ガンダムSEEDエロ総合スレ Part26
◆作者に無断で他板・他スレへの転載禁止◆
◆南極及び各保管サイトはそこのルールに従う◆
↓お勧めしない雑談用例など
・クレクレ・キボン禁止
某さん来ないかなあ
○○×△△マダー
○○×△△有とか言ってみる
・イラネ禁止
○○×△△ありえない(投下直後)
○○×△△萌えね
○○×△△とか今更むなしくない?
○○×△△なんて捏造カプイラネ
・叩き考察は新シャアへ
○○×△△最近良いと思います!〜理由をレス(結局クレクレ・キボンに移行)
○○×△△ありえない〜理由をレス(結局イラネに移行)
・自治レスにキャラ名カプ名を含めるのは避けましょう。
「○○×△△イイ!嫌いならスルーしなよ」
→「○○×△△厨が○○×▲▲が出るたびにを叩いてたのは棚上げか?おめでたい」
エンドレスになる。
・書き手の誘い受けは時間をかけて荒れる原因になるので控えよう。
ここは職人の妄想をぶつける場所ですが、お茶会会場ではありません。
馴れ合いは外から見ていると痛々しく、スレを疲弊させます。
ひとつズレたゴメン
初めてたててみた
おにゃにー
11 :
名無しさん@ピンキー:2007/06/16(土) 15:59:42 ID:B9nm6QAI
種ネタならどんなカプでもおkなんですね?
>>2 >ここで許されるカプは、ノーマルカプか百合だけです。
ここははじめてか?力抜けよ。
キララク厨?www
とにかく安置とクレクレはお断りですがなにか
いや、ギャグっぽい話でリクをさせていただいたのですが?
(キラアスカガの月光浴の話みたいに)
まぁクレクレといわれたらそれまでですが・・・・・。
言葉って便利だなw
クレクレ厨も「リクをさせていただいた」と化けることができる。
お子様キララク厨は新シャアへ帰ってね
ここは子供はきちゃだめなのよw
おそくなりました
前スレ、イザーク×カガリの続きです
男も女も楽しめるように、エロと愛を織り交ぜて
書いたつもりです
イザカガ興味ない方、完璧を求める方は
読 ま な い で 下さい
では、長超駄文投下↓
「女になった感想はどうだ?」
「わ、私はもとから女だ!」
少しムッとした表情で、おかしなことを言うカガリに、嘗て感じたことのない愛しさがこみあげてくる。
フ・・・と、イザークは、以前に交際していた、自分の婚姻統制の相手だった女性のことを思い出した。
彼女はいくつか年上だったが、容姿も性格も申し分のない人だった。だが、彼女を愛そうと思っても、心から
愛することができなかった。若すぎたせいなのだろうか。彼女を抱いても、心から愛しいと感じながら抱いた
ことはなかった。いくら子孫を残す為とはいえ、愛してもいない女性と、一生を共にすることはできないと
イザークは思った。きっと、彼女も同じことを感じていたのだろう。婚約が成立する前に、二人同意して
別れてしまったのだ。後悔したことは一度もない。
しかし何故だろう・・・。出会ったばかりの、しかも自分達の敵であるはずの、このナチュラルの少女が
愛しくてたまらない。イザークは考えた。そうか、ここは絶海の孤島。二人だけの世界。女は彼女しかいない。
だからこんなに愛しく感じるのだろうと。
イザークが、またひとつ唇にキスを落とすと、カガリがイザークの背中に、恐る恐る手を回すのが可愛らしい。
そうして、しばらく挿入の余韻に浸りながら、今度は深く口付けると、カガリの中心が熱いキスに反応し、
無意識にキュウっと、イザークのモノを締め付ける。
「ぅく」
「ぇ?」
苦しそうな表情で呻くイザークに驚いて、カガリは瞬きをやめる。
イザークは『おまえが好きだ!』と、あふれ出てくる感情を素直に言葉にした。いつもなら言えない言葉が
今は何故か素直に言える。
「好き、だ。カガリ。気持ちイイぞ、すごく・・・」
目を細めながらそう言うと、イザークはゆっくりと腰を動かし始めた。が、しかし
い・・・痛い
先程まで痛みを感じなかったカガリの中心は、イザークが腰を振り、秘奥を突くたびに、痛みが走る。
だが、おまえが好きだと囁きながら、気持ち良さそうに腰を動かすイザークに、痛いとは言えず、
カガリはぐっと我慢した。それに、耐えきれない程の痛みではない。
カガリは、イザークの汗ばんだ白い背中を抱きしめながら、痛みをこらえた。
ぐちゅりぐちゅりと交わるエロティックな音。そしてこの痛みが、自分はもう、清らかな体ではないのだと
改めて思い知らされる。不意にカガリの脳裏を、またキラの顔がかすめる。何故キラが出てくる?
わからないが、今、私を抱いているのは彼、イザークという名の少年だ。今夜私達は恋人同士だという約束を
した。カガリはキラの顔を払拭し、イザークの背にしがみつき、身をまかせた。
「う・・・くっ・・」
その時、イザークが低い声で呻いたかと思うと、カガリの中に熱いものが放たれる。
「!?」
目を開くと、恍惚とした表情のイザークが、体を震わせている。カガリは彼が自分の中に射精したのだと
気づいた。
あまりの気持ち良さに、不覚にも、早くイってしまったイザークは、自分が少し情けなくなる。
クソォ!もう一回だ!!射精したにもかかわらず、自身を引き抜くことなく、イザークは強引に腰を動かし
自身を回復させた。
───ぬちゅっぬちゅっぬちゅっぬちゅっ
二人の愛が交わる音が、更に大きく洞窟の中に響きわたる。イザークが射精したおかげか、更に膣内の滑りが
良くなり、カガリの痛みは消え、まるで蕾が花開くように、だんだんと快感に変わっていった。
「やっ、あっ」
イザークは、カガリのその表情の変化に気づき、彼女がもっと感じるようにと、唇や耳元、そして乳房を
愛撫しながら腰を動かす。
「あん、やっ、あっ、あぁん」
「どうした?気持ちイイのか?答えろカガリ」
「やっ、あっ、んわ、かん、な・・・ぃ」
「そんないやらしい声出してるヤツが何でわからないんだ?ん?」
イザークが、額に汗を滲ませながら、意地悪そうに聞いてくるが、カガリはこの感覚が、本当に気持ちイイと
言えるのかどうかわからなかった。もうやめてほしいような、だが、病み付きになりそうな、そんな感覚だ。
「あぁっ、やぁっ、あん、ぁあん、はぁん」
イザークが秘奥を突くたびに、カガリは端整な顔を歪ませながら、悲鳴に似た喘ぎ声を出し、イザークのモノを
キュウキュウと締め付ける。イザークは、カガリが感じていることが、手にとるようにわかったが、
自身もまた、余裕がなくなってきていた。
オレがまた先にイってしまってはまずい、と、イザークはしばらく腰を動かすのをやめ、攻撃をカガリの胸に
きりかえる。両手で乳房を揉みしだき、乳首を指でつまみあげる。それを何度か繰り返した後は、乳首を舌で
イジメてやる。そして、ひっきりなしに可愛い喘ぎ声を出すカガリの口を、イザークは唇でふさぎ、
とろけるような熱いキスをした。
「ん・・・初めてのくせに、すごいじゃないか」
「・・・・・・?」
カガリは、一体何がすごいのかわからず、虚ろな表情で何も答えずに、イザークにされるがままになっている。
「どうした?返事もできないほど感じているのか・・・?」
カガリの耳元で、そう囁きながらイザークは、カガリの柔らかな金髪を五本の指で梳き、耳や首筋、そして
顔中にキスの雨を降らせてゆく。その優しいキスに、カガリはイザークの愛を感じた。たとえ今宵限りの
愛だとはわかっていても、カガリの体は喜びを感じ、イザークのモノをキュウキュウとしめ付け、
そうやってカガリも、イザークに愛を与える。
「い・・・今、イかせてやるから・・・な」
自身も限界を感じてきたイザークは、そう言って腰をグラインドさせた。
「あっ、あん、やっ、あぁん」
えぐるように秘奥を突くと、カガリが喜びの声をあげる。
「あぁん、いやっ、やっ、やぁ─っ」
「イヤじゃなくてイイんだろ?ココをこうされるのが」
そう言うとイザークは、だんだんと腰の動きを速め、カガリの秘奥を突きまくった。カガリは感じるたびに
イザークのモノをしめ付け、そうやってお互いに愛を与え合う。
「やぁん、やっ、あぁん、あぁ、やっ、あぁ─・・・」
「くっ・・・カ、カガ、リ」
ぬちゅりぬちゅりと、二人の愛が交わる音と、カガリの喜びの声が、洞窟の中に響きわたり、二人の脳髄を
刺激する。なんてエロティックでロマンティックでドラマティックな、密度の濃い夜なのだろう。
やがてカガリの膣が、一段と強くイザークのモノをしめ付け、イザークはカガリのイく瞬間を悟る。
「あぁっ、やぁ──っ、イザクあぁぁ───っ」
一際可愛らしい声をあげ、カガリは頂点に達した。
そしてイザークも、カガリをイかせた後すぐに、絶頂をむかえた。
───はぁっはぁっはぁっはぁっ
二人はもつれ合い、体を震わせて、絶頂の余韻に浸る。
やがてイザークは、まだ興奮冷めやまぬうちに、カガリの中から自身を引き抜いた。わずかな処女の血と、
混ざり合った愛が、カガリの秘所からトロリと流れ出る。
イザークは慣れた手つきで慌てることなく、ウエットティッシュでカガリの秘所を、軽くぬぐってやる。
「ちょっ・・・イ、イザーク!わ、私自分でやるからっ!」
まだ荒い息を吐きながら、カガリが慌てて起き上がろうとするが、イザークが手で押さえつける。
「いや、オレがキレイにしてやる」
真面目な顔でそう言うと、イザークはカガリの足を押さえ、彼女の秘所を舌でキレイにし始めた。
「ひっ!イ、イザーク!この変態!!き、キレイにって・・・あっ、やっ」
じゅじゅる、ぴちゃぴちゃと、わざとエッチな音をたてて、イザークはカガリの天然のパイパンを
舌でキレイにしてやる。
もうやだ!またさっきと同じめにあうなんて!!!
カガリは死ぬほど恥ずかしかったが、逆に性感は研ぎ澄まされ、先程イったばかりだというのに、愛液を
トロトロと分泌させる。
「キレイにしてやってるのに、またココから白いのが出てきたぞぉ、カガリ」
イザークは、変態と言われた仕返しに、カガリをイジメる台詞を言う。彼女になら変態と言われても、
既に腹はたたないが、何故かイジメたくなってしまう。それはきっと彼女の反応が、素直で面白く、可愛い
からだろう。
「こんなにいっぱい出てくるってことは、もう一度して下さいって意味だよなぁ〜」
「ぁん、ちが、ぅ、だってイザ・・・クが、あっ」
「ん・・・オレのせいだって、言うのか?」
「ヤ、だ・・・ぁっ、もう、意地悪、しないで、あぁっ・・・」
「カガリ、男はな、ん、スキだと、こうゆうことするんだって、じゅる、覚えておけ」
「あっ!イザークだめ!!ソコはダメ・・・!ソコはイヤ・・・やめてっ・・・ヤだぁ!」
イザークは、カガリの敏感な花芽を、舌先でクリクリとイジメだす。
「ひあぁ!いや、やめてお願い、やぁっ・・・」
「カガリはココが大好きなんだよなぁ」
「・・・・・・・・・・・・・」
カガリは、再び襲ってくる強い刺激に耐えられず、また何も答えられなくなってしまう。
イザークは『オレのもキレイにしてくれ』と、カガリに言いたかったが、もし拒絶されたらと思うと、
プライドが邪魔をして言えなかった。まぁ、いい。コイツの体にオレを刻みつけ忘れられなくしてやる!!
熱い思いを抱きながらイザークは、既に回復している自身を、再びカガリの秘所に当てがった。
「夜は・・・まだこれからだ」
「あ・・・あ・・・」
ヌプヌプとイザークのスティックが、カガリのつるつるの秘所に吸い込まれてゆく。
カガリの中は、うねうねと動き、イザークのモノを喜んで迎え入れる。
再度二人がひとつとなってゆくエッチな様を見て、イザークの心は再び炎のように燃え上がる。
快感で歪む彼女の顔がもっと見たい!可愛い喘ぎ声がもっと聞きたい!
優しくしなければいけないが優しくなんてできない!もっとイジメてやりたい!!
嘗ての婚約者との間では、事務的な情事しかできなかったイザークだったが、今はまるで獣のように、
本能のままにカガリを抱いた。
イザークは、カガリに覆いかぶさり、抵抗できぬように両手を押さえつけ、息もできぬ程の激しいキスを
した。呼吸ができずに、苦しむ彼女を見るのも楽しい。オレはやはり変態なのかと、イザークは思ったが
抑制がきかない。そして、舌を吸い上げて遊んだ後は、首筋にきつく吸い付き、自分の印を刻みつけた。
「ぃたっ」
カガリは、首筋にチクリと痛みが走ったが、何をされたのか、よくわからなかった。
次は胸元にひとつ印をつける。赤紫に充血したその印を見て、イザークはフッと微笑んだ。
「い・・・今、何した?」
ハァハァと息を切らしながらカガリが訊ねる。
「印をつけた」
「し・・・印?」
「キスマーク」
「!!」
首筋の目立つ所にキスマークをつけられて、アークエンジェルに帰還したら、皆に何を言われるだろうと
カガリは思った。言い訳の言葉を、頭の片隅で考えていると、イザークが腰をグラインドさせてきた。
「あぁぁん」
待ち望んでいたその快感に打ちひしがれ、カガリは一瞬にして、何も考えられなくなってしまう。
イザークは、ゆっくりと腰を動かしながら、カガリの最も感じる花芽を指でこすり出す。
「あひっ、ひぁぁぁぁん、あぁぁ───っ」
二重の甘い刺激に、快感で顔を歪ませ、歓喜の声をあげるカガリに、イザークは満足気に、しばらく
その行為を続けでやる。
「ひぁぁぁっ、やめていやぁぁ──」
カガリは汗を滲ませて、その刺激から逃れようとするが、イザークはカガリを離さない。
こうするとどんな声を出すのだろうと、次は花芽をつまみあげてみた。
「ヤぁぁぁイザーク、私ヘンになっちゃうぅ─!」
カガリはそう叫ぶと、背中を仰け反らせ、左の人差し指を噛み、その強い刺激に耐えた。
イザークは、指を噛みながら快感に喘ぐカガリの顔に、釘付けになってしまう。
結合部からは、愛液が溢れ出し、きつくしめつけられ、イザークからも声がもれる。
「は・・・う・・・」
まだイくのもイかせるのも早すぎる。そう思いイザークは、腰の動きをやめた。
はぁはぁと荒い呼吸をしながら、もっとしてほしいとねだる表情を彼女は見せるが、イザークはニヤリと
笑い、わざとじらしてカガリの欲情を煽った。
そして、次の攻撃は胸に移動する。カガリの綺麗に整った胸を、両手でめちゃくちゃに揉みしだき、
ピンクの乳首を指でつまみあげ、そして何度もつねりあげる。
「あん、痛い。や、優しくするって言ったくせに」
イザークは何も答えずに、乳房を手でつかみながら、乳首を激しく愛撫し始めた。ツンと起ちあがり
硬くなっている頂きを、舌でコロコロと転がした後は、チュッチュと音を立てて、きつく吸い上げてみせる。
「あぁぁん」
性感の研ぎ澄まされたカガリの体は、どこを触られても、何をされても、感じる体となっていた。
イザークは乳首を愛撫し終えると、カガリの顔を覗き込み、真剣な眼差しでこう言った。
「愛してる・・・」
その言葉に偽りはない。いくら今宵限りの情事だとしても、イザークは愛してもいない女に、そのような
言葉を簡単に言えるほど大人ではなかった。今この瞬間、イザークはカガリを心から愛していた。
そして、再び腰を動かし始め、愛の絡み合う音が洞窟の中に響く。
『愛してる』その言葉が、カガリの胸に刻まれてゆく。そして、狂おしいほどに抱かれ、カガリの体は
イザークでいっぱいになる。もうイザークしか見えない。イザークのことしか考えられない。
イザークイザークイザークイザークイザーク
「あぁぁぁイザーク」
「はぁっ、はぁっ、な、何だ?」
「ぁん、イザ、ク、気持ち、イィん」
「そうか。オレ、も、気持ちイイ、ぞ。すご・・く。」
イザークは、カガリが自分の名前を呼び、キュウキュウと中心をしめ付けながら、気持ちいいと言って
くれたことが、たまらなく嬉しかった。
もっと楽しみたい。そう思ったイザークは、結合部はそのままに、カガリの体を起こし膝に座らせ
対面座位の状態にした。
すかさずイザークは、目の前に差し出されたカガリのゴムまりのような胸に顔を埋め、その感触を楽しんだ。
そして、カガリの背中に両手をまわし、抱きしめながら胸を愛撫する。イザークの髪が胸元に触れて
くすぐったい。カガリはそう思ったが何も言わず、彼の髪を撫でてやる。次にイザークは、まるで母乳を
吸うかのように、カガリの乳首をチュウチュウと吸いだした。カガリは感じながらコイツおっぱい吸うの
好きだよなぁ。男ってみんなこんなことするのかなぁ≠ネどと、素朴な疑問を巡らせていた。
右の乳首を吸いつくしたあとは、左の乳首に吸いつくイザークに、カガリは少し呆れた口調で言う。
「こ、コラ!イザーク吸いすぎだ!」
「なぜだ、気持ちイイだろう?」
「・・・・・・」
カガリはモジモジとして、何と答えようか考えていたが、赤面しながらも、素直に『うん』と答えた。
イザークは、その答えに微笑み、左の乳首を吸うことに満足するとこう言った。
「背中・・痛かっただろう、平気か?」
先程まで激しかったイザークだったが、優しくそう言われ、カガリは少しホッとした。
「だ、大丈夫だ。毛布が敷いてあるし。」
「そうか。今度はオレが下になってやる。だからおまえが動けよ。」
そう言うと、イザークは背中を毛布につけた。カガリは、仰向けになったイザークのマタの上に座り
『えっ』いう表情で彼を見下ろしている。
下から見上げるのもなかなかいいものだ・・・とイザークは思うが、カガリはこんな体勢でするのかと
戸惑っていた。
「どうした?今度はカガリがオレをイかせてくれる番だぞ」
「で・・・でも・・・」
「オレのモノを使って自分の気持ちイイところにあてればいいんだ。できるだろ」
「そ、そんな・・・」
カガリは、片手を口元にやり、そんなことできないというような顔をしている。
まぁ仕方ないか。彼女は今夜が初体験なのだ。イザークは、少しイジメすぎたかと思い、
お詫びにカガリが喜ぶように、下から突き上げてやるかと、腰を動かそうとしたその時、カガリの口から
まさかの言葉が出た。
「わかった・・・やってみる」
カガリは小さな声で、頬を染めながら言った。イザークは内心驚いていた。初めてな上に、彼女の性格から
察すると、このような行為をするのは、まだ早いだろうとふんでいたからだ。しかし幸運なことに、
今から彼女が自分の上で乱れる様を見られるのだ。
「よし、いい子だなカガリ。オレはじっとしているから、おまえの思ったように動いていいぞ。」
イザークは、心を躍らせながら言った。
カガリはコクンと頷くと、ゆっくりと腰を持ち上げ、そしてゆっくりと沈めてみた。普段のカガリなら
まるで自慰しているような、このような行為は決してできないだろう。だが彼女は今、イザークの虜
だった。イザークの為なら何だってできるのだ。今の彼女なら、イザークのスティックを愛撫することも
喜んでするだろう。
カガリは、イザークのモノをしめあげながら腰を持ち上げ、そして力を抜きながら腰を沈めてゆく。
「う、は・・・」
男のツボをつくその動きに、たまらずイザークから声が漏れた。
カガリは、その動作をゆっくりと繰り返す。
「あぁん」
イザークのモノの先端が、感じる奥に当たるたび、カガリは甘い声を漏らした。
「う、く・・」
「イザーク気持ちイイ?」
「あ・・・あぁ」
「よかっ・・・た」
まるで悪意のない純真な眼差しで、微笑みながらそう言われ、イザークは、いたいけな少女に
とてもいけない遊びを覚えさせてしまったような感覚に陥るが、あまりの気持ち良さに、そんな思いは
すぐに消え去ってしまう。
やがて、カガリの動作は、だんだんと加速してくる。
「あっ、はん、あん、やっ・・」
イザークは、自分の上で髪を振り乱して乱れる、カガリのぷるんぷるんと揺れる胸に見惚れながら
今にもイきそうになるのを我慢していた。
「あん、やっ、あん、はん、やん」
カガリは楽しむように腰を上下させ、可愛い声を漏らす。
こ・・・コイツ、本当に初めてなのか?コイツの体にオレを刻み付けてやろうと思っていたが、これでは
逆にオレが・・・・・・くっ・・・
攻め気質のイザークは、このままではダメだと思い、イかされるより、イかせる方を選択した。
「ひぁっ?ちょっ・・なっ、やっ」
イザークは、カガリを下から突き上げ始めた。カガリの体重が加わったことで、彼のモノの先端が
秘奥の更に奥に当たり、カガリの体に快楽の嵐が巻き起こる。
「あひっ、ひぁっ、あっ、ひ」
カガリは、じっとしていると言ったくせに何で動くんだ!と、イザークに文句を言いたかったが
新たなこの快感に支配され、喘ぐことしかできない。
『気持ちイイ・・・これは本当に自分の体なのだろうか。もうどうなってもいい!好きにしてイザーク!!』
カガリは心の中でそう叫んだ。
イザークに突き上げられ、カガリの背中が弓のように仰け反り、後ろに倒れそうになるのを、イザークは
瞬時に起き上がり、両手で抱きとめる。そのまま座位の状態で、彼は激しく腰を撃ち付け、彼女の体に
自分を刻んでゆく。
「ぁああ、イ、く・・わた、し」
「イ、け」
「ぁああああああああああ」
カガリがオーガズムに達した後、すぐにイザークも彼女の中で果てた。ピクピクと震えながら
抱き締めあうイザークとカガリ。そこには間違いなく愛があった。
その後も若い二人は飽きるまで愛し合った。
時の魔術師が二人に与えた甘い甘い時間は終わりをむかえようとしていた。
二人は愛に染み付いた毛布にくるまり、寄り添いながら横たわっていた。
焚き火の炎は既に消え、明かりといえば、僅かに差し込む月の光だけだった。
カガリは、激しい性行為後のプロラクチンホルモンの分泌のせいか、イザークの腕の中で、今にも眠りに
落ちそうになる。
冷静を取り戻したイザークは、洞窟の天井を見つめながら、自分は何という下劣なことをしてしまったの
だろうと思っていた。己の欲望の為に、少女の純潔を奪った。彼女は自分を受け入れてくれたが、
自分は彼女にNOという隙を与えなかった。それどころか拒絶されれば、無理矢理でも奪うつもりでいたのだ。
「イザーク・・・眠たくないのか?私はすごく眠たいんだけど・・・」
カガリが、重そうな瞼から、琥珀の目を覗かせて問いかける。
「・・・カガリ・・・オレは」
天井を見つめたまま、イザークが何かを言おうとした。
カガリは、イザークの横顔を見た瞬間、彼が何を言いたいのかがわかった。
「イザーク謝らないでくれよ。謝られると・・全部ウソになってしまうからな。私達たくさん愛し合って
私・・・これが男女の愛だって、初めて知ったんだから」
「・・・」
「おまえは、イザークは私のこと、何度も好きだって言ってくれた・・・私すごく嬉しかったんだ。あれが
ウソだったなんて思わせないでくれ・・・」
「う・・・ウソなんかじゃないぞ」
イザークは、カガリの方に顔を向け、少し慌てた口調で言う。
「ありがとう・・・イザーク」
カガリは重い瞼を閉じながら言った。
カガリの心の中には、もし妊娠していたらどうしようという不安があった。コーディネーターは生殖能力が
低いらしいが、可能性がゼロというわけではないはずだ。しかし、その不安よりも、今は眠気の方が
勝っていた。もし妊娠していたとしても、愛した人の子として、きっと立派に育ててみせる・・・
カガリは、そんなことを考えながら、今にも意識を手放しそうになる。
「おやすみ」
一言そう言うと、カガリはイザークの頭を、自分の胸に優しく抱き寄せ、スウスウと寝入ってしまった。
「────・・・・・・・」
なんてことだ!オレがこいつを抱き寄せて眠ってやろうと思ってたのに、逆になってしまった!
だが、もういい。この状態は、とても心地良い。イザークはプライドを捨て、小さな子供に返ったように
カガリの胸に頬を寄せ、トクントクンと刻まれる鼓動を子守唄に眠りに落ちる。
イザークの心を苛んだ苦しみは、優しい眠りの渦に巻き込まれ、消えていった。
*
*
*
*
*
*
*
洞窟の入口から朝日が差し込んでいる。どのくらい眠ったのだろうか。
イザークは、隣で眠っているはずの少女の気配がないことに気づき、飛び起きた。
ザフトレッドともあろう者が、少女が抜け出す気配に気づかぬとは、よほど熟睡していたらしい。
そして、フと昨夜の激しい情事を思い出し、イザークは赤面した。ボリボリと頭を掻きながら辺りを
見回すと、カガリが着ていた服と下着が、焚き火跡の周りに放置してあるのを見つける。
イザークがそれを手に取ってみると、どれも全部乾いている。
「・・・・・・」
まさか逃げ出したわけではあるまい。いくらナチュラルでも、裸のまま逃げ出すバカはいないだろう。
イザークは、フェイスタオルを腰に巻き、洞窟の外に出た。夜は冷え込んだが、陽が昇ると気温が上昇し
寒さは感じない。朝日の眩しさに、目を細めながら見回すと、波打ち際より少し深い辺りで、水浴びを
しているカガリの姿を見つけた。イザークが歩いて近づくと、彼女がその気配に気づき、こちらを向いた。
「あ、おはようイザーク」
まるで邪気のない、笑顔のカガリの金髪が、朝日に照らされてキラキラと輝き、とても美しい。
そして昨夜、洞窟の中で、彼女の裸は何度も見たが、明るい場所で見ると、また違う魅力がある。
イザークは、目のやり場に困り、定まらない目線のまま言った。
「は、裸で何をやってるんだ?」
「見りゃわかるだろ。体洗ってるんだよ。ベトベトしてて気持ち悪かったからな」
そう言うカガリの目に一瞬、『おまえのせいだぞ』と言う意味が含まれているように、イザークは
見て取った。確かに昨夜は、ちょっとヤりすぎたと思い、バツが悪くなってしまう。
「ほらイザークも来いよ!ちょっと冷たいけど気持ちいいぞ!ほらっ!ほらっ!」
カガリが、バシャバシャと手のひらで海水をすくい、イザークにかけ始める。
「コイツ!やめろ!」
イザークは、腰に巻いていたタオルを投げ捨て、彼もカガリに水をかけ始めた。
二人は、ブルーグリーンの海に浸かりながら、じゃれ合い、水をかけ合った。
コイツとは、昨日初めて会ったとは思えない。ずっと昔から一緒にいるみたいだ・・・
イザークがそんなことを考えていると、カガリも同じことを感じていたようだ。
「なぁイザーク・・・私達、昨日初めて会ったって感じしないよな」
「あ、あぁ、そうだな。お・・・オレもそう思った。」
自分と同じことを感じていたカガリに、イザークは少し驚いたが、嬉しくもあった。
「でも、もうすぐお別れだな。この後、私のこと解放してくれるんだろう?」
「あぁ」
『お別れ』その言葉が、イザークの胸をチクリと刺す。このまま別れたら、多分もう二度と会えない
だろう。二人の会話が途切れ、カガリはうつむいてしまったイザークの顔を見つめた。
そして、カガリの視線は、だんだんと下へ移動し、イザークの中心で視線を止めた。
「・・・・・・・・・」
昨日、初めて見た時は、グロテスクな変な生き物みたいで怖かったけど、今見ると何か可愛らしいな。
そういえば昨夜イザークは、私のをいっぱい舐めてくれて、そして何度も好きだって言ってくれたのに
私は何もしてあげられなかったな・・・。私の気持ちも伝えなきゃ・・・!
カガリは、うつむいているイザークの前に歩み寄り、ひざまずいた。そして、イザークのモノを
優しく右手で握り、パクリとくわえた。
「!!!!!」
そしてペロペロと、小さな舌で舐め始めた。
「うわカガリ、いっ、いきなり何を!」
イザークはとても驚いたが、彼女にして欲しいと思っていたことが、今、目の前で行われているのだ。
イザークの中に熱いものがこみ上げ、見る見るうちに彼のスティックが勃起し、ドクドクと脈を打つ。
わ・・・何かすごく大きくなってきた。それにすごくかたい。コレが私の中に入ってたんだよな・・・
カガリは、昨夜のことを思い出しながら、口と舌を使って、イザークのモノを愛撫してやる。
「う、く、わ」
「・・・イザークごめん。いやだったらやめるけど?」
イザークが苦しそうな声を出すので、カガリは心配になり、彼を見上げて聞いた。
また悪意も他意もない、あの目で聞かれ、イザークは調子がくるってしまう。しかし、コレを嫌がる
男などいないだろう。イザークは、ゴクリと唾を飲み込むと、素直に言った。
「か、カガリ・・・いやじゃないから、その・・・してくれ」
「うん!」
カガリはニコリと笑ってうなずくと、再度、イザークのモノをくわえ、愛撫し始めた。
あまり上手いとはいえない愛撫だが、これはこれで調教のし甲斐があるな・・・などど、イザークは
考える。しかし、無人島の浜辺という、多分もう二度とないだろうシチュエーションのせいか、
カガリの下手な愛撫でも、イザークの熱は高まり、昨夜のような興奮状態に陥る。
一生懸命愛撫してくれるカガリを見下ろし、もっときつく吸うように、イザークが指示しようとした
その時、カガリはちゅぱっという音をたて、イザークのモノから唇をはなした。
「はい、おわり!」
「えっっ!?」
「おまえのおっきいから顎が疲れちゃったよ。でも私の気持ちがわかっただろう?」
そう言ってカガリは立ち上がり、また水浴びを始めてしまった。
「・・・・・・・・・・・・・ ・ ・ ・━━━━━━━━━━━━」
なんて女だ・・・。ビンビンの状態で放置されたイザークは、呆然と立ち尽くしカガリを目で追うが、
カガリはイザークのつらい状態がわからない。頭にきたイザークは、カガリに駆け寄り
強引に彼女の手首をつかんだ。
「い、痛いイザーク!」
「おまえの気持ちって、もう一度ヤりたいってことか?」
そう言うとイザークは、カガリの背中を押し、波打ち際で四つん這いにさせ、すばやく自身のモノを
カガリの秘所に押し付けた。
「おまえがオレのをこんなにしたんだ。責任は取ってもらう」
「わ、私はそんなつもりじゃ・・・」
四つん這いにされ、振り返りながらそう言うカガリの目は、本当にそんなつもりじゃないという目で
イザークもそれをわかっていたが、あまりにも罪作りなことをした彼女に、お仕置きしなければ
気がすまない。
「いれるからな!」
イザークはカガリの腰を持ち、バックから自身のモノを、彼女のソコにねじ込んでゆく。
「やっ・・・待ってイザーク。ちょっとかたすぎるから、もうちょっとやわらかくしてからにして」
「なっ!できるかそんなこと!」
まったく誰のせいでこうなったと思っているんだ。ナチュラルの女はやはりバカだ!それとも
コイツが天然なのか?しかし、駆け引きだらけのこの世界で、コイツのような女は安心できる・・・
イザークはそう思った。
ほとんど濡れていないカガリの中はきつく、イザークの侵入を拒んでいるかのようだが、構わず
強引にねじ込んでゆく。
「やっ、痛い・・・」
「すぐによくなる」
そう言うとイザークは、激しくピストンを始めた。
「あっ・・もっ、とゆっくり」
「うるさい!どうはめようがオレの勝手だ!」
「そ・・そんな、あっ、やっ、あん」
イザークは、パンパンパンと音を立てながら、激しく腰を打ち付ける。
「きゃ、やっ、す、すご・・い、ぁ」
気持ちよくなってきたカガリは、手を着いているのに耐えられず、砂浜に肘を着いてしまった。
イザークは構わずに、突き出されたカガリの尻を持ち、ラストスパートをかけた。
先程よりも速いスピードで、イザークはカガリの中を上から下へと突きまくる。
「ああぁぁ、イ、く・・・私イっちゃうぅ──!」
「うっ・・・」
イザークは、カガリの中に熱い思いをぶちまけた。
二人はもう一度、海で体を洗い、軽くキスを交わした後、手を繋いで洞窟へと戻った。
「カガリ、これからどうするんだ?どうやって帰るつもりだ?」
パイロットスーツに着替えた、イザークが聞いた。
「私なら大丈夫だ。きっとキラが迎えに来てくれると思うから」
「キラ!?キラとは誰だ」
「キラは・・・えっと、友達・・・じゃなくて、仲間・・かな?いい奴なんだすごく!」
「・・・・・・」
イザークは、ほんの先程まで自分と交わっていたカガリが、男の名を口にしたことが許せなかった。
しかも、キラという名を口にしたカガリの表情は輝いていて、イザークは、彼女がキラという男に
特別な感情を抱いているように思えた。イザークの、ブルートパーズのような涼しげな瞳の奥に
赤い嫉妬の火が燃えた。
その時、茂みの中に置いてある、イザークの機体【デュエル】の方から、雑音が聞こえた。
どうやら無線が回復したようだ。イザークは、一瞬カガリを睨みつけた後、つかつかとデュエルに
歩み寄り、操縦席のハッチを開け、通信機のボタンを押した。
「イザーク良かった!無事だったか!」
声の主は、同じザフトレッドでライバルでもある、アスラン・ザラだ。
「・・・」
「イザーク聞いているか?すぐに位置を確認して救援を・・・」
「バカにするな!救援などいらん!オレは自力で戻れる!」
イザークは、アスランの声を遮るように、怒り口調でそう言うと、乱暴に無線を切ってしまった。
再び洞窟に戻ったイザークは、カガリに向かって言った。
「カガリ!オレと一緒に来い!!」
「え!?」
「貴様はオレの捕虜だ!一緒に連れてゆく!」
そう言うと、イザークは強引にカガリの腕をつかみ、有無を言わせず担ぎ上げ、デュエルの中に
押し込んだ。
「きゃ、何すんだよイザーク!!解放してくれるって言ってたじゃないか!」
「だまれ!行くぞ」
イザークはそう言うと、すばやく操縦席に座り、デュエルを発進させる。
「い、イザーク!!」
「ケガをしたくなかったらしっかりとつかまっていろ!!」
そして、イザークの機体【デュエル】は、二人を乗せ、雲ひとつない真っ青な空へと飛び立った。
しかし、イザークが一夜で恋したナチュラルの少女カガリは、この後、アスラン・ザラに奪われる
ことを、彼はまだ知らない。
〜おまけ〜
キラ・ヤマトは、カガリがいたであろう無人島へ、ストライクで降り立った。
しかし、スカイグラスパーは不時着しているものの、カガリの姿はどこにもない。
「カガリ─!カガリ─!いるなら返事して──!!」
キラは、カガリの名前を呼びながら探し回るが見つからない。
「・・・・・・」
もし死んでしまったのなら死体があるはず・・・。それとも誰かに殺されて海に投げ込まれたのか?
いや・・・そんなはずはないと、キラは首を左右に振る。
「カガリ・・・どこへ行ってしまったんだ・・・」
キラは、その場に佇んだまま、しばらくの間、おだやかなブルーグリーンの海を見つめていた。
おわり
イザカガ続きキタ━━(゜∀゜)━━!!
職人さんGJ!!
36 :
sage:2007/06/28(木) 11:49:23 ID:tGGcDQ6l
イザカガ最高!!!!!
ずっと続き待ってたけどやっぱ今回も最高だった!
最後カガリを連れてくとこなんてイザークらしい。次はアスランに奪われるとこなんて続き書いてくれたら嬉しい!
sage忘れ失礼しました。
実はキラが一番むごい気がする。
>>38 ´从V∧)
W ´Д`) そういうのはイマジンの「ウラタロス」が僕の体を勝手に使ってやったことでry
イザカガ素晴らしかったです!!!!!
遺作と凸とカガリの三角関係非常に見たいです!!!!
イザカガまじよかったぁ〜
久々に良い作品にであった。
ありがとう。
__
. ´ .
/ `ヽ、
/ .::ヽ
.′ :i .:! .:.i . :i .::.::.::'.
. .::| :l .:.:!:. .:.::|: .::.::.::.::}
i ::」 .::.fr弐ミ、!:.::.::.::,イ::.: !::.::.::.::!
l l l .::| `¬ `丶./」k::.::|::.:i::.::.l
| トl :.:. .:.:| 代j`T::.」::.::」
| l::!.::.i: ::.::| , .'.:「
|.::.:::L::l::. i:.::.::.| `ー 、, /.::.::l
└‐‐ト、l::.::|!::.::.ト、 ー .イ.::.::.::.l see you!
. -‐‐‐‐- 」::::`ーL.::.」\ ーァ ´:.::.l::.::.::.::.l
/.::::::::::::::::::::::::::::::::.`丶、::::く/:/ /_」_::」::.::.::.::.!
/.::::::::::::::::::::::::::::::::::::,‐ァ.::::::::ヽ::/.く、 `⌒ヾl
. /::::::-‐‐‐‐‐-:::::::::::::::{/:/ ̄ヽ:::::::::::::丶 、
{:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::/ 、-―ヽ::::::::ト、::::::丶 、
ノ-―- ._.::::::::::::::::/ ヽ::::::::\「!、\:::ト、:::丶、
/ /.:::::::::/イ '.:::::::::::ヽ ヽ! \:::::}
,イ . -‐ ´. -‐ ´ ,ノ ',::::::::::::::ヽ rく
/.:::::二 -‐ ´ . < ',:::::::::::::::`、 「`i
./イ´_ -‐ ´ / `ヽ :::::::::::::::' L.」
/ /`ヽ `丶、::::'. L.」
_ __ i / \ ヽ:l {
`丶、jノ ヽ l:l !
\}′ ヽ l:l ト.
ヽーァ 、 \ l:l l '.
>、 . //.:::::::::ヽ、 }\ }:} '. ',
ー`:::´//.:::::::::::::::::::::丶、 { 丶、 `ヽ ノノ ,、 」 !
`丶、::::´::::::::::::::::::::::::::::::::::`'ー‐'- 、-、__ _≧三三{:{_/:::::::{_ {
` 丶 、::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::\ _」、::::::::::::::::::::::::::::::::::::::L`ヾ、
丶 、:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::} 」7⌒ヽ-‐‐rr‐ヘ:::::::::',::::::::{
丶 、::::::::::::::::::::::::::::::::ノ _ノ ヾヽ \ー\::::'、
丶、::::::::::::::::/ ノ }:} ヽ、 ヽ、、
`¨゚7¨` ーァ‐'´ l:l ',:.ヽ、
/ / |:| |:::::::.\
犯したい
イザカガGJ!!!!!!!!!
45 :
名無しさん@ピンキー:2007/07/06(金) 22:04:06 ID:E8sIKw9l
ほす
イザカガの次は269氏待ち
俺はほのぼのレイプ待ち
またイザカガ待ち。
三人娘まだー?
ユウナをわすれてもらってはこまる
52 :
名無しさん@ピンキー:2007/07/19(木) 02:27:23 ID:bTxwo/sv
過疎・・・
アスラン触手
アスミア希望
アスラン触手って、アスラン×触手?
想像してちょっとワラタ
アスランどんだけ変態だよw
アスラン×触手だと801?
触手が男とは限らない
イソギンチャクとか女っぽいし
そういう問題じゃないだろw
触手で盛り上がっている中、キラ×アスラン(♀)を希望してみる。
イザカガマダー?
新板でまた晒されて酷いこと書かれたから職人さんもう書かないのかな
63は煽りか?
>>63 新板気にする奴はそもそもここに投下しないだろw
アスキラ厨
公式確定なのってキララクとフラマリュだけ?
アスカガの方もそれっぽいが直接の描写が無いんだよな…
69 :
名無しさん@ピンキー:2007/07/23(月) 12:38:42 ID:0k0fSWVJ
公式か否かなんてどうでもいいだろ
カガリやミーアあたりなら誰と絡めても問題なしなぐらいなんだし
そうそう。ここは妄想スレエロパロ。
公式なんぞ関係なし。
>>49 ほのぼのローン♪・・サラ金にでも金借りたのか
職人さん達の投下ないなー
種人気も下火だし仕方ないのか
>>71 49ではないが前スレを読めば意味がわかるぞ。
俺もほのぼのレイプ待ちだ。
イザカガ待ち
雑談禁止。イザカガ待ち
雑談は禁止じゃなくて
ほどほどにだよ。
女体ってどこならおk?
すいませんが教えて
イザカガ待ち
ルル、種死と同じストーリーなのになんであっちのほうが面白いの
キラナタです
part20らへんまでちょくちょく書いてました
そろそろまた書きたくなったので来ますた
同人も原作の玩具とかでもナタルが恵まれなくてさびしいです
ひとりよがりですんません
この他にまたキラカガとか書いてます
近いうちにそちらも投下しますのでよろしく
82 :
1:2007/08/02(木) 02:39:31 ID:v9Gh2BpM
太平洋を窓から見下ろし、先ほどからため息をつくものがいた。澄み切った青空も、広大な海原も、アークエンジェル副艦長であるナタル・バジルールの心をひとかけらもいやしてはくれない。
「私は何を馬鹿な事をしているんだ……」
美しく整えられた顔が、先ほどから歪んでいる。困惑と戸惑いが支配しているために、自分自身でも考えがまとまらない。ただし、体の先から先までを支配する高ぶりと期待する心は偽りではないとわかっていた。
数週間前に初めて、男を知り、今もその男にとらわれている。それが普通の男であればまだ良かったが、よりにもよってナタルが所属する連合の敵であるコーディネーター、しかもまだ成年にもならないキラ・ヤマトであったから問題だ。
いまもこうして軍務や己の立場と、彼への思い、慕情とせめぎ合うほかない。だがこうして悩んでもすぐに特別な指令と偽って、キラを自室に呼びつける毎日だった。うすうすと気づいているクルーたちもいるだろうが、ナタルはキラを求めることを止めることができないでいた。
遊びでないことがわかっていた。そうでなければ、同僚から馬鹿にされてさえ守っていた純潔をささげるわけがない。しかし本当に愛しているのかは不確かだった。確かにキラに抱かれている間は、ナタルはこれ以上ないほどの至福な気持ちになれる。
だがそれはキラがあの若さでありながらナタルを十分にリードするほどの手誰であるためであり、快楽に依存しているだけとの考えもぬぐい去れない。
キラの手がナタルのさほど大きくはないが、美しい胸元や腰から下の恥部を這うごとに体に電流のようなものが走り抜ける。そして体が熱くなり、次第に感度や体から蜜をあふれさせるのが止められなくなる。
先ほどからイスに座っていても、つながっていた時を思い出すだけで、下半身に熱いものがこみ上げ、濡れてくる。それをひたすら慰める自分が情けなくあったが、心地よくもあった。
「失礼します。ナタルさん、いますか?」
「あ、ああ。入ってくれ」
思慮する時間もそこそこに、ふいにかけられた声に戸惑う。その甘ったるく優しげな声は明らかにキラのものだった。胸の鼓動が大きく高鳴り、期待に溢れていく。
ドアが開くと、ほんのりと石鹸の臭いを漂わせたキラが優しげな表情を浮かべて入ってきた。今日の午前、キラはモビルスーツの模擬特訓を行っており自由時間となる午後に呼んだのだが、その前に軽く汗を流していた。
「どうだった?訓練は?」
「今日は軽く流した程度ですから。それほどではなかったです」
本当はこんなことなど聞きたくないのに、どうしても自分が上官であり感情を出せないということを気にしてしまう。今すぐその小さな体に頭を押し付けて身を任せたいのだが、それは許されない。
「ムウさんには、まだまだテクニックが甘いって言われましたけど」
「そうか、それはよかった。……とりあえず何か飲むか?」
部屋に備え付けられている冷蔵庫から、アルコールが含まれたジュースを取り出してコップにそそぐ。それをゆっくりとキラに手渡した。
ナタルもキラもそれほどアルコールには強くないが、キラはともかくとしてナタルは酒の力を借りなければこのようなことは気楽にはできない。
初めての時もアルコールの力を借りて、やっとのことでキラと一線を超えることができたのだ。グラスにそそがれたジュースを一気に飲み干して、少しでも酔いが回るようにする。
キラはそんな必死なナタルのことをわかっているのか、やわらかな目で見つめながら同じようにジュースを喉に流し込んだ。
そして沈黙に焦るように何度もジュースを飲むナタルをじっと見詰めつつ、キラは一人でベッドの上に腰かける。
洗濯したてのベッドのシーツがキラの体をうけとめてくれる。キラは自分から無理やりナタルを抱こうとはしない。
あくまでもナタルが自分の気持ちに整理をつけて、キラの側に来てくれるまで待つ気でいる。それがせめてもの彼女のプライドを大事にする行為だということをわかっているからだ。
83 :
2:2007/08/02(木) 02:44:14 ID:v9Gh2BpM
ナタルはもう一杯、グラスに注いだジュースを飲むとゆっくりとキラのもとに歩んでいった。ナタル自身ももう体は洗い清めているため、用意は十分に出来ている。
隣に座り、肩を押し付ける。キラはしばし動かずに、顔も見ない。だが体を密着させることで、お互いの体温が伝わり鼓動が感じ取れる。それだけで幸せな気分になり、ゆったりとした時間が流れるのが心地よかった。
初めての時、キラへのアークエンジェル内の軋轢や、フレイとの問題を攻めたとき、さびしそうな顔を浮かべたキラに、つい流されるように体を重ね合わせたのと同じ空気を感じ取っていた。
やがてどちらかが先というわけでもなく、お互いの手が体に触れていく。キラの細い腕は服ごしにナタルの胸に伸びていき、やさしく時には強くもみ始める。ナタルも負けないとでもいうかのように、キラのズボンのチャックを下した。
(立派だな。男がみなこうなのか。それともキラだけなのか?)
そこからキラの竿を取り出すと美しい白魚のような奇麗な色をした指を使って熱心にしごき始める。キラの竿は細長く、しかし太い。これが自分の中に入るとはとても信じられなかった。
だが萎えた状態からさらに大きくなった時はさらに驚いたものだ。こんなところまでコーディネーターというものは作り上げられたことに、変に感心もしてしまう。
ベッドに二人とも横になって倒れながら、体を弄りつつ次第に顔を近づけ唇を合わす。
「んっ、んぐうっ」
またしっとりと濡れる唇を開きながら、中からぬらぬらと光る舌を絡み合わせた。もはや何十回もした口付けも、飽きることがない。お互いをむさぼりあいながらも、心はもっともっとと先を望んでいる。
お互いの眼をとろんと半分閉じつつも、見合わせることで相手の心まで見透かせるようだ。初めてキスをしたときに、気づいたことだったがキラとナタルはどちらもパープルの目をしていた。
コーディネーターとして完璧に作られたキラと、同じ目の色をしていることに、縁を感じてしまったのか、不意になぜか妙な喜びと、安心感を得ることができた。
何度も胸をこねくり回され続けることで、反応してきた体は更に強い快感を求めつつあった。ナタルは自分から上着を脱ぎ去り、下着姿になるとそこの隙間から直接キラの手を導きながら、胸を揉ませようとする。
ナタル自身も恥ずかしいのはもちろんだが、これほどまで大胆になれたのは驚きだった。男に裸を見せたことなど、一度もなく厳格な家に育てられたせいで男とのつながりも断たれていた。
それがこれほど若い少年に身を狂わすほどの愛情と、悦びを与えられたことに体中が震える思いだ。
キラの手はナタルの行いをやさしく受けとり、両腕と細い指を使って巧みに胸への愛撫を繰り返す。大きくなくとも、一応は女性として誇れるほどの胸はそなえており、キラの手を弾力のある肌で押し返す。
キラも負けずと表面をなぞり、また中心に作られた突起の周りに指を何度も添えて感度を増していく。
「ア……、ンウッ」
口元から度々、かすれた喘ぎ声が漏れる。それがキラの耳元に届くのが恥ずかしく必死になって力を入れて歯を食いしばる。
しかしキラも自分の服を取り始めており、お互いの何も身につけず肌と肌をつなぎ合わせている状態では、こうして我慢をすること自体が失礼なように思えてくるのだった。
「ナタルさん。可愛いですよ」
「ば、馬鹿」
84 :
3:2007/08/02(木) 02:48:33 ID:v9Gh2BpM
キラは耳元で暖かな息を吹きかけながらナタルをからかう。ときおり、このようにわざと辱めるようなことを言うようなところがある。
隠された一面性とでも言うのだろうか、軍人のプライドをもったナタルはそんな仕草が嫌でもあったが何故かそうされていると堪らなく興奮もした。
(なぜだ。軍の情感には女扱いをされてあんなに反発したこともあったというのに)
手は下半身にも伸びる。思わず手を払いのけようとしたが、何とかこらえてゆっくりと指の侵入を待った。鼓動はさらに速度をまし、高なりは大きくなる。体を密着させているキラにはすぐにわかることだ。それが何ともいえず恥ずかしい。
黒く生えそろった草をかき分け、ナタルの秘所へと指が徐々に入っていった。指は一時弾力で押し返されもしたが、何度も入口を指で付いている事で次第にやわらかくなりいとも簡単に入るようになった。
そもそもが胸への愛撫のおかげで、蜜が下着を濡らすほどにあふれていたのである。それほど強く力を入れる必要などなかった。
ナタルは自分の中に手を入れられる事をあまり望まない。自分の大事な場所であり、傷つけられる恐れや本能的な怖さがあるからだ。しかしなぜか初めての男で、それほど経験もないはずのキラの愛撫だけはほとんど抵抗がなかった。
それはキラがけして手荒いことをしないとわかっており、また本当に気持ちのよい所をちゃんとわかってくれるためだった。
秘所の中を音がして、蜜がしたたりおちるほど大胆にかき混ぜていく。痛みはない。むしろ上半身と下半身の悦びがうまく重ね合わさるようで、口を大きく開き常に肉欲をむさぼるのでいっぱいだった。
「ああっ。いい、ヤマト少……」
「キラと呼んでください」
つい、いつもの癖が出てしまう。キラは言葉をさえぎるように、再び熱い口づけを交わした。ナタルも顔を真っ赤にして、答えの代りに唇を押し付けたのだった。
「ナタルさん?いいですか。それじゃあ」
「ああ、大丈夫だ。……キラ、お願いする」
愛した男の名を呼ぶことがこれほど楽しいとはおもわなかった。お互いを認めているようで安心する。いつも階級の呼び名を使うときや、そうした優越感とは比べることはできない。
キラはナタルをベッドに正しく寝かせる。その上から覆いかぶさる形でキラは向かい合った。お互いがお互いを確認しあい、混じりあえる形をとる。
時には獣のように荒々しく背後から突かれる形も行ったことがあるが、ナタルはやはりこうして正しく抱き合う形が一番好きだった。
(またこんなに大きくなってる……。日に日に成長しているのか)
下半身に目を合わすとキラの竿は、その女の子のような顔や体とは違いたくましく強くそそり立っている。これによりナタルも自分の大事な場所を貫かれたのだが、そのときは確かに痛みはすごいものだったが、それより何より愛されているという実感があった。
今ではこの竿も恐怖感などなく、とても愛しく見ることができる。先端からは、耐えきれないとばかりに口が開き、透明な汁を流し続けていた。
本当ならば避妊具をつけるべきではあるが、ナタルはそうしたものに頼るのはいやだった。本当に愛し合うのならば、お互い肌を合わせ合いたいと思っているからだ。もちろん、薬も使っているし、健康診断の時に二人に病気がないこともわかってのことだった。
ただしナタル自身は別にキラの子をはらんでもそれはそれで良いと思っている。愛し合った結果ならそれでも満足であるし、いざとなれば戦争が終わった時に子供を一人でも育てる気さえあったのだった。
「行きます」
ナタルの腰を手でつかみ、ゆっくりと竿の先端が秘所の内部に沈んでいく。ナタルは目をつむり、挿入しやすいように腰を少し浮かす。そのおかげで思ったよりスムーズに内部に入って行った。
「うあっ。クッ、ウッ」
85 :
4:2007/08/02(木) 02:57:57 ID:v9Gh2BpM
指だけ入れた時には感じ取れないほどの、暖かさと締まりがキラの腰をおそった。常人ならたちまちに腰の力が抜けていってしまったはずだ。
しかも男性経験がキラのみであるため、次第に秘所もキラ専用とばかりに形が整えられているようだった。
カギがカギ穴にピッタリと合うように、キラの竿はナタルの秘所の奥へとすべてを突いて入れれば見事に合うようになっていた。
「ナタルさん……。つらくないですか?」
「だ、大丈夫だ。だからお願いだ。……動いてほしい」
しなやかな足をつま先まで伸ばし、ナタルはキラの腰に絡ませた。しっかりと固定されたせいで、キラやナタルも無駄に労力を使う事もなく楽に行為を行うことができる。
キラは徐々に秘所から竿の出し入れを活発に繰り返すようになった。
竿を深く差しこむごとに、蜜は飛び散り洗ったばかりのシーツの上や、果ては壁にまで飛び散りシミを作っている。そしてナタルもいっしょに嬌声をあげ、必死に手に力を込めるのだった。
「アアッ。ハァ、ハァ。……フゥ」
声にもならないようで、ただ馬鹿のように口をひらいた。揃えていた髪の毛は乱れに乱れ、体じゅうには女の色香がまじった汗がところかまわず浮かんでいた。
キラも必死に歯を食いしばりつつ、一心不乱に腰を押し込み続けた。中では締まり以上の肉壁からの愛撫が激しくなっていく。名器とはこういうものかと思わず感嘆する。
(今日は一段と、ナタルさんの締まりが凄い)
キラはフレイとナタル以外に女を知らない。だが初めて知ったのは、けして処女やそれほど経験のない女が、秘所のしまりや快感を与えてくれるわけではないことだ。
むしろ幾度となく使い込み、また慣れ親しんでこそ初めてわかり、適度によい心地を与えてくれるものだとわかった。
しかしこのまま責められているだけではどうしようもない。今にも膨張しそうになった竿が口をひらき、そこから欲望を吐き出そうと震えている。
出来ることならこうして責められ続けるのも良かったが、相手を責めてみたい。そう感じたキラは片手で再度、胸をもみ続け突起を刺激してナタルを悦ばせる。
またもう片方の手では、ナタルの菊門に指を強引に差し込んだ。菊門は押し返そうとするが、そのしわの隙間を上手くこじ開けた。
「な!キ、キラッ!そこはきたな……あううっ」
一瞬おどろきはしたが、これが実に気持ちがよくしかも竿の挿入と、菊門への刺激が同じように行われているために近くで擦れるのが感じ取れた。
「全然きたなくなんてありません。とってもきれいです」
処理もしていない場所をきれいというキラだった。ただ、その言葉には嫌味や嫌らしさはない。汚いなどとは露とも思っていないのだ。
キラの胸と尻への同時の愛撫は見事に効果を発揮し、さらに大量の蜜を流れ出させキラの腰を濡らすのだった。
やがて限界にきたキラはついに自分の中のものを解き放とうと、最後に大きく腰を控えさせると、強く深くと思い切り突き刺した。
肉壁をこじ開け、また奥に突き進みながら最後には壁に当たり、そこへキラは一気に今までの欲望を解き放った。竿は一段と大きく膨れ上がると、まるで空気が抜けるように一気に先端へと膨らみを送る。
86 :
5(ラスト):2007/08/02(木) 03:08:17 ID:v9Gh2BpM
「い、いきますっ!ナタルさんっ。ううっ」
「アァッ、いい!キラ、キラ!……キラァッ!!」
ナタルもキラもお互い頭の中を真っ白にして、相手を抱きかかえながら快楽をむさぼり続けていた。ジワリと広がり、奥の壁へ子宮へと流れ込む精液を一滴も逃さないとばかりに必死に抱きかかえている。
キラも溜めに溜め込んだ欲望を飢えた雄のように、ナタルに流し込み続ける。子宮へ流し込まれる欲望のせいで、雌の本能にかき乱されながら必死に絶頂を極める。体は震え、小水とも蜜とも区別がつかないものが飛び散る。
「ナタルさん!」
「……キラッ!」
二人は最後に一瞥しあうと、お互いの欲望を飲み込んだことを確認し、快楽の絶頂からゆっくりと降りて行った。しかし未だに体中が震え、汗が滲み、体から匂いを漂わせた。
やがて竿は抜け、その抜けた後の穴からは欲望と蜜が混ざり合いながらシーツにたまっていく。濃厚な男と女の匂いが、その混ぜ物から絶え間なく発せられる。
しばし硬直することしかできない。筋肉に力を入れても体が動かず、しょうがないので今はお互いに余韻をじっくりと味わっている。今だれかが訪ねてきたらそれこそどうにもなりはしない。
これほどの快楽を味わうのはお互いに久しぶりのことだ。キラも意識がもうろうとしつつもいとしい女上司の黒髪を柔らかくなでてやっていた。
(こうして……、頭をなでられるのはいつの日以来だ)
堅苦しい軍人の家に生まれたせいで、誰もが大人として扱ってきた。また女としての自分を見せることなどできなかった。
それが今、目の前で抱きしめて髪をなでてくれる男がいることに嬉しさと、女としての安心感があった。
それがいかに頼りなさげな少年であるかは別に問題ではない。見た目など関係はなく、キラは立派な男で頼りないところもある。
しかし十分に受け止めてくれる器量や力を兼ね備えていることがわかっている。
ナタルは夢心地になりながら、キラの胸元に頭を預けてしばし目を閉じていた。
「それじゃあ、失礼します。……体、気をつけて下さいね」
「ああ、ご苦労だった。心配するな。それほどやわな人間じゃない」
それからキラはナタルともう一度、愛を交わしてから帰って行った。外はもう日が落ちている。あまり遅ければ疑われる危険もある。
しかも最近はザフト軍の襲撃も多く、ナタルとの自由な時間も常に減っており、常に臨戦態勢をとることが多くなっていた。
(私の勝手なお願いも、あと少しか)
ナタルは寂しさに胸が押しつぶされそうになりながらも、希望に一抹の望みを託す。それは戦争が終結すれば、またコーディネーターたちと融和が出来る。
キラと隠れることもなく愛し合えるようになるのではないかとの思いだ。人の目を気にせずキラと相瀬ををかわせることを思えば、どんな犠牲を払ってもいい。
もちろん現状ではその望みは夢物語に近い。それに彼も少年で、ひとまわりも年の違うナタルが、わがままに彼の人生を乱していいわけもない。第一、キラにはフレイという存在もある。
だが心は揺らぎ続ける。いつかはそんな夢もかなうのではないかと思い続けることでナタルは救われることを望んでいた。やがて汚れたベッドから立ち上がると、キラを待っていた時のようにイスに腰をかける
窓の外では大きな月の光が差し込み、ナタルの物憂げな顔をやさしく照らす。その月はナタルに明日は明るいと言うばかりに強い光を出し続けて見せた。
カレー乙! 良いもん読ませてもらいました
キラナタ萌えた(*´Д`)GJ!!!
同じくイザカガ続き待ち。
∧∧ / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
(,,゚Д゚)< 裸糞厨房はこれ飲んで氏ね!
./ | \________
______(___/__
│02. 10. 05 /HE |
│__________|
/\ \
/ \ 低 死 亡 便 \
/ .Λ_Λ .\ NEW TYPE UNKO \
/_(@∀@)_\_________\
| |ブ.| │ |
| |.リ | │ -裸−糞−印− |
| |ブ.| │ 飲む スカトロ |
| |.リ | │ 毎 日 排 泄 ....|
| |ブ.| │  ̄\ .黄金水. / ̄.|
| |.リ | │ \_____/ .|
| |ブ.| │ ...|
| |.リ | │ コ ッ プ 1杯 |
| . | ( 約 200ml ) で ...|
| 〃 ⌒ノノ | 1 日 分 の * . |
| (((! ´゙リ))) .| ス カ ト ー ル ...|
| リノリ´∀`ノリ . | 2 分 の 1 ..|
| /⌒⌒*⌒) .| λ ..|
| | 八 r 丿 | (..)ブリブリブリ . |
| (_)(_)__). | (.. ..) プゥ〜ン |
| .AA 裸糞乳業| 500ml .|
|________|__________|
キラナタGJ!
キラカガも待っております
>>81 GJです
きらナタイイですね
なつかしい ( ;∀;)
キラカガもまっています
93 :
名無しさん@ピンキー:2007/08/07(火) 02:07:15 ID:YVrj8H5w
エロパロガイド入れないんだが保管庫ってどこにある?
>>94 前スレ見れないし
職人ともども皆ルルーシュに逝ってるんか
前スレはいつ頃html化されるんでしょうか?
変換サービスもにくちゃんねるももはや存在しねえんだから●使え
前スレか、前々スレの作品で、
文学小説っぽい構成で、ザラ一佐×アスハ代表なSSが読みたいんだが…
どっかに保管されてないだろか・・・
イザカガ全裸で待機
イザカガ作者の書いたアスカガが読みたい
こんなに萌える職人そうそういないよね
101 :
名無しさん@ピンキー:2007/08/10(金) 15:21:35 ID:TCvY6D+R
イザカガ信者しつこい
いつも思うんだが顔合わせたこともないようなキャラを、どうしてカップリングさせようと思うのか理解に苦しむ
エロけりゃ何でもいいよ
102みたいなこと言う奴がいるから投下が減るんだな
うだうだ言うなら己で書くべし
>>104 その通り。ありえないカプでどれだけ読ませるかが職人の腕の見せ所だろう
アスカガばっか書いてる職人よりイザカガ職人氏のほうがかなりの力量あるし
お前アスカガ職人に失礼だな
いや、確かにイザカガ読んでからアスカガよりも良かった。それはやっぱイザカガ職人の腕だと思う。
まぁエロければなんでもokですが…
おいおい。アスカガとイザカガの作者は別人だと思うぞ。
文体も違ったし、ハンドルネームも違うじゃねーか。
ザラ一佐×アスハ代表SS南極に上げてもらえませんか
↑私からもお願いします。
職人に無断で転載は禁止じゃなかったっけ?アスカガ職人さんがこのスレ見てくれてたらあげてくれればいいんだけど無理かな
113 :
名無しさん@ピンキー:2007/08/13(月) 00:52:06 ID:NJqzpIWM
アスカガ職人さん待ち。久々の大作だったのに
確かアレ・・・携帯打ちだったよな・・・
115 :
名無しさん@ピンキー:2007/08/15(水) 13:02:49 ID:kW+bBbxk
ラクスは需要がないんでしょうか
当方、ラクカガ待ち
>>114 携帯であんな寡作書いたのか。すげーな。とりあえず過去ログ読めるようになんとかしろ!
ラクスの需要は攻めにあり
ここクレクレ厨ばっかだな
マダーマダーの大合唱時代を思い出すと、昨今の待ちつぶやきは
クレクレには感じないや。麻痺したな。
さびれてるからだよw
投下されても小学生が書いたようなつまらん作品多いしな
>>123 そう言う貴方が書いたら、さぞかし素晴らしい作品が投下されるんでしょうね
wktk
125 :
名無しさん@ピンキー:2007/08/23(木) 12:53:08 ID:ykCqvDyu
126 :
名無しさん@ピンキー:2007/08/24(金) 00:01:11 ID:0WfpSyPX
ミアラクで、百合物書こうと思ってるんだが出来たら投下しても良いだろうか?
128 :
123:2007/08/24(金) 20:38:15 ID:g1o1y6vO
僕は文章の代わりに文句しか製造できない池沼です
>>127 > ミアラクで、百合物書こうと思ってるんだが出来たら投下しても良いだろうか?
>>2
>>129 おk。じゃあ投下する時には気をつけるよ。
ミアラク期待(・∀・)
イザカガ全裸待機
イザカガ書いた人て白雉系だな
白雉の意味わかってるか?
133こそ白痴だな
プ
王の即位と崩御を知らせる鳥だろ?
(゚◇゚)ソクイ!
(゚◇゚)ホウギョ!
白雉は日本の元号のひとつで大化の後
650年から654年までの期間を指します
何故こうも妨害したがるのか
タマネギ部隊じゃねえの?
269はまだか。他はいらん。読む気にならん。
144 :
キララク@ori:2007/08/30(木) 10:18:19 ID:Qz2cgGXd
(ようやく、寝付きましたわね……)
布団の中、自分の右腕にしがみつき規則的な寝息を立てる子供を見てほっと一息つく。
この子は男の子なのに気が弱く、よく同じ年の女の子に泣かされている。
「男の子なのですから、すぐ泣いていてはいけませんよ?」
――そう言い聞かせてはいるのだけれど、今日も大声でわんわん泣いていた。
(キラより泣き虫さんかも……)
そう思うと、いっそう可愛らしく感じる。
「……ん……ラクスお姉ちゃ……ん……」
男の子が寝言を言って身じろぎした。
よしよし、と左手で背中を撫でてやるのだが、一向に私の右腕から離れる気配は無い。
(お休みなさい……)
心の中で呟き、自分も眠ろうと眼を閉じる。
しかし……不意に、男の子がしがみつく右腕の先――手の甲へ、何かが当たっていることに気付いた。
(もしか、して……)
私の右手は男の子の下半身辺りに在る……。
目の前で寝息を立てているのが、子供とはいえ「男性」なのだと再認識させられ、無意識に胸の鼓動が速まってしまう。
まだキラのにしか触れたことの無い、男性の証……。
(――欲求不満、なのでしょうか……こんなことを考えるなんて……)
確かに、最近は子供たちの面倒を見るのに忙しく、キラとの時間も減っている気はするけれど……。
(キラ……)
布団の中でもぞもぞと左手を動かす。
左手の指が触れる場所は……
145 :
キララク@ori:2007/08/30(木) 10:21:39 ID:Qz2cgGXd
「――何してるの、ラクス?」
びくっ、と身体が跳ねた。
不意に耳へ届いた声に驚き、寝返りをうつ。
右腕にしがみついていた男の子の手がベッドへ落とされる。
――キラが、隣で寝ていた。
凍り付く私を不思議そうに見るその瞳。
薄暗がりの中でもはっきりと判る、濃紫の瞳。
子供の様に透き通ったそのひ――
「ねぇ、ラクス?」
「あ、ええとあのっ、いつから私の隣で寝て……?」
「え? 最初から居たけど」
「な、なぜですかっ!?」
思わず大声で返してしまう私を見て、キラは自分の唇に人差し指を当てる。
「みんな、起きちゃうよ?」
「す、すみません……」
「――夕飯のとき、今日は子供たちを寝かせるの手伝うよ、って言ったんだけど……聞いてなかった?」
「そう、いえば……」
記憶の片隅にあるような、無いような。
ぼーっとしていたせいだろうか。
146 :
キララク@ori:2007/08/30(木) 10:22:30 ID:Qz2cgGXd
「でも、そうならそうで、もっと早くお声をかけてくれても……」
「あ、うん。そう思ったんだけど……ほら」
キラが視線を向けた先――私から見てキラの身体の向こう側で、小さな女の子がすやすやと眠っていた。
「この子、僕に抱き着いたまま寝ちゃっててさ。身動き取れなかったし、それに……」
キラはそこまで言うと、私の頭に手を伸ばして優しく撫で、くすりと笑む。
「ラクスの背中、妙に哀愁が漂っちゃってて。話し掛けれなかったよ」
恥ずかしさから、視線を逸らす。
見られていたのだ、全部……。
「――キラ。ひとつ、よろしいですか?」
「何? ラクス」
「私も、その……キラに抱き着いて眠りたい、です」
顔が真っ赤になっているのではと思うほど、恥ずかしい。
「うん、解った……」
しかしキラは優しく微笑んで見せ、私の背中へ手を回し、抱き寄せる。
「これでいい?」
「はい……」
キラの胸元へ顔を埋める。
感じる温もり。優しさ。――慈しみ。
それは私だけの、特権……。
fin.
147 :
名無しさん@ピンキー:2007/08/31(金) 06:00:53 ID:T4xbAlMY
>>140-142 , "⌒` 、
ルハノルノノ〉
ルレ!*゜◇゜リ
↓
, ⌒ 、
(*゜◇゜)
↓
. (
, "l" 、
(*゜◇゜)
↓
(゚◇゚)
∧∧ / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
(,,゚Д゚)< 裸糞厨房はこれ飲んで氏ね!
./ | \________
______(___/__
│02. 10. 05 /HE |
│__________|
/\ \
/ \ 低 死 亡 便 \
/ .Λ_Λ .\ NEW TYPE UNKO \
/_(@∀@)_\_________\
| |ブ.| │ |
| |.リ | │ -裸−糞−印− |
| |ブ.| │ 飲む スカトロ |
| |.リ | │ 毎 日 排 泄 ....|
| |ブ.| │  ̄\ .黄金水. / ̄.|
| |.リ | │ \_____/ .|
| |ブ.| │ ...|
| |.リ | │ コ ッ プ 1杯 |
| . | ( 約 200ml ) で ...|
| 〃 ⌒ノノ | 1 日 分 の * . |
| (((! ´゙リ))) .| ス カ ト ー ル ...|
| リノリ´∀`ノリ . | 2 分 の 1 ..|
| /⌒⌒*⌒) .| λ ..|
| | 八 r 丿 | (..)ブリブリブリ . |
| (_)(_)__). | (.. ..) プゥ〜ン |
| .AA 裸糞乳業| 500ml .|
|________|__________|
150 :
名無しさん@ピンキー:2007/09/01(土) 03:21:01 ID:GEfribMK
ラクス書く奴は大抵メアリー・スーだな
ご本家がすでにメアリー・スー
だな。
153 :
名無しさん@ピンキー:2007/09/03(月) 00:19:14 ID:JVkSYzkl
ウザイよラ糞厨
やっぱりここはゴリ腐の巣かw
女キャラ出てエロければいいと思ってる自分は少数派か・・・
エロパロ板はそれが普通と思ってた
>>156 それならてきとーなエロ小説拾って置換機能使えばよろしい。
↑↑↑
安置・文句垂れる厨・エロシーン皆無の恋愛小説を投下する香具師
つまり過疎っても仕方がない。認めたくないものだな…
159 :
名無しさん@ピンキー:2007/09/06(木) 01:06:04 ID:Y4WgYrNM
批判しかしないやつよかマシ
>>156 普通のエロパロスレならともかくここじゃそうはいかんのが現状
女の多いスレは抜けるエロより魅せる物語が求められるからな
そうはいかんと騒ぐ厨が住み着いているだけのような気がするが
>>162 156たが一応雌なんだがそうとも限らん
まったり職人降臨待つよ
保管庫ってないの?
あるわけねぇだろ
ビチ糞がぁぁあああ
毎度毎度保管庫保管庫うるさい奴らに、Part23の事件を読ませてやりたいわ。あの不快極まる事件。
169 :
名無しさん@ピンキー:2007/09/09(日) 01:48:25 ID:Pk4vrpsx
嫌な事件だったね……
170 :
名無しさん@ピンキー:2007/09/09(日) 02:56:50 ID:KToLZlc3
個人で楽しむために持っている分にはイイんじゃないか?
専用ブラウザのdatファイルをHTML化しただけじゃないの?
176 :
名無しさん@ピンキー:2007/09/10(月) 01:06:23 ID:RvoaQ4/J
さっさと誰か保管庫を作れよ。
>>173 例のパクリ野郎アスカガ厨乙。ネットに出た情報は消えることはないからな。
他力本願?
wwwwwwww
過去ログ見られないなら●持てばいいのにbyアントワネット伝
最近の過去ログは●持ってても読めないけどな
シンカガ最高だったな〜
>>182 シンカガも他の職人のパクりまくりだっただろ。他の職人の装飾語ぱくったり
他にもパクり職人一杯いるし
パクリはその場で元ネタセットで指摘汁。
投下もしないくせに
パクリパクリだけ言ってるやつうざいねw
そもそも種がパクリアニメなのにさw
パクリパクリパクリパクリ
こんなお子様住人しかいないようなスレに
職人さんも投下したくないだろーね…
新ガンダムはじまったら、ますます廃れるねきっと
はげどう
精神年齢21歳以下のやつ多すぎ
ここは18禁だけどなとお約束の突っ込み
精神年齢が達してないくらいなら別に構わんけどな。法律的にも。
本当に条件満たしてればな。
このスレも潮時だな
虹パロ21☆ ◆4ndMMyPCRは
自演をばらされたことを恨んで、某スレを一年も粘着して
ついこの前、潰してしまったものな。
あと南極がファビョった絵師によって荒らされてる。管理人さん、忙しいのは分かるけど、何とかならんか。代わりに管理してやりたいぐらいだ。
>>191 某スレてどこの事?人格はともかく作品は結構いいもの書いてたじゃないか
>>195 いや、だから前スレに
>>2のとは別の保管庫みたいなのが貼られてたんだよね、
だれか前スレのログ持って無いかな・・・
まとめ・倉庫はないんでしょうか。
カップリング別で分けた保管庫ってないですか????
職人別、カプ別で編集した保管庫ないですか
新彗星板みたくカプ別保管庫あればスルーとかする必要なくていいのに
定期的に出るね、この手の質問。
前スレ626が製作中のはずだけどまだ報告来てないっぽ。
「
>>2のとは別の保管庫」らしきものも見当たんない。
ってかログくらい専ブラ導入して自前で取っとけよ……
Part26で「前スレ」と書かれたら25のことだと思うだろ。ま、過去ログをhtml化して配布してやる義理もないし、確認してやる義理もないな。
202 :
名無しさん@ピンキー:2007/09/18(火) 21:34:50 ID:XT7tAi3F
虹パロ21=シンカガ作者だろ
定期的に褒め称えるレスつくし
まぢ?
あのネ申作品の長編シンカガ!?
腐女子を八つ裂きにする小説マダァ-? (・∀・ )っ/凵⌒☆チンチン
放置してましたが↑のイザカガの続きを
書いてみたので投下します
嫌いな方はスルーで
───イザーク・ジュール(17)が初めて恋心を抱いた相手は、コーディネーターである彼が見下していた
ナチュラルの少女だった。純真なその少女は、甘美なエッセンスを加えたように、すっと彼の心に溶け込み
混ざり合った。そして少女もまた彼に惹かれ始める。
イザークとカガリを乗せたデュエルは、ザフト軍カーペンタリア基地へと降り立った。
普段は強気なカガリも、別世界へと連れて来られ、流石にまいってしまったのか、半泣き状態でうつむいていた。
そんな様子の彼女を見ても、イザークはほとんど同情する気などなく、自分は間違ってなどいない、と信じた。
恋した女と共にいたいと思って何が悪い、彼女のことをもっと知りたい!だから連れて来た。
それがイザークの言い分だ。
機体から降りたイザークの元へ、靴音を響かせて少年が歩いて来る。藍色の髪に澄んだ緑色の瞳をした少年、
アスランだ。
「イザーク!!」
いつもは優しげな雰囲気の彼が、珍しく難色な面持ちでイザークの名を呼んだ。
「イザーク!何故こんな勝手な行動をするんだ!無事に着いたから良かったものの…………」
アスランは、無事に着いたから良かったものの、もし何かあったらどうするつもりだったんだ、と言おうとして
イザークの背中に隠れるようにしがみついている、金髪の少女に気がつき、言葉を止めた。
「…イザーク、そいつ…は?」
アスランが怪訝な顔つきで、イザークに訊ねる。
「コイツはオレが見つけたオレの捕虜だ。オレの部屋で飼うことにした!」
そう言うとイザークは、カガリの手を引きアスランの横を通り過ぎ、与えられた宿舎の自室へ向かおうとする。
「か…飼う?ちょっと待てイザーク!!」
アスランがイザークを引き止める。
イザークとアスランのやり取りを、同じザフトレッドのニコルという名の少年は、ハラハラとしながら、
そして、ディアッカという名の少年は、ニヤニヤとしながら、彼らから少し離れた所で見物していた。
「許可して頂けますか、ザラ隊長?」
イザークは媚びる様子もなく、慇懃無礼な態度でアスランに言った。
「イザーク、捕虜ならまず尋問が先だ。それにそいつは、お、女だろう?こんな時に女と同室とは、
ふ…不謹慎すぎるぞ。オレが捕虜尋問室へ連れてゆく」
そう言ってアスランが、カガリを自分の方へ引き寄せようとする手を、イザークはぴしゃりと払いのけて
言った。
「コイツは、お、男だ!」
「!?」
イザークに男と言われ、カガリが驚いた様子で目を見開き、イザークの顔を見上げる。
「そ、それにコイツは頭を強く打ったようでな、記憶障害を起こしている。尋問は後でオレがやる」
「ちょっ…ちょっとイザーク…」
「黙ってろカガリ」
小声で話しかけるカガリを、イザークが制止する。
アスランは困惑した。こいつは男?記憶障害?
「そういうことなので、失礼しますよザラ隊長」
「ま…待つんだイザーク」
アスランは、そう言って去って行こうとするイザークの肩をつかもうとしたその時、不安そうな表情で
自分を見つめる少女と目が合った。不安そうな顔の中にある、キラキラと輝く大きな目で見つめられ
彼はそのまま何も言えなくなり、そのまま二人の背中を見送ってしまった。
「………」
「面白そうだから、放っとこうぜアスラン」
後ろで見物していた、浅黒い肌に明るい金髪の少年ディアッカが、ニヤニヤしながらアスランに
話しかけた。
「し、しかし、明日は母艦が到着するというのに…それに捕虜なら捕虜収容所へ…同室ってのは
いくらなんでも…」
「まぁまぁいいじゃないのアスラン。時には潤いってもんも必要でしょ〜よ」
「う、うるおい?」
アスランには、ディアッカが何を言いたいのかわからない。
「しっかしイザークのやつ、あんなにウソが下手だとは思わなかったぜ。なぁニコル?」
ディアッカが、ププッと笑いをこらえながら、後ろで様子を窺っていたニコルに話を振った。そして
おとなしそうな顔をした少年ニコルが答える。
「そうですね。イザークの言ってることはウソだと思いますよ、僕も。あの子は女の子ですよ。胸もあり
ましたし。記憶障害っていうのも怪しいですね」
「そうだよなぁ。それにあの尻はどう見ても女だろ。なぁアスラン?」
ディアッカが、今度はアスランに話を振る。
「お…オレも女だとは思うが…」
随分とくだらない話をしているな、と思いながらもアスランが答えた。
「恋は盲目っていうけどさぁ、まさにその通りかもなぁ。それより君達見たか?あのコの首筋…」
ディアッカが、意味深長な表情でアスランとニコルに訊ねた。
「首筋に何かあったんですか?」
ニコルが興味ありげな表情で、ディアッカに聞き返す。
ディアッカは、ふふふと笑った後、声のトーンを落として言った。
「真新しい…キスマークがあったぜ」
「キスマーク!?」
アスランとニコルが、同時に驚きの声を上げた。
「ま、イザークとあのコは既にそういう関係ってコトよ。昨晩いったい何があったんだかウヒヒ。いやぁ〜
イザークもやるよなぁ〜」
ディアッカが腕を組みながら、うんうんと頷き、うらやましそうに話す。そして、ニコルは興味津々と
いった感じで、ヘイゼルの瞳を輝かせた。
アスランは、というと、ディアッカの恥じらいのない言葉に呆れていた。それと同時に置いて行かれた
気分にもなっていた。以前に婚約者はいたが、それでも女性に無頓着だったイザークが、下手な嘘を
ついてまで、少女を匿おうとしている。そして、どうやらその少女とは、既に肉体の関係にあるらしい。
アスランにも、婚姻統制で定められた婚約者がいる。だが、その彼女とはまだ真っ白な関係だ。
彼は、自分が女性を知らないことが、急に恥ずかしく思えてきた。
「でも、イザークってああいうタイプの女の子が好みでしたっけ?もっとこう、女の子らしい子が
タイプだと思ってましたけど、僕は」
ニコルの問いにディアッカが答える。
「まぁ多分『あっち』の相性が相当良かったんじゃん?」
「あぁ、成る程!」
「……」
もしかしてニコルは、もう女性を知っているのだろうか…。こういった類の話が苦手なアスランは
痴話で盛り上がる二人を残し、その場をそっと離れた。そして、四人の中で隊長を名乗る自分が
一番子供に思えて、彼はひどく落ち込んだ。
「オレの部屋はここだな」
イザークに背中を押されるようにして、カガリが部屋に入ると、既に彼の荷物と思われる、ひとつの
トランクが運び込まれているのに気づく。ホテル並とまではいかないが、部屋には品のあるシンプルな
家具が備え付けられ、シャワールームもあるようだ。
やがて、カガリはたまっていた鬱憤をイザークにぶつけた。
「い、イザーク!一体どういうつもりなんだ!私をこんな所まで連れてきて、それに…お、男とかっ!
記憶障害とか、デタラメばかり言いやがって!」
文句を言うカガリだが、彼には敵わないということを、体が知っているせいか、無意識に体が引けている。
イザークは、つかつかと歩きながらトランクを部屋の隅へ追いやると、ドサリとソファに腰掛けて
こう言った。
「カガリ、落ち着いて考えろ。女とわかれば何をされるかわからんぞ?それに記憶がないと言っておけば
尋問はできんだろ。それとも何か?貴様はあることないこと吐かされて、収容所にたたき込まれたいか?」
「なっ、何を言っている!おまえが私をここに連れて来たのが悪いんだろう!何故私をつれて来た?
あのまま無人島に放置していてくれたらキラが…きっとキラが私を見つけて………あ…」
キラの名前を口にした途端、イザークの顔は、たちまち険しく変わっていった。それに気がついた
カガリは途中で言葉を止めて、一歩後ずさっって言う。
「な、何怒ってるんだよ!悪いのはイザークじゃないか!」
「つべこべ言うな!捕虜をどうしようがオレの勝手だ!貴様は捕虜だ!オレだけのな!!」
そう言いながらイザークは立ち上がると、カガリの手首をきつく握った。
「来い!シャワーを浴びるぞ。潮まみれだからな」
「いやっ!離せ、私はいい。行かない!!」
抵抗するカガリを引きずり、イザークは無理矢理シャワールームへと押し込んだ。
はずみで尻もちをついたカガリは、今にも泣き出しそうな顔で、イザークを睨みつけた。
彼女の蔑みと、嫌悪に満ちた眼差しが、イザークに突き刺さる。しかし血気盛りの、まだ17歳である
彼は、素直に自分の気持ちを口にすることは難しかった。
オレはどうすればいい。このオレに出来ることは………。
──言葉で表現できぬなら、体を使うまで!
イザークは、シャワーのコックを捻り、湯ではなく、水のシャワーをカガリにかけ始めた。
「きゃぁー…っ何すんだよ!冷たい、やめろ!」
カガリは自分を庇うようにして両腕で体を覆い、壁際に身を寄せ震えだす。
イザークは水のシャワーを止めると、涼しい笑顔を浮かべ、カガリを見下ろして言った。
「また濡れちまったなぁカガリ。その格好でいるのはまずいだろ。さ、脱げよ。裸になれ」
「……」
カガリは座ったまま、シャワールームの床を見つめ何も答えなかった。頭から水をかけられ
ポトリポトリと彼女の髪の先から雫が垂れる。
何故こんなひどいことをするのだろう。カガリはイザークの真意がわからなかった。
昨夜あんなに愛しあって、人種は違えども心が通じたと感じたのは、自分だけだったのだろうか。
「脱げないのならオレが脱がしてやる」
そう言って、自分に触れようとしたイザークに、カガリは震えながらも、首を何度も左右に振った。
「では自分で脱げ」
蛇に睨まれた蛙の状態に、カガリは仕方なく首を縦に振ると、ゆっくりと立ち上がり、
イザークが凝視する中で、1枚づつ脱いでゆき、地味な下着姿になる。
「こ…これでいいだろ?」
「オレは裸になれと言ったんだが」
イザークはそう言って、カガリのショーツを無理矢理下方にずらすと、彼女のまだ幼子のような秘所が
露わになる。カガリが「ひっ…」と悲鳴をあげる隙もなく、イザークは彼女のブラジャーを
外しにかかろうとするが、彼女は抵抗した。
「やめろ!自分でやるから!」
カガリは、イザークのこのひどい仕打ちに、今にも涙がこぼれそうになるが、泣くもんかと涙をこらえ
ブラジャーを外した。形の良い白い乳房が露わになり、彼女はそっと腕で胸元を隠す。
コイツには、もう何度も裸を見られてるんだから別に恥ずかしくなんかない!そう思おうとするが
凝視されていると思うと何か体の奥から熱いものがこみ上げてきてしまう。
「…見ろよ」
イザークにうながされ振り返ると、何も纏うもののない自分の全身が、シャワールームにある備え付けの
大きな姿見に映し出されていた。そして、パイロットスーツを脱ぎ捨てたイザークの全身も、その鏡は
映し出す。
「あ…」
男のイザークとは全然違う。丸みを帯びた体。成長を続ける膨らんだ白い胸。自分の全身を久しぶりに見た
彼女は、完全に女になってしまった、どこか淫乱な体つきに驚いた。首筋と胸元にある紅い印。男に激しく
愛されて開花してしまったこの体。男の味を知ってしまったその体は、更なる覚醒を求めようと、
彼女の心とは裏腹に、ここから出せと彼女の脳に命ずる。
「なんか…エロティックだな、すごく」
イザークは、背後からゆっくりと、カガリを抱きしめながら言った。
イザークのモノが、カガリの腰にあたり、彼女は既に彼のモノがかたくなっていることに気づき、ゾクリと
する。イザークは、カガリの顔を横に向け、その苺のような唇に吸い付いた。舌は挿し入れない。
その柔らかくふにゅふにゅとした感触を味わいたかっただけだから。カガリが抵抗を始めると、イザークは
そっと唇を離した。おびえるような、だが誘うような潤んだ大きな目で、自分を見つめるカガリを
イザークは愛しく思った。そしてまた涼しい笑みを浮かべ、どう料理してやろうかと考える。
「鏡の前でヤるってのは何とも卑猥だが…自分の喘ぐ顔を見ながらここでヤってみるか、なぁカガリ?」
「ばっ…バカ!離せよ、私がそっ、そんなことしたいわけないだろ!」
口では抵抗を見せるカガリだったが、イザークの台詞に体が反応し、彼女の子宮が疼きだす。すると
アソコがひくひくと戦慄きはじめ、じわじわと愛液を分泌させてゆく。
「ほぉっ、では何故ココはこんなにぬるぬるなんだ?」
「や、やめろ…さわるなイヤ…」
カガリを背後から抱きしめていたイザークの手が下にのび、彼女の秘所のワレメに指を侵入させている。
「こんなにぬるつかせやがって、何がイヤだ」
そう言ってイザークは、自分の雄をカガリの腰に押し付けながら、左手で彼女の胸を揉みあげ、既に
ツンと起ち上がっている可愛らしい乳首を、指でくりくりとつまんでやる。
ワレメに侵入させた右手の指は、彼女の敏感な花芽を攻め始める。
「あぁっ、やっ、イヤ!」
「イヤなもんか!じゃあこの垂れ流してるのは何だ?」
イザークは、カガリの愛液を指でを絡め取り、彼女の目の前に差し出した。イザークの指に付着した透明な
蜜がキラリと光る。
「や…だ、見せないで…そんな……っん」
イザークは、蜜の付いた指を、カガリの口に突っ込んだ。
「自分の味は美味いか?ん?」
甘いのかと思っていたその味は、塩の味がするような、少し酸味があるような、何とも言えない味だと
カガリは頭の片隅でそう思った。
「う…ぅ…」
「ほら…気持ちイイだろ…?」
カガリの耳元でそう囁くと、彼の指は、また花芽を攻撃し始めた。なぞるように、潰すように、円を描く
ように…。
鏡に映し出される、男女の絡み合う光景。そして、敏感な器官を刺激され、カガリの体は薄紅色に染まり
今にも感情が張り裂けそうになる。昨夜あんなにいっぱいヤったのに、そして今朝も浜辺でイかされて、
それなのに私の体はこんなに感じてるなんて…。こんなにいやらしい体だったなんて…。でも…あぁ、
クリトリスを刺激されると自分を忘れてしまう!!
「ひぁん、あぁ、あっ、ひ、あぁ…ん」
カガリは、まるで自分ではないような、甘い声を出していることさえ気づかず、熱にうかされ始める。
「まだイくなよ」
イザークはカガリの腰を折り、鏡の前に手のひらを着かせると、自分のモノを右手で握り、彼女の中に
挿入した。
「あ…ぁ…」
待ってましたと言わんばかりに、驚くほどスムーズに、カガリの中はイザークのモノを迎え入れる。
「い…イザーク…こんな体勢で、す…するのか?」
「オレも立ちバックは初めてだ。ほらいくぞ、鏡見てろよ。自分の喘ぐ顔よ──く見てろ!」
そう言うと、イザークはゆっくりと腰を動かし始めた。
「あぁ…あぁ…あ、あ…」
「すごい…締め付けだなオイ、そんなに欲しかったのか?」
イザークが僅かに顔を歪めながら言う。
「奥まであたってるな。気持ちイイか…?」
「あっ、やぁっ、ぁぁん、あ、ひ、あっ…」
「目を閉じるな!鏡見てろ!」
イザークは腰を動かすスピードを、どんどん速めてゆく。その動きに合わせて、更なる快感を求め
カガリも自ら腰を振り始めた。イザークのモノの先端が最奥にあたる度、彼女の中は収縮し、
彼のモノを離すまいと捉える。
「う…ぁ、すご…い、おまえ、の中…く、わ…う」
カガリが鏡越しにイザークの顔を見ると、眉間に皺を寄せ、切ない表情で声を出している。
その色っぽく可愛い表情に、カガリの体は彼を満足させていることに、女としての悦びを感じずには
いられなかった。
「あぁっ、ひぃ、ひぁん、あぁっ、あ…やぁっ…も、だ……め、あ、ひぃ」
オレを感じろ!もっともっともっとオレを感じさせてやる!!
イザークは腰を振り続ける。その度に、甘く漏れる彼女の切ない喘ぎに脳髄を焼かれながら、言葉では
表現できぬ思いを、彼女の体にぶつけてゆく。
「ああぁぁぁあああっ…やっあっあぁ───────っ!!」
カガリがイった後も、イザークはしばらく腰を振り続け、彼女の中に、その切ない思いを放った。
「あ…あぁ…」
愛の儀式が終わると、カガリはふらふらと鏡の前に崩れ落ちた。
イザークはカガリの後ろに座り、背後から彼女をぎゅっと抱きしめ、右の耳元に何度も熱いキスを
繰り返した。そして、耳たぶを優しく噛んだ後、耳の穴に舌をねじ込んだ。
熱くぬるぬるとした感触と、イザークの息遣いに翻弄され、カガリはゾクゾクとし、目を細める。
「まだ終わりじゃないからな」
「…ぇ?」
イザークは、油断しているカガリの隙を突き、彼女の膝裏に腕を入れ、彼女の脚を大きくM字に開き、
鏡の前にその恥ずかしい部分を晒してやった。
「きゃ──っ!こ…この変態!バカバカ!こんなのダメだ──っ!」
カガリは、この上なく恥ずかしい状態から逃れようと暴れ出すが、イザークは後ろから押さえつけ、
アソコがもっとよく見えるように、更に脚を大きく開いてやった。何も覆うものがない、彼女の綺麗な
ピンクの秘所は、今やイザークの放った白い精液に侵され泡立ち垂れ流し、性交の後を物語る。
だが見え隠れする彼女のソコは、再度、男の侵入を待ちわびているかのようにヒクついている。
そして、イザークにこねくりまわされて、赤く充血したクリトリスは、もっと触ってくれと
言わんばかりに、その存在を主張していた。
──くちゅり
イザークは、リクエストに答えるように、右手の人差し指をカガリの膣に挿入した。
人差し指…次は中指、そして薬指…。カガリの内部がうねうねと動き、イザークの指に絡みつく。
「カガリ、わかるか?指が3本も入っちまってるんだぞ」
「ぅぅ…言わないでそんなこと…」
カガリは、大きな鏡に映る、その卑猥な光景に耐えられず目を閉じる。が、正直な彼女の体は、
またまた愛液を分泌させ、イザークの蒔いた精液と混ざり合う。
すぐにイザークは、3本の指で、カガリの中を優しく掻き回し、舌でまた彼女の耳元を攻め始めた。
「感じるか…?」
イザークが耳元で囁く。
「あ…は…ぁ…ん」
「正直に答えるんだ。感じるか?オレを…感じるか?」
「ぁ…感じ…てる」
カガリは、素直に自分の気持ちを言った。バカ正直すぎる所が、彼女の長所でもあり欠点でもあるが
イザークにとっては長所だった。手荒なことをした自分に、素直に感じてると言う彼女に、彼は胸が
きゅんとしてしまう。彼は、自分の気持ちを伝えようと、カガリを優しく愛してゆく。
掻き回す指も。愛撫する舌も。囁く声も。胸に触れる手も。
「カガリ、好きだとこういうことするって言ったよな。オレ」
イザークが、カガリの中を掻き回し、くちゅくちゅという蜜の音を奏でながら言う。
彼のその言葉に、カガリは昨夜の情事を思い出す。確かに彼は、そう言っていた。
恥ずかしいことを、たくさんされたが、彼の愛を感じたのは事実だ。
「このへん…気持ちイイか…?」
イザークは、カガリの膣壁前のシワシワ感のある部分を、指の腹で押してみた。嘗て婚約していた
女性には、こんなシワシワした箇所はなかったが、彼女にはある。すると、彼女の全身がぴくりと
反応し、イザークの指を、きつく締め付ける。
「ぁひ、いやっ…」
間違いなくここは彼女のGスポットだ。イザークは、指を1本抜き、2本の指の腹の部分を
そのワンストップにあて、高速の指ピストンで攻め始めた。
指を抜き差しするたびに、くちゅりくちゅりくちゅりと欲情を誘う音がもれ、カガリは今にも自分を
見失いそうになる。
「そこっ…や、やめてっ!やぁぁっ、あぁ」
「随分とココが気に入ったようじゃないか」
「あ、やっ、やめ、あん、あっ、あぁあ、あぁあぁぁ」
カガリは、イザークの胸に後頭部をもたれさせ、天を仰いで絶叫しまくる。
「ハァ…ハァ…カガリ…オレのそばにいろよ。逃げようなんて…思うな」
2本の指だけで、カガリを翻弄している自分に、彼は興奮しながらも、得意げに笑みを浮かべながら言う。
「わかった!わかったからもうやめて────っ」
イザークは、作戦成功とばかりに、絶叫するカガリを見て、更に笑みを浮かべる。しかし、彼は指の
動きを止めずに、そのまま高速ピストンを続けてやる。
──クチュクチュクチュクチュクチュクチュ
「あっ、いやっ、やっ、やめ、あっ、あっ、あぁあ」
「好きだから…っは、イかせてやる…力ぬけよ」
イザークは、もしかしたら、女の潮吹きが見られるのではないかという期待を胸に、指ピストンを
繰り返す。
「ひっ、あっ、あぁん、あん、はぁぁっ、あ…あぁあ」
「わかるな?オレは好きだからこうするんだっ!」
「や…ぁ、イザ、あっ、あぁあ…あぁ…」
だが、カガリの中に何かが芽生え、イきそうになるその時だった。通信を知らせるメロディが、部屋に
鳴り響いていることに、イザークは気づいた。くそ…一番いいところで…。だが背に腹は代えられない。
夜の楽しみにとっておくとするか…。彼は仕方なく、名残惜しそうに、彼女の中から指を抜き
指に付いた愛液をペロペロと舐め取りながら、シャワールームを出て行ってしまった。
「ぁ……」
イきそうなのを、途中でやめられたカガリは、鏡の前で脚を開いたまま放心状態だった。
イザークは、すぐにシャワールームへ戻っては来たが、カガリをそのまま放置し、シャワーを
浴び始めた。その温めのシャワーで、熱くなった体を元に戻すと、持参したシャンプーやソープで
全身をすばやく洗う。カガリは、シャワールームの隅に座り込み、イザークがシャワーを浴びる様子を
放心状態のまま眺めていた。
「カガリ、オレは機体の所へ行かねばならない。続きは後でしてやるから楽しみに待っていろ。
それと、わかっているとは思うが、この部屋から出るなよ」
シャワーを終えたイザークは、ぶっきらぼうにそう言い残し、シャワールームから出て行った。
そして、随分と遠まわしなセコイやり方をした自分に、情けないといった面持ちで、スーツケースから
取り出した赤い軍服を着ると、身だしなみを整え、格納庫へと向かった。
続く
また来ます
GJ!!
続き楽しみに待ってます!
キタ━━(゚∀゚)━━!!!
職人様乙です
続き楽しみにしてます。
イザカガキタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!!!
イザカガGJ!!!!!!
イザカガは萌えた〜
GJ!!イザカガすごく萌えたー!
続きに期待。
シャワールームに、ひとり残されたカガリは、言いようのない焦燥感に襲われる。
──もうちょっとで…イきそうだったのに…
あの痺れるような快感に、まだ心を奪われたままのカガリは、もう一度鏡の前に座り、自ら脚を開き、
びしょ濡れになったままの自分の秘所を見た。頂点に達したい…。そう思い、彼女はゴクリと唾を
飲み込むと、自らの指で秘所に触れてみる。こんなことをしてはいけない≠サう心で葛藤しながらも
火照ったその若い体は、性の欲望には勝てない。
「あ…すご、い…ぬるぬる…やだ、い、糸まで引いてる…」
なんともふしだらな、その自分の姿を見つめながら、カガリは一番長い中指を膣の中に沈めてみた。
そして、イザークが見つけてくれた、あの気持ちいい箇所を指の腹で刺激し始めた。
もう一度、あのエクスタシーを得る為に。
オーブの国家元首の娘という、特殊な環境に育ったカガリは、猥談で得る知識がない分、同年代の
少女達よりも、いくらか性の知識に乏しかった。しかし彼女ももう16歳。自分の指でイくという
技術は身につけていたが、指を膣内に挿入するのは初めてのことだった。
「あ…あぁ…イザーク…」
またもやイザークの色に染まってしまったカガリは、彼にされていることを想像し、必死に指を
動かすが、フと彼の台詞が頭をよぎった。
『続きは後でしてやるから楽しみに待っていろ。』そうだ…。イザークは待ってろって…。
あ…あ…でもどうしよう。気持ち良くて止まらない…!私…イきたい!!
だが律儀者のカガリは、イく寸前の所で指を抜いた。
「だ、ダメだやっぱり!あいつは待ってろって言ったんだから待ってなきゃ…」
カガリは、はぁはぁと荒い息を吐き終え、呼吸を整えた。だんだんと熱が冷め落ち着きを取り戻す。
そして、ザフトの基地内にあるこの部屋で、自分がしようとしたことに、自己嫌悪に陥る。
「私のバカ…。何やってんだよもうっ…!これからどうなるかもわからないってのに!」
膝を抱えながらそう言うと、キサカの顔が思い浮かんだ。彼女の護衛であるキサカという男は、
きっと死ぬほどカガリの身を案じているだろう。カガリは、こうなってしまったことを、心の中で
彼に詫びた。次にカガリは、優しく微笑む、だが時々どこか淋しい瞳をする、キラの顔を思い
浮かべた。キラはどうしているだろう…。
「…キラ」
一言そう呟くと、カガリはよろよろと立ち上がり、鏡に映る自分の全身を身ながら思う。
結局…私はひとりじゃ何もできない。砂漠ではキサカに守られ、無人島ではキラが助けに来て
くれることを願い、そして今は、昨日出会ったばかりのイザークを頼ることしか出来ない。
シャワールームの小さな窓から外を見下ろすと、軍服や作業着を着たザフトの兵士や、彼らの乗る
ジープが行き交うのが見える。この部屋は何階なのか。とても窓から脱走できる高さではない。
カガリは、ここから脱走するなんてことは、自分ひとりの力では不可能だと最初からわかって
いたが、はぁ…と小さなため息をひとつついてから、シャワーを浴びる為に、コックを捻った。
イザークの設定した少し温めのシャワーが、彼女の若くピチピチとした肌を濡らしてゆく。
髪を洗い終えると、首から下を隈なく洗い、最後は顔を洗う。シャワールームに広がった
ハーブ系の芳しい香りが、彼女の不安な心をいくらか和らげた。
イザークのあの言葉を信じよう。信じるしかない。そして彼が私に愛想尽きるまで、彼のそばにいて
私にできることをしてあげよう。アークエンジェルに、オーブに戻れないなら、私にできるのは
それだけだ。
イザークには処女を奪われた上に、ザフトの基地に拉致されるという、とんでもないことをされたが
カガリは何故か彼のことを、心底憎むことができなかった。それどころか今のカガリは
もっと彼に抱かれたい、エッチなことをたくさんしたい、そんな心境だった。流されやすいカガリの
性格に、イザークの作戦は見事成功を収めたのであった。
シャワーを終えたカガリが、かけてあったバスタオルで体を拭いていると、訪問を知らせるチャイム
がなった。
「イザーク?帰ってきたのか?」
カガリは、あの続きをすることに思いを馳せながら、急いで扉を開けた。だが、扉の前に立っていた
のはイザークではなく、緑色の目をした少年だった。
こ、こいつは、さっき私のことを捕虜収容所へ連れてゆくとか言ってたやつじゃないか…!
も…もしかして私のこと連れに来たのか?
カガリは恐ろしくなり、後ずさりした瞬間、急いで体に巻きつけたバスタオルがハラリと床に落ち
生まれたままの姿を晒してしまう。
「!!!!!!!」
アスランは、バスタオル一枚を纏っただけの少女が、突然扉を開けたことにも焦ったが、
そのバスタオルがズリ落ちるというハプニングに、声にならない声を出して慌てふためく。
「あ…ぅぁ、あ…わ」
カガリは、少年の視線が、自分の胸と中心部を行き来していることに気がつき、思わず『きゃあ』と
悲鳴をあげそうになる。だが、それはまずいと判断した彼女は、声を押し殺し、床に落ちた
バスタオルをそっと拾い上げ、もう一度体に巻きつけ、何事もなかったことにして、真っ赤な顔の
少年に話しかけた。
「あ…あの…イザークは今、部屋にいなくて…」
金髪の少女にそう言われ、アスランは我に返る。が、まだバスタオル一枚を巻いただけの少女の
どこに視線を合わせたらいいのかわからない。髪は濡れており、石鹸の良い香りが仄かに漂って
くる。つい先程までシャワーを浴びていた様子が、ありありと伝わってくる。
アスランは赤面しながら、あらぬ方向を見て少女に答えた。
「…お、オレはその、君に用があって…。だがその格好じゃ話もできないから、こ、これを
着てくれるか?オレはドアの外で待ってるから。着替えたら呼んでくれ」
アスランはそう言うと、あたふたとしながら扉を閉めた。彼は、亡くなった母親以外の女性の裸を
生で見たのは初めてのことで、かなりの興奮状態に陥った。
雑誌等で見るのとはまた一味違う少女の裸…。アスランの雄の部分に熱が集中し、胸の鼓動が速く
なる。彼は胸に手をあて、先程見た少女の裸を頭の中で再生する。
そう言えば、あの部分に毛がなかったような気がするがオレの見間違いだろうか…。
綺麗な胸だった…。そしてあのキスマーク。イザークはあの体を抱いたのだろうか…。
いや、間違いなく抱いている…!
アスランは、ドキドキとしながら金髪の少女のあれこれを想像し、壁にもたれかかりながら
少女が出てくるのを待った。
一方、カガリがアスランから渡された物は、ザフトの緑色の軍服と、アンダーシャツだった。
何故私にこれを?収容所に連れに来たわけじゃないのか?カガリは少しホッとするが
ザフトの軍服を着ることには抵抗があった。しかし、何も着るものがないので、カガリは
ありがたくそれに着替えることにした。イザークにシャワーをかけられて、下着も濡れてしまって
いるので、仕方なくノーブラ、ノーパンのままアンダーシャツを着て、好みでないタイトスカート
のファスナーを上げる。そして、軍服の上着のホックを留めると、カガリは扉を開けた。
それに気づいたアスランは、まだ平常心を取り戻せていないながらも少女に近寄る。見ると
緑の軍服に着替えた少女は、頬をバラ色に染め、当たり前だが先程のアクシデントを気にしている
ようだ。
「…あの、その…さ、さっきは…はしたない格好を見せてしまって、ご、ごめん」
カガリが恥ずかしそうに、すこし小さめの声で、アスランに話しかける。
「あ、いや…オレは得したから…」
「…ぇ?」
「!!」
つい本音を口にしてしまったアスランは、急いで自分の口を塞いだ。が、少女の顔を見ると
まるで意味がわかっていないようなので、今のうちにと話をすり替えようと試みるが
先に話し始めたのはカガリの方だった。
「あっ、あの…私が女だってことは内緒にしといてくれないか?」
「え?」
真剣な眼差しで懇願してくる少女に、アスランは何だかおかしくなり、クスクスと笑いながら
言った。
「心配しなくても、君が女だってことは最初からバレてるから。記憶障害っていうのも嘘なんだ
ろう?」
「え?あの…それは」
「君が妙な真似をしない限りは、危害を加えることは絶対にしないと約束するよ。だから正直に
答えてくれないか?君は本当に軍人なのかい?さっきそこの通路でイザークと出会って
問いただしたんだが何も答えてくれなくてね…。もしかしてイザークは君を無理矢理ここに
拉致して来たんじゃ…」
「あのっ…私はオーブの人間なんだ。軍人じゃない。で、でも別にその…無理矢理ってわけじゃ
なくて、え…っと」
カガリは、拉致されたというと、イザークが何か処分を受けるのではと心配し、言葉を濁すが
アスランは、カガリのその気持ちをすぐに察した。
「オーブの民間人の君を…本当にすまない。どういう経緯でイザークと君が知り合って
ここに来たのかは知らないが、すぐにとはいかないが、君がオーブに帰れるようにオレが何とか
するから…。本当にすまない」
心から謝ってくる、誠実そうな目の前の少年に、悪いのは全部イザークなのになぁとカガリは
思った。そう言えばコイツのことはイザークが隊長と呼んでいたっけ。尻拭いも大変そうだ。
「その軍服は君のだ。しばらくザフトにいることになるだろうし。仮の通行証も後で持ってくる。
入れる場所は限られているが。…じゃあオレはこれで」
「あの…ありがとう」
「オレの部屋はこの隣だ。何かあったら呼んでくれて構わないよ。ずっと部屋にいるわけでは
ないが…」
そう言われ、カガリが首を傾けてニコリと微笑むと、それに釣られてアスランも微笑み返した。
カガリは扉を閉めると、自分の頭を拳骨でコツリと叩いた。
「私…バカだ。何でイザークのこと庇っちゃったんだろ…」
ポツリとそう言いながらトコトコと歩き、ソファに腰掛けた瞬間、再び訪問を知らせるチャイムが
なった。カガリは、今度は失敗しないように、モニターで訪問者を確認すると、イザークや
アスランと同じ赤い軍服を着た、明るい金髪の少年が立っていた。
「あの、イザークは今ここにはいなくて…」
カガリはモニター越しに少年に言った。
「ホント?ちょうどよかった。コレ持ってきたんだ。ちょっと出て来てよ」
モニターの中で、少年は白い紙袋をカガリに見せるように翳し、ピースサインを送っている。
なんなんだよコイツ…。カガリは戸惑ったが、恐る恐る扉を開けた。
「おっ、着替えたのか。なかなか似合うじゃんそれ。どうしたんだ?」
少年は悪戯っぽい目で、にこやかにカガリに話しかけた。カガリは、すこし警戒しながら
少年に答える。
「隊長の人が持ってきてくれたんだ」
「隊長?あぁアスランか。オレはディアッカってんだ。キミは?」
「か…カガリ」
「そうか、カガリちゃんか。はいこれ」
ディアッカが、手に持っていた白い紙袋をカガリに渡す。
「これは?」
「雑誌の付録だったんだけどさ、キミに似合うかな〜…と思って。イザークのヤツもこーいうの
すっげー好きだからさ。あいつが帰って来たら一緒に開けてみてよ」
「???」
「じゃ、またねカガリちゃん」
「あ…ありがとう」
カガリは紙袋の中に何が入っているのかさっぱりわからなかったが、とりあえずお礼を言うと
ディアッカはニヤニヤと笑ってカガリに手を振りながら、向こうへと歩いて行った。
「何だろこれ…」
ディアッカってやつはイザークと一緒に見ろって言ってたけど、別に先に見ちゃってもいいよな…。
カガリはソファに座って、閉じられている紙袋を開けてみた。すると──
「な……っ!何だこれは!?」
それは、下着とも言えない下着だった。
プラントではこんなものが雑誌の付録に付くのか?
どんな雑誌なのかは容易に想像がつくが、女性の下着を付録にするとは悪趣味だとカガリは呆れ返る。
「ん?」
しかし、よく見るとその下着のタグには、メイドインオーブの文字が印刷されていた。
「…」
カガリは声を失った。そして、大人の世界を垣間見た気がした。
ディアッカが紙袋に入れて持ってきた何枚かの下着は、隠す為でなく、間違いなく男を興奮させる
為の、男女の営みに使われる為の下着だった。そんなプレイがあることなど知らない彼女だったが
隠すべき部分に穴が開いていたり、ほとんど紐だったりするその下着達を見て、つまりは
そういう下着なのだと、鈍感な彼女は気づき頬を染める。
そして『あいつが帰って来たら一緒に開けてみてよ』と言う、ディアッカの台詞に
顔から火が出そうになる。
「…あ、あいつ何考えてっ…こんなもの着れるわけないだろバカッ!!」
カガリは怒りながら、頭上に下着を放り投げた。蝶のようにヒラヒラと下着が舞い上がり
その中の一枚である白いパンティが、カガリの足元に舞い降ちた。カガリはそれを拾い上げ
まじまじと見つめる。
「…これならなんとかはけそうかも」
シースルー素材に、レースと花模様が施された両横を紐で結ぶタイプのパンティを、カガリは
選んだ。
「ノーパンでいるよりはいいもんな」
次に、ブラジャーはどうしようかとカガリが迷っていると、またチャイムがなる。
今度は誰だろう…?カガリがモニターを見ると、まるで女と見紛うような可愛い顔をした少年
だった。
カガリは、イザークは留守だということをモニター越しに告げると、少年はこう言う。
「これ、イザークに頼まれて持って来たんです。ドアを開けてもらえますか?」
モニターに映る少年は、両手でトレーを持ち、そのトレーの上には、何やら食べ物が載っている
ようだ。カガリがそっと扉を開けると、可愛い少年はニコリと微笑んだ。
「僕、ニコルと言います。テーブルまでお運びするのでちょっと失礼しますね」
ニコルはそう言って、スタスタと部屋の中に入り、ソファの横にある丸いテーブルの上に
トレーを置いた。トレーには、ドリンクと何種類かの食べ物が載り、デザートまでついている。
カガリは、緊張続きだったせいか、あまり空腹を感じなかったが、美味しそうな食べ物の匂いに
忘れていた食欲を呼び起こす。
「イザークが、あなたがおなかを空かしているだろうからって…。あ、それとこれ、良かったら
使って下さい」
ニコルは、小脇に抱えていた白いTシャツをカガリに渡した。
「これ、僕のなんですが、小さめのサイズですしあなたに合うかと思いまして…着替えにどうぞ」
「あ…ありがとう」
ニコリと微笑み返す、ニコルという少年は、とても感じが良く軍人には見えなかった。
その時、カガリは穿こうと思っていた白いパンティがソファの隅に、そして、手に取って見ていた
紐のようなブラジャーが、紙袋から見え隠れしていることに気づき、慌てて隠した。
よ、良かった…見られてないみたいだ…<Jガリはホッっとして胸を撫で下ろすが
実はニコルは、そのHな下着の存在に気がついていた。が、気づかないフリをしていたのであった。
──あのH下着は間違いなくディアッカが闇店舗で入手した無修正本に付いていたものだ。
そっか、この子にプレゼントしたのか。でもこの子じゃなくてイザークにプレゼントした方が
良かったんじゃないのかなぁ…。僕もTシャツじゃなくてこっち系のものを持ってきた方が
よかったんだろうか…。
ニコルは表情を変えずにそんなことを真剣に考える。そして、カガリに質問してみたくなった。
「あの…イザークとは、その、どこでお知り合いになったんですか?」
「え?あぁ、む、無人島で」
カガリは、別に隠す必要もないだろうと思い正直に答えた。
「むっ、無人島…ですか?」
「その…色々あって、偶然無人島で出会ったんだ」
勘のいいニコルは、その時全てを理解した。無人島での一夜か…。それでイザークはこの子と。
想像するとたまらなく興奮してくる。無人島…。何か良い響きだなと、彼は胸に手をあて思った。
「…あ、すみません長々と…では僕はこれで。それと、その軍服良く似合っていますね」
「え?そ、そうか?ありがとう」
ザフトの軍服が似合っていると言われると、少し複雑な気持ちだったが、カガリは一応礼を言う。
ニコルは、軽く微笑みお辞儀をすると、部屋から出て行った。
──…みんな、いいヤツじゃないか…。何故戦争なんか───…
そう思うと、カガリはとてもいたたまれない気持ちになった。
一方イザークは、軽く昼食をとった後、デュエルのOSに新データをインプットしていた。
今度こそストライクを始末する!そう考えながら指を動かしてはいたものの、今日の彼の頭の中の
大半は、カガリに占領されていた。画面を見ながらも、いつしか彼の頭の中には
カガリとのセックスシーンが浮かぶ。
母艦に乗る前に、今晩はやりまくってやる!!あいつとなら、自分の思い描いたセックスが出来る。
嫌だ嫌だと言いながらも感度は抜群だし、それにどんな羞恥プレイをしても
あいつなら最後には笑って許してくれそうだしな。
いや、でもあいつはナチュラルだ。同胞の女達よりも幾分か非力だ。基本は優しくだな。
優しく優しく、冷たく、激しく、優しく。この順番だ。
イザークは、ふふんと笑みを浮かべながらキーボードをピシリと叩いた。
************************
作業が終わり、その後、明日に備えてザラ隊のメンバーとの作戦会議が終わると、もう日は沈み
かけていた。
カガリのやつ大人しくしているだろうか。イザークは、そそくさと部屋へ戻ろうとするが
それをアスランが引き止める。
「イザーク。彼女に軍服を渡しておいたぞ」
「彼女?」
「あの子のことだ。最初からバレてるんだ。もう下手な嘘をつく必要はないぞ」
「…なっ」
イザークは、珍しく顔を赤くし、アスランに言い返せないでいた。
「あの赤いTシャツのまま、ここにいるわけにはいかないだろう?それと、これが仮の通行証だ」
「…」
イザークは『フン!余計なことを!』アスランにそう言おうとしたが、確かに彼女を手元に
置いておく為にはあのままではまずい。
「すま…ん」
皮肉は言わずに一言そう言うと、通行証を受け取り、その場を後にする。ディアッカと
そしてニコルまでもが、何やらニヤニヤとしているのが気になったが、イザークはそのまま
会議室を出て、カガリが待つ部屋へと向かった。
稚拙文なうえに微エロでスマソ…
切な系を描いているつもりがギャグになっているよな気も
軽ーく読んでいただけると
職人として光栄です
次回はセックルあります
投下は少し先になります
キタ━━━!!
GJ、面白かった
次のエロ楽しみにしてます
イザカガGJ!!!!!!!!!!!!!!!
面白かったし次も期待してます!
イザカガGJ!
なんかアスラン寝取られいらんような気がしてきた
カガリ、オーブはセイラン親子にでもあげちまえw(おぃ
イザカガGJ!!
そこらの同人より全然面白いな。
首を長くして待ってる。ノシ
そうしょくご
うん。アスランに寝取られても最後はイザカガで終わって欲しいねw
アスランと3Pでもいいがディアッカやニコルにたらい回しに
されてザフトレッド共の肉便器にされてもいい気がしてきた。
まぁ続き書くのは職人の自由だから今後カガリが淫乱になろうと
どうなろうと俺は続きを全裸で待機。
次のうpが楽しみだ。
237 :
名無しさん@ピンキー:2007/10/02(火) 11:43:33 ID:mXxiWGLy
ほしゅ
保守
キラカガとミアラクはどーなったんだ
ニコル×カガリ もしくは
ニコルとイザークとディアッカに(ry
早く続きUPされないかな…わくわく。
242 :
名無しさん@ピンキー:2007/10/14(日) 02:40:59 ID:BlR7GvBv
>>239 カガリ関連でないカプに需要はないよ、このスレじゃ
よって後者の登場はまずありえない
ミアラク投下すると言ってた人いたじゃん
>>242 (゚д゚)ポカーン
…そうだったんだ、ここってカガリ関連じゃないカプって需要ないんだ
新入りだから知らなかった
245 :
名無しさん@ピンキー:2007/10/14(日) 15:42:51 ID:JIz5GkTr
夏ごろに新板の職人相談室でここの職人が相談していたな
読みにくいやらさんざ罵倒されまくっていたww
247 :
名無しさん@ピンキー:2007/10/14(日) 19:23:25 ID:qKlBwwpm
>>244 大丈夫
同じ人がカゴリイラネとかカガリ以外いらないよとか言ったりゴリ腐消えろって
一人ノリツッコミしてるだけだから
まあどちらかと言うとミーアキボンなわけですが
カガリも好きだが、他のおにゃのこ話も読みたい。
なので投下迷ってる職人様いたら、遠慮なく投下してほすぃ
シンルナかアウステきぼん
キラアサ見たい
エロきゃ、なんだっていいぜ!
ばっちこい!
253 :
名無しさん@ピンキー:2007/10/15(月) 09:11:41 ID:kM5BFqxO
ここの保管庫ってないの?
ないしウザイし消えろ!!!
それとここはホモ禁止のスレだ!
続きです
自分ばかり連続で投下してしまってスマソ…
とりあえず書いたので投下しますが
しばらく控えた方がいいすかね
今回はアスランの妄想セックルがあります
本当はイザカガの予定だったのですが
次回にもちこし
イザカガはバカップル化…
イザカガ、アスカガ嫌いな方はスルー願います
部屋の扉を開けると、しーんと静まり返っており明かりも点いていない。
「カガリ?」
イザークが呼びかけながら照明を点すと、ソファの上に横になり、子猫のように背中を丸め、
クッションを抱きかかえてスヤスヤと眠っているカガリを見つける。
ベッドではなく、遠慮がちにソファで眠る彼女を可愛く思い、イザークは思わず微笑んだ。
そっと近づいて顔を覗き込んでみる。頬にかかる透き通るような金色の髪。長い睫毛。
そして、僅かに開いたふわりとした唇に、思わず舌を挿しいれたくなってしまう。
このまま人形のように、ガラスケースに閉じ込めて、眺めていたいと思うほどに、無防備な
カガリの寝顔は可愛かった。
…ベッドに移すと起きちまうかな。仕方ない、良く寝ているしこのまま寝かしといてやるか…。
イザークは、襲いかかりたくなる気持ちを抑え、しばしカガリの寝顔を見つめた後
パソコンを取り出し、メールBOXを開いた。新着メールの内容を、ひとつずつ確認し処理を
してゆく。そして、プライベート用のメールBOXには、彼の母親であるプラント最高評議会幹部の
エザリアからのメールが届いていた。内容は、慣れない地球で何か困ったことはないか、怪我は
していないか、とても心配している…といったもので、軍人としてではなく、母親として
イザークに宛てたメールだった。
「母上…」
母親の愛が、少し鬱陶しく感じる年頃のイザークだったが、返事を出さないと、後でさんざん小言を
聞かされるはめになるので、彼は、自分は大丈夫だという内容のメールを打ち、エザリアへと
送信する。勿論、カガリのことには何も触れてはいない。
──その時…
「…あれ?イザーク…帰ってたのか…?」
ソファの上に転がっていたカガリが目を覚ました。カガリは人差し指で目をこすりながら起き上がり
抱きかかえていたクッションを膝に乗せて、ちょこんとソファに腰掛けて言う。
「私、ご飯食べたら何か眠くなっちゃって…。そうだ、この軍服、隊長の人が私に持って来たんだ。
私が女だってこととかバレちゃってたぞ。聞いたか?」
「あ、あぁ」
イザークは、母親にメールをしているところを、カガリに見られるのが恥ずかしくなり
彼女の問いかけにも疎かに、メールBOXを急いで閉じた。
「誰かからメールか?ぁふ…もしかしてお母様か?」
カガリがひとつ、小さなあくびをしながら言った。
「……なっ…何故わかった!?」
図星をつかれたイザークは、顔を赤らめながらカガリの方を振り返った。
「何故って…別に適当に言ってみただけだぞ。でもホントにお母様だったんだな。
いいなぁ羨ましいよ。私にはお母様いないし」
「…」
イザークは、マザコンだの何だの言われるのではないかと思い焦っていたが、彼女の顔には
全く悪意は見あたらず、どこか遠くを見つめるような目で微笑んでいた。
「きっとイザークのこと、すっごく心配してるんだろな」
「…母親がいないのか?カガリ」
「うん。でも全然淋しくなかったぞ。お父様は仕事で忙しくて殆ど家にいなかったけど、乳母の
マーナや、それにメイド達やシェフとか庭師のおじさんとか、犬や猫もいっぱい飼ってたし!」
「………」
カガリのその言葉に、イザークは口をポカンと開けたまま一瞬固まった。
──どこのお嬢様だこいつは…。乳母にメイドにシェフに庭師だと!?…しかし、そう言えば
服装はどう見てもお嬢様ではなかったが、どこか品があるとは思っていた…
イザークが驚いた顔をしたので、カガリはしまったと思い、何とか言葉を付け足す。
オーブの姫だということは、いくら彼であっても知られない方がいいだろう。
「でっ、でもでもあの…別にお姫様とか、お嬢様とか…そんなんじゃ全然ないんだぞ!」
カガリは、バイバイをするように両手をイザークに向けて左右に振り、お嬢様ではないと
いうことを強調した。その顔は、明らかに何かを隠したがっている顔だったが、イザークは
カガリが姫であろうがメイドであろうが、そんなことはどうでもよかった。
自分のそばにいてさえくれればそれでいい。たとえナチュラルで敵であっても。どこの誰で
あろうとも…。恋とは何と不思議なものなのだろうと彼は思った。
「そうだ!隊長が軍服持ってきてくれた後に、ディアッカってやつとニコルってやつも来たんだ」
「何?」
確かにニコルには、彼女に昼食を持って行ってくれるように頼んだが、ディアッカは一体何を
しに来たのだ?イザークは、会議室での彼のニヤニヤとした顔を思い出し、何か企んでいるに
違いないと思い、チッと舌打ちした。
「お昼ご飯ありがとうイザーク。おいしかったぞ!それでニコルってやつはお昼と一緒に
このTシャツを着替えにって持って来てくれたんだ。すごく感じのいいやつだよなニコルって」
カガリがソファから立ち上がり、ニコルから渡されたTシャツをイザークに見せる。
イザークは、パソコンの電源を切りながらカガリに訊ねた。
「で、ディアッカは何をしに来た?」
「…そ、それが…」
カガリは、イザークから視線を逸らし、もじもじとしながら何か言いにくそうにしている。
だが、イザークと一緒に見ろとも言われたし、それにあの下着をそのままにしておくわけにも
いかないので、ディアッカに返しておいてもらおうと思い、彼に見せることにした。
それに、イザークはこういうのがすごく好きだとディアッカが言っていたので、彼女はそれが
本当なのか、彼がどんな反応を見せるのか、少し楽しみでもあったのだ。
「何だ?早く言え」
「こ、これを持って来たんだ」
イザークは、カガリが差し出した白い紙袋の中を見た。
───こっ…これはあの裏本の…──────…
くっ、ディアッカのヤツ余計な真似を───────────────…………
色白な彼の顔が紅潮してゆく様を、カガリは初めて見た。
「…こうゆうのイザークが好きだって、ディアッカが言ってたんだけど…ほ、本当か?」
「ばっ…バカを言うな!!こんなものはな!マンネリ化したカップルが刺激欲しさに
使うものだ!!オレ達には必要無い!!」
「ぇ?ぉ…オレ達って…」
カガリが照れながら小さな声で突っ込んだが、平常心でないイザークの耳には届いては
いなかった。
──悪趣味なディアッカめ。こんな邪道なアイテムなどなくても、オレはコイツに萌え萌え
だし、寝顔だけでも勃起するし、それに素っ裸で抱き合う方が気持ち良くていいじゃないか。
オレはその方が好きなんだ!
イザークは、乳首の部分に星型の穴が開いている黒いブラジャーを手に取りながら
考えを巡らす。──だが彼女が初めに着ていたあの緑の下着はあまりにも色気がなさすぎる。
しかし逆にこれは……。オレは清楚な方が好みだ。
「この下着、ディアッカに返しといてくれよイザーク」
イザークは、ディアッカには今付き合っている女性がいないことを知っていた。それに、
殆ど面白半分だろうが、折角持って来てくれたものを返すというのも失礼だし、
逆に、返す方が色々と面倒だと思い、カガリに言った。
「…いや、もらっておけ」
「えっ?で、でも…」
「それを着ろとは言わん。まともなのは後で売店で買ってやる。それより飯だ!
飯食いに行くぞカガリ。ほらこれがおまえの通行証だ。誰かに何か訊かれたらクストーに
配属された新人オペレータだと言え!わかったな?」
「う…うん」
イザークとカガリは、あまり目立たぬようにエレベータではなく階段を使って食堂まで行き
窓際の隅の席に座ろうとしていた。
アスランは、二人から少し離れた席に座り夕食を口にしていた。丁度夕飯時で、大勢の
ザフトの軍人達で食堂は混雑していたが、彼はすぐに二人の姿に気がついた。
即座に彼の頭の中にはカガリのヌードが再生され、それを瞼に焼き付けて、忘れないように
録画する。気にしないようにしていても、アスランはどうしても二人に視線がいってしまう。
見ていると、何やらおかずを交換したり、カガリが苦手な食べ物をイザークの皿に乗せ
それをイザークが食べるという、深い関係でないとできないことを彼らはしていたのだ。
「………」
出会って間もないというのに、何故あんなふうに打ち解けられるんだ…。オレとラクスは
婚約者の関係でありながら、あんなふうに親しんで食事したことは一度もないというのに。
アスランは彼らを羨ましく思った。そして、どこか棘のあったイザークの顔が、僅かだが
おだやかに変化している様子に彼は気づく。
…そう言えばニコルが、あの二人は無人島で出会ったと言っていたな。無人島…か。
イザーク…もしオレが…イザークだったら…。──…なっ、何を考えているんだオレは!
オレにはラクスがいる!彼女以外の女性とどうこうなろうなどと、そんなことはオレには
考えられないし許されないことだ!!
アスランは、仲睦まじく食事する二人を見ないようし、自分が食事することに集中した。
…オレはいつになったら一人前の男になれるのだろうか…。生真面目な彼の心は
まるで霞がかかったようにすっきりとせず、彼にひとつ、小さなため息をつかせた。
食事を終えたアスランは、トレーを返却し、食堂の出口へと向かった。
すると出口付近で、丁度イザークとカガリにかち合ってしまった。
アスランと目が合ってしまったカガリは軽く微笑み、アスランもまた、ぎこちなく
微笑み返す。するとまた彼の脳裏に、彼女のヌードが再生され始める。
「顔が赤いぞ、アスラン」
「え?」
イザークにそう指摘され、バレるはずはないのだが、自分が今考えていることが
バレたのではないかと思い、彼はうろたえた。
「イザーク、売店は?」
カガリがイザークの軍服の袖を、ちょこんとつまんで言う。
「あぁわかった。さっさと買ってさっさと帰るぞ」
二人はそれ以上何も言わず、アスランが乗ろうとしているエレベータとは逆の方向に
歩いてゆく。彼が二人の背中を見送っていると、カガリ一瞬振り返り、また軽く
微笑んだ。そのはにかんだ微笑みは、裸を見られた恥ずかしさと、ありがとうが
入り混じったような笑みだった。
エレベータに乗り、部屋の扉を開けてもなお、アスランの脳裏には
繰り返しカガリのヌードが再生されていた。
ドキドキと心音が響き、血がざわめき立つ。アスランは、もう我慢が出来なかった。
小便をずっと我慢していて、やっとトイレの前にたどり着いた。例えるなら
今の彼はそんな状況だった。彼はかばんの中から、すばやくポーチを取り出し
そのポーチの内ポケットに忍ばせているコンドームを取り出した。
避妊など滅多にしないはずのコーディネータだが、几帳面なアスランは
常にコンドームを携帯していた。その理由は、自慰行為の際に精液でシーツ等を
汚さない為である。何とも彼らしいのだが、自慰専用というのがかなり情けない。
アスランは興奮しながらブーツを脱ぎ捨て、それからズボンとパンツを脱ぎ捨てると
既に攻撃態勢の自身のモノにコンドームを装着した。
そして────
『きゃあぁあぁぁあああっ、いやっ、やめて、いやあぁぁああ』
『ふん、イザークとはやりまくっているんだろう?今まで何人の男と寝たんだ?
この売女め!』
『私はそんなんじゃ…離してお願い、いやぁああ───っ』
『オレも楽しませてくれよ』
『いやっいやっ、やめて、いやあぁぁぁぁぁぁぁぁ』
カガリという少女を犯していることを想像しながらベッドの上に座り、自身のモノを
しごき始める。
少女の巻いていたバスタオルを剥ぎ取ると、無理矢理ベッドに押し倒し、両腕を
頭の上でバスタオルを使ってぐるぐる巻きにし両手の自由を奪う。そしてオレは
あの子に覆いかぶさり、たわわに揺れる白い乳房を揉みくちゃにし、ピンクの乳首を
ベロベロと舐める。
『いやあぁぁぁあ助けて、イザーク助けてえ──────っ!』
そして、イザークの名前を口にした少女の唇を、オレは乱暴に塞ぎ舌を挿し込んで
彼女の口内をぐるぐると掻き回す。
『ぅん…んん…』
声にならない声を出して彼女は抵抗する。オレはディープキスをしながら
彼女の脚の間に自分の片脚を割り入れて、閉じられていた彼女の脚を開く。そして
中心部を探し当て手で触る。すると、やめてやめてと言い犯されているにもかかわらず
陰毛の生えていない彼女の秘所は、ぬめりをおびていた。
『いやだ触らないでお願い…そこはいや、お願いやめてええぇぇ』
彼女は涙を流して、やめてとオレに訴えるが、構わずワレメを指で開き、隠れている
クリトリスを起こしてやると、面白いほどにぬめりのある液体が溢れてくる。
オレはもうたまらなくなって、彼女の脚の間にもう片方の脚も割り入れ、膣の位置を
確認し、太腿を持ち上げて一気に己を突き刺した。
『やああぁぁっ!やめてお願い、やめ、て…やああぁぁ…っ!』
彼女は体をよじって抵抗を続けるが、抜き差しを始めると、信じられないほどに
可愛い声で鳴きはじめた。
『あっ‥ああん、はぁん‥あんっ、あん、ああん‥はぁん』
『どうした、嫌なんじゃなかったのか?随分と気持ち良さそうな声じゃないか』
『んっ…あっ、き、もちよく‥なって、きちゃっ、たぁん』
『おまえレイプされてるってわかってるか?』
『だっ‥て、あっん、きもちい、い‥イザークのよりおっきくって…すっごく
きもちい、いいん…もっ、と奥まで、してェ…アスラン』
『…仕方ないな、してやるか』
オレは彼女の要望に答え、激しく腰を打ちつけ最奥を突く。
『ああぁんアスランアスランアスランアスラぁぁ…ン』
『な、何だ』
『おっぱいも…おっぱいも揉んでえェェェ!ち、乳首もぉ』
『わがままなやつだな』
オレはそう言いながらも、彼女の揺れる胸をつかまえて両手で揉みしだき
乳首をつまんでやるんだ。すると彼女はお返しにとオレのモノをきつく包んでくれ
喜びの声を上げる。
『きもちいいっ!すごぉく、ああんアスラぁン‥ああァァん』
──その時、ベッドの上に座り己を慰めていた現実のアスランは頂点に達して
しまった。
「くっ……う…ぅ…
はぁっ‥はぁっ‥はぁ‥」
しかし、彼の妄想はまだ終わらない。
精を吐き出したコンドームを無造作にはずすと、彼は今度は何も着けずに己を握った。
シーツを汚してしまうことなどもうどうでもよかった。彼は頭の中で
いやらしいカガリを想像することに夢中だった。
『お願いアスランもう一度して!ね?お願い!』
物欲しそうな目で、彼女はオレに懇願してくる。オレは彼女の腕の自由を奪っていた
バスタオルを解いてやると、彼女はベッドの上に座っているオレの股間に
顔を埋めてくる。そして、オレのモノを優しく握りパクリと咥えると
バキュームフェラを繰り返す。何度も何度も繰り返し、やがてちゅぱりと口を離すと
後ろを向いて四つん這いになり、オレの方にぷりんとした尻を突き出して
『今度はバックで入れてェェ!私の中でイってェェ!』
と、悩ましげな目をして言う。
『アスランはやくぅぅ!アスランのおっきいのはやくちょうだ〜い!』
そして、円を描くように尻を振って催促する。
オレは苦笑しながらも彼女の腰を持ち、望み通り後ろから挿入してやるんだ。
オレが激しく突くたびに彼女の中はキュンと締まり、切ない喘ぎ声を漏らす。
『あァァん、アスランすごい‥すごく上手ぅ〜ん、あっ‥いいィん』
オレはそのままピストンを繰り返す。
『ひぃぃん!あっ‥アスラぁぁン、きもちいい‥ん、あぁん』
『オレのとイザークのとどっちが気持ちいいんだ?』
『あん‥イザークよりも、アスランの方がぁ…きもちいい‥の、ん、あっ…ん
もっと…もっともっと激しく突いてェェェ!』
『こうか?』
オレは腰を振る速度を速めてやる。
『そ、そう!ひ、あぁっ‥あっ、すごいィィ、アスラン上手、すごく上手ぅぅぅ‥あっ
イっちゃ、うゥゥゥ────っ!』
『か…カガリカガリカガリ…君の中‥す、すご‥いオレ、も…──』
──そして
「うっ……」
アスランの出した白いジュースがシーツの上に零れ落ちた。
『アスランすごく上手だった。イザークのいない時にまた私のこと抱いてくれるか?』
『もちろんだ』
「はぁっ‥はぁっ‥はぁっ‥はぁ」
…アスランの陳腐な妄想は終わった。
たまっていたものを吐き出したアスランは、体はスッキリとしたが、心にはまだ
もやもやとしたものが残っていた。それは、婚約者のラクスではなく
今日、出会ったばかりのカガリという少女をおかずに二度もイってしまった罪悪感
である。しかし、体がスッキリと楽になったせいか、彼にしては珍しく
自分を責めることなく正当化し始める。
あんなに突然にバスタオルがズリ落ちていきなりヌードを見たんだ。それをおかずに
オナニーするのは当然のことだと。そして、こんな妄想は男なら誰でもやっている
ことだと。彼は、シーツについた精液をティッシュでふき取ると、シャワールームへと
向かい、とても清々しい気分でシャワーを浴びた。
アスランがシャワーを終えた頃、イザークとカガリは部屋で紅茶を飲み
そろそろシャワーを浴びようかと相談しているところだった。
二人は、カーペンタリアに着いた時とは打って変わり、とても良いムードだった。
売店で必要な物は買ったし、後はもう、まだ見ぬ甘い時間を待つばかりだった。
一緒に風呂に入ろうと言うイザークに、カガリは戸惑うが、彼の為に自分ができる
ことをすると心に決めたので、彼女は素直に彼に従った。そして『あの続き』を
することを想像し、イザークの顔を見て顔が真っ赤になってしまう。
イザークは、そんなカガリの態度に、好きだという自分の気持ちが通じ、そしてこれが
彼女の答えなのだと天にも昇る気持ちになった。
子供の頃、欲しかったおもちゃを手に入れた時とは全然違う。心が躍りワクワクする
のだが、甘酸っぱくて切なくて、でも温かくて…。彼が初めて経験する気持ちだった。
しかし、基本的な性格は変わらず、イザークの態度は相変わらず大きかった。
「では脱がしてくれカガリ」
「えっ?」
イザークは、ベッドに腰掛けて脚を組み、まずは靴を脱がせろと言うように
カガリに顎で合図する。先程までとても良いムードだったのだが、彼のその横柄な
態度にカチンときたカガリは、ただでは脱がしてやるまいと、どうしようかと考える。
そして、思いついたのがこれだった。
「私にジャンケンで勝ったら脱がしてやってもいいぞ。そのかわりおまえが負けたら
自分で脱ぐんだ!いいな?」
「何だと?」
…またバカなことを言い出しやがってコイツは。黙って脱がせればいいものを…。と
彼は思う。が、そこがまた彼女の可愛いところだと思い、イザークはカガリの提案に
乗ってやることにした。しかし、彼はタダで乗るほど甘くはない。
「よしわかった。オレが勝ったら脱がしてくれ!そのかわりオレが負けたら
おまえを脱がしてやる。まずは靴。そして上着、ズボン、アンダーの順でいいな?」
それを聞いたカガリは血相を変えた。
「えっ、ちょ、ちょっと待ってくれ!私はいいんだ。私は自分で脱ぐから」
「これはゲームだ。ゲームは公平でないと面白くはないからな。ほらジャーンケン」
カガリは、こんな野球拳のようなことをするつもりは全くなかったのだが、
ジャンケンと言ったイザークの声に釣られてチョキを出してしまった。
見ると、イザークはパーを出している。カガリがジャンケンに勝ったのだ。
「はい!ではお座り下さいカガリ様!靴を脱がしてさしあげますよ!」
イザークがぷぷぷと笑いをこらえながら、わざと丁寧な口調で言う。
そして、彼女をソファに座らせ靴を脱がしてやる。
「………」
カガリは、何か変だなと思いながらも、大人しくイザークに靴を脱がせてもらった。
「お次は上着だな。ほらジャ〜ンケン」
イザークはまたパーを出し、カガリはまたチョキだった。またカガリが勝ってしまった。
イザークが笑いをこらえながら、ポカーンとしているカガリの上着を脱がせようと
していると、カガリが我に返ったように抵抗を始めた。
「ちょっ…ちょっと待ってくれ。勝った方が脱ぐっておかしくないか?」
「おまえが言ったんだろうが」
「で…でも…」
確かに、イザークが勝ったら服を脱がしてやるとは言ったけど、私が勝ったら
脱がしてくれなんて言ってないぞ…と思いながらも、彼女は彼に軍服の上着を
脱がされて、アンダーシャツになってしまった。ノーブラなので、乳首の部分が
目立っていることに気づき、彼女は頬を染めてそっと胸元を隠す。
「…乳首起ってるな。脱がされて興奮してきたか?」
イザークが、わざとカガリを煽る台詞を言う。
「たっ…たってない!元からこんなだ!」
今度は負けないと…。もうチョキは出さないぞ。でも裏の裏をかいてまたチョキで…。
でも、う〜ん……
カガリの考えがまとまらないうちにイザークがかけ声をかける。
「ほら次だ、ジャーンケン」
ポン!!カガリは悩んだ末に、結局またチョキを出してしまった。そしてイザークはパー。
彼女は三回連続で、彼にチョキで勝ったのだ。
しかし、このゲームの勝ちは、彼女にとっての負けだった。
「──……」
イザークは、ひーひーと腹をかかえて笑っている。カガリはどうも納得がいかなかったが
どうせシャワーを浴びる時には脱ぐんだからと、開き直ることにした。
こんなに笑ったのは久しぶりだ。まったく退屈しない女だなと、まだ半分笑いながら
イザークがカガリのスカートのファスナーを下ろし、スカートを脱がせる。
すると、カガリが随分色っぽいパンティを穿いていることに気がついた。
「…カガリこのパンツ」
「あ、言うの忘れてた。これディアッカが持ってきた中の一枚なんだけど、これなら
何とか穿けそうだったから穿いてたんだった。何も穿いてないとすーすーしちゃうし…」
「ほぉ…」
イザークがしゃがみこんで、カガリが穿いているパンティを見つめる。そのスケスケだが
純白のパンティは、なかなか彼の好みだったのだ。そして何を思ったのか、彼は無意識に
両横でリボン結びされている、右側の結び目の細い紐を引っ張ってしまった。
すると、簡単にリボンが解けてハラリと垂れ下がり、まだ左側のリボンは結ばれて
いるにもかかわらず、パンティはスルリと脱げ、カガリの足元に落ちてしまった。
「きゃっ」
「あ…」
「なっ…何すんだよイザーク!何でパンツまで脱がせるんだ!!」
カガリは両手で前を隠し、顔を真っ赤にしてイザークに抗議する。
「す、すまん。手が勝手に…」
「反則だ!反則!!反則したやつとは一緒にお風呂なんか入らないからな!!」
カガリは怒りながらパンティを拾い、バスルームへと走ってゆく。
「あ…おい待てよ」
しかし、この後すぐに仲直りした二人は、仲良く風呂に入るのであった。
続く
ほとんどギャグになってしまいますた
読んで下さった方ありがとうございました
イザカガGJ!!!!!!!!!!待ってました!
相変わらずおもしろくて良かったっす。
続きも楽しみにしてます!!
イザカガGJ!
各職人の方々は周りの声などあまり気にせず
自身の書きたいものをどんどん投下して欲しいです。
もちろんエロければエロい程歓迎!
イザカガGJ!!
アスランの妄想にワラタw腹イテーwww
続きも楽しみにしています。
イザカガ+妄想アスGJ!です。
童貞アスラン、カワユスww
>>263 GJ!
外野は気にせず、書きたいように書いてください
>>263 GJ!今回も面白かった
そしてアスランの妄想の中のエロカガリのギャップに吹いた
童貞の妄想は最強だなwww
イザカガおもしろかったですwww
周りは気にせずドンドン投下して欲しいです。最近はここも投下される職人さんが減ってきているので…
イザカガ続き楽しみに待ってます。
シンルナ投下します。
アス+メイの乗ったグフ撃墜後。暗くて申し訳ない。
地雷の方は、スルーしてください。
お夜食にでもなれば、幸いです。
自室に戻っても、手の震えが止まることはなかった。
ベッドに腰をおろしたシンは、背中を丸めて、指を祈りのかたちに絡め、
下の指に血が通わなくなるほどきつく重ねた親指を眉間に押しあてた。
同室のレイは、備え付けの端末を操作し、今回の出撃の報告書を纏めている。
どうして、そんな風に淡々としていられるんだ。普段と変わらないレイの横顔を
上目遣いに見ながら、シンは唇を強く噛んだ。
アスランとメイリンを、殺した。
口の中はからからに乾き、焼けつく喉がひりひりと痛む。
「任務、だったんだ」
シンは、罅割れた唇から息を漏らす。
「だから、仕方が、なかった」
頬を流れた雫が、赤い軍服の袖に落ちて濃い染みとなる。
「シン。何を泣いている?」
レイが、モニターに視線を向けたまま問うた。
「泣いてなんか、いない」
震える声を抑えながら答える。
「裏切り者を始末しただけだ。悲しむことは、ない」
抑揚のない声で返されたレイの言葉に、シンは、堪えきれずに嗚咽を漏らした。
「仲間、だったんだぞ」
「裏切り者は、敵だ」
レイは、シンを突き放すように言葉を吐き捨てた。
「敵……」
今まで、数え切れないほどの「敵」を排除してきた。敵はすべて「人」であり、
命を奪ってきたのだということは、ちゃんと理解している。
初めて敵を斃したとき、人を殺してしまったという罪悪感で震えた。しかし、それはすぐに、
任務を完遂した充足感に掻き消された。こんなふうに、パイロットスーツを脱ぎ、自室に
戻った後まで引き摺ったことはなかった。
「だって、昨日までは──」
「その弱さはいつか、お前を殺す」
レイの鋭い光を放つ双眸が、シンをとらえる。シンは音が鳴るほど強く奥歯を噛み、
未だ震えの残る指先を、手の甲にきつく食い込ませた。
「──ああっ!ちくしょう!!」
シンは叫び、立ち上がると、大股でレイの傍らをすり抜けて扉の前に立った。
「どこへ行く?」
レイの問いかけに、
「……アタマ、冷やしてくる」
扉を見つめたまま呟いて、電子ロックを解除したシンは部屋を飛び出した。
足は自然に、ルナマリアの個室へ向かった。
呼び出しを押そうとして、躊躇った。ルナマリアは、きっと、泣いている。
(彼女を、慰めることができるのか?妹の命を奪った、このオレが?)
手を引っ込めて、扉の前から去ろうと横を向いたその時だった。通路の向こうから、
段ボール箱を大切そうに抱えたルナマリアがゆっくりとこちらへ歩いてくる。目が合うと、
彼女は、今にも泣き出しそうな顔に笑みをつくった。
押し黙ったまま立ち尽くすシンに、ルナマリアは、
「メイリンの私物を、取りに行ってたの。……入って」
言いながら、ロックを解除した。促されるままに、シンは彼女の部屋に足を踏み入れた。
彼女は部屋の明かりを消したまま、ベッド脇のサイドテーブルに手を伸ばし、丸い、たまごの
形をしたランプを点けた。やわらかな橙色の光が、室内を照らす。
シンの怪訝な表情に気付いた彼女は、
「ごめん。今、明るい場所にいたくないのよ」
そう言って、また、泣きそうな顔で無理やり笑おうとした。
ルナマリアは、室内に二つある内の空いたベッドの上に抱いていた箱をそっとおろす。
「荷物、意外と少なかったのよ。あの子のことだから……、もっと……」
ルナマリアは両手で顔を覆い、啜り泣く。シンは、肩を震わせて泣く彼女を優しく抱いた。
「ルナ……ごめん……」
彼女の耳元で呟いた声は、驚くほどに掠れていた。
「任務、だったんだもの」
ルナマリアは、小刻みに上下するシンの背中に手を回して、母親が子供をあやすように軽く叩く。
お互いの頬を合わせると、混ざりあった涙が顎を伝い、首筋に流れた。
「……疲れちゃった」
しばらく抱き合った後、ルナマリアは溜息とともに言葉を吐き出す。
「そっか。じゃあ、オレ、戻るよ」
身体を離そうとするシンの胸元に縋りつくように顔を埋めたルナマリアは、背中にまわした腕に
更に力を込めた。
「ひとりに、しないで」
「ルナ……?」
「眠るまで、一緒にいて」
シンは返事をする代わりに、彼女の柔らかい髪をそっと撫でた。
「着替えたいから、後ろ、向いて」
ルナマリアは、シンの胸を軽く押して身体を離し、疲れの滲む足取りで個室の奥にある
クローゼットへ向かう。
シンは、彼女に背中を向けて、シーツの掛かっていないベッドの隅で寂しく佇む茶色い箱に
視線を落とした。
歩み寄り、指先で箱にそっと触れた。古ぼけたそれは、ざらつき、冷えていた。
軍服を脱ぐルナマリアの気配を背中で感じながら、シンは目を閉じて、拳を強く握った。
「いいよ」
言われて振り返ると、ルナマリアはブランケットを鼻のあたりまで引き上げ、身体を丸めてベッドに
横たわっていた。
シンは横向きに寝るルナマリアの傍らに腰を下ろし、ブランケットから差し出された彼女の手を
握り、腿に乗せた。腰に彼女の身体が巻きつくように触れ、握られていない左腕は、シンの
腹のあたりに絡みつく。
シンは、上体をルナマリアの身体に凭せ掛け、右手で彼女の髪を優しく梳いて、頭の後ろから、
首の付け根、ブランケット越しの背中を撫でた。
ルナマリアは小さく息を吐き、目を閉じた。やわらかなランプの光は、彼女の頬に睫毛の影を落とす。
睫毛には、まだ、小さな雫が残っていた。シンは指先で拭ったそれを口元に運び、舌先で舐め取った。
「なにやってんのよ、もう」
ルナマリアはシンを見上げて、呆れた声を漏らした。
「見たな」
おどけたつもりだったが、響いた声は低く、深く、未だ涙が滲んでいた。
シンは、ルナマリアの口元を覆うブランケットを指でつまみ、そっとずらした。露わになった、
紅潮した頬を掌で優しく撫でる。腹に絡みついていた彼女の腕に、微かに力がこもっていくのを
感じた。
あたたかい……。
このぬくもりに縋りたい。シンは大きく息を吐き、頬に触れていた手を彼女の頭の後ろについて、
ゆっくりと体の重さをそちらに移し、涙で濡れた頬に唇を這わせた。
「シ、ン?」
名前を呼ぶルナマリアの声が、弱々しく揺らぐ。
「ごめん」
シンは、顔を近づけたまま詫びた。
ルナマリアは、シンの腹のあたりを抱いていた左腕を解き、躊躇いに震える指でシンの右頬の輪郭を
なぞる。視線を合わせ、問いかけるように首を傾けると、彼女は黙ったまま、そっと目を閉じた。
シンは、ゆっくりとルナマリアの唇に自分の唇を重ねた。包みこみ、優しく、軽く吸うと、
閉じられていた唇が甘い吐息とともに開いてくる。シンは、その隙間から舌を忍び込ませて、
奥に潜んでいる彼女の舌先に軽く触れた。
遠慮がちに舌を絡めながら、ルナマリアは、シンの軍服の胸元を緩めた。胸のあたりに痞えていた息が抜け、
ようやくまともに呼吸できたような気がして、シンは深く息を吸った。もぞもぞと足を動かして、
履いていたブーツを脱ぎ捨てる。ブーツに気を取られている間に、シンの軍服の前釦はすべて外されていた。
唇を離し、上体を起こして上着を脱ぎ、ベッドの下に落とした。
シンは、そろそろとベッドの上を移動して、仰向けに横たわるルナマリアの顔の傍に両手をつき、彼女の顔を
見下ろした。
ルナマリアは、下から両腕を伸ばし、シンの首に絡める。それを合図に、シンは再び、彼女の唇の柔らかさを
堪能した。
唇の隙間を探しあてて呼吸しようとするルナマリアの先回りをするように、唇を重ねる角度と舌を差し入れる
深さをかえてその隙間を塞いでいく。シンは、涙の味がする彼女の口のなかを、余すところなく舐め上げた。
「……あっ、ん……ふっ……」
ルナマリアは目尻に涙を浮かべ、眉根を寄せて顔を左右に振り、ようやくシンの唇の拘束から逃れた。
「苦しい、よ」
呼吸を整えながら、ルナマリアは、シンの濡れた唇を指で拭う。シンは、唇に触れる彼女の指を口に含み、
第一関節のあたりに軽く歯を立てて、指の腹を舌でくすぐった。
「──やっ」
ルナマリアが小さな悲鳴を上げて指を引き抜くと、しんとした室内に潤んだ音が大きく響いた。
シンは、二人の間を隔てるブランケットを剥ぎ取り、身体を密着させて、彼女の項へ顔を埋める。
覆い被さるシンの身体を、ルナマリアは腕に力を込めて受け入れた。彼女の耳を甘噛みしながら、
耳のうしろの匂いを鼻腔に満たす。それは、かつての幸せだった日々を思い起こさせるほどに甘く、
切ない香りだった。
色白の首筋に唇と舌を這わせながら、軍支給のインナーの上から、ルナマリアの豊かな乳房に触れた。
やわらかなそれは、シンの手の動きに合わせて形をかえ、揺れる。つんと尖った先端を布越しにつまむと、
ルナマリアは、シンの首に絡ませた両腕に更に力を込めた。
インナーをたくし上げて、滑らかな肌に、直に触れる。ふっくらとした腹部から乳房までを撫で上げると、
ルナマリアは溜息とともに腰を浮かせて、身を捩った。
シンは、三度ほど頭を振って首を抱く彼女の腕を外し、身体を離す。たくし上げられて、鎖骨のあたりで
くしゃくしゃになったインナーを脱がせ、履いていたショートパンツを下着ごと一気に剥ぎ取った。
初めて目の当たりにしたルナマリアの軍服の下の姿に、シンは眩暈を覚えた。
ルナマリアは両腕で胸を隠す。体の向きを横に変え、膝を胸元に寄せて、身体をちいさく、まるく
折りたたんだ。シンは彼女の肩口を撫で、着ていたインナーと軍服を下着ごと脱ぎ、ベッドの下に
落とした。
ルナマリアの背中に触れながら、横向きに寝る彼女と向かい合ってベッドに横たわる。髪を梳き、頬に
触れると、シンの手を追いかけるように彼女の手が動き、細い首に触れる前に重なり合った。指を絡めて、
再びキスをする。舌を絡め合ううちに、閉じていた彼女の身体が少しずつひらき、お互いの距離が縮まった。
シンは、隙ができたルナマリアの、熱く湿った足の間に腿を滑り込ませて、身体を密着させ、劣情に
満ちた己の中心を彼女の脚の付け根に押し当てた。彼女の脚が、戸惑いに揺れる。
身体が揺れるたびに、薄く、やわらかな叢が、彼女の股間に押し付けた腿に触れ、くすぐったい。
シンは、下のほうの腕をルナマリアの脇の下から背中へまわし、逃げられないように力を込めて抱く。
空いた手で柔らかい乳房を揉みしだきながら、首を伸ばし、彼女の首筋に軽く歯を立てた。
「んっ……ん、ああ……っ」
耳に、ルナマリアの熱い吐息がかかり、シンの背中に震えが走る。どこまでも柔らかく、重い果実を弄ぶ
手に力を込め、淡い色を点す先端を親指の腹で円を描くように撫でた。首筋から鎖骨を這い、胸元へ向かった
舌先でもう一方の蕾を転がしながら口にふくむ。
「はぁ……っ、あ……あ、んっ」
弾力のある乳房を舌でじっくりと味わい尽くし、横のまあるい膨らみの柔らかさを堪能していた手を下へ
ずらして、もう片方の乳房にキスを落とした。唇と、舌の表と裏を使って先端を思うさま弄んだあとに、
脇の方の皮膚の薄いふくらみに軽く吸いつく。空いた右手で、ルナマリアの滑らかな背中から腰をゆっくりと
撫で、その下にある、張りのある二つの丘を揉みしだいた。
ルナマリアの身体の奥から溢れ出た蜜が、シンの腿を湿らせていく。
「あっ……、いや……」
足の間の薄い叢をわけて指を差し入れると、ルナマリアは甘い声を上げ、シンの背中にしがみついた。
温かな蜜を指で掬い、花びらを押し広げるように彼女の秘所を弄ぶ。
「あん……っ、……シ、ン」
シンは、ルナマリアの敏感な核を指の腹で押し潰すように撫でながら、彼女の足の間に差し入れた膝を
立てて、閉じようとする彼女の足を上へ押し上げた。
したのほうから、猥らな水の音が響く。
ルナマリアの花蕊の入口を中指でなぞり、ゆっくりと根元まで埋めた。潤んだ粘膜が、ねっとりと指に
絡みつく。彼女の反応を確かめながら、指を抜き差しして、なかの様子を探る。探索する指を人差し指
と中指の二本に増やし、うえのほうのざらついた場所を指の腹で丁寧に擦りながら、先程の愛撫で
ぷっくりと膨れた核に親指を押し当てて、なかの動きに合わせて上下に滑らせた。
「ああっ……、シン……っ、だめ、ぇ」
ルナマリアは、腰を浮かせて仰け反る。シンは、露わになった白い喉に無茶苦茶に噛みついてやりたい衝動を、
ようやく押さえた。
シンは、ルナマリアの下敷きになった己の左腕をそっと抜き、身体をくねらせて逃げようとする彼女の背中を
ベッドに押し付けて、動くたびに大きく揺れる色白の乳房から腰、太腿の裏を掌で優しく撫でた。
ひとつ息を吐き、花蕊に埋めていた指を抜いて、糸を引く人差し指と中指の間をべろりと舐める。
彼女のなかは、しょっぱい塩の味がした。
シンは、ルナマリアの膝の裏に手を入れて持ち上げ、膝を彼女の胸元へ近づける。
「いやっ。見ないで」
彼女の抵抗を無視して、シンは、脚を開かせて露わになった秘所に顔を埋めた。赤く膨らみ、いまにもはぜて
しまいそうな核を唇で包み込み、舌先で転がす。
「あっ……、いやぁ……シン、あつ、い」
脚を閉じようと、腰をくねらせて抵抗を続ける彼女の身体を力で捩じ伏せて、敏感な部分を、舌の全体を
使って舐め上げ、時々、強く吸い付いた。指を咥え込んでいた花蕊の入口は猥らにひくつき、蜜が止めどなく
溢れ出る。留まりきれないそれは、ひくひくと小刻みに震えるお臀を伝い、シーツに灰色の湖をつくった。
「んっ……ぁああああ、ん……は、あん」
余裕をなくしたルナマリアの声と、腰の揺らめきと腿の後ろに滲む汗の気配に、彼女の頂がすぐそこまで
近づいていることを感じ、シンは、剥き出しの核を吸っていた口を、音を立てて離した。
「ああ、ん」
彼女の洩らした声に、寸前で止められたことへの不満が滲む。
シンは、ルナマリアの脚を押さえつけていた力を緩め、昂った己のものを彼女の秘所に擦りつけて、
蜜を絡めた。
「いい?」
視線を合わせ、上擦った声で問うと、ルナマリアは目を伏せて、
「入れて」
と、消えてしまいそうな声でねだった。
濡れそぼった入口に先端を押し当てて、ゆっくりと腰を進めていく。入口ちかくの微かな抵抗を抜けた先には、
温かく、柔らかな空間が広がっていた。彼女のなかの襞が、怒張したシンのものを包み込み、最奥へ誘う。
「あ……」
眉根を寄せて、ルナマリアは声を洩らした。
「平気?」
慣らすように、ゆっくりと腰を前後に動かしながら、問う。
「……ん」
彼女は小さく頷くと、シンへ向かって両手を伸ばした。
シンは、ルナマリアの膝裏を肩に乗せて、そのまま彼女の身体を折るように体の重さを移し、お互いの
胸を合わせる。
「あっ、あん……はぁ……んっ」
深いところまで抉られて、ルナマリアは腰をくねらせながら、シンの首に縋りついた。
シンは上から叩きつけるように早く、深く腰を進め、彼女のなかを抉る。触れ合う肌に滲む汗が混ざり合い、
ふたりの身体の境界が曖昧になっていく錯覚に溺れてしまいそうだった。
シーツと背中の擦れる音、ふたりぶんの吐息と呻き、そして、繋がった部分から洩れる蜜の潤んだ響きが、
殺風景な室内に満ちていく。
「シ、ン」
ルナマリアは、シンの名前を繰り返し呼んだ。呼ぶ声は次第に上擦り、切羽詰まっていく。
もっと繋がっていたい。このぬくもりに、いつまでも縋っていたい。
しかし、身体は徐々に終わりの高さへ向かい、加速しはじめていた。
「ああぁっ……だめ。もう……」
ルナマリアの背中が大きくしなり、目の前に曝けだされた喉元に、シンはきつく歯を立てた。
彼女のなかを探る角度を少しだけ変えて、先程、二本の指で撫で上げたざらついた場所を、熱く猛ったもの
の先端で強く抉る。
「やっ……、あっ、ぁああああ、っ……いや、ぁああっ」
ルナマリアは、うっすらと汗の滲んだシンの背中を強く抱き、高く上げた脚の内側に力を込めて、
逃れられないように拘束し、猥らに腰をくねらせて繋がっている部分をシンの腰に擦りつけた。
己の根元をにぎる律動で、彼女が昇りつめたことを知った。
ルナマリアの花蕊は、熱く、硬く膨れ上がったシンのペニスをきつく締め上げ、射精を促す。
「──っ。だめだ……もう。……ルナ」
背中に痺れがはしり、先端に熱が集中する。
ルナマリアの身体を抱く腕に力を込め、収縮する彼女の花蕊の最奥に脈打つペニスを捩じ込んで、びくびくと
腹を痙攣させ、彼女のなかに熱い精を吐きだした。
ベッドに横たわり、夢と現実の間を、水平飛行する。
シンは、荒れた海に沈んでいく機体を、為すすべもなくただ見ていた。
夢なのか、記憶の再生か。あまりにもリアルで、シン自身、まだあの洋上に留まっているかのような
錯覚に陥っていた。
強く目を瞑り、恐る恐る開く。見慣れた艦の天井が映り、シンは細く息を吐いた。
シンは、隣で眠るルナマリアを起こさないように、静かに上体を起こす。時計を見ると、午前二時を
過ぎていた。レイはまだ、起きているだろうか?後頭部に鈍い痛みを感じ、シンは、首のうしろを軽く
揉みほぐした。
隣で、身体をまるめ、横を向いて眠るルナマリアに視線を落とす。静かな寝息を立てる彼女の目頭には、
涙の粒が光っていた。それは少しずつ重みを増し、零れて、シーツに小さな染みを残した。
シンは、彼女の鼻先に残る雫を、指先でそっと拭った。
ベッドの下に散らばった衣服を集め、袖を通す。ルナマリアのインナーもきれいにたたみ、彼女の
枕元に置いた。
ランプの光が届かない薄闇の向こうに、メイリンの遺品を詰めた段ボールの箱がひっそりと佇んでいる。
シンは、ブーツを履いて箱の前に立ち、埃を被ってざらざらしているそれをそっと撫でて、蓋を押し上げた。
化粧品だろうか?中から立ち昇る甘い花の匂いが鼻腔をくすぐった。
使いかけの化粧水、桃色の艶やかな布地が貼り付けられたジュエリーボックス。見覚えのある衣服、時計。
箱の中は、メイリンが確かに生きていた証で溢れていた。
シンは遺品の傍らに力なく座り込み、両の手で頭を抱えて蹲った。
強く噛んだ唇の端から、嗚咽が漏れる。零れ落ちた涙を吸い込んで重みを増した軍服が、太腿に張り付いて
気持ちが悪い。
夜が明けたら、また、争乱の日々がはじまる。
生き残ったものは、奪ったものの重さを背負って前に進まなければならない。
今だけ──今だけでいい。
立ち止まることを、許してください。
シンは唇の拘束を解き、喘ぐように呼吸した。
──終──
シンルナGJ!
切ない感じが良かった
279 :
名無しさん@ピンキー:2007/10/22(月) 00:45:06 ID:BnjL+DKJ
シンルナなんかいらんからカガリの出るカプ書けよ
そういう事言うから職人さんが投下しにくくなるんだよ
てかアンチカガリだろ。お前
切ない泣けるよ
細かな描写にシンのやさしさを垣間見た
ルナがシンの腰に手を回すところがリアルだ
終わり方も良かった
ホント職人GJだ!
282 :
名無しさん@ピンキー:2007/10/24(水) 09:44:33 ID:DHSqnSGh
誰が立ちションしたらエロい?
ニコルん
過疎ってるな
アニメ終了してから2年もたってるんだから
かそっても仕方ない
昔、書き手だったので
今も書きたいんだけどどうにもやる気が今一つ起きないというか
・・・SEED周辺の動きも一通り落ち着いたし映画情報もあ余りないし
愚痴を言ってもしょうがないんだけど
キラ×フレとかムウ×マリュとかヤッたであろうと思われるカップルは容易に話を作れるんだが
じゃあ、キラフレかいてくださいよ!!
賛成!!
レイ関連が読みたい自分は負け組だろうか
レイ関連ってレイ×誰?
801はここでは禁止だよ
タリア×レイならありかも
レイルナなら運命当初なるかと思ってたなー。
久々に来たら新作キタ―!!!
>>271 グッジョブ!しっとりしたエロで堪能させていただいた
また書きにきてくれ!
>>291
あの一族でカプ作れるのはフラガだけだと思うんだが
親父は設定ほとんどないし、クルーゼは人類皆殺し一直線だったし
レイは議長命だし、ブレアも一応相手はいたけれど・・・
レイはこの中でも一番女に対する愛着がなさそう・・・
自慰やセックスも素気ないだろうな(AVとか見ないんだろうな)
297 :
291:2007/10/29(月) 08:22:17 ID:JJuQTbYR
おもいのほかレス入っていてビクーリ
性欲の薄そうなレイを、レイ好き職人さんはどう書いてくれるのか
興味があったんだ。
おにゃのこは誰でもおk
てか、朝っぱらから何書いてんだ自分orz
すまん仕事逝ってくる
>性欲の薄そうなレイを、レイ好き職人さんはどう書いてくれるのか
このスレ職人は、性欲薄そうなキャラはつまらないと感じるのではと思うなあ。
性欲の強弱で選ぶんならシャアとキシリアしか使えなくなるな
流れを読まずに投下します。OOキラさん登場記念。でもアスカガ。
イザカガ、シンルナの人の腰持ってかれそうなエロ加減に比べれば
( ゚Д゚)ハァ?って勢いでエロくなし。枯れ木も山のなんとやらということで許してください。
あと耳かきに生理的嫌悪を覚える人は華麗にスルーよろ。少々フェチ気味。7レス使います。
それは、春の昼下がりで。
開け放した窓から流れてくるさわやかな風は、春めいたうららかな空気を部屋に満たす。
うっかり眠気を誘われるようなこんな日にも、若き国家元首とその腹心は一心に仕事を処理していた。
どさ
決済書類を無造作に脇に積んで、カガリ・ユラ・アスハはふぅと一息ついた。
これでとりあえず、今日の分は終わった。
「疲れてるな」
書類の内容にチェックを入れながら、アスランが苦笑する。
「それを言うならお前だろ、アスラン。一体今回は何連勤だ?」
肩をぐるぐると回しながら、うんざり返した。
交代人員がいるのだから休めと何度もいうのに、アスランはそれだけは頑として聞きいれなかった。
カガリとしても彼が着いていてくれるほうがありがたいので、結局いつも有耶無耶になってしまうのだが、
今日こそははっきりさせておかねばならない。
「あのなぁ、私はいいんだ。夜だって眠れるし、時々だけど休みもあるし。でもお前はそういうわけにはいかないだろ。
朝だって私より早く起きなきゃなんないし、私が休んでる間に打ち合わせとかもあるだろうし。
いいから休めよ。お前が倒れたりしたらそれこそ私が困るんだから」
「…君は、俺がいつもついてると嫌か?」
書類を繰っていた手を止めて、アスランは困ったような顔でこちらを見る。その顔を見ていると、
なんだか甘えんぼだけど聞き分けのいい、大型犬かなにかの飼い主のような気分になってしまう。
そうじゃない、そうじゃあないんだ、と頭をくしゃくしゃ撫でまわしたくなる。
実際カガリは時々それをやることがあった。そうするとアスランは決まってふてくされるのだが。
そうしたい衝動をぐっとこらえてカガリは続けた。
「そんなわけないだろ、私もお前がついていてくれる方がいいに決まってるさ」
言った瞬間、アスランの表情が晴れやかになる。しかし、ここが肝心だ。カガリはぴしゃりといい放つ。
「でもダメだ。それとこれとは別だ。お前が病気したりして、長く離れられるほうが私にしてみれば困るんだ」
案の定、アスランは少し不機嫌になった。
「そんなことはない。別に体調を崩したりはしていない。元軍人だぞ、俺は」
「嘘付け。お前最近よく肩回してるじゃないか。疲れが溜まってるんだよ。いいから休めってば」
そういうと、自覚してなかったのか少し眉を顰める。
「肩を?俺が?」
「やっぱり気づいてなかったか…よし、ちょっと来い。見てやるから」
そういって、差し招く。
アスランは少し逡巡したが、結局こちらに寄ってきた。広い執務机を回って、こちらの目の前に。
「ここに座れ」
そういって席を立つと、アスランは再び盛大に眉を顰めた。
「座れるわけ無いだろう。それは君の椅子だ。オーブ代表首長の」
そう律儀に言う彼に、思わずため息をつく。
「あのなぁ…ここが行政府だったりしたらそりゃ問題だろうけど…ここはアスハの私邸で、
しかもここは私室だぞ。私の書斎だ。仕方ないだろう、客間じゃないんだから他に椅子なんか無いし」
「だが、誰かに見られたら」
「お前うちの使用人を馬鹿にしてるのか?私が呼びもしないのに、勝手にこの部屋に入ってくる人間なんて
この屋敷にはいないぞ」
「それは…そうだろうが…」
「いいから座れ!」
不本意そうな顔の彼を無理やり座らせて、カガリは袖のボタンを外し、勢いよく腕をまくった。
「うぅ…ぅぁっ…」
案の定だ。アスランの肩は凄まじく凝っていた。
こんな大層な椅子に座らせられたから、というだけではすまない緊張で、肩はがちがちだった。
ぐ〜〜〜っと親指に力を入れて押しながら、アスランのこの状態をカガリは憂えていた。
こんなにひどかったなんて。
最初こそ嫌がっていたアスランだが、カガリが指圧を始めるととたんにおとなしくなり、
今はなされるがままである。つぼを押してやると、小さく呻いている。多分、気持ちがいいのだ。
昔から、父の肩をもむのはカガリの仕事だった。腕がいいとほめられたこともしばしばである。
その父ですら、ここまでひどくは無かった。
多分、原因はストレスだろう。そう思い至って、カガリは憂いを深くする。
こんな苦しみを与えるために、彼を側に置いているわけではないのに。
ともあれ、腹心のこの状態はいただけない。
「…うーん。よし、ここまで」
「もう終わりか…どうだった?」
名残惜しそうに、こちらを振り向くアスランの額に、カガリは指を突き立てた。
「最悪だ。ガッチガチだぞ、お前の肩。キサカだって、お父様だってこれほど酷くはなかったんだからな!
休みを取れ、とにかく休みを取れ。今回ばかりは嫌だなんて言わせないからな!」
そういうと、アスランは恥らうように視線を下に向けて、ぼそぼそと何か言った。
「なにか文句でもあるのか?」
「文句…というわけではないが。休みといっても、結局君のことが気がかりなのは変わりない。
それなら仕事をしていたほうがいいんだ。ある程度疲れが溜まっているのは認めるが…
それだって休めばすぐによくなるというものでもないだろう。違うか?」
うっ。
なんて眼でこちらを見るのだ、こいつは。
日ごろ可愛げなど欠片も見せないからだろうか、アスランが稀に見せる縋るような眼は、
カガリに対して激烈な効果をもたらす。
これを見てしまうと、もはやぐうの音も出ない。
「わ、わかったよ!じゃあ、先生に必ず診てもらえよ!それで整体か何か紹介してもらえ!いいな!」
きっと赤面しているだろう。あらぬ方向に降伏宣言を述べているこちらを訝しげに見つめつつ、
アスランはほっとしたようだった。
「ああ、わかった。そうする。それにしても気持ちよかった。ありがとう、カガリ」
「ん?ああ。別に大したことじゃない。肩揉んだりとかは割りと得意なんだ。昔からよくお父様に…」
そこまで言って、ふと言葉を切る。父は疲れると、よくカガリに肩を揉ませていた。
終わると、先ほどのアスランのように、満足した様子でねぎらってくれたものだ。ありがとう、カガリ、と。
心情を読んだのだろうか。アスランが、気遣わしげにこちらを覗き込んでいる。
いけない、こういったこともきっと彼にストレスを与えるのだ。
「いや、なんでもない。それよりもお前、もっといいことしてやろうか?」
「もっといいこと?」
そういって、口元に手を当てて考え込み、何に思い当たったのか、
そのままいきなり真っ赤になるアスランに、カガリも慌てる。
「ちちち、ちがう、そんなんじゃない!ばか、何考えてんだ!昼間だぞ、まだ!!」
「何って…何も言ってないだろう。君こそ何を考えてるんだ。執務中に」
真っ赤になったまま睨まれて、こちらも思わず顔が火照るのを感じた。
「今日の分は終わっただろ!ももも、もういい、アスランなんかに、してやらないから」
「待て、結局なんだったんだ」
今度はアスランが焦り出す。カガリはそんな彼を憮然と見返しながら言った。
「耳かきだよ」
「で、なんでここなんだ?」
アスランは、腕を組んで憮然と言った。
ここは使用人でもおいそれとは近づけない部屋。
アスランはその職務上この部屋に入ることを許されているが、当初はマーナが随分渋ったものだ。
『いくらアスランさんとは言え、殿方が妙齢の姫様の寝室に出入りなさるだなんて』、と。
そう、ここはカガリの主寝室である。
真ん中に、馬鹿でかいベッドが鎮座している。その大きさといったら、
初めて眠ったときアスランは海に沈む悪夢を見てしまったくらいなのだ。
うっかりその時のことに想いを馳せてしまい、アスランは思わず片手で顔を覆った。
何を考えているんだ、俺は。カガリに対して申し訳が立たないじゃないか…!
さて、そのカガリはというと、すでにベッドの真ん中にちょこんと座っている。
脇には道具一式が入っているらしい箱があった。
既に先ほどまで着ていた首長服ではなく、ラフな部屋着に着替えている。
これだって、マーナが知ったら激怒するのだ。
『いくらアスランさんとはいえ、殿方にそんな襟ぐりのあいた服で云々』、と。
幸か不幸か、そのマーナは今はいない。請われてマルキオ老師のところへ行っている。
カガリも行きたがっていたのだが、如何せん時期が悪かった。
今は時節柄処理しなければならない案件が多すぎるのだ。
そんなときに、代表首長が一体何をお考えになったのか。
白昼堂々、私設秘書を寝室にひっぱりこみ、あろうことかベッドに上がれと言うのである。
決して無いとは知りつつも、この醜聞が外部に漏れた場合の騒動を思ってアスランはぞっとした。
しかしこっちの気持ちを知ってか知らずか、カガリはのんびりとアスランを呼ぶ。
「いいから来いって。客室のソファーじゃ狭いからに決まってるじゃないか。お前じゃ足伸ばせないだろうが」
耳かきと足を伸ばせないことになんの関係が。とは思いつつ、観念してアスランはベッドに上がった。
何と言っても頼んだのはこちらなのだ。
昼日中の明るいベッドに上がりながら、アスランは密かにため息をついた。
「ジャケットはそこらに脱いでおけ」
渋々ジャケットを脱ぎ、ショルダーホルスターを外す。収まっていた愛用の銃は抜き、
安全装置を確認して手の届くところにおいた。そしてカガリに向かい合う。同じく正座で。
「何してるんだよ」
そういってカガリは自分の合わせた膝をポン、とたたいた。どういう意味か分からずに戸惑う。
と、カガリはあきれたように言った。
「ひざまくらだよ。知らないのか?」
その一言に。
今度こそアスランは言葉を失った。
おずおずと頭を乗せると、それは柔らかく、そして適度に張り詰めていて
極上の枕だってここまでではないだろうと思わせた。
さらに、その太腿を覆っている衣服越しにカガリの少し高めの体温が感じられて、
それだけでアスランはかなりの心地よさを覚えた。
ふんわりと、いい匂いがした。このままうとうとと眠り込んでしまいそうだ。
「どうだ?高いか?」
「いや…ちょうどいい。というか、すごく気持ちいい…」
じゃあよかった、とカガリは満足そうに言う。
ちょうど谷間に顔の左半分を押し付ける形になっていた。夜そういうときにならまだしも、
昼日中、しかもこんな明るい部屋の中でカガリがこんな体勢を許すとは思えなくて、
アスランは当初少なからず混乱したのだが、
カガリに言わせれば耳かきにひざまくらとは、切っても切れない関係なのだそうだ。
そういうものなのだろうか、と疑問に思いはしたが、自分にとっても異存の無い状況なので、
敢えて反論はしなかった。
カガリの細い指が、耳たぶをぐいっと掴んだ。見やすいように角度を加減しているらしい。
ちょっとびっくりするが、邪魔にならないようできるだけ力を抜くよう心がける。
そのうち、角度が定まったか、静かに異物が差し込まれる。耳かきだ。
何かの金属だろう。当初ひやりとしたそれは、すぐにこちらの体温と柔らかく馴染んだ。
きゅ、きゅ、きゅ
カガリは、こちらの耳を、中指と人差し指(だろう、多分)で挟み、
強弱をつけて引っ張りながら耳殻の襞を掻いていく。
カシカシカシ…コシコシ…
そんなところは余り掃除をしない。しかし、されてみると案外気持ちのいいものだった。
案外といえば、カガリの手つきだった。明らかにし慣れているのだ。
こういうことをされるのは初めてだが、上手い、と思う。
大雑把なところもあるカガリだから、耳かきのように繊細さを要求されるものは不得手であるように思われた。
だから、正直余り期待していなかったのだが。
嬉しい誤算ではある。同時に不安な誤算でもあった。
今までは誰にしていたんだろうか…その誰かにも、こうしてひざまくらを…
そう思うと、急に体に力が入る。とたんにカガリに「こら、動くんじゃない」と叱られた。
耳殻を終えたらしく、匙は耳孔の周りを掻き始めた。
つ、つつ、つつ、かさ……かり、かり、かり…
産毛を撫でているのだろう。じりじりと、むずがゆい感覚があった。
そのむず痒さに耐えているうちに、匙は遂に孔の中へと侵入した。
かりかりかりかり…
時折ぴりぴりとした刺激があるのは、きっと溜まった堆積物が剥がれているのだろう。
日ごろ、余り手入れをしないところだから。
汚い、と思われていたら嫌だな。と今更ながらアスランは思った。
なんだか耳がぽかぽかと暖かくなって、頭がぼうっとする。
そのままうとうとと眠ってしまいそうだ。
「なぁ…アスラン、いつもはどういう手入れをしてる?」
「ん?あぁ…耳かきなんかは持ってないし…時々綿棒で汚れを拭ってるが。…汚いか?」
「いや、そんなことはない。思ったよりきれいなもんだ。でも奥のほうとか結構溜まってそうだ…
今ちゃんとやっといたほうがいいな。難聴になる」
「すまない…お願いするよ」
「まかせておけ」
…匙が、少しずつ奥のほうへ移動する。
かりかりかりかり、つ、つ、ぺり、ぺりり…
少しずつ、少しずつ。削って、剥がし、剥がしては脇に広げた紙に載せているようだ。
時折、匙の背で耳壁を押している。それは耳に凝った鬱血を確実に散らしていく。
じんわりと、耳全体が痺れている。頭はますますぼうっとして、うとうとと眠くなってくる。
…クッ…ククッ…ミシッ…
何かに引っかかったのだろうか。鈍い圧力を感じて、更に耳が熱く痺れる。
グッ、つぴっ、ぺりっ…ごぞり
大き目の何かが剥がれたらしい、軽い刺激があって、何かが鼓膜に落ちてきた。
むず痒い刺激が瞬時に広がり、その後拡散することなく留まった。
思わず投げ出した足をすり合わせる。たまらない痒みだった。
「あちゃ…落っこちちゃった…アスラン、動くなよ。危ないから」
「あぁ…」
そろそろと、匙が奥へと入ってくる。
まだ入れるのだろうか、と不安になるころ、ツンと微かな痛みが走って身がこわばる。
「痛かったか?」
「い、いや。驚いただけだ」
鼓膜についたらしい。繊細な匙の動きで鼓膜の周囲の堆積物を掻き、引き剥がしていく。
ガガ、ガリガリ、ばりばりぴり。
ガザリ、ガザリ、バリリ
ぴりぴりとした心地よい刺激、そしてそれにしてはやけに大きく聞こえる音。
そのギャップに戸惑う。
先ほど落ちた塊ごと、慎重に取り出しているらしい。耳の中を、震えながら入り口へ向かう匙の動きを感じた。
匙が耳孔を抜けるや、先ほどまでのたまらない痒みが嘘のように引いていく。とても爽快な気分だった。
続いて、カガリは綿棒の先をローションのようなもので湿らせて、耳の襞を念入りに拭う。
さいごにティッシュを指先に巻きつけて、ぐりぐりとねじ込み中をふき取ってくれた。
ほっとした。耳が酷く軽くなったようで、心底すっきりとした気分だった。肩の凝りも、かなりほぐれていた。
その後、左側もやってくれた。総じて30分ほどだったろうか。
「終わったぞ」といわれたとき、自分は不覚にも軽く寝入っていたらしかった。
はっと目を覚ますと、満面の笑みで得意顔のカガリと目が合い、かなり決まりが悪かった。
耳かきにはちょっと自信があった。
幼い頃、極度のくすぐったがりだった自分は、誰にも耳掃除をさせなかったらしい。
しかしそのうち耳垢がたまり過ぎて、ある日お父様が気づくと左耳が完全に聞こえなくなっていたのだという。
カガリ自身は全く覚えていないが、マーナなどはいつまでも
『あのときのウズミ様の慌てぶりといったら』と繰り返している。
その後、お父様自らが耳掃除をしてくれるようになった。
どんなに忙しくても、週に一回、金曜日の夜はお父様のお部屋に呼ばれて念入りに耳掃除をされた。
その後、自分は必ず寝入ってしまうので、金曜日の夜はいつもお父様と眠った。
12、3歳頃までそれはアスハ家の習慣だったのだ。
お父様はとても上手だったから、カガリもなんとなく上手くなった。
以前やってやったアサギ達三人娘には、自信をもって太鼓判を押されている。
お返しにと始めた肩揉みは、お父様と喧嘩するまではずっと続いていた。
今からすれば、喧嘩しても続ければよかったと思う。
「こんなに気持ちのいいものだったんだな。知らなくて損した」
「ふふふ。それは私の腕がいいからだ。感謝しろよ、アスラン」
胸をそらして自慢げなカガリに、アスランはふっと笑って「ありがとうございます、アスハ代表」と畏まってみせた。
ひとしきり二人で笑いあう。
「つきましてはお願いがあるのですが」
「なんだ?」
「いや、俺もやってみたいと思って」
「耳かきか?じゃあ一本やるよ。好きなの持っていけ」
「いや、そうじゃないんだ。カガリに耳かきやってみたいんだけど」
「えー?」
見たところ、アスランはどうも耳かき初心者である。
自分にも覚えがあるが、初心者は加減が掴めず、手ひどい失敗をやらかすものだ。
はにかみながら言うアスランには悪いのだが、カガリはどうにも乗り気になれない。
「うーん。自分でやってるから、別にいいんだけどな」
「…駄目か?」
うっ。
また、なんて眼でこちらを見るのだ、こいつは。
結局カガリは渋々折れた。仕方がないが、仕方ないのである。
「いいか、痛くするなよ。デリケートなんだからな」
「ああ」
先ほどとは体勢が逆であるが、流石にアスランは足を伸ばしていた。
正座では、カガリには高すぎる枕なのである。自然、カガリもアスランと直角を作るようにして頭を預けていた。
カガリからアスランの顔は見えず、見えるのは憎たらしいくらい長く伸びた足だけだ。
痛くするな、無理にするな、奥まで入れるなとさんざ注文をつけてから、カガリはアスランの申し出を受け入れた。
それにしても。とカガリは思う。ひざまくらって、結構…なんというか、かなり気恥ずかしい。今更だけれど。
アスランの、長い、骨ばった指が、カガリの耳に掛かった髪をさらと掻き分ける。
その指が耳を掠めて、何故かカガリはぞくっとした。ふっと、アスランが苦笑する気配があって。
カガリはそっと壊れ物のように耳たぶをつかむ、優しいアスランの指を感じた。
数分後。
カガリは、翻弄されていた。めちゃくちゃに、それはもう激しく翻弄されていた。
投げ出していた足は、膝をあわせて縮こまり、放り出していた腕はぎゅうと引き寄せられ、
指先は、どうしようもなくシーツを固く握り締めていた。そうこうするうちに、また波がくる――――
かさかさかさ…つぴっ
「んっ!」
耳かきの動きが戸惑ったかのように止まる。そんな動作すらも、今のカガリには過ぎた刺激だった。
「カガリ…?」
「い、いや、何でもないんだ…続けてくれ」
「あ、ああ」
また耳かきが動き始める。
かりかりかり…かりっ
「ひっ」
びくっ
とたんに来た大きな波に、カガリはたまらず身を震わせた。びく、びくり。
ぎゅっと固く閉じた目尻から、堪えきれない涙が流れおちた。
アスランは、ちらとこちらを見たが、そのまま何も言わずに耳かきを続ける。
絶えず与えられる刺激を、唇を噛み締めて必死に堪えながらカガリは痺れそうな頭で考える。
多分、今やめてくれなどといったら、アスランは傷つくだろう。実際、気持ちよくないのではないのだ。
むしろ気持ちよすぎるのだ。
初心者のはずのアスランの耳かきは、しかして繊細極まる動きで、カガリを翻弄していた。
デリケートな内部への刺激は、耳壁の薄い壁を通して脳髄に響き、そしてそのまま全身を痺れさせた。
その痺れは、なんだか夜の行為のものと似ていて、似ているけれどもあのようにカガリを激しく貫くことはなく、
ただ柔らかくカガリを包んでじんじんと身体中を駆け巡っていた。
なんだこれ、これ本当に耳かきなのか…?ひっきりなしに涙を流す目を、ぐいとあげてアスランを見上げる。
これが確信犯的ニヤケ面だったら話は早いのだ。だがそこには、一片の邪心も無いように思える。
無心に耳かきを動かしているその表情は、彼がマイクロユニットなどを作るときのものに似通っていて、
なんだかカガリは自分がハロになったような気になってしまう。
と、また大きな波が来る。
「あっ…」
思わず、太股をすり合わせた。濡れているような気がする。それも、かなり。
自分ばかりがこんななんて。ひどく浅ましい気がして、カガリは口惜しさにまた新たな涙をこぼす。
そんな(この上なく据え膳な)カガリに、哀しいかなアスランは全く気づいていなかった。
そもそも彼の位置では彼女の顔はよく見えはしないのだ。
彼はただ、カガリが痛いのかそうでないのかが気になっていた。
動かないでほしいのだがカガリはひっきりなしに体を強張らせるので、
きっと痛いのだろう、と思っていた。
ただ、やめろとは言われないから、なんとか痛くないようにしたい。
そう思ってアスランは、ひたすらカガリの耳に、それだけに集中していたのだ。彼のためには大変残念なことだといわざるを得ない。
ついに最奥に、滑り込んできた。鼓膜のそば、もっとも敏感なところを、匙が掠めた。
びくっ
カガリはひときわ大きく身を震わせた。
イヤだ。とてつもなくイヤな予感がする。
次の瞬間、最奥に、これまでにない刺激が届く。それは身体中を駆け抜けて、カガリの脳髄を白く焼いた。
「ひぅっ!!」
びく、びく、びくり。
流石の反応にアスランもはっとして、慌てて耳かきを引き抜いた。
それがまた新たな刺激となって、カガリを苛むとは思いもよらずに。
「だ、だいじょうぶか?カガリ…」
おずおずしたアスランの声を、カガリはいまだ続く快感の痺れの中で微かに聞いた。
今すぐショーツを換えたくて仕方ない。カガリは、アスランに顔を見られないようにして、ゆっくりと起き上がった。
「だ…大丈夫だ……ちょっとびっくりして…」
「そうか?なら……いいんだが……」
きっとアスランは、怪訝に思っているだろう。すまないとは思うが、正直言えば文句の一つもいいたい。なんと言っていいかはあいにく思いつかないが。
「アスラン…。なんだか疲れてしまったみたいだ…ちょっと眠るから、その」
「ああ。それならゆっくり休むといい。俺は隣室に待機してるから――」
「いや、食堂で待っててくれ!お茶でも飲んで来い、アスランも疲れてるだろう??」
「え?いや、俺は別に」
「いいから!頼むから!」
「…わかった」
不請不請、といった感じで、アスランは部屋を出て行った。重厚なドアが閉められたあと、少し待って、カガリは跳ね起きた。
すぐさま綿パンごとショーツを脱ぐ。案の定だった。なんてことだ。最悪だ。
そこはしとどに濡れ、ショーツは言うに及ばず、パンツにまで染みを作っていた。
がっくりとうな垂れて、カガリはとりあえずふらふらとウォークインクローゼットに向かう。
なんとか着替えて、汚れ物をランドリーに放り込むと、力なくベッドに倒れこんだ。
腰が立たないのだ。体は未だ軽やかな痺れに支配されている。
あれが、SEEDを持つものの力、か…?
以前マルキオが言っていたその言葉をうとうとと思い出しながら、
カガリは疲れきった体を眠るに任せた。
申し訳ないです。不慣れなもので、レス読み違えてはみ出してしまいますた(´・ω・`)
稚拙なうえにエロなしでスマソ。
レイルナ大好き。誰か筆の立つ人、いいエロ待ってます(´∀`)ノシ
お疲れ様。楽しめました。出来れば文の頭は一字下げたり、視点が誰を現してるのか
個人の語りだったり、状況説明だったりしたのではっきりするともっと楽に読めたかもしれない。でもよかったです。
GJです!なんか和んだよ〜
>文の頭は一字下げたり
読み難さの推奨乙w
>あれが、SEEDを持つものの力、か…?
種割れして、瞳孔開きっぱなしでカガリの耳をほじっているアスランを
想像してしまったw
ゴメソ
脳内で変換するとエロイw
耳かきの描写がやけにリアルでイイ(・∀・)
このクオリティで書いたエロも読んでみたいと思いますた
GJです
耳掻きフェチにはたまらん内容でした。文章も読みやすくて、かなり参考になる部分も
俺もしてもらいたいなぁ。でも、ウェットだから綿棒メインなんだよね……
なんともこそばゆくなる話だな( ・∀・)
DVD鑑賞中、タリアのケツがエロい
総集編のキラとフレイのセックスには負けるけど
そうしたエロチックな所を外伝小説とか、ダムエーでしてくれると楽しかったんだが
下世話すぎても問題になるか
数少ない議長とタリア物のうpまってます
大人同士の気だるい性描写なんか書いてくれたら嬉しい
敵がどこに行ったか分から局面で基地まで待てずに発情、
しかも相手は小梨だからと自分が捨てた男なんて、そんな色情狂は勘弁してください><
320 :
名無しさん@ピンキー:2007/11/10(土) 09:03:56 ID:lJNFUWG8
保守
安/西/先/生、イザカガの続きが読みたいです
シンルナ投下します。ルナマリアがジブリールを逃がしたあとくらいです。時間設定は無視してご覧ください。
嫌いな方はスルーでお願いします。
結ばれた絆
ここはミネルバのある乗員の部屋。ベッドの周りには、脱ぎ捨てられた衣類
が散乱している。そして、ベッドの上では一組の男女が裸で眠っていた。男は
女の胸の中ですがりつくように抱きついている。女はそれを優しく抱きとめて
いた。この一組の男女が、何故このような状況になったのか。時間をさかのぼ
って語らなければならない。
ロゴスの首魁、ロード・ジブリールの引渡しを迫るザフト軍と、それを拒む
オーブ軍との間で戦闘が勃発した。序盤はザフト軍が優勢に立っていたが、ア
ークエンジェル一党が出現してからは、戦局は膠着状態となった。そんな中、追
い詰められたジブリールは強引にオーブのスペースシャトルを使って、宇宙へ
の脱出を図った。
シン・アスカのデスティニーガンダム、レイ・ザ・バレルのレジェンドガン
ダムは、アークエンジェル側のストライクフリーダムガンダムと、インフィニ
ットジャスティスガンダムとの戦闘に忙殺されて、シャトルまでには手が回ら
なかった。しかし、ミネルバには手札がまだ残っていた。ミネルバ艦長タリア
・グラディスは、インパルスガンダムに出撃命令を下す。それを受けて、パイ
ロットである、ルナマリア・ホークは格納デッキへと向かう。ルナマリアにと
っては、千載一遇ともいえるチャンスの到来である。
(これで終わらせる。ロゴスを倒せば、全てが終わる)
彼女は、妹であるメイリン・ホークがロゴスへのスパイ容疑で逃亡したアス
ラン・ザラ共々、討伐されたことを気に病んでいた。ロゴスによって、妹が討
たれた。ロゴスに対する恨みは、ルナマリアの戦う理由そのものとなっていた。
ルナマリアは、自らを奮い立たせるようにしてコクピットへ乗り込んだ。やが
てハッチが開かれ、コアスプレンダーは発進シークエンスに入る。ルナマリア
は操縦桿を握る手に力を入れて、今はいない人物に願いをかける。
(シン、あたしに力を貸して!)
ルナマリアは前を見据えて、発進をブリッジに伝える。
「ルナマリア・ホーク、コアスプレンダー、行くわよ!」
発進したコアスプレンダーを追って、インパルスガンダムを構成する装備と
合体し、フォースインパルスガンダムとなってシャトルを追いかける。そこへ
タリアからの通信が入った。
「ルナ、何としてもジブリールを宇宙に上げないように。場合によっては、撃
墜も許可します」
「了解!」
もともと、ルナマリアの頭の中にはジブリールを捕捉するという選択肢は存
在していない。タリアからの指示がなくとも、ルナマリアは迷わずにシャトル
を撃墜させるつもりでいた。それがタリアからのお墨付きをもらい、堂々とジ
ブリールを倒すことができる。ルナマリアはシャトルへの接近を図る。しかし、シ
ャトルは宇宙へ向けて加速度を上げていた。それは、機動力に長じているイン
パルスでさえも、追いつくのは不可能だった。
インパルスはビームライフルでシャトルを撃墜させんとする。しかし、シャ
トルはビームを受け入れることなく加速し続ける。ルナマリアは狙いを定めて、ビ
ームライフルを撃ち続けた。しかし、ビームはシャトルの横を擦り抜けていく
ばかりだった。
「何で、何で当たんないの!当たれ、当たれえっ!」
ルナマリアの願いとは裏腹に、ついにビームはシャトルに当たる事はなかっ
た。シャトルは大気圏に突入し、インパルスはそれを見送るしかできなかった。
コクピット内のルナマリアはうなだれていた。どうしようもない失態である。
これまでも、ジブリールのために無数の命が失われた。おそらく失地回復のた
めに、また戦いが起こるのは目に見えていた。そうすればどれだけの命が失わ
れるだろうか。考えるだけで、ルナマリアは頭がパニック状態になりそうだっ
た。
そして、これ以上の継戦を無意味とみたタリアの判断により、ザフト軍は撤
退することになった。パイロットたちにも帰艦を示す信号弾が放たれた。タリ
アは管制担当のアビー・ウインザーに話しかける。
「どう?アビー。MSの帰艦の方は進んでる?」
「はい。デスティニーもレジェンドも、こちらへ帰艦しています」
「歯切れの悪い感じではあるけど、仕方ないわね。何とも言えないけど、あの
ままでは泥沼になるのは目に見えてたしね」
「そうかもしれません。私、分からなくなってきました。何がいいのか、悪い
のかが・・・」
「アビー、あたしたちは軍人よ。命令に従って任務をこなす。そして生き残る。
考えるのはそれからでも遅くない。じゃないと、死んでからでは考えることも
できないんだから」
「はい。え、これは一体?」
アビーは、怪訝そうな表情を見せた。
「艦長、インパルスが未だに帰艦しません」
「インパルスが?どうして?」
「分かりません。インパルスに動きがありません」
タリアとしては、ルナマリアの心中が痛いほどにわかった。様々な重圧に曝
されながらも、必死に頑張ってきたルナマリア。しかし、今回の主目的である
ジブリールを逃がしてしまったこと、それが彼女を茫然自失とさせている。そ
れは容易に想像しうる状況ではあった。
「アビー、インパルスに撤退すると伝えてちょうだい。ルナマリアは信号弾に
気付いてないかもしれないから」
「了解」
インパルスのコクピット内に、アビーの声が響く。それにようやく気付いた
ルナマリアは顔を上げる。
「ルナマリアさん、戦闘は終了しました。直ちに帰艦してください」
「え、終わったってどういう事?まだオーブ軍が残ってるじゃない」
「主目的が達せられなかったので、戦闘の意味がなくなってのことです。速や
かに帰艦してください」
「・・・了解」
回線を閉じて、ルナマリアは虚ろな表情を浮かべた。その後インパルスは力
なく進路をミネルバへと向けた。その間、ルナマリアはうわ言のように、一つ
の言葉を繰り返し口にした。
「シン、シン、シン・・・・・・」
ルナマリアは淡々と機械的に操作をして、ミネルバへと戻っていった。無事
に格納デッキへと着いたルナマリアは、コクピットハッチが開いたときに我に
かえった。
「あれ?いつの間に、あたしミネルバに着いてたの?」
ルナマリアはミネルバに着くまでの間、無意識の状態で操縦していたのだっ
た。コクピットから降りて、格納デッキを後にしようとする。そんなルナマリ
アの耳に話し声が聞こえてきた。
「何で撤退したんだろうな。うちらが負けてたって訳じゃないんだろ?」
「ロゴスのロード・ジブリールを逃がしてしまったからなあ。この戦いの目的
がいなくなった以上は、戦い続ける意味がないからってことだろ?」
「でもさあ、ジブリールを追ってたのがインパルスだったんだろ?インパルス
って、ルナマリアが乗っている・・・」
「ルナマリア・ホークか。こりゃ、もしかしたらもしかするかもな」
整備員の一人が、一つの考えに至った。もう一人の整備員は分からずにいた
ため、それを聞き出そうとする。
「わかんねえか?ルナマリアの妹、メイリン・ホークはアスラン・ザラとロゴ
スに情報を提供して処罰を受けた。という事は・・・どうなる?」
「・・・・・・何なの?」
「ほどよいバカ加減だな。まだわかんないのかよ。ルナマリアはわざとジブリ
ールを逃がしたんだよ」
「ええっ!いくら何でも、それはないんじゃあ」
「いいか?シャトルが飛んでいたとき、攻撃できたのはインパルスだけで、護
衛する敵さえいなかった。邪魔されることなく、攻撃される心配もなく、シャ
トル撃墜に集中できたわけだ。しかし、結果はあの体たらく。わざと逃がした
としか考えられないだろ?これは」
まだ話は続いていたが、ルナマリアはその場を急いで立ち去った。こうした
声が上がる事は予想できてはいたが、現実にそれを聞くと思い知らされる。今
自分がミネルバ内でどう思われているかが。本当ならば、文句の一つも言いた
いところだが、それが叶わないことも彼女は十分に分かっていた。
ブリーフィングルームに着いたルナマリアはシンを見つけた。しかし、シン
は思いつめた表情を浮かべており、ルナマリアは側に寄り添うくらいしか出来
なかった。
事態は急変し、オーブ代表に返り咲いたカガリ・ユラ・アスハの会見にラク
ス・クラインが現れたのだ。この時、プラント議長ギルバート・デュランダル
も会見を行っており、その傍らにもラクス・クラインがいた。テレビ画面に二
人のラクスが存在したことになる。ザフト側から会見は打ち切られ、後味の悪
いものとなった。会見が終わり、乗員たちが戻っていくとき、ルナマリアはシ
ンを呼び止めた。
「シン、あたしの部屋に来てくれない?」
「どうか、したの?」
「ちょっと、話があって」
「ああ、わかった」
シンは一旦自室に戻ってから、ルナマリアの部屋に行くという。ルナマリア
は部屋に戻ってから、しばらく物思いにふけっていた。今日起こった事、そし
てこれから起こる事に。それからしばらくして、シンが部屋にやって来た。ル
ナマリアはシンを招き入れた。シンはベッドに腰掛け、口を開いた。
「どうしたの?もしかして、ジブリールを逃がしたことを気にしてんのか?」
「気にしていないといえば嘘になるわ。だって、あたしのせいで戦いが続いて
そまうんだから。気にもするし、ヘコむわよ。本当にバカよ、あたしは。チャ
ンスをみすみす逃して」
ルナマリアはそう言って、シンから顔を背けた。その表情から、言葉以上に
ルナマリアはショックを受けている。そうシンは感じていた。シンはルナマリ
アの名前を呼ぶが答えない。ルナマリアの肩を掴んで、強引に自分の方へと体
を向かせた。ルナマリアの目は潤み、今にも泣き出さんばかりだった。シンは
慌てて、ルナマリアから手を離した。
「ごめん、痛かった?」
「ううん、シンのせいじゃないの。自分のバカさ加減にうんざりして。あれだ
けロゴスを倒すと言ってたのに、実際は何も出来なかった。ミネルバに戻った
ら、グサリと刺さる話も聞いちゃったし」
「・・・誰だよ、そいつ。俺がそいつの口、黙らせてやるから」
「いいよ、そんなことしなくても。あたしが悪いんだし、言わせておけば」
潤んでいた瞳から涙が溢れる。弱々しい自分を見せてはいけないという気持
ちと、自分への苛立ち、そして誹謗中傷。それらが、ルナマリアの心を少なか
らず傷つけていた。
「ル、ルナ」
「役立たずだよね。あたし、何なの?って。赤を着てる資格ないんじゃないっ
て。もう、何もかもが嫌になってくる。シン、あたし、どうしたらいいんだろ
うね」
「じゃあ、このままでいいのか?」
「え、それは、このままでは良くないって思うからこそ、悩んでるんじゃない」
「ジブリールは、また必ず姿を見せる。そのときにキッチリとやればいいだろ」
「シン」
「負けんなよ。ジブリールに引導渡すのは自分なんだって、言い聞かせてさ」
それを聞いて、ルナマリアはさらに涙が溢れた。シンも色々と悩みがあるは
ずなのに、自分をこうして励ましてくれるシンに、ルナマリアは救われた気持
ちになる。
「もう、あたしってこんなに涙もろかったっけ?さっきから泣いてばっかし。あ
んたのせいだっ!」
ルナマリアはシンに抱きついた。ルナマリアはシンの耳元で話しかけた。
「優しいね」
「え?」
「シンは、優しいね」
そう言って、ルナマリアはシンの唇に口付けた。ルナマリアは唇を離すと、シ
ンにとっては予想外の言葉を口にする。
「シン、あたしを・・・」
「?」
「あたしを・・・抱いて」
「え?ええっ!」そ、それって。抱くってのは、普通に抱き合うとかってんじゃ
ないんだぞ?わかって言ってんのか?」
ルナマリアはコクンとうなずいた。
申し訳ありませんが、今日はここまでです。エロ直前ですが、後日続きを書き込みます。
>>282 カガリが立ちションする小説だったらエロい
是非とも書いてほしいね
てすと
シンルナ続き投下します。
シンには予想外の事態だった。ルナマリアとそうした関係になることを夢想し
なかったわけではない。しかし、今の状況では予想しようもなかったからだ。
「ルナ、もしかしてヤケになって言ってんのか?」
「こんな時だからこそよ」
「どういう意味?」
「あたしは必ず、この借りを返すわ。命懸けでやり遂げようと思ってる。だから
シンと触れ合える今、結ばれたいの。未来はどうなるか分かんないし。ヤケでこ
んな事言ってるんじゃないの。ちゃんと考えて言ってるつもりよ」
そう言われて、シンはルナマリアを強烈に意識してしまう。どういう選択が適
当なのかと頭を巡らせる。だが、シンの目には欲情というフィルターがかかって
いた。今のシンに見えるルナマリアは、ルナマリアであってルナマリアではない
と、シンは思った。こんな事に喜んでいる場合ではないのは、十二分に分かって
いる。しかし、男としての性・業がシンの心を傾かせる。普段、見慣れているル
ナマリアも、今はイヤらしい目で見てしまう。嫌と言うほど見慣れているミニス
カートから覗く太ももにさえ、欲情してしまう。
シンはルナマリアの肩をガシッと掴み、最終確認をする。
「本当に、いいんだな?」
「うん。もう、覚悟は出来てるから」
「あ、あのさ、俺初めてだから、あんまりうまく出来ないかもしれないけど・・
・」
「大丈夫、あたしも初めてだから。ゆっくり、焦らずにね」
今度はシンからキスを交わす。重ねては離し、離しては重ねる。お互いにとっ
て、初めての経験である。シンはルナマリアが体を強張らせているのを知り、ル
ナマリアは重ねたシンの唇が小刻みに震えているのを知った。たどたどしくも、シ
ンはルナマリアのベルトを外し、軍服のボタンを外していく。そんな中、ルナマ
リアが口を開く。
「シン、灯りを消して。その、こういうの恥ずかしいから」
「あ、うん。そうだよなっ!灯りを消す、灯りを消す・・・と」
部屋の照明を消して、ベッドへ戻ってきたシンは、若干恨めしそうに言った。
「暗くなったら、何も見えない」
「あ、ほら、きっと目が慣れてくるから大丈夫よ。多分」
再び、二人はキスをする。シンの唇は、ルナマリアの耳、首筋を愛撫していく。
最初はまったくといっていいほど、見えはしなかったが、時間が経つにつれて目
が慣れてきたようだった。シャツ越しにシンの手がルナマリアの胸を揉みあげる。
「あっ、やああぁん」
シンは反応を見ながら、胸への愛撫を続ける。シンは胸の愛撫に夢中になって
いた。手に吸い付くような柔らかな感触、揉んでるたびに敏感な反応を示すルナ
マリア。興奮したシンは、思わず手に力を込めた。
「痛い!」
「あ、ごめん」
「女の子の体はデリケートに出来てるんだから、もっと優しくしてくれると」
「わ、わかった。優しくな、優しく」
「シンも服脱いだら?このままだと、服がしわくちゃになってしまうし」
まだ、お互いに恥ずかしいようで、たどたどしくも自分の衣服を脱ぎ終えた二
人。ルナマリアがベッドに横たわり、まじまじとシンはルナマリアを見つめる。目
が慣れたおかげで、彼女の生まれたままの姿が分かる。手で胸を隠しているが、さ
すが訓練で鍛えられてるだけあって、引き締まるところは引き締まり、出るところ
は出ているという、女性にとっては憧れといっていい裸体がそこにはあった。互い
に生まれた姿で、心中複雑なものが二人の脳内をよぎるが、それを振り払うように
シンは口付けをする。
ルナマリアは顔から火が出そうなほど、恥ずかしいという心境だった。
(シン、あたしの体見てどう思ってるんだろう。傷跡とか、アザとかもあるし、も
しもガッカリとかされたら嫌だな)
シンはルナマリアに言われた事を思い出し、優しく彼女への愛撫を続けた。ルナ
マリアの手をゆっくり払いのけ、露わとなった乳房をゆっくりと揉んだ。わざと音
を立て、乳房に吸い付いた。その様はまるで赤ん坊のようだった。シンの愛撫に応
えるかのように、ルナマリアの乳首は硬くなっていた。
「シン、おっぱいばっかり、あんっ!責めちゃダメェ。くう、んっ!」
シンはルナマリアの下半身に手を這わせる。滑らせるように上から下へと、股間
の方にまで至る。位置は予習?で心得ている。ルナマリアの秘壺は溢れんばかりに
潤っていた。舌で乳首を舐めながら、手で秘部を弄ぶ。そしてシンの手が、ある突
起している物を探り当てる。それに手を触れた瞬間、ルナマリアの声が大きくなる。
「あん!だめぇ、そこは」
「ルナ、これが、どうかしたの?」
「あ、ああっん、いじっちゃ、ダメェ、だってば」
シンの心に悪戯心が芽生え、ルナマリアの肉芽をさかんに責め立てる。こすったり
摘んだりしてして反応を見る。肉芽は固く勃起し、ルナマリアはシンが刺激を与える
たび、切なそうに悶え声を上げる。そして、比例するかのように愛液はどんどん溢れ
てくる。
「いやぁ、シィン。そこばっかり、もうおかしくなりそう」
「だって、ルナが色っぽい顔するから、したくなって」
シンはルナマリアの陰部に顔を近づける。いわゆるクンニリングスをしようと、彼
女の下半身へ体を動かした。それに気付いたルナマリアは、慌ててシンを止めようと
する。
「ちょ、シン!そんなトコ、汚いからやめて!」
「大丈夫、勉強したから!ルナに、気持ちよくなってほしいから」
そう言って、ルナマリアの股間に顔を滑り込ませる。
「だ、だ、だめぇー!」
その刹那、ルナマリアは両足を瞬時にシンの首に絡める。しかも、幸か不幸か、こ
の時にシンの右手はルナマリアの乳房を揉んでいたため、ルナマリアはそれをも極め
てしまう。そう、ルナマリアは三角紋めをガッチリと極めてしまっていた。シンの頚
動脈が圧迫されていく。
「あ、おい、ルナ、これ外せ!」
「嫌よ、外したらまた恥ずかしいことする気でしょ!」
「だぁかぁら、ルナに、気持ちよく・・・」
シンは引き上げて、強引に外そうとする。しかし、そうするごとにどんどんと絞ま
るのがこの技の特徴である。それでもシンは、体を起こして立ち上がろうとする。ル
ナマリアは腰が浮いた状態となったが、決して技を解こうとしない。やがて、シンの
目から光が失われ、パタンと倒れこんだ。技を解いたルナマリアは慌ててシンを介抱
する。その結果、シンは意識を取り戻した。
「何でこんな時に三角絞めすんだよ!危うく死ぬところだったろ?恥ずかしくて、死
ぬに死ねねえよ」
「ごめん。けど、いきなりああいうのはまだ・・・慣れてきたときに」
「・・・わかった」
二人は再び体を絡み合わせる。二人の意思が一つの思いに収束していく。
「ルナ、入れていいか?」
「うん、来て。あたしの中に」
シンは、いきり立っている自分の肉棒を、ルナマリアの秘壺へとあてがう。ルナマ
リアは瞳を閉じて、シンが挿入するのを待っている。ゆっくりとシンの肉棒がルナマ
リアの秘唇に進入していく。シンは、顔を歪めるルナマリアに言葉をかけた。
「ルナ、痛いか?痛かったなら止めるからさ」
「止めちゃダメ。大丈夫だから、あたしは。・・・でも、ゆっくり。ゆっくり入って
きて」
シンはこれに頷き、ゆっくりと挿入を再開する。入っては止める、入っては止める
という動作を繰り返しながら。そしてシンの肉棒を、ルナマリアの膣内が完全に受け
入れた。
「ルナ、入ったよ。俺のが、ルナの中に」
「うん!シンのが、あたしの中に」
しばらく入った状態で二人は抱き合っていた。ルナマリアは自分の中で、シンの分
身がビクンビクンと蠢いているのが分かった。シンは我慢できなくなったのか、ルナ
マリアに尋ねた。
「ルナ、動いていいか?俺、もう我慢できなくて」
「うん、いいよ。動いても」
再びシンは、腰を動かし始めた。
「あっ、ああんっ!」
「ルナ、ルナの中、ぬるぬるしてて暖かい」
「そんなの、言わないでよぉ。あたし、何もしてないっ!やぁ、シン、まだ慣れてな
いから、あまり動かさないで」
「分かんないけど、自然に腰が動いて」
ルナマリアは、痛みに気が遠くなりそうになる。だが、ここで気を失うと、シンが
いなくなってしまう。そう感じたルナマリアは、無我夢中でシンを強く抱きしめた。
「ルナ?」
「シンがいなくなっちゃう。シンがいなくなったら、あたし、あたし」
シンはうっすらと涙を浮かべて、必死に自分にしがみつくルナマリアを見て、自分
もルナマリアの体を強く抱きしめた。密着した状態のまま、シンはピストン運動を続
ける。ルナマリアは、シンの肉棒が出し入れされる度、何度か痛みはあったが、シン
を抱きしめている手は離さなかった。
「ルナ、俺、もうイキそう」
「え、イクって?」
「ああ、ルナ、出る!」
シンの動きが止まり、ルナマリアの膣内に精液が注ぎ込まれる。精液を出し尽くした
シンは、ルナマリアに倒れこんだ。
「シン、これがイッたって事なの?」
「うん、ルナの中が気持ちよくって」
「あ」
「どうしたの?」
「シンのが大きくなってる。ムクムクって感じに」
「あの・・・さ、ルナ。また、したくなったんだけど」
「え・・・・・・いいよ。シンがしたいのなら」
「うん!」
シンは再び腰を動かした。覚えたての快楽に魅了されたシンは、何度も腰を振って、ル
ナマリアの膣内に幾度も射精し続けた。どれほどの時間が経ったのだろう。二人は一つに
繋がったまま、互いの体を求め合った。シンは精魂尽き果てたかのように、ルナマリアに
向かって崩れ落ちる。ルナマリアはそれを抱きとめる。シンは自らの肉棒を引き抜く。ル
ナマリアの秘壺からは、白濁の精液がドロリと流れ落ちていた。後処理を済ませ、二人は
初めて結ばれたベッドの様子を眺めた。
「やっぱり、血って出るんだね。痛かったもん、シンのがあたしに入ってきたとき」
「うん。最初はキツかった。ちぎれそうなくらい」
二人は横になって、話しを続ける。
「しちゃったね、あたしたち」
「ああ」
「気持ちよかったの?」
「ああ、ルナの方は?やっぱ、まだ痛いの?」
「うん。何か、まだシンのが入ってるような感じがして。痛いってのが先に来るかな。で
も、気持ちよかったんでしょ?」
「うん。そりゃあ、まあ」
「シンが気持ちよかったなら、あたしは良かったって思うよ」
シンは、ルナマリアの額にキスをする。そして、唇にキスをしてからルナマリアを抱き
寄せた。しばらくして、シンが顔を下へと滑らせる。ルナマリアの胸に顔を埋めるという
形になった。
「シン?」
「あー、何かこうしてると安心する」
「んー、まあ時間もある事だし、いいよ。このまま寝たって」
「うん、そうする」
睡魔に負けたのか、シンは目を閉じるとちちまち寝息を立てて眠り始める。そんなシン
をルナマリアは見つめ続けていた。よくよく見れば、幼さを残した顔。すがるようにして
眠りに入る彼の姿を見ながら、ルナマリアは考えた。もしかしたら、シンも自分を拠り所
にしているのではないかと。
アスラン脱走以降、ミネルバ艦内においてシンだけが、自分にとって心の拠り所だった。
しかし、シンもアスラン脱走以降、さらに刺々しさが増したようにルナマリアは感じてい
た。そんなシンが、自分の胸の中でぐっすりと眠っている。こんな自分にも安らぎを与え
ることが出来る。痛みはあったが、それ以上の喜びがそれに勝った。
「こんな大きい赤ん坊がいるんじゃ、死ぬわけにはいかないなあ。死ぬ気で生き抜いてみ
せる。このぬくもりのために」
ルナマリアは、そう心に誓って眠りに落ちた。戦いが終わった過去と、戦いに彩られる
未来との間の、安らかなひと時だった。
投下完了しました。エロ場面があまりいけてませんが、もっと精進していこうかと。
見ていただいた方々、ありがとうございました。
若いってイイネー
ごちそうさまでした
女キラや女アスランでも立ちションすると思う?
女体化キモイからやめろ
シン×ステラ投稿します。シンとステラが海で遭難したところぐらいです。
嫌いな方はするーで。
寄り添った背中から、シンの暖かさが伝わる。
ステラはしばらく黙って火を見ていた。
するとシンが顔だけ向けて、
「ねぇ、裸になっていてもステラは恥ずかしくないの?」
と質問をした。
「え?……」
ステラは気の抜けたような返事をした。
なんでこんな質問をするんだろう?
ステラは小さい時からスティング達と
一緒の部屋で着替えているので別に恥ずかしさはなかった。
だからステラはなぜシンが恥ずかしがるのか解らなかった。
「だったらさ、俺によく見せてくれない?」
と言ってシンは身体をこちらに向けた。
ステラも身体をシンの方に向けながら、
「うん」
と答えた。
シンはじっとステラの胸を見ていた。
ステラはシンがこちらを向いてくれる事が嬉しかったので
胸を見ているのに気がつくのが少し遅かった。
「シン、ここが好きなの?」
とステラは自分の胸を掴みながらシンの顔を見た。
シンは、
「うぇ、あ…いや……」
と、恥ずかしさと後悔で下を向いた。
ステラは、
「触る?」
と、簡単に言いのけてしまった。
シンは顔を上げながら、
「え、あ…いいの?」
「うん」
ステラはシンが喜んでくれるなら良いと思った。
そしてシンはステラの胸に手を延ばして少しずつ触り始めた。
「ぅん?」
ステラはなんか気持ち良いようなくすぐったいような感覚に襲われた。
シンが綺麗なピンク色の乳首に触った。
「あぅん……」
と、ステラは思わず声をあげてしまった。
シンはいけない事をしたと思い、
「ご、ごめん」
と思わず謝ってしまった。
ステラは、
「ううん、ステラね、気持ちよかったの」
と答えてくれたのでシンはホッとした。
ホッとして気が緩んだのか、
「ねぇステラ、舐めてもいいかな?」
といった。
ステラは頭の上に?がでた。どうやら意味は分らないようであるが、
「シンならどんな事でもいいよ」
シンはそれを聞いて、ステラの乳首を舐め始めた。
「ぅあ…ぅん…ぁあん」
とステラは声をあげた。
シンはしばらく舐め続けた後、こんな事を言った。
「これを舐めて?」
といってシンは自分の物を取り出した。
ステラは従った。
「そう、それで上下に動いて」
従う。
じゅる、じゅる、という音が当たりに響く。
「ぅあ、ぁぁああああ!!」
とシンは精液をステラの口の中に出した。
「ふぇ!?」
といってステラはシンの物を口から離した。
「それ、全部飲んで」
ごっくん、なんか変な味がした。
そしてシンは言った。
「射れてもいい?」
ステラはもちろん?である。
「じゃぁ、パンツを脱いで」
とシンがいったのでステラはパンツを脱ぎ始めた。
するとステラの秘所には薄い金色の茂みがあった。
「足を開いて」
ステラは勿論従う。ステラの秘所は少し濡れていた。
そしてシンは突起した自分の物をステラのところに近づけた。
「いくよ」
といってシンはゆっくりステラの秘所に挿し込んだ。
「ふぁ…ん」
「どう?」
とシンは聞いた。
ステラは
「気持ちいいよ」
と答えた。
「じゃ、そろそろ動かすよ」
「うん」
という会話をして動かし始めた。
……そしてどのぐらいの時間がたっただろう。
しばらくして二人は服を着た。
「ええと……もうじき誰か来てくれるからね。
心配いらないから」
その後二人は分かれた……
そして……二人は戦場で会うのであった……
投下完了です。お目汚しすいません
カガリが豪快に立ちションする話がいいな
シンスキーには嬉しい投下ラッシュ
職人の皆様、GJ!
カガリが立ちしょんってちょっと待て!
女の子には無理
おもらしになっちゃいます!
上手に飛ばせる女性もいるらしい
カガリなら立ちションしてもおもらしにはならないかも
うちの妹が幼稚園時代に何度も立ちションにチャレンジしてたな
「立ってやった方がカッコイイ!男の子だけ立ってやるなんてズルイ!」という理由だったらしいが
結果は・・・
全ての女性が立ちションできるわけではないみたい
まんこの形によっては何度やっても無理
しかし、一部の女性は立ちションできるらしい
カガリもできそうな気がするし、カッコイイ感じがするね
議長がラクスを責めるSSが読みたい
議長・ラクスに思い入れないけど、好き勝手に書いてもいいなら書けるけど。
何でミーアじゃないんだ?
おっぱいはでかいし途中で任務にも失敗してるし、本編通りでも天井からつるして
乳首を媚薬塗った洗濯ばさみで挟んで放置とか、お仕置き物書けるじゃん
>>360 気が向いたらお願いします
>>361 特に理由はないよ何となく
いいでしょ別にさ、気にくわなかったら文字列変換するとか
カガリはおもらしタイプなイメージ
逆にラクスはあらあらとか言いながら
小便飛ばせる感じする
359は自分で書いてみれば?
>>363 ラクスが、立ったままの姿勢で
パンツの股の部分ずらして、まんこだけ出して立ちション
すごく小便飛ばしてまんこにかからないのがいいね
そしたら紙で拭く必要がなさそう
365 :
名無しさん@ピンキー:2007/11/21(水) 01:17:56 ID:qpVe+dR5
カガリやラクスでお漏らしネタやるならパイロットスーツ姿で希望。
戦闘中による恐怖とかで失禁・・・
>>364 立ちションならラクスよりルナマリアがイイ!
ルナマリアが、立ったままの姿勢で
スカート捲り上げて、パンツの股の部分ずらして
まんこだけ出して立ちションするのを希望。
>>365 カガリのパイロットスーツ姿は登場するからいいけど
ラクスのパイロットスーツ姿は想像できない・・・
ラクスのパイスーも本編に出てたぞ
コーディはマムコも進化してて
立ちションできる設定だったら面白いな。
トイレは男女共通で紙いらず。
シンルナレイがミネルバ内のトイレで
仲良く立ちションしてたらいいのに。
369 :
名無しさん@ピンキー:2007/11/22(木) 00:24:06 ID:LeYmOkQw
>>368 ルナマリアは
>>366のように
スカート捲り上げてパンツの股の部分ずらして立ちション
タリアはズボンのチャックを開いて立ちション
おしっこは一滴もまんこにかからないので紙で拭かなくても平気
当然まんこを開いて立ちションするのだろうけど(開いてないとかかってしまうはず)
手を使わなくても股に力を入れて開くことができそう(まんこが進化しているならね)
シン、ルナマリア、レイ、タリアが休憩時間にミネルバ内のトイレで立ちションする光景は萌える?
371 :
360:2007/11/22(木) 16:09:45 ID:00fO3VMc
立ちション厨の流れをブッタ切って、ほんの少し悪いと思いながらも、ギルラクを投下します。多少、陵辱表現がるんで、それが嫌な方はスルーで。
では、投下します。
愛なんていらねぇよ・・・ギルラク
ザフトとの決戦が迫った戦艦エターナル内。ラクス・クラインは、浮かない表情をしていた。それ
を見ていたキラ・ヤマトはラクスに声をかける。
「どうかしたの?ラクス」
「キラ、ううん何でもありませんわ。少し考え事を」
「そう。浮かない顔してたから、具合でも悪いのかなって」
「心配かけましたね。でも、大したことはありませんから」
キラが立ち去って、一人になったラクス。そうは言ったものの、ラクスの心にはさざ波が立ってい
た。キラにも言えない、プラント議長ギルバート・デュランダルとの秘め事が、彼女の表情を暗くさ
せていた。それはキラと別れて、宇宙に上がり、抵抗組織ターミナルに身を寄せていたときの事だっ
た。ラクスは重要な情報を入手したという、仲間からの知らせを受けた。その確認のため、ラクスは
プラント首都へとやってきた。それは敵であるデュランダルの懐に飛び込むという、死地に入るとい
う危険なものだった。
密告からラクスは捕われ、デュランダルの元へと送られた。デュランダルは、冷静さを失わずラク
スに言葉をかけた。ラクスは手首に手枷を付けられていた。
「本当に思うようにならない方だ、あなたは。ようこそ、いや、お帰りなさいと言った方がよろしい
かな?」
「私をどうするつもりですか?殺すつもり、ですか?」
「いやぁ、捕らえる前は即座に・・・とも思ったんですが。いざ、こうして捕らえてみると」
「・・・」
「どうこうしようという気が萎えてしまいまして。手に入れたい物を手に入れるまでは躍起になって
いたのに、いざ手に入れると、そこで欲求が止まってしまう」
「ならば、帰してはもらえませんか?」
「ふむ。だからといって、素直に帰れるというわけにはいきません。少しばかり、あなたにお仕置き
しなければ。別室にご案内しますので、こちらへ」
デュランダルに連れられ、ラクスはある部屋に着いた。デュランダルは壁に取り付けてある補助具
に手枷を固定させた。天井から吊るされた形となったラクスに、デュランダルはラクスの格好を見て
いた。くのいちのような忍者装束が目にとまったからだ。
「いまさらではあるが、その服装、よく似合っている。戦装束ですかな?」
「あなたに答える必要はありませんわ」
デュランダルは、ラクスの体を隅々まで見回した。ひとしきり、見終わったあとデュランダルは言
った。
「貧相な体だ。彼女に比べれば、あなたは下の下。何も欲情を催さない」
ラクスはキッとデュランダルを睨み付ける。デュランダルは、ラクスの頬を平手打ちする。パシン
パシンと乾いた音が響く。しかし、ラクスの表情に恐れの色はない。
「さすがはラクス・クライン。そうでなくば、面白みがない」
「・・・離しなさい。気が済んだのなら」
「ご冗談でしょう。我々の動きを阻害しようとする組織の首魁のあなたを、サッサと帰すわけはない
でしょう。仕置きはまだ始まってもいないのだから」
そう言うと、デュランダルはラクスの胸をはだけさせた。恥ずかしいのか、ラクスは左右に体を揺
らしたが、その甲斐なく乳房をデュランダルの前に晒した。
「何もつけていないとは。付けないのが好きなのか、付ける必要がないからか」
微かに膨らんでいるラクスの乳房を眺めながら、デュランダルは呟く。
「はあ・・・着衣のままが、まだマシか。何とも責めがいがない。あなたは、女としての悦びを感じ
たときはありますか?キラ・ヤマトはあなたを抱いてくれますか?」
「キラは、私と連日連夜愛し合っていますわ。夜毎、激しく睦み合ってますから」
「証拠は?」
「証拠?」
「やれやれ、では私が確かめるとしよう」
デュランダルはラクスの下着に手をかけると、ゆっくりと膝下まで下ろした。抵抗しようのない中
で、ラクスはキラ以外の人間に、自分の秘所を見られてしまうという恥辱を味わう。デュランダルは
ラクスの下に潜り込むと、丹念にラクスの秘所を調べる。ラクスは恥ずかしい気持ちで体中が赤くな
りそうだった。デュランダルは立ち上がると、ラクスに言った。
「ラクス嬢。もしかして、あなたはキラ君にあまり相手にされてないのでは?」
「な、な、何故そんなことを!」
「あまりにもキレイすぎる。あなたが言うほど、使い込まれていないように見受けました。キラ君が
淡白なのか、あなたに魅力がないのか」
「・・・・・・こんな辱め、耐えられません。これなら、死んだ方が」
「異な事を。そんなまともな言葉、あなたには相応しくない。何よりも、生きるというのが大切だと
言っていたあなたが。これくらいで、死ぬなどとは。あ、ちょっと失礼」
デュランダルは電話をかける。
「ああ、私だ。すまないが、何人か私の部屋に寄越してもらえないか?人数?そうだなあ・・・5・
6人用意できるか?少しばかり時間がかかる・・・よし、揃い次第私の部屋まで頼む」
デュランダルは受話器を置くと、微笑みながらラクスに近づいた。
「ラクス嬢、責めはこれからだ。だが、私は痛みを与えるのを好まない」
そう言うと、デュランダルはどこからともなく羽根を取り出すと、ラクスの顔にそれをあてた。そ
れを滑らせて、体中を羽根が躍った。
「やっ、あん、あふぁ」
「いかがかな?痛みを強いる拷問はお約束過ぎてね。これならば、心は痛まず恒常的に責められる。
一瞬の痛みより、残酷で恐ろしい」
ラクスは耐えられず、大声を上げて笑い出した。
「あはっ、ははははは、ふひひひははは」
絶え間なく続く、くすぐったい感じはラクスの心身を確実に蝕んだ。そんな状態を見透かしたよう
に、デュランダルは話しかける。
「笑いすぎ、泣きすぎで疲れましたか?何も語る気にはなれませんか。お疲れでしょう、水でも持っ
てきますよ」
デュランダルはグラスに水を注ぎ、ラクスに飲ませる。待ってましたとばかりに、ラクスはこれを
飲み干した。
「そうとう喉が渇いていたみたいだ。おかわりはいりますかな?」
無言で頷くラクスに、デュランダルはグラスに水を注いだ。またもラクスはこれを一気に飲み干し
た。
「喉は潤いましたか?違うところも、やがては潤ってくるでしょう」
ラクスは、デュランダルの言葉の意味が掴めなかった。しかし、それはラクスの知るところとなる。
ラクスの身をもって。しばらくして、ラクスは体中が熱くなるという感覚に襲われる。さらに、急速
に自分の秘壺に、愛液が満たされているのが分かった。
「あなた、はあはあ、一体何を」
「何をって・・・水を飲ませただけ。・・・・・・あ、言い忘れていた。その水には媚薬が入ってい
たんだった。いやいや、申し訳ない」
「あゅ、いやあ、ああぁああん!」
「ふふふ、あなたも一人の女だったというべきか。ほう」
デュランダルは、羽根をラクスの股間に通した。
「羽根が濡れている。お悦びのようだ、あなたの体は。ならば、それにお答えしないと」
デュランダルは電マを手に持ち、これを動かした。これで何をされるのかとラクスは身構えた。デ
ュランダルはこれをラクスの股間にあてがう。
「いやっ、や、やめて、くださいぃぃ」
「ラクス嬢、後学のために良い事を教えましょう。イヤよイヤよも好きのうち。いまさら、止める事
はできませんよ」
唸りを上げて、電マは振動する。ラクスの秘部に触れたとき、今までにない感覚が彼女に起こった。
「いやあ、やめて、あはぁぁ、ゃあああ、はん!」
デュランダルはクリトリス付近に電マをあて、さらに羽根を使ってラクスを弄ぶ。ラクスは、上の
口からは涎を垂らし、下の口からは愛液が足を伝うほどに濡れていた。手加減というのを機械が知る
わけはなく、一定の間隔で電マは振動し続けている。
何かが出る。ラクスは今までにない感覚、それが何か。ラクスは恐怖すら感じた。キラとセックス
しているときにも感じ得なかった何か。しかし、考える間もなく、それは急スピードでやってきた。
「あっあっ、だめっ、出ちゃう。あん、出る!出る」
勢い良く、透明な液体が下に向かって飛び出した。デュランダルはその様を見て、口元を上げた。
そして液体は、とめどなく噴出されている。ラクスは初めての経験に、放心状態となっていた。
「ラクス嬢、これは初めての?」
話す気力さえなく、首を縦に振ってラクスは答えた。
「今のは、潮吹きという現象です。刺激が一定以上に達すると、起こるのですよ。まあ、媚薬も入
ってたから、通常よりもなりやすいかも」
そんな時、モニターが光った。どうやら、先ほどデュランダルが頼んだ者たちがやってきたようだ。
「入ってくれ」
ドアが開かれ、5・6人の男たちがやってきた。彼らはデュランダルの後で、腕組みしながら仁王
立ちして、彼からの指示を待っている。デュランダルはラクスの耳元で囁いた。
「ラクス嬢、私は少々疲れた。今度は私がお相手する。なあに、心配する事はない。私と似て、優し
く扱ってくれるはずだ」
ラクスは、まだ放心状態であり聞いているかは分からなかった。
「先ほど言ったように、私はあなたと肉体的関係になろうという気にはならなくてね。お相手は彼ら
に」
デュランダルは、そこから離れた。そして、後に控えている男たちに言った。
「良く聞け、こいつはラクス・クラインの名を騙る腹黒い女狐だ。存分に分からせてやれ、ラクス様
の名を騙る愚かしさを。腹黒いこいつの体内に、お前たちの精を注ぎ込め!そうすれば、中から浄化
されて、真人間にもなれるだろう。犯れ!」
指示を受けて、男たちはラクスの元へと動く。ラクスは男たちの手と、舌と、道具によって嬲られ
続けた。休む間もなく、代わる代わる責められた。部屋には、ラクスの叫びとも喘ぎともつかぬ声が
響く。体中を舐められ、道具で責められて、ラクスは気が狂いそうになった。
そして、男の肉棒がラクスに挿入する寸前、待てとデュランダルから声がかかった。デュランダル
はおもむろにズボンを脱いだ。脱ぎ終わった後、デュランダルの屹立した肉棒が姿を見せる。それを
ラクスは虚ろな表情で見つめる。デュランダルはどこからともなく、オ○ホールを取り出した。
デュランダルは手で合図する。その後、ラクスにとっての災厄が始まった。男たちに肉棒を差し込
まれ、ズンズンとピストン運動が始まった。道具を使っての愛撫も続けられた。補助具から解き放た
れて、ラクスは様々な角度から嬲られた。口には容赦なく肉棒が押しこまれ、それを前後に動かされ
る。
「おい女狐、チ○ポ汁うまい!って言えって!」
「はあ、あん、そんな、こと」
「ほら、言えって!気持ちよさそうに言うんだって!」
「チ、チ○ポ汁、うまい」
「やりゃあ、出来るんだって!みんな、こいつを真人間にするために協力するんだって!」
男たちに輪姦されながら、ラクスはデュランダルは何をしてるか窺った。デュランダルはラクスに
視線をやることなく、目を瞑りオ○ホールで肉棒をしごいていた。自分には目をくれず、己の世界に
没頭している姿がそこにはあった。
デュランダルは絶頂近くになって、しごくスピードが速くなっていく。そして、叫んだ。
「タ、タ、タリアーーー!!!」
デュランダルはしごくのを止めて、ティッシュで後始末をする。悦に入ったデュランダル、しかし
ラクスは男たちの慰みとして、浄化という名の陵辱が続けられる。しばらくして、デュランダルはま
た自慰を始める。ラクスは何度も精液を膣内に出され、狂いそうになるくらい、何度も絶頂を迎えた。
そのうち、思考能力もなくなり、ただの肉便器と成り果てた。考えることも、抗う事も忘れて、男た
ちの成すがままに体を蹂躙された。その周りには、男たちの精液と、ラクスの愛液等が交じり合って
異様な匂いを醸し出していた。その間、デュランダルはラクスを見ることなく、自慰を続けた。射精
時にタリアの名前を叫びつつ。
男たちの凶宴も終わり、力なく倒れているラクス。その姿は男たちの精液が、ラクスの装束を白く
染めていた。彼女の膣内も、湧き水のように白濁液が流れていた。立ち上がる力はなく、横たわって
いた。
「ラクス嬢、お仕置きされた気分はいかが?そうそう、あなたの痴態は全て映像に残させてもらった。
これは有効なカードとして利用させてもらう」
そこからラクスは気を失い、それ以降の記憶はない。ラクスが目覚めたのは、どこか知らないベッ
ドの上だった。ラクスの身を案じたターミナルのメンバーが、外に放り出されたラクスを連れてきた
のだった。ラクスは思い出す。恥辱以上の醜態が夢ではなかったかと。しかし、下着が濡れていたの
に気付き、秘部に触って確かめると、指には白い液体が付着していた。あれが現実であったと知った
とき、ラクスは恐怖のあまり叫んだ。
「いやーーーーー!!!」
現実に戻り、ラクスはデュランダルとの決戦に必勝を誓った。自分の恥ずべき過去を振り払うため
に。
後日談になるが、承知の通り、ラクスはデュランダルとの戦いに勝利した。ラクスがプラントで実
権を握った後、彼女は極秘裏に自分を辱めた男たちを探し出し、処刑した。その累は家族等に及んだ。
さらに、デュランダルが語っていた映像も、様々な手を使って探させた。これについては見つからず
その所在は杳としてしれない。
乙だが最後の文は蛇足だな
379 :
360:2007/11/22(木) 16:18:24 ID:00fO3VMc
投下完了。もっと書きようがあったかもしれんが、これがいっぱいいっぱいでした。
アークエンジェルがアフリカの砂漠に降下したとき
女性キャラは人前でおしっこするのは恥ずかしいから砂漠の中でおしっこしたかもね
乙です!ラクスに萌えたのは初です。
だが最後が怖いなぁ
ラクスタソには陵辱が良く似合う…
カガリ、フレイ、ミリアリア、マリューは我慢できなかったらお漏らしするかもね
ラクスは折角のドレスを台無しにしたくないからお漏らしはしないと思う
ナタルは生粋の軍人としてプライドがあるからお漏らしはしないと思う
シンラクを投下(正直シナリオ覚えてないからかなりおかしい部分あり)
『出会い』
あの時ー
俺は彼女に出会ったー
綺麗な桃色の髪で晴れ渡る空のように蒼い瞳持つ彼女にー
慰霊碑の前で立っていた俺に彼女はこう言ってきた
「ここは綺麗な場所、そして同時に悲しい場所でもありますわ。」
「え?」
「そうではないですか?」
「・・・そうですね、でも俺にとっては悲しい場所でしかないです。ここだけじゃない、オーブの国自体が俺には悲しい場所です」
「そうなのですか・・」
そういって彼女は黙ってしまう。
ザァァと波を打つ
しばらくして彼女が歌を歌い始めた。透き通るような声は、俺の心に染み渡ってきた。
「いい歌ですね。」
「そうですか、ありがとうございます。」
彼女は微笑みながらそう言った。
ブルルとポケットが震える。
「ん」
携帯をポケットから取り出しディスプレイを見るとレイからメールだった
(たぶん、戻ってこいってとこだろう)
「すいません。俺は戻らなくちゃいけないので失礼します。」
「そうなのですか」
「あの・・また逢えたら歌を聞かせてください。」
「はい、いいですよ。」笑顔を向けながらそう言った。
つづかない
…1行目を森本レオで読んでしまいました
過疎ってると思っていたが
投下ラッシュだな
ルナがシンに乳房を掴まれてムッとするけど、そこで殴るのを我慢して
シンの好意を得て、そこから2人の恋が芽生えるというシチュが萌える!
>>387 それだと、エロにまで持っていくには厳しい気がするけど。
389 :
名無しさん@ピンキー:2007/11/27(火) 19:30:16 ID:MwPzV1sa
まんこを濡らさずに立ちションしたら、まんこが綺麗でいいね
>>370の設定なら、ルナマリアととタリアで
どちらの立ちションがエロそうかな?
経産でしまりが緩くなってる分タリアのは下に垂れていきそうだ。
391 :
名無しさん@ピンキー:2007/11/27(火) 21:24:25 ID:MwPzV1sa
>>390 それなら、ルナマリアの立ちションは下には垂れないと思うのかな?
とりあえずお前らの立ちションにかける情熱に感心したwww
空気を読まずに投稿
394 :
カガユウ:2007/11/28(水) 01:17:50 ID:UjQZXHhE
カガリは結婚を控えセイラン家にいた。
ある日の夜、カガリは閉じ込められた事による、
憂鬱感によってベットの上で寝転がっていた。
癖で自分の左手の薬指を見たが、アスランがくれた
指輪はキラに送った後なので何もなかった。
その事がまたカガリを落ち込ませる。
「ハァ、私はもうあいつらとは会えないのか……」
カガリは上半身を起こしながら呟いた。
キラ、ラクス、マリュー、バルトフェルドなどの顔を思い浮かべた。
そして最後にアスランの顔を思い浮かべてため息をついた。
「あいつとしたのはいつだったかな」
といってカガリは自分の秘所に手をやりながら言った。
そして自分の秘所を触った。部屋にはクチュ、クチュと音が響いた。
時間は1時をすぎているので部屋の外には人の気配はない、
っと思っていたが、部屋にはいろいろな仕掛けがあることに気がついていない。
仕掛けその1、
本棚の裏には監視部屋があり、いつでも監視出来るようになっている。
仕掛けその2
ベットの下には録音機
仕掛けその3
窓の外には監視カメラ
仕掛けその4
電球に隠しカメラ
などカガリは24時間監視されていたのである。
勿論、カガリは一つも気がついていない。
395 :
カガユウ:2007/11/28(水) 01:18:29 ID:UjQZXHhE
――――下にある監視室――――
「ユウナ様、これを」
「ん〜、これは面白いね〜」
とユウナ・ロマは監視カメラの映像を見ながらいった。
「やっぱり彼女もちゃんとした女の子なんだね〜」
かなり甘いコーヒーを飲みながら、部屋を歩きまわっていた。
『よくあんなコーヒー飲めるよな』
『砂糖のスティック3本くらい入ってるらしいぜ』
『俺、そんなの飲んだら吐くぞ』
『でもこの映像見ろよ』
『まさかカガリ様がこんな事をするなんてな〜』
『カガリ様は相手がいるけどな』
といって3人はユウナの方を見た。
『ユウナ様は童貞らしいぜ』
『あっ知ってる』
『本人は童貞ではないと否定しているけどな』
『クックックック』
3人は後ろにユウナ・ロマがいる事に気がついていなかった。
「君達、何を言ってるんだ!!」
ユウナはちょっと頬を紅く染めながらいった。
「僕は童貞じゃない!!証拠を見せてやる、来い!!」
といってユウナは部屋を飛び出して上のカガリの部屋に行った。
3人はしょうがないといった感じでついて行った。
なぜかモニターの電源は落としてあった。
396 :
カガユウ:2007/11/28(水) 01:20:25 ID:meu9jwOU
―――カガリがいるとなりの部屋―――
先程説明した本棚の裏の監視部屋にユウナ+3人はいた。
「さて、今からとなりの部屋に行くんだけど、最初は誰が行く?」
とユウナは3人を計算高い目で一人一人見て言った。
3人は勿論といった顔でユウナを見ていた。
「分ったよ、僕から行けばいいんだろ!!」
ユウナはすねて言った。
『がきか、この人は!!』
と3人は心の中で叫んだ。
「じゃ、行くぞ」
といってスイッチを押した。
そんな事は知らずに自分の世界に入っていたカガリは気がつくはずがなかった。
いきなり本棚が開いたのでカガリはパンツを履けなかった。
「やぁ、カガリ。何をしているんだい?」
ユウナがニヤニヤ顔で近づいてきた。
「おまえ……どうして……」
「やっぱり気づいていなかったんだね〜、カガリ
バッチリ君の行動は見せて貰ったよ」
カガリは愕然とした顔になった。そして後ろにいる
3人を見つけて
「おまえたちも……」
と言った。
「さ〜てと、カガリ、君も女だ。これから何をするかわかるよね〜」
「ま、まさか!!」
397 :
カガユウ:2007/11/28(水) 01:20:56 ID:meu9jwOU
「そう叫ばなくてもいいじゃないか〜、僕らはもう少しで夫婦なんだから」
確かにあと数日で結婚するが、何もここまでしなくてもという気持ちがカガリの中にあった。
「幸い、準備はもうできているようだし、入れさせてもらうかな」
といってユウナは自分の物を取り出した。
『ちっちゃ!!』
とユウナ以外の4人は心の中で叫んだ。
そんなことは気づかないユウナ。
そしてカガリの足を開き始めた。
「や、やめろ!!」
「おまえ達カガリの足を開け、命令だ」
とユウナは3人に命じた。
3人は一瞬迷ったが、ユウナの命令に従った。
「おまえ達……」
カガリは絶望的な声をだした。
「そ〜ら、いくぞ」
といってカガリの秘所をユウナは突いた。
「うぁぁああああ!!」
カガリはイッてしまった。
「あれ、もうイッちゃたの?情けないな〜」
といって3人に
「おい、あとはカガリを好きにしていいぞ」
3人はカガリの身体を汚した……
フリーダムに連れ去られる3日前の事であった……
最初は立ちション関係を書こうしたけど無理でした
これで我慢できないかな?
カガユウではなくてユウカガなのでは・・・
400 :
名無しさん@ピンキー:2007/11/28(水) 21:20:18 ID:vP1P/0Uk
>>398 カガリはアフリカでレジスタンスに参加していた時期があったから
朝日が照らす砂漠で、ズボンのチャックを開いて立ちションするのを希望!
401 :
名無しさん@ピンキー:2007/11/29(木) 08:03:17 ID:NOubWN3r
どの職人さんがどの作品書いたかわからん。検索しやすいようにトリップつけろよ
402 :
名無しさん@ピンキー:2007/11/30(金) 08:26:20 ID:Yq08B/pb
>>400 チャックを開いたとき、どんなマンコが出てくるのか興味あるな
やっぱりヘアも黄色かな?
砂漠じゃあまり風呂に入らないからな。
毛に繁殖する虫の類を防ぐため、あっちじゃたいていパイパン
404 :
名無しさん@ピンキー:2007/11/30(金) 09:29:42 ID:Yq08B/pb
>>403 それは理に適っているかも!
それで、どんな立ちションになると思う?
立ちションネタは、もうお腹イパーイDEATHヨ
>>405 同意
立ちション厨はとっとと巣にお帰り
最近来てなかったが、一佐×代表の保管化はどうなった?
保管の話はやめた方がいいと思う
皆はどんなのが良い?
410 :
269:2007/12/03(月) 09:26:22 ID:FmVGB5R9
みなさん、こんにちは。空気も読まずコテですみません。
ミーア、レズもの。
小ネタ投下。
411 :
269:2007/12/03(月) 09:26:54 ID:FmVGB5R9
月面都市コペルニクスの一角にある高級リゾートホテルを思わせる大邸宅は
とある地位の高い政治家の隠れ家だと知る者は少ない。
一年のうち数日間しか利用されないその邸宅には
数日前からうら若い少女とその側近らしい数人の黒服が息を潜めるように滞在しており
時折、黒服の男がなにやら通信機器を片手に街に出て行くのが目撃されていた。
412 :
269:2007/12/03(月) 09:28:13 ID:FmVGB5R9
「おかしいわ、どこにいっちゃったのかしら」
しんと静まり返った夜の庭を桃色の髪の少女がそわそわと歩いていた。
彼女は広い庭のあちこちにある刈り込まれた植樹や
水を湛えたプールサイドに置かれたベンチの下をひとつひとつ覗きこむ。
「んもう、勝手にどこかに行っちゃうなんて、今までこんな事無かったのに」
夜着の上にガウンを纏った少女は少し怒った口調でそう言いながら
一段高くなったプールの縁に手を付き底を覗きこむ。
「まさか、沈んでいるとか・・まさかね」
「ラクスさま」
「きゃっ!」
突然声をかけられた少女は驚きのあまりプールに落ちそうになった・・・が
背後から抱き止められ、寸でのところでその危険を回避する。
「大丈夫ですか?ラクスさま」
金髪の、女性にしてはやや体格の良過ぎる側近のサラがしっかりとミーアの身体を
支えていた。
「だっ・・大丈夫・・・」
内心「あんたが突然声を掛けるからよ!」と毒づきながらミーアはえへへと愛想笑いを作った。
「ハロがいなくなっちゃって・・あなた知らない?」
413 :
269:2007/12/03(月) 09:28:45 ID:FmVGB5R9
「まあラクスさま、わたくしの事はサラとお呼びくださいと何度も申しているじゃありませんか」
サラは微妙なデザインのサングラスの奥から鋭い眼差しでミーアを見つめ
ミーアを抱く腕に力を込めた。
その不自然な抱擁に違和感を抱いたミーアはさりげなく身をよじりサラの腕の中から逃れようとするが
サラの腕は益々きつくミーアを抱きしめるばかりか
あまつさえ手のひらで豊かなミーアの胸を淫らに揉みしだき始めた。
「さ・・サラ・・・ちょっと・・やめて」
驚いたミーアが抗議の声をあげてもサラの手は動きを止めること無く
それどころか、揉むだけではなくより敏感なミーアの形の良い先端の尖りを指先でつまみ
コリコリと刺激した。
「あんっ」
たまらずミーアがはしたない声をあげ、身体を震わし首を振る。
「ラクスさまのあの丸い玩具は大事な仕事が出来たので先ほど警護の者に渡しました。
あの方にメッセージを届けるという、とても大事な任務ですのよ」
ミーアの反応に満足げな笑みを浮かべたサラは背後からミーアを抱きしめたまま
桃色の豊かな髪をかきわけ、白く華奢な首筋に真っ赤な唇を押し付けた。
「わたくしは議長からラクスさまのお世話を申しつかっておりますでしょう?
普段の身の回りの事以外にもいろいろと、ね」
こぼれ落ちそうな胸から女らしくくびれた胴に手を回しミーアのガウンの紐を素早く解いたサラは
それをプールへと投げ捨てた。
414 :
269:2007/12/03(月) 09:29:19 ID:FmVGB5R9
寝着姿になったミーアはサラの手に導かれるままプールサイドで両手両足を付き
犬のような四つ這いの体勢になった。
ミーアの寝着は丈の短いベビードールで
四つ這いになると小さな三角の布にきつそうに収められている丸い形の良い尻も
そこから続くすらりとした太腿もそして薄い布地からちらちらと垣間見える胸元も全て
剥き出しになるという非常に露出度の高い衣装だった。
「ラクスさまはこちらに引き篭られてからよくお一人で処理されていらっしゃるでしょう?
わたくし、よく存じ上げておりますのよ」
サラの言葉を聞きミーアの顔が真っ赤になる。
確かに、ここに来てからは仕事も無くただ無為に時間を過ごすだけの日々で
テレビや電話など外界との接触も断たれておりすることといえば
過去の華やかな生活を懐かしみ、そして漠然とした未来への不安に怯えて過ごすだけだった。
そんな中、唯一の慰めは過去に何度か言葉をかわしたラクスの許婚であるアスラン・ザラの存在で
ミーアは夜な夜なアスランの顔を思い浮かべながら自慰行為に耽っていたのである。
415 :
269:2007/12/03(月) 09:29:53 ID:FmVGB5R9
「サラ・・!あなたもしかして、ずっとわたしを監視していたの?」
ミーアの問いに薄ら笑いで答えたサラは指先でミーアの股間を包む頼りない薄布を縦になぞった。
「あああっ」
途端に嬌声があがり高く突きあげられたミーアの腰が上下に揺れた。
「別に恥ずかしい事ではありませんわ。ラクスさまの身体の疼きを解消して差し上げるのもわたくしの役目・・・
どうか遠慮なさらず楽しんでくださいまし」
サラは形良く整えられている長い爪でミーアの皮膚を傷つけないよう細心の注意を払いながら
ミーアの敏感な場所をゆっくりと指先で解していく。
布越しのもどかしい愛撫に焦らされたミーアは我慢できないようにその身体を揺らし、
更なる快楽を求めて甘い息を洩らした。
いつしかミーアの秘所にはじんわりと生温い愛液が溢れんばかりに湛えられていた。
・・・続く・・・
416 :
269:2007/12/03(月) 09:30:26 ID:FmVGB5R9
今日はここまで。続きはまた後日。
どうもありがとうございました。
生殺しかー!続き、ワクテカしながら待ってるよ。
栗を責める描写が細かいと嬉しい(*´∀`*)
419 :
269:2007/12/07(金) 19:41:55 ID:ka9a4KVU
みなさん、こんにちは。
先日の続きです。細切れ投下で申し訳ありません。
投下
420 :
269:2007/12/07(金) 19:42:43 ID:ka9a4KVU
夜の闇と静寂の中、プールサイドで蛇のように絡み合う白い影が鏡のような水面に映る。
一糸纏わぬ姿で大きく脚を開き、絶え間なく嬌声をあげ続ける桃色の髪の少女と
その少女の股間に顔を埋め口での奉仕を続ける金髪の女ボディーガードだ。
「ああっ・・ッ!サラ・・そこはだめ・・!そこは・・」
ミーアは抵抗の言葉を口にしながら言葉とは裏腹により淫らに腰をくねらせ
自らが一番気持ちよくなれる箇所を恥ずかしげも無くサラに示し、
またサラもそんなミーアの誘いを薄笑いを浮かべながら心得たとばかりに
愛液でどろどろに濡れている蜜壷の入り口や
柔らかい肉色の牡丹の花弁や
ぷくりと尖った真珠の玉を舌や唇を使って愛撫する。
「ああんっ・・もっとぉ・・!」
ラクスと同じ顔、同じ声が発情期の雌犬のように更なる行為を要求する。
これはミーアが特別に淫乱なのではなく、
サラの女を喜ばせるテクニックが尋常ではない、と見るのが正解だろう。
はじめにプールサイドでミーアは四つ這いにされその体を布越しに弄られた時は
まだミーアにも多少の理性は残っていた。
421 :
269:2007/12/07(金) 19:43:18 ID:ka9a4KVU
「やめて、サラ!わたし、女同士の趣味はないんだったらぁ!」
息を乱しながらミーアは必死に訴えるがサラの指先はミーアの体の奥底に眠る
欲望の炎を目覚めさせるために執拗にミーアの中心を覆う
小さな薄布の上を擦り続けていた。
「きゃっ!」
それまで緩く布の上を滑っていたサラの指がいきなり陰部の裂け目にめり込んできたため
ミーアが驚きと快感に大きく悲鳴をあげた。
「あらあら、ラクスさまがあまりお喋りをなさるものですから
指が滑ってしまいましたわ。もう少し時間を掛けてほぐしてから挿入しようと思っていましたのに」
全く悪びれる風も無くサラはラクスの裂け目に突っ込んだ指をそのままぐりぐりと回転させる。
指と一緒にめり込んだ下着の生地が引っ張られ、
まるで渦潮のような皺を生み出していた。
「あんっ・・」
すでにミーアの陰部の奥から溢れ出る汁を含んだその箇所からは
夜目にもわかるほど湯気が立ちのぼり始めていたためサラの指は難なくミーアの中に滑り込んだのだ。
サラはサングラス越しにミーアの姿を凝視する。
ラクス・クラインの魅力のひとつである空色の瞳が肉欲を隠しきれず
潤んでいるさまはムラムラとサラの加虐心を煽り立て
捻りこんでいるサラの指先が引き抜かれた。
422 :
269:2007/12/07(金) 19:46:24 ID:ka9a4KVU
「ラクスさまのいやらしい穴はとてもよく締まるのですね。
わたしの指がこんなになってしまいましたわ」
サラはミーアの汁まみれになっている自分の指をミーアの突き出された尻に擦り付ける。
ミーアの尻にはぬらぬらと光る跡がつき
サラは満足げにミーアの尻肉を両手で指の跡が残るほど強く鷲掴みにした。
「痛い!やめてサラ!お願いだから!」
ミーアは身をよじりサラの元から逃れようとするが素早くサラの手がミーアの太腿の間を割り
つるりとした土手のすぐ下に息づく最も敏感な尖りを指先で強く抓みあげた。
「ひっ!」
雷に撃たれたように全身を強張らせたミーアはがくりとその場に崩れ落ちた。
それでもサラの指は容赦なくミーアのクリトリスの薄皮を剥き
中の花芽をぐりぐりと捏ね繰りまわす。
「ひっッ!・・やっ!・・・あああああッッ!!」
ミーアの身体が弾かれたように垂直に飛びあがり丸い果実のような乳房が不揃いに揺れた。
サラの手を股間に挟みこんだままミーアの腰ががくがくと震えているのが見て取れる。
「やめ・・やめて・・サラ・・」
423 :
269:2007/12/07(金) 19:46:58 ID:ka9a4KVU
サラの指の動きが止まった瞬間、息も絶え絶えに哀願するミーアだが
唇の端から涎が垂れるその顔は快楽に溺れる寸前なのがありありとわかる。
「あら嫌ですわ、ラクスさま。本番はこれからですわ。
プラント・・いえ、全コーディネーターの憧れであるラクスさまが
これくらいのことでご満足されるなんて嘘でしょう?
また後で、お一人で隠れて自慰をされるなんて事があったらイメージが損なわれてしまいます。
だったら今ここでわたくしが腰が抜けるくらいの、
飛びきりの快感を教えて差し上げますから」
震えるミーアの身体を難なく仰向けにしたサラはミーアの両膝頭を掴み大きくM字に開脚させ
真っ白な下腹と産毛の茂る土手の部分に軽く口付けをすると
その下のひくひくと微動する大小の肉襞と
皮を剥かれピンク色の頭を覗かせているクリトリスを一瞥し
冷たい笑みを浮かべたままゆっくりと禁断の聖域に顔を埋めた。
・・・続く・・・
424 :
269:2007/12/07(金) 19:50:41 ID:ka9a4KVU
今日はここまで。続きはまた後日。
ありがとうございました。
GJ!GJ!!
ミーアの栗責めいいね〜(*´∀`*)禿萌え!
続き、待ってるよ〜
これでミーアが百合に目覚めて、ミアラクへ
み、みたいかも…お願いします。
続きです
さぼっていた為おそくなりました
エロも表現もどうもいまいちですがお許しを
ニコルがダークです
嫌いな方はスルーで
イザークとカガリはシャワーだけでなく、小さな楕円形のバスタブに湯をはり一緒に入る
ことにした。二人とも恥らうことなく生まれたままの姿でチャポンと足から入り、
向かい合わせに座った。
普通に座ると膝と膝がぶつかってしまうので、イザークが開いた脚の中に、カガリが
三角座りをして座っている格好だった。
カガリは少し上目使いで、イザークの端整な顔を見つめる。それに気づいたのか
視線を逸らしていた彼も、彼女の顔を見る。二人の視線がピタリと合った。
「………」
とても不思議な感覚だった。カガリは勿論のこと、彼女をリードしているイザークでさえ
こんな風に異性と風呂に入るなどということは、全くもって初めてだというのに
二人とも妙に落ち着いているのだ。
昨日も感じたことだったが、二人は初めて会ったという気がしなかった。
余りにも濃密な時間を過ごした為、二人をそんな感覚に陥らせたのだろうか。
しかし、カガリが視線を落とすと、イザークの中心のモノが起ちあがっていることに
気がつき、彼女は恥ずかしそうに急にそわそわとし始めた。
イザークは彼女のそんな様子にクスリと笑った後、湯船から上がり、頭からシャワーを
浴びると洗髪を始めた。カガリは、ちょこんと座って湯船に浸かりながら、
彼がシャワーを浴びる様子を眺めている。そして、知らず知らずに彼女の目線は
彼の中心をじっと見つめていた。湯船の中では元気なスティック状だった彼のモノは
だんだんと衰えてゆき、小さなサイズになってしまった。それを見て、カガリは
なんだか淋しくなってしまう。イザークは、洗髪が終わり、次は体を洗おうと
スポンジを手に取る。その時カガリはフと先程のジャンケンを思い出した。
イザーク…服脱がしてほしかったんだよな…。私ばかりジャンケンに勝っちゃったから
結局脱がしてあげられなくて……。…そうだ!代わりに…!
「い、イザーク…。私が洗ってやろうか?」
彼女のその言葉に、彼は少し驚いた顔をしながら言う。
「ほぅ…。自分から申し出るとは、なかなか気が利くようになったじゃないか」
「だって、さっき服脱がしてあげられなかったからさ。嫌ならいいんだぞ、別に」
カガリは照れながら、少し拗ねたような口調で言った。
「嫌なわけなかろう。お願いする」
イザークは微笑みながら、カガリにスポンジを渡した。カガリはドキドキわくわくと
しながらスポンジを受け取り、湯船から出た。
彼女は、ハーブの香りがするボディソープをスポンジにたくさんつけて泡立てる。
すると、ソフトクリームのような白いふわふわとした泡が、スポンジを軽く握った
だけで湧き出てきた。カガリは、イザークの背後に立ち、目を輝かせながら
そのたくさん泡のついたスポンジで、彼の白い背中を優しく擦り始めた。
「…」
しかし、これでは余りにも芸が無さすぎるのではないか。もっとレベルの高いことを
しなければ彼は喜んでくれないのではないだろうか…。
彼女はそんなことを思い悩み、スポンジを持つ手の動きを止めてしまった。
カガリは、イザークと出会って『女』になってから少し変わった。
彼女はこれまで男を喜ばせてやろう等ということは、微塵も考えたことはなかったし
同年代の男の子に何かをプレゼントしたり、勿論好きだと告白したりしたこと等
全くなかった。つまりは男に興味がなかったのだ。それが今や、体を使って
男を喜ばせてやろうなどと考える、エッチな女と化してしまっていた。
「おいどうした?」
カガリの手の動きが止まったので、イザークがちらりと横を見て声をかける。
「え…っと、あのさ、スポンジじゃなくて、お…おっぱいで洗ってやるよ」
「へ!?」
カガリは、昨夜彼に痛いほど胸を揉まれ、何度も乳首に吸いつかれたことを
思い出した。彼…というか男は皆おっぱいが好きなんだろう。そのおっぱいで
洗ってもらったら、喜んでくれるに違いないと考えたのだ。
カガリは、またソフトクリームのような泡をたくさん作ると、イザークの背中や臀部に
ぬりたくり、その上から自分の乳房を押し付けて、円を描くように動かし始めた。
ぅおぁ……!泡にまみれた二つの膨らみの何ともたまらない感触に、彼は思わず
叫びそうになるが、何とか声を飲み込む。
…もっとおっぱいが大きかったらよかったなぁ…。彼女の胸のサイズは現在Cカップ
だった。巨乳に憧れたことなど全くなかった彼女だったが、男を知り初めて胸の
サイズが気になった。
…でも私まだ16だし、もっと大きくなるはずだ!うん!
カガリは自分にそう言い聞かせながら、可愛らしい膨らみをイザークの背中に
押し付ける。ゴムまりのような乳房と硬くなった二つの乳首が、イザークの背中を
這いずり回るたび、彼はびくびくと肩を震わす。
「ん…この方が、き、気持ちいいかなと思ったんだけど、ど…どうだ?」
乳首が擦れて、カガリは感じてきてしまっていた。だが、今の自分の役目は
イザークを喜ばせ綺麗にしてやることだと思い、甘い声が漏れそうになるのを
何とか我慢する。
カガリは少し体勢を低くし、イザークの尻のあたりに乳房を移動させてゆく。
「わ、わるくないぞ。なかなかだ」
イザークは、本当はものすごく気持ち良かったのだが、彼女の問いかけに
わざとそんなふうに答えた。
カガリは、イザークのお尻を洗ってやろうと、彼の尻のワレメに片方の乳首を入れ
上下に動かした。硬くなったカガリの乳首が、イザークの尻の穴を何度も刺激する
のに耐えられず、彼はとうとう声を上げてしまった。
「ぅおあ…あ!!」
「あっ!こらイザーク動くなよ、綺麗に洗えないじゃないか!じゃあ今度は
前洗うか。はいこっち向いて!」
カガリはササッとソフトクリームのような泡をたくさん作ると、イザークの胸や
腹のあたりにすばやく塗りたくる。しぼんでいた彼のモノが、すっかり元気を
取り戻している様子に、カガリはキラキラと目を輝かせてそれを見つめた。
「じゃあ、まずココを洗ってやるからな!」
カガリは戸惑いもせずに自分の乳房を搾るように手で握ると、イザークのモノの
側面に色づいた乳首をつつつと這わせた。
「!!!!」
イザークの体がびくりと震え、カガリがチラリと見上げると、その表情は快感で
歪んでいた。気を良くしたカガリは、二つの乳房とふわふわの泡を上手に使い
彼のスティックや、ふくろの方も綺麗にしてやった。何となく、スティックが
まだ物足りなさそうにしているように見えたので、彼女は乳房の谷間に
スティックをはさみ、手で乳房を寄せて包み込み、揉み洗いをするように
手で乳房を操り始めた。彼女の乳房は自由自在に形を変え、彼のモノをぴたりと
包み込み、それはまるでフェラチオをされているように気持ちが良かった。
──だ、だめだ…。これ以上されると出てしまう…!!
「カ…カガリ。そこはもういいから、べ…別の場所を…」
「ダメだっ!!」
カガリは、包み込まれたスティックを見つめながら、きっぱりとそう言い放つと
彼のモノを乳房から解放し、泡まみれのソレにぱしゃりとひとつお湯を
かけてから、今にもはちきれそうに脈打つソレにちゅっと吸い付いた。
「!!??」
カガリの頭の中は、イザークを綺麗に洗ってやることから、どういうわけか
彼を頂点へ導くことに変わってしまっていたのだ。
視線を逸らした先には、彼に奉仕する自分が大きな鏡に映っている。
男のモノを美味しそうにくわえる、そのいやらしい自分の姿に後押しされる
ように、カガリはますます情熱的にイザークの股間を愛撫し始めた。
スティックだけでなく、生い茂った陰毛をかき分けて、あまり良い感触とは
いえないふくろの方まで優しくペロペロと愛撫してやる。
「ぁ…ぁぁぁ」
カガリが上目使いで見つめると、イザークは目を細め切ない表情で喘いでいる。
…タマの方も気持ちいいんだな。でもなんかおいしくない…。やっぱり
おちんちんの方が好きだな……。
ふくろを可愛がっていたカガリの口は、また目標をスティックの方へと定めた。
「ちゅっ‥んっ‥ちゅっ‥ちゅっ‥ちゅばっ‥んっ」
カガリはイザークを気持ち良くさせてやろうと、一生懸命にバキュームを
繰り返す。
──きっとこうやって頑張って奉仕すれば、彼はベッドの上でたくさん私を
攻め返してくれる…。いっぱいいっぱい突いてくれる…!
カガリはベッドの上での情熱的な交わりを夢見て、イザークに奉仕を続ける。
しかし、イザークは昨日までピッカピカの処女だったド素人のカガリに
攻められて喘いでいる自分に、だんだん腹が立ってきていた。彼はこのまま
甘い愛撫に身を任せ、彼女の口内にぶちまけてみたいとも思った。
だがやはり自分が優位に立っていないと、どうも気がすまなかった。
──受けはオレの性には合わん!!
「カ…カガリ!!」
「ぇ?」
イザークが喘ぎとは違った大きな声で自分を呼んだので、カガリは何事かと思い
くわえていた彼のモノを口から離した。
イザークはシャワーホースを手に取り、泡のついている部分を流すと
カガリの手を引きバスルームから出た。
「えっ…何でだイザーク?まだ途中だし、私まだ洗ってないぞ」
カガリはきょろきょろとしながら、訳がわからない様子だが、イザークは
何も答えない。そして、バスタオルで軽く体を拭くと、カガリを強引に
仰向けにして押し倒し、両脚を掴んでM字に開き、上から押さえつけた。
「きゃ、い…痛」
「ぬるぬるだな。オレのをくわえてて興奮したのか?」
イザークが、丸見えになったカガリの秘所から蜜を絡め取り意地悪そうに言う。
カガリはいきなりベッドに押し倒されので、まだ心の準備が整っておらず、
助けを請うような目でイザークを見つめた。彼女のそのおびえた瞳に
イザークはゾクソクとし、そして満足した様子でカガリを見下ろして言った。
「…ったく、昨日まで処女だったのが信じられんな。随分とまぁ
いやらしい女になったもんだ。これが本性というわけか」
「ち…違う…私は…」
イザークは、彼女のちょこんと顔を出しているクリトリスに、指についた
蜜を塗ると指の腹でつんつんとクリトリスを押してやる。
「ひっ!いやっ…あぁっ」
これから始まることは、カガリが先程望んだことだった。だが、優しく
押し倒されて熱いキスをしながらベッドインすることを夢見ていた彼女は
余りにも唐突すぎて、心の準備も体の準備も整っていない。
そんなことはお構いなしに、イザークはカガリの両脚を持ち上げ
まんぐり返しした。
「きゃああああああ」
「ほぉ。随分と体が柔らかいじゃないか。ほら自分の性器がよく見える
だろう?」
確かに彼女の体は柔らかかった。それは、毎日のように柔軟体操を
していた為で、彼女の体は猫のようにしなやかに折れ曲がった。
イザークは、カガリの脚をぐいぐいと押さえつけ、カガリは自分の両膝に
顔を挟まれている状態で、尻の穴が天を仰いでいた。彼はこの状態を
保とうと、彼女の腰の下に枕や布団を詰め込んだ。上から丸見えになって
しまった彼女の秘所は、早く彼を受け入れたくてひくひくと戦慄き始める。
だが、心の準備はまだ整わない。
「エッチな汁が溢れてきたな。どれ味見してやるか」
そう言ってイザークは、カガリの秘所に顔を近づけたかと思うと、ニヤリと
笑ってからしゃぶりついた。
「やぁぁああああ!」
イザークが自分の秘所を愛撫する様子が股の間に見え、カガリはこの上なく
恥ずかしかったがどうすることも出来ない。
イザークは、羞恥に満ちたカガリの顔を見ながら秘部に吸い付いたり、
舌先でワレメやクリトリスを舐めたりして、カガリがいやいやをする反応を
楽しんだ。イザークのブルートパーズの瞳がキラリと光るのをカガリは見た。
「こ…こんな格好で…ぁんイヤぁ!お、お願いだイザークもっと、ん普通に…
それと、照明を…ぁぁん落としてくれよ。はぁん…恥ずかしいから…あぁん」
カガリが泣きそうな顔で喘ぎながら、そして少し苦しそうな様子でイザークに
お願いをする。
「うるさい!!暗くすると見えんだろうが!それとな、貴様オレを口で
イかせようなど10年早いぞ!おまえはな、こうゆう恥ずかしい格好
させられて攻められるのがお似合いだ!!!」
「きゃあああああああああ」
イザークは立ち上がると、まんぐり返し状態のカガリの秘所に
一気に自身を挿入した。そして脚を持ち斜め上から高速ピストンする。
根元までズッポリと入ったイザークのはちきれそうなモノが
カガリの秘奥をノックするたび、彼女は悲鳴に似た嬌声を上げる。
「やぁぁあっああぁやぁあぁあ…ぁ‥やぁあぁ」
「どうだカガリ!はいってるところがよ──く見えて興奮するだろう!
これが愛だ!!」
──こ…これが愛!?
自分の性器に男根が抜き差しされる様は、確かにカガリを興奮させた。
だが、こんな見っとも無く恥ずかしい格好で貫かれるのは、愛ではなく
ただのイジメだと彼女は頭の片隅で思った。だがとても感じる。
たまらなく気持ちいい。頭の中が真っ白になってゆく。
「ひぃあっ‥あんあぁーあぁぁあああぅあひぁぁあんあぁああ」
顔をくしゃくしゃに歪めながら喘ぎまくるカガリ。恥ずかしいことを
されればされるほど、彼女は大きな快感を得るタイプなのだ。
もっともっといっぱい突いて!!カガリは口には出さないが、心の中で
イザークにそうお願いする。だが、彼女の願いは空しく熱い猛りが
注ぎ込まれ、彼のピストンが止まってしまった。イザークのモノは
カガリに胸や口でかなり弄ばれていて、ほとんどイく寸前だった為、
彼は挿入して僅か数分で達してしまったのだった。
ぅ、ぅと低い呻き声を出しながら、イザークの体が震える。
「…………」
も、もう終わりなのか?あっと言う間に自分だけ達してしまった
イザークに、カガリは唖然として下から彼を見上げながら思った。
イザークは脈動が終わると、カガリの中から自身を抜き、腰の下に
入れていた枕や布団を取り除くと、彼女を仰向けに寝かせてやった。
「ふぅ…」
そして彼は、満足したといった様子でひとつ息を吐くと、カガリの横に
ゴロリと寝転んだ。しかし、カガリはちっとも満足ではなかった。
「………」
カガリは不満そうに唇を少し尖らせ、無言でイザークの方を見つめた。
「何だその顔は」
イザークがそれに気づきカガリに声をかける。
「べ、別に…」
もっとしてほしいなどとは、カガリには恥ずかしくて言えるはずなどない。
彼女は上半身を起こすと、プイッとイザークとは反対の方向を向き
枕元にあったティッシュで、彼の精液にまみれた自分の秘所を拭った。
イザークは、ははーんと言った顔で静かに上半身を起こし、背中を向けて
座っているカガリを背後から抱きしめて言った。
「そうスネるな!これで終わりのわけなかろう」
「べっ…別にスネてなんか…あっ、やっんん」
背後から回されたイザークの手が、カガリの乳房を掴み、指で乳首を
つまみあげた。
「オレが悪かった。次はおまえの好きなようにしてやろう。どんな風に
されたいか言ってみろ」
イザークが指でカガリの乳首を引っ張りながら耳元で囁く。
「やぁ‥あん…ど、どんな風に‥って、んっ、そ‥そんなぁあんっ」
**********************************
所変わってここはアスランの部屋。
アスランはベッドの上に座り、キョロキョロと辺りを見回していた。
──さ…さっきの声は何だ!?
アスランはオナニーの後シャワーを浴び、少し水分を補給した後
ベッドに寝転んで、明日の戦闘のこと、散って行った仲間達のこと
そしてキラのことなどを考えて、物思いに耽っていた。キラと戦わなくて
すむ方法はないのだろうか。幼年時代、キラと過ごした思い出が
アスランの心によみがえり彼の胸を熱くした。その時だった。
女がすすり泣くような声が聞こえて来たのだ。
──も、もしかするとあの声は………
アスランとイザークの部屋は隣同士で、そして左右対称となっていた。
壁一枚を挟み、ベッドが隣同士なのだ。
──ま、間違いない。今の声はあのカガリという子の…!
瞬く間にアスランの頭の中からキラとの思い出がすっ飛び、代わりに
カガリという少女のエッチな画像で埋め尽くされる。
キョロキョロと辺りを見回していたアスランは、声の正体に気づくと
たちまち興奮し、もっとあの声が聞きたいと、息を潜めて壁に
びったりと耳をあてた。
こちらはまたイザークの部屋。
イザークは、背後からカガリを抱きしめるような格好で、彼女の乳首を
指でつまみ、引っ張っては離し引っ張っては離しして遊んでいた。
強く引っ張って離すたびに、彼女の乳房は皿に載せた瞬間のゼリーの様に
ぷるるんぷるるんと振動し、イザークはその美しさに陶酔する。
「こ、こら!そ…そんなに引っ張ると痛いだろ!」
カガリにそう言われイザークは我に返ると、乳首を引っ張るのをやめ
今度はまるでブラジャーの様に、両手で彼女の乳房を下から持ち上げて
大事そうに包んでやった。カガリは半ば呆れた様子で彼に言う。
「も…もう!おっぱいばかり触りやがっていい加減にしろよ!」
「あぁ、すまんすまん。カガリはこっちの方が好きなんだよな」
イザークは、右手をカガリの秘所に滑り込ませ、指は勿論クリトリスを
攻撃し始める。
「や‥っ、ちがっ‥そ、そうゆう意味じゃなくて…ひぃんあっ‥あぁっ」
イザークの指が、カガリのクリトリスをこねくり回すたび、彼女はまた
自分を見失い、普段なら決して口に出来ない様な台詞を彼女に言わせる。
「あぁぁん、イザークぅ…私…私…つづき…つづきして…ほしい‥っ」
「続き…?」
「ゆ…指入れて…あっ‥わ、私…してくれるの待って‥た…っん、あぁっ」
イザークは、一瞬何の続きなのかわからなかったが、シャワールームでの
Gスポット攻めの事を言っているのだとすぐにわかった。そう言えばあの時
邪魔が入り、続きは後でしてやるから楽しみに待っていろと言って
自分は部屋から出て行ったことを、彼は思い出した。
「待ってたのか?オレのこと」
イザークは、指でカガリのクリトリスを攻め続けながら、少し驚いた様な
口調で問う。
「あっ‥ま、待ってた。わ…私、イザーク早く帰って‥ぁん来ないかな…
ってぁひん…ず、っと待って…」
カガリは可愛らしい声で喘ぎながら言葉を紡ぐ。
イザークは、自分を待ってたというカガリがたまらなく愛しく、彼女が
好きだという感情が体の奥底から溢れ出てきた。
よしよしたっぷりと可愛がってやるぞ!イザークは指の動きを止め
ぎゅっとカガリを抱きしめ頬にひとつキスをしてから、彼女を優しく
仰向けに寝かせてやった。そして、真っ赤な顔でおどおどしている
カガリの目を見つめながら、彼はまた彼女の秘所に指を滑り込ませた。
くちゅり。望み通り、膣に指を入れてやる。
「この辺が気持ちいいんだよな」
「ひぁっ」
イザークの指の腹が、カガリのGスポットを攻撃するたび、彼女は甘い声を
漏らし、その刺激に耐えるように、彼女は自分の指をくわえた。
またアスランの部屋。
アスランが壁に耳をあて息を潜めていると、また女がすすり泣く様な声が
聞こえてきた。間違いなく隣の部屋で性行為が行われていることを彼は
確信し、ゴクリとひとつ唾を飲み込む。
どんな風に交わっているのだろうか…。彼の手は、知らず知らずのうちに
自分の股間をまさぐり始める。しかし、その時だった。
ピンポ──ン…ピンポンピンポンピンポンピンポンピンポンピンポン
来客のチャイムが彼の部屋に鳴り響く。アスランはぎょっとして、モニターで
来客者を確認すると、何か落ち着かない様子のディアッカとニコルだった。
「な、何の用だ?そんなに何度もチャイムを鳴らさなくても聞こえているぞ!」
彼はモニター越しに二人に話しかけた。
「急いでるんだ!いいから開けてくれよアスラン!!」
ディアッカが少し怒り口調でアスランに言う。
アスランは何事かと思い、急いで扉を開けると、ディアッカは彼を払い除け
どかどかと部屋の中に入り込む。
「ディ…ディアッカ…?」
はずみでよろけてしまったアスランは、何が起こったのかわからず
無神経に部屋の中に入り込んだディアッカの背中を見送る。
「し、失礼しますアスラン…。その…僕はやめようと言ったんですが
ディアッカが……」
後ろにいたニコルは一歩アスランの部屋に入ると、申し訳なさそうに彼に言った。
「なっ…どういうことだ?」
アスランは訳がわからず目をぱちくりとさせる。
ディアッカは靴を脱ぎ捨てると、アスランのベッドへ飛びのり
目をギラギラとさせて壁に耳をくっつけた。
「その、ディアッカが…今夜必ずイザークとあの子はセ…セセセセックスする
だろうからって…。そ、それでアスランの部屋からなら声が聞こえるからと
言うものですから…」
「なっ…」
アスランの顔が一瞬で真っ赤になる。
「チッ!一足遅かったか!もう始まってやがるぜ!おいニコル早く来いよ
すげーぞ!!」
ディアッカが壁に耳をあてたまま、振り向きもせずにニコルに手招きをする。
「は…はい」
もじもじとしていたニコルだったが、ディアッカの呼びかけに素直に応じ
彼もアスランのベッドにのり、壁に耳をくっつけた。
「うわ…す、すごい声だ」
「マジすげーな。くそイザークのやつ一人だけいい思いしやがって…!」
ディアッカとニコルは壁に耳を寄せ、何か込み上げてくるものを押さえつけ
壁の向こうから聞こえてくる声を、瞬きもせずに聞き入っていた。
アスランは、そんな二人の姿を呆然と眺めていた。
そして、イザークの部屋ではGスポット攻めが続く。クチュクチュクチュクチュクチュクチュクチュ
…こいつは潮を噴くだろうか…。いや噴かせてみせる!
イザークはカガリの脚を持ち上げてM字にし太腿を胸に押さえつけ、秘部が
良く見えるようにした。カガリは恥ずかしがって体をくねらせ逃れようと
するが、彼は潮を噴くところを良く見たいので、彼女が落ち着くように
そして、もっと感じるようにと優しい言葉をかけてやる。
「すごく綺麗だぞカガリ。すごくな」
高速で攻めていた指の速度は緩やかになり、カガリの中を優しく
掻き回し始めた。
「はぁぁ……ん…う、そ…うそ‥だ、そんな…の、ぁ」
大量の蜜を滴らせ、恥ずかしい格好で喘いでいる自分が綺麗なはずなんて
ないじゃないかとカガリは思った。しかしイザークの言葉は本心だ。
「嘘ではない。すごく綺麗だ。声もすごく可愛いぞ…」
そう言うと、彼の指はまた高速ピストンで、Gスポットを攻め始める。
「ひんぁんあぁぁんやんぁんぁんぁんあぁぁん」
綺麗だ、可愛いと褒められた喜びに、カガリの体は上機嫌となる。
そして、芽吹いた蕾は暖かな光に照らされて、徐々に徐々に開花してゆく。
喩えるならその蕾は大輪咲きの真紅の牡丹とでもいうところだろうか。
そしてイザークの指は、開花へと導く日の光である。
やがて喜びに満ち溢れ、満開の季節を迎える。
「あぁあああああああああああああああああああぁぁあああ────………」
高良かな悲鳴と共に、カガリの中で押さえつけていた何かが弾けた。
その瞬間、ぴゅっ…と、彼女の秘所から僅かではあるがしぶきが飛んだ。
「あぅあぁはぁっ‥はぁっはぁっ…はぁ…はぁ…」
カガリは目を見開いて肩で呼吸するように、荒い息を何度も吐いたが
やがて呼吸が落ち着いてくると、ぐたっりとして目を閉じた。
イザークは、初めて女の潮噴きを見たことと、自分の指でイかせたことで
かなりの興奮状態だった。驚きの余り、彼はポカンと口を開け
一呼吸おいてから話し始めた。
「す、す、すごいぞカガリ!どんな感じだ!?気持ち良かったか!?
おまえ潮を噴いたんだぞ、わかるか!?」
イザークは、自分の手首辺りに付いた水しぶきをカガリに見せながら
子供の様にはしゃぐが、彼女は何も答えず目を閉じたまま、あまりにも強烈
だったその快楽の余韻に、ただ浸ることしかできなかった。
「…………」
「す…すげぇ声だったな…」
「え、えぇ。い、今のはその…イったってことですよね?」
「あぁ間違いねぇな…」
アスランの部屋では、興奮しきったディアッカとニコルが、まだ壁に耳を
あてた状態で顔を見合わせて、イザークとカガリの情事の様子を語っていた。
アスランも、いつの間にかベッドの足元の方の縁に腰をかけ、壁に耳をあて
隣の部屋から聞こえてくる悩ましい声に、心を奪われてしまっていた。
そして、イザークの部屋ではゆっくりと次のラウンドが始まろうとしていた。
唇を奪い深く優しいキスをするイザーク。そのキスを、彼の背中を抱きしめ
ながら受け止めるカガリ。
やがて彼の唇は、彼女の首筋を這い胸元へ移動する。そして、ピンクの頂を
ペロリと捕える。
「あぁん…あぁ…はぁ」
カガリは思った。イザークが好きだ、愛してる。彼になら何をされても
構わないと。彼女はもう、彼の虜だった。
「……!!」
「ま、また始まったようですね…」
「あ、あぁ…」
三人の少年は、甘い声をよく聞き取ろうと再び壁に耳をぴったりとくっつける。
隣の部屋からは、引っ切り無しに甘い喘ぎが聞こえてくる。
止むことを知らないその声に、いつしか三人の少年は殺気立っていった。
──何故イザークだけ何故イザークだけ何故イザークだけ何故イザークだけ…
少年達の心の叫びが、アスランの部屋に木霊する。
やがて、ディアッカがぼそりと言った。
「ゆるせねぇ…」
そして、何かに取り憑かれたようなニコルが、無表情で頷く。
「くそ!イザークの野郎!!オレだって女の子とセックスしてェのによォ!!」
とうとうブチ切れてしまったディアッカが、壁から耳を離し、悔しそうな顔で
アスランのベッドを拳でひとつドスリと叩いた。
「き…気持ちはわかりますディアッカ。僕だって…僕だって」
「もう我慢できねェ!オレは、オレは乱入するぜ!!ニコルおまえも来るだろ」
──ら………乱入!?
二人の会話を聞いていたアスランはギョッとする。
「…ディアッカ。乱入などという下品なことは僕の趣味ではありません。
でも、このままイザークを野放しにしておくというのも教育上良くありません。
僕に…いい考えがあります…」
ニコルはキラリと目を光らせ、ディアッカを呼び寄せる。
「な、成程な。確かにその方法ならイザークに邪魔されずに楽しめそうじゃん」
ニコルの考えは、何か理由をつけてイザークをこの部屋へ呼び寄せて一服盛り、
彼を昏睡状態にさせてから、カガリを頂くという陳腐なものだったが
ディアッカはニコルの案に賛成した。
そして、ニコルはズボンのポケットからスッと白い粉薬を取り出し
ディアッカに見せながら言った。
「この睡眠薬を飲み物に混ぜてイザークに飲ませましょう。習慣性のない
イザークなど、イチコロで睡魔に襲われますから」
可愛らしい顔をしてどこか棘のある台詞を言うニコルに、ディアッカは一瞬
寒気がしたが、すぐに気をとり直し会話を続ける。
「に、ニコルおまえ…よく睡眠薬なんて持ってたな。ど…どこから持って
来たんだ…?」
ディアッカの問いに、ニコルは少し俯き加減で答える。
「……お恥ずかしい話ですが、僕は戦闘前ともなると緊張の余り眠れないことも
多くて…。それでたまに服用するんです。短期作用型のとても軽いものですから
イザークが飲んでも別に害はありません。…でも、こんな薬に頼ってる僕は
軍人として失格ですね…」
「ニコル…」
まだ変声期途中の15歳で、ピアノが得意なニコル。そんな彼が薬に頼ってまで
戦闘に参加しようとする姿勢に、ディアッカは心を打たれた。
「…いや、おまえは立派な軍人さ。オレだって小便ちびりそうになる
くらいびびっちまうことだってあるんだぜ…」
「ディアッカ……」
憂えた笑顔のニコルとディアッカの間に、妙に和やかな空気が流れ出すが、
アスランは呆れ返り、二人の間に割って入った。
「ちょっ…ちょっと待つんだ!おまえ達、自分が何をしようとしているのか
わかってるのか!?お…おまえ達は女の子に…」
「アスラン!!!!」
アスランの台詞を遮りニコルが叫ぶ。そして、真剣な眼差しで彼に語りかける。
「アスラン…。アスランに…僕の気持ちなどわからないかもしれませんが」
「……?」
「戦火はますます広がる一方です。明日何が起こるかわからない毎日の中で
こんな穏やかな夜は二度と巡って来ることはないかもしれません…」
「に…ニコル?」
アスランは、ニコルが自分に何を言いたいのかわからなかった。しかし。
次のニコルの台詞は、アスランの心を震撼とさせる。
「僕達は…もしかしたら明日死ぬかもしれないんだ!僕は…僕は…
童貞のまま逝くのは嫌なんです!!」
「!!!!!!!!!!!!!」
雷に打たれた様なこの衝撃。アスランは、ニコルの言わんとすることが
とても理不尽なことだとわかった。しかし、彼の言葉には妙に説得力があり
唇を噛みしめて憂えたニコルに、アスランは痛いほど共感してしまった。
「その…詳しく言いますと…童貞ではなく半童貞とでも言いますか…。
挿入はしたのですが幼かったせいかイけなくて。女性を満足させて
あげることも出来ずに、ひどくつらい思いをしました。あれから
僕はずっとご無沙汰で……」
ニコルが顔を赤らめて、過去の甘酸っぱい思い出を語り出すが、
彼が真の童貞ではなかったことに、アスランはショックを受けた。
「まぁまぁニコル。初めは皆そんなもんさ。オレだって知ってそうなこと
言ってるけどよォ…実は経験は少ないんだ」
ディアッカがニコルの背中を、ぽんぽんと優しく手で叩きながら
彼を励ました。
「あ、ありがとうございますディアッカ。でも僕、今なら…今ならうまく
やれそうな気がするんです!」
「そうだな。よし作戦開始といくか!で、おまえはどうすんだ?アスラン。
ま、婚約者がいて女には不自由してないおまえは…」
「お…オレもやる!」
アスランは、ディアッカの言葉を遮り強い口調で言った。
──…年下のニコルにまで先を越されていたとはな…。そうさ、オレたちは
いつも死ぬ気で戦っている。明日死んでもおかしくはないんだ。
だがオレは嫌だ。童貞のまま夭折するのは…。
アスランは、ついに心の中の悪魔に打ち勝つことは出来なかった。
ニコルは、アスランのことをとても慕っていた。だがアスランからは
一線を引かれている気がしてならなかった。いや事実そうだった。
アスランは、他人と打ち解けて話すということを、なかなかしない性格
だったのだ。そんな彼が『オレもやる』と言ったことを、ニコルはとても
嬉しく思った。
澄み渡った緑の瞳を震わせながら見つめるアスランに、ディアッカとニコルは
優しく微笑んだ。それは、三人の心がひとつとなった瞬間だった。
続く
しつこく続いてスマソ…
読んで下さった方、ありがとうございました
イザカガGJ!!
いつも思うけど続きへの引きが上手いね〜
うひょー!
イザカガ神キタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!!!
444 :
269:2007/12/12(水) 05:47:12 ID:tBIfnOPw
みなさん、こんにちは。
先日の続きで完結。
投下
445 :
269:2007/12/12(水) 05:48:23 ID:tBIfnOPw
生暖かい舌がずるりと穴を掻き混ぜる感触にミーアは全身を震わせ歓喜の声をあげた。
サラの舌技はこの世のものとも思えない快感をミーアに与え続け
絶え間ない愛撫に何度気を失いかけたかわからない程だった。
「はあっ・・はあっ・・サラ・・もう・・やめ・・」
ミーアの頬には幾筋もの涙の跡がついており、それは美しい顔を痛々しく飾っていた。
「まだですわ。まだ、ラクスさまはわたくしのお願いに『うん』と言ってくださっていません」
既に口紅も剥げ落ちてしまったサラは冷ややかな口調でそう言い切ると
再びミーアの秘所に舌を捻りこんだ。
何度も絶頂に達しているにもかかわらずミーアの内部は枯れる事の無い蜜を垂らし続けており
サラの舌がざらざらとした内壁を擦るたびに雨のようにその口元を汚し続けていた。
「だっ・・だって・・!そんなこと・・わたし・・あふっ!!」
がくがくと腰を前後に揺さぶったミーアの目が大きく見開かれた瞬間
ミーアの秘所からは勢いよく透明な液体が弾け飛んだ。
短時間に何度も潮を吹いているためにそれはほとんど水に近い濃度で
愛液というよりも汗に近い透明の体液に変化しており、
ミーアの疲労度はそれに比例してすらりと伸びた四肢は鉛のように重く
サラの愛撫に抵抗する力も残っていなかった。
446 :
269:2007/12/12(水) 05:48:59 ID:tBIfnOPw
サラはサングラスにかかった飛沫を軽く指先で拭き取ると
今度は左手の指を二本まとめてミーアの中に潜り込ませた。
「やっ・・もう・・指はやめてぇ・・死んじゃう・・」
弱々しく言うミーアの顔を薄笑いを浮かべて見つめるサラは
ミーアの中で指をくの字に曲げ、一番刺激の強い窪み
―――俗に言うGスポット―――を指先で強く刺激した。
「ああんっ!」
ぎゅっと締め付ける内壁のきつさから、ミーアの与えられた快感が凄まじいものと知れる。
「ラクスさま、もう楽になりたいでしょう?
だったら、先ほどの・・・あの『議長のお考えに背く困ったお方』を処分する計画、お手伝いくださいますわよね?
そう、また議長のお考えを否定する『あの方』たちがメディアに現れでもしたら世界は混乱して
世界平和がまた一歩遠のくという事をラクスさまは良くご存知のはずです。
それにラクスさまだっていつまでもこんな所に閉じこもっていなくてはならないのも
全ては『あの困ったお方』がいるからですわ」
快感に悶え苦しんでいるミーアの耳にサラの声は悪魔の誘惑と同じ甘く優しく忍び込む。
「簡単なことですわ。ラクスさまはただ私達と一緒に行って・・あの方とお話をするだけでいいのです。
何もしなくていい、ただ、お話しするだけ。簡単でしょ?」
447 :
269:2007/12/12(水) 05:49:42 ID:tBIfnOPw
サラの指が三本になり激しく中を突きあげる動作をする。
本物の男根に貫かれるよりも強烈で官能的な刺激。
「・・・あああッ!いいっ!すごく・・大きいのが・・中で擦れるうッ!」
もはや女同士である事も忘れミーアは髪を振り乱しサラの指の動きに翻弄される。
「やるわ・・ッ!あたし・・だからもっと・・もっと激しくして・・っ!このままイかせて・・ッ!」
サラの手をきつく太腿で挟み込み、ラストスパートとばかり壊れんばかりの勢いでがくがくと腰を振る。
ミーアは自分が恍惚の最中に口走った台詞の意味が
その後の自分の運命をどれほど大きく変える事になるのかわからないまま
淫らな欲望に身体を開き酔いしれるのだった。
そして運命の日、ミーアは崩れかけた舞台で初めて本物のラクス・クラインと対峙する事になる。
それが、最初で最後であるとも知らず。
・・・終わり・・・
448 :
269:2007/12/12(水) 05:50:29 ID:tBIfnOPw
以上です。
どうもありがとうございました。
うおお…ミーア、切ねぇ。゚・(つд⊂)・゚。
ミーアは結局男に抱かれないまま逝ってしまったんだろうか…
451 :
名無しさん@ピンキー:2007/12/20(木) 10:07:47 ID:0Zun68Kb
ふ
キター!!
二人共超GJ!!
ミーアの職人は短いながらも濃厚な話でよかったよ。
また投稿して欲しい!!
イザカガ職人は次がマジ気になる!!
次は4Pなのか一人一人とやるのか、汁まみれになりながら
犯されるカガリに超期待。
>>452 イザカガ職人は自殺癖があるから次ないかもね
ハァ?
ここのアンチは粘着でキモイな
つーかこの場合スルー推奨だろ、普通は
こんな過疎スレに投下する職人なんかいるのかね
スルー検定実施中
459 :
名無しさん@ピンキー:2007/12/26(水) 18:18:43 ID:WcGOLHQr
ほしゅ
晦日ほしゅ
保守
もう続きはないから
463 :
名無しさん@ピンキー:2008/01/05(土) 03:38:55 ID:gOAzNxav
保守
保守
「ふ……う……っ」
自分だけしか居ない第三医務室で、ミコ・ミコナは軽く溜め息を吐いた。ふわりとした長い栗色の髪、
それと同じ色の大きな瞳が、穏やかな印象を彼女に与えている。
ザフトのセカンドステージシリーズMS運用母艦ミネルバに所属する唯一の精神カウンセラーであるミコは、
第三医務室――正規に彼女が任されている職場――で、自分の患者を待っていた。
本来ミコが受け持つべき患者は、人間が極限状態に置かれる戦場で、
精神を病んでしまったミネルバの搭乗員である。しかし、
ミネルバがアーモリーワンを出航してから、彼女の精神カウンセラーとしての出番は殆ど無く、
救護班や衛生班の手伝いに駆り立てられているのが現実だった。
ところが、先日の戦闘でミネルバのMSパイロットが一人、一時的に錯乱状態に陥ってしまった。
悪い事に、そのパイロットはミネルバMS隊のエースで、ザフトの最新鋭MS、
セカンドステージシリーズの専属パイロットでもあったのだ。一時的な錯乱だったとしても、
大切な機体を預けるパイロット、それもミネルバMS隊のエースをそのままにはしておけない。
ミネルバ上層部は彼の精神カウンセリングが必要だと判断し、ミコの出番となったのである。
だが、ミコの気持ちは複雑だった。デスクに肘を付き、物憂げな表情を浮かべている。
そもそも、一時的な錯乱の事実そのものが厳密に言えば否定される。
先日の戦闘で捕虜になった地球連合軍のMSパイロットが、何らかの強化処理をされた人間だと判明したが、
そのMSパイロットと彼に面識が有ったのだ。
知り合いの――恐らくはそれ以上の関係の――地球連合軍のMSパイロットの扱いに不満を覚えた彼が、
彼女を拘束している医療スタッフに暴行したというのが真相だ。これでは、本人だけの問題ではなく、
上層部も管理責任を問われる。そこで、精神的なストレスが原因の一時的な錯乱だとされたのである。
実際、自分も彼に殴られたのだが、わざわざ上層部に睨まれる事もないだろうと、隠蔽への協力を了承した。
「シン・アスカ…………」
とりあえず形だけは整えたカルテの、彼の写真を指でなぞりながら呟き、思う。
(でも、話す機会は欲しかったのよね……)
隠蔽に協力するのには、もう一つ理由があった。
「シン・アスカ。命令を受けて来ました」
ぼさぼさの黒髪、紅い瞳、どこか狼の様な少年が、不機嫌な声でドアの傍の内線に告げる。
(やってらんないよな、たくっ)
こんな茶番にはつきあっていられないというのが本音だが、自分が原因なのだし、
グラディス艦長にこれ以上迷惑を掛けるのはさすがに悪い気がするのだ。
(トライン副長はどうでもいいけど)
「どうぞ、入ってください」
落ち着いた声に促され、シンは第三医務室へと入った。大きめのソファーに座り、
簡単な質問に答えていく。くだらない時間だった。その内に、耐え切れなくなって言い捨てる。
「もう、いいでしょ?そっちで適当にやっておいて下さいよ」
すると、質問して自分の答えを聞いていた精神カウンセラーの女が意外そうな顔をする。
「あら、どうして?」
「どうしてって、あんただって分かってるんでしょ?こんなの芝居じゃないか」
苛立って、乱暴な言葉使いなる。軍人としてはかなり悪い癖だが、なかなか直らない。
「ふ……ん、でも、私は精神カウンセラーとしてあなたの心に興味が有るの」
「はぁ?」
顔を上げ、女を見る。優しそうな女だったが、何もかも見透かす様な感じが気に入らない。
「あなたの心は、とても寂しいと思うのよ」
「何言ってんだよ、あんた」
睨みつけるシンに構わず、女は続ける。
「あなたは、誰にも縋らずに生きている。ううん、誰にも縋れずに生きている。初めて見たとき感じたの、
あなたは他人を遠ざけて自分を守ってる」
「何だよ……それ……!」
「勘よ。精神カウンセラーとしての、ね。あなた達MSパイロットだって勘を大切にするでしょ?」
「ふざけんなよ」
「ふざけてなんかいないわ。私はあなたの心が知りたいの。あなたの心を知って、癒してあげたいのよ」
「うるさい!!」
叫び、立ち上がる。そんな自分を真っ直ぐに見つめる女。
「たった独りで生きていくのはとても辛い事よ。誰かに縋りつけるから、誰かに縋りついてもらえるから、
悲しい時も、苦しい時も、心が寂しくはないの」
「っ!!」
立ち去ろうとして、腕を掴まれた。振り払おうとするが、首と腰に腕を廻され、抱き締められる。
「なっ…………!」
呆然とする。耳元で女が囁く。
「怖がらないで……、大丈夫、大丈夫だから……」
467 :
転:2008/01/07(月) 07:56:49 ID:FTVlSg/y
暫くの間、シンは何も出来ずにいた。自分を抱き締めている女の、言葉と、温もりが、彼の抵抗を止めた。
「ふふっ……」
女が、悪戯っぽく笑う。シンも、何とか喋ろうとする。
「あっ……あのさ……」
「何?」
「……俺……怖がってなんかいない……」
「嘘つき」
「……………………」
精一杯の強がりを一蹴され、言葉に詰まる。
「……怖がってないなら、証拠を見せて…………」
「…………」
女の唇が近づいて来る。シンも、逃げる事をしなかった。
「んっ……、ちゅ、……ふ…………」
「う……、…………くっ……」
目を閉じて、ただ、唇の感触を受け入れる。どれくらいの時間そうしていたのか分からなかったが、
そっと、女の方から唇を放した。彼女の顔を見て、話し掛けようとしたシンは戸惑いの声をあげる。
「あ…………」
「……ん……?」
「名前……。俺、あんたの名前をまだ知らない……」
間抜けな話だ。だが、目の前の女は微笑みながら教えてくれた。
「ミコ。ミコ・ミコナよ」
「ミコナ……さん……?」
「ミコでいいわ。そう呼んで、シン…………ふふ……」
シンの名前を呼び、また悪戯っぽく笑うミコ。医務室のドアがロックされる。
「…………?」
「証拠を見せて……」
そう言うと、ミコは再び唇を近づける。今度は、シンも唇を近づけていく。
「ちゅ、…………ん、じゅ……ちゅ、ふ、あ……んふ……ちゅ、ふ……じゅる……」
「……じゅ……ぴ、ちゅ、ふ………く、ふ……あふ……んじゅ……」
最初は軽く唇が触れる。次第に舌を絡めあい、互いの口内を貪りあう様にキスをしていく二人。
こぼれた唾液が顎までつたうのが分かる。だが、気にも留めずにシンはミコと唇を交わし続けた。
468 :
転:2008/01/07(月) 07:57:52 ID:FTVlSg/y
「ん…………」
「ぷはっ……、っふ…………」
息苦しさを感じ始めた時、ようやく唇が解放される。糸を引く唾液が二人の口を繋ぐ。
シンが余韻に浸る暇もなく、ミコは風紀規定ぎりぎりに開けられたシンの制服の胸元から、
シャツの中へと舌を這わせる。
「ちゅ……」
「んう…………っ」
そのまま、シンはソファーに押し倒される。ミコはシンの服を剥ぎ取りながら、
胸から腹へと舌で舐めていく。黙ってミコの舌の感触を受け入れていたシンだが、
ズボンを下着ごと脱がされそうになったところで、思わずミコを制止する。
「ちょっ、あの……」
しかし、ミコは妖しく笑ってシンに言う。
「私に任せてくれればいいの。怖くないんでしょう……?」
その言葉と、自分の中の欲望が、シンから抗う気力を奪った。とうとう全裸にされたシンの、
既に大きくなっている陰茎に、ミコは手を添えてやわやわとしごく。
「くっ……!」
それだけでシンの陰茎は跳ね上がる。歯を食いしばり、必死に耐えるシンにミコは更なる快楽を与える。
「……ん……じゅる……えぁ…………」
口の中に集めた唾液をシンの陰茎の先端から垂らし、しごく速度を上げていく。
唾液と先走り汁に陰茎が塗れ、にちゃにちゃと音を立てる。
「んっ…………!くうっ…………!」
喘ぐシンの声を聞きながら、ミコは陰茎の先端に唇で触れ、それから舌で陰茎全体を舐め始める。
ミコの右手は陰茎を支え、左手は陰嚢を弄ぶ。
「ちゅ、じゅちゅ……ん……れろ……えふ……ふぁ、れろぉ…………ちゅ、んん…………、りゅふ…………、
く……ふ……ふぁ…………れろれろ……、ふぉ、ふ……りゅ…………、んふ……れろ…………」
舐め終わると、唇だけで陰茎を横に挟み、スライドを繰り返す。
「ふっ、ふっ、ふぁっ、じゅ、ふっ、じゅちゅ、ふ……じゅふ、ふ、んふっ」
頬に当たる陰茎が、彼女の顔を粘液で汚していく。そして、ミコは大きく口を開け、一気に陰茎を銜えた。
唇を窄めて、陰茎を吸いながら頭を上下させる。
「ん、じゅぷ、じゅぷ、じゅぷっ、んふっ、じゅぱっ、んうっ……、じゅっぷ、じゅっぷ、じゅりゅっ、
ぷじゅっ、じゅっ、んっ、おん……ふっ、じゅっ、じゅっ、ぷじゅっ!りゅっぷっ、じゅぷ、じゅぷっ!」
ミコの動きが次第に激しくなっていく。彼女の口の中では、舌が忙しなく陰茎を刺激している。
「ぷじゅっ!じゅぱ、じゅちゅっ!りゅっぷ、じゅっぷ、じゅぷっ、りゅじゅっ!じゅっ、じゅっぷ、
じゅぷぷっ!じゅ、りゅ……じゅ、ちゅ、んっ……あふっ、りゅ、じゅっぷ、じゅぷ、じゅぷっ!りゅっ」
「はっ、んくっ……!くううっ……うあっ……!」
目にうっすら涙さえ浮かべて、限界に耐えているシンの片手、硬く握った拳を、ミコは左手で開かせ、
自分の頭の上へと導いた。シンの手に自分の頭を押さえさせて、彼女の動きに加勢させる。
「じゅっぷ、じゅっぷ、じゅっぷ、りゅぷっ、ふぁ、んふっ、ん……、じゅぷ、じゅぷっ、ちゅじゅっ!
じゅふっ、ちゅ、じゅっぷ、んじゅっ!じゅっ、じゅっ、じゅぷっ、じゅぷっ、じゅぷっ!」
「くっあっ……、……ミコ……さ……、もう……俺っ……!」
シンの言葉を聞き、ミコはより激しく動いて彼を絶頂へと誘う。
「んっ、んっ、ちゅじゅっ、じゅっ、じゅぷっ!りゅっぷ、りゅじゅっ!じゅぷっ、んぶっ……、
ぶじゅっ!ぶじゅっ!じゅっぷ、じゅっぷ、んっじゅ、じゅぷぷっ!!」
「うっああっ……あっ……!!」
シンが絶頂に達し、ミコの口の中の陰茎が暴れながら射精する。眉根を寄せながらも、
ミコは陰茎を吸い続ける。
「んぶぅっ!!んうっ、んっ……!ふ…………、ん……、んっ、んっ……、ちゅうっ、んっ、はっ…………」
「あっ……はっ、……う…………」
シンの射精が終わると、ミコはゆっくりと彼の陰茎から口を放した。
吐き出された精子を口に含んだまま、シンの目の前に顔を近づける。互いの顔しか見えない距離まで来ると、
ミコは口の中の精子を喉を鳴らして飲みこんだ。
「ん…………!ごくっ、ふ、……ごく…………ん……ふ…………」
「っ……!」
羞恥に顔を背けるシンに、ミコは静かに言った。
「…………美味しかったわ…………。でも、これだけじゃ嫌よ…………?」
ミコはシンの顎にそっと手で触れて、自分の額とシンの額とをこつんと当てる。少しの間を置いてから、
徐に立ち上がって服を脱いでいく。露にされる彼女の裸体を、シンは思わず凝視してしまっていた。
ミコと視線が合って、慌てて何か言おうとする。
「あ、えっと……その……」
上手く言葉を発する事が出来ないシンに、服を脱ぎ終えたミコは、腕組みをして問い掛ける。
「どうかしら……?」
組まれた腕は、彼女の豊かな乳房を押し上げ、陰裂を覆う繁みを隠そうともしない。
「……綺麗……です……」
自分でも驚くほど素直に答えたシンに、ミコはにっこりと笑った。
「ふふっ……、ありがと」
そう言いながらミコは、シンの体を起こして、開かせた脚の間に上半身を割り込ませた。
再び勃起しつつあるシンの陰茎を乳房で挟む。
「……は…………っ」
柔らかく、しかし弾力のある乳房の感触にシンは息を呑んだ。その様子を見上げて、
ミコは手で押さえたままの乳房で、陰茎を擦る様に動かし始める。
「んっ、んっ、ふっ、…………ふっ、ふ……っ、んっ、はぁ……、んっ」
「かはっ、……あぁっ…………くっ……」
乳房を直接感じる快楽で、シンの陰茎は直ぐに力を取り戻す。
先程の口戯で陰茎に残った粘液と、新たに溢れ出した先走り汁が混じりあい、それが乳房の動きを助長する。
「ふっあ、んっ、んっ、は…………ん、ん……っ、は、あっ、んっ、ふ」
シンだけではなく、ミコも乳房への刺激に自らを昂らせていた。
乳房の動きを続けながら、ぴんと張った乳首を指で摘む。
「あはっ、んっ、……ふ、ん、ちゅぴ……、ちゅ、れろ、……あふ、れろぉ、ちゅっ」
乳房から覗く陰茎の先端を舌で舐め、時々、左右の乳房を交互に動かし、不規則な変化を付ける。
「ちゅ、じゅちゅ……、じゅぱ、じゅぷっ!ん、ちゅ、じゅ、じゅぷぷっ!……はっ、ん、ふうっ……あ」
顔を下げ、陰茎の先端を強く吸う。
「くうっ、……あっ、の、……ミコさんっ……、これじゃ、またっ」
「……んっ、いいのよ。イって……っ」
ミコは、シンに答えながら顔を上げ、彼の顔を見つめる。
「う……、んっ、はぁっ……ふ、ふっ、んぁっ、ふっ、…………は、んっ、……あふっ!」
「んうっ!……くっ、…………っ!!」
シンの射精した精子がミコの顔に幾筋もの白く濁った線を作る。
それでも、ミコは射精が終わるまでゆっくりと乳房を動かし続けた。
「……ん!ふ、……んう…………は…………あん……」
「あ……、うあ……、あ…………」
射精が終わって、顔だけではなく乳房も精子で汚したミコが体を離す。
「ふ……う、……それじゃ、今度はあなたの番ね?」
ミコはそう言って、精子に汚された顔でシンに微笑む。
「…………?」
きょとんとした表情のシンに、ミコは言葉を続ける。
「私も感じさせて欲しいって事。…………ね?」
促され、戸惑いながらもシンは彼女の乳房に手を伸ばす。
乳房に触れた手の平からたっぷりとした重量感が伝わってくる。
「……っふ、……あ…………んふっ」
ミコの呼吸の乱れが、シンを大胆にさせる。彼の手がミコの乳房を捏ね回し、形を歪ませる。
「くふっ!……あ……ん、……っ、んっは、……んんっ!ふあ、あ…………」
ミコをソファーに座らせて、覆い被さる体勢になったシンは、彼女の乳首の片方を口に含んで舌で転がす。
もう片方の乳首は、乳房を揉んでいた手の親指と人差し指の先で摘んで擦る。
「ちゅ、ちゅぴ……、…………ふ……」
「……っ、ひあっ!あっ、くあっ、あ、ああ……っ、はっ、ん……っ、んくっ!」
シンは膝をついて、ミコの股間の前に顔を移す。両手はそれぞれミコの太股を掴み、
彼女の脚を開かせる。栗色の繁みで覆われた陰裂に、シンは舌でなぞる動作を繰り返していく。
「ん……、ちゅ、あふ…………」
「きゃっ、あ、ああっ!んっ、く……、う……、ひっ!あっ!あは、ふ、っく、……あっ、う……っあ!」
愛撫する前から濡れていた陰裂に、更に愛液が溢れる。
シンは舌を陰裂の中へ侵入させ、愛液を掬う様に動かし、陰裂を吸う。
「じゅるっ、ちゅ、……ふ、じゅ……、くふ、……ん、じゅるるっ!」
「あっ、あっ、あっん、く、ひ…………っ!やっ、あっ、ああ!ん、は…………、ふっ、はあっ、ふ……っ、
ん……!やあっ…………っ!あっ!くっ、ふ……、んっ、んっああぁっ!!」
ミコが大きく喘ぐと、シンは陰裂から口を放し、彼女に言葉を掛ける。
「あ、の……、俺…………」
「はっ、はっ、は、ふ……う、……ええ、……いいわ……。来て、シン…………」
呼吸を整えながら、ミコはシンの両肩に手を置いて答えた。
472 :
転:2008/01/07(月) 08:00:18 ID:FTVlSg/y
その言葉に頷いて、シンは握った陰茎の先端をミコの陰裂にあてがい、少しづつ彼女を貫いていく。
「う…………っ、くあぁ…………、あ……うあっ!」
「あん……んっ、ふっ、あ!ああっ!んうっ…………っ」
陰茎にミコの膣を感じているだけで、シンは限界に達してしまいそうになる。
「ふっ、う……、くっ」
重く息を吐き、陰茎を深く突き刺したままで動きを止めるシンの首に、ミコは両腕を廻す。
「ん…………、ふ……、ゆっくり、ね……?」
「あ……、は、……はい…………」
ミコに言われた通り、シンはゆっくりと腰を動かす。
それでも、陰茎と膣が擦りあわされる度に、強烈な快楽がシンを襲う。
「ぐっ、あっ、…………っ!はっ、はっ、……っふ、んうっ、く…………!」
「っん!……あぁっ、ん、ん…………ふっ、あ、ああっ!……んっく、う…………、あふっ!」
抑制する事が出来ずに、だんだんと強くなるシンの腰の動きが、二人の理性を失わせる。
「はっ、ふ、くうっ!……うああ!くっ、はっ、はっ、はっ、は!ふうっ、あ!うあっ……」
「や、あ、……きゃ!あふ、んっ、んっ、くうっ!ひっあぁ!んあっ、……い…………あ!んんっ!
ひっ、ひあっ!んくっ、ふ、はぁ…………っ!あっ、あぁん!」
最早、ぶつける様に激しく腰を動かしながら絶頂を求めるシンを、ミコはただ受け入れている。
「う……、おあっ、くっ!は、あ…………っ!イっ……きま……す……っ!!」
「ふっ、ふ、……っ!くあぁっ!あ、あはっ!ひ……っ、ん、シ……ン……、き、きて…………っ!
ん、あっ!あ、あっ、ああぁぁっ!!」
ミコが大きく声を上げると同時に、シンが絶頂を迎え、陰茎を陰裂から引き抜き、彼女の腹に射精する。
何度も陰茎が脈打ち、精子を吐き出す。
「あ……、あ、はっ、ふっ、ふっ、……ふ…………ふ、は…………」
「……あ、は…………あ、ふ……う…………っ」
息を荒げて彼女の身体に倒れるシンの頭を撫でながら、ミコは優しく囁いた。
「ね…………、少しの間ここに通いなさい……。ちょっとずつ、自分と向き合いましょう…………」
シンはそっと頷き、目を閉じた…………。
473 :
転:2008/01/07(月) 08:04:37 ID:FTVlSg/y
「ん…………?」
昼食を済ませ、第三医務室へと向かう途中で、シンは足を止めた。耳を澄ませると、
何処からか鼻歌が聴こえて来る。
(ラクス・クラインの『静かな夜に』だっけ……?)
歌の題名を思い出しながら通路を曲がると、アーサーがこちらに歩いて来るのが見えた。
リズムに乗せ、身体を楽しげに揺らせている呑気な姿は、とてもザフトの新鋭艦の副長とは思えない。
(まあ、大体予想はしてたけど……)
任務中の艦で、ここまで陽気に鼻歌を歌える人間は、このアーサー・トラインと、
ザフトのアカデミーに今でも語り継がれる数々の逸話を残した伝説の男、
ディアッカ・エルスマン位のものだろう。だが、それにしても――。
「フフフフ〜ン♪フフフフ〜ン♪フフフフ〜フンフフフ〜ン♪」
(何でノリノリなんだよ……?アレか?グラディス艦長と楽しくお話出来ましたーとか、そんな感じか?)
取り敢えず、軽く会釈をして通り過ぎようとしたが、アーサーがシンを呼び止めた。
「あー、シン。ちょっといいかな?」
「はい?」
声を掛けられ、彼の方を見たシンに、アーサーは問い掛ける。
「あー、君はアレだよね?暫くはミコナ先生にカウンセリングを受けるんだって?」
「ええ、そうですけど?」
シンが定期的にミコのカウンセリングを受ける事は、二日前にはミネルバ上層部に申告されていた筈で、
今更本人に確認する理由は無いのだが……。
(まさか、知らなかったのか?……トライン副長だしな…………)
「いやー、やっぱり君も色々無理をしてたんだねぇ。私もね、こうも予想外の事態ばかりだと……、
全く、大変だよ」
「はあ……」
(嫌味か?……いや、違うか)
良くも悪くも正直者でお人好しのアーサーは、単に自分を心配してくれているのだろう。
そう勝手に納得したシンに、アーサーが耳打ちしてくる。
「実は、君に教えてあげたい事があってね……」
「?」
何だか分からないが、黙って聞いてみる。
「ミコナ先生なんだが……、なかなかセクシーだと思わないか?」
「は?」
きょとんとするシンに構わず、アーサーは続ける。
「さりげなく見てみたまえ。あのナイスな身体、堪らないね……!
いや、勿論私の本命は艦長のお尻なんだが……」
「……………………」
彼なりに励まそうとしているのは分かった。
が、シンは心の底から何かがふつふつと沸き上がるのを確かに感じていた……。
そっと、誰も居ない通路の奥を指で示す。
「……?」
シンが指で示した方に顔を向けるアーサー。シンはその無防備な首筋に、鋭い気合と共に手刀を振り下ろす!
「でやぁっ!!」
「フォンドゥヴァオゥ!?」
白目を剥き、呆気無く通路に倒れるアーサー。とてつもなく無駄な事をしたが、まあ、気は晴れた。
気絶したアーサーに背を向け、振り返る事もせずシンは第三医務室を目指して再び歩き出した。
「失礼……します……」
内線に呼び掛けても反応は無かったが、約束の時間であったし、ドアがロックされていなかったので、
シンは第三医務室へと入った。しかし、やはり医務室は無人だった。
(まあ、その内来るだろ……)
ソファーに座って、ミコを待つ事にした。伸びをして、手を頭の後ろで組み、天井を見上げる。
次第に眠気を覚え始め、うとうととまどろんでいると、ドアが開いてミコが医務室に入ってきた。
「あら?お昼寝の邪魔しちゃったかしら?」
そう言われて、シンは慌てて起き上がる。
「あっ……、いや、そんな事は……っ、んっ、あのっ、……何かあったんですか?」
気恥ずかしさを感じながら、誤魔化す様にミコに聞く。
「ええ、何だか良く分からないんだけど、ここに来る途中の通路でトライン副長が気絶してて、
それで、救護班に所属してる後輩を手伝って、彼を第一医務室に連れて行ったのよ。
……遅れちゃってごめんなさいね。でも、何でトライン副長はあんな所で気絶してたのかしら…………?」
「んー、深く考えなくても良いんじゃないですか?トライン副長なら無意味に気絶して、
通路に倒れていてもおかしくないですよ」
滅茶苦茶を言いながら、シンはミコに笑い掛ける。多少、唇の端が引き攣ってはいたが。
「うーん、そう言われちゃうと反論の仕様が無いのよね…………。まあ、良いわ。
それじゃ、始めましょうか?」
シンの向かいのソファーに座り、ミコがカウンセリングを始める。
「そうね……、まずあなたの事を私に教えてくれないかしら?」
「俺の事……ですか?」
「そ、あなたの事。でも、悲しかった事や苦しかった事じゃなくて、楽しかった事や嬉しかった事からよ。
あなたが他人に伝えるのが辛くない事から教えて……」
ミコに言われて、シンは表情を曇らせ、顔を背けて答える。
「楽しかった事や嬉しかった事なんて、もう無くなりました……。
俺にとって、オーブを出てから今迄の時間はただ辛いだけだったんです…………。
力が欲しくて……、悲しみや苦しみから逃げられる力が欲しくて、ザフトに入りました……。
でも、俺は……、俺は結局何も出来なくて、逃げる事さえ…………、何も……」
そこまで言うと、シンは言葉を続ける事が出来なくなった。黙ったまま、俯く。
すると突然、視界が奪われ、柔らかな感覚に包まれる。気付くとシンは、ミコに抱き締められていた。
「ごめんなさい…………。でも……、ちょっとずつ、ちょっとずつで良いから…………」
ミコの胸に顔を埋めながら、シンは静かに答えた。
「はい…………」
そこに、医務室のドアが開く音と、繊細そうな女の声が聞こえる。
「先輩、さっきはありがとうございました」
シンとミコは、そのままの体勢で、医務室のドアを開けた女の方を見る。
「え?」
「あら?」
「は?」
三人は、ほぼ同時に驚きの声を上げた……。
まるで時間が止まったかの様に誰も動かない医務室を、沈黙が支配する。
そんな中、最初に口を開いたのはドアを開けた女だった。
「あの…………、先輩…………?」
肩までのさらさらの黒髪と、なんとなく幼い印象を受ける顔立ちが特徴の女である。
恐らく、ミコが言っていた救護班に所属している後輩とは彼女の事なのだろう。
(……ど、どうする……?言い訳出来る状況じゃないぞ……これ…………)
シンが半ばパニックになりながら、それでも何とかする方法を考えていると、ミコが素早く身を翻し、
教科書の様に理想的な動作で女を組み伏せ、ドアを閉めてロックする。
「うふふっ、リサ、見たわね?」
「はうっ?!えっ?えっ?!な、何をするんですかっ、ミコナ先輩!?」
リサ――彼女の名前だろう――を捕まえたままのミコを、シンは問い質そうとする。
「ミ、ミコさん……?」
「シン、秘密を守らせる為の最も良い手段は何かしら?」
逆に質問されて、面喰らいながらもシンが答える。
「えっ……と、秘密を共有させる事……ですか……?」
「ふふっ、正解」
ミコは悪戯っぽく笑うとリサの服を剥いでいく。堪らずにリサが悲鳴を医務室に響かせる。
防音構造となっているので、外には聞こえないだろうが。
「きゃ――――っ?!きゃ――――っ!?」
余りの事に我を忘れて、ただ立っているだけのシンだったが、はっとしてミコを止めようとする。
「ちょ、いや、ミコさんっ!それは幾ら何でもやっちゃマズいんじゃないですか!?」
だが、ミコはシンにウインクして、自らも服を脱ぎ始める。
「私に任せて……ね?」
「えー…………」
(任せたら、泥沼に嵌まりそうな気がするんだけどな…………)
そう思いながらも、他に良い方法が考え付かなかったシンは彼女に従うしかなかった。
「せ、先輩っ、やめて下さい!……んんっ?!」
抗議するリサの口をミコがキスで塞ぎ、そのまま無理矢理に舌を絡ませる。
「んっちゅ、……じゅ、ふっ…………じゅっ、じゅる、っちゅ…………」
「んふぅっ!?んっ、んっ、ふあ、あっ、じゅ、……っ、ふ、ちゅっ……じゅ……、んっ!」
キスを続けながら、ミコは半裸のリサの身体を愛撫する。
乳房がミコの手で弄ばれ、リサはその感覚に身を捩る。
「んうぅっ、ふうっ?ん、ふあ、あ、ああっ」
ミコの唇から放れると、リサが声を上げる。しかし、その口調は荒れ、息も乱れていた。
「駄目……ですよ、んあっ、せ、先輩……っ、こんなのぉ…………」
「そんな事はないわよ。……ほら」
ミコはリサを押さえ付けながら、片方の手をリサの股間に伸ばして、
辛うじて残っている下着の中へと這わせる。
「ああっ?!ふっ、あ、いやっ、やめっ……、んあっ!はっ、うあっ!あ、あっ、あ!」
陰裂を弄るミコの手に、リサが喘ぐ、シンはその光景を見て、昂ぶるのを抑えられずにいた。
ミコの人差し指と中指が、リサの陰裂に差し込まれる。
「ひっ、ああ!あっ、ん……っ!」
仰け反るリサに構わず、ミコは彼女の膣を捏ねくる。
「あ……、や……ぁ……!ひ、……いっ!んっ、んうっ、ふ、うっ!んっ、ふっ!」
「ふふ……、声を出しても良いのに……」
両手で口を押さえ、泣きそうな表情で耐えるリサにミコは言う。リサは首を横に振って否定するが、
彼女の陰裂からは愛液が溢れ、ミコの指の動きに合わせてくちゅくちゅと音が鳴る。
陰裂への動作は続けたまま、ミコは自分の乳房と、リサの乳房とを擦り合わせる。
「うぅっ!ん、ふっ、く、んん、っくあ!んっ……、うぅ…………っ!」
「ふ……、あふ…………、は……あ…………、ん、…………シン……」
ミコに呼ばれたシンだったが、未だに迷いを振り切れないでいた。そんな彼を、ミコは困った顔で諭す。
「ねえ、シン。もしこの事が知れたら、私達の立場ってとても危うくなるのよ?」
「そ、それは分かってますけど……」
同じ艦に所属しているMSパイロットと精神カウンセラーが任務中に性的関係を持った事実は、
ザフトにとってはかなりのスキャンダルになる。当事者であるシンとミコは処分を免れない。
「ミネルバ上層部にも迷惑を掛けてしまうし……、それに、他の人達からも何て言われるかしらね……?」
「ぐっ!」
一瞬、シンの脳裏をルナマリアとメイリンに罵倒されるイメージが過ぎる。レイはともかくとして、
ヨウランやヴィーノも黙ってはいないだろう。
「……あ、あの……っ、わ、私、口外するつもりはありません……っ」
息を弾ませながらリサが言う。
「そう?でもここまでしたんだから、最後まで、ね……。あなただって途中で終わったら辛いでしょう?」
「いえっ、そんな……っ!、やっ、ああ!ん、ひっ、あっ!」
ミコが愛撫を少し強くしただけで、リサは大きく反応する。
(……やっぱり泥沼だ。でも、仕方ない……のか?……うう……俺って…………)
自己嫌悪に陥りながら、シンは服を脱ぎつつ二人に近付く。結局は、欲望に負けたのだ。
477 :
転:2008/01/07(月) 08:07:25 ID:FTVlSg/y
「ほら、気持ち良くしてあげましょう……?」
「あ…………!?」
「くう……っ」
ミコはリサを抱き起こすと、彼女を押さえていた方の手でシンの陰茎を軽く握り、言う。
「…………っ、……先輩、私には出来ませんっ……」
リサが震える声で拒否するが、ミコは彼女に見せ付ける様に口戯を始めた。
陰茎の根本と先端を舌が往復し、握っている手の指は先走り汁を陰茎全体に塗っていく。
その様子を、リサは躊躇いながらではあるが見つめている。
「ん、れろ、ふ……、ちゅっ、ふ、じゅふ……、ぴちゅ、ちゅ、……じゅ、れろ……、んふぅ…………、
あ、は……、じゅる、れろぉ……、んっ、んう……」
「っ!くあっ!」
陰茎がすっかり唾液と先走り汁でべとべとになると、ミコはシンを解放し、
リサの顎に手を添えて、彼女の顔を陰茎へと寄せる。
「あなたも…………」
「う……、あっ、…………ん」
抵抗を諦めたのか、リサはおずおずと陰茎を舐める。
「……ふっ、ちゅ、れろ…………、あ、ちゅふ……、ふぁ……、あ…………、ん、……は……あ……、
ちゅ、じゅふ……、ふ……っ、れろ、じゅ…………」
ミコと比べてしまえば、大分ぎこちなかったが、シンには充分な快楽だった。
「は、ん……、じゅ、ぴ、……れろれろ、……ふっ、あぁ……、ちゅっ、…………れろ……、ちゅぱ……、
あ、あの、気持ち良いですか……?」
「んっ、……はい……」
「……それじゃ、……銜えますね…………」
リサが口を開き、陰茎を受け入れる。両手はシンの腰に当てて、頭を動かす。
「じゅふっ、じゅ、ん、おふっ……、じゅるるっ!じゅっぱ、じゅぷ、じゅぷっ、りゅ、ふ…………、
あ、じゅ、りゅぷっ、ちゅ、じゅぷ……、りゅちゅ…………」
「く、は……っ!」
シンを上目使いに見つめながら、リサは続ける。
「ぴちゅ、じゅっ、じゅぱ、ちゅっ、は…………、んんっ、じゅぷっ、じゅぷ、じゅる……、くふ……、
じゅりゅっ、じゅ、ちゅ、ぷじゅっ!じゅっぷ、りゅ、…………ぷはっ……、きゃっ!?」
リサの口が一旦陰茎を放すと、ミコが彼女に後ろから抱き着く。
「ふふ……、二人で、ね」
ミコは、リサに微笑んだ。
478 :
載:2008/01/07(月) 08:09:54 ID:FTVlSg/y
「……ん、先輩っ」
「ふ……、ちゅ、れろ……」
ミコがシンとリサの間に割り込み、陰茎の片側から舌を滑らせた。
「ちゅっ、りゅふ……、は…………っ、んちゅ、じゅる……、れろ、れろぉ……、ぴちゅ……、あ、ふ、
おふ…………っ、じゅ、はっ……」
リサも逡巡せずに、ミコとは反対側から舌を陰茎に這わせる。
「じゅふ、ちゅ……、ふぁ……っ、ん、れろ……、じゅ、りゅ…………、んっは……、あっ、……ん、
ふ、じゅっ、れろ……、ふっ」
「んっふ…………、じゅっ、じゅるっ、じゅ……ふ……っ、れろぉ……、ちゅ、ちゅぴ…………、は……、
りゅ、ふ……っ、ちゅ…………」
ミコとリサに二人がかりで陰茎を刺激され、直ぐにシンは限界に至りそうになる。
「は……、あっ!…………っ」
「んは……っ、ふ、じゅちゅっ、……えふ……、ちゅっ……、ん、……イきそうなのかしら…………?
じゅっ、ちゅ、……無理しないで、ね……」
「れろ、じゅ、ちゅっ、んう…………、あ……、このまま…………、イって…………っ!」
それぞれに、絶頂を促す言葉を口にすると、陰茎の先端を唇で挟んで吸う。
「ちゅうっ、ん、ふ、じゅっ、ちゅぴ、……じゅる、じゅりゅっ!」
「じゅっ!はっ、あ、ん、ちゅ……、じゅっ、じゅっぷ!!」
「ぐ、うっ、…………あっ!!」
シンが射精し、陰茎が跳ねる度に彼女達の顔を精子が汚す。
「んあっ、は……ん…………、ふ…………、ちゅ、えあ……、じゅ…………」
「きゃ!…………あ……、たくさん出ましたね…………。ん、じゅる、りゅ、……ちゅぴ」
射精が終わり、陰茎から口を放したミコとリサは、互いの顔に残った精子を舐め取っていく。
「はっ、はあ……、ふっ…………」
ソファーに身体を投げ出すシンを見て、ミコがリサに苦笑しながら言う。
「ふうっ…………、シンが回復するまでは……ね…………?」
「…………はい……」
リサは頷いて、僅かに纏っている下着を脱いでいく。
「可愛いわね…………。ちゅ、……ちゅぴ、ちゅっ」
全裸になったリサの身体へ気紛れにキスをしながら、ミコが囁く。
「あ、……ふぁ、んっ、……は……」
ミコに身体を委ね、肌を吸われる感覚で喘ぐリサの表情は、
幼さが目立つ彼女の顔と不釣り合いな程に艶かしい。
「や、あ……ん、…………っ、ミコナ先輩ぃ……、あっ、ひ……っ!」
「んう、ん…………、あぁ……、ふ……っ」
ミコとリサは陰裂を重ね、互いに腰を動かした。
「ひゃ、あっ……、は、……んっ、んっ、…………くっ、あぁ……っ、ん……!ふ……あっ、は……、
う……あ!……や……ぁ…………っ、はっ、んんっ!」
「は……、あ…………っ、く……、ん、う……っ、…………ふ、っ……、あ……ぁ……、
……ね、どうして欲しいのか言ってみて…………?」
ミコはリサに問い掛けると、視線をシンへ移す。
「あ……っ」
同じく視線をシンへ移したリサが息を呑む。シンの陰茎は既に力を取り戻していたのだ。
「はは…………」
シンが自嘲的に笑い、ミコはリサに返事を求めた。
「あなたは、どうして欲しいの?」
「……っ、私は…………」
リサは羞恥に耐えながら、シンに向けて、指で陰裂を広げてみせる。
「……お願いします…………。オ○ンチンを……私の……オ○ンコに入れて下さい…………っ」
リサの求めに自制心を奪われたシンが、彼女の腰を持ち上げる。
「…………っ、は……ぁ……っ!」
「きゃ……、ふ……っ!んああっ!……っく!」
陰茎が、滑らかさを感じながら陰裂に突き刺さる。
「んんうっ!ひ…………!!あっ、う……!は、はっ、はっ、あ……、はあっ!」
「お、あ……?!、……く……うっ!」
陰茎に陰裂を貫かれた瞬間に、リサは絶頂を迎えてしまう。
意識を失いそうになるのを必死に堪える彼女の膣がうねり、それがシンに予想外の刺激を与えた。
「ひっあ!ふっ、ふ、はっ!は……、あ、あ、んっう!や…………!あっ、ふ……っ!」
「くっ、……ん、はっ、は……、は…………っ!」
鋭敏になったリサの膣は、抉ってくる陰茎の感覚を鮮明に彼女へと伝える。
「あぁ……!あ、ん、うあっ!あ、ひあっ!や、あぁ……っ、あ……!ん……っ!」
「ん……、くはぁ……っ!ううっ……あ!」
涙と涎を流しながら、リサが身体を捩って声を上げる。彼女の思考は蕩け、ただ快楽のみを欲している。
「ふ、……あっ!はあぁっ!はっ、…………な、中で……、中で出してっ!」
シンの限界が近いと感じ取ったリサは、彼の腰に脚を絡ませる。
「え……っ?くっあ、……ぐ……っ!は…………!!」
「ああっ!ふ……っ、は、あ!うあぁ!!……あ!…………っ!」
限界に達したシンが、膣内で射精する。再び絶頂を迎えたリサは、射精が終わるのを朧気に待つ。
射精により力を失ったシンの陰茎がリサの内部から抜け出る。
絶頂の余韻にひたり朦朧としているリサにミコが近付き、キスをする。
「……んっ。ふふ、これでもう大丈夫ね」
大丈夫、と言うのは秘密が漏れる心配がない、と言う事だとシンは思い出す。快楽にひたって忘れていたのだが。
ミコによって昂ぶらされたとは言え、最後には自分からシンを求めたのだから、リサ自身から他言は出来ないだろう。
そんな事が分かっているのかいないのか、リサの意識は朦朧としたまま深く沈んでいった。
それを見てミコはシンに向き直ると、
「さて、続き、はじめましょうか」
「続きって・・・・・・」
ミコはシンの頬に両手を添える。
「カウンセリングの続き……ちゅっ、んうっ、んむっ」
そう言ってミコはシンに唇を重ねる。
どこをどう間違えたのかリサの『口封じ』を先程までしていたが、本来はミコによるカウンセリングを受けるためにシンはここへ来たのである。
頭の片隅でそんな事を考えながら、シンはミコの行為に応える様に、ミコの唇を舐め舌を舐める。
「さ……」
唇を離したミコは右手でシンの陰茎を握り、同時に左手でシンの右手を自分の秘裂に導く。
導かれるままシンはミコの秘裂に指を侵入させ、内部に刺激を与える。
シンの指を感じながら、ミコはシンの陰茎を包んだ右手を上下する。
互いに、唇をむさぼり舌を絡め唾液をすすりながら局部を刺激し合う。
「う……ああぁ……」
「あんっ、んっ、ふふ……、シンのがまた凄くなってきた……」
数度の射精をしていたシンの陰茎が、また熱と硬さを取り戻す。
同時に、シンとリサの行為を見ながら自分で準備していたミコの内部が、シンの指による刺激でさらに潤っていく。
互いの準備が完了した事を確信したミコは、リサが寝そべっているソファーと向かいにあるソファーに横たわり、シンを迎え入れようと両手を広げる。
「さ、来て。受け止めてあげるから、辛い事、少しずつ吐き出していきなさい」
シンはミコに覆いかぶさり、脚の間に割って入る。自らの手で陰茎をミコの入り口にあてがい、ゆっくりと内部へ進入して行く。
すべて収まったところで、シンはいったん動きを止める。
「名前……」
「え?」
「名前、呼んで。」
ミコの意図が見えず、数瞬のためらいの後、シンはミコの名前を口にする。
「……ミコさん」
「そう、もっと呼んで。シン、今はひとりじゃないのだから」
ミコはお互いを確認し確認させるため、自分の名前を呼ばせシンの名前を呼ぶ。
「ミコさん」
「シン」
ミコがシンの首に手を回す。
シンはミコの名を呼びながら腰を引き、また押し出す。それを何度も何度も繰り返す。
「ミコさん、ミコさんっ、ミコさんっっ」
「シン、シンっ」
お互いに名前を呼び合う。
名前を呼び合うたびに互いの局部は熱を帯びる。名前を呼び合うたびに互いの腰の動きは激しさを増す。
名前を呼び合うたびに互いの快感は増大していく。
「ん、ちゅ、んんっ」
時に唇を重ね、舌を絡めあう。離れればお互いの名前を呼び合い、また唇を重ね舌を絡める。
「シンっ、いい……っ!わ、私、もう……シンっ、シンっ」
「ミコさん、ミコさん、ミコさん、ミコさんっ」
ミコの膣内はシンの陰茎を包み圧迫する。
シンの陰茎はミコの膣内をかき回し子宮口を打ち付ける。
ふたりの腰はあらゆる角度に振られ、快感をもたらす。
「シ、シン……っ、シン――っ!」
上り詰めたミコの内部の肉壁が、シンの陰茎を今まで以上に圧迫する。
「ミコさっ……うあっ、ああああっ!!」
その圧迫された刺激にシンも絶頂に達し、陰茎から精液を吐き出しミコの内部を満たす。
精液と愛液は混ざり合い、シンの陰茎とミコの膣内は蕩けて一体化してしまった様な錯覚さえ感じさせる。
その感覚に身を任せるように、シンはミコの上に倒れこむ。
息を整え終わったミコが、シンにキスをする。
「シン……んんっ、ね、どうだった?」
「どうって……?」
「人と触れ合える事。人と呼び合える事」
「その、何て言うかとても良かったです……さっきより」
同じ事をしたのだが、ミコとの結合は、リサと結合した時よりも比べ物にならないとシンは感じていた。
「多分、相手がいて、それが分かった上で求めあったからよ」
リサの時は、ただ快楽をむさぼるために体を動かしただけであった。
ミコの時は互いの存在を認めた上での快楽を求め、体だけでなく一時的に心も繋がった感覚をもたらした。
「いままで貴方は自分と向き合えなかった。私と向き合う事が、貴方自身と向き合う事の助けになるはずよ。少しずつ自分と向き合うために」
「……はい」
ミコはまた、シンにキスをする。そして胸に顔をうずめて来たシンを、ミコはしっかりと抱きしめた。
しばらく余韻にひたった後、二人は結合を解く。
「あ……」
離れた時、シンは寂しさを覚えた。
「私も名残惜しいけど……いつまでもこうしてられないからね」
そして、気絶したリサは自分が何とかするとミコは言い、シンに退室を促す。
「シン……」
身支度を整え、医務室を出ようとした出口に近付いたシンにミコが一声かける。
「私の事……好き?」
ミコはうつむきながらシンにそう問いかけた。
それに対しシンも顔を少し背け答える。
「その、良く判りません」
「そう、そうよね。また来なさい。カウンセリングはまだまだ始まったばかりよ」
先程とは打って変わって優しげな表情を浮かたミコはそう言った。
「はい」
短く返事をし、シンは退室する。
「シン……、シン・アスカ……ふふふ……」
シンが部屋を出てから、ミコはそうつぶやきながら自分の下腹部を撫で微笑み浮かべる。
そのミコの眼は、どこか危険な光が宿っていた。
久しぶりにキタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!!!
シンスキーの俺にはたまらん!!
名前:名無し草[sage] 投稿日:2005/11/12(土) 10:36:42
医務室の寝台の上。全裸のミコの上に全裸のシンが跨いでいる。
跨がれているミコは、シンの陰茎を両側から胸で挟み上下に擦っている。
その刺激にシンの先端からは先走りの液体が滲み、それがまたミコの行為を助長する。
「ミコさんっ!」
左右から相手任せの刺激だけに耐えられなったシンは、前のめりになってミコの上方に両手をつき腰を前後に降り始める。
「シ、シンっ、やあ……あっ、あっ……」
シンに刺激を与えていたミコだが、シンの動きにより逆に胸に快感を感じ秘所を濡らす。
限界に達したシンは精液を放出する。放出された精液はミコの胸や顔を汚した。
襲撃されたミネルバを守るため出撃をした後、ミコの元を訪れたシンはいきなりミコを求めた。
抱きつかれ唇を重ねられ、胸をもみしだかれた。
必死に、すがるように求めてくるシンを止める気にもなれず、ミコはシンを受け入れる事にした。
その心構えが、シンに流され、言葉によるカウンセリングを開始することなく肌を重ね先程の行為に至ったのである。
先程までは何となく主導権を取られた気がした。
そう思うと、ひとたびの絶頂を向かえ、落ち着いて横に寝そべっているシンに対しミコは加虐心が芽生えた。
精液が顔に付着したまま、シンにキスをする。シンの唇を割り舌を侵入させる。
自分が放出したとはいえあまり間近にしたくない匂いをシンは感じていたが、ミコの行為を受け入れていく。
唇を離したミコは舌でシンのあご、首、鎖骨、乳首、へそ周りをなぞり、陰茎に辿り着く。
放出により失った硬度を取り戻させるために、唇と舌で刺激を与えていく。
「ふっ、はああっ……」
その刺激によりシンの口から声が漏れる。そしてシンの陰茎は硬度を取り戻した。
頃合と判断し、今度はミコがシンの上を跨ぐ。
「そういえばシンは第一世代のコーディネーターなのよね?」
「え?は、はい、そうですが……」
場違いな質問にシンは戸惑う。
「私もそうだったりしてね?」
そういってミコは一気に腰を下ろし、シンの陰茎を膣内に飲み込む。
「それ……はっ!どっ、どういうぅっ……!」
ミコは腰を上下させる。ミコのもたらす刺激の為、上手く言葉が出ない。
ミコの腰の動きは穏やかであった。ゆっくりとした動きにゆったりとした刺激。
それらは多少の余裕をシンに与えた。
刺激を感じながらその余裕の部分がシンの頭の中で、現在の行為とコーディネーターの世代、この二つを結びつける。
それは――
「み、ミコさん、まずいですよ!」
「何がかしら?」
結び付けられたものを想定してシンは警告をするが、しれっとした調子でミコは答える。
続けてシンは警告する。ただ、遠まわしではあるが。
「このまま俺が出したら、ミコさんが……」
「じゃあ、やめる?」
そういってミコは腰を上下するのを止める。しかしシンの上にまたがり、結合したままだ。
「そうだったりして?といったんであってそうだといったわけじゃないのだけどね……」
ミコは前に倒れ、シンにキスをする。唇をついばんだり舌を侵入させ絡めたり、そんなキスを繰り返す。
ミコのキスによりシンの理性の鎖は段々と張り詰め――ついには外れた。
鎖から解放されたシンの腰はミコを突き上げた。待ってましたとばかりに微笑を浮かべ、ミコはその突き上げに応えるように腰を振る。
シンは手をミコの胸に延ばし、もみしだく。
互いに上下する腰の動きは快感から快楽へ引き上げる。
「ミコさんっ、俺、もうっ」
「わ、私も、シンっ」
ミコの胸から腰に手をやり、シンは力を込めて腰を突き上げた。
ふたり同時に絶頂に達し、ミコの膣内はシンの陰茎を絞るように圧迫を繰り返す。シンの陰茎はミコの膣内に精液を放出する。
「あああ……奥まで染み込んで来る……」
ミコはシンの放出した精液をそう感じた。
絶頂により力尽きたミコはシンの胸に倒れこむ。そのミコをシンは無意識に抱きしめた。
息を整えているとシンは冷静さを取り戻した。その冷静さが、ミコの先程の発言について考えを巡らせる。
MSパイロットと精神カウンセラーが任務中に性的関係を持った事実を隠蔽するためにリサを陵辱したのだから、子供が出来る事は避けて当然のはずだ。
しかし、ミコは先程は出来てしまうかも知れない事をほのめかし、それでも構わない様な行為を取った。
だが、その行為の最中に
『そうだったりして? といったんであってそうだといったわけじゃないのだけどね……』
とも言った。ミコの意図がまったく分からない。
「シン……私の事、好き」
「あ、は、はい」
ミコによる不意の質問に思考が中断され、シンは迷うことなく応えた。
「良かった。私もシンの事、好きよ」
シンはまた考える。そうは言ったものの、本当にミコの事が好きなのだろうか。
何度か体を重ねたから好きになったのか。
抱かせてくれるから好きになったのか。
受け止めてくれると言うから好きになったのか。
ただ、今は腕の中のミコを放したくないという想いだけは自覚している。
考えを巡らせるシンにミコはキスをする。当然のように唇を重ねるだけでなく、舌はシンの口内に侵入してくる。
敏感になったシンの感覚は、ミコのキスと舌の動きだけで陰茎の硬さを取り戻させる。
「あ……シンのがまた大きくなってきた……」
シンの陰茎は膨張しミコの内部を押し進んで行った。
「あの、ミコさん……大丈夫なんですか……?」
「好き同士がするんだから問題ないでしょう」
「いや、そうじゃなくて……」
「大丈夫な日や回避する薬もあるのよ? ま、その日だったり使ってるとは限らないけどね」
そう言いながら、ミコはシンに何故か優しい微笑みを向ける。
どういうつもりで前言を翻す事を言うのだろうか。やはりシンにはミコの意図が見えない。
「つまらない事考えてないで、また……ね?」
ミコはシンの陰茎をくわえ込んだまま上体を起こし、腰を降り始める。
「んん、んふっ、んんっ」
小さな嬌声を上げながら痴態を見せ付け陰茎に刺激を与えるミコに対し、シンの心も昂ぶっていく。
もう、シンはどうでも良かった。自分が好きだと思うミコと、自分が好きだと言うミコと共に快楽に身を委ねられれば。
シンもまた腰を上下左右に振り始めた。
そして、ふたりは何度も位置を変え、何度も絶頂を迎え、シンは愛情の結果とも劣情とも結果とも分からない白濁の想いを、何度もミコの膣内放出した。
名前:リレー開始[] 投稿日:2005/12/18(日) 23:36:49
シンにとってもはや定例となった医務室通い。
いつもと同じ様に医務室に入ると、そこには――
ミコはおらず、リサだった。
俯いた横顔に向けてシンは――
「あ、リサさん?どうしてここに…ミコさんは?」
シンは背筋に走る甘美な予兆に知らずと身を震わせた。
リサは恥じらいながら、シンの問い掛けに答える。
「その……、貴方と話がしたくて」
「話……?」
「こ、この前の事で…………」
「こっ、この前のことって、そりゃあ…」
シンの意味もない言葉は徐々に小さくなっていき、
恥じらいを浮かべるリサの軍医服からもれる肌の赤さに耳朶を赤くした。
脳裏を巡る前回の情事を相手も同じくしてるかと思うだけで互いの体温が感じ取れそうな距離が気になった。
そしてその距離を、脳裏の記憶を、気にすればするほど、シンの体温は上昇していく。
そんなシンにリサはさらに近づき、
「あれから……あれから忘れられないんです。
……ああなたのことが。あなたのココが……」
そう言いながらリサはシンの股間に手を触れた。
リサの手はシンの肉棒を布越しにさする。
元々ミコとの情事の為に訪れた訳であり、さらに脳裏の情景、リサに寄る刺激のおかげで、シンの肉棒は簡単に膨張した。
「ふふふ……おっきくなってきましたね」
顔を赤らめつつも嬉しそうに、リサはシンに微笑みを向けた。
そして――ここにはいないミコを思い出した
リサの細く長い指で敏感な部分を刺激されて屹立する陰茎。
リサの恥じらいを浮かべた表情や、鼻孔を刺激するほのかに漂う体臭や、体温もシンを刺激する。
シンの脳裏に先日の情事がフラッシュバックする。
彼女の背後にある医療用のベットに押し倒し、思うさま欲望を注ぎ込みたい。
そんな衝動に任せて、リサの肩を掴み、一歩踏み出した瞬間、この場に居ないミコのことが
脳裏に浮かんだ。
「ミコさんなら来ませんよ…」
「っ!」
まるでシンの考えを読んだかのように告げるリサ。
「今は…今だけは、私のことだけを考えてください…」
リサが、自ら二人の距離を縮め、両手をシンの首に回す。ミコのことが脳裏に浮かんで、
動けなくなったシンに抱きつき、その唇を奪う。
「んっ…ちゅっ…んむっ…ちゅっ…ちゅぅ…ぴちゃ…ちゅっ、ちゅちゅっ…」
欲望と理性の狭間で、動けなくなったシンの唇を啄ばむようにキスを送る。上唇を下唇を
自らのそれで挟み込み、舌で舐る。一度、顔を放し、シンが複雑な表情をしているのに微笑みを
送り、再び、今度は深く唇を重ねる。
ぴったりと重ねられた唇を開き、舌でシンの唇を味わう。こつこつと、前歯をノックするように
舌を前後させると、シンの唇も開き、唾液に濡れた別の生き物のようなリサの舌を受け入れる。
生暖かく柔らかな舌が口腔内に侵入してくる。リサの舌はシンの敏感な粘膜を刺激し、
どんどんと欲望の炎を煽る。
「ぁむっ…くちゅっ…ちゅっ、じゅるっ…ちゅぅ…じゅっ、ちゅる…んくっ…
シン…シンの唾液、もっと、下さい…んんっ、ちゅるる…じゅっ……」
自分より背の高いシンから、自然と零れてくる唾液を音を立てて啜り、それをもっとせがむリサ。
身体を密着させるリサのお腹を突いている欲望は、もうはち切れそうなほどに立ち上がっている。
自分の子を孕んでいるかもしれないミコのことは気になったが、もう自分の欲望に抗うことは
出来ないことをシンは自覚しつつあった。リサの両肩に、力なく置いていた両手を回し、
医療班の制服を身にまとった、一度は口止めに抱いた女性を抱きしめる。
折れそうな腰、自分の唇を貪るように啄ばみ、零れる唾液を美味しそうに啜る女に、背筋がゾクゾクするような感覚を覚える。
「俺、もう止まりませんよ?」
これから起こることを告げるように、お腹に押し当てた陰茎を誇示するように押し付けた腰を揺すりあげる。
「止まらないで、下さい……」
リサはシンの唾液で濡れた唇で答える。その扇情的な光景に、シンの理性が焼ききれる。
すがり付くような目で見つめるリサを横抱きに抱き上げ、医療用のベットへと運ぶ。
乱暴にベットの上に投げ出したせいか、制服の中で柔らかな胸が揺れ、シンの欲望を煽る。
シンの瞳に燃える、淫猥な輝きを認めたリサが、うれしそうにベットの中で両手を広げる。
シンはリサの胸に手を伸ばした。
乱暴にもみしだきたい衝動にかられつつも、強張った手つきで制服の胸元を暴いてゆく。
その緊張にリサは身もだえして応え、甘ったるい吐息がシンから理性をも剥ぎ取った。
ふっくらとした双丘を包む下着の先端がしこりで突起を象る隠微な光景に欲望が加速する。
「こんなんじゃあ止めようたって!」
と、リサへ湧き上がる依存のままに羞恥の吹き飛んだ行動をシンにとらせた。
上着も下着ごとズボンも脱ぎ去り全裸になる。
大きく隆起し自己主張する陰茎をリサに向ける。
そんなシンの陰茎を愛しそうに見つめるリサ。
「まずは私からしてあげますけど…・・・どうして欲しいですか?」
リサの問いにシンは自分の陰茎を手でしごいてもらう事にした
「手……、手でしてくれませんか?」
シンはリサに促す。
「は、はい……。上手には出来ないかもしれませんが…………」
陰茎がリサの手に包まれる感触に、シンは身体を仰け反らせた。
「うっあ……、ああ…………!」
「それじゃ、扱きますね……」
リサの手がシンの肉棒を包んだまま上下に動く。
その感触に鈴口から液が滴る。
「う……うあ……っ」
その液がリサの手の動きを滑らかにし、シンはさらなる快感に包まれていく。
その様子を見てリサは嬉しそうな表情を浮かべシンに問いかける。
「気持ち……いいんですね?」
「あ……ああ」
快感に顔を歪めながら答えるシンの姿にリサはますます喜びを覚え、その先について確認する。
「これから……どうします?」
「じゃ、じゃあ、口で……」
「分かりました」
リサは迷いなく承諾する。
「あ、あと……」
そんなリサに対し、シンはさらに希望を付け加える。
「今度は……飲んで下さいよ」
リサは微笑むとまず唇をシンの先端に触れさせた。
ちゅ、ちゅ、と何度か音を立てて唇を触れさせると、今度は舌で先端をなぞり、舌先で先端の入り口をつつく。
それから陰茎の裏筋を舐め上げる。
幾度か舌で愛撫した後、シンの陰茎を咥え込む。
「ん、んむっ、あむっ、むっ」
今度は口内でシンの陰茎を弄ぶ。
頭を動かし舌と唇で刺激を与え
「リサさん、俺、もう……!!」
リサは口内でシンの陰茎がびくん、と震えたのを感じた。その直後、陰茎の先から精液が放出された。
びくびくと陰茎は精液を押し出すように痙攣していた。
射精が止まったのを感じたリサはシンの陰茎を口から解放した。
ふと、シンとリサの視線が合う。するとリサは、シンの精液を漏らすまいとそっと口元に手を添えた。
シンはその様子を静に見守る。
「ん……ごくん……んっ」
そしてリサはシンの希望通り、口内に受け止めた精液を飲み込んだ。
161 名前:名無し草[sage] 投稿日:2006/01/01(日) 00:21:34
「ふふふ……」
リサは満足そうな笑顔をシンに向けた。それを見たシンは衝動的にリサを押し倒す。
ブラを押し上げ、片方の胸を揉み、もう片方の胸の先端に唇を唇に含む。
「ひゃあ……、あ、あん……っ」
シンの与える刺激に今度はリサが呻く。
胸を弄んでいた手は下がり、腹をなぞりショーツの中に入っていく。
「あっ……!」
ショーツの中を更に進み、指で陰核を摘み刺激を与え、秘裂に指を入れまた刺激を与える。
「うぁっ!あ、あっ、あ!はっ、あんっ!」
しばらく刺激を与え続けていたが、シンはショーツから手を引き抜き、胸から口を離した。
「シン……?」
怪訝そうに問いかけるリサ。そんなリサのショーツにシンは両手をかけ引きおろした。
「や!シン……やあ……」
いきなり陰部をあらわにされた羞恥にリサは両手で顔を覆った。
「恥ずかしがらなくてもいいじゃないですか」
そう言ってシンはリサの秘裂に口を付ける。
「で、でもぉ……あんっ!」
リサの抗議を無視してシンは秘裂に舌を侵入させた。
「……くっ、ん……!ふ……あっ、う……あっ!」
シンの舌の感触に声を上げ、秘裂からは愛液が滲み出る。
「シン……そろそろお願い……します……」
「……何を?」
シンは意地悪そうな笑みを浮かべ問いかける。
「……シンのオチン○ンを……私の……オマ○コに入れて下さい……」
リサは前回と同様の言葉を口にして羞恥に顔を染め、さらに付け加え求めた。
「シンと、シンとまたひとつになりたいんです……」
切なげなリサの請願の声を聞いたシンは
e.足を開かせ中心にある秘裂に陰茎を挿入した後、リサの体を起こす様に抱き抱え、シンは後ろに倒れる。
リサはシンの上に跨った体勢になる。
「好きなように……動いて下さい」
「……んっ」
数瞬の躊躇った後、リサは腰を上下に動かし始める。
逆にシンは腰を腰を動かさず、リサの動きに任せたままたまにリサの尻や胸を撫でる。
「んっ、んっ……はっ、あんんっ!」
しばらくじっとしていたシンが予告もなく腰を突き上げた。
「いいですよ……リサさんの中……、凄くイイですよ……!」
「あんっ、シンっ……のがっ……シンのが奥にぃっ……!!」
互いを呼び合い互いを感じ合いどんどん快感が高まる。
胸や尻への愛撫に飽き、シンは上体を起こしリサの体を抱きしめる。
腰を上下させながらリサの首筋に唇を触れ鎖骨に舌を這わす。
「う……そろそろ……」
快感は更に跳ね上がり頂上までが見え始めた。
「キスを……キスしながらシンと……イキたいです……」
シンは求めに応じてリサの唇に吸い付く。するとリサの舌がシンの口内に入り込む。
舌は絡まりあい、唾液は互いの口の中を行き来する。
もう限界だと感じたシンは、リサを引き下げるように抱きしめ、それとぶつかり合う様に自分の腰を思いっきり突き上げた。
「んん、ちゅぱっ、ん、んんんんんっ!」
「ちゅ、んむっ、んん――――っ!!」
突き上げた直後、シンは限界に達し射精する。
シンの肉棒が奥深く突き刺さった感触と溢れ出した液体の熱さで、リサも上り詰めた。
ぴくぴく、と何度かの痙攣が終わり、糸が切れたようにシンは後ろに倒れ、そのシンの上にリサが倒れこむ。
ゆっくりと息を整え終わると
「まだ、終わりませんよ」
衰えない欲望をリサにもっと注ぎ込むべく、シンは動き始めた。
シンの陰茎は射精により硬度と大きさをなくしていたが、リサの中に収めたまま、上下の位置を入れ替えた。
ふと、リサの胸の先端が目に付いた。シンはリサの胸の先端に吸い付く。
その様子を見下ろす様にしながらリサはつぶやく。
「あん、んっ、シン……赤ちゃんみたいです……」
リサの言葉にムッとしたシンはもうひとつのリサの胸に手を延ばす。
「赤ちゃんはこんなことしませんよ?」
リサの乳首を吸い、唇で挟んで舌で舐める。同時にもう片方の乳房を手で揉みしだき、先端を指で摘み弾く。
リサの胸を攻めているうちにシンの陰茎は硬度と大きさを取り戻した。
それを自分の内部で感じたリサは腰を動かし始める。
「せっかちですね」
シンはリサをうつ伏せにさせる。シンがリサの後ろから貫いた形になる。
「もっと腰を上げて……腕を付いて伸ばして下さい」
リサの体を手と言葉で誘導し四つん這いにさせる。
「や、こんな格好や……ああんっ!」
リサの抗議を遮ってシンは腰を打ち込む。打ち込んでは引いてを繰り返し陰茎は今までとは違った角度でリサの内部をえぐる。
乳房を救い上げるようにつかみ揉みしだく。時には指先で乳首を摘んだり弾いたりする。
「胸をいじると締まってきますね……」
「そんなこと……っ!」
シンはリサの上体を起こし体を密着させる。
「こっち向いて下さい」
そうして肩越しにリサの唇へキスをする。
「またイキそうです……」
見えてきた限界をシンはリサに告げる。
もはや理性は吹き飛び、シンの精液を膣内で受け止める快感を覚えたリサはなりふり構わず懇願する。
「せーえき……シンのせーえきください……っ!あかちゃんできてもいいですからぁ……」
リサの体を動かし体位を変える。体を横に向かせる。
右半身が下になり、脚が上下にやや開く。その間にシンの下半身が収まる。
シンはリサの横、ベッドに左手をつき自身の体を支える。
右手はリサの左手とつなぐ。互いの指を交互に絡ませ、手の平を合わせる。
そしてシンは腰の動きを再開させる。
「あっ、あんっ、あっあっあんんっ」
体位を変えたことは成功だ、とシンは思った。
シンが腰を打ち込むたび、リサの胸は揺れ顔は快楽の刺激を感じている事を映す。
そんな様子を見る事が出来る。
「リサさん、リサさ……んっ、リサっ、リサ……っ」
「んっ、あっ、わ、わたしもう……」
「イって下さい……たくさん出してあげますよ……!」
シンは腰の動きを更に加速させる。
体位を変えたことで擦れる部位が変わり刺激と快楽も変わっていた。
「あっ、シン、わたしっ、い、イクっ、あっあんっ、あっあっああぁ――……っ!!」
リサが高みに達し、シンの陰茎を締め付ける。まるで精液を搾り出すかのように。
「うあ、リ、リサあぁぁぁ……っ」
その締め付けでシンも高みに達する。陰茎はどくどくと脈打ち、リサの膣内に精液を何度も吐き出す。
敏感になったリサの感覚は、シンの精液を受け止めるたび軽い絶頂に達し、体は痙攣する。
(シンのがいっぱい……)
リサはシンの精液が自分への思いの量と考えていた。
精液を出し終えて緊張の糸が切れたシンはリサの上に倒れこみ体重を預ける。
ふたりはそのまましばらく余韻にひたっていた。
ふと、シンは右手がまだつないだままである事に気が付く。
その右手に力を込めてみる。そうするとリサの左手が握り返した。
握り返された事に応えるようにシンはリサの唇にキスをする。
今度はリサが右手をシンの背中に回し、舌をシンの口の中に侵入させた。
「ちゅ……ちゅぱっ、れろ」
シンもまたリサの口に舌を入れる。
「ん、んちゅ、じゅるっ」
シンの陰茎はリサの陰裂に収まり繋がったまま。シンの右手とリサの左手は握り合い繋がったまま。
それだけでは足りない、というように唇と唇が重なり舌が絡み合う。唾液は互いの口内を行き来する。
性器と手と口。三つが互いを強く求めた結果、繋がる。
「また、抱いて下さいね」
リサはシンにそう言った。
「う……」
シンはもちろんだと返事をしようとしたが、リサの顔を紅潮させすがるような表情を見ると陰茎は膨張をし始めた。
「え……?シン?」
リサもシンの陰茎が自分の内部を押し広げるのを感じ戸惑う。
(……こうなったら)
シンは体を起こし決意する。
「また抱いてあげますよ……今から」
「え?そんなっ……んんっ!」
リサの反論を唇を重ねる事で封じ、シンは腰を前後に動かし始めた。
「はっ、はあん……」
シンの唇から解放されたリサの口からは嬌声が漏れる。
「あぁ……っ」
まだ感度が上がっていたリサの体は、軽くだが簡単に達した。
「イったんですね。でも、俺がイくまで付き合ってもらいますよ」
「ふっ……、ふっ、ふぅっ……」
「いい、いいのぉ……」
シンはリサの腰を掴んで持ち上げ腰を打ち込む。
何度も何度も打ち込む。性器が擦れ合って生まれる快感を貪る為に、シンは一心不乱に腰を動かし続けた。
対しいてリサは、軽く達しさらに与えられる快楽によって意識が朦朧し始めているが、体は、膣内はシンの陰茎を咥え込み逃すまいと締め付けていた。
腰を引き、打ち込む。どれだけ繰り返したのかはっきりしないが、やがて快感の高みが見えてきた。
陰茎の先端を奥に思い切り打ち込み、さらに腰を一気に引き陰茎を膣内から引き抜く。
その時シンの亀頭の傘がリサの内部をえぐる様に肉壁を掻き分けた。
その感触が引き金となりリサは絶頂を迎えた。
「ん、あっ、ああ――ぁ……ッ!」
その声を耳にしたシンもまた絶頂を向かえ、陰茎から白濁の液体を放つ。液体はリサの腹から胸にかけて飛び散りリサの体を汚した。
放出を終えたシンは力なくリサの上に倒れこむ。
既に絶頂により限界に達していたリサの意識の糸は切れ、寝息を立てていた。
シンも満足感と疲労から、そのまま眠りに落ちた。重なり合った女を愛しく感じながら。
名前:名無し草[sage] 投稿日:2006/05/08(月) 17:25:07
「やめて下さいシン、こんな所でなんて駄目ですよ」
艦内の廊下を歩いている時に二人は顔を会わせた。
多少の雑談の後、シンはリサを近かったパイロット用ロッカールームに引きつれ、後ろから抱きついた。
予想外な為リサは抗議したのである。
しかしシンは辞めるどころかそのまま後ろから両手でリサの乳房をそれぞれ愛撫していた。
「誰も来ませんよ」
耳元で囁き、そのまま耳を甘噛みする。
「でもぉ……」
左手は乳房を弄んだまま、右手を下方へ移動させスカート、下着へと進む。
そして指を膣へと進入させる。一本、二本と指を入れ、内部を掻き回す。
「駄目ですってば……」
シンは指にぬるりとした感触を覚えた。リサの内部が濡れ始めていた。
「もう、我慢できません」
するとシンはズボンから自身の陰茎を露出させた。すでに大きく膨れ上がり硬くなっていた。
リサを壁に寄り掛からせ尻を突き出させる。そしてスカートをめくり下着を擦り下げて陰裂をあらわにさせる。
「いや……」
リサの反応も虚しくシンは陰茎を挿入する。しかし奥まで抵抗があった。
「ん……あぁっ!!」
(まだ早かったかな)
リサの内部はまだ充分ほぐれていなかった。だがその窮屈さが逆にシンへ充分すぎる快感を与えていた。
シンの腰は動き始めた。
「ぅんっ、ん、んんっ」
ほぐれていないリサにとってはまだ苦痛といえる状態であった。快楽はあるが苦痛の方が上。
しかし昂ぶったシンにそんなことは関係なく、快楽を貪っていた。
「はぁ、はっ、い、イきそうです。とりあえずこのまま――」
「え?シン、ちょっと……」
リサの戸惑いの声も気にせず、シンはさらに激しく動く。
「や、シン、中はやめてっ!」
不充分な状態による挿入の為リサはまだ理性というものが残っていた。その理性が現状から予測される事柄を回避させる為の抗議の声をリサに上げさせていた。
「だめ、今日はだめ!中はだめぇっ!」
こうして体を重ねるが愛を確かめ合ったわけでも将来を誓い合ったわけでもない。
自分から誘うほどシンに対して想う事があったがそれでも誘った時は安全な日である事を見越してであった。
シンは自分をどう思っているのか。単に好きな時に抱ける都合の良い女としてしか見ていないのか。
思考は巡る。
「やめてぇシンっ……!」
「駄目……ですか?」
動きを止め、シンはリサに問いかける。
「本当に駄目ですか?」
再度問いかける。問いかけながら、リサの腰から胸に手を這わせ愛撫する。
さらに耳たぶを唇に含み、頬にキスをする。
「そのぉ……あんっ!あっ……」
静にシンの愛撫は続けられる。
リサは下腹部の奥から疼きを感じ、膣内は意識せずシンの陰茎を締め付けた。
するとシンは腰を引き、陰茎をリサから引き抜いた。
「あ、抜いちゃ……や……――っ!!」
思わず口にした言葉を理解した途端、リサの顔は紅潮した。恥ずかしさからである。
「抜かない方がよかったですか?」
二、三歩理沙から離れたシンは口元に笑みを浮かべ問いかける。
羞恥心に包まれたリサだが、下腹部の奥から感じる疼きはそれを凌駕した。
「そんなこと、ないです……」
「じゃ、こっちにきて下さい」
シンは背もたれのない休憩用の長椅子に腰を下ろし誘う。中心の陰茎は上を向いている。
リサは歩きやすいように下着を脱ぐ。そしてシンをまたいで腰を下ろす。当然ながらシンの陰茎を自身の中に収めながら。
全て収まりきると、互いにリサの視線とシンの視線が合う。
リサはしがみつくようにシンの首に腕を回す。
シンはリサの腰を支えるように腕を回す。
姿勢がひと段落すると、どちらも動き始めた。
腰を回し陰茎を突き上げるシン。
ソファーについた膝で体重を制御し、腰を上下、左右に動かすリサ。
服を脱がず触れ合っているのは互いの性器のみ。それが感覚を集中し増幅させる。
「シン、いいのぉ、好き、すきぃぃい!」
「そんなに、俺のがイイですか?」
リサを貫かんとシンはさらに突き上げを荒くする。
「ちが、違うのっ、好き、シンが好きなのぉ……!」
「……っ!!俺もう、イきますよ……!」
体位を変え時の我慢や焦らしのおかげで、限界は簡単に見えてきた。
全体重をシンに預け、ぎゅっと抱きつくリサ。
「シンっ、あぁ、あああ――っ!」
そして二人は、同時に達した。
306 名前:名無し草[sage] 投稿日:2006/08/02(水) 00:04:05
快感の余韻に浸りながら、背中を愛撫したり唇で顔や首筋にキスをする。
「私、シンの事が好きです」
今ならばと、ミコははっきりと気持ちを口にした。
「俺も……」
抱く事によって愛しく感じたミコに対して、シンも返答しキスをする。
甘い時間が流れた。
しかし、
「シン……リサ……」
二人を呼ぶ声がした。
その方向にシンが視線を向けると、そこにはミコ・ミコナがいた。
ロッカーの脇にミコがいた。
「ミコさん……あ、これは、そのっ……んむっ!」
狼狽し言葉がスムーズに出てこないシンの口をミコが塞いだ。
「……んっ。見ての通りです。シンに愛してもらってたところです」
リサは立ち上がってミコに向き直り、更に続ける。
「先輩が悪いんですよ。口封じにあんな事させるから――あんな事されたから、シンが忘れられなくなったんですから」
悪びれる様子もなく、挑発するような表情でリサは言った。
「そう……」
しかしミコは一言つぶやくと長椅子に腰掛けたままのシンに近付く。
しゃがんであらわになっていたシンの陰茎を握りしごく。
段々と硬度を増していくと、手を離し上半身の着衣を脱ぎ捨てた。
「シンはこれが好きなのよね……」
あらわになった自分の胸の横に手を持って行き、巧みに動かしてシンの陰茎を胸で挟み込んだ。
「私とする時はいつもして欲しがるのよ」
そのまま胸で擦り、左右から圧力をかける。
それらをランダムに繰り返すと、やがてシンの陰茎は膨張しミコの胸の谷間から先端がはみ出した。
「……」
リサはその光景に小さな嫉妬を覚えた。自分の胸のサイズではミコが行っている事は出来ない。
さらにそれをシンが好きだという事に。
しかしミコはリサの予想外の事を言い出した。
「リサ、シンの先を舐めてあげて」
「……え?は、はい!」
今までミコの行為を黙って凝視していたところにいわれたのであわてて対応する。
「ん、れろっ」
シンとリサの間に横から顔を入れ、シンの陰茎の先端を舌を伸ばして舐める。
時折ミコも同様の行為を行うので、リサとミコの舌も触れ合う。
「う、ふたりとも、気持ちよすぎてもう――」
別々におこなう刺激はかなりの快感をシンにもたらし、簡単に絶頂を迎えさせた。
「――うぅっ!!」
シンの陰茎は大きく撥ね上がり精液を放出してミコとリサの顔に付着した。
絶頂で朦朧としたシンをよそに、女二人はキスをしながら互いの顔に付着した愛しい男の精液を舐め取る。
舐め取った後は唾液とともに互いの口の中を行き来させていた。
そのままミコは愛撫をしながら器用にリサの着衣を脱がしていく。
残った自分の衣服も脱ぎ去るとリサの上に覆いかぶさり、胸、乳首同士、そしてクリトリス同士を擦り付ける。
名前:名無し草[sage] 投稿日:2006/08/02(水) 23:29:11
「どう?気持ちいいでしょう?」
「せんぱぁい……」
ミコから優しく与えられる行為にリサは虜になって行った。
時折キスをし腕や脇なども愛撫する。
「シン、私たちの間に……来て」
頃合を見計らい、ミコはシンを呼ぶ。
「はい」
シンがミコとリサ、二人の女のクリトリスの間に、再起した陰茎を割って進める。
「入れてもらわなくても気持ちよくなれるのよ。三人で気持ちよくなりましょう」
ミコはリサに言い聞かせる。
「動きます」
シンは宣言し腰を動かし始めた。腰の動きで陰茎は女二人のクリトリスを擦り付け、平等に快感をもたらした。
何度も何度も腰を前後させる。
「あ、あんっ、あん!」
「いいわシン、もっと、もっとぉ……!」
女たちも自ら陰核を擦り付けようとしシンの陰茎を圧迫する。
「出ますよ……、そろそろイっちゃいます……っ!」
「いいわ、出して……!」
シンが腰を思い切り前に差し込んだ。そして――
「ああ――っ!」
「あはぁぁぁああっ――!!」
「ううっ!」
まるで示し合わせたように三人は絶頂に達した。
同時に吐き出された精液はミコとリサの腹から胸にかけて飛び散った。
ミコとリサは互いに体をすりつけ、ぬるぬるとした液体の感触に浸った。
さああああああああ……
ロッカールームに連なるシャワールーム。その中の一室で三人はシャワーを浴びていた。
「私はリサの事も好きなのよ?だから取り合うよりは一緒に、ね」
「はい!」
リスクの回避か、ミコの行為に酔ったのか、リサは迷いなく答える。
「ホントにそんなのいいんですか?」
そんな様子に、不道徳の様な気がしてつぶやくシン。
「あら、シンはどちらかを選ぶのかしら?」
「あ、いや……」
自分を抱擁してくれるミコ。自分を求めるリサ。
ミコの手管や体は魅力である。特に先程も指摘されていたが胸はとても良い。
しかし攻め甲斐のあるリサの性格は捨てがたいし性器の相性もいい。
しかもどちらかを選べばどちらかを傷つける事になる。
若いシンには無理な選択だった。
「決まりね。三人でずっと一緒ね。ずっと」
かなわないな、とシンは思った。そして二人をずっと守り続けようと決心した。
「それでは次行きましょう」
そう言ってリサはシンの陰茎を握り擦り始めた。
「ちょ、やめてくださいリサさん」
「何言ってるんですか。今度は先輩の中に出してあげないと不公平ですよ」
「ありがとう、リサ」
「こんな所で、俺結構限界ですよ……」
「硬くして言う事じゃないですよ」
「シン、たくさん頂戴、ね?」
「やめてよ二人とも……!」
この後も、三人の至福の時、幸福な関係は続いた。
何度でも。ずっと。いつまでも。
完
501 :
パラレル:2008/01/10(木) 01:20:19 ID:0plkyQAV
名前:通常の名無しさんの3倍[sage] 投稿日:2006/10/18(水) 07:34:23 ID:???
「あら、いらっしゃい」
今日はミネルバの月一恒例の健康診断の日だ。
俺とレイ、ヨウラン、ヴィーノは一列に並び医療スタッフのミコさんから渡された薬を受け取った。
「この薬を飲んで一時間後、皆さんの尿を検査します。問題があった方は後日再検査に来てもらいます」
一時間後、俺達は採取した尿を持ち医務室の専用の容器に入れた。
・・・まさかこれがあの出来事の発端であるなんて、この時の俺は考えてもみなかった。
二日後、俺のパソコンに一通のメールが届いていた。
『尿検査に問題あり。本日23:00に医務室へ』
「やけに遅い時間だな。消灯直前じゃないか」
いつの間にか隣にいたレイが呟いた。
「うわっ!レ・・・レイ!あの・・・このことは・・・」
「心配しなくても誰にも言わない。どうせホコリか何かが混ざっていた程度だろう」
「めんどくさいな・・・」
「なに、すぐに済む。俺は先に寝ているぞ。最近やけに眠気が酷いのでな」
そう、ミネルバではここ最近居眠りが多発していた。
パイロットから整備士、オペレーターまで、ちょっと油断するとすぐにこっくりとなってしまうのだ。
そこで消灯時間が23:30ということになったのである。
「失礼します」
23時ちょっと前に俺は医務室に到着した。
「あら、早いわね。それじゃこの薬を飲んで一時間後ね」
二日前と同じ薬を渡され、俺は飲んだ。
医務室にはミコさんただ一人。
俺はそばにあったベッドに腰掛け雑誌を読むことにした。
「・・・あの、ドクターは?」
長い沈黙の後、俺はふと気になり聞いてみた。
「ああ、ドクターは仮眠中よ。」
振り返らずにミコさんが答えた。
再び沈黙。
「あの、じゃトイレに行ってきます」
「はい、いってらっしゃい」
一時間が経ち、俺はいそいそとトイレに向かい採取を済ませた。
消灯後ということもあり、艦内は完全に真っ暗だった。
(さっさと済まそう・・・)
俺は急いで医務室に戻り、ミコさんに容器を手渡した。
「はい確かに。あと念のために軽く検診するから上の服を脱いでね」
これは予想外だった。
すぐに済むものと思っていたのにまさかこんなに時間を食うとは。
「大丈夫よ。艦長の許可は貰ってあるから。早く済ませましょ」
仕方なく俺は上着とシャツを脱ぎ、ミコさんの前に座った。
「では、始めましょう」
この時、ミコさんの口元が妖しく微笑んだのに俺は気がつかなかった。
新シャアや他板からの転載はご法度だし
そもそも書いた職人が持って来たのかどうかすら不明だ。
いくら良作品でも全年齢板にエロ作品を投下した時点で
俺的にその職人もアウト。
>>502 上の作品がそうなんか
全年齢板に投下って作者の内面を疑うな
自作じゃなくて盗作なん?
つーか長くて読む気しなかった
コピペだろ
文頭に元レスのデータ入ってるじゃん。
名無しさんの名前でどこの板かだいたいわかるベ
当時、読み手も書き手もノリノリだった気が。
やめてよ医療スタッフさんスレだな、なつかしい
医療スタッフがオリキャラだからここに来るのはやめようっつー話になってたんだから
作者でもなければもう転載はやめとけ
そういうことだったのか
ミコっていたっけ?って、本編見直したよ
いないはずだわ
ミコミコナースが由来だったな。
イギリスで双子が恋愛したそうだが
キラとカガリも男女の双子だな
最初のうちは期待したんだがな
つーか、ガキ作らなければキラカガできたんじゃないか?
大体、遺伝子操作で危険は避けられるだろうし
つーわけでほのぼのキラカガきぼん
この板はヤッタネウレシード並みにしぶといな・・・
スレ住人じゃないけど応援したくなる
>この板はヤッタネウレシード並みにしぶといな・・・
同人誌のあれ?宣伝でも?
513 :
名無しさん@ピンキー:2008/01/15(火) 15:17:27 ID:wpdrV42t
カガリとアスランが連れションするとすれば
2人で立ちションすると思う?
この立ちションマニアは何なんだ
アスカガかイザカガきぼん
ユウカガきぼんぬ
カガリだけじゃなくて他のキャラも希望
271-277で、シンルナを投下した者です。
読んでくださった方々、レスくださった方々、ありがとうございました。
励みになります。
希望に沿えなくてスマソ。
シンカガ投下します。
運命戦後捏造 4年経っています。
ザフト以外のシンが苦手な方は、全力回避をお願いします。
階級、地理等、大嘘かましていますので、流し読みしていただけると幸いです。
助走が長くてすみません。エロは、9からです。
519 :
518:2008/01/17(木) 08:27:07 ID:CxW/AYcR
ごめん、何度か本文投下を試したがレスが反映されないようだ
様子見ながら、ぼちぼち投下させてもらいます
戦争が終わって、4年が経った。
この4年の間に、見る夢も少しずつ変化していき、今では、魘されて夜中に目を覚ますことが
ほとんどなくなった。
たまに家族の夢を見る。失ったその瞬間ではなく、まだ幸せだった日常の延長線上に今の自分がいる
──そんな夢ばかりだ。目覚めた時に、余計に悲しい気持ちになるけれど、決して嫌なわけではない。
たとえ夢であったとしても、もう、失いたくはないんだ。だから、これでいい。
耳元で鳴る目覚まし時計に拳を叩きつけて、音を止めた。呻きながら、気だるい身体をようやく起こし、
洗面所へ向かう。歯を磨き、顔を洗うと、ぼんやりとしていた頭が少しずつ覚醒していく。
白と青色の軍服に袖を通し、帽子を目深に被る。桃色の携帯電話を胸の──心臓の近くにあてて、
目を閉じた。
「じゃあ、行ってくる」
ひとつ息を吐き、目を開ける。
握っていた携帯電話をそっと机上に置いて、シンは、ベッドと机しかない殺風景な自室を後にした。
ブーツの紐を結び、玄関の扉に鍵を掛ける。部屋の鍵を軍服の内ポケットに収めながら、コンクリート
打ち放しの階段を、3階から一気に駆け下りた。狭いエントランスから、玄関先にエンジンを掛けたまま
停車している青いスポーツカーが見える。
「悪い。遅れた」
シンは、車の助手席に身体を滑り込ませた。
「大丈夫、時間きっちりよ。非番なのにごめんねぇ、アスカ一尉」
運転席でハンドルを握るメイリンは、申し訳なさそうに言い、こちらを見て片目を瞑った。
オーブ陸軍第05MS部隊シン・アスカ一尉──それが、今のシンに与えられた呼び名だ。
軍務に支障のない範囲で、モルゲンレーテからの要請を受け、モビルスーツやモビルアーマーのテスト
パイロットをこなす。確かに、体力的にはかなりハードだが、軍の給料とは別に、モルゲンレーテからの
報酬もある。薄給でやりくりしなければならない身としては、とても助かっていた。それに───
「忙しくしている方が、夜、良く眠れるからな。こっちの方が、助かってる」
「なあに?それ」
「何でもない」
「ふうん」
メイリンは唇を尖らせて、アクセルを踏み込んだ。
「うわっ」
急発進されて、シンの身体が、シートに押し付けられる。
「あはは。ごっめぇん」
悪びれる様子もなく、メイリンは更にアクセルを踏んだ。彼女の運転は、荒い。週に3度のモルゲンレーテ
送迎で、だいぶ慣れたはずだったが、急発進、急停車、急ハンドルだけは、勘弁してくれとシンは思う。
(MSパイロットであるオレの方が、メイリンの何十倍も安全運転だよ。まったく……)
シンは、メイリンに聞こえるように、大きな溜息をついた。
車は、海沿いの道を猛スピードで駆け抜けていく。早朝の、薄い紫色に染まった空の下で、凪いだ海が
陽を反射して、きらきら光る。かつて、この海岸線が戦場となり、洋上で繰り広げられたMS戦が
夢であったかのような錯覚に陥ってしまうほど、海は静かで、やさしい。
「平和だな」
シンは、うしろに流れていく景色を見ながら、呟いた。
「ほんとにね」
「……続くかな?」
「そのために、シンは戻ってきたのでしょう?」
「……そう、だな」
シンは、穏やかな海を眺めたまま、言葉を返した。
終戦後、「証人」として軍事法廷に出頭、フェイスの称号を取り消され、ネビュラ勲章が剥奪された。
それから約2年間、破砕されたプラントの復旧や廃棄、メサイア周辺に漂うMSや戦艦の残骸の回収などで、
宇宙を駆けずり回っていた。もう、戦地へ赴くことはないのだという安堵と、見えてこない未来への不安が
己のなかで錯綜していた時、オーブ連合首長国の代表、カガリ・ユラ・アスハの演説する姿が、移送艦内の
モニターに映し出された。オーブ国内へ向けて放送されていたらしいそれは、先の戦争で揺らいでしまった
オーブ中立の理念とその意味と、失いかけた国民の信頼を取り戻すには、まだ足りないものではあったが、
シンは、席を立たずに、テレビに映る若き首長の姿をじっと見ていた。
それから、メディアを介して、何度か彼女の姿を目にする機会があった。彼女の姿勢や言葉が、出会った時の
『姫』のものから、一国の代表のものへと変化していくさまを感じ取りながら、力を手に入れた今だからこそ、
家族が愛した故郷のために、何か出来ることがあるのではないかと、ぼんやりと考えていたことに気付き、
シンは思わず、苦い笑いを浮かべた。
それと同時に、アスランがザフト軍へ復隊した理由も、少しだけ理解できたような気がした。
戦後処理の任務をすべて終えて、シンは、ルナマリアに仲介役を依頼して、モルゲンレーテの技術員として
再出発したメイリンと連絡を取り、オーブ軍に在籍しているアスランの連絡先を聞いた。
『随分、思い切った決断をしたものだな。君は』
シンの話をじっくりと聞いたアスランは、最後に電話口でそう言って、笑った──それが、今から2年前の
ことだ。
「──それに、最近、プラントからオーブへの移住者が、少しずつだけど増えてるのよ。って、聞いてる?」
「あ?……ああ」
「こんなこと言ったら、シン、嫌な顔するかもしれないけど。アスハ代表、すごく頑張ってるもの。
アスランがね、いつも心配してる。何かに追われるように、がむしゃらに仕事をして、疲れているはずなのに
アイツはちっとも休もうとしない。このままだと、いつか、絶対に倒れる……って」
「……そうだな……。オレも、頑張りすぎだと思うよ」
しばらくの沈黙の後、シンは顔を背けたまま、呟いた。
運転席のメイリンから、ちらりとこちらを窺うような気配を感じたけれど、シンは気付かないふりをした。
「いつも、悪いわね」
モルゲンレーテに到着し、ブリーフィングルームに入ると、エリカ・シモンズ技術主任の落ち着いた声が、
シンを出迎えた。
「いえ……」
シンは、エリカから書類の束を受取り、立ったままそれに目を通した。今日の仕事は、新型シミュレーター
のテストだ。サルベージ、人命救助、戦闘──ありとあらゆるMS利用の可能性と過去の事例をすべて
データ化したものだという。
「じゃあ、コーディネーター用シミュレーターのテスト、お願いね。ナチュラル用も、今、テスト中よ。
お望みなら、模擬戦闘もできるわ」
「了解しました」
軽く敬礼して、シンは、ブリーフィングルームを出た。
MS専用に造られた広大なラボには、製作途中の新型MSの試作機が4機、一定の距離をあけて、ケーブルに
繋がれた姿で立っている。
その横を通り抜けると、ラボの隅に、シミュレータらしき2機の巨大な箱型が、配置されているのが見えた。
シンはその傍らに立ち、つるりとした壁面に触れた。
「シミュレーターっていうより、これは、コクピットそのもの?」
壁際に並ぶ、胸元が空っぽなMSを見上げて呟いた。
コーディネーター用シミュレーターのハッチを開き、シートに身を沈める。慣れた手付きでムラサメのそれと
同じ計器類をチェックし、ハッチを閉じてOSを起動させた。
エリカから受け取った書類で指示されたシミュレーションを一通り行い、シートに座ったまま、書類にペンを
走らせてレポートを作成した。これで、今回の仕事は終了となる。時計を見ると、午後5時を過ぎていた。
シンはハッチを開き、シミュレーターの外へ出て、思いきり身体を伸ばした。
がちがちに固まった肩を揉みほぐし、書類を脇に挟み、ブリーフィングルームへ戻ろうとしたその時、
シミュレーターの壁面に寄り掛かる人影に気付いて、シンは足を止めた。
(代表?)
いるはずのない存在への違和感に、シンは眉根を寄せる。
カガリは、MSの装甲と同じ素材で作られた壁面に背中を凭せ掛け、腕組みをして、憂いを帯びた眼差しを
新型MS群へ向けていた。その横顔は、かつて、シンが乗艦していたミネルバの艦内で見せたものとよく
似ていた。
「強過ぎる力は、争いを呼ぶ──ですか?」
突然響いたシンの声に、カガリの肩がびくりと跳ねた。
「え?あ……、ああ、お前か」
カガリは、大きく見開いた目をシンへ向け、引き攣った笑みを浮かべた。
「護るための剣、なんでしょ?戦闘用じゃないって聞いてますよ……一応、ね」
「ああ……。ああ、そうだな」
カガリは大きく息を吐き、俯いた。頬のあたりに影が差し、彼女が少しだけ痩せたように思えた。
「アンタ、疲れてるんじゃないですか?」
「……そんなことはないさ」
少し黙った後、カガリは、シンから視線を逸らしたまま否定する。
「なんで、目ェ逸らすんです?アンタらしくない。ここのところずっと、おかしいですよ」
シンがオーブに戻ってから、挑むような視線を真っすぐに向けて、自分から目を逸らすようなマネを一度
たりともしなかった、良くも悪くも真っすぐなカガリの変化。誰に言われなくても、シンは気付いていた。
終戦4周年平和記念式典の日、地上のプラント友好国で同時テロが勃発した。式典会場のすぐ傍で起こった
爆発により、100名を超す負傷者と、28名の死亡者が出た。
青き清浄なる世界のためだか何だか知らないが、己の主張を押し通すために、たまたまそこに居合わせた
人間を死に追いやるなんて、あまりにも馬鹿げた行為だ──空へ昇っていく真っ黒な煙を睨みつけながら、
シンは、掌に爪が食い込むほど強く拳を握った。
その事件が、もともとワーカホリック気味だった彼女を、更に追い詰めていった。
真っすぐに前を見ていたはずの双眸には翳りが差し、時折、何かに脅えるような素振りを見せる。
「がむしゃらに国政に励むのも結構ですがね、このままじゃ倒れるって、アスランが──」
「──!なんで、そこでアスランが出てくるんだ!」
顔を上げたカガリは、頬を紅潮させて、シンを睨む。
「アスランがぼやいてたって、メイリンが言ってました。ついでに、メイリンも心配してましたよ」
シンは、溜息とともに言葉を吐き出す。
「……そうか」
カガリは俯き、再び、ふいと顔を背けた。
「私の悪い癖。その、なんだ……病気、みたいなもんだ。気にするな。すぐに、もとどおり、だ」
カガリは顔を背けたまま、吐き捨てるように言い、足早に立ち去る。シンも、彼女の後を追うように
ブリーフィングルームへ戻った。
「お疲れ様でした」
来たときと同じように、微笑したエリカがシンとカガリを迎えた。
「代表にこんなことをさせてしまって、申し訳ありません」
資料を捲る手を止めて、エリカは、カガリから分厚い書類の束を受け取った。
「いや。やらせてくれと言ったのは私だからな。こちらこそ、無理を言ってすまない」
「明日はちゃんと、休んでくださいね」
「ん、気が向いたらな」
カガリの返事に、エリカは少しだけ困ったような微笑を浮かべた。
「あなたも、お疲れ様」
エリカは、カガリの後ろに立ったシンと視線を合わせ、右手を差し出す。シンは、脇に挟んでいた書類を
彼女に手渡し、
「じゃあ。オレは、これで」
会釈をして、踵を返し、ブリーフィングルームを後にした。軽いエア音とともに扉が閉まるのを横目で
確認したシンは、その傍らの壁に寄り掛かり、再び、扉が開くのを待った。
「代表」
5分程経ち、ブリーフィングルームから出てきた人影に、シンは声を掛ける。
「う、うわあぁっ!」
カガリは飛び上がり、シンが寄り掛かる壁の反対側に背中を預けて、臨戦態勢に入った。
「なんだ、またお前か!びっくりするじゃないか!」
胸の前で構えた拳を下ろしながら、カガリは不快感を露わにして捲くし立てる。
「明日休みなら、少しだけ、オレに時間をくれませんか?」
突然のシンからの申し出に、カガリは眉を顰めた。
「は?……構わないが、なぜだ?」
「息抜き。いいでしょう?少しぐらい。どうせ明日も、休む気なんてないんでしょうから」
「まあ……面白そう、だな」
「決まり。明日一三〇〇、行政府まで迎えに行きます」
「ああ。わかった」
カガリの返事を聞き終えてから、シンは敬礼をして、エントランスとは逆の方向へ足を向けた。
メイリンのいるラボの前に立ち、通路とラボを隔てる大きなガラス越しに、データ処理中の彼女へ
向けて『テスト終了』のサインを送る。シンに気付いたメイリンは右手の人差し指と親指でマルを作り、
ゆっくりと立ち上がった。着ていた白衣を脱ぎ、周囲の技術員たちに挨拶をする。
『カレシかぁ?』
『そんなんじゃないですよぉ』
音が漏れ聞こえなくても、交わされている会話は想像に難くない。シンは被り放しだった軍帽を脱ぎ、
ぺたんこになった髪を、右手で乱暴に掻き回した。
「おまたせ。テスト、どうだった?」
「キツかった」
他愛無い会話を交わしながら、地下の駐車場へ向かう。
「なあ。ここって、明日は休みか?」
「そうだけど?」
「明日さ、車を借りてもいいか?」
「いいけど。なぁに?デート?」
シンを見上げるメイリンの目が、きらりと輝く。相変わらずだな、とシンは苦笑いした。
「違う。夕方には、返すよ」
「ぶつけないでよ」
「オレ、一応、エースパイロットだぞ」
「車とMSは別物でしょう?」
メイリンは肩を聳やかし、人差し指に引っ掛けたキーホルダーのリングをくるくると回しながら、シンの
顔を見上げて笑った。
13時5分前、軍服姿のシンは、メイリンから借りた車で国防本部の玄関先に乗り付け、車から降りて、
警務官に身分証を手渡す。
「オーブ陸軍第05MS部隊シン・アスカ一尉であります。カガリ・ユラ・アスハ代表首長殿をお迎えに
上がりました」
シンは背筋を伸ばし、敬礼して、歯切れよく言葉を吐き出した。
自動扉が開き、カガリが姿を現す。
「すまないな」
カガリはシンを見上げ、首を傾けて微かに笑った。シンは、警務官から身分証を受け取り、車の後ろの
ドアを開けてカガリを中へ促す。
彼女の身体が後部座席に収まったのを確認して、できるかぎり丁寧にドアを閉めた。
シンは、運転席に座り、ゆっくりと車を発進させる。
「──で、どこに連れて行く気だ?」
カガリは、バックミラー越しにシンと視線を合わせて問うた。
「タマシイが抜ける場所」
「なんだ?それ」
カガリは眉根を寄せて、訝しそうにシンを見た。
「まあ、いい。好きに連れまわしてくれ」
彼女は諦めたように呟き、後部座席に身を沈めて大きく息を吐く。シンは黙ってアクセルを踏み込んだ。
海沿いの道路を南へ下る。カガリは、ずっと、無言のままで窓の外に広がる海岸線を見ていた。
1時間ほど車を走らせると、道は少しずつ海岸線を逸れて、高台の閑静な住宅街へ入る。大通りを避けて、
くねくねと曲がる細い路地を抜けたシンは、雑木林に囲まれた、整地されている小さなスペースに車を
停めた。
「到着」
シンは車を降り、後部のドアを開けた。カガリは、恐る恐る外へ出て、周囲を見渡す。
「海の匂いがする」
彼女は、鼻をひくひくと動かした。
「この下、海ですから」
シンは、空地をぐるりと囲む雑木林を指さす。
「え?だいぶ、海から離れたと思っていたぞ──って、お前、何やってるんだ?」
「何って、上着を脱いでるだけでしょう。このままじゃ目立ち過ぎますからね」
シンは軍服の上着を脱ぎ、帽子とともに、乱暴に車内へ投げ込んだ。
「確かに、これは目立つな」
呟きながら、己のいでたちを確認したカガリも、すぐさま上着を脱いで座席の上にそっと置いた。
「行きましょうか」
シンはドアを閉め、鍵をかける。車のキーをスラックスのポケットに捩じ込み、朽ちた木製のフェンスを
跨いで、雑木林の中へ足を踏み入れた。細く、背の高い木々の下はひんやりとした空気が漂い、少しだけ
肌寒い。
湿った土の匂いに懐かしさを感じながら、シンは、後ろを歩くカガリをちらりと見た。彼女は、同じ間隔に
植えられた木の幹に触れ、緩やかな下り坂をゆっくりとした足取りで進みながら、柔らかな緑色の隙間から
零れる陽の光に目を細めた。
「よそ見してると、転びますよ」
「大丈夫だ」
カガリの声を背中で聞きながら、白い砂に反射した、眩しい光の方へ向かって歩く。薄闇に慣れた目の奥が
痛み、シンはぎゅっと目を閉じた。
風が流れて、木々がざわめく。
お兄ちゃん、はやくー……──かすかに聞こえたような気がした幼い声は、確かめる間もなく波の音に
さらわれて、消えた。
シンは薄く目を開けて、額の前に手をかざした。
さらさらとした真っ白な砂浜と、遥か向こうに広がる水平線。水面は、空の青を写し取ったかのように
鮮やかで、午後の日差しを受け、ところどころに白い光の粒を漂わせている。
昔となにひとつ変わらない光景に、シンは細く息を吐いた。
二人は無言のまま、波打ち際まで歩く。引き潮で、だいぶ沖の方まで進むことができた。
途中、カガリがシンを追い抜いた。彼女は、歩きながら靴と靴下を脱いで波打ち際に放り投げ、膝のあたり
までスラックスの裾を捲り上げて、躊躇なく、波に足を浸けた。
シンは、彼女が脱ぎ散らしたものを摘み上げ、ブーツを履いたまま波がかからない場所に立ち、水平線を
眺める彼女の後姿を見ていた。明るい色の髪が、陽光の粒をきらめかせて、潮風になびく。
変なかんじだ、とシンは思った。
今、デスティニープランでは決して選び取ることができなかったであろう未来に立っている。選んだのは、
自分自身だ。オーブ軍への入隊を希望した時、デュランダルに付き従っていた男に対する国や軍の上層部の
目は懐疑的なものだった。しかし、その中でカガリは、「彼を私に預けてくれ」と、最後まで彼らに
食い下がったのだという。
同志、だと──かつては、立場が違っても、平和を願って戦っていた。今は、家族が愛して、信じていた
国を命にかえても守りたいと言ってくれた同志なのだ、と。
それを聞いた時、ただ素直に、嬉しかった。
「はーあ。タマシイが抜けるなあ」
カガリは、空へ向かって両腕を突き上げ、大きく伸びをする。
「馬鹿だろ、アンタ」
言うと、彼女はくるりと身体の向きを変え、シンの顔を見て、にいっと歯を見せて笑った。しかし、彼女が
精一杯の思いで顔に張り付けた笑みはすぐに剥がれ落ちて、再び、翳が滲む。
「ここは、お前の、思い出の場所か?」
カガリの問いかけに、シンは小さく頷いた。
「きれいだな。……うん、すごくきれいだ」
彼女は俯き、ひとつ息を吐く。
「気を遣わせてしまって、すまないな。お前も、その……つらいのに」
視線を逸らしたまま小さな声で詫びるカガリに背中を向けて、シンは、海とは反対の方角に広がる高台の
街を見渡した。
「あそこの、戸建住宅が並んでいる一画の奥にマンションがあるでしょう?あそこに昔、住んでたんです。
んで、そのさらに向こうの方にデカイ木と校舎みたいな建物が見えるでしょ?あれが、オレが通ってた学校。
……確かに、みんないなくなったのに、オレ一人だけ生きていかなきゃならないなんて、正直、つらくて
仕方がないです。でもね、ここに戻ってきてから、爆撃の瞬間じゃない家族の夢を見るようになった。
優しい記憶、っていうんですかね。オーブの景色の中に、それが、たくさん残っていたんだ。オーブに
家族を殺されたって、恨んでいたはずなのに……ここに戻ってこなきゃ、気が付かなかった。だから、
たぶん、オレはこれで良かったんだと思う。オーブに戻ってきて……良かったんだと、思う」
背後にカガリの気配を感じながら、シンは、大きく息を吸い、吐いた。
カガリは、シンが摘んでいた彼女の靴をそっと取り、軽く足の砂を払い、靴を履いて高台の街並みを見上げ
ながら砂浜を歩く。
「アンタの弱音、聞いてやってもいいですよ。全部吐き出して、スッキリしたらどうです?」
シンは彼女の横に並び、同じ速さで歩いた。
「お前には、言わない」
「どうして?」
「どうしても、だ」
遠くから、雷鳴が聞こえる。シンは、プラントとは違う、気まぐれな空を見上げた。白く分厚い雲の隙間
から漏れた黄色い光が、筋となって落下する。
「じゃあ、代わりにオレが言いますけどね。アンタ、こないだのテロから、不安で仕方がないんだろ?
また、国を焼くような事態に陥ったらなんて、嫌なことばかりが頭に浮かんで、怖いんだろ?」
「……なんで……?」
「わかるんだ?って?アンタここのところずっと、そんな顔をしてたでしょ」
カガリは、音が鳴るほど強く奥歯を噛みしめた。彼女は、また、正面に立つシンから目を逸らし、背中を
向ける。
「お前の言う通り……怖いんだ。あのときの黒煙が、目に焼き付いて離れない。たまに、そこらじゅうが
燃えているような幻を見ることがある。私が至らなかったばかりに、飛び火した戦火で……。その恐ろしさ
に、震える。また、私の力が足りなかったせいで、誰かを泣かせることになるかも知れない。もしかしたら、
私の信じていることが間違えていて、再び、あの大きな力に押し流されてしまうかも、知れない。
……ははっ、こんなのが一国の首長の座に納まっているなんて、な。失望、しただろう?」
カガリの声が震えている。細い肩が、呼吸を整えるように大きく揺れ、握られた拳に、さらに力がこもった。
今、彼女の中に去来するものは、絶対に弱味を見せまいとしていた男に、被っていた強がりの仮面を、
たやすく剥ぎ取られてしまったことへの敗北感、だろうか?
追いつめるつもりはなかったのに、うまくいかないものだな──シンは眉根を寄せて、溜息をついた。
「自信がないんですか?アンタの信念とやらに。アンタが父親から受け継いだものは、そんなに簡単に
揺らぐような、薄っぺらいものだったんですか?」
海の向こうから、雨の気配が近づいてくる。通り雨だ、すぐに止むだろう。シンは、目を閉じた。
轟音とともにやってきた激しい雨に打たれる。あっという間にずぶ濡れになったシャツとスラックスが、
べったりと身体に張りつく。シンは薄く目を開けて、カガリの肌に張りついたシャツの、重く垂れ下がった
袖から滴る雨の雫へ視線を落とした。
「上の信念がブレたなら、下の者は、迷う。アンタは、アンタの信じた道をオレ達に示せばいい。
強い意志を以て実現させなければ、いつまでたっても、アンタの中のそれは所詮、キレイゴトのままだ。
アンタは、実現できると信じているんだろう?オレは──」
前髪から垂れた雨の雫が鼻の横を伝い、口の中へ流れ込む。シンは、埃の味がする生ぬるいそれを、ごくりと
飲み下した。
「──オレは、この4年間、見てきたアンタを信じてる」
通り過ぎた雨に洗われた空気のせいで、妙に視界がクリアだ。
背中を向けていたカガリが、ゆっくりとこちらを向いた。ぽかんと口を開け、大きく見開いた目がシンを
とらえる。彼女の動きのひとつひとつが、変化していく表情が、細かな部分まで、はっきりと見えてしまった
ような気がした。
「戻りましょう。風邪を、ひく」
シンは、ふいと顔を背けて、カガリの手首を掴み、雑木林の方へ大股で歩く。カガリは無言のまま、シンに
引き摺られるようにして、後に続いた。
雑木林を抜けて、車の鍵を開ける。シンは、ぼんやりとした表情のまま後部座席に腰を下ろしたカガリの肩
に、自分の軍服を掛けた。
「……すまない」
カガリは小さな声で言い、羽織った軍服の胸元を合わせて、身を縮めた。
色を失いかけた唇が微かに震えている。
シンは後ろのドアを閉めて、運転席に座り、車を走らせた。
バックミラーで、カガリの様子を確認する。彼女は、時々、髪の先から落ちる水滴を拭うような素振りで
目元に触れ、窓の外へ睨むような眼差しを向けた。
そんなふうに暗い顔をさせるつもりは、なかったんだけどな。シンは、溜息をつく。
あの戦争に囚われてもがく彼女に、ゆるやかに変化していった自分の気持ちを聞いて欲しくなった
──かつて、自分が言葉を選ぶことなく彼女に突き付けた現実によって、ふたりの間にできてしまった
深い溝が、少しだけでも浅くなればいいと思った、だけなのに。シンは、濡れた頭を乱暴に掻いた。
海沿いの道を戻り、シンは、マンションの駐車場に車を停めた。
「ここは?」
「オレの家です。服、乾かしてから戻らなきゃマズイでしょ」
サイドブレーキを引きながら、シンは彼女の問いに答える。
「お前の、家?」
「そ。オレの家」
シンは車から降り、後ろのドアを開けて、カガリを外へ促す。
狭いエントランスを抜け、階段を1段飛ばしにして、3階まで上った。
「代表。内ポケットから、鍵、取ってくれます?」
シンは玄関ドアの前で立ち止まり、カガリの方へ手を伸ばす。
カガリは、羽織っていたシンの軍服の胸元を探り、摘みあげた部屋の鍵をシンに手渡した。
シンはドアを開け、脱いだブーツを玄関先に放り投げる。
「狭いですが、どうぞ」
ドアの横に立ち尽くす彼女を、必要最低限のものしか置いていないワンルームの部屋へ招き入れた。
「ずいぶん、無愛想な部屋だな……主に似て」
部屋の隅に机とベッドだけが配置された殺風景な部屋を眺めたカガリは、呆れたように呟く。
「うるせぇよ。まあ、寝るだけの部屋ですからね」
シンはクローゼットから着替えとハンガーを取り出し、
「とりあえず、服が乾くまで、これを着ておいてください。ちゃんと洗ってあるから、ご心配なく。
着替えは、玄関横の洗面所でどうぞ。シャワーも、ご自由に」
早口で言いながら、カガリにそれを押し付けた。
「ありがとう。寒いから、シャワーも借りるぞ」
カガリは、羽織っていた軍服を脱いでシンに手渡し、洗面所の扉の向こうに消えた。
シンは軍服をハンガーに掛け、バルコニーの物干しに吊るす。濡れたシャツとスラックスも、同じように
干した。上半身は裸のままジーンズを穿き、洗面所の扉の前に立ち、シャワーの水音を確認して、そっと
扉を開けた。
洗濯機の上部に渡していたハンガーパイプに、カガリの着ていた衣服が吊るされている。シンは素早く
それを回収して扉を閉め、裸足でバルコニーへ出て、彼女の衣服を自分のものと並べて干した。
スチール製の、冷たい手すりに肘を付いて、遠くに広がる穏やかな海を眺めた。飛行演習を終えたMAの
影が、海面に映る。シンは顔を上げて、白い翼に夕方の薄い橙色の光を反射させながら通り過ぎていくMA
を目で追いかけた。
「……オーブは、オレが撃つ……か」
シンは溜息まじりに呟く。もしも、デスティニーの前に立ちはだかったジャスティスを撃破して、この手で
オーブを撃っていたなら──もしも、レクイエムによってここが壊滅させられていたなら……。
「戦争が終わっても、オレはずっと、悪夢の中から逃れられなかった……かな?」
それとも、英雄を気取って、デュランダル議長と共に新しい世界を生きただろうか?
シンは、掌によみがえったデスティニーの操縦桿の感触を閉じ込めるように、手を強く握った。
濃密な匂いを纏いはじめた夕方の生ぬるい風が、シンの前髪を揺らす。
ふいに、カガリがバスルームに籠ってから30分以上の時間が経過していることに気付いたシンは、
振り返り、ゆっくりと部屋へ戻った。
「代表?」
洗面所の扉を開け、バスルームの中のカガリに声をかける。薄いドア越しに、水の音が断続的に漏れ
聞こえてはいたが、返事はなかった。
「代表?生きてます?」
シンはドアの、薄いアクリル板でできた部分を軽く叩く。
「返事しないなら、開けますよ」
ドアに手をかけて軽く押すと、二つに折れたバスルームのドアは簡単に開いた。
「何やってるんです?アンタは……」
シンは、こちらに背中を向けて、浴槽の淵に腰かけて俯いているカガリに問いかける。白い湯気に霞んで
見える彼女の身体は想像していたよりも華奢で、色白で、シンは思わず目を逸らした。
「何も……。少し、考え事をしていただけだ」
シャワーの水音に紛れて、彼女の少しだけ鼻にかかった声が聞こえてくる。
「泣きながら、ですか?」
「……嬉し泣きだ。気にするな」
カガリは両腕で胸元を隠すように、彼女の身体を抱いた。
「寒いから、早くドアを閉めろ。この、スケベ」
「はいはい。どうもすみませんでした」
言いながら、シンはバスルームの濡れた床に足をつけ、後ろ手でドアを閉めた。
浴槽の上の方から降る温かな雨は、反対側の壁を伝い、カガリの足元を流れる。
シンは、背後からカガリを抱きすくめ、彼女の白いうなじに唇をつけて、滑らかな肌を味わうように
舐めた。
「ひやあぁぁっ」
カガリは悲鳴を上げて、シンから逃れようと腰を浮かせる。後ろから彼女を拘束するシンの腕を振り払い、
壁に背中を向けて、シンと対峙した。
「なにをする……っ」
豊かな乳房を抱き締めるような仕草で隠し、目の前に立ちはだかる男とその背後の扉を交互に確認する
彼女の目の動きから、この小さな空間から脱出するための方法を思案するさまが、ありありと見てとれた。
シンは、カガリの利き手と足の動きに注意を払いながら、彼女を追い詰める。
知らず強く握られたカガリの右の拳と、背中を浴室の壁に押し付け、シンは右手で、彼女の細い首を
鷲掴みにして、ゆっくりと下から上へ撫で上げた。
「く……っ」
頭を浴槽の壁に付け、顎をがっちりと上向きに固定されたカガリは呻き声を洩らし、眉根を寄せて、
シンを睨みつける。
赤味を帯びてぷっくりと膨らんだ下の瞼には、まだ、涙の名残があり、真っすぐにシンを捉えた
ヘーゼルの瞳が宿す強い光は、シンのなかに点った情欲を煽り立てた。
シンは、笑った。カガリの顔が怯えたように引き攣る。よほど、凶悪な顔をしているのだろうなと、
無性に可笑しくなり、くくっと喉を鳴らし、彼女の柔らかそうな唇に、自分の唇を押し付けた。
きつく閉じられた唇を無理やり舌で抉じ開けて、彼女の口のなかを蹂躙する。逃れようとする彼女の舌を
追いかけて、奥深くまで舌を差し入れた。
舌や唇を噛み切られたって構いはしない。むしろ、むせかえるほどの血の匂いが理性を抑え込み、欲望を
丸出しにして彼女を犯すことが出来て好都合だとさえ思える。
「ん、っ……ふっ、いや……だ」
カガリは、唇の隙間から呻き声を上げ、押さえ付けられていない左手の爪をシンの右肩に縋るように
突き立てて、力一杯、肌を引っ掻いた。
「──ってぇ……」
潤んだ音を立てて唇を離し、痛みに脈打つ右肩に視線を移すと、皮膚の一部が抉り取られて、血が滴って
いた。
「すまない」
カガリは、肩で息をしながらシンに詫びた。
シンの肩から二の腕に向かって、カガリの指の軌跡を辿るように、血液の筋が伸びていく。彼女の爪には、
剥ぎ取られたばかりの皮膚片が付着していた。
「抵抗はしないから、手を、離してくれないか?……レイプされているみたいで、いやだ」
顎を上に向け、浴室の壁に後頭部を押し付けられたまま、カガリは呻き声とともに訴える。
「すみません」
シンは、カガリの右手と首を抑え込んでいた手を離した。彼女は大きく息を吐き、咳払いをする。
首と顎の境目に残ってしまった、赤く擦れたような跡が、痛々しい。
シンは、肩の痛みと、流れ出る血を見て、燃え上がるどころか、少しずつ冷静になっていく頭を軽く振り、
乱れた呼吸を整えた。
背中にシャワーの湯を受け続け、熱が心臓の拍動とともに全身に行きわたったせいで、身体がだるい。
しかし、のぼせて、ぼんやりとしているはずの頭の芯は妙に冴えていた。
シンはゆっくりとカガリから身体を離し、湯を吸い込んで重みを増したジーンズを引き摺るように歩いて
コックを捻り、シャワーを止めた。
シンは再び、カガリの方へ向き直る。彼女は、真っすぐにこちらを見ていた。その表情に、先程までの
怯えた影はない。
カガリはシンの方へ手を伸ばす。シンが彼女の手を取るのと同時に、カガリは、その手を強く引いた。
「うわっ」
シンは、彼女の顔の横に、掴まれていない左手を付き、バランスを崩しかけた身体をようやく支えた。
カガリは、彼女に覆い被さる体勢になったシンの顔を、下から、不思議そうな表情を浮かべて見上げていた。
「……お前、背、伸びたか?」
突然の問いかけに、シンは一瞬だけ考えを巡らせて、
「少し」
と、一言だけ返した。
「そうか。……もっと、小さくて、痩せていたような覚えがあったんだ」
「まあ、育ち盛りですからね……それよりアンタ、今の状況、理解してます?」
「……理解、しているさ」
カガリは目をそらし、俯いた。
シンはカガリの手を掴んでいた右手で、彼女の左腕をゆっくりと撫で上げ、逃げられないように軽く肩を
押した。
壁に付いた手を離し、彼女の、形の良い額にぺたりと張り付く一筋の濡れた髪を、そっと後ろへ流す。
カガリは身を固くして、諦めたように目を閉じた。
シンは、カガリの額、両の瞼、鼻の先にゆっくりと唇を落とした。彼女の皮膚の表面が、少しずつ冷えて
いく。このまま、己の熱を発散するためだけに、コトを進めても良いものだろうか?
シンのなかを過ぎる罪悪感に似たものが、この先の行為を躊躇わせる。つい今しがたまで、彼女の口の中を
夢中で犯していたくせに──シンは小さく息を吐き、カガリの鼻先から唇を離して、先程、きつく締めあげた
彼女の首をそっと撫でた。カガリは、薄く目を開けてシンを見上げ、どうした?と、問いかけるように顔を
傾ける。
「寒く、ないですか?」
訊くと、
「お前の身体が熱いから……大丈夫だ」
言いながら、カガリは、シンの背中にそっと両腕をまわした。胸に触れた柔らかな感触に、シンの身体の
芯は更に熱をもち、痺れていく。
「寒くなったら、教えてください。それから、逃げたくなったら張り倒してくれれば……やめます、から」
「ああ……そうする」
カガリがそう言い終えるのと同時に、シンは、彼女の唇に己のものを重ねた。既に軽く開かれている唇の
隙間をぺろりと舐めると、シンの背中に触れていたカガリの手に微かに力がこもった。口の端を舌先で
くすぐり、上唇にゆっくりと舌を這わせる。奥に潜んでいた彼女の舌先が、悪戯を仕掛けるように動く
シンの舌を制止するように触れた。つかまえた──シンは、彼女の薄い舌を吸い、つるりとした裏側を
舌先でなぞる。
狭いバスルームに潤んだ音を響かせながら、シンは、カガリを貪るように味わった。
「……んっ、ふ……ぅ」
二人の唇の隙間から時折洩れる熱く湿った吐息が、シンの頬をかすめる。シンはゆっくりと唇を離し、
カガリの首筋に顔を埋めた。白く、滑らかな肌に噛みつくようなキスを落としながら、彼女の太腿を撫で
上げ、柔らかなお尻を揉みしだく。
「あ……」
突然の激しい愛撫に驚いたカガリは、シンの背中にまわしていた手を解き、肩を強く掴んだ。彼女が
押さえ付けている肩の引っ掻き傷の痛みさえも心地良く感じるくらい、シンは昂ぶっていた。
触れただけで弾けてしまいそうなほどに弾力のある豊かな乳房を、脇の方から中心へ寄せるように揉み、
尖端の薄い桃色の蕾を口に含んだ。カガリは、声を上げまいと唇を噛みしめ、頭を振る。彼女の、その
強情さは、シンの身体の奥の方から湧き上がってくる、ひどく嗜虐的な欲望を煽り立てる。
指先が柔らかな白い丘に沈んでいく感触を愉しみながら、シンは、硬く閉じた彼女の頂を激しく舌先で
転がした。
「は、ああぁ」
カガリは細い腰をくねらせて、たまらず、吐息を漏らす。シンは左手でウエストのくびれから太腿を
撫でて、彼女の右足を持ち上げ、浴槽の淵に乗せた。弄んでいた乳房の反対側に吸いつきながら、大きく
開かれた足の間を指先で探る。彼女のそこは十分に潤っていて、指を動かすたびに淫らな水音を響かせた。
柔らかいふくらみを堪能したシンは、カガリの程よく引き締まった腹部に舌を這わせて、足元に膝を付き、
彼女の髪と同じ色の、色素の薄い叢に顔を近づけた。彼女の敏感な部分を探索していた左手で、浴槽の淵に
乗せた脚の内腿を撫でて、閉じないように軽く押さえる。
シンは、右手の中指を彼女の花蕊に埋め、なかをくすぐるようにかき回して、上目遣いにカガリの顔を
窺った。彼女は切なそうに眉根を寄せて、薄く目を開けてシンを見ていた。視線を重ねると、カガリの顔が
みるみる赤くなっていく。耳まで真っ赤に染めた彼女はきつく目を瞑り、俯いたまま、顔を背けた。
シンは、右手の中指を彼女のなかで遊ばせたまま、親指で淡い色の花弁をそっと捲り、奥に潜んでいた
核を口に含む。はじめは舌先で軽くつつき、徐々に、舌の全体を使って、ぷっくりとしたそれを包み込む
ように舐め上げた。
「──っ、ああぁぁ、っ」
カガリは悲鳴に似た声を上げ、シンの肩を強く押して、愛撫から逃れようともがく。シンは、開かせた
彼女の右足をバスルームの壁に押し付けて、花蕊を探っていた指を2本に増やし、なかの襞を押し広げる
ように奥まで進め、触れることができるいちばん遠い場所を指先で擦る。そして、ゆっくりと第一関節の
あたりまで指を抜き、花蕊の入口を指でまあるくなぞる。それらの動きを繰り返すうちに、シンの掌は、
指を伝い落ちた甘い滴りでしっとりと濡れた。
「ああっ……いや、だ。おかしく……なる、っ」
びくびくと、カガリの身体が震える。シンは音を立てて、膨らんで敏感になった彼女の核を吸い、頂へと
誘う。
「いや……。いや、だ……うっ、ん……っ。いやぁ、あああぁぁ……」
シンの指を咥え込んだ花蕊がひくつき、2本の指の根元を締め付ける。軽いパニックのような状態に陥った
カガリは、彼女に触れるシンの手や顔を振り払った。
脱力したカガリは、崩れ落ちるようにその場に座り込んだ。シンに弄ばれた秘所を守るように足を閉じ、
荒れた呼吸を必死に整える。
「嫌?──うそつき」
言いながら、シンは、あたたかな蜜でぐしょりと濡れた右手をカガリの頬にあてた。
ようやく楽に呼吸ができるようになったカガリは、膝立ちのままのシンを恐る恐る見上げ、彼女の愛液で
濡れた口元をそっと拭った。
「立てますか?」
シンの問いに、カガリは力なく首を横に振る。
「しばらく……このままで、いさせてくれ」
カガリはゆっくりと身体を起こし、両腕をシンの首に絡めて頬と頬を合わせた。耳元に、彼女の熱く湿った
吐息がかかる。シンは、彼女のすべすべした背中をそっと撫でた。
「──代、表?」
ふいに、カガリの唇が耳朶に触れ、呼ぶ声が震えた。
「まさかお前と、こんなふうになるなんて思わなかった」
耳のなかの器官いっぱいに、彼女の声が満ちる。
「オレもです。……やめますか?」
シンが問いかけてから、しばらくの沈黙の後、
「お前が良ければ、このまま抱いてくれ」
呟いた彼女の声には、少しだけ、泣きだしそうな響きが滲んでいた。
「アンタが、そう言ってくれるなら──」
シンは、華奢な身体を抱く腕に力を込め、彼女の頬に唇を寄せた。
カガリの細い指がシンのうなじに触れ、襟髪をさわさわと撫でる。冷えた指先が首筋を辿り、彼女と
出会った頃よりも厚くなった胸のあたりで止まった。
「したも、触っていいか?」
カガリは、シンの肩に額をのせて、問う。
「……どうぞ」
カガリは躊躇いながら、ぐっしょりと濡れたジーンズの上から、シンの硬く膨張したものを撫でた。
まるで形を確かめられているかのような、ゆっくりとした手の動きに、シンは突然恥ずかしくなり、顔が
熱くなっていく。
カガリは、ジーンズの釦を片手で器用に外した。手を中へと滑り込ませ、叢を指先に絡めるように撫でる。
手を舟底の形にして、シンのものを包み込むように触れ、そっと手を上下に動かしていく。冷たかった
彼女の指が同じ熱さになった頃、シンの中心は、薄くて細い手の中で、極限まで膨れ上がってしまっていた。
「ジーンズを脱いで、ここに座ってくれないか?」
彼女に言われるまま、シンは着ていたジーンズを脱ぎ捨て、先程、彼女の脚を乗せていた浴槽の淵に腰を
下ろした。
カガリは、閉じていたシンの足を軽く開かせ、両太腿の間で、シンと向かい合うように膝立ちになる。
股間を隠すシンの手を横にずらし、そそり立つ熱い塊を口に含んだ。生ぬるく、柔らかな感触に包まれて、
シンは細く息を吐き、目を瞑った。
カガリは、根元のあたりを軽く扱きながら、浮き上がった血管に沿って丁寧に舌を這わせる。小刻みに
舌先を動かしてつるりとした先端を舐め擦り、時々、音を立てて吸った。
強く吸われると、何かいけないものが漏れ出てしまいそうな感覚に襲われて、気付いたら、女のような
嬌声を上げてしまっていた。
「気持ちいいか?」
カガリは、シンのものを口に含み、垂れ下がった袋を手で弄びながら、問う。
「ええ、すごく」
シンは薄く目を開け、彼女の髪を梳くように撫でた。
「そうか……、よかった」
唇と舌をあてる角度を変えるたびに、ちゅぷちゅぷと、いやらしい音がバスルームに響く。
一国の指導者たる彼女にこんなことをさせている後ろめたさに、少しだけ、胸が痛む。下を向いてシンの
ものを丁寧に舐めるカガリの頭頂部に、シンは額を寄せた。
「代表、もう──」
掠れた声で伝えると、カガリは小さな音を立てて、痛いほどに脈打つシンのものから口を離した。先端と
唇を繋いだ透明な糸を、彼女は、舌先で手繰り寄せる。
「どう、したい?」
顔を近づけたまま、彼女はシンに問う。
「後ろからしたい……です」
「……わかった」
視線を合わせ、お互いに驚くほどスムーズにキスをした。シンは彼女を労うように唇を吸い、舌を絡めた。
名残惜しい気持ちで唇を離してゆっくりと立ち上がり、カガリの背後に回り込んで壁に手を付かせる。
「少し、足を開いて──もっと、腰を、こっちに突き出してください」
カガリはシンに求められるままに身体を動かし、バスルームの壁に額を付けた。
「アタマ、ぶつけますよ」
背後から彼女の乳房に触れた手を少しずつ下のほうへずらし、突き出されたお尻を優しく撫でて、
割り開く。
昂ったものの先端を、とろけた蜜で潤った花弁に擦りつけて、花蕊の入口にあてがった。
「──あぁっ……」
シンがゆっくりと腰を進めていくと、壁に付いたカガリの手に力がこもり、背中が弓なりに反った。
柔らかな、濡れた襞々がシンの熱い塊にゆるやかに絡み付き、奥へ誘う。最奥を軽くつつくと、カガリは
小さく呻きながら身を捩った。
「繋がってるところ……丸見えです」
「──っ、黙れ!変態!」
カガリの爪が、バスルームの壁を引っ掻く。彼女の抗議を無視して、シンは、無防備に曝け出された
秘所に下腹を擦りつけた。
抜き差しするたびに、結合した部分が泡立ち、カガリの花蕊からは男を惹きつけて離さない匂いの蜜が
溢れ出る。腰を使う速さを増すと、蜜のつぼから漏れた雫がぽたぽたと床に零れ落ちた。
最奥をおもうさま強く突き、彼女が掠れた声を上げて身を捩る姿を愉しむ。調子に乗って彼女を弄って
いると、今度は、己の限界が近づいてくる。シンは、射精感が高まったところで徐々にペースダウンして
いった。
滑らかなウエストのくびれを撫でながら、うっすらと汗ばんだ彼女の背中に唇を落とし、強く吸った。
普段、人目に晒すことがない部分に花びらを散らす。赤い内出血の花びらは、彼女の身体の昂ぶりに
合わせて、鮮やかに色を変えた。
ふいに、腰を支えている手にカガリの手が重なる。
「そっちを向いてもいいか?」
「なぜです?」
「……寒い、から」
カガリの求めに応じて、シンはゆっくりと身体を離して己のものを引き抜くと、彼女の花蕊の入口は濡れた
音を立てて閉じた。
背中を向けていた彼女はこちらへ向き直り、右足を浴槽の淵に乗せて、シンを見上げた。歩み寄ったシンの
首に縋りつくように両腕を回し、豊かな乳房を密着させる。
シンは、彼女の腰のあたりを軽く抱え上げるように固定して、再び彼女のなかに、限界ぎりぎりまで膨れ
上がった欲望を埋めていく。
「やはり熱いな、お前の身体は……」
カガリは、シンの耳朶に唇を寄せる。湿った吐息がシンの敏感な部分にかかり、首の後ろが粟立っていく
のを感じた。
シンは彼女の肩先を軽く噛み、鎖骨の溝を舌先でなぞる。
「ん……、あぁ……」
顎を上げて声を漏らすカガリの首筋を、シンは、音を立てて吸った。唇が触れる部分を僅かにずらしながら、
上のほうへ向かう。彼女は、浴槽の淵に乗せていた足をシンの腰に絡めた。首筋への刺激と呼応するように、
彼女の花蕊の入口はひくつき、シンのものの根元を締める。
シンは彼女の背中を壁に押し付けて、ゆっくりと、突き上げるように腰を動かした。
「ああぁ、んっ……んぅ……っ」
シンはカガリのなかを抉りながら、薄く開いた唇を塞いだ。差し入れた舌で彼女の口の中を滅茶苦茶に
かきまわし、腰の動きを徐々に早めていった。
彼女は、シンの責めから逃れるように壁に背中を擦りつけ、ずりずりと這いあがっていく。
「……ひっ、ああっ……あっ、あんっ……」
爪先立ちになったカガリの身体が揺らぎ、僅かに彼女のなかを抉る角度がずれて、予期していなかった
場所からの刺激に、彼女は激しく身悶えた。
「ここが、イイんですか?」
シンは、彼女の身体を動かないように支えて、同じ場所を強く抉った。
「ん、ああぁっ……っはぁ……、もっと……して…ぇ」
カガリは眉根を寄せ、切なそうな表情で哀願する。
噛みつくようなキスを交わしながら、ようやく見つけた彼女のイイ場所に己のものを擦りつけ、先端を
最奥へ捩じ込んだ。
カガリは、僅かな唇の隙間から浅い呼吸を繰り返す。時折、彼女の喉の奥がくぅと苦しそうな音を立てた。
けれども、彼女はシンを押しのけることはせず、唾液でぬめる舌を絡め、ただ貪欲に、シンが与える熱を
求め続けた。
汗ばんだ肌が擦れ合い、軋む。
酸欠気味で、頭の芯がぼうっとする。首のあたりを拘束するカガリの腕に力がこもり、背中が弓なりに
反った。
「あっ……やぁ、ぁあああっ──イく……っ」
濡れた唇が頬を掠め、シンの首筋に顔を埋めた彼女の身体ががくがくと震えた。
シンは、彼女の身体をしっかりと抱き締め、射精寸前のものに更なる悦楽を求めて絡み付く襞々を
押し分けて、勢いよく抽送する。
「は、あっ……んっ…あ、ぁあああああぁんっ」
カガリは、結合した部分をシンの下腹に擦りつけ、腰に絡めた右足に力を込めた。彼女のなかが、まるで
別の生き物のように収縮する。それと同時に、シンの通路を焼けたどろどろとしたものが駆け上がり、
先端に熱が集中していく。
最奥へと促す襞々の誘惑を振り払うように、爆発寸前まで膨張したものを引き抜き、お互いの腹の間に
擦りつけた。脈動と共に吐きだした熱い粘液が、二人の腹を汚す。
「……んっ、うぁ…っ」
シンは彼女の肩に頬を寄せて、小さく喘いだ。
5回の脈動の後に、身体の芯を貫くように押し寄せてきた快楽の波に溺れてしまいそうになる。普段、
射精の後、ゆるやかに醒めていくはずの身体が、まだ、どうしようもなく熱い。
「大丈夫、か?」
カガリは、大きく上下するシンの肩をそっと撫でさすった。
「ええ……」
シンは掠れた声で答えて、壁に手を付き、ゆっくりと身体を起こした。二人の境界を曖昧にしていた
熱い粘液が名残惜しそうに糸を引き、ぷつりと切れた。
シンは重い身体を引き摺りながら移動して、シャワーヘッドを握る。カガリに水が掛からないように
コックをひねって温度を調節し、彼女の程よく引き締まった腹に散らした、白く濁った欲望の残滓を
丁寧に洗い流す。
「お前が先に洗って、出てくれ。私は、後からいく」
シンは小さく頷き、まだ僅かに膨張しているものを隠すようにシャワーを浴びた。すべてを洗い流して
から、胸元を手で押さえながら壁に寄り掛かる彼女に、シャワーヘッドを握らせる。
「なあ──」
カガリはシンを見上げて、思い切ったように口を開いた。
シンは、彼女と視線を合わせて、問うように首を傾げた。
「──最後にもう一度だけ……キスしてくれないか?」
しばらく考えを巡らせた後、シンは彼女の頬を掌でそっと撫で、淡い色の唇を軽く吸い、小さな音を立てて
離した。
「ありがとう」
カガリは目を伏せて、唇の端っこでひそやかに笑った。
シンは彼女に背中を向けて、床に放り投げたジーンズを拾い上げ、バスルームを出た。濡れたジーンズを
洗濯機の中へ突っ込み、バスタオルで身体を乱暴に拭く。クローゼットから新しい下着と綿のパンツ、
白いTシャツを取り出して、着がえた。
ベッドに腰を下ろし、大きく息を吐く。疲労感が、ずっしりとシンの背中に圧し掛かる。シンは、まだ
完全には萎えていない下腹部に手をあてた。昇りつめたときの甘い声と、彼女のなかの熱いぬめりを
思い出し、慌てて、膨らんでいくものから手を離し、頭を振った。
洗面所の扉の向こうから、ドライヤーの音が響く。
シンは、妙に居心地が悪くなり、その音から逃れるように、裸足のままでバルコニーへ出た。
バルコニーの手すりに肘を付き、うなじを掻く。水平線に沈んでいく夕陽が眩しくて、目を細めた。
夜の匂いをはらんだ生ぬるい風が、身体に絡み付く。
ふいに、カガリの唇の感触が甦り、その生々しさに背中が震えた。
ただの成り行きだ。わかってる……でも──。
シンは、カガリに引っ掻かれた右肩にそっと触れた。まだ生々しい傷痕が残るそこは、心臓の鼓動に
合わせてずくんと疼く。
「痛むか?」
バスルームから戻ったカガリが、いつの間にか背後に立っていた。
「大丈夫、です」
シンは振り返らずに答えた。
背後から、かさかさと布の擦れる音がする。
「服、もう乾いたみたいだな」
「……戻りますか?」
シンは、カガリに背中を向けたまま問いかける。
「……日が沈むまで……いいか?」
「ええ」
カガリはシンの背中に、彼女の背中を預けるように凭れ掛かる。
「今日は、その……いろいろ気を遣わせて、すまなかったな。おかげで少し、吹っ切れた……かな」
シンは黙ったまま、彼女の声に耳を傾けていた。
「私はもう、迷わない──迷う必要も、ない。私は、私の信じるやりかたで、命をかけてこの国を、
この国を信じてくれる皆を護り抜いてみせる」
背中に心地よい重みとぬくもりを感じながら、シンは、ゆっくりと目を閉じる。
夕焼けを反射した海は、数多の命を飲み込んだあの戦争がまるで夢であったかのように、穏やかに凪いでいた。
───終───
一番槍GJ!!
シンカガもいいもんですねえ
G J !
戦後の描写が丁寧で読みごたえありました。
同設定で続きとか考えているのならぜひ読んでみたい!
シンカガgj!!
文章が綺麗ですごい上手!
またシンカガ待ってる!超エロエロを期待〜
このシンカガ職人は文章上手いな、と思いつつ読んだ
超GJです
うむ
久々にここでいい文章を読んだ
GJ
昔ここでキララク書いてた暇人といいます。
キララク需要ありますか?
ぜひとも!!
>>540 是非!
ラクスが酔っちゃってるのとかシャワールームとか大好きでした
いきなりですがイザカガマジで希望しますm(__)m
暇人さんがまたきてくれるなんて
嬉しいです(*´Д`)
もう、戻ってこないかと思いましたよ。・゚・(ノД`)・゚・。
暇人さんのキララクのアナルセックス
大好きでした
是非、キララクのアナルものを
書いてほしいですm(__)m
そういえば黒ラクスの人とかどこ行っちゃったんだ?
>>540 そういやキララク保管庫潰れたよな?
古いアドにはまだ残ってるが・・・
本当だ・・・
見れなくなってる。・゚・(ノД`)・゚・。
これってどうにか復活させる方法ないんですか?
あと歌姫の悩み事も途中までしか保存されてなかったけど
復活できるなら、続きも保存してほしいですm(__)m
続き見れなかったから、初めてモリタポを集めて見てしまった
548 :
名無しさん@ピンキー:2008/01/26(土) 00:03:20 ID:+yGXAeBv
黒ラクスより黒キラの方がいいな・・・
アナルセックスが終わった後
ちんこが抜かれたときに
嫌がりながらウンコをお漏らしするラクスがみたいですm(__)m
スカは注意書きしといてな〜
ここの保管庫ってなくなっちゃったの?
誰か@wikiかwikiwikiにでも保管庫建ててくれ
保守がてら、レイルナ投下します。
暇人さん待ち時間のおつまみにでもしてやってください。
アカデミー時代捏造。
苦手な方は、全力回避をお願いします。
エロは 6から。
一昨日から降り始めた霧のような雨は、昼を過ぎたあたりから本降りになった。
「鬱陶しいなぁ……もう」
ルナマリアは唇を尖らせて呟いた。早めの夕食を終え、空になった食器をカウンターへ戻し、
アカデミー寮内のカフェテリアを出た。
女子寮の方へ向かい、白く、明るい廊下を歩く。
「──レイ!」
男子寮への分岐で、こちらへ歩いてくるレイの姿を確認して、ルナマリアは思わず声を上げた。
レイは、少し迷惑そうに眉をひそめ、僅かに顔を傾けた。
「珍しいな」
ルナマリアの傍らへ歩み寄ったレイは、無表情のまま呟く。
「なにが?」
「三連休の初日に、お前が寮に残っていることが、だ」
「余計なお世話よ。レイは、今から外出?デート?」
「違う。家に帰るだけだ」
「ふーん。一人で?」
「当たり前だ」
「家、近いの?」
「まあ……」
「遊びに行っていい?」
「は?なぜだ」
「退屈だからに決まってるでしょ」
「別に、構わないが……」
「が──何よ?」
「が、やりたいことがあるから、あまり、相手はしてやれない」
「大丈夫よ、おとなしくしてるから。じゃあ、ちょっと待ってて。傘、持ってくる」
言うと、レイは、返事の代わりに深い溜息をついた。
早足で自室へ戻り、花柄の傘を掴む。ドアに鍵を掛け、レイを待たせている場所へ急いだ。
彼は壁に凭れかかり、律儀にルナマリアを待っていた。
「本当に待っていてくれるとは思わなかった」
「約束したからな……仕方がない。行くぞ」
レイとルナマリアは、寮のエントランスを抜けて傘を差し、外へ出た。
「少し、寒い」
ルナマリアは、はぁ、と息を吐く。かすかに白く煙った吐息が、鼻先でくるりとまわった。
「秋の長雨、か。こんなものまで再現しなくても良いものを……」
レイは、誰に聞かせるともなく呟いた。
「なあに?何か言っ──きゃあっ!」
レイは、濡れた石畳の上で足を滑らせたルナマリアの腰に手を伸ばし、崩れる身体を間一髪で
支えた。
「そんな歩き難いもの、履いているからだ」
レイは腰に回した腕に力を込め、ルナマリアの身体をひょいと持ち上げて姿勢を安定させた。
「あ、ありがと」
ルナマリアは、横目でちらりとレイを見ながら、制服を着ていない彼の姿を見るのは初めて
であることに気が付いた。ジーンズに、黒いVネックのカットソー。そのシンプルないでたち
が、レイの肌の色の白さと想像していたよりも厚い胸板を際立たせていた。
アカデミーでは、彼はスレンダーで小柄な方だった。しかし、軽々と自分の腰を支えた腕と、
背中に触れた彼の身体の感触が、鍛えられたものであることにルナマリアは驚いていた。
大通りを抜け、住宅街へ入る。
「……ここって」
ルナマリアは、ぽかんと口を開け、きょろきょろと周囲を見回す。
広い敷地にゆったりと建つ大豪邸が連なる先には、高層の、『いかにもゴージャス』な
マンション群が犇めき合うように建っている。政府の高級官僚やセレブリティたちの住居が
建ち並ぶ、いわゆる高級住宅街だった。
レイの足は、その中でも、最高層のマンションへ向かっていた。自動扉を通り抜け、奥に設置
されている端末を操作すると、傍らの重たそうな扉がゆっくりと開く。
ルナマリアは、あんぐりと口を開けて、彼の慣れた手つきを眺めていた。
「どうした?」
「レイって、お坊ちゃまだったんだ」
「違う。ここは、俺の親代わりの人の持ち物だ。好きに使わせて貰っている」
「え……。じゃあ、御両親は……」
「いない」
大理石が敷かれた、まるでホテルのロビーのようなエントランスを抜けて、エレベーターに乗る。
最上階のボタンを押し、レイとルナマリアは無言で肩を並べていた。
「着いたぞ」
エントランスと似たつくりの広いエレベーターホールを、レイの後ろを追いかけるように歩く。
門扉を開き、奥に見える重厚な扉まで敷き詰められた石畳と、その脇に綺麗な植栽がなされた
アルコーブへ足を踏み入れた。
「ねえ。もしかして、このフロアー全部が、家?」
「そうだ」
レイは玄関の扉のロックを解除して、ルナマリアを中へ招き入れた。
「……うっ、そぉ……。なんで最上階にこんなに広い庭があるの?」
玄関から廊下にかけて、壁の片側は総ガラス張りになっていて、その向こうでは、紅葉を湛えた
木々が、降りしきる雨に濡れ、時折吹く風に枝を揺らしていた。
レイは、玄関扉の傍らに濡れた傘を立てた。靴を脱ぎすて、あたたかな色調のタイルの上を
裸足で歩く。
ルナマリアも彼に倣い、後に続いた。
晴れていたならば溢れんばかりの光で満ちているであろう長い廊下を通り抜け、奥の扉を開ける。
広いリビングの、足元までの大きさの窓からも、空中庭園を眺めることができた。
部屋の真ん中にグランドピアノが据えられ、窓の傍らに、向かい合わせた6人掛けの大きな白い
ソファと、その間に、天板がガラスのローテーブルが置かれている。
「好きな所に座れ。コーヒーを入れてくる」
レイは、ローテーブルの上に散乱した楽譜を纏めて脇の方へ寄せ、リビングと繋がったキッチン
に入り、コーヒーメーカーに豆と水をセットして、スイッチを入れた。
一旦、キッチンを離れて、バスタオルを手にしてリビングへ戻ったレイは、立ち尽くすルナマリア
へ、それを投げる。
「ありがとう」
ルナマリアは、リビングを見渡すことができる方の柔らかな革のソファに身を沈めて、受け取った
タオルで、ミニワンピースから伸びた脚の水滴を丁寧に拭った。
レイは、グランドピアノの屋根を押し上げて開き、椅子に腰を下ろして、鍵盤の蓋を開けた。
レイは指を慣らすように、いちばん低い音を出す鍵盤からいちばん高いところまで、指を
滑らせていく。
コーヒーの芳香が漂う室内に、途切れることなく、優しい音が響き渡った。
「すごい」
ルナマリアが感嘆の声を上げると、彼は、何のことはないと言いたそうな表情で肩を聳やかした。
「やりたいことって、ピアノ?」
「そうだ」
「レイに、こんな趣味があったなんて、知らなかった」
「言う必要もなかったからな」
「また、そんな突き放した言い方をする……」
ルナマリアは溜息まじりに呟きながら、テーブルの隅に寄せられた楽譜をぱらぱらと捲り、顔を
しかめた。
「なに?この、繋がった音符……指、間に合うの?」
レイは、珍しく、可笑しくて仕方がないという感情を顔に出し、右手で口元を覆いながら、
肩を震わせ、声を殺して笑っていた。
「なによ」
軽く睨むようにレイを見ると、彼は、口元に笑みを浮かべたまま、頭を軽く横に振った。
レイは、窓の外へ視線を移す。ルナマリアも、つられて、手入れの行き届いた庭園を見た。
寮を出たときよりも雨足は弱まっている。
レイは小さく息を吐き、鍵盤に触れた。
空から弱い光が降るような旋律が、リビングを満たしていく。こんな優しい音を奏でる彼の姿は、
普段の仏頂面からは想像できなかった。表情も、どことなく柔らかい。
アカデミーで、このことを知っているのはおそらく自分だけだろう。ルナマリアは、胸元に
そっと手をあてて、再び窓の外を見た。
細い、針のような雨が庭園の赤く色づいた葉を揺らす。
ルナマリアは、彼が奏でる特徴的なリズムを追いかけるように、人差し指で太腿を軽く叩いた。
「……ねぇ」
窓の外を眺めながら、レイを呼ぶ声に微かな喜びを滲ませた。
「何だ?」
「その曲、雨のリズムと同じ」
指先でリズムを刻み、窓の外を指差しながら、ピアノを弾くレイへ顔を向けた。
「正解だ」
レイの頬が緩み、唇の端が微かに上がる。
「え?」
「ショパンのプレリュード第15番。いわゆる『雨だれ』だ」
レイは、目を細めた。
「教会でひとり、恋人の帰りを待ち侘びる。雨が、降ってきた──」
普段の、他人を寄せ付けない、威圧的で冷たい彼の視線は、今はすっかり形をひそめ、ピアノ
から零れた音を追いかけるように宙を彷徨う。
「──雨は、次第に激しく降る。だが、恋人は帰らない」
優しい旋律に、少しずつ、薄暗い雲がかかっていく。
「不安、焦燥、懼れ。死の、足音……絶望」
転調し、感情が二度、爆発する。その後、再び流れる、優しい旋律。
「しかし、恋人は、何事もなかったかのように、彼の許へ戻る。……絶望の先には、弱い、
光が射す」
さいごの一音を弾き終えたレイは、ふう、とひとつ息を吐いた。
「俺のなかの闇にも、光の射す日が来るだろうか」
「なぁに?」
「……何でもない」
レイは顔を背けて立ち上がり、キッチンへ向かった。銀色のトレーの上にコーヒーを注いだ
白いマグカップを二つとシュガーポット、ティースプーンを載せてリビングへ戻り、
ローテーブルの、ガラスの天板にそっと置いた。
「ありがとう」
ルナマリアは、手前に置かれたマグカップに砂糖を2杯入れて、くるくるとスプーンを回して
かき混ぜる。レイは、立ったままカップを取り、一口だけ啜って、テーブルの端にそれを置き、
再び、ピアノの前に座った。
レイは、ルナマリアの存在を忘れてしまったかのように、ピアノに没頭する。そんな彼を眺め
ながら、ルナマリアは、ソファの背もたれに深く身を沈めて、彼が奏でる優しい音楽に耳を
傾けた。
本当に、別人みたい──ルナマリアはひそやかに笑い、目を閉じる。コーヒーで暖まった
身体を、ピアノの音と共に、ふわふわと宙を漂う感覚にゆだねた。
遠くの方から、聞いたことのある曲が聞こえてくる。
どこで、聞いたんだっけ?──記憶の糸を手繰り寄せる途中で、音は少しずつ遠ざかり、真っ白な
光の中へ消えていった。
目を開けると、すでに日が暮れていた。ソファの肘掛けに頭を乗せて、いつの間にか眠って
しまっていたようだった。暗い部屋に、スタンドライトの橙色の光が淡く灯る。
ルナマリアは、掛けられていたブランケットを持ち上げ、ゆっくりと気だるい身体を起こした。
「今、何時?」
ピアノの前に座っているレイに、問う。
「9時半だ」
「え!?寮の門限──」
「過ぎたな。今日は、泊まっていけ」
無断外泊……、反省文と1週間の外出禁止……呟きながら、ルナマリアはソファの背に凭れ、
天井を仰いだ。
「起こしてくれればよかったのに」
非難の眼差しをレイに向けると、
「お前の存在を、すっかり忘れていた」
彼は首の後ろを揉みほぐしながら、しれっとした表情で言った。
「じゃあ、誰がこのブランケットを掛けてくれたわけ?」
「さあな」
立ち上がったレイは、ローテーブルの上のマグカップを取り、冷えたコーヒーを一口啜った。
「ずっと、ピアノ弾いてたの?」
「ああ」
「夢の中で、聞いたことある曲が流れてきたんだけど、思い出せないのよねえ」
「そうか」
「レイ。あなたには、もっと会話を盛り上げようとか、そういう優しさはないわけ?」
ルナマリアのぼやきを、レイは静かに笑って受け流す。
「そういうのは、あまり得意ではない。お前は、解っていると思っていたが。……バスルームは、
廊下に出て左。眠い時は、ゲストルームが5つあるから、好きな場所で寝てくれ」
言いながら、レイは、マグカップとシュガーポットをトレーに載せて、キッチンへ運んだ。
「たしかに、わかってはいたけどねぇ……。ふたりきりの時くらい、もうちょっと気の利いた
会話をしてみたいじゃない」
ルナマリアはブランケットを畳み、ソファの隅に置いた。
「レイ、バスルーム借りるわよ」
キッチンへ向かって声を張り上げる。
「好きに使え」
レイの声を背中で聞きながら、ルナマリアはリビングを出た。
長く、広い廊下を歩く。廊下に出て左──レイは簡単に言ったけれど、こう部屋が多くては皆目
見当もつかない。ルナマリアは、ドアをひとつひとつ、そっと開けていく。
彼が言っていた、5つのゲストルームのドアをすべて開けた後、ようやく、バスルームに行き
着いた。
「広くて、落ちつかない……」
シャワーを浴びながら、きょろきょろと、寒々しい空間を見渡す。
広くて、立派な家。でも、どこか冷たくて、寂しい。そういえばレイは、休みの日の夜はいつも
寮にはいなかった──ルナマリアは、ふと思い出し、ひとりでいるには広すぎる部屋でピアノに
没頭する彼の姿を思い描き、溜息をついた。
シャワーを浴び、身支度を済ませたルナマリアは、タオルで濡れた髪を拭きながらリビングへ
戻った。
「あれ?レイ?」
誰もいないリビングを抜けて、キッチンをそっと覗く。シンクの前に立ったレイは、グラスに
注いだ水を、一気に飲み干した。
「薬?調子悪い?」
恐る恐る尋ねると、
「いや。ビタミン剤みたいなものだ。気にするな」
レイは、シンクの脇に置いたピルケースを、隠すように引出しの中へしまいこんだ。彼は、空に
なったグラスを軽く濯いで水切り台に伏せ、ルナマリアの傍らを通り抜けて、ピアノの前に
座る。
ルナマリアはそっと後を追い、湿ったタオルをローテーブルの上に置き、彼の背後に立った。
レイは、ひとつひとつの音を丁寧に鳴らしながら、譜面台に乗せた手書きの楽譜に、音符を書き
込んでいく。
「この曲、レイが作ったの?」
「ああ」
「すごい。これだけできたら、楽しいだろうなあ。……あ、私もね、ちっちゃな頃ピアノやって
たんだけど、すぐに辞めちゃった。全然うまくならないから、面白くなくなって……」
レイは、後ろに立つルナマリアの方へ顔を向け、唇の端に微かな笑みを浮かべた。
「久しぶりに、弾いてみるか?」
「──え!?弾けないわよ。楽譜だって読めないのに」
「ただ音を出すだけでいい。俺が、アレンジしてやる」
言いながら、レイは腰を浮かせて、椅子の右側に一人分のスペースをつくった。ルナマリアは
空いたスペースにゆっくりと腰を下ろす。腕が触れ合い、彼の体温が流れ込んでくる。レイの
身体は思っていた以上に熱くて、早まっていく鼓動を彼に悟られないように、ルナマリアは
少しだけ身体を引いた。
「でも、こんな時間まで音を鳴らしてもいいの?下の階の人から、苦情、こない?」
「……下に住んでいた人は、先の戦争で死んだ。今は誰も住んでいない。だから……心配するな」
「知ってる人、だったの?」
「ああ……兄のような──自分の分身のような存在だった」
レイは、左手の人差し指を軽く鍵盤の上に落とす。ルナマリアは、寂しさを滲ませるその低い
響きに寄り添わせるように、高い音を重ねた。
続けて、人差し指で適当に鍵盤を叩く。レイは、その響きを包み込むように、分散した和音を
奏でた。何度も繰り返すうちに、それはひとつの音楽に似たものとなり、静かな水面を震わせる
波紋のように、次第に大きく広がっていった。
「いつも、こんなふうに女の子を口説いているの?」
左腕に、レイの身体の重さを感じながら、ルナマリアは意地悪な口調で聞く。
「女というものは、この程度で落ちるのか?──それは、良いことを教えてもらったな」
レイは、薄く開いた唇の隙間から、ふっと息を吐いて笑った。
ルナマリアは、鍵盤に触れる彼の左手と自分の右手を見くらべる。彼の手は、自分のものよりも
一回り大きくて、厚みのある、間違いようのない男の人のものだった。
ルナマリアは、レイの、鍵盤の上を滑らかに動く、節が目立つ長い指を見つめて息を吐いた。
吐息は、自分でも驚くほどに熱を含んでいた。
夜の闇と、室内を照らすスタンドライトの柔らかな光の境目に、とろりとした琥珀色の雫が
流れては溜まっていく。
ふいに、レイの手の動きが止まり、音が途切れた。
「これだけ身体が触れていると、さすがに、妙な気分になる」
レイの声に、僅かに熱が籠もっているのを耳のうしろで感じ、彼の身体に密着させた腕と腿が
燃え上がるように熱くなる。
ルナマリアは、自分とほとんど同じ高さにある彼の顔を見た。間近で見る彼の顔には女性のもの
のような柔らかな丸さは少なく、むしろ、精悍な顔つきをしていた。
青い双眸に射竦められ、目を逸らすことも、俯くことさえも、できない。
レイは、ルナマリアの唇に、鍵盤に触れて冷えた中指の先をそっとあて、柔らかな感触を確かめる
ようにゆっくりとなぞり、その後、触れるだけのキスをした。顔を離し、首を傾げてルナマリアの
顔を覗き見る。彼は困ったように眉根を寄せて、唇の端に笑みを浮かべた。
レイの唇の隙間から、赤い舌先が覗く。ルナマリアは首を傾げ、彼を真似るようにそっと舌を
出した。レイはゆっくりと顔を近付け、無防備に晒されたルナマリアの舌先を軽くつつき、少し
ずつ深く絡め合いながら、ゆっくりと唇を重ねる。ルナマリアは目を閉じて、彼の服の裾を強く
握った。
はじめは、呼吸するタイミングさえも掴めないほどにぎこちなかったけれど、レイの、ゆるやか
なリードに合わせて舌を動かしていくうちに、彼の匂いや息遣いを感じることができるくらいに、
気持ちを落ち着かせることができた。
鍵盤に触れていた右手でレイの肩のぬくもりに触れた。もっと、もっと彼と深く繋がりたいという
欲望が首を擡げ、支配されていく感覚に溺れてしまいそうになる。
「んっ……」
ふいに上顎を舐められ、思わず声を漏らした。ルナマリアの腰を抱くレイの右腕に力がこもる。
レイは、ルナマリアの口のなかを味わうように舐めながら、左手で頬から首筋を、すっと撫でた。
潤んだ音を立てて唇を離し、レイは、ひとつ息を吐く。彼は、ルナマリアの首筋に顔を埋め、
濡れた唇を寄せた。熱い息が首筋を這い、服の隙間から胸元へ流れ込む。首を撫でていた彼の
左手がゆっくりと下の方へ動き、胸のふくらみを包み込んだ。
「……続きをしても、構わないか?」
聞かれて、ルナマリアは小さく頷く。
レイは、ルナマリアに触れていた身体を離し、鍵盤の蓋を丁寧に閉めて、ゆっくりと立ち上がった。
「来い」
差しのべられた手を取り、ルナマリアは彼を追いかけるように廊下を歩いた。長い廊下の、
突き当たりのドアを開ける。庭園を照らす青味を帯びた常夜灯の光が、薄いレースのカーテンから
漏れ、室内の輪郭をぼんやりと浮立たせていた。
レイは、ルナマリアを中へ促し、ドアを閉めた。サイドテーブルに置かれたランプを点け、
ダブルベッドの上に散乱した楽譜を纏めて、傍らの本棚にしまいこむ。
「不安か?」
ベッドの傍らに佇むルナマリアに、レイは問う。
「ううん。少し、緊張してるだけ」
ルナマリアは、首を小さく横に振った。
「そうか」
レイは、ゆっくりとこちらへ歩み寄る。背後にあるランプのせいで顔が暗く翳り、彼の表情を
窺い知ることはできない。
レイは、ルナマリアの背後にそっと回りこむ。
後ろから強く抱き竦められ、ルナマリアは身を固くした。彼の柔らかい髪が首に触れて、くすぐった
い。
レイは、ワンピースのファスナーを下ろし、手をするりと服の中へ滑り込ませて、肩に触れる。
直に肌を撫でられて、ルナマリアは目を瞑り、吐息を漏らした。
衣服が擦れる響きとともに、着ていたワンピースが足元に広がる。
首の付け根に温かい息がかかり、柔らかな感触が、背中の、真ん中のくぼみに落ちてきて、ルナマ
リアは背中を微かに震わせた。
レイは、背中に唇を這わせながら、ブラジャーのホックを外した。
支えを失った胸のふくらみが重く揺れ、肩紐が、曲げた肘に引っ掛かる。ルナマリアは、肘に
垂れ下がった肩紐からそっと腕を抜き、床にまるく広がったワンピースの傍らに、外した下着を
置いた。
「──やっ」
突然、身体が宙に浮き、ルナマリアは思わず声を上げた。レイに抱きかかえられて、ベッドへ
移動する。
「……重かったでしょ」
ベッドに横たえられ、胸元を両腕で抱くように隠しながら、ベッドの端に膝をついたレイを
ちらりと見た。
「ああ」
「嘘でも、否定してよ」
ルナマリアは、眉ひとつ動かすことなく即座に答えたレイの腕を軽く叩く。
「嘘は嫌いだ」
言いながら、ふくれ面のルナマリアと視線を合わせたレイの頬が緩む。
レイは、ルナマリアのウエストのくびれを掌で優しく撫で、下着に手をかけて、少しづつ引き
下ろしていった。身に着けていたものすべてを脱がされたルナマリアは、膝を立てて、恥ずかしい
部分を隠すように身体を捩る。
「レイは、脱いでくれないの?」
黒いカットソーの袖を引っ張りながら、問う。
「壁の方を向いていてくれ」
「それ……ずるい」
レイは、ルナマリアの肩を押し、足元に丸まっていたブランケットを身体に掛ける。ルナマリアは
ブランケットを胸元まで引き上げ、彼に背中を向けて、目を閉じた。後ろで、衣擦れと、ベルトを
外す金属音がへんに大きく響く。音が途切れた後、ベッドの端が沈み、レイの重さが近づいて
くるのを感じた。
「ルナマリア」
低い声で名前を呼ばれ、びくりと肩がはねた。レイはブランケットをそっと捲り、横向きに寝る
ルナマリアの背中に胸をつけ、耳の先に軽く歯をあてる。
ルナマリアはぎゅっと目を瞑り、レイの腕の中で身体を回転させて、彼の裸の胸に額をつけた。
額から、彼の鼓動が伝わってくる。ルナマリアは薄く目を開けて、恐る恐る、彼の顔を見上げた。
頬に掛かる色素の薄い髪に、ランプの、橙色の優しい光の粒が纏いつき、揺れている。
ルナマリアは、レイの髪を梳くように撫で、露わになった頬のかたちを指先でそっとなぞる。
レイは、ルナマリアの手首を軽く掴み、掌に唇をつけた。彼の吐息が手のなかに溜まり、徐々に、
掌が熱く湿っていく。
ふいに、親指を口に含まれ、指の形を舌でなぞられて、ルナマリアは小さな悲鳴を上げた。
レイは、潤んだ音を響かせながら、爪の一枚一枚を舌先で丁寧に磨きあげ、指の付け根をくすぐる
ように舐める。
「くすぐったいか?」
レイは、ルナマリアの手首を引き上げるように力を込め、腕の内側に唇を這わせながら、問い
かける。
「……なんだか、へんな感じ」
普段、人に触れられることの少ない部分に刺激を受けて、答える声が少しだけ震えた。
レイは、ルナマリアの胸元を隠していたブランケットを脇の方へ寄せ、露わになった裸体を上から
眺めて、目を細めた。
背中をシーツに押し付けられて、縮こまっていた身体が大きく開く。唇で触れる位置を少しづつ
ずらしながら、二の腕の内側の薄い皮膚を音を立てて吸われ、そのくすぐったさに、ルナマリアは
身体を強張らせた。
レイの、プラチナブロンドの毛先が肌に触れ、熱く湿った吐息がかかる。柔らかな唇が皮膚を
軽く吸い、舌が、まるで別の生き物のようにルナマリアの表面を這っていく。
指先から、肩へ。爪先から、脚の付け根へ。それはゆっくりと繰り返され、レイの静かな愛撫
によって研ぎ澄まされたルナマリアの肌は、彼の毛先が触れただけで、ざわりと粟立った。
両腕と両脚を愛撫されただけで、ルナマリアの秘所は、すでに、十分に潤っていた。
肝心なところへは決して触れてくれないもどかしさに、ルナマリアは腰をくねらせて、耐える。
脚の間の温かな滴りが、腿を擦り合わせるたびにぬめり、お尻の方へ流れていく。
「……あ…」
ルナマリアはたまらず声を漏らした。
レイは、触れるか触れないかの軽やかさで、胸のふくらみに舌を寄せる。ルナマリアの肌の表面が
ざわめき立ち、淡い色を点した先端が、つんと上を向く。レイは、硬く閉じた蕾を口に含み、
ざらりとした舌の表で円を描くように刺激を与えた。
「はぁ……んっ…」
先端を中心にして、甘い痺れがさざ波のように広がっていく。レイは、口のなかの蕾に軽く歯をあて
ながら、反対側のふくらみを厚みのある手で押し潰すように揉み、薄い桃色の突起を親指で転がす。
ルナマリアは、レイの頭を抱き、身を捩った。
「……あ」
レイの下腹部が太腿に触れ、ルナマリアは腰を引いた。
「気持ち悪いか?」
レイは、逃げた腰を撫でながら問う。
「違うの……少し、びっくりしただけ」
ルナマリアは身体を密着させて、レイの、熱を持つ下腹部にそっと太腿を添わせた。彼の熱くて
硬いものが自分のなかに侵入するさまを思い描いただけで、お腹の奥のほうが、きゅっと縮む。
レイは、ルナマリアの腰の柔らかな曲線を掌で優しく撫でながら、腹部に唇を這わせ、臍のかたち
を舌先でなぞる。軽い音を立てて唇を離し、レイは、ゆっくりと上体を起こした。
ルナマリアの両膝を持ち上げ、膝の裏に手を入れて、脚を大きく開かせる。
「綺麗な色をしている」
レイは、濡れた秘所に顔を近づけて、呟いた。
「……誰にも触られたことがないから……当たり前でしょ」
「俺がお前の初めての男、か──それは、光栄だな」
レイは、ルナマリアの濡れた秘所を優しく割り開き、花びらを一枚ずつ口に含んで丁寧に
舐め上げる。まだ男を知らない花唇の入口を舌先でまるくなぞり、なかへ舌を差し入れた。
「……んっ…あぁっ……」
舌先で中を擦られるはじめての感覚に、ルナマリアの身体が過剰に反応する。
レイは、花びらをそっと捲り上げ、奥に隠れていた芽を、親指の腹で押し潰すように撫でた。
下のほうから、いやらしい水の音が聞こえてくる。ルナマリアは、大きく開いた脚の間をちらりと
見た。反応を確かめるように、レイの青い双眸がこちらへ向けられ、視線が重なる直前に、ルナマリ
アはぎゅっと目を瞑り、顔を背けた。
「あぁ……んっ」
十分に弄ばれて敏感になった芽が、熱くて柔らかな感触に包まれ、内腿から爪先に甘い痺れが
走った。レイは、舌の表と裏を使って弾けてしまいそうな芽を転がし、時折強く吸い付いて、軽く
歯を立てる。
「あっ…あんっ。……は…ぁん」
身体の真ん中に、小さな火が灯る。それは少しずつ周囲に燃え広がり、ルナマリアの身体を震わせ
た。絶えず押し寄せてくる快楽の波に飲み込まれ、溺れてしまう──ルナマリアは、早く、短く
呼吸しながら、昂っていく身体を捩った。
「はっ……ぁあああ、んっ……あぁっ」
切羽詰まっていく声に合わせるように、レイは、舌の動きを速めていく。ルナマリアは大きく脚を
開き、更なる悦楽をねだるように腰を浮かせて、レイが与えてくれる熱と痺れを貪るように味わった。
背中が弓なりに反り、花唇の入口がぎゅっと閉じて、中が痙攣するようにひくつく。
レイは、潤んだ音を立てて、ぐっしょりと濡れた芽から唇を離した。
「こんなところまで、濡らしているのか」
レイは、弛緩したルナマリアのお尻を軽く持ち上げ、ゆっくりとその割れ目を舌でなぞった。
「いやっ……だめ…」
秘めやかな場所を放縦な動きで掻き回していく、熱くぬめる舌から逃れるように、ルナマリアは身を
捩った。逃げようとすることによって足は余計に大きく開き、レイは、目の前に曝け出された排泄
する部分を、音を立てながら舌で弄った。
「いや……いやっ、お願い……やめて…」
他人には決して触れさせない、恥ずかしい場所を犯されて、ルナマリアは涙声で哀願する。
「……すまない。調子に、乗り過ぎた」
レイは顔を離し、濡れて光る口元を手の甲で拭った。
レイは中指を口に含み、十分に湿らせてから、ルナマリアの閉じた花唇のなかへゆっくりと埋めた。
空いた手で下腹を優しく撫でながら、抜き差しを繰り返す。
中を擦るように探られた後、入口を2本の指でつつかれて、ルナマリアは身を固くした。
「──や、っ」
レイの中指と人差し指が、狭い入口を大きく広げていく。引っ張られるような痛みを感じ、ルナマリ
アは小さな悲鳴を上げた。
「痛むか?」
「……すこし」
「そうか……」
レイはルナマリアのなかから指を引き抜き、考えを巡らせるように目を伏せて、湿った指先を
ぺろりと舐めた。
「大丈夫よ。レイ……来て」
ルナマリアは、開いた脚の間に手を滑り込ませ、人差し指と中指で花びらを押し分けて、濡れた
花唇を開いて見せた。
「煽るな。こう見えて、ギリギリなんだ」
言いながら、レイは、秘所をかきまわすような仕草で彼を誘うルナマリアの手を強く掴み、動きを
封じた。
「レイの余裕ないところ、見てみたい」
「──断る」
レイはゆっくりとベッドの上を移動して、サイドテーブルへ手を伸ばした。引出しの中から、四角い
小さな包みを取り出し、封を切る。
「準備、いいのね」
ルナマリアの言葉に、レイは口元を歪めた。
「自分の遺伝子を残したくない……だけだ」
「……よく、わからない」
「解らなくていい」
ルナマリアは、後ろを向いて避妊具を装着するレイの背中を、そっと撫でた。
レイは、ルナマリアの閉じた脚に触れ、膝の裏を持ち上げるようにして開かせる。
「入れるぞ」
「……ん」
レイの熱い塊が入口に押し当てられ、ルナマリアのなかへ侵入してくる。大きく広がった入口の
粘膜が引き攣れ、ぷつりと切れたような感じがした。
「狭いな。痛むだろう?」
レイは、慣らすように、ゆっくりと腰を動かす。
「痛い、けど……入口のほうだけ。中は……あ……なんだか、溶けそう」
ルナマリアはそっと目を閉じ、はあ、と熱い息を吐いた。
「我慢できなくなったら、言ってくれ──聞こえないフリをするかも知れないが、な」
レイは、ルナマリアの胸の横に両手を付き、身体を支えて、腰を進める。ルナマリアは、返事を
するかわりに、彼の腕を強く掴んだ。
「はぁ……あっ…ぅんっ…あぁん」
レイのものが奥へ到達するたびに、甘い声が漏れる。
「奥が良いなら、もっと、膝を胸に近づけるように脚を開いてみろ」
レイに言われるまま、ルナマリアは、ゆっくりと膝を胸元に引き寄せた。
「……ふ、ぁっ…んっ……レ、イ……あっ…ぁあ、ん」
行き止まりの部分に、レイの先端が強く擦りつけられて、彼の腕を掴む手に、更に力が籠もる。レイは
抜き差しを繰り返しながら、徐々に身体を沈め、ルナマリアの首筋に唇を寄せた。
「はぁ…っ……レイ……。レ、イ……」
ルナマリアは、レイの首に縋りつくように両腕を回した。うっすらと汗ばんだ胸を密着させ、彼の腰
に、高く上げた脚を絡める。
「ルナマリア──もっと……、もっと、名前を呼んでくれないか?」
レイは、荒くなっていく息を飲み込みながら、耳元で囁く。
「……うん」
ルナマリアは彼の柔らかい髪を撫で、頬を寄せた。
彼の動きに合わせてベッドが軋む。揺さぶられて、背中がシーツに擦れる微かな響きが、ふたりきり
の、琥珀色に染まる空間に溶けて、消えていく。
「ぁあっ……レイ……レ…イ。……もっと、乱暴にしても…いい、よ」
ルナマリアは内腿に力を込めて、レイの腰を締め付ける。
「お前がそう望むなら、遠慮なくやらせてもらう」
レイはゆるりと顔を上げ、鼻先を、ルナマリアの鼻のあたまに寄せて、呟いた。
口元に掛かる髪を払いのけることなく唇を押し付けられて、縺れ合う舌に毛先が絡み付き、柔らかい
ところをちくちくと刺激する。
レイは、ルナマリアの太腿の裏を撫で上げ、少しずつ、身体の重さを移動していく。ルナマリアの
身体を折るように曲げ、上から叩きつけるように腰を打ちつけて、花唇を深く抉った。
「……んっ……ふぅっ…」
息苦しさに、ルナマリアは軽く首を横に振る。絡めた舌を解くと、透明な糸がお互いの舌先を繋ぎ、
ぷつりと切れた。
ルナマリアの上で一定のリズムを刻みながら、レイは、苦しそうに眉根を寄せて、薄く開いた唇の
隙間から、浅く呼吸する。
花唇の入口が擦れて、痛い。けれども、レイが与えてくれる甘い痺れを貪り、高いところへ駆け上がっ
ていく彼の身体を強く抱きしめているうちに、その痛みさえも愛おしく感じる。
「すまない……先に、いく」
レイは呻き声とともに言葉を吐きだす。
ルナマリアの上で、レイの身体の昂ぶりが、頂へ向けて加速しはじめた。腰を使う速さが増し、繋がっ
た部分から、いやらしい水の音が断続的に漏れ聞こえてくる。
一緒に、連れてって──ルナマリアは、汗ばんだレイの身体を抱く腕に力を込め、膝を胸に寄せて、
彼が打ちつける硬くて熱い楔を最奥へ誘う。深いところを強く抉られて、お腹の奥がじんと痺れ、
ルナマリアは悲鳴に似た声を上げた。
「うぁ…っ……は、ぁあっ…」
レイは低く呻き、下腹部を、花唇の入口に強く擦りつけた。
「あぁ…んっ……レイ……」
先端をいちばん奥で受けとめ、ルナマリアは背中を弓なりに逸らした。レイのものが中で大きく
膨らみ、びくんと脈打つ。ルナマリアは身体の力を抜いて、目を閉じた。花唇がゆるやかに収縮して、
脈動し、苦しそうに熱を吐き出すレイのものを優しく包み込む。
レイは、気だるそうに上体を起こし、上から、ぼんやりとルナマリアの顔を眺めた。ルナマリアは薄く
目を開けて、手を伸ばし、レイの頬をそっと撫でた。
レイは、ルナマリアの中から、力の抜けた彼のものを慎重に引き抜き、再び身体を沈めて、触れるだけ
のキスをした。
後始末を済ませて、レイは、ブランケットを胸元まで引き上げて縮こまって寝るルナマリアに、寄り
添うように横たわる。ルナマリアはブランケットの端を上げ、レイを中へ招き入れた。
「シャワー、浴びるか?」
レイの問いかけに、ルナマリアは首を小さく横に振る。
「もう少し、このまま……」
ルナマリアは、レイの胸元に額を寄せた。立ち上ってくる、彼のからだの匂いが鼻腔をくすぐる。
レイは、ルナマリアの髪を梳くように撫で、抱く手に力を込めた。
ルナマリアは目を閉じて、心地良い温もりの中で彼の心臓の鼓動を感じながら、大きく息を吐いた。
いつの間にか、眠ってしまっていたらしい。
目を開けると、こちらを向いて眠っているレイの端正な顔が目に飛び込んできて、心臓がはねた。
「目を閉じていると、優しい顔なのになぁ。もったいないよ」
ルナマリアは、眠るレイの頬に掌をあて、そっと撫でる。
俺のなかの闇にも、光の射す日が来るだろうか──ルナマリアは、レイの言葉をふと思い出し、反芻
した。
「……レイの中の、闇」
それは、誰にも語られることなくひっそりと彼のなかに息づく。今までも……たぶん、この先も。
彼は、彼の中の闇を、他の誰かと共有することは望まない。だから、これ以上、踏み込むことは
できない。
「大丈夫、レイ。あなたは、強い」
ルナマリアは、レイの額に唇を寄せた。
眠っていたはずのレイの頬が緩み、彼はいつものように、薄く開いた唇の隙間からふっと息を吐いて
笑った。
「しっかり聞こえていたんだな」
レイは、頬に触れていたルナマリアの手を包み込むように握り、目を開けた。視線を合わせながら、
彼の手は、ルナマリアの腕から脇腹を滑るようにすすみ、腰を強く抱いた。
求められるままに脚を絡め、腹部を密着させて、唇を重ねる。レイはゆっくりとルナマリアに
覆い被さり、喉の奥まで探るような深いキスをした。
ルナマリアは、レイの熱くぬめる舌を吸いながら、彼の背中を強く抱き締める。
「……ぁん」
レイは潤んだ音を立てて唇を離し、ルナマリアの耳朶に軽く歯をあてた。背中に痺れが走り、
腰が引き攣る。
風が吹き、空中庭園の木々が音を立てて揺れた。
深く、甘い吐息を絡めながら、ふたりの身体は静かに覚醒していく。
一昨日から降り続いた雨は、明け方近くに、ようやく止んだ。
──終──
レイルナ良かった!すっごい良かった!
特にレイの心情にグッときました……
階下に住んでいた人のことの思い出して、せつなくなったよ
放映前、レイルナがくっつくんだろうと思っていた
俺が通りますよ……
なんていい二人、いいエロ。堪能しました。
レイルナいいな
良いもん読ませてもろた
超GJです
おお…数年ぶりにたまたま来たらすごいのに当たった…
描写が丁寧でエロ故のキャラ崩しもなく、
レイもルナもイメージ通りで良かったです
個人的に本編は恋愛絡まない3人組が良かったんだけど
ルナの好みからいってシンよりレイじゃねえかなあとは思ってた
いい作品読ませてもらいました!
570 :
名無しさん@ピンキー:2008/02/09(土) 11:27:23 ID:QeYUBnnq
暇人さんまだかな〜
?
>>572 何で?そんだけレイルナ職人さんの小説が素晴らしかったって言いたかったんでしょ?571は。
どっかの自分の好きなキャラやカプだけ褒めて他貶す人よりよっぽど良いと思うけどなあ。
>>571 次からはGJだけで良いと思うよ。他カプが〜とか出すと波風立つし。
シンメイきぼん
>>574 でも269氏に比べるとたいしたことないし
>>577 この鳥は?
暇人氏本人!?
540と同じ人?
久々に激エロの予感!
>>578 540は、オイラじゃないよん。
久々にSEEDスレ覗いたら、懐かしい「暇人」の名前が・・・・
そしたら、なんかメラメラしちゃって・・・・
某ピンクの電波が巨乳人形に触発された感覚に近いかなぁ。
悩み事の続きは、旧PCに残っていれば投下させていただきましょう。
ただし、荒れそうだったら、あぷろだを使うかします。旧データが見つからなかった場合
まあ、せっかくなので、新規に書き起こす方向で。
お天道様のもと、さわやかな風に頬を撫でられる感覚に幸福を感じてたのに・・・・
再び・・・・淫靡なねっとり感に快楽を覚えられるような人間になれるよう努力する。
何とか1週間くらいで・・・・
キララク保管庫が無いのが悔やまれるな・・・orz
あそこには良作が大量に会ったんだが・・・
レイルナ、やらしくていいな〜(*´∀`)萌えた!
582 :
名無しさん@ピンキー:2008/02/19(火) 16:15:13 ID:dsiTN5fA
薬中×ナタルとかないのかwww
ナタルもの昔は結構あったけど運命放映以降はほとんど見ないな
>>580 とりあえず手始めにキララク保管庫作ろうと思ったが
なんせ何も保存してないから過去スレで見れるやつしか結局載せられないんだよな
前のキララク保管庫にはこの総合スレ以外に載ってたスレの作品も
確か載ってたんだよな?それらは持ってないしどのスレに載ってたやつかわからないし
集められないからどうしようもないんだよな・・・
せめて前の保管庫にあったやつ全部持ってれば良かったんだろうがな
>>584 残ってるものだけでも救出しておこうぜ
保管庫できれば、ログをzipでくれる人も出てくるだろうし・・・
ちょっと質問
ここは3PもOK?
3Pでも4Pでも百合でも(屮゚Д゚)屮 カモーン
ぜひぜひ!!
おk?だとかそんな誘い受けはいくない
でも3Pだろうとホモ以外なら需要あっからカモンノシ
単なる質問だったね…はやとちってサーセンorz
暇人です。
歌姫の悩み事は、すでにデータが失われていたため、同じ設定、つまりは続編的に新作を投稿します。
ただし、今回は、悪魔のようなキラが欲望の趣くままに………という内容なので、あくまで、エロパロ
と割り切ってください。
「どうしよう………」
薄暗い少しだけひんやりとした空気の中、少女は密やかに呟いた。少女が立っている………いや、立ちすくんでいるというべきか………その場所は、プラント
最高評議会議長室に隣接された給湯室であった。この給湯室は、議長やその秘書官に対して、軽食やお茶などを用意するために設けられた施設であり、以前の
議長の時には、高級な酒類の瓶が、所狭しと棚に並んでいたものだが、現在は、某・義手義足のザフト軍戦隊長が地球から持ち帰ったコーヒー豆や、現議長の
お気に入りの紅茶の茶葉などが棚に並べられている。
……………『だめぇ………もう、これ以上はぁっっ………入らない………からぁぁぁっっ』
……………『クククッ……ちゃんと入ったよ………これで6個め………まだ入るかな』
ゴクッと、少女は生唾を飲み込む。
この給湯室からほんの数メートル離れた場所………議長用のオフィスデスクで、少女のよく知る二人の男女が、淫靡な情事の真っ最中である。二人の姿は、給
湯室の壁と、室内の観葉植物の影になってよく見えないが、あの二人が何をしているのかは、はっきりと想像がついた。
なまじ、しっかりとその状況を視認できないからこそ、少女の想像をより淫らなものにしているかもしれない。
「うぁ……んっ………」
少女は下腹部に淫靡な熱さを感じ、その場にへたり込んでしまう。
自然と右手が草色の軍服スカートの中に侵入した。
デスクの上に座り、長いスカートをたくし上げて大きくM字に開脚し、熱い吐息を漏らしている議長は、おそらく、今彼女の開かれた白い両足の前で口元を歪
ませている男と、あらかじめ会う約束をしていたのだろう………給湯室の流しの脇には、コーヒーメーカーのポット……その中には煎れたてのコーヒーが湯気
を立てている。振る舞われずに、なみなみと残ったその琥珀から立ち上る香りは芳ばしく、火照った少女の鼻腔をくすぐる。そのコーヒーの情熱的な香りのな
か、微かに艶めかしい香りが混ざって立ち上り、少女の背筋から肩、そしてうなじへと妖艶な疼きを走らせた。その疼きに、少女はまだ幼さの残る顔を昂揚さ
せて、堅く瞳を閉じて堪え忍ぶ。デスクの方にいる美しい議長の肢体から、艶めかしい香りがここまで漂ってきたかと、少女は考えたが、そうではなかった。
「ああ………こっ……こんなにぃ………」
自己のショーツの化繊が、吸収しきれずその表面に艶めかしい蜜を溢れさせている。ショーツにくっきりと浮かんだクレパスへ這わせた指に、ねっとりとから
みつく滑りの熱さで、少女は恍惚になっていく。
あの二人のいる方から聞こえてくる機械音は、携帯電話のバイブレーターに似ていた。………いや、今更かまととぶらなくてもいい、私だって知ってる……
…あれは、『ああいうおもちゃ』の音だ。それをいくつも飲み込み震える美しい肢体………プラント中を魅了させたあの美しくも愛らしい歌姫が………くぐ
もったプラスチックの擦れあう音をあられもない姿から、蜜と共に溢れ出している。
……………『ラクス、次はこれだよ………』
……………『……え……いやぁ………そんなの………もう…入らない……キラ……やめて………』
少女が声をかみ殺しつつ、ショーツの濡れた化繊の上を這う指の動きが、段々加速し始めたころ、デスクの方から聞こえてくる機械音に、今までとは違う…
……なにかがうねるようなモーター音が混じる。
それまで、給湯室の入り口の壁に背中をもたれさせて、丁度二人に背中を向ける形で、そちらの方をなるべく見ないようにしていた少女であったが、その卑猥
な音の正体が気になって仕方なくなり、ドアもない給湯室の入り口から、そっと顔をのぞかせ二人の方を伺う。
「ぅそ………あんな物…………入っちゃうの……?」
観葉植物の影から、男が右手に持つ『それ』………男性器を模し、卑猥な音を立てて唸るように全体を振動させて、イボイボの先端をくねくねと凶暴にうねら
せている……が見えて、少女を息を呑む。
………ぢゅぷっ………
『ふぅ……んぁぁあああッッ……』
粘液質の液体が気泡を弾かせる音と共に、一際大きな嬌声をあげて、白く美しい足がデスクの上で跳ね上がる。議長がデスクの上で仰け反り、跳ね上がった足
の片方………あれは右足首だろうか………を男が強引に左手で掴んで自由を奪い、右手で『それ』をねじ込んでいく。ごりごりと、くぐもった音と、狂ったよ
うな嬌声………それを口元を歪ませ、ぞくりとするような目をして楽しむ男の喉を鳴らす笑い声。
………いつの間にか、少女の右手は、横ずれさせたショーツの中に潜り込んでいた。
(わたし………あんなの………ここ……絶対に入らない………)
ほんの数週間前、純潔を失ったばかりの溢れた蜜壷に、自身の薬指を突っ込んでいく。そして………物足りなくなって、さらに中指も、驚くほどすんなりと…
……また痛いんじゃないかと思っていた………根本まで飲み込んでしまう。
指の付け根当たりの掌に陰核が触れると、それが良くなって、指を根本まで深く入れたまま、掌で陰核を転がすように刺激し始め、その動きで、膣内の指が蠢い
て新たな快感を得た。
少女は、すでに二人の姿を見ていられなくなっていたが、いつの間にか、議長の張り上げる様な嬌声が、くぐもった鼻から漏れ出すものにかわっていて、再び何
をしてるのか気になってこっそりと様子を伺う。
「ぁぁああ………あんなこと………するん……だぁ………んんっっ」
デスクの上で、議長が頭をこちらに向けて足を開いたまま……男に足首を持ち上げられたまま……横になり、その前に立った男の、ズボンのファスナーから飛び
出た一物を、無理な体勢でしゃぶりついていた。いや、むしろ男の方が、腰を激しくグラインドさせているくらいだった。
「んッ………ちゅっ…ぱぁッ……あふぅ………」
艶めかしい吐息と、泡立つ唾液の音。
少女は再び給湯室の壁に背中をもたれさせ、あの二人に背を向ける形となる。右手の秘所をまさぐる動きが激しくなって、膝を立て開脚した膝が、快感の小さな
波に反応して時折、キュッと閉じたり開いたりをくり返す。舌が何かに絡む艶めかしい音が、やけに耳についた。あの二人の行為が更に激しくなったのか……
…違う。何かをしゃぶるようないやらしい音を立てているのは自分だった。
「あむぅ………むむぅぅッ………んっちゅッ………ぷっはぁぁぁッッ」
少女は、自分の左手の人差し指と中指を一心不乱にしゃぶりつき、舌を這わせていた。はじめは、漏れそうになる声を押し殺すためにその唇にあてがわれた手
だったのだが。それが、あの二人のあんな行為………フェラって言うことくらいは……私、知っている、やったことないけど………を見ている内に、まずは舌先が
指先を………更に指全体を舌が這っていき………今や喉の奥に指先があたって、舌の根本のざらつきに指が絡み、むせるくらいにまで………まるで、強引にねじ込
まれ、口腔内を犯されているかのように指をくわえている。そうだ………この行為は男性器に見立てた指を愛撫するためじゃない。わたしの口を指が強姦してるん
だ………。そう考えて、少女は全身に被虐的な快楽の波が走り出す。
……………「んんっ……ちゅぶっっぅぅんんッッ………ふぅもふぅ……ふぁたひぃ………ひふぅ……そう……」
……………「うん……イッてもいいよ、……久しぶりだから、僕もそろそろ………口に出すよラクスッ」
(………そんな………お口の中に………出すなんて………)
デスクの方の二人が絶頂に達しようとしていたころ、少女は、男が口内射精しようとしていると知り、以前、不慮の事故的に、その男の精液が頬や髪に張り付き、
指に絡まった時のことを思い出す。あの背筋をざわざわと何かが這うような感覚になる匂い………執拗なまでの粘着性………。
少女は妄想する…………自分の指を喉の奥にまでぐいぐいと突っ込んで、口腔内を蹂躙する雄の凶暴さを………その先端から迸り、舌を、喉を、そして理性の尊厳
すらも汚していく白い濁りを………それを求めて狂ったように舌を蠢かせている浅ましい自分………。
少女の股間で蠢いていた指先は、膣内の奥深くまで埋没し、次にその手首が蠢き、やがて尻を床から浮かせて腰が扇情的な動きをくり返してきた。今や、肩までが
激しく蠢くくらいに激しくかき回し、少女の秘所はすでに粘液が白く泡立ち、卑猥な水音を立てている。
「……っ……い……いく……ッッ……ヒッ………いっちゃうぅぅぅぅッッッ」
熱い吐息が、部屋の空気に冷やされて、白く霧散する。その下………蠢く腰のあたりから、熱い蜜が飛沫となって軍服のスカートや床にシミを作っていた。快感の
波が大きく攻め寄せて………もう、少女は嬌声を押さえつけられない状態だった。だが、おそらくあの二人も気がつかないだろう。彼らもクライマックスを迎えて
いたからだ。議長が溜まらず一物から口を離し、絶叫に近い喘ぎを漏らして躰を大きく痙攣させている。その大きく開かれた口元と舌の奥に向けて、男が何度も精
を放っている。
「んああああああああああッッッ」
少女もほぼ同時に絶頂へと達し、躰を弓なりにして全身を硬直させた。キュウキュウと自己の指を締め付けながら、膣壁が有りもしない男性器の射精を促す動きを
くり返す。その膣の少し上、小さなくぼみのような口が勢いよく、熱い液体を吹き上げた。
何度も押し寄せる、今まで味わったことのない悦楽の波に翻弄されて、数秒間のホワイトアウト。それがようやく収まっても、少女は朦朧とし、意識が急速に失わ
れようとしていた。
(ああ………わたし、こんなところで…………早く片付けないと…………スカート……新調したばかりなのに)
自身がまき散らした尿臭を鼻腔に感じながら、給湯室の壁にもたれかかた体勢で、少女…………メイリン・ホークは完全に失神してしまった。
ここで、もしも…………………
メイリンが気絶していなければ。
メイリンが議長を驚かせようと造形に凝った茶菓子を手作りし、給湯室に隠れていなければ。
議長室に入ってきたラクスが、キラ・ヤマトを伴っていなければ。
その彼女のいる給湯室の天井に、超小型CCDによるセキュリティーカメラが稼働していなければ。
この後、彼女たちの運命は変わっていたかもしれない。
『もしも…………。』
この言葉に運命の歯車が狂いはじめた。
黒い情念を潤滑油にして、壊れた歯車はまわる……。
本日は以上です。
続きは、また来月中にはなんとか書きます。
お休みなさい。
久々の新作GJ!
これで職人が戻ってくれるといぃなぁ・・・
>>597 乙!続きも楽しみにしてるぜ
キラとラクスと言えばどうしてもあの同居中のことが思い浮かぶw
子供やマリューに気づかれないように毎日しまくりだったんだろうなとかなw
または中々周りに気遣って出来なくて悶々とするキラとかw
新作乙!続きが待ち遠しいわww
廃れたかと思いきや、時々覗くと(゚∀゚)!!な作品が投下されてるから
このスレとは中々切れない(=ω=)
新作GJ!いやー乙です
>>599 声を抑えて無理やり(ryとかw
またそのシチェに興奮してさらに盛り上がるとかw
新作乙!!続きが待ち遠しい
それにしても、暇人さんメイリン好きだなぁ♪
603 :
名無しさん@ピンキー:2008/03/05(水) 20:25:14 ID:iOEdIEb/
ほしゅ
605 :
名無しさん@ピンキー:2008/03/16(日) 16:52:35 ID:Ziwuq50q
保守
606 :
名無しさん@ピンキー:2008/03/21(金) 00:55:59 ID:O3m3dZRb
ほしゅ
過去ログのどこかにディアミリってある?
頑張って探すんだ!
探せばあるんだね?逝ってくる!
ここってアストレイも大丈夫?
SEEDならいいんじゃね?
ちなみに誰?
というかメイリンはアスランに憧れを抱いてるんであって恋じゃないと思うんだ。
姉への対抗心も絡んでるし。
キラと絡ませるのが一番しっくりくる。クラッキング好きだし。
まぁこうなってくると黒の女帝が黙ってない気がするんだが
あの人は原作どおりいけば「キラが愛してくれるなら〜」
でハーレムも受け入れると思うんだがどうよ?
P.S 南極条約って更新されてない保管庫があるのはしってるけど
その他に更新され続けてる保管庫ある?
ないなら作ろうと思うんだけど
ない。ただ作るなら意図的な取捨選択はしない(好き嫌いで選ばないということ)、
このスレでURL公開するという最低限のルールは守った上でしてほしい。
保管庫を巡っては、アスカガHPの勝手に掲載野郎や、虹パロ21☆◆4ndMMyPCR.という胸糞悪くなる自作自演野郎がいたからな。
よく覚えてるな
>>615 専ブラ過去ログでいくらでも確認できますが、何か?
>>617 確認しようと思えば出来るけど、
そもそも保管庫の話題が上がってたこと自体忘れてたもん確認しようと思わなかったよ
だからよく覚えてるなと。褒めてるんだよ?
>>615 自分は凄くよく覚えてる。保管庫の話になると思い出して鬱になるよ。
薬中が童貞なステラにアブノーマルを仕込むのって見てみたくね?
童貞なステラ?
過疎ってるな・・・_|^|.....0
>>620 常夏好きなので書いてみる
小説は初めて書くので萌えなければすみません…
「ステラは俺が守るから」
そう言った少年の温もりを思い出しながら、少女は窓から空を眺めている。
青く青く広がる空。小鳥のさえずりが耳をくすぐる。
「シン…」
黄色の髪をした幼い顔立ちの少女。ステラ・ルーシェ。
生まれてからずっと隔離された施設で育った彼女は外の世界を何も知らない。
兵士ではなく兵器になるために生まれ、人生の選択もできない彼女にとって、シン・アスカは異端な存在だった。
だが、ここの施設にいる連中とは違う温かさを彼はもっていた。
(シン…また会いたい)
それは誰の目からみても恋をしている様子だった。しかし、兵器として育てられた少女にはそんな言葉はわからない。
想いだけがつのり、理解できないでいる自分の中の小さなトキメキに、少し戸惑っていた。
そんな純粋無垢少女をこれから悲劇が襲うとは…ここの住人以外誰も知らなかった。
空から目線を下にやると、真っ黒なベンツがこちらの施設にやってくる。
車をずっと見ていると、施設の前に止まり、中から人がでてきた。
アズラエル「こちらの施設は外観も綺麗ですねぇ。君達つきましたよ」
紫のスーツを着た男が後部座席のドアを開けると
手錠をはめられた少年が三人おりてきた。
クロト「はぁ〜窮屈!!」
オルガ「おいシャニ!!さっさと出ろ!!」
シャニ「………」
少年達がなにやら騒いでいる。ステラはその光景を不思議そうにじっと見ていた。
すると、緑色の髪をした少年がステラに話し掛けてきた。
スティング「何見てんだ?ステラ…」
ステラ「…車…誰かが出てくる……」
スティング「ん?ああ、あれは新しい仲間だよ。」
ステラ「…仲間?」
スティング「まぁ、友達ってことだ」
ステラ「友達……」
友達。その言葉にステラの胸は踊った。
友達が増える…何をして遊ぼうか、お人形さんごっこがいいかな?と考えていた。
その期待を裏切られることも知らずに…
ネオ「新しい仲間を紹介しよう…えっと名前は?」
クロト「クロト・ブエルでーす」
オルガ「オルガ・サブナック」
シャニ「……シャニ・アンドラス」
三人の少年は、けだるそうに自己紹介をした。
三人とも目つきが悪く、アウルとスティングは悪そうな奴だとすぐに気付いた。
スティング「スティングだ。仕事仲間としてよろしく」
アウル「アウル・ニーダ…仲良くする気なんてないから適当に距離とっといてくれよ」
冷めた態度で、自己紹介をし返すアウル達だったが、一人違った態度を見せた少女がいた。
ステラ「ステラ・ルーシェ…今度みんなで遊ぶ…えへへ」
目をキラキラと輝かせて嬉しそうな笑顔を見せた少女に常夏達は不思議そうに顔を合わせた。
ステラ「シャニの髪…海でみた…わかめそっくり」
シャニ「はぁ?」
クロト「何こいつ?養護?」
オルガ「障害児が軍人やってていいのかよw」
ステラは常夏達が何を言っているのか、熟語の意味がわからなかった。
アウル「なんだとテメー!!」
ステラ「アウルだめ…みんな仲良く…友達…友達増えて嬉しい」
アウル「お前とはやってけねーよ…」
常夏はアウルの面くらったような顔に笑いが込み上げた。
天然は時として空気を和ませる才能がある。
オルガ「女が施設にいるなんて、ラッキーだぜ!!」
シャニ「……ニヤニヤ」
常夏はなめ回すようにステラを見た。
胸…腰のくびれ…ふともも…
絡み付くような視線でステラを見ている光景を、不快に感じたスティングが割り込んだ。
スティング「…ステラ!帰ろう!!…じゃあ俺達は別室だから」
ステラを守るようにスティングは肩を抱き、その場を去った。
途中、常夏達の舌打ちが聞こえたような気がしたが、無視して部屋に戻ることにした。
スティング「いいか…ステラ。常夏には不用意に近付くな」
ステラ「…なんで……友達」
スティング「ネオがそういっていたんだ。わかったか?」
スティングはステラを守るために嘘をついた。
ネオの言葉に素直に従うステラには絶好の言い渡しだった。
就寝が近付き、施設の明かりが弱められ、あたりは薄暗くなっていった。
ステラは就寝前にトイレに行くと、常夏と連合を分け隔てる策から人影が見えた。
ステラ「…誰かいるの?」
クロト「ねー?こっちにこねーの?」
ステラ「…ネオが行ったらダメって…だからダメ……」
クロト「この策、こっちがわからじゃ開かないんだよねー」
ステラ「…開けちゃダメ……ネオが開ける」
クロトは、どうにかステラを常夏側に来させようとこんなやり取りが続いていた。
ステラの拒絶の言葉に諦めたのか、クロトは策から手を離し、その場を去ろうとする仕草を見せた
しかし、クロトは急に全身を痙攣させ、震え出した
まるで薬の禁断症状のように…
ステラ「クロト…どうしたの?大丈夫?」
クロト「うぐぐぐ」
呻くばかりで、ステラの問いに答えはなかった
ステラはあたりをキョロキョロと見回し、自分しか人がいないことを知ると、
連合と常夏の間を隔てていた策を開けた。
ステラはクロトに駆け寄り、肩を揺すった
心配そうに見ているステラとは裏腹に、クロトは口角をあげると、ステラの腕を力強く掴んだ
クロト「ひゃはははw捕まえたーwwバーカww」
ステラはあまりの豹変ぶりに恐怖を感じ、逃げ出そうとしたが、男の力に女の力は敵わなかった…
クロト「逃げれると思ってんの〜?」
ステラ「いやっ!離して!!」
クロト「僕らのいた所はね〜女なんていなかったんだよね〜」
クロトはステラを引きずりながら無理矢理部屋に入れ、部屋のドアのカギをガチャリと閉めた。
その音を聞いた瞬間
ステラはこの部屋が牢獄に変わったことを悟った。
クロト「本当はさ〜一人で楽しみたかったんだけど、僕ら大部屋なんだよね〜」
オルガ「当然俺らも混ざるってわけだ」
クロト「勝手に決めんなよ!!最初に入れるのは僕だからね」
シャニ「…うざ〜い」
こう議論をしている間にもステラはクロトに腕を力強く捕まれ、逃げられないでいた。
オルガはステラの腰を掴み、
「ごしゅうしょう様だなぁ」
と言い放ち、ステラの柔らかそうな唇に乱暴にキスをした
他人の唇が自分の唇に当たる…
初めての感触にステラは不快を覚え、オルガの唇から離れようとしたが、頭も抑えられ、逃れる術がなかった。
ステラ「…んんっ」
オルガの濡れた唇が、ゆっくりと開いたかと思うと、にゅるっとした感触が口の中に入ってきた。
そのくねくねと動く物体はステラの口の中を動き回る
ねちょねちょした感触に、初めは不快を感じていたが、だんだんと頭がぼ〜っとのぼせ、快感に変わっていった。
オルガ「なんだよお前顔真っ赤じゃねーかww」
ステラ「あっ…」
オルガの唇が離れると心の中が寂しさでいっぱいになっていた
なぜこんな気持ちになるのか自分では理解できない。
戸惑いを隠せないでいると、シンの顔がふっと浮かび上がった
すると、罪悪感に包まれ始めた
ステラ「……うっうっ…シン」
シャニ「泣いてる暇なんかないよ」
シャニはステラの背後から、胸をわしづかみにした。
ふと首筋に冷たい感触を感じた。シャニが首筋を軽く吸いながら舌をチロチロと動かしていた。
ステラ「あっ…いやっ…」
シャニ「とかいいながら感じてんじゃん」
シャニは胸を乱暴にもみしだいた。
お尻に何か固い違和感を感じたが。ステラはそれが何かすらわからなかった。
シャニが服の中に手を入れる。
温かくて柔らかい感触の胸。手の平にほどよくおさまりそれは感度も良かった。
ステラ「あっ…ああ…ダメ…」
シャニは乳首を見つけるとそこを執拗に刺激し始めた。
あっという間に乳首は固くなってしまった。
シャニ「もう固くなってんじゃん…ほら、服の上からでもハッキリわかるよ」
ステラはそれを確認すると恥ずかしさで顔を伏せてしまった。
クロト「服ぬがそうぜ」
オルガ「そうだな」
ステラの服は剥ぎ取られ、ショーツ一枚になってしまった。
ステラ「…シン…」
クロトはステラの太ももを掴むと、股を開かせようと力を入れた
これにはステラも対抗し、股を閉じようと足に力を入れたが、右側にいたシャニが
舌をはわせ、乳首を吸う
冷たい刺激にまた感じてしまい、身体から力が失われていく…
そのせいで、股は完全に開いた状態になってしまった
それに気付いたステラはまた股を閉じようとするが、左側にいるオルガからも乳首を舐められ、また力が入らなくなった
ステラ「…あっ……なに……胸…変な感じ……」
オルガ「感じてんじゃねぇか」
ステラ「感じる?」
シャニ「…気持ち良いってことだよ」
ステラ「あっ…うん…気持ち良いっ」
クロトが開いた股のワレメをそっとなぞると
ステラの身体がピクンと反応した
ステラ「…あああんっ…んっ…はぁっ」
クロト「うひょービショビショじゃん!変・態!」
ステラはとても感じやすい体質だったため
通常の女の三倍も濡れていた。
クロト「これならもう入れられそうだね…行くよっ」
クロトは固くなったあれをあてがうと、一気に根本まで入れた
ステラの股に激痛と快楽が走った
ステラ「ああああああっ!!」
クロト「きっつー!お前もしかして処女?」
ステラ「何?何か入ってる…いや…抜いて……いや」
オルガ「うわ〜初めてなのに一気にいれやがってw」
クロト「そんなこと僕は知らないね〜」
そう言うと、クロトは腰を激しく動かし、奥までついた。
ワレメがこすれるたびに、ステラの愛液はどんどん溢れだしてくる
ステラ「あっ…あんっ…ああっ!」
初めは痛がっていたステラも、徐々に慣れてきたようだ
また感じ始める
頬はピンク色に染まり、目は潤み、息づかいも荒くなってゆく
オルガ「…おい、ステラ。くわえろよ」
オルガはステラの唇にアレをもって行き
強引にくわえさせた
ステラ「んっ…んんっ」
下から激しく突くかれ、感じすぎて舐めることができないでいるステラにオルガは苛立った
オルガ「おい!舐めろよ!………舐めたらもっと気持ち良いことしてやるぜ?」
それを聞いたステラは本能に従うかのようにオルガのそれを小さい口に、いっぱいいっぱいに含んで舐めまわした
オルガの先走り液と唾液が混ざりあい、いやらしい音がピチャピチャと部屋中に響いた
ステラ「んっ…ふぐっ…はぁ…」
シャニ「…んじゃもう一つの穴に…」
シャニはステラの肛門にアレを宛がうとクロトと同様に一気に奥まで差し込んだ
ステラ「ああっ!…やっ…んっ……んああっ…はぁ…」
シャニ「結構いけそうじゃん。」
ついにステラの穴という穴が塞がれてしまった。
ステラ(ああっ…頭が変になっちゃう…シン……おちんちんがおまんこから出たり入ったりしてる……んっ…あっ)
クロトとシャニが突くたびに、胸がプルンプルンとゆれる…
身体からは汗がじんわりにじんできて、体温も高くなっていた
ステラ(ああっ…気持ち良い……もっと…んんっ)
常夏がイクと、ステラの身体が精子まみれになってしまっていた。
事が終わっても興奮は覚めないようで、ステラは虚空を見つめて今までの快感に酔いしれていた
〜次の日〜
アウル「ステラ!どこ行くんだよ?」
ステラ「常夏の所……」
アウル「はぁ?」
ステラ「常夏いい人…遊んでくれる」
アウル「いい人?見かけによらないなぁ…ならいいんだけど」
ステラ「うん」
ステラ「こんばんは…クロト…オルガ…シャニ…また気持ち良いプロレスごっこしよ♪」
終わり
後半かなり急ぎました
もっと抵抗させて凌辱させたかったのですが文才がないので…
四Pを表現するのって難しいですね
636 :
名無しさん@ピンキー:2008/04/01(火) 14:22:19 ID:1XB+4GH0
ラクスの一人称って"わたし"それとも"わたくし"どっちなんだ?
携帯から書き込み中
続きを投下しようとしたらプロバイダー規制中だとぉッ!
いや、ホントすみません。規制解除まで待っててください。
暇人さんキター!!
いつまでも待ってますんでゆっくり書き込んで下さい!
639 :
名無しさん@ピンキー:2008/04/02(水) 18:39:09 ID:5xnIdSBs
保守age
>>634 (;・Д・)グッジョブ
エロくて良かった!
641 :
620:2008/04/02(水) 18:57:58 ID:kZ60hUIB
漏れが見てみたいと言っただけで本当にやってもらえるとは・・・ありがとうございました。
>>635 うん、キャラの味が出てて良かったです。
ただし問題があるとするならば
「」の前にキャラの名前を入れるのはやめた方がいいと思います。
脚本になってしまうので。
あと行の空白を何度もあけるのはあんまり意味がないかなと。
失礼なことを言ってすいません。
>>641 だんだんわけがわからなくて描写がテキトーになってきてしまったのですが、良い企画力をお持ちで!!
まさか常夏がステラの童貞?を奪うとは…
>>642いえいえ、丁寧なアドバイスありがとうございます^^
今後の参考にさせていただきます^^
644 :
641:2008/04/04(金) 15:01:55 ID:zTmBWOEC
ほしゅ
やめてよ医療スタッフさんの続き書いてみたい
別に種でなくてもいいだろあれ
ところで上で方で騒がれてた保管庫はどうなったんだ?
>>61 ネガのほうがよく覚えてんだってのがわかってんだろ
ほっとけよ
過疎になるのも仕方がねーなと思ってた
>>650 自分は書き手だけど保管してもいいですよ。
ただし前からの流れでは
否定派の方が多かったので自重してましたが。
もしも作るなら一通り出してみて
それで不満のある人だけ抜くって形なのかな?
ただSS書き手は流動的なので、五年も前からの書き手さんが今も見てるかは不明ですが。
>もしも作るなら一通り出してみて
>それで不満のある人だけ抜くって形なのかな?
既成事実先にありきってのは手続き的にどうよ。非常に品の無いやり口だぞ、それは。
それよか、Part16〜25までHTMLで見られる形にするってだけでいいのでは。
とにかく
>>613さんが本格的に作るかどうかさえ
不明なので未だに状況がよくつかめないというのがあって。
今後投下する人が
もし公開されたくなければ「未公開でお願いします」とか
入れておくとかそういう職人保護みたいな方向は語ってても別に問題はないと思う。
全面一括公開はさすがに無茶過ぎるが。
意やもう時間結構経ってるんだし
>>653が作るでいいんじゃねいの?
返事あるまでいつまでも待ち続けるなんて時間の無駄
保管庫だけどwikiにするの?、
wikiのほうがこのスレで3人くらいは協力してくれるかも知れんぞw
>>654 だから返事がないなら作っていいだろというのが乱暴だろってのに。
2ちゃんに投下されたならいずれは(だいぶ時間がかかっているが)2ちゃん過去ログとして読める形式になるのは投下側も承知。
でも保管庫形式に収録は違うことだろ。
自分も書いたことがあるが、収録は困る。
別場所に既に保管してあるので、ダブられるのは困るから。
論文のように、同一物のダブル投稿はタブーであるのと同じと考える。
ほす
うん、作っていいなら作るけど
そのあとでゴチャゴチャ言われてもたまらんから今は何もしないだけ。
無断でやっただの、あとで騒動になるのはごめんこうむりたいから。
収録が困るなら自分の作品とかは出してほしい。
もちろん作者がバレるようなことになっちまうが、それは権利者の保護を認めるので名乗り出てほしい。
載せていい人だけ載せる。無理やり乗せるなんてしないよ。
今から投下される分だけならいいんじゃね?事前確認出来るでしょ
過去作品は、そもそも投下した人がまだここ見てるかすらもわからんだろ
困るなら名乗り出ろって乱暴過ぎ
帰ってきた虹パロ21☆ ◆4ndMMyPCR
ひとつ提案だが
保管庫をいるかどうかなんて
議論しても無駄
ここはもう多数決で決めよう
投票日決めればある程度
二重投票とかも防げる訳だし
論点ズレてたらスマソ
なんで毎回ここまで話がループするのかね
流れがSS投下や萌え話に戻る→誰かが保管庫の話をする
→保管庫のことでもめ合いになる→結論でないまま振り出しに戻る…
ここまでループしてると誰かが自演してるんじゃないか、って
思うぐらいだよ。
>652に賛成
保管庫を作るよりPart16〜25までHTMLで見られる形に出来れば保管庫は必要無いはず
もうここを見ていない職人さんも多いと思われるスレとはいえ、
投下してくれた職人さんの意向を無視したカタチで保管庫を作るのは乱暴過ぎる
664 :
名無しさん@ピンキー:2008/04/14(月) 00:15:45 ID:DzD5YSnO
自分は●使い、HTMLにするだけなら専ブラで簡単にできるが?
本気でPart16〜25まで作るという人にならソースを提供できる。
どうせなら
Part1〜Part15スレ目まではここ
http://kakolog.cun.jp/seed/ に加えた形にしてくれると、1〜25まで利用しやすいけど。
>>665さんの
http://kakolog.cun.jp/seed/ に加える形に賛成
24、25を100モリタポを苦労して集めて見たが
また、改めて見ようとすると、またモリタポが必要となり気軽じゃないし
なにより大変
Part16〜25をガンダムSEEDエロ総合スレ過去ログ倉庫に加えてほしい
667 :
名無しさん@ピンキー:2008/04/14(月) 19:48:33 ID:DzD5YSnO
もうすぐ500KBいきそうだが大丈夫か?
20kb、雑談だけならまだ大丈夫だろう。
今立てて、両方保守できるのか?
カガリ、ラクス、ルナマリア、フレイ、ナタル、タリア、マリュー
この7人は、どうやっておしっこするのかな・・・
立ちションするシーンだったら萌える!
672 :
名無しさん@ピンキー:2008/04/16(水) 18:29:00 ID:WqZq+ll2
経産婦は緩くなってるから垂れ流しだな
>>675乙、遅れたがあのスレは俺が責任をもって保守する
まぁ投下できない俺にできるのはこの程度の事だけどな
しかし今更だが小便厨は随分昔からいるよなあ。
下手したら現在いるなかで一番古株じゃないかw
アスカガイザカガシンカガきぼんぬ
イザカガ書いてた職人さんはどこいった?
のんびり待ってるに限る
>>669 ……ほら、大丈夫だったろう。現在482kb。まだ18kbある。
684 :
669:2008/04/20(日) 18:30:18 ID:slbETBGf
確かに大丈夫っぽい
こっちも保守ったほうがいいのか?
それが埋めという行為じゃないか。
687 :
名無しさん@ピンキー:2008/04/27(日) 01:12:50 ID:VuBs3s/q
キラとカガリの近親相姦ものが読みたいな
>>687 キラとカガリの近親相姦ものなら・・・
カガリが立ちションしようとしてズボンのチャックを開いたら
キラが勘違いして「カガリ、エッチがしたいの?」と聞いたので
カガリも「うん、そうだよ!」と答えたので
キラもズボンのチャックを開いて、2人でエッチするというシチュエーション
カガリは、少し尿意を催していたが我慢できないわけではなかった
エッチで快感を得て尿意が消えたので、カガリは結局おしっこを中止する
・2人とも立ち姿勢でズボンのチャックを開いた状態
・その状態で、キラのちんちんをカガリのまんこに突っ込む
こんなのは、どうかな?
689 :
名無しさん@ピンキー:2008/04/28(月) 11:09:07 ID:KeNJLxFY
相姦ならキラとキラの養母を希望
690 :
名無しさん@ピンキー:2008/04/29(火) 11:56:09 ID:/Dpe0zWx
「ぁ、ん…やっ…あぁ…あ…ぁ」
カガリの乳首に吸い付き、乳房を攻撃していたディアッカだったが、余りにも可愛い声を
出す彼女に、彼はもう我慢ならなくなった。しかし、己を挿入したい場所は
ニコルが陶酔しながら愛撫している最中だった。邪魔するとニコルに怒られる。
そこで、彼はカガリの上のお口に挿入しようと、彼女の首元に跨り、自身のモノを握り
彼女の口元へと持って行った。
目を閉じていたカガリは唇に何かを押し当てられ、それを確かめる為にそっと瞼を開いた。
「あ…あ…」
イザークのモノとは色も形も違うディアッカのソレを目の前で見たカガリは、
一瞬とてもおびえた顔をしたが、すぐに諦めたような顔になる。今から自分が何を
させられるかを悟ったからだ。そして、決して逃げられないということも。
「カガリちゃん舐めて…。でも噛んだりなんかしたらオレ何するかわかんないからね」
ディアッカは切ない表情でそう言うと、カガリの返事も聞かずに無理矢理彼女の口内に
自身のモノを挿入した。
噛む…。今のカガリには彼らに牙をむく力は残っていなかった。精神的ダメージと
いうものは、時に人格をも変えてしまう。一点の染みもなかった頃の輝いていた彼女は
もうどこにもいない。
「あ、ごめん。手が使えないと不便だよね。」
彼はそう言うと、カガリの腕の自由を奪っていたタオルを解いてやった。
──その白く繊細な指でオレのモノに触れてほしい…。
ディアッカは、自由になったカガリの手を取り、半分見え隠れしている自身の付け根
辺りに触れさせた。
「カガリちゃん…」
そして、彼は彼女の名を優しく呼ぶと、早くフェラチオしてと潤んだ目で訴えた。
カガリは彼のモノを左手で握ると、頭と顎を器用に動かしちゅぱちゅぱとしゃぶり始めた。
「……………」
一人の女に男が二人。ベッドの上に仰向けに寝かされた少女の股を開き、そこに顔を埋め
我を忘れて愛撫しまくるニコル。そして、少女の顔に跨ってフェラチオを強要するディアッカ。
まるでアダルトビデオを見ているかの様なこの光景に、アスランは口から心臓が飛び出しそうな
ほどに興奮していた。
──オレはさっき彼女を材料に自慰をした。頭の中で彼女を穢した。だが今、目の前で
行われていることは現実だ。オレもあのベッドの上に載れば、妄想ではなく生身のあたたかな
彼女に触れられるのに……。
だがアスランの体は動かなかった。それは彼がただの意気地なしなのか、彼の中に残る良心が
彼を引き止めているのかわからないが。
691 :
名無しさん@ピンキー:2008/04/29(火) 11:57:10 ID:/Dpe0zWx
カガリはニコルにクリトリスを攻撃され続け、その甘い刺激にもう何も考えられなかった。
僅かに残った自分を見失わないように、必死でディアッカのモノをくわえしゃぶり続けた。
彼のモノを夢中でしゃぶることで、どこかへ消えてしまいそうな自分を繋ぎとめていたのだ。
「あぁカガリちゃん…いいよそれすごく…すごくいい…」
カガリはディアッカのモノを左手で握り、小さな可愛い舌でペロペロと先端や側面を丁寧に
愛撫し始めた。彼はくわえられるより舐めてもらうのが大好きだった。
何故かその方が心にグッとくるものがあるからだ。乱れる金色の髪。まだ幼さが残る
可愛らしい顔。今にも壊れてしまいそうな表情で、自分のモノを愛撫するカガリに
ディアッカは魅了された。
決して上手な愛撫とはいえないのだが、それが逆に彼のツボにはまったのか、それとも
溜まりに溜まっていたせいなのか、ディアッカは射精感におそわれ始めた。
「…ぁあ…カガリちゃん…く、くわえて」
彼は切ない表情でカガリの名を呼びながら、彼女の唇にくいっと先端を押し付ける。
カガリは口を開け、促されるままにそれをパクリとくわえこんだ。
そして、彼は何度か腰を振ったかと思うと、彼女の口内に大量の精液を放出した。
「うっ、ぁぁ…」
低い呻き声をあげながらディアッカの体がびくびくと震える。
カガリは何が何だかわからずに、口の中に放出された生臭い精液をキレイにゴクリと
飲み込んでしまった。
「んっ…ケホッ、ぁあ…ん、やっ…あぁああ・・ぁぁぁあああああ──…」
そして、張り詰めていた糸が切れてしまったのか少し咳き込みながらもディアッカに続き
彼女はニコルのクリトリスの愛撫攻撃に耐え切れず、とうとう頂点に達してしまった。
カガリは体をくねらせながら、色っぽい悲鳴のような喘ぎ声を出した。
「あ…す、すごい…こんなにピクピク震えて……。カガリさん僕の舌でイってくれたん
ですね……。嬉しいです…僕。とてもとても……」
ニコルがうっとりとした表情で感動の声をあげる。
「ハァ・・ハァ・・か、カガリちゃん…オレのジュース全部飲んでくれたんだ…。
イイ子だなぁ…。オレ気に入っちゃったよホント…」
ディアッカがはぁはぁと荒い息を吐きながら、小刻みに震えるカガリの隣に座り
ベッド横の壁にもたれ掛かりながら言う。
──あのイザークが執着するのも頷ける。ホント可愛いよこの子…。よし、次は
是非とも下の口で……
一度射精はしたが、まだまだ物足りないディアッカは、期待に胸膨らませながら
カガリの足元へと移動する。だが、彼が何を考えているのかすぐにわかったニコルに
またもや止められてしまったのだ。
「図々しいいですよ、ディアッカ。こういうことは、まず隊長が一番です。さ、アスラン」
ニコルはアスランが大好きだった。そして隊長を立てることを決して忘れない
気の利く素晴らしい部下なのだ。
ニコルとディアッカが突っ立ったまま動かないアスランを見る。
「アスラン、どうぞ…。僕が彼女を濡れ濡れにしておきましたから。後はアスランの
ご自由にどうぞ。僕達手出しはしませんから」
ニコルは微笑んでそう言うと、ディアッカを連れてベッドから下りた。
ディアッカは少し苛立ったが、とりあえずかなり溜まっていたものを吐き出したので
この場は真の隊長であるアスランに譲ることにした。
やがて、微動だにしなかったアスランに、ついに目覚めの時が訪れるのである。
692 :
名無しさん@ピンキー:2008/04/29(火) 11:58:43 ID:/Dpe0zWx
抵抗することをやめてしまったカガリは、瞳を閉じてベッドの上に大人しく体を横たえていた。
そんな彼女を見て、アスランはフと眠り姫≠ニいう童話のタイトルを思い出した。
どこかで表紙を見たのだろうか。それとも誰かに聞いた話だったろうか。内容も結末も
彼は思い出せなかったが、まるで眠り姫のようだとアスランは思った。
──オレの……眠り姫…
見ると姫はしなやかな裸体を投げ出し、自分を待っているかのようだった。
輝く黄金の髪。豊満な白い乳房にツンとしたピンクの飾り。切なげな表情。苺のような唇。
そして濡れそぼったつるつるの秘所。
彼女が分泌した甘い蜜の香りに誘われて、アスランはまるで何かに憑かれたように
フラフラと歩を進め始めた。この漂う甘いフェロモンの魔法。彼はもう別世界にいた。
アスランは無言でベッドの前まで来ると、立ち止まって裸の眠り姫を見下ろした。
──今からオレは抱く。オレを待っていてくれた姫を…。
「アスラン心配すんな。ラクス・クラインには内緒にしといてやるからよ!」
ディアッカがニヤニヤしながら冗談ぽくアスランを冷やかした。
だが彼の婚約者であり、プラントの歌姫でもある見目麗しきラクス・クラインの名を
出されても、アスランはピクリともしなかった。彼にはもう、目の前で横たわるお姫様しか
見えない、完全に別の世界の住人となっていた。
──抱く…抱く…彼女を…。抱きたい。感じたい。愛し合いたい…。
全裸同士で絡み合いたかったアスランは、ニコルとディアッカが見ていることなど
勿論眼中になく、身に纏っていたものを全て脱ぎ去り、横たわるカガリに優しく覆いかぶさった。
鍛えられた彼の逞しい裸体が、彼女の華奢な白い裸体を包み込む。
やわらかな膨らみと自分の胸が重なった時のこの何とも言えぬ心地よさに
彼はしばらく酔った。
やがて閉じられた愛らしい唇にちゅっとひとつキスを落とす。
『姫…起きて下さい』心の中でそう呼びかけるが、姫の瞼は閉じられたままだ。
──…わがままな姫君はもっと情熱的なキスをしないと起きないに違いない…
アスランはカガリの小さな唇にちゅっちゅっと音を立てて吸い付くと、閉じられた唇を
舌でこじ開け、そして口内に舌を挿し込んでぐるぐると掻き回し始めた。
──あぁ何てやわらかな唇…。何て熱いキス……。
ディアッカの精液を飲まされて、まだ彼女の口内には生臭さが残っていたが、彼は全てを
受け入れ、舌を絡め取りながらカガリの唇を貪った。
初めてのキス。情熱的なキス。息も出来ないような…。アスランは上手に唾液を流し入れる
ことが出来ずに、カガリの口元は彼の唾液でベトベトに濡れていた。
だが、そんな状態でもお姫様の瞼は閉じられたままだった。
──何故姫は目を開けないんだ?眠り姫という童話の中の姫君はずっと眠ったまま
物語りは終わるのか?いや、そんな馬鹿な話はないだろう…
アスランは愛おしそうに起きない眠り姫の顔を見つめながら、そっと右手を彼女の股の間に
滑り込ませ、中心のワレメを指でなぞった。すると、予想通り指にべっとりと蜜が付く。
今度はもう少し深くワレメに指を入れてなぞると、コロリとした突起に指がぶつかった。
その瞬間、姫の体がピクンと揺れたのをアスランは見逃さなかった。
──これはクリトリス…。そうか、そうだった。姫はココを触られるのが大好きなんだ!
ニコルに愛撫されまくり充血し勃起したクリトリスを、今度はアスランが指で攻撃し始めた。
──姫…姫…姫…オレの…オレの…オレの…オレだけの……!
アスランは心の中でそう叫びながら、カガリの乳房にむしゃぶりつき、そして
右手の指で赤い蕾を刺激してやる。すると、沈黙していた姫君の口から甘い声が漏れ始めた。
「は…あぁあ…ん…やっ…ぁあん…や、め…」
とても耳に心地良い喘ぎ声。やわらかな膨らみ。そして次々と溢れ出てくる愛液。
お姫様の瞼はまだ閉じられたままだったが、アスランは我慢ならず己を挿入することを
決意する。
心を折られてしまったカガリは、彼にされるがまま、ただ喘ぐことしか出来なかった。
アスランは、クリトリスをいじくってやるのを一時中断し、指で膣の位置を確認する。
ザラ隊で姫総受け(*´Д`)ハァハァ
ラスティやミゲルの介入も待ってるぞ
久々に通りかかったら、神来てた!
けど、え、ちょ、続きは!?
これはコピペ?
固有名詞置換かも