強制女性化小説ない?part27

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1名無しさん@ピンキー
男のキャラクターが科学や魔法やその他の方法で意思に反して女性化
されるSSを楽しむスレッドです。SSへのコメントや、その他TS系サイト
の情報、あるいは強制女性化の萌え談義で盛り上がりましょう!

■暫定ローカルルール
このスレにおいて適用します。

☆レズスキー及びレズスキーネタは、下記の議論スレで。

☆SS投下・妄想ネタ・TSF情報・ポジティブな感想・GJ以外は、全て議論スレへ。

※最近マナーの良く無い発言が目立ち、荒れる原因となっているので、
  暫定措置としてこのスレにおいては、このローカルルールを適用します。
※その他、注意事項は>7を参照。

■議論はこちらへ。
【ぴんく難民】 強制女性化小説ない? 論議スレ  3rd
http://sakura02.bbspink.com/test/read.cgi/pinknanmin/1127492205/

【前スレ】
強制女性化小説ない?Part27
http://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1168049296/
2名無しさん@ピンキー:2007/06/03(日) 01:50:02 ID:7HyD8sDm
過去スレ、保管所などは>>2-7を。

【保管所】
投稿SS・イラスト保管庫(※更新停止中?)
http://red.ribbon.to/~tseroparo2ch/
強制女性化SS保管庫
http://yellow.ribbon.to/~tseross/

【関連サイト】
画像うp/お絵描きサイト(他TS系スレと共有)
http://tsadult.s7.x-beat.com/

【TS関連スレッド】
〈エロパロ板〉
【女体化】TS系小説総合スレ【男体化】4話目
http://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1163930291/
もし理想の女性に生まれ変わったら… その8
http://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1176377932/
痴漢、レイプ癖のある♂が女体化or女性化
http://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1168578521/
男体化スレ
http://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1171773153/
〈エロ漫画・小説板〉
TSF(性転換)のネット小説について語ろう
http://pie.bbspink.com/test/read.cgi/erocomic/1072090628/
TS漫画スレ
http://pie.bbspink.com/test/read.cgi/erocomic/1106823842/
男が美女に性転換されて男達に嬲られるエロ漫画
http://pie.bbspink.com/test/read.cgi/erocomic/1115379319/
〈エロゲー板〉
性転換(TS)ネタ統合スレッド Part18
http://idol.bbspink.com/test/read.cgi/hgame/1177857634/
〈半角二次板〉
朝起きたら女の子になっていました Part15
http://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/ascii2d/1179326518/
〈フェチ板〉
■ 女に生まれ変わったらやってみたいこと4 ■
http://pie.bbspink.com/test/read.cgi/feti/1175185675/
3名無しさん@ピンキー:2007/06/03(日) 01:50:34 ID:7HyD8sDm
【TS関連スレッドその2】

〈創作文芸板〉
■ふにゅ☆ -性転換(TS)ネタ専門スレ- 15■
http://love6.2ch.net/test/read.cgi/bun/1175388020/
【リアル?】性転換(TSF)小説【フィクション?】
http://love6.2ch.net/test/read.cgi/bun/1080607968/
〈ライトノベル板〉
ライトノベルは女装・性転換作品の宝庫♪2冊目
http://book3.2ch.net/test/read.cgi/magazin/1078005555/
【先輩とぼく】沖田雅 3【オオカミさん】
http://book3.2ch.net/test/read.cgi/magazin/1149213576/

〈SF板〉
♂♂♂性科学SF♀♀♀工口じゃないよ科学だよ
http://book3.2ch.net/test/read.cgi/sf/1076908089/
4名無しさん@ピンキー:2007/06/03(日) 01:51:14 ID:7HyD8sDm
5名無しさん@ピンキー:2007/06/03(日) 01:52:36 ID:7HyD8sDm
【過去スレッド(2)】
強制女性化小説ない? Part12
http://pie.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1086265602/
強制女性化小説ない? Part13
http://pie.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1089199625/
強制女性化小説ない? Part14
http://idol.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1091716206/
強制女性化小説ない? Part14(実質Part15)
http://idol.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1091754078/
強制女性化小説ない? Part15(実質Part16)
http://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1102851738/
強制女性化小説ない? Part17
http://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1107616523/
強制女性化小説ない? Part18
http://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1112115915/
強制女性化小説ない? Part19
http://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1116141918/
強制女性化小説ない? Part20
http://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1122706289/
強制女性化小説ない?Part21
http://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1127230752/
強制女性化小説ない?Part22
http://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1133965211/
強制女性化小説ない?Part23
http://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1140014162/
強制女性化小説ない?Part24
http://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1148431375/
強制女性化小説ない?Part25
http://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1152972928/
強制女性化小説ない?Part26
http://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1156916130/
強制女性化小説ない?Part27
http://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1168049296/
6名無しさん@ピンキー:2007/06/03(日) 01:53:18 ID:7HyD8sDm
【注意】
◇強制女性化でも萌えは各人各様。好みが異なる人ともマターリ共生を。

【スレが荒れたときの対処】
◇荒らしは、自分の書き込みに対するスレの反応を楽しみます。
◇荒らし煽りはスルーが原則。
◇本人の意図に関わらず、荒らしに反応しているレスもその一部です。
◇荒らしに議論を仕掛けることは、スレの荒廃を招くだけです。
◇どうしても一言物申したいときは、議論スレ等でぶちまけること。
◇状況が目に余るときは、やんわりとこのテンプレ(>7)を示す。
◇コピペ荒らしやブラクラなどの書き込みは削除依頼を。
◇趣向が合わないと思った書き込みはスルーすること。
 自分の好みに他人を従えようとすれば、スレは荒れてしまいます。
7名無しさん@ピンキー:2007/06/03(日) 01:56:03 ID:7HyD8sDm
すまん。スレタイが前のと同じだ…吊ってくる
ここのスレタイは以下の間違い

強制女性化小説ない?part28
8名無しさん@ピンキー:2007/06/03(日) 02:10:52 ID:ZwYeXUwl
□■■■■■■□■□□□□□□□□■□□□■■■□□□■■■□□
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□□■□■□□□■■■□□□□■□■□□■□□□□□■□□□■□
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awacs
<<27じゃない! part 28だ! みんなついてこいよ!>>
9名無しさん@ピンキー:2007/06/03(日) 02:22:02 ID:KgK218Bt
肝心の所でミスったな
まあ>>1
10名無しさん@ピンキー:2007/06/03(日) 06:28:04 ID:6qUMCv3C
>>1

あとは神の降臨を待つだけだ
11名無しさん@ピンキー:2007/06/03(日) 10:25:47 ID:qLTuxApx
最近純愛分が足りない、純愛分が足りないぞ
12名無しさん@ピンキー:2007/06/03(日) 10:41:39 ID:42sie6Y7
純愛分は支援所で補給してくれ。

陵辱だ! 強姦だ! ダークエンドこそ強制女性化の醍醐味にして真髄!

13名無しさん@ピンキー:2007/06/03(日) 11:09:59 ID:RLK1K/Ac
まずはhiroshiさんの
あゆこの続きが投下予定だ!
ガンガンいこうぜ!
14名無しさん@ピンキー:2007/06/03(日) 12:16:40 ID:AjM0TROm
憑依 15歳 巨乳 処女 レイプ キモオタデブの家庭教師

このようなイメージで製作中です
完成したら投稿します
15名無しさん@ピンキー:2007/06/03(日) 12:50:03 ID:WJv8bVIx
スレ建て乙。
>>11
純愛分はかなり難しいのもあるからじゃない?
女体化して間もないうちに男を好きになるのは当人にも抵抗あるだろうから、
そこからの心理面での変化を描くのって結構大変だと思う。
それを考えたら、陵辱とか強姦の方が書きやすいんじゃないかな、と。
私見だけどね。
ああ、でも女相手の純愛ならそうでもない、のかな。
16名無しさん@ピンキー:2007/06/03(日) 14:38:45 ID:+qP+fTiQ
その高いハードルを越える純愛が読みたいぜ
17名無しさん@ピンキー:2007/06/03(日) 14:57:48 ID:6qUMCv3C
じゃあ寝取られなんてどうだ
これならダーク派と純愛派、双方が満足できるだろ
18名無しさん@ピンキー:2007/06/03(日) 15:07:29 ID:WV9NsYWU
TSで寝取られってシチュエーションの整備だけで凄まじい無理が生じそうだな。
つか、寝取られクレクレは何処のジャンルでも荒れる要因の一つだから胸の内だけにしまっとけ。
19名無しさん@ピンキー:2007/06/03(日) 20:21:03 ID:IBeu6/6X
ダークエンドじゃなくても良いけど雰囲気的にダークと言うのは重要じゃまいか?
このスレの本義は強制的に女性化する事。
本人が望まないままに女性化してしまうことであって、その辺の理不尽さに萌えるのが本道ではないかと。
そうでなければ百凡の女性化SSスレと変わらんし、望んで女性化してしまう話など読みたくも無い。w
20名無しさん@ピンキー:2007/06/03(日) 21:53:41 ID:/33Tw9nQ
wktk
21名無しさん@ピンキー:2007/06/03(日) 22:11:47 ID:Q/66V8yn
女性化された男が恋人が他人にレイプされるのを防ぐ為に
自分が身代わりになって相手の要求を飲むってシチュエーションはどうだろう?

勿論、無理やり女性化させた上に、恋人を人質にするような奴は許せないが
逆らうと恋人が代りにやらされるっていうんで、
嫌なのに率先して要求を飲まなきゃならないってなシチュエーションとか
22名無しさん@ピンキー:2007/06/03(日) 22:39:54 ID:+cYoKtxC
純愛だろがレイプ物だろが百合だろが異種姦だろがドンとこいや!!と思うのは少数派なんだろな。
23名無しさん@ピンキー:2007/06/04(月) 01:13:49 ID:PKMPAJiy
>>22
安心しろ、俺もだ。

キボーンはうぜぇだけだが、ネタ出しはいいな。
作者さんの創作意欲を擽れれば幸い。
24京丸@ピンキー:2007/06/04(月) 02:31:38 ID:ISoLKiz6
えーっと。
私が書いていた、作品どう頑張っても百合方向に行ってしまう為、新たに書きました。
今度は頑張ってダークっぽく攻めるつもり。
眠らされた息子が、マッドサイエンティストっぽい両親に趣味に拘った改造をされてしまいます。
恋人の女の子も男にされてしまうが、その過程は詳しくはカキコしませぬ。
両親は基本的に何も考えてないので、息子の嘆きには無関心・・っつうか喜んでいると確信してます。
一気に無力な、しかし敏感な少女にされた主人公。
って作品です。
あまり甘くはしないつもりですが、最後はハッピーエンドにするつもり。
白石晶21才だが14才の儚い少女にされます
白石和夫・・父
白石美和・・母
黒木薫・・晶の恋人
白石崇・・晶の従兄弟
その他何人か出る予定。
って事で投下。
25京丸@ピンキー:2007/06/04(月) 02:32:46 ID:ISoLKiz6
晶の悲喜劇
時は西暦2055年の日本。
文化は激しく・・進んではいない。
電化製品が少し進歩し、ハイウェイが少し上空を走る様になり。
日本縦断のリニア新幹線が開通し、車も水素燃料に変わった。
しかし他は対して進歩していない。
ただし医療技術関係は格段の進歩を遂げた。
そんな医療技術と形成外科で世界の遥かトップを走る教授が日本に居た。
新日本国立医科大学。
その名も特別名誉教授、白石和夫とその妻でも有り神経外科の権威でもある白石美和。
確かに天才では有ったが、その研究方向があさっての方を向いていたのが、難点でも有る。
和夫が待ちきれない風に美和に尋ねた。
「奴はいつ頃来るんだ?まだか?」
美和が妖しくも美しい相貌を和夫に向ける。
「晶さん?あの子ならもうすぐ来る筈ですわよ」
「そうか、待ち遠しい」
そんな夫婦が膨大な機材が詰まった部屋で待ち構えている中、晶は車で向かっていた。
「最後の夏期休暇だからな・・薫の為にもバイト代稼がなきゃ」
息子の晶は自らが通う新日本医科大学に、親の手伝いをし、バイトをするつもりだった。
「しかし・・あの親だしなぁ、又良からぬ事を考えてないだろな」
時給はすこぶる良いのだが、不安な気持ちはどうしても頭から消えない。
車を構内の専用駐車場に入れ、両親直通のインタホンを押した。
「僕!晶!今ついた!」
暫くして扉が開き、晶の両親がにこやかに出てきた。
「良く来てくれたな」
「晶さん、さっそくで悪いんだけど、こちらへいらっしゃい」
晶は思い切り警戒した。
「ま、また変な事企んでないだろうな・・」
夫婦はそれには応えず、にこにこと息子を先程の部屋へ連れていく。
部屋に入った晶に美和がプシュッと何かを首筋に注入した。
「うわ!何すんだ!あ・・眠たく・・ふわぁ」
夫婦の表情はあくまでもにこやかだった。
26京丸@ピンキー:2007/06/04(月) 02:33:51 ID:ISoLKiz6
晶の悲喜劇
倒れこむ晶を、すかさず和夫が専用台に乗せ、手術台に安直した。
「さあ、早速始めようかね」
「晶さん、ごめんなさいねぇ・・」
この夫婦狂っては居ない。
ただ夫婦共通の信念が人とは違うだけだ。
あまりにも悲惨な手術なので詳しくは書けない。
骨と筋肉を短縮し、神経末をミクロ単位で操作。
バイオ技術と遺伝子操作で作った器官を体内に埋めていく。
と同時にとある器官を切除していった。
毛根の付いた長い人工毛髪を植えていく。
顔の造形も二人には至極簡単な作業らしく、流れる様に済ませていった。
輪郭は丸くなり、目は大きく二重、小鼻がぷっくり、真紅の濡れた様な唇。
多分に夫婦の趣味が入っていた。
「あなた、中々可愛くなったわね」
「これなら晶も喜ぶぞ」
夫婦が嬉しい事は息子も喜ぶと信じて疑わない。
胸は釣り鐘型に膨らませ、きっちり乳腺も入れる。
そして最後に一番大事な部分の作業に取り掛かる。
「問題は此処だな・・」
「あなた?この子は今肉体的には14才よ」
「らしく作るか、凝りに凝るかだね」
「どうせなら目一杯懲りましょう・・神経端末も入れるだけ入れたから」
「そうだな、千人に一人の逸品にするか!ははは」
息子の体を改造しているのに、この夫婦は楽しそうだった。
内部筋肉組織に懲り、粘膜形態に懲り、外陰部小陰部に凝りまくる。
とにかく二人の職人作業が遺憾なく発揮された。
「毛はどうするの?」
「わしは無い方が好きなんだがなぁ・・」
「あら!私は濃いのに」
「美和は別だ、この子は要らんだろ」
「じゃ後は細部を調整していきましょう」
哀れ晶の大事な所は、天才お気楽夫婦の趣味が最大限に生かされた場所と変わり果てた。
以上の作業が3日かけて行われた。
一週間晶は体が落ち着くまで寝かされ、体内では順調に女性ホルモンが生産されていく。
27京丸@ピンキー:2007/06/04(月) 02:34:58 ID:ISoLKiz6
晶の悲喜劇
二週間目を過ぎた頃、晶の体は完璧な少女に変わり、女の時を刻み始める。
「ねえ・・あそこに毛根入れなかったけど、良いのかしら?」
「そうか・・良いだろ」
晶のパイパン人生がいとも簡単に決められた。
美和が和夫の両手に人工皮膚を薄く加工した手袋をはめる。
「じゃあなた、仕上げ宜しくね」
和夫がおもむろに晶の上にかけた白布を取りのぞく。
「あらぁ・・色も白くなって、間違いなく女の子になってるわぁ」
美和の意匠による大きめのクリトリスを美和が手でそっと刺激した。
晶の体がビクッと跳ね上がる。
「ん!・・」
予想以上の反応に喜びが隠しきれない美和。
次第にクリトリスへの刺激が激しくなる。
「んん・・うぅ・・ん」
膣口から透明な粘り気のある液体が洪水の様に溢れてくる。
「しっかり濡れてきてるわね・・さすがあなた」
和夫が右手の中指と薬指を静かにねじ込んでいく。
ゆっくり出し入れしながら、未だ眠っている晶の快感を掘り起こす。
クチ・・クチュクチュ。
湿った音が間断無く聞こえる。
「あ・・う・・あぁっ・・ふぅっ!あぅ・・」
目をつぶっている晶の可愛く変貌した顔が、あまりにもの快感に歪む。
腰がくねくねと動きだす。
和夫がよりいっそう指でかき回しだした。
グチュグチュグチュ・・
「あっ!・・あぁ・・う・・あ、う!・・あぁ、あぁあああっ!」
晶は知らぬ間にアクメに達する実験に成功してしまっていた。
和夫が満足そうに指を抜いて、晶が初めて出した愛液を洗い流す。
「しっかりイったぞ、さすが神経外科の権威だな美和」
「うふん・・中々反応良いわね、晶さんは」
「で・・まだ起きないな・・こいつ」
「後2日は起きないわ・・あっ!処女膜は?」
「あ・・忘れた・・まぁ良いか、別に必要無い、あんな物」
最初から処女を失ってしまっていた晶であった。
28名無しさん@ピンキー:2007/06/04(月) 10:17:59 ID:7RWLZZ0K
投下乙、
前作は打ち切り?
それにしても男性化とは萎え要素が来たな
29京丸@ピンキー:2007/06/04(月) 10:23:57 ID:ISoLKiz6
そこは大丈夫だ。
あくまでも物語上で、必要になるからにすぎない。
それをひっぱるつもりも詳しくも書きませぬ故。
30名無しさん@ピンキー:2007/06/04(月) 23:53:14 ID:VDn+1mgs
確かに男性化したキャラはどうもなぁ…。
31名無しさん@ピンキー:2007/06/04(月) 23:56:32 ID:9oNVy81A
ちょっとイマイチだね・・・
32名無しさん@ピンキー:2007/06/05(火) 00:54:03 ID:KaZd1Dex
何でそんな否定的なん?
面白そうじゃん。女性化した男の恋人が男性化って。
33名無しさん@ピンキー:2007/06/05(火) 00:58:54 ID:aEElGM+J
譲れない思いがあるんだ
34京丸@ピンキー:2007/06/05(火) 01:01:12 ID:EmsX9n5m
まだ最初のネタふりの段階だからね。
イマイチはお許しを。
次回から、主人公が脅されて嫌々調教されていきます。
そこに力を入れようかと。男性化は最後にちらりと出てくるだけだからご安心を。
男性化にあまり反応されても困る・・。
35名無しさん@ピンキー:2007/06/05(火) 01:39:15 ID:XfXl8W8E
俺もいっこうに気にせん。
メインでやられたらさすがに困るが。

そういう話この手のサイトに結構あるしな。
36名無しさん@ピンキー:2007/06/05(火) 09:00:49 ID:RQOeHn8u
人体改造系って、別ジャンルじゃなかったっけ?専スレを見た事あるけど落ちた?
37名無しさん@ピンキー:2007/06/05(火) 11:32:52 ID:Ys9H9EPK
人体改造系でも、主人公が女性化であれば無問題かと・・・
38名無しさん@ピンキー:2007/06/05(火) 14:27:49 ID:odSdh9Ww
女性化以外にも危ない人体実験をやってるキチガイ科学者に捕まるとか?
でもこのパターンだと、主人公は女性化だけでは済まない悪寒。
39名無しさん@ピンキー:2007/06/05(火) 15:48:55 ID:2TdPjXRY
まず淫乱化は必須だな
40名無しさん@ピンキー:2007/06/05(火) 20:13:14 ID:JoMiLTxa
いやいや
性奴隷化も必須だろ
41名無しさん@ピンキー:2007/06/05(火) 23:32:52 ID:aEElGM+J
もちろん母乳が出るように
42名無しさん@ピンキー:2007/06/06(水) 00:03:23 ID:NR9PnBwK
一切精神的な操作は受けてないが
肉体の改造で、男の精液を飲まないと禁断症状がでるようになり
嫌なのに、男の精液を求めさせられるってのも中々
43京丸@ピンキー:2007/06/06(水) 00:35:28 ID:MKDwwZxL
なんかハードルが知らぬ間に上がっているのだが。
明日・・もう今日か・・投下します。
まだ少し後半へのネタ振りが続いてますがご容赦。
書いていたら、なんかハードに成らざるを得なくなってきました。
従兄の隆が晶をとことん落としていきます。
しかし、最終的にはハッピーエンドにしたいのですがね。
それと、お聞きしたいが、スカトロ系はどう?
引くなら一部削除するが。
44名無しさん@ピンキー :2007/06/06(水) 00:49:32 ID:amNFAfFH
警告文付きでいいんじゃまいか?
45名無しさん@ピンキー:2007/06/06(水) 01:06:17 ID:DdAAYM0B
だね。
46京丸@ピンキー:2007/06/06(水) 04:07:44 ID:MKDwwZxL
投下分の最後で漸く調教開始です。
今回は徹底的に、激しい屈辱を感じながら堕ちていって貰います。
医学的なツッコミは無しでお願い。
47京丸@ピンキー:2007/06/06(水) 04:09:00 ID:MKDwwZxL
晶の悲喜劇
晶は夢を見ていた。
体全体がじんじんと痺れ、股間からとてつもない快感が沸き上がる。
それは一見夢精にも似ていたが、射精感は無く一気に空を昇っていく感覚。
そして無重力を漂う感じを夢の中で味わっていた。
「あなた?この子また後で戻すのかしら?」
「ん?晶は以前言ってたじゃないか、女って良いよな、羨ましいよなぁって」
「あ、そうだったわね!じゃこの子も喜ぶわぁ」
「それに、一旦体が出来上がると又戻すのは危険が伴うかもしれんしな」
完全無欠のプラス思考の夫婦であった。
◆◇◆◇堕ちる◇◆◇◆
そこに和夫の甥、白石隆が部屋に入ってきた。
「叔父さん叔母さん、親父・・じゃなくて学長が呼んでます・・・って、この可愛い子誰です?」
「おう、隆君か・・こいつは晶だよ、どうだい中々だろう!」
「え!あ、晶?これが・・ふーん・・」
隆は内心頷いた。
『この叔父夫婦なら何をやらかしても不思議は無いか・・』
隆は晶の従兄では有ったが、全てにおいて上回り、時期副学長の座まで脅かす晶を心底憎んでいる。
しかしそれを下手に出す訳には行かず、表向きは仲の良い従兄を装っていた。
『馬鹿な叔父だね・・自ら墓穴を掘りやがったよ』
「隆、兄貴が呼んでるのかね?」
「あ?え、ええ何の用事か分かりませんが・・で晶は起きないのですか?」
「多分明後日には目が覚める筈だよ・・じゃ隆君行こうか、美和行くぞ」
「叔父さん、俺は呼ばれてないので、此処を閉めていきますよ、このままじゃまずいでしょ?」
「ん?そうか?じゃ頼んだよ」
和夫と美和が出ていくのを笑顔で見送った隆であったが、居なくなると晶を見て酷薄な笑みを浮かべた。
48京丸@ピンキー:2007/06/06(水) 04:10:04 ID:MKDwwZxL
晶の悲喜劇
「さて・・どうしてやるか・・後で親父と江田教授に頼むかな」
隆は晶に掛けられた白布を遠慮無く引き剥がした。
「まだ少女じゃないか・・ん?あそこ無毛か?叔父さんも良い趣味だね」
知らずに眠る晶の肌を隆の手がはい回る。
「ぅ・・ぁ・・」
乳房、お腹、太股、そして吸い込まれるように股間の肉壁に手が差し込まれた。
晶の体が一瞬震える。
「んっ・・」
隆は冷静だった。
「晶の奴、感じやすいみたいだな・・寝ているのを悪戯しても面白くないからな・・」
隆は晶に白布を被せ、部屋を出て、鍵をかけた。
「明後日から楽しみにしてな・・晶ちゃん・・ふふふ」
その頃和夫達は実の兄である隆三の学長室に居た。
「和夫、わざわざすまんな・・例の件だがね」
「学長、副学長の件は私らの及ぶ所じゃないって言ってるだろ?」
「分かってる!だからお前達が晶君に少し言い聞かせてくれれば済むんだ」
「知りませんよ・・晶も興味無いんじゃないの?」
「そういう訳にはいかんのだ、周りが晶君を推薦してるからな」
「だったら余計何も言えん・・私らは忙しいんでな、じゃ」
バタン!
学長の隆三も元々天才外科医で有ったが、地位に溺れ権威に溺れてしまっていた。
「ふう・・手荒な真似は弟には出来んしな・・どうするかな」
そこに見計らったかの様に隆が学長室に現れた。
「親父・・叔父さんが自ら墓穴を掘ったぞ」
「何?何か有ったのか」
隆が隆三に耳打ちする。
「ほう・・成る程・・よし任せろ!わしと江田とてあいつらには負けん」
「内密にな・・」
「久々に腕を奮うか」
その晩、和夫達が帰宅した頃、学長と江田教授が晶の前に立っていた。
49京丸@ピンキー:2007/06/06(水) 04:11:15 ID:MKDwwZxL
晶の悲喜劇
「江田君、分かってるね・・この事は極秘の事だからな!」
「分かってますよ、私は言われた通りするまでですから」
「じゃ始めるかね」
隆三と江田が手慣れた手付きで晶の全身に神経末を植え込み、拡張していく。
膣全体は特に慎重に作業を進めていく。
「さすが和夫だ・・良い仕事してるな・・しかし此処はちと不満だ」
晶の陰核はより存在感を増した形状に変貌した。
「終わりですね・・後は隆君に任せましょう」
「もう朝か・・どれ・・」
晶の肌を人差し指で軽く撫でていく。
「んっー!う・・あぁ」
隆三が満足気に頷く。
「触れれば落ちなん・・だな・・じゃ帰るかね江田君」
隆三が隆に終わった事を伝えた。
隆が院内に有る自室で一人ほくそ笑む。
「さぁ明日だな・・ちょっと色々用意しておくか」
隆は晶を堕とす用意をする為、車で何処かへ去っていった。
次の日、晶が静かに目を覚ました。
全身に微妙な違和感を感じながら、目を左右に動かすと和夫と美和がにこやかに自分を見つめていた。
「ん?起きたか!具合はどうだ?」
「あら、晶さん、貴方生まれ変わったのよ?喜んでね?」
「か、母さん僕に何を・・・・んあ?あれ?」
自分の声が細く高い声に変わっている事に気付く。
体を起こすと、素肌を白布が滑り落ちた。
その途端全身にぴりぴりと刺激が走り晶は思わず自分の体を抱き締めた。
「んぁっ・・・・え?」
胸に二つの張りの有る双丘が有り、ピンク色の乳首が固く尖っている。
布を取り去った晶の目に見慣れない体が飛び込んできた。
そこに有る筈の男の証は一切消えている。
つるつるの股間には深い陰裂が刻み込まれ、その下側には小指先位の突起物が覗いていた。
「な・・な・・何だよこれ!・・父さん!何したんだよ!」
「ん?お前が羨ましいがってた女の子に変身してあげたんだよ?」
「可愛い〜わ、晶さん」
混乱し事実が掴めない晶であった
50京丸@ピンキー:2007/06/06(水) 04:12:15 ID:MKDwwZxL
晶の悲喜劇
晶は何とか頭を落ち着けて、猛抗議をした。
暖簾に腕押しで、息子の嘆きには無頓着な両親。
「じ、じゃ元には戻れないの?」
「う〜ん、難しいな・・まぁどうしたら危険が無くなるか考えてみるよ」
「頼むよ・・薫にどう説明するんだよぅ」
「まぁまぁ、貴方その間バイトしてなさいな・・服はこれを着てね」
「それが良い、部屋は隆君の三つ隣が空いてるから、そこに入れ・・バイト代は弾むぞ、わっはっは」
「それまでこのまま?それに女の子の服って!格好悪いよ」
「何言ってるの?貴方可愛い女の子なのよ?ちょっと趣味が入ってるけどね」
「う・・」
この親には何を言っても仕方ない・・疲れるだけだとうなだれた。
「わ、分かったよ!着れば良いんだろ、着れば」
晶は美和が用意した下着と白衣を着る事にした。
パンティを履き、ブラジャーは美和が手伝った。
スリップを首から通し、下にするすると落とす。
又もや素肌に刺激が走り抜けた。
「あ・・ん・・」
「晶さん?どうしたの?悩ましい声出して」
「な、何でも無いよ!」
最後に白衣を身に付けた。
どうにもこうにも下が頼りない。
ズボンとは違い、空気を直接感じる。
「晶、鏡見てみろ、考えも変わるぞ?ん?」
晶が足を引き摺りながら大きな鏡の前に立った。
「こ、これが?僕?」
正直言って可愛いと晶は思った。
目の前には儚げで、小柄な美少女が映っている。
しかしそれが気に入る程晶は能天気では無かった。
「確かに可愛いけどさ・・父さん頼んだよ?」
「ああ、任せておけ・・じゃ明日から働いてくれ」
「え?この格好で?」
「言わなければ誰も分からん・・あ、隆君だけ知ってるがな」
和夫一家は隆の深い闇の部分を知らない。
仲の良い従兄弟だと信じ込んでいた。
それが悲劇の始まりとは知らずに・・。
51京丸@ピンキー:2007/06/06(水) 04:13:13 ID:MKDwwZxL
晶の悲喜劇
用意された自室へ帰る道すがら、晶は全身を襲うピリッとした感覚に戸惑っていた。
『な、何なんだよ、この感覚は・・』
そこに隆が現れた。
「おい・・」
「あ、たか・・」
「シーッ!待て・・誰かに聞かれたらまずいだろ」
慌てて晶の口を押さえながら、首筋に手を滑らせた。
「んっ!・・」
晶の首筋から電流が走り抜ける。
「災難だったな・・俺と親父なら力になれる・・取り敢えず俺の部屋に来い」
「あ、あぁ助かる・・」
悪魔の誘いとは知らず、晶は付いて行く。
部屋に通され、隆は鍵をかけた。
「誰か来たらまずいからな・・晶、そこに座れ」
重たそうな鉄製の椅子を勧めながら、励ました。
「どんな格好になっても晶は晶さ、心配すんな!」
「ふう・・まいった・・こんな事する?息子にさ」
隆がさも考え込む様な素振りで呟いた。
「何とかなると思う」
晶が光明を見つけたかの如く隆を見つめる。
「ほ、本当に!」
「多分晶の体の部位は叔父さんの部屋に有るだろうな・・なら大丈夫だ」
「恩に着る、頼む!」
「そうだな・・なら、まずは何処まで改造されてるかだが・・」
「全身されたよ・・」
「裸になれるか?無理は言わないよ?曲がりなりにも女の子だしな、パンティはそのままで良い」
努めて明るく振る舞い、晶の心に侵入していく。
元に戻りたい一心と、従兄だと言う安心感。
自分は男性であると言うアイデンティティーは些かも揺らいでいない。
晶が服を脱いでいき、パンティ一枚になった。
「うーん・・とことんまでされちまったな・・困ったもんだな叔父さんも」
「どう?何とかなる?」
「骨格、筋肉組織、皮膚組織、神経系統、多分内臓組織・・他にも有りそうだがな」
「内側までもか・・」
晶はその時隆の瞳に暗い光が宿っていたのに気付くべきであった。
52京丸@ピンキー:2007/06/06(水) 04:14:32 ID:MKDwwZxL
晶の悲喜劇
「よし、とにかく座れ」
隆が遂に行動を起こす。
深く考える様に拳を額に当てながら晶に近づく。
後ろに回した左手には、瞬間で自由を奪う拘束具が二つ握られている。
椅子の後ろに回った隆が素早く晶の両手を肘掛に固定した!
「え!隆君!なに?」
ロープで両足首を肘掛に括り付ける。
小柄な少女でしかない体には抵抗は虚しかった。
椅子に極限まで足を左右に開脚された晶に出来るのは腰をくねらせるだけしか残されていない。
「隆君!!何するつもりなんだよ!」
「あん?何するって晶の体を頂こうって事さ」
そう言うが早いか後ろから晶の張り詰めた乳房を揉み解しだす。
「あぁ!う・・あ・・や、止めて・・」
隆三と江田によって、全身に性感帯を張り巡らされた晶の体に快感が駆け抜ける。
晶の切ない嘆きも気にせず、隆が乳房を揉み上げ人差し指でピンク色の乳首を転がした。
「あ・・やめ・・うぅ・・あふ・・駄目・・はぁ」
全身がびくびく震え、快楽が湯水の如く溢れる。
隆が手を止め前に回って腰を下ろした。
「晶・・気持ち良いんだろ?腰がひくひくしてるぞ?」
晶は激しく頭を振り、何とか理性を呼び戻そうとした。
「そ・・そんな!そんな事無い!」
「ふーん・・ここはどうなのかなぁ?」
パンティの横の部分を鋏でパチンパチンと切り取ると、乱暴にパンティを引き抜いた。
「や!やだぁ!!」
隆は叔父和夫が作り、隆三が改良した作品に関心しきり。
体は儚げな少女だが、陰核は親指の先位に赤く腫れ上がり、少陰唇は左右に捲れている。
そして膣口から溢れた愛液で肉壁は既に濡れ光っており、尻まで流れていた。
「晶よ・・おまえのオXンコは早く何とかしてくれって言ってるぞー!」
「やだ!見るなぁ!見ないでぇ!いやだぁ!」
晶は漸く自分が犯される事が分かった。
隆の調教が今始まる。
53名無しさん@ピンキー:2007/06/06(水) 08:11:36 ID:i25UkZed
キタ━(゚∀゚)━!!!
54京丸@ピンキー:2007/06/06(水) 14:00:53 ID:MKDwwZxL
昨日下書きを済ませていた分を、若干手直しして投下します。
もし字の間違いや、言い回しに不備が有りましたら陳謝。
今回は自分の思いは書きませぬ。
では投下。
55京丸@ピンキー:2007/06/06(水) 14:01:57 ID:MKDwwZxL
晶の悲喜劇
自分でも呆れる位あそこが濡れているのが分かる。
男性の意識で、自分の体が、男の体を欲しくてたまらなくなっているのが良く分かる。
だから必死に否定した。
「そんな事無い・・そんな事無い・・そんな事無い」
「じゃあ晶、あそこ見てみな?」
隆が晶の頭を掴み、無理矢理自分の股間を見させる。
己の出した愛液で濡れて光る陰裂を初めて目の当たりにした。
「あぁ・・あ・・」
その卑猥な形状と誤魔化し様が無い状態を見た晶は絶句するしかない。
隆はそれを見せ付けた後、自分の方を髪の毛を引っ掴んで向かせた。
「どうだ?男が欲しいってあそこが言ってるのが分かるだろう?」
晶は力なく被りを振る。
「違う・・いやだ・・いや・・うぅ、う・・」
あまりにも無力な我が身が情けなく、涙が溢れて止まらない。
これから自分が無理矢理経験するで有ろう恐怖に泣き声が漏れる。
「心配するな・・まだ入れないからな」
晶の目に黒い布を被せ、目隠しをした。
「あ・・え?・・」
隆はそっと傍を離れる。
いつ触れてくるのか、触られるのか、情報が遮断され不安感が増大する。
触ってこない、息遣いも感じない。
「ど、どこ?隆君居るんだろ?どこ?」
その時すっと隆が晶の股間を撫でた。
「ひゃう!!」
体が思い切り跳ねた。
また時間を開ける。
いつ隆の手が来るのか解らないから、体の感覚が鋭敏になる。
急に両乳房が揉まれた。
「ああん!!」
股間が熱い・・まるであそこからお湯が溢れ出ているかの様だった。
体全体が性器の様に感じる。
例え誰が触っても、自分の体は落ちてしまう事を嫌でも理解した。
『抵抗出来ない・・例え体が自由でも・・僕はもう抵抗出来ない・・』
ほんの一滴づつ自我が崩壊していくのが分かった。
56京丸@ピンキー:2007/06/06(水) 14:02:59 ID:MKDwwZxL
晶の悲喜劇
目隠状態で、何処から快感が送り込まれるのか分からない時間が続く。
時間の感覚は最早消え失せつつあった。
「あぁ・・あはぁ・・」
乳首と陰核が痛い程しこっているのが分かる。
なんとかして欲しい。
疼きまくる体を静めて欲しい。
隆は更に追い詰める。
ボールギャグを咬ませ、上から厚手のタオルで猿轡をした。
「む・・う、むっ・・」
大きく喘ぐ事で、体内の熱を少しでも解放させる統べも失われた。
その状態でも隆の攻めは更に続いた。
体の中で熱が逆流し、解放されない快楽が溜まっていく。
目隠しされた両眼から涙が滴り落ちる。
このままではおかしくなる。
激しく首を振り、なんとかして欲しい意思表示を晶自らしてしまう。
これ以上熱い疼きが溜まると自我が崩壊しそうになっていた。
見えぬ隆の手を探し、体をくねらせる。
『もう・・もう駄目!なんとかして・・早くなんとかして!』
その絶妙なタイミングを冷静に見計い、目隠しと口への戒めを解き解放した。
「は、!早くなんとかしてぇ!!」
隆が一気に晶の膣口にいきり立った熱い鉄の棒をずぶりと埋め込んだ。
「あぁ!あああんっ!」
それだけで軽いアクメに達した体は更なる高みに昇っていく。
「あっ!あ・・い・・いいっ!・・もっと!もっと!・・」
自然に体が快楽を認める言葉を発すると、隆がにやりと笑った。
晶の幼さの残った少女の体躯を激しく突き上げる。
何度も小さく達しながら、最終的な絶頂を蓄めていく。
隆自身も射精に向かってラストスパートを駆けた。
「晶!俺も出すぞ!中に出して良いんだな!」
「出して!いい!あぁ!あ・・いや!駄目!いく!いっちゃう!あ、ああぁぁぁ!!いくう!!」
同時に隆が晶の子宮に向かって熱い精を放つ。
折れる程背骨を仰け反らせながら、晶の頭の中がパンッと白くなった。
57京丸@ピンキー:2007/06/06(水) 14:04:10 ID:MKDwwZxL
晶の悲喜劇
「あぁ・・ぁぁ・・」
晶は自分の体内で隆の肉棒が爆発し、精が何度も放たれるのが分かった。
ふと気が付くと、全裸の隆が煙草をふかしながらニヤニヤと晶を見つめていた。
朦朧とする頭の中で必死に自我を手繰り寄せる。
と同時に膣口から溢れ出る隆の精液を感じ、自分は犯されてしまった事を思い知った。
『こんな・・こんな事・・夢だ・・僕が・・』
無力な少女でしかない自分が犯されたのが可哀想になり、晶はただ涙を流すしかなかった。
「おい、晶・・お前中々具合が良かったよ?また可愛がってやるからな」
晶は泣き叫んだ。
「うぅ・・何言ってるんだよ!もう嫌だ!」
「良いのかな?晶の痴態はきっちりマイクロデジタルカメラで撮ったよ」
「え・・あ・・」
「これは晶ちゃんですよーって大公開しちゃうよ」
「う・・卑怯者・・」
「明日も仕事終わったら来るんだ!良いな!・・」
「わ、分かったよ!」
ビシャッ!
「あうっ!!」
隆は晶に近寄ると頬を張った。
「その言い方は何だ?きちんと俺に明日も犯して下さいって頼め・・」
「そんな・・言える訳・・無い・・」
隆がまた頬を叩こうと手を上げた。
少女でしかない晶が恐怖で縮み上がる。
「や、止めて!もう叩かないで!」
「あ・・明日も・・どうか犯して下さい・・」
「仕方ないなぁ・・明日も食べてやるよ・・来ないと・・分かってるな」
力が入らない状態で、晶は何とか服を着た。
「さぁ、俺は忙しい・・さっさと出ていけ!」
隆はドアを開け、外をちらりと見やると、晶の腕を掴み無残に放り出す。
「あぁっ!」
幼い少女が廊下に投げ出された。
バタンッ
晶は閉められたドアを涙で潤ませながら睨み付けた。
這うように自室に戻る。
未だ股間から流れ出る隆の精液を感じた。
晶は目の前が真っ暗になった。
『はめられた・・もう逃げられない』
58京丸@ピンキー:2007/06/06(水) 14:05:06 ID:MKDwwZxL
晶の悲喜劇
晶は塞ぎ込んでいた。
「シャワー・・浴びよう」
重い体を持ち上げて、服を投げ捨て、シャワーを冷水にした。
火照りきった体に冷たい水が心地いい。
「これから・・どうしよう・・」
心地いいが絶望感までは洗い流せない。
せめて体内に放たれた隆の精だけでも流したい。
晶は無謀にもシャワーを股間に当てた。
ビリビリビリ!
「あうん!」
陰核に当たった刺激で、思わず座り込んだ。
シャワーも当てられない事実が情けなかった。
水を静かにかけながら手で慎重に洗い流す。
しかしどうしても時たま陰核に触れてしまう。
「う!・・あぁ・・」
その度に体が快感の悲鳴をあげる。
シャワー室から出てきて、タオルを持って悩んだ。
恐る恐る水滴をタオルを当てて吸収させていく。
ごしごしと拭くのさえ躊躇われた。
パンティを引き出しから取出し、パジャマを身につけながら思う。
『多分、僕って一番都合の良い女だろうな・・』
自分で自分を嘲笑する。
ベッドに体を投げ出した。
眠れない・・色んな思いが頭を過る。
これからの事、戻れなかった時の事。
両親を恨んだ。
触れれば落ちそうな自分の体。
考えると涙が溢れる。
どれくらい時間が経過しただろう・・誰かがドアをノックした。
「はい・・誰?」
ドアを開けると隆がずいっと入ってきた。
「た・・隆・・何!」
「お前多分眠れないだろうと思ってな・・ハルシオン持ってきてやったぞ」
「あ・・ありがと・・もう良いだろ、帰って!」
涙を拭いながらドアを指差した。
「まあそう連れない事言うなよ」
隆が晶をベッドに上半身だけを寄り掛かる様に俯せで押さえ付けた。
「な!・・止めて!もう許してよ!」
暴れる晶の上のパジャマを捲り上げ、下はパンティと一緒に一気に膝まで降ろされる。
晶の腰を後ろからしっかり固定し、隆は肉棒を取り出した。
59京丸@ピンキー:2007/06/06(水) 14:06:05 ID:MKDwwZxL
晶の悲喜劇
また犯される!
それもバックから・・。
思ってもみなかった。
「いやだ!止めろ!」
何とか逃れようとするも、腰を掴んだ手はびくともしない。
「晶・・お前・・もう濡れてるぞ?ふふふ」
ずぷぷ・・
隆がバックから突き入れていく。
「ああぁっ!・・」
再び強烈な快感が体を吹き抜ける。
「や・・やだ!抜いて!やめてぇ!!」
バックから隆の肉棒が子宮を突き当てる。
「あう・・あ・・ふ」
ベッドに顔を押し当て、シーツをぎゅっと握り締め、気が狂う程の快感に耐えていた。
瞬く間に絶頂に持っていかれるのを感じる。
「また中出しで!・・良いよな!」
付き込まれる度に自分の軽い体が揺れ動く。
「お願い!中に出して!あぁ・・あ!・・う・・い・・いく!又いっちゃうぅ!!」
快楽に男性としての意識が呆気なく押しやられた。
「晶!出すぞ!」
「ああ!いくう!!」
子宮に隆の熱いほとばしりが降り注ぐ・・。
「あぁ・・あふ・・ぅ」
暫く良きを付く二人。
「ふう・・晶、後ろからご馳走様、はっはは!」
隆が晶の白い尻をぺちぺちと叩いてドアから出ていった。
「馬鹿あ!!」
晶が枕をドアに思い切り投げつけ、尻を出したまま突っ伏して声をあげて泣いた。
犯されたのに結局受け入れる自分に。
嫌々ながら絶頂に昇り詰めてしまう自分に。
何より途中から、隆へ体内放出を求めてしまう事に腹が立った。
尻を丸出しでしゃくりあげる自分が情けない。
二度も隆の精を受けてしまった。
少しずつ体に隆の存在が刻み込まれていく。
『薫・・会いたい・・このままじゃ・・君を忘れていきそう・・』
シャワーも浴びずに晶は絶望感と疲労に苛まれ、眠りに落ちていった。
『明日なんて・・来なければ・・良いのに・・』
60京丸@ピンキー:2007/06/06(水) 16:22:01 ID:MKDwwZxL
取り敢えず、以上です。
まだ下書き分は少し残ってますので、出来しだい投下いたします。
調教師って事ですね。
もっと追い詰めていきます。
どこまで出来るかわかりませんが。
61380 ◆PKEHY060jY :2007/06/06(水) 22:42:14 ID:7AJDNXq+
ぎゃあ、前のスレの穴埋めが溢れた!
次のレスで最後だけここに投下します。

題名は……おもいつかない……oL/
62380 ◆PKEHY060jY :2007/06/06(水) 22:43:17 ID:7AJDNXq+
 百八十二センチは学年トップの身長だ。とにかくお腹がすくので、女の子用の小さ
な弁当箱ではなく、男子並の大きな弁当箱を使っている。これも少し恥かしい。
「それともバストが大きくならないのが悩みとか」
「それはない」
 即座に断定する純に、真仁が横から口をはさむ。
「でも、栗本先輩はどう思っているのかしら?」
「ぶふっ!」
 食後のペットボトル茶を飲んでいた純は、盛大にむせた。
「二人とも高身長だし顔もいいし、お似合いのカップルにゃ」
「学校でもあつあつですものね」
 見られている、絶対に見られている! 純は頭が沸騰しそうだった。テーブルに拭
きこぼれたお茶をティッシュでぬぐいながら考える。
 とにかく流されやすい自分が嫌になる。虹村先輩の女の子教室は女性として暮して
いくためにはとても助かるのだが、教える内容がますます過激になる一方だ。栗本先
輩の方も嫌いと突き放せず、ついついエッチにもつれこんでしまうのが常だった。
「はあ……どうなっちゃうんだろうな」
「何とかなるにゃ」
 のんきな吹雪の言葉を耳にして、純はまた、深い溜め息をついた。

 END
63名無しさん@ピンキー:2007/06/07(木) 00:20:38 ID:UHQcq059
平行世界かー。
それは考えに無かったですね。
なんかほのぼので良いと思った。
64名無しさん@ピンキー:2007/06/07(木) 00:48:30 ID:N2Qrf+Cr
前スレ、380氏が埋めてくれたのはいいが……投下途中で容量オーバーとは!
65名無しさん@ピンキー:2007/06/07(木) 03:26:26 ID:aMu4tnMe
>>47
エロ重視にGJ。さらにネチっこくなるのを期待
66名無しさん@ピンキー:2007/06/07(木) 20:20:56 ID:BWB+WpaA
しぃちゃんまだー?
67名無しさん@ピンキー:2007/06/07(木) 21:07:47 ID:1IFYCrGE
彼もまたエロSSの陥穽に嵌ってしまったのだろうか
エロシーン書いてる最中に自家発電しちゃって
すっきりしたら続きを書く気がなくなるという
68名無しさん@ピンキー:2007/06/07(木) 22:46:00 ID:KWNkZuun
301氏も気になる・・・すぐ投下されると思ってたのに
こんなにおあずけくらうなんてヽ(`Д´)ノ
69名無しさん@ピンキー:2007/06/07(木) 22:53:13 ID:UlxiNmBK
あるあるww
70京丸@ピンキー:2007/06/07(木) 23:23:57 ID:UHQcq059
疲れた・・これから大量投下します。
ほぼ全編SMチックな調教に費やしていますが、ほんとの調教がこんななのかは自信は無し。
残りはプロットが有るので、すぐ投下出来るかも。
中に小水プレイが有りますので、厭な方はお気を付け下さい。
ちょっとやりすぎたかな?とも思うのだが・・。
どうだろう。
エンドまで責任持って続けたいと思う。
では投下。
71京丸@ピンキー:2007/06/07(木) 23:25:57 ID:UHQcq059
晶の悲喜劇
晶は予定の時間より早く目覚ました。。
寝た感じがしない。
布団を頭まで被ったまま目を覚まし、再び目をぎゅっと瞑り被りを振る。
昨晩の事は夢だったんじゃないか・・。
しかし、体のだるさと膣口から流れる精液が二回もレイプされた事実を主張していた。
昨日終始感じていた体のぴりぴり感は無かった。
しかしそれは晶の肉体が取り敢えず今は満足したからに過ぎない
『ふう・・何とか治まっているみたい・・』
布団から恐る恐る顔を出すと・・なんと隆が顔を覗き込んでいた。
「いやだ!許して!もう許してぇ!!」
恐怖で体がぶるぶると震えるのが止まらない。
抵抗出来ないレイプで、己の体に又新たに隆が刻み込まれるのが心底怖い。
壁ぎわに少しでも遠ざかり、身を寄せて縮こまる。
頭の中は男の晶で有っても、自分の体は所詮儚い少女だ。
「待て待て!俺とて朝っぱらから襲わないよ」
「ほ・・ほんとか?」
「ああ、もう二回もセックスしてる仲だ、怖がるなよ・・俺は晶の最初の男なんだぞ?」
「そんな!無理矢理したんじゃないかよ!」
「そうだよ?晶は無理矢理俺に犯されたんだよな」
「う・・もう良い・・」
「それも二回とも中に出してって言ったよなぁ?」
「もう!良い!!聞きたくない!!」
「む・・んむっ・・う・・む、はぁ、はぁ、はぁ・・な、何するんだよ・・」
隆が晶の頭を引っ掴み、こちらに向かせて強引に唇を奪った。
しかし隆はそれに答えず耳元で囁いた。
「今晩は八時に来るんだ・・そうだな・・何も身に付けず全裸で来い」
晶は驚きに目を剥いた。
「そ・・そんな・・出来な・・」
バシッ!バシッ!
隆が両頬を強く張り、三度目を張ろうと手を構える。
「あう!あっ!打たないで!止めて!!・・分かりました!行きます!」
隆は何も言わずに出ていった。
72京丸@ピンキー:2007/06/07(木) 23:26:57 ID:UHQcq059
晶の悲喜劇
晶は自分の体を抱き締めながら恐々と入った。
「そう警戒するな、晶は既に俺の女なんだからな」
「ぼ!僕は男だ!いつ隆の女に・・ひ!!」
隆が晶の肩を抱いた。
「で?頼みって何だ?」
「・・・・・・・・」
「黙ってたら分からないよ?」
苛ついた隆が、右手で晶の乳房を鷲掴みにし、揉みしだく。
「う!・・あぁ・・言うからっ!止めて!」
乳房から手を離す。
「今夜から・・避妊してくれ・・頼む」
「何だそんな事」
肩を抱かれた晶が隆の方を見上げた。
「じゃ・・してくれるんだな?」
隆が晶の耳元で囁いた。
「い・や・だ・・」
『晶も馬鹿だな、男の悲しさか?ピルの存在忘れてるな』
晶の顔面が蒼白になる。
「え!妊娠しても良いのかよ!僕はやだ!」
「晶も面白い事に気付いたな・・俺の子供を産め・・良いな」
「いやだ!!それだけはいやだ!」
「自分の立場分かってないな!逆らうと複数で廻すよ?良いの?じゃあこれから呼んで来る」
隆は外に出た。
「待って!隆待って!」
晶が隆に縋り付いた。
「ごめん!分かったよ・・複数なんて無理!」
「馬鹿!声が大きい」
再び部屋の中に晶を連れ込み耳元で囁く。
「分かれば良い・・じゃ俺に・・・・・って頼め」
晶が絶望感にわななく。
「い・・言える訳無い!そんな馬鹿な・・あぐ!」
隆が思い切り頬を張り飛ばし晶が床に昏倒した。
「言え・・いや、手を付いて俺に頼め・・また殴っても良い?」
「痛・・あ・・」
痛みで涙が止まらない。
晶が土下座で手を付きながら、声を搾らせた。
「どうか・・僕を・・孕ませて下さい・・うわぁぁぁ!」
床に突っ伏した晶が遂に号泣した。
「可愛い子供を産んでくれ!わっははは!」
73京丸@ピンキー:2007/06/07(木) 23:28:01 ID:UHQcq059
晶の悲喜劇
頬まで張られて自分の行動を制限されていく。
『性の奴隷・・・・』
その四文字が大きく頭に浮かび、すぐに打ち消した。
晶は急に思い立ち股間に手を潜らせる。
「濡れてる・・くそ!」
キスされただけで、体が求め始めていた事が憎くて、口惜しい。
食べる気にもなれず、携帯栄養飲料を飲み干し、顔を洗うために洗面所に向かった。
自分の顔を鏡で見る。
二度も犯された長い髪の美少女が、泣き腫らした目で自分を見つめていた。
「ふ・・僕は女の子でしか無いんだな・・いくら否定しても・・・・」
その鏡に写る少女の目は、今夜も犯される晶自身を責めているかの様だった。
乱暴に洗顔すると、晶は両親の元にある疑問を聞きに行く事にした。
「父さん・・僕の体って妊娠の可能性も有るの?」
「ん?勿論だ、昨日にでも排卵が開始されてる筈だが・・月経の対処の仕方は分かるだろ?売店で買え」
「そ、そうか・・」
晶は恐れていた事実にうなだれた。
「どうかしたか?まぁ気楽にいれば良いぞ」
晶は涙で潤ませながら和夫を睨んだ。
「気楽に居てられる訳無いだろう!仕事は明日からにする!」
足早に去っていく晶を見て和夫は考え込んだが、専門外の出来事を推理する力は皆無に近かった。
部屋に戻り、鍵を掛け晶は閉じこもった。
とても仕事をする気にはなれない。
確実に到来するで有ろう事実に頭を抱える。
「どうしよう・・このままじゃ・・妊娠・・確実に妊娠してしまう・・」
隆が素直に避妊をしてくれるとは思えない。
しかし、晶は排卵抑制剤の存在までは頭が回っていなかった。
「隆に・・頼むしか無いのか・・まだ居るかな」
晶は自ら切ない頼みを隆に懇願する事にした。
コンコン・・
「誰ですかー」
「晶・・だけど・・頼みが有るんだ、あ!今は何もしないって約束して!」
「良いだろ・・開いてるから入ってきな」
74京丸@ピンキー:2007/06/07(木) 23:29:02 ID:UHQcq059
晶の悲喜劇
そして隆は一枚の誓約書を晶に差し出した。
「別に法的拘束力は無いがな?俺の奴隷になる誓約書・・サインをして誓え」
晶は茫然とサインをしてしいく。
「これでお前は俺の性奴隷女だ・・さあ、もう帰って良いぞ」
晶は殴られた頬を押さえ、涙を拭いながら自室に戻った。
昨日から何度ビンタを食らっただろうか・・。
「うぅ・・痛い・・痛い・・」
心と頬に刺さる痛みの奥底で、反対の感覚が湧いてきているのに晶は気付いていなかった。
晶は床にぺたりと座ってうなだれている。
『出産を前提とした性奴隷女になる事を誓います』
『白石晶(甲)の体は(甲)本人の物では無く、白石隆の所有物である事を誓います』
この二つの誓いの条文が頭の中をぐるぐる回る。
「人じゃなくて・・物」
拘束力など端から無いが、奴隷の誓約書にサインした自分がまるで他人の様な感覚を覚えていた。
晶がふと窓の外に浮かぶ雲を見、つっと一筋の涙が殴られた頬を伝う。
「薫・・僕はもう、君の物じゃ無くなっちゃったよ・・」
七時になってようやく晶は高カロリー栄養飲料を体に流し込んだ。
七時・・後一時間。
隆が待つ部屋に全裸で自ら行かなければならない。
少しずつ体が熱くなる自分に戸惑う。
『体が期待している?違う!!僕は嫌だ!行きたくない!』
心では犯した隆に嫌悪感と憎悪を感じているが、必ずイかされ求めてしまう。
体は女の快楽を求めて騒つき疼いていた。
それを男の心が持て余し、拒否をする繰り返し。
30分前になった。
自然とシャワーで体を洗い清める自分に呆れたが止められない。
ベッドに全裸で座り、刻まれる時を感じながら目を閉じる。
体がぶるりと震えた。
憎悪と嫌悪感と吐き気。
それに反する体内の熱い疼き。
行きたくない!
犯されたくない!
直ぐ先に確実に存在する妊娠の二文字に心が押し潰されそうだった。
75京丸@ピンキー:2007/06/07(木) 23:30:34 ID:UHQcq059
晶の悲喜劇
時計に目をやると、既に八時を差していた。
重い腰を上げ、ドアを開け左右を確認する。
誰かが居て欲しかった。
数ヶ所ある部屋は隆と晶しか使っていない。
物音一つしない明るい廊下に幼い裸身を曝す。
部屋の外に出ただけなのに、数多くの人間に見られている感じがした。
明るすぎる・・嫌でも自分が全裸なのが分かる。
隆の部屋の前に来て、深くため息をついた。
コン・・コン・・
「晶・・です」
「おう・・そのまま暫く待ってろ、動くなよ」
『動くなって・・誰か来たら・・』
左右をつい見渡す。
誰かが来たら・・。
しかし隆は依然としてドアを開けない。
誰も居ないのに沢山の視線を感じる。
体が熱い。
股間がとろとろと溢れてきているのが分かった。
晶は遂に立てなくなって座り込んだ。
「開けてくれよ!」
「まだだ・・そら、誰か来るぞー、ふふ」
今にもその角から大勢の男達が来そうな気がする。
怖くて仕方ないが、体はどうしようも無く興奮していた。
「お願い・・開けて・・開けて下さい!」
太股を熱い滴りが流れ落ちる。
陰核が固くしこってきた。
とうとう指でそれを触ってしまった。
「あぁっ・・う・・ふ」
その時絶妙タイミングでドアが開いた。
潤んだ瞳で隆を見上げる。
「何、勝手に触ってるんだ?中に入って正座!」
隆が乱暴に部屋に放り込むとドアに鍵をかける。
晶は横たわり荒い息を吐いていたが、ぐずぐずと正座になった。
膣口から熱いお湯が溢れている。
絨毯に染みが広がった。
晶の前にしゃがむと、髪の毛を掴み前後に揺らす。
「動くなって言ったよな?それと誰がクリトリスを触っていいと言った?」
「・・でも」
「お前の体は誰の物だったっけ?」
「隆の・・」
「隆様だ!!」
「・・た・・隆様の物です・・」
「で、勝手に触ったな」
「勝手に・・触って・・すみません」
『嫌だ!・・僕が堕ちていく・・』
76京丸@ピンキー:2007/06/07(木) 23:31:59 ID:UHQcq059
晶の悲喜劇
隆に逆らえない。
ビンタをされるのが怖くて仕方がない。
晶は隆に、恐怖の存在として支配されつつあった。
自我が麻痺していく。
ビンタは怖い、でも何処かでそれをされてみたい。
支配力を感じてみたいと思う。
晶は敢えて逆らってしまった。
「嫌だ!もう帰る!自由にはならないよ!」
隆はそれを冷徹に観察していた。
バシン!バシッ!
左右の頬を思い切り張られた。
「あぁっ!・・あん!」
晶にとって、それは激烈な痛みを伴う。
しかしそこには確かに悦楽の感覚も混在していた。
晶は確実に混乱していた。
あれ程恐怖の洗礼だった張り手に快感が伴ってきた事に。
『なぜ!叩かれたくない!痛い!痛い!!痛い!!!嫌!逃げたい!助けて!』隆が静かに命令する。
「四つんばいになって尻を向けろ」
体が自然に服従する。
『こんな格好嫌だ!言う事聞きたくない!』
「どうだい?ここで調教されていたいだろう?」
晶は又逆らってしまう。
「僕はもう嫌だ!部屋に戻る!怖くないから!」
隆は何時の間に用意したのか、手に持った平たい革製の鞭で晶の白い尻を何度もスパンキングする。
パチン!バチ!バチン!
打たれた箇所が赤く腫れていく。
「ああ!痛いぃ!あぁん!あうっ!やっ!」
体が痺れていく。
痛みが悦楽に変化する時間が更に短くなってきた。
『叩かれたくない!支配されたくない!僕は僕で居たい・・でも・・もう・・ああ・・ぁぁ・・ぁ』
「晶、立て」
ふらふらと立ち上がる。
「はい・・」
天井には滑車があり、そこから麻縄が垂れていた。
両手首を縛ると反対側の麻縄を引っ張り固定する。
晶は両手を上げた状態で天井から吊された。
爪先はようやく床に付いている。
別の麻縄で乳房を絞りあげながら縛ると、縄の間から乳房がぷくんと赤みを帯びながら膨らんだ。
77京丸@ピンキー:2007/06/07(木) 23:33:28 ID:UHQcq059
晶の悲喜劇
乳首が取れそうな程しこっていた。
陰核は陰裂から充血しながら外に顔を出している。
「はぁ・・はぁ・・」
隆が固く尖った両乳首を強く捻りあげた。
「ああぁっ!うぅっ!い、痛ぁい!」
太股の内側は晶の熱い愛液で濡れそぼっている。
大クリップで両乳首を挟まれた。
「ひぃ!あぐぅ・・」
細い眉を寄せて必死に痛みと快楽の嵐に耐えた。
腰を屈めた隆が晶の足を広げ、とろとろに溶けた肉の壁を広げ、陰核を捻る。
「ああぁ!あぁっ!」
そしてその陰核も大クリップで挟む。
瞬間的に晶の全身が跳ね上がった。
「!!ぁ・・ぃ・・」
あまりの刺激と痛みに喘ぎと悲鳴さえ洩らす事が出来ない。
その痛みが少し晶の自我を呼び起こした。
「あぎぃ!あぐ!!」
『痛い!!!全身が千切れる!!』
隆は聞こえない素振りで、陰核を挟んだクリップを指でコン!コン!と弾く。
その度に晶の全身がぶるっと痙攣する。
「ぐっ!あぃっ!」
下半身の感覚は次第に麻痺していった。
隆にはきちんとした狙いとシナリオが組み込まれている。
足元に大きめのバケツをさっと設置した。
陰裂を広げ、先の丸くなった細いガラス棒を、晶の窄まった尿道口に差し込む。
少しガラス棒が肉の抵抗に会ったが、つぷっと言う感じで尿道口に潜り込んでいった。
「ひぃ・・い・・」
鈍痛を引きずりながら、何かが体内に侵入してきたのを、朧気ながら感じる。
七センチ弱のガラス棒が体内に潜りこみ、一気に引き抜かれた。
尿道口が直径五ミリくらいの大きさにぽっかり開く。
勢い良くバケツに少女のお※っこがぼがぼとほとばしった。
「あぁ・・ぁ・・」
あまりの羞恥に自我が揺り動かされる。
『こんな・・いやだ・・お※っこまで・・は、恥ずかしい・・』
78京丸@ピンキー:2007/06/07(木) 23:34:28 ID:UHQcq059
晶の悲喜劇
晶はあまりの恥ずかしさに真っ赤に染まっている。
しかし股間の疼きは止まらない。
腰を激しくくねらせ、隆を切なげに見つめる。
「俺のが欲しいか?」
晶が顔を横に向け、ぐっと目を閉じ、小さく頷く。
「それじゃ分からないな・・どうするんだった?」
「お願いします・・晶に・隆様のオお※ンチンを・・下さい・・」
「妊娠しても良いんだな?嫌なら入れないけど?」
ここで止められると理性が完全に狂いそうだった。
「お願いします!入れて下さい!これ以上我慢出来ないぃ!!」
隆はロープを少し緩め、晶を下げる。
そして両足を抱きかかえ、中空の状態にしてずぶりと陰裂に入っていった。
「あっああぁん!!」
「晶、お前の中熱湯みたいだな・・いくぞ!」
「お願い!来て!早く」
ぐっぐっぐっと突き抜けるかの様に晶を突き上げる。
中空の姿勢な故に子宮にダイレクトに響く。
「あぁ!いい!凄い・・あんっ!いいわぁ!良いのぅ!」
晶は知らず知らずの内に女言葉で喘いでいた。
そうした方が気持ちが入るからなのかどうか自分でも分からない。
隆の突き上げは激しさを増す。
か細い体は上下に激しく揺れながらさらなる高みに昇っていく。
「晶!出すぞ!これで妊娠しろ!孕んじまえ!」
晶はやはり体内へ隆の放出を願った。
小さくなった男の晶が、自分の体を必死に止めようとしたが、肉欲に支配された女の体には届かない。
「出してえ!中にいっぱい!!妊娠させて!」
「よし!受け取れ!」
「あぁ!嬉しい!あぁ、ああぁ、いくう!いく、いっちゃうぅ!!」
隆の熱き精が子宮口に何度もぶち当たる。
「あはぁ・・あふ・・」
暫くして戒めを解かれた晶が横たわって荒く息をついていた。
隆は晶に信じられない事を伝える。
「明日からは、別に来なくても良い、デジカメは処分した、しかしお前が来たいなら来い」
「え?嫌!なぜ!?・・あ・・僕何言ってる・・」
隆はにやりと笑った。
79京丸@ピンキー:2007/06/07(木) 23:38:48 ID:UHQcq059
とりあえず投下終了です。随分暴走した気はしてるのですが。
わりと至って冷静に作ってます。
しかしハードSMの分類に入るかと思うのだが、どこまでやって良いのか、思案はしてる。
80京丸@ピンキー:2007/06/07(木) 23:46:35 ID:UHQcq059
※緊急報告
すまん!72と73を入れ替えて読んで下さい。
71→73→72→74 です
81名無しさん@ピンキー:2007/06/08(金) 00:33:15 ID:GeWkeVGx
ああ、道理で変だと思った。
とりあえずグッジョブ!
ちょっと気になってたんだが、文頭にタイトル入れるのは邪魔だな。
最初の一回だけでいいんじゃね?
82京丸@ピンキー:2007/06/08(金) 08:37:05 ID:neurFNkY
了解。
ご指摘感謝。
次回からそうします。
83名無しさん@ピンキー:2007/06/08(金) 19:59:09 ID:NwwQG7Vv
帰宅後に見たら

・・・息子がおっきしたまま食卓に向わされる事になるとは・・・・

油断ならねぇ
84ふう@ピンキー:2007/06/08(金) 23:32:30 ID:48gDeclV
最近、忙しくて、しぃちゃんの続きがかけねぇえええ;;

でも、先週末は武道大会に参加してきて、
袴の女の子をみて堪能して、インスピレーションを高めてきましたww
やっぱ袴の女の子はいいのぉ。
85名無しさん@ピンキー:2007/06/08(金) 23:52:29 ID:EoXI7QNj
>>84
それは残念。
復帰を楽しみに待ってます。
86名無しさん@ピンキー:2007/06/09(土) 01:34:17 ID:4PaUxv1b
イヤっ、じらさないでぇ!
87名無しさん@ピンキー:2007/06/09(土) 02:50:24 ID:02PnUCYk
>>84
忙しいのは仕方が無いな
続きを楽しみにしてますよ
88名無しさん@ピンキー:2007/06/09(土) 14:15:49 ID:rU5juuTY
豪鬼のメイド姿に萌えた
89京丸@ピンキー:2007/06/10(日) 00:22:45 ID:PaOi1MxH
投下します。
SMしてます。
で、随分悩みましたが、羞恥心を出す為に『スカトロ』シーンを入れました。
文の冒頭にスカトロ有りって書いたので、苦手な方はスルーで。
乳首針刺しは止めました。これは引くだろうし。
では投下。
文字の間違い等はご容赦を
90京丸@ピンキー:2007/06/10(日) 00:24:28 ID:PaOi1MxH
「本当に来なくても・・良いのか?」
「ああ、俺はこんな人間だが嘘は言わん・・ほれカメラだ、好きにしろ」
隆は本当にカメラを渡してしまった。
『何を考えてる・・来なくて良い・・来たけりゃ来いって・・』
連日体を交わらせた全裸の逞しい青年と、全裸の美少女がそこに居た。
晶は自室に戻り、シャワーで体を洗う。
自分の女体が満足しているのを感じ、唇を噛む。
『肌が痛い・・そこら中が痛い・・』
吊されて、鞭打ちされ、クリップで一番敏感な所を攻められながら悶え狂った我が身を呪った。
時計をは既に深夜1時を過ぎていた。
寝よう・・行かなくて良い・・僕さえしっかりしてれば良い。
しかし或る事実に思い切り欝になった。
『妊娠・・したかもしれない・・そんな気がする』
女の体の勘がしきりに訴える。
『僕が妊娠?・・そんな・・冗談だろ』
この体では大きすぎるセミダブルベッドの上で晶は苦悩していた。
突然ドアが開き隆がパジャマで入ってきた。
そしてドアの鍵をカチリとかけた。
『また・・無理矢理抱かれてしまうのか・・』
「何!何の用?またやるのか?」
「んー?やりに来たんじゃ無いよ?一緒に寝てやりに来ただけさ」
隆は晶を壁ぎわに押し遣り隣に体を滑り込ませた。
「一人にさせてよ!一緒にって・・何だよ?」
隆は何も答えず、晶を無理矢理腕枕し、こちらを向かせて抱き寄せた。
「え?・・あ・・帰ってよ!頼むから!・・ぁ」
卑怯だと心底憎んだ。
優しい気持ちでしてるのでは無い事は確かだ。
こうして男女関係の既成事実を晶の心に刻んでいく。
お前は最早薫の恋人では無く、俺の物なのだとの無言の恫喝。
心は憎悪で張り裂けそうなのに、晶の肉体が安らいで体が落ち着いてくる。
突き飛ばせない。
突然唇が隆の唇で塞がれ、舌が割り込んできた。
晶の舌が心に反乱を興し勝手に絡ませていく。
悔しさに体が震える。
そして隆は本当に何もしなかった。
91京丸@ピンキー:2007/06/10(日) 00:25:39 ID:PaOi1MxH
朝、晶が目を覚ますと、自分が隆に抱き寄せられ、胸に顔を埋めていた。
晶の幼い女体は経験豊富な隆の手で無理矢理開発されているのだ。
途端に体が熱くなるのが分かる。
隆が酷薄な笑みでにやついていた。
気付いた晶がぷいと反対側を向いた。
『まるで痴話喧嘩のカップルだな・・』
隆が後ろから晶のノーブラの乳房を揉みに来た。
「あ・・やん・・いや」
『僕、なんでこんな声出すんだよ』
そう思いながらも体が反ってくる。
そして隆の手に自分の小さい手を添えてしまう。
パジャマ上のボタンが一つ一つ外され、引き剥がされる。
パジャマとパンティも脱がされて瞬く間に全裸にされていった。
『あぁ・・逃げられない・・抵抗したいのに!!』
せめて震える声で抗議をした。
「朝はしないって言ってたじゃないか・・」
「昨日はな・・でもお前の体したがってるぞ?」
「う・・嘘だ・・嘘」
嘘では無かったのは自分でも気付いていた。
朝起きた時点で、晶の陰裂は濡れてしまっていた。
「俺の体で無いと気持ち良く無いんだろ?朝っぱらから濡れまくってるくせに」
「そんな・・もう・・もう僕を・・追い詰めないで!!あぁ!変になる!!」
充分わかっていた・・
後ろから入れて欲しいと体は熱望している。
晶の男としての自意識は、役に立たなくなってきていた。
すぐにでも挿入して貰い、体内に隆の精を受けとめたい・・。
そう言ってしまいたい!
言ってしまえ!
言うんだ!
晶の自我が飛んだ。
「入れて!!そして出してぇ!!」
「よし!よく言った」
隆が晶の膣口に肉棒をあてがう。
すると晶自ら腰を動かし挿入の手助けをした。
ずぷり・・ずぷずぷ。
「あはぁん・・良いぃ」
晶は初めて自ら積極的に求めた。
男の晶に邪魔される事無く交わりは過ぎていく。
触れれば落ちる。
隆だけの女になる寸前まで来ていた。
92京丸@ピンキー:2007/06/10(日) 00:26:51 ID:PaOi1MxH
「今夜か・・」
ずくん!・・
「う・・・・」
今夜・・。
その言葉に体が快楽を欲しがりだした。
体全体が熱く疼く。
「あぁ!・・欲しい・・欲しい!・・欲しい!!」
『狂いそう!誰か・・僕を犯して!掻き回して!』
隆に無理矢理開発された体が肉欲に支配されたがっている。
情欲の嵐にこの身を曝したいとまで欲していた。
「我慢出来ない!」
服と下着をかなぐり捨て、晶は遂に自分で自分を慰めだした。
乳房を強く潰れる程掴み、陰核を捻ってみる。
「あぁ・・良い・・気持ち良い・・あん・・」
晶は時間を忘れて自らの女体を貪った。
気が付くと夜に帳が降りている。
汗と愛液にまみれた少女が力なく横たわっていた。
「はぁ・・はぁ・・」
あれ程我が身を貪ったのに、疼きが消えない。
晶は頭を掻き毟る
「イイィィッ!!」
苛々が増大し、ヒステリックになる。
隆が憎い!
殺したい程憎い!
こんな体にされて憎くて仕方がない。
だから・・彼の元に行かなくちゃ・・。
ふらふらと立ち上がると全裸で隆の部屋に来た。
バンッ!バンッ!
平手でドアを叩く。
隆がドアを開け、晶の腕を掴んで引き入れた。
「隆が憎いぃぃ!体をどうにかしろぉ!!」
『ちょっと・・やりすぎたか?』
晶がオナニーをしていたのは明白だったが、さすがにそれには触れなかった。
隆が晶を縄でギリギリ縛り上げ、紐で乳首と陰核を吊す。
体中に痺れる様な快楽が広がり、紐で吊され箇所からはしきりに痛みと快感が補給される。
「ああぁ!あぁ・・良いぃ・・あぁ痛ぁぃ・・」
波の様に小さなアクメが何度も襲いくる。
晶の体は男の心に逆らい、官能の暴風雨に身を曝す事を喜んでいた。
93京丸@ピンキー:2007/06/10(日) 00:28:07 ID:PaOi1MxH
一時間後、晶は尻を天井に向けて、両足は折り曲げられて固定されている。
膣口と肛門に二股バイブが埋まり、何度も強制的にイかされ続けていた。
口から涎まで垂らし、悦楽に可愛い顔が歪む。
「ああいぃ!あうん・・あぁっいや!又イくぅ!」
もう何度アクメに達したか分からない。
暫くして解放された晶は在らぬ方を向いて大の字で荒く息をついている。
「晶!こっちへ来い」
隆が晶を白いタイル張りの部屋に入れ、穴の開いたV字型の椅子に座らせた。
椅子の下少し掘り込んであり、片方に流し台の様な穴がある。
辺りを見渡しすと、天井一面に換気ダクトブーンと静かに唸っている。
壁には数ヶ所換気扇も回っていた。
そこに隆が500CCの注射器らしき物を三本持って入ってきた。
中には何やら液体が揺れている。
「予想はつくだろ?同じ医大生なんだから」
「え・・それって」
隆が前に腰を降ろした。
そして、晶の窄まった肛門に針の無い注射器の先をあてがう。
ぐいと押すと先が肛門の襞を少し巻き込みながら入った。
つぷ・・・・
「あぁ・・いやぁ・・」
溶液が晶の直腸内に注入されていく。
一本、二本、三本。
下腹がぽっこり膨らんだ。
腸が怪しくうねりだす。
「あぅ・・お腹痛いぃ」
晶が動けない様に腕と足首が固定される。
晶が苦悶の表情で激しく身悶えしだした。
「お・・お願い!トイレに行かせて!ああ!」
ぎゅるぎゅるぎゅる!
腸が暴れだした。
「お腹痛いい!許して!トイレ!」
「ご主人様の前でしろ!見ててやるから」
「ぁ・・ぃ・・」
晶の肛門が隆起しパクパクと開きだした。
その度に溶液がピュッと吐き出される。
『あぁ、恥ずかしい!』
次第にほとばしる溶液の量が増えてくる。
「ああ!いやだあ!!」
晶の肛門がぽっかりとその口を開けた
94京丸@ピンキー:2007/06/10(日) 00:29:14 ID:PaOi1MxH
【スカトロシーン有り。嫌い方はご注意!!】
―――――――――――
「あ!!嫌、嫌あ!」
シャーー!!!
大量の溶液が床の四角い流し台で飛沫をたてる。
1500CCの溶液がほぼ出終わった時、大腸が何かをぐいぐい直腸に押し出してきた。
「ひぐ・・い・・あぅ」
肛門が開いたり閉じたりを繰り返している。
そして遂に晶の肛門が外に捲れ返り、大きく口を広げた。
「いやあ!見ないで!」
むりむりむり・・・・
流し台に、晶の出した太い固形物が繋がって乗っていく。
「くぅ・・くふ・・あふぅ・・」
ぼと・・ぼとん
全てを出し終わった晶は、最大限の羞恥心の中に居た。
「あぁ・・ひどい・・こんな・・こんな」
隆は固形物を素早く流し、ノズルで晶の肛門を洗い流す。
晶はこれで隆に体の外と中身まで、全てを知られてしまったと思った。
ベッドに連れてこられた晶を、隆が己の欲望を満たす為に凌辱し尽くす。
そしてやはり何度も何度もイかされ、精の放出を求めてしまう。
『もう自分を止められないよ・・欲しくて欲しくて仕方ない・・落ちる・・』
最後には晶自ら隆の上に乗り、腰まで振りたてていた。
晶が自室に戻ってきたのは夜中の1時を回ってた。
全てを諦めつつあった。
男に戻る事、先の将来、自分は隆に凌辱される為だけの存在でしかない事。
確実に自分が妊娠させられてしまっている事。
『明日は・・外で調教・・もうどうでも良い・・』
晶は明日の為にシャワーで体を洗い清めながら溜め息を吐いた。
次の朝、隆が運転する車の助手席には半裸に近い晶が座っていた。
下乳が見えそうな位の赤のタンクトップに空色のマイクロミニスカート。
勿論ノーブラで、パンティは陰裂を何とか隠す程度の生地しか無い。
そしてその陰核部分にリモコン操作のローターが取り付けられていた。
95京丸@ピンキー:2007/06/10(日) 00:30:14 ID:PaOi1MxH
隆は一日中羞恥責めにし、男である自意識を痛め付けるつもりでいる。
「燃料入れるぞ」
隆が晶のタンクトップの裾を捲り上げると、すり鉢型の両乳房がぷるんと露出した。
スタンドや客の熱い視線に曝され、乳首が痛い程勃起する。
その上リモコンのスイッチまで入れられた。
「うく・・あ・・あふ」
用意万端な隆は座席に吸水性の高いシートを晶の尻の下に数枚重ねていた。
膣口から愛液が溢れてくるのを感じる。
「ああん・・」
隙を見つけては乳房が揉まれた。
隆が面倒とばかりに晶のタンクトップを剥ぎ、上半身を露出させる。
信号待ちでトラックやバスの傍にわざわざ停まり、スカートを晶に捲らせた。
股間に視線が集中する。
又もやリモコンが入れられ、悶え喘いだ。
「あぁぁん・・うふぅ」
晶の陰裂は既に完全にとろけ、洪水の様に溢れている。
太股を擦り合わせ、挿入願望を必死に耐えた。
「今日は入れてやらないからな」
「そんな!・・許して・・もうたまらない・・」
自然と隆の股間に手が伸びるが、その都度押し返された。
「ああ・・欲しい・・あれが欲しい!!」
その願望を口にだしてしまう。
「誰のが欲しいんだ?」
「ご・・ご主人様のお※ンチンが欲しいよ!!」
言ってしまった。
晶は心の底で呻いた。
「じゃあ、スカートも脱いで貰おうか」
隆を熱く見つめながら、スカートを取り去ると、晶は細い紐パンティのみの姿になった。
「こ、これで良いのか?早く入れて!!」
「ふふん・・駄目だ」
「駄目!あそこに入れて!!おかしくなるよ!!」
晶が体を屈ませて我が身を抱き締め、身悶えた。
「これだったら入れても良いぞ」
隆が差し出した長大な極太バイブを晶がひったくると、慌ててパンティをずらしてぐいと突き入れる。
「あぁぁ!いい!気持ち良い!!」
両手でバイブを掴み、膣口に激しく抜き差しする。
グチュグチュグチュ!
晶の心は快楽に狂うのを止められなかった
96京丸@ピンキー:2007/06/10(日) 00:31:39 ID:PaOi1MxH
極太バイブで、子宮口を自分で強く突きまくる姿は、鬼気迫る物があった。
「あはあ!太いぃ!凄く良い!響くう!」
煩わしくなり、自らパンティをローターごと引きちぎった。
隆が晶を抑えようと顔の前まで手を伸ばす。
「邪魔するなぁ!」
「いてえ!!」
隆は思い切り噛み付かれた。
「ふう!・・ふう!・・」
晶が膣口にバイブを突き入れながら、隆を上目遣いで睨み付けた。
赤い唇から、隆の血が垂れていた。
「満足だろ!!車の中で皆が見てるのに!僕こんな事してる!」
「あ、晶よ・・」
「大嫌いな隆に入れてとまで言わせてさ!!」
「もうやめろ!」
「お前がこれ渡したぁ!僕にこれ渡したぁ!!」
「良いから!帰ろう!」
「見てよ・・街中で全裸・・こんな物まで入れてさ・・あそこべとべとで・・イ、イイィィ!!」
晶は正気を無くしヒステリーを起こした。
隆は追い詰め過ぎた。
あくまでも晶の心は男なのだから、いつか心が破綻する筈だった。
隆は暴れる晶に何とか服を着させた。
帰るしか無い。
これが純粋なマゾ女ならまだ問題は無かった。
晶は終始俯いたままでぶつぶつ呟いている。
呼び掛けても何の反応も示さない。
さすがに隆は少し責任を感じた。
病院に付くと、患者衣を晶に着せ、精神安定剤を注射する。
自室で晶はようやく落ち着きを取り戻した。
「暫く俺、出張だ・・」
晶が隆を見つめた。
「隆・・抱きたいんなら抱いて良いよ・・」
「え!なんで?」
「一度くらい、普通に抱けよ・・」
「嫌い・・なんだろ?」
「大嫌いだよ・・でも隆・・この子のお父さんなんだよ?」
晶が自分のお腹をそっと撫でた。
「って・・まだ分からないだろ?」
「僕には分かるんだ・・間違いなく妊娠してる」
「そうか・・一度くらい普通に・・隆と晶として」
「ああ・・でもその前に・・シャワー浴びたいな」
その夜初めて隆と晶は結ばれた。
97京丸@ピンキー:2007/06/10(日) 00:40:20 ID:PaOi1MxH
半分投下完了。
実は恋人の薫、男性化も悩みましたが、しないことにしました。
途中まで書いてましたが、どうも燃えないので。
だから登場しないかも。
次回から甘い感じになってきますので、甘い系お嫌いな方には申し訳ないです。隆は改心した訳じゃ有りません。
やりすぎたかなと思っただけです。
きちんと復讐はしたいと。晶はセックスのお相手を探しに行きます(W。
この時点で、当初の筋を変えてしまいました。
次回は我慢して見て頂ければ幸いです。
かしこ
98名無しさん@ピンキー:2007/06/10(日) 00:49:33 ID:cRal8rVb
投下するSSと投下前後の自分語りの題名を変えてくれると嬉しいかな・・・
正直、SSが良くても自分語りがうざいからプラマイゼロなんだわ
99名無しさん@ピンキー:2007/06/10(日) 02:21:31 ID:PaOi1MxH
すまん!まったく気付かなかった。
そりゃそうだよなぁ。
以後注意します。
京丸
100名無しさん@ピンキー:2007/06/10(日) 02:26:14 ID:PaOi1MxH
すまぬ!
全く気付かなかった。
そりゃそうだよなぁ。
以後注意します。
お許しを
京丸
101名無しさん@ピンキー:2007/06/10(日) 02:28:50 ID:PaOi1MxH
その上失敗カキコした。
吊ってくる
京丸
102名無しさん@ピンキー:2007/06/10(日) 02:29:03 ID:48rCt8hd
>>98
お前だよ、うぜーのは。作品と関係ない事をゴチャゴチャ言うな。
103名無しさん@ピンキー:2007/06/10(日) 04:25:32 ID:kTTqQ1DS
お前らって何でいつも喧嘩腰なの?
104名無しさん@ピンキー:2007/06/10(日) 04:27:06 ID:PiQcofqy
>>99
いや、気にすんなって
補足的な所もあるし、小説の後付みたいなもんだと思って普通に見てるよ

作品の後に一レスしたくらいでウザいとか、どんだけアホなのかと…
105 ◆/jddiN6J6s :2007/06/10(日) 10:41:21 ID:PAiGpoMB
ちょっと投下しますよ

前置きのみ。エロシーン無し。スマン。
脱線を繰り返しながら延々バカっぽいノリが続くので、そういうの嫌いな人はスルーよろしく。

4バカ
 里見純(さとみ じゅん) 主人公
 司(つかさ)        クール
 雄太(ゆうた)       眼鏡
 健介(けんすけ)     エロ魔人
106 ◆/jddiN6J6s :2007/06/10(日) 10:42:04 ID:PAiGpoMB
「里見。もう少し足、開いてくれないかな……」
「て、て、て、手をどかせって。みみみみ見えねえじゃん!」

三人の悪ガキ仲間に囲まれて、俺は下半身裸で局所を隠したまま座り込んでいた。
女になった身体がどうなっているのか、自分でも見てみたいという好奇心は
確かにある。だけど、仲間達が俺を見る目つきがすっかり変わった気がして、
なぜだかそこから手をどけるのが怖いような気がした。

ここは俺たちの秘密基地。
廃ビルの奥まった一室は、持ち寄った調度品できちんと内装されていた。
机、椅子はもちろん、粗大ゴミで拾ってきた絨毯やソファーもある。
メカ好きの雄太の奮闘でガソリン発電機まで手に入れ、
電気が使えるので電灯に小さいながらテレビもあった。
部屋を見渡せば、缶ジュースにポテトチップス、ゲーム機、
健介が持ち込んだ海外モノのエロ本などが、雑多に散らかっている。
どれだけ騒いても構わない、俺たちだけの秘密の遊び場だった。

「お前ら興奮しすぎ。俺までビビるっつーの」

一歩下がって見ていた司が、健介にチョップしながら間に入った。

「別にムリに見せなくてもいいと思うぞ。そりゃ見たくないと言えば
 嘘になるけどさ。とりあえず、里見だけ先に見てきたら?」
「お、おう。まあ、見たい気持ちはお前らと一緒だ。少し離れりゃあ、
 それでいいよ。つーか、健介はがっつきすぎなんだよ」

司の言葉に少しほっとして、そう釘をさした。
健介は腰をくねらせながら一歩後ずさりすると、背筋を伸ばして正座し直す。
こいつはエロ本を読む時、なぜかいつも正座だ。

「んじゃ、……ご開帳ぉ〜」

言っている途中で気恥ずかしくなって声が尻すぼみになりつつも、ゆっくりと手をどける。
太ももの奥をひやりとした空気が撫で上げるのを感じた。
107 ◆/jddiN6J6s :2007/06/10(日) 10:42:47 ID:PAiGpoMB
俺がそのリサイクルショップを見つけたのは、秘密基地への近道のつもりで
いつもは通らない小さな路地裏に入った所でのことだ。
色とりどりの石を散りばめた短刀や不気味なお面、動物の角で作られた
煙草のパイプ。狭い店内には怪しげな古道具が並んでいた。

「へえ、こんな店があったとはなあ。
 お、この妙な形のお香入れ、いいな」

秘密基地の内装は主に俺の担当なので(他のヤツはセンスが無いのだ)、
ついつい見入って物色していると、恰幅のいい店主らしき男が声をかけてきた。

「学生さん、……おや? 男の子だよね?」
「これが女の制服に見えるのかよ、オッサン……!」

思わず語気が荒くなっていた。俺は背丈が低いせいか、たまに女と見間違うヤツがいる。
一応の念押しと言った口調だったが、最近言われていなかっただけに余計にムカついた。

「ごめんごめんっ、気を悪くしないで。近くの中学の子かい?
 最近の子は分かりづらいというか、いや綺麗な顔立ちをしてるもんだから……。
 こりゃ女の子がほっとかないねえ」

オッサンはヨイショしているつもりかも知れないが、はっきり言って苛立たしいだけだ。
聞こえるように大きく溜息をついて、俺は店から出ていこうとした。

「ああ、待って待って! せっかく来てくれたんだし、その香合(こうごう)、
 三千円って値札付いてるとこ五百円でどうかなあ」

チョッキに包まれた腹を窮屈そうに揺らしながら、オッサンは、
わざとらしすぎて一層清々しいほどの愛想笑いを浮かべる。

「へ? ……マジっすか? いやでも、なんかわりぃなぁ」
「久々のお客さんだからね。ほら、この練り香もサービスだ」

形だけ恐縮しながらも包んでもらった香合を遠慮なく受け取ると、
俺は五百円玉を店主の手の平にポンと置いた。
すると店主はその金を素早く尻ポケットに入れ、急に小声になって言う。

「その香合だがね。ちょっと"いわく付き"なんだ。
 なんでも、お香を焚くと中に閉じ込められた女の子が出てくるとか……」

店主の口ぶりが"いかにも"といった感じだったので、
最初の腹立ちも忘れてつい笑ってしまった。

「ははっ、そりゃイイっすね。おいしいじゃないっすか!」
「いや、面白がってくれるならいいんだけどねえ。
 捨てると何かありそうだし困ってたんだよ……。
 お香が消える前に閉じないと、戻ってくれなくなるって話だからね」

俺はすっかり笑い流して、上機嫌で基地へと向かった。
店主の妙なリップサービスを本気にしたわけではなかったが、
あいつらと悪ふざけするのにちょうどいいイベントだと思ったのだ。
108 ◆/jddiN6J6s :2007/06/10(日) 10:43:34 ID:PAiGpoMB
魔法使いに閉じ込められていたアラブの美女が、素ッ裸で飛び出して
くるんだぜ? と、少しばかり脚色をほどこした俺の話を聞き終えるや、

「フッ……。ねえよ」

司はそう鼻で笑った。
いつだって冷めた顔で一歩引いている、ノリの悪いヤツなのだ。

「いや、いやいやいや、あるあるある! あってくれ!
 こいつはすげえ妖気だ……。見ろ、俺の妖怪アンテナがビンビンに!」
「お前、なんでいつも勃起してんの?」

俺の素朴な疑問をスルーして、健介が腰をくねらせながら騒ぐ。
ノリはいいのだが、コイツはコイツで鬱陶しい。

「まあ本当にあったら面白いし、火をつけてみようよ。はい、ライター」

雄太が手渡したライターで、香合に入れた練り香を炙っていく。
ねっとりと纏わりつくような、頭の後ろがぼーっとなるような、
なんとも言えない奇妙な香りが漂い始めた。

「これは……、なんつうか、甘ったるい匂いだな……」
「そうか? 線香くさいだけだと思うけど」

早くも興味をなくして雑誌を読んでいた司が、ページをめくりながら答えた。

「何も出ないねえ」

眼鏡を直してそう苦笑いする雄太を、正座した健介は「しっ」と制して、
再びじーっとお香の煙を見つめ続ける。
どうやらこのイベントを楽しんでくれているのは、健介だけのようだった。

「まあ、五百円にしては楽しめたか。そのうち女がボーンって飛び出すかも
 知れないし、しばらく放っておこうぜ」

さすがにお香を眺めているのにも飽きて俺が立ち上がると、
いつの間にかこちらを見ていた司と目が合った。

「……あっ、いつの間に立ったんだ里見。小さくて見えなかった」
「うっせ。背のことを言ったら殺すぞ」
「ん、里見さ、お前……、なんかさっきより髪伸びてねえ?」
「あ……?」

言われて前髪を手で梳き上げると、途端に重みを増した髪の毛が束になって
バサリと舞った。後頭部を引っ張られるような感覚に振り返ってみれば、
漆塗りのような光沢を纏ったストレートの黒髪が背中まで伸びている。

「お、おいおい……。なんだよこれ?」
「胸も少し出てるような……」
「それよりも、声、変だぞ!?」

俺は慌ててYシャツ越しに胸を押さえ、スラックスの上から股間をぎゅっと握り締めた。
そこには無いはずの膨らみがあり、そしてあるはずのモノが――無かった。
109 ◆/jddiN6J6s :2007/06/10(日) 10:44:15 ID:PAiGpoMB
「マジ……か……?」

予想もしていなかった事態が、うまく受け止められない。
走馬灯のように目まぐるしく頭をよぎっていくのは、初めて買ってもらったグローブ、
初恋の思い出、入学式でやらかした喧嘩、両親の顔、そして――

「女の子出たああああぁぁぁぁぁぁ!!」

殴ってくれと言わんばかりのタイミングで心底イラつく声をあげた健介の腹に、
俺は思わず本気で重心を乗せた拳を叩き込んでいた。

「おふ……ッ! み、みぞおち……入っ……た……」

バカを殴ったお陰で、混乱した頭がようやくまともに回転し始める。

「ッたく。……ふう、少し落ち着いた。
 なんだよこれ? 女が出るんじゃなくて、取り憑かれてんじゃねえか……」
「里見、本当に女になっちゃってるの? これってやっぱり、
 アラブの美女の呪いなのかな?」

心配半分、興味半分といった様子で雄太が訊く。

「いや、アラブとか美女とか裸っつー部分は俺の創作なんだけどな……。
 ああ、くそっ、シャレになんねーぞコレ! どうすりゃいいんだ!?」
「面白半分に火をつけるからだろ。つーか肝心の部分が創作だな、お前の話。
 蓋を閉じると帰るっていうのも創作なのか?」
「あっ、そうか。司、ナイス。ソレだ!」

言いながら、さっそく香合の蓋を取り上げようとした俺の腕に、
瀕死の態をなした健介がすがりついた。

「待て! 一生に一度の男の頼みだ。待ってくれ!」
「……なんだよ?」
「まんこ見たい」
「死ね」

言下に切り捨てて蹴り飛ばしつつも、なるほど、
言われてみれば生身の無修正エロを間近で楽しめる得がたい機会ではある。

「……確かに、見ないまま元に戻るのは惜しいな。
 しかし、とりあえずお前は死ね」

俺は健介のズボンをパンツごと引っ張ると、
食べかけの暴君ハバネロを一掴み、その中へと投げ込んだ。
(注:危険ですので絶対に真似しないでください)

「ま、待ってくれッ! それだけはッ! アッーーーーー!」
「健介、はい。水」
「だんだん股間が熱くなって……、あ、痛い!? イタ熱いッ!」

雄太からペットボトルを受け取ると、健介は泣きながら外へ出ていった。
110 ◆/jddiN6J6s :2007/06/10(日) 10:45:01 ID:PAiGpoMB
「ね? 顔も少し柔らかい感じで、女っぽくなってるでしょ?」
「うーむ」

雄太が差し出した鏡を覗き込みながら首をひねった。
言われてみればそんな感じもするが、正直よく分からない。
髪の毛が伸びたからそう思えるだけじゃないだろうか。

「化粧したらハッキリ分かると思うんだけどなあ」
「しねえよ」

そもそも、俺らぐらいの年代が化粧したら男も女も関係ない気がする。

「里見よぉ、どうせ女になるんなら、唇の厚ぼったいエロカワイイ系だろ?
 全然変わってないってどういうことよ。まんま里見の顔じゃ萎えるじゃん!」
「女になっても目つき悪いしな」
「お前ら、言いたい放題言いやがって……」
「まあまあ。僕は客観的に見て、かなりイイ線いってると思うよ?
 知らない人が見たら清楚系って感じかも。性格は悪いけどね」
「里見は顔だけはいいからな。性格悪いのに」
「くそっ、俺にはどう見ても性格が悪い里見にしか見えない……!」

3人が口を揃えて、性格悪い、性格悪いと繰り返しやがる。

「しつこいよ、お前ら。ちょっと『ジャッカス・ザ・ムービー』ごっこで
 後頭部にバリカン入れて回ったくらいで、いつまでも根に持ちやがって。
 ネチっこいんだよ。それでも男か」
「仕返ししようとしたら本気で殴る蹴るして逃げたヤツが言うか!?」

綺麗にハモって言い返された。
よくそんな長いセリフをハモれるな。素直に感心。

「里見の傍若無人っぷりは昔からだからなあ……。
 ゲームで負けそうになったら躊躇なくリセットボタン押すし、
 勝ったら勝ったで鬼の首取ったみたいにしつこいんだよ……」
「司は小学生の頃からの付き合いなんだっけ?
 よく続いてるよね……」
「はあ……」

溜息までハモるなよ。失礼なヤツラだ。
111 ◆/jddiN6J6s :2007/06/10(日) 10:45:45 ID:PAiGpoMB
そのまま、なんとなく雑談モードであぐらをかいてポテトチップスを
頬張っていると、健介が焦れたように口を開いた。

「なあ、そろそろ脱いでくれよ」
「んあ? マジで脱ぐのかよ」
「当たり前だろ! 俺はオッパイが見たいんだよ、オッパイ!」
「そこのエロ本開けば、いくらでも見れるだろ……」
「バカ、全然違うよ! 生オッパイだぞ、生オッパイ!
 オッパイ! オッパイ! オッパイ! オッパイ!」
「あー、うるせえー。分かった分かった」

何かしら言い合うのも面倒になり制服のブレザーを脱ごうとすると、
健介が「待て!」と嫌に真剣な顔で止めた。

「今度はなんだよ」
「違うだろ、お前バカか!? ブレザーを脱ぐなよッ!!
 ネクタイも絶対に外すな。むしろちゃんと締めろ。だらしねえよ、それ。
 上着はそのままでシャツだけ、こう! 胸までまくるのがロマンだろ!」
「……」

バカは絶対お前だよ。いや、確かに少し分かるんだけどさ……。
俺はげんなりとしながらもネクタイを軽く締めなおすと、
Yシャツの裾を両手で掴んでリクエスト通りにガバッとまくり上げ、

「おら、出したぞ」

内科検診のように上半身を晒した格好で胸を張ってみせた。
途端、健介が俺の二つの膨らみに目を見開いて叫ぶ。

「うわ、ちっちぇえ〜〜〜ッ!? これは詐欺だろ! 金返せ!」
「……はぁ。本当に腹立つヤツだな、お前……。
 怒りを通り越して呆れるわ」
「確かに小さい方だけど、クラスの女子にもこんくらいのヤツ結構いるよ?
 健介が読んでる外人の巨乳モノと比べるのはフェアじゃないよ」

雄太がそう言って、客観的な分析を試みる。
何をもってすればフェアなんだよ。フォローのつもりかよ。

「お前ら、容赦ねえな。まあいいけどよ。
 別に気に入られても嬉しくねえし――」
「俺はかなり好きかも……」

ぞぞーーーっ!
ふいに漏らされた司の一言が空気を凍りつかせ、
俺たちはじりじりと後退しながら離れていく。

「あ、バカ、違うって。そんくらいの胸の方が手に納まって、
 その、なに、ちょうどいいっていうかさ……?
 お、おい、お前ら! たかが乳の好みで露骨に引くなよ!」
「冗談だよ、分かってるって。つまり司の好みは里見ってことで」
「雄太コラ! ちげーよ!」

あはは、と眼鏡を抑えながら雄太が司の手を逃れる。なんというか
あの眼鏡の似合いっぷりには、女になったら巨乳に違いないと思わせる何かがある。
どうせなら雄太が女になれば、結構似合いそうだし俺も楽しめたんだが。

「司ぁ、こんな貧乳、乳のうちに入らねえって――はぐッ!」
「てめえは喋んな、健介!」
「里見さん……、肝臓に、入り……ま、した……」
112 ◆/jddiN6J6s :2007/06/10(日) 10:46:45 ID:PAiGpoMB
「んじゃ、……ご開帳ぉ〜」

上は制服のまま下はズボンもトランクスも脱ぎ、だが靴下は履いたままという、
いざ自分がやってみると心底バカバカしい格好で俺は股を開いた。
足の間に置いた鏡に目をやると、申し訳程度に陰毛を乗せ、
ピンク色の造りを薄く覗かせた肉の切れ目が映る。
俺は片方の手で鏡の角度を調節しながら、もう片手の親指で割れ目をぐっと開いた。

「……まじでまんこだ」

分かってはいたが、この目で確認してしまうと複雑な心境だった。
まあ、ちんこがないのは仕方がない。今は目の前のまんこに集中しよう。
片手でそこを開いたまま、割れ目の内側の粘膜をおそるおそる指で突付いてみる。
ピンク色の粘膜は一見痛々しそうに見えて、しかし実際に触ってみるとそれほどでもない。
爪なんかが当たったらピリッと来そうな気もするが、雑に触らなければ平気だろう。
俺は両手を使って、花弁の内側の構造を大胆に調べはじめた。

「へえ……。ほお……。ふーん……」

ビラビラを引っ張って裏返したり、膣口らしき穴を軽く指で押し込んでみたりする。
ぐいっと強めに広げると、膣口の上に尿道口が僅かに覗くのがなんとか確認できた。

「なるほど、こうなってんのな。
 写真じゃ分からんかった部分が理解できるなあ」
「お、お、俺にもちょっと触らせてくださいよおぉ!
 里見さん、お願いします! お願いしますうぅぅ!」
「……気持ちは分かんだけどさ、健介に触らせると痛そうなんだよな。
 大体、なんつーかコレ、意外にあんま面白いもんじゃねーぞ?」

そう言って顔をあげると、健介はフル勃起状態を隠しもせずに目を血走らせ、
雄太はいつの間にか体育座りになって真剣なまなざしで俺のソコを凝視していた。
あの司まで片膝を立てたまま股間を不自然に腕で覆って、少し前かがみになっている。
っていうか、うわ。司の顔、真っ赤じゃねえか……。

「お、おいおい。お前ら……、実は勃起してねえ?」
「えっ、僕は……、えと、だって、ねえ?」
「し、仕方ねえだろ? 間近で見たら普通勃つって!」

例えば司が女になったとして、性器を広げているのを見て勃つかというと、
うーん、微妙だ。雄太なら勃つかも知れない。健介は想像したくない。
とはいえ所詮ちんこなどと言うものは、まんこを見れば
勃起するモノだったような気もしないでもない。
いかん。股間に現物が無いってだけで、微妙に分からなくなるな……。
113 ◆/jddiN6J6s :2007/06/10(日) 10:47:43 ID:PAiGpoMB
----------------------------
ここまで。
続きはまたそのうち。
114名無しさん@ピンキー:2007/06/10(日) 13:17:00 ID:o/gOCFCJ
GJGJGJ!!
続きははやめにおねげーしますぜだんな!!!
115名無しさん@ピンキー:2007/06/10(日) 13:25:12 ID:RsXtXu1R
GJ!
お香にセンスのある厨房って凄いなw
あと戻ってこれるかが問題だw
116名無しさん@ピンキー:2007/06/10(日) 14:33:40 ID:XuB9/QDy
GJなんだが・・・・・・・エロなしの前振りだけで寸止めって
最近の流行なのか?w
117名無しさん@ピンキー:2007/06/10(日) 15:39:01 ID:PaOi1MxH
投下乙です。
でも、あそこの描写は何かリアルで良かったなぁ。
楽しめました。
京丸
118名無しさん@ピンキー:2007/06/11(月) 07:13:57 ID:gHxrPd1+
何なんだ、その笑点みたいな名前の入れ方はw
レスする時は普通に名前欄でいいと思うぞ
あまりコテでレスし過ぎてもウザがられるから程ほどにな
119名無しさん@ピンキー:2007/06/11(月) 10:12:19 ID:I7cjngll
そうか。
むすがしいの。
上にコテを付けても言われるし。
ここに付けても駄目か。
つい書いただけだ。
笑って許して
120京丸@ピンキー:2007/06/11(月) 11:42:13 ID:I7cjngll
投下します。
最後の方は少し駆け足。
エロが少なくなり、甘くなってしまった。
ハード好きな方陳謝。
では投下。
121京丸@ピンキー:2007/06/11(月) 11:43:40 ID:I7cjngll
昨晩、晶は隆に普通の女の子として抱かれた。
キス、全身を愛撫され、挿入してからのテクニックも持っている。
晶は全てを忘れ、快楽と悦楽に歓喜した。
それはアブノーマルなセックスしかして来なかった隆にはカルチャーショックだった。
隆は何故か急に優しく接しだしたが・・。
勿論、それで隆を受け入れる気持ちは一切無い。
せめて普通の女の喜びを知りたかっただけだ。
妊娠したと確信している晶にとって、例え隆の子だとしても、殺す事は考えられない。
晶はお腹に語り掛ける。
「君のパパはどうしようも無い奴だけど・・君には罪は無いからな」
『でも、出来たって確証が欲しい・・後一ヶ月くらいか、反応出るのは』
晶はもう一つの可能性も考える。
妊娠していない場合。
『男に戻る事も考えないとな』
しかし、異常に嗅覚が敏感になったから、排卵したのは間違いない。
そしてあれだけ何度も犯されたのだから、妊娠させられたと考える方が説得力が有る。
『何か体が疼く・・』
少女で有りながら、快楽を掘り起こされ、精を何度も放たれた体が男を欲しがっている。
『街へ引っかけに・・』
シャワーで念入りに洗い、ロングヘアーの手入れもきちんとした。
「メイクは分からないな・・リップだけにしよ」
服や下着は美和が用意していた。
ピンクのブラジャーとビキニパンティ。
敢えてブラジャーが透けて見える白いノースリーブのシャツ。
フリルの付いた赤いミニスカートとハイソックス。
踵の高いパンプス。
日差し避けの鍔広帽子。
鏡に我が身を映す。
あまり落ち着いて見たことが無かった。
『可愛い・・でも妙に色っぽいな・・無理矢理開発されたからな・・』
車のキーを持とうとして、少女なのに気付く。
ポーチに小物とお金を入れた。
「行ってみようかな」
122京丸@ピンキー:2007/06/11(月) 11:44:59 ID:I7cjngll
◇◆◇◆◇出会い◆◇◆◇
昨日も出掛けた街。
『昨日の格好・・恥ずかしい・・それも丸裸で』
晶の顔がボッと赤くなる。
『駄目駄目!思い出したら駄目だ』
火が着いたら自我がぶっ飛ぶ様になってきたのが分かる。
とぼとぼと街に着いた。
綺麗な喫茶店が目に入る。
『コーヒーでも飲むか』
晶はブレンドと、苺ケーキを何故か食べてみたくなった。
注文をし、帽子を置く。
髪をばさっと掻き上げる。
『何か色々視線感じるんだけど・・』
確かに窓辺に座る美少女は人目を引いていた。
ウエイターがブレンドコーヒーと苺ケーキを静かに置いた。
「お待たせしました」
「ありがと・・」
晶がにっこり微笑むと、ウエイターの目が泳いだ。
「ご、ごゆっくり!」
『ふふ・・』
ズッ・・
「!・・にが」
砂糖とクリームを多めに入れると・・飲みやすい。
ケーキは苦手だった筈が凄く美味しく感じる。
『味覚まで変わってる』
ウエイターがちらちらこちらを見ていた。
晶が視線を投げ返すと、慌て目を反らす。
『ふふ、面白いな・・』
一息付いた晶がレジに向かうと先程のウエイターが慌てて駈けてきた。
「ありがとうございます」
左手でウエイターの手を下にそっと添え、チャリチャリと代金を渡す。
「ご馳走様、美味しかったわ」
ウエイターが瞬時に固まった。
『僕も人の事言えないな・・遊んでごめんな』
総合美容室で、髪を整え、メイクを初体験。
ますます人目を引くのが分かる。
視線が体に注がれる。
誰か声をかけてくるかなと思ったが、誰一人来ないのが不思議で仕方がない。
意を決して、若者がたむろする道路筋の三角公園内のベンチに腰を降ろした。
一斉に視線が集中する。
ひそひそと話しをしているが、やはり誰も来ない。
『みな意気地なしだな・・抱いて欲しいのにさ』
そこにいかにもな貧乏学生が四人通りかかった。
小汚い服、女にも縁が無さそう。
肘で突き合っている。
晶が四人に向き直った。
123京丸@ピンキー:2007/06/11(月) 11:46:22 ID:I7cjngll
学生達は何とジャンケンをし始めた。
勝負に負けたいかにもな貧乏オタク学生が、あわあわと声をかけてくる。
あんなのが、あの色っぽい女の子に声をかけるなんて身のほど知らずな奴。
公園内の若者達は、ほくそ笑んでいた。
しかし晶はその凄く優しそうで、純情そうな目が気になって仕方ない。
それに勇気を出して声をかけてくれたから。
どうせ自分なんかと自信が無さそうな男が、清水の舞台から飛び降りた。
「あ、あの!・・一緒に・・・お茶でも・・う」
その場に居た若者達は200%無理だと確信した。
でも男の晶は見る箇所が女とは違う。
「良いよ?あなた一人だけなら付いて行く」
『女言葉で徹しなきゃいけないよな』
「へ?い、良いの!僕で!!おいどうしよ!僕一人なら良いって言われた!」
残りの仲間三人にすまなさそうだ。
「気にするなって」
「負けるが勝ちだな」
「君、頼んだよ!こいつ年齢イコール女っ気ゼロだからさぁ」
晶はその友情が男として気に入った。
「分かりました」
にこりと頷き微笑んだ。
すっとそのオタク学生に寄り添い、腕を絡ませ、その気になる目を見つめる。
そして公園内の若者達を見てにやりと笑った。
その場の全員が呆気に取られ地団駄を踏み、天を仰いで悔しがる。
しかし一番信じられないのが当の本人だった。
その学生が少女を見る。
壮絶な色気の有る美少女が、腕を組んで傍に居る。
晶が学生を見上げた。
「私、晶、あなたは?」
「僕も明!明治の明」
「私は日が3つの晶よ」
学生はやはり失礼でも聞いておこうと思った。
学生が晶の両肩に手を置く。
「失礼な事を聞きます・・どうして僕なの?怖いんだよ・・分からなくてさ」
『紳士だな・・それに優しい・・何か・・良い』
「あなたの目、純情そうな目、優しそうな目・・大事にしてくれそうな目」
「あ・・あの・・その」
「だから明さんを選んだ」
『僕は優しさが欲しかったんだな・・』
124京丸@ピンキー:2007/06/11(月) 11:47:34 ID:I7cjngll
「そんなこと、今まで言われた事無いよ・・」
晶は真っ直ぐ目を見て正直に言った。
「皆分からないだけ・・私は分かるの」
「うん・・ごめん!慣れてなくて・・気を悪くしないでね」
「大丈夫よ・・でも・・私・・家に帰ったら明さんとはもう・・」
晶は俯いた。
『医大に帰らなきゃ・・それに辛くなってきたよ』
「良いよ!気にしないで!今日だけでも世界一の幸せ者さ!」
『これ以上優しくされたら・・辛い・・でも』
明の首に手を掛けぐいと引き寄せ、晶は自ら唇を合わせた。
度胆を抜かれた明が、ふと少女の肩が震えているのを感じ、強く抱き寄せる。
『人目なんかきにしない・・こうしたかったんだ』
明は呆然としつつ少女の唇の感触を思い出す。
『何て柔らかいんだ』
「き、急にごめんね?」
晶は頬を染めた。
「・・いやあの・・僕、ファーストキスだったりして・・」
「え?私でよかった?」
「良いに決まってる!」
『刺激が強すぎたかな』
明はオタクらしく色んな所に連れていってくれた。
晶も実は嫌いでは無い。
パスタを食べて馬鹿話、フィギア巡り、お嬢様喫茶では晶の方が主役だった。
オタク仲間の羨望の眼差しにも、明は少しも偉ぶらない。
同人誌を見た晶はつい大量に買ってしまい、明に笑われた。
そして荷物はさり気なく明が持ってくれる・・。
『優しくするなよ・・でも・・優しさが心地いい』
晶は久々に大いに笑い、楽しく遊んだ。
そして何時もさり気ない優しさで包まれる。
「明の部屋に行きたい!お願い!お願い・・」
『抱いて欲しい!』
「え?・・!・・わ、分かった・・」
いつの間にか晶、明で呼び合う二人。
明に人生最大の大イベントが迫っていた。
125京丸@ピンキー:2007/06/11(月) 11:48:41 ID:I7cjngll
学生寮が突然現れた美少女に大騒ぎになった。
皆顔を覗かせ挨拶をしていくが、明が追い払う。
「汚いだろ?まさか女の子が来る想定なんかしてないし・・どうしたの?」
晶が小さく呟いた。
「ごめんなさい・・明とお付き合いできたら・・どんなに楽しいか・・」
「何も聞かない約束!気にしないで」
明がにこにこと微笑んでいる。
晶の心が痛む。
『僕は欲望だけ・・せめて良い思い出にして貰う』
完全に腹を決めた。
自分の全てをあげよう。
女の子に成り切ろう。
「明の唇、私に頂戴!」
明の首筋に細い手を回し、赤い唇を合わせた。
チュッ、チュッ・・。
ついばむ軽いキス。
次第に激しくなり、舌が明の口に侵入する。
舌が絡み合う。
暖かく優しいキスに晶の体が燃え上がる。
「む・・ん・・んん」
唇が糸を引いて離れた。
「はぁ・・あぁ・・」
明は女の子の甘い声と言うのを直に初めて聞いた。
大いに感動した。
『これがキスなんだ』
「ねえ・・抱いて・・」
「僕・・女の子を知らないんだ・・」
「私に任せて・・脱がせてあげる」
「あの・・お風呂入っていないんだけど・・女の子って気にするんじゃ・・」
「私は気にしない・・匂いを感じたい」
明は舞い上がっていた。
可愛い美少女が脱がせてくれている、そして外見なんか一切きにしていない。
明の肉棒を見て晶は目を丸くした。
隆よりぐんと大きく、固くそそり立ち、立派に傘が張っている。
「凄い・・明の素敵!これが入ってきたら私狂うかもしれない」
「そ・・そうなの!?」
「自信持って良いよ?」
「そうかー・・」
「さあ・・私を脱がせて?全てを見て・・」
明は必死に心を落ち着かせた。
晶は目を瞑り頬を染めながら横を向く。
美少女を裸にしている自分が到底信じられない。
肌が幾筋が赤く腫れているのが分かった。
明の手がふと止まり、みみず腫れの跡をつっと触れてみる。
「これ・・」
126京丸@ピンキー:2007/06/11(月) 11:49:47 ID:I7cjngll
「これが私・・何も聞かないで・・」
可哀想だと感じたがそれを聞くのは失礼だと思った。
それでも目も眩む様な裸身だった。
乳房はすり鉢状に尖り、ピンク色の乳首がぽつんと存在している。
股間には陰毛が存在せず、深い陰裂が一本通り、その中から陰核が顔を出していた。
「私の裸綺麗?」
「凄く綺麗・・初めて見るから・・」
「初めて見る女の子の裸はどう?」
「言い表わせない・・」
「嬉しい・・じゃあ、ここも見て」
晶が腰を降ろして、ゆっくりと足を広げていく。
優しく熱い視線に晶の肉壁は愛液でとろとろにとろけていた。
「こんななんだ・・それに凄く濡れてる」
「これが女の子・・私の体好きにして!抱いて!」
明が出来る限りの知識を総動員して晶を愛撫した。
拙い愛撫に明の感情が伝わり、晶の体が燃え上がる。
「ああぁ・・うふぅ・・良い・・あうん・・」
晶の喘ぎが寮全体に漏れていた。
目の前で美少女が、悶えて喘いでいる。
こんな事は二度と無い。
明は死んでも良いとさえ思った。
「入れて!中に出して良いよ!」
「ここで良いんだね?」
「早く頂戴!」
晶の手助けで、おずおずと明が挿入していく。
膣内を摺る太い感覚は隆の数倍の気持ち良さを晶に伝えた。
「ああっ!す、凄いぃ!明の凄いぃ!」
明は、肉棒にまとわり締め付けながら蠢く肉の壁に感動した。
『く・・女の子の中って凄すぎる!』
明が巨砲を突きあげる。
リズムもタイミングも不味いが、晶は今までで一番感じていた。
瞬時に絶頂に持っていかれるのを感じる。
「僕もう駄目!出る!」
「明、一緒にいこう!・・凄いぃ・・あう・・あっあぁ!い、いきそう!いくいくうぅ!ああぁ!!」 晶の背骨が折れそうな位反り、盛大に昇りつめた。
明の射精を感じる。
「ああ・・あぁ・・」
「晶、いったんだね、良かった」
「すぐイっちゃった・・初体験の感想はどう?」
「はぁ・・晶のって何か物凄かった・・」
127京丸@ピンキー:2007/06/11(月) 11:50:47 ID:I7cjngll
学生達が幾人か覗いていたが、明はそれどころでは無かった。
童貞を捨てる一回だけだろうと思ったが、美少女が自分を離さない。
バックで乱れ狂った晶が、明の前に座る。
「私これしたこと無いんだけど、やってあげる」
「お願いします・・」
赤い小さな唇の中に明のだらりとした肉棒が入る。
晶にとっても初体験。
男として何処をどうすれば気持ち良いか、頑張る事にした。
不思議と気持ち悪さは全く感じない。
明は感無量だ。
美少女が自分の物を一心不乱に舐めている。
ぐ、ぐぐ・・
口中で明の逸物が熱い鉄の棒に変化した。
少し眉を寄せた晶が明の腰に手を回し、舌でそれを味わう。
明にとってはたまらない光景だが、覗いてる学生はもっとたまらない。
明の両手を自分の頭に持っていく。
「むぐ・・あむ・・私の頭を好きに動かして?」
明が頭を持って激しく口中に突き入れる。
「駄目だ・・出る!」
晶が喉元まで深く吸い込むと明が仰け反った。
「ぐ・・おぉ・・」
喉に精が何度も放たれる。
ごく、ごくん
それを明の目を見ながら全て飲み干し微笑んだ。
『こんな味なんだ・・でも気持ち悪く無いのは何故なんだろう』
「晶!大丈夫?」
「美味しかった」
『本当は美味しくは無いんだけどね・・』
その後明はもう一度正常位で少女の最後の姿を目に焼き付ける事にした。
明の首と腰に細い腕とすらりとした足が絡み付き、強く抱き締める。
明は涙が止まらない。
「泣かないで?・・あなたに抱かれて良かった・・」
「うん・・・・・・」
最後の交わりが終わり、晶は明の胸に抱かれて微睡んだ。
晶はふと思った。
『何で?何で帰らなくちゃならないんだ?別れなくても良いじゃないか!こんなに優しいのに』
「明!私帰らない!!」
思わず明にしがみく。
「あ・・でも・・」
「私が居ると迷惑?」
「そんな事無いよ!・・ねえ、訳を聞いて良い?」
「・・うん・・話す」
128京丸@ピンキー:2007/06/11(月) 11:51:53 ID:I7cjngll
「ここじゃなんだから、そこの公園に行こう」
「ん・・待って!ティッシュ頂戴」
「箱ごとで良い?」
「ありがと・・あの・・後ろ向いてて?」
「ごめん!」
晶は膣内の精液を処理し、ティッシュを畳んで性器に当てた。
「はい、良いよ・・」
「行こうか・・」
ポーチを持って晶は明と一緒に外に出た。
公園に座ると、明が熱いお茶の缶をくれた。
「明のこういう所、僕には辛いんだ」
「晶、喋り方が・・」
晶は今までの事を、隆から受けた凌辱も含めて全て語り続ける。
ショックを受けた明だったが、事実は事実として、信じては貰えた。
「そんな・・」
「ごめん・・だから僕は男なんだよ・・気持ち悪いよな?こんな体」
「でも晶は今女だろ?」
「でも、確実に妊娠させられてるし、犯されてるし、何より僕は明を騙した」
「晶・・少し考えさせて欲しい・・嫌いになった訳じゃない・・」
「嫌いになってくれた方が諦めがつくんだけど・・」「もう遅いよ・・嫌いになんてなれない」
「僕、やっぱり帰るよ」
「途中まで送っていく」
病院に続く国道まで二人は黙ったままだった。
「ここからは明るい道だから大丈夫だよ・・」
「・・・・晶!今日は・・その・・ありがと」
「明・・騙してごめん」
明は駈けていく晶を見つめるしか出来無かった。
自室に戻った晶はベッドに倒れこんで顔を伏せた。
「どうしちゃったんだろ・・僕・・あ、買った物全部忘れてきたなぁ」
『何か・・切ない・・』 明は明で寮で質問攻めに逢ったが何も語らずに、部屋に閉じこもる。
晶が忘れていった物をちらりと見、床に転がって天井を見ていた。
次の朝、晶はじっとしていても気が滅入るので、両親が頼んでいたバイトに精を出す事にした。
忙しさに忙殺され、その間は気が紛れる。
夜は疲れですぐ眠る事が出来た。
僕は男か?女なのか?
答えは誰も教えてくれない
129京丸@ピンキー:2007/06/11(月) 11:53:03 ID:I7cjngll
そんな多忙な日々が1ヶ月続いている。
忙しさのおかげで肉欲に悩まされる間が無かったのは有難いと思った。
明の事は忘れるかと思ったが、頭から消えない。
『頭から消えない・・』
1ヶ月が過ぎた頃、妊娠判定をする事にした。
結果は・・やはり妊娠していた。
流すつもりは毛頭無い。
覚悟はしていた。
お腹の中に命が宿っている・・晶の胸中に何とも言えない感情が渦巻く。
『無事産まれたら僕は母親か・・女として生きていくしか無いのかな』
晶は子宮の辺りをそっと押さえる。
二日後漸く両親が帰ってきた。
あの両親とは話はしたくなかったが、重大報告をしなければならない。
和夫と美和の前に晶が座っていた。
「晶、男に戻れる算段は付いたが・・すまん・・ひどい親だな・・俺達は」
「晶さんの事を晃子叔母さんに言ったのよ・・」
「叔母さんに?」
「ああ・・一日中怒鳴られまくったよ・・最後は口も聞きたくないって」
「その事なんだけどさ・・戻さなくて良いよ」
「え?何故だ?」
「二日前に分かったんだけどさ・・僕妊娠してるんだよ・・だからもう良い」
「妊娠!?・・な・・誰だ!相手は」
「今は言いたくない」
「産みたいのか?・・」
「僕は折角の命を切り捨てたく無い」
「妊娠か・・妊娠・・まさかこんな事になっていたなんて・・」
「産むって大変よ?」
和夫は頭を抱えた。
晶は何も言わずに席を立ち自室に戻っていった。
隆には絶対頼らない。
一人で産み育てようと悲しい決意をした。
それから数日後、出張帰りの隆が夜尋ねてきた。
「晶、元気だったか!」
「報告が有るんだ・・妊娠してたよ・・」
「ほう!で本当に俺の子なんだろうな?」
「な・・隆が避妊しないで、何度も僕を犯したんだろうが!」
「ま、男にゃ実感無いからね・・そんな事より」
隆がさも当然の様に晶をベッドに押し倒した。
130京丸@ピンキー:2007/06/11(月) 11:54:10 ID:I7cjngll
隆が晶の両手首を掴み万歳の形で押さえ込む。
「や!やめろ!!」
Tシャツが捲り上げられ、白いブラジャーが露になった。
『く・・何て力だ!』
「お腹に赤ちゃんが居るんだよ!!」
「お前は俺のもんだ」
「もう嫌なんだよ!隆にやられるの!」
その時晶の足が一瞬自由になり、股間に膝を打ち付けた。
怯んだ隙に晶がドアに駆け寄ったが、パニックで内鍵を回すのが遅れる。
『あ、開いた!』
外に体を上半身出した瞬間、隆に左腕を捕まれた。
「嫌!いやだ!!」
ずるずると引き摺り込まれていく。
「あぁ!!」
晶をベッドに放り投げると、ドアを乱暴に閉める。
獣欲の虜になった隆は内鍵を・・忘れていた。
うつ伏せにされ、Tシャツで後ろ手に縛られる。
腰の上に乗っかられた晶がスカートとパンティを同時に足首から抜き取られた。
「やだー!やめて!」
再び仰向けになった晶は両乳房を鷲掴みされる。
激しく揉みしだかれ、晶の顔が苦痛に歪む。
「あぁ!や!いやっ!」
乱暴に髪を掴まれ、強引に唇を盗まれた。
「んー!んーっ!」
指を唾で濡らし、晶の陰裂にから膣口に差し込む。
「いやだあぁぁ!!」
瞬間、晶の体が跳ねた。
二本の指で晶の弱点を掻き回していく。
グチ・グチ・・グチュ・・グチュ・・グチュグチュ
「い、いやだ!あっ!いや・・あぁ・・あぁぁ・」
次第に湿った音になり、晶の声に喘ぎが混ざりだす。
「ここが弱いな、お前」
晶の膝を割り肉棒を突き入れる。
「あぁっ・・くうぅ」
隆の情け容赦の無い突き込みで、快感が無理矢理引き出されていった。
「ああ・・やぁ、あっいや!いっちゃうからやめて!だめ!だめえぇぇ!!」
隆の精が晶の体内を汚していく。
その時和夫と美和が飛び込んできた。
「晶!!隆!貴様ぁ!」
「お!叔父さん!!」
和夫が隆を思い切り蹴り飛ばし、馬乗りになって顔面を何度も殴った。
美和が晶の戒めを時、強く抱き締める。
「あぁ!晶ごめんね!」
131京丸@ピンキー:2007/06/11(月) 11:56:02 ID:I7cjngll
隆は完璧に叩きのめされ、ロープで縛られた。
「晶・・先日の事でゆっくり話そうと・・もっと早く来たら・・」
晶は涙を流しながら美和に抱き抱えられていた。
「晶さん、いらっしゃい・・シャワー浴びましょ」
何とか落ち着き、服を着た晶が今までの事を全て打ち明けた。
「僕・・もう嫌だ・・隆に抵抗出来ない体にされて・・ここを出ていく!」
「何処に行くんだ!?」
「大丈夫だよ・・仲の良い友達が出来たし・・後で必ず連絡するから」
「分かったわ・・この男の事は任せて、多分学長も後ろに居るわね」
「・・必ず連絡しろよ」
晶は何となく隆がどうなるか見えた気がした。
「でも僕父さん母さんを許した訳じゃ無いから!」
「甘んじて受ける!息子のあんな格好見せられたんだ・・悪いのは俺達だ」
スーツケース二つに着替え類とその他を急いで詰め込み外に出た。
国道をスーツケース二つを引き摺りながら、晶は歩き続ける。
「はあっ・・はあっ」
何度も倒れそうになり、座り込む。
少々の体にはそれは重労働だった。
「体が重い・・」
そして、漸く到着した。
古びた学生寮。
スーツケースを玄関前に置き部屋を何度も叩いた。
『お願い、居て』
隣の部屋から学生が顔を出した。
「武田なら深夜になるよ?バイトだってさ・・って君大丈夫?おい!」
晶は玄関前に座り込む。
『もう・・駄目・・』
スーツケースを抱えながら晶は疲労困憊で寝入ってしまった。
明が暗い気持ちを抱えながら、寮の前に来た時。
晶が玄関前でスーツケースを抱えて寝ているのに気付いた。
「晶!晶!?」
遠くで自分を呼んでる気がする。
ぼやーっと目を開けると、そこに明が居た。
「あっ!」
晶が抱きついた。
「とにかく部屋に入ろ」
明がスーツケースを先に入れ、晶を抱き抱えながら部屋に入った。
「どうしたの?」
「また・・犯された・・もう帰りたくないよ」
晶はうなだれた。
明は目の前で震える少々を抱き締めた。
132京丸@ピンキー:2007/06/11(月) 11:57:35 ID:I7cjngll
体を濡れタオルで拭き、洗い立てのジャージを着せ、布団に寝かせる。
晶は、自分を犯した相手の子供を今妊娠しているが、産みたいと告げた。
「僕、あの時から全て受け入れる覚悟はしてるよ」
「明・・ありがと・・」
「もう寝よう・・僕はそこらで寝るから」
「一緒に寝ようよ」
「でもそれじゃゆっくり寝れないんじゃ・・」
「駄目!一緒に寝る!」
「分かった・・明日大きい布団買いにいこうか」
「うん・・色々買いたい物有るしね」
明の胸に顔を埋めると、心が温かくなり癒されるのを感じる。
抱き締め合いながら二人は眠りに落ちていった。

久しぶりに気持ちの良い朝を感じる。
晶は早起きして、朝食の用意をした。
明に目覚めのキス。
「おはよう!朝食出来てるよ?顔を洗ってきて」
「おはよー・・」
二人で朝食を囲み予定を話し合う。
「買い物の後、僕大学行ってくる」
「大学まで送って行くから、友達にも紹介してよ」
「分かった」
一緒に腕を絡ませて買い物に行く二人。
大学に行く明にくっついて来た美少女は瞬く間に話題の的になった。
不埒な学生達が言い寄っても晶は明が良いのだ。
なぜ貧乏オタク学生にと皆不思議がる。
寮では毎晩晶の甘い喘ぎが響いていた。
それでも明はいつも晶を気遣い優しさで包み込む。
犯され凌辱され続けた晶は今それが心地いい。
明は思う。
元男?関係無い。
妊娠?守り育てる。
明にとっては理想を遥かに超越した恋人。
妊娠で母性に目覚め、いつしか明も恋人になった。
三年後・・。
晶も既に母になり戸籍も女になっている。
明に全く拘りは無く、卒業後就職し、家を和夫の援助で購入した。
「美歌行ってくるよー」
「ほら、パパに挨拶は?」
「いてらちゃーい」
「じゃママ、行ってくる・・お腹に気を付けてね」
キスで見送る美しい若妻の、大きく膨らんだお腹を明が優しく撫でた。
◇◆◇◆END◇◆◇◆
133名無しさん@ピンキー:2007/06/11(月) 12:03:27 ID:I7cjngll
以上で終了です。

結局、恋人だった薫の出番は無くなりました。
後半刺激は有りませんが、ご容赦を。
色々ご指摘感謝。
では名無しに戻ります。
134名無しさん@ピンキー:2007/06/11(月) 16:09:08 ID:zB4EhtNZ
>>133
乙でした。幸せな終わり方で良かったなあ。
135名無しさん@ピンキー:2007/06/11(月) 19:33:49 ID:WtETJvqr
こう言う幸せな終りかた俺は、好きだな。
136ふう@ピンキー:2007/06/11(月) 22:07:23 ID:ELg4FhQx
久しぶりにしぃちゃん投下します。
137大塚志乃:2007/06/11(月) 22:08:35 ID:ELg4FhQx
生まれたままの姿で磔にされた少女。
若くて張りがあるその大きな胸は、きれいなお椀型を保っており、
そこから対照的に細く締まったウエスト、
そして大きく開かされた両足の間は隠すことが出来ぬまま、
本人の意思に反し、その全てが男たちの眼前に晒されている。
そして、かつて気丈に振舞っていたその表情は、今や羞恥に赤く染まっていた。

(こういう気の強い女は、拘束された姿になって初めて魅力が増す感じがするな。)
シンジは思わずうっとりと魅入ってしまった。

そして志乃が恥ずかしさのあまり、たまらず声を出す。
その羞恥心が、女性そのものであるということに、まだ気づいていない。

「もういいだろ・・。頼む、自由にしてくれ・・。」

志乃はこれから自分の身にふりかかる行為は想像できるが、
最後までをそれを認めるわけにはいかなかった。

「今更なに言ってだ!? オマエもすぐあっちの女みたいに気持ちよくさせてやるよ!」
タクがカメラ越しに笑いながら応える。

(絶対にヤバイ・・。このままじゃ・・。うぅ仕方ない・・。)

このまま、されるがままでいるわけにはいかない。
志乃は、最後まで言いたくはなかったが、由衣しかしらない、自分の秘密を言うことに意を決した。

「なぁちょっと待て。てめぇら大きな間違いをしているぞ・・。」
「あ、なにが勘違いだって?」

志乃は真剣な表情で喋り始める。

「俺は・・な、こうみえても男なんだよ!!」

あまりにも想像しえなかったその言葉に、男たちは一瞬、声を失った。
138大塚志乃:2007/06/11(月) 22:09:47 ID:ELg4FhQx
志乃にしてみれば、女と思われていたからこそ、今まで女の姿でいられたのであった。
これが男とバレてしまえば、それは女の姿をしている男、ただの変態になってしまう。
最後まで知られるわけにいかない秘密だったのだ。

「ぎゃっはは!!! ばっかじゃねぇ!そんなこと言って止めてもらえると思ってんの?」

しかし、当然だが男たちは全く志乃の言うことを信じていなかった。
むしろ、犯されないための虚言にしか思っていないようだった。

「な・・! 本当だ!! 昨日まで男だったんだよ!信じてくれよ!!」
「てことはなんだ? オマエ、ニューハーフなの??」
「いや・・。そいうわけじゃなく、突然なんだ・・。」

まだニューハーフと言った方が真実味があっただろう。
突然女になったと言っても、信じてもらえるわけがなかった。
男たちにすれば、犯されないための必死な足掻きにみえて、逆に滑稽でしかない。

(コイツ・・・、面白いこと言うなぁ・・クククッ)
シンジの頭の中で、面白い余興が浮かびあがった。

「おいオマエ、男なのか?」
「そうだよ・・っ」
「こんな立派なおっぱいしててなぁ。」

シンジが右手で、、志乃の左胸を鷲づかみにした。

「うっ・・。」
「こんな揉み応え、作りモンとは思えねぇなぁ・・。」
しゃべりながらも、シンジはひたすら揉み続ける。

「うっ・・、ぅあ・・。」

胸を揉まれているいるだけで、背すじをこみ上げてくるモノがあり、
一瞬、志乃の口から声が漏れる。

「作りモンの胸だったら、別に感じないよな? そんな反応してんじゃねぇよ。」

シンジの言葉に、思わず反論する志乃。

「ばっ、感じてるわけないだろ!!」
「そうかあ??」

ぐにゅっ。
シンジが揉みながら、指の間で乳首を挟み込む。

「んんっ!!」
突然の刺激に、また思わず声が出る。
139大塚志乃:2007/06/11(月) 22:10:50 ID:ELg4FhQx
「この弾力、そしてこの反応。やっぱ女じゃね?」
「ちっ、違うんだ・・。これは・・。」

「じゃあさ、これから俺らで、オマエの身体をちょっと試してやるよ。
 ちっとも感じねぇなら、こっちも面白くねぇし、男って認めてやるよ。」

シンジがニヤニヤしながら喋る。
それは、どうせガマン出来るわけないという、確信からくる言葉だった。

「当たり前だろ・・。男に触られたって、気持ち悪いだけだ!!」

その言葉を聞き、男たちがニヤリと笑う。

思わず虚勢を張ってしまったが、志乃の脳裏に、今朝の由衣との行為が思い出される。
あの時の衝撃と快感を思い出すと、とても耐えられる自信がなかった。

(俺は男だ・・。こんな野郎どもに触られたりしたって、気持ち悪いだけだ。。)

一生懸命に自分に言い聞かせる志乃。

「もうガマンできねー!!」
突然、ジローが志乃の背後に回りこむ。

「んあぁっ!!」
突然の刺激に、再度声が漏れる。
背後から、デブが志乃の双乳を鷲掴みにしたのだった。

「おぉーいい弾力じゃん!!このおっぱい最高ー!!」
デブの10本の指が、まるで別々の生き物のように志乃の胸を弄り始る。

「んんっ!! んあっ!!」

胸を揉まれ、形を変えるたびに、胸から熱いモノがこみ上げてくる。
(胸を触られているだけで、こんな・・。あぁあ・・。)

ゾクゾクと感じてくる。
ジローの指が乳首を擦るたびに、身体がビクンッっと跳ねそうになる。
140大塚志乃:2007/06/11(月) 22:11:37 ID:ELg4FhQx
「おー。さすがおっぱい星人。ジローは巨乳に目がねぇよな。」

「くっ・・・。はぁはぁ・・。んんっ!!」
ビクビクと伝わってくる刺激に、志乃は声を出さないように必死に耐えようとする。

「オマエさ、おっぱい揉まれているだけでその感じよう、ヤバイんじゃね??」
「そ・・そんなこと・・ない・・。あっ・・。」

志乃は両目をつぶりながら、ジローの指の動きに身を預けるしかなった。
シンジは志乃に近づき、股間に指を近づける。

「ああっ!!」

シンジの指が志乃のクリトリスを軽く撫でる。
志乃はさらに大きな刺激に、思わず声が高まる。

「おーおー、いい反応するねぇ。こんなに感じちゃって、とても男だと思えねぇぜ?」
「くっ・・。おれは・・おとこ、ん・・はぁん!!」

シンジの指が、志乃のクリトリスをいやらしくこね回す。

「なんか乳首もかたくなってきているぜー!」

背後ではジローが立ってきた乳首を執拗にこね回す。
背後から両胸を、正面からクリトリスを、3本の腕で自在にせめ続けられている。

志乃は身体を襲う快感の波を少しでも逃がそうと思っても、
四股が固定されているため、手の平だけが開いたり閉じたりと動く。

「はあはあ・・、んんっ!! くぅっ、あぁ・・っ!!」

声が止まらない。アソコがジワジワ熱く、その快感が広まっていく。
(ダメだ・・。頭がシビれて・・。気持ちよすぎるーー!!)
141大塚志乃:2007/06/11(月) 22:12:35 ID:ELg4FhQx
「もしかしてオマエ、イッちゃいそうなん? 男のくせに??」
シンジはクリトリスを責めながら余裕で喋りだす。

「うっ・・、おっ、おれは・・・。はぁああっ!!」

もう志乃にはシンジに答える余裕はなかった。
必死の全身を巡る快感に身を任せ、耐えるのが精一杯だった。

「もういいや。オマエ、イッちゃえよ。」
シンジの指がさらに激しく動き出した。

「ひゃぁん!!! あぁぁああ!!!」
志乃はたまらずつま先立ちになる。

(ダメだ・・。もう・・。くる・・・。あ・・・。)

シンジがグリっとクリトリスを擦った瞬間、
志乃の中が弾けた。

「あああだめぇええ!!!!! イっちゃぅううううっ!!!!!!」

志乃の全身を快感の渦が駆け巡った。
頭が真っ白になる。
絶頂を向かえた志乃の身体が、ビクンッ、ビクンッ、と痙攣し、
アソコからは愛液が噴出す。

志乃は男たちの手によって、無理矢理、
しかも簡単にも絶頂をを迎えさせられてしまったのだ。
142ふう@ピンキー:2007/06/11(月) 22:14:35 ID:ELg4FhQx
投下完了。
まだ話的には途中ですが、こんな感じです。
次回はいよいよ挿入ですかね。
143名無しさん@ピンキー:2007/06/11(月) 22:27:15 ID:xSEbZahX
GJ!
まってたわ〜
>次回はいよいよ挿入ですかね。
まってるわ〜
144名無しさん@ピンキー:2007/06/11(月) 22:31:54 ID:geYaKmRa
GJ!
これはwktk
145名無しさん@ピンキー:2007/06/11(月) 23:13:23 ID:Mi7z9Wcb
投下乙。
GJですなw
146名無しさん@ピンキー:2007/06/11(月) 23:31:09 ID:I7cjngll
投下乙です。
しぃちゃんどうなっていくでしょ。
ああ胸が痛む。
147名無しさん@ピンキー:2007/06/11(月) 23:53:57 ID:qdRz+CY1
148hiroshi ◆Y.43p63hRA :2007/06/12(火) 00:24:46 ID:694MbU7M
のびのびになってしまいました。
別に言い訳するわけじゃないんだけど
毎日京丸さんとしいちゃんが頑張ってたのでタイミングがなかなか。

保管庫が止まってる中、あゆこの続きを投下することに迷いもあるのですが、
そのうち誰かがまとめてくれることを期待します。
149hiroshi:2007/06/12(火) 00:25:40 ID:694MbU7M
「あゆこ・・・ここは・・・」
まいちゃんは、目を覚ますとすぐに僕に向かって不安に満ちた
視線を、投げかけてきた。

「まいちゃん。あなたは今日、生まれ変わったの。もう、今までのあなたとは
ちがうのよ。まい、それがあなたの新しい名前。」
そう言って、僕は彼女の前に手鏡を差し出した。

「まいちゃんか・・・でも、あゆこの妹だし、まいこちゃん、の方がよくない?」
真優がそう切り出す。
「あっ・・・そうだね。まいこちゃん、それがいいか。かわいい名前だよね。

「・・・これが・・・おれ・・・?」
信じられないという風に顔を触って自分自身を確かめるまいこ。
僕も、同じ経験をしたから、気持ちが良く分かる。
「そう、それが新しいあなた。あたしと同じ女の子になったの。」

裸のまいこちゃんは布団をめくって、自分の体までまさぐる。
「きれい・・・かわいい・・・まいこちゃんは、今日から
あたしの妹になったんだよ。」
「妹・・・?あゆこ・・・の?」
目を丸くして僕を見つめるまいこ。
彼女の目は南方系の少し栗色に輝いて、
ショートカットの髪と同じ色をしていた。
僕よりもすこし大きな胸に、同じくらい細いウェスト、真っ白な肌はまだ穢れを知らない。
僕は、これからいけないことを知る少女の、恐怖と不安に包まれた目を見ると
抱きしめずにはいられなかった。

「そう。あなたは今日からあたしの妹。女の子としてはあたしの方が先輩だから。
いろんなことを教えてあげるね。」
「あゆこ・・・」

まいこは、男の子だったときの最後に、僕の秘密を知らされた。
だから、自分の身にも同じことが起きたことを悟ったようだ。
だから、受け入れることには躊躇しても、自分自身が
女の子として生まれ変わったこと自体は理解したようだった。
150hiroshi:2007/06/12(火) 00:27:37 ID:694MbU7M
自分の意識と・・・目の下に見える体が全然違うものである事実
そして、あまりにできのいい「女の子」としての自分。
夢とも見紛う現実。しかし、これが夢であるとは思わない。
あたしのとき、少なくともそうだった。同じように、まいこが感じているのも分かった。

「あゆこと・・・おなじ?」
「そう・・・あたしと同じ・・・」
僕はそういうと
まいこが男の子だったときと、同じ女のカラダで少女を抱きしめる。
まいこが女の子として生まれ変わっても、ずっといっしょだよ。
そう心の中でつぶやいた。
気持ちが通じたかのように、まいこも僕を強く抱きしめた。
しばらく抱きしめていると、僕の肩に温かいものが流れた。

僕は、女の子として始めてお姉さんになった気分だった。
今まであった女の子は、みんな自分よりもお姉さんだった。
この子はちがう。
そして、僕と同じ経験をして女の子になった、妹なのだ。

「ねえ、これから女の子としてエッチなことをするんだよ。」
「あゆこ・・・そんな・・・」
急にそんなことを言われて、まいこは戸惑った声を出す。
「でも、平気。先輩も、それから他の男の子たちも、みんなかっこいいし、
エッチもうまいから。すぐ気持ちよくなれるから・・・」

「やめろ・・・そんな・・・」
温かいものがまた僕の肩に伝わった。
今日、この場所で行われることの宣告をすんなり受け入れることのできるはずも無い。

「大丈夫だよ。先輩だけじゃなく。あたしもかわいがってあげるから。」
女の子になって分かったことがある。
不安な気持ちのときに優しく頭をなでられると、気持ちがとてもおちつく。
それが、好きな人だったり、信頼している相手だと、全てを捧げてもいいような
気分になる。
「きもちよくなれるから。」
まいこの小さな頭を、髪の毛の流れている方向になでながら、
耳元で小さな声でささやいた。

「さぁ、まずはお風呂に行って、体を綺麗にしよう。」
バスルームのほうで、真優が準備をしている音が聞こえていた。
151hiroshi:2007/06/12(火) 00:29:25 ID:694MbU7M
僕は自分が女の子として生まれ変わり、バージンを先輩に捧げたあの日のことを思い出していた。
同じように不安だった。でも、バスルームで先輩に見つめられてから、
僕の心は氷のように溶け出した。

「さぁ、いくよ。」
僕はまいこの手を握って立ち上がる。
一歩、一歩、生まれたばかりの少女は自分の体の動きを確かめるように歩いた。
目線の高さも、足の長さも違う。不思議な感覚を思い出す。
昨日までと、微妙に違う歩幅を確かめるように、歩き出す。
現実は、ここまで急激に変わると、受け入れる以外の手段がない。
逃げようにも方法もない。
そして、自分が「女の子」であることの意味すら知らない。

なにもかも、あの日と同じだった。僕はまいこという「妹」を自分とおなじ道へと
誘っている。その「姉」としての気分が楽しかった。

「せんぱーい。」
バスルームの外から先輩に声をかける。
「おう、ちょっと待ってろ。」
シャワーを浴びていた先輩はすぐに出てきた。

「まいこ、後でかわいがってあげるから。お姉さんに洗ってもらってな。」
先輩とまいこの目が合った。
まいこの目が、瞬間、ハートマークに変わったような気がした。
「は・・・はい・・・」
僕はその瞬間、彼女の手を離して、さっと服を脱いだ。

「さぁ、いくわよ。」
そのときから、まいこの心の中に「期待」が生まれたことを僕は感じ取った。

「さぁ、生まれたばかりの体を綺麗にしましょう。」
バスルームの中で待っていた真優がそういった。
バスルームの中に入ると、僕と真優の二人がまいこの体をあらった。

「ふふ、もう落ちちゃったみたいね。」
真優は、僕と同じようにまいこの心の中を正確に見抜いていた。
「まいこちゃんはあゆこと同じだね。中野さんの視線に一発でやられちゃった。」
「まゆぅ、ちょっとぉ」
152hiroshi:2007/06/12(火) 00:30:15 ID:694MbU7M
僕は本当のことを言われてちょっと恥ずかしい。
「あたしも、だけどね・・・」
そう。僕も真優も同じだった。中野先輩の誘惑にすんなりと
処女を捧げてしまった仲間だった。

「もう、感じちゃったのね。ここ、ぬるぬるしてる。」
僕は女の子の大事な部分に手を当ててそんな意地悪な言葉を生まれたばかりのまいこに・・・

「はぁん・・・」
彼女の生まれてはじめてのあえぎ声を搾り出した。
「ふふ、かわいい。でも、もうすぐもっと気持ちいいことを
いっぱいしてもらえるからね。」

真優は上半身を洗って言う。
二人はかしずくように「妹」を磨いて、先輩に抱いてもらう準備をした。

「さぁ、これを着て。」
レースの純白のパンティと、シースルーのランジェリーを体を拭いた後、まいこに与えた。
初めて着る女の子の下着・・・それがこんなエッチなものだとは・・・
まいこも、僕と同じ、セックスするために生まれた女の子だった。

「えっと・・・これ・・・」
女の子の着るものを戸惑いながら身につけるまいこは、かわいかった。
「行きましょう。」

「あぁぁ・・・ん」
先輩の待つベッドルームへ向かおうとすると、あえぎ声が聞こえてきた。
「あすか・・・ちゃん?」

先輩と明日香ちゃんがセックスしていた。
「あぁん・・・はぁ・・・ぁん」
その部屋に入ると女の子として生まれ変わったばかりのまいこちゃんの目の前で
先輩とAV女優「立花みどり」である明日香ちゃんがセックスしていたのだった。
153hiroshi:2007/06/12(火) 00:31:58 ID:694MbU7M
「あぁん!いくぅ!」
明日香ちゃんが絶頂に達して、先輩は自分の肉棒を彼女から抜いた。
「どうだ?男だった頃好きだったAV女優が目の前でもだえるのは。」

まいこの顔が、かぁっ、と赤くなり、目をそらした。
「先輩?どういうこと?」

「ふふ、知ってるのよ。まいこちゃんが男の子だったころ、あたしのAVでオナニーしまくってたことくらいね。」
明日香ちゃんが、イったばかりの興奮をおさえきれない表情でそういった。

「あす・・・立花みどりのビデ・・・オ?」
僕は、そう聞き返した。
知らなかった。まいこが男の子だったころ、彼女だった僕は・・・
でも、よく考えてみれば・・・

「どう?目の前で見るあたしは?」
信じられないような目をして見つめる少女に、明日香ちゃんが問い詰める。
「・・・」
「どういうこと?」
僕は突然その言葉が気になり、まいこちゃんの目を冷たく見つめて問い詰めた。

「そ・・・それは・・・」
まいこちゃんは急に顔を赤くして答えられない。
僕はその表情を見てきゅん、となった。

男の子なのだからそのくらいはするだろうと、理解できるあたしと
女の子になっても、まだ彼氏としてあたしに操を立てようとする彼女・・・
かわいいけど、切ない状況に、きゅん、と胸がなった。

目を潤ませて、しなやかな指でピンク色に染まった顔を覆おう。
もう、まいこちゃんは男の子じゃない。女の子なんだ。
もう、僕の妹として、守る、と決めたんだ。

「どういうことなの?」
僕は目つきを柔らかくして右手を軽く握ったまま上下に動かして、
まいこちゃんにさらに問い詰めた。

「ごめん・・・なさい・・・」
僕に向かって少し目をそらして謝る姿がかわいかった。
154hiroshi:2007/06/12(火) 00:32:38 ID:694MbU7M
そうか・・・彼はオナニーしてたんだ・・・明日香ちゃんで・・・

「そう、2本もでてきたそうよ。この子の部屋から。」
「そ、それは・・・でも・・・」
まいこちゃんは何か言いかけて口をつぐんだ。
「なに?」
僕が続けて問いかけると
「・・・あゆこと付き合う前だから・・・ごめん・・・」

AVくらいいいのに・・・そう感じている僕に対して、
こんな姿になった今でも負い目を感じてひたすら謝るまいこちゃん。
僕はおもった。こんな純真な女の子を・・・いじめたらどんなに響くだろう。

そう、僕自身、そうだったから良く知っている。
女の子として生まれ変わったばかりのまいこちゃんは
どんな少女よりも、女の子として純真で、清純で、何も知らない。
いきなり男としての全てを奪われ、か弱い女の子の体を与えられ
恐怖におびえ、同時にまだ見ぬ世界にわずかな期待を抱き、
だから、いじめたら、どんなにおびえ、どんなに心を乱すだろう。
そう思うと、このかわいい少女を、エッチにいじめてみたいと思うのだ。

「だったら、今から明日香ちゃんでオナニーして見せて。」
「えっ・・・?」
その部屋にいたみんなが驚いたような顔を見せた。

「その、AVでオナニーして見せてよ。まいこちゃんがオナニーするところ、
見てみたいな。」
「あゆこ・・・そんな・・・」
女の子として生まれ変わったばかりのまいこに、みんなの目の前でのオナニーを
今、僕は強要している。

「やり方がわからない?そんなこと無いわよね。あたしのアソコを散々
いじくりまわしたでしょ?見よう見まねでいいから。」
「あゆこ・・・」
戸惑う彼に追い討ちをかける。
女の子に生まれ変わったばかりの純真な少女を、
男だったころのことをネタにして脅す。
155hiroshi:2007/06/12(火) 00:33:31 ID:694MbU7M
彼女は何が罪なのか、理解もできないまま、ただただおびえる。
「さぁ、早く。いやなら無理やりでも気持ちよくさせるわよ。」

僕は少し怖い女を演じていた。明日香ちゃんの持っていたAVを
プレイヤーに入れると、再生ボタンを押した。
「さぁ、お気に入りの場面を選んで!」

「くっ・・・」
まいこちゃんは、少し恥ずかしそうにうつむいて、
くやしい、というような声を出した。

あたしは・・・少し本当に怒っていた。
彼氏が、明日香ちゃんのAVでオナニーしていたことを、
このわずかな間の沈黙は証明していた。

そのことが、彼女だったあたしにとって面白いはずも無かった。
「さぁ、選びなさいよ。」
いまや、自分と同じようにか弱い女の子となったまいこに、
男だったころ使っていたAVを見せている。

まいこは、まだ男の記憶を心にも残していた。僕も最初はそうだった。
「ちくしょう・・・」
そう言いながら、まいこは観念したようにリモコンをいじり始める。

「そうそう、いい子ね。」
明日香ちゃんが服を脱がされる場面で、まいこちゃんの指がとまった。

「あれぇ、この場面なんだ。」
明日香ちゃんが反応した。
「初めてのからみのとこだ・・・ふぅん。ここが好きだったんだ。」
「・・・」
再生が始まっても、まいこの指が彼女の大事なところに伸びることは無かった。

画面の中では、地味な、高校の制服姿でベッドにちょこんと座る明日香ちゃんが
男優さんからインタビューを受けていた。

「あれ、これが初めてだったの?」
「うん。DVDの中では2番目だけど、撮影はこれが最初かな。」
「いきなり女子校生かぁ。一本目ではなかったな。あたしは。」
「ふふ、あたしはほら、優等生キャラだからね。こういう地味目な路線で、
清純なかんじをだしてんだろうね。」
明日香ちゃんと真優が、AV女優同士のトークを始めていた。
156hiroshi:2007/06/12(火) 00:34:11 ID:694MbU7M
「あっ・・・」
三つ編みの女の子が、うなじにキスをされて、胸を制服の上からもまれて
その姿に似つかわしくないあえぎ声を発しはじめた・・・

「あれ、どうしたの?オナニーしないの?」
画面に見入るまいこに、意地悪く明日香ちゃんが聞く。
「ム・・・ムリです・・・ごめんなさい・・・」

「あゆこちゃんの前じゃ、できないっていうの?まだ自分の立場が分かってないみたいね。」
「・・・」
不安におびえたまいこの目が飛び切りかわいかった。
その潤んだ瞳を涙でいっぱいにして・・・めちゃくちゃにしてやりたい
そんな欲望を、僕も持つほど、かわいかった。

「ごめんなさい・・・でも・・・」
「あれぇ?そんなこというんだ。あたしのビデオじゃオナニーできないんだ。」
「そんな・・・あっ・・・」
躊躇するまいこの脚に、明日香ちゃんの腕がそっと伸びる。
「見て・・・あたしの緊張した姿を。今のまいこちゃんと同じ。
あたしはこの後、初めてAVでのセックスをした。あなたはこれから・・・」
そういうと、そっとまいこの足を開いて、アソコに指を伸ばした。
いつの間にか、瞳の中に映る恐怖に、わずかな悦びが芽生えているのを
僕は見逃さなかった。

「あぁ・・・あぁん・・・」
くちゅ、くちゅと、いやらしい音をもう立てている、まいこのアソコ・・・
画面の中の明日香ちゃんはいつの間にか裸になり、男優さんの肉棒を
おいしそうにくわえていた。

「緊張が少しずつ融けてくるの。気持ちよくなるとね。まいこちゃんはどう?」
「あぁん・・・はぁ・・・」
明日香ちゃんの白くしなやかな指が優しくまいこの大事な部分をもてあそぶ。
少しはなれたところからでも、我慢しきれずに蜜を滴らせているのが分かる。
まいこの潤んだ目からは、少し涙があふれ・・・顔はピンク色に染まって、
両手をおっぱいの前で軽く握って、快感の波に耐えている。

「さぁ、もう準備できたわね。次は、どうしてほしい?」
「はぁ・・・はぁ・・・」
明日香ちゃんの指は、まいこの大事な部分を軽くまさぐっていただけだった。
その指を止めても、まいこはまだ少し息を荒らしていた。

「言えるわよね。こんなあと、女の子はどうしてほしいか、分かるでしょ?」
「い・・・いやだ・・・そんな・・・・」
生まれたばかりの女の子は、拒否を示す。
157hiroshi:2007/06/12(火) 00:34:49 ID:694MbU7M
「入れて・・・」
そういったのは、画面の中の明日香ちゃんだった。

まいこには、まだいえなかった。その一言を、画面のなかで、
少し恥ずかしそうに、可憐な少女がつぶやいた。

「あなたも、あたしとおんなじようにおもってるんじゃないの?」
「い・・・いや・・・そんな・・・」
まいこは目を明日香ちゃんから背けて、うつむいてしまった。

「自分の気持ちが素直にいえないの?カラダはこんなに正直なのにね。」
じゅるじゅる・・・そういういやらしい音を立てて
明日香ちゃんはまいこのアソコを嘗め回していた。

「明日香、俺がやるよ。」
さっきまで明日香ちゃんの中に入っていた、中野先輩の肉棒は、今はおとなしくなっている。
その中野先輩の指が、彼女のアソコに伸びてきた。

「あは・・・いやぁ・・・」
「分からなければ分かるまで続けるだけだ。」
「いや・・・やめて・・・」
あえぎ声の混じったかわいい声でまいこは先輩を拒否する。
でも・・・僕の目から見ても、彼女はもう感じている。
女の子の・・・生まれたばかりの女の子のカラダは、
さっきまで男の子だったという意志と記憶を無視して、男の指を悦んで受け入れている。

「あぁん・・・はぁ・・・」
先輩を力で押しのけようとして、抵抗を試みたまいこの両腕は、いつの間にか
先輩の腕を掴んだまま、快感に耐えるためにぎゅっと力を入れている。
快感の波が行ったり来たりすると、彼女の手にも力が入り、抜ける。

「いや・・・・あぁん・・・やぁ・・・めて・・・」
女の子の扱いとなれば、先輩の方が明日香ちゃんよりもうまい。
先輩のたくましい指は、明日香ちゃんが遠慮していたところまで踏み込む。

「あぁん・・・・ぃや・・・」
くちゅ、くちゅ、と軽くアソコの上のほうをいじると、
生まれたばかりのクリトリスを捜しあてた先輩は
そこを集中的にいじり始める。

「はぁん・・・あぁん・・・」
小さな豆を、優しく・・・先輩がいじる。
ぎゅっ・・・と先輩の腕を握るまいこの手に力が入るのが分かる。
「あぁん・・・やめ・・・てぇ」
次の瞬間、彼女の体は軽く痙攣をおこして、先輩の腕の中に倒れこんだ。

158hiroshi:2007/06/12(火) 00:36:20 ID:694MbU7M
「はぁ・・・はぁ・・・」
「あれ、いったの?」
先輩が意地悪く問う。
「はぁ・・・はぁん・・・」
まいこは答えることができない。何が起きたか、分かっていないのだ。

「どうした?」
「・・・」

「どうして、倒れこんできたんだ?俺に抱きしめてほしいのか?」
「・・・わ・・・わかりません・・・・ただ・・・」
「ただ、なんだ?」

「・・・急に、体中から力が抜けて・・・目の前が真っ白になって・・・」
「イっちゃったの?」
イく・・・これがイくということなのか・・・まいこは信じられないというように
ようやく体を起こして、呆けていた。
「イく・・・いっちゃった?ほんとうに・・・?」

「どうする、続けるか?大丈夫か?」
「いや・・・やめて・・・」
再び指を伸ばそうとする先輩に、まいこは拒否の言葉を発する。
「気持ちよくなりたくないの?もっと・・・もっと・・・」
明日香ちゃんの言葉に、まいこは、はっとしたように答える
「きもちよく・・・?もっと・・・?」

僕は、まいこに近づいて、優しく声をかけた。
「そう、きもちよかったでしょ?まいこちゃん。自分を素直に受け入れて・・・お願い・・・」
「あゆこ・・・俺は・・・」
まいこちゃんが僕を見つめる。女の体で受けた快感と、男だったころの彼女を目の前にして
戻ってきた男としての自我・・・
「これは・・・現実なの・・・か・・・?それとも・・・」
「現実だよ・・・あなたは生まれ変わったの・・・女の子に。」

「・・・そんな・・・」
「信じられなくても、本当なの。でも、気持ちよかったでしょ?夢とは思えないほどに・・・」
彼女は・・・今、女の子としての自分と男の子としての自分の狭間で、
迷っている。

「俺は・・・」
「いいの、意地を張らなくていいの。気持ちよかったでしょう。女の子のエッチは、
オナニーよりも、もっと、もっと、気持ちいいんだよ。」
まいこの顔がまた少し赤くなった。
159hiroshi:2007/06/12(火) 00:37:12 ID:694MbU7M
「せんぱい・・・まいこを、きもちよく女の子にしてあげて・・・」
僕はそう言って、先輩に近づいて、おとなしくなったままの
肉棒に手を伸ばし、口に含む。

「ふふ、あゆこ、お前の望みどおりにしてやるよ。まいこちゃん次第だけどな。」
僕の口の中で大きくなる先輩の肉棒・・・
いつもの癖で、自分に入ってくることを・・・期待してしまう。
でも、今日は違う・・・このおちんちんは今から、
まいこちゃんを女の子にする・・・僕は、その準備をしている・・・

先輩は僕のフェラチオを中断させると、立ち上がった。
アソコは大きくなったまま、まるで、まいこちゃんに見せ付けるように。

「いや・・・」
思わずまいこちゃんは目を伏せた。
「まいこちゃん、目を開けて。あなたの中に入ってくるのよ。」
真優がまいこに声をかけた。
「さぁ、見るの。しっかりみて。」
目をゆっくり開けたまいこは、不安そうに聞いた
「こんなの・・・はいってくるの・・・?あゆこ・・・」

「そうだよ。あたしとのセックスとは、比べ物にならないほど、気持ちいいんだよ。」
「・・・」
 僕は、そういうと、まいこの足を開き、アソコに顔をうずめ、大事な部分に
舌を這わせた・・・

「あぁん・・・はぁ・・・あゆこ・・・」
自分の目線の下で、「あゆこ」が奉仕をしている、見慣れた光景に
まいこちゃんは少し落ち着いて感じ始めたようだった。

「あは・・・あぁん・・・きもちいい・・・」
僕の舌使い・・・普段真優や明日香ちゃん相手に鍛えられた
女の子を気持ちよくするテクニックで、まいこちゃんを攻めた。
「あぁん・・・いい・・・いい・・・よぉ・・・」

「セックスは、もっと気持ちいいよ。」
まいこの耳元で、明日香ちゃんがつぶやく。
僕には見えなかったが、まいこの顔はさらにピンク色に染まった。
僕はさらに気合を入れて、舌を使い始める。
160hiroshi:2007/06/12(火) 00:38:05 ID:694MbU7M
「ぁあ・・・あぁん・・・あぁん・・・」
「そう、感じていいのよ。そして、あの、おちんちんが、あなたの中に入ってくるの。
気持ちよくなれそうじゃない?もっと・・・もっと・・・」

「あはぁ・・・ん、あん・・・きもちいい!」
「次は、どうしてほしいか言えるわよね。」
「は・・・・はぁい・・・あぁん・・・」
「どうしてほしいか言ってみて」
「い・・・いやぁ・・・そんな・・・」

最高に盛り上がった彼女の興奮を僕の舌はさらに高める。
「いや・・・いや・・・あぁん!」
生まれたばかりの美少女は、いや、いやといいながらも、
何の抵抗もできず、再び軽い絶頂に達した。

「あふぅ・・・ん」
華奢な全身を絞り上げるように痙攣して、体中からがくっと力が抜けるように、
彼女は恥じらいもなく大また開きのまま、仰向けに倒れこんだ。

「はぁん・・・はぁ・・・」
「気持ちよかった?」
「く・・・う・・・」
僕の問いかけに、まいこは恥じらい、脚を閉じ、胸を両腕で覆い隠した。

素っ裸の、生まれたばかりの美少女は、自らの操を守ろうとして、そして
自分が男であることを守ろうとして、抵抗を始める。

「きもち・・・よくなんかない・・・俺は・・・」
急に、僕をにらみつけて目に涙を浮かべたまま、まいこちゃんはそういった。
「俺は・・・男だ。あゆこ、お前とは違う。俺の・・・俺の体を
返してくれ!」
そう言って、僕の胸に飛び掛ってきた。

「きゃぁっ!やめて!」
真優と明日香ちゃんが、僕に飛び掛ったまいこちゃんを取り押さえた。
「ち、ちくしょう!俺を、俺を男に戻せ!」
そう叫ぶ美少女の声が部屋中に響いた。
先輩がにやりと笑ったのが分かった。
「ひっく・・・ひっく・・・」
まいこの目には涙が溢れ出していた。
161hiroshi:2007/06/12(火) 00:38:47 ID:694MbU7M
「まいこ・・・」
僕は急な彼女の反抗に、悲しくなった。
「そんな・・・えっ・・・」
今度は僕の目に涙が溢れ出す。
女の子になって、分かったことのひとつだ。やっぱり、
女の子の心は、涙腺に直結しているような気がする。
今まで彼氏だった人が生まれ変わった美少女に対して自分なりに注いだ愛情が
理解されなかったことに悲しさを感じたのだ。

「まいこ、ごめんね・・・」
そう言って、僕ははじめて気づいた。

男だった自分が、いつの間にか女の子であることを受け入れ、
そのことを幸せに感じていることと、
それが決して当然のことではないということを。

僕だって、最初は戸惑った。
「ひっく・・・ひっく・・・」
かわいい顔を真っ赤に晴らして泣くまいこの表情には、
怒りと悲しみが満ち溢れていた。

あたし自身、彼氏という存在を突然奪われ、その人が女の子として生まれ変わったことを
受け入れるのに、もっと戸惑っていてもいいはずなのに、
彼女をはじめて目にした瞬間、心は安堵でいっぱいになった。

それは、なぜだったのだろう。
彼氏と付き合いながらも・・・先輩や他の男の子たちとのパーティや、
他の男の子とのセックスにおぼれる日常を過ごし、
AV女優としてデビューすることが運命付けられている僕にとって
彼氏との関係は、いつかは終わることを覚悟しなければならなかった。

あたしは、彼氏が大好きだったから、その人を失うことなく、
女の子として生まれ変わったことが、心からうれしかったのだ。
しかも、僕自身、この淫乱な体と、淫乱な生活が幸せだったから、
彼氏だったまいこちゃんも幸せになれることが、うれしかった。

でも・・・当然のことだが、まいこちゃんにとっては
突然、男として生きてきた今までの人生を奪われ、突然、女の子に変えられ
突然、彼女だった女の子や、AV女優の前でセックスやいやらしいことを
強要されているのだ。

受け入れろというほうが無理な話しだ。
そのことに、僕はようやく気づいた。
明日香ちゃんと真優に押さえつけられたまま泣く、まいこちゃんをみて、ようやく。
162hiroshi:2007/06/12(火) 00:39:34 ID:694MbU7M
「男に・・・戻りたい?」
あたしは、自分がほとんど忘れてしまった感情を、まいこに聞かされ、
かすかに自分の中にも残るそんな感情を突き動かされたのを、確かに感じた。

「うぅ・・・男に・・・戻してくれ・・・」
ショートカットの、かわいい美少女が口にすると、とても不思議な言葉だ。
そして、女の子に生まれ変わったあの日・・・
僕にもそんな感情があったはずなのだ・・・

「まえだくん・・・」
どうして、その感情を僕は失ってしまったのだろう。
愛する彼氏が、変わり果てた姿で泣くのを見て、僕の心も揺れ始めた。

「男に戻りたいのか。」
まいこちゃんがすすり泣く声だけが響く、部屋の片隅で
女の子たちだけの修羅場を眺めていた中野先輩が、静寂を破った。

「男に戻りたい・・・まいこ、お前はそういったな。」
「そ・・・そうだ。戻してくれ・・・俺は、女じゃない!男だ!」
先輩は僕の横に来て、またにやりと笑った。

「そうか、そうだな。」
先輩の右手が、ベッドの上に座る僕の髪に伸びてきた。
「あゆこ、お前もまいこと同じ、男だったな。お前も、男に戻りたいと思うか?」
「えっ?」
先輩は僕の髪を優しくなでながら、そう聞いてきた。
「答えろ。あゆこも男に戻りたいのか?」

「せ・・・せんぱい・・・」
僕は答えることができなかった。
「まいこ、お前と同じように男だったあゆこはどう思ってると思う?」
「あ・・・あゆこ・・・一緒に・・・一緒に男に戻ろう!」

まいこちゃんは、先輩の問いかけにそう答えた。
僕は・・・頭の中がぐるぐるまわっていた。
なぜ、答えられないのだろう。僕は、「男に戻りたい」とも「女の子でいたい」
とも、即答することができなかった。

自分が女のことであることが当然になっていたからだろうか・・・
違う・・・男の子に戻りたいという気持ちが、心のどこかにあるからだ・・・
そのことに、僕自身気づきつつあった。

「あゆこ、どうしたい?戻りたいか?男に。」
「せ・・・せんぱい・・・」
先輩は僕を試しているのだろうか。どう答えればいいのだろう・・・
正直、僕は損得の問題ではなくて、どちらとも答えようが無かった。
163hiroshi:2007/06/12(火) 00:40:16 ID:694MbU7M
男としての自我と、女の子としての幸せな日々が、頭の中を駆け巡る。
「ぼ・・・あ・・・あたしは・・・」
その先の一言が口に出せないまま、時間が過ぎる。

「答えられないなら、教えてやるよ。」
先輩が僕の耳元でささやいた。
きゅん、と僕の胸が高鳴った。

「あぁ・・・ん」
次の瞬間、先輩の指は僕のうなじを優しく触り、首筋にキスしてきた。
一気にピンク色に染まる僕のからだ。
そして、真優と同じようにシースルーのランジェリーに身を包んだ僕の胸を、
先輩が優しくなでる。

「はぁ・・・ん」
――思い出した。
記憶が、よみがえる。僕は、この後何が続くのか、知っているから。
胸をもまれると、興奮が増す。
快楽への期待が胸で高まって、どきどきが止まらなくなる。

「んんっ・・・ふぅ・・・ん」
先輩の唇が僕の柔らかい唇をふさぐ。
「ん・・・ふぅん・・・」
舌を絡め合わせて、いやらしいキスを交わす。
そして、先輩の右手は、僕のパンティの中に伸びてくる。

「あゆ・・・こ・・・」
まいこちゃんの声が僕の耳にかすかに届く。
彼女である、あたしが再び目の前で他の男といやらしい行為を始める。

「いやぁ・・・」
彼氏に見られている・・・その気持ちが僕にもよみがえる。
その一言で先輩の口は僕の唇から離れて、
首筋から、胸へと下っていく、

「はぁん・・・」
あたしは、彼氏の目の前で、感じ始めている。そして先輩は僕をベッドに押し倒す。
「いやぁ・・・あぁん・・・」
いやらしく膨らんだ、大きくはない僕の胸に、先輩がしゃぶりつく。

「せ・・・せんぱ・・・い」
僕のおっぱいをしゃぶり、右手で僕のアソコをもてあそび始めようとする先輩のむこうに
明日香ちゃんと、真優に捕まったままのまいこが見える。
164hiroshi:2007/06/12(火) 00:41:37 ID:694MbU7M
「あぁん・・・」
――思い出した。
初めて、先輩とエッチした時に感じた、恥ずかしさ、
きもちよさ、そして、どうして自分が男を捨てようと思ったのか。

「ふぅ・・・ん・・・」
くちゅ、くちゅ、と僕のアソコがいやらしい音を立てはじめた。
先輩の指は、僕のクリトリスを軽くいじくりながら、
秘裂をなぞる。それだけで期待する僕は勝手に蜜を滴らせる。

「さぁ、まいこちゃん。よくみるの。あゆこちゃんの姿を。」
真優がまいこに話しかけるのが聞こえる。

「あぁん・・・」
先輩の指が、あっという間にぬれた僕のあそこに忍び入ってくる。
その指が出たり入ったりするところが、きっと、まいこにもみえている。
「あゆこ・・・」

まいこは、彼女を目の前で陵辱される屈辱に耐えられずに、再び大粒の涙を流し始めた。
「あぁ・・・ん」
しかし、次の瞬間、泣き声は艶を帯び始めたのがわかった。

「いやぁ・・・・あぁん・・・」
真優は、まいこをつかんでいた手を片方放すと、右手でまいこの、穢れを知らない
花園を蹂躙しようとする。

「はぁ・・・ん」
先輩が僕をもてあそぶ。その先輩のむこうで、何とか、感じたくないと
必死の抵抗をするまいこが見える。
「あぁん・・・いぃ・・・」
先輩の指が僕のアソコから蜜を搾り出す。

そして、真優は明日香ちゃんに目配せする。
「さぁ、いいわよ、真優。」
左側からまいこちゃんを抱えていた明日香ちゃんは、まいこちゃんの真後ろに回って
羽交い絞めの体勢になる。
そして、真優は、まいこちゃんの前に四つんばいになり、
まいこちゃんのアソコに舌を這わせる。
165hiroshi:2007/06/12(火) 00:42:20 ID:694MbU7M
「あぁん!」
まいこが、今まで出一番かわいいあえぎ声を出した。
「そう、感じていいんだよ。まいこちゃん・・・」
明日香ちゃんはまいこの耳元でささやく。
「だ・・・だれが・・・」

「無理しなくていいの。ほら、あゆこちゃんを見て。」
「あぁん・・・はやく・・・いれてぇ・・・せんぱい・・・」

僕は、思い出していた。
このカラダを・・・淫乱な女の子のカラダを・・・
女の子であることを選んだ理由を。

「あゆこ、答えろ、お前は、男に戻りたいのか?」

そう、僕は、男だった自分の全てよりも、
女の子のカラダで・・・淫乱なカラダで・・・
愛欲におぼれることの気持ちよさを、選んだのだ。

「そんな・・・そんなことありません・・・あぁん・・・
あゆこは・・・あゆこは・・・一生オンナです・・・」
「じゃあ、はっきりいえ。どうしてほしいんだ!」
「あ・・・あゆこのおまんこ・・・先輩のおちんちん・・・いれてぇ!」
あたしは、自分が女の子であることを再確認した。
男に戻る・・・そんなことを、ずっと思いつきもしなかった理由を知った。
そして、こころの片隅で、まいこにもそうあってほしい、と願った。
この、気持ちよさを・・・早く知ってほしい、と。
男の子だったときの彼女を、愛していたから、好きだからこそ、そう思った。

「あゆこ・・・はぁ・・・ん」
くちゅ、くちゅ、と、まいこのアソコは音を立てている。
僕のあえぎ声の中でも、しっかり、真優が舐めて、
まいこのアソコから蜜があふれ出すその音が聞こえている。

「さぁ、これからあゆこちゃんの気持ちいい時間が始まるのよ。」

「こ・・・これから・・・?はぁ・・・ん」
まいこちゃんは、かわいい顔をゆがませながら、息を乱しながら、
耳元でささやく明日香に聞き返した。

「そう、今までのはしょせん前戯よ。これから、本当に気持ちいいことが始まるの。」
「あぁん・・・や・・・やめて・・・」

「気持ちいいでしょう。まいこちゃん。まいこちゃんのアソコも、
男の人が・・・おちんちんが入ってくれば、今よりも、ずっと気持ちよくなるんだよ。」
「い・・・もっと・・・あぁん・・・」
166hiroshi:2007/06/12(火) 00:43:01 ID:694MbU7M
「さぁ、あゆこ、入るところがまいこにも見えるように、こっちに来るんだ。」
僕と先輩は、まいこの近くに少し移動して、
真優もまいこちゃんの右側に移動し、左の太もも越しに、
まいこちゃんのアソコを再びいじり始めた。

「はぁん・・・いや・・・ぁ」
まいこちゃんは、もう、あふれる蜜も、あえぎ声も抑えることができなくなっている。

「さぁ、よく見るのよ。」
充分にぬれた、あたしのアソコに、先輩の大きな肉棒が挿入される。
「あぁん・・・」
何度体験しても、これ以上ない甘美な瞬間。
男の人が入ってくる瞬間は、僕が、女の子であることを最も実感するときだった。

にゅる・・・くちゅ・・・
僕のアソコがいやらしく広がり、太い先輩の肉棒が入ってくるのを
自由に形を変えながら受け入れるのを・・・
悦んで受け入れる瞬間・・・
僕のカラダは興奮と快楽でいっぱいになる。
「ああぁ・・・ん・・・はぁ・・・」
こぶしを軽く握って、この軽い苦痛と、何百倍の期待、気持ちよさ・・・官能に耐える

「あゆ・・・こ・・・」
「どう、おいしそうでしょう。女の子のアソコはね、あんなにおいしそうに
おちんちんをくわえるの。」
「や、やめて・・・やめてくだ・・・さい」

「あぁん・・・あぁん・・・」
先輩が動き始めると僕も感じ始める。
きもちいい・・・まいこちゃん・・・みて・・・そして・・・

「さぁ、見て、まいこちゃん。あんなふうになるのよ。
気持ちよさそうでしょう。」
「あゆこ・・・やめて・・・」
「どうして?まいこちゃんはもう女の子なんだよ。」
「えっ?・・・あぁん・・・」
くちゅ、くちゅ、と音を立ててまいこちゃんのアソコをいじりながら、
真優がそういう。

「みてごらん。まいこちゃんのここも・・・あんなふうにおいしそうに
男の人を・・・おちんちんを味わうことができるのよ。」
「あぁん・・・あぁん・・・」
僕は、もう、完全に先輩とのセックスに集中していた。
がばっ、と体を起こされた。
「きゃっ!」
先輩は、僕に騎乗位で自分から動け、と命令する。
「はぁん・・・あぁん。」
先輩の肉棒を握って、しゃがんだ体勢のまま、
僕はその肉棒をアソコに出し入れする。ゆっくりと。

ぽた、ぽた、といやらしい汁が滴るのが、まいこちゃんにも見えたはずだ。
「あぁ・・・ん、あぁん・・・ん」

髪を振り乱しながら、先輩の肉棒へと腰を沈め、自分から腰をグラインドしはじめる。
「ああん・・・あぁん・・・」

「どう、気持ちよさそうでしょう。」
167hiroshi:2007/06/12(火) 00:43:45 ID:694MbU7M
「あゆこ・・・はぁ・・・」
目の前で彼女が他の男と腰を振っているという屈辱と、
女の子の体に与えられる官能・・・二つの矛盾した、
屈辱と官能が、まいこのなかで暴れまわる。
「あんなふうになってみたくない?」
「はぁ・・・ん・・・いや・・・ぁ」

「きゃ、いや・・・」
先輩は突然起き上がって、今度は僕を四つんばいにして、
後ろから僕を突き始める。
「あぁん・・・あぁん・・・」
まいこの目の前で出たり入ったりを繰り返す先輩の肉棒。
それを受け入れる僕のアソコは、その度に縮んで、膨らんで、
さらに悦びを増して男を受け入れる。
「あぁん・・・あぁん・・・」
僕のその快楽は、声で、そして、ピンク色に染まる肌で、
下向きにぴん、と張った乳首で、表現されている。

「あぁん・・・あぁん・・・」
髪を書き上げて、右側を見る・・・
上下にゆれる僕の視界に、必死で快楽に耐える、まいこの不安そうな顔が
入ってくる。

「さぁ、どう?もう意地を張るのはやめたら?」
まいこちゃんは・・・もう、気づいていた。
でも意地を張っていた。
「いやぁ・・・俺は・・・俺は・・・」

「いいんだよ、意地を張らなくても。ほら、あんなに気持ちよさそうに
あゆこちゃんのアソコは、おちんちんをくわえてるでしょ?」

「あぁん・・・あぁん・・・」
まいこが目を閉じるのを真優は見逃さなかった。
「だめ、しっかり目を開けて!」

「あはぁ・・・ん」
目を開けるように促されたまいこの目には、また僕のアソコと先輩の肉棒が
何度も何度も交わりあう姿が飛びこんでくる。
淫猥な光景・・・自分のアソコも、ああなるの?

そんな気持ちが、まいこの心の中にも生まれていた。
「きもち・・・よさそ・・・う」
乱れた息のまま、興奮をたかぶらせたまいこは、ついに、そんなことを口にする。
「そう、そうよ。きもちいい・・・あぁん」
168hiroshi:2007/06/12(火) 00:44:55 ID:694MbU7M
僕はその言葉に答える。はやく、まいこにもこの気持ちよさを味わってほしいと、
そう思った。

「きもちよさそう?そうおもう?」
「い・・・いや・・・そんな・・・」
恥ずかしそうに目をそらすまいこ。
「ちゃんとみなさい!」

真優の声がふたたび彼女の目を開けさせる。
「さぁ、逃げないで。どうしたいの?素直な気持ちを言ってみて」
「だ、だめぇ・・・おれ・・・おれは・・・」

認めてしまえば、戻れなくなる。そんな言葉を発することを
彼女はまだ拒んでいた。
「いや、いやぁ!」
がくっ、と、まいこのカラダから力が抜けた。
また、彼女はイってしまった。
クリトリスをいじられるだけで・・・処女のまま、またイってしまった。

「それ、こっちもいくぞ!」
「あぁ・・・ん」
先輩は一瞬、肉棒を抜いて、あたしを転がすと
正常位で、仕上げに入った。

「あぁん・・・あぁん・・・!」
両手であたしの細い腰を掴んで、激しく腰を振り、
一気に先輩は果てた。
「うぉぉ・・・いくぞ!」

「あはぁ・・・ん・・・いやぁ・・・!」
次の瞬間、白い液があたしの胸から顔にと飛んだ。
「あぁん・・・はぁ・・・」

白濁液で汚されたあたしの顔は、まだ官能の余韻に浸っている。
「あゆこ・・・」
「まいこちゃん・・・」
あたしとまいこちゃんは見つめあう。
その瞬間、もう、まいこちゃんは自分の気持ちに・・・本当の気持ちに
気づいていた。


「あゆこ・・・俺も・・・」
「俺も?」
ついに、そのときがやってきた・・・

「あ・・・あたしも・・・あゆこと同じように・・・してほしい・・・」
「なにを?」
あたしは、女の子としての自分を選んだまいこちゃんに優しく聞き返す。
169hiroshi:2007/06/12(火) 00:45:47 ID:694MbU7M
「入れてみたい・・・セ・・・セックス・・・あたしの・・・あそこに・・・いれて・・・ほしい・・」

「まいこちゃん・・・うれしい。これで、あたしと同じだね・・・」
まいこちゃんは、あたしと同じ・・・淫乱な女の子としての一歩を踏み出すことを
自ら決断した。

「でも・・・」
真優が言った。
「今終わったばかりだよ。男だったまいこちゃんには分かるでしょ。すぐはムリ・・・」

「・・・うん・・・」
まいこちゃんは残念そうにうなずいた。
「そうだな・・・まいこちゃんはまた今度だ。」

先輩が冷たく言い放った。
「そんな・・・」
あたしは、先輩に食い下がった。
せっかく決断を下した、まいこちゃんの気持ちを踏みにじる・・・
しかも、その責任は、先輩と、目の前でセックスしたあたしにあるのだ。
「そんな、ちょっと待てば・・・できるでしょ!」

「残念だな。もう、今日は時間だ。」
「時間?じかんってなに?まいこちゃんをこのままにしておくの?恥をかかせるの?」
「がっかりするな。まだ、女の子に生まれ変わったばっかりだろう。」
「で・・・でも、まいこちゃん。せんぱいのおちんちんをお掃除して!」
「・・・」
まいこちゃんの目は、今まであたしと結合していた先輩の肉棒に釘付けだった。
「は・・・はい・・・」

まいこちゃんはひざ立ちで歩いて、先輩の目の前にたどり着くと、よどみなく、自分の思いを伝えた。
「あたしの、アソコに、あゆこと同じように、おちんちん、入れてください、お願いします・・・」

そして、あたしの愛液と、先輩の白濁液が混ざり合って
ぬれている、先輩の肉棒を自ら口に含んだ。

「んぐぅ・・・ふぅ・・・っはぁ・・・ん」
欲情という衝動に突き動かされて、まいこちゃんは汚れた先輩の肉棒を
丁寧にお掃除する・・・
そうすれば、すぐに入れてもらえると決まったわけでもないのに、
せめてもの期待をこめて・・・
170hiroshi:2007/06/12(火) 00:46:32 ID:694MbU7M
「ふふ、かわいいな。まいこ。」
「あぁん・・・はぁ・・・ん」
まいこちゃんは上目遣いで先輩を見つめる。
他の女と交わったばかりの肉棒をしゃぶる処女・・・
そのいじらしさに、先輩はしかし、非情な裁定を通告した。
しかもその「他の女」は、男だったとき、昨日まで、自分の彼女だった女だ。

「今度、また今度、お前の処女をうばってやる。そのときまで処女のまま
我慢するんだ。」

優しく、まいこちゃんの涙をぬぐって、髪をなでながら、先輩は言った。
「・・・」
そんな屈辱をもかなぐり捨てて、生まれたばかりの女の子の恥ずかしい欲望を
恥ずかしげもなくさらしたまいこちゃんに、悲しい通告がされた。

まいこちゃんの、男としての自分を捨て去り、
生まれたばかりの女の子としての恥じらいもかなぐり捨てた決断を
先輩はここに来て、「今度」という一言で、彼女の心をしばって
彼女の初めてのセックスを先延ばしにした。

「そんな・・・」
火照ったカラダを、貫いてあげないと・・・かわいそう・・・
あたしは先輩とのセックスを終わらせてしまったことの責任で胸がつぶれそうだった。
「せんぱい・・・どうして・・・」

「じゃあ、今日はこれで終わりだ。」
先輩は、そういうと、シャワーへと消えていった。

「ごめん・・・まいこちゃん・・・」
「あゆこ・・・あたし・・・」

まいこちゃんは、また涙を流し始めた。
先輩があっという間にシャワーから出て、
部屋の外へと消えていった。

部屋の中には、女の子が4人残された。
3人の淫乱女と、生まれたばかりのまいこちゃん・・・
まだ、彼女は男を知らない。処女のままだった。

「あたし・・・女の子になる・・・」
一度固めた決意が変わらないことを、まいこちゃんはあたしたちに告げた。
「まいこちゃん・・・大丈夫。すぐに、エッチできるから・・・」
171hiroshi:2007/06/12(火) 00:47:20 ID:694MbU7M
明日香ちゃんも、真優も、そしてあたしも
まいこちゃんに同情していた。高まった気持ちのまま
処女のままで、お掃除までこなした彼女を・・・

まいこちゃんは、さっきまで男であった自分を捨てていなかった。
今、あたしと先輩のエッチを目の前で見せ付けられて、
「自分もやってみたい」という期待で、女の子としての自分を選んだ・・・

あたしも、思い出した。そして、自分が女の子であることを再確認した。
このカラダ・・・淫乱な女の子であることをやめたいとは・・・思えない。
まいこちゃんは、そんな淫乱な女の子として生きるという背徳への
「期待」だけで、男を捨て、女の子としての自分を、選んだ。
その気持ちを、悲しい運命を、せめて、セックスで埋めてあげたかったのに、
おあずけのまま、まいこちゃんの女の子としての初めての一日は終わった。

でも、女の子として生まれ変わったまいこちゃんが
処女のまま、「セックスするための女の子」として調教される日々は、
今、始まったばかりだったのだ。

そして、それは、あたし自身、女の子として・・・
セックスするための女の子として生まれ変わることが、どういうことなのか・・・
その、淫乱な自分の運命を思い知らされる日々の始まりでもあった。

172hiroshi:2007/06/12(火) 00:52:14 ID:694MbU7M
今日のところは以上です。

こらえしょうがないので、急展開です。
ただ、結構じぶんでも好きなんですよね。あゆこが。
続きもまだまだできてるので、投下する気合のあるときに来ます。

しぃちゃんを上の方に追いやってしまって、ごめん。
結構読んでるんだけどね。
既出かもしらんけど、某漫画の「犬塚シロ」を思い出した。
173名無しさん@ピンキー:2007/06/12(火) 00:55:22 ID:ZxBRXaUg
GJ!!!!!
早く続きが読みたい
174名無しさん@ピンキー:2007/06/12(火) 01:47:26 ID:UOyBiRvf
乙かれ。
エロいですな・・。
続き待ってます。
175名無しさん@ピンキー:2007/06/12(火) 11:45:44 ID:lhmYhIfA
>>142
いいね、しぃちゃんイイ感じ!
シンジもGJ!www
176名無しさん@ピンキー:2007/06/12(火) 19:39:46 ID:fLuqUp2H
>>172
犬塚シロっつーよりはその元ネタっぽい犬塚志乃じゃないかと
八犬伝の二次創作っぽい話で実は女だったことにされやすい人
177hiroshi:2007/06/12(火) 23:02:19 ID:694MbU7M
あーはいはい。いわれると思い出すね。
八犬伝って、あれか。戦隊ものの走りみたいな話か。

我慢できないからついでに自分でいうけど、
前書いたたくさん女性化する話、
名前考えるのが面倒くさいから、主人公以外は
朝ドラのヒロインから順番につけたんだよね。

人の名前のつけ方って面白いなと思いました。
それじゃ、またきます。
178ふう@ピンキー:2007/06/12(火) 23:07:43 ID:xnO96Dvc
犬塚シロとは懐かしいね。
ちなみに176さんの言うとおり、八犬伝が元。
つっても、中性的な名前がないかなって探して使っただけで、
内容は八犬伝とは全然関係ないけどww

今となってはお気に入りの名前だw
179名無しさん@ピンキー:2007/06/12(火) 23:14:33 ID:frA937PD
犬塚シロを知らん。八犬伝は知っているけどね。次々いい作品が投下されるので、疲れが取れるなあ。
180名無しさん@ピンキー:2007/06/13(水) 01:19:51 ID:Dc31NaKI
支援所落ちてる?
181名無しさん@ピンキー:2007/06/13(水) 02:24:00 ID:QAHnAf0V
鯖全体が落ちてる
182名無しさん@ピンキー:2007/06/13(水) 08:21:19 ID:oyPo3Xw4
>>142
いいね、しぃちゃんイイ感じ
保管庫なぜ停止中?
183名無しさん@ピンキー:2007/06/13(水) 12:14:39 ID:z3AjwtxV
個人での更新は本人のモチベーションや環境やらでそのうち限界が来る
fictiomaniaや支援所みたいな誰でも投稿できるタイプが一番なんだよなぁ
wikiで作ってみるか?
184名無しさん@ピンキー:2007/06/13(水) 12:28:03 ID:vDLkQLZJ
>>178
遅ればせながらGJでした。
気の強いしぃちゃんに可愛くおねだりされたいw
185名無しさん@ピンキー:2007/06/13(水) 20:34:41 ID:8S8LggPk
猫耳スレなんかはwikiに移行し終わったみたいだな。
2次系と違ってオリジナル系のスレはwikiで共同管理して行く方針のところの方が安定するかもね。
保管庫の管理人がボランティアで一人苦労するのは、なにか根本的に間違えてる気がする。
186名無しさん@ピンキー:2007/06/13(水) 21:00:50 ID:Hvtpd043
一言「もう無理だ」って言ってくれれば次の有志が現れるんじゃね?自然消滅じゃなくてさ。
187名無しさん@ピンキー:2007/06/13(水) 21:29:49 ID:zqZwKBos
考えたくはないが死亡説もありえるな…
188ふう@ピンキー:2007/06/13(水) 22:35:18 ID:6a0A5hiz
ども、しぃちゃんの続きを投下します。
書き始めると一気に書くなww

まあ毎回短いですけどw
189大塚志乃:2007/06/13(水) 22:37:18 ID:6a0A5hiz
「うひょー!いい絵がとれたぜ!!この女のイッたとき表情、たまんねー!!」
タクが高笑いしながら撮影し続けている。

「どんなにいきがっても、イクときはみんな我を忘れてよがっちまうよなー。」
シンジのいつのまにか服を脱いで全裸になっていた。

「はぁはぁ・・。うわっ!!」

志乃はロンゲが全裸になっているのに気づき、思わず声を上げる。
しかもその男のモノはすでに大きく反り返っている状態だった。

「撮影のために我慢しながら責めていたけど、もういいよなぁ。」
「おっけー!!予定通り次はシンジの肉棒でヒーヒー言わせちゃってよ。」

シンジがニヤニヤしながら近づいてくる。
その男性自身を大きくしたまま近づかれ、志乃は本能的に恐怖を感じた。
しかしその意に反し、志乃の秘部は、すでに愛液で充分に潤んでおり、
それはまるで待ち望んでいるかのように。

「ひっ! や・・、やめろ!!やめてくれ!!」

恐怖に引きつった顔で哀願する志乃。
すでに処女でない身体ではあったが、
男性に対しての行為には、まだ吐き気がするほど嫌悪感があった。

「こっちはもう待ちきれねえんだよ。。」

シンジは志乃に近づくと、突然、顔を志乃の眼前に近づき、
唇を重ねてきた。
190大塚志乃:2007/06/13(水) 22:38:42 ID:6a0A5hiz
「うぐっ・・むぅ・・うぅ」
初めての男とのくちづけ。そして口の中を舐め回される感覚。
志乃は突然のことに混乱し、相手の舌の動きにされるがままになってしまう。
そして男の顔が離れる。

「ふう。一度イカされると、やっぱ素直になるじゃねぇか。」
「なっ・・!! 違う!!」

突然の行為にされるがままになってしまったが、けして相手を受け入れる気であるわけがない。
むしろ男に唇を奪われ、狼狽してしまう。

「素直になれよ・・。どうせ全て撮られているんだ・・。」
いよいよシンジのペニスが、志乃の秘部にあてがわられた。

「ひゃっ!! イヤイヤ!!」
志乃はたまらず首をふり、すこしでも避けようとするが、
両手足が固定されているため、腰の位置がわずかにぶれるだけ。
シンジの硬くなったペニスがジワジワと陰唇からこじ開けてねじ込んでくる。

「おぉー入口せめー!!」

身体の中に杭を打ち込まれるかのような感覚にふるえが走る。
(あ・・アソコから、身体の中に入ってくる・・・っ!!)

シンジは先っぽが入った瞬間、そのまま一気に押し込んだ。

「きゃあああ!!!  ああ・・・あ・・。」

一気に貫かれ悲鳴をあげる志乃。
身体に異物が押し込まれ、胎内を満たす圧迫感。
由衣と道具で経験したのとはまるで違う感覚だった。
191大塚志乃:2007/06/13(水) 22:40:59 ID:6a0A5hiz
(こ・・これが・・、男に犯されるってこと・・!?)

「こいつ・・、処女じゃねえが、すごい締め付けだぜ・・。あんま経験ねえな・・。」
「おおーマジかよ!!結構楽しめそうだな!!」
胸の愛撫を中断したジローが、脇で喜んでいる。

「いいぜー。挿れられてからその苦悶の表情!!」
タクは依然と一部始終を撮影しているようだった。

「はぁはぁ・・。 んあっ!!」

突然、シンジが動き出し、身体の中をうごめく感触に、また声をあげる志乃。
胎内で動かれるたびに、重厚な圧迫感と甘美が刺激な脳に流れ込む。

「おいおいどうだ? 俺の肉棒の味は?気に入ったか??」
「うぅ・・あっ。 はぁ!!」

ストロークのたびに下腹部からの快感が無尽に襲ってきて、
もはや志乃にはシンジの問いかけに応える余裕がなかった。

「すげーよがっちゃってさ。女なんて挿れちまえば、みんな淫乱の本性を現すんだよ!おらっ!!」

「ひゃぁあああ!!!」

シンジの渾身の突きあげに対して、縛れている志乃のその身体はダイレクトに受けいれる。
子宮まで突きあげられ、アソコがジンジンと痺れる様になる。

(ダメだ・・。気持ちよすぎる・・。男にやられているのに・・。おかしくなりそう・・。)
192大塚志乃:2007/06/13(水) 22:42:10 ID:6a0A5hiz
しかし、シンジの方も、志乃の抜群の締め付けと肉壁がまとわりつく感覚に、
早くも射精感を覚えてきた。

「こいつ・・。結構気持ちいじゃねぇか・・。あんまりもたねぇ・・。」

志乃の方もさきほどイッばっかにも関わらず、早くも絶頂の波が近づこうとしていた。

「あっ!!んっ!! いやっまたきちゃうっ!!」

「おぉ、オマエもイキそうか? じゃあまたイカせてやるよ。俺もたっぷり出させてもらうぜ・・。」

シンジの非情な言葉に我を取り戻す志乃。
「んっ!! ま・・待て!! 中に出す気・!?」

「当たり前だろ? なんで俺が最初の女と犯らずにオマエを迎えに行ったと思う?
 むかつくてめぇに、一番最初にたっぷりと中出ししてやるためだよ!!」

シンジの言葉を聞き、理解し、思わず悲鳴を上げる志乃。

「い・・いやあああ!!!!やめろぉおおお!!!!」

もうすぐだからよ・・。オマエも早くイッちゃえ!」
「はぁはぁ・・そんな・・。あんっ!! んあっ!!」

シンジの挿入がだんだん激しくなり、志乃の身体もだんだん高まっていく。

「あんっ・・。お、お願い・・。許して・・。んんっ!!」

「やっと女らしい声で鳴くようになったな。もうすぐたっぷり出してやるよ・・。」

(妊娠!?? イヤだ・・。中はイヤだ・・。でも・・。なんかもう・・。)
抵抗の意思は、押し寄せる快感の波にだんだんとのまれそうになる。
193大塚志乃:2007/06/13(水) 22:43:05 ID:6a0A5hiz
「出るっ!!出るぜー!!!」
シンジが一際激しく押し込んだ瞬間、白濁とした精子が志乃の子宮にかけられ、
その穢れたものが膣内を満たしていく。

「いやああ!!!! だめぇぇぇえええ!!!!!」

その瞬間、悲痛な叫びとともに、
志乃の中でも頭がスパークしたように弾け、同時に絶頂を迎えた。

拘束された身体にも関わらず、胸を突き出すように出来るだけ反り、全身が大きくふるえた。
朦朧とする意識の中で、自分の中に出されたという感覚だけははっきりと理解できた。

シンジは余韻に浸りながらも、秘部を結合したまま動かなかった。
まるで自分の出した精液が、志乃の膣内の隅々まで行き渡らせるかのように。

そしてゆっくりと抜き、志乃から離れる。
抜いた秘部からは、愛液とまざった白い精子が、どろっと流れてくる。

磔にされた少女は、白濁とした液で汚された秘部を晒したまま
ガクっと力が抜けたように、頭を垂らしていた。
194ふう@ピンキー:2007/06/13(水) 22:45:19 ID:6a0A5hiz
投下完了です。
しぃちゃん、ついに中出し種付け完了ですw
195名無しさん@ピンキー:2007/06/13(水) 22:46:49 ID:Hvtpd043
おおリアルタイムですな。いい感じに責められてますね、続きにも期待大です。
196名無しさん@ピンキー:2007/06/13(水) 22:56:29 ID:2+4CGCSC
キター






なんで俺の日課が終わったあとにwwww

まぁ明日明後日の楽しみか
197名無しさん@ピンキー:2007/06/13(水) 23:01:48 ID:NqvpCz+2
>>194
GJ
ええと中出し・・・種付け完了?!其処までいっちゃいますか
198名無しさん@ピンキー:2007/06/13(水) 23:18:40 ID:LSucCtZQ
初Hで妊娠してしまうなんて…
おそエロしい子…!


GJ
199名無しさん@ピンキー:2007/06/13(水) 23:27:31 ID:h0iaPY7t
え…妊娠しちゃうの?
なんてwktkな展開なんだ
200名無しさん@ピンキー:2007/06/13(水) 23:27:38 ID:xr4M7vNy
乙でした。

種付けされましたか。
しぃちゃんかわいそ。
って、私の書いたのも種付してたな・・。
産んぢまったしW
201ふう@ピンキー:2007/06/13(水) 23:34:23 ID:6a0A5hiz
あ、ごめん。言い方わるかったね。
男の方からみたら種付け完了ということで。
話の展開で実際に妊娠がアリかは、まだ謎ですよw
202名無しさん@ピンキー:2007/06/14(木) 00:54:48 ID:10N+p1rV
しいちゃんは作者がノリノリな所がいいよな。三人組がちょっといい目を見過ぎな観はあるけれど。
203名無しさん@ピンキー:2007/06/14(木) 01:08:41 ID:zPTLqVhN
三馬鹿も必ず報いは来るだろう。
・・来てくれると良いな。
204Warlord:2007/06/14(木) 01:19:35 ID:elzgL2mT
>> 183, 185
アルタンの翻訳を Wiki にまとめようかと準備中です。
ttp://wiki.livedoor.jp/princealtan/d/
翻訳モノとかは Wiki とかでみんなで作業していくほうが効率的にできそう
ですよね。

P.S.
最終章を先月中に投下すると約束していましたが、みなさんの怒涛の投稿に
気おされてまだ投稿できていません。もうちょっと過疎化したら場つなぎに
投稿します。

205京丸@ピンキー:2007/06/14(木) 01:31:06 ID:zPTLqVhN
アルタン待ちでしたか。

今作品下書き中。
女の方が得だと勘違いした高校生が、痴漢Gに毎日痴漢されまくる。
おぞましさから、いつしか感じてきてしまう。
って作品下書きしてるんですが、出来しだい投下しても良いのかな?
206名無しさん@ピンキー:2007/06/14(木) 08:10:27 ID:SjRc0GVr
>>204

wikiで作業となるともうこのスレからは独立したプロジェクトだな

しかしライブドア重いな・・・どっかいいwikiないかな
207名無しさん@ピンキー:2007/06/14(木) 11:26:22 ID:c8r1QLRh
>>194
乙。ジローはええw
208名無しさん@ピンキー:2007/06/14(木) 22:19:06 ID:TBEtXzBb
>>194
GJ!
どんな展開になるか楽しみ。
ただ、さすがに妊娠は重すぎる(汗

209ふう@ピンキー:2007/06/14(木) 23:20:19 ID:+6Q8fIqH
そうだね。志乃と由衣が二人そろって孕んだらちょっと重いかもww
とりあえず終わりまでだいぶ近づいてきた感じ。
210名無しさん@ピンキー:2007/06/15(金) 09:42:17 ID:5Pgy8IzD
重いけど、それはそれでアリだなあ
211名無しさん@ピンキー:2007/06/18(月) 02:29:05 ID:i4vuy6ej
あれ
今週は保守かあ…
212名無しさん@ピンキー:2007/06/18(月) 21:24:51 ID:zbmfNDT8
保守
213名無しさん@ピンキー:2007/06/19(火) 20:40:50 ID:H1zrtLRs
しぃちゃんまだー?
214名無しさん@ピンキー:2007/06/19(火) 23:05:33 ID:AW/x9IgL
最近投下の割合増えてきたな
嬉しい事だ

そういやINTELのCMでTSしてたな
朝起きたら…系な話
215名無しさん@ピンキー:2007/06/20(水) 05:34:34 ID:uWSD51l6
>>214
あれはいいTSプロトタイプだよな。
時代がTSを認め始めたんだ!
216名無しさん@ピンキー:2007/06/20(水) 07:52:45 ID:fipj6MlL
と言う事は、現実でも近いのか?
217名無しさん@ピンキー:2007/06/20(水) 11:01:21 ID:oOOgPULl
タカシたんに萌えた
218名無しさん@ピンキー:2007/06/20(水) 12:10:13 ID:DGYUxCHu
つ「手術」
219名無しさん@ピンキー:2007/06/20(水) 21:39:22 ID:Aq6kNA2d
陽の続きまだ〜?
220名無しさん@ピンキー:2007/06/20(水) 22:35:33 ID:eU04p9Mw
俺もそろそろ陽たんに癒されたいぜ!
221京丸@ピンキー:2007/06/20(水) 23:57:13 ID:T/9sO0yr
投下が無いので、取り敢えず投下します。
主人公=水嶋悠(17)
親友=修(17)
そのた=痴漢達
【痴漢】【レイプ】
【強制露出】
222京丸@ピンキー:2007/06/20(水) 23:58:35 ID:T/9sO0yr
◇◆◇快速列車◆◇◆
===序章===
少女は列車を待つ。
7時5分発快速5両目。
乗車率200%になるその時間。
時間をずらせばまだましなのにもかかわらず、少女はそれに乗る。
降りる駅まで40分。
敢えてその時間を選ぶ。
5両目の停車位置で待つその少女は、熱に浮かされた様に頬を染めている。
荒くなる吐息を抑え、列車が来る方向を見つめる眼差しには力は無い。
大量のサラリーマンを飲み込んだ列車が、漸くホームに辿り着く。
首筋までかかったボブが、列車が起こした風でふわりと揺れる。
「ふう・・・・」
熱い吐息を一つ洩らし、車内に足を踏み入れた。
その若き身を捧げる為。
最早何も考えられず。
車内の隅で、間もなく到来する隠微なる宴。
早く・・来て・・。
身体が燃えている。
熱き蜜の潤いが、宴に花を添えるだろう。
数本の手が身体に伸び・・少女は目を閉じた。

===始まり===
高校二年の水嶋悠は朝から気分が優れない。
身体が重く、細胞全てが蠢く嫌な感覚。
一緒に通学する親友の修も母親も休む様に勧めた。
が、吹奏楽部員である悠は、コンクールを控えているので何とか休みたくないと思っている。
修が心配そうに尋ねた。
「悠・・お前本当に大丈夫か?無理しちゃ余計に休む事になるぞ?」
悠は力なく笑顔で親友に感謝する。
「大丈夫だよ・・ひどくなったら休むからさ」
その日を何とか過ごした悠だったが、夜になってますます調子が悪くなった。
『駄目だ・・さすがに身体が動かない・・』
悠が母を呼ぶ。
「駄目・・身体動かない・・明日・・」
「休みなさいな、お母さんが朝学校に電話しておいてあげるから」
悠がもう寝ようと目を閉じても身体中が騒々する。
ほんの少しずつ悠に変化の兆しが現れ始めていた。
223京丸@ピンキー:2007/06/20(水) 23:59:42 ID:T/9sO0yr
熱は無いのに身体が熱い。
細胞の一つ一つがむずむずする感覚に嫌悪感が走る。
その兆しは最初胸に現われていた。
胸がむず痒い。
『痒い・・』
掻いた指に何か柔らかい物を感じ、手の平で探ってみる。
そこには今まで無かった丸く膨らんだ柔らかい物が有った。
思わず布団を捲って胸部を出すと、小さな山が二つ有るのが見える。
ボタンを一つ外し、覗き込む。
『な、何これ・・』
とんでもない事が自分の身に起きつつある。
悠は慌てて両親を呼ぶ。
何事かと部屋に来た父親と母親は、息子に何か違和感を感じた。
「どうかしたか?・・ん?悠、何か雰囲気が・・」
「パパ、悠の胸・・」
それに気付いた母親が悠の胸の膨らみをつっつく。
「パパ、あれじゃない?昨晩もテレビで言ってた、思春期の子が・・」
「あれか・・身体が本来の性に戻るってやつか?」
悠は訳が分からない。
「え?何?本来の性ってなんだよ」
母親が悠の傍に座り、優しく語り掛ける。
「悠?あなた、今女の子に変化してるみたいよ?」
悠は目を丸くした。
「女の子!ぼ、僕が?」
性同一性障害。
身体と脳の性別の不一致。
今までなら、性転換手術を受けるかそのまま開き直るしか無かった。
しかし最近、ウイルスか未知の何か分からないが、細胞が変化する事例が数多く報告されていると言う。
短い人で4日、長い人は7日でその変化は完了するとの事。
そして完了後は戻る事は無い。
脳が女性なら男を好きになるとは限らない。
それは環境に左右される。
悠も普通の男の子の様に女の子に恋をしてきた。
とにかく、悠は今女の子に変化している最中。
若干丸くなった輪郭と柔らかくなった表情で頭を抱える悠であった。
224京丸@ピンキー:2007/06/21(木) 00:01:22 ID:T/9sO0yr
両親は複雑だったが、我が子は我が子、変わらず守っていこうと思っている。
ただこれからは母親が女の子の事を教えていく事になった。
途中親友の修が長引く悠の見舞いに来た時。
「悠・・だよ・・な?何が有ったんだよ・・」
修は、八分方変化していた親友に心底驚愕。
しかし訳を聞いた修は、親友の情は変わらないと言ってくれたのが、悠には嬉しい。
母親が女の子の心得と身体の対処を教え、服を大量に購入。
父親が担任を呼び、訳を言ってこれから女生徒として通わせる事も決めた。
ついでに親戚連中にお披露目。
遂に休み明けに学校に復帰する事になった。
両親の前に悠が楚々と座っている。
ボブカットはそのまま。
顔は男の子の時の印象は残っていたが、間違い無く女の子の顔になっていた。
切れ長の目に細い眉。
鼻筋は通り、薄目の唇は紅をさした様に艶やかで、何処か日本人形を思わせる。
胸はあの気付いた日からまだ成長し、前方に大きく張り詰めている。
両親は既に開き直っていたが、悠は学校が心配でならない。
イジメに会うのでは無いか、興味本位でからかわれるのでは無いか。
これから先女の子として、どう生きていったら良いのか答えは出ない。
学校へ復帰する前日、副担任の女教師がセーラー服を持ってきた。
嫌でも悠は着なければならない。
着替えた悠に感激したのはやはり父親だった。
「なかなか似合うな!」
悠は下半身の頼りなさに、これで学校に行くのかと又不安にかられる。
しかしブラジャーだけは、何か身が引き締まる思いを感じている。
この一週間の間に両親と担任は、戸籍の書き換え等性別の変化に伴う事柄に奔走した。
そして、とうとう悠が通学する日がやってきた。
父親が悠に語り掛ける。
「学校は担任や副担任がしっかり言ってるから心配するな」
緊張しながら悠は外にセーラー服で一歩を踏み出した
225京丸@ピンキー:2007/06/21(木) 00:02:28 ID:vOXeyAl1
学校では多少噂になったが、女生徒達が悠を守ってくれた。
修も気遣ってくれるし、態度も以前と変わらない。
吹奏楽部でも特に悠に支障は無い。
・・学校では何も問題は無かった・・学校では。

===堕ち始める===

修は通学路が違う為悠はいつも1人で帰っている。
通学の為に使う列車はいつも鬱陶しかったが、それは悩んでも仕方がない。
この後の7時代の列車は超満員になるから、それは避けたい。
でも満員なのは変わりが無かった。
悠が通う学校が、有名な吹奏楽部で有った為にこの高校を選んでいる。
だから、この列車を使用するのは殆んど居ない。
会社員や作業員の中で悠は人目をひいている。
何事もなく通学が続いていたが、悠はその時既に目を付けられていた。
いつも乗ってくる美しく魅惑的な姿態をした少女。
そして或る日、悠は人混みに押されて車内の隅に流されて行った。
見知らぬ男達に身体が押さえ付けられる。
やはり女の子の身には、この辛さはこたえた。
『やっぱりこの身体じゃ辛いよ・・』
その時ふと、自分の尻に何か触れるか触れないかと言う感触に悠が気付く。
たまたま当たっているだけだろう。
そう思った。
それが徐々に触れている様になり、そして尻がつつっと撫でられた。
びくっ
『ん??』
それが手だと分かるのには時間はかからない。
手の平で悠の丸い尻たぶを撫でてくる。
『何?え・・これって』
痴漢?
まさか・・自分は男・・じゃ無かったんだと今更気付いた。
押さえ付けられて身動きが取れず、腰をくねらせるしか出来ない。
いくら腰を動かしても、その手の平はぴったり自分の尻に張りついている。
気持ち悪い。
でも声が出せない。
純粋な女の子なら悲鳴でも出せただろうが、男の感覚がそれを邪魔している。
そうこうしている内に尻の丸い二つの丘が両手で撫で擦られだした。
226京丸@ピンキー:2007/06/21(木) 00:03:33 ID:T/9sO0yr
動きは止まらず、少しずつ大胆になってくる。
『やめろよな・・うぅ気持ち悪い・・』
後ろに居る誰かが、悠のスカートを上にたくしあげ手を中に入れてきた。
『ま、まずい・・どうしよう・・』
パンティ越しに悠の尻が掴まれ、やわやわと揉まれだした。
手で払おうとしても動けず、悠は必死に腰で逃げ道を探す。
尻に張りついている両手は、その感触を楽しむかの如く揉みこんでいる。
それは、自分は所詮女の子なんだと思い知るには充分な効果を持っていた。
悠は車両の壁に張り付きながら、その尻へのいたぶりに耐えるしか出来ないでいる。
たまに尻の谷間に指がつっと這う。
これ以上されたら声を出そう・・。
それを見越したかの様にその手は悠が降りるまで何もしてこなかった。
それでも初めて痴漢に遭遇した悠はショックの気持ちを隠せない。
痴漢!って叫べば良いのに何故しないのか。
そう思っていた。
しかし何も言えなかった自分がショックだった。
揉まれ続けたパンティが捩れているのが分かる。
『あぁ気持ち悪い・・』
少し落ち込んでいた悠に母親が心配してきたが、大丈夫だと努めて明るく振る舞う。
次の日も悠は人混みに押されて、やはりいつの間にか車両の隅に流されてしまっていた。
周りをキョロキョロと見渡してみる。
見た所で仕方ないがせざるを得ない。
列車が動きだし、暫くは何も起きなかったが、男達は少女を見逃すつもりは無かい。
再び悠の尻に手が這い出し、すかさずスカートの中に忍び込んできた。
『ま、また来た!声が・・出せない・・』
揉み込まれる手にパンティが捩れ、片方の尻肉が露になる。
突然もう一つの手の指が悠の股間に触れた。
『ひ・・あそこに・・』
指先がパンティに隠された股間の溝をゆっくり撫でていく。
227京丸@ピンキー:2007/06/21(木) 00:04:47 ID:vOXeyAl1
あそこをパンティ越しに撫でられたからと言って、女の子が突然感じだす訳はない。
それはある程度開発され続け、刺激を送り込まれていく事によって快感が掘り起こされていく。
悠は言わば男が全く触れていない真っ白な処女。
悠は今ゆっくりと、間違った方向に若い身体を開発されようとしていた。
尻肉が露になるまで揉まれ続け、股間ではパンティの上から若き陰裂の形が分かる様になぞられている。
まだまだ嫌悪感と羞恥心の方が強いが、たまにぴりっとした感覚が悠を混乱させていた。
「ぅ・・・・」
『誰か・・助けて・・』
股間の指は陰裂をしっかり把握し的確に撫でている。
悠自身にも自分の陰裂がどんな形か分かる位に。
今夜はそのまま陰部へのパンティ越しのいたぶりで終わった。
列車を慌てて飛び降り、車内を見る・・。
この人がそうか?
あの人か?
分かる筈も無い。
悠は自分の股間がむずむずしだしているのを感じた。
出来れば痴漢にはもう逢いたくない。
でも自分に出来ることは時間をずらせ、車両を毎回ばらばらに乗る事しか浮かばない。
家に帰って、気持ち悪さを流すためシャワーを浴びる事にした。
さっきまでずっと撫でられ続けていた陰裂を細い指先で触れてみる。
ほんの少し湿りだしているのが分かった。
感じたからなのかどうなのか・・それは悠にはまだ分からない。
しかし第六感が危険信号を打ち鳴らしている。
どうせれば良いのか・・どうしても声を出せない自分の弱さを呪った。
次の日、クラブを早退して早い目の列車にした。
これなら大丈夫だろう。
しかしいつの間にか周りを固めていた男達によって、車両の隅に追い詰められてしまっていた。
『あ!誰?押すの・・また・・この場所』
僕は狙われている?
悠は分かってしまった気がしつつあった。
228京丸@ピンキー:2007/06/21(木) 00:05:48 ID:vOXeyAl1
車両の隅に向かい、悠は立たされている。
悠の周りを男達がびっしり固めていく。
直ぐ手が伸び、尻を揉み、陰裂を撫でてくる。
そこでまた別の手が悠の大きな胸を鷲掴みにした。
ゆっくり柔らかく、乳房の固い芯を解きほぐしながら揉まれていく。
『あ・・やだ・・』
自分の乳房が徐々に別の物に変わっていく感じ。
三ヶ所をなぶられながら、悠の身体の奥底に火がぽっと灯りだす。
乳房を揉まれ、乳首の辺りを指で挟まれ、じわりじわりと身体が熱くなる。
頬が上気してくる。
時々ぶるっと震える。
少しずつ少しずつ膣内に熱が籠もり、その身が溶けだそうとしていた。
『う・・駄目・・駄目』
悠の女が薄目を開けた。
「・・ぅ・・ぁ」
乳首が程勃し始めた。
乳首が硬くなるに従い刺激が増してくる。
初めて小さな声で後ろに抗議した。
「や、やめて下さい」
止める筈が無い。
それは分かっていた。
それでも言わなければ自分は為すがままになる。
だから言ってみた。
無駄とは知りつつ・・。
身体が熱を持ち始めた。
多分頬は羞恥で真っ赤になっているだろう。
後少し・・降りる駅まで後少し。
悠は身体が騒つくのを一生懸命抑えた。
「うぅん・・く・・」
乳房が強く揉まれる度に、甘い吐息が漏れてしまう。
『気持ち悪いのに・・気持ち良い・・』
・・気持ち良い・・。
それを振り切る様にぶんと被りを振る。
漸く降りる駅が見えた。
まとわり付く手を払いのけ、ホームに飛び出す。
「はぁ・・はぁ・・」
口から漏れる甘い吐息に悠はショックを受けた。
悠はトイレに飛び込んだ。
女子トイレ・・気にしている気持ちは無かった。
パンティの中に手を滑らせ陰裂に触れる。
痴漢されて感じ初めている・・。
悠のそこははっきり濡れてしまっていた。
229京丸@ピンキー:2007/06/21(木) 00:06:59 ID:T/9sO0yr
あそこが濡れると言うのを悠は初めて味わう。
歩く度にそこにねっとりした水分を感じ、気持ち悪い事この上無い。
感じ始めた自分が分からない。
正直言って触られたくないと思う。
痴漢なんかくたばれば良いとも思った。
でも身体は感じた。
相反する反応に悠は苦悩する。
両親に言おうかとも考えたが、心配をかけたくないし勇気も無い。
冷たいお茶をがぶ飲みすると、熱が冷まされる。
「ふう・・」
風呂に入り、汚された気がした身体を丁寧に洗う。
もう女の子の身体にどきまぎしていた心の余裕さえ無くなっていた。
『どうしよう・・明日・・どうすれば良い』
女性専用車両が無いその線に怒りが増す。
とにかく車両の隅に流されてしまわない様にしないといけないと考える。
『ちょっと離れて・・様子を見れば・・』
その晩悠は不安で中々寝付けなかった。
次の日学校に着いた悠は憂いを湛えて座っていた。
すっかり女生徒は悠を同じ女の子として見てくれている。
背の高い悠は女の子になった途端女生徒の人気者になった。
後輩の一年生の女の子から告白された事も有ったが、それはやんわり断った。
それどころじゃ無かったから・・。
同じクラスの女生徒が話し掛けてきた。
「ねぇ、悠ちゃん・・何か有った?最近どこか変だよ?」
悠が寂しく笑顔で応えた。
「ちょっとね・・痴漢されちゃったんだよ・・」
女生徒が悠の背中をぽんぽんと叩く。
「悠ちゃん綺麗だもんね・・そんな時は叫ぶの・・黙ってちゃ駄目だよ?」
何事かと集まってきた女生徒達も悠を元気づけた。
「ありがと・・何とかやってみるよ」
悠はにっこり笑ったが、そんな事が出来る自信は無いのは自分で良く分かっている。
そしてクラブを休んでまで列車に乗る事にした。
でもそれは甘い考えで、奴らはあまりにも用意周到だった。
230京丸@ピンキー:2007/06/21(木) 00:08:09 ID:vOXeyAl1
出来ることはしたつもりだったが、今度は悠は無理矢理車両の隅に連れていかれた。
身体を押され、腕を掴まれて車両の壁に押さえつけられる。
逃げられない・・。
でも電車通学しか選択の余地は無かった。
せめて鞄で自分の胸をガードし、儚い抵抗を示す。
俯いて責め苦に耐える。
感じたく無い・・。
こんな屈辱は無かった。
叫べば良いだけ。
でもそれが出来ない自分に腹が立つ。
列車が動くと同時に又もや四方八方から手が伸びてくる。
最早尻、股間は当たり前の様に触ってくる。
両手を掴まれて横に無理矢理下げられ、無防備になった乳房が揉まれていく。
男達は次の段階に入った。
パンティ越しに撫でていた指が、遂に裾から潜り込み直接陰裂に触れてきた。
「あ・・やめろ・・」
『今だ!声を出せ!出すんだよ!』
しかし身体は硬直し頭の中は羞恥心でいっぱいいっぱいになっている。
濡れ始めていたせいで摩擦係数が少なくなり、熱い蜜が陰部全体に行き渡る。
幼い小陰唇をまさぐり、陰裂に指が潜り込む。
「うぅ・・くふぅ・・」
時たまクリトリスに指先が当たり身体がぴくんと跳ねる。
「あぁっ・・やめ・・」
悠のスカートは後ろが完全に捲られている。
そして濡れたパンティに手がかかり、下ろされていった。
下半身が剥き出しになっていく自分に悪寒が走る。
数本の手が剥き出しになった下半身に集中攻撃を始めた。
クリトリスを刺激され、膣口と尿道をぬるりぬるりと指が滑り、肛門に指が這い、尻肉が揉まれている。
その時、一本の指が膣口に侵入してきた。
「く!・・ああぁ・・」
『嫌だ!嫌だ!嫌だ!』
次々と膣口からお湯の様な蜜が溢れてくる。
「あふぅ・・くふぅ」
内股まで愛液が垂れてきている。
悠は快感に耐える事しか許されない。
男達によってその身体はしっかり開発されていた。
231京丸@ピンキー:2007/06/21(木) 00:09:35 ID:vOXeyAl1
『気持ち良すぎて・・身体中が熱い・・あ、何か身体の奥から来る・・』
悠の身体は最初のアクメを迎えようとしていた。
多分そのままされていたら、間違い無く絶頂にイかされていただろう。
しかし突然男達の手が全て引いていった。
パンティを上げ、スカートを直し、あとは男達はそしらぬまま。
「ぁ・・・・」
思わず小さく嘆いてしまい、悠は俯いた。
何かが来る寸前で止められた。
身体が屈辱で震える。
痴漢され、熱い蜜を溢れさせ、悠はイクのは許されない。
その来そうだった何かを一瞬望んだ自分が哀れでも有った。
瞳に涙が溢れてくる。
陰部から内股にかけて蜜が溢れて流れている。
悠の鼻にその女の匂いが嫌でも届く。
周りの人達にもその匂いは届いている感じがした。
「はぁ・・はぁ・・」
何とか身体を静めようと悠は何度も深呼吸をする。
少しずつ落ち着いてきた頃、駅に到着した。
ふらつく足取りでホームのベンチに座り込む。
べちゃ・・
濡れた股間とパンティがすこぶる気持ち悪い。
『うぅ・・べとべと』
嫌なのに何故こんなになってしまうのか・・。
元来少年でしかなかった悠は理由が分からない。
でも、あの後何か来る寸前で敢えて止められたのだけは分かった。
トイレで蜜を拭き、帰宅した悠は籠に濡れきったパンティを入れ、風呂場で冷たいシャワーを浴びた。
何故かそうした方が気持ち良さそうな気がしたからだが、確かに気持ち良い。
それが火照りを抑える為だとは、悠は知らずにやっていた。
寝ていても、あのぬるぬると滑る陰部の感覚が何度も蘇る。
その時の自分の下半身丸出しの姿、あの漂う匂い。
寝れない。
悠は飛び起きてもう一度冷水シャワーを顔から被る。
少し落ち着いた悠は、その勢いで寝ることにした。 『明日・・僕どうなるんだろう・・嫌だ・・』
不安に駆られながら悠は眠りに落ちた。
232京丸@ピンキー:2007/06/21(木) 00:13:36 ID:vOXeyAl1
投下完了です。
今回は単純かも。
ただただ快楽の虜になっていく・・だけです。
ツッコミ、ご指摘は有り難く頂戴します。
233名無しさん@ピンキー:2007/06/21(木) 01:14:11 ID:SEzQ+6TO
GJじゃないか…
234名無しさん@ピンキー:2007/06/21(木) 02:42:04 ID:WYFI3bkT
これはGJでしょう常考
京丸先生はどんどん良くなってないか
235名無しさん@ピンキー:2007/06/21(木) 03:10:12 ID:/c60OiGh
GJだな!続きが早く読みてぇ〜
236京丸@ピンキー:2007/06/21(木) 21:34:44 ID:vOXeyAl1
投下します。
悠は少しずつ堕ちていきます。
落としどころで悩みましたが・・
237京丸@ピンキー:2007/06/21(木) 21:35:43 ID:vOXeyAl1
帰るのが怖い・・。
修も元気が無い悠を心配したが、痴漢されているとは親友に言えなかった。
悠は考える。
最も込む7時過ぎの列車。
超満員だが、人混みに紛れ込めば良いと考え、なるべく車両の真ん中になる位置に立つ。
列車が到着し、素早く中に乗り込むと、これで隅に連れていかれる事は無いとほっと一安心する。
でもその時既に悠は男達に周囲を固められていた。
超満員で周りを固められると完全にその他の乗客から見えなくなる。
悠は自分の身体に伸びてきた手に愕然とした。
『ここも・・駄目・・』
素早くスカートが捲られ、パンティが下ろされた。
股間の陰毛がじょりじょりと撫でられ、陰裂に指が潜り込んでいく。
下半身の集中攻撃がまた始まってしまった。
身体の反応が早くなってきている。
「う・・くふぅ・・ぁ」
蜜壺から溢れる露を数本の手が次々とすくい取り、陰部をぬるぬると這い回りだす。
「やだぁ・・あぁぁ」
悠は数度その手を撃退したが、後ろ手に回されて固定されてしまった。
あそこは熱湯の様だ。
「あぁっ」
セーラー服の裾から手を突っ込まれて、ブラジャーの上から胸を揉む。
絶え間なく刺激が送られ、それが快感に昇華する。
「くぅ・・うぅん・・」
『もう・・駄目だ・・』
熱い蜜は床にまでぽたりぽたりと滴っている。
足が震える。
がくがくと腰が落ちそうになり、事もあろうに痴漢男に支えられた。
情けないと目を閉じる。
「あ・・あぁ・・ぁ」
漏れる声を抑えるのに必死になってくる。
蜜の香りが漂う。
『また・・何か来る』
「ぁ・・ぁぁ・・っ」
そしてまた寸前、男達が手を引いた。
『あ・・また・・』
服を整えられ、悠は脇から抱き抱えられながら支えられている。
再び深呼吸するしか無く、落ち着かせるのにより努力を要する様になっている。
「はあぁ・・はぁ・・」
何とか足が立つ様になり、脇から支える手を忌々しげに払いのけた。
悔しい・・悠は良いようにいたぶられていた。
238京丸@ピンキー:2007/06/21(木) 21:36:44 ID:vOXeyAl1
ベンチで濡れた下半身に悪寒を感じながら、我が身を抱き締める。
嫌で嫌で仕方ないのに、どうしようも無く気持ち良い・・そして洪水の様に濡れてしまう。
男達に触られる嫌悪感は消える事は無いのに、快感が増大している。
自分はあの男達にとってはか弱い便利な少女でしかない。
「あそこ・・熱い・・」
重い足取りで帰宅した悠は、シャワーで火照った身体を冷やした。
熱は下がっていく気がしたが、身体の中にぐずぐずと残る疼き。
次の日も時間帯や場所を変えたが、男達に執拗に攻め立てられ、そしてまた寸前で止められた。
自分の身体がそれを求めている・・、じんじんと身体が疼く。
『あぁ・・切ない・・何とかしたい』
騒つきを止めたい。
手が股間に自然と伸びていく、
布団の中で、男達がした様に指で陰裂を撫でる。
じわりと蜜が溢れた。
「あ・・ふぅ・・」
それをすくってクリトリスをそっと擦ると、体全体にびりびり刺激が走る。
「あぁっ・・くぅ・・」
『気持ち良い・・』
男の子の時にした自慰とは全く違う強い刺激。
悠は夢中になって擦り続けた。
親指と人差し指でクリトリスを摘み、薬指で膣口に軽く挿入してみる。
「あぁっ・・くうぅん」
凄まじい快感に、思わず布団を噛み締める。
手が止まらない。
布団を剥ぎ身体を曝す。
パジャマとパンティを膝までずらし陰部を露にした。
くちゅくちゅと隠微な音が部屋に響き、興奮を掻き立てる。
『いやらしい音・・』
左手で乳房を揉みしだき始めると、もう何も考えられなくなってきた。
そして何回か止められた何かがやってきた。
「あ!いや!来るぅ!」
快感が膨らみきった時。
全身がどこかにぶっ飛ぶ感じがした。
「いやああぁぁぁ!!」
折れる程仰け反り、足が突っ張り、指が動く度に身体が飛ぶ。
本当に飛んでいる。
そんな気がする。
ぐったりと悠の身体から力が抜けた。
「あ・・はぁぁ・・はぁぁ・・」
『な・・何・・今の・・』
男達の開発はしっかり役立っていた。
239京丸@ピンキー:2007/06/21(木) 21:37:43 ID:vOXeyAl1
自分で自分の身体の疼きを慰める。
悠はそこまで追い詰められていた。
『あれが・・女の子のオナニー・・凄い・・』
しかしあれを列車の中でやられたら耐えられない。
自分でさえ止められないのに、複数でやられたらどうなるか想像もつかない。
敷布がぐっしょりと気持ちが悪い。
濡れやすくなっている。
バスタオルを持ってきてその場所に敷いた。
『明日から2日・・漸く休み・・良かった・・』
ぐったりと疲れた悠は死んだ様に眠りに落ちていく。

===一時の休日===

次の朝ほんの少しすっきりしている自分が居た。
自分がどこかに堕ちていってるのを心の片隅では何となく気付いていたが・・。
寝る前にした事を思うと、ぼっと赤くなる。
布団の中でうつらうつらと微睡んでいると、母親が起こしにきた。
「もう起きなさい」
「う・・ん、おはよ」
「悠ちゃん?あの・・・やりすぎは身体に毒よ?」
「えっ・・な、何?」
「あれだけ、けたたましい声が聞こえりゃねぇ」
喘ぎ声が聞こえていた事に真っ赤になった。
母親が悠の耳元で囁く。
「実はね・・お母さんもたまぁにやってるのよ・・パパが中々抱いてくれないから・・ふふふ」
息子にそんな事を言ってとも思ったが、娘なのだから良いのかと思い直す。
「き、聞こえてたの?」
「悠ちゃん、あの時大きな声出すのね・・パパ凄く興奮しちゃって・・、私襲われちゃった、うふ」
「父さんまで?うわぁ恥ずかしい・・」
「あ、お父さんが悠ちゃんを襲う事なんて無いから安心してね?」
「な、何とんでもない事言ってんだよ・・」
「とにかくご飯よ、顔を洗って・・それと、シーツ女の子臭いわよ、うふふ」
母親は元息子をからかいながら台所に姿を消した。
布団から抜け出た悠は自分の匂いを嗅いでみた。
『女の子臭い?』
自分ではそれはまったく分からなかった。
240京丸@ピンキー:2007/06/21(木) 21:38:41 ID:vOXeyAl1
パジャマのまま。悠が食卓に来ると、父が既に座っていた。
「父さん、おはよ」
「ん?おはよう・・まぁ、なんだ・・程々にな?」
悠は再び真っ赤になった。「と、父さん!恥ずかしいよ・・」
父は目の前に座る頬を染めた美しい我が娘を優しく見つめている。
と同時に、漂う若い女の芳香にどきりともした。
我が子には変わり無い。
息子が居なくなったのは、淋しかったが、その息子は娘になったのだ。
変わり無く愛して行こうと思っていた。
「おい、悠・・今日は父さんに付き合ってくれ・・一緒に買い物に行こう」
「ん、良いよ?お洒落してやろうか?」
悠は何気ない会話に気が軽くなるのを感じる。
「パパね・・娘とデートするのが夢だったみたいよ?お母さんはする事有るから留守番してるわ」
食事が終わり、悠は父の為にお洒落をしてやろうと思った。
薄く化粧を母親にして貰い、黄色のノースリーブにオレンジのミニスカートを思い切って履いてみた。
悠としては、単に父との外出だが、父は舞い上がっていた。
悠が女の子になったのは近所では知らない者は無かったから特に問題ない。
父は娘を友人達に紹介しまくる。
父親と仲の良い娘と言うのは少ないらしく、非常に羨ましがらせた。
悠も父に腕を絡ませて喜ばせてみる。
「パ・パ・・」
「いや、まいったなぁ」
久々の楽しい休日に悠の心は少し晴れたのだった。
日曜、修とデートの様な違う様な感じで逢い、悠は夕方帰ってきた。
徐々に暗い気持ちになってくる。
明日からの自分が想像出来ない。
逃げられず、抵抗出来ず、無理矢理女にされていく自分。
嫌悪感が少し消えてきているのが怖かった。
『僕は僕・・変わらずに居たい・・でも・・』
明日の帰りの事を考えると、悠は少し身体が疼くのを何となく感じる。
そして次の日の帰宅の時間が来てしまった。
241京丸@ピンキー:2007/06/21(木) 21:41:10 ID:vOXeyAl1
===落花狼藉===

悠は替えのパンティを持つ事にした。
認めた訳でも無いし、触られるのはやはり嫌だ。
万が一と思い込む。
帰りの列車を待つ悠は、周りを見渡す。
誰もがその相手に見えてくる。
列車がホームに滑り込む。
悠が車内に踏み入れた瞬間、数人の男に押され車内の奥まった場所まで連れていかれた。
やはりその他の乗客からは悠の姿は見えない。
はっきりと男達が自分を無表情で囲んでいるのが分かった。
身体の震えが止まらず、凄く怖い。
これから痴漢をされていく自分が分かる。
男達の手が至極当然の様に伸びてきた。
「嫌だ・・嫌!・・」
今日は何かが違う。
スカートが・・ホックを外され下ろされた。
セーラー服のリボンを外し、たくし上げられる。
『は、裸にされる!』
激しく抵抗したが、少女一人では抵抗は無意味でしかない。
遂にブラジャーとパンティ、ハイソックスとパンプスだけにされてしまった。
「いや・・もういや・・」
両手と両足が掴まれ、悠は下着をも剥がされていく。
ブラジャーのフロントホックが外れ、ブルン!と豊乳が飛び出した。
「いやだ・・やめて!」
パンティも脱がされてしまい、悠はとうとう列車内と言う公共の場所で全裸に剥かれてしまった。
「あぁ・・こんな・・こんな事・・」
若き裸身に無数の手が伸びる。
乳房が直に揉まれ、その豊かな形を歪ませる。
直ぐピンク色の乳首が勃起してしまう。
下半身にも容赦無い攻めが始まり、意に反して身体は反応を始め、膣内からとろとろと溢れてきた。
身体が熱くなり快感の嵐に身が揺さ振られる。
「くう・・あぁぁ・・いや・・くふぅ・・」
全身が愛撫され、ぽたぽたと蜜が床に落ちる。
悠の身体が仰向けの状態で、宙に浮く形にされた。
「いやだ!やだぁ!」
両足が左右に広げられ、陰裂がぱっくり広がり、花弁が控えめに捲れていた。
ピンク色の肉壁はお湯に浸かった様にてらてら輝いている。
陰裂が大勢の目の前に直に曝され、あまりの恥ずかしさに悠は気が狂いそうだった
242京丸@ピンキー:2007/06/21(木) 21:42:17 ID:vOXeyAl1
一人の男が中指を膣口にぬるりと挿入した。
「あくぅ・・うぅん」
悠の膣内が中指をきゅっと締める。
『あ・・』
そして人差し指も隙間を見つけて入ってきた。
二本指が入った膣内はきちきちになっている。
「い・・痛・・」
ゆっくり指の間接を曲げた辺りを掻き回していく。
ぐちゅ・・ぐちゅ・・。
その音は車内に響いている筈だったが、助けの無い悠はただ孤独だった。
その指のストロークが早くなる。
ぐちゅと言う音の間隔が更に短くなり、お湯を掻き回している様な音になる。
「うううぅぅぅ!!」
悠は口を押さえられた。
びちゃびちゃびちゃびちゃびちゃ!!
悠の愛液と尿が激しく飛び散る。
身体が反り、腹筋に力が入り、無理矢理快楽が引き摺り出されていく。
そして否応なく、いとも簡単に悠はイかされてしまった。
ぐっしょりと濡れた手で、悠の顔を撫でる。
「あ、はぁ・・はぁ」
男が一人悠の股の間に割って入ってきた。
濡れそぼる膣口に逸物が触れ、一気に突き刺した。
「ぐむうう!うぅ!!」
膣口から蜜に混じって血が垂れる。
『い!痛い!痛い!!』
悠の花が今散った。
痛みで涙が止まらない悠に、遠慮無く突き込む。
「う!むっ!ぐっ」
子宮口が突かれる度に身体が痛みで跳ね上がる。
射精に向かって男の突き込みは激しさを増す。
しかし最後に男は欠片の優しさ見せた。
体内には射精せず、悠のお腹に出したのだった。
『僕は・・何を・・されたの?』
犯された・・
まさかここまでされるとは思わなかった。
自分を犯した睨む。
セーラー服が着せられていく・・。
ぺたり・・
床にそのまま座り込んでしまい、悠は涙を流して放心していた。
駅に着くや否や逃げる様に駆け出していく。
素早くトイレに駆け込み、悠は顔を覆って泣きじゃくった。
男だった?今は女?
そんな事は関係無く悔しく、悲しく、哀れだった。
イかされ、最後に犯されてしまった・・。
243京丸@ピンキー:2007/06/21(木) 21:43:59 ID:vOXeyAl1
涙をごしごし拭い、濡れ濡れの下半身を拭き取り、パンティを履き変えた。
トイレから出てきた悠は、再びベンチに座った。
俯いていると自然と涙が零れ落ち、コンクリートにぽたぽたと黒い染みを作っていく。
列車内で無理矢理セックスを体験させられた。
『うぅ・・父さん、母さん、修・・』
自宅に帰った悠はシャワーを浴びた後、そのまま寝込んでしまった。
母がおじやを作り部屋に来た。
「悠ちゃん?大丈夫?何か有ったの?」
「ううん・・ちょっと身体が疲れて重い・・明日休むから・・」
「・・ん、分かった・・私はあなたの母親よ?自分で抱え込まないでね?」
「大丈夫だよ・・」
悠は無理してにこりと微笑んだ。
おじやを流し込み、食器を机に置いた。
心身共に疲れ果てた悠は泥のように眠りについた。
食器を下げに来た母親が、ふと悠の瞳から涙が零れているのを見た。
『悠・・何が有ったの』
母は悠の頭をそっと豊かな胸の間に抱き寄せた。

===悲しい自覚===

次の朝。
横になりながら昨日の光景が頭から離れない。
床に滴るまで濡れてしまった自分。
列車内で全裸にされて犯されている自分の姿。
膣内に突き入れられたあのリアルな感覚。
ぐるぐると浮かんでは消えていく。
ふと、身体が熱くなっているのに気付いた。
犯されているシーンを思い出し、自分はその事実に興奮してしまっている。
「オナニーしたい・・」
父は会社。
母もパートに行った。
今なら暫く一人・・。
バスタオルをベッドに二枚重ね、服を脱ぎ捨て全裸になる。
父が先日買ってくれた姿見をベッド横に持ってきて自分の姿を映す。
陰部を触ると既にじゅくじゅくと溢れてだしていた。
244京丸@ピンキー:2007/06/21(木) 21:44:59 ID:vOXeyAl1
乱れる様を鏡で見る。
そこに映る少女はとてもいやらしい。
バスタオルがぐっしょり濡れ、ぐちゅぐちゅと陰裂が音を奏でる。
「ああぁん!いやぁ!」
鏡の中の少女は切ない顔で喘いでいた。
思い切り声を出せる。
更に興奮が高まる。
際限無く快感が高まっていき、小さなアクメが何度も来た。
それでもまだ高みに昇っていく。
「いい!いいっ!!いく、いく!いくう!!」
ガクガクと身体が震え、ベッドがギシギシと軋む。
「あああ!ああっ!」
ぐたっと全身から力が抜ける。
「ぁ・・はぁ・・はぁ」
快楽の嵐が微風になってきた頃、再び悠の身体が熱くなり自分を慰めろと身体が命令をする。
「まだ・・やりたい」
悠は又我が身を貪り、絶頂を味わう。
でも・・何か足りない。
奥深くに届く何かがどうしても足らない。
ふと膣口に挿入された二本の指に気付いた。
「ここに・・」
じゅぽっ!
その指を鼻に当てる。
ぬるぬると指の間で糸をひいているいやらしい指。
甘く独特な匂い。
手の平で自分が出した蜜をたっぷりすくい取る。
手の中いっぱいにねっとりした液体が付いた。
その蜜を舌で全て舐めとった。
自分の蜜を自分で舐める背徳な行為に恍惚となる。
『少し酸っぱい・・』
またすくい取り、また舐めとる。
その行為に没頭した。
次々と蜜は補充される。
悠は身体が発する信号を受け取った。
あれが欲しい・・。
あんなに痛かった。
二度と御免だと思った。
今度は間違い無く気持ち良くなりそうな・・。
でもそれを越えると多分もう戻ってこれない。
でも・・欲しい。
深く貫いて欲しい。
一旦それに気付くとそれしか頭に浮かばない。
ふと壁に掛けているバスドラムの太いスティックが目に入った。
『あ・・あれなら・・』
飛び起きた悠はスティックの持つほうを見る。
先も丸くなっている。
ベッドに横たわり、スティックに自分の蜜を塗りたくり、ゆっくり挿入した。
「あああ!いや!駄目!やめて!」
頭の中の悠は犯されていたその姿・・
245京丸@ピンキー:2007/06/21(木) 21:46:06 ID:vOXeyAl1
ぬぷ・・ずぶずぶ・・
膣内を押し分けてスティックが入ってくる。
「痛あい!・・あぁ!・・でも・・気持ち良い」
痛みが直ぐ様快感に変わっていく。
スティックは悠の子宮口まで届いた。
膣内にある太い充実感。
入れる為にあるのだと思い知る。
「あぁ・・気持ち良い」
ゆっくりスティックを出し入れする。
膣内の壁が擦れる度に快感が吹き出す。
「あぁ・・凄い・・あぁ」
ピッチを早くしていく。
更に快感が高まる。
動かす手が止まらない。
じゅぽじゅぽと膣口が音をたてる。
「いいっ!これ良い!」
悠に今までの最高の高みが迫っていた。
『な、なんか凄いのが来そう!』
「あ!あああっああ!あぁん!ああぁ!!」
悠はスティックを挿入したまま失神した。
「ぁぁ・・ぁ・・」
ぐぼ・・
膣内の収縮によってスティックが吐き出された。
疼きが納まった途端、自分がしてしまった事に激しい罪悪感が沸き上がる。
汗と蜜で塗れた身体をシャワーで洗い流し、冷たいお茶で喉を潤した。
台所の椅子に座って考える・・。
僕は犯されたいの?
痴漢されて感じたいの? その状況に興奮したいの?
それこそあの男達の悠に対する開発であった。
否定出来ない自分が。
自分の部屋に戻って、母の言っていた女の子臭いっていうのが漸く分かった。
甘酸っぱく独特な匂いが部屋に充満している。
窓を開け、空気を入れ替えた。
鏡を戻し、依然として裸の自分を見つめる。
少女の面影は消え、隠微な女に変貌しつつある女性がそこに居る。
『もう真っ白な女の子じゃ無い・・僕は犯されて喜ぶ変態女・・ふふふ』
甘い吐息を深く吐き、窓の外を見た。
「明日も電車が待ってる・・乗らなくちゃ・・」
身体の中で、悠の何かが変わってしまった。
246名無しさん@ピンキー:2007/06/21(木) 21:50:20 ID:cpHdPU7i
リアルタイムで楽しみました。ありがとう。
247京丸@ピンキー:2007/06/21(木) 21:51:00 ID:vOXeyAl1
投下完了です。
助けるか助けないか悩みましたが、やはり修に助けさせようかと思います。
寝取り返し?かな。
残りは直ぐ投下予定。
248名無しさん@ピンキー:2007/06/21(木) 21:53:13 ID:NtPPAekJ
投下乙です。
別段無理に助けることもないかと。
開き直ってポジティブに楽しめるならそれはそれでありかも。
249ふう@ピンキー:2007/06/21(木) 22:24:59 ID:/2DhiEnE
投下乙です。
電車内というありえない場所で裸にされるという非現実な状況、
結構興奮しますねw
250名無しさん@ピンキー:2007/06/21(木) 23:23:04 ID:/2IIba4K
投下乙。
確かに無理に救う必要はないよな。
こんな状況になるまで今まで何してたんだ?って感じ。
とはいえ、京丸氏の思うとおりに書いて欲しい。
 
>しかし最後に男は欠片の優しさ見せた。
>体内には射精せず、悠のお腹に出したのだった
中出しよりぶっかけが好きな奴もいる。
これは優しさからでなく、単に汚してみたかっただけかもしれんね(笑
251京丸@ピンキー:2007/06/22(金) 00:15:11 ID:plTUmRwz
感想有り難うです。
汚したがりなのかもしれませんね、あいつらは(W
それと、やはり主人公は幸せになって欲しいと思います・・救われないのは書いていて辛いもんで。
252京丸@ピンキー:2007/06/22(金) 15:48:54 ID:plTUmRwz
投下します。
最終話はやはりハッピーエンドになりました。
淫乱な悠も気に入ってはいますがW
主人公の年齢の下限って何才までOKだろう・・。
年齢を下げようかと思っとりますが
253京丸@ピンキー:2007/06/22(金) 15:49:59 ID:plTUmRwz
悠は次の日学校に居た。
女生徒達は、悠の変わり様に驚く。
言葉遣いは変わらないが、とろんとした目、薄く開いた唇、薄化粧。
そしてスカートの丈が極端に短くなった。
でも一番びっくりしたのは、親友の修。
「おい!なんだよその格好と化粧はよ!」
悠はとろんと修を見る。
「んん?悠は女の子だよ?・・これが僕・・」
確かに変わった。
修が何を聞いてもはぐらかされる。
『悠・・お前、どうしちまったんだ・・』
とろりと歩きながら遠ざかる悠を見て修は嫌な予感がして仕方なかった。
悠は学業やクラブではやる事はやっている。
ただボーイッシュな雰囲気がまるっきり変わってしまた。
帰宅する時間が来た。
悠はトイレでパンティを脱ぐ。
もうそこには以前の悠は居ない。
隠微な匂いが漂う女。
そんな悠を遠くで見ている男が居た。
『悠・・』
それは修だった。
7時5分発の快速。
悠はそれを待っている。
若き我が身を宴に捧げるために。
列車に悠が乗り込んだ。
修もなるべく近くに移動した。
背が高い修に悠の横顔と上半身が何とか見える。
悠に伸びる多数の手は、簡単に服を剥いでいく。
修は信じられない物を見てしまった。
セーラー服が捲り上げられ、剥きだしになった乳房が揉まれていた。
既に陰部も攻められ、悠は目を瞑り口を開き、頬が真っ赤に上気している。
それはどうみても快感に身を委ねている様にしか見えない。
修はショックを受けた。
親友が今痴漢の快楽に裸で悶えている。
頭の中が混乱している内に、立位で挿入された悠が、突き上げられていた。
身体が上下に揺れ、喘いでいる。
「あぁ・・んっ・・ぁ」
『え?悠・・お前・・』
「気持ち良い!これ!あぁ!いく!いくぅ!」
修は悠がアクメに至るのを見てしまった。
そしてホームで悠に問い詰める。
「悠!お前どうしたんだよ!警察に言えよ!」
「あ?修ぅ?・・気持ち良いんだあれ・・だから放っといてよ」
254京丸@ピンキー:2007/06/22(金) 15:50:57 ID:plTUmRwz
「突き上げられるとさぁ・・何も考えられなくなって・・最高に気持ち良い」
「悠!親友だろ俺達!」
「親友だよ?・・僕を犯したい?良いよぅ」
ふーっと口を窄めて修に息を吹く。
「馬鹿野郎!!」
修の顔が怒りで歪み、悠の頬を張り飛ばして向かいのホームに走っていった。
『修・・すまない・・』
悠の瞳は殴られた痛みと、修に見られた心の痛みに、涙が溢れていた。
修は考え込んだ。
どうすれば良い。
考えに考えぬいた。
その間にも悠はめくるめく快楽に身を委ね、列車内でセックスを繰り返しているだろう。
修は悠の両親を呼び話す事を決心する。
両親も悠の変わり様に気付いていたが、何も話してくれない事に悩んでいた。
両親のショックはあまりにもでかかった。
母は泣き出し、父は天を仰ぎ唇を噛み締める。
暫く父親が目を閉じ何かを考えていたが意を決して修に尋ねた。
「修君・・君は悠と将来歩いていく気は有るか?」
「あいつとは何があっても親友ですよ!」
「明後日は連休だ・・悠と二人きりで旅行に行って欲しい」
「旅行・・ですか?」
「費用はわしが出す、そこで悠をとことん抱いてやって欲しい!頼む!」
「だ!抱く?あの・・」
「酷な頼みだろうが、戻せる可能性が有るのは君しか居ない・・わしには出来ない事だからな」
父親は修の目をまっすぐ見て言った。
「分かりました・・出来るかなぁ、俺に・・おばさんは、良いんですか?」
「修君・・悠ちゃんを戻してあげて・・お願い」
「妊娠しても構わん!その責任はわしらが持つ!だから悠を頼む・・」
「頑張ってみます・・戻ったとして、通学は俺の家からで良いですか?」
「構わない、助かる」
修は大変な事になったと思ったが、このままだと悠は狂ってしまう。
出来る限りの事をしよう。そう決意した
255京丸@ピンキー:2007/06/22(金) 15:51:55 ID:plTUmRwz
===戻すため===

悠は旅行をあっさり承諾した。
単なる気まぐれかなのかは分からない。
それでも悠は旅行の前日まで快楽の虜になっていた。
車両に男達と淫乱女にされた悠が居る。
比較的空いていたが、悠には関係ないようだ。
男達が服を脱がしていく。惚けた顔で脱がされる自分を見下ろす悠。
他の乗客達からも、全裸にされていく悠は丸見えになっていた。
乗客達の視線を感じ、内股に蜜を滴らせ、熱く燃える身体をくねらる。
床に座って股を大きく広げ、濡れた陰部も指で開いて見せた。
「見て・・見て・・」
下から膣に挿入され、バックからは肛門にまで挿入されていく。
二穴への激しい突き入れにボブの髪の毛がゆらゆら揺れる。
「あぁん、いい!いいよ!気持ち良い!」
口で剛直をくわえこむ。
三ヶ所の穴に入れられながら悠は悶え狂う。
「うぅん・・むぐ・・」
口内に射精され、悠がそれを飲み干していく。
「あぁ・・美味しいぃ」
男達が外出しに拘ったのは少女を汚したいからなのかもしれない。
悠は男達の完全なオモチャと化していた。
顔いっぱいに精液をかけられ、嬉しそうに涎を垂らしながら脳を侵す快楽に浸りきる。
「精液沢山・・熱い・・」
宴は終わり、悠はふらふら家に辿り着いた。
スカートは股下ギリギリで陰部が見え隠れしている。
両親はそんな悠を見ていられなかった。
「悠、明日行くんだぞ」
「はぁぁい」
悠は風呂にも入らずぱたりと寝てしまった。
「修君に任せよう・・」
朝、修が家に来た。
悠は真っ赤な超ミニ、透けパンに青のタンクトップでノーブラ。
「修・・行こ」
「なんだよ、その格好」
「良いだろ?これ」
両親が駅まで見送り、修に声をかける。
「頼んだよ・・」
「どこまで出来るか分かりませんが・・」
修はふらふら歩く悠の手を引っ張り列車に乗った。
指定席に向かい合わせで座り、修は悠を見る。
視線が定まっていない。
ふと悠が修の視線に気付き、淋しそうに俯いた。
一瞬見せた悠の素に修は希望の光が見えた気がした
256京丸@ピンキー:2007/06/22(金) 15:53:01 ID:plTUmRwz
表情がくるくる変わる。
一瞬素に戻ったかと思ったら、又視線がふらつく。
『変わっちまったな・・』
悠と修が高級ホテルの一室に入った。
ドアに入室厳禁の札をかける。
悠はと見ると、ダブルベッドに座り素足を投げ出し、股間を弄っていた。
陰毛が透けて見えるパンティも丸見えなのに、気にする素振りは無い。
修が悠の横に座り聞いてみた。
「悠、前言ったよな・・やらせてやるってよ」
悠は瞬間素に戻り俯いた。「やだ・・修は親友だからやだ!やりたくない!」
「そうか・・でも決定権はお前には無えんだ・・無理にでもやるからな」
怯え、表情が強ばる。
「え?・・何言ってるんだよ・・僕はやだ・・」
修の目が燃え、突然悠をベッドに押し倒した。
「や・ら・せ・ろ!」
荒々しくスカートを剥ぎパンティを下げる。
「やだって!やめろよ」
両手を頭の上で押さえ込み、固定しながらタンクトップを捲り上げる。
ぶりんと両乳房がこぼれ落ちた。
「やだやだやだやだ!」
修は正直言って、裸の悠に唾を飲んだ。
魅力に負けそうになる。
「おとなしくしろや!」
聞いたことの無い親友の怒声に悠は怯えている。
「修・・怖いよ・・」
乳房を鷲掴みにした。
「あう!」
乳首にむしゃぶりつき右手で右の乳房を強く揉んでいく。
「!やだ!やめろよ!」
悠は乳房に噛り付く親友を引き剥がそうとしたが、修は離れない。
「やめ・・あっ・・う」
悠の叫びに快感の声が混じりだしてきた。
乳房を揉んでいた右手がつつっと陰部に降りていく。
「修!そこだめ!」
手の平で陰裂全体を包み込み強く撫でる
「あぁ・・いや・・」
膣口からとろりと蜜が溢れてきた。
修は覚えている知識を総動員した。
中指を肛門に差し込み、人差し指を膣口に入れ、親指でクリトリスを擦る。
悠の身体が跳ねた。
257京丸@ピンキー:2007/06/22(金) 15:53:55 ID:plTUmRwz
「ああ!くうぅ、修!」
戻ってこいとばかりに攻め続ける。
首を左右に振りたて嵐の様な快感に悶え狂う。
「ああ!凄いぃ!それ凄いよ!いい!」
修は内心びっくりした。
別にテクニシャンでも無いし、経験も少ない。
悶えまくる悠を見て、修の庇護欲が沸き上がる。
「悠!皆の所に戻ってこい!!」
指を高速回転させると、悠の身体が暴れだした。
「僕おかしくなる!!修!入れて!お願い!」
いつの間に脱いでいたのか、修が若き巨砲をどんと突き入れる。
「ああぁぁぁ!」
「悠!お前のここ凄え!」
悠は入れられただけで絶頂を迎えたが、そこはまだ頂上では無かった。
「お、修!僕怖い!」
悠は上下感覚が無くなり、修にしがみ付いた。
修も悠を抱きしめながら射精に持っていく。
「ああ!ああ!駄目!僕いく!いく!いっちゃう!」「俺も限界!何処に出せば良いんだ?言ってみろ!」
「僕の中に出して!」
「出すぞ!受け取れ!!」
修の若き放精が悠の子宮口を何度も叩く。
修の背中に爪を立てる。
「ああぁぁぁっああっ!」
悠の意識が真っ白になり、どこかに飛んでいき失神してしまった。
「はぁ・・ふぅ・・おい悠大丈夫か?」
頬をぺちぺちと叩くと漸く意識が戻ってきた。
「お・・修ぅ・・凄い・・こんなに気持ち良かったの初めてだよ・・」
「そうなのか?俺別に特別じゃ無いんだけどな」
悠が修の首にしがみ付く。
「とにかく凄いんだ・・説明出来ないよ・・って又大きくなってきた?」
挿入したままの修の巨砲がぐぐっと硬くなる。
「任せろ!何度でもいかせてやるから」
「うん、来て!忘れさせてよ!あれを!」
「分かってたのか?」
「当たり前だよ・・親友の考えなんか分かるさ」
悠は、もう勘弁してと泣くくらいイきまくった。
修も何度か悠の体内に放出する。
夕方の戸張が降りた頃、若き暴風雨は終わった。
「もうだめ・・煙も出ねえや・・ふぅ」
「はぁ・・あぁ・・あそこ・・感覚無い・・」
258京丸@ピンキー:2007/06/22(金) 15:54:52 ID:plTUmRwz
夕飯の時間もあと少し。
二人は汗を流す為、一緒に入浴。
性別は違ってしまったし肉体関係も持ったが、以前の様に話せるようになった。
放出し尽くした修が悠の裸体を冷静に批評する。
その度に悠の頬が染まる。
風呂から出た二人は浴衣に着替えベランダに出た。
「セックスまでしちまったけど、これで良かったのかな・・」
「修・・有り難う・・何とか戻れそうだよ・・」
「良いって・・第一俺も凄え気持ち良かったし」
「そ、そんなに僕の身体気持ち良かった?」
「最高じゃねぇの?」
「いっぱいいっぱい抱いて、いっぱいいっぱいいかせてよね?」
「そのつもり」
「もう忘れたい・・淫乱な僕を・・」
「もう過去の話さ」
「そうだ修?僕達まだやっていない事有った!」
「何それ」
「キスしようよ」
「って親友同士でキスするのか?」
「さんざんやりまくっておいて今更・・ね?しよ?」
悠が修の首に手を回す。
二人の唇が静かに合わさった。
「ん・・む・・」
長いキスが続きそっと離れた。
顔が火のように赤いのは修の方だった。
二人は夕食を済ませ、夜にまた激しく求め合う。
旅行の間、修は精も根も尽き果てるまで攻め続け、いつしか悠は淫乱な悠を忘れていった。
旅行から帰った悠を両親が優しく迎える。
次の日、悠は引っ越しの為学校を休んだ。
「悠、鉄道警察にはきちんと言っておいたからな」
「うん、勇気が無かった僕も悪いよ・・」
「暫くは電車乗れないものね・・」
「じゃ修んちに行こうよ、父さん」
悠の荷物をトラックに積んで修の家に向かった。
勿論修の両親の了解済。
次の日から修と悠は仲良く通学を始めた。
もう二度とあの快速には乗りたくない。
淫乱な女には戻らない。
快楽と情が合わさって、初めて愛情になるのだと悠は思う。
今日も悠は修の腕にしがみ付いていた。
隠微な快楽の虜になるには大きな犠牲を伴う。
悠はそれに変わるもっと大きな物を見つけた。

悠は修の虜になった。

===END===
259京丸@ピンキー:2007/06/22(金) 15:59:34 ID:plTUmRwz
投下完了です。
今回も結局私が良いと思うやり方で終えました。
次回は毛色の違うのを書いてます。
260名無しさん@ピンキー:2007/06/22(金) 19:29:39 ID:mkguuJp2
超絶乙であります。
261名無しさん@ピンキー:2007/06/22(金) 20:53:10 ID:OR9h0p9I
蜜柑が多いこのスレでキチンと完結できただけでも貴重なのに
内容もGJ
262名無しさん@ピンキー:2007/06/22(金) 21:07:22 ID:EGnjLoWq
いい感じでしたね。このスレでは悠といえば京丸タンの悠になっていくんだろうな。
プリンさんのファンだったので、気分はやや複雑。
263名無しさん@ピンキー:2007/06/22(金) 21:33:07 ID:plTUmRwz
何とか連続完了出来て良かったです。
落とし所が難しいですね。また頑張りますです。
264名無しさん@ピンキー:2007/06/23(土) 00:21:47 ID:fCwMpZPO
実にGJでした。次回も期待しています!
265名無しさん@ピンキー:2007/06/23(土) 05:41:52 ID:xq4a68Qg
>>262
う〜ん、それはちょっと異論があるな
個人的にはまだオリジナルの悠を上回るインパクトは無いよ
266名無しさん@ピンキー:2007/06/23(土) 09:41:17 ID:XvmEuctR
京丸さんにはカキ続けて欲しいと思うな
数こなせばもっとよくなる気がす
267名無しさん@ピンキー:2007/06/23(土) 10:59:21 ID:wZcwZRDN
その悠がオリジナル・・ですか・・。
以前にも悠って名前有ったんだね。
268名無しさん@ピンキー:2007/06/23(土) 11:07:21 ID:BNgFc4qw
まぁ男女の名前で違和感が無いのって少ないから、被る時もあるんじゃない?
269名無しさん@ピンキー:2007/06/23(土) 12:14:20 ID:IiX1F7ZB
>>京丸氏
言っときますが、最初から最後までGJなのです。



しかし、最近良作が連続して出てくるのもあってか、
自分も触発されて書いてるんだけど、正直まだまだって感じが否めないorz
270名無しさん@ピンキー:2007/06/23(土) 12:27:36 ID:EK5b+4hL
グッドだ、ガハハ
271名無しさん@ピンキー:2007/06/23(土) 12:54:30 ID:wZcwZRDN
名前って限られるね。
すまぬ、被るよな。
男名前だとゲイみたいだし・・名前で苦労する。
272名無しさん@ピンキー:2007/06/23(土) 13:20:07 ID:EK5b+4hL
「ゆう」は使いやすいから被ることが多いんじゃないかな
あと「じゅん」とか
273名無しさん@ピンキー:2007/06/23(土) 13:48:41 ID:xq4a68Qg
>>267
それは知らなかった
保管庫で悠ってタイトルが付いてるのは橘悠のシリーズだけだけだし
てっきりオリジナルかと思ってたよ

あと京丸氏の作品を批判する意図はまったく無いんで一応
274名無しさん@ピンキー:2007/06/23(土) 14:18:04 ID:Jbn5o5s7
男女両方に使える名前ってのは少ないからね
男ならきっちり男名前、女ならきっちり女名前をつけることが多い(間違われるような名前はあまり歓迎されない)し、
女でも通用する名前、と考えるとイメージ的に無理が生じやすい
275名無しさん@ピンキー:2007/06/23(土) 14:25:58 ID:IEtR5lO8
中性的な名前にすると被るのは仕方がないよな、あまり気にせずに
京丸氏GJです
276名無しさん@ピンキー:2007/06/23(土) 15:19:32 ID:wZcwZRDN
了解です、多謝。
次回はちょいと裏技的な名前にしてます。
少女と調教を固く封印してきた男がメイン。
すぐに投下出来ると思います。
277名無しさん@ピンキー:2007/06/23(土) 17:57:20 ID:X3JGLyDR
ゆう
じゅん
まこと
かおる
みさき

あたりは見たことあるような希ガス
喪舞等他に兼用で仕える名前知らんですか?
278名無しさん@ピンキー:2007/06/23(土) 18:02:55 ID:IiX1F7ZB
>>277
>>269でSS書いてるって言ってた者だけど、名前の候補として
・ちひろ
・あきら
・とも
・みゆき
なんてのを考えてたよ。この辺は使えるんじゃないかな?
まぁ、最後のはちょっと微妙なんだが。
279名無しさん@ピンキー:2007/06/23(土) 18:19:15 ID:wZcwZRDN
ゆうき
ひろみ
るい
よしみ
って浮かんだが・・。
るいは微妙かな
280名無しさん@ピンキー:2007/06/23(土) 18:32:57 ID:77M5f3Kl
るいも問題ないんじゃない?
あとは、まさみ、とかかねぇ。
281名無しさん@ピンキー:2007/06/23(土) 18:55:43 ID:2rLCqZKQ
読みで男女共用できそうなのなら

あきら、あすか、いずみ、けい、しのぶ、たつみ、なつお、なるみ、ひかる、みなと、めぐむ

漢字表記で共用っぽいのは
晶・晃(あきら)、飛鳥(あすか)、和泉(いずみ)、渓・桂・圭・恵(けい)
忍(しのぶ)、辰巳・辰実(たつみ)、夏生(なつお)、鳴海・成海(なるみ)
光・晃・輝(ひかる)、湊(みなと)、恵(めぐむ)
あたりは共用できると思う
字を変えて音だけ残すとか、字は同じで読みを変えるパターンも使えるだろうし
282名無しさん@ピンキー:2007/06/23(土) 21:04:21 ID:3Egz3wvD
あ、>>262は京丸さんが気にしてたら、ごめんなさい。言い方良くなかったかも。
共用名前は、はるかとか…思いつかない。ひかる君がひかりちゃんと呼ばれるようになるパターンも好きですね。
283名無しさん@ピンキー:2007/06/23(土) 21:06:11 ID:D/Vtyjs4
寧ろめがっさ男っぽい名前なのに女性化してしまうとか言うのも萌える
284名無しさん@ピンキー:2007/06/23(土) 21:34:28 ID:5+4yyR7c
いつき とか みずき もいけるんじゃないか?
285名無しさん@ピンキー:2007/06/23(土) 22:57:17 ID:Mph8+3hy
日本人の名前ならまだいいんだけど…外国人で男女兼用の名前ってあるかな。
いやTSじゃないんだけど、ずっと昔個人的に書いてた小説(というか駄文)に
女装してる男(見た目は完全に美女)って設定のキャラ出すすつもりだったんだけど
名前を決めかねて結局日本人にした経緯があって…。
英語圏だと「クリス」ぐらいしか思いつかんのよね。
286名無しさん@ピンキー:2007/06/23(土) 23:09:12 ID:BNgFc4qw
なんかポケモンの主人公みたいに、色の名前なら大丈夫なんじゃね?イエローとかグリーンとか
287名無しさん@ピンキー:2007/06/23(土) 23:47:45 ID:2rLCqZKQ
>>285
まあ、西洋にはポピュラーネームとかあって
聖人にあやかった名前をつけるのが基本になってるし
その名前に対して男性名・女性名の変化法則があったりするから
288名無しさん@ピンキー:2007/06/24(日) 00:49:14 ID:Ld92zlVk
英語でも男女兼用の愛称はいっぱいあるんだけど、トニーやサム、アレックスと言われても
日本人には男の名前にしか聞こえないので真面目にやるとあまり幸せになれない。
289名無しさん@ピンキー:2007/06/24(日) 01:18:17 ID:Fe3OTzHk
ラリー みたいに男の名前なのに
日本のオタの間では女性名としてメジャーなのもあるな
290名無しさん@ピンキー:2007/06/24(日) 02:29:53 ID:Ld92zlVk
英語名にこだわらなければ日本人に男女の区別がつかない名前はあるね。
前に使ったリューネはドイツ系の女性名だけど、見咎める人はあまりいないと思う。
カミーユはフランス系で男女兼用。
291名無しさん@ピンキー:2007/06/24(日) 02:32:11 ID:HLbQeooZ
>>289
似たようなのだとアンリってのもあるね。

>>277
何か趣味がバレそうな感もあるがとりあえず。
・みこと
・さくや
・むつき
・れい
292名無しさん@ピンキー:2007/06/24(日) 13:41:07 ID:pgBd3Uwb
ますみ
293名無しさん@ピンキー:2007/06/24(日) 15:40:15 ID:+yQpR0SJ
変わったところで「レイ」は日本ではおおむね女性名(男でもいるかな?)だけど、
英国では男性名
294名無しさん@ピンキー:2007/06/24(日) 18:36:58 ID:1GrR58vX
あきら
あすか
いずみ
いつき
かおる
けい
さくや
しのぶ
じゅん
たつみ
ちひろ
とも
なつお
なるみ
ひかる
ひろみ
ますみ
まこと
みこと
みさき
みずき
みなと
みゆき
むつき
めぐむ
ゆう
ゆうき
よしみ
るい
れい

外国系除いても結構あるもんだね。
295名無しさん@ピンキー:2007/06/24(日) 18:46:00 ID:vqXgR1go
たったひとつの真実見抜く、見た目は少女、頭脳は男。その名は名探偵カレン
296名無しさん@ピンキー:2007/06/24(日) 19:03:30 ID:UQa0dTXt
で、その名探偵カレンは探偵に失敗して風間愛みたいにやられちゃうとW
297名無しさん@ピンキー:2007/06/24(日) 21:48:38 ID:IqEPeA1R
折角の週末なのに、SSは無し?
しょんぼり
298名無しさん@ピンキー:2007/06/24(日) 22:26:27 ID:hqGrNnTm
カレン・ロバートのカレンは名字
299名無しさん@ピンキー:2007/06/24(日) 23:06:57 ID:vwC55cKi
保守
300名無しさん@ピンキー:2007/06/24(日) 23:26:28 ID:uFCV6tzH
┏━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
┃┌─┬─┬─┬─┬─┬─┬─┬─┐┃
┃│  │  │  │  │  │  │  │  │┃
┃├─┼─┼─┼─┼─┼─┼─┼─┤┃
┃│  │  │  │  │  │  │  │  │┃
┃├─┼─┼─┼─┼─┼─┼─┼─┤┃
┃│  │  │  │  │  │  │  │  │┃
┃├─┼─┼─┼─┼─┼─┼─┼─┤┃
┃│  │  │  │○│●│  │  │  │┃
┃├─┼─┼─┼─┼─┼─┼─┼─┤┃
┃│  │  │  │●│○│  │  │  │┃
┃├─┼─┼─┼─┼─┼─┼─┼─┤┃
┃│  │  │  │  │  │  │  │  │┃
┃├─┼─┼─┼─┼─┼─┼─┼─┤┃
┃│  │  │  │  │  │  │  │  │┃
┃├─┼─┼─┼─┼─┼─┼─┼─┤┃
┃│  │  │  │  │  │  │  │  │┃
┃└─┴─┴─┴─┴─┴─┴─┴─┘┃
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━┛
301名無しさん@ピンキー:2007/06/24(日) 23:33:37 ID:kCBHQ7zH
┏━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
┃┌─┬─┬─┬─┬─┬─┬─┬─┐┃
┃│  │  │  │  │  │  │  │  │┃
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┃│  │  │  │●│  │  │  │  │┃
┃├─┼─┼─┼─┼─┼─┼─┼─┤┃
┃│  │  │  │●│●│  │  │  │┃
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┃│  │  │  │  │  │  │  │  │┃
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┃├─┼─┼─┼─┼─┼─┼─┼─┤┃
┃│  │  │  │  │  │  │  │  │┃
┃└─┴─┴─┴─┴─┴─┴─┴─┘┃
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━┛

302名無しさん@ピンキー:2007/06/24(日) 23:34:37 ID:zRdLhLDc
上がった名前の中には結構過去のSSで
使われたものもあるなぁ
303京丸@ピンキー:2007/06/25(月) 00:04:26 ID:mfJb4+dG
投下します。
取り敢えず出だしのみ。
大震災を使ったのは不遜ですが。
劉小鈴(九〜十四)
数馬(二十三〜二十八)
とある女(二十五)
とある男(二十五)
とある女医(三十六)
とある看護士(?)
【各種調教】
後はレイプっぽいのは無いつもりですが・・。
3Pがあるかも。
304京丸@ピンキー:2007/06/25(月) 00:05:32 ID:mfJb4+dG
◇◆◇孤児小鈴◆◇◆

===序章===

「うぅん・・あぁいい・・!凄くいいよ!・・もうたまらない・・」
妖艶な美女が、男の上にまたがって、豊かに張った尻を振りたてた。
発達した茶色の濡れた花弁が、巨砲にまとわりつく。
男が下から女の乳房を揉む度に白い液体がびゅっと糸を引いて飛び散った。
「あん・・おっぱい出ちゃうぅ・・」
細い眉を寄せ、男の顔を見つめながら荒く甘い吐息を吐いている。
「い、いきそうだよ!」
白い裸身がより激しく上下に動く度に、腰までなびく黒髪がばさばさ揺れる。
「あぁ!もう駄目ぇ!い、いく!いくうぅぅ!」
腰を掴み下からどんどんと突き上げた。
「もっと!もっと突き上げてぇ!いい!いいっ!」
男の射精に合わせ、自ら乳房を揉みしだき、母乳を撒き散らしながら甘美なアクメを味わう。
どっと男の上にその青磁の様な裸身を投げ出した。
「はぁ・・あはぁ・・やっぱり最高・・うふぅ・・」
「俺もだが、お前今日いくの早かったな」
「里帰りしたから、二日ぶりなんだよ?・・毎日したいもん」
「って二日だぞ?やっぱり淫乱だなお前・・まぁ俺も好きだからいくらでも付き合うさ」
「それよりさ、修・・あの子、気になるね・・」
「昔の悠を見てるようで心配なんだろ?」
「ん・・八年前の僕と被るんだよ・・それもあんな小さくて可愛い子がさ」
「気にはなるよな・・あれは・・」
オギャアーー!!
「起きちゃった・・久美ぃ今おっぱいあげるよぅ」
悠は小さな赤子を抱いて乳輪が大きくなった乳首を含ませた。
夫はそんな美しい妻を優しく見つめている。
「で、修・・あの子」
「少し調べてみるよ・・余計なお世話かもしれんけどな・・」
「僕、上の子の世話も有るし・・お願い出来る?」
「しかし、深入りは絶対しないからな」
「うん、それで良いよ」
修は悠に軽くキスをして、シャワーを浴びに行った。『義父さん義母さんにも相談してみっかな・・』
305京丸@ピンキー:2007/06/25(月) 00:07:01 ID:mfJb4+dG
===少年小鈴===

さかのぼる事四年前。
数馬は大震災後のボランティアでひと足早く現地に入っていた。
瓦礫の山を大きなリュックを背負って歩き、逃げ遅れた人が居ないか辺りを見回す。
水をあげ、避難場所を指示していく。
その時、潰れた家の前に一人の少年がぺたりと座り込んで泣いていた。
「ぼく、どうした?」
「ぅ、ぅぅ・・」
「家の人は・・まさか・・この中か?」
少年は小さく頷いた。
「パパもママも姉ちゃんもここ」
数馬は少年の小さな肩をそっと抱く。
少年は劉小鈴と言って、とある亜細亜の国から帰化しているらしい。
年齢は九歳だとの事。
セミロングの髪に、ぱっちりした目が印象的。
数馬は身寄りを探したが、誰も見つからなかった。
小鈴は数馬の服の裾を掴んで離さない。
「小鈴、おじさんも1人だから、小鈴さえ良かったらおじさんちに来るか?」
すっかり懐き、1人になった淋しさからか小鈴は大きく頷く。
「うん・・」
暫く、数馬は小鈴を連れながらボランティアに精を出した。
亡くなった家族の埋葬をし、数馬は小鈴と一緒に自宅に帰った。
淋しさと辛さからよく泣いていた小鈴を、数馬は暖かく励ます。
徐々に元気を取り戻し、いつしか明るい少年になっていった。
地元の学校にも入り、友達も沢山いる。
「おじさーん!ただいまー!腹減ったぁ」
「帰るなりそれかい!ちょっと待っててくれ」
全くの赤の他人だったが、二人の生活はすこぶるうまくいっていた。
それから三年の歳月が過ぎ、小鈴が十二歳の時。
小鈴は寝込んでいた。
「おじさん・・身体中が重いよ・・それに何かむずむずする・・」
「うーん・・熱は無いんだけどなぁ・・明日学校休んで病院に行くぞ」
「うん・・」
次の日、数馬は大学病院で衝撃の事実を知る。
数馬と小鈴に医者がその事実を伝えた。
進行性性同一障害。
小鈴は女の子に変化しつつあるとの事だった。
二人は呆然と顔を見合わせる。
将来ずっと女の子として生きるしかなく、他にも事例は報告されているとの事だった。
306京丸@ピンキー:2007/06/25(月) 00:08:25 ID:mfJb4+dG
三十代半ばの美しい女医が小鈴に向かって静かに語り掛ける。
「女の子も中々楽しいものよ?」
「でも僕、女の子になっちゃったら、どうしたら良いのか分からないよ」
「実はね、先生も昔男だったのよ?ちょっと君の場合と事情が違うけどねぇ」
数馬は驚いた。
「先生も・・ですか」
「じゃ、隆子さん?女の子のレクチャーしておいてね?貴女も私と同じだから分かるわよね」
「はい、了解しました」
横に居た看護士に女医は指示をした。
「小学校で僕いじめられないかなぁ」
「なら、先生に任せなさい、これでも顔は思い切り広いから・・何か有ったら又いらっしゃいね」
数馬は複雑だった。
「小鈴が女の子かぁ・・突然だなぁ」
小鈴は小鈴で実感がわかない。
「僕が?女の子に?変なの・・」
「取り敢えず、小鈴を家に送ってから服や下着を買って帰るよ」
「あ、そうか・・服も変わるんだ」
数馬は小鈴を家に送り、服と下着・・は勇気が必要だったが購入し帰宅した。
小鈴は布団に入ったまま横になっている。
「小鈴?大丈夫か?」
「うん・・まだむずむずが止まらないよ」
「明日から学校休んで今日はもう寝ろ・・学校やその他の事はあの女医さんと相談してくっから」
「ごめんな、おじさん」
「気にすんな」
数馬は女医と今後しなければならない事を相談し、アドバイスで何とか諸々の諸作業を片付けていく。
何日か経過し、小鈴はむずむず感にも慣れたので、数馬と久々に風呂に入る事にした。
数馬の後から小鈴が入ってくる。
顔は女の子らしくなっていて、胸はぷっくりと膨らみ、乳首は薄いピンク色。
若干腰がくびれている。
「トイレが困ったんだよね・・見てよこれ」
小鈴は浴槽の縁に若干大きくなった尻を乗せ、湯に浸かっている数馬に向かって足を広げた。
男性器は小さくなり、睾丸は殆んど無くなっていた。
そしてその下にスリットが控えめに割れ、粘膜が少し見えている。
どくん・・
数馬の固く封印してきた過去の扉が少し開いた。
「もっと・・指で広げて・・見せてみな」
「うん、こう?」
両手で陰裂を左右にぐいと広げると、はっきりとピンク色の粘膜に、膣口が穿たれていた
307京丸@ピンキー:2007/06/25(月) 00:11:24 ID:mfJb4+dG
投下完了です。
出だし少しだけ。
今回は調教にとことん力を入れようかと。
残りはすぐ投下予定。
308名無しさん@ピンキー:2007/06/25(月) 00:14:54 ID:mVXFqyHV
京丸さんありがとう。次回にも期待しています。
309京丸@ピンキー:2007/06/25(月) 00:34:54 ID:mfJb4+dG
因みに小鈴は「しゃおりん」です。
310名無しさん@ピンキー:2007/06/25(月) 01:01:48 ID:8kzBfoL+
なんか色々思い出しつつwktk
311名無しさん@ピンキー:2007/06/25(月) 08:20:52 ID:VdiCJWfo
前から気になってたんだけど、性同一性障害と仮性半陰陽をごっちゃにしてないだろうか?
312名無しさん@ピンキー:2007/06/25(月) 08:46:57 ID:oHyIM14E
性同一性障害
 基本的に肉体的な性別は男女いずれかはっきりしていて異常は見えない
 ただ、本人が自分の性として自認する性別が身体の性別と逆転してる状態
 昔、金八先生で上戸彩がやってた奴
 一見すると単なるオカマやオナベに見える
 脳構造の不一致とかそういう因子に由来すると思われる症状

仮性半陰陽
 外性器の形状が、生殖腺(精巣・卵巣)と一致していない状態
 一見男性器に見えて体内に卵巣や子宮があるのが女性仮性半陰陽
 一見女性器に見えて卵巣ではなく精巣を持っているのが男性仮性半陰陽
 半陰陽には、精巣と卵巣を両方またはモザイク状に持つ真性半陰陽もある
 生殖腺の決定と外性器の生育はメカニズムが独立しているから生じる
 TSの題材に適しているのは『女性仮性半陰陽』見た目男で実は女
 特殊なケースで真性半陰陽がありか

 女性仮性半陰陽は、遺伝子的に女性で妊娠中特定の時期に、
 男性ホルモン(あるいは類似物質)の影響を受けることで生じる
 時期が遅いと脳の男性化が生じる

現実にあるものを扱うならある程度正しい知識入れて書かないとね
それが面倒なら、「魔法」と「異星人や超未来の超科学」に絞った方がいいかと
313京丸@ピンキー:2007/06/25(月) 09:07:45 ID:mfJb4+dG
いわゆるふたなりって奴ですね。
ふたなり物も書いてみたいが。
女性脳に男性の体だから、身体が脳と同じになっちゃうって単純に考えた。
あまり深く考えてませんでした・・はい。
314名無しさん@ピンキー:2007/06/25(月) 14:51:21 ID:Sj0XrLzu
フタナリは個人的にはTSじゃないんだよなぁ
TSマンガだよと薦められたマンガがフタナリだった時の
あのがっかり感といったら・・・
315名無しさん@ピンキー:2007/06/25(月) 20:22:33 ID:r7M63RAd
TSした男がふたなり女に犯されるとかなら問題ないんだけどな。
316名無しさん@ピンキー:2007/06/25(月) 20:30:40 ID:FjqoXIcr
それなんてピンクスナイパー?
317名無しさん@ピンキー:2007/06/25(月) 20:30:51 ID:mfJb4+dG
スレ違いだが、真正半陰陽って自分で自分を妊娠出来るのかな・・無理か
318名無しさん@ピンキー:2007/06/25(月) 20:56:57 ID:yCuHZwnw
リングの貞子は自分自身を妊娠してたな。
319名無しさん@ピンキー:2007/06/25(月) 21:11:59 ID:7tXCpMxc
>>317
「自己相姦。究極の変態ですな」
「胸を張るな!」

懐かしい・・・
320名無しさん@ピンキー:2007/06/25(月) 21:17:51 ID:mfJb4+dG
自己相姦・・なんかむずむずくる物が有るな。
挿入が出来ないのが難点だね・・いや白人なら可能か
321名無しさん@ピンキー:2007/06/25(月) 21:31:32 ID:cq7G14Nb
基本的に膣口に精液が付着すれば良いのだから、
精巣と卵巣を共に持つ場合は、指とか道具とか使えば自己妊娠は可能なはず・・・

自己相姦は厳しいなw偉大なイチモツが居る
322名無しさん@ピンキー:2007/06/25(月) 22:36:35 ID:gWIoM4S7
>319
あろひろし「おみそれ!トラぶりっ娘」なんて誰も覚えてねぇよ。

…と思ったが、一応TS物(かなり特殊なパターンだが)だし、ここじゃそれなりにメジャーかな?
323名無しさん@ピンキー:2007/06/26(火) 00:30:19 ID:ukkl1X3x
小松左京の「男を捜せ」という小説はそういう話だったですな
324名無しさん@ピンキー:2007/06/26(火) 01:53:39 ID:jl//juj0
>>315
ああそれは俺も有りだな
ただみさくらなんこつをTSだと主張する人間とは
生涯分かりあえない気がする
325京丸@ピンキー:2007/06/26(火) 03:46:24 ID:qHiEx1fF
投下します。
今回は凌辱は無さそう。
ねちっこく調教されていきます。
意見は別れそうですが。
これから先、凄い調教も待ってます。
326京丸@ピンキー:2007/06/26(火) 03:47:44 ID:qHiEx1fF
数馬は少し熱に侵されかけていた。
「少し・・調べてやる」
「うん・・」
小鈴のスリットの中を人差し指でつっと撫でた。
初々しい粘膜の感覚が指先から伝わってくる。
指先で膣口をくいくいと押してみると、濡れていないから入りそうで入らない。
『チンが小さくなってクリになりそうだな』
指先で、数日後にクリトリスとなる突起物をそっと突く。
ツン・・
小鈴の腰がほんの少しぴくんと動いた。
「どうした?小鈴」
「う〜ん・・一瞬何か変な感じがした」
『反応してるのか?』
何度か突いてみる。
「ん・・・ん・・」
「どうだ?」
「何か・・ん・・わかんない・・」
『反応してるな・・』
顔を見てみると、不思議そうな顔をしていた。
ふと自分の頭が熱に浮かされていたのを感じた。
『こんな子を調教して・・』
「もう良いぞ、俺は身体を洗うから湯に入れ」
入れ代わりに小鈴が湯に漬かった。
「ねえ、さっき突かれたのは僕のおちんちん?」
「女の子にも小さいおちんちんは有るんだよ、おしっこは出ないがな」
ちょっと罪悪感も手伝ってか、数馬は女の子の体についてきちんと教えてやっていた。
「ふ〜ん・・女の子って不思議なんだね」
小首を傾げて真面目に聞き入る小鈴を、数馬は可愛いと思った。
『俺、ロリコンじゃ無かったんだけとな・・』
お互い背中を洗い合い、数馬が先に出て、小鈴が少し後から出た。
パジャマを着た小鈴と一緒にジュースを飲む。
「むずむずはどうだ?」
「何かもう慣れちゃった」
「でも無理は駄目だぞ?小鈴は先に寝ろ、俺はニュース見てから行く」
「はーい、お休み〜」
一人寝は寂しいらしく、小鈴はこの家に来た当初から一緒に寝たがった。
数馬も一緒に寝ていると、心が和らぐ感じがする。
セミダブルのベッドに数馬が入ると、小鈴が無意識に抱きついてきた。
腕に小さな胸の膨らみを感じる。
『本当に女の子になってきてるんだな・・不思議な話も有るもんだ・・』
何となく淫らなときめきを感じながら数馬は眠りに入った。
327京丸@ピンキー:2007/06/26(火) 03:48:52 ID:qHiEx1fF
数馬が仕事から帰ってくると、小鈴が夕食を作って待っていた。
「随分料理も上手くなったな」
「これくらいしないといけないもんね」
より女の子らしい顔立ちになり、胸も少しサイズが増えている。
テレビを見てまた風呂に入る時、小鈴に尋ねた。
「小鈴、先に風呂に入ってくるか?」
「一緒に入ろうよ」
「そうか・・」
変に意識するのもと思い、数馬は結局一緒に入る事にした。
考えは男の子だから全く警戒心は無く、数馬の前に女の子らしくなった裸体を平気で曝す。
よりスタイルにメリハリが付き、殆んど完成型に近かった。
数馬の熱に浮いた心に薄闇が侵食しだす。
『無防備なんだから・・別に良いよな』
「小鈴、あそこはどうなった?調べてやるから見せてみろ・・」
「うん、トイレは何とか慣れたよ」
浴槽の縁に座り、かばっと足を広げる。
睾丸は無くなり、男性器はクリトリスに変化していたが、少しサイズが大きい気がする。
包皮が半分しか被っておらず、それを見た数馬の闇が更に濃くなった。
左手でスリットを拡げ、右手の指先で少し大きめのクリトリスを撫でる。
はっきりと体がびくんと震えた。
唾で濡らしてクリトリスへの滑りを良くしていく。
「・・・・」
小鈴が目を瞑っていた。
腰がぴくんぴくんと動く様になってきている。
刺激を優しく続ける。
「ん・・・・」
少し感じ始めていた。
「小鈴どうだ?気持ち良いだろ?」
「・・何か・・変」
「まだやって欲しい?」
小鈴は小さく頷いた。
今度はクリトリスを摘んで軽く揉んでいく。
「ん・・ぁ・・」
小鈴の口が少し開き声が漏れる。
そして遂に膣口から透明な液体がぷくんと顔を出してきた。
それを掬いクリトリスをぬるぬると撫でる。
「んんっ・・」
一瞬腹筋が収縮しお腹をびくんと強く引いた。
ピンク色の粘膜は膣口から溢れだした蜜で、濡れてきている。
328京丸@ピンキー:2007/06/26(火) 03:49:53 ID:qHiEx1fF
===羞恥への誘い===

蜜を掬ってクリトリスをぬるりと撫でる。
「おじ・・さん・・もう」
「もう、止めたいか?」
「・・恥ずかしい」
「あそこを見せるの恥ずかしくなってきたか?」
「うん・・何か凄く恥ずかしいんだ」
小鈴の頬が真っ赤になり、羞恥心が芽生えた。
「もう暫く我慢だ、女の子になった証だからな」
足を閉じだした小鈴に、数馬は命令をする。
「閉じちゃ駄目だぞ」
「そんなぁ・・」
「それは気持ち良くなった証拠だよ」
それでも構わずクリトリスを攻め続けた。
「ぅ・・ぁ・・」
「よし、もう良いぞ」
小鈴が幼い悶えを見せていたが、漸く小さく息を吐いた。
「ふう・・」
『Mの素養が有るな』
「気持ち良かっただろ」
「おちんちんの有ったとこがぴりぴりする感じ」
「自分であそこを指で確かめてみな」
小鈴は自分の股間を見て、指で触る。
「あ・・何かぬるぬるしてる」
「気持ち良くなったらぬるぬるが出るのさ、女の子はな」
「へぇ・・変なの・・」
数馬が自分の股間を擬視しているのを見て、小鈴は思わず両手で隠した。
「何かじろじろ見られると・・変な気分」
「もう一度、手を除けてごらん?」
「え?だってさぁ」
「今夜はもう触らないから大丈夫」
「見るだけだよ?」
小鈴は両手をそっと離し、再び陰部を数馬に曝す。
ぐっと近づいて視線で陰部を犯していく。
仄かな性臭が数馬の鼻孔をくすぐった。
小鈴は、男の子の時は見られてもなんとも無かったのにと不可思議な感覚に戸惑っている。
陰部を、僅か十センチ間近で見られる恥ずかしさ。
数馬がふと見上げると、横を向いて目をきゅっと瞑っているのが見えた。
「目の前で可愛いここを見られるのは嫌いか?」
ほんの少し首を横に振る。
『嫌なら隠すだろうからな・・』
細い足が、時たま小さく痙攣している。
とろり・・とろり・・
膣口から雫石がぷくんぷくんと浮いてきた。
「はぁ・・」
小鈴の溜め息が小さく震えている。
『見られて感じているんだな?・・』
数馬は小鈴にMの素養が有るのを確信した。
329京丸@ピンキー:2007/06/26(火) 03:50:49 ID:qHiEx1fF
数馬の封印してきた調教師としての扉が開いてきつつあった。
この純白無垢な元男の子を染めてみたい。
淫らな欲望が膨らむ。
「小鈴、目を開けて下をみてごらん」
小鈴が恐る恐る股間を見てみた。
数馬がくっつかんばかりに陰部を見ているのが目に飛び込んだ。
「あ・・そんな近くやだ・・」
言葉で否定しながら、小鈴は隠さない。
「さっきよりぬるぬるが沢山出てるぞ?」
「ぼ、ぼくよく分かんないよ・・」
「小鈴が、見られて気持ち良くなってるんだよ・・どきどきしてるだろ?」
「うん・・さっきから変なんだ・・ねえ、もう良い?僕恥ずかしくて仕方ないんだけど・・」
「もう良いよ、俺体洗うからゆっくり浸かるんだぞ」
小鈴はぽーっと赤くなりながら、ちらちら数馬を見ていた。
先に出た数馬が冷たいジュースを差し出すと、小鈴が美味しそうに飲み干す。
一緒に寝ながら小鈴はずきずきが止まらない。
『あぁ恥ずかしかった・・でもなんか・・』
小鈴は初めて数馬に背を向けて眠りについた。
次の日も日中は数馬の態度は変わらない。
しかし風呂場で肌を曝すと秘密の遊びが始まりだす。
「さあ、また拡げて」
「う、うん・・」
更にどうしようも無く恥ずかしくなっていたが、小鈴は足を拡げてしまう。
スリットを拡げ、クリトリスをつんつん突く。
びくっ・・びくっ・・
しっかりとそこは刺激に反応するようになってきた。
「ん・・ん・・」
そこを触られるのは恥ずかしいが、とても気持ちが良いと小鈴は思った。
ぬる・・ぬる・・こり・・こり・・
「あ・・ぁぁ・・」
蜜が溢れていく。
「小鈴のここ、ぬるぬるが沢山出ているぞ」
「お、おじさん・・昨日より恥ずかしいよ・・」
つぷ・・
数馬が小指の先を膣口に第一関節まで入れた。
「んあ!・・」
「痛いか?」
「痛く・・無いけど・・何かふわふわしてきた」
小指を抜き差ししながら、クリトリスをきゅっきゅと 摘んでいく。
「ん!・・あぁ・・うん」
「小鈴、気持ち良いな」
「う、うん・・何か・・何か来る・・何か来るよ!」
330京丸@ピンキー:2007/06/26(火) 03:53:09 ID:qHiEx1fF
数馬は更に攻めていく。
「あ、あぁ・・あああぁん!」
小鈴は生まれて初めて幼いアクメを迎えた。
ぐったり力が抜けた体を、湯の中の脚の間に入れる。
張りの有る尻が数馬の男性器を刺激した。
小鈴は数馬にもたれてまだ放心している。
「はぁ・・はぁ・・」
「良かっただろ?今の」
「今の・・何?」
「女の子はな、最高に気持ち良くなるとあんな風になるんだ」
「そう・・なんだ・・力が入らないや・・」
「小鈴は恥ずかしいのが凄く好きなんだよ?」
「そうなの?・・僕・・恥ずかしいのが好きなんだ・・気持ち良かった・・」
小鈴は羞恥心が快感になる事を刷り込まれていく。
純白無垢な体に倒錯した快感が刻み込まれていくのを小鈴は知りもしない。
数馬は遂に調教への扉を開け、何も知らない少女を自分色に染め始めた。

==露出による羞恥===

次の日は休日。
数馬は次に進んだ。
子供がいったん性の快楽を覚えると歯止めが難しくなる。
数馬自体この年齢相手は初めてだったが、子供の方が楽だとも言えた。
小鈴を呼んで命令する。
「小鈴、服と下着を脱いで裸になりなさい」
「は、裸になるの?」
「そうだ、丸裸になったら恥ずかしいぞ・・」
小鈴はその言葉にぴくんと震えた。
「裸になると・・」
「風呂場でも無いのに、裸になるのってどうだ?」
小鈴は着ている物を全て脱ぎ、数馬を見つめる。
「おじさん・・僕・・凄く恥ずかしい・・」
「今日ずっとこのままで居なさい」
頬が真っ赤に染まる。
「今自分が何処でどんな格好になってるか言ってみなさい」
小鈴はすっかり熱に浮かされていた。
「僕・・家の中なのに、丸裸になってる・・」
その自分の言葉にじんわり熱く膣がとろけていく。
「窓の所に行きなさい」
小鈴が素直に窓辺に立ち、溜め息混じりの声を一息洩らす。
「はぁ・・・・」
「裸で外を見るのも気持ち良いね」
「うん・・」
「そのままの姿で・・外に出た時の事を想像して」
「裸で・・外に・・裸で・・あぁ・・凄く恥ずかしく・・なりそう」
「出てみたいか?」
小鈴はとろんとした顔で数馬を見て頷いた。
「うん・・出たい・・」
331京丸@ピンキー:2007/06/26(火) 03:57:59 ID:qHiEx1fF
投下完了です。
今回はねちねちと壊れていきます。
どうでしょう。
何とか毛色を変えるつもりで、台詞を増やしました。
またすぐ投下予定。
332名無しさん@ピンキー:2007/06/26(火) 07:36:59 ID:0hYVvOLv
世界の国からGJ
333名無しさん@ピンキー:2007/06/26(火) 07:47:32 ID:GIDKL0q7
そして車窓からもGJ
334名無しさん@ピンキー:2007/06/26(火) 22:56:48 ID:Tv0NGeZg
提供は富士通でGJ
335名無しさん@ピンキー:2007/06/27(水) 00:42:42 ID:/DzYWsgM
ナレーションは石丸謙二郎でGJ
336名無しさん@ピンキー:2007/06/27(水) 01:33:16 ID:U73vBUnI
若本ヴォイスでGJ
337京丸@ピンキー:2007/06/27(水) 05:03:51 ID:+5FXB/dU
投下します。
早起きついでですがW
ねちねちと進んでます。
あれを飲むと女性の体に影響を与えるとか・・。
ほんとはどうなんだろ
338京丸@ピンキー:2007/06/27(水) 05:04:47 ID:+5FXB/dU
「ベランダを開けて外に出なさい」
ベランダのコンクリートに足をぺたりと踏み出す。
外気に曝され、自分が全裸だと改めて分かる。
数馬は後ろからまだ幼い胸を柔らかく揉み、前から見ると一本線が入っただけの陰部に指を潜らせる。
くちゅ・・
「うふぅ・・ぁ・・」
「自分の今の状態をしっかり見て把握するんだ」
「うん・・」
小鈴はベランダで胸を揉まれながら、陰部を触られているのを見下ろす。
興奮のあまり足がガクガクと力が入らなくなる。
「おじさん・・立ってられない・・」
数馬はベランダの椅子に座り、小鈴の華奢な裸体を膝に乗せ、脚を持って左右に拡げた。
「あそこが丸見えで恥ずかしいな」
「はあぁ・・お、おじさん・・僕・・おかしくなってきた・・」
幼い心を倒錯的な快感が蝕んでいく。
「あそこを指で弄ってみなさい」
小鈴はスリットの間に指をぬるりと這わす。
「ぬるぬるが・・いっぱい出てる・・」
「昔おちんちんが有った場所に有るそれをいたずらしなさい」
指先にたっぷり蜜がついたまま、小鈴はクリトリスを摘んだ。
「あんっ・・」
びりりと電気が走り、大きく仰け反る。
思わずびっくりして手を離した。
「小鈴、あそこを良く見てなさい」
小鈴が自分の陰部を覗き込む。
つぷ・・
数馬が小指を根元まで膣口に挿入した。
「あ・・あ・・指が・・」小指を膣内全体できゆっと締め付けてくる。
ゆっくり抜き差していく。
「う・・あぁ・・ぁ」
小鈴の細い指先が数馬の腕を握り締め、初めて味わう膣内を往復する感覚に必死に耐えている。
親指でクリトリスもくいくいと撫でていくと、小鈴はより切ない声を出した。
「あぁ・・うあ・・だめ・・もうだめ・・怖い」
蜜が溢れ、数馬のズボンにまで染みをつくる。
俯き、目をぎゅっと閉じて再び襲ってきたあの大きな快感に怯えた。
「んあああぁっ!」
数馬の腕に爪をぎりりと食い込ませ、仰け反らせながら、幼い体を絶頂の嵐が吹き抜けていく。
「はぁぁ・・はぁぁ・・」
小鈴は数馬を快楽を与える絶対的な存在として、支配されつつあった。
数馬は幼い少女を染めていく官能に震える。
心の奥底でそれ以上するなとの声を聞きながら・・
339京丸@ピンキー:2007/06/27(水) 05:05:42 ID:+5FXB/dU
小鈴がベランダの縁に手を掛け尻を突き出している。
その後ろから数馬が尻肉を別けて、覗き込む。
「おじさん・・そんなとこ見られたら・・僕」
人差し指で蜜を掬って、肛門にあてがい、力を入れていく。
肛門が内側に向かって窄まり、限界点を越えた所で指先がつぷっと入った。
「あぅ・・」
人差し指が直腸内に徐々に入り、根元まで差し込まれる。
「くうぅ・・」
そして中指を膣内に挿入した。
「やだっ・・おじさん」
ゆっくりゆっくり出し入れしていくと、小鈴の腰が静かに動きだす。
「ああぁ・・」
ベランダを掴む手に力が入り、膣口から雫石が滴れている。
ベランダで二穴挿入を指でされ、小鈴の興奮が理性を消していく。
「おじさん・・僕変になる!・・おかしくなっちゃう!」
クリトリスをきゅっと摘むとベランダの手摺りに頭を付けて、腰が前後にグラインドする。
「だめ・・また!・・ああぁ・・あああぁっ」
小鈴は幼いが故に、快楽の虜になりつつあった。
そのままぺたりと膝を付き、肩で息をする。
「はぁっ・・はぁっ・・」
数馬はすっかり快楽の虜になりつつある小鈴を、何でも命令を聞く性奴隷にしようと考えた。
部屋で何回もイかせ、快楽を与えるのは数馬だと刷り込んでいく。
小鈴からのおねだり等は一切聞かない。
数馬も脳を侵されていたと言える。
以前徹底的に調教していた女が自殺を遂げてから、数馬はこの世界から足を洗っていた。
償いの意を込めてボランティアに仕事の合間に精を出す毎日。
それがいつの間にか元に戻ってしまっていた。
夕闇が迫る頃、小鈴はただ体いっぱいに快感を受け、官能に身を委ねていた。
絶えず受け続けた快楽に涙さえ流し、絨毯に大の字になってお腹で大きく息をついている。
「はぁっはぁっはぁっ」
陰部からはとめどもなく蜜が溢れ絨毯にまで零れていた。
夕御飯後、数馬は小鈴を裸にガウン一枚羽織らせて、車で郊外に走る。
そして人気の無い公園に到着した。
340京丸@ピンキー:2007/06/27(水) 05:06:36 ID:+5FXB/dU
車の中で、助手席に座る小鈴のガウンをはぎ取る。
数馬は慎重に辺りを見渡し、命令をした。
「小鈴、そのまま外に出て正面のあの木まで行って帰ってきなさい」
「おじさん・・怖いよ」
「行ってきなさい」
「はい・・」
あの強い快楽を与えてくれる数馬の命令は絶対になりつつある。
小鈴は遂に裸で外に出た。
ベランダの外気とは根本的に違う気がする。
間違い無く自分は丸裸で外に居る。
誰が来るか分からない。
誰に見られるかも分からない。
まだ真っ暗だから安心は出来る。
その時、数馬は車のヘッドライトを点けた。
灯りの中に少女の裸身が浮かぶ。
「あ!・・」
小鈴の体にぶるっと震えが走る。
沢山の人に見られている気がした。。
吐息が荒くなっていく。
陰部が熱くとろけてくる。
「ぁぁ・・あそこが熱い・・」
足ががくがくして座り込みそうになる。
漸く木にたどり着き、どうしようも無く興奮しているのが小鈴にも分かった。
「はぁ・・ふぅ・・」
車への帰りは更に苦労をした。
とろとろと溢れ、足腰が力が入らない。
途中歩く時に擦れる陰部の刺激だけで、小鈴はイきそうになり思わず腰を落としてしまった。
「だめ・・あぅ・・あぁ」
青息吐息で助手席に戻った小鈴はごくんと唾を飲み、大きくため息を洩らす。
「はあぁ・・」
陰部を確かめると、洪水のように溢れていた。
「外は恥ずかしくて気持ち良いだろ?」
「凄く・・恥ずかしい」
「もうイきたいか?」
「はい・・もう限界」
「外でか?中でか?」
「そ・・外で・・」
ボンネットの上に横たわらせ、スリットに舌を這わせながら、胸の膨らみをやわやわと揉んでいく。
「あぁ・・うぅん・・ああぁっあっ、ああっ」
小鈴の体がびくびくっと震え硬直する。
「あ・・い・・いくぅ・・いく!あああぁ!」

何度いかされたか分からない。
慣れる事が無いその圧倒的な快感を、幼いながらも体に刻み込まれていく。
助手席で小鈴は少し冷静を取り戻した。
「おじさん・・僕・・どうなっちゃうの・・」
数馬はそれには何も応えなかった。
341京丸@ピンキー:2007/06/27(水) 05:09:06 ID:+5FXB/dU
==尺八精飲調教==
「俺だ・・久しぶりだな・・ミルク攻めするから三人連れてこい」
「お前、足洗った・・いや良い、プライベートは聞かない約束だったな」
「信用出来る奴をな」
「分かってる」
小鈴は朧気ながら不安に感じていた。
しかし得体のしれない圧倒的な快感が簡単に消し去っていく。
日曜の朝から数馬の調教は始まっていた。
小鈴が裸で数馬の怒張を小さな口で頬張り、口舌奉仕をしている。
「舌をもっと動かして」
「むぐ・・む・・んむ」
「よし、良くなってきたな・・そろそろ、出そうだ!頭を早く動かせろ!」
ロングヘアーが、頭を上下に動かす度にふわりふわりと揺れる。
「もっと早く・・こうやるんだ!」
小鈴の頭を掴んで無理矢理上下に素早く動かした。
数馬の怒張が深く入り込み、思わず口から離して咳き込む。
「げほっ!けほっ」
「離すな!」
頭を掴み、口に無理矢理ねじ込み上下に振る。
「ぐむっむっむぐっんっ」
「中に出すぞ!・・ぐ!」
怒張を喉近くまで押し込み、直接精を放つ。
「んー!んんっ」
精液が食道に流れ込み、残り大半が口内に溜まる。
「ん・・む・・」
「全部飲み込むんだ」
小鈴は口内に有る、大量の数馬の精を喉に流し込んでいった。
「ごく・・ごくん・・ぷは・・けほっけほっ」
「よし、全部飲んだな、よくやった」
「はぁっ・・はぁっ」
「もう一度やるんだ!言われた通りにな」
「は、はい・・」
小鈴が教え込まれた通りに喉近くまで吸い込み、舌を怒張に絡めていく。
そして二回の射精も全て飲み込んでいった。
「おじさん・・はぁっはぁっ・・僕・・もう・・」
「ん?止めたいのか?」
小鈴は小さく頷く。
「まだだ・・もうすぐ客が何人か来るからな、きちんと奉仕しろ」
「誰か来る・・の?」
「奉仕しないともう気持ち良くしてやらないぞ」
「そんな・・はい・・」
暫く舌技を教え込まれている内に、見知らぬ男が三人入ってきた。
小鈴を見た男達は一瞬びっくりしたが、すぐにやりと笑う。
「さあ、満足するまで奉仕してさしあげろ・・勿論全部飲み込むんだぞ」
「はい・・」
小鈴が膝立ちで男ににじり寄っていった。
342京丸@ピンキー:2007/06/27(水) 05:09:59 ID:+5FXB/dU
一人の男の怒張を頬張り、教え込まれた通りに奉仕を開始した。
喉近くまで押し込み、口を窄ませて前後に素早く動かし、怒張に舌を絡ませて舌技を披露する。
「こんな小さいのに、上手いな・・しかしまだ出さないぞ」
必死に奉仕したおかげで漸く一人目の精が放たれ、飲み込んでいく。
それが凡そ三周続き、九回も精を小鈴の胃に放ちそれだけのみで帰っていった。
小鈴は口と舌が痺れ、だらしなく涎を垂らしながら横たわっていた。
「ぁ・・うぷ・・ぅ・・」
「最後だ・・俺にもう一回奉仕しろ」
「ぅ・・は、はい・・」
ふらふらと数馬に近づき、股間に顔を埋め口舌奉仕を始める。
その日最後の精を飲み込んだ小鈴は、とうとう気を失ってしまった。

===M奴隷===

数馬は学校には行かせたようだ。
しかしそれは担任が来たりとかの面倒を避ける為でしかない。
小鈴も最早他の子供は幼すぎる程の経験を持ってしまったため、相手をしなくなっている。
羞恥による露出調教と精飲調教は一週間続いた。
大量の精を飲み込んだ小鈴の肉体は、それを幼い身の栄養に変えていく。
肌は白く艶めかしく輝き、尻が大きく張り、胸は乳房と言って良い程の大きさになっていた。
顔は幼く、体の前面は一本のスリットのみなのが淫らなギャップを生んでいる。
かつては大事に育てた元少年は、数馬の性玩具と化しつつあった。
自由は決して束縛しなくなったが、小鈴は逃げたりする様な事は到底考えていない。
奉仕が喜びに変わり、頭を下げれば強大な快楽を与えてくれた。
自分が淫らになれば、ご主人様が喜んでくれる。
元少年はすっかり数馬のM奴隷になっていた。
家では裸が当たり前。
もっと奴隷調教をして欲しいとさえ思っている。
Mと言うのは素養が無ければ難しいものだ・・そしてそれを抜け出すのはもっと難しい。
「小鈴、今夜は外でお前の裸を撮影するぞ」
「はい・・ご主人様」
小鈴は自ら裸体の上にガウンを羽織り、車のキーとデジカメを数馬に手渡す。
郊外の公園に来た二人は林の中に入り撮影を始める。
しかしその時林の中に既に先客が居たのを二人は知らなかった。
343京丸@ピンキー:2007/06/27(水) 05:10:57 ID:+5FXB/dU
数馬と小鈴が公園に来る前、修は悠を実家に送っていく途中だった。
「ねえ!修、良いだろ?何処か外で抱いてよぅ」
「久美はどうすんだ?」
「もう夜だし、今おネンネしてる・・ねえったら」
「悠、お前我慢出来ねえのかよ・・出掛けに一発やっただろ?」
「二日も間が開いたら僕、我慢出来ない・・浮気しちゃうよ?」
「こら・・洒落にならん事言うなよな」
「浮気は冗談だよ・・修でしか気持ち良くならないもんね僕は」
「分かったよやるよ」
「何処でする?」
「そこの公園の林の中で、木を抱いてるお前を後ろから犯すってのは如何ですか?」
「良いよーそれ!早く行ってぶち込んで」
「お前やっぱり淫乱」
「修専用の淫乱だよぅ」
そんなこんなで公園に着いた仲良し夫婦は林の中に入っていった。
悠がそそくさとシャツとブラをずらして、乳房を露出させ、パンティを脱いでスカートを捲り上げた。
そして木を抱いて、巨大な尻を突き出す。
「早く入れてよぅ」
「早いなお前・・よっ」
修が悠の陰部を探ると既に濡れ濡れになっている。
外でやると言うのが悠を興奮させている様だ。
悠の膣口にずどんと突き入れる。
「ああん・・最高・・気持ち良い・・」
乳房を揉みしだきながら修が子宮口を突いていく。
「あぁっいいっああぁ!うふぅん、良いよぅ修」
木も折れよとばかりにどんと突く。
「良いっ!良いよ!凄いぃ!あああぁ」
その後盛大なアクメを堪能し、二人ははぁふぅと息をつく。
「はぁ・・満足・・良かったよ?修」
とその時、ピカッとフラッシュが遠くで光った。
「ん?何だ?」
「修・・そっと行ってみようよ・・」
「お前も好きだな」
「修こそ・・」
そっと近づいた二人は、誰かが写真撮影しているのだとは分かったが、その被写体を見て驚愕した。
どうみても小学生か中学一年にしか見えない。
随分大人びた雰囲気ではあったが・・、
「悠・・あの子の表情・・昔見た覚えが有るぞ」
「うん・・昔の僕だよ・・あれって」
悠が辛そうにその美貌を歪ませた。
344京丸@ピンキー:2007/06/27(水) 05:13:51 ID:+5FXB/dU
投下完了です。
あの二人が今後場面場面で絡んできます。
やはり悠は淫乱っぽくなってしまいましたW
345名無しさん@ピンキー:2007/06/27(水) 07:50:16 ID:V0NOo5cv
キタ━(゚∀゚)━!!! キタ━(゚∀゚)━!!!キタ━(゚∀゚)━!!! キタ━(゚∀゚)━!!!
GJ!!
346名無しさん@ピンキー:2007/06/27(水) 14:36:16 ID:vloUTiTQ
GJです
それにしても京丸氏は筆が早いね
前スレ301氏は住人を待たせ続けてもうすぐ一ヶ月
そろそろ納期を延ばすのも限界なんだが・・・
347名無しさん@ピンキー:2007/06/27(水) 14:38:53 ID:r0/Txoph
雰囲気悪くなるような事言うなよ
348名無しさん@ピンキー:2007/06/27(水) 14:43:50 ID:vloUTiTQ
マジレスされるとは思わなかった
気に障ったらごめんね
349名無しさん@ピンキー:2007/06/27(水) 15:53:57 ID:hqzcGW3U
しぃちゃんまだー?
350名無しさん@ピンキー:2007/06/27(水) 21:37:53 ID:M4U6WThy
正直、1ヶ月程度で文句言うヤツはどうかしてる。
だからといって未だにプリンたんと某805氏を待ってる俺も大概だが。
351名無しさん@ピンキー:2007/06/27(水) 22:34:18 ID:EnispSyA
そのぐらいならまだいいじゃないか。
俺なんて、まだカイトたんシリーズの続き待ってんだぞw
352名無しさん@ピンキー :2007/06/27(水) 22:51:02 ID:ERqB5Nd5
姉妹スレのポキール復活をほんのちょっとだけ心待ちにしているのは秘密だ。
353名無しさん@ピンキー:2007/06/27(水) 23:38:02 ID:/k1ntPTh
俺は自分の腕が勝手に動き出して俺好みの作品が
出来上がってくれるのを待っているぜ
354269:2007/06/28(木) 00:01:41 ID:l1USx281
>>353
何でここに俺がw
現実問題、ホントにそうなってくれると非常に嬉しいんだけどね。
しかし、今の良作ラッシュの状態じゃ
仮に書きあがったとしても出す余地がないかなとも思ってたり。
355名無しさん@ピンキー:2007/06/28(木) 00:38:59 ID:vucBt3dR
良作が朝昼晩飯だとすると、良作なのか解らん作品は間食なのだよ

我らに必要なのだよ
356ふう@ピンキー:2007/06/28(木) 01:03:49 ID:Z8wBCQju
あと思いつく名前だと、
汐(しお)、操(みさお) ってのもいいなぁ。
汐っていいけど、愛称がしぃちゃんとかぶるなww

久しぶりにしぃちゃん投下します。
357大塚志乃:2007/06/28(木) 01:05:03 ID:Z8wBCQju
「中出し完了! へっざまあみろ!!どんなに強かろうが、女なんて犯しちまえばこんなもんよ!」

アソコから自分の放出した精液を垂れ流している志乃をみて、
シンジはこの上なく満足だった。

(くっ、こんなやつらに犯された。。しかも中で出されるなんて・・・。)

志乃の愕然とした思いの中には、身体の中に残る絶頂の余韻と、
自分の膣内に出されてしまったおぞましい感覚とが入り混じり、
そして犯された悔しさ以上に、こんなやつらに気をやってしまったことがとてもショックだった。

「いい感じだよ! 中出しされて絶望している表情がすげーそそるぜ!」

ジローはカメラを持ったまま我慢出来なくなってきていた。

「シンジ、続きの撮影を頼むよ。次は俺の番だぜ?」
「まかせろ!いいシーンを期待しているぜ。たっぷり泣かしてやれよ!」
「おっけー!タク。次はベッドに運んで楽しもうぜ!」
「オッケー!」

タクとジローは二人して磔台から志乃の拘束を外し始めたが、
志乃に僅かな自由を与える隙もなく、すぐにまた後ろ手で拘束された。
志乃はまだ全身に力が入らず、ただされるがままになっていた。

(こいつら・・。まだ何をする気だ・・。)

志乃は二人に抱えられ、さきほどまで由衣が犯されていたベッドに連れて行かれた。
ベッドに放られ、志乃は両膝をつきつも手が後ろに縛れているため、そのまま顔からベッドに蹲った。

「うぷっ・・。いい加減にし、ひゃぅ!!」

突然、背後からごつい指先で敏感なアソコを撫でられ、志乃は思わず反応してしまう。

「おぉーいい感じに濡れたままじゃん!!もう我慢できねぇ!!」

さきほどから志乃の痴態をみて股間を膨らませていたジローは、あっという間に衣類を脱ぎ捨て、
そのまま志乃の秘部に挿入しようとする。

「おいっ!ちょっとまて・・さっきされたばっか・・んんあっ!!!」

あらたに自分の中に侵入してくる感覚を感じ、志乃はたまらず声をあげる。
358大塚志乃:2007/06/28(木) 01:05:52 ID:Z8wBCQju
「おぉーきもちー!!マジで狭くていい感じのマンコじゃん!」

ジローがぐいぐいと押し込んでくる。

「あっはぁあ、はぁんっ・・!!」

じわりじわりと侵入され、膣内を満たしてくる感覚が志乃を襲ってくる。

(また・・身体の中に入ってくる・・・。何だこの感覚・・・。あぁ・・。)

またしても身体を貫かれ、志乃が大きくため息をついてるその時、
眼前にタクが立っていた。

「こっちの口も楽しませてもらうぜ!!」

タクはすでにそそり立つ自分の股間を志乃の眼前に近づけてきた。

「はっ・・やっ・・やめろぉーー!!!んんっ男のなんてイヤだああ!!!!」

自分がされることに気づき、志乃は大きく叫んだ。

(無理だ!!無理だ!! 男のなんて咥えられるか!!)

「おいおい、そんな抵抗しちゃってさ。
 下の穴はすでにずぶずぶに犯されているんだし、今さらフェラくらいでそんないやがんなよ。」

タクは自分の肉棒を志乃の口に近づける。
志乃は驚愕の表情で顔を背けようとするが、
顔を両手で押さえつけられ、無理矢理口にねじ込まれようとしていた。

「タク、歯ぁたてられるぞ。これ使え。」

横からカメラを片手にもったシンジが割り込んできて、タクに小さいベルトのようなモノを渡した。
それは巨大は腕時計のように黒革がついており、その中心にはわずかに幅のある金属の輪っかがついていた。
タクはそれを受け取ると志乃の口に輪の部分をあてて、革のベルトを後頭部に回して装着させる。
それはマウスストッパーだった。しっかり装着されたのを確認すると、輪の部分を志乃の口にねじこんだ。

「むむぅっ!!んんっ!!んぐぅーーっ!!」
(なんだこれっ!!喋れないし口が閉じれない・・!?)
359大塚志乃:2007/06/28(木) 01:06:32 ID:Z8wBCQju
「さてと、準備もできたし、しっかり舌で気持ちよくしてくれよー。」

タクが強制的に開かされた志乃の口に、自分の肉棒を挿入する。

「んっ!!んーーっ!!」
(やっ、やめてくれー!!!)

志乃は口の中に男性自身を受け入れ、気持ち悪さという嫌悪感で気が狂いそうになる。

「んぐっ!!んぁ、んーーっ!!」
「おいおい。こいつ、結構いい感じで舌を使ってくるぜー!!」

喉を突かれまいと舌で押し出そうとするが、
余計に相手に奉仕してしまっていることに志乃は気づいていない。

「そうか? さてこっちももっとセメちゃうぜ?」

後方ではジローがさらに挿入を激しくし、志乃の膣内を掻きまぜ始めた。

(あぁんっっ!!!んあぁあああ・・・!!)

下腹部から湧き上がり全身に纏う快感が、男のモノを咥えているという嫌悪感を徐々に薄めていく。
逆に突かれるたびに反応し、口につめこまれた肉棒を舌で撫でてしまっている。

「んほっ、いい感じで巨乳を揺らしてるじゃんか!」

タクが下半身を動かしならが両手を志乃の胸に移し、激しく揺れるその胸を強く握りしめた。

(んぁあ!!そんなに・・・っ!!)

両手を縛られ、口まで汚される行為により、志乃の中では被虐心がどんどん大きくなっていく。
志乃の身体はもはや何をされても快感として感じるようになっていた。
志乃の無理矢理開かされた口からはとどめなく涎が垂れ流されている。
その目は空ろとなり、快楽の虜になりつつあった。

(はぁはぁ・・私、こんな姿で、口もアソコも犯されて、ビデオにも撮られているに・・・、感じてる・・ぁぁ。)

志乃の心は快楽のためか、ただ快感に身を委ねる女性の精神に支配されつつあった。
360大塚志乃:2007/06/28(木) 01:09:56 ID:Z8wBCQju
「やっぱ直の方がいいや。」

タクは志乃の口を拘束するマウスストッパーと取り外すと、直接その口にねじ込んだ。

「んんっ!!んぁあ!!んっ、んっ、んっ・・。」

志乃にはそれに抗う気力もなく、されるがままとなっている。

「そろそろ口ん中に出すから、しっかり飲めよぉ!!」
「ふぁぅ・・、んぐぅ・・!!」

突然、自分の口の中に広がるものを感じ、志乃は一瞬、嗚咽を漏らすが、
タクに鼻をつままれ、あごを持ち上げられ、無理矢理精液を飲まされてしまった。

「んっ・・うぐぅ・・。んぁああ・・。はぁはぁ。。」
(あぁ・・男の出したのを・・、飲んじゃった・・。)

そして志乃の絶望感にさらに追い打ちをかける行為が始まる。

「下の穴にもそろそろ出すぜー!!」
ジローの方もラストスパートに入ってきた。

「はっ? あんっ! やっ・・やめて・・!!はぁはぁ・・。んっ!」

いくら快感に溺れようとも、また自分の中に出されてしまうと分かると、
妊娠の恐怖が浮かびだし、志乃は激しく抵抗をこころみようとする。

「あっ、お願い・・。もう中は許して・・・。はぁはぁ・・・あんっ!!!」

「へへっ、急にしおらしくなったなこの女。でもな、拉致った女はみんな中出しされるんだよ!!」

「いやぁ!! やめてっ!! やっ・・いやっ・・。」

拒絶しようとも、後ろ手に縛れた両手を掴まれたまま逃げる事も出来ず、
激しく突かれるたびに志乃は大きな胸を激しく上下させながら、ただ感じているしかなかった。
361大塚志乃:2007/06/28(木) 01:11:22 ID:Z8wBCQju
「出すぜー!!おらっ出るーー!!!」

「いやぁああああ!! もう許してええええーー!!!!あぁぁぁーーっ!!!」

自分の胎内に放出される感覚をはっきりと認識し、志乃の心は谷底に突き落とされるように絶望する。

「んあぁ・・あ・・あぁ。」
志乃はそのまま頭の中が真っ白になり、眠るように気絶した。

「ふう、たまんねー。すっきりしたぜ。」

ジローはゆっくりと志乃の秘部から自分の肉棒を抜き出す。
志乃はそのままゆっくりと倒れる。
志乃は口からは精子混じりのよだれが漏れ、
その膣内からも、男の精液を垂れ流した状態で横たわっていた。

「ふう。二人目くらいで気絶するなんて、意外とよえなぁ。へへっ。」
シンジはそんな志乃の姿をカメラで回しながら卑下た笑いをする。

「こういう気の強い女ほど、意外とウブで脆いんだよ。」
「つかさー、いつもは全員で犯したあとは録画した内容をみせて脅迫して終わりだけど、
 こんないい女、これで終わりなのもったいなくね?」

タクが目を光らせながらとんでもない提案をしてきた。

「おぉよ。おれもちょっと思ってたんだよ。孕んだら孕んだで、中絶とかさせりゃいいし、暫くうちらで飼わね?」
「いいなー! 飽きるまでペットとして調教しようぜー!!」
「おれさおれさ、ノーパンノーブラのミニスカメイド服を着せてさ、首輪つけてコミケとか連れ回してーよ!!」
「いいじゃん!!カメコどもの注目の的だぜ!!」
「ははははーー!!!」」

男たちの最低の笑い声が部屋の中を響き渡す。
自分たちのそんな未来が語られているとは思いもせず、
志乃と由衣は現実の世界から逃げるように眠っていた。
362ふう@ピンキー:2007/06/28(木) 01:13:08 ID:Z8wBCQju
投下完了です。
3馬鹿の鬼畜っぷりはとどまることしりませんw

またちょっと間があきますが、あと1,2回で最終回予定です。
363名無しさん@ピンキー:2007/06/28(木) 01:28:28 ID:0RW0OYUH
>>ふう@ピンキー氏
GJなのです。
次も期待させていただきます。
364名無しさん@ピンキー:2007/06/28(木) 01:35:53 ID:uhupLraa
投下乙かれ。
うむむ、どうやらそのまま堕ちていく気配が。
可哀想・・って私も随分ひどい目に会わせてたW
365名無しさん@ピンキー:2007/06/28(木) 02:25:37 ID:rEUshMA8
むしろノーパンミニスカ羞恥プレイをもっともっとー!
366京丸@ピンキー:2007/06/28(木) 05:18:33 ID:uhupLraa
投下します。
またまた早朝投稿です。
ふぅさんの後で申し訳ないですが。
警察を呼べばってツッコミは無しでお願い
367京丸@ピンキー:2007/06/28(木) 05:20:30 ID:uhupLraa
悠は昔の自分を思い出し修の手を握り締める
「あの子やはり変だよ」
「心此処にあらずだな・・」
何枚か撮った後、数馬は小鈴を促す。
「よし、もう帰るぞ、帰ったら口舌奉仕だ」
「はい・・ご主人様」
修と悠はその言葉を聞き逃さない。
「ご主人様・・って言ったな・・悠?どうした?」
「調教されたんだ・・僕には分かるよ」
「おい・・悠」
「修、後つけるぞ、車に先回りするから早く!」
「分かった・・ってお前完全に男に戻ってるぞ」
修と悠は車に飛び乗ると、もう一台の車に先程の二人が乗るのが見えた。
「あれだ」
「おぅ」
悠は年はもいかない少女に自分を重ね合わせてしまっていた。
その車はとあるワンルームマンションの駐車場に入り、エントランスでエレベータを待っていた。
悠は外に出ようとしたが、修が何とか止める。
「なんで止めるんだよ」
「落ち着け!俺が調べるからお前は実家に行け」
「だってさ」
「はっきり言うぞ、俺は女房の方が大事なんだよ!危ない事させられるか!」
「修・・ごめんなさい・・ありがと・・でもあの子何とかしたいよ、この目で見てしまったからさ」
「あぁ分かるよ・・見てしまったのも何かの縁だったんだろうぜ・・亭主に任せてくれないか?」
「うん、お願いします」
「じゃ取り敢えず実家に行くぞ」
悠はマンションただ見上げていた。
「・・・・」

マンションに戻ってきた数馬が、デジカメからプリントし小鈴に見せる。
「どうだ?いやらしいのが沢山撮れたな」
小鈴が唾を飲み込んで見入っている。
自然に指がスリットに潜りこんでいった。
消えない自らの証拠写真が小鈴の女を溶かしていく。
「ご主人様・・凄くいやらしいです・・あぁ・・」
「さぁ、ご褒美に奉仕を許してあげよう」
「ご主人様、ありがとうございます・・奉仕させていただきます」
小鈴が子供らしからぬテクニックで、笑みまで浮かべて数馬の怒張を頬張った。
368京丸@ピンキー:2007/06/28(木) 05:21:34 ID:uhupLraa
==縛りと陰核肥大==
小鈴が小学校から戻り、仮の姿から奴隷に戻る。

小鈴はピンク色のロープで縛られ、天井から吊るされていた。
二本のロープが乳房の上下に食い込み、まだ芯の残る乳房が風船の様に膨らむ。
両足は左右にM字型に、両手は後ろ手に固定された。
「ご、ご主人様・・あぁ」
「痛いか?」
「はい・・い、痛い・・」
「痛みも気持ち良くなるから我慢しろ」
「は・・はい・・」
数馬が体を揺らす。
ロープがぎしぎしと体を締め付ける。
「あぁ・・う・・ああ」
縛られ吊されるという、奴隷の証が痛みを官能に昇華していく。
その証拠に陰部からは、蜜が溢れてきていた。
「小鈴・・お前は俺のなんだ?言ってみなさい」
「小鈴は・・数馬様の・・雌奴隷・・です・・」
「よく言った、ご褒美をしてやろう」
数馬が小鈴の前に座り、陰核の根元を糸で縛り、錘をぶら下げた。
小鈴のクリトリスが下方向に引っ張られて3センチ弱も伸びてしまう。
「ぎひいぃぃ!!」
一番敏感な部分が無理矢理延ばされていく痛みに、小鈴は涙を流しながら耐えていた。
延々ぶら下げられ、鬱血する寸前に下ろされる。
今度は海老ぞりで両手両足を縛られてぶら下げられていたが、陰核伸ばしは続行した。
「あ・・ひ・・うぐ」
学校から帰るとすぐ縛り調教を受け、小鈴は痛みが快感に変わる事も刷り込まれるていく。
次の日も、次の日も・・
3日続いた小鈴のクリトリスは2センチ弱まで大きく伸びていた。
その肥大したクリトリスに与えられる刺激は、狂わせる程の快感を小鈴に与える事が出来る。
寝そべった小鈴のクリトリスを摘むと、まだ慣れないその体は瞬間的に潮を噴いて達してしまう。
「あああいぃぃっ!!」
続けざまのアクメに涎を垂らし、痙攣しながら目を見開いて失神した。
「ぁ・・ぁ・・・・」
パンティを履くと、その部分だけ外からもぽつんと出ていて、歩くたびに擦れてイキそうになる。
だから日中ナプキンでガードするしかない小鈴だった
369京丸@ピンキー:2007/06/28(木) 05:23:14 ID:uhupLraa
修は仕事帰りにマンションで張り込んでいたが、なかなか出てこない事に苛ついている。
「出てこねぇな・・お?」
漸く小鈴だけが外に出てきたが、明らかに歩き方がおかしい。
この時小鈴はナプキンを外されていた。
外を歩かされながら、パンティが肥大したクリトリスを擦り続ける。
歩くたびに小さな絶頂が襲い、雫石が内股まで濡らしていた。
数馬の命令は絶対で、マンションを一周してこいと言われている。
あと数歩、歩けば確実にアクメに達すると分かっていながら小鈴は歩を進めた。
一歩・・二歩・・三歩
「あぁ・・ああぁぁっ!」
歩きながら達した小鈴が遂に座り込み、それを見た修が小鈴に駆け寄る。
「おい!どうし・・?」
修は小鈴から漂う性臭に、内股を流れる蜜を発見していた。
「大丈夫か?」
「・・・・・・」
小鈴は何も応えずまた歩こうとしている。
「お嬢ちゃん、誰かに調教されてんだろ!」
小鈴ははっと振り向いた。
「な・・なんで・・分かるの?」
「公園で見たんだ!逃げ出せ!戻れなくなるぞ!」
「良いんだ・・行くとこなんか・・無い・・放っといてよ」
「俺達夫婦のとこに来れば良い!」
「良いの!気持ち良いんだ・・もん・・僕」
それを見ていた数馬が小鈴を呼び戻した。
「小鈴!戻ってこい!
「あんたか・・この子どうするつもりだ!」
その数馬も正気を失っているのを修は気付いた
「君には関係無い」
「放っといてって言ったでしょ?」
二人がマンションに消えていく。
修は取り残されながら小鈴と言った少女の目が涙で光ったのを見逃さなかった。
エレベータは五階で止まり、修は階段を駆け上がる。
扉が閉まった部屋を確認した。
「ここか・・」
扉をいくら叩いても出てこない。
「仕方ねぇか・・」
修は取り敢えず悠を迎えに実家に急いだ
370京丸@ピンキー:2007/06/28(木) 05:25:18 ID:uhupLraa
===悠の油断===

悠の実家で修が加わり話し合いをしていた。
答えは出ない。
少女自体が頑ななのだから、深入りは避けた方が良いとの話しにはなった。
悠の母親が心配する。
「悠ちゃん?危ない事はしないでね?あなたもう二児の母親なんだから」
父親が話を繋げる。
「悠の気持ちは良く分かるがな・・軽はずみは避けてくれ」
「うん・・分かったよ・・僕お母さんだからね」
悠もこれ以上昔の様に心配かけたくないと頷くしかなかった。
自宅に帰り、一旦は諦めた悠であった。
修に抱かれた後、悠はやはり頭から消えない事に気付く。
この時はまだ悠は軽く見ていたとしか言えない。
一時は修に任せたが、悠も修に無理矢理付いて行く事にした。
「頼むから無茶はしないでくれよ」
「大丈夫だよぅ・・修が居るもんね」
マンションに着いた二人は、今度は悠が声をかける事にした。
覗きスコープから艶めかしい女性が見えたので、思わず扉を開ける。
修がすかさず中に乗り込んだ。
「泥棒みたいな真似してすまねえな」
「小鈴ちゃん、こんな事してちゃ駄目だよ!僕達と一緒に行こう?」
小鈴は何も喋らない。
数馬は冷静だった。
「この子は元男の子でな、育てたのは俺だ・・第一この子が行きたがらない」
「え?その子も?」
「どういう意味だ?」
「僕も男だった・・同じ様に昔調教めいた事されてて、主人に助けられたんだ」
「ほう・・」
数馬は興味を持った。
「だから僕は気持ちが良く分かるんだよ、その子の意思じゃないだろ?」
「連れて行っても良いが条件が有る・・今助けられたって言ったな」
「そうだよ?だから?」
「あんたのオ※ンコを触らせろ・・んでイかなかったらあんたが正しいって事」
「ば、馬鹿野郎!なんでそこまで・・」
「良いよ」
「悠お前!」
「大丈夫・・僕は修でしかイかないから僕を信じて・・助けたいんだ」
「俺は納得はしてねぇからな・・信じる」
数馬に尻を向けてパンティを下ろし、前に居る修の手を握った。
「ごめんね?馬鹿な事して・・助けられる事を信じたいんだ・・僕」
「亭主の気持ちは張り裂けそうだって事を忘れるなよ、悠・・なんで・・こんな事・・」
371京丸@ピンキー:2007/06/28(木) 05:26:42 ID:uhupLraa
数馬が陰部を覗き込む。
「ほう・・中々発達してるな・・随分使い込んでいるとみえる」
「余計な事言わないで」
数馬が指を陰裂に潜らせていく。
クリトリスを撫で、膣口を擦ってみる。
悠はびくともしない。
ぴくりともしない。
「ね?大丈夫だろ?」
「ならローション使っても大丈夫だな」
「ローションくらい平気・・普通の品だろうね」
「これなら見たことあるだろ?」
数馬は有りふれたローションをわざと見せた。
実は中に催淫剤が混ぜてある事は数馬しか知らない。
ぬるり・・ぬるり・・
膣全体に催淫剤入りのローションが塗られていく。
その効果は暫くたって現れた。
「!・・・・」
体が一瞬小さく震える。
「ん・・あれ?・・ぅ・・ぁ・・」
小さな山は急激にでかくなっていった。
数馬はクリトリスを揉み、指を二本膣口にねじ込む。
「あ・・変だよ・・急に・・くふぅ・・」
「悠!急にどうした!」
「何か・・急に・・ああぁ・・気持ち・・良い・・」
悠の絶頂感は既に限界に達していた。
「お・・修・・駄目・・駄目・・くう・・」
「もう止めろ!悠!」
「だ、大丈夫!大丈夫だから!」
もうとっくに悠の体は絶頂に達している筈だったが、必死にイクのを我慢した。
意地と修の前だと言うことと、助けたい一心で耐えに耐える。
「ああ・・うあぁ・・うふぅ・・」
修の手を折れる程握りしめながら際限無くアクメが体内に溜まっていく。
ぽた・・ぽたぽた・・
蜜が溢れて絨毯に滴り落ちちている。
数馬が手の律動を早くしだした。
「あはぁ!・・ああ・・だめ・・もうだめ!」
「我慢するね・・もうとっくに何度もイってる筈だよな?奥さん?・・」
「修ぅ!!ごめんなさい!もう限界・・いっちゃだめ!いっちゃだめぇ!あ!いく、いく!いく!」
「我慢は良くないな」
「い、いくう!ああ、ああぁ!ああああぁぁ!!」
我慢しすぎたアクメが一気に襲い掛かり、がくがくと体が震え、絨毯に横倒しに気を失った。
修は修で壮絶な修羅場に動くことも出来ずにいた。
「所詮こんなもんだ、女ってもんはな、分かったらこの女連れて帰れ」
372京丸@ピンキー:2007/06/28(木) 05:29:32 ID:uhupLraa
投下完了です。
つい思わず悠をいじめてしまいました。
残りはすぐ投下出来ると思います。
373名無しさん@ピンキー:2007/06/28(木) 07:07:54 ID:vucBt3dR
俺のイチモツが45゚に立ってんぞ!
374名無しさん@ピンキー:2007/06/28(木) 08:52:20 ID:t0It7eYK
朝起きたら、作品が投下されてたので朝やる気がでた
375名無しさん@ピンキー:2007/06/28(木) 13:39:41 ID:PMQyMyAU
>>ふう@ピンキー
しぃちゃん達はどう逆襲するのか楽しみです。
しかしもう2回ほどで最終回ですか。
ちょっと残念ですね。
376名無しさん@ピンキー:2007/06/29(金) 18:13:00 ID:h6AaymXN
今更ながら>>2にある保管庫の古い作品を見てたんだが
名作もある反面、長編始めようとして1話で尻切れトンボな
計画倒れの作品も多いのな
中にはTSにすら至ってないものもあるし・・・・一発尻切れ
だから仕方が無いのかもしれんがね

過去ログで当時どんな経緯だったか見たりもすると、
そんな一発屋の中には「どうだ! 今までの連中と違って
オレはTSまでの前置きをこんな緻密に書いてるぜ!」
みたいに大威張りなのに一発尻切れ終了みたいなのも
いて笑った

今いるSS書きさん達は、みんなきちんと続けてるのが
良いよね
377京丸@ピンキー:2007/06/29(金) 18:26:28 ID:KBZuuG7R
投下します。
四つだけですが。
今回・・遂にやっちまいました。
他の主人公を可哀想なんで言えなくなりましたよ。
378京丸@ピンキー:2007/06/29(金) 18:27:27 ID:KBZuuG7R
屈辱に落ち込んだ二人が家から出ようとした時、数馬が声をかけた。
「ちょっと待ってくれ・・すまなかったな・・」
声のトーンが変わった数馬を思わず見る。
「悠君と言ったね、あの時君のとあるツボを突いたんだよ・・だから誰でもああなるのは仕方ない」
「急に・・なんだよ」
「最初感じなかっただろ?あれで君の気持ちは分かってるつもりだ・・」
「だったら!」
「考えさせてくれないか・・俺にとっても大事な子なんだ・・小鈴の携帯番号のメモを渡しておくよ」
数馬は辛そうに呻いた。
「分かったよ・・」
二人が出ていった後、数馬の口の端が一瞬歪んだ。
車の中で悠はずっと俯いている。
「修・・ごめんなさい」
「あまり卑下するな・・まぁそんなに悪い男でも無さそうだしな」
「うん・・でも何とか助けてやりたい・・」
「分かってる・・」
若くして結婚した二人は、世の暗い闇の部分をこの時はまだ知らなすぎた。

「小鈴・・あの元男、これでまた来るぞ・・甘いな、まだまだ」
「はい・・ご主人様」
数馬の目が冷たく光る。
正気を失っているからこそ、闇にそまった思考は冷静に計算していた。

悠は悩んでいた。
考えさせてくれ・・の言葉が心にひっかかる。
普通の親子として暮らすのなら問題は無い。
友達になっても良いとさえ思う。
悠は小鈴に電話をした。
「はい・・」
「もしもし、悠です」
「あ、小鈴です」
「小鈴ちゃん、元気?おじさんは今近くに居る?」
「居ないよ・・仕事中・・また家に来て・・悠さんなら僕の事分かってくれそうな気がするんだ」
「本当に?分かった・・今度遊びに行くよ」
「絶対だよ?来るとき電話してね?」
「必ず行くから」
「約束だよ?」
電話を切った小鈴は数馬に連絡した。
「ご主人様、今度来るそうです・・その前に電話するって言ってました・・」
「よくやった、最初は小鈴一人で会って信用させろ・・で二回めの約束を取り付けろ」
悠は知るべきだった。
気付くべきだった。
刷り込まれてしまった人間の怖さを・・
379京丸@ピンキー:2007/06/29(金) 18:28:32 ID:KBZuuG7R
数日後、小鈴と悠は二人きりで逢っていた。
いかにも頼りなさげで、淋しそうな少女を装い。
小鈴は悠の心に入り込んでいく。
それは計算して行動している訳では無く、数馬の言うとおりに動いているだけである。
とにかく悠は小鈴を信じてしまった。
そして次に会う約束を取り付ける。

「ご主人様・・明後日の昼に来るとの事です」
「よくやったな・・ご褒美をやろう」
小鈴は嬉しそうに数馬の怒張を頬張った。

その明後日、悠は朝から小鈴の家に居た。
数馬は仕事中で居ない・・それを信じて。
悠は家を出て普通に暮らそうと説得している。
小鈴は心を動かされている風を装う。
「悠さん?ジュース入れたから飲んでよ」
「ありがとう、喉渇いちゃったよ」
悠が何の躊躇いも無く飲み干していく・・。
「悠さん・・どうしたの?・・どうしたの?」
「あれ?なんか・・無性に・・眠くて・・・・」
小鈴の声が遠くに聞こえながら、悠はぱったりと崩れ堕ちた。

「ご主人様・・今眠りました」
数馬が部屋に入ってきて、悠の頬を軽く叩く。
「・・元男とは思えないな・・良い女だ・・服を全部脱がせるから手伝え」
「はい・・」
悠は眠らされたまま、全裸にされていった。
「ほう・・これは凄い身体だな・・」
速乾性の催淫剤を全身に塗り、両手は後ろに、両足をM字にして縛り上げる。
暫く経過し、悠の全身が催淫剤のせいで赤く染まりだし、汗がぽつぽつと浮いてくる。
数馬が悠のクリトリスを捻ると体が瞬間跳ねた。
「ううっ!・・」
膣が溶けだし、蜜が膣口から湯水の如く溢れてくる。
全身に塗られた薬剤が、悠の身体全体を性器に変えていく。
数馬が悠に気付け薬を嗅がせた。
「ん!・・うぅ・・あ、あれ?身体が・・え!何!?裸?何なのこれ!・・」
「お目覚めかい?悠君」
「何する気だよ!解いて!解いてよ!!」
「君もとろけそうなくらい甘いな・・心の底から悪い人間がこの世に居る事を知りなさい」
全開にされた陰部が既に蜜で溢れているのを知り、首を左右に振りたてる。
「い、いやだ・・止めて!お願い!解いて!!」
380京丸@ピンキー:2007/06/29(金) 18:29:29 ID:KBZuuG7R
「悠君の身体を味わったら解いてやる」
悠は恐怖とトラウマに震えている。
「や・・やだ・・やだ・・お願い・・」
「小鈴はな、まだ処女なんだよ・・処女奴隷・・良い響きだろ?俺の拘りでもあるがな」
「なんで・・僕なんだよ!・・こんな僕でも・・夫が居るんだよぅ・・もう・・止めてぇ」
数馬が剥き出しになったクリトリスを親指の腹でゆっくり撫で上げていく。
親指の引っ掛かりが無くなり、包皮が剥けたクリトリスがぷるんと戻った。
「ああぁっ!!」
その瞬間悠の身体がぶるんと震える。
「随分と気持ち良いみたいだな・・催淫剤は良く効くだろう?」
またクリトリスに同じ攻めを繰り返す。
「なんで・・なんでこんな事・・ああぅっ!」
「嫌だろうな・・分かるよ・・でも悠君のオ※ンコは大洪水になってしまってるね、可哀想に」
又々クリトリスを親指で撫で上げた。
「ああっ!許して・・もう許し・・くふぅっ!」
悠は焦らす様に送られる強い快感を紛らわす事など出来なかった。
数馬がクリトリスを摘み、軽く揉んでいく。
「ああっ!あふっ!うぅっ!あっ!駄目!あうっ!いや!やだ!」
「イっても良いんだよ」
「いやだ!絶対・・ああぁ!いかないぃ!!」
「それは無理だな、ほら」
攻めの速度を増した。
「あうっ・・だめ・・もうだめ!い、いきたくない!・・あああっいや!いく、いくう!いやああぁ!」
膣口から潮を吹き、全身を硬直させて悠は無理矢理アクメに昇らされた。
「あ・・はあぁ・・はあぁ・・あふぅ・・」
悠が数馬を涙目で睨み付け震える声で呻く。
「も・・もう良いだろ!解いてよ!放してよ!」
「聞いてなかったのかい?小鈴の処女を破るつもりは無いんだって」
「それが・・どうしたんだよ・・」
「俺のたぎりは何処に解放すれば良いのかって事だよ?分かるだろ?」
「え・・まさか・・や、やだ・・やだやだ!やだ!」
数馬がズボンと下着を脱ぎ捨て怒張を悠の膣口に当てた。
「やだ!!もう来ないから!許して!・・あぁ!入れないで!!お願い!!」
381京丸@ピンキー:2007/06/29(金) 18:30:29 ID:KBZuuG7R
数馬はそんな悠の悲痛な叫びを無視し、入れられて行くのが分かる様にゆっくりゆっくり挿入する。
ずぷ・・ず、ず、ずぷ
「やだぁ!!もう来ないから!許して!あぁ!入れないで!!やめて!やめてぇ!抜いてぇ!!」
「もう、遅いよ・・悠君のって中々の名器だな・・旦那夢中だろうね」
悠の子宮をどんと突いていく。
心の抵抗は儚くも脆く、熟した身体は瞬く間に高みに昇っていった。
数馬は自らの精を放つ為、ストロークを早めていく。
「ああっ!やっ!ああっ!だめ!いく、いく!だめ!いや!いくう!!」
悠が連続した小さなアクメを重ねつつ、大きな絶頂に達しても、数馬は突き上げる。
「あひぃ!ああ!許して!!壊れる!ああぁ!また、またいっちゃう!もうやめてぇ!」
「俺も溜まってたからな!・・出すよ!・・思い切り!・・中にね!」
悠が泣き叫ぶ。
「やあだぁ!中はやだ!やめてぇ!抜いて!!」
数馬が大量の精液を悠の子宮の壁に叩きつける。
「あああっ!出てる!中に出てるよぅ!!やだぁ!」数馬が満足気に悠から抜き取ると、膣口から真白い液体がどろりと流れだした。
「うぅ・・こんな・・こんな・・ひどい・・」
「これで勘弁してやる・・これに懲りたら二度と近づくな・・」
「くう・・う、恨んでやる・・絶対復讐してやる!」
「そんな事言って君、犯されながら何回イッたんだい?悠君」
「う・・それは・・」
悠はアクメに達し真っ赤に上気した身体を横倒しにしながら目を逸らした。
戒めを解かれた悠は急いで服を着た後、数馬に掴み掛かる。
「なんでこんなひどい事するん・・んむっ!」
悠をいとも簡単に抱き止めると、髪の毛を掴んで顔を無理矢理上に向かせ唇を奪った。
悠の口内を数馬の舌が蹂躙する。
「んっ!んん・・むぐ!んんっ!・・ぅ・・」
まだ全身敏感な状態の悠の力が抜けていく。
悠はただ涙を流し続けているだけだった・・。
四つんばいにされた悠がバックから犯されていく。
やはり絶頂に昇らされ、悠は漸く解放された。
382京丸@ピンキー:2007/06/29(金) 18:32:44 ID:KBZuuG7R
投下完了です。
どうも悠が目立つなぁ。
申し訳ない。
小鈴が地味に見えてきた。
どう決着つけようか、悩み中です。
383名無しさん@ピンキー:2007/06/29(金) 19:52:48 ID:iJEiIe1r
もう暫くはヤられまくりで結構です(・w・)b<GJ!!
384名無しさん@ピンキー:2007/06/29(金) 23:14:52 ID:b5swzGgn
昨日SS読みながら寝たら、女になって犯される夢見た/(^O^)\ナンテコッタイ
385名無しさん@ピンキー:2007/06/29(金) 23:36:55 ID:KBZuuG7R
それは羨ましい夢だな>犯される夢
たまに女になる夢は見るが、基本的に憧れが有るのかなぁ。
嫁の凄い悶えを見るとほんに羨ましい
386hiroshi ◆Y.43p63hRA :2007/06/30(土) 03:35:21 ID:KfzEu+NB
あゆこの話を投下します。
これは飛び飛びになってしまってあんま読んでもらえてないかもだけど
今までのどれよりもなんかすごい話だとおもってます。自分では。

例によって長いので、時間があるときにゆっくり読んでください。
387hiroshi:2007/06/30(土) 03:36:06 ID:KfzEu+NB
「おはよう、ま・・・いこちゃん。」
あたしは、いつの間にか裸のまま眠りに落ちた、
昨日、女の子として生まれ変わった、かつての自分の彼氏を、
まるで、男と女だったときと同じように、笑顔で起こした。

「あ・・・あゆこ・・・」
彼・・・いや、彼女は、見慣れた笑顔に、いつもの朝が来たと思ったかもしれない。
でも、どうやら、すぐに自分の置かれた現実を思い出したようだった。

「・・・」

あたしの顔を見つめたまま動かない生まれたばかりの美少女。
きのう、あたしはこの女の子に「まいこ」という名前をつけて
あたしがそうだったように、女の子として生まれ変わったことの幸せ・・・

ひらたくいえば「エッチの気持ちよさ」を教えようとがんばった。

ところが、まいこちゃんの処女を、あたしのときと同じように奪うはずだった
中野先輩とのセックスに、あたしは夢中になり、

中野先輩は、あたしの体で果てた。
そして、そのまま帰ってしまった。

「あたしの、アソコに、あゆこと同じように、おちんちん、入れてください、お願いします・・・」

彼女が裸のままで寝る前、正直な欲望を口にしたその言葉・・・
目を覚ました彼女は、冷静さを取り戻し、そして、あたしの顔をみながら、
その言葉を「夢の中での出来事」とでも信じたかったのかもしれない。

「あゆ・・・こ・・・」

そういいながら、まいこちゃんは、生まれ変わって二日目の自分の
女らしい、真っ白で、柔らかな体をまさぐる。

「おれ・・・おれは・・・」
388hiroshi:2007/06/30(土) 03:37:52 ID:KfzEu+NB
「まいこちゃん、あなたは生まれ変わったの。女の子なの。」
あたしは、彼女の目を見つめて、そう伝えた。

そうしている間に、彼女は昨日の出来事が全て現実であることを
悟ったようだった。

「あゆこ・・・おまえも・・・おなじだって・」

あたしと二人で旅行中、ラブホテルでセックスしていたときに、突然中野先輩たちが踏み込んできて、
目の前であたしは犯され、まいこちゃんが生まれ変わる前の男の子・・・前田くんは
連れ去られ、女の子へと生まれ変わらされた。

そう、あたし自身が薬で眠らされ、女の子へと生まれ変わったときと同じように・・・
この何日か・・・そのほとんどの時間をまいこちゃんは眠っていたのだが、
その間に彼女に起きたことを、いま、彼女は思い出している。

「そう・・・あたしとおなじ・・・ごめんね。巻き込んじゃって・・・」
「あゆこ・・・」
「でも、きっと、あなたにとってもこの方が幸せだから・・・きっと・・・」
あたしは、生まれ変わったばかりの女の子をそっと抱きしめて、そう耳元でささやいた。
女の子に生まれ変わって・・・淫乱な運命を受け入れて・・・
幸せだと本当に感じていたあたしの正直なきもちだった。

だが、頭の中を「女の子」にほとんど塗り替えられたあたしと違って、
昨日の夜、興奮の中で恥ずかしい言葉を言わされただけの彼女は、
まだ、自分が女の子になってしまったことを納得していなかった。

「あゆこ・・・一緒に男に戻ろう・・・」

昨日、恥ずかしい言葉を言う前に彼女が言った言葉を、まいこちゃんは繰り返した。

「えっ・・・なにをいうの?」
あたしは、不意にそんなことを言われて驚いて聞き返した。

「こんなの、おかしい。勝手に、他人に俺の人生を・・・一緒に、男に戻ろう。」
389hiroshi:2007/06/30(土) 03:40:00 ID:KfzEu+NB
まいこちゃんは、「一緒に男に戻ろう」という。

それは、たとえ一緒に男に戻ったところで、あたしという彼女を失うことは
同じなわけで、そういう意味では女の子としてのあたしには微妙なことだったが、
「一緒に戻ろう」という言葉は、あたしにも、新鮮に響いた。
最初は考えたかもしれないが・・・今のあたしには男だったことは
記憶に過ぎない・・・戻ろうなんて、本心では考えもしなかったのだ。

「逃げよう。警察に行って・・・女の体に変えられたんだ。戻る方法だってあるはず。」

昨日の夜とおなじく、「男に戻ろう」という言葉に、一瞬、あたしの心は揺れた。
「・・・」
あたしは、そう語りかけるまいこちゃんのまっすぐな目をみつめて、
同時に、昨日の夜、どうして、自分が「男に戻ろう」と思わないか・・・
そのことを、先輩とのセックスで再確認させられたことを思い出す。

「だめだよ・・・それはだめ・・・」
彼女のまっすぐな視線で「男に戻ろう」といわれると、自分のいやらしい欲望が
とてもいけないものに思われて、目をそらしながらも・・・
あたしは、「男に戻る」ことを、しっかりと拒否していた。

「そんな、ムリだよ・・・だって、あたしのいた場所もすぐに・・・
見つけられたんだよ・・・そんなことしたら・・・」

あたしの心のどこかに、いやらしい自分へと、まっすぐなまいこの思いとを比べて
かなわない、という思いがあった。
だから、あたしの、女の子としてのいやらしい欲望ではなくて、
「見つかってしまうから」という理由で「男に戻ること」を拒否した。

「あゆこ・・・お前も一緒に、一緒に逃げようよ。」
「ま・・・いこ・・・ちゃん・・・」
あたしは、目を伏せたまま、生まれたばかりの美少女が潤んだ目で訴える姿を
横目に見つめ、心の中では、昨日も与えられた官能を思い出し、
まいこちゃんが、そして、自分が、男だったという事実、
そして、ほんの少しだけ、心の中に残っている、
男に戻りたいという思いを、押し殺していることも分かっていた。

「あ・・・あたしは・・・」
390hiroshi:2007/06/30(土) 03:41:54 ID:KfzEu+NB
淫乱な、女の子としての自分を、何度も選ばされたあたしでも、
こんなに、まっすぐに「男に戻ろう」といわれると、心が揺れる。

あたしは、女の子として生まれ変わったその日に、先輩に処女を捧げた。
その時から、淫乱な女の子の欲望が、あたしを支配していた。

でも、まいこちゃんは、まだ、セックスをしていない。
男だったときとは、根本的に違う、あの甘美なときめき、快感、欲望・・・
彼女はまだ知らないのだ・・・

それは、あたしが忘れているだけで本当は失っていない「男としての自分」を
あたしの心のどこかによみがえらせる。

「あゆこ・・・一緒に戻ろう・・・」

まいこちゃんは繰り返す。

「だめだよ。あたしも、何回もためしたもん・・・」

あたしは、すこし大げさに自分の経験を語りながら、
彼女を何とか説得しようとする。

だけど、冷静さを取り戻したまいこちゃんとの口論は長々と続く。
「俺をとりもどしたくないのか?」

話は、少しずつ移り変わる。

「彼氏の俺を、もう一度取り戻したくないのか?」
まいこちゃんは、混乱していた。最初は、一緒に男に戻る話しだったのに、
いつのまにか、自分だけが男にもどって・・・
いつのまにかそんな話になっている。
あたしは、まいこが・・・・男だったころの欲望をただぶつけたいだけなんじゃないかと思って
「男に戻ろう」というまいこの思いにすこし失望した。

「まいこちゃん・・・」
それは、同時にあたしにとっても、すごく痛い傷だった。
あたしだって、いとおしい彼氏にもう一度目の前に立ってほしい。
でも、その彼氏だった人を・・・いとおしく思うからこそ、
女の子に生まれ変わったことを受け入れてほしいという思いもあるのだ。
391hiroshi:2007/06/30(土) 03:43:56 ID:KfzEu+NB
「一緒に戻りたいの?それとも、自分だけ戻りたいの?」

あたしが逆に問い詰める。
今や、彼氏が女の子へと生まれ変わっただけで、あたしたちカップルにとっての
「修羅場」が訪れていたことに気づき始めていた。

「でも、それは・・・」
「いや、あゆこの言うことは・・・」

でも、二人は、「淫乱なあゆこ」「処女のまいこ」という不思議な状態で
目の前で他の男とセックスして感じまくっていたあたしを責めることも無く
「あんたなんか、もう彼氏どころか、男ですらないじゃん」
というような一言も無く、

ただ、綱渡りのようにお互いが「男に戻る」かどうかの議論を延々と続けていた。

本当の感情を、表に出さないまま。
あたしは、男に戻ると、女の子としてのセックスができなくなってしまうのがいやで
まいこは・・・あたしのことが好きで・・・そして、男としての自分を守りたいという
至極当然の思いを正面からぶつける。

あたしとセックスしたかっただけだとは言わなかった。
でも、あたしは、そんな気がしてならなかった。
それも、淫乱な欲望に支配されきっていたあたしが悪いのかもしれない・・・

時に泣き、時に怒り、何時間立っただろう。

「なぁにやってんの、ふたりともぉ」

そういって、真優と明日香ちゃんが入ってきた。

「ご飯買ってきたよ。みんなで食べよう。」
あかるい真優の言葉が響く。
「それから、女の子の洋服とかも買ってきたから。着てみて。」
同じように、楽しそうな明日香ちゃんの声が響いた。

「は・・・はい・・・」
392hiroshi:2007/06/30(土) 03:44:59 ID:KfzEu+NB
急に、まいこはおとなしくなった。

真優と明日香ちゃん、二人の登場が、まいこの気持ちに影響を与えた。
昨日の、あの夜を、再び思い出させたのだろう・

「ね、二人で朝からショップめぐりしたんだから。着てみてよ。」

「まいこちゃんは、ギャル系がすき?それともお嬢様かな?」
「いろいろもってきたけど、どんなのがにあうんだろ?」

二人のAV女優がデパ地下で買ってきた数々の惣菜と、
様々な洋服、アクセサリー。今買ってきたものだけではなくて、
もともとは明日香ちゃんと真優の持ち物もあったけれど、
裸同然だったまいこちゃんに様々な服を着せて、楽しむ時間が始まった。

「かわいい!やっぱりお嬢様系だよ。」
「そんなことないって。まいこちゃんはエロカワ系で攻めた方がいいって。」
「ぜんぜん、真優は分かってない。」
「分かってないのは明日香だって。髪染めれば、絶対にあうって。」

二人は、二人のお姉さんのペースで、まいこに様々な服を着せて、楽しんでいた。
「えっ・・・?似合いますか・・・?」
まいこも、いつのまにかまんざらではない表情を浮かべていた。

あたしは、一人輪の中に入れない気持ちだった。
いままで、「男に戻る」ことであたしと激論を交わしていたまいこが
真優と明日香ちゃんの持ってきた洋服とアクセサリーの前では
従順に、生まれたばかりの美少女に変わってしまったことがきっと、
少しショックだったのだ。

「男に戻るんじゃなかったの・・・?」
あたしは、でも、女の子としての自分を受け入れているまいこを見て
少しうれしくて、そうつぶやいて、はにかんだ。

二人にメイクされて、いろんな服に着替えて・・・
あたしは思った。まいこは、あたしだけじゃなくて、
3人の淫乱な女の子、みんなの妹なんだと。
393hiroshi:2007/06/30(土) 03:46:29 ID:KfzEu+NB
3人の、中野先輩によって、淫乱に仕立てられた女の子の、妹なのだと。
「ねえ、あゆこも、これ、かわいいとおもうでしょ?」

「あたしは、真優と明日香ちゃんが競うようにまいこちゃんを着飾らせようとする
そのこと自体がうれしくて、そして、綺麗になって、かわいくなっていく、
まいこを見ているのが楽しくて、
「かわいい、かわいいよ!」

どんな服に着替えたまいこをみても、そう答えてしまう。
「ねぇ、あゆこ、これ、かわいい?」
「うん、かわいいよ。」


さっきまで、修羅場を迎えていたカップルは、そのことを忘れたように
笑いあっていた。

まいこちゃんの心が、女の子としての自分を鏡で見て、
同じようにかわいい女の子たちに「かわいい」と認められることで

「かわいいおんなのこ」としての自分に目覚めていくのを確かに、あたしは、感じていた。

「女の子も、わるくないでしょ?」
そうつぶやくあたしと目が合う。
まいこは視線をそらして答えない。

でも、それでも良かった。噛み付いてこないだけでも・・・
まいこがすこしずつ、
女の子としての自分を受け入れつつあると感じることができたから・・・

いつの間にか、夕方になっていた。
「ほら、かわいい。こうするのもいいとおもうよ。」

様々な着替えをして、いつの間にか真優と明日香ちゃんの意見が反対になりそうなころ、
まいこは、完全に女の子としての自分を楽しんでいた。

そして、それは、もうあたしの彼氏だった男の子がどこにもいないことを示していた。
さっきまでの修羅場は・・・まだ彼氏がそこにいた分だけ。あたしにとっては幸せなことだったのだ。
394hiroshi:2007/06/30(土) 03:48:22 ID:KfzEu+NB
「かわいい・・・ですか・・・?」
笑いながら、3人の美少女の目の前でお嬢様風のフリルつきピンク色のスカートに
もう少し薄い桜色の、胸元をみせるようなキャミソールすがたで
恥ずかしそうに微笑むまいこ・・・

あたしが何時間もかけて議論するよりも、まいこに女の子としていきることの
楽しさを、二人のお姉さんはとても饒舌に伝えていた。
あたしも・・・まいこが女の子として目覚めてくれるのを願っていたはずなのに
どこか複雑な思いがのこる。

「かわいい!明日香もうがまんできない!」

唐突に、明日香がそう言って口火を切ると
まいこちゃんが女の子になってから、二度目の「夜」がはじまった。

「あっ・・・あすか・・・さん・・・」

明日香ちゃんはベッドの上に立つまいこに後ろからだきついて、
4人の中で一番大きな胸をゆっくりともみ始めた。
「はぁ・・・あん」

今まで、そんな行為とは無縁な世界にいたまいこは、
油断していて、不意をつかれて、
優しい明日香ちゃんの愛撫に、正直なあえぎ声を漏らした。

「きもちいい?」
そう聞いたのは真優だった。
「・・・そんな・・・」
今まで自分に優しく接してくれていた二人のお姉さんが、
豹変したようにいやらしい行為を求めている。

そのことがまいこにはショックだったのか、
一度は、大きな、おわん方の、形の良いおっぱいをもまれて
あえぎ声を上げてしまったが、そのことを取り消そうとするように、
きっ、と真優をにらみつけた。

「あら、どうしたの、そんなにおこっちゃいや。気持ちよくしてあげるから・・・」

395hiroshi:2007/06/30(土) 03:51:35 ID:KfzEu+NB
そういうと、真優はまいこのスカートの中に手を伸ばした。

「や・・・いや・・・」
まいこは、体から力が抜けるほどのショックを感じたらしく、
足からがくっと崩れて、ベッドの上にへたり込んだ。

「ふふ、気持ちよかった?今の。」
昨日の出来事があるとはいえ、女の子の体に生まれ変わったばかりのまいこには
女の子の性感帯は・・・全てが信じられないほどの官能を生み出す種なのだ・・・

あたし自身、そうだったからよくわかる。そして、それこそが・・・
男としての自分をいつの間にか捨て去ることになった、決定的な原因であることを
あたしは知っていた。

明日香ちゃんは後ろから、真優は前から、まいこを攻めにかかる。
問いかけに答えないまいこも、あえぎ声を止めることはできなかった。
「あ・・・あぁん・・・」
躊躇しながらも、純白のパンティの上から真優がアソコの割れ目をなぞると、
さっきよりも艶のかかった声をまいこは上げた。

「ちょっと・・・だめ・・・」
まいこは拒否するが、二人の攻撃はなおもつづく。
「あぁ・・・ん・・・いや・・・」

明日香ちゃんは、まいこの乳首をキャミソールの上から刺激する。
真優はへたり込んだまいこの足をM字にして、純白のパンティをあらわにすると、
まいこの顔を見つめながら・・・やさしく割れ目をなぞる。

「ふぅ・・・ん・・・だめ・・・やめて・・・ぇ」
そういいながらも、彼女・・・あたしの彼氏だった彼女の目に、
わずかな「期待」が宿り始めていることを、あたしも見逃さなかった。

この部屋での、着せ替えショー・・・
彼女に、女の子としての楽しさを、ほんの少しだけ味合わせて、
彼女は、すぐに自分が「女の子」であることを否定することができなかった。

「いや・・・ふぅ・・・あぁん・・・」
目を閉じ、首をのけぞらせて・・・声が止まらない・・・

ぴくん、ぴくん・・・とM字になった脚が、官能に反応して動く。
女の子の体の感じる気持ちよさを、うまく処理できないまいこには
口だけの抵抗すら、難しくなりつつあった。
396hiroshi:2007/06/30(土) 03:52:43 ID:KfzEu+NB
「まいこちゃん、女の子の指で攻められるのには慣れてるでしょ?」
「いや・・・あぁん・・・」
真優が、そういって、あたしのほうを見る。

あたしは、まいこが男の子だったころ、彼女だった。
そのまいこが女の子になって、二人のAV女優に攻められているのを見て
あたしの気持ちも複雑になる・・・

「あゆこ、あゆこもこっちにおいで。」
そして、明日香ちゃんがあたしを呼ぶ。

「あ・・・はい・・・」
まいこちゃんを攻める行為に参加しろ、という意味だった。
学園のアイドルから人気AV女優へと変身したふたりと
男から女の子へ変えられた美少女二人の、レズ行為の宴に・・・

「さぁ、まいこちゃん、男の子だったころを思い出して・・・」
あたしが3人の目の前に立つと、明日香ちゃんがそう言った。

「えっ・・・?」
あたしとまいこは同時に声を上げた。

「あなたたちは、おとといまで男と女として、エッチしてたんでしょ?」
「・・・はい・・・」

あたしは、正直に答えた。
でも・・・そう答えることで何が次にまっているのか・・・
怖さと期待が同時に襲ってくる。

「じゃあ。そのときと同じようにやってみせてよ。お互いすきだったんでしょ?」

「そ・・・そんな・・・」
あたしは、不思議な状況を飲み込めずに、戸惑う・・・
「まいこちゃん、あなたが女の子じゃないなら、そのことを示しなさい!」

意味のとるようで通らない、真優の言葉が、まいこちゃんに響く・・・
不可能な命題でまいこを追い詰める・・・これが・・・女の子の世界なのかもしれない。
397hiroshi:2007/06/30(土) 03:54:16 ID:KfzEu+NB
あたしは、それを見ていることしかできない。
そして、あたしに迫ってくる可憐な美少女の中に、男を見ようと努力してしまったかもしれない。

彼氏だった・・・その人と、もう一度エッチなことができるなら・・・
つい、そう思ってしまったのだ。

「まえ・・・まいこちゃん・・・」
男の子だったころ、何度もエッチした、あたしを目の前にして、
生まれたばかりの美少女は、急に強気になる。
「あゆこ・・・」

伸びてきたその手は、確かに彼氏のものだった・・・
「あぁん・・・」
同じタイミングで、あたしの胸を・・・乳首を刺激し始めた彼女の指・・・
「いい・・・」
あたしは、彼氏の手が再びあたしに伸びてきた喜びを隠すことができなかった。

「はぁ・・・ん・・・」
遠慮することなく、あたしはいやらしい表情を作る。
条件反射だった。

「いや・・・やめ・・・あぁん・・・」
左手があたしのアソコに伸びてくる・・・
そして、彼氏と同じタイミングであたしのアソコを刺激する・・・

「あ・・・あぁん・・・」
今まで感じたよりも、少し柔らかくて、少し細い指が、あたしを刺激する・・・

「だ・・・だめぇ・・・」
違和感よりも、なれた指使いへの安心感が勝る。
あたしは、彼氏への思いを断ち切れない・・・
でも、とってもかわいらしいまいこがあたしを必死に攻めて・・・
エッチなことを一生懸命しているのを見ると、
切なくなってしまう・・・

自分を・・・見ているようだった。
「あぁ・・・あぁん・・・」
男であることをあきらめられず、それでも、女の子としての自分を
少しずつ受け入れてしまった・・・自分自身・・・
あたしの彼氏だったまいこちゃんは、あたしを指で攻めることで
男としての自分の存在を精一杯主張していた。
398hiroshi:2007/06/30(土) 03:56:05 ID:KfzEu+NB
「もっと・・・もっと・・・いくぅ・・・!」
あたしが鍛えた・・・あたしだけの彼氏・・・
この人が男だったことを忘れられないのは、あたしも同じ・・・

「やっぱり、彼氏が相手だと幸せそうな目をするんだね。」
明日香ちゃんが、あえぎ声を上げるあたしを見てそんなことをつぶやく。

そして、彼氏の存在をいとおしく思うあたしがいることは、
いつの間にか・・・心まで女の子に生まれ変わっている・・・
その証だった。
「ふぅ・・・ん・・・・ぁ・・・」
くちゃ・・・くちゅ・・・あたしのいやらしいアソコの音が響く・・・
彼氏の・・・彼氏だったまいこちゃんの指が、
淫乱なあたしの割れ目の間・・・割ってはいって、いやらしい蜜を搾り出す。

「あゆこ・・・きもちいい?」
口調は彼氏のものでも、少し鼻にかかったかわいい声が、そんなことを聞いてくる。
「うん・・・とっても・・・」
あたしは、されるがままでいるのがいやで、彼氏に手を伸ばそうと試みる。
でも、伸ばしかけた手がとまる。

彼女だったあたしの前で、男の子として振舞っている、まいこちゃんへの
あたしの遠慮だったとおもう。
そして、どれだけ彼氏として振舞っても、
清楚で可憐な美少女でしかないまいこちゃんへの・・・違和感だったのかもしれない。

「どうした、お返ししてあげないのか?」
急に男の人の声が耳に入った。

横を見ると、いつの間にか中野先輩が部屋の中にいた。
彼氏だったまいこちゃんへ、手を伸ばしかけ躊躇したあたしを、
その一瞬を、先輩は見逃してくれなかった。

「あゆこ、お前の方がお姉さんなのに、どうしてやられてばっかりなんだ?」
「・・・せん・・・ぱい・・・」

あたしと、まいこちゃんは先輩の姿を目にして固まった。
まいこちゃんは、あたしの手を握った。
あたしの手首を強く握った。
399hiroshi:2007/06/30(土) 03:59:43 ID:KfzEu+NB
それは、紛れもなく、「女の子」の手でしかなかった。
そして、先輩の・・・低く響く、あたしに命令する声とは対象的に
自分と同じ・・・女の子のか弱い体を象徴するような不安に満ちた思いをこめて
ぎゅ、っとあたしの手首をまいこはにぎった。

まいこちゃんの目は、潤んで、複雑な思いに満ちていた。
恐怖・期待・羨望・欲望・執着・・・
突然体をか弱い女の子に変えられ、単純に男に対して感じる恐怖
昨日、寸前でおあずけになった、女の子としての初めてのセックスへの期待
あたしと同じように、女の子になって一目でやられてしまった、先輩への羨望
女の子としての、エッチな欲望・・・
そして、彼女であるはずのあたしを奪われたくないという執着・・・

そんな、いろいろ入り混じった感情をこめて、
彼女のしなやかな指が、あたしの手首を、ぎゅっとにぎる。

「あゆこ、こたえろ・・・」
「・・・」

あたしは答えられなかった。
あたしは、彼氏との・・・いちゃいちゃを楽しんでいた。この後セックスするための
エッチな行為を楽しんでいた。

そんなこと・・・いえるはずが無かった。

「なら、いつもの通り、カラダに聞こうか。」
先輩は、そういうと、あたしに近づいてくる。

「あっ・・・」
ちゃんと、答えなければ、こうなることなんて、初めからわかっていた。

あたしは・・・きっと、この展開すら待っていた。
彼氏との・・・まいこちゃんとのエッチな行為を楽しみながら、
それを、先輩の一声で中止されて・・・
彼氏との交わりをとがめられ、そして、お仕置きされる・・・

お仕置き・・・エッチなお仕置き・・・

「いや・・・」
先輩がまいこの手を払うと、まいこはあっさり手を引いた。
「ここを、こうやっていじられていたな・・・」
先輩の、指が・・・今までまいこちゃんが弄繰り回していたアソコへと伸びる。

「あぁ・・・あぁん・・・」
あたしは、自分でも分かるくらい、まいこちゃんのときよりも
高くて、上ずった、エッチなあえぎ声を上げてしまった。
400hiroshi:2007/06/30(土) 04:03:03 ID:KfzEu+NB
先輩のテクニックもある・・・
でも、先輩の手は・・・指は・・・紛れもなく「男」のものだった。
あたしの、淫乱なカラダが求める・・・男のカラダそのものだった。

「あゆこ・・・」
名前を呼ばれて、まいこちゃんのほうを見てしまったあたしが瞬間に感じたのは
深い深い、後悔だった。
まいこちゃんを・・・彼氏だった人を・・・もはや女の子としてしか見れないことに気づいてしまったのだ。

「いや・・・あぁん・・・」
あたしは、体をのけぞらせて、目を閉じる。
まいこから・・・彼氏から目をそらしたかったのだけども、
たぶん、より、感じてしまっているように見えただろう・・・
あたしの小さくは無いおっぱいはぷく、っとふくれて、
ピンク色の乳首はぴん、と立ち上がっている。

「はぁん・・・」
真後ろにあった鏡のむこう、先輩があたしのアソコを弄っている。
「あぁん・・・あぁん・・・」
先輩の中指は、あたしのカラダの中に入り込み、どんな動きをしているかは
外からは見えない。
あたしだけが、・・・その動きを感じていた。

「ん・・・あぁ・・・いや・・・」
カラダを熱く、震わせて、すぐにもイってしまいそうだった。
「あゆこ・・・」

わずかな間、あたしと、彼氏・彼女の関係を取り戻したはずのまいこちゃんは
目の前で彼女が他の男にアソコを弄られ、かわいらしいあえぎ声を上げて
感じているのを、どのように見ていただろう・・・

あたしの心の中では、消えそうな、男としてのその人も
本人の中では、まだ男としての自分を失っていないのだ。
あたしの彼氏だった自分をあきらめ切れていないのだ。

「あゆこ・・・」
そう、何度もつぶやくまいこちゃんのほうを、あたしは不意に振り向いた。
さっきと同じだった・・・
まいこちゃんの潤んだ目は、いろんな感情が混ざった複雑な気持ちを表している・・・

「あゆこ・・・」
そう言って呼びながらも、彼女は、動くことができない。
はっきりと、彼女自身感じているはずだ。
彼女であるはずのあたしを・・・目の前で陵辱されている悔しさと、
そして、自分も・・・女の子として・・・あんなふうに・・・
そんな、恥ずかしい欲望を・・・
401hiroshi:2007/06/30(土) 04:03:59 ID:KfzEu+NB
「ぁあん・・・いく・・・いくぅ・・・!」
そんなこととは関係なしに、先輩の指が早く動き出す・・・
クリちゃんを刺激しながら、中指が激しいピストン運動を始めると、
あたしは、あっという間にイってしまう・・・
「は・・・あはぁん」

がく、っと体中から力が抜けた。
にゅる・・・と、あたしのいやらしいところから、先輩の指が抜けたのを感じる。

「ん・・・う・・・ん」
息を荒らしたまま、あたしはベッドの上に転がった。
「どうだ、まいこ、あゆこの姿を見てどう思う・・・」

「どう、って・・・」
先輩の質問に、目をそらして答えようといないまいこちゃんが見えた。

あたしのアソコから搾り出されたいやらしい液体で、ずぶぬれの先輩の指・・・
先輩は手首まで蜜の滴るその手を、目をそらしているまいこの目の前に差し出した。
「君は、こんなに、あゆこを感じさせられることができるか?」

「・・・」
まいこは答えない・・・
そして、潤んでいた人見から、一粒の涙がほほへと伝っていくのが、見えた。

「どうだ、できるのか?」
「・・・できま・・・せんでした・・・」

事実、先輩ほどのテクニックを持ち合わせないまいこちゃんが、あまりに正直に答えた。
「できませんでした?今はできるのか?」
「・・・今はむりでも・・・」

そう言って、彼女は言葉を止めた。
今自分が女の子に生まれ変わっていることを、急に思い出したかのように。

「どうした?今はムリでも、なんなんだ?」
あたしは、感じた・・・
先輩のエッチなお仕置きは、まいこに対しても始まっているのを・・・

「ち、ちくしょう・・・あゆこは・・・あゆこは・・・俺の彼女だ・・・」
目を伏せたまま、まいこちゃんは泣き始めた。

「まいこちゃん・・・」
まいこの一言は、男としての最後の意地と悔しさを、声にならない声で・・・叫んでいた。
「ははは、こりゃおもしろい。こんなかわいらしい、エロいカラダで、
あゆこを彼女だというんだ。あゆこ、おまえはどうなんだ?」

「・・・」
あたしは、答えることができなかった。
まいこちゃんを、彼氏だということができなかった。

「答えが無いな・・・まいこ、お前は振られたみたいだぞ。」
「ち・・・ちくしょう・・・」
402hiroshi:2007/06/30(土) 04:05:01 ID:KfzEu+NB
女の子に生まれ変わったまいこちゃんは、自分が女の子であり、
あたしが同性愛者でない限り、あたしとの恋人関係が
永遠に戻ってこないことを、しっかりと感じ取っていたのだ。
そのことが悔しくて・・・泣いていた。

「まいこ・・・」
あたしの目にも涙が溢れ出す。

それを誰にも見られたくなくて、あたしはベッドに顔を突っ伏した。

しく、しく、と彼女がすすり泣く声があたしの耳にも届いていた。

「あ・・・ふぅ・・・ん」
泣き声の中に、あえぎ声が、一瞬、混じった。
何が始まったか・・・あたしはすぐに理解した。

「あぁ・・・ん・・・いゃ・・・」
ぴちゃ・・・ぴちゃ・・・と艶かしいあえぎ声に加えて
いやらしい音が聞こえ始めた。

舌か・・・
あたしは、そう思っても、先輩がまいこのアソコを舐め始めているのを
顔を上げてみようとは思わなかった。

先輩と、真優や明日香と、それから、周りの男の子たちがあたしにしたように
今、先輩はまいこちゃんに、いやらしくて、気持ちのよいことをはじめていた。

エッチなお仕置き・・・それは、男の子だったまいこちゃんの心を
快楽で、女の子へと塗り替える作業だった。

昨日と同じように、まいこちゃんへのエッチなお仕置きが・・・
まいこちゃんをエッチな女の子へと育て上げる調教が・・・始まっていた。

あたしは、涙が止まらなかった。
あたしの後ろで、少しずつ、彼氏だったまいこちゃんが、「男」を奪われていく。
心の中に残っていた男の子は・・・少しずつ、少しずつ、奪われていく。
先輩が、あたしのアソコを一回なめるたび、一回弄るたび、
その度に、じわり、じわりと、奪われていったように・・・

まいこちゃんが、きもちよく、女の子へと生まれ変わることの安心とともに、
彼氏だった男の子が、少しずつ・・・少しずつこの世から消えていくことが少しだけ
悲しかった。

「あぁん・・・いや・・・だめ・・・」
言葉ではいくら拒否しても、上ずった声が艶かしさを増すと、
その言葉に説得力はなくなっていく。
403hiroshi:2007/06/30(土) 04:06:05 ID:KfzEu+NB
「あは・・・・ぁん・・・・だめぇ」
精一杯、理性で抵抗するまいこの声が聞こえる。
でも、あたしは知っている。
理性ではイヤ、と思いながらも、女の子としてのエッチが気持ちよくて、
この先の快感を早く知りたい・・・と心の奥底で感じている。

まだ処女のまいこちゃんは、男の子だったころは、あたしとエッチしていたから
この後どんなことが待っているのか、よく知っているはずだ。

彼女の、戸惑いの混じったエッチなあえぎ声は、その先への期待がはっきりと聞き取れる、
女の子の・・・生まれたばかりの女の子の、いやらしい欲望そのものだった。

くちゅちゅ・・・くぬぷ・・・
すこし、時間を置いて、いやらしい音の種類が変わった。

「ああ・・・だめ・・・」
じわりじわり、と、感じている彼女の声がまた艶かしさを増す。
「まいこ、きもちいいか?」
「・・・あぁん・・・」
まいこは答えない。

「ふふ、なら、やめてもいいのかな?」
「あぁん・・・だめぇ・・・」
「きもちいいのか?」

「・・・」
まいこが答えた声は聞こえない。でも。
「ふふ、少しは素直になったな・・・」
「あ・・・あぁん・・・」
彼女が、耐え切れずに、軽くうなずいたのがわかった。

「あゆこ、おきろ。」
目をそらして、彼氏だったまいこちゃんが少しずつ「男」を失っていくところを
見ないように、見たくなかったあたしを、
先輩の命令が振り返らせる。

「はい・・・」

先輩は、後ろからまいこを抱えて、
まいこの脚をM字に広げて、自分の両足をまたがせ、閉じることが出来ない体勢にして
左手で形の良いおっぱいをもみ、首筋をなめて、
そして、右手はまいこのアソコを弄りまわしていた・・・
404hiroshi:2007/06/30(土) 04:07:04 ID:KfzEu+NB
「あぁん・・・は・・・ぁん」
涙を流しながら、気持ちよさをこらえることもできず、
先輩が首筋を嘗め回す、その逆に顔をのけぞらせて、
まいこは感じていた。

「あぁん・・・あゆこ・・・みないでぇ・・・」
あたしに見られていることに気づくと、精一杯の羞恥心・・・理性がまた抵抗を始める。

でも、あたしは、自分の経験から、知っている。
見ないで・・・といいながら、まいこの心の中では、
彼女だったあたしに、いやらしい自分を見てほしいという気持ちが生まれていることを・・・
いやらしい女の子に生まれ変わったところを、
見てほしいと心の底のどこかで感じ始めていることを・・

明日香ちゃんも、真優も、その光景をただ息を飲んで見つめていた。

プロの、アイドルAV女優二人が息を飲んで見つめるほどのいやらしい光景。
正面から見るあたしには、ひときわ刺激が強いものだった。

「あぁん・・・あぁん・・・」
なんの躊躇もなく丸見えの、まいこの秘裂を、先輩の指がねっとりと、ゆっくりと
撫で回している。
処女である彼女の、クリちゃんを探し当て、くるんと、周りの皮をむいて、
優しく、優しく撫で回すかと思うと、
いやらしい蜜を滴らせる割れ目を、優しく、優しく、弄る。

「はぁ・・・ん・・・いやぁ・・・」
ときどき、まいこのカラダは、ぴくん、ぴくん、と全身で痙攣を起こす。

「きもち・・・あぁん」
きもちいい、といいかけて、彼女は理性でその言葉を止める。
いくら抵抗しても、カラダには汗がにじみ、鼻にかかったかわいらしいあえぎ声をあげて
それでも、理性が抵抗しようとしている・・・

彼女の中の、男がそうさせるのか・・・でも、いつまでも抵抗は続かない。

「きもちいいのか・・・?」
「あぁ・・・ん・・・はぁ・・・」

再び、先輩がまいこに尋ねた。
「どうだ、まいこ。きもちいいのか?」
先輩は、一瞬指を止めて、アソコから、手を離して、まいこの答えを待つ。

「・・・」
処女の女性器が、ひく、ひく、と男を待ちわびているのがはっきりと見える。
まいこは、まだ理性で答えたがらない。
それとも、こたえられないほど、朦朧としていたのかもしれない。
405hiroshi:2007/06/30(土) 04:07:47 ID:KfzEu+NB
「まいこ・・・」
あたしは、その、あまりにも切ない表情に、また涙が流れそうになる。

「あゆこ・・・おれは・・・」
指を止まると、とたんに、彼女はあたしの前で「男」を見せ始める。
先輩に後ろから抱きかかえられ、目はうつろで、アソコからたらたらと
いやらしい汁を垂れ流していても、最後の理性で・・・・「男」を見せる。

「あゆこ・・・あっ・・・」
次の瞬間、再び、先輩の指が、割れ目をなぞる・・・
「答えろ、まいこ、きもちいいか、どうだ?」

「まいこちゃん・・・」
あたしは、目で、訴える。
もう、我慢なんかしなくてもいいんだよ。
まいこちゃんは、女の子に生まれ変わったんだから、
エッチなことをいっぱいしてもいいんだよ・・・
今日の朝から、ずっと二人で交わしてきた激論を、
目を使って、あたしはもう一度訴えた。

口にはできなかった一言。今も、淫乱なあたしでも、なかなか口にできない一言。
女の子のエッチはとっても、きもちいいんだよ。と。

「きもち・・・いい・・・」
あたしの思いが通じた瞬間だった。

まいこちゃんは、自分のなかの「男」を押し殺して、女の子としての
エッチな女の子としてのステップを踏むことを、選択した。

今日こそは・・・セックスしてほしい・・・
そんな正直な思いが、彼女の目に満ちていた。

「じゃあ、次は、どうしたいんだ・・・・?」

「・・・」
もう、男としての彼女が抵抗しているのではない、ただの恥ずかしさだった。

「どうした?」

「お・・・おちんちん・・・ほしい・・・」
正直な欲望を口にするまいこ。

「ふふ、いい子になったな。」
先輩は抱きかかえていたまいこを離して、
仁王立ちになると、まいこのしなやかな指を引いて、自分のトランクスへと近づけ
そして、トランクスの上からこれからまいこの処女を奪うはずの、肉棒へとふれさせた。

「さあ、わかるな?」
「は・・・い・・・」
406hiroshi:2007/06/30(土) 04:10:17 ID:KfzEu+NB
今日も、昨日と同じ決断を下したまいこ・・・
でも、まだ恥ずかしさと思い決断を下した高揚で、
彼女の胸はどきどき震えている。

「きゃっ・・・!」
まいこは、先輩のトランクスを下げた。
思いのほか勢いよく起き上がった先輩の肉棒に驚くまいこ。
自分にもあったものだ・・・びっくりする必要もないのかもしれないが、

目の前でみる、男の肉棒は、一味もふた味も違うものだ・・・あたしは良く知っている。

「ふぅ・・・ん・・・ん・・・」
そして、男だったころは、それを、口に含むなどということは考えもしなかった。
でも、一度、女の子として生まれ変わって、その味を覚えると、
なにより、男に支配されている・・・その屈辱と快感がたまらない気持ちを生み出す
あたしは、その感覚を始めて覚えたときのことを反芻してしまっていた。

「あ・・・ぅ・・・んぅ・・・」
目を閉じて、ゆっくりと先輩の肉棒をくわえ、前後にピストン運動をはじめる。

「まいこ、こっちを見るんだ。」
「は・・・はひ・・・」

上目遣いで先輩を見上げながら、フェラチオを続行するまいこ・・・
あたしは、あたしが初めて、先輩にフェラチオした日のことを思い出していた。
まいこの場合は、昨日もしているから、厳密には同じではないかもしれないが
これから、自分の処女を捧げる人をしゃぶっている・・・
その、支配されている感覚は・・・女の子として生まれ変わったあたしにとっては
不安を、一掃してくれる、不思議な温かさを持つものだった。

・・・
あたしは、自分のアソコがじんわりと熱くなるのを感じていた。

「あゆこ、こっちに来い。」
えっ?

「聞こえなかったのか?こっちに来るんだ。」
まいこのフェラチオを受けながら、先輩があたしを呼んだ。

「は・・・はい・・・」
自分が、先輩に処女を捧げたあの日を追体験していたあたしも、予想していなかった展開が待っていた・・・
407hiroshi:2007/06/30(土) 04:11:52 ID:KfzEu+NB
「せ・・・せんぱい・・・」
あたしが先輩の目の前に立つと、先輩はまいこにフェラチオをさせたまま、
後ろ向きに倒れこんだ。

「な・・・何・・・せんぱい・・・そんな・・・!」
あたしの両足の下に首を入り込ませて、
あたしに、顔の上に腰を沈めろ、と、目で促している。

「あぁ・・・そんな・・・」
先輩の、命令には逆らえない。
まいこを裏切ってしまうことがわかっていても・・・逆らえない。

あたしは、ゆっくりと、ひざ立ちになって、先輩の顔の上に、腰を沈める。
「ぁ・・・あぁん・・・」
先輩の指が・・・あたしのアソコに触れたかと思うと、
すぐに手なれたようにクリちゃんを探し当てた。
「あ・・・あは・・・ぅ・・・ん」

先輩の命令・・・まいこ・・・ごめん・・・きもちいい・・・

くちゅ、くちゅ・・・といやらしい音を、あたしのアソコが立て始めた。

「あぁん・・・いや・・・」
先輩と・・・まいことの3P・・・恥ずかしさで頭が沸騰しそうなあたし・・・
でも、気持ちよさに逆らえない・・・

「きもち・・・いい・・・よぉ」
あたしのひざは少しずつ気持ちよさに耐えられなくなって前のめりに倒れこむ。
ぴちゃ・・・くちょ・・・

先輩の顔が・・・舌が直にあたしのアソコを舐めることにできる位置まで、
あたしの腰が下がった。

「あぁん・・・あぁん・・・」
まいこが、必死でフェラチオしている先輩・・・
その先輩が、あたしのアソコを、嘗め回す・・・
まいこから、また、先輩を取り上げてしまった。

「あぁ・・・あぁん・・・どう・・・して・・・」
目の前に、一心不乱に先輩の肉棒を舐めるまいこがいた。
髪を振り乱して、必死で・・・

「あぁん・・・あぁん・・・」
けれども、先輩は、あたしを攻めることに夢中になっているのがわかる。
フェラチオをするまいこの、必死な姿が、また切なかった。
408hiroshi:2007/06/30(土) 04:13:06 ID:KfzEu+NB
「さぁ、もういいぞ。まいこ。」

「あ・・・あぁん・・・」

必死にいやらしい女の子を、必要以上に演じて、
先輩に処女を捧げようと、女の子のセックスを待ちわびていたまいこ・・・
そのまいこに、今日も先輩は非常な通告を下した。

「まいこ、今日は、これでお前の役目は終わりだ。」
「せんぱい、そんな!」

あたしは、あまりのことに必死で訴えた。

「まいこ、俺はこれからあゆことセックスする。お前はそこで真優と明日香と3人で見ているんだ。」

「しゅん・・・そんな・・・」
真優が、あたしと同じように戸惑った表情を見せる。

「真優、明日香、ちゃんとお前たちとは相手をしてやるから、待っていろ。」
その場にいた3人の淫乱な女の子と、一人の処女は、みんなが気づいた。

先輩は・・・まいこへの「罰」をまだ与え続けているのだ、と・・・

男だったころ・・・あたしと付き合うという、「罪」に対しての「罰」を・・・

「あゆこ・・・さぁ、そこに来るんだ。」
「は・・・はい・・・」

あたしは、先輩に逆らえない・・・
そして・・・まいこに対して申し訳ないと思いながらも・・・
自分の欲望にも・・・淫乱な欲望にも、逆らえなかった・・・

「あぁん・・・」
今まで、まいこが必死にしゃぶっていた先輩のたくましい肉棒が
あたしの、膣口を割って、肉壁をこすりながら、カラダの中へ入ってくる。
まいこが男の子だった最後の日、目の前であたしが、
先輩に犯され、感じまくっていた、
そのときと同じ屈辱を、まいこは今日もまた与えられる。

あたしの、いやらしい割れ目の中の
いやらしい肉ひだは・・・まいこへの思いとは無関係に、
いとしい先輩の肉棒を・・・いつものように、喜んで迎え入れた。

「あぁん・・・あぁん・・・」
先輩が動き出す。

あたしは、今まででも一番「いけないこと」をしているという
気持ちを最高に高ぶらせて、最高に感じてしまう。

「あぁん・・・いや・・・ぁん」
淫乱な女の子・・・そして、あたしは、淫乱な女の子への階段を上りきったあたしは、
同じ階段をこれから上ろうとしている、まいこの、最高のお手本に違いなかった。
409hiroshi:2007/06/30(土) 04:15:04 ID:KfzEu+NB
「あぁん・・・あぁん・・・」
まいこが、その意に反して、アソコを弄られているときには見たくなかったのに、
いまは、つい、まいこが、明日香と真優に抱きかかえられ、あたしと
先輩がセックスしているのを、悔しそうに、切なそうに、見つめているのを
横目で見てしまう。

「あぁ・・・うぅん・・・いぃ・・・」
先輩は、何度か体位を変えながら、
今はバックであたしをついている。
正面に、まいこが切なそうにあたしの顔を見つめる。

まいこちゃん・・・ごめん・・・そんな気持ちが心のどこかにある。
女の子としての自分を、耐え難い屈辱を受けながらも、
いやらしい官能への欲望に負けて、認めさせられたまいこちゃんは
その後になっても、まだ、男だったころの罪を償わされているのだ・・・
目の前で、彼女が、他の男とセックスし、
感じまくっているという・・・切ない、切な過ぎる罰を。

あたしは、四つんばいになって、揺れ動く視界の中で、まいこの顔を見ながら、
こころのどこかで、女の子として勝ち誇った気持ちを抑えることができない。

「あ・・・はぁん・・・・」
松葉崩し・・・女性上位・・・あたしを次々といろんな格好で犯す先輩・・・
そのいやらしい光景を、まいこはどんな気持ちで見ていただろう・・・
そして、その彼女の表情の変化すら、楽しんでしまう、淫乱すぎるあたし・・・

「はぁん・・・あぁん・・・」
揺れ動く視界の中で・・・彼女の目が、すこしずつ「男」を取り戻していくのが分かる。

それは、あたしにとっても残酷な光景だった。
処女を奪われないまま、放って置かれたまいこは、
「エッチな女の子」の高揚が収まるにつれ、すこし・・・「男」を取り戻す。
でも、彼氏として、あたしを取り戻す力も無い・・・

「あぁん・・・あぁん・・・」
あたしは、そんな彼女の気持ちと関係なく、感じてしまう。
女の子としての、せつなさ、男の子としての、彼氏としての悔しさ・・・

男だったことを忘れそうなほどの官能をあたえられた次の瞬間
男だった自分への最大の屈辱をあたえられる。
しかも、いま、まいこは女の子・・・男としてなにか出来るはずもない・・・

そんな、処理しきれないまいこの気持ち・・・とても推し量ることのできないほど
大きな屈辱を彼女は感じているだろう・・・

「あは・・・ぁん・・・あぁん・・・」
いや、あたしは・・・彼女がそんな思いを抱えることで、
きっと、余計に感じてしまっていた。
410hiroshi:2007/06/30(土) 04:16:21 ID:KfzEu+NB
「どうだ、まいこ。自分の彼女だったあゆこが
俺のチンポを入れられて、感じている姿は!」

「・・・そんな・・・」
「ふふふ、お前の処女を奪うはずだったこのチンポを入れられて、
感じているあゆこを見ろ!」

「・・・あゆこ・・・」
お預けを食らったまいこちゃんは、確かに、
目の前で彼女を犯されている悔しさと、
またもセックスしてもらえなかった寂しさの両方を、その目の中に浮かべていた。
淫乱な女の子としてのまいこは、もう、後戻りできない。
でも、男だった自分もまだ、強く生き残っている・・・
不安定な状態のまいこは、涙を浮かべながら、
あたしと先輩のセックスを眺めていることしかできない。

「あら、またぬれてきたみたいね・・・まいこちゃん。」
明日香ちゃんが、そんなまいこちゃんのアソコをまさぐり始めた。
「あ・・・いや・・・」
そんな状況の中でも、まいこちゃんは感じ始めていた。
女の子としての欲望を感じてしまい、はっきりと口にも出してしまったまいこちゃんは
あたしが犯されている姿を見ても、男だったときとは、違う気持ちを、
抱くようにもなっていたのだ。

「うらやましい?あゆこちゃんが?」
「・・・はい・・・」
明日香ちゃんの問いかけに、小さくうなずくまいこが見えた。
「彼女をとられて、くやしい?」
「・・・そんな・・・」
女の子であるまいこの中から、「男」をほじくりかえそうとする明日香ちゃん・・・

「あゆこ・・・」
不意に、まいこちゃんが男の子だったときと同じ目で、あたしを見たような気がした。
「きもち・・・よさそう・・・」
あたしの勘違いだったのか・・・それとも、
女の子としての、自分を思い出したのか・・・まいこちゃんの目は、
あたしへの羨望と嫉妬が混じったいやらしい目つきへと、急に変わっていった。
「はぁ・・・ん」
明日香ちゃんがくちゅ、くちゅ、と音を立ててまいこのアソコを刺激し始めた。
411hiroshi:2007/06/30(土) 04:19:21 ID:KfzEu+NB
「あら、ここが、硬くなってる・・・こんなに・・・ここは、なんていうんだっけ?」
「あぁ・・・くり・・・くりちゃん・・・まいこの・・・クリトリス・・・
かたくなって・・・きもちいい・・・」
くすくす、と笑って明日香ちゃんがまいこに向かって続けた。
「エッチね。まいこちゃんは。男の子だったふりをしても、あゆこちゃんの彼氏だったっていくら頑張ってみても、
ちょっとクリちゃんを弄られると、簡単に女の子になっちゃうんだね。」

「あぁ・・・いやぁ・・・そんな・・・」
明日香ちゃんは右手でまいこのアソコを弄りながら、
左手は、胸をゆっくりともみ始める。
「あぁ・・・きもちいい・・・です」
もう、確認は必要ない。まいこちゃんは、誰が見ても、
女の子としての、淫乱な女の子としての、自分を選んでいるように見えた。
それは、早く罰を解いて、処女を奪ってほしいという、先輩へのアピールでもあった。

淫乱な女の子・・・女の子としてのステップを、ゆっくりと踏み始めたまいこ・・・
しかし、それ以上の速さで、あたしも、淫乱な女の子として、成長し続けていた。

「はあ・・・いく・・・イくぅ!」
なんども、なんども、彼氏だった、妹であるはずの、まいこちゃんの前で
あたしは、イきまくった・・・

彼女が、今日こそは処女を捧げるはずだった男の肉棒に突かれて、イきまくった。
彼氏だった人に・・・隠れていろんな男の子とエッチしまくってたあたしの
更なる卑劣な裏切りに違いなかった。

裏切られた男・・・今は女の子・・・
処女のまま、少しずつ、いやらしいことを教え込まれ、調教される、
まいこちゃん・・・

男としての微妙な、複雑な感情を残したままの
淫乱な女の子へと成長を遂げるのは、まだ先の話だった。

そして、あたしは、「彼氏」という存在を失ったことで、
女の子として、守らなければいけない、何かを同時になくした。
だれか、他の人とエッチするのは・・・いけないこと・・・
いけないことと分かっていたけれど、きもちよかった、あんなこと、こんなこと・・・

でも、そのぶん、どこかで淫乱な自分を押さえ込んでいた。
その、押さえ込む理由だった「彼氏」を失って、あたしは、
きっと、「淫乱な女の子」として、急成長を、まだ続けていたのだった。
412hiroshi:2007/06/30(土) 04:21:12 ID:KfzEu+NB
今日の分はおわりです。
またきます。
413名無しさん@ピンキー:2007/06/30(土) 07:25:22 ID:3JsG6TCQ
大量投下乙でした。
いつもながら独特な隠微な雰囲気が漂ってますね。
楽しませて貰いました。
414名無しさん@ピンキー:2007/06/30(土) 07:47:04 ID:TGdH9sIa
GJ!

そういや最近まとめって更新されないな…
415名無しさん@ピンキー:2007/06/30(土) 07:55:11 ID:zbnv6HNT
GJ
416名無しさん@ピンキー:2007/06/30(土) 10:20:52 ID:KgzZQvb4
>>412
gj !

まとめサイトは今ある新・旧の保管庫を統合させて
管理が容易なwikiタイプに移行するという案もある
417名無しさん@ピンキー:2007/06/30(土) 13:47:04 ID:nGGGOvKV
ねーよ
418名無しさん@ピンキー:2007/06/30(土) 14:44:08 ID:KgzZQvb4
え?なしなの?
結構いいと思うけどなぁ
419名無しさん@ピンキー:2007/06/30(土) 17:47:50 ID:1CiAFTZL
>>417 勇者王乙
420名無しさん@ピンキー:2007/06/30(土) 23:02:10 ID:xQR9tMJC
実際には過去スレで
個人でやるには限界があるから
wiki形式で、みんなで保管できるタイプの場所が欲しいねって
話があっただけ。

誰が場所を用意するとか、具体的な話は無い。
421名無しさん@ピンキー:2007/07/01(日) 00:27:08 ID:lwKYnGVJ
wikiを用意するだけなら30分でできるけど、保管庫が機能してるんだから今はそれでいいんじゃないの?
422名無しさん@ピンキー:2007/07/01(日) 00:41:34 ID:nXo9Mo5J
なんとなく準備してみたけど必要ないかな?
ttp://www35.atwiki.jp/try_nyotai
423名無しさん@ピンキー:2007/07/01(日) 01:18:45 ID:lwKYnGVJ
いや@Wikiはアダルト禁止だし
424名無しさん@ピンキー:2007/07/01(日) 02:23:18 ID:nXo9Mo5J
よそのエロパロスレでもatwiki使っていたから大丈夫だと思ったんだが、
賛同者もいないようなので消しておきます。
425名無しさん@ピンキー:2007/07/01(日) 02:38:42 ID:lwKYnGVJ
何だかすみません。
禁止事項にアダルトコンテンツを含んだ利用ってあったもので……
これが画像とか映像とか文章とか実写とか二次元とかのくくりが明文化されていないので
実際はどうなのか分からないのですが、
いきなり消されても文句言えないのでやめた方がいいと思ったんです。

無料鯖借りて乗っけるだけでいいと思うのですが……
↑の方で出ていましたが、猫耳少女と召使いの物語のスレでも使っているFSWikiでやってみます
426名無しさん@ピンキー:2007/07/01(日) 03:11:56 ID:lwKYnGVJ
乗っけてみました
tp://library.s12.dxbeat.com/tsf_eroparo_testwiki/
こんな風になります。
ただWikiは同じタイトルとかでページが作れないし、微妙かもしれません。
……作者名とかレス番を含めればいけるのかも

ただまぁ保管庫の管理人さんも仕事が忙しくなったとか事情があるのでしょうし、もう少し待ってみてはどうでしょうか?
427名無しさん@ピンキー:2007/07/01(日) 04:08:00 ID:JwmpDPfC
文章のエロは画像のほど規制はきつくないと思うよ
いかがわしいアフィとか貼りまくるっていうなら話は別だけど
でもまあそれはそれとして保管庫のミラーは欲しいね
規制だろうとアクシデントだろうと突然データが消滅する危険は
常にあるわけだし
428名無しさん@ピンキー:2007/07/01(日) 05:25:05 ID:lwKYnGVJ
あ、そうなんですか?よく分かっていなくてすみません。
それなら@Wikiでも大丈夫なんですね。>422さんには悪い事をしてしまいましたorz
ここ数年、有害図書規制とか某サイトの閉鎖とか管理人の逮捕とか色々あったので過敏になっていたようです。

今後についてですが、保管庫の最終更新が1/13なのでキリのいいところで6ヶ月――7/13までで決めたいのですが……いかがでしょう?
1日2日で決めるのもアレですし。というかこのネタは議論スレ行きかな?と、思ったら4が落ちていました。
ぴんく難民の論議スレの方がいいのかな?
429京丸@ピンキー:2007/07/01(日) 05:27:52 ID:Bpq0mf5f
投下します。
どんどん悠が小鈴を食っていくな。
元少年の腕ですが、フィスト&アナル挿入までやってしまった・・。
430京丸@ピンキー:2007/07/01(日) 05:29:48 ID:Bpq0mf5f
===凌辱===

悠はバックから犯されながら、軽はずみを激しく悔いた。
元男とはいえ、夫のある身の今では犯された意味合いが違いすぎる。
「ご馳走様・・君の具があまりにも良すぎた・・旦那独り占めは俺が揺るさんからな」
「なんで!あんたなんかに許されなきゃならないんだよ!」
「悠君が決める事じゃない・・俺が決める・・旦那に言われたくなければ、これからも来い」
「な!・・小鈴ちゃん・・騙したの!?」
「悠さん・・一緒に堕ちましょう・・」
「子供が居るんだろ?また出来るな」
「ふん・・おあいにく様!ピル飲んでるよ!」
「なんだ、そうか・・ならこれからも中出しして良い訳だな」
「あ・・もう許して・・修を裏切りたくない!」
「あんたも分からない人だな・・俺が決めるって言ってるだろう?」
「く、狂ってる」
「そうだな・・狂ってるな俺は・・こんな小学生を奴隷に仕立てたんだから」
「断ったらどうなるんだよ・・」
「さっきから小鈴が写真撮ってたって気付かなかったか?だから悠君は断れないんだ」
「あ・・あぁ・・また・・こんな目に・・」
「まぁ言わなければ誰にも分からない・・気にしない事だな」
「僕は・・母でも有り、修の妻でも有るんだよ!もう勘弁して・・」
「家に帰るのは許してやるが、その熟した身体は俺のものだ・・旦那には貸してやるだけだぞ」
「僕をなんでそこまでいたぶるのさ!」
「そりゃ、悠君を犯したからだよ・・その身体を味わったら離すのが惜しくなった」
「聞きたくない!」
「明日も犯されに来なさい・・ばらまかれて家庭を壊したくないだろ?小鈴も悠君も待ってるからな」
「悠さん・・もう拒否出来ないよ?」
「そんな・・」
「良いな!狂った人間を甘くみない事だ」
「わ・・分かった・・」
「とにかく悠君は、俺にレイプされたんだ・・一回も二回も同じだ」
運命と言う言葉が頭をぐるぐる回った。
431京丸@ピンキー:2007/07/01(日) 05:30:49 ID:Bpq0mf5f
悠はで塞ぎ込んでいた。
今や夫を持ち、母親の身で有りながらレイプされ、何回もイかされた。
とろける程気持ち良かったのが悠を苦しめる。
熟れきった身体は数馬の怒張をしっかり記憶し、後数回で数馬を忘れられなくなりそうな気がする。
今この時点でも、犯されている自分に興奮し、淫裂が蜜で溢れていた。
つい自ら陰部に指を這わしてしまう。
「駄目・・もう淫乱な僕はいやなのに!」
その時六歳になる上の息子、賢がパタパタと駈けてきて悠に抱き付き膝の上に飛び乗った。
「ママ〜」
プシュッ・・
膝の上に乗っかられ、愛液が膣口から吹き出た。
「んっ・・け、賢ちゃん、お痛しちゃ駄目だよぅ」
「でもさ・・最近久美ちゃんばっかりなんだもん」
「ごめんねぇ?久美ちゃんはまだ小さいから、自分では何も出来ないんだよ?」「うん・・僕お兄ちゃんだもんね、我慢する」
「偉いね・・ママは久美ちゃんも賢ちゃんも大好きだよ、さあもう寝る用意しなさい」
「はーい!ママお休み」
「賢ちゃん?お休みのキスしてほしいな」
賢が悠の頬にキスをして、またパタパタと駈けていった。
『可愛いな・・でも明日・・』
「修に・・言えない」
悠は帰ってきた修に飛び付いてセックスを求め、狂おしく悶えた。
「あの・・修・・」
「ん?なんだ?」
「何でもない・・愛してるよ」
「何だよ、普段言わない事言って」
「言いたかったんだよ」
「あ、小鈴ちゃんの事はもう・・近づかない方が良くないか?」
「う、うんそうだね・・じゃお休み」
「悠・・何か元気無いな」
「燃えすぎて疲れただけだよ」
「俺達は親友でも有るんだから、一人で抱え込むなよ?」
「うん・・」
「じゃ寝るか、お休み」
「お休み・・」
悠は久美に添い寝をしながら赤いほっぺを優しく撫でていた。
『僕の娘・・何とかしないと・・』
悠は次の日、久美を保育所に預けて数馬の家に向かった。
インタホンを押す。
「悠・・です」
「良く来たな・・上がってさっさと素っ裸になれ」
「その前に!これっきりにして!さもないと!」
「・・どうやら本気みたいだな・・俺も身を危うくしたくない、良いだろう」
432京丸@ピンキー:2007/07/01(日) 05:31:46 ID:Bpq0mf5f
「本当なんだろうね!」
「あぁ、デジカメだ・・中身を消せ」
数馬はデジカメを渡すと、悠は中身を確かめた。
自分の快感に歪む顔がはっきり映っている。
思わず目を逸らしたが、中身を全てリセットした。
「分かったら脱げ・・そして満足させろ」
「く・・うぅ・・」
悠は服を全て脱いでいき、下着も外し、熟れた裸体を数馬のすぐ目の前に曝す。「座って脚を拡げろ」
数馬に向かって座り、左右に大きく開脚し、淫裂を見せる。
顔が耳まで真っ赤に染まるのが分かる。
「昨晩、犯されたのを思い出したんだろ?」
「そんなこと・・思ってない!」
「嘘はいけないな、悠君・・濡れてきてるぞ」
そう言って肉壁をぬるりと撫で、クリトリスをつんと弾く。
「あっ・・」
ぴくんと身体が震えた。
「身体はやりたくてたまらないみたいだな」
「な・・なぶらないで」
「小鈴、悠君を可愛がってやりなさい」
「はい・・ご主人様」
近づいてきた小鈴は既に裸になっており、悠の陰部に顔を埋めた。
小鈴の執拗な舌先の攻めが続く。
「あぁ・・くふ・・あう・・小鈴ちゃん・・やめて・・ああぁ・・」
悠が唇を噛み締めて快感に耐える。
すると小鈴が悠を跨ぐ様な格好になり、幼い濡れた淫裂がぱっくり開く。
「悠君・・小鈴のも舐めてやれ」
悠が首を曲げて淫裂に舌を這わす。
小鈴がびくんと震える。
「あうん・・むぐ・・」
「小鈴・・悠君をいかせてやりなさい」
悠の熱くとろけた陰部への攻めが激しさを増す。
「ああぁ!駄目!くふぅ・・」
「悠君・・今度は君が上になれ」
位置が入れ替わり、小鈴の顔に悠のしとどに濡れた陰部がかぶさる。
「あああっ!もう駄目!あっあっいく・・いくう!」
悠の頭がぐったりと床に付き、尻を突き上げた格好になった。
「小鈴、よくいかせたな・・悠君のオ※コに挿入されていく所を良く見ているんだぞ」
「え!やだ!いやだ!」
「じっとしてろ」
「ぐ・・うぅ・・」
数馬が悠の後ろから陰部をゆっくり観察していく。
433京丸@ピンキー:2007/07/01(日) 05:32:59 ID:Bpq0mf5f
「茶色の花弁は大きく捲れて、粘膜はサーモンピンクか・・膣口の入り口も中々いやらしい形だな」
「や、やめて!そんな事言わないでよ!」
「薄茶色に染まった肛門まで丸見えだな」
「聞きたくない!聞きたくない!!」
「言われるの好きそうだな・・今、液がどろりと溢れたぞ?」
「もう・・許して・・これ以上辱めないで!」
と突然悠の肛門に熱い鉄の棒が入ってきた。
「あう!そこいや!だめ!い、ああ・・あぁ!」
ずぶんっ
数馬の怒張が根元まで悠の直腸に埋まる。
「いやぁ!・・く・・うふぅ・・あぁ・・」
「ほう、悠君は肛門も感じるみたいだな・・小鈴、オ※ンコの方はお前だ」
「悠さん?これはどうですか?僕の腕細いから・・」小鈴が指の数を増やしながら膣口に入れていく。
そして小さい手をぐにぐにとねじ込んていった。
「あああああ!駄目!駄目!」
程なく手首まで入り、腕を中に埋めていく。
「ああああぁ!!うう・・あ!あぁ・・」
「小鈴、腕まで入れたのか?悠君、二本刺しは気持ち良いだろ?」
小鈴が細い腕を抜き差しすると、じゅぼじゅぼと蜜が卑猥な音を奏でる。
数馬は肛門に深く浅く犯していく。
初めての膣へのきつい感覚と、肛門への太く熱い感覚に悠の理性が消し飛び、瞬時に絶頂に昇った。。
「あああ!凄いぃ!良い!良い!もっと!もっと激しく!!ああ、気持ち良いよぅ!!」
「泣き狂いそうなくらい気持ち良いんだろ?」
「良い!良すぎるぅ!!もっと!もっと!壊して!!悠のオ※ンコとお尻壊してえ!!」
「悠さん、僕の腕でこんなに感じてくれてるんだ」
悠はぶんぶん頭を振り乱しながら、続け様にくるアクメに泣いて狂いだす。
「俺ももう出すぞ!何処に出せば良いんだ!?」
「お願い!オ※ンコの中に!中に出して!!」
小鈴が腕をずぼっと抜き、数馬がそこにぶち込み、力強く子宮を突いて行く。
「いやあぁ!来るぅ!凄いのが来る!!駄目死んじゃう!!来るううう!!」
精が放たれると同時に悠の意識が飛んだ。
「あぁ・・もう僕・・修・・久美・・賢・・」
悠は、数馬とのセックスでまた失神させられてしまった。
434京丸@ピンキー:2007/07/01(日) 05:35:08 ID:Bpq0mf5f
投下完了です。
そろそろエンドに向かってみようかと思ってます。
投下はすぐ出来るかと。
435名無しさん@ピンキー:2007/07/01(日) 08:13:00 ID:8abkOOeX
毎度の事ですがGJ!
でも、今回は空気読んで欲しかったなw

wikiで保管庫を作るプロジェクトは、猫耳スレの場合と同じに考えると危険だと思う。
あっちは職人がかなり自由に出来る環境だし、悪質な閲覧者も少ないんだけど……
このスレの場合は、最近出てこなくなったけど変なのが一匹おるでしょ。
勝手に改竄される危険性が山ほどあると思われ。
wiki化するのであれば職人が自由に書き込める環境はかなり危険かと。
結局はパスを管理できる人間数名による代表者管理に落ち着くと思われ。
436京丸@ピンキー:2007/07/01(日) 16:15:35 ID:Bpq0mf5f
あ、申し訳ない。
勢いで投下してしまった。
437名無しさん@ピンキー:2007/07/01(日) 16:49:29 ID:yO6gY4Im
空気っていうが、別に気にする必要ないよ。
どのみち、実際に稼働する可能性は低いんだし。
438名無しさん@ピンキー:2007/07/01(日) 18:34:10 ID:0NLmvzA3
7/13まで待っても保管庫に動きないようなら、とりあえずやってみればいいんじゃね?
仮にうまく機能しなかったとしても、少なくとも今より状態が悪くなる訳じゃない。
439名無しさん@ピンキー:2007/07/01(日) 21:28:19 ID:GCKexxq4
パパと娘の七日間、ある意味女体化か
440名無しさん@ピンキー:2007/07/01(日) 21:44:59 ID:Bpq0mf5f
今見てる。
あんな子に成れるなら願ったり叶ったりだなぁ。
441名無しさん@ピンキー:2007/07/01(日) 21:48:35 ID:fCzmOvJ4
>>440
じゃあ、美人の嫁さん貰って可愛い娘作らないと
442名無しさん@ピンキー:2007/07/01(日) 22:06:41 ID:0rLwxSGt
IntelのCM
443名無しさん@ピンキー:2007/07/01(日) 22:11:21 ID:Bpq0mf5f
嫁は居るが娘が居ないんだよね。
しかし、以外に面白いので来週楽しみになってきた。
444名無しさん@ピンキー:2007/07/01(日) 23:15:35 ID:yO6gY4Im
>>434
投下乙。
この話の悠は前話の学生時代から何年くらい経過してるので?
445京丸@ピンキー:2007/07/02(月) 00:49:44 ID:k+jbXrqs
大体八年後の世界です。
悠は結婚して25才。
二人の子持ち。
446269:2007/07/02(月) 01:05:06 ID:OYUx7k0Z
>>京丸@ピンキー氏
いつもの事ながらGJです。
次も期待させていただきます。


前にこういう類のを書いてるって言ってたけど、
とりあえず、何とか導入部は出来そうなんで今週中には
うpしたいと考えてる。

まぁ他のSS書きの諸氏に比べるとクオリティは格段に落ちるし、
ここの方々に受け入れられるか不安なところもあるんだが、
とりあえず頑張ってみようかと。

最後に、>>355サンクス。マジで励みになったよ。
447名無しさん@ピンキー:2007/07/02(月) 01:15:50 ID:hw7HhACM
俺達ROM組がヒマワリだとすると
職人達は水と土と太陽だよな
448名無しさん@ピンキー:2007/07/02(月) 02:52:39 ID:hc2gGltW
何だか投下しづらい空気になりそうな感じっぽい気がするので、払拭するために色々なものを無視して投げ込みます。
読みたくない人は名前欄かIDをNGワード登録で宜しくお願いします。
名前欄の方が手間がかからなくて楽かも。

とりあえず保管庫は様子見ってことで良さそうなので、13日まであのままにしておきます。
SSが主体のスレなんですから、ガンガン投下して盛り上がりながら楽しみながら片手間に話し合いましょw
私の遅筆は気にしないでくれたら嬉しいです。
449アルたん王子の敗北:2007/07/02(月) 02:53:40 ID:hc2gGltW
 言われるままに、石台の上でうつ伏せになる
「――ひゃっ!」
 背筋をヒヤリとした感覚が這う。
 驚いて振り向くと、もみ手をしている手からヤシ科の植物の香りが漂ってくる。
「あらぁ?敏感ですのね。それともあがったばかりで、まだ冷たかったのかしら?」
「なっ、何を!?」
「んふふ、ただのオイルマッサージです。肌が滑らかになるし、リラックス効果があります」
 どうやら無口さんがオイルを塗ろうとしたけど、風呂から上がったばかりの身体には冷たかったという事らしい。
「標準体型ですし……まぁ胸は発展途上みたいですけど、それ以上やせる必要はありませんよ。精神的に参っているみたいですから、アロマ効果で癒されますよ」
 アンタが参らせたんだよ……つか変なとこチェックすんなよ。
「あぁん、別に洗濯板とかクレーターって言ってるわけじゃありませんし、隠さなくてもいいじゃないですか」
「変に意識させたのはそっちだろ。生憎と人並みに羞恥心を持ち合わせているんだよ」
 あなたも少しは隠そうとして下さい、目のやり場に困ります。

「さて、それじゃ始めましょうか」
「え?」
「『え?』じゃありませんよ。お肌のお手入れです、はいバンザ〜イ」
 思わず手を上げたところに、再び胸を撫で回されて思わず下がってしまう。
「あらあら。これでは中々先に進めませんねぇ」
「ほらほら。下がりすぎると落ちるぞ。アルたん」
 先に進まなくても一向に構わないのだが、言われて見ると確かにあまり広くない石台の上では逃げる場所も満足に無い。
「いやほら。別にマッサージとかしなくても大丈夫だから。次いこ、次」
「駄目ですよ。そんなことをしたら後から私達がお叱りを受けてしまいます」
「そうそう。それとも怖いのかなぁ?ア・ル・たん♪」
 くっ……このクソ女、言う事がいちいち癇に障る。
 しかしまぁ、彼女達もこれが仕事なんだ。多分仕事だからやってるんだ。きっと……楽しんでいるように見えるのは気のせいなんだ……

450アルたん王子の敗北:2007/07/02(月) 02:54:39 ID:hc2gGltW
「あら?女の私が怖いんですか?」
「いや、そんな事はないけどさ――」
 手が震えているのは振り払いたくなるのを何とか押さえているからなんだけど。そんなことを言っても始まらない。
 ここはもう諦めて好きにさせて、さっさと終わらせた方がいいだろうと考えたからだ。
「心配しなくても、あなたに危害を加えたら私たちが将軍から罰を受けてしまいます。そういう意味では安心してくれて構いませんよ」
「だから、心配なんてしていないって……ん!?」
 何とか我慢しようと目を閉じるものの、見えないと余計に感覚が鋭くなるのかそれともそういう風に触っているからか、指が触れ、微妙な場所で動くたびに思わず声が出てしまう。
「あら、結構敏感ですね」
「へ、変なとこ触るなよ!」
「アルたん……変なとこじゃ分からないなぁ。ちゃんとどこか言ってよ?」
 このクソ女!殺す。いつか絶対に殺してやる。
 こっちが抵抗できないと思っていい気になりやがって。こんな女の身体じゃなければ押し倒して組み伏せて前戯もそこそこにぶち込んで一晩中ひぃひぃよがり狂わせてやるのに……
 そんなことを考えていても反応しない股間が恨めしい。今さらながら喪失感が湧いてくる。
「ほほぉ……そんなことを考える余裕があるなんて、これは教育が必要みたいだね」
「え?何?どうして?」
「気づいていなかったんですか?考えている事を呟くなんて、変な癖があるんですね」
 しぃまった〜!俺様大ピンチ!
 頭を抱えてうずくまったところで台の上では何の効果も無い。

 ……てっきり鞭で打たれるとか突き飛ばされるとかを覚悟したのだが、そんな様子は無い。先ほどと同じように香油を擦り込み始めた。
 柔らかな掌や細い指を使い体中を撫で回されているうちに、むず痒く身体が火照り頭の中に霞がかかったようにぼんやりとして……
「おい……何やってんだよ」
 いけない、危うく流されるところだった。
 飲まれるわけではないが、相手のペースに合わせるとこちらが不利になる気がする。
「何って、さっき説明した通りオイルマッサージですが?」
「そうじゃなくてさ。この流れだと反抗的だとか口答えしたとかって理由でお仕置きコースじゃないのか?」
 覚悟までしたのに、何もされないと拍子抜けするというか……いや確かに何も好き好んで痛い思いをしたいとかそんな趣味なんて持ち合わせていないのだが……
「……されたいんですか?ずいぶん被虐的なんですね」
「いや、されたい訳じゃないんだけど……元々俺は男なんだし」
「男性でもそういった趣味をお持ちの方はいますが……」
「ごく一部の趣味嗜好を当てはめないでくれ――んっ!」
 手が下腹部に伸びたかと思うと、電気が走ったような感覚が全身を駆け巡った。
 自分の意思とは関係なく、びくんっと手足が動く。
「口では何と言っていても、身体は正直ですね。あなたは今は女の子なんですよ?」
「う……確かに見た目はそうだけど。中身は違うって、お前らも分かってんだろ!」
「たった一つの真実見抜く、頭脳はおt――」
「黙れ」
 うまく力が入らないが、言い返したおかげか思考が戻ってきた。チャンスだ。
 どうする俺?どうするの?
 『反抗』『懐柔』『買収』……続きはWebで!
 じゃねぇよ!

451アルたん王子の敗北:2007/07/02(月) 02:55:39 ID:hc2gGltW
 『反抗』……無理。何だかよく分からないけど、うまく身体に力が入らない。
 相手は女とはいえ、この状態で二人相手に勝てる気がしない。普段ならいざ知らず、今はこっちも非力な状態だ。
 『懐柔』……無理。俺は元々武断の徒としてリーダーシップを発揮してきたんだ。
 面倒な考える仕事は部下に任せてきたのが、今さらながら悔やまれる。
 『買収』……無理。買収ってのは、何か釣り合う対価があって初めて成り立つんだ。
 今の俺、何も持ってねぇし。

 あうあうあう……八方塞じゃん。
「こうしましょう。これから私達があなたを女の子扱いしますから。我慢してみて下さい」
 全裸を見られて、これ以上何か恥ずかしい事でもあるのか?こいつ実は馬鹿なんじゃないか?
 頭をなでなでしたら『えへへぇ〜やめてくださいよぉ』とか言うとでも思ってんのか?
 それともあれか?イカせて屈服させようってのか?慣れない刺激に驚くことはあってもさっき変化したばかりで未開発の身体がそんな反応するわけないだろうが。
 おめでたいな。素人は牛鮭定食でも食ってろよ。
「耐えられたら、私達だけでもあんたがホントは男なんだって認めてやるよ」
「よぉ〜し、その勝負乗った!言っとくが、やっぱやめたとか将軍の許しがないととか、変な言い訳はなしだからな」
 思えばこの勝負を受けなかったら、その後の展開も少しは変わっていたのかも知れない。
 しかしながら覆水盆に返らずと言うか、人生において『たら・れば』はありえない。そして俺の好物はニラレバ。
 ……はいはい、寒いギャグごめんね。自分でも分かってるよ。
「分かった分かった。じゃ私達が勝ったら大人しく言う事聞けよな」
「では始めますか――」
 売り言葉に買い言葉。
 結局勝負を受けてしまった。

 さっき風呂の中に投げ落とした方のクソ女がのしかかってくる。
「ちょっと待て。何をもって勝ちとか負けとか決めてないじゃないか!」
「あん?今頃気づいたのか?お前馬鹿だろ」
「んな……だったらどうしてこんな勝負なんかするんだよ!」
 押し退けようにも何だか身体にうまく力が入らない。
 先ほどまでの愛撫のせいか、それとも香油にそういった成分が含まれているのか……多分両方だろう。
「だって面白そうだったから」
「それに、アルたんったらもう可愛くて。ついつい苛めちゃいたくなったんですもの――分かるでしょ?」
 おいそこ、女が頬を赤らめて女に言う台詞じゃないだろ……
 つか、分かりたくねぇよ。

452アルたん王子の敗北:2007/07/02(月) 02:56:41 ID:hc2gGltW
「んっ……ふぁ、ああぁ――」
 乳房がこね回され、扇情的な動きをしている。
 仰向けに寝かされた上に乗られ、動けない状態で胸をいじられ始めてから何分が経ったのだろう?
 いや、それ程経っていないのかも知れない。時間の感覚は既に無くなっている。
 掌で乳房をこね回し、人差し指で乳首がもてあそばれる。
 単調な動きだが、それだけにじわじわと効果があがってくる。
 徐々に乳首の先の方が隆起し、敏感になっていくのが分かる。自分の身体のことは自分が一番よく分かるってこういうことなんだろうか?
 そんなくだらないことを思いはするものの、考えるに至る前に今度は下半身が刺激される。
「ふふっ、どうかしら?」
「あ、……な、何が?この、くらい……んっなんでもないさ」
「あのさ、とろけた目をしながらじゃ全然説得力が無いんだけど……」
 既に腰も抜けてしまっているが、弄られるたびに堪らない程の快感が脳髄まで走り、意識せずに広げられた脚がピクピクと反射で跳ねている。
 粘性のある水音が響く中、力の入らない手足を持て余して、ただ耐えるしかない自分が情けなかった。これでは本当に女じゃないか……
「でも、本当に綺麗なピンクですこと。指を入れたりすると破れることもあるから、中を弄れないのが残念ですわ」
「何たってできたてだからね。変な癖もついてないし、極上品だよ」
 できたて……そうか、今日というかさっき女にされたばかりだからそういう表現になるのか。
 しかし変な癖ってのは――
「んあ、そこっ……あん?は……あはぁ!」
 指を入れていないということは恐らくクリトリスなのだろう。
 先ほどからその周りを重点的に責められ、刺激を求めて膨らんだそこを強く抑えられ、思わず声をあげてしまう。
 女性が感じると思わず声をあげてしまう――そう話に聞いたときはよく分からなかったが、今なら分かる。
「ああ!……っっ――!」
 一瞬何が起きたのか分からなかった。
 自分の中で何かが弾けそうになったとたんに、下半身に開放感が広がった。

 シャァ〜〜〜……ちょろろろろ……

 ……これは、もしかして……
「アルたん。お漏らしなんかして、いけない子ですね」
「そんなに気持ち良かったんだ?」
「うぅ……ぐすっ……」
 人前で晒してしまった痴態が情けなくて、嗚咽が漏れる。
 完全に負けました。女って卑怯です……
「まだ刺激に慣れてないとは言え、十分も持たないなんてだらしないですわね」
「ぅ……もうお婿に行けない……」
「女の子なんだから、お嫁でしょう?」
「あぅ、ひくっ――ひっく……」
 ベッドの上ではないから身を隠すものは何も無く、身体を丸めて見える部分を減らす程度の事しかできないが、全身を覆う倦怠感でそれすらも億劫だった。
 女として扱われ、今後はそれを受け入れなくてはいけない事実に泣いた。ただ泣いた。

「最後に残ったプライドを粉々に打ち砕かれて、顔を伏せてさめざめと泣く姿も素敵ですけど……そろそろ移動しますよ、アルたん♪それともアルちゃんって呼びましょうか?」
 こいつ、嫌いだ。

453アルたん王子の敗北:2007/07/02(月) 02:57:24 ID:hc2gGltW
とりあえずここまで。
濡れ場は苦手ですorz
454名無しさん@ピンキー:2007/07/02(月) 04:10:26 ID:k+jbXrqs
乙でした。
アルたん久しぶり。
また投下楽しみに待ってますよ。
455名無しさん@ピンキー:2007/07/02(月) 06:30:54 ID:ln3wnWam
アルたん乙
やっぱり自分の頭の中で翻訳してるのとは違うなぁ

>>435
心配なら各個でwikiのミラーを保持しておけば一応保険にはなるかな
ただ作品についての意見の対立はあったけどスレ自体を敵視するような
流れは無かったから多分大丈夫だと思うよ
自分の嫌いな作品を消すなんてやったら逆に自分のお気に入りを
消し返される危険性が出て来るんだし
456ふう@ピンキー:2007/07/02(月) 22:38:15 ID:gh2tdmWy
こんばんは。しぃちゃんの続きを投下します。
457大塚志乃:2007/07/02(月) 22:38:48 ID:gh2tdmWy
「はあっ!!あっ、も、もう許してぇ・・・!!」

志乃は時折聞こえてくる激しい息づかいと悲鳴によって、浅い眠りから徐々に意識を戻しつつあった。

(ここは・・?)
動こうとするとまだ両手が後ろで縛られたままだった。
ベッドに倒れたままの志乃は声のする方を確認すると、思わず顔を背けたくなる光景が繰り広げられていた。

「ふう。もっといい声で鳴いてくれよ!!その方が興奮するからさ。 はぁはぁ・・。」
「うぅ・・もうやめて・・。あっ・・あっ・・。」

由衣がさきほど縛りつけられてしまった分泌台の上で、
泣きながらタクに犯されていた。
タクが自分の肉棒を激しく押し込むたびに、由衣の乳房が振るえ、苦悶の表情を浮かべている。

分泌台によって足を広げたまま固定されているため、
由衣のあそこは大きく広げられたままとなり、タクは容易に由衣を陵辱できる状態となっている。

(ゆ、由衣・・。くそっ・・どうしたらいいだ・・。)

堪らない悔しさが胸をこみ上げてくる、由衣が犯されている姿をみるのは苦痛でしかなかった。
ふと気づくと、タク以外の男たちが部屋にいなかった。
食事か、何かはわからなかったが、部屋にはタク一人しかいない状況だった。

その状況を把握した瞬間、志乃の表情が変わった。
部屋全体をよく観察した。そして最後に由衣の姿を確認した時、その瞳には決意の色が浮かんでいた。
しかしそれは一瞬だった。
頬を緩ませ、大きく深呼吸をしたあと、
志乃は大きな声をあげる。
458大塚志乃:2007/07/02(月) 22:40:08 ID:gh2tdmWy
「あぁ〜んっ!!だめぇえ!、あたしも我慢できない〜っ!!」

「ん、なんだ?」
その声に気づき、タクはベッドの方を向くと、志乃は悶えるように腰をもじもじさせていた。

「おい、何やってんだ??」
タクはいったん、肉棒を由衣から抜き取り、志乃に近づいた。

「そ、そんなトコみせられたら、あたしもなんか熱くなっちゃって・・・。」

志乃はうつろ表情でタクを上目遣いにみている。

「おいおい、どうしたんだ?あんな気がつええ女がいきなり・・。」
「だって・・お願い・・。あたしも・・。身体が疼いちゃって・・。」
「マジかよ? さっきまであんなに抵抗してたのによ!」
「だって、あんなの初めてだったんだもん・・。あたし、すごい感じちゃって・・。思い出したらもう我慢できないよぉ・・。」

タクはそんな志乃をみて、ニヤっと笑い、志乃の身体を起した。

「じゃあよ。オマエも相手してほしかったら、おれのこれ、咥えろよ。
 もちろん噛みついたりしてみろ?仲間がただじゃおかないぜ??」

タクは志乃の眼前に自分の肉棒を向けた。

「わかっているよぉ。はやくしゃぶらせてぇ〜。」

志乃はそういうと、そのまま前のめりになり、タクに身体を支えてもらう形で、
ゆっくりとタクの肉棒をその口に咥えた。

一瞬、嫌悪感が蘇り、それが顔に出そうになったが、それは一瞬のこと、
志乃はすぐに表情を緩ませ、口に含んだ肉棒を舌で舐めだした。

「・・なんかぎこちないが、いい感じだぜ。もっと舌つかって頭を動かすんだよ。」
「うぐぅ・・はい・・むぅ・・。」

志乃は両手が縛られているため、身体をタクに預ける形で一生懸命に頭だけを動かして、
タクに奉仕をする。
459大塚志乃:2007/07/02(月) 22:41:15 ID:gh2tdmWy
「しぃちゃん・・・。」

そんな状況をまのあたりにし、思わず呟く由衣。
志乃の、どうみても奇行としか思えない行為をみて動揺を隠せなかった。
そんな由衣には一切見向きをもせず、志乃は黙々とタクの肉棒をしゃぶり続けていた。

「おーおー、なかなか気持ちいいいぜ。チチも揉ませろよ。」

タクはそのまま志乃の双乳に手をのばして揉み始めた。

「あぁ・・んん・・。んぐんぐぅ・・。」

胸を触られながらも志乃は一生懸命に舌を動かして奉仕し続けていた。

「ふぅ、オマエがこんな淫乱な雌犬だったとはな。今度もっといろいろ教えてやるぜ!」
「はあはあ。。お願い・・。アナタのおちんちんが欲しいの・・。早くあたしのアソコに入れてほしいの・・。」

志乃は後方にしゃがむと、両足を開き、おねだりをするようにタクを誘った。
自分の発言なのか、その行動によるものか、志乃の顔をとても高揚し、赤く染まっていた。

「ふっ、かわいい女だったんだな。いいぜぇ。由衣って女と最中だったけど、オマエにいれてやるよ。」

タクはそのまま志乃の股間に割り込み、自分の肉棒をゆっくりと志乃の秘部にあてがった。

「んあぁああっ!!」
自分の胎内に割り込んでくるモノを感じ、志乃が思わず反り返る。

「きもちぃ・・・。おまんこが気持ちいの・・・。」
「今、もっと気持ちよくしてやるよ・・。」

タクはそのまま股間を動かしだし、志乃の胎内を刺激する。
膣内を擦られる感覚が脳内を、全身を駆け巡り、志乃は歓喜の声を漏らす。

「あぁんっ!!ダメェ!!それきもちぃ!!ああっ!!」
「それ!! はあはあ。 オマエの中、やっぱいい具合だぜ・・。」
「んあっ!!んっ、あんっ!!あたしの中が・・。すごい・・っ!」
460大塚志乃:2007/07/02(月) 22:41:59 ID:gh2tdmWy
志乃は全身で感じ、よがりまくっていた。
出し入れされるたびに、志乃の股間からは先に大量にだされた精液が、
愛液と混じりながらいまだに溢れている。

そんな志乃をみてタクは満足げだったが、よくみると志乃の口元から血が滲んでいた。

「おい。なんか口から血がでているぜ。口ん中切ったのか?」
「んっ? だ、だいじょうぶ・・。はあはあ・・。それより・・あたしが上になって動きたいの・・。」

女の方から上になりたいと言われ、タクは言われるがままに志乃の身体を抱き上げ、
自分が下になった。

「ああっ!! はあはあ・・。おちんちんがあたしのアソコに刺さっている・・。うまく動けるかな・・。」
志乃は少し困惑した表情で言う。

「任せるよ、自分のペースでいいぜ。」
タクは下から志乃を眺めるような感じで、その痴態を堪能していた。

「じゃぁ・・。んんっ・・。きゃっ!」

動こうとすると両手が後ろに縛られているため、思わず前のめりに倒れそうになってしまう。

「おっと! 大丈夫か? さすがにこれじゃやりづらいよな? ほんとはダメなんだが、今だけ外してやるよ。」

それを聞き、志乃は満面の笑みで答える。
「ほんと!? うれしい!! いっぱい気持ちよくしてあげるねっ!」
461大塚志乃:2007/07/02(月) 22:43:16 ID:gh2tdmWy
タクは上に志乃が乗ったままゆっくりと身体を起し、手を志乃の背後にのばしてその拘束具を取り外した。

拘束が外され、志乃は自分の手を数回握り、開き、その手の感触を確かめる。
タクはまたベッドに倒れ、志乃が動き出すのを楽しみに待っている。
志乃は両手でタクの両肩を掴み、これから上下に動き出す・・・・、

・・・ガツンッ!!!!!!

状況が分からないまま、タクは鼻を潰され、気絶していた。

志乃はタクの鼻っ面に頭突きをしたのだ。
光悦の表情のまま、潰れた鼻からは血が迸っていた。

「ふぅ・・。この変態め! 思い知ったか!!くそがっ!!」

志乃はゆっくりとタクの肉棒を自分から抜き出した。

そして自分の口から垂れている血を手で拭き取る。
それはタクから陵辱されているとき、
演技のはずがそのまま自分を見失って快楽に堕ちそうになる自分を必死につなぎ止めるため、
自分で自分の唇を噛んで耐えていたのだ。

「しぃちゃん!!!」

振り向くと、由衣が歓喜の微笑みでこちらをみている。

「今いくぜ。 由衣。」
462大塚志乃ふう@ピンキー:2007/07/02(月) 22:47:19 ID:gh2tdmWy
投下完了です。もうちょい続きます。

ついにしぃちゃんの逆襲が始まりました。

>>375
よく逆襲するのがわかりましたねぇ。

>しぃちゃん達はどう逆襲するのか楽しみです

ここまでいいきられうと、あれ?バレバレだったのかな?って思っちゃいましたww
463名無しさん@ピンキー:2007/07/02(月) 23:06:16 ID:k+jbXrqs
乙でした。
遂に逆襲ですな。
こっぴどくやってけてくれると嬉しい。
つうかやってけてくれ。
464名無しさん@ピンキー:2007/07/02(月) 23:37:01 ID:NyHq9zqv
>くそっ・・どうしたらいいだ・・。

さりげにジョジョの奇妙な冒険風のヒネリを入れるあたり
芸が細かい

GJ!です
465名無しさん@ピンキー:2007/07/02(月) 23:48:33 ID:1Vxb40g+
>>462
投下乙です。
単に袴少女の活躍に期待したかったので言い切っただけだったり(汗
466名無しさん@ピンキー:2007/07/03(火) 01:51:16 ID:TxAIVbtI
>>ふぅ@ピンキー氏
乙なのです!
ようやく溜りに溜まったフラストレーションを吹き飛ばすか?
といった感じで次回も期待しております。
467名無しさん@ピンキー:2007/07/03(火) 02:08:29 ID:TvAx3AXg
>>462
乙!

でも正直もう1イジメ2イジメくらいしてほしかったぜ
468名無しさん@ピンキー:2007/07/03(火) 07:27:48 ID:7Dq99EEm
逆襲やや遅め…感情移入出来ない三人組がいい思いし過ぎだよ・゚・(つД`)・゚・
469名無しさん@ピンキー:2007/07/03(火) 09:00:38 ID:h3TsJbar
ダークENDの方が好きな漏れは少数派みたいだ
470名無しさん@ピンキー:2007/07/03(火) 09:25:25 ID:1gLuUMMc
俺もダークな方が好きかな
471名無しさん@ピンキー:2007/07/03(火) 09:40:46 ID:pOaXWsZU
TSは大好物だが強姦が嫌い。
472名無しさん@ピンキー:2007/07/03(火) 11:10:11 ID:KsQZm7B9
女体化してセクースさえしてくれれば、他は何でも許せる俺
(・∀・)b<和姦?大好きですよハッハー
473名無しさん@ピンキー:2007/07/03(火) 13:14:12 ID:vZvlN8+V
分岐を用意してのダークENDはいいんだが、それのみってのは苦手だな。
ちなみに爽快感のある逆襲は好物だ。
474名無しさん@ピンキー:2007/07/03(火) 13:26:03 ID:f8tsM6nN
女のまま誰かとケコーンしてハッピーエンドってのが嫌いな俺もいる
475名無しさん@ピンキー:2007/07/03(火) 13:26:06 ID:M3lUIczU
GJ。
しぃちゃんのおねだり、演技とはいえ由衣タンに一生からかわれそうw
476名無しさん@ピンキー:2007/07/03(火) 14:29:54 ID:esSkgYY8
嫌い話は荒れるだけだから辞めとけ
蓼食う虫も好き好きでな、他人に理解されない者が好きってのはあるんだから
自分が嫌いだからどうこうっていってもしょうがない
世間一般にその基準を広げた瞬間、TSなんて気持ち悪いから板からでてけといわれる

TS好きでない人間からTSが排斥されない
自分が嫌いでも他人が好きなものは放っておくという基準を
内側にも適用すればいいだけ

自分の嫌いな話で盛り上がってるのが気に入らなきゃ
自分の好きな話を盛り上げろ、それができなきゃ我慢してスルー
477名無しさん@ピンキー:2007/07/03(火) 14:32:59 ID:buQdnaVW
凄く同意。
嫌話に引っかかる職人がそれで書くのやめたら、話の続きを待っているほうは困るからな。
478名無しさん@ピンキー:2007/07/03(火) 14:49:46 ID:A3HtlW6g
ヤロウどもが全員感染してTSしたらいいのにな
479名無しさん@ピンキー:2007/07/03(火) 17:18:02 ID:f8tsM6nN
それ人類滅亡するじゃん
480名無しさん@ピンキー:2007/07/03(火) 18:08:15 ID:myLQk8/3
小説としては面白そうでもあるな、それ。
男性全員女性化。
481名無しさん@ピンキー:2007/07/03(火) 18:29:54 ID:M3lUIczU
男性全員美少女化で。
482ふう@ピンキー:2007/07/03(火) 21:30:50 ID:UO0D5hNH
今日もしぃちゃん投下です。
もうすぐ最終回なので、少し間をおかずに作成します。

さあ、しぃちゃん逆襲は成るか否か?(笑い
483大塚志乃:2007/07/03(火) 21:31:39 ID:UO0D5hNH
志乃はすぐに由衣の拘束を取り外した。
分泌台からゆっくりと降りる由衣。
少し足腰に力が入らないようだが、なんとか一人で立てるようだった。
降り立った瞬間、由衣の股間からドロッっと精液が漏れ出し、太ももを伝わって垂れてくる。

「あぁ・・うぅ・・。」
「だ、大丈夫か? 由衣?」
「うん・・。しぃちゃんこそ、あんな目にあってだいじょうぶ!?」
「おれはもう大丈夫。」

それをきいて、まだ疲弊した状態ながらも、由衣も少し安堵したように微笑んだ。

「それにしてもしぃちゃん、さっきはびっくりしたよぉ、もうおかしくなったのかと思って・・。」

それを聞いて、志乃は照れたように答える。

「もちろんあんなの演技に決まってんじゃん!
 でも、ああいう誘うような言葉を発していると、なんかだんだん自分がおかしくなりそうで、ちょっとやばかったよ・・。」
「ふふっ。」

二人は少しづつ落ち着きを取り戻してきていた。

「とりあえず早くここから逃げ出そう!」
「うん! でも服が・・・。」

周りを探しみると、由衣の服はベッドの裏に放り出されていて無事だったが、
志乃の服はたしかショーツ以外は無残にも破り捨てられていた。

志乃は自分のショーツをはくと、とりあえず据え置きの手ぬぐいを使って、
後ろから胸元の方に回して水着のように結わいてとめてみた。

ショーツと手ぬぐいのブラだけだが、ないよりはましだった。
由衣の方も服を着おわっていた。

「さあ、早く出よう!」
「うん!」
484大塚志乃:2007/07/03(火) 21:32:10 ID:UO0D5hNH
二人は扉に向かおうとしたその時、
ドアノブがガチャリ、と回る音がした。

一瞬、二人の顔が強張る。
ドアが開き、残りの二人の男がコンビニ袋をもって戻ってきた。

「なっなんだ? オマエらどうして!?」
「あっ、タクがやられているぞ。」

二人の男は想定外の状況に、驚きと怒りをあらわにしている。

「由衣・・、さがっていろ・・。」
「てめぇ・・。どうやったかしらねぇが、ゆるさねぇぞコラ!!」

由衣はゆっくりと壁側に近づき、銀色の肩の高さまである棒をそっと手にとった。
棒の両脇に止め具がついているところから、拘束具のひとつではあるようだが。

「そんなチャチな棒で抵抗する気か? 足腰ふらふらのくせによ!」

たしかに志乃の身体も万全ではない。いつもならいざしらず、
今の状態で二人も相手できるだろうか・・。

志乃は右足を後ろに引き、身体を軽く半身にし、棒を身体に沿わすように両手で持ち、
棒先を相手に向けて構えた。

「調子こいてんじゃねーよ!この雌犬のくせに!!」
ジローが志乃に歩み寄った。

「待て!二人がかりでいこうぜ!!」
「大丈夫だよ!こんな女ごときに何度もやられるかよ!」

シンジの制止も聞かず、ジローは単身、志乃に襲いかかった。
485大塚志乃:2007/07/03(火) 21:33:00 ID:UO0D5hNH
志乃は近づくジローに対し、その動きをじっと見極め、
相手が自分の間合いに入った瞬間、後ろ足で蹴り出し、前方に踏み込む。
同時に後ろの右手で掴んでいる棒を大きく前に突き出すと、
前の左手を伝わり、棒先が相手の咽喉を貫こうとする。

「おっと! 武道やってるとわかれば、それなりに警戒して出来るんだよ!」

棒はジローの咽喉に届く直前、右手で掴みとられた。
しかし、志乃は慌てず、後ろの右手を軽く捻る。
すると棒先がジローの手首を絡みとった。
ジローは自分で握っている力で逆に自分の手首を極める形となってしまう。

「ぎゃっ!!」

なにが分からぬまま、手首に激痛を感じ、思わず片膝をついてしまう。

たまらず掴んでいだ棒を離すと、棒は志乃の方に大きく半回転したとおもうと、
下方から棒の反対側がジローの顎を突き上げる。

ガツンッ!!

顎を下から叩き上げられ、思わず反り上がるジロー。

「はっ!!」

間髪いれず、棒先が志乃の方に引かれたと思うと、今度はジローの胸元、正中線を突く!

「ぐぁっ・・・。」

思わず呼吸が止まるような激痛により、ジローは崩れるように倒れた。

一見、合気道は素手の武道と思われがちだが、
剣を持てば合気剣法、杖を持てば合気杖法と言われ、
古武術の流れをくむ武道として、武器術も多彩を誇っているのだ。
486名無しさん@ピンキー:2007/07/03(火) 21:33:31 ID:CuY5OSVJ
…自分の好み書き込むなって事は>>467-474は全部駄目なのか?
487大塚志乃:2007/07/03(火) 21:33:41 ID:UO0D5hNH
「ジロー! ちっ、あんなに気持ちよくさせてやったのに反抗しやがって・・くそが!」
「ふさげんな!! てめーらこそぜってー許さねぇからな!!」」

志乃は棒先をシンジに構えなおす。
それをみて、思わずシンジも身構える。

(さすがにあの棒に対して迂闊につっこめねぇな。どうしたらいいもんか・・。)

思案していたシンジは、ふと壁にかかっている得物に気づき、それを手に取った。

それは長さ5メートルほどの鞭だった。
シンジはその鞭を握ると、志乃の方に向き直る。

「いいもんあったぜ! これはどうかなっ!」

シンジが大きく振りかぶり、横なぐりするように、志乃に鞭を叩きつける。
志乃は棒でガードしようするが、鞭は棒ではガードしきれず、
そのまま志乃は肩口から背中にかけてくらってしまった。

「きゃっ!!  つぅ・・。」

プレイ用なので殺傷力のない鞭だが、さすがに激痛が走る。

「どうだ? さすがに鞭に対する防御なんてできないだろう?」

シンジが再び振りかぶり、鞭で叩きつけようとする。
今度はどうには攻撃をかわすことが出来たが、鞭が棒に絡みつく。

「邪魔なこの棒を頂くぜ!」

鞭の絡みついた棒を奪い取るため、無理矢理引こうとする。
しかしその瞬間が志乃は見逃さない。
攻撃力のある鞭だが、攻撃した直後に隙が出来る。
相手が鞭を引こうとする力を利用し、棒ごと一気に間合いを詰める。
488大塚志乃:2007/07/03(火) 21:34:30 ID:UO0D5hNH
「なにっ!?」

そのまま棒をシンジの鳩尾に突き刺す。
シンジはたまらず腹を押さえるように抱え込む。
すると志乃はそのまま足を踏み変え身体を回転させ、
棒でシンジの横っ面を打ち抜く。

バシンーーッ!!!

シンジはたまらず横にすっ飛んで倒れた。

「みたかこの変態どもがっ!! ・・。ふう、これで終わりか。」

一呼吸し、安堵する志乃だが、そのとき、背後から聞こえる怒声によって、
またしても表情が凍りついてしまう。

「こっちみやがれ!!」

いつのまにかタクが目を覚ましており、由衣が捕まっていた。
タクは左手を由衣の背後から首に巻きつけ、もう片方の手で喉元にナイフを突き立てていた。

「しぃちゃん・・・。ゴメン・・。」

由衣が涙目で震えている。

「さっきはよくやってくれたな!!ちくしょー鼻血がとまんねー!!」
「あぁ・・・。」

その状況で、志乃には発する言葉はなかった。
どうしてもこの状況の打開策が思いつかない。
ふと背後に人影を感じた瞬間、振り向くと頬に激痛を感じ、たまらず横に倒れた。
いつの間にか立ち上がったシンジから、おもいっきり平手打ちをくらったのだ。
489大塚志乃:2007/07/03(火) 21:35:37 ID:UO0D5hNH
この時、由衣を人質にされていることで、もう志乃には立ち上がり、はむかう気力がなかった。

「おい、ジロー! オマエも早く起きてこい!!」
「うぅ・・。くそっ、まだクラクラするぜ・・。」

ジローもよろよろと立ち上がってきた。やはり女の力では倒しきれなかったのだ。

志乃はシンジとジローに二人がかりで両手を捕まれ立たせられる。

「もうゆるさねー!!こいつ、ただじゃおかねえからな!!」

志乃は二人の手によって、またしてもX型の磔台に連れて行かれた。
磔台に右手を固定され、次に左手、右足、左足と、四股がだんだんと拘束され自由を奪われていくにつれ、
志乃の中にどうしょうもない絶望感が重くのしかかってくる。

「ふんっなんだこりゃ、ブラジャー代わりか??」

志乃の胸を隠す手ぬぐいを剥ぎ取られ、またしてもその胸をあらわにしてしまう。

「おい、さっきまで強気だったのに、また今度はえらいおとなしくなってきたな?
 さすがに観念したか?だがもうただじゃおかねーからな!」

「・・・。」
もはや絶望し、気力を無くした志乃は喋ることも出来ない。

「ジロー、とりあえずありったけのSM道具もってこいよ!
 この女、おれらのペットとしてやさしく調教して可愛がってやるつもりだったが、もう許さねぇ・・、
 女体実験ショーだ! 心が壊れるまで嬲りモノにしてやるよ!」

もはやシンジの目は赤く血走っていた。
490ふう@ピンキー:2007/07/03(火) 21:37:52 ID:UO0D5hNH
投下完了です。
ホントは今回で最終回と思ってたけど、あともう一回になりました。

しぃちゃんの逆襲は不発と終わりました。ナムww
491名無しさん@ピンキー:2007/07/03(火) 21:42:00 ID:PFLNcXHX
とりあえず>486は氏ね
492名無しさん@ピンキー:2007/07/03(火) 21:48:34 ID:CuY5OSVJ
投下来てたのか。正直すまんかった。
493名無しさん@ピンキー:2007/07/03(火) 21:50:52 ID:kPHL2TFU
GJ
良いもの見せてもらった
494名無しさん@ピンキー:2007/07/03(火) 21:54:59 ID:cFfTbDH7
>>490
うぉ、こう来たか
SMは良くわからんが次回投下を楽しみにしてますね
495名無しさん@ピンキー:2007/07/03(火) 22:04:39 ID:myLQk8/3
乙でした。
不発だったか・・。
ちょっと良い目みすぎって気がしてきた。
有段者と素人ってもっと絶望的な差が有りそうだが。
496名無しさん@ピンキー:2007/07/03(火) 22:09:45 ID:QaDO9QzV
>>490
未完ってのも困るけど、終わりが近づくのは少々残念ですね。

>>492
運営に関わる人間でもない限り、所詮そういう書き込みを止めさせる手段は無い。
やりたければやればいい。ただ、好みを連呼してもそれは不毛だと思う。
497名無しさん@ピンキー:2007/07/03(火) 23:31:16 ID:7Dq99EEm
>>496
感想以外は議論スレへ。スレ運営の話を膨らませるのは、正直迷惑。
498ふう@ピンキー:2007/07/04(水) 00:22:15 ID:EtKRQjiN
SMは自分もよくわかりませんww
基本的に自分のやりたいことでしぃちゃん苛めるのみww
武道家少女として、闘わせて萌え萌えしたいし、また陵辱させて興奮したいってもあるんで、
こういう展開になるんですよねー。

さて、もう最終回なんで、間髪いれず投下したいです。
明日の夜には投下予定です。
499名無しさん@ピンキー:2007/07/04(水) 00:32:00 ID:EKb2smZP
夏だから全裸待機でも風邪ひかないよな?
500名無しさん@ピンキー:2007/07/04(水) 00:52:36 ID:EQSygZhw
風邪を引くとか引かないとかどうでもいい
全裸で待つんだ
501名無しさん@ピンキー:2007/07/04(水) 00:56:01 ID:gNcEmIMm
>>497
だから…反応してくれるなよおまいさんも…
502名無しさん@ピンキー:2007/07/04(水) 01:16:10 ID:aedFBINT
でも全裸待機で風邪ひいて寝込み最終回を見れなくなったら
かわいそうだから、全裸に手袋とネクタイだけはしてもいいよ。
503京丸@ピンキー:2007/07/04(水) 01:30:28 ID:yI3aQ37J
投下します。
最終回まで大量投下。
前々回の晶と明、それと、とある理由で女にされた隆(隆子)が出ます。
504京丸@ピンキー:2007/07/04(水) 01:31:55 ID:yI3aQ37J
腰まである黒髪を絨毯に流し倒れているのを、小鈴がじっと見つめている。
「あ・・はぁ・・はぁ」
荒く息をつきながら、壮絶にイかされた事を横たわりながら情けなく思った。
目を瞑り嗚咽を漏らす。
「うぅ・・う・・もう・・許して・・」
「これ以上追い詰めると何されるか分からないからな・・次で最後にしてやる」小鈴が両手を持って仰向けにし、数馬が頭の方から悠の口に無理矢理ねじ込み、乳房を絞り込む。
「んんっ!むぐ・・げほっんむっ!ああっいや!」
乳首から数本の母乳がびゅうっとほとばしった。
「おっぱいが出るのか」
数馬が何度も悠の母乳を絞りだす。
母乳が噴出する度にへなへなと力が抜け、たまらない恥ずかしさに頭が痺れる。
「もう・・出さないで・・力が抜ける・・」
怒張が喉まで入り込み、激しくむせ返る。
悠の口内を凌辱しながら、膣口に指を三本入れ、親指でクリトリスを揉む。
グチュグチュと更に熱湯の様な蜜が次々と補充され、数馬を興奮させた、
イマラチオでむせながら、悠は下半身の快感と無理矢理挿入されている口内の快楽に昇りつめていく。
「ううー!むぐ!む!んんんんんんっ!」
数馬に慣れさせられてきた悠が強い絶頂を迎えたが攻めは止まらない。
数馬は弱点を攻め続け、何度もイかせていく。
悠の裸体は続け様のアクメで全身真っ赤に上気し、玉の汗が吹き出ていた。
悠は快楽の虜に堕ちそうになるのを必死に耐える。
「んんんんんっんっ!」
またイかされた。
『早く・・出して・・僕・・もう落ちる・・』
数馬が漸く射精し、喉に精液を直接流し込む。
「ぐ・・ごくん・・ごく・・こくん・・ごく・・」
悠は仰向けの為、否応なく数馬の放った精を全て飲み干すしかなかった。
怒張を口から抜く。
「ぷはあっ!けほっ!げほっげほっ!」
「全部飲んだな、偉いぞ」
悠の最後のプライドが反抗する
「はぁ・・僕は・・奴隷じゃ無い・・」
「そう言って、何回いったんだ?まぁ約束は守ってやる、帰ってもいいよ」
悠は漸く解放され、悔しさに泣きながら外に出た。
505京丸@ピンキー:2007/07/04(水) 01:32:54 ID:yI3aQ37J
悠が解放される前、一台のベンツが数馬の家に向かっていた。
「隆子さん?いや、二人だから良いか・・隆、小鈴ちゃん病院に来た?」
「いえ、来てないです・・あれだけ奔走したのに全く来ないなんて・・」
「近くであの症例が出たのは二件目だから・・気になるんだよね」
「教授・・行けば分かるでしょう」
「隆も随分と変わったね」
晶が微笑んだ。
「・・勘弁して下さい・・私もあんなことされたから・・身に染みてます」
隆が力なく俯いた。
「ごめん、ごめん・・で女になったことは今は後悔してないんだろ?」
「そうですね・・第一女は気持ち良いですから」
「で隆子さんの恋人・・彼女は元気?」
「はい、仲良いです・・って、あの人、症例の一件目の人ですよ!」
「ん?良く覚えてたね・・旧姓水嶋さん?」
「確かです・・カルテでしっかり見たから・・でも泣いてますよ?あの人」
「声かけてみようか」
悠は外に出た後顔を覆って泣いていた。
「もし?あなた旧姓水嶋悠さん?」
「ぐす・・あ、あなたは?誰ですか?」
「私、武田晶・・あの大学病院の教授・・で、あなた元男性でしょ?私達も元男ですよ?安心して」
「え?は、はぁ・・」
「何か有ったの?泣いてたよ?」
「べ・・べつに何も」
「嘘言ったら駄目!私達なまじっかな苦労はしてないから・・深刻な様子だよ」
今や看護師になった隆も言った。
「私は苦労をかけた方ですが・・苦労もしました・・元男は警戒心が緩いですからね」
「ここじゃ何だから車においでなさい」
悠は縋る思いで今までの事を泣きながら語る。
「もう・・どうしたら良いのか・・悔しい!」
「あの男がね・・悠さん?あなたここで少し待っててくれない?良い?」
「は、はい!」
「隆、行くよ・・様子見に行こう」
「分かりました」
晶がドアを叩く。
「大学病院の武田ですが!いらっしゃいます?」
ドアを開け、小鈴を後ろに控えさせた数馬が現れた。
「あぁ先生、まぁ入って下さい」
『確かですよ教授、この匂い催淫剤ですね』
『みたいだね、正気じゃないね、この男』
数馬が晶の身体を舐め回す様に見ていたが、晶はその視線を感じてほくそ笑んだ
506京丸@ピンキー:2007/07/04(水) 01:33:56 ID:yI3aQ37J
「なんか御用ですか?」
まだ晶の身体に視線を注ぐのを数馬は止めない。
隆が冷たく笑いながら数馬に警告した。
「おい、この人は止めとけ・・まだ生きてたいだろ?闇に消されても良いなら止めねぇがな」
「さっきの人に何かしたな?この匂い・・催淫剤だろ・・人の道外れた?」
数馬から血の気が引く。
「どうなの!?」
辛酸を舐め尽くした元男の教授と看護師が冷たく光る目で数馬を見た。
「な、何もしてない!用が無いなら帰ってくれ!」
「あらそう?じゃ小鈴ちゃん一緒に行きましょ?」
「え?でも・・」
「良いから来なさい!」
「は・・はい」
「どうするつもりだ!」
隆が冷たく言い放つ。
「お前に言う義務は無え」
晶が小鈴を連れて部屋を出た。
「おい待ってくれ!」
晶が数馬の目を睨む。
「あん?なんか用か?」
冷徹な目に数馬の身体が硬直してしまった。
二人は小鈴を連れてベンツに乗り込む。
悠は小鈴にさえぶるぶると怯えている。
晶が悠ににこやかに優しく語り掛ける。
「悠君、もう恐がらなくても良いよ?あなたのトラウマは私が永久催眠で消してあげるから」
「そんなこと、出来るんですか!お願いします!」
「教授、この子、調教されてますよ?」
「隆子さん分かるの?」
「この目付き・・そしてあの男・・思い出しました!引退したはずのプロの調教師ですよ」
「なんて事を・・」
「昔・・私もそうだったから・・見たことが・・」
「隆子さん、もう良いから・・あなたのおかげで今の優しい旦那に出会えた様なもんだからね」
「教授、ありがとうございます」
「悠君・・あなたも悪い!妻と母ならもっと慎重に行動しな!分かった?」
悠は今にも消え入りそうだった。
「はい・・」
「で、小鈴ちゃんだね・・どうするか・・」
「ご主人様の家に帰して下さい・・お願いします」
隆は今更ながら調教師だった頃の事を思い知る。
「こんな不憫な事になるんですね・・」
「悠君?まだ時間ある?先にあなたのトラウマ消してあげるよ」
あの痴漢電車の悪夢の再現を悠は恐れた。
「どうかお願いします!お願いします!」
507京丸@ピンキー:2007/07/04(水) 01:34:56 ID:yI3aQ37J
「悠君、トラウマ解消、してみようか・・」
「お願いします」
晶と隆が助手と一緒に強制催眠を重ねがけし、何重もブロックを施し永久催眠にしていった。
「具合はどう?」
「はい、気分は随分すっきりしましたが、レイプの事実は消せないんですか?」
「それは貴方達夫婦が解決しなさい!乗り越えてこそ本当の夫婦だよ?冷たいようだけど」
「はい・・主人に全て言います・・許してくれるかどうか分かりませんが」
「大丈夫!夫婦で有り親友なんだから・・で、どう?悠君のトラウマ・・心に残って苦しみそう?」
「いいえ、それはあまり気にならなくなりました」
「後何回か来なさい・・念の為催眠療法するから」
「はい、・・で小鈴ちゃん、僕が連れて行っても良いですか?」
「そう?じゃ、後は任せたよ?何するか分かるけど程々にね?」
隆が晶に語り掛けた。
「数馬はどうします?」
「そうね・・取り敢えずあの男拉致っといで・・屈強な男数人連れて」
「分かりました」
悠と小鈴はいまいち事情が飲み込めなかった。
取り敢えず晶のベンツで保育所に久美を迎えに行き、家まで辿り着く。
「じゃ、悠君?何か有ったら連絡する事!一人で軽はずみは厳禁!良いね!」
「はい、本当にありがとうございました!」
ベンツで帰りながら晶はふと思った。
『刷り込み直すのかな?最善ではないけどな』
小鈴は知らない家でおどおどしていたが、優しい母の様な悠に小さな安心感を覚えた。
悠は修に全てを話した。
レイプとは言え、気をやってしまった事。
自分の軽はずみが原因で招いた事。
悠は許して貰えるとは思えなかった。
学生時代に淫乱になったのを助けて貰ったが、今回は悠の立場が違いすぎる。
「修・・僕・・」
「お前が一人でも動くかもしれないと気付かなかった俺も悪いがな」
「でも・・レイプされながら・・」
「良い!薬塗られたら誰でもいくって晶教授が言ってたしな」
「え?晶さんから電話でも有ったのか?」
「ああ、今回は旦那も悪いから許してやりなって・・でも悠、今はもう一人じゃないんだって自覚しろ!」
「はい・・修ごめん」
508京丸@ピンキー:2007/07/04(水) 01:36:00 ID:yI3aQ37J
「二人で乗り越えよう・・辛いけどな、俺はやはり」
悠は涙が止まらない。
二度も間違いを許してくれた修を心から愛しく、申し訳なく思った。
悠は修に抱き付きながら、胸に顔を埋めると、修はぽんぽんと頭を叩いた。
「ごめん・・修・・」
修が悠の顔を胸から話して尋ねる。
「小鈴ちゃんはどうしてるんだ?」
「賢が懐いちゃってさ・・一緒に寝てるよぅ」
「で、どうするんだ?」
「あの子アブノーマルなセックスが染み付いてしまってるからさ・・あれしか無いかなぁって」
「二人がかりで?充分アブノーマルじゃねえの?」
「優しく気持ち良くしてあげれば大丈夫じゃないかなぁ」
「良いのかなぁ・・まだ少女だしなぁ」
「少女でも、普通の少女じゃなくなってるよ?」
「やってみるか・・でないとそういうシーンがもう無さそうだしな」
「ん?何の事?」
「いや、なんとなく」
「ねえ・・今夜抱いて欲しいなって・・あの・・良いかなぁ・・」
「分かった・・狂わしてやるから、覚悟しろよ」
「うん・・」
悠は声なんか一切気にせず喜びに悶え狂う。
自分はもう一人の身体じゃないんだと改めて思い知る悠であった。
次の土曜、晶と隆子ともう一人変な男が来た。
修を紹介し、晶と隆子を紹介し成り行きを話す。
しかし悠と修は晶の後ろにでんと座る男が気になって仕方ない。
でっぷりと太り、頭頂部は薄く、丸い眼鏡をかけ、紙袋を横に置いている。
いかにもオタク丸出し。
「あの・・その方は?」
晶がぽっと頬を染めて紹介した。
「この人、私の旦那・・キモイでしょ?でも凄く私に優しいんだよ」
確かに晶を庇うように後ろに位置し、優しい慈愛に満ちた目で晶を見ている。
修が一人考えた。
『でも、ここって男ばかりなんだなぁ・・』
「そんな事よりも、数馬が居ないんだよ!どうも小鈴を放って逃げたみたいなんだよね」
隆が悠に言った。
「小鈴ちゃんの荷物は持ってきましたが、手がかりになりそうな物は一切・・」
「で、旦那の出番・・明?情報網で何とかなからない?SM、調教、家探し色々と有るけど」
「表には無理だけど、裏は顔写真公開しても良いんだね?何とか全国隅々までやってみる」
509京丸@ピンキー:2007/07/04(水) 01:37:00 ID:yI3aQ37J
悠は明に聞いた。
「そんな事出来るんですか?!」
明は特段対した事は無い様子。
「オタクの情報網を甘くみちゃ駄目です、話は全て聞いてるから・・出来る限りの事はするよ」
晶は悠に囁く。
「小鈴はどう?」
「少しずつ慣れては来ていますが・・」
「逃げた事は言っておいた方が良いよ、小鈴ちゃんには酷なようだけど、現実を見て貰わないとね」
「そうですね・・学校から帰ってきたら言います」
修は別な事も気になるようだ。
「晶先生?ご主人とはどうやって?」
「自暴自棄になっていた所をこの人にナンパされてね・・優しさと巨根に惚れたのよ、ね?あなた?」
明は顔が真っ赤。
隆は申し訳なさそう。
「生まれて初めてのやけくそナンパだったんだよ?それが・・そのまま・・その・・」
悠も修も感心しきり。

後は行き先を探す事と、念の為に数馬に用心することにして解散した。

悠と修の前に小鈴が座っている。
「数馬さんね・・逃げたそうだよ?小鈴ちゃんを放っておいて」
「ご主人様が・・逃げたの?そんな・・」
「きちんとしたご主人様なら、取り返しに来る筈でしょ?目を覚まして?」
「僕を育ててくれた」
「そうね・・僕達はそこが引っ掛かってたんだけどね・・でも逃げた」
「逃げたんだ・・でも僕普通の子にはもう戻れないよ・・変態な事ばかりしてきたもん・・」
小鈴は少し自我を取り戻して来たら、今度は自己嫌悪の気持ちが膨らんできた。
「小鈴ちゃんを何とか普通の子に近付けたい・・任せてちょうだい?良い?」
「うん・・どうせ僕は孤児だから一人きりだし・・どうでも良い」
悠と修は哀しげな小鈴をじっと見つめた。

===長女は小鈴===

久美と賢を保育所に預け、悠と修と小鈴は郊外のホテルに向かった。
これが最善の策とは思えない二人ではあったが。
刷り込みは消せるのではないかとの自信も有った。
さすがに小鈴は初めて入る綺麗なラブホテルに目を丸くしっぱなし。
精を吸い尽くしてすっかり大人びた身体をベッドに投げ出し、スイッチ類をいじっている。
修がジェットバスに湯を張る。
悠が小鈴に声をかけた。
「小鈴ちゃん?こっちにいおいで」
510京丸@ピンキー:2007/07/04(水) 01:38:00 ID:yI3aQ37J
小鈴も一応これから自分が何をされるかは分かってはいたつもりだった。
悠が小鈴の服を脱がしていき、下着を取り去り、籠に入れる。
悠も自ら服をと下着を脱いでいく。
修も裸になる。
小鈴をダブルベッドの真ん中に寝かせ、左右に悠と修が横になった。
大人の裸の男女(元男が二人居るが)に挟まれた小鈴は、何故か緊張にぶるぶる震えだした。
乱暴的なセックスしかしてこなかった小鈴は、静かな隠微な始まりの経験が一切無い。
これから自分におきる事の期待と不安でいっぱいになる。
小鈴が目を瞑る。
悠がそっと唇に唇を重ねて、小鳥がついばむ様なキスをした。
修が手で乳房に静かに手を這わす。
チュッ・・チュッ・・チュッ・・
唇が触れるか触れないかの優しいキスに小鈴は心がとろけそうになる。
同時に胸を静かに這い回る修の手に、小鈴の全身が赤く染まっていく。
悠がの口の中に舌を潜りこませ、小鈴の舌を突くと小鈴も舌をおずおずと絡めてきた。
小鈴の乳首がつんと固く尖り勃起していく。
「んん・・ん・・ん」
全身が気持ち良い温泉に入った様な、溶けていきそうな感覚を小鈴は味わう。
唇を離し、そのまま耳たぶを甘噛みし舌を這わす。
そしてずらしていき首筋を唇と舌で愛撫する。
「あぁ・・う・・はぁ」
さざ波の様に身体中に快感が包んでいく。
修が唇と舌で右乳首を舐めると、悠が左乳首を舐めだす。
両方から乳首を攻められ、小鈴の身体がくねくねと蠢きだした。
「あっ・・いや・・うぅ」もう既に両乳首は取れそうな位しこっていた。
乳首への攻めだけで小鈴はいく寸前になる。
ぎゅっとシーツを掴み、大波になってきた快感に必死に耐えた。
「あっあぁ!あん!ああっ!僕、いきそう・・」
悠が囁いた。
「いっても良いよ?」
それに安心したかの様に小鈴の悶えが激しくなる。
「あああんっ、あっ!うぅん!いく、いくうぅ!」
小鈴の背骨が反り返り、胸を突き出してぶるぶると硬直しながら震えだし、がくっと力が抜けた。
「気持ち良かった?」
「はい・・凄く・・」
511京丸@ピンキー:2007/07/04(水) 01:39:06 ID:yI3aQ37J
「あ・・はぁ・・はぁ」
修が悠に聞いた。
「この子こんなに敏感だったのか?」
「これが本来の反応なんだと思うよ・・小鈴ちゃん?どうだった?」
「何か凄く良くて・・すぐいっちゃった」
「修、三人だと狭いから先にお風呂入ってきて?」
「了解」
「小鈴ちゃん、僕の胸で抱いてあげるから・・おいで・・」
「うん・・」
小鈴が悠の豊かな胸に顔を埋める。
ぼうっと心が暖かく、悠の母薫を心地よく感じた。
「ね、小鈴ちゃん、僕のおっぱい飲んでみる?」
「うん、飲んでみたい」
小鈴が悠の授乳期中の少し色が濃くなった乳首をくわえた。
最初はぎこちなかったが、すぐ飲むコツを掴む。
ちゅっちゅっちゅっ・・
「ん・・あぁ・・んん」
他人に母乳を吸われ、母性と快感が混ざった不思議な感覚を悠は感じた。
小鈴は夢中で吸った。
吸う度に口中に甘く暖かい液体が広がる。
まるで母を捜し求めるかの様に悠の母乳を飲んだ。
「はぁ・・こ、小鈴ちゃん?美味しい?」
「うん・・甘くて・・お母さんの味・・でも昔飲んだ筈なんだよね・・」
「もっと飲んで良いよ?僕のたっぷり出るから」
小鈴は再び乳首に吸い付いた。
修が風呂から出てくると、悠が小鈴に母乳を含ませているのに気付いた。
「ん?・・俺にも一度飲ませろよ」
「え?ちょっと・・あっ」
悠を上向きにさせて、修が開いている乳首に食らい付く。
「こ、こら!今日は僕じゃないってのに!ねえ・・あっ・・んんっ・・あぁ」
両乳房から、自分の体液を吸われる感覚に身体が弛緩する。
「ね、ねえ駄目って・・あ・・力入らない・・あぁ・・気持ち良いよぅ・・久美の分が無くなるぅ」
「言うほど美味くねえ」
「む・・誰も飲んでって言ってないんだけど?」
修が複雑な表情で首をかしげたが、何となく隠微な雰囲気に興奮もした。
「・・マ、マ・・」
小鈴をふと見ると、瞑った目から涙の筋が光っているのに二人は気付いた。
修が悠の横に座り、悠が小鈴をぎゅっと抱き締めて頭を優しく撫でる。
「小鈴ちゃん?お風呂一緒に入ろうか・・僕が洗ってあげる・・」
「うん・・」
小鈴が悠を見上げて頷いた
512京丸@ピンキー:2007/07/04(水) 01:40:07 ID:yI3aQ37J
小鈴に洗って貰った後、悠が小鈴の背中を洗った。
同年代の女の子よりも格段にメリハリの有る身体に、悠は正直いってドキドキした。
「小鈴ちゃん、綺麗な肌だね・・羨ましいよぅ」
「そ、そんな事・・」
小鈴が俯いて真っ赤になっている。
「はい、こっち向いて」
男の心が未だ残る悠は、水滴が滴る小鈴の裸身に思わず唾を飲む。
「綺麗な身体だね・・」
スポンジで全身に隈無くシャボンを纏わせていく。
知らず知らずに悠の股間が開き、じわりじわりと蜜が溢れてくる。
小鈴の視線がそこに釘付けになり、それを感じた悠の吐息が荒くなる。
今すぐ小鈴を押し倒したい欲求にかられた。
「ふぅ・・はぁ・・」
「悠さん・・興奮して濡れてる・・」
「小鈴ちゃんにあそこじっと見られてたら・・何だか・・小鈴ちゃんも拡げてみて?」
小鈴が脚を拡げていく。
「僕も・・もう・・我慢出来ない・・」
色素が少し沈着しだした花弁から、とろとろと蜜を滴らせている。
急に小鈴が悠の淫裂に指を這わせた。
「ああぁぁっ・・駄目・・僕がするんだからね」
悠が小鈴のクリトリスを指先で小さく擦る。
「ううん・・くう・・」
小さな身体がびくんと跳ねた。
お互い指が止まらない。
「こら!二人で始めるなよな」
「あ・・ごめん・・つい」
お湯を流し、湯船の中で小さく肩を震わせる小鈴を、背中から抱き締める。
小鈴が俯きながら呟いた。
「あの・・ママって呼んで・・良い?」
「勿論良いよぅ?」
「ねえ、ママ・・」
「なあに?小鈴・・」
小鈴が振り向きざまに抱き付き、声をあげて泣き出した。
「うわあぁぁ!・・うっ・・ひぐ・・ぐす・・」
悠が小鈴を力一杯抱き締めた。
「小鈴・・本当は甘えたかったんだね」
「うん・・ぐす・・エッチな奴隷ばっかりだったもん・・僕・・ぐすん」
「じゃ、どうする?今日はもう帰る?」
「ううん・・ママと・・ええと、パパ?に気持ち良くして貰いたい・・」
「分かった・・ママ達が気持ち良くしてあげる・・」水気を拭き、小鈴が再び横たわる。
「はぁ、はぁ、はぁ」
小さい身体が興奮のあまり真っ赤に染まっていた。
513京丸@ピンキー:2007/07/04(水) 01:41:09 ID:yI3aQ37J
悠が小鈴の陰部に顔を埋め、舌と唇で淫裂をなぞり蜜を吸い、クリトリスを刺激する。
修が首筋に舌を這わし徐々に乳房に降り、乳首を舌で転がし、手でやわやわと揉む。
「ううん・・ああぁ・・くふう・・うふぅ・・」
身体中に送られる快感に小鈴が切なげに悶える。
「ああ・・ママ・・パパ・・気持ち良い!」
修がびっくりした。
「パパ?何か娘としてるみたいだな」
「娘だよ?気持ち良くしてあげよ・・」
舌先を膣口に潜らせ、中指を肛門にゆっくり出し入れしクリトリスも撫でる。
「あはあぁ!やぁ・・凄いぃ!ああぁ・・」
乳首とクリトリスが痛い程勃起し快感が増大する。
修が少しずつ刺激を強くしていった。
「ぅ・・ぅ・・ぁ・・」
あまりの気持ち良さに喘ぐ声さえ出ず、身体が突っ張った。
いつもの絶頂の高みを更に越えて昇りつめていく。
「あぁ・・ぁ・・怖い・・怖い・・」
修がしっかり抱き締めると細い腕を首に絡ませた。
悠は小鈴の陰部と肛門を休まずに攻めていく。
「う・・あ・・良い・・良い・・あ・・来るぅ・・何か来る!凄いのが来る!!あ、ああああぁぁ!!」
修の首に食らい付き、がくんがくんと大きく痙攣をした後、小鈴はがくっと意識を失った。
シーツをぐっしょり濡らし、ゆるゆると小鈴の意識が戻ってきた。
悠と修はと見ると、ソファーに並んで何やらにこやかに語り合いながら座っている
そんな二人を見て、寂しくなった小鈴が、ベッドを飛び起き二人に飛び付いた。
「パパ!ママ!」
悠と修に抱き留められ、頬を二人に摺り寄せる。
修が優しく囁く。
「小鈴は甘えん坊だったんだな」
「僕のあそこまだ・・誰も入った事無い・・入れても良いよ・・」
悠は押し留めた。
「それは、将来大事な人に捧げなさい・・ね?」
「うん・・パパなら良いかなーって思ったんだけど」
「そこはやはり越えられないよ・・残念だけどな」
「小鈴、ママ達の子にならない?どう?」
「良いの!?でも・・おじさんが気になる」
「育ててくれたもんね・・でもね、主従関係になってしまったら元には戻りにくいんだよ?」
「分かった・・パパとママの子になる・・」
514京丸@ピンキー:2007/07/04(水) 01:42:21 ID:yI3aQ37J
悠と修夫婦と養子縁組を済ませた小鈴は、晴れて長女になった。
修が小鈴を抱く事は無かったが、悠はごくたまに小鈴のお相手をしている。
お相手といっても、小鈴は身体が燃えてくると悠に異様に甘え、その身を悠に任せた。
賢と久美の事も長女として喜んで面倒を見た。
特に賢は、お姉ちゃんお姉ちゃんとくっついて離れない。
そんな賢にお姉ちゃん風を吹かせるのが楽しくて仕方ないようだ。
一年が経過し、小鈴は中学生になっていた。
爆弾ボディに既成のセーラー服はきついらしく、特注品を着ている。
両親である悠達と晶によって女の子として警戒心も持つようになったが、学校では相当モテる様子。
だが、同年代の男の子では物足りないらしく、年上の彼氏が欲しいと、すっかり女の子になっていた。
そんな時、数馬が晶と隆子に連れられて訪ねてきた。
すっかり正気を取り戻し、遠い地で暮らしているとの事。
「小鈴・・元気そうだ」
「おじさん、育ててくれてありがとう・・私、ママとパパの娘として凄く大事にしてくれてるわ」
「すまなかった!今更後悔しても遅いが・・それと悠君、修君・・君達にはお詫びのしようが無い・・」
「良いんですよぅ・・小鈴の事はお任せ下さい、責任持って育て上げます」
「小鈴・・おじさんも元気に頑張るから、パパとママの言う事良く聞くんだよ」
「おじさん!私・・私」
小鈴が数馬に抱き付いた。
数馬も優しく抱きしめ、頭を撫でる。
「元気でな・・良い人見つけて幸せになれよ」
「はい、ご主人様」
「こ、こら!それはもう止めてくれ」
小鈴はくすと笑う。
「では悠君、修君、小鈴を宜しくお願いします」
「お任せ下さい・・数馬さんもお元気で」
修が数馬に手を振る。
悠が数馬の手を握り、数馬だけに聞こえる様にぼそっと囁いた。
「あの時・・死ぬ程気持ち良かったよぅ・・ふふふ」
「か、勘弁して下さい・・晶さんに殺されます」
晶のベンツに乗せられて、数馬が遠ざかっていく。
悠に震える肩を抱き寄せられながら、見えなくなるまで小鈴は見送る。
「おじさん・・さよなら」
小鈴の目からつつっと一筋涙が落ち、夕日に赤くキラリと光っていた。

===END===
515名無しさん@ピンキー:2007/07/04(水) 01:45:17 ID:EKb2smZP
リアタイキタ━(゚∀゚)━!!!
516名無しさん@ピンキー:2007/07/04(水) 01:47:12 ID:plOyM9RW
御苦労様
517京丸@ピンキー:2007/07/04(水) 01:47:46 ID:yI3aQ37J
最終回まで投下完了。
ちと都合が良すぎた感じもしますが。
完全なハッピーエンドでは有りませんね。
因みに晶は今熟女。
次回作も下書き開始しています。
今度は次第に陰欝になってきまして、ハッピーエンドでは無い予定。
518名無しさん@ピンキー:2007/07/04(水) 02:12:56 ID:39wPUx4g
GJ

数馬の事が気になったのは俺だけか
519名無しさん@ピンキー:2007/07/04(水) 02:22:35 ID:EKb2smZP
まともに更正したんじゃなかったけ?
520京丸@ピンキー:2007/07/04(水) 02:36:42 ID:yI3aQ37J
数馬は小鈴が居なくなった事で、正気を取り戻しました。
でも一旦奴隷とご主人様の関係を結ぶと、おいそれと断ち切れないとSM関係の友人が言ってましたね。
521名無しさん@ピンキー:2007/07/04(水) 02:43:32 ID:AieiUb9F
>>ふう氏
投下乙です。
逆襲不発ですかぁ。
次で最終回とのことですが、しぃちゃん達はどうなるんでしょうね?
でも次のシリーズでも登場してくれると良いなぁw
 
>>京丸氏
投下乙です。
悠が落ちていく展開が凄く良かったんですが、最後は丸く収まっちゃいましたね。
これはこれでよいですが、ちょっと残念かな、と。
次作も楽しみにしてます。
522名無しさん@ピンキー:2007/07/04(水) 07:48:43 ID:ExGylkPd
>>517
ありがとう。京丸さんの作品は、非日常から帰ってくる所まで描いてくれていていい感じ。
キャラが生き生きとしている作品では、主人公に感情移入する分ダークエンドはキツい事も。
523アルたん王子の敗北:2007/07/04(水) 18:49:49 ID:ALMVtzMA
え〜と、例のWikiの件なのですが。
現在ログインできない状態になっています。
設定などを間違えているのか、それとも他に原因があるのか……色々やってみたのですがよく分かりません。
何にしてもWikiは、問題が起きたときに対処しきれないような気がします。
非強制スレみたいなのであれば大丈夫だと思うのですがどうでしょう?

それとも他の方がWikiで作るのであれば、つい先ほどここまでのSSをテキストにまとめ終わったので提供できます。

それと「勝手にまとめない」というのと矛盾するのですがβ版としてちゃっちゃっとやってみました。
13日までの公開ということで許してください。駄目なら消します。
tp://library.s12.dxbeat.com/tsf/
表示方法などは模索中。
これから出かける用事があるので時間が無くてPart23まで(一部除く)しか入っていません。
許されるならば、今晩にでも現行スレまでのデータを入れようかと思います。
524名無しさん@ピンキー:2007/07/04(水) 18:50:46 ID:ALMVtzMA
名前消し忘れたorz
525ふう@ピンキー:2007/07/04(水) 20:10:07 ID:EtKRQjiN
しぃちゃん投下します。

さて、しぃちゃん、そして由衣タンの運命は!?(笑い
526大塚志乃:2007/07/04(水) 20:11:07 ID:EtKRQjiN
「そうだな!そしたらもうこんな女いらねーよ。縛ったままホームレスの溜まり場に捨てに行こうぜ!」
「それいいな。あいつら溜まっているから、一日中ヤられまくるぜ?」
「ま、もっとも心がぶっ壊れているだろうから、なんも感じないかもな。ははっ。」

タクもジローも、あぶないくらいに興奮している。もう理性はとうに吹っ飛んでいる感じだ。

(おれ、死んじゃうのかな・・。)

志乃が絶望のドン底に陥ってるとき、
眼前にはシンジが、手に針を構えて立っていた。

「まずはその乳首にきれいなピアスを開けてやるよ。次はクリトリスもな。へへぇ。」

その針をみた瞬間、諦めかけていた志乃の中で、たとえようのない恐怖が湧き上がってきた。

(あぅ・・いっ、イヤだああ!!イヤだ!! やめてくれえーー!!!)

動かせない四股で懸命にもがき、どうにか外そうとするが、拘束具はピクリともしない。

「おいおい動くなよ。チチが揺れるじゃんか。違うとこ刺しちゃうぜ?」
「うぅぅ・・。いっ、いやあぁああ!!!」


その時、突然、外の廊下の方で、数人の足音が鳴り響いていた。
思わず手を止めるシンジ。
こことは関係ないだろう、と思いつつも、思わず表情が硬くなる。

「ここか!?」「悲鳴が聞こえたぞ!」「こっちだ!!」「鍵もってこい!!」

突然、複数人の大きな声と共に、ドアノブがガチャガチャと回される。
何かの間違いか、と思いつつもシンジを含め3人とも、だんだん顔が青ざめていく。

ドアが開いた瞬間、複数の警官隊がなだれこんできた。
それからは一瞬のことだった。
あっという間に3人は警官隊に捕り抑えられてしまった。
そして志乃と由衣は保護され、そのまますぐに病院に送られたのだった。
527大塚志乃:2007/07/04(水) 20:11:44 ID:EtKRQjiN

---------------


あれから3ヶ月の月日がたっていた。
あとから聞いた話だが、由衣のお母さんが通報してくれたらしい。

回覧を回しに行っただけなのに、突然の外泊メールに不審に思ったのだ。

メールにあったお泊りする友達の名は、志乃の名前が使われていた。
母親からみれば男の志乃くんの家に泊まるだなんて、冗談でもそんなメールするなんてありえない。
あわててメールしても直接電話しても出てこないし、
志乃くんの家に電話してもつながらない。
もしかして志乃くんと出かけているのか?という考えもあったが、
コンピュータ関係の仕事に勤めていて、元々機械に明るい母親は、携帯のメールが偽装されていることを疑った。

すぐに警察に通報したが、連絡がつかない、というだけでは動いてくれない事は承知していたので、
あえて連れ去れたのを見た、と虚言をついてまでして、警察を動かした。
もちろん、本当になんでもなければ、それにこしたことない、といいう判断で。

しかも、母親は由衣には内緒で、由衣の携帯にはGPS機能まで働くようにしていたのだ。
普段は遠慮してその機能を使うことはなかったが、今回はその機能をつかって警察に連絡し、
なんとか場所を特定して、警察が踏み込んできたという顛末だった。

志乃と由衣は病院に運ばれ、いろいろと検査をされた。
不幸中の幸いか、二人とも妊娠だけは免れていたのが救いだった。

しかし、心に大きなショックを受け、由衣は身体が回復してもそのまま入院することになってしまった。

志乃の方は、最初は身元がはっきりしなかったが、どうにか海外の両親に連絡をとり、緊急帰国してもらった。
両親も、最初は志乃をみて信じ難いようだったが、いろいろと話をしていくうちに、
この両親も自分の子供だと確信をもてるまでに至った。

志乃も身体が回復し、退院といきたかったのだが、病院の方でいろいろと検査をさせてほしい、
と要望があり、どうも国レベルでの調査ということで断ることもできず、
そのまま別の大きな病院に運ばれ、当然学校にもいけず、ずっと検査漬けの日々を送っていたのだ。

そして結論といえば、結局いくら調べても普通の女の子、性別上は女としての結果しか出てこなかった。
本当に元々男だったのかもあやしいと言われる始末だった。

結局、諸々の手続きを行い、志乃は女として生きていくことになってしまったのだ。
528大塚志乃:2007/07/04(水) 20:12:44 ID:EtKRQjiN
そして今、志乃は由衣のいる病院に戻ってきた。
由衣のネームプレートのある部屋の前にきている。
志乃は軽くノックし、返事と共に部屋に入った。
4階のその部屋は風通しがよく、中はすごやかな空気が満ちていた。

「あ、しぃちゃん・・。」

由衣は志乃の来訪に気づき、ベッドに入った状態から上体だけを起し、こちらに向き直す。

「由衣、久しぶりだな。」

志乃は白い、涼しげなワンピース姿で、頭には麦わら帽子をかぶっており、長い黒髪によく似合っていた。

「わぁそのワンピース似合うね!帽子もカワイイよ。」
「あ、これ、おふくろが買ってくれたんだよ。帽子もいらねーよって言ったんだけど、日差しが強いからかぶっていけって。」

志乃はベッドに歩み寄り、すぐ隣にある小さな椅子に腰掛けて、帽子をとった。

「ふう。やっとあのわけわかんねー検査から開放されたよ。」
「ふふふっ。結局、普通の女の子って判断されたんだってね?」
「ああ、遺伝子レベルで、もう男としての痕跡が全くないらしい・・。」
「もう見た目からして完全に変わっちゃったもんねー。私も、なんか昔のことが夢だったみたい・・。」
「ははは・・。」

志乃はどうもぎこちなかった。会話を続けようといろいろと記憶を巡らせる。

「あ、あとさ! あの3人のやつら、刑務所行きが決まったらしいよ。しかも自宅捜索したらさ、
 いろんな余罪を示すDVDや写真がぼろぼろ出てきてさ、何件もついちゃって、
 もう出てこれないんじゃないかな? いっそう死刑になんねーかなぁ。ははは。」
「ふーん・・、そうなんだ・・。」

由衣はどうでもいいような返事だった。
あの男たちのその後の処遇など、もはや興味がない、といった感じだった。

少し、二人の間で沈黙があった。由衣は絶えず優しい笑顔を志乃に向けている。
志乃は少し間を置き、言葉を発した。
529大塚志乃:2007/07/04(水) 20:13:24 ID:EtKRQjiN
「あとおれ、来週からまた学校に行くことになったんだ。オヤジたちがいろいろ手を回してくれたらしい。
 今度は女子として通うことになるんだ・・。」
「すごい! しぃちゃん学校にいけるんだね!良かったね!!」

由衣は無邪気に喜んでくれる。しかし、逆に志乃はそれが心苦しかった。

「でも、おれさ・・。なんか一人で学校いっても、なんかつまんねえよ・・。」

志乃は言い終わったと、軽くうなだれていた。
その言葉で、志乃の真意を悟った由衣は、優しく語りかけた。

「しぃちゃん。女の子になってから、学校はまだ行ったことないでしょ。
 女子高生って楽しんだよ?みんなでおしゃべりしたり、寄り道したり、いろんなことで盛り上がったり・・。」
「・・・。」
「まだまだしぃちゃんの知らない楽しいこと、もっと経験してきなよ。私もきっと後からいくよ。」
「由衣・・・。」
「だから・・、今はまだ一緒にいけないけど、今しかない学校生活、女の子として楽しいんできなよ!」

由衣の言葉で、何かが吹っ切れた感じがした。

「わかった。・・・おれ、またくるからさ!」

志乃は立ち上がると、踵を返し、入り口に向かう。

「あっ、しぃちゃん・・!」

ふと志乃は立ち止まる。

「わかってる。”私”、だろ? 私はきっとまたくるね!」

背後では由衣が微笑み、そのまま手を振っている。志乃は後ろ向きで手を振りながら病室をあとにした。

外にでると、4階の病室とはうってかわって強い日差しが差し込めていた。

(由衣が学校に出てくるころは、由衣がびっくりするような女子高生っぷりをみせてやるぜ!!)

その表情はとても穏やかな少女の顔だった。
空を見上げると真っ白な雲が流れている。

「あぁ、これからどんどん暑くなっていくなぁ。」


  To be continue... And into summer.
530ふう@ピンキー:2007/07/04(水) 20:14:55 ID:EtKRQjiN
以上です。
こんな感じで完結です。
思ったより長くなりましたw
本当は13回ぐらいの予定が、結局18回の投下・・ww
やっぱ書き出すとなんだかんだ長くなりますね。

元々終わり方は最初から決めていましたが、この終わり方、
HappyEDかBadEDか、どちらかというと、このスレ的にはHappyEDなのかな?って気がしますねぇ。

とりあえずしぃちゃんの逆襲自体は不発に終わってしまいましたが、
実際の救出のキーマンは、最初にちょっとだけ登場した由衣の母親だったいうオチでしたw
531名無しさん@ピンキー:2007/07/04(水) 20:21:31 ID:EKb2smZP
GJなんだけど…
532名無しさん@ピンキー:2007/07/04(水) 20:23:43 ID:yI3aQ37J
乙でした。
思わぬ所から解決ってのも良いですな。
ほっと一安心・・。
やっぱりハッピーエンドで安心出来ました。
しいちゃんは今どうしてるんでしょうかね・・。
私の作品にしいちゃんゲスト出演して欲しい。
533名無しさん@ピンキー:2007/07/04(水) 22:25:30 ID:Zr1wlyMP
>>ふう@ピンキー氏
完結乙です。そしておめでとうございます。
一時はどうなるか戦々恐々でしたが、
いざ終わってみるとハッピーエンドで、ホッと胸を撫で下ろした次第です。
534名無しさん@ピンキー:2007/07/04(水) 22:37:40 ID:MjlSgFdR
otu

しぃちゃんが途中いきなり男に戻って
3人組が面食らっているうちにKO!とか色々想像しながら待ってましたww
最後は儚く綺麗な終わり方でしたな。
535名無しさん@ピンキー:2007/07/05(木) 00:15:12 ID:BirNoEA/
( ゚д゚) ・・・・
536名無しさん@ピンキー:2007/07/05(木) 00:38:57 ID:Z7tLzUiG
( ゚д゚ )
537Zh-nS(旧269):2007/07/05(木) 01:03:20 ID:zoy52+X5
ナズェミテルンディス!?



しぃちゃんの完結を待って投稿に踏み切ろうと思ってたので、
とりあえず今晩辺り投稿開始します。
色んな面で不安ありまくりなんですが、まぁ頑張ってみようと思います。
ちなみに今回はえちぃ部分無しです。だが私は謝らない。
538名無しさん@ピンキー:2007/07/05(木) 01:29:31 ID:zeyPzoKM
>>ふう@ピンキー氏
完結乙彼。
由衣母恐ろしいなー
警察突入時に、志乃と由衣がギシアンしてるだけだったら
どうするつもりだったんだwww

>>523
ログ紛失している身としては、まとめられていない前スレとか
それ以前の作品を読めて嬉しい、と伝えてみる。
539名無しさん@ピンキー:2007/07/05(木) 02:35:00 ID:U38TUptq
zh-nsさん投稿楽しみにしてますよー。
540名無しさん@ピンキー:2007/07/05(木) 11:39:36 ID:fyFUwTUu
>>ふう@ピンキー氏
投下乙。
再逆転ですなw
由衣ちゃんは何かまだだめっぽいみたいですが…。
しぃちゃんの方は次作では、国レベルで何か動きがあった入りするのでしょうかね?
女子高生なりきりに努力しすぎて、心まで女性化したりしなければ良いんですが。
541名無しさん@ピンキー:2007/07/05(木) 13:11:35 ID:G3d35RTl
>>105
の続きが気になる…
542名無しさん@ピンキー:2007/07/05(木) 20:36:13 ID:CPnvxZtl
書きたい部分書いてしまったら、何かモチベーション下がって結局放置

というのはよくある話
543名無しさん@ピンキー:2007/07/05(木) 20:55:30 ID:VkNDMTUA
>>538
そう言っていただけると気が楽になります。
落ちているスレとか色々困っている人のために、私の持っているDATを固めました。
Part1〜27までです。
ttp://www-2ch.net:8080/up/download/1183636034958113.7VoSE5
DL:pass
解凍:おなじみのアルファベット3文字
多分アダルト"tsf"支援所とかに通っている人はすぐに分かるかと思いますw
途中までしか表示されなかったりしても気にしないでください。
多分一週間も経たずに押し出されて消えると思います。
544Zh-nS:2007/07/05(木) 21:03:37 ID:zoy52+X5
予告通り、拙作を投下させていただきます。
事前に告知したように今回はえちぃ部分なし、ってか殆ど導入部分のみです。
拙い部分もあると思いますが、まずは見てもらえればなと思います。
ではどうぞ。
545AfteR(仮) Part-1:2007/07/05(木) 21:05:50 ID:zoy52+X5
 教会の大聖堂を思わせる、広大な空間。
 至るところに施された、禍々しいほどの装飾。
 辺りを覆う、押し潰されそうなまでに重い空気。

 その中に俺は立っていた。
 正確には俺だけではない。俺のそばには気絶し、ぐったりとした様子で横たわっている少女―麻里紗の姿があった。
 あちこちに受けた、大小の傷跡が痛ましい。
 俺の方も例外ではなかった。アーマーに守られていた筈の身体は、度重なる攻撃によってボロボロの状態にあった。
中身がこんな状態なのだから、外側、つまり身に着けているアーマーはそれ以上に損傷が激しく、
今や殆どその機能を果たしていない。
 ひび割れたスモークグレーのバイザーの隙間から、俺は目の前の人影を見据える。
 そこにあるのは一人の少女の姿。
 まるで喪服のような、黒一色のドレスを身に纏い、薄っすらと、冷たい笑みを浮かべる彼女こそ、
この状況を作り出した張本人とも言うべき存在だった。

 逃げることなど出来なかった。
 少女が持つ、異様なまでの威圧感に圧されただけではない。
 背後の吹き抜けの遥か下方には、巨大な水瓶のようなもの―彼女はプラントと呼んでいた―が待ち構えている。
 落ちれば一たまりもないだろう。
 文字通り背水の陣、絶体絶命の状態に俺達はあった。
「……終わりよ」
 死刑宣告とも取れる呟きと共に、少女の手がスッと前へと伸ばされ、そこから発せられる波紋が
猛スピードで俺達に襲い掛かる。
「…ぬぅあぁぁっ!?」
 一たまりもなかった。
 押し寄せる波紋にジリジリと後ろへと追いやられ、ひび割れたアーマーの残骸が、
そしてヘルメットが呆気なく吹き飛ばされる。
 絶えず押し寄せる力の波に目を開けることもかなわず、遂には麻里紗もろとも後方へと弾き飛ばされてしまう。
546AfteR(仮) Part-1:2007/07/05(木) 21:06:22 ID:zoy52+X5
 遥か下方には、大きく口を開けたプラントが待ち受けている。
 青色に染め上げられた液体を湛える淡い光を放つ水面は、それが何であるか知らなければ
感動すら覚えるものだったかも知れない。
 俺達が今舞い上がっているこの高さから、あの水面に叩きつけられたら一たまりもないだろう。
 それに無事だったとしても、あの中に落ちればある意味、死よりも恐ろしい結末が待っている。
 それがどういうものなのか、俺にはまだ分からなかったけれど。
 考えたくない可能性ばかりが、頭の中を駆け巡る一方で、宙を舞う俺の身体が少しずつ、
下へ下へと落ちていく。
 そんな中でも、共に落ちていく麻里紗を守らんと、その身体を引き寄せようと試みる。
 何度となく手を掴みはするも、なかなか引き寄せるまでには至らない。
 そのもどかしさに、俺は歯噛みするばかりであった。
「ぐぅっ…麻里紗ぁっ……!」
 四苦八苦しているうちに、水面までの距離は残り少なくなっていた。
――せめて麻里紗だけはっ…! 
 その思いから俺は、引き寄せようとしていた麻里紗を逆にありったけの力で弾き飛ばす。
 落下の軌道が変わり、麻里紗の身体が徐々に外側へとそれていく。
 プラントへの落下を回避させる。それが俺の狙いだった。
 例え命を失う事になるとしても、彼女をこの中に落とすわけにはいかなかったし、
上手く行けば、助かる可能性もあるかもしれない。
 今の俺に考えられる、最善の方法と言えばそれしかなかったのだ。
 弾き飛ばされた麻里紗が、プラントの縁へと軟着陸したのが見える。
 クッションに乗っかったようにふわりと着地したところを見るに、あまり彼女にはダメージは無いようだ。
 俺が想定していたうちの、ある種最良の結果が得られた事に頬が緩む。
――こんな所で、運命の女神が微笑むなんてな…。
 もっとも、このような状態で命が助かったとしても、それイコール事態が好転する、
という事では無いのは俺にも分かっていた。
 単なる自己満足だったかもしれない。
 けれども、不思議と後悔はしていなかった。
 その一部始終を見届けた俺は、下方に広がる水面へと目を向ける。
 その距離は、既に目と鼻の先程までに縮まっていた。
 来るべき激突の瞬間に、身を強張らせようとしたその瞬間。

 叩きつけられるような衝撃。
 呑み込まれるような感覚。
 青一色に広がる視界。
 その全てが、俺に容赦なく襲い掛かる。


 そして俺の意識は飛んだ。
547AfteR(仮) Part-1:2007/07/05(木) 21:07:25 ID:zoy52+X5

 ―[1]―

 ドサッと、少々重たげな落下音。
 そして全身を強かに打ちつけるような痛みによって、俺の眠りは破られた。
「う……うぇっ…!?」
 何が起こったか分からず、泡を食った様子で辺りを見回すも、
目に飛び込んでくるのは見慣れた自室の風景だけだ。
 ここに至って俺は、ようやく今まで見てきた光景が夢であると認識した。
 そして同時に、俺が無様にもベッドから転げ落ちていたことも。
――またか…。
 俺は一人ごちる。額から、滝のように流れる汗を拭うことも忘れて。
 半年前まで、俺が身を持って味わった数々の出来事。
 あの頃は忘れようにも忘れられないなんて言っていたのに、
時が経つに連れてその事を思い出す機会も少なくなってしまった。
 ところが最近になって、あの時の事が夢の中に出てくることが多くなった。
 特にここ数日は、あの夢ばかりを連続して見ているような状態だ。
 まるで何かの予兆とでも言わんばかりに。
――嫌な予感がする。
 そんな思いを抱きつつ、ベッドに横たわった俺はそっと瞼を閉じる。

 神埼 満幸(かんざき・みゆき)。それが俺の名前である。
 何処にでもいるような、普通の高校二年生だと自認している。
 けれど半年前までの俺は、普通という言葉から遠くかけ離れた存在であった。
 それがどういう意味なのかを説明しよう。
 子どもの頃よく目にし、羨望の眼差しを送っていたTVの中のヒーロー。
 大人に近づき、空想の産物だとすっかり思っていたそれに、
俺―正確に言えば俺以外にも仲間はいたのだが―はなってしまったのである。
 こんな事、誰も信じられないだろうし、俺自身ですら未だに信じられない。
 だがそれは全て、紛れもない事実であった。
 先程まで見ていた夢もまた、俺がヒーローとして体験した出来事そのものだ。
 少なくとも、その顛末を語るにはあまりにも長すぎて今は無理だけど、いずれ折に触れて話す事はあるかも知れない。
 何にせよ、今の俺はヒーローとしてではなく、普通の高校生として安穏と暮らしている。
 だからこそ、こんな夢が続くという事に俺は不安を覚えずにはいられなかった。
 この平和な日々を、また打ち破られる気がして。
――俺も臆病になっちまったな…。
 自嘲気味な言葉が、無意識の内に零れていた。
 タオルケットを頭まですっぽりと被り、再び眠りにつく。
 俺が感じた嫌な予感が、全て杞憂に終わる事を信じつつ。


 だが俺の願いに反して、予感は着々と現実のものになりつつあった。
 俺の身体の中から起こりつつある、奇妙な異変を伴って。
548Zh-nS:2007/07/05(木) 21:12:17 ID:zoy52+X5
とりあえず、一旦この辺りで止めておきます。

正直、こういう作品出して場違いじゃないだろうかとか、
ちょっといくらなんでも中途半端過ぎじゃなかろうかとか、
色々不安に思うところもあるのですが、
とにかく、失望させないように頑張っていきたいと考えているので、
皆様、どうぞよろしくお願いします。
549名無しさん@ピンキー:2007/07/05(木) 21:20:05 ID:G3d35RTl
まぁ
550名無しさん@ピンキー:2007/07/05(木) 21:20:11 ID:DdzPeYuf
>>548
職人さんはそんな事を気にする必要はないですよ。
多くの作品が発表されるほうがスレは活気が出て盛り上がりますし
完結までがんばってください。
551ふう@ピンキー:2007/07/05(木) 21:41:45 ID:JHbgoma1
いろいろ感想があるのは楽しいですねぇ。

>>534
最初は男に戻る展開を考えていたんだけど、
でも、簡単に男に戻したらもったいないなーと(笑い
あとは絶対絶命的な状況を打破するには、
どうしても第三者の手に委ねる形になっちゃったんですよねー。

まあ、しょっちゅう男⇔女が入れ替わるのはそれはそれで楽しいな。
突然、男風呂で女性可は萌えるww <らんまかよw

>>538
たぶんその瞬間、膣痙攣になって抜けなくなって病院送りww

>>540
どちらかというと、由衣に報いたいって気持ちからきていることなので、
まだまだ女心可はしませんよw
552名無しさん@ピンキー:2007/07/06(金) 01:02:29 ID:Gt9kq0oj
投稿乙でした。
中々次の展開が気になる所ですね。
私は文章が読みやすかったと思いました。
553名無しさん@ピンキー:2007/07/06(金) 10:31:35 ID:1fDtVOlv
>>543
GJ!!
554659=301:2007/07/06(金) 18:03:29 ID:+ePrQsXE
 お久しぶりです。
 前スレ659以来です。301です。
 ずっと書いてました。
 次回で終わると書きましたが、終わりませんでした。

 最初の方はエロくないのでさくさくと投下します。
 ジャンルは
【強制】【レイプ】【強制破瓜】【爆乳】【ツンデレ?】
 です。

 会話を重ねていくより、事実を淡々と重ねて行く傾向のSSです。
 直接表現や卑猥台詞が好きな人向けではありません。

 NGワードは【僕オマエ】でお願いします。
555【僕オマエ】:2007/07/06(金) 18:04:33 ID:+ePrQsXE
■■【5】■■
 “それ”は、そうして薫が、女として男に恋をして恋に破れ、
かつては自分が正真正銘の男の子であったという事実を自分自身ですら忘れそうになった頃の事だ。
 大きくて重たそうでやわらかそうな、人並み外れた規格外のおっぱいのせいで、
何かと注目を集め話題に上る生活にも、ようやく慣れてきた高校3年の、
衣替えを目前に控えた20029年5月28日月曜日の事だった。
 そう――。
 “ヤツ”が、薫の前に姿を表したのは。

 岡島直人。

 高校三年になって転入してくるという変り種の男子生徒の話は、
少し前から薫達の耳にも入っていた。
 教育大学を卒業して2年目の副担任が、雑談の最中にふと口を滑らせたからだ。
 いつもの薫ならば、たとえソレがテレビで有名な某イケメン青少年プロダクションの
タレントだったとしても、少し前に女子の間でちょっと流行っていた荒唐無稽な
ライトノベルに登場する異世界からの戦士だとしても、
そんなものは毛ほども気にもしなかったに違いない。
 事実はどうあれ、薫はまだ自分が男だった頃のアイデンティティを
持ち合わせていると信じていたし、友人から段階を経て告白されたのならまだしも、
自分から男に恋愛対象としての興味を抱くとは思っていなかったからだ。
 だがそれが、まだ薫が癌に侵される前に通っていた小学校で、
一番関わりのある人物の名前と同姓同名であれば話は別だ。
 別段、特に仲が良かったわけではない。
 強いて言えば『幼馴染み』になるのかもしれないが、それは小学校5年生の頃、
同じ町内で同じ塾に通っていた…という程度の関係だった。
 それに、塾の高学年クラスの中で比較的優等生だった薫に比べて、勉強に対して全くやる気が無く
むしろ不真面目だった彼とは接点がほとんど無かったから、薫は彼について特に思うところは無かった。
 だが、彼にとってはそうでもなかったらしく、当時は何かにつけて無駄にライバル心を燃やし、
どちらかと言うと「一方的に突っかかってきた」という印象が強い。
 勉強では勝てない事を知っているからか、それはいつも腕相撲とか近くの公園までの徒競走とか
アイスの早食いとか、とにかく体力に訴えるものや下らないことが多かったのだが。
 暴力で強制する事が無かったため「いじめられた」という記憶は無いものの、
塾以外で親しく話をした記憶が皆無だというのもそれに拍車をかけていた。
 結局、遠方の私立中学を受験した薫は親戚の家から通う事になり、
彼とはそれきりになっていたのだった。
556【僕オマエ】:2007/07/06(金) 18:05:07 ID:+ePrQsXE
 あれから、6年。
 その彼と同性同名の少年が、小学校の時に住んでいた町から随分と離れた、しかも同じ高校に転入
してくるというのは、今の薫の心に穏やかならぬ波風を立てるには十分過ぎるほどの事実だった。
 なにしろ、男だった頃の薫を知っていて、
男だった頃の薫をライバル視して好戦的だった人間なのだから。
 その薫が今は女になっていて、しかも男に告白され、恋をし、あまつさえ失恋した
などという事を知られでもしたら、いったいどういうことになるのか。
 馬鹿にされ、そのうえ過去の出来事を有ること無いこと言いふらされたりしたら、
卒業までの高校生活が、一瞬で真っ暗闇になってしまうかもしれない。

 直人が、薫の存在を認知していないとは考えられなかった。
 片田舎の学校に、日本で20人しかいない「リヴァース・プロジェクト」被験者の、
更に半分の『染色体反転者』10人の内の女性化した人間がいるというのは、
既にかなりの噂になっていたからだ。
 政府がマスコミを初めとする報道機関を規制し、地方自治体に働きかけ、
学校側が教師やPTAを通して生徒及びその父兄に緘口令を布いても、人の口に戸は立てられない。
 ましてや、薫は黙って立っていれば昨今のグラビアを飾ってもおかしくないくらいの
“絵に描いたような”『童顔(ロリ)巨乳』なのだ。そして高校二年生の一年間は、
三年生からは「可愛い妹」、一年生からは「手のかかるお姉ちゃん」という、
甚だ不本意な扱われ方をしていた薫は、「リヴァース・プロジェクト」被験者だという噂を抜きにしても
近隣の高校にその名が知れ渡っていたのである。

 だが、登校した初日、壇上で担任の浦瀬孝太郎(うらせこうたろう)から紹介を受けた彼は、
壇上から見て右後方の一番後から2番目の席に座る薫を、ただの一度も見ることは無かった。
 大抵の男子であれば、席についている薫をちらっとでも見ると、その机の上に“のしっ”と乗った、
ちっちゃな体に対して規格外の豊満なおっぱいに目が奪われ、短くても数秒は思わず凝視してしまうものだ。
 だがヤツは、壇上でまっすぐ前を向いたまま教師が紹介を終えるのを待ち、
「岡島直人です。よろしく」
 とだけ言って、さっさと自分の席に着いてしまったのだった。
 意識して見なかったというより、
薫に…いや、薫を含めたクラスメイト達に全く興味が無いとでもいう感じだった。
『アイツじゃないのかな…?』
 薫は教室内に満ちる春の陽気に眠気を誘われながら、
廊下側の一番後に陣取ったヤツの横顔をちらりと見た。
 この岡島直人が“あの”岡島直人だとしたら、ものすごい変わりようだった。
 今時珍しい、染めていない真っ黒な髪は野性味溢れるカットで、まるで野生の狼のようだ。
 良く日に焼けた顔や首などの浅黒い肌に、白目の領域が大きい藪睨(やぶにら)みの三白眼は、
目尻が攣り上がっている事もあり、壇上から睥睨するような視線にはひどく凶悪な印象を受けた。
 それに、制服を着ていてもわかる発達した筋肉は、
見せるために筋力トレーニングなどで肥大させたものではなく、純粋な運動量によるものだろう。
むやみに太いのではなく、絞り込まれ張りつめた鋼のような印象なのだ。
それは無駄の無い歩き方からもわかる。
557【僕オマエ】:2007/07/06(金) 18:05:42 ID:+ePrQsXE
 冬服の首元のホックは外しているものの、中に着ているシャツは極普通の白無地だったし、
その下に少し見えたTシャツも同様だった。
 ズボンにしても、改造もしてない至って普通のストレートだ。
 つまり、服装は至極まっとうな生徒だったが、それが包む肉体も顔付きも、
とても善良な一般生徒とは言い難かったのだ。
 そしてかつての直人は、あんな“他の人間などどうでもいい”とでも言いたげな乾いた空気など、
纏ってはいなかった。
 そう。
 昔の直人は、確かにやんちゃではあったものの、ここまで尖った印象は無かったのだ。
 顔付きも、確かに似てはいるが「あの直人が成長したらこんな顔だろう」とは
とても思えない厳しいものだった。

 やはり、違うのだろうか?

 人違いなのだろうか?

 そう思った時、初めてヤツが薫の方を見た。
「……!!…」
 ギクリとして体が硬直し、反射的に顔を逸らす。
 薫の小さな……大きな胸の心臓が鼓動を早め、口の中がじわじわと乾いてゆく。
 眠気は吹き飛んで、全身に“どっ”と冷たい汗が吹き出した。
 ――動けなかった。
 動けばその瞬間に「オマエ、カオルだな!?」と言われそうな気がしたから。
 窓から差し込む、やたらとのどかな春の陽射しがジリジリと紺色の冬服セーラーを温めて、
その下の汗ばんだ肌をじっとりとさせる。
 深い胸の谷間や乳肉の下、脇や膝裏に汗が溜まり、伝ってゆく。
 どれくらいそうしていただろうか?
 少ししてそろそろと様子を伺うと、彼は転入初日だというのに、
頬杖を付いたままウトウトと眠ってしまっていた。
 薫は拍子抜けし、途端に全身の力が抜けて深く息を吐いた。
『……びっくりしたぁ…』
 眠っている彼の顔は、さっきの鋭利なナイフみたいな印象からは程遠い、
歳相応のあどけなさを感じさせる。
 それがなんだか可笑しくて、薫は開いた教科書を口元に当て、“ふにふに”と緩む唇を隠した。
 そんな薫の心に、本人にも自覚出来ない小さな小さな「楔(くさび)」が打ち込まれたのだ
ということに、この時の薫は自分自身でも気付けずにいたのだった。

■■【6】■■
 薫は4月20日に18歳の誕生日を迎えていた。
558【僕オマエ】:2007/07/06(金) 18:06:20 ID:+ePrQsXE
 そして衣替えの季節を迎え、6月1日に白い半袖の生徒がちらほらと見られるようになると、
その頃には薫の特大Fカップおっぱいは、再び大勢の生徒達の注目を浴びるようになっていた。
 なにせ、他の女生徒に比べても色が白い。
 母親が泣くので染める事も切る事も出来ずにいた黒髪は背中の中程まで伸び、
黙って座っていれば首から上だけは楚々とした日本人形のような可愛らしさだった。
ただ、決して「美人」とか「綺麗」とかいう感じではなく、あくまで「可愛い」という感じなのが、
薫を見る周囲の人々の一致した感想だったが。
 量の多い髪のせいで頭が重くて背中が暑いため、陽射しが強くなってきてからは
頭の左右でダンゴにして、ちょっとしたチャイナガール風味にしている。
 そのため、中華飯店の販売促進物でよく見るようなボディコンシャスなチャイナ服でも着せれば、
きっとその“どかん”としたおっぱいが立体裁断で強調された胸元の布地をブチ破って、
今にも“ぶるんっ”と飛び出しそうに見えただろう。季節が冬なら、その格好でコンビニで
バイトすればそれだけで中華まんの売り上げが跳ね上がったかもしれない。
 そして夏服の半袖から伸びる腕と、紺色のミニスカートから伸びる脚は、
透き通るように白く、細く、すらりと伸びていた。
 その上、身長が147センチと低く、体そのものも細いものだから、
相対的に胸だけが何かの冗談のように巨大に見える。
 漫画にでも出てきそうな、ミニマムでコンパクトな、
まさしく絵に描いたようなトランジスタグラマーだった。
 そんな少女が、セーラー服の下に規格外の豊満乳肉(どデカおっぱい)をぶら下げていれば
嫌でも目立つ。なんだか背徳的な…見てはいけないのかもしれないけれど見ずにはいられない
雰囲気を醸し出していた。
 校内においては、老若男女生徒教師を問わず、視線を集めていた。
 それは「欲望」とか「好奇心」とか「嫉妬」だとか「嘲笑」だとか、
とにかくもう、イロイロな感情が入り混じったものだ。
 特に、青春の熱い欲望を日々グラグラと滾(たぎ)らせている男子高校生ともなれば、
廊下で薫と擦れ違う時には顔よりもまずその“ゆさゆさ”と揺れるおっぱいに
視線が吸い寄せられてしまう。その中には、無遠慮に“ジロジロ”と眺めてしまう者も
時折出てしまうが、それも致し方ないのかもしれなかった。
 思えば、男だった頃の薫も、普通の男の子並みにおっぱいが好きだったのだ。
 大きいおっぱいがことさらに好きととか「おっぱい星人」とか言うわけではなく、
「自分に無いものだからこそ惹かれる」という、母親(世代)以外にナマで異性の裸体を
見た事が無い男子の、ごく当たり前の甘い幻想を含んだ興味を抱いていたのだ。
 ところが、自分が女になり、最初はどちらかと言えばAに近いBカップだったささやかな乳房が、
あれよあれよと言う間にすくすくと成長し、あっという間にDカップを越えた辺りから
「これは冗談じゃないぞ」と思い始めるようになったのだ。

 とにかく、重たい。

 そして邪魔だった。

 ずしりとした重量のせいで、肩こりも酷くなってきたし腰痛も侮れない。
 急速に成長する乳房のため、今のサイズの洋服もすぐに着られなくなる。
559【僕オマエ】:2007/07/06(金) 18:07:04 ID:+ePrQsXE
 胸の分だけ体重が増えるし、胸に合わせたサイズの服を切れば、見た目もデブに見えたりする。
 それに関しては、別に男なんかに良く思われたいと思っているわけではなく、
ただ、太ってもいないのに「太っている」と思われるのは、「愚鈍だ」「自己管理も出来ない人間だ」
と言われているようでシャクなだけなのだが。
 こうなると、「あれほど惹かれたおっぱいが自分の胸にあるのはなんだか不思議」というレベルを
遥かに越えている。

 取れるものなら取ってしまいたい。

 羨ましがる女子に分けてやれるのなら、いっそ全部分けてやりたい。

 そんな事を思うようになっていったのだ。
 なにせGに限りなく近いFカップおっぱいとなった近頃の薫が、朝起きてまずする事と言えば、
夜用に着けているブラを登校用に付け替えることだった。
 半分眠りながらパジャマのボタンを外して前を開くと、
そこにはまるでお尻が移動してきたかのような、笑ってしまうくらい深い谷間と高い双丘が
“ぼい〜ん…”と、当たり間のような顔をして有る。
 ただでさえ胸が重くて仰向けに寝られない上、乳房の間や下などが蒸れて汗を掻きやすく、
春の陽気を感じられる最近では油断するとすぐに汗疹(あせも)などが出来てしまうのだ。
 万一にも汗疹が出来た日には、その痒みで更に睡眠が浅くなってしまうが、
さすがの薫も脇に肉が流れて型崩れしたり重力に負けて垂れてしまうよりもずっといいと思うため、
今のところ夜にブラを着けて寝るのを止めるつもりはなかった。
 もともとはクラスメイトの女子に言われて始めたこの習慣も、
高校2年生の秋口を過ぎた辺りでEカップに突入してから早半年になろうとしている。
 だが、キツく締め付けると息苦しくて眠れないため、
今までずっと適正カップよりも1カップ大きめのもの…しかもワイヤーもパッドも入っていなくて
アンダーバストがゆるいものを着けていたのだ。
 ところが、そんなGカップブラさえも丁度良く感じられ、
普段のFカップブラが窮屈に感じられてきた今日この頃の事を思うと、
どうもこの邪魔で重たい「特大おっぱい」は、今だ成長しつつあるようだった。

 ――こんな小学生みたいな身長の体なのにGカップさえも越え、HとかIとか、
とても日本人とは思えないくらいのサイズになったりしたらどうしよう。

 最近の薫は、朝起きてブラを着け替える時、いつもそんな事を思ってしまうのであった。

■■【7】■■
 「彼」が先月の28日にクラスにやってきて、ちょうど3週間になっていた。
 その間、薫は出来るだけ「彼」と2人にならないように注意し、
また「彼」に注目されないように過ごした。
560【僕オマエ】:2007/07/06(金) 18:07:49 ID:+ePrQsXE
 もともと女子とは普段話さないタイプなのか、
薫は「彼」がクラスメイトの女子に対して「ああ」とか「うん」とか「そうだな」とか、
そんな短くて素っ気無い応答以外の会話をしていたのを、今まで聞いた事が無い。
 もっとも、「彼」は男子に対してもそんな感じで、
たった2週間で「無愛想」で「変わり者」のレッテルを貼られていた。
 同級生の女子の中には「そんな寡黙さがイイ」とか、
ファンらしき者もちらほらと現れていたりしたが、「彼」はそんなものには全く興味が無いようで、
いつも一人でいる事の方が多かった。
 そんな「彼」を、薫はいつも視線で追っていた。

 ――気になるのだ。

 他の誰にも気付かれないように「彼」の一挙手一投足に反応し、短い会話に耳をそばだたせ、
「彼」が登校してから帰るまで、付かず離れずの距離を保っていた。
 何かにつけ学校中の注目を浴びる少女と、学校の誰とも打ち解けようとしない孤立した少年。
 この2人に接点を見い出す生徒は、幸いにも誰もいなかった。

 そしてそれは梅雨に入り、じめっとした天気が続く、6月も半ばを過ぎた18日のことだった。
 6時間目の体育の授業が終わり、薫はクラスの女子のほとんどがいなくなってしまった更衣室の隅で、
なるべく目立たないように体操服を脱いだ。
「か〜お〜る〜ちゃんっ」
 いつの間にか背後ににじり寄っていたクラスメイトの女子が3人、手を前方に構え、
なにやら“ワキワキ”とやーらしい動きをさせていた。
 転入してから何かと世話をしてくれて、一番最初に仲良くなった女の子の仲良し3人組だ。
 薫くらい背の低いのが織流貞華(ていか)、メガネをかけたポニーテールが松瀬志宇(しう)、
ちょっとぽちゃぽちゃとした太目の子が大地友香(ともか)と言った。
「うわっ…なんだよお前ら…さっさと着替えろって。先生来ちゃうぞ?」
 薫は、成績優秀で自他共に認める優等生だった頃は、
こんな乱暴な言葉遣いをするような子供ではなかった。
 むしろ、女の子になってからわざとこんな言葉遣いをするようになった節がある。
 それは自分が男だった事を忘れたくないという深層心理が彼…彼女にそうさせたのかもしれなかった。
「着替え、手伝ってあげる」
 薫の乱暴な言葉遣いにも、志宇は一向に動じない。
 むしろ、ちっちゃな子犬が懸命に吠えているような、
そんな可愛らしさを感じて余計に構いたくなるのだ。
 それは何も女子だけの話ではなく、既にクラス中の男子でさえ当然のように受け止めていた。
「遠慮する」
「うわ、即答したよこの子」
 貞華が大袈裟に仰け反り、「あいた〜」と左手で額を“ぺちん”と叩いた。
 何かのコントのようだ。
「胸に触りたいだけだろ?」
「わかってるならホレ、さっさと出せ」
「ヘンタイオヤジかお前わ。というか、なんだその手は」
561【僕オマエ】:2007/07/06(金) 18:08:23 ID:+ePrQsXE
 指を“ワキワキ”させている貞華の横では、
友香が両手を『ベスト・キッド』のワックスがけみたいに動かしていた。

 ――“円”の極意だ。

 そんな極意で、いったい薫のおっぱいをどうするのかは、甚だ不明だったが。
「いいじゃん減るもんじゃなし」
「減る」
 呆れたように言う志宇に、薫はあからさまにげんなりする。
 何が哀しくてヘンタイ女の前に自ら進んでおっぱいを差し出さねばならないのか。
「また即答したよこの子。最近、ちょっとナマイキじゃない?」
「正当な権利を主張してるだけだと思う」
「ナマイキねー」
「ナマイキだわ」
「ナマイキよ」
 口々に不満を言いながら3人は薫を部屋の隅に追い詰める。
 他の女生徒は「またやってるよ」とか「あんまカオルちゃんいぢめんなー」とか
気楽な調子で言っているけれど、絶対に助けようとしない。
 実のところ彼女らは、薫が“いぢられる”のを楽しんでいるのだ。
 それは転入してから今日までの学校生活で、薫の身にすっかり染みついていた。
「体育のたびに揉みにくるの、いいかげんやめろよなぁ…」
「馬鹿だね〜カオルちゃんは。体育の時しか大手を振って揉めないじゃん」
「…じゃあ毎朝、廊下で突然してくる“アレ”はなんだ?」
「あら?挨拶じゃないの。『おはよう〜おっぱいちゃん。今日も元気?』って」
「………あそ…」
 聞いた自分が馬鹿だった。
 基本的には気の良い奴等だし、女になって戸惑いの多かった自分を
何かと助けてくれた連中だから大抵の事は目を瞑っている薫ではあったが、これだけはダメだ。
「もうっ…いーから自分達も着替えろってば!」
「あ〜んカオルちゃんったらこわ〜い」
「うっせバカっ」
 薫の白くて柔らかくて大きなおっぱいを触りたくて未練タラタラなクラスメイトを
“しっしっ”と手を振って追い払い、薫は一息ついた。
 彼女達に毎日のように揉まれまくった挙句がこの“巨大おっぱい”だと思うと、
もうこれ以上“成長させられる”のはどうしても避けたかったのだ。
 周囲を素早く何度も見回して、近くに誰もいない事を確認するとようやく、
薫は汗を吸って湿ったスポーツブラを取る。
 “ぶるんっ”とまろび出た、赤ん坊の頭ほどもあるFカップおっぱいは、
薫の体の動きに合わせて“ゆさゆさ”“たゆんたゆん”と揺れ動いた。やわらかいのに、
重力に負けず前方に“どうだ!!”とばかりに張り出しているのは、若さゆえ…だろうか。
体が小さく細いため、Fカップとはいっても相対的に見ると
まるでHかIくらいのヴォリュームに見えた。
562【僕オマエ】:2007/07/06(金) 18:10:39 ID:+ePrQsXE
 色が白いため、その頂上にひっそりと息づく鮮やかに紅いニプルが非常に目立つ。
 誰かに嘗めて、吸って、摘んで、噛んで欲しそうに見える、
クリームを塗ったように艶やかで可愛らしい乳首は、乳房自体の大きさから比較すると小さく見えるが、
乳暈自体は500円玉より少し小さい程度の大きさがあった。
 乳首も、赤ん坊の小指の先くらいの大きさがある。
 ヴァージンなのに、まるで授乳中の母親の乳首のようだ。
 女子高生の乳首としては、なんだかひどくいやらしい印象を見る者に与えかねなかった。
 匂い立つような色気を感じさせる、完熟おっぱいだ。
 もちろん、医師とクラスメイトの女子の他には、まだ誰にも触らせた事が無かった。
 チラチラとこちらを見る女子から隠すようにして、
薫は左手でひやっと少し冷たい完熟おっぱいを抱き、
ロッカーに右手を突っ込んで体育時間前に身に着けていたブラを探した。
 余談だが、おっぱいの表面は汗が蒸発する時に熱を奪い、男が思っているよりずっと早く冷える。
冬になると、ブラのパッドに使い捨てカイロを仕込みたくなるくらいだ。これからの夏も、
冷房の効き過ぎた建物の中にいると胸から冷えて風邪を引くかもしれない。
 薫にはそれが少し不安だった。
「…あ〜あぁ…」
 もったりと重たい、とんでもなく大きく豊かに実った双丘を登校用のブラに押し込み、
揺すり上げ、ストラップを調節して息を吐く。
 すくすくと成長こそすれ、一向に目減りしそうに無いその質量に対しては、もう溜め息しか出ない。
 こんなの、重たくて邪魔なだけで何の役にも立ちゃしない。
 歳取ったら確実に垂れるだろうし、
肉が脇腹とかに流れたらみっともないことになるのはわかりきっている。
 胸の成長に思い悩む同じ年頃の女子に聞かれたらブッ殺されそうなくらい贅沢な悩みかも知れないが、
薫にとってはとても切実な悩みであった。なにしろ、その脂肪と水分が大部分を占める肉のカタマリは、
ブラをしていてさえ慣性の影響を多分に受けて、走る、飛ぶ、ターンをする際には、
スムーズな体重移動の非常に大きな妨げになっていた。
 走れば上下に激しく揺れて痛みを伴い、飛べば重心がブレて着地に戸惑う。
 ターンに関しては言うまでもなかった。
 2つで2キロ弱もある乳房を遠心力に任せて振り回すに等しいのだ。
 紐で2リットル入りのペットボトルを首からぶら下げてみれば、それがいかに大変かわかるだろう。
 甚だ運動には不向きな肉体だった。

 体育の授業でバスケットがある日は、水泳の日よりも憂鬱になる。
 水泳の授業は、他人の目さえ気にしなければ、水に入ることで浮力が得られて実に楽だったりする。
 確かに水の抵抗が甚だしいが、別にタイムを縮める事に躍起にならなければどうということはない。
 ちなみに水泳の授業は、薫だけタンキニだった。
 しかもなるべく地味めのものが体育担当の女教師によって選ばれ、それを着せられたのだ。
 この規格外のおっぱいのせいで学校指定のスクール水着が着られないのであれば、それも仕方なかった。
563【僕オマエ】:2007/07/06(金) 18:11:28 ID:+ePrQsXE
 胸に合わせればウエストやヒップがブカブカになり、
ウエストに合わせればおっぱいが全く収まらないのだから。
 それでも、慣性を気にしなくて良い水泳は、まだ良かった。

 だが、バスケットはだめだ。

 走る、飛ぶ、ターンをする、急に立ち止まる…と、慣性の影響をモロに受ける動作ばかりだからだ。
 今日はバレーだったから走りはしなかったものの、
ジャンプした時には上に向かって揺れるおっぱいに着地が危うくなった。
 スポーツブラの、乳房に対するホールド力は、
重力に対して乳肉を支える方向には向いていても、上に対しては若干弱いところがある。
 かといって、1カップ小さなプラで無理に締め付けて運動すれば、
貧血を起こしてしまう事だってあるのだ。
 いっそのこと体育など無くなってしまえばいいのに…と思わなくはなかったが、
銀河連邦の存在が現実のものと認識されている西暦2029年を迎えても、
体育は子供達の健全な身体の成長を担う大切な授業として奨励されているため、
期待出来そうにないのが現実だった。
 どれも男だった頃には、これっぽっちも抱いた事の無い悩みだ。
 女になり、しかもおっぱいだけすくすくと異常なくらい成長して、初めて抱く悩みだった。
 これほど稀有なケースは、他の「リヴァース・プロジェクト」被験者にもいないに違いない。
 研究所では、さぞや貴重なデータが蓄積されている事だろう。
「…………」
 ふと何を思ったか、薫はほとんど女生徒のいなくなった更衣室を見回して、
もう誰も自分に注目していない事を確かめた。
 そして、一度身に着けたブラを素早く外し、手早くセーラー服に頭を通す。
「ふうっ…」
 授業中ずっと締め付けていたブラを外した事で、とてつもない開放感を感じる。
 ちょっと乳首がセーラー服の裏地に擦れて痛いけれど、
後で絆創膏でも貼っておけばオーケーだろう。
 数時間ブラをしないだけで垂れるとも思えないし、
『あと今日は…もう帰るだけ…』
 だから、
 “きっと大丈夫だ。誰も気付かないに違いない”
 そう、自分に言い訳をして。

■■【8】■■
 だが、その薫の考えは、はっきり言って甘かった。
 教室に戻ってきた薫を見て、さっそく男子がざわつきはじめたのだ。
 自分の席に向かい、イスを引いて腰を下ろしただけで、
薫の白いセーラー服の窮屈そうな胸元に押し込められた特大の双球が、
パッツンパッツンに張りつめた布地の上からでもやわらかく形を変え、
“たゆんっ”“ゆさっっ”と揺れたのがわかった。
 その上、夏服のセーラー服は男子のシャツよりは若干厚みがあるとはいっても、
やはり張りつめたトップの下に紅い乳首が「透けて」しまっていたのだった。
564【僕オマエ】:2007/07/06(金) 18:12:17 ID:+ePrQsXE
 そして、前方に対して重力にも負けず張り出した乳肉のために、
丈の短いセーラー服が持ち上がって白くて滑らかな腹と可愛らしい臍が見えてしまっている。
 腕を上げれば、裾から丸くて白くて柔らかそうな半球がちらっと覗くのだ。
 誰かが、「ごくっ」と喉を鳴らした。
 たっぷりとした質量の乳肉が作り出した半球の、
その生み出す絶妙な魅惑のラインが男の欲望を喚起させるのである。

 触れたい。

 揉みたい。

 舐めたい。

 白い肌に赤い歯形を刻み、キスマークをいくつも散らして自分のモノにしてしまいたい。

 両手でむちゃくちゃに揉み立て、
真っ赤に充血した乳首を舌で捏ね回して唾液でべとべとにしてやりたい…!!

 そんな、いつになく熱く激しい欲望にまみれた視線がいくつも薫の胸元に注がれる。
 いつも薫を性的対象から意識的に外していたクラスの男子の意識から「元男だから」
「クラスメイトだから」「口調が乱暴で色気が無いから」などの理由が、
いつしか綺麗サッパリと吹き飛んでいた。
 体がエロければ、その中身がどうあろうと男は興奮するように出来ているのだ。
 薫はその視線をハッキリと感じたわけではなかったが、
“ぞくぞく”と背中を這い回る不快な感覚に胸元を抱いて背中を少し丸めた。
 だがその中で、薫は体に突き刺さるようなハッキリとした1つの視線を感じたのだった。
 それは、教室の廊下側の一番後。
 「彼」が座る方向からだった。
 薫は、おそるおそる「彼」を伺い見た。
 だが「彼」は、いつもと同じようにイスの背もたれに背中を預け、腕を組んで、
目を瞑って起きているのか眠っているのかわからなかった。
『気のせい…?』
 教壇で話す教師に視線を戻し、薫は小さく吐息を吐く。

 ――だがそれは、決して気のせいなどではなかったのだ。

 薫は、ホームルームの後で急いでトイレへ行き、乳首に絆創膏を軽く貼り付けた。
 絆創膏を張るだけにしたのは、今更ブラを着けるためにバッグを持ってトイレに行くのが
恥ずかしかったから…だが、カバンごとバッグを持ってトイレに行き、
着替えてそのまま帰宅すれば良かったのだと気付いたのは、トイレを出たその瞬間だった。
 おかげで、教室にカバンを取りにいかなければならなかった。
 月曜日の体育の後はいつも、
ホームルームを終えれば急速に教室から…いや、学年の階から人気が無くなる。
 特に3年生は部活に参加出来る日数が短いし、
来年には受験も控えているためいつまでも教室に残っている人間の方が珍しいのだ。
565【僕オマエ】:2007/07/06(金) 18:13:14 ID:+ePrQsXE
 あの3人組だって部活に忙しく、
帰宅部の薫といつまでも付き合っていられないから、帰りはいつも一人が多かった。
 校内にいる時はあれだけ人の事を構いたがりおもちゃにする他のクラスメイトも、
そして他のクラスの生徒達も、放課後になると一緒に帰ろうと言ってくれる者もいない。
 人間なんて薄情なものだ。
 …とは、思わない。
 薫だって、彼等に話していない秘密はいくつもあるし、なにより国家規模の臨床実験被験者と、
学校以外で深く関わろうという人間の方が珍しいのだと、理解していた。
 それでも、教室にまだ誰か残っていないだろうか…と淡い期待を抱くのは、
やはり寂しいからなのだろう。
 その教室への帰り道、まるで待ち伏せるように「彼」が階段前の廊下で佇んでいた。

 岡島直人。

 彼は腕を組んで壁に背を預け、少し顔を伏せて目を瞑っていた。
 何をしているのだろう?
 そう思ったが、薫はわざわざ自分から話しかけるつもりはなかった。
 すると、それを無視して通り過ぎようとした薫に、
彼はたった一言、ボソリと言い放ったのだった。
「…オカマ野郎」
 カッと一気に頭に血が昇り、振り向いてしまったのが運の尽きだった。
 ニヤニヤとした顔が薫を迎えた…と思った途端、ずいっと息が掛かるほど近くに歩み寄られ、
薫は廊下の壁に背中を預けてその場に追い詰められてしまったのだ。
 階段に篭った埃っぽい熱気に混じり、ヤツの“むっ”とした汗の匂いが鼻腔を突いた。
 “汗臭い”と思うと同時に、その匂いに頭の中心が“ビリッ”と痺れた。
「…やっぱりカオルだったんだな」
 年齢にそぐわない、やけに落ち着いた太い声が“ビリビリ”と耳を打った。
 “ずしっ”と下腹に響くような、深い声だったが、
こんな至近距離で耳にしたのは、実はこれが最初だった。
「な…なんのこと…」
「…とぼけんなよ。へぇ…可愛くなったもんだな」
 “どきんっ”と心臓が跳ね、“ぶわっ”と薫の全身に汗が吹き出る。
 背中や脇、重たい乳肉の谷間や下で、汗が滑らかな肌にじんわりと滲むのがわかった。
「…『リヴァース・プロジェクト』被験者の名前が『香坂薫』って聞いて、
ひょっとして…と思ってたけど、まさか本当にカオルだったなんて驚いたぜ」
「だ、だったら…どうだってんだよ」
 壁に背中をぴったりと付け、近付いたヤツから少しでも遠ざかろうと胸を張る。そうすると、
薫自身は気付かなかったが、あまりにも大きな乳房のせいで、
セーラー服が高く持ち上がって可愛い臍が完全に覗いてしまっていた。
 傍目には、破廉恥にも超ミニのコスプレ風セーラー服を身に付けているかのようだ。
 丈の短い超ミニの上着とスカート。
 それらが包むのは、男なら誰しも目を奪われずにはいられない、
年齢に見合わない豊満な肉体なのだ。イメクラの風俗嬢が仕事で着ているか、
イロモノキャバ嬢が「営業」で着ているのだと言われたら、
賛同しないまでも否定する理由は無いだろう。
あるとすれば、ここが学校の廊下であるという、ただその一点のみだった。
566【僕オマエ】:2007/07/06(金) 18:13:51 ID:+ePrQsXE
 実際、オドオドと視線を泳がせ、息苦しさに可愛らしい鼻腔をひくひくと広げながら
艶やかでぷっくりとした唇を半開きにしている薫は、
本人にそのつもりが無くても“性的に興奮して男を誘っている”ような風情があった。
「…一体、どういうつもりだ?」
「な…なにが」
「…誘ってんじゃねーよ。なんだその格好」
「…ほっといてくれよ」
 じろじろと胸元を眺める直人から隠すように、薫は胸を両手で抱いた。
 そうすると余計に、胸元から盛り上がったおっぱいが刻むクレヴァスのように深い谷間が
露になるのだが、薫自身はそれには気付かない。
 直人は目を逸らして、その野性味溢れる顔を歪めた。
「…みっともないって、思わねーのか?」
「…うるさいな。サイズが無いんだから、しょうがないだろ!?」
「…あるだろ。LLサイズが」
「ぶかぶかになるじゃないか」
「…頭悪い格好で歩き回るよりいいだろ?」
「あっ…頭悪いってなんだよ!?」
「…牛みたいなチチ放り出して歩くなんて、どう見ても頭悪いだろ」
 『牛みたいな』と言われ、怒りで“くらっ”と眩暈さえ覚えた。
 よりによって『牛みたいな』…。
 しかも「放り出して」だって??
「…ほっ…放り出してなんてないっ!」
「…さっきは乳首丸出しで教室に帰ってくるしな」
「まっ、丸出しになんて、してないっ」
「…してただろ。しっかり透けてたから、クラスのオトコどもが騒いでたぞ?」
 透けてたのを見られてた!?
 そう思った途端、『かあああああぁぁ〜〜〜〜〜ッ!!』と薫の頬も耳も、
首筋までが綺麗な朱に染まった。
 そして、自分の油断と思慮の無さに呆れてしまった。
 なにが“きっと大丈夫だ。誰も気付かないに違いない”だ。
 男子達には、すっかりバレてたのだ。
「み、みてたのかっ?」
「…見たくて見たんじゃない。むしろお前が“見せてた”んだ」
「すっ…スケベッ!!」
「…うるせー巨乳。牛女。デブ」
 人が気にしている身体的特徴を何度も揶揄されて、薫のこめかみに血管がビキッと浮く。
 「巨乳」ってーのはわかるが、「牛女」ってなんだ?
 あまつさえ「デブ」ってのはなんだ!?
「……ナオタ…お前、ケンカ売ってるのか?」
 薫がそう言ってその可愛らしい鼻腔を膨らませ鼻息も荒く言うと、
「ナオ」と呼ばれた「彼」はなんとも言えない顔をして唇をひんまげた。
「…なんだよ」
「…いや、久しぶりにそう呼ばれた気がする」
 そういえば小学校の頃、塾の帰りで直人とアイスの早食いなどという、
今考えると馬鹿馬鹿しくて仕方ない勝負を吹っかけられた時、初めてそう呼んだのを薫は思い出した。
 「直人(ナオト)」なのだから「ナオト」とか「ナオ」でいいのに「ナオタ」なんて呼んだのは、
当時流行っていたアニメで「主人公にやたらと突っかかるくせにちっとも相手にされず、
挙句の果てに自爆する間抜けキャラ」がいたからだったのだが。
「…イヤならやめないけどっ!?」
 薫は“ふんっ”と鼻息を荒くして、重たい乳房を抱いたまま偉そうに胸を反らした。
 文句あるなら言ってみろ。
 くりくりとした大きめの瞳が、挑戦的にそう言っていた。
 途端、直人の唇が不意に綻ぶ。
「…ケンカ売ってんのはお前の方じゃねーか」
 “くくくっ”と肩を震わせて笑う直人は、あの頃とは違った、大人びた笑顔をしていた。
567301:2007/07/06(金) 18:15:39 ID:+ePrQsXE
 大量投下、すみませんでした。
 それでもエロまで到達しませんでした。
 次回、エロです。
 おっぱい大好きなので、おっぱい描写ばかりヴォリューム増えました。
 興味無い方はごめんなさい。

 失礼しました。
568名無しさん@ピンキー:2007/07/06(金) 18:45:50 ID:x/egJfML
言葉責め素晴らしい。
本番をwktkして待ってます。
569名無しさん@ピンキー:2007/07/06(金) 19:41:28 ID:Gt9kq0oj
乙でした。
詳しい描写良いですな。
拘りを感じました。
爆乳でノーブラ・・
これだけでご飯十杯はいける
570名無しさん@ピンキー:2007/07/06(金) 22:37:43 ID:yvSlw3SB
燃えた萌えた。次回超期待。
571名無しさん@ピンキー:2007/07/06(金) 23:22:33 ID:Q8v0/xup
GJ
572京丸@ピンキー:2007/07/06(金) 23:34:46 ID:Gt9kq0oj
次回作、全面的に作り直してます。
何か最悪なバッドエンドになりそうなので・・。
ふうさんへ>しいちゃんと出来たら由衣ちゃんも脇役でゲスト出演させて頂いても宜しいでしょうか?
勿論、キャラを崩す事はしませんし、辱める事もしませんがどうでしょう。
高校生役です。
573名無しさん@ピンキー:2007/07/07(土) 04:39:04 ID:ZlZLHU6x
>>554
待ってた!
岡島って単なる変態キャラじゃなかったんだw
574Zh-nS:2007/07/07(土) 16:35:22 ID:ZvHjj9L1
前回の続きを投下させていただきます。
前回ちょっと短すぎた感もあるので、今回はその分少し多めに投下したいと思っています。
とは言え、話的にはそれほど進展は無いのですが。
えちぃ部分もまだまだ先になりそうだしorz

相変わらず稚拙な部分も目立ちますが、どうぞご覧下さい。
575AfteR(仮) Part-1:2007/07/07(土) 16:35:55 ID:ZvHjj9L1
 あれからどれ位時間が経っただろう。
 只ならぬ蒸し暑さに、俺は寝付けずにいた。
 いや、正確には外の蒸し暑さだけじゃない。
 体の内側から湧き出てくるような熱さが、目が覚めた頃から絶え間なく俺を苛んでいる。
 頭まで被っていたタオルケットは、今や床へと打ち捨てられていた。
 その苦しさに、思わず上げた呻き声は数知れない。
 右へ左へ絶えず転げ回り、しわくちゃになったシーツが、そして寝間着が、
汗で湿り気を帯びた嫌な感触さえ、今の俺には瑣末な事としか感じられなかった。
「はぁ…っ……っぐっ…」
 もう何度目か、右へと転げた俺の視界に、壁のデジタル時計の表示が飛び込んでくる。
 午前三時二十二分。
 記憶が確かならば、さっき目が覚めてからまだ数十分と経っていない事になる。
 その事実に、俺は落胆の色を隠しきれなかった。
 まだ後数時間、朝を迎えるまでこの苦しみと戦い続けなければならないのだから。 
 この苦境をどう乗り切ろうか、そんな事を思案していた時だった。

 ガチャリと、ドアの開く音が耳に入る。
「満幸…どうかしたの?」
 次に聞こえてきたのは、不安を含んだ少女の声。
 満足に動かない上体をどうにか起こし、その声の主を見遣る。
「麻里紗…?」
 目の前にあったのは、隣室で眠っていた筈の麻里紗の姿だった。
 俺の呻き声が、彼女の目を覚まさせてしまったらしい。
「すごい苦しそうだけど…大丈夫?」
「ん…なんとか」
 心配をかけまいと、目の前の麻里紗に向かって微笑んでみせる。
 もっとも、こんな状態でちゃんと伝わったかは自信のないところだが。
「あんまり暑くて寝れないだけだから」
「でも…」
 俺の顔を覗き込む麻里紗の表情が、より一層の曇りを見せる。
 やっぱり、こんな調子じゃ彼女の不安を払拭することは出来ないらしい。
「大丈夫だから…な?」
 再び微笑みかける俺。
「…あんまり無理しないでね」
 麻里紗の、今にも泣き出しそうな表情が痛いほど心に突き刺さる。
 俺はただ、彼女に対して頷くことしか出来なかった。
576AfteR(仮) Part-1:2007/07/07(土) 16:36:35 ID:ZvHjj9L1
 ここで、彼女が何故この場にいるか、そして何者なのかということを説明しなければならない。
 彼女の本当の名は木村 麻里紗(きむら・まりさ)という。
 俺の同級生であり、仲間であり、そして恋人である。
 元々、互いに同じクラスの同級生としか認識していなかった俺達が、その関係を大きく変える事となるきっかけとなったのは、
夢の中に出てきたあの少女の存在であった。
 少女が標的として、執拗に狙ってきたのが他ならぬ麻里紗だったのだ。
 さっきも言ったように、同級生である以外に何の接点も無かった俺と麻里紗だが、
 少女が送り込んだ尖兵―俺達からはドールと呼ばれていた―から、ふとしたことで彼女を救ったことがきっかけとなり、
俺達は少しずつではあるが、関係を深めていくようになった。
 その頃から、俺の中でも戦いに対する意識が変わっていったような気がする。
 ただ単純に世界だとか、そう言うものを守るだけじゃない、麻里紗のいるこの世界を守りたいと。
 そんな事もあって、俺の中では麻里紗と言う存在は大きなものとなっていたし、彼女の危機を救う為に、
この身を投げ出した事は数え切れない。
 あの夢の中での出来事は、正にその最たるものと言えるだろう。
 そうした幾多の出来事を経て、俺と麻里紗は晴れて恋人同士になった。
 そして今、夏休みに入った事もあり、親元を離れて一人暮らししている俺の元にやってきているのだ。
 まるで現実離れしたなり初めだが、俺みたいなヤツがヒーローになってしまうことに比べれば、
よっぽど現実的な話なんじゃないかと思っている。
 …その一方で、俺自身は本当にこれでよかったのかと、俺がこんな思いをしてもいいのかと、
今でも少なからず思い悩む事もままある。周りからは贅沢な悩みだと言われそうだけど。

 入ってきたときと同様、ガチャリという音と共にドアが閉められた。
 それと共に、この部屋に再び静寂が戻ってくる。
 緊張の糸でも切れたか、俺の上体が力なくベッドに倒れこむ。
 それと共に再びぶり返してくる熱さ、そして苦しさ。
 異様なまでのこの感覚に、眠ることすらできずただもがくだけの俺の姿がそこにはあった。
 永遠とも一瞬ともつかぬ、際限なく続くこの状態に変化が現れたのは突然の事だった。
 心臓を鷲掴みにされる。
 こんな形容詞がピタリと当てはまるかのような、強烈な胸の痛みが襲い掛かる。
「あ…ぐぅっ…!?」
 その激しさに、声を出すことも叶わずのた打ち回る。
 呼吸も出来ないほどの痛みの中押さえた胸が、心なしかさっきよりもさらに熱を帯びたように感じられる。
 心臓を中心に、血管を伝わって炎が全身に回るかのように、身体が発する熱もさらに増していく。
 それに合わせ、まるで体内の水分を出し尽くさんばかりの勢いで汗が噴き出し、
ただでさえ湿っていた寝間着は、まるで水でも被ったかのような状態になってしまう。
 それからまたしばらくして、また新たな変化が現れ始める。
 全身の至る所から生じる激痛。それが苦しさに追い討ちをかけていく。
 身体の中を乱暴に掻き回されるかのようなその痛みに、もはやのた打ち回る事も、声を出す事も叶わず、
俺はただシーツを固く握り締める事しか出来ずにいた。
 全身を駆け巡る痛みと、熱さによって薄れ行く意識の中で、俺は先程の、物悲しげな麻里紗の顔を思い出していた。
 あれが、俺の見た最後の姿になるだろうと思うと、悔しくて、悲しくて仕方がなかった。


 だけど俺はまだ知らなかった。
 この時、俺自身の運命さえも変えるような事態が起こっている事を。
577AfteR(仮) Part-1:2007/07/07(土) 16:37:21 ID:ZvHjj9L1

―[2]―

 微かに聞こえる、鳥のさえずり。
 窓から差し込む日の光に眩しさを感じつつ、俺は瞼を開けた。
 昨日と変わらぬ自室の風景が、そこには広がっていた。
 何があったかは分からないが、俺は生きていたのだ。
 あれほど熱く、苦しかった昨夜からは一転して、不自然なまでに身体が軽く感じられる。
 押さえ付けられるような胸の苦しさこそまだ残っていたが、それもいずれ消え去るだろう。
 そんなことを考えていた俺がふと違和感を感じたのは、その直後のことであった。
「死ぬかと思った…」
 ふと漏れ出た声に違和感を感じる。少しばかり高くなったような気がするのだ。
 いつもの俺の声とは明らかに異質な声に、一瞬戸惑ってしまう。
 それでも、窓を開け放してたから喉でもやられたんだろう、そう自分で納得しつつ、
乱れに乱れた髪を手櫛ですこうとした俺は次なる違和感に気付く。
 髪が異様に伸びているような気がする。確かに、ここ数週間散髪していなかった事もあり、
若干髪が伸びている事は俺も自覚していた。
 だがそれにしても、昨日までとは明らかに長さが違う。
 まるで一晩の内に一気に伸びたとしか思えないような、そんな長さにまで達していたのだから。
 流石に、この違和感を不審に思わずにはいられない。
 昨夜かいた汗で、寝間着もシーツも水を被ったかのようにぐっしょりと濡れていた事もあり、
俺は洗面所へ向かおうと部屋を出る。
 正にその時であった。
「ほぇ…!?」
 ドアを開けた瞬間、ばったり鉢合わせした麻里紗の表情が、見る間に驚きに満ちたものへと変わっていく。
「麻里紗…?」
 俺が発したその声に、麻里紗は戸惑いを隠しきれないまま応える。
「み…満幸…だよね?」
「当たり前だろ」
「ホントのホントに満幸だよね?」
「ったく…一晩で俺の顔まで忘れちまったってか」
 その言葉を聞いた麻里紗の表情に、ふと影がさしたように見えた。
「…とりあえず、洗面所行こう?」
「あ…あぁ」
 麻里紗に促されるまま、洗面所へと足を進める。
 その途中で、不意に麻里紗が口を開いた。
「さっき言ったよね?一晩で俺の顔まで忘れたかって」
「ん〜…一応」
「あたしは満幸の顔は覚えてるよ。だけど…」
「だけど何だよ…?」
 言い終わらぬうちに、俺の手を掴んだ麻里紗はズンズンと、早足で俺を洗面所へと引っ張っていく。
 あまりの勢いに、途中何度かつんのめりそうになったほどだ。
 ともあれ、洗面所へ着くや麻里紗は、普段の優しげな表情から一転して真剣な顔で俺に問い掛ける。
「最後に聞くけど、その顔ってホントに満幸のだよね?」
 まるで怒ってるようにも感じられるその言葉にカチンときた俺は、
「あぁ、この顔が俺の顔で無くて、一体誰の顔って言うんだよ?大体・・・」
 そう言いかけた俺の目に飛び込んできたのは、俺が想像だにしなかったものであった。
 鏡に映し出された俺の姿。
 しかしその姿は、俺が今まで俺のものだと認識していたそれではなかった。
「う……うぇぇぇぃっ!?」
 俺の口から飛び出した素っ頓狂な声が、狭い洗面所の中に響き渡る。
578AfteR(仮) Part-1:2007/07/07(土) 16:38:43 ID:ZvHjj9L1
 先程違和感を感じた髪は肩口まで伸びており、汗で濡れているからか全体的に艶やかな感じがする。
 またスッと通った鼻筋や、パッチリとした目は殆ど変わってはいないものの、顔立ち自体は柔和なものになっている。
 心なしか、肌の色も若干白っぽくなっているようにも見える。
 それはまるで女性のような、いや女性そのものの顔立ちであった。
 目の前に映し出されたものに言い知れぬ恐怖と驚きを感じつつ、今度は俺が麻里紗に問い掛ける。
「な、なぁ麻里紗…この顔ってホントに俺の…かな?」
「あたしに聞かないでよ…」
 困ったような表情を浮かべつつ、深い溜息を吐く麻里紗。
 その反応は、俺に対して否応なしに自分の顔が変わってしまったという事実を突きつける形となった。
 ショックを受けつつも、再び鏡を見遣った俺はさらなる事実にぶち当たる事となる。
 女性らしく変化を遂げた顔だったが、変わったのはそこだけに留まらなかったようだ。
 よくよく見れば、胸の辺りも膨らみ、寝間着を内側から押し上げているのが見て取れる。
 その様子に、俺は思わず胸元へと手を伸ばす。
「うわぁ…」
 思わず感嘆にも似た声が上がる。
 ずっしりとまでは行かないが、ある程度の重みが感じ取れる。
 俺は胸のサイズとかそういうのは殆ど分からないけれど、
それでも触れてみて、これが比較的大きい部類に入るということだけは認識できた。 
 目覚めた時に感じた胸の苦しさは、これが原因だったのだろう。
「てことは…」
 ふと、重大な事に気付いた俺はズボンの中へと手を突っ込み、股間をまさぐりだす。
だが、俺の手が本来触れているべきそれは影も形も無く、俺の悪い予感を見事に的中させる結果となった。
 ここで三度、鏡を見遣る。
 鏡の中の少女は俺を見つめたまま、不安げな表情を浮かべるのみであった。
 当然、俺が何故こうなったかという事を答えてくれるはずも無い。
「麻里紗ぁ…」
 さらに麻里紗の方へ振り向いた俺だが、彼女もまた不安げな表情を崩さぬまま、変わり果てた俺を見つめるのみだった。
 この場に、俺の疑念に答える者は誰一人としていないのである。


 果たして、俺の悪い予感は見事に的中してしまった。
 それも一晩の内に女性の姿に変わってしまうという、全く予想だにしなかった形で。
579Zh-nS:2007/07/07(土) 16:41:40 ID:ZvHjj9L1
ありゃ…投下してみると思ったほど多くは無かったなぁ。
とりあえず今日の分はここまでです。
次の投下は来週の頭ぐらいになるかもしれません。
580ふう@ピンキー:2007/07/07(土) 21:42:39 ID:cb/3sMMd
>京丸@ピンキー

いいですよヽ(´ー`)ノ
581京丸@ピンキー:2007/07/07(土) 22:25:54 ID:B5qtjTc5
ふうさん>感謝です。
腕の立つ脇役が欲しかったもので。
ありがとうございます。
582hiroshi ◆Y.43p63hRA :2007/07/08(日) 00:40:42 ID:6UwVdMuN
最近にぎわっていてとてもいいですね。

でも、同時に、なかなか投下するタイミングがないのも事実で
そうこうしているうちに
私が、あゆこのお話の続きを投下しようとしたら
確実に容量オーバーしてしまうことになりました。

なんで、とりあえずあゆこの続きは、また来ます。
読んでくださってる方は、次、期待してもらってもいいと思います。

583hiroshi:2007/07/08(日) 00:47:14 ID:6UwVdMuN
ということで、前スレの最後に投下したお話の続きをちょっとだけ落とします。

この話、エロまで行き着くのにかなり時間かけます。
時間が取れるかどうか分かりませんが、少しずつ話を進めるので
なんなら後で誰かが集めてくれたやつでも読んでください。

前スレ(27となっているもうひとつのスレ)の728から始まったヤツの続きです。
584hiroshi:2007/07/08(日) 00:51:47 ID:6UwVdMuN
病気という特別な事情で、女の子になった僕にまっていたのは、
新しい戸籍、男子校からの退学、地元の公立中学校への編入手続という
女子中学生としての、新しい人生をはじめるための、こまごまとしたことだった。

と、書けば簡単なことに思えるが、実際にはとても面倒くさくて
お金もかかるし、時間もかかるし、とんでもない労力を伴う、出来事だった。

考えてもみてほしい。僕は、女の子として生まれ変わった。
下着からなにから、今まで使っていたものでこれからも使えるものがほとんどないのだ。
女の子の体が正常に機能していることを確かめるための
「健康診断」だけで2日間もかかったし、戸籍を書き換える作業は
あまり僕には関係なかったけれど、

病院から退院した後には、洋服や靴も、一通りそろえないといけない。
女の子に生まれ変わることで一回り小さくなった僕の体には
今までの服は、サイズ的にも合わない。
学校が変わるということは、それだけでもいろんな準備をしなければいけないのに
僕の場合は制服のサイズから計りなおさないといけない。
150センチ、38キロ、バスト72センチ、ウェスト51センチ、ヒップ73センチ、
靴のサイズは21センチ、視力は両目1.5
それが、女の子として生まれ変わった僕の、新しいサイズだった。

足の長さが少し変わっただけでも、結構歩くのが大変だ。
慣れるまでには、病院のなかの「リハビリ」だけではとても足りなかった。

それでも、病院の先生に言わせれば
「こんなにスムーズに女の子の体に生まれ変わることができるとは思わなかった」
らしい。僕は、手術の一週間後、退院するときには
まるで普通の女の子のように歩いて、普通の女の子のように話していた。

もちろん、口調や身のこなしまで女の子のそれにすっかり生まれ変わったというわけじゃない。
女の子の体が、男とつくりが違うことで感じる違和感はたくさんあったし、
退院した後、社会に、女の子として復帰すること自体が、
特殊な病気にかかった僕の、大きな挑戦でもあったし、
現代医学の挑戦でもあったという。

「たとえば、これが体だけの症状で、君の頭の中や心の中は
男のままだとしたら、このあと、性同一性障害として少しずつ
男に体を戻していくような治療もありうるんだけど・・・」

一瞬、僕は、「男に戻る」ことが選択肢にあるような希望を覚えた。

先生は、僕自身の体のいろんなことについて説明をしてくれた。
そのなかでも、僕が女の子として生きていくべきだと結論付けた。決定的な理由は・・・

「少なくとも医学的には、君の心や精神のありかたまで、女の子のものに
少しずつ変化しているようなんだ。
だから、君は、女の子としてのいろんなことを学んで、女の子として生きていくのが
いいと思う。」
585hiroshi:2007/07/08(日) 00:52:45 ID:6UwVdMuN
科学的な事実に基づく意見だけに、冷静すぎて、残酷にも響きかねない言葉だった。
「そ、そうなんですか・・・」

僕自身の心までが、女の子のそれに変化しつつある・・・
血やおしっこを調べるだけで・・・そんなことまで分かってしまうのか・・・
そんなことまで、決められてしまうのか・・・

僕は、何か納得のいかない気持ちをいだいたけれど、
目の前にある自分の体が、女の子のものであるという事実は
動かしようもないものでもあった。

そして、7月の中旬。
女の子として生きていくことを余儀なくされた僕は、入院して、手術して
一週間くらい、女の子としての「リハビリ」を続けていた。

そんな僕にも、15回目の誕生日がやってきた。
誕生日のその日、僕は女の子になってから初めて外出を許され、
自分の家に帰って、家族とともに誕生日を祝うことを許された。

母が持ってきた、僕が初めて外で着る女の子の服は、
夏らしい水色のワンピースだった。

「これ、どうやって着るの?」
女の子の生活は、初めてのことばかり。普通のスカートすら、
穿く、ということをしたことがなかった僕には、上と下がつながっている服の
着方など分かるはずもなかった。
病院の中で着られるような・・・女の子用でも、
男物と大して変わらないようなTシャツや短パンしか知らなかった僕には
初めての女の子の服・・・初めてのスカート、初めてのワンピースは
自分が女の子になったことを改めて実感させるものだった。

家に帰って、誕生日を祝う、
と、いっても、家族は両親だけなのだが、
この日ばかりはちょっと違った。
僕が、女の子として生まれ変わり、女の子として社会の中で生きていくために、
幼馴染で、隣の家に住む、香澄さんが僕の誕生日と、そして新しい人生を
お祝いに来てくれたのだった。

「かずくん。大変だったね。あっ、もうかずくんじゃおかしいのか。
とにかく、女の子として生きていくのに、あたしのことを本当のお姉さんだと思ってたよってね。
586hiroshi:2007/07/08(日) 00:53:19 ID:6UwVdMuN
「香澄さん・・・ありがとう・・・」
僕は、女の子になってから・・・いや、この体が女の子に変化し始めてから
明らかにゆるくなった涙腺から、温かいものを流して、香澄さんの言葉に感動していた。

「それで、これからの和宏の・・・いや、君の名前なんだが・・・」
父が気恥ずかしそうに話し始めた。
「はいっ。」
僕は緊張する。

「紗希。新しい名前は紗希だ。」
大きく半紙に書いた名前を僕にも見せる父。
「今日は、紗希の新しい人生の始まった日ね。」
母も、うれしそうに微笑んでいる。

「紗希・・・今日から・・・お・・・あたしは、紗希・・・」
驚くほどに女の子らしい名前に、僕はとまどう。
ああ、本当に女の子になっちゃったんだな・・・

そう心のそこから思うのもいったい何度目だろうか・・・

誕生日のケーキには、15本のろうそくと、そして、
これから名前を書くように、チョコレートのホイップが用意してあった。
「紗希」と僕は自分で書いた。自分の、これからの名前をはじめて書いた瞬間だった。
まだ慣れない、自分の名前。

ふうっとろうそくの火を消したとき、「紗希」という名前が自分のものだと
不思議に実感した。

女の子らしいのは、体だけでも、服装だけでもなくなった。
名前が「紗希」となったときから、もう僕は和宏じゃない。
下山紗希・・・本当に女の子になってしまったことの違和感はまだ消えない。

僕は自分の部屋に、久しぶりに入った。
女の子になる準備は、入院する前から始まっていたけれども、
まだまだこの部屋は男の子の部屋だった。
587hiroshi:2007/07/08(日) 00:54:04 ID:6UwVdMuN
「女の子になったらいらないものは全部かたづけようね。」
香澄さんが部屋に入るなりそう言った。
「うん・・・」
ぼくは小さくうなずいたけれど、心の中では納得していなかった。
男として僕が育ってきた、さまざまな証拠を、
女の子になったからといって、捨て去るなんて・・・

でも、香澄さんの言ってることは正しかったのも事実だ。
下着や服のほとんどは女の子になった今、不要なものだし、
漫画や雑誌やCDはともかくとして、
なんというか、この部屋には

「女の子の部屋のふいんきがないんだよねぇ。」
香澄さんが僕のベッドにすわってそう言う。

「そんなこと・・・僕は・・・別に・・・気にしないんだけど・・・」
香澄さんがぼくを、きっ、とにらんで言い返す。
「そりゃ、ベッドも枕も、このままでも寝られるし、勉強する机だって
あのままでもいいけど。でも、あなたは女の子になったんだよ。」

どきっ、と胸が鳴る。
立ち尽くしたままの僕はまだ、自分が「女の子」だと指摘されるたびに
違和感を感じる。そして、ひとつさっき間違いを犯したことに気づいていた。

「まずはこれから剥がそうか。」
香澄さんはベッドの横の壁に張ってあったアイドルのポスターを剥がした。
「あっ、やめて!」

「どうして?女の子の部屋にあったら変だよ。それから、さっき僕って言ったでしょ。」

「はい・・・ごめんなさい・・・」
「ごめんなさいじゃなくて、女の子になって、女の子の輪の中にも入っていかなきゃ
いけないんだよ。紗希ちゃんにはその自覚が足りないなじゃない?」

「自覚、ですか?」
紗希ちゃん、というのが自分のことだと分かるのにもまだほんの少し時間のかかる僕に
女の子としての自覚なんてない。
588hiroshi:2007/07/08(日) 00:54:37 ID:6UwVdMuN
「そう、これからは、道を歩くときも男の子じゃない。女の子なんだよ。
電車に乗って大股開きでふんぞり返ることも許されないし、常に
男の目線を気にして生きないと、女の子として生きていることにならないでしょ。
あたしが呼ばれたからには、紗希ちゃんをちゃんと女の子にしないと、
紗希ちゃんのお父さんやお母さんにも申し訳ないし。」

女の子としての・・・自覚。
手術の後、毎日のようにいろんな女の人が来て
僕に女の子の心得を何時間も教えていった。

女子トイレでの作法すら知らなかった僕には、覚えることすら大変な数の
女の子として生きるための数々の決まり・・・ルール。
でも、そんなこんなを一言「自覚」と表現されると、
なんだか・・・すっきり頭に入る気がする。

「あたしが女の子である・・・そういう自覚ですか?」
「そう、紗希ちゃんは女の子なんだから、もう男の子じゃないんだから。
ただ女の子のまねをして生きるだけじゃなくて、
女の子として、生きるんだよ。わかる?」

「女の子のまねじゃなくて・・・女の子として・・・」
僕は、なんだかすっきりしたような気がした。
その二つが全然違うことだというのは、なんとなくだけど分かった。

「おかまのお兄さんや女装するおじさんとは、紗希ちゃんは違うの。
だから、あたしが、紗希ちゃんをちゃんと、女の子に育て上げるって、
あたしは紗希ちゃんのお父さんとお母さんに約束したの。
紗希ちゃんの、今日からお姉さんなの。」

「香澄さん、よろしくお願いします。」
熱く語りかける香澄さんに、僕は感動せずにはいられなかった。

初めて聞いたことだった。香澄さんは、隣に住む幼馴染としてだけではなく、
「お姉さん」として、僕を・・・女の子らしくする同世代のお姉さんとして、
お姉さんとなるように。両親からも頼まれていたのだった。
589hiroshi:2007/07/08(日) 00:55:11 ID:6UwVdMuN
「よろしい、夏休みの間に、女の子として独り立ちできるように頑張ろうね。」
「はいっ。」

香澄さんは、美しくて、かわいくて、小さい頃から僕の憧れだった。
さすがに中学生くらいになると、隣の女の子と遊ぶということは少なくなったけれど、
ずっと、ずっと、憧れだった。

その香澄さんが、今ぼくの「お姉さん」として、僕を女の子として・・・育てるという。
香澄さんみたいになれるのなら・・・女の子も悪くないかも・・・
僕はそう思った。
女の子になって、初めて・・・目標ができたような気がした。

「退院はいつなの?」
「明日の夜、また病院に戻って、たぶん一週間くらいいろんな検査のためにまだ
病院にいてくださいって、いわれてます。」
「ふうん、じゃ、一週間か。それと、明日はどうするの?」
「あしたは・・・夜までうちにいれるから・・・」
「それじゃ、買い物にいこうよ。女の子のものをいろいろとね。」
実は、初めからその予定になっていた。

「はい、実は、お母さんとはそういう予定になってたんです。香澄さんも、きてくれるんですか?」
「うん。行くよ。紗希ちゃんが女の子になれるように、お手伝いするんだ。」

香澄さんの目は輝いていた。
一人の、幼馴染の男の子が突然女の子に生まれ変わって、
その子を自分の妹として育てられるなんて、それは確かに楽しいことに違いないと、
後になって思った。

香澄さんは、僕よりもひとつ年上の女の子だった。
僕と香澄さんが育ったこのあたりは、大企業のエリートや、有名人も住む
ちょっと郊外の住宅街で、二人とも子供のころにここに引っ越してきた。

それは、幼稚園のときのことで、お互い一人っ子の僕たちは
きょうだいのように育ったというのが、正当な評価だと思う。
590hiroshi:2007/07/08(日) 00:55:56 ID:6UwVdMuN
小学校の高学年くらいになると、さすがにいろんな事情・・・
中学受験のことや、単純に気恥ずかしくなるからという理由で
隣に住んでいても、だんだんに疎遠になっていた。
でも、こんなときに一番に飛んできてくれた・・・うれしかった。

香澄さんは、名門私立女子中学から、受験して、大学までエスカレーターの
K女子高に合格し、今年一年生だった。
あたしは・・・男の子だったころ、大学まで進めるW中学に通っていた。
W中学は、男子校だったから・・・辞めなくてはいけなかったけれど・・・

「地元の中学校に行くの?それはたいへんだ。受験勉強しなきゃいけないんだ・・・」
そう、今年の春まで受験なんて必要なかった僕にとって、それは結構な重荷だった。

「でも、あたしが助けてあげるよ。なんとかなるって。あたしと同じ高校にくる?」
はい、と答えたかった。
でも、高校受験って、そんなにかんたんなものだろうか?
中学受験だって、あんなに頑張ってようやくだったのに
そんなにかんたんなはずがない、ともおもった。

そして、もうひとつ・・・重大な事実があった。
「実は・・・あたしの・・・W高校が、来年から共学になるんです。」
「えっ、それなら、それもいいかもね。」

香澄さんは、ちょっと驚いたようだった。
いま、辞めたばかりの学校に、半年後に、何とかしたら入れるかもしれない。
来年から、男子校だった学校が共学になる。
そのタイミングで僕は・・・女の子になってしまった・・・

それは、何かの運命にも思えた。
もし・・・受験してW高校に入って・・・そしたら、
今までずっと過ごしてきた仲間たちとも再会できる・・・

「まぁ、とにかく、明日は女の子のものを買いに行こうね。それから、
受験勉強もがんばろう。」
香澄さんはそう言って、僕を励ましてくれた。

現実的には、僕の置かれた状況って、かなり厳しいものだとおもう。
女の子になって、学校も変わらなきゃいけなくて、しかも中学3年生で、
僕に起きる大事件にかかわりなく、時間は刻々と流れていくのだから。
591hiroshi:2007/07/08(日) 00:56:36 ID:6UwVdMuN
「受験勉強かぁ、あたしも去年の今頃から頑張りだしたなぁ。」
香澄さんが少し遠い目をしてそんなことをつぶやく。
「あたし、がんばります。」
そう、この大事件を嘆いても始まらない。
女の子に生まれ変わった僕の、とりあえずの目標、それは
高校受験の突破ということになるだろう。

その意味で、香澄さんの存在は、きっと大きなものになりそうだった。
する必要のなかったはずの高校受験を突破するために、
一年前にそれを経験したお姉さんの存在は、大きいはずだった。

「もう、夏本番だね。夜でもこんなに暑い・・・」
香澄さんは隣の家に住んでいる。玄関を一歩出たところでそんなことをつぶやいた。
いつもより少し長かった梅雨明けが発表されたその日、熱帯夜の空気が
生まれたばかりの女の子の肌にも、じんわりと汗をにじませた。

「それじゃ、明日の朝ね。おやすみなさい。」
「おやすみなさい、かすみさん。」
ぼくは笑顔で手を振り、明日の約束を確認して
香澄さんが隣の家に入るのを見届けると、カギを閉めて
自分の部屋へと駆け上がっていった。

女の子になって、初めて、うれしい気分だった。
憧れの香澄さんが・・・僕のことを妹だって・・・
少し時間がたって、うれしさがこみ上げてくる。
女の子も、わるくない。

まだ、女の子の世界のことを何も知らない、無邪気な少女に、
その日、僕は生まれ変わった。

「男の子のにおいだ・・・」
自分のベッドのふとんやまくらが・・・もはや今の自分のものじゃない。
自分のにおいなのに・・・どうしてだろう、何か違和感を覚えてしまう。

僕って、こんなにおいしてたんだ・・・
他人のにおいならわかるけど、自分のにおいってなかなか分からない。
でも、今僕の鼻に入ってくるのは・・・今の自分のにおいじゃない。

女の子なんだ・・・僕は・・・もう男じゃないんだ・・・
何度も思ったことをまた思いながら、眠りについた。
592hiroshi:2007/07/08(日) 00:57:12 ID:6UwVdMuN
「おはよう、紗希ちゃん。」

「お・・・おはようございます。かすみさん・・・」
「香澄、でいいよ。今日からは友達にもなろうよ。」

「・・・」
僕の心は揺れる。なんだかとても不思議な感じだった。

女の子になって初めての外出。
一日の始まりは、外出の準備。

初めてのお化粧。でも、まだ僕用のメイク道具はないから
香澄さんの部屋で香澄さんにメイクしてもらった。
ファンデーションから始まって、まつげをマスカラで整えたり
唇にグロスリップを塗って、かわいく顔が変わっていく。

「女の子って、たいへんだね。」
ぼくはいくつもいくつもやることのある女の子の外出前の準備を
一通り、香澄さんの力を借りてやってみた。

「かわいい・・・」
自分の顔が、確かに変わっていく。女の子って、すごい、と思った。
少女・・・というよりも15歳とは思えないほど、
すっぴんのままだとただの子供にしか見えなかった僕は
ほんのすこし、目をはっきりさせて、肌の色を大人っぽく見せただけで
カラダは小さくても、ギャルになってしまったかのように変身した。
香澄さんは、まるでお人形ででも遊ぶかのように僕をあっというまに
子供から小柄なギャルに変身させていく。
ショートカットの髪も、ちょっとリボンを結んだだけで全然かわって見えるし、
ひまわりの柄のプリントされたひざ上までのスカートを借りて
ビーズで文字が書かれたピンク色のTシャツの上に
袖のないカーディガンみたいなのを着せられた。

「かわいい・・・」
一時間近くもかかっただろうか。そのあいだ僕は何度この言葉を口にしたかわからない。
魔法のように変わっていく自分が信じられなかった。

「さぁ、行こうか。」
実は、今日はやることがたくさんある。
お金はうちのお母さんからもらってある。
女の子としての生活を始めるための準備。お金はすごくかかるはずだけど
それはどうやら心配ないようなのだ。

夏の日差しがふりそそぐ街にでて、女の子のものをたくさん買った。
今日だけじゃ買いきれないくらい。服だって、最低限必要な数すらまだ足りないし・・・

そして、その日から僕はお化粧や、服装や、アクセサリーで
自分を飾るということを覚えた。

「かわいい!」
香澄さんは自分の好みのショップに入っては
僕を着せ替え人形のようにいろいろ試して、何度も何度もかわいい、と褒めてくれる。
593hiroshi:2007/07/08(日) 00:57:52 ID:6UwVdMuN
そして、それは僕の目にもその通りだった。
女の子の、楽しみ。初めて覚えた、自分をかわいく見せるための努力。

男だった僕の価値観で、かわいい女の子になること・・・
それって、とても楽しいことだと、気づいてしまった。

「今日は忙しくて髪の毛まで気が回らないね。」
お昼ごはんはファミレスだった。午前中だけじゃもちろん足りない。
一日、香澄さんは僕の買い物を手伝ってくれた。
僕の女の子としての身の回りのものを、いっぱい、いっぱい。

「たくさん買っちゃったね。」
帰りの電車の中で、両手に抱え切れないほどの荷物を持った
二人の少女は・・・疲れているはずなのに疲れを感じていなかった。
すくなくとも、僕はこの一日が地元の駅について、
そして僕のうちに・・・もし香澄さんを家まで送ってもそこから10秒で・・・
終わってしまうのがとってもいやだった。

駅に着くと、ゆっくり歩きながら、僕は思い出話を始めた。
「かすみさん・・・思いだした。」
「なぁに?」
「むかし・・・むかしから香澄さんはお人形で遊ぶのが大好きだったよね。
じつは・・・香澄さんのあのお人形たち、すごくかわいかったのを
ぼく・・・あたし・・・覚えてる。あのころ・・・本当はかすみさんと
お人形で遊びたかったんだ。」
かすみさんは、少し驚いたような笑顔で
「へー、そうだったの。あたしは・・・かずくん・・・じゃないあなたが
あたしのお人形遊びに付き合ってくれないの、すごく淋しかったんだよ。」

「あ、あのころは・・・男の子がそんなことするなんて・・・恥ずかしくて・・・
それに、女の子と遊ぶのも・・・香澄さんと遊ぶのも、恥ずかしくて・・・」
「じゃあ、今はもう恥ずかしくないの?」

「お人形遊びが?」
「ぷっ・・・ちがうよ。あたしと一緒にこうして、一日過ごしたことがだよ。」

「えっ?それは、男の子でも、今は恥ずかしくないよ。かすみさんと一緒なら・・・」
「そうじゃなくて・・・女の子と一緒に遊ぶのも恥ずかしかったのに、
お人形で遊ぶのも恥ずかしかったのに、今日は自分のための
スカートとか、ヘアバンドとか、ファンデーションとか・・・いっぱい買ったでしょ?」

「う・・・うん・・・一人じゃムリだったかも。」
「じゃあ、紗希ちゃんはあたしのあたらしいお人形かな?」
どきっ・・・とする笑顔でさらっと、どきっ、とすることを香澄さんが口走る。
594hiroshi:2007/07/08(日) 00:58:26 ID:6UwVdMuN
「お人形?」
「こんなかわいいお人形なら、あたし、ずっと大切にするんだけどな?」

さらに僕はどきっ、とする。
「あた・・・あたし・・・そんな・・・」
「ばか、なに想像してんの?」

かぁ、っと僕の顔が赤くなる。

「女の子になって、いろんなことを教えてあげるよ。いっぱいね。」
香澄さんのいったことは、すごくいやらしくも聞こえたし、
すごく温かくも聞こえた。

憧れの香澄さんの・・・お人形になるのなら・・・
女の子も悪くないかも、ってそう思ってしまう。

「さぁ、帰ったら女の子の部屋作りだよ。」
「えっ?今日これから?」

「そうだよ。急がないと、女の子として生きていくのは大変なんだから。
勉強もしなきゃいけないし、あなたは忙しいんだよ。」

「でも、これから・・・あたし・・・病院に帰らなきゃ・・・」
「夜でもいいんでしょ?まだ2時間くらい大丈夫。」
「えっ・・・?うん・・・」
強引な香澄さんだったけれど、僕はうれしかった。
あと2時間は香澄さんと一緒にいられる。
もうすこしいろんな検査をしたら、僕は退院できる。
そしたら・・・本当の女の子の生活が始まるんだ。

まだ女の子の体に慣れてない僕にとっては、
一日歩き回っただけでもかなり大変なことだった。
かなり疲れて・・・でも心地よい疲れだった。

女の子になって、一番明るくて、甘い気持ちになることができた日曜日。
「女の子って、わるくないかも・・・」
僕の部屋を、ほんの少しだけ改造した。女の子の部屋に・・・
香澄さんが持ってきてくれた枕カバーから・・・かすかに香澄さんの香りがした。
これからの女の子の生活に、僕は始めて期待を抱いた。
595hiroshi:2007/07/08(日) 01:10:09 ID:6UwVdMuN
以上です。

エロの萌芽はまだ欠片すらないように見えるかもですけど、
ちょこちょこと種はまいてます。

それじゃ、新スレであゆこを落とします。
ちなみにワードの初期設定で100ページくらいはたまってます。

それから感想を。
>京丸さん
面白いとは思いますが、「・」の使い方がすごく気になるんです。
「・・・」と三つ使うのが基本です。あとは間の長さや短さを表現するのに二つにしてみたり
六つにしてみたり、とするわけですが、
二つがデフォルトだと・・・リズムを大事にしてるのかもしれませんが、
ただものを知らないだけだと思われても仕方がない。

文章は自由に書いていいものだけど、ルールにはなるべく従った方がいいと思うんです。
くだらないことを言われてると思うでしょうけど、検討してみてください。
ふうさんのキャラクターを使うのも、本人の許可が取れたとはいえ、慎重にやったほうがいいでしょう。

人に自分のキャラ使われて、読むに耐えたことは今までありません。私の場合は。
でも、期待してますんで、頑張ってください。
596名無しさん@ピンキー:2007/07/08(日) 01:13:13 ID:7Kz7T2r4
乙でした。
改名かー・・何故か考えなかったな。
百合な匂いが何となく。
百合展開もわたしゃ好物ですが。
597京丸@ピンキー:2007/07/08(日) 01:21:29 ID:7Kz7T2r4
なるほど。
今までずっとそういうの考えずに使用してました。
・・・
なんですね?
知りませんでした。
了解です。
ふうさんのキャラを壊さない様に細心の注意を払いますので。
598名無しさん@ピンキー:2007/07/08(日) 01:30:32 ID:ZT4FV/3F
改名した時の名前の読み方、かずきで桶?
599名無しさん@ピンキー:2007/07/08(日) 01:34:45 ID:hA7F9n8D
ちょっと早いかと思われますが、新スレを立てておきました。

強制女性化小説ない?Part29
http://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1183825683/
600名無しさん@ピンキー:2007/07/08(日) 01:36:52 ID:NqovWvjo
>>597
・を何個も打ってから変換すると候補に…があがるのと同じで。
ちなみに…(三点リーダ)の場合は2つずつで使う。
601hiroshi:2007/07/08(日) 01:52:02 ID:6UwVdMuN
>京丸さん
理解が早くて助かります。

2つ、という用法もないわけではないのだが、
本来は>600にあるように… …と二回×3つが本当。
でも、私は・・・と全角で使うことで間延びしないようにしてる。
その代わり多用してみたり。

エロ書くときは思考やあえぎ声に、一瞬の躊躇みたいなものがあって、
それを表現するのって、結構工夫が必要だったりします。

これ以上は議論スレ行けとか言われるのでおわり。

新スレにあゆこを落とします。
602京丸@ピンキー:2007/07/08(日) 02:15:10 ID:7Kz7T2r4
hirosHiさん>了解。
まだまだ素人ですもんで、お許し下され。
ご指摘感謝。
私のも、次回作は新スレに投下します。
603名無しさん@ピンキー:2007/07/08(日) 08:58:42 ID:/uqdj8rO
神か!?ここは神々が集う約束の地か!?
・・・というくらい凄いことになってるな・・・
ちょっと見ない間にぎゅいんぎゅいんスレ延びてるし。
イヤホント生きてて良かった(゜∀゜)b<埋め!

職人さんたち、ありがとう
604名無しさん@ピンキー:2007/07/08(日) 13:01:12 ID:ZT4FV/3F
605名無しさん@ピンキー:2007/07/08(日) 13:10:07 ID:7Kz7T2r4
埋め。
ここのスレは投下拒まずだから良いね。
某スレでは新規投下はウザイって言われたな。
606名無しさん@ピンキー:2007/07/08(日) 14:32:14 ID:mnWwr+Gl
そこが特殊なだけだろう、と思いたい。
607名無しさん@ピンキー:2007/07/08(日) 15:11:49 ID:xJo/BhXJ
散々と波風が立った後だから住人も寛容になってるんだよ。
投下が止まったスレは本当に寂しいからね。
608名無しさん@ピンキー:2007/07/08(日) 15:20:21 ID:7Kz7T2r4
今まで色々有ったんだね。
そう言えばそこ、そんなだから投下が無かったな。
頑張って投下していきたいと思う今日この頃。
609名無しさん@ピンキー:2007/07/08(日) 21:29:08 ID:mgMEZnq6
ハァハァすればなんでもいいんだよ梅。

埋め雑談ついでに、角煮のボク妊スレってまだ生きてるのか?
あそこは荒らしを女性化して妊娠させる(SSで)という凄いスレだったんだが。
610名無しさん@ピンキー:2007/07/08(日) 22:49:45 ID:7Kz7T2r4
荒ら氏を女性化して妊娠ですか?こりゃまたW
ちょっとずれるが、実際男でも妊夫になれるそうな。
受精卵をどこに入れるんだったかな。忘れた。
611名無しさん@ピンキー:2007/07/08(日) 23:21:26 ID:/uqdj8rO
>>男でも妊婦
大網?
要は着床さえすればいいらしいね。
女性でも子宮外着床とかあるらしい・・・
612名無しさん@ピンキー:2007/07/08(日) 23:31:38 ID:7Kz7T2r4
あ、そうそう。
その文字だったかな。
だから夫婦で嫁に子宮が無い場合、夫が代わりにってのもあり得るとか。
産休を取る亭主かぁ。
613名無しさん@ピンキー:2007/07/08(日) 23:49:56 ID:ZT4FV/3F
(((;゚Д゚)))コエーよ
俺は、何時でも犯す側がいいから恐怖の対象に…
614名無しさん@ピンキー:2007/07/09(月) 10:36:06 ID:cWpQnxSD
>>611
子宮外着床、って言うより子宮外妊娠の方が正しいかと。
615埋め:2007/07/09(月) 19:23:33 ID:Kl2T6Mjw
かしまし、見た訳だが。
明日太に感情移入しちまったらこの作品ちょい欝になるなぁ・・・。
616名無しさん@ピンキー:2007/07/09(月) 20:27:28 ID:vnncS1W0
子宮外妊娠による卵管破裂、人間が陥り得る最も悲惨な死に方の一つ
毎年何人か死ぬから、彼女が腹痛訴えだしたら気を付けた方が良いよ〜
617名無しさん@ピンキー:2007/07/09(月) 21:00:55 ID:iO3Pw+1M
>>615
あれ?俺がいる
618名無しさん@ピンキー:2007/07/09(月) 21:12:45 ID:G4jpbKmh
>>616
つまり、子宮に行き届く前に着地しちゃうのか・・・・・
うわ・・・まじ、痛いとかそういうレベルじゃなさそう・・・・・
怖い。
619380 ◆PKEHY060jY :2007/07/09(月) 21:13:26 ID:gokbi3he
>>609
扉行広氏も書いてたんだよな>ボク妊スレ
だいぶ前に沈んでいたはず……と思ったら、まだ生きていた!

ttp://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/ascii2d/1154110522/

朝おんだかでおにゃーの子になって、兄貴に孕まされちゃう話がツボだった。
思い出した153氏だ。

よくおぼえていたな〜。
620名無しさん@ピンキー:2007/07/09(月) 22:07:53 ID:Kl2T6Mjw
ボク妊・・・。
言われてみたい気も。
実生活では嫁を妊娠させたく頑張ってる訳だが。
621名無しさん@ピンキー:2007/07/12(木) 17:05:18 ID:cEpm+y6J
動きが止まった?
622301:2007/07/12(木) 18:47:00 ID:QLLawxpM
では今のうちに続きを投下します。
623【僕オマエ】:2007/07/12(木) 18:47:42 ID:QLLawxpM
■■【9】■■
「いつまでくっついてくるんだよ?ナオタ」
 教室へと向かう薫の後ろを、直人は飄々とした風体で付いてきた。
「…俺も教室に戻るんだ。同じ教室なら同じ方向になるのは当然だろ?」
「イヤだね。お前は別の方向から帰れ」
「…お前、やっぱり性格変わったか?」
 呆れながらもニヤニヤと笑う直人の、意外に厚い胸板がすぐ後にある。
 男の肉体から発する熱量が薫の敏感な背中をじりじりと焼き、
開け放たれた窓から舞い込んだ風が、彼の体臭を薫の鼻腔まで運んできていた。
『…なんか…ヘンだ』
 体が熱い。
 直人の汗混じりの体臭を感じてから、それはずっと続いていた。
 男だった頃には、同性の体臭…特に汗の匂いなんてものは「臭い」としか思わなかったものだ。
逆に女の体臭は、どこか甘いような感じがしていた。
ところが、女になった今では同性の女の体臭でも「臭い」と思う事があるし、
逆に男の体臭に頭の中心が痺れるほどの甘美を感じる事があった。
 臭いのは本当だ。
 6時間目の体育が終わった後の、男子が着替えに使っていた教室に帰ってきた時など、
「熟成」された靴下の匂いなどは眩暈がするくらいに臭い。
 だが、それだけではない。
 その汗の匂いの中に、どうしようもなく惹かれる匂い成分の存在を感じるのだ。
 今、薫はその匂いを直人の汗臭い体臭から、これ以上無いくらい強く感じていた。
『うわ…ウソッ…?…』
 “くちっ…”と、脚の間から微かな音を感じた。
『濡れてる…』
 何もしていないのに、あそこが潤んできている。
 食い込んだパンツが陰核を包む包皮を擦り、歩行で充血した花弁がよじれ、
そして絆創膏を貼っただけの乳首が“ぴくん”と頭をもたげたのがわかった。
乳暈が“ぷくっ”とパンケーキのように膨らみ、
おっぱい自体も熱を帯びて重さが増したような気がする。
『感じてる…?なんで??』
 薫は、自分が「発情」していることを認めたくなかった。
 でもこれは、時々どうしようもなくなって、
ついしてしまう自慰の時の肉体的な性反応と、ものすごく良く似ていた。
 だが、何に感じているというのか?
 まさか、後を歩く直人の汗の匂いが、
体臭が、体の“スイッチ”を入れてしまったとでもいうのだろうか?
「…んぅっ…」
 意識した途端、“ぞくぞく”としたものがお尻の割れ目から尾骨を伝い、
脊髄を伝って背中を走り抜けた。
 “びくんっ”と体が奮え、鼻から甘ったれた猫みたいな吐息が漏れる。
「…オイ、ヘンな声出すなよ」
「べっ…別に出してねーよ」
 無意識に、直人と距離をとろうとして歩調が早まるが、彼はそれにぴったりと付いてきていた。
「…お前、ブラしてねーだろ?」
 教室まであともうすぐ…というところで、突然、直人がそう言い放った。
「しっ…してるぞ」
624【僕オマエ】:2007/07/12(木) 18:48:15 ID:QLLawxpM
「…ウソ付け。体育前にはあった、背中のブラの線が見えん」
 薫は慌てて背中に手をやり、彼の目から逃げるようにして壁に背中を向けた。
「やっぱりスケベだなっ!そんなのチェックしてたのか!?」
「…チェックなんかしなくても、そういうのはわかるもんだ」
「女子になんか興味ありません…って顔しながら、
いつも女子のブラチェックとかしてるんじゃないだろうな?」
「…してねーよ。どこのヘンタイだそれ」
「今、僕の目の前にいるヘンタイだ」
「…してねーっつーの」
 そう言って、くくっと直人が笑う。
 薫には、笑い混じりの直人の、余裕ある口調が腹立たしかった。
 小学校の頃は、薫の方が余裕を持って相手していた気がするのに、
今は立場が逆転してしまっている。
 それが薫を、更にイライラさせた。
「…牛みたいなチチしてるくせにノーブラか?」
「うるさいな」
「…垂れるぞ」
「お前なっ!!」
 振り向いて思い切り文句を言おうと息を吸い込みかけた途端、

 ――“ぼふっ”と顔が何かに埋まった。

「…!!!…」
 直人の制服だ…と気付くより早く、急激に鼻腔を襲った鮮烈な匂いが、
臭細胞を通り神経を駆け上って脳を焼いた。
 「あれ?」と思う間も無かった。
 “くたくたくた…”と膝の、腰の、腹筋の力が抜け、廊下に座り込んでしまったのだ。
 『腰が抜けた』のだと思い至ったのは、突然床に崩れ落ちた薫に狼狽した直人が、
今まで見た事がないくらい必死な顔をして自分の肩を揺すっている最中だった。
 直人の制服に顔を埋め、思い切り息を吸い込んでしまった。
 6時間目に体育で運動して思い切り汗臭い、直人の体臭…。

 すごい、におい、だった。

 濃密な、オトコの匂い。
 ただのオトコじゃない。
 女の…薫の頭を馬鹿にして体を発情させ魂を焼き焦がす凶悪なオトコの、濃密な匂いだった。
 脳の中心を蕩かして、そこに手を突っ込んで掻き回されたような気分だ。
 自分でも信じられない。
 気持ち悪くなるほどの甘ったるい感覚が、全身を駆け巡っていた。
 おっぱいが重たく張って、腰が重い。
 乳首が引っ張られるみたいに“きゅううん”と痛み、硬くなっているのがわかる。
 お尻の…尾骨の奥が“じんじん”して、あそこが“むずむず”した。
「おいっカオルッ!」
「あぇ?はぅあ…ぁ…」
 気付いた時には“じわぁ…”と、
失禁してしまったのではないか?とさえ思えるほどの蜜液が、パンツを重たく湿らせていた。
 パンツのクロッチの部分がぐしょぐしょだ。
 起き上がろうとしても、体に力が全く入らない。
625【僕オマエ】
 再び“ぺたん”と床にお尻を付けた薫は、
左手を掴んで起こそうとする直人に、ほとんど縋るようにして立ち上がろうとする。
 だが、ぐしょぐしょのあそこが気になり、
足に力が入らず腰が引けて、まるで腰の曲がった老婆のような格好になってしまったのだった。
『みっともないみっともないみっともないみっともないみっともない…』

 ――涙が出そうだ。

 おまけに、掴まれた左手から直人の体温と少し汗ばんだ掌の感覚が駆け上ってきて、
それに追い討ちをかけた。
 “ぴりっ”と電気にも似た刺激が腕を伝い、
背筋の“ぞくぞく”と合流して首筋の産毛を“ぞわっ”と立たせる。
「…大丈夫かお前…」
「ぃひ…ぁ…」
 腰が、抜けた。
 今度こそ完全に、復活出来ないほど徹底的に、壊滅的に、腰が抜けた。
 助け起こそうとした直人が至近距離で耳元で喋り、その息が耳に、頬にかかったのだ。
 たった、それだけで。
 たったそれだけのことで、意識が軽く飛んでしまった。
 死にたくなる。
 あまりの激しい感覚に“ぴゅっ…”と、ほんのちょっぴり「尿漏れ」すらしてしまったからだ。
 女の体になって一番困るのはコレだった。
 男に比べて尿道が短いからか、陰茎みたいな海綿体質の筒が無いからか、
女はいとも簡単に尿が漏れる。
 それはもう、びっくりするくらい簡単に。
 「腹圧性尿失禁」とか「切迫尿失禁」とか「溢流(いつりゅう)性失禁」とか、
身体的になんらかの原因があってなる場合は歳を取ってからなるものだと思っている人も
いるらしいが、そんな事は無い。
 特に薫は、女性の体になってまだ3年にもなっていないため、
最初の頃は尿排泄のコントロールが上手くいかず、泣きたくなるくらい頻繁に尿漏れしていたのだ
(さすがに“大きい方”でそんな事は一度も無かったが)。
「…お、おいカオル」
「さ…さわるなぁ…」
 気付けば、ボロボロと涙がこぼれていた。
 止めようとしても止められない。
 恥ずかしいのと、直人への理不尽な怒りと、
自分自身への情けなさで感情がすっかり飽和してしまったのだ。
「…っひ…ぅ…くうっ…」
 泣きじゃくり、しゃくりあげ、こぼれる涙を両手で拭い、
こみあげる嗚咽を押し込めようと口を引き結ぶ。
 そんな、母親と離れるのを嫌がる幼稚園児みたいな薫を、
直人は困惑した顔で“じっ”と見ていたが、
誰かに見られたら確実に自分が薫をいじめて泣かせたように見えるだろうと思い、
突然、身を屈めて薫を抱き上げた。

 驚いたのは薫だった。

 なにせ、視界が涙に濡れて何も見えなくなったと思ったら急に浮遊感を感じ、
気が付いたら直人に“お姫さまだっこ”されていたのだから。