【女体化】TS系小説総合スレ【男体化】5話目

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846名無しさん@ピンキー:2008/06/10(火) 18:32:16 ID:nym36uJk
うん
地元系絵本(?)にあった
847名無しさん@ピンキー:2008/06/10(火) 21:37:40 ID:f+QvGp7D
>>846
おまえなんか可愛いな
848名無しさん@ピンキー:2008/06/10(火) 21:53:20 ID:CVsXXvew
そういえばすごく久しぶりに来たのだけど、女ルルーシュとオリジナル青年の人ってもう来てないのか?
伏線?物語がある感じだったから続きが気になっている。
849名無しさん@ピンキー:2008/06/15(日) 20:39:43 ID:Gyte9fGO
ここもそうそう動きのあるスレじゃないからなぁ
850後編(エロ):2008/06/20(金) 22:50:20 ID:MVUhptzU
おじゃま致します。

DeathNote ジェバンニ(30)×女の子ニア(21)
後編のエロ部分から順次投下して行きますので、エロだけ楽しんでいただければ幸いです。
のちに投下の前編(長)はスルー可です。
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ステファンはカードキーを差し込み、ニアはこんな狭い部屋に泊まった事など無いかもしれない、などと考えた。
全てLの資金から支払われるのだから多少贅沢なホテルをとってもなにも言われることは無いが、
彼は使える予算の限られている組織にいたせいで染みついた貧乏性が、ついビジネスクラスを選択してしまう。
全てが見渡せるステューディオタイプの部屋へニアを先に入れると、ステファンは扉を閉めた。
物珍しそうにぐるりと視線を巡らせたニアは、開きっぱなしのノートパソコンに眉を顰める。
それに気づいたステファンが慌てることもなく言った。
「個人使用なので」
「当たり前です」
ホテルに残してある書類から、靴磨きに至る小物まで自分を特定できるような物は何一つ無い。
プロとしてそういった処理はきちんとしていたが、彼はいい意味でも悪い意味でも仕事とプライベートを分ける男だった。
ニアはバスルーム脇の壁に寄りかかると、珍しい事に少し呆れた口調で言う。
「この間、あなたの家に伺った際思ったのですが、案外だらしが無いのですね」
散らかしていた衣類をクローゼットへ隠した所を見ていたのか、とステファンは腐ったが本当の事なので仕方がない。
クリーニングを断っていたために、ツインベッドの片方はカバーもシーツも足下へと溜まってその意味をなしておらず
未使用のベッドへ広げてあった荷物を、使用したベッドへ纏めて放ると、シーツの上を軽くはたいて片手を上げた。
「男なんてこんな物です」
「もっと几帳面な人間だと思っていました」
「ずぼらな男ではダメですか?」
「駄目という事はありませんが、意外でした」
壁に身を預けるニアを引き寄せると、その手から歩行具を奪い、薄手のコートを脱がせてベッドへ横たえる。
「個々の道具の些少な特徴など気にはしないでしょう?」
「興味はありませんが、それらを把握しておくのも重要な事だと思っています」
さして面白くもなさそうに組み敷かれるニアはどこまでも生意気で、その口を塞いでしまおうと彼は噛みつくようにキスをした。

明かりを落とすと外はもう暗かったが、今夜は月が出ているので視界は良好だった。
汚してはならない感情を喚起させた前回と違い、白い肌に月明かりの陰影が落ち淫靡な景観を見せている。
常用着としているパジャマの上下を脱がせてやると、ニアが両膝を立てて最後の下着を隠すような仕草をみせた。
「あなたも全て脱いでください」
またか、と彼は思ったが、シルクより固い布を身につけた事のない様なニアの肌は、ことさら敏感で荒いスーツの刺激などは
強すぎるのかもしれないと考える。
早く身体を重ねたいという気持ちが急いて、彼のボタンを外す指が少し手こずった。

首に腕を回し身体を押しつけてくるニアに唇を重ね、柔らかい舌を吸いながら両手を身体の側面に滑らせ撫でていくと
擽ったそうにニアが身をすくめる。
前回は見ることが叶わなかった彼女の表情を観察したいという気持ちで、ステファンは枕を立てかけそれを背にニアを横から抱きかかえた。
体の上に引き上げ、自分へもたれさせると緩やかに巻く白い髪に鼻先を埋める。
張りのある柔らかな胸を掌に収めて先端を指先で転がし刺激すると、すぐにそこは固く起立して白い肌に淫らな影を落とした。
下から支えるように小さな乳房を掬い寄せて揉みながら、人差し指と中指で立ち上がったそれを挟み力を込める。
普段より色を増した胸の突起を摘ままれると足の間に疼痛が起きて、ニアが小さく身じろいだ。
ニアは胸元へ視線を落とし、己の白い肉が男の大きな手によって解され自分の身体から感覚を引き出してゆくのを不思議な気持ちで見ていた。
しかし観察されている側としては、ひたすらやりにくい。
ニアの額にかかる髪を除けてそこへ唇を押しつけると、非難も込め音を立ててキスをした。
851後編(エロ):2008/06/20(金) 22:53:01 ID:MVUhptzU
「ニア、手元を見ないように」
「手つきがいやらしいです」
「いやらしい事をしているんです」
半ば投げやりに言うと、背に添えた手で胸を反らせるように押し上げ差し出された胸の先に舌を這わせ乱暴に舐った。
不感症が復活していたらと彼は危惧していたが、ニアが微かに息をつめたのを感じその心配は無い事を確信する。
ステファンは形を確かめるように舌を這わせ時折尖ったそこを強く吸い、ニアは自分を包んでゆく甘い痺れに意識を投じた。
抱えていた身体をシーツへ降ろすと、再びステファンは胸元へ顔を埋める。
ニアの細い指が降りてきて自分の黒髪に絡むのを心地よく感じながら、含んだ乳首に軽く歯を当てると組み敷いた細い身体が揺れた。
柔らかく裾野を軽く揉みながら、両方の乳首を舌で弾き、吸い上げるとニアの呼吸が徐々に熱を帯びてゆく。
男が掌を乳房に押しつけ丸く動かすと立ち上がった乳首が固い掌に押しつぶされて、そこから派生した切なさが下半身へ滲んで行き
ニアは無意識に両足をすりあわせた。
乳房を強く掴まれる甘い刺激に顎を上げると、窓の外に端から闇に溶けるような二十日月が見え、既視感に襲われてニアは瞼を伏せる。
早く、為す術もなく快感に翻弄されることを望んだ。

ステファンの指は飾り気のない白い下着のふちをくぐり、中の柔らかい陰毛を撫でたが、思い直し手を抜くと下着の上からその奥へ指を滑らせる。
そこはもうニアから溢れるものが染み出していて指先に冷たい感触を与えた。
指を溝へ下着ごと押し込むと、その下の軟らかい肉が柔軟に変形して下着に染みこんだ愛液が指を濡し、彼はすでに固く凝っていたクリトリスを探り布越しに強く指の腹で撫で回した。
「ああ」
ニアが身じろぎ熱い息を吐いた。小さな肉芽から甘い快感が床にこぼしたミルクの様に広がってゆく。
スリットに指をはめ込むように押しつけて揺すると、ニアが切なそうに眉根を寄せ閉じることを忘れた小さな唇から、熱い息と共に微かなあえぎが漏れていった。
ステファンはニアの媚態に満足すると、溢れる愛液を吸って薄く肌に張り付くそれを引っ張り左右へ動かす。
細く引き絞られた布に充血した芯が擦られ、ニアが切なさに身体を捩った。
「いや」
ステファンは頬に手を添えてニアを自分の方へと向かせ、文句を言う唇を吸う。
水音を立てながら舌を絡めあって唇を離すと、ニアが頬を上気させて息も絶え絶えに言った。
「…早く、脱がせてください」
「おねだりですか、はしたないですよ」
「違います、下着が汚れて」
「それならもう遅い。いつから濡らせていたのですか?」
攻める様に睨むニアに眉を上げてみせると、ステファンは下着の脇に指をかけニアの羞恥心を煽るようにわざとゆっくり下ろして行った。
快感に潤んだ瞳でいくら睨め付けられても男の劣情を煽る結果にしかならない。
下着とニアの間に糸がが引いて、それを見せつけるように足を上げさせて下着を抜く。
動揺したニアの赤く染まった頬が視線を避けるように逸らされ、軽く笑ったステファンは身体をずらして臍へキスを落とし足に手をかけると、
白い内腿に口付けながら徐々に核心へと舌を這わせる。
「待って」
ニアが制止した。
「…それは結構です」
「舐められるのは嫌ですか?」
ニアが小さく頷き、足下のステファンを見る為に後ろ手をついて軽く身体を起こした。
快感に惚けて普段の鋭さはなりを潜めている。月光に照らされたニアはあどけなく美しかった。
ぽっかりと空いた黒い二つの穴がステファンを見つめ、彼は少年の頃ボーイスカウトで訪れた森の中にみつけた、古い枯れ井戸を思い出した。
覗き込んだ暗く深い闇の底は、原始の恐怖を感じさせると共に、奧になにが潜んでいるのか飛び込み確かめたくなるような好奇心を揺さぶった。
うち捨てられたその井戸に、宝や人骨を発見することは出来なかったが、ステファンは再び見つけたこの穴の底に何があるのか確かめなければいけないと思っている。

前回の乱れ様を考えると、残念だったが、表情を観察したいと思っていたので彼はあっさりと身を引いた。
名残惜しげに柔らかい飾り毛を指先で撫で、ステファンは顔を寄せて赤く染まった頬へキスを落とす。
「恥ずかしいですか」
ニアを横から抱きしめ耳元で囁くとニアは無言で胸を押しつける。男の身体は熱く、ほんの少しだけ失ったなにかを埋めてくれる気がした。
852後編(エロ):2008/06/20(金) 22:54:02 ID:MVUhptzU
ステファンはニアの背を撫でると、再び濡れたクレバスへと指を埋め潤いを確かめるようにゆっくりと動かし、顔を逸らすニアの耳の後ろに口づけて舌で形をなぞって行く。
「ん」
こそばゆさに息を漏らすニアの、閉じたままの足を少しだけ手で押し広げると肝心な所には触れないように指を膣の中へ差し込んだ。
濡れたそこは指を抵抗無く飲み込み、わざと乱暴に動かし水音を立てるとニアが嫌そうに眉をひそめる。
差し込んだ指を曲げて恥骨の裏を撫で、あいた親指で尖ったクリトリスを時々掠めながら宥めるように膣を擦ると、顔を背けたニアが徐々に熱い息を漏らしていく。
ステファンは耳から頬を伝い、時折唇を吸いながら、瞼を閉じて快感を追っているニアの淫らな表情を堪能した。髪の色と同じ、白い睫が震えて美しい。
男の指で膣内を撫でられる甘い感覚と、じれったいほどたまに訪れるクリトリスからの強烈な刺激にニアの意識が白く霞んで行く。
溢れた愛液が指を伝ってシーツへと染みを作り尻を冷やしてゆくのが判り、ニアは羞恥に興奮が高まって行くのを感じた。
身をかがめたステファンが疼く胸の頂を吸うと、連動するように身体の奥が指を締め付け反応を返すのが恥ずかしい。
男の肩口に顔を埋めると、もはや抑えるつもりもない喘ぎを漏らした。
「はあ、…ん、はっ…ああ」
細い腰が男の手に押しつけられる様浮き上がるのにそれほど時間はいらなかった。
「腰が動いていますよニア」
「ああそんな」
ニアが両腕を交差させて目もとを覆った。
その仕草が思いの外かわいらしくステファンはつい調子に乗り、荒い呼吸を繰り返すニアに声を掛ける。
「気持ちいい?」
ニアはうなずく。ステファンは彼女を辱めたいという気持ちはなかったが、どうしても言葉にさせたいと思った。
「ニア、どうなんですか」
尋ねてくるステファンに、暫くして観念したようにニアが掠れ声で答えた。
「……気持ちい…い…」
二人はかあっと頭に血が上ったのを同時に感じた。
頬が燃えるように熱い。ステファンは、今すぐその身体を開いて自分を沈めたいと思ったが、再び前回のような失敗を冒すわけにはいかない。
「はぁ、…あ…いい……きもちいい…」
理性のたががはずれたのか、うわごとの様に繰り返し白い身体をくねらせるニアの顔が見たくて、目元を覆う腕を掴んで除けその手を胸へと導く。
目を瞑り、陶然とした表情でゆっくりと自分の胸を揉む仕草を見せるニアに、柔らかい肌に押しつけた自身が痛みを訴える程に反り返るのを感じた。
膣の壁が膨らんだように圧迫感が増しニアがそう長くないことを知らせ、ステファンは差し込んだ指をまるく動かす。水音が立ったがニアにはもう聞こえなかった。
「んっ…う、…ッ」
辛そうに顔を歪めてニアが息を詰め、自ら掴んだ胸の指の間から白い肉が零れた。
「…っ!!はあっ…んっ、あ…ああ」
数回身体を弾ませるとぐったりと沈み込む。小刻みに震え無防備な表情を晒すニアに息苦しいほどの興奮を覚え、ステファンは大きく息をついた。
ニアは、前回よりもペースが速く、より敏感になっている。
もしかするとあれから、自分で慰めでもしていたのだろうかと考え、彼は自分の浅ましい想像に思いの外興奮を覚えて慌てた。
自分の手がどこにあるのか忘れているのか、ニアは相変わらず両手で自らの胸を掴んでいる。
せわしなく上下する薄い胸を細い指が覆っている様は猥褻で、いじらしくもあった。
ステファンはすっかり意味をなさなくなった自分の下着を脱ぎ、コンドームを付けニアに覆い被さると片足を抱え上げニアの充血した媚肉へぬめりを擦りつけるように大きくペニスを上下させた。
853後編(エロ):2008/06/20(金) 23:02:17 ID:MVUhptzU
「んっ…ん…ぁ」
達したばかりで敏感になったクリトリスを先端で押しつぶしてニアに声を上げさせた後、そのまま下へ滑らせて今だ淫らな収縮を見せる膣口へ浅く含ませる。
指とは違う熱い圧迫感にニアは自分の膣が期待しさらに潤んでくるのを感じて息を飲んだ。
あっけなく達したはずの身体はもっと深い快感を求めて、酷く疼いている。
視線を上げたニアと目が合いステファンは笑みを返し、こんな状態にも不思議なぐらい爽やかな、普段と変わらない笑顔が可笑しいとニアは思った。
程なくじわりと体重を掛けて、ステファンが自分を沈めて行く。
子供のように両目を固くつぶったニアを宥めるようにキスを落としながら狭い中をペニスで掻き分けた。
「う、ん…」
「はっ…」
ステファンは途中まで挿入して息をついたが限界だった。狭い膣壁がきつく締め付け軽く動かすと快感が背筋を上ってくる。
ニアが胸を反らせたために赤く色づいている胸の頂が突き出され、誘われるようにステファンはそれに指を向かわせた。
どこも柔らかいニアの身体で唯一固い弾力を返すそれを摘み押しつぶす。
「あ、あ」
甘い刺激にニアが声を漏らし中が収縮してペニスを強く締め付ける。ステファンは一息に突き入れて細い身体を激しく揺さぶりたい、そんな欲求に支配された。
それでも一応声をかけたのは、最初に嫌と言うほど刷り込まれたニアへの畏怖のせいか。
「大丈夫そうですか」
ゴム越しでも溶けてしまいそうに熱い彼女の中ではそう長いこと持ちそうもなく、自分の声が酷く上擦っているのに彼は苦笑した。
「ニア…痛みは?」
「…いいえ」
すっかり上気した顔でぼんやりと見上げてくるニアに、動きますと小さく告げて律動を始める。最初はゆっくりと、次第に激しく腰を打ち付けていく。
自分の中を圧倒的な存在感を持って行き来する雄にニアは声もなく背を反らせた。

「ニア大丈夫ですか」
ぐったりと枕に頬を押しつけているニアを見て、ステファンは、もし関係を続けられるなら、ニアの体力と加減を考え無ければいけないと考えた。
外にも出ない、運動をしている様子もないニアは、明らかにこの年齢にしては体力が無いように見える。
億劫にニアが頷きを返す。身体は水を吸ったように重く、とても眠かった。
「疲れました」
「少し休んで行きますか」
とは言ったものの、もうすでに1時間を優に超しているのでこれ以上戻りが遅くなるならそれなりの理由を連絡しなければならなかった。
ステファンがニアの顔にまばらに落ちる髪を、指先で除けていいものか悩んでいると、ニアが目を開ける。黒い瞳に見つめ返されて彼は思わず手を引いた。
「──いいえ、帰ります」
ニアが気怠げに身を起こし、ステファンはその肩にパジャマの上着を掛ける。それをかき合わせてちらりと横目に男を見るとニアは言った。
「服を着るので向こうを向いていてください」
おかしな事を言うな、とは思ったが、素直に彼は後ろを向いた。
衣擦れの音とベッドの上を体重が移動する微かなきしみが聞こえ、そんな事につい頬がゆるんでしまう自分にステファンは意外な程の充足感に気付く。
悲観はしていなかったが悪い事ばかりでも無いのかもしれない、などと考えているとニアが彼の背中に声をかけた。
「あなたはストイックに見えて、案外いやらしいんですね」
一瞬、にやけていた自分が見えたのかと焦り、目の前に自分の顔が写るものが無いか慌てて視線を巡らせたがもちろんそんなものは見あたらず
悔し紛れに彼は言った。
「ストイックな男なんていませんよ」
開き直って言い直す。
「厭らしい男ではいけませんか?」
「いいえ。少し意外でした」
「男なんて、こんなものです」
ステファンは拳を口元に当てると、咳払いをした。
854前編(長い):2008/06/20(金) 23:04:23 ID:MVUhptzU
前編
捏造多数・性格改変、色々気になる方はスルー推奨
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「あなたは私と、関係を持ちやすくする為に来たのですか」
唐突に、そして確実に人を苛立たせる事を言う、誰かから何かを聞き出そうとしている時のいつもの常套手段だった。
ニアは暫く返事を待った後、返事のない運転席に向かってもう一度声をかける。
「怒りましたか?」
当たり前だ。
ステファン・ラウドは心の中で吐き捨て、バックミラーを一瞥すると白々しい返事をした。
「なんの話ですか」
「あなたがフェデラルを辞めて私の元へ来た理由です」
気づかれないように嘆息して、彼はハンドルを握りなおした。
イギリスは右ハンドルで、普段と反対側に座っている為に少しだけニアを確認しづらい。
急なことだったので普通車しか用意できず、バックミラーに映る姿は、リムジンに乗り慣れている彼女には窮屈そうに見えた。

ニアは、一つ何かが引っ掛かると相当にしつこい性質だった。
レスターは天才たるゆえんだと言っていたが、この偏執狂にはいつも辟易される。
彼がFBIを退職してニアの元へと正式に来て以来、事あるごとにこの質問をされるのでステファンはいい加減うんざりとしていた。

ご自分に自信がおありですね。以前言われた言葉をここぞとばかり返してみようかと思ったが、大人げないと考え直す。
「何故そう思われるのですか?」
「特に理由はありません。只、急なことだったので」
確かに三年の間、二つの組織の間を命じられるまま行き来していたステファンが、
突然、なんの相談もなく元の職を辞め自分を売り込んで来るなど、堅実な彼の印象からは予測がつかない行動だった。
ニアに思い当たる節と言えば、前回の肉体的接触だけだったが、それにしても彼が動く理由としては薄い気がしている。

ステファンにとっても、あの一件がきっかけにならなかったと言えば嘘になるが、しかしSPKが解散してからずっと、そうなる事が必然だと感じていた。
しかしまだ若い彼には、夢であり大変な努力を重ねてつかみ取ったもの、それらを全て捨てて行くだけの勢いと理由が必要だった。
一度きりのニアとの肉体関係を継続させようと言う気は全く無く、むしろニアは同組織内でそう言った関係を特定の人物と持つことは無いだろうと考え、
むろんステファンもそのつもりだった。

「前にも言った通り、私としても半端な状態でどちらも続けてゆくより、こちらの活動へ専念させて貰おうと考えただけです」
「僭越ですが、現在のLには私の助力が必要だと思っています」
「あなたは上手く両立させているように見えました」
何度この話を繰り返せば気が済むのかと苦々しく思いながら、彼はいい加減棒読みになってしまいそうな説明を口にした。
「ご存じとは思いますが、監査局に配置されれば、他の機関への出向などは行えなくなります」
順調に出世の階段を上っていた彼は、SPK解散後にFBIへ戻って以来、長官管轄下の公事局などの管理部門を経て本部7階への一歩となる監査部へ異動が決まっていた。
当然踏み込んだ内部の情報を触る事になる監査官は、一介の捜査官だった以前の様に他機関への出向や手伝いなどは全て禁じられる事になる。
「人手が足りないニアの内情を知っているだけに、このまま離れるのは忍びなく、決意に至りました」
ニアが組織の中枢に人を増やさないのは彼女の我が侭であり、彼女を除く3人の関係者が不憫であるという個人的な意見も含めたつもりだった。
「私としては、あなたの部署の移動に伴い仕事の手伝いを依頼出来なくなることは、仕方ないと考えていました」
「こちらは人を増やせない理由から度々あなたに、面倒と知りつつ甘えさせて頂きましたが」
「ビジネスとして正常な関係に戻すちょうどよい機会だとも感じていました」
ニアの言うことをそのまま受け取ると、ニアとしてもあれが直接接触の、最後の機会になると考えていたのだろう。
だとするとあの唐突にも思えたニアの誘いは、後の関係の足掛かりと手綱を取るための戦略だったとも言えたが
ニアにしてみればまさかステファンが、彼が誇りとしているFBIを辞めて自分の所へ来てしまうなどと思いも寄らなかったのかもしれない。
855前編(長い):2008/06/20(金) 23:05:45 ID:MVUhptzU
「正常な…ですか」
「馴れ合いで関係を進めているといずれ齟齬が生まれ軋轢が生じるでしょう」
ニアは、自分をFBIに置いたまま、うまく使いたかったのかもしれないとステファンは思った。
割り切られていたと思うと少し寂しい気持ちになるが彼もプロなのでニアの言うことも理解できる。
手放しで歓迎されるとは考えてはいなかったが、わずかに消沈する気持ちがため息となって出てしまわないように気を遣った。
しかし、そんな感傷は置いておいて、痛い腹を探られる前に彼はなんとかこの話題を終わらさなければいけなかった。
向かう目的地はまだ遠く、残念なことに時間はたっぷりあるのだから。
「もとの組織を離れても私はあなたの役に立てると思っています」
「それは間違いないでしょう。ですが…」
今更、貴方の手助けがしたい、などと白々しい言い訳も吐きたくはないステファンは妙案を思いつきニアの言葉を遮った。
「正直に言いましょうかニア」
「ええ、お願いします」
「FBIの安い給料であなたの仕事を手伝わされるよりも、こちらで直接雇って頂いた方が私にとっても得になると考えた次第です」
「あなたが要求する活動はいざ実行となると、そう、楽な仕事でも無いのですよ」
実際、ただの人捜しや特定組織の調査で命の危険を感じた事は少なくはなく、
そして、こんな馬鹿な事を初代はたった二人で行っていたと、わずかな期間、"同僚"となったFBI長官からステファンは聞いていた。
事件や犯罪は専門組織にまかせておけば良い。
暇だからと言って何故わざわざ危険に首を突っ込むのか、天才の考える事は全く理解が出来ないと彼は常々思っている。

「──アームチェア・ディテクティブには判らない事もあるとは思いますが…」
もっとも現在のL、ニアは表には出ず、もっぱら危険にさらされているのは彼ら、ニアの命で動く手足であるステファン達だった。
一個人でしかなかった"L"は、今やニアを中心とする組織体制の総称と化している。
全く効果がないと知りつつ、ちくりと嫌みも混ぜ、ステファンは返したが、案の定ニアは自分に関しての話題には触れることなく会話を続ける。
「あなたは金銭や名誉欲で動く人物ではないのは判っています」
「買いかぶられているようですね」
そう言いつつ、ニアの自分に対する評価に彼は少しだけ胸をなで下ろす。
ニアは、身体に合わせきちんと仕立てられたスーツの背を暫く眺めていたが、座り直すと呟くように言った。
「まあいいでしょう…」
抱えた左膝を引き寄せそこへ頬を据え、身体を小さく丸めていると不思議と気持ちが安定する。この姿勢がニアにとって一番楽な体勢だった。
「こうなったことは、私の思うところではありませんが」
「あなたのような優秀な人を手元に置けるのは幸運な事です。決断していただけたことに感謝します」
これはニアの本心ではあったが、ステファンは当然そのまま受け取る事が出来なかった。
こう、上げたり下げたりされてはニアに対する疑念が深まるばかりで一言一句についつい身構えてしまう。
「光栄です。必ずあなたの役に立ってみせます」
しかし彼は、ずっと明るい道を歩いてきた人間らしく、自信を持ってそう言った。
ニアに、Lを維持させなければいけないという義務はない。
だが、ニアはその事に固執し、ニアの元にいる人間はそんなニアにそれぞれ特別な感情を抱き
ステファンもまた、根底ではニアの力になりたいと願っている。
「期待しています」
ニアは窓の外へ視線をやり、ついでの様にそう言うと、右手で自らの髪を玩び始めた。
通過儀礼の様な会話が終わった事を確信し、ステファンは漸く息をつき張りつめていた緊張の糸を解く。
何故こんなにニアが苦手なのか実は、彼にも判らなかった。
こうまでして関係を保とうと考えるのは、もちろんニアに対する個人的感情の他に、組織で上を目指していたステファンにとって
Lとのコネクションを保つ事は何物にも代え難い強みになると言う意味もあったが、今となってはもう関係がない。現在は職を失わない為、それと、己の疑問に答えを得るため、
そして、彼自身、安穏から炎へと身を投じてしまう様な刹那的な部分があった事を驚いている。

このまま沈黙が流れると思いきや、ニアが再び口を開いた。
「あなたはごく一般的な常識人で頭が固く、枠から外れる事を事更に躊躇するきらいがあります」
「?」
「しかし一旦、その強固な箍が外れると必要以上の開き直りを見せ…」
「それが良い方向へ働く時もあれば、思いもよらない暴走を引き起こす事もあるよう」
ニアが口の端を歪めて笑った。
856前編(長い):2008/06/20(金) 23:07:26 ID:MVUhptzU
突然、勝手に性格診断をされとまどったが、果たしてどの件に関して言われているのか彼には思い当たる節がありすぎて何とも返しようがなかった。
「心に留めておきます」
あえて彼は、それを深く追求せずに流し話を終わらせる事を計ったがニアは勝手に話を続ける。
「思うのですが…」
「行動前にああだこうだと理由をつけて回避しようと無駄な足掻きをするから反動が激しく返ってくるのではありませんか」
誰だってやりたくない事はしたくない、彼は思った。特にニアに指示される事は無茶が多くそれらを当たり前のように言われるので、
自分は年上の男性という意識のある彼にとってはプライドを刺激されてしまう。
仕事としては割り切れるが、そのほかの事に関してはどうしても一言言わずにいられなく、──彼は有能で努力家ではあったが
まだ若かったのでレスターの様に達観するまでには至らなかった。
「そういった事の無い様に気を付けましょう」
ステファンは不穏な空気を感じ取りこの話を何とか展開させぬように努力をしたが、ニアはそれらを薙ぎ払い先に進んでゆく。
「あなたの性質の様ですから、気をつけたとしても無駄なのではありませんか」
なら言うな、と口から出かかったが、寸での所で踏みとどまる。
「それでは成長しませんので」
「ではどうやって?」
「それは…」
己の無自覚な欠点をいきなり直せと言われても困る。ステファンは当たり障りのない事を言い、収束を試みた。
「強く自戒し、自分が我を失いそうなときこそより気を付けるしかありませんね」
「理性が働かない状況では、どうしますか」
「たとえばセックスの最中や、肉欲に意識が支配されている時など」
ステファンは思わず、そのままアクセルを踏み込み目の前を横断する真っ赤なダブルデッカーに追突しかけそうになった。
「ニア、あなたはそんな言葉を口にしない方がいい」
軽快なクラクションと共に悠々と去っていく二階建てバスをやり過ごし、ステファンは本心からニアを諫めたが、ニアは全く気にする様子もない。
「そうですか?その嵐に巻き込まれた事のある身としては、言う権利ぐらい欲しいものです」
「な…何を」
「私を蹂躙したことに関してです」
いよいよ来たかとステファンは息を飲み、我知らず姿勢を正した。
白々しい会話の後一端終息したと思わせた所で突然込み入った話に入られ、これもニアのいつもの手だと判ってはいたが、一端緩めた緊張の糸を張り直す。

気づくと目の前には巨大なラウンドアバウトが近づいていた。
この国は左側走行のため右回りなのでアメリカと勝手が違う上に、ステファンはこのロータリー式交差点があまり得意ではなかった。
時間は夜の7時を回り、今日は珍しく晴れていたために美しい夕焼けが空を染めていたが、彼の前にはお馴染みの霧が立ちこめ出したような気がしている。
本当に、来て欲しくなかった話題だった。
「蹂躙…ですか…」
「そうですね、すみません…一応は、同意の上でした」
イントネーションに悪意が感じられて、益々ステファンは責められている感を強める。
情けないがひたすら謝り倒して、時間を稼ぐしか彼に道はなく、しかもこれは以前にも通った道だと頭の隅で反省しつつ、言葉を絞り出した。
「…あ、あれに関しては…本当に申し訳ないと思っています」
「そうですか?その割りに、全く気にされている様子が見られませんでしたが…」
あの後ぐったりとしたニアを抱えるように宿泊先へと連れ帰り、その翌々日には再会も叶わぬまま、ニアの命でイタリアへと旅だった。
本土に戻ってからはやるべき事、話すべき事柄などが多すぎて、あえてステファン自らこの話題を持ち出し謝罪をする、などという機会は無かったと彼は考えている。
857前編(長い):2008/06/20(金) 23:08:44 ID:MVUhptzU
だが、黒い瞳を丸々とさせて、ニアは今、思いついたように言葉を足した。
「そういえば、今回は二人で話す機会は、十分にありましたね?」
先刻右折のために進入したラウンドアバウトはすでに四周を迎え、もはやどこでウインカーを点滅させれば良いのかも判らなくなってきている。
「…申し訳ありません、私の立場からは、言い出し辛い話題で、なかなか…」
「お得意ですね、また何も無かったような顔をされていました」
男の身勝手を責められている気がしてステファンは返す言葉に詰まり、ニアは狼狽するその背中を見ている。
この男はエリートらしい狡猾さと少年の様に率直な部分がアンバランスに同居していて、
益々苦手意識を持たれるだけだと判っていても、つい、必要以上に追いつめてしまう。
運転席に座るスーツの背に汗が浮いてくるような気がして多少同情心が起こり、ニアはその手を緩める事にした。
抱えた膝に頬を預けて楽しげに言った。
「フフ、冗談ですよ…いいえ、なかなか良かったです」
誰も、9つも年下の女にそんな事を言われる日がくるとは恐らく夢にも思わない。
ステファンはニアが吐いた台詞に唖然とし、開けた口を閉じる事も忘れたままバックミラーを確認して彼を見ていたニアと視線が合ってしまう。
美しい顔を歪めて笑うニアは相変わらず気味が悪かった。
「どうしましたか?バターになるまでぐるぐると回り続けるつもりですか」
「い…いいえ」
慌ててハンドルを切り車線を替えると最初に訪れた出口から、もう何周目なのかすら判らなくなった円形の交差路を抜け出した。
集中力を欠いていた彼は希望した方向へ出ることは叶わなく、さりとて再び進入する気にもなれずに、仕方なく道を大回りする事にする。
革で覆われているハンドルは滑りはしなかったが、じっとりと汗をかいている掌をぬぐいたい、と彼は思った。
「道を外れましたね」
ニアが分かり切っている事をちくりと刺してくる。
「ロンドンは走りにくいので多少は勘弁して頂きたい」
「そうですね。そこら中穴だらけの方がスピードも出せなくて、あなたには丁度良いかもしれません」
ニアがアメリカの道路事情に喩えるように嫌みを言った。
まだ話は終わっていない事を告げられたようで、再びニアから話題を振られるよりは、とステファンは自ら切り出す。
「その…暴走しないように次回からは重々気を付けて行こうと思っています」
「次回…ですか?」
「いえ、その」
あわよくばなどと言う下心は少しも無かったが、そんな時に限って余計なことを言ってしまい
ニアに勘違いされてしまったかとステファンは焦った。
「それにしてもずいぶん激しくてあの後暫く伏せってしまいました」
「ほ…本当に申し訳ないと…」
「ビギナーでしたのに」
彼としてもあれほど征服欲を刺激されてしまった理由もわかっていたが、気にはしていても気遣うことが出来なかったのは事実なので反論のしようがなかった。
858前編(長い):2008/06/20(金) 23:10:41 ID:MVUhptzU
「一回り下の女の誘惑に思わず手を出してしまい、制止も聞かずに乱暴に事に及んだ…、その罪滅ぼしに、私の仕事を手伝おうと?」
「いいえ、…それは誤解です」
ステファンは、一番痛いところをつかれ、運転中でなければハンドルに伏せってしまう程のダメージを受けた気がした。
全く関係ないとは言えなかったが、あまりにも情けないので、そうしておくことにする。
それにしてもレイプされたかのような言い方は非道い。これからこのネタでどれだけ虐められるのかと考えると気が滅入る思いだった。
常に新鮮なネタを求めるニアにはそんなつもりは無かったが、彼は知るよしもない。
「気にはされていたのですか」
「む、むろんです。謝らなければならないとも考えていました」
「別に謝罪は結構ですよ、お互い同意の上なのですから」
ならば責めるような言い方をしないで欲しい、とステファンは思った。
この前から、うろたえる男を見て楽しんでいるのは間違いなく、最近はあれほど執心していた玩具にも興味が失せたらしいニアの
体の良いオモチャになど、されてたまるかとステファンは歯を食い締めた。
「私としても、あのような暴挙はもう二度といたしません。証明は出来ませんがどうか信じて頂きたい」
「名誉回復を望まれるのですか」
「いいえ、いいえとんでもない」
「そうですか、どちらでも構いませんよ、私は」
そう言ってニアは口元だけで笑い、ステファンは返す自分の笑みが不自然に固まるのを感じた。
そんなつもりなど全く無かったはずが、いざニアが妖しい眼差しを向けてくると自分の中の好奇心と男の本能の部分が頭をもたげ始める。
むろん彼としても、出来ることならニアの白い身体をもう一度抱きたいという欲望はあった、ありはしたが、リスクも高いのは明らかで
押すべきか引くべきかここはどういう反応をしたら自分に取って一番良いのか、まるで生命の危機に際した瞬間の様に様々な事が頭をよぎった。
ぐらぐらと信念が揺らぎだしたステファンに、ニアは涼しい調子で続ける。
「しかし、あなたは、仕事の仲間とは関係を持たない主義の様ですから」
これはなにか知っているとしか思えない。ステファンは内心冷や汗をかいたがニアの嫌みな体質は熟知していたので、とりあえずしらをきりとおす。
「そういう訳ではありませんが、時と、場合によります」
「何事も」
そうしめると、喉が渇いて言葉が出ずらく、一つ咳払いをした。
「むしろあなたの方が、そういった事を倦厭されるのではないかと思っておりました」
「私は特に、なにも主義はありませんが…」
「なので、あなたが望まれるのでしたら、そうですね」
「構わないと?」
実に微妙な言い方をされて、思わず聞き返してしまう。理性が本能に負けた瞬間だった。
彼にしてみればそれが精一杯だったが、ニアは続けた。
「ええ、結構ですよ」
「私もニアが…もし、希望されるのであれば」
「構いませんか?」
ニアが、少し前のステファンの言葉を真似るように返事を返した。
平行線なので、どちらかが折れるしか終わらない話に、ステファンは早々に終止符を打つ事にする。
「私の宿泊しているホテルでよろしいですか?」

--------------
後半>>850
859名無しさん@ピンキー:2008/06/21(土) 11:52:56 ID:7kLOGQKX
上手いんだが、デスノートは正直言って萌えん
腐女子のイメージ焼き付けられすぎのせいかなあ

というか少年誌系TSで萌える男ってこのスレにいる? ちょっとした疑問
860名無しさん@ピンキー:2008/06/21(土) 12:34:26 ID:xXfnVuSg
>>772
ギアスの部分TSとかは既出か?


ルルーシュ…母を見捨てた父を憎んでる元皇女でシスコン。
         幼馴染の親友スザク♂を妹の騎士に考えていたが、袂を分かつ 
リヴァル・・・バイク好きの元気娘、シャーリーが好き
マオ…C.C.に執着してるメンヘル女
V.V.…神出鬼没幼女

C.C.・・・能面少年
カレン…家族想いの熱血野郎にしてルルーシュ嬢の右腕
シャーリー・・・ルルーシュに惚れる生徒会の優男
ユフィ・・・ルルーシュの初恋相手。スザクと意気投合
861名無しさん@ピンキー:2008/06/21(土) 12:34:38 ID:mFlvyEnj
作中でやってくれた話の延長線上なら(とらぶるとか)
全然本編と絡まん状況でやられてもイマイチだなぁ
862名無しさん@ピンキー:2008/06/21(土) 12:54:18 ID:9i7q2sip
多分初めから自然に女になってるから戸惑う描写がなくて
キャラの名前を目で追っていくだけになって、結果ホモってるように見える
と個人的にはそう思う
863名無しさん@ピンキー:2008/06/21(土) 12:57:01 ID:PusGW1Qr
>>861
俺も物語中でTSするのはけっこう萌える。何週か前のとらぶるで女になってた、あんな感じ
疑問なのはちょっと言い方が違った。少年誌系女体化だな。萌える男はいねがー
864名無しさん@ピンキー:2008/06/21(土) 16:51:17 ID:SMSxsfNA
>>862
小説という文字メディアと漫画・アニメというヴィジュアルメディアの違いだな

絵で表現されていれば、それが誰という情報以前にそいつが男・女という情報が付いて来るが
小説というメディアでは、名前が人格と姿を表現しており既に知ったキャラなら
そいつの性別や容姿の基本イメージが存在するので
書く側はそれが女になってるという心算で書いていても
読む側にはそれが女になってるという意味は付加されてない常態で読む

初めから性別が逆転している設定の場合、漫画なら有りでも小説じゃ無理がある
表現技法的な決定的な差だから、プロ作家の力量でもまあ無理かな
三人称を使って彼女がとかで意識させることは多少出来るが限度がある

男だったキャラが女になったというシチュエーションを描写するなら
登場人物がその状態にギャップを抱いてくれてる分読者もついていきやすいがな
865名無しさん@ピンキー:2008/06/21(土) 17:22:07 ID:Ff/u4vSe
少女誌系TSってあったっけ
866名無しさん@ピンキー:2008/06/21(土) 17:33:56 ID:kuyvRvXH
少女マンガはヒロインが主人公で存在感持っているし、女キャラも多い。
少女マンガであえて女体化するのは腐ぐらいだろうw

つーかこれ、続き物なんだろ。だから唐突に押しつけられた感じがする。
まぁ、普通にうまいしエロだしGJだな。
867名無しさん@ピンキー:2008/06/21(土) 18:10:11 ID:Ff/u4vSe
考えたけど少女漫画でTSは本当に思いつかない。婦女子もしないんじゃないか。
GJは先の投下場所でやった
疑問がいくつかある。答えてくれなくて良いけど
なぜここに再投下したのか(ここへは投下したのは先の投下者本人ではないかもしれないが)
なぜ読みやすく前編後編を入れ替えなかったのか

レスに関する感想だけど、
>知らない、気に入らないネタでもスルー厳守
気に入らなかったら黙ってればいいのに腐とか腐とか腐とか言いたいだけのように感じた。
あと、訳の分からない長文分類は書き手部屋でやってろ
868名無しさん@ピンキー:2008/06/21(土) 18:54:19 ID:KyyEAmiF
なに怒ってるんだw
俺もスレ追いから来た口だが再投下ではなく新作みたいだぞ。
タイトルがないから紛らわしいな。


少女マンガというとNANAとハチクロとのだめぐらいしか知らない俺だけど
のだめの主人公2人の性転換は有りかと思ったw
ただ、千秋が今以上に可哀想になるがなw
869名無しさん@ピンキー:2008/06/21(土) 20:12:06 ID:SDrmi+Ji
唐突度からいったら先の忍たまも最初から物だし、なぜこれに拒否反応がでるのか謎だ。
まあ腐っぽさが感じられると萎える気持は分からないでも無いけどあえて即レスはしないな。
あと、個人的に忍たまスレ読んで見てあそこの職人達は女性かなと思った。
仲間職人に全レスとか。
870名無しさん@ピンキー:2008/06/21(土) 21:53:12 ID:vKFusROk
別に腐だ腐だ言いたかったわけじゃないよ
上手い、けどなぜよりによって俺が萌えられんデスノート女体化なんだチクショー orz
と寂しさを紛らわせたかっただけで

気が向いたら女体化じゃなくて物語中のTSみたいのを書いてホシス
871名無しさん@ピンキー:2008/06/21(土) 22:33:37 ID:+hcdDUU6
お、職人来てたんだな。GJ!

俺は女体化も好きだけどなー。
ただし元キャラの顔が好みかどうかが大きいがw
コイツ女だったらよかったのにと思うキャラなら、むしろ歓迎する。

>読む側にはそれが女になってるという意味は付加されてない常態で読む
って言っても、前振りやタイトルで提示してあれば
女になったらこうだろう、ってのを脳内で補完できるしな。
逆に元ネタ知らなければただのエロとして読む。結局は面白いかどうかでFA。
872名無しさん@ピンキー:2008/06/21(土) 22:40:22 ID:KyyEAmiF
>>862は要するにこのスレは>>563として通ってる派だからじゃないか?
俺も最初に書いてあったら別に混乱しない。

エロとして読むならネッちり書いてあったら別の意味で楽しむw
873名無しさん@ピンキー:2008/06/22(日) 04:01:12 ID:Xjl1PGxj
TSならなんでも萌えられる俺は勝ち組
874名無しさん@ピンキー:2008/06/22(日) 07:19:25 ID:OSsM0kdY
>>873
バケモノが……
875名無しさん@ピンキー:2008/06/22(日) 10:48:49 ID:lxSGkBXd
作中TSは理由考えるのがメンドクセという俺参上
ギャグならご都合主義でごり押しするが、シリアスな話で下手な理由つけても萎えるしな…
生まれつき女(男)だった設定は、書き手からすると説明いらなくて楽
876名無しさん@ピンキー:2008/06/22(日) 13:23:46 ID:dVu7lRwJ
本編中ではムカつく♂だが♀だとしたらこいつ萌えるんじゃね? というのはよくある
でも実際に少年誌系の女体化を読むとこう、居心地悪いというか妙に落ち着かん気分になる
なんだろね、これ
877名無しさん@ピンキー:2008/06/22(日) 13:36:09 ID:xgoGoPfI
性格まで変わってることも多いからとかかなぁ
小説だと絵もないし、それもう別人じゃ…?っていうのも多い印象
878名無しさん@ピンキー:2008/06/22(日) 13:41:30 ID:bQl4Hguh
あぁそう言うの多いな。
すごいロリになっていたり、あぁ〜んみたいな。
性格が納得いく元の通りの描写なら何でも萌えるわ。でも変わっていると、それはオリジナルでは…という気持ちにはなる。
設定と、男側のキャラだけ借りている感じ?
それってメアリーなのだろうか…。
879名無しさん@ピンキー:2008/06/22(日) 13:45:38 ID:nY/ijRa0
そうじゃないのもあるにはあるが
>>877-878の言うようなのも結構あるよな
遭遇率高い
男らしいキャラが女になって「アオオーッ!」とかいう喘ぎ声出されてもアレだがw
880名無しさん@ピンキー:2008/06/22(日) 13:50:48 ID:bQl4Hguh
ワロタw>アオオオーッ
ヤバイ、はまったわ…むしろ読みたい。
881名無しさん@ピンキー:2008/06/22(日) 13:56:41 ID:dPA+HFpn
ああ、なんか判った気がする。
>>878ので。
ドリーム臭を感じてしまうんだよ。
元が判らないほど女らしくて可愛い感じに改変されていて、それって名前変えただけのオリキャラなんじゃね…?と。
自分的には今回のデスノは有りだったかな。
元から割と中性的だったし、読切りで大人になっていたし。
882名無しさん@ピンキー:2008/06/22(日) 14:26:46 ID:Pofru3Lc
>ドリーム臭
それだ。結局オリキャラどころか自己投影なわけで
そういうのを上手く隠す、抑えるってのが書き手にも必要な節度だと思う
883名無しさん@ピンキー:2008/06/22(日) 21:02:42 ID:BfjfX0VM
要はキャラの性格を生かせるかどうかなんだよなー。
884名無しさん@ピンキー:2008/06/23(月) 03:04:04 ID:NH2UOLPn
キャラの性格をどう解釈するかは、読者によっても違いがあるように
「女体化」という言葉に対する住人の認識の違いもありそうだな

上のレスを読むと、このスレでは主に
「男キャラなら女体化したことに対するとまどいやためらいそしてエロ
それが萌えるし読みたい」
が住人の意見だろ。
しかし女体化スレッドの(特に女住人の多い所には
「あの作品の男キャラを女だと設定して、こういう話やカップリングが読みたい」
という趣旨のものもある。

上のデスノの場合は
投下主がどういう読み手に向けて書いたか、がポイントだと思う
885名無しさん@ピンキー:2008/06/23(月) 03:34:25 ID:IiD8iI7K
細かい趣味思考の差は仕方ないんだし、多少好みじゃなくても読み手がスルーすりゃいいだけの話なんだけどな。
無理矢理読まされてるわけじゃないんだし。
勿論、書きながら投下とかsageてないとかそういうマナー違反は論外だけどさ。
886名無しさん@ピンキー:2008/06/23(月) 05:27:12 ID:G+PsN2N9
もうすぐスレ容量MAXなので注意。
887名無しさん@ピンキー:2008/06/23(月) 06:40:54 ID:J1Kj7Ns3
お前等また00が来たときみたいな小競り合い始めるのか。
結論は>>576-604
1月のレス読み返してこい。
888名無しさん@ピンキー:2008/06/23(月) 07:33:34 ID:B5mpTpES
そうだな
TSに関する考察は読んでて面白いけど、
住人の総意だとか職人がどの層に向けて投下したとかの勘ぐりはいらんだろ
投下したい職人が投下できればいいんだし

1000なる前に容量越えるかな?
次スレ建てとく?
889名無しさん@ピンキー:2008/06/23(月) 07:35:37 ID:eeldm/8r
悠長な事言ってるとスレ落ちるなw
890名無しさん@ピンキー:2008/06/23(月) 19:06:05 ID:g9zgbXiQ
と言う事で建てました
【女体化】TS系小説総合スレ【男体化】6話目
http://yomi.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1214215459/

890なら次スレの平和と豊作祈願
891名無しさん@ピンキー:2008/06/25(水) 19:57:11 ID:97Sll1Df
ここでなら言える…!
今日の○たま、昔話の人のSSのおかげで、無駄にキラキラしてた金吾に動悸が止まらなかったよ!

ありがとうありがとう新しい世界に開眼しました!
892名無しさん@ピンキー:2008/06/29(日) 00:55:05 ID:IaPTvU/4
スレの容量ってどうすれば調べられるの?
893名無しさん@ピンキー:2008/06/29(日) 02:22:46 ID:F2+99xf1
ブラウザで見ればでるよ。他の手段でも見れるかは知らない。
いま498KBだね。
894名無しさん@ピンキー:2008/06/29(日) 23:13:48 ID:IaPTvU/4
おお、この赤い数値か。
ありがとう。
895名無しさん@ピンキー
書いてみる!
とは言ったものの
台本は作れても文章書けねぇ

台詞まみれだ

難しい