「あら。ちゃんと元気になってるじゃない」 「そ、そんなもん触るもんじゃねえ!」
「どうしてさ」 「どうして・・・って・・・」
猫助は目を白黒させたまま鬼太郎に目を向ける。
秘めたる妖力ばかりではない。鬼太郎には今まで知らなかった部分がいくらでもある。
単純明快な猫助とは違い、少女の中には色々な顔が隠されていた。
「痴話喧嘩にはね、これが一番よく効く薬だって言うよ?」
「これ・・・って何のことだよ」
熱を持ち始めた猫助の自身を柔々と扱きながら、鬼太郎はそっと耳打ちする。
耳元で小さく囁かれた言葉に猫助は大きく目を見開いた。
「バ、馬鹿野郎!お前、お前・・・女がそんなはしたない言葉を言うもんじゃねえ!」
「猫助ったら古いんだから」
そんなところも大好きだよと囁きながら、ちゅっちゅと猫助の頬に口づける。
「だ、第一これは痴話喧嘩なんかじゃねえだろ!よせよ、よせってんだ!」
「・・・いっちゃいそうかい?」
休みなく上下に扱きながら鬼太郎は上気した瞳で微笑みかける。
悪魔のようだと猫助は思った。
止めようと手首を掴んでも止めることはできず、突き放そうとして肩口を掴んだ手は
取られ、いつの間にか鬼太郎の胸元に引き寄せられてしまった。
思わず掴んでしまえば柔らかな感触。
「あっ・・・あっあ・・・」
必死に堪えたのも敵わず、鬼太郎の手の中で果てた。
白濁色の精液を撒き散らしたまま次第に硬度を失うそれを掴み、じっと眺めながら
鬼太郎はどんどんおかしな気分が高まってきていた。
「猫助・・・気持ちよかった?」 「・・・」
情けないような恥ずかしいような複雑な気分で、猫助は鬼太郎を睨みつける。
いくら好きな少女とはいえ、まるで襲われるようにのしかかられ、我慢も利かず
射してしまい気まずい。
「今度は一緒に気持ちよくなろうよ」
鬼太郎は微笑んで、猫助の上に座り込んだままで服を一枚一枚脱ぎ始めた。
普段は見ることのない素肌が露になるたび、猫助の鼓動は高鳴ってしまう。
そんな目で鬼太郎を見てはならない、けれど見たい。猫助の中で二つの気持ちが
鬩ぎ合い、手も出せずただ見つめることしかできなかった。
本能のままに襲い掛かるには───猫助自身が強く思う”鬼太郎を守るんだ”という
意志に反するため、手出しはできない。
自ら胸を揉みあげて甘い刺激に胸を反らす。もう片方の手はするすると下りて、
縦に亀裂でも入ったような・・・猫助にしてみれば未知の部分に指を滑らせた。
猫助は困惑したまま静止する。
自分の身の上で肌をさらし、時おり喘ぎ声を噛み殺しながら自らの手指で高まっていく
愛しい少女の姿を前に、どうしていいのか解からなかった。
「・・・ねえ触ってよ」 「・・・」
露になった上身を近づければ、朱を帯びてつんと先端を立てた少女の胸に視線が吸い
寄せられる。しかし猫助の手は伸ばされることなく、首を横に振った。
「触るのも・・・嫌?」 「そんな格好されて・・・嫌だなんて思う男はいねえよ」
猫助は深く息を吐いて込み上げた欲望をやり過ごす。
そして肌けた鬼太郎の服を肩にかけ直して袂を閉じた。
「自棄を起こすもんじゃねえ。お前は男のなりをしてたって、体は女じゃねえか。
もっと・・・自分の体を大事にするんだ」
「猫助・・・」 「そんな遊女みたいなふりしたってお前にゃ似合わねえよ」
「何だよ・・・それ」 「そんなエサぶらさげなくたって、おいらはいつまでもお前の味方だ」
よしよしと鬼太郎の頭を撫で、根負けしたように溜め息をつく。
「・・・忘れてたよ。お前淋しがりだったんだよな」 「えっ?」
「離れたりしねえから。もうこんな悪戯なんかするなよな?」
幼い頃。人間によって負わされた深い傷を埋めるように、猫助は優しく鬼太郎を抱きしめる。
たとえ力関係が変わろうと、やはり猫助は兄貴分だったのだ。
鬼太郎の脆い部分を包み込んで、守ってくれている。
「・・・うん」
安心すれば鬼太郎の口元に笑みが浮かぶ。
それこそがずっと猫助が守っていたいものだった。
「よし。それじゃぁおいらは昼寝するからな」
急に照れが襲ってきてぱっと腕を離し、床についてしまう。
鬼太郎もそれを追って布団にもぐりこんだ。
「お鬼太も」 「ああ?」 「駄目かい?」 「いや・・・構わねえけど」
ごそごそと着物の裾を整えると、下ろした腕に鬼太郎が擦り寄ってきた。
無言のまま腕枕にすれば、鬼太郎は嬉しそうに目を閉じる。
・・・けれど。
鬼太郎の淡い期待など気付く気配もなく、高いびきをたて始めた猫助は、
まだまだ少女の気持ちにはたどり着けないようだった。
「・・・まったく。猫ちゃんはいつまでも子供なんだから」
今度はどうやって迫ってやろうかと思いながら、鬼太郎も眠りについた。
<了>
小悪魔鬼太郎♀に身悶えタ━━(゚∀゚)━( ゚∀)━( ゚)━( )━(゚ )━(∀゚ )━(゚∀゚)━━━(*´Д`)ハァハァ
べらんめぇちょうの猫助いいでつな!セキョクテキーなお鬼太も
いつかは、猫助に痺れを切らしたお鬼太に猫助が食われてしまいそうなオカン
GJ!萌えをご馳走様ですた。
600を過ぎたところでとりあえず一まとめしますた。
>409以降
鬼太郎×ねこ娘(四部)口付けのその後で>438-441>448-452>456-461>467-470>472-483(完結)
ぬらりひょん×ねこ娘→鬼太郎×ねこ娘(四部)>486-490>495-500>505-509>518-526>530-539>541>544-550>552(完結)
鬼太郎×猫助>>鬼太郎女体化>560-566(未完)
鬼太郎×ネコ娘(三部)『丸薬』
>>570-577(完結)
♀鬼太郎×ネコ娘(鬼太郎女体化・百合)
>>584-588(完結)
鬼太郎♀×猫助♂『お鬼太と猫助』
>>592-600(完結)
603 :
579:2005/06/18(土) 11:24:38 ID:OPpjcem/
「ちんこなんかよりおっぱいの描写を延々していたい」
そんな理由で女体化スキーな579です。
411氏GJ!
いなせな猫助と小悪魔お鬼太ハァハァ
早く猫助食われて欲しい(*´∀`)
604 :
579:2005/06/18(土) 11:25:32 ID:OPpjcem/
書き忘れ(´・ω・`)
>602まとめ乙です
411神GJ!
まとめ乙!
…も、萌えシヌ…ハァハァ
ええ〜女体化なんて嫌だよ。やっぱり♂鬼太郎と♀猫娘だよー
・・・と思って今まで読まなかったんだが、
謝る!今日読んでみて萌えた!
これはこれでイイ!(・∀・)ムハー
>阿呆キタ─wwヘ√レvv〜(゚∀゚)─wwヘ√レvv〜─ !
>何勝手に上がってやがんだっ出てけーーーヽ(#゚Д゚)ノ┌┛!
禿ワロス
411ネ申の文章、漏れは大好きだ!!
608 :
倉庫番:2005/06/21(火) 00:33:01 ID:Qc/T6NUi
>602
レスまとめありがdございました!
毛目玉神、485神、559神、579神、411神、
現スレ分ありがたく収納させていただきました!
これからも作品投下を楽しみにしてます!
事情により(サイトうpする等)掲載拒否される場合や
改稿・改名などご希望ありましたら避難所掲示板やメールでご一報ください。
倉庫絵板の方で不具合があったようですみません。
原因はよく判らないままなのですが
新規にカテゴリ一覧を加えている時にもcgiの不具合が出たので
深夜時間帯は鯖の調子が悪いのかもしれません。。。
倉庫番殿乙ですノシ
浅い息遣いと、ギシギシという何かが軋むような音が微かに聞こえてくる。
薄暗い部屋の中、天井から吊るされているような一つの黒い塊が、部屋の隅で蠢いていた。
若葉が茂る初夏のゲゲゲの森。
まだ梅雨が完全に明けていないこの時期は、べっとりと蒸し暑かったり
少々冷え込んだりと気温が不安定だ。
雨上がりの翌日、どちらかと言えば少々蒸し暑い木漏れ日の中を
ピンクのリボンを揺らしながら、一人の少女がゲゲゲハウスへ向かっていた。
池の上に渡された橋を軽やかな足取りで渡り、家に上がる梯子の前で
何かを確認するかのようにくんくんと鼻を鳴らす。
期待していた匂いを嗅ぎ取ったのか、嬉しそうに目を細めると梯子を上がっていった。
一方部屋の中の主は、学童服を脱ぎ捨てた下着姿で、万年床の木の葉の布団の上でまどろんでいた。
真夏ほどではないが、じっとりと蒸し暑く何となくやる気がせず、ついダラダラとしてしまいがちだ。
そこに、梯子を上がってくる足音に誰かを察知し、何か思いついたのか仰向けに転がったまま笑い声を押し殺し、すぅ…と姿を消した。
「お邪魔します。鬼太―――…って、あれ?」
確かに居ると確信して上がってきたはずなのに、部屋の中には誰も居なかった。
一部屋しかないゲゲゲハウス中は隠れるようなところも無く、隅々まで見渡しても、鬼太郎どころか目玉の親父の姿すらない。
「…居ると思ったんだけどな。」
ポツリと呟いて、お土産を丸太のテーブルに置く。
もう一度、くんくんと匂いをかいで鬼太郎の匂いが染み付いている木の葉の布団の縁に座る。
まさか其の直ぐ後ろに鬼太郎がカメレオンの術で隠れている事などと気がつかずに
「はぁ」と軽く溜息を尽き、そのまま横になって木の葉の布団に寝そべった。
ネコ娘が木の葉の布団のほうへ来た時には見つかったかと一瞬鬼太郎は焦ったが、ネコ娘がそのまま布団に寝転がった様子から見つかったわけではない事を確信した。
しかしネコ娘が転がった方向は鬼太郎とまるで逆、言わば鬼太郎の目の前にネコ娘の丸い尻が置かれていて
あと少しでスカートの裾から白いパンティーが覗きそうだ。
見えそうで見えず、そっと首を伸ばした鬼太郎は、悪戯を思いついた。
この少年は、思いつきの悪戯が最終的には自分自身を本気のさせてしまう事を理解しては居ない。
そっと手を伸ばして細い腰を抱くように引き寄せれば、少女は驚き悲鳴を上げる。
「ひゃっ!!なに?!」
「やぁ、ネコ娘…今日も長袖なんだね、暑くないのかい?」
「き、鬼太郎…?何時から居たの?」
「君が入ってくる前からずっと、僕は此処で寝てたよ?」
「えっ…だって、誰も居なかったし…鬼太郎だって返事くれなかったじゃない…」
「今気が付いたんだよ…」
「う…うそ…っ、にゃっ?!」
鬼太郎は双丘に顔を埋めると、両腕を腰に巻きつけて身体を反転させる。
二人とも天を仰ぐような格好で、ネコ娘は鬼太郎の上に乗せられた。
すると、ネコ娘の両足は鬼太郎の顔を挟むように左右にそれぞれ置かれて、白いパンティーをその目の前に晒す。
「ちょっ、鬼太郎…なにすっ…」
驚き、身を起こそうとするが、鬼太郎に腰をがっちりとつかまれていて逃げる事が適わない。
鬼太郎はそのままネコ娘の腰を引き付け、白いパンティーの上から秘所を口で覆った。
「や、やだぁ…!!」
唇で食みながら、布越しにかかる熱い息に中心部に鼻を押し付けられて、身を捩る。
余り必死に逃げようとされると、意地でも逃したくない。
力ずくで抑え、ますます強く喰らい付く。
舌を押し付けるように割れ目をなぞり、時々パンティーを口で引っ張ってみたりしているうちに、唾液に塗れた布地はぴたりと肌に張り付く。
もとより敏感なネコ娘だが、鬼太郎と交わるうちに開発された…と言うのは少々大げさだが、不慣れだった快楽の波に何度も飲まれるうちに痛みは素直に快感へと変換されつつあり、感度も増していた。
「…あっ…あんっ!!」
ネコ娘の身体は鬼太郎との行為を予感しただけで、感じやすくなってしまう。
やがて、刺激されたのか蜜壺の奥が搾れるような感じがして、とろりとした愛液が内側からパンティーを濡らす。
徐々に色濃くなる雌の情香に、トクリと胸が高鳴り既に悪戯ではなくなっていた。
こんな格好で恥かしくて仕方が無いのに布腰に舐め上げられればもどかしく、逃げたいのにもっとして欲しい。
相反する思考がぶつかり合い、連結したように腰が揺らめく。
なまめかしく揺れる腰は、この先の行為を強請っている様に見えて、思わず強い刺激を与えてしまった。
「にゃっぁあんっ!!」
背中が緩やかな子を描いて反り返り、一際高い嬌声が漏れ思わず手を離してしまえば
少年の上から横に、少女の肢体は滑り落ちる。
完全には高みを上り詰めたわけではないか、その一歩手前で手放されて満たされぬ疼きと、解放された安心感に微かに身を震わせながら肩で呼吸を繰り返す。
漸く呼吸を落ち着けて上半身を起こし、少年を少し振り返った乗除の頬は真っ赤に染まっていて、少しばかり伏せられた瞳が何時にない色艶を含んで居た。
「も、おふざけはよして…ね、あたし…お土産持ってきたんだぁ。一緒に食べよ…ね?」
決して視線は合わせず、ブラウスの胸元をぎゅっと握る。
怯えたようにも見えるその肩を掴もうとして、するりと交わされてしまった。
「ね、鬼太郎…そうしよ?」
「…いよ…」
「えっ?」
「おふざけなんかじゃ…ないよ。ねぇ、逃げないでよ…。」
「にっ…逃げてなんかないよ。」
「じゃぁ、ここにおいでよ。」
鬼太郎は胡坐に座りなおして、ネコ娘を手招く。
ネコ娘はその仕草を見て、頬を耳まで赤く染め上げると首を竦めた。
「やっ、駄目だよ…鬼太郎…我慢できなくなるじゃない…」
「もう、とっくに我慢なんか出来ない状態になってるよ。だから…ね?」
にこりと微笑んで手招く。
よくよく見れば、下着姿の鬼太郎の虎のパンツはテントを張っており、吐く息は吐息交じりで…
ネコ娘は、身体の芯から熱が湧き上がるのを感じて瞳を閉じた…瞬間
シュルシュル…と何かが伸びる音がして、手首に絡まる感触に驚いて瞳を開けると、オカリナロープを発動させた鬼太郎が、相変わらず胡坐を組んだまま微笑んでいた。
「ほぉら、もう逃がさない。」
オカリナロープの紐は、一反天井に伸びて鴨居をまたいでネコ娘の手首を捕えていた。
グイ、と引かれれば反動で木の葉の布団の上に引寄せられてしまう。
万年床の中心…正面に立ち尽くしたネコ娘を鬼太郎は見上げて両手をスカートの裾へと伸ばす。
「ネコ娘だって、途中で物足りないんじゃないかい?」
「きっ…鬼太郎のエッチー!!!」
くすくすと笑いながら手を進める。
片手はネコ娘を捕えたオカリナを握ったまま、パンティーの白いふちに指がたどり着くとするすると脱がせはじめた。
肌の上を滑る指と布地の感触に、徐々に脱がされて、秘所に張り付いていたパンティーがはがされる感覚にビクリと身体が反応する。
濡れていたのは、濡らしていたのは鬼太郎のせいだけではないと解ると、ネコ娘は羞恥に震えた。
鬼太郎が促すままに、白いパンティーは両足から抜かれ見せ付けて、羞恥を煽るように濡らした部分の匂いをかいだ。
「ネコ娘は素直じゃないなぁ…濡れているのは僕だけのせいじゃないよね?」
「やっ…やあぁ…」
「ほら、見せてよ。」
強引にネコ娘の足を掴み、鬼太郎のほうへお尻を突き出すような格好にさせる。
ペラリとスカートの裾を捲れば、白い腿尻が微かに震えていた。
「うん?」
「にゃっ?!」
片手で鷲掴み広げる。
「下のお口は素直だなぁ…こんなに涎を流して待ってるよ?」
「やっ、い…言わないでぇ…あ…ぁんっ…」
濡れた秘所の割れ目をなぞる様に往復させると、腰砕けて膝立ちになった。
鬼太郎はそれに併せて、少しオカリナロープの長さを伸ばすが、相変わらずネコ娘の腕は上に伸び吊られている状態にある。
「さっきは布越しで物足りなかっただろう?今度はちゃんとしてあげるよ。」
「えっ…?」
はぁはぁ戸浅い息をつくネコ娘の両足の間に潜り込み、両足の中心の真下に顔を置いた。
スカートに覆われたその光景はとても淫らで、全裸の時とは別の興奮が湧き上がる。
いけない事をしているような後ろめたさが、堪らない。
「ちょっ…鬼太郎ってば…!!何考えてるのよッ!!」
「いいじゃないか、ほら、もうちょっと腰を下げてよ。」
グイ、と引かれて腰を落とす。
「ふっ…にゃっ…にゃあぁぁんっ!!」
布越しの愛撫に濡れていた秘所を舌で直接舐られ、入口を突き上げられ、背筋が反り返る。
逃げ様にも、自分を支えているのは天井から伸びたオカリナロープのみで、体重をかければ手首に食い込み、その一本を掴み縋るしかなかった。
ネコ娘の体が撓る動作に併せ、オカリナロープがまたいだ鴨居がギシギシと鳴った。
ネコ娘の甘く、可愛らしい鳴き声に鬼太郎の下半身もドクドクと脈を打ち始めている。
それはネコ娘の目の前で天を仰ぎ、布越しとは言え目のやり場に困るが如何のしようもない。
ただ、鬼太郎のこの愛撫が終わったら次は目の前の鬼太郎自身に貫かれるのだと確信し、ネコ娘は支えきれなくなった身体を鬼太郎の上に預けた。
痙攣するようにヒクリヒクリと蠢く秘所、淫猥な水音の合間に聞こえてくる甘い喘ぎ声。
鬼太郎の愛撫で身体は蕩かされ、与えられる快楽に力が入らず崩れたネコ娘のことに気づく事もできずに鬼太郎は、昏々と蜜を溢れさせる花壺を夢中になって貪っている。
布越しに愛撫されていた時よりも直接的な刺激に、身体は高まりつつあったが、子宮の奥までは満たされぬ渇きにもどかしさが募る。
両手は使う事が出来ず、目の前にそそり立つ鬼太郎自身をぼんやりと眺めているうちに妙な気持ちになり、堪らずソレを咥えた。
「…うぁっ?!」
思わぬ反撃に鬼太郎が驚き身を起こす。
その衝撃で前のめりにネコ娘は突っ伏し、衣服を着たまま曝された秘所は濡れ、熱に蕩けた瞳…それら全てが官能的で、本能に誘われるまま鬼太郎はネコ娘に覆い被さった。
手で持っていたオカリナロープを口に咥えて、自由になった両手で自らの下着を乱暴に摺り下ろすと、興奮に高まり激しく脈打ち自身が外気に触れる。
じくじくと先走りに濡れ、今にも爆ぜんと猛る自身を、十分に潤ったネコ娘の蜜壺にあてがい、一気に置くまで貫いた。
「にゃあぁぁぁんっ!!」
「んっ…ふぅう…」
待ちわびたモノの、余りにも激しい一突きに鳴き声を上げる。
一気に根元まで打ち込めば、十分に解された膣は熱く纏わりつき溶かされてしまいそうだ。
一突きしただけの痺れるような快感に、もっと高みを目指し貪欲に快楽を求める。
獣と同じ姿で交わり、組み敷いた少女の儚さに血がざわめく。
壊してしまいそうで恐いのに、滅茶苦茶に壊したくて堪らない。
浅い呼吸を繰り返し、地面に縫い付けるような乱暴な抽送にギシギシと木が軋む。
薄暗い部屋の中、人ならば中年ぐらいの齢は経ていても成り立ちは人間の子供とそう変わらぬ
幼き妖怪童子と童女が交わり1つの塊と化す。
「にゃっ…あっ…あんっ…にゃんっ…」
「ふっ…あっ…あっ…」
思わず声を漏らせば咥えていたオカリナロープを離してしまい、手の戒めが解けた少女の手はそのまま床に落ちる。
やがてせり上がる感触に、腰を引き付けただけでは足りず、肩口に噛み付き全身で重なるようにして一気に叩き込めば、硬直した少年の精が少女の膣で弾けた。
「―――!!」
互いに声ならぬ声を上げ、絶頂に全身を諤々と震わせながらも深く繋がったままで、やがて全ての精が少女に注がれると張っていた糸が切れたかのように崩れ落ちた。
行為の後の気だるさに身を任せ、互いを抱き寄せて甘い抱擁と口付けを交わす。
仰向けのネコ娘に覆い被さるようにして口付けをしていた鬼太郎が、ふと耳元で囁いた。
「ネコ娘って…真夏も長袖だよね…なんでだい?」
「そ…それは…鬼太郎のせいじゃない」
「うん?」
消え入りそうな声で、鬼太郎を上目遣いに見上げる。
好きで真夏も長袖の服を、ブラウスの襟をきっちりと止めて着ているわけではない
本当は、夏だから開放的な服を着たりお洒落したりしたい年頃の少女なのだ。
なのに彼は抑制が効くほうではなく、対本能に流されがちで
少女もまた少年に流されやすかった。
情交の痕は身体中に刻まれ、とても露出するような服は着られないのだ。
今日もまた、鬼太郎の歯形とオカリナロープが手首に捕えていた時の赤い痕が刻まれている。
こんな事が度々では、とてもではないが夏らしい格好は出来ない。
それに、たまさかお洒落したりすれば何時もと違う雰囲気に少年が欲情してしまい
やはり白いブラウスと赤いジャンバー以外着る事が出来ないのだ。
いや、少年が欲情してしまうのは衣に包まれている少女…どんな格好をしていても中身の少女の事を思えば、それは抑えられない。
少年はとことん少女に弱かった。
鬼太郎は長袖である理由が自分のせいだと初めて知り、俯き加減に頭を掻く。
「ご、ゴメン…知らなかったよ…、それじゃ今度は気をつけるから…もう一回してもいいかい?」
申し訳なさそうにネコ娘をちらりと見上げる。
解ってない…鬼太郎ってば全然解ってない!!と、心の中で叫びつつも、顔を寄せられ重ねられる唇につい瞳を閉じてしまうネコ娘が居た。
ちゅ…と口付けて額を合わせる。
「約束だよ?変なところに痕…つけたらヤだからね。」
「うん、解った…」
身体を重ねられるままに背を木の葉の布団へと預ける。
少女もまた、少年にとことん弱かった。
しかし、放映中にネコ娘の半袖姿が見られなかったことから
鬼太郎の約束は守られる事は…無かったのだろう。
...終
3部アマンアマンキタ━━━(゚∀゚≡(゚∀゚≡゚∀゚)≡゚∀゚)━━━━!!!!!!!!!
毛目玉氏グッジョブ!!!
オカリナロープ吊りネコたんハァハァ
何度も読み返してしまいますた!毛目玉神GJ!!!
>両手は使う事が出来ず、目の前にそそり立つ鬼太郎自身をぼんやりと眺めているうちに妙な気持ちになり、堪らずソレを咥えた。
>
>「…うぁっ?!」
>
>思わぬ反撃に鬼太郎が驚き身を起こす。
>その衝撃で前のめりにネコ娘は突っ伏し、衣服を着たまま曝された秘所は濡れ、熱に蕩けた瞳…
(*´Д`)<萌え〜
お互いに対して弱いアマンアマンさ加減がたまらん!!
ということは、同じ理由で4部ねこタンもずっと長袖ブラウスなのかな?
磯女の回でもあの格好のまま浸水してたしなぁ
パンチラ多めでいい回だったがw
もしや・・・
>磯女の回のパンチラ
初耳です。
差し支え無くばうpしてください
海中でも頻繁にチラっていたような。
ちなみに漏れはうpはできん。スマン。
倉庫の三田ネコタンの目隠し監禁SSに萌えますた。
艶かしい・・・・
411氏GJ!!
ここの職人さんはすっげー上手いですね。
鬼太郎と猫娘のssを毎回楽しみにしてます。
個人的に、道具を使ったプレイとかも見てみたいです。
オカリナロープ・レイピア、ちゃんちゃんこ、リモコンゲタ、髪の毛網・・・
鬼太郎自身が使える道具が結構あるな。エロ利用できるかは別としてw
指鉄砲は有名だが舌も伸びたような気がしたが・・・記憶違いかな
髪の毛綱使ったSSは出てる罠。
>舌も伸びたような気がしたが・・・
あった。確か「カメレオン舌」ダタような?
他には胃の中で飼っている蛇も居たよね。
カメレオン舌?
鬼太郎・・・そんなに技までつかいやがるのか
猫タンのあんなとこやこんなとこを奥まで隅々・・・ハァハァ
カメレオン舌・・・(*´Д`)
「ん・・・えっ、アッ!?き・鬼太郎っ何・・・何してるのッ」
恥じらいに身を染めつつも官能の波に揺られていた少女が上身を起こす。
しかしそれでも鬼太郎はねこ娘の腿をしっかと抱き秘裂に唇を押し当てたまま・・・
ちろりと上げた目は悪戯に微笑んでいた。
「あっ・・・!?」
硬く窄めた舌があらぬところまで押し上げてくる。
妙な圧迫感に痺れるように腰をがくがくと震わせた。
同時に、上下しながら進んでいた舌が絞れる。
違和感は段々と深さを増し異様な感覚にねこ娘は肢体を伸ばす。
期せずして強請るように押しつけてきた秘口は溶け、鬼太郎は唇からあごにかけて
溢れ出た蜜をじゅるりと吸いながら一旦舌を引き出した。
「・・・カメレオン舌・・・」
意識もまばらな少女は浅く息をついたまま。しばし遅れて「えっ?」と聞き返す。
「僕のカメレオン舌・・・忘れちゃったのかい?」
じっとしていても火照った体からあがってくる息を整えながらねこ娘は思い返す。
しばらくして思い出したのか、そしてこの先待ち構えていることを少年の表情で悟ったのか。
脱力していた身はびくりと震え固く硬直した。
逃がしはしない。鬼太郎の腕は、すでに朱の跡を散らした白い腿を離さない。
「ゃ・・・」
「どこまで伸びるか確かめてみるかい?」
そして再び唇が寄せられ、濡れそぼった肉襞を鬼太郎の舌が進んでいった。
こんな感じか?鬼太郎・・・エーーーロスw
エロ━━(゚∀゚)━( ゚∀)━( ゚)━( )━(゚ )━(∀` )━(´Д`)━━━(*´Д`)ハァハァ!!!!
きっ…鬼太郎め、己の特技(?)を使ってこんなエロイ事をねこタンに…(;´Д`)ハァハァ
道具に翻弄されるねこタン(*´Д`)
オカリナ、髪の毛網のほかにも毛目玉神の銀の首輪ネタなどもハァハァでしたな
三部だと鬼チク太郎と三田ネコたんの道具プレーイありそうですが
四部ねこたんにそげなことは・・・。いや四部鬼太郎の裏黒さ発動か?
はたまた二部猫たんならどうなるんだろうと黙々と妄想・・・。
道具ネタブチ斬りスマソー
保守がてら途中までですがSS投下(`・ω・´)
妖怪ポストに助けを求める手紙が届いたのは一週間前のことだった。
遠方へ出向くとの理由で父とともに一反木綿にまたがり少人数での妖怪退治。
心配しては空を見上げる日々を過ごしていたねこ娘のもとに、化けカラスから
鬼太郎の帰宅が知らされた。
取るものもとりあえず山道を駆けていく。
逢えぬあいだ、どれだけ鬼太郎を心配したか解からない。
恨みごとひとつも言ってやりたいが、早くその顔がみたい。
そしてこの数日に起きたことをいっぱい話して、逢えなかった時間を埋めるように
いろんな遊びをして時を過ごしたいと、いきおい早足になってしまう。
「鬼太郎!おかえりー!」
簾を翻したゲゲゲハウス。室内には見知らぬ男の姿があった。
「あっ・・・ごめんなさい・・・!」
そのまま抱きついてしまいそうだったことを恥じて、まるで人見知りしたように
再び簾をくぐる。
家を間違えるはずもない。卓袱台の上では目玉親父が寛いでいたし・・・
ねこ娘が弾む胸を抑えて息を整えていると、中から簾が開いた。
「ねこ娘」 「・・・えっ?」
片目を前髪で覆った・・・年の頃は人間であれば二十歳ぐらいだろうか。
鬼太郎によく似ている。まるで、鬼太郎を少し大人にしたような風体の男だった。
「どうしたんだい?あがりなよ」
「あっ・・・あの、・・・・・・はい」
呼ばれるままに室内に入ったものの、どうも気まずい。
茶碗風呂に浸かったまま、気持ちよさそうに眠り込んだ目玉の親父が早く起きて
くれないかと思いながら、ねこ娘は男の向かい側に腰かけた。
緊張を隠せず、肩を竦めて小さくなったねこ娘に目を遣り、男は苦笑する。
「・・・あのー・・・」 「何だい?」
「ひょっとして・・・。鬼太郎のお兄さんですか?」
そんな話は今まで聞いたことがなく、もしも今まで離れて暮らしていたというのならば
それなりに訳ありなのだろうと、遠慮がちに訊ねた。
男は目を見開き、肩を揺らして笑い出す。
「何かおかしなこと言いました・・・か?」
益々恥ずかしそうに頬を赤らめたのが愛らしく、男は悪のりしてねこ娘の横にすり寄った。
「鬼太郎がいつもお世話になってるらしいね」
「いいえ・・・そんな!あたしこそいつも鬼太郎にお世話になって・・・て・・・」
ただ話をするだけにしては近付き過ぎる。ねこ娘はずりずりと逃げ腰で間隔をあけた。
「ふうん・・・そう。どんな世話をしているのかな?」
「どんなって・・・??えっと・・・」
合わされた視線の妙な力に、反らすこともできない。そんなところも鬼太郎に似ている。
まっすぐに熱っぽい瞳を向けられたまま詰め寄られて、ねこ娘は返答に困っていた。
この視線の意味は知っている。求めるものに気付いてねこ娘は困惑していた。
まさか鬼太郎の兄弟に引っかき攻撃を食らわせるわけにもいかず、目玉親父の
目覚めを心から願っていた。
「ひゃっ!」
長い指先。大人の手でねこ娘の柔らかな頬が包まれる。
「君と鬼太郎は・・・どんな仲なのかな?」
「どんな・・・って、それは・・・」 「コイビトかい?」 「えっ」
咄嗟に首を横に振ってしまった。互いに好きだということは伝えあったのだとしても、
鬼太郎から面と向かってつき合うようなことは言われたこともない。
「・・・ふうん・・・。じゃぁ、ただのトモダチ?」
ただの友達かと問われれば切なさが募る。
「・・・・・・違います。幼なじみですっ」
言い切ると、今度は男のほうが切なげな瞳をみせた。
「へえ・・・そう。幼なじみがこんなことをするのかな?」 「?」
片手で頬を掴まれたまま、男の顔がより近付いてくる。
ねこ娘は目を見開き、男の意図に気付いた瞬間、慌てて顔を背けた。
「い・・・嫌ぁあああっ!!」
衣を裂くようなねこ娘の悲鳴に、目玉親父の鼻ちょうちんが割れる。
「・・・うんむ?どうしたんじゃ、鬼太郎」 「えっ」
ねこ娘はきょろきょろと辺りを見回したが、鬼太郎の姿はない。
困惑したままのねこ娘から身を引き、男は微笑みながら応えた。
「何でもありませんよ、父さん」
ねこ娘が落ち着きを取り戻したのは小一時間後。
何でも、鬼太郎の弱体化を図った妖怪によって年老いてしまう妖術をかけられたのだという。
しかし鬼太郎にしてみれば、数十年・・・いや数百年分年老いたところで老齢までは
たどり着かず、却って力を増した鬼太郎によって、妖術使いは封じ込められてしまった。
「聞けば不完全な術らしくてね、じきに元に戻ってしまうそうだよ」
「ふうん・・・そう」
学童服はきつすぎて、帰りがけに手にしたGパンと白いシャツを着たのだという鬼太郎の姿を
見上げる。いくら丁寧な説明を受けても腑に落ちなかった。
「本当に鬼太郎?」 「本物だよ。確かめてみるかい?」 「どうやって?」
「それは・・・」
ちらり目玉親父に目を向けると、ぽりぽりと首をかいて茶碗風呂から出た。
「ふー。湯冷ましがてら化けがらすに空中散歩でも連れてってもらおうかのう」
「・・・すみません父さん」
ごゆっくり・・・とは流石に言えず、窓から化けガラスに飛び乗って行った。
邪魔者が消えたところで・・・とは流石に言えない。鬼太郎は無言でそっとねこ娘に身を寄せた。
「やっ!ちょ・・・ちょっとやめてよ!」 「どうしてさ」
「だ・だって・・・!本当に鬼太郎かどうかも解からないのに、髪一本だって触られるのは嫌だよ!」
「・・・ねこ娘・・・」
貞淑なねこ娘の言葉がじんと胸を打つ。
しかしねこ娘の抵抗は頑なで、力の加減がうまくできない鬼太郎は、つい手首を強く掴んでしまった。
「・・・・・・ッ!」 「ご・ごめん!」
顰めた顔に気付き慌てて手を離せば、すぐさま距離を置かれてしまった。
「鬼太郎はこんな乱暴なことしないもん!それに・・・あんな嘘ついたりしないんだからっ」
「ごめん。まだこの体に慣れなくて・・・力の加減が難しいんだ。けど僕は何も嘘なんてついてないだろう?」
「お兄さんだって言ったじゃない!」 「言ってないよ。君が勝手に間違えただけじゃないか」
「それは・・・そう、だけど。でも!だったらどうしてすぐ鬼太郎だって教えてくれなかったのよ?」
「それは・・・」
人見知りするねこ娘が可愛くて。いつもなら見れない表情を見てみたかっただけとは言えない。
言えばまた、手のつけられないほど怒りまくってしまうだろう。
「ねこ娘が全然気付いてくれないから・・・さ・・・」 「何よぅ、それ!」
「姿かたちが変わっただけで、僕が僕であることに気付いてくれないんだね」
かつて大海獣に変身させられた時のことを思い出し、鬼太郎は俯いた。
「大きくなった僕は・・・嫌いかい?」
ねこ娘は腕組みしたまま、つんと顔をそらしたまま。
もしかしてこのまま大人に成長したとしても、このくらいになる頃には嫌われてしまうのだろうか。
大きくなった姿がもの珍しくて何度も鏡を覗き込んだけれど、やはりつげ義春ほどの男前ではない。
図体が大きくなったところで男前になるでもなく、顔の造作の変わらぬ鬼太郎をみて、
ねこ娘をがっかりさせてしまったのだろうか。
「・・・ずるいよ・・・」 「えっ?」
「・・・鬼太郎ばっかり大きくなって・・・大人になっちゃって・・・。ずるい」
むうっと頬をふくらませたまま、悔しそうに鬼太郎をにらみつけ、また顔をそらしてしまった。
「けど、しばらくしたら元に戻るそうだし・・・」 「ずるい!」
「いや、いいことばかりじゃないんだよ?急に背が伸びたから・・・鴨居には頭をぶつけるし」
「・・・」 「下駄ひもがきつくて靴擦れを起こすし・・・どうも体が重い気がするし・・・」
「・・・」 「ふとんだって足が出ちゃって、さっきも寒くて目が覚めたし・・・飯だって」
「・・・もういいよ」
必死に弁解する鬼太郎の言葉に、ねこ娘はつい笑い出してしまった。
ずっと顔を背けていたのは怒っていたわけではなく、笑いをこらえていたせいだったようだ。
「解かってくれたかい?」
「・・・うん。本当は最初にみた時から、ひょっとして鬼太郎かもしれないって、思ってたんだ」
ねこ娘のほうから近付いて、鬼太郎のひざに腰をおろす。
「だって、鬼太郎の匂いがしたんだもん」
身を寄せて首筋でくんくんと鼻を鳴らしたねこ娘は、やはりこの身に比べれば小さくて。
いつもよりもずっと儚く見え、抱きしめるのも躊躇してしまう。
「・・・ねえ。でもどうやって、鬼太郎が本物かどうか確かめさせようとしたの?」
「えっ・・・それは」
どきまぎして顔を紅潮させると、ねこ娘は不思議そうに首を傾げて、そっと胸元に擦り寄った。
「あ」 「え、ええっ!?」 「・・・鬼太郎の音がする・・・」
とくりとくりと弾んだ鼓動。
ねこ娘をこうして胸に寄せている時はいつも高鳴っているから、同じ鼓動なのだと解かったのだろうか。
目を伏せて聞き入っているねこ娘は、今にも眠りついてしまいそうなほど安堵感に包まれていた。
「・・・おかえり・・・鬼太郎」 「う・うん・・・」
反対に、鬼太郎にしてみればどんどん落ち着かなくなってくる。
自分のひざの上に腰かけたねこ娘は両腕で包めば隠れてしまいそうなほど小さくて、抱きつぶして
しまえそうなほど脆くみえた。
そっと胸に手を当てたてのひらは小さく、手を取れば折れてしまいそうで・・・。
壊れものを扱うように、優しくその背に手を当てるぐらいしかできない。
しかしその背も小さくて、あまりに幼い。それでいて・・・。
「・・・ねえ、鬼太郎・・・?」
見上げた瞳は艶めいた情欲を隠し持っていて、引きつけられずにいられぬ魅力に吸い寄せられる。
鬼太郎が目を見開くとねこ娘は微笑み、その瞳は目蓋に消えた。
閉じた唇は熟しきっていない青い果実のように瑞々しくて。
身を委ねたねこ娘に誘われるままに、鬼太郎はその唇を重ねた。
「・・・ん・・・」
重なり合う瞬間、やはり勝手が違いねこ娘は一瞬逃げ腰に肩をすくめる。
しかしもう、鬼太郎のほうが止まらない。
果実を啄ばむだけではもの足りず、味わいつくすためにむしゃぶりついていた。
厚みのある舌をねじこまれてねこ娘はぴくりと身を離す。
しかし逃すことなく、反らしたねこ娘の体を追ううちに、その身に覆いかぶさって床に抱き倒してしまった。
細い腰からまわした腕はするりと背中を抜けて反対側から腹部までまわってしまう。
片腕だけで逃げられぬほど抱き寄せられてしまい、ねこ娘も背に手をまわす。
普段とは違い広い背中。両腕でもまわらず、ぎゅっとシャツを掴む。
閉じていたひざは鬼太郎の身によって開かされ、重なり合う口づけの激しさに、揺さぶられるたび
スカートの下白き砦にGパンのファスナーがこつこつと当たった。
「う・・・んフゥ・・・んんっ」
苦しげなねこ娘の吐息に、静かに唇を離す。
すっかり湿らされたねこ娘の唇は赤みを増し、互いの唾液で濡れ光っていた。
切なげに伏せていた目蓋を開けば蕩けた瞳。
「ねこ娘・・・」
鬼太郎の胸に獣のような情欲が湧き上がり、再び覆いぶさって首筋に顔をうずめた。
「く・・・クククッ・・・ふふっ」 「?」 「鬼太郎くすぐったいよぉ」
胸元を躍らす笑い声を噛み殺したねこ娘は、そっと鬼太郎の頬に触れた。
「ちくちくする」 「えっ?ああ・・・」
ほんの数日で伸びた数ミリの不精ヒゲに気付く。剃り方も知らないものだから放っておいたままだった。
ねこ娘は面白がって指先でなぞるが、鬼太郎はその手を掴み開いて、再び首筋から胸元へと擦り寄った。
「ふひゃっ・・・くく・・・くすぐったいってばぁ・・・っ」
身を捩りきゃっきゃと喜ぶ姿は赤ん坊のようにあどけない。
不精ヒゲ攻撃に気を取られている隙に、浮いた背からファスナーを下ろし、胸元のぼたんを
ひとつひとつ開いていった。
ひっきりなしにばたつかせた足先が畳を叩いていたが、鬼太郎が中腰になれば爪先も空を切る。
はたと気付けば乱された着衣のまま、薄紅に染まる乳房をちゅっと吸い付かれていた。
「あんっ・・・う・・・ぅん・・・」
ぬめりを帯びた舌が這い、火照った体にゾクリと痺れが走る。
途端にねこ娘の眉根が切なげに歪み、妖力を湛えた髪に指を入れて鬼太郎の頭をかき抱いた。
白い胸肌は次第に朱に染め上げられ、吸い付いた跡もうっすらと斑点状に広がっていく。
すでに馴らされた身は官能の海に波打たれ、投げ出されないようにしがみついてくる。
鬼太郎のせいでこんなふうになってしまうのに、救いを求めるため縋りつくのもまた鬼太郎しかいない。
しかし考えるほどの理性はすでに溶け去ってしまい、貪るように身を寄せる鬼太郎に委ねることしか
できなかった。
尖らせた舌を突き立てれば柔軟な胸が歪み、そのせいで沸き起こる幽かな痛みまでもが今の
ねこ娘には堪らない甘い疼きに変わる。
擦れるたびにちくちくと刺激する鬼太郎のあごや頬もすべて、気持ちよくなってしまう誘淫剤に変わる。
尾根から添えられた手は小さなねこ娘の胸を覆い尽くし、すっぽりとてのひらにおさまる手ごたえ。
「鬼太ろ・・・」
吐息交じりの舌ったらずな呼び声に、鬼太郎は更に強く抱きしめてしまった。
少女の身はあまりにもか弱く、抱き潰さんばかりの腕の力に苦悶の表情が浮かぶ。
慌てて身を離すと、それもそれで不満なようで。荒れた吐息に胸を弾ませたまま、
鬼太郎をじっと見上げた。
「ねこ娘・・・。これ、脱いでくれるかい?」
引き起こしひざの上に座らせると裾からブラウスごと引き上げていく。
ねこ娘はこくりと頷いて、鬼太郎の手に導かれるままに両腕をあげた。
「・・・あっ・・・」
腹部から胸元にあがった瞬間、ぴくりと身が跳ねる。敏感に尖った胸先に服の束が掠めたようだった。
しんと静まった中、つい漏れてしまった喘ぎを恥じて、ねこ娘は腕を下ろしてしまう。
「脱ぐのは嫌?」 「・・・」 「しわになっちゃってもいいのかい?」
首を横に振り、おずおずとまた両腕をあげた。
少しづつ引き上げると、段々と露になるねこ娘の白い腹部は滑らかな曲線を描き、
やがて柔らかな胸へと続いていく。
じわじわと引き上げられる間が耐え切れず、ねこ娘は身を捩って先を急いた。
「どうしたんだい?」 「・・・は・やく・・・脱がして・・・」
消えそうな呟き。焦らされることに慣れないねこ娘には少し酷であった。
「ごめん・・・」
服の束を引き上げて、首から頭の上へ通す。
「ン・・・ぷはっ」
しかしその服はまだ上空で腕を束ねたままで、無防備な脇の下に唇を寄せた。
「ひっ・・・ゃあん!??」
さらされることもない場所。未知の感触に身を震わせる。
身を覆う布はすでになく、震えるたびに朱の胸先が柔肉の上で踊る。
脇に唇を這わせたまま、つきたての餅よりも柔らかいその感触を掴みあげた。
「やぁ・・・っ、そんなト・コ・・・ダメ・・・」
ちゅくちゅくと態と吸いつく音を立てながら、鬼太郎は微笑んだ。
「駄目なところなんて・・・ないだろう?」 「・・・ふ・・・ふぇ・・・や、やはぁ・・・ん・・・っ」
「ここもここも・・・全部僕のなんだから・・・ね?」 「きたろ、何いって・・・」
もたついていた服をひじから抜き取り背後に引き落とす。やっと自由になった腕を下ろしたが
鬼太郎の頭がはさまれたままで、片方は下ろせない。
「ほら。君自身よりもずっとよく知っているんだよ?」 「・・・え・・・?っあん!」
てのひらにおさまる乳房を揺り動かし、先端を唇で啄ばむ。
嬉しくなるくらいねこ娘はぴくぴくと反応し、無意識になのだろう、挟み込んだ鬼太郎のひざに
疼いた下半身を押し当ててきた。
乳首を唇で啄ばんで引けば、柔らかな胸は尖ったように変形し、吸い込みを弱めれば
ぷるりと震えて元に戻る。数度繰り返しただけでねこ娘の吐息には悲鳴にも似た喘ぎが
交わり始めていた。
「・・・ね?気持ちいいんだろう?」
「んっ・・・んふ・・・ぅう・・・ん」 「僕がさわったところみんな、気持ちよくなってきたんだろう?」
背中から腰に手をまわしただけで、敏感になった素肌が反応する。
熱を帯びた身は鬼太郎の成すがまま。求めるままに鬼太郎の身に縋りつくのだ。
そしてまだ一枚。残された白い砦に指をかける。
中指で双丘の割れ目をなぞるように手を下ろしていったが、吸い付かれた胸の感触に
気をとられているのか、ねこ娘はぎゅっと鬼太郎の頭を抱えたままだ。
体内に駆け巡る痺れに耐えているのか、いつになく双丘はきゅんと固く強張っている。
パンティの中に忍び込んだ手で揉みあげると、はっと気付いて身をそらした。
「あっ、あ・・・やっ!は・・・恥ずかしいよ・・・」
丸みを帯びた尻肉をほぐすように揉みあげると、立てひざのまま上身をいやいやと捩る。
身を反らしたぐらいで、逃がすはずもないのに・・・。
鬼太郎は腕を伸ばすと、後ろから花壷を渡って花芯まで指を伸ばした。
「あぁんっ!」
しかしその手は添えたまま。まるで鬼太郎の手がおむつにでもなったようで、
ねこ娘は違和感と、いつ動き出すか解からない不安とで切なげに吐息をもらす。
困っている暇もなく、再び胸先を啄ばまれて唇で甘噛みされる痺れに襲われていた。
「・・・だめぇ・・・も、力がはいらな・・・い」
脱力すればまわされた手に一番敏感な場所を摩擦され、自然と体を硬直させる。
少し動いただけで、ねこ娘はびくびくと反応してしまう。抑えられなくなってきていた。
「鬼太ろ・・・お・・・。ねえ、きろう・・・・っ」
口をついて出る言葉はすでに意味をなさず。この身に宿る火照りの果てを求めて、
鬼太郎に助けを乞うだけで精一杯だった。
「イキたい?」 「・・・っ」
直接的な言葉にびくりと身を固める。しかし身を突く火照りに負けて頷くしかなかった。
「僕もね?ねこ娘をイカせてあげたいんだけど・・・これが邪魔だよね」
もぞもぞと指先が蠢き、しっとりと湿り始めたパンティを内側から外へと突きあげる。
「協力してくれないかなあ・・・?」 「何・・・を?」
「脱いでよ」 「!!」 「僕には脱がせないんだ」
今まで散々引き剥がしてきたくせに・・・。鬼太郎は何を言っているのだろうとねこ娘は思った。
「このままじゃこれ・・・びしょびしょになっちゃうけど。いいの?」
すでに指先が当てられたそこは淫らなまでに蜜を滴らせている。
もうその意味も知っている。鬼太郎に教わっているのだ。
どれだけ自分が欲しがっているのかを知り、ねこ娘は更に顔を紅潮させた。
「ね?ちゃんと脱げたら・・・イカせてあげるよ」 「・・・っっ・・・」
暫し時間を置いても踏ん切りがつかない。
「・・・恥ずかし・・・」 「ン・・・大丈夫だよ。こうして、僕が手を当てておいてあげるから」
それだってもっと恥ずかしいけれど・・・。まだ陽の差す昼間に素っ裸になることに比べれば
いくらかはましなのだろうか。
ねこ娘は口を縫い縛ったまま目をそらし、自らパンティの淵に手をかけた。
片手を鬼太郎の肩に置き、もう片手でパンティをひき下ろす。
露になった桃尻を見下ろしていると不意に喉がごくりと鳴ってしまった。
ねこ娘の手が止まる。
「・・・ごめん。続けて・・・?」
恥部を覆った鬼太郎の掌はそのままに、ひざからすり抜けて片足づつ脱いでいく。
生まれたままの姿で視線にさらされるのを恥じて、ねこ娘は両手で胸元を覆い、
居た堪れない様子で首をすくめた。
しかし鬼太郎の指先が蠢き出すと、縫い縛った口もとから甘い喘ぎがもれるのを
抑えることはできない。
成年化して長く伸びた手。中指で秘裂をなぞると、指間からは溢れた蜜が滲み出す。
くちゅ・・・ぎちゅ・・・
わざと淫猥な水音をたてながらいじりまわせば、ひざ立ちになってねこ娘の腰が跳ねる。
「ニャっ・・・うぅん・・・っ!」
爪の先が充血した花芯を擦れ、明確な刺激にぎゅっと目を伏せる。
縋るものを求めて鬼太郎の頭をかき抱けば、目前にした乳房にはまた唇が寄せられた。
「あっあぁあ・・・ん、んんっ・・・ヤ・・・らめ、だめぇ・・・っ」
口をついて出る言葉にはもう意味もない。
幼い体に宿る性を操りきれず、鬼太郎に引き出されるままに翻弄されるしかなかった。
身を震わせ、ぴくりと跳ねるたびに遅れて柔肉が震える。
危ういほどの柔らかみを唇で食みながら、鬼太郎の手が一瞬離れて今度は前から肉裂にしのびこむ。
「ゃ・・・あんっ、ふ・・・太・・・」 「痛くはないかい?」
間接のごつごつした指一本が様子をみながら沈み込む。
豊富な潤滑油のおかげで、思いもよらずぬるりと根元まで埋め込まれた。
「・・・ん、いたくはない・・・けど・・・ぉ、ンっ!」
間接をわずかばかり折っただけで、痺れが走ったような背をそらした。
窮屈な肉壁が鬼太郎の指を締めあげる。食いつかれるようだった。
折り曲げる動作に合わせて 「あっ、あ、あ・・・」と途切れた喘ぎがもれて、
立てひざの足は力を失いがくがくと揺れる。
「ねえねこ娘?きもちがいいところに動かしてごらんよ」
「・・・っ」 「腰を揺らしてみて?」
尻たぶを掴み添えられた手で腰を揺さぶる鬼太郎の手に合わせて揺らめけば、
いつもよりずっと奥のほうからじわりと熱がこみあげてきた。
恥ずかしいのに止められない。
「あぁ・・・あぁあ・・・ああん・・・っ」
胸もとの鬼太郎を抱き寄せたまま、頭の中が熱でいっぱいになっていく。
何も考えられない。理性が蕩けていく。
そして鬼太郎の指がくいっくいっと折れた瞬間、ねこ娘は全身を強張らせた。
「───っ」
声にならない切なげな吐息。埋め込まれた指は根元までぎちゅっと締め付けられる。
硬直がとければひくついた痙攣が指先からも感じ取れて、鬼太郎は口端をあげた。
名残り惜しげに引き出した指にはとろりと透明な蜜が滴り落ちる。
脱力し、肩で息をするねこ娘の身を支える。
その耳元に唇を寄せて、鬼太郎はそっと囁いた。
「・・・まだ終わりじゃないんだよ?」
<続>
大人になった鬼太郎、ねこタンに悪戯するにも程が(*´Д`)ハァハァ
>やはりつげ義春ほどの男前
禿ワロス
でも、ねこタンにとっては一番なんだYOなあ浦山スィ
> 「・・・まだ終わりじゃないんだよ?」
こっこれは…411氏のシリーズの鬼太郎とねこタンがいよいよでつか?
待ってまつノシ
翻弄したり翻弄されたり(;´Д`)ハァハァ
じゃれあいがエチーになっていくのに(;´Д`)ハァハァ