【水木総合】鬼太郎・三平・悪魔くん【作品4冊目】

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1毛目玉 ◆.QnJ2CGaPk
【ゲゲゲの鬼太郎〜猫娘萌え〜第四部】

マターリ語るも好!SS投稿するも好!イラスト投稿するも好!
原作からアニメまで、猫娘・ネコ娘・ねこ娘で萌えろ

   ※ 水木作品ならばSSやお絵かき投稿も大歓迎!
     原作からアニメまで、灰になるまで萌えやがってくだちい
     妖怪職人様随時募集

●前スレ:悪魔くんgt;ゲゲゲの鬼太郎・猫娘萌え:第三部lt;水木
http://www2.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1072185963/l50
●ねこ娘萌えろパロ倉庫
 保管庫&避難所:ttp://gegege.s6.x-beat.com
●人大杉ご案内:http://dempa.2ch.net/prj/page/browser/
 専用ブラウザで快適に!(鯖の負担軽減にも役立ちます)

注意事項)SS職人・絵師さんが投下してくださったイラスト等は無断持ち出し禁止ジャ(゚Д゚)ゴルァ!!
     大人板で楽しみましょう〜*
     次スレ移動はは950超えるか470kb消費したらぼちぼち準備
     スレ唯一のお約束 【 男 × 男 は N G 】 女体化は(゚∀゚)有!
2毛目玉 ◆.QnJ2CGaPk :04/03/03 09:11 ID:9DFUo5D1
※ 過去スレ

三代目スレ(前スレ)
http://www2.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1072185963/
携帯:http://www2.bbspink.com/test/r.i/eroparo/1072185963/
二代目スレ
http://www2.bbspink.com/eroparo/kako/1057/10577/1057743802.html
初期スレ
http://www2.bbspink.com/eroparo/kako/1029/10299/1029935643.html


ウpロダは、倉庫番殿が用意してくれた保管庫にも有り松がそちらは自作絵専用で一つよろしこ
それ以外の画像投下は専用スレがこちらにあるのでドゾー

萌えjp
キャプチャ専用:ttp://moe.homelinux.net/cache/res384378c1s1.html
その他萌絵専用:ttp://moe.homelinux.net/cache/res460858c3s1.html

前スレで立ったエロパロサイト
ttp://eggtown.gaiax.com/home/sweetkitty
3毛目玉 ◆.QnJ2CGaPk :04/03/03 09:14 ID:9DFUo5D1
※ 関連スレ

ゲゲゲの鬼太郎スレ其の3
  http://comic2.2ch.net/test/read.cgi/ranime/1064547248/l50

懐かし漫画:鬼太郎
  http://comic.2ch.net/test/read.cgi/rcomic/1021736853/l50

漫画:アニメの鬼太郎しか知らない人へ
  http://comic.2ch.net/test/read.cgi/comic/1045827860/l50

鬼太郎
  http://comic.2ch.net/test/read.cgi/rcomic/1021736853/l50

レトロゲーム:げげげの鬼太郎の猫娘にハァハァしたヤシの数→
  http://game.2ch.net/test/read.cgi/retro/1032545123/l50

ゲゲゲの鬼太郎 3タイトル同時発売!
  http://game4.2ch.net/test/read.cgi/famicom/1066979251/l50

【PS2】ゲゲゲの鬼太郎 異聞妖怪奇譚
  http://game5.2ch.net/test/read.cgi/gamerpg/1067832182/l50

ゲゲゲの鬼太郎 危機一髪!妖怪列島
  http://game4.2ch.net/test/read.cgi/poke/1071443034/l50

ゲゲゲの鬼太郎 妖怪大魔境
  http://game2.2ch.net/test/read.cgi/retro/1069662300/l50
4毛目玉 ◆.QnJ2CGaPk :04/03/03 09:15 ID:9DFUo5D1
※ 関連dat落ちスレ

前スレ:アニメ「ゲゲゲの鬼太郎」猫娘萌え〜
ttp://www2.bbspink.com/eroparo/kako/1029/10299/1029935643.html

4期・「鬼太郎」のねこ娘
ttp://comic.2ch.net/ranime/kako/1032/10326/1032671348.html

【エロロの】猫娘【鬼太郎】
ttp://pink.bbspink.com/ascii2d/kako/1059/10597/1059755210.html

ゲゲゲのねこ娘
ttp://pink.bbspink.com/ascii2d/kako/1061/10618/1061890166.html

【エロイム】悪魔くんの鳥乙女【エッサイム】
ttp://pink.bbspink.com/ascii2d/kako/1049/10490/1049051566.html
前スレ547の続き
もう何度もそうしたように、花びらを押し広げ指を挿れれば、膣は熱く蕩けていて円を描くように指を動かせばあわせるようにして背筋を反らせる。
表情を確かめるように向き合い、視線が交わると羞恥を表わし、瞳をそむける様子が可愛くて、唇を重ねた。

「―――ん…ふぅん…」

鼻先から抜けるような甘い声に、思考どころか神経まで蕩けそうになる。
重ねた唇の舌の動きに合わせて、指の抽送を繰り返し、時にはそのまま指を抜き濡れた指先で花芯を弾く。
すると、強く身体にしがみ付くようにして抱きついてくるから、それが嬉しくて…時々こうやって意地悪をする。

与えられた刺激は強すぎて、それ以上されたらどうにかなってしまいそうで…ねこ娘にしてみれば必死だった。
鬼太郎にしがみ付いて、肌の温もりを感じていなければ恐かったのだ。

「…んぁっ…やぁ…」

不規則に熱い吐息をもらすねこ娘の、身体を支配しているような錯覚に内側から溢れる狂おしい想い。
今ココに縋る相手は自分しか居ないという、「唯一の存在」を感じて

「ねこ娘…本当に…”嫌”かい?」

腕の中、頬を染たねこ娘に問い掛ければ、潤んだ瞳で此方を見つめ返してきて、僅かに首を振る。

「…き…」
「えっ?」
「…スキ…鬼太郎が…チュしてくれる…のも…ギュ…って…だっこしてくれるのも…全部…好き…」
「…!」

熱を帯び、トロンとした瞳に見つめられ、鬼太郎は全身から火が噴出したように熱くなる。
実際その顔は首から耳の先まで真っ赤に染まっていて―――

鬼太郎に触れられれば、胸の中心に湧き上る痺れるような感覚が心地よくて…

「…鬼太郎…大好き…」

鬼太郎に恋していた事を始めて意識させてくれた言葉。度々唱えれば、甘い痺れは中心から全身へと波紋のように伝わり
それは鬼太郎にも伝わっていた。
少女の素直な言葉に、鬼太郎は中てられてしまい、嘗ての余裕は微塵も残っては無い。
今まで関係してきた中で、こんな感覚を味わうのも鬼太郎は初めてだった。

まだ身体を重ねても無い、ただの抱擁だと言うのに。

「僕も、ねこ娘のこと…大好きだよ…」
「にぁ…ん」

言葉を返せば、今度は鬼太郎からねこ娘へと甘い波紋が帰ってくる。
鬼太郎は、ねこ娘の花壺を弄っていた手を自身に添え、導く。

「ふぅ…にゃぁ…?!」

初めて触れる物の感触に、ねこ娘はビクリと身体を振るわせ、鬼太郎もまた、己の先端から伝わるねこ娘の熱に、声を潜めた。

「ねこ娘…?僕達はこれから…一つになるんだよ・・・」
「…ひとつ…?」
「うん…だって、僕達はもともと一つだったんだ。ねこ娘は…今までずっと探していた僕の片割…なんだよ?」
「あたしが…鬼太郎の?」
「そう…そして僕が…ねこ娘の…だよ。」
「あんっ!」

自身に添えた手で、ねこ娘の恥線を解しながら、押し広げるように割ってゆく。

「ふにゃ…っ…き…きたろぉ…」

先端が秘唇に挟みこまれると、鬼太郎は己の体重をかけねこ娘の膣へ入り込む。
今まで時間をかけ、指で散々慣らした秘所は花蜜の潤いも十分に、内壁は熱く蕩けていてじわじわと絡み付いてくる。
幾ら慣らしたとはいえ、指とは比べ物にならない鬼太郎自身に、ねこ娘も下腹部に激しい圧迫感を感じ、閉じていた瞳をうっすらと開ければ
目の上に見える鬼太郎の表情も歪んでいて、自分一人が苦しいのではないのだと…

「ぅくっ…」

雄芯の先が飲み込まれれば、内壁が伸縮し激しく締め付けられて、低い唸り声が漏れた。
自分の中に鬼太郎の存在を感じて、「一つになる」事の意味をなんとなく理解して…身体を抱き寄せる。

「ねこ娘…」
「な…あぁん!!」

小さな身体で自分を包んでくれる愛しい存在に、鬼太郎もまた身体を抱き返して、ズ…ズズっ…と更に深く腰を沈めると、ねこ娘の背筋が反り返り
生まれて初めて知る鈍い痛みに、白魚のような指先が鬼太郎の背中に、幾筋もの紅い線を描く。
窒息させられそうな締め付けに、恐る恐る息を吐き出せば、お互いがようやく結ばれた事を実感して、ねこ娘の手を取り指を絡め
その手を導いて触れさせたのは、お互いを深く結んだ場所。

「ね…解る?僕達…こ・・・ここで…一つに…繋がっている…んだよ?」
「…」

見えなくとも繋がっている場所は何処だか解る。触れた場所も…自分と鬼太郎の…
恥じらいから内壁が伸縮し鬼太郎を締め上げれば、低い唸り声と共に鬼太郎を受け入れて居る事を改めて実感して、自分の膣に鬼太郎の熱を感じて
鬼太郎の顔が恥かしくって見れず、ねこ娘はその胸に顔を埋めた。


触れる薄紫色の髪は猫毛で柔らかく、胸元でモゾモゾ動かれるとくすぐったい。
空調が管理されているとは言え、汗ばんでしっとりと濡れた肌は臭くないのだろうかと変に気にしてしまう。
何時までも顔を埋めている小さな恋人の、前髪を手であげて顔を覗き込む。
こちらを見たものの、視線が交われば直ぐに頬を赤らめて、今度は手で顔を覆ってしまった。

繋がったまま、動いては無かったが、鬼太郎を包み込んだねこ娘のそこは、蠢動を繰り返していて鬼太郎にしてみればやんわりと与えられる快楽に
萎える事も達する事も出来ず、半ば半殺しのような状態で、何時までもこの体勢というのは正直キツイ。
荒く熱い息を浅く吐いて、呼吸を整えると顔を覆っていた手をそっと広げた。

「ねこ娘…?僕…その…汗かいてるから…そうしてると…臭い…よ?」
「―――そんなコト…ないよ。男の子の…鬼太郎の…匂い…がして…ドキドキ…する…の」

ちろりと上目遣いに、鬼太郎を見上げ直ぐに伏せられる視線に、鬼太郎は一点に血が集中するのを感じた。
限界だ、これ以上この鈍悦に耐えられない。

「ひゃ…んっ…き…鬼太郎っ…??」
「ごっ…ごめ…っ…ねこ娘…動いて…僕…」
「えっ…ん…んぅ…」

言葉よりも先に、身体が動いていた。
腰を上げ、唇を封じて、ゆっくり―――

先ほどまで蠢いていたねこ娘の膣は、引き抜こうとすれば吸い付くように絡まって来て、突き入れれば溢れ出した花蜜が潤滑を助け深く飲み込まれる。
馴らしては有っても指よりも太いものの抽送を繰り返すうちに、接合部流れ落ちる透明な蜜に赤い色が添えられ
乙女が失われた印でもあり、女になった印でもある。


重ね合わせた唇はいつのまにか離れ、唇からは嬌声が漏れる。
互いに身体を強く抱き合い、潤いと激しさを増す抽送に鬼太郎の背には新たな紅い筋が描かれた。
誰かの身体に、こんなに溺れた事は無く、又余裕の無い自分を初めて知る。
それはまるで、生まれて初めて女を抱く快楽に溺れたかのように、鬼太郎は腰を振った。

ねこ娘を貫くソレ…が、全神経の触感にでもなったかのようでねこ娘を味わい尽くす。
鬼太郎に突かれる度に、膣内を駆け巡るソレに声色は艶を増し
耳に始めて聞く、少女の女の声に興奮がエスカレートして…尿道を競りあがる悦楽に、一際大きく突き上げれば
ソレは一気にねこ娘の膣ではじけた。

「―――!!!」

熱を帯びた濁流が注ぎ込まれれば、目の前で何かが弾け飛び、2人の身体は一瞬の硬直後、崩れ落ちた。









「…」
意識を取り戻した頃には既に夜が開けていて、夕べの、女を始めて知った童貞のような…本能のままにつき動いてしまった自分の行為を思い出して赤面する。
ふと、腕に心地よい重みを感じ視線を移すと、すやすやと眠るねこ娘が其処にいた。
その寝顔は無垢なままで…愛しさに身体を抱き寄せれば、ねこ娘が目を覚ます。


「…き…たろ?」
「ご…ごめん、起こしちゃった…ね。」
「…う…ん?」

まだ寝ぼけているのか、眠気眼を擦りつつ阪神を起こす。
燦々と輝く朝日に照らされたねこ娘の身体は、白く光り大理石の彫刻のように美しい。
鬼太郎の熱い視線に気がつき、夕べの情事の生まれたままの姿の自分に気がつく

「やん!」

小さな胸を包み隠し、膝を身体に引きせせると、シーツに出来た紅い染みに気がつく。

「…やだ…コレ…なぁに…?」

ソレは明らかにねこ娘の血の痕。鬼太郎が純潔を奪った証。

「その…僕と君が…はじめて…した…証拠と言うか…痕というか…」
「やぁ…恥かしい…」
「大丈夫だよ。ほおって置けば掃除に来た時にシーツも変えてくれるから…」
「見られるのはもっと嫌っ!」

鬼太郎にしてみれば、今までも散々己の精やねこ娘の花蜜の痕のついた乱れたシーツを毎日綺麗にしていてもらっていて、今更と言えば今更なのだが…
確かに、初めてした痕を見られると言うのも恥かしいのかもしれない。


「鬼太郎、降りて…きゃっ。」
「だ…大丈夫かい?」
「いた…たたた…」

ねこ娘はシーツの裾を掴み、ベットから降りようとして、床にへたり込んだ。
夕べ、鬼太郎に激しく攻められて腰が立たなくなっていた。

「ご…ごめん…無茶しすぎたかな…」
「…何で鬼太郎が謝るの?」
「その…ねこ娘の…中…気持ちよすぎて…」

頭の後に手を回し、ハハハ…と照れ笑いをする。
するとねこ娘は、顔を真っ赤に染め上げて

「鬼太郎のエッチー!!もう知らないんだから!!」
「だ…だから、ごめん…ってば…」

そのあと、まだ裸のままで浴室でシーツを洗うねこ娘の身体を支えている鬼太郎の姿が有った。
両足の内股についた、互いの体液が交じり合ったものが乾燥した痕に、血の痕が見て取れるのは痛々しくはあったが
洗っても、洗わなくともした事に変わりないと思いつつも、シーツの汚れを必死に落そうとするねこ娘が可愛い。
細い腰を支えているうちに、何だか下半身に熱が集中し始めて…


「ねこ娘…僕たちも…その…身体…洗おうか?」
「…うん?」
「その…またしたくなっちゃったんだけど…」

そう言ってねこ娘の白い桃尻に、自身を押し当てると、ビクンとねこ娘の身体が震え上がる。

「今度はもっと…優しくするように…気をつけるから…ね?」
「ゃあっ…ま…まだ…洗ってるのにぃ…」
「そんなの後で良いよ…」

後から甘えるように抱きしめられ、ねこ娘もまた反応してしまう。
2人の甘い一日が、また始まる―――
終り
13毛目玉 ◆.QnJ2CGaPk :04/03/03 10:32 ID:9DFUo5D1
前スレ583の続き

ねこ娘がユメコから聞かされていた「ほんとうのこと」に、鬼太郎は驚きを隠せなかった。
毎日…毎日ねこ娘にそんなコトを言い聞かせつづけてきたと言うその事実。

「何て事を―――。」
「鬼太郎?」

「君はそれを信じさせられたのか…?だから僕の思いを伝えても答えてはくれなかった…そうなんだね?」
「でも、ゴシュジンサマ…は…」

「違う!」

鬼太郎は口調を強めた。

「彼女は…君のゴシュジンサマなんかじゃない…僕の許婚でも無いんだ…」
「…嘘…」
「嘘じゃない。僕は彼女を抱いた事は一度も無い。愛しても居ない女性を抱けるものか…」
「だって…ゴシュジンサマは…」
「違う…といっただろう。それに…僕は…君が…ねこ娘が初めて…だっ。」

「…えっ」

言葉に顔を見上げれば、始めて見る…鬼太郎の赤らめた顔。
確かに、父の進めも有った。
大人になれば、肉欲も知らねばならないから、その術を知っておくようにと。
しかし、既に鬼太郎の心にはねこ娘の存在があり、根が純情なせいも有って好意すらない女性に、そんな気にもなれず。
愛し方も解らなかったから、ねこ娘に対し間違った接し方をしていても気がつけなかった。
14毛目玉 ◆.QnJ2CGaPk :04/03/03 10:36 ID:9DFUo5D1


激情を押し止める術もわからず、そのままねこ娘にぶつけ
ねこ娘を手中に収めた狂喜に近い喜びが、初めての夜鬼太郎を狂わせた。

当然ねこ娘も初めてだったから、鬼太郎が童貞かそうでないかは知るはずも無く
失われた乙女の、血の中には鬼太郎のものも混じっているとは思っても見なかった。

「それに…母さんの事だって…」

鬼太郎は母の事故の経緯も語った。

”───母さんの魂はユメコちゃんに分け与えられて、今も宿っているんじゃよ。 ”

それでも、彼女を見れば自分以上に苦しいのは父だと。
鬼太郎に言い聞かせたようで、自分にも言い聞かせていた父自身にも言い聞かせる為の言葉。
今ならば解る。父の言った言葉の重み

愛する人がそばにいて…人を愛する事を、知った今だから。
今ねこ娘を失ったら―――それを考えると恐ろしくて…だから存在を確かめたくて、毎夜毎夜激しく求めた。
不安で、恐くて…目覚めたら隣には誰も居ないのではないかと…そんな妄想を抱いたりもした。

「確かに、僕は母さんのことは愛している。でも、君を愛している気持ちとは別のものなんだ。」

鬼太郎は涙の痕を拭う事もせずに、ねこ娘の身体を抱き寄せて瞳を閉じた。
15倉庫番:04/03/03 21:49 ID:/fIPBa9C
>>毛目玉氏
まとめやスレ立てありがとうございますた。
48話もの長作乙華麗であります!

毛目玉神、411神、298神、508神、
前スレ分ありがたく収納させていただきました!
事情により(サイトうpする等)掲載拒否される場合や
改稿・改名などご希望ありましたら避難所掲示板やメール
でご一報いただければと思います。
競作・連作など、手前勝手なHTML処理してしまいましたので
訂正などありましたらよろしくです。

猫娘萌えスレも第四部ですねえ
自分は途中参加ではありましたが
これからも神々のご降臨をお待ちしております!ハァハァ
16倉庫番:04/03/03 21:54 ID:/fIPBa9C
前スレもhtml化してうpしてあります。
人大杉で見れなかった人も保管庫で見れまつよ。
17倉庫番:04/03/03 21:59 ID:/fIPBa9C
序でにノンフレーム対応にしてみますた。
と、即死回避保守。連投すみません。
18名無しさん@ピンキー:04/03/04 01:59 ID:mxQ1waLP
>毛目玉氏
スレ立てお疲れ様です。
前スレではdでもなく不手際でスマソー(´・ω・`)
パラレルデゴメソも完結お疲れ様でした!
あれだけ格好つけておいて、腰の立たなくなるまで夢中とは、
四部猫タンの上目遣いは強烈にハアハアもんなんでつね(*´Д`)ハァハァハアハア
ヤパーリアマンアマンイイ(・∀・)!! いつか新婚生活も拝見したものでつw

>倉庫番氏
乙です!毛目玉氏の連載が完結まで収録されて、一気読みできますた。
今スレもSS神・絵師神・うp神が光臨されることを期待大に同意でつ。
19411 ◆NECOkE/60g :04/03/04 02:02 ID:mxQ1waLP
>13-14 勝手に続けてス(ry

”確かに、僕は母さんのことは愛している。でも、君を愛している気持ちとは別のものなんだ。”

身を寄せ合う鬼太郎の温もりに包まれながら、ネコ娘の思考は停止していた。
愛しているという言葉を聞けば、また混乱に気を失いそうになる。
それほどにユメコのかけた暗示の力は強かった。
胸に、心の奥底に…そして体にも刻み込んだ呪縛が解けない。
ユメコは言った。
───何も求めては駄目よ───
疑うことない幸せな生活が、ある日突然壊れたように、また失いたくないのならば
自分を殺せと言われた。ネコ娘の望みは鬼太郎を煩わせる。
たとえそれが恋しい想いだとしても、多忙な鬼太郎にとっては邪魔なものだと教え込まれた。
───鬼太郎さんが求めてるのは”恋人ごっこ”ではないのよ───
鬼太郎の将来はユメコと共にあるのだと。
ただのペットとして可愛がられていたいのならば、何も求めず与えられたものだけで
満足するよう言いつけられた。
ユメコがネコ娘の内にある鬼太郎への想いに気付いていたのと同じく、
ネコ娘もまた、ユメコが鬼太郎を想っている事に気付いていた。
───私はあなたの味方よ───
ユメコは最初から、そう罠をかけたのだ。
ただ激しく求められるだけの日々に途惑うネコ娘の心の隙間に届いた声。
───私だけがあなたの味方なのよ…?───
鬼太郎も所詮は男。女同士のような絆は築けないと。
いずれはネコ娘をぼろ切れのように捨て、何事もなかったように新しい女を囲う。
───私の言葉だけを信じていてね。男はみんな…その場凌ぎの嘘ばかりつくのよ───
20411 ◆NECOkE/60g :04/03/04 02:03 ID:mxQ1waLP
今も男尊女卑の色濃い封建主義の家柄で、ユメコもまた苦しんでいたのだとネコ娘は思った。
性根の優しいネコ娘は、誰しも本当は優しい心を持っているものだと信じている。
厳しい面を見せるユメコにもきっと、傷ついて歪んだ言動の中に優しさがあると信じた。
愛する将来の夫のためにと、ユメコの言う事は全て鬼太郎の為でもあるのだと。
───たとえ鬼太郎があなたを見捨てても、私があなたを飼ってあげる。ネコちゃんは何も心配しなくていいのよ?───
ユメコがそう言うたびに、ネコ娘はそれはいつか必ず訪れる時なのだと信じていった。
帰るところを失ったペットを住まわせる、心の広い…ご主人様なのだと。
「…」
翻弄される生活の中で、唯一信じていた「ほんとうのこと」が揺れればネコ娘も途惑うばかりだ。
望みは絶たれ、自分の心は殺せといわれ、信じるものまでも否定されて…
瞳を閉じたままの鬼太郎は、そんなネコ娘の凍りついた表情にも気付かず、
知らずにネコ娘を追い詰める。
「…君は……僕を愛しては…くれないの…か」
「!」
咄嗟に否定しかけたが、ユメコの言葉を思い出して口をつぐむ。
何も求めてはいけない。鬼太郎を煩わせてはいけない。
どれが真実で、どれが嘘であるのかが判らない。
”僕の言葉が信じられないのなら、君は誰の言葉を信じていると言うんだよ?”
鬼太郎はそう言ったけれど。こうして困らせるのも、鬼太郎の戯れなのだろうか…。
己の胸を抑えていた指先で強く皮膚を引っかく。
痛みだけが意識をはっきりとさせるすべだった。
同時にユメコの刻み付けた暗示を思い出す。
そして鬼太郎が重ねてつけた赤い情交の跡も…。
「…ッッ」
鋭い爪が柔らかな肌に食い込み、引かれた四本の線からは血が滲み出していた。
21毛目玉 ◆.QnJ2CGaPk :04/03/04 09:52 ID:Oq5REhXd
倉庫番殿モツカレー様です。
411氏殿サンクスコ。既に新婚並でつがねーアマンアマン(;´Д`)ハァハァ

コテハンのままスレ立てしてしまったので、怒られるんじゃないかとドキンドッキンしてますた。
新スレに移動した事でつ氏、前スレの神々にもご降臨願いたいですな。

スレの住人さんたちも噛むバーック。
又マターリと一つよろしこ
22毛目玉 ◆.QnJ2CGaPk :04/03/04 09:53 ID:Oq5REhXd
>20のつづキング

鬼太郎は、ネコ娘がユメコにされた仕打ちまでは、まだ知らない。
いや、知らぬなら知らぬほうがいいのだ。
知ってしまえば鬼太郎は、ユメコを許さない・・・
もしかしたら、それすらもユメコの思惑のうちの一つかもしれない。
愛を得られるのなら、それ以上の憎しみを抱かせて、鬼太郎の心の中に自分の存在を植え付けようというのだろうか?

ネコ娘に架けられた言葉の呪縛…心と身体への悪戯…それらは、鬼太郎の純粋な思いをネコ娘の心に届かせぬように邪魔をする。

瞳を閉じて、抱き寄せていたネコ娘の声に、はっとして瞳を開ければ白い肌には紅い爪痕
じわりと滲む血に、鬼太郎は慌ててその手を取った。

「何をするんだ!」

大きな怒鳴り声に、ネコ娘はビクンとし、萎縮する。
その怯える姿を見て―――

「ご…ごめん…ごめん…よ。なぜなんだ?なぜ、自分を傷つけるような真似を…」
「…から…ない…」
「え?」
「わから…ないの…」

ネコ娘は、ハラハラと大粒の涙を溢れさせる。
23毛目玉 ◆.QnJ2CGaPk :04/03/04 09:57 ID:Oq5REhXd
これ以上感情を殺しきれなかった。もう何を動信じてよいのか、自分はどうしたらよいのか
昼も夜も、生も死も、ネコ娘にとっては何が正しくてどれが嘘なのかも判断し様が無かった。

鬼太郎とユメコとの間の狭い世界しか知らぬネコ娘には、2人以外から真実を知る術はない。

悲しいのか、寂しいのか解らず、涙だけがただただ溢れて、しゃくりあげる声を押える事が出来なくなっていた。
ココへ着てから、一人すすり泣く事は有っても、人前で大泣きする事など初めてで。
鬼太郎もネコ娘のはじめて見る涙に、戸惑いを隠せなかった。

ただ、してやれる事と言えば、身体を抱きしめて滲む血を唇で拭う事ぐらい。
幾ら言葉にしてみても届かぬ想いのもどかしさ、先に身体を繋いでしまえばいつかは付いて来るかもしれないと思っていたのに

ユメコにかけられた心の呪縛は、ネコ娘の優しい心を頑なに閉ざせ蝕む。

「泣くな…よ・・・もう…泣かないで…くれよ・・・。そんな君の顔を見ると…僕も辛い…。」
「ど…したら…いいのか…わか…ない…」
「頼むから…心まで殺さないで…くれよ・・・僕は…ずっと…君が好きだっただけなんだ…傍に居て欲しかっただけなんだ…」

鬼太郎は、傷口を拭っていた唇を頬に移し、涙を拭う。

「愛しているから…心の底から、ネコ娘だけを…」

ネコ娘の指に自分の指を絡め、鬼太郎は唇をそっと重ねた…
24名無しさん@ピンキー:04/03/04 13:19 ID:5pS9kw9S
なんかリレーみたいになってますね(笑)
毎日楽しみにしてますよー
25298:04/03/04 23:51 ID:c/8l4P4L
おっと、新スレが。>1さん、乙。
さてどうもss書こうにもとくに何を書こうかと悩んでいるんで…
何かリクありませんか?猫は漏れ以外の方々が書いていらっさるから
猫以外でなにか…
26名無しさん@ピンキー:04/03/05 02:26 ID:BvZC5O9n
>24
後手411長考…といった具合です。詰まったら負け、とか(藁
リレー投下というのはやった事がなかったのでつが、
可哀相にしかならなかった愛しの三田猫タンが、毛目玉氏の手でアマンアマンになるのが楽しいです。
まったく先を考えてないんでつが、いずれ落ちはつくのだろうか(*´Д`)

>25(298氏)
猫以外というと。三田猫や三部ねこ娘、他には三期猫むすめとかネコ娘は…
(冗談ですよ。呆れた三田猫マンセー者で失礼しますた)Oo(´ー`;)y─┛~~
ユルグとかどうでしょうか。298氏の渋い文体に似合うキャラだと思います。
あとここのリクを拾ってみるとか。
ttp://jbbs.shitaraba.com/bbs/read.cgi/anime/1294/1077020739/
27411 ◆NECOkE/60g :04/03/05 02:32 ID:BvZC5O9n
>22-23 勝手に続(ry 急展開!してるのか?編

唇が離れるとネコ娘は同じように鬼太郎の頬に残る涙の跡を拭った。
「ごめん…ごめんなさ…い……」
”そんな君の顔を見ると…僕も辛い…。”
鬼太郎を煩わせた事が申し訳なくて、ネコ娘は腕を伸ばし鬼太郎の頭を抱き寄せた。
胸元に引き寄せれば顔を見ずに済むだろうと思ったのだ。
「ネコ娘…?」
「…ごめんね…ごめんなさい…」
赤い血の筋を引いた柔らかい胸に頬を埋め、鬼太郎は思う。
全ては自分のわがままから始まった事。鬼太郎に見初められる事がなければ、
ネコ娘は今もそれなりの生活を続けていけたのだろう。
たとえ時代の流れに名を落としていったとしても、その中で幸せに過ごしていた
欲のないネコ娘の笑顔が容易に浮かぶ。
あの、太陽のように眩しい明るい笑顔で……家族を照らし続けていたのだろう。
───この子とは住む世界が違うのよ。あなたはもう子供じゃないんだから───
ユメコの言葉を思い出し鬼太郎はきつく目を閉じる。
そんな事は最初から解かっていた。それでも諦める事などできなかった。
どんな手を尽くしても手に入れたくて、そうした。こんな想いは初めてだった。
打算と策謀に満ちた世界で、ネコ娘を想う時だけ心が安らいだ。
その素直な優しさに触れるたび、明るい笑顔に救われていく自分を思ったけれど…
鬼太郎は慣れぬこの想いを優しく伝える方法を知らなかった。
大切にしたかった。誰からも守りたかった。
しかし急な生活環境の違いに途惑うネコ娘を激しく求める欲望に敵わず、
無理やりその体を拓いてしまった。
怖がるネコ娘を抑え付け、抵抗する腕を縛り上げて…
「…謝らないで、ネコ娘。謝るのは…僕のほうなんだ…」
28411 ◆NECOkE/60g :04/03/05 02:33 ID:BvZC5O9n
見上げたネコ娘の表情は微笑みの欠けらもなく、すまなそうに沈んでいる。
あの笑顔を取り戻すのは……。
「…」
鬼太郎は身を起こし、ベッドサイドの引き出しを開いて木の箱を取り出した。
閉じた鍵を開いて彫刻の施した蓋を上げ、長く深海に眠っていたといわれる
神秘の宝───忘れ貝を手に取る。
全てを忘れてしまえば、ネコ娘はまたあの笑顔を取り戻すのだろうか。
身売り同然でこの屋敷に引き取られた事も、ユメコのかけた呪縛も、
鬼太郎が刻み付けた傷も……鬼太郎の存在自体も、全て。
即断即決の鬼太郎らしくもなく、取り出した貝をじっと眺めたままで迷っていた。
ただ元に戻るだけ、ネコ娘のためだといいきかせながらも決断できないでいる。
深く愛し求めた事も、この貝の力で全て忘れてしまうのだろう。
まるでおばけや妖怪のように…ネコ娘にとって鬼太郎は存在しない者となる。
「…ネコ娘…額を出してくれ」
「え…」
額を覆う前髪を上げて俯いた顔を向ける。
「これは…ね」
抑揚のない口調で淡々と忘れ貝の効能を説明する鬼太郎を見つめる。
驚いて目を見開くネコ娘に鬼太郎の腕が伸びた。
「心配しなくていいよ…。たとえ君が記憶を失っても、君の大切な家族は守る。
君の生活も…保障するよ」
低い声で淡々と伝えた鬼太郎の手が額に伸びると、ネコ娘はその手を払いのけた。
29411 ◆NECOkE/60g :04/03/05 02:35 ID:BvZC5O9n
「いや…っ」
「ネコ…娘?」
従順なはずのネコ娘の抵抗に驚いて鬼太郎も目を見開く。
「あ…ごめん、ごめんなさいっ。でも…お願い…、忘れたくないの…っ」
「何も心配する事はないよ。忌まわしい記憶だけが消えるんだ。君は君自身の事も、
家族の事も忘れたりしないよ。此処での…つらい日々を忘れるだけだ」
「だから…っ、鬼太郎の事を忘れたくないのッ」
「え…?」
思わず口にしてしまった本心にあわてて口をつぐむ。
───”ご主人様”のする事に逆らうのは”いい子”のする事かしら?───
ユメコが刻み付けた呪縛の言葉が、ネコ娘に罰を与えるように痛みの記憶を呼び戻す。
全身に走った鋭い痛みに耐えながら、ネコ娘は退いた。
「どう…したんだい。どうして…僕の事を?だって君にとってはつらい記憶ばかりだろう」
「違う…よ」
───何も求めては駄目よ───
逆らえばまた痛みが走る。それでも必死に抵抗した。
「お願い…っ。鬼太郎が…あたしの顔を見ていたくないっていうなら、
捨てるっていうならそれでいい…から」
「なっ…」
「それが今日だったなら…仕方ないから…っ。だからお願い、鬼太郎の事だけは
忘れさせないでっ。この気持ちだけは……」
「この…気持ち?」
鬼太郎はどんぐり眼をぱちぱちと瞬きし聞き返す。
ネコ娘は慌ててまた口を塞ぎ、鬼太郎の視線から逃れるように身を引いた。
その頬は幽かに紅潮してはいないだろうか。
明らかに今までの凍りついた人形のような表情ではなくなっていた。
唇を噛み締めた鬼太郎の掌には、七色に光る忘れ貝。
これを使うべきなのか、それとも……。
30毛目玉 ◆.QnJ2CGaPk :04/03/05 09:11 ID:soyHqrqn
>>24氏ありがd

>298氏
鬼太郎関係だったら、原作では女人がケコーウに豊富でつよねぇ
その後は、パロでなくてもエロエロだ!!

>411氏

ユリュグ!ど…どんなエロに発展するのか(;´Д`)ハァハァ
アマンアマン…自分が書くと、やっぱ…アマンアマン

陵ジョークとかレイープとか、人様が書いたものだったら好きダターリもするんでつけどねへ
31毛目玉 ◆.QnJ2CGaPk :04/03/05 09:12 ID:soyHqrqn
>29の続き

鬼太郎は、忘れ貝に視線を落す。
ネコ娘がほんの少しだけ見せてくれた表情

―――鬼太郎の事だけは 忘れさせないで―――

今までどんなに問うても、決して自分の想いを口にはしなかったネコ娘が初めて表わした心の内側

―――この気持ちだけは……―――

こんなに拒んだ姿を見るのも初めてで、鬼太郎はそれを確かめようと身体を引かせたネコ娘の顔を此方に向かせる。

「…やっ…」

その表情は、耳まで紅く染まりうるんだ瞳は、熱に浮かされたようで…
先ほどのな気が音は明らかに異なっていた、それが示すものはもしかして―――?

「ネコ娘…君の気持ちって…君の本当の気持ちを教えてくれよ・・・」
「…」

ネコ娘は口を開かない、自分は全て受身でなければならない。
思いを口にすれば、ソレは求める事になる。
ユメコにかけられた心の呪縛は、2人の想いを通じさせぬように何処までも憚る。
32毛目玉 ◆.QnJ2CGaPk :04/03/05 09:13 ID:soyHqrqn

「ネコ娘…」

鬼太郎はネコ娘の手を取り、口付ける。
1回ではない、何度も何度も繰り返す。

指先に手の平に、鬼太郎の淡い口付けが施され言葉に出せない想いがネコ娘の胸に溢れている今
それだけでも身体が熱く反応する。胸に…ジンジンと甘い痺れが走る。

「…あっ」

首筋に唇を落としたときに、ネコ娘の唇から漏れた甘い声に鬼太郎は思う。

「鬼太郎にいつか捨てられる」何が彼女をそう思わせたのか、
使わないまま、今の生活を続けるにしろネコ娘の気持ちは永遠に聞き出せない。
いや、彼女にとって辛い想いが増えてゆくに違いない。

忘れ貝は”忌まわしい記憶だけ”を消し去るもの…もし、もしも
ネコ娘の心に、自分に対する愛情がひとかけらでもあるのならば―――

ネコ娘の言動を縛るものの中に、忌まわしい記憶があって…それがネコ娘の全てを抑制しているのならば
上手くすれば、心を本当の気持ちを解放してやれるのかもしれない。

しかし、それの結果は2つに1つ
鬼太郎の事を永遠に忘れてしまうのか、それとも鬼太郎のことを覚えたままなのか

鬼太郎は、忘れ貝に全てを賭けて見ようと思った。

「ネコ娘…君にとって、僕が忌まわしい存在でないと言うのならば…忘れ貝を試させてくれ。僕は知りたいんだ、君が押し殺している本当の気持ちを―――。」
33名無しさん@ピンキー:04/03/05 21:49 ID:9SDmvsiq
3期のみの猫タンの公式身体サイズ

身長136cm
体重29kg
バスト73cm
ウェスト56cm
ヒップ76cm
*人間の小6〜中2ぐらいの体型

これは個人的推測
秘所には生熟期の発毛があるのでは・・・・?


34名無しさん@ピンキー:04/03/05 22:23 ID:pgOGqNpj
>33乙!

だが、女子は早いと小6ぐらいで成長が止まるようだぞ
136センチの29キロだともっと学年が低いような

個体差もあるが、小6〜中2だと、身長150-160、体重40-50ぐらいじゃないかなぁ?
35名無しさん@ピンキー:04/03/06 00:51 ID:yF2xTtN3
三部の鬼太郎が130cm30kgだったから、
>33の推測はそれに比較したのだろうか。

ところで発毛はもちろんあり!(推測)
36名無しさん@ピンキー:04/03/06 03:03 ID:yF2xTtN3
三田猫たんが人間の小6〜中2ぐらいの体型だとしたら、
四部ねこたんは小4〜小6ぐらいでしょうか。
祐子たんたちよりもお姉さんぽかったでつが・・・幼くなっとる(*´Д`)
そげなことを悶々と考えていたらこんなネタがw

もしも3部→4部が別機軸ではなく、実際の時間流れのままだとしたら・・・



街中のショーウィンドゥの前、ネコ娘はいつまでも店内のディプレイを眺めている。
 「うわぁ・・・いいな、これぇ」 「ネコ娘。行くよ」
妖怪トラブルの帰り道、鬼太郎はさっさと帰って一休みしたいところ。
しばらく待ってみても飽くことなく張り付いたままのネコ娘の顔を覗き込み、
ディスプレイの服や靴とを見比べた。
かかとの高い大人の靴。ハイヒールと呼ぶのだと、その時に教えてもらった。
 「・・・ネコ娘には似合わないよ」 「そうかなぁ・・・」
 「そうさ。あんな細いかかとじゃぁ、君がひとっ飛びして着地した時に折れるんじゃないか?」
言われてみればその通りだ。足に馴染んだ赤いズック靴が一番動きやすい。
 「ほら、もう帰ろうよ」 「・・・うん」
名残惜しげに店先から視線をそらさぬネコ娘も、鬼太郎を追って路地を進み始めた。
並んで歩きながら、ネコ娘は漸く納得したように頷く。
 「そうだね。あんなに高い靴を履いたら・・・」 「うん?」
顎の下に当たる鬼太郎の頭をちらちらと見て、ネコ娘は肩を竦めた。
 「鬼太郎とますます釣りあわなくなっちゃうね」 「ええっ?」
ぴたりと足を止めて見上げればネコ娘の下煽りの顔。
鬼太郎の目には勝ち誇っているような・・・、背の低さを哂われたように映った。
互いの背の差を感じ取って、鬼太郎はむっと唇を結ぶ。
37411 ◆NECOkE/60g :04/03/06 03:04 ID:yF2xTtN3
 「・・・」
ネコ娘の手を引けば、バランスを崩して肩から斜めになる。
 「あんっ、何よ鬼太郎」
手をつながれた事に照れたネコ娘には、その手にこもる力も、
鬼太郎の不機嫌な表情も気付かなかった。
角を曲がり路地裏に入ると、ネコ娘は首を傾げる。
 「そっちは行き止まりだよ」 「・・・知ってる」
一本道を曲がっただけで街中を行き交う人並みから遮断された、
人気のない路地裏の小道。
鬼太郎は数歩進んだところで足を止め、ネコ娘に向き合った。
 「鬼太郎?」
じっと見上げた目は頬肉が上がり、少しばかり怒りの色が見える。
どうしたの・・・と言いかけた時、鬼太郎の腕が首元に回った。
 「あっ・・・ン」
背伸びする事なく、ネコ娘の頭をぐいっと引き下ろして唇を重ねる。
曲がり角からは路地の喧騒が耳をつき、ネコ娘はかあっと顔を赤くした。
 「んっ・・・な・何するのよ、こここんなところでッ」
 「・・・君がしゃがめば済む事だろ」 「えっ?」
それ以上は何も言わず、鬼太郎はまた曲がり道へと戻って行った。
鬼太郎が何に腹を立てて、何故こんな事をしたのか判らず、唖然とするネコ娘。
 「鬼太郎・・・?」
下駄の音が止まり、振り返る事なく鬼太郎は言った。
 「ほら・・・帰るよ」

38411 ◆NECOkE/60g :04/03/06 03:05 ID:yF2xTtN3

あれから季節は巡り、都会の様相も変化し・・・

十余年の歳月が過ぎたゲゲゲの森の中。
今も変わらず目の前にいるねこ娘を、鬼太郎はじっと見つめていた。
鼻唄を歌いながら蜜柑の皮を剥くねこ娘は上機嫌で、
ひと房ひと房ていねいに筋を取っては口に運ぶ。
 「ん♪甘〜い」 「・・・そうかい。それは良かった・・・」
姿形が子供のままなのはお互い様だが、無邪気に蜜柑を頬張るねこ娘は酷く幼くて・・・。
あの頃に比べても、小さくなったのではないだろうか。
 「どしたの?鬼太郎も食べなよ〜。これね、オヤジさんのお風呂用に早く皮を干さなきゃ」
 「うむ蜜柑風呂もいいのう」 「ねー」 「・・・うん・・・」
仲良く笑い合うねこ娘の笑顔。その明るさは変わらない。変わらないが・・・。
 「ねえねこ娘?ちょっと・・・立ってみてくれないかい」
 「ええ?いいよ」
卓袱台に手を掛けて立ち上がると、鬼太郎も腰を上げた。
向かい合えば目と目、肩と肩がちょうどの高さに並んでいる。
いや、ともすれば鬼太郎のほうが少し高い位ではないだろうか。
 「なぁに?」
 「・・・」 不思議な気分にうーんと口を結び、どんぐり眼を上向ける。
 「ねこ娘・・・もしかして、縮んだ?」 「えっ?何言ってんのよ、鬼太郎ぉ」
くすくすと笑う肩は、やはり鬼太郎よりも少し低いところに位置している。
首を傾げた鬼太郎をそのままに、目玉親父までも笑い出した。
 「何を間抜けた事を言っとるんじゃ」 「え・・・、でも確かに・・・」
 「鬼太郎が大きくなったんだよ♪」
にゃあと目を細めたねこ娘の笑顔はやはり嬉しそうで、
十余年前の自分の器量の狭さを、今更ながら鬼太郎は恥じた。


・・・やはり強引杉ですな。キャラクターが違い杉。
39411 ◆NECOkE/60g :04/03/06 03:07 ID:yF2xTtN3
>31-32 更に続けてスマ(ry

”試させてくれ───”
今までネコ娘に与えていた命令とは違う、らしくもない嘆願姿勢の言葉だった。
思い出す。鬼太郎は叩きつけるように激しく求めた夜も、必ずネコ娘の身を腕に眠りついた。
大抵はネコ娘が意識を失ってからの事だったが……。稀に深夜目を覚ますと、
隣にはどこか幼い表情をした鬼太郎の寝顔があった。
シャワーを浴びようとしてそうっと起き上がれば、無意識に腕を引かれて引き寄せられる。
───かぁ…さん───
聞き取れないほどの小さな寝言だった。
縋るような切ない呼び声にネコ娘は頷いて鬼太郎を胸に抱いた。
段々と鬼太郎の寝顔から眉間の皺が消えて、また穏やかな寝顔に戻るまでの間、
ネコ娘はじっとその鼓動を鬼太郎に聞かせながら眠りに落ちた。
朝が来ればその姿はなく、その夜の記憶は夢と混ざり合い忘却の彼方へと消えていた。
「鬼太郎…」
あれは夢などではなかったのだと、今解かった。
切なげに見上げる鬼太郎の顔を見て、思い出した。
「…」
ネコ娘は静かに目蓋を閉じる。
縋るような鬼太郎を前に、全てを投げ出してしまうことしかできない。
それは少女の胸に隠していた想いよりももっと深い処にあるもの。
人はそれを愛と呼ぶ。
鬼太郎の指先が額に触れ、前髪を撫で上げた。
「ッッ」
40411 ◆NECOkE/60g :04/03/06 03:08 ID:yF2xTtN3
自然と体が硬直する。ネコ娘はぴくりと肩を竦めた。
目を伏せた暗闇の中へ───この恐怖心も何もかもが吸い込まれていくのだろうか。
額に触れた感触にネコ娘は身を震わせる。しかしそれは硬質の貝殻の感触ではなかった。
「…ほんとうの君に…戻ってくれ……」
鬼太郎の声が額の前から聞こえる。額に触れたのは鬼太郎の唇だった。
この感触を知っている、覚えている。
ネコ娘が意識を失った直後や鬼太郎が部屋を出て出かける直前、
眠りについたネコ娘の額に幾千もの口づけを落とした。
その優しさを思い出した───直後、額に硬く薄い感触が当てられた。
「き…」
目蓋を開いて鬼太郎を見つめる。
今や嘘か本当かも判らない鬼太郎の話を聞かされても、どんな呪縛を受けても、
どんな仕打ちを受けても、揺らぐ事のなかった気持ちが胸に溢れ出した。
この想いは一目惚れでもなく、もちろん打算でもない。
日々の中で少しずつ少しずつネコ娘の心に広がった気持ちだ。
鬼太郎が与える口づけの優しさに反応した、二人共通の想いだ。
伝わっていた、伝えられていた。
それでも瞳を開けば厳しい現実が目の前にあって、ネコ娘は確かに掴んだはずの
想いの輪郭から目を背けていた。
「た……」
額から前頭葉を渡る奇妙な痺れに目蓋が閉じ、ネコ娘の口からその名が呼ばれる事はなかった。
四散する七色の貝殻に目を細め、力を失くして倒れ込んだネコ娘の身を抱き止める。
再び目を覚ましたら、ネコ娘はどんな顔をするのだろうか。
まるで悪夢でもみていたように、鬼太郎と過ごした全てを忘れてしまうのだろうか。
「それが…君の望む事ならば……仕方がないんだ」
長く付けたままでいた所有の証、鉄の首輪の鍵を開く。
「もう君は僕のものじゃぁ…ないんだ。君は君だけのものなんだ」
ぎゅっと抱きしめた体に反応はない。ネコ娘は深い深い眠りに落ちていた───
41毛目玉 ◆.QnJ2CGaPk :04/03/06 09:29 ID:GyawHERK
>40の続き

忘れ貝…これが及ぼす効能の範囲は詳しくは知られていない。
その存在自体が稀である事と、使ったことがあるものも極僅か…

使ってしまえば、忘れ貝の事は覚えていないから、記憶の操作がどのくらい行われるのかも解っていない。
ただ知られているのは、その名が示すとおりの効能のみ。

腕に抱きしめた愛しいものの眠るその姿を見つめれば、今まで過した日々が走馬灯のように巡り
思い起こせば後悔する事が多くて…
でも、ネコ娘と共に過した日々のは鬼太郎の心に安らぎ与え、今となっては掛け替えの無い存在になっていた。

例えネコ娘の記憶から自分と言う存在が失われても、鬼太郎には忘れる事なんて出来ない。
それでも、初めて自分の一方的な愛情表現を押し殺して、ネコ娘の為にそうした。
自覚は無いだろうが、鬼太郎はネコ娘を通じて内面が成長したのだ。

何時目覚めるとも解らぬネコ娘を抱いたまま、何時しか鬼太郎も睡魔に襲われ
温もりを感じながら、眠りについていた。






42毛目玉 ◆.QnJ2CGaPk :04/03/06 09:30 ID:GyawHERK





―――さようなら

悲しくて、涙が溢れて止まらなくて
手を伸ばしても霞を掴むように捕まえられるソレは、いつか母を永遠に失った時と同じ感触。
自分を守り無償の愛を与えてくれる母性愛の、永遠に失われた愛を埋めてくれるかのように、自分の前に現れた少女に芽生えた想い。
失われて気がつけば、それは2つと無いもので永遠にふさがる事の無い穴が出来てしまった。

「うわあぁぁっ!!」

ベットから飛び起きてみれば、涙を流す自分に気がつき、ふと隣を見ればそこには誰の姿も無い。
夢か現実かまだ判断がつかぬ状態で、ただただ喪失感だけが心に広がる。

瞳を閉じて、横たわり

―――ネコ娘…

愛した少女の名を心で唱えれば、それは現実であった事を思い出して
どちらにせよ彼女は部屋を去ったのだと…
43毛目玉 ◆.QnJ2CGaPk :04/03/06 09:32 ID:GyawHERK
「鬼太郎」

聞きなれた声に、はっと目を覚ます。
声のする方に顔を向ければ、ベットの縁にはネコ娘の姿。

「鬼太郎?」心配そうに自分を覗き込んでいる。

「…ネコ…娘?」
「突然おっきな声がするから…ビックリしたのよ?」

よく見れば、肌も髪も濡れていて―――

「あたし、身体も拭かずに慌ててきちゃった。」



目覚めたネコ娘は、鬼太郎のことを忘れては居なかった。無論、全て…
鬼太郎と共に生活した一日一日全てを―――そして、ネコ娘が失ったのは―――心の呪縛だった。
ソレは、ユメコがかけたものも、自分でかけていたものも…

何時しか鬼太郎を愛しく想い、愛している事を伝えられなかった事がネコ娘にとって一番忌むべき事だったのだ。

目覚め―――スッキリしたような、爽快な気持ちだった。
心を縛っていたものも、自ら閉じこもっていた殻も全て脱ぎ捨てて、向かえた清清しい朝
隣でまだ眠る鬼太郎のその寝顔に、もう押える必要の無い愛しさが溢れて初めて、自ら口付けを落とした。

「う…んっ…」

鬼太郎が声を漏らし、急に自分がした事が恥かしくなったネコ娘は、そっと抜け出してシャワーを浴びていたのだ。
44毛目玉 ◆.QnJ2CGaPk :04/03/06 09:35 ID:GyawHERK
絵神キタ━━(゜∀゜)━( ゜∀)━( ゜)━( )━(゜ )━(∀゜ )━(゜∀゜)━━━!!!! 
避難所に素敵看板できますたねーウホッ

鬼太郎って小学校低学年のセテーイ…と聞いた事が有るような無いような
高学年だったんだろうか?うろ覚えスマソ

36-37の流れを1部から汲むと、猫娘は若返りを起こしている!?
このままで行くと5部では、妹分になりそうな予感

姉さん女房な猫娘も幼な妻な猫娘にも(;´Д`)ハァハァ
45411 ◆NECOkE/60g :04/03/07 05:39 ID:ub3MM3B7
>41-43 勝手に続けてスマ(ry

ぎしりとベッドが軋む。キングサイズのベッドの中心で呆然と顔を上げた
鬼太郎に近づくため、ネコ娘は膝を乗せた。
「ねえ…どうしたの?」
心配そうに眉尻を下げる。一見悲しそうに見える表情に鬼太郎ははっとした。
しかし、すぐにネコ娘の笑い声が響いた。
「うふふ、まさか恐い夢でもみたのぉ?」
「え…」
恐い夢……。夢よりも恐ろしかっただろう現実から覚めたのはネコ娘のほうだというのに。
鬼太郎はからかうようなネコ娘の笑い顔を見ながら、参ったなと苦笑いしていた。
「…シャワー浴びてたのかい?」
「え?うん」
「急に姿が見えなくなったから…驚いたよ」
「何言ってるの。今の今まで寝てたくせに」
ジロジロと下から上まで見上げた視線に気付いて、ネコ娘は両腕で胸を覆った。
「ネコ娘…」
身を寄せた鬼太郎から肩を引き、ネコ娘は俯いた。
「あ…ごーめん、シーツ濡らしちゃうね。体拭いて服着てくる…」
「着なくていいよ」
逃れるネコ娘の腕を引けば、柔らかな枕の上に沈められる。
「あんっ。枕も濡れちゃ…」
「構わないだろ」
「駄目だよ…」
46411 ◆NECOkE/60g :04/03/07 05:40 ID:ub3MM3B7
見上げるネコ娘の顔は赤く火照り、それが湯上りのためだけではないとすぐ解かった。
駄目だと言いながら、瞳はじっと鬼太郎を見つめている。
抑えるほどもない力加減で手首を掴まえているだけなのに、ネコ娘は逃れようとしない。
鬼太郎はゆっくりと身を落とし、ネコ娘の体に覆い被さるようにして唇を重ねた。
全ての愛おしさをこめて……
「ん…ぅ」
肩に胸に当たるネコ娘の柔らかさを求めて、より深く抱きしめようと捕らえた手首から手を離す。
背に手をまわして抱きしめれば、濡れた肌が鬼太郎の服を湿らせた。
この腕の中にある確かな充実感を確かめたくて、唇で腕で、体中でネコ娘を感じたい。
「…ん」
ネコ娘の腕もまた鬼太郎の背にまわる。
抱き寄せるようにまわされたネコ娘の掌の感触に、鬼太郎はぞくりと痺れが走った。
びくりと反応したのは鬼太郎のほうだった。思わず唇が離れ、静かに目を開くネコ娘。
「鬼太郎…?」
不思議そうに首を傾げたネコ娘は、まるで何故続けてくれないのかせがむようにさえ見えた。
もう一度唇を落とせばネコ娘の頬が上がり、哂うような口元で口づけを交わす。
しかし……
「あっ駄目だよ。もうこんな時間」
「…時間?」
「そろそろ支度しなきゃ…。続きは……帰ってから……ね?」
頬を朱に染めたまま小声で呟くネコ娘を前に、鬼太郎の胸の内にもまた愛おしさが
込み上げて、止める事ができそうにない。
ちらりと時計を見上げて、暫し頭の中で朝支度の時間を計算して向き直った。
「まだ…30分位は余裕があるよ」
「!」
「駄目かい?」
鬼太郎はくすくすと笑いながら尋ね、ネコ娘の額にひとつ口づけを落とした。
47名無しさん@ピンキー:04/03/07 09:00 ID:e4gM/m6/
公式身体サイズは、映画「妖怪大戦争」を境にデザインが変わってネコ娘の身長も伸びた
(乳と尻もより大きくなった)から、それ以降は身体共に10cm、10kg足してイイ位のTV画面の雰囲気だった。そうすると杓子定規に計算するとこうなりました。


身長146cm
体重39kg
バスト75cm
ウェスト56cm
ヒップ79cm

これだと人間の小6〜中1ぐらいの体型という設定になるけど・・・

48名無しさん@ピンキー:04/03/07 09:16 ID:e4gM/m6/
それと、地獄マラソン等のブルマー姿で胸のふくらみ具合、
穴蔵入道のパンモロの尻の程好い形、
そして、この一連のスレの住人さんの共通認識のイメェジによる三田ネコSSの、
生乳の揺れ方、
桃尻の艶やかさから考えても、

まず、3期三田猫タンマンセー男なら誰もが関心を持った、
彼女のアソコは発毛しているという推測は正しいと思われ・・・・


ついでに、一度SSでも犯されたけど、
三田猫タンは普段のワンピースからも赤のビキニハイレグ水着がよく似合うと思いません?
411氏
その姿で悩殺ポーズとられたら・・・・・・・・・。

49名無しさん@ピンキー:04/03/08 00:48 ID:RZ871Fx4
避難するねこ娘萌え〜
50毛目玉 ◆.QnJ2CGaPk :04/03/08 18:00 ID:1W8NEJDq
性懲りも無く >46の続き

寄せた唇を放して、視線を戻せば照れる様子の中にも、嬉しさが読み取れて
鬼太郎は再び口付けを落す。

「ん…」

重ね合わせられた唇、どちらとも無く舌を伸ばし絡ませれば、この先は互いの合意の上での事。
今までは一方的に求める側であった鬼太郎にとって、初めてネコ娘から返される唇の誘いに身体を振るわせた。
ソレは、驚きと喜びが入り混じったもので、今までどんなにネコ娘を抱いた時でも得られぬ事のできなかった感触を初めて知る。

「…んっ…きたろう…」

くちゅり…くちゅ…と唾液の交じり合う音にますます夢中になって、ネコ娘の手が頬に添えられた事に気がついて唇を放せば、トロリと蕩けた表情で微笑み
瞳を閉じると、自らちゅ…と唇を寄せてきた。

「…好き…」

一瞬

鬼太郎は驚いて目を見開く
既に呪縛を失ったネコ娘にとっては、鬼太郎との行為の中、自然な事だった。
初めて寄せられた口付けに、鬼太郎は深く口付けを返す。
51毛目玉 ◆.QnJ2CGaPk :04/03/08 18:01 ID:1W8NEJDq

鬼太郎の手の平がネコ娘の膨らみに触れれば、頬に添えられていたネコ娘の腕は再び首に回され
身体は熱さを増し火照ってくる。

濡れていたネコ娘の身体は何時しかシャワーの水ではなく、自らの汗でしっとりと肌が潤い
鬼太郎と重なり合うほどに肌は馴染む。

今までは、悦び身体を求める事を極力押えてきたネコ娘の態度は拒まれているようにも見え、腕の中に抱いた喜びの中には無理に奪ってしまった後悔もあった。
しかし、現在(いま)腕の中に居るネコ娘は違う。

求めれば受け入れられて、求め返してくれる。
手の平に良く馴染む柔らか味の、先の果実を摘んで取れば素直に返ってくる反応に、じわりじわりと甘い痺れが身体に走る。

時は無関係に―――鬼太郎自身が、ネコ娘を欲して止まなかった。
ネコ娘もまた、同じく

すす…と手を伸ばせば、淡い茂みの下の花壺は潤っていて、指先にトロリとした感触。

「ンンッ…!」

花芯に触れたからか、少しばかり身体をびくつかせるが、誘うように鬼太郎に身体を押し付ける。
それはまるで「欲しい―――」といっているように
52名無しさん@ピンキー:04/03/08 23:14 ID:hDSe3gEe
求める猫娘ハァハァ
>淡い茂みの下  イイ!!
53411 ◆NECOkE/60g :04/03/09 03:51 ID:dAmH+piZ
>48-49
悩殺猫タンも避難所猫タンもハアハアしまつね…ハアハアハアハア

>50-51 落ちはつくのでせうか…先も見えずに続けてスマソー!

「あぅっ!」
秘裂を割って忍び込む指に反応して、ネコ娘はより一層跳ね上がった。
ぐちゅりと濡れた肉襞を分け入れば、反らした背をベッドに埋め、
まるで猫が腹を出すようなポーズで肘を折る。
「やっ…ぁ…あんっ…ん…」
ぴくりぴくりと左右に捩るネコ娘の艶姿を眺めながら、鬼太郎は片手で寝巻を脱ぎ始めた。
温かい蜜壷を捏ね回す指先は溢れ出た溶液に覆われ、
かき回すほどにきゅっきゅと一定のリズムで締めつけてくる。
「ネコ娘…もう……」
充分に慣れたその膣内を突き刺す瞬間を思い、鬼太郎はもう我慢ができそうにない。
ひっきりなしに甘い喘ぎを上げる声も耳から体の芯に響くようだった。
ボタンを外し前を肌けさせ、下もずり下げただけでネコ娘に覆い被さった。
「ん…っ!だめ…」
54411 ◆NECOkE/60g :04/03/09 03:51 ID:dAmH+piZ
今更そんな事を言われて止める事などできない。
しかしネコ娘は止めたのではなく、鬼太郎の肩から寝巻を引き下ろした。
「え…」
「全部…脱いで?」
互いの素肌が触れ合うと、ネコ娘は嬉しそうにきゅっと身を抱き寄せた。
温かい…今や熱すぎる鬼太郎の肌に触れるのが嬉しいのだろう。
目を細めたネコ娘の表情が愛おしく、堪らず額に頬にと口づけを重ねる。
「ネコ娘…」
肩を抱き寄せていた手を取り、今にも弾けそうなほど天を仰いだ己の強張りに導く。
無言でじっと見つめたまま、ネコ娘の手にその脈動を知らせた。
そして鬼太郎から覆い被さるように身を重ねれば、ネコ娘の手が
自ら繋がる事を求めて秘唇へと誘う。
「ン……ッ」
先端で摩った瞬間に痺れが走り、ネコ娘はくいっと横を向いてしまった。
真っ赤な頬、首筋から耳元に唇を沿わせて鬼太郎は囁いた。
「…愛してる…」
「鬼太郎…」
もう一度囁かれたその言葉は、耳慣れた言葉だった。
失ったはずの記憶の中。更に眠りに落ちたはずのネコ娘の耳に、幾夜も囁かれた言葉。
覚えているような、いないような。不思議な感覚に捕らわれてネコ娘は目を伏せた。
「…ネコ娘…」
「あっ…!」
ぬっと鬼太郎が押し入る感触に腕を伸ばす。
抱き寄せた肌はすでに汗ばんで、焼けるほど熱い。
貫いた楔はもっと熱く…ネコ娘自身の内から熱を発していた。
55毛目玉 ◆.QnJ2CGaPk :04/03/09 09:05 ID:kn6HjfO4
既に何度も受け入れた事のある鬼太郎自身を、根本まで受け入れ繋がりあった部分から伝わる互いの体温に、身体も心も深く結びついた事を感じる事が出来て
今までは、自らの心を封じていた為に感じ取る事の出来なかった気持ちに、ネコ娘の瞳からは一筋の涙が伝う。

「…ネコ娘?」

頬を伝う熱い涙に、鬼太郎が名を呼ぶ。

「あたしも…よ?」
「ん…」

伝う涙を唇で拭い取る。

「―――愛してるの…だから…もっと…愛して?」

今までどんなに強要しても、決して口にはしてくれなかった言葉。
鬼太郎は喜びで、心が震えた。
言葉に表わしきれない喜びが溢れ、唇を寄せると共に律動をはじめた。

「んっ…♥」

唇からもれる甘い声、背中に手を回されて抱かれれば、お互いの体温を触れるところ全てで感じ取れて
打ち付ければ身体は揺さぶられるが、しかと抱きとめられている。
56毛目玉 ◆.QnJ2CGaPk :04/03/09 09:09 ID:kn6HjfO4

抽送は増すほどに過密は溢れ、水音はその激しさを表わす。

何度もこうして抱いた、幾度もこうして抱かれたなのに、今日知るこの感覚はお互い初めてで―――

ネコ娘の甘い囁きだけが鬼太郎の脳を木霊し
鬼太郎の熱い体温だけが、ネコ娘を包み込む

求めるように確かめるように揺さぶられ、突き上げて、答えるように全てを包むように飲み込み、締め付けた。
やがて湧き上る絶頂の果てに、鬼太郎の身体が強張り、ネコ娘の膣に鬼太郎の熱液が一気に注がれる。
身体の中ではじけた鬼太郎の熱に、ネコ娘もまた同じく

呼吸が止まり、動きを止め、重なり合った2人は1つの塊と化し
鬼太郎の欲情の猛りが全て注がれると、力尽きたように崩れる。

ネコ娘の肩に顔を埋めた鬼太郎は熱く、荒い呼吸を落す。
意識はおぼろげながらも、荒い呼吸に胸を激しく上下させるネコ娘は鬼太郎の身体をそっと抱きしめる。

「…きた…ろ…あ…」

バクバクと早鐘を打つ心臓の、まだ整っていない呼吸の為にはっきりとは発せられなかった言葉。
聞き取れなくとも、唇は確かに「愛している―――」と言っていた。

鬼太郎が、「わかっているよ」と言うように微笑み返せば、ソレを返事と受け取ったネコ娘は、眠るようにして式を遠のかせた。
57名無しさん@ピンキー:04/03/09 23:41 ID:7WPw7lzN
23時過ぎると萌えjpは混み合うなあ
58411 ◆NECOkE/60g :04/03/10 02:29 ID:0FqnGMRl
>55-56

三部パラレルでゴメソ<完?>


毛目玉神!お疲れ様ですた!!
三部ネタがアマンアマンになると目頭が熱くなりまつ・゜(ノ∀`)*・゜ありがdありがd
59毛目玉 ◆.QnJ2CGaPk :04/03/10 09:12 ID:mpXjH5Dq
>411氏

スンマソー最後のエロ淡白で…
リレーもなかなか面白かったでつねーと
避難所で、書いたSSがあると有ったのは投稿しないのかな?


パラレルデゴメソ・2ぶばーじょん


「今日から、ここが君の家だよ。ここにあるものはなんでも好きに使ってもらっていいから…」
鬼太郎に連れられて、部屋に入ってきたのは猫娘。

表情には不安の色を隠せない。
猫屋の倒産を免れる為に、潟Qゲゲに吸収合併されることとなり
その一つの条件として、鬼太郎との結婚が前提であった。

―――このヒト…も、今までの人と同じなのかしら―――

今までも猫屋を何と開示する為に、記憶が無い頃からその身に課せられて来た暗い過去を思う。
60毛目玉 ◆.QnJ2CGaPk :04/03/10 09:13 ID:mpXjH5Dq
「―――猫娘さん…聞いてる?」
「あっ…ごめんなさい…」
「その…猫ちゃんって呼んでもいいかい?って聞いたんだけど…」
「えっ…ええ、鬼太郎さんの好きなように呼んでくださって構わないわ…」
「そうかい?」

ヘヘヘ…と鬼太郎は嬉しそうに笑う。
その笑顔に、猫娘の心は痛んだ。

「それじゃ、猫ちゃん。僕は出勤するんだけど…その…」
「なぁに?」
「行ってらっしゃいの”チュゥ”を、してくれないかな…」

行ってしまってから照れくさそうに、鼻を擦る。
今まで男たちに強要された事に比べると、ずいぶん可愛らしい事をこのヒトは言うのね…と思いながらも頬にキスを落とす。

「鬼太郎さん、行ってらっしゃい。」

満面の笑みを浮かべ出社する鬼太郎を見送り、ただ一人取り残されたこの屋敷の中で、今までに無いゆっくりとした時を過した。
昼が過ぎ、夜がきてもまだ鬼太郎は戻らず、ベットの上で転寝を始めた頃に帰ってきた。

「猫ちゃん。ただいま。」
「鬼太郎さん、お帰りなさい。」
「今日は早く帰ってこようと思ったのだけれど、なかなか商談が上手くまとまらなくってね。一人で大丈夫だった?」
61毛目玉 ◆.QnJ2CGaPk :04/03/10 09:14 ID:mpXjH5Dq


幼い姿には似合わぬスーツを脱ぎながら、猫娘に声をかける。

「ええ、大丈夫よ。」

そう、大丈夫。
一人眠る夜がどれほど幸せだった事か…

「ふぅん…それなら良かった。僕はひと風呂浴びる事にするから、猫ちゃんは先に休んでいていいよ。」

鬼太郎はそう言うと、浴室へ消えた。
そして猫娘もその後を追うようにして…

浴室で身体をごしごしと洗う鬼太郎の背で、カラカラと戸が空く音がする。
おや?と思い振り返るとそこには猫娘の姿。

「わ…猫ちゃん。君、裸じゃないか!!」
「おかしな鬼太郎さん…お風呂は、裸ではいるものじゃなくて?」

「そ…それはそうだけれど…」
「あたし、お背中流しますね。」

猫娘は石鹸を手にとると、泡立てそのしなやかな指先を鬼太郎の背にすぅ…と這わせる。
後から鬼太郎の胸の方に手を伸ばせば胸を背に押し付け、抱きつくような形になり背に当るふくらみの感触に鬼太郎はビクンと身を振るわせる。
62毛目玉 ◆.QnJ2CGaPk :04/03/10 09:15 ID:mpXjH5Dq

「わわっ、猫ちゃんいいよ。前は自分で洗えるから…」
「いいのよ・・・鬼太郎さん遠慮しないで?」
「遠慮じゃないよ・・・」

それでも猫娘の手は止まらず、すすす・・・とか腹部に降りていき、陰径と陰袋に指が絡まれば、鬼太郎は身体を硬直させた。

「ちょ・・・ね・・・猫ちゃん!!」

顔を真っ赤にして猫娘の手首を掴むがその長けた指技に、既に己の一物は固くなり始めていた。

「いいのよ・・・鬼太郎さん。知っているのでしょう?」
「知っているって・・・何の事だい?」

鬼太郎のものが勃ち上がった事を指先で確認すると、桶に湯船から湯を救い鬼太郎の身体を流し
鬼太郎の正面にまわる。

「あたしの事知ってて・・・お金で買ってくださったんじゃないの?」

そう言うと、猫娘は鬼太郎股間に顔を埋めそそり立つものを、口に咥えた。
吸い込まれるようにして、口内に含まれたソレはザラリとした舌に絡め取られ、思わずウっと表情が歪む。
63毛目玉 ◆.QnJ2CGaPk :04/03/10 09:17 ID:mpXjH5Dq

「猫ちゃん…や…止めてくれよ!」
「あん…」

猫娘の両肩を掴み、自身から引き離す。

「確かに…確かに、結果的には君を金で買った形になってしまったかもしれない。でも僕は…ずっと君の事が好きだったんだ…。」
「…ウソよ・・・」
「嘘なんか言ってないよ。僕は、君を失う事の方が恐かったんだ…」

鬼太郎は知っていた。
猫屋が行っていた事。
それは、とある会社会長が幼い猫娘を陵辱した事から始まった猫娘の暗い過去。
それは父に聞かされ、「お前は彼女の全てを背負うだけの責任と覚悟は持っているんだな?」と問われ
「はい」と答えた。

鬼太郎は全てを、猫娘の全てを許容する覚悟を見て、目玉の会長は猫屋を吸収合併することに、重い腰を上げた。
今の猫屋を吸収しても何の利益も無いが、息子がそこまでの覚悟をしているのならば…
嘗て身分違いの恋をした為に、失ってしまった妻を思い出す。
母さん…鬼太郎も、もうそんな年頃になったのだな…と

「僕は、猫ちゃんにお嫁さんになって欲しいんだ。今はまだ無理だけれど…その時が…そのときがきたら―――」
「鬼太郎さん…」

その夜、二人は結ばれた。
これから始まる、新たな人生に向かって

終れ
64名無しさん@ピンキー:04/03/11 02:19 ID:1W0MCJDY
>59
     oO (スレも四部なので四部猫で書きたかったのでつが・・・)
|_|ω・`) じ〜〜
|三| 〆)
| ̄|u'
"""""""""""""""

|_|´・ω・`) そ〜〜・・・
|田|o 駄文 o
| ̄|―u'
"""""""""""""""

|  | oO (適当にヌルーよろしこ)
|猫| ミ ピャッ!
| ̄|    駄文  
""""""""""""""""
65『『熱』』-1 ◆NECOkE/60g :04/03/11 02:20 ID:1W0MCJDY
三部冷凍妖怪・雪ん子の後

雪男・雪女・雪ん子の三位一体攻撃を化け火との合体攻撃でしのいだ後、
村の人々の感謝の言葉を聞いて帰った鬼太郎一行はゲゲゲハウスで一休みしていた。
 「はぁあ〜…すーっとするぜ」 「全く。本当に反省してんの?」
赤くしもやけたネズミ男に塗り薬をつけながらネコ娘は唇を尖らせた。
 「ああ?反省?してるしてる、こうしてみ〜んな無事に戻ったのも、
 村のヤツラが元通りに溶けたのも、鬼太郎先生のおかげさ」
調子のいい言葉に眉根を寄せて、ぺちんとネズミ男の尻を叩く。
 「イテエ!」 「ほら、終わったよ」
 「叩く事ねえじゃねえかよ、ったく乱暴な女だな」 「何だってッ?」
ネコ娘が爪を伸ばせばネズミ男も驚きすくみ上がる。
 「・・・」
丸太机に頬杖をつきながら、いつもの二人のやり取りを聞いていた鬼太郎は
複雑な気持ちで黙り込んでいた。
 「悪かったよ!あーあー、ネコ娘御大臣は優しく手当てして下さるナイチンゲール
 みたいな御仁だ!ありがとよ」
服越しに尻をさすりながら、ネズミ男は簾を上げて出て行った。
 「本当に調子がいいんだから・・・。ね?鬼太郎」 「・・・・・・うん」
塗り薬を洗い落とす水音が響く中、鬼太郎はぽつり呟いた。
 「結構・・・仲いいんだよな」
 「え?なぁに鬼太郎」 「・・・なんでもない」
はぁあと息をつく。どうした事か体が熱く、胸がじくじくと痛む。
鬼太郎は寝れば治るだろうと、既に高いびきをついている目玉親父と同じく、
木の葉布団にくるまって横になった。
 「鬼太郎・・・?」
手を拭い取り、布団の脇にぺたりと座り込んだネコ娘がじっと顔を覗き込む。
急に距離が詰まれば鬼太郎はまた胸がとくりと高鳴るのを感じた。
66『熱』-2 ◆NECOkE/60g :04/03/11 02:21 ID:1W0MCJDY
 「な・何だよ・・・」
すっと伸びたネコ娘の白魚のような手が鬼太郎の額に触れる。
 「冷たいっ」 「鬼太郎・・・熱があるんじゃない?」
 「違うよ。ネコ娘の手が冷たいからだろう」
洗いたての手は確かに冷えているけれど・・・
 「ううん、それだけじゃないよ。ほら顔も赤いし、目も少し赤く充血してる」
じっと覗き込まれれば、そのせいで顔も赤くなるというものだが・・・
母性本能全開で鬼太郎の身を案じるネコ娘は、自分が原因の一端であるとは気付きもしない。
ついて行くと言ったネコ娘を制止して、一人戦いに挑んだ鬼太郎の洞窟内での
戦いを思ってネコ娘は胸を痛めていた。
いくら霊力が強くとも体は子供。やはり化け火を体内に取り込んでその身を
燃焼させた無理がたたったのだろうか。村では気丈に見せていたけれど、
村人の安全を見届けて気が抜けたのかと、鬼太郎らしい強がりに溜め息をついた。
 「そんな心配そうな顔しないでよ。大丈夫だって言ってるだろう?」
 「うん・・・しばらく休んだほうがいいよ。あたし何か精のつくもの作るよ」
 「ええ?そりゃありがたいけど・・・」
台所を物色し料理の材料を探すネコ娘の後ろ姿を見ながら、
鬼太郎は熱っぽい体から湧き上がる荒い息が上がってきていた。
体は酷く疲労していたが、この熱は腹の底・・・いや下半身から湧いてくる。
トントンと野菜を刻むネコ娘の背中を見つめながら、本当に今食べたいのは
手料理ではないのだと気付く。
 「あたし・・・判るんだ。ほら近くの村の子の面倒を見たりしてたからさあ」
 「判るって?」
なべに水を足しながらネコ娘が答える。
 「うん。赤ん坊とかね、急に熱出したりするんだよ」
67『熱』-3 ◆NECOkE/60g :04/03/11 02:21 ID:1W0MCJDY
 「なっ!ぼ、僕が赤ん坊だって言うのかい!?」
 「ああ、ううん。そうじゃなくって、そういう事もあるんだよって話。
 病気じゃなくってもね、疲れて熱を出したりする事もあるんだよ・・・子供って」
否定するようで肯定している。鬼太郎の身を心配した言葉とはいっても、
その体はまだ子供体質だと言って憚らない。
 「そういえばあの子・・・あの雪ん子。あの子もいつか改心して復活してくれるよね」
アイスキャンディ(人魂氷)を求めたり、ネズミ男に泣かされていたり。
ただ幼いだけの心はいつか正しい事を見極めて、いい妖怪として生きてくれるのだろうか。
 「きっと悪い子じゃないんだよ、まだ子供だっただけで・・・」
ぼんやりと思い心配する言葉も、今の鬼太郎には自分に諭しているように聞こえる。
熱に冒された頭は普段のように冷静ではなかった。
 「・・・」
たいした材料もない中、何を作ろうか考えているネコ娘は、
背後に迫った鬼太郎の気配に気付かない。
 「周りにいい大人妖怪がいたら、きっとあんな悪さはしなかったと思うんだ。
 ねえそう思わない?鬼太郎」
振り返ると、すぐそばにいた鬼太郎に驚いてキャッと声をあげる。
 「まだできないよ?横になってたらいいのに・・・」
 「食べたいのは・・・君の手料理じゃないよ」 「え・・・」
酷い事言うなあと、ネコ娘は苦笑した。
 「贅沢言わないの。今はあたししかいないんだから、我慢して。ね?」
 「我慢なんて・・・できないよ」
ネコ娘の首に手を回して引き寄せると、貪るように唇を奪った。
68『熱』-4 ◆NECOkE/60g :04/03/11 02:22 ID:1W0MCJDY
 「ン・・・!」
抱き寄せられた鬼太郎の体は熱く、驚いたネコ娘もすぐ我に返って
鬼太郎の体を心配した。熱い舌に当たり、びくりと身を退かせる。
 「鬼太郎・・・熱いよ。やっぱり布団で横に・・・」
 「うん・・・熱いんだ。ネコ娘が欲しくて・・・堪らないんだよ」
 「な、何言ってるのよッ」 「布団の上がいいの?じゃぁ・・・おいでよ」
 「ちが・・・違うわよバカぁ!そういう意味じゃなくって・・・」
 「なんだい。君だって真っ赤じゃないかあ」
鬼太郎はひょいとネコ娘を抱き上げて、木の葉布団の上に抱き下ろす。
見上げた瞳は熱っぽく、鬼太郎が本気である事に気付く。
 「だめだよ・・・!お・親父さんが・・・いるじゃないのッ」
 「父さん?ああしていびきをかいて寝てる時はね・・・何したって起きないよ」
 「だからって・・・やっ!ちょ、ちょっと・・・ヤメ・・・」
コートにタイツ、ブーツにわらじ履き、マフラーやイヤーマッフルまでつけていた
雪国での完全防備とは違い、もう普段の赤いワンピースだ。
スカートの裾を捲くるように足を撫ぜ上げれば、すぐに素肌が曝される。
鬼太郎の指先に、口端から漏れる声を抑えて唇を閉ざすネコ娘を見つめながら、
更に上へと手を伸ばしていった。
肩を掴むネコ娘の手の力が弱まる。柔らかな膨らみに届いたのだ。
 「・・・ゃ・・・だめ・・・だよ」
身をよじり交互にばたつかせた足を挟みこむ。抑え込んだ足元に視線を走らせると、
両足の先に白いパンティからなだらかな曲線を描く腹部までが覗けた。
思わず息を荒げると、ネコ娘もその視線に気付いて鬼太郎の身を引き寄せた。
 「見ないでっ、は・恥ずかしいよ・・・」 「えっ・・・」
抱き寄せられたせいで鬼太郎の視姦からは逃れたが、そのせいで互いの身は
より密着し、胸に挟まれて窮屈な鬼太郎の掌はぴったりと胸を包み込む。
 「ニャッ!?」
揉みあげられて、それに気付いたネコ娘は慌てて腕を離して鬼太郎の胸を押したが、
伸し掛かった鬼太郎を押しのけるのもままならない。
69『熱』-5 ◆NECOkE/60g :04/03/11 02:23 ID:1W0MCJDY
 「ふふっ・・・ネコ娘は見られるほうが恥ずかしいのかい?こうして・・・触られるよりも」
 「ど・どっちも・・・恥ずかしいよ・・・ッ。だからもう、やめ・・・て」
制止する言葉にも途切れ途切れに吐息が混じり、抱き寄せた体は弛緩していく。
 「・・・熱いよ・・・」 「ネコ娘の体だって・・・すごく熱いよ?」
 「それはッ・・・鬼太郎が・・・」 「僕が、何だい?」
休むことなく蠢く鬼太郎の手が服の上からでもなだらかな丘を行き来するのが見てとれる。
 「僕に触られると・・・熱くなっちゃうのかなあ?」
くすくすと笑う鬼太郎の声が耳元をくすぐり、ネコ娘はびくびくと震える。
 「子供の僕に?触られただけで・・・そんなふうになっちゃうのかい」
まだ拘っていた鬼太郎は意地悪くそう言った。
 「何言ってるの・・・鬼太郎ぉ・・・」
敏感になった肌は鬼太郎の髪が掛かるだけでも反応して止まらない。
閉じた瞳を開けば、それはもう熱く蕩けていて・・・。鬼太郎は堪らず唇を重ねた。
いつもよりもずっと熱い舌を受け入れて、顎を伸ばして押しつけ合う。
鬼太郎の鼓動が強く脈打ち、額にはもう汗が滲んでいる。
その身の熱さにネコ娘はじわりと体の芯に火がつくのを感じた。
朦朧とした意識の中、ネコ娘は汗と共に熱が収まるのではないかと、
頭の片隅で考えていた。
鬼太郎の手がもぞもぞと蠢き、腰の辺りに下りていくと・・・。
 「ン・・・んっ!」
下着に指を掛けられてネコ娘は鬼太郎の身を押し戻した。
ソコはもう粗相をしたように湿り、下着が肌にはりついていることを
鬼太郎に知られたくなかったのだ。
唇を離され、浅く息をつきながら身を起こしたネコ娘をじっと見つめる。
70『熱』-6 ◆NECOkE/60g :04/03/11 02:25 ID:1W0MCJDY
 「・・・鬼太郎・・・・・・いいよ」 「いいって・・・?」
座り込んだままで自ら背中のファスナーを下げ、するりと肩から下ろす。
 「ネコ娘・・・」
鬼太郎は、これは熱に浮かされた自分の夢ではないかと思った。
ネコ娘のほうから服を脱ぎ、ちらりと見上げた視線は明らかに誘っている。
首元から一つ一つボタンを外すと、肌けたブラウスの端を掴んだ手が止まる。
 「鬼太郎も・・・脱いで?」 「アッ・・・ああ・・・」
じっと魅入っていた鬼太郎は、はっと我に返り、引き剥がすように服を脱ぎ始めた。
その間に木の葉布団を被ったネコ娘は、身を隠すようにしてブラウスを脱ぎ、
今度は下着を下ろそうとしたのだが・・・。
 「それは僕がしてやるよ」
ばさばさと服を脱ぎ捨てた鬼太郎のほうが早く、背中から横抱きにされる。
直接触れた素肌はやはり熱をもっていて、すでに汗ばんでいた。
後ろから伸びた手を止めようと、ネコ娘は手を重ねた。
 「あっ・・・いいよ、そんなの」 「いいから・・・」 「ちがっ・・・だ・だめなの〜っ!」
鬩ぎ合う二人の手の間で、鬼太郎の指がパンティの端に掛かり、
するりと一寸ばかり引き下げた。
 「やっ!」 「え・・・あれ?」
裏返したように下ろされた下着の生地から、ネコ娘の身に伝うものに気付く。
しかしそれは透明な糸のようで、布団の中では薄暗くてよく見えない。
確かめようとして潜り込めば、ネコ娘は慌てて下着を引き上げてしまった。
 「ネコ娘?ちょっと・・・手を離してよ」 「いやッ」
両足の間に潜り込んだ鬼太郎の視線を恥じて、その手はパンティの端を
しっかりガードしてしまった。
 「違うんだよ。今ちょっと・・・糸を引いてたみたいな・・・」 「!」
一度は覚悟を決めたネコ娘も羞恥心に口を縫い縛り、膝を閉じ始めてしまった。
 「うわっ」 「やぁッ」
しかしすでに鬼太郎の顔がそこにあり、両膝に頬をむぎゅっと挟まれる。
間近に見た下着の二重になった部分は、目を凝らすと楕円形の染みになっているみたいだった。
71『熱』-7 ◆NECOkE/60g :04/03/11 02:25 ID:1W0MCJDY
指の腹でつんと押してみると、ネコ娘は驚いて身を起こす。
 「・・・ネコ娘、もしかして濡・・・」 「ヤダっ!言・・・わないでよ・・・ぉ」
誘ってみせても、すぐ羞恥心に負けて縮こまってしまうネコ娘を見ながら、
鬼太郎は強く脈打つ鼓動が頭の奥まで響くような気がした。
大人びた顔と少女の顔を行き来するネコ娘に翻弄される。
 「・・・判った。もう言わない───」
交差させて身を覆うネコ娘の腕をわし掴み、強く引いて抱き倒した。
強引に両腕を開かせ、膝の間に割り込む。
 「鬼太ろ・・・ッ」
もう我慢などできなかった。脈打っているのは鼓動だけではない。
穿いたままのネコ娘のパンティを左に除けて、そそり立った己の先端を突き当てた。
 「!」
抵抗する間も与えず、ネコ娘の腰を浮かせて身を進める。
染みづくるほどに濡れた肉襞を押し分けて、己の重みで先へと押し入れば
絞れるように窮屈な秘唇がひくりと収縮する。
互いの恥骨が押し当たるまで奥へと突き進むと、鬼太郎は一旦動きを止めた。
止まった途端に全身からじわりと汗が滲む。
 「あ・・・熱・・・ぃ」
それは自分のほうだと鬼太郎は思った。
包み込むネコ娘の秘裂は酷く熱く、そこから伝わる刺激が尚も鬼太郎を熱くする。
身震いするような刺激をまた味わいたくて、奥まで突き入れたモノを引き、
そしてまた突き上げ、そしてまた・・・繰り返す。
くちゅぐちゅと蜜壷をかき荒らすように前後した鬼太郎は、もう止まる事ができなかった。
ネコ娘の嬌声が耳に響く。唇を閉じる力さえもなくしたようだった。
痺れるように身を震わせ、強張らせ、畳を叩いては左右に身をよじっていたネコ娘も、
激しい鬼太郎の動きに耐えるように縋りついた。
筋張った背。硬直して浮き上がった肩甲骨に指先を当てる。
72『熱』-8 ◆NECOkE/60g :04/03/11 02:26 ID:1W0MCJDY
休む事なく突き上げる鬼太郎とネコ娘の間からはパンパンと肌を打つ音が立ち、
駆け昇ることしかできぬ鬼太郎からはぽたぽたと汗が降り落ちた。
気持ちがいいのか苦しいのか判らない。止める事ができない。
抱え上げたネコ娘の足がピンと伸び、高い鳴き声が上がると・・・
鬼太郎は急速に収縮した肉壁の誘いに耐え切れず、呻き声を落として最後の一突きを叩きつけた。
 「・・・ッッ!」
しゃくり上げるように息を呑んだネコ娘は声も出せないようだった。
浮いたまま暫し留まった硬直が解けると、崩れ落ちるようにネコ娘の上に抱きかぶさる。
大量の汗が全身を覆っていたが、その身はまだ酷く熱い。
射精後の開放感はあったものの、鬼太郎はまだ満たされてはいなかった。
熱に冒された体・・・熱に侵された頭は貪欲にネコ娘を求めてやまない。
こうして抑えつけて攻め立てていたのは自分のほうなのに、ネコ娘に搾り取られた
ような、堪らず終わりが訪れたような不満が残っていた。
 「はぁ・・・はぁっ・・・は、・・・んっ」
身を起こし、まだ荒く息をつくネコ娘から果てた己を抜き取る。
熱は持っていても、射精直後だけあって硬度は充分ではない。
鬼太郎は舌打ちするように眉根を寄せると、ネコ娘の体の上で己の強張りを握り締めた。
 「・・・き・・・たろぉ?」
脱力したネコ娘に馬乗りになったまま、己のモノをすり立てる。
ちらりと視線を走らせたネコ娘は驚いて、力を失った体で退いた。
 「やっ・・・な・何・・・?」
苦悶の皺を眉間に浮かばせて、互いの交じり合った溶液に覆われた強張りを上下に擦る。
ネコ娘から見れば異常な行動だと思った。
数度往復すれば立ち上がるほどに硬度を増し、鬼太郎の手が止まる。
 「ネコ娘・・・」 「ャ・・・ヤダぁ!」
背を向けて立ち上がろうとしたネコ娘の足を引き、既にネコ娘のものだけではない
ぬめりに濡れそぼった下着を引き下ろす。
ぱたりとふとんの上に上半身を落としたネコ娘の腰を後ろから抱え上げ、
獣の格好で双丘を掴み開いた。
73『熱』-9 ◆NECOkE/60g :04/03/11 02:27 ID:1W0MCJDY
 「いやぁあ!」
腰を突き立てさせ、背中から伏した頭を見下ろせば征服感が満たされる。
ただでさえ達した直後で思うようにならない体、中途半端にずり下ろされたパンティに足を取られ、
ネコ娘は左右に腰を揺らめかせるぐらいでしか抵抗できない。
が、それはまるで誘っているような腰つきで・・・。
 「アッ・・・あぁんっっ!!」
鬼太郎は迷うことなく、再びそそり立った強張りで刺した。
突き上げる・・・いや、突き下ろすような抽迭に合わせ、ネコ娘の途切れた喘ぎ声が漏れる。
ついさっき撒き散らした白濁の液がネコ娘の蜜に混じり合いかき出される水音が
狭い部屋の中に響いていた。
秘唇から溢れたそれはネコ娘のももを伝い、まるでネコ娘の足の間で
ハンモックのように広げられた下着に吸い取られて止まる。
 「ひっ・・・んっ、ん、・・・ゃ・・・ぁぁ・・・あぁ・・・っ」
縋りつくものもなく、枕に伏したネコ娘の不安げな声が上がり、
鬼太郎は折り重なるようにネコ娘の背を抱きしめた。
回した手の先には下に向かって形を変えた柔らかな乳房。
右手で左胸を、左手で右胸をと交差させるように揉みしだき感触を楽しむ。
両腕がまわるほどネコ娘の体は細く華奢だった。
深い部分を短い深度で行き来させ、文字通り獣のように体を重ねていく。
 「ネコ・・・ネコ娘・・・ッ」
頭の中は真っ白で、自分が何を口走っているのかも判らない。
ただ快楽だけを求めて、愛しい者の名が唇から漏れた。
前後するたびに吹き出した玉のような汗がネコ娘のうなじに振り落ちる。
 「き・・・きたろぉ・・・っ」
鼻にかかる甘い声。震え上がって伸ばした背中に一本の背筋がくっきりと描かれ、
寸前まで硬直していた体が弛緩する。
ネコ娘が達したのを知ると、鬼太郎は思わず口元を歪める。やはり嬉しい。
崩れ落ちる腰を掴まえて数度深く突き立てて、まだ収縮する肉襞に絞り上げられながら、
奥の奥へと己の高まりを放出した。
74『熱』-10 ◆NECOkE/60g :04/03/11 02:28 ID:1W0MCJDY


翌日。
一晩で熱の引いた鬼太郎の代わりに床についたままのネコ娘の姿があった。
ネコ娘はもう一晩ゲゲゲハウスに泊まることになる。
 「寒さに弱いお主を同行させて・・・すまなかったのう」
もちろん熱が出たわけではない。梯子を降りる事もできぬほど足腰が立たなかったのだ。
 「違うよ親父さん。ほら、あたしが勝手について行ったんだし・・・それに」
キッと鬼太郎に鋭い視線を向ければ、ばつが悪そうにネコ娘の求める食事を用意する鬼太郎。
嫌だと言ったのにと顔を真っ赤にして怒るネコ娘をどうにかなだめすかして、
こうしてネコ娘の好物の魚料理を支度する鬼太郎の姿は、異質なものだった。
目玉親父は首を傾げるばかり。いくら生き字引の親父ですらも知らない事。
熱に冒されていただけではなく、ネズミ男に対しての奇妙な嫉妬心からきた
行動だった事も、親父共々ネコ娘でさえ知らないままだった。

<了>
75名無しさん@ピンキー:04/03/11 03:46 ID:xpee2IiB
(´д`;)ハァハァ
毎度GJ!ッス!
病気ネタもネズミ男に嫉妬ネタも読んでみたかったんですが、
「病気もなんにもない」んだから無理だろうと諦めてたところに…!
まさにキタァ━━━━(゜∀゜)━━━━!
この回の防寒着ネコタンはかわいかったですなあ…。
76名無しさん@ピンキー:04/03/11 15:49 ID:H1InsCQb
441氏キタ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ゲホゲホッ・・・キ,キタ━━━━━┓
┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━(゚∀゚)━!!!

相変わらず素晴らしいSSを描いてくださる。
77名無しさん@ピンキー:04/03/11 22:12 ID:l4UTO+Dd
萌えjp週末までメンテ中なんだな。
道理で入れないと思ったよ…ショボーン
78名無しさん@ピンキー:04/03/13 00:10 ID:tdvdFkk7
>>77
復旧したら猫タンの新しい萌え画像とキャプがたくさん見れる。
三田猫と西村猫のどっちが多いかな?
79名無しさん@ピンキー:04/03/13 02:00 ID:wc13hwye
どこまで復旧できるんだろう
ログあぼ〜んされてたら残念だよな…
マイケ(ry極糖のうp画ローカルに落としとけばよかった
80名無しさん@ピンキー:04/03/15 01:22 ID:wEFAXptv
コ━(゚A゚)━( ゚A)━ナ━( ゚)━( )━イ━(・` )━(ω・` )━ショ━(´・ω・`)━( ´・ω・)━ボ━( ´・ω)━( `・)━( )━ン
みんなどこ行っちゃったの?
81名無しさん@ピンキー:04/03/15 02:36 ID:M0V7bf5a
いるよー 
82名無しさん@ピンキー:04/03/15 23:22 ID:vKVdIaBG
83名無しさん@ピンキー:04/03/15 23:27 ID:vKVdIaBG
>>79
萌えjp復旧してるからうpキボーン

>411氏
今更な質問ですが、
三田猫の全てにミリキを感じてらっしゃるそうですが、
3期放送中にマンセーになられたきっかけは?
1.鬼太郎一筋
2.バストライン
3.ヒップライン
4.声
5.顔
6.猫化
7.生足
8.パンティ
9.その他
84名無しさん@ピンキー:04/03/16 02:29 ID:Ux6rYyqj
>83
やはり1.2.3.4.5.6.7.『8.』9.でお転婆なのにしなやかな身のこなし...
つまり全部のようで(*´Д`) 全てがイイ!!
あえて特出すべきは1.の健気さと4.の三田ボイスにやられた感じです。
良くも悪くもユメコの存在が大きかったのかなと。今更ながら思えたり。
比べてみて、やはりネコ娘の健気さや直向さを感じたというか(;´Д`)ハアハア

真似してみますた。四部猫の良さとはこれ如何に?

1.鬼太郎とラブンラブン
2.アイライン
3.ヒップライン
4.ちなちな声
5.顔
6.猫化
7.生足
8.パンティ
9.ラクシャサ
10.唇
11.萌え度MAX
12.その他                        ・・・増えとる(*´Д`)モエモエ
85名無しさん@ピンキー:04/03/16 22:31 ID:PaH/LFdX
86名無しさん@ピンキー:04/03/16 22:42 ID:PaH/LFdX
>>84
『8.』はどういう意味ですか?

4部も全部ですな(w
ただ11の萌え度MAXは?
作監によってはバストラインのふくらみもありますが・・・・。
12のその他はフワフワしたスカートと本当はねずみ男のことも心配してる優しさかな?

http://moe2.homelinux.net/src/200403/20040315049555.jpg
これって確かにパンツ見えるんでしょうか?

後、ラクシャサは本編でパンツはどうなってんだろうって想像したけど、、絵師さんのこれで
http://akm.cx/2d/dat/img20030301033209.jpg
納得しました!
87名無しさん@ピンキー:04/03/18 14:13 ID:sWXJjVK8
|∧∧
|・ω・`)
|o神o
|―u'
|

|
| ∧∧
|(´・ω・`)
|o   ヾ  そ〜〜・・・
|―u' 神
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
|
|
|
| ミ
|    神
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
88名無しさん@ピンキー:04/03/19 20:48 ID:D34yfUKc
89411 ◆NECOkE/60g :04/03/20 02:55 ID:I2EHDRAd

|ω・`)
|エロo      そ〜〜・・・
|u'
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
       神
|(´・ω・`)ノシ  oO(期待ageのお手伝いトス)
|o駄エロ  
|u―u' 
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
|       神
|  
| ミ
|  駄エロ  
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄

柱に背を預けたネコ娘は、向かい合う格好で鬼太郎の愛撫を受けていた。
行燈の灯、薄明かりの中で絡み合う二つの影が壁に映し出されて揺れる。
 「ん・・・ンっ・・・ぁっ・・・」
大きく開いた鬼太郎のてのひらに包まれ、ネコ娘の胸は有象無象に形を変えた。
力強くわし掴んだと思えば支えるように持ち上げ、
指間に食込ませた柔肉の弾力を楽しむ。
 「きたろ・・・ぉ」
間を置いた二人の隙間に夜風が渡り、ネコ娘は切なげに名を呼んだ。
鬼太郎は揉みあげる手はそのままに、身を寄せて口づける。
 「・・・ン・・・っ」
霊力をたたえた褐色の髪を撫でるように鬼太郎の頭に手を回す。
重ねた唇を味わい、やがて生温かい舌が押し込まれるのをネコ娘は受け止める。
まるで体を重ねあう時のような淫猥な水音が静寂の夜に響き、
羞恥に身を震わせた。
少年の短く無作法な指が尖った乳首をいじり始めると、
緩やかに身を委ねていた少女の身がぴくりと跳ねる。
体の芯を痺れさすような衝撃に自然と退くが、背後には柱が聳えて逃げ道などない。
 「ぁ・・・あんっ!きたろ・・・、いっ・・・」
振り解かれた唇から唾液が糸を伝い、胸元に落ちる。
ネコ娘はいいと言いたいのか、痛いと言いたいのか、判らなかった。
尖った胸のつぼみを指の腹で執拗に捏ねられ、弾かれて
 「いっ・・・、ぃ・・・ぁん・・・っ」
火照った頬にまたひとつ口づけを受けた。
 ───鬼太郎って・・・胸がスキだよね。
行為に及べば直ぐに激しく蠢く鬼太郎だが、いつも胸の愛撫は執拗だ。
頬から首筋を伝う鬼太郎の唇が胸元に降りていく間、
ネコ娘はぼんやり考えていた。
 ───こうして見ると・・・乳呑み児みたい。
くすりと笑いがもれたが、突端を啄ばむ鬼太郎の唇の感触に笑いが止む。
91『抱擁』-2 ◆NECOkE/60g :04/03/20 02:58 ID:I2EHDRAd
 「あ・・・ぁあん・・・っ」
甘い喘ぎで咽喉を反らすと、鬼太郎はその反応に気を良くして
舌でねっとりと舐め上げた。
ネコ娘の身が震える。白くすべらかな肌はしっとりと湿り始めていた。
耳に届く水音が激しさを増し、舐め転がすだけでは飽き足らず、
唇を窄めてちゅうちゅうと吸い込み始める。
鬼太郎の熱い舌にくちゅくちゅと練りあわされ、貪られて、
胸だけの刺激にネコ娘の秘めた部分はじわりと潤んできていた。
 「は・・・ん・・っ・・・・・くっ」
頭がぼうっとして、視界が歪む。
抱き寄せた鬼太郎の髪をぎゅっと掴みながら、いっそこの指で
蜜を垂らした歯がゆさを癒してしまいたくなる。
 ───早く・・・鬼太郎・・・。お願いッ。
飽くことなく胸にむしゃぶりつく鬼太郎に焦れて、ネコ娘はきつく目を伏せた。
 「・・・どうしたの?」
顔を上げた鬼太郎の顔もすでに上気していた。
ネコ娘が求めているものを知りながら、嘆願するまではしてやらない。
鬼太郎は意地悪な表情を包み隠して、子供のようなあどけない笑顔で尋ねた。
 「鬼太郎・・・」 「何だい?」
 「・・・鬼太郎って・・・胸がスキだよね」 「えっ」
ほうっ・・・と吐息を漏らしたネコ娘の艶めいた表情は大人びていて、
まるで自分が母乳を求める子供になったような錯覚に囚われる。
 「そうだなあ・・・。うん、スキだけど・・・?」
こうして座らせて向かい合えば、膨らんだ乳房の弾力をより楽しめる。
横になっても張りのあるネコ娘の胸はつんと盛り上がっているけれど、
この方がより顕著に豊かさを感じた。
もう一度口づけようと頭を下げると・・・。
 「うん・・・?」
ネコ娘の手が両乳房の峰を覆い隠してしまった。
92『抱擁』-3 ◆NECOkE/60g :04/03/20 02:59 ID:I2EHDRAd
 「・・・スキなのは・・・ココだけ?」 「え・・・っ」
もっと他にも触って欲しいと・・・強請るような言葉だった。
しかしネコ娘は誘っていたわけではなく、表情が曇っていた。
 ───あたしは・・・お母さんの代わりなの?
鬼太郎が、逢うこともままならなかった母をどれだけ愛しているかは知っている。
しかしそれとこれは別の事。ネコ娘に向けられた気持ちは別物だと信じたかった。
代わりの存在ではないのだと、確かめたかった。
異様な程胸に執着する鬼太郎の姿を見ていたら、確信が揺らいで、
ついそんな事を尋ねてしまった。
 「そんなわけないじゃないか」 「そう・・・かなあ」
鬼太郎は鈍いところがあるから、自分で自分の気持ちを解かっていない
のではないかと、不安になることもある。
知らずに母性を求める一心で、この身を抱いているのだとしたら・・・。
 ───・・・あたしは・・・こんな淫らな気持ちに堕ちたらいけないよ・・・ね。
 「そりゃぁ・・・ネコ娘のおっぱいは柔らかくて・・・すごくスキなんだけどさ。
 そこだけってわけじゃないよ」 「そうかな」
口ではどうとでも言えるよねと、少女は意地悪な笑みを浮かべた。
 「じゃぁ・・・ココばかり触らないで・・・?」
ネコ娘はくるりと振り返り、背を向けてしまった。
後ろからわし掴むには恰好の姿なのだが・・・。
ネコ娘はそういうところはいつまでたっても判っていない。
鬼太郎が途惑っている間にも時は流れ、ネコ娘の肩が揺れた。
 「ほらね?胸以外には・・・あたしに魅力なんてないんだ」
 「違うよ!」
背を抱き寄せられ、うなじに唇が這う。
 「・・・どう料理してやろうかなって・・・考えてたんだよ」
抑えた声が響き、ネコ娘はぴくりと肩を竦める。
耳元にはくすくすという鬼太郎の笑い声。
 「ネコ娘は・・・背中も弱いだろう?こんなふうに曝して大丈夫なのかい?」
93『抱擁』-4 ◆NECOkE/60g :04/03/20 03:00 ID:I2EHDRAd
 「え・・・?ぁッ」
背中の線を舌でなぞられ、ぴくりと跳ね上がる。
腰から回った鬼太郎の手が下腹に伸び、逃さぬよう抱きとめられた。
ちゅ・・・ちゅ・・・と慈しむように口づけ、すべらかな肌を伝っていく。
唇を追うように鬼太郎の前髪が伝い、くすぐったさに身を捩った。
足のつけ根に降りた衣服を下から引き抜かれ、足を取られるままうつ伏せにされる。
低い枕に顔を埋めて、ネコ娘はきゅっと唇を閉じたが・・・。
 「んっ!やっ・・・」
うつ伏せのまま腰を上げ、四つん這いの獣のような格好をさせられて、
ネコ娘は慌てて腰を下ろす。
 「どうしたの?」 「やだぁ・・・こんな格好・・・」
今日のネコ娘は注文が多い。
鬼太郎はやれやれと溜め息をつきながら、今度は両足を引くようにして広げさせた。
 「あっ」 「何だ、もう濡れてるじゃないか・・・」
双丘を割った秘所は充分に濡れそぼって、溢れた蜜がももに伝っていた。
指先でつつ・・・と掬い取ると、ネコ娘は真っ赤な顔を枕に押しつける。
いつもと違う方から見ているせいか、どこか別のもののように見えてならない。
秘裂をなぞって指を濡らすと、ゆっくりと襞を分け入った。
 「んっ!?あ・・・ぁあん・・・んぅ・・・」
やはり逆からだと具合が違うのか、ネコ娘も途惑うような声をあげた。
濡れた肉襞に突き入れる感触は変わらない。
数度出し入れしていると、双丘に手が挟まれて指の根元までは入れ辛かった。
空いた片手でぐいっと片尻を分けると・・・。
 「ん・・・?」 「あ・・・あんっ・・・んっ・・・んん・・・」
出し入れする指の動きに反応する喘ぎに合わせて、
朱に染まった菊門が収縮しているのに気付く。
まるで口のようにぱくぱくと開いては閉じる。
鬼太郎は何気なくそこを指で突いてみた。
94『抱擁』-5 ◆NECOkE/60g :04/03/20 03:02 ID:I2EHDRAd
 「アッ!や、やだァ!やめてよ、そんなところ・・・ッ」
ネコ娘の肌が毛羽立つように鳥肌を立てる。
 「ここも感じるのかい?」
 「バッ・・・まさか!そこは汚いから・・・触っちゃだめだよ・・・っ」
 「もの欲しそうに開いてるんだけどなあ」 「!!」
ネコ娘は驚いてきゅっと双丘を閉じてしまった。
 「あうっ」
しかし鬼太郎の指は秘唇に差し込まれたままだ。
閉じた肉壁をなぞられて、ネコ娘の足は弛緩した。
 「・・・このまま入るかなあ・・・」
充分に慣れたのを指で確認し、蜜を滴らせながら指を抜き取る。
寝そべったままのネコ娘に覆い被さって、ぎゅっと背中から抱きしめた。
背中に当たる鬼太郎の温かさ、重みが心地良くてネコ娘は熱い吐息を漏らす。
弾力のある双丘の上を、熱い自身が跳ねた。
 「にゃっ・・・鬼太郎、ダメだよ・・・こんな・・・、あんっ!」
下からなぞるように先端が突き当たり、秘唇に押し当たった。
耳元には鬼太郎の押し殺した呻きが下り、押し広げるように楔を打たれる。
妙な感じだった。自分が鬼太郎のものを咥えこんでいるのがよく判る。
 「んっ・・・んっ、んっ・・・」
数度突き上げたが、やはり双丘の弾力が邪魔をして、いつもほどは深く挿入できない。
しかし、その分双丘に挟み込まれるような感触に鬼太郎は身を震わせた。
ごりごりとネコ娘の内壁を擦り上げれば、先端から痺れが這い上がる。
 「ああっ、はんっ・・・はっ・・・ぁあん、き・・・きたろ・・っ」
緩やかな動きにじわりじわりと痺れが走り、ネコ娘の手はぎゅっと拳を握る。
逃れるように上へと擦り上がるのをぴったりと伸し掛かった全身で留め、
握ったままの手の甲に手を重ねた。
背中越しでもネコ娘の高鳴った鼓動が伝わる。鬼太郎は耳元に吐息を漏らした。
浅い深度での抽迭を繰り返すと、先端が柔肉に締めつけられる。
溢れ出た蜜が幹を伝い、会陰からきゅっと閉じた双丘に渡って揉み込まれるようだった。
 「はぁ・・・ネコ娘・・・っ」
95『抱擁』-6 ◆NECOkE/60g :04/03/20 03:04 ID:I2EHDRAd
脇から腰を通り、前の茂みに手を伸ばす。
床と恥丘に窮屈に挟まれながら撫ぜると、ネコ娘はぴくりと反応した。
 「やっ・・・あ、ぁあ・・・ぁんっ、はあ・・・っ!」
途端電気に打たれたようにネコ娘の体がしなり、咥えこまれた先端を絞り取る
ように収縮した。
 「ううっ・・・!?」
鬼太郎ももっていかれまいと動きを止めて耐える。
しなった背中には一本の線が浮き上がり、やがて力をなくしてぱたりと伏した。
 「・・・ネコ娘?」
濡れそぼった花壷は忙しなく収縮を繰り返して鬼太郎のものを締めつける。
枕に顔を埋めたネコ娘は浅く息をついていた。
 「もしかして・・・もう達ったのかい?」 「!」
首筋からひょいと顔を覗き込めばそっぽを向かれ、また逆から覗き込んでも
紅潮した頬を背けられる。
繋がった部分を指先でくすぐると、濡れた水音が鳴った。
 「・・・ネコ娘はこの格好が好きなんだね。でも僕は・・・顔が見えたほうがいいなあ」
腰を引いて一旦抜き取ると、今度はネコ娘を上向きにさせた。
 「にゃ・・・ッ」
引き抜いた瞬間に零れた溶液が床を伝う。
甘い息を漏らすネコ娘の唇は閉じる力を失ったように開いたまま、
蕩けた瞳で鬼太郎を見上げていた。
上気した表情を見下ろし、鬼太郎も堪らず抱き重なる。
 「鬼太郎ぉ・・・」
 「やっぱりこうして顔が見えたほうがいいなあ・・・。ねえネコ娘は?」
 「あ・・・あたしは・・・」
じっと見つめられていることに耐え切れず、視線が揺れる。
 「どっちも好き?」
鬼太郎がからかって言うと、ネコ娘はその肩に手を回してぎゅっと抱き寄せた。
 「・・・ん。こうして・・・ぎゅっと抱きしめてて・・・欲しい・・・」
96『抱擁』-7 ◆NECOkE/60g :04/03/20 03:05 ID:I2EHDRAd
少女にとっては、身を衝く肉欲よりも抱き包まれる体温が嬉しかった。
前からでも後ろからでも構わない。この体温と重みを感じているのが堪らなく幸せだった。
 「えっ?」
鬼太郎が問い返すと、ネコ娘ははっと我に返って縋りついた手を解く。
 「ご・ごめん。それじゃぁ動けないよ・・・ね。何言ってるんだろ、あたし・・・」
 「い・いや・・・君がそのほうがいいって言うなら・・・」
再びネコ娘の上に抱き被さり、身を寄せたままで片ひざを上げさせる。
 「・・・ちょっと時間がかかるけど、このままでもいいんだよ?」
 「でも・・・ぁ・・・あんっ!」
熱い肉襞をかけ入る感触に鬼太郎も息を詰める。
満たされる衝撃に耐えるように、ネコ娘は肩を抱き寄せて受け入れた。
 「あっ・・・あぁあ・・・にゃんん・・・っ」
根元まで入り込んだ強張りが蕩けた花壷に咥え込まれる感触に、
鬼太郎は息を漏らした。すぐにでも動き出したかったが、息をついて耐えた。
浅く突き上げる緩やかな動きのまま、ネコ娘の身を抱きしめる。
抱きしめているのか、包み込まれているのか判らない。
互いの身を繋ぐ熱さに体の芯に火がついたようだった。
 「はぁ・・・んん、き・・・きたろ・・・きたろぉ・・・っ」
縋りついて抱き寄せれば、鬼太郎の顔を自らの胸や首筋に引き寄せてしまう。
このままどこかへ突き落とされてしまうような不安から逃れるため、
ネコ娘は必死で鬼太郎の身に縋った。
 「ネコ娘・・・」
ちらり見たネコ娘の顔は切なげに眉間を寄せていた。
しかしぎゅっと抱きしめれば一瞬微笑んだように弛緩する。
いつも苦しげに身を捩るネコ娘が、こんなふうに幸せそうに受け入れるのも珍しい。
97『抱擁』-8 ◆NECOkE/60g :04/03/20 03:06 ID:I2EHDRAd
 「・・・」
思えばこんなふうにネコ娘の様子を伺いながらする事などなかった。
始まってしまえば突き上げる衝動に敵わず、激しく身を叩きつけるのが常だったのだ。
ゆさゆさと腰を揺さぶれば、一度達したネコ娘は敏感な体を震わせ、
絶え間なく可愛い声を上げて縋りつく。
火照った肌が赤みを帯びて、乱れた髪が枕の上に広がった。
数を重ねるごとに艶を増したネコ娘の表情に鬼太郎は視線を止めた。
普段からお転婆で活発なネコ娘が、こんなふうに色めいた顔を見せるのは自分にだけ。
自分だけが知るネコ娘の妖艶な姿を満足げに見つめていた。
 「アッ!・・・にゃ、にゃあああああんっ!!」
次第に抽迭が激しさを増す。とても耐え切れはしなかった。
 「くっ・・・んっ、んん、んあっ・・・あっあぁあんっ!」
突き上げるたびにネコ娘の柔肉が揺れ、赤い果実がふるふると震える。
背中に電気が走ったような痺れが堪らず、鬼太郎は己の強張りで深く貫いていく。
ネコ娘の声はどんどん高まり、首を左右に振りながら悲痛な叫びを上げた。
 「ンッ・・・」
前後した動きが硬直する。息詰まらせた快楽に身震いしながら、
ネコ娘の膣内に数度体液を噴き出した。
一気に脱力し、ネコ娘の上に抱きかぶさる。
荒く息を吐きながら萎えていく己のものが、収縮する肉襞に包まれているのを感じる。
 「・・・ごめん」 「は・・・にゃ?」
時間がかかるなどとと強気なことを言いながら、突っ走ってしまったことを恥じて
鬼太郎は顔を赤くしていた。
 「何が?」 「何って・・・」
かと言って自分から我慢がきかなかった事を伝えるのも悔しい。
鬼太郎はぎゅっとネコ娘の身を抱いたままそっぽを向く。
ネコ娘は首を傾げたまま、抱きしめられた温かさが嬉しくて、
蕩けた瞳で微笑んでいた。

<了>
98名無しさん@ピンキー:04/03/20 03:11 ID:I2EHDRAd
>>86
>『8.』はどういう意味ですか?
特別枠です・・・(*´Д`)

4部は確かにねず公のことを心配して、ねずみ娘になってしまったくだりがありましたね。
しかし3部のほうがねずみ男との距離が近かったような気もするんですよ。
ついやきもちやいてしまうぐらい・・・。それは漏れが三田猫マンセー者だからかw
99名無しさん@ピンキー:04/03/20 21:50 ID:+SwkqRaV
                          ,. -―‐ `'' 、
   ┏┓  ┏━━┓        /.,;彡;, ..,;,.   ゙ミヽ、     ┏━━┓  ┏┓  ┏━┓
 ┏┛┗┓┃┏┓┃       /ソノ;彡;彡;彡;彡'゙ヽ;゙i;,ヽ   ┃┏┓┃ ┏┛┗┓┃  ┃
 ┗┓┏┛┃┗┛┃┏━━━{i;゙|il|l!ノ彡';彡;'','⌒ ゙!l!l}i゙!━┓┃┃┃┃┃┏┓┃┃  ┃
 ┏┛┗┓┃┏┓┃┃      {ノl!|!;ソ;ノリノ'″l ・ ノ;li|l!1  ┃┃┃┃┃┗┛┃┃┃  ┃
 ┗┓┏┛┗┛┃┃┗━━━'{i|{il{li゙!ソ;'  ` ' `"″!l}!i|!━┛┃┃┃┃    ┃┃┗━┛
   ┃┃      ┃┃         '{;l!|{i!リ''  _ノ    ;i|!レ'     ┃┗┛┃  ┏┛┃┏━┓
   ┗┛      ┗┛        '゙i!|!;'、,_´__,ノ '″    ┗━━┛  ┗━┛┗━┛

>>411氏禿しくモツカレ―――(*´Д`) ノシ

最近は411氏の鬼太郎×ネコタンもアマンアマンでいいでつなぁ!
今後に期待
100名無しさん@ピンキー:04/03/20 21:51 ID:aTYPVWOy
毎度投下お疲れさまです!
ぎゅっと抱きしめてて欲しいなんて、
ネコタンはかわいいなぁ〜(;´д`)ハァハァ

>3部のほうがねずみ男との距離が近かったような気もする
それ私も思いました。
四部だと大人と子供という感じで立場が少し離れて見えたけど、
3部は同等な感じがしましたから。
ユメコと鬼太郎、ネコ娘とネズミ男で一括りにされてる感じもあったし。
だから余計に妬けたよ…
101名無しさん@ピンキー:04/03/21 01:22 ID:Jc7v2RpX
>100
3部でのネコ娘とペケペケの発展形が、鳥乙女とこうもり猫だと思ってたよ。
後者は本当にカップルぽかったけど、、、
102名無しさん@ピンキー:04/03/22 12:11 ID:bQckatSS
103名無しさん@ピンキー:04/03/23 23:27 ID:M1mSBvl2
>>101
ペケペケワロタ
鳥乙女には萌えだが、相手がこうもり猫とはキビシー
こうもり猫もいい奴だとは思うんだが、うーむ。
104名無しさん@ピンキー:04/03/24 03:56 ID:Rm5nJl7E
>100
>一括りにされてる感じもあったし。
>だから余計に妬けたよ…

本当にそうでしたよね・・・(つД`)
だからこそ余計に、後の4部鬼太郎とねこたんに嬉し泣きしてみたり(ノ∀`)
5部は更に発展してアマンアマンなんだろうか
105sage:04/03/26 02:07 ID:2aC6zdoW
本編でアマンアマンすぎると逆にあんまり萌えないというあまのじゃくな俺。

最近人いないなぁ
106名無しさん@ピンキー:04/03/26 08:32 ID:b6zvTIIQ
■ 4レス目

鬼太郎×ねこ娘(4期)パラレルデゴメソ四部バージョン>>前スレ547の続き>5-12

鬼太郎×ネコ娘(3期)SSリレーパラレルデゴメソ三部バージョン>>前スレ583の続き>13-14>19-20>22-23>27-29>31-32>38-43>45-46>50-51>53-56

鬼太郎×ネコ娘(3期)ショートネタ>>36-37

鬼太郎×猫娘(2期)パラレルデゴメソ二部バージョン>>59-63

鬼太郎×ネコ娘(3期)『熱』>>65-74

鬼太郎×ネコ娘(3期)『抱擁』>>90-97


妖怪絵描きモドキ神作@避難所ばなーより、誇大妄想


「ハァッ…ハァ…ハァ…」

ゲゲゲの森を駆け抜ける少女の姿。
それは決して珍しい光景ではなかったが、今日はいつもとどこか様子が違う。
ゲゲゲの森には邪な心をもつものは入れぬというのに、後を何度も確認し
まるで何かから逃げるかのようで、表情にも僅かに不安が入り混る。

タッタッタッタタッタ…

猫族独特の軽くしなやかな走り。
足音は並みのものではまず気がつかないだろう。

それは、彼女が向かう先のゲゲゲハウスに住まう少年でさえも聞き分けるのは困難だ。
当の少年といえば、父が出かけた後に少女の家を尋ねたものの生憎留守で
しかたなしに自宅へと戻る途中であった。

「…ねこ娘は何処へ出かけてしまったんだろう?」

粋は軽やかだった足取りも、帰りは重く
カラコロとなる下駄の音も、どこか寂しげに聞こえてならない。

「はぁ…」

無意識にため息が漏れて、自室へ上がる階段に手をかけたときだった。

「鬼太郎―――!!!」

先ほど姿を求めていた少女の声がする方を振り向く。

「…ねこ娘?」

少女のただならぬ様子を察知し、少年は首をかしげた。
不安を浮かべていた少女の顔色が、少年に合えた安心と嬉しさからか一瞬泣きそうになって…

かける足を緩める事をせず、そのまま胸に飛び込んできた。
こうして少女に抱き付かれる事はしばしば有ったが、こんなに勢い良く来るとは思っても居なくって
飛び込まれたままに、その身体だけはしかと抱きとめて後の草むらに倒れこんだ。

何があったというのだろう?
少女は少年の身体にしがみ付き、胸に顔を押し当てている。

少女にこうされる事は嫌ではない…むしろ嬉しい事だが、先ほど見せた表情といい
何時もと違う様子といいそちらが気になる。

「…ねこ娘?」
「きたろぉ…」

優しく名を呼べば、か細い声で返してくる。
ヨシヨシと頭を撫でて、その柔らかい身を抱き返す。

「…そんなに慌ててどうしたの?」
「こ…恐かったの…」
「恐かった?」
「…うん」

赤子をあやすようにして、背中をぽんぽんと軽く撫でる。

「…何が”恐かった”んだい?」
「…あのね…なんだかよく…解らないの。」
「恐かったのに、解らないのかい?」
「うん…」

すると、ねこ娘は少しづつだが語りだした。
何があったのか…を

今日。
ねこ娘は、気まぐれに電車に乗っていた。
こうして電車に乗っている時には、人も妖怪も関係なくただの少女で
色んな人間が乗車し、下車する姿を…人間観察をするのを楽しんでいた。

電車の中は既にラッシュの混雑が始まりつつあり、通勤時間のラッシュに巻き込まれる前に帰ろうと、そう思っていたときであった。
身体が小さいので、入り口付近に居ないと降りられなくなる為、ドアに陣取って、下車する駅までいくつか数えていた。

各駅停車なので、止まるたびに人が降りては乗り
足元がやたらスースーとするのもそのせいだと思っていた。

今週は冬の陽気が戻ってきていると、ニュースで聞いていたから。

電車が揺れ、混雑する車両内では肩やサラリ-マンのカバンが身体に触れてしまうのも仕方が無い。
人込みに揉まれるのも珍しい事ではないからだ。

…が、あと少しで下車する駅だという少し手前で、スカートに何か生暖かい液体をこぼされた感触がして
それと同時に、扉が開きねこ娘は流れるままに下車をした。
僅かに感じたスカートを引かれた感触に…背中越しに熱く落ちた男の息に、ただならぬ恐怖を感じてねこ娘は
ゲゲゲホールを使い戻ってきたのだ。
110名無しさん@ピンキー:04/03/26 18:06 ID:xqgA4diB
キタ━━━ヽ( ゚∀゚)人(゚∀゚ )メ( ゚∀゚)人(゚∀゚ )メ( ゚∀゚)人(゚∀゚ )ノ━━━!!!!
111名無しさん@ピンキー:04/03/26 23:30 ID:e79mk7MK
ねこタン、電車で痴漢に遭遇?
112名無しさん@ピンキー:04/03/27 02:27 ID:XhAkJdDN
避難所キターーーー!
何をされたか分かってないねこ娘萌え。
鬼太郎どう説明して慰めるんだろうかw

(´-`).。oO(三部鬼チ太郎だったら…大変だ)
>109の続き

恐ろしくって、何が合ったのかも確認できずにただ
安心できる所…ゲゲゲハウスに…鬼太郎の元へ急いだ。

「あたし、一人で居るのが恐かったから見てないの…鬼太郎…見て?」

ねこ娘の身体を胸に抱きかかえたまま首を上げるが、零されたような痕は判らなかった。

「濡れているようには見えないけど…」
「…違うの」
「…えっ?」

「…スカートの中…なの…」

「えぇっ?!」

「きゃっ…!やだぁ」

ガバット身を起こした鬼太郎は、ねこ娘を抱いたままスカートを捲り上げた。
その中は―――

ねこ娘の白いショーツに向けて吐き出された、白い液体。
スカートの裏にも飛び散っていたが
ジャンバースカートが厚手の生地だった為に表にまでは染みていなかったのだ。

水分を吸った綿の生地が肌に張り付き、桃尻の形をはっきりとあらわしていた。

それはどう見ても痴漢行為による、男の―――

あまりの事態に鬼太郎は絶句したと同時に
身体の内側から、ねこ娘に対してその行為をしたものに対するどす黒い感情が沸沸と湧きあがる。

ねこ娘のお気に入りの一張羅。
それを汚す事は彼女を悲しませる事になるから、自分だって一度もした事が無いのに…!!

「…鬼太郎?」

無言のままの鬼太郎に、不安になったのかねこ娘が名を呼ぶ。

「え?ああ…なんだい?」
「ど…どうなってた?」

「うーん…甘酒か何かをかけられちゃったみたいね…」
「え〜っ…やだぁ…」

くしゃ…とねこ娘の表情が歪む。
泣かれては、自分の身が持たない。
どうせ、洗濯しなければならないのだから、いっそのこと…

「そ…それじゃ今から、水遊びしよっか?」
「…水遊び?」
「僕も…ほら、汚しちゃったからさ。着たまま飛び込んで、池の中で洗おうよ。」

そう言うと、ねこ娘は鬼太郎のチャンチャンコやズボンに目をやる。
先ほど自分が抱きつき倒した為、草の汁や泥で汚れていた。

「あっ…鬼太郎…ゴメンね…」
「いいさ。洗い終わったら乾くまで僕の肌着を貸してあげるから…ね?」

「うん」

ねこ娘の手を取り、ドボンと池に飛び込めば頭までずぶ濡れで
お互いの姿を見て自然と笑い声がこぼれた。

水をかけっこして、服が水を含めば重たくなってきて…

「ねこ娘、脱がせっこして洗う服…交換しないか?」
「え…いいけど」

なんで?と言いたげなねこ娘のの言葉を遮るようにして

「ねこ娘に僕の服…洗って欲しいんだ。」

実は其の逆で、他の男が汚れをねこ娘に触れさせたくなかった。
知らずに済むなら、知らせぬままにして置きたかったのだ。

服を着たまま一緒に池に飛び込んだのも、汚れを少しでも目立たなくする為だった。

「いいよ。あたしが鬼太郎のも洗ったげる。」
「それじゃぁねこ娘が一人で大変じゃないか…」

鬼太郎は猫娘の肩に両手をおき、お互いに向き合うように見つめあう。

「でもっ…ひゃぁ!」

ねこ娘が言いかけたとき、鬼太郎はねこ娘に抱きついた。
肩口に顔を埋め、背中に手を回せばねこ娘の小さな身体はすっぽりと覆われる。

ねこ娘にはこれ以上色々言わせ無いようにしたい。
鬼太郎には上手い言い逃れが考えつかず、各なる上は行動で封じる事にした。
116名無しさん@ピンキー:04/03/28 02:12 ID:U4VCPHpz
保存部分!どこに消えてしまったのですか。
どうぞめげずに頑張って下さい。甘酒でも飲みながら座して続きお待ちしてます!
いや、やはり妖怪は甘酒を飲まないと始まらないですからね・・・
>115の続き
しかし、細く柔らかい身体を抱けば理性も緩む。
生暖かい池の水でも、濡れた衣服は少しずつ体温を奪い、肌が冷え始めるが
比例して、鬼太郎の身体の中心は熱くなってくる。

否、熱いのは身体ばかりではない。頬にも熱が上がり、その細身をぎゅっと抱きしめた。
腕の中の柔らかな温もりに愛おしさが溢れ、それと平行して無礼な行為をした者に対するどす黒い感情が煮え滾り
そして―――それは性欲へと転換される。

「…きたろ?」

抱きしめたまま動かぬ鬼太郎に、どうしたのかとねこ娘が問い掛けるが、名を呼ぶ声ですら促進剤でしかない。
首筋に口付け、両手は腰から桃尻に滑り降りる。

「にゃっ…んっ…」

喉下に唇を這わせ、ブラウスのボタンを器用に唇で外す。
ちゅ…ちゅと肌蹴た胸元に、口付けを落としスカートの上から桃尻を揉むようにして引き寄せる。

「ね…鬼太郎…」

ねこ娘が鬼太郎の身体を抱き返してきて

「ん…なんだい?」

視線を顔に移せば、少し高揚した顔で見つめ返される。

「あの…あのね…」
「ん?」
「あたし、この服濡れちゃったらどうすればいいの?」

汚れた服を洗おうと池に飛び込んだまでは良かったが、その後の事までは考えていなくって…

「ああ、着替えは…僕の肌着で良かったんだよね。」
「身体を拭くのは?」
「手拭が有るけど…持ってこようか?」
「うん」

上目遣いに見上げられてつい、口走ってしまった。
すっかりねこ娘にはぐらかされてしまった鬼太郎がそのまま池から上がろうとすると

「鬼太郎。服は脱ぎなさいよぉ。」
「うん?」
「鬼太郎のお家びしょぬれになっちゃうよ?」

それもそうか…と鬼太郎は濡れたチャンチャンコ…学童服から下着まで脱ぎ
裸のまま、ゲゲゲハウスに戻る。

ねこ娘に貸す肌着と手拭を探すうち、枚数の無いものの中から少しでもきれいなものを…と思い始めて
あれこれ悩むうちに、ねこ娘のところに戻るまでにはずいぶんと時間がかかってしまっていた。
戻れば、自分の服もねこ娘の服も洗濯が終っていて
ゲゲゲハウスの下ではためいていており、一瞬鬼太郎は「しまった!」と思ったが
ねこ娘は…と言えば―――

「あ、鬼太郎遅いよー。もうお洗濯、終わっちゃったよぉ〜?」

そう言いながら、池の中でニャハハと笑うねこ娘の姿。

どうやら、水の中で遊んでいるうちに汚れも大分落ちていたようで、結局ねこ娘はそれが「何」であるかを知らぬままに洗濯を終えていたようだった。

「ごめんごめん…」

鬼太郎が岸に近づくに連れ、ねこ娘も岸に近寄り手渡された肌着と手拭を受け取る。
水面から覗いた白い肌の小さな胸飾りは、尖っていたようにも思え
手拭を広げて、身体を拭く様子についつい魅入ってしまっていて

「鬼太郎…どうしたの?」
「…い・いや…何でもないよ。」

視線を逸らし、殆ど乾いてしまった自分の身体を拭く。

「服が乾くまで、家の中にいようか?」
「うん」

鬼太郎の白い肌着を着たねこ娘は、いつものジャンパースカートよりも短めの丈で
先に梯子を上れば、チラリチラリと見えてしまい、目のやり場にも困る。
当のねこ娘は鬼太郎の視線など、気がつかないのか…構わないのか…

家に上がれば、万年床に腰掛ける鬼太郎の膝の上にちょこんと腰掛けて

「鬼太郎…抱っこして?」

そう言って触れた肌は酷く冷えていて、池の水がねこ娘の体温をすっかり奪っていたのだと知った。
水遊びの後の気だるさからか、ねこ娘はそのまま鬼太郎の胸にもたれかかり
鬼太郎の肌がよほど暖かいのだろう、気持ち良さそうに目を細め喉をゴロゴロと鳴らしている。
120名無しさん@ピンキー:04/03/29 02:36 ID:AxIOy35a
>エロまでの道のりは遠い
このじりじりと読み進めていく感じがたまりませんよ(w
理性ぎりぎりの鬼太郎を、知らずに誘ってるねこタンがあどけなくて…
萌へる(´Д`;)
>119の続き

鬼太郎の太ももに直接触れるねこ娘の桃尻の感触
背丈は変わらぬといってもねこ娘はやはり女の子、男の子の鬼太郎の肌着は少々大きいようで
ダボついた脇からは、胸元がちらりと覗き、鬼太郎がねこ娘に視線を落とせば
上からもその胸元は丸見えだった。

華奢な腰元に手を回し、身体に触れる。
先程はぐらかされた熱…が完全に消えていたわけではない。
ねこ娘の肩を抱き、視線にも何故か熱が篭り
息を押し殺しても熱い吐息が口から漏れてしまう。

鬼太郎はそっと万年床の上掛けを捲る。

「…ねこ娘」
「にゃ?」

細めていた瞳を開いて鬼太郎の顔を見上げる。

「こうしていても寒いだろう…布団の中へ入るかい?」
「うん」

ねこ娘が頷いたのを確認すると、鬼太郎はねこ娘を布団の中へ誘導する。
入ってもまだ人肌で温まっていない布団も冷たく、ねこ娘は鬼太郎の懐で丸くなる。

「お布団冷たいね?」
「うん…そうかい?」


すでに全身が熱くなっている鬼太郎は、布団は心地よい冷たさだった。
腕に感じるねこ娘の体温に、鬼太郎にだからこそ無防備なねこ娘に
守ってやらなければという想いから溢れる愛しさから、滅茶苦茶に抱いて壊してしまいたくなる。
心に湧く欲望のままに抱き、突き上げたらねこ娘は腕の中でどんな声を…表情を見せてくれるのだろうか?

好きで好きでたまらなくって、既に身も心も手中にあってもまだ足りず
こうしてずっと抱き合っていられれば良いのに、そうもいかない毎日が歯がゆい。
故に柔らかな身体を抱く腕にはついつい力が篭ってしまう。

「ん…でもね。鬼太郎が…すっごく暖かい…」
「それじゃ…僕がねこ娘のこと…もっと暖めてあげる…よ?」
「ん…」

答えを返すように、きゅ…と鬼太郎の身体を抱き返してきて
ドクン…と鬼太郎の心臓は跳ね上がった。

薄い肌着から直に伝わる体温と柔らかさに、指先に感じる肌の感触に…
すっかり安心しきって身を任せているこの少女をどうしてやろう?
唾を飲み込めば、喉がゴクリとなってしまい、想いは止まらない。
抱いてしまおうか?いや、抱きたいのだ―――身も心も一つに溶け合ってしまいたい。
自分しか知らぬ少女の、素の顔が…見たい。声を聞きたい。

「…ん…んにゃ!?」

今まで向き合うようにして抱き合っていた身体を組み敷かれて、ねこ娘は目を開く。
天井を背に見上げた鬼太郎の顔は、二人きりの時にしか見せぬ表情でそれがどういったものか直に理解した。

「―――ねこ娘…」

瞳に捕らえられれば、頬が自然と高揚し鬼太郎の瞳をまっすぐに見つめ返す事が出来なくてそらしてしまう。
それは、逃げられない事を表わしていた。
少女が「いつもの」ねこ娘ではなく「自分だけの」ねこ娘であることが見て取れて、ますます欲情がそそられる。
軽く唇で触れれば、ビクリとはしたものの再び重ね合わせれば、誘いを受け入れて濃厚な口付けを交わす。
指を絡め、身体を抱き寄せれば全身に甘い痺れが駆け抜け、触れられるだけでも敏感に反応してしまう。

「ん…んふぅ…」

ちゅ…ちゅぅ…と唾液の水音が混じる唇の、重ね合わせた端から僅かながら漏れる声に、思考が麻痺してくる。
ふと、鼻に甘い…甘い香りがする。どこかで嗅いだ事の有る…ねこ娘の甘い香り。
それはいつか…ねこ娘の浴室で見つけたシャンプーの…ねこ娘の匂い。

薄く小さな舌のザラリとした感触を楽しみ、舌先で口内を探り、柔らかな唇の感触を触れる肌の温もりを、使える全ての触感でねこ娘を味わい尽くす。
ねこ娘もまた、指を握る手、重なる肌と唇…その感じる全てが鬼太郎のものであることに身体を熱くした。

長い口付けの、含ませていた舌を抜き顔を離せば、先程までの行為でさらに蕩けた瞳の、艶やかな表情を浮かべるねこ娘が居た。
大きなアーモンド形の瞳はしっとりと潤い、赤く染まった頬に唇も色よく染まっている。
小さな胸を上下させて見つめ返されれば、鬼太郎は堪らず肌着から覗く胸元に顔を埋めた。

「に…ぁんっ」

肌着の上から小さな胸に触れれば、布越しでも解るほどに胸先の果実が膨らみはじめていて、ねこ娘もまた触れられて白い喉を反らせる。
赤い痕を一つ、胸元に刻み付けたその唇で、肌着の上から小さな果実に吸い付いた。

「やっ…だめ…っ…ダメだよぉ…」
124名無しさん@ピンキー:04/03/29 12:27 ID:99YtOa9F
ねこタンの桃尻画像キボンヌ
125名無しさん@ピンキー:04/03/29 23:11 ID:hauxJTBR
むしろ桃尻にぴたりと張り付いたパンティー付で
>123の続き

既に、力の入らぬ腕で鬼太郎の体を押すが、鬼太郎はびくともしない。

「こういうの…イヤ?」
「ん…鬼太郎の…また洗わなきゃいけない…よ?」

行為そのものがイヤなのかと思えば、鬼太郎の肌着を気にしての返答。
例え、行為がイヤだと言われても今更止める事もできなかったが、ねこ娘らしい気遣いに胸がキュンとなる。

「そんなコト…いいさ、僕がしたいんだから…ね?」
「でも…き…ぁっ…あん!」

再び口付けた胸飾り。
先程の鬼太郎の唾液で、尖った果実に肌着がぴたりと纏わりその形をくっきりと表わしていた。
空いた手でもう片方の果実を親指の腹で転がし、もし―――
いつもねこ娘が着ているスリップだったならば、其の色までもはっきりと表わしていたのではないだろうか?などと思う。
皇かで薄いねこ娘の下着であったなら、もっと敏感に反応が楽しめたのだろうか?

昼間とは言え、薄いゲゲゲハウスの中。
鬼太郎の肌着では、ねこ娘の胸飾りが透けて見えているかまでは良く解らないのが惜しい。
先端の果実だけを舌で転がしていたのを、口を大きく広げ重力に引かれて平になっている柔らか味ごと唇で食む。

布越しにするのもそれなりに良いけれど、やはり直に肌に触れたい。
交互に酌み交わしていたねこ娘の足を、臀部から膝を引き上げるようにして立てさせ
その手を今度は内股に向かって滑らせると、びくびくとした反応が指先感じ取れて可愛くて仕方が無い。
やはり何度交わっても味わい尽くせない。
新たに弱い部分を…性感帯を見つけるたびに、奇妙な悦びが満ち溢れる。

「はぁんっ…&hearts」

内股の中心に指が触れれば、ねこ娘の唇から漏れる声。
まだ無毛の幼い恥線を割るように指を割り込ませれば、すでに花壺は蜜を滴らせていた。

(―――濡れている…)

指に蜜が絡まるのを感じれば、堪らず吐息が漏れる。
でも決して口にはしない。本来は自然な事なのだから何ら恥かしがる事ではないのに、それを言うとねこ娘が頑なになってしまうから。
だから鬼太郎は、プニプニとした柔らかな頬に口付けて、耳元でそっと囁く。

「ねこ娘は…可愛いね…」
「…やぁ…」

一瞬、大きく目を見開いて頬が耳まで赤く染まるのが解る。

「ん…だから僕は…ねこ娘のこと…スキ…なんだ。」

言葉も無いほどに恥らうが、その身体には鬼太郎に囁かれた言葉で痺れっぱなしで…
自分が放った言葉に反応するねこ娘が可愛くて、愛しくて…抱きしめてはまた、口付けを落した。

首筋に軽く歯を立てながら、小さな花壺を弄る。
耳元を擽る声が堪らず抱き寄せれば、鬼太郎の身体にも甘い痺れが広がっていく。

「ねこ娘…ねこむすめ…&hearts」

名を繰り返し呼び、淡い口付けを重ね、指の抽送だけが激しさを増す。

「にゃぁ…んンッ…きたろ…きたろぉ…」

ねこ娘の背筋が柔らかな弧を描き、鬼太郎の頭を抱き寄せるように縋る。
やがて指の根本までも十分に濡らすほどに潤った事を確認すると、鬼太郎は肌着の下に手を滑り込ませようとして手を止めた。

「…きたろ?」

密着していた身体を放されて、鬼太郎の名を呼び顔を上げた。
鬼太郎は自分が着ていた肌着を、脱ぎ捨て再びねこ娘に向かい合い、足を広げさせるとその中心に自分の身体を置く。
鬼太郎の目の前に晒されてしまった秘所に、足を閉じることも叶わず、恥らったねこ娘は両手で顔を覆う。

すると内股に、何かぬるりとした感触が落ち、恥線の上から徐々に這い上がってくる。
ゆるりと、確実にそれは下腹部から臍へと登ってくる。
それが上がってくると徐々に肌着が上に惹かれるような感触と、何かさわさわと肌に当る。
瞳を開ければ、胸の上に白い下着が膨らみU字の襟元からは髪の塊

「きっ…!」

ぷはぁ…とばかりにそこから表れたのは鬼太郎の顔。
ねこ娘は言葉を失い、鬼太郎の顔を凝視する。いや、固まっていた。
鬼太郎はモゾモゾと肌着の中を動きながら、ねこ娘の顔の上に水平に向かい合うまで上ってきた。

大きな瞳をさらに見開き、真っ赤に染め上げた頬のねこ娘を見下ろして、鬼太郎は微笑むと頬に唇を落とす。

「やっ…鬼太郎…近すぎ…!」

落されたキスに、一瞬我を取り戻したねこ娘
…この行為に及んで何を言い出すのか…

「まだ遠いぐらいだよ―――だって…僕たちはこれから…一つになるんじゃないか…」

浅く熱い息を落し、再びねこ娘を見下ろせば、これ以上赤くなれないほどに顔も染まっていて、ふるふると震えている。

「…だ…だって…鬼太郎の肌着…のっ…伸びちゃうよ…?」
「大丈夫…だよ。僕の肌着は…妖怪綿でできてる…から…ね…」

一枚下着に向かい合うようにして二人が着込んでいる状態。
伸縮に富んだ妖怪綿でできた肌着は2人で着込んでいるというのに、破れる様子も無く
肌着の中で直に身体を抱かれ、両足の間にしっかりと鬼太郎の身体が納まっているねこ娘は、如何のしようも無い。

上半身は肌着によって密着させられているが、まだ下半身は腰を浮かせたままだった。
鬼太郎自身は、自分の腹と平行するほどに勃ち上がっている。

「それに…もう我慢…できないから―――」
「んぅ…&hearts」

言葉どおりに、鬼太郎はねこ娘の唇を封じた。
柔らかく弾力のある小さな唇を舌で味わい、半ば本能の赴くままに、ねこ娘の口内を弄る。
始めは、鬼太郎に答えるように口付けを交わしていたねこ娘も、激しさを増す鬼太郎の口付けに
ただ為されるがままにやがて翻弄される。

「んんっ…んふ…ん…ん…&hearts」

どちらのモノとも解らぬくぐもった声。
くちゅ…ちゅ…ちぅ…と唾液の混じる音に合わせ、鬼太郎半ねこ娘の小さな胸を揉み、固くした胸先の果実を親指の腹で転がす。
ねこ娘はただ肌着の上から鬼太郎の身体にしがみ付くのが精一杯で…
肌着に抑制され、思うように動けぬ事がさらに興奮を煽り、その不便さ故に愛撫に試行錯誤する。
どうしたらより一層ねこ娘を感じる事ができるのか…を


「んンッ!?」

そそり立つ鬼太郎自身を、下の唇にあてがわれねこ娘の身体が跳ね上がる。
一瞬見開かれた目も、今までに何度も交えてきたように…鬼太郎とこれから一つになる事を察知して、再び伏せられた。
自身を握り締めた手をねこ娘の秘所に導く、まだ閉じられた唇の…恥線を円を描くように先端で押し広げながら、腰を前後しねこ娘に迎え入れられる。

トロトロに熱く蕩けたねこ娘の膣は、鬼太郎を奥深く根本まで飲み込んで離さない。
二人を繋いだ所から与えられる体温は、これから溶け合う為の序章。
上も下も繋がれて、鬼太郎はねこ娘の腰を抱きゆさゆさと身体を前後に揺さぶる。
肌着に身体の動きを阻まれて、思うように抽送を計れず
しかし、肌着により押し付けあうように密着されられた身体は、しっとりと汗ばみ肌いつも以上に一体感が有る。

小さな身体は揺さぶられるままに、でも唇も身体も…全て少年が繋ぎとめている。繋ぎ止めていてくれる。
押し寄せる快楽の頂点を何度知っても、駆け上がるまでの五体どころか意識までも四散しそうな感覚に、いつも少年が捕らえてくれている事を感じれば安心で―――
幸せで…涙が溢れて止まらない。

少年もまた、全てを曝け出す事ができるのが少女だけなのだ。
今のこの姿は父には見せる事の無い一面、父すらも知らぬ息子の姿。
この想いも誰でもない、少女のみに湧き上る衝動。

愛しい思いは激しい行為までに発展させられるが、全てはねこ娘が対象だから
いつも一方的に求めるのは自分の方なのに、その小さな身体で全てを受け入れてくれる。
ねこ娘が居るから、明日また戦える。

目で唇で身体で指先で舌で鼻で…持てる全てでねこ娘を確かめる。
やがて一つの塊は動きを止め、小さく身震いしたかと思うと少年の精は少女の膣へと注がれた。
ビクンと身体を震わせても、全てを受け入れるように腕と両足で少年に抱き縋るようにして、全て注がれるまで、注ぎ終わってもしがみ付いている。

まだしがみ付いている少女に、荒い呼吸を繰り返しながらも鬼太郎は軽い口付けを数度落すと、ねこ娘の体の力がかくりと抜け落ちる。
いつもなら、その手を取って手の平に口付け…したいところだが今日はそうもいかず。
密着したままの肌に…蠢動する少女の膣に…たった今少女の中に吐き出したと言うのに、萎えぬ自身がビクンビクンと反応する。

達して敏感になっている膣に少年の異変を感じた少女は、ビク…と身を振るわせた。
そっと瞳を開ければ、申し訳無さそうに微笑む少年の顔。





「…ねこ娘…もう一度…して…いい?」





結局。三度重ねた行為の末に、少女は意識を遠のかせ
水浴びした肌は汗やらお互いの体液やらにまみれて、干した洗濯物は翌朝になってもゲゲゲハウスの下ではためいていた。

人も妖怪も、助けを乞うゲゲゲハウス。
少女もまた信頼する少年の下に身を寄せてきたというのに、避難所に待っていたのは狼であった。


後日、伸びた肌着は鬼太郎のお気に入りの一枚となり。
親父は、伸びた肌着を好んで着る息子を不思議に思っていたとか何とか。

終る!
132毛目玉 ◆.QnJ2CGaPk :04/03/30 08:36 ID:zIJYeD+J
しっ…しまった!!
「♥」変換失敗しますた。スマソ..._| ̄|○
133名無しさん@ピンキー:04/03/30 22:17 ID:6i108AB3
キタ━━━(´??ω??`)??Д??)??∀??)?Д?)??_??)??。??)?_?)?∀?)━━━!!!
ずっと楽しみに読み進めてますた! 連載乙です!!

>避難所に待っていたのは狼であった。
禿しくワロタw
134名無しさん@ピンキー:04/03/30 22:18 ID:6i108AB3
しまった・・・。ソースから引っ張ってきたにもかかわらず
私も禿しく変換ミス・・・。
135名無しさん@ピンキー:04/03/31 01:21 ID:G+qOPxU3
毛目玉スバラ神!(*´Д`)ハァハァハアハア
新作お待ちしてましたよ!

プニプニしたねこタンほっぺに萌えました。
またビデオ借りて観たくなりましたよ(w
ねこタンに嫌な記憶が残らなくてよかった…

そういえば、四部の鬼太郎のシャツは伸びてブカブカなものが多かったですね。
もしや…一枚や二枚ではなく…(w
136毛目玉 ◆.QnJ2CGaPk :04/03/31 08:54 ID:TpCir5s8
>133-135氏ありがd汁。さて、名無しに戻りまつか

>そういえば、四部の鬼太郎のシャツは伸びてブカブカなものが多かったですね。
>もしや…一枚や二枚ではなく…(w

気が付かれますたか(w
あのよれた感じがどうしても妄想に…(ry

そろそろ他の神々に降臨願隊トコロ...
皆さん忙しいのでつかね…(´・ω・`)ショボーン
137名無しさん@ピンキー:04/04/01 02:23 ID:l0jJAo5Z
>毛目玉神 乙です!
この、ねこ娘が好きで好きでしょうがない鬼太郎がイイー!!
専用ブラウザでレス取得するたびに、新着が増えていてどきどきしましたよ。

>130 四部ねこ娘のご奉仕て……(*´Д`)
鬼太郎、驚き過ぎて余裕もなく、みこすり半とみた!w
……どうも漏れは四部ねこ娘を小悪魔チックなコだと思い違えているような希ガス。
138名無しさん@ピンキー:04/04/01 02:30 ID:l0jJAo5Z
>そろそろ他の神々に降臨願隊トコロ...
>皆さん忙しいのでつかね…(´・ω・`)ショボーン
萌えjpも落ち着いたようですし、そろそろ絵神にもご降臨頂きたいですな。
>124-125なども便乗きぼーんしたいでつ。

たとえばの職人はといえば…

|  |    。o (四部温泉ネタ・三部猫化ネタ・爪ネタが途中で詰まったままの、半職人だけど…)
|_|ω-`) オチまで辿り着く持続力がナイヨー……歳か?
|三| 〆)
| ̄|u'
"""""""""""""""
|  | 。o (また今度…)
|_|  ピャッ!
|田| ミ
| ̄|     
""""""""""""""""
|  | 。o (覗きネタ楽しみにしてますー)
|_|    誰か書いて下さるのですよね…?
|猫|ノシ
| ̄|     
"""""""""""""""" 連投スマソー ねこ娘萌えに幸あれ!
139名無しさん@ピンキー:04/04/01 08:53 ID:Bx2gjf8M
>四部ねこ娘を小悪魔チックなコだと思い違えているような希ガス。

しかも天然で(w

ねこ娘萌えろパロ倉庫のBBSで、神の片鱗がチーラーリと見えたんでつが…
投稿してくれないのかな…(´・ω・`)

ところで、書き掛けの四部猫タンのSSがあると避難所にアタのはいづこへ?
140倉庫番:04/04/04 00:35 ID:muAQRWaQ
>>毛目玉氏
まとめありがとうございますた!

毛目玉神、411神、今スレ分の作品をありがたく収納させていただきました!
また、倉庫内のうpロダにあげていただいた作品の一覧GALLERY作りますた。

事情により(サイトうpする等)掲載拒否される場合や
改稿・改名などご希望ありましたら避難所掲示板やメールで
ご一報いただければと思います。
訂正箇所などありましたらよろしくです。


避難所でこそーり呟いている方がいらっしゃるようでw
ねずみ男の覗き話や書き掛け四部猫タンSS、楽しみにしてます。
141名無しさん@ピンキー:04/04/04 01:18 ID:hrrHvdi6
最近さみしいねー。
流石にネタ切れか…?
142名無しさん@ピンキー:04/04/04 09:25 ID:xetBzqnn
>>倉庫番氏
ねこタンの画像掲示板の作品をギャラリーで一括してみると、
やっぱり「ねこ娘はイイな〜」って感じ松
143411 ◆NECOkE/60g :04/04/05 04:44 ID:n27cl+sE
>140
乙です。ねこたんギャラリー(*´Д`)ハァハァしますた。
期間限定だった毛目玉神の絵作品もあったらい…うわなにをすrやめrしsゆよry

>139-140
まだ書き掛け状態でつが…
『目覚め』の完結編(仮)として書いてみました。
続き分が遅くなりそうでつので、作品投下お待ちしてます。


時は熟した───。
ゲゲゲの森から数里離れた山奥の温泉地。
妖怪福引の大当たりで一泊二日の温泉旅行に訪れていた。
雪山を進む足取りも軽く、今度こそ邪魔も入らず二人っきりで過ごせると
自然に口元が歪む鬼太郎。
一方のねこ娘は頬を膨らませて不満げだった。
 「ねこ娘・・・。機嫌を治してよ」 「だってぇ・・・」
もちろん、鬼太郎と二人っきりの旅が不満なのではない。
優しいねこ娘は、一緒に来れなかった仲間たちのことを思って、溜め息が漏れるのだ。
最初は仲間たちみんなで団体旅行の予定だった。
しかし一反木綿は郷に呼び出され、ぬりかべは壊れた橋の代理、
子泣き爺は旧知の友人が訪れると言い、砂かけは持病の悪化で自宅休養中。
福引を当てたねずみ男は儲け口の話しを聞きつけて町に出ることになり、
風呂好きの目玉のおやじまでもが閻魔大王に呼び出されたと聞いた時、
鬼太郎はこれは天が与えた絶好の機会なのだと知った。
一人ずつ同行の仲間が減っていくたび、ねこ娘はどんどん不機嫌に黙り込んでいった。
みんな一緒に旅行へ行きたかったのだろう。広い一室でみんな並んで眠り、
わいわいと楽しみながら食事や温泉を楽しむことを期待していたのだ。
 「はあぁ・・・」
せっかく二人っきりだというのに、残念そうに白い息を吐かれては鬼太郎も悲しくなってくる。
さくさくと雪を踏みしめながら進んでいた足が止まった。
 「ああ、この旅館じゃないかな」
手にしたメモと看板を確かめる。
福引一等賞だけあって、ゲゲゲハウスとは比べようもない程に立派な旅館だった。
和式の門構えに圧倒されていると、中から着物を着た女将が一礼する。
 「ようこそ・・・鬼太郎ご一行様」
145『目覚め・温泉編』-2 ◆NECOkE/60g :04/04/05 04:47 ID:n27cl+sE

 「わぁあ〜♥広いお部屋だねえ」
通された離れの一室は三間はあり、二人で泊まるには広すぎるくらいだった。
趣のある調度品が飾られて、硝子戸からは雪の積もる庭園を見渡せる。
 「お食事までまだ時間があります。どうぞごゆっくり・・・」
静かな佇まいで仲居が襖を閉じ、部屋の中には静寂が訪れた。
欅の卓にはもてなしの菓子が並び、ねこ娘は手持ち無沙汰にお茶を淹れ始めた。
 「・・・なんか落ち着かないね?」 「うん・・・。ちょっと広すぎるかな」
互いに笑い合う。こんな贅沢が似合う柄ではない。
向かい合えば大きな卓に阻まれて距離が開き、少しばかり寂しい気もした。
色とりどりの御当地菓子をつまみながら、ねこ娘はきょろきょろと室内を見渡す。
 「でも・・・気に入った?」 「うん、もちろん。勿体ないくらいだよ」
 「よかった・・・機嫌が治って」 「ん・・・何か言った?」
 「いやあ、何でもないよ」
呟きをごまかして、ずずっと茶をすする。
 「そうだ。食事まで時間があるって言ってたから、先に温泉行こうよ」
 「そうだね。楽しみだなあ」
宝探しのように室内の襖を開き、浴衣を発見する。
 「露天風呂は混浴なんだよね♪」
 「え!!?」
跳び上がった鬼太郎をきょとんと見上げる。
まさかそんなに早くチャンスが訪れるとは思いもよらなかった。
しかし・・・まだ心の準備ができていない。鼓動は早鐘を打ち、
口元がだらしなく上がるのを留めて不自然に歪んだ。
 「どうしたの?」 「いや・・・それはまずいよ」
 「え・・・」ねこ娘の機嫌がまた下降し始める。
 「どうしてよ!」
 「だってほら、他にもお客さんがいるんだろうし。恥ずかしく・・・ないのかい?」
 「鬼太郎知らないの?こういうところの露天風呂は早い者勝ちなんだよ」
 「えっ?」 「ほら、早く。行こうったら」 「う・うん」
146『目覚め・温泉編』-3 ◆NECOkE/60g :04/04/05 04:48 ID:n27cl+sE

露天風呂の入り口には『空き』の木の札が掛けられていた。
 「ほーらね。これを裏にしておけば、他の人たちは入って来ないんだよ」
 「そ・・・うなんだ」
妖怪連中に可愛がられて温泉旅行に連れて行かれることが多いせいか、
旅館の作法はねこ娘の方が詳しかった。
 「でもっ、待って!ねこ娘っ」 「何よ?」
ひと気のない離れの露天風呂の前。
鬼太郎はねこ娘の手を取って真っ赤な顔でじっと見つめる。
 「本当に・・・いいの?」 「いいのって・・・何が?」 「・・・・・・」
幾度も体を交わした仲(但し未通)だというのに、勘付いてくれても良さそうなものだ。
しかしねこ娘は首を傾げたままで、一向に鬼太郎の途惑いを解さない。
 「混浴だっていうのは知ってたよ?だから、子泣き爺たちと来たかったんじゃないの・・・」
 「えっ?」 「・・・背中流してあげるって・・・約束してたのにな」
不機嫌の原因はそこにあったようだ。
自分の事だけでなく、子泣きや砂かけなど、年寄り妖怪にこの温泉を楽しんで欲しかったのだ。
残念そうに唇を尖らせて俯いた。
 「ねこ娘って・・・本当に優しいんだな」
それに比べて自分は、なんと邪まな事ばかりを考えていたのだろう。
 「何言ってるのよ、鬼太郎ほどじゃないよ」
照れ笑うねこ娘を見つめ、鬼太郎も笑い返す。
 「だから、鬼太郎まで一緒に入ってくれなかったらつまんない!行こう」
 「え・・・ああ。・・・ああ?」
ねこ娘のペースに乗せられてガラッと引き戸を開き、湯気のこもる脱衣所へ入った。
檜のいい香りが立ち込める中、ねこ娘は背中のファスナーに手をかける。
 「!」
弾かれるように背を向け、鬼太郎もちゃんちゃんこの紐を解いた。
147『目覚め・温泉編』-4 ◆NECOkE/60g :04/04/05 04:48 ID:n27cl+sE
こんなはずではなかったのに・・・。
照れて恥じるのはねこ娘の方で、恥ずかしがらせるのは自分であるはず。
いつの間にか立場が一転していることが不思議でならない。
 「ねえ鬼太郎」 「!」
背中越しの声にびくくんと跳ね上がる。
 「何だい?」 「先に入っててもいい?」
 「ああ、うん」 「ありがと♪」
砂かけから躾られているせいだろうか。
ねこ娘は女たるもの男よりも先に湯を頂いてはならないと思っているようだった。
古めかしいしきたりは女性らしくたおやかで、けして悪い気はしない。
元気な足音で脱衣所から出たねこ娘は、目の前に広がる絶好の雪景色に視線をとられた。
 「うわあ。ロマンチック〜」
岩風呂からは白く湯気が上がり、見渡す山間の雪景色を白く染めた。
まだ陽が出ていることもあり、景色はどこまでも続いて見渡せる。
 「あたしたちだけじゃぁ勿体ないな」
今度また機会があったら、きっとみんなと一緒に来たい。
ねこ娘はそう思いながら湯を浴びた。
 「寒寒寒・・・あったかーい」
爪先からゆっくりと入った白色の湯は心地よく、肩まで浸かってうーんと背を伸ばす。
 「極楽極楽ゥ・・・」
148『目覚め・温泉編』-5 ◆NECOkE/60g :04/04/05 04:49 ID:n27cl+sE

しばらくして脱衣所の戸がもう一度開く。
心の準備を整えた鬼太郎は、きゅっと腰にタオルを巻いて浴場に踏み込んだ。
 「うわ・・・すごいな」
山の峰を見下ろす雪景色に目を奪われる。
白くくゆった湯けむりの中、ねこ娘の姿がぼんやりと見えた。
 「!」
つい元気になりそうになる自身は、雪の舞う寒さに縮み上がる。
ほっと溜め息をついて湯をかぶり、鬼太郎もそろりと温泉に足を入れた。
 「あ、鬼太郎!遅いよぉ」
 「すごい景色だね・・・。やっぱり僕たちには勿体ないみたいだ」
 「うふふ。でもたまにはいいよね?こんな贅沢も」
湯を掬う指の合い間から白色の湯が伝う。
ねこ娘の奇麗な指先を見つめながら、鬼太郎はうんと頷いた。
 「あっ、だめだよ鬼太郎!手拭いはお湯につけたらいけません」
 「えっ。ああ・・・そうか。ごめん」
腰に巻いていたタオルを岩棚に置く。
見ればその隣にはねこ娘の置いたタオルがあった。
 「・・・」
白色の湯に隠れてよく見えないが、ねこ娘も何も着けていない。
入浴中なのだから当然ではあるが、鬼太郎はつい視線を走らせた。
水面から深く沈むほどに白濁は濃くなり、全てを包み隠す。
浅い部分に位置するねこ娘の肩の線は見えるが、胸元は白く隠されていた。
しかし、よく見れば・・・赤いふたつのつぼみが見える・・・気がした。
 「あれ?鬼太郎・・・もう真っ赤だよ。お湯熱かった?」
外気が冷たい事もあり、ねこ娘にとってはちょうどいい適温なのだが、
鬼太郎は逆上せてしまったように真っ赤な顔をしていた。
149『目覚め・温泉編』-6 ◆NECOkE/60g :04/04/05 04:50 ID:n27cl+sE
 「少しぬるめようか?」 「え・・・いや、その」
岩棚に積もった雪をかき集め、ねこ娘はいたずらに鬼太郎の回りにかけた。
 「うわっ、冷たい!」 「えへへ」
目を細めて笑い出す。雪合戦のつもりなのだろう。
 「やったな。えい!」 「ニャハハハハ、冷たいよぉ!」
鬼太郎が雪玉を放るとねこ娘は肩をそらす。
上下する体は外気に曝されたが、寒さに身を縮めるようにして胸元を隠してしまう。
 「やだぁ鬼太郎!」 「そっちが先に仕掛けたんじゃないかあ」
温泉の中、追いかけっこのように逃げるねこ娘を鬼太郎が追う。
湯に足を取られては、自慢の俊敏な脚力ももたつく。
滝のように流れる源泉をすり抜け、ぐるり一周したところで鬼太郎に肩を掴まれた。
 「捕まえた」 「あーん、もう。ごめんってばぁ」
肩を引いて向かい合うと、開いた胸元にはふたつの膨らみが露になる。
笑っていた鬼太郎もはっと黙り込み、じっと凝視した視線に気付いてねこ娘も縮こまった。
 「・・・鬼太郎のえっちぃ」 「ご・ごめん」
途端に乙女の恥じらいを浮かべたねこ娘の変容に、鬼太郎は胸が高鳴った。
ねこ娘もそうなのだろう。両手を組んで胸を隠した肩が震えているのは寒さのせいではない。
白い肌は桜色に染まり、頬もぽっと赤らんでいる。
隠された腕の中、さっき一瞬だけ見えた柔らかな胸、そして胸のつぼみが
赤く染まっているのだろう。
 「でも・・・僕は、ねこ娘が思ってるよりずっと・・・えっちなんだよ?」
 「!」 「ねこ娘のそんな姿みたら・・・えっちにもなるさ。そんな僕は嫌いかい?」
ねこ娘は口を噤んでふるふると首を横に振った。
しかし、手を伸ばせばすぐ退いてしまう。
 「・・・恥ずかしいよ・・・」 「どうして?」
尋ねるとねこ娘はきょろりと目を回した。
 「どうして・・・だろ?」
考えている間にも鬼太郎の体が近づいて、気付けば両腕で抱きしめられていた。
 「あっ」 「・・・肩が冷えてるよ。ちゃんと温まらなきゃ」 「うん・・・」
150『目覚め・温泉編』-7 ◆NECOkE/60g :04/04/05 04:52 ID:n27cl+sE
白色の湯にゆっくりと沈んでも、鬼太郎は腕を離さない。
温かい湯に自然と力を緩めたねこ娘の身の柔らかさを抱きしめたまま。
 「・・・ねえ・・・。もう寒くないからぁ・・・」 「うん?」
赤く染まった顔を隠すように顎まで湯に浸かり、腕を離してと呟いた。
 「ねこ娘には深いみたいだね。僕の上に座るとちょうどいいよ?」
 「えっ。いいよ・・・、あっ」
あぐらに座り込み、岩肌に背をもたれた鬼太郎に引き寄せられて座らされる。
背中には鬼太郎の胸板がぴったり寄せられ、後ろから首筋に顎を乗せられた。
そして何よりもねこ娘が声を上げてしまったのは・・・
 「き・・・鬼太郎〜・・・」 「何だい?」
柔らかな双丘に押し当たる鬼太郎の強張りに気付いて、ねこ娘は黙り込んだ。
 「ねえ、どうしたんだい?」 「〜〜〜〜・・・」
脈動までも伝わるようで居心地が悪く、いやいやするように左右に揺れれば
更に引き寄せられて密着させられる。
 「どうしたの?湯舟で暴れると逆上せちゃうよ」
肩口から首筋を通った唇が頬に沿わされ、軽く頬を口づける。
 「もうこんなに真っ赤じゃないか・・・逆上せたの?」
 「違う・・・よ。鬼太郎が」 「僕が何?」
ちらりと視線を下げたが、すぐにふるふると首を横に振って口をつぐむ。
 「何でもない!あたし、もうあったまったから体洗うよ」
一瞬力を弱めた隙に、腕を離れてしまった。

<続>
151名無しさん@ピンキー:04/04/05 08:45 ID:C9CTxVt9
411氏キタ━━(゚∀゚)━( ゚∀)━( ゚)━( )━(゚ )━(∀゚ )━(゚∀゚)━━━!!!!

完結編ということは、四部鬼太郎いよいよ達成?!

 座 し て 御 待 ち し て お り ま す(゚∀゚)♥
152名無しさん@ピンキー:04/04/05 23:08 ID:ExIojT6/
411神
風呂の中で鬼太郎、ねこタンとまず一発目の合体!

風呂上り、部屋で食後寝る前にお布団の中で
鬼太郎はねこタンの浴衣を脱がして温泉で清められたカラダを貪る。
そして二発目の合体!

朝、同じ布団の中で全裸のまま目覚めた二人。
鬼太郎は枕をうつ伏せになってるねこタンの背中をツツツ〜って指でなぞり、
彼女をおかしな気持ちにさせた後、
仰向けのねこタンの上に乗っかるように正面から抱き締め合い、熱い口づけを交わし、
鬼太郎・ねこ娘二人きりの甘い朝の幸せな余韻に浸る・・・・。
朝立ちしてる鬼太郎はねこタンと三度目の合体!


なんて想像してしまいまつったが、楽しみでっす・・・・━(゚∀゚)━
ねこ娘の清らかな柔肌を果敢に愛撫する鬼太郎。
大好きな鬼太郎に超エッチなコトされて悶えるねこ娘。
二人の愛はどのように・・・・なんてね



153名無しさん@ピンキー:04/04/06 00:09 ID:hQE0xaum
>朝立ちしてる鬼太郎はねこタンと三度目の合体!
若いってスバラシイ!!
そんなことになったらきっとその日はねこタン動けないネ!!
154名無しさん@ピンキー:04/04/06 18:55 ID:WUUWkspP
鬼太郎は枕をうつ伏せになってるねこタンの背中をツツツ〜って指でなぞり、
彼女をおかしな気持ちにさせた

「いやぁぁ、鬼太郎やめてぇ、へ、変になっちゃうよぉ〜・・・・ハァ、ハァ・・・」

その時のねこ娘の台詞は、こんなんどうです?
155絵描きモドキ:04/04/06 21:51 ID:tw0WXze1
次のSSまでのつなぎに
ねこ娘にはいつまでもねこ娘でいて欲しい気もしつつ・・・
高校生バージョンその3
ttp://gegege.s6.x-beat.com/bbs/img/1081255025.JPG
156名無しさん@ピンキー:04/04/07 08:19 ID:IWlo5lm1
妖怪絵描きもどき氏キタ━━(゜∀゜≡(゜∀゜≡゜∀゜)≡゜∀゜)━━!!
(*´Д`)ハァハァ潤いをサンクスコ

倉庫番殿、ログまとめモツカレーでつ(;´Д`)ノシ

こネタは浮かぶものの、脳内変換で止める日々
なかなか打つ所までこないのが最近の悩み。

脳内妄想を文章化してくれる便利な妖怪は居ないでつかね(w
157名無しさん@ピンキー:04/04/07 08:23 ID:W32Vk93u
158名無しさん@ピンキー:04/04/07 22:04 ID:b9xDyEQ+
http://moe2.homelinux.net/src/200401/20040120618043.jpg

悶えるねこタンの表情にこれは参考になりそう。

ふと思ったが、このスレの住人さんで、
4期ネコ萌え〜のヒト達は、
ねこタンでエロ・・・・ハァハァはどの派が多いんでしょうか?

・スカートの中からパンチラ又はパンモロ程度
・リボン付きかそれすらなしの、ハダカ
・普通に振舞うが、パンチラに始まり1枚ずつ脱ぎ、最後は全裸
・とにかくハダカ(入浴や着替え含む)
・ハダカで鬼太郎とSEX
159名無しさん@ピンキー:04/04/08 00:51 ID:haNVArfB
>>58
とりあえず『素肌に学童服(のみ)』のねこタンにハァハァしてますが。
160159:04/04/08 00:52 ID:haNVArfB
スマソ・・・・・・158と間違えた・・・・
鬱だ
161名無しさん@ピンキー:04/04/08 03:05 ID:FeLV2Spk
>152,154
そんな四部ねこタンのハァハァSS読みたいです!
ぜひに妖怪職人様お願いしまつ。

>156氏の脳内爆発が起きるのを期待しまくりageでつよ。
162名無しさん@ピンキー:04/04/08 08:46 ID:NWH9efZ8
>159-160イ`
漏れも素肌に学童服の猫タンに(;´Д`)ハァハァ
少しゆるくて、袖先が余ったりして、きっちり着込んでなければ更に好!
学童服のボタン止めの隙間から、ちらりと見える素肌に劇萌え〜♥

ところで、3部鬼太郎の服の詳細をつい先日知った漏れ

チャンチャンコ…祖先の霊毛。コレは有名
パンツ…鬼のパンツ。知ってた。

問題は以下

学童服…仙人の鬚。100年経っても破れないって!!!髪の毛入りのセーターよりもある種恐怖が!!!!!
シャツ(肌着)…天与の羽衣


漏れってば、勝手に妖怪綿とか4部鬼太郎の肌着を想像してますたが
何方か詳細キボング..._| ̄|○
163名無しさん@ピンキー:04/04/08 22:38 ID:Qlc9b8z2
>411氏
そんな四部ねこタンのハァハァSS読みたいです!
ぜひに妖怪職人様お願いしまつ。

部分部分の妄想シーンなら脳にうかんでますが、
それで宜しければ・・・・

自分は毛目玉氏の第1スレの4期はつものSSでのイメェジ画像:ttp://isweb32.infoseek.co.jp/art/drlcncn/cgi-bin/oekaki/data/NAE_000056.png
この胸に鬼太郎が顔を埋めてハムハムと口でその柔らかさを貪るシーンにハァハァですな。



164名無しさん@ピンキー:04/04/09 01:27 ID:0e56hJ9F
>162
納得させられてしまいましたよ、妖怪綿w
パロなんだから(・ε・ )気にしない!!

猫たんのリボンにも何かいわくありげな糸が使われてたらいいなあ
4部の黄色いリボンは町で売っている普通のリボンでしたけどw
165名無しさん@ピンキー:04/04/09 01:32 ID:0e56hJ9F
連投スマソ

>158
自分は4部ねこ娘はエロより萌え重視ですね
全裸でのセクースも大好物ではありますがw
(もちろん否定的意見ではないですよ!エロパロ住人だものw)
不意に見せるねこ娘の可愛さに萌え度マックス!!
瞬きして見上げた目とかが可愛いんだよなあ
>>150の続き

岩棚に置いたタオルを取り、体に巻きつけて湯舟をあがる。
 「鬼太郎は洗わないの?」 「僕はもう少し温まってからにするよ」
洗い場も外にあったが、屋根で雪が防いである。
上気した体に冷えた空気が心地よく、ねこ娘は湯舟に背を向けて桶に湯を張った。
背中に視線を感じる。気のせいかもしれないが、確かめるのも照れくさい。
鬼太郎に見られていると意識しているのだと、知られてしまうのも恥ずかしいのだ。
石鹸を十分に泡立てて、腕から洗い始めると・・・。
 「ねこ娘はタオルを巻いたままで体が洗えるのかい?」 「えっ?」
振り返れば、風呂から顔を出した鬼太郎がじっと見つめていた。
 「見・・・見ないでよ〜」 「どうして?」 「どうしてって・・・それはぁ」
 「恥ずかしがることなんてないだろう?ここには僕とねこ娘しかいないんだから」
くすくすと笑う鬼太郎の顔を見ていたら、それもそうだと思ったのだろう。
その身を覆ったタオルを外し、体を洗い始めた。
腕、肩、背中・・・ねこ娘の白い肌が石鹸の泡に覆われていく。
爪先から足を洗い始めたところでねこ娘の手が止まった。
ちゃんと奇麗にしなければならない処があるのだが・・・。
 「どうしたんだい?」
振り返ると鬼太郎はまだ湯舟に浸かったままでねこ娘を見ている。
 「ん・・・何でもないよ」
石鹸を掴み、わしわしと泡立てて顔を洗い始めた。
ちょっとだけ・・・あっち向いててくれないかな・・・。
ばしゃばしゃと顔を洗い流していると、鬼太郎の声が近づいてきた。
 「ああ、いいお湯だった。僕も体洗おう」 「えっ!?」
 「えっ、って・・・いけないのかい?」 「そうじゃ・・・ないけど・・・」
隣に並んだねこ娘の顔がぱあっと赤くなり、何を恥じているのかはすぐ解かった。
 「背中洗おうか?」 「うん、ありがと」
向けられた背に、石鹸を泡立てたタオルを上下させる。
細いうなじに湿った髪が張り付いて、小さな耳は齧りつきたくなるほど愛しい。
つるりと手を滑らせたふりでもすれば、柔らかな胸に触れるだろうか・・・。
鬼太郎は湧き上がる興奮を抑えながらねこ娘の背を洗い続けた。
167『目覚め・温泉編』-9 ◆NECOkE/60g :04/04/10 02:28 ID:/bO6HF6R
湯桶を傾け、石鹸の泡を洗い流す。
まるで急に裸にされたような気分で、ねこ娘は前かがみに身を縮めた。
 「こ・・・今度はあたしが背中洗うね?さ、あっち向いて?」 「うん・・・でも」
背中に胸を押し当ててきゅっと抱き寄せる。
 「ひゃ!な・何よ、鬼太郎」
 「・・・大事な処を洗ってないじゃないか?」
後ろからももを這った手が伸び、ねこ娘はぴくりと身を強張らせる。
 「ここは洗わないの?」 「あ・洗うけど、でも鬼太郎が・・・」
見てたから・・・。
凋んだ言葉を逆手に取って、鬼太郎は頷いた。
 「僕が・・・何?僕に洗って欲しいの?」 「ち・違う!違うよぅ」
あんまりにも嫌々と身を捩らせるので、すうっと身を引いた。
 「そう・・・。じゃぁ邪魔しないよ」 「う・うん・・・」
手を離したものの、隣に座ったままでじっとねこ娘を見つめている。
水滴を弾くはりのある素肌の上、柔らかな曲線をかぶり湯が滴り落ちていく。
膨らみ始めた胸の中心には薄桃色のつぼみ。
ぴったりと閉じて花弁を覆い隠した幼線。
鬼太郎の視線に曝されて、ねこ娘の手は止まってしまった。
 「どうしたの?」 「・・・〜〜〜・・・」
頬を火照らせて黙り込んでしまったねこ娘が可愛くて、鬼太郎は意地悪くくすくすと笑った。
ねこ娘は目を閉じて、えいっと気合いを込めてタオルを掴み、そのまま手を下に伸ばしてみたが・・・
 「ふうん・・・そうやって洗うんだ?」
鬼太郎の言葉に、再び手を止めて硬直してしまった。
 「・・・鬼太郎ぉ〜・・・」 「あはは、ごめん。どうやって洗うのかなって思ってさ」
ねこ娘の手の甲に自分の手を重ね、引き寄せるようにして身を抱きしめた。
ぴくりと身を震わせたが抵抗はしない。鬼太郎はゆっくりと手を上下させる。
 「ん・・・」
耳を擽るねこ娘の小さな吐息。いつしかねこ娘の手はタオルごと払い落とされ、
火照った肌を直接まさぐっていた。
168『目覚め・温泉編』-10 ◆NECOkE/60g :04/04/10 02:29 ID:/bO6HF6R
恥丘ににぴったりと手を当てて撫ぜたまま、指先で少しずつ秘裂を割る。
体の芯から湧き上がる熱と、外気の寒さとの差に震えた身を抱き寄せて、
逃れられぬようそっと背に腕を回した。
しのびこんだ指が敏感な花芯に届くと、ねこ娘はぴくりと肩をすくませる。
 「きたろ・・・」
拒否する言葉を封じるために唇を重ね、尚も指先は先へと進む。
合わせた唇から漏れる甘い喘ぎに夢中になって舌を割りいれると、
ねこ娘の体から抵抗する力が抜け落ちた。
最初は逃げ気味だった舌がおずおずと伸ばされ、鬼太郎の舌先をちろりと舐める。
そんな甘い誘いに耐え切れるはずもなく、鬼太郎はより強く抱きしめて口を塞いだ。
 「ひゃっ!」
軒先から落ちた水滴が背を伝い、唇が離る。
 「あんっ・・・や・・・ぁ・・にゃ・・・ぁぁん・・・っ」
それでも鬼太郎の腕の中。指先の間で花芯を弄ばれ、一度漏れた喘ぎ声が止まらない。
上気した瞳で見上げれば、鬼太郎はじっとねこ娘の様子を見つめたままで、
その視線に曝されていることに、また身が震える。
 「・・・ねえねこ娘も・・・僕の・・・を、洗ってくれるかい?」
 「え・・・」 「嫌・・・かな・・・?」
背中に回した手でくいっと腰を引くと、ねこ娘のももに猛ったものが当たる。
恥ずかしくてじっとは見ていなかったけれど・・・
風呂場でお尻をこつこつと突いていた時からずっと腫れていたのだろうか・・・
ねこ娘の手が鬼太郎の肩口から下りると、片膝立ちになった鬼太郎の足元に伸ばされた。
 「ぅ・・・んっ」
脈打ったものを掴めば鬼太郎が息を詰まらせる。
ねこ娘からしてみれば、恥ずかしいことばかりする鬼太郎への仕返しに、
いたずら心で擦り始めた。すると、一瞬止まった鬼太郎の指先がまた蠢き出し、
だんだんと充血してきた外陰を撫ぜ上げる。
 「アッ・・・」
背を反らしたねこ娘を追い、胸元に唇を寄せる。
しっとりと湿った洗いたての素肌を味わいながら、胸を突く荒い吐息を落としていった。
169『目覚め・温泉編』-11 ◆NECOkE/60g :04/04/10 02:30 ID:/bO6HF6R
形はこんなにも違うのに、同じように感じているのだろうか。
ねこ娘は弱々しい喘ぎ声を漏らしながら、掌の中で跳ねる鬼太郎の肉塊を擦る手に力を込めた。
内腿に溶液が伝う。充分な蜜で潤った部分に指を進めると、ねこ娘はぴくりと反応し、
擦り上げた手にも力がこもる。
 「だめ!きたろ・・・もぉ・・・あ・・・あたし・・・」
 「ン・・・僕も・・・だよ」 「えっ・・・ぁ・・にゃ、アぁんっ!」
ねこ娘の柔肌を抱き寄せながら、鬼太郎の眉間に少年らしからぬ皺が寄った。
そしてねこ娘もまた、片手で鬼太郎の肩を抱きしめて、体の芯から湧き上がる痺れに身を硬直させる。
爆ぜながら、その足の間に鬼太郎の猛りが撒き散らされた感触。
 「・・・ふ・・・みゃ・・・ぁぁ・・・ん・・・」
漏らした息とともに脱力したねこ娘を抱きとめる鬼太郎の胸に擦りよりながら、
その胸からは張り裂けそうなほどの高鳴った鼓動が伝わる。
鬼太郎も溜まり溜まった放出に脱力はしていたが、ねこ娘を抱きとめるぐらいの力は残っていた。
大きく上下した胸に抱きついたねこ娘の髪は、濡れたままで冷え、上気した頬には冷たい。
 「・・・ごめん」 「ん・・・えっ?」
決まりが悪そうに苦笑いする。
 「かえって汚しちゃったみたいだね」
腿の内側から滑り落ちる鬼太郎の高まりを感じながら、ねこ娘は顔を赤くした。
それは、鬼太郎のものだけではないと、解かっている。
 「今度はちゃんと洗ってあげるから・・・ね?」 「!」
まだひくついた秘裂を撫ぜ上げた指先はぬるりとした蜜に滑り、鬼太郎は嬉しそうに口元を歪めた。
 「もぉ、いいよ!」
とんと胸を突かれ、引き離されてしまった。
 「ねこ娘・・・」
さっさと体を洗い流し、再び露天風呂に浸かってしまったねこ娘を視線で追いながら、
鬼太郎はまだ口元を緩めていた。
言うほど怒ってはいないのだろう、ねこ娘の顔は真っ赤だった。
まだ今夜一晩、二人きりの時間はたっぷりと残されている。
焦る事もないなと、鬼太郎も湯を浴びた。
170『目覚め・温泉編』-12 ◆NECOkE/60g :04/04/10 02:31 ID:/bO6HF6R

 「ふわぁ〜満腹。もう食べられなーい」
温泉で充分にほぐれた体に上等な食事。
部屋の食卓に並べられた懐石料理をたいらげたねこ娘は、座椅子にもたれた。
食前酒の梅酒が効いているのか、その頬は薄紅に染まり、
帯を緩めたせいで合わせた浴衣の胸元が開き、ちらりと白い肌が覗く。
 「う・・・うん」
鬼太郎も満腹ではあったが、さっきたいらげたばかりの春の果物よりも、
もっと美味しそうなデザートを前にして、つい喉が鳴ってしまった。
 「こんな贅沢してたら鈍っちゃうね。あはは、お腹いっぱいで動けないや」
ぽんぽんとお腹を叩きながら笑う。
無邪気なねこ娘の笑顔を見ながらも、鬼太郎は鼓動が高鳴ってくるのを感じていた。
 「・・・じゃぁ、ちょっと運動しなくちゃいけないね?」
 「運動?でももう陽も暮れちゃったし・・・」
背を伸ばして背後の硝子戸を見上げれば、逆さになった庭園の景色。
夕暮れ時も過ぎて暗くなった夜空から降り続く雪が、庭に設置された照明に浮かび上がっていた。
 「わぁ〜奇麗♥」 「うん・・・奇麗だね」
思ったよりもずっと近い鬼太郎の声に驚いて顔を下げると、
さっきまで向かいにいた鬼太郎がそっと隣に近づいていた。
 「本当だよ?」 「うん・・・?」
奇麗だと言いながら、鬼太郎は外を見ていない。ねこ娘をじっと見つめたままだ。
何かおかしいな・・・と思いながら、ねこ娘は首をかしげる。
奇麗なのは雪景色ではなく、ねこ娘のほうなのだ。きっと本人は気付いていないのだろう。
 「もう暗いから、外に出られないよ。雪もいっぱい降ってるし・・・」
 「うん、そうだね」
離れの一室に二人きり。その事実さえも気付いていないのだろう。
 「・・・どうやって運動するの?」 「うん、それは・・・ね?」
警戒心もなく、きょとんとした瞳で見上げるねこ娘にゆっくりと顔を近づけると・・・
171『目覚め・温泉編』-13 ◆NECOkE/60g :04/04/10 02:33 ID:/bO6HF6R
 「あっ!」 「ええっ!?」
ねこ娘の耳がぴくりと反応する。
 「どうしたんだい?」 「・・・今、何か聞こえなかった?」 「何・・・が?」
立ち上がったねこ娘は硝子戸を開き、庭園を端から端まで見渡した。
ごまかされてしまったのだろうか・・・。
それにしては、冷たい風が吹き込むのも気にせず、真剣な眼差しで庭を見つめている。
 「いた!」 「えっ・・・ちょっと待てよ、ねこ娘!」
薄い浴衣一枚で庭へ飛び出そうとするねこ娘を引き戻す。
 「離してっ」 「どうしたんだよ・・・。何がいたの?」
 「子猫よ!」 「ええっ?」
雪の降る中、かすかに子猫の鳴き声が聞こえた。
よくよく見てみれば、庭園の隅に身を震わせた子猫の姿に気付く。
 「どうしてこんなところに・・・。君はここで待ってて」 「うん・・・」
冷たい草履に足を差し、ぶるりと肩を震わせて庭へ下りる。
庭木のかげに隠れた子猫は、鬼太郎が手を差し伸べるとひとつ鳴き声を漏らして近づいてきた。
 「・・・お前、どうしてこんなところにいたんだい?」
小さな体はぶるぶると震えており、鬼太郎が袂を開けば温もりを求めて潜り込んでくる。
振り返れば戸口で心配そうに見つめたねこ娘の顔。
 「・・・」
何か嫌な予感がする。
鬼太郎は背筋を伝う雪の降る寒さを思い出して、早足で部屋へと戻って行った。
172『目覚め・温泉編』-14 ◆NECOkE/60g :04/04/10 02:33 ID:/bO6HF6R

 「あんたどうしてあんな寒いところにいたの?」
湯冷ましの牛乳をぺろぺろと舐め始めた子猫の前に座り込み、ねこ娘は問いかけた。
子猫はひとつも鳴き声を上げない。
如何に猫と意思の通じるねこ娘といえども、これではどうしようもなかった。
 「・・・まだ小さいんだよね。生まれて何ヶ月ぐらいだろう・・・」 「うーん・・・」
皿半分の牛乳を飲み終えると、子猫は満足そうに目を細めた。
 「おいで」
ねこ娘のひざの上に乗り、柔らかな温もりに擦り寄る。
 「・・・」
そのひざは、自分の枕になるべきものなのに。
いやひざだけではない、その身全てが、今夜中自分のものであるはずなのに。
今夜こそ、全てが自分のものになるはずだったのに。
鬼太郎は冷えた肩を震わせて、少々不機嫌そうに口を尖らせた。
 「・・・失礼致します。お食事は如何でしたか?」
襖を開けて片付けにきた仲居が一礼し、顔を上げたところであっと子猫に気付く。
 「申し訳ありません。こちらにお邪魔してましたか」
ええ、お邪魔して下さいましたよと、鬼太郎が言う前にねこ娘が口を開く。
 「ここの猫ちゃんなんですか?」
 「ええ・・・。こうした商いで動物を近づけるのもお客様にご迷惑をおかけすることもあるのですが、
 先代が大変な猫好きでして・・・。飼っているというよりもは敷地内に居ついているんですよ」
仲居が「おいで、ミー」と呼ぶと、子猫は一瞬顔を上げたが、ねこ娘のひざ心地が良くて離れない。
 「ミーちゃんっていうの?」
 「いえ、みんなそれぞれに呼んでいるのですよ。クロとかタマとか・・・。一番に可愛がっている板長などは
 昼からずっと心配してましたよ。好奇心が強いのか、まだこんなに小さいのにお転婆な猫で・・・」
お転婆で、目が大きくて、可愛い子猫。
黙り込んだままの鬼太郎がつい吹き出すと、ねこ娘が 「何よ?」と鋭い視線を向けた。
 「・・・母猫は大人しい猫だったんですけどね」
 「”だった”・・・って?」
ねこ娘の問いかけに仲居は口を濁して、ごまかし笑いを浮かべた。
173『目覚め・温泉編』-15 ◆NECOkE/60g :04/04/10 02:35 ID:/bO6HF6R
 「お食事がお済みのようですね。下げさせて頂きますが、お布団も敷いてしまってよろしいでしょうか?」
 「はい、お願いします」
仲居が合図すると、廊下に控えていた旅館の者が数名で片付けに取り掛かった。
並べられた食器が片付くと、隣の間に布団が用意される。
鬼太郎は胸が高鳴り、どこか照れくさくて頬を赤らめたが、ねこ娘は別段意識することもなく、
手持ち無沙汰にひざの上の子猫の額を撫でていた。
 「あっ」
布団が敷かれたのを見計らって、子猫はねこ娘のひざから下りる。
 「ああいけませんよ。ささ、戻りましょうね」
仲居に抱き上げられ、子猫は初めてにゃあと鳴いた。
その鳴き声で子猫の意思を感じ取り、ねこ娘は仲居に尋ねた。
 「あの〜・・・。もし良かったら、今夜一晩一緒にいてもいいですか?」
驚いたのは鬼太郎だ。仲居が返事をする前に、はっと振り返った。
 「ちょ・ちょっと待ってよ、ねこ娘。ほら、ここの板長さんも心配しているようだし、あまり無理を言っ・・・」
 「私どもは構いませんが、でも何か失礼があっては」
 「ううん、大丈夫です。せっかくお友達になったんだもんね、猫ちゃん?あんたもここにいたいよね」
ねこ娘が手を伸ばすと、子猫は仲居の手から離れてねこ娘の胸元にしがみついた。
 「しかし・・・。お連れ様が」 「鬼太郎も猫は大好きだよね?」
止めるために伸ばした手が硬まる。
まさかねこ娘の前で、猫が好きかと聞かれて否とは言えない。
猫は好きだ。しかしそれよりもずっと好きな娘と、とても大事な時間を過ごす予定だったのだ・・・。
 「・・・ああ。もちろん好きだよ」
でも・・・。
鬼太郎が続ける前に、ねこ娘は笑顔で仲居に言った。
 「鬼太郎もああ言ってますから。今晩だけ一緒にいさせて下さい♥」
絶望的な一言に、鬼太郎はひきつり笑いを浮かべるしかなかった。

<続く>
174毛目玉 ◆.QnJ2CGaPk :04/04/10 09:21 ID:2ukBp8DU
待っていますたよ━━━━━!!!!

 風 呂 場 の 二 人 に 激 萌 え し ま す た ! ! ! (゚∀゚)

ここへ着ての最大の難関=子猫にぶち当たった鬼太郎にガンガレとエールを送りたい!!!!
初夜になる事を祈らん!!!!!

>159>162で妄想が噴火、思わず自分で描いてしまいますた…(´・ω・`)
ttp://gegege.s6.x-beat.com/bbs/img/1081555002.JPG
175名無しさん@ピンキー:04/04/10 17:28 ID:RYNixcvG
ムムム〜ッ、
子猫の乱入とは意外な展開。
鬼太郎、早くねこ娘とエッチなコトをしたいだろうに。
せがれが「ねこ娘の中に早く入りたいよ〜、寂しいよ〜」って泣いてるよ(w
176名無しさん@ピンキー:04/04/10 23:23 ID:N91kXlJ4
おお!久しぶりに覗いてみたら萌え萌えな作品がこんなに!
>174 毛目玉神!小悪魔的に可愛いです〜!
ねこタンのおねだりには鬼太郎でなくとも敵いませんな!
177名無しさん@ピンキー:04/04/10 23:32 ID:edGc6gJ7
鬼太郎不憫すぎるヨ・・・・・
近い将来理性ブチギレケダモノと化した鬼太郎を見るのが激しく楽しみですな

>174毛目玉神、イラスト萌えました〜。
やっぱりねこタンには素肌に学童服!!
178名無しさん@ピンキー:04/04/12 01:03 ID:PmdchdJy
さあ、鬼太郎はねこタンと旅館での熱い夜を過ごせるか?
>>173の続き

一室一室に用意された室内風呂も立派なものだった。
一人で入るには広すぎる・・・。
満腹感も治まったところでひとっ風呂浴びる鬼太郎は、湯気のこもった檜の香りを吸い込んでいた。
耳を澄ませば、ねこ娘と遊びたい盛りの子猫がじゃれあう声が聞こえてくる。
 「・・・」
この風呂の中でねこ娘と二人だったなら・・・。
温泉の効能でいつもよりすべらかな肌の感触を、指で、舌で、存分に味わって、
蕩けた体を優しく抱き寄せて、浴槽に響くほどねこ娘を喘がせて、
破瓜の痛みを迎える前に、指で充分に慣らしてやる予定だったのに。
脱力したねこ娘を抱え上げ、柔らかな布団の上に沈めて、
弱々しく縋りつくねこ娘を安心させる口づけを落としながら、
充分に蜜で濡れそぼったねこ娘の膣内に、己の強張りをゆっくりと・・・
は、無理かもしれないが、でき得る限りゆっくりと沈めて、
これ以上はないほどに二人は身も心も繋がり合う・・・・・・予定だったのだ。
 「はあ・・・あ」
それを思えばこそ、露天風呂ではあれだけで我慢したのだ。溜め息も漏れるというもの。
期待したまま半起ち状態の熱がまた情けない。
 「・・・チャンスだと思ったんだけどなあ」
今まで同様これからも、ねこ娘はいつもそばにいるだろう。
機会はいくらでもある、あるのだが・・・、どうにも一線を越えられない。
あどけないねこ娘も好きだが、その笑顔が艶めいた表情も見たいと思うのはいけないことなのだろうか。
まるで運命の神にでも弄ばれているような気分で、鬼太郎はまたひとつ溜め息を漏らして湯を上がった。
 「・・・・・・今夜は大人しく・・・寝よう」
頭から冷たい水をかぶり、火照った体を冷ました。
180『目覚め・温泉編』-17 ◆NECOkE/60g :04/04/13 02:07 ID:2Kn19vd8

部屋に戻るとねこ娘はまだ子猫と戯れていた。
随分と仲良しになったようで、雪の中で震えていた子猫も元気にニャアニャアと鳴いている。
 「ああ鬼太郎、おかえりー」
振り返ったねこ娘の笑顔を見れば、さっきまで胸を占めていた邪まな気分が払拭される。
自分の帰りを待って、”おかえり”と呼びかけるねこ娘に、奇妙な感慨を覚える。
今は互いに別の家に暮らしているけれど、いつかは・・・と、そんな未来を一瞬だけかいま見た気分だった。
 「ただいま。ここのお風呂もすごく広くて気持ちいいよ?」
 「本当?楽しみ〜」
待ってましたとばかりにねこ娘は身支度を整えて立ち上がった。
 「一人じゃ寂しいんじゃないかなあ。一緒に入ってあげようか?」
寂しかったのは自分のほうだったが、そう言うとねこ娘はむきになって拳を握った。
 「大丈夫だよ!ねえあたしが入ってる間もこの子のこと見ててね?」
 「うん・・・分かった」
途中で風呂場に入り込む隙さえも与えてくれない。
恨めしく子猫に目をやったが、子猫は興味もない様子でとっとと布団の部屋に向かってしまった。
鬼太郎も後を追うように布団の前に座り込む。
 「・・・・・・」
広い寝室に並べて敷かれた二枚の布団。
片方を敷き布団ごと引っ張ってみる。ぴったりと境もなくくっつけたところで・・・。
 「ちょっと・・・近づけ過ぎたかな」
一人照れ笑いを浮かべて、引き離してみるが・・・。
 「これじゃぁ離れ過ぎだよな・・・」
また引き寄せてみる。
そんな事を繰り返す間、布団の上に横たわった子猫は左右に移動するのを楽しんでにニャアと鳴いた。
 「・・・あのね。僕は遊んでいるわけじゃないんだよ?」
子猫の前に座り込み、声を潜めた。
 「君がねこ娘に懐いているのは構わないし、僕だって猫が嫌いだってわけじゃないさ。
 けどね、今夜は僕にとっては・・・いいや、二人にとって大切な夜になるはずだったって・・・判るかい?」
鬼太郎の説教に、子猫はひとつ鳴き声をあげて目を細めるだけだ。
 「・・・判るわけないよな」
181『目覚め・温泉編』-18 ◆NECOkE/60g :04/04/13 02:08 ID:2Kn19vd8
またひとつ大きな溜め息を漏らすと、背後からねこ娘が近づいてきた。
 「ただいま〜」 「あれっ、早かったんだね?」
 「うん。やっぱり一人じゃつまんなかっ・・・・・・あれ?」
結局は一寸ばかり近づけただけの布団をちらり見て、ねこ娘は黙り込んだ。
 「あ!あの、これは・・・そういうのじゃなくって、ほら・・・えーと・・・」
まるで邪まな気持ちを見透かされたような気分で、鬼太郎は妙に焦った。
ねこ娘はすたすたと歩を進めると、掛け布団の一枚を折りたたんで脇に寄せる。
 「えっ・・・?」
敷き布団を折り重なるほどぴったり寄せると、今度は枕を直角に並べ始めた。
 「大人用のお布団じゃ大き過ぎるよね?」 「ああ・・・うん、そうだよね」
並んだ二つの枕、横にした一枚の掛け布団。
子供二人の体にはそれで充分だった。
 「ねえもう寝よ?」
先に布団に入ったねこ娘が上目遣いにそう言う。
慣れぬ雪道を進んだせいで、疲れているのだろうか。
誘うような言葉に胸がとくりと高鳴ったけれど・・・、ねこ娘の胸には子猫の姿。
 「・・・うん。明かり消すよ」
枕元の行燈だけを残して、部屋の明かりを消した。
薄明かりの中、掛け布団をぺらりと広げて一つの布団の中に入る。
ねこ娘がもそもそと肩を揺らせば、その振動も伝わってきた。
しかし、ねこ娘と鬼太郎の間には子猫の存在がある。
182『目覚め・温泉編』-19 ◆NECOkE/60g :04/04/13 02:09 ID:2Kn19vd8
不意に腕を伸ばしてみたが、ねこ娘がその腕枕につく前に、
子猫が温もりを求めて鬼太郎の脇に鎮座した。どこまでも、邪魔をする。
 「・・・あのね、鬼太郎。この子のお母さん・・・この子が生まれてすぐに死んじゃったんだって」
 「えっ・・・そうなのかい?」
 「さっき教えてくれたんだよ。ここの旅館の人達はみんな親切にしてくれるけど・・・
 時々お母さんのこと思い出して・・・居ても立ってもいられない時があるんだって」
 「ふうん・・・」
母の温もりを求めて、その姿を探して、敷地内を彷徨っていたのだろうか。
それは雪が降っていようが槍が降っていようが構わず、飛び出してしまったのだろう。
鬼太郎にもその気持ちは解からないではない。
複雑な気分で黙り込み、眠り込んだ子猫にそっと掛け布団を掛けた。
 「うふふ・・・ふふっ」 「何だい?」 「あのね・・・?」
腕枕は子猫に阻まれて届かなかったが、指先だけがねこ娘の髪に届く。
柔らかい髪を梳きながら、自然と二人の声も潜められていた。
 「・・・まるで夫婦になったみたいだね?」 「えっ・・・」
 「こうして同じお布団の中で・・・この子が赤ちゃんで・・・」
幸せそうに微笑みながら、ねこ娘の声は睡魔に沈んでいく。
 「・・・そうだね」
おままごとでもしている気分なのだろうか。
夫婦が同じ布団に入るのは、形式上ではなく、夜の営みという理由もあるのだが・・・。
嬉しそうに目を細めたねこ娘からは静かな寝息。
こんな幸せな気分も悪くはない。鬼太郎もまた満ち足りた気分で微笑み、目を伏せた。
 「おやすみ・・・」
小さな川の字を描いた三人は一枚の布団の中、静かな眠りに落ちて行った。

183『目覚め・温泉編』-20 ◆NECOkE/60g :04/04/13 02:10 ID:2Kn19vd8

深夜。
かりかりと襖を削る音に気付いてねこ娘が目を開く。
見上げた天井は見慣れぬ木の節を刻んでいて、一瞬不安な気分に陥ったが、
ふと見れば鬼太郎の涎を垂らした寝顔があり、すぐに安堵した。
何の音だろう・・・。
そっと布団を抜け出して隣の間へ向かう。
 「・・・どうしたの・・・?」
尋ねると、子猫は振り返ってニャアと鳴いた。
 とても温かかった。まるでお母さんの胸の中にいるみたいだった。
 けれど板長が心配するから、やっぱり帰る。
 板場では威張っているけれど、あのおっさんは酷く心配性で気が小さいんだ。
 だからそばに居てやらないとね。
と、子猫は言う。ねこ娘はくすくすと笑い出した。
 「何だ。あんた小さいのにしっかりしてるんだね」
ねこ娘の言葉に、子猫は誇らしげにニャアと鳴く。
 まあね。何年もしなきゃ歩くこともできない人間族とは違うよ。
 「ここが気に入ってるんだ・・・。もしあんたが良かったら、ゲゲゲの森に連れて行こうと思ってたんだけどな」
すると子猫は小首を傾げてニャアと鳴く。
 心配には及ばないよ。ここの人間との生活も悪かない。
 それに、今更・・・森での田舎暮らしをする気はないよ。
 「・・・そっかあ」
ねこ娘はおませな子猫の態度に笑い出し、襖を少し開いた。
 「本館まで送ろうか?」
 何言ってんだ。あんたのほうが迷うだろう?こちとら生まれも育ちもこの屋敷なんだよ。
 それより、あんたは旦那を大事にするんだな。
 「鬼太郎のこと?」
 そうさ。旦那の息子が寂しがってるよ。面倒みてやるんだね。
 「・・・何のこと?」
首を傾げたねこ娘に「また来なよ」と一言。我がもの顔で廊下を進んで行ってしまった。
 「鬼太郎の・・・ムスコ?」
184『目覚め・温泉編』-21 ◆NECOkE/60g :04/04/13 02:11 ID:2Kn19vd8
夜風にぶるりと肩を震わせ、襖を閉じる。
寝床に戻ると、ねこ娘が這い出た時の掛け布団が開いたまま。
 「・・・寂しがってるって・・・どういうことだろう?」
子猫は、状況に順応するのも早く、周りが心配するよりずっと母猫の死を理解していたけれど、
目の前の鬼太郎はいまだに母の面影を探しているのだろうか。
自分では代わりにならないと解かっている。かけがえのない存在なのだと。
言えば鬼太郎が寂しがるのを知っているから、普段は口に出さないけれど。
 「あたしがいても・・・寂しいのかな」
小さな問いかけは、しんと静まり返った夜の闇に消えていく。
こんなふうに沈んだ気持ちは朝がくれば消してくれるだろう。
だらしない寝顔を見せる鬼太郎を見つめながら、ねこ娘はふと微笑んだ。
鬼太郎の腕枕にすり寄れば、無意識に伸ばされたその腕に引き寄せられる。
 「・・・鬼太郎・・・起きてるの?」
返事はなく、寝息にまみれて不明瞭な寝言が返された。
 「ねこ・・・むすめ・・・」
耳元に下りた吐息。自分の名を呼ぶ声にねこ娘はぽっと頬を赤らめた。
足に触れた部分が熱く高まっていることに気付いて、ねこ娘は肩をすくめた。
抱き寄せた腕はねこ娘の身を確かめると、すぐに弛緩してまた眠りに落ちる。
 「・・・もう・・・どんな夢見てるのよ〜・・・」
ねこ娘はいたずらに鬼太郎のそれを浴衣の上からぎゅっと掴んでみた。
とくりとくりと脈動を返すそれは、ねこ娘に掴まれた事でひと回り大きく膨張する。
すり寄った肌よりもずっと熱い。
自分の鼓動と同じぐらい脈打ったものを掴んでいるうちに、ねこ娘はおかしな気分になってきた。
 「ね・・・ねえ・・・鬼太郎・・・?」
問いかけに返事はない。
少しばかり手を上下すると、苦しげな吐息が返ってきた。
185『目覚め・温泉編』-22 ◆NECOkE/60g :04/04/13 02:12 ID:2Kn19vd8
 「・・・・・・」
腫れたままじゃ辛いのかなと、ねこ娘は布団の中に潜り込んだ。
浴衣の裾を開き、ぺらりと下着を引き下ろす。
見られていないと思うといくらでも大胆になれるのが不思議だった。
夜目の利くねこ娘の瞳には猛った強張りの形がよく見てとれる。
 「へえ・・・。こんな形してるんだ」
立ち上がったものを裏側からしげしげと見つめ、少しばかり涎を垂らした鈴口をつんと突くと、
鬼太郎の体がびくりと反応した。
しかし眠りは深いようで、起きる様子はない。
指先で押し上げるように突いては、ぷるりと戻ってくる弾力がおきあがりこぼしのようで面白い。
見慣れぬ形はしていたが、少年のそれはそれほど複雑な形ではない。
包皮に包まれた部分を引き下げて根元を支えると、ねこ娘は興味深げにちゅっと口づけてみた。
 「う・・・ぅうん・・・」
ねこ娘の柔らかな唇の感触にもぞもぞと蠢いた鬼太郎の足の間に身を置いて、
今度は剥いた先端をぱくりと咥えてみる。
ここも鬼太郎の体だと思うと、特に汚いとは思わなかった。
口にしたことのない妙な味はしたけれど、そんなに嫌なものでもない。
舌の上でぴくりぴくりと跳ねるその存在が可愛らしく、愛おしく思えた。
 「・・・ふっ・・・ぅん・・・」
ゾロゾロと猫舌の全面で裏筋を舐め上げられ、夢の中の鬼太郎も下半身に突き上がる熱に寝返りを打つ。
ねこ娘はますますいたずら心を刺激されて、小さな唇を更に窄めて吸いついた。
奇妙な手応えの柔らかな陰嚢に指先で触れる。
たふたふとした感触を確かめていると、中にこりっとした玉の存在に気付いた。
何だろう・・・これ?
自分にはない性器の形に興味津々でいじりまわすと、口の中の強張りがぐんと力を増した。
186『目覚め・温泉編』-23 ◆NECOkE/60g :04/04/13 02:12 ID:2Kn19vd8
唾液に濡れそぼった男根からちゅるんと唇を外し、押し上げるようにしてじっと見つめる。
陰嚢を分ける隙間にちろりと舌を伸ばして舐め上げると、指先の尿道口からぬるりとした粘液が伝ってきた。
 「・・・・・・」
鬼太郎の指に触れられて、自分の体から溢れた蜜を思い出してねこ娘は吐息を漏らす。
だんだんといけない事をしているような気がしてきて、
それでいて鬼太郎が反応するのが面白くて、やめられない。
湿った吐息にも鬼太郎の先端はぴくりと反応し、皮ごと上下する指間に溶液が垂れた。
下から横向きに唇を沿わせて這い上がると、もう一度先端からぱくりと咥え込む。
 「・・・んっ・・・くぅう・・・」
忙しない脈動が掌の中で脈打ち、苦味のある粘液を垂らさないよう吸い込むと・・・
鬼太郎の体がびくりと跳ねて、ねこ娘の口の中いっぱいに白濁の液が広がった。
 「ン!?」
驚いて目を見開いた瞬間、喉元まで流れ込んだ精液をごくりと飲み込んでしまう。
びっくりしたが、そんなに嫌なものではなかった。
二度三度と突き上がる残液にも喉を鳴らし、零さないよう根元から先端まできゅっと吸いついた。
さすがに起きてしまっただろうか・・・。
おそるおそる見上げてみたが、出すだけ出してすっきりした鬼太郎はまた静かな寝顔に戻っていた。
やがて脈動も治まり、萎えた鬼太郎のものにちゅっと口づける。
下着を引き上げて、もぞもぞと布団の中から這い出ると、ぷはっと息をつく。
鬼太郎の寝顔を眺めながら、ねこ娘はくすくすと笑っていた。
 「うふふ・・・飲んじゃった」
よほど眠りが深いのだろう。軽く頬に口づけてみても起きる様子はない。
ただねこ娘が腕枕につくと、条件反射のようにその身をぎゅっと抱き寄せた。

187『目覚め・温泉編』-24 ◆NECOkE/60g :04/04/13 02:13 ID:2Kn19vd8

 「ただいまー!」
戻ってみればゲゲゲハウスには砂かけや子泣きたち・・・果てはねずみ男までもが集っていた。
皆、興味津々に二人の姿を見上げたが・・・。
行きとは対照的に、肩を落とした鬼太郎と意気揚々と土産ものを広げる楽しそうなねこ娘。
 「おお、温泉はどうじゃった?」 「ええ・・・まあ」 「うん♪すっごく楽しかったよー」
精神的にも疲労困憊といった鬼太郎は言葉少なに、万年床へと座り込む。
朝、旅館の寝処で目覚めた時───。
子猫の姿がないのを確かめ、これは絶好の機会とばかりにまだまどろんでいる
ねこ娘を抱き寄せたのだが・・・。朝立ちどころか全く反応しない。
緩んだ浴衣の合わせ目からはねこ娘のながらかな胸元が覗けているというのに、
何故だかすっきりとしている体は反応せず、まるで自分が不能になったような気分に陥ったのだ。
 「おいおい、どうしたんだい?せっかく俺様が強運で勝ち取った旅行券を譲ってやったってのに、
 しけた顔しやがって」
 「・・・いや・・・感謝してるよ」
首を傾げたねずみ男を尻目に、鬼太郎は大きな溜め息をついた。
 「こーんなおっきい露天風呂でね♪お部屋もすっごく広かったんだよ」
羨ましそうに頷く目玉親父。
茶碗風呂に温泉の湯を注ぎながら、ねこ娘の土産話は進んでいった。
 「それとね。鬼太郎と夫婦になったのー」
 「 「 「なっ・・・何じゃとー!?」 」 」
一斉に声を上げた面々の前で、ねこ娘はきょとんと目を上げた。
驚いたのは鬼太郎だ。
厳しい顔で詰め寄る砂かけ、ぽっと頬を赤らめた子泣きと一反、にやにやと口元を歪めたねずみ男、
そしてじっと見据えた父の視線の前で、鬼太郎は顔を青くし慌てて両手を振る。
 「鬼太郎・・・おぬし・・・」 「違う!違いますよ!僕は、まだ・・・っ」
 「まだぁ〜?何だい鬼太郎ちゃん。まぁだナニをしてないってぇ〜?」
これはからかい甲斐があるとばかりに詰め寄ったねずみ男を前に、
今度は顔を真っ赤にして首を振った。
188『目覚め・温泉編』-25 ◆NECOkE/60g :04/04/13 02:14 ID:2Kn19vd8
 「おかしな事を言うなよ!ナニってそんな・・・僕はっ」
 「鬼太郎・・・。わしはお前を信用しておったと言うのに、ねこ娘に何たる事をっ」
 「おばばまで・・・っ。違いますよ!」
 「いや〜まさか二人がそんなに進んでたとはなぁ」
 「子泣き!違うって・・・っ」
慌てて弁解する鬼太郎をきょとんと見つめるねこ娘に、目玉親父は尋ねた。
 「夫婦・・・というと、一体何があったんじゃ?」
 「うんとねー、一緒のお布団で寝たの」
二度目の爆弾発言に、一同しんと黙り込む。目玉親父だけが冷静にうんうんと頷いた。
 「ふむ。一緒の布団でのう・・・」 「寝た・・・って、それはそうだけど!」
 「なんじゃと!お前、いくらなんでも早過ぎるわい!」 「そうじゃなくって・・・っ」
鬼太郎が妖怪仲間たちに散々責め寄られる中、ねこ娘は首を傾げたまま。
極楽極楽と目を伏せた目玉親父の茶碗風呂をかきまわしながら、
 「今度はみんなで行きたいねー」 と、楽しげに笑った。

時は未だ熟せず───。


<了>
189411 ◆NECOkE/60g :04/04/13 02:19 ID:2Kn19vd8
さてと・・・
         ヘ⌒ヽフ
        (  ・ω・)ダメジャン
    ヘ⌒ヽフ| つ⌒ヽO
   (  ・ω/ (  ・ω・)ダメジャン
   |  つ⌒ヽフ つ⌒ヽO
   し(  ・ω・)(  ・ω・)ダメジャン
  ヘ⌒ つ⌒ヽO つ⌒ヽO
 (  ・(  ・ω・) (  ・ω・) ダメジャン
 | つ|  つ,つ |  つ⌒ヽO
 し− し---J と_); TωT)っ ☆グシャ!!!


板移転してたんですね。dat落ちしたのかと思って驚きますたw
倉庫で確認できてよかった。倉庫番殿、いつもながら乙です!

(´・ω・`)oO(裸学童服のねこタン消えててショボーン)
190毛目玉 ◆.QnJ2CGaPk :04/04/13 09:29 ID:HaIM/8wl
>189カワイイ(゚∀゚)!
>441氏・モツカレ〜!!!
          .o゜*。o
         /⌒ヽ*゜*
   ∧_∧ /ヽ    )。*o  ッパ
    (・ω・)丿゛ ̄ ̄' ゜
.  ノ/  /
  ノ ̄ゝ

こ…子猫がぁぁぁ…思った以上にませてますなぁ
とは言え、ネコも生後6ヶ月以上になれば出来ちゃうから…
今まで未遂とは言え、猫タンにした事を砂かけにばれたら鬼太郎大変そうでつねぇ
猫タンの核弾頭発言にはワロタ
猫タンの真夜中のご奉仕を知っていれば、目覚めも違っただろうと

今日は避難所に入れませんですた…(´・ω・`)
191名無しさん@ピンキー:04/04/13 21:44 ID:fyw0Zm4J
SSグッジョブですよ
旅館で寝床でのねこタン浴衣脱がしバージョンと
鬼太郎朝立ち1発バージョン書いてみようかな?
192名無しさん@ピンキー:04/04/14 02:13 ID:Fc2oFaPD
浴衣脱がし(;´Д`)'`ァ'`ァ
朝立ちイッパーツ起太郎とエチー(;゚∀゚)=3 ハアハアハァハァハアハア

お待ちしてます!
193名無しさん@ピンキー:04/04/14 22:31 ID:eWR+cSM9
温泉宿で欲情 ムッハー(;゚∀゚)=3

>411氏GJ!乙でした
194名無しさん@ピンキー:04/04/15 01:25 ID:dETlp0zg
http://moe2.homelinux.net/src/200404/20040415318639.jpg
鬼太郎のねこタン浴衣脱がしは、この絵師の作品をイメェジ画像にしてスタートさせようかなと・・・・
195名無しさん@ピンキー:04/04/15 09:53 ID:Tx6VVdGM
恥らってますな、ねこ娘。モエモエ
ふとんの前でもじもじしてて可愛いです。

こ の 先 に 一 体 何 が ・ ・ ! ?

191(194)氏に期待!


ところで、懐かしアニメ板の鬼太郎スレで「ゲゲゲの鬼太郎 R」連載の話が出てますが
ほしの竜一ってガンダムSD描いてた漫画家か?
期待……していいのかどうかビミョー(愉しみではあるのだが)
196名無しさん@ピンキー:04/04/15 16:30 ID:wkM7mLFf
もう御大は描けないのかな・・・?
それにしてもほしの竜一・・・・・・・・・

工エエェェ('A`)ェェエエ工
197名無しさん@ピンキー:04/04/15 18:25 ID:akDlT6yZ
>もう御大は描けないのかな・・・?

漏れ的私見だけど、最近やたら「なまけものになりなさい」「なまけものになりたい」が目に付くんだよね。
御大は、もうマターリしたいのではなかろうか…

今月末の29日からはOH!水木しげる展がはじまるし、他にも色々引っ張りだこになってる気が

アニメの設定にも響くかな>ほしの画
「R」ってなんだよ!と小一時間…
どんな鬼太郎になるのかはともかく、アニメの絵柄には影響して欲しくな(ry
198名無しさん@ピンキー:04/04/15 19:36 ID:24TFFIy+
ほしの竜一をぐぐってみた・・・うむ、微妙だ・・・
別に嫌いじゃないんだが、鬼太郎が単なる”正義の味方”
になってしまう悪寒もあったりなんかして。
199名無しさん@ピンキー:04/04/15 22:08 ID:NTfLaGD4
今にも妖怪カードゲームや、ヨーヨー勝負(駒ならまだしもw)
小道具使った対戦バトルしそうな絵柄になるだろうね〜>ほしのでボンボン連載
子供にはその方が楽しめるのかもしれないな

子供向けヒーロー・・・正義漢いっぱいの鬼太郎か・・・?
ア〜ソパソチ!だな(藁
200絵描きモドキX:04/04/16 00:12 ID:OC46nlUq
スジどぞー

ttp://gegege.s6.x-beat.com/bbs/img/1082041478.jpg

いかん、貼るたびに浮いている・・・
201名無しさん@ピンキー:04/04/16 00:26 ID:+6oECH2A
  ┏┓     ┏┓           ┏━┓ ┏━┓
┏┛┗┓ ∧∧ ┗━┓        ┃  ┃ ┃  ┃
┗┓┏( つ ゚Д゚)┏┓┃┏━━━┓ ┃  ┃ ┃  ┃
┏┛┗ \ y⊂ ) ┛┃┗━━━┛ ┗━┛ ┗━┛
┗┓┏ / 山  \┓┃        ┏━┓ ┏━┓
  ┗┛∪ ̄   ̄\) ┛        ┗━┛ ┗━┛

                        絵描きモドキX神GJ!!
202毛@ヘタレ絵師気取り ◆.QnJ2CGaPk :04/04/16 08:21 ID:CmEfyM7H
絵描きモドキ神のウマーないらの後に申し訳ないんでつが…(´・ω・`)
避難所のリクでつ。落書注意

ttp://gegege.s6.x-beat.com/bbs/img/1082070842.jpg
203名無しさん@ピンキー:04/04/16 21:34 ID:M4MsdZOs
>絵描きモドキ神
見事なパンティ脱がしのテクニック
>毛目玉神
鬼太郎幸せなひと時でつな。
204名無しさん@ピンキー:04/04/17 00:47 ID:C1kHwfYg
>200 (*゚д゚)ウマー
>202 (゚д゚*)ウマー

猫タンよりどりみどりでウホッ
205名無しさん@ピンキー:04/04/18 04:34 ID:xBdKoJr6
イイ━━━━━(゚∀゚)━━━━━!!!!
タイムリミットに間に合って良かったw

>200が三田猫タンに見えるのは、漏れがマンセー者だからだらうか…(*´Д`)

新看板になって、相当タイミング逃してしまったんでつが…
前の保管庫画像うぷろだ看板の毛目玉神のねこのお・ね・が・い♥を見てから
ずっと温存してた猫化ネタ投下しまつ。獣化・シッポありがパスの人はヌルーよろしこ!

 「最近ネコ娘を見かけんのう・・・」
父の言葉に鬼太郎は茶碗風呂に注ぐ湯を止めた。
言われてみればここ数日、ネコ娘がこの家を訪れることがない。
 「お前・・・喧嘩でもしたのか?」
二人がどんな関係であるかは仲間内にも知られぬよう最善の注意を払ってきたが、
目玉親父の千里眼は誤魔化せないようだった。
鬼太郎は照れ隠しに顔をそらしたが、赤く染まった頬は隠せない。
 「喧嘩なんてするわけないじゃないですか。ここのところ妖怪事件が立て込んでいたし・・・」
いつもネコ娘の助けを借りるわけではない。
それは鬼太郎からしてみれば、危険な目には合わせたくない気持ちの表れでもあった。
大抵の攻撃にはやられはしない自分とは違い、ネコ娘の体はやはりおんなのこで・・・
その儚いまでの柔らかさを知ってしまった今では、できることなら戦線に立たせたくはない。
鬼太郎の思いやりとは裏腹に、鬼太郎の危機とあれば己の身を省みず敵に向かう
ネコ娘のことを思えば、溜め息が出るばかりだ。
 「・・・ネコ娘もあれで忙しいんですよ」
 「ふうむ。そうじゃのう、あやつも年頃の娘なんじゃし」
 「え・・・?」
自分で言っておきながら、鬼太郎は眉間を寄せた。
日を置くこともなく訪れていたネコ娘が、ここへ来るよりも大事な・・・忙しいことというのは
一体何だというのだろうか。父の言葉も気にかかる。
年頃・・・。確かにネコ娘も姿形はまだ子供とはいえ、猫妖怪特有の色めいた仕草を
するようになった。しなやかな手つき、流れるような物腰。
それは幼さの残る姿とはかけ離れていて、見ているものを不思議な気持ちにさせる。
あどけなさと女の顔とを行き来する少女の振る舞いに、心揺さぶられるのははたして
鬼太郎だけなのだろうか。
 「おい鬼太郎。もう少し湯を足してくれい」 「は・・・はい、父さん」
茶碗の淵まで湯を注ぐと、鬼太郎は薬缶を置いて立ち上がった。
 「ちょっと出かけてきます」
207『猫イヒ』-2 ◆NECOkE/60g :04/04/18 04:36 ID:xBdKoJr6

一方のネコ娘といえば・・・。

迫り来る下駄の音にも気付かず布団を被って蹲っていた。
この身に何が起きているのか解からない。頬に触れ、腰に手を回し、
怯えてまた蹲っていた。
活発な彼女らしくもなく数日は部屋に閉じこもったまま、未知の恐怖に震えていた。
 「ネコ娘ー、いるのかい?」
戸を叩き呼びかける声にびくりと肩を震わせる。
明かりも消えた部屋。ネコ娘は居留守を決め込んで押し黙っていた。
 「いないのか・・・?」
がちゃ・・・ガチャガチャガチャッ
ドアノブを回す音にネコ娘は慌てて戸口に立つ。
 「鬼太郎・・・何?」 「何だいるんじゃないか。開けてくれよ」
 「どう・・・して?」 「え・・・。どうしてって・・・君に会いに来た・・・から」
鼻先をこすりながら照れて口ごもる。返事のない沈黙が降りた。
 「と・とにかく開けてくれよっ」
 「ダメ」 「何をふざけてるんだよ?ネコ娘・・・」 「帰って?」
内側からドアノブを掴み引いたまま、ネコ娘は座り込んだ。
今は会いたくない。けしてこの姿を・・・誰にも見られたくはない。
 「・・・どうしたんだよ」
鬼太郎もまた外側から座り込み、居直った。
戸を挟んで、向こう側から鬼太郎が背をもたれて木が軋む音がする。
 「どうもしないよ・・・?だから帰って」
鬼太郎は黙り込んだまま暫し数日前からのことを思い返してみた。
いつも通りの日々。多少は・・・人間の女に鼻の下を伸ばすこともあったが、
事件が終わればもう会うこともない彼女たちにやきもちを焼くこともないのに。
 「・・・怒ってるのかい?」 「ううん。どうして?」 「だって・・・」
 「怒ったりなんてしてないよ。でもしばらくは・・・鬼太郎とは会えないの」
208『猫イヒ』-3 ◆NECOkE/60g :04/04/18 04:37 ID:xBdKoJr6
 「え・・・」
振り返ればいつもそこにいた。どんなに遠出をしても、帰ればいつもネコ娘がいた。
日常にまみれて当たり前のことになっていたものの大切さに気付く。
同時に”会えない”と言われたことにショックを受けた自分にも気付いた。
 「いつまで?」 「・・・解からない・・・」
消え入りそうな声でネコ娘は答えた。ネコ娘自身でさえも解からないのだ。
 「どうして」
また黙り込んでしまったネコ娘に業を煮やして、鬼太郎は立ち上がった。
乱暴に戸を揺さぶりドアノブを左右に回す。
 「き・鬼太郎!?」 「開けてよ」 「ダメ・・・ダメなのッ!」
 「いつまでも会えないだなんて、そんなの嫌に決まってるだろう?こんなに・・・傍にいるのにッ」
ガンッと戸口に衝撃が走り、無理やり抉じ開けられた。
ネコ娘は寄りかかるようにして戸を押さえたが、その身もろとも押し出される。
 「やっ!」 「どうしたんだよ、一体・・・」
蝶番も外れかけた戸を押し開き、鬼太郎は戸口へと入った。

その目に見たものは・・・。

いつも通りのネコ娘の姿。頭まですっぽり布団を被って戸口に倒されていた。
 「どうして会えないなんて言ったんだい?」
近づけばますます布団を覆い被って、伸ばした鬼太郎の手を逃れる。
 「おい・・・ネコ娘?」
辛うじて布団を重ねた合い間に見えたネコ娘の瞳は潤み、今にも泣き出しそうだった。
 「どうしたの?驚かせたなら・・・悪かったよ」
下駄を脱いで畳の上へ足を進ませる。ネコ娘は更に退いて、部屋の隅にまで逃げてしまった。
209『猫イヒ』-4 ◆NECOkE/60g :04/04/18 04:37 ID:xBdKoJr6
 「そんなに怖がらないでよ・・・」
少し前ならば恐怖に震えるネコ娘を見て、奇妙な興奮が走ったものだった。
自分の幼さをからかうお転婆なネコ娘が、身を縮める姿が堪らないほど魅力的だった。
しかし今は違う、強張った姿は痛々しくて見てはいられない。
膝を折ってしゃがみ込むと、布団の塊になってしまったネコ娘に手を伸ばす。
 「どうしたっていうん・・・」 「見ないでえッ」
掴んだ布団を肩から引き下ろすと、その頬には・・・。
 「ええっ。それ何だい?」
瞬きすれば涙が伝うその頬には、数本の・・・。
 「髭・・・?」 「ウ・・・にゃーんっ!」
よく見れば頭の上に三角作るのは真っ赤なりぼんではなく二つの耳。
肩から下ろした布団の中が奇妙を蠢きを見せるのでめくり上げれば、
毛並みの揃った尻尾がネコ娘の意志とは関係なくうねっていた。
唖然とした鬼太郎の顔をちらり見て、両手で顔を覆って泣き出してしまう。
不謹慎なことに鬼太郎はそんな姿もかわいいと思っていた。
 「は・・・あははは、何だいそれ?」
 「・・・解からない・・・解か・・・らないよぉ・・・ッ」
哂われたことがショックでまた泣き始めたネコ娘。
その背後には尻から伸びた尻尾がくねくねと動く。
 「ははっ・・・それ、生えてきたのかい?」
 「解からない・・・けど、急に・・・こんなことになってて・・・」
 「それでずっと家に閉じこもってたの?」
こくりと頷いたネコ娘の頭を撫でる。頷いた時に透明な長い髭も揺れた。
 「バカだなあ・・・」
 「バッ・バカって何よ!あたし、ずっと・・・一人で・・・怖かったんだからあ・・・ッ」
泣き声はすでに悲痛なものから安堵の泣き声に変わっていた。
 「だからバカだって言ったんだよ。僕に相談しに来ればよかったのに・・・」
鬼太郎にしてみれば、一人で怖がっていたことのほうが辛かった。
いつでも力になると、いつでも頼ってくれると思っていたのに裏切られた気分でもある。
210『猫イヒ』-5 ◆NECOkE/60g :04/04/18 04:39 ID:xBdKoJr6
 「やだよ!だってこんな・・・姿じゃぁ・・・」
ネコ娘にしてみれば、鬼太郎に見られることのほうが辛かった。
こんな姿を鬼太郎に見せれば、さっきのように哂われて・・・。
 「・・・鬼太郎に嫌われちゃう・・・もの」
 「どうしてだい?」
鬼太郎は笑ってもいられないなと顔を突きつけた。
 「だって・・・」
口ごもって黙り込むネコ娘の姿を見れば、何を言いたいのかは察する。
頭の上の耳までも垂れ下がり、尻尾もぱたりと降りた。
鬼太郎は「本当に・・・バカだなあ」と溜め息ひとつ漏らしてネコ娘を抱き寄せる。
 「嫌ったりするわけないだろう?」 「だって・・・」
 「僕は猫は好きだよ。それにネコ娘のことはもっと・・・」
不安そうに見上げた瞳でじっと見つめられれば、照れて言葉を詰まらせる。
 「とにかく!猫妖怪の誇りは忘れたのかい?恥ずかしがることじゃないだろう」
 「・・・鬼太郎・・・」
それでもネコ娘は視線を落とした。目の前ではまたぱたぱたと尻尾が揺れる。
 「このままあたしが猫になっちゃったら・・・。やっぱりあたしは人間じゃないんだよ・・・ね」
 「当たり前だろう」
 「鬼太郎にとってあたしは・・・ただの猫で・・・いいんだ」 「ええっ?」
放し飼いとはいっても心は鬼太郎に捕らわれたまま、けして対等には見られることのない
存在なのかと、ネコ娘は頑なに身を強張らせた。
 「何言ってるんだ?ネコ娘はネコ娘じゃないか。それに僕だって人間じゃないんだよ」
当たり前のように言う鬼太郎の言葉にネコ娘は笑い出す。
種族は違えど同じ妖怪同士。どちらも人間ではない。
 「アハハそれもそうだよね」
 「そうさ」
泣いた烏が・・・いや泣いた猫がもう笑い出したのを見ながら、鬼太郎は首をかしげていた。
しかし・・・。視界の先にある尻尾に目がいく。
211『猫イヒ』-6 ◆NECOkE/60g :04/04/18 04:40 ID:xBdKoJr6
別の生き物のように空をうねる様はどこか淫靡で、揃った毛並みを確かめたくて手を伸ばす。
 「にゃッ!?」
作り物ではない温かさを掴み取ると、ネコ娘は妙な反応を示した。
 「ヤッやめてよ・・・!」 「どうしたんだい?」
ピンッと張った尻尾を握ったままでいると、触れられたことのない感触に途惑っているようだった。
まるで初めてネコ娘の素肌に触れた時のような反応に、鬼太郎はどきりと胸を高鳴らせる。
 「・・・にゃ・・・めて・よぉ・・・ヘンな感じ・・・なのッ」
 「変って・・・どう変なの?」
スカートの裾を巻き上げた尻尾の根元に目をやれば、さすがにパンティでは押さえきれなかったとみえ、
まるでずり下ろしたように半分まで尻が覗けた。
 「ふっ・・・ぅん・・・」
耳にかかる甘い喘ぎ声。明らかにネコ娘は感じている。
しかしそれは身に宿る猫の本性と己の自我とを行き交う、未知の痺れだった。
 「これ、気持ちいいんだ?」
 「ンにゃ・・・ちが、違う・・・も、にゃあぁぁあん!」
逆毛立たせるように擦り立てると、鬼太郎の肩にしがみついて背を反らせた。
見開いた瞳は驚きに瞳孔が縦に伸びていたが、よくよく見ればとろりと蕩けている。
鬼太郎が悪戯に擦り続けると、肩口を掴んだ手から力が抜け落ちて、
ぱたりと床に仰向けになった。
 「ひっ・・・」
自分の身に挟まれて痛むのか、掴んでいた尻尾は鬼太郎の手を払いのけ、
足の間を通り前に伸びてきた。
 「くくっ・・・あはは、ははははっ。ネコ娘、それ・・・」
 「にゃ・何・・・?」
湿った息を漏らしながら、腹を抱えて笑う鬼太郎を見上げる。
 「ネコ娘におちんちんが生えたみたいだよ」 「ニャッ!?」
下方に伸びた尻尾は股の間から、スカートの裾を押し上げていた。

<続く>
212名無しさん@ピンキー:04/04/18 09:52 ID:aEUpqMdG
411神・キタキタ―――!!!
NEKO化猫タン、尻尾が弱くって、モヘ(;´Д`)'`ァ'`ァ
続きで鬼太郎がどう攻めるかが楽しみでつな!

学童副NEKOタン>174の再ウpでつが、良ければドゾー
ttp://kigaruni-up.ath.cx/~kigaru/cgi-bin/clip-board/img/8025.jpg
213名無しさん@ピンキー:04/04/19 13:38 ID:Y0nZxoCo
411氏
ムゥ、獣化バージョンですか・・・これはスゴソウ
>200の絵が三田猫だったら、縦スジが発毛してると思われ松(w
214名無しさん@ピンキー:04/04/20 20:52 ID:aMefwoyB
改めて、3期SSを全部読み返してみますた。
どれもサイコーでつ
特に人魚兄弟にネコ娘がレイプされたリレー物はトップだけにスゲェモノを感じまつた。毛目玉氏のフォローもナイス!

自分も細部を変更した
この人魚兄弟に痴漢・レイプされるネコ娘SSの妄想が思わず浮かんだんでつが、三田猫マンセーの411氏とかも、ネコ娘に幸せになって欲しいそうでつから、レイプ物は控えた方が良いでつかね?
215名無しさん@ピンキー:04/04/20 22:58 ID:2Nx+MdKX
>214
他にもリョウジョークモノとかアタので
とりあえず投稿汁!!
216名無しさん@ピンキー:04/04/21 02:34 ID:xgpGfIjA
>212猫たんゲトー!!

  ⊂(゚Д゚;⊂⌒`つ≡≡≡(´⌒;;;≡≡≡ ズサー

再ウpありがdでつ!!!!!これが・・・下もノーパンだという・・・素肌学童服ねこタン(*´Д`)
御礼おば遅れてスマソでつ。毛目玉神いつもいつもごちそうさまです!

>213
三部猫タンの発毛縦スジ・・・(*´Д`)アフン
まだ生え揃ってない、ウッスーラしてたら淫靡でつねハァハァ
剃毛ネタとか・・・引くでしょうか(´・ω・`)

>214
>215氏に同上!
いーえ!控えたりすることはないでつよー、漏れのことはご心配なく!
人魚兄弟のレイープものはこのスレでは人気がある様ですから、レイープものは喜ばれると思いまつよ。
漏れは己で書けないだけでつ・・・(´・ω・`)

保守がてらチトづつ投下し始めてしまいましたが、そのせいで投下しにくカターリしてませんでショーか?
次で終わらせるようにしますので、ドゾーどんどんごちそうお待ちしてまつ!
(>152氏>156氏もマダカマダカマダカマラカ?)
217『猫イヒ』-7 ◆NECOkE/60g :04/04/21 02:35 ID:xgpGfIjA
>211の続き

驚きに言葉を失ったネコ娘の顔が、イチゴのように真っ赤に火照る。
 「や・・・ヤダァ!」
自分の意思とは無関係に蠢く尻尾に手を伸ばして押さえつけようとしたが、
先に伸びた鬼太郎の手がスカートの下に潜り込んだ。
 「ニャッ!!にゃだ・・・やめ・・・ッ」
掴まれたまま押しつけられ、奇妙な感覚に熱を帯び始めた秘所に擦りつける。
下着越しとはいえ、自分の身の一部である尻尾に肉芽が圧迫され、
ネコ娘は左右に振った首をすくめた。
 「ン・・・んっ・・・ニャ・・・だぁっ」
尾根に擦り下げられたパンティの裾に指をかける。
掴んだ尻尾を擦り立てても、そのまま肉芽に押し付けても、ネコ娘の肢体は敏感に跳ねた。
 「ねえどっちが気持ちいいんだい?」 「はぁ・・・は、にゃ・・・何、が・・・?」
 「こっちと・・・」ぎゅっと尻尾を掴み、次は・・・
 「こっち」掴んだ指の関節で、布越しの秘裂をなぞった。
 「ひゃ、ふ・・・ッ!」 「・・・どっちも気持ちいいのかい?」
ぴくりと背が跳ねた隙に背中に手を伸ばし、ジーッと背中のファスナーを開いた。
半ば意識が蕩けていたネコ娘も、肩から引き下げられた服の感触に気付き、
はっと我に返って飛び起きる。
 「イヤ!」 「どうしてだい?」 「どうしてって・・・」
鏡で確かめる事ができたのは、この尻尾と頭の耳、そして頬に伸びた髭だけだが、
もしかすると他にもおかしなところがあるのかもしれない。
鬼太郎に見られたくはない。おかしな自分の姿など見られるのが、怖かった。
 「・・・全身・・・毛むくじゃらだったら・・・どうしよう・・・」
 「ええ?」 「だから・・・お願い、見ないでぇ・・・」 「・・・」
不安と恥ずかしさに身を縮めるネコ娘の必死な嘆願は理解した。
しかし、隠されれば隠されるほど見てみたくなるというものだ。
 「・・・いやだね」 「ニャ!ど・どうして・・・そんな意地悪言うのよ〜ッ」
 「意地悪じゃないさ。別に、毛むくじゃらでもつんつるてんでも、構わないさ。
 どうなってるのか僕が確かめてやるよ」
218『猫イヒ』-8 ◆NECOkE/60g :04/04/21 02:37 ID:xgpGfIjA
 「イ・ヤ・・・だってばぁッ!」
絡み合った二人の間に鋭い爪攻撃が空を切る。
頬に一筋、痛みというよりも熱い線が走り、鬼太郎はぴたりと動きを止めた。
 「鬼太郎!ご・・・ごめ、ゴメン!」
引っかいたネコ娘のほうが驚いていた。普段ならば抑制できる爪先への妖力が加減できなかったのだ。
敵妖怪やネズミ男に対しては度々炸裂する引っかき攻撃だが、自分に向けられたのは初めての事。
鬼太郎はどう対応していいのかも分からず、そっと自分の頬に手を当て、その指先を見つめた。
どす黒い鮮血が指先を染め、その向こうには泣き出しそうなネコ娘の顔。
馬乗りになった身を起こし、腰を落として座り込んだ。
 「・・・そんなに・・・嫌なんだ・・・?」
 「ちがっ!そ・そうじゃなくって・・・ううん、そうじゃなくなくって・・・、じゃなくって・・・。あーん、ゴメーンっ!」
今度はネコ娘のほうから身を乗り出し、放心したままの鬼太郎の頬をぺろりと舐めた。
それほど深い傷ではない。数度ぺろぺろと舐め上げれば、傷跡からは血が引いた。
懸命に上下させる猫舌に、鬼太郎は痛痒さよりも奇妙な気持ちが湧きあがってくる。
───こういう時には・・・全然照れたりしないんだよなあ
普段ならば戦術に使われる脳で、ヨコシマな考えを巡らせる。
 「・・・いいよ、ネコ娘。もう・・・」
 「本当にごめん〜。あたし・・・びっくりしちゃって・・・」
 「いいや?・・・・・・そんなに嫌がられてるって気付かなかった僕が悪いんだ」
思った通りにネコ娘は唇を縫い縛り、申し訳なさそうに黙り込んだ。
 「・・・そんなに僕に見られるのが嫌かい?」 「・・・」
 「ネコ娘は僕に隠し事ばっかりするんだね」
上目遣いにじっと見据えると、ネコ娘は居た堪れない気持ちに耐え切れず、
肩から下ろされたままのジャンバースカートから腕を外す。
 「隠し事なんて・・・してないよ?」
 「そうかな」
鬼太郎の視線が走り、ブラウスのボタンにかけた指が止まる。
 「あの・・・さ。やっぱり脱がなきゃ・・・ダメ?」
恥じらいに身を縮めたネコ娘を見つめた目は細く伸び、小さな吐息を漏らした。
 「・・・いいよ」
219『猫イヒ』-9 ◆NECOkE/60g :04/04/21 02:38 ID:xgpGfIjA
 「本当?」
 「ああ、僕に見せるのがそんっっなに嫌だっていうなら、仕方ないだろ?」
 「鬼太郎・・・」
ほんの悪戯心でネコ娘を騙すつもりが、つい本気で不機嫌になってきた。
いつまでたっても全てを曝すことのできないネコ娘には、いくつもの秘密が隠されている気がする。
できることなら全てを知りたいと思う鬼太郎の気持ちを拒むように見えたのだ。
ネコ娘は、できることなら猫撫で声で、いい自分の姿だけを見せたいのだろう。
しかし鬼太郎にしてみれば、どんな姿でもネコ娘はネコ娘。
全てを受けとめる度量のない男だと思われている気がして・・・。
やはりまだ、ネコ娘に爪攻撃を喰らったことが響いているのだろうか。
少年の心は不安定に揺れ、また溜め息が漏れる。
 「・・・」
すると、ネコ娘の指がまた動き始めた。
ブラウスの前が肌け、肩からするりと下りる衣擦れの音に鬼太郎は目を上げる。
背中に回した指先がブラジャーのホックを外し、ちょうど胸元が緩んだ瞬間だった。
締め付けられた果実が顔を出し、形のいい曲線に目が釘付けになる。
 「ネコ・・・娘、あの」
鬼太郎の言葉に首を横に振り、胸を両腕で覆ったまますっと立ち上がれば足元に服の束が残った。
 「・・・嫌だったのは・・・見せることじゃないよ。隠してたのは・・・」
片手で胸を覆ったまま、もう片方の指先が腰にまわり下着の淵にかかると、
鬼太郎はごくりと喉を鳴らしてしまい、それは部屋中に響くように思えた。
 「怖かったから・・・だよ?」
すでに尻尾によって半分擦り下がった下着を下ろし、片足ずつ抜いていく。
 「怖かったって、何が・・・だよ」
自然と上がってくる息を抑えても、鼓動はトクトクと高鳴っていく。
鬼太郎は思わずでれっと歪めてしまいそうな顔に力を込めて、ネコ娘を見上げた。
未発達な少女の肢体。成熟した体ではないものの、ところどころが子供の丸みと
大人のしなやかさを秘めていて、その危ういような美しさに凝視してしまう。
220『猫イヒ』-10 ◆NECOkE/60g :04/04/21 02:39 ID:xgpGfIjA
 「・・・ふふっ・・・鬼太郎?」
 「な・・・何だい」 「哂っていいんだよ?」
目を細めて笑っているのはネコ娘のほうだ。鬼太郎は首を傾げる。
 「・・・おかしいんでしょ?さっきみたいに哂って・・・それで・・・」
あたしのことを嫌うんだ・・・。
ネコ娘が恐れていたのはただひとつ、鬼太郎に嫌われること。
いつまでも同じようにはいられない。少しでも何かが変わってしまえば、
すぐに鬼太郎の心はそっぽを向いてしまうものだと分かっていた。
変化することが怖い。昔は大人になることを憧れていたネコ娘も、
今は少しでもこの身が変わっていくことのほうがずっと怖かった。
それでもゆっくりと時は流れ、昔は同じような体型だった鬼太郎とも体の形が変わり、
確かめるように・・・弄ぶ鬼太郎の視線に曝されるたびに震えていた。
ネコ娘の周囲には同じ半妖怪の猫族妖怪がいない。
大人になって自分がどんな姿になるのか判らない不安が、心の底にあったのだ。
 「笑い話に・・・したらいいよ」
前身を覆っていた両腕が開き、同時に下唇を噛んで顔を反らす。
きつく目蓋を閉じたネコ娘の表情にはもう笑顔が消えていた。
まるで覚悟を決めたように・・・いや覚悟をする寸前の思いつめた表情で、
閉じた睫毛にはじわりと涙が浮かんでいたが・・・鬼太郎は気付かない。
曝された裸体を下から上までじっと眺めたまま、耐え切れず上がってくる息に胸を弾ませていた。
 「・・・・・・」
ネコ娘が恥ずかしがるからと、二人の性交は明かりを消した暗闇で行われることがほとんどだ。
稀に、昼から発情した鬼太郎に応じてくれることもあるが、それは布団の中に隠れて、
あるいは服に身を包んだままでの行為。
白日の元で見たネコ娘の姿はあまりにも美しくて・・・
ぺたりと垂れた耳や不安げに揺れる尻尾が愛らしくて・・・言葉を失っていた。
 「・・・ネコ娘・・・?」
呼びかけに返事はできない。口を開けば、堪えた涙が溢れそうで小さく震えていた。
鬼太郎の腕が伸び、引き寄せられた力に膝が折れる。
立て膝のまま抱きしめられながら、ネコ娘は鬼太郎の高鳴る鼓動に気付いた。
 「とっても・・・可愛いよ」
221『猫イヒ』-11 ◆NECOkE/60g :04/04/21 02:41 ID:xgpGfIjA
耳元に囁かれた言葉、吐きかけられた荒い吐息。
ネコ娘は瞳孔を収縮させて驚き、瞬時に顔を紅潮させた。
 「なっ何言ってるのよッ、きたろ・・・っ」
 「本当さ。どこも可笑しくなんかないよ」
 「お・・・可笑しいに決まってるじゃないのッ!だってこんな・・・あンっ!」
背中に伸びた手が下り、また尻尾を掴まれる。
まるで弱点のひとつになったように、強く掴まれると力が抜け、鬼太郎の肩に縋りついた。
 「ん・・・これ、痛いのかい?」
 「ぃ・痛い・・・んじゃなく・・・って・・・」
急所という意味の弱点ではない。鬼太郎はにやっと笑った。
 「ほら、やっぱり感じるんだ?」
擦り立てると、ネコ娘の体はびくびくとしなり、ますます脱力していった。
ぎゅっと握り締めたまま胸元に顔を寄せる。白い丘の柔らかみを頬擦りしながら唇を沿わすと、
ネコ娘は弱々しく甘い声を漏らした。子猫の鳴き声のようにか細い。
口を尖らせて悪戯に胸のつぼみにキスを落とせば、その度に、
 「ひゃん、・・・ニャッ・・・ゃん、・・・ぁあんッ」
と、跳ねるように反応する。
赤く尖った先端を舌で転がせば、その柔らかさの中にある硬さに夢中になり、
むしゃぶりついた鬼太郎の唾液がネコ娘の乳房を伝い落ちていく。
甘い痺れに身を任せるしかないネコ娘の瞳が徐々に蕩け、
室内には二人の吐息と、ネコ娘の喘ぎ声が充満した。
 「きた・・・ろぉ・・・」 「うん?」
鬼太郎の顔を上げ、ネコ娘のほうから唇を寄せる。
 「んっ・・・ん?」
口づけを交わしながら、ネコ娘の指先は鬼太郎の学童服のぼたんを外し始めた。
まるで発情期の熱に冒されたようにじわりと熱が込み上げてくる。
普段の羞恥心や理性も蕩けていくようで、ただ目の前の鬼太郎が欲しくて堪らない。
野生の獣のように、欲望に敵わず鬼太郎の・・・愛するものの体を求めていた。

<続く>
222名無しさん@ピンキー:04/04/21 22:23 ID:TccnSV/n
>214>216レイープでも剃毛ネタもどーんと恋
ウホッ(*´Д`)=3

漏れはくまなく読ませていただくぞ!!ゴルア
それはそれ、今は『猫イヒ』の続きを座してお待ちしております。
223名無しさん@ピンキー:04/04/22 22:40 ID:qIIYw0Iy
http://moe.homelinux.net/cache/res538078c1s1.html

ただ今、大ピンチの様子。猫萌えの皆様のご支援願います。
224…(´・ω・`):04/04/23 09:18 ID:BP398Mqu
萌えの方は、その他画像の方からずっと見てたけど
猫タン関連として、荒れてしまったのは少々残念だがマターリするまで間をおいた方が良いような気も汁のでつが
無理して画像貼ったり汁と余計荒れそうで(((( ;゚Д゚)))ガクガクブルブル

何だかこっちもさびれて来た気がするYO
225名無しさん@ピンキー:04/04/23 22:34 ID:pKoeLg3F
>>223
消えてるね。
何があったんだろう・・・・聞かぬが花か?

俺は別ジャンルも覗くんで萌えjpの他スレもみるけど
転送量問題以降、あそこは前にも増して自治が厳しい。
間をおいた方がいいに同意。
226『猫イヒ』-12 ◆NECOkE/60g :04/04/24 02:13 ID:hRiN1Y+4
>221の続き

全てのぼたんが解かれると、鬼太郎は自分から腕を抜いて服を脱ぎ捨てる。
互いの口内を荒らしまわるような口づけを交わしているうちに、ネコ娘はどんどん意識が朦朧としていった。
シャツを引き上げれば、それを留めたズボンを鬼太郎が擦り下ろす。
抵抗を失くしたシャツをたくし上げて首を通す瞬間に唇が離れた。
見詰め合ったネコ娘の瞳は薄く潤んでいたが、悲しくて堪えた涙ではない。
身に宿る熱に浮かされた蕩けた瞳に、鬼太郎はトクリと胸が弾むのを感じた。
 「ン・・・ネコ娘ッ!?」
顔を寄せたネコ娘の唇が、胸肌を伝いながら下へと降りていく。
自然と四つん這いになり、目の前のパンツを引き下ろせば屹立した牡芯が姿を現す。
早鐘を打つ鼓動が息苦しい。
根元を掴まえてしばし躊躇したものの、ゆっくりと顔を寄せられていく姿を見下ろしながら、
鬼太郎は今にも爆ぜんとした痺れに歯を食い縛った。
 「く・・・ぁッ」
突端を湿らせた先走りの汁を舐めとり、亀頭をぐるりひとまわり舌を走らせると、
小さな口を広げて咥内へと誘う。
半ばまで口に納めると、薄い舌が下から上へと舐め上げてきた。
慣れてはいない稚拙な口淫ではあったが、ていねいに舌を滑らせて、
柔々と吸い込む健気な奉仕に鬼太郎は息を詰まらせた。
ぴちゃ・・・くちゅ・・・と水音が聞こえ、それはどちらにとっても誘淫剤になる響きだった。
立て膝のまま全身が硬直し、前後に動き出したネコ娘の頭を掴む。
このまま頭を強く掴んで、こっちから腰を打ちつけたら・・・どんな顔をするだろうか。
途切れがちな鼻息を漏らしながら、鬼太郎の手がネコ娘のネコの耳に触れる。
 「ん・・・フゥ」
びくりと肩を竦めネコ娘の動きが止まる。
普段からもネコ娘は耳の感度がいいが・・・。
 「・・・ここも感じるの・・・かい?」
己の強張りを咥えたまま、ネコ娘が目を上げる。
艶めいた瞳、柔らかな唇に飲み込まれた己のもの、薄紅に上気した顔を見下ろした瞬間、
鬼太郎は堪らずネコ娘の頭をぐいっと引き寄せた。
227『猫イヒ』-13 ◆NECOkE/60g :04/04/24 02:13 ID:hRiN1Y+4
 「んぐっ!・・・んっ、んっ・・・んふっ・・・っ」
敏感な先端部分がネコ娘の歯裏を滑り、喉の奥の柔らかな膜に当たる。
苦しげに呻いたネコ娘を見下ろしながら前後すれば、陰茎が窄めた唇と熱い舌の上をなぞり、
堪らない刺激に鬼太郎は身を震わせて・・・
 「ウッ・・・クゥ!」
ネコ娘の髪に指を絡ませたまま、込み上げた熱を吐き出した。
脳天まで駆け上った熱に頭がぼうっとし、まだドクッドクッと残りを爆ぜながらも
ぺたりとしりもちをついたように腰を下ろす。
ネコ娘は追うように顔を寄せて、座り込んだ鬼太郎の股座で舌を走らせていた。
それはまるで本当のネコのようで・・・
無心に舌を鳴らすネコ娘の頭に当てた手を、背中から腰へと伸ばしていった。
 「ん・・・ニャぁぁっ」
蛇のようにくねる尻尾を避け、つるりとした尻たぶに指を割り入れる。
ちょうど逆向きに尻を突き出したような格好のままで、菊座から秘所へと滑らせた指に身を震わせる。
確かめるまでもなく、そこは充分な蜜に覆われていて。
再度起ち上がり始めた肉棒から精液を舐め取るのと同じ、粘液を撫ぜる水音がした。
回り込んだ指先がネコ娘の花芯に触れると・・・
 「あんっ、にゃん!」
ネコ娘はびくりと身を震わせて、顔を上げる。
飲み込み切れず零れ出た白濁液が唇から伝い、それは頬にも飛び散っていた。
 「・・・ぅん・・・」
猫が顔を洗うように手の甲で拭い取って舐め始める。
湿った唇からは赤い舌がちらりと覗き、その舌の感触を思い出して鬼太郎のものは硬度を増した。
 「ネコ娘・・・僕も・・・」 「えっ?」
抱き倒そうと肩を掴んだが、ふと思い出してくるりと後ろを向かせる。
 「あッ・・・いゃあんっ」
後ろから突き出させた双丘を押し開く親指はぬるりとした蜜に滑った。
228『猫イヒ』-14 ◆NECOkE/60g :04/04/24 02:16 ID:hRiN1Y+4
鬼太郎が引き寄せるようにして顔を埋めると、ピンと立った尻尾が鬼太郎を叩く。
 「やっ、や・・・あぁあーんっ!」
溢れ出た蜜をめちゃくちゃに吸いつけば、また奥から溢れ出てきて止まらない。
近づけるために引き寄せれば、座した鬼太郎の牡芯に柔らかな感触。
ネコ娘の乳房が当たり、鬼太郎は狂ったようにネコ娘を攻め立てた。
埋めた頬、鼻先に当たる柔らかな双丘の弾力を楽しむ。
間近で見れば尻尾は背骨から尾てい骨に繋がっており、やはり作り物ではない。
毛並みの揃った猫毛に覆われた尻尾に比べ、双丘や開いた秘裂はつるりとした紅色の肌、
濡れ光っているせいか、後ろからはずる剥けになっているようにも見え、いつも以上に淫靡だ。
 「き、鬼太郎〜・・・っ!やめ、こんな格好・・・イヤぁ・・・っ!」
 「え?でもさぁ・・・」
ぺしぺしと頬を叩く尻尾を掴み取る。途端にネコ娘は上体を脱力させた。
 「仰向けになると、これが挟まって痛いんだろう?」
 「・・・そう・・・だけど・・・」 「それじゃぁネコ娘が上に乗ってくれるかい?」
僕はそれでもいいんだけど・・・と囁けば、ネコ娘は黙り込んでしまった。
首筋からちらり見た頬は真っ赤に染まっている。
鬼太郎はくすくすと笑いながら、尾根を掴み上げて後ろからネコ娘の秘裂に標準を合わせた。
入り口を探る亀頭に会淫から恥丘を擦られ、ネコ娘の声は更に甘く蕩ける。
溶液の伝う秘裂を滑らせているうちに、その声は悶えるような響きを含み始めた。
 「ぁん・・・んん・・・き・鬼太郎〜ぉ・・・っ」
 「なんだい?」
問い返した鬼太郎の声に意地悪な響きを感じ取り、ネコ娘は何を言わなければ
いけないのか直ぐ解かった。しかしいくら体が熱に火照っていようと、口をついて出ない。
 「・・・どうして欲しいんだい?」
前後する鬼太郎のものにはネコ娘から零れ出した蜜が絡まり、
通り過ぎた瞬間にひくついた膣口の襞が収縮しているのも解かる。
体はこんなに求めているのに・・・強情っぱりだなあと、
我慢できずに押し入った鬼太郎の負けだった。
229『猫イヒ』-15 ◆NECOkE/60g :04/04/24 02:18 ID:hRiN1Y+4
 「アッ───」
鬼太郎が腰を推し進めれば、もどかしいまでに欲求を募らせた部分が満たされる。
凹と凸がぴったりと収まる感触を互いに味わい、それでも更に奥を目指して押し付けた
鬼太郎の体に突き出され、ネコ娘の上体が崩れる。
このままぐにゃりと潰れてしまいそうな腰を掴み引き寄せられ、突き離され・・・
蜜壷を捏ね回すような水音をあげながら、抽迭が繰り返される。
ネコ娘は鳴いた。
その喘ぎは、発情期の猫が求めるように甘く、耳元から体の芯に響いてくる。
野生の欲求はあまりにもストレートで、鬼太郎の内にも存在する野生に火をつけた。
互いの肌を打ち付ける音が響く。
額に滲んだ汗が前髪を伝い落ちた。
操り切れぬ尻尾が揺れ、筋張った鬼太郎の胸元に擦るのがくすぐったい。
尾根を掴んでぐいっと尻ごと引き寄せると、それは目の前でピンッと伸びた。
 「・・・ッ」
ぱくりとその尻尾を咥えれば、床に突っ伏したネコ娘の背筋が反れ、顔を上げる。
 「あっ、にゃあァアアあんっ!!」
肉襞に包まれた己の強張りにも、ネコ娘の痙攣が伝わった。
収縮した狭い膣内を押し拓くように、鬼太郎の高まりが突きあがる。
爆ぜながらもまだ鬼太郎の腰は数度叩きつけられた。
ぐじゅり・・じゅぽ・・・
数度の抽迭で、聞くに堪えない淫猥な水音が漏れる。
 「───ハァっ」
歯を食い縛っていた鬼太郎の息が落ち、ネコ娘の上に覆い被さった。
胸に、背に、強く刻む鼓動を感じながら、ネコ娘の意識は遠退いていった。
───あたし・・・これからどうなっちゃうんだろう・・・
朦朧とする意識の中、ネコ娘は胸に不安を残していた。
波打つような官能の渦に取り巻かれて、その肉襞は鬼太郎の爆ぜたものを捉えたまま。
突き上げて止まない欲求から目を反らし、途切れた意識に身を委ねた。

<了>
230411 ◆NECOkE/60g :04/04/24 02:23 ID:hRiN1Y+4
長々と失礼すますた(;´ー`)y─┛~~

人大杉解除オメ!
231名無しさん@ピンキー:04/04/24 08:20 ID:QZLyRugH
>411氏モツカレ〜!!

ハヂライつつ垣間見る積極性のある猫タンに(;´Д`)ハァハァ
毎度美味しいSSをありがd

さて、少しまとめ末か…((φ(´・ω・` )カキカキ

鬼太郎×ねこ娘(4期)避難所>>107-109>>113-115>>117-119>>121-123>>126-131
鬼太郎×ねこ娘(4期)『目覚め・温泉編』>>144-150>>179-188
鬼太郎×ネコ娘(3期)『猫イヒ』>>206-211>>217-221>>226-229
232名無しさん@ピンキー:04/04/25 01:03 ID:J4Tr1HuS
411氏のss読んだら手が勝手にかいておりました
http://gegege.s6.x-beat.com/bbs/img/1082822425.jpg

いつもサンクスコです!スバラシー
ネコ娘がこれからどうなっちゃうのか大変気になります。
是非エピローグというかその後の展開キボン
233名無しさん@ピンキー:04/04/25 08:51 ID:B3HSbN7Z
>232
キタ━━━ヽ( ゚∀゚)人(゚∀゚ )メ( ゚∀゚)人(゚∀゚ )メ( ゚∀゚)人(゚∀゚ )ノ━━━!!!!

シッポ猫娘タンカワ(・∀・)イイ!!
ずれたパンティーがまたイイ━━━(・∀・)━━━!!


そろそろ毛目玉神のご降臨願いたいところ。お忙しいのだろうか。




「―――と言うわけなんです。」



此処は人には当に忘れ去られた場所。
山の奥深く、今は人が足を踏み入れる事は無くなった森の奥

木々に囲まれた木陰にあるのは朽ちかけた古い井戸が一つ。
鬼太郎はその井戸の中に住み、もう千年もメタンガスだけをを食して生きていると言う井戸仙人に会いに来ていた。

井戸仙人の知識は、日本国内から外まで、それは妖怪から薬までと幅広いもの
今回の相談事ももしかしたら良い答えが得られるかもしれない…と思ってのことだった。

妖怪や薬の事なら目玉の親父の知識も相当なものだが、とても実の父には相談しづらい事で。

事の発端はネコ娘―――
ようやくお互いの思いを通じ合えたと言うのに、いまだ二人きりになっても求めてきてはくれず
発情期ですら、理性を持って押えようとする始末。
十回肌を合わせる機会が有れば、それは全て鬼太郎のほうからで、ネコ娘のほうから誘ってくると言う事は一度も無い。
それはこれから先もずっとありえないようで、一方的な追いかけごっこのようでも有った。

たまさか、人間の女の子…ユメコちゃんにヤキモチを焼いたときには積極的になる彼女だったが
もし、ユメコちゃんとの関わりが無かったら…鬼太郎を取り合うような素振りすら見せなかったのだろうか?…と、ふと思う。

あれは彼女達の秘密の儀式のようなもの。取り合うようで実は少女達の秘密の遊びでもあるように。
そんな思いが胸を過ぎってからは、どうも2人きりのときのネコ娘の態度がよそよそしく思えて
ユメコちゃんと3人で居た時の方が自分に向けられる気持ちが大きいのではないだろうかと錯覚すらする。

鬼太郎の気持ちは当に、ネコ娘にも伝わりネコ娘の気持ちも受け止めたつもりでいた。
だからこそ、他人と要る時よりも2人きりの時にもっと寄り添って欲しいのに・・・と鬼太郎は思っていた。

ネコ娘からすれば、いざ鬼太郎と2人きりになってしまうと、妙な意識が芽生えてしまい気恥ずかしい。
イザとなると声をかけるどころか恥かしくて目もあわせられず。
本来ならば人目を憚る事無く鬼太郎に抱きついたりできるのに…だ。

ユメコちゃんが居れば、積極的な彼女と張り合う形になるから、負けたく無いという闘志が湧く。
人?というものは面白いもので、何も無ければ気にしないものでも
ライバルと言う存在が表れると、負けじと争いたくなると言う奇妙な習性が有る。

それは鬼太郎にも同じ事が言えるが、鬼太郎の場合ヤキモチの矛先はネコ娘本人に及ぶ為
ヤキモチを2人きりの時に表に表す事をしないネコ娘の行動が、想いが理解できていないのだ。
ましてやネコ娘は女の子。自分からそういったことを求めるのはハシタナイ事だと…
彼女の場合若い友達よりも年より妖怪と過す時間の方がより長く、無意識にそう思ってしまっていても無理はないのだが

「せめて僕と2人きりの時ぐらい、素直になって欲しいのに…」

延々とそのことだけを離す鬼太郎に、相変わらずマイペース過ぎる井戸仙人はウンウンと話を聞いているのか居ないのか…

「それで?お前さんは要するに、ワシの可愛い子猫ちゃんと2人きりでイチャイチャしたい…と。」
「そ…それは!」

遠まわしに説明した鬼太郎は、話の真髄を突かれ言葉に詰まった。
顔を真っ赤に染め上げた鬼太郎のほうをちらりと見て、ウンウンと頷く。

「ま〜お前さんの事も知らん間でもないし。ワシの可愛い子猫ちゃんがお前さんを好いている事も重々承知している訳だからして…協力してやらんことも無いが―――。」
「何か良い方法があるんですか?!」
「そうせかさんと落ち着け。確かいいものが有った筈なんじゃが〜ちと、其処でまっとれ。」

そう言うと、井戸仙人は住処でも有る井戸の底に潜っていく。

ホッと一安心の鬼太郎だが、井戸仙人が散々「ワシの可愛い子猫ちゃん」を繰り返していた事に
「おや?」と眉間にしわを寄せる。

もとより井戸仙人はネコ娘びいき。
それは鬼太郎を取り合うネコ娘とユメコちゃんに上に積極的に、人目を憚る事も無くネコ娘に接してくる。
※ 最強妖怪軍団!日本上陸参照

それは鬼太郎がネコ娘を想う気持ちとは全く別のもの…
アイドル的存在なのだろうが「ワシの可愛い子猫ちゃん」とそう何度も言われては余りいい気もしない。
ネコ娘は―――僕の…

「僕の…ネ…」
「鬼太郎、有ったぞ。」

鬼太郎が言葉に仕掛けた時だった。
背後からは井戸仙人の声がして、飛び上がるほどに驚いた。

「ん、おまいさん何しとたんじゃ?」

井戸仙人の声に驚いて、馬を誤魔化すように奇妙な態度をとった鬼太郎を不思議そうに見ながら井戸の縁に腰掛けた。

「なっ…何でもないです。」
「あっそう。それよりもコレなんじゃが…」

井戸仙人は手にした小さな小瓶を鬼太郎に手渡した。
中には透明の液体が揺らめいている。

「それをな、ワシの可愛い子猫ちゃんの飲み物にでも入れてやれば、効き目が時期に出る筈なのよ―――云々…って、あれ?」
「有難う。井戸仙人!!」

お礼を言う鬼太郎の姿は既に十数メートルも先に有って
これから詳しく説明を、と思った頃には鬼太郎の姿は見えなくなり。

「鬼太……まったく、せっかちなんだからして…」
井戸の縁でため息一つ。

「あれはほんの一滴で効き目が十分有る物なんだけどもなぁ〜コレがまた。…全部使ってしまわなければ良いがなぁ…もーわしゃァ知らん!」

嬉々として鬼太郎が向かったのは当然ネコ娘のところ。
砂かけの妖怪アパートの一室の彼女の部屋前で、まっしぐらに駆けてきた為に乱れた呼吸を整えていた。

「あれ、鬼太郎…どうしたの?」

部屋の中に居るとばかりに思っていた主が、背後から声をかけてきた。

「ね…ネコ娘?」

まだゼェゼェとしていて呼吸は整っていない。
肌も額もうっすらと汗ばんでいる。

「どうしたのよぉ〜そんなに息切らせちゃって…あ、お茶でもしていく?」

ネコ娘は微笑んで、鬼太郎を部屋に招きいれた。
相変わらず、綺麗なネコ娘の部屋。
男所帯のゲゲゲハウスとは違い、女の子の部屋には何処となく華がある。

「今ね、砂かけ婆に”どくだみ”もらったから、どくだみ茶入れてあげるね。ちょっと待ってて。」

鬼太郎は当り前のように、ちゃぶ台に向かい合わせに並べられた座布団に座る。
ネコ娘の部屋には、鬼太郎がよく出入りする為、鬼太郎が使うものが大体揃えられていた。
鬼太郎の座布団、鬼太郎の湯のみ、鬼太郎のタオル…

部屋に備え付けられた小さな台所に立つネコ娘の後姿を眺めていると
ずっとここで、二人の生活を営んでいたような錯覚にすら陥る。
それは鬼太郎が、この部屋の客ではないからだ。

2人きりになった時も、こうして普通に接していればネコ娘は到って問題ない。
ちょっと抱き寄せたりしようものなら、たちまち頬を染め上げて萎縮してしまう。
それは何度肌を合わせても、ネコ娘が恥かしがる姿は変わらなかった。

求める自分に対して、羞恥する姿はいやではなかった。
それは自分の事を異性として意識していてくれる事が良く解ったし、その時の彼女の仕草は何度見ても良いもので、欲情をそそられる事もしばしばだった。

でも、たまにはもう少し自分の事も求めて欲しいという、寂しさがそこにはある。
ネコ娘の姿をボンヤリと眺めながら、思いは次々溢れ出して、走行しているうちにネコ娘が湯飲みを持って来た。

「はい、熱いから気をつけてね。」

コトリと煎じたどくだみ茶を鬼太郎に差し出す。

「ああ、有難う…」
「あ、そうだ。マタタビもちが有るけど食べる?」
「うん、遠慮なく貰おうかな。」
「じゃ、一寸待っててね。」

ネコ娘が手にしていた自分の湯飲みをちゃぶ台においた時に、鬼太郎は思い出した。

――― 子猫ちゃんの飲み物にでも入れてやれば ―――

最後に聞いた井戸仙人の言葉に、ポケットに入れた小瓶を取り出してネコ娘の湯飲みへと入れた。
無論全部…

「はい、鬼太郎お待たせ♥」

皿に盛られた、ネコ娘特製のマタタビもちを鬼太郎の前に差し出す。

「有難う。」

一つつまんで口に頬張る。
自分の作ったマタタビ餅を口に運ぶ鬼太郎の様子を、ネコ娘はお茶をすすりながら見ていた。

「…美味しい?」
「うん…美味しいよ。」
「そう?良かったぁ。」

鬼太郎の一言がずいぶん嬉しかったようで、ネコ娘は満面の笑みを返す。
誰しも自分が作ったものを誉められるのはとても嬉しい
ましてや、それが好意を持つ相手ならば尚更の事。

マタタビもちを食べ途中の鬼太郎に、ネコ娘はちゃぶ台に頬杖を突いて眺めている。
あまりじっと見られては、まるで自分が母親の手製のオヤツを頬張る子供の様に思えて仕方が無い。
幾ら美味しくとも、直視されていたのでは食べにくく、残りはモソモソと急いで飲み込んでしまった。

「まだ有るよ。これ全部鬼太郎の分だから…」
「今はもう良いよ…」

鬼太郎はチラリとネコ娘の湯飲みを除いた。
どくだみ茶は湯飲みの半分以下になっている。

――― 薬はもう効いているんだろうか?

「どうしたの?鬼太郎…」
「な、何でもないよ。それよりも…」
「なあに?」

鬼太郎に微笑を返した彼女の表情が変わる時。

「ネコ娘―――」

片手を付いて、ネコ娘のほうに身を乗り出す。
低く変わった声色に、鬼太郎が何を言いたいのか、何をしたいのか…
ネコ娘は名前を呼ばれただけで解ってしまう。

微笑みは、羞恥を交えた乙女の顔となり、瞳を閉じた頬は薄紅色に染まる。
鬼太郎の唇が重なれば、瞬間小さく身を震わすものの、自らも舌先を伸ばす。
舌を絡めあう口付けに、背中を畳に押し当てられればその腕を鬼太郎の背に回した。

しかし、これはいつもの彼女とまるで変わりはない。

一度離した唇には、互いの交じり合った唾液が唇を繋いでいる。
その糸が切れるよりも先に、唇を再び交わす。
こうして互いを抱擁し、口付けを交わしながらただ過す時も珍しくはない。

今日もそのつもりだった。鬼太郎は最後までするつもりはなかったのだ。
寝転がりながら平行に横たわるネコ娘の身を抱き寄せ、肩口の顔を埋める。

仄かに香るのはネコ娘の石鹸の匂い。
甘くも清潔感のある香りを胸いっぱいに吸い込みながら、頬に軽く唇を滑らしネコ娘を胸の上に抱いた。
身体にかかるネコ娘の重みは心地よく、服に阻まれるが胸の感触も味わえる。

背中に回された腕をそのままに、こうして抱き合って過す時
日々積み重ねられる小さな幸せを噛み締める一時。

「…て?」

ソレはあまりにも小さくて聞き取れなかったネコ娘の声。

「ン…なんだい?」
「…キス…して?」

「え…」

滅多に無いネコ娘の要求に思わず顔を上げた。
見上げたネコ娘の顔は、瞳を潤ませ耳まで赤く染まっている。
そして申し訳無さそうに鬼太郎の顔を覗き込むと…

「…ダメ?」

そう言ってあごを引いた表情が愛しくて
腕を引いて顔を引き寄せれば、驚きに一瞬瞳を大きく見開いて、鬼太郎の顔に近づけばどのアーモンド形の瞳を伏せた。
さらに顔を近づけて唇を重ね合わせれば、何時に無く積極的なネコ娘を逃すまいと組み敷く。
ぴちゃくちゅと舌の絡み合う唾液音だけが部屋に響き、十分に貪った所で唇を離した。

口付けでさらに上気させたネコ娘の表情は艶やかで、若干乱れた衣装の目蓋を少し伏せた瞳が大人っぽい。
そんな少女に見とれていると、手をとられ導かれたのは柔らかな二つのふくらみの上。
少年の手を自分の胸に触れさせて少女が見上げれば、鬼太郎は驚きのあまり言葉を失っている。

「…きたろ…ここにも…キス…して?」

胸の上に手を置いたまま呆然としている鬼太郎の前で、ブラウスのボタンを外し胸を肌蹴て見せた。
普段日にもあたることのない肌は、鬼太郎以外誰の目にも触れぬ場所。
そのなだらかな胸から続く白い喉に、喰らいつくように口付けを落す。

「にゃぁ…っ」

しなやかに背筋が反り返れば、その床との間に出来た隙間にすかさず手を差し入れ
何度も脱がした事のあるファスナーに手をかける。
もうそれは自分が着ている服であるかのように探らずとも脱がす事が出来た。
腰元まである長いファスナーを一気に開居た所で、手はブラウスのボタンを外し、さらに胸元を広げる。
肌に夢中になって下を這わせ、ブラジャーに覆われた2つのふくらみに手を差し入れ、プルリと弾力のある女性の象徴を取り出し、その先端を鮮やかに彩る小さな果実に下を這わせる。

「あんっ!」

もう片方を指先で摘み上げ、谷間の中心に顔を埋めてその内側の柔らか味を貪る。
唾液で濡れた果実は敏感で、再び摘み上げればネコ娘は息を飲み
コリコリとこね回すと浅い吐息を漏らした。

きゅっと引き締まった乳輪の中心につんと立ち上がる胸のつぼみを見ているうちに、たまらなくなり。
チロリと舌先で舐め上げるようにして、再び口に含んだ。
形をなぞるように舐め上げて、感触を楽しむように舌の上で転がす。

音を立てて肌に吸い付けば、ネコ娘の甘い声が脳裏に響き
全身が痺れる。それはとても甘い痺れで、身体の中心から徐々に広がる。

自分の幼い掌には少し余る乳房を鷲掴み、揉みしだく。
気づけばネコ娘の白い胸は、自分がつけた紅い痕が無数に散らばっていた。

「きたろぉ…」

自分の名を紡ぐ唇の、舌の紅色に瞳奪われて、唾液でつやつやと光る唇の動きから目が離せない。

「もっとぉ…もっと…キスして…」

腕の下からすり抜けて、鬼太郎に向かい合うように座ると、散々貪った胸が肌蹴たブラウスから覗く。
ネコ娘はぐいと顔を引き寄せて、鬼太郎の唇に触れるだけの口付けを交わすと、そのまま立ち上がり
ブラウスの袖から腕を引き抜けば、ジャンバースカート共にストンと足元に落ちる。

既に鬼太郎にずらされ、その役目を果たしていないブラジャーを外し
ただ一枚残された白いパンティに手をかける。
かろうじて恥線を隠す程度に引き下げると、鬼太郎のほうに腰を突き出した。

「…きたろ…鬼太郎の…で…して?」
「―――ネコ娘っ!」














「…?!」

突然の違和感に目の前が真っ黒になり鬼太郎は飛び起きた。
そう―――

全ては「夢」だったのだ。
望むあまりに願望が叶えてくれた夢
どうせだったら最後まで見たかったのに―――

鬼太郎は木の葉の上掛けをまくり、ため息を一つ。

現実のネコ娘が、鬼太郎の家に訪ねていくと
そこには夢の残骸を洗濯している鬼太郎の姿が有りましたとさ。

おしまい。
245名無しさん@ピンキー:04/04/27 09:11 ID:tJjweAfe
うぉおおお!出勤前に覗いてよかった!!
朝からエロルギー充填(w

毛目玉神、グッジョーーーブ!!
今回は三部なんですな
ヤキモチ三部鬼太郎が強力媚薬で、ネコ娘をあーしてこーして……
と、思ったら夢オチですか…(´・ω・`)

リアルタイムでハァハァさせていだきますた!チクショー(w
246名無しさん@ピンキー:04/04/27 09:40 ID:UvQH2zIn
漏れも出勤前からパワーゼンカイですよ! この落とし前どうしてくれるーーーッッ! 3部好きとしては嬉しい連続攻撃。 しかし夢落ちかYO! その夢を見ていた枕返しがおせっかいを… という妄想が仕事中頭から離れさそうです(´д`;)
247名無しさん@ピンキー:04/04/27 23:02 ID:pZBZxI6I
>どうせだったら最後まで見たかったのに―――
それはこっちの台詞だゴルア(*゚Д゚)
もっとぉ…なんて猫タンに言われたら…モー…た ま ら ん ですが何か?
こりは落とし前つけてもらわんと…(藁

毛目玉氏オツであります
248名無しさん@ピンキー:04/04/28 03:24 ID:gKbojNix

キテタ━━⊂⌒~⊃。Д。)⊃━━━!!!

思いきり井戸仙人に感情移入して読んでしもうた(*´Д`)
ワシの可愛い子猫ちゃんが好いとるからと、鬼太郎×ネコ娘でやってまつが、
ヤキモチを焼いてないわけじゃない漏れってば・・・(つω-`)鬼太郎ウラヤマスィ・・・
夢オチ万歳w 毛目玉神GJでつ!
>244のその後

「まだ鬼太郎寝てるわよね…」

そうは思いつつも、足はゲゲゲハウスへと自然と向かう。
そんなネコ娘が目にしたのは池の辺に座る鬼太郎の背中。
なんだ、起きてたのね…と近づいた。

「鬼太郎ー!おはよう」
「ねっ…ネコ娘?!」

ほんの少し前までまどろみの中で見ていた色情の、今の結果を導いた根源でもある少女が駆けて来る。
一番見られたく無い姿でも有ったが、既に背中越しに覗かれてしまっては隠し様もない。

「まだ寝てるかと思ったのに…珍しい事も有るのね。」

ウフフ…と嬉しそうに微笑むネコ娘。
本当はまだ、まどろんで居たかった。夢でも最後まで…自分を何時に無く積極的に誘ってきたあのネコ娘を抱いて…
発情期時の獣の様に激しい行為とはまた一味違ったあの夢の中、腕の下のネコ娘の表情を眺めて居たかった。

「…でも、どうせ洗濯するなら、他のもしちゃえば?あたし手伝ってあげる。」

会おう行ってゲゲゲハウスの仲へ消えたネコ娘の姿を、パンツを洗い終えた鬼太郎が追う。
部屋の中で手拭や、脱ぎ捨ててあったシャツを手にして振り返ったネコ娘は腰を抜かした。

「ひゃっ…き…鬼太郎どうしたの…洗濯は終わり…?」

まだ外で洗濯していると思っていたのに…と、苦笑いした。

「…君のせいだよ?」
「え?」
「ネコ娘があんな夢を見せるから…」

静に口を開けば、いきなり自分のせいだという。

「鬼太郎が洗濯をしていたのは、あたしのせいなの?」
「そうだよ」
「だって、今日は…さっき会ったばかりじゃない…それに夢って…」
「そうさ”夢”だよ…ネコ娘は僕に何て言ったか教えてあげようか?」
「えっ…えぇっ?!ちょ…ちょっとまって…きた…」

ずいと顔を寄せる鬼太郎から逃げるように後ず去れば、直後ろの壁に阻まれて逃げ場を失ってしまう。
身体を挟むように壁に両手を付かれ、鬼太郎とメンと向かい合えば、そっと唇を重ねられてネコ娘は首筋まで白い肌を紅色に染めた。

「きっき…きたろ…?!」
「君から僕にキスしてきてね…こう言ったんだ。”鬼太郎…ここにもキスして?”って。」
「えっ?!」

鬼太郎はネコ娘の喉下にきっちり止められたブラウスのボタンを弾くように肌蹴させた。
開いたブラウスの間から、肌が覗けば両手で開き首筋に口付けを落す。

「んっ…」
「…あっ」
「だから、僕はこうしてキスしたんだ。もっともネコ娘が自分でブラウスを開いてくれたんだけど…」
「にゃぁっ…あたし…そんなことしないよっ…」

鬼太郎は真っ赤になりながらも反論するネコ娘の耳元でクスクスと笑い、囁いた。

「だから…教えてあげるよ。君が僕にしてくれた事。」

「みゃっ…」

ネコ娘の身体を抱き寄せて、背中のファスナーを下ろし肩から外す。
その時、ネコ娘が抵抗できなくする事を忘れない。首筋の弱い部分から耳朶に唇を這わせて、ネコ娘が脱力している間にさっさとジャンバースカートを肩から外し胸を肌蹴させて床に寝かせた。

「鬼太郎…!」
「まだだよ…君がそうやって誘うから、僕は君が望むとおりにしたんだ。」
「にゃん…だ…だめぇ…」

鬼太郎は夢に見たままにネコ娘の胸に顔を埋めて、紅い痕を散らす。
胸を覆うブラジャーを払い、ふるりと柔らかい乳房の先端を彩る果実を摘み上げて口に含む。
夢で見たネコ娘の反応も良かったが、今掌に感じるネコ娘の反応はもっと敏感で、鬼太郎はますます興奮した。

胸を弄るあたりから夢とは全く違う方向へ事は運ばれていったが、結局。
鬼太郎は夢で最後まで敵わなかった事…を現実でかなえた。
半ば強引に組み敷いたネコ娘のパンティを剥ぎ取り、舌でかき回す。
夢で叶えられなかった分、増した欲求は全てネコ娘にぶつけられ
何時に無く激しく求めてくる鬼太郎に、ネコ娘は翻弄されっぱなしであったという。


ネコ娘の中に注ぎ込みたくて、結果無精してしまった自身を、ネコ娘の膣深く差し入れて抽送を繰り返す。
暖かく滑ったネコ娘の膣は鬼太郎を受け入れると蠢道を繰り返し、雄芯に万遍なく纏わり絡みつく。
その言い表し様もない快楽に飲み込まれまいと鬼太郎は、負け時とネコ娘の中を行き来する。
声ならぬ声を奏でる白い喉は連なる背筋まで綺麗な弧を描きながら反り返り。
まるで指しだされたようになった胸の蕾みに鬼太郎が歯を立てれば、電撃で撃たれたようで鬼太郎を咥え込んだ秘唇は鬼太郎を一層きつく締め上げた。
お互いに与え合った強い快楽に身体を硬直させて達したのだった。

朝からの激しい運動に、遅い2度寝に二人が陥った頃。
起きるに起きれなくなってしまっていた目玉の親父が逃げるようにしてゲゲゲハウスを発ったと言う。

もはや、親父公認であった―――

おわり
253名無しさん@ピンキー:04/04/28 22:27 ID:gKbojNix
オトシマエキタ━━⊂⌒~⊃。Д。)⊃━⊂⌒O。Д。)⊃━O(。Д。)O━⊂(。Д。O⌒⊃━⊂(。Д。⊂~⌒⊃━━!!!

美味しいおまけをありがdです!
ネコ娘の白肌に紅い痕は映えるでしょうね・・・ハァハァ
254名無しさん@ピンキー:04/04/29 01:42 ID:jbJCeu/C
きっちり落とし前をつけてくれる毛目玉氏バンザイ!
おまけとは思えぬ充実度!
親父が見物後に砂かけ・小泣きと会議を開いてたり。

「そうか、鬼太郎もそんな歳になったか」
「昔を思い出すわい。わしも若い頃は…」
「わしは生まれたときから婆さんじゃ!」
とかなんとか。
255毛目玉 ◆.QnJ2CGaPk :04/04/30 08:10 ID:XKsIQgMk
>253-254あゐがd

以下、避難所に出ていた覗きネタでつが、鬼太郎×ネコ娘からネズミ男×ユメコへの運びになり末ので適当にスルーよろしこ
木々の若葉が茂り木洩れ日をそよぐ風が心地よい、初夏のゲゲゲの森。
妖怪の隠れ里とも言われるゲゲゲの森には珍しい人間の影。

白いブラウスにブルーのスカート。
ゲゲゲの森を欲では入りしている人間の娘―――天童ユメコ

休みに入り、気が向くままに歩むのは鬼太郎の家のほう。
何度か通いなれた道を進めば、開けた視界に映るゲゲゲハウス。

鬼太郎を驚かそうと、ソロリソロリと梯子を上ると中からは声が聞こえる。

(―――鬼太郎さんの声だわ・・・)

しかし、他に誰か居るようで、珍しく下ろされた入り口の簾をそっと捲り上げると、そこには鬼太郎とネコ娘がいた。
…が、向き合う二人はいつもと違う様子で、声をかけられるような雰囲気ではない。
ユメコがすっかり声をかける事も忘れ魅入っていると、人の気配に気がつかぬ2人の抱擁が始る。
お互いの身体を抱き、ひとたび視線を交じ合わせば、鬼太郎がネコ娘のあごを引き口付けをした。

(―――二人って、こんな関係だったの?!)

普段の様子からすれば、鬼太郎は自分に気があるのだと思っていたのに…
聊か衝撃を隠せない。
それでも、絡み合う二人からは目をそらすことも出来ずにただ、見ていた。

やがて、鬼太郎がネコ娘を腕の下に組み敷く頃には接吻も激しさを増し、鬼太郎の手は服の上からネコ娘の身体を弄り始める。
その行動に、ユメコも奇妙な興奮を覚えた。

唾液の交じり合う音の間からは、くぐもった甘い声が漏れ、鬼太郎の手が動くたびに、反応するネコ娘の身体。
上気した頬の二人…ブラウスのボタンを外し始める鬼太郎。

ボタンを外されたネコ娘の白く反った喉に、唇を落とし背中のファスナーを引き下ろす。
抑制を失った赤いジャンパースカートを肩から外し、ブラウスのボタンを全て外せば、開かれネコ娘の肌が晒される。

服を剥ごうとする鬼太郎の手から逃れるように身を捩るネコ娘だが、逃れるようで実は誘っている。
抜け殻からするりと身を抜き出し、下着姿で鬼太郎の前に身を乗り出せば、今度はネコ娘からの口付け。
再び唇を合わせながら、ネコ娘はなれた手つきで鬼太郎のチャンチャンコの紐を外し、見ていなくとも学童服のボタンも簡単に外していく様は不思議な光景だった。

やがてチャンチャンコと上着を抜き捨てた鬼太郎の指が背中にあるブラジャーのホックに伸び、ネコ娘がソレを止めようと追うが既に胸を締め付けていたものは外された後で、ネコ娘は驚いたように胸を手で覆い鬼太郎に向けた背をそのまま胸に預ける。
ネコ娘の身体を後から羽交い絞めするように鬼太郎は抱きしめ、既に働きを失ったブラジャーの下に隠された乳房とはまだ程遠い柔らかな膨らみを手の平で包む。

ネコ娘の両胸が鬼太郎の両掌に覆われ、やがて不器用に動き始める。

「にゃっ…やぁ…」
「”や”…じゃないだろう?ネコ娘は僕にこうされるのは”好き”なんだから…」
「…んふ…鬼太郎の…イジワル…あっ…」

首筋に這わされた鬼太郎の唇に、ネコ娘がビクリとして瞳を閉じた。
一瞬詰まらせた息は、吐き出すと熱が篭っているのがわかる。
鬼太郎の手の中で形を帰るネコ娘の胸に、蠢く鬼太郎の指に、ユメコは無意識の内に自分の胸を揉み始めていた。
始めは服の上からだったものが、ブラウスの中に滑り込み直に自らの指で…

(あぁ…鬼太郎さん…)

2人の行為を見て反応した身体の固く尖った胸先に触れれば、今までに知りえない感覚が身体に広がり、見ているうちに自分が鬼太郎にされているような錯覚に陥っていく。
簾の間から漏れて聞こえるネコ娘の甘い声に聴覚を擽られ、ますますおかしな気分になって、乱れた姿の自分の事などかまう事もなくなっていた。
獣の様に手足を床につけ、腰を突き上げ自ら胸を弄る姿のまま、ゲゲゲハウスの中を覗き見る。

始めてみる二人の表情は、普段の姿からはとても想像つかない顔つきと、肌を重ねる様子を見て

―――いつか、夜中に目覚めた時に見てしまった両親の…
あの時は何をしているのかは全く解らず。
ただいけないものを見てしまったように思えて、部屋に逃げ帰った。

見たことの無い他人に見えた父と母が、今思えば目の前と鬼太郎とネコ娘と同じ事をしていたのだろう。

そしてまた、目の前の鬼太郎とネコ娘もユメコが知る彼らではなかった。

組み敷いたネコ娘の脇から腰へ、鬼太郎の手が滑り落ち
白いパンティの縁に指がかかり、そのまま中へと忍び入る。

「にゃ…あンッ…っ!」

鬼太郎の指がなだらかな下腹部から恥丘に生える茂みを通り過ぎ
透明の花蜜を滴らせる蜜壺に辿り着く。
既に開き始めていた秘裂に、指を滑らせると抵抗も無く、過密は潤滑液となり根本まで飲み込まれて…

「ふふふ…厭らしい口だなぁ…」
「…っ…ひゃぁん!」

口を開きかけたネコ娘の文句は、膣を描きまわす鬼太郎の指によって封じられ
言葉の変わりに漏れたのは嬌声…

「…はぁ…ぁあっ…にゃっ…にゃぁあん…」

グチュグチュと蜜壺をかき回され喘ぐネコ娘を見下ろしながら、どこか征服感に満たされたような鬼太郎の顔。
自分の愛撫に敏感に反応するネコ娘を見て、満足感に満たされる。

白いパンティの下で蠢く鬼太郎の指が布地を押し上げ、縁からはたまに指が覗く。

隠されたその中では、鬼太郎の指がどのように動いているのだろうか…?
ユメコの興味はそちらへと向かう。

ふと、膝立ちのまま上半身を起こし、乱れた服の下のスカートの裾をそっと捲り上げた。
三角の、自分のパンティーを見、そっと指を差し入れてみるが、聊か抵抗がある。
しかし、今までに無い疼きがユメコの身体を支配しつつあった。

再び中を覗けば、ネコ娘のパンティを鬼太郎が脱がし始めていた。

(あっ…ネコ娘さん…もう生えているんだわ…)

完全な大人の陰毛ほどではないにしろ、無毛の自分とは明らかに違うそこは
ゲゲゲハウスにほんの少し差し込む光に透け、茶色く見える。

「鬼太郎…あまり見ないで…恥かしい…」

両足からパンティは抜き取られ、その肌を覆い隠すものは何も無くなっていた。
全裸のネコ娘の、ほんの少しばかり芽生えた茂みを鬼太郎は手でショリショリと撫でている。

「いいじゃないか…僕はネコ娘の全部を見て居たいんだからさ…」
「…でも」
「この姿は僕しか見せないんだろう?」
「…そ・・・そんなのっ…当り前じゃない…」
「だったら、僕にしか見せないネコ娘をもっとよく見せてよ…」
「ずるい…」

鬼太郎はそう言ってネコ娘の両足を開き、自らの身体を間に置くと
その中心部に顔を埋めた。

「ン…」

(う…ウソッ…あんな汚い所舐めるの?!)

目の前の鬼太郎が起こした行動にユメコは衝撃を受ける。
ネコ娘の両足の間の…女性部分に顔を埋めた鬼太郎は、先ほど指でいじっていた秘唇を両指で開き
普段は誰の目にも触れぬそこの色を確かめると、舌先を尖らせてまるでディープキスでもするように吸い付いた。

「はぁっ…」

身体を振るわせたネコ娘は、とても堪えられぬと見えて、その白い指先は必死に鬼太郎の頭に縋っている。

聞きなれぬ水音を奏でる淫らな姿の二人に、躊躇していた指は下着の中に潜りこみ、自らを慰め始めていた。
汚い場所であるそこから溢れる淫水に自分の指が汚れるのも構わず。

女が目覚め始めているユメコは本能のままに、疼きの根源を弄が、その疼きは完全に満たされない。

(あぁっ…鬼太郎さん…)

少年少女の真昼の情事に絆され、息を乱しあさましい姿を晒す少女の匂いをかぎつけてきたのか?
この場所に馴染みのあるものが、姿を表わす。

(ゆ…ユメコちゃん!!)

男は一瞬驚いて、木の幹に姿を隠したが、再び顔を覗かせて痴態を晒す少女の方に視線を向ける。
ユメコはゲゲゲハウスの部屋の中に夢中のようだ。

中では、愛撫で達してしまい力なくネコ娘が横たわり、そばでは鬼太郎が自分の身をまとうものを脱ぎ始めていた。
若干汗で纏わりつく肌着を疎ましいとばかりに脱ぎ捨て、ズボンと愛用の虎のパンツを一緒にズリ下ろせば
少年のものでありながら、既に形を変え脈打つものが姿を表わす。


ソレは少女の身体を弄るうちに、垣間見た女の艶かしさにそそられ、興奮し、自らの腹にあたりそうな程に立ち上がっており
溢れる我慢汁と汗で、先端はてらてらと光っている。

弟の居るユメコにとって、男の子の象徴は何ら珍しい事も無かったが、始めて見るその形状に胸が高揚するのを感じた。

(鬼太郎さんの…スゴイ…)

大量の淫水を溢れさせる蜜壺が、ジュンジュンとして目に映る牡の象徴を求めて疼く。
然しその雄芯は、目の前に横たわる娘のもの。
鬼太郎は覗き見るユメコになど気づきもせず、一糸纏わぬ姿になったところでネコ娘の上に覆い被さった。
割った両足の中心に身体を置き、まだ青い乳房に顔を埋めては自分のものだとばかりに舐る。

「みゃっ…あーん!」
「ネコ娘…ネコ娘っ…」

幾ら抱きしめても足りないとばかりに、滅茶苦茶にネコ娘の身体を弄る鬼太郎を見て、ユメコの欲望は高まる一方で
鬼太郎の雄芯はネコ娘の雌蕊へとあてがわれ、そして挿りはじめた。

「にゃあんっ…き…鬼太郎…きたろ…あっ…あつい…」
「きつ…っ…ね…ネコ娘…スゴ…っ」

眉間にしわを寄せ、ネコ娘に押入る鬼太郎の雄芯が根本まで飲み込まれ一つに繋がった二人の姿に
ハアハアと息を荒げ、下唇は雄芯を欲してヒクヒクと蠢く。

(はぁ…わたしにも…鬼太郎さん…わたしにもしてぇ…)

再び自身の指が秘裂に伸び、入り口を弄りだす。

「アンっ…あん…はげ…しっ…きたろ…」

目の前では鬼太郎の抽送が始り、パンパンと肉のぶつかる音が聞こえる。
鬼太郎が禿しく腰を叩きつけられるたびに、ネコ娘の嬌声が聞こえ、身体と乳房が上下に揺れた。
なれぬ自慰に、ユメコは達せず、もどかしさは募る一方…

「ひっ!」

陰部に何かぬるりとした生暖かい感触がして、ユメコは後ろを振り向いた。

「…ね…ネズミ男さん…」
「ゆ…ユメコちゃん…鬼太郎の家なんか除いてよぉ…何してるんだい?」

そこにはユメコの尻タブを掴んだネズミ男の姿が有った。
ユメコの淫らな姿を除き見るうちに、見ているだけでは我慢が出来なくなり近づいてきたのだ。
先ほどの生暖かい感触は、ネズミ男の舌の感触だった。

「わ…わたしは…」

胸ははだけ、ズリ下げた下着からさらけ出した恥部。
おそらく今までの淫らな行為も見られていて、言い訳のしようなど無かった。

「鬼太郎の家の前通ったら、ユメコちゃんがこんな厭らしい事してて…」

乱れに乱れ、まくりあがったスカートから除く太股を舐めるようにしてみる。

「慰めてくれよ…ユメコちゃん…オイラもう我慢できねぇよ…」

ネズミ男は自分に気づき振り返ったユメコの前で、纏った服の裾をまくると立ち上がった自身を見せつけた。

「へへへ…ユメコちゃんのせいで、オイラのマラはこんなになっちゃったんだぜ…?責任とってくれよ…なぁ」

そう言いながら目の前で上下に擦って見せたソレは、鬼太郎のものとは比べ物にならない。
陰毛が生い茂り血管を浮き上がらせ脈打つモノは太く大きい。
痴態を晒していた自分の姿の事などすっかり忘却の彼方に有るユメコは、目の前のソレから目が離せない。
ネズミ男がするたびに脈打つモノは別の生き物の様で、何だかとても変な気持ちになってくる。

「ほら…ユメコちゃんの柔らかいおててで扱いてくれよ。」

ネズミ男のモノに直視したまま言動を止めているユメコの手を取り、自らのものを掌で覆うようにあてがわせる。
ユメコの手のうえに自分の手を重ね、手淫を始めた。

少女独特の柔らかい手の感触にネズミ男のものはますます興奮し、擦られるたびに踊り狂う。
ユメコもまた、手の中にある熱い肉の塊に、奇妙な興奮が湧き上がり、擦られて脈打つ様子をうっとりと眺めている。
そのうちネズミ男が動かさずとも、ユメコは自らの意思でネズミ男のモノを上下に擦っていた。

「ああ…ユメコちゃん…ユメコちゃん…ウッ…!!」

夢うつつに憧れのユメコに自身を慰められ、ピクピクとした先端からは我慢汁が滴る。
尿道を駆け上がる感覚と同時に、亀頭に柔らかい感触がして、いきなり達してしまった。

目の前にはネズミ男のマラに舌を這わせ、吐き出された白濁にまみれたユメコの姿が有った。

「スゴ…イ…」

うっとりとした瞳で指についた精液を舐める姿に、ネズミ男は止まらない。
ゲゲゲハウスの中では鬼太郎とネコ娘が大いに盛り上がっており
達した鬼太郎がネコ娘の中へと注ぎいれている再中で、既に2人には何の雑音も聞こえない。

始めは中の二人に気がつかれやしないかと、小声だったネズミ男も理性が吹っ飛び
ユメコをあお向けさせた。

開かせた両足の中心の無毛の女性器にしゃぶりつけば、ユメコは募ったもどかしさが満たされ始めて、相手がネズミ男である事もかまわずに身体を開いた。
ピチャピチャと舌をネジ入れると、ユメコは悦びの声をあげて浮かせた腰を押し付けるその様子は、貪欲に快楽を貪るメスそのものだった。

中の鬼太郎とネコ娘といえば、達して力尽きたまま眠につきはじめていた。

普段溜まりに溜まっているネズミ男は、一度射精したぐらいでは足らず
まだ脈打つものをユメコの前に差し出した。

「ユメコちゃん…オイラのマラが欲しいだろう?」

添えられた手の上で、ギンギンに立ち上がるものを見て、ユメコはこくりと頷いた。
ネズミ男はやったとばかりに、恥線の上にあてがい太股で自身を挟み込ませると前後運動を始めた。
既に淫水で滑ったユメコの三角地帯の感触は堪らず、前後運動は激しさを増す。

「ゆ…ユメコちゃんの素股…最高!!」

ぎゅうぎゅうと見張った地の秘唇に挟み込ませるように押し付け上下させれば、肉芽を擦られ
そのあまりの激しい快感にユメコは無意識的に腰を引かせたが、更なる快感を求めてネズミ男は自身を強く擦り付ける。
腰を引き寄せられ、肉芽の上を行き来する肉棒に滅茶苦茶に首を振った。
尻タブにペチペチと当る陰嚢の感触に、意識は真っ白になった。

「で…でるっ!」
「あぁ―――っ!!」


ユメコの愛液まみれになったネズミ男の陰径からは再び白濁色の液が飛び散り
全てユメコの身体の上に飛び散った。
溜りに溜まった精液がビュクビュクと流れ落ち、ユメコの太股の間に自身を強く押し付けたまま萎えるまでネズミ男はそうしていた。

「はぁ〜♥ボクちゃん…しゃーわせ…」

その後2人がどうなったかといえば
ネズミ男の家にユメコはテイクアウトされ、最後までヤられてしまう事となる。
三日三晩。思いつく限りの淫行の限りをネズミ男は尽くしたらしい。

もとより、無断外泊の多い彼女は「またか…」と家族に思われ
これぽっちも心配もされなかったのである。
※ アニメ参照(w


おしまい
266名無しさん@ピンキー:04/05/01 00:09 ID:aQL3cDK3
覗きネタGJ!
あれだけ尽くして尽くして尽くしてたネズミ男がユメコちゃんと合体できてよかった!
267名無しさん@ピンキー:04/05/01 02:55 ID:1/ven6LT
視点が違うとまたいつもと違う風で面白かったです。
覗いてる気分が味わえますた(´Д`;)ハァハァ
しかし夢子はエロいな…
268名無しさん@ピンキー:04/05/03 11:21 ID:XedExZ1+
皆さん色好い連休を過ごされているんでしょうかね。
漏れは…
月半ばに出るというゲゲゲの鬼太郎Rを読むか読まぬか迷ってまつ。
269『糸売・猫イヒ』-1 ◆NECOkE/60g :04/05/03 11:22 ID:XedExZ1+

水藻に絡ませた魚を手に、鬼太郎はネコ娘の家へと向かっていた。
釣果は上がらず、季節柄もあって小魚ばかりではあったが、
今のネコ娘にとっては、調理された食事よりも生魚のほうが御馳走だった。
コンコンッ
小さく戸を叩いたが返答はない。
居留守を使っているのだろうか・・・。
ネコ娘の頼みで、仲間たちにはまだ詳しい経緯は伝えておらず、身を隠したまま。
説明するにも経緯自体をネコ娘も鬼太郎も解かっていないのだ。
 「・・・ネコ娘。僕だよ?」
声をかけても返事はなかった。
鬼太郎は預けられた鍵をポケットから出し、鍵穴に差し込む。
今までもネコ娘の部屋に勝手に入る手段はいくらでもあったが、
自分を信じて渡されたこの鍵の存在に、鬼太郎は深い感慨を覚えた。
 「入るよ・・・?」
明かりもつけず、陽の光もカーテンで遮断された室内。
奥の布団がこんもりと盛り上がり、寝息とともに幽かに上下している。
半猫化してからというもの、体内の変化に疲労しているせいか、
ネコ娘はこうして眠りについている時間が長くなった。
このままではいけないと、そう思うのだが・・・。
 「・・・ネコ娘・・・?」
静かな寝顔を見つめてふっと吐息を漏らす。
この部屋から出ることもなく、誰に会うでもないネコ娘。
自分だけの、ネコ娘だ。
鬼太郎はかつてこんな生活を望んだこともあった。
誰の目にも触れさせず、自分だけのネコ娘を、ただ閉じ込めておきたいと・・・。
 「ん・・・鬼太郎ぉ・・・?」
270『糸売・猫イヒ』-2 ◆NECOkE/60g :04/05/03 11:22 ID:XedExZ1+
 「おはよう」
目を覚ませば嬉しそうに微笑みかける。
鬼太郎だけのために、鬼太郎だけのネコ娘が笑いかけるのだ。
 「あ、お土産に魚を釣ってきたよ?」 「本当?」
喜んで身を起こしたネコ娘の肩から布団が擦り落ち、露になった裸体に鬼太郎は目を白黒させた。
 「ネ・・・ネコ娘・・・!」 「え?あ・・・ご、ごめ〜ん」
謝られることではないのだが。鬼太郎はどうしていいか迷い、視線を反らした。
 「どうして・・・そんな格好で」
 「う・・・ん、あのね?なんだか体を締めつけるみたいで・・・服を着てると苦しいのよ」
よくよく考えればそれが自然なことだ。どの野生動物も服で身を覆ったりはしない。
ネコ娘もまた、野生の感覚に戻っていっているのだろうか。
それとも単に、尻尾が収まりが悪く、既存の服では居心地が悪いのだろうか。
 「うーん・・・。でも君は全身が猫毛に覆われてるわけじゃないから・・・風邪を引くよ」
 「そうだよね。うん・・・お布団がとっても気持ちいいの」
再び布団にくるまったまま、ネコ娘は幸せそうに目を細めた。
 「柔らかくって・・・温かくって・・・。こうして丸くなってるのが・・・とっても・・・」
言いながら、また眠りについてしまいそうだった。
 「・・・ねえ僕も入っていい?」 「え?」
肩まですっぽりと覆った布団に頬擦りしながら、ネコ娘が目を上げる。
じっと見つめた鬼太郎の視線だけで、求めているものは野生の勘で察知した。
 「いいよ♪」
待ってましたとばかりに布団の裾を開き、温かい布団の中に入り込む。
そっと体を抱き寄せると、ネコ娘のすべらかな肌に学童服のぼたんがこつこつと引っかかった。
 「・・・僕も脱いだほうがいいかな?」 「にゃん&heart;」
上着を脱ぎ捨てると、ネコ娘の手が伸びて白いシャツをぐいっと引き上げた。
 「ネコ娘・・・」 「うふふ、鬼太郎・・・ココ。苦しいでしょ?」 「えっ」
ズボンを押し上げた部分を指でつつき、そのままチャックを開いた。
熱気のこもった下着を引き下げると、特有の匂いにネコ娘は瞳を蕩かせた。
動物的なフェロモンを嗅ぎつけたのだろうか。
積極的なネコ娘の態度に堪らず、鬼太郎はその身に覆い被さった。
271『糸売・猫イヒ』-3 ◆NECOkE/60g :04/05/03 11:24 ID:XedExZ1+

ネコ娘は舌で確かめるようにぺろぺろと舐めるのが好きになっていた。
キスする時も悪戯に唇を舐めてみたり、首筋や、鬼太郎の平らな胸の上の乳首に舌を沿わせたり、
求めれば口淫も嫌がることなくいつまでも舐め上げてくる。
時々尖った前歯に当たり、まるで牙のように伸びてきていることに気付いた。
 「ん・・・にゃあぁぁんっ」
甘い喘ぎ声は変わらない。
後ろから突き立てれば、身を震わせて白い喉を伸ばす。
むしろ以前よりは、こと性交に関してはずっと素直になったぐらいだ。
たとえばこうして・・・
 「にゃ・・・あんっ?」
前後した動きを止めると、ネコ娘はもどかしそうに振り返る。
潤んだ瞳。悩ましげに眉尻を下げたまま・・・
 「鬼太郎・・・ゃ・・・やめないでぇ・・・、もっとぉ・・・」
ちゃんとおねだりできたご褒美に、先端まで抜き出した猛りを奥まで叩き込む。
 「あぁぁあんっ!」
ねだった以上の激しい抽迭に、ネコ娘の背がしなる。
乱れたネコ娘を前にして、鬼太郎とて我慢が利くはずはないのだ。

272『糸売・猫イヒ』-4 ◆NECOkE/60g :04/05/03 11:25 ID:XedExZ1+

三発目の猛りを叩き込んだ頃には、もう既に陽は翳っていた。
漸く息を整えた二人は温かく湿った布団の中、目が合った瞬間に笑い出す。
 「・・・お腹すいちゃったね」
 「うん、何か作ろうか?鬼太郎は焼いたお魚のほうがいいよね」
 「ああ、うん・・・。でも大丈夫かい?」 「何が?」
散々に叩きつけた激しい行為にネコ娘の身を心配したのだが、
何事もなかったようにひょいと起き上がった。
慣れたのか、それとも以前よりも丈夫になったのか・・・。
 「・・・いや、大丈夫ならいいんだ。ああ、それよりも。服を着るのが苦しいんなら、
 それだったらいいんじゃないかい?」 「えっ?」
台所の手前に掛けられたエプロンをちらり見る。
 「あ、そっかぁ!鬼太郎頭いいね♪」
エプロンならば、後ろに伸びた尻尾を締めつけるようなことはない。
腰でりぼん結びにすると、ネコ娘は軽快にくるりと回ってみせた。
 「うん♪これなら大丈夫みたい」 「そ・そう・・・」
嬉しそうに微笑んだネコ娘はすぐに台所の影に消えてしまった。

 「いっただきま〜す♪」
手早く作られた食事には見向きもせず、鬼太郎の釣ってきた小魚を生のままで齧りつく。
美味しそうにはらわたを啄ばみ、骨ごとばりばりと食らいついた。
 「美味しい?」 「うん♪とっても新鮮で美味しいよ、ありがとう」
口端に垂れた血をぺろりと舐め、続けて二本目を食べ始めた。
炊き立てのご飯、焼き魚に箸を入れながら、鬼太郎はごくりと固唾を飲んだ。
緩く胸元を覆ったエプロンが揺れる。
少し身を捩れば脇や首元からその肌がちらついた。それに・・・
 「どうしたの?鬼太郎は・・・美味しくない?」 「えっ?そんなことはないよ」
はっと我に返ってがつがつとご飯をかき込む。
素手で生魚を咥え、時には舌をちらり見せながら食べ続けるネコ娘の姿が
どこか官能的で見とれていたなどと、言えない。
273『糸売・猫イヒ』-5 ◆NECOkE/60g :04/05/03 11:27 ID:XedExZ1+

食事が済めば下げた食器を洗うネコ娘の後ろ姿。
前はほとんどエプロンに覆われていたが、りぼん結びしたひもの垂れた背中は
交差した部分以外は丸見えで・・・
きゅっと上がった白い桃尻の柔らかそうな双丘に目が釘付けになる。
機嫌よく鼻唄交じりに洗い物を続けるネコ娘に合わせて、尻尾が揺れている。
 「・・・」
居心地悪く座りなおしてみても、納まりつかない自身は隠せそうにない。
後ろから抱き付いて、あの柔らかな双丘に突きつけたら・・・どんな顔をするだろうか。
開いた脇から手を伸ばせば、胸のふくらみをわし掴むのも容易だ。
敏感な尾を掴み上げれば、へなへなと力を失うだろう。
振り返ったネコ娘は、以前のようには拒まないだろう。
熱のこもった鬼太郎の牡芯を突きつければ、呼応するように胸をつく欲情に耐え切れず
潤んだ瞳で見上げてくるはずだ。
以前ならば、いくら体をつく欲望に苛まれても、理性がそれを押し留めていたが、
今のネコ娘ならば、留めるものは何もない。
体が求める野生の愛情表現を拒むことはない。
 「鬼太郎、お茶飲む?」 「ああ!え、ええっ?」
 「にゃ?どうしたの」 「いや・・・何でもない」
おかしな鬼太郎・・・と、くすくす笑いながら、湯飲みと急須を卓袱台に置いた。
そして向かい合うでなく鬼太郎の横に座ると、ごろり横になり、あぐらをかいた鬼太郎の膝に擦り寄った。
ほんの少し頭をずらせば気付かれてしまう高まりにどきりとしたが、
ネコ娘は気付く様子もなく、気持ち良さそうに目を細めて膝枕についた。
 ───本当に・・・ネコみたいだ。
しかし猫ではない証拠に、エプロン一枚の身からはすらりと白い手足が伸び、
膨らんだ胸元が隙間からちらつくから・・・困りものだ。
 「・・・ねえネコ娘。やっぱり・・・父さんかおばばに相談したほうがいいんじゃないかな」
また眠りかけていたのか、鬼太郎の問いかけに一寸遅れて「え・・・?」と聞き返す。
 「このままってわけにも、いかないだろう?」
274『糸売・猫イヒ』-6 ◆NECOkE/60g :04/05/03 11:28 ID:XedExZ1+
鬼太郎は心中複雑だった。
いっそこのまま、自分だけのネコ娘でいて欲しい。
しかしそれではネコ娘はいつまでもこうして身を隠すように閉じこもったままで・・・
けしてネコ娘にとっていい事だとは思えなかった。
 「・・・うん・・・そうだね」
髪を撫でていた鬼太郎の手に手を重ねる。
 「ごめんね。鬼太郎にばっかり・・・迷惑かけちゃって。・・・やっぱり黙ってたほうが良かったよね・・・」
ぼんやりと開いた瞳は何処を見るでもない。
猫目が縦に伸びたせいか、時々そんな何の感情を見えない遠い目をする。
 「何言ってるんだよっ、迷惑だなんて思ってないさ!ただ、いつまでもこのままじゃぁ・・・」
 「うん・・・。あのね、鬼太郎・・・あたし・・・もしかしたら、原因が分かる方法を知ってるかもしれないんだ」
 「え・・・?どんな方法なんだい」 「・・・」
ネコ娘はぎゅっと目を伏せ、覚悟を決めたように身を起こした。
 「猫又さんに相談したら・・・原因は分かるかもしれない」 「猫又・・・?」
猫族妖怪には他の妖怪でも踏み込めない不思議な世界がいくつも存在する。
ネコ娘はすでにその世界を離れ、こうしてゲゲゲの森に暮らしているけれど、
その経緯も何もかも、鬼太郎は知らない。
それは猫だけの秘密にも係わることだから、ネコ娘も詳しくは話せず口を閉じた。
 「何処へ行ったら会えるんだい?」 「うん・・・」
ちらりと鬼太郎の顔を見上げる。
その町へは猫又の権限がなければ出ることはできない。
猫族は鬼太郎たちにもぬらりひょんにも属さない、猫だけの種族だ。
今こうしてネコ娘が鬼太郎たちとともに戦っていることも、良くは思っていないのだろう。
行ったら最後、戻ることは許されないかもしれないのだ。
 「あはは、そんな心配そうな顔しないで。今日はもう遅いから、また今度行ってみるよ」
 「また・・・って、いつ?」
ネコ娘は口を濁した。
もしかすると猫町に入ったが最後───猫の姿から戻れないかもしれないのだ。
275『糸売・猫イヒ』-7 ◆NECOkE/60g :04/05/03 11:29 ID:XedExZ1+
 「・・・ネコ娘・・・?」
不安そうに俯いたネコ娘の顔を上げると、覗き込んだ鬼太郎に向けて慌てて笑顔を作り固めた。
 「うん、大丈夫だよ。あたし・・・ちゃんと行ってくるから」
 「僕も行くよ」 「駄目だよ!」 「・・・どうして?」 「それは・・・」
みるみるうちに鬼太郎の目つきが険悪になっていく。
鬼太郎はネコ娘に隠し事をされるのを何よりも嫌った。
 「何を隠してるんだい」 「隠してなんかいないよ!ただ・・・その・・・」
 「言うんだ」 「・・・うん」
厳しく問い質しても萎縮するばかりで、貝のように口を閉じたまま。
鬼太郎はそっとネコ娘の肩を抱き寄せて安心させるように身を包んだ。
安心したがっていたのは自分のほうかもしれない。
この身がすぐそばに、ここに、いるのだということを確かめていたかった。
 「・・・あたしずっと考えてたんだ。どうしてこんな事になったのかは解からないんだけど・・・
 もしあたしが本物の化け猫の妖力を手に入れたら・・・鬼太郎の助けになるよ・・・ね?」
 「本物の・・・化け猫?」
 「うん、仙人にはまだなれないけど・・・ちゃんとした化け猫だったなら、
 鬼太郎がどんな戦いに巻き込まれても・・・力になれるよね?」
 「・・・そりゃぁ・・・そうかもしれないけど。でも、それは今だって・・・」
 「鬼太郎にとっても、そのほうがいいよね?」
もしも鬼太郎にとって必要なのが、戦力としての自分ならば、
ネコ娘は迷うことなく決断しようとしていた。
 「ね?」
再び尋ねても鬼太郎は答えない。
たとえどんな姿になってもネコ娘を思う気持ちは変わらない、
ネコ耳も髭も尻尾も構わないと言ったけれど・・・
やはりその少女の姿を愛していることには変わりなくて・・・
 「・・・」
途惑った鬼太郎の心模様は、黙り込んだ表情から見てとれた。
276『糸売・猫イヒ』-8 ◆NECOkE/60g :04/05/03 11:30 ID:XedExZ1+
ネコ娘は思う。
この身が完全な猫妖怪と化しても、鬼太郎は仲間として受け入れてくれるだろう。
しかしそれはもう、今のような甘い関係ではない。
その時はきっと、ネコ娘のほうも、人型の鬼太郎に思慕を抱くことはないのだろう。
同族以外に発情することなど、猫の世界では考えられないこと。
二人の関係は、そこで終わる。
 「ふふっ・・・難しく考えなくていいよ。鬼太郎にとって必要なのはあたしの戦闘力だよね。
 もっと鋭い爪で、強い妖力で、鬼太郎の手助けができたら・・・あたしも嬉しいんだ」
 「う・・・うん、でも君は・・・」
ただの仲間として、戦闘員としての存在ではないんだよ・・・と、言いかけた言葉を唇で塞ぐ。
ネコ娘からの口づけに鬼太郎は目を見開いたまま顔を赤くした。
受け止めるように回した手は、生身の背中に触れる。
すべらかな肌をなぞれば、ネコ娘の口端からくぐもった喘ぎ声が漏れた。
これが最後の抱擁かもしれない───
ネコ娘の手がエプロンの端を掴み、スルスルと引いた。
 「ン・・・んゥ・・・」
解かれた抑えが布地を弛ませ、より隙間を作った胸元に脇から鬼太郎の手が忍び込む。
揉み上げられた柔肉も、互いの唾液に湿ったぷるりとした唇も、
完全なる猫妖怪となれば消えてしまうもの。
 「ん・・・ネコ娘・・・」
熱い瞳で真っ直ぐに向けられたこの視線も・・・
 「・・・好きだよ?」
鬼太郎が好きだというこの姿も、全て失って・・・
 「うん・・・鬼太郎・・・スキ・・・」
胸に響くこの言葉も失って、鬼太郎のために戦う完全な化け猫になる。

277『糸売・猫イヒ』-9 ◆NECOkE/60g :04/05/03 11:36 ID:XedExZ1+

丑三つ時。
ネコ娘はごそごそと鬼太郎の腕を這い出した。
夜目のきくネコ娘には、この暗闇の中でも鬼太郎のあどけない寝顔が見てとれた。
 「・・・」
ネコ娘は、強い鬼太郎が好きだった。
鬼太郎が真っ直ぐに戦っていくためにも、仲間の力が必要だとずっと解かっていた。
必要なのは、守られてばかりいる存在ではなく、共に戦える仲間なのだと。
 ───鬼太郎ばかりを矢面に立たせたくないもん・・・
数多の戦いでも、最終的には鬼太郎が単身で敵妖怪に向かうことのなんと多かったことか。
一人で立ち向かい、置いていかれるたびにネコ娘は自分の能力の不甲斐なさを省みた。
幽霊族との種族の違いはあれど、ネコ娘とて猫族妖怪のはしくれ。
存分に能力を使いこなせさえすれば、常に鬼太郎の隣で戦えるはずだ。
鬼太郎の為・・・と自分に言い聞かせて、自分を納得させるためにうんと頷く。
 ───鬼太郎にとって本当に必要なのは・・・あたしの戦闘能力だけ。
戸口に立ったネコ娘の気配に気付き、鬼太郎が起き上がる。
 「・・・ネコ娘?」
明かりもなく暗い室内。呼びかけた声までも闇の中に吸い込まれるようだった。
 「何処に行くんだい」 「・・・猫町・・・」 「えっ?」
 「猫町行きの列車が出るから、ちょっと行ってくるよ」
 「そっか・・・じゃぁ僕も行くよ」 「駄目だよ」
 「どうして・・・。一緒に行くって言っただろう?」
暗闇の中。ネコ娘の猫目だけがきらりと光って見えた。
 「鬼太郎まで戻れなくなったらどうするのよ」
 「戻れない・・・?ちょっと待てよ、戻れないってどういう事なんだ」
慌てて起き上がり、明かりをともす。
急な明るさに目くらましにあったような目をこすっているうちに、パタリと戸が閉まる音がした。
 「ネコ娘・・・?」
胸騒ぎに弾かれるように、鬼太郎もまた部屋を出てネコ娘の後を追った。
278『糸売・猫イヒ』-10 ◆NECOkE/60g :04/05/03 11:38 ID:XedExZ1+
山道を外れ、草木を揺らしながらネコ娘は走り続けた。
二足よりも、四足で駆けたほうがずっと早く進む。体がもう猫としての動きに慣れていた。
 「ネコ娘ーーー!」
呼びかける声が下駄の音と共に迫ってくる。
しかしその距離は少しずつ、少しずつ離れて行っていた。
 「・・・ッ」 分け入った草に前足・・・右腕が傷つき、ネコ娘は木陰に身を隠して座り込む。
乱れた呼吸を整えて、肘まで伝った血の筋をぺろりと舐めた。
弾んだ鼓動を抑え、息を忍ばせて身を縮める。
この草いきれの中、月も出ない暗闇とあっては鬼太郎も気付かず通り過ぎるだろう。
猫族妖怪の秘密には、たとえ同じ妖怪であっても他種族に知られてはならないこともある。
猫町の存在が人間に隠されているのと同様に、鬼太郎にも知られてはならないと思った。
 「ネコ娘ー!」 夜風以外の力で草が揺れる。
すぐ近くにいる鬼太郎に気付かれぬよう、ネコ娘は息を殺した。
しかし・・・
 「ネコ娘!」
目の前の草が分かれ、妖気アンテナを立たせた鬼太郎の姿が現れた。
 「ネコ娘・・・どう・・・」
夜露を含んだ湿った森の香の中、血の匂いを感じ取って鬼太郎はネコ娘の腕を掴み上げる。
逃がしはしない・・・と強く掴んだものの、その腕に走った傷跡が痛々しく、
びくりと身を縮めたネコ娘の傷を癒すように舌を走らせた。
 「・・・ごめん」 「どうしたんだよ、急に・・・」
 「ゴメン!大丈夫だから、心配しなくていいから・・・だから・・・、鬼太郎は待ってて?」
 「だから、どうして?」 「・・・」 「理由も話せないのかい?」
齢は人間の何十年分も経ていたが、未だ少女であるネコ娘の胸には
古くからの猫族の規律はあまりにも重い。
まして種族から離れて暮らしているネコ娘にとっては、解からぬ部分が多かった。
解かっていることといえば、猫町へ行けば誰しも猫と化してしまうこと。
そしてそこで住まう猫又であれば、その現象についても詳しいであろうということ。
 「・・・僕も行くよ」
首を横に振ったが、掴んだままの手首を更に強く握りしめられる。
 「一人で行かせたりしないからね」
279『糸売・猫イヒ』-11 ◆NECOkE/60g :04/05/03 11:39 ID:XedExZ1+

灯の消えた地下鉄のプラットホームに、猫町行きの列車が滑り込んでくる。
日中であれば、人間たちがひしめき合う電車と寸分違わない。
プシューと圧縮音がし、扉が開くのを、白線の内側から二人並んで見上げていた。
鬼太郎は見慣れた車内に一歩足を進めたが、繋いだ手に引かれるように足を止める。
 「乗らないのかい?」 「・・・あたしは・・・乗るけど」
ネコ娘は顔を上げ、じっと鬼太郎を見つめた。
 「鬼太郎・・・帰って?待っててよ、あたし絶対帰ってくるから・・・」
たとえどんな姿に変容していても。
思いつめたネコ娘の顔をしげしげと眺めながら、その手を引いて車内に入った。
 「鬼太郎!」 「じっと待つなんて性に合わないよ。それに、君と二人なら・・・」
ジリジリジリと出発を告げるベルが鳴り、ネコ娘ははっと我に返って繋いだ手を振り解く。
 「駄目だよ!鬼太郎まで猫になって、戻れなかったらどうするのよッ!」
 「えっ?」
再びプシューと音が響く、今度は扉が閉まる音だ。
ネコ娘は鬼太郎をホームに突き出そうと両手を伸ばしたが・・・
フシュー・・・
その手は鬼太郎に掴まれ、閉じた扉に鬼太郎の背が押し当たっただけだった。
独特の滑走音を立てながら、ゆっくりと電車が進み始める。
 「猫に・・・なるって?」
ネコ娘の言葉を問い返すと、ネコ娘は唇を噛んで押し黙った。
戻れない、と言ったのは、猫になって戻れないという意味だったのだろうか。
鬼太郎はしばし考えて、ぽりぽりとこめかみをかいた。
 「うーん・・・。猫の暮らしも悪かないよね」
鬼太郎はそう言って、黙ったままのネコ娘に笑いかけた。


それからのことは・・・よく覚えていない。
280『糸売・猫イヒ』-12 ◆NECOkE/60g :04/05/03 11:41 ID:XedExZ1+

気付けばゲゲゲの森の中。
ゲゲゲハウスへ向かう山道を進んでいる時に、はっと我に返ったように歩を止めた。
 「鬼太郎?」 並んで歩いていたネコ娘もまた足を止める。
 「あれ?僕・・・」
思い出そうと記憶を探ってみたものの、まるですっぽりと抜け落ちたように寸前までの記憶が消えていた。
隣にはネコ娘の姿。
いつも通りの真っ赤なりぼんに赤い服、半妖怪の・・・少女の姿だった。
鬼太郎の様子を見て察したのか、ネコ娘はくすくすと笑い出した。
 「ねえ早く帰ろう?親父さんが心配してるよ」 「う・うん・・・」
帰ろう・・・って、どこから帰ってきたんだろう。
傾げた首に白い布がまとわりつき、不思議そうに手に取る。
 「何だい?この手拭い・・・?」 「ああ、それはね」
まだくすくすと笑い続けているネコ娘は、白い手拭いを鬼太郎の頭にかけてみせた。
 「戦利品だよ」 「戦利品?」
ネコ娘が「にゃん~にゃん~にゃん♪」と摩訶不思議な拍子を口ずさむと、鬼太郎の腕は自然と猫の音頭を取った。
踊っている最中、不思議な光景が脳裏をかすめた。
数駅を進んだ車内で突然身を襲った変容。
猫たちの猫たちによる町並。
大柄な猫妖怪の秘密基地。
猫又との戦い、そして和解。
猫たちで輪を囲んでの猫踊り。
屋根の上で日向ぼっこして丸めた身そのが猫の毛に覆われた、自分の姿を思い出したが・・・。
 「にゃん♪」
ネコ娘の音頭が終わると、すぐまた記憶の淵へと消え去った。
 「さ、早く帰ろう?」 「う・うん・・・?」
全く、釈然としない。
しかしネコ娘はここにいる、すぐ目の前にいるのだ。
その胸の内にはいくつも謎───猫の秘密が隠されていたが、
その秘密ごと、ネコ娘は自分のものだからと、鬼太郎は胸を張って凱旋した。

<了>
281名無しさん@ピンキー:04/05/03 21:23 ID:iVXBbZ8a
キタァァァァァァ(゚∀゚)ァァ( ゚∀)ァァ(  ゚)ァァ(  )ァァ(`  )ハァ(Д`)ハァ(;´Д`)ハァハァ
411氏幻想忌憚猫町切符キター!!
手ぬぐいは原作チックでGJですなぁ。
282名無しさん@ピンキー:04/05/07 21:20 ID:AmYthp5m
皆ドコいちゃったの〜?
人大杉と大型連休で足が遠ざかっているだけなのだろうか…
283名無しさん@ピンキー:04/05/07 23:11 ID:nuiRfi7C
いるいる。
いるけど最近雑談減ってきたよね。
鬼太郎Rではハァハァできそうかな〜 とかネタ振ってみるテスト
284名無しさん@ピンキー:04/05/07 23:31 ID:2Gjyn+EI
雑談乗ってみる(w
もし第五部アニメ化があるとしたら、今度の連載の影響受けるんだろうなぁ。
俺は森野氏作がいまいちだったので、絵柄微妙でもほしの氏には期待してたりする。

鬼太郎夜話ばりの、水木先生っぽい鬼太郎なんて……夢のまた夢さ。
285名無しさん@ピンキー:04/05/08 02:15 ID:NXXvPGzB
ボンボンだしな…。
ボンキュッボンの略のボンボンだったらな…。
寒いか。
そうか正直スマンカッタ。

5部あるんだったらラクシャサはまたやって欲しいね。
286名無しさん@ピンキー:04/05/08 09:24 ID:yuYKv7G3
戦うばっかじゃなくってね。
猫タンとの艶やかなストーリーも盛り込んでホスィと(*´Д`)ハァハァ

ボソボソに併せてアニメ化されるのであれば、やはり子供向けだろうな
ボソボソは来襲の今日発売でオケ?
287名無しさん@ピンキー:04/05/08 09:27 ID:yuYKv7G3
誰か5月号に載っていたと噂の
ゲゲゲの鬼太郎Rの予告見た香具師居ない?

288名無しさん@ピンキー:04/05/08 11:38 ID:fOitQ9gh
5月号。近所のコンビニでまだ売ってるんだよね。
ぶ厚い付録がついてて、流石に手に取れなかったんだがw
……買ってみるか。
289名無しさん@ピンキー:04/05/08 17:55 ID:fOitQ9gh
買ってきますた。
連載中の「水木しげるの妖怪ファイル」4p、次号の案内に2p(他、カラーページなど数ページにカットあり)
猫娘は上記2pのうち、2コマあり。
1コマは顔が殆どロゴで切れてるので、よく分からないんですが、、

髪型!服装!顔!見知らぬ猫娘(化け猫)ですた。

まともな猫たんのコマは1コマだけなので、発売日(5/15)待ちですが
戦闘中の顔のせいか、本当に猫!つか、むしろげっ歯類の頬袋みたいにも見えるような(笑
服装は今までのジャンバースカート・白ブラウスではなく
長袖のワンピース(18世紀のホームドレスっぽい)ですた。
下手くそなマウス描きなんですぐ消しますが……保管庫に画像うpしてみます。

あと、鬼太郎は三部を少し伸ばしたっぽい感じだと思いました。
俺は三部は小3前後だと思うのですが、今度の鬼太郎R・妖怪千物語では小5〜6位に見えます。
チャンチャンコは肩口から黒→黄→黒…の原作仕様。

以上、私見の長レスご容赦下さい。
290名無しさん@ピンキー:04/05/08 20:02 ID:50FglB6a
>288-289

サンクスコ!
いや、むしろもっと気になりますた。

 ど ん な 猫 タ ン & 鬼 太 郎 か !
 
漏れは、コレで5/15本屋に走ることケテーイ!
291名無しさん@ピンキー:04/05/09 00:24 ID:1IpI8srE
ゲゲゲの鬼太郎Rは全体的には4部よりのような気がするんですが
292名無しさん@ピンキー:04/05/09 04:02 ID:2PUUJBRW
つづきがたのしみ
293名無しさん@ピンキー:04/05/10 09:00 ID:z5U+iqJl
ゲゲゲの鬼太郎R
3部よりとか4部よりとか…気になるんじゃ(゚Д゚)ゴルァ!!
禿しく見たいぞ(゚Д゚)ゴルァ!!

いよいよ今週末でつねぇ…>289氏の解説猫タンも気になりまくりで(゚Д゚)ゴルァ!!

マターリ雑談中ぶった切りSS投下スマソ
連休明けかる〜く、想像力をMAXにてドゾー



―――…はぁん…っ…―――



薄暗いゲゲゲハウスの中、一つ
吐息が漏れた。

真昼のゲゲゲの森。
夜が活躍の場である彼ら妖怪は、日差しのキツイ日中は殆どの者が眠りについているのが常で
鬼太郎とて例外ではなく、家の出入り口や窓も閉ざされ、辺りはシン…と静まり返っている。

しかし、今日のゲゲゲハウスの中は通常とは何かが違う。
モゾモゾと木の葉の万年床がすれる音が聞こえ、部屋の奥の影が蠢いている。
いつもなら切り株の上に眠る親父の姿も無く、大方どこかで将棋をさしたまま戻ってこなかったのだろうが…

「…ぅん…」

部屋の中、かすかに聞こえた少年のものではない声色。
蠢く影は1人のものではなく、2人の影が重なり合って1つに見えていた。

木の葉の上掛けから上半身を除かせて、下に組み敷いているのは同じく裸体のねこ娘。
先ほどの声の主はこの少女であった。

簡素な造りの家の隙間からさしいる光に照らされた、緑の万年床の良く栄える彼女の淡い髪は乱れて
普段なら彼女のトレードマークでもある大きなピンクのリボンも、今日は布団の袂にその場所を変えている。

薄暗い部屋の中晒された白い肌は光るようで、小さな胸の頂きを彩る胸飾りを摘み上げれば、少年によって馴らされたそこは素直に快楽を与えた。
小さな胸を震わし、熱い息を漏らせば、鬼太郎は満足感に満たされる前に欲情がそそられて我慢が成らない。

幼く愛しいこの少女に、色情を教えたのも自分。
淡い蕾みを色付かせ、女にしたのも、この艶を引き出したのも
この表情を見せるのも自分だけ。

無垢な少女に良くは無いと思いつつも与えてしまった色に、つい溺れがちの自分がいる。
あまりにも甘露な交わりに、いつも抑制が利かなくなって
それを許してくれる少女にいつも甘えてしまう。

今日もまた、親父が戻らぬ事を良い事にねこ娘に甘えたのだった。
幼さ残る掌を重ね合わせ、ぷるりと弾力のある小さな唇に口付けを
既にねこ娘の女性である象徴に打ちつけた楔で逃れる事は許さない。

カサカサと言う木の葉の布団の音と比例して中層が激しさを増し、絡む指先はどこかそそられるものがあり
やがて共に迎えるその果てに向かい駆け上がってゆく。

少年がいつも以上に異性として感じられるこの行為は、少女を僅かながら怯えさせた。
合わせる肌の回数は増し、痛みを伴う事も減ったが、まだ快楽に身を任せる術は備わっておらず
気を失う瞬間はどんなに少年が強く抱いていてくれたとしても、どこか見知らぬ所に飛ばされそうで…

恐くて…恥かしかった。

互いに生まれたままの姿で翌日を迎えれば、鬼太郎が決まって言う事が有った。

薄暗い部屋の中晒された白い肌は光るようで、小さな胸の頂きを彩る胸飾りを摘み上げれば、少年によって馴らされたそこは素直に快楽を与えた。
小さな胸を震わし、熱い息を漏らせば、鬼太郎は満足感に満たされる前に欲情がそそられて我慢が成らない。

幼く愛しいこの少女に、色情を教えたのも自分。
淡い蕾みを色付かせ、女にしたのも、この艶を引き出したのも
この表情を見せるのも自分だけ。

無垢な少女に良くは無いと思いつつも与えてしまった色に、つい溺れがちの自分がいる。
あまりにも甘露な交わりに、いつも抑制が利かなくなって
それを許してくれる少女にいつも甘えてしまう。

今日もまた、親父が戻らぬ事を良い事にねこ娘に甘えたのだった。
幼さ残る掌を重ね合わせ、ぷるりと弾力のある小さな唇に口付けを
既にねこ娘の女性である象徴に打ちつけた楔で逃れる事は許さない。

カサカサと言う木の葉の布団の音と比例して中層が激しさを増し、絡む指先はどこかそそられるものがあり
やがて共に迎えるその果てに向かい駆け上がってゆく。

少年がいつも以上に異性として感じられるこの行為は、少女を僅かながら怯えさせた。
合わせる肌の回数は増し、痛みを伴う事も減ったが、まだ快楽に身を任せる術は備わっておらず
気を失う瞬間はどんなに少年が強く抱いていてくれたとしても、どこか見知らぬ所に飛ばされそうで…

恐くて…恥かしかった。

互いに生まれたままの姿で翌日を迎えれば、鬼太郎が決まって言う事が有った。


でも

「スキ…」
「…うん」

等と抱きあったりしようものなら、ねこ娘の穏やかな幸せの一時は瞬く間に消えて
鬼太郎の幸せな一時に早変わりするとか。

決してねこ娘が不幸なわけではないのだが…

―――どうして鬼太郎は、何時も二人っきりになると…エッチなコト…したがるのかしら?

目覚めの抱擁の中、頬を赤らめたねこ娘はチラリと鬼太郎を見た。
それは、ねこ娘自身にだけに向けられる欲求なのだと言う事には気が付かずに居る。

「男が助平でなければ人類は滅亡している。」

誰かがこんなような事を言っていた。
そう考えれば鬼太郎も、ねこ娘の前では「ゲゲゲの鬼太郎」ではなく「ねこ娘」という名の少女を愛する、ただの少年なのだろう。


おしまい
>295と>297の間>296は>295のダブリのため抹殺

「…昨日のねこ娘も…可愛かったよ。」

そう鬼太郎の口から聞かされると、頭から爪の先まで紅くなったかと思うぐらいに身体が熱くなり
鬼太郎のほうを見ることが出来ない。
触れられてあんなに恥かしい声がつい漏れてしまい、恥かしくて包み隠した居場所も鬼太郎に晒され…触れられては
―――また、声が漏れて…

昨日の行為を思い出しながらか、皇かなねこ娘の肌に甘えるように頬を摺り寄せてはポツリと呟かれる台詞が恥かしくて恥かしくてたまらない。
そんなねこ娘の心中を知ってか知らずか、羞恥で鬼太郎のほうすら向く事が出来ずに固まっているねこ娘の肌に触れて甘えているうちに、
精力溢れる若い鬼太郎は煩悩を刺激され、ねこ娘が欲しくてまた求めてしまう。
目覚めた早々に…と言う事もしばしばで

精通した鬼太郎とは違い、初潮も迎えておらず女性として身体も出来ても無いねこ娘には
身体を求めるほどに強い性的欲求が理解できずに居る。

それでもやはり鬼太郎に求められれば身を許してしまうのは何故なのか…と。
激しい行為の後に共に眠りについて目覚めれば
少年の温かい腕の中で、行為を思い出して赤面してもどこか心は温かく
そっと目蓋を開けて顔を覗けば幼い寝顔の鬼太郎。

いつもののんびりとした雰囲気のねこ娘以外の皆も良く知る鬼太郎の面影。
あまりにも愛しくて、キスしてしまうと寝ぼけ眼の鬼太郎が目覚める。

ボーっとしてボリボリと頭を掻く様子に、鬼太郎らしさを感じて

「おはよ、鬼太郎♥」

チュ…と頬に唇を落とせば、とたんに顔を赤らめる鬼太郎がやっぱり好きで
この鬼太郎がみたいから床を共にするのだろうかと。
299名無しさん@ピンキー:04/05/10 09:16 ID:z5U+iqJl
>231以降に投下されたSSでつ

鬼太郎×ネコ娘(3期)媚薬>>234-244
鬼太郎×ネコ娘(3期)(媚薬の)おまけ>>249-252
鬼太郎×ネコ娘〜ネズミ男×ユメコ(3期)視線>>256-265
鬼太郎×ネコ娘(3期) 『糸売・猫イヒ』>>269-280
鬼太郎×ねこ娘(4期)その…理由(ワケ)>>294-295>>298>>297
300名無しさん@ピンキー:04/05/10 12:51 ID:LSoEYO8v
毛目玉神、乙であります!
テレコの代わりにSS目次作ってくれる誠実さにハァハァ(w
萌え萌えなねこタンをごちそう様です。

15日発売というと、もう今週末ですね。
289氏の描かれたねこ娘の服装を見て、以前毛目玉神の書かれた
パラレルものと、初代スレの妖力封じの首飾りを思い出しました。
あの首もとの鈴は、やはし鬼太郎が付けた所有の証かと。
それともドラミちゃん的存在になるのかと。
俄かに気になってきてしまいました。
301倉庫番:04/05/11 01:14 ID:L8ya++Rt
>>299 毛目玉氏
おまとめありがとうございますた!

毛目玉神、411神、ありがたく収納させていただきました!
事情により(サイトうpする等)掲載拒否される場合や
改稿・改名・訂正などご希望ありましたら避難所掲示板や
メールでご一報いただければと思います。

現在275KBということは、このスレも折り返し地点でしょうか。
いつも名無しでこそこそとハアハアしてますが
これからも数々の職人様の作品を楽しみにしてます!
302名無しさん@ピンキー:04/05/11 09:31 ID:S+SkfmaG
>300氏ありがd
 >ドラミちゃん的存在になるのかと

うわあぁぁ…なんか嫌だ(w
とりあえず絵柄とキャラ設定&ストーリーが気になりますヨねぇ
猫タンにはゲゲゲの森のアイドルで鬼太郎の幼馴染&一番のガールフレンドで居てホスィ

>301倉庫番様・毎度毎度モツカレーです。
他の方もたまには倉庫にまとめられたSS見て末か?
ぶっ続けで読み進めていくと、禿しく(;´Д`)ハァハァして
…(・∀・)イイ!! ゾ(w

2期猫タンや水木作品で(;´Д`)ハァハァさせてくれたネ申は何処逝っちゃったんでつかねー?
漏れのSSはイマイチ読み返すと(;´Д`)ハァハァが足りないので、お手すきな時にでも、SSを恵んでホスィこの頃でつ
303名無しさん@ピンキー:04/05/11 11:53 ID:ymfjiKAd
>>302
>2期猫タンでハァハァ
どのSSが1番でしたか?
鬼太郎絡み?質屋に身売り?
漏れはいずれもスカートの中を探る件とかでハァハァでつ。
3期以上に恥線に毛が生えてるのが強調されてる気がするのは何故でしょう?
今、2期の目目連のビデオを観てますが、露骨なパンモロと綺麗な足に萌え〜
SSもイイけど、
スカートが捲れる、
ブラジャーを外す、
尻見せながらパンティを脱ぐ、
妖怪絵描きモドキ氏のような縦筋(毛生え)モロ見え・・・ETC
2期猫タンの絵も見たくなった今日この頃です。
絵師様降臨キボン
304名無しさん@ピンキー:04/05/13 07:57 ID:zwgh59q+
>303

漏れは基本的にスキモノなのでどのSSも美味しくいただきますたが
そのSSも改めて読み返すと、新たな(;´Д`)ハァハァがハケーンできるんでつよ。

スレが稼動しなくてチョトさみスィので書き途中でつがチョビチョビ置いて逝き松


――― あっ…にゃ…ぁん…き…きたろぉ… ―――
――― 可愛いね…ねこ娘は…ここがもう…こんなになってるよ? ―――
――― やっ…やぁん…そんなにしちゃ…だめぇ…っ ―――



交わりの中、何時に無く責める鬼太郎に翻弄されるねこ娘の姿が有った。
それは言葉でも…手淫でも…ねこ娘の弱い部分を集中的に


――― あぁ…もう僕の指もヌルヌルだ… ―――
――― ひぁっ?!…ふにゃぁあんっ!! ―――


濡れそぼった指で、散々の手淫により腫れあがり敏感になっていた肉芽を爪で弾かれて悲鳴をあげた。

「やっ…やぁ…おかしくなっちゃうよぉおっ!!」

突如出した自分の声があまりにも大きくて飛び起きた。

…や…やだ…あたし―――
なんてエッチな夢を見ていたんだろう…

生々しい夢―――まだ体中に鬼太郎の唇や指の感触…体温さえも残っているようで
ぎゅっと自分の身体を抱くと、仄かに甘い痺れが走り吐息が漏れた。


…鬼太郎

今まで何度か肌を合わせては来たけれど、何時も鬼太郎は優しくて、夕べのように激しく扱われた事は無かった
なのに何故―――?あんな淫らな夢を見たのだろう。
ねこ娘は、顔を赤らめて夢のせいで前進びっしょりと汗をかいている事に気が付いて、汗で張り付いた前髪を拭った。

「昨日の残り湯…まだ、こぼしてなかったわよね…」

のそりと寝床を後にすると、小さな浴室へ向かう。
案の定、夕べのお湯はぬるまってはいたが残っていた。

桜色の小さな唇からこぼれるため息一つ。
寝間着を脱いで、身一つになれば…もしかして夕べの夢の中の情交の跡が肌に残っているんじゃなかろうかと変な心配をした。
それほどに夕べの夢は…生々しかった。

恐る恐る、胸元に目線を落せば白い肌にくっきりと残された紅い花びらの跡。

「う…うそぉ…っ…」

でも、アレは夢…もしかしたら先日鬼太郎にされた痕が残っていただけなのかもしれないと思い直してお湯を浴びる事にした。
するりと抜いたショーツに隠された、少年だけが知る秘密に微かにもどかしさが走る。

残り湯には熱さはなかったけれど、汗でべたついた肌には心地よく、石鹸を泡立てて肌を洗う。
先ほど気が付いた胸の痕に指が触れれば、ジン…として

鬼太郎が口付けていた様子がホログラフィのように目蓋に浮かんだ。
泡立てた指先が胸元をかすめると、まるで鬼太郎にされたように痺れが走る。

・・・つづく


「にゃ…ぁんっ…」

漏れた声に赤面し、思わず口をつぐんだ。
指先に触れた感触を確かめる様に見れば、小さな胸飾りはツンと立ち上がっていて、ねこ娘はますます顔を赤らめた。
これじゃ…まるで―――

既に兆していたその場所に、つるりと指を滑らせれば、石鹸や浴びた残りでもない滑りと潤いに身震いして、
浮かんだ思いを掻き消すように、首を左右に振り身体を手早く洗い流し、さっさと着替えると逃げるように家を飛び出した。

飛び出した痕は何処を堂彷徨ったのか覚えてない、ずっと下を向いて歩いていた道に見覚えがあるような気がして、顔を上げればいつのまにか鬼太郎の家が見えるほど近くまで来ていた。
夢を思い出し、鬼太郎に会うのが恥かしくなったねこ娘が背を向ける。

「やぁ、ねこ娘。僕の家へ遊びに来たのかい?丁度良かった、あがっておいでよ。」

振り返ったその場には鬼太郎がいて…ねこ娘の動向は驚きのあまりキュゥ…と細くなる。

「き…鬼太郎…」

目が合ったとたんに頬を染めて顔をそらしたねこ娘の、手を取り鬼太郎はゲゲゲハウスへと導いく。
今日一番会いたくなかった鬼太郎に手をとられて、逃げる事もままならずゲゲゲハウスに入ってしまったねこ娘はいたたまれず、鬼太郎から顔をそらす事しかできずに居る。
恥かしくて、声をかけることも出来ない。

「ほら、ねこ娘。おばばに柏餅を貰ったんだ。おあがりよ。」
「…ぅ…うん…ありがと…」

横を向いたままの視界に、柏餅を持った皿と鬼太郎の手が映る。
どうしよう…あたし…

こんな態度のままでは何も知らない鬼太郎は気を悪くしてしまうと思っても、如何のしようも無い。
もう、泣き出したいぐらいに気分だ。

「ねこ娘―――元気ないね…どうしたんだい?」

後から優しく抱きしめられて、トクリと胸が高鳴る。
やがて頬にも熱が上がってきて、ねこ娘はますます困ってしまった。

「…なんだか、心配だなぁ…」

鬼太郎の優しい抱擁に、ねこ娘はますます頬を赤らめるだけだ。

どうしよう…どうしよう…

「…あたし…っ」
「うん?」
「…な…なんでもないっ!」

とても言えやしえない、あんな夢の事など。

「…ねこ娘がそういう時は”何でも有る”んだろう?話してごらんよ…」
「…言っても、あたしの事…変だって思わない?」
「思わないよ。」
「…笑わない?」
「笑わないさ。」
「…変なコト…言わないでね?」
「うん、解った。」

急かす訳でもなく、ねこ娘の注文に鬼太郎は答えた。

「…きたろ…も…な…見る?」
「え?」

消え入りそうに細く、それはあまりにも小さな声で聞き取れなかった。
309名無しさん@ピンキー:04/05/14 23:16 ID:/y9vwB5F
キタ━━━━━━━━ヽ( ゚∀゚)ノ━━━━━━━━!!!!

はぢらう猫タンに(;´Д`)ハァハァ
でもチョト天然なお誘い入ってるトコロに(;゚∀゚)=3ムッハー
どんな悪戯なんですか!?続きが気になります!!
310名無しさん@ピンキー:04/05/17 02:07 ID:mjRNwrWS
始まりましたな、ボンボン連載(`・ω・´)
流石にこの歳であれ買うのは恥ずかしかったよ・・・w
今まで新規アニメが始まるたびに驚愕してたから、あんなもんかなーと思う。
初回から猫娘出てたのは良かった!萌え度は四部には敵わないけど。
一人称「あたい」、鬼太郎のことを「鬼太郎さん」呼び。
新たな猫娘像をハァハァしながら模索したいところでつな。
月刊ペースというと、単行本化は年一ペースぐらいなんだろうか。

>302>303
禿しく同意!SS神も絵神もご降臨、座してお待ちしてます。
>305-の毛目玉神のチョビチョビ投下の焦らしプレイに身悶えしてますよ・・・
311名無しさん@ピンキー:04/05/17 08:49 ID:Do17tOpd
はじまりますたねR。何気に猫タンが「鬼太郎さん」と呼んでいるのに萌

>309-310サンクスコ。SSが全然進んでいなくて、焦らし投稿しか出来なくてスマソ…挫折しそう(;´Д`)ハァハァ
>308の続き



「…鬼太郎も…エッチな夢…見るの…?」
「!」

突然の質問に鬼太郎は顔を赤くした。
そりゃぁ、見ないといえば嘘だ。むしろ、頻繁に欲望を反映させたような夢を見ている。
その夢のせいで、朝一でパンツを洗うコトだってしばしばだ。
暫く頭の中に巡った答えに、ふと視線を落せば顔を覗き見るようなねこ娘と視線が合う。
しかし、ひとたび視線が合えば赤ら顔のねこ娘はすっと顔をそらした。

それで鬼太郎は察したのだ、ねこ娘が夢を見たのだと。
思わず笑みがこぼれそうな口元を無理に閉じると、不自然に歪んでしまう。

「…ねぇ、ねこ娘も”エッチな夢”…見たの?」

肩口から頬に触れるように唇を這わせれば、ねこ娘の身体はビクンとした。

―――図星だ。

いけないとは思いつつ口元が歪むのを押えられない。

「僕は良く見るよ…?ねこ娘と…する夢…。」

もっとも、夢の中では欲望のままに荒くねこ娘を扱ってしまう事も有るが、夢の中のねこ娘は鬼太郎のどんな激しい行為にも悦んでくれた。
現実のねこ娘にしたら壊れてしまうかもしれない激しい行為にも、答えてくれた。

「ゃッ…ちが…あたしは…っ。」
「ねこ娘は…僕の夢を見てはくれないの?」
「そ…そんな事…ないよ…」
「それじゃぁ教えてよ…ねこ娘の夢に出てくる僕としたこと…」

鬼太郎の言葉を聞いたとたんにねこ娘は硬直した。
いえる訳が無い…あんな恥かしい事…淫らな夢…

「え…ええっと…」
「上手く説明できない?それじゃ僕の夢に出てきたねこ娘としたこと…教えてあげようか?」
「えっ…?」

そう言って、振り返ってしまったのが拙かった。
振り返った頬に鬼太郎の手が添えられて、唇が奪われそのまま下に組み敷かれる。
じわりと押さえ込むように、鬼太郎の手がねこ娘の手に重なり、やがて指が絡み合う。

まだ、夢に捕われたままのねこ娘は、突然の鬼太郎の行為に動揺しながらも急激に身体が高鳴るのを感じた。
ドクンと心臓が脈を打つ。まだ記憶に残された鬼太郎の感触が、現実のものとなり熱が込上げてくる。

口膣を這いまわる舌の動きは滑らかで、ゆるゆると探られれば理性も蕩け始めて
ねこ娘の肌がほんのりと染まり始めれば、身体が呼応している事に気が付く。

小さな胸が下から押し上げるように上下し始めても、口付けは治まらない。
歯の一つ一つを探るように、丁寧で緩やかに舌で探りつづけた。

やがて、小さく薄い舌が誘われるままに絡むと、今までの優しい口付けは激しく変容する。
互いの唾液が絡む水音が増し、口端からはどちらのモノと持つかに透明な液が溢れたが、ねこ娘の小さな舌ごと、鬼太郎は吸い込んだ。
314411 ◆NECOkE/60g :04/05/18 01:43 ID:F17UhsZn
>挫折しそう(;´Д`)ハァハァ
いやいや、焦らし投稿でもこちらで勝手に(;´Д`)ハァハァ させて頂きますので
どうぞ頑張って下され(;´Д`)ハァハァ 楽しみにしてまつ。

ボンボン読みました(´・ω・`)
お嬢様スタイルの猫娘に(;´Д`)ハァハァ服の裾が膝下というのは・・・キビシー(w
このぶ厚く覆われた壁を、鬼太郎は攻略できるのでしょうか。
うっかり鬼チ太郎入れてしまいたくなりますが、ここはまだ静観で。
鬼太郎が軽い感じがしたので、こんなふうですかね。割り込みコネタで失礼します。

校舎裏からの帰り道。
上空の風に乗り、ひらひらと進む一反もめんの上、鬼太郎の背後には猫娘が寄り添っていた。
ついさっきまではねずみ男に散々引っかき攻撃を食らわせていた猫娘であったが、
漸く怒りが解けたのか、大人しく黙り込んだままだ。
鬼太郎はといえば・・・。
おりたたみ入道の腹から抜け出した時、小脇に抱えた猫娘の腰の感触がまだ腕に残り、
何とはなしに頬が火照るような、不思議な気分に捕らわれていた。
思いのほか細くくびれたウエストライン。肩に触れた柔らかな胸元。
普段は首元から膝下まできっちりと、厚手の紺紫のワンピースに覆われ、
大きなリボンにまで阻まれた猫娘の体の感触に、何かいけない事を考えてしまいそうで
ブルンブルンと首を振るえば、頭上の目玉おやじが慌てて前髪にしがみついた。
 「なあ、猫娘?いったいどうしてねずみ男の口車になんて乗ったんだい?」
 「え・・・」
振り返れば、猫娘もばつが悪そうに頬を赤らめた。
まさか「妖怪界のアイドルにコクりたい奴がいるんだってよ」などと言う
ねずみ男の軽口に引っかかったなどと、恥ずかしくて言えない。
 「た・大した事じゃないよっ。ただ・・・用があるって、呼び出されただけで・・・」
 「けどさ。君はねずみ男とは仲が良くないっていうのに・・・?」
 「ん・・・そうなんだけど」
ちろりと上目遣いで鬼太郎の顔を見上げて、慌てて視線を下げたすぐそこに
おりたたみ入道の大口に喰らいつかれた腕の傷を見つける。
 「うん?」
 「・・・これ、帰ったら手当てしなくちゃね?」
 「え?ああ。こんなもんはすぐ治るよ。それよりこの学童服のほうがなぁ・・・」
食いつかれた時に引き裂かれた袖口が風に舞い、鬼太郎は苦笑いを浮かべた。
 「うん、これも繕ってあげる」
 「サンキュ」
長く愛用していた学童服に愛着があるのか、それとも与えてくれた父に対して気まずかったのか。
繕いなおせると分かると、鬼太郎は安心して微笑んだ。
しかし猫娘は不平がましく眉根を寄せて、じっと鬼太郎の顔を見上げる。
 「ばかね、お洋服よりも鬼太郎さんの体のほうが心配だわ」
 「え?」
心配そうに口元をつぐませるや否や、猫娘はそっとその傷口に唇を添えた。
 「!」
傷口を舐める猫娘の舌。しっとりとした柔らかな感触に鬼太郎は口を真一文字に閉じる。
それは、ついさっきからずっと心の片隅にあった、いけない気分を増長させるようで・・・
もうすでに瘡蓋と化した傷跡の上を前後する、痛痒さとくすぐったさが、
奇妙な痺れとなって、硬直した身が幽かに震えた。
 「・・・あ、痛かった?」
 「い・いや・・・。このくらいどうってことはないさ」
また強がってる・・・と、猫娘は目を細めてくすくすと笑う。
 「帰ったらすぐ手当てしてあげるからね」
 「う・うん・・・」
さくらんぼのような唇に付いた血を、ぺろりと舌で舐め上げた猫娘を見て、
鬼太郎は慌てて前を向いた。
その舌の感触を、腕ではないどこかで味わいたいような気がしたが・・・
またブルンブルンと首を振り、危うい妄想を払拭した。
見下ろせば次第に見慣れたゲゲゲの森に近づいている。
高度を下げた一反もめんに合わせ、猫娘も鬼太郎の背にしがみついた。
 「・・・」
脇から胸元に伸ばされた猫娘の腕。背に当たる頬の感触と・・・
鈴に阻まれた柔らかな胸の感触が掠める。
自然と火照った鬼太郎の頬を、五月の爽やかな風が通り過ぎた。

<了>・・・Rの猫娘がまだつかめない・・・。
317名無しさん@ピンキー:04/05/18 09:00 ID:XavPkazx
411氏キタ━━(゜∀゜≡(゜∀゜≡゜∀゜)≡゜∀゜)━━!! 
ボソボソネタ乙です。

連載が月1だとなかなかキャラクターの把握が難しいでつよ。
攻略ではないんでつが、漏れとしてはあのワンピースの腰元に有る大きなリボンを解く時が(;´Д`)ハァハァするのではなかろうかと!
お戯れを…いけませんわ…あーれー…と、こんな感じで(*´Д`)ハァハァ

>服の裾が膝下というのは

思わずパンティではない履物を想像してしまいますた
あれはなんと言うのだろう…ズロースか?..._| ̄|○
318名無しさん@ピンキー:04/05/19 00:57 ID:XTXN4P7X
>>317
ズロース、、、ワロタw
これのことかな?
ttp://images.google.com/images?q=%E3%83%89%E3%83%AD%E3%83%AF%E3%83%BC%E3%82%BA&btnG=Google+%E6%A4%9C%E7%B4%A2&hl=ja&lr=&ie=UTF-8

言われてみれば確かに穿いてそうな…
というかRの猫タンはゴシックロリータだったのか!?w
ゴスロリというものには萌えないタチなんだが、猫タンなら許すw
319名無しさん@ピンキー:04/05/19 08:09 ID:WrjlPbVw
>318サンクスコ
SOREだYO!!あの成りからすると、あのスカートの下はこのイメージ!
漏れ的にはこれが一番近いかな
ttp://images.google.com/images?q=tbn:KF3YiBkZNlQJ:www.rock.sannet.ne.jp/punk/syasin/sd_0075.gif

ゴスロリ=ゴシックロリータの意味が漏れには良く解らんのだが
鬼太郎スレでは、魔女ッ小設定か?という声もアタネ

1話の感じだと、まだ淡い関係と見受けられる鬼太郎と猫娘だが、今後の2人の展開が楽しみで津名(w
320名無しさん@ピンキー:04/05/20 02:05 ID:7H39iuON
どうやら語源は同じみたいですね<ドロワーズ,ズロース
ttp://www.excite.co.jp/dictionary/english_japanese/?search=Drawers&match=beginswith&dictionary=NEW_EJJE&block=37149&offset=1004
Englandをイギリス(えげれす)と聞き取った時代の名残りかもしれませんな。

すっかり半角板のようなスレ進行ですね(w
∧_∧    
(´・ω・`)  お茶でも飲みながら
( つ旦O   悪戯の続きをマターリ待ってまつ
と_)_)  
321名無しさん@ピンキー:04/05/20 08:18 ID:mkLq51xg
ズロースって和製英語?!
>320漏れの事は気にせずにSSをっ…SSの投下おぉおおをぉゅ(゚Д゚)!!
てか、憑依ネタが気になりますがな。

人大杉で皆行方不明になってしまったんでつかね?
322『痴女の霊』-1 ◆NECOkE/60g :04/05/21 02:45 ID:Zgg3OjLB

<注意>
三部、鬼太郎×ネコ娘。ネコ娘憑依ネタ
前半戦はネコ娘(中の人が痴女)×鬼太郎。苦手な人はヌルーよろしこ


地獄の谷を渡り、三途の川を舞い戻り、ひとつの幽体がゲゲゲの森に辿り着いた。
古の時代、その身ひとつで男を手玉に取った痴女の霊である。
痴女は不老の力を得て妖怪となったが、妖女となってもまた同じように男連中を惑わし、
様々な罪を扇動した咎で閻魔大王に地獄送りにされたのだった。
数百年、壷の中でどろどろに溶かされていた痴女の体はまだ再生していない。
霊体と化した痴女の魂は、刑期を終えて戒めの蓋を開いた瞬間にカラス天狗達から逃げ去った。
 ───あーあ、のんびり寝てるのも悪かなかったけど、300年は長過ぎたよ。
上空から見た世界は随分と姿を変え、自然と馴染みのある空気を求めてゲゲゲの森に入っていく。
 ───そろそろ肌身が恋しいねえ…。けど霊体じゃぁ情事のひとつもできやしない。
どこかにいい器はいないかと探すうちに、道を進む一人の娘を見つけた。
手にした風呂敷包みからは美味そうな匂いがする。
痴女は空腹感というものを思い出して、その娘の背後へ近づいた。
323『痴女の霊』-2 ◆NECOkE/60g :04/05/21 02:46 ID:Zgg3OjLB

 「・・・あれ?」
背筋に走った悪寒に気付き、ネコ娘が振り返る。
そこには今来た道。ネコ娘の家からゲゲゲハウスへ向かう道があるだけだ。
 「気のせい・・・かな」
釈然とせず向き直った瞬間。
 「ン!?」
開いた唇から白い気体が飛び込んできた。
 「ガッ!・・・んんっ、ふっ・・・・・・」
ぺたりと地に尻餅をつき、四散していく意識に任せてぎゅっと目を伏せた。
 「・・・・・・・・・」
しかしそれも一瞬のこと。
ぱちりと瞳を開いたネコ娘は立ち上がり、背についた土をぱんぱんと払い落とした。
ついでにその尻、胸、腰周りに手を走らせて頷く。
 「ふうん。餓鬼かと思ったけれど、悪くないじゃないか」
ネコ娘の身に宿った痴女は、取り落とした風呂敷包みを広げ、
重箱に並べられたまたたび餅に舌鼓を打つ。
 「美味い美味い。あぁ地獄ってのはシャバとは違って味気ないところがいけないねえ」
生身に戻った満腹感を味わいながら、痴女は考え始めた。
 ───どうせ閻魔の耳に入れば直に連れ戻されるんだ。それまでは・・・
身の内に眠りつくネコ娘に向かい、聞こえないだろうが囁いてみる。
 「ちょいとこの体を借りるよ♪」
腹もくちて立ち上がり、もう一度身なりを眺める。
 ───こんな幼稚な格好じゃぁ男を誘うこともできやしないねえ・・・
少女の赤いジャンパースカートをくるり回って翻し、痴女は考えた。
 「よし。町へ出て粋な服でも手に入れるかい」
上空から見た時に、森を抜ける地図はだいたい頭に入っている。
生身では飛んで行くこともできないのが不便ではあったが、
踵を返して道を戻って行った。
324『痴女の霊』-3 ◆NECOkE/60g :04/05/21 02:48 ID:Zgg3OjLB


道の途中、向かい側から少年の姿が近づいてきた。
 ───・・・人間の子?いや・・・妖怪か?
もの言いたげにじっと見つめてくるが、閻魔大王の追っ手にしては幼過ぎる。
痴女はちらりと視線を走らせただけで、興味なさげにすれ違おうとした。
 「・・・おいネコ娘?」 「あん?」
それはこの体・・・この娘の名前なのだろうか。
 ───知り合いなのかい?面倒だねえ・・・
 「はぁい」 「あ、ああ。どこへ行くんだい?」
じっと上目遣いに凝視する大人しそうな少年の姿に、痴女はくすくすと笑い出した。
 ───いくらご無沙汰だからって、こんな餓鬼が相手ってのも・・・ねえ。
 「ちょっと町にね」 「町?ふうん・・・何の用事だい?」
 「ウフフ。アタシのい・い・人を探しにね♥」
 「いい人・・・?」
少年の表情が険悪に沈んだが、痴女は気付かずに笑って言った。
 「坊やには関係ないことよ。それじゃぁ・・・」
 「ちょっと待てよ。いい人って・・・誰の事だよ」
掴まれた手首に力がこもる。
 ───何だい?まるでやきもちでも焼いてるみたいじゃないか。
 「何だい?悪いけど餓鬼はおよびではないよ。さぁその手を離しとくれ」
 「ネコ娘・・・?」
振り解かれるままに手を離したが、今度は肩を掴んで引き止めた。
 「何すんだい!邪魔をおしでないよ」
鋭く牙を向いた”ネコ娘”の顔をじっと眺めながら、少年───鬼太郎は尋ねた。
 「・・・・・・君だって子供じゃないか。町へ出て何をするっていうんだよ」
 「決まってるじゃないか。実入りのいい男を掴まえて、いい事するんだよ」
 「・・・いい・・・事・・・?」
325『痴女の霊』-4 ◆NECOkE/60g :04/05/21 02:50 ID:Zgg3OjLB
 「坊やには解かりゃしないよ。女はね?十も越えりゃぁ体は大人も同然さ。
 身を持て余して、悶える性もあるってことよ」
鬼太郎は絶句し、また頬を赤く染めたが、すぐに頭を振って向き直る。
 「つまり、君は・・・町で、その・・・男を引っ掛けようっていうのかい?」
 「そういう事。さあ、その手を離しとくれ?」
しかし肩を掴む握力は力を増すばかりだ。
よくよく見れば、真っ赤な顔で俯いていた少年の体が震えている。
 「痛いじゃないか。離し・・・」 「駄目だ。絶対に、駄目だっ」
 「な・何言ってるんだい?アンタには関係ないだろ」 「関係・・・ない?」
見上げた目は怒りに尖り、痴女は女の勘を働かせてピンときた。
 「ああ。やっぱりアンタ、アタシに惚れてるんだね?」
 「・・・・・・そ・そう、だけど・・・?」
真面目な顔で言い返した少年の姿が愛らしくて、痴女はケタケタと笑い出した。
 「あーあそうかい、ありがとよ。でもね、アタシの乾きは餓鬼の体じゃ癒せないのさ」
顎に指を伸ばし、紅潮した顔を見ながらふうっと首筋に息を吹きかける。
思わずびくりと肩を震わせ、手を離した少年の姿を笑いながら痴女は振り返った。
 「待てよ!」 「痛い!何すんだい、乱暴だねッ」
苦悶の表情には怒気が見える。再び引き止め、力任せに引き寄せた。
痴女の言葉が止む。
引き寄せられるままに唇を重ねられ、反発の言葉は飲み込まれた。
 「ゥ・・・んん・・・♥」
押し付けられた熱い唇を貪るように吸いつく。
ちろりと舌を走らせれば、少年もまた興奮のままに咥内に舌を忍ばせた。
互いの舌を絡ませ吸い付き合う濃厚な口づけに、痴女は勘を取り戻す。
まだ馴染まぬ体だが、芯から湧き上がる官能の炎を捉えた。
326『痴女の霊』-5 ◆NECOkE/60g :04/05/21 02:52 ID:Zgg3OjLB
 ───・・・坊やの筆下ろしってのも・・・悪かないね♪
少年の背に手を回し、つつつ・・・と背の筋をなぞる。
同時に下半身を押しつけられて、少年はぴくりと反応した。
 「ん・・・ぅん・・・?」
学童服の半ズボンを押し上げたソレに気付き、痴女はくすりと口元を微笑ませて手を伸ばす。
 「うあ・・・ッ」 「ウフフ・・・元気なもんだねえ・・・?」
上気した顔で荒い息を落とす少年の顔をうっとりと見つめながら、
服の上からでも解かる強張りを掴み取る。
 「直接触って欲しいかい?」 「・・・・・・」
少年は何かを考え込むように押し黙り、歯を食い縛っていた。
 ───強情な子だねえ・・・
痴女の指がチャックを開くと、少年は弾かれたように反応して、
その手を引いて道端の木陰に引きづりこんだ。
 「その気になったかい?」
 「・・・君は、その・・・”乾き”が癒されれば、満足なのか?」
 「あん?」
真摯な目でじっと見つめられ、痴女は柄にもなく胸がきゅんと絞れるのを感じた。
 「アタシの乾きを癒やそうってのかい?坊やのその体で?」
少年が自分に向けた労りの言葉が胸を突いたが、ごまかすように嘲笑を浮かべた。
今まで体を交わした相手は星の数いたけれど、欲望以外で抱かれたことはなかった。
こっちも、打算以外で抱かれたことなどなかったのだ。
 「僕が満足・・・させてやるよ・・・」
327『痴女の霊』-6 ◆NECOkE/60g :04/05/21 02:54 ID:Zgg3OjLB
不意に辺りに暗雲が立ちこめ、遠雷が雲を伝って鈍く響いた。
閻魔大王の怒りを表すという雷鳴に痴女が気を取られている隙に、
少年の手がスカートの下に潜り込む。
 「んっ・・・ぁぁ・・・っ」
大木に身を寄りかからせ、少年の指が進むままに体を開く。
芋虫が這うように稚拙に蠢いた少年の指だけでは物足りず、痴女は自ら服を剥ぎ、
露になった胸を両手で揉み上げた。
少女の胸は、かつての熟れた体に比べれば未発達なものではあったが、
痴女の慣れた手つきに弄ばれれば、たちまち小さな肉芽を尖らせる。
 「ふっ・・・ぅん、あっ・・・ぁあん♥」
硬く突き出したつぼみを摘まめば、少女の体から快楽を引き出すのは容易だった。
焦れったいまでに恥丘を行き来する少年の手に腰を押し付けて、
貪欲な性を見せつけるように緩やかに前後する。
 「・・・ネコ・・・娘・・・」
途惑って目を見開いた少年に妖艶な笑みを浮かべ、強くその身を引き寄せた。
 「ほら・・・もうこんな欲しがってるんだよ?早く・・・入・れ・て♥」
甘い吐息混じりに耳元で囁くと、少年の指が肉襞をかき分けた。
 「あーんっ・・・も、もっとぉ・・・」
328『痴女の霊』-7 ◆NECOkE/60g :04/05/21 02:56 ID:Zgg3OjLB
 「・・・・・・」
導かれるままに進んだ指には、溢れ出す溶液が絡みつく。
誘うようにゆらめかせた腰の動きに、膣内までも収縮しているようだった。
熱い。燃え盛る欲情の炎に触れ、根元まで突き入れた指を締め付けられる。
痴女はひっきりなしに甘い声をあげながら、向かい合った少年の服を脱がせ始めた。
上着には触れない。必要なのは下半身だけ。
既に中程まで擦り下ろしたズボンをひき下ろし、下着の隙間からつつつ・・・と指を走らせた。
 「うっ・・・ン」
生温かい楔に触れると、堪らず吐息が漏れる。
 ───ふぅん・・・餓鬼の割には立派なもの持ってるじゃないか。
まだ毛も生えていないつるりとした強張り。覆われた包皮ごと握り締める。
トクリトクリと脈打つ血潮に触れ、痴女は舌なめずりした。
 ───もう何百年もご無沙汰だったんだ・・・たっぷり楽しませて貰おうかね。そして・・・
妖怪の精を吸い尽くすことで、痴女はまた妖力を得ることができる。
陰茎を弄ぶ痴女の手に煽られて、少年の眉が歪んだ。
 「・・・ねえ、もう・・・入れておくれよ・・・」
 「・・・・・・ッ」 「たっぷり・・・注いでおくれ?」
痴女の手が導くまま、鬼太郎は体勢を整えた。


<続く>
329名無しさん@ピンキー:04/05/21 09:30 ID:Qi+uuRyb
    〃〃∩  _, ,_
     ⊂⌒( `Д´) それからDO-なる?
       `ヽ_つ ⊂ノ
              ジタバタ

猫タン幾ら憑依合体とは言え、鬼太郎以外に抱かれたら廃人になっちゃいそうでちと恐い(((( ;゚Д゚)))ガクガクブルブル
妖怪化した痴女は凄いな
330名無しさん@ピンキー:04/05/21 15:24 ID:vfYD7kU0
いいところで…!!
続きが気になる(´Д`;)ハァハァ

ぼちぼち投下だと続きを予想する楽しみができてイイ!
ですが 気になってしょうがなくもあり。
331411 ◆NECOkE/60g :04/05/22 02:08 ID:KmvUQyue
>329>330
ありがdでつ。まだ書き途中でオチを模索中ですが、がんがります(`・ω・´)
三田ゆうこなら、三部猫タンと痴女の声をうまく分けて演じるだろうなとハァハァ思い描いてみます。
最近みかけないように思えるのですが、声優学校の講師が忙しいのかな。
それとも洋画の吹き替え方面で活躍してるんだろうか?(吹き替えあまり観ないから分からん・・・)

>鬼太郎以外に抱かれたら廃人になっちゃいそうでちと恐い(((( ;゚Д゚)))ガクガクブルブル
実はそういう感じのネタ考えてしまった事もアターリ・・・
毛目玉氏の猫屋設定(様々な世界のネコムスメの集う宿)をお借りして、
鬼太郎がメリーと結婚してしまった世界のネコムスメが、
猫屋の一角にある遊郭の間で遊女として客を取る・・・
(絶望して廃人同然の、狂ったネコムスメ。身売りも、鬼太郎の結婚資金を援助する為だったり)
二部猫娘はその存在を知っているが、三部・四部猫は知らず、
ウカーリベットメイキングで部屋を訪れた三部猫が、そのネコムスメに出会い・・・
鬼太郎と結ばれることのない平行世界も存在する事を知り・・・というお話。
我ながらなんつーネタを考えたんだ・・・で、却下しますた(((( ;゚Д゚)))ガクブル
332『痴女の霊』-8 ◆NECOkE/60g :04/05/22 02:10 ID:KmvUQyue

ネコ娘の肩を掴み大木に背を押し当てる。
辺りは薄暗く、今にも雨が降ってもおかしくないほど、どんよりと曇っていった。
 「さあ・・・来て?」
うっとりと目を細めたネコ娘の顔をじっと見つめながら、鬼太郎は己の先端を秘裂に押し当てる。
 「ん・・・♥」
ネコ娘の腕が肩に回り、縋りつくように引き寄せる。
姿形は変わらない、いつものネコ娘だ。
 「あ・・・あぁあんっ!」
惜しげなく上げた甘い喘ぎもいつもと変わらない。
迎え入れた鬼太郎の自身を締め付ける肉襞も同じだ。しかし・・・
 ───ネコ娘じゃ・・・ない───
奥まで突き立てればたちまち濡れそぼった肉壁に締め上げられ、
貪欲なまでに鬼太郎のモノを求めていることが解かる。
 「ひっ・・・あ、ああっあぁあんっ!も、いいっ・・・イ・・・イイーッ!」
あられもない声を上げて前後する動きを促すネコ娘を前に、
鬼太郎は燃え上がる痺れとは裏腹に冷静な思考を引き寄せた。
これが本当にネコ娘だったなら・・・。発情して自分を求める姿であったなら、
よかった。しかしその口からは一向に自分の名が囁かれない。
 「ふっ、くぅ・・・アン、あっ、あっ、あっ・・・あぁあっ!」
立ったままのネコ娘が爪先立ちになるほど突き上げて、胸肌に舌を沿わせる。
この身も、この感触も変わらないけれど・・・。
 「・・・お前は・・・誰だッ」
333『痴女の霊』-9 ◆NECOkE/60g :04/05/22 02:11 ID:KmvUQyue
 「あっ、あふん・・・ぇ・・・ええっ?」
奥まで突き入れたまま、ぴたりと動きを止めれば、堪らず蜜壷は収縮する。
止まらぬ欲情にじわりと涙を浮かばせて、ネコ娘の姿をした女は、
恨めしそうに鬼太郎を睨めつける。
 「な・なに言って・・・んだい。こんなところで・・・放り出さないでおくれよ・・・」
 「君が欲しいのは・・・これ、だろう?」
ズンッと一度大きく突き上げれば、首を伸ばして悦びの声を響かせる。
 「満足したら、ネコ娘の体から出て行くんだな?」
 「ええ・・・?」 「約束・・・してくれ」
もうすっかりばれている事を知り、痴女はふうと息をついた。
 「・・・ああ、いいさ。本当に満足させてくれるんならね、思い残すことはないよ」
痴女の瞳がぎらりと光る。
このまだ幼い体から妖力を吸い取るのは簡単だと高を括ったのだ。
かつて身を交わした大妖怪たちでさえ、達した直後は無防備で、
どんな力を持っていようと、赤子の手を捻るほど容易に妖力を吸い取れたのだ。
 「さ、たっぷり可愛がっておくれ?アンタだって・・・我慢できやしないんだろう」
赤い舌を覗かせて指先を咥え込むと、湿らせた指はすすす・・と鬼太郎の背後に伸びた。
 「ンウ!?な、何をするんだッ」
菊座から指を忍ばせた感触に、鬼太郎は驚いた。
痴女はくすくすと微笑みながら指を進め、窮屈な体内の一点を探る。
 「クッ・・・アァッ!?」
内側から前立腺を突かれて、膣内に打ち込まれたままの肉茎が更に膨張して硬度を増す。
未知の異物感、意外な攻撃に鬼太郎は力を失くして尻餅をついた。
334『痴女の霊』-10 ◆NECOkE/60g :04/05/22 02:14 ID:KmvUQyue
 「あんっ♥ ウフフ・・・この程度で驚いていたんじゃぁ、アタシを満足させられないよ?」
叩きつけられるように上に乗っかった痴女は、膣内に突き上げた痺れに声をあげる。
上になったほうが動き易い。痴女は鬼太郎の胸に手をついて腰を回し始めた。
 「うふっ・・・ゥン・・・あ・・・あっ、あ・・・あぁ・・・あふん・・・っ」
前後左右に揺れる淫靡な腰の動き、柔らかな腹部が踊り、
鬼太郎は扇情的な───ネコ娘の姿に目を奪われていた。
快楽に堕ちることを受け止めた妖艶な表情、ちらりと鬼太郎の様子を伺う
流し目には、少女の姿には似合わぬ情欲の色が満ちていた。
腰をうねらせながらも、鬼太郎の胸に置かれた指先が乳首に触れる。
 「ン!?」
くすぐったさに歯を食い縛ったが、下半身から走った痺れとあいまって
それは奇妙な快楽として身を痺れさせた。
堪らず腰を突き上げれば痴女の嬌声が響き、互いの結合部分からは
吸い取られ絡み合う粘液が鳴り合わさる。
内腿に力が入り、射精しかけた寸前・・・。
 「ウッ・・・ん!?」
鬼太郎はゾクリと走った嫌な悪寒に気付いて、歯を食い縛って耐えた。
 「あふっ、うん・・・どうしたんだい・・・?たっぷり注いでおくれよ・・・」
視線を落とした瞳が光り、鬼太郎は妖力を奪われる危機を感じ取ったのだ。
 「クッ・・・ア・・・ッ」 「ほーら・・・もう我慢できやしないだろう?」
蜜壷を行き来する楔は今にも爆ぜんばかりに膨張し、ドクドクと忙しない脈動をあげている。
搾り取られそうな収縮、甘い誘いに耐えて鬼太郎はその腰を掴んだ。
 「アッ・・・あぁあーんッ!あっ、くっ・・・ふんっ・・・はっ・・・はっ、あんっ!」
眉間に皺を寄せ、上体を起こし掴んだその腰を激しく揺さぶる。
突きつけられた先端が膣内を荒らしまわり、痴女は堪らぬ快楽に溺れて悶え始めた。
335『痴女の霊』-11 ◆NECOkE/60g :04/05/22 02:15 ID:KmvUQyue
叩きつけ、捏ね回し・・・戦い合うような性交に息を詰める。
ネコ娘の身に馴染んでいくのと同時に、その身に記憶された快楽までも呼び起こされていた。
 ───こんな餓鬼に・・・ッ
痴女は唇を噛み締めて、突き上がる痺れに耐える。
しかし慣らされた体は楔を打たれることでより蕩けていく。
 「んっ、んっ・・・あっ・・・アンタ・・・何者・・・だよ・・・ッ」 「僕は・・・」
締め付けた感触に息を詰め、少年が答える。
 「・・・鬼太郎・・・だ・・・ッ」
 「キタロ・・・ウ・・・?アァッ!あっ、あ・・・アンタ・・・ゲゲゲの・・・ぉッ!」
ゲゲゲの森に住むという幽霊族の生き残り。
閻魔大王からも一目を置かれているという少年と目玉の親子の名は、
地獄の果てまでも轟いていた。
痴女が一瞬弱気になると、もう鬼太郎のペースだった。
抱え上げた足を肩に背負い、揺らめかせた腰の動きを封じると
掴んだ尻を引き寄せて、蕩けた膣内を先端から根元まで叩きつける。
 「あっ、あ、あっ・・・はァあんっ!!やぁっ、んっ、いッイィーーーっ!!」
ポツポツと降り始めた雨が木の葉を伝い、絡み合った二人の上にも零れ出す。
雨足にも気付かず叩きつけ合う行為は続き、その身はびくびくと不規則に震えた。
熱い肌を伝う雨。その髪を濡らした水滴がながらかな肢体を滑り落ち、
激しく揺さぶられた衝撃に弾かれて散った。
そして───・・・
 「ハアッ・・・ぁあーーーーーんっ!!」
切なげな嬌声が響き、鬼太郎の下腹にはシャーッと熱いものが噴きつけられた。
336『痴女の霊』-12 ◆NECOkE/60g :04/05/22 02:17 ID:KmvUQyue
膣内の収縮に顔をしかめ、硬直の後に脱力したその身を抱き寄せる。
まだビクビクと戦慄いている己の強張りが耐え切れぬ痺れをもたらしたが、
鬼太郎は、それどころではないと我に返って息を整えた
 「・・・満足・・・しただろう」
返事はなく、力なく縋りついた肩口に吐息を漏らすばかりだった。
 「ネコ娘を・・・返してくれ。頼むよ・・・」 「え・・・?」
 「約束・・・しただろう?」
 「約・・・束」
嘆願する瞳は少年らしく気弱で、力でごり押しした性交とはかけ離れていた。
ただ力のままに抑えつけ、捕らえるのとは違う、鬼太郎の妖怪退治に痴女は微笑んだ。
そんな妖怪は今まで見たことがない。
 「・・・フッ・・・アハハ、解かったよ。アタシの負けさ」
しかめたままの鬼太郎の顔に軽い口づけを落とす。
 「満足させてもらったしね♪しばらく大人しくしてるよ・・・」
 「しばらく・・・って・・・。ああ、ちょっと待っ・・・!」
かくりとネコ娘の体から力が抜け、ふわりと抜け出した痴女の魂が雨降る上空へと解け込んでいく。
いつの間にか本降りに見舞われた森の中、雨足が視界を霞ませて、
その姿はすぐに消え去ってしまった。
 「・・・大丈夫・・・だよな。約束したんだし・・・」
337『痴女の霊』-13 ◆NECOkE/60g :04/05/22 02:18 ID:KmvUQyue
 「ン・・・」 「あっ、ネコ娘?ネコ娘ッ、大丈夫かい?」
寝起きの覚束ない目つきで目蓋を開き、数度瞬きするネコ娘を見ながら、
鬼太郎はどうしてやろうかと考え込んでいた。
簡単に憑依されるなんて・・・無防備なネコ娘もいけない。
もしあのまま、道で鬼太郎とすれ違わなければ、ネコ娘は痴女の思惑通り、
その身を操られたまま町で男を誘っていたのだ。
 「鬼太・・・郎?」
それでも無事なネコ娘の顔を見ればほっと溜め息がもれる。
 「あのね・・・」 「えっ、なっな・・・きゃああああっ!!」
脱ぎ捨てられた服、外気に曝されて露になった体、
そしてまだ繋がった部分に気付いてネコ娘は声を上げた。
 「き・ききき・・・鬼太郎!」 「うん?」
 「な、何すんのよ!バカァ!!こ・こんなところで・・・ッ」
 「ええっ!?ああ、違うよッ、これは・・・」
慌てて弁解しようとしたが、何も違いはしない。
真っ赤な顔を両手で覆い、涙声で身を縮めるネコ娘を見ていたら・・・
まだ埋め込まれたままの強張りがびくりと反応し、内側から突き立てられた感触にネコ娘も肩を震わせる。
 「あん・・・っ!」 「ウッ・・・、いや、これには深い訳があって・・・」
頬を紅潮させたまま睨みつけたネコ娘も、鬼太郎の顔をじっと見るなり溜め息をついた。
 「・・・訳って・・・何よぉ」
 「だから、君は・・・今の今まで、妖女に体を乗っ取られてたんだよ」
 「えっ?」
事の経緯を説明すると、ネコ娘は身を両手で覆ったまま静かに聞いていた。
鬼太郎が理由なくこんなことをするとは、ネコ娘だって信じたくはないのだ。
338『痴女の霊』-14 ◆NECOkE/60g :04/05/22 02:19 ID:KmvUQyue
 「・・・というわけで、だから・・・別に無理に僕が襲ったわけじゃないんだよ」
疑うでもなく、呑み込むでもなく。ちらりと鬼太郎を見つめた視線に、
何故だか後ろ暗く、弁解するように鬼太郎は声を上げた。
 「本当だよ!」 「・・・うん・・・解かったよ」
それでも状況は変わらない。
こんな誰が通るとも解からない道の脇で、一体誰に聞こえただろうと思うと、
ネコ娘は堪らない恥ずかしさにきゅっと目を伏せた。このまま消えてしまいたい。
 「解かったから、もう・・・」 「うん?」 「ぬ・・・抜いて・・・?」
繋がったまま鬼太郎の上に座り込んだ腰が立たず、ネコ娘は身動きが取れなかった。
鬼太郎はぽりぽりと頬をかき、首を傾ける。
 「・・・僕・・・まだイってないんだけど・・・」
 「ニャぁッ!?何言ってるのよ!だって、もうこんなに・・・ッ」
満たされた溶液が膣内に広がっている感触にネコ娘はますます身を縮めた。
 「・・・それ僕のじゃないよ。全部ネコ娘の・・・」
 「ちがっ・・・し、知らないもん!」 「知らないって言ったって・・・」
ゆるりと腰を揺らせば、先ほどまで続けられた行為に体が反応する。
記憶がなくとも、体が覚えているのだ。ネコ娘は小さな喘ぎを噛み殺した。
 「・・・・・・」
声を上げることも恥らって身を震わせる姿を見ていたら・・・我慢などできようもない。
 「ン・・・ひゃぁ・・・っ、やめ・・・やめてっ・・・てばぁ・・・っ」
徐々に深度を増した腰の蠢きに乗せられて、ネコ娘はぎゅっとしがみついてきた。
しがみついてきたのは縋りついた両腕だけではない。
前後を行き来する鬼太郎の猛りを、ネコ娘の肉襞が締め付けてくる。
 「ひっ・・・ニャッ・・・き、鬼太郎〜っっっ!」
 「ン・・・も少しだから・・・、ちゃんと送るから・・・ッ」
首筋に唇を這わせ、がっしりと柔らかな双丘を掴む。
 「あっ、あぁあんーーー!」
掴まれた腰を前後に踊らされ、絡み合う二人の肩に雨粒が流れ落ちる。
ネコ娘の中で何かがはじけたように意識が途切れていった。

<続く>
339名無しさん@ピンキー:04/05/22 09:25 ID:ekLbUAho
続きキター!!!
鬼太郎は痴女の事知っているかと思ってたんでつが、知らなかったんで常
中身が違う事に気がついてホ…

オチ楽しみ〜にして待つ(*´Д`)ハァハァ

>鬼太郎がメリーと結婚してしまった世界のネコムスメ

これは原作でありますたね・・・
たとえ鬼太郎とも結ばれなくとも、どの世界でもネコムスメには幸せであってホスィ…とか言っても
チト、気にナターリ

>ウカーリベットメイキングで部屋を訪れた三部猫が、そのネコムスメに出会い・・・

同化して、一緒に幸せに慣れたらいいのにね・・・
「あたしと一緒に行こう?2人で1人のネコムスメになろう?」なんてな…(´・ω・`)
340名無しさん@ピンキー:04/05/22 20:44 ID:DC3jWmCX
最後の<続く>の文字を見て嬉しくて小躍りしましたYO!
雨のなか地べたですっぽんぽんっつーことは
いろいろ泥まみれ(´Д`;)ハァハァ
341名無しさん@ピンキー:04/05/23 02:50 ID:rWieGZwa
>339>340 レスありがdでつ。
外身は猫タンとはいえ、中の人が別人なので嫌がれないかとガクブルですた。
週明けには最後の投稿できそうですので、神々の投稿を切にお待ちしてます。

>同化して、一緒に幸せに慣れたらいいのにね・・・
>「あたしと一緒に行こう?2人で1人のネコムスメになろう?」なんてな…(´・ω・`)

Σ(ノД )゚・その手があったーーー!しかも三田猫らしいポジティブさ!

ちなみに漏れが考えていたオチは・・・
まるで自分の未来の姿を見ているような気分になった三部ネコ娘は、
「あたしの鬼太郎を・・・あげる」と、色事に積極的なネコムスメの方が、
鬼太郎が求める理想のネコムスメだろうとも考え、三部鬼太郎を猫屋へ連れてくる。
そして自分が身代わりになって遊郭の間で勤めることを(震えながら)覚悟するが・・・
三部鬼太郎はネコムスメの事情を聞きを慰めはするが、連れていくことはできないと、
猫屋の控え室(そんなんあるのか?従業員用休憩室?)に居並ぶネコムスメ達の中に
隠れた自分のネコ娘を見つけ出し、自分の世界へ戻る。
帰り道、猫屋の廊下・・・か猫屋への道の途中、左目を白髪で隠した初老の男と
すれ違い、猫屋の遊郭の間への道を聞かれる。
(それが、実は何年もネコムスメを探して彷徨っていた、向こう側の世界の鬼太郎?という余韻で、終了)
とか、考えてますた(´・ω・`)oO(大体の流れだけで、話がうまく繋がらない・・・しかも非エロでネガティブ)
342名無しさん@ピンキー:04/05/23 22:45 ID:xAzgCGxA
411氏!続き楽しみに待って待つ(*´Д`)ノシハァハァ

>実は何年もネコムスメを探して彷徨っていた、向こう側の世界の鬼太郎?

気になる木になりまつよ。
自分の世界のネコムスメに、何を伝えに来たのか!
343名無しさん@ピンキー:04/05/24 09:02 ID:ePicWoxo
411氏の作品スワップにも有りますたが、同じ鬼太郎でも同じ猫娘であってもその世界で自分が愛したものとは多少違うわけで…
本物(自分が愛したもの)を見極めると言うセテーイに禿しく(;´Д`)ハァハァ

純粋に鬼太郎×猫娘の続き待って松♥

初老の鬼太郎が遊郭で長い事猫タンが勤めていた事を、しかも自分のためにと知ったらDO-オモタのでつかねぇ
切ないでつが、猫タンを迎えに来てくれたのだとしたらうれすぃなぁ…
344411 ◆NECOkE/60g :04/05/25 02:49 ID:avTrKG/H
こんな感じでどうでしょう。たとえば・・・

  異次元に存在する猫屋と、通常の世界とでは時間の流れが違い、
  猫屋でネコムスメは老いることはなかったが、鬼太郎はすでに老齢にさしかかっていた。
  (もしかすると、もう魂になってしまっていたのかもしれない)
  漸くネコムスメの勤める猫屋に辿り着いた鬼太郎は・・・
  「すまなかった、ネコムスメ。わしはお前の気持ちを知っていながら、
   あの開放的な南国の楽園で情熱的な恋に落ちてしまった。
   まさかあの時の結婚祝いがこんなところで身売りして作られたものとも知らず・・・
   許してくれ・・・というのは、むしが良過ぎる話だろうね」
  ネコムスメは、ただ潤んだ瞳で老いた鬼太郎(イメェジ画:水木先生)の姿を見上げるばかり。
  「数人の子に囲まれて暮らしたものの・・・君の事を忘れる日はなかったよ。
   しかし義父から受け継いだ村長の責もあり、あの島を離れることはできなかったんだ。
   温かい気候、豊富な果実に囲まれ、天国のような日々だったが・・・何故だろう、
   歳をおうごとに君の事ばかりが気にかかり、子供たちが一人立ちしたのを期に
   こうして島を出て、長いことずっと君を探していたんだよ。やっと会えた」
  ネコムスメは俯き、肌けた更紗の胸元をギュッと掴む。
  いつも心の端で、こうして鬼太郎が迎えに来てくれる日を夢見てはいたけれど、
  自分のこんな姿を見せることを恥じた。
  「・・・どうして・・・。あなたはあの島でしあわせに暮らしていたらいいのに。
   もう二度と妖怪と争うこともなく、奥さんと子供たちに囲まれて・・・」
  「ネコムスメ。もうわしは君の身を抱くこともできないけれど、
   せめて最期を迎えるその日まで、君とともに生きたいんだ」
  鬼太郎は腕を伸ばし、ネコムスメの身を抱きしめる。
  「懐かしい・・・ネコムスメの匂いがする。わしは君の顔を見ると、いつもしみじみと
   安心したものだよ・・・。わしはいつも君の処へ帰りたかったのかもしれない」

結局はどの世界でも、ネコムスメの元へ帰ってくる鬼太郎ダターリ・・・したらいいなと思います。
345『痴女の霊』-15 ◆NECOkE/60g :04/05/25 02:50 ID:avTrKG/H
>>338の続き

ぴちょーん・・・
天井から落ちた水滴が浴槽に落ち、湯気のこもった浴室に反響する。
雨はもう止んでいた。荒れ狂う嵐のように、雷と共にどこか遠くへいってしまったようだ。
 ───あたし・・・どうしたんだろう・・・?
身を包む温かい湯に心地良く弛緩し、脱力したままの体でほう・・・と吐息をついた。
寄りかかった背中には柔らかな壁の感触。
浴槽の固さとは違い、包むように体を支えられていることに気付いた。
そっと振り返ると、湯舟に浸かって心地良さそうな鬼太郎の顔。
 「!!」 「ああ、気がついたの?」 「き、き、き・・・」
気がつくたびにとんでもない状態に陥っている。
ネコ娘は火でも吹きそうなほど真っ赤な顔で、悲鳴とも名を呼ぶともつかない言葉を詰まらせた。
 「覚えてるかい?ほら、外で・・・」 「・・・!」
 「ちゃんと送るって約束しただろう?」
見渡せばネコ娘の部屋の小さな浴室の中。ネコ娘は慌ててコクコクと頷いた。
 「驚いたよ・・・ネコ娘、急に返事しなくなっちゃうしさ。ねえ気を失うくらい気持ちよかったのかい?」
くすくすと意地悪く笑う鬼太郎の言葉に、居心地悪そうに肩をすくめた。
今にも立ち上がってこの場を去り、身を隠したかったが・・・うまく体が動かない。
浴槽の淵を掴んでみたが、腕力だけでは起き上がれず、
すぐに鬼太郎の腕に絡め取られて、その胸板に背を取られた。
 「無理するなよ。もう体は洗ったし・・・ゆっくり湯舟で温まったほうがいいよ」
 「洗った・・・って・・・、鬼太郎が!?」 「そうだよ」
隅々までね・・・と囁けば、ネコ娘はますます身を縮めてしまった。
少し尖った耳までも赤くしたネコ娘を引き寄せて、もう一度寄りかからせる。
 「あんっ」 「ちゃんと奇麗にしたんだよ?ここも・・・ここも・・・」
湯の中でもふるりと揺れる胸、腿を通って滑らせた秘裂に指を当てて、
ひとつひとつ確認するように言った。
噛み殺せず漏れた吐息には喘ぎの色が混じる。
346『痴女の霊』-16 ◆NECOkE/60g :04/05/25 02:52 ID:avTrKG/H
思わず漏れた甘い声が浴室に反響し、ネコ娘が恥じて肩を竦めれば
鬼太郎は満足そうに微笑みながら、その肩口から首筋に唇を沿わせる。
 「ぁ・・・やんっ!」
指先が秘唇に入り込む。潤滑油のようにぬるついた感触に気付き、
鬼太郎はネコ娘の顔を覗き込んだ。
 「・・・洗いきれていなかったかな・・・?まだぬるぬるしてるみたいだけど・・・」
 「ゃ、ち・違・・・っ」 「ちゃぁんと奥まで奇麗にしないとね」
しかし、指で上下にかき混ぜるたびに、粘液は更に溢れてくる。
耐えるように口を縫い縛ったネコ娘も、肉壁を行き交う鬼太郎の指戯に堪らず
浅い息を漏らし始めた。
時々湯水が膣内に吸い込まれるような奇妙な感触に、首を振るう。
添えられたままの掌は知らずに肉芽を刺激し、水面からも見えるところに位置した
胸のつぼみを指で摘まみあげられた瞬間───
 「あ・・・あぁあああんっ!」
紅潮した裸体をびくびくとしならせて、ネコ娘は嬌声を上げた。
いつの間にか二本目を忍ばせた鬼太郎の指は、忙しない収縮を繰り返す肉襞に包まれる。
己の指を締めつける淫猥な動きは、まるで自分を求めているようで。
脱力したネコ娘の体の下、その柔らかな双丘を押し上げるように力を増す。
 「・・・そうか。指じゃぁ奥まで届かないよね」 「え・・・?」
浮力で随分と軽く持ち上がったネコ娘の身を反転させ、向かい合わせになると、
鬼太郎はそそり立った己のものを支え、ネコ娘の腰を引き寄せた。
 「アッ・・・ゃ・・・も・だめぇえええ!!」 「んっ・・・クッ」
窮狭な膣へ突き入れる快感に息を詰める。
吸い込まれるように肉襞を分け入れば、内側から満たされた鬼太郎の牡芯の感触に、
ネコ娘は抗うことができず、その身を抱き寄せる。
しがみつくように鬼太郎の頭を抱きしめたまま、硬直したネコ娘の身は幽かに震えていた。
 「ネコ・・・娘・・・。く・苦しいよ・・・」
ちらりと見上げたネコ娘の顔は茹であがったように紅潮し、強く目蓋を閉じている。
まるで身に宿る欲望の火を否定するように、渾身の力で耐えているようだった。
347『痴女の霊』-17 ◆NECOkE/60g :04/05/25 02:53 ID:avTrKG/H
しかし・・・
 「あっ!あんっ、んっ・・・んくっ・・・んんっ!」
掴んだ腰を揺さぶれば、弾かれたように背を反らし、逃がれるように身を捩る。
自分から求めることが、罪な事だとでも思っているのだろうか。
痴女が乗り移っていた時のような、淫猥な腰つきで鬼太郎を誘うことでもできない。
しかし、そんなネコ娘の姿こそ、鬼太郎の情炎に火をつけてしまうのだった。
狭い浴槽内で、突き上げるたびに浮いてしまうネコ娘の身を引き戻し、
やがて淵にネコ娘の背を預けて、覆い被さるように重なっていく。
激しい動きに鬼太郎の足が風呂の栓を抜き、ごぽごぽと排水溝へ湯が引き込まれていった。
 「あっ・・・あっ、あ・・・ゃ・・・あぁんっ!」
反らした咽喉もとにむしゃぶりつく。
段々と下がっていく水位がネコ娘の首筋、鎖骨、胸元をじわじわと晒していく。
腰元まで水位が下がると、充満した湯気の中、抱え上げられた片足にバランスを崩し、
ネコ娘の体はつるりと浴槽に滑った。
 「やっ、は・・・ぁんっ!き、鬼太郎・・・ぉ!」
浴槽の底に仰向けになれば、覆い被さった鬼太郎の背後に天井が広がる。
前後する抽迭に合わせて、魚が暴れたような水音が上がった。
かろうじて身を浸していた湯も排水溝へと吸い込まれると、
互いの交わった部分を行き来する淫猥な響きだけが残される。
 「んっ・・・ネコ娘・・・っ」
湯が抜け切るまで続けていた行為に、鬼太郎の肉棒は今にも爆ぜんと膨張していた。
より忙しない動きで蠢く鬼太郎の苦悶の声に、ネコ娘は湯上がりの熱と・・・
内側から満ちてくる熱に煽られて、朦朧とした頭で鬼太郎の限界を悟る。
ネコ娘の手は無意識に鬼太郎の背に回され、全てを受け止めるように抱き寄せる。
加減もできぬネコ娘の爪は鬼太郎の背に食い込み、瞳を覆った涙が目蓋を伏せた瞬間に溢れ出す。
 「ふっ・・・くぅ・・・あぁあっ、にゃあぁぁあん!」
底に押し付けられたままで背を反らすこともできず、びくびくと身を震わせながら硬直したネコ娘に、
鬼太郎は最後のひと突きと共に、己の昂りを突き上げた。
348『痴女の霊』-18 ◆NECOkE/60g :04/05/25 02:54 ID:avTrKG/H
一度では吐き出し切れず、数度後を追う残液がネコ娘の膣内を満たす。
脱力してネコ娘の上に身を預ければ、重なった胸は激しい鼓動に上下し、
繋がったままの蜜壷が痙攣するように収縮していた。
頬にかかる甘い吐息。段々と治まっていく鼓動を確かめるように眺めたネコ娘の胸。
悪戯にその色づいたつぼみを摘まむと、まだ波の中にいるネコ娘は甘い喘ぎを返してきた。
 「ふふっ・・・また洗わなきゃいけないね」 「もう・・・鬼太郎〜ッ」
濡れた乳房をかき寄せるように撫で回す鬼太郎の手に手を重ねる。
 「・・・鬼太郎こそ・・・えっちな霊が憑いてるんじゃないの・・・?」
 「えっ?」
鬼太郎は顔をあげ、どんぐり眼を上向けて考えこむ。
確かにネコ娘のこんな姿を見て、堪らず身を寄せてしまうが、それは・・・
 「いつもの事じゃないか」
 「!」 それはそれで困る。
鬼太郎の助平!と声をあげかけた瞬間、爆ぜたはずの強張りが角度を増していくことに気付く。
 「・・・き・きたろ・・・ッ」 「仕方ないだろう?だって・・・」
耳元に唇を寄せ、ネコ娘が如何様に己のモノを咥えこみ、
その肉襞がどれほど淫猥に蠢いているかを囁く。
肩を竦ませたネコ娘は、ぎゅっと目を閉じて顔を真っ赤にした。
力ない手で鬼太郎の肩を突き押すと、鬼太郎はゆっくりと身を離し、
繋がった秘裂から屹立した熱を引き出した。
 「・・・鬼太郎・・・」
無言のまま、優しく頬に口づけ、頤から這わせた唇がネコ娘の唇を捕える。
ちゅ・・・ちゅっと労るような口づけを交わした鬼太郎は、唇を離すと同時に呟いた。
 「続きは布団の上で・・・・・・ね?」 「!!」
やっぱり何か取り憑いているんじゃないだろうか。
引け腰に身を引いたものの、まだ腰が立たないネコ娘はあっという間に鬼太郎の腕に抱え上げられ、
湯気のこもる浴室を出ると、ドアに掛けられたバスタオル一枚引っ被って部屋に出る。
349『痴女の霊』-19 ◆NECOkE/60g :04/05/25 02:55 ID:avTrKG/H
 「も・もうヤダってばぁ・・・っ!ぉ・・・おかしくなっちゃうよ・・・」
抱え上げられた腕の中、じたばたと手足を動かして抵抗したものの、
鬼太郎はくすくすと笑いながら、バスタオルで身を包み、布団の上に横たえる。
 「へえ・・・。おかしくなったネコ娘、見てみたいなあ」
妖女に操られてではなく、ネコ娘自身が鬼太郎を求める姿が見たい。
鬼太郎の熱っぽい視線にどきりと胸を弾ませたネコ娘は、
下半身から湧いてくるような痺れを否定するように顔を背ける。
散々に突き上げられた鬼太郎の感触がまだ残っているようだった。
 ───ヤダ・・・あたし・・・。
もう充分に満たされたはずの秘所から、蜜が伝う感触にびくりと身を縮める。
しかしそれは、鬼太郎が吐き出したものが溢れ出したのかもしれない。
 「ねえ・・・ネコ娘?僕の前では、おかしくなったっていいんだよ・・・」
 「・・・でも・・・」
 「僕だっていつも・・・君の前ではおかしくなってしまうんだから」
おかしくなるほど愛していることを伝えると、ネコ娘はますます顔を俯かせてしまったが、
その腕は鬼太郎を抱き寄せるように絡ませてきた。
無言の返事に鬼太郎はくすくすと笑い、湿った前髪をかきあげ、
狭い額に口づけを落とすと、身を包むバスタオルを開きながら
濡れたネコ娘の上に抱き被さっていった。
身を突く欲望を封印する方法など、鬼太郎はまだ知らないのだ。

<了>
350名無しさん@ピンキー:04/05/25 08:54 ID:N0m4loAa
411氏・乙狩れ佐間ー!!!

ネコ娘が、気ィ失っている間に鬼太郎があんなコトも!こんな事も!…禿しく(;´Д`)ハァハァしますた。
回を増すごとに、絶倫への階段駆け上ってゆくかのような鬼太郎マンセー(w

>344
情熱的な恋に掻き消された・静寂の恋…ダタのでしょうか
猫タンとは、あまりにも近くて…居るのが当り前で
この鬼太郎は気がつかなかたんでつね…・゚・(つД`)・゚・

351名無しさん@ピンキー:04/05/26 22:57 ID:JlURemYK
乙です!三部鬼太郎も絶倫ですナァ
また次回も楽しみにして松

>>344の鬼太郎ネコムスメも気になるところ
原作の鬼太郎にとって猫タンは>>350氏の言うように
近くに居るのが当たり前の存在だったんでしょうね

>>191>>194氏や>>305-の毛目玉氏の投下も楽しみにして松
352名無しさん@ピンキー:04/05/27 03:09 ID:pS6BM8YU
ハ、ハァハァハァハァハァ(´Д`;)
ハァハァしすぎて死んでしまいそうです。
411氏毎度GJ!
鬼太郎に弄ばれ振り回されるネコタンは気の毒な…。
いや憎らしいくらいに幸せそうですがw
353名無しさん@ピンキー:04/05/27 04:52 ID:UKZmEgXz
そういえば411氏設定の
鬼太郎とネコ娘のお初ものって未見ですな。
どんな設定かちょっと気になっていたり。
354名無しさん@ピンキー:04/05/29 02:53 ID:ZQVy7GXy
労いレスありがdです。
三部は好戦的な鬼太郎だったので、ソッチの方も・・・(*´Д`)
英雄色を好むとやらですな。

>353氏
Σ(ノД ) 考えたことなかったです(w スマソ。
前々・・・もう一つ前スレの毛目玉神の書かれたお初もので(;´Д`)ハァハァしていたので、
あのお初がもっとも(;´Д`)ハァハァかと思われ。
(思えば、あの頃はまさか自分が投下するようになるとは思わなかった・・・)Oo(´ー`;)y─┛~~
酒気を帯びて、鬼太郎を「鬼太郎ちゃん」呼びで挑発する三田猫ボイスが聴こえてきたり、
指を挿れた感触を、互いに驚いて跳び上がったり、
場所が分からず、スリスリしてるうちに達してしまったり、
翌朝になって漸く自分がネコ娘のこと好きだと気付いたり、
最も三部鬼太郎らしいと思い、今でも(;´Д`)ハァハゥッしながら読み返してます。

漏れが書くとしたら・・・。そうですね。今までの流れの元なのでキチーク警報モノか、
もしくは、もっと幼い頃に、アレがナニだと分からずしてしまったとか、そんなふうになるかと。
355名無しさん@ピンキー:04/05/31 00:02 ID:4hS0ZY2L
>>354ドウイ(・∀・)人(・∀・)!!

毛目玉たんのお初ものハァハァ
4部のお初モノもハァハァでしたよねー

Rの猫娘なら、どんなお初になるのでしょうか(・∀・)ニヤニヤ
356名無しさん@ピンキー:04/05/31 08:39 ID:ZaWYEJXP
411氏のキチーク鬼太郎のお初者を禿しくみたい今日日(*´Д`)ハァハァ。
たしか、どこかのSSで「鬼太郎に襲われて」みたいなフレーズがA多様な?

Rの猫タンは堂なんでつかねー(;´Д`)ハァハァ
漏れはまだ、キャラクターの性格がつかめてないので想像がつきませんが。


―――新しい妖怪の時代…


ギーガの残した言葉に、勝利を素直に喜べない自分が居る。
その物鬱げな鬼太郎の姿に、猫娘は眉の端を不安げに下げた。

「父さん…僕もいつか―――新しい妖怪に太刀打ちできなくなる日が来るんでしょうか。」
「!」

鬼太郎の思いがけない一言に、猫娘は駆けより手を取った。

「そんな事…そんな事…」

「…じゃろうな。」
「そんな…親父さんっ!!」

鬼太郎にしては珍しい後ろ向きな発言を、目玉の親父は否定する事はなかった。
時代が変わればまた、添うようにして色々なものが変化する。

それは人も妖怪も、同じだ。

「…その頃には、お前の息子が何とかしてくれるだろう。」
(―――僕の…子供…?!)
「そう…今のワシにおまえが居るように、お前にも…」
「…」

目玉の親父の言葉を黙ったまま、最後まで聞いていた鬼太郎は、ふと隣に居る少女に視線を向けた。
大きなアーモンド形の瞳には溢れんばかりの涙がたまっていて、瞬けば零れ落ちそうなほどに

鬼太郎がその手を取れば、見つめられていた事に気が付いて、一瞬頬を赤らめたが鬼太郎が微笑めば、その瞳からは一滴の涙が頬を伝い―――笑顔に変わった。

(ゲゲゲの森も日々変化しているように…僕らも変わる。新しい仲間も増えるんだ…)

こうして一つの大きな事件は終わり、何時もの穏やかなときが訪れる。
その静けさは直に事件に掻き消されるだろうが、何時も鬼太郎の隣には猫娘が居る。

次世代を担う、若い2人の様子を微笑ましく見守る親父の姿がそこには有った。

彼らの仲も少しずつ…変化する。
身体の…心の成長に合わせて、少しずつ…2人もやがて、大人の階段を上ってゆくのだ。

終わり
359名無しさん@ピンキー:04/05/31 22:48 ID:P24d+PxX
>357
毛目玉神の書かれたお初もの、自然な感じでカナーリハァハァでしたよね!
漏れのお初デフォ設定もあのssです。
しかしキチーク警報モノもいつか見たいものですよ
>「鬼太郎ちゃん」呼びで挑発する三田猫ボイスが聴こえてきたり
あなたも相当ですな!

>359
毎度乙です!
異聞妖怪奇譚プレイしてないのですがなんだかマターリしんみりしますた。
しかし子作り推奨してるように思えたのはここがエロパロ板だからか…
360名無しさん@ピンキー:04/05/31 23:12 ID:BUz8AnJK
異聞妖怪奇譚ってPS2のやつだっけ?
毛目玉氏のSS見てたら、ちょっとやりたくなってきたな。

幻冬怪奇譚のような雰囲気で
もっと猫娘が絡んでるノベライズゲームが欲しいなと。
361名無しさん@ピンキー:04/06/01 02:40 ID:kDJiv4ev
ボスがギーガというとMOTHERなど思い出してしまいますな。
異聞妖怪奇譚はプレ版だけ鬼太郎茶屋でみかけましたが、
鬼太郎についてまわる猫タンの四つ足走法に萌えますた(;´Д`)オチリが〜
毛目玉氏はクリアされたのですね。SS、まことにGJです!

>たしか、どこかのSSで
ありました・・・かな。忘れてしまっていたのでいずれ読み返してきます。

>あなたも相当ですな!
(*´Д`) ((((;´Д`))))ハァハァ (;´Д`)ハァハァハアハアハアハア
ねずみ男にはあれだけ容赦のない三田猫タンが、鬼太郎に対しては、
「ズルイよ…」とか言いながら、全てを許してしまうわけですよ!
しおらしく!はぢながら!足を投げ出してしまうわけですよ!
(;´Д`)ハァハァハアハアハアハア 相当マンセー@411
362名無しさん@ピンキー:04/06/01 03:16 ID:ppdiHv0s
>ねずみ男にはあれだけ容赦のない三田猫タンが〜
(;´Д`)ハァハァ/lァ/lァ/ヽァ/ヽァ ノ \ア ノ \ア
漏れもマンセー!!
363名無しさん@ピンキー:04/06/01 08:32 ID:dscYTjaO
異聞妖怪奇譚はPS2のやつでつ
台詞はうろ覚えでつが、伽羅の動作以外はほぼこの流れでつ。

鬼太郎と、そばに駆け寄った猫タンにパパンが「おまえの息子…」なんていった日には、漏れはゲームの前で悶えて悶えて死ぬかと重いマスタ。
とうとうパパンのお許しが出たよ、鬼太郎!!と…
ライフポイントが危なくなってくると「助けて!鬼太郎!!」と言う猫タンの台詞も(・∀・)イイ!!
最初は、アニメと違う声優陣になじめませんでつが、漏れは鬼太郎やねずみ男こなきはまあまあかと。
目玉の親父だけは最後まで駄目ですたが。

最初と中盤にある、歩きのシーンはイラネ。怖くて先に勧めないから(w
364名無しさん@ピンキー:04/06/01 08:36 ID:dscYTjaO
三田猫タンのお初も如、こんなのも(・∀・)イイ!! かなと妄想

ただ漠然とお互いを好きだったころに訪れた体の変化。
女の子らしく、柔らか味の出て胸が膨らみ始てきた身体に、だんだんと鬼太郎との違いや力の差を感じ初めて
おいていかれるような寂しさから、わざと男のこのように振舞う猫タン。

そのお互いの性による違いにやがて鬼太郎も気が付き始めて、隠そうと必死に雄々しく振舞う猫タンの様子にかえってそそられてしまい、自分が男で猫タンが女であることを自覚させたくなる。
ある日、ゲゲゲハウスで何気ないじゃれ合いから猫タンを組み強いてしまい、鬼太郎が止まらなくなる…と

「ネコ娘…気味は女の子なんだよ?態と男の子のように振舞わなくてもいいんだ。」
「ちょ…鬼太郎?何かの悪い冗談はよしてよ。この手をどけてってば。」

軽くあしらうように言ってのけるがその表情はそうではない。
青ざめて、口元が引きつっている。

「駄目だ。いくら言ってもネコ娘はわかってない。だから、今から嫌ってほど…2度と忘れないように身体に刻み付けてあげなくちゃね。」

ネコ娘の身体の上に馬乗り、鬼太郎は微笑んだ。

「やっ…はなしてぇ!!」
「嫌なら本気で抵抗するんだ。そして、僕とネコ娘とでは根本が違うって事をその身で知るんだ!」

そう、知ってほしかった。いつの戦いでも、そばに居てくれるのは嬉しかったけれども、自分のみを省みない戦い方を見るたびに胸が苦しかった。
守ってあげたいのに、いすもその身を呈して、自分への攻撃のたてとなっていた彼女…に

な〜んてな
365名無しさん@ピンキー:04/06/01 09:28 ID:El19ZJEh
4期モウリョウの回の鬼太郎が体をのっとられた時のねこタンおみ足綺麗でつよ〜。スカートめくってみたい!

ところで、2期目目連の回のねこタンのパンモロ、結構/ハァハァ/ハァハァ・・・できると思うんでつが、皆さん何故か触れられませんね?
漏れだけなのかな?そう感じてるのは・・・・
366名無しさん@ピンキー:04/06/02 06:31 ID:0QSZGN08
>>364
少年期の男女の雰囲気が出ていていいですなぁ。
不器用なところがなんとも。
毛目玉氏はアマンアマン系が多いですが、強奪ものになると
途端に鬼太郎が黒くなってイイです(*´Д`*)

>>365
パンモロいいですなぁ。2期猫娘を語る上で外せませんよ。
ここでは2期猫娘は非処女ものが多いけど、初々しい
2期猫娘の鬼太郎とのお初というとどんな風なのだろう?
367名無しさん@ピンキー:04/06/02 08:14 ID:GeY9FAeF
2期目目連の回のねこタンのパンモロのキャプ見たい。
どなたかコマ送りキャプをうpしていただけないでしょうか?
368名無しさん@ピンキー:04/06/03 08:21 ID:Ui//vaes
>364の妄想の続き

「ネコ娘、よく聞くんだ。僕はこれからすることに一切手を抜かない。だから君も、いやなら本気でかかってくるんだ。」
「・・・本気?一体何なの?何言ってるのよ鬼太郎・・・?今日の鬼太郎変だよ、こんなのおかしいよ・・・」

これから鬼太郎がしようとしていることの先がはっきりわからず、ただ恐怖しか感じてなかった。

「君には君の武器があるだろう?」

鬼太郎はネコ娘の手を取り、その指を視界に映した。

「鬼太郎何言って…」
「ネコ娘は”嫌よイヤよも好きのうち”って言葉知ってるかい?口先程度の拒否じゃ僕は止めないってことさ。死ぬ気で…全身全霊で拒んでみろよ…」

鬼太郎はネコ娘に自分を攻撃しろといった。
鬼太郎は知っている。ネコ娘の気持ちも、ネコ娘がそれをできないことも…それを知っていて合えて釘をさすような発言をした。
ずるいのは十分わかっている。こんなことを言えばネコ娘は絶対に抵抗をしないことも…

卑怯だな…ポツとつぶやいて
ネコ娘のブラウスのボタンに手をかけると同時に、唇と言葉を封じた―――

…なんて流れも(・∀・)イイ!! かなと
369名無しさん@ピンキー:04/06/03 09:34 ID:newTVb5g
イイ!!でつ(´Д`;)ゥハァハァ
続きが読みたいでつよ
370名無しさん@ピンキー:04/06/05 04:50 ID:AdJHXjX0
なんとも厭らしい鬼太郎の強引さ!
ネコ娘がどれほど自分を好いてるか、知ってる狡猾さに(´Д`;)ハァハァ

ジツハ内心、心臓バクバクいわせてたら幼くてイイでつなw
371名無しさん@ピンキー:04/06/05 08:21 ID:15X0VNBj
>368の妄想の続き

ネコ娘とのキスは初めてではない。
もっとも、あれがそう呼べるものならば。

お互いの元へ急いで走っていたゲゲゲの森での中のこと、出会い頭にぶつかって、ネコ娘の体を抱きとめたまま地面に倒れ
そのとき合わさった柔らかな唇の感触を思い出しながら、味わっていた。

もっともそのことに気がついたネコ娘は、「ごめん」とも「ありがとう」とも言えずに、ただ顔を真っ赤にして、逃げるようにして帰ってしまったのだけれども。

女の子に変容しつつあるネコ娘の唇は…
唇ばかりではない、今押さえている身体も肌も…あのときよりずっと柔らかい。

かすかに鼻には甘い香りがする。ネコっ娘が使っている石鹸のものなのだろうか?
それともネコ娘自身の香りなのだろうか?

重ねているだけの口付けに、ネコ娘は瞳を固く瞑ったままで
鬼太郎も胸の鼓動が頭にまで響くような感覚を覚えた。

この先を鬼太郎はまだ経験したことは無い。
ねずみ男が持ってきたいかがわしい雑誌や、春画で男女の行為を知った。
興味なさげに見ていたが、裸の女性のそれを見て、ネコ娘はどうなっているのだろうかと想像をして、初めてネコ娘と一緒にいるときに感じたあのむずがゆい感覚が何であるのかを知ったのだった。

…というのは?
372名無しさん@ピンキー:04/06/08 03:51 ID:aui5bHYT
ソレカラ(・∀・)ソレカラ!!
373名無しさん@ピンキー:04/06/08 08:44 ID:DPsQF3nJ
妖怪職人の皆様〜カンバック!
絵神やSS神はどこへお隠れになってしまたのだろうか…(´・ω・`)

R効果がないでつね
374名無しさん@ピンキー:04/06/09 01:46 ID:O21XufJk
R効果はむしろマイナス効果だと思う
375411 ◆NECOkE/60g :04/06/09 02:56 ID:7/OsgaCi
Rは・・・。
猫タンのある服を引き剥がす瞬間を思うと、萌えるのですけどね。
しかし、Rは・・・(´・ω・`)

>364>368>371の三田猫タンお初もの妄想驀進に期待大しつつ、
一寸毛色の違う鬼太郎×猫娘を投下しまつ(`・ω・´)

「猫娘」という化け猫タイプの妖怪は、
猫と娘がガターイしたものなのか(四部の京極シナリオの如く)
どちらかが取り憑いたものなのか(寝子さんタイプ)
或いは、ねずみ男のように、種族の相称が「猫娘」であり、
「猫娘族」と「猫娘族」の間に生まれた「猫娘」なのか・・・
いろいろ考えてみたり。人魚姫伝説に擬えて失敗したり。

つまりはパラレル設定、といった具合の鬼太郎×猫娘でつ。
原作でもアニメ版でもない、猫娘妄想ですので、ご注意を・・・。

ある町の中。一匹の子猫が道端でうずくまっていた。
鉄柵に引っ掛けた後ろ足は、酷く傷ついていた。
ぱちくりと大きな目を見開き、暫くの間、毛並みを整えると同じ様に舐めていたが、
いつまでも血が止まらない。
やがて舐めていた舌の動きも止まる。
小さく身を縮めるだけで精一杯で、動く力さえも憔悴してきていた。
徐々に身が震え始める。体温が失われていく。
子猫は漠然と「死」というものの到来に気付いていた。
恐怖はない。死を恐れるという感覚さえ、まだ子猫にはなかった。
ただ眠い。目を開けていることもできない。
静かに目蓋を閉じると、ぼんやりとした意識の中、カランコロンと下駄の音が聞こえた。
 「酷い怪我だなぁ・・・」
人間の声だった。しかしその少年の言葉は、子猫にも通じた。
ひょいとひざの上に抱え上げられると、酷く痛む足にぎゅっと布を巻かれ、
突然の痛みに子猫を目を見開いて覚醒した。
 「ニャッ!!ニャアァアアアアッ!フギャーーーー!」
 「暴れるなよう」
子猫は最後の力を振り絞って、少年の腿をがりがりと掻いた。
少年は痛そうに眉をしかめはしたが、手当てをやめない。
今度はそのひざに咬みついたが、噛み切るだけの体力が子猫にはなかった。
傷口から流血が止まるのを確かめると、今度はその傷口に軟膏を塗りつける。
 「ニャ・・・ッ!!」
酷く沁みる。しかし鳴き声を上げる気力もなく、子猫はそのまま気を失った。

377『猫娘異譚』-2 ◆NECOkE/60g :04/06/09 02:58 ID:7/OsgaCi

目が覚めた時、子猫は見慣れぬ室内にいた。
きょろきょろと見回し、起き上がったところで足の痛みを思い出す。
まだ少し痛んではいたが、ひょこひょこと歩ける程度には回復していた。
 「・・・?」
木の葉布団の中、横向きに寝入っている少年の顔を覗きみる。
そこで漸く、その少年が自分の足を手当てしてくれたことに気付いた。
ペロペロと頬を舐めたが、少年は寝苦しそうに身を捩るだけで目覚める様子はない。
 「・・・」
どうやって、この感謝を伝えたらいいのだろう。
どうすれば、お礼ができるのだろう。
子猫は、ドラ猫連中が話していた「猫仙人」のことを思い出した。
千年もの時を生きた猫仙人さまならば、何か方法をご存知かもしれないと、子猫は思い、
まだ引きずっていた足の痛みも忘れ、ゲゲゲハウスから去った。

378『猫娘異譚』-3 ◆NECOkE/60g :04/06/09 02:59 ID:7/OsgaCi

時は流れ、ある夜。ゲゲゲハウスに一人の娘が訪れた。
遠慮がちに廉を開いた娘の姿を見て、鬼太郎は身を起こす。
 「キタロ」 「あの・・・どちら様ですか?」
覚えのない顔だが、元より女性は嫌いではない。
鼻の下を伸ばして、座布団のほこりを払いながら中へと招いた。
 「何かお困りなことでもあるんですか?」
娘は一度口を開いたが、うまく発声ができずに俯いた。
しゅんとした表情。もじもじとひざの上で指先を絡めた娘の姿を見て、
鬼太郎も気まずそうに茶を勧めた。
 「・・・君、名前は?」 「・・・キタロウ・・・」 「僕の名前じゃなくって、君の名前だよ」
鬼太郎は笑い出したが、娘はただ俯いてもう一度「キタロウ」と呟くだけだった。
猫仙人の秘薬により、人型の姿を得た子猫だったが、代わりに言葉を失った。
唯一許された言葉は一つだけ。探し人の名前だった。

ただの子猫が人に化けるのは容易なことではない。
その姿を得る代わりに、子猫は言葉を失った。
そして、その姿は朝の霧とともに失われてしまう。
子猫のままでは恩を返すこともできぬと、こうして人の姿に化けたけれど、道は険しい。
鬼太郎の名、そして彼が幽霊族の生き残りであり、このゲゲゲの森に住んでいること。
また、女好きだということまで調べたけれど、鬼太郎の望みが聞き出せない。
娘の願いはただひとつ。恩人の望みが叶うことだけだったのに。

じわりと涙を浮かべた娘の様子に、鬼太郎は慌てて宥める。
 「ああ!別に構わないんだけど。それで君は、どうして僕のところに・・・」
言い終わる前に、猫娘はすすす・・・と鬼太郎の傍に近づき、その頬にちゅっと口づけ、
その頬をぺろりと舐め上げた。くすぐったさに飛び上がる。
379『猫娘異譚』-4 ◆NECOkE/60g :04/06/09 02:59 ID:7/OsgaCi
 「何ですかっ!?」 「?」
娘なりの親愛の表現だったのだが、鬼太郎は顔を真っ赤にして息を弾ませた。
きょとんと見上げた娘の大きな瞳に、鬼太郎はふと何かを思い出したが、
再び抱きついてきた娘に抱き倒されて、幽かな記憶は吹き飛んでしまった。
 「うわっ・・・あ、あの・・・娘さん」
とくりとくりと高鳴った鬼太郎の胸に耳をつけ、不思議そうに首を傾けると、
もう一度顔を上げて、ちゅっちゅっと頬に口づけた。
差し出せるものはこの身しかない。
あの時、鬼太郎が救わなければ失われていただろうこの命を、
鬼太郎のためだけに使い果たしたかった。
 「キタロ・・・」
耳元で囁いたその言葉だけで、鬼太郎は娘の意志を感じとる。
動物たちと意思を通わせると同じに、その響きから娘の決意読み取れた。
理由は分からない。しかし・・・
せっかくの娘からの誘いを拒む理由など、鬼太郎にもない。
真っ直ぐに見つめるひた向きな瞳を見つめ返していると、
段々と・・・術にかかったように妙な気持ちになってきた。
誘いと呼ぶには不慣れに、頬をすり寄せるばかりの娘の顔を上げさせ、唇を合わせる。
娘は、唇と唇を合わせた柔らかさに驚いて目を見開いたが、
鬼太郎が舌を割り入れて誘い出すと、それに倣って深く口づけを交わした。
 「・・・ン・・・」
濃厚な口づけに娘の意識が朦朧としている間に、鬼太郎は背中に手を回した。
首元から腰までファスナーを引き下ろし、下から服を剥ぎ上げるように
スカートの裾から手を回した。
すると、娘は驚いて顔を離す。
全身を覆う毛もない身。直接肌に触れた未知の感触に驚いたのだ。
 「え・・・。嫌・・・なのかい?」 「・・・」
上気した顔を見つめ、鬼太郎が何を求めているのか察知した。
380『猫娘異譚』-5 ◆NECOkE/60g :04/06/09 03:00 ID:7/OsgaCi
彼は、生殖行為を望んでいる。
幽霊族の仲間が欲しいのだろうか。今まで一人ぼっちで寂しかったのだろうか。
子猫・・・いや、娘は幼い頭で考えた。
その寂しさならば、自分もよく知っている。
 「あの・・・ごめんなさい。僕、勘違いをしていたみたいだ」
 「キタロウ」 首を横に振り、娘は自ら肩から服を引き下ろした。
 「・・・いいの?」 「・・・」
こくりと頷き、ブラウスの前を開いたまま、また温もりを求めて鬼太郎の上に身を重ねた。
再び唇を重ねながら、ごろりと横に回転し、気付けば互いの位置が反転していた。
娘の上に伸し掛かった鬼太郎は身を起こすと、学童服のぼたんを外す。
物珍しそうにじっと見上げられたままで、どうにもやりにくい。
シャツを脱ぎ捨て、娘のブラウスを左右に開くと、もう一度抱き被さって胸元に唇を寄せた。
肌が擦れ合う感触に、ぴくりと娘の身が跳ねる。
瞳は見開いたままで、やはりさっきと同じように驚いた顔でぱちくりと瞬きしていた。
縦に瞳孔が伸びた瞳。鬼太郎はちらりと視線を走らせる。
やはり、この瞳を知っている気がする。
しかし記憶を辿れど思いつく姿はない。
男ならばまだしも、知り合った女の顔を忘れるはずもないのだが・・・。
 「キタロ・・・」
浅く弾ませた吐息に紛れ、自分の名を呼ぶ甘い声に、鬼太郎の意識は飛んだ。
首筋から胸元へ、そして薄く色づいたつぼみを味わうと、娘の胸は段々と激しく上下し始める。
硬直した身を捩り、どこか焦れったそうにひざを伸ばした足に、己の足を絡めると、
片手でその腿に手を滑らせ、双丘に手を伸ばす。
鬼太郎の与える愛撫に、娘の肌は汗ばんでいた。小さな桃尻に薄布がしっとりと張り付き、
淵に掛けた指先で引き剥がすように下ろしていく。
立てさせたひざを割り、M字型に開かせれば、薄明かりの中に未発達な娘の秘所に目が見えた。
 「・・・」
思わずごくりと喉が鳴る。娘は何の音かと不思議そうに目を上げた。
まだ恥毛も生えていないぽってりとした幼線。鬼太郎が人差し指で秘裂を割ると、
娘の身は未知の痺れにびくくんと跳ね上がった。
381『猫娘異譚』-6 ◆NECOkE/60g :04/06/09 03:01 ID:7/OsgaCi
 「キ・・・タロ・・・」
上下に擦り上げる刺激に、何故かさっきまで吸いつかれていた胸のつぼみが痺れ、
娘は奇妙な痺れを抑えるために自らの手で胸を覆った。
当てたままの手の下で、既に鬼太郎の舌で湿らされたつぼみがもどかしく尖り、
抑えきれぬ痺れに、娘は悩ましげに眉を寄せる。
閉じた唇から息が漏れたが、娘は喘ぎ声ひとつ落とさない。
声もなく、鬼太郎の指によって拓かれた、秘唇から漏れる水音が耳に届いた。
 「・・・挿れるよ・・・?」
組み敷いた娘の顔を見つめながら、鬼太郎はぐぐっと指の一本を膣内に突き立てた。
 「!」
娘は一瞬驚いて開いた足を閉じたが、肉壁を擦り上げる異様な感触に力を失う。
身を突くような熱が快楽と呼べるほど娘は慣れておらず、鬼太郎が導くままに
ぴくりぴくりと腰を揺らめくのを抑えるだけで必死だった。
 ───・・・気持ちよくないのかな・・・
喘ぎ声ひとつあげない娘との情事。その指で確かめるしか鬼太郎には術がなかった。
やがて二本目の指を割りいれると、窮屈な膣内からとろりと透明な液が手を伝う。
 ───感じては・・・いるんだよね・・・?
初めてではないが、鬼太郎もそう数をこなしてきたわけでもない。
硬直し、火照った身が捩るのを眺めながら、根元まで突き入れた指を掻くように折った。
 「!・・・キ・キタロウ・・・ッ」
途端に跳ね起きた娘は、温もりを求めて鬼太郎の体を抱き寄せた。
向かい合わせに座った格好で、鬼太郎の指先は収縮した肉襞に咥え込まれたまま蠢いた。
娘の吐息が頬にかかる。
必死になって縋りついた腕は鬼太郎の肩を通り、背中を擽った。
身悶えする娘の姿を前に、鬼太郎の半身はドクドクと血を集める。
ぬちゃぬちゃと掻き混ぜたこの蜜壷に早く納まりたくて、服を押し上げた先端が布地に擦れた。
鬼太郎は指を抜き取り、もう我慢などできないとばかりに焦って、下着ごとズボンを引き下ろした。
脱ぎ捨てる間、突き離された娘はひとつ吐息を漏らすと、剥き出しになった鬼太郎の下半身に視線を下げた。
 「・・・どうしたんだい?」
抱き倒そうと肩に伸ばした手を払い、娘はじっと下半身を見つめたままだった。
382『猫娘異譚』-7 ◆NECOkE/60g :04/06/09 03:03 ID:7/OsgaCi
そそり立つ己のモノを見つめられれば、どうにも落ち着かない。
それは忙しない脈動を上げ、先端からは既に我慢できず滴り落ちていた。
 「あの・・・」
娘はじっと見つめたまま、向かい合った鬼太郎の股座に顔を埋めた。
 「えっ・・・うわ!」
しかし娘の舌はそそり立った肉茎ではなく、腿に残った引っかき傷の跡に伸びた。
すでに傷は塞がっていたが、娘の舌が走れば妙なくすぐったさに痺れる。
薄っすらと残ったひざ頭の噛み跡にも気付き、娘は丹念に舌を走らせた。
 「・・・キタロ・・・」 「あ、いや・・・それは別に痛くはないから」
娘が心配そうに目を上げるので、鬼太郎はその頭を撫でながら続けた。
 「この間、猫にやられちゃったんだよ。まだ小っちゃな子猫だったから・・・驚かせちゃったみたいだ」
 「キタロウ・・・?」
 「いや違うんだよっ。別に虐めたわけじゃなくて、手当てをしようと思っただけなんだけど・・・」
娘は物言いたげにくすりと笑い、再び顔を埋めて傷跡を舐め始めた。
前後する娘の髪が、熱を持った自身にかかる。
もう痛みもしない傷跡よりも、そっちのほうを舐めて欲しいぐらいだった。
耐え切れず、苦悶の吐息が漏れると、娘はまた心配そうに顔を上げる。
 「・・・あの・・・そこはもう、いいんだ」 「?」 「それよりも、その・・・」
根元から手を添え、びくびくと戦慄いた己の欲望を主張する。
 「続けてもいいかい?」
娘はきょとんとしていたが、真っ赤に紅潮した鬼太郎の頬に口づけて、
身を委ねるようぎゅっと抱きついた。
片足を抱え上げ、バランスを崩した娘の上に折り重なる。
娘の秘裂に先端を突きつけた瞬間、「おや?」と娘の足の裂傷に気付いた。
 「キタロ・・・」
しかし、じっと見つめる娘の瞳に目を戻すと、鬼太郎の思考は一点に集中した。
濡れそぼった秘肉を分け入る感触に、ううっと顔をしかめる。
窮屈な娘の膣は、硬度を増した鬼太郎の強張りを拒むかのように強く締め付けてきた。
しかしその腕は肩を掴み、受け入れるように縋り付いてくる。
身を突く快楽に耐え切れず、鬼太郎はひと息に己の欲望を埋めた。
383『猫娘異譚』-8 ◆NECOkE/60g :04/06/09 03:03 ID:7/OsgaCi
 「・・・!」
娘の身はびくびくと戦慄いたが、悲鳴のひとつも漏らさない。
ぶるぶると肩を揺らし、息をつめて、拓かれた痛みに耐えるばかりだった。
 「・・・っ、ンッ・・・クゥッ・・・」
肉襞に絞られる刺激的な快楽に鬼太郎は、果てを目指して激しく腰を前後する。
波打つように揺さぶられ、娘の目尻から熱い涙が伝い落ちた。
上下する乳房にむしゃぶりつき、娘の身を喰らい尽くさんばかりに身を重ねる。
 「キタロゥ・・・ッ」
やがて娘の吐息には苦痛以外の色が見え始め、囁いた声にも誘うような響きが含まれていった。
腰に絡みついた足を掴み、引き付けるようにして最奥に突き立てた瞬間、
鬼太郎の身が棒状に硬直し、娘の膣内へと白濁の液を吐き出した。
 「・・・くっ・・・はぁっ・・・はっ」
まだズクンズクンと破瓜の痛みを残す膣内が生温かい精液に満たされる。
娘は熱い鬼太郎の身をぎゅっと抱き寄せて、早鐘を打つ胸に頬を当てた。
次第に納まっていく鼓動に耳を傾ける。
繋がり合うことで得た、心身ともに満たされた悦びに目を伏せた。
 「・・・キタロウ・・・」
甘く囁かれた言葉に、鬼太郎は居心地が悪そうにぴくりと跳ねる。
どうしたのかと顔を上げると、気まずそうに頭を掻いた。
 「?」 「あの・・・」
萎えたはずのものが再びいきり立ち、娘の膣内を圧迫する。
娘は脱力した体で鬼太郎に縋りつき、微笑んで鬼太郎を受け入れた。

384『猫娘異譚』-9 ◆NECOkE/60g :04/06/09 03:04 ID:7/OsgaCi

優しく、そして時に激しく身を寄せ合いながら、やがて東の夜空が明らんでいく。

その頃には鬼太郎は力尽きたように高いびきを立て、腕の中の娘もふと目を覚ました。
 「キタロ・・・」
火照った身からはもう熱が逃げていたが、散々に突き立てられた体内には
まだ鬼太郎の感触が残っていた。
たっぷりと吐き出されたものが、娘の内腿を伝い落ちている。
 「・・・」
秘薬により、こうして鬼太郎と交わる身を得たが、鬼太郎の望みは叶えられない。
体内に受胎されたかを確かめるにも、それを産み落とすにも、娘には時間がなかった。
もしかすると、この世では在らざる処で産み落とすことができるかもしれない。
やがて時が流れ、鬼太郎がその地へ訪れた時に、また出逢うことができるだろうか。
 「・・・?」
妙な感情が胸を突き、娘の頬には涙が伝った。
生への執着に、初めて死に対しての恐怖が生まれる。
この切なさも、執着するほどの愛おしさも、あの時命を落としていたら得ることはなかった。
しかしもう、外は白々と明け始め、窓からは静かな朝の光が降り注いできた。
 「・・・キタロウ・・・」
別れの言葉すら、娘は知らない。
娘はもう一度鬼太郎の寝顔を目に焼きつけると、頬を拭って立ち上がった。
廉に手をかけた時、隙間から漏れた朝陽が足元へ降り注ぐ。
このまま朝霧に溶け込むように、偽りの身が消滅するのを察した。
 「・・・また、行ってしまうのかい」 「!?」
振り返ると、さっきまでいびきをかいていた鬼太郎は気だるそうに身を傾け、
廉の前に立ちすくむ娘を見上げた。
 「キタロ・・・」 「君、あの子猫だろう?」 「!」
385『猫娘異譚』-10 ◆NECOkE/60g :04/06/09 03:06 ID:7/OsgaCi
不思議な現象には動じない。鬼太郎はごそごそと手探りで煙草を引き寄せ、
数度マッチを擦り、葉先に火を点けた。
 「起きたらいなくなってしまったから、心配したんだよ」
ちらりと足の傷を見て、核心を持って鬼太郎は言った。
 「ニャ・・・」
鬼太郎に素性がばれた途端、娘の口からは猫の鳴き声が発せられた。
猫語を解する鬼太郎には、その鳴き声だけで意思が通じる。
 『ごめんなさい。キタロウにお礼がしたくて・・・それしか考えてなくてここへ来たんだけど、
 でも・・・あたしには何もできなかった・・・から・・・。だから・・・』
 「お礼?そんなことより、足の怪我は大丈夫なのかい?」
娘は複雑な笑顔を浮かべた。
怪我も、痛みも。この身ごと消えるのだから、心配など必要がなかった。
 『もう大丈夫だよ、キタロウ。あの時は助けてくれてありがとう。本当に嬉しかったんだよ』
 「・・・うん。大丈夫ならいいんだけど・・・」
照れて鼻先を掻きながら、鬼太郎はふうと煙りを吐き出した。
 『さよなら・・・キタロウ』 「・・・うん」
ニャアニャアと猫の声で鳴き、娘は振り返った。
人生一期一会だ。こんな別れは今まで何度でも通り過ぎてきた。しかし・・・。
再び掴んだ廉を開く寸前、鬼太郎は「ねえ」と語りかける。
 「行かないでよ」
鬼太郎の言葉に娘はぴたりと身を止めた。
 「・・・・・・って言ったら、困るのかな」 「キタロ・・・?」
 「できれば・・・その、ずっとここにいて欲しいんだけど」
鬼太郎の告げた望みに、既に霧化し始めた娘の足が実体化する。
朝の光に溶けることなく、透くような肌は薄紅に色を濃くし、淡色の髪ははっきりとした
艶のある黒髪と化した。
386『猫娘異譚』-11 ◆NECOkE/60g :04/06/09 03:07 ID:7/OsgaCi
 「キタロウ・・・」
しかし人語は喋れない。娘はまたニャアニャアと猫の鳴き声を発した。
 『それがキタロウの望みなら・・・』
振り返った娘が鬼太郎の元へと舞い戻ると、鬼太郎は煙草をにじり消し、
その手を引いて抱き寄せた。
寂しさを埋め尽くす、充実した手応えに鬼太郎はぽつりと呟く。
 「・・・ネコムスメ・・・」 「?」
きょとんと見上げた瞳はやはり猫のようで、鬼太郎はぱっと顔を赤らめた。
 「うん・・・猫だった娘だから、そう思ったんだけど・・・・・・安易だったかな」
ああ、名前だったんだと、娘はくすくすと笑い出した。
そして、二つ目に覚えた言葉を呟く。
 「ネコムスメ?」 「うん、そう・・・ネコムスメ」
覚えた言葉を嬉しそうに何度も何度も呟く猫娘を見つめながら、
鬼太郎はその頬に優しく口づけを落とした。

ある森の中。猫によく似た娘と幽霊族の生き残りの少年は、
いつまでもいつまでも幸せに暮らしていたという。
それは猫族妖怪に伝えられた古くからの伝説の一つだった。


<了>
387名無しさん@ピンキー:04/06/09 08:41 ID:3Pu1KTIM
411氏キタ━━━∩(゚∀゚∩≡∩(゚∀゚∩≡∩(゚∀゚∩≡∩゚∀゚)∩≡∩゚∀゚)∩≡∩゚∀゚)∩━━━!!!!!!
こんなパラレルワールドがあっても良いじゃないか!
漏れはヤパーリハッピーエンド推奨派!!!大好きだー・゚・(つД`)・゚・
388名無しさん@ピンキー:04/06/09 08:52 ID:3Pu1KTIM
R…まだ1甲斐しか読んでないから難とも言えないのでつが
ボソボソ来週でまつよね?2話目は同だろう…なんとなく見上げ入道あたりが来るんじゃないかという悪寒がしてるんでつが
389名無しさん@ピンキー:04/06/09 19:26 ID:QFpMKW7Q
>>411
3期の三田猫は歴代の鬼太郎シリーズでも猫のエロ描写がスゴかったって聞いた事があるんですが、マジですか(゚∀゚)
ヌードになったとか、パンチラは尻の割れ目もしっかり見えたとかいう話ですが・・・・?
390名無しさん@ピンキー:04/06/09 20:55 ID:TXQKIXMP
http://www.mizukipro.com/tv.htm

テレビ東京 「たけしの誰でもピカソ」

水木しげるの特集。水木の日常を撮影したビデオを流すほか、水木の生い立ち、作品について紹介。
水木本人が久しぶりにスタジオ入りして収録。荒俣氏も出演。
7月23日放送予定。(放送日は、1週間前後する可能性あり)
391名無しさん@ピンキー:04/06/09 20:59 ID:vEqqYwfW
>389氏
411氏ではないけれど、ヌードはえんらえんらの入浴シーンの事かな
パンチらの尻の割れ目は、劇場版の異次元妖怪だったかと思う。

>390氏
欠かさずみまつ(*´Д`)ハァハァ
>371の続き
そっと唇を離せば、ずっと呼吸をするのを我慢していたのか、ネコ娘の唇から一呼吸漏れる。
正面の鬼太郎を見ることもできずに、横を向き、僅かに開いた瞳は潤んでいて、胸の奥をくすぐられるような感覚にたまらず、首筋にも唇を落とした。

「にゃ…ぁっ…」

なぞるようにして、唇を移動させ、ネコ娘の香りを胸いっぱいに吸い込む。
最初に言った言葉がよほど効いているのか、ネコ娘は振るえながら耐えていた。
怖がらせてしまったけれども、それでも自分を受け入れてくれようとしているネコ娘に鬼太郎の鼓動は激しさを増す。
腕の下で震える少女はますます小さく儚げで、抱きしめずに入られなかった。

「…ネコ娘…恐い?」

言葉を出せば熱い吐息と入り混じり、耳元でささやかれてネコ娘はびくりと跳ねる。
本当は恐い、胸の奥に湧き上がるこの気持ちは…この感覚が何なのか
頬が熱くて…胸がもの凄くドキドキして、触れられるだけでたまらない刺激が身体を駆け抜けていく。
全てが今まで知り得なかったものばかり、恐くて怖くて…でも…

「こ…っ恐くなんか…ないよっ…!」

強がって発した声はやはり震えていて、鬼太郎はクスリと口元を歪めた。
恐くて仕方が無いくせに、強がる姿はやはりネコ娘だ。
このかわいらしい少女の強がりを、どうやって崩してやろうか―――

「そう…なら、平気…だよね。」

少し意地悪い含みで、鬼太郎は首筋をゼロリと舐めあげた。

「ひ…んっ…」

思わず出そうになった声を押し殺す。
普段は聞く事の無いネコ娘の、甘い声。発掘してしまった新たな姿に、鬼太郎は奇妙な興奮を覚えた。
初めて精通した朝、おぼろげに手繰り寄せた夢の記憶。
ネコ娘の夢―――を見たときにも似て…いや、それよりもずっと興奮する。
鬼太郎は舐めあげながら、耳の後ろまで舌を進めた。

両手で押さえた肩から伝わる怯えに、可愛い…愛しい…という気持ちの他に、滅茶苦茶にしてしまいたいという気持ちが湧き上がる。
愛憎は表裏一体。鬼太郎は自分の中にしまいこんでいた想いに飲まれていく。
許さない―――ネコ娘の身に何かがあったら…許さない―――ネコ娘の心が僕意外に向くことなど。

「んっ…」
「にゃあっ…ぁっ…あー…」

黒い愛情の元、思わず手に力が入り、ネコ娘の喉が反る。
まるで逃れようとするかの動作に、鬼太郎は強くその身を抱いた。
はずされたブラウスのボタンは僅かで、それ以上はジャンバースカートに阻まれて先に進めない。
僅かに肌蹴たネコ娘の素肌は皇かで、もっと触れたかった。全ての触感でその柔らか味を味わいたくなったのだ。

服を着ていても、隠すことのできない胸の膨らみ。普段は決して誰の目にもさらされることの無いネコ娘の…
だが、女物の服の構造を鬼太郎は知らない、ブラウスは目に見えるからそこまでできたが、この赤いジャンバースカートはどうやって…?
鬼太郎は、その膨らみに服の上から触れてみた。

「…!」

膨らみ始めの胸は、上から押さえるように触れられて痛んだ。
いや、もともと成長期にあるこの小さな胸は、弾んだだけでも痛むときが在った。
ネコ娘は、胸を覆うようにして横に丸くなる。


「…どうしたの?」
「な…なんでもないよっ…」

痛んだことを知られたくなかったのではない。触れられたのが嫌だったわけでもない。
鬼太郎に触れられて、痛みと同時に湧き上がったこの、嬉しさにも似た不思議な感覚を知られたくなかった。
仰向けだった半身を返すように背を向けられて、度惑った鬼太郎も視線をおろして気がついた。
赤いジャンバースカートの背中のファスナーに。
そっとつまみをつかんで、ジーと下に引けば、蝉が羽化するように白いブラウスが覗く。
腰元までファスナーを引けば、突然緩んだ拘束を不思議に思いネコ娘が顔を上げる。

乱れ始めた衣服に、雑誌の写真が重なる。
この次はブラウスのボタンを外して…それで…
ドキドキと早鐘を打つ胸の鼓動が、ネコ娘にも聞こえてしまうのではないかと思うほどに激しく脈打つ。

そんなに余裕の無い自分の内心を悟られまいとして、平静を保った振りをしてネコ娘の背を再び床につけた。
未知の恐怖と佇む瞳で見上げられ、ますます鼓動は速度を増す。
ほんのりと紅色に染まった頬の、上目遣いの潤んだ瞳は誘っているようにも見えるが、今の鬼太郎にはそれがよくわからずネコ娘にただ魅せられて、胸の鼓動が増すばかり。
ドキンドキンという音はもはや胸ではなく、耳から直接聞こえてくる様でもある。

再び顔を寄せれば、ネコ娘の瞳は伏せられて、そっと唇を重ねた。
押し付けるように重ねて、顔を上げて視線を落としたのは、先ほど2〜3つ外し肌蹴た胸元。
脈打つものは心臓ばかりではない、心臓よりもずっと下…下半身の中心。ズボンの下で生地を持ち上げるソレもまた同じく。

ジャンバースカートの下のブラウスのボタンを外すのも、抑制を失った今ではそう難しいことではなかった。
自分の学童服のボタンよりもかなり小さなボタンをもたつく手で外し始める。
そのことに気がついたネコ娘は、肌蹴た胸元を両手で多い、遣る瀬無さそうに瞳を伏せた。
395名無しさん@ピンキー:04/06/10 09:18 ID:2Yo+ZwVB
>「こ…っ恐くなんか…ないよっ…!」

鼻血吹くほど萌えますた・・・
強がりな猫たん(・∀・)イイ!!
396名無しさん@ピンキー:04/06/10 17:05 ID:kLddXoZe
391氏
異次元妖怪のビデオ見ましたけど、それらしきシーンはありませんでした。
397名無しさん@ピンキー:04/06/10 22:37 ID:2Yo+ZwVB
391氏ではないのですが、
劇場版では妖怪大戦争の方で、鬼太郎と共に一反もめんに飛び乗るシーンが、
そりゃ〜〜〜モウ(゚∀゚)!!大股開きの、パンティモロ出しの、尻の割れ目の・・・(w

そんな猫たんのお初を拝見できるとは・・・鬼太郎がウラヤマスィー!!
毛目玉神!禿スィーク続きキボンヌ♥
>394の続き

恥ずかしくて仕方ないけれど、嫌…ではない?
鬼太郎と直接触れた肌は…唇は心地よくて、胸の奥がじんわりと暖かいものが沸いてくるようで…
でも…

ブラウスのボタンを全て外し終えた鬼太郎が、両開きに使用としていたときだった。
胸元の生地を交差して、ネコ娘は胸元を押さえた。

「…ゃあ…」

消え入りそうにか細い声は、聞き逃してしまいそうで

「ネコ娘…最初に言っただろう?僕は言葉では止めないよ…って」
「だ…だって、恥ずかしいよ…こんなの…」
「ほんの最近までは、いっしょに水浴びした仲じゃないか。」

確かにそうだ、ほんの数年前までは一緒にお風呂も入った。裸同然の格好で水浴びもして遊んだ。
でも、今はあのときの自分とは違う。それに、裸を見せ合うにしたって、今の状況は何かが明らかに違う。
何が違うのかははっきりとは解らない、ただ解るのは自分がとても恥ずかしいことをされているような気がすること…

「…」

視線を横にずらし、頬を赤らめたまま貝のようにだんまりと口をつぐんだネコ娘に、鬼太郎は追い討ちをかけるように言う。

「さあ、その手をどけてよ。」

手を広げさせようとつかんだ手首はあまりにもか細く、鬼太郎は驚いた。

(…力を込めたら折れてしまいそうだ―――)

腕を引いたり、手をつないだことはあっても、こんな風に手首をつかんだことは無かったからだ。
そして、その腕の下に隠されていたものを見てさらに驚く。

「…ネコ娘…君は”胸当て”をしているのかい?」
「にゃっ…!?」

ブラウスの下、薄いキャミソールに透けたブラジャーを見て鬼太郎が言った。
母も無く、当然女性モノの下着のことなんて知るはずも無いから、仕方の無いことだけれども。
ネコ娘だって、好きでブラジャーをしているわけではなかった。
おばばに進められてつけた新しい下着は、当初…抵抗があった。でも、激しい動きをすれば揺れる胸成長期ならでの痛みを伴い
やがてジャンバースカートの下からでもその形をはっきりと表すようになって…嫌でも意識せざるを得なかった。

「…ふぅ〜ん…」

今まで一緒に遊んだときには見た事も無かった下着を身に着けたネコ娘の姿は、それはとても良いものだと思った。
清楚な白い下着に程よくおさまった小さな胸は、あの雑誌のものとは比べ物にはならないけれど
今ならば、雑誌を見て興奮していたねずみ男の気持ちがわかるような気がした。

鬼太郎はジャンバースカートを腰まで引き下げ、キャミソールを引き抜くと、胸元までたくし上げた。
胸を包み隠したブラジャーが現れて、ソレも外したかったけれど、背中にホックがあるなんて知らなかったから、キャミソールといっしょに上に引き上げると、小さいけれども形のよい胸が、プルリと姿をあらわす。

「…にゃあっ…!!」

胸を隠そうと手を引くが、鬼太郎につかまれていてびくともしない。鬼太郎は片手だけで、自分の両腕を封じているのだ。
ソレを思うと、鬼太郎が男の子であることを意識させられて、もう力では敵わないのだと…
恥ずかしさだけが募り、ネコ娘の頬間さらに赤く染まる。
下唇をかんで羞恥に耐えているなどと、胸に目を奪われている鬼太郎は気が付きもしない。

小さな紅色の胸飾りのついた穂のかな膨らみは愛らしく、包むようにそっと触れれば今まで触れた肌以上の柔らかさにただただ驚くばかりだった。
2〜3度つつけば、ふるりと揺れて、その形を崩すことは無い。

鬼太郎の手には少々余りあるが、押せば手のひらに十分な手ごたえを感じ、たまらず小さな胸飾りを口に含んだ。

「あんっっ!!」

突然のことに思わず口から漏れた声に、ネコ娘は居てもたっても居られなかった。
そんなネコ娘の心のうちなど解るはずも無い鬼太郎は、口にした膨らみを舌で唇で味わう。
ソレは乳飲み子が母の乳房に甘えるように稚拙なものだったが、ねっとりとした舌の動きに絡めとられる初めての感覚に、ネコ娘はいやいやと首を振る。

「にゃあ…やぁ…ん…やっ…きたろぅ…きたろっ…」

柔らかい肌、甘い香り…耳をくすぐるネコ娘の声は心地よく、いつまでも聞いていたい。
いつのまにかネコ娘の両腕を拘束していた手は、胸を弄り
ネコ娘は開放された両腕で、鬼太郎の頭を抱えていた。

「んっ…んんっ…んぅ…っ」

乳房…というにはまだ可愛らしい胸の膨らみのなかに、時々硬いものが指先に感じて取れた。
成長途中の青い果実は摘み取るにはまだ早すぎ、強く揉まれるとやはり痛む。
それでも、胸にむさぼりつく鬼太郎がどこか幼く感じられて、母性本能をくすぐられたネコ娘はひたすら耐えた。
執拗なほどの胸の愛撫に、ネコ娘は時々身体の端々を痙攣させて、ようやく鬼太郎が
プハ…唇を離せば、胸飾りの先は尖り、唾液で潤いてらてらと滑っている。

「はぁ…はあっ…はぁ…」

快楽という言葉を知らぬ二人に湧き上がった感覚に、白い胸は激しく上下し、鬼太郎はそれを嬉しそうに眺めていた。
401396:04/06/11 23:35 ID:bJQ+BoTc
>>397
ゴメンナサイ。
妖怪大戦争も一緒に見たんですが、鬼太郎と共に一反もめんに飛び乗るシーンは見なかったんですが・・・・
大股開きの、パンティモロ出しの、尻の割れ目もハケーンできなっかったです。
もしかして、ノーカット版があるんでしょうかね?

>>400
SS3期お初もの、次は猫タンのパンティに手をかける番ですね。
402名無しさん@ピンキー:04/06/14 02:19 ID:V0R7/lXi
すでに(*´Д`)ハァハァしてマッスルが何か?w
抵抗できない猫たん萌え〜
>400の続き

大きなアーモンド形の瞳をトロリと蕩けさせ、上気した肌は視覚的にも脳を麻痺させられた。
まだ甘い痺れの余韻に浸るネコ娘の腰にもたついたジャンバースカートを、足から引き抜く。
残された白いショーツの淵に手をかけると、思わず喉がなった。
見たことが無いわけではないけれど…ネコ娘のココはどうなっているのだろうか?

幼いころには無かった、異性への興味がふつふつと湧いて止まらない。
いや、ネコ娘だからこそ見たい…知りたいのだ。

両淵に差し入れた指先に力を込めて、下に引く。ドキドキしていた鼓動はドッドッドッドと早まる。
白いショーツの下に隠されたネコ娘の乙女を暴こうと、想像しただけで興奮した。
息を潜めて、ズズ…と下着を下げる。腰骨から太ももへ、かろうじて三角部分が恥部を隠しているときに、朦朧としていたネコ娘は我に帰った。

「…やっ、だっ…だめぇ!!」

ガバッと起き上がり、ショーツを押さえた。
あまりの剣幕に、脱がすことに集中していた鬼太郎は心臓が跳ね上がるほどに驚いたが、乱れた姿で涙目に訴えるネコ娘に身体の芯を熱くした。
そんな可愛い顔で駄目だと言われたらもっと見たくなるもの…無理やり押さえつけて剥がしてしまおうか…?

ふと、全裸にしたネコ娘を床に寝かせたままというのはよくないな…そんなことが頭をよぎった。
あの柔らかな素肌が、古い床板で擦れてしまわないだろうか。怪我してしまわないだろうかと思う。

「…そうだね。」
「にゃっ?」

ネコ娘は、駄目だと言って手を止めた鬼太郎に、安著した。

「床の上じゃよくないよね。痛かっただろう?」
「??」

差し出された手に手を重ねて、引かれるままに立ち上がった。

「あん…」
「僕の布団の上のほうがまだいいよね。」

そう言って座らされた鬼太郎の万年床。
言っていることが噛みあっていない…何かが違う。

「僕の布団の上だったら脱いでも大丈夫だよね。さあ、続きをしようか?」
「ちょっ…きた…」
「その胸当ての脱がし方解らないんだ、ネコ娘自分で脱いでくれよ。」

本来の役目を果たさずに、胸の上にずらされたままのブラジャーを指差し鬼太郎が言う。

「…にゃっ!」
「教えてくれれば…僕がしても良いけど?」

にっこりと微笑んだ鬼太郎の視線に、ネコ娘ははだけたままの胸を慌てて包み隠した。
しかし、その姿は明らかに脱いだほうが早いのではないかと思われるほど乱れていた。

「…だって、その格好…直すよりも脱いで着なおしたほうが絶対早いよ。」
「…」

ちらりと視線をおろす。言われてみれば確かに…ブラウスはよれよれで、キャミソールの下のブラジャーは外して付け直したほうがよさそうだ。
ネコ娘は胸元を押さえたまま、鬼太郎のほうを睨む。
乱れた姿とは対照的な強気の視線が魅力的だよ…等とはとても口にできなかったが、ネコ娘も鬼太郎の言うとおりだと思ったのだろう、くるりと壁側を向いて座りなおした。

「…見ちゃだめだからね!」

まんまと鬼太郎の術中?荷は待ったネコ娘はいそいそと脱ぎ始めた。

(”見ちゃだめ”なんて言って…見るに決まっているじゃないか。)

最後の最後でどこか抜けているネコ娘の後姿に、鬼太郎の口元には笑みが漏れる。
目の前のネコ娘はブラウスを脱いで、キャミソールの紐を方から外し、背にあるブラのホックを外そうとしていた。

「ふぅん…その胸当て…後ろにホックで止まってるんだ。」
「きゃっ!」

至近距離から聞こえた声に、そろりと振り返れば触れてしまいそうな距離に鬼太郎の顔があり、ネコ娘の手元をじっと見ている。

「き…鬼太郎〜!!」
「うん、これなら僕にも外せそうだ。」

そういって、両手を使いホックを外せば圧迫感から開放されて、ネコ娘は胸を押さえた。

「…見ちゃだめって言ったじゃない。」
「ネコ娘こそ、僕が最初に言ったこと…忘れてやしないか?」
「最初に…?」
「ネコ娘が”女の子”だってこと…僕が思い出させてやるよ。だから手は抜かない…」

いつからか、最初の緊張感がすっかりほぐれてしまってて、押さえつけられたときの恐怖が緩和していた。
ブラウスも、キャミソールもブラジャーも剥がされ、白いショーツ1枚になってしまったネコ娘の身体を、後ろから抱きつくようにして胸元に回された手。

「んっ」
揉みあげられて、思わず声が漏れてしまった。

「僕は男で…ネコ娘は…女…なんだよ?」
「そ…そんなのっ…あたりまえじゃない…」

耳元でささやかれた言葉の雰囲気に飲まれてしまうことを恐れて、おどけて見せたが鬼太郎は変わらない。

「ほら…ここだって、ここだって…僕とは違う。」

滑らせるようにして、女性らしさの象徴を鬼太郎は指でなぞっていく。
それこそが、ネコ娘の心を不安定にし、わざと女性らしからぬ振る舞いに走らせたということにも気がつかずに。

自分でだって気が付いてた、いつからだろうか…鬼太郎との身体の違い。
背はまだ自分のほうが高かったが、体力的にも腕力も、いつのまにか敵わなくなって…
軽かった身体には出っ張りがついて、今までのように思うような振る舞いができない…そんな身体を気味悪がられるのではないかとずっとずっと思ってた。
最近では妖怪事件で人間に引っ張りだこの鬼太郎に、ますます置いていかれるようで…距離が広がっていくようで寂しかった。
ならばいっそのこと…

「あたしも…男の子だったらよかった…」

小さく呟かれた言葉、目には涙がじわりと溢れる。
鬼太郎と同じ男の子だったら、今だって負けなかったかもしれない。
身体の変化に戸惑って隠すことなく、互いの成長について話もできただろう。

「どうして?僕は…ネコ娘が異性でよかったと思ってるよ。」
「えっ…?」
「異性だからこそ…同姓以上の繋がりももてるんだよ?」
「…」

ネコ娘には鬼太郎の言った言葉の意味がよくわからない。
いつだろうか、男同士の友情のほうが強い―――ねずみ男が言っていた言葉が記憶によみがえる。

「解らないかい?だったら―――今だけ、今だけ僕に全て、任せてくれよ。」

肩口に顎を乗せた鬼太郎の口から耳元に囁かれて、ネコ娘は自分のみをギュ…と抱いた。
407名無しさん@ピンキー:04/06/14 22:57 ID:V0R7/lXi
>(”見ちゃだめ”なんて言って…見るに決まっているじゃないか。)

本当にエロ鬼太郎……(;´Д`)
健気に身をゆだねるネコたんに、あんなことやこんなことをしてしまうんですか!?
されてしまうんですか!? (*´Д`*)ハアハアしながら続ききぼんぬ。
>406の続き

「…気持ち悪く…ないの?」
「えぇっ?」

突然投げかけられた言葉を不思議に思った。

「どうしてそんなことを言うんだい?」
「だって、いつも鬼太郎…嫌そうにしてたから。」

ネコ娘に飛びつかれて、ついつい変な顔をしたりオーバーなリアクションをしていたのは、少女を意識し始めた少年の微妙な真理からだということをわかっていない。
嬉しいはずなのに、照れくさくて…つい突き放してしまった。

「…ごめん…その…恥ずかしかったんだ。」
「みんなの居る前で、あたしに纏わりつかれて…迷惑だった?」

「ち…ちがうよ!そうじゃなくって!!…気持ちよくって…知られたくなかったんだ。」
「えっ…」

ネコ娘は、急に頬が熱くなるのを感じた。

「や…やだ、おかしな嘘…言わないでよ。」
「”ウソ”じゃないよ。ネコ娘は知ってた?君に抱きつかれたり、腕を組まれたりしたときに、とても柔らかくて…いい匂いがして…本当に気持ちが良いんだ。…安心するんだよ?」
「そ…そんなのっ…知らないよ。」
「そう?僕は今だってすごく気持ち良いよ。…そうだ、ネコ娘にも教えてあげるよ。」

そう言って後ろでは鬼太郎が起き上がった気配が、密着していた鬼太郎のぬくもりが離れて少し寒い。
ふと、背中のほうに居る鬼太郎をちらりと見た。

「!!…き、鬼太郎何して?!」
「ああ、服を着たままじゃ解りにくいと思ったから、脱いでいるんだ。」

驚きの声を上げたネコ娘に、平然と鬼太郎は答えた。

「直接肌で触れたほうが、ネコ娘にも僕の言ってること伝わるかな…と思って。」

久しぶりに見る鬼太郎の半裸も、昔とはだいぶ違っていた。
妖怪との戦いで、同年代の少年よりは筋肉の付がよい胸板は厚く、たくましい腕。
普段は学童服の下に隠されていた少年の身体もまた、少女と同様に大人のものへと変わりつつあった。

(――― 知らなかった…鬼太郎が…こんな ―――)

もともと頼りにしている存在ではあったけれど、いつも”子ども”だと思っていた鬼太郎が、”男の子”だったなんて。
じっと見つめているネコ娘の視線に気がつき、ちゃんちゃんこと学童服を脱いだ鬼太郎が微笑む。

「どうかしたかい?…ああ、大丈夫。僕もこれ脱ぐから。」
「!!」

まだきている肌着を引き、脱ぎ始めた。そんなつもりで見ていたわけではないが、視線を戻し縮こまっていると、再び背後に横たわる鬼太郎の気配。

「…ネコ娘。」

名を呼ばれて、再び回された手に引き寄せられ、今度は直に肌が触れ合った。

(――― 暖かい…―――)

先ほど離れたときの寂しさなんてあっという間に埋めてしまうほど…暖かかった。

「うん…やっぱこの方がぜんぜん気持ち良いよ。」

露出した肌の全てで相手のぬくもりを感じ取ることができて、鬼太郎はネコ娘の儚さを、ネコ娘は鬼太郎のたくましさを改めて感じ取った。
すす…と悪戯に膨らみを手にすれば、腕の中でびくりとした反応が感じられた。
掌全体でやさしく包むように揉みあげれば、なんとも悩ましげな吐息がネコ娘の口から漏れる。
胸の奥をくすぐる感覚に堪らず声をあげた。

「やっ…鬼太郎のエッチ!」
「そうかな…僕は、自然なことだと思うんだけど…ネコ娘は、僕に触れたいと思わないの?」

そんなことは無い、鬼太郎と手をつないだり、隣で座って微笑んで居たいと思う。
今だって…触れられているのが、気持ち良いのだ。
でも、そんなことは恥ずかしくて口にできないから、ついつい尖った態度をとってしまう。

「だってぇ…」
「僕にも触れてよ。僕だって…ネコ娘に触れて欲しいんだよ?」

壊れてしまいそうな細身の体を抱く手に力がこもる。
”好きだよ”そんなことを言ったら、いつもお姉さんぶっているネコ娘に軽くあしらわれそうで、決して言えなかった言葉。
いつも思ってた、だからいつも見てた。
嬉しいときにも、悲しいときにも、いつもそばに居てくれた。そんなネコ娘が―――

「…好きなんだよ?」

気が付けば傍にいて、兄弟のように毎日遊んで育った大事な幼馴染は、いつしか大事な女の子になっていた。
何にも変えがたい大事な女の子…その気持ちはネコ娘も同じだったけれども。
精神的に少しばかりおませな女の子に、子ども扱いされたくないからと意地を張って冷たくしたこともあった。
ネコ娘も、ある居アプローチはしていたが、鬼太郎が嫌なそぶりを見せれば嫌われたくないから、それ以上は無理に入り込むことをしなくなっていた。
411411 ◆NECOkE/60g :04/06/16 02:12 ID:lpjcmMsF
|  ↑
└─┘
メール欄へ、おらっしゃあぁぁ!!!
 ∩∧ ∧
 ヽ( ゚Д゚) <続き楽しみに読み進めてますあqswでrftgyふじこおkl
   \⊂\
    O-、 )〜
      ∪

第二話も猫娘登場してましたな。
あまり活躍はしてませんでしたが・・・
非エロもので恐縮ですが、小ネタ投下しまつ。
妖怪塾の塔を見上げ、砂かけや子泣きと共に待機していた猫娘は、
森の木々を越えて飛来する一反もめんの姿に気付く。
 「あ・・・鬼太郎さーん!」
大きく手を振れば、その上に乗った鬼太郎もそれに気付き、
木々の枝をかき分けながら近づいてきた。
 「大丈夫だった?すんごい破裂音がしたから・・・心配したのよ」
数刻前。空を覆い尽さんばかりに膨れ上がった見上げ入道は、
鬼太郎の髪の毛針によって破裂し、収縮したその身は妖界へと逃げ帰って行った。
 「心配ないよ。子供たちは無事、元の姿に戻ったよ」
小一時間待機させられ、「やっぱり退屈じゃのう」などと溜め息をつく子泣きに、
砂かけは「無事ことが運んでよかったじゃろうが」と嗜める。
 「合図を出してくれたらいつでも駆けつけたのに」
 「ああ、そのつもりだったんだけど・・・」
見上げ入道の言葉が引っかかり、鬼太郎は待機した仲間たちを呼び出すことができなかった。
 ───ネズミ男・・・お前のおかげで、鬼太郎は研究済みだ───
旧知のネズミ男が、見上げ入道に何を吹き込んだのかは分からない。
ただ、自分の弱点はといえば・・・。
 「どしたの?」
ちらりと視線を走らせた先、猫娘は不思議そうに首を傾げていた。
 「・・・いや。僕一人で充分な相手だったからさ」
強がった鬼太郎の言葉に、目玉おやじは子泣きや砂かけに向けてこそこそと呟いた。
 「まあそれもそうなんじゃが・・・呼びかける余裕もなかったからのう」
 「ぬりかべ・・・」 「ああ、お前はよく役に立ってくれた。礼を言うぞ」
地を鳴らし進みながら、一見にしては分からないが、ぬりかべもまた上機嫌だった。
並んで帰り道を辿りながら、猫娘が問いかける。
 「それで、アイツは?」 「あいつ?」
猫娘の瞳が縦に伸び、しなやかな指先からは臨戦態勢の鋭い爪が伸びる。
微笑みかけた笑顔から一転した豹変に、見慣れたはずの鬼太郎でさえ思わず目を見開いた。
 「・・・隠したってだめよ。人間の子供たちを利用するなんて・・・。
そんなせこい事考えつくのは、アイツしかいないじゃないのさ」
 「あ・ああ・・・あいつかぁ・・・。別に隠してなんかいないよ、でも・・・」
くんくんと鼻を鳴らし、注意深く周囲に視線を走らせる猫娘を見て、
鬼太郎の胸の内に奇妙な感情が湧いた。
 「逃げられちゃったよ」 「ええっ!?」
 「子供たちをモドリ沼に浸からせている間に、塔の別出口から逃げちゃったみたいだ」
 「そっかあ・・・。まだ近くにいるわよね。一反もめん、探してみよう」
ひらりと濃紫のスカートを揺らし、一反もめんに飛び乗った。
 「待ってよ」
今にも飛び去りそうな一反もめんを掴み、鬼太郎は二人を止めた。
 「何?鬼太郎さんも行く?」 「違うよ。もう・・・いいじゃないか」
 「えっ?」
不満げに眉根を寄せる猫娘の前で、鬼太郎は口元を歪ませた。
うまく説明はできないけれど、そんなに一生懸命にネズミ男を追う猫娘の姿は見たくない。
猫は鼠を追い、鼠は猫に追われる。
それが本能に裏づけされた習性たということは鬼太郎も重々熟知していたが、
いつ見ても、その深き溝の分、むしろ互いを呼び合うようにも見えて、面白くはない。
 「あいつは一人で何かできるってわけじゃない。見上げ入道はもう妖界へ帰ったんだから
 もうあいつの事は放っておこうよ」
 「・・・鬼太郎さんがそう言うんなら・・・いいけど」
鬼太郎が手を伸ばすと、猫娘はその手を取って一反もめんの上から下りた。
 「鬼太郎さんは本当に甘いんだから」 「はは・・・はははっ」
 「笑い事じゃないよっ。今度ばかな真似したら、とっちめてやるんだからっ」
鼻息を荒げ、鋭い爪が空を切る。
その先には、ここにはいないネズミ男の姿が見えているのだろうか。
 「・・・ねえ、もういいじゃないか」
そんな怒った顔よりも───ネズミ男のことばかり考えている顔よりも、
いつもの猫娘に戻って欲しくて、爪を立てた手を取る。
 「さあ、もう帰ろう?」 「うん」
繋いだ途端、その手からは爪が収縮し、いつもの柔らかく丸みを帯びた手に戻る。
引き戻すように握り締めた鬼太郎の手の力は、そのまま、
鬼太郎の胸の内に疼いた、やきもちの証であることを猫娘は知らない。
鬼太郎自身も、分かってはいなかった。
414名無しさん@ピンキー:04/06/16 09:44 ID:Po78e5yb
Rネタご馳走サマリン
漏れはまだ、本屋には逝ってないでつが、強引グマイウェイを逝きつつあるようでつね>R
どこを目指しているのか..._| ̄|○

日中の暑さで脳みそ湯だってまつ
誤字脱字キニシナイ!で投下!
>410

こんなに傍にいても、なかなか届かなかった素直な気持ち。

「なによぉ…今更…あたしなんか…ずっと前から鬼太郎だけが好きだったんだからぁ…」
「うん…、だから…こっち向いて?」

涙目のネコ娘が振り向くと、鬼太郎は微笑んで返す。肩に手をおき、こちらを向くように促して、向かい合い…抱擁。
抱いた背中もよかったけれど、胸に触れるネコ娘の胸の膨らみはもっと良いものだった。
押し付けられる感触…柔らかでありながら弾力が感じられて

「ずっとこうして…ネコ娘を感じて居たいよ…」
「…鬼太郎」

けれども、感じていたいのは、知りたいのはここばかりではない。
まだネコ娘が身に付けている、半分ほど下ろされた白いショーツの中には何が隠されているのだろうか?
ねずみ男の持ってきたあの如何わしい雑誌のような事を、ネコ娘にしたら自分たちはどうなってしまうんだろう。

そんな想像を走らせれば下半身の勃ち上がったものに、奇妙な疼きがわく。
ソレは何かを欲するような、餓えに満ちたようでもあり、渇きを満たしたいようでもある。
ネコ娘も下半身に当るこの硬いものに気がついていたが、ソレは鬼太郎のズボンの金具だと思っていたから、黙っていた。
自分の身体とネコ娘の身体の間に挿まれて、ほんの些細な刺激も敏感に感じ取るようになっているソレは、思わず腰を揺さぶりたくなる衝動を鬼太郎に興させる。
堪えるに耐えがたい感覚…いっそのことズボンを脱ぎ捨てて、ネコ娘の柔らかな肌にこすりつけてしまいたい。
それができたらさぞかし気持ちが良いのではないだろうか…

鬼太郎は、背中を抱いていた手を滑らし、ススス…と半分ほどはみ出した桃尻をわし掴んだ。

「にゃっつ!!」

声をあげて、びくりと身体を反応させたネコ娘にはかまわず、鬼太郎は掌全体で撫でるようにして揉んだ。
そうするうちに、手は自然とショーツの中に忍び込み、ショーツは桃尻の下に下がる。
不思議なことに、揉んで居る鬼太郎のほうが息が上がってきた。

堪らず、はあ…はぁ…という息遣いになり、耳元にかかる鬼太郎の息にネコ娘も身体を熱くした。
興奮が伝染したのか、ネコ娘の息も上がるはじめる。

「ふっ…ん…はぁ…はぁっ…」
「やあっ…はぁん…ふぁ…あっ…」

イヤイヤをするように、鬼太郎の胸を手で押すが、桃尻を掴んだ手は揉みながらも身体を引き寄せ逃さない。
顔を埋めていた肩口に、しゃぶりつくとネコ娘はますます可愛らしい声をあげて、鬼太郎は止まらなくなった。
それに比例して、下半身の疼きももどかしさが募る一方で、全部抜いで桃尻を揉む動きに合わせネコ娘の肌に擦ってしまいたかった。

我慢も限界、ズボンのボタンに手をかけファスナーを開き下着ごとずらした。
ボタンやファスナーは片手でも十分いけたが、さすがに脱ぐには片手はやりにくく、焦るほどうまくいかない。
なんとかして、勃ち上がった自身が開放されると、思わず身震いをした。
ズボンも下着も、ひざの上でもたついていたが、今はそんなことどうでもいい。
再び両手でネコ娘の桃尻を掴み、引き寄せるとその動きに合わせて腰を擦り付けた。
布越しとはいえ、何かに突き上げられる奇妙な感覚にネコ娘も喘ぎ声を漏らす。

「んっ…ンッ…く…っ」
「ふ…にゃぁ…ん…」

牡芯はショーツとネコ娘の両太ももの間に滑り込み、ぐるりと挿まれた皇かな肌…生地に擦れる感じが思った以上に気持ちがいい。
腕よりは細く、指よりは太いものが両腿の間を行き来し、まるで得体の知れない生き物が這い回るようでネコ娘は腿を強く閉じた。
それでも鬼太郎の動きはやまず、ショーツの下から押し上げる雄芯は、肉芽を圧迫し秘裂をなぞるように…いや、割入ろうとするかのように前後する。
圧迫された内腿の柔らかな肉感。布越しの秘唇を押し上げるように、何度も何度も往復させればやがて排泄に似た感覚が湧き上がり、ショーツを挟んだ秘裂を突き上げたところで一気に放出された。

「うっ…うぁ…」
「あん…あっ・あっ…ひゃんっ!!」

ネコ娘を引き寄せ、硬直の後ネコ娘の足の間には鬼太郎の熱いものが流れ落ちる。
突き付けられたままの熱い楔はビクビクと痙攣をしながらも、全て吐き出し終えるまでそうしていた。
一度欲望を満たせば、多少は冷静な思考が戻ってくる、しかし経験の浅い若者は覚えた色欲に溺れがちで…
異性の身体に興味を持ったと有れば尚更のこと、鬼太郎も例外ではない。

はっとして、起き上がって目にしたのは自分の吐き出したもので汚れた少女が横たわる姿。
自分のものと言う印をつけたような満足感が湧き上がり、まだ確かめてない部分を隠したままの白いショーツに手をかける。
ためらいも遠慮も無く、一気に剥ぎ取ると表れた恥線に目が釘付けになった。

(――― ネコ娘…もう生えてるんだ…)

陰毛…とはまだ言いがたいような、淡いし茂みは産毛が少し濃くなった程度のもので、それでも少女には異質なものにしか感じられなかった。
恥ずかしくて、まだ何も生えていないほうがいいと思ったぐらいで…

鬼太郎からすれば、羨ましいものだった。
それは大人の印でもあったから。まだつるりとした自身を見下ろし、自分よりもほんの少しばかり大人になりつつあるネコ娘を思って頭を掻いた。

( いいな… )

思わず手を伸ばし、淡い茂みをショリショリと撫ぜれば、まどろんでいたネコ娘も驚きに飛び起きた。

「や…やだっ…鬼太郎何してるのよっ!!」
「何って…羨ましいなって…」

ショリショリと撫でている手を休めることは無く、鬼太郎は返した。

「僕なんかまだ何も生えてないから恥ずかしいくらいだよ…」
「…!!」

その言葉にネコ娘は硬直し、耳まで赤く染め上げた身体をわなわなと振るわせた。
418名無しさん@ピンキー:04/06/16 22:52 ID:GaSsTkAh
小僧なはずの三部鬼太郎が…
ネコ娘に優しくて嬉しい!
419名無しさん@ピンキー:04/06/16 23:03 ID:YvfeKN5X
ネ申々よ!!
萌えをありがd
おかげで明日も逝きていけそうです・・・
>417の続き

それでも鬼太郎の手は止まらず、そのうち変な気分になってくる。

「ね…ねぇってば…」
「うん?」
「…もう…もう止めて?」
「なんでだい?」
「何だか変なのよぅ…」

チロリと上目遣いに、ネコ娘はもじもじとしていった。

「…変になっちゃいそうなの…だから…ヤメテ?」
「嫌じゃないんだ…」
「えっ…」
「”変”になりそうなだけで”嫌”じゃないんだろう?教えてよ…どう”変”になりそうなのさ…」
「…」

そんなの解るはずが無い、ただ…この胸を渦巻く感覚がとても恥ずかしいものに思えたのは事実だ。
予測のつかないこの先を知ってはいけないような気がする…この感覚が何であるか…知らないほうがいいと思った。
先ほど下半身に押し付けられた熱いものの、突き上げられるたびに疼いて…もどかしくて…まるで自分が自分でなくなってしまうような感じがして…表現のしようが無い。

「ね、足…開いてよ。」
「にゃっ!き…鬼太郎?!」

鬼太郎はネコ娘の足を上げさせ、自分の肩にかけた。
足の中心に割って入れば、ネコ娘の大事な所は目の前に晒される。

「やっ、だめぇ…ソコはダメだよぉ…」
「見せてよ…僕はもっと…ネコ娘の事知りたいんだ。」

心の内側だけでなく、身体の隅々まで―――

自分も見たことのない女の子の大事なトコロ…が、鬼太郎の目の前に晒されているかと思うと、死ぬほど恥ずかしい。
顔は耳まで赤く染まり、羞恥に目尻には涙が溢れる。

それに…それにソコ…は―――

「きっ…汚いから、触っちゃだめだよぅ!!」
「汚くなんてないさ、ほら…」
「にゃん!!き…鬼太郎〜!!」

鬼太郎は、低い鼻先で恥線を下から上になぞり、中心に唇を押し当てた。
鼻腔をくすぐる少女の独特の香り…に、一度吐き出して落ち着いていたはずの牡芯が再び熱くなるのを感じた。
唇で食み、思いついたようにチロリと舌を走らせれば、ネコ娘の腰は堪らず跳ね上がる。

鬼太郎の指先が内股をすべり、秘所に近い部分に触れるとネコ娘は声を押し殺して小さく震えた。
柔らかな肌の感触を指先で味わい、まだ閉じられている少女の秘密に思わず溜息が漏れ、ぽってりとした恥丘に親指を沿えて、ゆっくりと押し開く。
まだ誰の目にも触れたことのない少女の秘所は、きれいなピンク色で…空気に触れた為か、晒されたことを恥らうようにヒクヒクと蠢いていた。
まるで誘うような動きに、知らずとも雄としての本能で感じるのだろうか?堪らず喉がゴクリと鳴った。

開いた内側からは更にネコ娘の香りが強く漂い、ヒクヒクと蠢く花壺に鬼太郎はそっと指で触れてみた。


「ふにゃん!!」
「…」

今まで触れたどの場所とも違った肌触り、汗でしっとりと潤った肌とも違う潤い。
とはいえ、まだ性交そのものを知らぬ少女の花壺は、少年を受け入れられるほどには蜜で潤ってはいなくて
鬼太郎は黙ったまま、先を挿入した指を奥へと進める。そのたびに少女の身体がビクリビクリと震えたが、止められなかった。

「いっ…」

異物感に、ネコ娘は堪らず眉間にしわを寄せたが、鬼太郎には見えない。
指を根元まで咥え込んだ少女の秘所に目はくぎ付けだった。
初めて挿れられ他少年の指に、膣内は強張ったままだったが、それでも少年はやわらかいと思っていた。

内側を探りながら、指でなぞればざらざらと襞のような物が感じ取れて、初めはゆっくりとした抽送が、やがて速さを増していく。

「にゃぁっ…にゃんっ…きた…きたろっ・・・」

何往復かするうちに、だんだんと花壺からは蜜が溢れ出し、少年の指をすっかり濡らした頃には、抽送に合わせてなんとも淫猥な水音が聞こえるようになってきた。
気のせいか、目の前の小さなもの…肉芽が少し腫れてやしないだろうか?
膣の伸縮に合わせて、ヒクヒクと動くソレ…に、引き抜いた濡れた指で触れた時

「―――!!」

ビクン…と一際大きく少女の身体が跳ね上がる。痺れるような強い刺激に堪らず、少女は落ちたのだった。
423名無しさん@ピンキー:04/06/18 21:31 ID:Y3qeef3c
ねこタン(;´Д`) ハアハア
424名無しさん@ピンキー:04/06/20 20:26 ID:FzddmHLX
毛目玉神はげしく乙ー!
初めてイッちゃったネコ娘(*´Д`)ハァハァ
>422の続き

鬼太郎が驚いたのはその直後だった。
再び差し入れた指の感触は先ほどのもとのは全く異なっていたからだ。

「…うわっ」

声をあげて差し入れた指を引き抜いてしまったのも無理は無い
先ほどのざらざらとした襞の感触は無く、熱く蕩けたように柔らかく…ネコ娘の膣は滑っていた。
そう、いつか怪我をした指先をネコ娘に吸われたときにも似た、挿れた指を隙間無く覆う肉壁は指に吸い付いてくるようでもあり、更に奥深く誘うようでもある。

その感触に、ひとたび落ちて惚けたままの少女に、誘われるようにして覆い被さったのだった。
一度吐き出した自身も再び立勃ち上り、ソレをどうしたいのかはもう鬼太郎は解っていた。
ネコ娘のソコへ、挿れたいのだ。

あの雑誌のように、自分も…

ところが、簡単そうに思えた挿入が意外と難しく、未経験の鬼太郎が支え無しに自身を如何こうするのも難しい。
己の一部でありながら、思うようにいかずネコ娘の秘所をとにかく突付いた。

己は焦り、自身はますます興奮して、鬼太郎は己の手を添えることとした。
刺激を与えすぎた自身は己の手で握っただけでも弾けそうなほどで、思わず顔を顰めた。

ネコ娘の意識はまだ遠く、鬼太郎が足を再び持ち上げても反応は見られなかったのだが
蜜を滴らせる花壺の中心に自身をあてがい、不器用に腰を押し付ければ、ネコ娘の腰が逃れるように浮きあがったが、ソレは返って鬼太郎を奥深くまで誘うものであった。

「…あっ…にゃ…あぁ・・・」

圧迫感と同時に競り上がる痛みに、ネコ娘は目を見開き、正面の鬼太郎に気がついた。
その鬼太郎もまた、堪えるように少年らしからぬ表情を浮かべていた。
ネコ娘はよく解ってはいなかったが、鬼太郎も自分と同じだと、鬼太郎が堪えているのなら自分も一緒に…と思い、その身を抱き寄せた。

どちらも行為に及ぶには少々若すぎもしたが、互いに未開発の身体、少女も傷つき、少年もまた傷ついたのだった。
懇親の思いでようやく深く結ばれた身体に、少年は少女の上に脱力した。
弱々しく互いを抱擁し、少女は少年を受け入れた自分を誇りに思っていた。
理由も意味もわからない、ただ鬼太郎を受け入れられたことが嬉しい。

ほんのわずかでも動けば結合部には痛みとも悦ともつかぬ感覚が湧き上がる。
少年ももう限界だった。
組み敷いた少女に対する愛しい想いとは反対に、このまま乱暴してしまいたくなる自分が居た。
先ほどしたように自身を滅茶苦茶に擦りたててしまいたい。
包まれた少女の胎内は滑り蠢き、狂いそうでもある。

2度目に向けて、前後しようとした時だった。

「…うっっ・・・あっ…」
「にゃぁ…っ…」

牡芯は思わずして少女の中から抜けてしまい…と共に、逃すまいとして締め付けてきた少女の膣からの開放感にたまらず達してしまったのだった。
少女の愛液と血とに塗れた自身は、恥丘の上で己の精を吐き出し、総て射し終えるまで腰だけは少女に据えつけたまま動けなかった。
白濁としたものは少女の身体に撒き散らされ、勢いよすぎて頬にまでその痕を残す。

「クッ…」

突き上げるままに身体を震わせ、段々と萎えていくと共に、存分に少女を堪能しようとしての不祥事…己に納得がいかない。
射精は止まず、一度吐き出せばその硬度は失われ、少女を味わい尽くすことができない。


悔しそうに少女の顔をのぞけば、口元についた少年の精をチロリと舐め上げる少女の表情に…仕草に当てられたのだった。
少年と同じように振舞っていた少女のはじめて見る艶やかな表情に、少女自身に感じさせたかった性の違いをはっきりと見て取ったのは少年のほうで…
―――気が付けば、唇を重ね合わせていた。

溢れて止まらぬ思いは、重ね合わせるだけの靴付けでは満足できず、舌で少女の唇をなぞりその感触に、いつしか夢中になっていた。
互いを貪りあうような…こんな口付けがあるなんて、思いもよらなかった。知らなかった。

手は、膨らみを弄り口からはくぐもった声が聞こえる。
刺激的な甘い声に、幼く稚拙な愛撫に、互いの名を心の中で唱えれば性感が刺激された。

再び牡芯は勃ちあがり、3度目の行為に及んでいた。
陰部の水音と肌が激しくぶつかり合う音、獣のような交わりに獣のような声をあげて、互いの意識が遠のくまで続けられた。

そんな二人が目覚めたのは、行為をはじめた頃と同じ昼間。
それは同じ日なのか、一晩明けてしまったのかは当人たちには解らない。
互いに相手も目覚めたこと知ると、向き合いそっと手を握り微笑みあう。
重ねられた手…深い眠りから目覚めたときには今までと明らかな違いはあった。肌を合わせたことによりはっきりと悟ったお互いの性、想いはその深みを増したことに。

身体を抱き寄せ、甘い一時に浸った二人は、時を忘れていたことで偉い目にあったとか。
後先考えずにした情事の後腰が立たず、それはそれは大変だった…らしい?

完了!
428名無しさん@ピンキー:04/06/21 08:53 ID:TU6Oy1Kh
>299以降に投下されたSSでつ

鬼太郎×ねこ娘(4期)悪戯>>305-308>>312-313(未完)
鬼太郎×猫娘(R)非エロ小ネタ>>31-316
鬼太郎×ネコ娘(3期)『痴女の霊』>>322-328>>332-338>>345-349
メリーと結ばれた鬼太郎とネコムスメのその後>>344
〜 異聞妖怪奇譚 〜ヨリ@プチ妄想 >>357-358
429名無しさん@ピンキー:04/06/21 09:01 ID:TU6Oy1Kh
鬼太郎×ネコ娘(三部)お初モノ妄想/初夜Ver.B>364>368>371>392-394
                              >398-400>403-406>408-410
                               >415-417>420-422>425-427
鬼太郎×猫娘(パラレル)『猫娘異譚』>>376-386
鬼太郎×猫娘(R)非エロ・小ネタ第二話>>412-413
430名無しさん@ピンキー:04/06/21 21:55 ID:+1ibvFig
毛目玉神!Goooooood Jooooooooooooooob!!
はぢめてで3回も…(;´Д`) 充分にキチークと思われ(w
431名無しさん@ピンキー:04/06/22 09:39 ID:LT62XpWl
紫煙、鬼太郎×ユメコの拾物でよければドゾー

ttp://sylphys.ddo.jp/upld2nd/niji2/src/1087864282201.jpg

>430氏

(;´Д`)キティーク警報出てしまいますたか、なんだかワンパタ化しているようでもうおなかいっぱいでつかね
そろそろ他の妖怪神にもご降臨願いトコロ
432名無しさん@ピンキー:04/06/22 15:19 ID:JvTiRSVN

キタ━━━━(*゚∀)人(゚∀゚*)人(∀゚*)━━━━!!!

>◆.QnJ2CGaPk氏
連載楽しみにROMってました。完了乙華麗さまです!
少年っぽい鬼太郎の前で、羞恥に震えるネコ娘が可愛いです!
三部のエンディングのように、やはり夜にはこの二人は一緒に過ごしてるのか。
433毛目玉 ◆.QnJ2CGaPk :04/06/24 09:14 ID:qxij1JPO
>432氏サンクスコ
もう夜はエロエロに!!三部は鬼太郎が止まらなさそうでつけどネー(゚∀゚)

最近は雑談も少なく…神も少ないシャボーン
ちょっとだけ、つづけてみまつ。
>313の続き

肌を合わせて既に知った仲。
何処をどうすれば、ねこ娘の身体を熱くできるかも鬼太郎は熟知していた。
可愛いねこ娘を、雌猫にしてしまう方法…それでも、恥らう少女が愛しくて―――

舌先で擽るように口内を荒らしまわればすぐに力は失われて、既に何度も開いた背中のファスナーは見なくても簡単に脱がすことができるようになっていた。
それでも、服に手をかけ脱がす瞬間の興奮は初めてのときも、今も変わらない。
少女の身体は常に変化があり、見逃せないのだ。

人とは違い、永遠に近いときを生きる彼らの成長は人のソレからすれば無変化に等しいものだが、同じ時を生きる彼らだからこそわかる変化もある。

ファスナーが開けば、胸元のボタンがはずしやすくなり、徐々に露になる肌に口付けては少女の肢体を暴くことを楽しむ。
白い肌には先日交わったときにつけた己の印がうっすらと残っており、口元が思わず歪んでしまう。

いくら跡を残してもこの愛しい想いを表しきれず、また赤い痕を散らしてしまう。
チュ…と胸元に唇を寄せれば、吸われた感触にねこ娘が顔を上げる。

「にゃんっ…鬼太郎…またつけたのぉ…?」

鬼太郎の顔をちらりと見上げる。

「うん…だめかい?」
「…ダメじゃないけど…」

お風呂に入るたびに、その赤い痕をつけた自分の姿が鏡に映り、鬼太郎との行為を思い出さずには居られない。
ようやく消えてきたかと思えばまたこうしてつけられるので、ねこ娘はしょっちゅう赤面していた。

ソレばかりではない、肌に残される痕はとても人には言えないようなトコロまで刻み付けられるので、おばばに温泉に誘われても気軽に返事ができない時もある。
唯一の救いは、服を着込んでしまえば、隠れてしまうということだったが、鬼太郎もソレを知っていて、服で隠れるところを狙ってつけていた。
435名無しさん@ピンキー:04/06/24 09:50 ID:SqxdUTS1
毛目玉神、キタ━━━━━━━━ヽ( ゚∀゚)ノ━━━━━━━━!!!!
確信犯キタロウ、イイ!!
朝からえぇもん見させていただきました。
>434の続き

「…しばらく温泉にいけなくなっちゃうよ…」
「ん…おばばに誘われていたのかい?」
「…うん」
「行けば良いじゃないか。」

会話を続けながらも、身につけた服が気ぐるしくなってきた鬼太郎は、ちゃんちゃんこの紐を解き学童服のボタンをはずす。

「やっ、恥ずかしいよ…だって鬼太郎ってば…いっぱいつけるんだもん。」

ぷぅ…と、頬を膨らませて拗ねる姿もまた愛しい。
上半身裸になった鬼太郎は、横を向いたねこ娘の頬に、ついつい吸い寄せられるようにして口付けを落とし、抱き寄せた手をスリップの下から忍ばせて、なだらかな身体のラインを滑らせながら上れば、口からは熱い吐息が小さく漏れて…
ようやくたどり着いた膨らみを掴み取り、先端の果実を探ればソレは既に尖っていた。

ふくらみをも見上げるようにして、指先で器用に先端を転がせば、既に知った甘い痺れが走り始めて、腕の中でその身を震わす。

「それは…ねこ娘のことが好きだから…」
「にゃぁ…」

耳元でささやかれた甘い言葉に、痺れは更に広がったようで、頬が上気しているのは身体の熱のせいばかりではないようだ。

「夢」でしたように、嫌がるねこ娘を組み敷いて、羞恥に塗れた表情を眺めながら無理やり犯すのも悪くは無い。
でも、「現実」ではやはりやさしくしてあげたい。
その想いが揺らぐことは多々あるけれど、やはり感じていることを直にこの身で、肌で、声で…五感の総てで感じ取りたい。
感じていても、押し黙ったままで耐えているのかと思うと、やはり寂しいのだ。

時には、エッチなことを言って苛めてしまいたいけれど、ねこ娘が頑なになってしまうから、やはりそう意地悪もできない。
甘い言葉を言うのは嫌ではないし、むしろその方がねこ娘が素直になってくれるから、言葉の出し惜しみもしない。
色情濃い艶のある表情を惜しげもなく曝してくれるのだから…それだったら幾らでも甘い言葉で蕩けさせてあげる。

「好きだよ…本当に…スキ…で…止まらないんだ。」
「鬼太郎…」

蕩けた瞳で見つめられれば、胸の鼓動も一際早まる。
こんなにエッチで可愛い表情させられるのは僕だけ…こんなねこ娘の一面を知っているのも僕だけ…

「…あたしも…鬼太郎が―――スキ。」

細い腕は首に回され、身体が引き寄せられるままに肌を合わせた。
まだねこ娘が身につけたままのスリップが少々邪魔だったけれど、露出した部分で感じるねこ娘の肌は何度抱いても驚くほど皇かで、しかと抱いてなければ逃げられてしまいそうに思う。

――― 可愛い、僕のねこ娘 ―――

抱き寄せられて顔をうずめた小さな胸に、スリップの上から吸い付く。
舌が生地に取られてしまうが、唾液で肌に張り付けばその果実の形は感じ取れる。
時々甘噛みをすれば、震える身体が快楽を味わっているのだと教えてくれた。
スリップの上から舌で果実をはじけば、頭を抱えた腕で縋り付くようにして、押し当てられる柔らかさがたまらない。

既にこの先を知った身体にはもどかしさが募り、まだ生地に隠された秘所の奥が無意識に絞れる。
それは何度も何度も受け入れたことのある鬼太郎の牡を求めて…
ねこ娘の身体を組み敷き、割られた両足の間に身体を沈め、小さな胸に顔を押し付けるようにして鬼太郎はスリップの上から胸をむさぼっていた。
ショーツの仲にもぐりこんだ両手は、股尻を掴み取り引き寄せるようにして揉めば、互いの下半身が擦れる。
直接肌に触れたい…直に触れて欲しい。

「ゃあ…にゃっ…んぅ…」

やがてねこ娘の口からは、言葉ではなく与えられた快楽を知らせる鳴き声だけが奏でられる。
縋る腕は、いつしか快楽に対する怯えからではなく鬼太郎を求める行動に変わり、腕ばかりでなく足をも身体に絡めていた。

不規則な息遣いと共に漏れる吐息に、甘ったるいねこ娘の鳴き声に、耳を擽られて鬼太郎もまた息を荒げる。
邪魔だとばかりにスリップを引き上げ、露になった小さな胸の蕾にしゃぶり付けば、待ちわびた刺激にねこ娘の白い喉がしなやかな孤を描く。
血色のよい、愛らしい唇から漏れる嬌声に牡芯は昂ぶり、互いに擦り合わせた下半身は布地の厚みが邪魔をして欲しい刺激は得られずに、切なさがだけが募った。

鬼太郎は我慢が出来ないとばかりに、ねこ娘の白いショーツを引き下げれば、既にソコはグショグショに濡れていて…
淫らな秘唇が外気に触れ熱が少しばかり抜けると一瞬われを取り戻しねこ娘に、鬼太郎がそっと耳元でつぶやいた。

「僕が…助平だから…ねこ娘…恥かしい思いさせて…ごめん…」
「…!」

熱に犯された瞳で見つめられ、ねこ娘は身体の芯から火照り始めた。
エッチなのは…鬼太郎だけじゃないのに…鬼太郎が「スキ」と言ってくれるから、こんなにも心も身体も…エッチになってしまうのに―――

肩口に顔をうずめ、首筋に唇を這わせる。それでも手は休めずに、先ほどからファスナー部分を押し上げている自身を解放してやる。
熱の篭ったズボンの中から、出番を待ちわびていた牡芯が勃ち上り、ヒクリヒクリと動く様はまるで意思を持った別の生き物の様。
先からは我慢汁を滴らせ、少女の肌に触れればますます勢いずく。

少女もまた少年の熱を知り、小さな花壺は更に蜜を溢れさせた。早く欲しいとばかりに、奥は蠢き疼きは収まらない。
いつもは清楚な白い下着はこんなにも淫らに乱れて、ショーツを足から抜き取る時間すら待てないとばかりに鬼太郎はの腕の下の小さな少女の上に覆い被さった。

よけられた程度のショーツから除く、花壺に自身を沈めていく。何度受け入れても狭く、熱い少女の膣内に自身は直ぐにでも爆ぜてしまいそうになるが、意地でも堪えてみせる。
堪えた分だけ少女を味わう時が伸び、堪えた分だけ上り詰めるときの絶頂間が強まる。
意識を一転に集中させ、体重をかけながら少女の膣へ飲み込まれていく。

身体の中を上ってくる少年の熱い楔に、少女は答えるように身体に縋りつき、その動きを促進させる。
愛液に塗れた膣内に滑り挿る程に伝わる至上の悦楽に、眉間にしわを寄せ耐えた。
根元までが飲み込まれると、僅かに身体が震え額ににじんだ汗が伝い落ちる。
深く、深くつながった互いが一つになったことを確認するように見詰め合えば、頬に張り付た髪を掻き揚げ、少女は少年の普段は隠された隻眼を露にした。
細くしなやかな指先で、光を見ることのない空洞の蓋―――をなぞり、小さな舌先でチロリと舐めあげれば、ぞくりと背中に痺れが走る。
それがまるで始りの合図でもあったかのように少年が前後運動をはじめた。

ズ…ッズ…とゆるり、ゆるりと少女の膣内を行き来するその抽送は、上り詰めるほどに速さと激しさを増し、結合部からは肌のぶつかり合う音…やがてソレに水音が混じり始める。
鳴き声をあげて差し出されるように沿った白い喉に、喰らい付くようにして唇を這わせ、獣の行為の終焉を目指して昇りつめて行く。
あまりの熱に互いの性器が溶けて、一つに交じり合ってしまったかのように、2つに形を為していたものが、もともとの1つの存在に戻ったかのような感覚の果て
汗で馴染んだ肌を強く寄せ合い、先ほどまでの激しい動きが止む。
次の瞬間―――少年の身体ががくがくと震え、少女の膣に己の精を注ぎ込んだ。

「―――!!!」

少年の熱液は敏感な少女の膣内に弾け、最後の叫びと共に身体を硬直させた後、共に崩れ落ちた。
しかし、余韻で互いの結合部はひくつき蠢いている。
粗い呼吸を繰り返し、繋がれたままで互いを抱擁し口付けを交わす。

昇り詰めれば、身体は更に敏感になりほんの僅かに動いただけでも、感じ、声が漏れてしまう。
一度搾り取っただけでは収まらないかのように蠢く少女の膣を、再び少年自身が圧迫する。
そう、行為はこれで終わりではない。甘い余韻に浸りながらも、まだ2度3度と続けられるのだ。

今日もまた、少年に翻弄されるがままの少女は気を使い果たし、静寂を取り戻したゲゲゲハウスの万年床では2人が寄り添うようにして寝転がっていた。
気を失ったまま眠りについた少女を腕に抱いたまま、先ほどの行為とは遠く離れた、元の幼い寝顔を見つめていた。

安心して無防備な姿を曝す少女が愛しくて、つい悪さしたくなってしまう。
まだ互いに生まれたままの姿、先ほど散々むさぼった愛らしい胸に手を伸ばせば、ピクンと反応するものの起きる様子はない。

――― 夢でも見ているのだろうか…ふとそんなことを思い。

枕もとに飾られた一輪の花に視線を向けた。
男所帯のゲゲゲハウスには珍しく飾られた花は、ねこ娘が摘んできたものではない。

この花は、現世には無い花―――鬼太郎が摘んできた花。

それは、枕返しの夢の世界に降り立ったときに偶然見つけたこの花は、ねこ娘の「夢」そのもの。
触れた瞬間に血液が流れるように意識に流れ込んできたねこ娘の夢…に、鬼太郎はその花を摘み取ってきてしまったのだった。

先日ねこ娘が見た淫らな夢は、鬼太郎が見せた夢―――鬼太郎にとっては夢の中の現実。

この花を使えばねこ娘の夢に入り込み、同じ夢が見られると知った鬼太郎の悪戯でもあった。
なのに―――夢の中のねこ娘はとても大胆で、現実には考えられない素顔を曝してくれて…

エッチな言葉で責めてみたり、火照る身体を焦らすような事も…普段はちょっと出来ないような乱暴なことまで、ついしてしまった。
よほど、今日も夢に見たことをそのまましてしまおうかとも思ったけれども、これは鬼太郎だけの秘密。
夢の世界のねこ娘の花が新しい蕾をつけるまでの、密かな楽しみ。

穏やかな寝顔はどんな夢を見ているのだろうか―――また、夢の中に入ってしまおうか?

そっとその身を抱き寄せて額に口付けを落とし、目蓋を閉じた。
今宵もまた、ねこ娘の夢に入ろう
同じ夢を見て眠ろう―――


おわり。
441毛目玉 ◆.QnJ2CGaPk :04/06/25 08:29 ID:mE7Aejbz
>435氏、ありゐがd
一時はどうなることやらと思いマスタが何とか完了できました。
そろそろワンパタな漏れのSSには飽き飽きしてるので、他のSS神・絵神にご降臨願いたいところ。

セカーク総合になったのに、皆ドコ要っちゃったんだよーウワァァァァン!ヽ(`Д´)ノ
442名無しさん@ピンキー:04/06/25 21:06 ID:pvlFRYUu
毛目玉神、乙カレーでした!!
夢ですらいたしてしまうなんてさすが絶倫・・・・・

猫タン捨てられ疑惑ネタをなんとなく思いついたけど、エロがない・・・・・
443名無しさん@ピンキー:04/06/25 23:47 ID:6KJTTe8S
>442
いや、別にエロ無くても良いんじゃ?
是非書いてみてくだされ。
444名無しさん@ピンキー:04/06/26 01:49 ID:qFfZTGhg
444get
445名無しさん@ピンキー:04/06/26 18:19 ID:qMcijFgh
鳥乙女ナスカ ハァハァ
御大も最近の流行に乗っ取って美少女モノ描いたりはしないんだろうか
446名無しさん@ピンキー:04/06/26 22:49 ID:X1sOCKj0
>442漏れもキボン

>445
ナスカタンは森野氏辺りでは?
447名無しさん@ピンキー:04/06/27 02:13 ID:/yQwRsJ5
エーそうだったのかよう
一度水木マンガのイラストで、ちょこっと出てるところを見たような記憶があるんだがなあ
ちなみに目がちょっと座っててやばかったようなw
448442:04/06/28 22:06 ID:nT90HqIN
|∧∧
|・ω・`)
|o駄文o
|―u'
|
|
| ∧∧
|(´・ω・`)
|o ヾ そ〜〜・・・
|―u' 駄文
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
|
|
|
| ミ
| 駄文
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄

エロなしの駄文なのでエロ好きな方ヌルーよろしく
449鬼太郎×ねこ娘:04/06/28 22:09 ID:nT90HqIN

気づいたら、組敷かれていた。
身体を押さえつけられて、両腕もしっかりと縫いとめられていて。
身体の自由を奪われてしまったことと、のしかかってくる重さが怖くて、助けて欲しくて
一言名前を呟いたら。
すぐ近くから、「なに?」と抑揚のない返事が返ってきた。
目の前からの答えに、なんだかとても嫌な予感がしてじっと闇の中、目を凝らして見ると
すぐ近くに見知った少年。
驚き半分、安心半分でほっと息をついて、でもこんな闇の中でふざけるにはちょっと
悪趣味だと思って抗議しようと口を開いたところで、名前を呼ばれた。


「ねこ娘」


素直になぁに、と返事をしたら、少年は殊更優しい声で



「あのね。もう、いらなくなったんだ。」


言われた途端、背筋に一瞬悪寒が走った。
身を震わせながら何がと尋ねる声と、少年の次の言葉が重なる。



「尋ねられても言葉どおりだから、何とも言えないんだけどね。そうだなぁ・・・簡単に
言うと、飽きちゃったんだ。」
450鬼太郎×ねこ娘:04/06/28 22:11 ID:nT90HqIN
これ以上聞いたら壊れてしまうような気がして、耳を塞ぎたいのに両手は地に
縫い付けられていてどうすることもできない。
気休めにしかならないけれど顔をそらせて片耳を地に付ければ、目の前の少年は
だめだよ、と笑った。


「ちゃんと聞かないとダメだよ、ねこ娘。理由を教えてあげるんだからさ。」


聞きたくない。聞きたくない!!
叫んでも声になってないようで、喉がぜいぜいと嫌な音を立てた。
遮二無二首を振って耳に音が入らないようにしていても、とうに聞きなれてしまった少年の
声は何の遮りもなくするりと耳に入ってくる。


「子供じゃね、やっぱり満足できなかったよ。」


その一言だけで、彼が何を言いたいのか、理解してしまった。
齢は見かけより随分上だけれど、それでも姿は子供のままで身体を重ねた。
求められればそれに応じて、一緒に寝れば自然の成り行きで幾度も幾度も交わったが、
少年は満足しなかったのだろう。
つまり、彼は『大人の女の方がいい』と暗にそう言っているのだ。
彼が欲しているのは、包み込む暖かな腕、彼を満たす豊満な胸、居心地の良い
柔らかな身体。
子供の身では、持ちえないもの。
理解した瞬間、恐怖に強張っていた身体の力が抜ける。
同時に、両腕を押さえていた手が音も立てずに首に巻きついた。
ゆるゆると締め付けが強くなり、喉が詰まってくる。
451鬼太郎×ねこ娘:04/06/28 22:12 ID:nT90HqIN


苦しいのに抵抗できない―――しないのは、何故だろう。
こちらが攻撃して抵抗したところで、少年に敵う筈がないから?
『好きだ』とか『愛してる』なんて言葉を、安易に信じてしまった自分への報いだと思ってるから?
それとも・・・・・手をかけているのが他でもない、彼だから?


他の誰かに殺されるわけでもなく、一人ひっそりと孤独に死ぬわけでもなく、一時でも
愛してくれた彼だから。
首に絡まる手が、抱きしめてもらったときに感じた暖かさと同じだったから。
だから、受け入れられるのだろうか。
『いらない』の一言で強制的に奪い取られる、自分の意思など省みることのない、この理不尽な死を。
受け入れてしまって、いいのだろうか。
もっと、生きていたいとは思わないのか。
いきなり『いらない』と言われて首を絞められて、文句の一つも言わずに、言えずに朽ち果てて逝くなんて。
第一、彼だけが生き甲斐でもない。
確かに、もう彼に抱きしめてもらったり、名を呼んでもらったりすることが出来ないと思っただけで胸が締め付けられるように痛むけれど。
触れられなくても、かまってもらわれなくても、側で見守ることくらいは出来るんじゃない?
452鬼太郎×ねこ娘:04/06/28 22:12 ID:nT90HqIN


あぁ、もう息が吸えない。
彼が、締め付ける力を強くしてしまったためだ。
最後の足掻きのように、酸素を求めてはくはくと口が喘ぐ。
息苦しさに頭が真っ白になって、無意識に涙がこぼれる。
真っ白になってしまった頭に浮かぶのは、ただ生への訴えのみ。


生きたい。
まだ逝きたくない。
やりたいことが、沢山あるの。
貴方の隣にいたいなんて、そんな我侭言わないから。
視界から消えろと言うなら、目の届かないところに行くから。
お願いだから







コロサナイデ・・・・・・・!!





453鬼太郎×ねこ娘:04/06/28 22:13 ID:nT90HqIN



「ゃだああぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁっ!!」
「わあぁっ!!」



絶叫と同時に、隣でがばりと身を起こす気配。
余程熟睡していたのだろう、寝ぼけ眼で辺りを窺っている。
見知った家のはずなのに、第一何かがこの家に侵入してきたとしても気配ですぐわかってしまうはずなのに、きょろきょろしているのが可笑しくてくすりと笑った途端、いつの間にか目じりにたまっていた涙が一筋流れ落ちた。
後はもう、お約束のように大きな滴が頬を滑り落ちてくる。
見られたくなくて知られたくなくて両腕を目の上で交差させ顔を隠すと、喉の奥が詰まって苦しくなった。
嗚咽なんて漏らしたら―――――――もちろん、漏らさなくてもすぐに解ってしまうだろうけど、心配かけてしまうから頑張って堪えていたけれど。
きょろきょろするのをやめてこっちを向いて、驚いた顔して覗き込んできて「どうしたの!?」なんて聞いてくるから。



「ふぇ・・・・・・っ・・・・」



我慢してたものが一気にあふれ出した。
454鬼太郎×ねこ娘:04/06/28 22:14 ID:nT90HqIN
赤ん坊みたいに大きな声で泣いて、鼻をすすってて忙しなくしゃくりあげていると、背中に手を滑り込ませて、腕の力だけで起き上がらされて、そのままぎゅっと抱きしめられた。
背中に添えられた手がすごく温かかったから、つられてそっと背中に手を回す。
肩口に顎を乗せて瞼を伏せた。


「怖い夢をみたの?」
「うん・・・・・・・・・」
「どんな夢?」
「鬼太郎・・・・・・・・・」
「僕?」
「なんでもない・・・・・・」


本人が目の前にいるのに、しかも泣いてしまったのに、まさかの鬼太郎の夢だよとはとても言えない。
夢のことを伝えれば、猛烈に抗議してくるだろうけど。
それ以上に、彼を傷つけてしまうのが怖かった。
ふるふると首を振って言わない、と呟くと、そう、と言ってあやすように背中を叩いた。
455鬼太郎×ねこ娘:04/06/28 22:15 ID:nT90HqIN
「ね、鬼太郎。」
「うん?」
「好きって言って?」
「えぇ?」
「言って?」
「・・・・・・・・・・好きだよ。」
「もっと。」
「好きだよ、ねこ娘。」
「もっと。」
「好・・・・・・・・愛してるよ。」



何度も何度も同じ事を繰り返させて、その優しい言葉と薄布を通して伝わる優しい温度に
うっとりと目を閉じる。
それでも。
背中から伝わる温かさは、首に絡みついて命を奪おうとしたあの手と同じ感触だった。
同じ言葉を繰り返す声も、全身から感じる気配も、何もかもが全て。
所詮夢だからとそれだけで終わらせてしまうには、何もかもが余りにも生々しすぎて。
夢だと頭で理解しながらも、考える。
アレは本当に夢だったのだろうか。
もしかしたら、いつか訪れるかもしれない、未来なのではと。
その未来が来てしまったら、やはりそれは受け止めなければいけない・・・・・・受け止めるべきだ。
今すぐに、この目の前にいる人があんな事を言うはずはないとわかっているけれど。
いつかこの優しい腕が、温かな唇がこの身の存在理由を消してしまうかもしれないと思うと。


ひどく


哀しかった。
456442:04/06/28 22:23 ID:nT90HqIN
しまった・・・・・糸冬入れるの忘れてたorz
真面目にお目汚しスマソ
モメンにつれられて地獄まで逝ってきまつ。
457名無しさん@ピンキー:04/06/29 00:26 ID:sDhKxKAE
>442氏
トコロがドッコイ!夜行さんの通路で現世に帰還すべし!
鬱小説も好きですよ。夢オチでの救いもあってGJです。
鬼太郎の怖さに怯える猫タンハアハア

関係ないけど、かな変換で「422」と打つと「うふふ」になりますな。
458名無しさん@ピンキー:04/06/29 09:16 ID:TpvIQyRo
せ…切ない・゚・(つД`)・゚・
>442氏乙津でつー

本当に夢であってホスィ猫タンには…猫タンには…幸せになって欲しいんだウワァァァァン!ヽ(`Д´)ノ
459名無しさん@ピンキー:04/07/01 04:38 ID:7J5aJhMO
夢話進行ですか?
悪戯な夢も哀しげな夢もいいですな(*´Д`)
便乗して拙いながら投下しまつ。

>441 毛目玉氏!
漏れにとってはワンパタでもアキアーキでもなく、いつも瑞々しいこと猫タンの桃尻の如し(;´Д`)ハフン
様々なSS神・絵神の登場キボンは同意でつが、毛目玉氏もぜひ続けてよろしくお願いします!

>422氏
鬼太郎のためなら死ねるのが三田猫かと思ってましたが、
死の淵に立たされても、生きる力満ちた猫タンもイイですな。
不安に怯える猫タンは大好物です(*´Д`)<それでも三田猫幸せにしたいよー
夢でよかった・・・。

万年床の上、鬼太郎はじりじりと退いて、目の前の少女を見つめていた。
 『ネコ娘・・・一体、どう・・・したんだい・・・?』
何がどうしてこうなったのか、ネコ娘は肩からワンピースを下ろし、
あれよあれよという間に白いブラウスを自ら剥ぎ取った。
鬼太郎の鼓動が跳ねる。
座り込んだひざの間、スリップの下からパンティを抜き取ると、
ちらりと流し目を向けて、真っ赤な顔の鬼太郎に微笑みかける。
 『だ・だめだよ、ネコ娘・・・』
口ではそう言っても、瞳はその姿をじっと見つめたまま。
欲望と理性の狭間で、鬼太郎は大きな矛盾を感じ取っていた。
その間にもネコ娘の手はスリップの中に忍び込み、ごそごそと布の中を行き来する。
ぷつり・・・と幽かな音がし、脇からするするとブラジャーが引き抜かれた。
薄いスリップにはなだらかな丘が見てとれ、その突端の薄紅色までもが透けて見える。
 『ネコ娘・・・』
思わずごくりと喉が鳴ってしまい、慌てて目を反らしたがごまかしようもない。
スリップ一枚のネコ娘は、屈み込んだまま鬼太郎の元へと近づいてくる。
 『ねえ・・・鬼太郎?』
甘いささやき。欲情して火照ったネコ娘の表情を前に、
鬼太郎の既に兆したモノは、悲鳴をあげんばかりに脈動を走らせた。
 『な・なんだよ・・・急に』 『ねえ・・・あたしを抱いて?』 『!』
二人っきりの時に、こんなに積極的なネコ娘は初めてだ。
鬼太郎は、また痴女でも乗り移ってやしないかと、厳しい視線で睨みつける。
 『な・なんだよ・・・いつもは、嫌がるくせに・・・』
 『ン・・・ゴメンね?でもあたしだって・・・いつも鬼太郎が欲しかったんだよ・・・?』
 『ほ・・・』
本当かい?と言いかけた言葉は、ネコ娘がぎゅっと握り込んだ刺激に、飲み込まれる。
既に起ち上がったものを服の上から掴み上げられ、するすると服の隙間から手が忍び込んだ。
 『だって・・・鬼太郎が好きなんだもん。鬼太郎のココも・・・ス・キ&hearts』
461『夢魂』-2 ◆NECOkE/60g :04/07/01 04:41 ID:7J5aJhMO
ぴょこんと顔を出した亀頭に小さな口を寄せ、ちゅっと口づけられれば、思わずびくりと跳ね上がる。
ネコ娘はちろりと舌をなめずるようにして唇を湿らせると、迷うことなく咥え込んだ。
 『うわ・・・ネ、ネコ娘・・・っ!ちょっと・・・待っ』
自然と腿がびくつき、股座に沈んだネコ娘の頭を挟み込む。
小さな頭は上下に揺れ、根元から先端までを窄めた唇で吸い込んでいく。
甘い誘いに耐え切れず、真っ赤な顔をした鬼太郎の口からは苦しげな荒い息がもれる。
吸い込みながらも、ちろちろと舌で撫で上げた感触が堪らず、今にも爆ぜそうだった。
 『ネコ娘っ!』
無理やり頭を掴み、上げさせた顔は情欲にまみれ、その大きな瞳は潤んでいた。
鬼太郎は全身を震わせながら、その身を強く抱きしめる。
いくら強く抱き寄せても、足りない。いつものような充実感がなかった。
不思議に思い、今度はその唇を重ねてみる。
柔らかい唇。しかし、やはりどうにも物足りない。
つい口づけたままで身を突きつけて、座ったままで向き合っていたネコ娘の身が崩れる。
万年床に縫いつけるように抑え付けたところで、その唇から苦しげな呻きがもれたことに気付く。
 『ゴ・ゴメン!ネコ娘っ』
慌てて身を起こすと、ネコ娘はゆっくりと目蓋を開き、そして微笑みかけた。
普段の明るい笑顔とも違う、妖艶な微笑。鬼太郎の目は釘付けになる。
 『ん・・・大丈夫だから、ねえ?これ・・・』
一枚残されたスリップをつんと摘まみ上げ、上目遣いに呟いた。
 『鬼太郎が・・・脱がせて?』 『え、あ・・・ああ、うん』
裾から手を入れて引き上げる。肌の上を生地が滑るだけで、ネコ娘は心地良さそうに喘いだ。
喘ぎ声も隠さない。
やがて薄毛の生えた秘所、くぼんだ臍、そしてふたつの丘が見えるところまで引き上げると、
寸前まで湧き上がった熱に、鬼太郎のモノは腹につかんばかりにそそり立つ。
 『鬼太郎・・・』
胸の谷間に触れた手に手を重ね、ネコ娘が呼びかけた。
 『も・・・いいよ』 『えっ。いいって・・・何が?』
引きあがったスリップはそのままに、ネコ娘の足が片方ずつ鬼太郎の腰に回される。
462『夢魂』-3 ◆NECOkE/60g :04/07/01 04:43 ID:7J5aJhMO
 『このまま・・・して?』 『えっ!?でも、君・・・まだ・・・』 『だって』
ネコ娘はくすりと笑い、鬼太郎のそそり立った部分をちらり見る。
 『鬼太郎・・・もうそんなになってるじゃない』 『それは、君が・・・』
 『うん。あたしも・・・鬼太郎が欲しいんだ・・・よ?』
両腕が鬼太郎のうなじにまわり、受けとめるように抱き寄せる。
しっとりとしたネコ娘の素肌に重なりながら、互いの鼓動までもが重なるのを感じた。
 『ほら・・・ね?あたしも・・・欲しがってる・・・の・・・』
突き当たった先端は、ネコ娘の秘裂が濡れていることを察知する。
数度なすりつけただけで、ネコ娘はもどかしげに身を捩り、強請るように腰を揺らめかせた。
 『お願い・・・もう、入れて?』
耳元で囁かれ、ふうっと甘い吐息を受けた瞬間。
鬼太郎は耐え切れるはずもなく、ネコ娘の腰を掴んでその身を押し進めた───


はず、だった。
 「う・・・ん?」
目覚めればいつものゲゲゲハウスの天井。初夏の蒸し暑い室内。
ぎゅっと抱きしめていたのは木の葉布団。
 「・・・夢か・・・」
幸いにして暴発は免れた。
がっかりと、深い溜め息を落とせば、その身から熱が引くのを感じる。
精通してからというもの、いやネコ娘と身を交わすようになってからというもの、
頻繁に淫夢を見ることがあるが、今日の夢は覚める前から夢だと分かっていた。
 「ネコ娘があんなこと・・・言うはずないもんな」
性格的には積極的なネコ娘だが、色事となると途端に恥らって身を交わしてしまう。
恥らうネコ娘をどうにか宥めすかして事に及ぶには、いつも時間がかかるのだ。
現実と夢とのあまりにも遠い距離に、鬼太郎はまた溜め息をつく。
ネコ娘が、自ら体を求めてくることなどこの先あるのだろうかと考えて、ふと気付いた。
あの夢は、自分の理想ゆえに深く、いつまでも続くのだろうかと。
463『夢魂』-4 ◆NECOkE/60g :04/07/01 04:44 ID:7J5aJhMO
 「あたしが何を言うはずないって?」
 「うわぁあああ!」
簾を上げて入ってきたネコ娘の姿に、思わず木の葉布団わ抱きしめたままで飛びあがる。
 「どうしたの?」 「き、君こそ・・・どう・・・いつから・・・来・・・」
珍しく動揺した鬼太郎の姿に、ネコ娘は首を傾げて室内へと入ってくる。
 「鬼太郎がいつまでも寝てるから、縁の下で涼んで待ってたんだよ?おはよう」
 「お、おはよう」
額にじわりと汗が滲むのは、この気候の暑さだけのせいではない。
あらぬことを口走ったのではないかと、どんぐり眼はきょろきょろと挙動不審に宙を舞う。
 「・・・僕、何か寝言を言ってなかったかい?」
 「寝言?うーん・・・ちょっと寝苦しそうだったけど、別に何も言ってなかったよ」
 「そ・そう」 「何?おかしな夢でも見ていたの?」
 「おかしな夢・・・ってわけじゃぁ・・・ないけど」
それだけ言って口を噤み、ぷいっと顔を反らした鬼太郎を、心配そうに見つめる。
 「・・・鬼太郎。悪い夢を見た時はね、誰かに話すといいんだっていうよ?」
 「悪い夢じゃないけど・・・」 「じゃぁどんな夢?」
ちょこんと隣に座り込み、覗き込んだネコ娘の顔を見つめては、またぷいっと顔を反らす。
ネコ娘はしばし考え込み、あっと気付いて寂しげに視線を落とす。
 「どうしたの?あ、あたしに・・・話せない話なら、おやじさんに相談したらいいよ」
 「いや、別に話せないってわけじゃないよっ」 「でも、鬼太郎・・・すごく変だよ?」
酷く汗もかいてるし・・・と、ポケットから取り出したハンカチを額に押し当てる。
すると、その手首を掴み取り、ずいっと顔を突きつけた。
 「ネコ娘も・・・僕と、する夢をみたりするかい?」
 「する夢って?何を?」 「・・・」
初夏の日差しの中、真昼の室内で口に出すのは憚られる。
口を縫い縛ったままの鬼太郎がじっと見つめ返すと、熱っぽい視線に
ネコ娘の顔も徐々に赤らんできた。
 「ま、まさか・・・!そ・そんな夢みたりしないわよっ!」 「本当に?」
 「当ったり前じゃないの!」 「僕の夢は見たことがない?」
464『夢魂』-5 ◆NECOkE/60g :04/07/01 04:46 ID:7J5aJhMO
 「き・鬼太郎が出てくる夢は・・・時々みるけど・・・」
 「夢の中の僕は、ネコ娘に・・・その、ナニも、しないのかい?」
ぼんっと火を吹いたように顔を赤くし、掴んだ手も振り解いて立ち上がった。
 「しないわよぅ!」
照れて怒りに身を震わせたネコ娘は、そのまま用事も忘れてゲゲゲハウスを去って行った。
 「・・・じゃぁ、どんな”僕”が夢に出てくるんだろう?」
自分がそうであったように、ネコ娘の夢の中には、
ネコ娘の理想とする鬼太郎が出現しているのだろうか。
鬼太郎はうーんと首をひねり、あごに手を添える。
そして、ある妖怪のことを思い出した。


ゆめの世界に架かる虹の橋の上、カランコロンと下駄が鳴る。
一度懲らしめてからというもの、大人しくしていた枕返しを探し出し、
鬼太郎は友人のように気軽に声をかけた。
 「なっ何だよ!俺ぁもう悪さなんかしてねぇぞ!」 「いやあ、今日は君の力を借りに来たんだよ」
 「ああ?俺様の力だと?何で俺がお前の為に働かなきゃならないんだいっ」
 「頼むよ」
微笑みながら、頼み込む鬼太郎。
その手には掌大の岩塩を、お手玉のように振り上げていた。
 「・・・」 「妖怪同士。僕たちは仲間じゃないか」
掴んだ岩塩を掴めば、振り掛けるにはちょうどよく粉々に砕け散る。
にいっと微笑みかけた鬼太郎を見ながら、確かにこいつも妖怪だと枕返しは溜め息をついた。
 「・・・で?俺様に何を頼みにきたってんだい」
 「君の能力なら簡単なことだよ。ある人の見ている夢の中に忍び込みたいんだ」
 「はあ?そりゃまあ簡単なことだが・・・。で、そいつは誰なんだい?」
鬼太郎はぽっと赤らんだ顔を反らし、照れて鼻先を掻いた。
465『夢魂』-6 ◆NECOkE/60g :04/07/01 04:46 ID:7J5aJhMO

枕返しの術により、再び目を開いた時には霧もやの中にいた。
夢の中の景色というのは、どうにも霞んでおぼつかない。
 「よう鬼太郎。夢にも夢の世界の掟ってぇやつがあるんだぜ。
現実世界の姿が紛れれば、夢見た者の精神に触れる」
がさごそと草陰に身を縮めながら、枕返しは講釈をたれた。
 「夢と現実の垣根を越えりゃぁ、夢ともども壊れかねねえんだ。そこんとこ、気をつけてくれよな」
 「つまり、姿を見せなければ問題ないってことだろう?」
 「まあ・・・そういうことだな」
丘の上に広がる七色の花畑にネコ娘の姿を見つける。
思わず乗り出した鬼太郎の肩を掴み、枕返しは引き戻した。
 「だから・・・っ」
 「解かってるよ。身を隠して近づくさ」
草陰を渡り、少しずつ距離を詰めていく。枕返しも心配そうにその背を追った。
近づけば、夢の世界に溢れる音も聞こえてくる。
上機嫌に唄を口ずさみながら、ネコ娘は色とりどりの花を摘んでいた。
 (別に夢に見なくったって・・・花畑ぐらい、いつだって連れてってやるのに)
夢の中でもネコ娘は変わらないなと、鬼太郎はつい表情を綻ばせた。
 『あっ』
何かに気付いたようにネコ娘が顔を上げ、慌てて鬼太郎と枕返しがしゃがみこむ。
しかしそれは地平線の先、手を振る人影に気付いただけだった。
 『ネコ娘ー!』
聞きなれた声に、思わず鬼太郎と枕返しは顔を見合わせる。
下駄を鳴らし、ネコ娘に駆け寄ったのは夢の中の”鬼太郎”だった。
 『ごめんね。待った?』 『ううん。全然』
ネコ娘は微笑んで言ったが、両手で抱えるほどの花束を作るまでの間、
待たせていたのは明らかだった。
”鬼太郎”は困ったように微笑み、隣に座り込んでネコ娘をひざの上に抱き寄せる。
瞬間、鬼太郎の手が草の端をぎりりと掴み、枕返しは 「夢でのことなのに」と吹き出しそうだったが、
その懐にはまだ岩塩を忍ばせていると思えば、嘲笑を押し込めた。
466『夢魂』-7 ◆NECOkE/60g :04/07/01 04:48 ID:7J5aJhMO
 『ひゃっ。ねえ・・・鬼太郎・・・』 『うん?』 『・・・重いでしょ?いいよ・・・』
 『重くないよ、もっと寄りかかってもいいよ?こうしていたいんだ』
 『でも・・・』 『ネコ娘は、嫌かい?』
優しく抱きしめられたまま、ネコ娘はふるふると首を横に振った。
 『それ、花輪に編むんだろう?続き、見せてよ』 『うん・・・』
”鬼太郎”の腕の中。沢山摘んだ花束を器用に編み上げていく。
”鬼太郎”は邪魔をするでもなく、焦れるでもなく。
ただじっと目を細めて、幸せそうにネコ娘を見守っていた。
それが自分だと思えば、今にもネコ娘を抱き倒してしまいそうで、
鬼太郎は気が気じゃない様子でじっと二人を見続けている。
いい加減、退屈してきた枕返しは大きな欠伸をかいた。
 「・・・退屈な夢だな」
ネコ娘にとっては、それが理想だというのだろうか。
妖怪や人間の間に立ち、戦いを続ける日々よりも、
こうして平和な時間を過ごしていたいという気持ちの表れが、この夢なのだろうか。
 (そういえば・・・もうだいぶ長いこと、花畑にも行ってないな・・・)
お土産代わりに花を摘んでくることはあるが、それはネコ娘が一人で行った帰りのこと。
昔のように、二人で散歩のひとつもする暇はもうない。
二人きりになれば、鬼太郎が求めるものは・・・ただひとつだったせいもある。
 『で〜きた&hearts』
紡がれた花輪を広げ、嬉しそうに”鬼太郎”を振り返る。
見つめ合えば、自然と二人の間には笑顔が生まれていた。
 『あ・・・でも』 『うん?何だい』
 『・・・こんなの子供っぽくて、つけるの嫌だよね』
現実の世界で、鬼太郎に言われたことを思い出す。
ネコ娘は反省気味に笑顔を作り固めて、花輪をくしゃくしゃと胸元に丸めてしまった。
 『どうして?僕のために、作ってくれたんだろう』 『でも・・・。あっ』
取り上げた花輪を首にかけ、長さがだいぶある事に気付いて、ネコ娘にもかけた。
二人を繋ぐ花輪に包まれて、ネコ娘は照れ笑いを浮かべる。
 『・・・ネコ娘がくれたものなら、何だって嬉しいよ』
467『夢魂』-8 ◆NECOkE/60g :04/07/01 04:48 ID:7J5aJhMO
 『本当?』 『ああ。本当さ』
”鬼太郎”の優しい言葉に、ネコ娘は安心したように身を委ねる。
草場の鬼太郎はと言えば・・・。
いくら夢の中の自分とはいえ、気障な科白を吐く自分の姿に顔面紅潮させていた。
 「ち、違うぞっ。あれは、僕の姿だけど、僕じゃないからなっ」
 「しーっ。鬼太郎よう、俺ぁ夢の世界のスペシャリストだぜ?んなこたぁ解かってるよ」
 「なら・・・いい、けど」
 「つまりはアレはネコ娘の理想の鬼太郎だ。現実ではありえないもんを夢にみるってもんだぜ」
 「え・・・?」 「鬼太郎であっても、あんたじゃないってわけだ」
再び花畑に目を向ければ、ネコ娘は”鬼太郎”の腕の中。
あんなに寄り添っているというのに照れることもなく、怯える様子もなく身を委ねている。
 (アレ・・・が、理想の僕だって・・・?)
姿かたちはどこも変わらない。足が長いわけでもなければ、鼻が高いわけでもない。
いつも通りと鬼太郎と、姿かたちは変わりがなかった。
 『・・・ねえネコ娘。ずっとこうしていたいね・・・?』 『うん』
ちゅっと首筋に口づけられ、枕返しが思わず 「うひょう」と乗り出すが、
その視界は土の上。鬼太郎に頭を押さえつけられてしまった。
 『・・・鬼太郎・・・その・・・』 『何だい?』 『・・・し・・・したい・・・の?』
不安げに見上げた視線には、不安と途惑いの色が見える。
幽かな期待も秘めていた。
 『・・・いいよ。鬼太郎・・・。あたし、鬼太郎が望むんだったら・・・我慢する・・・から』
 (我慢?)
その言葉に引っかかり、鬼太郎はぐぐっと枕返しの頭を地に押さえ付けたままで、
身を乗り出した。
 『だって、鬼太郎があんなことできるの・・・あたししかいないんだもんね。いつか・・・
いつか、他の女の人を見つけるまで、あたしの体を使っても・・・いいよ?』
 (使う?)
ネコ娘の勘違いに気付き、それを正そうと立ち上がりかけたが、
 「鬼太郎、ここは夢の世界だぜ」
枕返しに引き戻され、また草陰に身を縮める。
 「他愛もねえ、ただの夢だ」 「でも・・・」
すると、夢の中の”鬼太郎”の笑い声が響いた。
468『夢魂』-9 ◆NECOkE/60g :04/07/01 04:49 ID:7J5aJhMO
 『あはは、おかしなこと言うんだなあ、ネコ娘は。君が嫌がることを、
 僕がするわけないだろう?』
 『そう・・・なの?そう・・・だった・・・っけ』
夢の現実の狭間にあって、ネコ娘の記憶も曖昧に揺れた。
 『悪い夢でもみていたんじゃないのかい?僕は君を襲ったり、抑えつけたり、
そんな酷いことはしないよ』
ひとつひとつ、胸に刺さる言葉だ。鬼太郎は苦虫を噛み締めたような顔つきで俯く。
 (お前のほうこそ・・・夢じゃないか・・・っ)
 『・・・でも、こうして抱きしめているのは好きだな・・・』
 『うん。それは・・・あたしも・・・好き』 『そうかい?じゃぁ・・・これは?』 『えっ?』
振り返ったネコ娘の頬に手を当て、そっと顔を近づける。
しかしそれは無理に唇を奪うような口づけではない。
いつでもネコ娘が逃げられる程度の速度で顔を寄せる。
振り払える程度の力で頬に手を沿える。
 『・・・ん・・・』
唇が重なる寸前、ネコ娘ははっと我に返ってその胸を押し戻した。
 『待って。ねえ鬼太郎は、あたしのこと・・・』
 『うん?』 『あたしのこと・・・好き?』
 (な・何言ってんだよ・・・っ)
 『ああ、好きだよ?』 『本当?本当に・・・好き?』
不安げに聞き返すネコ娘の真剣な眼差しに、覗き見ていたほうの鬼太郎は
今にも叫び出したいほどだった。
これは夢の中だけれど、その先にいるネコ娘は本物のネコ娘だ。
その胸の中に秘めた数々の不安を、こうして夢の中で叩きつけているのだと気付く。
 『好きだよ』
簡単に”鬼太郎”は答える。
 『当たり前じゃないか』
それはネコ娘の望んだままの答えだったから、満面の笑顔を浮かべたけれど・・・
 『・・・そう』
ネコ娘は納得したように頷いて、そっと身を離した。
469『夢魂』-10 ◆NECOkE/60g :04/07/01 04:54 ID:7J5aJhMO
 『どうしたの?いつまでも・・・こうしていたいんだろう?』
 『・・・』
 『ずっとここにいたらいいよ。ずっと、二人で・・・』
 『ううん。これは、あたしの・・・夢だわ』
ネコ娘の言葉に、夢の世界は揺らぎ始める。
 「やべぇ!目を覚ましかけてる」 「えっ」
 「さっさと退散しねえと、俺たちまでこの夢の中に取り込まれちまう、帰るぞっ」
 「でも」
枕返しに手を引かれ、枕返しの開けた夢の入り口へと向かう。
振り返った花畑にはもう”鬼太郎”の姿はなく、一人、花輪をかけたネコ娘が座り込んでいた。
 「ネ・・・ネコ娘ーーー!」
思わずあげた呼びかけにネコ娘は顔を上げたが、振り返ることなくまた俯いてしまった。


目を覚ませばいつもの自分の部屋。
目蓋には薄っすらと涙が浮かんでいた。
 「・・・おかしな夢・・・見ちゃった」
夜明けはまだ遠い。寝なおす気にもなれず、部屋の明かりを灯す。
───好きだよ。当たり前じゃないか───
どんな幸せな夢でも目覚めれば一人。
嬉しかった言葉でさえ、現実のものではないと悟れば、気持ちは沈んでいく。
しかしそれよりも悲しかったのは、それが”夢だ”と解かってしまった自分に対してだった。
───ずっとここにいたらいいよ。ずっと、二人で・・・───
いっそ目覚めることなく、あのまま夢の中にいられたら、幸せだったのかもしれない。
けれど、鬼太郎が、妖怪や人間たちとの戦いを放り出して、
大事な父をも放り出して、二人きりでいることを望むはずもない。
そんな鬼太郎は、自分の好きな鬼太郎ではない。
それでも・・・
───好きだよ───
優しく囁かれた言葉を思い出すと、つい微笑みがもれる。
それは夢だと、自分からかき消してしまったけれど。
470『夢魂』-11 ◆NECOkE/60g :04/07/01 04:55 ID:7J5aJhMO
 「・・・」
三角座りのひざに顔を埋めたまま、ネコ娘は複雑な気持ちを押し殺した。
夢と現実の狭間に揺れるこの気持ちも、朝の光とともに消え去るのを知っている。
そうやっていつも、一人の夜をやり過ごしてきたのだから。
ドンドンドンッ
けたたましいドアを叩く音にびくりと肩を震わせる。
ネコ娘の目は自然と縦に伸び、玄関口に目を向けた。
 「ネコ娘!ネコ娘、開けてよっ」 「鬼太郎・・・?」
こんな遅くに何かあったのだろうか・・・。
スッと鼻をすすって、目蓋を拭いながらドアを開く。
 「起きてた・・・」 「どうしたの?こんな時間に・・・。何かあっ・・・」
ドアを開けた途端に抱きしめられ、飛びかかった勢いのままに尻餅をつく。
 「よかった・・・あのまま、帰って来ないんじゃないかと・・・思ったよ」
 「何のこと?」
気が抜けたように笑い出した鬼太郎の顔を見ながら、ネコ娘は夢の記憶を取り戻す。
───ネ・・・ネコ娘ーーー!───
目覚める寸前、そう呼びかけられたような気がしたけれど。
夢の記憶は曖昧すぎて、思い出した瞬間にすぐに消えた。
 「ねえ、どうしたの?」 「どうしたって、それは・・・」
まさか夢の中を覗いていたとも言えず、鬼太郎は口ごもる。
見たところ、ネコ娘には夢の記憶はないようだし・・・。
 「ねえ、何なの?」
尋ねるネコ娘にどう答えたらいいものかと、鬼太郎の額からは汗が滲み出ていた。
うーんうーんと唸る鬼太郎を前に、ネコ娘は首を傾げるばかり。
巧い嘘もつけない鬼太郎が言い訳を考えている間にも、外は白々と明けてきていた。

<終>
471名無しさん@ピンキー:04/07/01 18:46 ID:20nEZn9+
>>457, 458
ありがd
機会があればまた書いてみたいでつ

> 459氏as 411神、キタ━━(゜∀゜)━( ゜∀)━( ゜)━( )━(゜ )━(∀゜ )━(゜∀゜)━━━!!!!
乙狩れ様です。
猫タンが不憫で不憫で・・・・
朝っぱらからナキマスタ
472名無しさん@ピンキー:04/07/01 22:05 ID:eiNGtRCK
411氏乙ー!!

通じ合えたようで、まだこんがらがっちゃってるんですね
この3部カポー派

それだけ猫タンの心の傷が深いって事なのですか・・・
473名無しさん@ピンキー:04/07/02 00:20 ID:oOKW6+J7
だが、それがいい。

夢の自分に妬いたり赤面したりの鬼太郎がリアルで(・∀・)イイ!
ちょっと鬼太郎に萌えちまったじゃねえか…。
474名無しさん@ピンキー:04/07/05 09:02 ID:NLMrbDMX
>411神モツ鍋-(゚∀゚)
なんと申しましょうか、男女の思想の違いを垣間見た気が致しまつ
475名無しさん@ピンキー:04/07/05 21:26 ID:bgP++Zp9
471as442氏イタ━━(゜∀゜)━( ゜∀)━( ゜)━( )━(゜ )━(∀゜ )━(゜∀゜)━━━!!!!
機会がありましたら、また是非に投下を!

神々が頑張っている故、せめて萌え話を…と思ったものの
R……
何度読み返しても萌えられない
これが五部アニメのベースになったらイヤンだな…
萌え変換キボン
476名無しさん@ピンキー:04/07/05 22:49 ID:0iaytW7/
昔、絵師様が描いて下されたという、
4期のラクシャサ猫タンの色っぽい絵ってどんなのですか?

アニメ見た時も、胸が大きく鼻筋と口もとがセクシーで、
服はキチキチだったので、立ち上がったら、スカートは際どいんじゃないか、とか
パンツはどうなってるんだろなんて想像してしまったんですが・・・・
477名無しさん@ピンキー:04/07/05 22:56 ID:eKzUiaA7
478411 ◆NECOkE/60g :04/07/09 02:57 ID:NZCJZPe7
レスありがdです。
三部を観るにつけ、三田猫が不憫なことが多くて・・・
明るい笑顔ではしゃぎながらも、いつも心の中はぐちゃぐちゃだったのではと
勝手に妄想していたりしまつ(´・ω・`)

ひそかにお待ちしてましたが、一週間作品投下がないとサビシーでつ。
たった一週間・・・(つ´Д`)<贅沢ものでスマソー
未完もの・微エロで恐縮ですが、保守代わりに投下しまつ。

あれはもう随分と昔のこと。

砂かけ婆に呼び出され、鬼太郎とネコ娘は納戸の整理を手伝っていた。
梯子に乗って高棚に並んだ壷をネコ娘に渡し、連携プレーで砂かけ婆の前に並べると、
一つ一つを念入りに検めていた。
 「こほっ・・・ごほ、げほっ」
壷を動かすごとに濛々と上がるほこりに噎せる。
三角布をマスク代わりに巻いたものの、もう何十年・・・いや何百年も溜まりに溜まった
ほこりが舞えば、ひと溜まりもなかった。
 「鬼太郎ー大丈夫?あたし代わろっか」
 「ん゛・・・平気さ。おーいオババ、こっちの壷も下ろすのかいー?」
真っ赤な塗りの入った壷を指差すと、砂かけはぴくりと肩をすくませ、
妙な照れ笑いを浮かべて顔を隠した。
 「どしたの?」
 「あ・ああいや、何でもないんじゃ。おぉおぉそれも長いこと使う時がなかったからのう。
 ささ、下ろしておくれ」
見た目の割には軽い。そもそもどの壷も薬草や丸薬が入っているばかりで、
壷そのものに比べて、中身は軽かった。
 「ねえ。これは何のお薬?」
手渡す時、ネコ娘が何の気はなしに尋ねると、砂かけはやはりまた妙な照れ笑いを浮かべ、
ささっと服のたもとへと手繰り寄せてしまった。
変なの・・・と顔を上げると、やはり鬼太郎も妙に感じたらしく、目をぱちくりとさせていた。
思わず顔を合わせ、互いに肩を上げる。
 「うひょっひょ・・・子供には関係のないものじゃよ」
480『丸薬』-2 ◆NECOkE/60g :04/07/09 03:01 ID:NZCJZPe7
 ───・・・子供・・・───
多感な時期の二人は、その言葉についむっと口を縫い縛る。
確かに砂かけ婆ほどの齢は重ねていないが、もう立派に一人立ちしている気分でいる・・・
つまりは子供ではあった。
 ───何だろ・・・あれ───
 ───気になるなあ・・・───
互いの視線がかち合うと、言葉もなくウンと頷き合う。
 「ああー!おばば、この壷どうしようー!」
空々しい棒読みで声をあげた鬼太郎に、ネコ娘は思わず吹き出した。
 ───鬼太郎って、ウソが下手だよねぇ───
しかし砂かけは気付く様子もなく、「何じゃ?どうしたんじゃっ」と、慌てて駆け寄った。
 「これだよ、これ。ああ、ちょっと上がってきて見てくれないかなーぁ。おばばはじゃなきゃ分からないよー」
 「わしに上がって来いと言うのか?仕方ないのう・・・」
着物の裾をたくし上げようにも、両手が塞がり身動きがとれない。
 「あ、おばば。それ持ってるよ」
 「うむ。日陰に並べておいてくれ」
さりげなく差し出した手に壷が渡されると、見上げた鬼太郎に一つウィンクをして、
ネコ娘は抱えた壷からそっと、数粒の丸薬をポケットに仕舞い込んだ。

481『丸薬』-3 ◆NECOkE/60g :04/07/09 03:02 ID:NZCJZPe7

納戸の片付けも一段落し、帰路に着いたのは夕暮れに差し掛かった頃。
ほこりまみれの互いの顔を指差して笑い合い、途中の泉でばしゃばしゃと顔や手流していた。
 「ねえ、あれ」 「えっ?ああ、そうだったね」
ほんの悪戯心とはいえ、共犯者の笑みを浮かべてポケットから、布にくるんだ丸薬を取り出す。
ちょうど目の前には飲み水が滾々と湧いて出ている。薬を飲むには都合がいい。
 「でもさ、子供には関係ない・・・って、何の薬なんだろう」
指先で摘まんだ丸薬をしげしげと眺めながら、鬼太郎はうーんと唸った。
 「うふふ。あたし実はね、ちょっと見当がついてるんだあ」
 「えっ・・・?あ、ああ僕もそう、だけど?」
取ってつけたように鬼太郎が言うと、ネコ娘はまたくすくすと笑い出す。
 「鬼太郎ってさ、本当にウソつくの下手だよねえ」 「ウソじゃないさ!」
 「ええ?でも、あたしが思ってる薬なら、鬼太郎には必要ないと思うんだけどなあ〜」
確信があるのか、ネコ娘は迷わず口に入れて飲み下した。
 「あっ!もう飲んじゃったのかい?」
一方の鬼太郎はといえば、まだ指先で摘まんだままで尻込みし、念入りに形や匂いを確かめていた。
 「鬼太郎いらないの?じゃぁあたしが貰おうかなあ・・・」
微笑んだネコ娘の顔。砂かけの”子供には関係ない”という言葉がぐるぐると回る。
 「・・・飲むさっ」
鬼太郎はひとつ大きく息をして、ごくりとひと呑みした。
 「ング!?苦・・・っ」 「アハハ、良薬口に苦し、ってね。おばばのお薬はよく効くから〜」
慌てて泉の水を飲み干すと、舌の根に残った妙な薬臭さも薄れていった。
しばらく両手両足を動かしてみたり、肩を慣らしてみたが、特に変化はない。
ネコ娘はといえば上機嫌で、泉に映る自分を、鏡を見るように覗き込んでいた。
482『丸薬』-4 ◆NECOkE/60g :04/07/09 03:03 ID:NZCJZPe7
 「・・・ねえ。ネコ娘は何の薬だと思ったんだい?」 「うふふ」
振り返ったネコ娘は岩の上に座り込み、嬉しそうに微笑んでいた。
すらりと伸びた足が、やけに目につく。
夕映えの中、照らされた頬が艶やかで、鬼太郎は妙な動悸を感じていた。
 「おばば、すっごく照れてたでしょ?」 「う・うん・・・」
 「あれでピンときたの。女のカンってやつね。子供には関係ない・・・つまり、若返りの美顔薬だと思うの」
 「えっ?」
 「まあ、実際に不老の薬なんてあるわけないから、肌が奇麗になったり、
 ちょっと痩せたりするんじゃないかしら」
嬉しそうに続けるネコ娘を見ながら、鬼太郎は溜め息をついた。
 「・・・たぶん、違うと思うよ」
 「ニャッ。どうしてよっ?あの棚には栄養薬や強壮剤が並んでたから、不思議じゃないでしょ?」
病を治す薬草とは分類されていたことを指摘し、ネコ娘は口を尖らせた。
 「だって、もしそんな薬があったとしても、おばばが使っていないと思う?」
 「え・・・?」
 「使ってて、あのまんまだとしたら。大した効果ないんじゃないかなあ・・・。
 若返りなんて、女の妄想だと思うけどな。お化けは死なないけど、不老は難しいよ」
 「わ、分からないじゃないのー!本当はあと数十歳老けて見えるのが、若く見えてるのかもしれないでしょ?」
今のネコ娘が数十歳も若返りしたら、それこそ赤子返りだ。
”若返り”という言葉に魅せられて、盲目になっているネコ娘に笑い出す。
483『丸薬』-5 ◆NECOkE/60g :04/07/09 03:03 ID:NZCJZPe7
 「何よ鬼太郎!じゃぁおばばの歳、知ってるの?」
 「・・・知らないけど。ネコ娘は知ってる?」 「あたしも・・・知らないけど」
それはゲゲゲの森の秘密。たとえ知ってしまったとしても、口外するのは死に等しい行為だ。
だから誰も知らない。知っていても、言えない。
 「・・・・・・違うのかなあ」
がっかりと頬杖をついたネコ娘の、組替えたひざからちらりとスカートの裾が覗き、
鬼太郎はますます奇妙な気分に陥り、跳ねる胸を抑えた。
普段ならばそんなところに目がいったりはしないのに。この鼓動の高鳴りもおかしい。
 「ねえ、じゃぁ鬼太郎は何のお薬だと思ったの?」
ちろりと見上げた視線が愛らしく、鬼太郎はまた強く脈打つ鼓動を感じていた。
走り出したように止まらない。
 「うん、僕もおばばが照れてたところが気にかかったんだ。だからあれは・・・
惚れ薬とか、そういう妙薬なんだと思ったんだけど」
 「ホレグスリ?」
目を見開いたネコ娘は、真剣な顔で頷いた鬼太郎を見て笑い出す。
 「な・何だよっ」
 「アハハまさか〜!それこそ妄想だよ。薬ひとつで心まで操れるわけないじゃない」
 「そうだよ!でもおばばの薬は強力だし・・・。無理に心を操ったりするのはいけない事だから、
子供には触らせないように、あんな高い棚にしまっておいたんじゃないかな」
 「ないない。そのほうが絶対に無理があるよ〜。それに、そんなの今飲んだって・・・」
言いかけてはっと口を閉じ、笑いが止まる。
惚れ薬など飲んでも飲まなくても、今目の前にいる鬼太郎を思う気持ちに変わりがないと、
つい自分から告白してしまいそうになり、かあっと顔を赤らめた。
484『丸薬』-6 ◆NECOkE/60g :04/07/09 03:06 ID:NZCJZPe7
 「・・・そうだよ」 「えっ!?な・何が?」
口を覆ったネコ娘の手を取り、じっと顔を覗き込む。
しかし夕焼けが辺りを照らし、その紅潮した頬には気付かなかった。
 「だから、今飲んだら・・・困るのはネコ娘じゃないか。それなのに、後先考えずに飲んじゃってさ」
 「困ったりなんて、しない・・・けど」
 「困るだろ?だって・・・薬に気持ちを操られて、目の前の人を好きになっちゃったりしたら・・・」
つまり今、ネコ娘の前には自分しかいない。
じっと見つめ合ったままで顔を近づける。ぎりぎり目の焦点が合う程度にまで近づけば、
ネコ娘は慌てて身を捩った。
 「やだ、ちょっと待っ・・・きゃあああっ!」 「危ないっ!」
バランスを崩したネコ娘が背中から倒れこみ、慌てて引き戻した鬼太郎も釣られて、
二人して泉の中に落下した。水面が波打つ。
 「ひゃああああ〜、冷たいっ!」 「ネコ娘・・・大丈夫かい?」
 「ゴメーン・・・」 「・・・いいけど。くしゅんっ」
 「早く着替えないと風邪引いたちゃうよ。それこそ、おばばに薬貰わなきゃいけなくなっちゃうっ」
申し訳なさそうに反省したネコ娘の顔を見つめながら、鬼太郎は冷たい泉の水でも冷えぬ
妙な昂りを感じ取っていた。
 「・・・ねぇここからならネコ娘の家のほうが近いよ」
鬼太郎がそれとなく提案し、ネコ娘はうんうん頷いて鬼太郎を自宅へ招いた。

<続>
485名無しさん@ピンキー:04/07/09 08:26 ID:o8ajYrid
411氏キタ━━(゜∀゜)━( ゜∀)━( ゜)━( )━(゜ )━(∀゜ )━(゜∀゜)━━━!!!! 
足がスラーリと言うと三田猫タンを想像しまつねぇ…漏れは

書き込みが減ったのは皆さん夏バテでしょうか…妖怪は夏本番でつよ!
486名無しさん@そうだ選挙に行こう:04/07/11 08:44 ID:aXkH0JSx
BBS PINKまでこの名無し変更されてるな
期間限定ぽいので記念カキコ
487名無しさん@そうだ選挙に行こう:04/07/11 14:37 ID:VkEiWbex
>486馬路で津カー?漏れも釣られて記念柿子
もう投票してきます炊けど
488名無しさん@ピンキー:04/07/11 21:38 ID:QmkF7laL
489名無しさん@ピンキー:04/07/13 23:09 ID:uXYUyIy6
>>474
遅レスですが、某所のこのコピペ思い出しますた。

60 :名無しさん@お腹いっぱい。 :04/01/09 13:33
<女と言う生き物>
うん。=いや。
いや。=うん。
たぶん。=だめ。
私たちに必要よ。=私が欲しいの。
あなたが決めて。=答えはもう分かってるでしょ?
話し合いましょう。=文句があるのよ。
それでいいわよ。=私は不服よ。
この台所使いずらいわ。=新しい家が欲しいの。
私のこと愛してる?=買いたいものがあるの。
もうちょっとで準備できるんだけど。=言っとくけど,ずいぶん時間かかるわよ。

<男という生き物>
ハラ減った。=ハラ減った。
眠い。=眠い。
疲れた。=疲れた。
うん。その髪型いいね。=前の方がよかったな。
その試着した服良く似合うよ。=なんでもいいから早く選んで,家に帰ろうよ。
映画でも見に行かない?=終わったらエッチしたい。
バンゴハンでもどう?=終わったらエッチしたい。
退屈だね。=エッチする?
愛してる。=エッチしよう。
俺も愛してるよ。=よし。言ったよ。さあエッチしよう。

長コピペスマソ
490名無しさん@ピンキー:04/07/15 09:03 ID:5KNYYd6O
>489
よく表されているような、そうでないような…
女のほうはケコーンして数年たった思想
男のほうは付き合い始めの思想と感じがするのは漏れだけ?
491名無しさん@ピンキー:04/07/15 23:32 ID:O4f8ISHO
2期猫娘の夢を見た・・・
街で買い物を済ませた後、
鬼太郎の家で夕食を作り、
食後、鬼太郎に服を脱がされ、セクースする!

2期アニメの地相眼必見!
内容もさることながら、
猫娘の胸のふくらみと、尻の形が判別できるパンモロあり!
492名無しさん@ピンキー:04/07/16 11:23 ID:/in91NH3
2、3、4期と猫娘はカワイクなっていくが
オババはどんどんキモくなっていくな・・・
493名無しさん@ピンキー:04/07/19 15:25 ID:ID4TXr2U
ttp://lavion.s3.xrea.com/x/picbbs/upload/0036.jpg
↑SSのカミチャマーこれを題材にSSおねがします_(_^_)_
494名無しさん@ピンキー:04/07/19 16:12 ID:dVFeHPhf
性別入れ替えでつか…
なぜか、砂かけとこなきに関してはポジションまで入れ替わっていると(w
495名無しさん@ピンキー:04/07/20 03:30 ID:BbT6CsfT
ねずみ男が意外と色っぽい
どうしよう、あんな汚いのに萌えるなんて
496名無しさん@ピンキー:04/07/20 11:46 ID:wI2j0SIu
497名無しさん@ピンキー:04/07/20 15:25 ID:UWqIGtwz
萌え〜〜〜〜〜!
やばいカワイすぎるw
ビンタで服破れるのもイィ(・∀・)!
498名無しさん@ピンキー:04/07/21 08:37 ID:P8ypOp1V
>429以降に投下されたSSでつ

鬼太郎×ねこ娘(4期)悪戯>>305-308>>312-313436-440
鬼太郎×ねこ娘(4期?)猫タン捨てられ疑惑ネタ
>>449-455
鬼太郎×ネコ娘(三部)『夢魂』>>460-470
鬼太郎×ネコ娘(三部)『丸薬』>>479-484(連載中・続き待って松よー(´・ω・`)ノシ)
499名無しさん@ピンキー:04/07/21 21:02 ID:VzUOLXMe
500名無しさん@ピンキー:04/07/22 08:21 ID:LxFanOUR
501名無しさん@ピンキー:04/07/22 10:27 ID:iPWVuc4F
これって、三田猫ですよね?
ttp://akm.cx/2d/dat/img20030227030507.jpg

スッゲェェェェ━━(゜∀゜)━( ゜∀)━( ゜)━( )━(゜ )━(∀゜ )━(゜∀゜)━━━!!!!
抜きまくりの絵なんでつが、
下の赤いのがスカートだとすると、何で、いきなり全裸になるのか?
ブラウスとパンティはどうなってるのかギモンなんですが…
(これって誰かに脱がされてるのかな?)

それにしても、三田猫タン、イイデスナァ〜411氏 
502名無しさん@ピンキー:04/07/23 02:01 ID:cmjWt3mA
>>496
ヌリカベ…わ、わろた…w
503名無しさん@ピンキー:04/07/23 11:08 ID:YV9pnnPq
鬼太郎女体化萌えー。
塗り壁は彫刻化してますなw
504名無しさん@ピンキー:04/07/23 11:37 ID:Rxe2H3gB
三田猫で何かSS書いてみようかな?
505名無しさん@ピンキー:04/07/23 21:25 ID:EhfsNRLC
>504座して待って待つ
よろしくおながいしまつ
506名無しさん@ピンキー:04/07/27 09:51 ID:ObgKQXwm
さびれてるなあ
507名無しさん@ピンキー:04/07/27 11:27 ID:wa+/ohET
コネタでもよければ一発投下
前に話題に出た芸者ねこタン=白無垢だって可愛いだろう
三部・白山坊のキャストで鬼太郎とねこ娘だけ四部で妄想してみる!!
白山坊との16年前の話を聞いた鬼太郎は、別室に待機している砂かけとねこ娘の居る部屋へと向かった。

「あ、鬼太郎。どぉ?」
「…えぇっ?!」

戻った部屋には白無垢をまとったねこ娘と、着付けをしているおばばの姿があった。

「あのねーおばばと相談して、あたしが春子さんの身代わりやることにしたんだぁ。」
「身代わりって…」
「春子さん本人に何か有ってはと思ってのう。わしがやってもよかったんじゃが…」

少々不満げながらも、自分では色々と無理があると悟ったようなおばば。

「うふふ…ね、鬼太郎。このまま結婚しちゃおうか?」
「けっ…結婚…」

ねこ娘に腕を組まれて、思わず赤面する鬼太郎。
その時、彼の脳裏に再び妄想が宿る。

(ふははははは、約束の16年目、娘を嫁に貰い受けるぞ!!)
(あーれー)

(む、おぬし…人間の娘ではないな!!)
(残念でした。あたしは身代わりよ、本物の春子さんは別のところに居るわ。)

白山坊、角隠しで隠れていたねこ娘の顔を覗く。

(ふむ…この匂い、おぬし猫妖怪か…まだ形は幼いがまずまずの顔立ち…そのつり目も愛らしいというもの)
(…にゃっ…にゃによ!)

ニタァ…と白山坊が卑猥な笑みを浮かべる。

(なぁに、おまえさんの将来が楽しみに出来そうなんでな、今からワシ好みに育てるのも面白そうだ。)
(どっ…どう言う意味よっ!)
(光源氏…と言う物語を知っておるか?)
(し…しらないっ)

(…まぁよい。好みに育てる…には少々育ちすぎかもしれんが、気の強そうな鼻っぱしを折るのもまた一興。ゆっくりと調教してやろう。心も…身体も…ゆっくりと染めてやる。…ククク)
(きゃー!!)

「ダメだ!ねこ娘を朱に染めるのは、僕の役目だ!!」
妄想に切れた鬼太郎がいきなり叫ぶ。

「えっ…鬼太郎どうしたの…あたし…似合ってない…?」
結婚しよう、の言葉を否定されたと勘違いしたねこ娘は思わず涙目になる。
頬を伝う一筋の涙に鬼太郎は我を取り戻した。

「ち…ちがっ…お、おばばちょっと二人っきりにしてもらえませんか?」
「…仕方が無いのう。」

よっこらせと、重い腰をあげ砂かけは部屋を出て行った。
ポロポロとこぼれるねこ娘の涙に、鬼太郎は動揺を隠し切れない。

「ち、違うんだ…ねこ娘、そうじゃなくって…」
「あたしの事…嫌?」
「そんな筈無いだろう…ねこ娘は大好きだよ。ただ…身代わりに反対なんだ。」

スン…と鼻を鳴らして、上目遣いに見つめられれば、大きなアーモンド形の瞳からは清らかな雫がまた伝い落ちる。
泣かせてしまったのは不本意だが、泣き顔も可愛い…等と思っていると、またもや妄想にスイッチオン。

(ふはははは…鳴いて嫌がる娘を無理やり手篭めにするのも乙なもの…それ、ワシを受け入れろ…)
(いやぁー!!)




                  プチン




暫らくして、おばばが戻ってくると若干髪と服装の乱れた鬼太郎が部屋から出てきたところだった。

「鬼太郎、ねこ娘は?」
「…説得して、身代わりはやはり無理なので…」
「そうか…」
「ねこ娘では16歳には見えませんから…とりあえず、僕たちだけで行きましょう。」



部屋の中で何が有ったのかはわからない。
おそらくそんな理由で四部の白山坊は鬼太郎とねずみ男だけになった…のかも?

終わる
511名無しさん@ピンキー:04/07/27 21:28 ID:kespV/BG
かわいい。(*´∀`)ハァハァ 可愛いw
512名無しさん@ピンキー:04/07/27 23:36 ID:FcEIQt1g
毛目玉神キタァァァァァァ(゚∀゚)ァァ( ゚∀)ァァ(  ゚)ァァ(  )ァァ(`  )ハァ(Д`)ハァ(;´Д`)ハァハァ

寡黙な四部鬼太郎はいつもこんなこと妄想しとったのかw
白山坊のみならず、ねこタン目の前にしたら紫の上に仕立てあげたくなるというもの。
白無垢ねこタンハアハア

なにげにIDカコイイ>/ohET,/BG
513名無しさん@ピンキー:04/07/28 08:22 ID:72b8Vq3s
511-512ありがd

体育会系な三部は単純な分直ぐに顔や態度に出そうなので
怒らせたら陰湿なのは知性派な四部側だと言ってみたり。

この後、白山坊は相当(((( ;゚Д゚)))ガクガクブルブルなめに有ったと思われ…

ふと思ったんでつが、三部ネコタンに比べ、四部ねこタンはあまり変装してないでつよね?
ネコタンが浴衣やづらを被っての変装をしたのに比べると
ねこタンは猫屋のメイド衣装ぐらいしか思い出せないのでつが…(´・ω・`)

ねこタンの着物姿見たカタ-よ
514名無しさん@ピンキー:04/07/28 22:13 ID:EFMK7OyY
三部はEDで等身低い激萌え浴衣姿を披露してくれたからねぇ…
515名無しさん@ピンキー:04/07/29 09:06 ID:RZHjypq+
四部もEDで等身低い激萌えパンチラ踊りを披露してくれたよ…
516名無しさん@ピンキー:04/07/29 13:59 ID:wsVvAupf
パンチラというよりもパンモロかと…w

三部EDの二頭身猫タンの浴衣踊りは萌えとは別の意味で燃えたね
本編通して人間よりだったからさ…
やっぱり夜は二人で、仲良く消えていくんだなぁと思ったりしたわけで
517名無しさん@ピンキー:04/07/29 23:25 ID:8MO5rDMN
↑納得。ワロタよw
518名無しさん@ピンキー:04/07/30 00:37 ID:tx8LHEvD
猫タンは三部より四部の方が妖力が強い設定だったな
三部は鬼太郎の足手まといになったり、ユメコに美味しい所をもってかれたり、不遇な描写も多かったが、
四部は後半特に鬼太郎の傍に常に付いていて、自然体で鬼太郎のガールフレンドで居られた。
519名無しさん@ピンキー:04/07/30 01:04 ID:dZbuLexM
三部猫タンは人間っぽかったよね。半妖怪っぽさが前面に出てたというか。
四部猫タンには幼いながらもゾッとするような妖怪らしさがあった。
でもまぁ二部猫タン最強とオモったりもするw 妖力も、ウーマンリブな日本の女の強さも。
520名無しさん@ピンキー:04/07/30 23:42 ID:rYm0JgZM
二部ねこたんの一番の良きところは
自分的に「鬼太郎 さ ん 」だと思うw
521名無しさん@ピンキー:04/07/31 01:13 ID:nwDTl7I5
アンコールワットの亡霊 にて
お化粧しちゃってる二部猫タン萌えだー
522名無しさん@ピンキー:04/07/31 01:28 ID:jHNtVlH9
漏れはあの時の化粧ボックス(今一般では見ないね)をパタンと閉じた時の
猫娘のひざ頭に萌えたわけで、、
お姉さん属性の猫たんもイイ!!
523名無しさん@ピンキー:04/07/31 08:32 ID:8wgj6NrF
昨日の誰ピカみますたか?
所々で使われていたアニメらしき絵が、どのVerとも違うように思え…
アレが噂の5部なのかと期待ウハウハ

>お姉さん属性の猫たんもイイ!!

漏れも(;´Д`)ハァハァ
「おねぇさんが色々教えて、あ・げ・る♥」何て言われた日にゃ(゚∀゚)
でも4部のように妹属性?的な猫タンも(;´Д`)ハァハァ
幼いねこタンに鬼太郎があんな事もこんな事もと想像してしまうと…ハウッ

これからまた一つ駄文を投下始末が、特にどのVerの設定が無いのでお好きな鬼太郎×猫娘で想像していただけるとありがたかったり。
「スキ」という言葉の先に、身体の繋がりが有る事等まだ知らなかった頃。
お互いに幼くて、「スキ」という言葉を伝え、聞けるだけで満足だった。

帰る家は違うけれども、起きていれば常に傍に居て、いつも一緒で特別ではなく、それはごくあたりまえの日常。
子供―――というよりは、少年少女と言い表した方がいい年頃では有ったが
お互いが異性同士であるなどと当人達は意識すらしていなかった。

連日の真夏日に、ゲゲゲの森も異常な暑さだった。
それでも大人の妖怪に比べれば、幼き2人はとても元気にゲゲゲハウスの傍の池で水遊びを楽しむ。
露になった互いの身体に恥い、包み隠すようなことも無い。

バシャバシャとおもいっきり水をかけ合えば、髪から大量に水が滴り落ちる。

「やったなぁ〜」

向きになってやり返せば、「きゃー!」と言う声にお互いの笑い声が混じった。
夏の厚さと池の水の冷たさのあいまいでの遊びはけだるさを誘う。
互いに示し合わせるようにして、水のぬるまった浅瀬に肌を寄せ合うようにして座る。
水も汗も乾いた肌が触れれば、暑いけれども人肌の感触は心地よくて、顔を合わせれば自然と笑みが漏れた。

「…ッ」

小さなうめきに隣の猫娘を見れば、脇に赤い切り傷。
池の傍には枯れた木が幾つかあり、その枝先に触れて出来てしまったものだろうか。
猫娘は白い指先で小さな紅い舌で舐めては、自分の舌が届かぬその傷を、しきりにぬぐっている。

「大丈夫?」
「うん、つばつけておけば治るよ。」
「でも、それじゃぁ埒があかないだろう?僕が舐めてあげるよ。」
「うん」

鬼太郎は猫娘の腕を掴んだとき、胸がむず痒くなった。
掴んだ猫娘の腕はとても華奢で、池の水の冷たさに刺激されて尖ったピンクの胸先は淡い膨らみを持っていた。
その時高鳴った胸の鼓動が何を感じ取ったのかは、鬼太郎には解らなかった。
もう片手を猫娘の片に添え、血が僅かに滲む切り傷に唇を這わせる。

「…んっ」

―――驚いた。その柔らかさに、その肌の弾力に。

淡い膨らみの下に有る傷。頬に触れる猫娘の肌はたまらなくて―――

「…えっ、きたろ…ちが…」

唇は傷口を舐めていたはずなのに、含んでいたのは猫娘の小さな蕾。
舌先に感じるぷっくりとした小さな丸みに、夢中で肩に添えていたはずの手は、もう片方の胸を弄っていた。

突然―――の事に猫娘は驚いてはいたが、如何こうする訳でもなく耐えていた。
滑った…鬼太郎の舌が蕾を擦る未知の感触に、理由も解らず。ただ声を押し殺して…

ちゅ…ちゅっ…と肌を吸う音に、舌でなぞられる様に指先に柔らか味を揉まれる触感に
鬼太郎の柔らかな髪で肌を擽られるたびに全身が諤々と震えて力が抜けていくようで

「…にゃぁっ」

とうとう自分自身を支える力を失った猫娘と共に、彼女の上に倒れこんだ鬼太郎は正気に返った。

「ご…ごめっ…僕…」

何やってんだろう…と慌てて身を起こし、腕の下の少女に瞳はくぎ付けになる。
耳まで真っ赤に染まった頬、潤んだアーモンド形の瞳は悩ましく、見つめられている事に気がつけば言葉を失った。
もう真っ赤な顔をしているのは猫娘だけじゃなかった。

自分と同じく頬を染めた鬼太郎を見つめ返し猫娘は恥かしそうに、小さな胸を覆うと微笑んで言った。

「…あたし、まだお乳で無いよ?」

クスクスと笑いながら起き上がる猫娘に、鬼太郎は頭を掻きながら俯いた。
猫娘は、鬼太郎は急に母の乳房を恋しくなってしてしまった行為に思っていたようだったが、実際はソレとは異なったもので
鬼太郎自身まだはっきりとは自覚しては無いものの、求愛行動である事は明らかであった。

唇に残る猫娘の柔らかな肌の感触に、鬼太郎は指でそっと触れた。
とくり…また胸が高鳴る。

「…どうしたの、鬼太郎?」
いつもと同じその温かい笑顔は、とても綺麗で…





―――この日から、猫娘は「スキな子」から「スキな女の子」になった。





終わり
527名無しさん@ピンキー:04/07/31 11:28 ID:DDlJ386w
毎度GJ!夏らしい感じでヨカッタでつ。
夏らしいといえばmoe.comの扇風機服につっこんでるネコタン…
いろいろエロくてハァハァ(´Д`;)
あんな場面を鬼太郎が目撃したらどうなることヤーラ
528名無しさん@ピンキー:04/08/05 23:31 ID:rKp56O31
猫タンの柔肌…(´Д`;) ハアハア
529名無しさん@ピンキー:04/08/06 08:16 ID:KedClChG
>>528
個人的な4期限定「猫タン柔肌…(´Д`;) ハアハア法」をひとつ

・4期のアニメビデオを観る
・アップの顔の色々な表情、カラダの各部位のアップ(特に胸、腰、脚)、声を脳内保管
・毛目玉氏の最初のSSを読む
・その中で鬼太郎が猫タンの服を脱がす件と肌を舐める件は繰り返し読む
・パンツを脱がす件はパンチラシーンを見てれば、効果的!
・読みながら抜きたい場合は、やはり股間の愛撫と合体の件ぐらいから(声の想定は必要)
・絵師様の猫タンパンチラやヌード絵(アニメ重視モノを特に)を印刷して傍らにティッシュと一緒に準備
・鬼太郎の作中の精液と自分のがほぼ同時に発射できるのが理想的!!
・ラストで猫タンが鬼太郎の手で処女を奪われた事を認識する

・・・・・・・・こんなトコかな?





530倉庫番:04/08/09 20:49 ID:+R76/oZo
毛目玉神、411神、442神、ありがたく収納させていただきました!
事情により(サイトうpする等)掲載拒否される場合や
改稿・改名・訂正などご希望ありましたら避難所掲示板や
メールでご一報いただければと思います。

このスレも残り471KB
次スレまで収録作業を待とうかとも思ってましたが
エロパロ板が鯖移転 (pie -> idol) していたので、URL変更に合わせて
SS収集分もうpさせて頂きますた。
531名無しさん@ピンキー:04/08/09 21:28 ID:+R76/oZo
×このスレも残り471KB
○このスレも現在471KB

話変わりますが、ビッグサイトの夏祭りに参加する香具師はいますか?
三日目にここでも話題にのぼる極糖×字軍のスペースがあるそうです。
さすがに今年は、、、ねこ娘本は出さないのかな。
ねこ娘本あるようなら、温度・湿度に耐えても行く価値ありとは思うんですけど。
532名無しさん@ピンキー:04/08/10 21:44 ID:Bs7jAV7e
>530もつかれさまー

にゃんこ娘はゲームが3本発売される事から描いたらしいですね。
赤ずきんがどうのとは書いてありましたが、ゲゲゲのほうはどうなんでしょう?
アニメが終わってからはしばらく経ちますが、コンビにブックでかなり原作のほうが出てますから
ゲゲゲ本どこかださ無いですかね。
533名無しさん@ピンキー:04/08/14 08:40 ID:ZeggTEiQ
>>493の絵を参考に娘っ子鬼太郎受で書こうと思うんだが
相手を誰にすればいいのか分からん。
534名無しさん@ピンキー:04/08/14 10:19 ID:lY802uWt
>533
>娘っ子鬼太郎
性別まで入れ代わっているから、異性が猫娘か砂かけしかいないんだよね。
期待age(゚∀゚)!!
535533:04/08/14 17:33 ID:ntdk9LBE
性別入れ替えは鬼太郎と猫娘だけにしてもいいかな?
やはり目玉の親父は「親父」でなければ…。
「猫娘に萌え」な人には甚だ失礼かも>猫娘男化
536男化猫×女化鬼太郎〜回想〜@533:04/08/14 18:24 ID:ntdk9LBE
男化猫=「猫助」で鬼太郎と幼馴染みとしてます。sageで行きます。


『わぁ、きれーい。ねこちゃんありがとう!』
『まって、ぼくがかぶせたげる…』
『…どう?およめさんみたくみえる?』
『うん!ほんもののおよめさんみたい!』
『そう?じゃあ、おむこさんはねこちゃんね。ね、めつぶって』
『え?えっと…こ、こうかな?』
『おとうさんがおしえてくれたの。けっこんしますっておやくそくのしかた』
『!!??』

ファーストキスとプロポーズ。
たかが子供同士の遊びの中でのおふざけかも知れない。
だが、一方はこの一件を今日の今までずっと忘れず、
かたやもう一方は、すっかりこのことを忘れきっていた。

鬼太郎と猫助。共に3歳の春の出来事だった。
そして現在、二人はもうすでに12歳になっていた。
537名無しさん@ピンキー:04/08/14 23:11 ID:lY802uWt
キテタ━━(゚∀゚)━( ゚∀)━( ゚)━( )━(゚ )━(∀゚ )━(゚∀゚)━━━!!!!
>535気にしないで独自設定でがんがってください。

どっちの記憶が暴挙の彼方か・・・(;´Д`)ハァハァ
538名無しさん@ピンキー:04/08/15 22:04 ID:1S6FpX6z
ここでは、猫タンが強姦されるようなSSは無いし、歓迎されないでつよね?
3期猫タンは、何気に似合いそうでつが…ハァハァ
539名無しさん@ピンキー:04/08/16 08:33 ID:q4CnIXVH
>533
過去ログを見るべし
540男化猫×女化鬼太郎@533:04/08/16 14:25 ID:4RPE4HPC
>>539 ぬらりひょんもアリなのかそうなのか。頑張ります。


「お父さん、新しいお湯が沸いたから、今取り替えるね」
「おお、すまんのう。丁度温くなってしまったとこじゃ」
鬼太郎は、欠け茶碗に湯を継ぎ足すと、人差し指で軽く一回かき回した。
「これ位の熱さでいいと思うんだけど…熱すぎたら言ってね」
親父は茶碗の湯船に恐る恐る浸かり、丁度いい温度であることを
肌で確かめると、娘の方へ向いて大きく満足げに頷いた。
「うむ、丁度いい温度じゃ。ありがとうな鬼太郎」
父の言葉に笑顔で答えると、鬼太郎はヤカンを持って台所へ下がって行った。
「…しっかし、大した孝行娘だよなあ鬼太郎は。普通あの年頃の女の子ってなあ
親父さんを毛嫌いして避けて通るもんだけどよぉ…」
納得行かない、という風に、ねずみ男は大きく頭を振った。
「そりゃあ何と言っても、わしの自慢の娘じゃからなあ」
湯船の中で胸を張る親父に、いやそれは関係ねえだろうがよと冷静な突込みが入る。
「それにしても…性格といい見た目といい、死んだ女房に似てきたわい」
「へえ、俺ァ親父殿の連れ合いなんて知らねえけどよ、そんなにソックリかい?」
「あの子の横顔を見て、思わず女房と間違えてしまったことがあるんじゃ。
あの子は、いずれ女房に負けない位美人になる。嫁入りが楽しみじゃ」
親父はほう…とため息をつくと、愛娘の白無垢姿を思い浮かべているようだった。
『とか何とか言って、実際結婚が決まったら反対するんだろうに…』
ねずみ男は心の中の声を飲み込むと、長年の疑問を不意に口に出した。
「ところで、何で娘なのに『太郎』なんて付けてんだ?もっとこう、
女らしい名前にしてやれば良かったのに。鬼美とか鬼江とかラムとかよぉ」
「は−…いいお湯じゃのう。今日の入浴剤は草津じゃったから、明日は
登別カルルスにしようかのう…お、別府に道後に湯布院もいいかも知れんなあ」
「いやいやいや、入浴剤なんていいから人の話をまず聞けよ」
541名無しさん@ピンキー:04/08/17 07:50 ID:70QYowIb
>538も過去ログ見てきてごらんよ。
猫タンの強カーン有るよ。

>540エロが無くても面白いSSも有ったしね。
気にせずがんがって下さい。
542名無しさん@ピンキー:04/08/19 01:00 ID:qzQiEo04
海で水着半脱げねこタンを描いてくれた絵師様や
植木でスカート捲れモロパンねこ日記を描いてくれた絵師様は
もうここを旅立ってしまわれたのでしょうか…
543214(3期人魚の悪夢):04/08/19 04:30 ID:bjgR11Zb


「いやあああん」
ネコ娘の悲鳴。

「ぐひひひひ、おとなしくしろっ」
人魚兄弟がビキニの水着姿のネコ娘に痴漢行為をはたらいてた。

弟はブラを捲りあげオッパイを揉みまくり、
兄はパンツの中に手を滑らせ、陰部を触ってた。

「ようし、脱がしちまえ〜」

「イヤ-----------」


544214(3期人魚の悪夢):04/08/19 04:49 ID:bjgR11Zb

「ハッ!」
ガバッと目覚めてカラダを起すネコ娘

自分の家の自分の部屋の布団、豆球が点いてるだけの薄暗い室内。
「またあの夢か・・・・」
溜息をつくネコ娘。

夢は忘れもしない1年前の陽射しの強い夏の日の海でのできごと。
あの日、鬼太郎と海へ行こうとしたネコ娘は、鬼太郎がユメコの所へ行ったことに嫉妬して、
一人で人気のない海辺へ行き、そこで人魚兄弟に水着を脱がされた挙句、ダブル攻めのレイプをされてしまったのだった。
後から通りかかった磯女親子の力で、嫌悪感こそ大分和らいだが、
あの日の人魚兄弟の顔と笑い声、そしてカラダに受けた感触は今も脳裏に焼き付いてる。

その為、今も時々夢でうなされるのだが、カラダの方も思わぬ変化があったのである。
545214(3期人魚の悪夢):04/08/19 04:57 ID:bjgR11Zb

普段着てるブラウスと同じ前ボタン式のシャツと長ズボン型の黄色のパジャマ姿のネコ娘は、
布団からでると、浴室の脱衣所に向かった。

脱衣所には全身を写す縦長の鏡があった。
鏡の前に立ったネコ娘は、
「また、カラダがうずくわ…」
と、つぶやくと、パジャマを脱ぎ始めた。
546214(3期人魚の悪夢):04/08/19 05:16 ID:bjgR11Zb

白いブラジャーとパンティ姿になったネコ娘は、目を閉じる。
そう、あの日以来、精神的には屈辱を受けたものの、カラダは明らかに感じてしまい、
ネコ娘はその夢を見る度に自慰行為、俗に言うオナニーをするようになったのだった。

イメージの中で、人魚兄弟の兄(以下、兄と弟と表記)が、水着の上からネコ娘の腰周りを舐め始めていた。
目をつぶり、「キャッ」という声と同時に頬を赤らめてしゃがみこむネコ娘・・・・

そのまま寝転がったネコ娘は、自分の右手でブラの上から胸を揉み、
左手はパンティの中の陰毛を触り始めた。
あの時の兄弟の手つきを思い出しながら………。

モミ、モミ、モミ、モミ―――――――――
シャリ、シャリ、シャリ――――――――
「いやあぁぁぁん・・・・あ、やめて・・・・・・・・・あふん、ダメ」

悶えるネコ娘
547214(3期人魚の悪夢):04/08/19 05:35 ID:bjgR11Zb

「ようし、脱がしてハダカにしちまえ―――」
兄の声が脳に浮かぶ。

ネコ娘は、起き上がるとブラジャーを外した。
――あたしのオッパイ――
人間で言う幼児体型を残すユメコと比べ、大人に近づいてる感じのネコ娘の胸は、
彼女が半妖怪である証明に猫妖怪のしなやかさと人間の肌つやを出していた。
ピンクの乳頭はツンと固く立っていた。


次にネコ娘は、自慢のオシリを鏡に向けると、それを見ながらパンティを脱ぎ始めた。

「いいケツしてるぜ、たまりませんなぁ〜うぇへへへへ…」
――あたし、こういう風に脱がされながら、間近でオシリを見られたんだ――
兄のいやらしい声を思い出し、ヒップを見て狂喜する顔を想像しながら、パンティを脱ぐネコ娘。




548214(3期人魚の悪夢):04/08/19 05:43 ID:bjgR11Zb

全て脱いで全裸になったネコ娘は、寝転がり鏡に向けて両足をM時に開き、
自分の乙女にとって一番大切な聖域の部分をよく写るようにした。

549214(3期人魚の悪夢):04/08/19 06:11 ID:bjgR11Zb

「どぉわ――――――――――っ!!」

奇声を上げてネコ娘の茶色のややちぢれ気味の薄い陰毛が生えた恥部に目が釘付けになる兄弟。
「み、み、見えたね兄ちゃん、モ、モロだよ。」
「やっぱり毛が生えてやがったか、こいつのマンコはこうなってんだな、よっしゃぁ、本格的に犯してやろうぜ」
海の上にあがり岩場に全裸のまま開脚してネコ娘を寝かした兄弟は彼女を攻め始めた。

――――手で胸と陰部を触りながら、そこをしゃぶられたことを思い出すネコ娘。

「あっ、いや――――――――――!」
チュウッ、チュッチュッ、チュクチュク・・・・・ネコ娘の右乳首に吸い付く弟。
シャリシャリ、ジュクジュク、ニチャニチャ・・・・・指で開けてサーモンピンク色を晒すネコ娘の膣から流れる淫水をキスしながらすする兄。

イメージしながら悶え、顔を左右に振ったネコ娘は膣内を自分の人差し指でかき回し、あの時と同じように、

「ああぁっ、うぎっ!!!」
ぷしゃぁぁぁぁっ

股間から潮を吹かせた!
550214(3期人魚の悪夢):04/08/19 06:22 ID:bjgR11Zb

鏡に飛び散るネコ娘の蜜。

ネコ娘は四つん這いになった。
いよいよとどめである。

あの時兄弟は妖術変化で己のそそり立っていた性器を出した。

兄は膝を立たせてネコ娘を四つん這いにすると、彼女のお尻を撫でまわし始めた。
実際ネコ娘の尻は大きくて丸みを帯びてて形もつやも良く、男にはたまらない、まさに桃尻だった。
なでまわされ、ゾワ〜っとする感触に襲われるネコ娘。

やがて兄弟は「よし、勝負だ」と顔を見合わせ、
弟がネコ娘の口に、兄が恥部に、
それぞれイチモツを挿入した。
551214(3期人魚の悪夢):04/08/19 06:36 ID:bjgR11Zb

もう手淫の必要は無かった。
ネコ娘は四つん這いの姿勢で前後に乳房が揺れるほどカラダを揺さぶるだけで、
あの日の事が思い出された。



「うへへへへへ・・・・・ハァハァ」
「へへへへっ、おらおらおらぁっ」
クチュ、クチュ、クチュ・・・・・チュポチュポチュポ―――――
ジュブ、ジュブ、ジュブ、ズコン、ズコン、ズコン・・・・・・・パンッ、パンッ、ズシュッ、ズシュッ、バッコン、バッコン、ガッ、ガッ、ガッ、ガッ―――――――


弟はネコ娘のザラザラした舌の感触に、兄は膣内の締め付けに、
「うっ!!―――――――――――――」
の声と同時に大量の精液を発射した!

「うっ、ふ、う…ん・・・・――――――――――――――――――!!!!!!」
口と膣内の熱い液体の感触に、ネコ娘のカラダは大きく反応した!!
552214(3期人魚の悪夢):04/08/19 06:55 ID:bjgR11Zb
弟はネコ娘の顎をもち己の精液を無理矢理飲み込ませ、
兄は両手でネコ娘の両乳を持ちながら、腰を据え付けて1適残らず精液を膣内に注ぎ込んだ!

精液を出し終えると、人魚兄弟はそれぞれネコ娘口と恥部ふーから自分のイチモツを引き抜き、元の形態に戻り、
「フーッ、満足満足」
「嫌がる娘を無理矢理強姦する、極楽じゃ〜」
「特に今回は念入りに犯ったもんね、兄ちゃん」
「さて、もうこいつに用は無い。すっぽんぽんのままここに置いて帰ろうぜ。」
海へ帰る人魚兄弟。




あの時と同じようにネコ娘は脱衣場で力つきた。

今日のネコ娘の自慰行為は終わった。
傍らには脱いだパジャマと下着があった―――――


―――――――<完>―――――――――
553214:04/08/19 06:57 ID:bjgR11Zb

お目汚しでした。

キャラデザと声はもちろん3部の三田猫でイメェジ

誰かこれの絵師様降臨キボン
554名無しさん@ピンキー:04/08/21 08:54 ID:8qhR4DhG
214氏乙でつ
スレの残りが20KBきりましたが、次スレ検討しながらマターリと消費したほうが(・∀・)イイ!! でつかね?
とりあえず、>498以降に投下されたSSをまとめますた。

鬼太郎×ねこ娘(4期)愛の妄想劇場>>508-510
鬼太郎×猫娘(?期)変化>>524-526
男化猫×女化鬼太郎〜回想〜>>536>>540>>(未完)
元ネタ?>>493
ネコ娘(3期)人魚の悪夢>>543-552

未完のSSの職人様
丸薬飲んじゃったり、幼い頃の約束がどうなったのか続き楽しみにしており待つので、よろしくおながいしまつ。
555名無しさん@ピンキー:04/08/22 23:54 ID:AzEM5iCg
ttp://dailynews.yahoo.co.jp/fc/local/festivals_and_conventions/?1093173208

女化鬼太郎って実写にするとこんな感じなのかにゃー
556名無しさん@ピンキー:04/08/24 00:32 ID:0TecyJKI
どれ?
557名無しさん@ピンキー:04/08/24 01:51 ID:qeA+ggFD
558名無しさん@ピンキー:04/08/24 07:54 ID:zMYyuSyk
ギネス更新したね
559名無しさん@ピンキー:04/08/25 08:12 ID:qsk1udHm
遅くなったけど、8/21でスレ誕生2周年@オメ(;´Д`)ハァハァ
560名無しさん@ピンキー:04/08/25 21:31 ID:8STOSg2S
>>542
(・ω・)ノシ
もろぱんねこ日記の中の人です。こんばんは。
リアルで嫁さんを貰ったのでなかなか絵が描けません。
彼女にねこたんハァハァな絵を見られたら
そこで俺の人生もうだめぽなのです_| ̄|○ モウダメポー!
チャンスができたらまたウプります。その時は宜しくお願いします。

そして2周年オメ!(*´д`)アハァアハァ
561名無しさん@ピンキー:04/08/26 08:47 ID:7GSb7DPt
初期スレによく降臨くださった絵神の御方々も環境が大変そうダターよね。
スレ2周年オメ!

>560氏嫁(σ・∀・)σゲッツオメ!
思い切って嫁もこっちの方へ引きずりこんぢゃへ(w
562名無しさん@ピンキー:04/08/28 09:13 ID:vAmwISGK
三日位前から、何故か突然に鬼太郎×ネコタンにはまってしまったのですが。
それでハァハァ出来るヤシって自分ぐらいだと思ってました。
でも、こんなスレあったんですね・・・世の中って広いのう。

ところで、鬼太郎がネコタンを「ねこちゃん」って呼んでたのって
三部ですか?四部ですか?もっと前のですか?
・・・それとも水木漫画の中でしたっけ・・・?
563名無しさん@ピンキー:04/08/28 20:19 ID:jIkauHVW
二部の大人テイスト鬼太郎ですよー
564562:04/08/29 00:45 ID:8j6me7Gd
>563
サンクス
二代目でしたか・・・
スレ違いな質問スマソ

マターリこの板応援します
565名無しさん@ピンキー:04/08/30 18:47 ID:h57ThscU
ぬら×♀鬼太郎 の鬼畜ものきぼーんと言ってみる。
566名無しさん@ピンキー:04/09/03 09:22 ID:exormr8F
ぼつぼつ次スレ検討入りませんか?
残り少なくて皆様投稿しにくいのかな?とオモたり
現在、未完結のSSをかかれている妖怪神の方々には書き溜めて頂くと言う方向で

801スレが立ったと言う事で、1か2辺りに誘導いれまつか?

後は関連スレとして>2以降に現行スレを入れていこうと思いますが
2chスレッドタイトル検索より

1. 水木しげる その2
ttp://comic6.2ch.net/test/read.cgi/rcomic/1090938291

2. 先生!水木しげる先生!スレ
ttp://academy3.2ch.net/test/read.cgi/min/979546784

3. 水木しげる・佐藤有文・中岡俊哉…捏造妖怪暴露
ttp://academy3.2ch.net/test/read.cgi/min/1013407590

1. 【エロイム】悪魔くん・第4使徒【エッサイム】
http://comic5.2ch.net/test/read.cgi/ranime/1064506589

2. 【エロイム】悪魔くんDVD発売!【エッサイム】
http://tv6.2ch.net/test/read.cgi/sfx/1055393079
567名無しさん@ピンキー:04/09/03 09:24 ID:exormr8F
スマソ…>2はこのスレの過去ログですね。
>3以降に関連スレを入れるということで

1.【ゲゲゲの】夢子ちゃん好きな人いる?【鬼太郎】
http://comic5.2ch.net/test/read.cgi/sakura/1093853024

2. 鬼太郎
http://comic6.2ch.net/test/read.cgi/rcomic/1021736853

3. なぜ鬼太郎はねずみ男を殺さないの?
http://comic5.2ch.net/test/read.cgi/ranime/1079428441

4. 【お化けの】ゲゲゲの鬼太郎4通目【ポスト】
http://comic5.2ch.net/test/read.cgi/ranime/1078914510

5. 【イベント】「記念ゲゲゲの鬼太郎ゲタ飛ばし大会」 650人参加
http://comic5.2ch.net/test/read.cgi/comicnews/1062553701

6. こんにちは鬼太郎です。悪い妖怪はいませんか?
http://game9.2ch.net/test/read.cgi/cgame/1027409325

7. ゲゲゲの鬼太郎妖怪大魔境
http://game9.2ch.net/test/read.cgi/retro/1069662300

8. 【PS2】ゲゲゲの鬼太郎異聞妖怪奇譚
http://game9.2ch.net/test/read.cgi/gamerpg/1067832182

9. 「鬼太郎ゲタ飛ばし大会」で世界新
http://news16.2ch.net/test/read.cgi/dqnplus/1093185735

10. 【話題】「目玉のおやじ汁」と鬼太郎の「妖怪汁」のナゾ
http://news15.2ch.net/test/read.cgi/femnewsplus/1093864725
568次スレ・テンプレ案:04/09/03 09:35 ID:exormr8F
−−−>8−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−>8−−−
スレタイ【水木総合】鬼太郎・三平・悪魔くん【作品5冊目】

>1
【ゲゲゲの鬼太郎〜猫娘萌え〜第六部】

マターリ語るも好!SS投稿するも好!イラスト投稿するも好!
原作からアニメまで、猫娘・ネコ娘・ねこ娘で萌えろ

   ※ 水木作品ならばSSやお絵かき投稿も大歓迎!
     原作からアニメまで、灰になるまで萌えやがってくだちい
     妖怪職人様随時募集

●前スレ:【水木総合】鬼太郎・三平・悪魔くん【作品4冊目】
http://idol.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1078272633/l50
●ねこ娘萌えろパロ倉庫
 保管庫&避難所:ttp://gegege.s6.x-beat.com
●人大杉ご案内:http://dempa.2ch.net/prj/page/browser/
 専用ブラウザで快適に!(鯖の負担軽減にも役立ちます)

注意事項)SS職人・絵師さんが投下してくださったイラスト等は無断持ち出し禁止ジャ(゚Д゚)ゴルァ!!
     大人板で楽しみましょう〜*
     次スレ移動はは950超えるか470kb消費したらぼちぼち準備
     スレ唯一のお約束 【 男 × 男 は N G 】 女体化は(゚∀゚)有!

スレ違い?とオモタあなたはこちらへドゾー
【おしおき】ゲゲゲの鬼太郎で801【ですか】
http://pie.bbspink.com/test/read.cgi/801/1092146472/l50
−−−>8−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−>8−−−
他皆様のご意見お待ちしておりまつ
569名無しさん@ピンキー:04/09/03 20:48 ID:WwLZnJ5s
失礼ながら、時間が無いので、勝手に立てさせて頂きました。
ご了承を
http://idol.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1094211985/l50
570名無しさん@ピンキー:04/09/04 16:01 ID:671l3NTh
新スレ立ったんでつね。乙
あと10KBほど残ってるんで、SSの続きとか投下しにくいのではなかろうかと無駄な配慮をしつつ
駄文でしょうかさせていただきまつ。

カタン…コトン…

季節が移り始め、冷気を含んだ涼やかな風が運ばれるようになったゲゲゲの森。
鬼太郎の家では上機嫌な鼻歌と、何かの音が微かに聞こえる。

そのうちがさがさと言う音が聞こえて、深い眠りの底に居た鬼太郎はその音に手繰り寄せられて現実のふちへと意識が戻った。
もう何の夢を見ていたかなんてあまり覚えては居なかったが、真夏の頃と違い涼やかな風が運んでくる空気は、寝床にほんのりと残る自身の体温のぬくもりが心地よくて万年床から離れ難い。
そうこうしているうちに、再び深い眠りに陥ってしまうのだが…

寝返りを打ったときに眠気眼が捕らえた少女の姿に、その眠気は吹き飛んだ。

「ん…ねこ…娘?」
「あ、おはよう。鬼太郎。」
「今日はどうした…の?」

まどろみつつも布団から起き上がろうとした。すると…

「あ、だめだよぉ。鬼太郎は今、赤ちゃんなんだから…寝てていいよ。」
「え?」

寝起きにいきなり言われたねこ娘の言葉に頭が回らない。
一体今の状況はどうなっているのか…

ふと、丸太の机の上を見ると並べられた湯のみ小さなお皿に…のったお団子。
遊びに来たねこ娘が、何時までたっても起きてこない自分に、ひまを持て余し何かの遊びに興じてしまったのだろうか…
ぼんやりと机の上を見ていた鬼太郎を、ねこ娘は再び木の葉の布団に寝かしつけようとする。

「はい、ママが添い寝してあげるから、おねむしようねー♪」
「…」

鬼太郎と平行に、寝転がったねこ娘は木の葉の上掛けの上から、宥めるようにポンポンと触れた。
まだ現状がはっきりと把握できては居ないが、ねこ娘の添い寝に心臓の鼓動と同じ感覚の手の感覚に悪い気はしない。

「ねぇ、ねこ娘…」
「だめだよぉ、赤ちゃんなんだから〜。赤ちゃんはしゃべっちゃ駄目なの。」

鬼太郎が話し掛けると、ねこ娘は「メッ」ットしかりつけるような顔で言う。

「仕方ないわね、ママがねんころ歌ってあげるから…ねーんねーんーねーんころ…」

とことんなり切るつもりらしい。幼い母役の少女は舌っ足らずな子守唄を歌い始めた。

(そうか…おままごとのつもり…なんだな?)

眠気は何処へやら、すっかり覚めてしまった鬼太郎はねこ娘が自分を赤ん坊に見立てておままごと遊びをしているのだと気が付いた。
チラ…と見上げれば、ちょうど自分の真正面にはねこ娘の胸。

(ねこ娘がその気なら…僕だって)

もぞもぞと動いて、ねこ娘の胸に顔をうずめる。

「えっ…ちょ…鬼太郎。」

驚いて上半身を起こしたねこ娘と視線が交じり合うと、鬼太郎はにこりと笑い「まんま」と言って、起き上がったねこ娘の胸元に顔を寄せ服の上から小さな膨らみを口に含んだ。

「にゃっ!」

驚いてバランスを崩したねこ娘を組み敷くような格好になったが、鬼太郎は瞳を閉じたまま胸を弄っている。

「ね…ねぇ。」
「…」
「ねぇ、鬼太郎ってば!!」

慌てたねこ娘は、鬼太郎の両肩を揺さぶり名を呼んだ。
服の上から、唇でハムハムと胸を刺激していた鬼太郎が顔を上げる。

「ん…どうしたんだい?」

鬼太郎は何も悪びれた様子もなく、いつもの優しい笑顔だ。

「あ…あの…ね?」
「うん?」

ねこ娘が言わんとしている事は大方予想がつくが、あくまで知らぬ存ぜぬと言う態度で押し通す。

「だって、僕は”赤ちゃん”なんだろう?」
「そ…そうよ…?」
「話しちゃ駄目…ってねこ娘が言ったんじゃないか。」
「でも…今は…」
「ちゃんとこうやって”赤ちゃん”の役を演じているんだから、ねこ娘もきちんと”お母さん”の役を演じてくれないと…」
「赤ちゃんがお腹をすかせてもねこ娘は、お乳をあげないのかい?」
「だって…」
「目を覚ましたら、一番で欲しがると思うんだけどもなぁ…あ、それとも…」
「何?」

もう一つの選択肢を言いかける鬼太郎に、ねこ娘は食いつく。

「赤ちゃんが目を覚ましたらオムツの交換が先かな?」
「…!!」

その発言に、ねこ娘は言葉もなく頬を耳まで赤く染め上げた。
スカートの裾をくしゃくしゃっと握り、視線を床に向ける。

「さぁ、ねこ娘”ママ”は赤ちゃんの僕のオムツを変えてくれるのかな?それともお乳をくれるのかな?」

反論するまもなく、2択に絞られていた。

(き…鬼太郎のオムツ…)

赤ん坊のオムツの交換をした事が無いわけではない。
ボランティアで、人間の子を看たことは有る。
しかし、鬼太郎は本物の赤ん坊ではない。一人前の妖怪?…だ。
そんな鬼太郎のオムツを変える様子を一瞬想像してしまって、ねこ娘はいつも自分がされる時とまるで逆だな…と思ってしまった。
いつも、組み敷かれて足を開かれるのは自分のほう…

「ねぇ、ねこ娘”ママ”は僕に何をしてくれるの?」

はっと気が付けば、鬼太郎の顔は直ぐ目の前で、口付けされてしまいそうな位置にあった。

「ひゃぁ!」

一瞬の妄想に陥った隙に、鬼太郎はにじり寄っていたのだ。
エッチな妄想をしていたところへ、鬼太郎のドアップ。
ねこ娘はますます顔を赤らめて、両手で頬を覆った。

「まんま?」

赤ちゃんの振りをして、鬼太郎が無邪気に笑う。


「わかったわよぅ。お…」

言葉にしかけて、詰まる。どっちもとてつもなく恥かしい…

「”オムツ”?」

ねこ娘は瞬きするのも忘れて、激しく首を横に振った。

「じゃぁ、”お乳”だね。」

いつのまにか決定事項となってしまった。
初めからの狙いどおり…なのだが、オムツもちょっぴり捨てがたい。
いつもは自分で脱ぐズボンとパンツを、ねこ娘の手で脱がしてもらうと言うのも通常とは違うシチュエーションで悪くはなかった。
陰部をまじまじと見られるのは恥かしい気もしたが、それ以上にねこ娘がどういった反応をするのか興味が強かったのだ。

ねこ娘は握ったスカートの裾から、ちらりと鬼太郎の顔を見上げた。

「…コレ…上げなきゃ…だめ?」

ねこ娘は何とか、形だけで済ませたいようだ。

「ねこ娘は…赤ちゃんにどうやってお乳を上げるのか、知らないのかい?」
「し…知ってるもん!」

鬼太郎が弱みに付け込むと、ねこ娘は勢いよく返答してしまい。
しまったとばかりに口を覆った。


「僕は”赤ちゃん”なんだからさ…”ママ”がちゃんと教えてくれないとね?」
「い…意地悪〜…」

にこりと微笑んだ鬼太郎の影に、ねこ娘は悪魔が見えた気がした。
諦めたように、スカートの裾を掴んだ手が少しずつ上に上がる。
徐々に露になる膝…股…白のショーツに、まるでねこ娘が自ら脱いで誘うようにも見え、鬼太郎の胸は跳ねた。
臍…脇…そして淡い紅色の小さな胸飾りのついた小さな胸が露になり、ねこ娘は瞳を閉じて横を向いたまま小さく震えている。

「にゃぁっ…」

鬼太郎が、小さな果実を口に含めばねこ娘の口からは声が漏れた。
舌で舐れば硬く立ち上がり、鬼太郎が顔を押し付けるままにねこ娘は押し倒され、その身を万年床に預けた。
開かれた足の中心に鬼太郎の身は納まり、ねこ娘は体全体で鬼太郎を受け入れている格好になっている。
もう片方の胸に手を滑らせ、尖った果実を指先で転がしながら揉む。

「ゃあ、き…鬼太郎…っ、あ、赤ちゃんはこんなコト…しないよぅ…」

小さな胸を弄る手に、ねこ娘は自分の手を重ねると、熱い息を落とす鬼太郎が囁く。

「ねぇ、ねこ娘…僕は…赤ちゃんじゃなくって、”お父さん”の役にして…もらえないかな?」
「う…うん…いいよ。」

鬼太郎が”赤ちゃん”でなくなれば、現状から逃れられる。
「お父さん、お茶にしましょう。」と、おばばのところから貰ったお団子でお茶にしてしまえば…

そう思って、腕の下から逃れようと身を捩ったが、肩をつかまれて再び万年床に寝かされてしまった。

「…鬼太郎?お茶にしよう…もう、赤ちゃんじゃないんでしょう?」
「駄目だよ…こんなにしておいて…僕が我慢できるわけ…無いじゃないか…」
「…えっ」
「…この状態で…止められないよ…それに今、僕達は夫婦だろう?…なら…すべきことがあるだろう?」
「にゃっ!」

鬼太郎の熱い吐息、ふさがれた唇。
恥らうねこ娘の、自らスカートをたくし上げる姿に鬼太郎の煩悩が抑制できるはずも無かった。








… エチシーンは皆様のご想像にお任せしまつ …









「…まいったなぁ。」

事を終えて、すっかり寝入ってしまった自分に気が付身を起こす。
横にはまだ、気を遠のかせたままのねこ娘が寝ていた。

鬼太郎は、照れたように頭をかくと、ねこ娘の横にうつ伏せるようにして腕を組んで、顔をうずめた。

「おままごとって…エッチだなぁ…」

ポツリとつぶやいた。

ゲゲゲハウスの外ではサワサワとゲゲゲの森を抜ける風邪に撫でられて、木の葉が舞い落ちる。
新緑の頃とは違い、縁が少しばかり黄色や赤に変わり始めていた。

それは、秋が直ぐ近くまで訪れていたある日の出来事。

終わり
579名無しさん@ピンキー
しまった!7の次は8なのに..._| ̄|○ ダメポー
>569氏が新スレ立ててくださいました。
漏れの駄文でこのスレはイパーイ使い切ったので移行宜しくお願い致します。
              , -─-、       _
                 / , -─-、ヽ∩__  /   ヽ
              { { '⌒ }⊂ しJ/      !
        , ──- 、.ヽ. ー-‐' ノ-‐∠_ __     |
      /      >7レ'-‐<‐-      `ヽ、 !
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      ヽ  /                      \
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【水木総合】鬼太郎・三平・悪魔くん【作品5冊目】
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