1 :
猫娘萌え:
2 :
猫娘萌え:2005/07/19(火) 02:48:45 ID:vf8Ag+p5
3 :
猫娘萌え:2005/07/19(火) 02:49:38 ID:vf8Ag+p5
4 :
名無しさん@ピンキー:2005/07/19(火) 03:49:04 ID:Dm8h7fGl
5 :
名無しさん@ピンキー:2005/07/19(火) 03:50:43 ID:Dm8h7fGl
書き忘れ…
>1 乙!
しばらくはage進行許されて
6 :
名無しさん@ピンキー:2005/07/19(火) 07:48:46 ID:s6cjfbLL
>1乙です!
保守協力します
>1殿乙!
>1-6御zデス
新スレでも良作が拝めることを期待!
>6
何レスで回避かは明文化されていないけどしばらくは一日一書き込みが良いと思われ
ねこ娘萌えを語るべきかSS投下を待ちわびるべきか…
10 :
名無しさん@ピンキー:2005/07/20(水) 07:42:40 ID:qWg5Rcwk
11 :
名無しさん@ピンキー:2005/07/20(水) 21:35:05 ID:eN0xJgi6
ホシュ
猫たんのかかとハアハア
12 :
倉庫番:2005/07/20(水) 23:21:38 ID:lKvbK5lm
スレ立て乙です!
毛目玉神、411神、前スレ632神、
前スレ分ありがたく収納させていただきました!
事情により(サイトうpする等)掲載拒否される場合や
改稿・改名などご希望ありましたら避難所掲示板やメールへ
ご一報いただければと思います。
新スレでも萌えさせてください。楽しみにハァハァしてます。
13 :
名無しさん@ピンキー:2005/07/21(木) 20:49:47 ID:6oXI6/JZ
>10殿、倉庫番殿乙!
14 :
名無しさん@ピンキー:2005/07/22(金) 20:25:06 ID:K60Y1uAS
保守
15 :
名無しさん@ピンキー:2005/07/23(土) 16:49:11 ID:drt1O5Bz
ほしゅ
16 :
名無しさん@ピンキー:2005/07/24(日) 19:49:56 ID:fNh5e3NI
保守
17 :
名無しさん@ピンキー:2005/07/25(月) 18:37:35 ID:sUxkUDun
今月のボンボンは出番なしですたね(´・ω・`)ショボーン
毛目玉神のお慈悲はまだか…
411ネ申の続きも気になる…ハァハァ
20 :
名無しさん@ピンキー:2005/07/27(水) 07:56:08 ID:XoE6iNew
期待アゲ
21 :
名無しさん@ピンキー:2005/07/28(木) 18:45:39 ID:SB881TO2
ネ申が来るまで落としてなるものか!!
23 :
名無しさん@ピンキー:2005/07/30(土) 20:29:45 ID:NnfddC4w
何を!何を拾ったんだああああああ!
24 :
名無しさん@ピンキー:2005/07/30(土) 20:31:26 ID:NnfddC4w
何を!何を拾ったんだああああああ!
25 :
名無しさん@ピンキー:2005/08/01(月) 20:58:30 ID:z1f4IZgt
猫娘たんを拾いたいハァハァ
26 :
名無しさん@ピンキー:2005/08/01(月) 22:03:15 ID:s2rFBsTT
猫娘たんを拾ってナデクリナデクリしたい
世の中知らない方がいいこともあると思うけど
22の画像はバックベアードが「このロリコンどもめが!!」って罵倒している画像だったよ。
ここの連載も楽しみだが、ネ申の作品を一気読みできる保管庫もいいな(;´Д`)ハァハァ
| |
| |∧∧ ダレモイナイ…
| |・ω・`) ダブン トウカスルナラ イマノウチ
| |o駄文o
| |―u'
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
| |
| | ∧∧
| |(´・ω・`)
| |o ヾ そ〜〜・・・
| |―u' 駄文
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
| |
| | ピャッ
| |
| | ミ
| | 駄文
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
※ ベビードール
最近は幸せになれるとかで同名の香水等もあるが
今回のベビードールはセクシー下着系のもの
実際の物は下記アドレスを参考にドゾー
ttp://www.babydoll-direct.com/search/items/?q=&type_id=_108_ 夏真っ盛り。
先日降った雨でゲゲゲの森は潤い、爽やかな緑を増していたが
ゲゲゲハウスの住人はそれどころではなかった。
雨のせいで蒸し暑く、森中に響くセミの鳴き声が温度を更に上昇させているようにも思えて
トレードマークのチャンチャンコも学童服も脱ぎ捨て
白い肌着のまま気だるさに身を任せ、万年床でぐったりと寝転がっている鬼太郎が居た。
少しでも涼を得られるようにゲゲゲハウスの入口も小窓も全て全開にしてあるのだが
こんな日に限って風も無く、ただ寝ているだけなのに肌の上を汗が伝う。
ふと気が付けば、丸太机の上の茶碗に在る筈の父の姿が見えない。
化け烏でも呼んでどこぞへ出かけたのだろうか…
ぼんやりとしたまま、また万年床へ背を預けた時だった。
「鬼太郎ー!!」
この蒸し暑さもものともせぬ、セミの鳴き声にも負けぬ元気な声。
鬼太郎が身を起こすよりも先に、声の主はゲゲゲハウスに上がってきた。
「お邪魔します。あれっ?親父さんは…」
「ふぁ〜…父さんなら…僕が寝ている間に出かけたみたいだよ…」
「もう、鬼太郎ったら…寝てばっかりいると溶けちゃうよ〜」
気だるそうに身を起こす鬼太郎を見て、くすくす笑うねこ娘の手元には、白い袋が下げられていた。
「あれ、どこか寄ってきたの?」
「にゃっ?」
鬼太郎に指差され、腕に下げた袋に目をやる。
「あ、ああこれ?町でねお買い物したんだ。鬼太郎のも有るよ♪」
「何を買ってきたんだい?」
丸太の机の上に袋を置き、茶色い紙袋をがさがさとしているねこ娘の傍へ座る。
「ジャーン!新しい肌着だよ。」
「肌着なら有るのに…」
「夏は清潔にしなくっちゃ…見えないところにも気を使うのが本当のお洒落さんなんだよ。」
「ん〜でも、コレ気に入ってるんだけど…」
そう言って、新しくは無いよれた肌着の裾を引っ張って視線を落とす。
鬼太郎の着ている肌着は、以前ねこ娘と交わった時に二人して着た為に、色々伸びて…よれよれになっているものだった。
「えっ、もしかして今着てるの…」
「ん…そうだよ、あの時のやつだよ。」
「やっ…やだぁ…」
その時の行為を思い出し、急に恥かしくなったねこ娘は、買ってきたばかりの鬼太郎の肌着に顔を埋めた。
肌着はずるずると袋から出て、その後に白く丸められたものがぽとりと床に落ちる。
「あれ?何か落ちたよ…」
「えっ…にゃぁっ!!」
ねこ娘が取るよりも先に、それは鬼太郎に拾われてしまった。
珍しげに広げられたそれは…ねこ娘がこれから履くであろう、白い綿の…ショーツ。
男所帯のこの家では見ることの無いそれに、鬼太郎は思わず魅入ってしまった。
ピンクのリボンがワンポイントの純白のショーツ。
こっちの穴にはねこ娘の右足が…そっちの穴にはねこ娘の左足…そして、此処に”ねこ娘の大事なところ”が―――
「そんなに見ないでよぉっ!」
まだ穿いていないとは言え、自分の下着をまじまじと鬼太郎に見られるのは顔から火が出そうなほど恥かしい。
手に持っていた白いショーツを奪われ、我に返って顔を上げると”むぅっ”と、ねこ娘は頬を膨らませていた。
「ご…ごめん、その…珍しくってつい…。」
今までも交わる上で、穿かれたショーツを脱がす為に見ることは多々有ったが、それ単体をじっくりと見たことは無かったのだ。
思わずおかしな言い訳をしながら、照れ隠しに頭を掻いた鬼太郎だったが、袋にまだ何か入っている事に気が付く。
「あれ、ねこ娘…他にも何か買ったのかい?」
「にゃっ…ああ、これ?」
先程までむくれていた顔が、ぱっと明るくなり嬉しそうに袋から箱を取り出す。
「うん〜くじ引きであたったんだぁ…何だかわかんないけど、鬼太郎と一緒に見ようと思って。」
「へぇ…」
聞くと、下着を買った時に券を1枚貰ったのだが、福引するには3枚の券が必要なのだが足りず
諦めて帰ろうとした時に、あまっているからと見知らぬおばさんに貰って引いて当てて来たらしい。
ねこ娘は自然とあふれる妖怪柄か、老若男女問わず見知らぬ人に親切にされる事が多い。
徳人というのだろうか…自分以外にも、ねこ娘をほおって置けない輩がそうも居るのかと思うと、もやもやとしたモノが胸を掠め
ねこ娘の笑顔を、ねこ娘の全てを束縛してしまいたくなる。
その白い手首を掴んで、押し倒せば無邪気な笑顔は自分だけしか知り得ない艶やかな色を浮かべるのだろう…
「ほら、鬼太郎見て!」
自分の名前を呼ばれて、現実に帰る。囚われかけたイケナイ思想を振り払うように頭を降り、ねこ娘の手元を見た。
真っ白な箱に、ラッピングされた真っ白な大きなリボンに施された銀の縁取りが豪華だ。
わくわくしながら箱の蓋を開けるねこ娘につられて中を覗くと…
「素敵〜!!」
箱の中身は…真っ白な総レースの豪華な下着。
”大人の女性”に憧れを抱くねこ娘にとって、こういった大人の女性用?の下着もまた憧れだった。
子供用には当然こんなデザインの物は無いし、高価なものだったから見ては憧れを募らせ溜息するばかり。
それでも下着を買いに行くと、つい大人物を覗いて、新商品をチェックしてしまうのはやはり女の子だからか。
「せっかくだから着てごらんよ。」
目を輝かせているねこ娘を見ていて、意図せず自然に出てきた言葉。
言われたねこ娘も、深く考えもせず「うん!」と嬉しそうに返事をした。
「見ちゃ駄目だからね!」そう鬼太郎に念を押して、ゲゲゲハウスの中心部を貫く大黒柱
鬼太郎がいる方とは反対側の木の幹に姿を隠す。
シュルシュルと衣服がすれる音と、パサリという重なる音。
時よりねこ娘の白い手足が幹から覗いて、それはそれでドキリとさせられる。
やがて着替え終わったのだろう、柱の影からねこ娘は照れくさそうに顔を覗かせた。
「どう?」
「ん…ちょっと大きいけどイイみたい…」
「せっかく着たんだから、僕にも見せてよ。」
「うん…」
恥かしそうにおずおずと出てきたねこ娘が身につけていたのは、大胆にもキャミソールとショーツのみ。
キャミソールは前空きで胸元の下まで大胆な切れ目が入っていて、腹部も愛らしい臍もショーツも丸見えの状態。
もともとのサイズが小さかったようで、見た目には少々サイズは大きめであったが、そうは違和感は無いが
頬を赤らめてもじもじとするねこ娘の姿に、鬼太郎は鼻血を拭きそうになり、思わず手で鼻を抑える。
鬼太郎の様子に、ねこ娘は不安な色を顔に浮かべた。
「!!」
「あ…もしかして…変だった?やっぱりあたしじゃ…似合わない…?」
「…!!!」
鬼太郎は鼻を抑えねこ娘を見つめたまま、頭を左右に激しく振って否定した。
以前、ねこ娘以外の女性には手を出さないと約束する前
こういったセクシー下着で迫られた事が稀にあった。
人間は交わるのに随分変わった趣向を凝らす生き物だと不思議に思ったものだが…
白と言う清潔感のある色だからだろうか…以前見たものは卑猥に感じたけれども
好意を抱いた少女が着て見せて、初めて理解できたような気がする。
―――物凄く…好い…かもしれない
ねこ娘は気が付いていないのだろうか?
総レースのキャミソールから覗く白い肌、淡い胸飾り…真夏の昼間から刺激的過ぎる。
真っ白な下着を着けているからこそ、ねこ娘の肌は血色の良い白い肌なのだと判る。
淡い紅差す胸飾りもそうだが、ほんのり桜色に染まった頬、ぷるりとした唇、
そして時よりチロリと覗く紅い舌、何気ない仕草なのにこんなにも堪らない気持ちにさせられる。
鬼太郎は先程までのうだるような暑さも忘れ、瞬きする事も出来ぬままねこ娘を見つめていた。
「ホント?大人っぽく見える?」
「…!…!!」
鼻を抑えたまま、今度はウンウンと立てに頷く。
するとねこ娘は嬉しそうにレースのキャミソールの裾を翻す。
レースが肌の上をすべり、胸飾りが見え隠れして、おそろいのショーツもまた総レース。
まだ恥毛すら生えていないねこ娘だが、コレでは大事なところもスケスケではないだろうか。
幾ら福引の商品で宛てたとは言え、見た目は年端も行かぬ少女になんというものを…
しかし気になるのはショーツの中心に不自然に折り重なるレースの生地。
それは丁度恥線から桃尻の割れ目の上にレースの線を色濃くしていた。
「…」
鬼太郎は折り重なったレースの生地部分が気になり、木の葉の万年床のほうへずるずると後ずさりしながら
ねこ娘を手招きして呼んだ。
「?…なぁに、鬼太郎―――にゃっ!!」
鬼太郎に手招きされるまま、木の葉の布団に誘導されたねこ娘は、両足をつかまれて背を万年床へと預けた。
一瞬の事に、分けが解らずぼんやりと天井を眺めていたが、足の付け根…
ショーツの縁に指が差し入れられた感触に、
思わず猫目が縦に伸び、爪が伸びた指先で木の葉の布団を掴み鬼太郎のほうを見た。
37 :
名無しさん@ピンキー:2005/08/06(土) 21:31:28 ID:yGh2ieml
ドキドキ(;゚∀゚)=3 ムハー
ねこタンのベビィドォル姿…ハァハァ
つ、続き…続きを…!
>36の続き
一方鬼太郎は、不自然な合わせ目に思い当たる節があり、どうしても確かめたくて
ねこ娘の足を引き倒しその細腰を抱き寄せた。
足は鬼太郎の頭を挟むように両肩に置かれ、レースのショーツに隠された恥部を思いっきり目の前に晒す格好し、
まじまじと不自然な合わせ目を見る。
ねこ娘が呆然としている隙に、鬼太郎はショーツの縁をつまみ左右に引いた。
「ひゃぁ!鬼太郎ってば、なにするのよう!!」
「…」
自分の両足の間から見える鬼太郎の顔と視線が合う。
心なしか鬼太郎が吐いた息が、直接肌に触れたような気がした。
―――ショーツを穿いているのに…
「…ねこ娘…これ…」
「えっ?」
腰をさらにグイと引き上げられ、でんぐり返しをするような格好にさせられて見たものは…
ショーツの中心がぱっくりと開き、晒されていた己の恥部。
息は気のせいではなく直接肌にかかっていたのだ。
「にっ…にゃぁあああ!!えっちぃ!!!」
―――何…何んなのコレ?!
万年床を掴んだ手の爪が伸び、恥かしさの余りに猫化に拍車がかかる。
鬼太郎の手から逃れようと身を捩るが、身体後と引き寄せられて恥部を鬼太郎の目の前に晒したまま固定されてしまった。
「…ねこ娘…気が付いてなかったの?」
「な…なによぅ…」
猫化から戻ったものの、半べそ状態のねこ娘の腰を抱えたまま
鬼太郎は開かれた両足の間から赤らめた顔を覗かせた。
「そのっ…そのキャミソールとか…ねこ娘のおっぱいとか…透けて見えてるんだけど…」
「うっ…うそぉ…」
鬼太郎に指摘された事実に今更ながら小さな胸を両手で包み隠す。
急にしおらしくなったねこ娘は、染め上げた頬は色を濃くし耳の先まで真っ赤に染め上げて、
アーモンド形の大きな瞳は潤んでおり、瞬きすれば滴が溢れそうなほどに…
今まで綿のキャミソールしか着たこの無いねこ娘にとって、このレースの生地がそんなにも透ける物だとは予想が出来ていないようだった。
知らされた恥辱に震える姿はとても愛しく、思わず唇を寄せ抱きしめたくなるほどにそそられる。
濡れた瞳から溢れそうな涙を、別の涙に変えてしまいたい。
身体と同調して目の前で震える秘部に目を奪われて、誘われるようにしてぴたりと閉じたままの縦筋に舌を這わせた。
「にゃぁっ…!」
突然の滑った感触に、びくりと身体が跳ねたが、鬼太郎は舌の動きを休める事もせず
夢中になって幼い少女の蕾を舐め上げる。
既に少年によって鳴らされた身体は、素直に反応し舐め上げられ刺激を受けるたびに
紅色の唇からは愛らしい喘ぎ声が漏れて、秘裂を割るように開き唇を押し当てて下を蜜壺の入り口に這わせた。
まだ潤っては居ない小さな入口に、口付けを交わすように唇を押し当てて尖らせてた舌先で刺激すると、震えていた身体はぴくりぴくりと反応する。
愛しさが溢れて堪らず、小さな肉芽に鼻を押し付けるようにチュパチュパと吸い付き
荒い息が恥部にかかるといたたまれず小さな喘ぎ声を漏らす。
「あっ…ぁんっ…やっ…きたろ…っ…」
「…ん…ねこ娘…可愛いよ…?」
相変わらずの幼い…舌足らずの甘い声で名前を呼ばれて、視線を向けたねこ娘の先…ゲゲゲハウスの入口の簾が開けっ放しのままである事に気が付いた。
他の小窓もそうだ、父がそのまま化け烏で帰ってきても気まずいし、開けっ放しで他の仲間の妖怪にひょろりと入ってこられても困る。
しかし、今はねこ娘から離れたくない…
鬼太郎は枕元にたたまれた学童服とチャンチャンコの上に置かれたオカリナを取ると、オカリナ鞭を伸ばし
狭い部屋の中、鞭の先を巧みに走らせた。
パン!パン!パン!と幾度か壁に当る音がして鞭先が跳ね返り、襖を止めたロープを掠めコマ殿との添え木を倒すと
全ての位置口はふさがれて、ゲゲゲハウスの中は真昼の闇に包まれる。
「…きたろ?」
愛撫していた舌の動きが休まり、ねこ娘は鬼太郎を確認するかのようにその名を呼んだ。
薄暗い部屋の中、ぼんやりと見える鬼太郎の顔の…瞳が白く光っているようにはっきりと見える。
「…なんでもないよ。」
「…ぁんっ」
内腿を唇で食みながら深く口付けし、シュルシュルと鞭をオカリナに戻すと、チロリと舌先を覗かせた。
唇で吸うように舌を出し入れし、唾液を絡ませるようにじゅるじゅるとやると、
平たかった舌は厚みを増しカメレオンの舌のような円筒形状に変わる。
そして、普段は誰の目にも晒される事の無い綺麗なサーモンピンクの色の
ヒクヒクと振るえているねこ娘の蜜壺の口に舌先をあてがう。
「にゃっ…あんっ…」
疼き始めた蜜つぼの口を押し上げられて、小さな嬌声が漏れ緩やかに身体が撓る。
やがてその舌は伸縮を繰り返しながら徐々にねこ娘の膣に忍び込み
唾液に滑った舌は狭い膣を味わいながら奥に伸びていく。
解されていない膣のざらざらとした内壁を感触を楽しみながら押し広げるように進み
突き出ている子宮口を厚みのある舌先で押し上げ、その周りをゼロリと一舐めする。
指より太く、鬼太郎自身よりも長く伸びる舌で、膣内を舐めまわされ、クリクリと弱い部分を攻められて
ねこ娘は激しい刺激に身を捩るが鬼太郎の腕にがっちりと捕えたままで、逃れられず
伸縮する舌に襞を擦られ、諤々と全身を痙攣させた。
自身で貫いている時とはまた違った視点で善がるねこ娘を見て、奇妙な興奮と共に一点に熱が集中して行く。
硬く瞳を閉じたまま息を荒げ、小さい身体が痙攣するように震えている。
いやいやとするように首を左右に振る…そろそろ限界が近いのだろう、それでも鬼太郎は舌で責め続け、
腰を捕えていた手を身体のラインに合わせて滑らせてレースの生地に覆われた胸に手を置いた。
既に硬く尖り、存在を指先に知らしめる小さな果実を摘み取り、舌先で子宮口を突き上げた。
「ひぁっ―――!!」
引きちぎらんばかりに万年床を握り締めて叫び声を上げ、つま先と背筋が反り返る。
ざらざらとしていた内壁は、達すると同時に熱に蕩け蜜が溢れ出す。
激しい伸縮を繰り返す膣の中で、徐々に変化する様子を鬼太郎は舌で存分に味わい
そして責める事をやめない。
小さな果実を積み上げ、不規則な刺激を与えつづけながら、伸縮を繰り返し柔らかくなった膣を舌で擦る。
一度達したねこ娘は今まで以上に過敏に反応し、脳髄さえも麻痺したように突き上げてくる快楽に瞳を濡らした。
目の前で乱れに乱れたねこ娘を前に、鬼太郎自身が限界で、じゅるりと舌を引き抜くと全身を痙攣させているねこ娘に覆い被さり、
開かれた唇に喰らいつく。
興奮のままに口内を舌で滅茶苦茶にかき回され呼吸の乱れたねこ娘は苦しげではあったが、鬼太郎の求愛に必死で答えた。
覆い被さるも、着たままの肌着が疎ましくて、直ぐに行為に及べない煩わしさに舌打ちし
汗で身体に張り付いた下着を乱暴に脱ぎ捨て、全裸になる。
既に先走りに濡れた自身は腹につくほどに勃ち上がり、別の意思を持った生き物のようにビクリビクリと脈を打つ。
互いの肌は汗でしっとりと濡れてはいたが不快感は無く、
むしろ重なり合い感じ有る互いの体温が、これ以上に無い心地良さを与えてくれる。
ただ触れられているだけなのに、懇々と湧き上がる泉のように身体からは熱が湧き上がり、
胸が思考が蕩けてしまうようにジンジンと感じまくってしまう。
激しく上下する小さな胸に手を伸ばし、その柔らかさを再び掴み取った。
「…ぁんっ…」
「ねこ娘…スキ…だよ?」
耳元で囁かれた言葉に鬼太郎を感じて、ぴくりと目蓋を震わす様子が可愛くて、そっと唇を重ねた。
くりくりと硬く尖った果実をこね回し、キャミソールから覗く肌に舌を這わせる。
幾ら味わっても、貪っても、味わい尽くせないねこ娘の魅力に夢中になって身体を重ねた。
既に熱に蕩けた膣は、何度も受け入れた鬼太郎自身を深く飲み込みそれでいて
やんわりと締め付け、吸い付いているように離さない。
ひたすら堪えるように根元まで飲み込まれると、ずっと止めていた息を震わせながら吐いた。
互いにつながれた部分が熱い、何度一つになってもこの身を震わすような一体感は例え様が無い。
理性さえも崩すこの身の覆い尽くす快感に、鬼太郎の抽送が始まると
ねこ娘が縋るように腕を絡めてくる。
自分の身体の下の存在は余にも小さく、乱暴に扱えば壊してしまいそうなのに
身を焦がす快楽には逆らえず、叩きつけるように腰を突き動かす。
激しい律動に小さな身体は揺さぶられ、悲鳴なのか喘ぎ声なのか解らぬ鳴き声を上げひたすら昇りつめて行く。
二人の喘ぎ交じりの息遣いと深く重なり合うたびに奏でられる水音だけが薄暗い部屋の中に響く。
既に肌には玉のような汗が流れていたが、夏の暑さも五月蝿いセミの大合唱も二人の耳には届いては居なかった。
戸と言う戸を全て締め切ったまま静まり返ったゲゲゲハウスの中では、まだベビードールを纏ったままのねこ娘を腕に抱いている鬼太郎の姿があった。
ねこ娘は気を使い果たしたらしく、鬼太郎の胸に縋るようにして柔らかな寝息を立てていた。
もぞもぞと、居心地のいい場所を探るねこ娘をふと見ると、頬には白い筋が残っていて…
悲しみで泣かせた訳ではないが、涙に濡れたねこ娘の頬を見ていると、それなりに罪悪感がわく。
申し訳なさそうに力の抜けた手を取り、掌に口付け自分の頬に当てる。
しかし、ねこ娘だっていけない。
心底惚れた少女が本人が意図していなくとも
色に着飾れば自制心を抑えられる訳が無い。
きっと本人はその姿がどれだけ魅惑的で、白い肌がほんのり色づいた胸先が
レースの生地からちらりちらりと透けて見えるたびに、どんな思いに煽られたのか知る由もないのだろう。
元々このショーツも、事をしやすいように作られたものだから、日常で使うような物ではないし
ほかのものには知られたくも無いし、晒したくもない。
この後、深い眠りから覚めるであろうねこ娘にこのベビードールのことを伝えるべきか悩んでいた。
鬼太郎は反省交じりの深い溜息をひとつつくと、ねこ娘を胸に抱え
とりあえず目覚めたら、二人して池で水浴びをしてからどうするか考える事にして深い眠りについた。
終
ねこタン透けてるの気付いてなかったのか…
(;´Д`)ハァハァハァハァ/lァ/lァ/lア/lア/ヽア/ヽァ/ヽァ/ヽァ ノ \ア ノ \アノ \ア ノ \ア
GJ!!!!!
47 :
名無しさん@ピンキー:2005/08/11(木) 23:20:10 ID:t5XasXEh
はい。しもべです。
>>46 それ角二の猫耳スレにもあったお。( ^ω^)
カメレオン舌すごすぎ…
子宮口舐め(;´Д`)(;´Д`)(;´Д`)(;´Д`)ハァハァハァハァハァハァハァハァ
GJ−−−−−−−−−−−−−−−−!!!!!
50 :
名無しさん@ピンキー:2005/08/17(水) 01:54:28 ID:q3sYm6ZP
51 :
名無しさん@ピンキー:2005/08/18(木) 00:32:00 ID:6tGhmJdK
ねこ娘かわいいよねこ娘
3期と4期で好みは分かれるだろうけど
(;´Д`)(;´Д`)(;´Д`)(;´Д`)ハァハァハァハァハァハァハァハァ
52 :
名無しさん@ピンキー:2005/08/20(土) 13:15:44 ID:2MdTm33f
▼[映]ゲゲゲの鬼太郎
08/21 前09:30〜前10:00 東映チャンネル(708ch)映画
▼[映]ゲゲゲの鬼太郎 妖怪大戦争
08/21 前10:00〜前10:45 東映チャンネル(708ch)映画
▼[映]ゲゲゲの鬼太郎 最強妖怪軍団!日本上陸!!
08/21 前10:45〜前11:45 東映チャンネル(708ch)映画
▼[映]ゲゲゲの鬼太郎 激突!!異次元妖怪の大反乱
08/21 後00:15〜後01:15 東映チャンネル(708ch)映画
▼[映]ゲゲゲの鬼太郎 大海獣
08/21 後01:15〜後02:15 東映チャンネル(708ch)映画
▼[映]ゲゲゲの鬼太郎 おばけナイター
08/21 後02:15〜後03:00 東映チャンネル(708ch)映画
▼[映]ゲゲゲの鬼太郎 妖怪特急!まぼろしの汽車
08/21 後03:00〜後03:30 東映チャンネル(708ch)映画
53 :
名無しさん@ピンキー:2005/08/23(火) 22:23:44 ID:MuoaQtfn
そういえば普段着がゴスロリっぽいR猫娘は
やっぱり下着もそっち系なのだろうかハァハァ
55 :
名無しさん@ピンキー:2005/09/05(月) 22:15:55 ID:c/Ym2q8Z
猫娘かわいいな
猫娘エロイな
鬼太郎スケベだな
58 :
名無しさん@ピンキー:2005/09/14(水) 12:15:15 ID:Fz+NzPcg
Rの猫娘なかなかエエ体型してる
歴代シリーズ初の衣替え
やはりあのデカイ鈴とリボンの下には
少女のふくらみが隠されていたのだな(*´Д`)ハァハァ
60 :
名無しさん@ピンキー:2005/09/17(土) 22:22:26 ID:KD6YzyVz
夏服でもしてる首輪
毛目玉氏のお初モノ&ぬらりひょん虐めSSを思い出す。
しかもふくらみとくびれ具合は1番オ・ト・ナ
牛鬼の中の人が食いたくなるのも分かりますな(;´Д`)ハァハァ
あれは食おうとしたのじゃなくて、しゃぶろうとしたんだろう。きっと。(;´Д`)ハァハァ
63 :
名無しさん@ピンキー:2005/09/22(木) 13:18:46 ID:aFs+6S1v
しゃぶるんなら着ているものが邪魔
スベスベしたR猫娘タンの全身をナメナメするならすっぽんぽんにしなきゃ。(;´Д`)ハァハァ
すっぽんぽんで濡れ濡れベトベトなR猫たん(;´Д`)ハァハァ
65 :
名無しさん@ピンキー:2005/09/27(火) 08:16:28 ID:8ILST8sH
萌えキャプ版に4期のねこタンパンチラを貼ってくれる神が降臨中(;´Д`)ハァハァ
保守。
昨日のTBSテレビ50周年で、「パパとなっちゃん」のキョンキョンを見て、
やはり猫タンは妖怪界のキョンキョンだと改めて実感した私が来ましたよ。
(当時のキョンキョンの髪型が又、猫タンとそっくりなんだわ)
後個人的には、深っちゃんもちょっと猫タンぽいなぁとか思ったりして。(w
確かに当時あの髪型(ボブカット?)の女子が多かったな
そうか三部ネコたんはああいう髪型なのか
きっと天使の輪が見えるんだろうな(*´∀`)ポワー
68 :
名無しさん@ピンキー:2005/10/05(水) 08:45:40 ID:fn65yIYw
そろそろこのスレの勢いが復活する周期に入ります
今日久しぶりにビデオ見て萌えた。
4部「妖怪大裁判」前編のラスト、妖怪アパートに立てこもってて
天狗ポリスにいぶされて、窓から下を覗いた後、壁に隠れながら
ねこタンが「鬼太郎〜」と不安げに呼ぶんだけど、その声がもう…
毛目玉氏SSでよく書かれている「舌足らずな甘い声で名前を呼ぶ」
ところを髣髴とさせる。
名前呼ぶ前に息を吸い込む音が聞こえるんだけど、それがまたいいんだよな。
息の使い方が萌える>ねこ娘
猫化時のハナイキなんてもうハァハァ
71 :
名無しさん@ピンキー:2005/10/07(金) 15:01:07 ID:o3m5Jka5
「文○機関」ってサイトで
地味ながらほぼ毎日日記に下町の長屋に暮らす猫娘の画像を描き続けられてます。
パンチラやヌードもあってもうハァハァ
リンクフリーかどうか判りませんので、伏字でしょうかいします。
興味ある人は○の中に適当な言葉を入れて検索して独自で見つけてみて下さい。
72 :
薬師寺涼子:2005/10/07(金) 16:02:12 ID:fcfqOWes
妖怪大作戦面白いよ。
73 :
名無しさん@ピンキー:2005/10/14(金) 22:23:25 ID:gqjrZo/P
ねこ娘萌え
74 :
名無しさん@ピンキー:2005/10/17(月) 06:29:53 ID:fo4gBXbf
, -─-、 _
/ , -─-、ヽ∩__ / ヽ
{ { '⌒ }⊂ しJ/ !
, ──- 、.ヽ. ー-‐' ノ-‐∠_ __ |
/ >7レ'-‐<‐- `ヽ、 !
{ /  ̄` \
ヽ / \
/ ヽ-、
/ ヽ \
/ ! ヽ
_/ ヽ | | !
/ ! i i | |ヽ ヽ ! ||/⌒7
∠_ || | | || || | | | | | ___」!
| | | | | | || | | || | |i _」L⊥レ'レ! | / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
| /!. | | | || || | | L」L⊥-二-─┐ |イ ! < ごめんなさい。宴始まってた。
レ !ハL|| | || | |!__ / | ! / \____________
└¬-L___」!└‐┘ \ / ┃ / レ'
\ \ く ┃ > `ー‐ ´ /
ヽ_ヘ `ー‐一' ヽ ' /
ヽ /
\ r‐'フ / _ -''" ̄ ̄ヽ
` ‐- ` ∩/ `/´ /
___ 7¬─‐'|│ / /
/ 厂 T! /´┌‐ヽ ! !
/ / / `┘O「「二 | .,' |
/ | | ヽL_! ∨ /
宴?
どこどこ??(;´Д`)))
76 :
名無しさん@ピンキー:2005/10/23(日) 22:54:53 ID:c9HTsTD/
4部のサントラが欲しいんだけどどこにも売っていない…。
時折流れる切ない系のBGMが聞きたいんだよね…。
77 :
名無しさん@ピンキー:2005/10/23(日) 23:16:57 ID:G8RCLj4X
ねこタンに(;´Д`))) ハァハァな人凄い多い事を最近知りました
ねこタンに(;´Д`))) ハァハァな人妻が多い事を最近知りました
79 :
名無しさん@ピンキー:2005/10/27(木) 23:31:02 ID:kRL7dx86
萌えに転載不可と書かれているイラスト貼る香具師もどうかと思うが
知ってる香具師はこっそり楽しんでるんだから
わざわざ2chに個人サイト貼るのやめれ
絵師が描く気無くしたらどうするんだ。
ネタは自分でひねり出せよ。
81 :
名無しさん@ピンキー:2005/11/05(土) 22:08:59 ID:tV7psO8x
ふは
82 :
名無しさん@ピンキー:2005/11/11(金) 08:51:51 ID:KPy/dIto
84 :
名無しさん@ピンキー:2005/11/11(金) 13:10:00 ID:WMTlTpVs
三田ネコマンセー411様
宴が始まりますね
3部放送時、ネコ娘に悶々としていた日々が懐かしい
DVDで再びハァハァなヨカーン
R猫娘のガードが一層固くなった件について
R最終回がのっぺらぼうだった件について
上の文○機関ってどこっすか。みたい・・
ここの保管庫に絵板のほかに画像保管してないの?半角二次のスレってもうないの?
90 :
名無しさん@ピンキー:2005/11/22(火) 07:32:36 ID:XI1Ft2iK
92 :
名無しさん@ピンキー:2005/11/23(水) 21:27:47 ID:qdkGVA+k
>>91 そこは貴重
2期猫娘のパンチラに興味を持ち、
3期ネコ娘のスタイルの良さに当時彼女オンリーの18禁同人誌が割合出たので、
買いあさり、
4期は若干幼児化しつつも、全体的な萌え度はアップ
ネ申ばかりが集うスレはここですか?
毛目玉氏の「孵変」を読んで泣いた俺が来ましたよ
3部ネコタン切ねぇえ……!。・゚・(ノД`)・゚・。
4部鬼太郎のフォローがなかったら一日中落ち込んでるところでしたよ
すっかり森の木々は紅葉し、日に日に増えていく落ち葉が、森を静かな姿に変容させていく。
冬景色に移り変わりつつあるゲゲゲの森の住人たちの耳にも、とある情報が知れ渡っていた。
火にかけたヤカンからしゅんしゅんと白い湯気が上がるここは、ゲゲゲハウス。
住人の鬼太郎と、丸太の机で茶碗風呂を楽しむ目玉のオヤジに変わって、
今日はネコ娘の姿があった。
特に二人の間に会話はなく、鬼太郎は熱心に妖怪テレビを見ていて、
その背後でネコ娘はお茶を入れている。
「―――はい、鬼太郎。熱いから気をつけて。」
「…うん。」
視線はテレビへ向けられたまま、置かれた湯飲みを指先で探す仕草がおかしくて、
ネコ娘は指先に当る位置へ置きなおし、鬼太郎が湯飲みを掴むと、
何も無かったように自分お茶を啜った。
妖怪テレビが移しているのは人間界の、政治や事件がらみのニュースでは有ったが
画面が切り替わると、鬼太郎は手招きしてネコ娘を呼んだ。
「見てネコ娘、これだよ!」
今日、ネコ娘が朝早くからゲゲゲハウスを訪れていたのは、このニュースを見るためであった。
「ほら、この前言ったとおりにちゃんとDVDになるだろ?」
「この前鬼太郎から聞いた時は信じられなかったけど…本当になるんだ…スゴーい!」
「―――”信じられなかった”…って何だよ。」
「ご…ゴメーン。鬼太郎のことじゃなくって、ほら以前ビデオ販売の時はあたしたちシリーズだけが途中で停止されたから、ちょっと有り得ないんじゃないかなーって…」
「…結局僕が言った時も信じてなかったんだ。」
ネコ娘を護ろうとしてついた嘘はあっても、傷つけたり騙そうと思って付いた嘘は無いのに…
何となくむくれた鬼太郎の気が付いたネコ娘は、ニャハハ…とごまかし笑いをして
「あ、それよりもこの前の時に鬼太郎が教えてくれた”特典”って何が入るんだろうね?」
急にご機嫌斜めになった鬼太郎を、宥め様と慌てて別の話題を振る。
自分の機嫌を直そうと必死なネコ娘の作り笑顔を見て、鬼太郎の表情がふと変わった。
「特典…ねぇ…」
ちろらり見られたネコ娘は、その視線と変わった声色に危険を察して思わず後ろに反ると
間入れずに鬼太郎が身を乗り出す。
正座した足の両脇に置かれた手、反ったネコ娘とほぼ平行に乗り出された身は
ネコ娘が姿勢を正すか、鬼太郎がもう少し乗り出せば口付けされそうな位置にあり
鬼太郎の顔が近づけば、後ろに下がろうとしてバランスを崩した上半身はやがて床にその背を預けた。
「にゃぁっ…や、ヤダ…鬼太郎ってば、どうしたのよ…」
「ん?…だから”特典”の話だろ?」
ニヤリと不敵な笑みを浮かべる鬼太郎に、びくりとして瞳を閉じると、首筋に口付けが落とされる。
「ひっ…ひゃっ」
思わず膝を立てれば、スカートが腿を滑り落ち、赤い布地と足の隙間から白い下着が晒されて
膝頭を掴んで開かせると鬼太郎は自分の身体を割り込ませ、ネコ娘を起き上がれなくする。
何度床を共にしても、肌を合わせる回数を重ねようとも、
一向に行為に及ぶ事に馴れないネコ娘の反応は相変わらずだった為
鬼太郎にとってネコ娘を組み敷く事など容易かったが、
当のネコ娘は鬼太郎に軽くあしらわれている様で納得が行かない様子。
「ちょ…っ、鬼太郎ってば何するのよ!」
頬を真っ赤に染め上げて、羞恥と怒りに塗れた表情を浮かべている。
少しは、行為に慣れて誘うように恥らってくれてもいいのにとは思うが、これはこれで可愛い。
それにこの強気な視線がやがて、熱を帯びてしっとり濡れる様を思えば興奮する。
「…知ってるくせに…ネコ娘は…ずるいなぁ…」
「…っ!!」
身も元で態と意地悪く呟いて、反論する言葉もなく弾くように反らされた顔に対し
現れた白い首筋をねっとりと舐め上げて甘噛む。
既にネコ娘の弱い所を熟知した鬼太郎にとって、強張った身体の力を抜き
抵抗できなくすることは簡単だ。
ネコ娘もまた、子を宿すほどは成熟しては居ないものの既に知った発情期の疼きや
散々鬼太郎に教え込まれているせいもあり、身体のほうはかなり素直に反応してくれるのだが、
生来の彼女の性格ゆえか、はたまたネコ族独特なものか、なかなかネコ娘自身が頑なでいけない。
身体は敏感でとても感じやすいのに、簡単には崩れない彼女の精神の強さもまた魅力ではあるのだが
まだ幼さを残す外観もその精神も今だ思春期の少女であるので、
まぐわいに従順になるには無理が有るのも致し方が無いのだろう。
「はぁ…っ…」
呼吸と身体に熱が灯るのが伝わると、火照りは伝染し互いの肌がしっとりと汗ばむ。
既に隆起した己のモノの先端がじくじくと先走りに濡れるのを感じた。
唇と歯を使い胸元のボタンを外しながら、興奮に荒ぐ息を押し殺し片方の手を白い下着の中に滑り込ませていくと
不安なのか、縋るようにしてネコ娘の両腕が鬼太郎の頭を抱く。
指先に淡い茂みを感じ、さらにその下へと滑らせるが縦筋を指の腹で押さえつけるようにして上下間接的に肉芽を擦る。
素直じゃないネコ娘を焦らすだけ焦らしてやるのだ。
やがて、縦筋の上からでもしっとりと濡れてきたのが指先に伝わり
「ネコ娘の身体のほうが…これから何をするのかとてもよく…知っているよね。」
「…にゃぁっ!?」
意地悪な言葉に頭を抱きかかえ低た腕が解れ、身を起こした鬼太郎は溢れた愛液ぬぐい、
濡れた指先をネコ娘の目の前で見せつけるようにして口に含んだ
言わずともそれが自分のもので、
どういった意味を示すのかも分っていたネコ娘はいたたまれずに赤く染め上げた顔を背ける。
普段はお姉さんぽいネコ娘が羞恥に縮こまる姿が、自分より幼く感じるのが嬉しくて
天邪鬼な言動を繰り返してしまう鬼太郎も相変わらずのままで
ネコ娘の白い下着を桃尻の付け根まで引き下げると、鬼太郎は熱の篭ったズボンのチャックを開け、自身を取り出す。
触れた冬の外気に反応するように、ビクリビクリと脈打つ様はまるで自分とは別の意思を持った生き物のようで
鬼太郎が掴んだままのソレを、下着のしたから桃尻の割れ目の上に挿し込むと
何時ものように膣の中にに押し入るのかと、硬く瞳を閉じて構えたがその様子は無く
恥筋の上を滑るようにして、只上下はじめた。
ぬるついた秘部と下着に挟まれた状態で突き上げれば、亀頭はまだ隠す程度に履いたままのネコ娘の下着…
大事な部分に触れていた中心を先端が押し上げ、ゆるゆるとして直接は響かないもどかしさに子宮の奥が疼く。
何度か行き来を繰り返せば、蜜に濡れた秘所が割れ、蜜壺の口を滑り肉芽と亀頭が擦り合わさるようになる。
先端が擦れればそれなりの刺激は得られたが、亀頭をほんの少し咥え込む度に、貫かれる事への期待が膨らむ。
貫かれればどうなってしまうのか十分に身体は知っていたが、それでも滅茶苦茶に犯して欲しい欲望が募っていく。
蜜壺の口を過ぎた時の期待はずれのもどかしさに、肉壁は欲して蠢き溢れた蜜が陰茎に絡まり
クチュクチュという水音を立て始めた。
「…ねぇ、ネコ娘…」
「ふ…ふにゃ…ん…?」
既に我慢の限界が近づいている鬼太郎だが、腰の動きは休めずに吐息混じりの声で話し掛ける。
「”特典”…だけどさ、僕とネコ娘の…絡み映像…なんて…どう?」
「!!」
煽られるだけの刺激に朦朧とし始めていたネコ娘の意識が一気に甦ってくる。
アーモンド形の瞳を大きく見開き、黒目が細長く縦に伸びる様を鬼太郎は、熱っぽい眼差しで見つめたまま続けた。
「ゲゲゲの森の…アイドルで通っていたネコ娘が…こんなエッチな娘だって…皆が知ったら…驚いちゃうかな?…それとも…喜んで…もらえるのかな?」
「やっ…いやぁ…」
「…知ってるよ?ネコ娘の・・・”イヤ”…は、本当は…”イイ”って意味なん…なんだよ…ね?」
「ち…ちが…ぅっ…あんっ…」
「違わない…だろう?こんなに…ぬるぬるさせて…さ…下のお口は…早く欲しいって…パクパクさせて…るの…解っているだろう?」
「も…やだぁ!!」
恥かしさの余、両手で勢いよく鬼太郎の胸を押したが突き飛ばす事など出来なかったが
反応に驚き、思わず状態を反らした。
「エッチな事ばかり言う鬼太郎なんて…知らない…!!」
逃げるように反転し、うつぶせ状態になったがスカートは捲くれ上がったたままで、
パンティーは途中まで脱がされているから桃尻が目の前に晒された。
ちょっと言い過ぎたかな…?しまったなといった感じで伏せたままのネコ娘の上に跨り、そっと耳に顔を近づける。
「ゴメン…ちょっと言い過ぎたよ…」
「ちょっとじゃないよ…」
「だって…ネコ娘の反応が…あんまり可愛いから…」
そっと顔を覗くと、泣かせてしまう一歩手前だったようで鬼太郎はそっと頬に口付けた。
「…もぉ…変な事…言わない?」
「ん…だから…続き…してもいいかな?」
肩を引き寄せ、こちらを向いたネコ娘に口付けて、
まだ一度も達していない自身を桃尻の間に挿み込むと低い声が漏れた。
この状態で止める事等出来るわけもない。
「絡み画像なんて…絶対、絶対…なし…だよ?」
「解ってる…それに…ネコ娘は…僕だけの特典だから…誰にも見せたりなんかするつもり…初めからないよ。」
桃尻と腿の隙間に挟まれた鬼太郎の脈動が伝わり、子宮の奥が疼くが
鬼太郎がさらに腰を沈めると、濡れた部分に触れてクチュリと鳴った。
スカートの裾から差し入れた手で胸元を探り、ブラジャーを上に押し上げるようにして、
既に尖った乳首を探り当て乳房を揉みながらコリコリと指先で捏ねると、ネコ娘の息が上がる。
「あん…なら…もう焦らさないで?あたしにも…あたしだけの…鬼太郎の特典…頂戴?」
「ネコ娘だけの…僕の…特典…?」
ハテ…自分の特典とは…?と思いながらも、挿入しやすいように、腰に手を当てて引こうとするとネコ娘自らも突き出すように浮かせてくる。
本来、獣であるならば四つん這いのこの姿勢は正常体位ではあるのだが、
人と猫の両方の血を引く彼女にとっては性行為のみを要求しているように思えるからか
必要以上に恥かしがる為に滅多にこの態勢では交わらない為、
積極的なネコ娘に鬼太郎は些か驚いた。
「…もぅ!恥かしいんだからっ…!!」
「うぁっ!!」
ネコ娘は自分の股の間から手を伸ばし、鬼太郎のものを掴み取ると自ら秘唇に押し当て言った。
「アタシ…だけの特典…鬼太郎の熱いの…いっぱい頂戴…♥」
振り返ったネコ娘の、チロリと舌で上唇を舐め上げる仕草、熱っぽい眼差しでの挑発的な言葉と態度は小悪魔的で、鬼太郎の中の何かが壊れる。
「ねっ…ネコ娘―――!!!!!」
「ん…にゃぁんっ…♥」
爆ぜんばかりの鬼太郎自身に深く貫かれて、ネコ娘の背がしなやかな孤を描く。
この後、ほんの仕返しのつもりで自ら挑発したとは言え足腰立たぬほどにされてしまったようで…
鬼太郎からの特典はそれはもう、『 超 特 大 』だったそうですよ。
さて、本当の特典ってなんでしょうね?
とても気になる&早く萌えたい、今日この頃です…(*´Д`)ハァハァ
でわ、皆さん良い終末を(`・ω・´)ノシ
終
>>90>.91
dクス。文庫とか文学しかおもいつかんかった
>>100 乙ー。
そういや髪の毛妖怪ラクシャサって4期だったんだな。BOXで見るかと思ってたよ・・・
ネ 申 降 臨
特典(;´Д`)ハァハァ
D・V・D! D・V・D!
毛目玉氏GJ!!!!!
強がりながらも三こすり半な三部鬼太郎、、、
三田猫はよほどの名器3qwsでrftgyふじこlp;
毛目玉神の新作拝めて嬉スイ(´∀`)
せっかく大人しか購入不可能な値段なんだし、オトナのための閉じこみ付録がいいな(;´Д`)ハァハァ
107 :
名無しさん@ピンキー:2005/12/01(木) 20:10:17 ID:cBXqDpph
つリボン
(´・ω・`)ノシ<ミンナマリガトン
DVDの影響で懐アニは盛り上がってるというのに
エロパロにもネ申が増えるといいな。
コネタを一つ思いついたので一発投下
原作版の妖怪大戦争で、魔人加藤×花子で、ナンジャラモンジャラも参戦して升。
何気に妄想を思いついただけなので、お好みに合わせて適当にスルーよろしこ。
皆さん良い 週 末 を!
妖怪大戦争・エピローグ
―――魔人加藤と麒麟送子率いる妖怪軍団との戦いは、魔人加藤がその姿をくらまし、終結した様に見えた。
再び訪れた通常、平和な一時にやがて人も妖怪も、魔人加藤と行方を眩ました魔女花子の事も、存在すらも記憶の奥へと追いやられていった。
しかし、この戦いはまだ終わってはいない。
魔人加藤は現世とは違う時空の狭間で再び力を蓄えながら、人間に復讐する機会を窺っているに過ぎない。
加藤を倒すまでは真の平和は永遠に訪れる事は無い。
今回のような事が、これからも繰り返されるのだ。
さて、加藤が逃げる際に捨てられた魔女花子は今どうしているのだろうか―――?
「…あッ…い…いィッ…!!」
人間界とは思えぬ薄暗い闇に包まれた世界の中央、有るのは鉄筋で組まれた建物の残骸と古びた機械。
おおよそ生物らしきものが見当たらぬこの無機質な空間に、異質な影が蠢いている。
ソレはまるで植物のようで、うねる長い触手に捕えられていたのは、赤い髪の女…魔女花子であった。
歯車の噛みあう金属音が鈍く響く中に混じる嬌声と、明らかに機械音ではない水音。
触手が動けば、まるで鳴いているかのようにギチギチと言う音が響き、それにあわせ
ぐちゅり…じゅぽ…じゅぽ…という卑猥な音が微かに聞こえる。
そこには、まるで植物の根のようなものと交わる魔女花子の異様な姿があった。
全裸にされている花子の身体は、その幼い面立からは想像がつかぬ程に成熟しており
豊満な肉体に纏わりついている根からは根毛が肌を覆い、根茎が上下の口を塞ぎ犯している。
どちらからも根茎を伝う透明なものが滴り落ち、恍惚とした表情を花子は浮かべていた。
張りの良い乳房の先の乳首は腫れ上がったように勃起し、根毛に締め付けられる度に全身に伝わる甘い痺れに身体を震わせる。
既に何度も達していると思われる花子の目からは激しすぎる快楽の為か涙が溢れ、視点すらも定まっておらず、
しかし根の化物は構わずに花子を犯しつづけた。
花子の膣には長すぎる根茎が内側からぼこり、ぼこりと腹を押し上げ
突かれるままに小さな身体は揺さぶられ、乳房が踊る。
カツ…カツ…カツッ…
響き渡る足音に、突如根の化物の動きが止む。
何度昇天させられたのかは判らなかったが、煽られたまま途中で花子はほおり出されたが
空間に広げさせられていた身体はそう直ぐにも動くはずが無く
満たされない疼きに、花子は置かれたその場で身を捩った。
「ふん…大分育ったようだな…」
「か…加藤さま…」
花子がいたのは、魔人加藤が逃げ込んだ時空の狭間にあるヨモツモノ工場だった。
加藤はそのまま中央に座位し、あられもない姿のまま伏せる花子を見下ろす。
「どうだ、ナンジャラモンジャラの回復振りは?」
「じゅ…順調ですヮ…」
加藤が座位した物こそ、先程まで花子を犯し続け、麒麟送子…タダシが破壊した筈の兵器「ナンジャラモンジャラ」であった。
ナンジャラモンジャラの破戒と共に加藤に捨てられた魔女花子だったが、辛うじて生命反応の有ったナンジャラモンジャラの欠片を持ち
次元の狭間のヨモツモノ工場…加藤の下へとたどり着いていた。
一度は捨てたものの、自分を追ってこの狭間へと辿り着いた事、ナンジャラモンジャラを再生するに当り、
まだ利用価値があると見た加藤は、再び花子を手元に置いていたのだ。
「それよりも…加藤さま…ん…アタシの方にも…精力補給させてくださいまし…」
「…好きにしろ。」
花子は嬉しそうに目を細めると、座位したままの加藤の足元にすりより
上半身を起こし胸をふくろはぎに押し付けるようにして凭れた。
「キキキ…本当は、加藤さまのほうこそ…」
「…」
言いながら、その手は加藤の股間に触れる。
思った以上の手ごたえだったのか、驚いたように指先がびくりと反応して、滑るように内股に置かれた。
「あぁっ…加藤さまのモノ…凄く…熱いヮあ…」
散々ナンジャラモンジャラに犯されていた花子だったが、興奮した加藤のモノに触れて、
先程ほおり出され満たされなかった疼きが再び身体が火照らせる。
まるでご馳走を目の前にしたかのような花子は、舌なめずりしゆっくりと加藤のズボンのジッパーを下ろしていく。
両手を使い、まるで壊れ物でも扱うかのように中から加藤のモノを取り出せば、
それは尋常ではないぐらいに硬く熱をもっていた。
「魔人となられても、唯一残された性欲だけは…お一人ではどうにも仕様が有りませんでしょう?」
「…黙って、咥えろ。」
加藤の顔を見上げる花子の表情はうっとりとし、息をつけば自然と吐息に変わる。
目の前の、自分の手の中で激しく脈打つものに顔を近づけて匂いをかげば、
牡特有の匂いに堪らず、花子は舌を這わせた。
加藤は魔界に転生する事に成功し、魔人加藤となったが魔神として神格化するには「復讐」と言う人間ならではの思いが強すぎ
人としての三大欲のうち、食欲・睡眠欲はなくなったものの、性欲が異常に強く残ってしまっていたのだ。
そして性別も捨てきれなかった為に、雄としての本能がさらに強い生殖行為を加藤に要求する。
それでも地上に復活していた間は、その魔力を存分に発揮し、発散させていた為に性欲は多少抑えられていたのだが…
逃げ隠れ、力の回復を密かに図っている現在は地上でして居たようには行かず
再び花子を拾ったのは、利用価値があるばかりではなく、自分の相手をさせる為でも有ったのだが花子も加藤が必要だったのだ。
花子の魔力の源は、雄との性行為により得られる。
通常女性は、男性の精を受ければ子を授かるが花子は違う。
雌としての形こそ保ってはいるが、もともと生殖能力の無い彼女は、子宮に雄の精を受ける事で魔力を胎内に宿す。
故に、加藤との性行為は並みの雄からは得る事の出来ない強大な魔力を授かる事が出来る。
ある意味、互いに必要不可欠な存在でもあるといえるのだ。
ギチギチと、ナンジャラモンジャラの根が動く音がする。
妖怪という餌が得られない今、ナンジャラモンジャラも成長する為に、花子の性欲エネルギーが必要なのだ。
花子の身体をナンジャラモンジャラの触手が犯す事によって、胎内に宿された魔力が性欲エネルギーとしてナンジャラモンジャラに吸収される。
ナンジャラモンジャラもまた、己が成長する為に花子の性欲エネルギーが欲しくて堪らない。
加藤の後を追って、この時空の狭間にあるヨモツモノ工場に来てから、
花子はナンジャラモンジャラと加藤の尽きる事の無い欲望を満たす為に、休む間もなく交わり犯されつづけていた。
「あっ…あぁっ…加藤さまの…逞しいの…♥」
味わうように舌を這わせていた花子だが、身体の火照りに我慢が出来なくなり、加藤のモノを口に咥えた。
喉の奥まで深く咥え込み、頭を上下し手淫も欠かさない。
花子を欲して、加藤の背後ではナンジャラモンジャラの触手が蠢く。
今までは花子に触れる事無く、されるがままに座していたが
口淫を続けるうちに、限界が近くなったのか花子の頭を掴み取る…と同時に
口内に一気に流れ込む熱いものに、花子は目を見開く。
寡黙な加藤は余言葉を発する事もせず、達する時には低く唸るだけだった。
「…すべて―――飲み干せ。」
咽そうになるが、頭部を抑えられたままで口を離すことを加藤が許さず。
花子は口内に注がれた大量の加藤の精を、喉を鳴らし飲み込んでいく。
漸く飲み込んだところで、花子の口から加藤のモノが引き抜かれたが、
たった今、吐き出したばかりだというのに、微塵もその気配も感じさせない加藤のモノがそそり立つ。
「はぁっ…はぁ…ッ…はぁっ…」
頬を上気させ瞳をうるわせた花子の顔を加藤が見ると、頬に添えられた加藤の手に自分の手を重ねる。
「加藤…さま…今度は…下の口に…ご馳走くださいな…」
花子はヨロヨロと立ち上がると、加藤のモノの丁度真上に自分の秘所が来るように跨り
加藤の頬に手を添えて口づけを求めた。
彼等にとって口づけは性行為と違い何の力も生まない。
しかし、加藤も己の精で汚した花子の唇を拒む事無く受け入れる。
何の意味も持たないはずの口づけ…なのに彼等は知らずして、互いを愛し、愛し合っていたのかもしれない。
加藤の頭に縋るようにして抱きつき、舌を絡めあう激しい口づけをしながら加藤のモノは花子の膣に飲み込まれていく。
肉欲を満たし満たされる快楽に震え、互いの欲望を果たす為に律動が始まる。
淫らにくねる腰を引き寄せては突き上げ、深く飲み込んでは搾り上げて
互いを喰らい尽くすような淫行は続けられた。
何時しか唇は離れ、湧き上がる快楽に花子の背筋は反り、身体を高めようと自らの乳房を揉みしだく。
あられもない叫び声は加藤ばかりか、ナンジャラモンジャラの興奮をも煽る。
やがて、花子の膣に加藤の精が大量に注ぎ込まれれば、痙攣するように身体が震え力が抜けた。
加藤の胸にも足りかかり、荒い呼吸を繰り返すがまだ膣内に精が注ぎ込まれる感触がして、
膣内に収まりきらなかった精が溢れるようにして、二人を繋いだ個所から外に伝い漏れるが
花子の膣はその余韻に伸縮を繰り返す。
それまでは大人しくしていたナンジャラモンジャラだが、二人が達した様子を察したのか、
遠慮がちにしかし強請るように触手で加藤に触れる。
「…」
二人はまだ繋がれたままではあったが、加藤の手が花子の利く座に滑り落ちると
びくりと花子が身体を反応させた。
余韻で伸縮する膣に合わせ、菊座もまたヒクヒクと痙攣している。
その様子を指先で察した加藤は口端を上げ、その中へと指を忍ばせた。
「ひっ…んっ……はっ…ぁあっ…あんっ…」
突如のことに声を上げた花子だが、加藤が指の抽送を繰り返すと段々と声に艶が増していく。
その反応に花子の尻を少し持ち上げ、桃尻を割るように広げると、先端を樹液に濡らしたナンジャラモンジャラの触手が伸びてきた。
「ふはははは…お前も随分貪欲なのだな。」
加藤が低く笑うと、ナンジャラモンジャラはその先端を花子の菊座に押し当ててくる。
「?!…やっ…」
ナンジャラモンジャラの触手の感触に、加藤の胸に縋りつき花子が首を左右に降った。
「…やぁっ…おしり…加藤…さま……してぇ…」
「ふん…淫乱な奴だ。」
「あん…あっ…加藤さま―――!!!」
加藤は花子の膣から己のモノを引き抜くと、身体の向きを変えさせ、背後から一気に菊座へと突き立てる。
腸を圧迫しながら加藤のモノが擦り上がる快感に目を見開き、
中から圧迫された事によって恥部からは加藤から受けた精がビュクビュクと溢れ出ている。
花子の背を胸で預かり、膝の裏側を掴んで足を開脚させて恥部を開かせた。
「ナンジャラモンジャラよ…欲するがままに花子の性欲エネルギーを貪るがいい。」
ギチギチと根を撓らせながら、今度は躊躇する事無くナンジャラモンジャラの根茎が花子の膣に押入る。
一際高い嬌声が上がるが、再び咥えさせられた触手によってその声は封じられた。
加藤の胸に抱かれ、口も陰部も菊座も犯され、全身弄られあらゆるものでドロドロに汚されて、
例え気を失おうとも犯されつづけ花子に休息が訪れる事は…無い。
尋常ではないこの肉欲の宴が、やがて復活を果たす日が来るまで続けられのだ。
そして―――
恐るべき魔人加藤の…息の根を完全に絶やすまで―――彼等との戦いは繰り返される。
終
花子エロ(゚∀゚)イイ!GJ!
いつも乙です!
411氏の成人化ネタの続きが気になる(;´Д`)ハァハァ
120 :
名無しさん@ピンキー:2005/12/07(水) 23:24:09 ID:9+VZ+duN
PSの鬼太郎怖すぎ!
ミコちゃん×埋れ木orこうもり猫×鳥乙女 きぼん。
どちらもお姉さんな彼女が優しくリードしてくれそう。
じゃ、漏れは 埋れ木×オホホな幽子をキボン
幽子タンマジかわいいからな(;´Д`)ハァハァ
ネコ娘andねこ娘総受けって、ここじゃダメなのか?
同人ではあるって聞いたことあるんだけど、みつからねえ!
ツーカーな2部の鬼太郎さん&猫娘萌え!
熟年夫婦のような落ち着いた雰囲気もあれば、
無邪気な子供のような微笑ましさもあり…
たまらんですバイ。ハァハァ…
126 :
名無しさん@ピンキー:2005/12/17(土) 14:59:19 ID:mVro5RLP
神降臨を祈りつつ保守。
128 :
名無しさん@ピンキー:2005/12/24(土) 17:16:43 ID:sHbe0uOz
ねこ娘萌えage
四部で色ボケ鬼太郎を見てみたかった妄想編
とある山奥―――
人さえ立ち入らぬ深い森の中に珍妙な建物が聳え立っていた
冬の森と同じく、暗く
そして人気の無いその建物の唯一の部屋には、寝台のようなものがひとつあるだけで、ほかには何もない。
本来ならば、この場所にはある物の怪が再び眠りについていた筈…であった。
一方、既に雪景色へと姿を変えたゲゲゲの森では、年越しから新年にかけての酒盛りの準備が進んでいた。
元々陽気な彼等は、祭り事が大好きで人間界で出来た新しいイベント、ハロウィンやクリスマスなんかにも便乗して盛り上がっている。
砂かけのアパートが出来て以来は、そこで新年を祝うことが決まりごとのようになっていた。
既に政に向けての蕎麦打ちやら餅つきの準備も滞りなく完了し、各自一反帰路につき
色々持ち寄って夜に砂かけのアパートに再び集まることとなってその場は解散した。
ゲゲゲハウスに戻った鬼太郎親子だったが、大忙しの準備で疲れた鬼太郎は木の葉の布団に潜り込み
しばしの休息に、今宵の酒盛りの前に今年の決着がまだついていなかった目玉のオヤジは、そのまま化け烏に乗ってこなきの所へ出かけてしまった。
他の妖怪達もしばしの休息に陥ったのであろう、静かなゲゲゲの森に
この森では見慣れぬ影が忍び寄る。
かすかな妖気を辿ってきたであろう、立ち止まったの鬼太郎が一人眠るゲゲゲハウスの前であった。
「ここねぇん…」
言葉自体は女性らしいが、明らかに男性の物と思われる声の持ち主は、ゲゲゲの森には酷く不釣合いな
派手ばでしい…まるで遊女のような出で立ちで、大きな笠をかぶっていたが明らかに人ではない。
「鬼太郎ちゃんの所為で、夢見が悪くって目が覚めちゃったのよねぇん…ちょーっとばかしお返ししなくっちゃいい初夢が見られそうも無いないわぁ…」
おねぇ言葉を操り、しゃなりしゃなりとゲゲゲハウスの梯子の袂に近づいたが
以前、地上の笑気を全て奪おうとして散々な目にあったため、直接鬼太郎にイロケを吹き込むのは躊躇われた。
「あたたたた…まったく、鬼太郎ちゃんの顔を思い出すだけで、キャンたまが痛むわぁ…」
鬼太郎に蹴られた時の痛さが甦ったのか、急所に手をあてがい、少々前へと屈む。
暫らく、ゲゲゲハウスの入口をじっと見上げて、どうしようかしら…という風に口元に手をあてがうと
口元だけをするすると伸ばし、入口の隙間から差し込むと、ほあ〜と息を吐き出す。
いやみの口から吐き出された桃色の息は締め切ったゲゲゲハウス内に広がり、
寝ている鬼太郎は自然とそれを胸いっぱいに吸い込む。
「きゃ♥やっちゃったわ〜アタシったら、やってやったのね〜!!」
やるだけやったら気が治まったのか、いやみは小躍りしながら足早にその場を去っていった。
満足してもとの寝床に戻って、冬眠に入ったと…そう信じたい。
しばらくして、鬼太郎が目覚めたのは日も落ちて月が輝く夜になってからだった。
既にいやみの吐いたイロケは鬼太郎に吸い尽くされ、己の身に有った事など全く気がついていなかった鬼太郎は、
妙にだるい身体を起し砂かけのアパートへと向かった。
初めは寝起きでだるいと思われていた身体の様子は、カラコロと歩みを進めていくうちにどんどん悪くなる。
むしろ寝起きよりも全身が熱を帯び始め、下半身が特にひどい。
時がたつほどにより硬く、ズボンの中で腫れあがっれてくる。
砂かけのアパートに着く頃には、頬は真っ赤に上気し
ふらつく様はまるで酔っ払っているように見える。
既に砂かけのアパート前は宴会会場と化しており、こなきの所へと勝負に出かけた父の甘酒風呂に浸る姿もあった。
何時もの面々も大分前から酒盛りをはじめたようで、酔いが回り始めたのか赤い顔をして歌を歌っている。
「鬼太郎どーんこっちでごわす。」
「おーい、鬼太郎。わし等もうはじめとるぞい。」
鬼太郎に気が付いた仲間が声をかけるが、鬼太郎は本能の求めるがままに一人の少女の姿を探す。
「おい、鬼太郎。おぬしどこかで引っ掛けてきたのか?既に足が覚束無いではないか。」
妖怪アパートから料理を持って出てきた砂かけが、鬼太郎の普通ではない様子に声をかけた。
「…おばば…ねこ娘は…?」
「ねこ娘なら、自分の部屋で着物に着替えておるぞ。それより、お主大丈夫なのか?少し休んだ方が…」
「ああ、そうさせて…もらうよ…」
砂かけ婆から見た鬼太郎は、千鳥足で酷く泥酔しているように見えた。
既にあたりが酒臭かった為、鬼太郎の吐く息から酒気が感じられない事がわからなかったのだ。
まさかいやみのイロケに中てられて、全身から熱が出ているなどと思いも寄らなかっただろう。
ふらふらと、アパートの奥へ入っていった鬼太郎のことは、宴会の盛り上がりと酒の酔いが回るにつれ
すっかり忘れられていた。
ねこ娘の部屋へ向かう鬼太郎の、心で繰り返し呼ばれるのはねこ娘の名だけで
脳裏に浮かぶのは、普段の無邪気な笑顔から徐々に色香を含んだ表情に移り変ってゆく
変わっていったのは表情ばかりではない、併せるように、赤いジャンバー姿からキャミソールとショーツ
やがては、一糸纏わぬ裸体の少女らしからぬ憂いをたたえた猫娘の姿が脳裏に描き出される。
132 :
鬼太郎×ねこ娘【4】 ◆.QnJ2CGaPk :2005/12/30(金) 08:38:28 ID:DVRu5HK2
その白く細い足首をつかんで、恥らうねこ娘の陰部を開かせ―――
卑猥な妄想に荒い吐息が自然と落た。
既に理性は無く、只ねこ娘とまぐわうことしか考えられず
その白い肌を思い浮かべて、瞳だけは爛々としていた。
漸くたどり着いたねこ娘の部屋のドアを軽くノックする。
「はーい。」
何気ない返事、少女の声を聞いただけで鼓動が跳ねあがり、熱い吐息が降りて…
ドアを開けて入り込むと、後ろ手に部屋の鍵をかけた。
「…」
「鬼太郎…迎えにきてくれたの?」
まだ少年の異変に気が付いていないねこ娘は、着替えたばかりの着物姿で近づいてきた。
「…ねこ娘―――」
「なあに、き…きゃぁっ!!」
ふらりと倒れかかった鬼太郎に手を差し伸べた手は奪われ、そのまま床に押し倒されたねこ娘は、唇を奪われた。
何時に無い激しい口付けは、ねこ娘の小さな唇を覆い尽くす勢いで、余りの事に思考は真っ白になる。
鬼太郎のねっとりとした熱い舌で口膣を荒々しく攻められて、ねこ娘の頬は一気に上気した。
一方襲った方の鬼太郎も、掴んだ手首身体の下のやわらかい肌、そしてねこ娘の甘い香りに当てられて思考も行動も暴走する一方。
息をつくのも忘れて貪っていた唇を漸く離したかと思えば、ねこ娘の身体を抱き寄せるようにして、叫ぶ。
「ねこ娘っ!僕と祝言を挙げてくれ!!」
「…えっ…ぁ…き、鬼太郎?」
ねこ娘は思考が追いつかず、ぽかんと鬼太郎の顔を見つめると、また唇が寄せられる。
先程の濃厚な口付けが。再び施されるのかと思い、きつく目蓋を閉じたがそうではなく、チュッチュっと吸い付くような淡い口付けが無数に繰り返された。
「ねこ娘…愛しているんだ…愛しくて…愛しくて…気が狂いそうだ…♥」
熱に浮かされた眼差しで見つめられれば、ねこ娘はその瞳を直視することができず、居たたまれない気持ちにさせられる。
甘い言葉を囁かれるのも激しく求められるのも嬉し恥かしいが、今日の鬼太郎はおかしい。
相しているうちに口付けは首筋から胸元へ降りていき、着物の襟に手を差し込み、白い胸を肌蹴させる。
何時も異常に遠慮が無く少々乱暴にされ、小さな胸飾りのついた膨らみまでもが一気に晒され
間入れずして鬼太郎の舌が肌の上を伝う。
尖らせた舌先で執拗に乳首を捏ねまわされれば、自然と硬く勃ちあがってくる。
逃れ様にも後頭部に手を回されて引き寄せられれば、なすすべも無く
只いやいやとするように、首を左右に振ることしか出来ない。
「ふ…ぁんっ鬼太郎…」
「好き…ねこ娘…好きだよ…」
後頭部から折りたてはねこ娘の肌を直に伝い、肩も肌蹴させ
いつのまにか鬼太郎の身体は、ねこ娘の両足の中心に治まっていた。
着物の裾を捲られ、腿を伝いあがる手の感触にねこ娘はビクンと反応する。
「あっ…やぁっ…」
しかし、今日の鬼太郎に既に理性は無く、抑制も遠慮も無い。
足を包んでいた着物を太腿まで捲ると、内股に指脇を滑らせる。
何時もなら腿の付け根にあるはずの白い砦が今日は無く、つるりとした恥部に指を這わせた。
「今日は着物だから…下着…付けてないんだね…」
「にゃっ…変なこと・・・言わないでよぉ…」
といき混じりで耳元で囁かれれば、まるで自分がはしたなく思えてねこ娘は羞恥に震える。
ぴたりと閉じ描いた縦筋を開かせれば、触れた空気に既に熱を持っていた事を知り
ねこ娘は恥じらいに全身が熱くなるのを感じたが、まもなく挿し込まれた鬼太郎の指にビクンと背筋が反る。
中指を根元まで差し入れて、産道を掻くようにぬぽぬぽと出し入れする。
充分と言えるほどは潤っては無かったが、既に我慢の限界を越していた鬼太郎は構わず挿入の体制をとらせた。
思えばこの欲求は、自宅で目覚めてからずっと我慢させられていたのだ。
持ち上げられた腰に、先を予感したねこ娘は不安になり鬼太郎の頭に縋りつく。
白い胸肌を貪りながら、狭いズボンの中、パンパンに腫れあがった自身を解放した。
既に先走りに塗れて、己の意思で外に飛び出したようなソレは脈打ち、自分の腹を打たんとばかりにそそり立っている。
自らの手で掴んで軌道修正を図っただけで、達してしまいそうな感覚に堪らずねこ娘の膣に押入った。
「にゃ…っ―――!!」
十分に解れていない狭い産道を一気に鬼太郎が入り込んでくる。
息つく間もなく子宮口を突かれ、急激に競り上がる快感に全身を痙攣させて鬼太郎に縋りつくが
鬼太郎はねこ娘の肉壁に包まれた今以上の刺激を求めて律動を開始した。
「ふっ…うぅっ…」
「みゃっ…ぁあん…にゃぁあんっ…」
ぬめりの足りない膣内は鬼太郎が腰を引けば、中が引きずりされそうになり
突き上げられれば堪らず縋りつき、予測のつかない快感に声を抑える事も出来ない。
欲望のままに突き上げて引き出された嬌声に、奇妙な興奮が高まる。
パンパンと肌のぶつかり合う音にやがて水音が含まれ、ねこ娘の唇から悩ましげな声が漏れると共に、伏せられた目蓋からは一筋の滴が伝い落ちた。
二人が互いを引き寄せ、1つの塊になって硬直した直後、少女の中で一気に少年の熱がはじけ飛び―――共に達し果てる。
しかし、いやみのイロケに当てられた少年の欲望はこれぐらいでは治まるはずも無く、ドクドクと高鳴った脈が徐々に落ち着く頃には、再び少女の膣を圧迫していた。
自分のせいと少女の蜜をかき混ぜるように、前後はじめると二人の繋がった箇所からは、卑猥な水音が奏でられ互いの混じりあった体液がねこ娘の臀部を伝わり着物に染みを作る。
「ふあっ…にゃぁん…あんっ!みゃあん!!」
一度達した身体はそれ以上に敏感で感じやすく、軽く膣内を擦っただけでねこ娘は激しく痙攣を起こす。
無意識に伸びた爪先が鬼太郎の背に食い込み、じわりと血が滲む。
掻き出すように掻き混ぜるようにし、突き突かれて、喰い付かれ喰らいつく。
狂いそうな快楽に全身を蝕まれ、逃げ出したいのに昇りつめてそのまま四散したい幻覚に囚われる。
小さな膨らみに喰らいつき、肉欲に溺れるまま本能の生すがままに欲望をたたきつけ、その全てを少女の膣に注ぎ込むが
少女の小さな膣では少年の精を全ては飲み込めず、奥から溢れては白濁とした物が伝い落ちた。
除夜の鐘も鳴り終わり、仲間の妖怪達も呑み潰れる頃には白々と夜が明け初めていたが、
鬼太郎の精力は恐ろしい事に衰えを知らない。
何時しか二人が生まれたままの姿で抱きあい、ありとあらゆる体位で交わりつづけていた。
身体の中に熱を放たれては絶頂の中に気を使い果たし、愛撫によって呼び戻されては快楽の波に飲み込まれ翻弄される。
やがて体力の尽きた少女の意識は、深い眠りにも似た暗闇へと堕ちていく。
今までに無い激しいまぐわいに、汗だくになった少年の身体からもいやみのイロケの毒はすっかり抜けて、
膣につきたてていた己の何度目か解らぬ射精の後、とうに意識を手放した少女の身体を抱きしめて、同じ暗闇へと堕ちていった。
年越しから新年にかけてのまぐわいは、それはそれは年明け早々大変だったようで…
ご機嫌を損ねたねこ娘に正気を取り戻した鬼太郎が平謝りに謝ったとか
しばらくはねこ娘の言いなりになっていたとか…
いやみの思惑は当ったのか外れたのかは、今となっては判らぬまま
誰も知らぬまま…
あの日の鬼太郎の異常なまでの性欲は、ねこ娘の中では欲求不満で片付けられたとか。
それでは皆さんもよいお年を
終
ネ申キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━!!
良い年越しができまつGJ!!
このスレには守り神がおられる(-人-)ありがたやありがたや
着替えたばかりの着物姿だけでもタマらんのにイヤミのいろけをたっぷり吸ったとは!
絶倫鬼太郎に衰えなしですな!!
毛目玉神よ数多の神々よ!!来年もこのスレをお守りくだされー(ー人ー)
あけおめ
ことよろ
141 :
名無しさん@ピンキー:2006/01/02(月) 23:00:38 ID:FVNoVyZk
新春第一弾はSEXYな三田ネコか、萌え萌えな西村ねこか、
どちらのエロスが先陣を切る?
雅な小串猫も忘れるなー!
ネコ娘の場合
「ネコ娘、ひめ始めって、知ってるかい?」
「は?な、何言ってんの鬼太郎?いきなり;」(真っ赤になって照れながら言う)
「あ、その様子だと、知ってるんだ。へーえ、結構耳年増なんだな、ネコ娘って…。」
(と、ネコ娘ににじりよる。ネコ娘は後ずさる。)
「な、なによ、自分だって知ってるんでしょ…、ず、ずるいよ、あたしのことばっか…」
「さあ、知らないなぁ。ねえ、教えてよ。どういうことさ…」
(と言いながら押し倒す。)
「きゃっ!ちょ、ちょっと鬼太郎…、あっ…ああん!」
(いつもどおりの強引な展開…)
ねこ娘の場合
「ねこ娘、ひめ始めって、知ってるかい?」
「え?ひめ…?なあに?お姫様…?」
(小首をかしげて、キョトンとした顔で考え込む。)
「(クスクス)違うよ。秘め事ってことだよ。」
「秘め事…? 秘め事を始めるって…?」
(ますますわからない、というように、困った顔をする)
「ふふ。かわいいなぁ。ねこ娘は…。」
(そっと抱き寄せ、首筋にキスをする)
「あ…ん、だめだよ鬼太郎。着物が崩れちゃう…。あ…にゃんっ」
(やんわりと強引に、いつもの展開。そして、事後…)
「新年で始めの秘め事…わかったかい?」
「…………もうっ、しらないっ!」
(真っ赤になって布団を頭からかぶる)
猫娘の場合
「鬼太郎さん、秘め始めって、知ってる?」
(着物姿で少し酒に酔って鬼太郎にしなだれかかり、流し目をしながら)
「秘め始め?なんだい、それ?」
「うふふ。新年最初の秘め事…ってことよ。」
「秘め事…?」
(うすうす感づいて、赤くなる)
「ね、二人の秘め始め、しましょうよ…」
(ゆっくりと体重をかけ、二人同時に床に倒れこむ。)
「猫ちゃん…!」
(たまらずに猫娘にのしかかり、床に縫い付ける。
「鬼太郎さん…」
(静かに目を伏せる。後はいつもどおりの展開。そして事後…)
「今年もよろしくね、鬼太郎さん」
ハ、ハァハァ(*´Д`)モエー
>141-142
結果、トリプルで来ます棚順番は→三田ネコ→西村→小串猫で
>143-145乙でつ
倉庫の秘め始めの二部SSを読みに逝ってキマツ
>143-145
GJ!
それぞれのシリーズの味が出ててイイ!!
ひめはじめ(*´Д`)モエー
149 :
名無しさん@ピンキー:2006/01/11(水) 21:00:18 ID:UTtNYmVP
猫たんのオスィーリをナデナーデしたい(;´Д`)ハァハァ
150 :
名無しさん@ピンキー:2006/01/11(水) 22:16:46 ID:FyOw/yCh
>>149 ヒップサイズから言えば三田ネコ
艶のある桃尻だと西村ねこ
ヒップラインが良いのは小串猫
さあどれを選びます?(;´Д`)ハァハァ
押し倒して爪先から撫で上げたい三田ネコ
じゃれつくフリをしてプニプニしたい西村ねこ
抱き寄せて揉みしだきたい小串猫
(;゚∀゚)=3 ムッハァー
三田ネコは脚のラインが綺麗だよなぁ…
同姓からみても魅力的。
西村ねこは頭をナデナデしたい。
小串猫は良い匂いがしそう。後ろから抱きつきたい。
DVDが待ちどおしいな
154 :
名無しさん@ピンキー:2006/01/19(木) 21:10:28 ID:RvOrK933
あの、突然変な質問なのですが
猫娘って鬼太郎のガールフレンドなんですか?
それとも夢子ちゃんがガールフレンド??
もしくは、どちらもガールフレンドなんですか???
猫娘と夢子ちゃんのポジションがどこなのか
よく分からないんです・・・。(−△ー;)
ユメコはアニメ第3部のみの登場。
従って3部に限ってはネコ娘、ユメコ、両者ともガールフレンド
というポジションになると思われます。
そういえば昔流行した謎本で
「猫娘は鬼太郎の愛人」とか書かれてたなw
毛目玉氏の傑作、銀の鎖のねこタンお初モノ、なんど読んでもええな〜。
あれで何回抜いたか。今度数えておこうかな。
また逝ってきまーつ。
二部猫を愛人にしたi(ry
159 :
名無しさん@ピンキー:2006/01/21(土) 12:32:22 ID:TOXVrjMx
>>157 抜粋(本編見てからの方が抜き効果増大!)
http://moe2.homelinux.net/src/200511/20051127959397.jpg いつもと変わらぬ風景
いつもと同じ道を、いつものように、ねこ娘は出かけていった。
「鬼太郎ー居るー?」
ねこ娘のスカートに鬼太郎は手を滑り込ませ、ようやく膨らみは始めた胸を探る。
「せっかく気持ちいいコトするんだから、ねこ娘がおとなしくしててくれた方が、僕にとっては都合がいいんだ。」
「邪魔だし全部脱いじゃおうか。」
ブラウスに手をかけた。ボタンを外し、スカートごと脱がせると幼い肢体が日の下に晒される。
「ン…ィ、嫌…だ」
力なく言葉で抵抗して見せるが鬼太郎は止めようとしない。
ちゅぅ…鬼太郎がねこ娘の唇を吸う。
「にゃァあん…!」
開放された唇から放たれた鳴声
鬼太郎は、谷間…にはまだ程遠いねこ娘の胸に顔をうずめ、小さなふくらみを口に含む。
歯を立てずに唇だけでハムハムと柔らかさを貪り、手は休むことなく胸の愛撫を続けている。
ねこ娘の背中に手を回し臀部になぞらせ手を差し込む。そして臀部から腰にまわし、少しずつ下着をずらし始めた。
鬼太郎は胸先に吸い付き、チュクチュクと態と音を立て、果敢に敏感な部分を攻める。
ねこ娘は白い喉をそらし、発情期時期の猫のような鳴声をあげ、布団を握り締めている。
下半身が露にされる様子に全く気がつく様子が無い。
白い下着はねこ娘の大事な部分を晒し、腰から腿、腿から膝まで下ろされた。
鬼太郎は、胸から口を外すことなく、ねこ娘の左足だけを器用に下着から外す。
自由になった左足を鬼太郎は腕に抱えたまま、少しずつ下に移動し始める。
ねこ娘が汚いからと触らしてもくれなかった部分を正面に、鬼太郎は其部分をまじまじと見ていた。
160 :
名無しさん@ピンキー:2006/01/21(土) 12:52:42 ID:TOXVrjMx
ねこ娘が汚いからと触らしてもくれなかった部分を正面に、鬼太郎は其部分をまじまじと見ていた。
まだ女性として完成されていない幼い性器はその姿をぴたりと閉じ、一本の筋を描いていたが、明らかに濡れそぼっている様子が解る。
抱えていた左足を自分の肩に乗せ、透明の蜜を滴らせる秘所を割るように舌を入れた。
下から上に、花びらの中心に舌を押し当て、ゆっくり…
「…みゅ…ミュゥ!」
ねこ娘は秘所に鬼太郎の舌を入れられ、全身を振るわせた
「ヤッ…ヤダ・・・鬼太郎…」
鬼太郎は右足に残されたねこ娘の下着を取ると、右手の人差し指にかけ、ねこ娘に見せた。
「…き…キャァァァ!!イヤァ…!!やぁ…いやぁ…見ないで…見ないでぇ…ッ…」
金切り声のような悲鳴をあげ、両手で顔を覆い、ねこ娘はパニックに陥っている
鬼太郎は両方の親指で柔らかい肉を押し上げるようにして開くと、破瓜からトロリと溢れ出す蜜と甘い香り…
舌先を尖らせ中に挿入し、チュク…とそのまま吸い付いた。ねこ娘自身以外、他の誰にも触れられていない「聖域」に…
「…ぁっあん…あふぅ…」
ねこ娘の下の口に鬼太郎が激しくキスを続ける。蜜を貪る。
蜜でたっぷりぬれた指先で花びらをなぞり、尿道の入り口を刺激してやる。
やがて唾液と混ざり合った液体がニチャニチャといやらしい音を立て始め、ねこ娘の羞恥心と鬼太郎の興奮を煽る。
ねこ娘の身体は「女」として「男」である鬼太郎を受け入れる準備を整えているのだ。
それはねこ娘すらまだ気が付いていない女性の身体の神秘であり、ねこ娘が女として開花し始めている証拠でも有った。
「アッ…アアッ…ハァッ…ンぅ…」
この、見た目の幼い少女からこんなみだらな声を奏でさせているのが自分なのだ…と、ぼんやり思いながら、鬼太郎は自分のズボンに手をかけ、慣れた手つきでボタンを外しファスナーを下ろす。
鬼太郎は、身に付けていた最後の一枚を脱ぐと、そそり起った性器が姿をあらわす。
鬼太郎はねこ娘の手を取り、硬くなっているその部分を握らせた。
「…?なに…?コレ・・・」
「僕のおしっこする所…だよ。」
「…!!」
今まで触った事の無いモノの感触にとどめの一言、ねこ娘は悲鳴をあげるのも忘れて、目を白黒させている。
鬼太郎は性的経験は初めてではなかったが、今までのただの性欲のはけ口のような肉体関係とは違い、淫らなねこ娘との儀式に狂喜にも近い興奮をおぼえた。
鬼太郎の性器は熱く脈打っている。
鬼太郎は本来その液体を注ぐべき場所に迷わず進む。
「ギ…ィッ…イ…イタ…痛い…痛いよ…鬼太郎…」
161 :
名無しさん@ピンキー:2006/01/21(土) 13:13:15 ID:TOXVrjMx
「ギ…ィッ…イ…イタ…痛い…痛いよ…鬼太郎…」
初めて味わう体を突き抜けるような痛みに、腕の下で表情をゆがませるねこ娘。
「可愛い…ねこ娘…好きだよ…」
「ひぅ…き・きたろ…きた…ろぉ…」
「んふッ…ねこ娘…イ…イイッ…もっと、もっと僕の名前…呼んで…?」
明るかった外も今は日が落ち始め、ゲゲゲハウスの中は薄暗い。普段は仲間が集う、明るく賑やかな憩いの場所であるはずなのに、今日は…全く違う。
静寂の中、今まで聞いた事の無い熱い吐息と呻き声がかすかに漏れ、奥で動く幼い二人の影からはとても想像がつかない淫らな行為が行われている。
初めは苦痛に眉を歪ませていたねこ娘だが、その表情は徐々に恍惚としたものに変わっている。内壁を擦られる程に突き上げられる度に痛みは悦びに変わっていく。
鬼太郎もすでに快楽の虜になっていた。吸い付かれ締められ、限界は近い。それでも夢中で腰を打ち付け、小さな胸を貪り舌で舐る。ねこ娘の白い肌には鬼太郎がつけた無数の紅い花びらの痕がついていた。
二人にはもう理性は無く獣のような声をあげ、肉欲にとことん溺れた。
「―――!!!!」
声にならぬ声をあげ、ねこ娘の白い喉が緩やかな弧を描く。膣内には熱い猛りが…鬼太郎の精液が大量に注ぎ込まれた。
ねこ娘の秘所に腰を押し付け、一滴もこぼさぬように精液を全て注ぎ込む。
「…ねこ娘…」
鬼太郎が自身を引き抜くと、ねこ娘の膣からは飲み込みきれなかった鬼太郎の精液が愛液と一緒にドロリと流れ落ちた。
鬼太郎に軽くキスされると、ねこ娘も同じように返した。
「どうせ今日は腰が立たないと思うから…そうだなぁ…ねこ娘、もう一度”好き”を確かめようか?」
「…!!! 鬼太郎」
鬼太郎は再びねこ娘にキスをした。
<完>
>159
編集乙!
やっぱ、「いつもとかわらぬ」道をたどって来たねこ娘が、
意味も行為じたいもなんにも知らないうちにオンナにされてしまうってとこが
なんつーかもう、タマランわけだな。
163 :
名無しさん@ピンキー:2006/01/25(水) 12:41:41 ID:7qZKD+Va
3・4部のビデオを借りようと思ってるんですが
ここの住人さん的に鬼猫度高めなお勧め回などがあれば教えてほしいです…
漏れセレクトで♥
レンタルビデオだとこの辺
つ【第 24話の子供が消える?!妖怪うぶめ】
つ【第 32話の鬼太郎危うし!・妖怪大裁判】
つ【第 33話の妖怪あかなめ・哀しみの逆襲】
3部はもうじきDVDが出るということで
つ【第 54話:悪魔ベリアル】
つ【第 72話:ケ・け・毛!妖怪大髪様】
本当はこの2作品が一番たまらんのだが(*´Д`)
4部の場合、何気に鬼太郎がねこ娘をかばっていたりするので
どの話もそこそこ(・∀・)イイ!! 感じだと思うのだが
漏れが特にすきなのは
つ【第 3話のギターの戦慄!夜叉】
つ【第 50話の遊園地の吹き消し婆!】
つ【第 89話の髪の毛地獄!ラクシャサ】
第113話の鬼太郎対三匹の刺客!は、最後にしか出てこないんだが
買い物袋を下げている2人の雰囲気が既にできている感じが好きだ。
165 :
名無しさん@ピンキー:2006/01/25(水) 22:41:45 ID:7qZKD+Va
4部は積み重ねにハァハァするんだよな
ラーメン(妖怪屋敷)やダンゴ(あずきとぎ)→喫茶店でコーヒー(ラクシャサ)
外食中心→一緒に調理(三匹)
そして大海獣と妖怪大裁判では
ねこタンの鬼太郎に対する反応がまるで違うんだよな
その間にナニがあったんだねこタン!!(*´Д`)ハァハァ
そりゃ〜鬼太郎に女にさrうわ何をすくぁwせdrftgyふじこlp;@
>>167 それって、どの辺でされたと思う?
俺的にはラクシャサ後、ソフトクリームの後でと思ってたんだが、毛氏のSSだともっと前になるよなー。
やっぱ、大海獣と大裁判の間かな。
ラクサシャ時のねこタンの科白は鬼太郎の浮体にうすうす感ずいたからとオモ
自分以外の女に触れてほしくないと
自分だけを見ていて欲しいからあのように言ったのではあるまいか
三匹の〜の頃には、ラクサシャの件で鬼太郎がすっぱりお誘いを断るようになって
ねこタンオンリーになって安定している感じだな。
170 :
名無しさん@ピンキー:2006/02/07(火) 20:14:00 ID:2TldniEG
妖怪大裁判でのねこタンの反応
実は鬼太郎が戦闘状態だったと勝手に妄想して納得してしまった。
すまん、百爺の鼻モンモに遣られて逝って来る。
恥じらうねこタン(;´Д`)ハァハァ
バラエティーで女芸人数人が、韓国垢すりエステについて語り合ってるのを聞いた。
なんかすっぱだかで横たわり、あらぬところまで擦られるらしい。
ぜったい他人には見せられない格好をさせられて。
それを聞いて思いついたネタ。以下に投降してみる。
原作でも1〜4部でもどれでもいいんで、人称ネコタンにしてみた。でも3部かな。
ネコタンは、ねずみ男が始めた新しい店に来ていた。
店は「韓国式垢すりサロン」で、開店前にモニターになってほしいと頼み込まれ、怪しいとは思いつつ、興味もあってやってきた。
看板には「垢すりサロン Red Name」と書いてある。店構えはそれなりに立派だ。
「垢すりか。噂には聞いたことあるわ。お肌がすべすべになるのよね。まさか体験できるなんて思わなかったけど。」
「だろー?本格派垢すりだぜ?人間のオンナどもが高い金払ってでも行くんだ。タダでできるんだから、感謝してほしいぜ。」
「インチキだったら、タダじゃおかないからね!」
キッと睨んでから、店の中に入る。
店の中は質素だが清潔なロビーがあり、奥に個室が並んでいる。
「へー。割とマトモじゃない。今度は本当にやる気があるみたいね。」
「そー言ってんだろ。さ、どこでも好きな部屋に入って待っててくれよ。服脱いで、部屋にあるローブに着替えておけよ。いま、先生を呼んでくるから。」
「スケベ心出して覗いたりしないでよ。変なことしたら、引っ掻くよ!」
「ふざけんな!おめーみてーな子供のネコオンナの裸なんかにゃ興味ねえっての!」
「ま、それもそうよね。」
ネコタンは、ねずみ男に対してはとても強気だ。
ねずみ男は自分に危害を加えることは出来ないと思い込んでいる。
でも、そこはずるがしこいねずみ男。彼のほうが一枚上手なことを、ネコタンはわかっていなかった。
部屋に入って着替え、台の上に座って待ってると、白衣を着た何者かが入ってきた。
そっちを振り返ったネコタンは、思わず叫んだ。
「あんたは…、垢舐め!」
そう。それは白衣を着た垢舐めだったのだ。
「へー、垢好きが高じて垢すりの勉強したんだ。いいけど、垢舐めは結構お人よしだからー。ねずみ男に騙されないでちゃんとお給料もらいなさいよ。」
垢舐めはそれには答えず、台の上に横になるよう指示した。
「わ、本格的ね。変なザラザラしたミトンみたいなの使うんでしょ? で、出た垢は食べちゃおうっていうわけね。合理的でいいわね。」
何の疑いもなく横になったネコタン。
目を閉じて待っていると、ザラザラした、でもぬるぬるした生温かいものが頬に触れた。
「!?」
その異様な肌触りに目を開けてみると、垢舐めが舌を伸ばし、ネコタンの頬を舐めていた。
「ちょっ…ちょっと、垢舐め!なによあんた、まさか自分の舌で直接垢を取るつもりなの?いやだ、やめてよ!」
ネコタンは身を捩って逃げようとしたが、以外にも垢舐めは力強く、馬乗りになって両腕を押さえ込まれてしまった。
「きゃー!ちょっと!や…やだってば!き…気持ち悪い〜!」
垢舐めの舌はまるで別の生き物みたいにクネクネとよく動き、ネコタンの顔を嘗め回す。
それから、器用に舌の先を使ってローブのヒモを解くと、大きくはだけた。
その下には肌着一枚つけていないネコタンの裸体が露わになった。
首筋から胸にかけて、丹念に丁寧に嘗め尽くす。
垢舐めの舌はザラザラしてるが、ネコみたいにブラシ状になってるわけじゃなく、目の細かい紙やすりのような感じ。
それがねっとりとした粘液を帯びていて、擦り取った垢を残さず舐め取る。
軽い刺激となめくじのような粘着性の混ざった感触が、ネコタンの胸に徐々に降りてくる。
「い…いやぁ!もうやめてー!」
ネコタンは叫ぶが、抵抗しようにも両腕と下半身が固定されていて動けない。
張りのあるおっぱいを舐め上げると、ぷるりと震える。
その様子に興奮し、始めは垢を舐めることに夢中だった垢舐めが、だんだん別の目的で舐めまわし始めた。
息も荒く、舌技を駆使して責めまくる。
乳房全体を揉みしだくようにべろりと舐めあげながら、レロレロと細かく舌先を動かしてピンクの乳首を捏ね回す。
「あ…ん、ダメだよ…そんなこと…ぁああん!」
鬼太郎に慣らされているネコタンの体は刺激に素直に反応してしまい、声が自然に艶を帯びる。
ぷっくりと立ち上がった乳首が愛しくて、垢舐めはクリクリ転がしたり左右の乳首を交互に舐めたり散々におっぱいを責める。
レロレロ、ペチャペチャペチャペチャ…、ニチャニチャ…、チュパッチュパッ!
「ん…あっ、ひぁうっ!にゃっ、みゃうん!」
クニクニクニクニ…、ベロリッ!ヌラヌラヌラ…ズズズズ…。
「ああっ…あんっ…あんっ…あふっ…あふっ…あはんっ!」
ネコタンの喘ぎもだんだん激しくなる。
垢舐めは、唇でおっぱいに吸い付いたまま、今度はズルズルと舌を伸ばし、腹の上を丹念に嘗め尽くした。
今度はそのまま舌先を腰から背中に回し、ヌラリヌラリと押し付けるようにしながら舌を巻きつけていく。
そうやって垢を舐め取りながらヌルヌル舌を伸ばしていって、ネコタンの胸から下腹部まで、蛇がとぐろをまくみたいに舌に巻きつかれた。
そのとぐろ全体が、ヒクヒクと痙攣したり、ヌラヌラと動いたりするたびに、ネコタンは喘ぎ艶やかな声で鳴く。
「ひぁ…あん…、もうダメ…、おかしくなっちゃう…はぅん。」
その様子を、実は覗くものたちがあった。
隣の部屋に設けられた覗き穴。
そこに数人の男達が群がり、声を殺して荒い息を吐きながら眺めていた。
「ネ…ネコタン…ハァハァ(;´Д`)」
「こ…これはタマラン(;´Д`)ハァハァハァハァ…」
「ダメもうおれ逝く…(;´Д`)ハァハァハァハァハァ」
「あ、垢舐めウラヤマシ杉…(;´Д`)ハァハァハァハァハァ…」
そこにねずみ男がやってくる。
「はいはい、そこで抜かないでねー。20分経ちましたよ。お帰りの時間です。延長する方は、5000円で10分延長ね。」
「お、おれ払う!」
「ぼくも!」
「お、おれは10000円!」
「ああっ、私は20000円だ!」
「はいはーい。次はいよいよ下半身に突入だよー。ほんじゃ、ごゆっくりー。」
ねずみ男の本当の狙いはこっちだった。
ネコタン萌えの男が多いことに目をつけたねずみ男が、これで金儲けを企んだのだ。
秋葉原の外れの風俗街で、「覗き部屋 Red Name 垢舐め×猫娘 全裸の少女を嘗め尽くす!悶絶舌淫プレイ!」と書かれたビラで客を引いた。
ネコタン萌えの男はすぐに集まった。
「へっへっへ。ボロい儲けだねー。さて、またカモを引っ掛けてくっか。」
ねずみ男が出かけようとしたとき、入り口からものすごい形相で鬼太郎が入ってきた。
「ねずみ男!これはどういうことだ!」
手には、ビラを持っている。
「げええええっ!鬼太郎、どうしてそれを持ってんだよ!まさかお前、アキバ系…?」
「違う!烏がゴミ箱で見つけたと言って持ってきてくれたんだよ!さあ、ネコ娘はどこだ?」
ものすごい剣幕に、ねずみ男はネコタンのいる部屋を無言で指差した。
鬼太郎はねずみ男を一発お見舞いし、そこに伸すと、部屋に入っていった。
ばーん!とドアを開けると、垢舐めはネコタンの足を肩に担ぎ、太股を舐めているところだった。
垢と共に溢れた愛液を舐めとり、いよいよ秘所に舌先を入れようとしていた。
「ネコ娘のそこを舐めるのは、ぼくの専売特許だー!」
鬼太郎は有無を言わさずリモコンゲタを放ち垢舐めを吹っ飛ばすと、ネコタンに駆け寄った。
「ネコ娘!大丈夫か?」
「鬼太郎〜!あたし、ねずみ男に騙されて…。」
「なにも言わなくていい!」
見れば、ネコタンの体は散々舐められてピンク色に上気し、所々濡れていた。
垢舐めは性欲に駆られてはいたものの、仕事はきっちりしたようで、ネコタンの体は一皮向けて、お肌もふっくらすべすべになっていた。
その柔肌を触っているうちに、鬼太郎はムラムラとしてきた。
足を掴み、すでに露出しているネコタンの秘所を開く。
「にゃあ! なにすんのよう!」
すでに潤っているそこに口を付けると、
「ネコ娘、ぼくだって舌技なら負けないよ。ぼくのカメレオン舌、知ってるだろう…。」
「き…鬼太郎…」
(以下、>41〜42 毛神の傑作や、倉庫内632氏のSSによるカメレオン舌プレイ参照)
…鬼太郎は舌を引き抜くと、何度もイかされて息も絶え絶えのネコタンに口付けし、今度は口内を侵した。
ネコタンが朦朧としているすきにびしょびしょに濡れてる下の口に思い切り猛り立ったものを突っ込んだ。
ヌポッヌポッ! ズポッズポッ! ヌチャッヌチャッ!……
「ひぃぃぃんっ!ああっああうっ!いっいいっ!鬼…太郎…いいよ…っ!」
「ネ…ネコ娘…す…すごくいいよ…うっうああっ!もういく…つっ!」
どぴゅぴゅぴゅっ! どぴゅっ…ぴゅっ…
「あああ…ん…!」
二人は、快楽の果てに深い眠りに着いた。
そうそう、隣の部屋でも、鬼太郎の乱入により本番を見れた男どもが、平均3回は抜いていたそうですよ。
173〜177乙!
しかし鬼太郎よ、覗かれてるような場所で二人して眠っちゃ拙いだろw
■ 6レス目
鬼太郎×ねこ娘(四部)魅惑のベビードール
>>31-36>>39-44 鬼太郎×ねこ娘(四部)祝!DVDネタ
>>94-100 魔人加藤×魔女花子妖怪大戦争・エピローグ
>>109-116 鬼太郎×ねこ娘(四部)四部で色ボケ鬼太郎を見てみたかった妄想編
>>129-136 戸田鬼太郎×三田ネコ娘のひめはじめ編
>>143 松岡鬼太郎×西村ねこ娘のひめはじめ編
>>144 野沢鬼太郎×小串猫娘のひめはじめ編
>>145 全投下SSのまとめ>159-161
赤舐め×ネコ娘→鬼太郎×ネコ娘:173-177
>「はいはい、そこで抜かないでねー。
ねずみ男先生!もう我慢できません!(;´Д`)ハァハァ
173氏グッジョブ!!
垢なめって性別不明っぽいところがあるけど、性欲はあるんかな。
3部の垢舐めは「ダルマ相談所」の時は声優が女だったけど
「垢舐めの逆襲」の時には声優が男になってたような?
4部の時にはぜんぜんしゃべらなかったけど、掃除のおばちゃんスタイルだった罠
ところで、天井舐めが女性表記だった件について
驚いたのは漏れだけではあるまいて
ゴメソ…
×天井舐め→○天井下がり(だったと思う)
豆腐小僧に黴菌植え付けられて天井舐めんところ逝ってくるわ
父さん、保守です!
さて、またたびチョコでも食うか
さて、媚薬入りチョコでも食うか
>184
ネコ娘に!ネコ娘に貰ったのかぁああ!!!!11!!11
187 :
名無しさん@ピンキー:2006/02/16(木) 04:47:22 ID:tT1FlMNP
4部鬼太郎の舌技はテクニシャンって感じだけど、3部は欲望のまま貪るように…て感じだろうな。
だれか、3部バージョンでカメレオン舌ネタ書いてくれないかなー。
と言ってみるテスト。
漏れは二部バージョンが見たいw
無邪気に攻める鬼太郎
192 :
名無しさん@ピンキー:2006/02/24(金) 00:06:37 ID:fEe/dgQc
悪魔くんネタが出てこないねえ。
女性キャラって鳥乙女、幽子、悪魔くんの妹(名前忘れた)くらいだっけ?
こうもり猫の元主人の魔女とか東獄大帝の娘とか?
神々は某イベントのほうへ行ってしまたんだろうか…(´・ω・`)
神無板になっちゃってるよ。
198 :
名無しさん@ピンキー:2006/03/02(木) 16:17:58 ID:44Rnoevj
>>195-196 女性キャラなら、
松下:ふくろう女 灰怒羅 リリス 別荘番のババア
山田:ミカエル(アンドレア) 千草ちゃん 道子
埋れ木:ミコちゃん
も忘れるな!
この面子だとカップリングにしづらいのかな?SS読みたいが。
199 :
名無しさん@ピンキー:2006/03/09(木) 22:01:53 ID:JZkNtJLe
はやくこいこいDVD
(*'A`) ぬらりひょん(ウケ)×泥田坊(セメ)
201 :
名無しさん@ピンキー:2006/03/09(木) 22:39:51 ID:0uR6LR0L
三田ネコに萌え
大型妖怪シリーーーーズ!
見上げ入道(セメ)×大入道(ウケ)
ケラケラ女(セメ)×一つ目入道(ウケ)
がしゃどくろ(セメ)×ノヅチ(ウケ)
ラクシャサの回、せっかく触手のような髪の毛でねこタソの足首掴んだのに、
あそこで終わりとはなー。
もうちょっと逝ってほしかったな。
フトモモまで這い上がるとか、手足縛っちゃうとか…ハァハァ(;´Д`)
鬼太郎の触手緊縛は意外と多いが、ねこタソのは少ないからな。
…いかん。考えたらハァハァしてきた…
>フトモモまで這い上がるとか、手足縛っちゃうとか…ハァハァ(;´Д`)
喫茶店から逃げ出したあとの悲鳴が裏返ってたのはそのせいでは…ハァハァ(;´Д`)
206 :
名無しさん@ピンキー:2006/03/13(月) 21:32:13 ID:/bnT/HHg
ラクシャサねこタンのエロ画像誰か描いてくだされ
DVD見てる
猫タン可愛いよ猫タン
もう届いてんのかウラヤマシス
こっちは明日か明後日着だろうな
そこで店頭引き取りですよ
DVD発売祝!
記憶の端にあった三田猫を越えるリアルネコ娘に(*´Д`)ハァハァ(*´Д`)ハァハァ
かつて毛目玉神の悪魔ベリアル作で(*´Д`)ハァハァしてましたが
アニメでこれ程だったとは!!
書き殴りのしかもエロシーン前の途中SS投下スマソー
前スレでの続きも放り出し状態でスマ…(;゚∀゚)=3ムッハー
『ベリアル戦・後日談』-1(三部鬼太郎×ネコ娘)
復活したベリアルを封じ込めて数日が過ぎようとしていた。
妖力を使い果たし、暫しの休息についていた鬼太郎の傷もようよう癒えかけたものの、
ゲゲゲハウスの木の葉布団に横たわったまま、身を起こす気力が起きない。
天下を揺るがす戦いの後。目玉おやじも鬼太郎を気遣い、怠けぶりを放っていた。
「・・・・・・」
鬼太郎が塞ぎこむ理由は肉体の疲労によるものだけではない。
食事時にあれこれと栄養のあるものを作り置いてくれる砂かけばばあの隣に、
いつもいるはずのあの娘の姿がなかった。
むしろ避けてでもいるようにここ数日、ゲゲゲハウスに寄りつかない。
しびれを切らした鬼太郎は、まだ重い身を起こして簾をあげる。
「鬼太郎。出かけるのか」 「・・・はい。ちょっとそこまで」
瞬きひとつ。いつもの孝行息子の笑顔で振り返る。
「すぐ・・・戻りますよ、父さん」
暦表をながめながら、ネコ娘は自室で重い吐息をもらしていた。
ベリアル戦からもう半月も過ぎる。鬼太郎はまだ疲労に沈んでいるのだろうか。
「鬼太郎・・・」
その名を呟いたのは何度目か。
『勝てるように・・・おまじない♥』
すぐにベリアル戦でのことを思い出し、慌てて首を振るう。
たとえ極限状態だったとはいえ、皆の見ている前でなんてことをしてしまったのだろう。
鬼太郎は一体どんな顔をしていたのか、すぐに顔を背けてしまったからネコ娘にはわからない。
『必ず勝つさ』
鬼太郎の強い意志の前で、浮かれたことをしてしまい鬼太郎は・・・
鬼太郎はどんなに困ったことだろう。
そして、心配に耐え切れず残るよう言われた約束も守れず、ベリアルと鬼太郎との戦いの場へ
向かった自分をどう思ったのだろうか。
ご褒美の・・・チュ・・・すら避けた鬼太郎の心中を思い、ネコ娘は唇をきゅっと噛み締めた。
「あたしからじゃ・・・ご褒美になんてならないんだよ・・・ね」
けれどあれは妖怪間との戦い。人間界が影響を受ける前に収拾したため、部外者の人間には与り知らぬこと。
どんな経緯かすらも分からず、 「鬼太郎にご褒のチュウをしてあげて?」とも頼めない。
幾度も幾度もシミュレーションする度にネコ娘は泣き出しそうになってしまい、人間界へ行けずにいた。
知らずに途方もない勘違いを続ける間、ネコ娘は鬼太郎同様自分の部屋でじっと閉じこもっていたのだった。
「・・・あたしが鬼太郎にできること」
幾度立ち上がろうとしても足がいうことをきかない。
心のみならず体までもいうことをきかないのだ。
『ネコ娘は残るんだ』
強くそう言った、鬼太郎の言葉を思い出す。
『ネコ娘にはやってもらいたいことがあるんだ』
戦いの場に自分はいらないのだと、そう伝えられた。
鬼太郎でさえそんな弱気な言葉をもらす程の強敵を前に、自分は共に戦うことも許されなかった。
『大事な役目だ・・・やってくれるね?』
ネコ娘が欲しいのは、そんな労わりの言葉ではない。
常に隣にいて共に戦い、同じように傷を負ってもよかった。
むしろ鬼太郎が無事だというのなら、この命さえ投げ打ってもよかった。
コン・・・コンッ
ノック音に気付いて我に返る。鼻をすんっと啜っただけで扉の向こうに誰がいるのかが分かった。
「・・・・・・」
息を潜め無言で扉の前に立つ。
おそらくは向こう側でもネコ娘の存在に気付いているのだろう。ノックは一度で止んだ。
───鬼太郎・・・。
思っただけで鼓動がとくりと鳴る。むず痒いようなときめきと同じくらいの痛みが走る。
まるで原罪を思うようだった。こんな想いはいつまでも持っていてはいけないと知りながら、
想うことをやめられない。
『いい・・・いい、いいってばっ!』
ご褒美の・・・と戯れの口づけさえも避けた鬼太郎を思い出す。
鬼太郎からの答えはすでにはっきりと出ているのだ。
「・・・はーい!」
一瞬で、泣きそうな顔を笑顔に変える。こんな無理をすることにはもう慣れていた。
気まずい空気をかき消して、何事もなかったような笑顔を扉を開く。
面食らったような鬼太郎がいた。
「あら鬼太郎♥ もう元気になったの?」 「あ・・・うん・・・」
「さっすが鬼太郎だね。この間はおつかれさま!」
目を細めて笑えば、薄っすらと浮かんだ涙も隠すことができる。
ネコ娘はおどけて身をくねりながら、鬼太郎との間合いを開いた。
「・・・君は大丈夫だったのかい?」 「うん。だってあたしは・・・」
居ても立ってもいられず戦いの場に赴いたものの、ベリアルと直接相対することもできなかった。
心が沈みかけるのをごまかして、ネコ娘は首をかしげておどけてみせた。
「戦いすらもできなかったもんね。アハッねずみ男の言うとおりだ」
「・・・えっ?」 「ネコ頭じゃ何も役には立たなかったよね」
鬼太郎が黙りこめばネコ娘もどうすることもできない。
口端に笑みをたたえたまま、視線は沈み悔し涙を堪えるのが精一杯だった。
「・・・鬼太郎・・・あたし、あたしは・・・」
───役立たずで・・・ゴメンね。
ネコ娘が言い出す前に、その肩をぐいっと押し進めて鬼太郎は下駄を脱いだ。
「・・・入るよ」
「う・うん・・・?」
ネコ娘を擦り抜けて、勝手知ったる室内にあがりこむ。
当たり前のよう座布団に座り込むと、頬杖をついたままじっとネコ娘を凝視した。
「お茶淹れる?」
首を横に振り鬼太郎自身のひざと、立ったままのネコ娘との間をちらり視線を向ける。
無言のままにネコ娘がこのひざに座るよう指示していた。
「・・・あ。ちょっと時間かかるけどマタタビ餅も作ろうか?」
鬼太郎の眉間にしわが寄り、その視線は再び鬼太郎のひざ頭に降りた。
それが伝わらないほど、二人の間は浅くはない。
再びじっとネコ娘を見上げたまま、鬼太郎は返事もしない。
「・・・鬼太郎・・・」
ネコ娘の足が畳の上をゆっくりと進み、鬼太郎の前に近付いた途端、その手を引かれ
鬼太郎の望むままにその身は鬼太郎のひざの上に降りた。
「おやつが欲しくて来たんじゃないよ・・・」 「・・・うん」
「あの時はみんなの前だったから・・・ご褒美、貰い損ねちゃっただろう?」
「えっ?アッ・・・」
ひざの上に抱きとめたネコ娘の胸間に顔をうずめる。
困惑している間に、背に回した手はファスナーを下ろしていた。
「何言ってるの・・・?だって、あたしじゃご褒美にならな・・・、ちょ・ちょっとヤダ鬼太郎っ」
「君こそ何言ってるんだい?」
鼻を突き合わせてじっと目を合わされる。逃げられない。
「ねぇ。僕にご褒美をくれるって、約束したのは君だろう?」
「そう、だけど・・・だって」
断ったのも鬼太郎だ。だからネコ娘は鬼太郎の療養にも顔を出せずに身を潜めていたのだ。
「鬼太郎が欲しいご褒美は」
ネコ娘にはわかっている。きっと誰よりもわかっているけれど、胸は痛む。
人間界に降りて、それを頼むことを考えただけで、ネコ娘は今にも泣き出しそうに喉の奥が詰まった。
自分の恋心よりも、鬼太郎の為を想うことがこんなにも痛みを運ぶのだと思い知った。
「・・・そうさ。ほっぺにチュ・・・なんかじゃ足りないよ」
「・・・えっ?」 「それとも、みんなの前でこうして欲しかったのかい?」
ひざ裏に手を入れられぐいっと引き上げられれば、床の上に抱き倒される。
あられもない格好で広げられた両足の間からは真っ白なパンティがあらわになり、
ネコ娘の頬はみるみるうちに赤く染まった。
「そういうのも嫌いじゃないけど・・・?」 「ヤ・・・違!違うってばっ!そ・そんなの!」
「じゃぁ君はどんなご褒美をくれるんだい?」
にぃっと鬼太郎が怪しく笑う。その目はイヤミの笑気でも受けたように煩悩に染まり、
その頭の中で一体何をどこまで考えているのか・・・。ネコ娘には想像もつかない。
しかしその浮かれた瞳は、鬼太郎の拙い言葉よりも雄弁で、身を震わせるほど
ネコ娘に対しての直結な性欲を伝えてくる。
「ねぇ・・・?どんなことをしてくれるんだい?」
先を期待する鬼太郎を前に、ネコ娘は頬を赤く染めたままそっと顔を背ける。
「・・・しじゃ・・・め・・・な・・・でしょ?」 「うん・・・?」
途切れ途切れのネコ娘の言葉に耳を傾けるままに、その身に体を重ねていく。
聞き返せば、胸元にまで擦りあがった鬼太郎の頭を両腕で抱きしめて、
しばし考えた後に引き離す。
「・・・ぁ、あたしじゃ・・・ダメなんで・・・しょ?」
「へ・・・?」
すっかり甘い ───柔らかいネコ娘の胸元の感触に堕ちていた鬼太郎は、
鳩が豆鉄砲でも食らったような表情で課尾をあげ、眉をひそめる。
「あたしのご褒美なんて・・・いらないんだもんね?だからあたし・・・」
鬼太郎の肩を退けて、いつの間にか引き下ろされていた赤いジャンバースカートを引き上げる。
「ちょっと待っててね?すぐ・・・連れてくるから」
「連れてくるって、何をだい?」
ネコ娘はまた、変な笑顔を向ける。今にも泣き出しそうな、無理をした笑顔だ。
「鬼太郎の”ご褒美”だよ?」
身を起こしたネコ娘を、鬼太郎が逃すはずはない。
また何かうまいことを言って、この場を逃れるつもりなのだろうとたかをくくっていた。
「ごまかすなよ、ネコ娘」 「鬼太郎こそ、ごまかすことないよ。あたしは、ちゃんと分かってるんだから」
鬼太郎のことならば誰よりも分かっている。分かっていたい。
それがたとえネコ娘自身にとって辛い結果であろうとも、鬼太郎のためならば、
自分の恋心さえも捨ててしまえる。ネコ娘には覚悟があった。
「・・・分かっているなら、どうして顔を見せなかったんだい?」 「えっ?」
「べ・別に、ここ数日君がゲゲゲハウスに顔を出さなかったことを拗ねてるわけじゃないよ。
そんな・・・僕は子供じゃないんだからね、拗ねたりなんかしない、絶対しないさ」
「・・・うん・・・?」
目をそらすのは鬼太郎が下手な嘘をついている証拠だということも、ネコ娘には分かってしまう。
「と・・・とにかく!今なら誰の目も気にせず、ご褒美をくれるんじゃないのかい?」
手を引かれるままに、ぺたりとたたみにひざをつく。向き合ったままネコ娘は首をかしげた。
「うん・・・?だからその手を離して?」 「どうしてさ。離したらどっかへ逃げてしまうんだろう?」
「だってあたしじゃぁ・・・。あれ?ねぇ鬼太郎。あたしにできるご褒美が、あるの?」
ネコ娘は正座したまま不思議そうに鬼太郎と顔を突きあわせる。
おませなようでいて、やはり天然な少女には本当に分かっていないところがある。
ましてや戦力外通知をされたと思い込んだ直後のこと。自分にできることであれば
何でもやりたいとネコ娘は乗り気だった。
「あるのなら教えてよ」
「え゛・・・っ」
無防備な言葉に、意外にウブな部分もある少年はひるんだ。
嫌がるネコ娘を押さえつけるのはお茶の子サイサイではあるが、乗り気なネコ娘に対して
どうしたらいいのかと戸惑っていた。
「あたし、鬼太郎のためなら何でもするんだから!」
それがどれほど迂闊な言葉であったのか。ネコ娘はまだ理解していなかった。
<続>
411氏キタ━━(゚∀゚)━( ゚∀)━( ゚)━( )━(゚ )━(∀゚ )━(゚∀゚)━━━!!!!
相変わらずの2人の関係がたまらんです(;´Д`)ハァハァ
大人四部鬼太郎の続きも気になりつつ、座して待って松
ssキタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━!!!
ネコ娘!ネコ娘!ネコ娘!
(*´Д`)ハァーン
キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━!!!
ベリアル戦の「おまじない」はたまらんかった。
続きまってます!
しかし、DVD見てると、ついついそのままエロ路線に突っ走れそうな
シチュエーションを見つけようとしてしまうw
「三途の川のだつえばばあ」の回で鬼太郎をおいかけて
地獄列車に乗り込んだはいいけど亡者に囲まれてひるむ猫娘を見て
そのまま冥土の土産にと触ってくる亡者がいるに違いないとか
「妖怪火車 逆モチ殺し」の回で
火車になった鬼太郎が猫娘(とユメコ)に抱きついて頬擦りするのを見て
気落ちする鬼太郎を体で慰めようとする猫娘とかいいな
とか考えている
全話見終わるまでにどれだけ萌えられるかな
キタキタキタキタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━!!!
久々にキタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━!!!
エロなしこの時点でもう(´Д`;)ハァハァ
続きがきたらもう大変!ですよ!
220 :
名無しさん@ピンキー:2006/03/20(月) 21:01:22 ID:aRE47Rdk
穴蔵入道の回のセクシーパンモロは必見!!
「”何でも”・・・ねえ」
腕組みしちらりと横目で疑いの視線を向けた鬼太郎にネコ娘は身を乗り出した。
「本当だよ!本当にあたし、鬼太郎のためなら何だって・・・!」
「そんなこと言って。いつもみたいに嫌だ嫌だって言うんじゃないのかい?」
「言わないよ!」
約束する、とばかりに小指を差し出すと、互いの指を絡めて指きりした。
「じゃぁ・・・さ?」
耳元を寄せごにょごにょと呟くと、ネコ娘は顔から火を出さんばかりに真っ赤になる。
「そ・そんな事!で・・・できな・・・ぃッ」
「ふうん?・・・やっぱりね。どうせ口だけでできやしないんじゃないか」
ネコ娘の性質はよく理解している。鬼太郎がそう言えば、
「口だけなんかじゃないよ!」とネコ娘が激昂するのはわかっていた。
「じゃぁしてみせてよ?」
詰め寄れば身を縮めて、紅潮した顔を反らす。
胸元でぎゅっと握り締めた拳は幽かに震えていた。
「どうしたんだい?口だけ、じゃないんだろう」
「・・・そ・・・そうだけど。でも!別にソンナ事したって、鬼太郎のためになんてならないじゃないッ」
「へぇ〜。ソンナ事って、どんな事かは知ってるんだ?」 「し、知らない・・・けど・・・」
「知らないのにそんなに恥ずかしがるのかい?」
やはりネコの脳みそでは鬼太郎に太刀打ちできはしない。
のらりくらりと話を反らされて、鬼太郎の思うように話を進められていることに
ネコ娘は気付くこともなく流されていた。
硬直した手を取り、手に手を重ねて開かせる。
震える唇に、真っ赤な頬に。啄ばむような口づけを落としていった。
「嘘だね」 「・・・う・・・うん・・・」
いろんなことに興味があり、耳年増なネコ娘は知らないわけではない。
しかしまさか鬼太郎がそんな隠微な言葉を知っているとは思わず、面食らっていた。
「ネコ娘はどうやってするんだい?」 「し・ししししないわよ!ソンナ事ッ」
「本当に?」
こういう時の鬼太郎の目は神通力でも込められているかのように強い。
反らせば嘘をついているように思えて反らすこともできず
じっと見つめていると術にでもかかったように鬼太郎を受け入れるしかなくなってしまう。
ネコ娘だけにしか通じない、鬼太郎の術のようだ。
「鬼太郎だって・・・しないでしょ?」 「えっ」
年頃の少年にしてみれば照れる言葉だ。つい”術”がとけ、頬に赤みが差す。
ごまかすように身を寄せて、耳元にすり寄った。
「しないと思うかい?」 「・・・し・知らない・・・よ・・・」
「いつもいつも君がいるわけじゃないからね。自分ですることだってあるさ」
まるでネコ娘が悪いように言い、責任を転嫁する。
「ネコ娘だってそうなんじゃないのかい?」 「違・・・」
ごまかしごまかしジャンパースカートを下ろしブラウスのぼたんをひとつ
またひとつと外していく。
首筋に唇を沿わせ少しづつネコ娘の官能を引き出していくが・・・
その手がスカートの下、白い砦に差し掛かった時、ネコ娘は我に返った。
「ヤッ!」 「・・・嫌?」
指きりを思い出し、ネコ娘はぷるぷると首を横に振った。
「・・・あ・あたし・・・」
どうにかこの場を逃れようと、風呂場に目をやる。
「シャワー浴びてもいい?」 「いいけど」
慌てて鬼太郎の手を離れ、引き下ろされた衣服を掻き抱くようにして脱衣所へと逃げ込んだ。
ひとつ息をつくと洗面所の鏡には自分の姿。
衣服は乱されて、首筋には赤い跡が残っている。
「いつの間に・・・」
しかしその辺は手馴れたもので、ブラウスのぼたんを止めてしまえば隠れる位置につけられていた。
───どうしよう・・・。
約束した手前、嫌だと拒否することもできず。
時間稼ぎに風呂場へ逃げたものの、その先は何も考えてなかった。
茶の間とは違い、脱衣所ということもあり服を脱ぐことに抵抗はない。
ぱっぱと脱ぎ捨てた時、不意に脱衣所のドアが開いた。
「!」
薄く開いただけでまたすぐに閉じる。
立て付けが悪いのか、風のせいだったのか。
ネコ娘は深く考えず風呂場へと入った。
風呂場に入る瞬間、床下を伝うどんぐり眼が瞬きしたことに、気付かなかった。
───鬼太郎があんなこと言うなんて・・・。
頭からシャワーを浴びながら、耳に残る鬼太郎の言葉を思い出す。
『自分ですることだってあるさ』
二人きりになる時間さえ少ないのに、仲間や目玉オヤジの目を盗んで、
鬼太郎が自分でしていることを思うと、情けないというよりも妙な気持ちが疼く。
それは母性本能なのか恋愛感情なのか、ネコ娘にもよく解からない。
『ネコ娘だってそうなんじゃないのかい?』
そんな言われ方をしたら、身を清めるために這わせた自分の手つきまでも
どうにもいやらしいものに思えてきて、蛇口を風呂桶にひねった。
時間潰しの長期戦に持ち込もうと風呂に湯を溜める。
風呂場の鍵をしっかりと留め、風呂イスに腰掛けて吐息をもらす。
発情期を迎えた猫属妖怪の姉さん方に、その身を沈める方法を聞いたことはある。
しかしネコ娘は・・・
「ソンナ事・・・しないわよぅ」
欲求不満になるまでもなく、鬼太郎によって満たされすぎるほどに満たされている。
満たしすぎるほどに。
鬼太郎と重ねてきた情事を思い出し、水気を帯びた裸体に風が過ぎるもあいまって
ゾクリと背筋に痺れが走った。
最初はわけのわからぬまま、鬼太郎と肌が触れ合うことが嬉しいだけだった。
痛みも恥ずかしさも超えて、その身を抱きしめられる感覚に身を任せていられた。
しかし鬼太郎もやがて手馴れてきたのか、食らいつくような激しさで欲望を叩きつけるだけではなく、
時に優しく時に焦らすようにしてネコ娘の内にある欲望までも引きずり出すようになった。
「・・・」
鬼太郎に見られている時の視線を思い出す。
まるで観察するように自分の痴態を冷静に眺められているようで、ネコ娘は恥ずかしくてたまらなかった。
口をついて出るのは「嫌・・・やだ」という拒否の言葉だったが、決して嫌で言っているだけではない。
むき出しの欲望を引き出されて見せつけられてしまうようで、恥ずかしかったのだ。
「やだ・・・どうしてっ」
思い出しただけで胸の先がつんと尖る。
この身に刻み付けられた情事の余韻に、心より先に体が反応する。
思わずあげてしまった声を押し戻すように口に手を当て、風呂場のドアをちらり見る。
物音はない。脱衣所をはさんだ茶の間の鬼太郎にまでは聞こえなかったのだろう。
ほっとひと安心はしたものの胸の先はじんじんと甘い痺れを運び、突起したまま。
どうしてか。まるで鬼太郎に観察されている時のような、やましい気持ちが消えない。
既に自分の意志ではなく、誘われるようにもう片方の手でそっと先端を撫ぜた。
「・・・っ」
ぴくりと身が跳ねる。そっと撫ぜただけで零れかけた嬌声はてのひらで押しとどめられた。
『じゃぁ・・・さ?・・・一人エッチしてみせてよ・・・?』
耳元で囁かれた、鬼太郎の要望を思いだす。
そんな事はできないと言い返したけれど、やり方を知らないわけではない。
鬼太郎が見ていないところでならばできそうだった。
───でもこんなの・・・鬼太郎が見たら・・・。
いやらしいと思われるだろうか、妙なやり方だと思われないだろうか。
練習でもするように、イスに腰掛けたまま閉ざしていた膝頭をそっと弛緩する。
胸もとを弄る片手は開いて胸を覆う。次第に物足りなくなり、鬼太郎が施すように
強くわし掴めば、赤く尖った先端が指間から飛び出てきた。
「・・・んっ・・・」
風呂桶に湯が落ちる音に紛れて、ネコ娘の吐息がもれる。
口を押さえていた手は下方へおりて、わずかにのぞく縦筋をなぞった。
「ぁ・・・ッ」
指先が突端に触れただけで敏感に身が跳ねる。
確かめるように指を走らせると、蜜壷からは先に浴びたシャワーのせいだけではなく
柔肉を覆う秘液が滑り落ちていた。
爪先から根元まで、指一本で擦り上げただけで痺れが走る。
「や・・・ゃっ・・・」
緩慢な動きでも、よく知る自分の性感を弄るせいか高まりは急速で
まるで自分の指ではないかのように止まらない。
ぐちゅぐちゅと秘所を行き交う蜜の音が浴室に響いても止まらない。
いやいやと左右に振れていた首が天を仰ぎ、縫い縛った唇からはくぐもった声が漏れた。
「き・・・きたろ・・・ぉ・・・」
忙しなく蠢いていた手が止まる。
伏せたまぶたの奥には鬼太郎の姿が浮かんでいた。
恐怖にも似た快楽の淵に落ちる瞬間、そこにいるのはいつも鬼太郎。
まるで習慣のようにその名が口をついて出てしまった。
「・・・ッッッ」
息が詰まり硬直した体。
秘所に添えた指先だけが、ひくついた柔肉の感触を知っていた。
自分の意志とは関係がなく戦慄いて止まらない。
ひくつくたびに奥から溢れ出た蜜は、腿から風呂のイスに伝い落ちていった。
キュッ
ほどよく風呂桶に湯が溜まると蛇口が戻り、湯が止まる。
快楽の淵で熱に浮かされたようにぼうっとしていたネコ娘は不思議そうに顔あげた。
無論、ネコ娘の住まいにはそんな風呂のセンサーシステムなど設置されていない。
「・・・?」
肩で息をつき、身を縮めたままで。薄っすらと涙の浮かんだ瞳で風呂桶をみつめる。
よく見れば水面は不自然に揺れ、次第にぽっかりと人型に湯が開いた。
だんだんと姿を現していき、ネコ娘の視線も湯の中から上方へとあがる。
「き・鬼太郎・・・??」
保護色となったカメレオンの術が解けると、湯桶に肘をついて覗き込む鬼太郎の姿が蘇った。
一体いつからそこにいたのか、どこまで見られていたのか
困惑したネコ娘に対して、屈託のない笑顔で応える。
「なぁんだ。できるんじゃないか」
<続>
結局ネコタンは鬼ティーク太郎に玩ばれてしまうのか(;´Д`)ハァハァ
だが、ソレが良い(・∀・)!
続きキテターーーー!
411氏の趣向ってば素晴らしい…。
小分けの投下にこちらも焦らされ(´Д`;)ハァハア
一人エチーするネコ娘(;´Д`)ハァハァ
それを見られてしまうネコ娘(;´Д`)ハァハァ
キター!
なんつーミリキ的な(;´Д`)ハァハァ (;´Д`)ハァハァ (;´Д`)ハァハァ
229 :
名無しさん@ピンキー:2006/03/22(水) 00:11:53 ID:UICfbGjG
キター! ミリキ的な三田ネコ娘(;´Д`)ハァハァ (;´Д`)ハァハァ (;´Д`)ハァハァ
一人エチーするSSはこれで2作目でつな(;´Д`)ハァハァ (;´Д`)ハァハァ (;´Д`)ハァハァ (;´Д`)ハァハァ (;´Д`)ハァハァ (;´Д`)ハァハァ
まだ意識はまばらで、快楽のみならず浴室の湯気にあてられたようにぼんやりとしている
ネコ娘を前に、鬼太郎も湯をあがる。
立ち上がった途端、普段ならばすぐに顔を背けるはずの、目の前に起ち上がったものを
ぼうっと眺めていた。
「僕のことを呼んだね」 「・・・え・・・?」
「ネコ娘も僕のことを考えながら一人エッチするんだ?」
思考が追いつかない。荒い息を整えながらネコ娘は首をかしげた。
───ネコ娘・・・”も”って・・・?
あぐらをかいた膝にネコ娘を引き寄せる。
まだ爆ぜたばかりの秘所に鬼太郎の手が伸びると、ネコ娘はぴくりと背を反らした。
「やっ・・・」 「いや?じゃないんだろう・・・?」
「ま、待って・・・あたし、まだ・・・だめぇ・・・っ」
「ココもちゃんとシタのかい?」
すでに充分に潤った秘所を鬼太郎の指が進む。
達した直後の膣内はやわやわと鬼太郎の指を締めつけた。
「はぁっ・・・あんっ!待って、今・・・まだ・・・あぁっ!」
「ココも気持ちいいんだろう?僕がいつもこうしているのに・・・覚えてなかったのかい?」
くちゅくちゅと指を駆使して弄り回せば、過ぎた感覚に敏感に跳ねてしまい落ち着かない。
後ろから片足を掲げるように手をまわし押さえつけると、ネコ娘の頭は鬼太郎の胸元までずり下がった。
「あ、あ、あっ・・・アッ・・・にゃあぁぁぁあん!」
ひときわ大きな喘ぎが浴室に反響する。
噛み殺し切れぬ嬌声に、既に起立した鬼太郎のものはより力を増して硬直した。
指を心地よく締めつけるネコ娘の膣を今すぐにでも貫きたい欲求にはちきれんばかりに
悲鳴を上げているようだった。
「・・・ない・・・もん」 「うん?」
全身で息をつくネコ娘の声は途切れ途切れになる。
脱力して鬼太郎に身を預けたまま、ちらりと鬼太郎の顔を見あげるのが精一杯だった。
「しない・・・もん」
全て見ていたというのにまだそんな嘘が通じると思っているのかと、鬼太郎は苦笑いした。
しかしネコ娘は真剣な目つきで、まだ埋め込まれたままの鬼太郎の手に手をそっと重ねた。
「ココは・・・鬼太郎の、だから。鬼太郎しかいらないんだもん・・・。自分でだって・・・しないよ」
弱々しい口調ながらもネコ娘の強い意志に鬼太郎の胸が跳ねる。
「・・・へえ・・・。そう」
しかし口をついて出る言葉は、己の動揺を隠すように平静を装った返答だった。
ばくばくと早鐘を打つ鬼太郎の鼓動を、ネコ娘が知るよしもない。
「じゃぁ今度はちゃんと、収めるものを収めないといけないよね」
情欲に流されて朦朧とした意識の中、ネコ娘は鬼太郎のそれに手を伸ばした。
「ン!?」
手を添えられただけで爆ぜてしまいそうなほど鬼太郎のものは筋張り、そそり立っていた。
てのひらに脈打つ震動を感じれば、ネコ娘の目に艶が帯びる。
───鬼太郎の・・・こんなに硬くなってる・・・。
茶の間で言い合っていた時からずっと気付いてはいたけれど、目の当たりにしたそれは
少年の身の丈に似合わぬほどの剛直で、収まるべき部分が反応する。
「・・・積極的だね・・・。どうしたんだい?」
「欲しい・・・」 「え!?」 「鬼太郎の・・・、鬼太郎が・・・欲しい・・・の」
甘い囁きに鬼太郎の頭はショートする。
硬直したままの鬼太郎をちらり見あげて、ネコ娘は視線を反らした。
「鬼太郎は・・・嫌?」
返事をすることもままならない鬼太郎に、ネコ娘はすっと身を引いた。
指きりした手前、鬼太郎までも”嫌”という言葉が使えないと思っているのだろう。
「・・・ゴメン。何でもないの、忘れて?」
掛けたタオルで前身を隠し、風呂の湯加減をみる。
舌は猫舌だが湯加減は熱いくらいのほうが好きだ。
「もう少し熱くしてもいい?」
返事はなく、気まずい沈黙が流れた。振り返るのさえも恐い。
「もう少しぬるいほうが良かった?」
「・・・」
浴槽に手をかけて湯加減を確かめるネコ娘の背後に、鬼太郎の影が迫った。
「ねぇ鬼太・・・アッ!」
尻たぶを掴まれたと思った直後、後ろからずんっと突き立てられた。
不意打ちにあられもない声があがり、浴室に反響してしまう。
「あっあっ、あんんっ!き・・・きたろ・・・っ、あぁあっ!」
耐え切れず首を左右に振っても、突き上げる律動は止むこともない。
既に数度達した秘裂は突き上がる強張りを快く締め上げてきて、
鬼太郎は唸り声を漏らしながら叩きつけてきた。
ぱんぱんと互いの肌を打つ音が繰り返される。
「・・・欲しかった・・・んだろ・・・っ」
「えっ、くぅっ!ん、んっ・・・で、でも・・・鬼太郎は・・・っ、あんんっ!」
「僕は、いつだって・・・欲しい・・・さ・・・っ」
すぐにでも達してしまいそうなところを堪え、緩やかに腰を旋回する。
脇から回した両手でネコ娘の胸をわし掴む。
充実した手ごたえに夢中になって揉みしだいていると、ネコ娘の背がぴんと伸びた。
「ああっだめぇ・・・!いっ・・・」
熱に浮かされていても、鬼太郎との約束は忘れない。
口癖のように口をついて出る”嫌”という言葉は封じられ、ネコ娘はぎゅっと目を伏せた。
「いっ・・・ぃい・・・!い、イッチャウ・・・ッ!」
鬼太郎の指が痛いほど突起した乳首を摘んだ瞬間、ネコ娘の身に三度目の波が訪れた。
「!」
急激に収縮した膣の蠢きに、鬼太郎も堪らず射精を促される。
堪えることもままならず高まりを吐き出すと、ネコ娘の秘裂に収まり切らず、
互いの繋がりあった部分からは白濁の粘液があふれ出した。
「・・・くっ・・・は、はぁ・・・はぁ・・・っ」
同時に果てたふたりは浴槽伝いに崩れ落ち、それでもまだ身を重ねたまま
荒い呼吸で抱き合っていた。
「今日は本当に素直だね」
程よい湯加減の湯船につかりながら、こうしてひざの上に抱き寄せても抵抗しない。
悪戯に胸のつぼみを摘んでみても、嫌だ嫌だと騒ぐことはなかった。
「だって・・・約束したもん」 「約束?」
湯船からひょいとネコ娘の小指が突き出される。
そこで鬼太郎も「ああ・・・」と思い出した。
「指きりしたから”嫌だ”って言えなかっただけなんだ・・・。我慢してたのかい?」
「我慢してたって・・・わけじゃぁ・・・」
ネコ娘の真っ赤な顔は半分まで湯船に沈み、途中からの言葉はかき消された。
「うん?・・・まぁいいや。ご褒美も貰ったし僕ぁ果報者だ」
「・・・本当・・・?」 「ああ。本当さ」 「───じゃぁ・・・もう二度と」
振り返ったネコ娘は真剣な顔つきで鬼太郎を見つめた。
「二度とあんなこと言わないでね」 「あんなこと・・・?」
「・・・自分が盾になるなんて・・・そんな、負けちゃったらみんなで力を合わせろなんて、
そんなこともう絶対言わないで」
「ネコ娘・・・」 「あんな、弱気な鬼太郎なんてみたくないんだから」
そうは言っても戦いはこの先も続く。
ベリアルほどの強敵が何度も現れることはないとは思っても、確約はできない。
守れない約束ができるほど鬼太郎は不実な男ではない。
「鬼太郎!」
「ふふっ・・・あははは、今日のネコ娘は本当に可愛いことばっかり言うんだね」
「かっ・・・何よそれ!普段はどうだっていうのよッ」
「死んだらネコ娘のご褒美が貰えないからね。そうそう負けはしないさ」
「じゃぁ絶対にもう、あんなこっ・・・ン・・・」
唇を塞がれて抗議の言葉は止む。
ちゅっちゅと啄ばむ音も浴室では反響し、異様に恥ずかしく思えた。
「・・・そうだ。ネコ娘の家にはシャワーがあるんだね」
「ん・・・何よ急に・・・」
ネコ娘を抱き寄せたまま立ち上がると、浴槽に腰かける。
露になった肌を反射的に両手で覆うが、その手はすぐに開かされた。
シャーッとシャワーの水流が水面を打つ。
「なぁに?」 「足、開いてごらんよ」 「え、何で・・・」
「”嫌”かい?」
意地悪くにやりと笑うと、ネコ娘は口をつぐんで両足の力を抜いた。
鬼太郎の膝の上、わずかに開いた股先にシャワーが当てられる。
「ニャッ!にゃ・・・にすんの・・・よッ」 「あれぇ?このやり方は知らないのかい?」
滝のようなシャワーが局部的に当たった瞬間、痺れるように身が跳ねた。
「あっ・・・ダメ!だめだって・・・ばぁ・・・っ」
片足を抱え上げられて不安定な格好で再びシャワーを当てられる。
「ダメって言うわりには、随分気持ちよさそうだけど?」
「なんで・・・き、たろ・・・こんなこと・・・あぁんっ!」
「僕は博学なんだよ、ネコ娘」
妖怪図書館には様々な秘伝の書が収められている。
古の書から最新の書まで、ありとあらゆる文化についての書物が並んでいた。
ひょっとすると館員の趣味でもあったのだろうか。
「あっあぁん、も・・・鬼太ろ、あたし、もう・・・いっ・・・い」 「また”いっちゃう”のかい?」
逃げ惑う腰をしっかりと固定させ、断続的に花芯に水流を当てる。
びくびくと跳ねるたびにその柔らかな双丘は鬼太郎の雄芯を刺激していることに気付いていないようだ。
ネコ娘の頬は赤く染まり、耐え切れぬ喘ぎが漏れる。
「き・きたろ・・・鬼太郎・・・っ、あーん!」
びくんびくんと痺れが走り、水面は魚が跳ねたように波打つ。
達した瞬間ピンクに染まったネコ娘の肌に手を沿わせると、
敏感なネコ娘はそれだけで身を震わせた。
「・・・は・・・はぁ・・・はぁ・・・も、もぉ・・・だめぇっ」
こつこつと尻を突く鬼太郎の反応に、さすがに気付いて制御する。
けれどその試みがうまくいった例は今まで一度としてなかった。
抑えた手を、逆に掴み上げられてしまい、開かれた胸元に鬼太郎の手が伸びる。
「もぉ、もう〜〜〜!こ・・・これ以上したら・・・死んじゃうよ・・・ぉ!」 「死ぬもんか」
首筋に口づけながら、妙に真剣な口調で言う。
「君は、死なない。絶対に───だ」
たとえ人間界が滅んでも、鬼太郎が倒れようと。
ネコ娘だけは死なない、死なせない。
「鬼太郎?」 「・・・でもこのままじゃ湯当たりを起こすかもしれないな」
脱力したネコ娘を抱き上げて浴槽を出る。
「ご褒美の続きは寝床でしようか?」
悪乗りした鬼太郎の提案にネコ娘の堪忍袋の尾が切れる。
もう指切りも約束もあったものではない。
「も・・・もう、いやーーーーー!」
しかしそんな言葉に耳を貸す鬼太郎ではなく、寝床でも台所でも、
一泊三日のご褒美は休む間もなく続けられたという。
<了>・・・4部成人化ネタはまた今度。お目汚しスマソ
411氏グッッツジョーブ!!
ちょ1泊3日って、ネコタン寝かせてもらえない日があったのか!!!
成人化ネタのほうも、座して待って松
ホワイトデー1週間も過ぎて今更なんだけど
以前411氏のバレンタインネタを思い出して、ホワイトデーはどうなってるんだろうと思ってしまった。
やはりあれかな、鬼太郎のホワイトミルクをたっ…うわ何をすくぁwせdrftgyふじこlp;@
続編期待あげ
ネコ娘にそんな可愛いこと言ってもらえるとは
鬼太郎浦山氏(*゚∀゚)=3ムフー
411氏GJ!!!
今回はいままで聞けなかったような台詞を沢山聞けましたね〜。
もうタ マ ラ ン カ ッタです。毎度二人の駆け引きが上手くてドキドキさせられます。
411氏グッジョーーーブ!
411氏GJGJGJGJGJ!
しかし1泊3日ってwそりゃ「イヤ」とも言うわなw
言えば言うほど逆効果だけど
>>235 こんなネタでどうでしょうか
「はい押さないでよ!並んで並んで〜!」
人間の住む町の一角。空き地に特設されたテントの前には、若い娘たちの人だかり。
「今日だけ特別!鬼太郎からのホワイトデープレゼントだよ!たった千円で鬼太郎からの
真心マシュマロだ〜!抱き合わせのビビビのDVD『THEねずみ男』にゃあここでしか手に
入らない鬼太郎特典動画も入ってるよ!たったの1万円!らっしゃいらっしゃーい」
バーゲンに目の色を変えるオバサン予備軍の娘たちは、札を片手に列をなす。
手伝いに借り出された油すましが原価百円にも満たないちっぽけなマシュマロ袋を
娘達に渡せば、ダンボールにはみるみるうちに札で満たされる。
横目に見ながらねずみ男はイッヒッヒと笑いが止まらない。
「本当にこれ鬼太郎からのお返しなの?」
「ああそうさ。やつぁ照れ屋で多忙だから、大親友のオイラに一任したってわけ。
あー!鬼太郎特典フィルム付DVDもお忘れなくお買い求めくださいよ〜!!」
怪訝そうな顔をしながらも、ここでしか手に入らないならと散財いる娘たちの前で
ねずみ男「いい親友を持ったもんだ」と笑いが止まらなかった───が。
「イッテェエエエエ!」
頭上から叩きつけられた下駄攻撃で地に崩れ落ちた。
「何をしているんだ!」
一反木綿からひらりと飛び降りて、飛ばしたリモコン下駄を履きなおす。
「き・鬼太郎〜!どうしてこんなところに・・・」
「化け烏から知らせがきたんだッ。こんなことをして・・・何のつもりだ!」
首根っこを掴み上げた二人の周りに視線が集中する。
妖気とも違うおかしな空気に、鬼太郎の背筋にはぞっと冷たいものが走った。
「きゃー♥ 鬼太郎よ!」
「本物の鬼太郎さーん!」
ねずみ男ごともみくちゃにされ、押し返すことも張り倒すこともできず鬼太郎は途惑っていた。
「き・君たち!しょ・・・正気に戻るんだ!」
鬼太郎の言葉など群集の前では届かない。
大胆に抱きつく者、頭を撫でる者。
丈夫な学童服を引っ張られ、髪は掴み取られ・・・既にフーリガンと化していた。
「こんなものに騙されないで・・・、おいねずみ男!騙し取った金は全部返すんだッ」
「そりゃねえだろう!このDVDにどれだけ元手がかかってると思ってんだ!」
「そんな知るかッ!わっぷ!お・押さないでッ」
一反木綿に跨り、群集に埋もれた二人の上を旋回したネコ娘は深く吐息をもらす。
「まったく・・・ねずみ男ったら」
「鬼太郎どんは人気者でごわすなあ」
「・・・そうだね。ねえちょっと、油すましまで手伝わされちゃって・・・」
「降りようか?」 「うん」
特設テントへ近づくと、さっきまで列を成していた娘たちは鬼太郎の元へと向かい、
がらんと空いた長机の上には粗末なダンボールとDVDが重ね置きされていた。
鬼太郎の等身大立て看板の前でネコ娘は引きつり笑う。
「こんなもんまで用意しちゃって・・・って、高ッ!」
THEねずみ男のDVDを手に取る。
悪趣味なジャケットには薔薇を咥えたねずみ男のタキシード姿。
帯には 「本邦初公開!鬼太郎特典フィルム付\10,000-」とあった。
───鬼太郎の特典フィルムって・・・?
興味をそそられたネコ娘の猫目がキョロリと回る。
「勝手にこんなことをして!全て返金するんだ!」 「そんなぁ〜・・・」
「こんなもの全て焼却するんだッ!」 「勿体ねえじゃねぇかよぉ!」
黄色い声にまみれて鬼太郎たちの喧騒が聞こえる。
「・・・」
ネコ娘は目を盗み、一枚を服の中に忍ばせた。
希望者には無料で配り、返金し終えるまでに夕方までかかった。
ゲゲゲハウスに戻った鬼太郎はごろりと木の葉布団に横になり、
全身の打ち身に砂掛けの薬草を貼ってもらっていた。
「酷い目にあったよ」
「あの疫病神にいつまでも関わっておるからじゃ」
「あの手この手といろいろ考えるものだよ。いててッ」
「しっかし人間というものは束になると我を失うのじゃのう。可哀相に」
敵妖怪との戦いとは違い、刃向かうこともできずもみくちゃにされたのだろう。
屈強な鬼太郎の体にはところどころ青あざが浮かんでいた。
「スターっていうのも楽じゃないよ」 「言いよるわい。ほれ終わったぞ」
「痛い!」最後にぺちんと背を叩くと、鬼太郎は息を詰めて床に突っ伏した。
「おうおう!言いたいように言ってくれるじゃねえか。痛いのは俺の懐だよ」
図々しくもゲゲゲハウスで卓袱台を囲むねずみ男は不平の声をあげた。
「それはお前の自業自得だろう。何だいあの『THEねずみ男』ってのは」
「気になるかい?今なら特別価格八千円でのご奉仕だ!」
ダンボールから一枚取り出すと、鬼太郎は顔も向けずに「いらない」と呟いた。
砂掛けの薬草が効いてきたのか、寝返りも楽にうてるようになってきた。
室内には茶碗風呂につかる目玉親父、休んだ一反木綿、薬箱を片付ける砂掛け。
無言でたたずみながらもバイト料を請求する油すましととぼけるねずみ男の姿。
「・・・」
一人足りない。
「おばば。ネコ娘は・・・帰ったのかい?」
「そういえば姿が見えんのう」
人間達に返金する間、あの空き地には確かにいたはずだった。
「はん!あの乱暴女は生意気にやきもち焼きだからなあ。怒って帰ったんだろうよ」
「やきもち・・・?」
そんな顔はしていなかった。
嫌とも言わずDVDの交換に対応していた営業スマイルしか浮かばない。
第一ネコ娘が焼くようなことが鬼太郎には思い浮かばなかった。
「まーったく鬼太郎ちゃんはいつまでたっても鈍感だねえ。その様子じゃあ
ホワイトデーのお返しもしちゃいねえんだろうよ」
「ほわいとでえ?」
聞き覚えのないその言葉を聞き返すと、ねずみ男はダメだこりゃとばかりに
首を左右に振った。
帰宅したネコ娘は習慣になっていたシャワーもそこそこに、タオルで髪を乾かしながら
脱衣所から出てきた。
服の下にしのばせたねずみ男のDVD。
パジャマの上を身につけただけの姿で妖怪テレビをつける。
───どんなのなんだろう。
無論、本編ではない。
鬼太郎の特典フィルムと書かれた帯をとくと、DVDをセットした。
「・・・」
無意味に流れる『THEねずみ男』のプロモーションフィルム。
扱いなれないリモコンでスキップすると、漸くそれらしき部分に差し掛かった。
画面に広がる鬼太郎の戦闘風景。
「・・・こんなの撮ってる暇があったなら力を貸したらいいのに・・・」
文句を呟きながらも画面に見入る。
いつどこの戦いであるのか。戦いの場にはいつも連れだっていたネコ娘にはわかる。
鬼太郎が苦戦した戦いも、胸を痛めた戦いも。
ほんの数分の細切れ映像ではあったが、ネコ娘は自分の記憶と照らし合わせてみれば
感慨深い内容だった。
戦闘時に見せる鬼太郎の強い表情。
けして望まれる戦いではないけれど、本領発揮した時の鬼太郎は雄雄しくて、
ネコ娘の胸はどきどきと高鳴ってしまう。
少女は強い鬼太郎が好きだった。
優しい鬼太郎もとぼけた鬼太郎も恋しくはあるが、戦闘中の鬼太郎は別人のようで。
女の性がそうさせるのか、どうしても胸が高鳴ってしまう。
「・・・鬼太郎・・・♥」
もう一度みようとリモコンを手に取った時、玄関口から物音がした。
コンコンッ
すっかり画面に夢中になっていたネコ娘は急なノックに数寸飛び上がる。
「ネコ娘?起きてるかい・・・」 「鬼太郎ッ?」
慌てて画面を消して、無意識にDVDパッケージを座布団の下に隠すと、玄関口に向かう。
「あ!」
ドアを開ける寸前、パジャマの上しかつけていない自分の格好に気付く。
こんな姿で迎えたら・・・。
またあらぬ方向に鬼太郎を誘ってしまうと誤解されるだろう。
「ちょ・ちょっと待って!」
急いでパジャマの下を履きカーディガンを羽織ると、息を整えて鍵を開く。
「こんばんは、風呂にでも入ってたのかい?」
「う・うん・・・。鬼太郎どうしたの?だいぶ疲れてたみたいだけど」
「疲れてなんかいないさ」
あがるよと一言。鬼太郎は下駄を脱ぎ捨てて部屋にあがりこんだ。
「そう?でもどうしたの?」
「・・・うん」
室内は石鹸かなにかのいい匂いが充満していて、やはり女の子の部屋の雰囲気だった。
座り込んだもののどこか気まずく顔をそっぽに向いたままで鬼太郎は言う。
「君がやきもちなんか焼いてやしないかと思ってさ」
「やきもち??どうしてあたしが・・・」
周りが言うほどやきもち焼きではないとでも思っているのだろう。
ネコ娘は不思議そうにきょとんと目を見開いて鬼太郎の顔をのぞきこんだ。
「それに僕・・・そのホワイトデーっていうのを知らなかったものだから、
君にお返しを用意していなかった・・・し。それで怒って帰ったんじゃないかと思って」
「怒ってなんかいないよ」 「本当に?」
多少肩透かしを食らった気分だが、まだどこか後ろめたさが残り、鬼太郎はちろりと
ネコ娘の顔色を盗みみた。
薄く微笑んだ頬は湯上りで桜色に染まり 「本当だよ」と頷くネコ娘をみていたら・・・
だんだんとやましい気持ちが胸を突き上げてきた。
「本当に?本当に怒っていないかい?」 「怒ってないってばぁ」
座ったまま擦り寄っても避けることなく笑い出す。
おどけているのか本気なのか、弱気な鬼太郎が面白かった。
「ねえ・・・本当に?」 「うん本当だってば・・・ぅン」
ちゅう・・・と寄せられた口づけにネコ娘の言葉は止まる。
一寸顔を離して顔色を見ればネコ娘の頬はぽっと朱を増していた。
たまらず再び唇を寄せる。優しい口づけにネコ娘の腕は鬼太郎の背にまわった。
柔らかな唇は奪っても奪っても物足りなくて。
鬼太郎は自然とネコ娘を押し倒し座布団の上に横たえた。
「・・・ん?」
座布団の下に違和感を感じて畳との間に手を入れる。
「何だい?これ」
夢見心地のネコ娘もそのDVDパッケージに気付くと慌てて奪い取った。
「・・・ネコ娘・・・?」 「ニャ!何でもないよッ」
「それねずみ男の・・・。どうしてそんなものがここにあるんだい?」
鬼太郎の目つきがだんだんと険しく染まり出す。
ネコ娘が慌てて弁解するほどおもしろくなかった。
「ちょっと、気になった・・・から。ね?鬼太郎もどんなのか気になったでしょ?」
「ふぅん。ねずみ男のことが気になったんだ?」
「バッ・・・何言ってんのよ!そんなわけないじゃないッ」
パッケージには悪趣味なねずみ男の艶姿。
鬼太郎特典映像と書かれた帯はなく、ネコ娘の真意は分かりようもない。
「・・・そうか。それを楽しみにいそいそと帰ってきたってわけ?」
「違うよ!」
妖怪テレビをつけると止め忘れたDVD映像が映し出される。
「・・・さっきまでみてたみたいだけど?」
歌い踊るねずみ男の姿を前に、鬼太郎は見当違いな嫉妬にかられていった。
どうして隠すことがあるのだろうか。
それはネコ娘の胸に隠すべき気持ちがあるからだろうか。
「も・もういいじゃない、こんなのみたって面白くないよ」
リモコンを奪い取ろうと鬼太郎に飛び掛ったが、その手は軽くいなされて、
部屋の隅へ畳を滑らせて放り出してしまったまま、ネコ娘の腕を取った。
「ニャアッ!鬼太郎、痛いよ・・・ッ」
畳に手を縫いつけられネコ娘の動きは制御される。
さっきまでの甘い空気はそこにはなく、垂れた前髪の隙間からのぞく
鬼太郎の目つきは鋭く、厳しい視線でネコ娘を見据えていた。
びくりとネコ娘の身が硬直する。
それが抵抗しているように思えて鬼太郎の胸に火がついた。
「やっ・・・イヤァアアアッ!」
薄布のパジャマからぼたんが弾け飛ぶ。
瞬間、肌寒さを感じたのも束の間、鬼太郎の熱い舌が這い回った。
「や、やん・・・やめて、鬼太ろ・・・やだぁ・・・」
室内にはねずみ男の歌声。悪趣味なBGMの中を、ぴちゃくちゃと胸を弄る
水音が響き出す。
胸肌には強く吸いつかれた赤い痕が走り、ネコ娘の綴じた目蓋が歪む。
鬼太郎のてのひらの中で双丘は揉み上げられるままに形を変え、
指間から顔を出した赤いつぼみに食らいついた。
「いっ・・・!痛・・・いゃ・・・あっ、あぁん!」
歯を立てられた痛みがやがてもどかしい気持ちを呼び起こす。
交互にばたついて暴れていた両足が止まると、それに気付いた鬼太郎の手が
パジャマの下ごとパンティを引き剥がした。
室内の冷えた空気に晒されて、ネコ娘はその中心に疼いた熱に気付く。
鬼太郎の指がそのしっとりとした秘裂に向かう前に、慌てて鬼太郎の身を跳ね飛ばした。
「!!いやぁーーーッ!」
不意をつかれた鬼太郎の腕から逃れ、ネコ娘は俊敏な動きで二階への階段へ向かった。
「ネコ娘・・・」
それほどまで抵抗する姿に怒りが増し、鬼太郎は咄嗟に髪の毛網を伸ばしてネコ娘を捕らえた。
「い、にゃあぁあああ!」
両手両足を取られ、階段を三段もあがった辺りで止められる。
肌けたパジャマのすそからは桃尻がちらりと見えて、鬼太郎の鼻息があがった。
「逃げられるとでも思ったのかい?」
絡め取られた髪の毛網を解こうと慌てたところで妖力のこもった数千の髪の束は外れない。
鬼太郎が歩を進めて距離が縮まるごとに引き戻される髪の毛網に引っ張られて、
ネコ娘の身は鬼太郎の前に向かい合わせにさせられた。
「ふふっ・・・ねずみ男の前で犯されるのはどんな気分だい?」
「何言っ・・・」
鬼太郎の肩越しに映る妖怪テレビにはまだ『THEねずみ男』の映像が流れている。
ねずみ男だからというわけではなく、妙な気恥ずかしさにネコ娘は身を強張らせた。
トンットンッと階段を数段あがった鬼太郎はテントを張った学童服のズボンのチャックに
手をかけると、恐れおののくネコ娘の前に起ちあがった雄芯を突き出した。
「ホワイトデーっていうのは、マシュマロやキャンディーを送るそうだね・・・」
「・・・」 「僕のキャンディーバーをたっぷりしゃぶらせてやるよ」
鬼太郎らしくもない言葉にネコ娘の顔は真っ赤に染まる。
それには鬼太郎も照れたようで、照れ隠しのように荒い腰つきでネコ娘の唇へと
猛った先端を突きつけた。
「ん・・・んぐっ、ふぅ・・・んっんっ、んんんくっ・・・」
特有の匂いを発する熱い肉棒を突きつけられて、ネコ娘の喉が鳴る。
階段に膝を立ててネコ娘の頭を固定させると、鬼太郎の腰は忙しなく蠢いた。
ざりざりとした猫舌の上を滑る、熱い口内にねぶられる感触が堪らない。
耐え切れず漏れた鬼太郎の熱い吐息に、ネコ娘もそっと目を開いて、
鬼太郎の弱い部分をちろちろと舌先で舐め上げた。
「んふ・・・んっ・・・んん、ん、ん・・・ぅん」
「はぁ・・・、ネコ娘・・・ネコッッッッ・・・ぐぅぅっ!」
びくびくと鬼太郎の腰がしなり、喉の奥までほろ苦い白濁の精液が吐き出される。
飲み込みきれず唇の端から零れ落ちた精液はどろりとネコ娘の胸肌を伝い、
なだらかな丘を伝って白く艶を這わせた。
「ぜ・・・ぜんぶ、の・・・飲むんだ・・・」
整う間もなく息を荒げたまま、強気に鬼太郎が指示すると、ネコ娘の喉が鳴る。
こくこくと上下する喉元を見下ろした。
やがて飲み干した合図にネコ娘の上気した視線がちらりとあがり、自分のものを
咥えたままで恥じらいに頬を染めた扇情的な光景に胸が熱くなる。
吐き出したばかりの雄芯に力がこもり、脈動が蘇った。
「・・・んっ、鬼太郎。もう・・・」
これで気が済んだだろうと、ネコ娘は安心していた。
しかし鬼太郎は階段を数段下りてネコ娘の身に覆いかぶさると、その両足を絡めとリ
己の腰にまわして挿入の形をとった。
「ヤッ・・・きたろ・・・、あぁあああんっ!」
幾度も体を重ねたとはいえ少女の膣はいつになく窮屈で、ずんっと奥まで切り拓く感触に
鬼太郎の唸り声があがる。
慣らされることなく貫かれた肉襞は鬼太郎の肉棒と同じ形に拓かれて、擦り上げる感覚に
ネコ娘の目蓋からは涙が伝った。
息もつかぬ間に再び引き出され、突き上げられて・・・
硬直したネコ娘の上で、鬼太郎の腰だけが前後にへこへこと蠢く。
打ちつけられた秘裂からは熱い蜜が滑り落ち、知らずに鬼太郎の抽迭を助ける。
止まることのない腰の蠢きに、ネコ娘の身には耐え切れぬ官能の波が引きずり出された。
「や、あっ・・・んん、はっ・・・はぁあああんっ」
じっとしていられぬ疼きに身もだえしても、しっかりと腰を掴まれたまま身動きはできない。
前後する鬼太郎の腰に絡めた両足で強く縋りつくしかなかった。
単調なピストン運動を繰り返すだけで、全身に痺れが走る。
抵抗する手は鬼太郎のうなじにまわされて、吹き飛ばされそうな意識を繋ぎとめるために
全身で鬼太郎を受けとめていた───時。
『やめるんだーっ!』
聞き覚えのある声にびくりと鬼太郎の肩が震える。
叩きつけていた動きはぴたりと止まり、ネコ娘の上から上体のみ起こして振り返る。
いつの間にかねずみ男DVDは終わり、妖怪テレビは最後の鬼太郎特典映像を流していた。
「何だ・・・これは?」
客観的に映し出された自分の戦闘シーンは気恥ずかしい。
一体いつどこでこんなものを撮っていたのか・・・。
呆れてテレビから目を戻すと、ネコ娘はまだじっとその映像を魅入っていた。
もしかすると、この映像が見たかっただけなんだろうか・・・。
「こんなものがみたかったのかい?」
言い当てられて、ネコ娘は恥ずかしそうに肩を竦めた。
「こんなもんみなくったって、いつも本物がここにいるじゃないか」
ネコ娘のおとめごころなど理に解さない。鬼太郎が言い捨てるとネコ娘はむっと頬を膨らませた。
「だってぇ・・・」
「最初からそう言ってくれれば、こんなことはしなかったのにさ」
「聞いてもくれなかったんじゃないのッ」 「うん・・・ゴメン」
しかしもう遅い。先ほどまで突き上げられた部分がもどかしく、身を捩る。
それが抵抗しているように思えて、鬼太郎は身を起こしたが。
「うん?」
すぐに引き止められて、またネコ娘の上に覆いかぶさった。
「・・・激しい鬼太郎も・・・嫌いじゃない、から・・・」
「ネコ娘・・・」 「だから、や・・・やめないで♥」
両腕を鬼太郎の背にまわして絡みつく。
ネコ娘のおねだりに敵うはずもなく、鬼太郎は更に発奮した。
「そんなこと言っていいのかい?」 「にゃあぁぁん♥」
確かめるように前後した腰つきはやがて速度をはやめていく。
互いの凹凸を埋め尽くす箇所からはぐしゅぶしゅと淫猥な音色が響き、
ネコ娘の喘ぎがそれを覆う。
頭の奥に響くネコ娘の甘い喘ぎに酔いしれながら、鬼太郎の蠢きは激しさを増し
今度は下の口から、子宮めがけて真っ白なお返しが駆け上がっていった。
<了>
411氏スンバラシ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━!!!
真っ白なお返しにネコたんの頭も真っ白ですな!
251 :
235:2006/03/27(月) 17:30:44 ID:1sb8I91a
白いお返しキタ━━(゚∀゚)━( ゚∀)━( ゚)━( )━(` )━(Д` )━(*´Д`)ハァハァ━━━!!!!
さもない疑問に即効でお答えいただきありがdです。
これからの季節ネコタンは鬼太郎に頂かれてしまう事が増えるんでしょうな。
春は恋の季節でつし、ネコタンのフェロモンに中てたれた鬼太郎に(r
夏になれば薄着になって水着だの浴衣だの(;´Д`)ハァハァ
ご馳走様ですた。
411氏グッジョブ!!!!!
毎度ながら鬼太郎にタイヘンな目にあわされるネコ娘ハァハァ
411氏GJ!!
嫌がりながらもだんだんと積極的になりつつあるネコタンに(;´Д`)ハァハァ
回を重ねる毎に二人の雰囲気がいい感じになっていくのも堪りません( ゚∀゚)=3ムッハー
倉庫番殿も毎回更新乙ですノシ
こんな短期間に出し惜しみしないで萌えを供給してくれる411氏は最高です。
エロ突入前の導入部のくだりも面白かったですYO!
DVDの鬼太郎映像って、前の三部DVD化記念ssにでてきたネコ娘との絡み映像かと邪推してしまった…w
そんなDVDあったらホスィ
やはりねずみ男が盗み撮りしたものだろうか(;´Д`)ハァハァ
それをたくさんの鬼太郎ファンに見られてしまったら…。
そりゃもう大騒ぎですよ。
ファン内でも妖怪内でも二人の間でも大騒ぎですよ!
なぜかお鬼太×猫助(性別逆転)のイメージで浮かんだ>盗み撮り
>>257 どどどんな盗み撮りイマジかkwsk(;´Д`)ハアハア
連投スマソ
神待ちの保守がてら続き投下しまつ(`・ω・´)
「・・・まだ終わりじゃないんだよ?」
<続>
紅潮したまま脱力した柔らかな身を抱き上げて、木の葉布団に横たえる。
白いくるぶしを掴むと、だらりと力を失ったねこ娘の両足を大きく広げて抱えあげた。
「・・・ぃ・・・いゃ・・・、も、だめぇ・・・、アァン!」
鬼太郎の舌が伸びる。軽々と引き上げられた足の間に鬼太郎の頭が沈む。
もどかしいまでの熱に浮かされた秘所をべろりと舐めあげられてねこ娘はまた身を捩った。
味わい尽くすように吸い込まれる様が見上げた視界に入り、首を左右に振る。
力を失った両足は抵抗することもできず、かろうじて力を残した両手で鬼太郎の髪を
掴むぐらいが関の山だった。
そんな程度では止めることもできない。
未発達な幼線に舌を滑らせ捉え処もない襞を唇で弄べば、吸い込みきれず溢れた
淫水が高く抱え上げられた双丘の割れ目から腰へと伝い落ちていく。
口を窄めてじゅるりと吸い込むと、その隠微な音に耐え切れずねこ娘は身を震わせた。
「いゃぁあああんっ」 「・・・嫌?」
ちろりと目を向けると蕩けた瞳にはうっすらと涙が込みあげていた。
見つめあったままわざと。見せつけるように舌を伸ばしてひと舐めすると
ねこ娘はふるふる首を震わせてそっぽを向いてしまう。
「へんな音・・・立てちゃ・・・ヤ・・・」
「ねこ娘が垂らしてるんだよ?こんなに溢れてる・・・」 「!!!」
羞恥に言葉を失い、身を硬く突っ張らせてしまった。
鬼太郎はくすくす笑いながらひくついた秘裂に口づける。
「ひ・・・っん・・・!」
漏れそうな喘ぎを押しとどめぎゅっと握った両手を口もとに当ててしまう。
それでは物足りない。あの甘い声が聞こえない。
鬼太郎は両手を掴み床に抑え付けて開かせた。
「駄目だよ。もっと・・・聞かせて?」
身を捩り、反らした胸が左右に揺れる。
つんと尖らせた赤いつぼみがふたつ。
尖らせた唇で左右交互に軽く啄ばんだだけで、電気が走ったようにぴくりぴくりと跳ねる。
馴らされた身に宿る快楽から逃れることはできず、もどかしさで無意識に腰が揺らめいた。
まるで誘うように跳ね上がる。
指摘すれば、どれほど少女の心は恥じ入るだろうか。
ほんの少し舌を這わせただけで、熱く火照ったその身は更なる熱が宿っていった。
「鬼太郎・・・」
続けて与えられる快楽に耐えきれず、ねこ娘の頬が涙に濡れる。
蕩けた瞳から熱い涙が伝い落ちた。
まるで幼い身から溢れ出た悲鳴のように見え、鬼太郎はそっと顔をあげる。
「もう・・・限界かい?」
おどけて意地悪く言ってみせても、ねこ娘は浅く息を弾ませたまま、ちらりと視線を落とした。
同様に視線を落とせば、着慣れぬGパン。
硬いジーンズ生地を押し上げたものをみられたと気付き、あっと身を起こした。
「・・・」
床に縫い付けられた鬼太郎の手が解かれ、ねこ娘の手が生地越しに触れる。
興味深そうな好奇心の目つきではない。それが何を意味しているのか、知っているようだった。
「あっ、いけないよ。ねこ娘」
ファスナーを引き下ろされれば抑圧を失いいきり立った肉欲が突き出される。
成長した身に見合った大きさにねこ娘が恐れをいだく前に、鬼太郎は慌てて腰を引いた。
「・・・どうしていけないの?」
むうっと頬を膨らませ唇をつぐむ。
いつもの少年のものとは違い、そのつぐんだ小さな口では収めることなどできないだろう。
「あたしばっかりじゃぁ・・・いや」 「でも・・・」
続く言葉に勘付いたのか、きっときつく睨み上げてきた。
「あたしが、子供だから・・・?」 「えっ、いや・・・」
「だから鬼太郎、いつも・・・ちゃんとシテくれないの?」
二の句が継げず目を見開く。言い訳しようにも声も出ず、ぱくぱくと開いた。
「知ってるよ。砂かけおばばに聞いたもん」
「えっ、えぇえええ!?おばばに話したの!?」
「え・・・?あ!き、鬼太郎と・・・こ、こうゆうことしてるってことは勿論言ってないよ?」
深く安堵の吐息がもれた。知られでもしたらどれほど説教をくらうかは鬼太郎もよくわかっている。
聞けば、砂かけからの性教育だったのだろう。
頬を赤らめ、「それ」「あれ」などと代名詞でごまかしながら、ねこ娘は話し出した。
聞きながら鬼太郎はどんな顔をしていいのかわからず目を泳がせる。
ねこ娘は鬼太郎が思っていた以上により詳しく知っていたのだ。
「・・・だから、変なことをされたら逃げなさいって言われてたの」 「う、うん・・・ごめん」
「鬼太郎も言ってたよね。鬼太郎以外のひととはしちゃいけないって」 「・・・うん」
それは自分のわがままだけれど。ねこ娘がちゃんと覚えていてくれて安心した。
「でもね本当は・・・鬼太郎の、を・・・あたしの・・・」
言葉に詰まってまた唇をつぐむ。
恥らうねこ娘があまりに可愛くて、包み込むように抱き寄せた。
「・・・うん、知ってるよ」 「えっ・・・知ってたのっ?」
こくりと頷いた鬼太郎とは裏腹に、ねこ娘はわなわなと肩を震わせた。
「じゃぁ鬼太郎は、あたしとの赤ちゃんが欲しくなかった・・・の?」
「ち・違うよ、そんなわけな・・・っ」
「おばばから聞いたもん!遊びでする人もいるって。だから気をつけなさいって・・・。
鬼太郎も・・・鬼太郎もそうだったの?」
「そんなわけないだろう!」
温厚な鬼太郎らしくなく、思わず荒げた声にねこ娘は身を縮める。
遊びだというのなら話は簡単だ。欲望に任せて貫いてしまえばいい。
悲鳴を上げれば口を塞ぎ。泣き喚こうが目を反らし。
痛みに強張った身を抑え付けて重なり合えば、数分も過ぎればことは済む。
「・・・ごめん。ねこ娘がおかしなことを言うから、つい」
「ううん。あたしこそ・・・ごめん。鬼太郎には鬼太郎の考えがあるんだもん・・・ね」
包み込む鬼太郎の腕からそっと身を引いて離れる。
「ねこ娘・・・?」 「鬼太郎の言う”好き”とあたしの”好き”とは違うんだよね」
ふっと吐息をもらして、ねこ娘は晴れやかに微笑んだ。
「鬼太郎は優しいものね」 「えっ・・・」
「鬼太郎は・・・あたしが好き」 「うん」
「おばばが好き」 「うん・・・えっ!?」
「子泣きが好き。おやじさんが好き。人間も妖怪も、みんな好きなんだよねー。あたしもその一人」
けして悲しいことではないのだと、言い聞かせるようにねこ娘は微笑む。
それだけ心の広い鬼太郎だからこそ、ねこ娘は愛したのだ。
「・・・違うよ」
再び顔をあげた鬼太郎は、成人化しているせいか妙に攻撃的な表情をしていた。
まして今まで、ねこ娘の言うことを面と向かって反論したことなどなかった。
全てを受け入れる広い心。それは時に少女にとっては掴みどころのないようにも思えていた。
「君にとってはそうかもしれないけど・・・僕は違うよ」 「何よそれ」
「だって君は、僕を欲しくなったりはしないだろう?」
直接的な言葉にぽっと頬が赤らむ。ねこ娘は返事に困って視線を泳がせた。
「ほら困ってるじゃないか。だから・・・僕だって、無理にしたら嫌われると思って・・・」
図体は大きくなっても心根は少年のまま。鬼太郎は気弱に視線を落とした。
それが妙におかしくて、ねこ娘はくすくすと笑い出した。
「あたしが鬼太郎を嫌ったりするわけないじゃなーい」
「そ・そんなのわからないさ。だって・・・その・・・おばばにどこまで聞いたのか知らないけど
初めての時は随分と痛いものだというよ?僕のこともそうだけど・・・、そんな痛い思いをしたら
こうして抱きしめるのも嫌いになったりしないかと思って・・・」
そんなことを心配していたのかと、ねこ娘は益々笑い出した。
「笑いごとじゃないよっ。すり傷ひとつつけて欲しくはないのに、君を傷つけることなんて
僕にはできないさ。まして今の僕には君の体は・・・」
ねこ娘の笑いが止まり、その頬が膨らむ。
つい余計なことまで言いかけてしまった。
「・・・あたしが子供だから・・・」 「そ・そういうわけじゃない・・・けど」
「あたしが小さいから、痛々しくみえるっわけぇ!?」
怒りのままに髪が逆立つ。そんなところは本当に猫のようだとみつめていたが、
次第にその髪がわさわさと意志を持ったようになびき、目の錯覚ではなくしゅるりと伸びていくことに
気付くと、鬼太郎は目を見開いた。
「ねこ・・・ねこ娘・・・!?」
その唇からではなく、頭の奥へと直接響き渡る声。
『いつまでも・・・こどもだと思った・・・?』
怒りに震えていた身が変化していく。
その腕その足はすらりと伸び、髪はたなびいて腰もとまで広がった。
窮屈な服を引きちぎらんばかりに肢体は膨張し、膨らんだ胸元からくびれた腰まわりを強調する。
その身に対して丈が短い衣服は引きあがり、白い三角地帯までがのぞけた。
収縮する生地なのか引きちぎれることはなく、鬼太郎は安心したような残念なような・・・
いやそれどころではないと、目の当たりにしたねこ娘の変化にはっと我に返った。
「ねこ娘!しょ・・・正気に戻るんだ!」
「・・・やーよ」 「ねこ娘・・・???」
変化の途中には妖力に満ちて赤く染まった瞳は、鬼太郎に呼びかけられることで平常に戻った。
どうやらラクサシャに魂を乗っ取られたわけではないようだった。
「これなら子供扱いしないでしょ?」 「え・・・」
心を乗っ取られてはいない。正気のようではあるが、やはりどこかいつものねこ娘とは違う。
「ねえ、抱いてよ」 「・・・えっ・・・」
たじろいだままの鬼太郎を抱き倒して馬乗りになると、ちゅっちゅっと口づけを浴びせてきた。
「ね、ねこ・・・ン・・・ねこむす・・・、ちょっ・・・ンンッ」
目を伏せたままバードキスを浴びせてくる。
妖艶に成長したその姿、積極的な態度の割には、やはり幼い行動だった。
「何よ。まだ文句があるっていうの?」 「文句なんて最初からないさ!ただ・・・」
「もう子供じゃないんだから、大人の扱いをしてよ!」
むうっと頬を膨らませた姿はやはり幼くて。
子供のわがままのような強気な態度に鬼太郎は笑い出してしまった。
「鬼〜太郎〜!」 「わかった、わかったよ!」
成長したところで華奢な身を抱え、身を起こす。
「・・・後悔はしないね?」 「どうして後悔なんてするのよ?!」 「もし君が・・・」
時が流れ、本当にこの姿になる頃に、身を重ねたいと思う相手が自分とは限らない。
早まったことをしたと後悔させてしまうことを思えば、鬼太郎は尻込みしていた。
鬼太郎の言いたいことを察知したのか、ねこ娘の髪が再び怒りに逆立つ。
「あたしがそんなに移り気な女だと思ってるのー?!」
「お・思ってない!そんなこと思ってないよ!」 「だったら・・・ッ」
妙に殺気立ったねこ娘の怒声は鬼太郎の唇で封じ込められる。
ねこ娘からのものとは違い、その舌で唇をなぞりながら口内に入り込むと、
互いの舌を絡みあわせて濃厚に蹂躙していく口づけだった。
「ん・・・ふ・・・、ぅん」
鼻からもれる吐息までも艶を帯びている。
まるで別の女でも抱いているような錯覚に事務的な口づけを浴びせていたが、
その手がきゅっと鬼太郎の服の裾を掴み、ねこ娘らしい恥じらいを見せたところで火がつき、
角度を変えながら深く口づけるうちに床へ崩れていった。
「・・・はふ・・・、鬼太郎・・・?」 「本当にねこ娘なんだね・・・」 「・・・」
上気した瞳は年頃の娘特有の艶を増していたが、きりりとした猫の目。ねこ娘の瞳だ。
自らのシャツのぼたんを外し胸元を寛げながら鬼太郎は安心したように微笑んだ。
「あ・・・あたしじゃ・・・嫌?」 「まさか」
ファスナーをはずせばはちきれんばかりの肢体が抑制を外れてまろびでる。
胸元から手を入れると、ねこ娘は声にならない悲鳴をあげてその手を押さえた。
「ん・・・?君こそ嫌なのかい?」 「違うけど・・・」
ここまで誘っておいてそれはないだろうと鬼太郎の口端が歪んだ。
「あたしの体・・・変じゃない?」 「変・・・って?」
「・・・ちゃんと大人の女の人の体になってる・・・?」
それを鬼太郎が知っていると言えば言ったでやきもちを焼くのではないかと、
鬼太郎は苦笑いして返事を濁した。
「これからちゃんと、僕が・・・中から大人にしてやるよ」 「鬼太郎が?」
一瞬わからなかった意味にしばらくして悟り、身を強張らせる。
「ほら。ちゃんと力を抜いて、僕に全部委ねて?」 「・・・うん・・・」
一枚二枚・・・と身を覆う衣服が剥ぎ取られていくうちに、当初の強気な態度はどこへやら
そうせずにはいられぬように鬼太郎の身に縋りつく。
滑るような玉の肌はいつもと変わらない。
あかなめでも乗り移ったように丹念にねこ娘の肢体を渡る鬼太郎の舌技に、
ねこ娘の眉間は戦慄いて切なげに目を伏せた。
「辛いのかい?」
豊満な胸をわし掴み、胸の間から顔をあげた鬼太郎と目が合い、首を左右に振る。
「そう・・・。じゃぁ気持ちいいんだね?」
ねこ娘の感情をコントロールするように答えの道筋を授ける。
このもどかしいまでの痺れは気持ちのよいものなのだと、覚えこませた。
「ん・・・い、ぃい・・・」 「うん・・・じゃぁもっと気持ちいいところを教えて・・・」
快楽を受け入れると自然と硬直していた身が弛緩する。
有象無象に柔肉をもみしだく感触に気を取られている間に、鬼太郎はさりげなく膝を割り、
己の身を進めていった。
「あ、ぁああん・・・きたろ・・・きたろぅ・・・、ぅん・・・」
下着越しでも互いの熱が重なり合えば情欲の炎が燻り始める。
胸を弄るふりをして深く身を重ねあえば、ねこ娘は身を縮めて顔を反らした。
「っあ!・・・や、やぁあんっ」 「いや、なのかい?」
意地悪な鬼太郎の囁きに口を縫い縛る。
胸から顔をあげて間をあけると、高鳴る鼓動にねこ娘の胸は上下していた。
既に突端のみならず吸い付かれて蹂躙された胸は鬼太郎の唾液にまみれ、
加減もできず興奮して吸いついた痕までもみてとれる。
「・・・気持ち・・・いい・・・の」 「どこが?」
ねこ娘は泣きそうな顔で恨みがましく鬼太郎を睨みつける。
知っているくせにとぼけるずるさが恨めしくてたまらなかった。
「こ・・・ここ・・・」
わずかに腰をあげてみせる。自ら挑発するような行動に、ねこ娘の体には痺れが走った。
「うん・・・。ねこ娘のそこ、何ていうか知ってる?」 「え・・・?うん。あのね───」
ねこ娘は特に感慨もなく、砂かけおばばに教わった言葉をさらりと言ってのけた。
むしろ鬼太郎のほうが顔を真っ赤に反応してしまった。
「な・なぁに?違った??」 「・・・いや違わないよ」
まだそれが、恥ずかしい言葉だという意識すらないのだろう。
鬼太郎は鼻息を荒くして、乱暴にパンティを引き下ろした。
「ひゃっ!ちょ・ちょっと待・・・」 「こんなに濡らして・・・気持ち悪かっただろう?」
鬼太郎の指が触れると室内に隠微な水音が響いた。
「あっ、あんっ!そ・・・そんなに強・・・ひゃあんっ!」
溢れ出た溶液を撫ぜるように弄り回すと、引きつられる妙な感触に気付く。
「何・・・これ・・・やぁああっ!」 「ねこ娘?」
跳ね除けられて呆然と身を起こす。
ねこ娘は身を縮め、木の葉布団に気付くと慌ててそれを被って身を隠してしまった。
「どうしたの?」
甘い空気はかき消され、肌寒い室内の空気がよぎる。
「ねえ?」 「やッ・・・やっぱり変だよ!」 「何も変じゃないよ」
しいていえばねこ娘の豹変した態度のほうが変だ。
布団を被ったままぶるぶると震えるねこ娘に鬼太郎は問いかけた。
「何が変なんだい?」
「あたし・・・あたしの体やっぱり・・・ラクシャサのせいで変になっちゃったの・・・?」
「ラクサシャの・・・?」 「・・・だってぇ・・・」
もぞもぞと動き出し何かを確認したようで、またひとつ悲鳴をあげた。
「どうしたんだよ」 「こ・・・こんなところに・・・髪の毛が・・・ッ」 「髪の毛?」
やっと意味が通じて、鬼太郎は思わず笑い出した。
「笑いごとじゃないでしょー!ど・・・どうしよう・・・」 「アハハ、ねこ娘いいから顔を出しなよ」
「ヤダ!こんなの・・・こんな髪の毛お化けじゃ・・・もう、鬼太郎と顔合わせられないッ」
「大丈夫だって、ば!」
木の葉布団をめくりあげるとねこ娘はこの世の終わりでも見たように絶望した表情をしていた。
「だって、鬼太・・・ッ」
膝立ちになった鬼太郎の、起ち上がった部分に視線を取られ、ねこ娘の嘆き声が止む。
「ね?」 「き・鬼太郎も・・・あたしのせいで・・・?」
「違うよ。子泣きじじいやおばばのをみたことないのかい?大人になったら生えてくるんだよ」
「ラクサシャの・・・髪の毛のお化けじゃないの?」 「違うさ」
鬼太郎のまやかしではないかと、ねこ娘はおそるおそる指を伸ばして確かめる。
「イテテ」 「本当だ・・・ちゃんと生えてる」 「だから、珍しいことじゃないんだよ」
顔を突きつけて覗き込まれているうちに如何にも妙な気分になってきてしまう。
ねこ娘の視線の前でそれは更にむくむくと角度を増した。
「そう・・・なんだ。でも鬼太郎のとは随分違うんだね?」
「それは今までだってそうだったろう?」 「うん・・・」
ねこ娘の肩から布団がすべり落ち再びその肢体が露になると、鬼太郎の胸にはもやもやと
またやましい気持ちが湧き上がってきた。
「・・・見比べてみようか」 「うん」
背くらべでもするように気楽に頷いた。
「じゃぁねこ娘上になってみて?」 「えっ?うん・・・??」 「そっちじゃ見えないよ」
抱き合うのとは反対に足を取って69の形を取らせた。
「きゃっ!」 「これならよく見えるだろう?」 「・・・うん」
よく見えるように・・・と腰を浮かされて、じっと無言のまま凝視される。
横になっても天に向かって突きあがったままの鬼太郎の剛直を眺めているうちに
ねこ娘はまた妙な気持ちになってきてしまった。
いつもの鬼太郎とは大きさも生え揃った毛も違ってはいるが、やはり形はそんなに変わらない。
少し反った歪みも変わらないと思って見つめていると、不意に鬼太郎の舌が蠢いた。
「にゃあぁぁん?!」
自在に伸びる鬼太郎の舌は数寸の間隔があろうと構わずねこ娘の割れ目を舐めあげる。
「やぁ!そんな・・・そんなことしちゃ・・・あ、ぁああん!」
わざと音を立ててすすれば、それが全て自分からあふれ出したもののせいに思えて
ねこ娘は耐え切れず身を捩った。
左右にうねる腰つきは隠微で、却って鬼太郎の性欲をそそるだけだとは気付いていないのだろう。
「・・・いや・・・じゃないんじゃないのかい?」 「あっ、あ・・・んんっ・・・だってぇ・・・」
「これは気持ちよくない?」
嘘を暴くように容赦なくちゅうちゅうと吸いつかれて、上体を支えていた腕も力を失う。
乱れた吐息は目の前の鬼太郎の肉棒にかかった。
「きもち・・・いぃ・・・」
答えれば答えたで鬼太郎に火がついてしまう。
蜜にまみれ滑るのも構わず、複雑に重なり合った肉襞を掻き分けて
鬼太郎の舌は膣奥へと進んでいった。
「あっあっ・・・アァン!すご・・・そんなところ・・・ぅん、んんっ・・・あん!」
蠢くたびにねこ娘の腰はおねだりするように揺れ、秘液は太腿まで伝い落ちていった。
「くっふ・・・ふぅ・・・んんんっ、んっん・・・はぁ、ん・・・っ」
引きずり出される快楽にねこ娘の瞳には熱い涙が浮かぶ。
耐え切れぬ感覚に身が震え、止め処なく上がる喘ぎに呼吸が苦しい。
だんだんと意識は緩慢となっていく。
情欲が身を支配し、体が精神を凌駕する。
ねこ娘は身を戦慄かせながら、不意に目の前の鬼太郎のものにかぶりついた。
「フハッ!」 「ん・・・にゃん♥ ・・・んっん・・・」
よもやバナナと間違えたわけではないだろう。
歯を立てることなく舌と唇で丹念に舐めずり始めた。
「ねこ娘・・・っ」
自分だけでは嫌だと思ったのか、それとも鬼太郎に対する仕返しのつもりなのか。
互いに舐め合う格好に興奮した鬼太郎は更にねこ娘の尻を抱き寄せて、
激しい舌戯を交わしていく。
「んぐっ、んっ・・・んっ・・・んふ・・・んんっ」
くぐもった喘ぎが己のものに響く。
自然と腰が突き上がり、互いの身を逃さぬよう必死に縋りついた。
厚みのある唇が上下し鬼太郎の幹を充分に湿らせ射精を促す。
寸前まで堪えていた鬼太郎もちろちろと蠢いた舌先に堪らず、
慌てて身を起こしてねこ娘の頭を引かせた。
「出・・・出ちゃうよ、ねこ娘っ」
顔をあげたねこ娘はとろんと蕩けそうな表情で、それでいてどこか挑発的に横目を向けた。
出せばいいじゃないとでも言いたげにぺろりと唇のまわりを舌なめずりする。
「口じゃなくて・・・ここにいっぱい出したいんだ」 「にゃん♥」
嬉しそうに目を細めたねこ娘に口づけて、静かに抱き倒す。
長く伸びた髪が広がり、下手に手をつけば手で踏んでしまいそうだった。
湯気でもあがりそうなほど熱く猛った先端を当てると、重ねた唇から喘ぎ声がもれる。
もしかすると恐くなってしまったのだろうか・・・
鬼太郎は慌てて腰を引く。すると唇までも離れてしまい、ねこ娘は薄く目を開いた。
「平気・・・かい?」 「ん・・・」
成年化した胸板に手をまわしてねこ娘は微笑みかける。
「うん・・・気持ちいい・・・」 「えっ」 「それ・・・すごく、いいの・・・」
再び先端を秘裂にあて、ぬるついた表面をなすりあげるとねこ娘は心地よさそうに喘いだ。
「いっ・・・イイ・・・鬼太郎、きたろ・・・きもちいぃ・・・」 「ねこ娘・・・」
このまま夢見心地のまま貫通できはしないかと、鬼太郎は一計を案じた。
上下するたびにねこ娘の髪はゆらゆらとゆらめく。
絹糸のような髪は汗ばんだ鬼太郎の肩にはりつき、まるでふたりして繭の中にでも
閉じ込められていくような錯覚がよぎった。
敏感な先端から、ねこ娘の蕾が開かれてひくついているのがわかる。
わずかに先端を突き入れれば、ねこ娘の切ない嬌声があがった。
「・・・」
鬼太郎の意識がそこに集中する。
もう一計を案じている余裕など残されていなかった。
己の下で身もだえする愛しいねこ娘のみだらな姿、耳を犯す甘美な響きに
内から突き上げる欲望が理性の垣根を越えて、突き進むことしかできない。
「ねこ娘・・・ッ」
「あん・・・あ、アァッ・・・アーーーーーっ!」
硬度を増した己のものを抵抗するような狭い膣道を切り拓いていく。
ぐんと強く突き出せば、脇からもぎちぎちと締めつけてきた。
衝撃に、ねこ娘の腰が跳ね上がる。
しかしそのせいでより鬼太郎の腰は深く打ち付けられて、これ以上はないほど
最奥まで一気に貫かれて、深く重なり合った。
「・・・っ、あ・・・あぁあ・・・はぁ・・・」
一度貫いたまま、鬼太郎は微動だにしない。
薄っすらと涙を浮かべたねこ娘の視界には、息をも殺して身を強張らせた鬼太郎の姿。
「き・鬼太郎・・・?」
寸前まで官能の海に身を委ねていたせいか、思ったよりも痛くはなかった。
鈍い痛みが染み出してはきたが、それよりもずっと鬼太郎がそこにいる感触が強い。
自分の中に鬼太郎がいる。これ以上はないほど重なり合う感触のほうが勝った。
「・・・鬼太郎、平気だった・・・よ?」
これで終わったのだと思い、ねこ娘は楽観して目を細めた。
しかし鬼太郎は貫通した悦びに深く息をつくと、ぎらりとした目で顔をあげた。
「きた・・・ろ・・・?」
「・・・いくよ」 「え?え・・・なに、アッ!あぁああんっ」
鬼太郎が腰を引けば、肉棒は引き剥がされるように膣道をすりあげる。
急激な感覚に目を見開き、悲鳴にも似た嬌声があがった。
途切れる間もなく再び突き上がり、息つく暇も与えず腰を打ちつけてくる。
硬直した身に向かい壊れたように腰だけが前後し、鬼太郎は獣のような唸り声をあげていた。
呼びかけても返事はない。聞き取る余裕もないのだろう。
やがてねこ娘の言葉も意味をなさない喘ぎにまみれて、ただただ鬼太郎の激しさに耐え
その身に縋りつくことしかできなかった。
すらりと伸びた白い足が鬼太郎の腰にまわる。
しかしそれが抑制になることもなく、更に深く突き上げられるばかり。
豊満な胸は互いの間で振り子のように揺さぶられて止まらない。
内臓から食い尽くされていくように思えた。
現にねこ娘の秘裂からは、溢れ出た蜜にまみれて鮮血が伝い落ちている。
どれだけの時間が過ぎたのか。
激しい律動に耐え、左右に振れた頬からはふた筋目の涙が伝う頃・・・
獣のように唸るだけだった、食いしばった鬼太郎の唇から「ねこ娘」という呼び声がもれる。
ひときわ強く打ちつけられて身を反らすと、内側からはじわりと熱い猛りが突き昇ってきた。
「ッッッ」 「ひゃっ、あぁあああん!」
未知の最奥が満たされる。一度や二度ではおさまらなかった。
しばらくして鬼太郎の硬直が解けると、抱き崩れた肉体はそのまま床に溶けてしまいそうだった。
荒い呼吸に身を任せながらも、時おりびくっびくっと反応する。
漸く呼吸を取り戻したねこ娘はそんな鬼太郎が心配になってきて、そっとその身を抱きしめた。
「・・・鬼太郎・・・?」
甘い呼びかけに鬼太郎の上体があがる。
「ご・ごめんねこ娘。重かった?」 「ううん」
鬼太郎の重みが加われば加わるほど密着感が心地よくて、ねこ娘はもっととばかりに身を抱き寄せた。
「・・・いいの・・・かい?」 「うん。気持ちいいの」
全身汗まみれの体だったが、今はこうして抱き合っているのが心地いい。
しかし鬼太郎は、己の願望ゆえにその言葉を聞き誤った。
「そ・そうかい・・・。僕も・・・おさまりつかなくなってたから・・・」 「にゃん?」
「ねこ娘がいいって言うなら・・・」
そろりと身を起こし、ねこ娘の片足を抱え上げる。
動きやすい格好に固定すると、再び腰が揺らめいた。
「ンッ・・・?!にゃっ、ニャアアア!?」
爆ぜたはずのものは既に硬度を増し、前後するたびにねこ娘の膣を圧迫していく。
「き、鬼太・・・ッ!待っ・・・んんんっ!んふ・・・」
咎める口は塞がれてしまい、上も下も重なり合ったままより深い海に流されていくようだった。
不意に唇が離れれば、ねこ娘の頬に光る涙の筋に気付く。
「ねこ娘・・・」
しかし腰の律動はやまない。むしろ激しさを増すように思えた。
「泣くほど・・・、気持ちよかったのかい?」
嬉しそうに目を細めた鬼太郎は、目の前に上下するたわわな果実に食らいついた。
陽もとっぷりと暮れた頃。
明かりもなく暗い室内で鬼太郎は目を覚ます。
───夢・・・?
深い吐息がもれた。淫夢から目覚めた時はいつもそうだ。
また股座を汚してはいないかと手を伸ばすと、下着もつけず寝ていたことに気付く。
───・・・えっ?この体は・・・。
どうやら成人化していたのは夢ではなかったようだ。
ではねこ娘とのまぐわいだけが夢だったのだろうか・・・
暗闇でも住み慣れた家、家具伝いに明かりを探り当てて点すと、茶碗にも卓袱台にも
父の姿はなかった。
───父さん・・・どこかへ出かけたんだっけ?
ひとつ大きく伸びをし、朦朧とした寝起きの頭で記憶を呼び戻す。
「ん・・・」
すると呼び戻すまでもなく、現実が目の前に迫ってきた。
「ねっ!」 「ん・・・ぅん・・・」
鬼太郎の肌着一枚をワンピースのようにして身を覆ったねこ娘が、木の葉布団に横たわっていた。
明かりが眩しかったで寝返りを打ったが、まだ眠りからは覚めない。
途端に動悸、息切れ、過呼吸に見舞われ、冷や汗とともに血の気が引くのを感じた。
あれは夢ではなかったのだろうか。
これまで大事にしてきたねこ娘に対して、気を失うほどの欲望を叩きつけてしまったのだろうか。
───いや、違う。まさか僕が・・・あんな、あんなことをしてしまうわけがない!
しかし体は正直で。思い出した途端に股座はまだ足りなかったとばかりにぴんっと反応した。
───ねこ娘・・・怒ってる・・・だろうか・・・。
途中からは半ば強引にことを進めて、抑制も効かず激しく求めた鬼太郎に対して、
清廉な恋心を踏みにじったように思ったのではないかと、鬼太郎の冷や汗は止まらない。
取り返しのつかないことをした罪悪感に鬼太郎はその場に崩れ落ちる。
するとその物音に気付いてねこ娘が目を覚ました。
「鬼太・・・郎・・・?」
びくりと飛び上がれば、ねこ娘はおかしくてくすくすと笑い出していた。
「どうしたの?」 「どう・・・したのって・・・。怒ってないのかい?」
「怒るって・・・なんで?」
床の上に正座したまま、鬼太郎は今にも土下座しそうな勢いで身を強張らせていた。
「それよりどうしてそんなところにいるの?そんな格好で・・・」 「えっ・・・あぁ・・・」
フリチンで正座。ねこ娘は目のやり場に困るやらおかしいやらで肩を震わせていた。
「ごっごめん!」 「変なの。鬼太郎は大っきくなっても鬼太郎なんだねー」
姿形が変わっても鬼太郎は鬼太郎だ。堅物なところはあまり変わらない。
「寒くないの?」 「えっ・・・」
ちょいちょいと猫招きすると、鬼太郎は立ち上がる。
しかし同時に起ちあがったものまで視界に入り、ねこ娘は真っ赤になって俯いた。
「ごめん!」 「もうっ。鬼太郎ってば謝ってばかり」
木の葉布団に入れば二人分の温もりであたたかい。
横に並んで座り込んだまま、鬼太郎は頭をかいた。
「・・・謝るようなこと・・・したの?鬼太郎・・・嫌だった?」
「僕が!?そんなわけないじゃないか」 「そう?じゃぁ・・・いいんだけど」
ねこ娘の体が鬼太郎の肩に寄りかかると、自然にその背に腕がまわる。
「すごく、その・・・よかったよ」 「やだぁ!やめてよ、そんな言い方・・・ッ」 「ご・ごめん」
どんな言葉をかけてよいものか、非常に気まずい。
考えたところで、鬼太郎に女心などわかりようもないのだ。
「痛くない?」 「ん・・・少し」 「そう・・・。ご───」 「謝らないでったら!」
やっぱり怒っている・・・と鬼太郎は肩を落とした。
「僕のこと嫌いになった?」 「どうしてよ」 「だって・・・痛かっただろう?」
「痛かったけど・・・でも・・・。あ・あたしがしてって言ったんだから・・・」
言われて思い出す。挑発してきたのはねこ娘のほうだ。
自分はそこまでする気はなく、いつものようにねこ娘の肢体を弄ぶだけで充分だったのだ。
「・・・またしても・・・いい?」 「今ぁあああ!?」 「い・いや。今度」
できることなら今でもいつでもしたいとは思っていたが、多くは望めない。
鬼太郎が訊ねるとねこ娘は口をつぐんだまま、うんと頷いた。
「本当かい!?」 「うん・・・だけど鬼太郎、いつになったら元に戻るの?」
既に元の姿に戻ったねこ娘に比べて、鬼太郎はまだ妖怪の術からは解けていない。
「戻るまではできないよねー」 「・・・うん」
成人化したこの身が恨めしい。
大きな図体を縮込めて深く肩を落とした。
「あ。でもさ、また君が大人になったらいいんじゃないか?」 「えー・・・無茶言わないでよ」
やはりあれは無理がたたる変化なのだろうか。
そもそもあれは一体・・・
「ねぇねこ娘。君はどうやって・・・大人の姿になったんだい?」
「うーん・・・それはね。猫のヒミツ♥」
愛らしい笑顔にうまくはぐらかされたまま、鬼太郎はまたひとつ溜め息をつく。
妖怪の術がとけるまで、おあずけをくらったまま二人の初夜は終わりをつげた。
<了>
続きキタ━━(゜∀゜)━━!! (*゚∀゚)=3フッハー
互いに成人化しての初夜ですか(;´Д`)ハァハァ
今度は今のお互いの姿での初夜があるということで(*´Д`)ハァハァ
毎度毎度萌えをありがとうございまつ
乙!!
411氏は女性を抱くのが上手そうでつ・・・
グッジョーブ!!!!
411氏素晴らしい萌えを毎回ありがdでつ
まさかラクサシャがくるとは思いもしませんですた。
寝覚めシリーズ、鬼太郎念願のドッキングですが
元通りのねこタンに今後の鬼太郎がどうするのか気になってまつ
うおおおおおGJ!
念願の初夜!
「フハッ」にワロタ
411ネ申GJ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━!!!
GJ〜〜〜!!(*´Д`)ハァハァ!!!!
411氏のいらっしゃる方向を(勝手に決めて)日に4回は拝みたいと思いまつ
「ねこむすめ」
と口に出したときの響きに愛があると思う。
CRゲゲゲの鬼太郎やりたいな。
うちの近所のパチンコ屋に置いてないOTL
CRゲゲゲの4部っぽいねこちゃんのポスターみた
リーチ画面に出てくるのかな(*´Д`)
スカートのデザインが微妙に違うね>CR
後ろはバッテンになってるんだろうか
ハァハァ(;´Д`)ズラシターイ
>>278 なんとも言い難い萌えがあるね
むすめでねこで最強だ・・・
毎度乙です。
保守がてら
>178以降
『ベリアル戦・後日談』(三部鬼太郎×ネコ娘)>211-215>211-224>230-234
『ホワイトデーネタ』 (三部鬼太郎×ネコ娘)>240-249
『鬼太郎成人化ネタ』 (鬼太郎×ねこ娘)>259-271
283乙!
SS神々の復活はまだでつか・・・
連投スマソ保守がてら投下(´・ω・`)
三部の成人化っぽいネタ書いてみました。
導入部が非エロでスマソ
人知れず、深き洞窟を抜けた先に妖怪・色魔の城がそびえている。
好色・悪食の色魔はその城に各地から強奪した踊り子や侍女を囲い込み、
食用には人間の子供たちを捕らえていた。
今宵もまた色魔殿では酒宴が催される。
飲めや歌えやの宴。主席の脇には白い木綿衣装を身にまとった娘を傍らにし、
色魔は大盃で酒を煽っていた。
「お館様。盃が空いてるわ♪」
しなを作って酒を注ぐと、色魔はひとつしゃっくりあげてまた飲み干していった。
「お前は本当に気の利く娘じゃ」
愉快愉快とばかりに引き寄せると、娘は一瞬身を強張らせたが、すぐににこりと笑いかけ、
胸もとに伸びた色魔の手の甲に爪を走らせる。
「ぐっ・・・。はっはっはっ、手厳しいのう、ネコ娘」
「皆がいる前では恥ずかしいわ・・・」
ぽっと染まった頬。意味ありげな流し目を向けられて、色魔はぐふぐふと笑い出す。
恥らうところもまた愛しい。
ゲゲゲの森からネコ娘を奪い去ってからというもの、色魔は毎晩上機嫌であった。
「・・・ところで。ねえお館様?この城にはどうも昨夜から・・・匂いがするのだけれど」
「妖獣たちのことか?」 「いいえ・・・」
くんくんと鼻を鳴らし、不機嫌そうに眉を寄せる。
「人間の、匂いがする」 「随分鼻が利くのう」
するとネコ娘はぱっと明るい表情を見せ、両手を合わせて色魔に向き合った。
「アタシ人間の肝がだーい好物なのよ♪もしやお館様、ネコの好物と知って
捕まえてきてくれたの?」
楽しげな口調でネコ娘が言うと、色魔は酔いのまわった半目で肩を揺らす。
「そうか、それは知らなかったが丁度いい。わしも人間の子供は大好物なのじゃ」
ネコ娘の目が鋭く光る。
しかしすぐに笑顔に戻り、色魔の傍らに擦り寄った。
「───ねえ、人間達はどこに捕らえているの?」
「・・・そんなことを聞いてどうするつもりじゃ」
疑いの目を向けられてもネコ娘は動じない。口端を微笑ませたままで耳もとに囁いた。
「あら。アタシがつまみ食いでもするとご心配?」
「お前のその細い身で、あれだけの人間共を食い切れはせんわ。かっかっかっ」
「あーらそんなに沢山!?」
舌なめずりすれば紅をさした唇は潤い、艶を増す。色魔はでれでれと目を細めた。
「それほど好物であれば明日にでも用意させよう」
「嬉しい!だからお館様ってス・テ・キ♥」
抱き寄せようと伸ばした腕はしなやかに交わし、ネコ娘は悪戯っぽく微笑んだ。
「でもね?アタシの好物は丸々と太った人間の生き肝なのよ?」
「生き肝?」
「色魔様ったらご存知ないの?肝は鮮度が命。殺してしまってから料理するよりも、
栄養をたっぷり与えた人間の、生きた体から掴み出して食べるのが一番の美味なのよ」
鋭い爪を尖らせて、妖艶な表情を浮かべる。
「そ、そうか・・・。可愛い顔をして残酷なことを言うのう」
「まあひどい!」
おどけて笑い出したが色魔は真剣な面持ちでネコ娘を見据えた。
「・・・お前は人間寄りの妖怪・鬼太郎とやらの仲間だったのではないのか?」
その名に反応してネコ娘の笑い声が止む。
幽かな表情の変化を見逃さぬよう、色魔はじっと凝視していた。
「フ・・・ウフフッ。それは昔のことだわ」
「・・・そうかのう・・・?」
色魔の目の前に顔を寄せて、じっと見つめあう。
「アタシは強い男が好き」 「む・・・」
「色魔様に恐れをなして、対することもなく逃げた妖怪など、もう忘れたわ」
盃を置いた手を取り、両手で包みこんで頬擦りする。
「この世で一番強い御方はだぁれ?」
首を傾げて上気した瞳で覗き込まれれば色魔はひとたまりもない。
「目の前におる」
白い首筋を撫で上げれば、ネコ娘は戯れに 「にゃぁん♪」と鳴いた。
「知ってるわ♪だからネコは、強い御方がス・キ♥」
「かっかっかっ、愛い奴じゃ。どぅれ今宵こそは可愛がってやろう」
引き寄せる腕をするりと交わして、ネコ娘は両腕で己の身を覆う。
すっかり骨抜きの色魔にとってはそんな恥らう姿も初々しく見えた。
「イヤン♥お館様ったら気が早いんだから」
「そうは言っても・・・のう?そろそろその身を委ねても良いだろう」
「だってぇ・・・」
ぽっと頬を赤らめて俯く。
「滋養がなければ立派な世継ぎを孕めないじゃないの・・・。ねえお館様?お館様にとって
アタシはこの城の側女たちと同等なの?」
「お前は特別じゃ。妻にしたいと何度も申しているではないか」
「嬉しい♪じゃぁちゃぁんとご馳走用意なさって?そしたらアタシも・・・」
上目遣いにちろりと色魔を見上げる。
「アタシをご馳走してあげる♥」
「よ・よし判った!ではお前の好物・人間の生き胆をたっぷりと用意させよう」
「あれあれ焦らないで。脆弱な人間ではもの足りないわ。たっぷりエサを与えて太らせて?」
「判った判った」
手下の妖怪に合図し、捕らえた人間共にエサを与えておくよう言いつける。
「血肉になるようたっぷりと美味しいものを与えてね?そのほうがウンと肝が美味しくなるんだから♪」
色魔が泥酔すれば宴も終わりを迎える。
手下の妖怪数名に担ぎ上げられて寝所へと消えていった。
与えられた一室で、ネコ娘はしゅるりと木綿の衣を下ろす。
室内にはネコ娘の姿しかなかったが、ひそひそとした口調は語りかけるように続いた。
「・・・思ったよりも口が堅いわね・・・」
寝着を身にまとい寝所に就くと、枕元に尺取虫にも似た一本の髪が近付いてきた。
とんとんと突き、信号を発する。
「・・・そう。やっぱりあの地下洞の先に牢屋があったんだ・・・」
エサを用意して牢屋に向かった手下を尾行し、人間達の居場所はわかった。
しかしその扉には特殊な宝珠で封印され開かれることなく、小窓から料理を投げ込まれたのだという。
「・・・色魔しか開けられないのかしら・・・」
それは判らない。ただ、力任せでも毛針を鍵代わりにしても、開けなかったのだという。
ネコ娘は眉をひそめうーんと考え込む。
「わかった。もう少し頑張ってみるわ」
髪の毛は何か言いたげにネコ娘の指に絡みついたが、そこで妖力がとけてはらりと力をなくす。
ただの髪の毛一本落ちていたところで、色魔の手下に気付くことはなかった。
<続>
411神キタ━━(゜∀゜≡(゜∀゜≡゜∀゜)≡゜∀゜)━━!!
立て続けに乙でつ!!
今なら言える!!
411神の高校生バージョンの鬼太郎も
四部鬼太郎のように野望をかなえてあげてくださいと!!
妖艶なネコ娘にドキドキ(;゚∀゚)=3 ハアハア
どんどん新境地を開拓していく411氏を尊敬します。
続きが楽しみだー。
wktkしながら待ってます
ここの神って、何人くらいいるのかな
みんな文章上手だね
書き手も描き手も4〜5人ぐらいはいると思うが今もこのスレにいるのかどうか。
アマンアマン神の降臨を待ち望んでスレ保守の投下を続けることしかできず・・・(´・ω・`)
>>291-293 d
その後の高校生バージョンは書いたものがあるけどオチが今一なので
も少し練ってから投下します(`・ω・´)覚えててくれてありがd
異次元の空に赤い月の昇る晩。
ネコ娘の花嫁衣裳が届けられた。
それは白く清楚なものではなく、色魔好みの色とりどり宝石に飾られた衣装だった。
ひらりとひろがる布ではなく、必要最小限の部分のみを覆っただけの服。
むしろ鎖に宝石が縫いとめられてジャラジャラと鳴る、枷のように重い衣装だった。
「おおネコ娘、よく似合っているぞ」
相変わらず色魔の趣味は疑うところばかりだが、ネコ娘は無言で微笑みかけた。
「緊張しているのか?今宵は随分とおとなしいが・・・」
緊張ならばしている。
時は熟し、機会は今夜しかない。
ここまで順調に進んだ作戦を成功させるよう、責任感に満ちた緊張は隠しきれなかった。
「・・・アタシを大事にして下さる?」 「勿論だとも」
「隠しごともしないと誓って下さるの?」
「何を隠すことがある。わしのものはお前のものとなり、お前のすべてはわしのものとなるのじゃ」
「男はみんな・・・調子がいいことばっかりいうんだから」
つんと顔を背けると色魔の笑い声が響く。
背後から回った獣の手が、じゃらりと音を立てて宝石を編みこんだネコ娘の胸あてを掴んだ。
「お前の過去を探る気はないが、わしのことだけは信用して良い」
衣装越しに胸をわし掴む色魔の手に手を重ねる。
「・・・じゃぁ、お館様の弱点はなぁに?」 「簡単なことだ。ネコ娘、お前じゃ」
浮いた言葉にネコ娘の顔に笑顔が戻る。色魔は上機嫌でネコ娘を抱え上げると、
地下洞への階段を下りて行った。
左右には松明が列をなし長い長い階段の先を照らす。
屋敷中、宝物庫から何から自慢げに案内されたが、この先へは連れていかれたことはない。
偵察に聞いた牢屋はこの先にあるのだろうか。
「フフッ・・・今お前が考えていることを当ててやろうか」
「・・・・・・え?」
色魔の首に腕を回したまま、ネコ娘の笑顔は凍りついた。
揺れる松明の明かりは、凹凸のある色魔の影を妖しく映し出す。
「不安、恐れ、怯え・・・どれもわしら妖獣の好物だ。今のお前からも匂いたっておる」
「・・・」
色魔がどこまで気付いたのか、ネコ娘は慎重に探っていた。
まだごまかし続ける手段はある。
「ご馳走を横取りされないかと心配しておるな」 「ご馳走?」
階段の果て、妖獣紋の彫刻が施された大扉がそびえる。
鼻をすするまでもなく、扉の脇にぽっかり空いた小窓からは人間の匂いがプンプンとしてきた。
「まあ♥ ネコの好物を覚えててくれたの?」
「不粋な場所だが婚礼の晩餐に、たらふく生き肝を食わしてやろう」
「嬉しい!じゃぁ早くこの扉を開いて?」
「かかかっ、いくらわしの怪力でもこの大扉は開けぬわ」
「ではどうするの?あーん、ここまできて焦らさないで、お館様♥」
抱かれたままの腕の中、足をじたばたとさせる。
「この扉の封印は・・・ほれ、その鍵穴に宝珠をはめねば開かれんのだ」
「宝珠?」
じゃらんと音が鳴る、ネコ娘の衣装。その胸元に一際大きな宝珠の形は鍵穴の凹みと同じ。
「これ・・・が?」
「そうじゃ。いつでも好物を食えるよう、封印の鍵はお前に授ける。わしはこの牢の人間が
途絶えぬよう、いくらでも人間の子を引っ捕らえてやろう」
「お館様・・・ありがとう!でも、これ・・・せっかくの衣装にはめこまれて・・・てぇ・・・」
「脱げば良いではないか」
色魔の鼻息があがる。
パーツは上下分かれているものの下着も布一枚もない。
今までは身にまとっていた木綿の・・・一反の木綿も脱ぎ捨てられていた。
好物が欲しければ自ら肌をさらすよう考えられた衣装に、ネコ娘は頬を染めた。
「こんなところで・・・恥ずかしいわ♥」
「手下供は洞口に下がらせてある、ここにはわしとお前だけじゃ。何を恥らうことがある?」
「でもぉ・・・」
ここは機を逃して後で再び舞い戻るべきか。それでは色魔の疑いを誘うか。
上目使いで恥じらいに肩をすくめたまま、ネコ娘は考えこんだ。
しかしこの宝珠が本当に牢の大扉を開くのかも確かめたい。
「・・・」
ネコ娘は意を決して、片手で胸を覆いながらうまく胸あてを外した。
宝石同士がじゃらりじゃらりと鳴る。
ネコ娘の片手で持つにはずっしりと重い宝珠飾りの衣装。
「いやぁん♥ お館様ったらそんな目でじっと見ないでぇ」
細い腕の片方では胸の先を隠すのが精々。
白肌に浮かぶ柔肉の谷間ははっきりとのぞけて、色魔の目つきは変わっていた。
今宵こそはその胸もその身も全て自分の手に落ちる───
その前に食を満たしてやろうと、色魔は鍵穴へと近づいた。
ゴトン・・・
重々しい音で鍵穴に宝珠がはまりこむと、封印が解けて大扉が左右に開く。
中には絶望し、泣き疲れてうな垂れた人間の子供たちが壁際に並んでいた。
繋がれてはおらず、また、ネコ娘の望み通り餌を与えられたのだろうか、
捕らえられている割にはどの子供も丸々と太っていた。
「どうじゃネコ娘、わが妻よ。気に入ったか?」
「・・・」
この宝珠で扉は開く。逆にいえば、この宝珠さえあれば扉は開かない。
考えようによってはこの大扉は、人間の子供たちを守る盾にもなる。
ネコ娘は無言で宝珠を鍵穴から引き上げて、大扉を閉じた。
「むう?どうした、好物ではなかったのか」
「・・・お館様。素敵な贈り物をありがとう」
にこりと微笑みかけると、ネコ娘は瞬時に化け猫面と化して、鋭い爪で色魔の顔を引っかいた。
「うわっぷ!!」
致命傷を与えることはできない、ただの目くらまし程度だった。
色魔の腕から降りると、ネコ娘は合図の口笛を吹いて階段を駆け上がって行った。
「おのれネコ娘・・・お前は・・・っ」
色魔の体もみるみるうちに妖獣化し、その手は前足と化して階段を追いかけて行った。
長い長い地上への階段。
ネコ娘が追いつかれそうになった瞬間、色魔の顔に固い下駄が打ちつけられた。
「そこまでだ、妖怪・色魔!」
「ぬうっ、貴様は・・・臆病者の鬼太郎!」
「閻魔大王の命により、人間界を脅かした罪状でお前を捕らえる!」
「フフフッ・・・。絶えた幽霊族の生き残りが戯けたことを!こちらから出向いてやったのに
身を潜めて逃げ回ったお前如きに、このわしが倒せるものかっ!!」
妖獣化した色魔の裂けた口からは妖炎が吐き出された。
「鬼太郎!・・・この宝珠が封印の鍵よ・・・」
「・・・解かった。僕はあいつを外に連れ出してやっつけるから、その間に子供たちを外へ・・・」
「・・・でも、洞口には手下たちが・・・」
「・・・やつらならもうとっくにぬりかべに潰されたよ・・・。さあ来い色魔!今度こそ僕が相手だッ!」
「何を小癪な!また逃げるのかっ」 「ここまでお〜いで!」
尻をぺんぺん叩いて舌を出せば、色魔は咆哮をあげて追いかける。
元来、追うのが好きなタイプなのねえ・・・と、ネコ娘は呆れ顔で見送った。
<続>
続きキター♥
ネコタンがオパーイ触られる描写でよくあの鬼太郎が攻撃しかけなかったかと
いやまてよ、この事件が解決した後に鬼太郎のヤキモチが爆発して
ネコタンがえらくぁwせdrftgyふじこlp;@ !1!!111
小悪魔なネコたんに色魔も漏れもメロメロでつよ
よくこんなの思い付くなー
411氏の妄想力尊敬!
トップレスで逃げるネコ娘(;´Д`)ハァハァ
す、すんばらし…
続き〜待ってます〜!
306 :
名無しさん@ピンキー:2006/04/30(日) 22:52:44 ID:kzV3nTDO
3期のDVD三田…じゃなく観た
三田ネコやっぱエロ可愛い
三田声の集大成だと信じて疑わないよ
なんともいえぬ愛らしさ!
>>300の続き
再び牢屋に舞い戻り、宝珠で大扉を開く。
中の子供たちを誘導する頃には、城内の手下供を倒した仲間たちが地下牢へ手伝いに来た。
「何じゃネコ娘、その姿は!」
「ひゃあ!もう〜子泣き爺ったらあんまり見ないでよッ」
子供たちを救い出すのに夢中で、己の姿を省みることも忘れていた。
「もう大丈夫だからね?お姉ちゃんたちとおうちに帰ろうね?」
怯えた子供たちをどうにか地上にあげ、子泣きを先頭に妖怪トンネルへ誘導する。
最後の一人の後ろに砂かけが続き、くるりとネコ娘に振り返った。
「お前も早う戻らんか!」 「でも、まだ鬼太郎が・・・」
異空間の空は緩んだ結界に歪み、異様な模様を映し出す。
色魔の手によって守られたこの空間、色魔のためだけに存在するこの城もまた、
その力が弱まっていくごとに砂の牙城と化していく。
鬼太郎が優勢であることはその様子でも明らかだった。
「あやつなら心配ない!わしらは先に戻るのじゃ」
「でも・・・。おばば、先に戻ってて!一反木綿、行こうっ」
了解と低空飛行して翻った一反木綿に跨った時だった。
「下駄、トルネード!」
突風が走り、妖怪トンネルのすぐそばへ色魔もろとも瓦礫の中へ崩れ落ちる。
瓦礫の狭間から見える色魔の姿は、煙りをあげて妖獣化が解けていく。
「まだここにいたのかっ、早く帰るんだ!」
「鬼太郎!無事だったのねっ」
「・・・当ったり前だろっ。あとはこいつを閻魔様の前に連れてくだけさ」
閻魔大王より授かった封印の布袋を取り出してぐるぐると口紐をほどく。
人手不足の地獄の使いにでもするつもりなのだろう、倒すだけではなく捕らえるよう
大王から言い遣ったのだ。
「・・・まさか。君まで僕を臆病者だと思ってたわけじゃないよね?」
「そんなんじゃないよ!」
「ふうん・・・」
憮然のした顔つきで、宝珠に飾られたネコ娘の花嫁衣裳を一瞥する。
ふくよかな胸肌は両腕で覆われているがすべらかな素肌は隠しきれない。
腰を覆う下の衣装も腿をぎりぎり隠す程度の短さで、色魔好みの露出した衣装だった。
「そんな格好しちゃってさ。妖獣王妃気分は楽しかったかい?」
「鬼太郎ッ」
ネコ娘を囮にし、たとえ悪妖怪であろうと騙すような計略を鬼太郎は反対した。
しかし色魔城の結界は強力で、忍び込むためには内部から道筋を開く必要があった。
捕らえられた人間たちの居場所さえも解からない状態では安全の確保もできず、
内部からの偵察が必要だったのだ。
色魔の生態を観察し、報告する。
やがて結界の抜け道を知った鬼太郎たちは身を潜めて監視はしていたものの、
見れば見るほど不愉快なことばかりで、鬼太郎は色魔をこの手で倒すのを
今か今かと待ち望んでいたのだった。
「あ〜んな甘い声、僕だって聞いたことないさ・・・」
「そんなところまで監視してたの?!」
「少しは情が移ったんじゃないのかい?あれだけ・・・うん?しまった!」
倒れたはずの色魔の姿は消え、瓦礫伝いに地面が盛り上がる。
「きゃああああ!」
地中から表れた色魔は最期の力を振り絞り、ネコ娘の腕を捉えた。
「ネコ娘!!」
「この・・・ウソツキ女めッ!」
ネコ娘の細い手首は両方束ねられたまま掴み上げられて、吊り上げられたように
掲げあげられる。
色魔の目の色は正気を失い、妖力を秘めて赤く光った。
妖獣化した口は耳まで裂けて、鬼太郎との攻防に溢れ出した血が口もとを伝う。
鋭い牙は今にもネコ娘に齧りつきそうで、鬼太郎は無抵抗の証明に腕を開いて叫んだ。
「ネコ娘を放すんだ!・・・そうすれば・・・命ばかりは助けてやるッ」
だからこんな計略は嫌だったのだ。騙すようなことをすれば恨みが残る。
囮としての危険だけではなく、恨みの矛先がネコ娘に向かうことを鬼太郎は嫌ったのに。
しかし仲間たちの作戦を止められなかった自分にも責任はある。
どんなに後悔しても足りず、鬼太郎はぎりぎりと唇を噛み締めた。
「地獄の果てまで逃しはせんわ!」
掴み上げられた両手首はぎりぎりと締められて、ネコ娘は吊り上げられたように
まっすぐに宙に浮いた。
無防備に晒された胸が揺れ、差し出された生贄のように力を失った。
「き・鬼太郎ッ」
「ネコ娘!今、助けるから・・・待ってろ!」
「・・・いいよ、鬼太郎。このままその封印を向けて・・・!」
「何、何言ってるんだ!これは・・・」
布袋は色魔もろともネコ娘をも封印してしまうだろう。
閻魔大王の手で封印は解けるが、その時にはもう妖力も搾り取られて、
ドロドロに蕩ける寸前の姿を留めるのみだ。
「言ったでしょ?お館様。あたしは強い男が好き」
「なにぃ・・・?」
「鬼太郎は・・・この程度のことを躊躇したりしない。仲間の一人ぐらい犠牲にできる、
精神的にも一番強い男なんだからッ」
鬼太郎へも向けるように強く言い切る。
このくらいのことで途惑ったりしない、強い鬼太郎をネコ娘は望んだ。
「地獄の果てまでついてってあげるわよッ。さあ鬼太郎、早く!」
「ッッ!」
鬼太郎のこめかみから汗が伝い落ちる。
ネコ娘の覚悟を前に、踏み切れぬ己自身に苛立っていた。
鼓動だけがドクリドクリと高鳴って、時を告げる。
「鬼太郎!」
急くネコ娘の声に弾かれて、鬼太郎は封印の袋口を構えた。
「・・・一反木綿・・・この布袋、閻魔様に届けてくれっ!」
上空の一反木綿にそう指示すると、鬼太郎はくるりと身を反転して、布袋口を開いた。
「き───」
鬼太郎諸共色魔もネコ娘も風圧で吸い寄せられるように布袋に封印され、
支えを失い地に落ちた布袋は、一反木綿の手によってきつく封印の紐を閉じられた。
「鬼太郎どーん・・・」
返事はなく、布袋は何事もなかったように元の無機質な袋に戻る。
一反木綿は宙を舞い、妖怪トンネルへと向かった。
続きキタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━!!!!!!
三田ネコと戸田鬼太郎の声で読めてハァハァ
GWに411神の嬉しい置き土産が!!
wktkしながら待ってます(*´Д`)ハァハァ
アニメ見てるみたいだああああァあぁああぁあぁああああぁあああああぁぁぁ〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
>>311の続き
封印袋の中。
物理では説明できない異次元の牢に落ちて、足場もゆらぐ不思議な空間の中、
鬼太郎は色魔を捕まえた。
「よくもネコ娘を!」
まっさかさまに落ちた拍子にネコ娘は引き離され、単体になったところを鬼太郎の
拳骨を脳天にくらった。
「ちょっともうやめなよ〜!気絶してるじゃないの」
殴っても殴り足りないとばかりにサンドバッグにしていたが、ネコ娘の制止が入り、
気絶した色魔はちゃんちゃんこでぐるぐる巻きにされた。
それでも気が済まないのか鬼太郎の鼻息は荒く、鋭い目つきで睨みつけている。
「へえ〜。封印袋の中って案外広いのねえ」
「ここは架空の空間だよ。僕たちのこの身も・・・ね」
「え?」
「こう見えてこの体はもう存在してないんだ。魂レベルでドロドロに解けちゃってるんだよ」
「??」
言っている意味が解からず鬼太郎の体に触れ試しに突ついたが、別に解けてはいない。
「だから!これは仮の姿、魂の記憶が見せる幻だよ」
「よく・・・解からないけど。とにかく、鬼太郎だけでも出られないものかしら?」
辺りをきょろきょろと伺ったが掴み所もない空間。
広いようで狭く、狭いようで無限。
出口も入り口も見当たらない。当然ながらやはり封印、されている。
「無理さ。ここの封印は閻魔様にしか解けないよ」 「そう・・・なんだ。やっぱり」
「まあ今頃は一反木綿が運んでくれてるんだろうから、気長に待つしかないよ」
気絶して返事もない色魔をくるんだちゃんちゃんこを枕に寝転がる。
どんなところにいても昼寝するには充分だった。
「・・・ごめんね。あたしが油断したから・・・」
「もういいよ。油断してたのは僕も同罪だしさ」
「ううん。鬼太郎までこんな目に遭わせるなんて・・・。きっとみんな心配してるよ」
こんな時まで他人のことばかり心配しているネコ娘に呆れて、鬼太郎は身を起こした。
「さっきから妙なことばかり言うね。僕だけここから出したいって・・・
コイツとふたりっきりにでもなりたいのかい?」
返事もないちゃんちゃんこ巻きを叩くと、ネコ娘はそんなわけないじゃないとむくれた。
「みんな鬼太郎のこと心配してるから、だから・・・」
「それはどうかなあ。意外とみんな薄情なところもあるし。この作戦だって僕はあんなに
反対したのに、結局君を囮にするなんて言い出すしさ。解かったもんじゃないよ」
「鬼太郎とは話が別だよ!みんな鬼太郎を頼りにしてるんだから」
身を乗り出して厳しく詰め寄ると、鬼太郎はぴんと背筋を伸ばす。
「昔と違うんだから、あたしはもうそんなに斬撃じゃ戦力にならないし・・・
こういう作戦のために必要なんでしょ?」
「な・・・んだよ、それ・・・」
力任せに戦っていた子供時代とは違う。
より強い妖怪に成長した鬼太郎に立ち向かう妖怪は成りを潜めたものの、
閻魔大王が手を焼くほどの大妖怪のみを相手にする今となっては、ネコ娘の妖力では
歯が立たない。
掴まれた腕を振り解くこともできなかった己の非力さに、悔しがる時代もすでに過ぎた。
「だから・・・そのぉ、女の武器っていうか・・・」
「何言ってるんだい。そんなものは」
効かないよ、と言いかけたが、その視線はネコ娘の胸に釘づけだった。
身を乗り出したせいで両腕に挟まれた胸は寄せられて、いつも以上に膨らみを強調している。
ネコ娘の女の武器は、鬼太郎退治には効果覿面なのだろう。
「ん?・・・ああー!」
鬼太郎の視線を追い、やっと半裸の姿に気付いた。慌てて胸の膨らみを両腕で覆う。
鬼太郎もまた己の股座を覆い、服の上からでもわかる膨らみを引け腰に隠した。
「な・何よ!この体は幻なんでしょ?どうしてそんな・・・反応しちゃうのよっ」
「だってここ半月ずっと・・・ご無沙汰だったし。それに・・・」
色魔の好みで艶やかな遊女姿をさせられたネコ娘を遠くから見つめながら、
化粧や着飾る姿にあまり興味のない鬼太郎でさえそそられていた。
演技とはいえ媚を売り、しなをつくるネコ娘の姿は妖艶で。
幼い頃からよく知るはずの娘の見たことのない姿をかいま見たようで興奮していた。
「・・・ねえネコ娘・・・?」 「ダメ!絶対に嫌!」
鬼太郎の声色だけで、その呼びかけが何を意味しているのかすぐに察知する。
「・・・まだ何も言ってないだろう」
「言わなくったってわかるもん!鬼太郎・・・戦いの後はいっつも・・・激しいんだからぁっ」
闘争心による昂りが収まらないせいか、たまの戦いの後に激しくネコ娘の体を求めるのも
二人の間では常となっていた。
齢を重ねてからというもの、少年時代ほど無茶をすることのなくなった鬼太郎も、
この時ばかりは油断がならない。酷い時には隣部屋で仲間たちが勝利の宴をくり広げる間、
構わず押し倒されたことだってある。
成長した二人の仲を容認されてからというもの、仲間たちも知らぬふりをしながら
気付いてはいるようで、ネコ娘は言うに言えぬ気恥ずかしい思いをさせられていた。
「それにこんなところで・・・絶対にダメだからねっ」
とはいっても、鬼太郎の責めに弱いのは少女時代から変わることはなく。
「・・・ねえ?誰も見てないんだから・・・いいじゃないか」
擦り寄る鬼太郎から反らした顔は赤く火照り、けして逃げようとまではしない。
色魔の色攻めもすんなり身を交わしてきたネコ娘の術は、発動することもなかった。
「ダメったらダメっ。あいつがすぐそこにいるじゃないの・・・」
「気絶してるよ。それにちゃんちゃんこの中にいちゃぁ、覗けもしないだろう?」
赤い頬に口づけるとピクリと肩をすくめる。
耳たぶを甘噛みすれば、垂れ下がった耳飾りがしゃらんと音を立てた。
「ダ・メ!」
片手では押しのけ切れず身を捩れば、重心が揺らいでそのまま抱き倒された。
拒否する言葉とは裏腹に、見開いた大きな瞳は薄っすらと潤んで。
強固につぐんだ唇までも、差し出された美味しそうな果実にしか見えない。
「・・・もう我慢できないよ・・・」
熱っぽい鬼太郎の声にネコ娘の体にもぞくぞくと痺れが走る。
鬼太郎の嘆願に弱いのも相変わらずで。
「隠さないで、見せてよ・・・ね?」
胸を覆う手を掴み、隠し切れぬ谷間を舌でなぞると、娘の身は弛緩して砦は決壊した。
横になっても豊満な胸は張りをそのままに、なだらかな丘を象る。
「ぁっ・・・ゃん」
鬼太郎の顔が沈めば尾根から突端まで舌が這いまわり、娘の情欲に火がともる。
そうせずにはいられずに身を捩る姿は、鬼太郎を欲情させるばかりで、
食らいついた柔肉を左右に移動しながらも、その手は細くくびれた腰をまわって
下へ下へとおりて桃尻を掴んだ。
じゃらん・・・と宝石を並べた下の服が当たる。
脱がし方もわからず、脱ぎ口を探して隙間から指を入れて弄りまわせば、
ネコ娘の両足はゆっくりと交互に伸縮を繰り返す。
「ふ・・・やぁ・・・はぁん、にゃああん・・・っ」
じわりじわりと煽られてネコ娘の声も夢見心地に蕩ける。
しかし鬼太郎は、いつまでも脱がし方が見つからずに焦れて、服の上からごりごりと
ネコ娘の恥骨辺りを撫で上げた。
「ひっ!ひゃあああんっ!」
大小とりどりの宝石が擦りつくのか、異様な感触にネコ娘の喘ぎがあがる。
両膝が跳ね上がり鬼太郎の身を挟み込むと、電気を受けたように痺れあがった。
「・・・これ。どうやって脱がすんだよ・・・」
苛立って鬼太郎が呟くと、ネコ娘は鬼太郎の背に手をまわして抱き寄せた。
<続>
実体はないのにお互い反応する二人(*´Д`)ハァハァ
続きキタ━━(゚∀゚)━( ゚∀)━( ゚)━( )━(゚ )━(∀゚ )━(゚∀゚)━━━!!!!
毎回力作と多大なる萌えを提供してくださるありがたい411神に感謝の限りでつ
他の神はどこにお隠れになったのか
スレの活性化に萌えを提供したくとも、漏れに才は無し…(´・ω・`)
覗いてみたら続き
キテタ━━━━━━(´∀`)━━━━━━ッッ!!!!!!!!
だいすきだー!411氏GJ!
>>319の続き
耳元にか細い声で囁きかける。
「・・・よこ・・・」 「え?」 「左の・・・とこ・・・」
左腰に目を向ければ、宝石の間に繋ぎ目らしきものがあった。
ひとつはずせば網状に広がった服がゆるみ、引き下ろすのも容易だった。
枷が外れたように身が軽くなる。いくら高価な宝石であっても、こんな衣装はこりごりだ。
「あん・・・っ」
脱がした途端に身を捩り、ぴったりと閉ざされてしまった膝に手を割りいれて、
すべらかな腿を撫で上げながら沿いあがっていく。
鬼太郎の武骨な手が若い繁みにたどり着くと、ネコ娘はびくんと跳ねて身を起こした。
「あたしだけじゃ・・・やぁっ」
鬼太郎の膝に腰かけて首筋に腕を回すと、ネコ娘のほうから唇を寄せた。
ぷるんと柔らかな唇が重なる。舌と舌が鬩ぎあう口づけの合い間にも、
ネコ娘の手は鬼太郎の服を引き上げて、窮屈な下半身の封印を解いた。
そんなふうに積極的にされたら鬼太郎は一溜まりもない。
膝上までスボンごと下着を引き下げただけの格好で、胡坐をかいた己の上に
ネコ娘の腰を引き寄せた。
「にゃあああん♥」
隆起した猛りが姿を消す。
奥まで突き立てた挿入感に鬼太郎は喉を反らして呻いた。
まとわりつく肉襞は求めるようにきゅうと収縮してきて、鬼太郎の目の色が変わる。
ネコ娘の双丘を揉む手には力がこもり、がっしり掴み上げて引き上げた。
「アッ!あんんっ、んっ、んくっ・・・んっんっ!」
座した鬼太郎の上でネコ娘の身が上下する。
硬く反り上がった雄芯に肉壁を擦り上げられて、ネコ娘の手は鬼太郎の背を掴んだ。
抱き寄せるせいで鬼太郎の顔は豊満な胸間に埋まり、柔らかな感触が頬を楽しませた。
激しい抽迭にネコ娘の足は痺れたように硬直し、鬼太郎の成すがままに耐えるしかない。
「あぁんっ、あっ・・・はあぁん、き・・・きたろっ!」
急激に攻め立てられた快感にまともに呼吸をする暇もない。
苦しげに喘ぎが漏れ、朦朧とする意識の中で内側から情欲が身に宿る。
耐え切れないとばかりに服越しの肩に歯を立てれば、齧りつかれた痛みまでも
鬼太郎の官能を誘った。
「・・・フフッ」
鬼太郎の口端が怪しく上がる。
正気を失いかけたネコ娘の衝動に煽られて、前のめりにその身を組み敷いた。
「いけないネコちゃんだねえ・・・。人間の生き肝よりも幽霊族の肉が好物なの?」
すらりと伸びた片足を肩に抱え上げて、鬼太郎は意地悪く笑う。
言われて初めて気付いたのか、ネコ娘は鬼太郎の肩から口を離した。
しかし食らいついているのは上の口だけではない。
「ゴ、ゴメ・・・ン、ぁ・・・あぁああん!」
ひと突きすれば肉壁は鬼太郎のものに食らいつくように伸縮した。
膝立ちになって互いの結合部を覗きこむ。
少し腰を引けば蕩けた肉襞は切なげに収縮して、鬼太郎の肉欲を更に頬張りたいと
よだれを垂らして、貪欲に引き止めるようにも見えた。
「・・・大好物みたいだね」
その身は鬼太郎を求めているのは明らかで、指摘されれば言葉もない。
恥じらいに目蓋を閉じて顔を反らすネコ娘の表情は鬼太郎にとっても大好物だ。
前後するたびに揺れる柔らかな胸の律動を恍惚と眺めながら、その動きは
激しさを増していった。
「あっ、あっあぁあ・・・ぅん、あん、あ・・・はぁぁああん!」
自然と跳ねる腰。反り返った背中。
より高い嬌声が響いても鬼太郎は休む暇を与えず、その身を突き上げた。
硬直した肢体。ふるふると揺れる胸だけが柔らかさを残している。
覆い被さって赤い果実ごと食らいついた。
突起した乳首を音を立てて吸い付くとネコ娘は限界を超えて首を左右に振る。
鬼太郎の激しさを受けとめて耐えるだけだった腰はそうせずにはいられぬように
ゆれて、その腰つきはまるで鬼太郎を誘うようにさえ見える。
「き、鬼太ろっ・・・や・・・はっ・・・にゃあぁぁあん!」
「ネコ娘───ッ」
忙しなく蠢いていた重なり合う二人の体が痙攣して固まる。
秘めたる肉壁には鬼太郎の吐き出した熱い欲望が突き上がっていた。
ドクッドクッと脈動を走らせながらたっぷりと膣内を満たす。
射精感に身震いしてきつく目を閉じた鬼太郎は息を詰めて、
しゃくりあげるように痙攣するネコ娘の体の上に抱き崩れた。
荒い呼吸を整えながら目を開けば、まだ快楽の果てに堕ちた愛しい娘のしどけない姿。
上下して呼吸する柔肉に頬を当てたまま、恍惚の表情を見つめていた。
「ネコ・・・娘?」
呼びかければゆっくりとその目蓋が開く。
薄っすら涙を浮かべて見つめ返す瞳は、ぞくりと背筋に走るほど扇情的だ。
艶やかな唇からは甘い吐息がもれていたが、その唇はすぐ不平気味に窄められた。
「・・・激しいんだから・・・もぉ・・・」
「強い男が好きなんだろう?」
戦いだけではなく精神的にも、そして性欲も・・・?
ネコ娘は真っ赤な顔で首を横に振った。
「えっ・・・あれも演技だったのかい?」
どこからどこまで色魔騙しの演技だったのか見失い、鬼太郎は目を見開いた。
やはり女は魔性の生き物。愚直な鬼太郎は翻弄されるばかりだ。
「べ・別にあたしは、強いから好きなんじゃないわよ・・・」
好きな男がたまたま強い男だったのだと、ネコ娘は小さく囁いた。
思わずポーッと赤く火照った頬をごまかす照れ隠しに鬼太郎は問い返す。
「ふうん・・・。それって誰のことだい?」
察しているくせに意地悪な鬼太郎の言葉にネコ娘は目を細めた。
「誰かしら?」
互いに答えを知りながら戯れに問いかけ合う間にも、再び首をもたげた鬼太郎の肉欲は
ネコ娘の肉壁を突っつき始める。
「言ってごらんよ、ネコ娘?ねえ・・・誰だい?」 「うふふ♥」
重ねた体を緩やかに滑らせて問答を繰り返しているうちに、ネコ娘のほうから余裕を失う。
切なげに身もだえしてちらりと見上げれば、互いの求めているものは同じだと確認できた。
戯れた笑い声に甘い吐息が交じる。
しかし鬼太郎は知らぬふりをして「言うんだネコ娘・・・」と問いかけるばかりだった。
「ね、鬼太郎?鬼太郎・・・は?鬼太郎は強い女が・・・好き?」
「うん?僕は───」
気の強い女に惚れてしまったとは思っているが、だから好きになったとも言い切れない。
惚れた理由など記憶の中に埋もれてしまうほどの時間をともに過ごしていたから、
今となっては端的に言い表すことは困難だった。
律儀に考え込んでしまった鬼太郎を、ネコ娘はぎゅっと抱き寄せる。
「あら。鬼太郎さんには好きな女のひとりもいないんだぁ?」
くすくす肩を揺らしてからかうネコ娘の言葉に「いるさ」と呟いて、それが誰であるか
より深く知らしめるように熱い口づけで返した。
「ん・・・♥ ふぅ・・・ぅん・・・」
やがて口づけるだけではもどかしく、どちらからともなく律動が開始される。
魂ごと絡み合う性行は夢かうつつか、いつまでも続けられていった。
<終>
411神キタ━━(゚∀゚)━( ゚∀)━( ゚)━( )━(゚ )━(∀゚ )━(゚∀゚)━━━!!!!
くんずほぐれつしている最中に閻魔大王の手によって封印が解かれたらどうなってしまうのかと思うとさらに(*´Д`)=3ムッハァ♥
尽きぬ萌えと長編乙ですた!!
411氏キテタ━━ハァハァ(´Д`*≡ハァハァ(´Д`*≡*´Д`)ハァハァ≡*´Д`)ハァハァ━━!!
幼少時代はネコタンが色々辛そうなものがありますたが
成人化してお互い心も揺るぐ事無く繋がっているようで安心しますた。
毎度乙でつ
グッジョブ!!!
閻魔大王は封印を解くに解けなくて困っているに100メダマ。
とどのつまりは袋の中の状態が透視できていると?
GJ!!!411様神様ーーーーーーー!
まさに色魔生殺し
GJ
334 :
名無しさん@ピンキー:2006/05/17(水) 23:46:17 ID:ZatujXTQ
絵師様も降臨キボン
411氏乙!!
毛目玉神も好きですが411神も好きです!>326メ欄
三田ネコも四部ねこも(*´Д`)ハアハア
IDもGJですた…!>336
これからも神々のSS投稿に大期待!
338 :
♯紀子:2006/05/23(火) 16:05:51 ID:l06aGRcN
悪魔くんで「エロエムエサイム」て言うわりにはエロい悪魔出て来た試しないよ。
ほしゅ
340 :
名無しさん@ピンキー:2006/05/26(金) 20:00:20 ID:NH/UtmZ7
「三田ネコ」って浸透してるけど、「西村ねこ」ってイマイチだね。
「4部ねこ」って言われるし
341 :
名無しさん@ピンキー:2006/05/30(火) 18:33:20 ID:bZ3Fu6D2
絵師キタ━━━(゚∀゚)━━━!!!!
ご本人降臨?!
342 :
名無しさん@ピンキー:2006/05/31(水) 00:09:39 ID:zxEvb+KF
あの絵師様(暇人伯爵様)は「文明機関」ってサイトの方だよきっと、
毎日下町に住む猫娘の画像を描いて日記書かれてる
(年に何度かパンチラ、下着姿、ヌード等の猫娘のサービスカットも拝ませて頂けます)
ゲゲゲの鬼太郎や京極作品、ウルトラセブンなどが好きだそうです
344 :
名無しさん@ピンキー:2006/06/07(水) 01:27:43 ID:XF4KwZkC
ねこ娘age
345 :
名無しさん@ピンキー:2006/06/07(水) 18:32:03 ID:p4+1NExW
新絵神降臨(*´Д`)ハァハァ
あげ
347 :
名無しさん@ピンキー:2006/06/16(金) 08:59:18 ID:D8s0iCaC
1部2部DVD発売決定記念あげ
DVD発売記念で鬼太郎×ねこ娘で投下したかったものの間に合わなかった..._| ̄|○
4部のDVDは来年当たりでしょうか
悪魔くんのDVD化も御願いしたいですが、鬼太郎とは放送局が違うんでつよね…(´・ω・`)
東Aさんこの波に乗って何とかしてくれないかなと言う願いを込めつつ
悪魔くん×幽子にて失礼しまつ。
苦手な人はスルーよろしこ
悪魔くん×幽子
見えない学校の中にある魔界図書館―――
薄暗く淀んだ空気の篭り、全てがアンティークな重々しい造りになっており、ところどころ施された彫刻は禍々しく
普通ならば、おいそれと立ち入ることができない雰囲気の部屋の中央に据えられた頑丈そうな造りのテーブルには本が山と詰まれ
一人の少年が本で作られた山の裾の僅かな空間に一冊の書を広げ一心不乱に読み漁っている。
少年が手にしている本も、山と積まれた本も、本棚に収まっている本の数々も
どれをとっても重厚でぶ厚く、年代を感じさせる貴重な本ばかりだった。
書き記された文字は並みの者には到底読めるような代物ではない。
中には人の世には在らぬ物が大半で、彼は自然と宿る知識だけでは得られぬ叡智を
この図書館から吸収していた。
彼の名は埋もれ木慎吾、一見普通の小学生だが
誰が名づけたのか「悪魔くん」と言う通称を持つ
神が殺し損ねたという一万年に一人現れると言う異脳児。
ファウスト博士に見出し導かれ、彼は与えられたこの場所で書物に記された未知の知識を、飽く事無く貪るように読み耽っていた。
人間界で演じる平凡な子供としての退屈な日々を忘れさせ、彼の脳に新たな刺激を与え満足させてくれる、まるで夢のような空間だ。
ギッ…ギギィ…
閉ざされた部屋の重厚な扉が動く。
巨大な扉の隙間から覗いたのは、少年よりも年下らしい赤い髪のおかっぱの少女だった。
「…悪魔くん」
少女は少年を通称で呼んだ。
「やぁ、幽子。入っておいでよ。」
少年が声をかけると、少女は扉の影からおずおずと図書館の中へ入ってきたのだが
少年が悪魔くんに選ばれし者であったとしても
十二使途であると言うこの小さな少女にしても、やはり不釣合いな場所に見える。
幽子は小さなお盆に飲み物と食べ物が乗せて、悪魔くんに差し入れを持ってきたのだった。
「あの…飲み物と食べ物を持ってきたの…」
「ああ、ありがとう。」
内気らしい少女は、たどたどしく言葉を発し少年にお盆ごと手渡す。
少年は受け取り、カップを片手に再び本を貪り読む。
しばらくその様子を眺め、もじもじとしていた少女だが、意を決したように口を開いた。
「…あの…悪魔くん…あまり根をつめては身体に悪いと思うの。」
「幽子、心配してくれるのかい?僕なら、大丈夫だよ。」
「でも、もう一週間もこうしているから…」
少女の言うとおり、彼はこの図書館にほとんど閉じこもりがちな生活を送っていた。
人間界では「春休み」と言うものに入ったらしく、
普段は学校と魔界の学校、埋もれ木慎吾と悪魔くんを両立させていた彼は
学校へ行かずに済むこの期間を見えない学校で過ごしているのだった。
無論、両親や妹に不審がられてはいけないので、食事時や寝る時には家に帰る様に心がけているものの
一度集中すると時間を忘れがちな彼は、こうして幽子が声をかけに来なければ
食を採る事も寝る事も忘れ、いつまでもこの場所に居かねない。
だから幽子は人間界の時間も見ながら、毎日悪魔くんの様子を気にかけていた。
悪魔くんとして十二の使途を従え世界を導く星の下に生まれたとしても、
彼は人の子、体調を崩せば病気にもなるし、転べば怪我だってする。
人とは異なる生まれの幽子からすれば、短命で脆い種族に思えた。
しかし幽子は使途の一人として「悪魔くん」という特別な存在を守るために見ていたのではなく、
一人の少女として「埋もれ木慎吾」と言う一人の少年として彼を見ていた。
「それじゃあ、幽子は僕がどうしたらいいと思う?」
「え…ええと…外の風に当たってみたりとか…」
「”とか”他には?」
「少し…身体を動かしてみたり…」
「運動…ね…」
しばらく腕を組み考えていた少年だが、何かを思いついたらしく少女のほうに視線を向けた。
「じゃぁ、幽子も一緒にやってくれるかい?」
「一緒に…?」
不思議そうな表情を浮かべる少女の手を引き、耳元に顔を近づけるとそっと囁いた。
「そう…初めての時もこの場所だったよね。幽子が僕に教えてくれたの。」
「…!!」
「モスの時もそうだけど、何時も幽子に学ばされるよ。」
囁かれた言葉に少女は頬を耳まで真っ赤に染め上げて、言葉を失ってしまった。
出会いは悪魔くんとその使徒の一人だったけれども、人間や悪魔と言う種族の壁を超え
幽子は埋もれ木慎吾という少年に好意を抱いていた。
悪魔くんとしてではなく、一人の少年としての彼に惹かれるうちに、奇妙な気持ちに支配されはじめた。
鳥乙女やミコちゃんと楽しそうに話す姿を見かけるたびに切なくなるのだ。
そして、大事な照魔境を悪魔くんからミコちゃんに手渡された時に、その想いは弾けた。
こんなにも辛い思いをするならばいっその事、彼の「もの」になってしまえば楽になるのではないだろうか…?
悪魔くんとしての宿命を背負う彼を自分のものに出来なくとも、
彼の「もの」として身も心も捧げる事で誰よりも近い存在になる事ならば出来るのではないだろうか?
幽子が行った事は、本来ならば人の女が魔女になる為に悪魔と契約する為の儀式。
人の魂を契約に掛け、奪う側と奪われる側の立場である筈なのに
悪魔の女が人の男を虜にすることは有っても、人の男に虜になるなどと有ってはならない事―――云わば禁断の恋。
しかし、幽子は幼い身でありながらも躊躇うことなく、人としての儚い器を持つ彼を誰よりも近い場所で支えていく決心を固め、
赤い水晶の谷で教わった契約儀式をこの場所で結んだ。
その儀式とは―――人でいうならば男女の関係を持ったと言う事になる。
幽子はこの場所で、最初の乙女を埋もれ木慎吾に捧げた。
内気な彼女にとっては清水の舞台から飛び降りる以上に勇気が居る事ではあったが、悪魔との度重なる戦いで傷つく彼を思えばこそ思い切って出来たのだ。
それ以降、幾度か身体を重ねる事はあったが、幽子が積極的だったのは最初の1度きり。
脳の異常発達により、常人よりも性欲は控えめだったものの、時より少年に求められてはされるがままが常だった。
既に知りえた間とはいえ、幽子の恥じらいは一向に直らない。
知らぬゆえの恥じらいと、知ったが故に恥らう異性の心理など悪魔くんと言えども解り様もない。
「幽子が積極的だったのは一番最初だけだったよね。あれ以来、いつも今みたいに顔を真っ赤にして…でも、幽子の控えめなところ―――僕は好きだよ?」
そう言われると幽子の顔はますます赤く染まる。もしかしたら髪よりも赤く染まっているかもしれない。
悪魔くん―――慎吾にとって、他の使徒達とは違う特殊な契約を結んだあの日から、幽子が唯一甘えられる存在になっていた。
埋もれ木家に生まれ、悪魔くんとしての使命に目覚めてから彼は普通の子供で居られなくなった。
信じられない量の知識と情報が呼吸をするが如く彼の頭脳に刻まれ、彼は異脳児である事を実の親兄弟にも隠さねばならなかった。
並みの子供を演じてはいたが、素直に親に甘える事など当に出来なくなっていた。
そして両親は、初めての子供であったが為、後に生まれた子供が女の子で有ったが故に、その事に気が付くことも出来なかった。
気づかれずに居たのは皮肉にも、彼が演じる「普通の子供」の姿が完璧であったに他ならない。
大きな事をやり遂げるには何者にも屈せぬ強靭な精神力が必要だ。
子供ゆえの強さと、子供ゆえに持つ弱さが彼の心に時より闇を落とす。
人も悪魔も一人では生きては行けない、慎吾は幽子という安らぎを得たからこそ悪魔くんとしての己を奮い立たせていた。
少年は跪き、少女よりも目線を下げると顔の覗き込むように言う。
「…僕の事抱いてよ。」
よく健全な身体には健全な魂が宿るとは言うが、彼の小さな器はあくまでも普通の人と大差ないものであったが
異脳児の能力は並みの器で支えるには許容量を大幅に超えており、彼が人であるが故に負担も大きいのだ。
常人では量りきれぬ彼の負担は、大人には無い子供の柔軟さで維持されている。
今まで幾度となくやりきれない思いを己の内で消化していたが、幽子という安息の場を得た事で
少女に甘える事で消化するようになっていた。
こんな情けない自分の姿は、幽子以外の他の誰にも見せられない。
少年もまた、少女に対し種族を超えた想いを抱いていたからこそ、全てを曝け出すことができたのだ。
「…悪魔くん。」
瞳を閉じ、幽子の胸に顔を寄せてる慎吾少年を抱き、その額に軽い口付けを施した。
まだ幼さの残る幽子の香りが、暖かな感触が心地よく
慎吾少年は少女の腰を抱き返す。
「ねぇ、幽子。2人の時は、君だけの僕で居たいんだ。”悪魔くん”の名は…今だけ忘れさせてよ。」
「…慎吾…く…ん…」
縋る様に求められて、幽子はその名を呼んだ。
「…きゃっ!」
突如バランスを崩し、短い悲鳴を上がる。
慎吾少年が椅子を背に寄りかかるような体制に変えた際、幽子の手を引いたのだ。
幽子は引かれるまま慎吾少年の胸元に引き寄せられて、前のめりの姿勢になっていた。
驚きに慎吾少年を見たが、彼は悪びれた様子もなくやさしく微笑み返し
求められるがままに唇を重ねた。
「…幽子―――。」
「んっ…」
慎吾少年の肩に手を置き、身を預けると回された手が背を滑り落ちていく。
行き着いた指先は幽子のスカートの端を捲くり、両手で小さな桃尻を鷲掴む。
「やっ…」
まだ白いショーツの中にまでは忍び込んでいなかったが、その感触に驚き唇が離れた。
「…どうしたの。僕の気晴らしに付き合ってくれるんだろう?」
「で…でも…誰かがきたら…」
「ここへは誰も来ないよ。そういえば、豆幽霊は?」
「ファウスト博士のお手伝いに…」
「…そう」
いつも幽子に憑いている豆幽霊が居ない事を確かめると、指をショーツの中に滑り込ませて
柔らかな尻を外気に晒す。
「…!」
「幽子…キスして…」
脱がされた感触にビクンと幽子の身が震えたが、言葉を発する隙さえも与えず
いつもの優しい口調で命令すれば、少女は逆らう事はできない。
再び唇が重ねられると同時に、少年の指は少女の大事な部分へ這わされる。
ぴたりと閉ざされた恥部を確かめるように指先で数回なぞり
ぽってりとした肉感と少女の反応を楽しんだところで、秘唇を開く。
ショーツに隠された幼い恥部はさらりとした感触では有ったが、構わず開いた秘所と肉芽をクリクリと弄る。
自然とまぐわい事の知識も身にはついていたが、実際にしてみるのとでは勝手がずいぶん違った。
幽子の反応や慣れない感触に当然躊躇いもあり、まぐわいというものは本来次世代を育むための行為でありながら
人は己の欲望を満たす為に行う事もあり「不潔」だと見下していたところもあった。
しかし、実際に経験した事で本では知りえないことを幽子から授かったのだ。
まだ指先に張り付くような感触だった秘唇の肌の感触が徐々に滑りを帯び、指先に肉芽のこりこりとした触感が伝わる。
いつしか唇は離れ、彼の首筋に縋る幽子の小さな喘ぎ声が耳を掠めた。
「可愛いよ?」と耳元で囁きながら、徐々に引き出される快楽から逃れようとするように揺らめく腰を引き寄せて弛まず愛撫を続ける。
やがてしっとりと濡れ始めると、何を思ったのかポケットから取り出したものを幽子の秘唇に当てた。
「!…あっ……ぁあっ…慎…吾…くん…」
若干冷たい異質な感触に思わず声が漏れる。
押し当てられるソレは、指よりも太く短くは有ったが硬い…まるで陶器のような…
「あぁっ…やぁっ…」
堪らず、慎吾の方を掴みブルブルと震えるが、ソレの攻めはやまない。
揺り動かされるたびにクチュリクチュ…という水音が聞こえ、熱を帯び始めた身体は敏感になり
恥ずかしさと官能の狭間で、喘ぐ様に激しく短い呼吸を繰り返す。
「…間接的だけど…コレはいつも僕が口で使っているものだよ?」
「ぇ・・・?ひぁっ…あんっ…」
ヒントを出されても既に幽子にはソレ、が何であるか考えられるほど余裕がなかった。
「ソロモンの笛、だよ。」
「ぁっ…あ、ひっ―――!!!」
ジャラジャラ…という音がして、ソロモンの笛につけられた数珠が幽子の恥筋をすべり
肉芽を刺激すると、一気に達したようだった。
嬌声と共に背は一瞬緩やかな弧を描いて硬直したが、直ぐに慎吾少年の胸に崩れ落ち
まだ余韻が残るのか、小さな身体を痙攣させた。
浅く短い呼吸を繰り返す幽子を胸に、慎吾少年は愛液塗れになったソロモンの笛を満足そうに眺め
数珠の数を確かめるように一つ一つを指先でなぞり終えると、胸の幽子の背を床に預けさせた。
「幽子…僕も…。」
「んぁ…」
寝かせた幽子の小さな肢体に覆いかぶさり、ジャンバースカートを中に来ているスリップごと胸元までたくし上げ小さな蕾を露にした。
薄い胸元は埋もれ木少年と大差はないが、先程受けた刺激でつんと立ち上がる胸先を見て吐息が漏れる。
小さな胸を手のひらで覆うようにして触れ、赤く腫れた果実を摘みあげると、ピクリと身体が反応して
その愛らしさに堪らず、口に含んだ。
幽子の身体の柔らかさは女性の持つ柔らかさと言うよりも、子供特有の柔らかさではあったが人肌が恋しい慎吾少年にとってはとても心地が良かった。
脱がせかけのショーツを剥ぎ取り足を開かせると、再びソロモンの笛の口を蜜壺にあてがい肉芽に笛の本体を押し付けるようにして愛撫した。
互いの指先を絡めるように掌を重ね、舌で胸の果実を転がすと小さな悲鳴が漏れる。
慎吾少年の興奮も高まり、いよいよ我慢ができなくなったところでズボンに手をかけると、先程まで床に背を預けて浅い息をしていた幽子が起き上がり
その手に自分の手を重ねて首を左右に振る。
「…」
「…やっぱり、する…のかい?」
呼吸がまだ落ち着かない所為か、言葉無く上目遣いに見上げる幽子を見て、照れたように言う。
幽子は頷くと、その手でファスナーを空けズボンを脱がし始めた。
流石に気恥ずかしく、頬を赤らめた慎吾少年は直視できずに、視線を横に投げ、頭を掻く。
今は只音だけを聞きじっとしているほか無い。
既に身体の関係を知ってしまった今はそんな事をせずとも、先走りに濡れてはいるのだが…
どうやら幽子は「殿方に痛い思いをさせてはいけない。」と教えを受けたらしく、初めての時から忠実にソレを守っているのだ。
口でされている時は、幽子が己のモノを口に含み舐る水音と、己の喘ぎ声がやけに耳についてしまい、
あまりの恥ずかしさから一度止めさせようと試みたが泣かれそうになった為に
「ご…ごめん、変な事言って…僕が悪かったよ。幽子が悪いんじゃないんだ、凄く上手だよ。幽子にされると…本当に気持がいいんだ。」
慌ててその場を収めたが、断じて嘘ではない。
稚拙では有ったが、丁寧に舌を走らせ彼を悦ばせようと懸命である為に
回を重ねるごとに幽子の口淫は巧くなっている。
…が、そのおかげで性感帯を付かれまくりの少年は、喘ぎ声を抑える事がますますできなくなってしまい
今更「女性のように声を出してしまうのが恥ずかしい」等とは言ず
自ら幽子にかけた言葉が、彼女の向上心を煽ってしまった事に気づいては居ない。
ズボンが下ろされ、ブリーフに手が掛けられて引き摺り下ろされると、
こもった熱が外気に逃げ吐いた息が吐息に変わる。
頬から全身を熱で覆われたような身体に一瞬感じた冷気に身体がブル…っと震えた。
勃ち上がったものを目の前にし、頬を赤らめた幽子は瞬けば零れ落ちそうなほどに瞳を潤ませたが
少年の陰茎に小さな手を沿え、おずおずと舌先を亀頭に伸ばす。
「…っうぁっ…!」
先走りに濡れた先端に幽子の熱い舌が触れ、堪らぬ刺激に唸り声を上げる。
手を添えた陰茎の硬さを指先に感じながら、自分の唾液を絡めるように丁寧に舌を絡めゆるりと小さな口に含む。
膣を思わせるような熱い口内に吸い込まれると、全神経が陰茎に集まったように思えた。
幽子の柔らかな口膣と小さな手で扱かれ直に伝わる感触が、舌の熱が敏感になっている雄芯から嫌と言うほど全身に伝わり、
絶え間なく与え続けられる容赦の無い快楽に蝕まれて思わず目の前の幽子の頭に手を置いた。
ハアハアという息が漏れ、頭部に置いた手で緩やかに上下始めた幽子の動きを止めたいのか、促したいのか解らず。
只されるがままに与えられる快楽の渦に身を置けば、更なる欲求を満たすべく己の腰が無意識に蠢き
抑えられぬ喘ぎに羞恥心が沸き、自らを高める。
その少年の声を聞いていた少女もまた、不思議な疼きを収めるべく手淫を始めたが
奉仕する程、自らの手などでは押さえきれず身悶えしそうになる。
陰茎には十分なほど唾液が絡み、上下するたびに溢れた唾液が口端を伝い落ちた。
「ぅん…っんん…ふ…」
「も…だ…だめだよ…幽…子っ・・・くっ…」
「でっ…でちゃ…っ―――!!」
小さな口で吸われ、絡む舌の感触に性急に上がる排泄間に堪らず声を上げたが、間に合わず。
本能か幽子の頭を引き寄せて硬直した後、彼の精は一気に少女の口内に注ぎ困れた。
力強く押さえ込まれ、口内で弾けた熱に一瞬幽子は目を見開いたが、目蓋を伏せて喉を押韻させる。
腰を口内に突き上げるような形のまま、幽子は慎吾の硬直が解けるまでそうしていた。
射精の間、息をつくのも忘れていたようで、全てを吐き出し終わると同時にマラソンでも走り終えたような疲労に襲われた。
硬直が解けると自然と口に含まれていた自身が抜け、場にへたり込む様にして幽子の身体を抱き寄せ
額から大粒の汗をたらし言葉も絶え絶えに謝罪をする。
「ご…ごめ…ん…幽子…が、我慢…できなかっ…た…。」
「いいの…嬉しいから…。」
全身で息をする慎吾の頬に口付け、幽子は身体を抱き返した。
「で…でも…まだ…」
「…ひぁっ」
そう言って幽子の下半身に指を差し入れると先程よりも濡れているのが解り、再び自身が熱くなる。
深く重なり合いたくて堪らず幽子を押し倒して、その身を重ねた。
「ね…も、もう…いいだろう?」
「…で、でも…」
「誰も…来やしないよ…。例え来たって、この書斎の影なら…直ぐに見つかりはしないさ。」
「あっ!」
未熟な子宮に突如響いた衝撃に、幽子の喉が反り返る。
言うよりも先に、少年は少女の身を貫いていた。
床に置かれた幽子の掌にソロモンの笛を置き、幽子の瞳を見つめた後視線をやるとつられて笛を置かれた手のほうを見た。
「…でも、魔界の書物には…全ての事を書き記す物が有るそうだから…僕達の事もどこかに書かれてしまっているかもしれないね。」
「うっ…ぅそ…っ」
「ソロモンの笛を使った事も、もう…書かれちゃったかも…。」
「やっ…ぁあっ…ぁっ」
言葉をかけながら、徐々に抽送をはじめれば、上り詰めるまで止まらなくなる。
普段の彼からは想像もつかぬような険しい顔つきで、目の前の少女の姿態に溺れた。
夢中になってその小さな身体を貪り、もう言葉を発する事もできずに只管自身を少女の膣に打ち付ける。
小さな子宮を押し上げるように突かれ、身悶えしそうな疼きを満たされれば
引き換えに呼び覚まされた官能に否応無く嬌声が上がる。
互いの喘ぎが更なる興奮剤となり、夢中になって引き寄せ貪りあう。
流石の悪魔くんも肉欲の宴の時ばかりは只の少年だ。
薄暗い図書館では、場に不釣合いな少女の嬌声と荒い息遣いが聞こえ、水気を含んだ何かがぶつかり合う音が静かな空間に響く。
書斎のデスクに置かれた小さな明かりに照らされ、不自然に揺らめいていた2つの影が1つに重なり
一瞬、悲鳴とも泣き声とも区別がつかない叫びの後に、図書館は再び静寂に包まれた。
「幽子ちゃんの為ならユ〜レイヒ〜♪」
幽子から悪魔くんへの気持ちは使途の誰しもが知っていることでは有ったが
二人の逢瀬が他の使途にばれずに済んでいるのも、豆幽霊の鉄壁の守りがあったのに他ならない。
…が、そのことは幽子でさえ知らぬ事実であった。
また、ソロモンの笛を見るたびに幽子は慎吾にされた事を思い出して赤面し、
慎吾がいたずらに笛の口を舐めると極度に恥ずかしがったが
この「赤面」の謎を他の使途が知る由も無い。
エロイムエッサイム…我は求め…訴えたり…
<終>
埋れ木×幽子キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━!!!!
グッジョブ!!!!
乙です。
>283以降
『色魔殿』-(三部鬼太郎×ネコ娘)>287-290>297-300>308-311>316-319>323-326
『課外授業』-(悪魔くん×幽子)>349-357
360 :
名無しさん@ピンキー:2006/06/22(木) 19:20:58 ID:5Ah/p4PH
しかし、本命は4部ねこ娘。
何、このキモいこのスレwwwww
wwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww
wwwwww
ww
wwwwwwwwwwwwwwww
w
wwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww
wwwwwwwwwww
wwwwwwwwwwwwwwww
w
www
wwwwwwwwwwwwww
www
wwwwwwwww
じゃあ俺は二部猫ちゃんを貰おう
ならば漏れは三部ネコちゃんをイタダキだ!
しかし幽子も萌えだ。
職人さんGJ!
>348
>DVD発売記念で鬼太郎×ねこ娘で投下したかったものの間に合わなかった..._| ̄|○
いつでもいいです。
いつまでもお待ちしています!
でも早く読みたい。(´Д`;)ハァハア
366 :
名無しさん@ピンキー:2006/06/28(水) 23:44:58 ID:UiSfes6U
>>348、
>>365 4部の鬼太郎×ねこ娘なら、
鬼太郎中出し時のねこ娘の
「――――――――――――――!!!!!!」
って声にならない声がお約束(w
幽子たん(*´Д`)ハアハア
毛目玉神GJ━━(゚∀゚)━( ゚∀)━( ゚)━( )━(゚ )━(∀゚ )━(゚∀゚)━━━ヴ!!!!
368 :
名無しさん@ピンキー:2006/07/07(金) 21:44:02 ID:+IJDHh2k
あげ
365氏のお言葉に甘えて、少しでも萌えを提供できればと投下させていただきます。
鬼太郎×ねこ娘
マンモスフラワーを無事カンブリア紀島に戻した鬼太郎たち一行は
砂かけ婆の妖怪アパートに集まっていた。
ねずみ男が起こした件の騒動の為に、墓場での花見が中断となり
せっかく用意した酒もご馳走もたくさん残されたままだったのだ。
事件が解決すれば、緊張の糸が解れ、空腹を思い出す。
誰かが花見の続きだと無事妖怪アパートに皆と戻って来れた事を祝して宴が始まっていた。
賑わいを感じてか、呼ぶ子やあぶらすまし等、妖怪アパートの住人もちらほらと集まってきた。
もとより政が好きな陽気な彼らに、どんちゃん騒ぎするための理由など必要ない。
うまい酒とご馳走があれば自然と仲間が集まり宴会となる。
残り物のご馳走と妖怪アパートの住人が持ち寄った酒や肴の数手が伸びて
空いた器がちらほらと出始め、アルコールも程よく回り盛り上がりも最高潮に達した頃には丑三つ時を越えていた。
ねずみ男は酒が灰っても入らなくとも相変わらず、ご馳走や酒を持ち帰ろうとし他の妖怪に宥められている。
鬼太郎もまた、騒ぎの中心から外れた端のほうで馳走を呼ばれつつ、ちびりちびりと酒を飲んでいた。
隣に座っていたねこ娘は既に出来上がっていて真っ赤な顔をしている。
徳利を抱え、眼が半分下がった目は睡魔と格闘しているのか、
上半身をぐらぐらと揺らしていたのだが、とうとう眠気が勝ったようで
隣の鬼太郎にもたれ掛かったが支えの利かない上半身はずるずると胡坐の上に滑り落ちた。
「…」
胡坐に感じた重みに視線を落とすと、ねこ娘が眠っていて
ズボンから出た生足に寝息が掛かる。
安心しきったほろ酔いの寝顔は無防備で、生死を問うような激しい戦いの後の勝利に感ずる
激しい昂りに似た興奮が鬼太郎の胸の内に静かな波紋を広げる。
悪戯に唇をなぞれば、柔らかな感触に邪なことを考えてしまう。
「おお、ねこ娘は眠ってしもうたか。」
ねこ娘の寝顔を無心に見続けていた鬼太郎は、不意に砂かけ婆に声を掛けられ脈が急激に跳ね上がった。
ドキンドキンという胸の鼓動が酒の手伝いもあってさらに強くなり、手で押さえていても治まりそうに無い。
驚きに上ずる声を抑えながら、砂かけのほうへ顔を向けた。
「え、ええ。すっかり酔ってしまったみたいです。」
「こんなところで寝ていたら、春先とはいえ風邪を引いてしまうぞ。」
「おぉ〜い、砂かけの〜酒を追加してくれんかの〜」
離れた席に居るこなきが赤ら顔で空の銚子を降って催促している。
目玉の親父もこなきのお膳の前で、日本酒風呂に身を浸し夢見心地のようだ。
「まったくうるさい爺さんじゃ。スマンが鬼太郎、ねこ娘を部屋に連れて行っておくれ。」
「そうですね。じゃぁ、寝かせてきます。」
「そうか、頼んだぞ。」
やれやれといいながら砂かけが傍から離れると、鬼太郎は一息つき
ねこ娘を抱えあげ、気が付かれぬ様にそっと部屋を後にした。
ギィ…
部屋の外に出れば宴会の賑わいからは遮断され、静まり返った廊下には軋む音だけが鬼太郎の歩みに併せて静かに響く。
抱きかかえたねこ娘は先程の熱気がうせて肌寒くなったのか、ちゃんちゃんこを力なく掴み顔を胸元に摺り寄せてきた。
そっと寝顔を覗き込めば、幸せそうな笑みを浮かべていて、どこよりも安全な場所にいると安心しているようでもある。
確かに鬼太郎の腕の中は安全でもあるが、些細な切欠で危険な場所に変わりうる事がねこ娘には有るとも言えよう。
それは、「今正に」無垢な子羊ならぬ子猫を狙う”送り狼”に変わろうとしていた。
酒でほてった肌から香りたつねこ娘の匂いが鼻腔をくすぐり、
無防備な寝顔を見ていると宴会場で灯された内なる火が胸を焦がすように
ますます堪らない気持ちにさせられ、吐き出す息に熱が篭る。
ねこ娘の部屋に入り、窓際に敷かれていた布団の上にその身を抱いたまま座った。
布団に横たえなかったのはねこ娘が鬼太郎のちゃんちゃんこを掴んだままだったからなのだが
外そうと思えばちゃんちゃんこは外せたし、無理に外さなくとも脱げば良いだけの事だった。
「ねぇ…そんなに僕を掴まえて居たいのかい?」
耳元で囁くが、当のねこ娘は柔らかな寝息をたてるばかりで返事は無い。
言葉にしてみたけれど、離れたくないのは腕の中の少女を放したくないのは自分のほうだ。
少女に捕らわれたのはちゃんちゃんこなどではない、真に捕らわれていたのは少年自身。
「…僕を放さない君が…ねこ娘が…悪いんだよ?」
全ての言い訳をねこ娘に所為にして、悪戯に胸元のボタンを緩めた。
2〜3つブラウスのボタンを外せば、白い胸肌が覗き酒で酔っている為か頬と同じくほんのり桜色に染まっている。
なだらかな丘の頂は見えそうで見えず、ごくりと咽喉を鳴らす。
愛らしい唇の紅に魅せられて、たまらずに己の唇を重ねると柔らかな胸肌へと唇を這わせていった。
「にゃ…あん…」
酒により酔いに浸された身体は、眠気の方が勝るのか刺激を与えれば色よい反応を返すものの起きる気配は無い。
もとより酒毒でまともな理性の大半を鬼太郎は失っていたから、自制心が働くわけも無かった。
淡い口付けを繰り返し施し、スカートの裾から差し入れた手で肌を撫で上げるだけで、ねこ娘の寝息は自然と上がる。
指先がたどり着いた淡い膨らみを掴み、既に愛撫で硬く立ち上がった果実を摘めば引き出された快感にねこ娘の身体は小さく震えた。
愛らしい反応に気をよくし、指先でクリクリと胸先だけを愛撫すると鼻先から息が抜る様がなんともいえずに色っぽい。
既にねこ娘の身体は鬼太郎の愛撫を記憶しており、慣らされた感覚に自然と息が上る。
あまり強くない胸先だけの愛撫に、物足りないのか僅かに背を反らし、服の上から鬼太郎の手に自らの手を重ねた。
普段ならば、快楽に落ちる事に恥じらい声を必死に抑える彼女の姿も愛らしくはあったが、
今は自制心も深い眠りの中にあるようで、快感から漏れ出る少女の甘い嬌声に興奮した。
胡坐を書いた己の膝に背を胸に抱き寄せ、項に唇を這わせながら柔らかな膨らみを夢中になって弄った。
しっとりと汗ばんだ肌に指先が吸い寄せられるように馴染み、欲情に駆られる。
高まって行くねこ娘の蠱惑的な姿に魅せられ、己の口元からも荒い息が落ちた。
全身が熱っぽく感じるのは既に酒の所為だけではない。
小さな唇から母音が漏れれば指を咥えさえ口内をなぞると、胸の内からぞくぞくしたものが走り、奇妙な感覚に満たされた。
独占欲というか支配欲というのか…狂喜にも似た悦びに身体を振るわせる。
指先を舌に絡ませればやがて唾液にまみれ、十分に濡れた指をそっとショーツの中へ忍ばせ秘裂を目指す
閉ざされた恥筋を開けば、指を濡らすまでも無く蜜壺は愛液で潤っていた。
「ふぁ…あんっ…」
滑りの源泉を求めるままに指先を進めれば、胸に抱いた少女の背が弧を描き密着していた胸から浮き上がるが、しかと腕に抱き逃さない
既に彼女の膣内には指は根元まで飲み込まれていて、内壁の感触を指先で堪能しながら抽出を繰り返せば静かな部屋に水音が響く。
柔らかく熱で蕩けた膣内を躊躇無く弄り、存分にねこ娘を味わう。
意識がある時では、なかなか自分が満足するまで彼女の身体を楽しむ事は許されない。
大概はねこ娘の恥じらいの方が勝り途中で止められてしまうのだ。
ふと、そんな事を思い出し、天井をぼんやりと眺めた。
ねこ娘の酔いはそうとう深いようでコレだけ悪戯しても目覚める気配すらない
せっかくの好機を逃す事も無いだろうと、愛撫していた手を止め抱いていた身体を布団の上にうつ伏せにして寝かせ、
指に絡んだ蜜をぺろりと舐め取りねこ娘の顔を覗き込む。
身体を煽る愛撫から開放され、頬は上気していたものの、やがて穏やかな寝顔に変わる様を見守っていたが
逆に鬼太郎の鼓動は激しく跳ね上がっていた。
腰を上に引き上げ、膝を立たせて四つん這いにし、スカートをペロリと捲くりあげて純白のショーツを晒す。
腰を突き出して自らを差し出すような格好で晒された白いショーツは
鬼太郎自らがとらせた姿勢でありながらも、脱がしてくださいと言わんばかりで
ショーツの縁に指をかけてゆっくりと引きおろせば、自然と鼻息も上がる。
互いの肌を合わせてきた数は既に両手両足の指の数では数え切れぬほどではあったが
恥じらい多き少女は少年にまじまじと己の恥部を見られることを特に嫌がった。
行為何時までも恥じらいを忘れぬ少女は初々しかったが、それはねこ娘が幼いが故に
身体では慣れてきても理性が色に溺れる事を恐れている事を鬼太郎は理解していた。
しかし、理解はしていても獣のように本能的に求め合い魂すらも交じり合うような激しい情交に惑溺してみたかった。
互いを隠すものは何も無く全てを曝け出て交わってみたかった。
白いショーツに隠された秘部が徐々に露になってゆくうちに、興奮も高まり
床に着いた膝上まで引きおろせば、ぴたりと閉じた幼線が明かりに照らされ
蜜で濡れた様子までが良く見て取れた。
柔らかな桃尻を掴んで開けば恥線が割れ、肌とは違う色が覗くと興奮して唇を寄せる。
舌先に当った小さな肉芽を執拗にこね回し、濃厚な口付けを交わせば溢れた蜜が口元や頬を濡らす。
やがて舌は厚みを増し、内壁を擦りながら子宮口を舌先で突き上げた。
ゆっくり押し上げながら円を描くように刺激する。
「・・・んンッ。」
カメレオン舌ならではの愛撫に、少女の唇から喘ぎ声が漏れる。
少年は唇を秘唇から離すと長く伸ばした舌をじゅるりと引き抜き、少女の顔を見て愛液に塗れた唇を人並みに戻った薄い舌で舐め上げた。
視線を秘部に戻せば、愛らしい菊座がひくりひくりと伸縮を繰り返す様はおねだりしている様にも見える。
「・・・ねこ娘?」
「ぁっ・・・」
呼びかけながら少女の膣へと指を進める。
汚いと普段は触るどころか見せてもくれぬ菊座に親指を置き、緩い刺激を与えつつ観察は続く。
泉の如く、密にぬめった少女の膣はほぐす必要も無く、ぬぽぬぽと抜き差ししながら
無垢な少女の顔が艶を含む瞬間を見逃すまいと見つめた。
「やっ…はっ…はぁっ…はっ…んっ…」
やがて身体は小刻みに震え、息が上がり頬に赤みが差してくると指を引くときに
絡んでくる感触までもが伝わり、もどかしく指などではもう物足りないのかと思うと
吸った息が、熱を帯びて荒く落ちる。
寝ていても呼び覚まさせられてしまう官能
目覚めないのは、少女の身体が既に知っているもので、
少年の手の感触も肌に触れた温もりも違和感ないものであったが故に
それは、少年によって何時しか身体に覚えさせられた事実が
二人の関係した回数の多さを物語っていた。
既にズボンの中のモノは腫れあがり、布地を押し上げて形を露にするほど勃ちあがっている。
窮屈な心地の悪さに、鬼太郎はジッパーを下ろし開放してやると、開放され外気に触れたことで
一段と角度を増した気がした。
ねこ娘を見下ろし、手にした自身で秘裂を数回なぞる様にして重なる。
妖怪アパートの窓に映されていた人影は沈むように消え、闇夜に窓の四角い明かりだけが残った。
―――翌朝
目を覚ましたねこ娘が朝一番で見たのは、鬼太郎の胸肌。
刺激的な光景に寝起きの全身の感覚までもが一気に目覚め、飛び起きると自分までもが全裸と言う事実。
そして起き上がった事により、自分の膣に残る鬼太郎の感触と伝い落ちるものが夕べ何があったのかを示していた。
目覚めた瞬間には、夕べはやけに生々しい夢を見ていたものだ…というような感覚に陥ってはいたのだが
今現在の状況、端々に残る夢の記憶が夕べの事実であったとしたならば―――?
ねこ娘はあまりの恥ずかしさに言葉も無く、胸元を隠すように上掛けを抱きしめた。
そしてまだ寝ているであろう鬼太郎のほうへちらりと視線を向けると、
彼は既に目覚めていて、静かな笑みを浮かべて自分を見つめていた。
「・・・にゃっ!」
恥ずかしさに、ますます頬を赤らめるねこ娘が布団でその姿を隠してしまう前に
その身は鬼太郎の胸に抱き寄せられていた。
「…おはよう。」
肩越しに耳元で囁かれて、身体には腕が絡んでくる。
既に耳先まで朱に染めたねこ娘は、小さな肢体をさらに縮ませた。
「…もぉっ、鬼太郎ったら信じらんなぁい…」
頬を膨らませてむくれてはいるが、決して怒っているわけではない。
恥ずかしさからつい漏れた言葉なのだろう、その証拠に鬼太郎に抱かれた腕からは逃れようとはしない。
いや、逃れようとしても逃すつもりは無いのだが。
「どうして?君が僕を放さなかったのに?」
「あたしが…?」
「そうだよ?僕のちゃんちゃんこを掴んだままでさ。」
「放さないのは鬼太郎のほうじゃない…」
抱きしめられた腕にそっと触れる。
「…イヤかい?」
「―――イヤよ。」
「えぇっ?!」
否定された驚きに、思わず腕の拘束が緩まる。
するとねこ娘は、鬼太郎のほうに向きなおし抱きついてきた。
「鬼太郎を抱きしめられないなんてイヤよ。あたしだって…鬼太郎を掴まえていたいもの。」
「ねこ娘…」
「イヤ」だと言われた意味を知り、力の抜けた鬼太郎は確かめるようにねこ娘の身体を再び抱き寄せた。
「ぅあっ…!」
ねこ娘が悪戯に鬼太郎の胸先を舐めたのだ。
彼女独特のざらざらとした舌先に刷り上げられる感触に堪らず、声を上げてしまった。
その顔を覗き込むと、視線が合いねこ娘はにゃぁと目を細めた。
「あたしだって鬼太郎の事…感じたいんだから、寝てる時にエッチな悪戯しちゃぁダメよぅ?」
「う…うん…解ったよ。」
「それで…鬼太郎は夕べ寝ているあたしと……何回したの?」
「え゛っ…えぇっと…その、1回…だよ。」
「ほんとうにぃ?」
「ほら、夕べは僕も酔ってたから…さ。」
本当は1回どころではないのだが…
疑いのまなざしを向けるねこ娘に、全ては酒の所為にして
「嘘ついたらいけないんだからね。」
「ちょっ…ねこ娘・・・やっやめっ…!!」
ねこ娘は小悪魔的な笑みを浮かべ、鬼太郎の胸板に何度も唇を寄せては舌先でチロリと舐め上げる。
再び始まった猫舌攻撃に、鬼太郎は本当にした回数など言い出せなくなっていた。
なぜなら、ねこ娘の悪戯に刺激され欲求が再び湧き上ってきたのだ。
言うならば夕べの事よりも今これからの事…
火照りの治まった身体に再び火をつけたのはねこ娘なのだから、この際遠慮なく戴いてしまおうか?
「にゃんっ」
「ねこ娘、君が一緒ならいいんだよ…ね?」
布団を背に両腕を縫い付けられ、ねこ娘は鬼太郎を見上げた。
鬼太郎は微笑んでいたが、ねこ娘には解っていた。
この笑顔の時の鬼太郎は…
「や…やだ、夕べしたって言ったじゃない」
「夕べは夕べ、今は今。それに…ねこ娘が僕に悪戯するから、こんなになっちゃったよ。」
「!!」
鬼太郎はねこ娘の手を取って、硬くなった自身に触れさせると、驚きに瞳孔は縦に伸び、びくりと身を震わせて頬はたちまち朱に染まる。
想像通りの反応に、口端が歪む。
やはり寝ているねこ娘よりも起きているねこ娘のほうが好い。
「この責任は取ってもらわなくっちゃ…ね?」
「きっ…鬼太郎のエッチー!!!」
「でも、エッチな僕も好き…なんだよね?」
「〜〜〜〜〜〜!!」
図星を付かれてアーモンド形の瞳は大きく見開かれ、縦長に伸びた瞳孔はますます小さく縮まった。
好きだ。
普段あまり表情を変えない鬼太郎も、皆に優しい鬼太郎も、戦っている時の鬼太郎も、時より弱さを見せる鬼太郎も、
良いところ悪いところ何もかも全部ひっくるめて大好きだ。
今こうして自分に向けられてる熱っぽい眼差し、秘め事の時に見せるどこか不思議な色艶を含む鬼太郎の表情にねこ娘は異性としての色気を感じ、引き込まれそうな魅力にぞくぞくさせられ、小さく身震いをした。
「スキ…よ?鬼太郎だから…」
好きな相手だからこそ身も心も預けられるのだ。
先ほど反論の言葉を紡ぎ出せなかった反動から思わず呟いてしまった言葉に、ねこ娘ははっとし鬼太郎をちらりと見上げた。
どんぐり眼を大きく見開いて直視していた鬼太郎だが、その表情は直ぐに緩み、
ねこ娘の耳元でくすくすと笑いながら「ねこ娘に反応しちゃう僕のココも無論”スキ”だよね。」と触れさせたままのモノを強調するように意地悪く囁く。
好きでなければこんな事したいなんて思わない。
愛しい娘を目の前にして想うからこそ身体はこんなにも正直に反応してしまうのだから。
猫目を潤ませて無言で怒るねこ娘の唇を封じて、責任と称した早朝のまぐわいに及んだ頃。
妖怪アパートの住人は酔いつぶれていて、再び目を覚ましたのは宴会を始めた翌日の夜であったと言う。
終
カメレオン舌キタ━━━━(゚∀゚)━━━━ッ!!
ラブラブな二人GJ!ご馳走さまでした!
アマンアマンGJ!!!
GJ
そろそろ絵師様の降臨もキボン
やっぱり悪魔くんネタってないよなぁ…
個人的にユルグナスカ萌えなんだが
383 :
名無しさん@ピンキー:2006/07/21(金) 23:29:00 ID:Uon0rEwj
猫娘萌えあげ
SS職人神が不足しているんだよ>382
過去スレでは貴重なカップリングで萌えSS投下してくださる神々や萌え絵を投下してくださる絵神が存在した。
今はどこへお隠れになったのか
ねずみ男と猫娘に萌えます。
二人の微妙なやり取りが好きです。
特に三部の二人は良いコンビかなと。
4部での二人も好きですけど
こっちは青年と少女に見えるので…
三部の距離はあるけど仲良しな二人に萌えてしまう。
386 :
名無しさん@ピンキー:2006/07/24(月) 22:47:34 ID:1oJZ07cI
過去にネズミ男とネコ娘と鬼太郎の絶妙な距離をSSで表現してくださった神がいたな
お互い容赦がないねずみ男と猫娘萌え
原作で命のやりとりがあるせいか
ちょっと背徳的な感じがする
>>386 あれは萌え死にしそうでした。
三部の
猫娘→鬼太郎。
鼠男→夢子
夢子→鬼太郎。
鬼太郎→???
この何とも言えない微妙な関係が好きです。
鼠男って何気にもててる気がする。人間の女の子に魔女に骨女…
結局彼女達とくっ付かないとこ見ると実は猫ちゃんが好きなんじゃ…と邪推したり…
何だかんだ言って喧嘩もするけど仲良しな二人に萌える。
長文すまそ。
389 :
名無しさん@ピンキー:2006/07/26(水) 22:07:23 ID:OJbf1NyB
>>387 猫娘を見ても本性知るまで結婚する気でいたからな>ねずみ男
三部は多角関係だったからな
脚本家によってネコ娘の扱いやキャラの絡み具合がずいぶん違ったようにも思う
鼠男は常にマタタビを携帯している>原作「ばけ猫」
暗に猫娘を煽ってるんじゃないかと妄想
それは突っかかられる罠
393 :
名無しさん@ピンキー:2006/08/07(月) 18:26:18 ID:lENosY+w
三田ネコ萌えage
394 :
名無しさん@ピンキー:2006/08/10(木) 22:58:42 ID:5TT3EGMo
西村ねこ萌えage
395 :
名無しさん@ピンキー:2006/08/14(月) 17:07:28 ID:87xLKlSp
境港にねこ娘列車開通
様々な悩殺ポーズのデザイン
乗りTeeeeeeeeeeee!!!!!!
>>396 寺川椅子。
つーか、ねずみ男羨ましいぞ。
399 :
名無しさん@ピンキー:2006/08/18(金) 00:32:50 ID:QVAlagtm
夏休み後半
そろそろねこ娘SSの新作望む
3期三田ねこ娘で
過去SSの続編も可
400 :
sage:2006/08/21(月) 21:29:19 ID:U1Hn6346
ねずねこが読みたいって言ってみる
401 :
名無しさん@ピンキー:2006/08/21(月) 21:30:47 ID:U1Hn6346
ageてしまった…
dd
403 :
名無しさん@ピンキー:2006/08/28(月) 18:41:59 ID:SnmWrYGt
マターリ待つぜ
ねこタンでハァハァしたい…
405 :
名無しさん@ピンキー:2006/09/01(金) 12:52:30 ID:y2dpcNqN
キモヲタロリコン童貞は生きてる価値無いから死んだ方が良いよ
406 :
名無しさん@ピンキー:2006/09/01(金) 13:58:30 ID:lt9I81/9
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407 :
名無しさん@ピンキー:2006/09/01(金) 18:56:14 ID:u/VQaI6z
>>382なかなか趣き深いカップリングですね!
悪魔くんネタ私も読みたい。ナスカちゃんネタで書きたいところだけど難しい
409 :
名無しさん@ピンキー:2006/09/09(土) 21:41:27 ID:9UZLOOe1
「怪奇!人食い肖像画」で怨念の塊に飲まれるときのねこタンの声って、
鬼太郎に無理やりキスされて口の中を貪られているときに思わず漏れる声みたいで
(;´Д`)ハァハァハァハァハァハァハァハァ…
オマエの妄想力に驚いた
>>411許してやれ
神がちっとも降臨されないんで410は暴走してるんだYO
泥田坊×タンコロリン キボン
414 :
408:2006/09/11(月) 00:32:43 ID:1F7YVmX1
12使徒のひとり第10使徒の鳥乙女ナスカは奪われてしまったソロモンの笛を探しに少々風紀の良くない街へ来ていた。
そこでようやく笛を奪った黒悪魔たちと対面する事ができたのだが…。
ナスカ「本当に返してくれるのよね………?」
黒悪魔1「勿論だぜ…。さっき言った事を実行してくれるのならなw」
どうやら条件付で笛を返してもらえると思って交渉してるところのようだ。その条件とは…
ナスカ「………分かったわよぉ。胸とアソコを見せたら返してくれるんでしょ?」
黒悪魔2「話が早いなwwさっすが12使徒の中でも優秀なナスカちゃんですねー♪」
415 :
408:2006/09/11(月) 00:33:53 ID:1F7YVmX1
・冒頭のみ投下しました。
…すみませんカップリングもの書くの下手なんでこんなノリになってしまいます。
416 :
名無しさん@ピンキー:2006/09/11(月) 17:59:09 ID:8Hllz5Qc
>>410 確かにあの時のちなみねこ娘の声は萌えだ
そのくせ、パンツだけはなかなか見せなかったけど
期待wktk
419 :
408:2006/09/15(金) 00:03:51 ID:OkHCFiAr
交渉の内容は理解しやすいものであったが、実際行うとなるとやはりそれ相応の度胸や覚悟を要する…。
ましてやナスカは種族名の通り男性経験の無い娘であったため身体を他人に見せることは一切無かった。
黒1「おい!早くやってみせろよ!!」
黒悪魔が娘を急かす。しかし緊張のあまり指が思う通り動かないのであった。
普段は気丈に振舞う娘だが思わず俯いて赤面してしまう…。
しかし、ここで失敗するわけには行かないと使命感が働いた。ゆっくりと衣服の胸元を前開きさせてゆく…
『私が少しだけ恥ずかしいのを我慢すればいいの』と言い聞かせるかのように…
袖をゆっくり下ろし、形の良い乳房を露にさせた…。男達のいやらしくシツコイ視線が絡みつく。
緊張と羞恥で先端が硬く尖るのを感じた。早く終わらせてしまいたい…
黒2「おぉ♪先っぽ反応してるじゃんww案外えっちなコなのかもな♪」
420 :
408:2006/09/15(金) 00:17:28 ID:8voAhXV6
ナスカ「何いってんのよ!!?そんなわけないわよっ」
泣きそうな声で抵抗する。なんとなく男達の加虐心を煽ってしまうことに娘は気づかない…
黒1「ほら、その調子で早く下も脱いでみせてみな!!」
そうだった…。羞恥は乳房の露出だけでは済まされなかったのだ、早く要求を終わらせてみんなのいる場所に帰りたいと願った。
ナスカ「…わかったわよ。やればいいんでしょ!あんた達ほんと最低ね!」
口では幾らでも抗えたが手は奴等の要求を遂行しなくてはならないのが悔しくてならない…。
そんな気持ちの中ゆっくりと純白の下着を自らの手で下ろし始める。おろし終え、スカートの裾を捲くりあげ、悔しそうに俯く。
黒1「下の毛ってやっぱ緑なんだwwあんまし生えてないけどw」
黒2「っていうかさーもっとしっかり見せてよ♪未使用で硬そうな穴を♪」
この期に及んでまだそんなことを言われたらたまったものじゃない…。ナスカは耐え切れず反撃をしそうになる。
だが、その時だった突然黒悪魔の一人が両翼をつかみ固定する。勘付かれてしまったようだ。
黒1「だめだろw言うこと聞かなきゃ、脚開くの手伝ってあげるからww」
421 :
408:2006/09/15(金) 00:19:09 ID:8voAhXV6
……メモ帳使うの苦手なんで直書きですんません。
422 :
408:2006/09/18(月) 02:29:09 ID:p+f2CuEQ
両翼を縛られ全く攻撃不可能になりながらも必死に抵抗を見せる。
ナスカ「!!!!?ひゃっ!!いやぁぁ!放してよぉっ!」
黒悪魔の腕を必死に振りほどこうとするが、行動虚しくあっという間に開脚させられてしまった…。
黒2「♪締まりのよさそうな穴も小さな芯の部分も丸見えだよw」
黒1「イイ格好だな!第10使徒鳥乙女ナスカww」
耳元でいやらしい言葉を囁かれ、秘部をゆっくり弄くられる…。淫芯をつつかれ体験したことの無い感覚が襲う。
…未だかつて一度も己の手ですらその部分を慰めたりすることはなかったのだ。ましてや初対面の男共に詰られるとは…。
激しく男どもは指を動かし、娘の敏感で繊細なその場所を捏ねくり廻す。
空いた手は無論、露にされた乳房を掴み強く揉みしだいている。時折先端をキツク摘んだりしながら…。
ナスカ「………っもうやめてお願いだからぁ。」
恥ずかしそうにぽつりと呟く。男どもからしたらそれは哀願とも要求ともとれる表情と声質であった。
ナスカ「!!!!!?っっぁぁんっ」
小さく呻きをあげると娘は背筋と白い両翼をピクンとさせ、軽く達してしまった。
423 :
408:2006/09/18(月) 02:50:26 ID:p+f2CuEQ
ぐったりし、言葉もでないナスカ。それに反するかのように、秘部はしっとりと半透明の蜜で潤っていた…。
黒1「…やっぱ名前どおりだな、クリ弄くっただけでイきやがったし」
黒2「しかたないでしょ♪さて、挿入してあげたいんだけど、やっぱり名前が名前ですもんねw」
ココまで来て妙に謙虚ぶった言葉を発する男だが、いきり立った両者の男根は納まる場所を探すことを怠らない。
黒1「じゃあさwwこうすりゃいいじゃん。」
そういうと秘部を潤していた愛液を後ろの穴に塗り始める、流石に経験無しで知識不足なナスカにも嫌な予感が過ぎる。
ナスカ「!?な、何をするつもりなのよぉ!…最初と言ってたことが違うじゃない…卑怯者…」
黒2「しかたないでしょ?僕達は黒悪魔なんだから♪うるさいお口は塞いでおきましょうね」
そういうと男は少女の口内にすっかり大きく成りすぎた己の棒を咥えさせる。
ナスカ「…!!?んぐっっ」
黒2「…分かってると思うけど、噛み付いたら許さないよぉ♪」
黒1「よ〜し!じゃあ俺も、いきますかww」
もうひとりが一気に少女の後部の穴を貫く。少女は体感したこのな激痛で気を失いそうになる。
あまりの痛さに咥えさせられたもう一つの肉棒に歯をたてそうになるが、必死に堪える。
黒2「そろそろ出すから、ゆっくり召し上がれぇ♪」
白濁液が口内に注がれる。生ぬるく苦い、刺激臭のするその液体を飲むことは無理であった。
424 :
408:2006/09/18(月) 03:09:42 ID:p+f2CuEQ
飲み込めず戻してしまうナスカに男は少々がっかり気味の様子にだった。
黒1「おいおいw飲んでやれよ!俺のは腸内に直接送り込んでやるけどな!!」
その言葉の通り、勢いよく白濁液が腸内に注がれる、痛みと気持ち悪さで自我が崩壊寸前だ…。
体中の力が全く入らず、思考も回らない状態の中、黒悪魔たちは最後になってようやく、少女の要求に沿ってくれた。
…少女に何も言わずそのままソロモンの笛を手元に返し、どこかえ消えていった…。
疲労感と苦痛と笛を取り返したという達成感だけが残った。
………すっかり気を失ってしまったその後、再び目をあけるとそこには見慣れた人たちが。
悪魔くん「あ、気がついたね!よくがんばってくれたよ!ありがとう。」
幽子「…それにしても、出先で頭をうっちゃって気絶しちゃうなんて、鳥乙女さんて結構おドジさんなんですね」
ナスカ「!?え?私は……っっ?」
幽子「………と、とにかく今日はゆっくり休んでね!」
ナスカ「う、うん…。ありがとうね幽子ちゃん(!?なんだ、嫌な夢見てただけなのね良かった!!)」
少女は安堵の表情を浮かべ、言葉に甘え二度寝を決行する。
425 :
408:2006/09/18(月) 03:17:23 ID:p+f2CuEQ
赤ピクシー「いや〜誤魔化せてよかったよかった。」
悪魔くん「幽子とボクで見つけたときは本当どうなることかと思ったけどね。」
幽子「…ふぅ、第一発見者がこうもり猫さんじゃなくて私達だったのが不幸中の幸いかも…」
青ピクシー「でも、一応お口とお腹(とお尻)の中に注がれた子種は全部洗い流して治療しておいたよ。」
発見者の皆は鳥乙女ナスカの体験した忌まわしい記憶が戻らない事を切に願った…。
終了です。
一応、『膜』は無事だったんだけど、こうなってしまったら『乙女』の定義でよいのかどうか…。
グッジョブ!!!
膜があろうかなかろうが自分は鳥乙女にハァハァだ!
>408乙!!
おと‐め〔をと‐〕【乙女・▽少女】
《「おと」は、動詞「お(復)つ」と同語源で、若々しいの意。本来は「おとこ」に対する語。「乙」は後世の当て字》
1 年の若い女。また、未婚の女性。むすめ。しょうじょ。処女。「―の悩み」
・ 「―壮士(をとこ)の行き集ひかがふ歌(かがひ)に」〈万・一七五九〉
2 五節の舞姫。
・ 「あまつ風雲の通ひ路吹きとぢよ―の姿しばしとどめむ」〈古今・雑上〉
(少女)源氏物語第21巻の巻名。夕霧の元服、大学教育、雲井(くもい)の雁(かり)との恋、六条院の新築などを描く。
>本来は「おとこ」に対する語
↑
よって貫通しても問題ないんジャネ?
ラクシャサ回借りようとわざわざチャリで30分もかかるTSUTAYAに行ってきた
キレイにラクシャサだけ無いんだけど本当にありがとうございました
イ`
430 :
名無しさん@ピンキー:2006/09/27(水) 09:20:45 ID:1NqIB+ai
ようつべで悪魔くん見てきたよ
やっぱり鳥乙女は良いな
最終回の倒れ具合はえろすぎ。
ワラタ
またSS書いてつかあさい
鳥乙女(;´Д`)ハァハァ
強気なおなご陵辱は萌えますな
久々投下でお目汚しスマソー
グワゴゼの大統領騒ぎも治まって数日が過ぎ、落ち着きを取り戻したゲゲゲの森。
幼女の死を超えてネズミ男が人知れず感傷に耽っているせいだけではなく、
森を行き交うはずの明るい娘の姿さえも消えていた。
「そういえば最近ネコ娘が訪れんようじゃが・・・」
茶碗風呂に浸かった目玉親父が言うと、鬼太郎は屈託なく微笑みかけた。
「しばらく里に戻ると言ってましたよ、父さん」
「そうか」
娘同然のネコ娘の姿が見えず一抹寂しさも感じるのだろう。
鬼太郎は湯を注ぎ足して、さりげなく立ち上がった。
「ちょっと散歩に出てきます。湯冷めしないように気をつけてくださいね」
「うむ?」
妖怪ポストに手紙が来ないのはいいことだが、ここ数日こうして昼となく夜となく、
散歩に出るのが鬼太郎の常となっていた。
目玉親父は不思議そうに首を傾げたが、適温の湯心地のよさにすぐ目を伏せた。
森の外れで結界石が輝く。
妖力を込めて念じた直後、その身は己の作り出した結界の中に吸い込まれて行った。
目蓋を開けば、かつては病院だった廃墟の一室。
現れた鬼太郎の姿に気付いて、古いベッドのスプリングがぎしりと錆びた音を立てた。
「お目覚めかい?」
ベッドの上にはうつ伏せに横たわったネコ娘。
薄いスリップドレス一枚。肩から腰にかけてくぼみ、そして双丘にかけてなめらかな
曲線を描く薄紅の肌が透けていた。
その両手首は柵状のヘッドボードに伸びて、逃れられぬよう柵と手首は手錠で繋がれている。
顔を上げて振り返った瞳は昨夜の情交に潤み、頬には涙跡が残っていたが、
気丈にもきつく鬼太郎を睨みつけていた。
「ご機嫌はよくないみたいだけど」
「・・・当たり前でしょ・・・っ、早く・・・この手を離してよ!」
あれは何日前のことだろうか。
目覚めた時からずっとここに繋がれたまま。
どうしてこんなことをするのか。
こんなことはやめて。
何度叫んだところで鬼太郎は口もとをにやつかせるだけで聞き入れない。
時に訪れる理不尽な鬼太郎の衝動。
それは本来心優しいはずの鬼太郎が連日の戦いを続けて起こるひずみなのだと思えば、
ネコ娘はただ受けとめて耐えるしかなかった。
近づいた鬼太郎が腰かけると、安普請なベッドが軋む。
不自由ながら身を捩って逆方向へと体重移動しても、手を拘束されたままでは
数10センチ退くぐらいの抵抗でしかない。
容赦のない鬼太郎の手がスリップを捲くり上げる。
きゅっと閉じた尻間からは、昨夜鬼太郎が吐き出したものが白い筋を沿わせていた。
「い・・・やっ」
桃尻から縦筋までくちゅくちゅと音を立てながら鬼太郎の指が進む。
抵抗して足を交差させても指は肉襞の間を滑り、敏感な花芯まで伸びて弄った。
「・・・っ・・・!」
ネコ娘の顔が枕に沈む。
せめて声を上げないのが精一杯の抵抗だと思っているのだろうか。
下駄を脱ぎ落としてベッドの上に乗ると、後ろからネコ娘の尻を掴んで腰を立てさせた。
くぐもった悲鳴。身を硬くしたのも構わず鬼太郎は二本の指を膣内に突き立てた。
中は熱く、ざらついた肉壁は蕩けるように粘液に覆われている。
上下となく左右となく弄りまわす内に白濁の残液は内腿を伝い落ちて、
それでも透明な蜜に濡れ光っていた。
「僕の・・・だけじゃぁないみたいだね?」
身震いしたネコ娘の肩が硬直する。
弄ばれる内に溶けてしまいそうな理性を繋ぎとめるために、唇を強く噛んだ。
「ほら、ココも・・・して欲しいんだろう?」
スリップの下に隠れた胸を揉み上げ、つんと尖った蕾をこりこりと指先でなじる。
ネコ娘は必死に首を左右に振って、内から込み上げる熱を否定する。
「・・・本当に君は嘘つきだね。素直になるまで・・・帰さないよ」
肉襞に消えた鬼太郎の指が激しく蠢き出す。
ある箇所をかくたびにネコ娘の腰はびくりと跳ね、弱点は浮き彫りになった。
わざとその肉壁の一点を攻め立てれば、ネコ娘の身はしなる。
「っ・・・っ、っ・・・くっ・・・ぃ、いやぁああっ!」
耐え切れず顔を上げ、悲鳴にも似た嬌声が響いた。
容赦のない鬼太郎の指戯を避けようにも身を起こすこともままならず、
身を震わせるたびに手錠がヘッドボードの柵に打ち付けられてガシャンと冷たい音を立てた。
「こんな・・・こ、も・・・もぉ・・・やっ・・・あ───」
背を反らせたネコ娘の高まりを見極めた鬼太郎はすっと指を抜き出す。
痛いほど尖った胸先を弄る手も離されて、ネコ娘の絶頂は寸前で止まった。
「・・・くっふ・・・っ」
身を引いた鬼太郎を振り返るネコ娘の瞳は焦点を失い、切なげに見上げるばかりだ。
達する寸前で放置された秘所は忙しなく収縮して、与えられる快楽を待っている。
感情や理性では抑えきれぬところまで高められ、ネコ娘は自身の肉体に裏切られて
いくようにも思えた。
自分ではどうしようもできない状況がもどかしく、大きな瞳が潤む。
「ふ・・・ふふふっ。そんなに欲しけりゃオネダリしたらいいのに」
鬼太郎が狂ったように腹を抱えて笑い出せば、ネコ娘は気丈に目をつりあがらせて、
獣のようにフゥフゥと息をついて情欲を逃がした。
しかしそれも、
「あぁん!」
いたずらに胸を突く鬼太郎の指先に引き戻されて、内なる欲望が駆り立てられる。
様子を見るように背や尻や胸を突付きながら、ネコ娘の身が捩れて踊るのを鑑賞した。
「ほーら。嘘をつくからそんなに辛いんだよ?」
「ふっ・・・く・・・ぅん・・・んんっ・・・き、きたろ・・・おね、がい・・・」
ヘッドボードの柵を握り締めて、小さく呟く。
「つ・・・続けて・・・。やめないでぇ・・・お願い・・・っ」
「何を続けて欲しいんだい?」
鬼太郎の調教は終わらない。
覆い尽くすように背中を抱きとめて、ネコ娘の言葉を待った。
「き・・・鬼太郎の・・・指で・・・もっとぉ・・・、もっと・・・して」
「僕の指で?何をして欲しいんだよ」
ネコ娘の頬が紅潮し、ねだるように腰が突き上がる。
「・・・入れて・・・っ」
「だから、どこに?」
ネコ娘の手は血が通わぬほど強く握り締められる。
「あたしの・・・あ、あたし・・・のぉ・・・」
それほど口に出すのも憚られるのか、羞恥に身を震わせる。
しかし羞恥心はネコ娘の肉体に響き、秘所からは蜜が伝い落ちた。
<続>
鬼ティク太郎キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━!!!!!!!
ネネネネコ娘タン(;´Д`)ハァハァハァハァハァハァ
GJ!GJ!
続きwktk!!
442 :
名無しさん@ピンキー:2006/10/04(水) 20:55:09 ID:TuGurw8i
あげ
徐々に捲くりあがるスリップドレス(;´Д`)ハァハァ
444 :
名無しさん@ピンキー:2006/10/13(金) 02:52:12 ID:Us0Q+spD
保守上げしつつ 444get
何故か鳥乙女だけ個室に呼び出され服装検査や身体測定をされてしまう。
こんな見えない学校はセクハラだ。
空気読まずに成長後の鬼太郎×猫娘導入だけ投下。
多分4期の二人で。
アニメうろ覚えなんで微妙かも。
447 :
446-1:2006/10/14(土) 20:48:02 ID:vnC/uGa/
「猫娘、これをゲゲゲハウスに届けてくれんかのぅ?」
切っ掛けは、おばばの些細なお使いだった。
目玉の親父に急ぎの薬を頼まれたものの、手の離せない用があり届けに行けないからと。
頼まれた猫娘には特に用がある訳で無し、嫌がる理由は無い。
だから頷いて妖怪アパートを出てきた。
幼い頃は毎日のように駆けた道を、嬉しい、けれど気まずい…そんな気持ちで歩く。
人間ほど早くはないけれど、妖怪だって徐々に年を取っていく…それは猫娘も鬼太郎も例外ではなくて。
身体と共に成長した心は、あの頃の様に無邪気に鬼太郎へ好意を表せなくなり、鬼太郎の顔もまともに見れなくなって。
自然とゲゲゲハウスへと向かう事も減っていき、今ではこうして用事でも無い限り行く事は殆ど無かった。
扉の前で深呼吸を一つして、声をかける。
「親父さん、居るー?おばばから届けものよー。」
だが、返ってくるのは静けさのみ。
(誰も居ないのかな…)
手にある包みを見て途方にくれる。
急ぎの薬というからには、一秒でも早く欲しいだろうし。
(…ゲゲゲハウスはいつでも妖怪が自由に行き来してるんだし、誰も居なくても入って良いよね。)
そう思って中に入る。
中はあの頃と─以前来た時と同じままだった。
必要最低限のものしか置いてなくて、部屋の真ん中にある卓袱台の上には親父さんの茶碗風呂があって、奥には鬼太郎の万年床があって。
卓袱台の上に包みを置き、ゆっくりと辺りを見回す。
さっさと帰った方が良いと思いもしたが、それよりも今の鬼太郎を感じたかった。
(あんまり掃除してないみたい…鬼太郎、めんどくさがりなんだから。)
部屋の中をゆっくりと歩いて、万年床の上に座りこむ。
木の葉の布団に触れれば、カサ…と乾いた音が耳をくすぐる。
そっと横たわれば、鬼太郎の温もりが残っている気がした。
(…ここ、鬼太郎の匂いでいっぱいだ…もう、随分…会ってないな…)
「会いたい…な……」
そう、本当はずっと会いたかった。
あの頃からずっと、今も、鬼太郎が好きで好きで大好きで。
この気持ちは変わらない、想いが強くなる事はあっても消えることなんて有り得ない。
…でも、怖い。
鬼太郎に会ってしまったら、きっとこの想いを口にしてしまう。
そして拒絶されたら、仲間ですら居られなくなってしまいそうで。
あの頃は早く大人になりたかった。好きだという気持ちを真面目に受け止めて欲しかった。
けれど…こんな想いをするくらいなら、子供のままで居たかった。
そんな事を考えながら、いつしか猫娘は眠りの淵に沈んでいった。
448 :
446-2:2006/10/14(土) 20:49:30 ID:vnC/uGa/
一方鬼太郎は、目玉親父と子泣き爺の将棋に長時間付き合わされていた。
しかもまだ決着がつかないからと勝負を続ける二人に付き合いきれないと、理由をつけて先に帰ってきたのだ。
勝負に熱くなっている二人は、鬼太郎の呼びかけに返事もそこそこに将棋盤に集中していた。
あれでは明日…いや、下手をすれば明後日まで帰って来ないかもしれない。
溜息をつきながら落ち着く我が家へと向かった。
「…まったく、父さんも負けず嫌いなんだから……あれ?」
ゲゲゲハウスの扉が少し開いているのに気付き、首を傾げる。
もしや来客だろうか、出来るなら今日は早く休みたいのだけれど…そう思いながら家に入るが、ざっと見ても誰も居ない。
不思議に思ったが、卓袱台の上に見慣れない包みがあるのに気付いた。
あぁ、おばばが切れた薬の在庫を届けに来てくれたのかと納得して、さっさと寝ようと万年床に向かった。
の、だが。
「……………………〜〜〜〜〜〜〜〜!?」
思わず叫び出しそうな己の口を手で押さえる。
思考が追いつかない。現状を把握する術が解らない。
ここは自分の家で、これは自分の寝床だ。なのに、何故。
───何故猫娘が寝ているんだろう?
「ん…」
身じろぎをされれば、まるで悪戯を咎められた子供のように目を閉じビクリと身を竦め、ゆっくりと目を開ける。
猫娘見れば、良く眠り込んでいる姿にほっと息をつき緊張が解けた。
段々と落ち着いてくれば、おばばに頼まれて薬を届けに来、待っていてそのまま寝てしまったのだろう事は想像がつく。
(…こういう所は変わらず子供っぽいんだなぁ)
微かに苦笑しながら寝顔を見つめれば、あの頃と同じ愛らしさに思わず顔が緩んでしまう。
だが、それと同時に訳の解らぬ罪悪感と彼女の無防備さに対する理不尽な苛立ちが胸に沸き出てくる。
しばらく寝顔を眺めていたが、一向に猫娘が起きる気配は無く。
起きるまでは待っていようと思ったが、疲れが限界だった。早く横になりたかった。
「…僕の寝床で勝手に寝てる猫娘が悪いんだからね…?」
意を決した様に、だが彼女を起こさぬ様にそっと、己の寝床に潜り込んだ。
ドキドキ
450 :
446-3:2006/10/14(土) 22:25:19 ID:vnC/uGa/
あれからどれくらい時間が経ったんだろう。
ほーほーと聞こえる梟の声や、風に揺れさわさわと鳴る木の葉の音がやけに耳に付く。
あれほど疲れていたというのに、未だ眠気は訪れない…むしろどんどん目が冴えていく始末。
さっさと寝てしまえば大丈夫だと思っていたのに、大誤算だった。
万年床はそんなに広くない、二人が横になればどうしたって間近で寝顔を見る事になる。
目を閉じた所で耳まで閉じることは不可能で、穏やかな寝息が聞こえれば落ち着いているなど出来はしない。
そんな自分の気持ちも知らずスヤスヤと寝入っている猫娘が恨めしくすら感じてしまう。
自分の鼓動まで喧しく聞こえる現状に、眠ることを諦め改めて彼女の寝顔を見つめる。
(可愛いなぁ…)
規則的な寝息を零す唇は愛らしく、無防備に眠るその顔はあどけなく。
きっちりと閉じた瞳も、ふっくらと柔らかそうな頬も愛しくて。
ずっと会いたかったのだ、本当は。
いつも彼女が来てくれるのを待っていたのにこちらから会いに行くのもおかしい気がして、その結果疎遠になってしまったけれど、幼い頃はほとんど毎日の様に会っていて、隣に居るのが当たり前だった少女。
あの頃は何も言いはしなかったけれど、少女は自分のお嫁さんになるものだと、そう思い込んでいた。
成長するにつれ徐々によそよそしくなっていく少女の態度に、そう思っていたのは自分だけだと思い知らされたけれど…
それでも、愛しい気持ちはずっと変わらない。
嫌われてしまったのなら仕方ない、そもそも好きだとか嫌いだとかそういう感情を持たれていなかったのかもしれないし。
この少女が幸せになれるのならば、相手は誰でも構わない。
そう思おうとしてはいたけれど、こうして彼女の顔を目の当たりにしてしまえばやっぱり無理だ。
この少女を手に入れる者は自分でありたい、そんな気持ちが打ち消しても打ち消しても沸いて出てしまう。
いっそ、今この場で手に入れてしまおうか──そんな考えが首をもたげる。
そして彼女の柔らかな頬に手を伸ばした、その時。
「きた、ろー…?」
鈴の音のような、甘やかな声が彼女の唇から零れ落ちた。
451 :
446-4:2006/10/15(日) 00:32:14 ID:D+5ZY3Dz
その声に慌てて手を引いた方が良いかと逡巡するも、鬼太郎の身体はまるで金縛りにあったように固まったままだ。
少女はそんな少年に構わず自身に伸びた手を取ると、自分から頬に当てて擦り寄り目を閉じ、また寝息を立てる。
単に寝ぼけていたのだ、そう理解するまでしばらく少年は身動きが取れなかった。
ようやく安堵の息と共に緊張が解けるも、あの声に不埒な考えを見透かされたようでばつの悪い気分が胸を占める。
けれどそれ以上に、掌から伝わる温かな感触と、微かにかかる吐息が甘く胸を締め付けて。
「……………」
無理だ。この状態で理性なんて保てる訳がない。
そもそもこうして隣に寝た時点でそんなことは無理だと解っても良かったはずなのに、あぁ、でもこの寝顔を邪魔するなんて出来る訳も無かったし。
猫娘がこの手を離さないのが悪い、そう身勝手な理論武装をしてただでさえ近かった顔を更に近づけ掌を当てていない方の頬に軽く口付ける。
そのまま熱に浮かされる様に瞼、うなじ、首筋へと口付けて…唇に触れた。
柔らかい。甘い。気持ち良い。
一瞬にして色んな感情が湧き上がる。
もっと、もっと味わいたくて何度もついばむように口付ける。
寝入ったままだというのに口付ける度にくぐもったような甘い声を洩らす猫娘の反応も嬉しかった。
452 :
446-5:2006/10/15(日) 01:35:40 ID:D+5ZY3Dz
「にゃ…ん、ぅ…ふ、にゃぁん…」
少女が吐息と共に洩らす声は、まるで少年を誘っているようで。
それは自分の思い過ごしだと解っていても、その声に煽られるように鬼太郎の行動はエスカレートしていく。
耳朶を甘く噛みながら、空いている手で器用にブラウスのボタンを外して。
開いた胸元に唇を這わせながら、スカートをまくしあげて。
それでも起きる様子の無い猫娘に、まだ大丈夫、まだ大丈夫と知らず知らず調子付いていく。
徐々に熱く甘い声に変わっていく少女に急かされるように彼女の身体に手を走らせて。
露になった胸元にいくつも赤い痕をつけながら、白い腿をゆるく撫でさすり。
止まらない行為は、比例して罪悪感を募らせる。
それ故か、寝ているとは解っていても囁かずにはいられなかった。
ただ性欲をぶつけている訳ではないと、伝えておきたかった。
「好きだよ…猫娘。」
「あたしも……す、き…」
「……え…っ!?」
慌てて顔を見れば、瞳はうっすらと開いてはいるものの表情はぼんやりとしていて、彼女が先程と同じ様に寝ぼけているのは明らかだ。
だが…この状況で愛しい少女から好きと言われて、歯止めの利く男なんて居る訳もなく。
寝ぼけた表情はうっとりとしている様にも見え、より情欲を掻き立てられて、気付けば弾かれた様にきつく彼女を抱きしめていた。
453 :
446:2006/10/15(日) 01:53:07 ID:D+5ZY3Dz
とりあえず今書いてあるのここまでっす。
続きは明日か明後日に上げますんで…
だらだらと長くてスマソ。
壁|ω・`)キタネコエロいよかわいいよ。ガンガッテー
GJJJJJJJJJJJJ!!!!!
続き楽しみにしてまってるよ!!!
こういう和姦系夜這い話は大好きだ
457 :
446-6:2006/10/16(月) 02:48:19 ID:aFKL2Wbn
「にゃ……っや、な、何…!?」
唐突の抱擁に夢うつつから一気に現実に引き戻された少女は、驚きの声をあげる。
それもそのはずだ、気付けば胸ははだけ服は乱れ、誰とも解らぬ男に抱き竦められているのだから。
必死に抵抗しようにも、何故か身体中の力が抜けていて男の胸を弱く押す程度しか出来ない。
が、その微かな抵抗から少年は手放した理性を取り戻した。
少女が目覚めた事に気付き、ようやく今の自分の所業を返り見、青褪めて。
慌てて少女を抱く力を緩め、この場を取り繕う言葉を探しながら声をかける。
「あ…ね、猫娘、ごめん…!これは、その…」
だが、少女はきつく目を閉じ少年の声を聞こうとしなかった。
否…自分の知らぬ間に何者かに襲われたという事実が衝撃的過ぎて、寝起き直後の頭では現状を処理出来ずパニックに陥っていた為に聞こえなかったのだ。
「や…やだっ、放して、放してよ…ダメ、やだ…っ」
相手が誰かも判ればまた違っただろう、けれど幾ら夜目が利くとはいえ目覚めたばかりの瞳には闇が濃く映るばかりで少年の姿を写す事は出来ず。
ただただ、男の腕から逃れようと必死に胸を押す。
その行動は少年に自身を拒絶されたと思い込ませ、また少年の理性を奪わせた。
代わりに少年の胸を占めたのは、暗い絶望と行き場の無い嫉妬。
(僕のこと、そんなに嫌いなの?)
(僕はこんなに、君のことが好きなのに)
(僕を拒むのは、誰かを想っているから?)
(さっきの「好き」は、その誰かに向けたもの?)
たくさんの思考が脳裏を一気に駆け巡り、そして最後に浮かんだのは。
「…僕以外を見るなんて、許さない。」
少年は低く暗い声でそう呟き、少女が逃げられぬ様に組み敷いた。
458 :
446-7:2006/10/16(月) 03:41:11 ID:aFKL2Wbn
少年の呟きは少女の耳には届かず、その乱暴な所作に少女の心はより恐怖に煽られる。
今さっきまで、夢の内とはいえ大好きな鬼太郎の優しい手の中で愛を囁かれて幸せに身も心も蕩けそうだったのに、どうしてこんな事に。
そう思いながら、自身に覆い被さる男をきっと睨みつければ、徐々に闇に目が慣れてきて。
そして自分を押さえつけている者の正体がようやく判ったものの、それが信じられずに呆然と呟いた。
「……鬼太郎……?」
問いかけられれば、少年は白々しく返事を返す。
組み敷いた力はただ強く、先程よりも乱暴に少女の服をはだけさせながら。
「そうだよ、僕だよ?…そんな声出して、どうしたのさ。」
そう言いながら柔らかな胸に舌を這わせ、先端の突起を口に含み軽く弾く。
その刺激に思わず声をあげ、びくりと身体をはねらせる少女に口端を歪ませる。
「ゃ…き、たろ……っ…なんで、こん、な…あぁ…!」
「何でじゃないさ。僕を拒んだ君が悪いんだよ、猫娘。」
途切れ途切れの問いかけに返された答えを、少女は理解する事が出来なかった。
鬼太郎を拒む?そんなこと、ある訳ないのに。
ずっとずっと、鬼太郎が好きだった。ううん、今この時だって、大好きだ。
なんでこうなっているのかは解らない、でも、相手が鬼太郎ならば何をされたって構わない。
力任せに押し付けられて、服を剥がれても。
乱暴に乳房を掴まれて、欲望のままに揉みしだかれても。
強引に下着を剥ぎ取られ、まだ解れていない秘唇に指を突き入れられても。
相手が鬼太郎ならば、どんな事だって受け止められる。
けれど───
「そん、な…顔、しない…で…?」
暗い笑みの陰には泣いている鬼太郎が見えるような、苦しむ鬼太郎が見えるような気がして。
少年の苦しみを和らげられればと、頬に手を伸ばして撫でようとしたものの、その手は少年のそれに阻まれる。
逆に強く握り締められれば、その手の温もりが泣き出しそうな程嬉しくて。
そして止まった行為に不思議そうに少年を見つめると、戸惑いの色が見て取れた。
459 :
446-8:2006/10/16(月) 04:30:28 ID:aFKL2Wbn
「きたろ…?」
どうしたの、と問う様に名前を呼ぶ。
その声に、手を握る力は緩み、顔に浮かぶ戸惑いはより濃くなって。
「…んで?」
「え…?」
弱い呟き。聞き取れずに聞き返すと、ゆっくりと手を離して少年は改めて少女に問いかける。
「どうして逃げないんだよ、なんで…なんで、そんな…」
優しい顔で、僕を見るんだ。
途切れた言葉は、それでも少女には伝わって。
放された手で少年の頬を優しく撫でながら、微笑み答える。
「逃げる必要なんか、ないもん。あたしは鬼太郎が好きだから…
鬼太郎が望むなら、なんだって平気だもん。
……って…鬼太郎…どう、したの?」
驚きに目を見張る少女は、少年の腕の中に閉じ込められていた。
彼女の言葉に、少年の胸に渦巻いていた黒い感情は全て吹き飛ばされ。
罪悪感と愛しさに胸が詰まって、溢れそうな想いを逃がさぬように少女を抱きしめる。
「ごめん…ごめん、ごめん…」
目を閉じきつく少女を抱く少年の口からは謝罪しか出て来ない。
何故思ったのだろう、手に入らないなら力任せにでも手に入れようなどと。
少女はずっと変わっていなかったのに、ずっと自分を思ってくれていたのに。
愛しくて愛しくてたまらないのに、どうして傷つけようとしたのだろう。
後悔が胸に溢れ、自身への怒りで息がつまりそうで。
そんな少年の頬を、柔らかな感触が触れる。
驚きに目を開けば、目に入るのは少女の優しい微笑み。
謝らないでと、そう無言の内に伝わる言葉が少年の心を和らげる。
柔らかく抱きしめ直せば、腕の中の少女は嬉しそうに微笑んで。
しばらく少年の腕の内に収まっていた少女は、頬を赤らめながら少年の耳元へと唇を寄せた。
(続)
>>446氏
キタ――━━━(゚∀゚)―――――!!!!!
(・∀・)イイヨイイヨー ☆
後半戦が楽しみだ!!
>>446 GJGJGJ!!!!!!!!!!続きを楽しみに待っています!!!!
きたろうも猫娘も可愛い禿可愛い!!!!!
ハァハァ
463 :
446-9:2006/10/17(火) 02:30:39 ID:akRT67MX
「ね…鬼太郎…あの……いつまで、こうしてるの…?」
囁かれ少女の顔を見れば、どこか苦しそうな表情に慌てて腕の力を緩める。
「あ、ご、ごめん…苦しかった?」
「そうじゃ、ないけど…あの、えっと…」
言いよどむ少女の様子に、少年は首を傾げる。
「…つ………続き、しないの…?」
「……は?」
思わず思考が固まる。
我ながら間の抜けた声だと、頭の片隅で馬鹿に冷静に思いながら腕の中の少女を見れば、俯いていて表情は見えないものの首筋まで赤く染まっているのが見て取れて。
掻き抱いた身体はただ熱く、胸元にかかる吐息は切なげで。
うっすらと色づく裸身を見れば、また不埒な考えが胸に湧き。
微かに震える肩を抱く力を強めながら、ほんの少しわざとらしく問い返す。
「…どうして、そんな事を聞くの?」
くすりと笑いながら問いかければ、腕の中の少女は恥ずかしそうに縮こまったまま黙り込む。
その様子に、可愛らしいと思いながらも言葉を続けた。
「続き…したいの?…やらしいんだね、猫娘は…」
「……違うわ。」
「え…?」
より恥らう姿が見れると思っていた、けれど実際は少女の顔は無表情で、冷静で。
少女からの否定に、一瞬で冷水をかけられたかのように強張った少年の唇に少女のそれが触れる。
「な…!?」
驚きに目を見張れば、少女からきっと睨みつけられて。
「やらしいから、したいんじゃないわ。鬼太郎が好きだから…したいのよ。」
464 :
446-10:2006/10/17(火) 04:27:38 ID:akRT67MX
不機嫌そうな表情は、けれど耳まで赤く染まったせいでただ愛らしいだけで。
少女の素直な言葉に少年の心もさらさらと溶けていく。
「ごめん…猫娘。うん、僕もしたい…君が好きだから。」
ようやく微笑んだ少女の身体をそっと横たわらせて、頬に口付け上から見下ろして。
そうして目が合えば、どちらともなく目を閉じて口付ける。
最初は触れるだけ、徐々に深くなる口付けにお互い息が苦しくなって名残惜しげに唇を離し。
「…好きだよ、猫娘。」
「好きよ、鬼太郎。」
同時に相手の名を呼び、思わず互いに笑みが零れ。
もう一度軽く口付ければ、それは再開の合図となって。
ただ己の欲のままに動いていた少年の指は、まるで今初めて少女の身体に触れたかのように少しづつ、少しづつ少女の身体を開いていく。
少女の反応を見ながらゆっくりと舌で伝い、掌で触れていけば、先程までの行為のせいかすぐに身体の芯も蕩けていって。
甘い喘ぎを洩らしながら恥ずかしそうに身をよじる少女のせいで、少年の熱もまた高まる。
ボタンを外すことすらもどかしげに上着を脱げば、肌に触れる外気が心地よい。
ふと、少女は寒くないだろうかと肌を重ねれば思いの外その身体は熱く柔らかで。
直接触れ合う肌はそれだけで互いの欲を掻きたてる。
もっと、もっと。深くまで触れたいと。
急く気持ちを抑えながら少女の潤んだ目尻に口付けを落とし、緩やかな動作で下へ降りる。
子供の頃とは違う、柔らかく豊かな双丘を掌で撫で上げて。
すべらかな下腹にそのまま口を伝わせて。
そして辿り着いた花壷には、既に蜜が腿を伝う程に溢れていて。
それを舌で掬い上げれば少女の背が弓なりに跳ねた。
465 :
446:2006/10/17(火) 04:29:43 ID:akRT67MX
今日はここまで…ダラダラ長くてすいません。
もうじき終わりますんで、それまでご辛抱の程を…!
446氏今日も乙GJ!
キタネコが丁寧に書かれて良いですよー(*゚∀゚)ムハー
辛抱って言うか、じらしプレイ? イヤァン ハヤクゥ…(*´Д`)=з
ともあれ、終盤戦を楽しみにしとります( ゜∀ ゜)!!
468 :
446-11:2006/10/18(水) 03:50:06 ID:sRV/ymDs
「にゃ…!?き、た…ろ、なに…し…ふっ…んん…」
少年は少女の問いには答えずに、そのまま舌を膣内にゆっくりと挿し入れる。
指とはまた違う異物感に驚きの声をあげる少女の、無意識に逃げようとする腰をしっかりと抱き寄せて舌を蠢かす。
ゆっくりと奥の奥まで味わう様に舌を伸ばし、少女の嬌声が半ば泣き声に近くなればようやく少年は顔をあげて。
どれほど舐めても追いつかない程に溢れた愛液に濡れた口許を手の甲で拭いながら、悪びれない声で少女に囁いた。
「何って、ちゃんと慣らさないと続きが出来ないからね。
僕だって猫娘が欲しいし、出来る限りの準備はしないと。…まぁ、でも…」
一旦言葉を切って少女の秘唇に指を滑らせ、ぬらぬらと濡れた指先を眼前に持ってきて。
「…もう充分に慣れてるみたいだね。」
そう言いながら少年は微笑み、ぺろりとその指先を舐められれば少女は羞恥に消え入りそうに目を伏せる。
その様子に可愛らしいと目を細めるも、少女の荒い吐息とひくついた肢体を見れば、自身の欲情も煽られるのも事実で。
自身の身に纏うものを全て取り払い、快楽と羞恥でうっすら朱に染まった少女に口付ける。
「き、たろー…?」
ぼんやりとした声で名を呼ぶ少女の腰を抱え、自身の剛直を秘所にあてがえば少女の息を飲む音が聞こえ。
不安に思いながら顔を見れば、恐れ恥じらいながらも自分を受け入れようとしてくれているのが判り安堵して。
ゆっくりと、少女に負担をかけぬように挿し入れていく。
だが、時間をかけて慣らしたとはいえ少女の膣は解れきっておらず、その顔を見れば痛みを堪えているのは明白で。
少女が重みを感じない様に覆い被さると、少年はその耳元でこう告げる。
「猫娘…痛いなら、僕の肩を噛んで。ゆっくりと息をするんだよ。」
「え…!?そ、そんなこと、できな…」
「良いから、ほら。…でないとずっと、痛いままだよ?」
有無を言わさぬ口調で言えば少女は戸惑いがちに頷いて、恐る恐る少年の肩に噛み付く。
ずきりとした痛みを肩に感じた少年は、けれど安心した様にまた少女の身体の中に自身を押し進め。
徐々に深く侵入する痛みに、知らず知らず少女はきつく肩を噛み。
少年自身を深く受け入れた時には、既に少年の痛みを気遣う余裕もなくなっていた。
469 :
446-12:2006/10/18(水) 04:38:55 ID:sRV/ymDs
だが、余裕が無くなったのは少年も同じで。
少女の内から溢れる愛液と破瓜の血液の入り混じった膣は熱く、艶かしく蠢いていて。
肩越しにかかる少女の荒い吐息は、それと共に伝わる痛みも気にならぬ程情欲を駆り立てられる。
それでも最初の内は少女を労わるように動いてはいた。
けれど、少女の声が痛みを堪えるものから徐々に甘い疼きを含んだものに変わっていけば、それと同時に自制も失われ。
いけないと思いながらも動きは荒々しいものへと変わっていく。
肩に噛み付いていた少女の口もいつしか離れ、ただ嬌声をあげるばかりで。
室内に響くのは、淫らな水音と荒い息、そして少女の甘い声。
ただ少年の名を呼び、もっと側にと無意識に腰を押し付ける少女に愛しさと欲望が競りあげられて。
気付けば少年も、ただ獣のように少女を貪ることしか考えられなくなっていた。
そしていつしか身体の芯を熱い滾りが駆け抜けていけば、そのまま少女を抱きしめて。
少年の思いの丈全てを注ぎ込まれた少女も絶頂に導かれ、二人の意識は穏やかな闇に沈んでいった。
「ごめんね、鬼太郎…痛かったよね。」
翌朝。
猫娘はしきりに謝りながら少年の肩に薬を塗っていた。
破瓜の痛みを堪える為に噛んだ跡は深く、見るからに痛そうで。
少年に言われてやった事とはいえ、申し訳なく思い手当てをせずにはいられなかったのだ。
一方の少年はと言えば、自分のした事の方がよほど悪い事だったのにと思いながらも少女が自分の為にしてくれる事が嬉しくて、されるがままになっていた。
「はい、終わり。包帯きつくない?大丈夫?」
「ん、大丈夫。」
そう答えれば、良かったと微笑む少女に安堵して少年も自然と顔が緩み。
少女もようやくほっとしたのか、少年の隣に座り他愛の無い会話を始める。
「それにしても…あたしの持ってきたのって傷薬だったのね。」
「うん、だから丁度良かった…あ、でも。」
「でも?」
言い澱む少年に、不思議そうに首を傾げる少女に微笑み言葉を続ける。
470 :
446-13:2006/10/18(水) 05:03:23 ID:sRV/ymDs
「猫娘が僕につけた初めての痕なのに、勿体無かったかもしれないなぁ。」
「な…!」
のほほんとした少年の呟きに顔を真っ赤にして固まった少女の様子を見つめながら、少年は妖しく微笑んでにじり寄り。
「な、な、何…?」
その笑みに嫌な予感を感じながらも、少年を上目遣いに見上げれば腕の中に抱き寄せられて。
「もう一度、痕を作ってくれる?」
視線を逸らせぬ様真正面から見詰めながら、にっこりと微笑みそう聞かれれば嫌だなど言える訳もなく。
だが何とか逃れようと、必死に考えを巡らせはっと気付く。
「き、鬼太郎!あの、い、今からしたら親父さんが帰ってきちゃわない?」
けれど少年は、ただにっこり微笑むだけで少女を解放する気も見せず。
そのまま少年の腕の中で、少女はまた快楽に導かれていった。
一方その頃。
「お〜い、子泣き爺はおるか〜?」
「おや、目玉の。さっき帰ったんじゃぁなかったか?」
「ん?いや何、やはりあの勝負の決着は納得がいかんのでの。もう一度勝負するんじゃ。」
「やれやれ、懲りんのぅ…解った解った、将棋版を出してくるから暫く待っててくれんか。」
「うむ、すまんの。」
結局目玉の親父がゲゲゲハウスに帰ったのはその翌翌日だったとか。
─糸冬─
471 :
446:2006/10/18(水) 05:13:29 ID:sRV/ymDs
これにて終了です。
4部っつっといてなんか色々ごちゃ混ぜぽくてスンマセンorz
書き終わってから思いついたんだが、カメレオンの術で姿消して襲わせれば良かった…
GJ!!3期+4期÷2なソフトキティーク鬼太郎(*´Д`)ハァハァ
反論出来ないネコタン(*´Д`)ハァハァ
ってか目玉の親父…!!
猫娘の愛らしさを堪能しますた(;´Д`)ハァハァ
グッジョブ!!!
446神ラヴエロアマンアマン御馳走様ですた♥
絵板のほうにも時より神が降臨されている様でつし、色んな神々の新作を楽しみに待って末(*´Д`)ハァハァ
>178
>283
>359以降
◆.QnJ2CGaPk氏『酒毒』-(四部鬼太郎×ねこ娘)>369-377
408氏 『脅迫強姦』-(悪魔×鳥乙女)>414>419-420>422-425
◆NECOkE/60g氏『お仕置き』-(三部鬼太郎×ネコ娘)>436-439(未完)
446氏 『』-(多分?四部鬼太郎×ねこ娘)>447-448>450-452>457-459>463-464>468-470
『乳比べ』水木少女ばーじょん。
豊:鳥乙女 控:夢子 微(美):猫娘 無:幽子
て具合でしょうか?
474氏まとめ乙!
乳は個人的に夢子<猫娘希望
夢子は全体的にふっくらしてそうだ(これから成長するという意味で)
猫娘は機能的かつ出てるところは出てる感じ
で、一緒に銭湯に行って猫娘のプロポーションを
羨ましがる夢子など妄想してみる(;´Д`)ハァハァ
訂正版乳比べ
豊(巨まではいかない):鳥乙女 美(豊予備軍):猫娘 控:夢子 無:幽子
この四人でお泊り会でもやってくれ!盗撮しに行くから。
お泊まり会は当然温泉だよな?
479 :
名無しさん@ピンキー:2006/10/20(金) 23:00:16 ID:eLH4qYZn
ユメコはいらない
混浴ネタマダー?
481 :
即興温泉ネタ:2006/10/20(金) 23:38:11 ID:m+5mLhcD
〜 女だらけのお泊り会・温泉編 〜
今回は水木キャラ女子の部・お泊り会ということで,悪魔くんサイドでは鳥乙女と半ば強引に連れてこられた幽子が参加した。
エツコは今回、父の連載の締め切りの手伝いの為に不参加である。
鬼太郎サイドでは、放送年代の近い三部のネコ娘と天道ユメコが参加した。
天道家ではアニメでもユメコの無断外泊をとがめる事も無く今回はただ一人の人間の参加者だ。
彼女達は、恐山近くに古くからある妖怪に大評判の温泉宿に来ていた。
妖怪に評判というだけあって、人には未だ知られぬ場所に其の宿はあった。
「こんなところに温泉宿があったなんて、知らなかったわ。」
「そりゃそうよ。今まで人は誰も着たことがない場所ですもの。ユメコちゃんが人間では初めてのお客様よ。」
「それより早く温泉に行きましょ。ここの妖怪露天風呂はすっごく広いのよ。」
早速、風呂支度をし露天風呂に出かける女子4名。
女の子同士ということも有って、幽子を除いて堂々としたものだ。
「鳥乙女さん、すごく胸大きい。いいなぁ…」
海外生まれの為か、鳥乙女は一糸纏わぬ姿で堂々としたものだ。素肌を隠す事をしない。
少女達の中で一番年長であろう彼女は、胸も豊満であったが下の茂みもなかなかのものであった。
次にスタイルの良いネコ娘は、発展途上の身体とまだ淡い茂みに同姓同士でも気恥ずかしさがあるようで、片手に手ぬぐいをかけなにげに隠している。
「何言ってるの、あなた達だって直ぐよ。」
「にゃっ!!」
悪戯に鳥乙女が後から手を回し、ネコ娘の乳房を揉むと手ぬぐいがはらりと落ちた。
482 :
即興温泉ネタ:2006/10/20(金) 23:38:53 ID:m+5mLhcD
「ネコ娘さんももう生えてるんだ…」
「…二人とも、お…大人なんですね…。」
まだぽってりつるつる派のユメコと幽子はしっかりとタオルで身体を巻いていた。
幼女2人が見ている間にも鳥乙女のいたづらは続く。
「やっ…ちょっと、鳥乙女さんッ…!!」
「ウフフ、ネコ娘さんたら敏感なのね。さてはイイヒトに毎日こんなことされているのかしら?」
「え…ネコ娘さんて…」
「ちょ…鳥乙女さん、こんなところで急に変なこと…」
「あら、いいじゃない。どうせ今日は女の子だけでお泊り会なんだから、暴露話しましょうよ。」
ぐっと引き寄せられ、背中に鳥乙女の胸が押し付けられネコ娘はますます赤面した。
そんなネコ娘の様子を見て鳥乙女が耳元でそっと囁く。
「ウフフ、ネコ娘さんて可愛いのね。」
悪戯に微笑み、開放すると次のターゲットへ
「きゃっ!!」
「ユメコちゃんの膨らみかけの胸もとっても愛らしいわ〜幽子ちゃんガードが固くって♥」
「…だって、鳥乙女さん…」
幽子は頬を耳まで赤く染め上げて黙り込む。そう…鳥乙女は触り魔だったのだ。
静かな妖怪温泉宿は若い女子の活気でこの日はとても賑やかであったという。
そして夜はお泊り会恒例の暴露話…が行われたのかどうか…それは定かではない。
-糸冬-
温泉キタ━━━(゚∀゚)━( ゚∀)━( ゚)━( )━( )━(゚ )━(∀゚ )━(゚∀゚)━━━ッ!!!!! GJ!!!
4人娘連続ポロリ(;´Д`)ハァハァ
今後の展開として…
・男性キャラ乱入、乱交パーティー化。
・盗撮されて全員脅迫される。
・↑の映像が某コミュサイトに漏れまくる
・「これから皆さんに犯し合いをしていただきます」
最後ワロスw
よーっし!上の四人で脱衣マージャンだ!
(個人予想だときっと幽子りんが一番強い、猫ちゃんかナスカねーさんがビリ争い)
野球拳にしろ簡単な(脱衣がペナルティの)ゲームにしろ多分猫ちゃんかナスカちゃんが一番弱いコだと思う。
普段気弱な幽子りんや淑やかっぽい夢子っちに「ほらほら最後の一枚早く脱いで♪」とか言われて焦りそう。
で、脱ぐもの無くなったら縛られたり、強制自慰に持ち越される…
相手が幽子&夢子ならば武闘派の猫&鳥も
まさかぶっとばす訳にもいかずなすがままだな(;´Д`)ハァハァ
489 :
名無しさん@ピンキー:2006/11/05(日) 19:44:22 ID:sNB6liXK
神の降臨を期待しつつ保守
鳥「!?やだっまた負けちゃった…」
猫「あ〜あ〜やっちゃったー」
すでに二人の少女はもうすでに身に纏っているものは一枚。後が無い状態だった。
夢「(にやり♪)さあ、お二人とも最後の一枚脱がせちゃいますよぉ」
幽「……もう、夢子さんってば…二人に手加減してあげてくださいね…」←とか言って現在トップで被害無し。
なんか何のゲームしてるのか分からないけど、夢子っち本領発揮気味。
491 :
名無しさん@ピンキー:2006/11/15(水) 23:55:01 ID:GND4MtOc
三田ネコのSSかエロ絵キボン
492 :
446:2006/11/16(木) 00:59:10 ID:Nn0smG8o
鬼太郎の身代わりになってピンチになる三田ネコ
で、救出後怒りの鬼太郎にお仕置…ってのを
こっそり考えたんだが…大筋出来てるのに文章がまとまらねぇ!
またダラダラ書いても良いですか。(´・ω・`)
493 :
491:2006/11/16(木) 09:03:02 ID:ZTPDc1Ir
>またダラダラ書いても良いですか。(´・ω・`)
良いです。
是非。
495 :
名無しさん@ピンキー:2006/11/17(金) 15:43:15 ID:ecU0S8Nr
496 :
446:2006/11/18(土) 09:51:34 ID:IJP4qC3j
>>493>>494 ありがd。
お言葉に甘えて駄文投下させてもらいま。(´・ω・`)
三部鬼太郎×ネコ娘でエロシーン突入前までの途中投下。
勢いで書いた上に色々嘘っぱち混ぜてあるんで流し読みでヨロ。
「ったく、何だって俺がこんな目に合わなきゃならねんだよ…」
背の高い男がぶつぶつ文句を言いながら大きな荷物を背負って山道を歩いていた。
その後について同じように荷物を運んでいた少女が男の呟きに一喝する。
「やかましい!元はと言えばあんたのせいでしょ!?」
「そうだぞ、ネズミ男。お前のせいで怖い思いをした人がたくさん居るんだからな。」
「そもそもお主はなんでこう次から次に悪巧みばかりじゃな…」
続いて同じく荷物を背負った少年と、その少年の左目を覆う髪の中からの声が少女に追従した。
「あーもう、解った、解りました!俺が悪ぅござんしたよ!
なんでぇ、矢継ぎ早に攻め立てやがって…」
「文句はこっちが言いたいね。お前のおかげで良い迷惑だ。」
不貞腐れた様子の男に、呆れ顔の少年は自分の背負う荷物に目をやる。
その中には、少年の着ているものと同じ衣装一式がつまった袋がこれでもかと言う程につまっていた。
事の起こりは昨日に遡る。
妖怪ポストに、鬼太郎変身セットなるものを買ったところ勝手に動き出して困っているという内容の手紙が届いた。
一体どういうことだと思いつつ、人が襲われるなどの荒事は起きていないようだから大人数で行く必要は無いだろうと、とりあえずネコ娘と鬼太郎だけでその手紙の送り先に出向いていって調べていけば、事の原因には案の定ネズミ男が関係していて。
鬼太郎のコスプレセットを大量に売り出して儲けようとしたのだが、変な所でサービス精神旺盛なネズミ男がコスプレセットのちゃんちゃんこ全てに鬼太郎の毛を1本づつ忍ばせた為に妖気が宿り、それを地元の妖怪が悪戯に使ったのだ。
幸い人を襲う類の妖怪では無かったから話し合いで事は丸く収まり、コスプレセットは全品回収・返金する事で問題は解決した。
回収した品の処分については、妖気が宿ってしまった品を下手に処分する訳にも行かないからと、妖怪アパートの裏あたりで燃やそうと言う結論に達し、そして今、ゲゲゲの森へと運んでいる所なのだ。
「それにしても、良くこれだけ作ったわねぇ…かつらに下駄まで揃ってるわよ、これ。」
「おかげで重さも半端じゃないけどね。こんなもの買う人の気もしれないよ。」
「何言ってんだ、鬼太郎。おめぇのネームバリューってな相当なもんだぜぇ?
おめぇに憧れてるガキんちょや『あぁん、鬼太郎様ぁ…』とか言ってるお姉ちゃんが喜んで買ってくれるってもんで…」
「いきなり変な声出すなよ、気持ち悪い。
それより、二度とこんなもの作るなよ。こんな騒ぎはもうこりごりだ。」
「へぇへぇ、まったくケチくせぇなぁ。」
「あんた少しは反省しなさいよね…ほら、もうすぐゲゲゲの森なんだからきびきび歩く!」
「わぁーったよ!やれやれ、とんだくたびれ儲けだぜ…」
そんなやり取りをしながら戻ってきた彼らを待っていたのは、傷だらけになった仲間達だった。
その姿に驚いて荷物を放り出し、すぐ側に駆け寄る。
「おばば…子泣き爺に一反木綿、皆…一体どうしたんだ?」
問いかける少年達に、仲間達は申し訳無さそうに、悔しそうに、口を開いた。
仲間達が言うには、鬼太郎とネコ娘が出て行ってすぐ、正体不明の妖怪が森の一角に強引に侵入してきたらしい。
鬼太郎の肉を所望しているのだと言われ逆上した仲間達がかかっていったが、強大な妖気に押されやられるしか無かったのだと。
「…鬼太郎…お主でも、正面から向かっていけば危ういやもしれん…」
事の経緯を聞いていたネコ娘は青褪めていた。
鬼太郎の肉は何にも勝る薬だと、そんな噂が妖怪達の中で流れているのは知っている。
以前にもそんな理由で鬼太郎を襲う妖怪に遭った事があったが、また同じ目に遭うのか。
しかも、仲間達が一方的にやられてしまうほどに強力な妖怪なんて…
また、鬼太郎だけが危険な目に遭わなきゃいけないのか。
そんな事を思っているネコ娘をよそに、おばばの言葉が続く。
「だが、不意をつく事が出来れば鬼太郎の敵では無いじゃろうとも思う。」
「不意をつく…でも、どうやって?」
鬼太郎の言葉に、一同は頭を悩ませ黙り込んだ。
しばらく沈黙が続いたが、一人の声がその沈黙を破った。
「アタシが鬼太郎の身代わりになって注意を引くわ。」
「…ネコ娘!?」
「アタシが鬼太郎だって名乗り出ていくの。
相手は鬼太郎に会った事無いんだし、少しの間注意を引きつける事が出来れば良いだけなんだか…」
「駄目だ!」
少女は強い拒絶にびくりと身体を竦めた。
鬼太郎自身、自分の言葉に一瞬驚きながらも気を取り直して言葉を続ける。
「ネコ娘に僕の身代わりなんて出来っこないよ。
体格だって違うし…そもそも妖気の量が違うもの、すぐバレるさ。」
そう言われれば、反論出来ずにネコ娘は口を噤んだ。
子供の頃に比べれば妖気は増したが、鬼太郎のそれと比べれば脆弱だと自分でも解る。
背比べだって今では負けてしまう。悔しいが、鬼太郎の言う通りだ。
黙り込んだネコ娘に一瞥もくれず、少年は言葉を続ける。
「…僕も皆も疲れてるんだ、今は休んだ方が良い。
不意をつく方法は明日起きてからまた考えよう。」
鬼太郎の言葉に、仲間達も頷き各々固まって休み始める。
ネコ娘もそれに続いたのを確認すると、鬼太郎も横になった。
そうして皆が寝静まった頃、一人の影が動いた事に誰も気付く事は無く。
翌朝、黄色と黒のちゃんちゃんこと学童服に身を包み、肩には化けガラスを一匹連れてカラコロと下駄を鳴らしながら妖怪の占拠する森の一角を目指す一人の姿を虫達だけが見ていた。
「もう良いよ、案内ありがとう。この先は危ないから、皆の所へ戻ってて。」
先から感じる妖気から目的地が近い事を察し、肩に止まっている化けガラスに声をかける。
心配そうに見返す様子に微笑んで、軽く頭を撫でてやる。
「大丈夫。絶対にヘマはしないからって皆に伝えて。」
そう囁けば、解ったと言う様に一鳴きして、化けガラスは今来た道を戻っていった。
その姿を見送った後、気合を入れる様に頬を叩き、道の先へと歩を進める。
慣れ親しんだゲゲゲの森にそぐわぬ妖気が辺り一面を冒しているのが解り、不快感に前髪に隠された顔が歪む。
だが、不思議と恐れは無い。
自分を包む妖気の方が強い事を知っているからだろうか。
そんな事を考えながらも歩みを弱める事はなく、気付けば開けた場所へと出ていた。
先程までとは段違いの妖気に、此処に相手が居るのだと嫌でも解る。
怯みそうな心を奮い立たせ、声を張り上げ辺りを睨みつけた。
「僕が鬼太郎だ!出て来い、化け物!」
「…やっと来たか、鬼太郎。」
地を這うような声がしたと同時に眼前の土が盛り上がる。
中から出てきたのは、やはり見た事も無い妖怪だった。
その恐ろしい姿に、内心震えそうになりながら気丈に言葉を続ける。
「よくも皆を傷つけたな!許さないぞ!」
「許さぬ…?…く、くく…はははっ、良く言うわ。
噂にはどれ程の屈強な男かと思うていたが、まだ声変わりも済んでおらぬ童ではないか。」
「っ…馬鹿にするな!」
怒りに身体が熱くなる。否、怒りのせいだけではなく、身体が熱い。
おかしいと思う間もなく、振り下ろされる一撃を飛んで交わす。が、上手く動けない。
「そんな鈍い動きでわしを倒せると?
多少は妖気も強い様だが、わしの敵ではないわ。」
「…言ってろ化け物!」
次々と繰り出される攻撃をかろうじて避け続けながら減らず口を返すものの、身体の熱は徐々に高まり、動きが重くなる。
そうしている内、真正面からの攻撃に気付くのが遅れ、直撃は避けられたもののその衝撃をまともに受けてしまった。
「しま…っ!」
ザク…ッ…と、音を立てて学童服の前がはだける。
露になったのは、少年の胸板ではなくサラシに巻かれた少女のそれだった。
裂かれた布の切れ端が風に舞い散る。
引き裂かれたのは服だけでなく、ちぎれたサラシでかろうじて胸を隠せはしているもののその膨らみは傍目にも明らかになり。
少女もそれに気付き慌てて学童服の前を合わせるが、既に曝された事実は誤魔化しようが無く。
眼前の妖怪は、にぃ…と好色な笑みを浮かべた。
「童かと思うたが、これはこれは…鬼太郎より先に喰われに来たか、娘。」
その言葉に、もう演技を続ける事に意味は無いと悟った少女が本来の口調で言葉を返す。
「…鬼太郎はあんたになんか負けないわ。馬鹿にしないで。」
服が裂けたせいか身体の熱は少し引いた様だが、動きは変わらず重い。
それでも恐怖は抱かぬまま、きっと睨みつければ化け物は尚更楽しそうに顔を歪ませた。
「気の強い女子だな…その顔が絶望に変えるはきっと堪らぬ愉悦だろう。」
下卑た笑みと共にゆっくりと近付いてくる化け物を、しかしネコ娘は身じろぎもせずに真っ直ぐ見つめた。
それは対峙する妖怪からは逃げるのを諦め覚悟を決めたものに映ったが、だが、真実は違う。
彼女は計っていたのだ、この一瞬を待っていたのだ。
ここで自分が動いてしまったら、全てが無駄に終わる。
視線を微塵も逸らさずに眼前の妖怪と自分の距離が詰まるのを待ち望む。
そして少女の鼻先まで近づいた化け物は、にやりと口端を歪めながら少女の顎に手をかける。
「気丈なものだな、娘…その瞳で鬼太郎もかどわかしたのか?」
しかし少女は自分の顎を掴み顔を上げさせた妖怪の戯言には耳も貸さず、声を限りに叫んだ。
「今よ、鬼太郎ーーー!!!!」
「何…!?」
少女の声に慌てて上を見上げた刹那、頭上から飛び降りてきた何者かが突き立てたオカリナから伸びた剣が妖怪の眉間に深々と突き刺さった。
声にならぬ声を残し崩れ行く化け物の影から、少年の姿を見とめると緊張の糸が切れたのか少女の意識は闇へと落ち。
薄れいく意識の中、少女は抱き上げられ唇に柔らかな何かが触れたような、そんな気がした。
502 :
446:2006/11/18(土) 10:11:23 ID:IJP4qC3j
とりあえず書けてるのはここまで…
エロ突入してないのにこんな長くてスマソorz
あの美脚が惜しげもなく晒されてるのか
半ズボンネコ娘ハァハァ(;´Д`)
504 :
名無しさん@ピンキー:2006/11/21(火) 22:16:25 ID:O5cmgqIW
>>495 新作キタ━━━(゚∀゚)━( ゚∀)━( ゚)━( )━( )━(゚ )━(∀゚ )━(゚∀゚)━━━ッ!!!!!
やっぱ3作目のネコ娘のデザインは色っぽいハァハァ(;´Д`)
446氏の3部GJ作品ぶったぎってもうしわけない。
でも今度いつ来られるかわからんので、無礼承知で投下します。
四人娘温泉ネタに刺激されて書いてしまいました。
温泉に行けなかったねこ娘タンの裏事情SSです。
「フンフンフ〜ン♪」
鼻歌を歌いながら、ねこ娘は温泉へいく準備をしていた。
小さな旅行かばんにレースのかわいい下着や浴衣や洗面用具を詰め、はちきれそうなファスナーを閉めた。
「これで準備オッケー!」
ちょうどその時、ドアが開いて鬼太郎が入ってきた。
「ねこ娘…いる?」
「あ、鬼太郎。どうしたの?」
「温泉…行くんだって?」
「うん、そう!悪魔くんとこの鳥乙女さんと幽子ちゃんとねー、あとはネコちゃんとユメコちゃんも行くんだよ。女だらけの温泉旅行なんだって!あたしにも案内はがきが来たんだー♪」
女同士で温泉に行くのがよっぽど嬉しいのか、場所や日時を記したハガキをヒラヒラ見せながら言う。
「ふーん…。」
鬼太郎は後ろ手にドアを閉めるとガチャリと鍵をかけた。
そして、大きな荷物の隣に座っているねこ娘に近づいた。
「どうしたの?鬼太郎。何か用? そろそろ出かける時間なんだけど…」
にっこり笑って言った言葉に鬼太郎はむっとした。
「別に用はないさ。用事がなきゃ来ちゃいけないって言うのかい?」
「そんなことないよ。でもあたし、もうすぐ出かけるからさ、あんまり長く相手できな…。」
言い終らないうちに鬼太郎が覆いかぶさってきた。
「ちょっ、ちょっと、鬼太郎!」
「いいじゃないか…。」
「きゃっ、鬼太郎! ちょっと、なにす…んっ、んんっ」
言いかけた口は鬼太郎の厚い唇に塞がれ、覆いかぶさる体を押し返そうとした手首は簡単に掴みとられて床に縫い付けられた。
同時に反対の手は猫娘の太股を摩り上げながらワンピースをたくし上げ、あっという間に白い下着に手をかけ、いつもの鬼太郎らしからぬほど性急に秘所を暴こうとした。
「…んっ!ダメだってばっ!」
激しく頭を振って執拗な口付けから逃れると、腰を捩ってのしかかる鬼太郎から離れた。
「す…すぐに出かけるって言ってるでしょう。そんなことしてる時間ないの!」
激しいキスに頬を高潮させ荒い息をつきながら抗議する。
鬼太郎は黙ったままねこ娘の腰を掴んで引き寄せ、今度はブラウスのボタンをゆっくり外した。
「…ぼくだって、今日は父さんが留守だから、ねこ娘と一緒に過ごそうと思っていたんだ。少しくらい、ぼくにも時間をおくれよ。」
鬼太郎は耳朶を甘噛みしながら囁いた。
こんな風に甘えられては、ねこ娘も断る理由など何もない。
「んっ…ふぁんっ。…んもう…、ちょっとだけ…だヨ?」
体の力が緩んだのを知ると鬼太郎は背中のファスナーに手を伸ばし、それを引き下げると胸元を大きく広げた。
「ねこ娘…」
うわ言のように言って、薄い肌着も引きおろすと小さな膨らみがプルンと弾け出て、鬼太郎はそれに夢中でしゃぶりついた。
「あっ…」
すぐに艶を帯びた声が出て、ねこ娘も鬼太郎の愛撫に合わせるように急速に昂ぶっていく。
鬼太郎は片方の乳房を口で蹂躙し、ピンクに染まった小さな乳首を軽く噛んでは舌で押しつぶし、転がし、強く吸い上げてきゅーっと引っ張ってちゅぱっと放し、乳房全体を舌で舐めあげた。
もうひとつの乳房は手のひら全体で強く捏ね回しながら時々中指と人差し指に先端を挟んで錐揉みし、ぷっくりと立ち上がった乳首を爪で弾いた。
「ああっ、あんっ、ふぁぁんっ…、はぅんっ…んああぅ…あああんっ!」
いつもより乱暴で激しい愛撫に、ねこ娘も艶やかな嬌声で答えた。
白い肌はすでにほんのりとピンク色に染まり、鬼太郎が手と口とを替えて愛撫を続けるにつれて、しっとりと汗ばんできた。
鬼太郎がこんなに乱暴にねこ娘を求めるのには理由があった。
(このきれいな肌を、他のやつらの目に晒すなんて…!)
例えそれが女性だとしても、鬼太郎の知らない場所で、よく知らない者たちにこの素肌を晒すと思うと、鬼太郎はいてもたってもいられなかった。
温泉で温まった体は、今目の前にある姿そのままに桜色に染まり、頬や胸飾りはより鮮やかなピンク色に変わるだろう。
それを他のヤツに見られるなんて、絶対に許せない。しかも、自然の中の露天風呂なら、どこで誰に覗かれるかわからない。
普段、鬼太郎に一途でいつも一番近くにいたからわからなかったが、自分から離れて知らない者たちの間にねこ娘が入っていくことがこんなにも苛立たしいなんて、鬼太郎は今更思い知った。
自分が思っていた以上に、独占欲が強く嫉妬深かったのだ。
鬼太郎は苛立ちのままに、乱暴に愛撫した。
ねこ娘はいつにない鬼太郎の様子に少し戸惑いながらも快楽に身を任せていたが、鬼太郎がその柔らかな胸元に強く吸い付こうとするとハッと気付き、
「やだっ!そんなことしたら痕が残っちゃうでしょ!」
そう言って身を起こしてしまった。
鬼太郎は軽く舌打ちし、「わかったよ」と言って首筋に舌を這わせると、すぐに反応して身を開いたねこ娘を再び床に強く縫い付けた。
そして、さらに激しい胸の愛撫にねこ娘がぼうっとなった頃を見計らって、ワンピースをたくし上げて親指をパンツのゴムにかけ、引きおろす。
ねこ娘の上半身は肩と二つのささやかなふくらみが露にされ、引きおろされたワンピースとブラウスと肌着が腰の辺りに集まっている。
そしてその下から、守られていた布を引き剥がされた秘所が熱っぽく蜜を吐いていた。
一度身を離して上からねこ娘の乱れた姿を見下ろしながらすばやくパンツを引き抜き、恥じたねこ娘が足を閉じてしまう前に太股を掴んで広げ、頭を挟み込んだ。
緊張で少し力の入った足も、内股を丁寧に舐めあげればピクピクと痙攣して力が抜ける。
すでに蜜が溢れててらてらと怪しく光る秘所に舌を伸ばし、蜜を啜るように吸い付いた。
「きっ…鬼太…ろ…?」
あまりに性急な求め方にねこ娘は不安を感じて、朦朧としながらも愛しい人の名を呼んだ。
しかし返事は返ってこず、頼る物のないねこ娘の両手は空しく畳を引っかいた。
いつもは優しい言葉をかけながら時間をかけてねこ娘の心と体を解していくのに、今日の鬼太郎は言葉もほとんどなく、まるで野獣のように唸り声さえ上げながら、ただその柔肌を貪った。
舌でほじくるように花芽を嬲り襞を割ると、真っ赤に固く尖った小さな突起に軽く歯を立てて刺激する。
「ひぁんっ! にゃあああああんっ!き…たろっ…おねが…いっ…あっ…ひぅっ!」
あまりに強い刺激に、ねこ娘は悲鳴にも似た嬌声を上げ腰をびくりびくりと跳ね上げる。
「はぁぁぁぁんっ…も…もうダメ…」
その幼い身には不釣合いなほど艶かしい吐息を漏らすと、ピクピクと痙攣し絶頂に達した。
途端に溢れ出た蜜をじゅるじゅると啜ると、鬼太郎はねこ娘の乱れきった姿を下から眺めつつ、凶暴なほどの欲望のままに内股やふんわりと柔らかい秘唇に吸い付き、赤い痕をいくつもいくつも刻んだ。
熱に浮かされたようになっていたねこ娘は、今度は抵抗しなかった。
鬼太郎はもどかしそうにズボンのボタンを外し、痛むほどに固く立ち上がった己自身を開放した。
今にも自身を埋めたいところを堪え、一度腰を引くと、鬼太郎は舌をカメレオンのそれのように変化させた。
ねこ娘の両膝を抱え、その間に自分の頭を挟みこみ、そこからねこ娘の表情を見下ろしながら舌を徐々に伸ばし、ヒクヒクと動いては蜜を吐き出す秘所にじわじわと捻じ込んでいった。
「ふみゃん!」
絶頂の快楽に漂っていたねこ娘は、秘所を異物が割り入る新たな刺激に顎を逸らせて善がり、白い首筋を晒した。
鬼太郎は舌先を尖らせ、襞という襞の間に舌を這わせ、クニクニと捏ねるように責め続けた。
ねこ娘は今まで触れられたことのないあらぬ場所までを強く刺激され、狂わんばかりに身悶えていた。
もはや声にもならぬ声をあげていたが、舌先で子宮口をなぞるように舐めあげられると、「ひぃあんっ!」と悲鳴のような声を上げ、二度目の絶頂に達した。
達すると同時にきゅきゅきゅと鬼太郎の舌を絞り上げる感覚に、今度は鬼太郎が堪らなくなり、しゅるんと一気に舌を引き抜いた。
そしてもはや理性を失い焦点の合わぬ目でぼんやりと見上げるねこ娘をぎゅっと抱きしめると、薄く開いた唇に自分の唇を押し当て、愛液をたっぷりと纏った舌を捻じ込んだ。
そして充血しきった己自身をねこ娘の秘書にあてがい、ゆっくりと腰を沈めていく。
指よりも舌よりも固く熱く太いものが割り入ってくる感覚にねこ娘は歓喜の声を上げ、鬼太郎の胸にしがみ付いてきた。
「鬼太郎…鬼太郎…。」
うわごとのように名前を呼び続けるか細い声が、さらに鬼太郎の熱を煽る。
「行かせない…、行かせるもんかっ!」
低い声で鬼太郎が呟いた声が何を意味するのか、ねこ娘は考える余裕もなかった。
鬼太郎は短い息を吐きながら、むちゃくちゃに腰を打ちつけ続けた。
最奥を突き上げられ、ギリギリまで引き抜かれる肉根を逃さぬように絞り上げながらねこ娘は三度目の絶頂へと上り詰めていく。
鬼太郎もまた、程よい締め付けのもたらす快感にもう律動を止めることが出来なくなり、急速にせり上がる快感を少しでも散らそうとねこ娘の首筋に、胸元に、乳房に夢中で吸い付いた。
「も…もう…ダメ…だ、イクよ?」
鬼太郎が苦しそうに言うと、声も出なくなったねこ娘が微かに頷いた。
その直後、一際強く打ち付けられた肉根の先端から精がほとばしる。
それを自分の体内に感じながら、ねこ娘の意識は遠のいていった。
しばらくして、ねこ娘はハッと目を覚まして飛び起きた。
「やだっ、今何時? ち、遅刻しちゃう!」
しかし立ち上がって自分の体を見て、悲鳴をあげた。
「ああああっ! こ…こんなに痕がついてる…。ここもここも…、こんなところまで!」
とても人には見せられないところにまで、しっかりと愛撫の証拠が残っている。
「服もこんなにしわくちゃになっちゃったし…。これじゃ、温泉に行けない…。」
眉を寄せて瞳を潤ませ、今にも泣きそうなねこ娘を抱き寄せると、鬼太郎は言った。
「ゴメン…、つい夢中になっちゃって。おわびにぼくが誰も知らない秘湯に連れて行ってあげるよ…。もちろん、ふたりきりで…」
もちろん鬼太郎はわかっていてやったのだ。
「行かせない」と呟いたのは、ねこ娘を温泉には行かせない、ということだった。
優しげな笑みを浮かべる鬼太郎を見上げながら、ねこ娘は、自分は一生、鬼太郎の知らない相手と温泉に行くことは出来ないのだと悟った。
糸冬
お目汚し失礼しました。
逃!
>506神光臨age━━(゚∀゚)━( ゚∀)━( ゚)━( )━(` )━(Д` )━(*´Д`)ハァハァ━━━!!!!
鬼太郎のヤキモチによりねこタンは4部は不参加だったと。
2部不参加の理由もキボンしたいでつな
514 :
446:2006/11/26(日) 21:32:28 ID:hPy9WIg2
無駄に長いシーン投下しといて続きがまだ書けてない俺が来ましたよ。orz
それはともかく
>>506神GJJJJJJJJJJJJJJ!!!!!!
4部鬼太郎の嫉妬は良いものですな!
2部不参加も似たようなもんかな。
ちと妄想してみよう。
「…これで忘れ物は無し、と。」
嬉々として荷物を詰め終えた猫娘の背中に、拗ねた様な声が投げられた。
「ねぇ…本当に行っちゃうの?」
「鬼太郎さんたら、まだそんな事言ってるの?
旅行と言ってもすぐ帰ってくるから、心配しないで良いのよ?」
「だって、僕を置いて行っちゃうなんて…
ねぇ、猫ちゃん。やっぱり僕も一緒に行っちゃ…」
「だぁめ、旅行に行くのは女の子ばかりなんですもの。
いくら鬼太郎さんでも駄目よ。」
鼻先に指をちょん、とされるとそれ以上駄々をこねられなくなり、鬼太郎は不機嫌に口を噤むしかできない。
それでも諦め切れずにぽつりと零した。
「…猫ちゃんは、僕より…他の人と一緒が良いんだ?」
「え?」
「僕は猫ちゃんと一緒に居たいのに…猫ちゃんはそうじゃないんだ。」
「やだ、鬼太郎さん、何言って…」
想像以上にオロオロとしている猫娘の様子に内心ほくそ笑みながらも、表面上は傷ついた風に言葉を続ける。
「僕を置いてっても平気なんだね、猫ちゃんは。」
「もう、鬼太郎さんったら…そんな事あるわけないでしょう?」
「じゃあ、僕と一緒に居てくれるね?」
「え?…きゃっ…んん…っ」
落ち込んだ様子の鬼太郎を心配して身を乗り出し覗き込んでいた猫娘の手を引いて組み敷き唇を奪うと、下からむすっと不機嫌そうな表情に変わった猫娘に見上げられた。
「…ひどいわ鬼太郎さん、騙したのね。」
「うん、ごめん。でも猫ちゃんと一緒に居たいのは本当だよ?」
悪びれないにっこり笑顔で鬼太郎にそう言われれば、不本意ながらも猫娘の頬は赤く染まってしまう。
その頬に口付ければびくりと身体を竦める様子が堪らない。
「ね、猫ちゃん…」
変わった声色に、名を呼ばれただけで鬼太郎が何を言いたいのかがわかってしまう。
今から始めてしまえば旅行に遅れてしまうけれど、鬼太郎の求めを拒める訳も無く。
少し迷ったものの、鬼太郎だけが自分を抱けるのだと身をもって実感出来れば快く送り出してくれるのでは無いか、そんな考えに至り目を伏せて呼びかけに応えた。
不安げに見つめていた鬼太郎は、彼女の様子に安堵した様に息を吐き改めて唇を重ねる。
ちゅ、ちゅ…と繰り返し啄ばむ様な口付けは徐々に深くなり、どちらからともなく熱い息が漏れ。
息が続かず名残惜しげに唇を離せば、猫娘のとろんとした表情が目に入り身体の芯がさらに熱くなった。
唇だけでなく、頬や首筋にも口付けを落としながらワンピースに手をかけ、一気にその裸身を曝け出す。
「猫ちゃん…綺麗だよ?」
「や、やだ、鬼太郎さんたら…何言っ…ぁ…」
恥ずかしそうに身を捩る彼女の様子を愛しげに見つめ、その露になった胸元に舌を這わせ、白い太股を撫で付ければ白い肌が薄紅に染まり、吐息が熱く甘いものに変わっていき。
胸の先でつんと尖る頂を口に含めば、抑えきれず声が零れた。
「ぁ…や、にゃあん…」
耳をつく甘い喘ぎに急かされる様に、猫娘の腿を撫でていた手がすっと熱の篭る場所に伸びていく。
白い布に守られた其処は触れられる前から既に蜜に濡れていて、鬼太郎の指が届けばくちゅり…と響く水音に猫娘の羞恥が煽られる。
逃げる様に腰を引こうとするも、しっかりと圧し掛かった鬼太郎の身体に阻まれ微かに揺らめかす事しか出来ない。
鬼太郎にしてみればその仕草は誘うものでしかなく、秘所を弄る指の動きは更に激しいものとなり響く水音もまた大きくなる。
「やぁ…き、たろぉ…さん…んん、はぁ…あん!」
喘ぎ混じりの抗議の声は、花芯を掠った鬼太郎の指によって高い嬌声に変わり。
声と共に背を軽く反らして身をひくつかせる少女の様子を見て少年は満足したように笑みを零し、張り詰めて苦しそうにしていた自身を曝け出す。
軽い絶頂を迎え、先程とは比べ物にならぬほどの蜜を滴らせた少女の其処に熱い強張りをあてがうと、どちらのものともつかない小さな吐息が漏れた。
そのまま一気に貫けば、互いの熱とともに電気の様な快感が身体の芯から伝わっていき。
身の内を駆り立てる欲望のまま猫娘の身体を貪れば、それに応えるかの様に肉壁がわなわなと蠢く。
「ねこちゃん……すき、だよ…」
「き、たろ…さ…あ、たい、も…にゃ…あぁんっ!」
激しく突き立てられながら名を呼ばれれば、少女は一際高く声をあげて身体を強張らせ。
ゆっくりと弛緩していく少女の身体を強く抱きしめながら、少年も自身の昂りを少女の中に吐き出した。
先に気がついたのは少女の方だった。
窓の外から見える日の高さに、さほど時間が経ってない事に気付いてほっと息をつき。
横を見れば、先程の激しさが嘘の様に無邪気な顔で寝ている少年の姿。
くすりと微笑んで身体を起こそうとして、少年の手がしっかりと自分の手を握っているのに気がついて。
嬉しいけれど、困ってしまう。
いっそ鬼太郎が寝ている間に出かけてしまおうかとも思ったけれど、この状況ではそれも出来ない。
無理に手を離せば起こしてしまうだろうし、起きるまで待っていたら日が暮れてしまうだろうし。
しばらく天井を見上げたまま思案していた少女は、烏を一羽呼び寄せると旅館へ向けて伝言を頼んだ。
そして案の定夕暮れ時まで寝入っていた鬼太郎は、猫娘が居るのを見て申し訳無さそうに縮こまって謝ると、彼女はクスクスと笑ってそれを許した。
「ごめんよ猫ちゃん…折角の旅行だったのに、僕のせいで…」
「良いのよ。その代わり、次の時はちゃんと送り出して頂戴ね?」
「う…うん、努力するよ。でも、一緒に行く人達は怒ったりしてないかい?」
「烏に伝言をお願いしたから、大丈夫だと思うけど…
もし怒られてたら、鬼太郎さんがお付き合いしてくれる?」
「え…あ、うん、勿論!でも、伝言って何て言ったの?」
こくこくと忙しなく頷いた後首を傾げた鬼太郎に、少女はいまだ繋いだままの手をあげてにっこりと笑って言った。
「『手を離せない事情があるので今回の旅行はお休みします。』ってお願いしたのよ。」
糸冬。
ていうか俺書きかけの駄文ほっといて何やってんだ…
なんもかんも駄文でスマソ。orz
>506神&446神GJ!
ラブエロンなSSごちそうさまですた。
駄文などと申さずにこれからも萌え文の投下を座して待って松
グッジョブ!!!
4部も2部もGJ(;´Д`)ハァハァ
3部は帰ってきてからナニされるのだろうかw
更にネコたん’s以外の女の子たちは前後話どんなだったのだろうか…
コウモリ猫はナスカタンの尻に敷かれてそうだしな。
むしろナスカタンにネコタンの乳をもまれた驚愕の事実を鬼太郎が知ったら…
「君は…同性とはいえこんな事を許したのか?」
「にゃッ…き鬼太郎ってば急にどうしたのよっ!」
2人きりになると鬼太郎は急にネコ娘の胸を鷲掴み呟いた。
既に知り尽くした弱い部分を責めると、ネコタンの息が上がる。
「やっ…鬼太郎やめ…」
「僕以外の…女の子にこんな風に揉まれて感じたんだ?」
「何言ってるのよ鬼太郎…あれはそんなんじゃないわよう…」
「やっぱり行かせるんじゃなかったよ…今夜はあの日の事全部話すんだ。」
何があってもなくてもナニされてしまうのかと。
いっつも尻にしかれっぱなしのこうもり猫が遂に下克上を決意しました。ナスカたん相手に軽くSMに挑戦!?。
流れぶった切りで悪いが、第2回漫画最萌トーナメントに猫娘と砂かけ婆がエントリーされてた。
猫娘はともかく、なんで砂かけまで…?
トーナメントに年齢制限設けてないからじゃないかな?…けっこう砂ちゃん若返り画像とか見かけるし。
和服来た年上好みでもいるんじゃないか?>砂かけエントリー
>524
ナスカタンはツンデレだから2人きりになると積極的に押し倒してるのかも知れんぞ
こうもり猫はエロ関係は2世並に弱そうだ
強気でツンデレだからこそいじめられてるナスカたんが見たい気がする。
>526>527
あぁ成る程…2人ともdクス。
なんかスッキリした。
ところでナスカの相手はこうもり猫でFAなのか…
俺ユルグが好きなんだが。
強気なナスカたんを淡々と言葉責めにするユルグとか。
>527×来た→○着る
>529
悪魔くん含め殆どの使途が「鳥乙女」と呼ぶのにユルグは「ナスカ」って名前で呼んだ事があるんだよな。
無口なユルグの言葉攻め見てみたい。
>529 530
言葉責め…それだ!!
ナスカたん攻キャラはユルグ、君に決めた!(ポ●モン調)
舌でなめまわすとかも有りそうだね。何気に巨根そうだし…。火操れるしロウソク責めもできるし…
ナスカたんで盛り上がっているところをぶった切り失礼
女だらけの温泉辺・帰宅後話を幽子たんで妄想汁!!
控えめながら女王様的ポジションが理想だが、悪魔くん優位で
女だらけの温泉で、楽しいひと時を過ごした女性キャラ陣はそれぞれの場所へ帰り行く。
見えない学校へ着き、土産話をする鳥乙女を皆のところへ残して幽子はただ一人、見えない学校内部にある部屋へと帰宅一番に向った。
大きな扉の前に立ち、中で待っているであろう人の事を想うと自然と吐息が漏れる。
それは幾許かの期待も秘められていた。
ギィイ…扉を開くと、薄暗い部屋の中蝋燭の明かりに照らされた書斎らしき部屋の大きな椅子の背が瞳に映る。
「あの…只今戻りました。」
「お帰り、幽子。」
重々しい部屋の雰囲気からは想像できない少年の優しい声。
椅子の背がゆっくり反転すると、部屋の雰囲気とはあまりにも不釣合いな幼い少年が鎮座していた。
優しい笑みを浮かべて少女を手招きすると、引かれれる様に幽子は傍に歩み寄ると、肩を抱き寄せて耳元で囁く。
「ねぇ…あれ、誰にも見つからなかったかい?」
「えっ…はっ…はい…」
「まさか外したりしていないよね?僕が君のために着けてあげたのだから。」
「外して…ません…」
「今もちゃんとつけているんだよね?」
「…」幽子は黙ったまま頷く。
「それなら証拠を見せてくれるかい?」
優しい口調で決してせく事をしない少年の瞳に見つめられたまま、幽子は己の手をスカートの裾へとおずおずと伸ばす。
言わずとも求められている行動に羞恥し、少女は髪と同じぐらいに頬を赤く染め上げた。
「一人で心細ければ豆幽霊を呼ぼうか?」
「だっ…大丈夫…」
今の彼女には何時も応援してくれる豆幽霊が憑いていない。
これから何が行われるか解っているから、あえて豆幽霊達を待たせて悪魔くんの待つ部屋へ一人できたのだ。
一心同体に近い豆幽霊達と言えども悪魔くんとの秘め事を見られるのは、少女には恥ずかしすぎて。
ましてや脱ぐ事の手伝いだなんて…幽子は一瞬脳裏に浮かんだ想像を振り払うかのように首を振った。
徐々にたくし上げられるスカートから覗くのは、幼さが残る白いかぼちゃパンツ。
少年はただ、その様子を黙って見つめていた。
白いパンツが完全に少年の目の前に晒されると、幽子はスカートの裾を握り締めた手で顔を隠すようにして、下唇を噛んだまま僅かに震えている。
「…じゃぁ確認するよ。」
床に膝を付き、するすると白いパンツが下ろされるとぽってりとした幼線が晒される。
片足づつ足を上げさせてパンツを引き抜くと、自分が座っていた椅子に幽子を座らせ足を開かせた。
「やっ…」包み隠すものは既に無く恥ずかしい部分を広げられ、堪らず声が漏れたが足を閉じる事もその手を静止する事も許されない。
立っていた時には気がつかなかったが、幽子の秘所にはまるで貞操帯のようなものが嵌められていた。
寧ろそれは植物の根のような触手が生えていて、張り付いているようでもあった。
「偉いね…幽子は。ちゃんと僕の言いつけを守ってくれてたんだよね。皆に見つかった時どうするのか一寸興味もあったけれど、ゲーム運も強くてよかったね?」
「えっ…?」
「見ていたよ…君の事がとても心配だったからね。見えない学校の魔眼を使って…ね。」
「ふぁっ…」
驚きを隠せずにいる幽子の内腿に顔を寄せ、貞操帯の上から反対側の腿へを手を這わせると、幽子の身体が震える。
悪魔くんは貞操帯の中央に親指を沿え、親指を回すように動かすとそこから幽子へ何らかの刺激が与えられるようだった。
「僕は幽子と離れている間、ずっと案じていたよ。幽子は僕の事を想って少しはコレで感じてくれた?」
「あっ…」
悪魔くんはぶつぶつと呪文を唱えると貞操帯の中央を咥える。
間接的とはいえ、秘部に直接口付けられたように見えて、幽子はゾクゾクした。
ゆっくり貞操帯を外す…と言うよりも引き抜くと言った方が正しいだろう。
剥がれた表面から続く棒状のモノは確実に幽子の膣内に続いていた。
内部で少しずつ引かれていく感触が焦されているようで、物足りなさに刺激を求めて奥が絞れるのが嫌でも感じ取れて、彼が知っていて態とやっているのが目に見えて恨めしい。
しかし、幽子はどんなに焦らされようとも身体が熱に浮かされようとも、淫らな行為に恥らう気持ちが勝ってしまい満たされぬ快楽に全身がただ煽られて、瞳に涙が浮かんだが指を噛んで耐える。
やがて膣に埋め込まれたものが完全に引き抜かれると、長い間異物を埋め込まれていた為か小さな蜜つぼの口はぽっかりと開いたまま、中からは透明な愛液が伝い落ちた。
咥え込まされていた異物が無くなり、僅かでも与えられていた快感も失われた秘所は、本来収められるべきものを求めてひくひくと蠢く。
ずっとこの時を求めていたのは少女ばかりではなくて、少年もまた少女を交わる事で共に昇りつめる快楽を欲していた。
ゆらゆらと揺らめく蝋燭の炎に映し出された悪魔の子の影に人の子の影が重なり一つの塊になる。
外された貞操帯がゴトリと音を立てて床に落ちたが、二人は互いを貪る事に夢中でその音に気づく事は無かった。
糸冬
GJです
…さすがメシアだ………。
明日あたりわたくしもナスカたん後日話書きます。多分相手は第二使途でw。
536 :
名無しさん@ピンキー:2006/11/30(木) 18:39:00 ID:cm1W0ZVD
萌えを提供してくださる神々に期待age
かぼちゃぱんちゅと貞操帯(;゚∀゚)=3 フッハー
後日談、第10使徒と第2使徒のお話。
女の子だけのヒミツの密会から帰ってきた幽子と鳥乙女ナスカ。楽しんできた話を誰に話そうか互いに考えていたところであった。
幽「…えっとぉ鳥乙女さん、私今から悪魔くんに用事があるから失礼するわね……」
丁寧に挨拶すると幽子は何故だか表情を真っ赤にして悪魔くんの元へ向かった。
ナスカ「?なんか幽子ちゃん様子が違うけど…ま、いいか♪」
いつもと様子の異なる少女を見送りつつナスカは真っ先に談話と営みの相手であるこうもり猫の部屋に向かおうとしたが…
「………残念だったな…生憎こーもり猫は今街に飛び出していったばかりダゼ」
こうもり猫の部屋に続く廊下でナスカは意外な仲間に声を掛けられた。
ナ「!?あらユルグ、ただいま♪…そっかぁアイツ今居ないのぉ?折角おしゃべりしようと思ってたのに」
残念そうにする少女に寡黙な男がポツリと呟く。
ユ「するのはおしゃべりだけじゃ無いだろ?ふふっ今日もあいつとヤるつもりで来たのだろ?」
ナスカとこうもり猫以外のものが知っているはずの無い二人の営みについて何故彼が知っているのか。
ナ「??!!な、何言い出すのよ!……別に私はアイツと…そんなことなんて……」
必死にその場を取り繕うと試みるが隠せば隠すほど真相は浮き彫りに。
ユ「何今更必死に隠そうとするのか分からん…。あんなに艶かしい声で喘いでいるのに…」
まさか他人に聞かれたりするとは思いも寄らなかった。ましてや他の12使徒はそういった行為に興味を示さない奴らばかりだと思い込んでいたから。
一瞬脳内が真っ白になり考えが纏まらないナスカにユルグは話しかける。
ユ「……ま、廊下で立ち話していても埒は明かないな。俺の部屋でゆっくり話そうぜ…」
彼のその言葉の意味を少女が理解するのに時間はかからなかった。……とりあえず今は従うしか無い。
ナ「……………ええ、いいわ。でも、悪いんだけど手短にお願いしたいの…」
ユ「…それは、お前さん次第だナ(ニヤリ)」
一体彼はどこから自分達の行為について知ったのか、もしかしてアイツが彼に無神経に全て話したのか。
または、ただ単に偶然部屋の前を通りかかった時に聞かれたのか。部屋に導かれる時にうっかり考え込んでしまう…。
ユ「さて、到着。適当にその辺座ってくれ」
あっというまに案内され、座らされる。微妙な距離間を保たざるをえなくなる。
ユ「…そんなに警戒する事はないだろ。同じ12使徒同士、仲間なんだから」
とは、言われてもナスカは内心焦り気味だ。確かに頼れる仲間ではあるのだが、今まで余り彼と戦闘時以外で話す機会は無かったから。
それに、昔からユルグにはどこか異性として妙な威圧感を少なからず感じていたからだ。
そんな彼の不思議な威圧っぷりに耐え切れず、ナスカから口を割る。
ナ「…で、貴方は私にどうしてほしいの?」
ユルグはナスカの問にニヤっと不適に笑い逆に問いかけた。
ユ「その質問はこっちからすべきだと思うがな。ナスカ、俺にどうして欲しい?その為に何をしてくれる?」
不意を付いた逆質に戸惑いながらも答えは一つしかなかった。
ナ「みんなには私達のこと黙ってって欲しいの!……その為なら出来るか限りの事するか…」
出来る限りとう部分が漠然としていて具体的に聞かせてもらいと彼は思った。
ユ「出来る限りってのは例えばどういうことなのか聞かせてもらおうか?」
ナ「!!?///えっとぉだから、貴方のソレを……ヤダ!何言わすのよぉ分かってるクセに!!」
落ち着きはらっていて尚且ついつに無く意地悪な態度に困惑する。
ユ「コレをどうしたいのか言ってみるんだな…」
ゆっくりと己の性の象徴を曝け出す。想像以上に長く太い、そして激しく脈打っている。
少女は驚きを隠せない、流石に自分の理解の範疇を超えたモノを目の前にだされたのだから。
ナ「嘘!!?なにコレっ!…こんな大きかったなんて……」
ユ「ほう、大きいのがお好みなのか?(ニヤリ)」
余りの大きさに驚愕し言葉を失う。その間にもその棒はどんどん脈打って活性化している。
ユ「で、こいつをどうしてくれるのかはっきり言ってもらおう」
そうだった…事態を理解したら次にこれからそれをどうするかを決め、実行に移さなくてはならない。
覚悟を決め、大きくなったモノに手を沿え、ひっそり呟く。
ナ「………ユルグ、貴方のこの大きなモノを私のお口でご奉仕させて下さい」
自分自身でもなぜこんなコトバを呟いたのか腑に落ちない。『ほら、言ってあげたわよ』やら『これでいいでしょ?!』とか付け加えて羞恥を一蹴してしまいた気持ちだった。
ユ「ふふっ。わかってるじゃないか。ではお願いするとしよう」
今まで、アイツとプレイするときは至ってフツウの、というか平板なプレイしか行っていなかった。少なくとも男性優位な状況に陥った試しはない。
その為か、口淫行為は今回が初めてだった。…想像していたものよりずっと難しい。
ユ「……ご奉仕宣言までしてくれた割にぎこちないな。もしかして、スキル不足だったか?」
鋭い。といか全て見透かされている気がする。やはり彼は油断なら無い男だ。
ナ「ええ。だって、アイツはこんなことさせたりなんてしないもの…」
少し悲しそうな表情をするが、敢えてキツク要求をする…。
ユ「舌と手で追いつかないときは、その発育顕著な乳房を使えばよいだろう…思ったより世話が焼けるな」
…なんとなくとても悔しく思う。こんなことさせられ、こんなんことまで言われて…。
何より従わなければならない自分が一番悔しい。
仕方なく、衣服の前を開け胸を露出される。本当に自分でも何やってるのか理解できない…。
ゆっくりモノを谷間に挟み再度先端に舌を絡ます。調子に乗ったそのモノはズイズイと口内を侵略する。
モノを谷間に挟み一心不乱に舌を動かす。次第に上達し、往復の際淫靡な音をたて始める。
快楽を求め、モノは更に口内奥へと突き進まれる。余りに激しくい動きに、少女は戻しそうになる。
ユ「………っ!出すぞ!しっかり受け入れるんだ」
勢いよく白濁した濃い液体が口内に放たれる、飲み込める筈無く、液体は少女の口を伝って首筋、豊かな胸へと滴る。
白濁液に塗れた表情はとても艶っぽく、滴った先の乳首は何故か凄く敏感に硬く突起している。
ナ「……うっ…ごほごほっ。……もういいでしょ…止めにましょ?」戻しそうなのを必死に堪えナスカが問いかける。
ユ「ダメだな。『ご奉仕する』って言っておいて結局、俺が指導してやって何とか出せるまでになったんだからな」
淡々と語る口元には冷たく微笑する様子がみてとれる。
ナ「そんな…どうしてこんなこと……酷い」少女の目にほんのり涙が浮かぶ。
ユ「何故って。………思ったより鈍いんだな、ナスカは。コレはちょいと仕置きが要るな、さっき精液飲めなかったことも含めて(ニヤリ)」
ナスカがこうもり猫の奴と『いい感じ』なことは知っていた。だけど、否、だからこそ自分の気持ちにも気がついて欲しかった。なのに…。
日ごろからの少女に向けられた気持ち、激情が込み上げられ、今は独占欲や加虐心で一杯になる。
アイツ以上の事をこのコにしてやらないと気が済まない…。どうかなりそうだ…。
激情の赴くままに少女の衣服に手をかけ、一気に引き裂く。
戦友の思わぬ行動に思わず大声で叫んでしまうナスカであった。
ナ「!!!!?いやあぁぁぁっ!」
ユ「出したいだけ声を上げたらいい。泣きたいだけ涙を流ししまえ。どうで有ろうと俺は御前を侵略する」
威圧を通り越し、戦友である彼の行動に恐怖すら感じる。普段冷静な彼がここまで感情的になったことが今までなかったから。
しなやかな脚を掴み、一気に開脚させ、秘部を露にする。じっくりとしつこく指でかき混ぜ、突起部分を舌が這いまわす。
少女は恐怖と羞恥で脳裏が混乱し、大粒の涙が頬を伝う。それでもまだ、舐め回す彼の頭部を両手で押さえ押し戻し抗おうとする。
そんな少女の行動にユルグは苛立ちと欲求の入り混じった興奮をおぼえる。
ユ「綺麗だけど、イヤラシイ部分だな。どんどん淫芯が硬く、真っ赤になっていくのがわかるぜ…」
少女の秘部から溢れ出てくる快楽の証明の液をじっくり堪能する。ジュルジュルとわざと大きな音を立てながら。少女の耳にわざとそのイヤラシイ音を聞き取らすために。
ナ「うぅぅ……ぐすん………もう嫌ぁ。…もう開放してよぉ…。酷いよぉ、私達仲間同士なのにこんなことするなんて……」
まるで、わざとユルグを逆上させ『もっと私に酷いことして』と請求しているかのような台詞であった。少なくとも彼にはそう聞こえて。
程よくぬらされた少女のその部分に己の激しく脈打つモノを突きつけ一気に征圧する。征圧と同時に激しく腰を動かし少女の両腕をキツク押さえつける。
自分のモノが膣内で暴走する間の少女の表情を見落とさないようにするために。
ナ「んぁぁぁ!!…………っはぁっ……ああぁん」大声をあげ、表情を紅く染め、目を反らそうとするナスカの唇を無理矢理奪う。
一瞬たりとも逃したりするものか。その一心だった。
舌を絡めたと思うと、首筋やら乳頭もしっかりとねちっこく舐めまわす。その間にも膣内に放たれたモノは激しく前後運動している。
ユ「先ずはこの体勢で出すぞ。」正常位で膣内に射精される。熱く濃厚な液が膣から溢れかえる。
ナ「…や、やだ……そんな中でだしたら………」いつもアイツが射精するときは膣外に出していた。
中に出されるのはコレが始めてであった。ユルグはその事実を察知し妙な達成感に浸る。
快感失せぬうちにモノが膣に挿入されている状態でナスカをうつ伏せにさせ、今度は背後から突きつける。
ナ「?!……、まだ…なの?」憔悴気味のナスカがそっと呟く。
当然だった、今まで少女に対して抱いていた感情を思えば今夜中ずっとやり通しても足りないくらいだ。
激しく突き動かし、背後からまた膣内に感情の塊が射精される。アイツの入る隙のないように自分ので満たしてやる。
何度も、戦友の激情に任せた白濁液を射精されぐったりするナスカ…。
そんなナスカを見て彼は用意しておいた派手な色の蝋燭に自分の術で捻出した炎を灯す。
ぐったりし、体力も消耗している少女の手足、両翼を荒縄で緊縛する。こんな真似確実にアイツには出来ないであろう。
ゆっくり溶け始めた蝋が少女の白い肌へと滴り落ちる。自身の精液だけでなく道具を用いて少女の肉体の征圧に試みる。
ナ「ひぃぁぁっ!!熱い!」熱いのは一瞬だけ、一瞬を過ぎると蝋は乾き付着の跡をつける。
白く、艶やかな肌だけでなく少女の特徴である両翼も忘れることなく染められる。
ユ「どうだ?熱いか?まだ、抵抗しようとするのか?………それでも、まだ俺のものにならないのか」
少女はここまできて漸く彼の気持ちに気がついた、正確にはもう少し前から気がついていた、けど肯定に踏み込むに至らなかったのだ。
自分自身に向けられた感情。しかし、応えてあげることの出来ないその感情を。
乾いてしまい、かさかさになった蝋を眺め、改めて今、彼に許しを請わなくてはならないと思った。
ナ「…………ご、ごめんなさい…」
ユルグは溶けきってしまいそうな蝋燭を片手に少女の真っ直ぐな意見も耳を傾けた。半ば遺憾に思いつつ半ば諦めとふっきりの気持ちで。
ユ「………そうか。……そこまでアイツのことが…」
ナスカは無言で頷く。少し安堵めいた表情と申し訳なさそうな表情を覗かせながら。
ほんのさっきまで気づいてあげられなかった彼の感情に対する申し訳ない気持ち。
ナ「何と言っていいのかしら。……ユルグ…色々とごめんなさい。」
ユ「否、お前さんが落ち込むことは無い。………寧ろ、謝らなければならないのは俺の方だしな。」
普段の冷静さを欠いて、ただ己の欲望のみを追及してしまったのだから。
少女のちゃんとした結論を聞かせてもらい彼自身も安心することができた。少女を解放しよう。
ユ「…自室に帰る前に俺の部屋の浴室使っていけ。色んなもので汚してしまったからな。」
ナ「ありがとう。…じゃあ、借りるわね。」身支度を終え、いつもの部屋に、いつもの状態に帰る少女を見つめる。
いつもどおりアイツと楽しそうに会話を始める。そしてアイツはあのコを部屋に招きいれる。
ユ「……ま、いいさ、愛で方なんて人の数程あるってか」そして、彼もいつもどおり冷笑的で寡黙な時間を取り戻す。
終わりです。言葉攻めというより感情至上主義になってしまった。まー普段無口な奴が感情むき出しにすると収集付かなくなるってのを表現したかったです。
ユルグ切ないな…(´・ω・`)GJでした。
GJ!
548 :
名無しさん@ピンキー:2006/12/07(木) 23:49:27 ID:+CX3WM6W
549 :
名無しさん@ピンキー:2006/12/08(金) 23:29:38 ID:idTMIky0
>>495 三部のDVDの「穴ぐら入道」観た
ネコ娘がパンモロしてたよ
あ〜〜倉庫の絵板で三田ネコ描いた絵師様、
今度は三田ネコの尻見え裸体画お願いしまつ
四人娘に着てもらいたいコスチューム
猫チャン:体操服赤ブルマ
ユメコちゃん:シスター服&ガターベルト
ナスカたん:谷間強調のピンクナース
幽子りん:スクール水着(日によって新旧入れ替え)
…ユメコっちとナスカねーさん逆のがいいかな?
551 :
名無しさん@ピンキー:2006/12/13(水) 20:55:10 ID:kYNJ6Uem
5部決定おめでとう下記子
今度はどんな猫娘が登場するのか…
まず全員にセーラー服を着てもらおうか>550
セーラー服か。イイね。なんか、学園ものっぽいね。
水木女学園高等科一年 鳥乙女ナスカ…通学時の電車内で痴漢に悩まされる。
中等科一年 猫むすめ…同じクラスの男の子に告白できないで戸惑っている。
初等科六年 天道夢子…恥ずかしい写真を撮られ脅迫される。
初等科三年 幽子…大学部のおにーさんに悪戯される。
…ベタなエロゲ風&純愛フラグ猫ちゃんにしかたってないな。
↑高等科から男女別クラスで。でないと若干一名意味不明になっちゃうんで。
557 :
名無しさん@ピンキー:2006/12/16(土) 00:30:11 ID:qPIbRKba
ネコタンのエッチな絵キボン
>>553 遅レスだけど、ありがトン
あの後アニメ新作板に行って、確かめてみた。
また日曜の朝か…頑張って早起きして観よう。orz
やっぱり気になるのはキャスティングかなー。今回の鬼太郎や猫たんの声は
誰になるんだろう。
まぁ、目玉の親父さんが田の中さんなのは間違いないけどw
559 :
名無しさん@ピンキー:2006/12/18(月) 20:21:17 ID:KT6CyDVc
鬼太郎:野沢雅子か松岡洋子
猫たん:西村ちなみ
初投下します。
なかなかSS少ないですが、ねずみ×ぬこ娘です。
2期ベース?のはずが、現代混ざってます・・・
あとエロ描写が少ないので脳内補填してもらえれば幸いです・・・
「おぉーい、ね こ む す め〜!」
遠くからあの男の陽気な声が聞こえる。
「ねこちゃ〜〜〜ん、無視しないでこっち向いておくれよー」
スタスタと歩いていく猫娘に、ようやくねずみ男は追いついた。
「うるっさいわねー、あんたに関わるとろくな事ないんだから」
「まあ、待て、待て。待って頂戴よ。
今日はおまえにごちそうしようと思ってるんだよ。この間拾った宝くじが1万円分当たっててなぁ」
と、ねずみ男は1万円札をひらひらと猫娘の前で泳がせた。
「ふぅ〜ん、、、珍しいこともあるもんねぇ・・・でも。それでまた何か企んでるんじゃないの?」
猫娘の鋭い視線が刺さる。ねずみ男は鋭い目線の猫娘におどおどしながら話す。
「そんなことありませんよ、いやね、鬼太郎も誘ったんだけどね、あの野郎も俺のことを疑って来てくれないんですよ。
たまには魚のおいちーい料理が食べたいでしょう??」
魚のおいちーい料理、と聞いて猫娘はのどが鳴った。
妖怪の世界はご存知いつでも不況、猫娘はここ2、3日、ゲゲゲの森から離れた街に来ていたので、
食べ物といえば残飯くらいしかあさっていなかったのである。
「ね、この前の“大首”戦のね、俺様がポックリ病で死んじゃったときに色々してくれたそうじゃない。
その時のお礼もこめて・・・ね」
「・・・・・・・」
ねずみ男がポックリ病で死んだとき、猫娘はすごく不思議な感覚になった。
死んでもラーメンどんぶりを離さないねずみ男を見て、(死んでもばかなやつね・・)と思ったが、こころから何かが抜けていった。
こころから・・何かが。
ぼろぼろと涙も出た。涙と一緒に、その何かが出て行ったのかもしれない。
「ほらよ、オレンジジュースだよ」
レストランに着き、ねずみ男はセルフバーから猫娘の分の飲み物を持ってきた。
「あっ、ありがと」
一瞬ねずみ男のことを考えていたのを悟られまいとして、猫娘は彼からジュースを奪い取り、一気に飲み干した。
「おいおい、もう飲んじまったのかよ・・・」
「いいわよ、あとは自分で持ってくるから。」
数分経って、白魚のムニエルが運ばれてきた。ねずみ男の頼んだサイコロステーキはまだ来ない。
「ふふーん、お先に頂きまーす」
久しぶりの食事。美味しい、美味しいと猫娘はうっとりとした顔でムニエルを味わった。
食べ終わったらまぶたが重くなってきた。
「あら、猫娘ったら、俺様がまだ食べ終わらないうちに寝ちまうのかい?」
目の前のねずみ男が、ステーキを頬張りながら悪態をついていたような気がする。
「うう・・ん・・食べ終わったら起こして・・・」
ゆっくりと意識が離れていった。
心地が良かった。
猫娘は誰かの背中におぶさっていた。
(何でだろう・・すごく気持ちいい・・・ずっと眠っていたい・・な・・)
妖怪では普通、決して得ることは出来ないであろう―――甘え。
親妖怪の顔も知らずに育ってきた猫娘は、今、至上の甘美さを味わっていた。
ごろごろ、と背中にいる小さな少女が喉を鳴らしている。
「ひッ」とねずみ男は小さく悲鳴をあげた。
いくら長く一緒にいる少女でも、やはり天敵の猫。“猫の習性”を感じたときに、生理的に畏怖を感じるのだ。
(あ〜ぁ、これから何されるかも知らないですっかりご機嫌だぜ・・・。)
(だが一世一代の出世のチャンスだぜ。いくら紳士な俺様でも、心を鬼にしなくちゃな・・・)
やはりねずみ男は企んでいた。猫娘が眠っているのも、オレンジジュースに混ぜた睡眠薬のせいなのである。
二人はやがて、街外れの廃屋に着いた。
トタン屋根はところどころ穴が空いていて、上から柔らかな光が差し込んできている。
毛布があった。少し埃くさいが、はたけばまだましになった。
その毛布に猫娘をそっと降ろす。一瞬彼女の眉間にしわが寄ったが、すぐに純朴な寝顔に戻る。
陽の光に晒された彼女の肌は透き通って見えた。見た目でも柔らかくて、美味しそうな肌が呼吸に合わせて微動している。
猫娘の脚を大きくM字に開いたところで、ねずみ男は会話の内容を思い出す。
路地裏でいかにも極道風の男と、うだつのあがらない会社員風の男が取引をしていた。
「おらよ、約束のもん渡しな」鞄の中から、薄っぺらいケースを見せた。
「も、もちろんでございますぅ!」
ふはっ、と鼻息を荒げる会社員は分厚い茶封筒を手渡した。ねずみ男の鋭い視力は、それを札束だと認識した。
極道風の男は茶封筒を確認すると、そのケースを手渡し、そそくさと人混みに紛れていった。
「もしもし、わたくし警察のものですけれどもね、そのケース、見せてもらいたいんですけれどね」
「ひぃぃいぃぃぃいい!!!」ねずみ男が少し気丈に振舞っただけで、会社員はケースを落とし、逃げていった。
そのケースには、何もラベルも貼っていないCDが出てきたが、後にそれが幼い子どもの裸や、性器が撮影されたDVDだということが分かった。
人間とは、なんと下賤なものか―――
ねずみ男は覚めた目で、その映像を見ていたが、さきに見たあの取引を思い出し、欲がふつふつと湧いてきてしまったのである。
猫娘の下着を脱がすと、幼い性器があらわになった。
割れ目がぴったりとくっついている、それを開くと、いやらしく色気づいた花弁が咲く。
カメラを取り出し、焦点をしぼる・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・が、止めた。
カメラを放る。
(俺ァどうかしてたな・・・半妖っつっても、妖怪の誇りだけは忘れちゃなんねぇ)
そう、苦く笑い、すやすやと寝ている猫娘の傍に寄り添い、頭をなでる。
その時、猫娘がねずみ男の胸の中に頭を埋めた。ぬくもりを求めて甘えてきたのだ。
顔を見ると微笑んでいる。
ねずみ男は彼女に対して、何やら気持ちが高ぶっていくのを感じた。
先程見た性器にも彼の雄の部分は反応していたが、今、それ以上に情動が抑えられなくなってきていた。
(こするだけなら良いよな・・・いれなけ・・れば。)
そそくさと陰茎を取り出し、猫娘の秘部にあてがう。
先走る精が秘部を濡らす。
ずれないように猫娘の腰をつかみ、隆起したそれをゆっくりと摺りあわす。
にちゅ…にちゅ…と音を立てて、次第にねずみ男の腰の動きが早くなって・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ぬぶっ・・・・・・・・・・
「ありゃ」
先端がつい猫娘の中に入ってしまった。
あわてて猫娘の顔を見ると、意外にもまだ眠っていた。睡眠薬の効果が抜群なのだろうか。
だが、猫娘の秘裂からは、血が一筋垂れていた。
(こりゃやばいんじゃねぇかー・・・)
ねずみ男は冷や汗をかきながらも、昂ぶる自身を抑えきれず、そのまま挿入してしまった。
ゆっくりと、自身を押し進めて、根元まで収まりきったときに、少女の上へ倒れこむ。
ねずみ男の雄の部分は、猫娘の掌にも納まらないくらいなのに、猫娘の膣はそれを全て受け入れた。
「ふ・・・ァ・・ァアアン」
猫娘は少し辛そうな声を出していても、けして目を開けようとしない。
それどころか、まだ眠っているような印象も受ける。
(こっ・・・こいつ・・・痛いはずなのに起きないのかよ・・・
まあ、起きたら起きたで俺が痛くなるんだけどよ・・・)
挿入したままで、猫娘のワンピースをそのまま上にたくり上げる。
ぷくりとした餅のようなふくらみが呼吸の度に揺れた。
仰向けに寝ていればそのふくらみが全然目立たないが、桃色の先端部分が勃っていた。
小さな乳房全体を口に含む。空いている乳は手で撫で繰り回す。
そうして、あっという間に猫娘の白い半身は唾液でべとべとになった。
「はぁっ、はっっ、、、あっ、はぁっ、、」
猫娘の呼吸が荒くなってきている。だが、まだ目を開けることはない。
眠っていても愛撫を感じるのであろう、秘裂から血以外の液がにじんでくるのを確認すると、ねずみ男は腰を浅く引いた。
と、同時に「ふあああああああああん!!」と猫娘も絶叫する。
だが、もう止まらない。性欲が勝り、自動的に腰が動いてしまう。
ねずみ男は猫娘を抱きしめながら、腰を動かし続けた。
「あーっ、ああーっ!」
猫娘は目をきつく閉じ、ねずみ男にしがみついてきた。涙がとめどもなく溢れてきている。
「おまえ、やっぱり起きてるんじゃないか・・・・」
だが、猫娘は彼を攻撃しようとはしなかった。猫化していないので、爪をたてても痛くはない。
猫娘は息も絶え絶えに、ねずみ男にしがみついてくる。
「いつも俺様のこと、鬼太公と一緒にくせえくせえと言ってんのに、大丈夫なのかぁ?」
返事をしない。代わりに頬をねずみ男の身体にすりよせるようなしぐさで答えを返す。
「へへっ、、可愛くねぇんだから・・・・・」
ねずみ男は最後に思い切り強く腰を打ちつけ、猫娘の中へ精を注ぎ入れた。
********************
「あんた、最初っからあたいの身体が目的だったのね〜?」
抱かれていた時の態度から豹変させ、猫娘は目を吊り上げてねずみ男に迫る。
「ひぃっ!!!
・・・っば・・・馬鹿いうない!俺様がお前みたいな青臭いガキに興味あると思うか?あれはちょっとした事故でなぁ・・・」
「あんたはもともと幼女好きのケがあるでしょ!これが人間の世界だったらどうなるかわかってるでしょ!」
と、猫娘は一回ねずみ男の顔をひっかいた。
「ううっ・・・」
ねずみ男は恐る恐る尋ねる。
「あのーー、猫さん?いつから起きてました?」
猫娘は先ほどの情事を思い出し、顔を赤くしながら
「ふんっ、はっ、初めてだったんだから、痛くて起きるに決まってるでしょ・・・!」とそっぽを向く。
「それより、ここに落ちてるカメラはあんたのものなの?」
「っちちちち違いますよー!ほら、そろそろゲゲゲの森にでも帰って、鬼太郎と一緒に飯食いましょ!ほら!ほら!」
どうやら猫娘は、自分が商売道具にされかけたことは気付いていなかったらしい。
廃屋を出ると、夕の陽が二人をまぶしく照らした。
「ねずみ男、あんたね、責任くらいちゃんと取りなさいよ」
「へ・・・へェ・・責任っていうと、どうすれば・・・」
「それは・・・・色々よ!」
猫娘の顔はまた赤くなっていた。
夕焼けの赤か、猫娘の頬の紅かは分からない。
とりあえず【糸冬 了】
スレ汚し失礼しますた。
では、よいクリスマスを!
>560神ネズネコGJ!
グッジョブ!!!
ツンデレ猫たんカワユス
ところでお魚大好きな猫たんはコタツも大好きなのだろうか
570 :
名無しさん@ピンキー:2006/12/26(火) 23:49:09 ID:Q2xJ8FFU
四人娘でこたつもぐってたとしたらおそらく一番長くもぐり続けるのが猫ちゃん。
で、出入り激しくてうっかりみんなのパシりになるのが鳥乙女ちゃん。
コタツの中でハァハァ
573 :
名無しさん@ピンキー:2006/12/30(土) 17:41:31 ID:zvsGXd9X
コタツに鬼太郎投下〜
>>560 グッジョブ!!!!
ねずねこ同志が……!
小汚い生まれてから一度も洗ってない正体不明の菌が湧いてると思われる
ネズミのちんぽがネコちゃんに・・・・正直、ラブラブなんは違和感あるなぁ
ネズ×ネコちゃんでおれの思いつくパターンはレイpだけなんだな
576 :
名無しさん@ピンキー:2007/01/01(月) 01:06:18 ID:MWZMRJZB
性インキンキラキラタムシノコ〜♪
性病の心配してみる。
あけおめ
今年もネコたんにハァハァだ
ことよろ
噂の5部猫娘のパンチラを期待ハァハァ
>>575>>576 自分もそれをちょっと心配した。妖怪だから性病なんて、どうとでもなると
言っちゃえばそれまでだけどさ。orz
第五部も気になるけど、実写版の方もどうなるんだかw
>>579 いや、ソウいう事じゃなくて、オレのねこちゃんがねずみの不潔さを
まったく気にしてないのが気に食わない
三百年間、一度も風呂に入ったことがない奴を抵抗も無く
受け入れる、ねこちゃんなんて!><
そこで鼠を風呂に突っ込み洗っているうちに妙な気分になる猫ですよ
正月はこたつで♪
↓
ねずみのみならず、木綿でも壁でもじじいでもぬらでも盆でも河童でも、鬼太郎以外の男を喜んで受け入れる猫たんはちょっと…
レイP&鬼太郎のフォローつきなら。
585 :
まとめ:2007/01/05(金) 18:13:07 ID:cMNhcYVE
>178
>283
>359
>474以降
481氏『 即興温泉ネタ 』-(〜 女だらけのお泊り会・温泉編 〜 )>481-482
446氏『身代わり』--(三部鬼太郎×ネコ娘)>497-501…連載中
505氏『温泉に行けなかったねこ娘タンの裏事情SS』--(四部鬼太郎×ねこ娘)>506-512
446氏『2部猫温泉不参加理由』--(二部鬼太郎×猫娘)>515-518
532氏『帰宅編〜幽子たんの場合』(悪魔くん×幽子)>532-534
538氏『後日談、第10使徒と第2使徒のお話。 』(ユルグ×鳥乙女ナスカ)>538-545
560氏『』(二部ネズミ男×猫娘)>561-567
神々のSSを他板にコピペってる奴
誰だか知らんがヤメレ
エロパロ板があるのにエロ話を向こうで続けるのも(・A・)イクナイ!!
生理的にうけつけない香具師もいるし
スレがあるんだから誘導すればいいじゃないか
楽しみにしているのに投下途中のSSの続きや新作が読めなくなったらどうしてくれる
まとめ乙!
板使い分けはゼントルメンのエチケットだものな
過去の悪魔くんSS全部読める倉庫ってない?
たまたま某所でOP見たら懐かしさと欲望が疼いちゃったもんで
588 :
名無しさん@ピンキー:2007/01/06(土) 16:52:06 ID:oscYg5v6
誰かメフィ×エツ子SSを書いて下さる神様
おられませんか〜!!!!
>>584 自分は鬼猫も鼠猫も好きなクチだが…
好きなものは人それぞれ
ここは水木総合板で別に鬼猫専用ではないわけだし
鬼猫以外の猫受職人さんが投下しにくくなる発言ヤメレ
まーオレも上でケチつけたが584は贅沢言い過ぎw
でも、俺の中でネズは不潔のイメージが有りすぎるんだわ
そのアタリ気にしない女の子ってどうなんだと思ったんで
余計な事も言わせてもらたんだが
>581はいいよなw
しかし、ねずみ風呂に入ると死ぬとかじゃなかったけ?w
>587-588
今のところ倉庫には悪魔くん(メフィ×エツ子)は1つしかない
まとめられているのは>178の分まで
最近は倉庫番氏も忙しいようだ
592 :
名無しさん@ピンキー:2007/01/06(土) 22:41:16 ID:DrZ6PiIG
度々すいません;メフィエツ過去ログの何処にありますか??
>>592 >>1にアドレスアップされてる
”ねこ娘萌えろパロ倉庫”
にある只一つの悪魔くんSSがお目当てのSSです。
後は、鬼太郎SSがずら〜りと並んでます。
594 :
名無しさん@ピンキー:2007/01/07(日) 08:33:43 ID:lwggYcy+
”ねこ娘萌えろパロ倉庫”
にある過去の鬼太郎SSは
やっぱ最初の2作品がインパクトの強さは1番かな?
ねずみ×猫娘投下した者ですが…
原作無視したようなSS書いて、場をお騒がせしてしまったようですいませんでしたorz
それでもGJと言ってくれた人たちありがとうございました!
今後鬼猫を書いたらまた投下させていただきますね。
596 :
名無しさん@ピンキー:2007/01/07(日) 15:49:38 ID:MNMCSAgP
>593様有難うございます!!!!早速さがしてきます(^^)
>>595 そんなこと言わずねずみ×猫娘もまた投下してください…!
>>595 そんな萎縮したような発言する必要はこれッぽっちもないよ
こっちも意欲削ぐようなこといって悪かった
あくまで俺の中のイメージで好き勝手言っただけだからさ
益々、おこがましくなる様だが、好きなようにやってくだされ
も一つ妄想を言わせてもらうと
ねずみのエレクト時のチンポは、枯れ枝を思わせる、細長く
血管がめだったゴツゴツした物のような気がする
こいつでトバリとクリを弄くられ、嫌がりながらも興奮していく猫娘・・・
う〜ん、文才ある奴がうらやましいぜw
599 :
名無しさん@ピンキー:2007/01/07(日) 23:13:55 ID:KpK0J0wG
パロ倉庫でメフィエツとネ甲に萌えてきました!!お腹イパ−イです(*´Д`*)ハァハァ
ここのスレの住人は本当親切だ。
礼儀良いししかも皆ネ甲好きだし…天国だあ〜(゚∀゚)
600 :
584:2007/01/07(日) 23:30:19 ID:1UvAnHYA
>>590 >>595 贅沢なこと言って申し訳なかった。
おれもつい思ったことを書き込んだが、
書いた側や楽しく読んだ人にとっちゃ不愉快だな。
そう思ったらスルーするのがネチケの基本だった。
595氏、オレのことは気にせず、思った作品を書いてくだされ。
楽しみにしている香具師もたくさんいるから。
601 :
名無しさん@ピンキー:2007/01/08(月) 00:26:21 ID:CB4rWuv6
某5部鬼太郎スレで5部主要キャラに猫タソの存在が要るか無いかの
論争が繰り広げられているが…猫タソの居ない鬼太郎なんて嫌だよ〜(´Д`;)
>>601 (´・ω・`)人(´・ω・`)
我らがアイドル、猫たんだもんね。
603 :
名無しさん@ピンキー:2007/01/08(月) 01:25:22 ID:CB4rWuv6
4部のアニメ化の時もそうだったんだが、5部のアニメ化は
嬉しい反面、不安で素直に喜べない……(´Д`;)
どうしても前作の鬼太郎引きずっちゃって…;
どうしょうもないんだけどね
604 :
名無しさん@ピンキー:2007/01/08(月) 02:24:04 ID:0ZPOl1WS
我らがアイドル、猫たんのエッチな画ってないのかな?
鬼猫のネ申も少数派カポーのネ申の降臨待ってますノシ
好きなキャラやシチュを取り混ぜて語るのは大いに あ り じゃないか?
触発された新たなネ申が降臨して、萌えSSを投下してくれるかもしれないしな。
607 :
名無しさん@ピンキー:2007/01/08(月) 19:12:49 ID:vhT1SiY9
童子ネ甲とかか??
…鬼太郎が黙ってなさそうだが…
608 :
名無しさん@ピンキー:2007/01/08(月) 22:03:05 ID:ypzWYexe
>>605 保管庫見た。
最新とその後の3連発の三田ネコ画はイイ
作品ごちゃごちゃの乱交宴みたいなのはやばいか…
610 :
名無しさん@ピンキー:2007/01/10(水) 01:26:51 ID:l3fr1uQi
612 :
名無しさん@ピンキー:2007/01/10(水) 21:51:15 ID:jEh+5x8L
ユメコのパンチラなんて要らないでつ(´・ω・`)
613 :
名無しさん@ピンキー:2007/01/11(木) 04:10:36 ID:7wF7SaFw
同意
俺はやっぱり猫タンのパンチラを見たいネ
そこでユメたんとネコたんのダブルパンティラですよ
615 :
名無しさん@ピンキー:2007/01/11(木) 20:48:28 ID:UHMLz+mU
>>608 保管庫のネコ娘絵
なかなか更新されないね
早く三田ネコの新作エロ絵を拝みたい
ラクシャサ西村ねこでもイイな・・・
616 :
名無しさん@ピンキー:2007/01/12(金) 01:21:26 ID:avW+qDgU
漏れはネコたんラブ〜なのでユメたんには興味は無いのだ♪
スマヌ!!
夢子ちゃんは当たり前だが、やっぱり子供なんだよ
なんつーかマンマ子供
ネコちゃんはどこか色っぽい
特定のキャラを批判したり否定するスレではないですよ
スレタイの萌えキャラやシチュを各々が好きに語らう場であって
好きキャラの発言をしにくくしたり、神の降臨を妨げるような事はしてくれるな
否定発言はリアルチラシの裏にするか、ロムに徹して欲しい
>589以下のレスを読み直してくれ
>614-615がせっかく流れを変えてくれそうだったのに…(´・ω・`)
漏れは「新年を迎え猫タンが去年より大人になったか身体検査をする鬼太郎」を想像して(;´Д`)ハァハァしてるがな!
すまねぇホントにすまねぇ;;;
オレの好きと嫌いは同じくらいの圧力で内在してる様で、注意しないと何かの契機で
ふいに余計なことを言っちまうみたいだorz
620 :
名無しさん@ピンキー:2007/01/12(金) 15:54:38 ID:2kRHZYPK
漏れも回りの気分を害する考え無しの発言すまんかった;
反省します(´・ω・`)
避難所もあるんだしもし時がきたら移動しようぜ
2部DVDゲトー
白ブラウス萌えだが2部猫娘のノースリーブも良いものだな(;´Д`)ハァハァ
肌の露出が多くて出番があるたびに(;´Д`)ハァハァエロカワイイー
そんな事でこの聖地を途絶えさせてなるものか!!!!
>622 2部「怪自動車」の猫はテラカワユスです!!!
624 :
名無しさん@ピンキー:2007/01/13(土) 19:32:40 ID:/gGM4mUh
>622
2部「目目連」の猫はギョッとなるかも?
625 :
名無しさん@ピンキー:2007/01/14(日) 17:21:43 ID:/pHufqSN
626 :
名無しさん@ピンキー:2007/01/15(月) 21:38:29 ID:ojdqqLGr
あったような気がする・・・・
確か水着を引き千切られてハダカにされた絵が?
最近誰もいなくて寂しいな〜;
そこで変態のおでの登場!
お・・おでさぁ
ネ・・ネコ娘っていったら在る時期の前田愛ちゃんと対で思い出すんだよね(エヘ
当時、彼女がネコちゃんやってたら、お・・おで死んでもよかったよ(ブヒヒヒ
あ・・あの刈り上げをこうジョリジョリやりたいんだよね・・お・・おでの・・・おでのスッティックで(ブヒブヒヒヒヒ・・ジュル
全作品ごった混ぜにして乱交パーティだったら、誰と誰がどんなことするのだろうか?
630 :
名無しさん@ピンキー:2007/01/18(木) 00:41:24 ID:RH7kPmFc
631 :
名無しさん@ピンキー:2007/01/18(木) 15:43:23 ID:SWgB9YqC
最近危ないなぁ・・・あげとこう。
632 :
名無しさん@ピンキー:2007/01/19(金) 10:55:54 ID:0aC6taPY
633 :
名無しさん@ピンキー:2007/01/20(土) 13:00:24 ID:3aelRhIv
, -─-、 _
/ , -─-、ヽ∩__ / ヽ
{ { '⌒ }⊂ しJ/ !
, ──- 、.ヽ. ー-‐' ノ-‐∠_ __ |
/ >7レ'-‐<‐- `ヽ、 !
{ /  ̄` \
ヽ / \
/ ヽ-、
/ ヽ \
/ ! ヽ
_/ ヽ | | !
/ ! i i | |ヽ ヽ ! ||/⌒7
∠_ || | | || || | | | | | ___」!
| | | | | | || | | || | |i _」L⊥レ'レ! | / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
| /!. | | | || || | | L」L⊥-二-─┐ |イ ! < あたしの絵もっと描いて〜
レ !ハL|| | || | |!__ / | ! / \____________
└¬-L___」!└‐┘ \ / ┃ / レ'
\ \ く ┃ > `ー‐ ´ /
ヽ_ヘ `ー‐一' ヽ ' /
ヽ /
\ r‐'フ / _ -''" ̄ ̄ヽ
` ‐- ` ∩/ `/´ /
___ 7¬─‐'|│ / /
/ 厂 T! /´┌‐ヽ ! !
/ / / `┘O「「二 | .,' |
/ | | ヽL_! ∨ /
634 :
名無しさん@ピンキー:2007/01/25(木) 03:05:15 ID:HL1xZ50v
点検に来ましたよ
で、猫たんのどこを点検する?
無難に3サイズを。
637 :
名無しさん@ピンキー:2007/01/26(金) 06:22:45 ID:4TlBfyis
>>636 B78・W54・H82(アニメ3作目のみ)
来るべき5部ではどんなサイズになるのかハァハァ
639 :
名無しさん@ピンキー:2007/01/27(土) 19:48:45 ID:fYfloER6
保管庫の絵板で三田ネコ描かれてた「通りすがり」様
このスレをご覧でしたら、
そろそろ三田ネコの新作画お願いします。
「PAN」氏のリクである挿入無しの全裸、水着、お尻、誘惑画像に加え、
俺の希望は水着脱がされです。
(悶えた三田ネコの表情を期待してます)
クレクレも程々に。
641 :
名無しさん@ピンキー:2007/01/27(土) 23:08:02 ID:fYfloER6
それじゃどれか一つだけでも。
jibunnde
クレクレは良くないが、俺も「通りすがり」殿の三田ネコ娘画を見たいッス
>643
おぬしなかなかうまいなw
5部ねこ娘キタキタ――
乳が大きいぞ
期待age
646 :
名無しさん@ピンキー:2007/02/01(木) 20:25:32 ID:PhZAB57M
ちなみに鬼太郎Rもコミックになって3/16発売だw
倉庫の絵板が見られんのだが
普通に見れるが
>>645 ホントだ 乳デカいなw
この猫タンの動いてるところ早くみたいなw
見られた(*´Д`)ハァハァ
昨日はサーバーの調子でも悪かったのかな
お、お姉さん猫娘(;´Д`)ハァハァ
>>651 どっちを言ってんの?
5部のキャラデザ?
倉庫の最新画像?
>>645 自分も公式サイト見てきたお。
鬼太郎も猫たんもカナーリ可愛さがうpしておりますな。(*´Д`)
てか猫たんが茶髪!
黄色いおリボン(*´Д`)
4部のサトコママ(だっけ?)の流れだろうか
今風でもなんでもやっぱねこたん可愛い♥
>653
当然下の毛も茶pくぁwせdrftgyふじこlp;@:
>655
三田ネコは下の毛も生えてたけど、西村ねこが無毛だったから、
5部のネコ娘の下の毛が生えてるか微妙
倉庫の絵板に「通りすがり」様の新作キタ━━━(゚∀゚)━( ゚∀)━( ゚)━( )━( )━(゚ )━(∀゚ )━(゚∀゚)━━━ッ!!!!!
色っぽいハァハァ(;´Д`)
>>657 三田ネコビキニキタ━━━(゚∀゚)━( ゚∀)━( ゚)━( )━( )━(゚ )━(∀゚ )━(゚∀゚)━━━ッ!!!!!
5部のサイト更新
4部のアニメを全く見た記憶がないんだよなぁ・・・。
三部の記憶が強すぎるんだろうか??
ユメコちゃんしか人間の名前知らないし・・・。
>660
4部はわりとレンタルビデオにおいてある
雰囲気も物々しくてイイし何よりねこタンが可愛いからマジお勧め
3部の方が放送時間帯も良かったし実際売れてただろうから
リアルタイム放送観てた世代ならこっちの方が記憶には深いだろうね
いやぁ実は当方21なんで、世代的には3期と4期のはざまですかね?
そのせいか再放送や映画版が放送されるときは決まって3期の鬼太郎だったために印象が強いんですかね?
あと地方に住んでいるので4期が変な時間に放送されていて、学校などで見ることが出来なかった可能性があります。
今度レンタルで借りてみます。
663 :
倉庫番:2007/02/13(火) 19:26:27 ID:uDkQUQAp
コテ書き込み久々の倉庫番です。
神々の作品をありがたく収納させていただきました!
事情により(サイトうpする等)掲載拒否される場合や
また改稿・改名などご希望ありましたら掲示板やメール
でご一報いただければと。
もちろんこのスレの書き込みも目を通してます。
改行など、手前勝手なHTML処理してしまいましたので
訂正などありましたらよろしくおながいします。
カテゴリ増やそうと久々にCgi弄ってみたところ構文不具合が、、、
しばらくは旧トップでの表示になります。すんません。
この機会にもう少しソートしやすいカテゴリ一覧を模索します。
倉庫番殿、毎度乙です!
倉庫番様
毎度乙です!!
悪魔くんの方は作品少ないね(´・ω・`)ちょっとサミシス。
でも上にあったユルグとナスカSSに萌えた…コーモリ猫もいいけどこの2人もいいな
つ倉庫名
何スレ目かまでここはねこタン萌えスレだったから
ねこタン作品が多いのは必然
ショボンするぐらい悪魔くんネタが好きなら
萌えネタ振ったら職人さんも反応してくれるかもよ
しかし、4月から放送開始なのに、文房具関係は全くでないのね……。
こないだショウ○ノートの担当に鬼太郎アニメ化だから文房具はどうなってるか問い合わせたら、
「え? アニメ化するんですか?」などと抜かしやがった……。
>>668乙!
商品化で気になったんだがスポンサーはどこの企業が付いたんだろう?
企業によって商品化されるものが代わってくるんじゃないだろうか。
>>668乙だぜ!お前漢だな
>>669アニメ、CXの朝9:00からだよな
今の枠のスポンサーでそのまま残るのもあるかな?
バンダイはスポンサーになるんじゃないかなぁ。
また妖怪ハウスとか売り出してくれんかな。ガンプラで培った技術を駆使して超絶進化させてさ。
MG鬼太郎の家とかHG猫娘の家とか。俺絶対買っちゃうね!
残念、ア〇フルと不〇家の提供でお送りします
絵板に新作キタ━━(゜∀゜≡(゜∀゜≡゜∀゜)≡゜∀゜)━━!!
バンダイからはまたゲームとか出るかもね。
PS版の学校と肉人形は恐くて一人じゃプレイできなかった。
>672はアリエネーw
つーか、何で鬼太郎のゲームはもれなく激ムズなんだろうな。
FC版は、1はともかく2は凄すぎだし・・・。
サターンのは、確かADVで、鬼太郎が死ぬ展開もあるんだよな。
最近ではPS2のが好きだったけど決して万人向けじゃないし、親父が田の中さんんじゃないのが辛すぎる。
>>668氏かっこいい!
ショウ○ノートかー。世のお子さん方はコレで冬春越えたら新学期かー。
新学期つったら、身体測定だよね。水木少女たち身体測定ネタ書こうかな。
>>673 >絵板に新作キタ━━(゜∀゜≡(゜∀゜≡゜∀゜)≡゜∀゜)━━!!
エロじゃないけど、可愛い・萌え〜
でも、エロイねこタンも見たいな
ごくり・・・
すごいイイ!そうなんだ!ネコちゃんはうなじなんだYO!
4月からアニメスタートしたら書き手さんも絵師さんも読み手さんも増えるかね
マターリ待つかな(゚Д゚)y─┛~~
新作も楽しみだが◆NECOkE/60g神や446神の続きも待ち遠しい
5部アニメの猫タンはこっちのSSでは、
鬼太郎に自慢の乳を吸われる事が多くなりそうだナ
あの細くも肉感的な足でスリスリするのも良さそうだ
5部鬼太郎は童貞っぽいなw
猫ちゃんリードかな。
いやいや、そういう奴程、経験つんでるもんなんだよ
ってなんのハナシだw
ねずみ男が童貞だったら
>>681-682 キャラデザのラフ画で猫化して四つん這いになってたが、
オシリも大きそう
>>682ちょww
妖怪大戦争の鬼太郎の目が逆www
夢子ちゃんが全裸で一反もめん巻いてるやつって何話だっけ?
劇場版3作
それよりネコタンだ
d!DVD見てっても見つからないわけだw
夢子が全裸になった劇場版より、
パンチラ連発した4部劇場版のねこ娘タンに萌えた俺って・・・・
5部の鬼太郎の声、高山みなみっぽいな
今日のデジモンの後の番宣でチラ見しただけだから間違ってたらスマン
おぅ、みなみさんか。
好きな声優さんだからそうだと嬉しい。ところでねずみ男は千葉さんなのだろうか。
個人的には山ちゃんもいける気がするんだが。
あ、ねこちゃんは是非水樹奈々で。
高山みなみさんで合ってるよ
目玉と砂掛けは続投、
後1人4部から続投らしいけど、誰だろうね?
ねずみ男の山寺さんありえそうですな
ねこタンはちなちなが案外と続けてそうな気もするけど、果たして・・・?
>691
如何にも萌えどころ作りました的な裸体サービスなんかよりチラリズム推奨だよな
アニメだと妙に制作側が暴走することもあるから5部も期待半分不安半分だ
ここはまだ平和なんだな。長井秀和という話が最有力ですよwwwwwwwwwwwwwww
まあ別に萌え対象じゃないんだからスレ的には関係ないか。
もしかしてねずみ男が長井なのか!?
それだったら我修院達也の方がよっぽどあってる気がする。某ゲームで「変な生き物」の声とかやってたし。
ねずみ男が長井……………(゚Д゚)スレ的にもオレ的にも関係ナシ
それより、高山みなみの鬼太郎ってなんか腹黒鬼畜っぽそうだなw
人畜無害そうな顔してねこタンをメロメロにして処女をあっさり奪う
みんなの前ではイイ子でねこタンにはエロエロ…そんな電波を受信したw
699 :
名無しさん@ピンキー:2007/03/07(水) 18:42:42 ID:8iXp8YQ3
鬼太郎:高山みなみ
目玉の親父:田の中勇
ねこ娘:今野宏美
ねずみ男:高木渉
砂かけ婆:山本圭子
子泣き爺:ぬりかべ/龍田直樹
一反木綿:八奈見乗児
ねずみが長井ってネタはガセだったわけね。
鬼太郎が高山みなみさんで、ねずみ男が高木渉さんか。
コナン君と元太君(高木刑事)だなw
流石に猫たんは歩美ちゃんじゃなかったかw
おまいら!ボンボンのねこたんがエプロン姿ですよ(;゚∀゚)=3 ハァハァ
704 :
名無しさん@ピンキー:2007/03/21(水) 20:31:48 ID:7gdHoqmH
猫タンアニメよりになったね
猫タンは5部はさらにナイスバディなレディになるとは
こりゃこのスレ、これからお祭り騒ぎになる事は必定
それはないw
急にはならんが、徐々に盛り上がるだろうね
そうだね
新作始まれば触発された神々が新たな作品を投下してくれるかも
709 :
名無しさん@ピンキー:2007/03/23(金) 00:36:48 ID:bgXDXaO+
710 :
名無しさん@ピンキー:2007/03/31(土) 17:41:36 ID:g44ub4kD
5部放映前日あげ
今度の猫タンもなかなか可愛いねえ
これまでとデザインが全く違うな
むかつく位、可愛いじゃないかw
放送あったから、結構盛り上がってると思ったんだけど…
あんまりスレ伸びてないね
まぁこれからだろうさ。面白かったし、アニメスレの方でも評判は良いみたいだしな。
しかし高山さんの鬼太郎は良いな。正義の味方という感じなのに、同時に妙なダークさも感じてしまう。
彼女が演じる鬼太郎なら、昔のように煙草をふかせて「ぼかぁねぇ……。」とか言い出しても全く違和感無さそう。
原作者が鳥取つながりか・・・
アニメで黒ぬこにもぬこ娘にも萌えて来ましたよ
最近の5期猫娘萌えを見てると初心を思い出すw
今になって4期猫娘派もかなりいるな
掘り下げられた内面が評価されている
4期は誰が見ても普段から”猫”娘だからな
ただの猫好きにもファンが多い
725 :
名無しさん@ピンキー:2007/04/06(金) 00:30:02 ID:f0faWjyx
5期猫の祭りが毎夜開催されるのは非常に嬉しいことなんだが…
コレを機に4期以前の猫達も愛されると更に嬉しいと思う俺は三田ネコスキー。
>439の続き
「・・・」
それはまるで貪欲によだれを垂らしているようにも見えて、鬼太郎はごくりと喉を鳴らし
垂れた蜜をすくうように下から上へスッとひと撫でした。
「ひっ・・・あぁああん!」
よほど高まっていたのか、ただそれだけでネコ娘は身をしならせて達してしまった。
勝ったような残念なような、複雑な気分だ。
鬼太郎の指はぴたりと秘裂に張りついたまま止まり、忙しなく収縮を繰り返す花壷の
脈動を感じていた。
「あ・・・あぁあ・・・」
力を失くして枕に伏す。
腰だけが高く突き立てさせられたままで上体は脱力してベッドに沈み込んだ。
「感じやすいんだから・・・ネコ娘は」
呆れた口調で身を離れ、ベッドの下方へ移動する。
後方からは膝を立てたままのネコ娘の尻間から秘裂までがよく見える。
愛液に濡れた肉襞はいつにも増して隠微で、鬼太郎の興奮を誘った。
ファスナーを下ろし、既にそそり立った剛直を解放する。
衣擦れの音でそれを察したネコ娘は、そろりと腰を下ろして棒のように身を伸ばした。
それで抵抗しているつもりなのだろうか。
鬼太郎はネコ娘の身をごろりと反転させて仰向けにした。
「あぅっ!」
柵と繋がれた手錠が軋み、手首が交差する。
仰向けになれば上気した表情も、震える柔肉も、薄っすらと茂みに覆われた恥丘も
あらわになって、鬼太郎の熱がざわめいた。
「ゃ・・・っ」
顔を背け、目を伏せたところで目の前の鬼太郎を幻と消し去ることはできない。
不自由な肢体を魚のように波打たせて抵抗するのも構わず、両足を開かせて、
M字に膝を立てさせた。
「く・・・ぅううんっ」
亀頭の半分が埋まり込めば、ネコ娘の嬌声がもれる。
その声は切なげで、期待するようにも聞こえてきた。
「・・・」
ネコ娘の膝頭を舌でなじる。
深く貫かれることを察して身を強張らせていたネコ娘の瞳が不安げに開いた。
「ん・・・んぅ・・・」
先端を埋め込まれ、拡げられた膣口はひくついて、もどかしく身を捩る。
ネコ娘の腰が揺らめいたことに気付くと、鬼太郎を顔を上げてじっと見つめ返した。
「欲しいのかい?」
「・・・っ」
耐え切れずネコ娘は服従して、こくりと頷いた。
「───それじゃぁ・・・自分で動くんだ」
鬼太郎の冷たい言葉に、ネコ娘の目はより大きく見開かれる。
手首を拘束されたこの状態で身を起こすこともできず、動かせるのは下半身ぐらいだ。
自ら腰を突き上げることを思っただけで頬が紅潮する。
「ほら。腰を使って・・・奥まで飲み込んでよ」
ゆらゆらと膝を揺らされただけで浅く突かれた部分はびくびくと反応し、
それは甘い痺れとなって奥まで響いてすぐ消える。
満たされない膣奥はもどかしく伸縮して、気が狂いそうなほど理性を蹴落とす。
ネコ娘の中で羞恥心が鬩ぎあい、頬には涙が伝い落ちた。
「欲しいんじゃないのかい?」
「ほ・・・しい・・・よ」
「僕のちんぽで奥まで突いて欲しいんだろう?」
直接的な言葉にネコ娘は肩をすくめる。
今まで何度となく鬼太郎の肉茎が埋め込まれてきた肉壁が反応して、
びくびくと痙攣しそうだった。
「・・・ぁ、はっ・・・やん・・・」
引け腰のまま覆い被さり、あらわになった腋の下に口づける。
くすぐったさとない交ぜになった感触にネコ娘の腰が跳ねて、ずちゅ・・・と、
亀頭部分がかり首まで埋まり込む。
「あ、あぁん!」
しかしその腰がおりると膣口まで引き抜かれてしまい、互いの結合部には粘液が
糸を引いた。
「あんまり時間をかけると・・・僕、萎えちゃうかもしれないなあ」
秘口をいたずらに浅く突付きながら、鬼太郎が嘯く。
上気した表情で見上げて、唇を噛み締めるネコ娘の姿を見ながら萎えるはずもないが
強がった言葉は少女の不安に刺さり込み、真に受けて目を見開いた。
「きたろ・・・は、欲しく・・・ないの?」
「え?」
訊ねた途端、答えを恐れてネコ娘の瞳からはぽろぽろと涙が溢れた。
鬼太郎が興味を失って、このまま放り出されてしまったらどうしたらいいのだろうか。
こうして羞恥に耐えても身をさらけ出し、密なる欲望まであらわにした行為には、
気持ちの欠片もなく、ただ肉欲に溺れているだけなのだとしたら・・・
交差した手で柵を強く掴み、ネコ娘は覚悟を決めた。
「んっ・・・んんんっ!」
「ウッ・・・!」
ネコ娘の腰が扇情的に揺れ、突きあがった。
秘口に当たった鬼太郎の牡芯は飲み込まれ、みちみちとした肉襞をかき分ける。
「ふっ・・くっ、くっ・・・ううん、んっ・・・ん・・・っ」
懸命に腰を上下して鬼太郎の肉茎に刺激を与えるだけの行為に没頭する。
それは口や手でするのと同じだと割り切れば、他愛もないことだった。
鬼太郎の射精を促すためだけに己の身を駆使する。
「ネ・・・ネコ娘、す・・・すごいな・・・」
苦しげに目を伏せたまま、細い腰は激しい律動を繰り返す。
額に汗して心を閉じ、ただの運動だと思えば甘い疼きも遠ざかった。
嫌われることを恐れて恥らう必要などなかったのだと、気がついた。
鬼太郎が欲しているのは肉欲を満たす器だけ。
恥らって、己の欲望を隠し通したところで元々好かれてもいなかったのなら、
無駄な心配に過ぎなかったのだ。
───あたしったら・・・ばかみたい。
体が重なり合うように、互いの気持ちまでも重なり合うことを夢みていた自分が
可笑しくて、口もとには自虐的な笑みが浮かんだ。
「・・・ネ・・ネコ娘・・・?」
甘い喘ぎもなく律動を繰り返す、人形のような様子を不思議に思ったが、
突き上げる欲望に敵わず鬼太郎も腰を打ちつける。
「っっ!」
激しい行為は胎内を突き荒らし、内蔵を突き上げるような鈍い痛みだけが残った。
こすりあげる肉棒までも、熱い楔で突き立てられただけに思える。
西洋の魔女裁判により施行された極刑の如き痛みを、ネコ娘はじっと耐えた。
「で・・・出る・・・っ」
涙に潤んだ視界にはぼんやりと鬼太郎の険しい表情が映った。
鬼太郎はおしっこするときもこんな顔をするのだろうかと思いながら、
大事なところに鬼太郎の排泄物が爆ぜたのを感じる。
硬直が解けて強く抱き被さるのも、ただ脱力して横になりたいだけなのだと思えて、
重なり合う肌の温もりもネコ娘の胸には届かない。
「ネコ娘・・・」
顔が近づき、唇が重なるのを拒否して首を横によじる。
「どう・・・したの?」
ご主人様気分も溶けてしまった鬼太郎は目を見開き、顔を反らすネコ娘の様子を
じっと窺っていた。
「・・・すっきりした?」
「え?あ・・・ああ、うん・・・」
「そう。じゃぁ・・・よかったじゃない」
鬼太郎のものが抜ければ、吐き出されたものが伝い落ちてきて、
益々情けない気持ちに沈んでいく。
そんなネコ娘の傷心に気付くことなく、鬼太郎はまだ甘い余韻に浸って首筋に口づけた。
「・・・そんなことしなくていいよ・・・」
「そんなことって?」
「終わったんならもういいでしょ」
らしくなく冷めた口調で言い捨てられればバツが悪い。
高まりを吐露して萎えたものをひざで隠して口を尖らせる。
「・・・怒ってるのかい?」
「別に」
「怒ってるじゃないか」
「別に怒ってなんかないったら。それに、怒ってたって関係ないでしょ?どうせ私は・・・
抵抗できないんだし。鬼太郎が出したくなったら出すだけで、怒ってたって何だって、
私の気持ちなんてどうだっていいんじゃないの!」
そんなことも鬼太郎にとっては今更な話なのだろう。
何をしようが構わない。何をしたところでネコ娘が自分を嫌うことなどないと知って
どんなことでもするのだから、やはり鬼太郎はずるい。
「・・・悪かったよ。ちょっと・・・度が過ぎたみたいだね」
髪の毛針一本を錠口に差し込み、手錠を解き放つ。
解放された白い手首まわりには赤黒い痕が浮き出していた。
「お仕置きが・・・過ぎたかな」
「お仕置き?」
身を起こして座り込んだネコ娘と顔を突き合わせ、痛々しい手首の痕に口づける。
「ネズミ男に・・・キスなんかするからさ」
悔しげに吐き捨てる鬼太郎とは裏腹にネコ娘はきょとんと目を見開いた。
「・・・何のこと?」
「覚えてないのかい?!」
カロリーヌを失った慰めか、グワゴゼとの戦いを終えた直後ネコ娘はネズミ男の頬にキスをした。
見直しちゃった〜・・・という言葉も気になったが、鬼太郎の目の前でそんなことをした
ネコ娘の奔放さに鬼太郎は沸々と苛立っていたのだ。
「あたし・・・そんなことしたっけ?」
「・・・したよ!何だい、君こそ・・・僕の気持ちなんてどうだっていいんじゃないか」
「どうだってって・・・何よそれ。鬼太郎の気持ちなんて、最初っからないようなもんじゃない!」
「何だって?」
「鬼太郎はどうせあたしのことなんて・・・っ」
自分自身で終止符を打つ言葉に胸が詰まり、唇を閉ざす。
浮かんだ涙を堪えて目を背ければ、肩を引かれて抱きしめられた。
「傷つけたのは悪かったけど・・・そんな誤解しなくてもいいじゃないか」
「誤解なんてしてないよ。もう解かったの、離して!」
「・・・」
離せと言われれば鬼太郎の言葉がやむ。
包み込むように抱きしめていた腕には力がこもり、ネコ娘の柔らかな身を
強く圧迫した。
「・・・痛いよ・・・鬼太ろ・・・っ」
背後からでもよくわかる。鬼太郎の顔つきが変貌し、その妖力が滲み出している。
黙々と怒りに似た負の感情に満ちて、目を座らせているのが判った。
「何・・・よ。もう気が済んだんでしょ、離してよ」
「・・・」
「ほっぺにチュぐらい何よ。国によっては挨拶みたいなものじゃない。
それに・・・鬼太郎にしたら嫌がるくせに」
「・・・僕には・・・しないじゃないか」
「え?」
抱きしめた腕力が緩み安堵したのも束の間、危機を察して俊敏にその場を
離れたネコ娘の足に、しゅるりとオカリナロープが絡みついた。
「!」
片足首を捕らえたロープはベッドの柵を渡り、鬼太郎の意のままに操られる。
柵越しにもう片方の足首も捕らえられて、ネコ娘はM字に足を開いたままベッド
トップに縛り付けられた。
「な・何すんのよ!」
「何って・・・決まってるだろう」
<続く>
映画は聞いてましたがアニメ放送って本当なのか。知らんかった。
新たなねこ娘に期待はするもやはり漏れには三田猫が(;´Д`) '`ァ,、ァ
続き投下GJです!
漏れもやっぱり三田猫(;´Д`) '`ァ,、ァ ナカーマ
五部放送によって三田猫にもちょっと脚光が当たる日がくればいいと思う今日この頃。
ネコがネズミにキスしたのってぐわごぜの異次元妖怪の大反乱じゃなくて
妖怪大戦争じゃなかったっけ?
自分も思ったが萌えたから気にしない
漏れもどっちかと言うと三田ネコ派なんだが
もしかして三田ネコスキーって少ないのか??
三田ネコ好きなんだがな…
三田ネコは結構エロイって話をよく聞く
そう言えば、この一連のスレの三田ネコSSの原形は
半漁人に強姦されて磯女に救われたSSじゃなかった?
三田ネコスキーはここにもいるぞーノシ
ちょっとコンプレックス持ってるところがいい。度を越してうじうじされるとアレだけど。
ひどい事されて悶えるネコ(;´Д`)ハァハァ
強引戸田鬼太郎とセットだから萌えるんだな。
>>739 この時も凄い悶えっぷりだった三田ネコ(;´Д`)ハァハァ
三田ネコはこんなにうじうじしてない。
ちょっと鬱陶しすぎ。もっと明るい子だぜ。
だがそれがいい(;´Д`)ハァハァ
三田ネコはここぞと言う時の押しの弱さがいじらしくて
可愛いらしく思う。
基本的に三田ネコは前向き思考のさっぱり気質だと思うけど、
夢子ちゃんとの恋の鞘当てで拗ねたりふくれたりするのが可愛い。
非常に苛めたくなるタイプ(酷
>三田ネコはこんなにうじうじしてない。
>ちょっと鬱陶しすぎ。
?
アニメの3部は確かにうじうじはしてないけど、
「そのこんなに」ってのは、いったい何の事についてそう言ってるの?
744じゃないけど、曖昧に書いてる空気を読んでスルーしろよ。それとも確信犯?
漏れは◆NECOkE/60g 神の表現する三田猫好きだ
アニメを見ながら、鬼太郎の前では健気に明るく振舞い
一人きりになると切ない恋心に震えている乙女な猫タンを想像すると萌える
漏れのダチが言ってた、
西村猫は鬼太郎に愛されてる、他の男の手は付かない
三田猫は鬼太郎にもそれなりに愛されてるが、
他の男に無理矢理手を付けられた過去もある
ってイメージ
その友達なんか捻くれた女性経験がありそうだな。
どの猫たんも美味しく頂ける自分が通りますよ
…という訳で何部の猫たんでもいいんで職人様よろしくお願いします!
>>754ノシ
5期が始まって猫娘スレが立ちまくりなのに神々はどこへ?
古きよき神から新しい神の光臨お待ちしてます。
756 :
名無しさん@ピンキー:2007/04/19(木) 21:10:03 ID:pLoNnF1d
フハッ!!!待ってました〜!!
◆NECOkE/60g 神の鬼畜三期鬼太郎と三田ネコは痛切ないのが堪りませぬ〜(;´Д`)ハァハァ
精神的にグッとくるエロスは開けっ広げな画像では得られないものですね!
今は他スレで5部ぬこ大フィーバーだけど、こういう裏スレでひっそりと萌えるのが
大人版の楽しみ......漏れもネコたんなら何だってイケル!!!!
毎週、猫タンに会えるこの喜び!
後はこのスレに神が降臨してくれれば!
何か、ここの過疎ッぷりを見ると今期猫娘でハァハァしている連中は
製作者側の自演のような気がしてきた。
759 :
sage:2007/04/25(水) 15:18:08 ID:X5s9PWjT
今期ネコたんが大好きな者がここに一人ノシ
760 :
通りすがり:2007/04/25(水) 15:33:44 ID:X5s9PWjT
すいませんメ欄と名前欄間違えた上に変な改行までしてしまいました
絵板支援に専念しますorz
>>758 まだ出たばっかなんだから、1枚絵ならまだしも話だけを描く事は難しいよ。
五部キタネコの線は潰えましたな。
うざったく纏わりつくヒス気味の猫娘に舌打ちする鬼太郎じゃあなあ。
三期も似たようなもんだろ
764 :
名無しさん@ピンキー:2007/04/28(土) 03:14:19 ID:8VBursr6
オープニングの泉屋しげるの歌、何だあれサイアクじゃん。サイアクすぎて笑うしかない。
>>763 公式サイトのサイドストーリーの猫娘が
>>762なんだよ。
2話目はいいけど、1話目が性格ブス。
これが公式設定を基にしたものじゃないことを祈る。
766 :
763:2007/04/28(土) 10:29:36 ID:dL/Rnx6z
いや、わかってるけど。>公式
書いてるの脚本家ならともかくラノベ作家だろ?気にしなくていいんじゃね?
まあ、サイドストーリーだからねぇ。おまけおまけ。
同人誌みたいなものさ。そう考えると笑えるよ。
768 :
名無しさん@ピンキー:2007/04/28(土) 20:55:30 ID:ZuqnvQTZ
5部の猫娘のツンデレ化だけがちょっと受け付けない。
4部の性格良かった猫娘とどうしても比較してしまう…
4部再放送してくれないかな。。
769 :
もんめ:2007/04/28(土) 21:51:14 ID:V/9SwdGF
たまには綾を思い出してあげてんしゃ〜い!
770 :
名無しさん@ピンキー:2007/04/30(月) 01:01:02 ID:zXIEY2UV
4部好きwwwキタネコだらけwww
4部見たい。
DVD-BOXが予約開始状態だからレンタルされるのはまだまだ先か。
せめてネット配信して欲しい。
772 :
名無しさん@ピンキー:2007/04/30(月) 16:21:11 ID:0kErfflF
5部の猫娘は顔はいいが性格がな・・・
補足
スタイルもいい('∀`)
スタイルいいかな?
三田猫のスタイルの良さはガチだけど。
五期猫娘ってみんなから見たらどんな性格なの?
自分、よく掴めてないんだけど…
776 :
名無しさん@ピンキー:2007/04/30(月) 22:41:21 ID:2Q3lC4IU
4部はさりげなくキタネコ満載な気がする。
お互いそばにいるのが当たり前、
何も言わなくても互いに相手を必要としている…
何ていうか自然な関係がいいところだと思うな。
ちょっと書いていて恥ずかしくなってきた…
4部の鬼太郎は猫娘を呼び過ぎだと思う
「猫娘ー!どこにいるんだー!?猫娘〜!!」みたいな
5部の猫娘・・・2話のヤバイ!キャンペンガールみたいな
性格は・・・なんだろ?自分勝手とか?
夢見がちなおぜうさん方だのう。わしもじゃが。
四期は「仲のいい幼馴染」だよね。
鬼太郎はちんぽこ晒して堂々としているから、性的には二次性徴前のお子様だらう。
猫の方はもうちょっとおませだけど。
三期は「思春期真っ最中の幼馴染」って感じかね。
鬼太郎がぽこちん丸出しを見られて赤面するぐらいには成長している。
猫ははっきり鬼太郎にアプローチしているけどいずれも可愛いもん。
両方に共通するのは初心で身持ちの堅そうな印象だなあ。
>>777 呼びすぎなのはのっぺらぼうの回だけだと思う
のっぺらぼうの回はいい
キタネコだ
あと、
鬼太郎「よし、いくぞ(だっけ?)」
猫娘「にゃ〜んww」
の会話があったのはなんだっけ?
あの猫娘の声がいいww
4期5話
782 :
名無しさん@ピンキー:2007/05/01(火) 18:13:16 ID:/iKX2FK+
キタネコ小説誰か書いて〜!
5期の鬼太ネコも見てみたい
何期のネコでも好きだけどな
ねずみ×カロリーヌが読みたい。
映画版ってどう?
他スレを見ていると五期効果で鼠×猫派が増えてきているわけだが
この流れに乗ってネズネコが読みたい
自分が住んでいる所にゲゲゲの鬼太郎やっていないんだが
五期って鼠×猫シーンが多いのか?
映画は明日見に行くw
映画昨日行ってきた
なんつうかねこ娘不憫だったな…
五期はねずみ男とねこ娘仲良いと思う
今週は一緒にバイトしてたな
映画見に行ける環境じゃないんだが
なんか見たら見たで微妙そうだな。
『娯楽映画』としてなら、話のテンポもよかったし楽しめた。
『鬼×猫』としては(´・ω・`)な感じ。
映画微妙〜話のテンポが速すぎる
それに、鬼太郎が猫娘に冷たいし
・・・猫娘が可愛かったから許す
でも、猫化した時の顔やばい
ウェンツの頭面白かった
鬼太郎が猫娘に冷たいのは今に始まったことじゃないだろ
でもまあ、可哀想だとは思った
猫娘、父さんのことをお父さんっていうなよ(だっけ?)
あれは・・・鬼太郎が照れていたと信じている
もしゲゲゲの鬼太郎2が出るなら猫娘とラブってくれ〜!!
映画ラストはキタネコなんだか良い雰囲気だったから
続編あるなら少し期待してる。二人のダンス可愛かったし
795 :
名無しさん@ピンキー:2007/05/03(木) 19:00:24 ID:5Wgl9mLq
猫娘可愛いよ猫娘
映画ネタも投下おk?
人間ヒロインがメイン、猫娘につれない鬼太郎で
第三期+映画ごたまぜでの鬼太郎×猫娘考えているんだけど。
ばっちこーい!!
全力で待機しています。全裸で。
投下楽しみに待ってます。全裸で。
799 :
名無しさん@ピンキー:2007/05/04(金) 11:19:54 ID:idyhOoxS
( ^ω^)投下待ってるお!
全裸で。
花の香りで目が覚める。
うっすらと瞼をあけると、徐々に視界に入ってくる、花、花、花。
どうやら、ここは花畑のようだ。
「目が覚めた? ねずみ男ちゃん」
天使のような少女の声、それは、さっきまで眠っていた男の側で聞こえた。
男は、その声に眠気も吹き飛び、がば、と起きあがった。
「か、カロリーヌちゃん!!」
その男、ねずみ男の目の前に座る少女は、彼の声を聞き、にこりと笑みを浮かべた。
「うふふ、ねずみ男ちゃん、ひさしぶりだね」
そのあどけない笑顔、天使のような少女。
人間にも妖怪にも鼻をつままれ、蔑まれる半妖怪の彼にも、その無垢な笑みは向けられる。
じわり、と、柄にもなく目に涙が溢れるのが判る。
嬉しいのだ。
この儚い笑みの少女が、今も笑っていてくれたことが。
目が覚めたとき、鼻に届くのは傷んだ食べ物の臭い。
ここは、町の裏路地、残飯が集められた、ゴミ捨て場。
そこで眠っていたのだ、彼は。
ねずみ男は、のそり、と体を起す。
周囲の臭いに負けること無い、自分の体臭。残飯を漁る犬猫も、彼の体臭を嫌って近寄ってこない。
夢を見ていたようだ。
ねずみ男は、そのことを理解すると、深い溜め息を吐いた。
美しい夢は、覚めた後が切ない。
その夢が美しく、楽しいものであればあるほど、現実に戻ったときの寂しさは大きい。
しかし、彼はこの程度で折れてしまうような、繊細な心を持ってはいない。
しぶとく、図太い彼は、そんなことくらいで参ったりはしない。
夢で出会った少女は、別れ際にこういった。
(また会おうね)
彼はその言葉思い出し、ああ、またな、と呟いた。
そうして彼は、夢の中で流してしまった涙を拭って、そのゴミ捨て場を後にした。
END OF TEXT
800ゲット。
どうせなら、808が欲しかったな、と。
五期ネコ(映画も?)で盛り上がってる流れを読まずに悪魔くんネタを投下しようと、一応書いてみたんですが、昔の作品なので細かい部分をいろいろ忘れすぎてますorz
ようつべにもほとんどない、レンタル屋にすら置いてなくて、自力確認できません。
スレの皆様のお力をお借りしたくて参りました。
以下の点について、ご存知の方がいらっしゃったら教えて下さい。教えていただいた点を踏まえて修正をかけてから投下させていただこうと思います。
・魔界にも昼はある?夜しかない?
・十二使徒って、悪魔くんから召喚されないと人間界へ来られない?自由意思で来られる?帰るときはどうやって帰る?
・百目って埋もれ木家ではどういう位置づけ?(家族は正体や滞在理由を知ってる?)
・エッちゃんが両親を呼ぶときの呼び方は?(父さん母さん、パパママetc)
以上4点です。よろしくお願い致します。
映画版のキタネコを誰か書いて下さい(´・ω・`)
全裸待機中。
800乙!
綺麗なまとまりに全裸で待機中の香具師等に奠都勃てとけと言えん雰囲気に
>>805、
>>801の突っ込みどころ教えてくれ。
八百八タヌキ繋がりか?
>>802 個々には細かい設定突っ込むような野暮な香具師は居ないから好きに書いていいんジャマイカ
>・エッちゃんが両親を呼ぶときの呼び方は?
お父さん、お母さん
808 :
796:2007/05/05(土) 20:27:36 ID:TUmW6cFV
今晩中に投下予定なのだが、プレーンテキストで30k前後。
これから投下用に分割するのだが、スレの総容量大丈夫だろか?
>>808 大丈夫じゃない?
心配ならもう次スレ立てとくとか…
500KBで一杯だっけ。
今430KBぐらいだから多分大丈夫。
予告通り映画ネタ+三期の鬼太郎×ネコ娘です。
以下注意書きで避けたい物があればお手数ですが
トリ付けるんでNGワード登録お願いします。
1.映画の後日談(映画のネタバレ有り)
2.三期→映画という時間軸を考えてます
3.外見イメージは三期。
4.二人の身長差とネコ娘の服だけ映画参照
5.ちょっと鬱エンド
あとは歴代の神々の作品にあれこれ影響を受けております。
神々は偉大すぎです。
目まぐるしく変わるライトと、絶え間ない音楽。
それらを浴びてこの墓の下倶楽部のフロアの中央で踊っている鬼太郎を見ながら、
フロアの隅にあるテーブル席に腰を下ろしたネコ娘は手にしていたカクテルを一口飲んだ。
一つの事件があった。色々あったけれど、解決した。鬼太郎は無事だった、それで充分。
そう思いながら、ネコ娘はグラスの口を舐める。
「隣りいい?」
「駄目」
これで三人目だろうか、隣の空き椅子に座ろうと来た妖怪に素っ気なく答えるネコ娘。
「そこ、鬼太郎の席よ」
それを言えば大概の妖怪は諦めて離れる。
さもなきゃ爪を少し光らせて、流血沙汰になる事を分からせればいい。
事件解決に協力してもらった輪入道の頼みを果たす為に、
鬼太郎は一晩中ろくろ首と踊り明かす事になっているから帰ってきたりはしないけれど、
他の誰かと口をきく気にはなれないのだ。
それに帰ってきた時に空いていないときっと彼は悲しむから。
今夜のお相手であるろくろ首がその長い首を揺らめかせ、鬼太郎に何か耳打ちするのが見えた。
鬼太郎は年上の女性に弱い。相手が人妻であっても、
自分とは違う反応をするのを見ていたくなくてネコ娘は目を反らせる。
もっとも鬼太郎は人間の女にも弱い。
彼は自分より遙かに頭がいい筈なのに同じ事を繰り返す。
何度も似たような結末を迎えるのに、彼の父親は彼が本気で人間の女を愛する事を許さないのに、
陽の元で生きる少女達に恋をする。
その度に冷たくされ邪険にされるのも慣れてしまった。
昔はそれが嫌で辛くて、怒って泣いて叫んで逃げ出そうとした。でもそれも止めてしまった。
その理由を思い出そうとしながら、ネコ娘は舌で舐めるようにカクテルを飲む。
リキュールで甘くアルコールでほろ苦い味は、ずっとずっと心に宿る思いと同じ、
一つ一つ積み上げるように近付いてくる一つの音がその源。
幼い頃から聞き慣れたゲゲゲの森でたった一人だけが持つ足音が
自分の前で止まった事実を受け入れて、ネコ娘はその音の主へ目を細めて笑いかけた。
「鬼太郎」
彼の名を口にする度に、彼を愛していることを感じる。いつか二度と呼べなくなる事も、
呼ぶことを許されなくなる事が来ると思いながらも、その名を口にする喜びを捨て去れない。
相変わらず表情を出さない彼が静かに自分を見下ろしていた。
少なくとも、もう落ち込んでいたり拗ねていたりするわけではない事が、ネコ娘には嬉しかった。
自分自身の身に降りかかる辛い事や悲しい事を堪える事は慣れきったけれど、
未だに鬼太郎に元気が無くなる事があるのは辛くて堪えきれない事だったから。
「一晩中踊る約束じゃなかったの?」
「…………もういいってさ」
ぽつりと呟くように答える鬼太郎に、ネコ娘は小首を傾げた。そして彼のためだけに空けていた
隣の椅子を彼に勧める。だが彼は無言で自分を見下ろして、そこに突っ立ったままであった。
「どうしたの?鬼太郎」
彼を下から覗き込む様にして鬼太郎を見上げる。長時間のダンスのためか、
血の気の少ない白い顔へ仄かに赤を差した彼は、いつも以上の無表情で襟元を緩めるのが見えた。
はだけた胸元から見事な陰影を描く鎖骨が見え、
その固さとその下にある胸板の厚さと逞しさを思いだし、ネコ娘は小さく息を呑む。
だが両手に持っていたグラスを彼に取り上げられた驚きでそれを忘れ去ってしまった。
「ニャッ!?」
まだ半分以上も残っていた物を一気に飲み干され、流石に文句を言おうとしたが、
おもむろに鬼太郎が顔を突き出してきたのに驚いて、小さな鳴き声を上げる彼女。
だが鬼太郎は吐息がかかるほどに近付くも、唇どころか額も触れず、
僅かに片目を隠した髪が頬に触れる程度の距離を保つ。
あれだけ喧しかった筈なのに、目の前にある彼の顔を見ているとそれらが消えてしまった。
休んでいて収まった筈の鼓動が再び跳ね上がり、痛い位に胸が張り響くのが分かる。
無表情な鬼太郎の顔へ時折走り去るライトが、顔の陰影を強く浮かび上がらせ消えていく。
一切の感情は見せないのに、ただ一つの感情が恐い程に伝わってくる。
幼い頃は恐いだけだったその感情を嬉しく思う自分を意識した。
フロアの隅は元々薄暗い、妖怪は闇に生きる物だからこそ強い光は必要無く、
真の闇でもなければ充分物が見えた。
だが今は鬼太郎の片目だけがその薄闇の中で瞬きもせず、冷たく燃えている。
彼の唇が動くのが見えた。声は聞こえない、けれども何を告げたのかネコ娘には悟れた。
結果的だとしても、伊達に長年、彼の傍を許された訳じゃない。
それを悲しく思い、苦しく思い、そして嬉しく思う。
かつてのように激情が迸らせる事が無くなった為だろうか。
鬼太郎がグラスをわざと音を立てながらテーブルに降ろし、馬鹿みたいにグラスを持ったままの形を
保っていた手へと彼の手が伸びてきた。掌ではなくて、手首を掴まれる。
本気を出して嫌がり抗えばその手は振り払えるだろう。
でも彼が本気を出せばそんな事を許してくれたりはしない。
そしてネコ娘は本気で彼に逆らう事が出来なかった。
逃がすことを許さずに、けれども逃げないように懇願するような、
微妙な力加減の手に引かれてネコ娘は立ち上がり、彼が引くままに歩き出した。
昔から彼の手は自分より大きく、見た目の年より不釣り合いに堅く力強く、
自分に一切の反論を許さない強さがあった。そして突き放し、捕らえ、弄び、守ってくれる愛しく悲しい手。
その手に突き放される事より、その末を知っていようと引かれる事を選んでしまう。
それにどうして逆らえよう、既にこれだけ彼に惹かれ続けているのに。
フロアの隅、闇の中を音も無く誰の目にも留まる事無く、小走りに抜けだしていく。
かつての頃であれば二人きり、秘密の遊び場へと遊びに行くために、
大人達のつまらない集まりからたった二人で抜け出す楽しみがあったのに、
今はその楽しみをどこへ落としてきたのだろう。そんな幼い遊びは失われた。
今では彼が抜け出すのは陽に焦がれた恋のため。そしていつも置いて行かれる。
だがネコ娘は鬼太郎が導いてくれるのであれば二度と帰れぬ地獄の果てでも行けた。
置いて行かれる哀しさや捨て置かれる辛さに比べたら、
無間地獄の責め苦の方が遙かにいいと思うのに、彼はきっとそれを知らない。
鬼太郎は無言で足を進める、ネコ娘は無言で闇の中で先を行く彼を見つめる。
このまま、誰も知らない何処かへ連れて行かれてもいいかもしれない、と益体もない事を考えるネコ娘。
彼が人間に恋する事を許さない父親も居ずに、彼に助けを求める妖怪も人間も知らない場所へ。
彼は幽霊族の血の為か、体温が低くその手は冷たい。
けれども、その冷たさの奥深くに恐ろしいぐらいの熱を持っている。
幼い頃は激情として迸らせたその熱は、年追う毎に密やかに覆い隠されていってしまい、
昔からの仲間達はそれが失われたと思っている。
違うのだ、それは更に強く恐ろしくなり、時折自分を灼き尽くす為に放たれる。
その熱から逃れたいのは彼、逃れられなければ飼い慣らそうとしている。
それを奥深くに封じ、その熱で相手を貪らないようにし、闇ではなく
陽の元で暮らす少女達に恋をするのも、陽の元であればその熱が封じられると信じているのだろう。
この事件の間、鬼太郎の恋には涙を見せなかったネコ娘は、微かに目尻に涙を浮かべた。
モノワスレの花が必要なのは彼なのだ。
事件が終わり自分を求めるのは、きっとその熱の為、終わる恋の為。
悲しいからこそ、苦しいからこそ、その熱が彼を内より責め立てるのだ。
この胸にずっと抱いている思いは幾度も彼に告げてきたし、幾度も告げている。
かつてはそれを振り払われ拒絶された。幼さ故の無知さ残酷さだったのだ、と彼は後に言った。
それからは彼は受け入れてくれた。熱と激情を叩き付けられながら、
彼が自分を受け入れてくれる事を教えてくれた。
だが、陽の元に暮らす少女達に恋をする事も止めなかった。
いつか青嵐の一風よりも早く彼女達が過ぎ去るか、幼いなりの恋で無くなった頃には
その都度相手の記憶から己が消し去られてしまう事を何度も繰り返していても。
それら全てが彼を苦しめ惑わせる熱の為であり、もし彼がその熱から救われるなら、
自分は那由他の時過ぎるまでその熱より生まれた業火で灼かれ続けてもいい。
フロアを抜けて誰も居ない通路を進む。薄暗い通路に鬼太郎の下駄の音が響き、
猫族由来の足音の無さでネコ娘がその音に合わせて足を進める。
ネコ娘は昔、何度も試した事を思いだした。邪険にされるのが辛くて逃げ出そうとした。
こんな風に薄暗いゲゲゲの森の道を一人抜けだして、何処かへと、
鬼太郎がいない場所であれば何処でも良いから、ここじゃない何処かへと。
でも今はこうして鬼太郎に手を取られ、何処かへ連れて行かれている。
喉を鳴らすようにネコ娘が笑うと、足を止めて鬼太郎が不思議そうに振り返った。
彼の隻眼で極星が煌めくよりも冷たい光が燃えているのに、
どこかあどけない顔で何事かと伺うようにこちらを見ている。
手で拭えば目に滲んだ涙を強調してしまうことになるだろう、ネコ娘は瞬きでそれを散らした。
「何でもないよ、鬼太郎」
そう、何でもない。だって彼に微笑みかけられる。
彼の家か、自分の部屋か、はたまた一時の臥所に出来る洞か叢か分からぬが、
彼が連れて行くなら何処へだって行こう。
彼の熱を身体で受け止めるのは好きだ、彼に必要とされている事を身体で理解出来るから。
ネコ娘は彼に掴まれた腕を軽く動かして、先を進むように促した。
だが彼は手を離す。ここなのかとネコ娘は伺うように鬼太郎を見上げるが、
彼の手が腰へと伸びてきて抱き寄せられた。
少し汗の匂いが混じった鬼太郎の匂いがした。
慣れ親しんだ鬼太郎の匂いに包まれたのを感じて、鬼太郎の胸に寄り添うと軽く腰骨の辺りを掴まれる。
だが彼はそのまま腰から軽く抱き上げるようにして薄暗い通路の先へと進んでいく。
逃げ出すのを辞めたのは繰り返しが辛かったからか、何度逃げようとしても連れ戻すからか。
彼が導くままに足を動かしながら、ネコ娘は思い出そうとする。
簡単な事だ。何回も繰り返して、嬉しく悲しく理解したのは、
鬼太郎から逃げ出す事を許されないという事だけだった。
本当自分勝手で残酷で酷い人。退けるのに、逃げだそうとすれば許してくれない。
そして許さない事が辛いのではなくて、嬉しいと思うようになった自分が居た。
でも、好きだと最後に言われたのはいつだろう。愛していると囁かれたのは?
その答えを思い出す事をネコ娘はすぐに止めた。
人の事件に関われば彼は言わない、陽の元に恋い焦がれているから。
そうでない時はいつも口にする。少なくともその言葉に偽りが無い事は知っているから大丈夫。
彼の足が止まったのは出口ではなくて、トイレの前であった。
墓の下倶楽部にもトイレはある。婦人用では化粧直しの道具一式が揃えられているぐらいに立派な物で、
そして鬼太郎とネコ娘二人が横並びになっても余裕があるほどの大きく広々とした作りにもなっている。
「えっ、鬼太郎っ……」
予想もしなかった場所に立ち止まった彼を驚いて見上げるが、彼は当然のように紳士用の扉に手を掛けた。
草の褥に梢の天蓋は慣れてしまったが、普段であれば絶対に立ち入らない場所へ連れ込まれる事に、
流石にネコ娘も尻込みして首を振る。
だが鬼太郎はそれを許さない。半ば押し込むように連れ込み、
入り口付近にある清掃用具入れから清掃中の札を取り出すとそれを外へ置いた。
婦人用より狭いが、自分たちより遙かに巨体の妖怪達も使う為か、個室も通常の人間用より遙かに大きく広い。さほど使用された形跡も無い割りに清掃は行き届いている。でもそういう事をする為の場所じゃない。
ネコ娘は身を縮こませて、鬼太郎を見るのが恐くて周囲へ目を走らせた。
そうすれば予想していたし受け入れた事ではない事が起きるのかもしれないというように。
「ネコ娘」
呼びかけられて思わず鬼太郎を見る。
表情を殺しているのに、隻眼を爛々と光らせ恐い顔をしている鬼太郎がじっと見下ろしていた。
そして彼は一番奥の、一番広い洋式の個室へ半ば引きずるように連れ込み、もどかしそうに鍵を掛けた。
ガチャン、という音が奇妙に甲高く響く。その音を合図とするように、
鬼太郎の指がネコ娘の顎にかかり、彼の胸に顔を埋めていた彼女の顔を上げる。
そして唇を食いちぎりそうに荒々しいキス。
淫猥な音を立てて、鬼太郎の舌が自分の口内に押し入ってきたのが分かった。
細長く形を変えた舌が喉奥を舐めて一瞬ネコ娘はえづくが、
その感触は彼に責め立てられる違う物を連想させて腰が震えた。
なぞり上げる事で隅々まで見る事など決して出来ない口内の形を告げられるように、
鬼太郎の変化した舌が口内を蹂躙する。
どれほど繰り返してきたかは忘れてしまった。
だがそれだけの回数を繰り返して身体で覚えてしまった通り、ネコ娘はざらついた舌で
触れてきた鬼太郎の舌を絡める。その僅かな触れ合う場所からでも彼と繋がれるように。
唇を塞がれているから声など出せはしない。
だが口元から広がる甘い痺れが呻き声を上げさせ、自分でも判るほどに息が荒くなる。
彼の手が身体に掛かっていなければ、今にもその痺れで身体が崩れ落ちそうだ。
一際熱い何かが口内に流しこまれる。ねっとりとした感触と先程まで呑んでいたカクテルと鬼太郎の味がした。
彼からの物を拒否など出来はしない、ただただ夢中で飲み干すが唇の端から少し零れ落ちてしまったのが
感触で分かった。
喉へと流れ落ちていくのが、彼の舌が降りていくようにも思えて、鼠径部から背筋を快感が駆け抜ける。
それを逃したくてネコ娘は首を振る。
だが鬼太郎は背が反るほどに強く抱きしめて、抗う事も逃げる事も許さぬと押さえこむ。
そんな事をしなくても逃げないと伝えたいのと、
それだけ抱きしめられても崩れ落ちそうな我が身を支えたくて、彼の胸元を小さく掴んだ。
爪を立てぬように僅かばかりの理性で堪えながら、彼の背に腕を回して抱きしめる事も縋る事も、
鬼太郎への愛しさが強すぎる為に堪えて。そうやって腕まで回したら、
また陽の元へ迷い出る彼を見ている時の辛さが深くなるから。
この行為が彼にとってこれが誰でもいいという、欲望と熱の吐き出しではない事は知っている。
でも愛だけでは無いとも思っている。ただ彼は縋りたいだけなのだ。
拒絶しながら強く求める、その両方を受け入れられるようになったのは何時だったろう。
「…………きたろぉ……」
ようやく唇が離れると、愛しさを込めてネコ娘は彼の名を呟く。
その背に腕を回せぬなら、せめて言葉だけでも彼に縋りたい。
鬼太郎の吐息が額にかかる。
蒼白さすら有る血の気が薄い顔を上気させ仄かに赤くし、昏い熱で目を輝かせた彼。
その眼差しの強さに堪えきれず彼の胸元に顔を埋めるように身を寄せた。
そして彼に抱き留められたまま、身が下げられ椅子代わりとして便器へ腰掛けさせられた。
「ひゃうんっ!」
背に宛われていた手がそのまま背筋を上へとなぞり上がり、思わず小さく悲鳴を上げる。
彼の手はそのままうなじに触れ、頬を滑り、額に触れた。
鬼太郎の指先が額を踊り、前髪を整えてくれているのが分かった。
そんなあどけなさすらある彼の愛撫が嬉しいのに、口腔の愛撫の痺れが抜けきらず、
気恥ずかしさも相まって顔を伏せていると、両頬に彼の両手が添えられる。
とても繊細に恭しさすら感じさせる扱いをしたまま、鬼太郎が顔を上げさせた。
中腰となった彼が見下ろしている。
今までの貪るようなキスとは違う、僅かに触れるようなキスが降りてきた。
小さな音を立てて鬼太郎は額から、瞼、鼻筋、頬と、顔全てを点で触れるようなキスをする。
その肌の肌理すら見えそうに間近にある顔をぼんやりと見ていると、彼は唇で瞼を閉ざさせる。
彼に作られた闇の中で、彼の唇が顔の至る所に降りるのを感じ、顔中に降り注ぐキスの雨の音を聞く。
頬を鬼太郎の前髪が撫でるのも分かった、唇の端に残っていた零れた唾液は唇で拭い取られる。
「……ネコ娘……」
名を囁かれただけなのに、下腹部が熱くなり胸の鼓動が更に強くなるのが分かった。
鬼太郎は相変わらず自分勝手で酷い。降り注ぐキスを受け、鬼太郎の為すがままになりながら、
ネコ娘は仄かに唇を吊り上げた。
まだ幼い頃に彼を受け入れた時のように、最後まで自分の熱を、嵐を叩き付けるように抱けばいいのに、
貪るようにキスをして、それからこうして慈しむようにキスをする。
妖気を吸われるのではないかと恐れた事もあった、
逆らう力を奪い意のままにする為に実際に奪われた事もあった。
でもこの振る舞いは妖気を奪いたいのではなく、体温を分けて貰いたいのだとある時気付いた。
彼がそう口にしたことは一度も無いけれど。
それに自分に触れて熱くなった彼の唇の熱は好きだった。
それが彼が受け取ってくれた自分の一部だから。
キスが終わると額同士を合わされ、幼さすらある唇へのキス。
先のような奥深くへと舌が入り込むことはない。
そして頬摺りするように、そっと頬と頬を触れ合わせてくる。
子猫が甘えるようだといつも思う。
そして昔より大人になった筈の彼のそんなあどけない仕草がとても愛おしい。
本当に酷い人だ、最後まで自分勝手に振る舞って自分の欲望だけを叩き付けてこれば、
いつかそれに堪えきれずに全てを投げ捨てて逃げようと思えるのに、
こうして慈しまれ甘えられると彼を捨てて逃げられない。
弾けるような音を立てて顔中に落とされていたキスが首筋に降りてきた。
一度触れるたびに身が震え、身体の奥深くから熱が滴り落ちる。
その快感に首を竦めると、再び抱きしめられ彼の頭で押しのけられ首筋を晒される。
「……んっ……鬼太郎ぉ……」
自分でも恥ずかしくなりそうに甘ったるい声で彼を呼んでしまう。
その呼びかけに答えて欲しいのに、彼のは無言のまま首筋に強くキスをして鎖骨まで舌を滑り落としていく。
昔のように襟元をブラウスで隠していないのに、彼は自分を困らせたいが為に跡を付けようとするのが、
恥ずかしくて嫌だった。
鬼太郎は執拗に首筋から鎖骨を嘗め回し、鎖骨の形をなぞり上げるように唇を滑らせる。
時折零れる彼の荒い息が肌を滑っていき、彼の欲情に当てられて声があがってしまう。
背筋が急に寒くなる。彼がワンピースを脱がせ、ブラジャーのホックを外したのだ。
だがすぐに寒い背筋は暖められた。冷たい筈の彼の手が熱を持っていて、
背全てを撫で回すようにして愛撫してくるのが心地よくて安心してしまう。
それでも恥ずかしくて、これ以上服が落ちぬように押さえるのと合わせ両腕で胸を隠す。
しかし彼の手が背より滑り回ってきて、腕の下から潜り込んで腕を除けさせた。
力尽くというほど力を入れずに、それでも彼の意に逆らう事を許さぬ力で腕を外され、
肘もとに引っかかっていたワンピースを脱がされて上半身を剥き出しにされた。
そして彼の手が乳房に掛かるのが目を閉じていてもその感触で分かる。
彼の手がこねくり回し、彼の手が触れる所から走る快感を逃したくて、首を振る彼女。
「……やんっ……だめぇ…………」
鬼太郎の指の股が乳首を引っかけて、どれだけ堅く尖ってしまったのか告げてくる。
胸元に触れる熱い息と濡れた舌の感触、時折強く吸われて痛みが快感となった。
「……恥ずかしいよぉ…………やだ……んっ……」
「駄目だよ」
快感と羞恥から逃れたくて鬼太郎が愛撫する乳房を両腕で再び隠そうとするが、
彼はその手を払いのける。
そして何処か熱に浮かされた響きのある鬼太郎の囁きが耳に落ちてきた。
耳朶を甘噛みされると、今まで乳房に踊っていた筈の彼の舌が耳の中へと滑り込んできた。
耳の奥深くでねちゃりと卑猥な水音が響き、脳髄が焼ける。
悲しい事も辛い事も、鬼太郎を残酷な人と切なく思う事も、その音がどこかへ押しやってしまう。
ただ彼を求める思い、彼から与えられる快感に溺れ沈んでいく。
どれだけの事があっても彼の事を愛しているのだと、欲情に沸きたつ頭で思うネコ娘。
「んんっ、きた……ろぉ……鬼太郎ぉ……」
快感で何もかも分からなくなるのが恐くて、愛しい人の名を口にする。
それでも彼に縋るのも恐くて、下ろした手の先に触れた物を掴んで身体を支える。
「ニャッ!?」
だが唐突にその腕が引きはがされ、前のめりに倒れ込みそうになって悲鳴を上げた。
そして鬼太郎の胸元に抱き留められる。
両手首が鬼太郎に掴まれ引き寄せられたのだ。彼はその一つを彼の頭に、もう一つを彼の背に回させる。
その意味が分からず腕を引こうとすると、乳房に歯を立てられて痛みに悲鳴を上げた。
けれども苦痛はそれだけで、口に含まれた乳首を舌で転がされ、強く抱き寄せられ
背後に回された彼の手が背筋を指先でなぞり上げる。
「ふにゃあっ!」
身体の両面から与えられる刺激に思わず身を縮こませ、鬼太郎の頭を抱き寄せるように
手に力を入れてしまう。
彼は乳房に舌を這わし乳首を含み、唇と舌を使ってまんべんなく胸元を責め立ててくる。
そして背も軽く爪を立てて引っ掻くように指でなぞり上げてきた。
鬼太郎が身体の何処かを触れるたびに、言葉にならぬ声で鬼太郎の名が出て、
手に感じる彼の髪のしなやかさと背の筋肉の固さが恋しくて腕に力が入る。
恋しい愛しい、余りにも愛しくて恋しくて、離れるのが恐くて本当は縋りたくない。
「もっと僕を呼んで」
鬼太郎が他の者の前では止めた一人称で囁いてきた。
本当に狡い人、いつだって呼んでいるのに、呼んでくれないのに、求めてばかり。
「……きたろ……き……ろ…………きた……ろぉ……きたろうぉ…………」
胸の鼓動に合わせるように彼の名を口にする。
一つ呟く度に、自分が彼を求めている事を意識して腰が震えた。
ばさりという布音がすると、片腕だけで鬼太郎が身体を浮かせた。
一瞬重力から身体が解放されるとそれが恐くてより鬼太郎に縋り付くと、
腰回りに遊んでいた服全てを引き抜かれた。
アンダーも下着毎そのまま剥ぎ取られると、全身が外気に触れて肌寒さに一瞬身震いする。
鬼太郎が強く抱きしめてきて、その寒さから守ってくれるように思えた。
彼の名を繰り返し口にしているのに、唇を再び貪られる。
自分はブーツとリストバンドしか残されていないのに、彼は服を着たままだ。
素肌に擦れる鬼太郎の服が、こんな所で裸になっている自分を強く意識させて、
恥ずかしくて恥ずかしくてそれを否定したくて思わず首を振る。
すると頭を強く掴まれてそれも封じられた。掴まれた手に楔を打ち込んで固定するように、
鬼太郎の舌が形を変えぬまま潜り込んできて執拗に責め立てられる。
下半身にはまだ触れられぬまま、彼が欲しくて疼いているのに、その代わりのように口を貫かれる。
口腔を責められるだけで達してしまいそうで、身体の力が抜けていった。
鬼太郎の髪を掴んでいた手が力が抜けて、彼の肩へと滑り落ちてしまう。
その代わりのように、鬼太郎の唇が離れた。
だが鼻先が触れ合う程に間近に顔が近付いたままで離れようとしない。
肩で息をしながら自分をじっと見ている彼を見返す。
何か言って欲しいのに彼は何も言わずに、同じように息を荒げているばかり。
お願い、好きだと言って。愛してると言って。あたしに求めてばかりでいないで、あたしにもお願い。
そうねだりたかったのに唐突な刺激に声も無く目を見開いた。
「やっ、にゃっ!ああっ、あんっ!鬼太郎ぅ!!」
言いたかった言葉が喘ぎ声だけにすり替わる。鬼太郎の指が自分の中を我が物顔で蹂躙する。
自分の身体が立てていると信じたくないような淫猥な音が股間から鳴り響く。
鬼太郎の背に両腕を回ししがみついて、彼の鎖骨に顔を埋めて、全身を襲う快感を吐き出すように声を上げた。
彼の指が動く度に電撃が走るようだ。
本来受け入れる物より細い代わりに自在に動く指で胎内を責められ、
外の敏感な場所を押しつぶしこねくり回すように弄られて、身体が跳ねる。
転げ落ちそうな身体を辛うじて支えたくて彼に凭れさせていた頭を掴まれて顔を上げさせられた。
彼に責め立てられてきっといやらしい顔をしていると分かっていても、その手から逃れられない。
「もっと呼んで」
「…………き……たろ?」
きっと自分の淫らな顔の事を口にするだろう、彼の指で翻弄される身体のことを言われるだろう。
そう思ったのに、彼が口にしたのは幼さすら感じられる言葉だった。
一瞬何を言われたのか理解しがたかくて、自分を見ている彼の目を見返す。
「こっちだけじゃなくて、もっと僕を呼んで」
「ふみゃっ!……きたろ……」
今までの責め立て方と違うやり方で指が動かされるのが分かった。
彼の指がとある場所を触れてそこを刺激する。
「…………だめぇ鬼太郎、だめぇ……」
指だけで達せられるのは嫌だ。しかもこんな所でこうやって互いを貪り合う形となったのに、
昔にもそうされたように只の玩具にされたような気持ちになる。
もう忘れたと思っていた筈なのに、あの時の哀しさが甦り首を振るネコ娘。
それなのに身体は裏腹に彼の指を求め受け入れている。それがもっと嫌だった。
「僕を呼んで。呼ぶんだ、ネコ娘」
命令というには何処かおぼつかなく、哀願というには高圧的に鬼太郎が求めてくる。
そうしながらも彼は指の責めを止めてくれない。
「あっ、ああっ、にゃっ……きたろ……鬼太郎ぉ……だめぇ…………イっちゃう、イっちゃ……」
あと少しで達しそうになるのに、鬼太郎の指が止まる。
嫌だと思っていたのに、寸止めの生殺しにネコ娘は目を見開いて鬼太郎を見ると、
欲情に血走った目なのに、寄る辺ない幼子のようにも見える目が彼女を見返す。
「呼ぶんだ、僕が欲しいと言え」
酷い人狡い人。自分勝手に離れて帰ってきて、本当に欲しがっているのは自分なのに、
言い逃れの理由をも欲しがってる。後少しという生殺しに身体が疼き、狂いそうだ。
それでも彼を許してしまう自分もいる。
沢山呼んでいるのに、それは彼に届いていないのか。
かつて一度届いた筈、何度も逃げ出して連れ戻されて抗うことを止めたのは
それも理由の一つだった事を思い出す。この思いが自分だけではなかった、
彼も自分を愛してくれていた。そして時折の風に惑わされながらもいつも彼は戻ってきてくれた。
逃げ出した理由、逃げ出さない理由、一つ一つを積み上げて、逃げ出さない理由が大きくなった。
その積み上げた山は賽の河原のように誰かに突き崩される事がない。
壊せるのは自分だけだからだ。そして彼女は壊そうと思わなくなった。
身体が切ない以上に胸が苦しくて、悦楽以外の涙がにじみそうになるのを堪えると声が出ず、
そのまま鬼太郎の名を口にする。
「聞こえないよ、ネコ娘」
じゅぽっ、という淫らな音を立てて鬼太郎の指が胎内より引き抜かれた。
彼で満たされたかった場所が虚ろになり、ネコ娘は身を震わせる。
そんなことも鬼太郎は気にもしてくれないのか、濡れて汚れた指を目前で見せつけるように口に含んだ。
今まで自分の身体で立てていたような音を立てて鬼太郎が舌を突き出すように指を舐めている。
恥ずかしい、切ない、悲しい。身体も心も彼を求めて彼を呼んでいるのに、聞いてくれないのは彼なのに。
届かぬままに呼び続けると魂がすり減っていくようだ。
そう思っても、彼のことを愛しているからこそ、幾度も呼ぼうと口を開くが言葉が出ない。
それが彼は気に入らないように、今まで自分で含んでいた指で口をこじ開けてきた。
幾度も味合わされた自分の味と鬼太郎の味が口の中に拡がり、
何も言えないのならば引き抜こうといいたいのか、舌を軽く摘み上げられる。
そんな酷いことをするのは彼の方なのに、彼が小さく呻く声が聞こえた。
「……ろぉ……」
「聞こえない」
ようやく出た声を認めてくれない鬼太郎。それなのに彼の声が掠れている。
彼は自分を求めるのに呼んでくれない。
「……鬼太郎」
「もっと」
彼の名を口にすると心が満たされる、それなのに強要されると魂がすり減る。
まるで危うい綱渡り、いっそ突き落として欲しい。
でも彼は突き落とそうとするのに、決して手放そうとしない。
彼を求めている場所に熱く固い物が宛われるのが分かった。
身体が心を置き去りにそれを求めて腰が勝手に動いてしまうが、彼は虚ろな場所を埋めてくれない。
彼を求める姿を楽しみたいのか、鬼太郎は奥深くを満たさずに、彼自身をそこに擦りつける。
敏感な場所を責め立てられて太股が震え跳ねる。
「…………ろう…………きた……ろぉ…………きたろ……き……鬼太郎、鬼太郎、鬼太郎鬼太郎鬼太郎っ!」
泣き叫ぶ代わりに彼の名を呼ぶ。この腕の内に感じる彼を最期とするのであれば、後悔しないように。
いっそ今すぐ死んでしまえればいいと思う程に。そう思えても彼を愛している。
「ふみゃああああっ!!」
唐突に貫かれて背を反らし悲鳴を上げる。目の奥で火花が散り、意識が一瞬白くなる。
待ちこがれた物で虚ろな場所が満たされ、ネコ娘は達した。
意識を失ったのは僅かな間だったのか、何かが胸元に落ちてくるのを合図に目の焦点が合い始めた。
まだ胎内に鬼太郎は居るのに、彼は歯を食いしばり眉根を寄せて身じろぎ一つしない。
そんな彼の身体に巻き付けていた腕はゆるみ、僅かに引っかかるような形で彼に触れていたのを一度離れる。
獣のような息を吐きながらも、鬼太郎が自分を見る。
今にも食らいつくさんという恐い目をしているのに、自分の手が何処に行くのか恐れるように伺っている。
本当酷い人、愛しい人。この悲しみも愛しさも何もかも全て彼に伝えたい、
骨の一欠片血の一滴全てを彼に捧げてしまえればいいのに。
祈る者を持たぬ我が身を寂しく思い、ネコ娘はそう願う。
そして暫し宙に止め迷っていた手で鬼太郎の頬へと伸ばした。彼の露わな右頬と覆い隠された左頬。
掌全てその頬を包みたかったのに隠された左を思い、触れて良いのか自信が無くて、
指先だけで彼の両頬に触れる。
あれだけ恐い目をして情欲にぎらついていた鬼太郎の目が刹那だけ静かになり、
彼の左頬に触れている指へ頬摺りするように頬を動かした。その仕草にネコ娘は涙を浮かべる。
もしこの言葉が許されないならば今すぐ殺して欲しい。世界は彼だけじゃないけれど、彼しか居ない。
こんなにも愛しくて酷い人、ずっとずっと好きできた人。ずっと愛しているであろう人。
彼が去ってしまってもきっと変わらない。
「好きよ、鬼太郎。愛しているわ」
瞬間、鬼太郎は泣きそうな顔をする。だがそれは本当に僅かな間で、
激情全てを叩き付けるような荒々しさで腰を打ち付けられた。
「ふみゃっ!にゃっ!あっ!やっ、きたろっ!鬼太郎っ!!」
悲鳴を上げて彼の名を呼んで彼の為すがままに我が身を任せた。一度貫かれ引き抜かれるたびに、
身体の中味が引きずりだされそうな快感を、叫ぶ声で彼に伝える。
強く強く鬼太郎に抱きしめられ、服越しに彼の逞しい身体を知らしめられる。
それでも彼の背に回し自分から縋り付くのは恐くて、彼の肩に両手をかけた。
「……ネコ娘っ……腕……」
「……ひゃっ、にゃっ……き、きたろ……?」
鬼太郎に切羽詰まった声で呼ばれた。身体が震え喘ぎ声が止まらない中に、
それでも彼の呼びかけに返事をする。
責め立てる激しさを持つ相手とは同じとは思えぬ優しい口付けが鬼太郎から一つ落とされた。
彼からは無くともネコ娘は自ら舌を突きだして彼を迎え入れようとしたが、
彼は熱い息を吐きかけながら離れ絡め合おうとはしなかった。
「……腕……っ、僕を抱いて……」
「え……?」
彼が何を言ったのか一瞬飲み込めず問い返す。
睫毛の一本一本すら数えられそうに間近にある彼の顔を覗き込めば、
彼は一言も違わず伝わたいというように言葉を紡いだ。
「僕が欲しいこと、その腕で教えて」
どうしてそんなに縋るように彼は言うのか。
過ぎ去る哀しさを彼は知っている筈なのに、どうしてそれを自分に与えようとするのか。
けれども己の腕で伝えられるのならば、彼がそう求めるなら答えたい。
ネコ娘は小さく頷くと、鬼太郎の肩に合った手をそのまま彼の背に回し、
彼に抱き寄せられるのではなく己から抱きつく。
鬼太郎に抱き寄せられ、己で抱きつき、彼と一つ身になれている事を身体で感じる。
そして奥深くを剔るように鬼太郎が腰を打ち付けてくる。
お互いの身体がぶつかり合う高い音と、自らが滴らせる物が掻き混ぜる粘った音が立つ。
その音が脳髄を灼いていく。
だがそれよりも何よりも冷たい筈の彼の身体が放つ熱が我が身を快楽に焼いていく。
「にゃっ!きたろっ!きたろぉ!きたろ鬼太郎鬼太郎鬼太郎ぉ!!」
ただひたすら鬼太郎の名を呼び続け、再びの絶頂に彼の名を呼びながら達する。
そして至福と恍惚の中、我が身の奥深くで彼が爆ぜるのを感じた。
意識が落ちていく。遠くに鬼太郎の声が聞こえるけれど意は分からない。
僅かに目元に彼の熱を感じた気がした。彼の嵐のような熱は恐ろしいが、その僅かな熱は安らぎを覚える。
その熱と安らぎを感じながら、鬼太郎の振るまいが昔ほど辛くない理由を思い出した。
自分は彼の時間で同じように生きていける、過ぎ去る一陣の風である人の娘達はすぐに朽ち果てる。
それに彼の放つ嵐や熱、闇に人がどれほど堪えられるというのか。
彼の内でどれほどの恋が残っているかは知らない、知りたくもない。
でも、今もこれからも朽ち果てずに彼の傍に居る事が出来るのは自分だけだ。
どれだけ傷ついても苛まれても、彼の熱に、嵐に、闇に堪えられるのも自分だけ。
それに気付いた時、以前のように嫉妬に狂う事が無くなった。
もう逃げようとはしない、彼こそ自分から離れられないと知っているから。
自分が彼を求めているのではなくて、彼が自分を求めているのだ。
以上です。
大不興でなければ近日、鬼太郎サイドを投下します。ノシ
映画。問題の「父さん」呼びのやりとりで最初と最後の辺り
映画鬼太郎はずっこい男だな、とか思いました。
すすすすす素晴らしいぃぃー!
リアル投下中に楽しませて頂きました。GJです!
日々妄想しているアダルト三田ネコと戸田鬼太郎そのものでした。いやあ切ない。
鬼太郎サイドもあるのですか!
ダンスしながら待ってます。全裸で。
カクテル飲みながら待ってます。全裸で。
トイレ清掃中の看板を用意しながら待ってます。全裸で。
832 :
名無しさん@ピンキー:2007/05/06(日) 03:25:06 ID:YYyAWQWU
便器に座って待ってます。全裸で。
シースルーのワンピース着て体育座りで待ってます
猫娘「え?あ、あのウェンツ君?」
鬼太郎「ほら、ウェンツじゃなくて鬼太郎でしょ?」
猫娘「へ?き、鬼太郎?・・・ちょ!ちょっと待って!こんなの聞いてないよ!!?」
鬼太郎「カメラ回ってるんですから、イクときは『にゃあんっ』て言ってくださいね?」
すまん・・・あまりにも映画の猫娘がエロくて
835 :
名無しさん@ピンキー:2007/05/06(日) 17:01:35 ID:GAEar8to
GJ!!!!!!!!
鬼太郎サイド是非是非!!
GJ!
GJ!!
GJ!!!
神キター!!
837 :
名無しさん@ピンキー:2007/05/08(火) 00:56:30 ID:01ir0Kfw
>>834 なにげにGJ。
さらりと鬼畜なウエンツ鬼太郎ワロス。
839 :
名無しさん@ピンキー:2007/05/08(火) 23:23:21 ID:dSnzHHrs
>>834 逆もありじゃ?
鬼太郎「あ、あの田中さん??」
猫娘「ほら、今は田中麗奈じゃなくて猫娘でしょ?」
鬼太郎「あ・・・猫娘?え?え?」
猫娘「大丈夫・・・おねえさんが色々教えてあげるね♪」
みたいなw
全裸待機中・・・容量が気になるようだったら喜んで次スレ建てますぜ、旦那。
>>840 明日、明後日に投下出来るように準備中。
前回とほぼ同じ文量になりそうですが、可読性を考えて改行空け入れる予定なので
その際は次スレの準備お願いしたい所存。
むしろ他の神々の降臨お待ちしたい(;´Д`)ハァハァ
投下始まったら適当なところで次スレたてますね〜ノシ
先日の鬼太郎×ネコ娘話【呼応】 鬼太郎サイドです。
以下注意書きで避けたい物があればお手数ですが
またトリ付けるんでNGワード登録お願いします。
1.やはり映画のネタバレ(かなり)有り
2.鬼太郎ヘタレすぎ
3.鬱エンド
4.エロ分足りなさすぎ
色々蛇足気味の癖に長いので、スレ一杯になったら支援お願いいたします。
キター!
現在460KB、前回と同じだと即500行きそうですね。
とりあえず建てときます。
スレ立て乙です。
それでは保守兼ねて投下行きます。
すいませんすいませんすいません、テンプレ終わってないっぽいのに
投下してきちゃいました(;´Д`)
神が降臨なさる前に、テンプレありましたら入れて下さい。
ちょっと墓の下倶楽部トイレ清掃用具入れで吊ってきます……
投下くださった神々にGJ!を送りつつ
ここいらで纏めますよ。
>178
>283
>359
>474
>585以降
◆NECOkE/60g氏『お仕置き』(三部鬼太郎×ネコ娘) >439の続き>727-734…連載中
800氏『』(三部ネズミ男×カロリーヌちゃん)>800
796 ◆lOl9.3Jh5I 氏(三部→映画鬼太郎×ネコ娘)『 呼応』>811-827
834氏『』(映画ネタ)>834
939氏『』(映画ネタ)>839
■ ■ U D 終 了 の お 知 ら せ ■ ■
(⌒∨⌒)/::"\ ∧_∧
(⌒\:::::::::/⌒(⌒∨⌒) __________ _ (´・ω・`)_
( ̄>::(,,^Д^)(⌒\:::::::/⌒) )これまでの解析の日々||〜。_|ヽ(__0=t/ ━ヽ
( ̄/:::::::: (_>::(*゚∀゚):<  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ____二コ__  ̄ … (_))
/((⌒∨⌒(_/U::U\__) , - ,,  ̄ ̄(◎〒=ニ二_ノ ̄
/ (⌒\::::::::/ (_∧_)`∨⌒) 、@, ミ ,;ミ ヘ○ヘ
<(__>:ミ,,゚Д゚彡 __し//J\::::::/⌒;@@^ ∧_∧∩" |∧
|ヽ(_/::::::::\_)(_>::(*゚ー゚)つ|/`,,- ,(,,`・ω・)ノ_____/_
| ヽ. (_∧_) // (_(ノ:::::::\_) ミ ;⊂ ノ | ) )
| \し|.|J ////(_∧_) `''''"(^) / ,人 ̄ ̄ ̄> ,/ /('∀`)ノシ
l `.:7 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄/ し"J (,,ノ (__) ,/ / / (ヽ)
ヽ / .:::/ ∧_∧ o゜*。o (___)' / / .i⌒i ̄|〉〉
/ ̄ ̄ヽ(,,゚Д゚) ~ ̄ヽ (,,´Д`/⌒ヽ.*゜*. (,,・∀・ ) '───' | |
ヾニニ=/./ハゞ\=ニン (、_つヾ )。*o / つ_______l_|∧∧
/ / /| |ヽ \ l l" ̄ ̄ ( ,ノ (゙('A`,,)
(__ ̄l/__U"U V`" .し"l,,ノ ヽ,_,),,) `o_o,)〜
Q:UDって終わったの?
A:UDは2007年4月27日に終了となりました。
UDの貢献した成果は
ttp://ud-team2ch.net Q:Team 2chは解散?
A:現在では大勢の方がBOINCでWCGを始めとするプロジェクトに移行し始めています。
がん、AIDS治療やタンパク質解析から宇宙人探し、気象予測など
医学、化学、数学、物理学などの色々な分野があります。詳細は下記
【BOINC/WCG/F@H】分散計算処理総合235【Team2ch/UD】
ttp://etc6.2ch.net/test/read.cgi/entrance/1178895619/2-7
GJ!
※ 人外注意
鬼太郎たちは地獄での長旅で、母:岩子に会うことができた。
漸く終わりを告げた地獄旅であったが、母がうっかり現世に足を踏み入れてしまい
地獄の地で保たれた姿は灰と化したが、残留思念があり
声を発する事はできなくとも動く事はできるようであった。
鬼太郎は灰と化した母を壺収め、一向はゲゲゲの森のそれぞれの塒に帰っていく。
鬼太郎親子も壺の中の母を連れゲゲゲハウスへと持ち帰った。
家に着いたものの母に出会えたうれしさからか興奮して寝付けないようだったが
慣れしたんだ我が家の雰囲気に漸く落ち着きを取り戻し、安心したのか
長旅の疲れがどっと押し寄せてきたようで、倒れるように寝入ってしまった。
そんな息子の寝姿に、ちっとやそっとの事では起きそうもない気配を感じたのか
父は、いそいそと妻の灰が眠る壺に入り込む。
―――ストン!
「…ッ、あたたたた…」
壺の中に居た岩子は突然の訪問者に驚き、灰と化した身を隅に寄せたが
その声が夫のものであるとわかったのか、直ぐに身体を包み込むように擦り寄ってきた。
「…岩子。」
「…」
妻は何も語る事はできないが、身を摺り寄せる愛情表現に目玉の親父の白目はポッと赤みをさす。
「お前が逝ってしまって、いく時を経たのか…こうして二人っきりになるのも、わしが病に倒れて以来だな。」
「…」
「寂しかったときもあったが…わしゃ一度たりとも浮気はせんかったぞ。だから…その…」
「…」
言葉の語尾を潰し、しどろもどろになった目玉の親父のもじもじとした様子に
岩子は「どうしたの?」と言わんばかりに、周りをくるりと一周した。
「その…閻魔大王の迎えがいつ来るかもわらん…訳だが…久しぶりに―――」
「…」
「久しぶりに、せんか?」
言ってしまって、目玉の親父は壺の底で正座した姿勢で結膜炎かと思うほどに真っ赤にした白目を俯け照れ隠しに掻いた。
目玉の親父が言わんとする事がなかなか解らず、身をくねらせて居た岩子にも
漸くその意図が伝わり、灰の所々が風であおられた火の粉に熱が灯ったかのように赤くちらつく。
「…♥」
「いっ…岩子…♥」
最初は恥じるように蠢いた妻の灰はやがて夫の下半身を埋めるかのように纏わりつく。
半身がすっぽりと灰に覆われると、目玉の親父は妻の名を呼びその身を痙攣させた。
隙間なく覆われている為に中が一体どうなっているのかは解らない。
ただ、灰の一部分が突起のように盛り上がった部分に目玉の親父がしがみ付く様にして抱きつき
せわしなく下半身をこすこすと動かしているから、
久しぶりに夫婦の営みを行っているであろうことは想像がつく。
「♥…♥…」
「おっ…おまえ、そんなに激しくしたら…」
「♥!♥!!♥!!!」
妻は灰の所々を赤くちらつかせながら、中では激しい行為が行われているようであった。
久しぶりの情熱的な妻の奉仕に、吐き出す息には熱がこもり途切れ途切れになり目玉全体が潤む。
背筋を駆け上がる快感に目玉が真上を向き、壺の口から覗く天井を見上げた。
「いっ…岩子―――!!!」
妻の激しい責めに達した目玉の親父の雄たけびが壺の中で木霊する。
叫びと共に、妻には夫の熱液が注がれたのだろう、灰の身体を痙攣させるように蠢かせながら
やがて二人の動きは同調していく。
白目から大粒の汗のようなものが滴ったが伊達に一児を持つ父親ではない。
又直ぐに腰の動きを再開させた。
「…!」
驚いたかのように妻の灰はびくりと波を打ったが、目玉の親父は突き出た突起を抱きしめたまま離さなず
「岩子…募る話も山ほどあるが…鬼太郎も熟睡しておるようだし、今夜は夫婦二人っきり…」
「♥…!」
「今夜はおまえを…寝かさんぞ♥」
一瞬火でも吹き出そうなほどに灰が赤く染まり小さな火柱のような光が所々から噴出て
再開された目玉の親父の動きにその身をうねらせた。
やがて、灰の突起に抱きついていた目玉の親父の首の根元までがすっぽりと灰に覆われ
灰風呂に浸かっているような姿になっても、営みは続けられた。
後日
目玉の親父が予想したとおり、灰に化した母を閻魔大王の使いが迎えにやってきた。
お化けは死なないとはいえ、死者の一族でもないものがいきさつはどうであれ
死とは別の形でも地獄へと落ちたからにはやはり地上に戻すわけには行かなかったのだ。
このまま母が現世に留まり続ける事は、この世の理を崩す大罪になると言われ
短くも儚い親子3人の生活は終わりを告げた。
この後に雪姫ちゃんが生まれたのならば、夫婦の子だとも言い切れるが実はそうではない。
鬼太郎が地獄へ旅立つ前既に雪姫ちゃんは存在していたのだ。
父の子か母の子かそして彼女は何時どこから表れ消えていったのかは謎だが
また鬼太郎の弟か妹が現る日も来るのかもしれない・・・
糸冬
GJ! GJ!!
親父萌え!
そうか親子で絶倫かwww
ちょ…!GJ!GJ!GJ!!
夫婦は盲点だった!すげー萌えた!奥さん岩子イイ!
856 :
小学19年生男性:2007/05/18(金) 22:26:51 ID:wYbjx6aO
一反木綿と綾のエロパロって誰も書かないかな?その後を知りたいのでお願いします。
空気読まずに埋め立てがてらの投下。
以下注意書きで避けたい物があれば
またトリ付けるんでお手数ですがNGワード登録お願いします。
1.また映画のネタバレ有り
2.映画本編と違う所も多々有り
3.やはり三部→映画な流れとしての鬼太郎×ネコ娘
4.本番無し
夢うつつの中、聞き慣れた声がした。ぼんやりと寝床より見下ろすと見慣れた赤い姿が見える。
すっかり手足が伸びてより女らしく、時折色気すら雫れ出る姿態に無頓着な姿で、
ネコ娘が目玉の親父と楽しそうに話している姿に鬼太郎は知らず唇を尖らせた。
時折気まぐれと下らない意地で彼女を突き放すのは自分であっても、
自分をさしおいて誰かと和やかに、かつ仲睦ましげにしているのを見ていると、
それが自分の父親が相手であるとしても言いしれぬ苛立ちが沸き起こる。
「湯加減はどうかな、父さん」
「実に良い塩梅じゃ、すまんのぅネコ娘」
「いいのよ、だってあたしと父さんの仲じゃない」
ころころと鈴の転がるようなと形容するに相応しい笑い声を上げて笑顔を浮かべているネコ娘。
それに対し目玉の親父も鬼太郎に接するとは違う和やかな雰囲気を身に帯びて接していた。
片方は身の丈が掌ほどしか無く、茶碗の風呂に浸かっているとはいえ、まさに孝行娘と父親その物の姿だ。
「どういう仲だよ」
思わず呟いた言葉に自分自身驚いて、鬼太郎は手を口に当てる。だが階下の二人に聞こえた様子も無い。
そもそも二人とも自分が起きたことに気付いていなさそうであった。
それが何だか疎外感を感じさせて、鬼太郎は舌打ちが零れそうになる。
ネコ娘は自分と違って親が居ない。母親代わりの砂かけのおばばがいても、
幼い頃から何に付け気を配っていた自分の父に対し父親めいた感情を抱いていることも知っている。
父もまたネコ娘に対して実の娘のように思っているのか、
自分に対するのとは少し違う振る舞いをするのも知っている。特に近頃では実質的な娘にしたいのか、
遠回しにネコ娘を娶らないのかと匂わせてくるぐらいだ。
「じゃあ、お背中流しますね」
「いやいや、そこまでせんでも」
「もう、遠慮しなくたっていいのに。タオルはこれよね」
予想外の言葉に鬼太郎は思わず隻眼を剥いて階下をまじまじと見下ろす。
当然だが、ネコ娘の白い姿態を包んだ赤い服はそのままで、
可愛い真珠色の爪が付いていると知っている指先で、父の背を軽く撫でるように洗っているのが見えた。
目玉の親父もまた流石に恥ずかしそうにはしていても、まんざらでもなさそうに成すがままにされ、
時折くすぐったそうに笑い声を上げている。そんな姿にネコ娘がまた楽しそうに笑う。
そしてほどよい午後の光が窓から差し込んでおり、二人が居る窓際を明るく照らし、
ネコ娘の髪が艶やかな光輪を描き、茶碗風呂もキラキラと光る。
薄暗いゲゲゲハウスの中で二人だけが光の中に居るようだ。
これではまるで恋人同士のようではないか。
鬼太郎の手が知らず万年床を強く握りしめる。だが身を乗り出して声を上げまいと必死で堪えた。
だがざわりと胸の奥から湧き上がってくる物が押さえきれない。
ネコ娘は一体何をしているんだ。人の父親の背中を流すなんて事、嫁入り前の娘がするような事じゃない。
第一、僕と風呂に入るのだって恥ずかしがって嫌がるくせに、どうしてそんなニコニコ笑ってるんだよ。
それに父さんも父さんだ。
僕にネコ娘を娶らないかと遠回しに言うくせに、その相手に風呂を入れさせて背中を流させるなんて。
僕が居るんだから、一声言ってくれればすぐに風呂の支度ぐらいするのに。
それとも本当は猫娘を後添えにしようとか考えているんじゃないだろうな。
母さん一筋だっていつも言っているのは嘘だったのかよ、父さん。
何よりネコ娘は僕の物だ。あの目も手も身体も心も何もかも全部僕の物だ。
僕からネコ娘を奪うような奴はたとえ父さんだって許したりしない。
僕からネコ娘を奪おうなんていう度胸のある奴がいたら今すぐ出てこい、相手になってやる!
父さん以外の奴だったら八つ裂きにしてやる!
だが父さんだったら少し話し合いましょう。
僕という息子が可愛くないのか、母さんの事はどう思っているのかとか、
よりにもよって息子が花嫁にしたい娘を後添えに考えていないかの確認とか。
そもそもネコ娘は僕に会いに来ているんじゃないのか。
なのになんであんなカッコして、父さんをお風呂に入れているんだよ!
父さんだっていつも、ネコ娘は気だてもよいし家事も得意な良く出来た娘じゃが、
どうもおてんばが過ぎると注意してるじゃないか!じゃあどうしてあんな立て膝付いてるのを注意しないんだよ!
奇妙に頭が煮えつつある鬼太郎の視線の先で、ネコ娘はそのような事を気付きもしないように、
甲斐甲斐しく目玉の親父の世話を焼いている。さながら新妻の風情でそれが余計に鬼太郎を苛立たせる。
その彼女は、か細い手足が露出した赤いワンピースを着ており、あろうことかその膝を立てて座っているのだ。
猫族由来の優美さとしなやかさを持つ肢体は、幼い頃から美しい曲線をかいま見せていたが、
身の丈が伸びて子供とは言い難い年頃の姿となった今では、
服に隠された肉体の曲線美すら欲情と共に想像させる美しさを持っている。
それなのに彼女は自らの身体が他人に、ことさら男にどのように見えているのかを意識しない振る舞いをして、
時折わざと煽っているのではないかと鬼太郎を欲情させ苛立たせる事を理解しない。
鬼太郎は唇を曲げて半ば睨むように、階下で無邪気に談笑をしているネコ娘を見つめた。
彼女の赤いワンピースの下には黒いアンダー、鮮やかな赤に艶やかな黒の取り合わせから伸びる白い脚は
付け根近くまで露になっている。その脚では絹のような肌の下に女らしさを失わない筋肉が付き、
足音を立てずに軽やかに走り、そして愛撫すると実に可愛らしく、かつそそる震え方をする事を知っている。
鬼太郎は万年床に横たわったまま、父親と談笑するネコ娘が自分の腕でどのように変わっていくかを思い返し、
脳内で彼女を押し倒した。
彼女は自分に腕力でも妖力でも絶対に勝てない。だから彼女に触れる時は余りにも華奢で壊れてしまいそうで、
いつも傷付けまいと恐れながら、身の内深くから沸き上がる熱に煽られるのを堪えつつ触れる。
だが、記憶と妄想の中での彼女は欲情の赴くままに扱っても、それを受け入れて、傷ついたりもしない。
口付けもせずにそのような事をすれば大概最初は怒るか、驚いて一瞬あどけない顔をする彼女。
そして強気を見せた顔が情欲に蕩けていくのも、少女めいたあどけなさが女の艶やかさへと変わっていくのも、
どちらも自分だけしか見るはずのないネコ娘だと思うと、それが例えようもない狂喜を呼び起こす。
普段であれば抱きしめ、彼女の唇を心行くまで味わうが、あの悪い脚を手に取り、
自分以外の者にもその曲線をさらけ出しているお仕置きを始めることとした。
「にゃんっ!にゃぁっ、やぁ……くすぐったぁい……」
あれだけ走り回るのに柔らかい足裏を指で撫でると、ネコ娘は甘い声を上げる。
彼女の片足は体重を掛けて押さえ込み、もう片足を抱いて固定してしまえば身を起こす事など出来ない。
白い脚の向こうで、ネコ娘がこれから行われる事を予想して、頬を朱に染めて嫌がる。
しかしあの大きなアーモンド型をした目は、これからの行為に僅かなりとも期待していないとはいえぬ光を宿し始める。
爪先を口に含み、指の付け根を舌先でくすぐれば、抱いた腕の中でネコ娘の足が震えた。
指の一つ一つを丹念にねぶると、かりりと床を爪でひっかく音がする。
息苦しげな吐息を漏らし、喉を反らすネコ娘。その喉に今にも食らいつきたくなるが、
そうやって自分の愛撫で蕩けていく彼女を見ているのもまた、背筋がゾクゾクするような快感がある。
「……きたろ……きたろぉ……やあ…………」
唾液でぬめるほどにネコ娘の足を舐め回せば、押さえ込んだ手の下で筋肉が跳ねる。
スカートはからげてしまい、持たぬ毛並みの代わりのような黒のアンダーが露になる。
幼い頃のように白い清楚な下着が見えるのもいいが、
こうして彼女の白い肌を引き立てる赤と黒の取り合わせも捨てがたい。
踝より腱に沿うように舌を這わせ、膝頭に軽く歯を立てれば、彼女の濡れた声が上がる。
下腹部で熱が沸き上がる。幽霊族の血のために冷たい筈の体に熱をもたらすのは、闘争と彼女だけだ。
僅かな和毛しかない彼女のふくらはぎの滑らかさは頬ずりして堪能する。
僅かに触れるだけでもネコ娘は声を上げ身を震わせて反応する。
可愛くて愛しくていっそ食べてしまいたい。
ぷっくりとしたふくらはぎに口付けて軽く囓ると、彼女の悲鳴が弾ける。
「やらしい顔してるよ、ネコ娘。僕に囓られても感じるんだよねぇ」
「やぁ……鬼太郎の馬鹿ぁ……」
脚越しに見下ろすネコ娘は、首元まで真っ赤にして両手で顔を隠してしまう。
そのくせに、からげたままのスカートに気付かない。
片手でネコ娘の足を抱え舌を這わせながらも、片手を伸ばしてアンダー越しに彼女の秘裂を指で撫で上げる。
「にゃあっ!」
「なんだか濡れてるようだけど、どうしたんだい?」
ネコ娘が足を閉ざそうにも、片足は押さえられ、片足は抱きかかえられたままだ。
指先で柔毛に包まれたアンダー越しに秘裂を撫でさすれば、布地越しにぬるりとした感触が分かる。
その手を払おうとネコ娘が両手を下ろしたので、あどけなさすらある真っ赤になった可愛い顔がよく見えた。
そして彼女の手を優しく、だが抗う事を許さずに掴んで押さえ込む。
「だ、だって鬼太郎が…………」
「僕が?何?」
もっと素っ気ない素振りをしたくても、どうしても笑みがこみ上げてくる。
優しくしたいのに、大事にしたいのに、自分だけを見て欲しいから、他の誰でもない自分の物だと知りたいから、
彼女を苛めてしまう。だがこうして彼女は受け入れてくれている。
それは酷く歪んだ喜びだと分かっていても、その歪みすらも一つの歓喜となって、笑みが湧き上がるのだ。
「…………意地悪……」
濡れた目で見上げてくるネコ娘。それがどれだけ自分を煽り立てているか、
ネコ娘は一度自分の目から己自身を見るべきだ。もっともそれを知るのは自分だけでいい。
「ごめんよ。でも君が可愛いからいけないんだよ、ネコ娘」
押さえていた手の指先にキスをして解放してやれば、力つきたように床に落ちていく。
恥じらいで頬を染めたネコ娘が顔を背ける。
「馬鹿ぁ……」
「そうだよ、馬鹿だよ。それもこれも全部、君が可愛いからだよ。好きだよ、ネコ娘」
指の腹をネコ娘の足先から膝上まで滑らせて愛撫しそう告げれば、ネコ娘は腰を震わせて声にならぬ声を上げた。
抱きかかえた腕の中で、彼女の足の筋肉が一瞬張るのが分かる。
彼女の脚は自分とはまったく違ってか細くて柔らかいのに、
あれだけの跳躍力を持っていて、しなやかな筋肉が隠されている。
何一つ似通った所の無い異質の存在、だからこそより愛おしい。
「そんなに感じる?」
「…………うん」
幼げに頷いて素直に答えるネコ娘の姿に、自分の方が鼠径部から脳天まで電撃が走るような快感を覚えてしまう。
両腕で抱き上げたままの彼女の脚を抱きしめて、普段は赤いブーツに守られた足へ頬摺りする。
この足はいつだって自分の傍に辿り着いてくれる愛しい物、他の男の元になど行かせたりしない。
「好きだよ、愛してるよ、ネコ娘」
「あたしもよ、愛しているわ、鬼太郎」
愛しさ恋しさを素直に口にすれば、彼女が当然のように答えてくれる。それが何よりも嬉しい。
その歓喜を胸に、ネコ娘の脚へ指を滑らせる。
白い脚は内から明かりが灯されたかのように、赤く染まりつつあった。
押さえられた腕より逃れようとするのか時折ぴくぴくと動くが、
それはもっと愛して欲しい、より可愛がって欲しいと訴え誘っているようにしか見えない。
下着の中で自身がいきり立っているのが分かる。
だがもっと堪えて焦らして、彼女にどれだけ自分が欲しいか言わせたい。
こんなにも可愛くて愛しい彼女が、どれだけ自分を必要とするか教えて欲しい。
他の誰でもない自分だけを選ばせたい。
ネコ娘の脚に両手を添え、なぞり上げるように膝元から付け根へ向かって滑らせていく。
そしてそれを追うように唇を這わせていけば、ネコ娘の声がより甘く濡れ、譫言のように自分を繰り返し呼ぶ。
スカートの下へと手を伸ばし、その黒いアンダーへと指をかけた。
「すまんが、お湯を足してくれんか」
「はーい、ちょっと避けてね、父さん」
脳内の甘く淫らな白昼夢は砕け散り、今まで組み敷いていた筈の相手は、
階下の日だまりの中、淑やかな振る舞いで父の茶碗風呂にお湯を注いでいるのが見える。
中途半端な欲望はこのまま発散させる事も出来ず、仲睦まじい父とネコ娘の姿は苛立ちばかりを募らせる。
自分の居場所が無くなってしまったかのようにすら思えるし、
現実のネコ娘は自分だけを常に見ていてくれるわけじゃない事を突きつける。
鬼太郎は苛立ちはそのままに、萎えていく己自身を自嘲しながら、眼下の風景を眺めて溜め息を一つ吐いた。
ネコ娘は夢想の中の艶やかさとは違う愛らしさを持ったまま、和やかに父の相手をしている。
父もそんなネコ娘を相手に楽しそうだ。
我が父である贔屓目を抜きにしても、父は博学だし何より高潔で信義に厚い人だ。
自分を思う余り、目玉だけでも生き返った姿であるが、自分が父を敬愛するように、仲間達も父には一目置いている。
もちろんネコ娘だってそうだ。自分やおばばとは違う態度で接するし、時には甘えたりする。
非常時に父を彼女に預けるのだって、彼女は必ず父を守ってくれるし、父も彼女を信頼し、
その身を委ねてくれるからに他ならない。そうすれば、本当に危険な場所から二人を遠ざけられるからでもある。
もし、万が一、そう、万が一だ。その万が一、ネコ娘が父に対し、
父性ではなく異性としての感情を抱いているとしたら、自分は父に勝てるだろうか。
能力や妖力ではなく、人格的魅力として、だ。
認めたくない答えをかいま見て、鬼太郎はそれ以上考えるのを止めた。
ネコ娘を誰よりも愛している自信はあっても、自分はああやってネコ娘に笑みを絶やさずにいさせる事が出来ない。
彼女は自分の物だと思っているが、彼女の心はどこにあるのか時折不安になる。
夢想の中ではいくらだってネコ娘へ素直に愛を打ち明けられるのに、
現実では彼女への愛しさが欲情をも加速させて、そんな事を口にする余裕が無くなってしまう。
彼女の心がこちらに向いているのか知りたくて、いつも彼女を試してしまう。
どれだけ彼女に愛していると言われても、足りないと餓えていくのはどうしてだろう。
彼女がもっと愛している事を教えてくれればいいのに。その身を許してくれても、
その腕全てで受け止めてくれることは少ない。彼女の心も体も全て欲しいのだ。
階下の日溜まりの二人と違い、寝心地はよくも薄暗いこの寝床にいたままでは余計に気が滅入りそうだった。
それに、たとえ相手が父だとしてもネコ娘と二人きりにさせておきたくない。
のそりと起き出していくと、ネコ娘がようやく気付いたようにこちらへ視線を向けた。
「おはよう、鬼太郎。父さんのお風呂、あたしが用意したから」
自分の胸の内に渦巻く物など知りもしないように、朗らかな笑顔を向けてくるネコ娘。
艶やかに瞳を潤ませ自分を見る彼女も好きだが、こうして無邪気さすら見せる笑顔の彼女も好きだ。
だが、その笑顔は自分のためではなく、父との語らいで生まれた物。
自分が薄暗い中に一人居たのに、日だまりで二人でいる間に生み出された笑顔。
「人の父親の事、父さん呼ばわりするなよ」
「こりゃ鬼太郎!そんな言い方があるか!」
自分の苛立ちがそのまま棘となったような己の言葉の予想外の鋭さに、鬼太郎自身も内心驚いた。
だがネコ娘も一瞬びくりと身を震わせて鬼太郎を見ると、目を伏せる。
父の鋭い叱責の言葉と、彼女のその様が胸に鈍く刺さる。
「あ……ご、ごめんね……鬼太郎……」
悲しそうな、寂しそうなネコ娘の顔に、己の愚かさをかいま見て鬼太郎の苛立ちは余計に強くなる。
あの夢想の中のように、彼女をどれだけ愛しているか素直に口に出来ればいいのに。
そんな顔をさせたくないのに、いつも笑っていて欲しいのに、どうしてこんな事しか口に出来ないのか。
せめて一言謝ろうと思って、口を開きかけた。
「と……目玉の親父さんのお風呂は鬼太郎の日課だものね。ごめんね、余計な事して」
「いいんじゃよ、わしが頼んだのじゃから」
笑顔であるのに、どこか寂しげな顔をするネコ娘。
何でもないとその笑顔は語りかけるようであるが、逆に彼女が遠のいてしまった気がした。
父は彼女を庇う。二人の居る階下へ降りてきた筈なのに、逆に自分の疎外感が強くなる。
口の端まで上がっていた筈の言葉が消えていく。
ネコ娘の手は組まれて膝上に置かれた。赤い服に映える彼女の白い手足、
先はその足に欲情を募らせて熱が高まったのが嘘のように、胸が冷えてくる。
夢想の中でそうしたように、彼女の手を取ってその手に口付けし、許しを請いたい。
それなのに手を伸ばせない。いつかのように彼女がどこかへ逃げ出してしまう前に、その手を取らなければ。
彼女の名を口にしようとすると、目前に黒い影が飛び込んできた。
瞬間、ネコ娘の姿がその影に消されてしまう。
予兆を告げるような翼のはためきを残し、化け鴉は再び窓から飛び出していく。残されたのは一通の手紙。
そして彼女を見失い、陽の元に迷い出て目を眩ませてしまったのだ。
<了>
私の心をこんなにも萌え萌えさせる
>>796を愛してる。
ところで映画のパンフによると、今回の設定では鬼太郎350歳、猫娘400歳だそうだ。
…姉さん女房ハアハア (*´Д`)=з
GJ!映画版にこんなに萌えれるとは思わなかったよ
>>867姉さん女房ハァハァ(*´д`*)
お姉さんぽく鬼太郎に接するねこたんいいよね
869 :
名無しさん@ピンキー:2007/05/19(土) 11:15:14 ID:wtY4I5ag
あの「父さんと呼ぶな」発言にこんな裏が!!....c(,Д、と⌒c)つ彡 ジタバタ
796神の降臨により映画版にもモエタ!!
漏れもネコタソにアレコレしたいと思ってるけど、
鬼太郎に八つ裂きにされてしまう恐れがあるので
妄想で我慢しまつ'`ァ,、ァ(*´Д`*)'`ァ,、ァ
「俺の親父のこと父さんって呼ぶなよ」
あれは鬼太郎が照れていると思っていたが
こ、こんなGJなことが!!!
あ〜もう一回映画見にいきてぇ〜
あと、見に行ってない人は
猫娘役の田中麗奈さん綺麗だから見に行った方がいいよ
「いらっしゃいませ」
「妖怪式マッサージ店『万魔殿』にようこそ〜」
「あっ…お客さん私の配ってたティッシュを見てきてくれたんですか?嬉しい」
「ここではあかなめの垢擦りマッサージや泥田坊の泥パック…」
「えっ?そんなのは良いから…スペシャルマッサージをしろ?」
「いや〜ん♪お客さんも好きですね」
「当店のスペシャルマッサージは…」
「私、猫娘の猫舌マッサージです」
「たっっぷり…楽しんで下さいね♪」
そんな妖怪式マッサージ店
「お代は貴方の魂で…」
872 :
名無しさん@ピンキー:2007/05/19(土) 21:20:21 ID:m9ThC/HO
怖っ!!!
873 :
sage:2007/05/21(月) 02:08:55 ID:CN9DHbSU
796
貴方は凄い!!GJだ!そして、この後呼応に続くのか・・?
毎回素晴らしいモノを提供してくださりありがとう。
名前のところに間違えてsage入れちまったorz
875 :
名無しさん@ピンキー:2007/05/26(土) 20:20:55 ID:aq6GI46K
保守がてらまとめです。
>178
>283
>359
>474
>585
>848以降
851氏『』(原作?目玉の親父×岩子)>851-853
796 ◆lOl9.3Jh5I 氏(三部→映画鬼太郎×ネコ娘)『夢現』>858-866
871氏『五期猫娘のアルバイト』>871
3期地獄編の親子再会に感動された方はスルー推奨
地獄の秩序を取り戻した鬼太郎たち一行は、閻魔大王より
無事に地上へと戻る為の道案内として地獄ゼミを渡され
長い地獄旅をの終わりと共に鬼太郎の願が叶えられようとしていた。
それは…
「かーさーん!!」
緩やかに近づく淡い光の中に見たその姿こそ、夢にまで見た母の姿。
「鬼太郎」
生まれてはじめてみる自分の母。
両手を広げる母の胸に鬼太郎は迷わず飛び込んで行き
仲間の気遣いも有って、親子だけで水入らずの時を得る事ができた。
暫く家族の会話を楽しんでいたが、目玉のオヤジが妻の方に飛び移ると
長い髪を分け入り、なにやら耳打ちをすると、驚いた妻は口元に手を当てた。
「どうしたの?母さん。」
父が何を言ったのか不思議に思った鬼太郎は母に問いかけた。
母の顔を覗き込めば、赤みが差しているようにも見えて
再び母の髪から出てきた父は鬼太郎を見た後に、妻を振り返るが
恥じらいに妻は思わず視線を逸らした。
「岩子…鬼太郎は今日までまったく母の愛を知らずに育ったんじゃ。一度くらいその胸に抱いてやってはくれまいか…。」
「…」
妻は黙ったまま頷くと、目玉の親父は鬼太郎の方へと移り耳打ちする。
「鬼太郎。お前母さんの乳房に甘えさせてもらえ。」
「えぇっ!」
「生まれてこの方、母の乳房を知らずに育ったんじゃ。一度ぐらい甘えても罰は当たるまい。」
「で、でも父さん…」
父の発言に、母の恥ずかしげな仕草の意味
先ほど母に何を言ったのか知った。
鬼太郎は恐る恐る母の顔を覗き込むように見ると、
母は岩壁に寄り掛かり着物の衿を両側に広げて胸を肌蹴させて
無言で鬼太郎に来る様に言っていた。
白く大きな乳房を目の前に見せられ、鬼太郎は引き寄せられるようにその手を乳房に置いた。
母の乳房は子供の鬼太郎の手には有り余る大きさで、顔を埋めれば窒息しそうなほどだった。
母の胸はとても良い匂いがして、夢中になってその乳房についついた。
「あっ!」
岩子は溜まらず声を上げた。
幾ら子供が甘えて乳房に吸い付くといっても、赤ん坊のソレとは違う。
我が子とはいえ、久々に異性に触れられたことで身体の芯に火が灯る。
いけないとは思いつつも、夫と別れて以来の性的な刺激に
嘗て女であった事を知る身体の本能には逆らえなかった。
鬼太郎は母の変化に気付く事無く、夢中になって乳房を貪っていた。
やがて貪欲に刺激を欲する岩子の身体は、自然と開いた足の間に息子を抱く形となる。
まるで我が子に犯されているかのような己の姿に、背徳感を感じると共に興奮を感じていた。
疼き始めた半身は僅かな刺激では物足り無くなり始めた頃
「ひぁっ!!」
疼きを満たす感触にビクンと身体が跳ね上がる。
先ほどから姿を消していた目玉のオヤジが妻の着物の裾から潜り込み
肉芽に刺激を与えたのだ。
弄れば弄るほど、忘れていた女の性が呼び覚まされ
花壷からは蜜が溢れ始め、目玉のオヤジは頃合を見て妻の膣に侵入した。
これ以上声を出したら鬼太郎に不振がられてし舞うと岩子は必死で声を押し殺し
縋りつくように鬼太郎の体を抱いた。
全身で妻を愛し、夫を受け入れる妻とのまぐわいに
ただ幼き息子だけが純粋に、初めて知る母の胸の感触に酔いしれていた。
満たされる母性と、長い事忘れていた女としての欲望。
全てを一瞬のうちに手にし満たされていく満足感と快楽に沈んでいく。
結局、この再会が最初で最後のものとなった。
妻は死した少女の為に命を手放し、地獄の地へと戻っていってしまったが満ち足りていた。
触れる事など適わぬと思っていたわが子を、この胸に抱く事ができたのだから。
糸冬
>>876 ъ(゚Д゚)グッジョブ!!
なにやら最近親子ネタが流行のようですな
目玉のオヤジ×岩子
鬼太郎×猫娘
この二つが大好物ですw
>878-879ありがdノシ
新スレが5期の話で盛り上がってたから梅がてら
人外注意の目玉のオヤジ×岩子の後に、地獄編もありだなと思って書いてみた
今アニメの話題ばかりだけど、漏れは再販されている国取り物語に萌えてる。
猫ちゃんが可愛くて仕方が無い。
×国取り物語→○国盗り物語
スマソ猫ちゃん助けにムーに逝ってくるわ
882 :
名無しさん@ピンキー:2007/06/03(日) 18:18:41 ID:rRf+3bzE
親子ネタも夫婦ネタもイイですなぁ。
父さんに漢を見た!!
その後のゲゲゲシリーズでは良く肉風呂に入っているが(藁
アニメ三期の岩子さんは禁忌を犯した女という処がまた背徳的でそそる。
閻魔大王×岩子さんとかコソーリ逝ってみたり。
埋め立てがてらのまた投下。
以下注意書きで避けたい物があればお手数ですが
またトリ付けるんでNGワード登録お願いします。
1.やはり三部→映画な流れとしての鬼太郎×ネコ娘
2.鬱エンド
3.「呼応」「希う」の翌日談
4.鬼太郎更にヘタレる。
走れ走れ走れ走れ。夜明けが近い。
走り抜ける身体に触れる草たちのざわめく音が、そう囁いているように聞こえる。
普段なら高らかになる下駄の音も、根深い草に包まれ消されている。
目前で揺れる影が見える。誰かの背に負われる女、その頭で揺れるのは赤いリボン。
あと少しで彼女に手が届く筈なのに、その僅かな距離が詰められない。
相手が走り抜けた後に草が跳ね、草の葉に抱かれていた白露が薄闇の中で煌めき消えていく。
彼女の名を叫ぶ、だがその声も白露となって消えていく。
彼女は彼女を攫った相手の背にその身を委ね、身じろぎ一つしない。
幾度も名を叫んでも彼女はこちらを振り返ろうとしない。
誰よりも愛しい彼女、その彼女を奪う奴は誰であろうと容赦はしない。
懐から抜いたオカリナから鞭を振るい、相手の足を絡め取る。
だが相手は彼女を庇うように、己が地面に叩き付けられるのを良しとした。
鞭を戻し刃を振るう。だが闇に火花が散り、相手の振るう剣に食い止められた。
ネコ娘は身を縮め、恐れるようにこちらを見上げているのが視界の端で見えた。
しかし彼女の方へ向かおうとすると、相手がその背に彼女を隠すように立ちふさがる。
闇が深くて相手の姿が見えない、僅かに見える片目が闇に光る、あと見える物はネコ娘の姿と白露だけ。
「退けっ!」
「退くものかっ!」
一手振るい一手封じられる、一歩進めれば一歩押し返される。
敵はかなりの強者であるが、ネコ娘を取り返す為にここで負ける訳にいかない。
いつだってそうだった、彼女を失わない為に負けるわけにいかなかった。
数十手の打ち合いの後、懐に踏み込めた瞬間にリモコン下駄を相手の手に叩き付けた。
宙を飛ぶ相手の剣、さらに一歩踏み込みオカリナソードを振り上げる。
僕の勝ちだ、僕からネコ娘を奪う相手は誰であろうと許さない、殺してやる。
2/13
「だめぇっ!」
ネコ娘が悲鳴を上げた。
そして彼女は当然のように身を投げ出して、敵と自分の間に飛び込んでくる。
もう間に合わない、世界が止まる。
「ネコ娘!?」
いつの間にか慣れてしまった手応えが伝わる、幾度も愛した筈の彼女の乳房ですら同じ感触がする。
彼女の身体は本当に細いのだ、彼女の胸を貫いても相手の胸を貫ける程に。
大地に縫い止めるようにオカリナソードがネコ娘と敵を貫いたまま地に突き立つ。
敵はその胸に彼女の背を抱くように倒れ、力を失った手が彼女の手を絡め取っている。
二人とも見開いた眼は自分を見ず、ただお互いの眼差しだけを絡ませ合っている。
あの綺麗なアーモンド型の瞳は光を失い、前髪に隠されていない隻眼だけを虚ろに写している。
ネコ娘の血に染まっているのは黄色と黒の縞模様。
これは僕だ。
悲鳴を上げたいのに声が出ない。ただ自分とネコ娘の骸を見下ろすしか出来ない。
刃を伝わって右手を濡らしたネコ娘の血がぬるりとする。
「そこのけそこのけ、花嫁御寮のお通りじゃ」
「明け七つの鐘までに、天神様に辿りつきゃ、晴れて来世はつがい雛」
遠くで聞こえる歌声と鳴らされる神楽鈴の音。
そちらに目を向ければ闇に浮かび上がる花嫁行列の群れ、
叢の向こうに白く光るような一行は花嫁輿を中央に西の方へ進んでいく。
その輿は御簾が上げられており、角隠しの下で大きな目が遠くを見ているのが見えた。
あの花嫁衣装は見覚えがある、そして白粉をはたき紅を差して美しく彩られたその顔も。
「ネコ娘っ!?」
足元で倒れている筈のネコ娘を見れば、そこには何もなかった。
彼女も、自分の姿をした誰かも、二人を貫いてしまった筈のオカリナも何もかも。
叢を掻き分け白露を撒き散らし、花嫁行列を追いかけた。
先頭を進む子供二人が高らかに歌いながら、稚児装束の袖を振り回し神楽鈴を鳴らしている。
「待てっ!ネコ娘を返せっ!」
両手を広げ花嫁行列の前に立ちはだかる。
もうネコ娘を失う訳にいかない、あのネコ娘は幻に違いない、この花嫁行列の彼女こそ本当のネコ娘だ。
白山坊の時、身代わりとなってくれた時の姿と同じ白無垢姿の彼女を見違える事なんかない。
いつかそうやって彼女を迎えるのだと思った姿そのままなのだから。
行列の一行は無言で花嫁輿を足台に乗せ、御簾を下ろす。
ただ先頭を歩く狐面の童子童女が手にした神楽鈴を鳴らしながら笑う。
「もう駄目だよ、彼女を拒否したのはそっちだろう」
「もう駄目よ、待っている人がいるんだもの」
童子童女が狐面を合わせながら笑う。子供らしい高い声、それが耳に触る。背の毛が太る、この感情は何だ。
「彼女は僕の物だ!」
シャンシャンシャンと神楽鈴が鳴る。眩暈がしそうだ。
足元から世界が崩れ落ちていくような気がする。これは幻術か。
「彼女は誰の物でもないよ」
「彼女が選んだのはあなたじゃないもの」
「うるさい黙れっ!退けぇっ!」
二人を突き飛ばすように腕を振るえば、子供らは神楽鈴を鳴らしながら軽やかに身を退く。
「鬼が来たよ、鬼が来たよ、白露が消える前に逃げましょか」
そう囃し立てる声を背に御簾を払い除けると、眼に飛び込むのは白露のように淡く光る花嫁衣装の小さな姿。
時折たまらなく魅力的に煌めく筈の大きな目は静かに閉ざされ、
艶やかな紅を含ませた唇は安らいだ微笑みを浮かべている。
そして彼女の胸を貫いているのは青いオカリナから伸びた剣。
一番鴉がけたたましく鳴く。童子童女が嘲笑う。振り返れば宙を舞う狐面、
その下から現れたのは大きなアーモンド型の眼をした少女と、隻眼の少年。
その目に映るのは返り血に染まった自分の姿。初めて悲鳴が上がった。この感情の名こそ恐怖だ。
「鬼太郎っ!?」
アーモンド型の眼が自分を見下ろしている。
鬼太郎は荒い息を付きながらネコ娘を抱き寄せて、その胸を必死にまさぐった。
「ちょっ、ちょっと鬼太郎っ!?」
赤いワンピースはどこにも傷も汚れも無く、掌越しにネコ娘の温かい体温と鼓動が伝わってきた。
「…………ネコ娘」
「大丈夫、鬼太郎?」
ネコ娘の問いかけに答える声も出ず、彼女が生きている事へ安堵の溜め息が零れた。
そんな鬼太郎をネコ娘はそっと抱き寄せる。
いつの間にか彼女の背丈を越えている自分をその胸に抱きしめて、
背を軽く叩いてくれる様に今まで感じていた恐怖が消えていくのが分かった。あれは夢だ。
「どうしたの?うなされていたよ」
「ん…………何でもない」
彼女の肩越しに周囲を見渡せば、ここがゲゲゲの森に幾つか作っている秘密の場所であるのを思い出した。
昔は二人だけの遊び場所だった浅い洞穴に手を加え、いつでも仮初めの閨に出来るように仕立てた場所だ。
まだ夜が明けて間もないのか、外に見える草に白露が煌めいた。
身じろぎすると寝床にしている干し草が広げたチャンチャンコの下でかさりと鳴る。
ネコ娘の指が目前で踊り、前髪を指先で梳くのが見えた。寝汗を掻いてしまったのか、
額に張り付いた前髪をその指がそっと払いのけていくのが心地よい。
墓の下倶楽部で彼女を抱き夜の闇を抜けていったのは丑三つ時の頃、
誰とも会わぬよう言葉を交わさぬようにここへ辿り着いたのだ。
彼女を傷付けたくないと願っているのに、夢で彼女を殺めたのは自分。
「ねぇ、ネコ娘…………」
「なぁに?」
「…………僕、何か言っていた?」
「ううん、何も。ただうなされていただけ」
朝の薄明に少し瞳孔が大きくなっているネコ娘の目は、
どこかあどけなさを見せながら不思議そうに自分を見ている。その目は光を失っていない。
「ならいいんだ、ごめん」
「おかしな鬼太郎」
ネコ娘が喉を鳴らすように笑うと、触れ合っている身体越しに彼女の笑い声が身体に響いた。
彼女の温もりと合わせて、安らいだ気持ちが訪れる。
本当に彼女は信じられないぐらいに優しい。
それが彼女を傷付けている一端になっていると心の何処かで理解していても、彼女に甘えてしまう。
もっと彼女を感じたくてネコ娘を引き寄せた。そうやって抱き寄せてしまえば、
自分の方が身の丈が大きいためか、彼女を胸の内に抱きしめる事が出来る。
彼女は抗う事無くその身を任せてくれた。
何か香を焚きしめているわけではないのに、ネコ娘は甘い匂いがする。
触れ合う身体から彼女の熱と鼓動が伝わってくる。それが心の奥底から愛しさを湧き上がらせた。
昨日、彼女に言えなかったのだから今、ちゃんと彼女に愛しい事を伝えたい。
それなのに上手く言葉が出てこなくて、切りそろえられた彼女の前髪を唇で掻き分けてその額にキスをした。
朝の冷たさに少し冷えているのが唇越しに伝わる。微かにネコ娘の身体が震えたが、
この腕から逃れようとするわけではなかった。
「ねぇ、ネコ娘」
「なぁに?」
「…………君は僕の物?」
彼女は誰の物でもない、そう夢の中の自分が嘲笑う。それは夢の筈なのに耳の奥底にこびりついている。
彼女にそれを否定してほしくて問いかけるのに彼女は無言だ。
もし否定されたらどうしよう、それを思うと背の毛が太るのに腹の底から冷えるような怒りが湧き上がる。
自分で問いかけておいてその答えを聞くのが恐くて、ネコ娘の開きかけた唇を自分の唇で塞いでしまった。
舌を割り入れる事無く、そのまま唇越しにネコ娘の熱を分けて貰うように口付けたままでいても、
ネコ娘は抗おうとはしなかった。
背に回されていた筈のネコ娘の手が動き、鬼太郎の髪に触れる。
毛繕いでもするかのような指の動きは、二人の唇が離れるまで続いていた。