にその鎖を編み上げて彼女を捕らえなくてはいけない。彼女は自分の物だ。

「じゃあ、お礼に治させてくれないかい? いつもありがとう」
 礼の言葉と共に笑みを投げかければ、ネコ娘の頬に朱が走った。けれども彼女はその手で肩を掴んだままで、
 足を一歩も踏み出してきてくれない。鬼太郎は立ち上がってネコ娘の元に歩み寄ると、肩を掴んだままの彼女の手に触れた。
 ぴくり、とネコ娘の身が震える。だがその手を取り上げるのを退けようとはしない。握る事はせずに掌に載せるだけにして、
そのまま鬼太郎はネコ娘の目を覗き込んで問いかけた。
67五期鬼猫「印」4/8 ◆lOl9.3Jh5I :2007/10/22(月) 00:26:16 ID:gmrHC17M
「駄目かい?」
「うっ、ううんっ………………ありがと、鬼太郎」
 掌に載せたネコ娘の手が軽く握られる。小さくて温かい手、爪を立てる程に掴んでこればよいのに、
何時ふりほどかれてもかまわないと言いたげに彼女はそっと握る事しかしない。それなのに自分から彼女の手を取る事を希っている。
 自分の手を彼女が振り払っていく日が来る事を自分が恐れている事を知りもせずに。
 どこか信じられぬように自分を見返すネコ娘に、鬼太郎は優しく微笑むと彼女の手を引く。

「おいで、ネコ娘」
「…………うん」
 頬を赤く染めたまま、ネコ娘は鬼太郎に手を引かれるまま大人しく彼の隣りに腰を下ろした。
 一体どのように傷を消すのだろうか、とネコ娘は鬼太郎を伺う。自分より身の丈のある彼女が少し身を縮めて上目遣いに
そのような振る舞いをするのに、鬼太郎は先程とは違った意味合いの笑みを浮かべた。

「さ、脱いで」
「え、えええっ!?」
 予想外の言葉にネコ娘が眼を剥いて叫ぶ。驚きで瞳孔を細めている彼女に鬼太郎が唇を吊り上げた。
「治すんだから当然だろう? それとも脱がして貰いたい?」
「いいわよっ、自分で脱ぐからっ!」
 そう叫ぶとネコ娘は鬼太郎に背を向ける、だが己の背に手を宛うとそこで動きを止めてしまう。
一度鬼太郎を伺うように肩越しに振り返るが、そんな彼女に鬼太郎は軽く小首を傾げて小さく笑うだけだ。

「傷、出してくれないと治せないよ?」
「…………分かったわよ」
 どこか緩慢な仕草でネコ娘がワンピースのファスナーを開き、怖ず怖ずとした様で肩を抜く。自分で脱がせるのも楽しいが、
彼女自身の手で脱いでいく様を見るのもなかなかだと、表面上は何事もないような顔をして鬼太郎はその様を楽しむ。
 ぱさりと乾いた音を立てて落とされたワンピースは彼女の腰回りで遊び、その上にブラウスが落とされた。
「ほら、これも」
 露わになった背に痛々しく刻まれた傷を改めて見て鬼太郎は一瞬息を飲むが、何事もなかったようにまだ外されていない
ネコ娘のブラジャーを軽く摘んで引っ張る。

「引っ張らないでよっ…………」
 何処か掠れた声でネコ娘が文句を言いながらも、震える手で留め具を外し最後の一枚も取り払われる。
ネコ娘が両腕で胸元を隠し、俯き加減で身を丸めた。鬼太郎はその背にそっと手を宛う。
 肩元から骨盤の辺りまでを袈裟懸けにえぐり取られた様子で大きな瘡蓋が出来ており、掌にざらりとした感触を与えた。
だがそのその傷痕に指を這わせても、ネコ娘は何の反応もしない。傷痕のすぐ隣りの何も無い皮膚の上で同じように指を滑らせれば、
ひくりと身を震わせるので痛みは確かに無いようだ。しかしこのような目立つ傷跡がいつまでも残ったままだとしたら、
年頃の娘でもあるネコ娘には辛いだろう。
 指先に意識を集中させ妖気を手繰れば、確かに瘡蓋の奥に邪気を感じた。この傷を付けられた時に合わせて身体に注がれたのだろう。
 さほどの量ではないが、先に身体が傷を治そうとして瘡蓋を作ってしまった為に、逆にその邪気が抜けにくくなっている。

「おばばはどうやって治そうとしてた?」
「ん……毒抜きの砂を使って……」
 毒吸いと同じ要領らしい。同じように瘡蓋越しに邪気を消し去ろうと考え、鬼太郎は指で数度瘡蓋をなぞり上げる。
 久方ぶりに触れたネコ娘の肌にこのような物があるのが酷く悲しいのと苛立たしい。掌で触れれば忌々しい手触りに、
彼女の温かい体温が伝わってくる。
68五期鬼猫「印」5/8 ◆lOl9.3Jh5I :2007/10/22(月) 00:26:57 ID:gmrHC17M
「うにゃっ!?」
「動かないで、治せないよ」
「う、うん…………」
 ふわりと滑らかで柔らかい物が背に触れ、合わせて僅かにひやりとした物が背に触れたのが分かり、
 思わず変な声を上げてしまうネコ娘。びくりと身を震わせてしまうが、鬼太郎がいつもの調子で淡々と注意する。
 これは治療なのだからと自分に言い聞かせながら、ネコ娘は唇を噛み締めて声を殺す。

 肩越しにネコ娘が唇を噛み締めているのが見えた。眉根を寄せて苦痛を堪えているかのような顔をしているが、
その頬は赤く時折零れる吐息が甘い。
 その様を上目遣いで見ながら、鬼太郎は再びネコ娘の背に口付けた。皮膚と瘡蓋の境目を幾度も舌でなぞり上げ、
そうやって触れながら奥に澱んでいた邪気を引き寄せて消していく。別に指でも同じように出来るが、この方が愉しい。

「……ふぅ…………んっ…………にゃぁ……ぁあ……」
 時折身を震わせ、ネコ娘が鼻にかかった声を上げた。鬼太郎の髪や舌、唇が背に触れているのが分かり変な声が出てしまう。
鬼太郎が治してくれているというのに、誤解されてしまうのが嫌で指を噛み締めて声を殺す。
 それなのに時折耐えきれなくて腰が震え、じわりと奥深くが熱くなっていったのも分かった。そんな自分の身体が恥ずかしくて、
ネコ娘は強く我が身を抱きしめる。だがそうすると腕に触れた胸の先端が堅く尖ってしまったのを感じ取ってしまう。
 音を立てて鬼太郎が背に口付た。ひやりとした鬼太郎の唇の感触はよく知っている、嬉しいのに恥ずかしくて、
これは治療なのだと自分に繰り返し言い聞かせ、ネコ娘は堅く眼を閉じた。

「痛いかい?」
「うっ、ううんっ……大丈夫……」
 痛みより違う物を感じているであろう事を悟りながら鬼太郎はネコ娘に問いかける。
幼げな仕草で首を振るネコ娘に鬼太郎はネコ娘の背に唇を押し当てたまま、唇を吊り上げた。
 久方ぶりのネコ娘の肌と熱に下腹部より熱が沸き上がる。ズボンの中で自身が頭をもたげてきたのも自覚するが、
小さく吐息を付いて熱を逃がした。

 だがその吐息を背に受けたネコ娘が身を竦める。その様を感じながら、次はどうしてくれようかと鬼太郎は暗い笑みを浮かべた。
 当に邪気は消えているが、瘡蓋は残ったままだ。ネコ娘の小さな背中はシミも黒子も無い白さと、
頬を寄せた時に練絹の滑らかさを楽しむのが心地よいというのに、この赤黒い印はそれを許さない。
 そしてこの傷痕こそ彼女に無謀な真似をさせた自分の不手際の名残でもある。もう二度とこんな傷を彼女に負わせてはいけない。
彼女に傷を与えていいのは自分だけだ。

「ちょっと痛いかも。我慢して」
「う、うん…………っ!」
 瘡蓋を歯に引っかけて一気に引き剥く。僅かに血が滲み、ネコ娘が声を殺したのが分かった。
健気な程に与えられる感覚を堪えている様は、どこか被虐的な色気に満ちていて知らず鬼太郎は喉を鳴らす。
 赤黒い醜い瘡蓋の代わりに、血を滲ませた肉色の印がネコ娘の背に刻まれた。
だがそれは他の者が彼女を傷つけた印ではなく、己が彼女に刻んだ傷。
 彼女の体内は幾つか知るがこれも彼女の体内だと気付き、鈍く沸き立つ様な昏い歓びを感じる鬼太郎。

 己が作り出した傷に口付けた。舌を這わせると、皮膚に触れるのと違う感触、そして口に広がる血の味。
ネコ娘が途切れ途切れの荒い息を付き、微かに自分の名を呼ぶのが聞こえた。それに鬼太郎は脳天から貫かれるような衝撃と歓喜を見いだす。
 彼女の至福も快楽も、苦痛も悲哀も何もかも全て自分が与え、それら全てで彼女を満たしてしまいたい。彼女は全て自分の物だ。
「指、痛いだろ? 離しなよ」
 ネコ娘の背後から手を回し、声を殺す為に噛みしめていた指を取り払ってやる。噛み切るまではいかなかったが、
歯形が付いているのが見えた。ネコ娘の肩越しに顔を突き出し彼女の耳元でその指に音を立てて口付けると、彼女が小さく鳴く。
69五期鬼猫「印」6/8 ◆lOl9.3Jh5I :2007/10/22(月) 00:27:30 ID:gmrHC17M
「うにゃっ……だ、だって…………声出ちゃう…………」
「痛い時は声出してくれた方が分かりやすいよ」
 ネコ娘の声がどんな意味か分かりながら、鬼太郎は素知らぬ顔をする。むしろその声を聞きたいのだとは言わずに黙っていた。
 鬼太郎は再び、ネコ娘の背の傷に口づけて肉に舌を這わす。妖力を合わせて注いでいけば、
彼女の体の違う箇所を遠回しに連想させたその場所に、うっすらと再生された皮膚が覆われていく。

「あっ……にゃっ……んっ……」
 治りたての柔らかい皮膚はとても敏感なのか、唇を寄せて軽く口付けるだけでネコ娘が甘い声を上げて身を震わせる。
頬を上気させた彼女が堪え切れぬように前屈みに倒れそうになるのを、腕を伸ばし背後から抱きしめるようにして彼女を支えた。
両の掌に包めるのは彼女の慎ましい乳房、自分には無いその柔らかさが心地よい。
「鬼太郎ぉ、そこは……」
 潤んだ目でネコ娘が物言いたげに振り返るが、鬼太郎は内に籠もる熱を一切見せずに平静を保った顔で彼女を見返す。

「ほら、動かないでって言っただろ」
「う、うん……」
 わざと胸を掴むようにしてネコ娘の身を引き寄せる。掌に多少余るほどの柔らかい胸の感触が心地よく、
その奥から聞こえる鼓動が早いのが嬉しい。
 既に傷は全て治り、真新しい皮膚が淡いピンクに染まっている。数日もすれば周辺の皮膚と同じ色に馴染み目立たなくなるだろう。
もう触れる必要は無いのに、鬼太郎は執拗に舌を這わし唇を滑らせる。時折ひくりひくりと身を震わせるネコ娘であるが、
声をそれでも必死に堪えていた。ただ乳房を包む鬼太郎の掌に、固く尖った感触を与えている。
 胸元が鬼太郎の手に覆われた為か、ネコ娘の手は投げ出され、時折畳を爪先で引っ掻いた。その音は声ならぬ喘ぎのようだ。

「…………にゃぁ……あぁ……ね、ねぇ……鬼太郎……」
「まだ痛い?」
 鬼太郎がわざと唇が触れる程近く耳元で囁くと、ネコ娘は肩を竦めた。
鼻を小さく鳴らして喘ぐのを堪えている様に、鬼太郎は知らず笑みが零れる。
「そうじゃなくて……その…………んっ…………手……」
「手がどうかした?」
「にゃぁんっ!」
 動く彼女の身体を支えているのだと伝えるように少し強く引き寄せながら、指の間に堅く尖った頭頂部が挟み転がしてやると、
ネコ娘が弾かれたように頭を反らし掠れた声を上げる。
 そのまま背後に倒れ込みそうになるのを、鬼太郎が胸元で受け止めた。彼の胸に頭を預け、潤んだ瞳で鬼太郎を見上げるネコ娘。

「も、もう傷治ったんでしょ……? それにあたし、バイトあるから……」
「今日は夜からなんだろ? まだ陽も落ちてないよ」
 ゾクゾクするような艶を含んだ顔をしているのに言葉だけでも平静を保とうするネコ娘に、鬼太郎が喉の奥だけで笑う。
そして今まで包み押さえているだけであった手で彼女の柔らかい胸を揉みしだく。久方ぶりの感触であっても、
面白い程に形を変える柔らかさと掌に張り付くような肌は変わらぬままだ。
「やっ、だめぇっ!」
「そんな顔で言われても説得力無いよ、ネコ娘」
 身を捩って逃れようとするネコ娘を抱き寄せて、赤く色づいた蕾を指先で転がす。荒い息と掠れた喘ぎ声を上げるネコ娘に合わせるように、
鬼太郎の息も上がり始めた。その息を整えようと深く息を付けば、彼女の甘い香りと僅かに残った血の匂いを吸いこみ、
嗜虐心を合わせた興奮が更に駆り立てられる。

「それにこんなじゃ収まり付かないんじゃないの?」
「にゃぁっ!?」
 鬼太郎の手が前からネコ娘の下着を摘み上げて、秘裂に食い込ませるようにして引っ張り上げた。
幾度か動かすと、くちゅくちゅと奇妙な水音が立つ。既にしっとりと湿っており、淡い繁みを備えた秘部を仄かに透けて見せた。
70五期鬼猫「印」7/8 ◆lOl9.3Jh5I :2007/10/22(月) 00:28:26 ID:gmrHC17M
「だ、だめっ、駄目なの、鬼太郎……」
「何が駄目なの? 止めてって事? それとも堪えきれないって事?」
 ネコ娘の両手が鬼太郎の手を止めようと触れるが、力が入らないのか、ただ彼の手に己の手を重ねるだけだった。
それがまるで彼の手を動かして更なる快楽を求めているかにも見えて、鬼太郎は何時の間にか乾いていた唇を舌先で舐める。
「それとも自分でしたい?」
「ちがっ……やっ、ああっ、にゃあっ、あっ、ふにゃっ……やぁん……んっ……」

 下着を手放すと鬼太郎はネコ娘の手を取り、彼女の指先に摘ませて彼女の手越しに再び下着を引っ張ってやる。
まるで彼女自身で自慰行為をしているような様に見え、ずくりと腰が疼いた。
 薄い布地では受け止めきれなかったのか、溢れ出た蜜が染み出して露わになっている太股に流れ落ちているのが見える。
 動きを早めてやれば、ビクビクと身を震わせてネコ娘が頭を反らせ、首筋に顔を埋めてきた。
「鬼太郎っ、鬼太郎ぉ、きたろぉ……」
 繰り返し名を呼ぶネコ娘に唇を寄せれば、彼女から餓えを満たすかのような様で唇を重ねてくる。
時折唇を甘噛みし舌を絡めてやれば、彼女もそれに応えるように舌を絡めた。音が立つ程に舌を吸い合い、混ざり合った唾液が垂れ落ちていく。
 片手は彼女の胸を荒々しく愛撫し、掴んだままの彼女の手を上下左右に揺さぶってやれば、喉の奥でくぐもった声を上げてネコ娘の身が跳ねた。

 唇を離せば、軽く達してしまったのか、荒い息を付いて潤み焦点の合わない眼で自分を見上げるネコ娘。
赤い唇の端から唾液が流れ落ちているのを唇で拭い取ると、鼻に掛かった声で何事か呟く。
「何?」
「…………好きよ、鬼太郎」
 何を呟いたのかと問い返すと、どこかあどけなく笑いながらネコ娘が小さく答えた。
瞬間、耳の裏までが熱くなるのを覚える鬼太郎。そして彼女にのし掛かるようにして、彼女を俯せに押し倒す。

「うにゃっ!?」
 驚いた声を上げるネコ娘に構わず、鬼太郎は彼女の臀部を引き上げて突き出させるような姿を取らせた。
色の違う肌を備えた背に腰元で遊んでいたワンピースがずり落ちていき、湿った下着で覆われたままの双丘がぷるりと震える。
 どこか餓えた獣を思わせる息を付く鬼太郎はズボンをはだけ、既に下腹部に触れそうなまでそそり立っていた怒張した物を解き放つ。
既に先端が粘液質の光沢に包まれていたそれは独特の雄臭を放ち、それを感じたネコ娘が身を震わせて掠れた声を上げた。
 だが恐れるような待ち望むような眼で肩越しに振り返り、隻眼を光らせた鬼太郎を見上げて声に成らぬ声で彼の名を呼ぶ。

 鬼太郎はネコ娘の下着を引き下ろそうともせず、その指で触れれば蜜でぬめる生地を脇に避けるだけで、
己の鼓動に合わせて脈打つ自身を宛うと一気にネコ娘を貫いた。
「ふにゃああっ!!」
 背を弓なりに反らしネコ娘が嬌声を上げる。一際強く締め上げられる彼女の胎内に鬼太郎は息を呑むが達しそうになるのを堪え、
ワンピース越しにネコ娘の腰を抱くと、激しく腰を打ち付けた。

「うにゃっ! ああっ、にゃぁっ! あんっ、んっ、きたろっ、きたろうっ!!」
 一突きする度にネコ娘の身体が跳ねて嬌声が上がる。腰骨が分かる程の細腰を掴んで引き寄せ、また引き離せば、
双丘の谷間からずるりと抜けだしてくる自身と淫猥に飲み込んで離すまいとひくつくネコ娘の秘部が見えた。
彼女の胎内は貪欲な迄に絡みつき、煮えたぎるように熱い。
 腰を動かす度に秘唇に陰嚢が叩き付けられ、肉のぶつかり合う甲高い音が立ち、その音にネコ娘が抗うように頭を振った。
そんな彼女の背にのし掛かり、鬼太郎は汗の滲んだ彼女の白い項に噛み付くようなキスをする。
71五期鬼猫「印」8/8 ◆lOl9.3Jh5I :2007/10/22(月) 00:29:01 ID:gmrHC17M
「にゃあっ! き、鬼太郎っ!」
「すごいよっ……ネコ娘……僕のに食いついて……」
 早く精を放てと急くように自分を締め上げるネコ娘の胎内に、鬼太郎も息を荒げ汗を滲ませた。
久方ぶりのネコ娘の身体に溺れる、彼女の身体に圧倒的な支配力を揮えるどころか彼女の身体に支配されそうだ。
何もかも彼女は自分の物である筈なのに、自分が彼女に捕らわれていく。

「やだぁっ、そんな事言わないでっ!!」
 熱い吐息混じりの囁きを耳元で注がれ、半ば泣き声でネコ娘が嫌がる。だが彼女の胎内は更なる熱い蜜を溢れさせ、
じゅぶじゅぶと音を立てて鬼太郎に掻き混ぜられた。それらは張りのある彼女の太股を伝わり、畳に鈍銀に光る染みを作り出している。
 歯を食いしばった鬼太郎の額から汗が滴り落ちて、ネコ娘の背で弾けた。その背にはもうあの赤黒い印は無い。
新たな印として色が違う皮膚があるだけだが、今は悦楽と興奮でその背全てが仄赤く染まっている。
 この背に印を刻んでよいのは自分だけだ。鬼太郎は肩胛骨から背筋、項と構わずに、ネコ娘の背の至る所へキスをし歯を立てて甘噛みをし、
赤い花弁を思わせる所有印を刻んでいく。

「あっ……ああっ、にゃっ、鬼太郎っ…………あんっ! ふにゃっ……やぁ…………」
 一つ刻まれる度にネコ娘の声が弾ける。その彼女の両手が畳を引っ掻き爪を立てるのが見えた。
 鬼太郎は酷い餓えに似た焦燥感に煽られ腰を動かしならも片手を彼女の手に伸ばし、その手を上から包むように重ねる。
汗で数度手を滑らせながらもその手に指を絡め握り締めると、ネコ娘の手がその指を離すまいと握り締め返された。
「にゃああっ!!」
「ネッ、ネコ娘っ!!」
 それが最後の徴であったかのように、ネコ娘が一際甲高い声を上げて身を反らせた。
彼女の胎内が熱い迸りを溢れさせるのを受けた鬼太郎もまたそれ以上堪える事無く、一際強く腰を打ち付けると欲望を解き放つ。

「……にゃ……ぁあ…………ふにゃぁ………………ろぉ…………」
 びくびくと震える鬼太郎の腰に胎内を満たす彼の熱い滾りを受け止めながら、ネコ娘が愉悦の境地で声を漏らした。
 崩れ落ちたネコ娘の背にのし掛かったまま、鬼太郎は肩で息をしながら余韻に浸る。
未だ絡み合った手をネコ娘が僅かに込めるのが分かった。それに答えてやるように握り返すと、彼女が唇を綻ばせる。
 彼女はいつも自分が彼女をないがしろにすると怒るけれども、そうやって彼女が自分に意識を向けている事にどれだけ
歓喜と愉悦を覚えているか、彼女はきっと気付かない。こんな他愛ない事ですら無意識の内に笑みを零す彼女に愛しさが溢れかえる事も。

 意識を失ったネコ娘の密やかな呼気が聞こえる。気怠い体を起こし鬼太郎は身を整えると、もう一度ネコ娘の背に口付けた。
 己が刻み直した傷の名残も所有の赤い印もいつか消えてしまう。
気紛れで自由気ままに生きている彼女が何時までも自分の側にいるなんて思わない。
 だから愛情だけでは足りない物を、慈しみだけでは追いつかない物を、彼女の心に沢山刻みつけて自分を忘れられないようにしてやろう。
いつか自分から離れてしまう時が来ても、その時にそれらの印が彼女を捕らえ引き寄せる鎖となる。彼女は自分の物だ。

 鬼太郎はチャンチャンコを脱ぐとネコ娘の身に掛けた。そして彼女の顔がよく見えるようにその隣に横たわる。
 つい先程までの艶めいた表情が嘘のようにあどけない寝顔をしているネコ娘に唇が綻ぶ。
先と同じく彼女の手を軽く握り目を閉じると、ネコ娘の吐息に自分の呼吸を合わせた。
 掌に伝わるネコ娘の体温が心地よい、その熱と調和する呼気の方が彼女と身を重ねるよりも一身となった気になる。
それが彼女が自分の物であるという確信になり、鬼太郎はその至福と愉悦を供にそのまま眼を閉じて微睡みに身をゆだねた。

            <了>
72796 ◆lOl9.3Jh5I :2007/10/22(月) 00:34:37 ID:gmrHC17M
29話で高山鬼太郎はやっぱりドSで、ここぞという時をおいしく持っていくなと確信しました。
普段放置プレイにしておきながら、最高のタイミングで心を掴んで捕らえるなんて、何て超絶な調教テクかと。

では12氏の投下お待ちしてこれにて。
73名無しさん@ピンキー:2007/10/22(月) 01:09:52 ID:5lLunhhW
GJでした!
背中の傷は治ったが、代わりに別のものがいっぱいw
後日砂かけが治療の続きを申し出て
大変なことになるに違いないな!
74名無しさん@ピンキー:2007/10/22(月) 03:35:41 ID:AO7dag+r
GJGJ!!
29話のおかげで5期熱がUPしてる所に良作を見る事ができて
ますますテンション上がってきた!
5期鬼太郎の焦らしっぷりはもはや職人芸に値するw
75名無しさん@ピンキー:2007/10/23(火) 23:05:34 ID:bOcJfYS5
保守


井森真名ちゃんエロすぎじゃね?「お願い、中に挿れて!」とか
76名無しさん@ピンキー:2007/10/23(火) 23:12:11 ID:Lo6lNu43
人間キャラとしては今までの全作品内でもピカイチで好みだw>井森タン
けどエロさは、ろ…?なんとかいう子の方が怯えっぷりも含めてエロかった

ちなみにアニメ観てない人はゴバ━━━━(゚∀゚)━━━━ク!!!!かと思うかもだが
この間の五部放送に出てた小学生のサブキャラの話
77名無しさん@ピンキー:2007/10/23(火) 23:13:24 ID:Lo6lNu43
間違えた。あのエロかった方が井森たんだ

んで好みは、は…?なんとかいう方
78名無しさん@ピンキー:2007/10/23(火) 23:54:22 ID:bOcJfYS5
井森真名ちゃんはショートでビビり方がエロい
羽原舞ちゃんはツインテのツンデレ
どちらも今までで最強クラスの萌度と色気
ドアノブ溶けて白濁液に変わった瞬間は、精液かと思ったよ
編集次第でレイプアニメになるよな……

真名ちゃんと舞ちゃんのSSも願います
79名無しさん@ピンキー:2007/10/24(水) 07:52:12 ID:SFq97JrA
>>75-78

ゲゲゲの鬼太郎5期の幼女達に萌えるスレ
http://anime2.2ch.net/test/read.cgi/anichara2/1193067104/l50
80名無しさん@ピンキー:2007/10/24(水) 08:27:29 ID:2iXiTvCN
二宮君と舞ちゃんのSSは正直読みたい
可愛かったよ二人とも
81名無しさん@ピンキー:2007/10/24(水) 23:56:08 ID:oE7/6dPU
真名ちゃんのSSも願えますか?(´・ω・`)
82名無しさん@ピンキー:2007/10/25(木) 00:30:26 ID:yVVfiZML
クレクレするなっての
もし仮に、誰か萌えてる神がいれば投下してくれるだろ、それを大人しく待て
待てないなら>>79に池
83411 ◆NECOkE/60g :2007/10/25(木) 00:42:57 ID:Q/ERtOp4
アニメ放送ではいろいろ新キャラが出てるのですな
様々な作品投下が増えることを期待(*´Д`*)

新スレ祝いに出遅れましたが前スレからの三期鬼太郎×ネコ娘投下(`・ω・´)
84『秘湯』-13(三部鬼太郎×ネコ娘) ◆NECOkE/60g :2007/10/25(木) 00:44:38 ID:Q/ERtOp4
前スレ>852の続き

 「ま・待ちなさいよ、鬼太郎ッ!」
追いかけるネコ娘を擦り抜けて鬼太郎は一歩先を駆け抜けていく。
廊下を抜けて階段を駆け上がる間も、広い旅館内は静まり返っていた。
屋上温泉の戸口に着いて、やっと仲居の一人と会った。
 「待ちなさいってば、鬼太郎!・・・あっ」
 「あっすみません。騒がしくして」 「いいえ」
子供二人がはしゃいでいるようで微笑ましく思ったのか、仲居はくすくすと笑い出した。
 「屋上温泉はまだ掃除中ですか?」
 「開いてますよ、これから夕方までは女性専用ですけど・・・、お坊っちゃんなら大丈夫ね」
どうぞ・・・と戸口を開いて、仲居は去って行った。
 「・・・お坊っちゃん・・・?」 「鬼太郎がお坊っちゃんだって」
慣れぬ呼び方に面食らうとネコ娘も笑い出し、脱衣所へと入っていく。
洗面台には鏡が並び、その横には姿見の大鏡が備え付けられていた。
立ちつくす鬼太郎を置いて、ネコ娘はひと足先に浴場を覗いた。
 「わあ!凄い広いよ〜」
ネコ娘の声は浴場内に反響して消える。
人影はなく、循環する湯の音が静かに聞こえるだけだった。
 「あ、そっか。親父さん達は露天風呂のほうへ行くって言ってなかった?」
呼びかけても返事はなく、ネコ娘も鬼太郎のいる洗面台に戻った。
曇りひとつない鏡に手を当てたまま、鬼太郎は黙り込んでいる。
鏡に映る己の姿に魅入るほどナルシストとも思えないのだが。
 「どうしたの?」 「・・・」 「何か・・・見えるの?」
退治したとはいえかつてここは妖怪の住み処でもあった。
鬼太郎には何かまた不穏な影が見えているのかと、ネコ娘は身を乗り出して
じっと鏡を凝視した。
85『秘湯』-14(三部鬼太郎×ネコ娘) ◆NECOkE/60g :2007/10/25(木) 00:45:53 ID:Q/ERtOp4

すると、鬼太郎はネコ娘の背後にまわり、背後から羽交い絞めに抱きしめた。
 「やっ!どうしたのよ、鬼太郎・・・っ」
鏡越しに映る鬼太郎は、ネコ娘の首筋に舌を伸ばし、両手で服越しの胸をわし掴む。
興奮した鬼太郎の目つきは奇妙な色気を含んでいて、背筋にぞくりと痺れが走った。
いつもそんな顔をして抱きしめられていたのかと思うと、ネコ娘もつられて身が疼く。
 「・・・ねえ、ここでしようか?」 「!!」
鬼太郎の言葉に紅潮してしまう自分の姿まで映し出されてしまう。
目の当りにした自身の姿は、けして鬼太郎の衝動に抵抗してはいない。
首を横に振りつつも、その瞳は求めるように熱を帯びていることも解かってしまう。
 「やだぁ・・・」
それでも目を反らすことができず、鏡越しの鬼太郎の口もとが上がる。
 「どうして?いつもどんな顔してるのか・・・ちゃんと見てごらんよ」
鬼太郎の手がスカートの裾を上げると、悩ましげに身を捩るけれど・・・
瞳はまるで先を望むように期待している。
鬼太郎がいつも自分を嘘つきだと言い、嫌だと言えば不思議がる理由がよく解かった。
 「・・・ん・・・」
引き上げられたスカートの下にはしっとりと張りついたパンティが見え、
ネコ娘は力を失くして床に座り込んだ。
 「だめ・・・こんなの。こんなところじゃ、いつ誰が来るか解からないし・・・」
座り込んで身を縮めるネコ娘に構わず、鬼太郎はぱっぱと服を脱ぎ捨てる。
 「だから、ねえ・・・鬼太・・・ッ」
86『秘湯』-15(三部鬼太郎×ネコ娘) ◆NECOkE/60g :2007/10/25(木) 00:46:42 ID:Q/ERtOp4

見上げた鏡には裸の鬼太郎が映り、慌てて顔を俯かせた。
少年とはいえ連日の戦いに鍛え上げられたしなやかな肉体。
そして我慢も効かず復活した熱がそそり立つのが見えてしまった。
 「そうさ。いつ誰が来るかわからないんだから・・・早く済ませたほうがいいだろう?」
鬼太郎も座り込み、再びスカートの下に手を入れる。
 「こんなに濡らして・・・ネコ娘だってこのままじゃ気持ち悪いだろう?脱ぎなよ」
 「脱ぐけど・・・」
何も鬼太郎に見られて脱ぐこともないのにと、口を尖らせる。
 「僕に手伝って欲しいの?」
ジャンバースカートのファスナーを引き下ろせば、ジジーッという幽かな震動が背に走る。
自然と背が反れて鏡に手をつくと、情欲にまみれた自身の上気した顔が映った。
 ───あたし・・・いつもこんな顔してたの・・・?
開いた唇から浅い吐息が漏れ、鏡を曇らせては消える。
ブラウスのぼたんを外す鬼太郎の指先をもどかしく見つめる自分の瞳は貪欲で、
鬼太郎の言う「欲しがってる」という言葉は、意地悪ではなく事実だったのだと知った。
 ───あたしは・・・嘘つきだ・・・
鬼太郎が引き剥がすままに身を捩り、肩からすとんと服が落ちる。
顕わになった肌は入浴前でも薄紅に染まり、火照っていた。
痺れを知らせていた胸のつぼみはきゅんと尖り、鏡の前にさらされる。
目を反らせないネコ娘の様子に気付いて、鬼太郎はその手を重ねて胸に導いた。
 「にゃあ?!」 「自分で触ってみなよ・・・。ねえすごく柔らかいだろう?」
ネコ娘の掌ごと胸を揉みしだく。
自分の指と鬼太郎の指に突端を挟まれて、ネコ娘の切ない吐息が溢れた。
87『秘湯』-16(三部鬼太郎×ネコ娘) ◆NECOkE/60g :2007/10/25(木) 00:47:40 ID:Q/ERtOp4

鬼太郎の片手が下におりてもネコ娘の手は止まらない。
くしゃくしゃに落ちたままの衣服をかきわけて、鬼太郎の指がパンティの縁から忍び込んだ。
 「ぁ・・・ん、はぅっ」
ぬるりと吸い込まれるように指先は肉襞に呑み込まれる。
熱く蕩けた膣に反応して、鬼太郎のものは脈動を走らせた。
 「こんなにぐちゅぐちゅにしちゃって・・・。これならすぐ挿れられそうだね」
 「んっふ、んんっ・・・んぅ・・・っ」
身に宿る熱に耐え切れずコクリと頷けば、意外に素直な返答に鬼太郎のほうが驚いた。
 「・・・立ってよ」 「ん・・・うん・・・」
支えられながらも立ち上がれば、足元に衣服が残される。
残された一枚の薄布に指をかけたまま引き下げると、ネコ娘は片膝を上げて
引き下ろされるままにパンティを脱ぎ下ろした。
生まれたままの姿で並ぶ二人が鏡に映し出される。
鬼太郎は背後からぴたりと体を押し当てて、耳元に囁いた。
 「足・・・開いて?」
おずおずと足の間隔が開かれれば、その桃尻を掴みかかるようにして開き、
後ろから己の先端を突き当てた。
 「あっっっ!」
88『秘湯』-17(三部鬼太郎×ネコ娘) ◆NECOkE/60g :2007/10/25(木) 00:48:26 ID:Q/ERtOp4

 「ンッ・・・ううっ」
いきり立った肉欲が、膣道を拓く。
擦りあがる衝撃にネコ娘は目の前の鏡に逃げ場を塞がれたように、上体がずり落ちた。
 「んっ、んっ・・・んんっ・・・あぁあああんっ」
鏡に押し付けられるようにして律動が始まる。
火照った肌が鏡の冷たさに当たり、押し当てられた胸はへしゃげては引き戻され・・・
鬼太郎はぞくぞくと背筋を走る快楽に耐え切れず、脇から伸ばした手でネコ娘の胸を覆い掴んだ。
 「ああんっ・・・やぁああ!」
揉みしだかれるままに上体が起き、目の前の鏡には二人の痴態が映し出されている。
激しく貫かれ、柔肉は鬼太郎の手に蹂躙され・・・
立ったままで獣のように絡み合う姿を目の当たりにして、ネコ娘は首を振るう。
鏡の中の鬼太郎は必死の形相で、壊れたように腰を前後したまま。
不意に二人の視線がかち合えば、やり場のない恥ずかしさにネコ娘の身は
更に熱を増して赤く染まった。
内からも込みあがる熱に、まるでしびれたように足元がおぼつかない。
ぬっちゃぐっちゃと行き来する互いの肉欲の激しい水音を耳に、ネコ娘はぎゅっと目を瞑る。
 「んっ?!あ・・・ああぁああっ!」
がくんと視界が落ちる。
座り込んだ鬼太郎の上に腰を引き寄せられ、己の身の重みで叩きつけられるように
鬼太郎の強張りがネコ娘の奥の奥まで刺さりこんだ。
びくっびくっとその身がしなり、硬直する。
 「あぁあああああーーーーん!」
それでいて肉襞はきゅうきゅうと鬼太郎の剛直を締め上げてきて、
知らずに射精を促す蠢きに、鬼太郎は眉を顰めてぐっと堪えた。
89『秘湯』-18(三部鬼太郎×ネコ娘) ◆NECOkE/60g :2007/10/25(木) 00:49:09 ID:Q/ERtOp4

 「・・・・・・ほら」 「ゥ・・・ふぇ・・・?」
繋がり合い膝の上に乗せられたまま、目の前の鏡に顔を向けさせられる。
 「これ・・・が、ネコ娘のイッた顔だよ?」
瞳は蕩けだらしなく半開きの唇は赤く染まったまま吐息に震え、
果てをみたというのにまだ先を求めるような艶めいた表情をしていた。
 「そんな顔されて・・・我慢できるわけ、ない・・・だろ」
一瞬遅れて我に返ったネコ娘は、耳まで赤くして目を伏せ縮こまる。
 「もぉっ!や・・・やだぁあ!あんんっ」
しかし咄嗟に身を縮めたせいで却って鬼太郎の外形を感じ取り、
達した直後の敏感な肉襞から熱い感触が込み上げる。
まるで食らいつくように鬼太郎を引き止めているように思えて、
ネコ娘はぎゅっと己の身を抱きしめた。
 「・・・」
不規則に浅い息を繰り返す苦しげな姿に、鬼太郎はじっと動きを止めて
背中にちゅっと口づけた。
 「にゃ・・・っ」 「・・・動ける・・・?」
優しい問いかけにネコ娘は甘えるように首を横に振る。
すると鬼太郎の口端があがり、後ろからネコ娘の膝裏に手を入れて、
そのままM字に開かせた。
 「アァアッ!!にゃあぁぁああん!」
奥まで貫いていたものが腰を浮かされて引き戻され、そしてまたすぐに
その腰を下ろされて最奥まで貫かれる。
下から突き上げられる激しさにネコ娘はただ声をあげて耐えることしかできない。
引き抜かれる時には互いの繋がり合う淫らな肉欲が鏡に映し出され、
遮るものもなく、抵抗するにもその身を抱きかかえられたまま。
視界からも興奮を増した鬼太郎の鼻息がネコ娘の首筋に当たる。
 「やっやっ・・・やぁああん!き・・・きた・・・ろっ」
90『秘湯』-19(三部鬼太郎×ネコ娘) ◆NECOkE/60g :2007/10/25(木) 00:49:50 ID:Q/ERtOp4

上下に行き来する鬼太郎の強張りは脈動を走らせ、じゅぶじゅぶと水音を立てた
交じり合う蜜はその陰嚢にまで伝い落ちてきた。
悲鳴にも似た嬌声、その唇から漏れる言葉にはもう意味を持たない。
無意識に何度も愛しい者の名を綴り、途切れ途切れの吐息の合間、
不意に鏡に視線を走らせれば苦しげな鬼太郎の表情。
 「・・・ネ・・・ネコむす・・・、も・・・もう・・・僕・・・」
 「きたろ、きた・・・ろ・・・ぉ、にゃあぁあああああん!」
突き上げた腰ごとネコ娘の身も突き上がる。
熱く蕩けた肉壁を白濁の昂ぶりが駆け上がった。
 「!!」
歯を食いしばり快楽に息を詰める間、ドクッドクッと残液が吐き出される。
昂ぶりをネコ娘の膣内にたっぷり射し終えると、鬼太郎も脱力して
二人は床の上に倒れこんだ。




乳白色のにごり湯に浸かったまま、ネコ娘はまだ呆けていた。
浴槽を飾る岩に身を預け、立ち昇る湯気を眺めている。
身を清めた鬼太郎は頭から水をかぶると、ちらりとネコ娘の様子を窺った。
 「頭洗わないのかい?」 「・・・ん」
程好い温度の温泉に足をつけネコ娘に近づいても、身動きをとらない。
逃げることもなく、避ける気力もないようだった。
 「・・・鬼太郎は元気だねー・・・」 「うん?」
流石に精も根も尽きたのか、ネコ娘は深く息をついた。
まだ温泉旅行も初日。あと何日ここに泊まるのだろう。
こんなことが一週間近くも続くのだろうか。
 「何をばばくさいこと言ってるんだよ」 「ばっ・・・」
怒鳴る気力もない。ネコ娘は言い返すこともできず、岩棚に伏せた。
91『秘湯』-20(三部鬼太郎×ネコ娘) ◆NECOkE/60g :2007/10/25(木) 00:50:22 ID:Q/ERtOp4

 「おい。湯当たりするぞ?」
いっそ体調でも崩せばこの悪夢のような責め苦は終わるのだろうか。
策を練るネコ娘の頭に、ひんやりと水を浸した手ぬぐいが乗せられた。
振り返れば鬼太郎は素知らぬ顔をして大浴場の天井を眺めている。
 「ありがとう」 「・・・ああ」
何気ない優しさで折れてしまう自分を甘いと知りながら、
ネコ娘はもういつもの上機嫌に戻っていた。
 「あ・・・」 「うん?何だい」
鬼太郎の腕にはいつのまにかひっかき傷が赤く引かれていた。
いつ付けてしまったのかも判らない。
けれどその爪跡は明らかにネコ娘が付けたものだった。
 「・・・ごめーん」 「ああ・・・うん。こんなものすぐに治るさ」
鬼太郎のことばかりは言えない。
自分だって我を忘れて情交の跡を残してしまった。
 「すぐって・・・でもこんなところじゃ目立つよ?」
 「悪い猫にいたずらされたって言うよ」
 「悪い猫って何よー・・・いたずらって・・・」
鬼太郎にとっては悪い猫に悪い誘いを受けて、いけないことをしてしまった・・・
のだろうか。聖人君主の鬼太郎を肉欲に溺れさせる、ブッダにとってのマーラの
如き存在なのだとしたら・・・。
心当たりがないわけでもない。ネコ娘は反省気味に目を俯かせた。
 「噛みつかれなかっただけマシさ」
近づいたネコ娘の頬に触れ、悪戯に親指で唇をなぞる。
水気を帯びた赤い唇はいつもに増して美味しそうで・・・
 「・・・ン・・・」
ゆっくりと顔を寄せればネコ娘は抵抗することなく目を伏せて、
鬼太郎からの口付けを受けた。
最初は触れ合うだけだった口付けも、次第に激しさを増す。
いけないと判っていながら、ネコ娘は抵抗することもできない。
92『秘湯』-21(三部鬼太郎×ネコ娘) ◆NECOkE/60g :2007/10/25(木) 00:50:59 ID:Q/ERtOp4

ネコ娘の唇が薄く開き、鬼太郎の舌が割り込む頃、
脱衣所からの物音をネコ娘の耳が敏感に察知した。
 「!」 「・・・どうしたんだい?」
浴場への磨り硝子戸に人影が映り、どちらともなく弾かれたように間隔を開く。
 「こりゃ!おぬしら・・・」 「お・・・おばば」
とうとうばれてしまったのか。真っ赤な顔で俯いたネコ娘とは違い、
鬼太郎は重い責任を感じて立ち上がった。
 「ち・違うんだおばば!これは・・・僕が・・・」 「鬼太郎?」
 「僕が無理やり・・・勝手に・・・ごめんなさい!」 「何言ってるの?鬼太・・・」
 「謝るくらいならちゃんと畳まんか!」 「た・・・畳む?」
鏡の前に脱ぎ散らかしたままの服の束を抱え、砂かけは深く溜め息をつく。
 「男所帯の鬼太郎だけならいざしらず、ネコ娘!おぬしまでこんなだらしのない
  ことをしおって!」
 「ご・・・ゴメンナサーイ!」
慌てて頭の上の手ぬぐいで前身を覆って浴槽を出ると、砂かけから服を受け取る。
 「脱衣かごの使い方も知らんのか?まったく。たまの温泉だからとはしゃぎすぎじゃ」
 「あはは・・・はは」 「いつまでも子供じゃのう」
よもやそんな疚しいことをしているとも思っていなかったようだ。
砂かけの言葉に、互いにほっと安堵の溜め息をついて目配せする。
 ───良かった・・・
 ───あぶなかったねー・・・
93『秘湯』-22(三部鬼太郎×ネコ娘) ◆NECOkE/60g :2007/10/25(木) 00:51:29 ID:Q/ERtOp4

 「ほほう。こっちの屋上温泉はにごり湯なんじゃのう?」
 「お・・・おばば!湯あみ着は・・・?」
 「あんなものは邪魔じゃ。うん?鬼太郎おぬし・・・照れているのか?」
 「照れる・・・って・・・」
満更でもない様子でおばばはひょひょひょっと笑う。
鬼太郎にしてみれば目の当たりにしたおばばの・・・。
おばばの年輪を感じさせる肢体に、さっきまで再燃しそうだった熱もすっかり溶けて、
にごり湯の中、人知れずげんなりと角度を落とす。
ネコ娘はくすくす笑いながら硝子戸を閉じて脱衣所に戻った。
 ───・・・でも、鬼太郎・・・?”無理やり”なんかじゃないんだよ?
鬼太郎があんなふうに言い訳するとは思ってもみなかった。
胸肌に薄っすら残る鬼太郎の指の跡をなぞり、ネコ娘はぽっと頬を赤らめた。

秘湯の温泉旅行はまだ始まったばかりだった。

<終>

94名無しさん@ピンキー:2007/10/25(木) 03:56:41 ID:wca0zzLT
待ってましたー!GJ!!
よく考えたら見た目は一緒にお風呂入っても違和感ないくらい子供らしいんだよなあ。
そんな二人が温泉で…と思うともうたまらんです。
鬼太郎、やる事は強引なのに「僕が無理矢理…ごめんなさい」だなんて
ギャップに萌えてしまいますた。
95名無しさん@ピンキー:2007/10/25(木) 15:46:21 ID:Wr9QHVsW
連載乙でした!GJ!!
途中で新スレ移って続きが切れたんで心配してました。
最後まで読めて嬉しい。ありがとん!
96名無しさん@ピンキー:2007/10/25(木) 20:22:11 ID:H8snHB6T
連載乙ッス!
三田ネコは鬼太郎とのアマエロも
他者からの虐めエロもどっちも似合うから不思議だ
97名無しさん@ピンキー:2007/10/25(木) 21:00:12 ID:ZoWO9/us
>>411
GJ! GJ! 連載お疲れです!
本当やりたい放題なのに、ここぞという時にネコ娘を庇う鬼太郎の漢っぷりがたまらん。
初日からこんなんじゃ、残りの旅行もネコ娘が大変そうでそれを考えるだけで萌える。
皆が同じ部屋に居て寝てるのにぬけだしてどうこうとか、浴衣来て庭を散歩しながらまた何かするんじゃないかと
妄想が続いてしまいます。

>>796
GJ! 傷を治しておいて自分で違うのを付けるなんて、なんて酷い。でもそれがいい。
戸田鬼太郎とは違う方向で独占欲強そうな高山鬼太郎もいいですな!
本当29話は、騙されているんじゃないかと思うほどにキタネコだった所への良策感謝!

>>419
GJ! 幼い頃から蒼兄さんを虜にしてるネコ娘はまさに魔性。それなのに可愛いなんてなんてGJ。
エロなくても充分萌えました。また蒼兄さん再登場があるらしいのでぜひまた投下お願いしたい。

むしろ三神みな、その後の話がありそうでよければ書いて欲しい(*´Д`*) 

あとは12神のかわうそ×アマビエや他の神々の降臨裸体で待ってます!
98名無しさん@ピンキー:2007/10/26(金) 21:16:49 ID:2dbF0SCB
書き込み初めてです。
かなり緊張してます…でも好きが暴走して投稿。

◆ 4期キタネコ

◆ アニメ放映時よりやや成長。
  二人とも見た目15〜16歳くらい?

◆ 初Hネタです。
  とりあえず書けた分だけ。
  続きはおいおい投稿します。
99月篭りの鬼(4期キタネコ) ○98:2007/10/26(金) 21:18:39 ID:2dbF0SCB
 暗い森を、ねこ娘は駆けていた。夜はもうとうに更け、丑三つ時に差しかかろうかという頃である。
 月は無く、当然外灯などあるはずも無い森は真の闇だ。人が忘れて久しい原始の闇に、ねこ娘の瞳だけが、蛍火のような光を放ち、流れてゆく。
 これがもし月の明るい夜で、そしてもし、その月光の輝きの中で彼女を見る者がいたなら、そのしなやかな姿に、吐息のひとつも漏らしたかもしれない。
 ――少女はもう、幼い子どもではなくなっていた。すんなりと伸びた足は、やわらかな布地のスカートに隠されていて見えないが、その付け根に入るに従って、えもいわれぬ曲線を帯びている。硬くて細いばかりだった腰つきも、同じ曲線に緩やかに覆われていた。
 だが、ジャンパースカートを押し上げる、その二つのふくらみはまだ可憐だ。走っているせいで上気して、ほんのりと紅い両の頬も、あどけないまろみを保ったままだった。
 子どもではない。しかし女というには早熟すぎる。
 一昔前なら青い果実と言い表しただろうその時を、ねこ娘は迎えて久しい。人にはまさに、亀の歩みのような成長速度であったが、永い永い刻を生きる妖怪たちには、微妙であり貴重な時期だ。
 その彼女が漆黒の森を、草を跳ね、木の根を飛び越えて急ぐ理由はたった一つだけだった。――眠れずに、なんとなくあたりを散策していた折、このあたりに烏の大群が羽ばたくのを見たから。
100月篭りの鬼(4期キタネコ) ○98:2007/10/26(金) 21:20:45 ID:2dbF0SCB
 水音が聞こえた。だが委細かまわず、ねこ娘は目の前の潅木
を掻き分ける。
 ……すると、開けた視界に、とろりと黒い泉が見えた。月の
無い夜空の深い闇を吸って、昼日中なら透明の水晶のように澄
む泉は、いまはただ真っ黒な鏡のようだ。
 その中央に、人影があった。ねこ娘の立てた物音に気づいた
のだろう。ゆっくりとこちらを振り向く。
「ねこ娘」
 格別驚いた様子も無く、彼はつぶやいた。とはいえ、この幼
なじみはいつでもこんな風だある。感じていないわけではない
のだろうけど、喜怒哀楽、というものを、前面に押し出すこと
はしないのだ。
「きた……」
 言いかけて、ねこ娘はさっと赤くなった。彼の学童服が、泉
の脇に散らばるのに気づいたせいだった。
「ごっ、ごめん。水浴び中だった?」
「うん。君こそどうしたの、こんな時間に」
 ねこ娘が来たからといって、慌てて泉から上がるつもりは無
いらしい。ねこ娘は気を遣って後ろを向いたが、ざば、と水面
を揺らす音がして、次いでなんでもない調子で問いかけてくる。

「眠れなくて。そうしたら、烏を見たから。それで……」
 そこで、ねこ娘は言葉を切った。小さくて形のいい鼻の頭に
皺が寄る。
「鬼太郎っ!?」
 彼女は叫ぶと、遠慮も忘れて振り向いた。きょとんとしてい
る幼なじみの側へ来て、泉の縁に屈みこむ。
「血の臭いがする! 怪我したの?」
「たいしたことないよ」
「うそ! だってこんなに、濃――!」
101月篭りの鬼(4期キタネコ) ○98:2007/10/26(金) 21:22:20 ID:2dbF0SCB
 そこで、ねこ娘は気がついた。この臭いの濃さ。鬼太郎だけ
のものじゃない。
「……人に憑く妖怪でね」
 ささやくように彼は言った。どこか疲れている風でもあった。

「間に合わなかった。僕が着いた時には、もう引き剥がしよう
がないほど癒着していて……そんな人たちがたくさんいたよ」
 人に憑き、人を喰う、凶悪な妖怪だったのだという。
 ――そこまで聞けば、答えはもう十分だった。
「そう……大変だったね」
「だから、そんな身体で家に上がりこむわけにはいかないだろ
? 少しでも血の臭いを落としてから、と思ってさ」
 鬼太郎はやや声の調子を軽くしてそう言うと、そのたったひ
とつの眼を、ひたりとねこ娘のそれに合わせた。
「僕の怪我はちょっとした切り傷程度だ。心配してくれて、あ
りがとう。……だから君も、もうお帰り」
「えっ、でも」
 ちょっとした怪我でも、鬼太郎が怪我をしているなら、自分
が一番に手当てしたい。今だけじゃなく、常にそう思っている
から、ねこ娘は簡単な救急キットは肌身離さず携帯している。
 それに――せっかく久しぶりに会えたのに。
「もう少し、話がしたいよ。……だめ?」
「だめ」
 と、彼はにべもない。つとねこ娘から視線を外し、ざぶざぶ
と泉の水をすくって顔を洗った。
「第一女の子がうろついていい時間じゃもう、ないだろう」
 そっけない物言いに、ねこ娘はむっとする。
「ただの人間の女の子みたいに言わないで。お化けが夜にうろ
つくのは正当でしょ」
「……年頃の女の子が、素っ裸の男の側にいるのも、お化けな
ら正当なわけ」
102月篭りの鬼(4期キタネコ) ○98:2007/10/26(金) 21:24:36 ID:2dbF0SCB
 鬼太郎は軽く水を跳ね上げると、それをねこ娘の頬に飛ばし
た。ねこ娘はキャッと肩を揺らして飛び上がり、それからたち
まち茹蛸のように赤くなる。
「えっ……だって、でも、あたし……そ、そんなんじゃ」
 焦って、意味を成さない言葉しか出てこない。こういう時は、
夜目の利く妖怪の目が憎い気がした。
 ねこ娘と同じ時間は、鬼太郎にも当然ながら平等に流れ、
そうしてやはり少年の外見から、徐々に幼さを奪っていった。
 鬼太郎はもともとねこ娘より少し背の高い程度だったが、そ
の背も順調に伸び、肩幅も広くなって、身体の線はより硬さを
増したようだった。
 それでもやはり、まだ大人の男というわけではない。硬い線
を描きつつも腰の辺りはまだ華奢だったし、喉の辺りも少年期
特有の優美な細さを残したままだ。
 そういった全てを、何もかにもを隠すはずの闇さえも貫いて、
ねこ娘の眼は捉えてしまう。
 しかし彼女は、うろたえた自分に気づくと、今度は幼い虚勢
を張った。
「だ、だって、男の人って言ったって鬼太郎じゃない。鬼太郎
の裸なんか、見慣れてるもん」
「――見慣れてるから、平気?」
「そ、そう……って――ちょっと!」
 ねこ娘はぎょっとした。鬼太郎がその一糸まとわぬ姿のまま
で、泉から上がってこようとしたからだ。
「や……っ。ちょっ、何か着てよ!」
「平気なんだろ?」
 そう揶揄されてもとてもじゃないが正視できずに、ねこ娘は
固く固く両目を瞑る。ざぱ、と水が一斉に流れる音がして、裸
足の足が草を踏む音がした。
103月篭りの鬼(4期キタネコ) ○98:2007/10/26(金) 21:27:03 ID:2dbF0SCB
「……ねこ娘」
 手首を濡れた手でつかまれる。幽霊族の彼の手は、そうでな
くても冷たいのに、泉に冷やされて氷のようだ。
 ――なのに、どうして掴まれたあたしの手は火照るんだろう。
「いまの自分が、どういう状況なのか、君はほんとに分かって
る?」
「わ……わかって、る」
 だから離して、と続く声は弱々しい。鬼太郎は、離してくれ
ない。
「今夜は闇夜だ。ここは森の泉で、僕と君以外は誰もいない。
僕は裸で、なのに君は無防備にも近づいてきた。……それとね」
 ふ、と冷えた息が唇にかかる。それは少し、湿り気を帯びて
いた。
「僕はひどく冷えているだろ。温もりがね、欲しいんだよ」
 ねこ娘の肩が、びくんと震えた。その肩を、もう片方の鬼太
郎の手が覆う。耳元に、唇の気配。
「意味……わかる?」
 鬼太郎の声は、時々ゾクゾクするほど色っぽい。それは子ど
もの頃から変わらなかったが、ここ最近は声質そのものがさら
に低くなったせいか、さらにその特徴が顕著になったような気
がする。
 ねこ娘は不思議な熱が胎内をたゆたい始めるのを感じながら、
短く二、三度うなずいた。
 すると身を引く気配がし、する、と手首も肩も解放される。
「分かったなら、帰りな」
 またそっけない声。恐る恐る眼を開くと、鬼太郎はもう学童
服を身に着けていた。チャンチャンコは手に持っただけの格好
だった。
 緑青色の上着もズボンも、もう大分きつい感じだ。早晩衣替
えを余儀なくされることは明白だろう。
 ねこ娘は早鐘を打つ小さな胸を、そっとブラウスの上から抑
えた。闇夜でも分かる。鬼太郎の表情に差した暗い影。
 鬼太郎は何も言わないし、きっとこれからも言うつもりなど、
欠片もないのだろうけれど――今回の仕事は、きっと辛かった
だろう。身体にではなく、心にきっと辛かっただろう。
 彼の殺めた憑き人に家族がいたなら、彼を恨んだかもしれない。
罵声を浴びせられたかもしれない。懸命に守ったはずの人たちに、
石を投げられ、背を向けられて、ひとり帰ってきたのかもしれな
いのだ。
 ――冷え切った彼が、温もりが欲しいと言うなら。
 ねこ娘は腕を伸ばし、背後から鬼太郎の身体を抱きしめた。
やはり、ひどく冷たかった。
「いいよ。あったまって」
「ねこ娘……?」
 声は震えた。でも言った。
「あったまって、いいよ。意味なら知ってる……」
 そう――知っている。分かっているから。
 それでもいいと、想うから。
104月篭りの鬼(4期キタネコ) ○98:2007/10/26(金) 21:28:43 ID:2dbF0SCB
あ、し…しまった。
最初の改行と、(続く)を入れ忘れました(汗)
す、すみません。
顔洗って首吊ってきます。
105名無しさん@ピンキー:2007/10/27(土) 00:28:41 ID:tS7EHsN1
>>98
GJ!GJ!!

なんか鬼太郎が大人っぽいな
続き期待してる!
106名無しさん@ピンキー:2007/10/27(土) 07:57:31 ID:FVJ6cMW6
4期ねこ娘の絵も期待してる
そろそろ倉庫の絵板に動きないかな?
107名無しさん@ピンキー:2007/10/28(日) 12:36:18 ID:d/0aJOOO
>>98
GJ!GJ!GJ!
鬼太郎とねこの関係が実に良い感じ。
4期キタネコ大好きだよ。
続き首長くして待ってます。
108名無しさん@ピンキー:2007/10/28(日) 13:06:27 ID:d2pG+Yjp
蒼さん
会いたいよぅ
109名無しさん@ピンキー:2007/10/28(日) 17:42:35 ID:zbwUoTN/
>>98
乙!
やや成長した4期の初物に大期待です。
ただエロなだけじゃない、全体的に漂う切ない雰囲気と鬼太郎とねこ娘の距離に激しく萌えた。
続き楽しみにしてるよ!!
110419 ◆t5xOYCVyjg :2007/10/29(月) 00:07:39 ID:3hlq0Aw4
前半書けたので投下します。
また5期蒼猫で、しかも前半はエロなしでスミマセン。

1 5期蒼猫 ネコ娘のご奉仕だニャン♥
「毛目玉氏 >31-32 ♥ ネコ娘の蛇足 da にゃん ♥ 」の続きです。
2 前半は、主に第27話(黄泉の国の霊石の回)の後日談。
「796氏 >64-71 印」の切ない5期鬼猫と同じシチュエーションを蒼猫で。甘々ですが。
3 後半は、ご奉仕だニャン♥で蒼坊主が大ピンチの予定。
蒼坊主はネコ娘を膝に座らせるのが好きだ。二人きりになると胡坐をかいて手招きをする。
蒼坊主の懐は深くて、その胸に背中を預けて膝に腰かけると、
ネコ娘の身体は蒼坊主の大きな身体にすっぽりと包み込まれてしまう。
あまりにもぴったりとはまりこむので、もしかして初めから対であったのかと思えてしまうほどだ。
そうやって後ろから優しく抱かれていると、ネコ娘は蒼坊主が自分の側に帰ってきたことを実感する。
ネコ娘の身体を抱き寄せ、肩口にあごを乗せていた蒼坊主が、耳元で小さくつぶやいた。
「すまねぇな、ネコちゃん」
「・・・ん?なに?」
「・・・俺がいたら、こんなことにはさせなかったのに。肝心のときに側にいなくてよ」
「そんなこと、いいよぅ。あたし、大丈夫だよ」
背中のあたりからぼんやりとした熱がじわじわと上ってきて、頭がぼぅっとしていた。
でも、蒼坊主が側にいて身体を抱いていてくれる。
それだけでほんわりと幸せな気持ちに満たされる。
「今晩は、ずっと側についてるからな」
「・・・うん。ありがと」
そう話しながら、ぼんやりした頭の奥で、
――今晩は何もしないつもりだろうなぁ、久しぶりに逢ったのになんだか悪いなぁ。
とネコ娘は思う。

***
「・・・はうっ☆ミ閃いた!!もうすぐ蒼坊主が横丁にくるかも、だよ!」
そうアマビエが予言したのは、1週間ほど前のこと。
長く待ちわびていたはずが、ネコ娘の心は浮かない。理由は、背中の傷だった。
黄泉の国の霊石――ねずみ男がまたしても金儲けのために盗み出したものだ――
を取り戻そうとして、邪魅の爪に襲われた傷。
邪魅という獣は、黄泉の国で生まれた邪悪な怪物だ。
その爪に裂かれた傷は、見た目よりも深かった。砂かけ婆によれば、"ケガレ"ているのだという。
「爪に毒が塗られていたようなものじゃ。清めの砂を使って治療を続ければ、
いずれは傷も消えるじゃろう。あまり心配するな」
そう慰められたが、鏡に映して見た傷跡は醜かった。
邪魅の爪が触れた箇所だけが裂けたように赤黒く腫れ上がり、皮膚が不規則に盛り上がっている。
そして、"ケガレ"ている傷は、普通の傷よりも治りが遅いのだという。
しばらくの間、この醜い傷跡と付き合わなければならないようだった。
後悔はしていない。あのときにやらなければ、鬼太郎は無限地獄に落ちていただろうし、
地上は大混乱に陥っていただろう。自分はなすべきことをしたと思う。
それでも、年頃の娘として心境は複雑だ。
――蒼さんには、見られたくないなぁ・・・。
予言は、そんな矢先のことだった。

「ネコちゃん、怪我したって聞いたぜ」
ネコ娘が蒼坊主に捕まったのは、思っていたよりも早い時間帯だった。
避けていたつもりだったが、誰かが蒼坊主に話したのだろう。珍しく焦っている様子が可笑しい。
「・・・うん。ちょっとね」
まだ心の準備ができていなかった。歯切れ悪くネコ娘が答える。
「ちょっと、見せてみろ」
「た、大したことないから、大丈夫・・・」
「魍魎にやられた傷だってな。普通の傷と同じには済まねぇだろ。
俺だったら"ケガレ"を払うこともできるかもしれねぇし、とりあえず見せてみろ」
「へ、平気だってばっ!」
思わず強い調子で言い返した瞬間、蒼坊主にぐっと腕を掴まれる。
こんなに怖い顔をした蒼坊主を見るのは初めてだった。
「・・・いいから、行くぞ」
押し殺した声に抗えず、ネコ娘は引きずるようにアパートの部屋へ連れていかれてしまう。
部屋に入ると、蒼坊主は入り口を背にして座布団の上に陣取り、胡坐をかく。
太い眉はへの字に歪められて、しかめ面をしていた。逃げられそうもない。
「・・・恥ずかしいから、あっち向いてて」
「あ、ああ。すまねぇ」
観念したネコ娘がそっけなく言うと、蒼坊主はわずかに赤面し、慌てて壁の方を向く。
それを確認してから、ネコ娘はそろそろと服を脱ぎはじめた。
ブラウスのボタンを外す手が、少し震える。
――ひどい傷だし、きっとびっくりするよね・・・嫌だと思うかな・・・。
そう考えながら、背中の傷がよく見えるように下着まで全て取り払い、
脱いだブラウスで胸元を覆った。そして、背を向けたまま蒼坊主を呼ぶ。
「蒼さん・・・脱いだよ」
「おう」
視線を伏せたまま待つと、蒼坊主が一度立ち上がった後、すぐそばに腰を下ろす気配がした。
大きな手の平が背中の肌に直に触れ、ひんやりと冷たい指先が優しく傷跡を撫でる感触が伝わってくる。
やがて、ぽつりと蒼坊主が言った。
「・・・痛かっただろ。よくがんばったな」
当のネコ娘よりも、ずっと辛そうな声だった。それでいて不思議に温かい。
そんな反応を予想していなかったネコ娘は、胸がどきりとした。
「幸い傷は深くねえ。"ケガレ"は俺の力でも払えそうだ。
2〜3日もすりゃ、傷もきれいさっぱり消えちまうぜ。」
「ほ、ほんと?」
思わず振り返ると、こちらを見る蒼坊主の視線にぶつかった。
その目の優しさに、突然涙が出そうになる。
「本当だ。これから、"ケガレ"を払ってやるからな」
「うん」
「ただ、"ケガレ"を払った後はしばらく安静にしてなきゃならねぇ。
身体の中で、"ケガレ"とそれを払おうとする力が戦うことになるからだ。
多少熱が上がることもあるが・・・耐えられるよな?」
ネコ娘は、こくりとうなずいた。そして、蒼坊主と顔を見合わせてふふふと笑う。
なんの心配もいらなかった。
あたし、悩んだりしてバカみたいだったな、とネコ娘は思った。
ネコ娘の傷を指でゆっくりと押さえつけるようになぞりながら、蒼坊主が真言を唱える。
その指先は焼けるように熱く感じられ、前進する度に皮膚の内部がちりりと痛んだ。
"ケガレ"が払われていっているのだ。
背中は熱を持ち、その熱が頭をぼぅっとさせた。
確かに、身体の中で何かが戦っているような気配がする。脂汗が額に浮かんでくる。
刺すような痛みは続いていたが、リズムよく唱えられる真言が心地よかった。
大好きな優しい声が自分の身体に巣食う"ケガレ"を清めていく。
「あと、少しだからな」
ふいに詠唱が止み、蒼坊主の声がそう囁く。ネコ娘は黙ってただうなずいた。
何もつらいことなんてなかった。こうしていられるのが幸せだった。

全ての作業が終わると、さすがにぐったりとして身体がだるかった。
ただ、聞いていたほどではない。背中がぼんやりと火照り、その熱が頭をぼうっとさせる程度だ。
それでも、蒼坊主は心配でならないらしい。
自分だって、長時間真言を唱えていたせいで疲れた様子をにじませているというのに、
早く布団を敷いて寝ろと言う。
「あたしが寝たら、蒼さんは帰っちゃうの?」
寂しくなってそう聞くと、蒼坊主は少し困った顔をして無精髭の生えたあごをぽりぽりと掻いた。
そして、ぼそっと言う。
「まぁ、その辺に座って診ててやるから、心配すんな」
「ね、蒼さん」
「ん?」
「膝に、座ってもいい?」
そう言うと、蒼坊主は照れたように笑って座り直し、ネコ娘を手招きした。

(続く)
115419 ◆t5xOYCVyjg :2007/10/29(月) 00:19:59 ID:3hlq0Aw4
終わりです。
トリップとかいろいろ失敗してすみません。

「毛目玉氏 >>31-32 ♥ ネコ娘の蛇足 da にゃん ♥ 」の続きで
「796氏 >>64-71 印」と同じシチュエーションです。

116名無しさん@ピンキー:2007/10/29(月) 08:39:20 ID:pFv6L9fN
なじみの鬼猫もいいが、相手が大人の蒼猫も萌え
書き手さんたちありがとう
117名無しさん@ピンキー:2007/10/29(月) 20:05:56 ID:bLgh6WMj
キタ━━(゚∀゚)━( ゚∀)━( ゚)━( )━(゚ )━(Д` )━(;´Д`)ハァハァ━━━!!!!
ネ申々いつもありがたう

蒼さんの大ピンチに
+   +
  ∧_∧  +
 (0゚・∀・)   wktk
 (0゚∪ ∪ +
 と__)__) +

しながら待ってます。
118名無しさん@ピンキー:2007/10/29(月) 22:11:58 ID:qgjPV2M6
>>98氏GJです!
鬼太郎の妙な色気にゾクッした。
震えながらも健気に癒そうとするねこ娘も可愛すぎ。
続きにひたすらwktkしてます。
119月篭りの鬼(4期キタネコ) ○98:2007/10/30(火) 00:10:33 ID:6dJQz3QU
すみません、すみません、>>98です〜(汗)
自分で書いた文読み直してみたら、真ん中がすっぽり抜けていたことに気がつきました。
いまさらですが、入れ直させてください(汗)

抜けていたのは、>>99から>>100の間です。
下にその分、投稿しておきます。
再UPも考えたのですが、スレを無駄に消費してはいけないと思って。
不慣れなあまりほんと恥ずかしいです。
もう消えたい…。
120月篭りの鬼(4期キタネコ) ○98:2007/10/30(火) 00:14:07 ID:6dJQz3QU
(鬼太郎だ。きっとそう)
 幼なじみの少年とは、ここのところご無沙汰だった。妖怪というものは、時代がいつであれ人の心
に闇が潜む限りは現れ、そうしてその闇の質によっては無辜の人々にも祟りをもたらす。
 そうした人々の悲鳴を耳にし、妖怪ポストを開いたならば、ゲゲゲの鬼太郎はゆかねばならない。
本来はのんびり――というか、どちらかといえば怠け癖のある鬼太郎だから、何事もなければ家で
昼寝をするか読書をするか、そうして過ごしていたいだろうに。
 特に近代化で自然の闇を駆逐してしまって久しい昨今、かえって人の心に巣食う闇は増大化の傾向
にある。鬼太郎は忙しいのだ。
 今回は帰りが長くなりそうだからと、目玉親父を家に残してきているのは知っていた。だからねこ娘
は足しげく鬼太郎の家へと通い、自分の父親とも思っている目玉親父の世話をしながら、彼の帰りを指
折り数えて待っていたのだが――数日を経ても事件が解決したとの便りすらなくて。
121月篭りの鬼(4期キタネコ) ○98:2007/10/30(火) 00:15:03 ID:6dJQz3QU
 鬼太郎にめったなことなど起きない。それが分かっていても、もう心配でどうしようもなかった。
それは多分、口にこそ出さないけれど、目玉親父もきっと同じ思いだったことだろう。
 長くなるから。――同じ理由で、鬼太郎は一反木綿には乗らずに出かけた。彼は電車や飛行機の類が
あまり好きではないから、お金があってもあまり乗ろうとはしない。
 急ぎの用事でもない限り、烏の助けを借りて帰ってくるだろうと思われた。さっきの烏たちがそうな
のだ。間違いない。
(でも……)
 夜目の効くねこ娘の眼と、そしてその鋭い勘は、過たず烏の舞い降りた場所に正確に向いている。
こちらの方角には、小さな泉が沸いているはずだった。
 走るねこ娘の脳裏に、しゃぼんのような疑問が浮かぶ。
(でも……なんで鬼太郎、真っ直ぐ家に帰らなかったんだろ?)
 親父さんが、心配して待っているのに。
122月篭りの鬼(4期キタネコ) ○98 :2007/10/30(火) 00:18:59 ID:6dJQz3QU
>>98です。
以上が書き込み忘れた部分です。
不細工な真似をして申し訳ありません。
続き、書いてきます…(汗)
123名無しさん@ピンキー:2007/10/30(火) 01:23:25 ID:dvGsU9EF
おつおつ。
続きも楽しみに待ってます、全裸で。
124月篭りの鬼(4期キタネコ) ○98:2007/10/31(水) 00:09:04 ID:87Tq9n/T
>>98です。
最後まで書き終えたので、一気にいきます。
読み直したら投稿出来なくなりそうなので、そのまんまです。
誤字脱字、ありましたらお許しください(汗)

お声かけしてくださった方、ありがとうございました。
おかげで何とか書けました〜。
125月篭りの鬼(4期キタネコ) ○98:2007/10/31(水) 00:16:30 ID:87Tq9n/T
 ため息が聞こえた。――深く、長いため息だった。
「……そういう答えが返ってくるとは、思ってなかった」
 鬼太郎の胴にまわしたねこ娘の小さな両手に、ひた、と彼は自分自身の手を重ねる。
 それだけで、ねこ娘はびくんと大きく動揺した。
「――いいの?」
 手に手を重ねた格好のままで、幼馴染の少年は低く問う。
「怖がって泣いたって、途中で赦してはやれないよ」
 する、と手が離れ、手首を取られる。体を入れ替え、鬼太郎はねこ娘の顔を真正面から覗き込んだ。
 たったひとつの隻眼が、月の無い夜に、蛍火のように揺れている。
「……いい」
 長くは迷わなかった。怖がって泣くとは、どういうことなのだろうか。砂かけ婆や知り合いの女妖
怪たちから、それなりに耳学問をかじってはいるけれど、ねこ娘にはその手の知識は深くない。
 怖くないといえば嘘になる。――でも、どうせ怖いのなら鬼太郎とがいい。
 ……彼でなければ嫌なのだ。
 言ったあと、急に恥ずかしくなってうつむいた顎は、すぐに片手にすくわれてしまった。いつの間
にか、自分とそう大きさの変わらなかったはずの掌は、今やねこ娘の顎をすっかり覆って、なお余る
ほどだ。
 さっきも手を重ねられたときにあらためて驚いた。いつだろう。いつから彼は――……
 ぱさ、とチャンチャンコが乾いた音を立てて、下へと落ちる。
 ……あたしを、こんなふうな目で見るようになったんだろう。
126月篭りの鬼(4期キタネコ) ○98:2007/10/31(水) 00:17:25 ID:87Tq9n/T
「ぅんっ……」
 唇が触れる。そう自覚したとたん、深く吸われた。
 長い年月をかけてゆるゆると伸び、ようやく鬼太郎より少し伸びたくらいで切りそろえられた、
ねこ娘の薄紫の髪に、鬼太郎の指が絡まる。
 差し込まれた舌の動きに困惑する。息をしようと努力すると、妙な声が口からこぼれた。
「あ、ふ」
 苦しいのだか、気持ちいいのだか自分でも分からない。鬼太郎はねこ娘の様子に気づくと、ところ
どころ唇をずらして息をさせてはくれるものの、彼女の唇を解放してくれはしなかった。
 そのうち冷たい指先が、そっとブラウスのふくらみを辿り始める。ボタンのひとつを片手だけで器
用に外すと、そこからゆっくり進入してきた。
 真っ白な、フリルもついていないブラジャーを、その上からまるみを辿るように愛撫する。その動
きと一緒にブラウスも肩まではだけて、夜気がひんやりと忍び込む。
 ねこ娘は唇をかみ締めた。妙な感じだ。――とてもヘン。
 ……だって……。
 鬼太郎はようやくねこ娘の唇を、軽く音を立てて離してくれた。それから白い首筋に、彼の唇は移
ってゆく。息が楽になった気がして、ねこ娘は一呼吸した。
「はぅ……っ」
 自分の出した声に驚く。まただ。また、ヘンな声が。
 鬼太郎の触れる首筋がぞわぞわする。いつもは冷たいのに、こんなときだけ熱く感じる、彼の体温
がどうにも不思議だ。
 ――それとも熱いのは、もしかして自分の身体の方だろうか。
 ブラジャーのふくらみの頂点を、どこかもどかしげに引っ掻いていた指先が、その時急に背中に回
った。ぱち、と金具が外される音がする。
 するりと肩紐が肩を滑って、愛らしい大きさの胸があらわになった。ねこ娘は真っ赤になって、
とっさにその胸を隠してしまう。
「手……どけて。ねこ娘」
 鬼太郎は静かに要求したが、ねこ娘はぷるぷると首を振った。胸の前で交差された手首を取っても、
それは頑なに動こうとしない。
「――いや?」
 そう問いかけても、今度は先ほどよりも、さらに大きく首を振られた。ねこ娘は唇を噛みしめ、
落ち柿のような顔色でうつむいてしまう。
 ……しょうがないな、と、鬼太郎は息をついた。
127月篭りの鬼(4期キタネコ) ○98:2007/10/31(水) 00:18:14 ID:87Tq9n/T
 少年は腕を伸ばすと、少女の腰をやわらかく抱きしめる。そうして硬直する彼女の背中を、指一本で
つつうっと、なぞった。
「ひゃん……!」
 背筋を走りぬけた衝撃に、ねこ娘は腕の力をゆるめてしまう。
 鬼太郎は開かれた胸の頂点に色づくものに、頭を下げて口付けた。
「ぅにゃぁっ……」
 ヘンな声。ヘンな声ばかり。
 ねこ娘は、弱々しく鬼太郎の頭に手をかける。だけどどうにも力が入らず、ただ彼の髪を掻き毟るだけ
のような格好になってしまった。
 胸の蕾に、生ぬるい感触。舌先でつつかれ、舐め上げられるたびに、びくんびくんと身体がゆれる。
 ――力、抜けそう。
 膝がガクガクしてきた。と思ったら、本当にぺたんと腰が砕けてしまった。
 草むらにへたり込んだねこ娘の身体を、鬼太郎の腕が支える。
「……どうしたの?」
「どうした……って。だって」
 ねこ娘の視線に合わせて、鬼太郎もその場に膝をついてくれた。彼はふっと、その隻眼の目を笑わせる。
「――立っていられなくなっちゃった?」
 その声にも笑いが含まれているのに気づいて、ねこ娘はかっとなった。
「分かってるなら、訊かないでよ!」
 振り上げた拳をさっと避けて、その手首を捕まえながら、鬼太郎はねこ娘を、草の褥へと押し倒した。
「ごめん」
 短く言って、半開きになったねこ娘の唇に口付ける。そうして彼女のこれ以上の反論を封じたあとで、
「もう、訊かないよ」
 ……そう言うと少年は、薄く笑った。
128月篭りの鬼(4期キタネコ) ○98:2007/10/31(水) 00:20:21 ID:87Tq9n/T
 息が弾む。
 妙な声は、もう止めようがなくなっていた。
 鬼太郎の指が身体のどこかに触れるたび、その舌先が肌のどこかをつつくたび。
「あ、はぁ……にゃぅ、んっ」
 間に、鬼太郎の短い呼吸も繰り返される。見た目は平然としているようだが、彼の息も、確実に荒くな
ってきていた。
 見上げる夜空に月は無い。ただ森の天蓋に覆われた狭い空の隙間に、ちらちらとか細い星の光が瞬くば
かりだ。
 ――気づけばねこ娘は、ジャンパースカートもすっかり脱がされ、わずかにブラウスの一部を肘の辺り
で引っ掛けているに過ぎない、裸同然の姿となっていた。唯一ぴったりと身に張り付いているのは、下半
身を覆う薄いショーツ一枚限りだ。
 太ももを撫でていた手が、つるりと内股に回った。両脚を広げようという意志をその動きに感じて、
ねこ娘は戸惑う。
 ――なにするの、と、訊こうとして。
 腰が跳ねた。羞恥に顔は、さらに真っ赤に染まってしまう。
「ふぁ……」
 粘つく水の音がした。下着の中が濡れていることを、ねこ娘はその時初めて自覚する。
 鬼太郎の指先が、自分の亀裂の間に浅く収まっているのが分かった。ねこ娘の多くはない耳学問が、
その時ようやく浮上してくる。
 便意などがなくても、中が濡れることがある、というのは知っていた。それが何故なのかも。
 ただ――経験するのは、これが初めて。
「き、きたろっ」
「……ん?」
 ねこ娘の亀裂を、下着の上から鬼太郎の指が上下する。熱い刺激に、ねこ娘は自分がどこかへ行ってし
まいそうな恐怖を、生まれて初めてこの時感じた。
「やっ。あ、あぁ……っ。もう、指、動かさないでぇ……っ」
 だが、鬼太郎はねこ娘の懇願を聞いてはくれなかった。ねこ娘はわがままな娘ではないが、それでも彼
女の言うことは、大抵は聞き入れてくれる彼なのに。
 それどころか鬼太郎は、今度はねこ娘のショーツに手をかけ、抵抗する間も与えずに、一気にそれを抜
き取ってしまった。ぺちゃり、と、湿った音を立て、それは草地に潜り込む。
「ん……やだ、やだぁ……」
 恥ずかしさと恐怖と、あまりのことに惑乱してすすり泣くねこ娘に、鬼太郎は眉ひとつ動かさなかった。
彼女が再び閉じようとした膝頭を止め、そこに軽く口付けて、彼はささやく。
「――もう訊かないと、言ったよね?」
 そうして鬼太郎は、ねこ娘の一番大切な、秘密の部分に吸い付いた。
129月篭りの鬼(4期キタネコ) ○98:2007/10/31(水) 00:21:20 ID:87Tq9n/T
 淡い茂みを指先で押し広げると、そこにはきれいなピンクの秘坑と、少し上には震えるもうひとつの蕾
とがある。
 鬼太郎はその蕾を口に含むと、丁寧にまるみを感じる部分を舌でくるんだ。そのまま、蜜のあふれる音
を立てて吸い上げる。
「あっ、ふぁ……にゃああん!」
 ねこ娘の腰はびくびくと跳ね、次いで悩ましい曲線を描いて動き始めた。だがねこ娘は、そんな自分を
自覚することももう出来ない。熱い――……熱くて。
「にゃ、あっ、あっ」
 息を吐く間隔が短くなる。身体の中心が恐ろしく熱い。
 鬼太郎はねこ娘の大事な蕾を、口の中で丹念に転がしながら、その奥にある、未熟な穴に指を一本差し
入れた。
 それは初めての異物を押し戻そうと、指を締めつけてきはしたけれど、あふれる愛液のおかげか、もう
少しだけ力を加えて押し進めれば、案外すんなりとのその侵入を受け入れた。
「ひゃ……」
 指が出し入れされるたび、聞いたこともないほど淫猥な音が耳を貫く。ねこ娘のまなじりから、生理的
な意味合いの涙がこぼれた。
 これが快感なのだろうか。分からない。指の感触は、鬼太郎の舌先ほど、ねこ娘の身体に分かりやすい
悦びを与えてはくれない。
 でも、熱い。鬼太郎の指が奏でる音が繰り返される、それごとに、どんどん熱くなってゆく。
「鬼太郎……あ、熱いっ……!」
 なんと言えばいいのか分からなくて、でももう何かが我慢できずに、ねこ娘は自分にとって一番分かり
やすい言葉でそう訴えた。
 鬼太郎の肩が、ぴくりと揺れる。
「もう、いい?」
 ――訊かないと言ったくせに。
 でも鬼太郎が、何の赦しを乞うているのかは分からない。分からないけど解放されたくて、ねこ娘は闇
雲にうなずいた。
 鬼太郎は身を引くと、ねこ娘の身体からわずかに離れた。そのまま黙って、自分の学童服の前を空ける。
晒された肌は、かすかに汗ばんでいるようだった。
「……ねこ娘」
 再び彼女の上に重なりながら、鬼太郎が言う。耳元で小さくそう囁かれただけで、ねこ娘は身体の奥が
反応するのを感じ、思わず強い羞恥を覚える。
「――息を深く吸ってごらん」
 かちゃり、と、金具の外れる音がした。それが何の音か気にする間もなく、ねこ娘はただ言われたとお
りに、荒くなった呼吸を落ち着け、深く吸う。
130月篭りの鬼(4期キタネコ) ○98:2007/10/31(水) 00:22:18 ID:87Tq9n/T
「……!!」
 その呼吸に合わせたかのように、身体の裂け目から侵入してきたものがあった。
 いや、侵入というよりは、切り裂きに来たような。
「い……っ!」
「力、抜いて」
「鬼太郎……いっ、いた……!」
 熱くて硬いそれが何なのか、「痛い」を連発させたあとでようやく悟る。
 痛いとは聞いていた。痛いとは、知っていたけど……これほどとは。
「や! はぁ……っ! 動かないで……っ、抜いてぇ……」
 涙で歪んだ視界に、鬼太郎の顔がかすかに映る。彼も眉間にしわを寄せ、わずかにかぶりを振ると、
いつになく苦しそうにつぶやいた。
「ごめん……無理」
「そんな……にゃ! あああん!」
 律動が繰り返される。その波ごとに、耐え難い痛みと恐怖が襲ってきた。
 ねこ娘は唇を噛みしめ、ついにはそれでも足らなくなって、鬼太郎の学童服を掻き毟り、あらわにな
った裸の背中に爪を立てる。
「つぅ……っ」
 鬼太郎は小さく苦悶の声を上げたが、ねこ娘は気づくことが出来なかった。頭の中も、身体も全部、
むちゃくちゃな嵐に巻き込まれでもしたようだ。
 ……だけど初めに鬼太郎は言ったではないか。怖がって泣いたって、途中では赦してやれない、と。
 ――それでもいいと答えたのは自分なのだ。
「き、きたろ……鬼太郎っ」
 目を瞬きして、視界から涙を追い出す。鬼太郎は細めていた隻眼を少し開いて、揺り動かされるねこ
娘の顔を覗き込んだ。
「なに?」
「あたし、あったかい? 鬼太郎、温かくなっ……あ、にゃあ!」
 言葉の途中で、白い喉がひくん、とのけぞった。鬼太郎は歯を食い縛る。――もう少し。
 ねこ娘の頬に、鬼太郎の髪がかかる。その髪は、汗に濡れて重かった。
 そのまま、鬼太郎はねこ娘を腕の中に抱きしめる。いっそう深く貫いてきたものに悲鳴を上げつつ、
ねこ娘も彼の身体をぎゅうと抱いた。
「――ッ!」
「きたろぉ……っ!」
 意味もなく、世界で一番大切な、幼なじみの名を叫ぶ。
 月篭りの夜、森の底、闇の奥深くに沈んでいるはずの身だというのに――……
 その瞬間、ねこ娘は、世界が真っ白になったような気がした。
131月篭りの鬼(4期キタネコ) ○98:2007/10/31(水) 00:23:34 ID:87Tq9n/T
 少し、気を失っていたのかもしれない。
 正気付いて薄目を開くと、鬼太郎が間近で覗き込んでいた。
「……大丈夫?」
「ん……」
 腰のあたりが重くてだるい。まだ大分ひりひりする感じだ。
「痛い」
 思わず正直にそう告げると、彼は小さく苦笑した。
「ごめん」
 そう言って、手を差し伸べてくる。その手にすがって身を起こしつつ、ねこ娘は鬼太郎の様子に軽く唇
を尖らせた。――もう彼は、いつもの学童服を着込んでいる。
 そう言うと、鬼太郎は首をかしげた。
「それがどうか?」
「……だって……あたしだけ、まだ裸なんて……」
 言いながらじわじわと頬が熱くなってくる。今更のように両手で胸と下を隠すと、鬼太郎は喉の奥でク
クッと笑った。
「――じゃあ、着せてあげようか」
「えっ……い、いい!」
 ねこ娘は首をぶんぶん振ってあとずさる。自分でもこの期に及んでなにが恥ずかしいのかと思ったが、
実際に鬼太郎に服を着せてもらっている図を想像すると、かなりいたたまれないものがあった。
「冗談だよ」
 くすくすと彼は笑って、背後の泉を指で差す。
「入ってきたら? 身体、気持ち悪いだろう」
「ん……」
 もじもじと身体を動かしかねていると、鬼太郎はくるりと背中を向けてくれる。その隙に、ねこ娘は
泉の方へと走り寄った。
 肩まで一気にざぶんと浸かってしまうと、痛んだ部分にその冷たさが心地いい。ほっと息をついて、
だがしかし、ねこ娘は少しだけ疑問に思う。
 鬼太郎は昔から、さりげない気遣いが上手いタイプではあったけれど……女あしらいの方まで上手い
ような気がするのは、思い過ごしだろうか。
(あたしは初めてだったけど)
 ねこ娘は鼻の下まで泉にもぐり、水中でぷくんと泡を吐き出した。顔は知らずにふくれっ面だ。
「……ねこ娘」
 そこに、ふいに鬼太郎が声をかけてきた。ねこ娘は一瞬の疑惑も忘れて、びくんと反応してしまう。
「なっ、なに?」
「――本当に、寒かったんだ」
 ねこ娘は振り返る。鬼太郎は、背を向けたままだった。
「……ありがとう」
 小さく礼を言われ、それがなぜかつきんと胸に突き立つ。出来れば振り向いてくれないかと思った。
そう言う鬼太郎の、顔が見たい。
 だが、片目の鬼は振り向かない。月篭りの夜に沈み込む闇は、やっぱり深くて。
 ねこ娘はただ、ううん、と首を振った。
 好きよ鬼太郎、とは、やっぱり言うことが出来なかった。

(終わり)
132月篭りの鬼(4期キタネコ) ○98:2007/10/31(水) 00:25:19 ID:87Tq9n/T
以上です。
色々ぬるい話で申し訳ありません。
少し修行してきます。
133名無しさん@ピンキー:2007/10/31(水) 00:32:35 ID:TWyYXTl/
>>132
いやいやいやいや!寝る前に覗いて良かった!!!
ものすごく良かったです。GJとしか良いようが無い。
鬼太郎のどうしようもない闇とか、猫の切ない気持ちとか
絶妙にあいまってすごい良かった。感動した。是非また書いて欲しい。
読めて幸せだ。書いてくれてありがとう。
134名無しさん@ピンキー:2007/10/31(水) 22:35:49 ID:dBhnED/F
4キタ━━(゜∀゜≡(゜∀゜≡゜∀゜)≡゜∀゜)━━!!
鬼太郎とねこ娘に萌えますた
GJ!
とってもGJ!
135名無しさん@ピンキー:2007/10/31(水) 23:11:54 ID:etEVWxqg
419氏もお待ちしております
136名無しさん@ピンキー:2007/11/01(木) 15:26:31 ID:c/NT1WdH
>>98
最後まで書いてくれてありがとう!乙です!
4期キタネコ良いなぁ・・・激しく萌えさせていただきました。
ねこ娘の可愛さとか鬼太郎の薄笑いとか最後の少し切ない余韻とか、もう最高です。
なんだか続編が読みたくなってしまった。
とにかく乙ですた。
137名無しさん@ピンキー:2007/11/02(金) 17:43:06 ID:PKkfzbnC
右に同じく

なんて…幸せな気持ちだろう
愛しい時間を 有り難うございます!G J!!!

138411 ◆NECOkE/60g :2007/11/03(土) 01:20:37 ID:v7hA0R2x
少し変り種を投下(`・ω・´)

原作風で成長版の鬼太郎×ネコ娘
原作というか白黒や二部ネコっぽいかも?
鬼太郎の妹、雪姫ちゃん視点で進めます
雪姫ちゃんは高校生ぐらい設定
猫娘は浴衣姿がデフォ(;゚∀゚)=3
139『頑張る雪姫ちゃん』-1 ◆NECOkE/60g :2007/11/03(土) 01:23:58 ID:v7hA0R2x

人知れぬ森の奥。どれほどの時代が巡ろうと変わりなくその小屋はあった。
小屋の中には人間でいえば成人近くの姿に成長した青年、
そして妹である娘は人間ならば高校生ほどであろうか、
二人の兄妹は今も変わらぬ姿の目玉親父と仲良く暮らしていた。


小屋から炊飯の煙があがる。
今夜は兄・鬼太郎の釣果である川魚というご馳走だ。
猫娘が上機嫌で鼻歌交じりに食事を作り続ける中、簾を上げて雪姫が戻ってきた。
 「ただいま」
釣り具の手入れをする鬼太郎の手が止まったのも一瞬のこと。
妹の帰宅を片目で一瞥すると、再び骨の針を磨り始めた。
 「遅かったではないか雪姫!」
卓袱台の上には堂々と仁王立ちした目玉親父。
やはり年頃の娘の動向は心配らしく、男の鬼太郎に対しての放任主義とは異なり
何かと口うるさく言う姿は砂かけさながらであった。
 「・・・たった三十分じゃないの」
 「時間の問題ではないわ!どこをほっつき歩いておったんじゃ」
正直、うざい。
念力に長け、透視能力も持つ雪姫には、父の心配する心はしかと覗けていたが、
やはり年頃であるせいか、父の小言ほど疎ましいものはなかった。
せっかく楽しんでいた人間界での学生の気分も吹き飛ばされて、
雪姫は不機嫌そうな溜め息をついた。
 「部活で遅くなるって言ってたじゃない」
 「ブカツじゃと?」
すると雰囲気を察した猫娘が台所から戻ってきた。
 「おかえり、雪姫ちゃん」
ひょいと目玉親父を摘みあげ、茶碗風呂につける。
 「せっかく人間のお友達とお話する機会だもの。親父さんもそんなに目くじら立てないで・・・」
赤ん坊の頃からこの森で年の離れた妖怪たちに可愛がられて育てられた雪姫にとって
同じ年頃の友達の存在は新鮮だったのだろう。
心が読めるせいで冷めたところがあった雪姫も、学校に通うようになってからというもの
娘らしい活発さを持つようになった。
 「・・・第一こっからじゃ遠いのよ。こんな遠距離通学してる子いないわよ」
 「それもそうよねえ・・・」
 「だ・か・ら・ねえ?」
かねてからの願いを伝えるねだり声に気付くと、言い終わる前にそっぽを向く。
 「人間界で一人暮らしなど許さんぞ!」
茶碗風呂から立ち上がった親父をなだめ、今度は人肌の日本酒を注いで酒風呂にする。
 「確かに一人暮らしはよくないわ。でも、ほら例えばあたしと二人で暮らす・・・とか」
 「えっいいの?猫娘姉さん!」
 「あたしも昔は人間界に住んでいたことがあるのよ?」
雪姫の瞳が輝く。まるで猫をかぶったように猫娘に擦り寄った。
 「しかし・・・」
 「だって親父さん。これから陽が短くなるから。毎日夜道を帰ってくるよりも、
 学校の近くで暮らしたほうが安全じゃないかしら?」
 「それもそう・・・じゃが」
いまだに妖怪ポストには手紙が届く。鬼太郎たちはここを離れることはできない。
 「心配ならばいつでも来れる距離なのだし。ねえ?雪姫ちゃんがちゃぁんと
 あたしの言うことをきいてくれるなら・・・」
 「きく、きく!私、ちゃんと猫姉さんの言いつけを守るっ」
 「うーむ」
口うるさく言ってはいても、親父も甘い。雪姫がこんなに喜んでいるのを知れば、
前向きに考えようかと思案し始めると、不意に鬼太郎が顔を上げた。
 「ね、鬼太郎さんもそれがいいと思わない?」
140『頑張る雪姫ちゃん』-2 ◆NECOkE/60g :2007/11/03(土) 01:25:55 ID:v7hA0R2x

 「・・・」
否も応もなく鬼太郎は無言のまま。
一目視線がかち合うと、猫娘は顔色を変えた。
 「?」
雪姫はじっと神経を研ぎ澄ませて鬼太郎の腹を探る。
しかしこの兄の心ばかりはどれだけ能力を集中させても読めない。
いつもの無表情な顔つきからも、その心は微塵も感じさせなかった。
 「あ・・・アハ、なんてね♪」
猫娘には何故か伝わっているようで、鬼太郎の意を汲んで慌ててごまかした。
 「やっぱり学生のうちに親元を離れるなんてよくないわ。もう少し大きくなったら・・・ね」
 「工工工エエエエエエェェェェェェ(゚Д゚)ェェェェェェエエエエエエ工工工」
雪姫の絶叫を背に、ネコ娘はパタパタと台所へ戻っていく。
 「だって猫娘さんだってお姉ちゃんみたいなものじゃないー!保護者じゃんっ」
 「・・・あまり無理を言うものじゃないよ、雪姫」
釣り具を片付けながら鬼太郎が呟く。
 「猫娘もああいってるんだから」
 「だってー!」
期待した分肩透かしにあった雪姫は頬を膨らませてむくれた。
 「いいじゃない、兄さんと猫娘さんは夫婦みたいなもんなんだし、私にとっては
 お姉さんでしょ?保護者になってくれれば、親元で暮らしてるのと一緒よっ」
 「夫婦じゃないよ」
鬼太郎はあっさりと呟く。
 「わがままばかり言うものじゃないよ、父さんの言うことをきくんだ」
 「だってぇ・・・」
まだ機嫌の治らない雪姫に猫娘が声をかける。
 「ゴメンね雪姫ちゃん。ささ、制服を着替えて手伝って?」
 「・・・はぁい」


人間界でいろいろなことを学ぶうちに、雪姫はこの森は不思議なことに満ちていると知った。
妖怪たちとの感覚と人間のそれがだいぶかけ離れていること、
そのギャップに首を傾げることもままある。
しかし飲み込みの早い雪姫はいろんなことを吸収して、雪姫なりに折り合いを
つけていったのだが・・・やはりまだひとつすっきりしないことがある。

食事を終える頃には目玉親父は酒風呂にいい気分で転寝につき、
鬼太郎は食後の茶をひと呑みして腹を出す。
猫娘を手伝って台所で並んで食器を拭きながら、雪姫はまだ少し不機嫌に口を尖らせていた。
 「・・・さっきはごめんね?」
 「えっ」
 「親父さんもご心配なのよ。今日もいつもの戻り時間からずっと心配していて・・・
 外へ出たり烏を呼びつけたり、大変だったんだから」
それだけ大切にされているのだと、猫娘が諭す。
そんなこと解っている。解っていてもうざいのだ。
 「雪姫ちゃんも解ってるでしょ?」
 「・・・うん」
けれど解らないこともある。
物心ついてからこっち、朝となく夕となくこうしてこの家の家事をこなしてくれるのは
猫娘だった。この家では当たり前の風景だ。
しかし猫娘は姉ではない。勿論母でもない。
鬼太郎が先ほど言い切ったように、二人は夫婦でもない。
それが奇妙なことであるのだと、雪姫は今更ながら知った。
兄の心は読めないが、猫娘の心は簡単に見える。
超能力を使うまでもなく、兄に思慕を寄せていることはありありと伝わった。
そして雪姫にも目玉親父にも深い愛情を持っている。
それが解るからこそ、猫娘にあまり強く言い返すことはできなかった。
141『頑張る雪姫ちゃん』-3 ◆NECOkE/60g :2007/11/03(土) 01:27:45 ID:v7hA0R2x

 「・・・ねえ猫娘姉さん」
 「なあに?」
布きんを広げながら優しく聞き返す。雪姫は声を潜めて尋ねた。
 「猫娘さんは兄さんのことが好き、よね?」
すると猫娘は嬉しそうに目を細めて、うんと頷いた。
照れるでもなくごまかすこともなく。それでいて口には出さずに微笑んだ。
 「うふふ、雪姫ちゃんったら・・・」
 「えっ?あ・・・違う!違うわ、そうじゃなくってっ」
猫娘の勘違いに気付いて慌てて否定する。
しかし否定すればするほど疑われることも、雪姫は敏感に察知した。
 「雪姫ちゃんも年頃なのね〜♪どんな人?」
 「だ、だから違うってばっ」
まだ人間との関係性もうまく繋げない雪姫にとって、異性に思慕を抱くことなど先の話だ。
しかし猫娘はからかうように雪姫の赤い顔をつつく。
 「今度ゆっくり教えてね♪それじゃあたしはそろそろ・・・」
前掛けを外し、いつもの場所に掛け直す。
外はもう暗く、ふくろうが鳴き始めていた。
 「あ、ちょっと待って!」
雪姫は慌てて卓袱台に戻る。
 「兄さん!」
 「・・・うん?」
 「外はもう暗いわよ。猫娘姉さんを送っていったら?」
雪姫なりに気を遣っても、鈍感な兄には伝わらない。
食後の満腹感にまどろむ鬼太郎は、面倒くさそうに寝そべったまま顔を上げた。
 「一人で大丈夫かい?」
 「うん、平気よ」
 「・・・そう。だってさ」
 「だぁからぁ〜!」
少しの間でも二人っきりにしてやろうという気遣いなど全く伝わっていない。
猫娘も猫娘でがっかりしたようでもなく、寛いだ鬼太郎に 「ゆっくりなさって」と
微笑みかけたまま、ひらひらと軽く手を翻した。
 「それじゃぁまた」
 「うん」
”また”という言葉は”また明日”と同じ意味だ。
毎日毎日、変わることなく繰り返される言葉はどんどん省略化されていく。
 「あたし、途中まで送る!」
 「いいわよ、もう遅いんだし。女の子が出歩くものじゃないわ」
 「猫娘さんだって女の子じゃないの!」
猫娘も鬼太郎もきょとんとした表情で目を合わせる。
そしてどこか意味ありげに笑い合うと、猫娘は雪姫用に提灯を焚いた。
 「ありがとう。じゃぁお願い」


夜目のきく猫娘には必要のない提灯の光が夜道を照らす。
砂かけおばばのアパートを出て、一人住まいを始めたのはいつの頃だったろう。
あれはまだ雪姫が伝い歩きをし始めた頃。
どんなきっかけであったかなど、雪姫が知るよしもなかった。
 「・・・ほんっとに兄さんは気が利かないんだから」
 「うふふ」
 「笑いごとじゃないわよっ」
 「あはは、だってよく気の利く鬼太郎さんなんて、想像できないもの」
暢気に笑い出す猫娘を見ていて、雪姫はまた深い溜め息をつく。
いくら妖怪の命が長いとはいえこの二人はのんびりし過ぎだ。
それがお互いの気性であるのだとしたら、ここはひとつ自分がひと肌もふた肌も
脱がなければいつまでだって進展しないように思えた。
142『頑張る雪姫ちゃん』-4 ◆NECOkE/60g :2007/11/03(土) 01:29:18 ID:v7hA0R2x

 「あんな人のどこがいいのよ」
 「あらそんなこと言うものじゃないわ。あんなに正義感があって聡明なお兄さんは
 三界探したって他にいないわよ?立派なお兄さんだわ」
少しでも鬼太郎を悪く言うのは許さない。猫娘は生真面目にも諭すように言った。
 「解ってるけど・・・でも、男としてはどうなのかしら」
 「?」
 「ねえ本当に、猫娘姉さんは兄さんのどこがいいの?」
 「そうねぇ・・・」
提灯の光が朧気に猫娘の顔を照らす。
猫娘はふと夜空を見上げ、無数の星になぞらえててひとつひとつ数えたが、
途中でその指が降りた。
 「全部・・・かしら」
 「・・・顔、も?」
 「ええ」
 「あの出っ腹も?」
 「そんなに出てるかしら?」
何を言っても無駄なのだろう。雪姫はすぐ察知して溜め息をつく。
 「・・・ここの妖怪たちはみんな欲がないのよね。幸せになりたいって思わないの?」
 「幸せに?」
猫娘がきょとんと目を見開くと、雪姫は足をとめ、提灯の光だけが揺らめいた。
 「猫娘さんは幸せだって言うかもしれないけど。でももっと他に、
 もっとずっといっぱいいっぱい幸せなことが他にあるかもしれないってそう思わない?」
 「雪姫ちゃん・・・」
猫娘は真剣な顔つきで雪姫を見つめ返す。
夜闇の中、きらりと光る猫目に凝視されて、雪姫は妙な緊張を覚えた。
 「・・・壷は買わないほうがいいわよ」
 「へ?」
人間界で妙なことを吹き込まれたとでも思っているのだろう。
悪い誘いに騙されてやいないかと、道を誤ったりしないかと案じている。
猫娘の心配を感じ取り、雪姫はふるふると身を震わせた。
 「まさか、雪姫ちゃんの好きな人が・・・壷を勧めてきたの?」
 「違うってば!もういいっ」


 「ただいま!」
怒りのままに足音を立てた雪姫の帰宅に鬼太郎はぴょんと起き上がる。
 「・・・どうしたんだい?」
 「もう〜誰も彼も暢気なんだからっ」
鬼太郎はしばし首をひねり、とりあえずはうんうんと頷く。
ヒステリーを起こしたおなごに逆らうべきではないことは、砂かけでも猫娘でも
今までずっと経験してきた。
 「そうだねぇ・・・みんな暢気だとおれも思うことしきりだよ」
 「兄さんもよ!」
 「おれがかい?」
ばんっと卓袱台を叩いても、夢見心地の親父が起きる気配はない。
酒風呂が余程心地よかったのか、気分よく眠り込んでいる。
 「兄さんは猫娘さんをどう思ってるのよっ」
 「どう・・・って。そりゃ暢気なところはあるけれど、あれでも昔は随分活発で・・・」
 「そうじゃなくって!好きかどうか聞いてるのっ」
鬼太郎は訝しそうに雪姫を見る。
 「そりゃぁ・・・好きに決まってるだろう。嫌いなやつを毎日家に上げたりしないさ」
 「だったらどうして結婚しないのよっ」
 「結婚・・・ねえ」
確信を突く質問も鬼太郎は飄々と返す。
 「おれには嫁さんを養うほど甲斐性もないからなあ」
 「だったら少しは真面目に働いたらどうなのよ!」
 「そうは言ってもねぇ・・・」
143『頑張る雪姫ちゃん』-5 ◆NECOkE/60g :2007/11/03(土) 01:30:24 ID:v7hA0R2x

鬼太郎はごそごそと卓袱台の下からしけモクを引き寄せる。
うまそうに一服煙を燻らせると、静かに答えた。
 「嫁さんっていうのは金で買うものじゃないんだ。それに・・・金で全てが解決
 するわけじゃないんだよ」
そんなことは解っている。鬼太郎ははぐらかそうとしているのか、
それとも本気で雪姫の意図を聞き違えているのか。
やはりいくら集中しても鬼太郎の胸中は読み取れなかった。
 「人間界にいるとね、一度はそんな誤解をするものだよ。とても便利なものだからね。
 けれどそれが虚像であることが・・・いずれ解るさ」
鬼太郎は鬼太郎なりに信念を持ってこの生活を続けている。
それは自分にとって必要なもの、不必要なものを選択して、最小限で選び取って
いるからなのだろう。
しかし雪姫が言っているのはそんな話ではない。
釣った魚に餌もやらないような態度に苛立って、ずいっと身を乗り出す。
 「じゃぁ兄さんはずっとこのままでいいって思ってるの?」
 「このまま・・・?」
 「今のままでいいと思ってるわけ?」
 「・・・ああ」
雪姫は思い余って再び卓袱台を叩いて立ち上がる。
 「兄さんはずるいよ!」
 「?」
 「猫娘姉さんを夫婦じゃないって言うくせに、毎日毎日おさんどんさせて・・・っ」
 「それは猫娘が勝手に・・・」
 「勝手にっ?嫌だとも思っていないくせにっ」
 「ありがたいと・・・思ってるよ」
 「何よそれ!猫娘さんは家政婦じゃないのよ?毎日毎日・・・一体どれだけの間、
 猫娘さんがこの家のためだけに生きてきてると思ってるのよっ」
いくら健気に尽くしても鬼太郎に想いは伝わってなどいないのだろうか。
雪姫は他人事ながら哀れに思えてならない。
 「猫娘さんが可哀相だと思わないの?兄さんっ」
 「・・・雪姫、ちょっと落ち着けよ」
まあまあと宥めて茶を注ぐ。ふわりと浮きあがる湯気の向こう、雪姫はまだ怒りに
目を引きつらせて、それでも兄に従って座り込んだ。
 「・・・猫娘が、何か不満を言っていたのかい?」
 「えっ?」
いくら思い起こしても、思い浮かぶのは猫娘の楽しげな顔。
どんなに寒い朝でも、熱帯夜でも、猫娘が不満そうに家事をしていた記憶はない。
しいて言えば長雨の時期、洗濯が乾かないのを嘆いたことぐらいだ。
 「別にそんなこと言ってなかったけど・・・」
 「そう・・・。なら、いいじゃないか」
誰もがそれぞれ満足しているのなら、それでいいじゃないかと鬼太郎は暗に伝える。
心の底など誰にも解らない。知らずに哀れむようなこともどうかと思っていた。
まるで自分だけが暴走しているように思えて、雪姫はひと息入れて茶をすする。
 「お前は優しい子だから」
 「・・・何よ急に」
 「心が読めてしまうのも良し悪しだよ。あまり人の心を盗みみて、揺さぶられるのは
 やめたらどうだい?お前・・・しんどいだろう」
 「・・・」
鈍いようでいて、いつも確信を突く鬼太郎の諫言には逆らえない。
それはいつも真実だからだ。
雪姫は黙り込んだまま、もう一度茶をすすった。



144『頑張る雪姫ちゃん』-6 ◆NECOkE/60g :2007/11/03(土) 01:31:58 ID:v7hA0R2x


いつもの朝。雪姫が学校に通うようになってから、この家の朝は騒がしい。
 「大変!遅れちゃうっ」
 「ああ雪姫ちゃん、お弁当!」
 「ありがとっ、いってきまーす!」
 「今日は部活はないのかい?何時になるんじゃ?おい、雪姫っ」
目玉親父の呼びかけに答える間もなく、雪姫は急いで駆け出して行った。
 「・・・全く。台風のようじゃのう」
 「もう少し早く起きたらいいのにねぇ」
そのもう少し、がどれだけ難しいことなのかは猫娘もよく解っている。
毎朝の騒ぎに鬼太郎も目を覚ますと、気だるそうに寝返りを打った。
 「ささ、鬼太郎さんも起きて」
 「うーん・・・」
卓袱台からは温かい湯気が立ち、味噌汁の匂いに鼻がひくひくと動いた。
二度寝の誘惑も捨てがたいが、体は現金でグルル・・・と腹の虫が鳴る。
 「さてわしも酔い冷ましに散歩でも出ようかのう」
 「気をつけてくださいね、父さん」
 「うむ」
昨夜の酒風呂がまだ効いているのか、目玉親父は烏を呼びつけて
朝もやの中を出かけて行った。
おそらくは雪姫が無事人間界へたどり着いたのか、足取りを追うのだろう。
それもいつものことだったが、雪姫だけがまだ知らない暗黙の了解だった。
 「心配性ねぇ」
くすくすと笑う猫娘の表情に不満な様子はない。
やはり雪姫の一人合点だったのだろうと、鬼太郎は思った。
 「・・・昨夜はすまなかったね」
 「え?」
 「雪姫が追っかけてったからさ。君一人ならすぐ帰り着いただろうに、
 足手まといにならなかったかい?」
鬼太郎が言えば猫娘はまた笑い出した。
 「やだわ鬼太郎さんまで。雪姫ちゃんはもう赤ん坊じゃないのよ?」
親子揃って心配性だと笑い出す。
 「そりゃそうだけど・・・。何か君を困らせることを言ってなかったかい?」
 「困らせること?」
 「・・・うん。おれもあの後いろいろと説教されたもんだからさ。君にも、
 何か迷惑をかけたんじゃないかと思って」
 「うーん・・・別に迷惑なんかかけられてないわ」
 「そうかい」
山盛りに盛られた茶碗を受け取り、箸を入れる。
 「いただきます」
 「はーい召し上がれ♪」
 「・・・君は?」
 「あたしは先に頂いちゃった」
 「・・・そう」
まだ寝とぼけた表情で朝飯を掻き込む鬼太郎を見つめながら、
猫娘は昨夜の雪姫の言葉を思い返した。
『幸せになりたいって思わないの?』
幸せというものがどんな形のものであるかは猫娘でも解らない。
けれど渇望するまでもなく、やはり今この時が幸せなのだと思う。
それがいつまでも続くものかどうなのか、先のことはあまり考えたくはない。
 「君のことを心配していてね・・・」
 「あたしのこと?」
 「・・・うん。おれの世話を焼くせいで、君が不自由なんじゃないかって・・・さ」
 「あらあら」
肯定も否定もせず、猫娘は目を細めた。
 「・・・結婚も勧められてね」
 「あら・・・」
猫娘はきゅっと口をとじる。
145『頑張る雪姫ちゃん』-7 ◆NECOkE/60g :2007/11/03(土) 01:33:34 ID:v7hA0R2x

やはり雪姫にとっては大切な兄。いつまでも独り身でいるのが心配なのだろう。
確かに鬼太郎には伴侶が必要だと思う。
けれどそれは同時に猫娘がこの想いを捨て去る日でもあるのだ。
淡々と語る鬼太郎の口調からして、よもや自分と鬼太郎との結婚話とは思わず、
猫娘は微笑んだままで視線を俯かせた。
 「おれにゃそんな甲斐性ないって言ったんだけどね」
 「そうよねぇ・・・」
正直な返答に鬼太郎は一瞬手を止めたが、再び味噌汁をすすり出す。
 「でも・・・そっか。そうよねぇ」
 「・・・そんなに甲斐性がないかな・・・」
 「ああ、そうじゃなくって!あたしがこうして毎日来ていたら・・・鬼太郎さんだって
 他の人を家に呼べないんじゃないかしら」
 「いや、別に?」
呼べないも何も、妖怪連中は気兼ねなくこの家に相談を持ちかけにやってくる。
むしろ猫娘がいない時は、茶菓子のひとつもないことを知りがっかりされるぐらいだ。
それほど猫娘はこの家に溶け込んでいる。
よもや”他の女の人”という意味だとは思いつかず、鬼太郎は首を傾げた。
 「雪姫ちゃんは優しい妹ね。きっと鬼太郎さんの将来を心配しているんだわ」
 「おれの?」
まだ産着に身を包んでいた頃から、雪姫に対する視点は変わっていない鬼太郎に
してみれば、眉間にしわが寄る言葉だ。
 「・・・生意気に」
 「親子揃って優しくて、心配性なんだから」
言葉の足りない鬼太郎の話に、猫娘の誤解はどんどん深まっていった。


人間界からの帰り道。
見慣れた浴衣姿に気付いて、雪姫は足早に峠に近づいた。
 「猫娘姉さん?」
雪姫に気付くと、猫娘はひらひらと手を振って応えた。
手には風呂敷包み。
 「どこかへお使いもの?」
 「ううん、雪姫ちゃんを待っていたのよ」
 「私を・・・?あっ!私も猫娘さんに話があったのよ」
 「あら、なあに?」
隣に座り、重い学生鞄を置く。
 「私あれから考えたんだけどー、兄さんには危機感が足りないのよっ。
 だからこうしない?猫娘さんのことを好きな人・・・つまり恋敵が現れた
 ってことにしたら、兄さんもきっと重い腰をあげるんじゃないかしら?」
 「・・・」
黙ったまま微笑んでいる猫娘に雪姫は捲くし立てた。
 「砂かけおばばならきっと口裏を合わせて協力してくれる。私もうまくやるから」
元気なVサインを象る手をそっと重ね、その膝に下ろさせた。
 「・・・いいのよ、雪姫ちゃん」
 「えっ何が?」
風呂敷包みを雪姫に渡す。
仄かな温もりと美味しそうな匂いが、雪姫のひざに乗った。
 「これなあに?」
 「今夜の夕飯。あといくつかお料理の作り方をメモしておいたから・・・良かったら
 使ってね」
 「えっ・・・猫娘さんどこかへ出かけるの?」
猫娘は首を横に振る。
 「じゃぁどうして・・・」
 「うん・・・。もうあたし鬼太郎さんのところへは行かないわ」
146『頑張る雪姫ちゃん』-8 ◆NECOkE/60g :2007/11/03(土) 01:34:28 ID:v7hA0R2x

 「えっ」
とうとう愛想をつかされてしまったのか。雪姫は慌てた。
 「ちょっと待って!どうしてっ」
 「うん・・・雪姫ちゃんの言うことも尤もだと思ったの」
猫娘は微笑んだまま続ける。
 「ここの妖怪たちは確かに欲がなくって・・・のんびりしているわ。でも・・・
 それに甘えちゃいけないわよね」
夕日の差すゲゲゲハウスへの山道を眺め、猫娘は目を細める。
それは何年も何十年も、胸をときめかせて辿った道だった。
 「鬼太郎さんだって・・・他にいっぱい幸せなことがあるんだもの。あたしがそれを
 邪魔しちゃ駄目よね」
 「邪魔なんて・・・っ、そんなこと誰が言ったの?」
もし鬼太郎が言ったというのなら、たとえ兄であっても神通力でこてんぱんにして
やろうと雪姫は立ち上がった。
幽霊族の頂上決戦に挑みかかる姿を前に、ひらひらと手をしならせて否定する。
 「ううん、結果的にそうなることもあるって・・・気付いたの」
猫娘も立ち上がり、風呂敷包みをしっかりと雪姫に預ける。
 「お兄さんの将来のためだもの・・・ね?慣れるまでは大変だと思うけれど、
 お家のことも頑張ってね?雪姫ちゃんが頑張らないと、本当に鬼太郎さん
 いつまでもお嫁さんを捕まえられないかもしれないから・・・」
猫娘の意思を悟る。それは自分が発端である誤解なのだと気付いた。
 「えっ・・・違、違うよ猫娘さんっ。私は猫娘姉さんに・・・っ」
猫娘はそっと手を離し首を横に振る。
 「何か困ったことがあったら、いつでも相談に乗るから」
決心は固い。それは鬼太郎に負けず劣らず頑固な部分だった。
猫族特有の神秘的な瞳でじっと見つめられれば、雪姫も返す言葉を失う。
 「それじゃあね」
帰り道を辿る猫娘の影が長く伸びる。
雪姫は失敗したような重い気持ちで家路を辿った。


 「ふうん・・・そう」
もう猫娘はここには来ないと伝えると、鬼太郎はいつもの表情でそう答えた。
 「・・・それでいいの?兄さんっ」
 「いいも何も・・・猫娘がそう決めたんなら、仕方がないじゃないか」
雪姫が脱力するのも構わず、風呂敷包みを解いて舌を鳴らす。
 「まあ味はともかく食事ならおれもできないわけじゃないし。しばらくは交代で
 食事と掃除と・・・あと・・・」
 「・・・私のせいだ・・・」
卓袱台に突っ伏したまま雪姫は呟いた。
 「あたしが・・・誤解させるようなこと言ったから・・・だから猫娘さん・・・」
 「それは違うよ、雪姫」
むぐむぐと煮物を摘みながら鬼太郎が言う。
 「お前が何を言ったところで、決めたのは猫娘だよ」
 「だからぁっ!兄さんがそうやってのらりくらりとしているから、何もかも!」
 「いててっ、座布団はやめろよ座布団は」
座布団で打たれながら、鬼太郎はふむと一考した。



147『頑張る雪姫ちゃん』-9 ◆NECOkE/60g :2007/11/03(土) 01:35:34 ID:v7hA0R2x



猫娘が訪れなくなってはや半月が過ぎようとしていた。
だいぶ家事には慣れたものの、猫娘のいない家はどこか薄暗い。
素直に分担の家事は行うものの、雪姫は入学前のような冷たい物静かな少女に
戻ってしまい、やはり男所帯では気の晴れない日々が続いた。
家族水入らずのはずなのに、欠けているようにさえ思える。
 「雪姫、そろそろテストがあるんじゃないのかい?」
気を遣って話しかけても雪姫に笑顔はなく、
 「・・・もう終わった」
 「そう・・・かい」
気まずい沈黙に拍車をかけるばかりだった。
ただでさえ年頃の娘の扱いは難しい。
猫娘がいることでうまく動いていたのに、潤滑油を失ったようなぎくしゃくとした
一家がそこにはあった。


そんなある夜。
雪姫は物音に気付いて目を覚ます。
(・・・鈴の・・・音・・・?)
そういえばここ数日こんな風に物音に気付いて目を覚ましかけていたが、
すぐにまた眠りについてしまっていたことに気付く。
(兄さん・・・?)
そっと下駄を取って家を出ていく鬼太郎の後姿を見つけ、
雪姫もまた音もなく宙を浮いてその背後を追いかけた。
妖気を抑えるのもだいぶうまくなり、鬼太郎にその存在を隠すことはたやすい。
この道の先には猫娘の住まいがあった。
(もしかして・・・猫娘姉さんに会いに・・・?)
雪姫は喜びに踊り出したい気持ちを抑えて、静かに息を潜めた。
しばらくしてゲゲゲハウスから遠ざかると、鬼太郎は下駄を履いて歩き出す。
カラコロと夜道に下駄が鳴り、行き慣れた峠を折れる。
鬼太郎が歩くたび鈴の音も重なって、やがて猫娘の家にたどり着いた。
逸る気持ちを抑え、草陰に隠れると、鬼太郎は勝手に戸を開いて家へと上がりこんだ。
(やっぱり会いに行ってたんだ!らぶらぶだぁ〜)
覗き見なんていけないとは思いながらも好奇心が先に立つ。
雪姫は静かに近づいて、木戸の隙間から室内の様子を窺った。
 「・・・猫娘・・・」
灯篭の明かりがぼんやりと室内を照らす中、寝込んだままの猫娘に近づき肩を揺らす。
どうやら猫娘は臥せっているようだった。
身を強張らせたまま震えている猫娘が鬼太郎に気付くと、熱っぽい表情で浅く息をつく。
 「馬鹿だなぁ・・・。こんなになるまで放っておくからだよ」
火照った頬、潤んだ瞳。
よほど体調が悪いのかと、覗き見ていた雪姫は心配になってきた・・・が。
 「にゃぁああん」
甘い猫娘の声色に、病とは別のものを感じ取る。
そんな甘い声で鳴く猫娘をみたことのない雪姫は驚いていたが、
鬼太郎はよく知っているようで、慣れた手つきで猫娘を抱き寄せた。
二人の唇が重なる。
助けを求めるように猫娘の手が鬼太郎の背を掻き抱き、応えるように鬼太郎の
口づけは深さを増す。
呼吸までも奪い取るような激しい口づけ。
身を突き上げる疼きが少しは緩和されたのか、しばらくして猫娘の震えは少しづつ
弱まっていった。
(これって・・・ひょっとして)
人間の学校に通えば猥談を耳にすることもある。
ただでさえ興味のある年頃の雪姫は息を殺したまま目が反らせなかった。
148『頑張る雪姫ちゃん』-10 ◆NECOkE/60g :2007/11/03(土) 01:36:28 ID:v7hA0R2x

 「・・・脱いでよ」
 「ん・・・」
後ろ手に浴衣の帯に手をかける。
己で締めたはずの結び目がうまく解けぬほど猫娘の身は疼いていた。
苛立ったように鬼太郎の手が伸びて、強引に帯を引き解く。
 「鬼太郎・・・」
胸元を開けば生まれたままの猫娘の肢体が現れて、
鬼太郎はむしゃぶりつくように乳房に顔を埋めた。
 「・・・ぁ・・・」
いくら身の疼きに支配されていても恥じらいは捨て切れぬようで、
解かれた帯を口で食み、漏れる喘ぎを押し込めた。
室内にはぴちゃくちゃと味わうような水音が響く。
猫娘のなだらかな丘に吸い付き、舌で絡めとり、その先端を甘噛みする間、
猫娘は耐えるように座り込んだままで鬼太郎の頭を抱き寄せていた。
 「・・・て・・・」
外までは聞こえない囁きで鬼太郎が指示すると、猫娘はこくりと頷く。
開かれた浴衣の裾から猫娘の膝が少しづつ開かれて、その股座に鬼太郎の手が伸びる。
 「ンッ・・・!」
びくりと猫娘の身が跳ね、強く抱き寄せた指先が鬼太郎の髪の中に深く潜り込んだ。
鬼太郎の肩は微妙に揺れ蠢き、その指先が猫娘に与えている行為がどれだけ
激しいものであるかがわかる。
蠢きに合わせて猫娘の身が反応し、身を縮めるように立てた膝で鬼太郎の身を挟んで、
その足は鬼太郎の腰から背後に回った。
夜闇を照らす灯篭の光が、白い足を艶かしく照らし出す。
爪先は、そうせずにはいられぬように右往左往に捩れた。
 「んんっ・・・ふ・・・くぅ・・・」
苦しげな息遣いの中にある艶めきは隠せない。
鬼太郎が不意に指を抜き取ると、猫娘は脱力して鬼太郎の肩に頬を預けた。
 「・・・もうこんなだよ・・・?」
淫液に濡れ光る鬼太郎の指先を見せ付けられて、猫娘はどうしていいか解らない
迷子のような瞳で鬼太郎を見上げる。
息をつけば、喘ぎを押し留めるため噛んでいた帯が落ち、半開きの口元からは
甘い息が漏れる。
 「ほら・・・」
猫娘は途惑ったままどうしていいのか解らず、鬼太郎の手を取る。
そして指先にたっぷりと滴った自らの蜜を舐め取るように、咥えこんだ。
ざりざりとした舌の上で鬼太郎の指が蠢く。
熱い舌の上、柔らかな内頬を撫ぜるようにして、口の中までも蹂躙しながら、
鬼太郎は熱い吐息を漏らして、服を脱ぎ始める。
(わあ・・・やっぱり、やっぱり・・・しちゃうんだ・・・っ)
おしめを替えてもらっていた頃とはもう違う。
着替えの時に下着一枚の半裸ならともかく、風呂も別々になった今となっては、
全てを脱ぎ捨てた兄の裸体を見ることなどここ数年はなかった。
猫娘の前でさらけ出された姿は欲情した雄そのもの。
生々しい姿は見てはいけないもののような気がして、思わず視線を反らしたが、
 「・・・ん・・・」
猫娘がひとつ頷いてしゃがみこむと、何をしているのか気になり出して、
また木戸の隙間から覗き込んだ。
(あれって・・・まさか!あqwせdrftgyふじこ;p!!)
アイスキャンディーを吸い込むような音が響き出す。
鬼太郎の背が邪魔してよくは見えないが、胡坐をかいた股座に顔を埋め、
先ほどその指先に施していたような口淫が行われていることは察知した。
鬼太郎の手が猫娘の後ろ頭を撫で、上下するたびに短い呻きが漏れる。
笑みを湛える猫娘の紅色の唇が、赤黒い鬼太郎の雄芯を咥え込んでいると思うと、
雪姫は何とも言えない生々しい気分がしてひきつった。
149『頑張る雪姫ちゃん』-11 ◆NECOkE/60g :2007/11/03(土) 01:37:40 ID:v7hA0R2x

しばらくして鬼太郎が猫娘の肩をぐいっと押し上げると、猫娘の顔が上がる。
口元から抜けた強張りはそのままでももう充分に角度を増していて、
鬼太郎は幽かに照れ笑って、まとわりついた服を脱ぎおろした。
 「おいでよ・・・」
 「・・・え・・・でも・・・」
口元を手の甲で拭い、猫娘は途惑っていた。
しかし鬼太郎が膝を立てて座り込んだままその手を引くと、素直に従って
立て膝で跨ぐようにして鬼太郎の上に身を寄せた。
 「きたろ・・・」
嘆願するような猫娘のか細い呼び声はまるで幼子のように舌ったらずで。
いつものお姉さんらしい猫娘とは別の顔で甘えていた。
 「ん?ああ・・・そうか」
手探りで手ぬぐいを掴み、鉢巻きのように捻る。
猫娘が顔を近づけると、枷のように口に咬ませて後ろで結わえつけた。
 「・・・いくら隣部屋がなくたって・・・君の声は随分響くからねぇ・・・」
もしかして妖怪アパートを出たのもそのためなのだろうか。
雪姫が物心つく頃からずっと二人はこんな秘め事を続けていたのだろうか・・・
 「ここも・・・もうこんなになってるよ?」
 「んっ・・・!」
朱に染まり、つんと尖った胸飾りを摘む。
痺れるような快楽にその身は強張り、白肌に鎖骨が浮かび上がる。
てのひら全体で触れるか触れないか微弱に触れるだけで、猫娘はもどかしく
首を左右に捩って泣き声を押し殺したような嗚咽を漏らす。
快い反応に悪戯心が沸いてきて、脱ぎ捨てた服のポケットから鈴飾りを取り出した。
小さな鈴はチリン・・・と音色を立てる。
 「?・・・クッ、んんぅっ!」
飾り紐で乳首をぐるぐると締め、結びつける。
強い締めつけに痛みが走ったが、つんつんと引かれる内に痛みと快楽が交じり合う。
猫娘の首が反りくぐもった嬌声が漏れると、鬼太郎は満足そうに口端を上げた。
 「二つあったほうが良かったかな・・・」
 「フミャ・・・ッ」
チリンチリンと鈴の響きが伝わり、もう片方は鬼太郎の唇に吸い付かれる。
 「んんっ・・・ふぁ・・・」
やはり鈴は一つだけでよかったと、舌先で赤いつぼみを転がしながら思う。
思わず仰け反って背を反らしても、鬼太郎の立てた膝に支えられて引き戻された。
 「ほら・・・もっと鳴らしてみせてよ」
今にも力の抜けそうな細腰に手を沿え、己の強張りへと引き寄せる。
猫娘は口元の布枷をぐっと噛み締め、鬼太郎の根元を掴んだ。
 「ンッ・・・ううっ」
先端が秘唇に誘われ、鬼太郎の呻きが漏れる。
温かな泉に少しづつ呑み込まれていく甘美な感触がゾクゾクと背筋を走り、
鬼太郎は堪らず猫娘の肩を抱き寄せて奥まで引き下ろした。
 「んっんんーーー!」
チリリンと鈴が鳴る。
それからは堰を切ったように激しい鈴の音が忙しなく鳴り響いた。
貫き上げられるたびに猫娘のくぐもった嬌声が漏れて、縋りついた鬼太郎の肩には
猫娘の爪跡が深く刻まれていく。
 「んっ、んっ・・・んんっ、んぅ・・・んんんっ!」
熱い楔に掻き混ざられるような性交の途中、鬼太郎はぐいっと肩を突き押して、
自ら腰を揺らめかせる猫娘の痴態をじっと凝視した。
150『頑張る雪姫ちゃん』-12 ◆NECOkE/60g :2007/11/03(土) 01:39:05 ID:v7hA0R2x

チリン・・・
舐めるような鬼太郎の視線に、猫娘の蠢きが止まる。
律動が止まっても互いの絡み合う部分はひくひくと戦慄いて、その身に宿る淫らな
情欲を隠し切れはしない。
 「・・・人間界に住む・・・なんて、無理だろう・・・?」
浅く息をついたまま、猫娘はがくがくと頷く。
 「こんなに体を疼かせて・・・、発情期にはどうするつもりだったんだい?」
 「ん・・・ふ・・・っ」
チリリンと鈴を弾かれ、先端から響く甘い感触に猫娘は身悶えた。
 「きみの発情を癒せるのは・・・誰だい・・・?」
朦朧とした意識の中、猫娘は答えた。
 「・・・ふっ・・・ふぉ・・・う」
 「うん?誰だい」
口元の枷を下唇まで引き下げると、猫娘の震える唇がもう一度その名を呼ぶ。
 「きた・・・ろう・・・」
 「えっ?」
 「き・・・鬼太郎さん・・・だけよ・・・。鬼太郎じゃなきゃ・・・だめ・・・なの・・・っ」
懇願するように猫娘がそう言えば、鬼太郎は満足そうに微笑む。
 「・・・そうさ」
片足を肩に担ぎ上げ、バランスを失った猫娘を組み敷く。
 「あんっ!」
 「おれから離れるなんて・・・できやしないだろ・・・?」
両手で顔をはさみ、目を逸らすことも許さない。
鬼太郎らしからぬ強固な態度は、その内に僅かばかりの不安を秘めている故のこと。
発情に身悶えし、熱い火照りに瞳を潤ませたまま、がくがくと頷く。
身も心も鬼太郎から離れることなどできないのだと、また思い知る。
 「んっ・・・ウン・・・」
 「・・・解ってるなら・・・いいん、だ」
緩んだ布枷を解かれ、慌てて口を覆う。
しかしその手はすぐに弾かれて、鬼太郎の唇が寄せられた。
 「んっ!んんんっ、うんんんーーーっ!」
鬼太郎の腰が波打ち、強張りが激しく膣道を前後する。
貫かれるたびに溢れ出た秘液が潤滑油となって抽迭を助けた。
 「んっんん、んっ、んむ・・・ぁん!んんっ・・んふっ」
胸板に押し潰されて鈴の音が鳴り止めば、密着したままで行き来する
粘着質な激しい水音が響き出す。
肩に抱え上げられていた足が解かれても、その足は鬼太郎の腰に絡みついたまま。
前後する律動の波に揺られて、悲鳴に近い猫娘の嬌声があがった。
 「んーーーーーっ!」
痙攣した肉襞が鬼太郎の肉欲をきつく締め上げる。
背筋にはびくびくと快楽が走ったが、鬼太郎は顎下を筋張らせながらも耐えた。
発情期の猫娘の身を満足させるためには、猫娘につき合って達していたらきりがない。
夜は長い。
射精を堪えて息を逃がすと、陰嚢の奥にずんと重い感覚が響き、射精感とは違う
別の甘い快楽が広がった。
塞がれていた唇が離れると、荒い呼吸が降りる。
 「・・・きたろぉ・・・」
切なげな声とは裏腹に、その瞳は欲情に満ちた発情期の雌の眼をしている。
身も心も鬼太郎を求めて止まないのだと、また思い知らされる。
 「ねぇぇ・・もっと・・・」
 「・・・ああ・・・解ってる」
再び手拭いを掴み、猫娘の口に枷をする。
一度身を起こして硬くそそり立ったままのものを抜き取ると、猫娘の蜜が溢れ出て
その腿から伝い落ちる。
 「ん・・・」
熱い肌から離された感覚に不安がる猫娘を見下ろしながら、その腰を掴んで
今度はうつ伏せにさせた。
151『頑張る雪姫ちゃん』-13 ◆NECOkE/60g :2007/11/03(土) 01:40:12 ID:v7hA0R2x

 「離さないよ・・・」
耳元で囁かれた言葉にぴくりと反応して、猫娘の尻が突きあがる。
繋がり合うべき凹凸を求めて、桃尻が淫猥に弧を描いて擦り寄ってきた。
鬼太郎は満足そうに鼻を鳴らし、充分過ぎるほどの蜜に覆われた双丘を掴み開いて、
後ろから肉壷を貫いた。
 「んんんっ、くっ・・・ふぁ・・・んっ!」
猫娘の背筋が一本の線を引いたように反れて、片乳に繋がれた鈴がまた
チリンと音を立てる。
両手を背後に引き掴まれて、開いた胸からは激しい律動に合わせて、
忙しない金属音が耳を突く。
連続的な鈴の音に弾かれたように、外の雪姫は我に返った。
室内ではいつ終わるともしれぬ営みが続けられている。
 「・・・」
雪姫は息を殺してその場を退き、激しく鳴り続ける鈴の音から逃げるように、
ゲゲゲハウスへと戻って行った。


あれは夢だったのだろうか。それにしては生々しい夢だった。
目覚めればいつもの朝、猫娘の姿はやはりなく、兄・鬼太郎はといえば、
いつものように高いびきを立てて寝入っていた。
釈然としない気分で早めに帰宅すると、昼下がりのゲゲゲハウスの下には、
色とりどりの洗濯物が風になびいていた。
 「ただいまー・・・?」
遅寝した分洗濯に精を出したのだろうか。兄の行動はいつも読めない。
よくよく見れば雪姫の下着まで干されている。
 「もうっ!これは自分でやるから触らないでっていったじゃない、兄さん・・・!」
風にはためくシーツを捲り上げると、驚いた顔で振り返ったのは猫娘だった。
 「ね・猫娘姉さん!」
 「おかえり、雪姫ちゃん」
それはこっちの科白だが、それより何より戻ってきてくれたことが嬉しくて、
雪姫はもう一度「ただいま」と返事した。
まるでこの半月がなかったことのように猫娘がそこにいて、洗濯物が乾くのを
心待ちにしている。
 「夕飯はなあに?」
 「ふふふっ・・・それは鬼太郎さんの腕次第ね」
また川釣りに出ているのだろう。雪姫はあまり期待できないと思ったが、
猫娘は鬼太郎の腕を信じて大きな魚を煮るか焼くかを迷っていた。
隣に並んで腰掛けると、心を読むまでもなく猫娘の幸せな気分が伝わってきた。
巨大な獲物を引っさげて鬼太郎が帰ってくるだろう道を眺めながら、
猫娘はずっとここで待っていたのだろう。
 「いい天気ね」
 「うん」
言われて気付く。外は秋晴れで空は高く、どこまでも澄んだ青空だった。
こんなふうに空を見上げたのも久しぶりのように思えて、雪姫の心までも
霧が晴れたような気がしてくる。
晴れ晴れとした気分で見上げている・・・と。
ある音が耳元を掠めた。
152『頑張る雪姫ちゃん』-14 ◆NECOkE/60g :2007/11/03(土) 01:41:21 ID:v7hA0R2x

チリーン・・・
鈴の音にびくりと反応する。恐る恐る目を向けるとその音は猫娘の胸元に
しまわれた、手鏡の柄にぶらさがる鈴飾りの音だった。
猫娘はその視線に気付き、困ったような笑顔を向ける。。
 「ねえ・・・雪姫ちゃん」
 「・・・何?」
 「昨夜、見てたでしょう」
この青空の下で何を言い出すのかと、雪姫はぎょっとした。
やはりあれは夢などではなかったのだ。
 「えっ・・・あ・・・あ、それは・・・あのっ」
兄妹揃って嘘は下手だ。猫娘はくすくすと笑い出す。
 「ごめんなさい!」
 「ううん謝ることないのよ。それに・・・あれは」
どう伝えたらいいのか迷って猫娘は俯いた。
 「・・・あたし・・・難しいことはよく解らないから、うまく言えないんだけどね。
 あれは・・・そういうんじゃないのよ。鬼太郎さんを誤解しないであげてね?」
何がどうであるかなど、雪姫のほうこそ解りようがない。
ただじっと黙ったままで猫娘の言葉に耳を傾けた。
 「ほら、あたしは猫妖怪じゃない?あたしの中にはまだ猫属の本能が抜けなくて、
 年に数回、あんなふうになっちゃう時があるのよ。発情期・・・っていうんだけど」
 「・・・うん」
目の当たりにしてよく解った。あれは発情期の猫の鳴き声だった。
女である雪姫まで妙な気持ちに陥るような、甘い甘い声が今も耳を離れない。
 「でもあたしは猫じゃないわけだし・・・体つきもこんななりでしょ?かといって
 他の妖怪たちでも猫と同じで・・・その・・・いろいろとサイズが合わないし・・・
 人間だと、その・・・精力が足りない・・・っていうか。いろいろとあってね」
 「・・・そんな生々しいこと・・・言わないでよぅ・・・っ」
 「あら・・・ごめんなさい」
顔を上げればあの赤い唇が・・・
しなやかなその手が・・・
浴衣に包まれたその下の肢体が・・・
いろいろと思い出してしまい、目も合わせられなくなってしまう。
 「とにかく、違うのよ。鬼太郎さんは困ってる人を放っておけない人でしょう?
 だから・・・あれもそういうことなの。あたしが困ってるから助けてくれてるのよ」
肩を竦めて困ったような笑顔を見せる。
 「鬼太郎さんはいやらしい人じゃないから、誤解しないで?あたしのせいなの・・・」
今まで通り尊敬する兄だと思っていて欲しいと猫娘は言う。
けれど雪姫にとって鬼太郎は既に尊敬すべきほどの兄でもなかった。
 「誤解なんかしてないけど・・・でも」
本当にそんな医者と患者のようにドライな関係なのだろうか?
確かに初めてみた鬼太郎の欲情した姿を前に、雪姫も混乱してはいたが、
あの夜の兄はいつもの兄とは人が違っていた。
あの顔はきっと猫娘にしか見せない顔なのだろう。
 「だ・か・ら♪お嫁さん探しは続行して?」
 「は?何言ってるの猫娘姉さん、私は猫娘さんに・・・」
 「だからそれは違うんだってば。あれは違うの、そんなんじゃないのよ」
こうして毎日を共に過ごして、
ああして体まで重ねて、
互いに好きだとは思いあっているというのに、何がどう違うというのだろう。
雪姫は首を傾げる。
 「もし人間界でいい人がいたら、紹介してあげて?」
しかしそれが男女の間にある機微というものなのだろうか。
153『頑張る雪姫ちゃん』-15 ◆NECOkE/60g :2007/11/03(土) 01:42:59 ID:v7hA0R2x

『あまり人の心を盗みみて、揺さぶられるのはやめたらどうだい?』
鬼太郎の言葉はいつも正しい。
思い出して、雪姫はうんと頷いた。
 「ね?鬼太郎さんは人間の娘に弱いんだから・・・」
 「えっ違うよ、そんなことしないよ!そうじゃなくって」
 「誰が弱いって?」
洗濯物を分けて鬼太郎が顔を出す。
 「あら鬼太郎さんおかえりなさい」
 「うん・・・。雪姫、早かったじゃないか」
 「うん今日は部活休みだったし・・・」
猫娘を前にしても鬼太郎の様子は別段変わりはない。
昨夜あったことは、それほど日常に溶け込んだ行為だったのだろうか、
気まずい空気のひとつも感じ取れないくらい、平常だった。
 「お魚はどうだった?」
 「うーん・・・今日は野菜の煮物が食べたいな・・・」
釣果をごまかして大根を差し出すと、猫娘は嬉しそうに目を細めた。
 「いい大根ねー。そろそろ夜も冷えるから風呂吹き大根にしようかな」
 「そうだね」
マイペースな二人の姿を前に、雪姫は自分ばかり慌てていたことが馬鹿馬鹿しく
なっていた。


<続>
無駄に長くなってスマソ
また今度後日談投下します
154名無しさん@ピンキー:2007/11/03(土) 07:40:03 ID:tKUD1XQ6
GJ
続き待ってます!
155名無しさん@ピンキー:2007/11/03(土) 08:58:40 ID:h8q9kfIV
____
   ( G J!!!)
 ̄ ̄ν
/ ̄ ̄ ̄ヽ/
  /ノ\(◎)々ヽ
  ||/)ヽ |
  ||^ | /
   \しノ///
 Л⌒></`ヽ
/ `⊃〇γ ]
/  ̄_ゝ\ /
ヽ_/`ヽノ`ノ
| 〇`´ゝ
  | ヽ∧ノ´
論_Y___|
|υ|υ/
   ( | | )
/ y]/y 」
EニヨEニヨ

ずれたらごめんなさい…
156名無しさん@ピンキー:2007/11/03(土) 09:14:14 ID:h8q9kfIV


        
   / ̄ ̄ ̄ヽ/
   /ノ\(◎)々ヽ
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    \しノ// /
 Л⌒></`ヽ
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| 〇`´ゝ
   | ヽ∧ノ´
論_Y___|
|υ|υ/
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/ y]/y 」
EニヨEニヨ

G Jです…
157名無しさん@ピンキー:2007/11/03(土) 12:44:32 ID:d6V4P/mp
GJ! GJ! 原作風の投下は実に新鮮です。
アニメ版とは違う男臭さ漂う鬼太郎がいい(*´Д`*)
猫娘の浴衣姿なんて、ちらちらと踝や胸元が見えるのかと思うとそれだけで萌え。
続き、全裸でお待ちしてます。
158名無しさん@ピンキー:2007/11/03(土) 15:31:54 ID:qTYBSqew
GJー!!!
原作風でしかも雪姫ちゃんまでいて猫娘が普段から浴衣で
萌えポイントグリグリ押さえまくられて大変ですたフハッ!
続きも楽しみにしてます!
15912:2007/11/03(土) 23:11:11 ID:L3pT8Y9z
盆助流乃。
仏国から帰ってきました12です。
投下遅くなって申し訳ない。今週中には何とかします。
160名無しさん@ピンキー:2007/11/03(土) 23:49:27 ID:n2wZLmQI
そろそろ猫娘の花嫁修行の成果を見せてくれないか
161名無しさん@ピンキー:2007/11/04(日) 09:32:01 ID:n7zKcHQx
+   +
  ∧_∧  +
 (0゚・∀・)   wktk
 (0゚∪ ∪ +
 と__)__) +
162名無しさん@ピンキー:2007/11/04(日) 19:06:26 ID:XWN+pIGV
原作風(・∀・)イイ!!
163名無しさん@ピンキー:2007/11/04(日) 21:40:23 ID:jxyEdreO
今日の放送分
キノコは「間に合ってる」発言に萌え
確かに間に合ってるつか腹いっぱいだろうなあww
164名無しさん@ピンキー:2007/11/05(月) 10:16:52 ID:gvqZrjRc
ネコ娘の足に興味を示さないあまめはぎの代わりに、
鬼太郎か蒼兄さんが舐め回してネコ娘悶えさすネタ希望。
165名無しさん@ピンキー:2007/11/06(火) 21:55:21 ID:3yfT+x9L
逆に、ネコタソの猫舌攻めされて悶える蒼さん想像しちゃったジャマイカ
166名無しさん@ピンキー:2007/11/07(水) 12:13:29 ID:C8hkJgIK
ザラザラヒラヒラした猫舌責め(・∀・)イイ
年の差カップルの蒼さんをイカせる猫ちゃんに期待
じゃぁ、連載中のネ申や他のネ申が降臨されるまでの暇つぶしに
蒼さんが舌攻めされる小ネタを思いついたので一発投下
本番は無しと言うか、事後のイチャコラブラブで
期待はしないで、ドゾー

♥ 猫舌で蒼さんを舐め舐めしちゃうん da にゃんの巻 ♥

互いの意識ばかりでなく肉体すらも溶け合うような行為の後
その激しさの余韻に浸りつつ、蒼坊主は猫娘に腕枕をし
ネコ娘は蒼坊主の胸板に額を寄せて、まだ全身に残る熱に浮かされながら指先を遊ばせる。

自分とは異なる蒼坊主のがっしりとした体に其の身を包まれると、何故かとても安心できた。
汗ばんだ互いの肌が触れると心地よく、ネコ娘は身を寄せると其の胸元に口付ける。
その際、滑らせた手の指先に当たる突起に気がついて、悪戯心が湧く。
何時も蒼坊主が自分にするように、蒼坊主のソレを口に含み薄い舌で舐め上げた。

「…うぉっ、ネ、ネコちゃん?!」

ネコ娘特有の猫舌は、ざらざらとしていて其の不思議な感触に蒼坊主は堪らず声を上げた。
其の声に、仕掛けたネコ娘もまた驚いていた。

「もしかして…蒼さんも此処…感じる?」
「えっ?」

ネコ娘は吸い付いたほうとは反対側の、最初に指先で触れた突起を指で弄り、
好奇心旺盛な小猫のような目で蒼坊主を仰ぎ見みると、
ネコ娘の思いがけない悪戯に頬を赤くした蒼坊主が居た。

其の表情に、ネコ娘は胸をキュン♥と締め付けられる。
悪戯心が益々刺激され、再び胸に口付けるとサリサリと舐め上げる。

「んふっ…」
「ふっ・・・ちょ、ネコちゃん!ちょっとタンマ!!」

蒼坊主は其の擽ったさに堪らなくなり、飛び起きると
ネコ娘の肩を掴んで上半身を離す。
あまりの剣幕にネコ娘は驚いて目大きく見開いたが、
フーフーと息荒く、頬を赤く染めた蒼坊主の慌てる姿は
ネコ娘の胸をキュンキュンと刺激しまくる。

(―――どうしよう、蒼さんってば、なんだか凄く…カワイイ♥)

始めて見る蒼坊主のうろたえる様子に、気がつけばネコ娘は抱きつき
額に口付けの雨を降らせていた。
蒼坊主の顔には、ネコ娘の胸が押し付けられる。
まだ女性として完全に成熟していないネコ娘の愛らしい膨らみは
女性独特の柔らかさの中に、子供特有の柔らかさを感じさせ
蒼坊主はなんだか居た堪れない気持ちにさせられ
ネコ娘の腕が緩んだすきに後退りした。
理由は解らないが思わず逃げてしまった。

「…」

置いてけぼりにされて、一瞬ぽかんとした様子の猫娘だったが
八の字に下がった眉毛、口を一文字に噤んだ蒼坊主に
なんとも家ヌコ悪魔的な笑みを浮かべると、四つん這いになって
猫が歩くような動作で蒼坊主との間を詰めようとするが
蒼坊主もまた、その間を空けようとして後退りする。

事後での事、布団から出れば互いは生まれたままの姿で
特にネコ娘は四つん這いの姿では、その胸が重力に引かれ
小首をかしげながら両腕の幅を狭めると、胸がきゅっと押し上げられる。
少女の胸は蒼坊主の唇で、手の中で有象無象に形を変えさせ
何度も愛したことのある場所であったが、
何時も見るよりも違った形状に直視するのも妙な気恥ずかしさに襲われた。

それは何時もの初心な恥じらいを見せるネコ娘とはまったく異なった表情の
…口元をチロリと舐めあげる紅い舌
まるで獲物でも狙うような瞳
いや、逃れられぬ獲物を楽しむ瞳に見つめられ、
気恥ずかしさは更に煽られる

しかし、狭い部屋での事。
蒼坊主は直ぐに壁際に追い詰められ、逃げ場が無い様子にネコ娘は目を細めると
膝立ちになり、座ったままの蒼坊主の上を跨ぐ。

「ネ・ネコちゃん…」

ネコ娘を見上げる蒼坊主の瞳にはどこか怯えた様子が感じ取れて
猫の捕食者としての本能が擽られる。

「…蒼さん、カワイイ♥」

両手で蒼坊主の頬を捉えると、唇から覗かせた赤い舌を
彼の鎖された額の目に這わせ、チュと音を立てて口付ける。
額の瞳に口付けられた事はあっても、初めて舐められる感触に
背筋がぞくぞくっとした。

「…やべ、ネコちゃん…俺、其処弱いわ。」
「じゃぁこっちは?」

どこか熱のこもった声で蒼坊主が呟くと、
ネコ娘は其の頭を抱き寄せて、今度は其の額の角を咥えた。
ピチャピチャと音を立てながら、サリサリとした感触が伝わり
身体から抜けかかっていた熱が再び全身を侵し
理性が吹っ飛びそうだ。

「…うっ。」
「こっちの方が感じる?」

ネコ娘に引き寄せられると胸が顔に当たり、其の肌から香る甘い香りに目眩しそうで、
絶えず額の目と角にはネコ娘の薄い舌が、柔らかな唇が這う。
逃げられず押し寄せてくる快感の波に、放り出していた手は縋るものを探して
ネコ娘の細腰を掴んだ。

「にゃぁんっ♥」

猫娘もまた蒼坊主と同じく、身体に再び熱が灯っていたのであろう
内股には互いの交じり合ったものを洗い流すかのように
新しい蜜が伝い落ちる。
触れた肌は熱く、敏感になっていたようで、
口から漏れた嬌声に、理性が完全にとんだ。

「ネ、ネコちゃーん!!」
「にゃ、蒼さんっ?!」

蒼坊主はガバリと起き上がり、ネコ娘を押し倒すと其の上に覆いかぶさった。
普段の蒼さんもとても素敵だけれど
理性が飛んだ蒼さんも、それはソレで…とても良かった―――と、
ネコ娘は後に語っている。

余談だが、猫娘に額にキスマークをつけられまくった蒼坊主は
其の痕が消えるまで、人前で笠が外す事が出来なくて
とても苦労した…らしい。

糸冬
170名無しさん@ピンキー:2007/11/08(木) 22:39:40 ID:022ivOo+
獲物を狙うヌコタソGJ
171名無しさん@ピンキー:2007/11/09(金) 00:15:54 ID:X61Su8RA
へたれ受け状態な蒼兄さん乙
172419:2007/11/09(金) 01:11:43 ID:aOXHsBcX
蒼さんGJです。
ご奉仕だにゃん は週末めどでがんばります。
遅くてすみません。
173名無しさん@ピンキー:2007/11/09(金) 22:07:06 ID:R5nswf6E
               +   + +     +   +
                ∧_∧  ∧_∧ ∧_∧  +
                  (0゚・∀・) (0゚・∀・) (0゚・∀・) ワクワクテカテカ  +
               oノ∧つ⊂) ∧つ⊂) ∧つ⊂)    +            +
.       ∧_∧   ( (0゚・∀・) (0゚・∀・) (0゚・∀・)       +    +
       ( ;´Д`)  oノ∧つ⊂)∧つ⊂) ∧つ⊂)  +            ∧_∧     +
  -=≡  /    ヽ   ( (0゚・∀・)(0゚・∀・)(0゚・∀・)   ワクワクテカテカ    (0゚・∀・) ワクワク
.      /| |   |. |  oノ∧つ⊂) ∧つ⊂) ∧つ⊂)             oノ∧つ⊂)
 -=≡ /. \ヽ/\\_( (0゚・∀・) (0゚・∀・) (0゚・∀・)   +         ( (0゚・∀・) テカテカ
    /    ヽ⌒)==ヽ_)=∧つ⊂) ∧つ⊂) ∧つ⊂)        ∧_∧ oノ∧つ⊂)  +
-=   / /⌒\.\ ||  ||(0゚・∀・)(0゚・∀・)(0゚・∀・)ワクワクテカテカ( ´・ω・)  (0゚・∀・) ワクワクテカテカ
  / /    > )| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|     /ヽ○==○ (0゚∪ ∪    +
 / /     / / .|______________| -=≡ /  ||_ ||_ と__)__)
 し'     (_つ  ̄(_)) ̄ (.)) ̄ ̄ ̄ ̄ (_)) ̄(.)) ̄    し' ̄(_)) ̄ ̄ ̄ ̄(_)) ̄(_))
174名無しさん@ピンキー:2007/11/09(金) 22:56:41 ID:P8ai3wcH
>167
毛目玉神乙です!
また今度四部アマンアマン読ませて貰えたら嬉しい
いつまでもお待ちしてます
175名無しさん@ピンキー:2007/11/09(金) 23:48:04 ID:tTpsYaxV
毛目玉氏本当にいつもGJです!!
そして自分も>>174氏に禿同であります。あなたの書かれる4期作大好きなんです。
176名無しさん@ピンキー:2007/11/11(日) 23:59:21 ID:ODPDkXrI
鬼太郎×ミウも良いんじゃね?
177名無しさん@ピンキー:2007/11/12(月) 00:58:16 ID:mmPD7DIK
EDでかわうそがアマビエにボコボコにされてたなw
12氏の続編楽しみ
178名無しさん@ピンキー:2007/11/12(月) 20:40:06 ID:d59cYHRv
昨日の内容でなら鬼太郎×ネコで出発前夜って感じのもいいなあ・・・
>174-175、ありがとうノシ
現在彼らは脳内でこんな感じでイチャコラ中
tu-ka、人違いじゃね?!と、gkblしつつ、返信を待たずに投下。

今月発売の第4シリーズのDVD化を祝い、小ネタ妄想したのでドゾー

妖怪会議前夜祭ネタ含む
鬼太郎とねこ娘は何時でもラブラブ
本番は無し、エロはほぼ皆無だけど許されて
誤字脱字は気にしない(゚∀゚)!

暦の上では立冬を過ぎ、ゲゲゲの森でも冷たい風が吹くようになった。
温暖化の影響の所為か、まだまだ雨が降っても雪に変ることはなかったが、
一雨ごとに冷え混むようになり、目玉の親父の風呂の湯を沸かす回数も増えた。
今日も火にかけられたヤカンがシュンシュンと白い蒸気を吐き出して吐いたが、
茶碗には目玉の親父の姿は無く、その代わりに落ち着いた色合いで統一されたゲゲゲハウス内では
とても目を引くピンク色の衣を着た少女が座っている。

前屈みに背を丸めている様子で、よく見れば床にはもう一人…少年が寝転がっていた。

「あ、すっごいおっきいのがある。鬼太郎一寸じっとしててね。」

正座した膝の上に少年の頭を乗せ、手に持っているのは先端に白い綿毛をつけたミミカキだった。
方耳を少女の膝に付けた少年は、隻眼を伏せてとても気持ちよさそうにしている。
少女は少年にしてはやや長めの髪を手で書き上げ、
外気に晒した耳の穴の中を覗き込んではミミカキの棒を操と、
その動きにあわせて先端の綿毛がふわりふわりと揺れた。

「鬼太郎、耳掃除小まめにしてる?
 耳もちゃーんと綺麗にしておかないと
 詰まって音が良く聞こえなくなっちゃうよ?」
「そうなのかい?それじゃぁ、時々頼むよ。」

そう応えると、上を向いている片手を伸ばし、ねこ娘の膝頭を手で包んで軽く撫で擦る。

「え…、あたしがやらなくても自分で出来るよ。
 お風呂上りなんかは、耳掃除しやすいけど…?」
「へぇ…でも、僕は出来たら、自分じゃなくって
 ”ねこ娘”にやって欲しいのだけれど…イヤかい?僕の耳掃除。」
「イヤ…じゃない…よ?き、鬼太郎がそう言うなら…。」
「ありがとう。ねこ娘はとても上手だからね、嬉しいな。」
「…ほんとう?」

頭の後ろから聞こえる彼女の声で、顔は見ずともどんな表情をしているのかは大体予想がつく。
「本当だよ。」と答えれば、彼女はきっと愛らしい頬を赤く染め、
嬉しそうに目を細めるのだろう。
ねこ娘の顔を想像して、鬼太郎は「ふふっ」と笑う。

ねこ娘は掻いた耳垢をティッシュで拭い、仕上げでふっと耳に息を拭きかける。
彼女は無意識だろうが、耳を撫でる擽ったさが胸の内で熱に変るのを感じた。

「はい、できました。今度は反対の耳ね。」
「あんまり気持ちがいいから、眠りそうだったよ。」

そう言って鬼太郎は、触れていたねこ娘の膝から手を放すとゴロリと身体を反転する。
先ほどはねこ娘の腹に後頭部を向けて寝転がっていたが、
今度はねこ娘の腹に顔を向けるような感じになり、視界はピンクの布に覆われた。

「にゃっ、鬼太郎。それじゃあたしのお腹しか見えないでしょ?」
「どうせ目は瞑っているから変らないよ。」
「そう?」

ねこ娘は、髪をかき上げ耳を露にしたが、
こちらを向かれていると、鬼太郎の表情が覗き見えてしまいなんだかやりにくい。
心なしか鬼太郎の呼吸がピンクのワンピースの布地を抜けて、直接肌に伝わってくるように感じた。

(少し、やりにくいかな…)

とは思ったが、鬼太郎の瞳は閉じたままだ。
再び耳の中を覗いて、ミミカキを始めれば直ぐにやりにくさは直ぐに忘れる。
鬼太郎は膝枕の心地よさにうとうとしつつ、頬にふれるねこ娘の服や、
顔に感じる気配に薄目を開けて覗き見た。
時々、視界はピンク色に奪われるが合間に見えるねこ娘の表情がとても一生懸命で、
自分だけに許された視界に、自然と口端が上がってしまう。

見えるもの全てがねこ娘のもの。
流石に触れるもの全てとは行かないけれど、頭部を置いた膝枕の心地よさに酔いしれながら、触れる手や指先の感触をも楽しむ。
今、頬が触れている位置が腿ならば、このまま顔を埋めてみたら三角地帯に届くだろうか?
欲望に駆られつつ、鼻先をワンピースの布地に中てて、ねこ娘の香りを吸い込んだ。

この向きならば、スカートの裾に手を忍ばせて桃尻に回すことも可能だと、邪な想いを走らせると
再びふっと耳に息を吹き掛けられて、驚きに目を開ける。

「はい、綺麗になったよ。」
「ありがとう。」

チャンスを逃してしまった鬼太郎がお礼を言って見上げると、ねこ娘が微笑む。

「ねぇ、もう少しこのままでいいかな?」
「何が?」
「膝枕…」

大きなどんぐり眼に見つめられていると、吸い込まれてしまいそうだ。
大好きな瞳に見つめられて、ねこ娘は頬を赤らめ”うん”と頷く。
鬼太郎は仰向けになると、視線はねこ娘を捕らえたまま、にっこりと微笑んだ。

「足が痺れそうになったら言ってね?」
「う、うん…ね、鬼太郎。
 そういえばもう時期あたし達のDVD、でるね。」
「ああ、今月だっけ。早いなぁ。」

「もう、鬼太郎ったら…自分の事なのに。劇場版出たときも、そんなだったし。」

自分の事なのに、あまり関心を示さない鬼太郎にねこ娘はくすくすと笑う。

「そうかい?じゃぁねこ娘は、自分のジャケットの事…どう思う?」
「あたしのジャケット?」
「ああ、今年の妖怪会議ではずいぶんネタにされたようだよ。
 僕がメイド姿の君が一番気になる様だ…ってね。」

「えぇっ、そんな放し有ったの?!」
「あったよ。君のメイド姿は先駆けてるとかね。」
「やだぁ…」
「僕も、ラクサシャや言霊使いの回で普段と違う君の姿は見てたけど
 地獄流しの回は直接見れなかったからね。
 それでつい視線が行ってしまったと思うんだけど
 一部、二部で2回も話題にされたときは参ったよ。」
「…鬼太郎、恥ずかしかった?」
「いや、見て無いんだから見たいに決まっているじゃないか。
 興味が無い見ず知らずの女の子ならともかく、
 好きな女の子のを見たいと言うのは、当然の欲求だと思うんだけれども…
 それを変な風に扱われたのが一寸ね。
 でも、ねこ娘のメイド姿、とても可愛かったよ。
 …放映当事直に見れなかったのが凄く残念だったな。」

鬼太郎は、ねこ娘の瞳を見据えたまま淡々と語った。
逆にねこ娘のほうが恥ずかしくなってしまい、視線を外す。

「や、やだ。鬼太郎ったら。」
「メイド姿も…DVDになるんだよね。それが少し心配…かな?」
「どうして?」
「意外と知らない人も居たみたいからね。
 君のメイド姿を見て、邪な輩が増えないか案じているんだよ。」
「うふふ、そんな心配しなくっても大丈夫だよぉ。」
「そうかなぁ…今は色々な趣向の人間が居るらしいからね。
 ベアードもロリコン征伐に忙しいって噂だよ?
 それに、僕はいっその事、ねこ娘ハーレムジャケットには
 ”ねこ娘は僕のもの”って印字してもらえばよかったと
 後悔しているぐらいなんだ。」

「そ・そんな事…!!そんな事しなくったって
 あたしは…誰より鬼太郎が一番、だよ?」

ねこ娘は頭を下げると、チュと鬼太郎の頬に口付ける。
一瞬鬼太郎のどんぐり眼は大きく見開かれ、
ねこ娘の唇が触れた場所に手を置いたまま動きを止めると、表情が緩む。

「…ありがとう。僕にとってもねこ娘が一番、だよ。
 だからこそ、君の可愛い姿を独り占めにしておきたいんだけどね。」

くすくすと微笑みながら鬼太郎は、ねこ娘の手を握った。
鬼太郎の言葉に、ねこ娘は身体を硬直させ、耳まで頬を赤く染め上げる。
その様子に、我慢できなくなった鬼太郎は、そっと身を起こして唇を奪うとその場に押し倒す。

「でも、ねこ娘が態々DVDの事を話題にするなんて、お祝いでもしてくれるのかい?」
「え、お祝い?鬼太郎何か欲しいものでもあるの…?」
「うん、今直ぐ食べちゃいたいぐらいだよ。」

鬼太郎は組み敷いたねこ娘に再び口付けると、抱き上げた。

「にゃっ…?!」

抱き上げられたねこ娘は、木の葉の布団に連れてこられると、
漸く言葉の意味を解し、鬼太郎のチャンチャンコを握り締めたまま硬直する。
優しい瞳に見つめられ、目を刷らす事も出来ず、
アーモンド形の瞳を潤ませたねこ娘の瞳孔は自然と細長くなった。
鬼太郎は、木の葉の布団にかけると、腕の中のプレゼントをどう解き解すかを考えながら
楽しそうに首筋へ、頬へと口付けを落としていく。

「お祝いしてくれるんだろう?
 だから僕もいっぱいお返ししなくっちゃね。
 僕の熱いの…たくさんご馳走するよ?」

二人っきりのDVD発売祝いは、何時に無くスペシャルだったらしい。

糸冬
183名無しさん@ピンキー:2007/11/12(月) 23:46:26 ID:1p3qsKuc
ログ倉庫の絵板もスペシャル無いでしょうか?
184名無しさん@ピンキー:2007/11/13(火) 14:58:18 ID:WVZNRBPc
>>183
「通りすがり」の職人さんの復帰を期待すッか?
この板を見られてたらの話だが
185名無しさん@ピンキー:2007/11/13(火) 22:58:20 ID:iA2fmFMx
ほのぼの耳かき萌え〜キタワァ*・゜゚・*:.。..。.:*・゜(n‘∀‘)η゚・*:.。. .。.:*・゜゚・* !!!!!
即座に投下乙です!アマンアマンSSありがd
186名無しさん@ピンキー:2007/11/14(水) 22:33:19 ID:9mKFGB+u
>ベアードもロリコン征伐に忙しいって噂だよ?
禿ワロタ
187名無しさん@ピンキー:2007/11/14(水) 23:26:02 ID:03EWil/r
GJ! DVD発売直前に嬉しい投下乙!
ベアード様は五期の方でさぞ忙しいのでしょうなwww
188名無しさん@ピンキー:2007/11/15(木) 00:46:10 ID:alhUF1ei
傘化けは輪姦(まわ)すのも、輪姦(まわ)されるのも得意って言ってたなあ…
189名無しさん@ピンキー:2007/11/15(木) 05:58:48 ID:od6/lM0C
読後感の良い毛目玉ネ申のSS大好きだー!
うまく※できないけどいつまでもこのスレを見守っていて欲しい
気が向いたら甘々でしあわせなSSを投下して貰えたらしあわせですっ
190796 ◆lOl9.3Jh5I :2007/11/16(金) 00:12:02 ID:MKZzgNgw
毛目玉神の蒼坊主×ネコ娘や四期鬼太郎×ねこ娘の、
可愛いラブラブアマンアマンの後でアレですが、また根暗な話を投下。

33話はおもいっきり鬼太郎×ミウという噂を聞いたので
その前に、>>173氏もネタをあげていた、出発前夜の五期鬼太郎×ネコ娘を。

191潜熱1/3(五期鬼太郎×ネコ娘) ◆lOl9.3Jh5I :2007/11/16(金) 00:14:06 ID:MKZzgNgw
 少しでも眠ろうと思っているのに眠れない。常日頃あれだけ微睡み過ごせるというのに、やはり緊張しているのか。
 鬼太郎は薄闇の中、天井を見上げる。あと数刻もしたら出陣で、その間に少しでも休もうと家に戻ってきたのだ。
目玉の親父は出立までに地獄の使いでもある五官王と話し込む為に、妖怪アパートに残っていた。
 目を閉じれば12年前の場景、赤子であったカイを抱いて気丈にも笑うミウの顔、そして物言いたげなネコ娘の姿が浮かんでは消えていく。

 余計な事を考えてはいけない、そう思いながらもそれらが振り払えない。場景の記憶があの時に感じた匂いすら甦らせる。
くすぶる煙の匂い、血の匂い、死の匂い、それらが無情に告げる己の無力さ。今度こそあんな場景を避けなければいけない。
 外で覚えのある気配がした。独特の足音の無さは相変わらずだが、普段のような軽やかさは無く、躊躇いながら階段を昇ってくるのが分かった。
 鬼太郎は目を閉じる。誰が来たかも分かってる、だが彼女の願いは聞き入れる事は出来ない。彼女の気持ちは嬉しくも、
彼女を護りきれる程に余裕は無い。彼女を失いたくないからこそ、彼女を置いていく。これを今生の別れとする気も無いのだから。
 かさり、と乾いた音がした。入り口の筵を避けてネコ娘が覗き込んできたのが分かりながら、鬼太郎は何も言わない。

 ネコ娘は鬼太郎が相変わらずのせんべい布団で横たわっているのを見ながら、それ以上足を踏み込めないでいた。
渡したい物は出陣の時に渡そうと思っていたので持ってきていない。
 自分勝手な約束を願いたかっただけで来ては彼の気を散らすだけではないか。
ネコ娘は小首を振ると、来た時と同じように足音も無く立ち去ろうと筵から手を離そうとした。
「君は連れて行かないと言っただろ?」
 薄闇の向こうから突き放すような物言いの鬼太郎の声が響く。
ネコ娘は筵から手を離せずに鬼太郎の姿を伺うと、ぎょろりと隻眼がこちらを向くのが分かった。

「……ごめん、起こしちゃった?」
「いいや、横になっていただけだから」
 鬼太郎が布団から身を起こした。薄闇の向こうで彼の目が光るのが見えるが、ネコ娘と視線を合わせようとはしない。
ネコ娘もそれが辛くて鬼太郎から眼を反らせる。
「ごめんね、もうすぐ出陣なのに気を散らせちゃって。帰るよ」
「いいさ、入っておいで」
 暫しの間を置いてネコ娘が中に入ってきた。密やかな足取りで近付いてきた彼女は、微妙な間合いを取って腰を下ろす。

 ネコ娘は鬼太郎の顔を見られずに正座をした膝に置いた自分の手ばかりを見ている。
鬼太郎もネコ娘の顔を見ずに、薄闇に浮かび上がるように見える白いネコ娘の手を見た。
「まだ諦めてなかったのかい?」
「…………ううん、連れて行ってなんて言わないから安心してよ、鬼太郎」
 少し掠れてはいるが静かなネコ娘の声。かつてであれば泣き叫び怒り狂っただろうに、彼女は静かだ。
ただその手が握り締められて震えるのが見える。

「だってあたし、弱いもの。分かってるから……足手まといになるって分かってるから、待ってる」
 ネコ娘は引きつった笑顔を浮かべて顔を上げた。だが鬼太郎はそんな彼女を見ずに視線を落としたままだった。
直視されぬ方が楽だという事に気付き、それを悲しく切なく思いながらもネコ娘は溢れそうになる涙を堪える。
「だから……必ず帰ってきて。待ってるから、信じてるから……お願い…………鬼太郎……」

 鬼太郎の返事は無い。
 約束も出来ぬ程の死闘となるのか、それほどに12年前も酷い戦いだったのか。約束も出来ぬのであれば、それ以上言葉が重ねられなかった。
ネコ娘は掌に爪が食い込む程に己の手を握り締めたが、無言で立ち上がる。
「出陣までまだ時間があるから、もう少し休んでいられるよ鬼太郎。邪魔してごめんね」
 鬼太郎に背を向けた瞬間、ネコ娘は腕を取られたかと思うと、鬼太郎の膝元に抱かれていた。
背後から抱きしめられ、ひやりとした鬼太郎の腕が自分を包むように回っている。
192潜熱2/3(五期鬼太郎×ネコ娘) ◆lOl9.3Jh5I :2007/11/16(金) 00:16:00 ID:MKZzgNgw
「…………鬼太郎」
 ネコ娘が鬼太郎の名を呟いても彼は無言のままだ。ただ抱きしめられる腕の力が強くなる。
 鬼太郎の手に自分の手を重ね、ネコ娘は涙が雫れそうなのを堪える為に固く眼を閉じた。
外から漏れ聞こえる虫の音に解け合うように互いの呼気が密やかに聞こえる。
 背中越しに仄かに聞こえる鬼太郎の鼓動は少し早い、それ以上に自分の鼓動がもっと早い事をネコ娘は意識する。
鬼太郎に抱きしめられる事は本当に嬉しいのに、今はこのひやりとした腕も慣れ親しんでしまった鼓動も物悲しい。
 鬼太郎の顎がネコ娘の肩に掛かり頬が寄せられた。さらりとした髪が触れ、鬼太郎の冷たい頬にネコ娘の温もりが伝わり二人の体温が混ざり合う。

「…………必ず帰ってくるから」
 耳元で小さく囁かれた言葉にネコ娘は頬を寄せたまま鬼太郎を見れば、自分を真っ直ぐに見る隻眼と視線が絡み合った。
 出陣が決まった時から一度も彼と視線が合わなかったのを思い出す。ただ視線が合う、それだけなのにそれが何よりも嬉しい。
 言葉は無くもその眼差しの強さは、その言葉に偽りが無いと教えてくれた。声も無く、ネコ娘は潤んだ瞳でただ頷く。
 互いの密やかな呼気が触れ合う。どちらかとも知れず唇を寄せ合えば、そのまま深い口付けとなり、互いの口腔を貪るように舌を絡め合った。
 鬼太郎は唇を離す事無くネコ娘を向き直るように抱き直し、そのまま布団の上に彼女を組み敷く。
掌に触れた彼女のか細い肩から、自分より高い彼女の体温が伝わる。

 残された時間も少なく、このような事をしている場合でもないと理解していても、腕の中で打ち震えながら自分に縋り付いてくる少女から
離れられない鬼太郎。またネコ娘も少年の冷たい体の奥にある熱が恋しくて、言葉にならぬ思いの代わりにただ彼に縋り付く。
 これが今生の別れではない。そうである事を信じ、願いながらも、互いが恋しく愛しく離れがたい。
 角度を変えながら唇を重ね、ぴちゃぴちゃと水音を立てながら舌を絡めれば、子猫が甘える様を連想させる様でネコ娘が小さく鼻を鳴らす。

 二人の息が荒くなり、時折離れて吐息を零しても、どちらかが再び唇を寄せて重ね合う。
その間にも鬼太郎の手が何時になく性急な様で、ネコ娘の上着をたくし上げて熱を帯び始めた素肌に触れた。
 留め具を外す手間も惜しむように半ば力尽くでブラジャーすらそのまま上へ引き上げてしまえば、白い胸元が薄闇に浮かび上がる。
 鬼太郎の顔が下りていき、ネコ娘の息づかいに合わせて上下する胸に口付けた。
掌に程よく収まる胸を弄び、既に堅く尖っている胸飾りを口に含めばネコ娘の声が弾ける。
深く息をすれば、彼女の肌から香り立つ甘い匂いが胸一杯に満たされる。

「んっ……ぁあっ…………きたろぉ…………鬼太郎ぉ…………」
 喉を反らし濡れた声でネコ娘は繰り返し鬼太郎の名を呼ぶ。その声は胸を伝わり、身体越しにも鬼太郎に響いた。
 己の髪をかき回すように触れてくる彼女の手が薄闇に踊る。その手の温もり、一つ響くたびに身の内に熱を呼び起こす彼女の声、
何より滑らかな肌と柔らかい胸の奥から聞こえる激しい鼓動、それら全てが彼女が生きている事を教えてくれる。
 小さく啄むように繰り返しネコ娘の胸に口付けを降らせ、赤い花弁が白い肌に刻まれていく。
その一つ一つにネコ娘の声が響き、時折堪え切れぬように鬼太郎の頭を抱きしめていた。

 唇で乳房の柔らかさを確かめながら、鬼太郎の両手はネコ娘の腹部を滑り落ちていきパンツの留め具に外す。
身を起こした鬼太郎は乱れた前髪を煩わしいように頭を数度振ると、下着毎ネコ娘のパンツを引き下ろした。
日頃であれば流石に恥じらい嫌がる素振りを見せるのにネコ娘は自ら腰を浮かせてそれを手伝う。
 ネコ娘の片足だけを引き抜くと抱き上げて膝に口付けて甘噛みをし、舌を這わせながら下腹部へと滑り上がっていく鬼太郎。
「ひゃぁ……にゃっ……きたろっ…………」
 ネコ娘が堪え切れぬように小首を振って、両手で布団を握りしめた。
無意識に広げられた足を閉ざそうとするが、鬼太郎に片足を抱かれている為に閉ざす事が出来ない。

 下腹部まで辿り着いた鬼太郎は、そのまま舌でネコ娘の秘裂をぞろりと舌で舐めてなぞる。
それだけで奥より溢れ流れている蜜が舌先に絡みつき、濃厚な牝の匂いを鼻先で放った。
それを更に味わいたくて、鬼太郎は自分だけが許されていると知っているその場所を指で開く。
 従順に指の通りに開かれた場所は赤く染まっており、重なり合った花弁の奥で花芯が一際赤く輝いているのが見えた。
思わず吐息が漏れると、その息だけで感じるのかネコ娘の腰が震え甘い声が降る。
193潜熱3/3(五期鬼太郎×ネコ娘) ◆lOl9.3Jh5I :2007/11/16(金) 00:17:01 ID:MKZzgNgw
「……んにゃっ…………あぁ……んっ…………」
 己の股間に顔を埋めている鬼太郎をネコ娘はどこかぼんやりと見ていた。普段ならば外気を感じる事など殆ど無い場所に触れる熱い息は
鬼太郎の吐息で、それを思うだけで身が震えて胎内の奥深くがきゅうっと反応してしまう。
「にゃっ! あんっ、鬼太郎っ、きたろぉっ……」
 ぺちゃり、と音が立ったかと思うと鬼太郎の舌が秘部で踊った。溢れ出る蜜を舐め取るように舌が秘部をなぞりあげ、
奥深くからの蜜を更に求めるように蜜壺に舌が突き立てられると、ネコ娘の身が跳ねる。

 首を激しく振り声を上げながらもネコ娘は鬼太郎の頭に手を掛ける。それは縋る力はあっても、引き離す事も押さえつける事もしない。
 ネコ娘の声が途切れ途切れになりまるで嗚咽めいた息をつき始めていた。片足を持ち上げるように抱いていた鬼太郎の腕の中で、
彼女の脚の筋肉が強張ってきたのが分かり、花芯に軽く歯を立てながら一際強く蜜毎口に含むように花弁を吸い上げれば、
ネコ娘の悲鳴が上がった。

 泣き声めいた淫らな息づかいのまま、ネコ娘の身体が力を失う。抱いていた彼女の脚を離すと、
鬼太郎はズボンの内でいきり立っている己自身を解き放った。既に堅く熱く力を持ったそれは、
下腹部まで張り付きそうにそそり立ち先端がぬらりと光っている。
 ネコ娘の上にのし掛かりながら、怒張した自身を彼女の秘部に宛う鬼太郎。軽く滑らせると、
にちゃりと独特の水音を立てて花弁が先端に絡みつき、小さく息を呑む。

「…………行くよ」
 掠れた声で告げる鬼太郎に、ネコ娘は潤んだ目で彼を見上げると両腕を彼の背に回す。それを合図に加重をかけるようにして、
彼女の胎内に押し入る鬼太郎。熱く滾ったネコ娘の胎内は、ただ純粋な歓喜を以て鬼太郎を受け入れ包み込んだ。
「うにゃあぁぁ! ……きたろうぉ……きたろうぅ、きたろうっ……」
 動きにくくとも離れがたくネコ娘を強く抱きしめて鬼太郎は腰だけを欲するままに動かした。
ぐじゅぐじゅと淫らな水音を立てながらネコ娘を貫きながら、甘い声で繰り返し自分を呼ぶ彼女にキスの雨を降らせる。

「……ぁあっ……にゃっ、はぁっ……きたろぉ……好きよ……大好き…………きた……ろぉ…………」
 悦楽と迫り来る旅立ちに涙を零しながらネコ娘はそれだけを繰り返す。連れて行ってとも、行かないでとも言えぬ彼女は
ただ溢れ出る恋しさ愛しさだけを紡ぎだし、彼に縋り付く。
 背に感じるネコ娘の爪の鋭さすら甘く覚え、その甘さを切なさに繋げながら鬼太郎は無我夢中で腰を打ち付ける。
彼女の腕も胎内も全て自分を絡め取り逃すまいとするのに、彼女の声はただ自分を恋い慕うだけ。
 腕の内に感じるネコ娘の熱、甘い匂い、吐息、声、全て彼女が生きている証。
 彼女の意思以外で彼女を失いたくないからこそ、彼女を置いていく。決してこれを今生の別れなどにしない。

「……ネコむす……めっ…………」
 ただ名を呼ぶだけで、鬼太郎は一際強くネコ娘を抱きしめた。喉の奥で呻きながら、身の熱と嵐をネコ娘の胎内に解き放つ鬼太郎。
迸るそれらを受け止めながらネコ娘が声にならぬ声で悲鳴を上げて身を反らせた。
 全ての激情も熱も何もかもをネコ娘の胎内に注ぎ込んだ鬼太郎は、荒い息を付きながら彼女より抜け出る。
達して意識を遠のかせたネコ娘は、力の抜けた手を床に投げ出し長い睫毛の間から涙を零したまま横たわっている。
 自身と彼女の身を整えると、鬼太郎はネコ娘を起こさぬように布団に横たえ直してやる。
頬を濡らしたままの涙を唇で拭い、このまま旅立つまで彼女が目を覚まさぬ事を願いながら一度だけ唇に口付けた。

「…………行ってくるよ、何があっても必ず帰ってくるからね」
 どれほどの決戦になるか分かりはしない。ただ彼女の命が目前で失われる事を恐れないですむ。そして決して負けてはいけない、それだけだ。
 少し早いが出陣の刻限も近い。これ以上ネコ娘の傍らに居ても無意味だ。鬼太郎はそれ以上振り返る事も無く家を出て、夜の小径を急ぐ。
 冷ややかな夜気が身に残されていた熱を奪い取っていく、僅かなネコ娘の残り香ですら晩秋の草木が放つ香に打ち消されていく。
ただ自分の物では無かった熱を掌に握り締めて、鬼太郎は約束の場所へ駈けだしていった。

       <了>
194名無しさん@ピンキー:2007/11/16(金) 00:46:20 ID:sKNVY+kQ
鬼太郎×ミウ
195名無しさん@ピンキー:2007/11/16(金) 01:06:29 ID:8jVwkMBn
>>194に期待
196名無しさん@ピンキー:2007/11/16(金) 12:32:12 ID:tY9EtRr9
796氏、GJです!!
激しく萌えました
32話のネコ娘はしおらしくてエライ可愛かったな

てか、ちょい気になったんだけど
キカイジマに住んでる一族って
地獄の鍵(だっけ?)を守護してる一族とかいうわけじゃなくて
ただ単にそこで平和に暮らしてるだけの種族ってことですかね?

だとしたら、なんか腑に落ちない設定だなw
197名無しさん@ピンキー:2007/11/16(金) 17:36:23 ID:53q23Zg1
796ネ申キタ━━━( ´∀`)・ω・) ゚Д゚)・∀・) ̄ー ̄)´_ゝ`)-_-)=゚ω゚)ノ━━━!!!!
796神の鬼太郎は、5期のイメージまんまですなぁ

>33話はおもいっきり鬼太郎×ミウという噂を聞いたので
そういえば、32話の時にフラグが立ってたかも
198バックベアード:2007/11/19(月) 20:14:49 ID:mf/i4H39
>>181
         (<、,,> ":::::::::::::::::::::::::::: 、
      〜〈/::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::)
       〃:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::<、    ど ロ こ
     ~そ:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::,)   も リ の
  、_ ,, /::::::::::::::::::::::::、,ゝ===く:::::::,:::::ヽ  め コ
    `V::::::::::::::::::::、_γ      `ヾ,_ < ! ン
     l::::::::::::::::::::::く(   r,J三;ヾ   )> く,
 〜v,ん:::::::::::::::´:::::::=; {三●;= }  ,=ニ `/l/!/⌒Y
     l:::::::::::::::::::::::::::::ゝ≡三=イ ´::::゙:::::::::::::::::::::::::::::::
 、m,.. ,ゞ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
 ´ " ~ ヘ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::

>>193
         (<、,,> ":::::::::::::::::::::::::::: 、
      〜〈/::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::)
       〃:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::<、    本物の妖怪大戦争は
     ~そ:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::,)  こんなものでは
  、_ ,, /::::::::::::::::::::::::、,ゝ===く:::::::,:::::ヽ   ないからね
    `V::::::::::::::::::::、_γ      `ヾ,_ < 
     l::::::::::::::::::::::く(   r,J三;ヾ   )> く,
 〜v,ん:::::::::::::::´:::::::=; {三●;= }  ,=ニ `/l/!/⌒Y
     l:::::::::::::::::::::::::::::ゝ≡三=イ ´::::゙:::::::::::::::::::::::::::::::
 、m,.. ,ゞ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
 ´ " ~ ヘ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
199名無しさん@ピンキー:2007/11/19(月) 20:25:53 ID:lbzSFgju
>198ベアード様
ザンビアタソの「ベアード様のお気に入り」「もう子供じゃない」発言で
ベアード様の炉利疑惑が浮上してますがどう思われますか!!
200名無しさん@ピンキー:2007/11/20(火) 22:32:02 ID:ygUop+CY

  ∧_∧  
 (0´・ω・`)  光臨予告していた
 (0゚∪ ∪   ネ申はどこに行っちゃったの?
 と__)__)  お待ちしてます。
201名無しさん@ピンキー:2007/11/21(水) 13:47:45 ID:rMVmN7OW
倉庫板も全く動いていないなぁ
202名無しさん@ピンキー:2007/11/21(水) 16:43:07 ID:tgaK1hxp
4期DVDBOXブックレットのラクシャサに取り付かれた
ねこ娘の足丸出しの絵にくらっときた。

絵師の降臨を切に切に望みます。
203名無しさん@ピンキー:2007/11/21(水) 21:30:38 ID:t21BXJ8n
ねこ娘の無防備で柔らかそうなあんよは健在だな>4期DVD
メイド服の足元は盲点だったぜ(;´Д`)ハァハァ
204名無しさん@ピンキー:2007/11/21(水) 22:24:53 ID:pN06FgAq
兄弟スレでも突っ込まれていたが、四期BOXのブックレットで
ねこ娘の紹介に「鬼太郎には恋愛感情より友情」みたいに書かれているのにはワロタ

それにショックを受けてさらにねこ娘を口説きまくる松岡希望。
205名無しさん@ピンキー:2007/11/21(水) 22:56:05 ID:Lf8yPyNH
友情じゃ「もっと好きになって」は言わんと思うが。


4期は目玉オヤジにも可愛がってもらってたから、友情っつーより
オヤジ含めての家族愛でも行けるかなとも思う。
それにショックを受けてry でもいいな。
206名無しさん@ピンキー:2007/11/21(水) 23:25:15 ID:xB2aA+/v
>>205に同意。
たしかに友情だけではないと思う。>4期
ラクシャサの話のように心の奥底には自分でも気づいていない想いがある感じ。
しかし、4期ねこ娘は外見同様幼くてまだまだ恋愛とか家族愛とかひっくるめて
「好き」の違いの意味が良く分かってないんじゃなかろうかというイメージ。
207名無しさん@ピンキー:2007/11/23(金) 00:30:46 ID:XhLFP9A3
そんな幼いねこ娘を見守る視点の4部鬼太郎なわけで
萌え
208名無しさん@ピンキー:2007/11/23(金) 00:36:28 ID:s/s+VJiM
同じく萌え
209411 ◆NECOkE/60g :2007/11/23(金) 01:20:30 ID:oCj5VPDz
先日4部DVDBOX届いたもののまだ観る時間がとれず・・・
週末には時間とりたいと思いつつ、せっかくなので4部投下(`・ω・´)

4部鬼太郎×ねこ娘
鬼太郎妄想気味でひとつ
210『鬼太郎成人化ネタその後』-1 ◆NECOkE/60g :2007/11/23(金) 01:23:22 ID:oCj5VPDz
『鬼太郎成人化ネタその後』-1(四部鬼太郎×ねこ娘)411

妖怪アパートの一室。ねこ娘の部屋の前で戸を叩いた鬼太郎は
いつまでも返らぬ返答をじっと待っていた。
 「あれ・・・今日も留守かな」
幽かな期待を秘めていた分諦めがつかず、じっと佇んでいたところ
管理人でもある砂かけおばばが顔を出した。
 「鬼太郎?ねこ娘なら今さっきお前のところへ行くと言っておったが」
 「えっ?そう・・・ですか」
普段通り訪れただけだが、胸に秘めた期待の分後ろめたい。
ぎこちなく頭などかいて天井を見ていたら
 「おおそうじゃ。ついでと言っては悪いが、天窓の枠が壊れていてのう。
 ちょっと直していってくれんか?わしには手が届かんのじゃ」
 「ああ・・・はい。それは構わないけれど」
今すぐにでも山道を駆け戻りたい気持ちを抑えて、アパートの天窓へと上がった。


帰宅したのは数時間後。
 「ただいま・・・戻りました」
きょろきょろと室内を見渡す鬼太郎に気付き、目玉親父は夢見心地の目を開く。
 「今戻ったか、鬼太郎」
ゲゲゲハウスの中央の卓袱台には程よい茶碗風呂に寛ぐ父の姿。
花瓶代わりの空き瓶には野花が飾られて、花見風呂といった具合だった。
 「入れ違ってしまったようじゃな。ついさっきねこ娘が来ていたのじゃぞ」
 「はい・・・」
男所帯に似合わず飾られた花々。
手際よく片付けられた室内の様子からしても、ねこ娘が来た後だとすぐ解かる。
しかしその姿はすでになく。
お土産らしき草団子を前に大きな溜め息をついた。
 「ひと足遅かったのう」


ここのところこんなすれ違いが多い。
漸くこの身も元通りとなり、二人の仲は一層深まるはず・・・だったのに。
ある時はこうして行き違い。またある時は出掛けに妖怪ポストの手紙に気付き。
昨日などは朝早くからねこ娘の部屋へ向かったというのに、たまたま子泣きと
遠出に出ていて顔をあわせることもままならなかった。
ただの偶然もここまで続けば必然性すら感じてしまう。
むしゃむしゃと草団子を咀嚼しながらも、心は上の空で宙に浮いていた。
互いに成人化した時。
身を重ねあった行為はあまりにも熱く、衝撃的な快楽で。
こうして時が過ぎてからも思い出しただけで身が熱くなる。
しかし勝手の違う体で、その感触は日を追うごとに夢のように曖昧で。
確かな温もりを確かめたくて何度も機会を窺っているのだが、どうにもうまくいかない。
 「むぐっ?!」
詰め込みすぎて団子が喉に詰まる。
胸を叩きながら慌てて手を伸ばせば、やかんの湯も急須の茶葉も用意されていた。
 「落ち着かんのう」
 「・・・すみません」
 「何かあったのか?」
心配する父の視線が痛い。
鬼太郎はぶんぶんと首を振って「何でもありませんよ」と茶をすすった。
211『鬼太郎成人化ネタその後』-2 ◆NECOkE/60g :2007/11/23(金) 01:25:04 ID:oCj5VPDz


すれ違いに首を傾げるのはねこ娘も同じだった。
いつもなら昼寝をしているはずの鬼太郎がここ数日は留守がちで、
妖怪ポストに事件の知らせがあった時もお呼びがかからない。
 「?」
川べりに座り込めば首を傾げる自分の姿が映し出される。
水面に揺らいだ瞳を見ているうちに、己の中にある不安に気付いた。
 ───鬼太郎・・・あたしを避けてるみたい・・・?
思いつくのは成人化した時の行為。
あれから仲間づてに、元に戻ったという話は聞いたがその姿を見ることはない。
ひとつ、そうだと思えば意識はそこへ集中した。
揺らいだ水面をじっと眺めているうちに己の心まで揺らぐ。
 ───やっぱりあたし・・・変なことしちゃったのかな。
怒りの力を借りた妖力によって瞬間的に成人化した時には、感情が昂っていて
普段ではできないことも言えないことも何でもできた。
しかし元に戻れば幼い体。未熟な心。
広げたてのひらは小さく、ブラウスの下の膨らみもささやかな胸だ。
大胆にさらけ出すことのできる身ではないように思えて、思い出すのも恥ずかしい。
耳に残る鬼太郎の言葉、激しく重なり合った行為が蘇ってきて、ふっくらとした頬は
真っ赤に紅潮した。
 「もぉ・・・ヤダぁ・・・!」
ジタバタと足を上下すれば水面は乱れ、映された己の顔もかき消える。
深呼吸して高鳴る鼓動をおさえると、謝ってばかりいた鬼太郎のことを思い出した。
まるでなかったことにして欲しいと嘆願するように見えて、謝られるのは嫌だった
けれど、一時の混乱がおさまって鬼太郎の出した答えこそがこれなのだろうか。
 「謝ることなんてないのに」
人間とも妖怪とも、ある程度の距離をおいて深くは関わらない鬼太郎の過去に
どんな仕打ちがあったのかはねこ娘も全て知るわけではない。
自分に対してもそうなのだとしたら合点がいった。
 「・・・そっかぁ・・・」
おばばが毎日欠かさず楽しみに観ているメロドラマを思い出す。
一度身を重ねたぐらいで勘違いするなよと、俳優は言った。
縋りつけば縋りつくほど女優は疎ましがられて、やがて二人の恋愛は終わる。
絵空事のお話に、着物の裾で涙を拭うおばばの気持ちはさっぱり理解できなかった。
『既成事実をを盾にして離婚を迫らねば良かったのじゃ・・・』と嘆いた言葉の意味も
さっぱりだったが、きっとあれが大人の男と女の気持ちというものなのだろう。
 「鬼太郎を困らせたりしないよ・・・」
ねこ娘は見当違いに納得し、ウンと深く頷いた。


二人が偶然にも鉢合せしたのは、それからまた数日過ぎてのことだった。
ばったり野道で出くわした二人は互いに目を白黒させ、奇妙な間があいた。
 「や・やあ」 「き・鬼太郎、元に戻ったんだねー!」 「うん・・・」
ねこ娘の胸には抱え切れるだけの野花、鬼太郎の手には二日分の釣果である魚。
どちらも目的地への道すがらであることを悟り、妙な気遣いの笑みを浮かべる。
 「急ぎの用事かい?」
 「え?ううん・・・あたしは別に・・・。鬼太郎こそ急いでるんじゃない?」
 「・・・うん」
家に行く前に目的の者と遭ってしまい、奇妙な気分だ。
 「そっか。じゃぁ・・・」
 「待ってよ。どうして・・・僕を避けるんだい?」
振り返る寸前に掴まれた手首。ねこ娘はきょろりと猫目を回して瞬きした。
212『鬼太郎成人化ネタその後』-3 ◆NECOkE/60g :2007/11/23(金) 01:26:15 ID:oCj5VPDz

 「さ・・・けてなんかないよー。だって鬼太郎急いでるって言うから」
 「急いでたけど、もういいんだ。君に・・・これ」
 「えっ?ありがとー」
好物の川魚を目の前にされてはねこ娘の猫目も光る。
ぺろりと舌なめずりして受け取った。
 「君こそ何処かへ行くつもりだったんだろう」
 「あたし?えへへ・・・あたしもこれから鬼太郎の家に行こうと思ってたんだ」
 「えっ・・・あっそうなのか」
鬼太郎は照れくさそうに野花を受け取ったが、やはりしっくりこない。
互いの贈り物を戻し合い、
 「じゃぁこれから鬼太郎の家でこのお魚焼こうか?」
と、ねこ娘が提案した。
 「・・・いやぁ僕のところはいいからさ。ねこ娘の家に届けるよ」
 「そう?ありがとう」
満面の笑顔に曇りはない。
鬼太郎はほっと吐息を漏らして、自身の誤解を掻き消してしまいたいと思った。
ねこ娘の鼻歌に調子を合わせて家路を辿る。
これで念願の二人きり。元の身に戻ってから漸く得た絶好の機会だ。
自然に鼻息が荒ぶれば、ねこ娘は早足だったかな・・・?と首を傾げる。
 「随分と久しぶりみたいな気がするね」
 「うんそうだねー。鬼太郎忙しかったみたいだし」
そうでもなかったのだが。鬼太郎にとってねこ娘が多忙に見えていたように、
ねこ娘にとってもそうだったのだろう。
 「この間は留守中に掃除していってくれたって、父さんから聞いたよ。
 お土産の草団子も美味しかったよ?」
 「そっかぁ。よかった」
いつものような受け答え。いつも通りのねこ娘・・・?
口調も態度も変わらないはずなのに、どこか妙な空気を感じ取る。
それは自分の内にある疚しい念のせいなのだろうか。
 「・・・」
鬼太郎は何気なしにねこ娘の手をとる。
いつものように手を繋いで歩こうとしたのだが・・・。
 「きゃっ」
その手は払い落とされて、ねこ娘の腕から野花がいくつか舞い落ちた。
 「ねこ娘・・・?」
 「や・やだあ鬼太郎!片手じゃ全部は持てないよー」
 「ああ・・・そっか」
地に落ちた花を拾い、もう一度両手で抱きしめる。
手持ち無沙汰なてのひらを握っては開きじっと見つめ、鬼太郎は半分納得して
半分首を傾げたまま、ねこ娘の住む妖怪アパートへ向かった。


 「お茶淹れるからちょっと待っててね」
いつものねこ娘の部屋。今の鬼太郎にとっては決戦の場だ。
幸い管理人室に砂かけの居る様子はなく、居住の夜型妖怪たちも今は
ぐっすり眠っているようだった。
何も邪魔をされる要素はない。
 「うん」
鬼太郎はそわそわと落ち着かない様子で座り込んだ。
ひょいと背を反らして台所を覗き込めば、無防備なねこ娘の背中。
213『鬼太郎成人化ネタその後』-4 ◆NECOkE/60g :2007/11/23(金) 01:26:59 ID:oCj5VPDz

もしも・・・
その背後から抱きしめたら、ねこ娘はどんな顔をするだろうか。
今やもう、色事など何も知らないねこ娘ではない。
鬼太郎がその背を抱き、無防備にさらされた首筋に口付ければ、
それが何を意味するのかは解るのだろう。
ねこ娘は・・・
頬を赤らめてそっと肩を竦めるだろうか。
いやあの時に見せた積極的なねこ娘が顔を出し、大胆にもキスをねだるかもしれない。
膨らみ出した胸を撫ぜ上げれば、あの甘い声が聞けるだろうか。
ひょっとしたらすぐ手を当てて口を覆ってしまうかもしれない。
くぐもった嬌声は嫌いじゃない。むしろ押し殺さずにはいられない恥じらいが興奮させる。
力を失い、がくがくと震える膝を割り込み、白い下着を引き下ろせば
ぺたりとその床に腰を下ろしてしまうかもしれない。
無理やり立たせて背後から貫くのも悪くはないが、ねこ娘にはまだ辛いだろう。
やっぱり台所よりも、こっちの部屋に戻ってきてからのほうがいい。
 「・・・」
やかんの湯はまだ沸かない。ねこ娘は野花を花瓶に活け始めた。
もしあの湯が沸いたら・・・
差し出された湯呑みを取る振りをして、ねこ娘の手を取ろう。
手と手が重なり合えば、何らかの反応を見せるだろう。
その手を引いて顔を寄せたら・・・
きっとねこ娘は目を伏せて、あわよくばキスをねだってくるかもしれない。
唇が重なり合えばあとはこっちのもの。
もう以前のような唇を合わせる程度の甘い口づけでは済まさない。
息苦しさに学童服の肩を掴んでも離さない。
その身をそっと横たえて、白い足に膝を割り入れる。完璧だ。
驚いてピクンと膝を立てれば、鬼太郎の兆したものの存在に気付いてしまうかもしれないが
もう隠す必要もない。
自分がどれだけ欲情しているのか、ねこ娘も思い知ればいい。
服の上から胸元に顔を埋めたら、彼女は笑うだろうか。
それとも、すでにその先端は服の上からでも解るほど切なく尖っているだろうか。
スカートの下からだんだんと焦らすように腿から撫ぜ上げていくのもいい。
焦らされるほどにねこ娘はもどかしい気持ちに耐え切れず少しずつ少しずつ
小さなおねだりを繰り返すようになって、鬼太郎の術中に落ちていく。
頑丈な鎧・・・
白いブラウスのぼたんをひとつずつ外しきった頃にはねこ娘の白肌は桃色に染まり、
外気をひやりと感じ、温もりを求めて鬼太郎の身を抱き寄せるだろう。
抱き合うまま転がり、上になったねこ娘の上体を立たせる。
乱れた着衣を恥らって身を縮めるその姿を下から見上げていたい。
スボンを押し上げるほど突起したものの上に座らせれば、服の上からでも
求めるものは伝わることだろう。
ひょっとしたらねこ娘だって・・・その白い最後の砦をしっとり湿らせているかもしれない。
三角地帯の脇から指を挿れれば容易に確認できる。
直接的な愛撫にびくりと反応するたび、幼い胸はふるりと震える。
ねえそのまま上に・・・僕の顔を跨いでごらんよ、と言えばどんな顔をするだろうか。
どんなふうにこの唇で舌で吸い付かれるかは、先の口づけで十二分に知っているはずだ。
恥じらいと欲情の狭間で、ねこ娘がどんな顔をするのか見据えていたい。
けれどきっとねこ娘は恥らって顔を隠してしまうから、いっそその両足首を掴みあげて・・・
 「鬼太郎、熱いわよ」
214『鬼太郎成人化ネタその後』-5 ◆NECOkE/60g :2007/11/23(金) 01:28:20 ID:oCj5VPDz

 「えっ?」
妄想に思いを巡らせている間に、卓袱台の上にはとんっと湯呑みが置かれる。
 「あっ」
その手はすぐに引っ込められて、ねこ娘は向かい側に座った。
 「・・・」
タ イ ミ ン グ を 誤 っ た ・ ・ ・
鬼太郎の心の叫びが届くはずもなく、ねこ娘は熱いお茶を冷ましながらすする。
白い湯気の向こう側。ねこ娘は知らずに、無常にも卓袱台を挟んで距離を置いていた。
ずずっと香りのいい緑茶をすする。
 「・・・ぃゃ・・・」
まだ巻き返しのチャンスはある。
 「どうしたの?」
 「う・・・ん。ねこ娘、睫毛がついてるよ?」
 「えっどこ?」
その大きな瞳に入ってしまっては大変だ。
顔を突き出したねこ娘を引き寄せて・・・
そのまま横倒しに仰向かせてしまえばこっちのものだ。
驚いている隙に唇を奪い、その手を重ねて・・・
多少乱暴な方法でもいい。ねこ娘は抱っこもキスも嫌いではない。
長い長い口づけに甘い気分が浸透し始めたら・・・
 「ちょっと顔洗ってくるね」
 「えっ?」
その顔を突き出されることはなく、ねこ娘は洗面所へと消えて行った。
 「・・・」
どうもタイミングが合わない。
やはり気のせいではなく、避けられているような空気がひしひしと沁みてきて、
鬼太郎は顎に手を当てて考え込んだ。
 「洗う前にどっかに落ちちゃったみたい」
 「・・・そう」
元々なかったのだ。鏡にも映るまい。
いつも通りの振る舞いでいながらどことなく様子のおかしさを感じて、
鬼太郎はとうとう確信に触れようと口火を切った。
 「ねこ娘・・・あの」
 「鬼太郎、あのね?」
同時に話し出し、同時に言いやめる。
顔を合わせて笑い合うと、鬼太郎はねこ娘に話を譲った。
 「うん、あのね?鬼太郎が困ることないんだよ」
 「困・・・る?って?」
 「・・・うん。あたし物覚え悪いから、すぐに忘れちゃうし」
 「忘れる・・・って?」
 「だからぁ〜!鬼太郎が心配することないからっ」
何を困って何を心配しているように見えたのか、さっぱり解らない。
確かに困窮した状況ではあるが、それはねこ娘の預かり知らぬこと。
勝手に妄想して、勝手に自爆しているだけだった。
215『鬼太郎成人化ネタその後』-6 ◆NECOkE/60g :2007/11/23(金) 01:29:26 ID:oCj5VPDz

 「・・・ごめん。君の言うことはよく・・・解らないな。僕が何を困るんだい?」
 「うーん。だからね・・・」
ねこ娘は俯いて、失敗をごまかすように笑った。
 「あたしは勘違いなんてしないから」
 「うん?」
 「鬼太郎が居心地悪く思うことなんて・・・ないんだよ?」
 「うん」
居心地の悪さといえば、元気なばかりの息子の存在だ。
こうして胡坐をかくにも居心地が悪くて仕方がない。
 「あたしはいつだって鬼太郎の仲間だから・・・」
 「うん?」
 「ずっと友達だって・・・ちゃんと解ってるから」
鬼太郎の返事が止む。
 「あの時は・・・おかしな術で大人の体になっちゃって、鬼太郎もおかしなこと
 しちゃったんだろうし。あれは・・・そう!偽鬼太郎みたいなものだったんだよね」
ねこ娘は気付かずに続ける。
 「あたしはそんなのすぐ忘れちゃうから、だから気にしないで」
 「忘れ・・・る?」
また今度してもいいと、そう言った約束ごと忘れてしまうというのだろうか。
鬼太郎はどんな顔をしていいか解らず、現金な息子だけはしょんぼりと首を垂れた。
難解なねこ娘の言葉を紐解きながら、もう一口茶をすする。
振り切ったはずの誤解がまた押し寄せてきて、鬼太郎は口を開いた。
 「ねえ。どうして僕を避けるんだい?」
 「は?避けてたのは鬼太郎じゃない」
 「えっ・・・まさか」
 「だから〜!あたしはキセイジジツをタテにしてリコンを迫ったりしないから!
 ちゃんと今まで通り友達としてつき合ってよ・・・」
鬼太郎は目を白黒させた。
 「離婚・・・?ねこ娘・・・それ、意味が解ってて言ってる?」
 「ゥッ・・・よく・・・解らないけど。でも!おばばはそうしたら良かったのにって、
 妖怪テレビに向かって言ってたんだもんっ」
 「・・・」
メロドラマのことはよく解らないが。ねこ娘の教育上良くないストーリーのようだ。
 「あのね、ねこ娘」
結婚もしていないのに離婚もないものだと、そんなところから説明すべきなのだろうか。
そんなややこしいことなど知らないねこ娘が、鬼太郎のためを思って出した決断が
全てを忘れて友達でいることなのだというのだろうか。
216『鬼太郎成人化ネタその後』-7 ◆NECOkE/60g :2007/11/23(金) 01:30:05 ID:oCj5VPDz

 「君は僕と友達でいたいの?」
 「うん!」
即答だ。ねこ娘の笑顔に曇りはない。
だから鬼太郎はふと心配になってきた。
 「君は・・・淳くんや翔太くんとも友達だよね」
 「うん、そうだよ」
 「彼らがもし・・・」
ねこ娘の手をやや強引に引き寄せて、顔を見合わせる。
 「こうして近づいてきても・・・君は許すのかい?」
 「えっ?許すって・・・何?」
妄想とは違い、現実のねこ娘はやはりこういうことには察しが悪い。
鬼太郎は苛立ったように性急に唇を奪った。
 「!」
 「んむ・・・祐子ちゃんでも?僕でも?だって君にとっては同じ”友達”なんだろう」
 「祐子ちゃん・・・?」
 「そうさ。君にとっては大好きな友達なんだろう?」
 「そう・・・だけど・・・。違うよ」
ねこ娘はやっと、自分が言ってしまった言葉の意味を諭る。
もし鬼太郎から面と向かって”友達でいたい”と言われたら・・・。
悲しい予感がして、ねこ娘は首を横に振った。
 「あたしは・・・鬼太郎だから平気なんだもん」
けれどそれは自分が鬼太郎を好きだから、ただそれだけのことだ。
鬼太郎にとってどうであるかなど知らない。知れば悲しいことになる気がした。
 「だから、それは君が僕を”友達”だなんて思ってないってことさ」
ねこ娘は途惑って唇をきゅっと噛み締めた。
この想いが鬼太郎を困らせる、鬼太郎に迷惑をかけるものだと知っている。
それがきっと、キセイジジツをタテにしてリコンを迫る(?)ことなのだ。
 「僕と、彼らは違う。そうだね?」
 「・・・」
 「僕だけ、特別なんだよね?」
 「・・・ウン・・・」
ねこ娘の返事に、鬼太郎はやっと安堵の溜め息を漏らし、手の力を緩める。
 「なら・・・いいんだ。ごめん」
 「ううん。鬼太郎は・・・謝らなくっていいんだよ」
 「でも、ちょっと・・・無理やりしちゃったから」
まるで怯えたように硬直したねこ娘をみて苦笑いする。
 「怖がらせてごめん」
 「ううん・・・。鬼太郎は謝らなくていいの。あたし、もう・・・後悔して謝る鬼太郎を
 見たくないんだ」
 「後悔・・・?」
 「だから・・・忘れて」
ねこ娘の心は、鬼太郎が思っていた以上に急激に成熟していたことに気付く。
少女の朗らかな恋心まで押し殺すほど、強く想っている。
深く愛されていることを知り、鬼太郎は胸が痛んだ。
こんなに深い愛情を持っているのに、想われることに対しては未発達で、
不器用な幼い心情が愛しくて、鬼太郎は優しく抱き寄せた。
217『鬼太郎成人化ネタその後』-8 ◆NECOkE/60g :2007/11/23(金) 01:31:19 ID:oCj5VPDz

 「・・・僕は何も後悔なんてしてないよ」
 「でもいっぱい謝ってばっかりだから・・・」
 「それは、僕が無理に・・・君にいろいろしちゃったような気がして。だって、
 何度も嫌だって言ってただろう?駄目だって言っても止めなかったし・・・」
いやだと言っても止まらなかった行為を思い出したのか、ねこ娘は顔を赤らめた。
やっぱり忘れたりなんてできないんだと、鬼太郎は嬉しそうに微笑んだ。
 「ねえ。どんなことをされたのが、嫌だったんだい?」
 「どんな・・・って・・・、それは・・・」
益々顔を赤く染めたその頬を啄ばむように口づける。
この程度では嫌がりはしない。
 「あっ・・・!」
脇から潜り込んだ手が第三ぼたんを外す。
柔らかな尾根から忍び寄る手が先端を啄ばみ、ねこ娘は強く目を瞑った。
 「ここ・・・嫌だった?」
途惑いながらも首を横に振る。
ねこ娘の恥じらいと鬩ぎ合うものは、情欲ではなく鬼太郎への想いだった。
どこまで許してくれるのか、どこまで拒否せずにいられるのか。
鬼太郎は量るように攻め続けた。
 「じゃぁ・・・」
もう片方の腕が膝に伸びる。
腿を伝うようにスカートを巻き上げるこの手は、妄想ではない。
現実感のある温もりと、しっとりとしたすべらかな肌の感触に、鬼太郎の息子は
また熱を帯び始めていた。
指先が布地に触れ、爪先で下着越しの幼線をなぞる。
 「ぁ・・・きたろ・・・」
今にも”いや”だと言いそうなねこ娘の唇を塞ぎ、言い出す前に尋ねる。
 「ここを”僕に”触られるのが・・・嫌?」
わざと強調して尋ねれば、ねこ娘が抗うはずもない。
浅い息で身を震わせたまま首を横に振った。
 「・・・そう。じゃぁ・・・僕のこれが嫌いかい?」
布越しの右尻に熱く高ぶった肉欲を押し当てる。
ズボンを隔てていてもねこ娘の張りのある弾力が伝わってきて、
鬼太郎の眉間にも皺が寄った。
これでは焦らされているのがどちらなのかさえ解らない。
 「・・・」
ねこ娘は答えない。
じっと押し黙ったまま考え込んでいるのか、答える余裕もないのか。
 「ねえ・・・”僕の”これが”嫌い”だったの?」
 「・・・チガ・・・ゥ・・・ぁあんっ」
三角地帯の縦筋を辿っていた指先が脇から潜り込み、直接的な感触に声がもれる。
 「き・・・きたろ・・・じゃなくって・・・」
 「うん?」
 「・・・ヘンになっちゃうのが・・・イヤ・・・だったの・・・」
 「変って・・・。ねこ娘が?」
強く頷いて、くるりと身を反転して振り返る。
そのせいでどちらの手も温もりからすり抜けてしまった。
 「おかしな感じなんだもんっ。だから・・・だめぇ・・・!」
218『鬼太郎成人化ネタその後』-9 ◆NECOkE/60g :2007/11/23(金) 01:32:24 ID:oCj5VPDz

 「・・・」
ねこ娘は嘘偽りない率直な気持ちを伝えたのだろう。
けれど、そんな理由で、そんな舌たらずな声で、そんな蕩けた瞳の上目遣いをされて
止めることができるわけがない。
 「へえ・・・?」
鬼太郎は身を起こし胡坐に座り直すと、ねこ娘の粘液に湿った指先で舌をなぞる。
まるで味見するような行動、妙に熱を帯びた鬼太郎の視線にねこ娘は目を見開いた。
この身は熱く火照っているのに、凍えたように硬直する。
 「おかしくなったらいいのに。どうして駄目なんだろうね・・・?」
 「・・・えっ・・・それは・・・」
狂気に満ちた笑みを浮かべる鬼太郎から、どうしても目をそらすことができない。
笑っているのにその裏側には闇が見える。そんな笑顔は知らなかった。
 「わからない・・・よ」
ねこ娘があまりに素直にそう言うと、鬼太郎はまた満足げに微笑んだ。
 「そうだね。じゃぁ君はどうしたいんだい?」
 「あたし・・・?」
 「解らなけりゃ理由を知ればいいんだ。もし君が知りたいんなら・・・つき合うけど」
乱れた衣服を掻き集めるようにして身を起こす。
それでも鬼太郎の視線から目をそらすことはできなかった。
 「君には・・・もちろん僕にも、解らないことはいっぱいあるんだ」
 「・・・うん・・・」
知ればいいことばかりではない。それは善悪だけでは量れない。
ただ”好きだ”というだけでは終わらない、混沌とした深い感情。
 「知りたいかい?」
 「・・・」
 「知りたくない?」
どうして鬼太郎が恐ろしく見えるのか、解らない。
どうして恐ろしいのに逃げる気がないのか、解らない。
けれど解らないのならば、知りたい。
 「ねえ・・・どっちだい?」


1.四部鬼太郎もこのままねこ娘支配の鬼チ太郎にまっしぐら
2.鬼太郎我に返る!これからもほのぼの寸止めで続行


四部鬼太は二面性あるように思えてどちらか選べないまま頓挫・・・(´・ω・`)
雑談のついでに1.2.の分岐を選択してください(スルーokです)
どっちか多いほうで続き書きます(`・ω・´)
219名無しさん@ピンキー:2007/11/23(金) 02:11:29 ID:gjAeUKfR
1!
1だ、1!!

わかる。迷うときってあるよな……だからこそ俺は正直に答えるぜ!
もう一度言う。

1!!
220名無しさん@ピンキー:2007/11/23(金) 02:26:03 ID:hIGNMK2F
ここまで来たんだ。1っきゃないぜ。
221名無しさん@ピンキー:2007/11/23(金) 03:19:44 ID:2JeQql38
いつもGJです!

ねこを食べることしか考えてない鬼太郎w
せっかくなんでココは他の方と同様1で!
222名無しさん@ピンキー:2007/11/23(金) 08:26:13 ID:D4ye7/Aa
GJです。
1希望

でも職人様に余裕があれば、1のオマケで2もちょこっと読みたいです。
223名無しさん@ピンキー:2007/11/23(金) 14:11:24 ID:UUxfMmia
いつも萌え死にそうな作品投下GJ!
妄想激しすぎて空回り気味の鬼太郎に腹筋痛いwww

やはりここは
3.マルチエンディングで両方のエンディング

というのを裸土下座でお願いしたい。
224名無しさん@ピンキー:2007/11/23(金) 17:21:52 ID:0yCzCAxS
1でお願いしたいです!
225名無しさん@ピンキー:2007/11/23(金) 22:01:19 ID:s/s+VJiM
メロドラマに影響受けて勘違いするねこ娘可愛すぎるw
4期ならではの危ない鬼(畜)太郎がみたいので俺も是非1でお願いしたい!
226名無しさん@ピンキー:2007/11/26(月) 00:49:09 ID:0FEbfwnt
神様!僕は1が良いです!!
マルチエンディングで両方読めたらモット良いです!
227名無しさん@ピンキー:2007/11/26(月) 00:56:53 ID:yH0ATxjr
お前ら素直すぎワロタw

すいません俺も1でお願いします
228名無しさん@ピンキー:2007/11/27(火) 21:23:53 ID:yz1ib+u+
1希望
でも雪姫ちゃんのお話の続きも読みたいです。
229411 ◆NECOkE/60g :2007/11/27(火) 23:37:41 ID:gWDG4+7E
選択レスくれた住人さんたちありがd
あまりに4部ねこ娘がかあいくて大事すぎて・・・ヘタレな4部キタばかり書いてきたけど
今度こそ男にしてみせるYO(`・ω・´)
年内にうpできたらいいなと思っとります。気長にお待ち下され。

とりあえず前回の>153続き分、後日談を消化!
原作風成長版の鬼太郎×ネコ娘です。
230『頑張る雪姫ちゃん』-16 ◆NECOkE/60g :2007/11/27(火) 23:39:23 ID:gWDG4+7E

後日。
雪姫は学校へ、目玉親父は将棋を指しに出かけたまま。
昼寝から目覚めた鬼太郎は卓袱台の差し向かいで猫娘とお茶を飲んでいた。
 「・・・ねえ猫娘」
 「なあに?鬼太郎さん」
夕食のいんげん豆の筋を取りながら、猫娘が聞き返す。
 「雪姫がね。おれに・・・結婚を勧めるんだ」
 「そう・・・。前も聞いたわ」
 「どう思う?」
 「うん?そうねぇ・・・いい人が見つかるといいわね」
にこりと笑いかけて、再びいんげん豆に目を戻す。
 「・・・」
猫娘に求婚したのは何十回目だろうか。
はぐらかしているのか、言葉足らずで気付いていないのか・・・
時間も体も重ねあう仲だというのに、想いだけがどうも互いに行き違う。
 「おれは・・・甲斐性はないかもしれないけど・・・」
 「まだそんなこと気にしていたの?そんなことないわよ」
 「そうかい?」
 「うん、鬼太郎さんなら大丈夫」
根拠のない励ましに鬼太郎は気をよくして笑顔を見せる。
 「それで・・・、それでも今はどうにかこうにかこうして食うにも困っていないわけで、
 毎日生活していけてるわけだし・・・」
 「うん、そうよね」
 「このまま暮らしていけるんじゃないかなぁ・・・って思うんだ」
 「うん、うん」
食材の下拵えに夢中なのだろう。目もくれず生返事を繰り返す。
 「だから・・・結婚、する?」
 「うん、そうよねぇ・・・。えっ?」
気だるそうに卓袱台に頬をついたまま、それでもじっと猫娘を見つめている。
鬼太郎の言葉を思い返し、猫娘はもう一度「え?」と聞き返した。
 「結婚」
 「うん」
 「おれと、君が」
猫娘は頭が真っ白になって、その場で静止する。
ああやっぱり気付いてなかったのか・・・
数えるのも面倒なほど回数を重ねた何十回目かの求婚で、やっと気付いた。
231『頑張る雪姫ちゃん』-17 ◆NECOkE/60g :2007/11/27(火) 23:40:32 ID:gWDG4+7E

 「嫌かい?」
猫娘ははっと我に返って首を横に振る。
 「・・・だよね」
断られることはないだろうと、鬼太郎も解ってはいた。
けれど。
 「でもさぁ・・・君が困るんじゃないかと思って」
 「ど・・・して?」
 「だってこの家じゃぁ・・・」
きょろりと目を向けただけで室内が見渡せる。
遮る壁もない一間に暮らせば・・・
 「いつも外でするのかい?」
 「なっ・・・」
猫娘の赤い顔を見上げながら鬼太郎はくすくすと笑い出す。
 「あ・・・あたしは年中発情期ってわけじゃないんだし、そんなの平気よっ」
 「君がよくってもおれの発情期にはどうするんだい?」
まだ笑い出したまま鬼太郎が尋ねる。
 「鬼太郎さんが・・・?鬼太郎さんにも発情期があるのっ?」
 「・・・あるよ」
それは猫娘とは違い、本能に揺り動かされた時期的なものではない。
 「そ・・・うなんだ。知らなかった・・・。今までもそんな時があったの?」
毎朝毎晩、年中無休だということも猫娘は知らなかったようだ。
いくら齢を重ねても、相変わらず男の生理というものには疎い。
 「そりゃぁそうさ」
今だって。いつだって臨戦態勢だということも、目の前の子羊は気付いていないのだろう。
意味ありげにじっと見つめても、その心は見当違いに思いを巡らせていて、気付かない。
 「そ・・・っか」
その発情をどこで発奮してきたのかと思うと、猫娘も気分が悪い。
口を尖らせてきゅっと唇を食んでもやきもちは治まらず、怒りのままに
いんげん豆を乱雑に引き剥いていく。
 「おれは忍耐強いからねぇ」
 「・・・」
鼻高々に腕を組む鬼太郎が可笑しくて、つい吹き出してしまった。
 「けど毎夜隣で眠られたら・・・どうかなぁ」
 「大丈夫よ。きっといつものように高いびきで眠ってしまうんだわ」
幾つになっても鬼太郎の寝顔は無邪気で無防備で、幼い頃と変わらない。
まだくすくすと笑っている猫娘の手を取り、真剣な顔つきで見つ返す。
 「・・・鬼太郎さん・・・?」
笑いごとじゃ済まない証拠に、鬼太郎はその手を引き、床に押し倒す。
 「きゃっ」と上げた猫娘の声はすぐに唇で塞がれて、
身を捩っても離れぬほど強く床に縫い付けられた。
柔らかな唇を押し開いて舌と舌が交じり合う。
溢れた唾液をじゅるりと鳴らして深く口づけを続けるうちに、下半身に熱が篭もり、
むくむくと力を増した強張りが服越しに、猫娘の下腹部へと己を主張する。
 「んっ・・・!」
気付いた猫娘がびくんと硬直する瞬間が好きだ。
抗うこともできず。かといって受け入れるのも途惑う猫娘の恥じらいに、
鬼太郎は堪らない情欲が込み上げてきて、忍耐力も振り切れる。
わざと舌を出したまま不意打ちで急に唇を離すと、薄く開いた猫娘の唇からは
赤い舌が覗けて、熱い吐息が漏れる。
 「・・・ねえ。おれの発情期にはどうするんだい?」
 「どう・・・って・・・。それはまた、その時になったら・・・考えましょうよ」
雪姫ではないが、やはり猫娘は暢気者だ。
頬のみならず赤く染まった耳元を甘噛みしながら、鬼太郎が囁く。
 「今も、だよ?」
 「えっ・・・」
帯もそのままで浴衣の裾の隙間に手を差し入れる。
しっとりとした素肌から木綿地を引き剥がすように進んでいけば、
若草のしげみが指先を楽しませた。
232『頑張る雪姫ちゃん』-18 ◆NECOkE/60g :2007/11/27(火) 23:41:35 ID:gWDG4+7E

 「ゃ・・・だめぇっ・・・こんな明るいうち・・・からぁ・・・っ」
裾を開かれるうちに袂も緩み、大事に肌身離さず持っていた手鏡が床に落ちる。
チリリン・・・
床に落ちた拍子に飾り鈴が鳴り、猫娘はあの夜のことが蘇ってきてきゅっと唇を食んだ。
今は欲望に忠実な発情期ではないのに。
鬼太郎に煽られて、身も心も困惑したまま理性が蕩けてしまう。
 「あんっ!」
股座に差し込まれたままの指先が敏感な花芯を摘み取る。
鋭い感覚に猫娘の身が跳ねると、途端に指先がぬめりを帯びた。
 「・・・今度はここに・・・鈴をつけてみるかい?」
一瞬想像したのか、猫娘はぞくぞくと背筋が痺れたが、すぐに顔を背けた。
 「やっ・・・!」
 「はははっ冗談だよ。こんなに濡らしていたら・・・すぐに滑り落ちて、結べないよね」
 「・・・っ!・・・ふぇ・・・」
しっかり者の猫娘が弱猫のような啼き声をあげてしがみついてくる。
潤んだ瞳。硬直したまま身震いしているのが何の兆しであるのか、
鬼太郎はよく知り尽くしている。
わざと寸前で留めて手を抜き取れば、猫娘は慌てて浴衣の裾を合わせ直し、
熱の逃げぬままの下腹部を両手で覆った。
 「・・・ぁ・・・っ」
達する寸前で止められればその身は疼いたまま。
猫娘はぎゅっと目を伏せて身を震わせていた。
 「どうする?まだ・・・明るいけど」
猫娘の言葉を借りてそう尋ねるまでもなく、答えはそこにあった。
 「・・・いじわるな人・・・」
フゥフゥと浅い息をつきながら、気丈に鬼太郎を睨みつける。
しかしその鋭い瞳も上気して潤んでいては効果はない。
鬼太郎は上機嫌でくっくっくっと肩を上下して笑った。
 「それでも好きなんだろう?」
 「・・・」
こくりと頷くと、鬼太郎は笑い止めてファスナーを開き、隆々と脈をあげる雄芯を寛げた。
 「替えの浴衣は?」
 「え・・・」
毎朝毎晩訪れてはいても、一日の終わりには必ず帰っていく。
だからこの家には猫娘の衣服は置いていなかった。
 「そのままじゃ染みがつくんじゃないかなぁ・・・」
 「あっ」
咄嗟に広げかけたが、それでは全てをさらすことになる。
猫娘は布地がつかないよう、一瞬裾を翻して正座した。
 「・・・おいで?」
胡坐をかいたまま両手を広げる。
その裾を広げて自らここに腰を下ろせと、暗に導いた。
 「・・・」
座した鬼太郎の股座からは起立したものが脈動をあげ、待ち構えている。
猫娘の鼓動は高鳴ったまま、目をそらすこともできない。
互いの身を貪りあった発情期の夜を思い出して、
下腹部からは狂いそうなほどの熱が込み上げてきていた。
 「鬼太郎・・・こんな・・・」
 「うん?」
近づけばすぐにその腕の中に絡みとられ、立て膝の猫娘をぎゅっと抱き寄せられた。
重なったままの袂に手をかければ、猫娘の顔に緊張が走るが、抗うことはない。
左右に開かれて、白い胸肌が昼の日の下にさらされる。
好ましげに尾根から赤い突端までを眺める鬼太郎とは違い、猫娘は顔を背けた。
 「こんなあたしは・・・嫌、じゃない・・・?」
233『頑張る雪姫ちゃん』-19 ◆NECOkE/60g :2007/11/27(火) 23:42:35 ID:gWDG4+7E

収めるべきものを求めて、熱く火照った肉襞は物欲しげにひくついている。
己の忌まわしい情欲を否定するように猫娘は首を横に振るった。
 「淫らな猫娘も、嫌いじゃないよ」
本当はこうして恥らう猫娘が一番好きだけど・・・。
言えばもっと恥らって、この身を突き飛ばされていまうことだろう。
追い詰める寸前で留めていかさず殺さず。
鬼太郎の導くままに、二人はこうして心地よい距離を保ってきたのだ。
 「え?・・・ぁあん!」
つぷりと先端が秘唇を突く。
それだけでも互いの戦慄いた肉欲が伝わり合い、満たされぬ膣奥のもどかしさが、
切ない疼きを走らせる。
 「あ・・・あぅ・・・」
 「腰を落として?」
 「・・・うぅ・・・ふ、ふぇ・・・」
 「落とすんだ」
言いながら、鬼太郎のほうが根負けして掴んだ腰をぐっと引き寄せる。
 「にゃああああーーーん!」
 「ンッ・・・!」
浴衣の裾を捲くし上げてきゅっと力を込めた尻を掴む。
しがみついて身を委ねた猫娘の身を上下させるのはたやすい。
無茶苦茶に腰を突き上げれば、求めていたものを得た肉襞が悦んで鬼太郎の
怒張したものを締め上げてくる。
少しでも気を緩めれば女々しい声が漏れてしまいそうで、鬼太郎は強く歯噛みした。
 「ひっ、ああっ・・・あん!んっ、んんぅ・・・はっ・・・はぁああんっ」
上下に弾むたびに甘い喘ぎがもれてしまう。
口を塞ぐものを求めて、必死で鬼太郎の頭を抱えた。
 「んむっ!」
猫娘からの甘い口づけに驚いて目を見開く。
慣れぬ猫娘の誘いに鬼太郎は酷く弱かった。
背筋を走るぞくぞくとした興奮に捕われて、鬼太郎は突き走るしかなくなって、
がくがくと身を震わせ、両手両足でしがみつく猫娘を乗せたまま、鬼太郎の腰が
より強く突き上がる。
 「ンンッ・・・グゥ・・・ッ!」
 「んぅっ、んんんーーーーー!」
ドクッドクッと尿道を過ぎる濁流が猫娘の膣奥で弾け、脱力した瞬間に全身から
汗がどっと溢れ出した。
 「・・・はっ、はぁ・・・はぁ・・・」
身を委ねたままの猫娘の腕から力が抜け落ち、愛しい重みを支えるように抱き寄せる。
重なり合う胸はどちらも鼓動が跳ねていて、トクリトクリと治まるまでの間、
じっとそのままで静止していた。
 「・・・はぁぁ・・・」
234『頑張る雪姫ちゃん』-20 ◆NECOkE/60g :2007/11/27(火) 23:43:34 ID:gWDG4+7E

 「き・・・きたろ・・・。どうしよぅ・・・」
まだ何か心配なのかと、鬼太郎はよしよしと猫娘の頭を撫でる。
 「・・・拭くもの・・・」
 「え?」
このまま抜き取れば、たっぷりと吐き出したものが伝い落ちるだろう。
替えの浴衣もない猫娘は、ちろりと茶箪笥に置かれたチリ紙を見たが、
手を伸ばして届く距離ではない。
 「えーっと・・・うーん」
顎鬚の剃り残しをぽりぽり掻きながら鬼太郎は一考する。
 「どうするの?」
 「うーん・・・あっ!」
鬼太郎は猫娘の両足を抱え上げ、そのままよっと立ち上がった。
繋がり合ったまま視界の上がった猫娘は瞬間きょとんとしていたが、
すぐに状態に気付いて身を竦める。
 「ひゃっ!ヤァ・・・、鬼太郎っっっ」
 「え?でも・・・こうするしかないだろう?しっかりつかまっててよ」
 「いやぁ・・・!こんなの、だめぇっ」
 「・・・」
猫娘は、こんな体位もいいのだろうか。
このまま突き上げてしまいたい欲求に駆られたが、達したばかりでまだ復活していない。
仕方ないな・・・と再び腰を下ろす。
 「んっ・・・!」
動くたびに甘い喘ぎが漏れて、このままでは別の意味でもまずいな・・・と気付く。
再び込み上げそうな熱を逃がすように息をつき、上気した猫娘から顔をそらす。
 「じゃぁ・・・このまま転がっていく?」
繋がり合ったまま寝そべると、猫娘は息を逃がした。
 「・・・うん」
タイミングを合わせてごろりごろりと横回転していく。
そのたびに猫娘は顔を顰めて、喉元まで込み上げた嬌声をぐっと押し留めていて。
そんな猫娘の表情を見ているうちに、鬼太郎はどんどんまずい方向へ転がっていく。
 「届いた?」
 「ん・・・もうちょい」
床から見上げれば茶箪笥の角も高い。
離れぬよう腰を支えられた猫娘の胸は鬼太郎の目の前でふるふると揺れ、
柔らかみを表す弾力を見ているうちに鬼太郎の息があがる。
懸命に手を伸ばすことに集中していて気付いていないのだろう、
伸ばした指先がチリ紙に引っかかると、その爪を伸ばして数枚を舞い落とすのに成功した。
 「にゃっ♥」
無邪気に喜ぶ猫娘が可愛くて、鬼太郎の限界は再び振り切れた。
横回転しているうちに解けかけていた帯をしゅるると外す。
 「なっ・・・何?・・・アァン!」
帯が外れればその身を肌けさせることは蜜柑の皮を剥くよりも容易い。
突然肌をさらされた驚きに身を縮める寸前、その身は反転し、
両足を抱え上げられて、再び昂ぶった強張りが引き抜かれた。
 「あっ・・・だめ!も・漏れちゃ・・・ぁああん!」
寸前まで引き抜かれ、ずんっと奥まで貫かれる。
先に吐き出した粘液が容量を超え、溢れ出した。
硬度の蘇った先端が膣奥を突き、猫娘は床に頭をつけたままびくびくとしなる。
鬼太郎は獣のような荒い息を吐きながら、露になった乳房にむしゃぶりついた。
 「あひぃぃぃっ!う・・・んん、んっ!」
慌てて手の甲で声を抑える。
赤いつぼみに食らいついて蠢く鬼太郎の頭を掻き毟り、猫娘なりに抵抗したのだが、
前後する腰の律動は止まるどころかその速度を速めていくばかり。
 「んっ、んん・・・、んくっ・・・んんんっ!」
チリ紙を掴んだままの腕は激しい前後運動にがくがくと揺れ、しばらくして諦めたように
その指先からはらりと舞い落ちた。
235『頑張る雪姫ちゃん』-21 ◆NECOkE/60g :2007/11/27(火) 23:44:35 ID:gWDG4+7E

 「んぅうっ、んんっ・・・んっ、んっ、んっ・・・んふっ・・・っ!」
せめてもの抵抗にぎゅっと目を閉じても、聞くに堪えない淫猥な水音が流れ込む。
抽迭が繰り返され、ぐしゅぶしゅと音を立てて互いの交じり合った淫液が腿から床へ
伝い落ちていった。
 「・・・んぅぅぅ・・・ふっく・・・んんんんんーーー!」
白魚のような足がぴんっと張り、絶頂に身が硬直する。
それでも鬼太郎は休めることなく腰を打ち付けてきて、達してもなお与えられる快楽に
猫娘の目蓋には涙が滲み出した。
 「・・・すめ・・・っ、・・・き・・・」
鬼太郎の言葉も荒れた息に掻き消える。
痙攣したかのようにしなる猫娘の身を抱きしめて、鬼太郎はもう一度その名を呼んだ。
 「・・・こ・・・娘・・・っ!す・・・好き・・・だっ」
 「んんっ、ん・・・き、きた・・・きたろ・・・ぅぅ、あぁん!」
自分もそうだと、鬼太郎が好きなのだと猫娘は答えたかった。
けれど言葉は喘ぎに吹き飛ばされてしまい、息をつく間もない。
答える代わりに猫娘の体は弛緩し、鬼太郎の成すがままを受け入れた。
 「うぅっ・・・!」
深く腰を打ちつけたまま背をしならせ、鬼太郎の高まりが再び肉壷を駆け昇る。
息の止まる快楽の果てに、朦朧とした意識を手繰り寄せるようにして、
脱力した鬼太郎の身を抱きとめた。
 「はぁ・・・はぁ、はぁ・・・」
愛する者の満足げな吐息を耳に受け、猫娘の表情も次第に緩んでくる。
まだ官能の痺れが残り足は脱力していたけれど、その腕はしかと鬼太郎を
抱きしめていた。
 「・・・あたしも・・・よ?」
 「はぁ・・・はぁ、は・・・、へ?」
 「鬼太郎さんが・・・好き♥」
面と向かって言われれば如何に鈍い鬼太郎であっても照れくさい。
参ったな・・・と額を掻き、視線を逸らした。
 「・・・ねえ鬼太郎さん?」
ねだるように身をゆすり、唇をそっと噤む。
自然と吸い寄せられて、鬼太郎はちゅっちゅと浅い口づけで猫娘の唇をつついた。
 「うふっ、くすぐったいわ・・・ちゃんと、して?」
 「うーん・・・これ以上したらまた・・・」
ちろりと鬼太郎の視線が下におりると、猫娘は慌てて腰を引いた。
幽霊族の発情は油断ならないことを肝に銘ずる。
落としたチリ紙を互いの重なり合う部分に当て、警戒気味に身を離した。
ずるりと肉欲が引き出される瞬間、互いに息を詰める。
 「冗談だよ。おれがそんな絶倫男だとでも思ってるのかい?」
 「・・・知らない・・・っ」
乱れた浴衣を合わせ、袂からそっと忍ばせた手でチリ紙を宛がう。
 「すぐそうやってからかうんだから・・・」
やはりあの求婚も、猫娘をからかっただけの言葉なのだろう。
鬼太郎の真意を読みかねて、ぷいっと顔を背けた。
 「からかってなんかいないよ」
 「嘘。そうやっていっつもあたしを・・・、ぁっ・・・」
 「猫娘?」
鬼太郎の熱い迸りが、時間を置いて膣奥からとろりと零れ出す。
言うに言われぬ恥ずかしさに頬は赤く染まり、ぷるぷると身を強張らせた姿を前に、
鬼太郎は息を呑む。
しばらくして息をついた猫娘は恨みがましそうに鬼太郎をねめつけ、
一枚や二枚では足りずチリ紙に手を伸ばした。
236『頑張る雪姫ちゃん』-22 ◆NECOkE/60g :2007/11/27(火) 23:45:15 ID:gWDG4+7E

 「水浴びしてきたらどうだい?着替えなら猫娘の家から持ってきてやるから」
 「いいわよ、一度帰るわ」
しゅるしゅると帯を整えてさっさと立ち上がった猫娘の手を引いた。
 「えっ、ちょっと待てよ」
 「だってどこに着替えがしまってあるか判らないでしょう?」
 「箪笥ごと持ってくりゃいいんだろ」
随分豪快なことを言うものだと、猫娘は目を細めて笑い出したが、
 「これからずっとここに暮らすんだから」
 「え?」
当たり前のように言う鬼太郎の真剣な顔つきに気圧されて、こくりと頷く。
猫娘からの了承を得ると、鬼太郎は子供の頃のように無邪気な笑顔で頷き返した。
 「でも親父さんたちには何と言うの?吃驚なさるんじゃないかしら・・・」
 「別に大して変わらないよ。ただ夜帰らなくていいってだけなんだし」
鬼太郎もまたごそごそと身なりを整え始める。
 「父さんはずっと前から知ってるしねえ・・・」
 「・・・えっ?」
 「雪姫だってこの間の晩、君の家で寝てたのを見ていたから・・・今更じゃないか」
 「ええっ?!き、鬼太郎さん・・・気付いてらしたのっ」
当然だろうと、鬼太郎は不思議そうに見上げる。
いくら雪姫が妖力を抑えたところで、一瞬でも隙があれば鬼太郎の感知を逃れることはない。
 「なんだ。君も気付いてたのかい」
 「え・・・ええ。でも、それじゃぁどうして・・・止めてくれなかったの」
顔から火が出るように思えて、真っ赤な頬を両手で覆った。
 「止めろったって止まる状態じゃなかったろう?」
 「そう・・・だけど・・・」
何でもないことのように言う鬼太郎を見ていたら、恥ずかしがっている自分のほうが
おかしいような気がしてくるから不思議だ。
何も特別なことではないように求婚し、こうして共に暮らすことになるのだと、
思っていなかったのはどうやら猫娘だけのようだった。
それでもこうして重い腰をあげてくれたのは、雪姫の作戦が功を奏した結果なのだろうか。
 「君も気付いていたとはねえ・・・」
好色な眼で見上げられ、猫娘ははっと身を引いた。
 「その割には燃えてたみたいだけど。見られるの・・・嫌いじゃないんだ?」
 「違うわよぅっ!だってあの晩は・・・」
身を突く発情が抑え切れなかった。
鬼太郎に後ろから貫かれている間、戸の隙間から視線を感じた時には血の気が引いた
けれど、すぐに突き上げられた衝撃に意識が四散して官能の渦に呑まれてしまった。
ぱくぱくと口を開いたまま言い返す言葉も出ない猫娘を前に、鬼太郎は肩を揺らす。
悪いひとに引っかかったのだと知りながら、突き放すこともできない。
猫娘は深く息をついて、胸元に手鏡を仕舞い込むと、
チリン・・・と鬼太郎の贈った鈴の音が鳴り響いた。

<終>
237名無しさん@ピンキー:2007/11/27(火) 23:57:32 ID:Z4oL8+Lm
>>229
411氏の書かれる作品すごく好きです。いつも素晴らしい萌えをありがとう。
可愛い4部ねこ娘を大切に思うからこそ、寸止めで踏みとどまる今までの
4部鬼太郎も好きでしたが、ついに男にしてくれるとの事。
ものすごく楽しみに待ってます!!

原作風成長版の鬼太郎×ネコ娘もありがとう!


238名無しさん@ピンキー:2007/11/28(水) 18:27:59 ID:DX6RR3eu
続きキタ━━(゚∀゚)━( ゚∀)━( ゚)━( )━(` )━(Д` )━(*´Д`)ハァハァ━━━!!!!
239名無しさん@ピンキー:2007/11/28(水) 20:01:22 ID:jzac6jND
乙でした!
実は既に数十回プロポーズしてた兄さんに激しく萌えた
数十回のプロポーズに一度も気づかなかった猫娘にも萌えた

個人的には後日談のさらに後日談も読んでみたいです
240名無しさん@ピンキー:2007/11/28(水) 20:52:46 ID:T0PmkPeK
GJ! GJ! 毎回素敵に無敵な作品投下に感謝!

そうか何十回もプロポーズはしていたのか、鬼太郎……www
それだけスルーされていたのに、断られるとは思っていない辺り流石だw

4部鬼太郎の男になる続きも楽しみに待ってます!



そしてかわうそ×アマビエの12神とか他の神々も降臨お待ちしてます……(*´Д`*)
241名無しさん@ピンキー:2007/11/28(水) 21:09:11 ID:FcWHkHch
411神GJ!
次回も楽しみにしてます!!!

EDのアマビエの歌にもボコボコにされたカワウソいたしね。
セットで扱われてるよね。
242名無しさん@ピンキー:2007/11/29(木) 23:47:31 ID:lPUMZECV
話の腰を折ってスマソが、絵板はここ数ヶ月何の進展もないけど、
絵師が存在を忘れてるのかな?
243名無しさん@ピンキー:2007/11/30(金) 06:53:41 ID:zieWpXoP
二次や萌えスレの投下があるからじゃまいか?
絵板は元々そんなに連投される感じではないし。
そりゃ流れてしまううpロダよりも倉庫の絵板に投下の方が嬉しいけどさ。
こればかりは神絵師の気持ち次第だからねだるわけにはいかないよな。
244名無しさん@ピンキー:2007/11/30(金) 16:42:23 ID:08uZwz/p
>>243
二次と萌えスレの猫タン投下ってどれ?
245名無しさん@ピンキー:2007/11/30(金) 20:26:36 ID:F12+YJDN
虎縞猫に変身した鬼太郎とネコ娘(三期)のSSの入浴イメージに萌え〜
246名無しさん@ピンキー:2007/12/02(日) 01:20:40 ID:3rjbA74m
別冊ボンボン購入。
ほしの版の鬼猫はどうしてこんなにラブラブなのかw
247名無しさん@ピンキー:2007/12/02(日) 10:59:39 ID:1w98NeVC
ボンボン買いに行こうっと
248名無しさん@ピンキー:2007/12/02(日) 13:09:04 ID:h9OxyQM6
俺も買ってくる
249名無しさん@ピンキー:2007/12/02(日) 14:46:41 ID:NLBf+58A
「お肌ツルツル」
「僕はバテバテ」
今日の高山鬼太郎は大した事してないのにそんな事いうので
何か疲れる事をしたのかと、朝から萌えた。

ここのところ、高山鬼太郎はさりげなくネコ娘に優しくなっていてまた萌える。
五期キタネコ職人さん、おいでにならないかなー。
250名無しさん@ピンキー:2007/12/02(日) 18:29:11 ID:h9OxyQM6
別冊ボソボソ買ってきた
ラブラブというか、もうデレデレだなこの鬼太郎w
251名無しさん@ピンキー:2007/12/02(日) 18:39:27 ID:1w98NeVC
ぼんぼんとついでに5巻買ってきた

>ここのところ、高山鬼太郎はさりげなくネコ娘に優しくなっていてまた萌える。
例の浮気疑惑がバレてご機嫌を取り結んでる駄目亭主な気配も見えるような見えないようなw
252名無しさん@ピンキー:2007/12/05(水) 01:55:54 ID:Uqqp/jib
これまではご機嫌取るような事すらしてなかったからな。凄い進歩だ。
確かに「僕はバテバテ」はツッコミ入れたくなったW何やってバテたんだ!
253名無しさん@ピンキー:2007/12/05(水) 23:15:38 ID:5s5e6ue6
ネ申光臨祈願age
254名無しさん@ピンキー:2007/12/07(金) 01:12:02 ID:oaqcGBZ4
神さまたちは冬のお祭り準備で忙しいのかもな。

蒼猫神降臨待ってます。
255名無しさん@ピンキー:2007/12/08(土) 22:11:09 ID:cg9x8eVO
>254
>4
256名無しさん@ピンキー:2007/12/08(土) 22:59:22 ID:cay+DWzB
過剰なクレクレはどうかと思うが
「待ってます」はオケだと思うガナ-

ネ申久いつも素敵なSSありがd
257名無しさん@ピンキー:2007/12/09(日) 10:30:07 ID:kDJvWh2k
女の子はえろいことすると肌が綺麗になるらしいぜ
勿論温泉の効果もあっただろうが、猫娘のアレはやはりwww
258名無しさん@ピンキー:2007/12/09(日) 12:05:35 ID:pIisoZB1
夜は寝床で運動会?
259名無しさん@ピンキー:2007/12/09(日) 13:08:21 ID:CcLSq4Ot
誰がうまいこと言えと・・・w
260名無しさん@ピンキー:2007/12/09(日) 23:49:27 ID:k3iTRZ1Q
>寝床で運動会
競技は○○食い競争とか××隠しとか…只今妄想中
261名無しさん@ピンキー:2007/12/10(月) 01:15:31 ID:zVEaCIZN
××隠しって何なんだよW内容が気になるじゃないか。
262名無しさん@ピンキー:2007/12/10(月) 21:32:05 ID:XdAa42Iu
キン?
263名無しさん@ピンキー:2007/12/12(水) 04:10:28 ID:lZ5lCMr6
パンティ隠しかなとオモタ


──どうしてこんな…。
妖怪たちの夜の運動会が繰り広げられる中、ねこ娘は所在なさそうに鎮座したまま。
居心地悪く風の抜ける下半身を抑えるように、縮こまっていた。
「一等…シーサー」
妖怪たちの歓声があがっても、ねこ娘の頬は赤く染まったまま。
不意に鬼太郎が肩を叩いた。
「どうしたの?」
「どう…って……」

それは数刻前のこと。
「パン隠し競争??」
墓場の運動会会場の裏に呼び出されたねこ娘は、不思議そうに鬼太郎の言葉を繰り返した。
パン食い競争…なんら聞き覚えがあるが、パン隠し競争など聞いたことがない。
首を傾げている間に鬼太郎はずいっと身を寄せて
「協力してくれるかい?」
と、普段通りの笑顔で尋ねた。
「う…うん?」
もう第一競技も始まろうというのに、これからパンを焼く手伝いでもするのだろうか。
いくら夜を賭しての運動会とはいえ、気が長い話だ。
「……そう。じゃぁ…足を開いて?」
「え?」
ねこ娘の猫目がきょろりと回る中、鬼太郎の手がスカートの下へと伸びた。

それから第5競技まで進む中、運動神経抜群のねこ娘も競技に出ることはままならず、
周囲の観戦に紛れて、それぞれの妖怪たちを応援し続けていた。
ときおり応援に興奮して立ち上がれば、短いスカートの下に風が抜けて、
居た堪れない気持ちで鎮座する。
そんなことを繰り返しているうちに、不意に鬼太郎に肩を叩かれた。
「どうしたんだよ。参加しないのかい?」
「え…っ」
ひょっとしたら鬼太郎は忘れてしまったのだろうか。
恨みがましく鬼太郎の顔を睨みつけると、その口元はにやにやと笑んでいる。
意地悪な顔つきで、お転婆な活躍のできないねこ娘を見て、楽しんでいる。
ねこ娘が口を尖らせると、進行役のアナウンスが流れた。
「それでは第6競技『パンティ隠し競争』を開始致します。選手の方はおのおの身を隠してお下がりください…」
264名無しさん@ピンキー:2007/12/12(水) 09:04:39 ID:sVbzkfls
>>263
GJ!!!朝から禿萌えた。鬼畜太郎すぐるwww
続きが非常に気になるんですが…。
265名無しさん@ピンキー:2007/12/12(水) 11:05:46 ID:bt7p1F/r
内容はエロいのに、何故か大爆笑してしまったWなんちゅー競技じゃ。ぜひ結果を知りたい。
266名無しさん@ピンキー:2007/12/13(木) 02:59:04 ID:k08+cNv9
>264>265 レスd
小ネタで良ければもう一つ。「○○食い競争」

妖怪大運動会を終え、心地よい疲労感に妖怪たちが寝静まる中。
ゲゲゲハウスからは粘着質な水音が響いていた。
寝床に胡坐をかき、下半身を覆った木の葉布団がもぞもぞと蠢く。
珍しく積極的な少女の口淫の申し出に嬉々として身を委ねていたが…
その舌先でちろちろと弄るばかりで咥えも扱きもしない。
むず痒いような甘美な感触に焦れて、木の葉布団をはいだ。
「お……おい、ネコ娘。やるならちゃんと…やってくれよ」
根元から裏筋を通って亀頭まで舌先を伝わせると、ネコ娘の視線があがる。
猫特有の尖った瞳で恨みがましく少年を睨みつけると、先端をちゅっと浅く口づけた。
歯がゆさにびくりと腰が震える。
達するまでに至らぬ、点と点を結ぶように些細な刺激を繰り返されて、
鬼太郎の剛直は下腹を打たんばかりに硬くそそり立ったまま。
先端から滲み出た我慢汁とネコ娘の唾液に覆われて照り光る。
「何だよ…」
「……イジワルなんだから」
それはこっちの科白だと言いかけた時、再び柔らかな唇にちゅっと裏筋を啄ばまれ
言い返す言葉は喉の奥に押し込められた。
「着替えの…下着…。隠したの…鬼太郎でしょ」
「え…?」
運動会の中盤。
妖怪池の飛び石渡り競争に出たネコ娘は、濡れた飛び石に足元を滑らせた。
折りよく途中休憩に、用意していたはずの体操着に着替えるはずだったのだが…
「何のこと?」
「とぼけないでよ…っ」
ネコ娘の手がぎゅっと根元を掴み、痛みとない交ぜになった刺激に鬼太郎は歯を食い縛る。

──絶対に用意しておいたのに…っ、どうして??
仕方なく下着なしで直接ブルマをはいたものの、伸縮する生地がその身をぴったりと
象り、落ち着かない。
あまり気にしていてはかえって目を引くだろうと、知らぬふりをして競技を続けていた。
厚手の生地だから大丈夫だろうと、いつも通りにいくつかの競技に参加していたが…
「ネコ娘…ちょっと」
「何?」
終盤の大玉転がしの最中、列に並ぶ鬼太郎が耳もとで囁く。
「……縦筋が…食い込んでるよ?」
「え…?」
すぐには意味が判らず首を傾げていると、行列に紛れて鬼太郎の指がすっと
ブルマの端に伸びて、スッと生地を引いた。
「あっ…」
動いているうちに食い込んでいたのだろう。
生地を引かれて直されると、直に縦筋に触れていた部分が摺れた。
思わずその場にしゃがみこむと、その間に大玉が二人の頭上を抜けて行った。

「…ずっと見てたんでしょう…」
鬼太郎は口許を歪めただけで答えない。
どこか落ち着かずに内股気味に歩いていたネコ娘も、しばらくして気にせず競技を続けるネコ娘も、
そのせいで食い込んだブルマの縦筋も、鬼太郎はずっと眺めていたのだ。
「どうしてそんなイジワルするのよ…。だから赤組…負けちゃったじゃない」
悔しげに口を尖らせ、再び股座に顔を寄せる。
今度はその小さな唇を大きく開いて咥え込んでくれたが…
その根元は強く握り締められたまま。
いつの間にそんなやり方を覚えたのか、ネコ娘の方がよっぽど意地が悪い。
「くっ…、だって…さ」
恥ずかしがってるネコ娘が…可愛くて。
あんな大勢の妖怪たちの中、その恥じらいを知るのは当のネコ娘と鬼太郎だけ。
いつもはお転婆な活発ぶりを見せるネコ娘が途惑う姿が愛らしかった。
……そんな疚しい思いを公言するほど、鬼太郎は素直でもない。
267名無しさん@ピンキー:2007/12/13(木) 03:00:49 ID:k08+cNv9
しゃがみこんだままのネコ娘の足を取り、強引に引き開いた。
「んっ…!」
突然に天地が逆さになり、咥え込んだものに歯を立てぬよう舌で押し出す。
頭と足が逆さになったまま腿の根元を抱き寄せられ、鬼太郎の目前に晒された
恥部に風が抜ける。
「ぃ…いやぁっ!」
「赤くなってるみたいだね…。摺れたのかな?」
「やっ…ヤダ、こんな…格好…っ」
バタつかせた足は空を切り、身を捩るたびに目の前の桃尻が揺れる。
わずかにかさついた赤い擦り跡に舌を走らせると、暴れていた足も止まった。
「ふっ…くぅ……っ」
「消毒しないといけないね」
「……お風呂で洗ったから…大丈夫だもん…っ。あんまり弄らない…でぇ」
「大丈夫じゃないだろう?ほら…こんなに敏感になってるじゃないか」
「ニャッ」
ネコ娘がしたように、わざと舌先でつつく程度の刺激を与えると、そのたびに
ビクッビクッと腰が跳ねる。
くすぐったいようなむず痒いような甘い刺激にネコ娘は身を震わせた。
「ちゃんと消毒してやるよ」
「だ、だめぇ…っ」
身を捩ればそのまま横倒しにされ、陰陽を象る格好で互いの股座に顔を埋める。
鬼太郎の舌が這い回るごとにネコ娘の手からは力が抜け、
しゃぶりついてしたはずの唇からは熱い吐息がもれ始めた。
「こんな…のやだ…、やめ…てよぅ…」
互いに舐め合う行為が余程恥ずかしいのか、それとも秘裂に響く痺れに耐えられないのか。
ネコ娘の口淫はすっかり止まってしまっていた。
「……そうだ。競争しようか」
「きょう…そう?」
「もし僕の方が先にイッちゃったら、やめてやるよ」
「え…本当?」
負けず嫌いのネコ娘の瞳に力が戻る。
「でも、君が先にイッちゃったら…僕の好きにさせてもらうよ?」
「えっ…」
鬼太郎の好きなようにされる。そう思っただけでネコ娘の背筋に妙な痺れが走る。
恐怖心なのか、期待しているのか…自分でも判らない。
ネコ娘が途惑う間も鬼太郎の指先がぬるついた秘裂を開き、熱く火照り出した包皮を
掻き分けて肉芽を啄ばむ。
「ひゃあっ…!ずるいよ…んんっ」
負けじとネコ娘も目の前の怒張した肉茎を咥え、喉元まで押し込むようにして吸い込んだ。
どちらに転んでも鬼太郎の好きなようにされていることも気付かず。
夜の○○食い競争に激しい水音が響いていた。
268名無しさん@ピンキー:2007/12/13(木) 10:47:25 ID:bpQhUTu4
ちょWなんて鬼畜でドSで知能犯!どっちに転んでも鬼太郎は損しないとは。
269名無しさん@ピンキー:2007/12/13(木) 13:05:39 ID:FKKdQuJG
鬼太郎ひでえWさぞかし運動会の最中楽しかったんだろうな…。
270名無しさん@ピンキー:2007/12/13(木) 21:00:39 ID:GYveiXfZ
GJ! すげぇドSっぷりがたまらんw
どっちになっても鬼太郎は美味しい思いをする上に
鬼太郎が先にイってもネコ娘は納まり付かないだろうにwww

またネタが出来たら降臨していただきたい。
271名無しさん@ピンキー:2007/12/13(木) 21:05:09 ID:yTiNE8mC
どっちみちぬこたんは下のお口で鬼畜太郎の肉棒を食べる事になるわけだなww
272名無しさん@ピンキー:2007/12/18(火) 19:31:22 ID:6eLFymSf
ほす
273名無しさん@ピンキー:2007/12/20(木) 21:21:05 ID:sW3s2ne2
ほしゅる
274名無しさん@ピンキー:2007/12/22(土) 23:12:23 ID:GwzmZkN1
冬コミでは鬼猫本が沢山買えますように
275名無しさん@ピンキー:2007/12/23(日) 10:02:07 ID:ow98neRb
大晦日はきついね
三日目にねこ娘本はあるかな?
276名無しさん@ピンキー:2007/12/23(日) 11:12:52 ID:DFdwGnk+
いわゆるノマカプ系は初日になると思う。
野郎向けは書店通販でも結構買える。
277名無しさん@ピンキー:2007/12/23(日) 19:29:38 ID:E0LhoVnK
>>275
カタログ見た限りでは結構あったと思うよ。
固まってる所以外にもちらほらねこちゃんいたし。
勿論三日目ね。

大晦日め…!
278名無しさん@ピンキー:2007/12/25(火) 23:12:30 ID:/YcTTMRN
保守
279名無しさん@ピンキー:2007/12/26(水) 16:07:20 ID:Dvq8RsIa
保守
280名無しさん@ピンキー:2007/12/26(水) 17:39:40 ID:dKh5eNtI
サンタはこなかったのか…(´・ω・`)
281名無しさん@ピンキー:2007/12/26(水) 22:38:15 ID:5nLM+oG6
ネ申からのお年玉がありますように(−人−)
282名無しさん@ピンキー:2007/12/26(水) 23:16:14 ID:XiusjnCj
みたいだね…
283スフィンクス:2007/12/27(木) 00:59:04 ID:TWKD3neS
全裸のサタンを持ってきたぞ。大きなダイヤモンドに入っているが。
284名無しさん@ピンキー:2007/12/27(木) 02:06:42 ID:tXwbiR4B
じゃあ、そのダイヤ売って猫ちゃんに貢ぐ
285通りすがり:2007/12/27(木) 11:25:56 ID:DS+yClyv
絵板の者です。ラクシャサねこ娘の絵を2枚投下しましたので、
よろしければ箸休めに覗いてやってください。
相変らずローペースな投下しか出来ませんが、ここはいつも見ていますので、
新作を希望される時はちらっと触れてくだされば、また何か描ければと思います。
286名無しさん@ピンキー:2007/12/27(木) 19:06:20 ID:mbt6kYYo
乙でした。

鬼太郎グミ買ったら、鬼猫のペアカードでた。
ラムネ買ったらネズミのカードだった…しかも無駄にキラカード。
287名無しさん@ピンキー:2007/12/27(木) 22:08:58 ID:MR3nDL0c
絵ネ申キタ━━ハアハアε=(*´Д`*≡♥(*´Д`≡´Д`*)♥≡*´Д`*)=3ハアハア━━!

今年の最後にいいものをご馳走様ですた。
288名無しさん@ピンキー:2007/12/30(日) 09:16:43 ID:LQmZ189k
ぬこ本げとしてきた
今から読む。
3日目のみんなもがんばってげっとしてきてください
289名無しさん@ピンキー:2007/12/31(月) 11:56:12 ID:QlY1l6rs
大晦日保守
290名無しさん@ピンキー:2008/01/01(火) 00:06:43 ID:fJF+mvqy
上げましておめでとうノシ
291名無しさん@ピンキー:2008/01/01(火) 23:06:39 ID:BSHniqnX
お年玉に期待あげ!
292名無しさん@ピンキー:2008/01/01(火) 23:15:30 ID:7Ids3thj
ぬこたん姫始めあげ
293名無しさん@ピンキー:2008/01/03(木) 21:55:39 ID:S8oXuJaJ
考えてみたら、ねずみ男ってば干支だよね…。
そんな時期だからこそ水木女の子キャラたち総出で彼を囲んでやってもよいかも…。
後で全キャラにフルボッコだろうけど。
294五期鬼猫:2008/01/04(金) 01:01:37 ID:Buj5P1Sd
保守がてら五期で姫初め

「ほら、裾たくしあげて」
鬼太郎の囁きがネコ娘の耳元に落ちた。
その言葉にネコ娘は首を振って抗うが、その頬は赤く切なげに荒い息を付いている。
「せっかくの振り袖、汚しちゃうのは嫌だろ。似合っているのに」
たった一言なのに、鬼太郎のその言葉だけでネコ娘は自分の胎内の奥深くがきゅんと反応して、
とろりと身体の中から溢れる物が太股を伝い落ちるのを実感した。
紅色地に宝尽くしなんて、今様とは言い難い古典柄なのに鬼太郎が誉めてくれるなんて思わなかった。
どんなに着飾ったって誉めてくれるどころか気付きもしないだろう鬼太郎なのに。
「で、でも…………」
「なに?」

今だって鬼太郎に背を向けて尻を突き出すような姿をしているのに、身体中が彼を欲しいと叫んでいるのに、
ネコ娘は恥ずかしさの余りに口ごもる。
だがそんな恥じらいに鬼太郎は熱の籠もった囁きで問い返し、
はだけた胸元から零れ落ちている乳房を両手で揉みほぐした。
発育途中の乳房であっても、少年の掌にはあつらえたかのように丁度良く、
淡い紅色に染まった乳首が指先に挟まれて転がされるとネコ娘は甘い声を上げて首を振る。
「にゃっ、にゃあぁぁ……きたろぉ…………」
「そういえばネコ娘、こういうの何て言うか君は知ってる?」
ちゅう、と小さな音を立ててうなじにキスをされながら鬼太郎の囁きめいた問いが落ちてきた。
ネコ娘は羞恥と驚愕で瞳孔を細め、だらしなく開いた唇のまま振り返って、恋しくも自分を乱れさせた少年を見る。

「にゃ、にゃに言うのよぉ、きたろぉ……」
回らない舌で問い返すネコ娘に鬼太郎は喉の奥で笑うと、
彼女の背にのし掛かったまま彼女の下唇を優しく噛むようなキスをした。
鼻を鳴らして身を震わせる彼女の姿に、鬼太郎は舌なめずりをする。
「知っているんでしょ?ネコ娘は僕なんかより世に聡いからねぇ」
常ならば万事醒めた節のある隻眼が熱を帯びてネコ娘を見た。
口元は仄かに笑みを浮かべてはいるけれども、その眼は餓えている獣その物だ。
「ヴニャッ!き、きたろぉのえっちっ……知らないよぉ…………」
辛うじて反抗するような眼を向けてくるが、それは彼女をより屈服させて
自分を請わせたくなるように煽っている眼にしか鬼太郎には見えなかった。
正月らしく振り袖を着ているネコ娘と違い、普段通りの黄と黒のチャンチャンコに鈍錆色の学童服姿の鬼太郎は、
そのズボンの中で堅く強張った陰茎をネコ娘の桃尻へ押し付ける。

「僕に嘘を付くんだ、知っているくせに」
「そんなっ……やっ、やぁ…………熱いよぉ、きたろぉ…………」
「何が?言ってくれないと分からないよ?」
幾重もの布地越しの筈なのに、何度も自分を貫いて身も心も蕩けさせられた物が判ってネコ娘は首を振る。
だがそれを請うように無意識に尻を鬼太郎に押し付け返していた。
「…………ねぇ、意地悪しないで…………」
「じゃあこういう事、何て言うか知っているんでしょ?僕に教えてよ」
鎖骨へと流れる首筋にキスをされながら鬼太郎に囁かれ、ネコ娘は小さな悲鳴を上げた。
首を伸ばして間近にある鬼太郎にキスを求めるが、唇が触れそうになると鬼太郎が首を引いてしまう。
「…………」
「聞こえないよ、もっとはっきり教えてよ」
潤んだ目に唇の端から涎を垂らして猫娘が声にならぬ声を出す。
その動きで何と言ったか捕らえられたが、鬼太郎は素知らぬふりをする。
295五期鬼猫:2008/01/04(金) 01:02:19 ID:Buj5P1Sd

「うにゃんっ!耳だめぇっ!」
ぴちゃりと水音が弾けると共に耳を舌でなぞり上げられ、軽く歯を立てられてネコ娘が悲鳴を上げた。
「じゃあ僕の質問に答えてよ、ネコ娘」
鬼太郎の熱い吐息と熱っぽい囁きがネコ娘の耳に零される。
その声に反応して身体の奥深くから熱く垂れ落ちてくる物があるのが判り、ネコ娘は腰を震わせた。
「…………ひ、姫初めって言うの…………」
「どういう行為を指すんだい?」
「その……………………あの……新年で最初のえっと…………にゃっ!?だめぇ、つままないでぇっ!」
堅く尖った乳首を両方摘み上げられてネコ娘が悲鳴を上げた。
だが鬼太郎はその悲鳴すら愛情と欲情を煽り立てるというように、ネコ娘を責め立てる手を止めようとはしない。

「ほら、どういう事するのさ。僕に教えてよ」
「にゃ、にゃあぁぁ…………今してるじゃない……鬼太郎の意地悪ぅ…………」
胸を揉みしだかれ、うなじに舌を這わされながらも切ない程に疼く場所に指一本触れて貰えない事に、
ネコ娘は腰を揺らめかせて甘い吐息を付いた。
膝の辺りまで垂れているのが判るのに、自分で触れる事も恥ずかしくて出来ないでいる。
「それをどう言うのか教えてよ、ネコ娘より僕の方が世に疎いからねぇ」
「嘘ばっかりぃ……ばかぁ…………」

ネコ娘の金色の瞳から涙が零れる。
元々負けん気の強い娘だが、こうして好きなように翻弄されているのが悔しいのだろう。
だがその眼は涙以外の物でも潤んでおり、睨み付けようとしている眼は誘っているようにも見える。
鬼太郎は餓えと乾きに煽られて、喉を小さく鳴らした。
ズボンの中はきつい程に苦しくて、ぬめつくのが気持ち悪いぐらいだ。だがそんな事はおくびにも出さない。
「我慢出来ないんでしょ?腰、揺れてるよ」
舌先でネコ娘の涙を拭い、鬼太郎は含み笑いをしながらネコ娘に囁く。
その一言に彼女は身を強張らせるが、刹那に呑んだ息は違う行為の彼女を連想させた。

「さ、裾を自分で巻くってごらんよ。そうしたら意味を教えてくれなくてもいいよ」
鬼太郎はネコ娘の手を丁重な程に優しく取ると、床に広がった裾をその手に取らせた。
どこか冷たい鬼太郎の手はこんなひどい意地悪をするのにひどく優しくて、
ネコ娘は着物の裾と合わせて鬼太郎の指を握り込む。
これは鬼太郎の手なのだ、
そう自分に言い聞かせながら自分の意思でネコ娘は着物の裾を腰元へとたくしあげる。
熱が籠もっていた中に外気が流れ込み、濡れている全ての場所がひやりとした。

「…………見ないでぇ…………」
ネコ娘の震えた声がして、着物ごと片手が握り締められた。
着物の紅色地が彼女の白い肌を更に引き立てて、独特の甘い匂いが色彩と合わせて濃厚な花の香りを連想させる。
そしてその中でも、赤い秘花は別個の生き物の用に打ち震え、自分を招いているようにしか見えなかった。
「見せてくれたのは君だろ。膝まで濡らしてるじゃないか、そんなに我慢していたのかい」
声を平静に保とうとしながらも、鬼太郎の声は掠れていた。
ネコ娘の手を握り締めながら、空いている片手でせわしなくズボンをはだけて、
我慢汁にぬらつき下腹部を叩こうとする陰茎を引き出す。

「だ、だって……だってぇ…………にゃっ!?はっ、にゃあぁっ!きたろぉ、焦らしちゃやだぁっ!!」
「何をしたいか言ってごらん、こっちの口だけじゃなくて上の口も素直になりなよ」
ぐちゅぐちゅと淫らな水音と、堅く熱い物が切なかった場所へ擦り付けられた感触にネコ娘が悲鳴を上げる。
腰を突き出してそれを奥深くに招こうとするが、逃れられては尻肉を突き上げられてその固さと熱に息が上がってしまう。
「さっき言った事だろ、ネコ娘」
秘裂にそって亀頭を滑らせれば、堅く尖った花芯を捕らえてネコ娘の身体が反り返る。
ネコ娘の秘所に軽く潜り込ませて刺激してやれば、熱く蕩けた肉襞が舐めて軽く咥えてくるのが堪らなくて、
そのまま奥深くまで貫きたくなる衝動を鬼太郎は必死で堪えていた。
息が上がるのが押さえられないが、ネコ娘の甘い嬌声がその息づかいを誤魔化してくれる。
「にゃぁっ、にゃあぁ…………鬼太郎ぉ…………きたろ………………
姫初めしよ……早く入れて、新年最初のエッチしてよぉっ……ふにゃああっ!!」


続きを読むにはワッフルワッフルと入れても出ません。
296名無しさん@ピンキー:2008/01/04(金) 02:17:44 ID:m0aJhy6n
何と言う蛇の生殺しW
297名無しさん@ピンキー:2008/01/04(金) 21:49:22 ID:4OI9ghqh
四つん這いになれば続きを書いて頂けるんですね?
298名無しさん@ピンキー:2008/01/05(土) 00:40:22 ID:Z/cmsdpH
わっふるわっふる!
299名無しさん@ピンキー:2008/01/05(土) 10:51:49 ID:1u6C1SV5
相変わらず鬼畜だな
ガマンできずにぬこたんより先に逝ってしまったら笑うww
300名無しさん@ピンキー:2008/01/05(土) 16:46:18 ID:a0brbUsg
ワッフルワッフル!続きは!?続きは!?
301名無しさん@ピンキー:2008/01/06(日) 10:03:38 ID:8jwdPzfc
黒カラスに猫萌えフラグ立った

ラストの鬼太郎なんかむっとしてたっぽいから、
帰ったらきついおしおきが待ってるかも
302名無しさん@ピンキー:2008/01/06(日) 12:30:48 ID:bd2JxT1D
確かにいつものスルーと口調が違う感じだったな。なんか怒ってると言うか不機嫌な言い方。こんな鬼太郎は初めてじゃ?
お仕置きが怖いような楽しみなようなW
303名無しさん@ピンキー:2008/01/06(日) 18:32:03 ID:xJiMZueF
確かに描写的に見ても、明らかにいつものスルー口調ではなく語気が強かったな
少しはヤキモチ妬いているのか・・
お仕置きもいいが、このシュチでの大甘路線もみてみたい
304名無しさん@ピンキー:2008/01/06(日) 21:32:09 ID:y3iIlT5Q
初めて他の男を意識したからな、ネコたん。
ここでお仕置きでもいいが、甘甘にしてむき直させる路線も大歓迎。
つまりはワッフルワッフル!
305名無しさん@ピンキー:2008/01/06(日) 21:59:53 ID:QAti8TaJ
ここで、なぜネコ娘×烏天狗の発想がこない。
結局鬼太郎かよ。
306名無しさん@ピンキー:2008/01/06(日) 22:14:28 ID:khvvugI6
事実上キタネコスレだからな…
307名無しさん@ピンキー:2008/01/06(日) 22:19:11 ID:8jwdPzfc
黒カラスは堅物そうだし、イマイチ思い浮かばん。
蒼猫なら妄想できるのに。

冥界符、あの五官王も貰ってまんざらでもない様子だったし
男を惑わす効果でもあるのかと思ってしまう。
308名無しさん@ピンキー:2008/01/06(日) 22:36:08 ID:bd2JxT1D
カラス天狗はチューした時にクチバシ刺さりそうだな、とか思ってしまった。
309名無しさん@ピンキー:2008/01/06(日) 22:52:52 ID:/23WDdG2
>>305
そんなことはないぞ、猫娘×黒鴉いいと思う
堅物が生娘のことを好きになりすぎて切れるのもいいし
人間界の色事事情のおかげで耳年増な猫娘が黒鴉を誘惑してもいい

ただそこまでは思い浮かぶんだが、文才がないから黙ってたんだ
書けないのに言い出したら逆に申し訳ない気がして
310名無しさん@ピンキー:2008/01/06(日) 23:16:04 ID:cGeZz+nf
時々思い出したように現れるカプアンチだからヌルーでよくね?

貶めるレスより新たな萌えを書き込んでくれればそれでいいのにな
ということでもう一度黒カラス話見返してくるよ
311名無しさん@ピンキー:2008/01/07(月) 00:11:22 ID:EiqI8OUC
>>310
別に全然貶めてもカプアンチでもないと思うが?

気回しすぎて返って雰囲気悪くしてるぜ…。
312名無しさん@ピンキー:2008/01/07(月) 00:39:46 ID:6UtG1J5E
>>285
通りすがり様、拝見いたしました。
せっかくですので、一つだけ新作希望を。
この2枚のアングルのラクシャサじゃないノーマルの4部ねこちゃんヴァージョンもお願い致します
313名無しさん@ピンキー:2008/01/07(月) 14:16:26 ID:lDNzpVbu
【映画】実写版「ゲゲゲの鬼太郎」続編製作決定!ぬらりひょん役に緒形拳・濡れ女役に寺島しのぶなど豪華な俳優陣
http://news24.2ch.net/test/read.cgi/mnewsplus/1199652824/

濡れ女wktk
314名無しさん@ピンキー:2008/01/07(月) 18:26:19 ID:7xIIl3WK
通りすがりの人にいつも粘着してるクレクレ厨はなんとかならんのか
315名無しさん@ピンキー:2008/01/07(月) 19:52:25 ID:YIyzwVGA
>>314
何人かいるみたいだけど、別にいいんじゃない?
316通りすがり:2008/01/07(月) 20:04:58 ID:OlSKVEy0
度々失礼してすみません。
リクエストについてなのですが、絵板のコメント欄で「ラストリクエスト」
を2枚分いただき、曲がりなりにも2枚とも消化しましたので、今後はリクエストは
「○期猫を書いて欲しい」位の幅広いご希望にしていただけると、大変ありがたいですのですが…。
描き手との気持ちとして以前から、一人の詳細な希望よりも、数人の大まかな希望の方を
描きたいと思っていましたので…。
わがままを言って申し訳ありません。本スレへの書き込みも今後は控えます。
新年からスレ汚し失礼しました。これよりは皆様の素敵SSで潤してください。
317名無しさん@ピンキー:2008/01/07(月) 20:56:32 ID:MKHvICNN
通りすがり氏、いつも素敵絵をご馳走様です(;´Д`)ハァハァ
一閲覧者としては通りすがり氏の萌えを時より形にして見せていただけるだけで十分です。
これからも末永く他の絵ネ申やSSネ申と共に見守っていただきたい。
318名無しさん@ピンキー:2008/01/07(月) 21:04:48 ID:EiqI8OUC
>>317に同意です。
自分も通りすがり氏の素敵絵に萌えさせて頂いてます。
これからも時折ご自身の萌えの形をおすそ分けさせてもらえれば嬉しいです。
また楽しみにしております。
319名無しさん@ピンキー:2008/01/07(月) 22:14:46 ID:kcBbVF+5
黒鴉×ネコ娘

「そうだ、これをネコ娘殿に…。」
黒鴉は懐から花を一輪取り出すとネコ娘へと手渡した。
「わぁ〜綺麗!これ、貰っていいんですか?」
「私のような無骨な者が持つよりも、ネコ娘殿のような
か、か、可憐な方が持っていてくれた方が…。」
「やぁだぁ〜 可憐だなんてぇ〜!」
「ムム、こ、これは天狗族に伝わる幻の…!」(親父)

みたいなやり取りを少し離れた所から生暖かく見つめる鬼太郎とか?
ダメだ、どうあがいてもキタネコになってしまう… orz
320名無しさん@ピンキー:2008/01/07(月) 22:15:28 ID:LPVVWIYv
通りすがり様、書き込みは今後も時折お願いします。
楽しみにしていますので。
321名無しさん@ピンキー:2008/01/07(月) 23:00:40 ID:TRckD7a6
>>319
今まで3期の井戸仙人みたいなイロモノとか、シーサーみたいにペットとか弟分的存在以外に
ストレートにネコ娘に好意寄せた鬼太郎以外の男キャラっていなかったから、絡ませるの難しい気がする。

自分を大事に扱ってくれて素直に好意を寄せてくれる黒鴉に心魅かれつつも、
身体は鬼畜太郎に縛られて〜みたいなシチュはどうだろうか。
322名無しさん@ピンキー:2008/01/08(火) 22:08:09 ID:vc5IzIHc
キタネコというよりネコ娘→鬼太郎っぽい感じでの
鬼太郎×ネコ娘で蒼坊主×ネコ娘で黒鴉×ネコ娘という、ネコ娘がハーレムなんだか
酷い目にあってるんだかなのでもいいぞ、というかむしろこういうネタやりたい。

霊界符繋がりでいうなら五官王も次に出た時、ネコ娘へのフラグ立ちそうだしなw
323名無しさん@ピンキー:2008/01/09(水) 01:25:56 ID:fxYPo83X
つか、5期で黒鴉とネコ娘は分かるけど、
蒼坊主とネコ娘で妄想できる人ってある意味すごいなと思うw
実際本編での絡みほぼ皆無なのに。
あと未だに鷲尾ろくろ作品が生まれないのはちと不思議w
324名無しさん@ピンキー:2008/01/09(水) 01:31:36 ID:3yEy8oJo
このスレにいる人達は男キャラにも愛着を感じてるからな。
鷲尾のファンが書きたいと思ってくれれば投稿されるのかも。
325名無しさん@ピンキー:2008/01/09(水) 06:43:51 ID:b5KhkdrD
五官王にフラグが立ったら
ベアード様にマジで一喝されかねんがな
326名無しさん@ピンキー:2008/01/09(水) 19:45:51 ID:Fmxc2yMR
>>323
他の人はわからんが、自分は
1.鬼太郎があれだけ懐いている&横丁に馴染んでいる。
2.『ネコちゃん』と呼んでいる。
のあたりから、「それならネコ娘とだってそれなりに親しかろう」という
作中外を妄想してみた。

アマビエ話を見ても、蒼兄さんは面倒見よさそうだなと思ったので、
弟分の鬼太郎と一緒にいる妹分、みたいなノリもあったり。

二次創作なんて、作中外の行間読む(妄想する)のが当然じゃね?
327名無しさん@ピンキー:2008/01/09(水) 21:16:57 ID:/2O03t+m
326同じくノシ

自分も鬼太郎に期待していただけに
「ネコちゃん」呼びを蒼坊主が叶えてくれた事が大きい。
もうひとつはネコが蒼坊主を「蒼さん」と呼んでたことが
さらに拍車をかけた感じ

寧ろ、黒鴉のように本編でやられると逆に駄目
似たような理由で、5に関しては鬼太郎で妄想できないから
他のネ申が投下してくださる作品で、萌えさせてもらってる。
328名無しさん@ピンキー:2008/01/10(木) 21:50:44 ID:xPa/VUm/
>>325
蔑んでいた妖怪の少女に心動かされ
悶える五官王を見てみたいw
329名無しさん@ピンキー:2008/01/10(木) 23:43:11 ID:Iz8V3MkP
きめえw
330名無しさん@ピンキー:2008/01/11(金) 00:56:12 ID:xv3DqzSY
このスレではキタネコ成人化ネタ結構あるけど
どういうビジュアルで想像してるの?
やっぱり羅刹モードの影響が大きいのかな?
331名無しさん@ピンキー:2008/01/11(金) 05:45:35 ID:GcB3PS3D
自分はアニメっぽいのじゃなくて原作調
332名無しさん@ピンキー:2008/01/11(金) 11:02:59 ID:tIJ11f1G
俺はやっぱ4期だなあ。>成人
もちろん原作や他期ベースの作品は読んでて浮かぶイメージもそれに従うが。
333倉庫避難所51:2008/01/11(金) 23:43:06 ID:a0Txybbf
倉庫番様のおかげで、「215-/ねこ娘陵辱ものリレー小説/三期」SSを改訂できました。

大筋や結末は一緒ですが、細部の表現を変えたり、一部の描写により突っ込んだ表現や解説が入ってます。

季節外れの感もありましたが、昨年夏頃に自分が昔投下したこのSSが原因で、
過去スレッドログで少々議論となったので、反省の意味も込めて、
リメイク版をお送りしますので、興味持たれた住人様はご一読を。

あと、叶うなら、常連の絵師様による挿絵というかイメージ画みたいなのが倉庫その他で幾つか投下されれば、
今後のSS創作の参考にできるかもしれません(自分は絵が描けませんので)。

お願いいたしたいところですが、あくまでも「依頼」ですので、
時折出ると言われる『粘着してるクレクレ厨』(?)とやらの強制リクなんかでは勿論ありません。
叶うか否かは、絵師様の創作意欲次第にお任せいたしますので。

それでは。自分も新SSの構想が湧いたら、また挑戦してみますね。

334名無しさん@ピンキー:2008/01/12(土) 02:14:31 ID:/tNGU9bY
何かもにょる
自分のネタ出しのために絵師に「依頼」って…
まだクレクレ厨の方がマシだw
335倉庫避難所51:2008/01/12(土) 09:01:38 ID:MBtcXQJX
>>334
>自分のネタ出しのために絵師に「依頼」って…

誤解させてしまったようですね。申し訳ありません。
ネタ出しのための「依頼」じゃないですよ。
結果的にネタ出しにもなることもあれば良いかと思うだけで、
画自体は単なる、絵師様任せの「依頼」みたいなもんです。
勿論叶わなければそれでも良いわけです。
336名無しさん@ピンキー:2008/01/12(土) 11:00:23 ID:M8kFxBMc
>結果的にネタ出しにもなることもあれば良い
何様なんだw
337名無しさん@ピンキー:2008/01/12(土) 11:06:29 ID:SDtPc3m1
読むほうとしては挿絵はなくてもいいというか、
あっても無くても構わん。同時には見ないし。
依頼でもクレクレでもいいじゃん、絵師様も職人さんも
出したいと思ったときに出してもらえればいいし。

それより明日は商品タイアップネタなのか?
最近近所のスーパーに鬼太郎パンが大量に入荷するようになったんだが。
シールの為にほぼ毎日買ってるのに…
ぬこのシールが全然あたらん。
338名無しさん@ピンキー:2008/01/12(土) 11:27:57 ID:+GKpxc5g
ネ申も作品に関しての感想やリクエストされることも嬉しいと思うけど
過剰なクレクレはSSネ申にも糸会ネ申にも負担だとは思うんだ。

過去に降臨された糸会ネ申のなかには、SSネ申の作品に萌えて
素敵絵を投下してくださったネ申も居たのは事実だし。
マターリしようぜ、マターリ

そんな自分は、昨年続きを投下すると予告されたまま行方知れずになっている
SS三ネ申の行方が気になっている。
お忙しいのだろうか
339名無しさん@ピンキー:2008/01/12(土) 13:09:46 ID:vpFPi2zq
きっとお忙しいのだろうな。
俺も昨年からずっとワクテカしながら気長に待っている。
340名無しさん@ピンキー:2008/01/12(土) 16:16:00 ID:eIwJj/on
>>330
自分はやっぱその後のお下げネコだなぁ
鬼太郎もゲタ吉以外想像できないよ
341倉庫避難所51:2008/01/12(土) 21:45:32 ID:sJs6m3qI
>>336
上手く言えないので、誤解をさせた点はご容赦下さい。
一応勝手な判断はどうかな?と思いましたので、
倉庫番の管理人様にご相談の上、
住人の皆さんの同意があればとのご指摘でしたので・・・・。

>>337-339
そうです。そのマターリと絵師様のご降臨を待ちたくて、申告(表現がオーバーかな)した次第であります。
自分も昨年続きを投下するとおっしゃったSS職人様の新作をずっと待ってたのですが、
投下しにくくなったのかも?と責任も感じ、改訂をしたわけです。

まあ、絵師様のご降臨はマターリと期待するところもありますが、
例えば、今回の改訂SSのご感想やリクエストいただけることなどがあれば、
正直嬉しいし、次のSS製作の励みにもなります。
342名無しさん@ピンキー:2008/01/12(土) 22:26:00 ID:t9wEEY0t
倉庫避難所51氏は少し落ち着いた方が良い。

>>337
他スレで見かけたがどうやら
これのようだな

http://www.yamazakipan.co.jp/feature/071101-kitaro/index.html
343倉庫避難所51:2008/01/12(土) 22:29:36 ID:sJs6m3qI
了解しました。
自分も実際熱くなってるのかもしれないので、頭を冷やす意味でも
しばらくROMに専念いたします。
344名無しさん@ピンキー:2008/01/12(土) 23:59:22 ID:uSRhQyQg
>>341
これ読める?
つ空気
345名無しさん@ピンキー:2008/01/13(日) 15:03:06 ID:eqdcEKEq
ぬこ巨乳杉
346名無しさん@ピンキー:2008/01/13(日) 16:30:14 ID:mHaH6I4X
>>345
いつのぬこのことを言ってるの?
347名無しさん@ピンキー:2008/01/13(日) 17:32:27 ID:rRPbR5G4
>>346今日のアマビエとのコスプレ対決じゃね?
水着姿になった時、同じ事思った>巨乳
348名無しさん@ピンキー:2008/01/13(日) 19:52:34 ID:azoXfgiP
ぬこ巨乳順

3部>5部>4部(少女体型に近いので巨乳とは言えない)
349名無しさん@ピンキー:2008/01/13(日) 20:42:17 ID:9KgqzfSE
>>348
おいおい、2部抜けてんぜ。

今日の5部の水着のシーンはちょっと特殊扱いなんじゃね?>コスプレ対決回だったし
いつもは八島回以外はぺったんこに近い。
350348:2008/01/13(日) 21:08:49 ID:azoXfgiP
2部はよく分からないんでね、何位だろう?
351名無しさん@ピンキー:2008/01/13(日) 21:35:25 ID:IVmRoKeg
今回の水着は、下パット入り寄せ上げ式のだと見た。乳は作られるものさ。

それより、鬼太郎の腕を掴んで引っ張っていく方に遙かに萌えた。
互いを助ける以外で、鬼太郎の手を取るなんて初めてじゃないか?
352名無しさん@ピンキー:2008/01/13(日) 22:21:20 ID:Z2udwi0K
結局1番の巨乳というか美乳は3部ですか?
353名無しさん@ピンキー:2008/01/13(日) 22:45:31 ID:IVmRoKeg
>>352
それに関しては異論なし。
あれだけナイスバディなんだから、そら戸田鬼太郎もすぐ劣情を催すというもんだ。
354名無しさん@ピンキー:2008/01/13(日) 23:34:00 ID:9KgqzfSE
乳以外でもスタイルにや健康的な色気に関しては3期ネコ娘が頭一つ抜けてる感があるなぁ。
もちろん他の猫娘にもまた違うそれぞれの色気はあるが。

良い意味でいやらしさを一番感じるのは個人的にやっぱ3期。
355名無しさん@ピンキー:2008/01/14(月) 08:06:29 ID:fPwyy4Gt
皆、鬼太郎を基準に考えるんだ!
今までのネ申のSSとか含めて、自分の見解はこんな風なんだけどどうだろう?

2猫…野沢鬼太郎の手に程よいボリューム感
3ネコ…戸田鬼太郎の手にやや余る感
4ねこ…松岡鬼太郎の手にすっぽりと納まる感
5ネコ…高山鬼太郎にはちょうどよさそう
356名無しさん@ピンキー:2008/01/14(月) 09:07:13 ID:JiQP51D2
戸田鬼太郎はなんとなく乳に執着してるイメージあるが、
3期ネコならもみ応えありそうだ。
357名無しさん@ピンキー:2008/01/14(月) 20:52:10 ID:hT49DH8a
>>356
戸田鬼太郎以外にも倉庫避難所51氏や他のネ甲のSSで、
劣情を催した男たちにもまれてるな、3期ネコ・・・・
358名無しさん@ピンキー:2008/01/14(月) 21:14:52 ID:0VGBut6u
何となく墓場の寝子さんも胸がほどよく膨らんでそうなイメージがあるけど
まだ小学一年生なんだよな。
もう少し年齢が高かったら、墓場でもいろいろ書けそうなんだけどな。
359名無しさん@ピンキー:2008/01/14(月) 21:31:50 ID:hT49DH8a
>>358
どう見ても中〜高校生にしか見えないんだけど、寝子さん
ちなみに歴代で1番幼い4期ねこでさえ、イメージ的には小学5、6年生ぐらい
2期猫は小学6年〜中学生
3期ネコはユメコと同じ小学生と思いきや、体のほうは中学3年〜高校1年生並
4期ネコは中学生

どう考えても寝子さんの小学1年生は不自然だけど
360名無しさん@ピンキー:2008/01/14(月) 22:28:19 ID:JiQP51D2
鬼太郎が6歳って設定だからじゃね?>小学校一年生
361名無しさん@ピンキー:2008/01/14(月) 22:35:19 ID:hT49DH8a
すまない。>>359なんだけど
5行目の4期ネコは中学生ってのは、5期ネコの間違いっす
362名無しさん@ピンキー:2008/01/16(水) 21:55:58 ID:uXiNVFJ5
>>359
自分は小学3〜4年ぐらいだと思ってた。>4ねこちゃん
363294@五期鬼猫:2008/01/17(木) 01:03:14 ID:rxj0SyVx
雑談中にアレだが、続き出来ちゃったので投下。
ちと長くなりました、誤字脱字はご容赦。
主に言葉責め多し。
五期は嫌いな人も居るようなのでその辺りは読み飛ばしてくれ。
364294@五期鬼猫:2008/01/17(木) 01:04:48 ID:rxj0SyVx
ネコ娘の背が反り返り硬直した。貪るように肉棒を締め上げられて鬼太郎は歯を食いしばり、
射精しそうになるのを必死で堪える。ねっとりとくるみ込んでくる猫娘の蜜壷はたぎるように熱く、
繋がり合った場所からとろとろと蜜を垂れ流していた。
「……も、もうイったのかい。我慢が足りないね、ネコ娘は……」
鬼太郎が掠れた声でそう囁いても、恍惚に蕩けた眼をしたネコ娘は途切れ途切れの喘ぎ声を雫して身を震わせるだけだ。
その両手は力が抜けて床に落ちる。
鬼太郎はずり落ちそうな着物の裾を捲り上げて、蝶文庫に結ばれた帯に引っかけた。
裾除けの丁度足の付け根ほどが当たる部分が濡れているのを見つけ、それに我知らず喉が鳴る。
名残惜しいが彼女に握りしめられた片手を外すと、ぷるりと震える桃尻を両手で割り開くように鷲掴みにした。

「にゃっ、やっ、だ……うにゃぁっ!にゃぁっ!ああっ、きたろ、鬼太郎っ!!」
熱くて堅い物に貫かれた場所はすごく熱いのに、
鬼太郎の手がお尻に触れると共にそこが外気に触れてひやりとしたのが分かった。
それが恥ずかしくてネコ娘が止めてと言おうとした所に、
鬼太郎の堅いのがずるりと引き出されて奥深くへ打ち付けられ悲鳴を上げる。
「あんっ、やぁっ、にゃぁっ!!にゃっ、にゃあぁっ!!」
胸とは違う柔らかさを持つ尻をこねくり回しながら、鬼太郎は腰を動かす。
押し除けるようなきつさがあるのに、逃さぬようにくるみ込んでくるネコ娘の胎内に息が上がる。
引き出せば雁首に肉が絡み、貫けば飲み込まれるような感触に背筋が寒くなるような快感が走る。
我慢せずに達してしまいたいけれども、自分の下に組み敷いて悶え喘ぐネコ娘の姿をもっと愉しみ、
自分だけが引き出せる甘い声に聞き入りたい。
こんな声を出させられるのは自分だけ、こんな声を聞かせてくれるのも自分だけの筈。

「鬼太郎っ、鬼太郎きたろぉっ!にゃあぁっ、やぁっ!んにゃぁっ!!」
奥深くまで叩き付けられて衝撃が走る度にネコ娘は我知らず声が出る。
体中が鬼太郎で満たされたようで、彼が動く度に鬼太郎の体内電気でも浴びせられたように痺れ震えた。
肉のぶつかり合う甲高い音と粘っこい水音が耳を打ち、その音が恥ずかしくて意のままにならぬ声が出る。
「……っく……相変わらず……いい声で鳴くね、やっぱネコだからかい……?」
背に重みを感じると共に、鬼太郎の囁きがネコ娘の耳に落ちた。
突き上げられて震える胸が鬼太郎にまた鷲掴みにされてもみくちゃにされる。
そうやって鬼太郎に触れられる場所全てが気持ちよくて声が止まらず、ネコ娘は鼻に掛かった声を上げて悶える。
「知らないっ、知らないっ!」
うわずった声で否定するのに、ネコ娘の体内はそうだと答えるように更に締まる。
愉悦と羞恥なのか、ネコ娘の瞳の端に涙が浮かんでいるのが見えて、鬼太郎は達しそうになるのを必死で堪えた。
また彼女を達せさせるまで自分が吐き出したくない。

「そんな声で鳴いてるのに…………僕が欲しかったんだろ……凄い食いついてるよ……」
「やだぁ……にゃぁっ……あんっ……そ、そんなこと……いわ……んにゃっ……言わないでっ……」
鬼太郎がうわずった声で囁けばネコ娘は首を振って否定する。
だがそうやって恥ずかしがって否定すれば、更に彼女を煽って苛めて自分の所有権を実感したいと
鬼太郎が考えている事をネコ娘は知らない。
「また反応してるよ……自分から腰動かしてさ……」
「んにゃぁっ!!」

無意識だったのだろう、自分から腰を振っていたネコ娘の体がぴたりと止まる。
だがネコ娘の胎内は満たされる事を知らぬように貪欲に鬼太郎を飲み込み、別個の生き物のように蠢いて包み込む。
だが同じように鬼太郎も動きを止めた。自分が彼で一杯になっているのにまだ足りなくて、
ネコ娘は哀願めいた目で鬼太郎を振り返る。
涙で潤んだ目で自分を見上げながら紅が落ちかけた唇を震わせているネコ娘の顔を見ていると、
彼女に包まれて痛い程に張りつめているのを解き放ちたくて仕方ないが、
鬼太郎は彼女にのし掛かったまま奪うように唇を貪った。僅かにお屠蘇の味が残っている。
綺麗に可愛らしく結われた帯が邪魔なのが苛立たしい。
喘ぎ声と荒い息を混ぜながら、ネコ娘は僅かに舌を突きだして蕩けた目で自分を見返すのに、
鬼太郎は怒りすら混ざった情欲で見返した。
365294@五期鬼猫:2008/01/17(木) 01:05:33 ID:rxj0SyVx
「僕が欲しかったんだろっ……ネコ娘っ…………素直に言いなよ…………」
興奮と欲情に滾る隻眼を間近にしながら、ネコ娘は唇の端から涎を垂らし壊れた人形の様に数度頷く。
それを舌先で舐め取ってやれば、奇妙に甘い味が口内に広がる。
蜜を含んでいる訳でもあるまいにと思うのに、正に甘露その物だ。だがこの甘露も全て自分の物。
「どうして欲しいか、言ってごらん」
「…………もっとしてぇ……」
「何を?」

ネコ娘の耳を甘噛みしながら鬼太郎は更に問いかける。それだけでネコ娘が小さな悲鳴を上げて、
あわせて自分を締め上げてくるのに、鼠径部から脳天まで駆け上がるような快感が走った。
いっそ自分だけ達して彼女の胎内にぶちまけてしまいたい衝動が突き上げてくる。
「………………して」
衣擦れのように微かなネコ娘の囁き。聞こえていたけれども鬼太郎は聞こえぬふりをして、もう一度彼女に口にさせる。
「もっとはっきり」
「……いっぱいいっぱいっ…………鬼太郎でいっぱいにしてよぉ、お願い、イかせてぇっ、もっと気持ちいいことしてぇっ!!」

その叫びだけでも陰嚢が縮み上がり、鬼太郎は射精の衝動を必死で押し殺す。
恋しい少女にそのような淫らな事を叫ばせた事が支配欲を見たし、性衝動以上に支配欲が満たされる。
まるで床に縫い付けるように押さえ込み、腰を打ち付ける鬼太郎。
粘ついた水音を立てながら、欲望のままに腰を動かせば合わせてネコ娘の甘い声があがり、自分の下で身悶える。
指を心地よい弾力で跳ね返そうとする桃尻を割れば、自分を淫らに飲み込んで涎を垂らすネコ娘の下の口が見えた。
「鬼太郎鬼太郎きたろぉっ!気持ちいいよぉっ!きたろでいっぱいになってるぅっ!!」
「イく時、ちゃんと言って……っ」
「う、うんっ、あんっ、にゃ、にゃあぁっ!鬼太郎っ、にゃんっ!きたろぉっ!!イイの、気持ちいいっ!!イきそうっ!」

畳に伸ばした爪を立てながらネコ娘は口の端から涎を垂らし叫ぶ。
きゅうきゅうと締め上げる彼女の胎内に鬼太郎は息を荒げ、ごつごつと膣内で暴れ亀頭がぶつかる程無茶苦茶に腰を動かす。
陰茎がこれ以上も無く膨れあがりひくつくのが自分でも判った。
「どう……気持ちいいの……?」
尖った耳先を囓られながら鬼太郎の囁きが聞こえた。止まらない喘ぎの中にも聞こえる鬼太郎の声は掠れて熱い。
普段の優しくも常に淡々とした所がある鬼太郎の声が、
そうやってうわずっている事が嬉しくて恥ずかしくてネコ娘は身を震わせる。

「……にゃっ……あっ……熱いのぉ……鬼太郎の堅くてっ…………あたしの中、きたろで一杯なのぉっ!!」
恥ずかしがってなかなか言わせられない卑猥な現状を、他ならぬネコ娘自身に叫ばせた事に
鬼太郎は己の限界が来た事を悟る。自分の物に他ならない娘を何から何まで自分の物である印を与えたい。
「ネ、ネコ娘っ!もう駄目だっ…………出るよ、ネコ娘っ…………」
「来てっ、いっぱい出してぇっ!!イくっ、イっちゃうっ!鬼太郎でイかせてっ!!鬼太郎好きっ!だいすきっ!!」
「出すよっ!ネコ娘っ!!」
ネコ娘の叫びに鬼太郎はそう叫ぶと、彼女をねじ伏せるように床に押さえ込み欲情を迸らせた。
「んにゃあああっ!!!」

全てを絞り出すように鬼太郎が射精するにあわせて、ネコ娘が嬌声を上げて達した。
胎内に放たれた鬼太郎の精を受け止めながらネコ娘が意味を成さぬ声を上げて腰を震わせる。
大量に放たれた為か、繋がり合った部分からもネコ娘の蜜と混ざり合った白濁液が滴り落ちていく。
鬼太郎の額から玉となった汗がネコ娘の尻に流れ落ちた。
獣めいた息づかいと合わせて数度腰を震わせ、余す事無く吐き出し終わると鬼太郎は力尽きてネコ娘の上に崩れ落ちる。
腹に当たる帯の結び目が痛いが、体を除ける力が出ない。
何より固さを失いつつある自分を名残惜しいように肉壁を蠢かせて包み離すまいとするネコ娘の胎内が心地よく、
その痺れるような快楽に鬼太郎は呻った。

互いに荒い息を付いたままの二人。どちらとも知れず唇を寄せ合い
、僅かに触れ合うようなじゃれ合いめいたキスを交わし合う。
囀りのような音を立ててキスをしていた二人だが、
間近で見る蕩けた目に頬を上気させたネコ娘の姿に鬼太郎がひくりと腰を震わせた。
現状と同じように力を失っていた筈の陰茎が、ネコ娘の胎内からかろうじて抜け落ちていなかったというのに、
力を取り戻しむくりと勃ちあがる。
366294@五期鬼猫:2008/01/17(木) 01:06:28 ID:rxj0SyVx
「…………んにゃっ…………」
同じようにそれを感じ取ったネコ娘が小さな声を上げる。離れがたいのだが、
満たされた体に次なる物が与えられる予感に、ネコ娘は期待半分恐怖半分といった面持ちで鬼太郎を見た。
「…………期待してる?」
恐怖半分というのを悟りながら、もう半分を指摘した方が彼女が恥じらう事を見抜いて、
鬼太郎が唇の端を釣り上げながら問いかけた。瞬間、ネコ娘の瞳孔が細まるのを見て、彼は喉の奥で笑う。
「……知らないっ…………」
「君自身の体だろ?」

ネコ娘が再び爪を伸ばすのが見えた。彼女の手を覆い隠す様に己の手を被せれば、
行き先に困ったように彼女は畳を軽く引っ掻く。
かりり、という乾いた音が知らず彼女の本音のようで、鬼太郎はくつくつと笑った。
「…………鬼太郎っ……」
「どうしたんだい、ネコ娘」
恥ずかしさと図星を付かれた事で、ネコ娘が尖った声を出すが
その奥に潜む物は甘く濡れた欲望である事など、鬼太郎には造作もなく悟れた。
空とぼけた素振りで返事を返すと、鬼太郎はネコ娘のうなじにキスをする。

「うにゃんっ!」
悲鳴と共にネコ娘の胎内が反応して、きゅうっと軽く締まった。
それに更なる力を得て堅くなる鬼太郎自身に気付いて、ネコ娘が首筋まで赤くなる。
「締まったよ、相変わらず反応良くてエッチな体してるね。僕のをそんなに離したくないんだ」
「き、鬼太郎の馬鹿っ!意地悪っ!!」
含み笑いを混ぜながらの鬼太郎の言葉にネコ娘が真っ赤な顔で彼を非難する。
そんな様が可愛くて仕方がないのだが、鬼太郎は素知らぬ顔をした。

「じゃあ止めようか?」
身を浮かして鬼太郎が腰を引けば、勃ちかけた鬼太郎の肉棒もまたネコ娘の胎内からずるりと引き出された。
鼻に掛かった声を上げながら、ネコ娘は肩越しに振り返ったまま鬼太郎の顔を見上げる。
まだ瞳孔が細まった目は、黄金色をしているけれども欲情がその色味に艶やかさを加えていた。
何より紅が剥げても赤い唇が甘い吐息を零して、言葉にされないネコ娘の本音をこれ以上も無く判りやすく告げている。
亀頭だけが挿入された形で鬼太郎はそれ以上引き抜こうとも、再び貫こうともしない。
時々ぴくりと動くのが判りながら、ネコ娘は何も言えずに鬼太郎の次の言葉か動作を待っていた。
引き出された事で、鬼太郎の精液とネコ娘の愛液が混ざり合った物がネコ娘の太股を伝わって流れ落ちていく。
独特の甘ったるい匂いと臭気が鼻腔をくすぐり、それがネコ娘の欲情を刺激していた。
途切れ途切れの息をしながら、上目遣いで何かを請うネコ娘に鬼太郎は唇を釣り上げる。

「どうして欲しい?」
「う、うにゃっ…………」
せわしなく瞬きをするネコ娘が恥じらって目を伏せる。
だがその腰は物欲しげに揺れ動き自分を受け入れようとするのを、鬼太郎は腰を軽く引いて彼女の思い通りにせず、
彼女から先端を抜き去ってしまう。
今まで熱く柔らかい物に包まれていた亀頭がひやりとするのに一瞬だけ鬼太郎は身を震わせたが、
わざと音が立つようにネコ娘の秘部へ先端を擦り付ける。

「ほら、はっきり言ってごらんよ。さっきはちゃんと言えただろ?」
ぬちゃぬちゃと泥遊びでもするかのような音が耳朶を叩き、その音で彼女を煽るより先に自分が興奮する。
柔らかくて熱い物が亀頭を刺激するのが更にそれを煽り立てる。
「…………にゃぁ…………」
震えるような様で小首を振るネコ娘の姿に、鬼太郎は吐き出して間もない自分がまた力を取り戻すのを意識する。
陰茎が再び脈打つのが判った。味わったばかりの熱く蕩けるネコ娘の胎内を再び堪能しつくしたい。

「言えないの?さっきはこうだっけ?……『姫初めしよ。早く入れて、新年最初のエッチしてよ』」
「にゃ、にゃあっ!!」
「あんなにちゃんとおねだり出来たのに今出来ないのかい?」
「だ、だって、だって…………」
細まっていた瞳孔が元に戻っているが、今度は涙を浮かべて嫌がるネコ娘に、
鬼太郎は脳天まで走り抜けるような快感を感じていた。
自分のが再び堅くなりつつあるのを意識しながら、鬼太郎は生唾を飲み込む。
367294@五期鬼猫:2008/01/17(木) 01:07:12 ID:rxj0SyVx
本当に嫌ならば自分を突き飛ばして逃げればいいのだ。
乱れきった振り袖姿であってもここは彼女の家だし、部屋から出なくてもそうやって拒否するならば
鬼太郎には深追いする気は無かった。
自分を追いかけさせたがるくせに、こうやって追い立てれば恥じらい怯えた様すら見せる彼女に嗜虐心が満たされる。
あんまり可愛くて愛しいから、もっと苛めて自分にしか見せないだろう彼女の表情全てを味わいたい。
「他にもちゃんと言えただろ、『鬼太郎でいっぱいにしてよ、お願いイかせて、もっと気持ちいいことして』って」
「やだっ、やめて……恥ずかしいよ、きたろぉ…………」
「どうして?さっきまで君が言ったんだろ?『いっぱい出して、鬼太郎でイかせて』とも言ったよね。だから僕の沢山出したじゃないか」
「馬鹿馬鹿馬鹿っ、鬼太郎の馬鹿っ、意地悪っ!!」
真っ赤になりながらも、ぽろぽろと涙を零しそう罵るネコ娘の姿に、鬼太郎は陰茎が固さを増して立ち上がるのを意識した。
今すぐネコ娘を貫きたいのを堪えて彼女の眦にキスをして涙をすすれば、仄かな塩味と例えようもない甘露の味がする。

「…………意地悪……」
頬を滑る鬼太郎の唇の仄かな冷たさを感じながらネコ娘が呟いた。
沢山意地悪をして沢山恥ずかしい事を言うのに、その唇はとても優しい。
見上げれば、乱れた前髪がかかった鬼太郎の隻眼と目が合った。
鬼太郎はあんなに恥ずかしい酷い事を言って人を苛めるのに、僅かに目を笑みで綻ばせる。
そんなのが狡いと思うし、もっと罵りたいのに、優しい唇と笑みに綻ぶ目に何も言えなくなる。
「…………キスして……」
言わせたかった事とは違う事だが、鬼太郎はネコ娘の望むままに紅が殆ど残っていない唇にキスをした。
啄むようなキスを交わしていると、ネコ娘がくぐもった声を上げて鼻を鳴らす。
ネコ娘を俯せのままでその露わになったままの肩を優しく撫でて胸を掌で転がすように愛撫すれば、
子猫が甘えるような鼻息を立てた。堅く尖った乳首を指先でこねると、ぴくりとネコ娘の体が震える。

「…………またしていいかい?」
ネコ娘の耳朶を舌先でくすぐりながら鬼太郎が問いかければ、
ネコ娘は眉根を寄せて怒りたいのか恥ずかしがりたいのか、どちらとも取れる顔をした。
その様に鬼太郎は唇を笑みに釣り上げるが、その唇を彼女の首筋に寄せる。
「駄目かい?」
「………………う、ううん……でも、これ、脱いでからで…………」
「似合ってるのに?」
袂を手繰りながら答えるネコ娘に、鬼太郎は問い返した。なにやらネコ娘が呻るが、
それもまた可愛くて鬼太郎は笑いを噛み殺す。

「だって……汚れちゃう…………」
「汚さないように押さえておいでよ」
「うにゃあぁっ!」
じゅぶ、と音を立てて挿入された鬼太郎を受け入れてネコ娘が悲鳴を上げた。
軽々と抱き上げられれば、鬼太郎の膝に座るような姿にされる。ネコ娘は自重で更に深く貫かれ体の力が抜けてしまうが、
帯が邪魔で鬼太郎に寄りかかれずに前のめりに倒れ込みそうになるのを抱き留められた。
「……固いなぁ」
腰を強く引かれながら鬼太郎が苛立たしいように呟くのがネコ娘には聞こえた。
腰回りが楽になると背が鬼太郎の胸元に預けられると、再び深く貫かれる。

「…………にゃぁ…………あついぃ…………」
ひくひくと身を震わせてネコ娘が喘ぐ。
膝を立てて両足を開かされたまま、脚を抱かれた。
まるで小さな子供が用を足させられるような姿にされたのが判っていても、
恥ずかしくても、体が溶けてしまいそうに気持ちよくて身動きが取れない。
「袂と裾、しっかり持ってなよ。汚れちゃうからね」
「う、うん…………」
ネコ娘の耳元で囁きながら、鬼太郎は正面を見て密やかに笑う。
彼女は眼を閉じて、両腕を脚の外側に投げ出して晴れ着の袂と裾を手繰り寄せた。
368294@五期鬼猫:2008/01/17(木) 01:07:55 ID:rxj0SyVx
「動くよ」
「あんっ!にゃぁっ……ああぁっ……ふにゃぁ……きたろぉっ……!」
じゅぶじゅぶと水音が立つ度に、ネコ娘の胎内に吐き出された鬼太郎の精液が枯れることを知らぬように
溢れ出てくるネコ娘の愛液と混ざり合って、白く泡立ったものが流れ落ちる。
激しく揺さぶられてその度に衝撃と悦楽が体中を支配して、ネコ娘は嬌声を上げる。
まだ慎ましくもそれなりの存在感を示す乳房が可愛らしくぷるぷると震えるのを間接的に見て、
鬼太郎は食らいつきたい衝動に襲われた。

「……ネコっ……娘…………目を開けてみなよ……」
「…………にゃんで……?」
「僕の……言う通りにしてごらん…………?」
鬼太郎が掠れた声で囁きながら耳を囓ってくる。悲鳴なのか嬌声なのか分からない声を上げて、
身を跳ねさせたネコ娘は鬼太郎の言いつけ通り、目を開けた。
視界に飛び込むのは艶やかな紅の着物に白い肌、色素の薄い髪から覗いて見える鬼太郎の眼。
そして両足を広げた間をテラテラと濡らして鬼太郎を受け入れている自分の姿。

「うにゃああっ!!」
ひときわ強く締め上げられて鬼太郎は一瞬、身を硬直させて持っていかれそうになるのを必死で堪えた。
「……軽くイった?自分のエッチな姿でイくなんて……本当、やらしいなぁ、ネコ娘は…………」
荒い息を付きながら鬼太郎が囁いても、ネコ娘はびくびくと身を震わせて何事か呟くばかりだ。
ただその胎内は淫らに蠢いて、動きを止めた鬼太郎を急き立てるように包み込み離そうとしない。
「…………やだぁっ……」
「汚れちゃうよ、せっかくの晴れ着がさ。本当よく似合っているのに」
ネコ娘が片手を伸ばして秘部を隠そうとするが、その言葉に手が止まる。
小さく含み笑いを零しながら鬼太郎は、ネコ娘の晴れ着の袂を引き掴んでその手を遠ざけた。

「だって…………恥ずかしい……」
「駄目だよ、ちゃんと見なよ。ヒクヒク動いてるのが判る?僕の……しっかり飲み込んでるの判るだろ?」
鬼太郎のならいざ知らず、自分のを直視した事など流石に無いネコ娘は首を振って嫌がり目を閉ざそうとする。
幼さすらあるその様に鬼太郎が喉を鳴らした。知らず鼻息が荒くなる。
「見ないなら、僕が全部教えてあげようか。綺麗な赤をしててさ……こんなちっちゃいのに、ちゃんと僕の入るんだよね」
「やっ、やだっ、言わないでっ!」
「じゃあ目を開けて見てご覧。見るんだ、ネコ娘」

強い言葉で言われてネコ娘が目を開ければ、口を半開きにして濡れた目をした自分と視線が合った。
姿見に映し出された自分の姿は、鬼太郎が誉めてくれた宝尽くしの晴れ着は乱れ、
緩められた帯が無ければ前が全て開ききりそうな程だ。
胸元は全部はだけて乳房が零れ出ているし、鬼太郎に両足を広げられて彼以外には見せた事がない場所も丸見えになっている。
「…………あっ……ああっ……にゃっ…………」
恥ずかしいのに目が離せない。隆々とした鬼太郎を飲み込んだそこはグロテスクなのに、
艶やかな程に濡れて光っているのが判った。
ゆっくりと身体が持ち上げられると、ずるりと鬼太郎が抜け出て、彼のに血管が脈打ち浮き出ているのも見える。
それを伝わって鬼太郎が自分に吐き出した物が流れ落ちていった。
またゆっくりと身体を降ろされれば、自分の身体が淫猥に鬼太郎を飲み込んでいく。

「んっ……ぁあっ……」
「可愛いよ、ネコ娘」
甘いほどに優しい鬼太郎の囁き、それなのに鏡越しに合った視線は自分の恥ずかしい姿も
いやらしい顔も全て見逃すまいとするような餓えた獣めいた目をしている。
獲物を捕食するのが猫族というのに、自分が鬼太郎に捕らえられて貪られるのだとネコ娘は恐怖と奇妙な甘美さを感じた。
「も…………許してぇ……ねぇ、鬼太郎……」
鏡越しにネコ娘へ見せつけるように、わざと舌を突きだして鬼太郎はネコ娘の首筋を舐め上げた。
鼻を鳴らして身悶えするネコ娘の胎内がきゅうっと締まる。

「じゃあどうして欲しいか言ってごらんよ。素直になった方がもっと可愛いよ、ねぇネコ娘」
「……………………せて……イかせて、鬼太郎の沢山、あたしの中に出してぇっ!」
瞳の端から涙を零して絶叫するネコ娘に、鬼太郎は寒気めいた興奮と欲情を全身に廻らせる。
その唇が釣り上がり、一際強く彼女を抱き寄せた。
369294@五期鬼猫:2008/01/17(木) 01:08:48 ID:rxj0SyVx
「一杯出してあげるよ。僕だけの場所に、ね」
熱を帯びた鬼太郎の囁きと共に、身体が浮き上がりそうな程に突き上げられてネコ娘が嬌声を上げる。
身体を動かす毎に、弾けるような水音が立ち、身体中が蕩けそうな快感に溺れていく二人。

「にゃっ、にゃあっ!ああっ!鬼太郎っ!きたろっ!きもちいいよぉっ!鬼太郎っ!!」
甘い声で自分の名を繰り返すネコ娘を無茶苦茶に揺さぶるように鬼太郎は抽送を繰り返し、
時折汗の滲んだ首筋に噛み付くようなキスをする。
迸るように蜜を溢れさせながら、精を搾り取ろうというかのように肉壁を蠢かすネコ娘の蜜壺を、
鬼太郎は爆ぜんばかりの自身で掻き混ぜる。蕩けるように柔らかくて熱いのに、
締め上げるような強さがあるその胎内に欲望が止まらない。雁首でその中身を引き出し、
亀頭で突き上げれば、ネコ娘の全身が腕の中で悦びに戦慄いた。

「……ネコ娘っ、ネコ娘っ!」
掠れた声で自分の名を呼ぶ鬼太郎の声にネコ娘は貫かれる以上のゾクゾクするような快感を見出す。
いつもひやりとしている鬼太郎の身体なのに、今はとても熱い。
その冷たさも熱も全部自分を溶かしてしまいそうだ、いや融かされていく。
「イくっ!鬼太郎っ、イイのっ、きもちいいのっ、イっちゃううぅっ!!」
「僕もっ……!」
「来てっ、お願い来てっ!鬼太郎っ……んっ……うにゃあああっ!!」
舞い上がるような絶頂感と、何処までも落ちていくような浮遊感に、
ネコ娘が飛沫を迸らせながら絶叫して意識を手放した。
その彼女の身体を強く抱きしめて鬼太郎もまた堪える事をせずに、全て吐き出さんばかりに射精する。
互いに息を荒げて身を震わせながら、繋がり合った場所からは
蜜と白濁液が互いの悦楽の深さを表すようにドロドロと溢れ出させていた。

**************

ふと眼が醒めれば見慣れた天井が目前に広がり、視界の端に見える衣桁に紅色があった。
目だけを動かしてその紅色を辿れば、古典的な宝尽くしの模様が散らされている。
その袂には目立った染みは見あたらない。
ぼんやりとネコ娘はその宝尽くしの一つ一つを数えるように眺めながら、記憶を手繰り寄せる。

今日は元旦で、せっかくだからと頑張って振り袖を自分で着て、
妖怪アパートで行われた新年会に鬼太郎と一緒に行ったのだ。
それでみんなで楽しく宴会だったのに、アマビエが振り袖見るのが初めてで珍しがって、羨ましがって。
そこまでは良かったのに鬼太郎の隣をアマビエと奪い合いになって、
何かの拍子でアマビエが誰かの持っていたお銚子を弾き飛ばして、自分とアマビエにお屠蘇が降りかかった。
怒りたくても、袂だけで済んだ自分と違って頭から被って半ベソのアマビエに怒る気も無くしたのだ。
それに自分で綺麗だと羨ましがった物を汚したのにも落ち込んでいるのを、更に責め立てる気にもならなかった。
半ベソで八つ当たり気味に張り倒していたかわうそに連れられて頭を洗いに行ったアマビエを見ながら、
自分もふき取っても濡れてしまったから一度脱ごうと思って妖怪アパートを出た。本当に数時間しか着てなかったのに。

「…………鬼太郎に……」
「呼んだかい?」
誉めて貰いたかったのにと呟こうとして、鬼太郎の声がしたのにネコ娘は飛び起きる。
だが力に腰が入らずに、くたりとへたり込むようにその場に座り込んでしまった。
「…………鬼太郎?」
「お風呂、勝手に用意させて貰ったよ」
ネコ娘の隣りに横たわっていた鬼太郎が大あくびをしながら、どこかずれた返事をした。

「え……どういう事?」
「君、またアパートに戻るなら身体を綺麗にしたいだろうと思って」
そう言いながら鬼太郎はネコ娘の膝元に滑り落ちたチャンチャンコを取り上げて起きあがると、ひょいと羽織り直す。
「久しぶりだったからね、結構出したし」
どこかあどけなさすらある笑みなのに、笑みに綻んだ目は色欲を滲ませていて、ネコ娘は鬼太郎のその笑みに顔を赤くした。
「な、何言うのよっ!」
「君が言ったのに?」
370294@五期鬼猫:2008/01/17(木) 01:09:54 ID:rxj0SyVx
うわずった声でネコ娘が鬼太郎を攻めるが、鬼太郎は何でもないような顔で問い返す。
その言葉に合わせたように座り込んだ為か、どろりとした物が太股に流れ落ちてきたのもまた判った。
自分の姿を見下ろせば襦袢姿で、襟元は歪みながらもきちんと合わせられている。
「………………うにゃぁ…………」
身を震わせて襦袢越しに股間を押さえるネコ娘の姿に、鬼太郎が喉の奥だけで笑う。
その笑い声を聞きながらネコ娘は記憶を繋ぎ直した。

ろくちゃんの普通の着物でよければという申し出も断り、宴会で盛り上がる皆の邪魔をせぬように、
それでも空しさを消せずに妖怪アパートを出て少し行けば今度は草履の鼻緒が切れた。
元旦からこの有様で、と流石に惨めな気持ちになりかけた時、背後から鬼太郎が声を掛けてきたのだ。
どうして鬼太郎が居たのかは判らない。でも自分の現状を見て取って、何でもないように鼻緒を直してくれた。
父さんに直し方を教わったんだと、どこか嬉しそうに言う鬼太郎の笑顔を見れば、
鬼太郎がそこに居た理由を聞くのもどうでもよくなった。
他愛ない話をしながら鬼太郎は、当然のように一緒に家まで来た。
着替えなきゃいけなかったけれどもそこで別れるのも寂しくて、少し休んでいかないかと言えば、
よくある事だったので鬼太郎は断る事もせずに家に上がってきた。
それで着替えてくると言おうとしたら、抱き寄せられて、それで−−

「どうしたんだい?」
「にゃっ!にゃんでもないっ!」
瞳孔を細めて必死で否定するネコ娘に、鬼太郎はくつくつと笑ってその頬に軽く触れた。
ひやりとした指先が気持ちいいほどに、自分の頬が赤く熱い事にネコ娘はますます顔を赤くして何やら呻る。
「振り袖も帯も衣桁に掛けておいたよ。明日も着るんだろ?」
「あ…………ありがと…………」
振り袖姿のまま鬼太郎に抱かれて恥ずかしい事を沢山言わされた事を思いだしながらも、
ネコ娘が小さな小さな声で礼を言った。
その様にまた鬼太郎が楽しそうに含み笑いを零す。普段は万事どうでもいいというように振る舞うのに、
今は自分を意のままにして愉しんでいるような鬼太郎がネコ娘は面白くない。

「ねぇ鬼太郎、お風呂、一緒に入る?背中流してあげる」
いつもの鬼太郎なら、どこか照れたような戸惑った節を見せて断るだろう。
それにベタベタするのを露骨に嫌がらずとも、彼が好まないのも判っている。
どうせ断るだろうし、そうやって飄々としていた鬼太郎を少し突き崩したいが為の言葉だった。
「そうだね、僕もせっかくだからお風呂をいただこうかな」
「え、ええええっ!?」
予想外の返事にネコ娘が素っ頓狂な声を上げた。きっと断ると思っていたのに、
鬼太郎がそんな事を言うなど思わなかったのだ。

「えっ……だって、鬼太郎…………そういうの嫌がる……のに…………」
「だってネコ娘が背中を流してくれるんだろ。それとも……君、二言があるんだ?
思いつきでそういう事ばっかり誰彼構わずに言うのかい?」
にやにやと笑いながら鬼太郎がネコ娘の顔を覗き込んだ。ネコ娘はそれをただの冗談だと否定したかったのに、
生来の負けず嫌いの向こう気の強さがそれを口にさせない。
何より自分の言葉がそうやって万事適当だなど、鬼太郎にだけは思われたくなかった。
「そんな事無いっ!」
「じゃあ一緒に入ろうか。君の背中、流してあげるよ。背中以外も、ね」
何でもないように小さく笑う鬼太郎がネコ娘の手を絡め取り、引き寄せる。
ひやりとした鬼太郎の手が触れる場所がこれ以上も無く熱い。さほど力を入れられている訳でも無いのに、
鬼太郎の手から逃れられぬ気がした。
恥ずかしいのと意のままにされている悔しさと、次は何をされるのかという恐怖と僅かな期待に
ネコ娘は目を伏せて戸惑ったように鬼太郎の手に取られた己の手を揺らめかせる。
だが逃げだそうとも抗おうともしない彼女の姿に、鬼太郎は密やかに色欲に満ちた笑みを浮かべた。
371294@五期鬼猫:2008/01/17(木) 01:13:29 ID:rxj0SyVx
また続いてますが、それはバーボンハウスで。

こんなドSじゃなくて、最近のヘタレですぐ逃げ出す高山を
押し倒す勢いで迫るネコ娘を見てみたい。
372名無しさん@ピンキー:2008/01/17(木) 01:41:17 ID:52lOsmsC
倉庫避難所51氏の3部ネコも、294@五期鬼猫氏の5部ネコも
共にエロくて萌えだと思うが、いかが?

>>362
人間の小学3〜4年ぐらいだと思われる子供と並ぶと、意外と背が高くてお姉さんぽいよ。
4部ねこは・・・・・
373名無しさん@ピンキー:2008/01/17(木) 01:45:31 ID:NcmTLw8A
でも、やっぱ童顔で幼いイメージ強いんだよなぁ>4部ねこ
374名無しさん@ピンキー:2008/01/17(木) 02:50:31 ID:ojSPNsks
あるよ派 --------- ( ゚∀゚)o彡°おっぱい!おっぱい!属性(本家おっぱい派)
         |
         |--- 乳あるよ派---------- 着やせする性質キボン派(チラリズム派)
         |              |
         |              |---- 実はバストトップとアンダー比がすごくね?派(むっつり鑑賞型)
         |              |
         |              |---- ラクシャサバージョンがあるじゃん派(ロマン派)
         |
         |--- 今は微乳でも将来有望派
         |              |
         |              |---- あの4部ねこ娘が天真爛漫なまま巨乳なら萌えね?派 (革新派)
         |              |
         |              |---- ラクシャサバージョンがあるじゃん派(羅刹派)
         |              |
         |              |---- 4部鬼太郎に相当揉(ry かなり成長するに決まってね?派(光源氏型)
         |                        |
         |                        |---- むしろこの手で(ry 派(過激派) →危険衝動に発展
         |
         |---デカさは関係ないよ派 -----目に見えるものだけが真実じゃなくね?派(妄想派)


ないよ派--------- ペタ胸属性(本家ょぅι゛ょ派)
         |
         |--- 美乳なら問題なくね?派(保守派)
         |
         |--- ついてりゃよくね?派(無頼派)
         |              |
         |              |---- むしろない方が萌えじゃね?派 (ょぅι゛ょ擁護派)
         |
         |--- デカさは関係ないよ派
         |              |
         |              |---- 乳だけが萌えポイントじゃなくね?派(穏健的印象派)
         |              |         |
         |              |         |---- むしろ天使じゃね?派(ファンタジー派) →危険思想に発展
         |              |
         |              |---- 4部ねこ娘はぬこ萌えじゃね?(全愛猫協会派)
         |
         |--- あんな幼子を卑猥な目でみるとは…けしからん!(偽善派)
375名無しさん@ピンキー:2008/01/17(木) 09:42:57 ID:R6vfO1PE
>>371
GJ!!

愛があるならSでもいいんだ!!
続き期待まち(O゚・∀・)
376名無しさん@ピンキー:2008/01/17(木) 11:02:39 ID:XIAwOoap
>>374
それは4期だよね?
3期だと・・・・

あるよ派 --------- ( ゚∀゚)o彡°おっぱい!おっぱい!属性(本家おっぱい派)
         |
         |--- 乳あるよ派---------- チラリズム派
         |              |
         |           バストトップとアンダー比がすごい派(超むっつり鑑賞・ロマン型)
         |              
         |            
         |
         |--- 将来より有望派
                 |
                 |---- 巨乳なら萌えね?派 (革新派)
         |
                 |       
                 |       
                |----世の男たちに相当揉まれて、より成長するに決まってね?派(エロ光源氏型)
                                 |
                                 |---- そしてこの手でヤリ派(超過激派) →危険衝動に発展
         
         


ないよ派--------- 存在しない
377名無しさん@ピンキー:2008/01/18(金) 19:29:44 ID:1SYtkzgR
話の腰を折ってスマソが、今日珍しく早く仕事が終わり、
帰って熱い風呂に入ってから、なんとなく過去のSSを見た。

偶々選んだのが「411・NECOkE/60g」さんが書いた虎猫になった鬼太郎とネコ娘の三部SS


>(全裸のネコ娘が)浴槽の蓋をひとつひとつ上げる間も、きゅんとあがった(ネコ娘の)桃尻から目が反らせない(鬼太郎)。

何かこのシチュが1番━(` )━(Д` )━(*´Д`)ハァハァ━━━してしまった。

やはりネ甲だ職人さまのSSは・・・・・
思わず感想書きたくなっちゃったYO!!

378名無しさん@ピンキー:2008/01/18(金) 23:00:01 ID:I2RA38t9
腰折りに便乗して…

久しぶりにここ覗かせて頂いたので亀レスで申し訳ないのだが、
98氏の「月篭りの鬼」がものすごいツボでした。ねこ娘が可愛すぐる!禿萌えさせて頂きました。

いや、素晴らしい職人の皆様方、本当にいつもありがとう。
379名無しさん@ピンキー:2008/01/21(月) 23:16:41 ID:aTo1NDKI
>倉庫避難所51氏

希望の絵は過去に無かった?
380名無しさん@ピンキー:2008/01/22(火) 07:52:31 ID:fEuS0BQI
>>379
この話を蒸し返すのはどうかと思うけど
新しく書き直したSSを読んでもらったイメージで描いて欲しいんだと思うよ
避難所のほうでも、書き直したSSにあわせて、追記分も直して欲しいような事書いてたから
381名無しさん@ピンキー:2008/01/22(火) 16:53:53 ID:pZ1cnlBA
成る程ねぇ
そういう気持ちは同じ職人として解らんでもないよ
こうなったら絵師の降臨を焦らずマッタリと待ちましょう
382名無しさん@ピンキー:2008/01/23(水) 12:12:06 ID:U6rWaDTu
ま っ  た   り
383名無しさん@ピンキー:2008/01/24(木) 00:23:05 ID:2tudgChk
一応、倉庫避難所51氏の書き直しSS感想

人魚兄弟が水中攻撃を喰らわす描写がネコ娘の台詞も重なってなんともイヤラシすぎって感じだった。
他の住人様はどう感じたんでしょうかね?

ただ、3期のネコならもっと抵抗しそうなキャラとも思うんだけどね
384名無しさん@ピンキー:2008/01/24(木) 16:18:33 ID:59DeG0WC
>>380
それなら倉庫の絵板で傑作を描かれた通りすがり氏に、「3期猫を書いて欲しい」って希望を素直に出せばいいと思う。
「○期猫を書いて欲しい」位の幅広い希望でお願いしますって言われてたから
385名無しさん@ピンキー:2008/01/25(金) 22:54:14 ID:nUD3vfYL
墓場鬼太郎のエロも読んでみたいかもw
難しそうだけど。
386名無しさん@ピンキー:2008/01/25(金) 23:19:03 ID:De1VUzWN
なんか思ってたより純情だったなW墓場タン。普通に可愛すぎてエロが浮かばない。
387名無しさん@ピンキー:2008/01/25(金) 23:48:43 ID:ASKxEGOs
>>383
>3期のネコならもっと抵抗しそうなキャラとも思うんだけどね

やりたい放題に犯られてたな。なんで抵抗しなかったんだろ?


>>385-386
墓場タンでは、エロ難しそう
388名無しさん@ピンキー:2008/01/26(土) 00:40:35 ID:ftNtzrRM
しかし、未完の作品は続きが気になりますな。
特に昨年からのは、神達がいつ光臨されるか非常に待ち遠しくてたまらない。
389名無しさん@ピンキー:2008/01/26(土) 01:07:55 ID:VGiK9va5
寝子さんに押し倒される墓場タン…。は駄目か。エロと言うより食われそうだW脳みそかじられそう。
390796 ◆lOl9.3Jh5I :2008/01/26(土) 01:47:19 ID:gAP+gWIe
今更ながらあけましておめでとうございます。
他の神々や職人さんの降臨をお待ちする間、書き上がった物を投下に参りました。

以下注意書き 
1.四期鬼太郎×ねこ娘 
2.ダダ甘ラブラブ、松岡ちょいエロ親父。
3.全8レス 
4.誤字脱字等はご容赦 

お好みでない方は読み飛ばし、またはNG登録お願いいたします。 
391四期鬼猫「柚子」1/8 ◆lOl9.3Jh5I :2008/01/26(土) 01:49:57 ID:gAP+gWIe
 さくりさくりと密やかな足音が外から聞こえた。
足音ではなくて足取りで相手が誰かと分かった鬼太郎は、微睡みの中から意識を引き上げて唇を綻ばせる。
普段から足音を立てずに歩く可愛いあの娘でも、雪に刻む音は消せないらしい。
 入り口に背を向けるように鬼太郎は寝返りを打った。
そうやって寝たふりをすれば彼女はきっと自分を伺いに布団までやってくるから、彼女を招いて二人で布団にくるまって睦み合おう。
 今日みたいな寒い日に来てくれるとは思わなかったし、ちりちりと音を立てる火鉢の前で寄り合うより
木の葉布団で二人くるまる方がよっぽど温かい。
それにあの小さくて柔らかい体に触れるのも久しぶりで、その中にある熱を思うだけで胸が高鳴る。

「鬼太郎?」
 入口の筵を上げる音と共に、ねこ娘の声がした。ぱさりと軽い音がしたのは、筵に付いていた雪でも落ちた音だろう。
「鬼太郎、寝てるの?」
 ゲゲゲハウスを見渡しても、目玉の親父の姿は無く茶碗は伏せられている。そうされている時は大概目玉の親父は外出している時だ。
そして鬼太郎も一緒に出掛けているのかと思ったが、木の葉布団の万年床が膨らんでいるのが見えた。
 靴を脱いで上がればひやりとした床板に一瞬変な声が出る。ねこ娘は気付かなかったが、その声に布団の膨らみが身じろぎをした。
 ねこ娘は防寒具を脱いで手にしていた紙袋を卓袱台に置くと、弱っていた火鉢の火をかき回して強くした。
炭を足せば赤々と燃えて、その色だけでも温かく見える。

 それから足音を立てずに鬼太郎の寝ている布団に近づいた。
柔らかい寝息はよく寝入っているようで、ひょいとのぞき込めばきょろりとした隻眼も閉ざされている。
「あんまり寝てると冬眠になっちゃうよ、鬼太郎」
 本当に幸せそうな寝顔なので、ねこ娘は知らずくすくすと笑い声を雫した。
鬼太郎のぷっくりした頬を軽くつつけば、相変わらずのどこかひやりとした肌。だけれども抱き合えば仄かに温かい事も知っている。
 ぱちり、そんな音を立てて炭火が小さく弾けた。

 白い雪に黒い炭、何と無しの連想で目覚めのキスなどという言葉が脳裏を過ぎる。
そんな事を連想した自分が気恥ずかしくて、ねこ娘は炭火に当てられたように頬を赤くして両手で押さえた。
 キスは好きだ。鬼太郎と沢山した事があるし、気持ちがいいし、何より鬼太郎が本当に嬉しそうに笑う。
鬼太郎がそうやって笑うとねこ娘も嬉しくて、胸が一杯になる。
 でも、意識のない鬼太郎にキスした事は無い。そうやって意識すると、色素の薄い鬼太郎の唇がひどく気になって目が離せなくなる。
 鬼太郎の仄かに開かれた唇から、少し出っ歯気味の前歯も見えた。
よく考えたら普通に当たりそうなのに、鬼太郎とキスした時にそれがぶつかった事は一度も無い。
自分からするといつも少しぶつけてしまうのに。
 鬼太郎は色んな事を知っている。キスする時にぶつけない方法も知っているのかも知れないけれど、
何だか聞くのは恥ずかしい気がして聞いた事が無い。それとも何かコツがあるのかも知れない。

「…………試してみようかな」
 ねこ娘は呟くと鬼太郎に覆い被さるようにして顔を近付ける。鼻の頭が触れ合いそうに近付き目を閉じると、
鬼太郎の呼気が今までよりはっきり判って、何だかむずかゆいのと合わせて胸がドキドキする。でもそれは少しも嫌じゃない。
 そっと唇を押し当てるとひやりとしているが慣れ親しんだ鬼太郎の唇の感触がした。
鬼太郎の前歯にはぶつからなかったが、次も同じようにぶつけないで済むのか判らない。
 ねこ娘が唇を離して身を引こうとすると、肩元に手がかかった。驚いて目を開けると、笑みに綻んだ鬼太郎の隻眼と目が合う。
「うにゃっ!?」
 驚きの悲鳴と合わせてねこ娘の身が反転する。
鬼太郎の上に居たはずなのに、気付くと布団の中に入っていて鬼太郎の腕の中に自分が居る事にねこ娘は驚いて瞳孔を細めた。

「おはよう、でいいのかな」
「何時起きてたのよぅ、鬼太郎」
 くすくすと含み笑いを零しながら鬼太郎は瞳孔が細まったねこ娘の顔を覗き込む。
そんな彼に対してねこ娘は首を竦めるようにして上目遣いに狸寝入りをしていた鬼太郎を非難した。
「君のキス、でとしておこうかな」
 ちゅっ、と小さな音を立てて鬼太郎がねこ娘の額にキスをした。
騙されたという気持ちで一杯のねこ娘は頬を膨らませたままだが、そんな姿すらも可愛くて仕方ないというように鬼太郎が笑う。
「こんな日に来てくれるとは思わなかったよ、外は寒かったろう」
392四期鬼猫「柚子」2/8 ◆lOl9.3Jh5I :2008/01/26(土) 01:50:56 ID:gAP+gWIe
 自分に比べたら遙かに温かいけれども、少し冷えた風のねこ娘の手を鬼太郎は両手で包んで擦る。
まだ拗ねた様子であったが、温かい布団の中が心地よいのと、そうやって自分を労ってくれる鬼太郎が嬉しくて
ねこ娘が喉を鳴らすように笑う。
「大丈夫よぅ、来る前にお風呂入ってきたの。お裾分けもあるのよ」
「へぇ、何を持ってきてくれたんだい?」
 布団から出て手土産を持ってこようとするねこ娘を優しく抱き留めて出なくていいと仕草で伝える鬼太郎。
それは久しぶりに触れるねこ娘を一瞬たりとて手放したくないという鬼太郎の欲望でもあったのだが、
ねこ娘も温かい布団の中を味わってしまっては外に出たくなくなってしまっていた。

「んとね、柚子を沢山貰ったのよ。ちょっと見た目良くないけど親父さんに柚子湯にどうかなって」
「父さんも喜ぶよ、ありがとうねこ娘」
 ねこ娘が腕だけを伸ばして卓袱台においた紙袋を指さした。
なにかの拍子で口が緩んでしまったのか、中に入っている山吹色めいた柚子の実が幾つか顔を覗かしており、
独特の清々しい香りを放っている。
「ねこ娘、お風呂って柚子湯にしてきたのかい?」
 袋から漂うにしては余りにも近い香りに、鬼太郎は鼻を鳴らしながらねこ娘に問いかける。
いつもの優しい甘い香りは変わらずのねこ娘の体臭だが、今日はそれに柚子の仄かな香りが混じっていた。

「うん、そんなに匂う?」
「すごく良い香りだから…………味がしそうだよ」
 布団の中で籠もっているというのもあるのだろうが、瑞々しい果実を抱いているかのような柚子の香りがしていた。
淡い菫色をした髪も、腱が細く透き通るような白い肌をした首筋も、鼻を近付けて匂いを嗅げば身の内が熱くなるような
ねこ娘の甘い香りに柚子の香りが混じっている。
「やだぁ、くすぐったいよぉ鬼太郎」
 身体中のあちこちに鼻を近付けて匂いを嗅ぐ鬼太郎の髪が触れて、ねこ娘が笑いながら彼の頭に手を掛ける。
鬼太郎はその手を取ると、ねこ娘の顔の正面でその指先の匂いを嗅ぐと、ぱくりと指先を口に含んだ。

「うにゃんっ!?」
「…………やっぱり味がする」
 可愛い真珠の爪が付いたか細い指は、ねこ娘の味と仄かな柚子の味がした。
小さく悲鳴を上げたねこ娘の声がそれをより美味に思わせる。
 子猫が乳を請うような様で鬼太郎はねこ娘の指を吸い、軽くその指先に歯を立てた。
程よい柔らかさの指肉と、その内にあるしっかりした骨による歯ごたえが、食欲とその奥深くにある欲望に火を付ける。
「美味しいよ、ねこ娘」
 もっと違う物を味わいたいと思いながら、鬼太郎がどこか掠れた声で呟いた。
だがその意図を経験しているのに、意味を悟れなんだねこ娘は不思議そうな顔をする。

「あたし食べ物じゃないよ、鬼太郎」
「でも君は本当美味しいんだよ、何もかもさ」
 鬼太郎はネコ娘の指から掌を舌先を尖らせて這わせた。そして手の甲に回り唇で触れると、音を立ててキスをする。
「ふにゃっ、やだっ、きたろぅ……」
 ぞくりと背筋を走る甘い物に、ねこ娘が鼻を鳴らして手を引こうとする。
だがしっかりとその手は鬼太郎に握られて動かす事も出来ない。
 鬼太郎の唇が触れるたびに、甘い声を上げてねこ娘が小さく身を震わせた。
目を伏せた鬼太郎が自分の手にキスをして唇を這わせる姿を、どこかぼんやりと見るばかり。

「ねこ娘……」
 どこか夢見るようなねこ娘の眼差しに気付いて、鬼太郎は今まで愛撫をしていた彼女の手を自分の頬に宛い彼女の名を囁く。
軽く顎を上げた鬼太郎の仕草に、ねこ娘は言葉にされぬ彼の意と自分を突き動かそうとする熱に導かれて、
先程と同じように自分から鬼太郎の唇にキスをした。
 重ねるだけのそれは、一度離れると今度は鬼太郎からねこ娘を引き寄せて深く口付けた。
鬼太郎の舌が仄かに開かれたねこ娘の唇を割り、ざらりとしたねこ娘の舌を絡め取る。
じゃれあうかのように舌を絡め、口内をなぞり上げるように舌を滑らせれば、ねこ娘が小さく鼻を鳴らして縋るように鬼太郎の胸元を掴む。
 舌を遊ばせる内に溢れてきた唾液を零さぬように、鬼太郎は啜り飲み干した。
それすら仄かな柚子の味と蜂蜜の甘い味がする、きっと柚子の汁と蜂蜜を湯に溶いた物でも飲んできたのだろう。
393四期鬼猫「柚子」3/8 ◆lOl9.3Jh5I :2008/01/26(土) 01:51:40 ID:gAP+gWIe
「ほら、やっぱり甘い。ねこ娘の味と蜂蜜と柚子の味がする、本当に美味しいよ」
「……知らないぃ…………」
 唇を離し、ネコ娘の唇の端に零れた雫を指先で拭い取ると、鬼太郎がどこか熱っぽさを備えた囁きを零す。
その囁きにねこ娘が頬を赤くして顔を背けた。柚子の香りがするのにまるで林檎のようだ。
 そんな彼女の顔中に啄むようなキスをしながら、鬼太郎は逃さぬようにねこ娘を抱きしめてその背に手を踊らせる。
「寒いからもっとこっちにおいで、ねこ娘」
 一つキスをされる度に体に甘い痺れが走り、とろりと身の内が蕩けていくのを感じながらも、ねこ娘が身をよじって逃れようとする。
だが鬼太郎は耳朶を甘噛みしながら優しく抱き寄せた。

「…………も、もう……熱いもの……」
 濡れた吐息を雫しながらのねこ娘の言葉に、鬼太郎は頭をもたげ始めていた己が更に力を増すのを自覚する。
「じゃあ僕にその熱を分けておくれよ」
 鬼太郎の言葉と共に彼の手が素肌を滑った。相変わらずのひやりとした手なのに心地よい。
けれども何時の間にと思う早業に声も出ない。
 驚いて再び瞳孔を細めたねこ娘に、鬼太郎は喉の奥で笑いながら頬をぺろりと舐め上げた。
「ねこ娘は柔らかくて甘くて…………本当、お菓子みたいだ。食べちゃってもいい?」

 既に鬼太郎の両手はねこ娘の乳房とも言えぬ胸を包み込んでいた。
すっぽりと収まるような慎ましさなのに、マシュマロのように柔らかく、先端だけが心地よい固さを備えている。
 可愛い蕾を掌で転がしてやれば、幼さとは不釣り合いなほどに艶めいた声を上げてねこ娘が身を震わせた。
鬼太郎はねこ娘の首筋に唇を這わせながら降りていくと、小さく鼻を鳴らして少女の甘い体臭と冬の果実の残り香を胸一杯に吸いこむ。
その仕草だけでも感じてしまうように、ねこ娘が小さな悲鳴を上げる。
「可愛いよ、ねこ娘。ねぇ、君を僕にご馳走してよ」
「鬼太郎……」

 潤んだ目で自分を見るねこ娘に口づけながら、鬼太郎が請う。
既にズボンの中で張りつめて堅くなっている物を持て余すようにねこ娘の太股に押し付けると、その固さと熱にねこ娘がびくりと身を竦めた。
しかし無意識なのか偶然なのか、彼女は舌先で唇を舐める仕草をする。その様に鬼太郎は喉を鳴らし、ぺろりと彼女の唇を舌先で舐めた。
「君が欲しいんだ…………好きだよ、ねこ娘…………ねぇ、君を頂戴……?」
 熱い吐息を零しながら好きだよと繰り返し囁く鬼太郎の頬にねこ娘の小さな手が触れると、そっと引き寄せてねこ娘の方からキスをする。
「…………残しちゃやだよ?」
 どこか舌ったらずな甘い声に鬼太郎は喉を鳴らすと、ねこ娘の唇にキスを返した。
「勿論。好きだよ、ねこ娘」
「……ん…………あたしも……好き……鬼太郎が一番好き、大好き……」

 幾度もキスをしながら、鬼太郎はネコ娘を仰向けに横たえてその上にのし掛かる。
片腕で身を支えながらも片手で愛撫するようにねこ娘の喉を撫で上げ、ネコ娘のブラウスのボタンを一つ一つ外した。
 丁寧に脱がせてブラウスを引き抜いてしまうと、シュミーズの肩紐を落とし
腰元で遊んでいたジャンバースカート共々脚から引き抜いてしまう。
白いショーツ一枚になってしまったねこ娘の身体中を撫でさすってその曲線と温もりを愛でていく。
「…………鬼太郎も脱いでよぅ」
 布団の中とはいえ自分一人だけが裸にされた事を恥ずかしがって、ねこ娘は鬼太郎の服を掴んで小さな声で呟いた。
「じゃあ、今度はねこ娘が僕の服を脱がせてよ」
 久しぶりのねこ娘の滑らかな肌を掌で味わっていた鬼太郎は、ねこ娘の耳にキスをしてそう囁く。
とたんにその耳は真っ赤に染まり、ねこ娘がぷるぷると小さく首を振った。

「駄目?」
 その仕草だけでも股間が痛い程に高ぶり、今すぐにも愛しい少女の身体を割り入りたい衝動に駆り立てられるが、
鬼太郎は深く息を付いて、ねこ娘の手を包み込むように己の手を重ねた。
「…………だって…………恥ずかしい……」
 普段の傷の手当てなどには率先して脱がせにかかってくるというのに、このような時は駄目らしい。
だがそれも愛しくて、鬼太郎はそんなねこ娘の頬に優しくキスをした。
「僕はねこ娘に脱がせてもらうと嬉しいんだけどなぁ」
「鬼太郎、嬉しいの?」
「ねこ娘が僕にしてくれる事は何でも嬉しいけどね……ねぇ、駄目かな?」
394四期鬼猫「柚子」4/8 ◆lOl9.3Jh5I :2008/01/26(土) 01:53:33 ID:gAP+gWIe
 甘えるような素振りすらある鬼太郎の声色にねこ娘が躊躇う様子を見せる。
その姿を笑みを零しながら鬼太郎はねこ娘の手をチャンチャンコの紐に触れさせた。
「じゃあ、紐とボタンだけでも外してくれる?」
「う、うん…………」
 自分とは全く違うか細い可愛い指が胸元で踊り、もそもとと紐を解いていく。
普段なら手早く終わる事なのに、これから二人でより深く触れ合う事を思ってかぎこちない様で行っており、
まるで甘えて爪を立ててくるかのように服越しに指先が触れた。

 学童服のボタンも全て外すと、ねこ娘が伺うように鬼太郎の顔を見る。
潤んだ目が可愛くて愛しいのに、何だかもっと泣かせてみたいという後ろめたさを伴う欲望が鬼太郎の胸の内で滾っていく。
「ありがとう、ねこ娘。次はこのまま引き抜いてよ、簡単だろ?」
 ねこ娘の手を取るとチャンチャンコごと上着を握らせた。ねこ娘は何やら小さく鳴いて首を振る、
しかしそんな彼女に幾度もキスを降り注ぐ鬼太郎。
「そんなに僕を焦らさないで、それともそういうのが好き?」
 笑いながらの囁きにねこ娘が一瞬硬直した。余りにも強く鬼太郎の服を握りしめたためか、
するりと肩元が滑り落ちて白い下着が顔を出す。
血の気が薄い肌に包まれた少年らしかぬ逞しい肩が露わになり、その下の引き締まった胸板へのラインが下着越しに浮かび上がった。

 そこに抱かれた記憶が一気に脳裏を駆けめぐったねこ娘がますます身を硬直させる。
鬼太郎は固まったねこ娘の両手を優しく取ると、その甲にキスをした。 
「ねこ娘を全身で感じたいんだ、僕が君を好きな事を身体でも伝えさせておくれよ」
 隻眼を綻ばせて笑みを彼女に向ければ、ねこ娘が恥じらったような、けれども心底嬉しそうに笑みを返してくる。
啄むようなキスをすれば、彼女もお返しとばかりにキスを仕返してくる。
 まるでじゃれ合いめいた振る舞いにねこ娘も安堵したのか、素肌が物足りないのか、
鬼太郎の上着に腕を潜り込ませるようにして縋り付いてきた。
抱きしめ返すと、ねこ娘はそれだけでも嬉しいのか気持ち良いのか、ごろごろと喉を鳴らすように笑う。
そのまま唇を頬から首筋に宛って滑らせていけば、笑い声は熱を帯びた甘い声に変わっていく。

「ちょっとだけ手を離してくれる?」
「うん……」
 かき回すように鬼太郎の髪に触れていたねこ娘の手が一度離れた。
恋しい少女を抱いている興奮で熱を帯びてきた我が身からその熱さを逃したくて、
鬼太郎は手早く上着や肌着を脱ぎ捨てて再びねこ娘を抱きしめる。
柔らかくて程よく弾力があって温かくて滑らかで、自分に無い物全てがあるねこ娘の身体はそうやって触れるだけでも心地よい。
「にゃんっ!」

 か細くなだらかな曲線を描く肩元をちろりと舌で舐めると、ねこ娘が可愛い悲鳴を上げる。
口内に広がるのはねこ娘の味と仄かな柚子の味。
「ここも柚子の味がするよ、ねこ娘」
「やぁ……知らないもん…………」
 鬼太郎はねこ娘の鎖骨の窪みを舌でなぞりそのまま降りていくと、小さく震える可愛らしい胸を軽く口に含んだ。
唇に心地よい弾力が感じられて、堅く尖った蕾を舌先で転がす。
「んっ……うにゃっ…………きたろぉ…………んんっ……」
 ちゅうちゅうと音を立てて胸を吸い、もう片方の胸を手の中で転がすようにして柔らかさを楽しめば、ねこ娘が甘い声を零す。
雪に紅梅が散るように、ねこ娘の白い肌に幾つもの赤い印を付けていけば、その都度弾けるような声を上げて、ねこ娘が身を震わせた。

「……可愛いよ、ねこ娘……好きだよ、好き……」
「……ふにゃっ…………鬼太郎ぅ…………好き…………」
 自分の胸に顔を埋めながら好きだと囁き続ける鬼太郎の頭にねこ娘は手を掛けて、鬼太郎の愛撫一つ一つに応えるように手に力を込める。
 指からさらりとすり抜けていくような鬼太郎の髪が心地よくて、かき回すたびに鬼太郎の匂いが立ち上った。
身体中が痺れて意識がふわふわとするのはいつも何処か怖いけれども、そうやって鬼太郎の匂いがするのに安心する。
「きたろ…………鬼太郎ぅ…………」
 大好きな少年の名を繰り返し囁くねこ娘。熱を帯びた吐息に濡れた声でそうやって自分の名を呼ぶ少女の声に、
鬼太郎はズボンの中で自身が痛い程張りつめたのをもどかしいように解放した。
395四期鬼猫「柚子」5/8 ◆lOl9.3Jh5I :2008/01/26(土) 01:54:26 ID:gAP+gWIe
 唇と舌でふわふわと柔らかいねこ娘の腹部を愛撫しながら、乱雑に下着毎ズボンを降ろすと蹴り捨てるように脱ぎ捨てる。
ヒクヒクと脈打つ剛直は臍まで届き腹を打つ程にいきり立ち、雫で先端を濡らしていた。
 愛撫の度に震えて身を走る快感を逃すように、時折ぱたぱたと動くねこ娘の脚へそれが押し付けられる。
「………にゃっ……熱いぃ…………」
「ねこ娘が好きだからだよ…………君があんまり可愛いから僕はいつもこうなっちゃうんだ……」
 それを受け入れた時を思い起こしながら蕩けた目をするねこ娘の幼さとは不釣り合いに艶めいた顔に、
鬼太郎は喉を鳴らしながらもこれから行う事を思わせるように擦り付ける。
 滑らかな肌に滑らせるだけでも息が上がり爆ぜそうになるが、深く息を付いてその欲求を逃した。もっともっと彼女を味わい尽くしたい、
それに自分が女として開花させた少女を抱く時は少しでもその身を解きほぐしてやって苦痛を除いてやりたいのだ。
「ねぇ、ねこ娘……気持ちいい?」
 息を付くたびに上下に動くねこ娘の腹部に頬摺りしながら鬼太郎が上目遣いでねこ娘に問いかけた。
普段と違い自分を見上げてくる鬼太郎の顔に、ねこ娘はぼんやりとした視界の中で数度頷く。
恥ずかしいけれども、鬼太郎にいつも素直に答えて欲しいと言い含められている通りに素直に答えた。

「君の口から言って? ぼくのしてる事、気持ちいい?」
「う、うん…………鬼太郎だから……気持ちいいの……」
「じゃあもっと気持ちよくしてあげるからね」
 鬼太郎がねこ娘のショーツに手を掛けて引き抜くと、独特の甘ったるい匂いが立ち上る。
柚子の清々しい香りの中でその甘さがより強く感じられたような気がした。
 太股の曲線を愛でながら脚を開かせてその間に身を置くと、つるりとした丘に走る秘裂が濡れているのが見える。
熟すにはほど遠い青い果実のそれは、そっと指で開くと見目の青さからは裏腹に蜜が溢れんばかりに滴り落ちてきた。

「ああ……本当に気持ち良さそうだね…………ねこ娘が喜んでくれてるのよく分かるよ………
「やぁ…………恥ずかしいよぅ……きたろぉ…………」
「どうして? 僕の事好きだからこうなるんだよね? …………僕もすごく嬉しいんだよ、ねこ娘……」
 羞恥の余りねこ娘は両手で顔を覆ってしまうが、熱に浮かされたような鬼太郎の囁きは退ける事が出来ない。
熱い鬼太郎の吐息が、鬼太郎以外には見せた事がない場所にかかるのも恥ずかしいし、
これから何をされるかが判ってしまうのも恥ずかしい。
それなのにそれを期待してしまい、待ち望んでしまってもいるのをねこ娘は意識する。

「んにゃっ……んぅ…………鬼太郎ぅ……ふにゃっ……あ、ああ…………ふぁ…………」
 自分を招くようにひくついているねこ娘の秘部に鬼太郎は口付けて、舌先でとろりと垂れる蜜を掬い取った。
「ここはねこ娘の味だけだね……すごくエッチな匂いとねこ娘の匂いがするよ……」
「うにゃぁっ……やだぁ……恥ずかしいよ、鬼太郎……」
 複雑な作りの肉襞を全てなぞり上げるように舌を動かせば、その都度ねこ娘の声が弾け、ひくひくと体を振るわせた。
どれだけ飲み干そうとして尽きぬように溢れ出てくるそれに口の周りを汚しながら、
濃厚な雌の匂いを強烈に感じ夢中になって蜜を啜る。
 蜜壺に指を潜り込ませれば、たぷりと蜜が奥より溢れ出てきた。
熱く蕩けた肉壁は鬼太郎の指を柔らかく包み、軽く指を動かすだけでぬちゃぬちゃと淫らな音を立てる。

「……やぁ……鬼太郎ぅ…………音立てないでよぅ…………」
 自分の身体でその音が立っていると思うだけで脳髄を煮え滾り、ねこ娘は半ば泣き声で鬼太郎に哀願する。
だが鬼太郎は息を荒げて、自分の指を咥え込むねこ娘の蜜壺を凝視していた。
「でも気持ちいいんだよね? 僕が君を食べる前に、僕の指が食べられちゃいそうだよ。ここもこんなに堅くなってる……」
「ふみゃあぁっ!」
 鬼太郎がねこ娘の堅く尖り赤く輝いた花芯に吸い付けば、ねこ娘が腰を跳ねさせて悲鳴を上げる。
舌の上で転がすように愛撫をすれば、途切れ途切れの喘ぎ声を上げてねこ娘が腰を揺らめかす。
 脳天まで貫くような快感から逃れたい一心でそうやって無意識に腰を動かしているだけなのだが、
鬼太郎にはそれがより深い悦楽をとねだり誘惑するように見えた。
 じゅるり、と音を立てて花弁を吸い込み吐き出すと、ねこ娘の悲鳴に合わせて蜜がどぷりと溢れだす。
それを全て受け止めるように舌を蜜壺に突き入れ、軽く締め付けてくるその胎内を舌でかき回す鬼太郎。
396四期鬼猫「柚子」6/8 ◆lOl9.3Jh5I :2008/01/26(土) 01:55:28 ID:gAP+gWIe
「ああっ……にゃっ、やっ、鬼太郎っ……ふにゃっ、うにゃんっ……にゃっ、はぁっ……だめっ、だめぇっ……!!」
 声に成らぬ声を上げてねこ娘が身を反らせた。一層溢れてきた蜜を啜りながら、
びくびくと震えるねこ娘の太股を鬼太郎は掌で撫でさする。自身は既に痛いほどに脈打ち、もう限界を向かえていた。
 鬼太郎は身を起こし口元を乱雑に腕で拭うと、息を荒げて恍惚としたままのねこ娘の脚を大きく広げさせる。
自分が解きほぐした幼い秘裂は固さを失い、咲き綻びた蕾の風情で白い肌の奥に赤い花弁を覗かせていた。
 幾滴か粘る雫を滴らせた先端をそこへ擦り付ければ、ねこ娘の腰が震える。
先端だけを潜り込ませれば熱く柔らかい肉に包まれて、それだけで鬼太郎が呻く。
 先端だけを埋めたままで鬼太郎はねこ娘にのし掛かると、喘ぐ唇を引き寄せてキスをする。
舌先でくすぐるように彼女の舌先を捕らえれば、鼻を鳴らしながらたどたどしく舌を絡めてくる彼女。
ねこ娘はそこに鬼太郎だけに与えている不思議な味を感じ、鬼太郎は奇妙な甘さと仄かな柚子の味を見出す。

「ねこ娘……いくよ?」
「う、うん…………」
 唇を離し数筋の銀糸を繋ぎ、鬼太郎は餓えた目をしながらも優しい声色でねこ娘に告げる。
鬼太郎の強い眼差しに怖じ気づきながらも、その優しい声にねこ娘は小さく頷いた。
 一気に貫いて欲望のままにねこ娘を無茶苦茶にしてしまいたい衝動に突き動かされるが、
鬼太郎は短い息を吐きながらもゆっくりとネコ娘の身体へと押し入っていく。
少しずつ包まれていく濡れた肉の感触に小さく呻き、額に汗が滲み出てきた。
「…………んっ……ふぁ……あぁ…………んにゃっ!!」

 ゆっくり内壁を擦るように入ってくる鬼太郎にねこ娘は小首を振りながら喘いでいたが、
全てを受け入れて奥深くまで貫かれると短い悲鳴を上げる。
鬼太郎でお腹一杯に満たされて苦しいのに気持ちよくて、知らず涙が溢れ出てくるねこ娘。
 鬼太郎がその涙全てを受け止めるようにねこ娘の眦に口付け、唇で丁寧に涙を拭う。顔を這うひやりとした鬼太郎の唇に、
ねこ娘は意味を成さぬ声をあげながら僅かに顎を上げた。その意味を読み、鬼太郎はねこ娘の唇に己の唇を重ねる。
 角度を変えながら口付けを交わし合いながら、鬼太郎がゆるりと腰を動かした。
背筋がゾクゾクするような快感に息が詰まり、より高みへと、より深い奈落へと目指して突き進む衝動が全てを圧倒する。

「あっ……あんっ、にゃっ、はっ、ああぁっ…………鬼太郎ぅ、きたろぉっ……」
「……ねこ娘…………好きだよ、大好きだよ、ねこ娘っ…………」
 柔らかく熱いのにざらりとした感触の肉壁がいきり立つ自分を包み逃すまいと蠢くのに、鬼太郎は腰の動きを早める。
ぱんぱんと肉がぶつかり合う甲高い音に脳髄が沸き立ち、ただ恋しい少女の名を呼び胸にかき抱くばかり。
 互いの身体が放つ熱で互いの身体を熱くし、我が身を融かし合う。汗が滲み、縋り合う互いの手を滑らせる。
互いの息すら奪うような口付けを交わし合い、唇が離れれば嬌声と呻き声が上がる。
 一際強く鬼太郎がねこ娘を抱きしめた。
ぐんっ、と我が身に受け入れた鬼太郎が更に大きく堅くなったのに、ねこ娘は背を弓なりにそらせる。

「き、鬼太郎ぅっ!!」
「…………ねこっ……娘っ!!」
 我が身を貫く悦楽を余す事無く浴びながら、恋しい少年の名を叫びねこ娘は意識を手放した。
そして太股まで濡らさんばかりに溢れだす蜜を浴びて鬼太郎は堪える事なく、欲情の全てを迸らせる。
 鬼太郎は腰を震わせながら荒い息を付き、残り全てをねこ娘の中に注ぎ込むと、肺の腑全てを空にするような深い吐息を付いた。
腕の中にいるねこ娘は悦楽の涙を零しながら意識を手放していたが、その頬に優しく口付けると乱れた髪を指先で整えてやる。
「…………好きだよ、ねこ娘」
 耳元で囁けば意識がない筈の彼女の唇が綻んだ。それが何よりも愛しくて鬼太郎はねこ娘を抱きしめると、
腕の中に彼女を封じたまま横たわる。
 力を失った自身がずるりとねこ娘の胎内より抜け落ちると、二人の悦楽の印が混ざり合って流れ落ちてくる。
それが放つ情事の濃厚な匂いが力を失った自身を刺激するが、それとは違うねこ娘の優しい甘い香りと柚子の残り香に心安らぐ。
 可愛らしい寝息を立てているねこ娘の額に口付けると、気怠い我が身をどうしようともせずに鬼太郎もまた目を閉じた。

*****************

397四期鬼猫「柚子」7/8 ◆lOl9.3Jh5I :2008/01/26(土) 01:56:13 ID:gAP+gWIe
 ふとねこ娘が気付き目を開けると、きょろりとした隻眼が笑みに綻ぶのが見えた。
「うにゃっ!?」
 余りにも間近にある鬼太郎の顔に驚いて跳ね起きるねこ娘。しかし素肌に冬の空気が触れて、その寒さに身を震わせる。
「おはよう、でいいのかな?」
 くすくすと笑いながら鬼太郎はねこ娘の手を引いて、再び布団に横たわらせて己の胸の内に抱きしめる。
素肌に触れる鬼太郎の肌にねこ娘が何やら呻るが、それは実に愛らしく鬼太郎は笑いを収めようとしない。

「…………笑わないでよぅ」
「ごめんごめん、君があんまり可愛いから」
 その一言にねこ娘は耳まで赤くして鬼太郎の胸に顔を埋めて何やら呻る。
先程まで女の艶やかさを見せていた少女とは思えぬその仕草に、鬼太郎は彼女の髪を撫でながら笑いを堪えられずにいた。
「もう知らない、帰るっ」
 そう言って布団から出ようとするねこ娘を鬼太郎は優しく抱きしめながらも逃そうとしない。
腕の中で身を捩る柔らかい身体の感触に唇を綻ばせながら、そうやって拗ねた彼女の機嫌を伺うようにその額にキスをした。
「外は寒いよ、父さん帰ってこないって連絡あったから泊まってお行きよ」
「そんな暗くないもん、帰る」
 確かに日は傾き始めているが、宵の口とも言えぬ頃合いである。
心地よい布団の温もりから出るのは本当は嫌なのだが、意地もあり帰ると言い張るねこ娘。

「僕は一緒に居たいな、駄目?」
「…………ここ、寒いんだもん」
 甘えた素振りでねだる鬼太郎に、ねこ娘は上目遣いに言い訳を紡ぐ。
けれどもその目は潤んでおり、鬼太郎の下腹部に熱を走らせる。
 鬼太郎はねこ娘を更に引き寄せて身体を密着させると、彼女の両頬に手を宛って少し尖らせられた唇に軽くキスをした。
「こうやっていれば温かいよ?」
「………………お腹空いたし……」
「うちでご飯に…………あー…………」
 もう一押しだろうと思っていた矢先に思い出した事で、鬼太郎は目を泳がせて苦笑する。
そんな鬼太郎をきょとんとした顔でねこ娘が覗き込んだ。

「どうしたの、鬼太郎」
「…………お米、切らしてるんだ。近いうちに貰える筈なんだけど……ね…………」
 その言葉にねこ娘が目を丸くして数度瞬きすると、ぷっと吹き出してクスクスと笑い出す。
「もう、一言言ってくれればいいのに」
「だってここのところ、会ってなかったんだから言える筈もないじゃないか」
「それもそうだね」
 楽しそうに笑うねこ娘に鬼太郎も笑い返し、笑みに綻んだ頬を優しく撫でる。
くすぐったそうに目を細めるねこ娘は、自分の頬に触れる鬼太郎の手へ頬摺りをした。

「ねぇ鬼太郎、親父さん帰ってこないならうちに来る? 柚子味噌作ったから大根炊いたのがあるの、お米も持っていきなよ」
「いいのかい?」
「もちろん、今からうちに帰って支度すれば丁度晩ご飯にいい時間だし」
 ねこ娘がもそもそ身じろぎすると、布団の外に投げ捨てられた服を引き寄せて布団の中で小器用に服を身につけていく。
それを見て鬼太郎も名残惜しいと思いながら素直に身支度を整えて布団の外へ抜けだした。
「鬼太郎、寒くない?」
「平気だよ、それより君こそ大丈夫かい?」
 鬼太郎は火鉢の炭火に灰を被せると、ねこ娘が着けようとしていたマフラーを手にとって巻いてやる。
桃色のマフラーはねこ娘の白い肌に良く映えて本当に可愛らしく、思わずその頬に口付けた。
馴染み深いねこ娘の甘い香りと、薄れてしまった柚子の香りが芳しい。
398四期鬼猫「柚子」8/8 ◆lOl9.3Jh5I :2008/01/26(土) 01:57:01 ID:gAP+gWIe
「にゃっ!? もうっ、鬼太郎っ!!」
「嫌だった?」
 いきなりのキスに驚いてねこ娘が叫ぶが、鬼太郎は逆に困ったように問い返してきて、
ねこ娘はそれ以上何も言えずに顔を赤くして鬼太郎に背を向けた。
「……早く行こっ! 夜になったらまた降りそうだもの」
「そうだね」
 ぱっと家を飛び出していくねこ娘を追いかけて、鬼太郎も笑いをかみ殺しながら追いかけて家を出る。
 普段とは違い二人とも同じような足音を立てて、雪に覆われたいつもの小径を辿っていく。
ねこ娘の小さな足跡を逆に辿る下駄の歯と小さな靴。
その二人の手は片方が素手で片方が赤い手袋という違いがあるけれども、当然のように繋がれている。

「寒いねぇ」
「そうだねぇ、帰ったらまたお風呂に入るといいよ。柚子湯は身体が温まるからね」
「鬼太郎も入っていきなよ。いつもこの時期は妖怪アパートでお風呂借りてるんでしょ」
 その一言に鬼太郎が頬に朱を走らせてねこ娘をまじまじと見つめた。何か変な事を言ったかとねこ娘が小首を傾げる。
「…………そこまで御馳走になっていいの?」
「もちろんよ、だって鬼太郎だもの」
 含みを持たせた鬼太郎の問いに、ねこ娘は無邪気に笑い頷いた。鬼太郎の繋がれた手に力がこもり、ねこ娘を引き寄せる。
唐突に引き寄せられた為にぽすんと鬼太郎の胸元に抱き留められるねこ娘、その耳元に鬼太郎の唇が掠めた。
「一緒に入ってくれるんだ? 勿論、僕だからいいんだよね?」
「うにゃっ!?」
 そこまで深く考えていなかったために、ねこ娘は鬼太郎の言葉に文字通り飛び上がる。
寒さ以外の物で頬を赤くしたねこ娘は鬼太郎を見返すが、彼は満面の笑みを浮かべるばかり。
「今夜はずっと温めてあげるから。楽しみだよ」
「きっ、きたろぉーっ!!」
 裏返った声で鬼太郎の名を叫ぶが、ねこ娘の手は鬼太郎から離される事は無く、鬼太郎もまたその手を離される事を良しとしなかった。
 そしてその夜は当然の如く、柚子の風味がするねこ娘の手料理と柚子の香りをまとったねこ娘を心ゆくまで堪能する鬼太郎であった。


     <了>
399796 ◆lOl9.3Jh5I :2008/01/26(土) 02:01:50 ID:gAP+gWIe
墓場が始まり五期も二年目がほぼ確定らしい上、実写第二弾もあるという事で
今年は当たり年で素晴らしい限り。

こちらも新しい方も、これまで投下されてきた方々の次なる投下などで
どんどん盛り上がる事を期待したり、楽しみにしたりつつこれにて。
400名無しさん@ピンキー:2008/01/26(土) 15:13:13 ID:exceJ5I0
>>399
GJ!!
鬼太郎の思うがままのねこが可愛過ぎる!!
鬼太郎ムカつくwww
401名無しさん@ピンキー:2008/01/26(土) 16:20:27 ID:ftNtzrRM
>>390
いつもGjです。
素晴らしく萌えさせて頂きました!!
ねこ娘かわええ。鬼太郎、堪能しすぎw
402名無しさん@ピンキー:2008/01/27(日) 20:49:05 ID:79daJsn0
タイプ別猫娘イメェジ

51氏の3期ネコ娘 鬼太郎以外の男と肉体経験あり、誘惑できる器でもある。
294氏の5期ねこ娘 可愛い女の子だけに、一見スルーされているようでも鬼太郎の彼女である
796氏の4期ねこ娘 設定は歴代一ロリっぽいけど、仕草や体形は意外と色気ある。

どう?
403名無しさん@ピンキー:2008/01/28(月) 16:05:37 ID:+b8DsX6J
ttp://hey.chu.jp/up/source3/No_12935.png
5期はこれくらいの距離感がいいな

今更だけど、ネコのゴスロリ撮影会を
呼ばれもしないのにわざわざ鬼太郎が見に行ってたのが不思議でならない
404名無しさん@ピンキー:2008/01/28(月) 23:26:30 ID:2ThpMroS
高山はネコ娘をスルーしまくると見せかけて、
隣りに座らせたまま無防備に寝ていたりするような気の許し方に萌え。
そっけないくせに時々思い出したように優しいのが、戸田とは違う青少年な甘酸っぱさを妄想させてくれる。



405名無しさん@ピンキー:2008/01/30(水) 18:34:26 ID:154fb19e
オベベ沼から帰って来た高山、大量に削られた鰹節の山を見たらビビるだろうなWその夜のネコ娘はすごい激しそうな気がする。
406名無しさん@ピンキー:2008/01/30(水) 18:38:33 ID:voJnwUt7
>すごい激しそう
しかし返り討ちにあう予感ww

かわうそは…
翌朝横丁の川にボコボコにされて浮かんでそうだな
407名無しさん@ピンキー:2008/01/30(水) 18:45:49 ID:154fb19e
かわうそとアマビエはSMカップルだから、ボコボコにしばくのが最大の愛情表現。(たぶん)
408名無しさん@ピンキー:2008/01/30(水) 21:47:10 ID:y1obpGAN
松岡は柚子の香りに包まれながら、高山は鰹節の香りに包まれながら。…なんだこの差は。
409名無しさん@ピンキー:2008/01/30(水) 23:53:53 ID:5+QkmWBR
>すごい激しそう
いつになく積極的なのを堪能してから、好き放題にするんだな高山www
本当ドSだww

かわうそとアマビエは、本当可愛いカップルで実にいい。
尻に引かれていると見せかけて、どうみてもアマビエの方がベタ惚れです。
410名無しさん@ピンキー:2008/02/02(土) 02:35:46 ID:3hF4lBP3
かわうそカンバック〜!ってパニクってたしなW可愛いカップルだよ。
411名無しさん@ピンキー:2008/02/03(日) 10:15:49 ID:vc3OOAe3
鬼太郎は未亡人好きなのか…。ネコ娘も喪服で迫ってみたらどうだ?
412名無しさん@ピンキー:2008/02/03(日) 10:29:54 ID:ApFMr1j5
>>411
あと巨乳が必要っぽいww

しかしあそこまで高山の放置/ツンツンばっかりだと、ネコ娘が不憫すぎて仕方ない。
今回のネコは空回りも含めて可愛かったからなおさら。
413名無しさん@ピンキー:2008/02/03(日) 13:02:45 ID:ZQY7B2T4
ロケットおっぱいじゃ無いと興味示さないかもW
鬼太郎がダメダメだった代わりにネコ娘が大活躍だったな。格闘かっちょええ。
414名無しさん@ピンキー:2008/02/04(月) 10:25:05 ID:XOIL0trZ
むしろ鬼太郎×未亡人ネタが見たいw
415名無しさん@ピンキー:2008/02/04(月) 19:37:44 ID:tSSQW487
おまいら
カワウソ×アマビエには結構反応するのに
鷲尾とろく子さんはスルーなのな
416名無しさん@ピンキー:2008/02/04(月) 20:57:01 ID:GzuciOIj

だってラブコメみたいじゃん。
でも確かにキタネコ以外の反応も良くなってきたな。





そうか、もうみんな雑食だなwww
417名無しさん@ピンキー:2008/02/04(月) 22:00:26 ID:4sDk6wVt
>>415
どう考えてもキス以上進めないw<鷲尾さんとろく子ちゃん

アマビエ×カワウソだと、半分獣というか外見からしての人外だし
野性味あふれる奔放さとか無邪気さがありそうで、それはそれで
朗らかエロになりそうなのがいいww


418名無しさん@ピンキー:2008/02/04(月) 22:22:02 ID:wBSiFBqN
ワイルドなプレイかwww
いいなww
419名無しさん@ピンキー:2008/02/04(月) 23:31:59 ID:eisnm4DU
鷲尾とろく子さんはアニメでのラブラブアピールがすごくて
自分が想像するより常に斜め上をいってくれるからなぁ
最終回で普通に結婚して子供がいてもおかしくなさそうなレベル

いや、アマビエ女王様のSMプレイは別の意味で斜め上だったけど
420名無しさん@ピンキー:2008/02/07(木) 00:39:00 ID:o/g3Nutk
『 かわうそハード 』

故郷の平和の為にオベベ沼に潜入するかわうそ。
だが、それは一目入道の巧妙な罠だった。

「かわうそのプライドは 私に崩される為に築いてきたんですものね」
「いつもの力が出せれば…こんな一目入道なんかに…!」
「よかったじゃないですか 水神石のせいにできて」
「んんんんんんんっ!」
「へへへ おい、フナを用意しろ。みんなで腹ペコにしてやる」
(耐えなきゃ…!!今は耐えるしかない…!!)
「かわうその生ちんちんゲ〜ット」
(いけない…!尻尾が感じやすくなってるのを悟られたら…!)
「生かわうそ様の生アナルを拝見してもよろしいでしょうか?」
「こんな奴らに…くやしい…! でも…感じちゃう!」(ビクッビクッ
「おっと、顔ひげに当たってしまったか。甘い脱力感がいつまでもとれないだろう?」
それからかわうそは後から侵入してきた鬼太郎らによって救出された

かわうそたんが水神石で化けた一目入道の偽かわうそに犯されるってのもありだと思うんだ。
自分に犯されるなんて・・・くやしいっ!
421名無しさん@ピンキー:2008/02/07(木) 21:04:14 ID:htN5fTD1
801ネタは数字板へ……と思いつつも
思わず吹き出しちゃう……くやしぃ……ビクビクッ!
422名無しさん@ピンキー:2008/02/10(日) 17:58:41 ID:zXHLGLr2
>>402
誘惑できる器?
423名無しさん@ピンキー:2008/02/12(火) 20:33:33 ID:tIT13ln7
これは?携帯だけだけど
ttp://courseagain.com
424名無しさん@ピンキー:2008/02/13(水) 21:44:44 ID:WZc4habX
誰もいない。。。
425名無しさん@ピンキー:2008/02/13(水) 22:13:16 ID:2XdBX1Ko
投下無い時は雑談でもしていいいのだろうかとは時々思うが……。

みんな、どこにいっちまったんだろう
426名無しさん@ピンキー:2008/02/13(水) 22:23:46 ID:sMQ6+Uur
昔投下された女だらけの温泉ネタが好きでした。
悪魔くん女の子キャラと五期女の子キャラだとどうなるかな
427名無しさん@ピンキー:2008/02/13(水) 22:25:06 ID:i8L9wQW9
|ω・`)ノシ
毛目玉氏や他の職人さん方も忙しいのかのぅ…。
428名無しさん@ピンキー:2008/02/15(金) 22:30:51 ID:FbeBWtCd
age
429名無しさん@ピンキー:2008/02/15(金) 23:04:09 ID:yNRT4bog
中にはオンオフで活躍されているネ申もおられるようだし
忙しいのかもしれないね

>426
それなら新キャラ歓迎会で、アマビエやろく子さんも交えて
わいわいやってホスィ
430女子部屋:2008/02/15(金) 23:17:47 ID:h8Chg6DY
こんな感じで皆でお泊り会でどうでしょう?

メンバーは5期猫たん、ろくちゃん、アマビエちゃん、鳥乙女たん、幽子ちゃん。
場所・状況は、みんなが宿泊する宿の布団で寄り添った状態。恋や身体についての相談や会話で盛り上がってるところ。
431名無しさん@ピンキー:2008/02/16(土) 00:16:07 ID:ZElRaXbc
奈良テレビ
今アニメの三平やってるww
映画版始めてみる
432名無しさん@ピンキー:2008/02/16(土) 01:34:35 ID:JXBQoO0s
>>431
ちょwスレチかもしれないがありがとう。
おかげで後半だけだが見れた。
433名無しさん@ピンキー:2008/02/16(土) 22:29:19 ID:JnrTJPL2
昨年からずっと続きが気になって気になって仕方ない神作品が…。
しかし職人様方はお忙しいのだろうなぁ。
マターリお待ちしております。
434名無しさん@ピンキー:2008/02/16(土) 22:58:05 ID:MFNcVYIU
>>433
まさか例の3期ネコ陵辱モノ?
435名無しさん@ピンキー:2008/02/17(日) 00:15:42 ID:H1oAWYSV
いや、自分が特に気になってるのは続成人化ネタです。
ずっとワクテカが続いたままだw
436名無しさん@ピンキー:2008/02/17(日) 09:50:19 ID:JF4oQO+B
古椿の花はただの性器です。つぼみちゃんも元は性器です。フフフ・・・・
437名無しさん@ピンキー:2008/02/17(日) 10:22:12 ID:oBrgiKZp
古椿つぼみが芽吹いたら、いそいそと夜毎に通いそうだな高山。
最近の五期はnice boatが本当しっくりくる。
438名無しさん@ピンキー:2008/02/17(日) 11:20:09 ID:Y5DKWZtR
でも今回の話は泣いた。・゚・(ノД`)・゚・。
439名無しさん@ピンキー:2008/02/17(日) 12:11:07 ID:yny/OyRv
自分はろく子さんの発言に思わずドキッとしてしまったw
440名無しさん@ピンキー:2008/02/17(日) 13:59:41 ID:4SHSHn/S
ろく子さんはなんだかんだ言っても、鷲尾とやる事はやってそうな気がするw
441名無しさん@ピンキー:2008/02/17(日) 14:08:53 ID:a+juKj+K
ろく子さんに手ほどきされて、色々教えてもらう高山を想像してしまったじゃないか!
442名無しさん@ピンキー:2008/02/17(日) 22:14:32 ID:yny/OyRv
ネコ娘のザラザラした舌も刺激的だが
油ナメナメのろく子さんも舌使いスゴそうだw
443名無しさん@ピンキー:2008/02/18(月) 01:27:16 ID:AjJtdB8X
墓場の寝子ちゃん系マダー?
444名無しさん@ピンキー:2008/02/18(月) 17:43:22 ID:hsX+BydR
うp主ではないが、ねずみ×小百合タン好きな人は是非↓
ttp://www.nicovideo.jp/watch/sm2359338

自分に画力があればねず小百本の一冊でも出したい気分です…
445名無しさん@ピンキー:2008/02/18(月) 18:04:11 ID:ik1pZAXT
ニコの話題は嫌がる人もいるからやめてくれよ…

しかしねず小百本は読みたいな
446名無しさん@ピンキー:2008/02/18(月) 21:03:27 ID:dGhPfB8L
>>434

倉庫避難所51氏が書いたリニューアルSSは今年だから違うよ。433氏は昨年のことを言ってるんだよ。

ところでついでだけど、51氏のSSってぬこがモロ中出しされてるんだよね。ちゃんと避妊したのかな?
どう思う?

447名無しさん@ピンキー:2008/02/18(月) 22:37:15 ID:TtqILsMx
ねず小百で18禁本はコミケで見たぞ。
五期ネコの話と抱き合わせだったような。

最近の五期キタネコはネタが出ても鬱話ばっかりだ。
だれかほのぼのかラブい話書いてくれ。
448名無しさん@ピンキー:2008/02/18(月) 23:25:40 ID:3CmqmwGY
散々既出だが
5期ネコは鬼太郎以外の相手の方が幸せになれそう…

5期スタッフが憎い
449名無しさん@ピンキー:2008/02/19(火) 00:38:08 ID:I1k3XajW
すぐ他の女に惚れてデレデレするのに鬼スルーな鬼太郎よりかは
飄々として色々余裕のある蒼兄さんとか、奥手くさいがくそ真面目で誠実な黒鴉の方が
確かに五期ネコ娘幸せになれそうだ……。

嫉妬玉炸裂させてばっかりのネコ娘しか出せないのなら、いっそ出番無くしてやってくれよ、五期スタッフ。
三ネコ以上の引き立て役の道化扱いで、見ていて悲しくなってくる。

そういうの抜きな時は、普通に面白いから見続けますが。
450名無しさん@ピンキー:2008/02/19(火) 01:13:16 ID:QlaTVEjM
別にオフィシャルカプではないからね>鬼猫
無理に鬼太郎が五期ネコに優しくする描写は必要ないわけだが
それにしたって最近の五期ネコは不憫だな…黒鴉の方がよっぽど幸せにしてくれそうだ。

五期ネコは嫉妬玉炸裂キャラという位置付けなんだと諦めることにするよ。
五期ではそういうキャラなんだ、と思えばあまりスタッフに腹は立たないな。
451名無しさん@ピンキー:2008/02/19(火) 17:30:11 ID:wdxUMHRn
>51氏のSSってぬこがモロ中出しされてるんだよね。ちゃんと避妊したのかな?

幸いにも妊娠には至らなかったってことかな
452名無しさん@ピンキー:2008/02/19(火) 20:15:41 ID:tDZJ/ME6
>>451
まあ、繁殖期じゃなかったんでセーフということで。

本物の猫(動物の方ね)は時期になると結構出来やすいと聞いた事がある。
受胎できる時期に複数の♂とやると、一回のお産で一緒に生まれた子猫なのに
タネがみんな違ってたりするらしい。
でもぬこは妖怪だしなあ。
453名無しさん@ピンキー:2008/02/19(火) 21:10:18 ID:xUUIBSQm
そもそも、ぬこを犯ったってのが人魚ってのも意外。
だって半分魚だから、ぬこは何でやりたい放題犯られちゃったのかって思っちゃう。

妄想だけど3部ぬこはMなのかな?
454名無しさん@ピンキー:2008/02/19(火) 22:31:28 ID:2mER6bPA
本日、実写続編の猫娘初お目見え
赤のジャケ&タイツでふわふわしっぽ付き
そのしっぽで鬼太郎をビンタ

ちょwwwそれなんてプレイwwwwwwwwハァハァ
455名無しさん@ピンキー:2008/02/19(火) 23:12:24 ID:I1k3XajW
>>454
何だそれ、いいプレイじゃないかwwww
またエロ可愛いのか、たまらんwww

今回もまた人間ヒロインとの恋愛ネタがメインになるみたいだけどな。
どうせ悲恋で結ばれないんだろうから、ビシバシひっぱだいてやれネコ娘www
456名無しさん@ピンキー:2008/02/20(水) 06:20:27 ID:kZI/3jA4
>>453
Mかどうかはわからんが、アニメではセクハラされることが多かった

>>454
どこで見れる?それ
457名無しさん@ピンキー:2008/02/20(水) 17:00:57 ID:qHyKW66X
>>456
めざましテレビのことじゃないかな。
458名無しさん@ピンキー:2008/02/20(水) 19:58:18 ID:XZrrBUHA
ぬこは奇数はM、偶数はS気ありだと思っている
459名無しさん@ピンキー:2008/02/21(木) 07:25:15 ID:BvRhpupk
俺は逆に思ってる
460名無しさん@ピンキー:2008/02/24(日) 06:31:55 ID:G6EAekeg
個人的にブルースブラザーズの「stand by your man」はぬこのテーマだと思ってる
ヤツは所詮ただの男に過ぎないけど、ぬこがささえてやってよって感じで。
461名無しさん@ピンキー:2008/02/24(日) 13:33:53 ID:JWi9x3fJ
平井堅の「哀歌(エレジー)」を、このスレに於いて神が綴っておられる3ネコのテーマ曲にして切なく萌えてます。
462名無しさん@ピンキー:2008/02/24(日) 16:26:37 ID:Q9BMTZhK
>このスレに於いて神が綴っておられる3ネコ

具体的には?
463名無しさん@ピンキー:2008/02/24(日) 18:20:10 ID:JWi9x3fJ
ごめんなさい、言葉が足らな過ぎました。
このスレというのは、意味合いとして過去スレまで全て含んだものです。
個人的には、411◆NECOKE/60g氏の綴られる3ネコに投影しております。
464名無しさん@ピンキー:2008/02/26(火) 18:43:46 ID:2BvqQrot
女とヤってお金が貰える♪
まさに男の夢の仕事!
出張ホストっておいしくない?
ttp://godblessall.net/2ch/01_info.html
465名無しさん@ピンキー:2008/02/28(木) 03:22:51 ID:a0g/5NYO
医療関係の職業ということでサラリーマン水木に
体の発育にともなう胸の成長や腫れなどの不安を相談してしまった寝子と
「おぢさんにみせてごらんニヤニヤ」な低体温水木のお医者さんプレイ

を考えたけど無理でした
466名無しさん@ピンキー:2008/02/29(金) 13:00:56 ID:c5u3h8E/
なにこのスレ、すげえ神だらけ!
保管庫一気読みしちゃったよ、大興奮だよ!!

このスレの過去から現在までの職人さん、本当にありがとう…
467名無しさん@ピンキー:2008/03/02(日) 10:40:29 ID:6qecZpz/
今日見た「妖怪大裁判」ねずねこ黒鴉ねこ…
や、ねずみは置いといても黒鴉ねこに萌え
468名無しさん@ピンキー:2008/03/02(日) 11:09:12 ID:I359lNI2
何故ねずみは置いておくんだw
469名無しさん@ピンキー:2008/03/02(日) 11:14:29 ID:bIQRxKvO
ねずねこじゃなく、ねこねずだと思う。
470名無しさん@ピンキー:2008/03/02(日) 11:28:10 ID:ddnFxDVR
ねこねず好きだからかなり嬉しかったよ今週
471名無しさん@ピンキー:2008/03/02(日) 11:31:25 ID:fArtp1hH
猫と鼠は明確にフラグ立ってたな今日w
最近は二人の絡みが減ってたから意外だった
472名無しさん@ピンキー:2008/03/02(日) 12:17:48 ID:55l2Z72M
最後の行き着くのは鬼鼠な件について
473名無しさん@ピンキー:2008/03/02(日) 13:45:01 ID:x41qvuwQ
鬼猫ちゃうんかいWももんじいに嫉妬されるほど、色んな人に愛されまくっとるな鬼太郎。
474名無しさん@ピンキー:2008/03/02(日) 14:12:17 ID:bIQRxKvO
>>472
ワロタw
まぁ、結局そういやそうだったけどなw
ネコ→鼠鬼か…。
475名無しさん@ピンキー:2008/03/02(日) 19:01:05 ID:1geLqKJb
5猫はまだ冬服だった
476名無しさん@ピンキー:2008/03/02(日) 20:22:04 ID:Md50WHLJ
>>466
そうでしょう。どれも甲乙点け難い素晴らしいSSばかり。

ところで、アニメ本編で「イヤ〜ン」とか「エッチ〜」とかって
よく色っぽい声でスカートを押さえてたりして叫んでたネコ娘は、3作目のでしたっけ?
477名無しさん@ピンキー:2008/03/02(日) 20:31:24 ID:bIQRxKvO
三田さんの声と三期ネコには歴代で一番やらしさを感じるなぁ。
むろん良い意味で。
478名無しさん@ピンキー:2008/03/02(日) 20:33:35 ID:bIQRxKvO
×三期ネコには→○三期ネコの体つきには
479名無しさん@ピンキー:2008/03/02(日) 23:49:07 ID:y15vXQTz
三期ネコのSSもやらしさを描写したものが多いなぁ
480名無しさん@ピンキー:2008/03/03(月) 00:17:38 ID:4IR/Tv/V
ようやく「妖怪大裁判」見た。
今回は、ねずネコで黒鴉ネコで美味しすぎた。
黒鴉がネコの為に職務違反するのは予想範囲だったが、
オチでねずみが赤面するとは思わなかった。萌え。

鬼太郎と黒鴉が二人で石積みの刑受けてる所に差し入れもってネコが来たりしたらさらに萌え。
黒鴉×ネコやりてぇー。もうちょっと出番多いともっと嬉しいんだけどなぁ、数少ない木訥真面目キャラだし。
481名無しさん@ピンキー:2008/03/03(月) 01:28:41 ID:WI8mSmZU
さすがに黒鴉が職務違反したのネコの為だけではないと感じたが。
482名無しさん@ピンキー:2008/03/03(月) 11:35:49 ID:0QA1yTK1
黒鴉にデレるぬこたんをお仕置きする鬼が見たい…
5期ぬこたんけっこうモテてる気がする。
483名無しさん@ピンキー:2008/03/03(月) 14:47:31 ID:bd8MykWd
一週間、同じ牢で石責めされてる間に仲良くなって、
黒鴉の好青年ぶりに危機感抱いていたりしたらもっといい。
484名無しさん@ピンキー:2008/03/03(月) 22:01:19 ID:ZocQVkRx
黒鴉→キタネコ(蒼ネコ)でも黒鴉×ネコでも、とにかく鴉がいるSSを、職人様…m(_ _)m
485名無しさん@ピンキー:2008/03/04(火) 05:36:09 ID:AA/2vQY0
ここで鬼×黒カラス
486名無しさん@ピンキー:2008/03/04(火) 09:03:19 ID:AxggXKBx
その話題の続きは数字版でどうぞ
487sage:2008/03/04(火) 19:13:07 ID:8yruC6EM
俺も黒鴉×ネコ好きだな。
冒頭、2人きりになるシーンで
ついイケナイ妄想しちまった・・・
488名無しさん@ピンキー:2008/03/04(火) 20:25:07 ID:nnu6pqqn
黒カラスの羽責めに期待
ぬこは黒カラスの気持ちとかわかった上でお願いしてる感じで、
そこを理解しつつも〜なNTR設定で。
489名無しさん@ピンキー:2008/03/04(火) 20:38:24 ID:jUpBDsVZ
黒鴉×ネコいいよな。
ただあの口ではキスするの大変そうだ。

ただ黒鴉って童貞っぽいと思うのは夢見すぎか。
490名無しさん@ピンキー:2008/03/04(火) 22:56:42 ID:rnTPoKoC
さすがに井戸仙人×3期ぬこ妄想or書く職人様はいないのなw
491名無しさん@ピンキー:2008/03/05(水) 08:01:37 ID:h15QN5Jg
>>489
クチバシ責めもありだと思う

5ぬこは鬼畜太郎に仕込まれてるからな。
チェリーな黒鴉なら挿れただけで暴発しそうだ。
492名無しさん@ピンキー:2008/03/05(水) 11:40:06 ID:qkKrfoMo
ぬこたんが自分でも知らず発するおねだりフェロモンで鼠も鴉もくらくら。
みたいな感じを想像した。
493名無しさん@ピンキー:2008/03/06(木) 00:21:46 ID:59RrXj8I
>>491
ちょいちょいとクチバシでネコ娘の髪を毛繕いする黒鴉を想像して萌え死にそうになった。
しかし、「可憐な方だ……」とか思ってる相手が、他の男に調教済みだと知ったらキレるより先に凹みそうな気がする。

それとも妖怪だからその辺り、結構大らかだったりすれば暗い話にならんですむな。
494名無しさん@ピンキー:2008/03/06(木) 00:58:24 ID:Fm6h6LPG
俺も黒鴉×ネコ好きだ。蒼猫も好きだしもちろんキタネコも好きだ。
ちょっとここ離れてたんだけど戻ってきたよwネコ娘萌え!
ネコ娘には幸せになってほしいな。
495名無しさん@ピンキー:2008/03/06(木) 06:59:08 ID:8ChcIj7n
まあどんなフラグも最後は全部鬼太郎が折るんだろうな。


そうどんなフラグも全部鬼太郎がねw
496名無しさん@ピンキー:2008/03/06(木) 07:57:51 ID:ZqaiqnpX
>チェリーな黒鴉
に、禿げワロス
蒼や鬼は→猫という感じなのだが
烏に至っては、猫→烏で積極的な猫に襲われる感じなのだろうか。

い、いけません!ネコ娘殿…
そのような事は、ね・ネコ娘殿―――アッ―!!!!

まで想像した。
497名無しさん@ピンキー:2008/03/06(木) 08:28:30 ID:VfMOIQNj
>>495
早々に撃沈された黒鴉の目の前で、ねっぷりとぬこを可愛がる鬼太郎とか。
498名無しさん@ピンキー:2008/03/06(木) 09:00:35 ID:H9R8YiLZ
>>496
>アッ―!!!!
この叫び声だけは断じて違うw
499名無しさん@ピンキー:2008/03/06(木) 17:41:45 ID:ub2zIBN1
>>497
という事はCherryな黒烏にネコをけしかけるのも鬼太郎が裏で糸を引いているんだね!!
鬼太郎にさんざん仕込まれた手練手管のネコにイカされて意識朦朧としている所にキタネコの濃厚な絡みを見せ付けられてしまう黒烏の心境いかばかりか…!
コレは萌えますね〜♪♪
500名無しさん@ピンキー:2008/03/06(木) 18:47:19 ID:7970NDz2
前にもあったと思うんだけど当て馬がいる話はちょっとなと思う
多少の描写ならいいんだけどどのカプもそれぞれ好きだから当て馬がいると悲しい
キタネコが一番人気あるのは分かってるんだけど、こういう奴もいるって事で
501名無しさん@ピンキー:2008/03/06(木) 18:55:19 ID:VfMOIQNj
当て馬つか、自分はぬこ総受け的な感覚で妄想してたんだが。

気、悪くさせたんならスマンね。
502名無しさん@ピンキー:2008/03/06(木) 19:07:07 ID:ub2zIBN1
当て馬という扱いで考えてなかった。
キタネコの絡みを見てショックを受けつつも体が反応しちゃって…
で、そのうち3Pなんかに流れていけば更にエロくて良い!みたいに妄想してました…。
503名無しさん@ピンキー:2008/03/06(木) 20:10:20 ID:7970NDz2
そうか、勘違いしてごめん
カップリング成立する為だけにいる他の人物が可哀相なのって辛くてさ
3Pいいね
504名無しさん@ピンキー:2008/03/06(木) 21:43:56 ID:59RrXj8I
黒鴉の純情にほだされて一線を越えたネコ娘が、調教主の鬼畜太郎に知られて
その後、黒鴉の目前で鬼畜太郎に嬲られて悶える様を見せられたあとの黒い3Pとか。

それか石責め仲間で仲良くなったその後に、鬼太郎が溜まっていたのを
ラブくねちっこくネコ娘で解消している真っ最中、黒鴉に見られてなし崩しに
「…………あの、よければ一緒に」と誘ってしまう馬鹿エロ3Pでもいいぞ。

ひとまず黒鴉がらみのを読んでみたいです、先生。
505名無しさん@ピンキー:2008/03/06(木) 22:34:56 ID:W+qsz/EV
猫は本能で鳥食うからなぁ。
506名無しさん@ピンキー:2008/03/06(木) 22:41:22 ID:59RrXj8I
鴉は子猫も獲物に狙うぞ。
507名無しさん@ピンキー:2008/03/06(木) 23:05:20 ID:H9R8YiLZ
>>495
>そうどんなフラグも全部鬼太郎がねw

高山「そう、どんなフラグも全部僕がねw」
と聞こえてきた。

>>504そこまで妄想して何故ユーがSSにしないのだ
508名無しさん@ピンキー:2008/03/06(木) 23:13:12 ID:L1l+6D6a
鬼猫は別に公式CPではないのだが。
>>495みたいな発言はちょっとひっかかるものがある。
509名無しさん@ピンキー:2008/03/06(木) 23:14:54 ID:PUyGpm6K
>>504
「…………あの、よければ一緒に」と誘ってしまう

想像したら吹いたW妙にほのぼのしてるな。そんな状態じゃ無いのに。
510名無しさん@ピンキー:2008/03/06(木) 23:30:07 ID:Ok2Lqkv2
>>508に同意。
そんなつもりじゃなかったにしろちょっとね。
いや、俺も鬼猫好きだが。
特に5期でそのイメージは現実では薄いしな…w
511名無しさん@ピンキー:2008/03/07(金) 00:13:30 ID:DXfqcEQ6
公式にこだわる人はこういうパロスレには向いてないと思う
個々が好き勝手に妄想して楽しむ所だしそんなこと言い出したら
好意で作品書いてくれてる人が投下しにくくなるじゃん?
512名無しさん@ピンキー:2008/03/07(金) 00:18:52 ID:hQVPoLE3
>>511
>個々が好き勝手に妄想して楽しむ所
だからこそ、>>495の発言はKYだと思うんだ。
それこそ好意で作品書いてくれてる人が
鬼猫以外のカプの作品を投下しにくい空気になるし。
513名無しさん@ピンキー:2008/03/07(金) 00:30:08 ID:DXfqcEQ6
>>512
別に鬼猫以外のカプも語れば良いじゃん
食いつく人も居るかもしれんし

でもホモは無しなw
514名無しさん@ピンキー:2008/03/07(金) 00:33:12 ID:Rhe3Rb5f
>>512
>食いつく人も居るかもしれんし
ちょwwwwウゼェwwww
塚空気読んでくれ。>>495=>>511か?とエスパーしたくなる。
515514:2008/03/07(金) 00:34:05 ID:Rhe3Rb5f
安価ミススマソ。
>>512>>513ね。
516名無しさん@ピンキー:2008/03/07(金) 00:46:27 ID:h5tATNK1
>>512
あ、俺がいるw
いや、思わず禿同してしまった。

あとここ、ネコ以外の他水木ヒロインもの作品の投下しにくい雰囲気がどうしても強いよなぁ。
それにネコは誰と絡めても可だけど鬼太郎の相手はネコ以外は御法度!が暗黙の了解みたいな感じだし。
まぁこれは、人気や萌えで仕方ない事&自分に投下の勇気が足りないだけなんだけどw
517名無しさん@ピンキー:2008/03/07(金) 01:03:27 ID:afLW0OrC
分かる。
できれば他のコももっと読みたい。
518名無しさん@ピンキー:2008/03/07(金) 01:07:56 ID:1GGSwLtc
>>516
全文同意。

その暗黙の了解を崩すためにも自分が何か投下しないとな、とは思うんだがなw
519名無しさん@ピンキー:2008/03/07(金) 01:09:54 ID:f9sZeVn4
>>516
参考までに、どんなカプで妄想したの?
520名無しさん@ピンキー:2008/03/07(金) 07:02:11 ID:IO9giG/S
最近悪魔くんネタも来なくなったね。
鬼猫はやっぱり好きだけど、他のもあっていいと思う。

悪魔くんはこうもり猫×鳥乙女が好きだな。
521名無しさん@ピンキー:2008/03/07(金) 19:20:14 ID:gjwdyrEQ
このスレや、まとめサイトの小説を見ていると、イイ意味で刺激を受けるので、「私も何か書きたい!」って意欲的になるのと、
神小説の多さに打ちのめされるのと二つの気持ちが攻めぎ合うんですよね…。
このスレへうpするのを目標として官能小説を書く練習しようかな…。
やる前から躊躇していたら成長も無いもんね!
522名無しさん@ピンキー:2008/03/07(金) 19:27:49 ID:afLW0OrC
>>520
自分もそのカプ好き!普段は鳥乙女が強気だけど、えっちの時だけこうもり猫がちょいSとか。
523名無しさん@ピンキー:2008/03/07(金) 20:04:49 ID:IO9giG/S
>>522
あの二人いいよね。
アニメのラスト近くでピンチになった時、普段はいい加減だったこうもり猫が鳥乙女を庇って
鳥乙女に「もういいから」って言われても「イヤだ!!」ってがんばってたとことか萌えた。
自分的妄想は、こうもり猫は天然スケベで興味深々で色々要求してくるのを、
鳥乙女が仕方ないわねって感じで受け入れるとかだな。
524名無しさん@ピンキー:2008/03/07(金) 20:12:30 ID:afLW0OrC
こうもり猫は放送開始から絶対ナスカで抜いてるよね。日に日に妄想が募ってそう。
あと、悪魔くんの初夢精の相手もナスカだと思う。
525名無しさん@ピンキー:2008/03/08(土) 20:34:00 ID:dQfrsxu8
通りすがり様、4期ねこ娘の裸体画を、倉庫の絵板で描いていただく事をお願い致します
526名無しさん@ピンキー:2008/03/09(日) 17:22:11 ID:R+oPnMgA
今日の鬼太郎
「今夜は泊めてね」「えー」は
父さんも一緒で何も出来ないなんて欲求不満になるから帰ってよ、という鬼太郎と
犯ることやったら鬱陶しいから帰って欲しいんだけど、という鬼畜太郎が
同時に頭の中を過ぎていった。
527名無しさん@ピンキー:2008/03/09(日) 18:08:46 ID:vS8ixn0h
5ネコは親父さんと仲いいな
528名無しさん@ピンキー:2008/03/09(日) 19:04:48 ID:psh2mmqe
>>526
本スレでも色々言われてたなW父さんならきっと鬼太郎達が色々始めちゃっても見て見ぬフリして、狸寝入りしてくれるよ。
もしくは父さんも混ざるとか。
529名無しさん@ピンキー:2008/03/09(日) 19:15:52 ID:BbfzHPB8
猫娘は全期親父と仲良いぞ。
特に4期はたまに鬼太郎横におく勢いでお互いラブラブな雰囲気出してた記憶がw
530名無しさん@ピンキー:2008/03/09(日) 19:18:37 ID:891bFSbm
>>529
猫「きたろー!」
鬼「やぁ、ねこ娘」
猫「親父さんは?」
な場面が確かにやたら多かった気がするww
531名無しさん@ピンキー:2008/03/09(日) 19:32:26 ID:OiibrXal
あったあったw
たしかに4期は特に仲良かったよなぁw>親父とねこ

で、鬼太郎がその事に密かに嫉妬というか焼いてたりしてたら萌える。
532名無しさん@ピンキー:2008/03/09(日) 20:00:35 ID:R+oPnMgA
息子は自慢の息子だけど、やっぱり娘も欲しかったのかなと思うww

>>531
二期だと「ねぇねぇ僕は? 二人で仲良くしてずるいよー、僕もいれてよー」と直球勝負。
三期は「僕にはあんな態度取るクセに、父さん相手だと素直になるなんてっ……」とあとで焼き餅お仕置き。
四期は「義理の娘になるとはいえ、そんなに二人でばっかり仲良くしなくてもいいじゃないか……」と内心拗ねる。

五期は「なんだよ、僕の事好きなんだろ。それなのに父さんとの方が楽しそうだね」と
内心面白くないなと思いながらも、親父が楽しそうなので何も言えずに、何でもない顔してるといいな。
533名無しさん@ピンキー:2008/03/09(日) 20:50:38 ID:vS8ixn0h
>>532
親父は内心岩子さんとの間に娘がいたら〜とか妄想してたりしてw

5期鬼太郎は自分はそっけなくしておきながら、ネコには全力で自分を見ててもらえないと
不満というかそんな感じだな。
534名無しさん@ピンキー:2008/03/09(日) 22:04:38 ID:BbfzHPB8
4期鬼太郎は無表情は変わらないまま
無意識に普段より機嫌悪くてねこ娘への態度に出てたりしたら面白いなw

535名無しさん@ピンキー:2008/03/10(月) 12:06:15 ID:kr9PNAN0
>>532
兄弟スレ行ってなんか書いておくれw
536532:2008/03/10(月) 21:00:19 ID:f8CxhNSi
>>535
カプとエロ抜いたら何も書けないエロ人間です、サーセンwwww

こっちでネタふりするより向こうの方が敷居高いんだ……orz
537名無しさん@ピンキー:2008/03/10(月) 21:53:30 ID:039qr+vD
敷居なんか妖怪棒高跳びで飛んでしまえばいいさ。
538名無しさん@ピンキー:2008/03/10(月) 22:13:25 ID:haEO/xDm
エロがあるなら、ここに投下すればいいじゃない。
新たなネ申降臨の予感にwktk
539名無しさん@ピンキー:2008/03/10(月) 22:46:49 ID:xpM2+WX+
あっちは色々あって
カプ色のある話が投下しづらくなってる感があるかもしれんね・・
俺も全裸で神様待ってるんだぜ!
540名無しさん@ピンキー:2008/03/11(火) 00:19:05 ID:LScoFW2V
少なくともあっちでエロはまずいだろw

しかし、最近ここの職人様はどうされてしまったんだろう…。
読み手の俺にはひたすら光臨されるのを待つ事しかできないが。
541名無しさん@ピンキー:2008/03/12(水) 00:44:01 ID:cFB6iPOG
ふぉーりんらぶってw

5期鬼太郎には絶望した
542名無しさん@ピンキー:2008/03/12(水) 09:41:39 ID:DywSD7xn
とても適当なことを言わしてもらうと、5期キタネコはこのままいくと諸星あたるとラムちゃんみたいな関係になっちゃうんじゃないかしら。
543名無しさん@ピンキー:2008/03/12(水) 12:30:46 ID:ZVs7TQQQ
こりゃ最終回にならないとくっつかないなWいや、正確には永遠におっかけっこしてんのかもな。
ネコ娘「いつか好きと言わせるっちゃ!」
高山「今わの際に言ってやる。」
544名無しさん@ピンキー:2008/03/12(水) 13:03:04 ID:QIRoQYiv
いまわの際って「臨終間近」って意味だよな。お化けは死なないのに、いつ臨終間近になるんだW
545名無しさん@ピンキー:2008/03/12(水) 18:07:57 ID:nLL4TA/H
と、いう訳だから
「好き」と言われる可能性はほぼゼロに近い…となる。
ヒドス!
546名無しさん@ピンキー:2008/03/12(水) 18:18:26 ID:ZVs7TQQQ
まあそれなりに死にかける事はあるから意外と大丈夫じゃない?
さざえ鬼呼んで来てもう一回ぺったんこにしてもらうとかWその状態で「好きだ」と言われても微妙だけど。
547名無しさん@ピンキー:2008/03/12(水) 19:09:34 ID:IjVts1W+
でも正直今は黒鴉×猫が1番萌える!
5期の鬼猫って仲はいいんだけど、鬼太郎が猫を女扱いしてないせいか
イマイチときめかないんだよなー
548名無しさん@ピンキー:2008/03/12(水) 21:43:04 ID:Q3QDz+Ix
むしろ5期は鬼太郎×ミウに期待したいなあ。
ま、自分の妄想だけでも良いけどさ…。
549名無しさん@ピンキー:2008/03/12(水) 21:58:30 ID:DywSD7xn
かまいたち回録画失敗してた…orz
オンエアは見たのにいいいいい!!
550名無しさん@ピンキー:2008/03/12(水) 22:27:06 ID:cFB6iPOG
ミウは鬼太郎よりも
むしろ西洋妖怪にいぢめられている妄想の方がしやすいw
551名無しさん@ピンキー:2008/03/12(水) 23:16:43 ID:m3F6ijTY
新作SS読みたいしや妄想もしたいが、
>>525の通りすがりって方の絵も見たいw
552名無しさん@ピンキー:2008/03/12(水) 23:17:52 ID:M4pRuVrR
黒鴉×ネコ娘は萌えるね。
東京方面だったら高尾山にも天狗がいるんだし、
ちょこちょこお使いとかで妖怪横丁にきてくれねぇかな、黒鴉。

鴉で運ぶ手紙とかでこっそり文通とかしてくれていたら、更に萌え。
553名無しさん@ピンキー:2008/03/13(木) 00:36:21 ID:XfL3MsUa
>>548
もうすぐミウは再登場するよ。
ネコ娘メイン回っぽいが。姉弟を案内するらしい。
554名無しさん@ピンキー:2008/03/13(木) 01:02:19 ID:T9F9i6+L
新作ssはもちろん読ませて頂きたいが、未完神作品の続きがすごく気になるなぁ。
555名無しさん@ピンキー:2008/03/13(木) 15:30:01 ID:wbOv0iPM
>>553
> もうすぐミウは再登場するよ。
> ネコ娘メイン回っぽいが。

また嫉妬炸裂かなあ… メイド喫茶みたいになりませんように。
556名無しさん@ピンキー:2008/03/13(木) 21:00:26 ID:2Deq7DHN
ネコ娘メインで嫉妬炸裂ってそれなんてネガキャン。
バスガイド回ほどの神回は無理だろうな、どう考えても鬼太郎はミウ取りそうだし。

鬼太郎の出番押さえるなら、鬼太郎が居ない間にねずみ男とか蒼兄さんとか黒鴉とか、
鬼太郎以外の異性とコンビ組んで事件解決して、鬼太郎が帰ってきた時に
「何も無かったよ」とコンビ相手と笑い合うみたいなスピンオフ的な話やって欲しい。
557名無しさん@ピンキー:2008/03/13(木) 21:34:48 ID:LcYlqKwT
>>556
ああ、そのパターンは見たいかも。
鬼太郎と組むとほぼ毎回嫉妬キャラ的な扱いにされてしまうし、
そっちの方が普通に活躍している所を見られそうだ。
558名無しさん@ピンキー:2008/03/13(木) 21:35:54 ID:FA/bFUsU
ミウの再登場なんて別に望んでなかったんだがなw

ネコが悲しい思いをするような話にならないことを祈る
559名無しさん@ピンキー:2008/03/13(木) 21:53:35 ID:CBqoRqzU
>>558
>>548みたいな人もいるんだからそういう発言は控えようよ…
560名無しさん@ピンキー:2008/03/13(木) 22:57:36 ID:4Gv3CktY
まったくだ
561名無しさん@ピンキー:2008/03/14(金) 00:19:39 ID:zdjzboJx
話の展開的にも、ミウ再登場しないほうが綺麗でよかったとは思う。
大人になるミウと子供の姿のままの鬼太郎に、地獄の鍵の存在を考えれば
そうそう顔を合わすのは事件を呼ぶだけで、悲恋物のニュアンスになるわけだし。
そういうの書く神はおられませぬかー!?

鬼太郎とミウが仲良くしてるのを見て嫉妬するネコというのだけは勘弁してくれ。
ミウの方が圧倒的に有利(外見年上、鬼太郎がハッキリと好意を持ってる、どちらかというと淑やか)なんだから
それを更に引き立てるように嫉妬に狂うネコを配置せんでも、どうみてもミウの方が……orz

そういや、七人ミサキで蒼兄さん再登場の噂があるんだが、
あれで呼子が女の子だったら色々といいネタになったんだけどなぁ。
562名無しさん@ピンキー:2008/03/14(金) 03:11:47 ID:A+oBzhtO
女の子って設定で誰か書いてくれないかなぁ
あと、ミウの再登場も楽しみではあるが、個人的には骨女があれっきりなのかどうかが気になる
いい味出してたし、女が少ない横丁だから、定番メンバーになってほしかった……
横丁の女全員合わせても4人、ネコとぬりかべ女房足しても6人ってそりゃないぜ
ゲストじゃないメンバーでの(特に若い)女率が低すぎると思うんだ
563名無しさん@ピンキー:2008/03/14(金) 08:10:42 ID:qhYeg6jd
2年目はキタネコらぶらぶ路線という噂を拾ったが「騙されないぞ騙されないぞ」と念じてしまう自分…
564名無しさん@ピンキー:2008/03/14(金) 09:20:37 ID:O907eI/H
あんだけスルーしておいて、そんなにいきなり変わる訳ないよ。
ただ最終回間際はわからないがな。今期は典型的な主人公が鈍感ツンデレでヒロインがデレデレパターンって感じだし
565名無しさん@ピンキー:2008/03/14(金) 10:18:20 ID:e2OqlPth
じわじわとラブラブ路線になるか、大事件が発生して急展開になるか…。ゆっくり変化する方が個人的にはいいな。
566名無しさん@ピンキー:2008/03/14(金) 17:37:23 ID:VrtDRWZW
>>556そのシチュエーションで黒烏と絡んでくれたら面白そう!
567名無しさん@ピンキー:2008/03/14(金) 17:49:31 ID:HXXy5hlu
墓場のiヌちゃんに意外と萌えた
あの昭和のお嬢さん特有のエラソーな物言いとか
ネコ口とか
568名無しさん@ピンキー:2008/03/14(金) 19:27:35 ID:VrtDRWZW
いま家の外で猫が鳴いてます。
えらく興奮した感じで何度も鳴いてます。
発情期なんですね…。
猫娘もネコ娘もねこ娘もみんなそれぞれ発情期に入ったのかしら…ドキドキ。
569名無しさん@ピンキー:2008/03/14(金) 20:10:39 ID:Ii4UwUKv
つチラ裏
570名無しさん@ピンキー:2008/03/14(金) 22:12:05 ID:zdjzboJx
ラブラブ路線なんかしてくてなくたっていい。
ただ、あんな鬼スルーするんじゃなくて、もう少しまともに相手してくれれば……。
露骨に邪険にしてるのと、空回り気味アタックを見なくてすむなら普通でいいんだ、普通で。
あまめはぎとか逆柱の時ぐらいのでいいんだ。

ラブいのとかエロいのはここで補充します。神々の降臨щ(゚Д゚щ) カモーン
571名無しさん@ピンキー:2008/03/14(金) 22:41:59 ID:dBe2o1F4
>>561
■3/16「ゲゲゲの鬼太郎」49話(フジテレビ)<蒼坊主>

古川さんのHPで確認してきた。
572名無しさん@ピンキー:2008/03/15(土) 00:42:10 ID:kJzlViQ0
ただ高山鬼太郎は、いざネコ娘が居なくなったり敵方にとらわれたら、発狂したりするタイプだから手に負えない
573名無しさん@ピンキー:2008/03/15(土) 00:59:48 ID:7Oq+mqRn
>>572
バスガイドの飛び起きだとか、大ムカデでの絶叫だとかあの辺りはキタネコとして萌えた。

戸田みたいに露骨に感情を表に出さない分、高山の方が内にこもって煮えたぎる嫉妬をしそうだな。



574名無しさん@ピンキー:2008/03/15(土) 06:01:51 ID:RIATqLpR
>>682
いつ発狂したんだよw

高山は感情露骨で素直というかはっきりしてると感じるけどな。
ネコやミウやその他女性に対しても。
戸田のようにエネルギッシュではないだけで。

案外分からないのは野沢。一番よく分からんのは松岡だ…。
575名無しさん@ピンキー:2008/03/15(土) 06:05:28 ID:RIATqLpR
>>574
× >>682 → ○ >>572

安価ミス、スマソ。
576名無しさん@ピンキー:2008/03/15(土) 08:19:08 ID:RnqQf7W5
>>574
発狂しそうなタイプ。言葉足らずだったな。スマン。
577名無しさん@ピンキー:2008/03/15(土) 10:51:30 ID:F82LLKOO
>>561-562
呼子普通に可愛いから、女の子でもあまり違和感無いな。
(声も可愛いし。)
女の子だったらボクっ子か…。(*´Д`)ハァハァ
578名無しさん@ピンキー:2008/03/15(土) 10:53:54 ID:CZeJNdN9
明日の放送で、蒼坊主×ミウのフラグが立ちそうだと
漏れが予想してみる!
579名無しさん@ピンキー:2008/03/15(土) 13:29:03 ID:Y4f4ZEBk
お前の予想かよ!
一瞬本気にしちゃったじゃんwww
580名無しさん@ピンキー:2008/03/15(土) 19:37:13 ID:CZeJNdN9
鬼界ヶ島の時に接点有るし見た目の年齢も近いから
鬼太郎が意識を失っていた5日間の間に
いろいろ有ってもヨクネ?と思ったんだが。
同じアニメのキャラだとは思えないがなwww

蒼坊主>49話、ミウ>51話
予想しておいてなんだが、実際のところ再登場がずれてるから無理ポ
581名無しさん@ピンキー:2008/03/15(土) 19:54:47 ID:7Oq+mqRn
>>577
問題は一本足なんでどこに挿れる穴があるのかという事で。

アマビエみたいに超前付きかっ!?
582名無しさん@ピンキー:2008/03/16(日) 22:48:10 ID:kODZ67AH
あの体型は色々困るよな
ここは>>581の前つきに一票投じたい

しかし女だとすると、黒目がちで声も可愛い、若干気弱なボクッ娘ってことになるのか
タオルさんといい蒼兄さんといい、今期は若い嫁もちが多くて羨ましい
583名無しさん@ピンキー:2008/03/16(日) 23:20:47 ID:YVWwrPDB
>>582
「体型」って言葉で、改めて思ったンだけど、
1番エロイ体型ってどの期のネコ娘?
584名無しさん@ピンキー:2008/03/17(月) 00:06:32 ID:Rl4q/NGC
>>583
三期に一票。
585名無しさん@ピンキー:2008/03/17(月) 00:40:21 ID:uXgseYum
>>584
理由は?
586名無しさん@ピンキー:2008/03/17(月) 09:35:03 ID:OaPaAt1H
一番凹凸があるのは3期だと思うけど、
5猫も結構いい体してると思う。
587名無しさん@ピンキー:2008/03/17(月) 20:34:43 ID:CpmSxi9H
3期は凹凸の事もあるけど全体のスタイルのバランスがすごく良いってのがあると思う。
やらしいというかきれいな身体つきしてる。
588名無しさん@ピンキー:2008/03/17(月) 21:38:59 ID:cRQc3jiz
3期は「やらしい」って表現が何故か似合うよね。
何ででしょう?
589名無しさん@ピンキー:2008/03/18(火) 00:15:18 ID:kCmhm/4j
二期の鬼太×猫のss投下したいんだがよい?
590名無しさん@ピンキー:2008/03/18(火) 00:41:07 ID:PQwUj6fG
>>589
全裸にて待つ!

でもsageチェックは入れた方がいいと思うぜ。
591名無しさん@ピンキー:2008/03/18(火) 10:49:29 ID:Gvx0BOIZ
wktk
592名無しさん@ピンキー:2008/03/18(火) 12:15:06 ID:qcId2uLl
お待ちしてます
593名無しさん@ピンキー:2008/03/18(火) 20:06:54 ID:QsmJqGM6
ネ申降臨待ち。(-人-)ナムナム
594名無しさん@ピンキー:2008/03/19(水) 17:54:41 ID:wco1t+F5
わーい、楽しみ♪
595名無しさん@ピンキー:2008/03/20(木) 20:22:07 ID:UK5lvnCY
二期の鬼太×猫のss&四期のねこ絵(通りすがり様画)降臨待ち
wktk
596名無しさん@ピンキー:2008/03/21(金) 17:41:48 ID:nA3tyvzB
ttp://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4063751155/hatena-22/ref=nosim

ttp://page.freett.com/makuzu/bonbon3.html

結構ナイスバディに描かれたねこ娘の胸を愛撫する鬼太郎のSSと絵
ネ申降臨お待ちしてます。(-人-)ナムナム


597名無しさん@ピンキー:2008/03/22(土) 14:52:11 ID:RgO3zsom
昨日の夜、録画しておいた西洋妖怪の回(5期)を見て寝たんだが

なんか西洋風の城みたいなところで、赤面してるねこ娘の頬を優しく撫でてチューしてた男がいた
そいつがドラキュラ三代目だった

…っていう夢を見た



あれおかしいな、自分キタネコなのに…不覚にも萌えたじゃないか…
598名無しさん@ピンキー:2008/03/23(日) 11:32:42 ID:cIyv7MCw
>589
wktk
599名無しさん@ピンキー:2008/03/24(月) 18:55:33 ID:/CGWhhoW
4期までは鬼猫一途だったのに・・・
何か5期は黒鴉×猫、鬼×ミウ、鼠×骨女が萌えるんだけど。
後、一反×猫も面白いかな。
600名無しさん@ピンキー:2008/03/24(月) 19:19:18 ID:bohDPOo5
5期一反はぬこのパンツに囲まれてうっとりしてたしな。

5期カプだったら、カワウソ×アマビエを忘れてはいけない
601名無しさん@ピンキー:2008/03/24(月) 20:16:06 ID:3A8oVN8l
5期は横丁キャラが活きてる分キタネコ以外のカップリングのバリエーション多くて楽しめるよね。
602名無しさん@ピンキー:2008/03/24(月) 21:37:02 ID:1z5KReId
魔女っ娘ザンビアをお忘れなく
603名無しさん@ピンキー:2008/03/24(月) 21:56:51 ID:NRX1XfuA
ベアード様こんなところで何してらっしゃるんですか
604名無しさん@ピンキー:2008/03/24(月) 22:28:57 ID:d9ZyKCUq
5鬼太郎を何故か幸せにしたくない
俺ガイル
605名無しさん@ピンキー:2008/03/24(月) 23:17:07 ID:5p2B/p6C
5期といったら
鷲 尾 × ろ く 子 を忘れないでもらいたい!!   ……職人様このカプでお願いします!
606名無しさん@ピンキー:2008/03/25(火) 00:17:20 ID:AuJ1CtVI
>>599
自分も鬼×ミウ萌え。
今後本編がそんな展開になればいいのにな…。
一反は×猫じゃなく×パンツなんじゃね?w


そしてこれはたぶん少数派だと思うが、俺3期は鬼×ネコも嫌いじゃないけど鬼×夢が好きなんだよなぁ。
607名無しさん@ピンキー:2008/03/25(火) 00:29:47 ID:eEWU16rC
>>606
少数とか言うなよ 俺も鬼×夢が好きだ。
そして今期は鬼×ミウ萌え。
608名無しさん@ピンキー:2008/03/25(火) 06:55:24 ID:nGccBEz9
>>597
遅レスだが、何故に吸血鬼?wwと思ったけど萌えるから良し!
609名無しさん@ピンキー:2008/03/29(土) 01:10:15 ID:W0otGzMw
589氏の投下はまだかなぁ。
他の途中の神々や予告していった神々もおいでにならないし。

以前のレスであったが、黒鴉の純情と誠実さにときめきながら
体は鬼畜太郎の調教で逃げられないネコ娘ってのは萌えるな。

逆に性欲解消の為だけに犯ってたのに、ネコ娘の気が自分以外の男に
向けられつつあるのに気付いて、嫉妬から恋に発展する高山ってのは有り?

610名無しさん@ピンキー:2008/03/29(土) 01:34:16 ID:M9KlGbkV
オレの中では有り!!
611名無しさん@ピンキー:2008/03/29(土) 02:10:40 ID:MDW4dAcm
>>609
> 逆に性欲解消の為だけに犯ってたのに、ネコ娘の気が自分以外の男に向けられつつあるのに気付いて、嫉妬から恋に発展する高山ってのは有り?

物凄い萌える展開だが、文才が無くて書けない…。神がいらっしゃるのを待つばかり。
612名無しさん@ピンキー:2008/03/29(土) 13:27:05 ID:Keg11r/J
黒鴉の優しい笑顔を思い浮かべるも、それを嘲笑うようにピンポイントで
弱い所を責めてくる鬼畜太郎とかw
わざと黒鴉の羽を使って羽責めする鬼畜太郎の前に、なすすべも無く快楽に落ちていく猫たんとか。
文才があったら書けるのに…。
613名無しさん@ピンキー:2008/03/29(土) 19:15:06 ID:62ohUg0w
水差すようでわるいが
俺は黒鴉×ネコのほのぼのラブいのを見たいんだよなー
鬼太郎相手だとネコ娘が報われなくなりそうで鬱だ・・・
614名無しさん@ピンキー:2008/03/29(土) 19:18:07 ID:ifQxlpun
>>609
通りすがりさまの投下も待たれる。
3期でも4期でも良いから、ねこ娘のエロ画を見たいんだよなー
615名無しさん@ピンキー:2008/03/29(土) 20:49:05 ID:M9KlGbkV
>>613
YOUが書いちゃいなYO!!
未だ、接点が無いのに蒼ネコで萌えられる自分が通りますよ。
>609-612を読んで、妄想が膨らんだので遣っ付け仕事だけど投下してみる。

第5作:鬼太郎×ネコ娘
・ お好みに合わせて◆以下NGワード登録なり、スルーよろしこ
・ 黒鴉ネタを使っての意地悪あり
・ 鬼畜太郎故、甘く無い

誤字脱字、おかしな所があってもキニシナイ(゚∀゚)!!


ネコ娘の部屋で、彼女が自分の布団に横たわるのは何ら違和感の無い日常の一コマ。
しかし、今の彼女は身に何も纏っておらず、その素肌を晒している。
彼女は一人暮らしであるはずなのに、その部屋にはもう一人・・・彼女を組み敷く者の姿があった。

今日の交わりごとも初めてではなく、既に幾度と無く繰り返されて居る行為。
それは彼女の部屋ばかりではなく、彼の家や時には野外でも行われた。
ネコ娘には拒否する権限は無く、初めの頃は痛みすらあったこの行為に、何時しか彼女の身体は悦びを紡ぎ出す様になっていた。

彼女の初めてを奪ったのも、身体に快楽という名の悦びを与えたのも、彼で無ければ満足できなくしたのも全てただ一人の妖怪。
押さない時より、彼女がほのかな思いを寄せていたその妖怪の名は、鬼太郎―――

「ふにゃぁっ…好きっ、らいスキ…きたろ…」

既に繋がった陰部からは、激しい水音が聞こえ、ネコ娘は身体ばかりでなく思考までも快楽の毒に犯されていた。
普段の彼は意地悪だが、今日の彼は何時に無く意地悪だった。
ネコ娘が達しそうになると、その手前で刺激を与えることを止め、彼女が上り詰めることを許さない。
思考も身体も、何時までも満たされずにネコ娘は気が狂いそうだった。

「おねが…きたろっ…止めない…でぇ…」
「…全く君は、慎みが無いなぁ。」

くすくすと笑いながら鬼太郎が言う。
しかし、彼女の切ない願いは聞き届けられることは無く、またもや直前で放り出されるのだ。
あと少し、あと少しで意識も手放せるというのに、何故彼は許してくれないのだろう?
ただただ昇りつめたくて、それしか考えられなくて、ネコ娘は鬼太郎に乞うのだ。

「いにゃぁ…っ、もっと突いて!お願い…鬼太郎…」
「何で?何でどこを突いて欲しいんだい?」

ここまで言葉にしても彼はそ知らぬふりをする。
知っているくせに、彼が質問を口にするまで、その質問に満足がいく答えを口にするまで、彼はしてくれない。
いつも身体を重ねる時は彼からで、ネコ娘の都合など一切構わないくせに、彼女からのアプローチは許さないのだ。
その所為で、発情期の時には何度辛い目にあったのだろうか?

彼はただ、身を焦がし悶える彼女を楽しそうに眺め、その気になるまでは手を出さずにただ見て楽しむのだ。
酷い妖怪…なのに、ネコ娘の身体は鬼太郎無しでは居られなくなっていた。
この淫らな身体を満足させてくれるのも、痴態を晒しても任せられるのは鬼太郎のほかに無いことを解っているからだ。

「き…鬼太郎のチンポで…あたしの、いやらしいマンコを滅茶苦茶に突いてぇっ!」
「そう、僕のチンポで突いて欲しいの?」
「…うん」
「ネコ娘のいやらしいメスマンコを…滅茶苦茶に?」
「…して、お願いっ!」

「…君は…僕のものだよね?」
「?…うん。」
「心も身体も、何もかも。」
「うん…」

ネコ娘は何故鬼太郎がこのような質問をするのか解らず、惚けた頭で必死に言葉を理解しようとし頷いた。
618名無しさん@ピンキー:2008/03/29(土) 23:29:11 ID:ut3H48LA
か、神よ続きをー!!
619名無しさん@ピンキー:2008/03/29(土) 23:37:57 ID:SzhwqUvZ
>>606>>607
途中でスマソが俺もキタユメ萌えだ。良いよな。
職人さんいらっしゃったら是非見てみたいものだよ。

そして5期のキタミウも確かに萌える。
620名無しさん@ピンキー:2008/03/30(日) 00:08:33 ID:nCLHeIZo
鬼夢イイかも。てか、すごく萌えてきた。
今まで作品に夢子が出演といえばネコ娘の当て馬的な作品が多くて正直可哀相だった。
もし機会があれば自分も純粋な鬼夢すごく見てみたいなぁ。
自分に文才があれば書くのだが、持ち合わせていないもんで・・・orz
621名無しさん@ピンキー:2008/03/30(日) 03:43:50 ID:NcsiSmq3
鬼夢自分も好きだノシ
人間と妖怪じゃ時間の流れが違うからどうしても悲恋になりそうで、
その辺りの切なさが凄く萌える。
622名無しさん@ピンキー:2008/03/30(日) 05:27:47 ID:HNWxLR9q
>>617
神がいらっしゃっていたのか
楽しみにしてます!!
623名無しさん@ピンキー:2008/03/30(日) 06:31:34 ID:uPWwNnMs
>>617
読み手も鬼畜太郎のじらしプレイに身悶えさせられるとは… GJ!
624名無しさん@ピンキー:2008/03/30(日) 09:30:12 ID:0o0VunF6
まさかの猫ミウフラグww
625名無しさん@ピンキー:2008/03/30(日) 09:44:41 ID:nCLHeIZo
キタミウは鬼→ミウな感じが良いね。
神がいらっしゃらないものか…
626名無しさん@ピンキー:2008/03/30(日) 10:40:33 ID:lEmy4XqD
ネコミウ鬼太郎で仲良く3Pも出来るな。
627名無しさん@ピンキー:2008/03/30(日) 10:45:37 ID:UWm4vnH6
なんでそうネコを入れたがるのか。
正統に鬼太郎とネコ以外でも萌えさせてくれよ…。
628名無しさん@ピンキー:2008/03/30(日) 10:48:01 ID:0o0VunF6
>>627
今日の話をみたらネコは外せない。
629名無しさん@ピンキー:2008/03/30(日) 10:56:17 ID:eC82m4Ie
>>627
人がどう言おうと自分で萌えてりゃいいじゃんw
630名無しさん@ピンキー:2008/03/30(日) 11:06:15 ID:lEmy4XqD
>>627
> なんでそうネコを入れたがるのか。 正統に鬼太郎とネコ以外でも萌えさせてくれよ…。
ネタで3Pって言っただけだよW各自好きなシチュで自由に萌えてくだせえ。
631名無しさん@ピンキー:2008/03/30(日) 11:12:23 ID:HNWxLR9q
>>627
誰も萌えるなとは言ってない。萌えないネタはスルーしる。
アレヤダコレヤダは始まったらキリが無い。
632名無しさん@ピンキー:2008/03/30(日) 11:21:02 ID:eC82m4Ie
ネコが嫌いなヤツって
なんかワガママなヤツが多いような気がする
633名無しさん@ピンキー:2008/03/30(日) 11:25:58 ID:HNWxLR9q
我がままつか、ネコネタは投下も多いから
他のが多少入ってきてもスルーして
蓄積されてるネコ成分を堪能していられるのでは?
634名無しさん@ピンキー:2008/03/30(日) 15:41:13 ID:XaI5vuSo
出番的にどうしても猫話に偏っちゃうからなあ
自分は鬼猫も鬼×猫以外も鬼以外×猫も鬼猫絡み以外も、全部ひっくるめて萌えられるが、
できればこの二人はラブラブであってほしい……とかの好みはあるしなぁ
趣味趣向は違うもんだから、嫌なカップリングの話が出るのもしょうがない
その分好きなカップリングの話も出るはずだからな!

ところで誰か、鷲尾さんとろく子さんの初夜について一緒に考えてみないか
子供の首は長いのかどうかとか、鷲尾さんは横丁に来るのかとか
逆切れした鬼太郎ご一行がモンロー陵辱→逆にやりこめられたりしないかなとか
635名無しさん@ピンキー:2008/03/30(日) 16:30:48 ID:HNWxLR9q
>子供の首は長いのかどうかとか
民俗学でいう異類婚姻譚では
父が人間で母が人外だと、外見人間で中身は人間以上の子
母が人間で父が人外だと、外見にも人間以外の形質が出るそうだから、
鷲尾とろく子さんなら外見は人間になるんじゃね。
まあビックリしたり、非常時には首が伸びるとか。
636名無しさん@ピンキー:2008/03/30(日) 19:32:01 ID:UWhtqVMa
>>617
GJ! は、早く、続きをっ! 続きをっ!! こんな焦らしプレイを喰らうとは!!

自分、何でも萌えられる雑食で主食鬼猫、何でもщ(゚Д゚щ) カモーン
他のが喰いたい時は、文才無いとかじゃなくてネタだけでも振ればいいと思う。

鷲尾さんとろく子さんはどっかの書き込みで見てしまって以来
「ロールミー!」「ロールユー!」から逃げられないw
637名無しさん@ピンキー:2008/03/30(日) 19:41:54 ID:oyqfFk5a
「ロールミー!」「ロールユー!」ってWWW
つくづく面白いカップルだな。
じらしプレイをするつもりは無かったんですが、
連投規制か何かに引っかかったようで書き込みが出来ずに居ました。スマソ

スレの流れが変っているところ若干KYな気もしますが、続きを投下させてください。


以下>617の続き


「ふぅん…じゃぁ、この携帯の写真は誰だい?」
「…にゃぁ?」

鬼太郎が手にしていたのはネコ娘のピンクの携帯電話。
そして、見せられた画面には黒鴉の写真が映し出されていた。
それまでは快楽による甘い痺れに全身を犯され、惚けていたネコ娘の顔が青ざめ正気を取り戻す。

それは、黒鴉が一人の人間を取り押さえている写真…妖怪大裁判の時、鬼太郎の無実を証明する時に使われた写真であった。
裁判終了後、黒鴉と携帯とメールノアドレスを交換したネコ娘は、その写真データを送って貰っていたのだ。
仄かに恋心を寄せてくれる黒鴉の想いをネコ娘は悪く思っては居なかった。
寧ろ、彼の真剣な思いが、まだ男女のイロハも知らず、純真に恋愛を語っていられた身も心も綺麗だったあの頃の自分に戻してくれるような気がしていた。
些細な事に一喜一憂していた頃の初心な自分に…

だから黒鴉とのメールのやり取は鬼太郎には秘密だった。
身も心も、男女の深みを知ってしまったネコ娘にとって、初恋の甘く切ない気持ちを思い起こさせてくれるささやかな楽しみだったから。
恋する普通の乙女に戻れる一瞬でもあったから。

「君の心が僕の物だなんて、嘘じゃないのかい?」
「にゃあんっ♥」

子宮の奥に響く一突きを喰らい、ネコ娘が声を上げたその時。

”―――ネコ娘殿?”

携帯電話から聞こえる黒鴉の声に、全身をほとばしる甘い痺れに酔いかけていたネコ娘は眼を見開き鬼太郎を見た。
鬼太郎は黙ったまま笑みを浮かべ、ネコ娘には悪魔の笑みに見えた。
それまではネコ娘がどんなに乞っても適えてはくれなかった動きを再開する。
既に幾度と無く達しかけては待たされていた身体は、一突きごとに脳髄まで響きこの熱をやり過ごすことなど出来ない。

”もしもし―――ネコ娘殿?”

尚も攻め続ける鬼太郎に、漏れそうな声を必死に抑え、首を左右に滅茶苦茶に振った。
嫌だ―――黒鴉には知られたくない、こんな淫らな自分を。
せめて彼の中の自分だけは、無垢なネコ娘で有りたかった。

”―――もしもし?”
「もしもし、黒鴉さん?」
”その声は…鬼太郎殿?どうしてネコ娘殿の携帯に鬼太郎殿が―――”

ネコ娘の瞳は恐怖に怯えていた。
黒鴉に一体何を言おうというのか?
自分の身体の下で、快楽に呑まれながら声を漏らすまいと必死になっているネコ娘を見下ろしながら、鬼太郎は軽く腰を前後させネコ娘への刺激を断続的に続けている。
639名無しさん@ピンキー:2008/03/30(日) 21:01:13 ID:uPWwNnMs
つつつつ続きキター郎!
鬼畜太郎のオニっぷりにガクブルだYO!!
640名無しさん@ピンキー:2008/03/30(日) 22:52:03 ID:JG43ygEo
>>638
うおおお続き裸で待ってます!!!


自分は今まで鬼猫(得に4期)萌えだったが5期では鷲尾×ろく子に一番萌えてる
余り見かけなかったけど>>605>>634みたいな同士いて嬉しい
毎日メロンパンとクリームパンじゃ飽きるだろう、ろく子を食う日があっても良い筈だ!
どっちも初心っぽいからほのぼのか、実は夜の鷲尾は鬼畜とか、寧ろもうろく子×鷲尾でも良い…飢えてるんだ…
641名無しさん@ピンキー:2008/03/30(日) 23:32:45 ID:eC82m4Ie
>>638
続きお待ちしてます(O゚・∀・)

ネコはろくこ達のバカップルぷりによく嫉妬してるけど
人間界でバイトしまくってて結構いい男と出会う機会多そうなのに
ボーイフレンドの一人も作らないなんて身持ちかたすぎ
てか、鬼太郎以外の男に興味なさ杉w
642名無しさん@ピンキー:2008/03/30(日) 23:43:26 ID:jWiwz1xN
ネコ娘に真剣に惚れる人間とのエピソードがあっても面白そうなんだが、
どうしても鬼太郎絡みばかりになってしまうなあ。
ゲーオタ少年のネコさん呼びや、バスガイド回の小学生との絡みに萌えた俺は少数派なのか
643名無しさん@ピンキー:2008/03/30(日) 23:50:31 ID:UWhtqVMa
鬼畜太郎、ガチでひでぇ。だがたまらんw

>>641
だからいいんじゃないか!
そういう身持ちの固さだからこそ、黒鴉とか蒼兄さん相手でも
遠距離(所在不明)なんて物にせずにいそうだから萌える。

644名無しさん@ピンキー:2008/03/31(月) 01:22:31 ID:LVxBKNEY
鷲尾×ろく子には初々しいカップルでいてほしいと思う反面
ろく子さんがろくろ婆に性的な知識を植え付けられて
鷲尾さんの上に乗っかるぐらいでもいいと思ってる
黒鴉といい鷲尾さんといい、今期はサブキャラに爽やかな男が多いな

そして今週の話でミウ×猫×ミウにも目覚めた
ただでさえ少ない女性陣だが、女同士で絡んでるほうが多いんだし仕方ないよな……
一族秘伝のテクとありのままの本能がぶつかりあうところが見たい
645名無しさん@ピンキー:2008/03/31(月) 14:13:01 ID:nfGEEizu
>>644
お前は俺かw w w w
実はミウ×猫たんのほんのり百合に萌えてたよw
>617>638の続き

「―――!!」

何を思ったのか、鬼太郎は手にしていた携帯電話を自分の頬と肩で挟み、空いた手を下半身に伸ばしてネコ娘の肉芽を指先で転がす。
声を抑えようと、自ら口を押さえていたことが幸いし、声は漏れずに済んだ…が
容赦ない鬼太郎の愛撫に、感度が増していたネコ娘は、不意を付かれた刺激に耐え切れずに痙攣を起こすと、軽く達したのか全身を強張らせた。

「…ネコ娘が家に忘れいったんです。
 物珍しかったもので、つい…触ってしまって。
 まさか黒鴉さんに繋がるなんて思っても見なかったので
 僕も吃驚しちゃって…すみません。」
”そうでしたか、返事が無いので何か有ったのかと…”
「いえ、お騒がせしました。」

ネコ娘はまだ、大きな瞳を潤ませたまま口を押さえて震えている。
鬼太郎はそれを楽しそうに眺め、彼女の蜜に濡れた指を舌でぺろりとして見せ、羞恥心を煽る。
酷い仕打ちを受け恐怖を感じているのに、身体の熱は上がるばかりで、結合部はより潤い、溢れる蜜の感触に自然と内壁が萎縮すると、自分の膣内にある鬼太郎自身の存在がより強く感じられた。
蠢動するそこはまるでネコ娘とは別の意思を持ったかのように快楽に貪欲で、悦びを欲し鬼太郎を深く飲み込んで離さない。
耐え切れずに声を漏らしていたら全てが崩れていたであろう最悪の事態を迎えていたのに、己の身体はそれすらも肉欲を満たす刺激と変換し、更なる絶頂へと導く。
恨めしい…こんな身体の自分が、悦楽を自分に教えた彼が…なのに鬼太郎という名の毒は甘美で、身も心も奪われて逃れる事など出来ない。

プツ…っと鬼太郎は携帯の通話を切り、思い描いたとおりの表情を見せる彼女に満足したのか、何時に無く優しい笑顔をネコ娘に向け覆い被さった。
乳房を揉み上げる指先が肌に食い込み、滑りを帯びた舌が耳を這うと同時に、クスクスと言う笑い声が掠めた。

「…声、出しちゃえば良かったのに。
 ネコ娘は、黒鴉さんに知られるのがそんなに嫌だったんだ?」
「…」
「ほら、何時までも口を押さえていたら、君の声が聞こえないじゃないか。」

鬼太郎は口元を押さえるネコ娘の手をとると、彼女の首筋を甘噛み性感帯を刺激しながら、熱く蕩けてしまいそうな膣を引き寄せ、己の男根で強く突き上げる。

「うにゃぁ…ぁっ…にゃぁああ!!」
「でもね、僕は優しいから黒鴉さんの写真を消せとは言わないよ。」
「にゃんっ…にゃぁんっ!!」
「君が僕のものであるということを忘れなければ…ね?」
「忘れないっ…忘れないからっ…!!」
「万が一、君がその約束を忘れた時は…この写真、黒鴉さんに送ってしまうよ?」

そういって見せられた携帯の画面は、陰部を突き上げられ、欲に塗れた顔の自分の痴態を晒した姿だった。
ネコ娘はより辱められるほど身体の具合が良くなるらしく、絶妙な締め具合に搾取されてしまいそうになるが、堪える。
吐息さえ漏らさず、平静を装い、恰も余裕があるかのように鬼太郎は振舞う。

「…!!」
「初めてにしては上手に撮れただろう?
 僕が携帯電話の操作知らないとでも思ってた?ねずみ男に聞き出せばそんなものは直ぐさ。
 僕はね案外物覚えは良いんだよ、ネコ娘。」

言葉を失ったネコ娘に、鬼太郎は微笑んだまま話続ける。

「黒鴉さんの写真を残すことを許してあげる。
 でも、僕の許可無く、君のあられもない姿を写したこの写真を消すことは許さない。」

彼女を追い詰めて追い詰めて、壊れないギリギリまで追い詰め自分の思うままにするのは、えも言われぬ悦楽を得られるのだ。
自らの口で酷い言葉を投げかけ、その言葉を受けた彼女の表情の変化に鬼太郎の背筋にゾクリとしたものが走る。
彼もまた達することをせず堪えていたのだ。
絶頂に上り詰めたかったのはネコ娘だけではなかった、鬼太郎もまた同じであったが、ネコ娘の携帯の中に黒鴉の写真を見つけた時
今までに無いどす黒い感情に支配されるのを感じていた。
647名無しさん@ピンキー:2008/04/01(火) 06:14:49 ID:DRUVAgOn
GJ!
648名無しさん@ピンキー:2008/04/01(火) 20:32:53 ID:ITmq3eee
職人様 GJ
鬼畜は何処まで鬼畜なんだ
>617>638>646の続き

「いやぁ…許して、鬼太郎…おねがっ…あんっ…にゃぁあっ…」
「僕が始めて撮った、写真データだからね。
 僕は保存する媒体を持ってないし、ネコ娘を信頼して君の携帯のメモリーに預けておくよ。
 とても気に入っているから、間違ってデータを消さないようにしてくれよ。
 ちゃんとデータが残っているか、時々チェックするから。」
「そ、そんな…もし誰かに見られたら…!」

「見られないようにネコ娘が肌身離さず持っていれば済む事じゃないか。
 万が一、このデータが消えるような事があったら、許さないよ?
 そうだなぁ…折角だから君にペナルティを科そう。」
「…にゃぅ…っ。」
「僕の大事なものを君に預けてあるのに、無くしてしまったら普通は弁償するだろう?
 消えてしまったデータは取り戻せないからさ、だから代わりに罰を与えなきゃね。
 そうだな、君に対する僕の気持ちも無しに…それとも、君を抱くのをやめようか。」

言った本人が守れないであろうペナルティをさらりと口にする。
彼女を抱かずに居らる訳が無いのに、ネコ娘を困らせるために態と意地の悪い台詞を吐く。
自分無しでは彼女が困るであろう事を重々承知の上でだ。
発情期のネコ娘の疼きを唯一癒す事ができるのは鬼太郎だけだと知っているのに。

「やっ…酷いよ…。」

ネコ娘は小さな声で呟いた。
鬼太郎にとって自分とは身体だけの関係なのかもしれない。
例えそれが仮初であろうとも、身体を重ねている僅かな一時、彼の瞳は自分だけを映し、その気持ちもこの時だけは自分だけに向けられている。
幼少の頃より恋した幼馴染を、この瞬間だけ独占できる…なのに、泡沫の夢を見る事すら許されなくなるなんて。

「ふふっ…それはネコ娘、君次第だよ。」

今も昔も変わる事など無いと思っていた彼女の想い、その気持ちも瞳も自分にだけ向けられていると、自分以外に向くなどと思ったことも無かった。
彼がネコ娘に好意を抱いている事は、飛騨に赴いた時にうすうす感じては居たが、地獄の罪を同じ獄の中で共に償っている最中、お互いを知っていくうちに感じた、黒鴉という妖怪に対しての危機感。
恋愛は自由だ、彼が誰に恋しようが構わない。
しかし、ネコ娘の心が自分以外に向くことは許さない。
「許せない」のではなく「許さない」のだ。
焦りにも近いような違和感…それらが嫉妬である等と、今の鬼太郎が知る由も無い。
ただ、ネコ娘の全てが自分のものであると確かめる為、彼女の心が自分以外のものに向くことを許さない為にこのような行為に出たのだ。

ネコ娘の身体がビクビク…っと痙攣を起こし、収縮した膣に締め上げられて我慢の限界を超えた鬼太郎の抽送が早まると、獣のような嬌声を上げ、ネコ娘の爪が彼の背中に食い込む。
余裕の欠片も失い、ただただ昇り詰めたい本能に身も心も支配され、腰の動きは止まらない。
やがて彼の動きが止まり、既に達したであろう彼女の膣内に己の白濁を残さず注ぎ込むと、気を使い果たしたネコ娘の前髪を気だるそうに撫で上げ身を抱く。

「君はもう…僕無しでは居られないんだ。今も、これからもずっと…」

意識を手放し、人形のように動かなくなった彼女は本当にただの「物」のようで、行為により溢れた以外の涙の白い痕に、少し胸が痛んだ。
今のこの関係は、彼女が幼い頃より思い描いていた甘い関係とは程遠い。
言葉を紡がぬ彼女の唇に己の唇を重ねる。
それは彼女を自分の物だと示す為なのか、それとも胸の内に湧いたこの感情がそうさせたのか、鬼太郎にも解りはしなかった。

糸冬

書き逃げの予定が、スレの盛り上がりを何度かぶった切ってしまい
スレ汚ししてしまったのにGJくれた方々、ありがとう(・_\)ノシ
うまく消化出来ませんでしたが、美味しい妄想元ご馳走様でした。

規制解除と予告ネ申の光臨を
wktkしながらROMに戻ります。
650名無しさん@ピンキー:2008/04/01(火) 21:04:11 ID:DRUVAgOn
ありがとうございました、God Job!
オニ太郎かっけー!


前回の放送今日やっと見たけど猫かわええ…
ミウも素敵過ぎだ
651名無しさん@ピンキー:2008/04/01(火) 22:16:21 ID:3LYzlRrB
GJ! GJ! 怒濤の鬼畜っぷりかと思ったらオチは切な甘くて萌え死にそうだ。
自分で書きながらのネタふり609ですが、こんなGJが来るとはっ……!!

規制解除迎えたらまた来て下さいー!!
652名無しさん@ピンキー:2008/04/03(木) 19:51:47 ID:w3EsEewR
GJ
自分もネタふった一人ですが
すばらしい作品をありがとうございます。
次回作も楽しみにしてます。また是非きてください。
653名無しさん@ピンキー:2008/04/03(木) 21:31:15 ID:65Wmmp5v
GJです!
654名無しさん@ピンキー:2008/04/04(金) 01:10:07 ID:shoPKLvp
GJ!
ありがとうございました。

…悪魔くん分が不足してきなので近いうちに書きたいと思うのですが。
鬼畜度はどのくらいまで大丈夫でしょうか?
655名無しさん@ピンキー:2008/04/04(金) 01:17:21 ID:nPyBXA5i
カップリングにもよると思うが、好きに書いたらいいとオモ
悪魔くんwktk
656名無しさん@ピンキー:2008/04/04(金) 12:22:13 ID:6xWb/OGZ
久々の悪魔くんwktkで待ってます
傾向:若干(?)欝エロ気味。
アニメ本編で賞金首になっていたので、もし彼女が生け捕りにされてたら…
というコンセプトで書きたいと思います。進行によっては流血等(ソレ以上の)の表現あり。
ヤバイと思ったら軌道修正できるよう心がけます。
―――「…あれから、何日経過したの…きっと、そんなに永い時間ではない筈なのに……」
少女はそっと呟いた…冷たく気味悪く飾られた鳥篭の中で……。


黒悪魔たちの間で12使徒を捕まえ、賞金を入手することが流行りはじめた。
メフィスト二世もユルグもそんな黒悪魔達と対決し勝利し12使徒の誇りを見せていた。
「…それなのに。私ときたら…」憔悴し、ぼんやりする意識のなか少女は自嘲する。

ーーーこの話は賞金首として捕まった第10使徒のほんの数ヶ月間の記録。
常時ソラを飛んでいる悪魔は電気や氷、あと岩石を用いた攻撃に弱いと一部で広まった。
その噂を聞いた黒悪魔たちは結託し、第10使徒鳥乙女ナスカを生け捕りにすることに成功した。
12使徒の賞金の条件は『生』『死』問わないとされていたが、その中でも見目麗しい鳥乙女ナスカに至っては
生け捕りにしたいと考えるのが暗黙の了解とされていた。
理由は察しの通りだが…。
「貴方達最低ね!こんな大掛かりでひとりを攻撃するなんて」拘束されているにも関わらず、強気な態度を変えない。
鳥乙女ナスカが生け捕りにされたと聞きつけ、次々に目つきの危ない黒悪魔たちが集まる。
1「フフッどんなに粋がっていてもコレだけの敵を相手には出来ないだろう…今からこの中でアナタの新しい飼い主が決まるのですよ」
掛けられた首輪の鎖を軽く引き黒悪魔が語りかける。

(屈辱だわ…こんなことになるなんて…何とか脱出しなきゃ)
必死に頭の中で足掻こうとする最中、無情にも彼女の『飼い主』が決められた。

「ご機嫌麗しゅう…第10使徒鳥乙女ナスカさん」
丁寧に挨拶する黒悪魔は悪魔界で一番の娼館を経営する男であった。
その男の隠された狂気に思わず睨み付ける鳥乙女であった…
「流石12使徒のナンバー3と言われるだけのことはありますね…いい『商品』になりますよ」
「誰があんたなんかのとこで働くものですか!!私はこんなことじゃ諦めないわ!」
身動き不自由な状況でも一向に態度を変えない鳥乙女の背後からスタンガンが浴びせられる
一瞬意識を奪われ、大人しくなる。その隙に新たな『飼い主』にその身を引き渡される。
「…やれやれ、これは躾甲斐がありそうですねぇ」不適に娼館主は笑った。

―――目を覚ますと少女は見慣れない個室に入れられていた。
その部屋は照明は暗めで淫靡な匂いを芳香で誤魔化そうとしている気味の悪い場所だ。
隣の大部屋からひそひそと話し声が聞こえる。同じ年頃の娘たちの声…
―「ねえ聞いた?さっき入ってきたコ」「あれが噂の12使徒なんだってぇ」
 「生意気にも私達より高値なんでしょ?」「12使徒というブランドと初回限定価格なんだって〜」

彼女達の日常的な会話によりこの場所がどんなところかを改めて実感する。
「そんな…嫌ぁ!私がこんな……」混乱する視界に館主が映りこむ
「お目覚めかな?気分はどうだい?…聞くまでもないか『最低』ってとこかい?」
「あら、おはよう。流石経営者さんね、理解が早いこと」一生懸命平然を装う。
「ふふふ。その元気なら今晩から早速初仕事をしてもらえそうだねぇ」
―――夜。娼館営業時間。
客「主人、例の話を聞いて駆けつけてきたよ。いるんだろ彼女…」
館主「どこでその話をきいたんだい?まあいいでしょう。アナタもココの常連だからねぇ」
客「そいつぁ有り難い。勿論私が始めての客人だろう?」
館主「勿論ですとも…但し、ブランドと初回限定値で結構掛かるよ?」
客「承知の上さ。さあ早く彼女に会わせちゃもらえんか」
――待合。営みに意欲的なほかの少女達と真逆に鳥乙女ナスカは意気消沈気味だ
「ちょっとアンタ!入ってきたばっかのくせに早速指名来てんだからしっかりおヤりよ」
「もうお客さん準備できてんのよ!行って来なさい!」
勢いのよいほかの少女達の言葉に驚きを隠せない。つい彼女らに問い詰めてしまう
「貴方たちはこれでいいの?あんな人の言いなりになってこんなとこで働かされて…」
突拍子の無いナスカの問に面倒見のよい教育頭の娘が答える
「アンタってコは呆れるねぇ…私らにとってこの館が唯一の世界であって生きる術。
いいか悪いか以前に生きるか死ぬかなんだよ。まあ、今となっちゃアンタも同じさ」

目の前の重い現実を受け入れることが出来ないまま客人の部屋の戸はあけられた…
皮肉にも初仕事という現実に直面する瞬間だ。
入室した途端、客人悪魔のいやらしい視線が不気味に絡みつく…。背中の白い翼で飛びたてたら良いのに。
客人「おおぅ!本物だ!本当に12使徒の鳥乙女ナスカだ。指名写真なんかより断然綺麗で可愛らしい」
ナスカ「それはどうも…。で貴方は何がしたいの?」視線を逸らし小声で話す。
客人「はははっ!噂の通り少々気が強い娘のようだな。こいつは面白い」
下品な笑い声を聞きつつ一瞬『不意打ちで逃げられるのではないか』と考え付く。
相手は戦闘力皆無に見える中年悪魔だ。ましてや今は一対一でこちらが有利なはず…。
客人「ところで、君の羽は本当に美しいね…思わず蝶の標本みたいに拡げて貼り付けてみたくなるね」
ナスカ「え?」意表をつく発言に首を傾げた次の瞬間。氷の杭で両翼を壁に貼り付けられるた。
鳥乙女は冷たく鋭く走る痛みに思わず大声をあげる。
ナスカ「い嫌ぁぁぁ痛いぃぃ!!」悲痛の声をあげるナスカに客人は微笑みかける
客人「ちょっと痛いけど我慢するんですよぉぉ。あとで傷は塞いであげますからねぇ
私はねぇ、君みたいな綺麗なコが苦痛に歪むのは大好きだけど、傷が付くのは納得いかないのだよ
後で治してあげるからね。氷が溶けきるまで仲良くしようね〜」
そう言うとナスカの服の胸元をゆっくり開き乳房を露にする。強く揉みしだき先端をしつこく捏ねる。
「いやああやめて!こんな事したらみんなや悪魔くんが黙ってないわよ!!」
「ふふっもう彼らは君のこと何かどうとも思っていないよ。助けに来るはずなんてないさ…」
「そんな…嘘だ!!!」必死に否定していても不安は隠せない。ドウシテ助ケニ来テクレナイノ?
客人「所詮仲間なんてね、そういうモノさ…そんなの忘れて一緒に気持ちよくなろう」
しっかりいきり立った性器を見せつけ、ナスカの衣服を乱暴に脱がす。
可憐な下着をひき下ろされ、秘部を露にされる。未だかつて誰にも触れられたことの無いそこを。
「や、やめて!見ないでよぉ」
「初回限定価格というのも本当のようだね…これは感激だなぁ。あまり濡れないのが難点かな?」
拒絶と嫌悪しかない状況でナスカはその箇所を潤すことなどできるはずもなかった。
「でもねぇ。仕方ないから、このまま挿入しちゃうよぉ」
濡れても居ないその箇所に男の血管打ったイチモツが強制進入される。
先程両翼を襲った激痛とはまた異なるしつこく、熱い痛みが襲う。
膣内の内壁に傷を負ったのか鮮血が滴り落ちる。
痛みと現実逃避からじたばた足掻くので両翼の刺し傷からも出血し、白い羽を紅に染める。
「ひぎぃいいいい!!!!痛いイタイ!お願い誰か助けてぇ!!」
664名無しさん@ピンキー:2008/04/04(金) 22:39:03 ID:J6HnJWXc
関係ないけど、TSUBAKIのCMの田中麗奈さんを見るたびに
猫娘思い出しちゃいます。
美しすぎるんですけど・・。
猫娘はやっぱ赤なのかな・・?
665名無しさん@ピンキー:2008/04/04(金) 22:49:56 ID:5zb6GhlU
>>664
わかるよw
オレはSOYJOYの方が好みだけどw
いきなり流血ネタを使ってしまいました…(計三箇所ほど)
若干話が暗くなってしまいましたがこんな感じで続き投下でよろしいでしょうか?
667名無しさん@ピンキー:2008/04/05(土) 23:20:02 ID:yavA5ldA
鳥乙女の職人様 GJ 
投下お待ちします。

>猫娘はやっぱ赤なのかな・・?
鬼太郎が青系なんで、猫は赤で対になってる気がする。
668名無しさん@ピンキー:2008/04/05(土) 23:29:39 ID:9pRBKRvL
>666オーメンゲトオメ!

苦手な人は最初の注意書きで回避すると思うので
気にせずどんどん投下しちゃってください。
669名無しさん@ピンキー:2008/04/05(土) 23:51:56 ID:7Hx7I4n2
>>666
ブラウザに直接書きながら投下されているのでしょうか?
最後まで書き終えるか、ある程度メモ帳などに書き溜めてから連続して投下した方がいいですよ。
投下し終わるまでスレを独占してしまいますし、途中にレスが入ったりすると保管庫管理人様がまとめるのが大変ですし、
読む方も読みづらいですしね。

余計なお世話、すみませんでした。
両翼と秘部の激痛に耐えること数時間。
その間休むことなく客人悪魔は身体の向きや白濁液をかける場所を変えナスカの身体を楽しむ。
流れ行く鮮血を眺め、気持ち悪い客人の喘ぎや口説き文句を耳に入れるうちに本当に自分は見捨てられてしまったのかと
有ってはならない疑心暗鬼にとらわれる。もう羽は捥がれ始めてしまったのだと。
性交痛にほんの少し慣れ始めた感を覚えたがそれが快楽に変わることは無かった…。
客「―ご苦労さん。今宵はジックリ愉しめたよ。…元12使徒のお嬢さん……」
部屋の戸が重く閉まる音が響く。今までで一番長い数時間がようやく終わった。

ナスカ「元 ジュウニシトか…」
客人の最後に囁いた言葉がナスカの絶望の歯車を急速に速めた。後戻りできない程に。
抜け落ちた羽のように力無く部屋を後にするナスカに主人と教育頭が話しかける。
「初仕事にしては上出来でしたよ。先程のお客さんの満足気に帰られました。」
「やれば出来るじゃない。この調子で成長してもらいたいねぇ。」
「「もう帰る所はないんだからね」」

二人の重なりあった声が淀んだ店の空気に調和する…。
「そうか…もう飛べないんだ…私。」
傷が塞がったばかりの悲しいほど純白な自分の羽を見つめナスカは呟く。
主人「経営とはね…いつまでも好調とは限らないものなんだね。しかたがないね…」

娼館にナスカが連れてこられて数ヶ月間はその容姿と権限でいつも盛況だった。
しかし、必ず客人たちの中にも飽きや更なる欲求が出てくるものもある。
常に美麗な人形のように静寂なプレイを行うナスカに客人たちも少々退屈を覚えてきたのだった。
「今日は思ったより客入り無いのね…少し休めそうね…」疲労の色を覗かすナスカにほんの少し休息時間が出来る。
「このままずっと、誰とも接触しないでいられたらいいのに…」そんな消極的な希望さえ消されてしまう。
「!!!?うっ」突然激しい嘔気に襲われる。疲れが溜まっているせいなのか…
違う。間違いなく自身の身体に新たな生命を宿し始めている。望まない形で…
余りの衝撃と気持ち悪さ、疲労から卒倒する。
――昔、まだ自分が第10使徒として見えない学校に居たころ学者さんや博士から聞いたことがある。
自分は卵生で自身も新たな生命を宿すときが来たとしたらきっとそうなるだろうと。

うっすらと意識を戻しつつほの暗い天井を見つめ、思い出す。
何もこんなときにこんな形で思い出すとは思ってもなかった。
数ヶ月前まで一緒にいた仲間の話。なんか今では遠くの人のように感じる。

一方、ナスカの体調の変化について話を聞かされた主人は
「それは渡りに船ですよ!ボテ腹の娘を好むお客さんや産卵姿を眺めるのが好きな方も大勢います」
嬉々としてナスカの状況を受け入れる。最早彼女の生きる世界はここにしか無いのだ。

「………どうなっちゃうんだろう。私。」
完全に意思を放棄しつつある彼女の脳裏に最後の希望が掠める。もう叶わないと知りながら。
「もう一度空を見たい。第10使徒としてみんなと一緒に過ごしたときの…」
ここへ来てずっと溜め込んでいた自分の状況を悲観する涙が止まらない。
「もう一度飛びたい…イツカミタソラを…」
そんなことを口にし、遠い仲間たちがいつかこの鳥篭を壊して手を差し伸べてくれる時が来ることを望んだ。
もう叶わないはずなのに…届かない筈なのに何度も何度も。

―――療養室でほんの少し開放された時間を過ごしていたナスカに主人が近づく。
新たな自分の商品価値の提供のために。
…この先も永遠に終わること無い淀んだ世界を片手に。
鳥乙女ナスカはこの先もこの場所で羽ばたき続けなくてはならない。背中に白い羽を携える限り―

終了
終了です。メモ苦手なんで一気に投下しました。
改めて見るとエロ(性交)描写が一回しかなかった…。
欝話は一度書いてかったのでつい投下してしまいました。
674名無しさん@ピンキー:2008/04/07(月) 20:20:01 ID:MOLUqfgi
>>673GJでした。

板に規制がかかっている時に、書きながらの投稿だと
せっかく書いたものが板に反映されずに消えてしまうんで
テキスト保存はお勧めですよ。

6年近くこのスレが存在するのも
ネ申々や倉庫番様含め、住人の皆様の好意あってのもの
ネ申が被って降臨することなんて滅多にあることではないですし
気にせず又思いついたら投下ください。
675名無しさん@ピンキー:2008/04/07(月) 22:16:20 ID:51qEOLFC
>6年近くこのスレが存在するのも

裏を返せば、それだけ三田ネコと西村ねこが魅力的って事?
676名無しさん@ピンキー:2008/04/07(月) 22:18:36 ID:2eMeM/rT
>>673



5期の幼女可愛すぎですわ。前に綾ちゃんのはあったけど、人間どうしカプの舞×二宮や昨日出た光一×真紀願います
677名無しさん@ピンキー:2008/04/08(火) 21:21:46 ID:VkwnV82i
>>675・・・('A`)
678名無しさん@ピンキー:2008/04/09(水) 01:31:18 ID:j1v2SLQi
現放送がない時にも支えてきたキャラではあるな
つか5部観てる人ってどれくらいの確率で存在するんだろう(このスレ的にに)
679名無しさん@ピンキー:2008/04/09(水) 01:37:51 ID:7huhIYyN
5部見てるけど正直目当てはろくろ姐さんだな
680名無しさん@ピンキー:2008/04/09(水) 02:50:24 ID:cT9Vlyca
熟女好きなのでお歯黒とおばば目当てに



すまん半分嘘だ。アマビエも見てる
681名無しさん@ピンキー:2008/04/09(水) 06:56:26 ID:E2hHA7lI
5部見てるよ
アマビエもいいが、やっぱり猫が好きだな
682名無しさん@ピンキー:2008/04/09(水) 07:41:41 ID:aHvJrYR+
4部と5部しか見たことない

本編も面白いけど幼女目当て
683名無しさん@ピンキー:2008/04/09(水) 21:12:17 ID:HwpOFZYH
DVDをkonozamaで予約いれてるぐらいに五期見てるよ。
ネコ娘の扱いに、時々げんなりするような時もあるが大概は楽しく見てる。
基本、嫌いなキャラも苦手なキャラもいないし。

新OPはキタネコ、ネズネコとしてもおいしいと思う今日この頃。


684名無しさん@ピンキー:2008/04/09(水) 22:46:36 ID:7lsN4DhQ
>>678
|ω・`)ノシ<何だかんだで楽しく見てますよ。因みに三期世代どす。
四期は殆ど見てなかったんだよなぁ。orz

てかこのスレが猫たん関連スレで、一番まったりしてて平和だね。
685名無しさん@ピンキー:2008/04/11(金) 05:00:31 ID:omDDnW1f
>>678
ノシ
1期から4期全部見てるよ。ちなみに一番好きなのは2期。
自分はキタネコなので、このスレではどのシリーズもそれぞれおいしく頂いてる。
5期は最近キタネコ的にはアレだよなー、と思っていたけど少し前に投下された
鬼畜太郎の携帯ネタですっかり再燃したよ。
職人様いつもありがとう。
686名無しさん@ピンキー:2008/04/11(金) 13:15:39 ID:gUevjFoJ
3期見てないんだけど、夢子ちゃんがいる3期より5期の方がキタ猫的にアレなの?
687名無しさん@ピンキー:2008/04/11(金) 13:29:28 ID:9IEgEQMY
ネコ娘の性格がな…3期と違って5期はけなげさが薄い
それはそれで良いんだけどな。
688名無しさん@ピンキー:2008/04/11(金) 14:56:20 ID:x/EiSju4
鬼太郎は猫が何やってもスルーだしな
猫がひたすら空回りしてる感じを受ける
689名無しさん@ピンキー:2008/04/11(金) 15:22:50 ID:Pw5vZ3KE
そもそも付き合ってもないのに彼女面してる時点で
鬼太郎にスルーされても仕方ないと言える

その空回りっぷりが面白くて好きなんだけど。
690名無しさん@ピンキー:2008/04/11(金) 23:32:40 ID:x9n2cgxM
脚本家で微妙に性格が違う期がする<五期ネコ
吉田脚本のネコ娘が媚びもなくて、普通に仲のいい幼なじみ感が出てて好き。
そして高山鬼太郎は、普段スルーのくせにここぞという時に颯爽と助けたり優しかったりするのがいい。

なんだかんだいって全期鬼太郎もネコ娘も性格が違うが、バランスが取れていてカプとは別にいいコンビだと思う。
たとえば五期ネコと戸田とか絶対相性最悪だと思われw


691第5作:蒼坊主×猫 ◆.QnJ2CGaPk :2008/04/14(月) 21:31:09 ID:LSljJe+3

・ お好みに合わせて◆以下NGワード登録なり、スルーよろしこ
・ 規制中の場合、書き逃げになる可能性大
・ 基本はラブラブ&アマンアマンで

誤字脱字、おかしな所があってもキニシナイ(゚∀゚)!!
規制中の場合を想定して、投稿数を減らすために改行を省いています。
目が滑る事うけあい、許されて。
目安として全22kb位です。
692第5作:蒼坊主×猫 ◆.QnJ2CGaPk :2008/04/14(月) 21:34:38 ID:LSljJe+3
己が妖怪として生まれ持った能力故に、定まった住処を持たず
何百年と全国を彷徨う日々。
惚れた娘が出来ても、何時も傍に居てやることが出来ない。

妖怪を封印してある箇所を見て回るという役目ゆえ
永い勤めの最中には、危険な目に遭ったこともしばしばだった。
恋人を危ない目に晒すわけにも行かず、辛い旅路に同行させるわけにも行かず
必然と帰りを待っていて貰う事しか出来ないこの身が歯痒い。

寂しい思いをさせて申し訳なくもあるが、己が持つ能力の影響により天性の方向音痴。
並みの者ならばもっと小まめに顔を見せに戻れるのだろうが、それすらもままならない。
だから、無事に彼女の所に辿り着けた時には、離れていた時の寂しさと愛しさが溢れて我慢ならず、押し倒してしまう事が殆どだった。

そんな堪え性の無い自分より遥かに幼い彼女は、何時も嬉しそうに笑って自分を迎え入れてくれる。
待たされていた時の寂しさを愚痴る事無く、滅多に無い二人っきりの時を心のそこから喜び、大切にしてくれた。
数日も滞在する事は稀だ。
大概は到着した翌朝、日の出と共に旅に出なければならない身。

何時も睦みあいで、気づけば彼女の寝顔を眺める逢瀬。
たまには一晩中話し尽くすのも悪くないんじゃないか、時にはそうやってとも二時間を過ごすのも良いだろうと思っていたのに…

蒼坊主は天井を見上げて、大きく息を吐く。
ふと視線を下ろせば、自分の膝の上に好奇心いっぱいの瞳をキラキラさせたネコ娘が座っていた。
せっかく今日は手を出すまいと決心していたのに、身体に火を点させた悪戯子猫に、どうやってお仕置きをするべきか悩む。
兆したモノを、彼女の柔らかい股に当ててやれば、その表情を一変させることなど容易かったが、それでは面白くない。
少しばかり得意ぶった子猫の表情を、どうやって変えてやろうか…?

ネコ娘が蒼坊主をその気にさせた訳を説明する為に、少し話を戻そう。
二人の密会では、何時も胡坐を書いた蒼坊主の膝にネコ娘が座り、彼の胸に彼女が背を預け
日常に他愛も無い会話から入るのが常だ。
話をする少女の身体から昇る良い香りに、我慢が成らなくなって耳朶や、首筋に唇を這わせちょっかいを出すのは何時も蒼坊主のほうだった。
彼の愛撫に徐々に少女の肌は火照り、教えられた身体の疼きに恥らって瞳を伏せると、たまらず蒼坊主の首にすがり付いて、その胸に顔を埋める。
しかし、色を濃くした少女表情を隠す事を彼が許さず、やんわりと面を上げるように促すとそっと唇が重ねられる。
それが始まりの合図だ。

なのに、今日はいつまで経っても彼からの合図が無い。
こうやって会話を楽しむ時間もとても愛しいけれど、時間の許す限り濃厚な時を共に過ごしたいのに、今日の彼はいつまで経っても自分を求めてくれる素振りすら見せてはくれなかった。
何時ものように、心も身体も溶け合うほどに激しく求めていたのは自分だけだったのかと少し寂しく思った。
声が耳を掠めるだけで胸は高鳴り、身体の中心から沸いてくる熱に、こんなにも彼を求めている自分に気がついて、意識を逸らしたくともそればかりを考えてしまい身体は高まるばかりだ。
いっそのこと、自分のほうから求めてしまおうかとも思ったが、そのような行動は今まで起したことも無く、はしたないと思われやしないかと不安に思った。

蒼坊主の胸に背を預けていたネコ娘は、いつの間にか凭れ掛り、視界に映った着物の襟を弄っていた。
特に何も考えず、襟の隙間に差し込んだ手をそのまま滑らせ、ふと触れたものを指の股で挟んだ時だった。

「うぉっ!?」

突如上がった蒼坊主の声に、驚いてネコ娘は顔を上げた。
そして、自分が何をしたのか気づく。
襟から差し入れた手は、蒼坊主の素肌を滑り彼の胸先を摘みあげていた。
無意識とは言え欲求不満がここまで募っていたのかという恥ずかしさに、今までとは違う熱が一気に身体にこみ上げてきたが、驚きにネコ娘を見下ろした蒼坊主の表情を見て、好奇心が擽られる。

それはいつに無くうろたえた表情で、親子と言うほど年は離れておらず、幼馴染というほど年の近くない不思議な年の差では遭ったが、そんな蒼坊主をネコ娘は「可愛い」と思ったのだ。
結果的にしてしまった悪戯に対する彼の反応。
口元を複雑に歪ませせ、頬を赤らめて硬直している彼の姿。

今まで見せたことが無い蒼坊主の様子に新鮮さを覚え、好奇心が湧き上がる。
新しい一面を垣間見たような気がして、もっと悪戯してみたくなったのだ。
好奇心が羞恥に勝り、ネコ娘は何時も自分が蒼坊主にされた様に彼の胸飾りを摘み、胸を肌蹴させると素肌に唇を寄せる。

思わず仰け反って、生唾を飲む蒼坊主の様子が面白くて仕方が無い。
しかし、蒼坊主はこの悪戯子猫にどう反撃するかを、考えていた。
何時もならば積極的にするのは自分だが、いつに無く積極的な彼女自身に、自分を好きにさせてみるのも悪くは無い。
創造しただけでも興奮するが、思わず荒くなる鼻息を抑える。

一方ネコ娘は、蒼坊主の反応に気を良くしたのか、懐に両手を差し入れ肌蹴た胸を徐々に露にしながら唇を這わせる。
上目遣いが挑戦的な彼女に堪らず息をつけば、それは熱い吐息に変わった。

胸板を這う猫舌のサリサリとした感触に、腰がむず痒くなる。
生意気な子猫の稚拙な愛撫に、自分が我慢できなくなってきている事を知らしめる為、身体を抱いて兆したモノを押し付けた。
彼女は一瞬驚いて瞳を丸くしたが、何時ものように恥らうのではなく、上目遣いに彼を見上げるとニャ…と笑う。
予想した反応と異なり、蒼坊主が戸惑っている隙に、彼のまたぐら目指してネコ娘は姿勢を低くした。
既に中心を押し上げている着物の裾を捲くると、締められた褌を突き破らんとしている。

まじまじと目にするのは初めてで、一瞬普段の恥らうネコ娘に戻りかけたが、今日はなんだか大胆になれる気がして、ソレにそっと手を伸ばす。

「お、おいっ…ネコちゃん!!」

あせったのは蒼坊主だった。
既に深い男女の仲ではあったが、自分の陰部をネコ娘の目に晒すのはどうも気が引けてしたことが無かった。
幼馴染の鬼太郎と、水浴びでもしたときに見た事はあるだろうが、はっきり言って子供のモノと見た目は比べ物にならないほど卑猥だ。
しかし、ネコ娘はそんな蒼坊主の心配をよそに「にゅふ♥」と、笑みを浮かべると褌の紐を解く。

重力に反し天を突く蒼坊主のモノが目の前に晒されると、ネコ娘はビクッっとして身を硬直させた。
成人男性の、しかも並ならぬ状態のモノを目の当たりし、言い表しようの無い衝撃が突き抜けたが、
幾度と無く自分の膣内に受け入れたモノである事を思い出すと、ゾクゾクとした快感が背筋を走り身を震わす。

初めて見るモノに吃驚したけれど、初めて見たソレも蒼坊主の一部、蒼坊主自信であると思うと不思議と愛着が持てた。
そそり立つソレにそっと手を沿え、唇を寄せると蒼坊主の腰が震え、彼の一部でありながらも別の意思を持ったように反応するソレが可愛く思えて手を添えて陰茎に唇を寄せる。
何かの雑誌で、こうする事もあるのだと読んだ記事をぼんやりと思い出しながら下から上に、アイスクリームを舐め上げるように舌を這わせる。
自分のモノに初めて触れるネコ娘の手、唇や舌の感触。
目の前で行われている行為に、血が騒ぐような興奮を覚え、じわりと肌が汗ばむ。

先端から先走る透明な液体に気がつき、スンスンとにおいを嗅ぐ。
未知のものに対するにおいの確認は猫の性なのか、一部始終を眺めていた蒼坊主は奇妙な気恥ずかしさにただ苦笑いした。
その液体の匂いは一種独特の香りがしたが、決して嫌なものではなく寧ろ…蜜壷の最奥が刺激されるような感覚にネコ娘は堪らず内股を擦り合わせ、先端を口に含む。

「!!」
「んぅん゛っ?!」

突如、蒼坊主の敏感な部分を襲った急激な快感に反応して腰が突き上がる。
ネコ娘の頭を掴み思いっきり咥えさせてしまった。
コレばかりは牡の性故に、どうしようもなかった。不可抗力だ。
幸い爆発は免れたものの、ネコ娘を自分の体液で汚してしまっていたらと言う考えが脳を掠め、淫らな妄想に鼓動が高まる。

「ネ、ネコちゃんっ大丈夫か?」
「…んにゃっ。」

自分のしたことに驚き、両肩を掴んで身を起こすと、先端が口から抜けるときにチュパという滑りを帯びた音を立て、ネコ娘の唇から繋がっている銀糸がぷつりと切れる。
いきなり口内に押し入った時には驚いたが、そんなに苦しくは無かった。
初めて口にした蒼坊主の体液も、苦味はあったものの嫌ではなかった。
寧ろ感じてしまっていた自分を意識すると、陰道がきゅっと収縮するのが感じられた。

バイト先の女の子とのエッチな話や雑誌なんかで得た情報で多少は耳年まではあったけれども、やはり知識で得たものと実際にしてみたのとでは訳が違う。
表を上げさせたネコ娘の顔は上気していて、唇の周りを舌でチロリと舐める仕草に堪らず唇を奪った。
桃尻に手を回し、スカートをたくし上げ露になったパンティーに手を這わすと、ネコ娘の手が重ねられ静止する。

「にゃっ…蒼さんのエッチ。」

いったん実を離したネコ娘は、自分が乱した蒼坊主の状態を見てクスクスと笑う。
そしてネコ娘の手が両顎に添えられて、彼女の方から唇を重ねてきた。
薄い舌で唇を割り、上唇を軽く食んでまた重ねる。
彼女特有のざらざらとした舌の感触が歯列を這い、口内を擽るのが心地好くてされるがままになる。

大概、身体を重ねるときに仕掛けるのは自分で、幼いネコ娘は自分の欲望に流されてしまっているのでは?と思うことが多々あった。
だからこうして彼女が積極的に求めてきてくれた事が堪らなく嬉しかった。
袖振り合うも他生の縁、長い妖怪人生の中で、いろんな女妖怪とかかわる事もあった。

女妖怪の中には生来、性に関わっているものも多く、旅先では恋愛感情抜きにして一人身の時にはお世話になったことも屡だ。
蒼坊主も男だ、時には発散したいときもある。
しかし、ネコ娘と付き合いだしてからは一切ソレをしなくなった。
その気になれないのだ。

かといって女妖怪たちは難色を示すわけでもなく「また気が向いたら何時でも…」と言ってくれる。
妖怪としての成り立ちが性に関わっているだけあって、彼女達はあっさりとしたものだった。
まぁ、絡み合った時は極上の快楽と引き換えに、総てを吸い尽くされ腰も立たない位にされてしまうのだが。

故に、ネコ娘一筋になってからは、彼女と再会したときの欲求が凄まじく
触れただけで、肌から香る甘い香りが鼻を掠めただけで抱すくめたくなる衝動を抑えられない。
くるくる変わる表情、彼女の声、仕草…ほんの些細な変化、日常と変わらぬはずの彼女の行動に欲求は募るばかり。
長い旅で離れて居る間、そんな欲求は起きないから我慢しているわけではないのだが、彼女と再会したときの反動が兎に角凄まじいのだ。

それは蒼坊主自身も驚くほどだった。
自分がこんなにも堪え性が無かったとは…と思わせるほどに。
ましてや相手はまだ幼さを残す少女。
彼女を受け止め、自分は加減をしてやらねばならぬ立場なのに、我慢で傷に暴走して如何する…と。

だから今日はホトホト参っていた。否、参りっ放しだった。
今までとは違う大胆で積極的な態度のネコ娘に、年上の余裕など微塵も無く、焦りっ放しなのは致し方の無い事だった。

ネコ娘の華奢な腕が首筋を回り、油分よりも永い蒼坊主の髪をかき上げて頭を抱く。
角度を変えては幾度と無く繰り返される口付けに、全身が熱くなり
唯一、その場所を乱していない帯が中途半端に脱がされた着物を肌に残し、息苦しく感じた。
蒼坊主は帯を解いて楽にすると、ネコ娘の頭と腰に手を回し強く引き寄せる。

猫毛の柔らかな髪をなでながら腰に回した手を滑らせ、パンティのふちに指を掛けるとヒップのラインになぞって滑らせていく。
瑞々しい肌はきめ細かく、自分には無い柔らかな触感を伝えてくる。
やがて指がたどり着いた場所は、溢れた蜜によって滑りを帯びていた。
パンティーは脱がさず、秘部を晒すように除け恥線をなぞる。

「んぅ!」

唇は離さず、蜜を指に絡めゆっくりと卑劣をなぞり開いていく
指の動きに合わせてネコ娘の身体が震えるのが堪らなく可愛い。
ネコ娘自身の蜜で濡らした指を、膣口に咥えさせると、中は既に蕩ける様で内壁が蒼坊主の指に絡みつき溶かされてしまいそうだ。
指を抜きながら陰核に触れると、こりっとした感触があり、指の腹を押し付けて数度撫でてやるとネコ娘の腰が揺れ動く。
それは打ち寄せる快感から逃げる様でもあり、更なる刺激をおねだりするような動きでもある。

陰部を弄る手の動きは止まず、濡れた音が微かに聞こえると同時に
唇の端から漏れる甘い声に、蒼坊主のモノもビクビクと脈打ち今か今かと待ち侘びているかのようだ。
ネコ娘の高等部に添えていた手で、己のモノを擦り上げネコ娘の腰に回した腕を引き、誘導する。
既に開かれた秘唇の中心に、先端が当たるとクチュリと音を立て、互いの陰部が触れると今まで膣口に咥えさせられていた指とは違うモノの感触にビクンと腰が跳ねたが、細腰を逃さない。

「…うにゃっ…あっ…♥」

先走りに濡れた己の先端をネコ娘の秘部になぞらせ、蜜を塗りたくり照準を合わせると、抱き寄せるように腰を引き寄せ、ゆっくりと飲み込ませていく。
徐々に密着して行く二人の身体だったが、ネコ娘は衣服を着用したままで、何時もならば肌が重なるときに味わえる胸の柔らかさが直に感じられない事を蒼坊主は残念に思った。

根元まで飲み込み、不安定な格好になったことで、ネコ娘は蒼坊主の腰に両足を絡め首に縋り付き、押し寄せる快感の為かカタカタと震えている。
腰に置いた手を背に回し、撫でるとネコ娘が顔を上げた。
瞬きをしたら瞳の雫は溢れてしまいそうな程潤んでいて、上気させた頬は耳の先まで赤く染まっている。
余程このまま組み敷いてしまおうかと思ったが、いつに無く積極的な彼女をもっと見てみたい好奇心のほうが欲望に勝った。
猫は気まぐれだ、今日積極的な彼女が次に同じようであるとも限らない。
今目の前に居るネコ娘は、今と言う時でしか味わえないのだから。

「今日は、ネコちゃんが…俺の事好きにしねぇ。」
「ふっ…ふにゃぁ…?」

目じり、頬、首筋へと蒼坊主の軽い口付けが浴びせられる。
子宮口を蒼坊主自身に押し上げられ、悦楽にすっかり浸されていたネコ娘は惚けた眼で蒼坊主を見上げた。
同じく火照った顔の蒼坊主は優しい笑みを浮かべてネコ娘を見つめ返す。

―――もしかして、蒼さんは何時も蒼さんがしてくれるように、あたしにして欲しいと言うことなのだろうか?

一つの答えを打ち出したところで、恥ずかしさが込み上げてきたがそれも快感に変換され、ネコ娘はブルブルと身を震わせた。
その振動は膣内で子宮口を押し上げていた蒼坊主にも振動が伝わる。
ネコ娘の様子を眺めているで理性はどうにか成ってしまいそうだったが、このままでは彼女が動きにくいと思った蒼坊主は、壁に背をもたれ様と移動した際、つい腰を突き上げてしまった。

「にゃっ…んっ♥」

ずんと子宮に響く一突きに、ネコ娘は声を上げる。
早く動けと催促するかのような蒼坊主の腰の動きに、ネコ娘は蒼坊主の顔を見る事が出来なかったが彼の視線は感じていた。
かといって、このままでは生殺し状態だ。
陰道に納まった蒼坊主のものを求めて蠢動しているのが嫌でも判る。
全身を犯す熱に狂わされそうで、ネコ娘は覚悟を決め、蒼坊主の胸に手を置くとゆっくりと腰を浮かせた。

「ふぁ…っ…」

ゆっくりと抜けていく時に内壁をする感触、自らが快感をつむぎだすと言う行為に慣れていない為か、刺激が強くなりそうになると動けなくなってしまう。
再び腰を下ろすときも、快楽の飲まれ己を支える力を失えば、一気に突き上がってくるであろう快感が怖くて、欲しいのに思うように出来ない。
彼が自分の痴態をまじまじと見ていると思うと、尚更動きは鈍くなる。

「ふにゃっ…あっ…」

複雑な感情がこみ上げ、熱い涙がじわりと浮かび、蒼坊主の胸に顔を埋めた時
腰が浮き上がり膣から、蒼坊主のモノが抜けてしまった。
ソレまであった僅かな快楽も得られなくなり、身体の疼きは収まらず、もう自分では如何の仕様も無くて…

そんなネコ娘の様子を蒼坊主は察し、組み敷く。
意地悪をしたくて、泣かせたくて「好きにしねぇ」と言ったわけではない。
何時もと違う彼女を見たかった好奇心が彼女を傷つけてしまうのならば、自分の欲望を我慢する必要は無かったから。

突然、目の前の景色が変わりネコ娘は自分の身に何が起きたのか判らず、眼を見開くと瞳に映ったのは蒼坊主の顔だった。

「…あお、さん…?」
「すまねぇ、ネコちゃん。俺ぁ堪え性が無くってよ。」

細い手首を捉え、唇を重ねる。
頬を伝う涙を見て、彼女を泣かせてしまったのに抱く事が止められない。
心も身体も満たしきれず、二人とも中途半端には終われない状態だった。

ネコ娘の膝頭を蒼坊主の手が掴み、ぐいと押し開かれる。
一度ネコ娘の膣から抜け落ちたモノは、蜜に塗れてはいたが外気に触れた事で冷えてしまっていた。
しかし、身体の熱は高まる一方で、萎える事を知らない。
再び押し当てられたモノに、ネコ娘は全身で蒼坊主を受け入れようとして彼の頭を抱く。

「泣いて”イヤだ”つっても…抑えられねぇ…。」
「ヤ、じゃないよ…蒼さんの好きにして?
 あたしに蒼さんの赤ちゃんの素、いっぱい…いっぱい、ちょうだい?」

「ふぁっ…にゃぁああんっ!」

その言葉に、蒼坊主は一気に己のもので貫く。
押し上げる快感に、彼女の本能が剥き出しになり、瞳の動向が縦に長く伸びる。
己の抑制が効かず、爪が伸び蒼坊主の肌にその痕を刻む。

床に押し倒した彼女を抱きつぶさんばかりに激しく迫る。
後頭部に手を沿え、額に口付けた。
せっかく彼女の可愛らしい矯正が聞けるのだ、唇を塞いで遮る様な野暮なことはしない。
次いつ聞けるとも判らないのだから。

華奢で本気を出したら壊してしまいそうで怖いのに、手加減できない。
本能が赴くまま己が欲望を満たす為に、彼女を抱き
そして彼女の希望通り、大量の子種を注ぎ込むのだ。

















先ほどまでの激しい行為とは一変し、蒼坊主に腕枕され胸に寄り添うネコ娘は穏やかな表情を浮かべていた。
朦朧として入るようだったが、意識はあるようで時より甘えた仕草を見せる余韻に浸って居る様子。
蒼坊主はネコ娘の髪を弄りながら、ふと彼女の着衣に目を向ける。

「やっぱ俺…ネコちゃんの裸見たかったぜ…」
「うにゃ?」

そういってもぞもぞと動き始めた蒼坊主の手に、衣服を脱がし始められたのだと気づいたのは、露になった胸に口付けられてからだった。

「にゃぁああああ!!!蒼さんのエッチ!」
「んな事言ったってよう…俺ばっかりが脱がされっぱなしって言うのもなんだか。」

蒼坊主の言葉に、そうしたのは自分だという事を思い出してネコ娘の顔が赤く染まる。

「俺としては、こう…全身でネコちゃんを感じたいって言うかさ。」
「…にゅっ。」

肌蹴た胸を両手で覆い隠し、蒼坊主を上目遣いで睨みあげるネコ娘を見ていたら、余韻に浸っているだけでは済まなくなってきていた。
もとより、旅先では性に携わる女妖怪にお世話になっていたことも在る身。
蒼坊主自身も、それなりにと言うか、かなりと言うか…まぁ、ぶっちゃけ性的に相当強いほうであった。

一度して、落ち着いていた彼自身が再び熱を持つのにそうは時間がかからない。
普段、少女がそばに居ない為にその気にならない分の反動たるや、凄まじい。
白い肌がほんのり桜色に染まり、乱れた姿は年の割には艶っぽく、強気に睨み上げる瞳は再び蕩けさせてしまいたくなる。

「駄目だ!ネコちゃん…もう我慢ならねぇ!!」
「シャァアアア!!」

ネコ娘は驚きのあまり、動向を細め毛を逆立てたが、一度達した身体は通常以上に感じやすく敏感になっており
肌に蒼坊主の手が触れただけで甘い余韻の夢見心地に引き戻される。
直接肌に触れている衣服は、汗の所為で多少脱がしづらかったが、焦らされる間も悪くない。
しっとりと湿った肌の、愛らしい胸のふくらみに飾られている果実を口に含み、もう片方をやんわりと揉んだ。
柔らかな頂の、既に硬く尖った胸飾を摘みあげると、ネコ娘の身体には甘い痺れが走り、背筋がしなって緩やかな弧を描く。

「にゃ…ぁん…」

わずかに出来た間に出を入れ、背筋に沿わせる。
白い肌に唇を這わせながら、所々強く吸い付いて赤い花弁の痕を刻んだ。
肌を吸われる気持ちのよさに、身体がぴくりと反応する。
強気に睨んで見せた瞳も、今は色を浮かべている。

蒼坊主はゆっくりと肌を食みながら、徐々に下がっていき、まだ産毛を濃くした程度の陰毛が生えた恥丘に吸い付く。
むき出した陰核を舌先で突付き、口に含むとネコ娘の腰ががたがたと振るえ、彼の額にある角を掴む

「ふにゃっ!ダメッ…だめぇ!!」

ネコ娘の叫びに、蒼坊主は顔を上げる。

「…ネコちゃん、気持ち良くなかったか?」
「違う…ちがうのぉ…気持ち良過ぎてどうにかなっちゃいそうだよ…
 だから、それ以上しないでぇ…」

頬を赤く染め、潤ませた瞳でそんな事言われても、逆にこっちが参ってしまう。

「そんな事言うねぇ…ネコちゃんだって俺のしてくれたじゃねぇか、な?」
「やだぁ…」

蒼坊主に言われて思い出したのか、ネコ娘はやるせなさ層に自分の顔を両手で覆った。
次の瞬間、陰道を伝う熱い液体にネコ娘は瞳を見開く。

「やっ、蒼さん見ないでっ…!!」

叫んだときには既に遅く、蒼坊主がたっぷりと吐き出した白濁としたものが、ドロリと膣から零れ出てきた。
体内から溢れたものは、まるで自分が排泄したような錯覚と、それを見られたと言う恥ずかしさにネコ娘は小さく縮こまってしまう。
膣からたっぷりと溢れ出た己の体液を見て、蒼坊主は頬を赤らめ苦笑いを浮かべるしかなかった。
こんなにたっぷりと吐き出したのに、まだ治まりを知らぬ己に。

蒼坊主に抑えられ、まさに観音開きといった状態のネコ娘は秘部を隠すこともままならず、自身の顔を両手で覆い震えている。
腕の下のネコ娘の姿態を”女性”のものだというにはあまりにも幼いと言うのに、この身体に色を教えた己に罪深さを感じながらも、艶かしさに魅入ってしまって居た。

「蒼さぁん…」

今にも消え入りそうなか細い声で名を呼ばれ、我を取り戻す。
顔を覆ったままのネコ娘の手を、そっと掴んで顔を覗きこむと、その瞳は涙に濡れていた。
男女の関係を結んだ仲とは言え、まだ幼いネコ娘は羞恥のあまり耐え切れなかったのだ。
可愛い彼女を泣かせてしまった事に胸は痛んだが、逆に興奮も思えていた。

目尻の涙を唇で拭い取り、頬に手を添えて軽い口付けを浴びせ続けると、やがてネコ娘が答え始める。
汗ばんだ互いの身体を抱き寄せ、口付けも徐々に濃厚になり、二人は再び情交を結ぶ。

一夜の逢瀬で幾度となく肌を重ね、どの位時が経ったのだろうか?
幸せの余韻に浸りつつ、蒼坊主は愛しい重みを腕に感じながら深い眠りに落ちた。
―――はずだったのだが。

朝、意識が目覚め愛らしい胸を弄ろうとするも、腕に抱いて寝たはずの存在はなく、悦びいっぱいだった夢から目覚めた蒼坊主は飛び起き、辺りを見回す。
ここはネコ娘の部屋で、夕べの出来事は間違いなく現実。
何もまとわぬ全裸の己の身体が、確かだと感じさせている。
なのに、彼女だけが居ない。

「おはよう、蒼さん。もう少し寝てても良かったのに。」

呆然としていると、背後から呼びかけられ、弾かれた様に振り返る。

「…ネコちゃん。」
「朝ごはんの支度が出来たら起そうと思ってたん…にゃっ!」

ネコ娘はバスタオルを手にし、既に服に着替えていたが、股間丸出しの蒼坊主に、思わずバスタオルで顔を隠す。
ネコ娘の反応に、先ほどまで身を包んでいた布団を引き寄せ、蒼坊主は申し訳なさそうに頭を掻く。

「すっ…すまねぇ、ネコちゃん」
「…お風呂入れたから、コレ。」

ネコ娘は蒼坊主に、バスタオルを渡すと素早く背を向け部屋を出ようとした。

「そっ、それより…ネコちゃん!その…大丈夫か?」

蒼坊主に呼び止められ、頬が染まったままのネコ娘は彼のほうを見と、人差し指で顎を掻きながらネコ娘と床を交互に見ている。」

「大丈夫って…?」
「そのっ…ほら、夕べは俺…無茶しちまった様だからよ。」

「…!」

漸く蒼坊主が云わんとしている事を悟り、耳の先まで真っ赤に染め上げた。
夕べの行為を思い出したのか、ネコ娘はもじもじと膝頭を合わせると、「大丈夫!」と言い残して行ってしまった。
支度された湯船にのんびりと浸かってあがると、脱衣所には自分の着物と褌が綺麗に畳んで置いてあり、一目見て洗濯された物だと判る。
手にすると、それはまだほんのりと温かで、着替えていくと朝食の支度を終えたネコ娘が待っていた。

「また長いたびに出るんだから、たくさん食べて行ってね。」
「おっ!旨そうだな。じゃぁ遠慮なくご馳走になるぜ。」

ささやかな朝の幸せに癒され、ネコ娘の笑顔と手料理で英気を養いつつ、次の旅路への活力とする。
文句も言わず、何時帰れるとも判らぬ自分を待ち、また旅立たねば成らぬ自分を笑顔で送り出してくれる彼女が居る自分は、本当に幸せ者だと思う。
別れ際、ネコ娘が用意してくれた手製の弁当を手渡される際、笠を傾け顔を隠すとネコ娘を引き寄せそっと口付ける。
夜はともかく、昼間人目がつき易い所では親密な行動をする様な妖怪ではないだけに、ネコ娘は瞳を丸くして驚いた。

「ネコちゃん、着物の洗濯ありがとな。乾かすの大変だったろ。」
「う…ううん。一反木綿からアイロン借りたから…」

蒼坊主は笠を深くかぶったまま、ネコ娘に背を向けると「行ってくるぜ!」と片手を挙げる。
一瞬、笠から除いた口元の歪みから彼が照れている様子が読み取れ、顔が自然と綻ぶ。
ネコ娘はまだ感触の残る自分の口ぶりに手を当て「行ってらっしゃい。」と、その後姿を見送った。

吹き抜ける春の風が、まだ着物に残る温もりを教えてくれ、面映い。
着物からほのかに香るネコ娘と同じ匂いに包まれ、蒼坊主は妖怪横丁を後に旅立って行った。
699毛 ◆.QnJ2CGaPk :2008/04/14(月) 21:49:03 ID:LSljJe+3
糸冬

以上で投了です。
>696の所は【5】です。スマソ
700名無しさん@ピンキー:2008/04/15(火) 00:57:58 ID:mJ+MZOBI
GJでした!!

5ネコは遠距離恋愛に向いてるタイプw
701名無しさん@ピンキー:2008/04/15(火) 22:46:34 ID:fHPtDhaL
GJ!
蒼さんええ男や…
702名無しさん@ピンキー:2008/04/16(水) 19:45:07 ID:4fQjJ+JT
本編じゃ蒼兄は女性とフラグらないのかなー?
猫もいいけどミウとフラグるのも面白いかも。

鴉→猫→鬼のワンウェイな関係も
今後気になるわ。
703名無しさん@ピンキー:2008/04/16(水) 20:30:13 ID:cDxOmNI9
蒼兄さん、旅先でなんかあってもいいと思うが、
出会ったのがアマビエだったしな。
704名無しさん@ピンキー:2008/04/16(水) 20:39:54 ID:8m8BaOUp
>>702ソレダ!
赤エイの話でミウが鬼太郎としたかった話は
実は蒼兄さんとデキてる報告だったと言ってみる(゚∀゚)!!
705名無しさん@ピンキー:2008/04/16(水) 21:06:53 ID:LgpouJ+/
そう見せかけて五官王×ミウというのはどうよヽ(゚▽、゚)ノ
706名無しさん@ピンキー:2008/04/16(水) 21:17:55 ID:4GLvCvBC
最近色んなバリエーションがあって楽しい!

その反面、3期ネコ娘(三田ネコが通称かな?)のSSや絵板投下が見られなくなった寂しさもあったりする。
マンセー411様たちがそろそろ降臨なさって、ある種の原点回帰(?)とも言える3期ネコ妄想談義をまた楽しみたい今日この頃・・・・

どうでしょう?住人の皆さん
707名無しさん@ピンキー:2008/04/16(水) 21:40:07 ID:U/4Eb5DK
呼子が女の子だと思ってる自分は断然蒼×呼だ!
でもミウと絡んでくれても楽しいかも試練
ミウ可愛いよミウ
708名無しさん@ピンキー:2008/04/17(木) 16:15:43 ID:RjkNjZEw
鬼ミウとカイ猫でアマミ一族大繁栄とかしないんだろうか
709名無しさん@ピンキー:2008/04/18(金) 08:22:59 ID:COBI4Ls3
そこでミウカイの姉弟相姦ですよ
710名無しさん@ピンキー:2008/04/18(金) 20:23:22 ID:G1UlTnjm
弟がおもいっきり水木顔なのに
なんで姉は違うんだろう?
他のアマミ一族はどんな顔してたっけ?
711名無しさん@ピンキー:2008/04/18(金) 22:12:32 ID:GKaL2r9d
>他のアマミ一族

ミウの母親しか記憶に無いw

女のキャラはほとんど水木顔から離れてるが
男キャラで、水木顔離れした美形のキャラって
ドラキュラ三世と鷲尾ぐらいか?
712名無しさん@ピンキー:2008/04/19(土) 23:33:05 ID:Y9qQie/b
きっとアマミ一族は、男はみんな水木顔に生まれるんだろう

ゲストキャラは大体がそれなりの顔してるよな
むしろ水木顔のゲストのほうが少ない気がする、少年層も含め
覚えてる限りでは七人ミサキの特攻兵ぐらいしかいないと思うんだが……
鬼太郎に自転車教えてくれる男の子もそうか
713名無しさん@ピンキー:2008/04/20(日) 00:15:24 ID:NHFSTK24
ネコ娘・・・・
3期と5期はどっちがよりエロいのかな?
4期は萌えって感じだけどね
714名無しさん@ピンキー:2008/04/20(日) 08:25:48 ID:lM80h2xy
713>>
日活ロマンポルノが3期。陰のエロス。

S.O.Dの企画モノが5期。
陽のエロス。

…ってカンジがします。

715名無しさん@ピンキー:2008/04/20(日) 10:16:39 ID:Mpr/trB8
3期でロマンポルノなら2期はどうなる?
716名無しさん@ピンキー:2008/04/20(日) 14:11:20 ID:z6nRPcrV
浮世絵の春画
717名無しさん@ピンキー:2008/04/20(日) 15:01:05 ID:VguUX0s8
>>716
コーヒー吹いたw

古い事は古いが、映倫もなんも無い時代なんでそのものバッチリとか
エロさでは一番だな>春画
718名無しさん@ピンキー:2008/04/20(日) 18:40:19 ID:lM80h2xy
猫×ネコとか、ネコ×ねことか、猫&ネコ×ねこなんかは、このスレ的にアリですか?
719名無しさん@ピンキー:2008/04/20(日) 19:03:12 ID:zZUePtD/
愛があるならいいんじゃまいか?
720名無しさん@ピンキー:2008/04/20(日) 19:27:57 ID:PzLa/tNh
>>718
アリアリですよw
721名無しさん@ピンキー:2008/04/20(日) 19:46:00 ID:p9w0TH5R
>>713
>日活ロマンポルノが3期。

同じ考えを持つ人がいるんだな
・・・・・ロマンポルノの1作品のエロシーンを見て閃いた
三田ネコのエロSS構想をひとつ持ってたんだけど、
気が向いたら投下してみようかな・・・・
722名無しさん@ピンキー:2008/04/20(日) 21:39:05 ID:4yp+OhUO
>>721
全裸にネクタイで待ってます。
723名無しさん@ピンキー:2008/04/21(月) 20:54:27 ID:BgSF8vPk
>>721
全裸ネクタイで正座して待ってます。
724名無しさん@ピンキー:2008/04/22(火) 00:07:00 ID:TDjTbAij
>>718
バッチコーイw
725名無しさん@ピンキー:2008/04/22(火) 00:21:30 ID:aLtyKXj0
>>718
猫同士なら、
「あら、五ネコさん。タイが曲がっていてよ」
「二猫お姉さま……」なのもありということだな! まってる!!

地獄流しの猫屋を舞台に、猫達全員がメイドで働きながらというネタは考えた。
726名無しさん@ピンキー:2008/04/22(火) 06:36:52 ID:42FeaTuh
経験豊富な2猫とか、無邪気さを装った4ねこにいいようにされる3ネコがいい
727名無しさん@ピンキー:2008/04/22(火) 11:50:34 ID:ZU0L5G++
ねこハーレムか…
728名無しさん@ピンキー:2008/04/22(火) 21:30:12 ID:Ydxh9PUv
>>726
3ネコも鬼太郎以外の経験ありそうだが
729714:2008/04/24(木) 01:41:24 ID:qygGWDD/
日活ロマンポルノからヒントを得た三田ネコSSは
土蜘蛛ネタと妖怪狩ツアーネタ
どっちが良いだろう?
730名無しさん@ピンキー:2008/04/24(木) 09:17:08 ID:MK0fM2Bv
>>729
両方で!
731名無しさん@ピンキー:2008/04/24(木) 22:05:10 ID:C5WWB7Kd
ねこハーレムやるとしたら、互いに呼び合うとしたらどんなのがいいだろう。
鬼太郎のように声優の名字で小串、三田、西村、今野と呼び合うのか、
互いに猫姉さん、ネコちゃんと呼ぶのか。
三期、五期は表記がネコ娘なんで被るんで、ちょっと考えている。
732名無しさん@ピンキー:2008/04/24(木) 22:13:38 ID:9w/+Jg4N
>>731
兄弟スレ住人からしたら姉妹関係だからなw姉妹相姦読んでみたい
733714:2008/04/25(金) 15:59:09 ID:6RPWkQU/
>>730
さて、両方投下するとしても、どっちから先にしようかな?
734名無しさん@ピンキー:2008/04/25(金) 16:18:21 ID:KKudAbFk
誘い受けウザス
735名無しさん@ピンキー:2008/04/25(金) 17:24:51 ID:9SpuAcmf
>>734
ふじょしの本心って大概こんな感じだよな。やる気なくすわ。
>>733じゃないけど。
736714:2008/04/25(金) 17:32:21 ID:1UASPdlD
どっちから書いてもいいんだけど、
住人様の御要望があるならお聞きしようかと・・・・
737名無しさん@ピンキー:2008/04/25(金) 17:39:01 ID:rO+cZq4P
その言い方だと>>734=>>735と思われても仕方ない件

>>736>>730が両方で、て言ってるんだから
どっちから先に投下とか、どっちでもいいことくらい分かるだろうに
738名無しさん@ピンキー:2008/04/25(金) 18:08:34 ID:3OvVpO2F
むしろ、他の投下予定の書き手も困るから、チンポのような潔さで、両方投下すべきだ。

大丈夫、下駄の直撃はない。多分。
739714:2008/04/25(金) 18:43:31 ID:9xFpeCfB
それでは土蜘蛛ネタからでも、ぼちぼち投下しようと思います。
他の書き手様、私はペースが遅いので予定している方はご遠慮なさらずに
先に御投下して下さいね
740名無しさん@ピンキー:2008/04/26(土) 00:05:09 ID:gSiUDz11
>>737
はいはいそうですか…
どうもすみませんでした。
741名無しさん@ピンキー:2008/04/26(土) 00:55:34 ID:6wYebDyF
714はもう書けていて投下するだけじゃなくて、
もしかしてこれから書いて投下する予定なんか?
742名無しさん@ピンキー:2008/04/26(土) 01:04:10 ID:K5EdnG41
>>739のレスがすでに日本語怪しいような…
ここの過去ログや他のスレ読んだら分かると思うけど、
書いてもない作品を何度も投下予告すると荒れやすいよ。
743714:2008/04/26(土) 20:26:40 ID:yGTu705L
>>729で書いたように、イメージは湧いていて、構想と2作とも実際途中までは書けてるんだけど、
せっかく投下するなら、ご要望も確認してみたうえで、もう1度推敲してから投下するつもりだったんです。

しかし、過去ログ読んで初めて知りましたが、確かに投下予告は荒れそうですね。

文体に不本意な部分もありますが、投下いたします。
744714:2008/04/26(土) 20:37:27 ID:yGTu705L
    土蜘蛛とネコ娘


ピ――――ン!!


「妖気だ!」

鬼太郎の妖気アンテナが立った(目玉は不在である)。
そばにいたネコ娘が慄然と鬼太郎に寄り添う。


「鬼太郎、近くに妖怪がいるの?」


目をつぶり精神集中する鬼太郎。
「油断するなネコ娘、すぐ近くにいるぞ」


「え?・・・・どこどこ?」


あたりを見回すが、分からないネコ娘。
すると、猛スピードで後から棒状の細長い物体が迫ってきて、
ネコ娘のスカートを捲り挙げる!


バフ


「!! きゃあああっ」


白いネコ娘のパンティが露になり、ギョギョッとした表情で、思わず見とれる鬼太郎・・・・。
745714:2008/04/26(土) 20:42:37 ID:yGTu705L
「ひゃはは。白はイイねぇ〜。」

声のする方を見ると、すぐ傍にあった大木の上の方の木の枝に、巨大な蜘蛛のお化けがしがみつきながら笑っていた。

「あ、あれは土蜘蛛!」
鬼太郎が戦慄の表情で叫ぶ。


「このセクハラやろう。おりてきなさいよ!!」


怒り心頭で大木に跳び蹴りをするネコ娘。
746名無しさん@ピンキー:2008/04/26(土) 20:45:41 ID:wc8rEanM
 ・名前欄にカプ名または作品名と作者名を「カプ名または作品名@作者名」の形で記入。
  ※読み手と倉庫番の人に優しくいきましょう。
747714:2008/04/26(土) 20:47:07 ID:yGTu705L

ドスン!!!!

「ひええ〜〜!」
衝撃で土蜘蛛は落ちてはきたが、鬼太郎に直撃してしまった。



「しまった! 鬼太郎、大丈夫〜〜!!?」


駆け寄るネコ娘。しかし土蜘蛛は、
「へへ〜ん。ここまでおいで〜」
と、バウンドしながら去っていく。


「あっ、逃がさないわよ」
748土蜘蛛とネコ娘@714:2008/04/26(土) 20:53:49 ID:yGTu705L


「まて〜〜〜〜っ、土蜘蛛!! 清らかな乙女のパンティを見た罪は重いわよ!! 食い殺してやる!!!!」


爪を出し、牙を剥き出しにしながら土蜘蛛を追うネコ娘。


逃げながら土蜘蛛は、
「けっ、レディが食い殺すなんて下品な表現するかってんだ。罪は重いってンなら、こっちにも考えがあるぜ」
と、ニヤリと笑う。
749土蜘蛛とネコ娘@714:2008/04/26(土) 21:00:37 ID:yGTu705L
土蜘蛛の下敷きとなり、地面に突っ伏していた鬼太郎は、
土蜘蛛を追うネコ娘を見ながら、
「・・・・だめだ・・・・ネコ娘、おまえのかなう相手じゃない、ふ・・・深追いするな・・・・。」
手を前に出し、這って行く。


ネコ娘は20メートル向こうの角を曲がっていった。
姿が見えなくなったその瞬間の事である!



「ぎゃああ!!」



「あっ。」
ネコ娘の悲鳴に思わず立ち上がる鬼太郎。
「どうしたネコ娘。なにがあったんだ。」

追って角を曲がった鬼太郎の表情が凍りつく・・・・・・。
「うぉっ。こ・・・・・・、これは。」
750714:2008/04/26(土) 21:02:11 ID:yGTu705L
とりあえず、ここまで。
以下は後ほど投下します。
751名無しさん@ピンキー:2008/04/26(土) 21:21:37 ID:kYEvik2j
もしかして書きながら投下してる?
752名無しさん@ピンキー:2008/04/26(土) 21:44:39 ID:GbQjVfU4
改行が多いのがボミョウ

>>4くらいちゃんと読んでから投下してほしい
753名無しさん@ピンキー:2008/04/27(日) 01:33:27 ID:0p78njKO
まあ改善は今からでも出来る 頑張れ頑張れ

ところでこの二人は「誰」なんだ
ぬこが“くわーっ”とした感じなので
原作調の二人がイメージとして浮かんできてるけど
754名無しさん@ピンキー:2008/04/27(日) 08:53:37 ID:b9mNl7Wx
ただし、2度同じ事を言わせるな。以上。
755名無しさん@ピンキー:2008/04/27(日) 09:36:44 ID:5CxAFbq/
全期DVDバラ売りも決定したし、他の期も盛り上がるといいね。
新しい職人さんはいつでも歓迎だ。
756名無しさん@ピンキー:2008/04/27(日) 13:25:39 ID:ZOfreFvu
>>754
未来永劫ROMってろ
757名無しさん@ピンキー:2008/04/27(日) 16:14:13 ID:kauaH2fm
>>756
じゃあ死ね
758土蜘蛛とネコ娘@714:2008/04/27(日) 20:04:50 ID:HOZabCVT




シャ――・・・・シャ――――・・・・


土蜘蛛が口から張り巡らせた、巨大な蜘蛛の巣が鬼太郎の眼前に出現した!
そして、その蜘蛛の巣の中段に捕らわれるネコ娘。
よく見ると、足は開脚気味でスカートが捲れてパンツが丸見えである。
口から不気味な呼吸音でネコ娘に近づく土蜘蛛・・・・。


「ひえ〜、助けて〜〜〜、鬼太郎〜〜〜。」


ネコ娘のパンツのせいで目のやり場に困りながらも、
「すぐ助けてやるぞ!!」
と、蜘蛛の巣に乗ろうとする鬼太郎だが、右足を出した瞬間に下駄に蜘蛛の糸がべったりくっつく。
759土蜘蛛とネコ娘@714:2008/04/27(日) 20:12:07 ID:HOZabCVT
「こなくそぉ・・・・」
なんとか下駄を外す鬼太郎。
「だめだ、ネコ娘の体はこの糸にべったりくっついてる。・・・・・・・この糸は、土蜘蛛の妖力で作られたもの、つまり土蜘蛛を倒さないとネコ娘を助けられないわけか・・・?」
すると、何を考えたか寸前までネコ娘に近づいていた土蜘蛛が、急に巣から飛び出した。
「へへ、鬼太郎よ〜い。ここまで来な〜〜」
「あ、まて〜逃がさないぞ土蜘蛛」
その場を去ろうとする土蜘蛛を鬼太郎が追う。

760名無しさん@ピンキー:2008/04/27(日) 20:12:09 ID:cjqnMEDs
何期なんだろう
761714:2008/04/27(日) 20:13:33 ID:HOZabCVT
3期です
762名無しさん@ピンキー:2008/04/27(日) 20:16:30 ID:rue0pA89
 ・投稿前の1レス分にカプ名・出典(原作・またはアニメ何期等)・作品傾向・注意等を明記。
  ※陵辱、鬼畜ネタ等読み手を選ぶネタは、読み手書き手両方のために必須。
763土蜘蛛とネコ娘@714:2008/04/27(日) 20:24:40 ID:HOZabCVT
カランコロン、カランコロン・・・・・・・・

「まて〜〜!!土蜘蛛〜〜」

「へへ、目論み通り鬼太郎が追ってきたな。どうせ百戦錬磨の最強妖怪鬼太郎には、どうあがいたってかないっこねえ。だが、封印される前に楽しませてもらうぜ」
後脚で駆けながらも前脚で印を結び呪文を唱える土蜘蛛。
「・・・・ゴニョゴニョゴニ・・・・秘妖・幽体分離」
すると、土蜘蛛の体が二つに分かれた!ただし肉眼では見えないため、追うのに夢中の鬼太郎も気付いていない。
「さぁいけ分身よ、お前の見たものは俺の目にも見える。楽しんで来い」
透明な土蜘蛛の分身は元来た方向に駆け出していった。
764714:2008/04/27(日) 20:30:15 ID:HOZabCVT
今回の場合は会話の中で説明したので、わざに明記しませんでしたが、
>>762氏の言う事ももっともなので、遅ればせながら

土蜘蛛×ネコ娘・3期・作品傾向はエロ描写ありのネタだが完全陵辱まではいかない。
765714:2008/04/27(日) 20:33:49 ID:HOZabCVT
本日は、ここまで。
以下はまた後ほど投下します。
(私事だが課題を仕上げつつ、やはり1度書いた文面を推敲しながらの投下なので遅筆気味になってすみません)
766名無しさん@ピンキー:2008/04/27(日) 20:44:22 ID:rQhEQMga
ある程度量がまとまってから投下してくれた方がありがたい
767名無しさん@ピンキー:2008/04/27(日) 20:50:02 ID:z7LJr2Jh
まず課題やりなよ。それでSSも全部仕上げてから投下しなよ
768名無しさん@ピンキー:2008/04/27(日) 20:54:30 ID:yve7hZQC
>しかし、過去ログ読んで初めて知りましたが、確かに投下予告は荒れそうですね
こんなこと言ってるくらいだし、714は半年はROMっててほしい
769名無しさん@ピンキー:2008/04/27(日) 21:42:33 ID:5CxAFbq/
課題を片付けてから帰っておいで。
ついでにちょっと過去ログ読んでくるといい。
せっかく倉庫番の人がログ保存してくれているんだから
770名無しさん@ピンキー:2008/04/28(月) 05:31:02 ID:cKoKYyNL
もう、さっさと終わらせればいいよ
で、ログ削除w
771名無しさん@ピンキー:2008/04/28(月) 06:47:00 ID:MCMmzpTb
まあとりあえず話を読んでみようよ

出来れば書き上げてから投下していただきたいな。
772名無しさん@ピンキー:2008/04/28(月) 17:56:17 ID:AmA1YCz0
714は時間掛かるようなので、隙間産業的に今日明日投下する予定。

過去作品にあった毛目玉氏の猫屋ネタを踏まえさせていただいた
猫四人の姉妹百合(?)物なんだが、互いの呼び方について意見求む。
現在考えているのは二つ。

1. 兄弟スレの鬼太郎のように中の人の名字で呼ぶ。(小串、三田、西村、今野)
2. 猫娘、ネコ娘、ねこ娘、ネコ娘の名を基準に、姉さん、ちい姉さん、お姉ちゃん等で呼び方を変える。
   (三期、五期の呼び方は地文では同一になる)

どっちの方が読みやすいかと、他にアイディアあったらお願いしたい。

773名無しさん@ピンキー:2008/04/28(月) 20:56:29 ID:MCMmzpTb
大姉さん(二期)、三姉さん、五姉さん、ではどうだろうか。
4ねこはやっぱり末っ子なのか?
774名無しさん@ピンキー:2008/04/29(火) 23:12:57 ID:iTVlKhJt
俺はやはり三期
775名無しさん@ピンキー:2008/04/30(水) 01:53:56 ID:y7SE9D0f
>>774
776名無しさん@ピンキー:2008/04/30(水) 07:45:49 ID:kEGNnbSH
自分は1で>>772
兄弟スレ見ているせいか、4ねこはイメージがあるな

今バイダ規制が入ってるみたいだから
スレに書き込めない人も多いかも
777名無しさん@ピンキー:2008/04/30(水) 07:47:21 ID:kEGNnbSH
>兄弟スレ見ているせいか、4ねこはイメージがあるな

ゴメソ「末っ子の」が抜けてた...orz
778全期猫姉妹百合「Sheer Lovers」1/6 ◆lOl9.3Jh5I :2008/04/30(水) 23:11:49 ID:YtcLEfQN
猫四人での百合物、投下に来ました。ご意見感謝。
もう少しご意見いただけたらと思いましたが、バイダ規制かかりまくってるようなので投下出来る内に投下します。

以下注意書き 
1.鬼猫前提の2−5期猫娘で百合。
2.年齢的序列として、二期小串(姉さん)>三期三田(三姉さん))≧五期今野(五姉さん)>四期西村。
3.全6レス 
4.誤字脱字等はご容赦 


********************

全期猫姉妹百合「Sheer Lovers」


「あっ……にゃっ、にゃぁっ…………もぉ、許してぇ…………」
 とぎれとぎれの荒い息を付きながら黒髪の少女は半ば泣き声で許しを請う。
足を大きく開かされたまま閉ざす事も出来ず、また背後から抱き止められている為に横たわる事も許されない。
「あら、どうして? こんなにも悦んでいるのに? ここなんてぷっくり脹れて本当可愛い」
 栗色の髪の少女が黒髪の少女の秘裂を指でなぞり上げ、花弁の奥で堅く尖った花芯を指先で捕らえた。
指の腹でそれを撫でて転がせば、黒髪の少女が身を反らせた。

「三のお姉ちゃん、こっちも堅くなってるよ」
 耳元で囁かれる少し幼さが残った声。それなのに小さく鼻で笑う声は艶やかで、その声から逃げたくて黒髪の少女が身を捩る。
 しかし背後から抱き留められている為に逃げる事が出来ない。
抱き留めている小柄な薄紫の髪の少女は、小さな手で黒髪の少女の見目より豊かな乳房を揉みほぐしている。
「そうそう、三姉さんの顔、今すっごいエッチでもっと苛めたくなっちゃう」
 赤毛の髪の少女が黒髪の少女の耳元で囁き、耳を舌先で舐め上げた。じゅるり、と淫らな水音を立てられ、黒髪の少女が小さく息を飲んだ。
「やだぁっ、止めてよ西村ちゃん、今野ちゃんっ…………」
 黒髪の少女が半ば泣き声で拒否してようともその内にどこか艶めいて続きを請う本音を匂わせ、
他の少女達はその声を鈴を転がすような声で笑いながら楽しむ。

 少女達が淫らに戯れるこの部屋は、重厚な石造りで豪奢な装飾と調度品が置かれている。
中央に備えられたベッドは天蓋が付けられているような立派な物で、少女達四人が自在に転げても余裕があるほどに大きい。
 そして少女達は皆、ぱっちりとした大きなアーモンド型の瞳をし、透けるような白い肌を惜しげも無く晒して、互いに華奢な体を絡め合っている。
 窓の外は生きる者の無い大荒野、誰も知らぬ地獄の入り口、世界の涯。ここは全てに通じ全てに繋がる不可思議な場所に立つ不可思議な宿、『猫屋』。
少女達は似た姿と瞳を持ち、同じ名を持つ違う存在、その名はネコムスメ。

‡‡‡‡‡‡‡‡‡‡‡‡‡‡‡‡
779全期猫姉妹百合「Sheer Lovers」2/6 ◆lOl9.3Jh5I :2008/04/30(水) 23:12:41 ID:YtcLEfQN
 ぴちゃぴちゃと子猫がミルクを舐めるような水音が立つ。けれども音を立てる主は子猫でもなく、またミルクを舐めている訳でもない。
そして時折ちゅう、と可愛らしい音を立てて堅く尖った物を吸い上げる。
「ひゃっ! やっ、駄目、姉さんっ……そこっ……」
 自分の股間に顔を埋めている栗色の髪の少女に手を伸ばそうとする三田。だがその手は横に座っている赤毛の少女に取られた。
指の間から彼女の金色の目が悪戯げに煌めく。
「だーめ、姉さんの邪魔しちゃあ」
「今野ちゃぁん……」
 両手を取り上げた今野はクスクス笑い、三田の指の一本一本を丁寧にしゃぶるように口に含んで愛撫する。
時折骨の感触を味わうように歯を立てられて甘噛みされるとそこから甘い痺れが走り、三田は黒髪を乱して小さな悲鳴を上げる。

「三田さんの奥からどんどん溢れてくるのよ、舐めきれないわ」
 黒髪を揺らせて喘ぐ三田は背を反らせ大きく開かされた足を閉ざそうとするが、その間に身を収め彼女の股間に顔を埋めた小串の身体で閉ざす事が出来ない。
 淡い繁みを備えた三田の秘部をわざと舌を突きだして見せつけるように舐め上げながら、小串は上目遣いで三田を見る。
赤く充血した秘肉を指で開き、奥からとろとろと溢れ出てくる愛液を舌先で舐め取るたびに三田が身を震わせ、堅く尖った花芯を舌で突けば嬌声を上げた。
 ヒクヒクと蠢く花弁の間、男はただ一人しか知らぬ場所は、優しく指を差し入れてやると淫らに咥え込んで離すまいと柔肉で包み飲み込もうとする。
抽送を繰り返せばじゅぷじゅぷと淫らな水音が立ち、その都度に蜜が溢れ出てきた。

「三のお姉ちゃんのおっぱい、おっきくていいなあ。柔らかくて気持ちいい」
 耳元で囁かれる声に三田が肩を竦めた。だがそうすると脇の下を通って胸を掴んでいるか細い腕を締め上げてしまい、
自分の胸を言い様に揉みほぐしている小さな手を押さえ込んでしまう。その指は爪でくすぐるように乳首を転がし、その愛撫に三田がまた喘ぎ声を零した。
「にゃんっ、西村ちゃん、摘み上げないでぇ」
 自分より小柄なのに、背後から自分を抱きしめるようにして腕を回して乳房を愛撫する少女の名を叫んで、三田は首を振る。
しかし西村は愛らしい程の含み笑いを零すばかり。
「三のお姉ちゃん、こうされるのが一番気持ちよさそうだよ。お姉ちゃんの事、一杯気持ちよくしてあげたいんだもん」
 胸、指、秘部を同時に責め立てられ、三田はただ涎と涙を垂らして喘ぐ。
恋しい少年に抱かれている時の愉悦とは違う、互いを知り尽くし恐れる事も厭う事も無い少女達の愛撫は脳髄まで融かしていくようだ。

「西村ちゃん、こっちは13あったよ」
「こっちは16、戸田さんって本当情熱的ね」
「こっちはー、8つ」
 喉を鳴らして笑いながら三田を責め立てる少女達が互いに何かの数を言い合う。
何か数えられるような物などあったかと、快楽でぼやけた視界で少女達の顔を見る三田。
「…………何の事?」
 蕩けきった瞳に半ば開いた唇の三田を見て少女達がまた笑い、西村と今野は三田の頬を、小串は下腹部にキスをする。
「キスマークだよ、三のお姉ちゃん」
 耳の形を舌先でなぞりながら西村が囁く
「こんなに跡付けられる程、戸田さんに愛されたのね」
 満開の紅梅を思わせる様で白い肌に散らされた痕を唇で辿りながら小串が甘く呟く。
「三姉さん、こんな風なエッチな顔で三姉さんの鬼太郎に抱かれたんでしょ」
 三田の頬に零れた涙を唇で拭いながら今野が笑う。
三人の言葉と与えられる続ける愛撫を鍵として、鬼太郎に抱かれている時の全ての記憶が三田の中に溢れだす。
 そしてその瞬間、絞り上げるように乳房を掴まれ、貪られるように手首を噛まれ、犯すように蕩けきった肉壺を指で貫かれた。
780全期猫姉妹百合「Sheer Lovers」3/6 ◆lOl9.3Jh5I :2008/04/30(水) 23:13:35 ID:YtcLEfQN
「ウニャアアッ!!」
 自分を貫く熱く堅い物が無いだけの悦楽の中、がくがくと身を震わせて三田は絶叫する。
「あっ……あぁ…………にゃぁ………………」
 断末魔めいた呻き声を零しながら三田の身体から力が抜けた。
崩れ落ちそうになる身体を西村と今野が支え、小串は蜜で濡れた指を舐めながら三田の恍惚とした顔を見下ろす。
「ふふ…………可愛いわよ、三田さん…………」
「姉さん……」
 三田を優しく横たえてやり、小串は流れ落ちたままの涙や涎をキスで拭い取ってやる。唇を重ね合わせれば、恋しい少年とするのと同じく三田は舌を絡めてくる。
 くちゅ、ぴちゅ、と水音を立てて深い口付けを交わし合う二人の姿に、西村は小さく喉を鳴らして舌先で唇を舐めた。
そんな彼女を今野が背後から抱き寄せて首筋に噛み付くようなキスをする。

「うにゃっ!?」
 驚いて瞳孔を細めて身を竦めた西村はそのまま押し倒され、尻を高く突き上げさせられる。ぷるりと可愛らしい桃尻を今野は掌で優しく撫でた。
「西村ちゃんもお尻にキスマークあるよ、こことここ」
「ふにゃぁ……やぁ、五のお姉ちゃん……」
 まるで淡い色の花弁をそこに貼り付けたかのようなキスマークが白い臀部に刻まれているのを、今野は爪先で軽く引っ掻くようにして西村の身体に教えてやる。
そのまま幼さを残した谷間へと指を滑らせると、つるりとした秘裂から滴る蜜が指先に絡む。
 指先に蜜を絡めて優しく肉壺の奥へと指を潜り込ませると、指を弾き返そうとするように狭い肉壁が指を咥え込む。
それでも人差し指と中指を狭いながらも一杯に飲み込む様が、淫らな様と裏腹に健気に思えた。
 ゆっくりと指を出し入れすれば、ざらりとした肉壁が指を擦りその感触に今野が喉を鳴らす。
この奇妙な感触が欲情を煽り立てるのだと、自分も同じように自分以外の者の指を受け入れて悦楽に溺れるのだと、今野は腰を震わせた。

「西村ちゃんは相変わらずちっちゃくて狭いわね、松岡さんきつくて大変でしょ」
「しらなぁい…………やっ、お姉ちゃん、そこ駄目ぇっ! 汚いぃ……」
「みんなで洗いっこしたから綺麗よ。それにヒクヒク動いて可愛いんだから、西村ちゃん」
 今野が指の抽送をそのままに親指で薄紅色の菊門を刺激してやると、小さく悲鳴を上げて西村が身体を震わせる。
それなのにもっととねだるように桃尻を突き出してきた。
「なぁに、お尻突き出しちゃって。西村ちゃんもエッチねぇ」
「にゃっ……あっ……やだぁっ、五のお姉ちゃん…………意地悪言わないでよぉ……」
「だって自分でお尻動かしてるの西村ちゃんよ。西岡ちゃん、鬼太郎とエッチする時もそうしてるんだ?」
 一際色の白い西村の肌が悦楽以外で赤く染まる。か細い首筋まで真っ赤になるのを見て、今野は背後からキスをしてうなじを舌先で舐め上げた。

「知らないっ、知らないっ!!」
 泣き声で否定しながら、西村は自分の腰が止まらない事を自覚する。
恥ずかしい事だと分かっているのに止まらない、そんな自分を鬼太郎はいつも優しく抱きしめて甘く囁きながら喜んでくれる。
「だって西村ちゃん、どんどんエッチな子になってて可愛いよ。西村ちゃんの鬼太郎とそんなに一杯してるんだぁ、鬼太郎喜ぶでしょ?」
 まるで心を読んだように今野が西村の耳元で囁き、耳朶を甘噛みした。その言葉に西村の身体に鬼太郎に抱かれる時の記憶が湧き上がる。
 ここに居ない筈なのに、鬼太郎のひやりとした肌と逞しい腕や胸板が生々しい程に蘇り、
普段の物静かな様が嘘のような熱い囁きと甘い言葉が脳裏に響き、西村は声に成らぬ声で少年の名を口にした。

 今野は言葉で責め立て指の抽送を早めじゅぶじゅぶと音を立てながら、西村が短い息を付いて両手でシーツを掴むのを見る。
狭苦しい西村の肉壺の中にコリコリと固い箇所を探り当てた今野は、そこを指の腹で刺激してやり親指を菊門に軽くめり込ませた。
「にゃっ、にゃあああっ!!」
 背を反らせて西村が絶叫する。指が痛い程に締め上げられ、まるでおもらしでもしたかのように愛液を迸らせる彼女。
四人で一番あどけなく幼さを随所に残すのに、その嬌声は色を知る女の艶を備えていた。
 先の三田のように崩れ落ちる西村を横たえ直してやると、今野は息を荒げながら西村の蜜にまみれた指を口に含んだ。
鼻を小さく鳴らしながら、己の指を余す事無く舐め回し、己の口内をなぞり上げる。
781全期猫姉妹百合「Sheer Lovers」4/6 ◆lOl9.3Jh5I :2008/04/30(水) 23:14:18 ID:YtcLEfQN
 普段そうやって攻められるのは自分の指では無く、彼の指。まだ子供らしい小ささがあるのに、自分なんかより堅くて力強い。
素っ気なくて意地悪ばっかりするのに、時々泣きたくなるほどに優しいあの指はいつだって恋しい。
 今野は堪えきれぬように赤みを帯びた淡い繁みに指を滑り込ませる。いつも自分がされるように、どこか焦らすような手付きで秘部の形をなぞり上げた。
指にまとわりつく液体を指先でかき回すと、くちゅくちゅと淫らな音が立つ。
 背筋を駆け上がる、ぞわりとした寒気すら伴うような快感に今野は身を震わせた。鼻を鳴らして吐息を零すと、唇の端から知らず涎が少し零れ落ちる。
 達した二人のように自分も悦楽に溺れたくて、今野は甘い刺激を呼び起こす花芯を指先に捕らえた。
彼の前でさせられた事もあるように、我が身を慰めて溢れだすような愉悦へ沈んでいく。
性急な程にその悦楽を引き出して我が身を溶かしていくが、その手を押さえられ引き抜かれた。

「やっ、姉さん、あたしもイキたいのにっ……」
「一人で? あたしもまだなのよ?」
 涙を浮かべて頭を振る今野に小串は妖艶に微笑んで、愛液にまみれた今野の指先を口に含む。
そのまま小串は今野を押し倒すと、自慰行為の途中で放り出されたためにひくついた秘部をさらけ出させるように大きく足を広げさせる。
 その足に小串も己の足を絡め蜜を滴らせる己の秘部を宛うと、今野に深い口付けをし互いに舌を絡め合った。
まるで互いの息すら飲み干し合うような口付けの後、唇を離すと二人の唇を銀糸が繋ぐ。それを小串は指先で拭い、今野に見せつけるように舌先で舐めた。

「今野さん、二人一緒にいきましょう?」
「うにゃあっ! 姉さんっ!」
 小串が腰を動かせば二人の粘膜が擦れあい、ぬちゃぬちゃと淫らな音が立つ。ただ一人の恋する男を受け入れている時と似たようで違う、
その淫猥な音が二人の耳朶を打つ。時折固く尖った花芯が相手のにぶつかり、そのたびに二人は息を呑み、また甲高い嬌声を放つ。
「ああっ、にゃっ! 姉さんっ! いいっ、気持ちいいのっ!!」
 自分を貫き征服されているのだと知らしめる物が与える快楽とは違う悦楽に今野は首を振って絶叫する。
今野はもっとそれが欲しくて己の淫らな姿も忘れて自ら腰を振った。

「あたしもっ……気持ちいいわ…………今野さんは正直で可愛いわね……」
「姉さんっ…………んっ、ふぁっ……」
 普段であれば自分もこのように与えられる快感に溺れ喘いでいるのかと思うと、小串はまた別の快感に身を震わせる。
 自分より小柄でも力強い手を持つ少年に組み敷かれる瞬間を思い出す。稚拙でも愛情溢れる愛撫を受けて、彼から注がれる熱情と悦楽に溺れ沈む自分。
 自分がこうして感じるように、彼は乱れた自分に欲情するのだと思えばそれだけで達してしまいそうだ。
「……にゃっ、あぁっ、姉さぁんっ、いいよぅ、気持ちいいのぉっ! あたし溶けちゃうっ!」」
 どんなに恥ずかしくても自分の状態を素直に言うように彼に教え込まれている今野は、唇の端から涎を垂らしながら喘ぎ叫ぶ。
そして舌を突きだして、荒げた息の間で淫猥な口付けを請う。
 小串はそれに答えて同じように舌を突きだし、互いの舌を絡ませ合うと深く口付け合う。

蜜にまみれて絡み合う秘部だけでは物足りないというように、二人は互いの胸を擦れ合わせる。固く尖った乳首が相手の柔肌に擦れてそこが甘く痺れた。
 互いに溢れさせた愛液でシーツに染みを作りながら、二人は喘ぎ全身を駆けめぐる電撃めいた愉悦に溺れる。
 汗で張り付こうとする相手の肌の温もりが恋しくて、動き難くなろうと構わずに二人は互いを強く抱きしめた。
慣れ親しんでいる少年の固さとは全く違う少女の柔らかい身体は腕に心地よい弾力を教え、互いだけは決して別離の恐怖を知らずとも良い悲しい安堵感を教えてくれる。
「うにゃっ、にゃっ、あぁっ、姉さん、あたしイクっ、イっちゃう!!」
「…………ったしもっ……んっ……あぁっ! にゃっ!! あっ、あああぁっ!!」

 二人は共に絶叫し、身を反らせる。何よりも淫らに絡み合った秘部はどちらが放った物か分からぬ蜜が溢れ、互いの下腹部を濡らした。
 二人とも力尽きながらも我が身を絡み合わせるようにしてベッドに沈む。
荒い息を付き、互いの身体を濡らした汗や愛液で相手の肌を張り付かせながら、二人は唇を重ねた。
 そんな二人に今まで我が身に与えられた快感に浸っていた二人が絡み合い、互いの頬を舐め、口付けを交わし合う。
だがそれは新しい愉悦を与え合うのではなく、愛する姉妹への慈しみに他ならなかった。

‡‡‡‡‡‡‡‡‡‡‡‡‡‡‡‡
782全期猫姉妹百合「Sheer Lovers」5/6 ◆lOl9.3Jh5I :2008/04/30(水) 23:15:31 ID:YtcLEfQN
 四人は一糸まとわぬ姿をシーツにくるめたまま、ベッドで互いに身を寄せ合っている。
それでも西村はどこか眠そうにして、小串がそんな彼女を抱いて優しく髪を撫でていた。
 そして四人は他愛ない事を話し合う。お互いが恋する少年の事、身の回りの事、他愛ない事、そして誰にも言えぬ己の恋心の不安や恐怖、戸惑いを。
「だから、あたし時々分からなくなる。これはいけない事だって、これじゃ嫌われると分かっているのに……でも止まらないの、どうしたらいいのかな」
 浮き彫り細工を薄闇に浮き上がらせた天蓋をぼんやりと見ながら今野は呟いた。そんな彼女の乱れたままの前髪を、三田が優しく指先で整えてやる。

「分かるわ、あたしもそう。こんな事望むからだって分かってるのに止まらない。姉さんは?」
「あたしは無いけれど、あなた達の言いたい事は分かるわ。でも、何も出来なくても時間が解決してくれる事もあるわ。あたし達、時間だけはあるのだから」
 どこか囁き合うように会話をする三人。こんな事を似たような姿と同じ名を持つ者同士で会話する事など、きっと誰も知らない。
初めて互いを知った時の衝撃は遠く、今では生きる世界が違うのに決して分かれたる事のない姉妹に他ならなかった。
「でも、有りすぎて逆に遠いよ。いっそ全部投げ捨てちゃえばいいのかな」
「…………全部諦めたらきっと後悔するよ、お姉ちゃん達」
 とろとろとどこか眠そうな声で西村まで会話に混じってきた。そんな彼女に小串は小さく笑って、早くお眠りなさいと言い含めるように優しくその頭を撫でてやる。

「そうだろうね……そうだって分かってるよ、西村ちゃん」
 今野は首だけを動かして小串に抱かれた西村を見ると、笑う以外を見いだせないというように唇を歪めた。
「引くも地獄、進むも地獄、って奴?」
 地獄の旅を経験した事のある三田が珍しく自嘲めいた笑みを浮かべて呟いた。
だがこうして互いに慈しみあい、時に肌も重ね合う場所でもあるこの『猫屋』もまた地獄の入り口にあり、彼女たちの秘密の楽園でもある。
 『猫屋』は等しくネコムスメの名を持つ互いを呼ぶ為の名を教えてくれ、 互いのネコムスメが恋するキタロウの名も教えてくれた。
それは屋号のような物であり、皆同じくネコムスメでありキタロウなのだとも。
 そうやって『猫屋』が自分たちの労働と忠誠と引き替えに引き合わせてくれた互いは、かけがえのない物となっていた。
恋い焦がれるのではなく、冷たい熱に灼かれるのではなく、ただ心安らぐ。そして唯一無二と希う物と違い、これは決して失われる事は無い。自分たちは姉妹なのだ。

「鬼太郎さんが居ない場所こそ地獄よ」
 彼女たちの唯一絶対の真理を小串が淡々と口にした。三田が、今野が、半ば眠っていた西村ですらその言葉に頷く。
 かつて一番恐れたそれは昔ほど恐ろしくはない。彼が居ない空虚は埋められないだろうが、その地獄に至っても姉妹がいる。それだけが彼女たちの最後の救いだった。
 彼女たちは互いを抱き合うようにして身を寄せ合う。いつか愛する男を失った時、互いの温もりを最後の支えとするために。
そして愛する姉妹がそうならぬように彼女たちは同じく祈った。
783全期猫姉妹百合「Sheer Lovers」6/6 ◆lOl9.3Jh5I :2008/04/30(水) 23:18:38 ID:YtcLEfQN
‡‡‡‡‡‡‡‡‡‡‡‡‡‡‡‡

 彼女の機嫌が良い。ころころと変化する様を称して猫の眼のようだというけれど、彼女の機嫌も時折そんな様子を見せる事がある。
それでも不機嫌なままでいられるよりは、そうやってニコニコと機嫌良いままで居てくれる方がこちらとしても嬉しい。
 愛する少女の笑顔ほど良い物は無い。
「何か良い事でもあったのかい?」
 キタロウはネコムスメにそう問いかける。彼女はぱっちりとした大きなアーモンド型の眼を悪戯げに煌めかせて、彼を見た。
「ヒ・ミ・ツ」
 戯けた風情のある仕草で人差し指を唇に当てて、小さく笑いながら答える彼女。あどけない様と妖艶な様がまざりあうその姿にキタロウは知らず喉を鳴らした。
「ふぅん、さぞ良い事があったんだろうねぇ。一体何があったんだい?」
 彼女の機嫌が良い事は嬉しい、だが彼女が自分以外の何かで機嫌がいいのが許せない。
その二つの感情が生み出すほろ苦い物を飲み込みながらキタロウはネコムスメに問う。
「とっても楽しい素敵な事が、ね」
 彼女は笑う。愛らしく艶やかに、そしてどこか影を潜ませて。
 それに情欲と恐怖を覚えたキタロウはネコムスメを強引に引き寄せると口付けた。
 彼女は拒絶しない、ただキタロウの身体に腕を回す。腕に触れるのは、少年であっても逞しさを連想させる固い背の筋肉。
柔らかく甘い匂いのする少女の身体ではない事に安堵した事をキタロウは知らない。そして知る事も無い。
 
        <了>

*****************

DVDバラ売りも決定して嬉しい限り。また盛り上がる事を願って本日はこれにて。
次、また何か書けたら参ります。季節外しすぎたネタ織り込みの黒鴉→ネコ→鬼畜太郎で鬼畜太郎×ネコ娘っぽいのとか。
784名無しさん@ピンキー:2008/04/30(水) 23:48:21 ID:oI45ouBC
GJGJ!
艶っぽい姉妹の絡みに悶えましたよ!!
次回作の構想もされてるようなので楽しみだ
萌えをありがとう!乙です!!
785名無しさん@ピンキー:2008/05/01(木) 13:21:48 ID:oyDIyKG2
GJ!!!
なんとえろえろでとろとろなぬこ達だろう。
786名無しさん@ピンキー:2008/05/01(木) 15:50:33 ID:swbqyU+R
GJでした!
次回作も
+   +
  ∧_∧  +
 (0゚・∀・)   wktk
 (0゚∪ ∪ +
 と__)__) +

して待ってます!!

ところで、現在スレ容量が497kbまできているんだが
500逝ったら書き込めなくなるよね?
次スレ立てちゃっても良いかな?
787名無しさん@ピンキー:2008/05/01(木) 17:16:35 ID:swbqyU+R
とりあえず立てました

【水木総合】鬼太郎・三平・悪魔くん【10怪】
http://yomi.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1209629758/l50
788名無しさん@ピンキー:2008/05/01(木) 21:11:25 ID:WtpWLRPf
>>787乙です

ぬこ姉妹GJでした!
>>781の最期の2行、ネコムスメではなくて
モフモフしたのが4匹ウニャウニャしてるのをうっかり想像してしまい、別種の萌えに悶えたww
789名無しさん@ピンキー:2008/05/04(日) 23:33:02 ID:9QcpgW89
埋め
790名無しさん@ピンキー:2008/05/06(火) 21:05:36 ID:vBHsiMgL
埋め立て
791名無しさん@ピンキー:2008/05/06(火) 21:36:05 ID:3xvn6dOh
埋め立て兼ね 嫌な人はスルーして下され

もしも猫姉妹のモフモフがキタロウにバレちゃった場合
二期なら 姉妹でもボク以外の人とそんな事しちゃやだーとダダ捏ねつつHに持ち込み
三期なら 姉妹にイカされたネコを目撃した時点で辛抱堪らん状態になって襲い掛かり
そのまま三日三晩ぐらいやりまくり
四期は 「僕より姉妹の方がいいの?」とか妖怪ノイローゼを装いつつ、同情を誘って好き放題しまくり
五期は 鬼畜太郎の本領発揮でお仕置き調教とか

792名無しさん@ピンキー:2008/05/06(火) 23:48:00 ID:nsLPPm6b
素 敵 ☆
793名無しさん@ピンキー:2008/05/07(水) 21:39:55 ID:1pyn0FxE
5期はたっぷりといぢめながら全部白状させるんですね、わかります!!
794名無しさん@ピンキー:2008/05/08(木) 06:42:10 ID:hXhRz29c
埋めっ
795名無しさん@ピンキー:2008/05/08(木) 20:23:11 ID:raiGn7g9
埋めにゃー。
796名無しさん@ピンキー:2008/05/08(木) 23:59:13 ID:MdsYROiR
梅。

>>791
猫屋の一室に全員勢揃いでマジックミラーみたいので覗きながら、
自分のネコムスメ話してノロケながらも、近親憎悪で互いを牽制して噛み付き合っている四人が浮かんだ。
797名無しさん@ピンキー:2008/05/13(火) 14:31:37 ID:yfIHxPhr
798名無しさん@ピンキー:2008/05/13(火) 15:43:28 ID:OHUPHNCD






埋めっ
799名無しさん@ピンキー
   ,〉`n´〈、
  く〃´⌒`ヽ7
  .i 〈从ハ从〉
   ゞ(リ ゚ ヮ゚ノ  <そろそろ次スレに移動するにゃ
   と))芥))つ 
    く,__〉
    ヒ!ヒ!