幻想水滸伝エロ妄想スレPart5

このエントリーをはてなブックマークに追加
1前スレ989
○男女・百合、和姦・強姦・輪姦・陵辱・3P等。お初神大歓迎。
○ヤヲヰは801板へ。
●粘着荒らし・煽りは通常の三倍無視

Part1
http://www2.bbspink.com/eroparo/kako/1019/10194/1019466594.html
Part2
http://www2.bbspink.com/eroparo/kako/1029/10294/1029434140.html
Part3
http://www2.bbspink.com/eroparo/kako/1037/10371/1037166994.html
Part4
http://www2.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1049446385/
貯蔵庫(要URLコピペ)
http://blue.ribbon.to/~suikodenem/
幻水関連スレ
http://www.geocities.co.jp/Playtown-Yoyo/8838/genso/#kan

○sage推奨でマターリ行きましょうや
2名無しさん@ピンキー:03/11/08 01:27 ID:EDRdtCR4


朝はまずリリィのフェラで目を覚ます。
数多い女の中で一番美味そうにチンポをしゃぶるので朝フェラ係に任命。
そして朝一の濃い一発をリリィの口内に発射するのを確認してから
ベル、エミリー、シャロン、サナエ、ビッキー、メルが部屋に入ってくる。
そのまま朝の運動代わりに7Pに突入。セクースを覚えたばかりの7人は可愛い声を上げて悶えまくる。
7人と激しくまぐわっている間、リリィさんはその場でオナニー。
股間が大洪水になっていようがヨダレを垂らしてチンポを切願してこようが絶対舞に入れることはしない。リリィはフェラ専門バージン。これ最強。
貴族ぶったあの顔は精液で汚してやるのが一番映えるからだ。
そして行為が済んだ後、食事係のメイミが作った朝食を美味しく戴き、領地の見周りに出かける。
城の前で待っているクリスと共に白馬に乗り、
俺の前に座るクリスの乳を後ろから堪能しながら各地を周る。
途中寄ったアルマ・キナンで美女達に囲まれ仕方なく乱交。
普段男に餓えているらしい女達は必死になって俺のチンポを奪い合う。
1人1人気をやるまで丁寧に相手をしているとすぐに日は傾き始める。
時間の許す限り相手をしてやりたいところだが、村の入り口でじっと俺を待つクリスが
今にも泣き出しそうな顔でこちらを見つめるのでアルマ・キナンの美女の制止を振り切り
已む無く帰路へつく。
もちろんお預け状態だったクリスは馬上で思いきり可愛がってやる。
感度の良いクリスは大体3,4度は気をやるが、
失神しても俺に身体を刺激され続けるので常にイキっぱなし状態。
3名無しさん@ピンキー:03/11/08 01:27 ID:EDRdtCR4

城の入り口では全裸で帰りを待っていた
アップル、イク、シズ、アンヌ、キャシィー、アイラと駆けつけ7P。
さんざんイカせまくってから夕食を用意してくれていたメイミ達と食事。
夕食の用意を手伝っていたらしい
セシル、シャボン、アラニス、リコ、アーニー、ちビッキーも同席する。
ワイワイと楽しい夕食を済ませた後、食後の運動がわりのセクースが始まる。
基本的に身体が未熟な彼女らには男を喜ばせるテクニックを教え込む。
すでに引退勧告を受けたルースとマーサを指導役に向かえ、目標1分でイカせるフェラが始まる。
ここでランクアップした食事係のメイミ以外の子が朝一に呼ばれることになる。言わば登竜門。
ほっておくとチンポが溶けてなくなるまでしゃぶってそうな勉強熱心な6人を頃合を見計らって制し
風呂へ。そこではネイ、ミオ、シズ、ユイリ、ユミィが瑞々しい肌を露わにして俺を待っている。
身体全体を押しつけて洗ってくれる彼女らに俺は感謝の意を表してペッティング。
そして誘われるがままに6P。恥じらいながらも快楽の虜になっている彼女らに
風呂場の俺は身体を任すだけ。ここでは余計な体力は使わない。
入浴後、俺は気合を入れるべく軽いアルコールを摂り自室へ。
4名無しさん@ピンキー:03/11/08 01:28 ID:EDRdtCR4

艶な雰囲気漂う薄暗い部屋で待つのは
下着姿のルシア、ジーン、エレーン、エステラ、クィーン、アヤメ。
俺の持久力とテクニックは彼女らによって培われたと言っても過言ではない。
言わば”性”の師である彼女らに俺は少しでも一矢報いようと頑張るが、今までの勝率は0割。
俺が日中相手している女達とは明らかに次元の違うテクニックに、俺は何度も絶頂に達してしまう。
しかし、事の始まりの時こそ秒殺だったが今では持続力もかなりのレベルに到達し、
彼女達の一角を崩すのも時間の問題だ。
あらゆる責めに体力の限界を感じたら、ギブアップを告げてリリィを呼んでもらう。
俺のモノを必死に綺麗にするリリィを見つめる師匠連中。
そこでチンポがおっ勃つようなものならまた試合再開だ。
チンポ大好きなリリィも1秒でも長く舐めたいため必死でしゃぶりつく。
そこで反応を示すことがないなら一日は終わりだ。
切なげに部屋を出ていくリリィに朝の勤めを忘れないように言ってから、師匠達と共にベッドで眠る。
豊満すぎる肉体の群れは眠っている俺を時に圧迫死へと誘うこともあるがそれも贅沢な悩み。
子供の頃に感じた懐かしい感触に囲まれながら眠りにつく。


とまぁ長々と書いたが、みんな大好きだってこった。
>>1小津
5名無しさん@ピンキー:03/11/08 01:36 ID:hTB9KNHX
>2-4
あいまとー(*゚∀゚)=3ハァハァ
>下着姿のルシア、ジーン、エレーン、エステラ、クィーン、アヤメ
錚々たるメンバーですな
6名無しさん@ピンキー:03/11/08 01:54 ID:ojsy7q6K
新スレおつー。>1

まさに夢のハーレム
ハァハァハァ…>2
7名無しさん@ピンキー:03/11/08 02:08 ID:hTB9KNHX
おまけ 虹板の保管庫(絵師さんはこちらでも!)
http://red.ribbon.to/~potti/
http://ribbon.to/d.php?red.ribbon.to/~potti/ ←弾かれる人はこちらで
萌えを…地獄のようなエロエロを…!!
8名無しさん@ピンキー:03/11/08 05:42 ID:fEWleplT
ほしゅー
9名無しさん@ピンキー:03/11/08 10:09 ID:1+qHn8YO
前スレあたりに保守用に何か書いてくれと友人に頼んでいたのが
そろそろ出来上がるかも・・・と連絡がきたんだけど、本人今自宅で2ちゃん見られず
俺の家に来た時に見てるだけ。
多分モノはFDに入れて持ってくるけど、実質ここに投下するのは俺。
職人の自力投稿じゃないが そういうのもOK?
10名無しさん@ピンキー:03/11/08 15:09 ID:ojsy7q6K
全然OKだと思うよー。つーか、そんなん保守用のために書いてくる
友達がいる9たんがうらやましい
11名無しさん@ピンキー:03/11/08 18:13 ID:VSHsqVQb
>>2-4
(;゚∀゚)=3ハァハァ
>貴族ぶったあの顔は精液で汚してやるのが一番映えるからだ。
激しく同意(w
12名無しさん@ピンキー:03/11/09 00:35 ID:V9lEx6GD
ho
13名無しさん@ピンキー:03/11/09 01:36 ID:vKmrC87v
( ´Д`)y━~~ <埋め立てに書いていたものの行くところがなくなった訳だが
14名無しさん@ピンキー:03/11/09 03:22 ID:A2Pq2ktU
ここに投下してまえば?>13
15名無しさん@ピンキー:03/11/09 05:21 ID:XK7ZpXjf
稲妻レックナートほしゅ
エレーンたま(*´Д`)ハァハァ
16sage:03/11/09 12:24 ID:htRNXX3Z
そーいえば、
イナズマレックナートって結局何…?
1716:03/11/09 12:25 ID:htRNXX3Z
スマソ、あげてもた……
とりあえず逝ってきまつ……
18名無しさん@ピンキー:03/11/09 13:58 ID:yEsKRX0l
ミ・д・ミほしゅー。
即死判定って30レスだっけ?
19名無しさん@ピンキー:03/11/09 18:27 ID:mc42dKNY
保守
20名無しさん@ピンキー:03/11/09 19:05 ID:4i0Sp2MM
即死判定とは何ぞや
21大浴場(エロ無し)1:03/11/09 21:12 ID:4i0Sp2MM
ほんのりと湯気がこもる大浴場に明るい、軽い声が響いていた。
声は20にもならないであろうと思われる若い女性達の物、
落ち着きの出を感じさせる明るくも美麗な声が聞こえる。
声の主の名はセシル、シャロン、ネイである。
風呂の湯に多少上気し、肌が明るい桃色を帯びていた。
セシルはクリスと話した事同様に、他の女性と、自分の体の
差異を気にしている、という話をしていた。
「ネイさんが羨ましいです」
その視線はネイの胸元や腰を追っていた。
「ホント!僕とも体型が違うね。でも、ここ1年くらいで
胸が大きくなったんだよ!」
成長期を感じさせる小さくやわらかそうな乳房を
自ら上に軽く持ち上げながらシャロンは答えた。
「もう、二人でどこを見てるんですか」
恥ずかしそうにネイが白い右腕で胸元を、左手で局部を隠す
22名無しさん@ピンキー:03/11/09 21:17 ID:yiBUsY66
>20
直近24時間以上レスが付かない上で

・スレが立ってから一週間以内
・一定容量に達していない
・一定レス数に達していない

のどれかにに当てはまるとあぼーん

2322:03/11/09 21:18 ID:yiBUsY66
うわ>21さんごめん…
24大浴場(エロ無し)2:03/11/09 21:21 ID:4i0Sp2MM
セシルはその仕草をからかうように制止する。
「折角なんですから、かくしちゃ駄目です。」
「そうそう!そう言う事をすると…!」
シャロンは相槌を打つと同時にネイの右腕の手首を掴み体から引き離した。
「キャ!」
ネイが驚きの声を上げるが不快の様子の声ではない。
シャロンはそれを聞いて取り、くすりと笑いを浮かべた。
「えーい!触っちゃえ!」
あらわになったネイの乳房を遊び半分に、シャロンはその手に含んだ。
「僕のより張りがあるよー!」
「あ!私も触ってみたいです」
セシルも同様に、ネイの乳房を軽く揉む。
「本当だ。全然トップが下向いてませんもんね!
張りがあるからですか?」
セシルが考察する横でシャロンは今だネイの乳房を弄んでいる。
「ぽいんぽいんだよ〜」
「キャー!やめて下さい〜!」
子供の馴れ合いと見てネイは強くは言わないので止む気配は当然無い。
25大浴場(エロ無し)3:03/11/09 21:31 ID:4i0Sp2MM
胸部に走るくすぐったさに、生理的な反応を示し
ネイの乳首は硬くなっていた。
「あ!ネイさん、トップスが!」
地声の大きいセシルがさも新しい物でも発見したかのような
声で告げる。
「ちょ…ちょっと、大きな声で言わないで下さい!」
さすがに恥ずかしさを感じたかネイは制止する。
「隣の男湯に聞こえてしまったらどうするんですか!」
「平気平気、聞こえないって!
えーい、もう一揉み〜!!」
「きゃぁ!」
シャロンは覆い被さるようにネイに抱きつき、湯の中に
ともに倒れこんだ。
26大浴場(エロ無し)4:03/11/09 21:37 ID:4i0Sp2MM
一方、その頃男湯では声を殺して話し合う男性陣がいた。
「筒抜けだなんて、思ってないのかな…」
トーマスが心配するように小さな声を出す。
しかし、そのトーマスも内心聞こえている事実に感謝している。
「錐!錐はどこだ…!?くそ、俺の服には常備されているのに」
「絶対取りに何て行かせませんからね」
錐を取り、壁に穴をあけて覗きかねないナッシュを
小声ながら強く制止しているのはフッチである。
「穴なんてあけないで下さいね」
城主はそう言うが
「若いのに…」
ナッシュににやりと笑われ返事を返されている。
「理性の問題です」
フッチは厳しい一言をナッシュに言っていた。
しかし、止める者も止らない者も、この城の浴場の構造に、感謝している。
27大浴場:03/11/09 21:38 ID:4i0Sp2MM
すまん、30以下無いと駄目っぽいと聞いたので
ちょっと頑張ってみた…。
正直SSなんて初めてなので大混乱。
あんまりうまくかけなくてスマソ…
28名無しさん@ピンキー:03/11/10 02:10 ID:dNuvF6Y1
ほほえましい。
こういうのもかわいくて好きだ。
ありがとう>27
29名無しさん@ピンキー:03/11/10 03:40 ID:ww3EzEwm
おつかれ!
エロエロも良いが、匂わすくらいの奴も却って興奮する。
>26

30名無しさん@ピンキー:03/11/10 12:53 ID:7/RVGpSj
幻水2の陵辱物希望しまつ
31名無しさん@ピンキー:03/11/10 13:44 ID:rnd7nAQi
2だったら、アンネリーがいいな。
32名無しさん@ピンキー:03/11/10 23:50 ID:b+++Yi/X
姉妹スレ

幻水2のオウランを無理矢理犯したいんだけど (ゲサロ板)
http://game4.2ch.net/test/read.cgi/gsaloon/1067351014/l50



……というわけでオウランがいいな (;´Д`)ハァハァ
33名無しさん@ピンキー:03/11/11 00:02 ID:qqz2qfZy
陵辱と純愛どっちがいい?
34名無しさん@ピンキー:03/11/11 00:38 ID:ALFCtPrX
君が女性なら純愛で。
女性が書く凌辱はいまいちなので。
35名無しさん@ピンキー:03/11/11 00:45 ID:XIwhg+rn
普段は純愛派なのに何故か今ノリノリで陵辱キボンヌの奴の数→(1)
でも純愛もイィ…
36名無しさん@ピンキー:03/11/11 01:37 ID:Yf8gDyYC
陵辱形に見せておいて実は純愛とか言う
王道パターンでどうだろう。
37名無しさん@ピンキー:03/11/11 04:15 ID:hYLpExjh
凌辱で堕とすだけ堕としておいて最後に純愛に持っていくというのは
どうだろう?
幻水2辺りで見てみたいね。
389:03/11/11 13:11 ID:DeRNJG4j
雨の中例の友人ちに借りてたゲームかえしに行って完成品FDもらってきた。
キャラだけ指定して後は好きに書いてくれとの依頼にこたえてもらいますた。

(*´д`)ハアハア俺様の誕生日バンザイ!!
本人からも投下許可もらったんで投下しまつ。
399(代理投下):03/11/11 13:13 ID:DeRNJG4j

「ちょっと!嫌だっ!やめなさいシーナ!!」


 資料の整理をするのだと言っていたアップルに 手伝うよ・・といつもの調子でシーナが声をかけて来た。
 はじめの内こそ真面目に手伝いもしていたが、次第に飽きてきたのかアップルにちょっかいを出し始めた。
 ラベル毎に資料を棚にしまいなおす彼女の背中に張り付いて、ふぅぅっと耳に息を吹きかけてみる。
 びくりと身をすくませたアップルから先刻の言葉が吐き出される。

「あーやっぱ耳感じやすいよなーアップルは」
 にやにやと笑いながらそのまま背後から抱きしめる。
「手伝う気が無いんなら 帰ったら?」
「手伝いますよ、手伝うけどさぁ・・・先にご褒美欲しいんだよね」
 そう言うとシーナは服の上からアップルの身体をまさぐりはじめた。
 柔らかい胸元を刺激すると、次第に布越しだと言うのに先端は存在を主張しはじめる。
「やっ・・・だめ・・・こんな所で」
 言葉とは裏腹に徐々に吐息は甘さを増して行く。
 そんな様子に気をよくし、胸への刺激をそのままに舌先でアップルの耳をもてあそぶ。
「やっぱり感じやすいなー、これじゃもうこっちも準備できてるかもな」
 アップルのスカートへと手を伸ばし、邪魔な下着を指でずらすともっとも敏感な場所へつるりと指を滑り込ませていく。
 予想通りにあふれ出している彼女の泉にシーナは満足そうに尚も指を這わす。
「・・・め・・誰か来たら・・・ん・・・・・やぁっ」
「誰も入ってなんか来れないよ、入る時にしっかりカギかけたから」
「なん・・・あっ・・やっ・・あぁっ」
 文句を・・・言おうと思っているのに言葉が出てこない。
 代わりに彼女の口から漏れるのは、甘い吐息とうわずった・・・けれども抑えた喘ぎだけ。
 羞恥がまさり必死でその甘い喘ぎをこらえようとするのだが、指の腹で中を擦り上げられる度にこらえ切れず漏れ出る甘い声。
 アップルが下腹部への刺激に気をとられている隙に、胸を弄んでいたシーナの手は彼女の上着をはだけ露わになった肌を直に弄ぶ。
 上気し薄く色ついた肌の感触に酔いながら いくつもの所有の印をちらしていく。
409(代理投下):03/11/11 13:15 ID:DeRNJG4j
 このまま背後から貫いてしてしまいたい、けれどもっと自分の手で乱れる彼女も見ていたい。
 胸の先を2本の指で挟み込み そのままぎゅっと力を込める。
「はっ・・・あぁっ」
 その刺激にアップルの中がシーナの指を絞めつける。
 あふれ出した愛液は彼女の内股を這いずる様に汚していく。
「んっ・・・くぅっ・・・・」
「抑えないで声出して、俺に聞かせてよアップルの感じてる声」
「やっ・・ダメっ・・・恥ずか・・・・」
 尚も抵抗を試みるアップルに強情だなぁ・・とシーナは苦笑いをこぼす。
 それならばせめて顔を見たいと彼女の身体を反転させた。
 あっ!とうわずった声を上げ、アップルはシーナの視線を外す様に顔を背けてしまう。
「ふーん、顔も見せてくれる気ないんだ」
 それなら・・とふいにしゃがみ込んだシーナは彼女の下腹部を急襲する。
 ずらしただけだった下着を剥ぎ取り 抵抗する隙も与えず濡れた秘部へと舌を這わせた。
「きゃっ・・やだ、そんなとこ」
「すごいな、アップル。もうこんなになっててさあ」
 シーナを引き剥がす為に彼の肩に置いた手も、与えられる刺激に耐える為につかまる場所へとその目的を変えていく。
 子犬が皿のミルクを飲むように シーナはわざと音をたてて舌でアップルを犯していく。
 肩に置かれた手に痛いほどの力が加わり始めた頃には、ガマンする事も忘れた彼女の口から絶え間なく甘い喘ぎが溢れ出していた。


「シー・・ナ、私・・・もう」
 アップルの身体が小刻みに痙攣を始めている。
 シーナの舌や指を飲み込んだ場所も同様に、アップルが登りつめようとしている事を教えてくれる。
「いいよ、イっても。アップルが俺の所為でイクのうれしいし」
 そう言うとシーナは彼女の中を蹂躙している指と敏感な肉芽を弄んでいた舌の動きを早めていく。
 ピチャピチャと粘質の水音が一段と激しく部屋に響いた時アップルがビクンと仰け反った。
「あっ!!・・・・ん・・・・」
 飲み込んだ指をヒクヒクと締め上げて、アップルの身体は崩れ落ちた。
 荒い息と潤んだ瞳。
 恍惚の表情を浮かべるアップルを床に敷いた上着の上に横たえると、シーナは待ちかねた様に彼女に覆いかぶさった。
419(代理投下):03/11/11 13:19 ID:DeRNJG4j
 口付けを落とし胸元に幾つもの朱を散らし、胸の先端に舌を這わすと再びアップルから甘い喘ぎが漏れ出でる。
「・・・・あっ・・ああっ・・ん・・・シー・・ナ・・」
「ん?何?アップル」
 胸の先端を口内で転がして楽しんでいたシーナがアップルに目を向けると、涙の滲んだ瞳がまるで懇願するようにたった一つの事を求めていた。
「俺が欲しい?」
 さっとアップルの顔に羞恥の色が浮かび上がる。
 恥ずかしさのあまり顔をそむけるアップルの耳に 追い討ちをかける様にシーナはささやきかけた。
「ちゃんと言ってみな?アップルはどうしたい?」
 クククと喉を鳴らしてシーナは意地の悪い笑みを浮かべる。
 何がしたいか、何が欲しいかわかっていても彼女の口から言って欲しい。
 なおも抵抗をする彼女の中に指を埋め 内部の感触を確かめるようにゆっくりと動かしていく。
「ひっ・・あっ・・いじわる・・しない・・で」
「いじわる?可愛がってるんだけどなあ、また指でイキたい?それともこっちがいい?」
 根元まで濡れた指を引き抜いて、代わりにすでに熱を帯びたシーナ自身で入り口付近をこすりあげると、その中途半端な快感にアップルは切な気に声を上げた。
「あっ、やっ・・シーナっ」
 そこにあるのに、求めているモノがそこにあるのに、触れているのに。
「シーナ・・・お願い」
 もう今にも泣きそうな声でアップルは懇願する。
「はやく・・・・・・・・・来て、我慢・・出来ないの」
 普通なら決して口には出来ない様なアップルの言葉。
 自分の前でだけ、アップルはこんな風に淫らな言葉を口にしてくれる。
 シーナはそれがたまらなくうれしかった。
429(代理投下):03/11/11 13:20 ID:DeRNJG4j

 彼女の言葉を待ちかねていたが、わざと焦らす様にゆっくりアップルの中へと沈んでいった。
 暖かく湿った内壁は、侵入してきたシーナをさらに奥へと誘う様にうごめいている。
 最奥へとシーナが到達すると、アップルは感じ入った様に大きな吐息を吐き出した。
「あぁっ・・・ん・・」
 はじめはゆっくりと、次第に速度を速めてシーナはアップルの身体を貫いていく。
「あっ、あん・・・シーナ・・」
「気持ちいい?アップル」
 不安気にシーナの背に腕を回したアップルは、それでも小さく頷いた。
 繋がった場所はまるで自分の身体ではないように熱を持ち、アップルの喘ぎと吐息がシーナの理性を飛ばしていく。
 粘質の水音と肌のぶつかる音。
 絡めあう指と幾度と無く繰り返される深い口付け。
 汗で張り付く着衣の不快さも気にならなくなってくる頃には、シーナも限界に近づいていた。
 アップルの両足を肩に抱え上げ、深くえぐる様に突き上げる。
 突く度に揺れる彼女の胸のふくらみに、シーナは吸い寄せられる様に手を伸ばした。
 握りつぶすようにぎゅっと手に力を込めると アップルは驚いた様に仰け反りシーナをきつく締め上げた。
「くっ・・だめだそんなに締め付けたら・・俺も・・もう」
 シーナが急いで引き抜こうとすると かすれた声でアップルが拒否をした。
「だめだって・・もう出そうなんだってば」
 今にも溢れ出ようとする熱を必死で抑えてシーナは苦痛に顔をゆがませる。
「いいの・・・このまま・・」
 中に出して・・・アップルの消え入りそうな声に誘われて、シーナは再び彼女の最奥へ腰を進めていった。
 頭が痺れてもう何も考える事が出来ず、ただ最後の瞬間に向かって腰を打ち付けていく。
「ぁっ・・・ああぁぁっ」
「くっ・・・!」
 肩に抱えあげたアップルの足が引きつる様に痙攣し、ビクンっと喉を反らして身体が跳ね上がる。
 同時に起こった吸い込む様な内壁の動きに耐え切れず、シーナは熱の全てをアップルの内に注ぎ込んでいった。

439(代理投下):03/11/11 13:21 ID:DeRNJG4j


「手伝うんじゃなかったの?」
 事が終わって・・・・それでもよろよろとアップルが仕事の続きに取り掛かったと言うのに、
褒美の先取りをちゃっかりせしめた当のシーナは、だらけたように床に座り込んだままでいる。
「いや〜体力使い果たしちゃってさぁ」
 お手上げとばかりにひらひらと手を振るシーナの前に アップルはファイルの束をどさりと置いた。
「アルファベット順に付箋つけて並べなおして、それなら座ったままでも出来るでしょう!」
「わかったわかった。まったく・・・キツイよなぁ・・アップルは。やってる時はあんなに可愛・・!!!」
 最後まで言い終わる前に顔を真っ赤にしたアップルが投げたファイルがシーナの顔面にヒットした。
「バカッ!!!そんな事ばっかり・・・あっ」
「どうした?具合悪い?」
 突然黙り込んで背を向けたアップルに驚いたシーナが駆け寄った。
 ぎゅっと目を瞑り赤い顔をして、彼女はまるで何かに耐えるようにビクンと身体を振るわせた。
 アップルがそんな表情をする時の状況に覚えのあるシーナは、肩を抱き寄せニヤニヤと笑いながらアップルの耳にささやいた。
「なあ、ひょっとしなくってもアレか?俺がさっきお前の中に出し・・・」
「それ以上言ったら怒るわよ」
 真っ赤な顔をしたアップルは、シーナの口を手で塞ぐとジロリとにらみつけてきた。
 さりげなくシーナが腰に回した腕も引き剥がし、代わりに持っていた厚い本を押し付けられる。
「前払いした分はしっかり手伝ってもらいますからね!」
 しまった・・・・と思ったけれどもう後の祭り。
 気だるい腰に手を当てて、まぁしょーがねえか・・と呟いたシーナは、取り合えずたった今アップルに持たされた本から片付ける事にした。

449:03/11/11 13:39 ID:DeRNJG4j
連投規制って初体験(藁
文字数制限や改行多すぎってのも出るんだな
職人さまの苦労を疑似体験(書いたの俺じゃないし)

椎名×林檎需要なさそうだが、今2をリプレイ中で一人脳内2祭り中なんだよね。
初エロで途中で「やめてもいい?」と友人は泣き言を言っていたけど俺的にはヤシの書くもの好きなんで
誕生日プレゼント代わりに泣き落としてもらってきまつた。
45名無しさん@ピンキー:03/11/11 13:43 ID:pgWLXQQI
シーナ×アップルキタ―(AA略
ハァハァ ハァハァ ウッ
46名無しさん@ピンキー:03/11/11 23:23 ID:8sQKN/cC
>39-43
シーナ×アップル(*´д`)ハアハア


どなたかルック×セラたん書いてくださらぬか・・・?
自分文才無いもんで・・・
47名無しさん@ピンキー:03/11/11 23:24 ID:8sQKN/cC
sage忘れスマソ!

逝ってきます
48名無しさん@ピンキー:03/11/12 00:00 ID:/tu6YlU9
>>9
漏れも今日誕生日だからプレゼントのおこぼれもらった気分だ。
友人様にお礼言って置いてください。ぐっじょぶ。
49名無しさん@ピンキー:03/11/12 00:26 ID:i86d4p/7
新スレに神キテル*・゜゚・*:.。..。.:*・゜(゚∀゚)゚・*:.。. .。.:*・゜゚・*!!!!!
>9 >48 オメ!
50名無しさん@ピンキー:03/11/12 03:03 ID:A5Lq9v9I
高い、ソプラノの悲鳴が部屋に響き渡った。

「き、きゃー、い、いきなり何をするんですかー!!」

「僕には同盟軍の仲間との親睦を深める権利があるんだよ、アンネリーさん。」

アンネリーは悲鳴をあげてスカートを引っ張っている 2主人公の頭を押しのけようと、躍起になった。 し
かし、2主人公は怯むことはなく、アンネリーのスカートを 捲くりあげ ついにはその中に顔を突っこんでしまうのであった。
その姿は痴漢以外の何者でもない。 常識の範囲を遥かに超えている、2主人公の行為に 気が遠くなりかける、アンネリー
初心な上に、もともと大人しい彼女は、こんなとき、どうしたらいいのかわからない。普通なら、こんとき、 怒ったり、怯えたりするべきなのかもしれないけれど 、
まだ、感情がそこまで追いつかない。頭の中がぐるぐると混乱している状態だった。

2主人公さん、いったい、どうしてしまったの!?

2主人公はアンネリーにとって恩人である。 彼のおかげではぐれていた仲間と合流することができただけでなく。
彼は、自分に色々なものを与えてくれた。仕事場、たくさんの友人。
それに、 歌以外、なにもとりえのない、口下手な自分の話を、優しく真剣に、聞いてくれる

そんな彼に、淡い、憧れに近い恋情さえ抱くようになったのは、別段、おかしいことではあるまい。

しかし__ 最近になって、彼は激変してしまった。やたらと自分をからかったり、セクハラをしたりして彼女を 玩具にするのだ。

誰に訴えようにも、真面目で可愛い少年で通っている、同盟軍リーダーが こんな真似をするとは、
とうてい信じてくれるはずもない。 ただ、ひたすら、2主人公のセクハラとイジメに耐える日々が続いているのである。
51名無しさん@ピンキー:03/11/12 03:22 ID:A5Lq9v9I

「…アンネリーさん…これ、紐パン?だよね?」
「い、いやーっ!!見ないでっ」
「うっわー、僕ショック、アンネリーさんは、リボンのついた木綿パンツを愛用していると
思ってたのに。こんなエロエロパンツを愛用してるなんて。みんなが知ったら驚くだろうな。」

「ち、違います…。これは、この前の、パーティのときのビンゴゲームで、当たったやつなの!!いつも履いてるわけじゃないんです!」


ついこの間、慰安のために、開かれた夜会のことは
彼の記憶にも新しかった。ビンゴだが、福引だか、詳しくは覚えていないが、最後のほうに、そんなような、イベントも
あった気がする。酒が大量に入っていたので、記憶は定かではないが。

その手のゲームには、たいてい豪華な賞品のほかに、ウケ狙いでソレ系の物も混じっていたりする。
黒の男性用ビキニとか、エナメルのブラジャーとか、チャックのついた、いつでもどこでもOKパンツ、
果ては大人の玩具、など笑うに笑えないものまで。

「でも、当たったからって、普通、履かないよね。こんなエロいパンツ。黒いし、スケてるし。」

実際には、そんなにエロティックな、デザインと言うほどでもないのだが、清楚なイメージの彼女が履くような代物ではないことも確かで

「…うう…。」

指摘されてかああああと、全身が赤く染まるのを感じたアンネリーだった。
じんわりと涙が込み上げてくる。

アンネリー 十七歳。ちょっぴりどころか、かなり内気な美少女。
人魚の歌声と称される美声の持ち主である彼女は同盟軍きっての歌姫だが、
実力に比例する自信をもっていなかった。落ち込みやすく、内向的な性格は自分でもなんとかしたいと思っていた。けれど、性格はそうそう、努力しても、変わるものではない。

だから、せめて、少しだけ、見えないところで冒険する、勇気を振り絞ってその下着を履いて見たのが今朝のことである。運が悪かった。まさか、2主人公にスカートを捲られ、頭を突っ込まれることになるなどとは思いもしなかったのである。
52名無しさん@ピンキー:03/11/12 03:50 ID:A5Lq9v9I
「…2主人公さん、もう…いい加減にスカートの中から出てきて…下さい!」

「あ、ごめん、つい居心地が良くて。」

スカートの中からよっこいせ、と、顔を上げると、アンネリーの平手打ちが待っていた
避けることもできたが、甘んじて、受け入れてやる2主人公。
頬にクリーンヒット。しかし、かなり手加減しているのだろう。まったく痛くも痒くもなかった。

「ひどいです。2主人公さん…。」

そう言って、アンネリーは2主人公を睨んだ。しかし、それは彼の欲望を却って刺激するだけの
仕草になってしまっていることに彼女は気がついていない。

上目遣いの小動物のような、黒目がちの瞳。愛しんで庇護したいと思うと同時に、奪って滅茶苦茶にしてしまいたくなる。
53名無しさん@ピンキー:03/11/12 03:51 ID:A5Lq9v9I

「…2主人公さん、私…2主人公さんに、なにか悪いことしてしまったの?」

「ううん、全然?」

「…だ、だったら、なんで…私に意地悪するの?」

「意地悪はしてないよ、イイことならしてあげてるけど。」

2主人公は、そう言うと服の上から、アンネリーの形の良い乳房をわしっとわしづかみにした。

「ひっ…やっ、やめてください…。」

2主人公は逃げようとする、アンネリーの華奢な肩を、抱き寄せた。ろくな抵抗する暇も無くアンネリーは鍛えられた腕の中に閉じ込められてしまう。
そうして、がっちりホールドして、彼女の身動きを取れなくしてしまった2主人公は、本格的な、お触りを開始するのだった。
右手で柔らかな乳房をぞんぶんに味わう。そして、残りの左手は小ぶりなヒップをスリスリ撫で撫でさする。

「…や…!触らないで!」

アンネリーは、涙目になって、胸を掴んでいる2主人公の手をぽかぽか殴ったり、噛んだりその腕の中から逃げようと、
必死になった。しかし、いくらあばれても、2主人公の腕の中からは逃れることはできない。
当たり前と言えば、当たり前なのだ。彼は二つも年下の少年とはいえ、体術に長けた同盟軍のリーダーで
自分は非力な非戦闘員の歌姫なのである。力では、彼にかなうはずも無い。
54名無しさん@ピンキー:03/11/12 04:03 ID:A5Lq9v9I
突然、投下&まだ途中まででスマソ。
目立たないけど、2では一番萌えたキャラでした。
アンネリー
55名無しさん@ピンキー:03/11/12 04:33 ID:OenVt/9P
アンネリー(*´Д`)ハァハァ
続き頑張ってください。
ただ一つだけ気になったのは2主人公の名前は小説版のリオウに
置き換えた方が良いかなと。
56名無しさん@ピンキー:03/11/12 04:44 ID:i86d4p/7
>54 乙〜
まったりと喰われてしまうアンネリータン(*´Д`)/lァ/lァ
続きが楽しみ/lァ/lァ/lァ

一応このスレでは

*1主人公 ティル・マクドール
*2主人公 リオウ

とする事になっております。次からはテンプレに入れた方が良さそうだね。
57名無しさん@ピンキー:03/11/13 02:18 ID:aqGhyIWu
すまない、小説読んでなかったもんで。途中からだけど、直したよ。
アンネリーたんの続き行きます。切れ切れ投下でごめん。
58名無しさん@ピンキー:03/11/13 02:19 ID:aqGhyIWu
リオウは、手を彼女の小ぶりの臀部から手を、スカートの中に移動させる、

下着の上から、アンネリーの秘所に触れた。アンネリーは必死に脚を閉じて、彼の手を追い出そうとする
が_____その、動きが仇となり、却ってリオウの手を、彼が、目的としていた場所に密接させてしまうことになる。

アンネリーからすれば、図らずとも与えてしまった格好の偶然のおかげで、
リオウの手は動きやすくなった。パンティの上から、恥丘をぐっと抑えてやると、彼女の喉から小さい悲鳴が上がる。

「ひっ…お願い、リオウさん…そ、そんなところ…触らないで。」

「そんなところってどんなところ?わかんないや、教えてよ?アンネリーさん。」

耳元にふうっと息を吹きかけると。アンネリーはいやいやをするように首を振る。

「言えないなら、もっと触っちゃうよ。それはもう、あちらこちら、好き勝手に、全身、ベッタベッタと。」
「…だ、だから…り、リオウさんの触ってるところ…やめて」

「触ってるところじゃ、わかんないよ、ちゃんと名前を言ってよ、ここはなんて言う場所なの?」
「うう…っ。」

アンネリーにそんな卑猥なことが言えるはずもない。もちろん、リオウもそれは承知していたことだ。
華奢な肩が震え、追いつめられた、彼女の頬を涙の粒がつたっていく。

そんな彼女を可愛いと思いながらも、一番に感じるのは黒い衝動だった。
小刻みに震える身体も、消え入るような、喘ぎも、泣き声も、今のリオウにとって欲望を増加させるものにしかならない。
59名無しさん@ピンキー:03/11/13 02:22 ID:aqGhyIWu

布越しに、彼女の形に添って円を掻き、最後は内部に向かって直線に下ろす
その、どこかで、彼女の感じるところにひっかかったのか、アンネリーは身体をビクリと強張らせる。
何度かそれをくり返すと。じわりと湿った感触を指先に感じた。

「あれー?、濡れてきたよ?」リオウが意地悪く、アンネリーの耳元に囁くと。彼女は、聞きたくないと言いたげに首をいやいや振った。

リオウは。布から、かすかに滲んできた愛液を指に取り、アンネリーの顔の前に突きつけた。

「ほら、すごい、大洪水だね、アンネリーさん。」

「ひっ…」

アンネリーは、恥ずかしさとショックのあまり、意識を失いたくなった。
欲望から、こんなことをされるなんて、いくら淡い思いを抱いていた相手だったとしても__
いや、それだからこそ、悲しくて仕方が無いのに。

それなのに___
嫌なのに、
嫌でしょうがないのに__

恥ずべき場所を蹂躙し続ける、彼の指に甘い声を漏らしてしまっている自分がいる。
知らなかった感覚を与えられて、身体の芯が解けて、くにゃりと曲がってしまっていそうになる。
自分が自分で無くなってしまうようで、怖い。
60名無しさん@ピンキー:03/11/13 02:31 ID:aqGhyIWu

立ったまま、悪戯され続けているアンネリーの精神も限界ならば、リオウの下半身も限界に近かった。
準備は充分にできている。そろそろ、次の段階に入ってもいいかもしれない

「さて…そろそろ、べッドに行こうか、アンネリーさん。」
「……い、いや…!それだけはいやーっ!」

「大丈夫、優しくするから、ね?」

「い、いやーっ!!!、…助けて、ピコ!!」
アンネリーが泣きながら、来るはずも無い、仲間に助けを求めた。次の瞬間________

パン!

強い痛みが彼女の可愛いヒップを襲った。

「…ったぁーい。」

リオウに叩かれた。服の上から、大分、加減をしているのだろうけれど、そうとう痛い。
ぶたれた意味がわからなくてアンネリーは涙目で2主人公の顔を見つめた。

「胸毛の名前呼ぶの禁止!!」

「む、胸毛?ピコのこと…?」
「また呼んだ!君はそんなに胸毛が好きなのかよ!」

「え…だ、だって、ピコは大切な仲間だもの、アルバートだって…。」

どうして、リオウが怒るのかさっぱりわけがわからない、鈍いアンネリー。
焦れて怒った、リオウの手が、感情に任せて、乱暴に衣類を毟り取った。ボタンがいくつかはじけ飛んで、部屋の隅に転がって行った。
あっという間に、スリップ一枚にされてしまう、アンネリー
61名無しさん@ピンキー:03/11/13 04:12 ID:zI0uuUvc
いいよいいよー!
つか、胸毛かよ
62名無しさん@ピンキー:03/11/13 07:43 ID:FFbymd9N
(゚∀゚Ξ゚∀゚)キタキター!!
63名無しさん@ピンキー:03/11/13 14:14 ID:kcXGAsyC
(*゚△゚)=3
64名無しさん@ピンキー:03/11/14 11:53 ID:qgpmsPrR
イィ!
652:03/11/14 18:20 ID:8ua+c/6O
誤植そのまま保管庫に載ってる……(;´Д`)
そんなたいしたモンでもないので掲載はカットしてくださいってのはダメだろうか
669:03/11/14 19:09 ID:OhXIgwrU
Σ(゚д゚lll)ガーン 保管庫さま早い

今友人に電話入れたら
「スレ投下はいいけど、保管庫は頼むから勘弁してくれ」って泣きが入ったんだけど
こっちも掲載カットしてもらうわけにはいかんだろうか?
67:03/11/14 21:10 ID:Y1egHR0g
Σ(゚д゚lll)
下げときます…。
>2様
誤植すみませんでした。
68:03/11/14 21:12 ID:Y1egHR0g
なんか鯖が落ちてるようなので、復帰したら下げます。
69名無しさん@ピンキー:03/11/15 06:54 ID:WxzHXRR2

力づくで無理矢理、べッドルームまで引きずられて行く。

どさりと、乱暴に落とされたのは。いつも彼女が眠っている、簡素なものとは違う。キングサイズのべッドの上。
しかし、その寝心地を実感する暇など、今の彼女には無い。何をされるのか、想像しただけで、体が小刻みに震える。

これまでも、色々被害は受けていたが、ここまで、笑えないことはされたことがなかった。

衣擦れの音_______リオウが服を脱いでいる。

どうしよう。どうしたら、いいのー!?
逃げたい、逃げたいけど、方法がわからない。力では絶対にかなわない
かと言って、説得しようにも何を言ったら聞いてくれるのかわからない。


ふと、我に返ったときには、すでにリオウは一糸纏わぬ姿で目の前に立っていた。

鍛え抜かれた少年の逞しい上半身に、一瞬、目を奪われた彼女だったが。
そのまま、下に目を落とした、次の瞬間__悲鳴をあげた。

「い、いやーっ!!!そ、そんなものしまってー!!!」

「失礼だなぁ、そんなものって______まあ、でも・・・・・・女の子は恥じらいがあった方がいいか。
ナナミなんか、僕が入ってても平気で、お風呂に乱入してくるわ、僕の前で平気で下着姿になるわ…。
わが姉ながら、少しは、アンネリーさんを見習って欲しいよ。__________さてと、それはともかく…」
70名無しさん@ピンキー:03/11/15 07:00 ID:WxzHXRR2

手を掴まれ、身体ごとべッドに押し倒された。見かけからは想像がつかなかった。
どっしりとした、リオウの身体の重みに、息がつまる。なん
とか、逃れようともがいた瞬間。太腿に、硬いものが当たっているのがわかった。同時に
その先端が濡れているのもわかる。自分の腿にダイレクトに当たっている。ソレがなんな
のか、わかった瞬間。不快感と嫌悪感、そして、新たな恐怖が込みあげてきて、彼女は凝
固する。声すら、あげられない。

ショックのあまり、固まって抵抗できなくなってしまった、アンネリーをリオウはしげしげと見つめた。
清楚な木綿のスリップは、彼女にぴったりだったけれど、
下穿きに履いているセクシーな下着は、彼女の幼い顔にはひどく不似合いで
そこだけ、かなり浮いて見えた。


リオウは、二枚の薄い布を繋いでいる、細い紐に手を伸ばす

「これ、本当にアンネリーさんに似合わないよね、とっちゃおうか。」

「だ、だめ!」

アンネリーが慌てて首を振ると、リオウはにっこりと意地の悪い微笑みを浮かべて、
蝶々結びになっていた紐の一本をくいっと引っ張った。
苦もなく、音もなく解けてしまう。紐
71名無しさん@ピンキー:03/11/15 07:21 ID:WxzHXRR2

「あーあ、解けちゃったねー、残るは、後もう一本。どうするー?、アンネリーさん。」
「許して…それだけは、と、取らないで…。」

紐を解かれてしまうと、この下着はただの布切れに、変わってしまう。泣きそうな顔の、アンネリー。
そんな、彼女の表情がたまらなく、愛しく、それでいて、やっぱり、いじめたくなる。
リオウは、もう片方の紐に手を伸ばしてさっと外してしまう。

紐を解かれて大切なところを覆っていた。薄布を取り去られた
アンネリーはスリップを引っ張って下肢を隠そうと躍起になった。
しかし、リオウはアンネリーの身体を押さえつけて、彼女の最後の砦すら剥ぎ取ってしまう。
72名無しさん@ピンキー:03/11/15 07:22 ID:WxzHXRR2


「い、いやっ…、お願い…見ないで」

生まれたままの姿になったアンネリーは、想像通りに可憐だった。

てのひらにジュストフィットするのは確認済み、お碗を返したような、形の良い胸

まだところどころ、硬く、少女のソレを残している、肩から腰にかけての曲線

亜麻色の髪よりもわずかに、濃い恥毛は、ほわりと春の芽生えのごとく


見るなと言われても見ないわけにはいかない。
7350:03/11/15 07:38 ID:WxzHXRR2
細切れ投下、すみませぬ。
後、もう一回くらいで終わると良いな。
74名無しさん@ピンキー:03/11/15 09:34 ID:N0ClMuIg
(*゚△゚)=3=3
75名無しさん@ピンキー:03/11/16 07:05 ID:oUNBTZde
(*゚△゚)=3=3=3=3
76名無しさん@ピンキー:03/11/16 08:17 ID:nOu4hK5M
次は久々にナナミたん希望。
77名無しさん@ピンキー:03/11/16 08:33 ID:f2WcMkMw
ナナミたんもいいねぇ、騎士?だったらマイクロ豆腐との絡み萌えるなー。

78名無しさん@ピンキー:03/11/17 01:00 ID:Vc3o8PG8
カミューでもなかなか萌えそうだが何故真っ先に騎士なのだ?
79名無しさん@ピンキー:03/11/17 01:23 ID:JqenegVv
今までないから?
80名無しさん@ピンキー:03/11/17 01:38 ID:ThxGJi7n
いや、なんとなく。検索とかしてみると、ナナミカプの主流っぽかったし
俺的には弟×姉萌えだ。
81名無しさん@ピンキー:03/11/17 02:54 ID:+o6GeYln
ナナミの場合やっぱ弟×姉だろうね。
ただ個人的に寝取られ物を読んでみたかったりする。
82名無しさん@ピンキー:03/11/17 03:04 ID:3FdIJGtg
うお、ナナミカプはジョウイ×ナナミが基本だと思ってた。違うのか。
83名無しさん@ピンキー:03/11/17 03:09 ID:+o6GeYln
弟×姉にジョウイを絡ませて三角関係とか
84名無しさん@ピンキー:03/11/17 03:11 ID:kF3HE1/w
やっぱ、弟×アイリ


スイマセン
言ってみたかっただけです
85名無しさん@ピンキー:03/11/17 10:09 ID:Z/4aTEJd
>84
謝るな!こっちの立つ瀬が無くなる!
86名無しさん@ピンキー:03/11/17 11:35 ID:xDn3pvot
ザムザのイベントが面白かったのでザムザ×ナナミキボン
87名無しさん@ピンキー:03/11/17 14:55 ID:OoqIJMRP
むしろザムザ←ナナミキボン。
誘うナナミ姉(;´Д`)ハァハァ
88名無しさん@ピンキー:03/11/18 04:38 ID:RTuz0doy
弟と姉とジルとジョウイで4Pというのは?
89名無しさん@ピンキー:03/11/19 00:49 ID:8/pPS0UB
ナナミとジルの風呂ネタを想像して萌えてしまった
90名無しさん@ピンキー:03/11/19 22:50 ID:4/gVuhKM
ちょっと亀レススマソ。
>>41
「俺が欲しい?」
欲しいとも!!!!!
91名無しさん@ピンキー:03/11/20 12:51 ID:xB6p+5BZ
三角関係とかいうより強姦ものが読みたいが。
2主人公以外が相手でね。
92名無しさん@ピンキー:03/11/20 17:08 ID:zba0cD0h
俺の中で特にお気に入りの話を昔のジャソプ風に表してみると


シロウ×ヒルダ (11氏)           ヒューゴ×クリス (おっちゃん氏)

【エロ度】あたたたた             【エロ度】あたたた
【鬼畜度】あたたたたたた          【純愛度】あたたたたた
【満足度】あたたたたた           【満足度】あたたたたたた
【人妻度】あたたたたたたたた       【萌え度】あたたたたたたた

ジーン×トーマス (試験運用中氏)    カスミ×坊 (スケベ氏)

【エロ度】あたたたた             【エロ度】あたたたたた
【妖艶度】あたたたたたたたた       【純愛度】あたたたたたたた
【満足度】あたたたた             【満足度】あたたたたたた
【フェラ度】あたたたたたたたたた      【パイズリ度】あたたたたたたたったたたた


こうなる
93名無しさん@ピンキー:03/11/23 01:10 ID:5MPi41oe
ほっしゅーほっしゅーほっしゅっしゅー
94名無しさん@ピンキー:03/11/25 10:18 ID:aRxrC576
アイリタン保守
95名無しさん@ピンキー:03/11/26 21:59 ID:2jbNOTcW
自分触手とか萌えなものでカズラー攻めものでネタがあるんですが……。

こういうのはやっぱ触手スレでうpした方がいい?
教えてエロい人!
96名無しさん@ピンキー:03/11/27 00:10 ID:E0oIqVpT
自分はものすごい勢いでカマーンだけど! 断り書き入れれば
いいんじゃないのかなあ
どうなの? 他のエロい人!
97名無しさん@ピンキー:03/11/27 03:17 ID:czWh82IN
うん、断り書き入れればいいと思う
苦手な人はスルーしてくれって感じで
98名無しさん@ピンキー:03/11/27 08:43 ID:so4Hcid8
最後に殺されたりとかが無いんなら余裕で萌え。
99エロイ人:03/11/27 13:40 ID:41Q4JDk7
>95
さぁ、遠慮無く私の毛もゆるこの胸に飛び込んで来てくれたまえ!

自分もグロ(破裂するとか)でなければOKです。
名前欄に「触手○○」と通して入れて、注意書きの後開始というのはどうでしょうハァハァ
100名無しさん@ピンキー:03/11/27 18:33 ID:G536nCMf
>95
というわけで思い切ってщ(゚д゚щ) カマーン
10195:03/11/27 22:12 ID:d7033tfp
ありがとうございます。
一応死人とかは出ませんのでご安心を。

一気に書き上げてみますが何分文才が無いので書き直しを繰り返してゆっくり投下していきたいと思います。
しばらくお付き合い下さい。
102魔物姦スキー:触手SS:03/11/27 22:27 ID:d7033tfp
「あーあ、退屈だなぁ。」

現在戦争のまっただ中にあるジョウストン都市のややグリンヒル寄りの森の近くの平原
少女が空を見上げて呟く。
一応彼女も戦う術を知り戦場に立つことも出来るのだが如何せん弱い。
腕力もなければ紋章術に優れているわけでもない
では、と厨房に入れば皿を割り
洗濯をすれば服をボロボロになるまで擦りシャツを雑巾にしてしまう。
彼女が現在同盟にしてやれることは邪魔にならないように隅の方にいることだけであった。

そんな居ても居なくてもいい様な扱いに腹を立て、紋章使いのビッキーに気分転換にここまで
テレポートを依頼して来たのだが、少し前線を離れれば平和そのもので
逆にやることが見つけられなかった。

「暇だね、ボナパルト」
自分の傍らにいる山ネズミに話しかけるも勿論返事などしてはもらえない。
ミリーはミニスカートであるにも関わらず足を広げ「大」の字を表すように
草原に寝転がり流れゆく雲を眺めている。
103魔物姦スキー:触手SS:03/11/27 22:43 ID:d7033tfp
昼寝でもするか、と暫く目を閉じて暖かな太陽の光を浴びる。
秋の風が頬を撫でるように通り過ぎ、梢がザワザワと揺れて近くの森から飛んできた
黄色や赤の落ち葉が、ミリーの焦げ茶に近いブラウンの髪に絡み付いてはカラカラと水気の無い音を微かに辺りに響かせる。
「だめぇ〜、寝れない〜」
駄々をこねる子供のように寝ころんだままジタバタと足や手をバタつかせる。
大股を開いたままなのでスカートが捲り上がってくる、場所によればバッチリスカートの中の白い下着も確認できる
が、そこは一面の緑の平原が続いているだけなので人っ子一人いない。
人が来れば隠れる場所もないので彼女にもすぐに人が近づいてくることは知れる
だが今は秋草の深い緑色が草原一面を覆うだけで、野ウサギなどの小動物も見あたらない。

だからこそ少し無防備になってしまっているのである。
「つまんないよ〜、ねぇボナ〜」
更に足を高く上げては、かかとで足元の土を掘り返すように勢いよく振り下ろす。
既に太腿はスカートから完全にこぼれ落ちて、柔らかそうな曲線を惜しげもなく晒している。
104魔物姦スキー:触手SS:03/11/27 23:06 ID:d7033tfp
足を振り下ろすたびに鈍く、冷たい土の感触を唯一の暇つぶしにしていたが
五分もしてその行為に飽きたミリーはまた「大」の字になってむくれた顔をしていたが
ふと何かに気付き頭を上げた。

「あれ?ボナパルト……?」
きょろきょろと辺りを見回してみても、やっぱりそこは野ウサギ一匹いない平原が広がっているだけだった。
足下を覆っている靴下代わりの布に着いた泥を払うのもそこそこに
あっちに走り、こっちに首を回しと相棒のボナパルトを探すが見あたらない。
「また迷子になったの〜?おーい!」
叫んでみるが返事は聞こえない、仕方なしにミリーは今自分が背にしている森を目指して歩いていくことにした。

以前もボナパルトがいなくなった時、見つけたのは森の中だった
その経験から今回も森を探せば見つかるだろうという飼い主としての直感で足を進めていたのだ。
105ぶっつけパイヤー:03/11/28 04:15 ID:x5Tku4dd
リオウ達は舞台のある部屋に入った。そこには覚醒モードのカレンがいた。彼女はくるくると踊りながら
パイを投げている。そして真っ正面に我らがお姉ちゃん・・・だったはずのナナミがいた。
だがその顔はパイで汚れていた。笑っちゃいけない。でも笑ってしまった。
「ぷ・・・ぶぁっはっはっは!結構白塗りが似合うじゃないか!ナナミ!!」
「くっ・・・くぅ・・・ぷぷぷ」
「ひ、ひぃ、しぬよ〜〜〜〜〜!!!」
「う、うるさいっなぁ!!こら!リオウ!!お姉ちゃんの顔を見て笑うなんて許せない!!
リオウの顔も真っ白にしてやるんだから!!フリックさん、ビクトールさんも覚悟してよね!!」
そしてここで死闘が始まる。ナナミは持っていたパイを三人の中心にいるリオウに投げつけるが
持ち前の素早さで避けられてしまう。ナナミは近くにあったパイ補給所でパイを手にとって今度は
一番動きのとろいビクトールを狙うが彼が投げてきたパイに相打ち、落とされた。
その間のフリックの攻撃を素早くかわしてパイを装填、運のレベルが一番低いフリックに
向かってシュート!・・・避けきれなかった・・・。蒼いマントの隅が、パイで汚れていた。
106ぶっつけパイヤー:03/11/28 04:18 ID:x5Tku4dd
「あああ!!?俺の空色のマントが!」
「そ・・・」
「空色・・・」
「ナナミ・・・大人を・・・怒らせたなぁぁ!!」
「な、なによぉ〜〜〜。そういうルールでしょ!!」
ナナミは視界を塞ぐパイクリームを両手でぬぐいながら、負けじと言い返す。そしてすぐにパイを補給すると
いつもの姉の権限を利用して詰め寄った。
「さあ、リオウ!!顔を出すのよ!おとなしくお姉ちゃんにパイをぶつけられなさい!!」
「絶対やだっ!!」
「なによ、お姉ちゃんの言うことが・・・」
「だーーーーっ!!うるっさい!!よくも俺のマントを・・・」
フリックは隣にいたビクトールの手からパイを奪うと両手でパイを持ってナナミの所に突撃した。
一方、どうやってリオウに当てようか考えていたナナミがはっと気づいた時にはパイが目の前に!
それはナナミの素早さでも避けきれなかった。動けないほどの殺気を漲らせてフリックは
ナナミの顔にパイをつっこむ!!「きゃ!?」どべちゃん!!「わばふむん!!」
次の瞬間、パイがナナミの顔一面を覆っていた・・・・・完全な勝利であった。
「や、やばいよぉ・・・やりすぎなんじゃ・・・」
このパーティが終わったらナナミに何をされることか・・・怖くなったのか震えるリオウ。
「お、おう!逃げるぞ!!」
怒り覚めやらぬフリックの手を引いて三人は次のエリアへと走った。
107名無しさん@ピンキー:03/11/29 01:49 ID:YtBd7shl
だれかルックんとセラたんの小説お願いします
108名無しさん@ピンキー:03/11/29 02:16 ID:UrFPfBmS
触手の続きがこないなあ。すぐ反応しなかったからかなあ。
待ってます。
109名無しさん@ピンキー:03/11/29 02:21 ID:bDx0UiSG
ニョローリ(*゚△゚)=3
110名無しさん@ピンキー:03/11/29 02:35 ID:bDx0UiSG
>108 オメ!
111名無しさん@ピンキー:03/11/29 04:16 ID:niJz+qV3
111ゲッツ
112魔物姦スキー:触手SS:03/11/29 19:03 ID:XWpnnA/3
すいません。投下遅れてます。
ネタの考えすぎで脳内で文字が踊ってます。
今暫くお待たせすると思いますので
ぶっつけパイヤー様の作品が投下し終わるまで投下は見送った方が良いでしょうか?
113ぶっつけパイヤー:03/11/29 19:47 ID:/EInzQ9s
>>112
あ、ごめんなさい。当方>>105-106ですが、あなたの作品の合い間に間違って書き込んでしまいました。
私としては魔物姦スキー:SS様の触手作品を期待しておりますので、どうぞ、お先にお願いします。
ご迷惑をかけて申し訳ありません。ゆっくりとネタを編み出してください。
114魔物姦スキー:触手SS:03/11/29 21:49 ID:XWpnnA/3
>>113
それでは失礼して続きの方を……

その頃、飼い主の心配など露知らず、ボナパルトは平原柔らかな枯れ草の
穴の中で丸くなって惰眠を貪っていた。
そしてそれを探す飼い主の方も自らの身に降りかかる不幸を知る由もなかった。

「きゃんっ!」
森の中は思ったより薄暗く、日の光が当たらないのでジメジメとした空気が充満していた。
足下に積もった落ち葉が腐敗して足を踏み出すたびに気持ち悪いグシャっとした音が響く。
その泥に足を取られてミリーは思い切り尻餅をついてしまったのだ。
「やだ〜!ぐしゃぐしゃ!」
すぐに立ち上がるがスカートにあっと言う間に染みこんだ泥水が下着を茶色い染みを作っていた。
「ボナ〜?どこなの〜……」
心なしか段々と声が小声になってくる、真っ暗な森に一人きりという心細さがそうさせているのだ
彼女は少し焦り始めていた。
115魔物姦スキー:触手SS:03/11/29 21:59 ID:XWpnnA/3
「あれ……ボナ?ボナだよね!?」
ミリーの目の前の茂みがガサガサと揺れている、それは藪の幹の所になにか生き物がいて
それが蠢いているのである。
本来なら藪を掻き分けてその姿を判断してから手を伸ばすののだが今は確認などせずに手を伸ばす。
出来るだけ早くこの不気味な森から出てしまいたいと、その焦りが判断力を鈍らせていた。
「もう!勝手にいなくなっちゃだめでしょ!?」
勢いよくそこにいる存在を両手で掴み自分の胸の中へと引き寄せる。
しかしそこにいたのは見慣れたクリーム色をした山ネズミではなく緑色の魔物であった。
俗称にそれはカズラーと呼ばれる魔物である。

「や…なになになにーーー!」
突如目の前に現れた魔物に混乱してミリーは大声を上げて驚く。
しかしそれはカズラーも同じ事だった。
機嫌良く昼寝をしていたところを起こされた挙げ句大絶叫を聞かされているのでたまったものではない。
116魔物姦スキー:触手SS:03/11/29 22:23 ID:XWpnnA/3
それにカズラーは認識していた。「人間」というものは自分たち魔物を快く思っていない。
ここでやらねばやられるだけだ、と……。
「うるる……」
ミリーが未だ呆気にとられている間にそのツタを伸ばしカズラーはミリーの体を拘束する。
そして自らの体の上部にパックリと開いた蓋を開くと、そこにミリーの体を押し込み
先手必勝、飲み込んでしまったのである。

「っちょ、何よ……ここ…」
一瞬自分の身に何が起こったのか理解できなかったミリーは無抵抗のまま
狭いカズラーの口腔に逆さまに押し込められている。
自分を包む魔物の体は以外に柔らかく、まるで自分が胎児に戻り子宮の中にいたころは
このようなものだったかと思わされる。
しかしそんな思いに浸る間も与えられない、唐突に口肉がミリーの体全体を揉むように蠢きだしたのだ。
117魔物姦スキー:触手SS:03/11/29 22:43 ID:XWpnnA/3
「やっ……気持ち悪いー!出してよーー!!」
両手をジタバタと動かし、カズラーの腹にあたるであろう部分を内面から殴る。
すると殴った拳にねっとりと糸を引く透明なカズラーの体液が付着した。
それは日の下で見ればただの粘液なのだろうが、このような状況ではカズラーの皮膚を通して見えるので
緑色が液に写り何とも言えぬ気味の悪さを表している。
「やっ……!!」
背中の産毛を泡立たせ息を飲むミリーに容赦なく、その体液が擦り込められていく。

とりあえず本日はここまでです。小出しですいません……;
118名無しさん@ピンキー:03/11/29 22:51 ID:9gwFrfRw
リアルタイム(*゚△゚)=3
粘液(*゚△゚)=3=3
119名無しさん@ピンキー:03/11/30 13:21 ID:tsK2zl6M
(*゚△゚)=3=3=3=3
120魔物姦スキー:触手SS:03/12/01 20:36 ID:Iq08fBXq
「ちょっ!やだやだやだーー!」
下半身はまだ飲み込まれておらず「U」の字を逆にしたような体勢になっているので
ミリーは決死で蹴りを乱打し、中と外からカズラーを攻撃する。
勿論脚を激しく動かす度にスカートがめくれ上がるがそんなことは今は気にしていられない。

軽い打撃とはいえこの攻撃は効果を現しているようで、カズラーの体はミリーの拳が
埋め込まれるたびに右へ左へと揺らめく。
このまま吐き出してはまともな攻撃をされることは魔物といえど重々に分かっていることである。
カズラーは露わになっているミリーの太腿にその長く細い触手でもあるツタを巻き付け、ギュッと締め付けた。
まずは外部からの攻撃を断つことにしたのだ。
「きゃぁぁ!なによっ!気持ち悪い!」
全く外の状況を理解できないミリーは突然自分の脚を掴まれ困惑した。
益々脚を振り回すが、細いツタのどこにそんな力があるのかと思うほど強くミリーが必死になっても脚を動かすどころか持ち上げるのもままならない程に締め付けくる。
121魔物姦スキー:触手SS:03/12/01 21:28 ID:Iq08fBXq
「ゃあ……痛い……」
余りに強い締め付けの力に涙目になり声のトーンを落とすミリーに、カズラーは尚も容赦なく締め付ける力を強める。
ツタにより血の通いが止まり太腿がどんどん真っ白になり、ついに二本の脚は垂れ下がったまま動かなくなった。
しかし、完全に力を抜き去られた足がまたビクンッと跳ね上がった。

ツタの切っ先に当たる植物の葉が変形してヒダとなった部分が丸見えの下着の股間部分にまで絡み付き始めているからだ。
「やだ…やめて……っ」
締め付けられ、血が通わなくなった足の感覚は段々と鈍くなりつつあるが足の付け根はそうはいかない。
ミリーは薄い布越し一枚に感じる異形のものの気配に息を飲んで耐えることしかできなかった。
一方カズラーの方はといえば、人間にとってソコが弱点であることを知っているかのように
股間の割れ目に合わせてゆっくりとツタを這わせ、時折キュウッと締め付ける
やがて軟派な男が酒場で女性にするような動きを思わせるようにツタを腰に絡め尽かせ勢いよく締め上げる。

「きゃうぅぅぅ!」
布越しにとはいえ敏感なクリクトスを擦り上げられミリーは甘ったるく酔ったような叫び声を上げた。
122魔物姦スキー:触手SS:03/12/01 21:59 ID:Iq08fBXq
自分の口から漏れた嬌声を押さえようと両手で自分の口元を押さえるが未だ与えられる快感に震えっぱなしになる。

一方カズラーといえば内部からの殴る攻撃もひとまず止んだことで
一つの結論に達していた。この人間にとってもそこ、足の付け根がやはり弱点であるということ
ならば返り討ちに合わないように完全に弱点を攻め立て体力を奪う必要がある、と……。
ツタを前後左右に様々な方向に擦り動かし女性器を愛撫する動きを、時には強く締め付け
時には優しく羽根ぼうきで撫でるようにそっと触れる。
そのたびに己の中にいる人間は「あっあぁん」と甲高い悲鳴を上げている。
触れているその股にある布からは何かしら知れぬ液体が滲み出してきている。
それはカズラーの種が好む人間の体液で、それが沸き上がってくる事自体で補食する理由は事足りた。

ミリーは、体が唐突に投げ出され受け身も撮れず腐食する落ち葉の上に投げ出された
しかし下半身はカズラーのツタに拘束されたままで、腰から下は地面には着地しなかった。
123魔物姦スキー:触手SS:03/12/01 22:02 ID:Iq08fBXq
>>118 >>119
萌えていただきありがとうございます。
申し訳在りませんがまだ完結しませんので今暫くお付き合いをお願いします。
まだ終わるまで後2・3回は投下すると思いますので
2主×アンネリーの神もぶっつけパイヤー様も投下の準備など出来てましたら続きを拝ませてください。
124名無しさん@ピンキー:03/12/02 00:10 ID:6YaRZHDv
>>123
いよいよ佳境! (*゚△゚)=3=3=3=3
続き待ってます
125名無しさん@ピンキー:03/12/02 01:16 ID:4yV6n7iy
魔物姦スキーさんがんばってー
126名無しさん@ピンキー:03/12/02 16:12 ID:RMEOQ+3J
(*゚△゚)=3=3=3=3=3=3
127名無しさん@ピンキー:03/12/06 01:24 ID:7X2/zZqJ
(*゚△゚)=3=3=3=3=3=3=3=3
128名無しさん@ピンキー:03/12/07 00:43 ID:ErEdkiPV
(*゚△゚)=3=3=3=3=3=3=3=3=3=3
129ぶっつけパイヤー:03/12/11 03:51 ID:tcmCTMfY
>>123
大丈夫ですか?とりあえず、続きを投下しておきますね。あなたの帰り、そして続きを
待ってます。頑張ってください。

・・・しかし、これで引き下がるナナミでない。ことリオウの事となると、その執念深さは凄まじいものがあった。
ナナミは怒りもろともパイを顔からはがすと、顔にまとわりつく不安定な視界と生クリームの
しつこい香りも気にせず、パイ補給所の前に猛ダッシュ。そして・・・
「もぉぉ、怒ったんだから!ゲンカクじいちゃん直伝!奥義!花鳥風月百花乱竜万歳投げをくらわすわよ!」
ナナミの素早い動きと同時に無数のパイが宙を舞う。・・・だが、ナナミはそこに既にリオウがいなくなっている
ことに気づいていなかった。そして、その花鳥風月〜略の被害をモロに受けたのは、フリックを追ってきた
グリンヒルチームのニナだった。
「きゃあああ!!・・・もう、フリックさんったら・・・私にも容赦してくれないのね・・・でも、そこが・・素敵・・・
フリックさんならいくらでもぶつけてくれていいわ・・・だって、あなたの投げるパイが私への愛の証ですもの・・・」
パイまみれになったニナは、ナナミの仕業とは気づかずに自分の世界に酔いしれている。
それもつかの間、すぐに現実に戻されることになった・・・。
「ニ、ニナさん・・・フリックさんじゃなくて、ナナミさんみたいだね・・・うん」
後ろからやってきたジュドの言葉に時が止まるニナ・・・。そして、風・・・。その後ろで笑いを堪えるエミリア。
130ぶっつけパイヤー:03/12/11 03:57 ID:tcmCTMfY
「・・・・・・・・・・・・・・」
シンとテレーズも言葉を失っている。・・・時が再び動き出す。
「え・・・やだ!?ひ、ひどいわ!ナナミちゃん!!友達だって思ってたのに!!こんなことするなんて!
・・・いいわ、こうなったら勝負よ!!」
クリームを手で払いながらニナはパイを手に取る。
「え、えぇぇ〜〜、違うよぉ〜。私はただ、リオウに・・・」
しかしニナは聞く耳を持たずにナナミにパイを投げる。うまくかわすナナミ。2発目も余裕・・・のはずが
「きゃっ!?」
避けたついでに落ちているパイに足を滑らせてナナミは尻餅をついた。そのスキをニナは見逃さず、
さっとジュドからパイを奪い、距離を詰めると、ナナミの顔にシュート!ぶちゃん!「ひぃやん!」
満足したニナ。しかし、その時・・どこからともなく耳に入ってきた言葉は・・・
「やだ、真っ白ね・・・特にあの顔・・・小娘にはお似合いだけれど、ふふふ。あ、ジュド君、せっかくだから
次回作の彫刻モデルにしてみたらどうかし・・・きゃん!!」
「あーら、ごめんなさい。何か言った?お・ば・さ・ん!」
次の瞬間、エミリアの顔に眼鏡の上からパイがぶつけられた。
131名無しさん@ピンキー:03/12/16 06:53 ID:LGrnU73m
ほしゅ。
132名無しさん@ピンキー:03/12/18 08:23 ID:hZ4raNuj
保守……だけでもなんなので、ちょっと質問をば。
幻水3のトーマス・セシルで需要ありますか?
純愛・やや長めだとしても。

先日別スレで一本SS書いたあとなんで、いま休み中ですが、
ネタはそれとなく浮かんでるんで、需要あれば、
今年中にとりかかってみたいかなーと。
133名無しさん@ピンキー:03/12/18 10:03 ID:p3slxlVB
ありますあります!
トーマス×セシル、IIIで大本命なので嬉しいです。
正座して待ってます。以前もトーマス×セシルやセシルものの希望ら反響は多く出ていましたので、
私の他にも待っている人が結構いそうに思います。
134名無しさん@ピンキー:03/12/18 11:00 ID:QPvpreJa
すげーー読みたいです。
あの二人の微妙に噛み合わない感じが好きなので。
期待して待ってます。
135名無しさん@ピンキー:03/12/19 12:58 ID:d8T+sMf3
>ぶっつけパイヤーさま
触手素敵ー!続き楽しみでふ。頑張ってくだされ!

>107さん
イイね、ルックとセラの話どなたか書いてほしいだす。。。
136名無しさん@ピンキー:03/12/21 07:24 ID:a/7RwP1u
期待保守。
137名無しさん@ピンキー:03/12/22 08:24 ID:s0L1nog4
ぶっつけパイヤーさんと触手さんは別の方じゃ?
138名無しさん@ピンキー:03/12/25 00:46 ID:t00ijxKS
うお、間違えました・・・すみませぬ!
魔物姦スキーさんとぶっつけパイヤーさんですね、
いやもぅ正直どちらも素敵すぎなんでかなり楽しみでっす。
がんばってくださいー
139名無しさん@ピンキー:03/12/25 03:31 ID:H1SHiP98
しかし、3をやってて何故かワタリ×アヤメが読みたいと思ってしまった俺
140名無しさん@ピンキー:03/12/28 08:51 ID:c6IulYiA
あの二人の因縁もけっこうドロドロしてそうで、そこらへんも含めて関係が気になる…。
141名無しさん@ピンキー:03/12/28 10:30 ID:YBxeEeJG
ハイランドの女ってのはやはりジル皇女の事ですかね
142名無しさん@ピンキー:04/01/01 10:15 ID:6sa5gxA6
あけおめほす

姫開きワショーィ
143名無しさん@ピンキー:04/01/01 16:09 ID:KtVJMf3J
最近、途中で終わる小説多いよね…ぐすん
144名無しさん@ピンキー:04/01/01 20:48 ID:6t2R+/4/
>143
ちなみに誰が読みたいんや?
145名無しさん@ピンキー:04/01/01 21:10 ID:MjFsHOSO
いっぱいあるけど、ヒューゴのクリス陵辱話の続きが読みたかったなー
神はもう降臨なされないのだろうか。
146名無しさん@ピンキー:04/01/01 23:16 ID:NBHIS3aC
>144
もしかしておっちゃんさん・・・?
147名無しさん@ピンキー:04/01/01 23:39 ID:6t2R+/4/
ん、そやってんけど
酒まわってきたからちょっとこれ以上起きとくの無理っぽいわ
ごめんな、またよせてもらうさかい
あそれからみんな、あけましておめでとうさん
148名無しさん@ピンキー:04/01/01 23:44 ID:NBHIS3aC
おっちゃんさん、あけおめー。
お酒回っちゃってんのか。残念。
また来てくれるの待ってます。
149名無しさん@ピンキー:04/01/02 07:14 ID:1NoVV3D+
2の凌辱物が見たい。
多そうに見えて意外と少ない。
150名無しさん@ピンキー:04/01/02 08:59 ID:MH9u199H
続きを書きたいのはやまやまなんだが綺麗にしめれないのが自分の限界
151名無しさん@ピンキー:04/01/02 09:38 ID:8Y5kdUMh
書いておくれよー!どの神かはわからないが、ずっと待ってるんだ。(涙
>150

自分は久しぶりに3ネタが読みたい。サイトも減ってきたしさ
ルシアに弄ばれるクリスとか。
ヒューゴ+カラヤの村人で輪姦されるクリスとか
152ほっけ:04/01/03 05:10 ID:x6asMUUh
お久しぶりです。
…かつて何個か投下させていただいたものですが、
以前の坊カスがどうしても続きを書くことが出来ず…
あらためて練り直したものを投下させていただきます。

保管庫管理人さまには迷惑をおかけしますが、
以前の坊カスと入れ替えて、これを載せていただきたいです。

それでは、前編を。
153坊×カスミ:04/01/03 05:11 ID:x6asMUUh
伽など、興味も無いし、したいとも思わなかった。
そういう行為を求めてくる女性も居ないというわけではないし、
なにより、"軍主"として女性を抱くということが嫌なのだ。
確かに父上のように立派な戦士になるのが自分の目標だけれど、
城の世話係が持ちかけてくる伽の話は、どうしても好きになれない。
貴族のたしなみとしては、そういうことも叩き込まれている。
無論、前途したように。都を出る前から関係を持った同年代の女性だって居るのだ。
行為自体は好きだ。一応男でもある。
…だけど、"伽"は好きになれない。殆ど人買いと同じではないか。
それが娼婦にとって名誉なのかは知らないが…。
抱くなら娼婦としてでなく一人の人間がいいし、
相手は軍主に抱かれるのではなく、ティル・マクドールという人間に抱かれる、という状況のほうがいい。

「わがままを言わないでください」
「じゃぁもう俺に伽の話を持ってくるなよ」
自室の机をはさんで、さっきから世話係とにらみ合いをしているのは、
解放軍軍主、ティル・マクドールその人であった。うらわかき、だが逞しき17歳である。
目つきの悪い彼の黄金の瞳はぎろっと眼前の世話係を睨みつけていた。
「…伽のための娼婦も居るのです。気持ちを汲んであげても」
「だから、嫌なんだ。そういうのは。…それに、性欲が邪魔になるほど煩悩は強くないよ」
再び沈黙が訪れ、暫くの後ため息が同時に漏れた。
「まぁ、気が変わりましたら。候補者の一覧はここに置いておきますので」
机の上にすっと一枚の、短い横文字の行がたくさん並んだ羊皮紙が置かれ、
世話係が立ち上がり、部屋を後にした。
流石にそれまで無碍にするとまたにらみ合いになってしまう。
もう既に夕方だ。後は食事と湯浴みと睡眠。休むのが遅くなってしまう。
最近は激務続きだ、少しでも体力を蓄えておきたいからこそ、これくらいは好きにさせる。
154坊×カスミ:04/01/03 05:12 ID:x6asMUUh
その羊皮紙を手にとって、あまり興味なさげに目を通した。
連なった名前を上から下まで流し読みしていく。恐らく20人ほどといったところだろうか。
ふと、最下近くの行でティルの目は止まり、ぴくりと眉がつりあがった。
聞きなれた名前。
「………」
深くため息をつくと、その羊皮紙を緩く投げた。ふわりと浮いて机に沈む。
ぐっと体を伸ばして頭を軽く振る。苛立ちやら何やらが、頭の中にこみ上げてきたので、
とっとと休むために、普段より早く食堂へ行った。
155坊×カスミ:04/01/03 05:13 ID:x6asMUUh
その翌日の事。
ティルはいつものように軍事会議とハードな鍛錬を終えて、
朝より何倍も重くなったような体を引きずるようにしながら自室へ進んでいく。
"えれべーたー"とかいう胡散臭くてたまらなかった乗り物が最近大好きになっていた。
自動的にしまる扉の原理はよくわからないが、取り敢えず小さい個室の中に入ると壁にもたれた。
自室がある最上層を指定すると、その個室全体が押しあがっていくのがわかる。
「…便利になったな。うん」
そうごちた矢先、どこかから「ありがとッス」と屈強で野太い男の声が聞こえた気がしたが、恐らく気のせいだ。
再びよくわからない原理で自動で扉が開いて、奥へ進んでいく。
ふと、自室へ続く廊下の隅に、何かの気配を感じた。
いくつもの窓が並んで、全てから夕陽の橙の光が漏れている。
そのなかに、橙の光よりもまた炎に近い、少しばかり露出度の高い装束に身を包んだ少女が
壁越しに立っていた。…気配を断って。
一瞬暗殺者の類かと思ったが、それが見慣れた顔だとわかるとティルは肩の力を抜いた。
「…カスミ。」
その少女の名を呼ぶと、振り返って、すっとその場に跪いた。
困ったように眉を寄せると、ティルは両の掌を見せてカスミを制する。
「いいって、そういうのは」
「…そういうわけにもいきません」
「いいから、立ってくれ」
真面目だな、と思いながら、フェイはこった首をくきっと鳴らして、その姿勢を崩すようにカスミに命じた。
立ち上がるカスミの動きはとても綺麗だ。スタイルの良さもあるのだろうが、
彼女は忍として鍛えられているため、体のバランスがいいのだろう。
「…今日も、お疲れ様でした」
「お前も忙しい身だろ」
頭を下げてくるカスミに、今度はおかしくなって、困ったようにティルは笑った。
彼女も一部隊を任されている身だというのに。忙しさではそう変わらない筈だ。
いや、軍主に対しては当然の辞令なのだろうが、ティルはあまり好まないことだった。
156坊×カスミ:04/01/03 05:14 ID:x6asMUUh
「取り敢えず、部屋に行こう。立ち話も…今日は疲れたし」
「あ、いえ…そんな事は、恐れ多いです」
どうしても彼女は"軍主"の部屋に入ることを拒んでくる。
別にかまわないのに、とティルは苦笑したが、今度は別の方向で切り出す。
「友達の部屋に入るのが恐れ多いのか?」
「そんな…それとは話が違います。貴方は私の主なのですから」
「仕事中はな。ほら」
頑なに拒み続けるため、面倒くさくなったのか、カスミの細い腕を掴むと、ぐいぐいと部屋まで引っ張っていく。
「あッ…!ティル様!」
「うるさい」
また拒みそうなので、今度はその一言で押し切る。
しゅんとして黙ってしまうのは心が痛かったが、おとなしくなったので、緩く手を引きながら自室へ入った。

「適当に座ってくれ」
とか言うと、本当にその場に跪いてしまうので、机についた椅子をすすめると、ティルはベッドに腰掛けた。
「…カスミ。聞きたいことがひとつ」
「…?…なんでしょうか」
ティルは腕を組んで、天井を仰ぐ。首をかしげるカスミは、少し不思議そうにその様子を見た。
何か言うのを溜めたティルの唇が、ゆっくり開く。
「忍っていうのは伽の術も学ぶのか」
本当に唐突に放たれた言葉にカスミは一瞬面食らったが、
自分のしたことを思い出したのか、哀しげに眉を寄せて、俯く。
「お前の名前があった。…伽待ちの中に。まさかとは思ったんだが、
 …ロッカクの里特有の名前を持つ奴はそう居ないからな」
天井を見つめたまま淡々と続けるティル。カスミの表情は見ない。
そのティルの真意はわからない。恐らく本人も。
157坊×カスミ:04/01/03 05:15 ID:x6asMUUh
「学ぶのは、一部だけです。 力量に応じて…下忍から、中忍と下忍の間の位にあたるものが、必修に会得を。
 才覚や、実力があるならばそこだけを磨き、確実に任務を達成できるように、術を磨いていくのです。」
「じゃぁ、何故だ」
ゆっくり、はっきりと紡がれていくカスミの言葉を黙って聞いていたティルは、
言葉が途切れるとすぐに、少しばかり冷たい声音で問い返した。
カスミは押し黙る。ぎゅっと、膝に置いた手を握り締めた。
今にも泣きそうになってしまっているが、ティルはその表情を見ようとはしない。
「…お前も、"軍主お付きの娼婦"の名誉がほしいのか?」
「ちが…ッ」
反射的に反論しそうになってしまい、カスミは慌てて乗り出した体を戻した。
もともと忠実な駒として働く忍びが、主に反論などしていいはずもない。
だけれど、彼女はそれをどうしても否定したかった。だから。
「…すいません」
「いいから、言ってくれ。…どうして」
彼女は答えない。その答えは彼女はわかっているのだ。
駒の身でありながら、彼女はティルに恋心を抱いている。
だがそれは実る筈のないもの。だから、せめて、身体だけでも重ねたかったのだ。
言葉も心も、恋人としての感情を取り合えないのなら、せめて、身体だけでもと。
そんなはしたない感情を、ティルに吐露できるわけがなかった。
「…私は…
 ……名誉を、望んでいます。」
かすれた声で、ティルに偽りの言葉を告げた。
嘘だと、普段の彼女を知っている人間なら見抜けるだろう。
そんなものに彼女の興味は微塵にも向かないということを。
158坊×カスミ:04/01/03 05:16 ID:x6asMUUh
沈黙は無かった。その言葉を聞いたティルは、天井を仰ぐ姿勢から、普通の座る姿勢に戻す。
「そうか」
カスミの言葉への返事はとても短く、そして、あまり熱の通ったものではなかった。
いつものように、だるい体をベッドから立ち上がって、ぐっと逸らしたり、間接を慣らしたりして、息を整える。
それが終わり、カスミはティルの足が自分へ向かってくるのを視認した。
俯いているから、表情はわからない。それが決してプラスの感情ではないことはわかっている。
ティルが伽を嫌うことも知っていてのことであったし、彼女はこれが罰なのだと、黙っていた。
だが、次の瞬間に彼女の予想だにしないことが起こった。
「ティ、ル…様…?」
俯いていた顔を、いつのまに手袋を取ったソウルイーターの宿る右手で顎を傾かせ、
少年と称するには高すぎる身長を見上げさせるような形にした。
黄金の瞳には殆ど温かみが宿っておらず、わずかに、カスミの心がびくついた。
恐怖、というモノに。
ティルは上ずった声で自分の名前を呼んだカスミの顔に、自分の顔を近づける。
静かな声色で、ティルはこう告げた。
「それじゃあ、望み通りにしてやる」
カスミはその声に、再び、一瞬だけ感じた恐怖の感情を認識した。
普段は、自他ともに厳しくも穏やかな彼が、刺々しく、奥深い闇のような何か、得たいの知れない恐怖を湛えていたから。
「…"軍主"として、お前を抱いてやる」
彼には似あわない台詞ではあったが、カスミは反射的に身を引こうとした。
だけれどそれすら制するように、ティルは左腕でカスミの右腕を掴み、ぐいっと高くまで引き上げた。
無理に腕が伸ばされる痛みに、カスミは眉を寄せた。
だが、それ以上抵抗することはしない。…そう、自分は"名誉のために"抱かれればいい。
彼の神経を逆撫でしたのも自分で、…思いも遂げられるのだから。
強い力でベッドに押し倒され、一瞬その反動でカスミの身体が跳ねるが、
すぐにティルがカスミを組敷いて、身体の自由を奪った。

僅かに感じるの背中の痛み。カスミは頭の中で、一言、言い聞かせるように言葉を作った。
…これはのぞんでいたこと。
159坊×カスミ:04/01/03 05:17 ID:x6asMUUh
本日はここまででつ。
160名無しさん@ピンキー:04/01/03 16:44 ID:7fIklg5Y
ちと無理やりっぽい坊・・・続きが気になる・・・(;´Д`)ハァハァ
161名無しさん@ピンキー:04/01/03 19:36 ID:Aa89Ky2r
和風っぽい雰囲気の中でキタ*・゜゚・*:.。..。.:*・゜(゚∀゚)゚・*:.。. .。.:*・゜゚・*!!!!
162132:04/01/04 01:45 ID:OLB33r29
えらく遅くなってしまいました……まさか年末にあれほど忙しくなるとは…(;´Д`) 
ようやっと、トーマスとセシルのネタが仕上がったんですが、
貯蔵庫に足を運んでみると、過去に保管されたこの二人のSSと、
後半の展開が少し似たような感じになってて禿しく鬱。
書く前に過去作品確認しとけよ、俺……_| ̄|○

そんなものでもここにうpしてもいいでしょうか? 話の中身も長いのですけど…。
163名無しさん@ピンキー:04/01/04 10:22 ID:fglYLGnr
>162
(*゚△゚)=3コイコイコーイ
164名無しさん@ピンキー:04/01/04 13:55 ID:TKZI0rUX
トマセシは3で一番好きなカップルだ
なんかヒクテンに通じるものがある
165132:04/01/04 17:13 ID:FL0C2yAT
ありがたや……では投下させて頂きますです。
量も多いので長文ダメな人は何とかスルーして下さい。そいじゃいきます。
166憂転相成:04/01/04 17:14 ID:FL0C2yAT
タッタッタッ、チャッチャッチャッ……。
リズム良く階段を踏みしめる音に、鎧のこすれる音が重なる。
夕日がビュッデ・ヒュッケ城の窓から差し込みだした時刻の中、
その音の主、セシルは階段を2階へ昇り終えた。
小気味良い足取りのまま左手の通路に進む。
「おや、セシルさん。何か御用ですか?」
彼女が歩みを進めると、トーマスの執務室に立つ、衛兵の一人に声をかけられた。
彼は身体つきは大きいが、その性格は外見からは想像できないほど優しく、
男性衛兵の中でも好かれている一人である。
「あ、えーと。トーマス様に…」
セシルがそう応えると、衛兵は申し訳なさそうに眉を寄せる。
「うーん、トーマス様はまだ書類に目を通している最中みたいなんですよね。
 なんでも、ビネ・デル・ゼクセの評議会からまとまった量が届いたみたいで……。
 よろしければ、自分が用件を聞いておきますけど?」
「そ、そうですね。じゃあ、セバスチャンさんが『早いですけど、夕食の支度ができました』
 と言ってましたって、伝えておいてくれますか?」
セシルの願いに、衛兵は頷いた。
「わかりました。トーマス様の用事が終わったようでしたら、すぐに伝えましょう。
 時間を置いて、冷えたものを食べる事になっちゃ申し訳ないですからね」
167憂転相成:04/01/04 17:15 ID:FL0C2yAT
にこやかに笑みを浮かべる衛兵とは対照的に、
用件を伝え終えたはずのセシルの顔には、どこか翳りが見える。
快活な彼女としては、珍しい類の表情。
その様子に気付いた衛兵は笑みを収め、心配げな視線を向けた。
「セシル…さん? どうかしましたか??」
「あっ…いえ。なんでもないです、なんでも! …じゃあお願いしますね!」
「はい、はい」
慌てて手を振り、愛想笑いをして頭を下げるセシルを見て安心したのか、
衛兵も再び明るい顔になった。
セシルは回れ右をすると、また来た時と同じように、勢いのある足音と、
それに伴う鎧のこすれ音を起こしながら、通路を歩いていった。
彼女を見送ると、衛兵はまた屹立した姿勢に戻る。

しかし……衛兵の視界から外れ、階段を下りる頃には、彼女の足取りは沈み、
人知れず悩ましげな息が、艶やかな唇から漏れるのだった。
168憂転相成:04/01/04 17:16 ID:FL0C2yAT
「はぁ………」
夕食後、宿舎にある自分の部屋に戻るとセシルは大きな溜息をつく。
その身は鎧から解き放たれ、薄い上着とスカートだけの姿。

―――グラスランドを混乱に陥れた「真の紋章・強奪抗争」
このビュッデヒュッケ城に、シックスクランとゼクセン領の戦士達がそろい、
手に手を取って共通の敵を打倒したあの戦いから、4年が過ぎた。
今も完全な平和には至っていないが、カラヤ族長となったヒューゴ、
ゼクセン騎士団長のクリスらの尽力で、大規模な衝突は近年は起こっていない。

その中で、このビュッデ・ヒュッケ城は両地域の中立的位置にあり、
比較的自由に人・物の交流が行なわれている。
そういった結果、衝突を緩和する役割も果たしていて、
位置づけは決して小さいものではない。

当初こそ、ごく小規模の住人から始まったヒュッケ城のコミュニティだが、
両地域の中立的立場として、自由な気風の元、人・物の交流が進むにつれ、
城に関わる人数が増えてきた。
城を守備する私兵も多くなったのも、城の規模の増大から見れば当然である。
結果、力仕事や要所を締める男性陣と、
細かな仕事や雑用も兼任する女性陣に、区分けがなされるようになっている。
宿舎も―――その他、城に関わる独身者らとともに―――男女、別の場所に立てられている。
とは言え、想いあう男女は各所で逢瀬を重ねるぐらい、誰も咎めはしない状態なのだが。
169憂転相成:04/01/04 17:18 ID:FL0C2yAT
セシルは今や17歳。肩口まで伸びた亜麻色の髪と、鮮やかなアクアマリンの瞳はそのままだが、
4年前に比べると背も伸び、体つきもより女らしくなってきていた。
彼女の年齢は若いが、最初期からの住人である事と、
何より確かな槍さばきから、女性衛兵を束ねる位置にある。
リーダー、と言っても何か特別な事があった時に報告を受ける、
トーマスやセバスチャン達からの指示を知らせる、ぐらいで、
椅子の上でふんぞり返るような立場ではない。
いつもは皆と交代で城内や、女性が多い場所を警護したり見回りする役目を担っていた。

このような毎日で、普段は仕事での充実振りが光っている彼女だが、
近頃、急に溜息をつく回数が多くなってきた。
その理由とは―――。
「トーマス様……」
部屋でベッドに腰掛け、セシルは密かに想う相手の名前を呟く。
トーマス―――ヒュッケ城・城主
20歳を数えた彼は、今や立派に城主の役を果たしている。
この4年、彼の基本的な人柄は変わらない。
やや優柔不断なところがあるものの、情が深く気も利くため、城内の信望も厚い。
……そう、彼は変わらない。
しかし、彼とセシルを取り巻く状況は変わってしまった。
城の規模が大きくなり、職務が増え、日々自らの仕事に勤しむ二人の距離は開かざるを得ず、
個人的に会話を交わす事など、めっきり減ってしまっている。
性格上、感情的に疎遠になるはずもなかったが、
状況が親交を交わす時間を奪ってしまったのだ。
170憂転相成:04/01/04 17:19 ID:FL0C2yAT
……今日も衛兵に言付けを頼むだけで、直に話す事さえ出来なかった。

セシルは城が大きくなる事が、嬉しくもあり悲しかった。
自分の仕える場所が隆盛する様は望むところだが、
それでトーマスとの距離が開くのは耐え難い。
最後に会話をしたのはいつだったか―――そう思い返してみる夜には、
切ない溜息が漏れる。
そして―――、
「んっ……」
彼女の手は、寂しさを紛らわすかのように快楽を求め彷徨う。

……いつからだろう、自分を慰める行為を始めたのは。
トーマスを想い、切ない想いに心が締め上げられる度、
決まって彼女の指は股の間で踊るようになっていた。

既にセシルはベッドに横になっている。
片手の指を軽く噛み、もう片方の手は下着の上から秘所をさすり始めている。
すぐにその部分が熱くなり、湿り気を帯びていった。
「ん、ふっ……んん…んぅっ…!」
くわえた指の隙間から、淫らな息が漏れる。
脳の中心から、白い、快楽のもやが広がり始め、彼女の意識を支配していく。
最初はゆるゆると動いていた指が、次第に大胆に、リズミカルに動き、
下着に生まれたシミを広がらせる。
171憂転相成:04/01/04 17:20 ID:FL0C2yAT
「んぁぁ……こん…なのって……私ぃっ…」
この指があの人のものならば……あの人に抱かれているのならば……。
トーマスの優しげな顔を脳裏に浮かべ、倒錯的な想像にかられると、
余計にココロが昂ぶってくる。
下着の上から触れていたはずの手は、いつの間にか下着の中に滑り込み、
直に秘裂をなぞっていた。…と、指先が最も敏感な肉芽に触れる。
「ひゃあぁっ!」
強烈な快感が背筋を走り、身体がビクリと跳ねた。でも…快い―――。
溢れ出す愛液は内股をしとどに濡らし、粘り気を帯びたそれが手に絡みついている。
「ダメ……こんな時に…ぃっ、敵が攻めてきちゃ……あ…何にもできな…い…」
あり得ない言い訳を口に出しながら、何とか肉欲を抑えようとするが、
指の動きは止まらない。クチュクチュと淫らな音を立てて、さらなる快感を引き出そうとする。
はっ、はっ、とセシルの息は乱れ、ねっとりとした熱気が身体から立ち昇っていく。

指が秘裂の内側をこすり始めると、身体が浮び上がるような感覚を覚えた。
意識が頂きに向け引き上げられてゆく。
「もぅっ……私…ひっ……トーマス様ぁぁッ…ああぁぁああっ!」
際立って高い嬌声を上げ、セシルの身体が二度三度、ビクン、ビクンと痙攣する。
そして少しずつ力が抜け、口から湿っぽい吐息が溢れた。

「私……どうしちゃったんだろ……」
トーマスを想うが故に、悦びを求めてしまうようになったココロとカラダ。
軽い自己嫌悪―――自らを慰めた後には、その感じが心に浮き出てくる。
自分が情けなく、また哀しい。そしてそれ以上に切なかった。
ばふっ、と枕に顔をうずめると、一筋の涙が目じりから流れ出る。
トーマス様、会いたいよぉ―――と、かすかに呟きながら。
172憂転相成 *一休み*:04/01/04 17:24 ID:FL0C2yAT
ここまでがまぁ、一区切りというか。後半はもっと多くなってます。
これから2〜3日後が舞台。続きドゾー。
173憂転相成 :04/01/04 17:24 ID:FL0C2yAT
その日、セシルはトーマスの執務室ドアの前にいた。
いつものような鎧をまとっているわけでもなく、
今日の姿は彼女が好むチェック柄のスカートに、草色のゆったりとした上着。
頭には鈴付きの髪飾りなどを挿し、いかにも年頃の乙女姿の格好をしている。
一人、高鳴る鼓動を抑え、軽く握った拳でドアを叩こうとした。


時間は30分ほど前―――。

「あ、セシルさぁん。やっと見つけたぁ」
「あれ、どうしたんですか?」
セシルは背後からの声に呼び止められた。
振り向くと、1才年下の―――衛兵としての経験はセシルよりずっと浅い―――女性私兵が、
少し息を切らせながら胸を押さえていた。
おそらく、セシルを探し各所を走り回っていたのだろう。
「はぁ、はぁ、ふぅ……えーと、セシルさんに言付けを頼まれたんで、探してたんですよぉ。
 あのですね、トーマス様が『ちょっと執務室に来てくれないか』って言ってたんです。
 もしお仕事が忙しくなければ、なんですけど……」
「……?」
セシルは首をかしげた。ここ数日、何かしら目立ったことが城にあったわけでもない。
呼び出しを受けるには心当たりが無かった。

「ちゃんと伝えましたからね。それじゃ!」
「あ、はいはい。ありがとう」
片手を軽く挙げて了解の意を示すと、その女性私兵は持ち場へと去っていった。
一人残されたセシルは、彼女なりに考えをめぐらす。
呼び出しの心当たりはない。何より、公的に城に関する出来事なら、
自分だけではなく、他の主だった者にも一斉に召集がかかるはず……。
そういった形でもない以上、もっと別な、あるいは些細な事なのか―――。
174憂転相成 :04/01/04 17:25 ID:FL0C2yAT
(もしかして……)
不意に彼女の心は高鳴った。
城の出来事で無いならば、ごくプライベートに関する事なのかもしれない。
それも一対一でセシルを直々に呼び出すほどの……。
そう思うと、セシルの顔はポッと熱くなった。
二人だけでの馬の遠乗りか、湖にある船の上での語らいか、それとも別の何かか―――。
「と、とりあえずこんな格好じゃ…!」
やや先走った考えという事には意識付けできず、セシルは宿舎の部屋に飛んで帰った。
少々汗ばんだ鎧を脱ぎ捨て、あれやこれやと服装の物色を始める。
その中でも動きやすく、色合いも優しい服装に身を整えると、
改めてヒュッケ城の二階へ向かった。


コンコン―――。
「セシルです。入ってもいいでしょうか」
ノックの後に、了解の意思を確認する。
「あ、セシルだね。どうぞ」
穏やかな口調での返事を受けると、セシルはノブを回し執務室へ入った。
175憂転相成 :04/01/04 17:26 ID:FL0C2yAT
「ン……」
セシルが入ってきた姿を見て、トーマスはやや驚いたような瞳に変化させる。
今の彼女が纏っているのは、いかにも女性らしさが押し出された服装なのだから。
てっきり、見慣れた鎧姿をしていると思っていたのだろう。
それでも、彼女が非番のため、私服に身を包んでいるとでも思い至ったのか、
すぐにいつものような素振りに戻る。
「あの、いつもの衛兵さんは?」
「あぁ、彼にはちょっと休みをあげてるんだ。
 イクセの村のお母さんが熱を出して倒れた、って言ってたからね。
 『いいですよ』って言ってたけど、やっぱり自分の母親の事だし……。
 ちょっと無理やりだけど、看病のために休ませちゃった」
この城に来る前……まだ老いもせずうちにこの世を去った、自分の母親の事を思い返すのか、
トーマスの目はどこか遠くに向けられる。
「ま、平和な時だしね。代わりの人を立たせるのも悪いから、
 2〜3日はそのままにしといてもいいかなって。その間なら不都合も無いし、さ」
こういったさりげない気遣いが、トーマスの長所と言えるだろう。
セシルはそういうところを慕っていたし、今のような話を聞くと、その想いがさらに強くなる。

「何かお話があると聞いたんですけど……」
高鳴る鼓動を必死に押さえ、セシルはトーマスに問い掛ける。
「そうそう。実はね……」
彼の顔に浮かんだ優しげな笑み。
それを見て、セシルの心は期待に膨らむ。続く言葉はなんだろうか……と。
176憂転相成 :04/01/04 17:26 ID:FL0C2yAT
「……実はね、女性私兵さん達の中から、
 何か城に対して要望が無いか、って事を聞こうと思ったんだ。
 ほら、セシルはみんなの事、よく知ってるだろ?」
「……え゛?」
思い描いていたものとはかけ離れた話題に、セシルは少なからず戸惑う。
そんな彼女を見て、トーマスも唐突に過ぎたと思ったのか。
補足的な説明を続ける。
「城の周りの店、家もかなり増えてきて、この城に落ちるお金もかなり多くなってるんだ。
 セバスチャンさんと収入・支出を突合させたら、けっこうあまっちゃう事がわかったんで、
 もっと城に使えることは無いかなぁって」
側の書類を指先でトントンと叩くと、その先を話す。
「この事は男の衛兵長さんや、図書館管理してるマイクさんさんにも聞いてるんだ。
 ボクが勝手にお金を使う場所を決めてもいいけど、現場の人たちの話を聞いたほうが、
 効率的にお金を配分できるんじゃないかな、そう思ってね」
「それで……私に?」
「ウン、そういう事」

セシルは拍子抜けた顔をしていた。
それでも必死に思考をめぐらし、トーマスの質問に答えようとする。
「え、えぇと……特に無い……あ。ありました、ありました! 
 女の子の宿舎の二階物置で、ちょっと雨漏れがしてるって話が…。
 その他にはあまりないかもしれないです。あとは軽装鎧でガタがきたのがあれば、
 それを修理して欲しいぐらいで……」
「宿舎の雨漏りに……鎧の修繕、っと。そんなものかな?」
「は、はい!」
覚え書きの紙にスラスラと筆を走らせると、トーマスは満足そうに頷いた。
「うんうん。これぐらいなら十分応えられそうだね」
177憂転相成 :04/01/04 17:28 ID:FL0C2yAT
「あ、あのぉ……」
セシルはおずおずと尋ねる。
「もしかして……お話ってのはこれだけ…ですか?」
「あぁ、ゴメンね。こんな事でわざわざ呼び出しちゃって。
 たださっき言った通り、みんなの意見を聞いておきたかったから……」
他意はないように、少し申し訳なさそうに苦笑しながら、トーマスは言った。
「そ…そうですか」
表面には出さないようにしながら、セシルのは内心ガックリとした。
同時に、一人、勝手にのぼせ上がって、服装を整えてきた自分がひどく滑稽に映る。
何か情けないような気持ちにさえなった。
「ありがとう、助かったよ」
そんな彼女の複雑な気持ちを知ってか知らずか、城主は明るい言葉で礼を述べる。
「い、いえ。それじゃ、失礼……し………ま…………」
両手をスカートの前で組んで、一礼をしようとして、そのままセシルは固まってしまった。
(バカだ……一人で先走って、勘違いして、期待して…。
 こんな服装に改めてまで、私は何をトーマス様に求めていたの?
 単純なバカッ、バカなんだから、私は……!
 でも……でも………)
自分に対する叱責、失望―――そして押さえきれぬトーマスへの想い。
下手に心が高まったままココを訪れただけに、
肩透かしを食らった感情はうねり、セシルの心で暴風のように吹き荒れる。
自らの気持ちをコントロールできず、彼女はただ立ち尽くすしか出来ない

「セ、セシル…!?」
返事が途切れた事を不審に思い、再びセシルを見やったトーマスの目に飛び込んできたのは、
俯き、ただ涙を流す彼女の姿だった。
178憂転相成 :04/01/04 17:29 ID:FL0C2yAT
トーマスとしては戸惑うのもムリはない。
彼女に意見を求め、他の人のように要望を聞き出した。それだけなのだから。
あとはそれらに城主として応えられれば上々だ、そういった達成感すら覚えていたのである。
ところが、目の前には哀しげに涙を流す女性の姿。
予想外の出来事に、彼は混乱していた。

「セ、セシル? どうしたの、どこか痛いの?」
「ち、ちがいますぅ、ヒック…グス…そんなんじゃなくてぇ……」
トーマスの問いに、涙で声を濁らせながら首を振るセシル。
だが自分でも泣く理由が見出せないのでは、具体的な理由など言えるはずも無い。
それでも、ただ事ではない気配は察知したのだろう。
トーマスは開き気味になっていた入り口のドアを閉め、カギをかけた。
これなら遠くには泣き声など届かない。
ややあって、セシルの肩を持つと、トーマスは呼びかけた。
「ほ、ホラ。落ち着いて……あっちの僕の部屋で話を聞くから…さ」
目をしっかりとつぶり、だが大粒の涙を流す彼女の手を引き、
トーマスは隣の私室へと導いた。
中に入り―――椅子には本が山積みされていたので仕方なく―――ベッドの縁に座らせると、
自分もその側に座る。
そのまま、ヒン、ヒン、と泣き声で喉を鳴らすセシルが落ち着くのをじっと待った。
179憂転相成 :04/01/04 17:30 ID:FL0C2yAT
いかほどの時間が経ったのか。セシルはようやくしゃくり上げをやめ、手のひらで涙をぬぐった。
シバシバする目をこらし、横を向くとトーマスの顔がそこにある。
困ったような、気遣うような、そんな曖昧な表情。

自分の望みやまなかったヒトが、すぐ隣にいる。
ブラス城にお使いに行った時―――、
評議会の私兵を撃退した日の前夜―――、
シンダル遺跡から脱出した時―――。
今となってはひどく懐かしい、『自分がトーマスの側にいられる』事。
ほんの少しの間だけ再現された状況で、抑えたと思った想いが再び溢れ出し、
遂に理性の壁を乗り越えた。
「トーマス様ぁっ!」
「うわわっ!?」
並んで座るトーマスに、セシルは横から飛びつくように抱きついた。
不意討ちを受けたトーマスは、彼女と、自らの勢いを受け止めきれず、
身体を抱きとめたままベッドに倒れこむ。
セシルはトーマスの上で「トーマス様っ、トーマス様っ」と、口早に呟きながら、
彼の上着にしがみついている。
「セシ、ちょっと待っ……お、落ち着いてってば、ね? ほら、一度離れて……」
「イヤです、イヤです! 離れたくなんか…ありませんっ!」
勢いよく顔をブンブンと振って否定する。
プンと香る、かすかな香水の匂いをかぎながら、トーマスは目を白黒とさせる。
いったいぜんたい、なんでこんな事になってるのか、彼の理解の範疇外にあった。
180憂転相成 :04/01/04 17:31 ID:FL0C2yAT
「こんなにっ、離れたくなんか無いのに……」
顔を相手の胸にうずめたまま、セシルが声を出す。
「でも…でも……それじゃいけないんですよね。
 トーマス様にも…お仕事はあるし。私だって……」
「セシル……」
「だから……」
一度言葉を切ると、上着にしがみついたまま上目遣いでトーマスの顔を見上げる。
「…だから、一度だけ私を愛してください。私の身体にトーマス様を刻み込んでください…!」
「な、なんだって…!?」
「そうすれば、この先も我慢していけます……例え、トーマス様と話すことが無くったって、
 会える機会が減ったって、一度でも想い出をいただければ、
 私っ、この城で立派に働いていけますから、だからっ…!」
「だ、ダメだよ。セシル、今日の君はおかしいってば」
「お、おかしくてもいいんです……」
セシルは恥ずかしさと緊張で顔を真っ赤にしながら言った。
『自分を抱いてくれ』……そんな破天荒な事を口にした以上、中途半端には終えられない。
「私、このまま、ただこのお城に仕える事、それだけの事の方が辛い……。
 トーマス様の近くにいるのに、側には行けない。そんなのが今から先も続いちゃうと、
 もっと、もっとおかしくなっちゃいますよぅ!」
そう言うと、再び涙が流れ始めた。今までの、寂しく、切ない日々。
そんな毎日を思い返すと、胸がキュッと痛みを帯びる。
「セシル、君…」
「私、離れませんからっ。トーマス様が『ウン』と言ってくれるまで、離れませんからぁっ!」
彼女にとってはまさに必死の行動だった。
夫婦でも恋人などでもないのに、一方的に性交渉を願い出るなど、自分勝手もいいところ。
それでもこの状況で受け止めてもらわねば、もう二度とトーマスには近寄れないだろう。
いや、どちらにせよ不興を買った報いとして、暇を与えられるかもしれない―――。
181憂転相成 :04/01/04 17:32 ID:FL0C2yAT
さらに強くしがみついたセシルを見て、トーマスは軽く溜息をついた。
彼は彼なりに、セシルの必死な行動の重みを感じている。
「……君は、それでいいのかい?」
「はいっ、はいっ…」
「もしも、僕がセシルの事を全然好きじゃないとしても?」
「はいっ…それでも、私は願いが叶えば…」
その言葉を聞いて、「うぅん」とも「うぅむ」とも、言葉を飲み込む音を鳴らす。
何しろ彼にしても、何とはなく知識はあるものの、女性経験自体は無い。
ただ、この状況でセシルを拒めば、傷つくどころの話じゃすまないだろう。
他に、彼女の心の軋みを癒す事など思い浮かばなかった。
それ以前に、下に敷かれてしがみつかれたままでは、トーマスとしては抗いようも無い。
「…わかった」
「えっ…」
「あー…うん、と……セシルの、望むようにしてあげるよ…」
「それじゃあ……」
「その前に、ちょっとどいてくれないかな。下に敷かれたまんまじゃ、身動きも出来ないから、さ」
「あ、ハイ…」
弾かれたようにセシルは身を離し、先ほどのように側に座る形になる。
上半身を起こすと、改めてセシルの肩に手を伸ばす。
トーマスの手が触れた時、一瞬ビクッとセシルの身体が揺れる。
182憂転相成 :04/01/04 17:34 ID:FL0C2yAT
やはり怖いんだな―――そう解釈すると、城主はもう一度確認の声をかける。
「本当に……いいんだね?」
「は、は、ハイ!」
返答を聞き終えると、ゆっくりとセシルの身体を引き寄せた。

待ち望んだ、男性の顔がそこにある……そう思うだけで、セシルの脳はパンクしそうになり、
自分を落ち着かせるように目を閉じた。
そんな彼女に、ゆっくりと唇が重ねられる。
「ン……ウン…」
少しずつ、進入してくる舌先。夢中になって自分の舌を絡め合わせると、
互いの口が徐々に開いていく。
チュ、チュと音を立てて吸い、生き物のように動く舌を求め合う。
ツー、と軽く唾液の糸を引いて口を離すと、
トーマスはセシルの服を脱がしにかかった。
初めての事で躊躇しながらも、上着、スカートと外していき、
下着に手をかけようとする。そこに至って、セシルが控えめな抗議を唱えた。
「あ…ん。ゴメンなさい。トーマス様も、その…脱いでもらえませんか? 私だけじゃ……」
「あ、あぁ。そうだね」
彼女の言葉に従い、トーマスももどかしそうに衣類を身から外していく。

彼の上半身が露わになると、「あぁ…」と憧れとも、ためらいともつかない声を出し、
セシルはクテッと身体を預けた。
そんな彼女を抱きとめ、トーマスの手がセシルの下着を取りにかかった。
183憂転相成 :04/01/04 17:35 ID:FL0C2yAT
何も纏わぬ様になった彼女の肢体は、日々の仕事で引き締まっている。
それでも、トーマスがその肌に触れると、明らかに男のそれとは違う柔らかさがあった。
どちらかというと小ぶりな乳房に手を添えると、セシルはくぐもった声を出す。
「う、うぅん……トーマス様ぁ…」
余りボリュームはないが、それでも男の手の動きに従い、
胸は形を変えて揺れ動く。
そのうち、片方の手が腹から下腹部に降り、陰部の薄い毛並みを掻き分け、秘所に到達した。
こちらも初めての経験であるトーマスが、ぎこちなく秘所で指を走らせる。
「こ、こんな感じかな…?」
「そ、そうです…んんっ、あふっ……っうぅ…」
秘裂の縁で指が動くたび、セシルの背筋をぞくぞくとしたものが走り、
脳内で官能の小渦を巻き起こす。
それに反応するように、トロリと半透明の液が漏れ始め、
女性の部分を滑らかにしていく。
滑らかになったせいか、幾度か秘裂をなぞった指がつい、クチュンと中に滑り込んだ。
「はっ、ううっ!」
胸を揉む腕も止め、驚いたようにトーマスが問い掛ける。
「だ、大丈夫? 痛くない?」
「い、痛くないですよ……それより、もっと…」
はぁはぁ、と次第に息を荒くしながら、セシルは更なる刺激を求めた。
トーマスもその要求に応え、再び彼女の口を吸いながら、
秘裂に差し込んだ指で小さく「の」の字を書いたり、特定の箇所をこすっていく。
「んあっ…そんなの……イイッ…でも……ダメ……トーマス様ぁっ…」
吐息を甘いモノにし、セシルは身悶える。より強い快楽を得ようと、腰もくねり始めている。
快感に囚われた彼女を見ていくうちに、トーマスのほうも少しずつ心が昂ぶっていった。
既に彼のモノは勃ちあがってしまっている。
184憂転相成 :04/01/04 17:36 ID:FL0C2yAT
愛撫に耐えられないような気分になったセシルの方から、
無意識にトーマスの股間に手を伸ばし、それを求めるようにさすった。
「私…ぃ……もう…もうダメです。トーマス様、お願い……そろそろ…ぉ」
「う、うん」
一旦、セシルの身体から手を離し、ベッドの上に横にさせる。
セシルはもちろん、自分にとってもまだ知らぬ体験―――。
大きく深呼吸すると、彼女の股の間に身体を入れ、くびれた腰に手を回してから、
亀頭を肉壁の中に進ませていった。
「う、あぁ…ぁぁ」
「あうっ!?  ぐ……つぁぁんんっ……」
二人の口から出されるうめき声。
ただ、トーマスのそれは味わった事のないものに対する驚きからくるものに過ぎなかったが、
セシルの声には明らかな苦しみの色が混じっている。
幾多の戦いで傷を負ったことはあったが、そんなものとは明らかに違う痛み。
身体のうちから突き上げられる感覚に、喉から何か這い出るような錯覚に陥る。
「セ、セシ……」
「はっ…うぁっ…ん……だ、大丈夫ですよ、私ぃっ……んぐ…」
また、雫が目じりから流れる。
痛み―――? 充足―――? 今度の涙が何を表しているのか、セシルにもわからない。
「大丈夫…です、から……もっと『刻み』をくださ…い。……私が、忘れない…ぐらいに…」
セシルの中は狭く、強い圧迫感を男根に与えている。
ただでさえぎこちないトーマスは、苦労して挿入のペースを掴もうと腰を揺らす。
185憂転相成 :04/01/04 17:36 ID:FL0C2yAT
……そういった、経験無き故の戸惑いが逆に良かったのかもしれない。
満足に動けないまま、微妙に加えられた振動がほどよい刺激になり、
より多くなった愛蜜によって、膣内の滑らかさがいくぶんか増した。
ぐっちゅん、ちゅくん、ずぷん―――。
粘着質の音が漏れ、トーマスの腰が前後にゆったりと動き出し、
互いの口から新たなあえぎが生まれ出す。
「はぁっ……はぁっ…」
「あ…ぐ……ふぁ……ぅん……」
最初は張り詰めていた声色が、少しずつ別なものに変わってゆく。
相手を抱く男は柔らかな息の出し入れ、相手に抱かれた女は甘みを加えた吐息へと。

「ト、トーマス様ぁ……」
トーマスのモノを受け入れながら、セシルは下から彼の顔へ手を伸ばす。
それまで、トーマスも愛撫を加えるなどの余裕を持つ事ができず、
ただ出し入れを繰り返すのみだった。
ようやく相手の仕草に気づくと、正常位で繋がりを保ったまま身体を前傾させる。
まるで大切な宝物を受け取るように、トーマスの頬を両手で挟むと、
そのまま近づけセシルの方から口付けを求めた。
「ン……ンッふ…」
身体を貫く痛みは消えないが、愛しき人に抱かれているという充足と、
こうやって他の箇所に加えられる刺激で、それを和らげさせる事はできた。
トーマスが、はぁっ…という吐息とともに唇を離すと、
セシルの目じりに浮かぶ涙を、ペロリ、ペロリと優しく舌で舐める。
(あぁっ……)
いたわられている―――そう解釈し、セシルの心は打ち震えた。
軽く目をつぶると、トーマスの舌の動きをそのまま受け入れる。
186憂転相成:04/01/04 17:38 ID:FL0C2yAT
こうしている間にも、ペースを掴んだ互いの腰の動きは少しずつ早さを増し、
比例するように激しい感覚が二人を襲ってきた。
「あぁっ、はぁ、はぁ、うんっ」
「トーマス様ぁっ……私…忘れませんっ……んぁっ……ぜった…いっ…!」
「ダメ、だっ……セシル…僕、もうっ……」
トーマスの中で、背中から押し出されるような衝動が急速に高まっていく。
「は、はいっ……はいっ…わかって、ますぅっ……」
「んぐっ!」
今一度、セシルの中に深く挿し込み、最後の刺激を受けると、
ぢゅるっ、と男根を引き抜く。
びゅくん、びゅくんっ―――ドクッ、ドクッ!
その瞬間、愛液にまみれた先から白濁とした液体が飛び出し、
快感で紅潮しているセシルの脚や腹部にちりばめられた。
「あ、ぁぁ…あぁ……」
セシルは痛みを感じたし、最後の絶頂まで導かれこそしなかったが、
想い人に『抱かれた』という事実そのものと、相手が自分で感じてくれた事で、
穏やかな幸福感が心に広がっていた―――。
187憂転相成:04/01/04 17:38 ID:FL0C2yAT
日は少しずつ傾いてきている。外の景色はオレンジ色に染まりつつあった。
お互いに衣服を整えた後、ベッドの上で座り込んだまま、セシルはちょこんとトーマスに頭を下げる。
「あ、あの……今日は……ありがとう、ございました。
 私、急に変なこと言っちゃって……」
改めて、恥ずかしく思い、相手の顔を見る事が出来ぬまま、礼を述べる。
「わ、私…これで大丈…夫だと、思いますから。
 明日から頑張れますから……。ここでまた、働かせてください…」
「う、うん、構わないよ」
トーマスの控えめな声にホッと胸を撫で下ろす。
それを確認すると、再度少し胸が痛くなる。

一時だけの思い出……一度きりの交わり……。
明日からは、また話を交わせない日が始まる。
……でも、それが当たり前。それが普通。
今日、自分からの一方的な願いが叶えられただけでも、十分に良かったではないか。
ならば、もう哀しむ事など許されはしない―――。

どうにか笑顔を作ると、再びセシルは顔を上げる。
「私、嬉しかった…です。………じゃ、帰りますね……」
ここにいては、すぐにでも泣き出してしまうかもしれない。
怖くなり、わずかに急いでベッド脇のクツを履こうとしたその時、
自分の腕がグッと掴まれ、思いも寄らない強い勢いで身体が引っ張られた。
188憂転相成:04/01/04 17:39 ID:FL0C2yAT
「あっ、えっ!?」
彼女が気づいた時には、ベッドに座したままのトーマスの胸の中に身を置かれていた。
両腕が背中に回され、強く、だが優しく抱きしめられている。
トーマスは耳元に口を寄せると、少し厳しい口調で呼ぶ。
「セシル・女警備兵長!」
「はっ、ハイッ!」
混乱する頭の中でも、セシルは条件反射的に応答した。
改めて、フッと口調を和らげると、トーマスの言葉が続く。
「ビュッデヒュッケ城城主、トーマスの名の元に命令するよ。
 『君が寂しくなったら、慰めて欲しくなったら、僕のところに会いに来る事』
 それから、
 『城主から誘われる事があったら、不都合でない限り受ける事』
 ……承諾してくれるよね?」
「あのっ、トーマス様…??」
「ま、まぁ、あんまり仕事が忙しい時はダメだけど。
 もっと工夫すれば、お互いに時間は作れると思うから……」
そう言うと、トーマスがはにかみながら、セシルの瞳を覗き込む。
改めて、言葉の意味を咀嚼し、自分に対して個人的な付き合いを持ち出されている事に気付く。
瞬間的にセシルの頭に血が上り、顔がボッと熱を帯びた。
「…そんな……だって、さっきは『僕がセシルの事を全然好きじゃない』って……」
「あ、えーと……あれは『もしも』って言ってるように、仮定の話で……。
 うーん…と、最初から僕は…セシルの事を嫌ってなんかないし……」
もごもごと呟くトーマス。それでも抱きしめる腕は緩めない。
189憂転相成:04/01/04 17:40 ID:FL0C2yAT
「…ゴメン。僕も君が悩んでる事に気付けなくて……忙しいって言っても、
 君や他の城のみんなに、もっと気を回す暇はあったはずなのに、ね…」
「い、いいえっ、いいえっ! そんな……トーマス様はいつも頑張ってますよぅ!」
まるで自分の事、という風にセシルが否定する。
答えを聞いて、少し肩をすくめるとトーマスはまた微笑する。
「うん……ありがとう。でも、これからはもうちょっと頑張ってみるよ。
 城の事もちゃんと考えて…んで…え、と……僕と、ココにいる女の子が、
 共に楽しく過ごせるぐらいにさ。それぐらい両立できないと……ダメだよね」
セシルは声を出せない。何と言っていいのかわからない。
驚きと、その何倍もの嬉しさが膨れ上がり、また気持ちをコントロールできなくなっていた。
そして―――、
「うわぁぁぁぁぁぁん! 私、私…トーマス様ぁ、とーますさまぁァァァ!!」
涙腺を開け放すと、腕に抱かれたまま赤ん坊のようによりすがる。
「あぁ、ホラ……だから…泣いちゃダメだって……もし、こんなトコ見られちゃ……」
あたふたとしながら何とかなだめようとするトーマス。
だがその戸惑いにも、どこか満ち足りた感情が含まれていたのだった。



これから数年後、ビュッデヒュッケ城城主・トーマスは一人の妻を娶る事になる。
そのトーマス夫人が、かつて城の守備長だったという、女性として珍しいエピソードは、
後世の数々の伝記書においても、その多くに記述されていくのであった―――。
190132:04/01/04 17:49 ID:FL0C2yAT
終わりますた。……なんかセシルが泣き虫状態だなぁ('A`)

彼女の切なさを押し出そうとしたんですが、こういうノリはあまり書いた事がないんで、
十分に描けたか自信がありませぬ。
そいでも、恋の憂いが転じて想いが相成った(&愛成った)雰囲気が、
多少なりとも伝われば良いかなぁと。
重ね重ね長文失礼しました。目を通していただいた方には感謝します。
191名無しさん@ピンキー:04/01/04 17:51 ID:cyj6CZss
萌えまつた…
192名無しさん@ピンキー:04/01/04 18:13 ID:UqYu5Dv7
わー、いつのまにか、二つも作品が!!
坊カスもトマセシもイイ!!!

坊カスの続きも楽しみにしてます
193名無しさん@ピンキー:04/01/04 18:19 ID:rX0xUBBx
>132さん
セシルのかわいさとトーマスの優しさがきっちり書かれてて、
すごい良かったです。乙!
194名無しさん@ピンキー:04/01/05 11:41 ID:ZGdx/OQT
トーセシ(・∀・)イイ!!
っつか、むちゃくちゃ萌えますた。
正直な所今までトーセシ興味なかったんだけど、ちょっとファンサイトとか
めぐってこようかな…って気にさせられた。
神様ありがとう、最後の休日にいいもんみせてもらえますた。
195名無しさん@ピンキー:04/01/05 12:34 ID:2tkKOoIE
(*゚△゚)=3
196名無しさん@ピンキー:04/01/06 17:39 ID:7gZeg8Am
 萌えますた!イイよ!
 読みながら「あー、トーマス様だ!セシルだぁ……!」と
キャラクターらしさが良く書かれていて嬉しくなりました。お疲れ様です!
197名無しさん@ピンキー:04/01/06 19:45 ID:3/c2KUqg
感想としては 

激萌

そして成長したセシル・・・・・・・・・・
そのうちゲームにでてこないかしらん。
198名無しさん@ピンキー:04/01/06 22:32 ID:FnLO8t1W
ワタリ×アヤメきぼん
・・・どマイナーか?
199名無しさん@ピンキー:04/01/06 22:50 ID:LKaf0T3e
>>198
マイナーとまではいかんかもしれんけど、
二人の背景関係がかなりぼんやりしてるのがポイントかと。

二人に関してとっかかりどころがなさ過ぎる、か、
空き設定が多くて、逆に自分流に捉えやすい、か、どちらに取るか、
書き手によってかなり分かれそうだからなぁ。

とりあえず、坊カスの続ききぼんぬ。
200名無しさん@ピンキー:04/01/06 23:01 ID:Ey4XwVcq
自分も坊カス待ってます!
201名無しさん@ピンキー:04/01/07 05:52 ID:jCfiZCIo
Tの坊カス〜Vのトマセシ・・・と来たら、天魁星つながりで、2主×アイリが観たくなるのが
人情・・・誰か投下キボンヌ。
202名無しさん@ピンキー:04/01/07 11:07 ID:MSNnnuNh
2主ならナナミじゃない?
2主×ナナミが見たい。
203名無しさん@ピンキー:04/01/07 13:12 ID:vQ/IM/7F
久々にクリスものも見たいな。陵辱で
204132:04/01/08 07:50 ID:msoULvIo
やけに反応が多くて、嬉しいやら戸惑うやら……コンナノハジメテデスヨ。
わざわざレスしてくれた方々、どうもです。
とりあえずスレ存続の足しになれた?ので良かった……(;´∀`) 
205名無しさん@ピンキー:04/01/08 21:15 ID:VLdlU+jw
オウランスレの神の降臨キボン
206名無しさん@ピンキー:04/01/08 21:35 ID:ioeLCUeO
ヒュークリリョジョークの続ききぼん・・・
207名無しさん@ピンキー:04/01/08 22:46 ID:d6jCIjXW
同感、スゲーいいところで止まってるし
208名無しさん@ピンキー:04/01/08 23:19 ID:nxvGDnSO
坊カスと2主×アンネリーの続きをいつまでも待ってます。
デモアンマリジラサナイデネ…。つД`) 
209名無しさん@ピンキー:04/01/09 11:54 ID:UXIf4uZs
一時期、アクセス規制すごかったからな
そのせいで、去ってしまった神もいるのかも
210名無しさん@ピンキー:04/01/09 12:57 ID:3UIBkpVc
ここってサブメディア設定(小説とかGBAとか)は桶?
211名無しさん@ピンキー:04/01/09 18:11 ID:wSi88uET
Okなのでは?坊ちゃんも2主も小説板の名前使ってるくらいだし
212名無しさん@ピンキー:04/01/10 01:41 ID:+L6p379c
というか自分で名前を付けるゲームなんだからどんな名前でもルール違反ってことはない
もょもとでもトンヌラでも好きに付けてくれ
213名無しさん@ピンキー:04/01/10 21:14 ID:ggYG7kSx
細巻きとかな
214名無しさん@ピンキー:04/01/11 17:26 ID:TP0JKdIj
こんなスレがあったなんて…。
先日パソコン買い換えたとき、何本かあった幻想エロ小説、全部削除して
しまった…。キルキス×シルビナ、パーン×クレオ、フリック×オデッサ、
ビクトール×ソニア・シューレン(1ばっか…。1の小汚い雰囲気が好きなのさ)。
思い出して描こうかな。あんまエロくないけど。
215名無しさん@ピンキー:04/01/11 17:34 ID:ETSh8SyA
1をやる時ドンパッチとつけて激しく後悔・・・
216名無しさん@ピンキー:04/01/12 02:29 ID:l0UpEZJy
ドンパッチ・マクドール
217名無しさん@ピンキー:04/01/12 22:20 ID:vyAopQ4g
素敵な名前だ
218名無しさん@ピンキー:04/01/14 15:47 ID:GNowWDk2
トーマス×セシルのはちみつプレイはどうよ?
219名無しさん@ピンキー:04/01/14 19:42 ID:SYgQG4Pi
クリスたんネタ読みたいでつ・・・。最近3ネタ少なくて寂しい・・・。
220名無しさん@ピンキー:04/01/14 21:11 ID:P3o9Mzgp
素敵トマセシがあったではないか!
と言いつつ、クリスたんネタが読みたいのは同じだが。
陵辱話の続きが読みたい…
221名無しさん@ピンキー:04/01/15 16:14 ID:hrRYc18L
気になってGBAのセリフググって探してみた。
ジョウイの奴、頭をどっかぶつけたんじゃないか?

萌えた。
222名無しさん@ピンキー:04/01/15 18:30 ID:hrRYc18L
そしてフリックはやはりフリックなんだな…
223名無しさん@ピンキー:04/01/18 08:23 ID:yf4Q/+B3
セシルたんhosyu
224名無しさん@ピンキー:04/01/19 09:26 ID:BOhoMqWC
ジーンさんの胸に顔を埋めてみたいのう。
225名無しさん@ピンキー:04/01/19 14:20 ID:+GMllbHu
ジーンさんに筆下ろしをお願いするヒューゴにハァハァ
226名無しさん@ピンキー:04/01/19 17:40 ID:AFd18goE
ジーンたんに喰われるヒューゴにハァハァ

というかヒューゴを喰うジーンたんハァハァ?
227名無しさん@ピンキー:04/01/20 00:18 ID:ippmZfQ4
クイーン姐さんに筆下ろしされるジャックにハァハァ

というかジャックを喰うクイーンたんハァハァ?
228名無しさん@ピンキー:04/01/20 00:42 ID:F07+TI43
いぬーズの大乱交ハァハァ?

つか、いぬーズのおおかみ少年がおもろかった。
229名無しさん@ピンキー:04/01/20 05:13 ID:VAworSqX
初めてはデュークだったエレーンタンハァハァ

つうかデュークとエレーンの王道カポーはまだか
エレーンのお姉さんが優しくしてあげるシリーズは何回か読んだ事あるけど
230名無しさん@ピンキー:04/01/20 22:24 ID:R+wDVhAq
トレーディングカードのリコが可愛くて驚いた
フレリコのロリ臭さにハアハア
231名無しさん@ピンキー:04/01/20 23:49 ID:jqyJRKVe
今ぼーっと倉庫を見てたんだが、思ってたより王道が多かった。
スレ立った当初は他では見られない組み合わせも多かったけど、
需要を考えたらやっぱり鉄板カプが多くなるのも仕方ないのか・・。
498氏がクリススレに流れ、11氏がオウランスレに流れ・・・
職人さんの流出を防ぐためにも何とか盛り上げたいもんだが
232名無しさん@ピンキー:04/01/21 20:09 ID:YJbUOD+o
下げ推奨だからなかなか上に行かず目立たないのも
今ひとつ盛り上がらない原因の一つだと思う
233名無しさん@ピンキー:04/01/21 23:43 ID:Myu4KLnu
姐さんブームよ今一度来てくれぃ
234名無しさん@ピンキー:04/01/23 02:22 ID:1WaoaInA
大根クリスたん萌え萌え
235名無しさん@ピンキー:04/01/24 20:20 ID:fa08pBZ8
>>233
同志よ……!
236名無しさん@ピンキー:04/01/24 20:52 ID:poEpS2xZ
お初にSS投下させていただきます。
ネタはすでに古典か?1のパーン×クレオです。
あんまり需要のあるカプじゃなくて申し訳ないけど。
エロ薄めなのですが、お付き合いください
237慟哭の果てに1:04/01/24 20:53 ID:poEpS2xZ
 隣の部屋の明かりが消えてしばらくすると、規則正しい寝息が聞こえてきた。クレオ
が寝たのを確かめて、パーンは静かに部屋を出た。すでに真夜中を過ぎていた。やはり
クレオも眠れないのだろう。ここ数日は厨房でかなり強めの酒をもらってきては一人飲
んでいるらしい。
 普段から自分を律し、甘えを許さないクレオをそこまでさせるほど、グレミオの死は
大きな意味を持っていた。ただの仲間ではない。たとえ血は繋がってなくても同じ屋根
の下で暮らした家族も同然である。
 その無念はパーンとて同じだった。目の前で死んでいくグレミオに何もできなかった
自分。そんな自分を許せなかった。グレミオを死に至らしめたミルイヒ・オッペンハイ
マーは、リーダーであるティルの慈悲によって命を救われた。リーダーとしてやむなく
生かしたが、本当は殺したいほど憎んでいるはずだろう。
 だから…。だから俺がやる。パーンは拳を握り締めた。ティルができないなら自分が
やる。グレミオの死は、ミルイヒの命を持ってあがなうべきなのだ。装着した爪が満月
を反射してきらりと光った。
   *   *   *   *   *   *   *   *   *
 先日までついていた見張りの兵も、今夜から姿を消した。ミルイヒがクワンダ同様ウ
ィンディに操られていただけで、その呪縛が解けた今、解放軍に対してなんら攻撃を仕
掛けてこないということが分かったため、正式に仲間として迎えられたのだ。
238慟哭の果てに2:04/01/24 20:54 ID:poEpS2xZ
 パーンは足音を忍ばせて部屋に入った。ミルイヒは城から持ち出したド派手な家具に
囲まれて、すやすやと眠っていた。深くナイトキャップを被っているため表情は見えな
いが、規則正しい寝息を聞いているだけでも殺意が湧いてくる。こんなやつのためにグ
レミオは死んだ。こいつさえいなければ…!
 振り上げた爪が唸りをあげた。躊躇なくミルイヒの顔面めがけて拳を叩きつけた。
「グレミオの仇!」
 手ごたえはなかった。ミルイヒはまるで起きていたかのようにすばやく身をかわし、
ベッドの上に立ち上がった。勢いがついて止められない拳は枕を突き破り、羽毛が飛び
散った。 
「そこまでだ、パーン!」
 ナイトキャップを剥ぐと、それはビクトールだった。パッと明かりが灯される。フリ
ックとクレオが明かりを持って部屋に入ってきた。
「気持ちは分かるが、こんなことをしても何もならんぞ」
 フリックの後ろから、クレオが泣き出しそうな顔をしてこちらを見ている。
「クレオ、お前…」
「あんたの考えそうなことは分かる。やめてよパーン、こんなことしても坊ちゃんは喜
ばないわ」
 ティルの名を出され、パーンはカッとなった。
「クレオは何とも思わないのか?あんなやつのせいでグレミオは死んだんだぞ」
「ミルイヒを殺したって、グレミオは帰ってこないわよ」
「だからって、何もしないでいられる…」
239慟哭の果てに3:04/01/24 20:55 ID:poEpS2xZ
 言い終える前に、パーンはクレオに頬を張られていた。涙と怒りで顔を歪めたクレオ
の唇は、ぶるぶると震えていた。
「そんなの敵討ちでもなんでもないわ!あんたはやり場のない怒りをぶちまけたいだけ
なのよ!子供と一緒だわ」
 クレオは馬乗りになり、何度も何度もパーンの頬を張った。女戦士として名を馳せる
クレオの平手打ちは、目が飛び出るほど痛かった。
「坊ちゃんが一人で悲しみに耐えているのに、なんであんたが我慢できないの!」
 クレオがここまで激しく感情を露にするのは珍しいことだった。何とも思わないわけ
がない。クレオもティルも同じ痛みを抱え、それを必死で耐えていたのだ。頬も痛い
が、それ以上に心が痛い。
「あんたがミルイヒを殺したら、坊ちゃんは悲しむ。あんただってここにはいられなく
なる。そんなのイヤ…。もうこれ以上誰もいなくならないで!私を一人にしないで!!」
 そう叫んで、クレオはパーンにしがみついて大声で泣いた。血を吐くような慟哭とい
うのは、こういうことを言うのだろう。痺れた頭でぼんやりと思った。
すがりつくクレオは思っていたよりずっと華奢で、強く抱きしめれば折れてしまいそ
うだった。こんな小さな体で男どもと互角に渡り歩いていたのだ。そう思うと、たまら
なくクレオが愛しかった。
気がつくと、パーンはクレオの唇を求めていた。初めて会ってから十年、ずっと自分
の気持ちを押し殺してきた。同居人であり家族であり仲間であり、そんな一線から超え
てはならぬと思っていた。だが初めてクレオの「女」を意識し、抑えていることができ
なかった。
240慟哭の果てに4:04/01/24 20:56 ID:poEpS2xZ
 クレオもパーンを受け入れた。二人は獣のように貪欲に互いを求め合う。いつの間に
かビクトールもフリックも姿を消しており、格子窓から降り注ぐ月の明かりは二人だけ
をおぼろに照らす。
パーンは自分の服を脱いでからクレオの服を脱がせにかかった。月明かりの下のクレ
オの裸身は美しかった。思わずパーンは声に出していた。
「綺麗だ、クレオ」
「綺麗じゃない…。傷だってあるし、筋肉だってついている」
 クレオは顔を伏せた。確かに実践で鍛えられた筋肉や、所々に古い傷跡が見える。だ
がそれも含めて美しい。クレオが生きてきた証だ。パーンは傷跡に唇を這わせた。クレ
オは小さくため息をつく。やがて手が乳房に触れる。豊かで柔らかな胸を揉み、片方の
乳首を口に含んで舌で転がす。
「あ…ッ」
 ため息と共に官能の喘ぎがクレオの口から零れ落ちた。敏感な体質らしく、愛撫ごと
に体が跳ね上がる。顔が喜びと羞恥で切なげに歪む。その顔を見ているだけでもたまら
なかった。パーンは空いた手を体のラインに沿って下腹部に運んだ。早く一つになりた
い。パーンのモノは、すでに痛いほど怒張していた。
 足は堅く閉じられていたが、乳首を甘噛みするとあっさりと力が抜けた。秘所はほん
のり湿っていた。包み込むように触れる。クレオの体が仰け反った。たちまちじゅっ、
と潤んでパーンの掌を濡らす。
 パーンは秘所への愛撫を重ね、やがて十分に湿ったところで指を一本、侵入させた。
241慟哭の果てに5:04/01/24 20:58 ID:poEpS2xZ
「ヒッ!アッ、ア…ァ」
 クレオが首を左右に振って声を上げる。とたんに下腹部に力がこもり、侵入させた指
を締め上げていく。パーンはその圧力を撥ね退けるように指を動かしていく。
「アン、アフ…ッ、アウ…」
 続いて二本目の指を入れた。クレオの腰が宙に浮き、まるで自ら求めるような格好で
ある。すでに目の焦点は失われており、口から涎が溢れている。二本の指を膣の中でか
き混ぜるように激しく動かす。その刺激にクレオは激しく体を上下させる。
「アッ、ダメ、ダメェ…ッ!」
 足の先がピンと伸び、甲高い悲鳴が上がって一段と激しく体を仰け反らせたかと思う
と、クレオはぐったりとその場に沈み込んだ。指だけで達してしまったらしい。パーン
は指を抜き、片方の指をしゃぶってクレオの愛液を堪能し、もう一方の指をクレオの口
の中に突っ込んだ。半ば気を失っていたクレオは、朦朧としつつそれをくわえ込んで丁
寧に嘗めあげた。その唇の感触が、パーンを興奮させる。
 もう我慢できなかった。パーンはまだうつろなクレオの足を広げ、滾りたった欲望を
押し付けた。
「ヒィ…ッ!アアッ」
 とたんにクレオは覚醒し、苦痛に顔を歪ませた。いくら愛液で潤っているとはいえ、
パーンのモノは大きすぎた。体を裂くような激痛に、クレオは歯を食いしばって掌を握
り締めた。パーンは途中まで侵入したところで動きを止め、クレオの頬にキスをした。
242慟哭の果てに6:04/01/24 20:58 ID:poEpS2xZ
「辛い…か?」
 クレオは首を横に振って、少し状態を起こしてキスを返した。再びパーンが侵入を開
始した。力を抜いたせいか、クレオの顔から苦悶の表情は薄れた。パーンは愛する人と
共にある喜びを体中で味わいつつ、ゆっくりと最奥部まで到達した。まるでその場所は
初めから収まることが決まっていたかのように、すんなりとパーンを迎え入れた。
パーンはゆっくりとクレオの中で動き始めた。はじめはゆっくりと、次第に激しく突
き上げる。
「ヒ…ッ!ウゥン!ン、ンンッ!アフ…ッ」
 クレオが体を震わせる。すでに体は弛緩しており、突き上げられる度に体が揺れる。
愛液がこすれて交じり合う淫猥な音が、闇夜に途切れることなく響く。たがが外れたか
のように、パーンはクレオの両足を肩に担ぎ、ひたすら自分の欲望のままにクレオに自
らを叩きつけた。
「アン、アン、ア…ン!」
 再びクレオの声が高まった。同時に、パーンも高まりを押さえられなくなってきた。
担いでいた足を下ろし、腰を引いてモノを抜き出そうとした。しかしクレオが足をパー
ンの腰に絡ませてきた。
「いいから…っ、中で、出して」
「ク…。ウ…ッ」
 言葉の途中でクレオが自ら腰を突き上げた。思いもよらぬ大胆な行動にパーンの忍耐
も限界を迎え、クレオの中に精を迸らせた。久々であり、しかも長年抑えてきたものが
一気に放出されたのだ。なかなか止まらなかった。接合部から白濁液が収まりきらずに
溢れてくる。
243慟哭の果てに7:04/01/24 20:59 ID:poEpS2xZ
 クレオは二三度痙攣し、やがて気を失った。しばらくして目を覚ましたクレオは、パ
ーンの逞しい胸板に鼻をつけて甘えるように囁く。
「ねえパーン、約束して」
「なに?」
「私を一人にしないで…」
 返事の代りに、クレオにキスをした。パーンの胸に、一つの決意が生まれていた。
   *   *   *   *   *   *   *
「いったん退却!各自陣形を乱さぬように注意して引き上げる!」
 怒号と悲鳴の飛び交う戦場。ティル率いる解放軍とテオ率いる帝国軍との戦いは、解
放軍の敗北で終わろうとしていた。帝国軍の軍勢はすぐそこまで迫っている。リーダー
たるティルをこんな場所で殺させるわけにはいかない。
 パーンは背後に迫るテオの軍勢の足音を確認し、叫んだ。
「クレオ、坊ちゃんを頼む。俺はここで食い止める」
「無理よ!テオさまにかなうわけがないわ!」
 クレオは悲鳴を上げた。
「あんたが残るなら私も残る。言ったじゃない、一人にしないでって!」
「クレオ、俺は死ぬつもりはないよ。必ず戻るから。だから俺とグレミオの代わりに坊
ちゃんを守ってくれ」
 パーンはすがりつくクレオの腕を振り解いた。見上げたパーンの瞳は死を覚悟したも
のではなく、生きようと燃える目だった。クレオは息を呑んでティルの手をつかんだ。
「パーン、待ってるから!私あんたの帰りを待ってるから!」
 一行の姿が見えなくなるのと、砂塵の中からテオの姿が現れたのはほぼ同時だった。
「パーンか…。お前が命を捨ててティルを逃がそうというのか」
 テオはゆっくりと馬から下りた。数人の兵士がパーンを取り囲もうとしたが、テオは
それを制して一歩ずつパーンに向かって歩み寄った。
「前までの自分だったら、そう考えていたでしょう。でも今は違います。待っていてく
れる人のためにも、俺は死ぬわけにはいきません」
「私にも守りたい人がいる。どちらの信念が勝つか勝負だ、来い!パーン」
 パーンはテオに向かって走り出した。生きて帰って、もう一度この手にクレオを抱き
しめるために。
244名無しさん@ピンキー:04/01/24 21:01 ID:poEpS2xZ
以上です。ところどころ改行がおかしくて見づらくなってますね、
申し訳ありません。
でもクレオって、テオのことが好きだったんだろうなぁと思ってみたり。
245名無しさん@ピンキー:04/01/24 21:20 ID:xhEw87CV
萌え(;゚∀゚)=3
246名無しさん@ピンキー:04/01/25 00:22 ID:u/LU0Ofy
パーン×クレオキタ━━(゚∀゚)━( ゚∀)━(  ゚)━(  )━(` )━(Д` )━(;´Д`)━━!!!!
グッジョブ!!
247名無しさん@ピンキー:04/01/25 16:02 ID:zpznQT9g
職人さんGJ!
…しかし、ミルイヒって名前が出るだけで笑ってしまう自分がいる…
248名無しさん@ピンキー:04/01/25 21:38 ID:nZ0Siem5
236の慟哭です。
感想ありがとうございます。感想いただけるのってうれしいですね。
一作書いたら創作の虫がムクムクと…。
本編に無理なく繋がるような話を書いていきたいと思っています。
そのため鉄板カプ・エロ薄めが多そうですが、
目指すは短編集の天羽さん@微エロ風味ということで。
249名無しさん@ピンキー:04/01/26 13:15 ID:MaJMMQ71
(*゚△゚)=3
250名無しさん@ピンキー:04/01/26 15:58 ID:AjGizkfi
気を利かせて姿を消すビクトールとフリックGJ!(w
251名無しさん@ピンキー:04/01/27 00:12 ID:ss4yH3FF
随分前にからくり丸×ベル投下した者ですが
今職人さんがいないのでしたら投下して宜しいでしょうか?
ジョ×ジルで純愛ものになりそうな上ほとんど脳内妄想の垂れ流しになりますが
252名無しさん@ピンキー:04/01/27 01:04 ID:43pDTgDC
オーケー、カモン!!
253名無しさん@ピンキー:04/01/27 01:12 ID:S4DriQlA
ジョ×ジル好きだから嬉しい
ぼんぼん投下してくらさい
254名無しさん@ピンキー:04/01/27 10:33 ID:3Bl9iwRH
ジョ・ジ・ル! ジョ・ジ・ル!
鼻血垂らしながら正座して待ってます。大本命。
255名無しさん@ピンキー:04/01/27 14:25 ID:lP5qtQrP
なんかエロい汁みたいだな<ジョジル
256250:04/01/27 21:16 ID:ss4yH3FF
何か見てないうちにレスが沢山(((( ;゜Д゜))ガクガクブルブル
期待に添えるよう頑張りますがかなり長くなりそうです
少しずつ短文で投下かメモ帳に書き上げてから一気に全文投下どちらがいいでしょう?
一気に全文だと結構時間がかかりそうなのですが……
257251:04/01/27 21:17 ID:ss4yH3FF
名前間違えてたよ…250さんごめん…( ´・ω・`)
258名無しさん@ピンキー:04/01/27 21:21 ID:GqibenZq
251さんのやりやすい方でいいよ。
読みやすいのは一括だけど、少しずつでも早く読みたい気もする。
楽しみに待ってます(*゚∀゚)=3ハァハァ
259名無しさん@ピンキー:04/01/28 00:31 ID:DshbPMKQ
236〜244
ちと出遅れたがGJ!!!(AA略

パーン×クレオ、禿げ上がるほど禿しく萌えました。
パーン、クレオのためにも生`。
幻水シリーズの中で一番好きな2人だから、
小説見れて嬉しかった。
ホンマGJ。
260名無しさん@ピンキー:04/01/28 20:00 ID:eYQ3c+r5
gj
261236:04/01/29 22:28 ID:7bcX2B39
250さん、進行状況はどうでしょうか?
お時間がかかるなら、先に自分のをのっけてもよろしいでしょうか?
こちらは明日か明後日には形になりそうなのですが、
かぶってしまうのもナンだなぁ、と思ってので。
もし先に投下されるなら、私待ちますから。ジョウイ×ジル楽しみ〜!
262250:04/01/30 01:19 ID:sI8ZffC0
全然進んでません、こちらとしても他の神から萌えを分けていただきたいですので
どうぞお先に!
こっちは今週までエロいところにいけるかどうかですので気長に待っててください
263251:04/01/30 01:21 ID:sI8ZffC0
だから250さんじゃないってば……_| ̄|○
本物の250さんゴメン……オオオオーオオオーーオー
264名無しさん@ピンキー:04/01/30 12:20 ID:YXbZsWYZ
いいよ〜。職人さん多数降臨〜。
251さんガンガレ!!
265名無しさん@ピンキー:04/01/30 13:42 ID:HLTZd2UT
(*゚△゚)=3 ハナヂ タマッテキタ
待つのもまた幸せ〜まったりお待ちしております デモ アンマリ ジラサナイデネ

繋ぎに話題。皆さんついハァハァしてしまったきっかけって何ですか?
イベントでも仕草でも服装でも設定でも二次創作でも。
266236:04/01/30 21:59 ID:tie8tDNU
ぎえー。250さん、251さんゴメンナサイ…。
気を取り直して投下させてください。
シーナ×アップルで、3の世界での話です。ゲームではシーナは
出てきませんけど…。
267再会:04/01/30 22:05 ID:tie8tDNU
「じゃあ今日はここまでにしましょう」
 アップルはそう言って本を閉じた。シーザーはやれやれ、といった感じで机に突っ伏した。
「こんなところまで来て勉強なんて、アップルさんは真面目だよなぁ」
「当たり前でしょ、私はあなたの家庭教師なんだから。さて、私は部屋に戻るけど、復讐は
ちゃんとやるのよ?」
 気の抜けたシーザーの返事を背に、アップルは部屋を出て隣の自室に戻った。このビュッデ
ヒュッケ城はオンボロではあるが、とにかく広い。居候の分際で、個室まで与えてもらっているのだ。
 部屋に戻ったアップルは、戸棚から分厚い本を取り出した。グラスランドで唯一恩師のことを記して
いる書物だった。今回のグラスランド旅行も、この本を探すのが目的だった。偶然立ち寄ったこの城の
地下書庫でこの本に出会えたのはラッキーだった。翻訳しつつなのでなかなか読み進むことができない
のだが、これで恩師マッシュ・シルバーバーグの評伝を書き上げる資料が揃う。
 ガタン!と突然窓が鳴って、アップルは身をすくめた。このオンボロ城はあちこちガタが来ているから、
隙間風もしょっちゅうだった。しょうがないわね、と振り返ったアップルは身をすくませた。人がいる。
「…シーナ」
「よう、アップル」
 アップルは目を疑った。離婚したかつての夫、シーナが窓辺に立っていた。会うのは十二年ぶりだったが、
忘れられっこない。世界で一番愛して、そして憎い男。年齢を重ねたせいか、かつては軽薄そのものだった
物腰は貫禄がつき、顔も頬がこけて精悍な表情へと変わっていた。
「なんで…?」
 アップルは息を呑んで後ずさりした。
「なんでアンタがここにいるのよ!!」
「シッ、大声出すなって」
「いやよ来ないで!」
 近づいてくるシーナめがけてそばにあったものを片っ端から投げつける。
やがて、物音を聞きつけたのか、シーザーがドアをノックしてきた。
「アップルさん大丈夫?何かあったの?」
 ドアに向かって駆け出そうとしたアップルの腕をつかんで、シーナは強引に抱きすくめた。
「アップルさん?」
「な…何でもないわ。ねずみが出て驚いただけ」
268名無しさん@ピンキー:04/01/30 22:08 ID:YnNwrj4t
シーナ×アップルいいね
…離婚がどうのって辺りかな?と期待&かなり下がってるのでage
とりあえず首を長くしてお待ちしてます
269再会2:04/01/30 22:10 ID:tie8tDNU
 抱きしめられる体が熱い。シーナの体温を感じる。この胸に顔を埋め、体を重ね、悦びの声を
挙げていたのだ…。そう思うと、体の芯から熱くなってくる。顔を火照らせたアップルに気づいた
シーナは、片方の手で乳房をまさぐり、もう片方でスカートを捲り上げて下着の上から下腹部に手
を伸ばした。
「キャ…」
「アップルさん?」
「だ、大丈夫だから」
 シーナはアップルの感触を楽しむように体をまさぐる。アップルは声を上げそうになるのを
必死で堪える。離婚して以来こんなことはなかったし、しかもシーナもあの頃よりもさらに女
の扱いに慣れている。もう立っているのもやっとだった。
 シーナの顔が近づいてきたかと思うと、あっという間に唇を塞がれた。驚く間もなく舌が
挿入され、口腔を激しく蹂躙される。
「ンンッ、ンゥーッ、ン、ンン…」
 立っていられなくなり、その場に座り込んだ。その拍子に、近くに置いてあった本がなだれの
ように崩れて、大きな音を立てた。
「アップルさん?入るよ?」
「ンッ、ダメぇ!入らないで!」
 返事も聞かずにシーザーが飛び込んできた。幸いドアからアップルの場所はカーテンが
引かれていて死角になっている。
「アップルさんどこ?大丈夫?」
「大丈夫…ッ、よ。ン、ンン…」
 シーナはニヤリと笑って、アップルへの愛撫に激しさを加えた。上着をめくりあげ、
下着を器用にずらして直接乳首を攻め、下も同様に下着を外して豊かな草原に指を伸ばして
愛撫を重ねる。アップルはシーナに体を委ね、袖を噛んで声を抑えた。
 こんなところをシーザーに見られたら…ッ!それを思うと気が狂いそうだった。しかしその
一方で、カーテン一枚挟んだだけでこんな大胆なことをされている、という自覚に体は熱くなる
ばかりだった。すでに下腹部の蜜壷からは大量の愛液が漏れてシーナの指を濡らしている。
270再会4:04/01/30 22:13 ID:tie8tDNU
 シーザーの足音が近づく。アップルは怒鳴った。
「今着替えているの!本当に大丈夫だから、こっちには来ないで!」
「あ、ああ、そうなんだ、分かった」
 おそらく何かに気づいてはいるだろう。でも、実際に見られるのよりはマシだ。シーザーの
気配が部屋から消えると同時に、シーナはいっそう激しく指でアップルを攻めた。指の動きに
合わせて背中が仰け反り、やがてか細い悲鳴と共にアップルがぐったり倒れこんだ。久々の
愛撫で、こんな簡単に達してしまった。アップルは顔を赤らめ、羞恥に耐えた。
「あのガキ、アップルに惚れてるんじゃねえの?」
「馬鹿なこと言わないで!アンタの物差しでものを考えないで!」
 シーナの腕が緩んだのを見逃さず、アップルは立ち上がった。体に力が入らず倒れそうに
なるが、壁にもたれかかりながら何とか体勢を立て直した。
「俺と別れてから誰かに調教してもらったの?感度よくなってるぜ」
「この最低男!そんなことを言いに来たわけ?」
 シーナは肩をすくめた。こうして人をおちょくるような性格は今も昔も変わらない。
このしぐさが憎らしくて、でも、本気で憎めない。
「十二年ぶりの再会を嬉しいと思わないのかよ。俺、すげえ捜したんだぜ」
「何よ…。相変わらず口が上手いんだから…」
「オヤジが倒れた」
 アップルは息を呑んだ。シーナの父レパントは、トラン共和国の大統領だ。大統領の座に
ついて十七年、その長期政権は内戦でボロボロになった国を立て直し、かつて以上の繁栄を
もたらした稀代の名君と呼ばれている。アップルにとっては、一時でも義父と呼んだ人だ。
ふと見ると、先ほどまでの調子のよさはどこへ行ったのか、シーナはしおれた花のように
うなだれていた。
271再会5:04/01/30 22:15 ID:tie8tDNU
「今すぐどうこうってことはないが、将軍連中は慌てて後継者を捜し始めた。俺はこの通り
ロクデナシだし、オヤジが倒れるなんて想像もしてなかったからな」
「誰が後継者になるの?」
「とりあえず政務はカシムに譲るそうだ。だが、カシムもオヤジと同世代だ。それで、リュートを
跡継ぎにと…」
「リュート?あの子はまだ十二歳でしょう?」
 アップルは驚いてシーナに近づいた。リュートは、二人の間の子である。アップルが家を出る
形になったので、シーナが、というより国で引き取った。大統領の孫を国外に出すことは許され
ないとの事だった。
「大統領は王と違って世襲じゃないわ。他の官僚や将軍は何をしているの。子供に全てを押し
付けるつもりなの?」
「しょうがねえよ。リュートのヤツ、母親に似てえらく優秀でな。最近マッシュの末弟とやらを
家庭教師に迎え入れて、本格的に帝王学を学ばせている」
 稀代の名軍師マッシュには異腹の弟妹がいると聞いたことがある。一人は解放軍の初代リーダー
であるオデッサ。もう一人はハルモニアに留学していると聞いた。アップルも同時期に留学したが、
一度も会うことはなかった。自分がマッシュの甥の家庭教師となり、マッシュの弟が、自分の息子の
家庭教師になっているのか。なんと因果なことだろう。
「それで、私に何の用なの」
「戻ってきてくれないか、アップル」
 シーナに腕を引かれ、アップルはシーナの胸に倒れこんだ。
「本当なら、俺がやらなきゃいけないことだったんだ。なのにこんなロクデナシだから自分の
ガキに全てを押し付けた。サイテーだよな。分かってる。分かってるんだ。でもいくら頭が
良くても大人びていてもアイツはまだガキで、お前が必要なんだ。頼むよ」
 アップルの胸が震えた。リュート。小さなリュート。最後に会ったのは、まだ言葉を喋る前
だった。十二年一度も忘れたことはなかった。自分の大事な子供だもの。でも…。
272再会6:04/01/30 22:18 ID:tie8tDNU
「ナナと子供はどうしたの」
 シーナの顔が強張った。ナナは、シーナの浮気相手である。それだけならいざ知らず、
アップルがリュートを生むのとほぼ同時に男児を出産した。許せなかった。シーナが女好き
なのは分かっている。自分が取り立てて美人な訳でもないことも。だからちょっとした浮気
なら我慢しようと思った。でも子供まで…。ほとんど衝動的にアップルはトランを飛び出した。
飛び出した後、どんなに後悔したか分からない。でも、女のプライドが戻ることを許さなかった。
「ナナは死んだ。子供は俺の子として引き取った。今ハルモニアに留学中だ」
 シーナはアップルを抱きしめた。先ほどまでのとは違い、心のこもった抱擁だった。
「もう一度やり直せないか?今更ムシのいい話だとは思う。でも、俺やっぱりお前が一番好きだ。
いや、俺のことはこのさいどうでもいい。リュートの母親として、戻ってきてくれないか?」
「馬鹿…。シーナの馬鹿!ロクデナシ!女好き!」
 アップルはシーナの胸を叩いた。叩いて、そしてしがみつく。
「…でも好き。憎たらしいほど好きよ」
 アップルは自ら身を乗り出してシーナの唇を求めた。二人はもつれるように転がって、
激しく抱き合った。十二年ぶりの愛のある抱擁。アップルの秘所は、先ほどの愛撫で十分に
潤っており、シーナのモノもすでに痛いほど猛っていた。愛撫もそこそこに、シーナは
アップルの秘所にモノを挿入した。
「ああ…っ!!」
「大声出すと、またガキが飛んでくるぜ。大丈夫ですかアップルさーん、って」
「イジワル…ッ」
 アップルは顔を歪めて声を堪えた。シーナはその顔にさらに欲情し、激しく突き上げた。
突き上げるたびにアップルの乳房がふるふると揺れる。
「ひぃん!んっ、んんっ」
 初めはシーナのされるがままだったアップルも、次第に自ら腰に足を絡みつかせ、
おのれの欲望に忠実であろうとした。十二年たち、あの頃の若さはなくなったかも
しれない。だが大人の熟した肉体もまた、互いを激しく感じさせる。二人は激しく
体位を変えては、獣のように交じり合う。若い頃には味わいきれなかった快感が、
二人を襲っていた。
273再会7:04/01/30 22:21 ID:tie8tDNU
「も…ダメ、イキそう!」
 アップルは四つんばいになって尻を高く突き出し、喉を反らせて途切れ途切れに叫んだ。
シーナにも余裕がなくなってきた。限界が近づいている。ここまで夢中になったのはいつ
以来だろう。多くの女と体を重ねても埋められなかった心の虚しさを、アップルはいとも
簡単に埋めてくれた。リュートのためなんかじゃない。俺のために、アップルに側にいて
欲しいんだ…!
 シーナは爆発寸前のモノを抜いて、アップルの顔に欲望の塊をぶつけた。濁った白い塊は、
アップルの火照った顔に飛び散った。

「ああ、メガネにこびりついちゃった。落ちなかったらどうしよう」
 アップルはメガネを水につけては宙にかざし、汚れを気にしてため息をついた。
「いいじゃねえか、それより早く荷物まとめてこいよ」
「今はダメ。一緒には行けないわ」
「なんでだよ!」
「まだシーザーとの旅は終わっていないの。途中で放棄することはできないわ。いくら子供の
ためとはいえ…」
 目を伏せたアップルを見て、シーナは首をすくめた。
「ま、アップルらしいっちゃらしいよな。いいぜ、自分の気が済んだらトランに来い。待ってる
から。オヤジだってかわいい嫁の顔を見てから死にてえだろ」
「…ありがとう。大統領にも…、お義父さんにもよろしく伝えておいてね」
「でも、早く来ないと浮気するかもしれないぞ?」
「なんですって!!」
 アップルは肩を怒らせて腕を腰に当てると、何がおかしいのかシーナは腹を抱えて笑った。
「それそれ、十八年前からちっとも変わらないな、お前。なんか…どうしよう、すげぇ嬉しい」
 シーナが俯いて、声を詰まらせた。アップルはシーナの背中を抱きしめた。私のシーナ。
初めて好きになった人。女好きのお調子者。でも、それは孤独や寂しさの裏返しだっていうことを
知っているから…。

 数年後、レパントの後継者をめぐって激しい内乱が共和国を襲うことになる。大統領の息子の嫡子
と庶子、血族同士の争いをおさめたのはシルバーバーグの末弟と伝記は記す。だがそれはまた、別の
話である。
274名無しさん@ピンキー:04/01/30 22:29 ID:tie8tDNU
…以上です。
アップルの離婚した夫って、シーナでいいんですよね??
シーナの浮気相手ナナと庶子リュートは脳内妄想です。
でもシルバーバーグの末弟は(腹違いかはともかく)存在するので、
ちょっと絡ませてみました。

>265
私はフリックスキーなので、1のキンバリーとのお酌、
2の月夜のイベントでかなり興奮しました。
275名無しさん@ピンキー:04/01/30 22:39 ID:A224s9ls
(*゚∀゚)=3(*゚∀゚)=3(*゚∀゚)=3
276名無しさん@ピンキー:04/01/31 02:17 ID:8HNk89GP
OK,GJ!!
277名無しさん@ピンキー:04/02/01 03:12 ID:oUrz9Brk
四つんばいでおねだりするアップル萌え(*´Д`)ハァハァ

>265
・1でカスミが揶揄われる→ハァハァかわいいなハァハァ
・1でキンバリーがフリックに迫る→食われてる予感ハァハァ
・2で何故かシーナがアップルの部屋に→夜這いもしたのかハァハァ
・2でナナミが布団に入ってきた→いけないよ僕たち血は繋がっていないとはいえ姉さん頂きマースハァハァ
・2で暗転する背景にベッドが→その時はともかく普段やってたのかハァハァ監禁もしてたんだっけハアハァ
・外伝でシエラが色々と→同室かよハァハァ元恋人ってやっぱ森で青姦ですかハァハァ
・外伝で坊とカスミ逢引き→夕食の後どうしたんだハァハァ
・外伝でザジがユーリを監禁→やはりご奉仕ですかねハァハァみっちり調教ですかねハァハァ
・3でルックのセラたん養育→そりゃもうあんな事もこんな事も教育を施してハァハァ
・このスレでへっぴり腰トーマスとむしゃぶりつくセシルにハァハァ
・4のプロモでジーンさんのオパーイぷるんぷるん→ハァハァハァハァハァハァ ウッ
278名無しさん@ピンキー:04/02/01 18:07 ID:qty6BIZw
>>277
少しもちつけ(w
279名無しさん@ピンキー:04/02/02 00:29 ID:Ik8ujfgB
百合とかふたなりとか そういうのが大好きな漏れは今日もエミリー×シャロンですよ
わけわからん
280名無しさん@ピンキー:04/02/02 00:39 ID:aTochive
・2で暗転する背景にベッドが→その時はともかく普段やってたのかハァハァ監禁もしてたんだっけハアハァ
・外伝でザジがユーリを監禁→やはりご奉仕ですかねハァハァみっちり調教ですかねハァハァ

↑ハァハァハァハァハァハァハァハァハァハァハァハァハァハァハァハァハァハァハァハァハァハァハァハァハァハァハァハァハァハァハァハァハァハァハァハァハァハァハァハァハァ
ハァハァハァハァハァハァハァハァハァハァハァハァハァハァハァハァハァハァハァハァハァハァハァハァハァハァハァハァハァハァハァ(*´Д`)ハァハァ
もしかして監禁調教ネタが好きなのか漏れは・・・・!
281名無しさん@ピンキー:04/02/02 01:31 ID:/+9ZDdIo
>280
監禁調教とはいえ、なんか切ない純愛っぽい二組だな…
282名無しさん@ピンキー:04/02/02 03:22 ID:7oXGFkM6
「あなたさま、わたくし子供はリオウどののような、元気な男の子がいいですわ」

ハァハァ(*´Д`)ハァハァ(*´Д`)ハァハァ(*´∀`)ヨシノドノ(*´Д`)ハァハァ(*´Д`)ハァハァ
283名無しさん@ピンキー:04/02/02 11:07 ID:4h8XhJ45
3ネタか・・・・・・
すまん・・これはちょっと・・・・




萌えた。
眼鏡にか、意外とマニアだなシーナ
しかし!!眼鏡っ娘だからこその中田氏!!
284名無しさん@ピンキー:04/02/02 17:56 ID:4BM/mE/x
ルック×ピッキー(だっけか?テレポート使うキャラ。うろ覚えだ…)
ヒューゴ×クリス
とかってどう思われますか?
285名無しさん@ピンキー:04/02/02 18:35 ID:s9QWdGh1
どういう答えが欲しいのかよく解からんが……
どう思われますか?と聞かれたら
(・∀・)イイ!とかしか答えられん
286名無しさん@ピンキー:04/02/02 18:56 ID:MzHntdC9
わりと王道…だよな、たぶん。
あとピッキーじゃなくてビッキーな。ビキビキ。
287名無しさん@ピンキー:04/02/02 22:02 ID:h0Fp5TBU
ビッキーズ
288名無しさん@ピンキー:04/02/02 22:37 ID:nwS8slh+
>>286
ビキビキ…ビッキー×ちビッキーと妄想しましたが構いませんね!?
289名無しさん@ピンキー:04/02/02 22:50 ID:66FAWQ3J
>284
まずはおまいがどう思っているかを述べよ。話はそれからだ。
他にもっと人気のある組み合わせがあるから、両者とも王道ではないと思うが、
非常に熱心なファンがいるのは確か。
290名無しさん@ピンキー:04/02/02 23:17 ID:Lcct1+h+
自分はヒューゴ×クリス大好きだぞ
ルル関連で暗くなったり憎みあったりでも最後に抱擁したりが萌えだ
ちょうど飢えていたところなので、なんか描いてくれるっていうなら下さい
ビッキーも好き。でもちビッキーはもっと好き
291251:04/02/03 00:28 ID:Aq8ikRu7
すいません未だ筆が進まない251です。
ジョジルカプ好き過ぎて純愛あり涙ありエロありなんて自分の力量考えず詰め込んでるんで
書いては消し書いては消しで書きあがりません。

頭の中スキーリさせたいので皆様のリクエスト聞いてそれを一本くらい書いてみようと思います
このレスの流れだとやっぱりヒュークリになりますか?
292名無しさん@ピンキー:04/02/03 01:05 ID:cpGPJ1Xc
せっかくキャラが豊富なので、もっとマイナーなキャラのが見てみたいところ。
個人的にはメル欄が背徳感たっぷりで割と萌え。
293名無しさん@ピンキー:04/02/03 01:10 ID:+kLNuSKp
個人的にはヒュ―クリに一票。おねーさんと少年てのに萌える…。
でも>>292のも萌えるな…。
294名無しさん@ピンキー:04/02/03 02:35 ID:UcidssxW
俺もヒュークリは大好きだぞ。
二人とも真なる紋章の持ち主ってのも萌えポイントの一つだ。
永遠に十五歳のままなんて・・・クソ羨ましい。
俺も十五にもどって綺麗なお姉さんたちに甘えたいぜ!

っていうか多分、あの二人はずっとあのまま生きてくんやろうなぁ・・・
恋人がずっと若いままなんてうらやましすぎるって!
295名無しさん@ピンキー:04/02/03 03:33 ID:1fScGK3g
ヒュークリはほのぼのから陵辱まで幅広いのが(・∀・)イイ!
サイトこそ少ないが結構需要はあると思われ
296名無しさん@ピンキー:04/02/03 12:54 ID:jzn9TYpO
ヒュークリはほのぼのが好きだな・・・・
ずっと平和で友好なカラヤとゼクセンいいではないか(*´Д`)ハァハァ

ジョジルもじっくりと待ってるぞっ。神ガンガレ!!
297名無しさん@ピンキー:04/02/03 14:54 ID:YNV3DgT+
人前ではヒューゴと付き合っているそぶりなど露ほど見せないクリスだが
ヒューゴの前だけでは・・・

というような話が読みたい。
298名無しさん@ピンキー:04/02/04 00:15 ID:K4DsrgC4
自分は逆にヒューゴがクリスに襲われるクリヒュものを見てみたい…
少年が普段生真面目で不器用なお姉さんに襲われる…ハアハア(;´Д`)ハァハァ
299名無しさん@ピンキー:04/02/04 15:51 ID:cP/oYmhD
話の腰を折りますが、
ttp://www.konami.co.jp/th/suiko/gallery/2_list01.html
カードのミオタソ(;´Д`)ハァハァ
ミオタソ需要ある?
それとも未亡人は萎え?
300名無しさん@ピンキー:04/02/04 16:46 ID:3h2Ayj6M
全然OK(*´Д`)ハァハァ
ミオもいいけどメイミも可愛いなあ
301名無しさん@ピンキー:04/02/05 00:09 ID:HcKy2VPo
むしろ未亡人萌え
302名無しさん@ピンキー:04/02/05 11:56 ID:+WaC29Dl
2主×アンネリーの続き…マッテルヨ
303名無しさん@ピンキー:04/02/05 11:58 ID:tF3xIJVR
坊×カスミ待ってます(*゚△゚)=3
304名無しさん@ピンキー:04/02/06 00:09 ID:CQhRtxpV
>>300-301レスありがとうです。
未亡人ミオたん(´Д`;)ハァハァSSにただいま挑戦中……。
近々投下させていただければと考えております。
305名無しさん@ピンキー:04/02/06 01:01 ID:+3DPcQ9o
おお、がんがって下さい!待ってますよ
未亡人看護婦さん、なんか影があるところがイイ!
306251:04/02/06 01:26 ID:PDJLqer3
>>292->>294
返答ありがとうございます。
その3つのカプに渡って無謀にも書いてみようと思います。
かなり長くなります(全部で4〜5部構成になります)けどいいでしょうか?
307299:04/02/06 03:43 ID:CQhRtxpV
>>305レスありがとうございます。
というか、深夜に書き続けて、できてしまいました…。
どなたもいらっしゃらないようですが、コソーリ(´д`;)投下させていただきますね。
けっこう長いかも……。内容としては
ミオ×トウタ 和姦
3節立てで、
1.プチエロ
2.エロ無し(´・д・`;)ユルシテクラサイ
3.エロエロ
です。それぞれの節は「* * *」こんなので分けていますので、お好きな読み方を。
ゼンブヨンデクレタラ(・∀・)ウレシイ デスガ

では、スレ汚し失礼させていただきます。
308299:04/02/06 03:45 ID:CQhRtxpV
最後の決戦も間近となった。犠牲者を1人でも減らすために、できる限りのことをしなくては。それが軍医としての自分の務め──。
月明かりが差し込む診療所。トウタは最後の戦いに備え、医療器具をまとめていた。
「ホウアン先生…今回もよろしくお願いします」
呟きながら、師・ホウアンから譲り受けた医学書も鞄にしまい込んだ。その内容はすべて頭の中に入っているが、いわばお守り代わりだ。

コン、コン。
「トウタ先生……」
ノックとともに看護婦のミオが入ってきた。
「ミオさん……どうしました?」
「遅くにすいません。なんだか、身体がおかしくて…。少し、診ていただけませんか」
そう言いながら、ミオは患者用のイスに腰を落とした。頬は赤く、目は潤んでいる。
「大丈夫ですか。じゃあ、聴診器を当てますので、む……」
胸を出してください。そう言いかけて、トウタは口ごもった。
……診察で女性の肌が目に入っても、やましい気など抱かない。以前は多少緊張したものの、最近は慣れた。
だが、相手は密かに想いを寄せている女性。意識せずにはいられなかった。
あぁ、何を考えているんだ僕は……。
プチ…プチ…。
「先生、お願いします…」
思い悩むトウタをよそに、ミオはシャツのボタンを上から3つほどはずしていた。
白く美しい彼女の胸がシャツの隙間から垣間見える。
トウタは思わず顔を赤らめながら、その透き通るような肌に見入ってしまう。
「先生…」
「あ、は…はい。じゃぁ、失礼します…」
ミオに促され、聴診器をその胸元にゆっくりと滑り込ませた。
胸、腹部と聴診器をあてていくが、特に異常は見られない。
あるとすれば、やや鼓動が早いこと。彼女も緊張しているのだろうか。だとしたら……
「「先生」」
聴診器を通して、ミオの声が耳に響く。
「はイっ」
少々驚き、頓狂な声を出してしまうトウタ。
309299:04/02/06 03:46 ID:CQhRtxpV
「聴診器じゃなく、直に耳を当ててくれませんか…」
「ははハイ?」
さっきよりもさらに頓狂な声が口を飛び出る。
「直に聞いてもらった方が良い気がするんです…」
何? 何て言ったんだ、今。聴診器の性能なら、今この耳で確かめたばかり。直に? 耳を…
「胸にっ?」
「はい…」
「でも、その…」
「お願いします…」
そう言いながら、ミオはさらに胸をはだける。もう少しで、頂が見えそうなほどに。
これは……もしかして、僕は誘われているのだろうか…。…いや、何を考えている。そんなことは…でも、なぜ聴診器では駄目なんだろう。……と、とにかく耳をあてなければ……。
そっと右耳をミオの胸の合間に近づけていく。ミオの鼓動より先に、自身の鼓動が聞こえてくる。
これじゃぁ、耳を当てても何も聞こえないな……。
ミオの右の乳房が視界に入る。ミオの身体から、その熱気が伝わってくる。そして、ミオの肌に、右耳が

「えいっ!」
「うわっ!?」
ガタガタッ。
「あはははははははははははは。ひっく…。ふっ、ふふふふふ」
右耳が触れようとした瞬間。何を思ったか、ミオは乳房を寄せ、トウタの顔を挟んでしまった。
トウタの驚きように笑いがこらえきれないといった様子だ。床に座り、上半身をベッドに寄りかからせるような体勢で笑い続けている。
…お酒の匂いがした。ミオさん、酔っていたのか……。
驚き、椅子から転げ落ちたトウタ。その鼓動はさっきよりも早くなっていた。そして頬にじんじんと残る柔らかい感触を思い出し、また少し、早くなった。
「ひっく…ふふ、ふふふふ。ごめんなさい」
ひとしきり笑い終えたようで、ふぅと息を吐き、言葉を続けた。
「ふふ……あなたの照れてる顔…好きなんです」
はにかむミオに見とれていたトウタは、突然の言葉にますます顔を赤くする。
え? え? 今なんて? 好きって……? あなた? どういう意味で……。僕のことが? いや。でも、確かに…。あぁ、でも。
310299/:04/02/06 03:47 ID:CQhRtxpV
戸惑いは加速し、混乱してしまいそうになる。顔は熱くなるばかり。
いや、落ち着け。落ち着け。ただ照れた顔が好きだと言われただけ。今なら“僕もあなたが好きです”って、違う! そうじゃなくて……。いや、…今なんて言ったのか、さりげなく尋ねよう。もう一度聞こう。それだ。落ち着け…。
「あ、あの…」
すー…すー……
声をかけようとして、トウタはようやくミオが寝てしまっていることに気づいた。
「……ふぅっ」
鼓動がようやく落ち着き出す。
ミオの寝顔を覗く。透き通る肌に、頬だけ赤みが差している。本当に愛らしい。心からそう想う。
よほど酔っていたのかな。ミオさんがあんな悪ふざけをするなんて。
……まだ、露わになったままの胸が目に入る。手を伸ばせば、丁度手のひらに収まりそうだ。頬に感触がよみがえる。もう一度触れたい、…でも…。

バタン!
「ミオ! 居るかい。宴を途中で抜け出すなん……ん?」
「あっ」
「おっ」
ノックも無しに入ってきたルシアは、トウタとミオを交互に見やり、意味ありげに目を細めた。
「ふぅ〜ん、“僕”も随分大胆になったじゃないか。酔った女を襲うなんて」
「ちがっ、違います!」
いや、胸に手を伸ばしかけていた。全く違うわけでもない。そう思うと余計に声が高くなった。
「都市同盟にいた頃は、あんなにかわいかったのにねぇ」
「いや、だから…」
「まぁ、優しくしてやりな。私も未亡人だし、その娘の寂しい気持ちはわかる。そう、腰を痛めない程度に愛してあげることだね。ふふふ」
言うが早いか、ルシアはドアを閉じ、行ってしまった。
「はぁ…」
すっかり気持ちは萎えていた。
悪いことはできないものだな、そう反省しながらミオの衣服をそっと正す。
こんなところじゃ風邪をひく。ベッドに運ぼうと、トウタは、彼女を優しく抱きかかえた。
「よっ…と」
ベッドにミオの身体を横たえる。
「んん…」
ふいに彼女が呻き声を漏らした。そして、ゆっくり両腕をあげたかと思うと、そのままトウタの首に絡みつけられた。
311299:04/02/06 03:49 ID:CQhRtxpV

「えっ……」
両腕は抱え上げた時の位置のまま、ベッドとミオの間に挟まれている。彼女の唇から漏れる息が、トウタの鼻に感じられるほどに近づいていた。薄く……しかし、どことなく艶やかなその唇。また鼓動が鳴り始める。トウタは吸い込まれるようにゆっくりと唇を近づけた。

「死なないで……」

彼女の声にハッとし、我に返るトウタ。……寝言だろうか。身を起こし、彼女の顔をのぞき見ると、その頬には涙があった。
(私も未亡人だし、その娘の寂しい気持ちはわかる)
ルシアの言葉が、脳裏に響く。
かけられたミオの腕をそっと外し、その場を離れる。
……今の言葉は、夫に向けられたものだ。おそらくその前の「好き」という言葉も。
彼女は、戦場で夫を亡くしている。そして皮肉なことに、その戦場で僕と彼女は出会った。
3年前のあの戦場から、彼女の心は変わってなどいない。亡夫を想い続けている。
僕が…彼女に想いを寄せることなど、してはならないんだ……。
トウタの心の中は、自己嫌悪と悲しみでいっぱいだった。
……決戦は間近。彼女への想いは、今しばらく胸にしまい込んでおこう……。

    *     *     *

「ミオさん! 早く、こっちです」
「はい!」
──儀式の地。
戦いの終わりは近づいていた。
312299:04/02/06 03:50 ID:CQhRtxpV
「……すまないね。…こんなところまで」
クイーンは、か細い声でそうつぶやいた。出血がひどいのか、蒼い顔をしている。
「トウタ先生」
「大丈夫、とりあえず足の傷を止血しましょう」
素早く、的確に処置を進めていくトウタ。戦場では、いつもの頼りなさげな青年は見あたらなかった。
「そういえば…エースとジョーカーは……」
「お二人は通路でモンスターを食い止めてくれています」
トウタの補佐をしながら、ミオが答える。
「ふん…私を置いて逃げちまったのかと思ったよ」

「へぇっくしょいおぅ!」
「ずいぶんと豪快なくしゃみじゃな、臆病風に吹かれたか? エース」
「違うよ、女が俺の噂してんだ。もちろん美女がな」
「ふん……この怪物どもを倒さん限り、待っているのは美女でなく地獄の鬼じゃがの」


ゴゴ……ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ……

遺跡に地鳴りが響き始めた。かなり揺れは大きい。
「トウタ先生…」
「よし、止血完了。……もう、いつ崩れ出してもおかしくないですね…」
15年前、ルルノイエの崩壊がトウタの脳裏に浮かんだ。
紋章の力は強大だ。こんな遺跡など造作もなく崩してしまうだろう。
「おい! クイーンはどうだ!?」
エースとジョーカーが戻ってきた。どうやらモンスターを片づけたようだ。
「大丈夫です。とりあえず、この遺跡を脱出しましょう! 」
「よっし、クイーン! しっかり掴まれよ」

よし、クイーンさんは、エースさんがおぶってくれる。エースさんの素早さなら、それでも十分脱出できるだろう。ミオさんのフォローは僕が……
ガラッ…
今まさに崩れ落ちようとしている天井が、トウタの視界に入った。ガラガラと音を立てて落下する岩盤、その下にはミオ。トウタの身体は勝手に動いていた。
313299:04/02/06 03:51 ID:CQhRtxpV

「…………!」
………。誰かの声が聞こえる……。叫んでいるみたいだ…。
「…な……!!」
身体が言うことを聞かない……。もう…死んだのかな……。もう……

「死なないでぇっ!!」
トウタの上の岩盤を押し上げながら、ミオが涙ながらに叫んでいた。
エースとジョーカーも手伝うものの、なかなか上がりそうに無い。

ミオさんの声が聞こえる……。『死なないで』……か。もしかすると、あの時の言葉も、全て僕に向けられていたものだった……っていうのは……都合の良い考えかな……。
「お願い! 目を開けて!!」
…………でも…………。
……万が一そうだったなら…ミオさんは2度も同じ苦しみを味わうことになる……。
それだけは駄目だ…。それだけは…………それだけは!

「……くっ…うぅ…」
「トウタさん!!」
意識を取り戻したトウタ。しかし、岩盤は、彼の身体をくわえたまま離そうとしない。
「ミオちゃん! 俺たちがこの岩なんとかするから、先生を出すんだ!」
「ふう、体力は残っておるのか? わし一人では上がらんぞ」
「ねえけど…何とかするよ。クイーンの恩人だ。じいさんこそ、腰いわせるなよ」
「ふん、いくぞ」
「どりゃっ!!」
一瞬だけ、岩盤がその重い口を開いた。
ミオが、脇から抱きかかえるように、トウタを一気に引っぱり出す。
「……トウタさん……」
ようやく解放された彼の身体を、ミオは確かめるようにしっかりと抱きしめた。

    *     *     *
314299ここからエロです:04/02/06 03:54 ID:CQhRtxpV
──1カ月後。

「ふわ〜ぁ」
診療所のベッドで、トウタはあくびをかいていた。

「トウタ先生、いつまでもベッドの上じゃ駄目ですよ。もうみなさん退院なさって、残りは先生だけなんですから」
お湯を張った洗面器とタオルを持ったミオがたしなめる。
「う…すいません。でも、みんなの回復力は尋常じゃないですよ」
「ふふ…。身体、お拭きしますね」

あの遺跡で何とか一命を取り留めたトウタは、あと少しで全快というところまで回復していた。
多くの負傷者が出たあの戦いの後、ミオは仲間の協力を得ながら、診療所をトウタの代わりに切り盛りしていた。
ミオさんには、命だけでなく、この診療所まで助けられてしまったな……。

「……あっ」
脚を拭いていたミオがかすかに声をあげた。頬を染め、それでも視線はそこから離そうとしない。
「ミオさん? ……あっ!」
拭われる刺激に耐えきれなかったのか、トウタのその部分は既に大きく屹立し、下着から飛び出ていた。
「あっ、わっ、その、ちっ違うんです」
愛する女性に、無防備なその部分を見られたことで、トウタの顔は一気に紅潮する。
「は、はい。……でも……それだけお身体が良くなった…ということです…よね」
そうつぶやくと、ミオはタオル越しにトウタのそれをしごき始めた。
「ミオさん!? うっ」
「あ…あの…このままだとお拭きできませんし……出された方が…身体にもいい…ですよね」
ほんのり赤く染まった頬を、さらに赤くしてミオが言う。
「ミ…ミオさん」
「先生……」
「ミ…ミオさん、その…タオルがこすれて…痛いです…」
「えっ」
ミオがタオルを離すと、そこは少し赤くなっていた。
「ごっごめんなさい! 大丈夫ですか!? ヒリヒリします?」
315299エロ:04/02/06 03:55 ID:CQhRtxpV
「そ、そんな大げさにならなくても、大丈夫ですよ。唾でもつけときゃ」
パクッ
トウタが言い終わらぬうちに、ミオはその艶やかな唇で、彼のそれをくわえていた。
「えっ?」
驚くトウタ。しかし、その驚きもすぐにかき消され、心地よい刺激に襲われる。
「ミオさん…唾をつけるっていうのは、言葉の…あっあやで…」
柔らかく唾液でぬめった舌と唇がモノを這っている。ゆっくりと頭を上下させるミオ。
ちゅぽっ
「ト、トウタ先生…出そうになったら、そのまま出してくださいね…」
濡れ光る唇でそう言い終えると、再びトウタの下腹部に頭を沈めた。
笠の部分から根本まで、忙しくミオの唇が往復する。トウタのそれはさらに膨れ上がる。
「も、もう駄目です…ミオさん…くっ」
我慢の限界に達したそれは、「びゅるっびゅるっ」という音とともに、ミオの口内で大きく跳ねた。
「んっ! んんっ」
4回ほど跳ねた時点で、ミオの口の中は白い粘液で溢れ返った。しかし、まだその律動は止まらない。思わず唇を離したミオの顔に、襟に、胸元に、トウタの1カ月分の粘液が襲いかかった。
「はぁはぁ、す、すいませんミオさん…」
ごくっ、くっ、くっ…
「はぁ……けぷ。…いっぱい……ですね…」
口内に残っていたものを飲み下すと、粘液にまみれた顔で、トウタに笑顔を向ける。
「あっ! い、今拭きます」
トウタは、さっきまで自分の股間を拭いていたタオルで、ミオの顔を拭った。
「もう…残ってないですね。大丈…ん…」
トウタの言葉を遮って、ミオの唇が重なる。驚きに見開かれ、そしてゆっくりと降りていくトウタの瞼。
診療所内が、シンと静まり返り、ようやくミオの唇が離れる。
「……ミオさん…」
「………」
頬がますます紅潮しているミオをそっと抱き寄せる。トウタの胸に顔を埋めるミオ。
「……先生…脇腹に何か、当たります」
316299?G??:04/02/06 03:55 ID:CQhRtxpV
見るとトウタのそれは、未だなお硬さを失わずそそり立ち、その存在を主張している。
「あ…」
「やっぱりまだ……足りないですよね」
そう言って、トウタのそれに手を伸ばすミオ。トウタも、ミオのシャツのボタンを外し、そっと胸へと手を滑り込ませる。
「あっ…先生…」
お互いに言葉が少なくなっていく。しかし、却って心は通じ合っているように思えた。
「はぁっ」
ミオの柔らかい胸が揉みしだかれ、その形を歪ませる。
この前は、ちらりと覗いただけであんなにも緊張したのに…。今は、違う。彼女の気持ちがわかる。彼女の感じ方が伝わってくる……。
そのまま、ミオのスカートもたくし上げ、指を滑り込ませる。
「先…生っ」
下着の横から指を滑り込ませると、そこはすでに雫が垂れそうなほどになっていた。
「ミオさん…こんなに…」
「言っちゃ…駄目…」
ミオの愛液を潤滑剤に、突起をゆっくりとこねる。
「ひゃぅっ」
思わず喘ぐミオ。自分の声を恥ずかしく思ったのか、人差し指の背を噛み、必死に耐えている。
優しく、ときに激しく突起をこねくり回していく。スカートに隠れてその部分は視認できないが、手にからまる愛液の量で、ミオが感じていることは充分にわかった。
「ふぅ、ふぅっ、ふっ!」
指をくわえたミオの口から、吐息が漏れる。目を閉じ、頬は真っ赤。
「ミオさん……我慢しなくていいですよ」
トウタは、左手でミオの手を掴むと、その唇から指を離させた。そのままの体勢で右耳にキスしながら、一気に激しく突起を擦りあげる。
「ひゃっ! あっ、あああああああぁっ!」
びくびくとミオの身体が激しく痙攣する。どうやらイッたようだ。はぁ、はぁ、と息を切らせながら、まだ波打つ身体を押さえようとしている。
「大丈…夫ですか? ミオさん」
トウタの腰のあたりで息を整えるミオに、心配そうに声をかける。
「大丈夫……」
317299エロ:04/02/06 03:56 ID:CQhRtxpV
身体を起こそうとすると、頬にトウタのモノが触れた。さっきよりも固くなっている。今の愛撫のお返しとばかりに、もう一度くわえるミオ。
「うあ…」
イッたばかりだからか、ミオの口の中はさっきよりも熱くとろけている。
「先生。あたし、もう…」
さらに大きくなったトウタのそれから唇を離すと、ミオは目で懇願した。
衣服を脱ぎ落としていくミオ。
「ミオさん、僕も…」
「先生は動かないで…」
身体を起こそうとするトウタを遮り、裸になったミオがベッドに上がってくる。
細く、程良い肉付きで柔らかそうな肢体。透き通るような肌がまぶしい中、その部分だけがいやらしくぬめって光る。
ミオは、自らのその部分をトウタのそれにあてがった。差し込む光が彼女を照らす。とても淫靡だと、トウタは思った。
ヌ…ニュルル…
ゆっくり腰を落とす。ミオの穴は、潤滑油のおかげで、トウタのそれをいとも簡単に飲み込んでいった。
「あっ…うん」
「ミ…オさん…」
ミオの肉壁が、トウタのそれに積極的に絡みついてくる。腰がぶつかり合う音に混じって、「ニュルっニュルっ」と卑猥な音がかすかに聞こえる。
熱くって……柔らかい…。彼女に包み込まれている部分もそうだけど…腰骨にあたるヒップも、その胸も、唇も……。
「先生……」
ミオの方も、ゆっくりと腰を上下させ、自らの中を硬いモノでえぐられる快感に震えていた。彼女の腰の動きが、少しずつ早くなっていく。
それに合わせて、トウタも下から突き上げる。
「ミオさん、ミオ…くっ!」
「トウタさん、はぁ、あっ! あぁああああっ!!」
トウタのそれが、ミオの中で一気にはじけた。粘液をどくどくと吐き出しながら、ミオの肉壁をたたき続けている。
「はあっ、はあっ」
喘ぐミオを、挿入したままきつく抱きしめるトウタ。
彼女が落ち着くのを待って、静かにささやいた。
318299・了:04/02/06 03:56 ID:CQhRtxpV

「僕の身体が完治したら、また他の地へ赴くことになるでしょう。その時は、看護婦としてではなく、その…奥……さ…というか……。えっと…その……ずっと、……ずっと一緒に居てくれ…ませんか…」
身体を起こし、トウタの顔を見つめるミオ。その目から涙がぽろぽろこぼれる。
そして、つぶやいた。
「死なない?」
「えっ?」
「もう、あの時みたいに、危ないことしない?」
涙の数が増えていく。
「私のことなんか助けなくていいから、だから…」
震えるミオの身体を再び抱き寄せるトウタ。
「大丈夫。死にませんし、誰も死なせません。それは医者として、そして……あ、あなたの…その……伴……侶…と……して……」
どうしても口ごもってしまう。顔はまた赤くなってしまった。
「先生、…顔上げてもいいですか?」
泣きやんだ様子のミオが耳元でささやく。
「だっ駄目です」
とてもじゃないが、こんな格好の悪いところを見られたくは無い。
しかし、ミオは強引に身体を起こし、はにかみながら言った。
「先生の照れてる顔が好きなんです」
319299:04/02/06 04:14 ID:CQhRtxpV
以上です(´д`;)。
初めてということもあり、マナー等々至らぬ点があったかもしれません。
その時は、ぜひご指摘ください。
読んでいただいた方、ありがとうございました。
そして、>>299のURLのミオたんにありがとう……。

坊×カスミの続き等、他の方々のSSも楽しみにしております。
320名無しさん@ピンキー:04/02/06 08:37 ID:m6CvDuoA
G!!!
321名無しさん@ピンキー:04/02/06 12:42 ID:sb11Fdy6
すんごい上手! 3つともイイ!です!
322名無しさん@ピンキー:04/02/06 13:01 ID:ti7FNTuf
(*゚△゚)=3=3=3モモモモモモエーハァハァ
過去スレでアニタやバレリアにあんな事やこんな事をされ、
ルカ様に果敢に小石で立ち向かったトウタが今、こんなに立派になって…。
未亡人ゆえの葛藤と悲しみイイヨーイイネー
乙!ご馳走様でした。
323236:04/02/06 14:57 ID:s+EypYlR
トウタ×ミオナイスカポー!!照れるトウタカワイイ…。

最近再び幻想ワールドにずっぽりはまってしまって、色々とネタが…。
今書いているのは2のフリック×テレーズ、構想段階にあるのが
1の坊ちゃん×カスミ(エロなし)、フリック×オデッサ
3のナッシュ×クリスです。
カップリングが他の書き手さんと被っているので(特に坊とクリス)、
様子を見ながら投下させていただきます(まずか書き上げないと…)。
324299:04/02/07 01:09 ID:7DYK/2DZ
みなさん、感想ありがとです(つ∀T)299カンゲキ
また、時間ができたらSS挑戦してみたいです。
4も楽しみ。


>ルカ様に果敢に小石で(ry

ステキスギ(;´Д`)ハァハァ

325名無しさん@ピンキー:04/02/07 04:53 ID:8eihWR1Y
OK、ステキー!!
326名無しさん@ピンキー:04/02/07 06:39 ID:sStrgeaU
299氏グッジョブ!!!
251氏の長編も期待してます!
327名無しさん@ピンキー:04/02/07 14:02 ID:c48tM3Ty
251氏のは3つ共一緒に描くってこと?
大変そうですが楽しみに待ってますんでがんがって下さい。
328名無しさん@ピンキー:04/02/07 22:03 ID:b1Cd6pfz
クリス総受。裏もあるらしい。
ttp://ea.uuhp.com/~lands/
329251:04/02/08 02:24 ID:+9BFYw60
とりあえず作品の構想は練れましたんで少しずつうpしていきます。
メモ帳に保存していたら何度も書き直してジョジルの二の舞になるので
ここに一気に書き込みます、誤字脱字で萎えさせたらスマソ
330第1部:アゲハ蝶:04/02/08 02:46 ID:+9BFYw60
悲鳴と怒号が響く、阿鼻叫喚の地獄絵図。
戦場とは常にそういう場所である。
そこに立ち刃を振り下ろし人をただの無機質にしてしまう自分はさながら悪鬼羅刹の類だろうと自分でも思う。

誰かの友人を、恋人を、家族を奪う死神にも等しい自分が、たとえ戦場から帰還したとしても
愛する友人や、恋人や、家族と共に笑って幸福に過ごすことなど許されるのだろうか?

そんな事、どのような理由があっても許されてはいけない。自分は人殺しで
自分の手は血で染まっているのだから、そう言い聞かせ今まで生きてきた。

しかしそれでも人生とは案外捨てたものではなくて。
生まれて始めて恋をした。
世界がまるで自分から光を放つように輝いて見え、誰にでもほんの少しだけ優しくなれた。

けれどこの気持ちは口外するつもりは毛頭ない、この胸にしまったまま墓に持っていくと決めたのだから……
331第2部:サウダージ:04/02/08 03:08 ID:+9BFYw60
冷たい金属が擦れ合う音が、城の中を反響せずに風のように吹き抜けていく
あちこちに空いた穴のせいなのか、それとも今争いの真っ只中にいる2人の人物の職業柄なのかは不明である。

お互いの顔には鼻から顔下半分を覆う黒い布に、黒いこのゼクセンとグラスランド
どちらの地域にも見られない、遥か南にあるトラン共和国独特の衣装。着物を装備している
刀で切り裂かれたその布の下には鈍い光を放つ鎖帷子と、同じような格好をしている。
彼らはトラン共和国においても珍しい、忍の者である、常に闇夜に忍び隠密に
行動する彼らの職業柄か、ただでさえ破損が激しい城の壁に大きな傷を残しているが
全くと言っていいほどに物音はたっていない。
男の白髪の忍びは小太刀を、女の忍びはクナイを手に睨み合ったまま
常人では耐え切れないほどの緊張感をまといじりじりと距離を測っている。

さすがに一階とはいえ城の地下、風も一向に吹く気配も無く、お互いの緊張も最高潮に達し様としたその瞬間
二人を唐突に隙間風が襲い、叫び声が聞こえた。
「やめろー!!俺と交尾か!?降ろせ!巣に帰るな!俺なんか食っても美味くないぞ!」
「ギチギチギチギチ……」
不幸な工作員の叫び声と虫の羽音を合図に二人が一瞬にして距離を詰める。
332第2部:サウダージ:04/02/08 03:33 ID:+9BFYw60
キィ……ン
先に仕掛けたのは男の忍び、ワタリである。
硬質な金属同士を叩きつける音が響く、お互いを挟んで2メートルはあったであろう距離が
その一瞬で狭まり、今は少し顔を前に突き出せばお互いの唇を合わせることも出来る。
もっとも首を突き出した瞬間にその頚動脈に刃物が突き刺さることは間違いないが。
小太刀での一閃を二本のクナイを十文字にして受け止めるも、男性の筋力には敵わず
女の忍び、アヤメはゆっくりと背後にあるエレベーター側に追い詰められていく。

アヤメは頭巾の下でチッと小さく舌打ちをした。
本来ならワタリと自分は互角である筈なのだが、周囲を石垣に覆われている建物の内部で
しかも地下とあっては純粋な力押しの勝負になる、そうなっては自分に勝ち目などな、とアヤメは自覚していた。
しかし、忍びにとって諦めるという事=死へと繋がることなのだ
敵わないと頭では理解していても、決して弱気にはならず、攻略の方法を思案する
それは相手がワタリだから、というのも理由の一つなのだろうな。と一瞬考える
昔からワタリは強い女が好きだった。自分は彼が思うほど強くなれただろうかと…
束の間、過去を思い出すもすぐに思いは振り切られた、今は決戦の時なのだ。

クナイを手の中でクルリと回すと、それに体重をかけ押していた目の前のワタリがバランスを崩し、アヤメに圧し掛かる
その隙を逃さず、しなやかな長い脚を掲げる、それは今まさに獲物を砕こうとする
クワガタの角の様に、確かな勢いを持ってワタリの鳩尾へと吸い込まれていった。
333第2部:サウダージ:04/02/08 04:14 ID:+9BFYw60
ワタリが服の下に着込んでいる硬い鎖帷子と、自分の草履につけた鉄板のぶつかった鈍い音が狭い廊下に響く
事態は好転した、そう思ったのも束の間にアヤメは蹴りを出した足から凄まじい衝撃を受けることとなった。
「防具は念入りにしているお前のことだ…きいただろう?」
自由にならない体で床に転がったまま、何とか首だけをワタリに向ける。
ワタリの鎖帷子の上にびっしりと雷の紋章球から生成される、飛翔する雷撃の札が貼りつめられていた。
雷撃での一撃を全身に叩き込まれたアヤメはなす術もなく床に横倒しになるしかなかった。

二人の体を伝った電流の凄まじさは、お互いの服が焼け落ちボロボロになった事からも一目瞭然である。
しかしアヤメの蹴りを放った右足は多少の火傷はあるものの神経や骨にまでダメージは与えられていない。
手加減されたか……、そう思うとアヤメは悔しさに眉根を寄せワタリを睨み付けた
ボロボロの衣服を纏ったまま、二人はしばし見詰め合いとも睨み合いともとれぬ視線を交わらせる。
アヤメとしては睨み付けているのだろうが、ワタリの視線は彼女の目線とは交わらず
むしろ彼女の全身を観察している。
一瞬でも気を抜くと手に持ったままのクナイで攻撃を受けるかもしれないという神経質さか
焼け爛れてボロ布と化したものしか身に纏っていない一人の女という艶めかしい状態にあるアヤメに対して欲情しているのか
それはワタリ自身にもわからないことであった。
334第2部:サウダージ:04/02/08 04:17 ID:+9BFYw60
今回はここまでで……まだエロくなくてごめんなさい
そして早速誤字ハケーン
332の10行目
誤:そうなっては自分に勝ち目などな、とアヤメは自覚していた。
正:そうなっては自分に勝ち目などない、とアヤメは自覚していた。

倉庫の中の人がいましたら記載する時は訂正お願いしまつ。
335名無しさん@ピンキー:04/02/08 05:52 ID:U1zd6Rls
うほ!いいワタリ×アヤメ・・・・
最初カスミかと思ったけどいいね、続きキボン
336倉庫の中の人:04/02/08 11:59 ID:0h16w33U
>332
了解ですハァハァ
337名無しさん@ピンキー:04/02/08 14:11 ID:8aGa1FJo
未確認作品を整理。
ユミィが無抵抗なフレッドを無理矢理犯したい
ttp://www2.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1037166994/970
ゲド×クリス前提ヒューゴ×クリス
ttp://www2.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1049446385/875
クリスを玩具にしたいヒューゴ
ttp://www2.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1049446385/772
エッチな下着のアンネリーを2主人公が胸毛禁止
ttp://www2.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1068221989/72
ユーバーに身を差し出すセラをルックが目撃
ttp://www2.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1037166994/410
瀕死ゲド×クイーン
ttp://www2.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1049446385/812
2キャラ総出演パイ投げ大会
ttp://www2.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1068221989/130
夜伽を申し出るカスミに坊ちゃんぷっつん
ttp://www2.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1068221989/158
カズラーに囚れたミリーは為す術も無く触手に…
ttp://www2.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1068221989/122
ハイテンション2主人公とナナミ
ttp://www2.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1029434140/640
3カプ長編
http://www2.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1068221989/333
        ☆ チン   〃  ∧_∧  ヽ        / ̄ ̄ ̄ ̄
          ヽ   ___\(・∀・ ) /\_/ <  続きマダー?
        チン    \_/⊂    つ    ‖    \_____
           / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄/|      ‖  
        |  ̄  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄:| :|    /|\
        |             |/ 

338名無しさん@ピンキー:04/02/08 14:59 ID:x0tZ726s
ワタリ×アヤメ(*´Д`)ハァハァ
続き待ってまつ!!
339名無しさん@ピンキー:04/02/08 15:51 ID:GSvq8PCF
坊×カスミの続き待ってまつ 
340名無しさん@ピンキー:04/02/08 22:19 ID:8920GSJT
2主×アンネリー
ずっとズボン下ろして待っているんですぞ
341名無しさん@ピンキー:04/02/08 23:37 ID:V/wjqoL0
☆ チン                   マチクタビレター  
        ☆ チン  〃  ∧_∧   / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
          ヽ ___\(\・∀・)<  続きマダー?
             \_/⊂ ⊂_)_ \____________
          / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄/|
        l ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄| .|
        |  ○光るたま○ .|/

342名無しさん@ピンキー:04/02/09 14:38 ID:w6dCnOtg
ナナミがジルを凌辱する夢をみた
レズもの需要ってある?
このスレの影響で皇女を凌辱したくなったのだが
前出の監禁でいくか、夢でみたナナミでいくかで迷っているので
意見求む。
343名無しさん@ピンキー:04/02/09 19:47 ID:QQ6e+/tP
皇女ハァハァ
どっちも需要でつ!!
344名無しさん@ピンキー:04/02/09 21:10 ID:L4Dx9D2o
申し訳ない百合苦手っす…。
なので、冒頭に分かるように明記してくれると有難いです。
普通の監禁なら見てみたい〜
2主が「ジョウイをたぶらかした女狐めっ!」とか。
345名無しさん@ピンキー:04/02/09 21:31 ID:Ql0wJrWz
>343-344
OK兄弟、賛否両論あるみたいなんで、二部構成にするとか考えてみるよ。
ジルたんハァハァ
346名無しさん@ピンキー:04/02/10 00:00 ID:oCCL1Zid
てか>344の2主に萌えてきたよ兄弟
347名無しさん@ピンキー:04/02/10 04:55 ID:A2jzo1G+
嫉妬に狂った2主人公がジル陵辱。
これは萌えるというより燃えるね。
348名無しさん@ピンキー:04/02/10 05:43 ID:W0J8GvNK
逆切れしたジョウイがナナミを凌辱
349名無しさん@ピンキー:04/02/10 13:52 ID:2kjycicN
それに切れたクマさんがピリカを凌辱
350名無しさん@ピンキー:04/02/10 18:10 ID:L2znqML1
ぴ、ぴりか?? ポカーン
351名無しさん@ピンキー:04/02/10 22:38 ID:jjSwo+TP
そこでぶち切れたリィナがフリックを陵辱
352名無しさん@ピンキー:04/02/10 22:41 ID:FfpwCAX7
その場面を見て発情したシロがエイダを凌喰
353名無しさん@ピンキー:04/02/10 23:09 ID:mdQr5HgV
>352
食ってるーーー!!!
354名無しさん@ピンキー:04/02/10 23:10 ID:81V+tkXG
>>352
それを見て錯乱したムササビ戦隊がみんなで共食い
355名無しさん@ピンキー:04/02/10 23:42 ID:W0J8GvNK
ナナミたんのチョコ
http://eg.nttpub.co.jp/news/20040210_09.html
356sage:04/02/11 00:10 ID:MPU5JwFK
それを見て、真実の愛に目覚めたルカ様がアルマジロンにハメハメ
357名無しさん@ピンキー:04/02/11 01:04 ID:vSEPY+FI
ここはすごいげんそうすいこでんですね

神乱立の予感ハァハァ
358名無しさん@ピンキー:04/02/11 21:07 ID:cGtYx2IJ
確かにジルたんはイイ!!
でも俺はイクたんとスフィーナたんも好きだ(関係ない
359長編書いてる人:04/02/11 23:58 ID:4wRsRRMd
私情でなかなか書きに来れなくてすいません。
長時間空きは無いのですが短時間なら空きがあるので
1日1回の投下とかはウザくないですかね( ;´Д`)ナントカカンガッテ早ク終ワラセタイ

>>358
クロノクロススレの人ですか?w
360長編書いてる人:04/02/12 00:14 ID:g951vMaM
スマソ。クロノクロスはスティーナだった……
スフィーナはレナタソの名前だったよ……回線で…(ry

ところで既存の男キャラを女体化ってここじゃダメなのかな?
ずっと女だと思ってたキャラが男だったなんて……_| ̄○カシオスタソ…
361名無しさん@ピンキー:04/02/12 08:33 ID:H+2481yS
>360
スレによる。<女体化
前スレの947以降で話題になっていて、容認されているスレや専門のスレもあるけど、
大体の意見は前スレの流れの通り女体化=801のイメージは強いと思う。
ただ、そのキャラはどうやら女だと思われていたらしいので需要はあるかもしれないから
そちらのスレッドで「やっぱり女だったってのはどうですか?」とお伺いを立てて
駄目そうなら食い下がらずに諦めるのがオススメ
362名無しさん@ピンキー:04/02/12 12:20 ID:ZQHkBPSL
女性化は・・・・スマソ堪忍して_| ̄○
363名無しさん@ピンキー:04/02/13 01:02 ID:ckBQ1vs/
女性化は自分も無理(汗
一日一回自分のペースは大事です。
レナたんは大好きです
本編ではシエラたんイクたんと共に再登場を切に願うキャラです。
364名無しさん@ピンキー:04/02/13 01:18 ID:Ce1ujhwS
うん。キツイすね……女体化。
どうしても女体化強行するなら、ルカ様で……。
その方が突き抜けていて笑え……ナイ_| ̄|○

365挑戦:04/02/13 12:35 ID:LkdYkN76
貴様ら豚ごときにこの俺をあえがせる事が出来るとでも思ったか!
連載の続きとジル凌辱マダカナ…
366長編書いてる人:04/02/13 16:34 ID:If7wLfu9
レスどうも。
やっぱ女体化は辛いっぽいですね、何か場を荒らしてスマソ。
では流れ直しにまったりとワタリ×アヤメの続き投下。

>>364
ルカ様……家庭の愛情には飢えてるだろうから結婚したら尽くしてくれそうだけど……
自分が仮に旦那だとしてもあんまり帰りたくないかも……_| ̄|○裸エプロン想像シチャッタ…
367第2部:サウダージ :04/02/13 17:03 ID:If7wLfu9
「ちっ……」
アヤメの口元を覆う鉄具が熱を湛え、その熱に耐え切れなくなったアヤメが小さく舌打つ
このまま水脹れのような火傷を負うのは目に見えているが自由の利かない両手はブラリと垂れ下がるだけである。
火傷に利く薬草がこの地域に生えているかと、考えを巡らせる間に、ワタリの手が伸び鉄具から顔の半分が開放された。
「…恩を売るつもりか?」
アヤメの低い呻き声には、憤怒に近い感情が確かに隠されていた。
「……そういう訳ではない」
対照的にワタリの落ち着いた低い声が静かに残響を残して宵闇の城の中を拡散していった。
その台詞に更に噛み付こうとして口を開きかけたアヤメの唇に、ワタリがまさに噛み付いて乱暴に塞いだ。
無理矢理重ねられたそれに牙を立て、噛み付こうとするがガッチリと片手で下あごを押さえられ
無抵抗にされるままでいることにアヤメが納得するわけがない
首の神経が痛むのに耐えながらも、柔らかな唇の感触から逃れようと軋む首を動かすのたうっている。
368第2部:サウダージ:04/02/13 17:37 ID:If7wLfu9
後頭部で束ねたアヤメの髪は四散し、灰色の床に漆黒の螺旋のような放射状の模様を作り出している。
烏の濡羽色とはこういう色をしているのかと、乱暴に覆い被さったままのワタリが思う。
ふと、視線の先のアヤメに目をやるとギラギラと激情を宿した射抜くような視線をこちらに向けて送ってきている
もしワタリが異国の獣に興味を示し、いつの日か図書館に足を運ぶことがあったなら
有名な動物学者の模写した絵の中に、アヤメに似た黒豹という美しい獣がいることを知るかもしれない。

触れるだけの接吻はものの数分で終了を告げた、しかしそれでだけで開放されることがあるわけがない。
「盛っているのか?」
侮蔑のような、汚いものを見るような目でアヤメが下から睨み上げている。

その会話を聞いて顔を真っ赤にしている人物が一人。
夜中寝付けず、外に出ようとシズがいないエレベーターを勝手に動かそうとし、中に入ったのはいいものの
全く動かし方がわからず、かといって外ではこういう状態なので出るに出れなくなっているヒューゴである。
「…どうしよう…気づかれたら二人からリンチかなぁ…」
寒いエレベーターの中でヒューゴは体育座りをしながら途方に暮れていた。
369第2部:サウダージ:04/02/13 17:52 ID:If7wLfu9
「そういうコトをスる時は…せめて部屋の中にしようよ…」
自分の膝に額をつけて、誰ともなく呟く。
こういう経験に至ったことは無いが、それでも自分が少なからず好意を抱いている相手と
性交渉を行うときの理想、みたいなものは歳相応にある。
本来ならば恋をしてはいけない人物に対して抱いた恋心が、蛇のように鎌首をもたげて自分の中で膨れていく
それは今、背中にある板一枚を隔てて行われている行為をヒューゴの頭の中で自分と、好意をもつ相手に摩り替えて
脳裏に映像として浮かび上がらせる。
「クリスさん……」
銀色の長い髪を、淡い紫色の瞳を、ふっくらとして柔らかそうな唇がその名前とともに自動的に思い出される
誰にも聞かれないように囁いた声は溶けるように漆黒の空間に消えていった。

続きはまた夜に投下します。今日中に第2部終わるれたらいいなぁ
370名無しさん@ピンキー:04/02/13 18:13 ID:3vUKApPE
>366-369
乙!続きを楽しみにしていました。成程、こう取り合わせてきましたか。
今夜は眠れない予感ハァハァ

ルカ様の裸エプロンってこんなんか
ttp://game5.2ch.net/test/read.cgi/gamerpg/1067416943/719
確かに帰りたくないな…。
371名無しさん@ピンキー:04/02/14 03:57 ID:jfZCINOs
もう駄目ぽ・・・
寝ゆ。
372名無しさん@ピンキー:04/02/14 12:23 ID:VKyMokH2
>372
生`
373372:04/02/14 12:23 ID:VKyMokH2
;y=ー( ゚д゚)・∵. ターン
374名無しさん@ピンキー:04/02/14 13:47 ID:mH0SdAIv
>>366-369
続き待ってますよハアハア
375名無しさん@ピンキー:04/02/14 21:54 ID:LcT5wtCg
さて、ビッキータンに頂いた苦辛いチョコでも喰しながら、続きを待つとしますか
ぼりぼり…うおっぷ……(;゚∀゚)=3ハァハァ
376名無しさん@ピンキー:04/02/15 00:13 ID:97MZo9Xo
今宵こそは、と待ってみる猛者はおらんのか!?
377名無しさん@ピンキー:04/02/15 00:16 ID:LU383t9X
>376
ノシ
378名無しさん@ピンキー:04/02/15 11:15 ID:TL6XvT6W
>376
3時待ってたな・・・
379名無しさん@ピンキー:04/02/15 16:49 ID:KDrxBj5k
ハイイースト動乱やってくれないかな。
この際エロはなくてもいい。
380名無しさん@ピンキー:04/02/15 23:29 ID:96Wa5Fge
ハイイースト動乱ハァハァ
381名無しさん@ピンキー:04/02/16 21:52 ID:5u74kqxE
小高い丘に冷ややかな風が吹き抜ける。
そこにかつて猛将と呼ばれた男が佇んでいた。

かつて自分達が望んでいた雲一つ無いどこまでも続く果てしない祖国の青い空。
だが、既に祖国はその名で呼ばれる事は無く。
眼下にはかつての居城が瓦礫と化した無残な光景が広がっている。
そこに在ったかつての情景は見る影も無く、無残な姿を晒していた。

―――――――― 守りたかった。

祖国を。人々を。そして皇王を。

―――――――― 守れなかった。

守る為にどれ程の犠牲を伴ってきたのだろう。
自らの手を血に染め、沢山の命を奪い、そして自らの生すらも捧げるつもりでいた。
なのに国が滅び、自分は生は此処に存在している。
国が落ちる瞬間の凄惨な情景が目に焼きついて離れない。
炎に包まれ皇都が崩れ落ちる数日前の姿が脳裏に浮かび眉を顰めた。
後悔の念と怒りばかりが身を焦がす程に押し寄せてくる。
382名無しさん@ピンキー:04/02/16 21:53 ID:5u74kqxE
とかこんな頭出しでハイイースト動乱、書いてみてもよかですか?

・・・だめぽ?
383名無しさん@ピンキー:04/02/16 22:06 ID:wr+UHXS1
ハイイースト動乱キタ━━━( ´∀`)・ω・) ゚Д゚)゚∀゚)・∀・) ̄ー ̄)´_ゝ`)−_)゚∋゚)´Д`)゚ー゚)━━━!!!!
キタ Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒(。A。)!!!
キタ*・゜゚・*:.。..。.:*・゜(゚∀゚)゚・*:.。. .。.:*・゜゚・*!!!!!

蝶楽しみにしてます!ヤター
384名無しさん@ピンキー:04/02/17 11:25 ID:q1OHDn3W
長編マダー?
385名無しさん@ピンキー:04/02/17 16:49 ID:/jPQEezA
まったり楽しみに待つ。

ハイイースト動乱いいなぁ。萌える&燃える。
クルガンはともかく、あのシードも生きていれば40前になると思うと
なんか不思議な気分だ……。
クラウスが31、ジョウイ29、ジル28、ピリカ18、ワタリ21、アヤメ22?

ビクトールがナイスミドルになっているか熊かが気にかかる。
386名無しさん@ピンキー:04/02/17 19:10 ID:uONzq87t
>>ピリカ18
(´Д`;)ハァハァ
387名無しさん@ピンキー:04/02/17 23:17 ID:q1OHDn3W
そういやアヤメのほうが年上なのな。
なんか意外なかんじ。
388名無しさん@ピンキー:04/02/18 00:06 ID:BQedtFrh
組織の中で姉と弟のように育った二人、しかしある時弟のようなあの子は突然
知らない大人の顔をして去っていってしまったのだ……という感じかのう。
389名無しさん@ピンキー:04/02/18 02:39 ID:KutqOcJ2
ワタリに顔を見られたアヤメは、ワタリを殺すか愛するかのどちらかを選ばなければならない……
こんな展開キボンヌ(;´Д`)ハァハァ
390名無しさん@ピンキー:04/02/18 17:40 ID:pF3z0tlh
ピリカとリリィは同い年な訳だが、ピリカは平凡な容姿ながら
活発さと品の良さを合わせ持つお嬢さんになっていそうな予感
391名無しさん@ピンキー:04/02/18 18:38 ID:zWdlkA8k
たった今>>390様が、大変素敵なことをおっしゃいました。ハァハァ。
392名無しさん@ピンキー:04/02/19 07:06 ID:ZvU3A5yq
まってくれ
ピリカ嬢は少し影があるお嬢さんになってると思うのだがどうよ
393名無しさん@ピンキー:04/02/19 14:20 ID:rFigrWdz
陰があっても、それに負けずに、周りに悟らせない強さを持つ
レディに育つと思うのだが、どうよ
394名無しさん@ピンキー:04/02/19 14:54 ID:FYT/HGeG
実はアヤメの正体はピリカ
395保管庫の中の人:04/02/19 23:31 ID:ftz2ysnZ
突然すみません、個人的事情により保管庫の更新が長期にわたって滞る事になりそうです。
スレッドやメールの方も確認出来なくなります。
明日の朝までがリミットで、更新休止が少なくとも一ヶ月、長いと一年か……
極力早い復帰を望んでおりますが、少々先が読めない状況です。
大変申し訳ありませんが、ご承知頂ければと思います。
新しい保管庫を作って頂く場合は、現保管庫のデータを使って頂いて構いません。

本当に申し訳ありませんが、ご理解の程、どうぞ宜しくお願い致します。
396名無しさん@ピンキー:04/02/19 23:35 ID:ftz2ysnZ
続きや予告されている話を当分読めないのが残念です。
また来られるようになった時に沢山読めるのを楽しみにしています。
397299:04/02/20 02:00 ID:rL5fgAps
>>保管庫の中の人
急なお話で驚いています。自分のSSが保管庫に収録されているのを見た時は、嬉しく思いました。その更新が止まってしまうというのは、やはり寂しいですね…。
事情は存じ上げませんが、一日も早いご復帰をお待ちしています。
398名無しさん@ピンキー:04/02/24 01:28 ID:L0xRbkb7
>395
いつも乙です( ・∀・)っ旦~
事情は分からないけど早く戻ってこれるといいですね

人大杉のせいか寂しい事になってるな
ハイイースト動乱マダー(AA
399名無しさん@ピンキー:04/02/27 01:24 ID:PAKrYyg7
イクたんハァハァ
400名無しさん@ピンキー:04/02/27 09:40 ID:ZL7BU1Z8
ドゥカー・イク
401名無しさん@ピンキー:04/02/27 12:17 ID:IuYlS3On
バイクにまたがったイクたんを想像して(;´Д`)ハァハァ
402名無しさん@ピンキー:04/02/28 01:51 ID:tjawL9rq
しかし本当に人少な杉

点呼でもしてみるか
1 ノシ
403名無しさん@ピンキー:04/02/28 02:08 ID:KbtTqqD4
2( - A - )
404名無しさん@ピンキー:04/02/28 03:31 ID:euCxUj0D
3
405名無しさん@ピンキー:04/02/28 03:32 ID:8VbvG0bw
4
406名無しさん@ピンキー:04/02/28 08:30 ID:M81FmsHJ
5
407名無しさん@ピンキー:04/02/28 10:15 ID:pdEVU6u8
糸冬
408名無しさん@ピンキー:04/02/28 13:51 ID:tjawL9rq
( ゚д゚)エ… オワッチャウノ
409名無しさん@ピンキー:04/02/28 14:15 ID:4sUxeZYU
6
410名無しさん@ピンキー:04/02/28 14:38 ID:wEmFgJ12
ラッキー7
411名無しさん@ピンキー:04/02/28 23:47 ID:a82gvfG5
8 ノシ
オウランタソキボンヌデアリマス!
412名無しさん@ピンキー:04/02/29 00:00 ID:qweSv59W
9ノシ
413名無しさん@ピンキー:04/02/29 00:42 ID:VtU7HMFt
10ノシ
4142( - A - ):04/02/29 02:26 ID:sTSKIjUX
2ケタ!
イイヨ(・∀・)イイヨ〜
415名無しさん@ピンキー:04/02/29 03:14 ID:1Z5Z5iwJ
良かった、意外といるんだね。
もっとイルカイ
416名無しさん@ピンキー:04/02/29 10:46 ID:uW3pzyOy
ノシ          梅
417名無しさん@ピンキー:04/02/29 12:00 ID:6EOL0V6r
ノシ

しかし、これでスレ消費するのもなんだかなぁ。
神降臨まで、マターリと待たせてもらいます。
418名無しさん@ピンキー:04/02/29 13:44 ID:sTSKIjUX
誰もいないと職人も降臨しにくい。
ROMってる人がいるとわかっただけでも、意義があると思いますYO。
419名無しさん@ピンキー:04/02/29 22:15 ID:Gn8h0lkI
ノシ
420名無しさん@ピンキー:04/02/29 22:41 ID:JieNiKwQ
∩-∀-)
421名無しさん@ピンキー:04/03/01 08:09 ID:7nVP2HYW
正直IDなんて簡単に変えれるし点呼なんて意味ねぇ
422名無しさん@ピンキー:04/03/01 10:49 ID:HeSjlpYA
それを言っちゃあおしめぇだよ。
わかっててやってんだからそっとしといてやんな。
423名無しさん@ピンキー:04/03/01 12:30 ID:fiuYt++K
保守が荒し認定されたからねぇ
他のスレでも人大杉閑古鳥対策で点呼しているのをみかけるよ。
424名無しさん@ピンキー:04/03/06 00:31 ID:9G0liyuO
あげ
425名無しさん@ピンキー:04/03/06 01:44 ID:oya6WOEG
ノシ
賑やかしに、思いつくカプを挙げてみる。
シーザー×ユンの最初で最後のお別れエチ
アルマキナン姉妹に襲われるディオス
この程度しか思いつかなんだ。
…何で軍師ばっかり…。
426名無しさん@ピンキー:04/03/06 12:23 ID:zvu1qcES
>アルマキナン姉妹に襲われるディオス
なんかいいな、これ。苦労人ディオス。

私はワイアット・ライトフェロー氏が
クリス・ライトフェローを生成した過程を詳細に解説して頂きたい。
427名無しさん@ピンキー:04/03/07 13:54 ID:tMbWYc+B
ハイイースト動乱マダー?
428名無しさん@ピンキー:04/03/08 01:31 ID:DBHBzB07
429名無しさん@ピンキー:04/03/09 17:12 ID:3o41IZqF
超マイナーかもですが・・・
メルヴィル×キャシィーの異母兄弟ネタキボンです
430名無しさん@ピンキー:04/03/10 03:13 ID:mTVc8rvM
メルヴィルとキャシィーは異母姉弟だったのか・・
431名無しさん@ピンキー:04/03/10 03:25 ID:g5yWV35D
知らんかった・・・
キャシーは攻略本のイラストを見て、背が高いと勘違いしてたんだよね・・・
ゲーム中に発見したら、ヒューゴ並み・・・
チクショウ!!
432429:04/03/10 03:35 ID:Z9+P9yme
>430>431さん
自分もそれ知ったの最近であります
コナミ公式の幻想真書に詳しく載ってありましたので
リクしてみました
433名無しさん@ピンキー:04/03/10 08:07 ID:Hl6BGsjp
探偵を利用してれば、ゲーム内でも容易に確認できるんだよな。
434名無しさん@ピンキー:04/03/10 10:22 ID:r3rfJI6y
まぁ、どちらにせよ。キャシー(*´Д`*)ハァハァ
435名無しさん@ピンキー:04/03/10 11:06 ID:XFctU+FO
小ネタなら教えてスレにあったな>メルヴィル×キャシィー
436名無しさん@ピンキー:04/03/17 14:09 ID:bQP6j2eF
(*´Д`)ハァハァ
437名無しさん@ピンキー:04/03/17 18:07 ID:iwHcNFz0
最近、みんな途中で終わっちゃうなー
なぜ?
438名無しさん@ピンキー:04/03/17 23:30 ID:/hFcvTec
1)放置プレイで焦らし中
2)保管庫の中の人さん復活待ち
3)みんな幻水に飽(ry
439名無しさん@ピンキー:04/03/18 01:27 ID:4fh9SN+2
>>438
携帯カキコ職人さんも多かったようだし、
人大杉に苦しんでいるのでは?
440名無しさん@ピンキー:04/03/18 22:56 ID:K0ebsomt
こりゃつええ!!
南部辺境警備隊第12小隊はやっぱとんでもねーチームになってるぞ!!
不言実行、無口で隻眼の小隊長 ゲド!!
唯一の女でありながら、何事にも物怖じしない「女王」 クィーン!!
拳法と魔法、両刀使いのヒゲジジイ ジョーカー!!
狙った獲物は百発百中、クールな暗殺者 ジャック!!
ゲド、クィーン、ジョーカー、ジャック!!
南部辺境警備隊第12小隊強い!!ここまで名前が知られるのもマグレじゃねえ!!

「コラァ ちょっとまてい!このイケメンで知性派・エース様を忘れてねーか!?」
441名無しさん@ピンキー:04/03/26 01:12 ID:CD4SRpKf
人いないなー・・・
442名無しさん@ピンキー:04/03/26 03:50 ID:Sm1W+qmo
もうずっと人稲杉
443名無しさん@ピンキー:04/03/27 03:09 ID:wKGyKeIT
寂しいー。作家さんたち帰ってきてくれ…
っていうか、いつになったら人大杉解除されるんだろう
444名無しさん@ピンキー:04/03/28 22:34 ID:kCawSXPZ
解除されても大してかわらんと思われ
445名無しさん@ピンキー:04/04/01 11:43 ID:w9Ofs1jX
保守
446名無しさん@ピンキー:04/04/02 01:39 ID:CePQOMeD
そんなこたぁないと言ってみる
447名無しさん@ピンキー:04/04/05 16:12 ID:8D1XIUu6
とりあえず4出るまで保守
448名無しさん@ピンキー:04/04/06 23:22 ID:eFNNSfc1
幻水3の漫画の6巻発売しましたよ、今回はクリスが見ものなので全員5冊は買うこと
449名無しさん@ピンキー:04/04/07 03:13 ID:F7PX4p/x
それは楽しみですなぁ、>>450どん?
450名無しさん@ピンキー:04/04/07 17:21 ID:6u+Bg4OZ
ええ、お父様にまたがるところなんか特に。ねえ>451?
451名無しさん@ピンキー:04/04/07 21:45 ID:lYl5pMra
いやいや、まさかあんな水の紋章の受け取り方があるとは。>>452はどう思われますか?
452名無しさん@ピンキー:04/04/07 21:48 ID:Uv5o4WH5
ですなあ、しかしクリスよりシャロンのパンツに目を奪われましたな正直。
>>453的には見せ場はどこでしたかな?
453名無しさん@ピンキー:04/04/07 22:18 ID:8BS0DEyI
カモノハシ
454名無しさん@ピンキー:04/04/08 08:19 ID:R8n5fWe/
工エエェェ(´д`)ェェエエ工工
455名無しさん@ピンキー:04/04/10 15:51 ID:pUvEYC3b
ロウエンにパイズリされてえ
456保守:04/04/14 15:22 ID:jVoEbfcE
「あらリオウ、こんなところにいたのね…」
特に予定もない昼下がり、屋上のテラスでまったりとしていたら、リィナさんから
声をかけられた。わざわざ僕を訪ねてくるなんて珍しい。何か特別な用事でも
あるのだろうか。とりあえず、腰を下ろすように勧めると、いきなり
「リオウ…あなた、今好きな人はいる?」
って聞いてきた。僕は真意を測りかねて、えっ?という表情でリィナさんの方を見る。
「…あなたも年頃でしょ。気になっている異性はいないの?」
なるほど、そういうことか…確かに、いないわけじゃない。ただし名前を挙げるのは
リィナさんの前では少々問題がある。僕は「いますよ」とだけ言うと
「ひょっとして、私には言いにくい相手かしら」
って、心の中を見透かすような事を言われてしまう。…もうここまで勘付かれていては
隠しても仕方ない。僕は正直に「リィナさんが一番良く知っている人です」と答えると
「良かった…それなら話が早いわ。…あの子のことで、ひとつお願いがあるの」
お願い?僕に?
457保守:04/04/14 15:47 ID:jVoEbfcE
お願い?僕に?
「…実はあの子もあなたのことが好きなの。知ってたかしら?」
…まあ、何となく。
「ただ、あの子はオク手だから、今まで男の人を好きになったりした事が無かったの」
…まあ、それは何となくわかるな…
「でも、あなたのことは相当本気みたい」
本気?またなんで?
「あの子ったら、毎晩布団の中で…何をしてると思う?」
さあ…皆目見当がつきませんが…
「あなたの名前を呼びながら…オナニーしてるのよ。声を殺して」
えっ!オ、オナニーって…
「自分でするより、してもらった方がいいのに…でもあの子は臆病だから、自分から
告白しようとしないの。だから、出来ればあなたの方からあの子に告白して欲しいの」
…なるほど…そういうことか。
「わかったよ。今度アイリさんに会ったら…話をしてみる」
「わがまま言って御免なさいね…あと、このことは…」
「わかってる。アイリさんには内緒に、ってことでしょ?」
「お願いね。あの子はちょっと…純情すぎるところがあるから」
…まあその純情さがアイリさんの可愛いところでもあるんだけど。
しかし、どうやってアイリさんに告白するか。こういうことは経験がないので
考えると緊張する。…まあ善は急げだ。僕は今日中に告白してしまうことにした。
458保守:04/04/14 15:47 ID:jVoEbfcE
エロなしで御免。続きはまた落ちそうになったときにこっそりと…
459名無しさん@ピンキー:04/04/14 19:12 ID:m+ANjmc4
落ちそうになるまで このまま生殺しか
460名無しさん@ピンキー:04/04/15 01:40 ID:lphysPe/
生殺しでも(・∀・)イイ!何もないよりは……
456さん、続き期待してます。
461名無しさん@ピンキー:04/04/15 01:56 ID:BkWBGoL4
落ちてからじゃ遅いんで、可及的速やかに続きキボンヌ。
妹の処女喪失早く見たい。天魁星はやや鬼畜風味で…
462名無しさん@ピンキー:04/04/16 01:56 ID:rOcATeWn
もまいらワガママ言い過ぎだぞ( ´∀`)σ)∀`)

震えて待つ。
463名無しさん@ピンキー:04/04/17 09:16 ID:9ocNLONI
次はナナミを・・・・・・
464保守:04/04/17 19:28 ID:lD3l2hEz
>>457の続き。


…告白するにあたって、経験者の意見というものを参考にしてみようかとも思ったけど、なかなか
適任者が思いつかない。ビクトールさんに聞いても「こういうのはアレだ。猪突猛進、当たって砕けろだ」って
言われるに決まってるし(正論かも知れないけど、ビクトールさんは何でもこう言う)、フリックさんは…
聞いてもたぶん参考にならない(貶してるのではなく、僕がフリックさんと同じ事をしても滑稽なだけだ)。
というわけで、比較的歳も近くて、遊び慣れている(らしい)シーナに相談してみたわけだが…
「へぇー…リオウが告白?しかも両想いっぽい!? 一体相手は誰なんだよ。紹介しろ、紹介」
激しく後悔。だいたい紹介って何だよ!?そんなことはどうだっていいから、何かいい告白の方法を
教えてくれよ!
「そんなもん、どこか二人きりになれる場所に連れ込んで、耳元で『君のことを愛してる』とでも呟いて
押し倒してしまえば完璧さ。相手もお前のことを憎からず思ってるんだろ?」
まあ、そうだけど…その、押し倒す、ってのは…
「何を甘っちょろいことを言ってんだよ。こういうことは一気に決めてナンボだって。…ま、俺もあんまり嫌な
ことは言いたくないけどさ、今のお前がおかれている状況、それを考えると『また今度』ってのがあるとは
限らないんだぜ?」
おどけた口調は崩さずとも、僕を見る目は笑っていない。…確かに戦いは膠着していて、しばらくは平和な
状態が続いている。けど、シーナの言うとおり、今後も平和な時間が流れ続ける…という保証はどこにもない。
465保守:04/04/17 19:29 ID:lD3l2hEz
「…そんなに暗い顔すんなよ。この俺が力を貸してるんだ。悪いようにはならねぇよ。…だから今のうちに
いいコトたくさんやっとけって。お前はリーダーとして十二分に頑張ってるんだ。誰も後ろ指なんか差しは
しないさ」
いかにもシーナらしい、励ましの言葉。…確かに今は自分のできること、やりたいことをやるのが一番かも
知れない…。吹っ切れた僕はシーナに礼を言って、この場を立ち去ろうとする。すると…
「相手はアイリさんだろ。ありゃあお前にベタ惚れだから何をやっても大丈夫だぜ。…あーちくしょう、羨ましい!」
なっ…バレてた…。
「おっ、やっぱりそうだったのか。アイリさんがお前のことを気にかけてたのは有名、っつーか、バレバレ
だったけど、お前にもその気があったとはねぇ。…ま、今俺が言った通りだ。せいぜい頑張りな」
シーナの言葉にはあえてリアクションを返さず、そのまま歩を進める。…うーむ…やっぱり気に
かけられてたのか…。僕の思い違い、っていうか思い上がりじゃなかったんだな。ちょっと安心した。
…とりあえず、アイリさんを探す前に休憩だ。ちょっと横になろうと思い、自分の部屋まで戻って
きたんだけど…中から人の気配が。僕は音を立てないようにそっとドアを開ける。
466保守:04/04/17 19:30 ID:lD3l2hEz
半開きになった扉の隙間から、中にいる人を確認する。…それは僕が探そうとしていた人に
他ならない。手間が省けた…と思ったのも一瞬、どうも様子がおかしい。僕のベッドの上で
一体何をしてるんだ?
「ん……あっ……リオウ…」
名前を呼ばれて一瞬ドキッとする。しかしそれ以上に驚いたのは…アイリさんのその格好だ。
普段、腰に巻いている赤い布は床に投げ捨てられ、片手で枕を抱きかかえ、もう片方の手は
スパッツ越しに自らの陰部をまさぐっている…。
「んっ…はぁ……あっ」
覗かれていることに気づいていないアイリさんは、股間をまさぐる手の動きを早める。
僕は我を忘れてその淫靡な光景に見入ってしまった。…僕のベッドで…アイリさんが…。
このまま見続けて良いのか、それとも何とかした方が良いのか。…僕の股間はもうパンパンに張っている。
それと同時に、心の中で黒い欲望が沸き上がる。…このままアイリさんを犯してしまいたい…。
欲望に支配された僕は気配を消し、音を立てないように、アイリさんが行為に没頭しているベッドに近づく。
「ア・イ・リ・さ・ん。何してるの?」
僕はわざとゆっくり、緊張を悟られないように声をかける。
「!!」
僕の声にアイリさんは、びくっと体を震わせ、あわててベッドから跳ね起きる。
そして僕のほうに顔を向けるが、僕と目が合うとすぐに顔を背ける。
しばらくの沈黙の後、アイリさんは「…ゴメン!」とだけ言って僕の横をすり抜け逃げようとする。
しかし僕は逃げようとしたアイリさんの右手を捕まえると、そのまま引っ張ってベッドに押し倒す。
467保守:04/04/17 19:31 ID:lD3l2hEz
「…リオウ!」
アイリさんは僕をはねのけようとするけど、組み伏してしまえばいくら身のこなしが軽いアイリさんといえども
逃げることはできない。
「…他人の部屋でオナニーなんて、アイリさんはエッチなんだね」
僕が少し意地の悪い言葉をかけると、アイリさんの顔はトマトみたいに真っ赤になる。
「どうしてまた、僕の部屋なの?」
答えは聞かなくても想像できる。それでも僕は聞かずにはいられなかった。
「…それは…」
「それは…?」
「…言わせる気かよ…そんなの…もう言わなくても……わかるだろ…」
最後のほうは涙目になりながら、絞り出すように言う。
ちょっといじめ過ぎたかもしれない。僕は何も言わず、アイリさんの唇にそっと自分の唇を重ねる。
「ちょっ……んっ……」
アイリさんは驚いたように瞳を見開く。しかし、抵抗することなく僕が差し入れた舌に、自分の舌を
絡めてくる。僕は一通りアイリさんの唇と舌の感触を味わうと、ゆっくりと唇を離す。
このとき初めて、これが自分にとってのファーストキスなんだと実感する。
「リオウ・・・」
潤んだ瞳でアイリさんが見つめる。
「…イヤだった?」
「そんな…イヤじゃなかったけど…その…あたしみたいなので……リオウは…」
なおも何か言おうとするアイリさんの唇を再度自分の唇で塞ぐ。
今度はさっきよりも長い時間、絡みつくような激しい口づけをする。お互いの体が密着し、その柔らかい感触に
僕の理性が奪われそうになる。
「続き、していいかな?」
我慢ができなくなった僕は、唇を離すとアイリさんに同意を求める。
「・・・うん」
少し恥ずかしそうにアイリさんが頷く。それと同時に僕は、さっきまでアイリさんが自分で弄んでいた
場所を、スパッツの上から唇で愛撫する。
468保守:04/04/17 19:33 ID:lD3l2hEz
今日はここまで・・・1回ageちまった。ごめんなさい。

アイリ編は次回で終わりです。

469名無しさん@ピンキー:04/04/17 20:13 ID:rVPeWF8c
ぬおぉぉぉぉ・・・・・・!
またしても・・・またしても・・・
生殺しとは・・・・・・!!


亀頭を長くして続きを待つ・・・!
470名無しさん@ピンキー:04/04/18 02:39 ID:AZnQ836k
GJ!!
俺は震えて待つ!
471名無しさん@ピンキー:04/04/18 17:21 ID:NVCedXG3
アイリの処女を美味しくいただく⇒肉の味の素晴らしさを知った主人公は、ティムポの先も乾かぬうちに
ナナミの処女も美味しくゲット⇒その後も自らの地位を最大限利用して
リィナ〜メグ〜ミリィ〜オウラン〜メクメク〜ワカバ〜バレリア〜レオナ
…と、城内の女性を手当たり次第食べていく鳴海丈の歴史官能小説みたいな
展開キボンヌ。
472名無しさん@ピンキー:04/04/18 18:33 ID:xTdYAiQ3
471キモイ
473名無しさん@ピンキー:04/04/19 01:30 ID:ikV6lJXa
>>468
乙カレー。
まったり待ってます。
474名無しさん@ピンキー:04/04/19 23:04 ID:RDWCPZMS
むしろ、城内の女性を頂いていく主人公だけど、ナナミにだけは手を出さない展開を希望………つうか書きたい
475名無しさん@ピンキー:04/04/19 23:37 ID:HWp+7EgQ
>>468
乙カレー。
アイリ編ってことは次の構想が……(*´Д`)ハァハァ
476名無しさん@ピンキー:04/04/20 04:08 ID:WsWJJ+9s
そんな中ナナミは別の男に凌辱されると。そんな展開を希望。
477名無しさん@ピンキー:04/04/20 05:05 ID:yhi4brk1
>>468氏のSSを見てふと思ったのだが、アイリは純情でエロカワイイのに
なんで人気面では不遇だったんだろう……ナナミくらいの人気があっても
よかったんだけどな…

>>476
な、なんだっ(ry
478名無しさん@ピンキー:04/04/21 17:05 ID:U1hAAcRg
ツヅキマダデスカ
479名無しさん@ピンキー:04/04/22 00:40 ID:JAMXfq0Q
ツヅキマダー? チンチン(AA略
480名無しさん@ピンキー:04/04/22 03:19 ID:0etiwu8o
>>471
ミクミクもか。
481名無しさん@ピンキー:04/04/22 03:57 ID:GqxOBinz
マターリ待つよ…と言いたいところだが、いいとこなんで早く続きを…
482名無しさん@ピンキー:04/04/23 02:11 ID:gsqrQ/N0
なんでアイリってあんなにも主人公に好意を寄せていて
健気で意地っ張りなところが非常に萌えなのに人気が無いのが不思議だ
むしろ漏れにとってナナミの人気のほうが不思議だ
まぁ人の好みなんてそれぞれなのはわかっているんだけどね

関係無いけれどアイリって尽くして悦にはいるタイプだと思う
483名無しさん@ピンキー:04/04/23 15:04 ID:DxwAFqV2
アイリねぇ…一回ぐらい素直にかわいいところ見せてたら
また違ったんじゃないかという気もするな。自分は好きだけど。

とりあえずアイリ萌え待ち。
484名無しさん@ピンキー:04/04/23 16:02 ID:0J1DREP0
浅黒ジプシーって時点でまず好き嫌い別れちゃうからなあ。
清楚でエロカワイくてもミネアはアリーナに勝てなかった。
485名無しさん@ピンキー:04/04/23 17:57 ID:YQCoFcVd
うむ。俺も何故>482がナナミよりもアイリがいいのか不思議だ。まさに人それぞれ。
486名無しさん@ピンキー:04/04/23 19:29 ID:CduOg1ha
顔やスタイルはアイリのがいいし美少女だと思うけど。
ナナミが好きなんだよなぁ。
487名無しさん@ピンキー:04/04/23 21:08 ID:wrAZ94mi
スキル的にはナナミのほうが有利だよな。
実質上のヒロインであり、ちょっとドジっ娘入った義姉という設定、さらには
ストーリー上の優遇…これがもし実姉だったら少しは違ったのかも知れないけど。
アイリのスキルも悪くはないと思うけど、押しの面ではやや弱い。
ストーリー上でのフォローもそんなにインパクト強くないし。

でもオイラはアイリのほうが好きかな、どっちかといえば。
488名無しさん@ピンキー:04/04/24 08:29 ID:mOXnspku
断然リィナ派
ナナミもいいけどね
2主食っちゃうリィナきぼん
489名無しさん@ピンキー:04/04/24 10:54 ID:ryGGOp+8
どっちも好きさ。みんな好きさ。それでいいじゃないか
490名無しさん@ピンキー:04/04/24 17:20 ID:kP5bWq02
オラ、ヨシノさんがいいだ
491名無しさん@ピンキー:04/04/24 19:38 ID:TzOxWPyp
山本さんは普段は温厚だけど切れると本気で怖そうだからやめとけ
492名無しさん@ピンキー:04/04/26 17:50 ID:KZfrh9lf
まさか、アイリ編もまた未完のままというパターンか?
493名無しさん@ピンキー:04/04/26 22:28 ID:GR03agmw
>>492
いや、完結します。>>467の続きから。


匂いをかぐように、唇を割れ目に沿って動かす。するとアイリさんの体がビクッと震え、膝を閉じて
僕の愛撫から逃れようとする。けれどもこの体勢では、膝を閉じようとしても程良く肉付いた太腿で
僕の顔を挟む格好になってしまうだけで、逃れることはおろか、より一層僕の昂奮を高めてしまう
ことになる。僕は太腿に挟まれた状態のまま、今度は舌で直接割れ目をなぞる。
「やっ…やめろっ…」
とはいうものの、アイリさんの抗議の声も随分弱々しい。普段のはっきり…というかさっぱりした
物言いからは全く想像できない。こういう声を聞くと、何だか虐めたくなってしまう。僕は顔を
上げて、アイリさんの目を見て言う。
「…僕が触る前から随分濡れてたみたいけど、いったいどれくらい自分で触ってたの?」
「!…そっ…それは…」
「他人の部屋で鍵もかけずにオナニー。…ひょっとして、わざと覗いてもらうためにやってたとか?」
「違う!そんなんじゃ…」
「いや、絶対にそうだね。そうでなきゃ、わざわざ僕の部屋でこんな事をする意味が無いもんね。…まったく
がっかりしたよ。アイリさんがこんなに変態だったなんて」
「…うっ…ひどいよ…リオウ……そんなこと…」
アイリさんの双眸から雫が零れる。…ちょっとやりすぎてしまった。僕はゴメン、と言ってアイリさんを抱き寄せる。
「リオウ…謝るから…嫌いにならないで…」
泣かしておいて言うのも何だけど、まさかアイリさんが泣くとは思わなかった。戦闘では男まさりというか
ちょっとのことでは動じない剛胆さを見せるけど、こういうところは普通の女の子と何ら変わりない。僕は
ますますアイリさんのことが愛しく思えるようになった。
494名無しさん@ピンキー:04/04/26 22:30 ID:GR03agmw
「ごめんね。虐めるつもりじゃなかったんだ(ちょっと嘘だけど)。…でも僕は、アイリさんがエッチな
女の子だとわかって嬉しかったな」
僕の言葉に、アイリさんは瞳に涙を浮かべたまま顔をこっちに向ける。
「だから、これから二人でいっぱいエッチなことをしようよ。わざわざ一人でしなくても、アイリさんが
したくなったら、僕はいつでも相手をしてあげるから」
アイリさんはこくん、と頷く。そのかわり――僕は続ける。
「二人っきりの時は恥ずかしくても、僕の言う通りにして欲しいな」
「言う通り、って…?」
アイリさんは怪訝そうな表情で聞き返してくる。僕はそれには答えず、再度アイリさんを押し倒して
その上着をたくし上げ、胸を露出させる。
「ちょ…ちょっと、リオウ!」
急に押し倒され、アイリさんはわずかに抵抗するが、僕は構わず、むきだしになった双丘に顔を埋めるように
むしゃぶりつく。
「あ…!リ…オウ…やめっ……ん…」
言葉こそ拒絶しているが、抵抗するそぶりは見せずに僕の行為を受け入れる。
それに気を良くした僕は、胸の感触を一通り堪能すると、そのまま肋骨からお腹のあたりに舌を這わせ、臍の
あたりに到達したところで顔を上げ、スパッツに手をかける。
「脱がせていい?」
僕は一応、アイリさんに了解を取る。
「えっ……その…、うん…」
最後は消え入りそうな声で返事をする。アイリさんは、脱がせやすいようにと足の力を抜く。…僕はスパッツと下着に
手をかけると、ゆっくり下におろす。…露わになった割れ目と下着の間には、さっきの愛撫やら何やらの
せいか、愛液が糸を引いている。僕はその淫靡な光景に、ごくっと唾を飲み込んでしまう。
一方のアイリさんも、その状態におおよその察しがついていたのか、「見るな…」と声を上げるが、その声は
弱々しく、いつものさっぱりした口調からは程遠い。
僕は脱がせ終わると、まとまった状態になっているスパッツと下着をそのまま床に投げ捨て、アイリさんの膝に
手をかけて足を広げようとする。
495名無しさん@ピンキー:04/04/26 22:30 ID:GR03agmw
「リオウ…やっぱり…明るいから恥ずかしいよ…」
アイリさんはそう言って抵抗しようとするが、僕が「約束でしょ」と言うと、渋々ながら自分から足を開く。
…はじめて見るアイリさんのあそこは、ぴったり割れ目が閉じている状態だけど、周囲にかけては愛液で
濡れている。僕は指で濡れている割れ目をゆっくりとなぞる。
「んっ…!」
僕が触れると同時にアイリさんの体は震え、口からは押し殺したような声が漏れる。
僕は割れ目がよく見える位置まで顔を近づけると、両手を使って割れ目を横に広げる。綺麗なピンク色を
しているそこは、奥から溢れる愛液でぬらぬらと淫靡な輝きを放っている。僕はさらに顔を近づけると、その
部分に舌を差し入れる。
「ひあっ!そんなとこ……汚い…っ…!」
息も絶え絶えになりながら、アイリさんは抗議の声を上げる。しかし僕は舌の動きを休めずに、奥へ、上下へと
いろいろな方向に動かし、最後は上の方にある突起を重点的に責める。
「あっ…んっ……ダメっ…イクッ!…ああっ!」
ひときわ大きな声を上げると、アイリさんは大きく身を震わせる。
「…アイリさん、イッたの?」
「はぁ……はぁ……ん…うん…」
激しく息をしながら、恥ずかしそうにアイリさんが答える。…僕ももう、我慢するのが辛い状況だ。
「アイリさん…そろそろ、入れていいかな…」
「えっ…うん…でも…」
「でも?」
「あたし…初めてだから……その…優しく…して欲しいんだ…」
「うん…と言いたいところだけど、僕も初めてだから…どうなるかわからないよ」
「えっ…?」
僕の言葉にアイリさんはびっくりした表情を見せる。
496名無しさん@ピンキー:04/04/26 22:32 ID:GR03agmw
「…そんなに意外かな?」
すると、アイリさんはかぶりを振って、
「…いや……そっか…。じゃあ…あたしはリオウの…はじめての人になるんだな…」
と言って、泣き笑いのような表情を浮かべる。
「アイリさんも、初めての相手が僕で後悔しない?」
「…そんな…後悔だなんて……リオウが相手で…とても嬉しいよ」
そう言ってアイリさんは、目の端に浮かんだ涙を拭う。
「じゃあ…アイリさん、力…抜いて…」
僕はそう言うと、先端をアイリさんの割れ目にあてがう。そして、狙いを定めると、ゆっくり挿入を開始する。
「あああっ!」
アイリさんが辛そうに声を上げる。その声に、僕は挿入を止めて「大丈夫?」と声をかける。
「んっ……いい…からっ……そのまま…っ…!」
このまま止まっているのもお互いに辛い。僕は意を決して、ゆっくりと腰を深く入れ、アイリさんの純血の証を
破る。
「んうっ…!」
その瞬間、僕の背中にアイリさんの爪が食い込む。しかし職業柄、日頃から爪を短く切りそろえているので
深く食い込んでもそんなに痛くはなかった。
「…全部…入ったのか…?」
アイリさんの問いに、僕はうん、と頷く。
「動いて、いい?」
「…えっ…うん……あっ…!」
肯定の言葉と同時に、僕はゆっくりと腰を動かし始める。
「あっ…んっ…うあっ…!」
僕の動きに合わせて、アイリさんも艶っぽい声を上げる。その声に刺激されるように、僕は徐々に
腰の動きを早めていく。
「ふあっ…!リオ…っ!もっと…ゆっくり…っ!」
アイリさんが切なげに声を上げる。ゆっくりしてあげたいのはやまやまだけど、締め付けが
きついので、動きを緩めるとそれだけで出してしまいそうになる。
497名無しさん@ピンキー:04/04/26 22:34 ID:GR03agmw
…それにしても、女性の膣内ってこんなに気持ちがいいとは…自分でするのとはさすがに
比べものにならない。
「んっ…あっ!…やっ……もう…!」
アイリさんの声がひときわ大きくなる。絶頂が近いのだろうか。それと同時に締め付けも一層
きつくなり、僕の射精感も一気に高まる。
「アイリさん…僕もイキそう…」
「あっ…!んんっ…!あたしもっ…!」
「…中で出していい?」
僕が耳元で囁くと、アイリさんはあわててかぶりを振る。
「やっ…!中はっ!…赤ちゃんが…っ…!」
「どうしても?」
「今日は…ダメ…っ!危ない…っ!……のっ!」
だけど、そう言って僕に懇願するアイリさんの表情がとても艶めかしくて…。
「うぁっ!」
僕は思わずアイリさんの中で達してしまう。ドクン、ドクン…あまりの気持ちよさに僕自身でも
信じられない量がアイリさんの中に注ぎ込まれる。
「ひあっ!あああっ!…あっ!…やあっ……リ…オウ…」
アイリさんも達したのか、ひときわ大きな声を上げると、僕の放出にあわせて体をビクッ、ビクッとと
震わせる。
「はぁ…はぁ…はぁ……」
僕もアイリさんも、結合を解くことなく、つながったまま息を整える。
やがて人心地つくと、僕はゆっくりとアイリさんの中から自分のものを引き抜く。…アイリさんの
秘所からは、破瓜のしるしと僕の出したものとが混ざった液体がどろっと流れ出してくる。
「ひどいよ…中で出したらダメって言ったのに…」
「ごめん…アイリさんの中が…とても気持ちよかったから…」
するとアイリさんは、頬を赤らめて小さな声で呟く。
「もし…できちゃったら…リオウは……。いや、いいんだ…」
そう言ったきりアイリさんは黙ってしまう。僕は別に…いいんだけど、やっぱりアイリさんは
イヤなのかな?そこのところを訊いてみることにする。
498名無しさん@ピンキー:04/04/26 22:35 ID:GR03agmw
「アイリさんは…僕との子供が出来るのは…いや?」
「そんな…別に…イヤじゃないけど……あたしは…」
アイリさんの声が急に弱々しくなる。
「…あたしとリオウじゃ…住む世界が違いすぎるから…」
…住む世界が違うだなんて…。そんなこと、僕自身、全然思ってないのに…。
「住む世界なんて…現に今こうして二人で一緒にいるじゃない。この戦いのリーダーがたまたま
僕だっていうだけで、他には何も違いはないよ」
「けど…この戦いが終わると…あたし達はまた…」
アイリさん達は旅の一座だ。今みたいに長く一所に腰を据えて…という方が珍しい。
どうしたものか考えていると、後始末を終えたアイリさんが僕の肩をぽんと叩く。
「…まぁ、まだ出来たと決まったわけじゃないし…その…リオウがイヤじゃないって
わかっただけで…あたしは…いいんだ」
そこでアイリさんは一息つくと、恥ずかしそうに付け加える。
「けど…次から…危ないときは……中でしちゃダメだからな…」
「えっ?うん…ごめん…」
確かに軽率だった。けど…。僕はアイリさんにおずおずと切り出してみる。
「けど…大丈夫な日は…中で出して…イイよね?」
「え?そ、それは……リオウがそうしたいなら…」
そう言ってアイリさんは恥ずかしそうに俯く。…僕もさっきの中で出した感触を思い出してしまい
再び欲望が頭をもたげる。
「それと、もうひとつお願いがあるんだけど…」
「…?」
「今度はちゃんと外に出すから…もう一回、していい?」
「えっ?ちょっ…リオウ…んっ…!」
僕は戸惑うアイリさんを抱き寄せて唇を塞ぐと、そのまま押し倒して第二ラウンドに突入した。
499名無しさん@ピンキー:04/04/26 22:38 ID:GR03agmw
終わりです。

時間かかりすぎなど、いろいろご迷惑をおかけしましたが、こんな拙作でも
スレ活性化の起爆剤にでもなれば幸いです。4の発売日も決まりましたしね…

ではまた。
500名無しさん@ピンキー:04/04/26 23:19 ID:FTGpRfEf
おつかれ。まさしくGJだよアイリさん!
501492:04/04/26 23:20 ID:KZfrh9lf
うわぁぁ、疑ってごめんなさい。
力作乙です。本当にアイリ編最高です。
502名無しさん@ピンキー:04/04/27 01:30 ID:ljUXgAOI
>>499
乙!
中田氏描写エロイ!超エロイ!!

しかしこのスレに投下されるSSの2主はどことなくマイルドな鬼畜風味入ってることが
多いのは気のせいだろうか…
503名無しさん@ピンキー:04/04/28 23:52 ID:JVp2+PbZ
俺はナナミの方が好きだな。
キャロ3人組の関係がぶっ壊れるほどの凌辱物が読みたい。

幻水SSって結構あるけど凌辱物は比較的少ないね。
504名無しさん@ピンキー:04/04/29 00:05 ID:lRiJGkPS
いっそのこと幻水2のバッドEDとか。
ルカ率いるハイランド軍に敗れ去った者の末路。
505名無しさん@ピンキー:04/04/29 01:37 ID:JlPctS3I
うーん、主人公×アイリと来たからには、次は主人公×ナナミでしょう。
とは言っても、作家さんがいなくては話にならないわけだが…
506名無しさん@ピンキー:04/04/29 10:19 ID:RQ011gnz
意表を突いて主人公×バーバラ
507名無しさん@ピンキー:04/04/29 15:44 ID:pchQzTvq
いや、主人公×オウラン
508名無しさん@ピンキー:04/04/29 17:06 ID:/LpLSQHU
一応ネタはある、
倒れるナナミ、泣き崩れる2主、
慰めに来たアイリを陵辱してしまう2主、
アイリは黙って慰み者になり続けるが…。

ってシュチュ、ナナミは死んでいる方面で。
書きかけではあるが如何せん筆不精で途中で飽きちゃうんだよね…、
日の目を見る日は来るのだろうか…。
509名無しさん@ピンキー:04/04/30 21:37 ID:wQrSOh0S
ナナミは死んでる方面ってのはちょっとなぁ・・・・
ナナミはジョウイに凌辱されてるとかどう?
510変態マーチ:04/05/01 09:05 ID:UjAOQ5hv
薄暗く蝋の灯火を消せば辺り一面が闇に包まれるかのような地下を
水滴の音がその不気味さを一層惹きただせる…そんな
広い空間内の隅に、囚われている女将軍だった者が今も両腕を鎖に繋がれ捕われている。
「そろそろ僕を受け入れた方がいいじゃないの?」
解放運動のリーダーは邪悪な笑みをうかべ目の前の堕ちた将軍に囁くかのように話す
「誰が貴様などに辱めを受けるものか!貴様などに受けるくらいなら死んだ方がましだ!」

駄文すまん。 はぁ〜旨く書けるように武者修行でもするかな。


511名無しさん@ピンキー:04/05/01 12:33 ID:7oudrtpM
↑うぜーヨ
512名無しさん@ピンキー:04/05/01 13:02 ID:5emoXqOJ
坊ちゃんとソニアも昼メロみたいでイイネ!
513わたしゃ変態だよ!:04/05/02 05:13 ID:z7BiR50d
あれから幾つもの季節が過ぎただろうか。
水や食料も十分に与えられず、日の光も与えられない日々が続く
自分が自害をすれば楽になるのだろう…と普段は考えもしないことを考えるが
「あ、一応言っておくけど自害をしようとしても無駄だよ
 君が死ねば捕虜達も言うことを聞かなくなってすぐに首を刎ねなければ
 いけなくなるからねぇ…まぁエリートの女兵士達はいろいろと使い道はあるけどね…」
そんな血も涙も通っていないかのような解放軍リーダーのどすの効いた声が脳内に駆け巡る
「テオ様…」 冷たい石床から顔を上げソニアは顔を濡らす…それは水滴なのか涙だったのかは定かではない。
ほどなくして解放軍のリーダーが現れまた囁く正しいつもと違ったのは  続くったら続く
514名無しさん@ピンキー:04/05/02 09:24 ID:/k8lYIzC
クスクスの町のならずものに復讐リンカーンされるオウランをキボ
515名無しさん@ピンキー:04/05/02 10:50 ID:3EZSBxb0
幻水2ネタで最後はバッドエンドだと嬉しい。
最高に後味悪いのキボン。
516名無しさん@ピンキー:04/05/02 11:33 ID:bYCliT/O
鬼畜1主人公とソニア
ハァハァ
517名無しさん@ピンキー:04/05/02 13:20 ID:B8xXEb6o
>>516
IDが「byクリット」
栗と栗鼠でカキコでつか……。
518名無しさん@ピンキー:04/05/02 14:04 ID:f210YkRO
2主って意外と鬼畜っぽいの似合うなー
519名無しさん@ピンキー:04/05/02 17:53 ID:2lqJUCrF
確かに。なんでだろう。顔?
1主も2主も身近な人が死んだり重いリーダーになったりしてるのに
1主は哀愁漂う感じで、
2主は明るく元気でオープンエロなタイプに見える
520名無しさん@ピンキー:04/05/03 02:04 ID:j7n8E5jc
2キャラを次々と堕としていく鬼畜凌辱物きぼん
521名無しさん@ピンキー:04/05/03 03:17 ID:8YjVdHGp
>>520
あー、そのアイデア(・∀・)イイ!!ね
覚えておくわん
522俺も変態だよ!:04/05/03 04:47 ID:U4OKkrrT
駄文>>513の続き
「そろそろあなたにこれ以上時間を省く暇は無いとの軍主殿のお達しでね
 このまま僕の思い通りにならないのなら…」
しかしソニアは断固として沈黙を通す 気丈にも途切れそうな精神を保ちつつ
「ふぅ…やれやれ取り付く島も無いな。仕方がない…おぃキルケを呼べ!」
トラン城のリーダーは側近の兵士をに大声で叫ぶと兵士は不気味な笑いを浮かべつつ
ソニアの前から消えてゆく…程なくして先ほどの兵士に
呼ばれたのであろうキルケという者がジャッジメントを片手に持ちゆっくり現れる。
「リーダー…俺に仕事ってのはこの前にいる女の首を斬ることかい?」
感情の見えぬ悪魔で冷静なこの男の言葉にソニアは恐怖を覚える… 続くったら続く
 
523名無しさん@ピンキー:04/05/03 10:31 ID:g1j5Iytx
こんなスレがあるのですが…

ttp://game4.2ch.net/test/read.cgi/gsaloon/1067351014/l50

参考にどうぞ
524名無しさん@ピンキー:04/05/04 00:38 ID:OIANYF8/
>522さん気になるから絶対完結きぼんぬ
525508:04/05/04 17:32 ID:M762hH9d
「はぁ、あああ・…!」
薄暗い部屋に女の嬌声が響き渡る、
女は男の上に跨って腰を振っていた。
結合した部分から愛液と精液がこぼれ出る、
それもそのはず、もう三時間にはなろうか
繋がったまま一度も抜くことも無く交わり続けている。
もうお互いが何度達したかなど既にわからなくなっていた。

「あっ!ああああああーーーっ!」
達した女が男の上に倒れこみ荒く息をつく、
だが男は満足しておらず自分が上になり腰を動かした。
再び部屋には嬌声が響き渡った…。

男と女…、コハクとアイリがこのような関係になったのは数ヶ月前にことだった…。
「ナナミは?ナナミはどうなったの?
 ねぇ、大丈夫なんでしょ?」
「・………」
その答えにホウアンは沈黙でしか答える事が出来なかった。
「そ、そんな…、ナナ…ミ……」
コハクの義姉ナナミが凶弾に倒れコハクは泣き続けた…、
その晩アイリは泣き続けるコハクを慰めるために部屋に向かった。
アイリがどのような慰めの言葉をかけても精神が不安定になっているコハクには
自分に同情しているかに見せかけ本当は嘲笑っているように聞こえてしまっていた、
そして…、感情が暴走したコハクはアイリを襲った…、
罪悪感など感じる余裕も無くそれこそ獣のようにアイリを陵辱した、
アイリは初めてだったが何も言わず身体を差し出した、
自分で悲しみが少しでも癒されるのなら自分はどうなってもいいと思って…。
その晩からコハクは毎晩アイリを抱いた、
そしてアイリは何も言わずに抱かれた、
プライドを引き裂かれるような真似もさせられた、
しかし口先だけの抵抗すらせず全てに従った…。
526508:04/05/04 17:34 ID:M762hH9d
とまぁ、こんな感じに始まって暗めに話が進む予定だけど、続き読みたい?
527名無しさん@ピンキー:04/05/04 18:36 ID:N6YI6qH9
ナナミを殺しちゃダメだ
凌辱ならいいよ
528名無しさん@ピンキー:04/05/04 20:12 ID:EXazoETI
確かに殺しちゃだめだね
529名無しさん@ピンキー:04/05/05 00:48 ID:m+qIsDo9
文句つけてんじゃねぇyp 寄生虫が
530名無しさん@ピンキー:04/05/05 01:06 ID:Zzsg1dxM
508さん、続き是非ともお願いします!
531名無しさん@ピンキー:04/05/05 01:35 ID:eMjC5eLc
>>526
もうそんな感じで
ドロドロでダークなのが読みたいです。
ところで主人公の名前、コハクってのはデフォですか?
532508:04/05/05 18:24 ID:T2zr5no5
>>531
いいえ、デフォの名前は1,2ともにありません、
因みに自分は1はヒスイ、2はコハクでやりましたので
名前はコハクとなっています。


あー……、某吸血鬼ゲーの双子冥土の名前とかぶっているよう思うかもしれませんが
幻水の方が先に発売してますので、
こっちが先です、向こうが後です、
しつこいようですが偶然です、
お間違えないように…。
533名無しさん@ピンキー:04/05/05 18:47 ID:zaKd5UjW
>508
乙です。
一応混乱を避けるため、(と言いつつ1には書いてないけど)
坊っちゃんはティル、2主人公はリオウで統一しようということになってますので、
もし良かったら次回からそうしてもらえるとありがたいです。
続き楽しみにしてます。
534508:04/05/05 21:20 ID:W3b0t5HN
また…、夜が来た…、
城の皆が眠りにつくころリオウの部屋に続く廊下に足音が響いていた、
アイリはふと窓の外に目をやった、
空を眺める瞳に欠けた月が映る。
月は欠けていてもいつかは満ちる…、
…でもリオウの心を自分は満ちさせる事が出来るのだろうか…、
その瞳には知らぬうちに涙が浮かんでいた…。

  コンコンコン
「……誰?」
「私……」
「入って……」
アイリはノブを回し部屋に入った、
部屋に明かりは点いておらず、月の光が差し込むだけだった。
リオウは窓辺に腰掛けており何の表情も浮かべず外を見ていて
アイリの方に目を向けもしなかった。

 パサリ
全ての服を脱ぎ去り下着が床に落ちる、
一糸纏わぬ姿でリオウの足元に座った、
しかしリオウはちらりとアイリを一瞥しただけで動かなかった、
アイリも目を伏せたまま動かなかった、
そのまま時間だけが流れた。
535508:04/05/05 21:22 ID:W3b0t5HN
どれほどの時間が流れただろうか、
リオウはアイリの方に向きいきなり足を秘部に伸ばした、
「あれ、なんだ、もう濡れているの?」
嘲るように言いながらジュブジュブ音のする秘部を足の指でかき回した。
「もしかして、ずっとこうしてくれるのを期待していた?」
「……はい……、私はリオウがこうしてくれるのを期待していて
 あそこを濡らしていました…」
アイリがリオウに抱かれる時は敬語を使った、自分はあなたのモノです、
という意味をこめて…。

リオウの問いにアイリはリオウが満足するような答えを紡いだ、
「そう?相変わらずアイリはスケベだね、
 ここももうこんなにはしたなく濡らして我慢の限界じゃないの?」
「はい…、もう我慢の限界なのです…、
 どうか私のいやらしいあそこにお情けを下さい…、お願いします…」
目を伏せたまま呟くアイリの目には涙が浮かんでいた、
だがその涙は前髪に隠されリオウからは見えない、
どんな辱めにあわされようとリオウには決して涙は見せない、
アイリはそう心に強く誓っていた。
536508:04/05/05 21:23 ID:W3b0t5HN
「早く下さい…、気が狂いそうです…」
気付かれないように涙を拭い、足を開いた、秘部を見せつけるように、
その瞳には好色な光を浮かべて…。

リオウはやれやれという表情でアイリに突き入れた、
「ああっ!」
アイリは嬌声をあげる、リオウはそれ気にも止めずアイリを何度も突いた、
「す…、すごいよぅ…、ああぁーっ!」
アイリはたまらずリオウの首に手を回し抱きついた、
「あっ!あああ!はああっ!」
嬌声をあげる中、ちらりとリオウの顔を盗み見た、
泣きそうな顔をしていた、いや、実際泣いているのかもしれない、
必死に泣き声を上げないように何かに耐えるように必死に腰を動かしていた
いくら身体を、心までもささげてもリオウの胸は満たされる事は無い、
その事実がアイリの胸を深くえぐった、
しかしアイリには他にリオウを癒す方法を知らない、
自分がたまらなく情けなかった、
知らず知らずのうちにアイリの瞳に涙があふれていた、
涙に気付かれないように喘いだ、
快楽による涙だと思わせるために…。

互いの涙を隠すために二人はお互いを貪りあった…、

お互いの涙を知るのは欠けた月だけだった…。
537508:04/05/05 21:29 ID:W3b0t5HN
うぃ、凄まじいまでの駄文です、
エロ描写薄いというか、無いし、
まだ結構続きそうな気がします。
一応タイトルは「欠けた月、欠けた心」でつ

>>533
了解です、2主は「リオウ」でいきます、
……もっとも途中で何度もコハクと入れ書き直しましたので
気付かずにコハクと入っていた時は良しなにお願いします。
538名無しさん@ピンキー:04/05/07 14:45 ID:xRml62Cy
>508イイヨイイヨー

エロ画像スレ落ちた?
539名無しさん@ピンキー:04/05/07 20:43 ID:6FirLQ8E
>538
落ちた。そして次立っとる
ttp://idol.bbspink.com/test/read.cgi/ascii2d/1083829863/
540538:04/05/08 14:24 ID:WmEJa9F7
ありがd
541:04/05/09 09:21 ID:8XigK7qM
おひさです。保管庫六月中旬には再開できそうです。
アイリ好きなのでログをPCで読めるのを楽しみにしています。
542名無しさん@ピンキー:04/05/09 18:34 ID:Hn5+TMiR
カエレ
543名無しさん@ピンキー:04/05/09 20:04 ID:6n2wmxWz
なんで?
544名無しさん@ピンキー:04/05/09 22:36 ID:SN9E11TE
徒歩で。
545名無しさん@ピンキー:04/05/12 12:29 ID:706JbFiT
遅くなりましたが。お帰りなさい。
お待ちしていましたとも。
保管庫の管理人さん帰ってきたし
自分もなんかそのうち投下しようかな
546名無しさん@ピンキー:04/05/12 20:57 ID:9YTkbzSJ
エース×クィーンを!!神よ・・・
547名無しさん@ピンキー:04/05/13 01:56 ID:NjC8V7l2
おらはクイーン×ジャックも見てみたいだ
548名無しさん@ピンキー:04/05/13 02:48 ID:/y0T3/HY
ゲド以外のクィーンもアリだ!
エースとデキテルと思ってたんだけどなー
549名無しさん@ピンキー:04/05/14 00:40 ID:F6v2kelQ
とりあえずクイーンにハァハァしたい。
そういや漫画だとあまりゲドクイぽくはないな。
550名無しさん@ピンキー:04/05/16 04:40 ID:xslt9nnP
 
551名無しさん@ピンキー:04/05/18 21:45 ID:Z9JFhUMX
キカたんマダー?チンチン(AA略
552名無しさん@ピンキー:04/05/19 23:33 ID:v+V29LQG
そういえば。秘密基地ってまだ連載続いてるの?
dat落ちしてるんなら
そろそろ教えて欲しいなぁ…
553名無しさん@ピンキー:04/05/20 03:37 ID:lZGOX3Mf
嫌な事思い出させやがるぜ…
554名無しさん@ピンキー:04/05/21 03:13 ID:/NwUuvS3
クイーンage
555名無しさん@ピンキー:04/05/22 23:31 ID:dB3FMtxl
>552

もう1年以上経つのか。苦い話ではあるが私も希望。
そろそろ解禁を...
556名無しさん@ピンキー:04/05/28 00:00 ID:UVI0mH2n
ジンバ×クリスってどこ探してもないな……
混乱とか幻術とかで犯っちゃってくれないものだろうか。
そして事実を知ったあとクリスが罪の意識に打ちひしがれる所を、
慰めエロで美味しく頂く父の旧友ゲド。
557名無しさん@ピンキー :04/06/02 04:16 ID:RpxFmv5r
セラたんで(*´Д`)ハァハァしたいなあ…ほしゅ
558名無しさん@ピンキー:04/06/04 23:05 ID:4KgV5ZwH
あひるおしりスカートを捲って後背から…?
(*´Д`)ハァハァ
559名無しさん@ピンキー:04/06/05 15:54 ID:S1F2hjqz
こんなスレがあったのかー。
この板初めて来たので、新鮮です。

あとでぬるいけどルクセラ投下しますね。
560559 その1:04/06/05 17:04 ID:N9wYUQTY

 風が吹いている。
 彼女は、静かに眼を開けた。
 暗闇の向こうでそよいでいる、薄いカーテンの端が見える。月明
かりをわずかに透かしていた。
 気だるく頭をもたげて、息をつく。窓を閉めなくては、と考えた。
(ルックさまが、体調を壊してしまわれる……)
 白磁の肌が、シーツの隙間からなめらかに現れる。
 華奢な肩と背中、女らしい曲線を描く腰から下の柔らかな部分。
 人形のような、だが人形以上の優しい美しさを持つ身体だった。
 そっと床に足をつき、立ち上がろうとする。突然、後ろから手首
をつかまれ、息を飲んだ。
 ひんやりとした少年の手。
 酷薄に、強い力が込められていた。
「……申し訳ありません、ルックさま。窓を……」
 起こしてしまった事を、咎められたかと、とっさに思った。
 セラは、かすかに首を傾げて、無機質な表情のまま謝ろうとした。
 淡い暗闇を通して、緑色の、ガラスのように尖ったまなざしが、
彼女を捕らえている。そしてその瞳は、彼女の言葉を遮った。
「いつ、ぼくが」
 ルックは冷たく告げた。
「きみに、寝台から出てもいいと言った?」
「……申し訳、ありません。ですが……」
「言い訳はいらないよ。……セラ」
 やはり冷たく、彼は切り捨てた。セラは寂しげにうなだれた。
 彼女の自由なほうの細い片腕は、先程から、素肌の胸を覆い隠そ
うと努めている。無意識の仕草は恥じらいを含み、いわばハルモニ
ア風の気品が身についていた。
561559 その2:04/06/05 17:05 ID:N9wYUQTY

 だがルックは、その様子が気に入らないとでも言いたげだった。
わずかに眼を細め、短い溜め息をついた。
 自分の抱いた理不尽な苛立ちへの、自己嫌悪の溜め息だった。
 もっとも彼はとうに醜く開き直っている。それを自覚している。
 かつて慈しみ育てた『娘』を、『計画』のためだと言い訳して、
抱いたときから。
「おいで」
 つかんでいた手を離した。
 セラが自分から、彼に素肌を捧げることを強要した。
 もちろん、反抗があるはずはない。
 抱いて犯すのが、今夜二度目だというに過ぎなかった。
 だがこのときばかりは、セラの心には開いたままの窓が気になっ
た。――あくまでもルックのために。彼の、あまり健康ではない肉
体のために。
 求めに応じて伸ばしかけた白い手を止めて、言い募ろうとした。
「ルックさま、お願いです、セラは先に窓を……」
 言いながら引きかけた手首を、今度はひどく乱暴につかまれた。
 一瞬の事だった。
「あ……っ」
 寝台ではなく、床に引き倒されていた。軽く身体を打ってしまい、
目眩が起きた。仰向けに組み敷かれたセラは、水色の眼を開けた。
 ぞっとするほど冷たい緑色が、彼女を静かに見下ろしていた。
 彫刻のように整ったくちびるが、ゆっくりと降ってくる。
 それはまなざしとは裏腹に、まるで『本物の恋人』に触れるよう
に、セラのまぶたの上に優しく落ちた。
 抱かれることに慣れ始めた身体が、たったそれだけで甘く痺れた。
 セラの洩らした吐息にも、ルックは何も言わなかった。
 何も言わないまま、その可憐な唇に噛みつくようにくちづけた。
562名無しさん@ピンキー:04/06/05 17:07 ID:N9wYUQTY
続きは、またあとでです。
563559 その3:04/06/05 18:41 ID:N9wYUQTY

 薄闇を、ひそかな速い呼吸が震わせている。
 床から天井までは随分と遠い。いつもとは違う硬い感触が、背に
あたる。
 セラは決して口にしなかったが、戸惑い、怯えていた。
 はじめは両手首を拘束されて、頭上で無造作にまとめられた。
 ルックはやはり無表情だった。
 セラはそのことに胸を痛ませた。
 わかってもらえない。――身体の自由を奪われるのは、たとえ相手が
死ぬほど愛する男でも、恐い。
「……ん、……んっ、ルックさ、ま……!」
 必死に名前を呼んでも、無駄だった。声は追ってくる深いくちづけに
封じられ、執拗になぶられ続けた舌は、いまだに痺れている。
 拘束を解かれて安堵したのも束の間、今度は痛く冷たい愛撫が始まった。
 きれいな指で、酷薄に。
 それでも濡れてしまうそこを、容赦なくかき回された。
「……ッ、あ、あ……ッ!」
 涙をにじませて耐えるセラの胸に、それだけは何故か優しいくちびるが、
慎重に舌を滑らせる。
 ふるえる吐息と共に、白金色の髪が、床の上に散った。
 ルックはその中に指を差し込んだ。
 どうすればいいのか、彼自身も苦しく探しているように、呼吸を殺して
いる。そして静かに、彼女の髪を撫でた。
「……セラ」
 つぶやいたのは、一言だけだった。
 セラは、割り開かれた自分のそこが、卑わいな水音を立てるのを聞いた。
 彼のモノが、正確にあてがわれている。
 ぬるりと貫かれた瞬間、小さな甘い悲鳴が床と天井に響いた。
564559 その4:04/06/05 18:42 ID:N9wYUQTY

「あっ……あっ……」
 打ち込まれるたび、セラの喉からどうしようもない声が漏れる。
 ルックのモノは彼女の奥を突き、入り口をこすり、ぬるぬるした愛液に
まみれた。
 からみつく熱い襞が、彼の端整な眉を歪ませている。
 はしたなく開かせたセラの真っ白な両脚を、抱えなおした。
 彼女は、ビクリと眼を開けた。
「いけませ、……ルックさ、っ――!」
 グン、とひときわ深い角度で突かれた。
 互いに一瞬、息が詰まるほどの快感だった。ルックはそのまま休まずに、
冷静にセラの弱い部分を突き続けた。
 速く、優しく。
 セラの唇が、なかば開いた。硬直した赤い舌が、淫らに覗いた。
「……あッ、ん……あっあっ」
 股間から響く濡れそぼった音が、耳まで犯す。
 ルックも快楽に、歯を噛みしめて耐えていた。
「セラ……」
 押し殺した声で、ふたたびつぶやいた。
「セラ……セラ……!」
 どこか悲痛なほどの小さな呼びかけに、セラが応えることはできなかった。
 絶頂の痺れが、すぐそこまで来ていた。濡れて熱い肉襞を、誰よりも大切
な男のモノに、何度も、何度もこすられ、中を貫かれる。
「……ぁ、ぁ…………っ!!」
 最後は抑えるまでもなく、掠れた声さえ出なかった。
 達したセラに締めつけられ、ルックも低く呻いた。同時に、彼女の中にそそぎこむ。
 彼の流した汗の粒が、セラの上気した素肌、鎖骨の上に滑り落ちた。
565559 その5:04/06/05 18:45 ID:N9wYUQTY

「ルックさま……」
 静かになった室内に、より静かな彼女の声が響いた。
 ルックは、まだ自分のモノを引き抜かないまま、組み伏せた哀れな『娘』の
顔を見下ろした。

(ぼくは……)

「きみを、この計画のために……全部、そのために」
「――はい、ルックさま」
 こぼれ落ちた言葉に、優しい答えがあった。セラの瞳は、落ち着いていた。
「わかっています……」
 彼女は、眼を閉じた。
 その清廉な顔を見下ろしたまま、ルックはうつむき、眉をきつく歪めた。

 ぼくは……。
(この計画のために……全部、そのために……きみを抱いたわけじゃ、なかった)
 それは、決して口にはできない告白だった。
 なぜならルック自身にも、では何が別の理由なのか、説明づける事ができない。
(……セラ)
 そっと、頬にくちづける。
 彼女は眼を閉じたまま、ひどく幸せそうに表情を和らげた。
 ルックもまた、その上に覆いかぶさったまま、静かに眼を閉じた。

 ――想いも、愛も、粗悪な『模造品』には関係ない。
 ではどうして、セラを最後まで『娘』として利用できなかったのか。
 なぜなのか……。
 彼が死ぬ、その瞬間まで。
 それがわかる日は来ない。

 〈終〉
566名無しさん@ピンキー:04/06/05 20:25 ID:EllHrvr7
┼       +    *    *
  _n  *        +       +
 ( l     ∧_∧
  \ \ (*´∀`) グッジョブ!!
   ヽ___ ̄ ̄  )          ┼
 *    /    /   *    +
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
567名無しさん@ピンキー:04/06/06 00:36 ID:YjItZ8Fb
(・∀・)b 激しくGJ!
568名無しさん@ピンキー:04/06/06 00:43 ID:nTRHVVtK
>566.567
ありがとうございます(*´∀`)ヨカッタ ヨンデクレタヒトガイテ
569名無しさん@ピンキー:04/06/06 01:41 ID:ngjyCeOu
久々に神キタ━━━━━(゚∀゚)━━━━━!!!!
570名無しさん@ピンキー:04/06/07 15:09 ID:rWv9X7Yt
(*゚д゚)モエ
571名無しさん@ピンキー:04/06/08 13:27 ID:W6AoLeKS
ネタ探しのため改めてプレイしてみて思ったが、やっぱ幻水2のOPは最高だ。
あんなに仲良しだった3人が・・・と思うといたたまれなくなる。
3D化なんてしなくていいからああいうじっと見入っちゃうのつくってくれよ573さんよォ
572名無しさん@ピンキー:04/06/10 02:30 ID:gihXEgYO
うん、2はそこはかとなくエロいしな。
妄想が入り込む余地も多い。
573508改めゴーヤ:04/06/11 01:25 ID:UDoNnzkz
ある日の午後…
アイリは姉達との芸の稽古を終え、少し遅めの昼食を取ろうと食堂に向かっていた。

アイリがリオウとの歪んだ関係を持ってからかなり経つ、
あの日からリオウがアイリを抱かない日は無かった、
外に出るときも必ず連れて行き、そして抱いた。
連日連夜行われる狂宴にアイリは心身共に疲れ果てていた、
本当は食欲なんて殆ど無い、でも少しでも体力をつけておかないと夜が辛い、
そう思いながら足を進めていた。
「あ、アイリちゃん?」
名前を呼ばれ振り向くと小走りでアイリに近寄ってきた、
「カスミさん…」
声の主はカスミだった。
カスミは忍びの副頭領であるが、美人で優しく、強くて、賢くて何でもできるという、
正に完璧な女性だった、
城でもカスミに憧れる少女は多く、アイリもその例には漏れなかった、
カスミに憧れ、カスミの仕草を少しでも真似しようとするうちにアイリも年相応の少女になっていた、
言葉遣いも男のような喋り方も無くなり、身嗜みにも気を遣うようになっていた、
その頃であった、あの忌わしき日が来たのは…。
574ゴーヤ:04/06/11 01:27 ID:UDoNnzkz
誰にでも優しいカスミだが、何故かアイリには特に優しく妹に接する姉の様に接していた、
アイリもそんなカスミを姉のように思い慕っていた、
勿論実の姉であるリィナの事は好きで尊敬しているのは言うまでもないが。
「今からお昼なの?」
「はい、今稽古が終わったので、少し遅めの昼食を、
 と思いまして」
「じゃあ、私もご一緒させてもらっていいかしら?」
「え?カスミさんも今からですか?」
「そうなの、私も今訓練が一区切りついた所なのよ、
 サスケがムキになって……」
花のような笑みを浮かべながら言葉を紡ぐ、
同性の目から見ても眩し過ぎる笑みであった、
(私は…、こんな風に笑えるのだろうか…)
こんなに綺麗な笑みを見て、心に影が差した。
「? アイリちゃん?どうかしたの?」
不意に声をかけられ我に返る、
「えっ!?
 ど、どうかしました?」
「今アイリちゃん、とっても悲しそうな顔をしていたから…」
「そ、そんなこと無いですよ、
 ええと、芸の手直しを少し考えていて…」
我ながら下手過ぎる言い訳だと思った、
現にカスミは心配そうな視線をアイリに向けている。
「本当に何でもないですよ!!」
「でも…」
「少し疲れているだけですよ!
 稽古がちょっときつかったので」
「そう……?」
不満そうな視線だったが渋々納得してくれたようだ、
気をつけないと、そんなに表情に出ていたとは、
その思いを無理矢理作った笑顔で何とか塗り潰した。
575ゴーヤ:04/06/11 01:28 ID:UDoNnzkz
そして食堂に着いた、少し遅めの時間だが人はかなり居る方だろうか?
皿で建築された建物を未だに増築している姿や、
まだこんな時間なのにグラスを傾けたりしている姿が見てとれた。
「何処がいいかしら…」
二人して辺りを見渡す、
アイリは窓際で景色の良い席があるテーブルを見つけた。
「カスミさん、あそこなんか…い…い……」
言葉が途中で途切れた、
カスミはある一点に視線を向けていた、
そこには茶を啜っている一人の少年が居た。
少年の名はティル、トランの英雄であり、真の紋章の一つを持つ者であった、
そういえば今城に来ていると聞いたような気がした。
ティルを見つめるカスミの視線はとても熱く、
それは愛するものへと向ける視線であった、
この二人はお互い愛し合っているいる仲だという、
ティル似たような立場であるリオウとの関係の差はどうなのだろう、
自分はこんなにリオウを愛し救いたいのにそれすら出来ない、
心が矢のような速さで悲しみに塗り潰されていった。
向こうもカスミの視線に気付いたらしく笑顔で手招きをした、
カスミは嬉しそうに駆け寄っていった、
しかしアイリは黙ってその場から去った、
幸せそうな二人の笑顔の前で悲しみで塗り潰された顔を笑顔で塗り潰す自信など全く無かった、
だから逃げた、
そして誰もいない所で泣いた、
カスミと自分の格差にではなく、自分の不甲斐なさに泣いた。
576ゴーヤ:04/06/11 01:34 ID:UDoNnzkz
どうも、もう忘れ去られていると思われます、
人大杉で書き込めなかった…、
相変わらず駄文でしかもエロなしという最悪なSSです。
アイリの性格変わっているしよく泣くし…、
ハァ…、文才の無さが痛いよう…
しかもゴーヤとは508の読みをいじっただけという単純さ…

まだダラダラと続く予定ではあります
577名無しさん@ピンキー:04/06/11 02:39 ID:vMdLq+SW
>ゴーヤ氏
乙。続きも期待してます。
578名無しさん@ピンキー:04/06/11 03:06 ID:twP8GAg9
いいよ〜、続ききぼn
579名無しさん@ピンキー:04/06/11 05:23 ID:aM7skgij
和姦も強姦もラブラブも鬼畜も何でも似合うアイリはやっぱり最高だ。
アイリは気が強いけどけなげだから、あんまり酷い目に遭うとかわいそうに思えるけど…
…逆にそこがソソる。
580名無しさん@ピンキー:04/06/11 08:14 ID:EeDm2ir7
ゴーヤさん乙
気にすることないです。面白かったです
581名無しさん@ピンキー:04/06/12 21:51 ID:dWR4dRR6
またアイリか

ナナミとかは書かないんだっけ?
582名無しさん@ピンキー:04/06/12 22:04 ID:0MwGB0ia
ナナミ信者ごっこ乙
583名無しさん@ピンキー:04/06/12 23:03 ID:9HBL9oWF
ゴーヤさんもナナミ萌えの人も気にすることないですよ。
関係ないけど最近1をやり直して、改めてアイリーンにハァハァしてる。幻水は人妻の質が良い。
584ゴーヤ:04/06/13 03:22 ID:qrh0g+fP
また…、夜が来た…

この時間にこの廊下を通るのはもう何度目になるだろうか…、
何度目かなど既に数える事も出来ないほどこの廊下を通っている、
でも、リオウの心は満たされない、
自分は一体何をやっているのだろうか、回数を重ねても何の進展も無い、
癒すどころか余計に苛立たせているだけではないのだろうか?
そのような考えが次々と浮かび、アイリの胸を深く抉った。

窓の外には相変わらず不完全な形をした月が浮かんでいた。
585ゴーヤ:04/06/13 03:24 ID:qrh0g+fP
月明かりが僅かに射しこむ部屋の中に何時ものようにリオウは佇んでいた、
アイリはいつものように服を全て脱ぎリオウの足元に跪いた、
それを確認したかのようにリオウは傍らに置いてあった何かを手に取った、
手に持っている物、それは縄だった、
「足を崩して…」
感情の篭らない声でリオウは命じた、
「はい……」
嫌がるそぶりも見せずアイリは素直に従った。
リオウはアイリの右手を取り外側の右足のくるぶしの辺りに括り付けた、
左手も取り同じように結び、足を開かせ冷たく言い放った、
「足、閉じちゃ駄目だよ」
そう言うりオウの目には感情は篭っていなかった、
でもアイリにはわかっていた、感情を無理矢理押し殺しているのだと。
「……はい、わかりました……」
アイリ答えを聞いていないのかそ知らぬ顔でリオウはズボンを脱いだ、
「舐めて」
いきり立ったモノをアイリの目の前に押し付けた、
答える代わりにアイリはそれを口に含んだ。
「ん…」
熱く燃えるモノを下でなぞる、だがリオウはいいとも悪いとも何も言わない、
アイリは懸命に舌と頭を動かし続けた、
数分が過ぎた頃、突然リオウはアイリの頭を抱え喉の奥にモノを突き立てた、
それと同時にマグマが放出された。
いきなり喉の奥に射精され続け吐き出しそうになるが頭をしっかり押さえ込まれててそれすら出来ない、
アイリは必死に全てを飲み込んだ。
全を放出したのか頭から手を離しモノを口から引き抜いた、
586ゴーヤ:04/06/13 03:25 ID:qrh0g+fP
「綺麗にして」
精液にまみれたそれをむせ込むアイリに突き出した、
アイリはそれに従い、舌を這わし全てを舐め取った。
「綺麗にしました…」
「ん、そう」
素っ気無くどうでもいいような返答をリオウは返した、
そして無理な体勢での奉仕を強要され呼吸を荒らくしているアイリに冷たく言った、
「じゃあ、次は…『犬のように』四つん這いになってこっちにお尻を向けて」
『犬のように』を強調して言う、その口には笑みさえ浮かんでいた。
手足を縛られているので手をつくことも出来ず床に顔を擦り付けリオウに腰を向ける、
アイリの秘部に薄笑いを浮かべながら顔を近づけ秘裂を指でなぞる
充分に愛液を分泌している秘部はクチュリと音を立てた、
「うわ、もうこんなになってるよ、
 アイリって本当にエッチなんだなー」
クスクス笑いながら愛液にまみれた指をこねまわす。
「さて、エッチなアイリさん、どんな風にして欲しい?」
そう言いながら笑うリオウはアイリを見た、
「あなたの好きな様にしてくれていいです…」
そう答えながらリオウの目をじっと見つめた。
アイリの真剣な眼差しと目が合った瞬間リオウの表情が変わった、
酷く傷つき、全てに怯え、哀れなまでに弱りきった者の目だった。
次の瞬間誤魔化すように声を出して笑い無理矢理元の表情に戻した。
それはアイリの心に深く圧し掛かった、
なんだ、こんな時でさえ自分はあの忌わしい事を忘れさせる事は出来ないのか、
私は何て無力なんだ、
そんな考えが次々と頭の中を支配していた、
あまりの情けなさに涙が出そうになった。
587ゴーヤ:04/06/13 03:26 ID:qrh0g+fP
「『好きなように』ね…、じゃあ今日はこちらでしようかな!」
そう言い終わると同時にアイリのアナルに突き立てた。
「あぁっ!?」
躊躇無く一気に根元まで突き立てられ思わず声を上げる、
だがその声に苦痛は無かった、
無理も無い、アナルを犯されるのはこれが初めてではなかった、
リオウは思いつく限りの行為を全て行った、
胸も犯した、SM紛いの事もした、目の前で犬のように放尿するよう強要し辱めたりもした、
当然アナルも散々犯した、
やっていないのは他の人間にアイリを抱かせる事くらいだった。
「ああっ!あふぅっ!」
直腸の中を異物が何度も往復する感覚にアイリは声を押える事は出来ず声を上げてしまう、
リオウは何かに取り付かれたように、全てを忘れようとするように腰を動かし続けた、
アイリは額を床に擦り付けながら涙を流しながら嬌声を上げ続けた、
この間なら涙を流してもおかしくない、
そう思い嬌声を上げながら自分の情けなさに泣いた、
何をしてもリオウを癒せない自分の情けなさに泣いた。


窓の外では不完全な月が頼りなさげに発光していた……。
588ゴーヤ:04/06/13 03:32 ID:qrh0g+fP
保管庫行ってみたら「蜜柑?」とか書いてある!?

と、思ったら今日行ってみたらしっかり更新されていました、
こんな下らない文章載せてくださってありがとう御座います。


はい、どうも、相変わらずの駄文です、
エロは薄いわ(表現力が無いだけ)尻だわで我ながらなんだかなぁ…?
とりあえず次は昼の話でエロは無しの予定です、
でも、続けていいのかなぁ…?
589名無しさん@ピンキー:04/06/13 15:34 ID:gowaIjaZ
>保管庫管理人さま

お疲れさまです。
>559ですが、一応あれでも和姦ですー。
すみません、訂正お願いします。
590名無しさん@ピンキー:04/06/13 19:13 ID:NgCaZGL5
ゴーヤさん、俺は続き希望
591:04/06/13 23:20 ID:PC9IPh9j
>588-589
 修正しました。大変申し訳ございませんでした。
永らくお待たせしてすみませんでした。

 ラベリングは正直迷いながら付けておりますのでご指摘下さるとありがたいです。
(特に559様のルック×セラみたいなのは判断が難しいので)
 一応今のところ、
お互いが好きあい、(体・本能でなく理性的な面で)明示的な了承の上でハァハァ →和姦
片想いで仕掛けた側が懸想しているか、両想いだが行為への明示的な了承がなくガバッ →強姦
愛のない恥辱として、もしくは片想いで仕掛けた側に愛がない場合 →陵辱
という感じになっています。
真性和姦オンリーの方がきつめの話を読むより、陵辱とか好きな人がぬるくてがっかりする方が
マシかなと思って厳し目に分けてます。

 どうぞよろしくご理解の程、お願い致します。
592名無しさん@ピンキー:04/06/14 02:00 ID:/UIA3cQ7
ゴーヤさんのの続き、自分も読みたい。
593名無しさん@ピンキー:04/06/15 19:51 ID:RA7Wl3+x
女体化ネタの専用スレを避難所に立てました。

幻想水滸伝女体化スレ@避難所
http://jbbs.shitaraba.com/bbs/read.cgi/movie/2964/1087295950/
594名無しさん@ピンキー:04/06/17 19:31 ID:lXwR5kQa
エース×クィーンきぼん
595名無しさん@ピンキー:04/06/18 06:59 ID:n+Y3xdaJ
>>594
そのカップリングには非常に強く惹かれるのだが、俺にはラブラブしか書けんから
なんとも持って行き方が難しい。

期待しないで待ってて。
596名無しさん@ピンキー:04/06/19 03:53 ID:MLvc5PCP
>>595
待ってる・・・!!いつまでだって待ってます!!!
頑張って下さい、神よ・・・!!
597名無しさん@ピンキー:04/06/19 08:46 ID:wrJ/xZ7J
さっきまでエース×ジョーカーと勘違いしていた。
そんなに野郎同士のからみが見たいのかと思っていた。
598名無しさん@ピンキー:04/06/19 19:17 ID:WBmgXt9g
>>597
腐女子もびっくりのカプだな。

>>595
お待ちしてます。
599名無しさん@ピンキー:04/06/19 23:55 ID:SWfP1UyV
糞スレあげんなyp
600名無しさん@ピンキー:04/06/19 23:59 ID:Z28tC2+F
601名無しさん@ピンキー:04/06/20 22:50 ID:KS2WhaGa
 
602名無しさん@ピンキー:04/06/22 22:21 ID:wjm4gfPE
トーマス×セシルきぼん
603名無しさん@ピンキー:04/06/22 22:52 ID:XrqxpzGs
坊ちゃんor2主×複数(3人以上)とか
604名無しさん@ピンキー:04/06/23 12:49 ID:wssGTzAn
>坊ちゃんor2主×複数(3人以上)とか
      ↑
このへん、なんかいいケツ
605名無しさん@ピンキー:04/06/23 13:06 ID:ILrFdsc+
イヤンエッチ
606名無しさん@ピンキー:04/06/24 21:46 ID:wIIiPBaq
幻想の世界に写真ってあるかな?
607名無しさん@ピンキー:04/06/24 21:49 ID:yNpIxqLt
スレの流れをぶっちぎってスミマセン。
以前パーン×クレオを投下したものです。
フリック×テレーズを投下させてください。
608満月の夜の秘密1:04/06/24 21:50 ID:yNpIxqLt
 人の気配に気づいて振り返ったフリックの視線の先には、夜風に体を震わせたテレー
ズが立っていた。
「どうしたんだ…こんな夜中に」
 フリックは驚きを隠しきれなかった。城の屋上は湖から吹きつける風も強く冷たく、
また普段は施錠されて入れないようになっているため、めったに人の訪れはない。フ
リックはたまにここに来て、一人酒を飲んでは、静かに物思いにふけっていた。
「邪魔してごめんなさい、ニナから聞いたんです」
 あのおしゃべりっ。テレーズに聞かれないように小さく舌打ちする。
「どうしても聞きたいことがあって…」
 そう言うテレーズの顔はどこか沈んでいて、言葉もよどみがちだった。
 テレーズは苦手だ。失った人に似ているから。美しく儚げな外見とは裏腹に、強い信
念を持つ女性。そう、心の中に今も住み続ける永遠の恋人オデッサに、テレーズはどこ
か似ていた。
「話なら部屋でもできるだろう。こんなところにそんな薄着で来て…、風邪を引かれた
りしたら、俺がシンに怒られる」
「シンは…関係ないです」
 テレーズの顔が強張った。
「関係なくはないだろう。あんたのことを一番心配しているのはシンだ。ホラ、上着貸
してやるから」
 フリックはマントを脱いでテレーズの肩にかけた。月明かりに彼女の白い肢体がほん
のりと照らされ、フリックは慌てて目をそらした。
「…男の人は」
「え?」
 マントを前でかき合わせながら、テレーズはフリックの目を見た。
609満月の夜の秘密2:04/06/24 21:51 ID:yNpIxqLt
「男の人は、一度誓った愛を生涯貫くことはできるのですか?」
「恋愛相談なら別のヤツにしてくれ」
「あなたは、失った恋人を今も愛し続けていると聞きました」
 テレーズはしばらく俯き、やがて意を決したように顔を上げた。
「今だけ、私が彼女の身代わりになれませんか?」
「何を言って…」
「お願いです、今だけ私を…」
 テレーズはフリックに抱きつき、背伸びをして唇を求めた。だが、フリックはやや乱
暴にテレーズの腕を捻った。
「痛ッ!」
「どうかしてるぜあんた。迫るならシンにでも相手をしてもらえ」
「それができないから…ッ!」
 冷たいコンクリートにへたり込んだテレーズは、悲鳴のように叫んでから己の言葉に
赤面した。
「あんたら…」
「…私たちは小さい頃将来を誓っていました。その頃は身分の差など感じていなかった
し、私はシンをずっと男性として愛していました。だけど、市長になり命を狙われるよ
うになると、シンは私との未来をなかったことにしてくれと…。生涯誰も娶らず、愛す
るのは私一人だけ、でもその愛は実を結ぶことはないと…」
 シンの決意が、フリックには痛いほど分かった。恋人として、伴侶として添い遂げる
ことはなくとも、愛する女性のために命をかける、それはなんて崇高な愛なのだろう。
今の彼女を守るために、約束された未来を捨てるという、そんな愛もあるのだ。
 しかし、それは男の、戦う者の理屈だ。テレーズのような女性には理解してもらえな
いだろう。
「シンの気持ちは分かります。でも、私だって寂しいときや辛いとき、誰かに思い切り
甘えたい。側にいて欲しい…」
610満月の夜の秘密3:04/06/24 21:52 ID:yNpIxqLt
 一瞬、声を殺して泣くテレーズの背中がオデッサとダブり、フリックは息を呑んだ。
オデッサは強い女性だった。テレーズのように愛を失い、よりどころを失って泣き崩れ
るような女性ではなかなった。だけどもしかしたらオデッサも、一人でこうして泣いて
いたのかもしれない。現実に打ちのめされ、孤独の淵で泣いていたのかもしれない。
 フリックとオデッサの関係は、テレーズとシンのような主従関係ではなかったが、そ
れでもリーダーとサブリーダーということで、恋人同士だとはいえ、互いに一定の線を
引いていた感は否めない。フリックとしては気高いオデッサを美しく思うと同時に、
もっと心を開いて欲しいという思ったこともあった。
 テレーズが涙に濡れた目でフリックを見た。潤んだ瞳は妖しく煌き、この世のもので
はない何かを感じさせる。頭上に輝くは満月。月の光がテレーズを包み込む。目の前に
いるのはテレーズなのか、それともオデッサなのか…?
「フリック…お願い、今だけ…」
 冷たい手がフリックの首に回る。ふっくらとした唇が眼前に迫る。と思った次の瞬
間、二つの影は一つになった。互いの体に腕を回し、激しく口付けを交わす。
「今宵は満月。これは、月の光がみせる幻…」
 フリックは激しくテレーズの唇を求めた。舌を絡め、唾液を吸い尽くす。テレーズも
臆するどころか積極的に舌を絡めてくる。歯茎の内側をなぞると、そこが性感帯なのか
小さく喘いで体中の力を抜いてフリックに体を委ねた。
 フリックはかけていたマントを脱がし、夜着のボタンを外した。子供のようにほっそ
りした体、陶器のようにきめ細かい白い肌、それはまさに芸術品であった。濃厚なキス
でほんのりと紅に染まっている。むき出しになった乳房はさほど大きくもないが形は良
く、乳首は痛いほど隆起している。テレーズもまた手を伸ばし、フリックの上着のボタ
ンに手をかけた。鍛え抜かれた逞しい胸板が露になり、テレーズはため息をつく。
 二人は横になることすら忘れて、立ったまま行為に没頭した。テレーズは壁に寄りか
かり、白い裸身を月光に晒す。フリックは首筋から鎖骨に首筋を這わせ、それから乳房
を包み込んだ。それほど大きくないため、力を込めるとテレーズの顔が痛みに歪む。フ
リックは乳首を吸い、甘噛みした。
611満月の夜の秘密4:04/06/24 21:53 ID:yNpIxqLt
「フゥ…ッン!アフゥ…」
 テレーズは眉を寄せ、必死に声を押し殺そうとしていた。しかし押し寄せる快楽に堪
えきれずにか細い声を上げる。その泣き声にフリックはさらに欲情してくる。もう目の
前にいるのがテレーズなのかオデッサなのか分からなくなっていた。
 フリックは跪いてテレーズの下腹部に顔を埋め、密林をかき分け秘所を舌で刺激した。
「ひゃう…ン!ダメぇ」
 テレーズは体をビクンと仰け反らせ、足を閉じようとした。しかしフリックの力には
叶わず、小刻みに震えながら壁に寄りかかり、フリックの肩をつかむことで体勢を保
つ。テレーズの秘所はすでに潤っており、愛液がトロトロと溢れ、太ももを伝ってコン
クリートに垂れる。フリックはわざと大きく水音を立て、その音に興奮したテレーズ
は、ますます秘所を濡らす。
「あ…ン、だめ、もう立ってられない…ッ」
 テレーズはずるずると床にへたり込み、肩で大きく息をする。目の焦点が合っていな
いところをみると、イッてしまったのかもしれない。だが、視線の先に見えるフリック
の屹立したモノを見るや、手を伸ばして触れる。そして体を起こしてそれを自ら口に咥
えた。
「ウ…」
 小さく呻いてフリックが心持ち身を引く。しかしテレーズは吸い付いたら離れず、喉
の奥まで咥えこみ、舌を使って丁寧に嘗めあげる。口をすぼめ、全体を絞るように。そ
して舌でかすかに先をくすぐるように。その強弱の波に呑み込まれ、フリックは軽いめ
まいさえ覚えた。口の中で、そそり立ったものはどんどん大きさを増していく。やが
て、解き放ちたい欲望が抑えきれなくなった。一心不乱にしゃぶり続けるテレーズの肩
に手を置いて、もういから、と引き離そうとする。
 しかしテレーズは小さく首を横に振り、行為を続ける。口をすぼめ、小刻みに舌先で
モノをねぶる。我慢の限界だった。フリックは盛大にテレーズの口の中に精を放った。
612満月の夜の秘密5:04/06/24 21:54 ID:yNpIxqLt
「ンンッ、ンゥ…ッ」
 収まりきらないどろりとした白濁液がテレーズの口からごぼごぼと溢れ、薄桃色にほ
てる体を汚していく。それでもテレーズは眉を寄せながらも必死で全部を呑み込もうと
する。その姿がいじらしく健気で、解き放って萎えたモノが再び大きくなってくる。
先っぽまできっちりと嘗め上げてからようやく口からモノを出す。体に付着した白
濁液さえも手で掬い取り音を立てて嘗める。月明かりの下に輝く、欲望に汚される聖
女。なんて淫靡な世界だろう。
ルナティック…。満月の夜は狂気の嵐が吹き荒れるという。まさしく今が狂気の夜で
なくてなんだというのだ。今だけ、狂気に身を浸していたい。フリックはそんなこと
をぼんやりと考えつつ、再び大きくなったモノを沈めるべくテレーズに襲いかかった。
フリックはテレーズを押し倒し、すらりとした足をM字に広げさせ、口を秘所に寄せ
舌で攻めた。
「はぁ…ん!イッ、いい…っ」
そして同時に指を入れ、膣内でめちゃくちゃにかき回す。テレーズの悲鳴が夜空を切
り裂く。激しく左右に首を振って、口からは涎さえ溢れさせている。
「お願い…、指だけじゃ、イヤ…ッ!」
 普段のテレーズからは考えられないような哀願の声だ。未婚の女性としての羞恥も市
長としての自尊心も掻き消え、ただの牝となって本能のままに嬌声をあげては腰を振
る。そんな彼女を見ていると、フリックもまた、普段みせることのない邪悪な部分が鎌
をもたげる。テレーズから体を離し、自ら床に仰向けに寝転がった。
「欲しいなら自分で跨って腰触れよ」
 だがテレーズは躊躇なくフリックに跨り、自分の手を添えて天に向かって突き上げる
モノを呑み込んだ。
613満月の夜の秘密6:04/06/24 21:56 ID:yNpIxqLt
 テレーズはいきなり最深部まで腰を沈め、鼻を鳴らして白い喉を仰け反らせる。一方
のフリックも、久々に味わうこの至高のひと時に身も心も危うく蕩けそうだった。しか
しここで主導権を握られるのも面白くない。フリックはテレーズの腰を掴むと、自ら腰
を突き上げた。リズミカルで乾いた音が響く。
「ひぃん!ひっ!」
 突き上げるたびにテレーズの上体が跳ね、小ぶりな乳房も上下に揺れる。長い髪が乱
れ、かき上げる仕草が劣情を掻き立てるほど艶かしい。フリックは速度を上げ、強さも
増した。次第にテレーズの声がかすれ、声にならない声になる。体がぶるぶると震え始
めている。フリック自身も、達する直前の頭が痺れるような感覚が襲っている。
 フリックは身を起こしてテレーズを抱きかかえた。抱きかかえたまま体を上下にゆ
すって刺激を与える。背中に回されたテレーズの腕の力が抜け、こちらで抱いていない
と後ろに倒れてしまうほど弛緩してしまっている。半分気を失っているのだろうか。首
ががくんと後ろに倒れて、途切れ途切れに切なげな声があがる。
テレーズの顔がぼやける。ああ、違う。オデッサだ。俺はオデッサを抱いている。月
の光に導かれ、このときだけオデッサが俺の前に現れてくれたのだ…。
「オデッサ…、オデッサ!」
「シン!」
 …二人は別々の人の名を叫びつつ、果てた。

 いつの間にか眠っていたらしい。フリックはテレーズのくしゃみで目が覚めた。すで
に東の空がほのぼのと明るみ始めていた。先に起きていたらしいテレーズは、きちんと
着替えを済ませていた。昨夜の乱れようなど想像もつかない、いつもの美しく可憐な女
市長のたたずまいである。
614満月の夜の秘密7:04/06/24 21:57 ID:yNpIxqLt
 夢のような激しい一夜を共にしたものの、陽の下で顔をあわせるとどうにも照れくさ
い。フリックはテレーズに背を向けてもそもそと着替えを始めた。別に恋人同士とい
うわけでもない。寂しかった二人が互いに肌を重ねただけ。だがそうやって割り切れ
るほどフリックは遊び慣れた男ではない。
「あの、昨日俺…」
テレーズは聞きたくないとでもいうように、階段に向かって駆け出した。それでもフ
リックはテレーズに声をかけた。
「テレーズ!俺、いつも夜はここにいるから」
 振り返ったテレーズは笑顔を浮かべた。凝り固まっていた膿が出きったかのような高
潔な微笑だった。間違えようもない。ただ一人の、テレーズ・ワイズメルその人だった。
テレーズは小さく頷いて階段を駆け下りていった。
 しかし、テレーズがこの場所を訪れたのは後にも先にもこの一度だけであった。
615名無しさん@ピンキー:04/06/24 21:58 ID:yNpIxqLt
…以上です。
いやー、なんか妄想ガンガンで、独りよがりで申し訳ないかも。
616名無しさん@ピンキー:04/06/24 22:46 ID:V1bqwHU2
ネ申キタ━━━━━━\(゚∀゚)/━━━━━━ !!!!! 乙!
めっさハァハァさせてもらいますた
617名無しさん@ピンキー:04/06/25 16:00 ID:3NxLwlHb
618名無しさん@ピンキー:04/06/25 20:53 ID:ssIJxEpA
>>603-604
ナナミは?
619風と木の名無しさん:04/06/26 13:26 ID:MHad+lJl
フッチ×ミリーって駄目なんだろうか…

接点無いしな…_| ̄|○
620名無しさん@ピンキー:04/06/26 13:50 ID:6S72Itm4
>>619
ペットつながりとか・・・
621名無しさん@ピンキー:04/06/26 22:01 ID:kiTuC+fa
ナナミやミリーやメグが兵士達の慰めものにされるSSはマダー?
622名無しさん@ピンキー:04/06/27 00:17 ID:qcnl/rq/
>>621
SSは板違いです
あと「慰みもの」です
あとミリーやメグよりはビッキーやカスミのほうがいいです
623622:04/06/27 00:19 ID:qcnl/rq/
板違いではありませんでした
ここにつつしんで(ry
624名無しさん@ピンキー:04/06/27 02:14 ID:5s/8bJKR
リィナやユミィみたいな、どっちかと言えば男をたぶらかすようなイメージのキャラの受キボン
625名無しさん@ピンキー:04/06/27 19:05 ID:WFpysaEt
フリック×テレーズ GJ!!
最初なんでこの組み合わせ?と思いましたが、
読んでるうちに「なるほど」と感心しますた。
626名無しさん@ピンキー:04/07/03 01:52 ID:D1n+4z4s
ジョウイ×ジルきぼん
627ゴーヤ:04/07/05 13:54 ID:OFwZEkgX
ひ、暇が無い…、
現在続きを執筆中ですが日の目を見るのはいつになるか…。
628名無しさん@ピンキー:04/07/05 16:40 ID:6ng9LEuC
がんがれー。
いつまでも待ってますよヽ(´∀`)ノ
629名無しさん@ピンキー:04/07/12 04:12 ID:Ej71j82p
ナナミとジョウイと2主の3Pきぼん
630名無しさん@ピンキー:04/07/15 22:47 ID:dtENyrqz
補修
631名無しさん@ピンキー:04/07/16 02:19 ID:RnHe/Z/E
坊ちゃんとカスミとミーナの3Pきぼん
632宇宙帝王:04/07/18 23:44 ID:squn/40x
_ ノ) 
     γ∞γ~  \ 
     |  / 从从) )
     ヽ | | l  l |∩  / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
     `从ハ~ ワノ / < なんだかよくわかりませんが、とりあえずここにうんこしていきますね!
     ⊂ニ \>< /   \_____________________________
      /   ⌒) 
     /__ し 
     し 


                       )
                  (
                   ,,        )      )
                   ゙ミ;;;;;,_           (
                    ミ;;;;;;;;、;:..,,.,,,,,
                    i;i;i;i; '',',;^′..ヽ
                    ゙ゞy、、;:..、)  }
                     .¨.、,_,,、_,,r_,ノ′
                  /;:;":;.:;";i; '',',;;;_~;;;′.ヽ
                  ゙{y、、;:...:,:.:.、;:..:,:.:. ._  、}
                  ".¨ー=v ''‐ .:v、,,、_,r_,ノ′
                 /;i;i; '',',;;;_~⌒¨;;;;;;;;ヾ.ミ゙´゙^′..ヽ
                 ゙{y、、;:...:,:.:.、;:..:,:.:. ._  .、)  、}
                 ".¨ー=v ''‐ .:v、冫_._ .、,_,,、_,,r_,ノ′
                /i;i; '',',;;;_~υ⌒¨;;;;;;;;ヾ.ミ゙´゙^′.ソ.ヽ
                ゙{y、、;:..ゞ.:,:.:.、;:.ミ.:,:.:. ._υ゚o,,'.、)  、}
                ヾ,,..;::;;;::,;,::;):;:;:; .:v、冫_._ .、,_,,、_,,r_,ノ′

633宇宙帝王:04/07/19 10:35 ID:rlWcDQb6
  , --- 、_
      /ミミミヾヾヽ、_
   ∠ヾヾヾヾヾヾjj┴彡ニヽ
  / , -ー‐'"´´´    ヾ.三ヽ
  ,' /            ヾ三ヽ
  j |             / }ミ i
  | |              / /ミ  !
  } | r、          l ゙iミ __」   
  |]ムヽ、_    __∠二、__,ィ|/ ィ }    
  |    ̄`ミl==r'´     / |lぅ lj うんこぶりぶりぶぅ〜りぶりぃ〜♪
  「!ヽ、_____j ヽ、_  -'  レ'r'/  うんこぶりぶりぶぅ〜りぶりぃ〜♪ 
   `!     j  ヽ        j_ノ
   ',    ヽァ_ '┘     ,i
    ヽ  ___'...__   i   ハ__
     ヽ ゙二二 `  ,' // 八
      ヽ        /'´   / ヽ
      |ヽ、__, '´ /   /   \
634名無しさん@ピンキー:04/07/22 21:46 ID:UyMqfxp4
もう少しまとまったらジョウイ×ジルのエロ書いてもいいでつ?
635名無しさん@ピンキー:04/07/22 22:31 ID:w3hLm/rB
ご自由に、前から思ってるんだがなんで許可求めるわけ?
636名無しさん@ピンキー:04/07/22 23:39 ID:bq9urdmL
>634(*´Д`) '`ァ'`ァ
637名無しさん@ピンキー :04/07/23 01:54 ID:Qz+/fX7k
投下予告じゃないの?
楽しみにしてるよ〜。
638名無しさん@ピンキー:04/07/23 10:03 ID:eo3R3TRD
>>634
すんげー勢いでお待ちしております! 外伝OPのジョウイとジルのダンス
シーンはいまでも心の支えだ

>>635
先に口に出しちゃって自ら己の退路を断たないとだな、仕上げられないとき
もあるのですよ……。
639名無しさん@ピンキー:04/07/24 00:33 ID:JXh/rL82
背水の陣ってやつだな
ジョウイ×ジル待ってます
640名無しさん@ピンキー:04/07/24 02:09 ID:JK48FKY4
ぶっちゃけ神気取りしたいだけwww
641名無しさん@ピンキー:04/07/26 06:48 ID:llaOjHCr
なんでまた水を差すようなこと言うんだか。
ただでさえ、盛り下がってるときに。
っていうか神気取りもなにも、SS投稿してくれるならもれなく神だろ
なんにも投稿せずにごちゃごちゃ言う奴のがうざい。


ジョウイ×ジル
がんばってくれ。俺は楽しみにしてるから
642名無しさん@ピンキー:04/07/26 16:20 ID:rJ56+6CY
まぁもちつけ、>>640は作品投下したことある可能性もあるジャマイカ
つか神気取りとかチヤホヤされたいとかは少なからずあるとおもわれ
643名無しさん@ピンキー:04/07/28 22:38 ID:ruHUt4Ze
おいおい、投下しにくい空気になったな。

ちょっと前に一本だけ投下したけど、スレ見つけた勢いで楽しく書いて、
読んでもらえて嬉しかった。それだけだよ。
あんまり穿った見方をしないでほしいな。
644名無しさん@ピンキー:04/07/29 00:36 ID:YPU1+MRR
頑張ってください!!
ジョウイ×ジル楽しみにしてまつ(*´Д`)ハァハァ
645名無しさん@ピンキー:04/07/29 01:22 ID:ZSeNRXVX
「読んでもらえて嬉しい」だなんて、ROM専の俺からすれば恐縮しちゃうなぁ。
646名無しさん@ピンキー:04/07/29 02:57 ID:9JH9U674
必死ダナ
647名無しさん@ピンキー:04/08/02 15:26 ID:eKXaEGE6
必死でも何でもいい。幻水最萌。世界一。
648名無しさん@ピンキー:04/08/02 20:01 ID:eX5nFXe7
糸冬
649名無しさん@ピンキー:04/08/02 20:26 ID:7Q1D9y90
……もしかしてここ、最近変なのが湧いてるの?
650宇宙帝王:04/08/02 21:41 ID:KVPRB4Em

         ,,...r―∧∧ー-:、_
     ,,r''",;::''".,; (*・∀・).;;;''::;...゙ヽ、   
   ,r".,;;''"..;;;";" .;;;;;;... ゙;;;.. ゙゙;;.. ゙ヽ.     
  r".,::'' ..::'' ,;' つ.,;;;;;; つ'':;;;;,.. '':;;;.. ヽ.
 ,i'..;:''  .,;;' .,;;;;   :;;;;;;;   '';;;;,  '':;;, ゙i,
...! ;;  ,;;;; ,;;;;  つ;;;;;  っ  ';;;;   ';;;, !,
.l .::  ,;;;: :;;;;:   ;;;;;     :;;;;   ::;; ゙l,  
|   ,;;   ,;;;:   ,;;;;:;;,,.   ,,;:':;;;,,:'  ':;;: |
.l  .;;;'  ';;'    :;;;;,;:''`   :;::;;;;"   .:;; |
..l  ':;;,  :;;;,,   '::;;;;;'     ,,;;;;:    ';;;',!
 i, ;;;  .,;;;;:"   ,,;;;;;''    .;;:;;;;   ,;;;,,!
  ゙t;,  ;;;;:   .,;;;;..     ,;;;''    ,r'
   ゙ヽ. '';;,,   ';;;,,      ';;;   ,r"
     ゙''ー、;;    '';;,     ,;;;_,,r'"
        ゙''‐-、,__;;,   _,,,,:r'''"

651名無しさん@ピンキー:04/08/03 01:37 ID:qeClHenw
宇宙帝王Uzeeeeeeeeeeeeeeeeeeeeeeeeeeeeee
652名無しさん@ピンキー:04/08/03 16:48 ID:0cCeNgUP
ジョジルマダカナーチンチン
まあ夏祭り直前で忙しいヤシも多いのかもしれんな
653名無しさん@ピンキー:04/08/03 19:31 ID:E+mHjL/q
ゴロウ×サナエ強姦もの書いてるんですが、投下してヨカですか?
だめですか
そうですか。
654名無しさん@ピンキー:04/08/03 19:50 ID:fpgivKak
>>653
チョットマッター
ぜひ投下してください
655名無しさん@ピンキー:04/08/03 19:57 ID:oGaudBMh
>>653
すっげー読みたいそれ
どんどん投下しる!
656名無しさん@ピンキー:04/08/03 20:16 ID:qECu1old
喪前ら必死杉
657名無しさん@ピンキー:04/08/03 21:31 ID:97Jt3+Pr
必死だとも!!
6581 :04/08/03 22:14 ID:E+mHjL/q
んじゃ、どぞ。あと、すまぬ。未完な上に書いてるうちに和姦になっちまったYO!


「サナエちゃん、どこに行ったんだろう?」
昼食時になっても食卓の席に付いていないサナエを心配し、皆、開口すると始めにこの台詞を言う。
ジュウジュウ音を立てていたハンバーグが、サナエの席にだけぽつんと置かれ、既に冷めきってしまっている。
「料理も冷めちゃったね…」
皿を下げながらメイミが呟く。
何故か、俺もそわそわしていた。



番台へ戻る前に、俺はいつもここで木を眺めて暇を持て余している。
森の清々しい空気を吸う事も、もう日課だ。
桶を作るには欠かせない素材を、眺めているのには飽きない。
「おまえは、大きくなったなー」
こうして木々に話かけるのだ。それに植物には会話がよろしいと、よく聞く。
6592:04/08/03 22:17 ID:E+mHjL/q
「…このアマがっ」

だが、今のは俺じゃない。
こんな罵声は浴びせられない。
俺は慌てて目を見開いた。
木々の生い茂るその向こうをジッと凝視すると、複数の人影が蠢いていて、
それらが荒い息づかいで「オラ!」だの「餓鬼が!」だのを
繰り返している事が微かながら分かった。
新手の森林伐採か、俺は落ちていた太めの枝を拾い上げ、
音を立てないように、慎重に奴らとの間合いをつめて行った。
雑草や木々で見えにくい視界だったが、近づくにつれて目の前が開けてきて、俺は息を飲む。
もう、俺の心拍数は絶頂だ。
「起きろ、まだまだだ!」
6603:04/08/03 22:21 ID:E+mHjL/q
そこには体格のバラバラな男が3人もいた。見た事も無い、変な男達が一本の大木に向かって怒鳴り、腰を打ち付けているように見える。
様子がかなりおかしい。
男達はズボンをはいていない。
新手の変態か、俺はそこで確信した。
だが、さらにおかしいのだ。
それは時折「うっ」「んふっ」などといった呻き声が大木の反対側から聞こえるということ。
嫌な予感がさっきから胸の当たりに篭もっている。
居ても立っても居られなくなり、ぎゅっと握りしめた枝を、高々と掲げて俺はやっと一歩を踏み出した。
6614:04/08/03 22:26 ID:E+mHjL/q
「お前ら!何をしているんだ!」
同時に低めの声を喉から吐き出すように響かせる。
我ながらドスの利いたいい声が出た。
「うぁ!」
細身の男がくるぶしまで下がっていたズボンを慌ただしく持ち上げると、反動で後ろに転げでしまった。
容赦なく、俺は残り二人の露出された性器めがけて枝を投げつけてやった。
直後に鈍い二つの音。
「ぐあ!!」
「っ!!」
俺は奴らを見据えた。
なんという幸運だろうか、一つしか投げつけていない枝が
流れ弾のように跳ねて見事に二人へ命中したのだ。
それもきちんと俺の狙ったアレに。

一分もしないうちに奴らは逃げていった。
尻餅をつきながら。
尻尾を巻いた負け犬のように見えて、なんだか笑えてきてしまう。

そうなると気になるのは、奴らの行っていた怪しい行動。
先ほどよりも何故か心拍が高まる。
大木の反対側が苦しそうに喘ぐからだ。
きっと…、いや絶対。
鈍い俺でも流石に蒼白になってしまう。
そこにいるのはサナエちゃんだ。
「はぁ…はぁっ」

案の定。

「っうぅ…う」
回り込んでそっと覗くと、はだけた着物に深々と潜って顔を隠し、震える彼女の姿があった。
662名無しさん@ピンキー:04/08/03 22:28 ID:E+mHjL/q
とりあえずここまでを。続きかいときまつ。
663名無しさん@ピンキー:04/08/03 22:33 ID:fpgivKak
(;゚∀゚)=3 乙!
続き楽しみにしてます
6645:04/08/04 00:44 ID:BgsCIHcU
木を背もたれに、涙と何か別のもので濡れた顔面を
拭う素振りを幾度か続けては、また小さく震える。
俺は出来るだけ柔らかな声色で彼女を呼んだ。
一度、彼女の肩がぴくりと跳ねた。
「!っご…ゴロウさん?」上擦った声で、俺をよぶ。
ひどく怯えている。歯があたってガチガチ言っている。
眼鏡にひびが入ってしまっている。
「死ぬかと…っ」
言いかけて、またガチガチ震え出してしまった。
実を言うと俺も怖かった…。戦闘すら参加した事も無いのに、突然は反則だと思った。
しかし一番辛かったのは彼女である、優しく接してやらないと。
6656:04/08/04 00:46 ID:BgsCIHcU
俺は彼女の前に座って、二人の目の高さを合わせるようにしてやった。
「も、もう…大丈夫だよ」
こういう事に慣れてないが、もう一度柔らかくつつむように話してやる。
やはりそれはありきたりでとてもぎこちない口調だが、今の彼女には十分だったようだ。
俺の話す声にあわせて、ただ、うんうんと頷いている彼女はなんだか見ていて悲しくなってきてしまう。
途端に奴らのいないという安心感から彼女が声を出して泣き出した。
6667:04/08/04 09:27 ID:BgsCIHcU
恐怖はここまでも平常心を乱してしまうものなのか…
俺は眉間をしかめ、困惑しながらも彼女をさすってやり、自然な流れで胸へ抱き寄せた。
しばらく…だいたい30分ぐらいこのままだった。
落ち着いてきたのか、だんだん体を俺から離していく。
俺は逆に離したくなかったが。
名残惜しいかのように、腕は最後に俺の胸から離れた。
すぅっ、と深呼吸している。
そして4回目の息を吸ったところで
「すみませんでした!!」
と吐息と共に言ったので、俺は拍子抜けしてしまった。
「…恥ずかしいばかりです。申し訳ありませんでした」
嘘みたいに、さっきあんなにぐちゃぐちゃだった精神を…。
立ち直ったという事などない、彼女は自分が無礼を働いたのだと勘違いしている。
甘えてくれてもよかったのだ。
変に強がるよりもその方がすっきりすると思う。
「何があったんだ?」

俺が尋ねる。一番気になる所だ。
「…それは」
おずおずと説明をしていくが、肩を両手で抱えたり、俯いたりするので、俺は彼女の頭を撫でてやりながら聞いた。

「あの人達は人売りなんです」

雲が日に重なった。



日が沈んでいく。
森は特にだが、昼間とはうって変わって全く別の景色になる。
6678:04/08/04 09:38 ID:BgsCIHcU
お風呂にはいりたいです、サナエちゃんが最後に言った。
俺は立ち上がれそうにない彼女をおんぶして、城を目指した。
暖かい吐息が俺の耳たぶをくすぐる。
ぞくり、と身を震わせてしまったのでそれを誤魔化すように「背中流してやろうか?」と尋ねてみた。
「…はい。是非お願い致します」
「えっ!」
俺の素っ頓狂な声。
気がつくと、視界の先に風呂ののれんが垂れ下がっていた。
幸い俺たち以外誰も入浴しにきていない。
ハッとして俺は後ろを向いた。
サナエちゃんの袴をおろす仕草に気づいたからだ。
シュルシュル、キュル。「うわっ!」
いきなり背中を覆われた。腰の辺りにぷにっ、という柔らかい感覚が俺の服を伝って感じる。
また心臓がバクバク鳴り出した。
「私、汚れてるんです」涙声で彼女が話した。
「きれいにするの、手伝ってください。」
「あ、ああ…あれは冗談」
かき消すように俺が言ったが、しゃくりあげる彼女の小さな声が聞こえたので、
「わかった」と訂正してしまった。

浴室の杉板を踏みしめて、中に入った。誰もこなければいいが。
彼女はもう背中から離れていて、タオルで前を隠している。
6689:04/08/04 09:42 ID:BgsCIHcU
彼女へチラッ、と目をやる。
雪国の人のように白い肌がとてもきれいで、湯気で曇った眼鏡をしていた。
割れた眼鏡を外してやって、桶を椅子代わりに座らせた。
別の桶で湯をくみ、石鹸を持ち出す。
彼女はずっと目を瞑っている。
「ゴロウさん」
サナエちゃんが俺を呼んだ。
つぶらな瞳を開いて、俺を誘うように見上げている。
彼女の股間が…丸見えだ。
俺は石鹸を泡立てて、彼女の背中側に座り雄芯の反応を隠そうとした。
スポンジに泡をつけて、背中をグシグシと洗ってやるが、俺も男だ。
こんな事を我慢できる訳ない。
ごめん、と心の内で謝罪し、彼女の乳房の方へ手のひらを滑らせた。
「きゃぁ…」
手のひらで包んで揉みしだける大きさの彼女の乳房。すこし指と指の間から肉がはみ出す程度だが、小ぶりだ。
俺はその感触を何度も確かめるように、乳房を乱暴にこねくり回す。
無意識にハァハァ言ってしまう。これではあの人さらいとあまり変わらない。
「んん…ふ」
しかしサナエちゃんも、抵抗の「て」の字も見せない。
「あ…あっ」
ぷくっと膨らみ始めた先端を親指の腹で擦って、また全体を揉みしだく。
「はあぁ…ぁん」
669名無しさん@ピンキー:04/08/04 18:09 ID:S/cEjwjf
ジョジル大分まとまってきたのでもう少し待っててくれますか?
670名無しさん@ピンキー:04/08/04 18:34 ID:IcHIeRHd
娘かわいいよ娘

>>669
待ってます
最近そのカプに目覚めたので楽しみです
671名無しさん@ピンキー:04/08/04 21:02 ID:LD47ywIX
>>669
いまさら出てくるなyp ヘタレは(・∀・)カエレ!!
672名無しさん@ピンキー:04/08/05 01:29 ID:rtLtA+nR
>>671
そんな言い方ないんじゃね?W


>>669
楽しみにしてまつ!
頑張ってくれ
673名無しさん@ピンキー:04/08/05 03:19 ID:mqDpJdJp
ただでさえ廃れてるスレを荒らすような発言はしないでくれ。
まあ4が発売されたら、前よりはマシになるかもだが。
674名無しさん@ピンキー:04/08/05 04:57 ID:A0NMxbuU
3でたときなんか変化あったか?w なかっただろ(・ω・)
廃れっぷりは4でてもかわらんと思うがなー
675名無しさん@ピンキー:04/08/05 06:48 ID:11xFtbQ9
今よりは投下されてたぞー
少なくとも小説はちゃんと完結されてた。
今は・・・・・なんでこんなに未完が多いんだー!!
676名無しさん@ピンキー:04/08/05 10:22 ID:e904W+w4
今ゴロウ×サナエ書いてる香具師だけど、ほんとスマソ。まだ完結まで書いてないんで投下できない…。漏れの小説邪魔しちまったか?マイナーだし
677名無しさん@ピンキー:04/08/05 20:28 ID:faDPM+y0
いや、マイナーとかそういうのは関係ないし
サナエたんハァハァだしね
投下遅くなってもちゃんと完結してくれる意思があればそれだけで・・・・・
678名無しさん@ピンキー:04/08/06 18:42 ID:g7PQiLFk
ホシュ
679名無しさん@ピンキー:04/08/06 18:59 ID:ugRggtna
四作目が発売されたら主人公×キカの話を希望
680名無しさん@ピンキー:04/08/07 10:18 ID:40waFVdH
どっちかというとキカ×主人公?
なんか4主なよなよしてそうだし
681ムッカー:04/08/07 17:02 ID:GTO8s+fG
保守
682名無しさん@ピンキー:04/08/07 17:46 ID:MjvrkE4h
クソスレageんなヴォケガ
683名無しさん@ピンキー:04/08/07 19:21 ID:GTO8s+fG
>>682
お前が言うな
684名無しさん@ピンキー:04/08/07 20:41 ID:56WgYItw
>>683
IDがグレートティーチャー鬼塚
685名無しさん@ピンキー:04/08/08 23:58 ID:2xvYWbt6
カスミたん・・・
686名無しさん@ピンキー:04/08/10 00:23 ID:u5oSjPdZ
坊×カスミは
鬼畜と純愛どっちがいい?
687名無しさん@ピンキー:04/08/10 01:10 ID:OxW+O6UQ
じゃあ私はハーヴェイ×シグルドで!!
いいよこれは!!発売前でかなり萌える。
688名無しさん@ピンキー:04/08/10 01:13 ID:1cRIjCkz
>>686
カスミが可愛いければどっちでも良いが、個人的には純愛
689名無しさん@ピンキー:04/08/10 09:48 ID:pjCMCfkf
ジョウイ×ジル完成したんだが…パソコンの調子が悪い(´・ω・`)
今週〜来週にはかならず投下しまつ。
まっててくれてる人、スマソ;
690名無しさん@ピンキー:04/08/10 16:13 ID:rmltQlIZ
>>689
はい、大人しく待ってます
691名無しさん@ピンキー:04/08/10 23:32 ID:RtODx8E/
レナたんがササたんの筆おろし係に任命される話を
書いてみようと思うんでつけど、
このスレって最後までヤらなくてもオッケーでつか?
692名無しさん@ピンキー:04/08/10 23:44 ID:PDXgIuVb
>>686
純愛に一票
693名無しさん@ピンキー:04/08/11 09:04 ID:0Z4IvPY3
>689
ツイニキタ━━(゚∀゚)━━!!
694名無しさん@ピンキー:04/08/11 22:09 ID:TNefH6lb
>>686
どっちでもいいから時間軸は3以降で、おばばになったカスミたんと少年のままの
1主人公で頼む。
695名無しさん@ピンキー:04/08/11 22:24 ID:hcYOBG7h
ジョウイ×ジル楽しみだな。ジル大好きなので。
696名無しさん@ピンキー:04/08/11 22:43 ID:hDp8sYLN
>>691
最後まではしなくても、それなりにエロ〜な描写があれば大丈夫だと思います。
外伝のササレナの関係に萌えたので、楽しみにまってます。
697名無しさん@ピンキー:04/08/13 06:22 ID:t/INWfDD
     \         ∧∧    ミ _ ドスッ    .     /
      ..\        (   ,,)┌―─┴┴─――┐ .  .  /
   ∧∧  \      /   つ.もうだめぽ   .  .│   /  
   /⌒ヽ)   \  〜′ /´.└―─┬┬─――┘. /
  i三 ∪     \ ∪ ∪      .││ _ε3 ./  λ...... λ...... λ......
 ○三 |       \         ゛゛'゛'゛    ./
  (/~∪         \    ∧∧∧∧∧. / λ...... λ..... λ......
  三三  もう       \ . <          >
  三    だめぽ     \<     .ク .>    もう
三三   三          . < 予   .ソ .>     だめぽ
――――――――――――< 感  .ス  >――――――――――――
                  < !!!!   レ >
                  <.     の >
                    ∨∨∨∨∨

                 -― ̄ ̄ ` ―--  _         
            , ´  ......... . .   ,   ~  ̄" ー _
          _/...........::::::::::::::::: : : :/ ,r:::::::::::.:::::::::.:: :::.........` 、   
         , ´ : ::::::::::::::::::::::::::::::::::::/ /:::::::::::::: : ,ヘ ::::::::::::::::::::::: : ヽ
      ,/:::;;;;;;;| : ::::::::::::::::::::::::::::::/ /::::::::::::::::::: ● ::::::::::::::::: : : :,/
     と,-‐ ´ ̄: ::::::::::::::::::::::::::::::/ /:::::::::::r(:::::::::`'::::::::::::::::::::::く
    (´__  : : :;;:::::::::::::::::::::::::::/ /:::::::::::`(::::::::: ,ヘ:::::::::::::::::::::: ヽ
         ̄ ̄`ヾ_::::::::::::::::::::::し ::::::::::::::::::::::: :●::::::::::::::::::::::: : : :_>
            ,_  \:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: `' __:::::::::-‐ ´
          (__  ̄~" __ , --‐一~ ̄
   もうだめぽ…
698…と見せかけて実は…:04/08/13 09:48 ID:6VuFsqnO
´Д`) ( ;´Д`) (´Д`;\      フォアボール!! 、∧_∧ プッ ./  ∧_∧
================== \          \\( ´,_ゝ`)  /  (´Д` ;)  三三   ∧_∧
             / \.         \ヽ  ノ ) /   /_ ライト ,ヽ 三三.  /⌒ヽ )   \
             /    \≡=‐〜〜〜 ヾ(○´ノ /    し|   |∪三    /.レフト._|       \
-- ∧_∧ ---- (\ ∧_∧\        |    |./       ∪~ヽ)      三  |∪       \
  (; ´Д`)      /丶(´Д` ; ) \    ∧∧∧∧. /               (/~ ∪  レフトとライトを
  / つつ     /  \  ⊂ )   \  <デ ピ >/          .,,.   三三      交代!
〜(_つノ   ◯ /     ヾ つ \  . \<ニ. ッ > ザワザワザワ・・・・   三三      ____
.,,.  し'     ∨ ボテテ・・.,,,.  ̄\)     <. l  チ >    .,,.        三    .,,.
――――――――――――――――< の ャ.>――――――――――――――――――――
                        <予 l >    ∧_∧プッ. ∧_∧  / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
  マサカ・・・    ノーアウト、満塁!  /<感   >\  ( ´∀`)  (´∀` )<大ちゃん出てきたぞ
    .∧_∧    横浜ピンチ!! /  ∨∨∨    \(    )__(    ) \________
    ( ; ´Д`)   \  __ / /  この展開は・・・\__∧    ∧_∧    ∧_∧
   _( つ と)__  /   /|  /   \,, ,,/    | \;)   (´Д` ;).  (´Д` ;)
  /"と_)_)旦/ | ̄ ̄|◎〜/::  (●)    (●)  |   \.  [ 横 _].___.[ 横 _].__
/,, "  ,,  "/   |__|/| /:::::::::: \___/   |     \ ∧_∧    ∧_∧
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄     ‖  ‖ /::::::::::::::::: \/    ノ        \    )  (    )
699名無しさん@ピンキー:04/08/13 16:44 ID:LvuD5SpF
ここで大ちゃんのAA見るとは思わなかった(w
700名無しさん@ピンキー:04/08/15 22:57 ID:C7Ht/pLj
さて>689を待っている訳だが。
701名無しさん@ピンキー:04/08/16 00:47 ID:rsBEBu0H
☆ チン                   マチクタビレター  
        ☆ チン  〃  ∧_∧   / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
          ヽ ___\(\・∀・)<  >689マダー?
             \_/⊂ ⊂_)_ \________
          / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄/|
        l ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄| .|
        |  ○ みかん ○  |/
702名無しさん@ピンキー:04/08/16 11:50 ID:gKBieoDa
話しのつなぎに俺の坊ちゃんとエリの妄想でも聞いてくれ

ある日、ルカを倒した後突然倒れたリオウはシュウや仲間に安静を言いつけられてから一週間たち、そろそろ外に出たい
と考えていたのでちょっとバーナーの村まで出かけてみることにした。旅のお供はバレリア、ローレライ、ビッキー、メグ
テンガアールと美女、美少女ぞろいである。
「私も行くよ!!」「え、ナナミも来るの?」「ワタシモイマスヨ」「ごめん、女の子以外目に入らないんだ」
そんなリオウがバーナーの村を女をはべらせながら目的もなく歩いていると村はずれの細い道の真ん中に赤い髪をした
少女が立っているのが見えた。近付いてみるとそれがなぜか自分のコスプレをしてるコウとかいう少年の姉で、宿屋の娘
でもあるエリとかいう子であるのに気づいた。田舎娘と一時のアバンチュールもいいかなと思い話し掛けようとした矢先
むこうがこちらに気付いたらしく、なぜか手を広げて道を遮るようにして立つと
「あ、だめよ、この先にいっちゃだめ。あの人には休息が必要なのよ。だから、今は静かにしてあげたいの。」
と言い出した。リオウはそうですかそれはいいから僕とお茶でも飲みにいきませんか?、と聞こうと思ったがナナミが
「え〜なんでだめなの〜〜〜?」とか言い始め、「奥にいるのは誰なのよ〜!!」とか言い出し、エリにどちらも無視されると
「う〜ぜったい通ってやる〜〜!!!」と実力行使の構えを見せたのであわてて止めに入った所をノックダウンされたので聞く
ことの出来ないまま、ナナミと一緒に仲間に引きずられて行くはめになった。

リオウが目を覚ますとナナミが笑顔で覗きこんでいた。話し掛けてみるとどうやらあの道の奥に行く方法を見つけたらしい。
リオウが、そんなことよりエリちゃんとデートしたいと言うより早くナナミ引きずられて元の場所まで戻る最中そのエリが
走ってわきを通りすぎていった。どういうことだ?ナナミめ放せ!!と思っていると本当に放した。元の場所まで来たようだ。
奥まで行くと池があり、そこで赤い服を着た少年が釣りをしていた。
お前が「あの人」か、一体エリちゃんのなんなんだ!とリオウが掴みかかろうとした時、今まで完全にモブキャラだった
はずの後ろの五人からなぜか歓声が上がった。

703702:04/08/16 12:01 ID:gKBieoDa
お前らこんな感じのやつを書いてみたんだがつづきを書いてもいいですか?
これから出かけるんですぐには無理なので帰って来てからになるけどな!!!
まだ全然エロくないし前振り長いのがダメな人はスルー推奨。あと文章へただしあんまり期待されても
がっかりするぞきっと。それでもいいのか?
ウザかったらゴメン。まじゴメン。
704名無しさん@ピンキー:04/08/16 14:19 ID:RChMEJIr
(・∀・)カーエーレッ!!(・∀・)カーエーレッ!!(・∀・)カーエーレッ!!
705名無しさん@ピンキー:04/08/16 17:27 ID:gKBieoDa
>>704
実家に帰らせてもらいます。 
                    



                      702より
706名無しさん@ピンキー:04/08/16 19:27 ID:5XMz5zvk
エリって誰だっけ〜。思い出せん。
個人的には続き気になるし、過疎化続いてるからがんばってほしいなー。と

ただ、レスに隙があると。
>704みたいにつけこまれるから
荒らしに踊らされず。少々のことでめげない気持ちをもってないと投下しにくいかもな。
707名無しさん@ピンキー:04/08/16 21:21 ID:xgTHIelt
>702
幻想3の壁新聞の連載読み物(エークの冒険だっけ?)っぽい。
○○が〜したので〜すると〜だったので〜した。 というようなカンジで、
センテンス長ッ!と感じる。
でもそれも味か。ガンガレ職人!続きよろ
708702:04/08/16 22:47 ID:gKBieoDa
ふと誰かに呼ばれた気がして振り返ってみたが誰もいない。どうやら気のせいだったようだ。
気を取り直して釣りを続けようとしたがどうも集中できない。さすがに飽きたかな?あの戦いから3年
家族と別れ、友を失い、一人世界にとり残されてさまよう内に、この村に着いたのがひと月ほど前。
のどかな雰囲気に居心地のよさを憶え村人の好意に甘えて釣り三昧の日々だったが、どこか物足りなさ
を感じずにはいられなかった。昔は唯過ぎていくだけの時間があんなにも満ち足りたものだったのに……
段々暗くなっていく思考に、これではよくないと思い直し、楽しかった思い出を思い出してみた。
―そういえばあの頃もよくテッドと釣りに行ったっけ…2人でグレミオの所に釣った魚をもって行って……
実は釣りが大の苦手な父さんを皆で笑ったものだった………マズイこれでは逆効果だ…もうやめよう。
どうも変なことばかりが思い浮かんで一向に釣れる気配はない。せっかく気を使ってもらっているのに。
今いるこの池は村のはずれにあるとても静かな所だ。普段は子供達の遊び場でもあるのだが、村の宿屋に居る
エリという子が今だけ通れないようにしてくれているらしい。わざわざいいよと断ったのに。
…今日もいるのかな?なぜ彼女はここまでしてくれるのだろう?ふとそんなことが気に掛かる。
グレッグミンスターに居た頃、自分の周りには自分を可愛がってくれる大人が何人も居たが、彼らが
世話を焼いてくれるのは彼らがいわば家族であり、自分を実の子供のように思ってくれていたからであり
ほとんど他人同然である彼女の行動の理由とは違うように思える。では一体なぜ?
そんな事を考えているとなんだか足音が聞こえるような気がした。また気のせいか?
だが今回は気のせいではなかったらしい。歓声に振り返るとそこにはかつての仲間がいた。
「ティルさん!!!」
709名無しさん@ピンキー:04/08/16 23:05 ID:tuTFEIX7
ティルの一人称でやってみてはどうか?
702よ、ティルに憑依するのだ。
表現に制限がかかるが貴様の文体ならその方がまだ違和感がない。
とりあえず「おいおまいら、ちょっと俺の妄想聞いてくれよ」というスタンスが
折れと一緒なので気に入った。
うまく書こうなんて思わないでいいから
その勢いで貴様の妄想を最後まで見せてくれ。
寂れたスレで一生懸命自分の妄想を披露しようという
貴様の心意気に勃起した。
710名無しさん@ピンキー:04/08/16 23:49 ID:uzRaLr8+
相変わらずここの住人は必死だな
711702:04/08/16 23:52 ID:gKBieoDa
「あ!!!!ティルさん!!」「こんな所にいたんですか!!」「奇遇だね、こんな所で会うなんてさ」「こんな所にいらっしゃったのですか
大統領も心配しておりましたよ」「こ、こんにちは!!!!!????????」
さっきまでモブだったはずの5人に詰め寄られたティルとかいう男は、最初すごく驚いた顔をして、次に身振りで気持ちを
表そうとして失敗し、ようやく「久しぶり」という言葉をひねり出したはいいけれど、そのまま質問を矢継ぎ早にされ、
少し苦笑を浮かべてこちらを見た。その時こちらではナナミの「その人だれ〜」という質問が無視され、「ねえねえ
どういう関係〜〜」という呼びかけも無視され、「話しを聞きなさ〜〜〜い!!!」と実力行使の姿勢を示したのでからくり丸に
止めに行かせた所だったので、それはいいからエリちゃんは何処に行ったと聞こうとした間際、ティルが「こんな所で
立ち話もなんだから宿にでも行こう」と言い出しので、少し壊れたからくり丸を引きずって宿まで行くことにした。
宿屋に着くとそこには辛気臭い顔したおっさんどもの巣窟だったので、皆が座ったテーブルを、おっさんはいい女の子を
だせ!とリオウがバンバンと叩こうとした所で誰かが宿へ駆け込んできた。エリたんだ!!ヒャッホー!!!とリオウが叫ぶ前に
「大変誰か!コウが山賊に攫われた!!」と叫ばれた。一瞬にしてその場は凍りつき、リオウは話しかけるタイミングを逃した。
すぐさまティルが立ち上がり、落ち着いて説明するように言った。エリはティルの方に視線を向けると、二度頷いてから
話し始めた。説明の最中、後ろの方で「あんなに森の方には近付くなと言ったのに…」とか「ここんところ戦が続いたから…」
とかいう話が聞こえ、うるさいエリたんの声が聞こえないんだよ!!!と怒鳴ろうとした所でエリが「おねがいティル様、コウを、
コウを助けてください」と言った。ティルが頷き、一歩進んだ所で急に右手を押さえ、片膝をついた。誰かが息を呑む音が
した。それを見たエリは一度俯き、意を決したような表情で顔を上げて言った。
「おねがいします、ティル様、私…私知ってるんです。」
「あなたがあの時の英雄だってことを」
712702:04/08/16 23:59 ID:gKBieoDa
続きは明日。
>>706.707
ありがとう。
>>709
アドバイス地味にうれしいよ。ただ勃起はするな。
>>710
多分俺が一番必死。
713:04/08/17 01:50 ID:UZe7LG+l
ジョジル書いてる者なんだが…明日まとめて投下しようと思ってたんだが702の小説が完結してから投下したほうが良いだろうか?
意見きぼん。

>>702
頑張れ、応援してる。
714ビッキータン(;´Д`)ハァハァ:04/08/17 02:27 ID:dyznIDQI
「………んっ」
幾分か幼く見える、整った顔は桃色に上気し、
軽く上を仰ぎ、顎を見せたと同時に小さな唇は艶やかな声をこぼした。
ぬるり。 ぬる、ぅ…っ。 
ビッキーの細い中指を、生暖かい舌が指先から根元まで往復する。
「……ぁ、あ…」
「変な声を出すな。くすぐったいのはわかるが。
 俺だって男なんだから、少しは考えろよ」
指を舐めていた目つきの悪い青年が顔を上げた。咎めるような声とともに。
無論、ビッキーはごめんなさい、と言うこともできない。
少しばかり切ってしまい、赤いひとつの泡がぷくりと再び膨れ上がる。
ふむ、と困ったように青年は息をついた。
「ティ、ルさん…。 紋章、つかえば、大丈夫、だよ…?」
「駄目だ。 紋章ばっかりに頼っていては。
 こうやって一緒に行動するようになったのは進歩だと思うが、怪我の痛みを知らないと。
 お前の場合、またこんな風になりそうだからな…ほら。」
「ひぁあっ!?」
ちゅぷ。 その細い指を、根元まで咥えこんだ。
甲高い声で反応したビッキーを困ったように見つめたが、そのままちろちろと傷口を舐めたり、
吸い付いたりと、青年はその「治療」をやめない。
「ぁ、あ、あぅ…はぅう……」 
青年は少女がもじもじと、ローブのスカートに包まれた足をすり合わせているのに気づいているのだろうか。
テレポートして逃げたいが上手く集中できないビッキーは、ただきゅっと結んだ唇から声を出し、
閉じたまつげの長い瞳の端から涙を滲ませることしかできなかった。
「まだ、血が止まらないな…どうするか」
問うように目つきの悪い黄金の瞳をみたが、荒い呼吸と上気した表情を向けることしかビッキーにはできない。
やめて、許して、と言いたかった、が。
「ああ、まだ痛いのか。 じゃあ、もっとしてやるよ」
「〜〜〜〜〜…!!」

先に耐え切れなくなったのはどちらかなんて知らない。
715名無しさん@ピンキー:04/08/17 02:27 ID:dyznIDQI
坊の目つきが悪いのは脳内設定ですスマソ
716ゴーヤ:04/08/17 02:30 ID:TXpQ2YvA
「リオウの事は私が守ってあげるからね…」
少女は笑顔を浮かべでリオウの手を取った、
「苛められたりしたらお姉ちゃんに言いなさい、
 リオウに酷い事する奴なんてお姉ちゃんがやっつけてあげるからね」
少女…、ナナミはぎゅっとリオウを抱きしめた。
「絶対に、絶対に守ってあげるからね…」
言葉を告げ終わると同時に背中に回された腕の力が抜けた、
そしてナナミは崩れ落ちた、その胸に矢を生やして。
胸からはどんどん血が流れ出す、どれだけ止血を行っても、
真の紋章の力を使っても血は一向に止まらない、
血がどんどん溢れ出し周りのものを飲み込みだした、正に血の海だった。
「……リ…オ……ウ」
ナナミはそれでもなお手を差し伸べようとしていたがその手は糸が切れたように血の海に飲み込まれた。
717ゴーヤ:04/08/17 02:31 ID:TXpQ2YvA
「うわぁぁぁぁぁぁっ!!」
リオウは絶叫と共に目を覚ました、
全身汗だくな上に顔は涙でぐしゃぐしゃだった。
その様を横で寝ているアイリが泣きそうな顔で見ていた。

ナナミが凶弾に倒れてからというものこの夢に襲われた、
毎晩、毎夜欠かさずこの悪夢にリオウの磨り減った心は追い詰められていった、
夢の余韻から逃れるために息を整えているリオウはちらりとアイリに目をやった、
アイリは汗にまみれた体を拭くための洗面器にタオルや着替えを用意していた。
もうナナミが倒れてからかなり経つのに未だにその呪縛から逃れる事が出来ない、
アイリはこんなに尽くしてくれているのに自分のやっている事はそのアイリを汚すだけ。
たまらなく自分が情け無い、自分の無力さに腹が立ち慰めに来てくれるアイリを汚す、
その情け無さに腹を立て、更にアイリを汚し憂さを晴らす、この繰り返しだった。
彼女の優しさに答える事の出来ない自分は最低のクズ野郎に違いない。
718ゴーヤ:04/08/17 02:32 ID:TXpQ2YvA
あの忘れる事の出来ない出来事のあった晩、慰めに来たアイリをリオウは襲った、
アイリは初めてだった、身体を引き裂かれるような痛みに襲われている筈なのに、
目に涙を溜めて呻き声一つ上げなかった、
自分に同情しているのだろう、私が寛容になればいい、
どうせそんな風に思っているのだろう、
そんな被害者じみた妄想がリオウの頭の中を駆け巡り陵辱は更に酷くなった。
そして朝が来てアイリは何も言わずに部屋を出て行った、
扉が閉まった後少し経ってから微かにすすり泣くような声が聞こえてきた、
間違いなくアイリの泣き声だろう、
当然である、女にとって大事な純潔を強姦、しかも凄まじいまでの陵辱によって散らされたのだから。
その声を聞いてリオウは凄まじい自己嫌悪に襲われた。

そのような事があったのにアイリは毎晩欠かさずリオウの部屋を訪れた、
恐らく、いや、間違いなくアイリは自分の事を嫌っているだろう、
それでも自分の部屋に訪れ続けるのは優しい彼女は
自分を犠牲にして身体を差し出してくれているだけだろう。
719ゴーヤ:04/08/17 02:33 ID:TXpQ2YvA
用意を済ませたアイリは「それじゃ…」とだけ言って部屋を出て行った、
閉まった扉を見てリオウはふと思った、
昔に怖い話を聞いた時に寝床で震えて眠れない時があった、
そんな時は必ずナナミが来て抱きしめてくれた、
その暖かさに不思議と安心して安らかに眠りにつけた、
アイリに抱きしめて貰えれば悪夢からは逃れれるだろうか…。
そう思って自然と自嘲の笑みが出た、
自分をこれ以上無いという位辱めた男を抱きしめる奴などいる筈が無い、
今の状況を感謝するべきであってこれ以上望んではいけない。
リオウはそう自分に言い聞かせた。
720ゴーヤ:04/08/17 03:26 ID:TXpQ2YvA
  そして昼…

リオウは肉まんなどの点心を昼食に選びテラスにある席に落ち着いていた、
お茶をすすりながら点心をつついていると良く見知った顔がやってきた。
「よう、ここ座るぜ」
返事も待たずに腰をおろした、
フリックとシーナとティルだった。

ウェイトレスにちょっかいかけるシーナにコブラツイストをかけるティル、
それを尻目に何の表情も浮かべず外に目をやっていた、
丁度テラスの下をカスミとアイリが通っていった、
カスミと話すアイリはとても楽しそうだ、
自分の前であんな笑顔を見たのは一体何時だっただろうか…、
原因が自分にあるだけにリオウの胸にちくりとした痛みが走った。
「おおい!カスミちゃん!アイリちゃーん!!」
何時の間にコブラツイストから抜け出したのだろうか、
シーナが真横で下にいる二人にぶんぶん手を振っていた、
二人は笑みを浮かべ小さく手を振って去っていった、
二人の対応に満足したのかシーナは喜色満面だった。
721ゴーヤ:04/08/17 03:27 ID:TXpQ2YvA
「いやさー、カスミちゃんも可愛いけど何だか最近アイリちゃんもぐっと可愛くなったよなー、
 最初に会った頃と大違い!ぐっと女らしくなったよな、
 ボーイッシュなのも良かったが今の彼女もまた魅力的だよな!」
拳を握り締め力説するシーナにティルはもう諦めたようにため息をついていた。
二人が去った方に何気なく視線を向けていたら突然逆方向に走っていく人影があった、
あれはリィナだった、去り際に「酷いわ、アイリちゃん」
と言っていた気がする、よくわからなかった。

「で、どうなんだ、お前さんは?」
それまで黙っていたフリックがいきなり口を開いた。
「え?」
「お前とアイリの事だよ」
ティーカップを傾けてソーサーに置き、じっとリオウの目を見つめた。
「……っ!!」
全てを見通すのではないかと思えるその目に思わず視線を逸らしてしまった。
「そうか…」
それで今の状況を悟ったのか遠い目をした。
「まだ、あの時の事に囚われているのか…」
大きなため息をついた。
「まぁ、仕方ないだろうな、
 大事なものを失った悲しみってものは深いものだからな…」
そう言いながらカップを傾けた。
「そんなこと無いと思うぞ、
 こいつのやっている事はただの甘えだ」
722ゴーヤ:04/08/17 03:28 ID:TXpQ2YvA
リオウの点心を勝手に摘んでいたシーナが顔を上げた、
「自分の立場って者を考えろ、
 仮にもリーダーともあろうものが『僕大事な人が死んじゃったから悲しくて戦えません』
 なんて言ってるんだぜ、他の奴らが頑張ってくれてるからいいものを
 それに甘え続けて、普通だったら士気とかがた落ちだぜ?」
触れられたくない所に思いっきり触れられたリオウは激情のあまり両拳をテーブルに叩きつけた。
「僕の気持ちがお前に…」
「わかるわけ無いだろ、心が読める紋章を俺は持ってないからな」
言葉を途中で遮り、ふん、と鼻で笑いティルの肩に手を置いた。、
「こいつはな、育ての親を失い、親友を失い、更に実の親をも失っている」
「だから僕にティルさんを見習えというのか!!」
「まぁ待てよ、こいつの持つ『ソウルイーター』はな、
 親しい者の魂を喰らい成長する」
「え…?」
「わかるのか?お前に、大事な人の命を奪うかもしれない、
 その陰に怯えながら暮らす毎日の辛さが。
 明日にもカスミちゃんが死ぬかもしれないんだぞ?
 カスミちゃんはそれでもかまわないから傍にって…」
723ゴーヤ:04/08/17 03:29 ID:TXpQ2YvA
「もういい…、シーナ…」
ティルはやりきれない顔でシーナを制した。
「真の紋章を持つ先輩として一つだけ言わしてもらう、
 大いなる力には大いなる責任が付きまとう、
 リーダーである君がこうじゃあ悲しみの連鎖だ、
 馬鹿げた戦いはさっさと終わらせるべきだ、
 その為なら僕は力を貸すのは惜しまない、
 泣くのは全てが終わった後で好きなだけするんだね」
ティルは胸にたまる感情を一緒に飲み込むかのようにカップをあおり大きく息をついた。
「ま、何だかんだいってお前らはまだ若い、
 じっくり考えるも良し、
 若さに任せて勢いで行くってのも有りだと思うぞ」
暗くなった空気を払うかのごとくフリックは笑った。
「ま、勢いに任せるのにも限度ってのがあるけどな」
そう笑って手すりに足をかけ飛び降り走り去った。
間髪いれずニナが走ってきてフリックの後を追って飛び降りた、
アメリカンな人型に穴の空いた地面を見て勢いに任せすぎた結果を見せ付けられた。
724ゴーヤ:04/08/17 03:35 ID:TXpQ2YvA
ども、恐らく忘れられていると思われるゴーヤでつ

今回はリオウの視点で話を進めてみました
当然の如くエロは無しです
今までとは展開が変わってきています
アイリに続きシーナまで別人です
いよいよ物語は核心へ…
続くのでしょうか…?
話の大筋は考えていても書いている最中にどんどん別の話になっていってしまう…
725702:04/08/17 09:24 ID:IbZ7uMJ8
突然の再会の喜びも、その一言で束の間のものとなった。
宿にある円形の大きなテーブルを囲みとりあえず久方ぶりの再会を祝いあったあと、先ほどの続きとばかりの質問攻めに
あい、懐かしさとうれしさ、それに戸惑いと少しの寂しさを憶えた。3年ぶりに会う彼女達の変わらぬ好意と、3年の月日が
もたらす成長が、もう変わることのない僕の体と、変わってしまった僕の心には酷く相応しくないものに感じられた。
彼女達は未だ敬愛の眼差しを僕に向けるが、はたして今の僕がそれに値するだろうか?
3年前のあの時まで、僕には確かなものを持っていた。そのためにすべを投げうって、たとえ命を捨てても惜しくはなかった。
自分の大切な、自分以外の誰かのために生きること。誰かが自分を必要としてくれること。誰かがいつも傍に居てくれること。
遠い昔、僕には父さんがいた。グレミオやテッドがいた。3年前、彼らを失ってもまだクレオやパーンがいてくれた。
それに大勢の仲間もできた。それぞれの思いは異なっていたけれど、誰もが僕に希望を託してくれた。喜びも悲しみも
共有し、思いを一つにして新しい世界を切り開くことができた。希望はかなった。そして僕はいらなくなった。
オデッサの願いはかない、人々は圧政から解放され、仲間も皆それぞれの生活に戻っていった。
もちろんまだ僕に対する新たな希望もあったし、帰っていく家もあった。けれどそれは僕に相応しいものではなかった。
禍を呼ぶもの。そして一人世界を漂うことになった。
そんな自分に今も変わらぬ思いを抱いてくれている仲間をうれしく思う反面、彼女達ともいつかは別れが訪れることも
再確認させられた。自分と関われば、いつかは…
そこへエリが来た。コウが攫われたと。まさか、そんなことは…説明を聞き終え喉の奥までせり上がってくるものを
飲み込み、助けに行こうと一歩踏み出した瞬間、右手にあの忌まわしい激痛が走った。目の前が暗くなった。
やはり僕のせいで…僕はもう、一つの場所には留まれない運命だったのに!!
片膝をつき、首をふる僕にエリは意外なことを言い出した。
726702:04/08/17 09:33 ID:IbZ7uMJ8
>>713
応援ありがとう。
ていうかあんたがジョジルを書くと言ってから期待に胸を躍らせてている俺の思いはどうしてくれるんだ?
俺のことはいいから投下してくださいお願いします。
727名無しさん@ピンキー:04/08/17 10:22 ID:2jNwDzuR
>709
もしかしてオウランスレの人ですか?
728702:04/08/17 10:34 ID:IbZ7uMJ8
「あなたがあの時の英雄だってことを」 とエリが言った瞬間、リオウは英雄?英雄といえば僕もデュナンの英雄なんですよ
と言おうとしたが続けてエリが喋り続けたので言えなかった。
「赤月帝国のあの戦いの時、私、父さんやコウたちとはぐれてしまって…でもマリーさんて人が私の面倒をみてくれて」
「宿屋で働いていたんです。だから、あの戦いを、私も一緒に戦ったんです。だから…」
「あなたにとって、私は大勢のうちのひとりだったのでしょうけど、私にとって、あなたはかけがえのない人だったんです」
「お願いします、ティル様。コウを…コウを助けてください」
エリの話しをじっと聞いていたティルは立ち上がると力強く頷いて言った。「君があの時の仲間だったというなら、僕も
君の頼みを断るわけにはいかないな」リオウは格好つけやがってと思ったが空気をよんで黙ってた。ナナミは「あの人
誰〜〜?」と本日十数回めの空気を読めない発言をしたのでメグとテンガに説明をうけていた。
そうこうする間にティルが寄ってきてリオウの肩に手を置いた。一緒に行こうの意味らしい。リオウはなんだお前こっちは
まだまともに紹介も受けてないんだよと思い、後ろを振り向くとなぜか5人ともやる気満々の顔をしてたので、うんざりしながら
断ろうと思って口を開いた「私も!!私も行きます!!!」所でエリの声が割って入った。「なにを言ってるんだ、エリ、お前まで…」
「大丈夫よ父さん、こう見えてもティル様と一緒に戦ったこともあるんだから。ね、いいでしょ…」とエリが父を説得し、
リオウに向かって「えっと…リオウさんね。いいでしょ?リオウさん」と言ったので、「うん、行こう!」と答えた。それが、
エリとリオウの初めての会話だった。「すごーい、あの人トランの英雄だったの!!!」ナナミの声が聞こえる。リオウは
話し聞いてろよ、遅すぎだよと思った。もちろん口には出さなかった。結局、10人という大人数でコウ捜索が始まった。

729702:04/08/17 10:45 ID:IbZ7uMJ8
出かけるんで続きは帰ってきてから。
前振り長いな…うまくいけば今日中に終わると思う。少なくとも4が出る前には終わらせるつもり。
730:04/08/17 11:53 ID:UZe7LG+l
>>702
待っていてくれたのか、ありがとう。
じゃあ遠慮なく投下させてもらいまつ。

今、出先だから帰ったら投下しまつ。
ホント遅くなってスマソ。
731名無しさん@ピンキー:04/08/17 12:18 ID:rPCuJQXs
祭か?祭なのか?つーか皆様これまでどこに隠れてたんですか嬉しすぎだぜコンチクショウ
732名無しさん@ピンキー:04/08/17 13:11 ID:lQLihlNj
702 ゴーヤ、種、ビッキータンハァハァ
盆休みが終わってから急に四人も書き手が現れるとは・・・すばらしい
733ビッキータン(;´Д`)ハァハァ:04/08/17 14:00 ID:t2WC9jG2
何で貯蔵庫の人は私の正体がわかるとですかっ!!
734:04/08/17 14:56 ID:r5bCjbIh
>733
坊ビッキー
金の目の坊
改行
二人の性格付け
イジョ
735:04/08/17 17:12 ID:CfoXfff7
ジョウイが目を覚ますとそこは見慣れた自室だった。
「目が覚めましたかな?儀式の後に倒れられたのです、覚えておられますか?」
「・・・儀式」

―ハイランド王国、ブライト王家の名にかけて勝利の願いをこめ・・・我がもっとも近しき者を・・・最愛なる者を・・・“獣の紋章”よ。
我が妻ジル・ブライトの血をそなたに捧げる!!!

ジョウイの脳裏に儀式の出来事が甦る。
「・・・っ」
「ジョウイ殿?」
「ジルは・・・ジルは今何処に?」
不安になった。人形の出来があまりに良くて本当にジルを生贄として自分の手で殺してしまったのではないか・・・と。
とにかくジルが生きていることを確かめたかった。
「ジル様には離宮の最奥の部屋に移っていただきました」
「何?」
「ジル様は亡き者となったのですから誰かの目に触れては困りますからな」
ジョウイはその言葉を聞いてかっとなる。
「ジルを・・・ここに連れてくるんだ」
「しかし・・・」
「早く!国王の命が聞けないというのか!?」
「・・・かしこまりました」
そう言うとレオンは頭を下げ部屋を出た。
「ジル」
君の声が聞きたい・・・君のぬくもりを感じたい・・・でなければ僕は、君をこの手にかけてしまったのではないかと不安でたまらないんだ・・・
「ジル・・・どうか早く」
ジョウイはベッドの中から月を眺めて呟いた。
736:04/08/17 17:15 ID:CfoXfff7

暫くして扉がノックされた。
「失礼します」
レオンが扉を開け中に入ってくる。その後ろから白い夜着を着た少女が入ってくる。
ジョウイは起き上がりその少女の名を呼んだ。
「ジル」
名前を呼ばれてベッドの方へ歩いてくるのは紛れもなく愛しい妻。
「ジョウイ・・・」
ジョウイがベッドから出ようとするとジルはそっとジョウイに言う。
「お倒れになったと聞きました・・・まだ安静になさってください」
「ジル、ジル」
そっと手に触れる。温かいジルの温もりを感じる。

「それでは私は失礼いたします」
レオンはそう言うと部屋を後にし、ジョウイとジルの二人きりになった。
「ジル、君が無事でよかった」
そっと細い華奢な体を抱き寄せる。
「ジョウイ・・・」
ジョウイはその体をぎゅっと抱きしめジルの温もりを堪能していた。
「君は温かいね・・・でも不安なんだ」
「?」
「君が生きていることを・・・君のすべてで確かめたい・・・」
そう言って頬に口付ける。

737:04/08/17 17:18 ID:CfoXfff7
「ジョ・・・」
何かを言おうとするジルの唇を自分のそれで塞ぐ。
「ん・・・んんっ」
ジルは少し驚いたように目を見開いていたがやがて素直にジョウイの口付けを受け入れた。
「・・・はぁ」
頬を紅潮させ潤んだ瞳でジョウイを見る。
「ジル・・・愛しているよ」
ジョウイはそう告げてジルをベッドに組み敷いた。

もう一度唇を重ねる。ジルの唇を甘噛みし、ジョウイは舌をジルの口内に差し入れた。
「っ・・・あ・・ふっ」
ジルの舌を絡めとり吸い、口内に流れてくる唾液を喉を鳴らして飲み自分の唾液もジルに飲ませる。
「んぅ!」
ジルは苦しそうに声を漏らす。ジョウイはジルの口内を堪能しながら夜着の紐を解いた。
唇を離し夜着を脱がせると、ジルは恥ずかしいのか手で顔を隠している。
「顔、ちゃんと見せて?」
耳に舌を這わせそっと囁くとジルの体はビクリと震えた。
「君の顔が見たいんだ・・・僕に感じている顔が・・・」
腕を掴みジルの手をどかせるとジルは涙目でジョウイを見た。
「み、見ないで・・・」
「それは無理だよ、ジル。こんなにも可愛いんだから・・・」
くすりと笑いながらそう言うと首筋に舌を這わせた。
738:04/08/17 17:19 ID:CfoXfff7
「あんっ!」
首筋に舌を這わせただけでジルの体はすでに敏感に感じているようだった。
そのまま舌先を滑らせ柔らかな乳房を舐めまわすが敏感な乳首には触れようとしない。
「はぁ…っ」
ジルは甘い溜め息を吐き涙目でジョウイに何かを訴えるように見つめる。
ジョウイはジルのその様子を確認してからようやく乳首に舌を這わせた。
乳首の先端にすこし舌がふれるだけでビクンと体をくねらせる。
少し焦らしてからジョウイは乳首を舐め転がし始めた。舌先で尖りかけた乳首をつつきまわす。
「っ・・・あぁっ!」
ジョウイが乳首を口に含み甘噛みするとジルは艶めかしい声をあげる。
片方の乳房を舌で愛撫しながらもう片方の乳房にも手を伸ばす。
そして既に尖っている敏感な乳首を指でこねくり回した。
暫く丹念に胸に愛撫を与えているとジルが腰をくねらせた。
その様子にジョウイは笑みを浮かべ乳房を愛撫するのをやめる。
「こっちもそろそろかな?」
下着の上からジルの秘所に触れる。
「くぅん・・・いやぁ・・・」
下着越しに触れてもジルのソコが潤っているのが良くわかる。
その湿った部分に指を這わせる。ビクビクと腰を震わせながらジルは懇願した。
「いじわる・・・しないで」
その言葉を聞いてジョウイは下着を脱がせると足を開かせた。
「綺麗だね・・・でも凄くいやらしいよ、ジル」
太股の間に顔を埋め秘所に舌を伸ばしチロチロと舐め始めた。
「はぁ・・・ん・・・あぁっ・・」
ジルの秘所は少し舐めるだけでトロトロと大量の愛液が流れてきた。
「もうこんなに濡らしたのかい?」
悪い子だね、と笑いながらピチャピチャとわざと音が聞こえるように溢れ出る蜜を舐めとっていく。
739:04/08/17 17:22 ID:CfoXfff7
そして最も敏感な秘所の上にある突端を指でつまみ擦りあげる。
「っふぁ・・ぁぁっ・・・やぁぁ!!」
「イっていいよ・・・」
それを促すかのように言うと突端をいじりながら秘所の中へと舌をめり込ませた。
ジョウイの舌は執拗なまでに秘所の中を掻き回すように舐めまわす。
ジルは舌と指の両方に敏感な場所を弄ばれ腰を淫らに動かす。
「あぁぁっ・・・はぁっっ・・あ・・あぁー!!!」
体を何度か痙攣させ弓なりになりシーツをぎゅっと握り締め果てる。
ジルの中からは先ほどとは比べ物にならないほどの大量の愛液が溢れ出していた。
「指と舌だけでイっちゃったね?そんな悦かったかい・・・?」
秘所に指を這わし溢れ出る愛液をすくい舐める。
「美味し・・・」
くすくす笑いながらジョウイはジルを見る。
「さて・・・と、ジル?次は僕を気持ちよくしてくれるかな?」
ジョウイは服を脱ぎ、既に硬くなっているモノを取り出した。
ジルは頬を染めて顔を逸らすがジョウイはにっこりと微笑んでジルを起き上がらせた。
「して・・・?」
そう促すとおずおずとジョウイのモノに手を伸ばしそっと触れた。
「っ・・失礼・・・します」
そう言うとそっと舌を這わせジョウイに奉仕を始めた。
「いい子だ・・・ジル」
ジルの舌がジョウイのモノを舐めまわす。
肩からさらりと零れ落ちてくる髪を掻きあげながら奉仕する様子はとてもエロティックでジョウイを興奮させる。
先走り液の滲む先端を舌でつつく。その行為は亀頭の裏側やサオの部分まで舐めまわすような激しいものになっていく。
「ん・・」
ジルの口には大きすぎるモノを全て口に含むと苦しそうに声を漏らすがそれでも懸命に奉仕を続ける。
「ジル・・・」
さらさらの長い黒髪に触れその一房を取り口付ける。
それが、ジョウイが吐き出す欲望を「飲め」と言っている合図であることをジルは知っていた。
こくんと小さく頷くとジョウイはジルの頭を押さえつけ腰を激しく動かし始める。
喉奥までモノを突きたてられるとジルは声にならない悲鳴をあげた。
740:04/08/17 17:26 ID:CfoXfff7
「ん・・・んぅっ!」
喉奥でジョウイは欲望を吐き出した。
それを必死で飲み込んでいる苦しそうな表情にジョウイは満足の笑みを浮かべる。
「っ・・・はぁ・・はぁ・・ごほっ」
飲み込みきれなかった精液がジルのあごの方へ伝う。
それを拭ってやるとジョウイは再びジルを組み敷いた。
「悦かったよ、上手になったね、ジル・・・」
耳元で囁かれ秘所に指をあてがわれると、ジルの体は敏感に反応する。
「へぇ・・・さっきより濡れているね?僕のを咥えながら感じていたのかい?」
そんな風に言われてジルの羞恥心はいっそう強くなった。
クチュクチュと音を立てながらジルの秘所をいじる。
指を2本一気に侵入させ内を掻き回されるとジルは体を耐えられないといわんばかりにビクビクと震わせる。
「っ・・ほしい・・・ですっ」
とうとう耐えることが出来なくなりジルはジョウイに懇願する。
「・・・何が、欲しいんだい?」
指を動かすのを止め顔を覗き込む。
「言ってくれないとわからないよ」
「っ・・そん、な・・・」
「それとも・・・こんな中途半端な状態のままやめるかい?」
敏感な突端を擦りあげてジョウイは尋ねる。
「あ・・っ、貴方が・・・ほしいっ」
「よく言えたね。それじゃあご褒美だよ・・・」
ジョウイは再び硬さを取り戻した自身のモノをジルの秘所にあてがい擦り付けた。
741:04/08/17 17:28 ID:CfoXfff7
「・・・いくよ?」
「っ・・はい」
ジョウイのモノはジュプジュプ音を立ててゆっくりとジルの内に侵入していく。
「あぁ・・・ん」
ジルの最奥に達するほどに自身のモノをねじ込んでいく。
亀頭が子宮口に到達するとジルの中がぎゅうっと収縮し、ジョウイのモノは一層強い締め付けに襲われた。
「キツいよ・・・ジル」
はぁ・・と熱っぽい溜め息を漏らすとジョウイは一度秘所から抜けそうになる所まで引き抜くと再び子宮口に届くまで深く挿入する。
その度にジルの秘所はまるでそれ自身が生き物であるかのようにジョウイのモノに絡みつく。
暫くするとジルは自らも腰を動かし始める。
その健気な姿にますます愛情とそして欲情がこみ上げてくる。
そっとジルの細い体を抱きしめ、挿入したままジョウイは体の上下を入れ替えた。
「っ・・あ、・・・やだ・・・恥ずかしいです・・」
窓から差し込む月の光がジルの白い肌やその肌を伝う汗を照らす。
その姿はとても神々しく美しかった。
742:04/08/17 17:30 ID:CfoXfff7
「ジル・・・君は本当に綺麗だ・・・」
ジョウイはジルの敏感な突端に爪を立てた。
「っあぁ!!」
「凄いね・・ここを触っただけなのにまたキツくなった・・・」
二人の唇が重なると同時にジョウイは下から突き上げる。
ジルもその腰の動きに合わせるように懸命に腰を動かす。
「んぅ・・・あっ・・あぁぁ・・・」
突き上げる速度が速くなるにつれジルの愛液の分泌量は増し、2人の結合部からは卑猥な水音が聞こえ、その音がジルの耳をも犯していた。
ジョウイはジルの腰をしっかりと掴みますます激しく突き上げる。
「あぁっ・・あっ・・・あぁん・・あぁぁあああああ―っっ!!」
ジルの体がビクビクと震え、内がきゅぅぅっと収縮し、ジョウイのモノを更に締め付ける。
「くっ・・・ジルっ・・・愛してるっ!!!」
ジョウイは自身の欲望をジルの中に隠すことなく吐き出した。
「はぁぁ・・・あぁぁぁっ!!!!」
ジルの内ではジョウイのドクドクと注がれた欲望の余波を未だ感じていた。
743:04/08/17 17:31 ID:CfoXfff7
「ジル・・・」
ジョウイは優しい手つきでジルの髪を撫でながら唇を重ねた。
余波がおさまった後、自身のモノを引き抜くと秘所からはドロリと白濁の液体が溢れ出た。
「愛しているよ・・・ジル」
まだ少し息が乱れたままのジルを抱き寄せる。
「はぁ・・・ジョ・・イ・・・」
「ジル・・・?」
「私は・・・こうして貴方のお傍におりますから・・・」
そう言って微笑むジルに愛しさがこみ上げる。
「・・・ありがとう、ジル」
何度も口付けを交わし、抱き合い、2人はお互いがどれ程大切な存在であるのかを確かめ合った。

翌朝、ジョウイが目を覚ますとジルはまだ隣で小さな寝息を立てていた。
普段、必ずといっていいほど自分より早く起きている寝顔を見るのはとても新鮮だった。
何より、自分の腕の中で愛しいジルが眠っていることが嬉しかった。
そっと頬に口付け、ジョウイは再びまどろみの中に身をゆだねた。

744:04/08/17 17:36 ID:CfoXfff7
長々と書いてスマソ;
前置きがちょっと長いか…と思いつつこれでジョジルは完成でつ。

待っててくれた人、投下予告から大分遅くなってしまってホント、申し訳ない。

また投下させてもらいまつ。
因みに漏れはジル大好きなんだが……シード×ジルとか…需要ある?
なければ書かないがあったら書いてみます。

745名無しさん@ピンキー:04/08/17 18:01 ID:gM68nk+6
ありますあります!大ありです! シード×ジル ハァハァ
746名無しさん@ピンキー:04/08/17 18:55 ID:0gFqefny
急に連投されてるがロウソクは消える前になんとかのようで不安だ(;´Д`)
このスレならフツーにありえるし・・・
747名無しさん@ピンキー:04/08/17 23:06 ID:zdDMkjTY
>702、ゴーヤ、種、ほっけ氏

ごちそうさまです(*´Д`) '`ァ'`ァ
748ゴーヤ:04/08/18 00:09 ID:OOEp1GT6
何かもう保管庫に更新されてる…
管理人様、お疲れ様です

>>746
ゆっくりですが完結はさせるつもりですよ!
749702:04/08/18 19:26 ID:Me4NILqF
後悔と懺悔の念に沈む僕を救ったのはそんなエリの言葉だった。3年前の、あの戦い…
あの時、僕は皆の心がひとつになっているの確かに感じた。皆が自分を信じていると信じることができた。
僕のために命をかけてくれる仲間がいたから、僕もすべてを捨てて戦うことができた、迷うことはなかった。
皆を幸せにすることだけが、僕の生きる目的だった。僕を好きでいてくれる人を幸福にしてあげたかったし、
僕を信じてくれる人がいたなら、希望を叶えてあげたかった。
今、彼女は自分のことを英雄と、かけがえのない人だといった。おそらく彼女は僕の呪われた紋章のことは知らないし、
そのためにコウが死にかけているとは夢にも思わないだろう。彼女は信じているのだろう。僕ならば、3年前のあの時のように、
自分達を助けてくれる、願いを叶えてくれると。そうであるならば…
僕は立ち上がった。あの時の仲間の、僕を信じて疑っていない彼女の前では、情けない所はみせられない!!!僕は入り口まで進んで、
そこに立っている少年の肩に手をかけた。まだ名前も聞いていない彼に、助力を頼むのは厚かましいだろうか?彼は後ろを振り向いた。
そこには僕のかつての仲間がいた。皆決意に満ちた目でこちらを見ていた(ビッキーだけは不思議そうにしてたが…)。
彼はこちらに振り返ると、悩んでいるのか難しい表情をしていたが、エリの話しを聞き、決意に満ち溢れた顔で承諾してくれた。
さすがはかつての仲間達と行動を共にしてるだけはある、素晴らしい表情だった。彼の先導によるコウ捜索が始まった。
エリの証言をもとに、からくり丸の協力で山賊の拠点に当たりをつけると、彼は猛然と進み出した。道中話しを聞いてみると
彼の名前がリオウ、ヘアバンドをした女の子が姉のナナミで、なんと北の都市同盟の軍主をしているらしく、メグたちは
その協力をしているらしい。僕とよく似た境遇にあり、戦闘中もなぜかリオウとは息があうので、彼にはとても親近感を覚えた。
しばらく進むと山賊の根城があり、踏み込んでみるとコウをさらった山賊がいたが、こちらの顔ぶれを見てすぐに観念したようだ。
しかしコウはモンスター襲われという。なんてことだ!!!彼らにはバレリアにお灸をすえてもらったあと、僕たちはすぐに出発した。
750ほっけ:04/08/18 22:26 ID:u4VqxkP8
グレミオ×カミーユの需要は…。

需要はどうあれ私は書く!
751702:04/08/18 22:27 ID:Me4NILqF
早速エリにいい所を見せようと先頭を切って進むリオウだが、コウが何処にいるのか解らないのでどうしようかと思い
振り向くと、エリの説明を受けたティルが地図を見ながらいくつか怪しいところにチェックを入れていたので、リオウが
ロッカクの里に協力してもらおうと提案する前に、からくり丸がエイセイからのジョウホウによるとチェックされた場所の一つに
アヤシイタテモノがあるというので、そこに行くことになったが、リオウはせっかくまたカスミちゃんに会えるチャンスだったのに
と思った。そこに向かう最中、リオウとティルはお互い自己紹介をし合ったので、やはりティルはあのトランの英雄と呼ばれる
人だと確認できたが、リオウにはそれよりも、自分の取り巻きの面々がやけにティルに話しかけたがるのと、エリがティルに
なにやら熱の篭ったような視線をむけていることのほうが気になった。ここはなんとかいいとこ見せようと思いリオウが敵に
突っ込むと、なぜかティルも合わせるように横につけてくるので、なんて邪魔やつだと思っていると、どういうわけか
笑いかけられたので、なんだこいつ気色悪いと思った。しばらく行くと山賊のアジトを発見したので乗り込むと山賊がいた。
始めはいきがっていた奴らも、ティルやリオウの正体に気付くとすぐに降参した。話しを聞くとモンスターに襲われコウを
見捨てて逃げてきたらしい。人間の屑だなと思ったが、メグやテンガに罵られ、バレリアにおしおきを受けているのをみると
少しうらやましいなと思わないでもないリオウだった。アジトを出てモンスターがあらわれた場所まで行くと、コウが倒れていた。
急いでコウの元に駆けつけた時、モンスターが咆哮と共に突っ込んできた。
中略。
そしてついにグレイモスにとどめをさした。会心のガッツポーズをきめて振り返ると、エリが泣きそうな顔でティルに抱きついた。
リオウは思わずすっころびそうになったが、どうやらコウの容態があまりよくないのでエリが取り乱しているだけなようなので
踏みとどまった。ティルがグレックミンスターのリュウカンの所に行けば大丈夫だろうと言ったので、エリも落ち着きを取り戻した。
リオウはビッキーに送ってもらおうと言おうと思ったが、病人がいるのにビッキーのワープは危険すぎると思い直した。
752702:04/08/18 22:39 ID:Me4NILqF
>>744
一言言わせてもらう。はらしょー、と。
あと俺もジルは大好きです。別に深い意味はないけどルカ×ジルなんて特に…
>>750
需要か…少なくても坊×エリよりはメジャーだし気にする必要はないでしょう、多分。
753名無しさん@ピンキー:04/08/19 00:31 ID:37lQGfSf
>>750
期待してます。
754702:04/08/19 00:43 ID:vNeiYSt5
病身のコウに気を使いながら進んでいる内に国境の関所まで辿り着いた。関所に近付いていくと中から懐かしい顔が出て来た。
「おい、お前ら、ここから先は、トラン共和国の・・……ま、まさか・…ティル殿!!!ティル殿じゃないですか!!!戻られたのですか!!!」
バルカスは僕に気付くと顔に驚きの表情を浮かべて走りよってきた。挨拶もそこそこにエリがコウの状態を説明すると、
「な、なんと!!よし、わかった。すぐにもグレックミンスターへ送りとどけよう!!!」と言ってすぐに手配してくれた。

グレックミンスターに着くとすぐにコウはリュウカン先生に診てもらった。結果を待合室で待ったあと、僕たちは王座の間へ
通された。王座の脇で待つリュウカン先生に話しかけると、「多少、毒を吸い込んでおったが、もう安心ですぞ」と答えてくれた。
皆が口々にお礼を言うと、少し照れ笑いをうかべた後、「なぁに、これがわしの生業じゃて、それでは失礼させてもらうぞ。
世に病の尽きる日はないのでな」と去っていった。リュウカン先生が退室した後、大統領のレパントが前に進み出てきて言った。
「ティル殿。ご無事でなによりです。そして、成り行きとはいえ、貴方がこの地に戻られたのをうれしく思います。このトラン共和国
大統領の席は、もとより貴方のもの。どうぞ、こちらへ。」僕は首を横に振った。
「ティル殿、なにゆえ・・…」レパントは納得いかないといった表情でさらに続けた。
「そもそも、何故この地をお去りになったのですか?このトラン共和国は、貴方が戦い、貴方が血を流し、貴方が作った国です。
この席は貴方にこそふさわしい」僕はまた首を振った。見かねたアイリーンが助け舟を出してくれた。
「あなた・…無理を言ってはいけないわ。ティルさんは、男の子・…そして、男の子はみんな遠い地平の向こうを見つめてるのよ。
こんな息苦しい部屋に閉じ込められて”大統領”と呼ばれることより、大事なことがあるのよ。あなただって、おんなじじゃない」
レパントは悲しそうにそれを聞くと、
「・・・・・・・・・・・・・・・そうですか・・・・それでは無理は申しません。しかし、いつかこの地にもどると約束してください」と言った。
「それなら約束できるよ、レパント」
755702:04/08/19 01:20 ID:vNeiYSt5
「ティル殿・・・・それでは、おひきとめするのもこれぐらいにしましょう。あなたを待ちかねている人々は、他にもたくさんいますからな」
レパントのそんな言葉に送られて外に出ると、そこには懐かしい顔ぶれがそろっていた。
「ぼっちゃん!!!! ぼっちゃん、おひさしぶりです!!!それにしても良かった。予感がしたんで、ここにもどってきていたんです。
そしたら、ぼっちゃんが戻ったって聞いて・・・」「なに言ってるんだい。お金がたりなくなったから戻ってきたくせに。」
「あ、そ、それは、 ぼっちゃんの前で言わなくても・・・」「おひさしぶりです、ぼっちゃん。 どうでした、そのの世界は面白かったですか?」
パーンにクレオ、相変わらずだな。2人は僕の数少ない、最後の家族だ…元気でよかった。
「よく帰ってきたねぇ、ティル。 急にいなくなるもんだから みんな心配したんだよ。」
小さな頃からお世話になったマリーと、
「よう、ティル。今日は三年間磨いた私の料理のウデを見せてやるよ」
今そこで働いているセイラ。皆、一緒にあの戦いを戦い抜いた大切な仲間だ。

その日、久しぶりに帰った僕の家でパーティーを開いた。リオウ達にマリーとセイラ、それにロッテやミーナやカミ―ユに
ミルイヒなどを招いたパーティーは大いに盛り上がり、僕も久しぶりに心の底から笑うことができた。けれどふと部屋の脇を
見ると、エリが所在なさげに立っていた。理由を聞くとどうも知り合い同士の話し輪の中に入ってきずらいらしい。同じ境遇の
ナナミとリオウはびっくりするぐらい馴染んでいるのだから遠慮する必要はないのにと思ったのだが、そうもいかないらしい。
そんな時、ちょうどミーナがやって来て関係を聞かれたので、僕は彼女が3年前のあの時、マリーの宿で働いていた
解放軍の一員で僕の大切な仲間だと説明すると、なぜか皆に冷やかされて、ミーナには「私とどっちが大切?」とらちもない
ことを聞かれた。エリは顔を真っ赤にして部屋に引き上げてしまい、僕はますます冷やかされ、酔っ払ったローレライや
セイラやミーナやメグに絡まれるはめになった。




756702:04/08/19 01:36 ID:vNeiYSt5
続きは明日、というか今日。長かった前振りもようやく終わりました。
ちょっといいわけ臭いけど、この英雄イベントをグレミオを殺した状態でプレイした人は少ないと思い、
エリというキャラはほとんど知られていないだろうと思ったので、ゲームのセリフと場面を長々となぞる形で
ここまで書かせてもらいました。エロの描写もない場面を少しでも楽しんでもらおうと思い、ふざけた文章になっている
部分も多いですが、不快に思ったり、不満に思ったりした人がいれば、ここにお詫びしておきます。
また、ここまで読んでくださった人には、感謝と共に、まだ終わってもいないのになにまとめてやがるんだと心配に
思っていらっしゃるとしたら今日家に4が届く前に終わらせることを約束します。
757名無しさん@ピンキー:04/08/19 01:56 ID:/dGojKio
>702
ここまでも面白かった。
続きがんばれ。
758702:04/08/19 11:41 ID:vNeiYSt5
酒も入り久しぶりの再会に盛り上がり執拗にからんでくる女性陣をなんとか振り切り、一足早くパーティーを引き上げるのに
成功したのは、それでも深夜に入ってからだった。ホストが先に引き上げるなんて!と文句も言われたが、
明日もやると言ったらすぐに見逃してくれた。明日にはエルフの村など遠方に住んでいる仲間も参加する予定になって
いるので、きっともっと大変なことになるだろうな・・・そういえば、と、ふと気になることを思い出した。エリのことである。
大事には至らなかったとはいえ、弟があんな目にあったその日にパーティーだなんて、少し配慮に欠けていたかな?途中で
引き上げてしまったことも気に掛かる…ちょっと様子を見てきた方がいいかと思い、深夜に女性の部屋を訪ねるだなんて
失礼かなと思いながらも、エリの部屋をノックした。「僕だけど、まだ起きてる?」と聞くと、中から「どうぞ…」と返ってきた。
部屋に入ると、エリはベットの上に座っていた。心なしかまだ顔は赤いようだ。
「こんばんは、エリ。さっきはなんだか悪いことしちゃったみたいだね。大丈夫かい?」と聞くと「大丈夫です」と返ってきた。
「そっか、途中で戻っちゃったから気分を悪くしたかと思って…余計なお世話だったかな」長居するのも良くないと
引き上げる前にエリが「そんなことはないんです。ただ…」といった。「ただ?」聞き返すとエリは俯いてしまったので
「なんだい?言ってごらん」と続きを促した。「ちょっと隣りに座っていいかい?」と断ってベットの隣りに腰を落とし、
エリの言葉を待った。隣りで見るエリの顔はほのかに赤く、メグ辺りに飲まされたお酒がまだ抜けてないのかな、
などと考えている内にエリが口を開いた。「ただ…その…ティルさんが、私のこと大切な人だって言ってくれて…それで、
皆さんが、その…」段々小さくなっていく声を聞きながら、そういえばメグだのテンガだのが恋人だなんだと言っていたのを
思い出した。あの年代の女子というのはどうもそういう話しを好むらしく、3年前もカスミがなんだアップルと怪しいだとかさんざん
言われてきた僕はなんとも思わなかったけど、エリの方は気にしていてもおかしくないと思い、苦笑しながら
「ああ、あれね。変なこと言われて気に障ったならゴメン、あれは…」酒が入った上での悪ふざけだからと続けようとした
僕の言葉にエリの声が重なった。
759702:04/08/19 15:08 ID:vNeiYSt5
「違うんです!!!」いきなり話しを遮るように入ってきたエリの声に驚いて思わず言葉につまった僕に、エリは言った。
「違うんです、私…私嬉しかったんです。ティルさんの恋人だなんて言われて、ティルさんにそんなつもりはないと
知っていながら、嬉しかった。そして、そんな自分が恥ずかしくて…」エリは僕の方を見て、一瞬言いよどんだあと、
思い切ったように口を開いた。
「ずっと好きだったんです、私。3年前初めて会った時から…貴方が私の村を訪れた時までずっと!!!」
そのまま、僕とエリは無言で向かい合う形となったが、暫くするとエリはふと我に返ったような顔で慌てていった。
「ご、ごめんなさい!ティル様!私何言って」段々泣きそう顔になりながら「私、寝る前にと思ってお酒を少しもらってそれで!!」
と続け、最終的には両手で顔をおおってしまった。僕はそんなエリの手に僕の手を置いて、「エリ、手を除けて」と言った。
小さく首を振るエリに僕は「一方的に告白しておいてそれはないんじゃない?」と言って、ビクっと体を震わせて指の隙間
からこちらを見つめるその体を抱き寄せた。
「ティ、ティル様!」「僕に向かってそんなことを言ったのは君が初めてだよ」そう言ってエリの手首を掴んで開かせ、
あっ!と言って身をよじるエリに「僕もエリのことが好きだよ」と告げた。「それとも本当は僕のこと好きじゃない?」
エリは最初信じられないといった感じだったがやがて泣笑いの表情になり「本当ですか?」と言って抱きついた。
僕は頷いて、少し恥ずかしかったが「キスしてもいい?」と聞いてみると、頬を髪の毛のように赤く染めた彼女もまた、
恥ずかしそうに頷いたので、彼女の顔に手を添えてあげると、そのままお互いの唇を合わせた。「っん」「んぅ…」
僕たちは舌先をからませあいながら相手の体を抱き合い、ベットへと倒れこんだ。そのままエリの服へ伸ばした手をエリに
掴まれたので、唇を離して「イヤ?」と聞いてみた。「嫌じゃないんですけど…」エリは両頬に手をあてて、
「こうなるなら、もっとおめかししてくれば良かった…」と恥ずかしそうに呟いた。
760ムッカー:04/08/20 01:37 ID:0oDtgu6d
外伝で
ヒックスとテンガアールがナッシュ達に気づかなかったら・・・(3.14パーセント妄想です)

いちゃいちゃしながら、サンドイッチを食べ終わったヒクテンは
月を見ながらお茶を飲んでいた。
「キレイだね・・」
「うん・・・」
2人の間にはなんとも言えない甘いムードが漂う。
「ヒックス・・・」
テンガアールが顔を赤らめながら名前を呼ぶ。
「なんだい・・テンガ」
そのテンガアールの態度にさすがの鈍さ世界2位(1位はキニスン)のヒックスでも気がついた。
「「・・・・・」」
2人は何も言わず<行為>に及ぼうとしている。

一方その頃、ナツワカは
「(ナッシュさん、2人は何をしてるんですか?)」
「(ワカバ・・頼む!1時間程静かにしてくれ!)」
のぞきに没頭していた。
761名無しさん@ピンキー:04/08/20 01:47 ID:bwPWVEoN
>>750
待ってます。このカプ、大好きなんだけど見かけねえ
762名無しさん@ピンキー:04/08/20 19:18 ID:7QXDkEds
唐突だけどヒクテン好きとトマセシ好きはかぶってると思った
763名無しさん@ピンキー:04/08/20 22:36 ID:lmamecDr
4のエロマダー?
764名無しさん@ピンキー:04/08/21 21:10 ID:zjlsPdnX

本当、ものごっつ今更って感じですが。
>>50-73
の2主×アンネリーの続き投下します。

リオウの手が、アンネリーの細い脚を強引に割り開いた。
ぴたりと閉じていた場所に空気を感じてアンネリーの羞恥と緊張は極限に達する。
それでも彼女は顔を両手で覆い、じっと恥辱に耐えることしかできない。

「これが、アンネリーさんの大切なところかぁ。へえー、綺麗な色だね。まだ一度も使ってませんって感じだね。」

「いやっ、やめて!見ないで!!」

吐息が恥ずかしい場所に当たり、誰にも見られたことのないソコに彼の視線が落ちているのがわかる
目を瞑っても視線を感じる。
食い入るような、リオウの目が恥ずかしくてたまらない

気が狂ってしまいそうになる。
765名無しさん@ピンキー:04/08/21 21:12 ID:zjlsPdnX

からかうような、リオウの言葉を否定しようとしたアンネリーは
次の瞬間、一番、敏感な花芽を指先で弾かれて、声をあげてしまった。
腰を浮かせて逃げようとしても、鍛えられた少年の腕に押さえつけられ
アンネリーの華奢な身体はびくとも動けない

布地越しと違って、直接的な刺激にピリピリとした痛みにも似た感覚が、
身体に走る。声をあげまい、と彼女は唇を噛み締めたが、
すでに先ほどの愛撫で半分、覚醒させられていた快楽の器官は、
彼の指先ににいともたやすく反応して、とろりとした蜜を流した。

「あっ、だめ…ソコ触っちゃ…いや」

「ソコってどこのこと?アンネリーさん」
意地悪く
尋ねると、アンネリーは泣きそうな顔をして首を振った。

「言えないなら触りまくっちゃおうかなー。」

エロオヤジ以外の何者でもない台詞をのたまうと
リオウは彼女の敏感な場所を徹底的に攻めたててやる。
蜜で滑らかになった指でなで摩る。花芽がしこるように硬くなってくると
勢いをつけるように指のスピードを速める。



ふいにか細く咽ぶような声をあげて、アンネリーの体が小刻みに痙攣した。
突っ張るように固まっていた脚が、弛緩し、シーツの上に投げ出される

766名無しさん@ピンキー:04/08/21 21:17 ID:zjlsPdnX

「アンネリーさん、イっちゃったの?」


答える気力もなく力なくベッドに横たわる
アンネリー
息も荒く、形のいい胸が上下している
もう、限界もいいところだった。
リオウは強張りきったペニスを、アンネリーの秘所に押し当てる
処女膜の抵抗は若干あったものの、充分に潤ったそこは
思ったよりも、すんなりと彼を迎え入れた。


「いっ・・・・・!!」
初めての絶頂の余韻を味わっていた彼女は、突然、襲ってきた激しい痛みで、自分の純潔が奪われてしまったことを悟る。

「いたいっ!!!いたっ、いやっ、抜いてっ!!」

767名無しさん@ピンキー:04/08/21 21:20 ID:zjlsPdnX

「痛いのは最初だけだから、我慢して。」

挿入するときは思ったよりも楽に入ったのだが。
やはり内部はかなりきつい、苦痛すら感じる
とてもじゃないけれど、このままでは動けない。
リオウは繋がった状態のまま
まだわずかに充血したままの、彼女の花芽を指でそっとなぞった。

「…あっ…」
途端に膣内がきゅっとペニスを締め付ける。
達してしまいそうになるのを必死に堪えながら、手の動きをくり返した。
やがて__痛みが薄れてきたのか、アンネリーの唇から、小さく声か洩れ始めるようになると
リオウはゆっくりと動き出した。

柔らかく暖かな肉が、ペニスを咥え込むように絡みついてきて
リオウの身体に、快楽が走る。熱が、身体を支配する。
顔から汗がつたわって、アンネリーの白い胸に落ちる


限界が近い
768名無しさん@ピンキー:04/08/21 21:20 ID:zjlsPdnX

「アンネリーさん、そろそろ出すよ。」

耳元にそう囁くと
苦悶に歪めらていた顔が
驚愕の表情に変わる。経験の無い初心な彼女にも、それが何を意味するか
くらいはわかった。
「い、いやっ、中に出さないでください!!」


「やだよ、すっごく気持ちいいのに、なんで出しちゃだめなの?」


「だって・・・・・赤ちゃん・・・・・できちゃう。」

「できてもいいよ、俺の赤ちゃん孕んでよ。」

いやいやをするように首を振るアンネリーにかまわず。
リオウは込み上げてくる快感を堪えることなく、彼女の中に白濁した精を残らず吐き出した。

ゆっくりとアンネリーの中からペニスを引き抜く
破瓜の血と交わった、桜色の精液がシーツの上を汚す。
769名無しさん@ピンキー:04/08/21 21:29 ID:zjlsPdnX


ぽたりと、アンネリーの頬から大粒の涙が落ちた。

「・・・・・ひどいです・・・・・どうしてこんなこと・・・・・。」

「アンネリーさんが好きだから。」

「嘘です、好きだったらこんなことしないもの・・・・・。」

「本当だよ、一目見たときからずっと、アンネリーさんのこと可愛いと思ってたんだ。」
アンネリーは何も答えずに小さくかむりを振ると しくしくと泣き続ける。
震えるように泣くアンネリーを見てリオウの心にも
ようやくわずかな罪悪感がこみ上げてくる。 憧れに毛が生えた程度とは言え
ある程度、好かれていることがわかっている上での強行だったけれど、
下手すれば犯罪だ。いや、下手をしなくてもそうなのだが。
しかし、ここでアンネリーをあきらめたら、それこそ、ただの強姦魔へと成り下がってしまう。

もう、後にはひけない。

「信じられないって言うなら、もう一回証明してあげるよ。」

「え」
「アンネリーさんは、胸毛になんか絶対渡さないんだからね。」
リオウはアンネリーにそう宣言すると 有無を言わさず、再び彼女をベッドに押し倒したのだった。

「ちょっ、ちょっとまって!リオウさん!!いやーっ!!」

高い、ソプラノの悲鳴が部屋に響き渡った。
770名無しさん@ピンキー:04/08/21 21:34 ID:zjlsPdnX
すいません、今更と思ったんだけど完成だけはさせたかったもので
まだ幻水にハァハァしてるので、また何か投下させていただきたいです。
771ムッカー:04/08/21 23:09 ID:cFeGH8Yg
期待して待ってます。
772名無しさん@ピンキー:04/08/21 23:34 ID:f3uzIIJl
>744種さんジルの様子がすっごく良かったです!書いてくれて感謝。
シード×ジルもぜひ読みたいです。ジル大好き。
773名無しさん@ピンキー:04/08/22 04:39 ID:tA+Kh05i
カエレ!!(・∀・)カエレ!!
774名無しさん@ピンキー:04/08/22 06:58 ID:SiEZx+t7
GJ!胸毛にwarata
775名無しさん@ピンキー:04/08/22 09:23 ID:sgh4m39m
T主人公×ビッキーかU主人公×ビッキー黄泉たいです(´Д`)
776名無しさん@ピンキー:04/08/22 12:48 ID:WPLs/AC8
↓キリ番号おめ 望みは何かね?
777名無しさん@ピンキー:04/08/22 12:51 ID:uVwrTbtw
4のもキボン


といいたいがあまりイイ組み合わせないか
778名無しさん@ピンキー:04/08/22 13:05 ID:WPLs/AC8
4は未プレイだからその願いは俺にはムリだわ
すまん
779名無しさん@ピンキー:04/08/22 18:10 ID:HdMzxKnL
age
780名無しさん@ピンキー:04/08/22 21:41 ID:LtatiTYP
4のオベル占領で陵辱されるフレアたんキボン
781名無しさん@ピンキー:04/08/22 22:09 ID:J9MeRvyw
クレクレウゼー
7824主×ビッキー小ネタ:04/08/23 14:09 ID:988ohqGp
4主の部屋

> ビッキーを呼ぶ。
  少し休む。
  まだ休まない。
「なにか困ったことがありました?」

>やらせて。
  そのまま帰す。
「???お手伝いできることですか?」

>もちろん。
  やっぱりやめる。
「わかりました。それじゃあ・・・」


暗転


効果音:ギシギシアンアン
「わ、わたしお役に立ててますか??」

  もちろん。
>まだだ、中に出させろ。
「えっ?・・・あっ」


4でやってみた。
  
783名無しさん@ピンキー:04/08/23 20:25 ID:qSj9tM0I
>>782
ワロタ
できればジーンも
784名無しさん@ピンキー:04/08/23 20:34 ID:3y0SuW/4
いきなり次回予告をやってみた

「付き合ってくれ」
その言葉からアイリとリオウは結ばれた。
しかしリオウのことを愛していたナナミはリオウを監禁する作戦に出た…。
必死の抵抗もむなしくリオウはナナミにキズモノにされてしまう…。

次回、『アイリ、怒る!』
運命の歯車が今、回り始める

(;´Д`)ハァハァ
785名無しさん@ピンキー:04/08/24 18:42 ID:ShZUV3P/
オウランとかジーンvs主人公 が読みた〜い。
786名無しさん@ピンキー:04/08/24 19:42 ID:PcjzTKZw
カタリナがクールーク兵にエロイ拷問される小説読みたい。

ポーラとジュエルのレズプレイだとか、
人魚5人姉妹によるアクセサリーハーレムだとか、
ハーヴェイ+シグルド×キカとか。
色々妄想はするんだが、書く時間がないよ。

ジェレミー×三つ葉なんかもビジュアル的には好きなんだが、
三つ葉のギャルゲ喋りガナー……。

あと珍しく男キャラで雪を攻めたいとオモタw
787名無しさん@ピンキー:04/08/24 19:58 ID:IJIVx15x
ヒューゴ×クリスとかは王道じゃん?
ヒューゴ×ルシアとかクリス×ボルスとかそのまんまじゃん?
ヒューゴ×アイラってあんま見なくね?おかしくね?
ヒューゴって主人公の一人だし出番多くね?アイラなんてゲド編じゃレギュラーじゃん。
ヒューゴでさえ弄り甲斐あんのにアイラなんてツンデレ属性もありそうじゃん?
確かに本編じゃほとんどカラミないけどこの2人幼少時から一緒なんだから
何でもアリな気がしね?
2人とも発情年齢真っ盛りなんだから
もっとガッツンガッツンいってもよさそじゃね?おかしくね?

ttp://science3.2ch.net/test/read.cgi/math/1083161561/
788名無しさん@ピンキー:04/08/24 21:46 ID:rVw/5XAu
いや、それ言うならパークリのが王道に近いかもね。
同人人気があるのが、王道でせう?
自分ボルクリ好きだけど、少ないんだよね。
少ないと思っていた、ヒュークリ以下だ。
パークリは横のつながりが多いし、お祭りもよくやってるし。楽しそうでいいな。
789名無しさん@ピンキー:04/08/25 00:37 ID:uw/1lYYz
>>788
ヒュークリはサイト少ないけど需要はあると思うよ。
以前ヒュークリリングでHIT数公開してたけど、
結構人気あるんだなーと思った記憶がある。
790名無しさん@ピンキー:04/08/25 10:57 ID:F16QRLlx
>>787
…ちょっと待て。
>ヒューゴ×ルシアとかクリス×ボルスとかそのまんまじゃん?

ヒューゴ×ルシアがどうそのままなのか小一時間(ry
791名無しさん@ピンキー:04/08/25 14:38 ID:rPlrqlbJ
次回予告、1回だけやってみた

オレは今最も輝いてる超人気アイドルティル。今度ドラマに出るんだゼ。
そのドラマの野外ロケがグレミオ島であるんだゼー。かわいこちゃん達ついて来な!
おっと、でもオレの相手役はカスミだけだゼ、困るよベイベー。あーはん。
どたばたラブコメディーなミステリーサスペンス超長編3秒間ドラマ。
よし、テメーら楽しみに待っときな!

なんだこりゃ
792名無しさん@ピンキー:04/08/25 15:01 ID:DcavAvw8


314 名無しさん@非公式ガイド sage New! 04/08/25 12:41 ID:???
>>311
ジェレミーって結構強いと思うんだが、なんで巨乳の姉ちゃんに負けたの?

319 名無しさん@非公式ガイド sage New! 04/08/25 12:42 ID:???
>>314
色仕掛けに決まってるじゃないか


キボン(;´Д`)ハァハァ
793名無しさん@ピンキー:04/08/25 17:07 ID:xJijZ/hm
キリエも胸でかいな・・・巨乳の未亡人ハアハア。
794名無しさん@ピンキー:04/08/25 17:22 ID:mW4E6W0P
>>791
俺もやってみた

互いのヘソを掃除していたルカとピリカ。
そこを通り掛かったビッキーが二人の背中を叩いたとき、二人の心と体が入れ替わってしまった!
次回「俺が汝で、汝が俺?」に、ライドオ〜ン!


……('A`)
795名無しさん@ピンキー:04/08/25 18:00 ID:vi7iKRzu
Wのカップリングなら
レイチェルはセドリックに、ジュエルはスノウに、懺悔室の感じからしたらリノはラグジーに、ミレイは主人公に
気があるっぽいな。グレッチェンも「ミレイが口を開けば主人公のことを…」とぼやいていたしね。
レズが有りならグレッチェン→ミレイやエレノアの寵愛を争う争うターニャとアグネスなんかもありかも。
>>788 人魚五人のハーレムはおいしいね。ぜひ見てみたい。中でもリーリンが一番脈有りか?

あとちょっと以下ちょっとネタバレかもしれないが
ダリオとルイーズは元夫婦。それと団長×副団長に萌えている奴、その道はあまりに業が深すぎるぞ…心しておけよ。
796795:04/08/25 18:03 ID:vi7iKRzu
ゴメン
>>786の間違いです。
797名無しさん@ピンキー:04/08/25 18:04 ID:R+316fEs
>懺悔室の感じからしたらリノはラグジーに
え!リノ?
798名無しさん@ピンキー:04/08/25 18:08 ID:R+316fEs
sage忘れスマソ
マキシンと病室で(*´д`*)
799名無しさん@ピンキー:04/08/25 18:23 ID:vi7iKRzu
>>797
名前違った?あのドンジャラの奴のことね。
800名無しさん@ピンキー:04/08/25 20:57 ID:ghAJGhp4
リノはあのむさい王様の事だな。
ドンジャラ娘はリタだった希ガス
801名無しさん@ピンキー:04/08/25 21:17 ID:h7SHRCZd
デスモンドはルイーズに気があるとか・・・
802スノウ親衛隊:04/08/25 21:33 ID:ogof3Fwu
 ☆ ★  A型  ★ ☆ 
穏やかな性格の持ち主ではあるが、絶対に侮ってはいけない恐ろしいこのタイプ。
クールで頭のよい性格の持ち主であることは確かであるが、意外と理性を失い、物凄い行動を、事件を起こしかねない危険な性格。
自分をコントロールできないで、突っ走ってしまうときがあるはず。
自分の限界に無理しないように、少しプライドを下げて生きましょう。



スノウはA型。間違いない!!!
803名無しさん@ピンキー:04/08/25 23:17 ID:1vUmk1ch
W主人公×ジーンを・・・
804名無しさん@ピンキー:04/08/25 23:26 ID:DcavAvw8
リタとラグジー・レイチェルとセドリック・ジュエルとスノウ
主人公親衛隊と主人公・ジェレミーorラインホルトとミツバ・忍者
夫婦何組か・海賊組・医者と助手 等々結構あるな。
8054主×ジーン小ネタ:04/08/26 02:02 ID:HJVb+V/T
4主の部屋

 > ジーンを呼ぶ。
   少し休む。
   まだ休まない。
「うふふ・・・。御用は何かしら・・・?」
 >男にして下さい。
   何でもありません。
「・・・あら・・・?どういうことかしら・・・?」
 >直球で言ってみる。
   ごまかして帰ってもらう。
「うふふ・・・いらっしゃい」


暗転


効果音:ギシギシアンアン
「どうしたの・・・?」
   た、助けて。
 >死ぬ気で頑張る。。
「あん・・・・もう・・・・」
効果音:ギシギシアンアンギシギシアンアン・・・(フェードアウト・暗転)
「・・・あら・・・?」


THE END


マルチエンドのひとつってことで。
806名無しさん@ピンキー:04/08/26 02:49 ID:35TacpA1
>>805
gj
807名無しさん@ピンキー:04/08/26 03:32 ID:VhZI6qAA
4だったら主人公×ミズキがいいな

もずの紋章受け継いでるし
808名無しさん@ピンキー:04/08/26 10:40 ID:uFgUnCQR
彼女がオレのテンプルトンをころころとコーネルすると、
オレのシモーヌだったテンコウがむくむくと大きくなる。
ペシュメルガ!といわんばかりに屹立したオレのピコは
まさしくリッチモンドと呼ぶに相応しい。
彼女の舌がワカバにアンネリーとからくりまる。
そろそろか。
オレは立ち上がると彼女のアビスボアに自分のスタリオンをクライブする。
ハイ・ヨー、ハイ・ヨーとリズミカルに腰をふると、
彼女のアビスボアがラウラを奏で始める。
「ガ、ガボチャになっちゃう!タイ・ホー!タイ・ホー!ア、ア、アマダァァーーーッッッ!!」
彼女はひときわ大きな声をあげる。
そしてオレのヒックスからはゲオルグが迸り、ぐにゃりとヴァンサン・ド・ブール。


18禁幻想水滸伝2
809名無しさん@ピンキー:04/08/26 23:20 ID:tmztLTv2
ジュエルは萌えないからスノジュエとかはやめれ
810名無しさん@ピンキー:04/08/27 00:30 ID:6xo/+Dy4
現在、4の作品を考案中なのだが、
主人公の名前とかってどうすればいいのかね?

1,2は小説版の名前が一応、定義化してるが、
まだゲーム自体が発売したばかりの4はどうすれば??
811名無しさん@ピンキー:04/08/27 00:39 ID:5Ep0Ixba
とんぬら。
812名無しさん@ピンキー:04/08/27 00:39 ID:lgW5RCDg
>>808
某ラジオ風でワロタw
813名無しさん@ピンキー:04/08/27 00:40 ID:ai2LGIo/
>808
禿ワロタ。腹痛いYO
814名無しさん@ピンキー:04/08/27 00:51 ID:7inohFZa
>>810がつけた主人公の名前でいいんじゃないか?

俺は主人公の名前を適当にベルグとかつけたなぁ
815名無しさん@ピンキー:04/08/27 00:52 ID:JAOAVX7d
>>810
とりあえず
1.二人称を駆使するなどの工夫を凝らし極力名前を呼ばないようにする
2.「──さん」といった感じで罫線を引いてごまかす
3.開き直って素直に自分のつけた名前を使う
の三つが考えられます。
4はまだ色々大変でしょうが、期待してますので、がんばってください。

個人的にはアメリアが好きなので(厚化粧とか言わないで・・・)SS読んでみたいなぁ。
年下の男の子を誘惑するお姉さんみたいなベタな流れで。
816810:04/08/27 01:20 ID:6xo/+Dy4
なるほど・・・
内容的に極力名前を呼ばないようにするのは、
ちょいと難しいので、
素直に自分の付けた名前でいきまつ。

一応、4主×フレアの王道(?)ネタです。
二人が●●(ネタバレ規制)なのは愛嬌で許してやってください・・・。w
とは言っても、なにぶん毎日が多忙な身でして、
ここでお披露目となるのもいつになるかわかりません。
場合によってはなくなる・・・かも。
気長に待っていただければ幸いです。

ちなみに、今までSSを書いた経験は
1回のみなので、初心者もイイところです。
そこらへんもご了承をば。
817名無しさん@ピンキー:04/08/27 01:21 ID:lLcfIrO2
・リノ2世
・ルノ
・レノ
・ロノ
・ラノ
・フレア兄
・フレイ
・フレウ
・フレエ
・フレオ
818名無しさん@ピンキー:04/08/27 01:45 ID:ai2LGIo/
>817
兄じゃねーっつーの。
819名無しさん@ピンキー:04/08/27 13:34 ID:N0WT0xAA
>>816
 寧ろ二人が●●っていうことを4主が知る前に交わっちゃって、
後で4主がリノからの話や紋章の記憶で知ってアイター→バッドEDへ
っていう流れだったりすると自分的にツボなんだが……漏れだけ?
820名無しさん@ピンキー:04/08/27 14:05 ID:hOMejyiH
>>819
IDが・・・Now to ×AA ?
これから先AAは使わないってことか?
821名無しさん@ピンキー:04/08/27 22:01 ID:LJQRiOam
Q:この間、前戯でアップルのアソコ弄ってたら血が出てきちゃったんだよ。
  なんか引っかいちゃったみたいでさ、あれ以来痛がってさせてくんねーんだ。
  タキばあちゃん、いい薬あったら教えてくんねぇかなぁ??
                                               シーナ


A:マンコにきづつける奴はどう考えてもアホ
と言うか逆に聞きたいねぇ、何でそんな大事なところにきづを付けたりするんだい?
まさかお前は、街で引っ掛けた名前も知らない女のマンコにもきづをつけたりしてるのかい?
本気汁ドロドロに出てるのにまだしつこく手マンしたりするのかい?
下手に性感帯探そうとして、ムチャクチャに弄りまわしてるのかい?
ばかばかばか 馬鹿としか言いようが無い なんで必要以上にソコを触る
つうか普通きづなんてつかないだろ ありえん ぜってーーありえん 
相当の不器用か無鉄砲だな ほんとばか まじで触るなよな
大体セックスしたくない時の自分の女の保管方法もそういう奴は間抜けだ
自分の彼女にきづをつけたくないからって オレ以外の男と寝たらもう用なしだとかいったり 
拘束するために一日中部屋にこもらせて勉強させたり
馬鹿か? セックス覚えたての女を部屋に一人で居させたりしたらオナニーに明け暮れるじゃろ!!
おまけにやり方もロクに教えてもらってないからヘンな性癖を覚えたりしたりする
それがどういうことか解るか?
822名無しさん@ピンキー:04/08/27 22:03 ID:LJQRiOam
本来なら 何も知らん女の子をじっくり自分好みの女に仕立て上げていくのが男の本望じゃろ
女の方も相手がおるならオナニーする必要ないほどガンガンやったらええんじゃ
それがオナニーのせいで 自分で一番気持ちいい場所を探し当ておる 
お前がいざ開発してやろうというその時になって 
すでにあのコはそこが気持ち良いか良くないか知っているんだよ
馬鹿!まったく馬鹿!
そしてそういう奴にかぎって自分できづをつけた女を放り出して
すでに男のいる女や欲求不満の人妻を見繕っては
「ねぇ、オレと遊ばない?」とかいきなり言いやがる!!
うるせーーマズは自分の彼女のケアときづつけた責任取るのがさきじゃ!!
いきなりセックスできると思うか!! トラン共和国の大統領になるまで少し待ってやがれ!!
女の方もまず男の顔と身体確認して羽振り良さそうか探り入れて!! 
チェックしなきゃオマンコさせていいかどうかなんてわかるか!!いえるか!!
大体そういう奴は、自分のモノもお粗末なんだよ!!
で散々女のマンコを何本も味わってきて 20人突っ込んで自分がなかなイケないと
「ユルいなぁ〜やっぱいいわ・・」といいやがる!!くそくそくそ!!
女だってそんな粗チンでおまけに遅漏いるか!!
女の方から願い下げジャ!! 
途中で止めるなら最初から締まりの良さそうな奴だけ自分で目利きしろ!!ボケ!!
823名無しさん@ピンキー:04/08/27 22:04 ID:LJQRiOam
まったく一日に何回わたしに心配させれば気が済む!!
ヤッた女はヤる前の状態で帰せ!! なんできづをつける!!
ヤッた女をヤッたまま責任を取らない奴は人間のくづだ!! 氏ね死んでしまえ!!
なんでお前の部屋から出てくる女は常に家路につく時背中に白い汚れが付いてる!!
どうしてお前の部屋からは匂い消しの香水に混じってイカ臭さがゴサーッとしてくるんだ?!
どうして、お前と寝るたびにアップルちゃんはきづがふえるんだ? マジデ馬鹿馬鹿!
ありえん セックスした女をセックスする前の状態で帰せ!! むしろもっときれいにして帰せ!!
いいか? 女のマンコは命だ!
例え彼氏でもソコは丁重に扱え! プロの領域だ!!素人は触るな!!
むしろ見るな!! 広げるな! 挿れた異物は一秒間に2ミリの速度で抜き差ししろ!!
慎重に慎重を重ねろ!!てめーは雑なんだよ!! ありえん!! ありえんぞ!!
バカガ!! マンコにきづをつける奴はくづだ ばかだあほだ!! いってよし!!
それでもどうしてもセックスしたい馬鹿は!以下を注意しろ!!
1 爪を切れ!! 絶対伸ばすな!!切った後もヤスリで入念に手入れしろ!!
2 身体を綺麗に洗え!!外から帰ってきてからすぐヤるのは雑菌のもとだ!!
3 膣の入り口からまず徐々に優しく縁をなぞっていけ!!
  めちゃめちゃに弄るな!!力の入れ方次第ではどんな動きで弄ってもきづが付く!!
  挿入する前に汁はできるだけたくさん分泌させろ!
  濡れ方が心許ないのは お前のテクニック不足だ!! もっと心をこめろ!!
  なかなか濡れないからといって準備のできないまま挿入すると強くこすれてきづになる!!
4 解ったらしっかり実行しろ そして年寄りに心配をさせるな!! 
  できればおまえは女自体に触れるな!!
  以上!!                                    タキ

ttp://that3.2ch.net/test/read.cgi/gline/1049603031/l50
824名無しさん@ピンキー:04/08/28 02:47 ID:S37ihVAY
めちゃくちゃワロタw
825名無しさん@ピンキー:04/08/28 06:32 ID:CxF8NfPR
ばあちゃんグッジョブ!
826名無しさん@ピンキー:04/08/28 21:32 ID:KsBqArig
ミレイは、言動からすると騎士とか軍人っぽい。
元々はミドルポート艦隊の有能な女戦士なのが、領主の目にとまって「息子の妻に……」となったのだろう。
だから、エンディング後はオベルの将軍。

グレッチェンは流れの剣士とか傭兵。
きちんとした信条をもって雇い主を選んでたんだろう。

827名無しさん@ピンキー:04/08/28 23:54 ID:Jp1SP5on
結局、フレアと4主が××っていうのは確定なの?
証拠とかはないんだよね?
828名無しさん@ピンキー:04/08/29 00:04 ID:jifhADG0
確定だと思っていいよ。

・最終決戦前のリノとの会話。王妃が紋章使って、弟が行方不明。
・懺悔室で、フレアが主人公をどう思うかで。「何か自分に近いモノを感じる」
・エルイール要塞の崩壊から舟を護るために紋章発動。その際に、金髪の女性が優しく自分を見るビジョン。
→エンディングでリノの演説してる横のフレアの服が、ビジョンの女性と一緒の服だった。

ちなみに、家ゲーRPGのネタバレスレで、
・主人公が何度も罰の紋章を使っても消滅しなかったのは、王妃が罰の紋章を宿している最中に妊娠してた息子だったから。
・罰の紋章が、自分を使いこなす人間を生み出すために胎児を強化してた。
って考察が出てた。
829名無しさん@ピンキー:04/08/29 01:49 ID:gIKH4KwU
>>828
なるほど・・・参考になります。

特に下の考察はスゴイですね。
考えた人はかなりのやり手だ。
830名無しさん@ピンキー:04/08/29 12:44 ID:xYinB4aY
主人公強化人間か…
831名無しさん@ピンキー:04/08/29 13:00 ID:ecyVvILi
>>830
ワラタw
最もな表現だ・・・。
832名無しさん@ピンキー:04/08/29 17:06 ID:A14XaVDq
>>830
ハルモニアのヒクサクあたりが知ったら欲しがりそうだな。
833名無しさん@ピンキー:04/08/30 16:00 ID:07VMmtOu
このスレ的にはひいらぎの精もしくはひいらぎマスター
は無しなのか?
834名無しさん@ピンキー:04/08/31 00:44 ID:vf5Fault
もの凄く久しぶりにこのスレ見たんですけど、相変わらず暖かくて良いですね。

ポーラ×ジュエルは自分も興味があります。

久々に頑張ってみようかな・・・。
835名無しさん@ピンキー:04/08/31 01:14 ID:Pm8ksVYi
シズを…
836名無しさん@ピンキー:04/09/01 11:50 ID:+06S5633
よく考えたら、ラズリルメンバーは色んなシチュが可能だな。
百合だけでなく、3Pや4Pも出来る。
団長(もしくは副団長)と生徒の危ない関係も可能。
領主の息子権力で、酢脳のゴカーンものなんかも行けるぞ。


・・・・・まぁ、最後のは冗談なんだが。
837名無しさん@ピンキー:04/09/01 15:06 ID:lCHKbeKY
何故か腕が痛くて出来ない!4主、君が代わりにやってくれ。


とか?
838名無しさん@ピンキー:04/09/02 01:57 ID:rgMwfAea
父親の団長を亡くした悲しみと、主人公への申し訳なさで、主人公の部屋に忍んでくるカタリナ。
いつのまにか主人公の快楽の虜になってた……というのをキボンヌ。
839名無しさん@ピンキー:04/09/02 04:09 ID:owJJauAx
レイチェル×セドリックで逆レイプものキボンヌ
840名無しさん@ピンキー:04/09/02 23:44 ID:e3557UqR
>833
ターゲットガールでもOKだ。
グリンヒルの森での百合な情事だったらなお好し。
841名無しさん@ピンキー:04/09/03 09:25 ID:EvG9Aa7I
ターゲットガール!?
ターゲッティングされたクリスが城のみんなに色々と…




既に色々されてたんだったなこのスレでは
842名無しさん@ピンキー:04/09/03 15:11 ID:jQoQlcP8
萌えでは3のが上だったなー
843名無しさん@ピンキー:04/09/03 19:42 ID:+MqnLLEG
ターゲットガールって誰か書いてなかったっけか
844834(2-262):04/09/04 04:25 ID:IdfmEEHt
需要があるか分かりませんが、ポーラ×ジュエル現在頑張って書いてます。近いうちに落としたいと思っています。

それにしてもWは、あんまり良い娘いないですね・・・ 自分が惹かれたのはポーラ以外にはグレッチェンくらい・・・。
845名無しさん@ピンキー:04/09/04 22:12 ID:IsVKikgY
頑張って下さい。ラズリル百合(;´Д`)ハァハァ
846名無しさん@ピンキー:04/09/05 01:05 ID:BMMVZIdk
誰もいない所を見計らって小ネタを投下・全然エロは関係ないぞ

オベルにて群南諸国連合が発足したころ、海上に浮かぶ小船の上で昼寝をかます少年がいた。罰の紋章を持つ彼は
戦争の終了と共に解雇通告をされ、仲間のほとんどが気付かぬ内に海に流されたのだ。
―いくら自分が流されやすい性格だからってこれはないだろ―
彼が島流しにあうのはラズリルに引き続きこれで二度目。幼少のみぎりよりパシリ人生を突っ走ってきた彼が初めて
人の上に立ち、いいようにこき使われた感もあるが仲間からも信頼された彼のばら色の日々も、今や昔のことになってしまった。
そんな彼がふて腐れて惰眠をむさぼっていると、船をコンコン叩く音がした。こんな所でそんな音がしてたまるかと思いつつ
振り向くとそこには女の生首が!うぎ「やっぱりフォーさんか。こんなところで、なにしてる?」ゃーと叫ぶ前にそれが見知った顔で
あるのに気付いた。人魚の少女、リーリンだ。
久しぶりにあった仲間の顔に思わず抱きつき往復ビンタのお返しをもらった彼は、船に平行して泳ぐリーリンに切々と
これまでの経緯を語った。30分後に彼が話し終わると彼女は「そうか、よくわからない」と言った。もっと早く言えよ!
落胆する彼に「いくところないのかフォーさん。ならわたしたちのしま、くるといい」と言ったリーリンは片言なしゃべりで
他の4人がばらばらになった仲間を探しに行ってしまったと話した。
―仲間のいないもの同士一緒に暮らすのも悪くない―
そう思い彼は無人島に行くことを伝えると、彼女は喜びこう言った。
「よかった。しまのおとこがいなくなってどうなるかとおもってた。フォーさんなら、みんなもよろこぶ」



数年後、無人島では昔のように多くの人魚が見られるようになったとさ。
・・・ちょっとしたネタなんだ。ゆるしてくれよ。
847名無しさん@ピンキー:04/09/05 01:31 ID:Rkq/XIix
人魚族乱交(*´Д`) '`ァ'`ァ
848名無しさん@ピンキー:04/09/05 15:53 ID:38CsNOv1
>836
巣脳がゴカーンされるところを想像しちゃったよ…
宝石「見て見て!いじったらほら!」
ポオラ「そろそろ3ターンなので眠りの風から目覚めます」
みたいな…
849名無しさん@ピンキー:04/09/06 00:55 ID:ziJzXerY
>843
幻のスレでは(未見だが)
850名無しさん@ピンキー:04/09/06 01:47 ID:lSEWuQ3x
>848
そんな事をしたら素脳の腕が痛くなっちゃうだろうが!
仕方有るまい俺と変われw
851名無しさん@ピンキー:04/09/06 02:07 ID:rqXdZ8oN
 ジュエル駄目かなぁ、無人島でのタルとのスノウに関する会話だとか、
海戦での「スノウの馬鹿ぁっ!」って台詞だとか、
騎士団見習い時代でのついついからかいの言葉をかける辺りだとか、
見ていて「好きなんだけど素直になれないヲンナコ」で、非常に愛らしいと思うんだが……。

 密かにひとりでこっそり爪とか念入りに磨いていたりしてそうで萌へ。
852名無しさん@ピンキー:04/09/06 05:30 ID:ZBpgCWPK
4主×ミレイとか。
懺悔室での某美人剣士の発言によればかなり熱烈に慕っているようだが。
しかしこんなに女性にもてもての主人公って初めてのような希ガス。
853名無しさん@ピンキー:04/09/06 05:30 ID:ZBpgCWPK
4主×ミレイとか。
懺悔室での某美人剣士の発言によればかなり熱烈に慕っているようだが。
しかしこんなに女性にもてもての主人公って初めてのような希ガス。
854名無しさん@ピンキー:04/09/06 13:45 ID:VLDtLJ+c
> 密かにひとりでこっそり爪とか念入りに磨いていたりしてそうで萌へ。
ああ、なんかわかるな。
アイリの料理修行と似たものを感じる…。
855ネタバレだが:04/09/06 22:47 ID:ZBpgCWPK
素脳関連のイベントで、うれしさの余りにそっと涙を拭ってたね。>ジュエル
でもいざって時は素脳に先手を取られてたり。
……その度胸が何故実戦で生かせないのかと小一(ry
856名無しさん@ピンキー:04/09/07 00:50 ID:kXQdKoks
>>855 俺、海賊は嫌だけどジュエルになら突撃してもいいよ!
857名無しさん@ピンキー:04/09/07 01:07 ID:3hEYDiW1
4様の名前は何にするよ?
858名無しさん@ピンキー:04/09/07 01:32 ID:2MFxRgkG
ペ・4ジュン
859名無しさん@ピンキー:04/09/07 01:32 ID:VIgY79ky
小説なり漫画なりが出ればなあ>4様
上にあった小話の「フォー」ってのはいい命名だなーとオモタ。
860名無しさん@ピンキー:04/09/07 01:39 ID:FcMbJ+vN
じゃ当面はフォーで行く?3の英雄も決まってない。ヒデオ?(萎える?)
次スレからはテンプレに主人公の名前についても入れた方がいいかもね。ティルとリオウで。
861名無しさん@ピンキー:04/09/07 02:22 ID:eNXfdV0a
炎の英雄だろ?TIMでいいよ
862名無しさん@ピンキー:04/09/07 12:18 ID:kXQdKoks
>>861 笑わせてくれるじゃないか
俺は858に一票。いやマジで。
863ゴーヤ:04/09/08 03:23 ID:iaM+D7sO
「うううっ、ああっ…」
リオウは顔中に脂汗が浮かび上がり呻き声を上げていた。
「また…今日も…」
その苦しそうな顔に浮かび上がる汗を拭いながら悲痛そうにアイリは呟いた。
「ああ…ナナミ…いっちゃいけない…」
呻きながら伸ばした手は何も無い空を掴む、
「ううう…」
そして涙を流した。

リオウは毎日ナナミが倒れる「あの日」悪夢に襲われていた、
「あの日」のシーンが何度も何度も繰り返されリオウの心を蝕んでいった、
あの夢を見ない日などなかった、
どれだけアイリを辱めても、
行為により疲れ果ててそのまま眠ってしまっても例外は無かった。
864ゴーヤ:04/09/08 03:24 ID:iaM+D7sO
その苦しみを横で眺めるアイリの顔に浮かぶのは辛く悲しそうなものだった、
「あの日」からもうかなり経つ、
なのにリオウの心を救うどころか悪夢からすら開放できていない、
自分は何をやっているのだろうか、
愛する人を助けるのじゃなかったのだろうか、
それどころか悪夢からすら救う事も出来ずにただ無意味に日々を過ごすだけ、
今自分がやっている事は「愛する人を救う」という大義名分を掲げただ抱かれに来ているだけでないのか?
アイリの頭の中は自虐的な言葉で埋め尽くされていた、
そして呻き声が未だに止まぬリオウの顔をそっと拭った。

苦しそうな顔を見ているうちにアイリはふと昔を思い出した、
あれはまだ子供の頃だった、
色々と悲しい事や辛い事があった時、
まだ子供のアイリにはどうする事も出来ない、
だから泣き寝入りするしかなかった、
そんな時は朝目が覚めるとリィナがアイリを抱きしめ眠っていた、
そして目が合うと何も言わずに微笑んでぎゅっと抱きしめてくれた。
ああ、自分は愛されているんだ。
姉の抱擁は辛い事など全てを忘れさせてくれるくらい暖かく安らぐものであった。
流石にもうこの年になってそんなことはしないけれど
未だに変わらずリィナの愛情は感じ取れるしアイリもそんなリィナを愛していた。
865ゴーヤ:04/09/08 03:24 ID:iaM+D7sO
リオウをじっと見つめる、
私が姉さんのようにリオウを抱きしめてあげたら悪夢から逃れる事が出来るのだろうか、
そっと両手を伸ばし首に手を回そうとする、
が、その腕は途中で止まった。
私は何をしようとしているのだろうか、
私に彼を抱きしめる資格なんてあるのだろうか、
私が安らいだのはお互いを愛しているからだ、
未だに何も出来ない情け無い私をリオウが愛してくれているわけが無い、
それどころか鬱陶しがられているかもしれない、
そんな人間に抱きしめられ安らぐはずが無い。
そんな考えに支配され腕は音も無くベットに落ちた。

それからしばらく経ってからリオウは絶叫と共に目を覚ました、
何度聞いても聞きなれる事無い心に突き刺さる悲鳴、
それはますますアイリの悲しみを深くした。
そんな顔をリオウに見せるわけにはいけない、
顔を背けタオルや洗面器の水を新しくしようと起き上がる、
部屋の中を移動しても聞こえてくる荒い深呼吸、
悪夢の残した傷は現実に戻っても未だ消えないらしい、
その傷はリオウだけでなくアイリの胸をも深く抉るものであった。
866ゴーヤ:04/09/08 03:25 ID:iaM+D7sO
着替えなどを用意してして自分も服を纏う、
ちらりとリオウを見ると大分落ち着いてきたようだ、
本当はもっと色々としてあげたいのだがそろそろ城も本格的に起き出す時間、
「それじゃ…」そう言い残して部屋を後にした。
今日もいつも通り笑う事が出来るだろうか。
867ゴーヤ:04/09/08 03:26 ID:iaM+D7sO
  そして昼…

今日は芸の稽古はお休みだった、
だからと言って休んでは勘が鈍る、
一日休むと勘を取り戻すのに三日かかるというのを聞いた事があったので
軽く一人で稽古をしてその後は日当たりのいい場所で寝転がっていた、
これからのことに備え少しでも体を休めておいた方がいいだろうと思って。

陽気があまりにも優しすぎたのだろうか、
いつの間にか眠っていたようだ。
「ん……」
まだ靄がかかっている頭をぶんぶんと振り目を覚まそうとする、
でも靄は結構しぶといらしく頑固に居座りつづけた、
「はい」
わたされた濡れタオルで顔を拭く、
ひんやりとした気持ちよくその感覚が靄を取り払ってくれた。
靄が無くなると同時に疑問が頭をよぎった、
なんで濡れタオルで顔を拭いているのか?
タオルがわたされた方を見るとそこには見覚えのある人が居た。
「カスミさん…」
「おはよう、アイリちゃん」
いつものようににこにこと笑顔を浮かべカスミはアイリの横に腰をおろしていた。
「おはようございます…
 …じゃなくてどうしてここにカスミさんが?」
「ここを通ったら誰かが寝ていたの、
 誰かと思って近づいてみたらアイリちゃんだったのよ、
 寝顔が可愛いのでつい見とれちゃって…」
ふふ、と微笑むカスミを見てアイリは赤面した。
868ゴーヤ:04/09/08 03:27 ID:iaM+D7sO
「で、本当にカスミさんは何をしていたのですか?」
「え?もうお昼なのでそろそろ何か食べようかな、と移動していたのよ」
言われてみれば影は限りなく短くなっているしお腹もすいてきている。
「ねぇ、アイリちゃん、ここで寝ていたっていう事はお昼はまだでしょう?」
「はい」
「私の部屋で食べない?」
「え?」
突然の申し出に思わず困惑気味な声を上げてしまう。
「昨日お料理を作ったのだけれども、
 とても美味しく出来たのよ、
 だからアイリちゃんにも食べてもらいたいと思って、ね」
花のように微笑みながらそんなことを言われたら断る人間なんて居るわけ無いだろうし
第一断る理由が無い、
それどころか憧れの女性からのお誘いだ、
「じゃあ、ご馳走になります」
考える前に返事をしていた。

「最近はなんかスランプ気味で…」
「こういう風に投げてみたら…?」
ふたりは雑談をしながら歩いていた、
アイリはふと思った、
確かにカスミは皆に優しいがアイリには特に優しい気がする。
前に一緒にナイフ投げを練習したことのあるメグは
「確かにカスミは前から誰にでも優しいけれど、
 アイリには特に優しい気がするよ?」
と言っていた、
昔からカスミと付き合いのある彼女が言うのだから間違いないだろう。
そこで思い切って疑問をぶつける事にした。
869ゴーヤ:04/09/08 03:29 ID:iaM+D7sO
「カスミさん…」
「何?」
「前から思っていたのですけど、
 何で私によくしてくれるのですか?」
カスミはちょっと驚いた顔になったがすぐにいつもの笑顔に戻った。
「え?そんなことは無いとおもうわよ?」
「でもほかの女の子に『あなたはカスミさんに良くして貰ってうらやましい』
 って言われた事もありますよ?」
「そうなの…」
カスミはうーん、と何かを考えてるようだ、
「おおい!カスミちゃん!アイリちゃーん!!」
頭の上から声を掛けられた、
どうやらシーナのようだ、
アイリはあまり邪険に扱うのも失礼だと思い軽く笑い手を振った、
カスミも同じように手を振っていた。
そしてアイリのほうに顔を向けた、
「こんな事いきなり言われても迷惑かもしれないけれど…」
カスミは突然真面目な顔になりアイリは思わず身を硬くしてしまった、
「私はね、アイリちゃんみたいな可愛い子が妹だったらな…、
 って思っていたの、
 だから無意識のうちにアイリちゃんにほかの人より多く接していたのだと思うのよ」
「え…?」
「やっぱり迷惑でしょう?」
上目使いでじっと見つめてくるカスミ、
「いえ!とても嬉しいです!!
 私みたいなのにそんなことを言って貰えるなんて光栄です!!」
アイリは思わず背筋を伸ばして返事をしていた。
870ゴーヤ:04/09/08 03:29 ID:iaM+D7sO
「本当?」
「はい!」
その返事にパッと明るくなりカスミはアイリを抱きしめた、
「嬉しいな」
にこにこしながら抱きしめられるとこちらまで嬉しくなってくる気がする、
姉の抱擁とはまた違うがこれも心が安らぐものである。
「ねぇ、アイリちゃん、
 これから私の事をお姉ちゃんだと思ってくれる?」
「カスミさんが良ければ…」
答えのかわりにぎゅっと抱きしめて、
「お姉ちゃんって呼んでみてくれる?」
と言った、
頭の片隅でリィナに悪いかな、と思ったが、
リィナに対する愛情が揺らぐわけでもないので言われたとおりに返した。
「…お姉ちゃん」
カスミの笑顔はふにゃふにゃになり抱擁が強くなった。

少々息苦しいがその息苦しさもアイリにとっては嬉しかった、
自分を大事にしてくれる人がいる、
そう思うともう少し頑張れそうな気がした。
871ゴーヤ:04/09/08 03:39 ID:iaM+D7sO
二人の心は擦れ違い…
二人の心が交わる日は来るのだろうか?

ども、お久しぶりです、
エセ駄文書きのゴーヤです
相変わらずエロがないなぁ…
我ながら更新遅いし…

アイリとカスミが義兄弟の契りを結んでしまいました
別に百合に移転するわけではないですよ?
伏線ですよ?

って揺れてる!!揺れてる!!
台風来てるのに地震は勘弁して!!
872ゴーヤ:04/09/08 03:41 ID:iaM+D7sO
炎の英雄の名はやっぱり「シュレン」だと…
873名無しさん@ピンキー:04/09/08 13:08 ID:PD8b1Nou
アイリはエロカワイイから純愛も陵辱も映える。
874名無しさん@ピンキー:04/09/08 18:02 ID:hocmlwgu
>>872
びびった。
なんで俺と同じなんだ
875名無しさん@ピンキー:04/09/08 18:41 ID:ZsDq8896
そうなるとルックは風のヒューイに改名しなければ
876名無しさん@ピンキー:04/09/08 20:26 ID:/pQ73j0v
>>851
安心しな。俺は幻水4の女キャラではポーラとジュエル
しか好きなのがいない。っていうか4様にはスノウとラズリルメンバーと
チープーぐらいしか仲間がいねぇ。あと死んじゃったけどグレン団長とか。
877名無しさん@ピンキー:04/09/08 20:59 ID:p/pm+vB4
マキシン萌え萌えなんだけど誰とくっつけたらいいやら…
そもそも幾つなんだか…
誰かマキシンの懺悔室知ってる?
手紙の3通目でキターって思った…
878名無しさん@ピンキー:04/09/08 21:10 ID:Vtlk51xW
カタリナがあんな女々しいキャラじゃなく、伝統の「お姉さん」キャラだと
よかったのにな…。
4様×カタリナ、ちょっと妄想中。
879名無しさん@ピンキー:04/09/08 21:13 ID:a5MG0aee
〉〉877
ラマダとかどう?
たしか仲間になるときに「ラマダが言うから仲間になってやる」
くらいのことを言ってなかった?
……まあ、貴君が萌えるかどうかはべつだが。
880名無しさん@ピンキー:04/09/08 23:35 ID:VtC63w1/
ウェンデルは能力高いし元気っ娘っぽいのツボで使ってみたけど声が・・・
881名無しさん@ピンキー:04/09/09 00:21 ID:2982wTGg
グレン×カタリナとか懺悔室をちゃんと見てないとエライことになるな・・・
882名無しさん@ピンキー:04/09/09 00:43 ID:cvbYwmti
>>881
ノシ
カタリナさんの懺悔室での告白で激しく動揺した一人だ。
・・・てか、彼女って何歳なの?
てっきりグレン団長の奥さんだと思ってたよorz
883名無しさん@ピンキー:04/09/09 01:11 ID:RpzVBjKn
>>882
確か30歳だと思った。
884名無しさん@ピンキー:04/09/09 01:15 ID:q8VyCPg4
>>882
新聞に30歳って書いてあったと思う
885名無しさん@ピンキー:04/09/09 01:44 ID:2982wTGg
団長は昔ヤンチャだった説
886851:04/09/09 02:36 ID:ONgLJe9O
>>876
 でも懺悔室とかの皆の反応からすると、「働きすぎ!(元、下働きだからか?)」って心配はされてるよね。
 あとアカギとかの反応も実に人間らしくてイイと思った。

 ジュエル→スノウはかなり萌えなんだよ〜。
決戦前夜とかに、以前と同じノリでスノウにちょっかい出して、
相手が反論しようとしたスキに、さっと掠めるようなキスとかさせたい
(で、スノウがあっけに取られている間にジュエル逃亡)。

 ……妄想スマソ。しかしこの二人は学園風、少女漫画風が似合うと思た。
887882:04/09/09 02:52 ID:hkQPejGD
>>883、4
レスさんくす。どこかでグレン団長は51だと聞いた気がするのでまあ「懺悔室での告白」は無理な相談ではないのですね。

所で・・・個人的に4様×ミレイ萌なのですが、「主人公を想って自涜に耽るミレイ」とか言う話を万が一書いてしまったらあげてもいいですか?
いやこう、妄想だけはできるんですが、果たして上手いこと文章にまとまるかどうか・・・。
888名無しさん@ピンキー:04/09/09 03:15 ID:bKp4raux
あげても無問題ですよ。
つか是非うp下さい。
889:04/09/09 03:18 ID:DeXzTOyy
お久しぶりでつ。
前回のジョジルの感想書いてくれた人、サンクス。
シード×ジル間もなく完成何で完成次第投下する予定でつ。

>>887
是非、書いてください!
4様×ミレイは漏れも萌えてるので…
890名無しさん@ピンキー:04/09/09 17:38 ID:RpzVBjKn
>>886
アカギやラマダ(飄々したキャラは好み。天立星万歳)はいいね。お調子モンって感じで。
ラクジー親子、ダリオとルイーズとナレオの訳あり親子とか好感もてた。
アルド、ウォーロックなんかもその後で気に入ったね。
問題なのはリノ、エレノア、キカといった主要キャラがろくな働きしないこと。
個人的にレイチェル×セドリックなんかも好みだな。
4の公式カップルかもしれない。
891名無しさん@ピンキー:04/09/09 18:53 ID:ll/zq1fF
リタは?俺だけ?駄目かなぁ……脱衣マージャン
892名無しさん@ピンキー:04/09/09 19:36 ID:nbL4fIs5
>>890
彼女の一族は、金髪碧眼長髪な美形を見ると、追いかけずにはいられないんだよ。
893名無しさん@ピンキー:04/09/10 09:15 ID:vbQB/oo1
最後の決戦前のイベントで
主人公に木彫りのお守りくれるチビッコ3人萌え。
894名無しさん@ピンキー:04/09/10 09:35 ID:3KHekWF3
無人島で乱交ものとかどうよ?
895名無しさん@ピンキー:04/09/10 16:55:20 ID:ZC6rXJTZ
他の世界だといるけど、幻想世界にはいるのかな…
ハーフエルフ。
896名無しさん@ピンキー:04/09/10 18:13:52 ID:ut3FIV4C
>>895
ハーフエルフの存在はわからないけど
3の音楽隊のネイは人間に育てられた設定だったな。
幻水のエルフはスタリオン以外パッとしなかったんだけど
4のポーラでそれはなくなった。個人的にはナ・ナル島の
イベントとかでもっと話に絡んで欲しかったけど。ジュエルと一緒に。
897名無しさん@ピンキー:04/09/10 22:56:21 ID:Y/RSlSRt
ミツバ萌えは漏れだけなのだろうか・・・
898名無しさん@ピンキー:04/09/10 23:50:11 ID:m05vGok1
ウェンデル萌えは俺だけなのだろうか・・・
899名無しさん@ピンキー:04/09/11 00:01:27 ID:k3PBrU82
ウエンデル、名簿で全身見るまで、女の子だって気づかなかったのは自分だけでいい…orz
900882:04/09/11 03:49:21 ID:mB1dNrS0
ただいま初SSに挑戦中の882です。エロって難しい・・・でもがんばります。かーいいミレイたんのために。
海戦で一度彼女を死なせてしまったことがあって、戦死セリフを見る機会に恵まれ(w ました。

ミレイ「4主様・・・・・!」

・・・不謹慎なんだけど、萌えた。激しく萌えた。
もちろんすぐにリセットしましたよ、ええ。
901名無しさん@ピンキー:04/09/11 07:56:17 ID:TgIgjigN
キカたんは?
902名無しさん@ピンキー:04/09/11 14:13:04 ID:k3PBrU82
>>901
・赤青と3P
・赤青のどっちかを強襲
・ナレオに悪戯
・ブランドと濃いぃH
・4様に夜の手ほどき
思いつくままにあげてみた。さあ好きなものをとりたまへ。
903名無しさん@ピンキー:04/09/11 17:49:15 ID:Xn3HmLQw
4様に夜の手ほどき
これしかないね!!!
904名無しさん@ピンキー:04/09/11 19:15:26 ID:LN9qApIG
>>903
同意
905名無しさん@ピンキー:04/09/11 21:03:25 ID:Xn3HmLQw
早速お願いします!!
906882=902:04/09/12 03:30:51 ID:rLLk5Bib
>>903-905
キカたん、4様挑発→一騎打ち→ブランドの記憶を頼りに4様勝利。
なんてどうか。
907名無しさん@ピンキー:04/09/12 13:57:49 ID:SsOvOL+9
>>846
人魚ハーレムワロタw
エロ部分もキボンヌ
908名無しさん@ピンキー:04/09/12 18:04:43 ID:GyooUEVN
846じゃないが勝手に続けてみた。

島の男がいないという中、彼は無人島に着いた。
男一人…楽園の生活が待っている。
仲間を探しにでたというリーリンの姉妹達はリーリンからの連絡を受け先に島で彼を向かえる準備をしていたようだ。
彼女達はそれぞれの持つ美しい顔をほころばせ、彼を迎えた。
彼はこれからのバラ色の、太陽は黄色になるであろう生活への期待に胸を弾ませた。
耳の奥でリフレインが掛っている単語がよりいっそう近くで聞こえた気がした。
「しまのおとこがいなくなって」
「みんなもフォーさんならよろこぶ」
抑えきれぬ衝動を抱えながら最後の理性を振り絞り夜を待つ事にした。
−5人姉妹だ、今後大変だからな。無駄打ちはしない…―
無駄打ちはしなくとも若い彼の心の中はみだらな妄想でいっぱいであった。
909名無しさん@ピンキー:04/09/12 18:05:00 ID:GyooUEVN
日も落ち、夜のとばりが下りた頃、リーリンはおもむろに言った。
「フォーさん、子どもほしくないか?」
もう少しオブラートに包んで欲しい所だが、今はそんな事を言ってる場合ではない。
素直に頷き、そっとリーリンの肩に手をかけた。
「良かった、じゃぁこれ」
−これとは何だ−
−…これは、何だ…―
リーリンの手のひらの上に、イクラ…イクラよりもよほど大きいが、紛れも無く魚介類の卵と思われる物体がたくさん乗っていた。
「ちょっとちいさいのがリーランの、オレンジっぽいのがリールンの、ムラサキっぽいのが…」
解説半ばにして意識が遠のいていった。
「フォーさん、かけてくれるな」
「フォーさん、わたしの卵はこれだ」
「フォーさん、どうした?」
「フォーさん、嫌じゃないといった」
それぞれが口を挟んでくるが
−これは違うだろ、これは、これは…−
彼は思ったがもう時は遅し。

終わり。
そしてごめんなさい。
特に846さん…ごめんなさい、>846のネタが大好きです。
910名無しさん@ピンキー:04/09/12 18:22:06 ID:rLLk5Bib
禿藁。がんばれ4様。
…多分彼女等、快楽のためだけに生殖行為をするって概念がないだろうし。
本番以外の行為はこっちが教えこまなきゃ無理だろうし。
911名無しさん@ピンキー:04/09/13 02:15:51 ID:8MpBMJmM
>>908-909
ワロタwかけるだけか。
846もおまいもどっちも好きだw



んでこっそり4主×ジュエルもキボンヌ
912名無しさん@ピンキー:04/09/13 05:45:31 ID:tunCs3Tu
ttp://www5f.biglobe.ne.jp/~sparea/
主キカでこんなの見つけたよ〜話を書くときの参考になるとうれしい
913名無しさん@ピンキー:04/09/13 11:18:21 ID:aIZnhMom
>912
自サイトのCMは他所でやろうね。サーチエンジンとか。
21歳未満は着ちゃいけませんよ。
914名無しさん@ピンキー:04/09/13 20:03:17 ID:gC6Yzxbx
なぜか2主は鬼畜やっても合うような気がする。なぜだろ
915846:04/09/13 20:32:45 ID:mbGeZeeT
>>909さん いや、面白かった。ていうか俺も似たようなの考えてたよ。
初めて会った思い出の池での水中プレイ。絶頂に達したリーリンがそのまま産卵、そこに他の四人のお口で
限界突破した4様が卵に受精って所まで考えたが、おそらくストライクゾーンが狭すぎると思い断念。
やっぱり909さんみたいに落とすのが一番良かったね。笑えるし。くだらないネタを見事に再利用してくれた
909さんに感謝。
916882:04/09/13 21:22:32 ID:ZRhLIP59
ミレイ一人えちーssかき上がりました。
んが、FDDの調子が今一なのでうぷはまた明日…スマソorz
ところで皆の衆、ケネス×ポーラなんてカポーに萌えとるのはワシだけかいのう。
917名無しさん@ピンキー:04/09/13 21:32:07 ID:/a7nLCiK
ポレの脳内には4主×ポーラのお花畑があります。
918名無しさん@ピンキー:04/09/13 22:04:16 ID:avw/Zw5z
>916
 いや、漏れも。
 マジメカポーでいいかと。しかし二人とも凄く奥手そうだからやらせるまでが大変そうだ(笑)
919882:04/09/13 22:23:58 ID:ZRhLIP59
>>918
そこで必殺「お酒の力」ですよ。
…古来より失敗例も多数報告されてるけど。
920名無しさん@ピンキー:04/09/13 23:01:23 ID:jSeydyBD
 果実酒ならポーラも飲むだろうけれど、ケネスは酔わせた勢いで……ってのは嫌いそうだなぁ。
寧ろ酔ったポーラがケネスを襲う(と、いうか押し倒す)方がこの二人では有り得そうだ(笑)
921882:04/09/13 23:24:12 ID:ZRhLIP59
>>920
やっぱりそっち方向ですなあ〉酔いポーラ暴走
今書いてるのがそんなかんぢなのですが、ちゅー以上にもっていけなさそう。
922名無しさん@ピンキー:04/09/13 23:29:26 ID:jSeydyBD
そこでケネスさんの理性が切れるんですよ。ぷちんと。
「ええい! 俺も所詮、男だ!」でがばり。これならいける。(多分)
923882:04/09/13 23:55:18 ID:ZRhLIP59
切れると一番始末に終えなさそう、普段押さえ役なだけに。〉ケネス
きっと翌朝平謝りで、責任取って結婚だとさわぎになるに違いねえ(爆)
924名無しさん@ピンキー:04/09/14 00:18:43 ID:RcW58uyv
翌朝お互い何も覚えてなくて
「何故体がだるいんだ…」
ととまどっていそうでもある
925名無しさん@ピンキー:04/09/14 00:29:13 ID:45RaMaBL
萌えハナもやり過ぎるとアレですぜ。
926名無しさん@ピンキー:04/09/14 04:20:40 ID:Qw/0c+Yc
マオナオコンビと3pというのも何か凄そう。相手が思いつかないけど。
927名無しさん@ピンキー:04/09/14 17:39:07 ID:1GPHVLFg
ナレ(ry
928名無しさん@ピンキー:04/09/14 19:16:58 ID:UpPUMW2Z
スレ違いになりそう。
929名無しさん@ピンキー:04/09/14 20:18:44 ID:sU/ji7jr
ほす
930882:04/09/14 20:25:55 ID:sU/ji7jr
ミレイひとりえちーSSです。苦手な方はスルーお願いします。

*ターニャの秘密図書*

「どうかなさいました? 珍しいですわね」
 反クールーク軍旗艦内。風呂やら福引き所やら珍しい施設の多いこの船の中には、図書室まで設置されている。
その部屋に、珍しい人間がやってきた。涼やかな声・初々しさと奥ゆかしさが同居している美貌・女性としても、剣士としても均整の取れた体型。
普段はフォーの船内警護を買って出ているミレイだ。フォーの自室前からあまり動かない彼女が来たので、図書室管理人のターニャは思わず声をかけた。
「…ええ、気分転換しようかな、と思って」
答えた顔と声に、隠しようのない翳りを感じる。普段の彼女らしくない様子に、ターニャは原因を類推してみる。
(今ミレイさんがここにいるって事は…フォー様は船外よね。そうだ、確かルネちゃんと一緒に宝捜しに行ったんだっけ。)
 フォーには何人もの仲間がいる。さすがに全員と常に一緒にいるわけには行かないので、船外に出るときは4〜5人で出て行く。
その4〜5人の中に、ミレイがいることは珍しくなかった。むしろ、一緒でない今の状況のほうが珍しい。
(…何があったか知らないけど、そっとしとこう)ごゆっくり、と声をかけて、預かりものの「古い本」の解読に取り掛かる。人生で3番目くらいに幸せな時間。
2番目はあの一番弟子気取りの少女に一泡吹かせたとき。1番は…もうすぐやってくるに違いない。憧れの軍師の顔を思い浮かべ、ターニャはこっそりほくそえんだ。

 訪問者のミレイは、来てはみたものの戸惑っていた。読み書きはできるから本を読むのに支障はない。だが、どの本が自分に合っているのかが分からない。
部屋の主に聞いてみようかとも思ったが、彼女は自分の世界に入ってしまっている。仕方なく、近くの棚からあれこれ本を抜き出してみる。
931882 その2:04/09/14 20:27:14 ID:sU/ji7jr
『赤月帝国・軍師の系譜』『ハートをゲット! おまじない大百科』『紋章砲大全』『マッチ売りの少女』『男の料理100選〜群島諸国を喰らう〜』…
きちんと整理はされているものの、蔵書のジャンルは多種多様。どんな本があるのか見ているだけで十分時間がつぶれる。
(ま、ちょうどいいけれど…)浮かない顔のまま、本を抜き出しては戻す。
 ターニャも気づいたように、今回の外出に彼女は同行していない。出会ってからしばらくの間、ずっとフォーと行動を共にしていた。
一緒に船内警護をしているヘルガ・グレッチェンからうらやましがられるくらい、いつでも一緒だった。
 ミレイのほうでも、恩人である彼といっしょに行動できるのは嬉しかった。魔物やら敵兵やらに襲われるのは少々うっとうしかったが、その結果強くなれるのだから問題ない。
それに、感情の最も奥の部分に、一つの思いが芽生えていたのも要因だった。最初は助けてくれた事への感謝の念、だと思っていた。でも、行動を共にするうちに、そうではないことに気づいた。−いや、気づいてしまった。
(フォー様…)少女らしいため息が一つ、ひっそりと本の背をかすめる。
 彼と話すと心が弾む。姿を見かけると目が離せない。一緒にいられるのがとても嬉しい。他人に呆れられる程、話題が彼のことばかりになってしまう。
−人、それを「恋情」と呼ぶ。
 それに気づいてしまってからは、なんだか一緒にいてもぎこちない態度しか取れなくなってしまった。この思いに気づいて欲しいような、欲しくないような微妙な気持ち。
軍の一員としての使命感と、少女らしい独占欲のジレンマ。複雑な心境が彼女の言動を混乱させる。
 そんな彼女の変化に、フォーも戸惑っているようだった。疲れているのだろう、と思われたらしく、今日の外出メンバーからは外された。
「ちょっと頼りにしすぎたみたいだね。…気づけなくってごめん。ゆっくり休んで、英気を養うように。…船長命令だからね?」
すまなそうに、でも使命感の人一倍強い彼女が、『外される』ことを不名誉に感じないように。フォーには珍しくおちゃらけた口調で『船長命令』が下された。
心遣いはありがたく、しかし気を使わせてしまった事に情けなさを感じつつ。『船長命令』に従って彼女は船内を彷徨っていた。
 本の表紙を見ては戻す。そんなことを繰り返した後、とある本が目に入った。
932882 その3:04/09/14 20:29:36 ID:sU/ji7jr
『青き海の恋歌』
「恋」と言う文字に惹かれ、そっとページをめくる。どうやら恋愛小説らしい。文章も平易で、それほど長くもなさそうだ。
(ちょうどいいかも…)ここで読んでいこうかと思ったが、じっくり落ち着いて読めそうな場所はない。
「ターニャさん、この本お借りしてもいいかしら?」
「…え? ああ、その本でしたらどうぞ」ちらりとこちらを見て、また手元の本に目を落とす。
「それじゃ」赤い表紙の本を胸に抱え、ミレイは図書室を後にした。

「……ターニャさんて、本当に色々な本をお持ちなのね……」
一気に読み終えてから、真っ赤な顔で本を閉じた。まだ胸の鼓動は収まらない。
 筋は良くあるものだった。旅の戦士に危ないところを救われ、共に旅することになった少女剣士が主人公だ。
出会い・すれ違い・別離・再開を繰り返し、実はとある王国の王子だった戦士と幸せな結婚をする…。あらすじだけ書けば、どこにでもある恋愛小説そのものだった。
が、普通でない部分が多数あった。それは…
「……どうして、こんなに、エッチなシーンがたくさんあるのかしら……」
 主人公と恋人の出会いの場面からして、暴漢に裸にされて、辱めを受けそうになったところを助けられている。
その後も、急速に恋に落ちた二人(時には他人)の、あらゆる状況・心境での性的描写が満載だった。
 それでも途中で放り出さなかったのは、普通に面白い小説だったからである。読むものを引き込んで離さない文章、じっくりと練られた展開。
気が付くと、休憩もせずに一気に読んでしまっていた。本を机上に置き、ほんのりと火照った体をベッドの上でゆっくり伸ばす。
「ふう…こんな本をあっさり貸してくださるなんて…ターニャさんて結構すごいのね…」
なんだか見当違いな関心をしつつ、彼女の思考は刺激的な文章の余波で少々乱れていた。
 一番印象に残っているのは、主人公の少女と恋人の、旅先での夜。どういう手違いか、二人用のベッドしかない宿に止まる羽目になるふたり。
妙に盛り上がってしまった彼が、一つ床の中主人公についつい手を出してしまう…というシーン。
 すでに心は通じ合っていたものの、なかなか一夜を共に過ごすことのできなかった二人。待ちに待ったチャンスなのだから、テンションが高くなるのは必然。
それはそれは刺激的で濃厚な描写が満載だった。
933882 その4:04/09/14 20:31:13 ID:sU/ji7jr
「恋人同士になったら、あんなことまでするようになるのね…随分楽しそうだったけど…」
(本当に、気持ちいいのかしら? 触ったり…その、触られたりするのって…。)
 試しに、本にあったとおりに胸に触れてみた。本にあった一説を思い出しながら、自分で自分に触れてみる。
『一つ床の中、背後から彼の手は忍び寄ってきた。短く熱烈な抱擁をされた後、服の上から乳房の柔らかさを確かめるようにゆっくり手が動きだす。僅かな迷いの後、胸の頂点の辺りが指でいじられる』
「こ、こうかしら……………ううん……………」
…特別な感覚はやってこない。触り方が悪いのかと、手のひらで包みこむように揉んでみたり、頂点を指で擦ってみたりしたが、主人公の少女のように『甘い声』とやらは出ない。普段、お風呂のときに体の柔らかい部分をつまんでみるのとあまり変わらない。
ほんのかすかに、くすぐったいような感覚があるけれど、本に描写してあるような『快感』とは違う気がする。
(…もうちょっと、大きくならないかな…)しっかりと揉みながら、思わず冷静に考えてしまう。気に病むほど小さくはない(と思う)が、もうちょっと大きくなって欲しい。
多分、そのほうが触り心地もいいのだろうし…
(…って、誰の?)そう自問した瞬間、彼女の脳裏に回答が例示された。
 赤いバンダナに黒い衣装。腰の双剣は闇を裂き、忌まわしき紋章と共に光を目指す者。その海色の瞳がこちらを向いた瞬間、ミレイは慌てて身を起こした。
(な、何考えてるの私…!)興奮ではなく、羞恥で顔が赤らむ。脳裏に浮かんだ彼の眼差しは咎めるような物ではなかった。けれど、それゆえにミレイは強く自己嫌悪を覚えた。
「馬鹿みたい…勝手に好きになって、勝手にいやらしいことまで考えて…恥ずかしい…」
もう一度横になって、傷ついた子猫のように丸くなる。フォーにとって、彼女は大勢いる仲間の一人だ。それ以上でもそれ以下でもない…と思う。よほどのことがない限り、ミレイの望むような未来はやってこないだろう。そこまで考えると、なんだか泣きそうな気分になった。
(…でも、フォー様なら)ミレイはそっと眼を閉じた。(いいえ、フォーさま以外の方は…嫌)
そして、もう一度愛しい彼の姿を思い浮かべる。
934882 その5:04/09/14 20:32:50 ID:sU/ji7jr
 以前、一度だけ握った彼の手。暴漢に襲われた自分を助け起こしてくれた彼の手。
一見華奢そうに見えたが、幾度もの戦いを経たその手は力強く、また同時に優しかった。
 彼の手は、今は平和を求める人々全てのための手だ。共に戦う、仲間達を支える手だ。そう、今の彼の手は、彼だけのものではない。
…でも、その手で自分を愛しんでくれたなら。自分だけを愛してくれたなら。彼は一体、どのように自分を愛してくれるのだろう。
 いまだ完全なる乙女のミレイに、肉体的な意味での愛された経験はない。もしかしたら今後もずっと、経験しないかもしれない。だからミレイは、主人公の少女の経験を借りることにした。ほんの一時、自分の心を慰めるために。
空想の中でだけ、ミレイは少女に、フォーはその恋人になった。本の中の恋人達の記録が、フォーとミレイの経験したことになってゆく。
(今だけは…お許しください、フォー様…)一言詫びてから、ミレイの手は、恋人達の記録をなぞるように動き始めた。

『一つ床の中、背後から彼の手は忍び寄ってきた。短く熱烈な抱擁をされた後、服の上から乳房の柔らかさを確かめるようにゆっくり手が動きだす。僅かな迷いの後、胸の頂点の辺りも指でいじられる』
「……あ……! 」ーぞくり。
 さっきとは明らかに違う感覚が背筋を走る。フォーに触られている、そんな風に夢想するだけで全く違う。
(こんなに、気持ちいいんだ…直に触られたら、どうなっちゃうんだろう…)一度芽生えた好奇心は、満たされるまで止まらない。行き着く未知のものであればなお。
『短い上着は、下着と共にずりあげられてしまった。手のひらが直に乳房に触れる。時には痛くなる寸前まで強く揉まれ、次の瞬間には触れるか触れないかぎりぎりのところを手のひらが滑ってゆく。
同時に乳首にも念入りな刺激が加えられてゆく。指先で転がすように責められ、いやおうなしに存在を主張させられる』
「ふぁ、あ、んん…くすぐったい…」
形の良い胸が、記録の通りに変貌を遂げてゆく。布がほんの3,4枚とはいえ、手による刺激が阻害されていたのは事実だ。障害物がなくなった分、体に走る刺激は容赦なく増す。
935882 その6:04/09/14 20:33:52 ID:sU/ji7jr
(や、やだ、はしたない)自分ひとりのはずなのに、思わずそんな考えが頭をよぎる。だが、
(でも、気持ち、いい…)よぎっただけで、自分の胸をやわやわと揉む手は止まらない。
 最初に感じたくすぐったさが、幾重にも高められたような感覚。手が動くたびにぞくぞくするような快感が背筋を走る。
 不思議なことに、胸をじっくり攻められているはずなのに、別の部分が疼き始めた。痺れるように熱くなるそこを隠すかのように、両腿をすり合わせてもじもじとしてしまう。
『彼女の変化を、彼は見逃さなかった。胸を攻めていた手のひらが片方、背中に刺激を与えながら下方を目指して滑り落ちてゆく。柔らかな臀部の感触を軽く楽しみ、下着の上から秘所に触れた』
「んっ、くすぐった…きゃっ! 」
『既に下着はじっとりと湿っていた。濃厚な香りを発しているそこを、焦らすように指でくすぐる。くちゅり、と音がしそうなねっとりとした感触。』
(え…なんで、こんなふうに、なるの…? )その問いに答えるものはいない。たった一人のこの部屋には。
下着越しに伝わる湿った感触。汚れるのもかまわず、強弱をつけて下着を擦り付ける。胸の時とは違う、全身がとろとろに蕩けるような快感。
「ふぁ…き、気持ちいい…。」瞳も声も蕩け始めた。誰に教えられたわけでもなく、喉から嬌声が次々と発せられる。
「ん…ふうん…は、はあん…あ、あ、フォー、様…」
 愛しい「恋人」の名を呼んでみる。ぞわぞわと背徳的な感情に襲われるが、今の蕩けた思考の中では興奮剤にしかならない。
『体中が快楽に染まっていた。じっとりと湿った下着の中へ、素早く手を入れた。そして最後の砦へと手を伸ばす』
「だめ…、だめ、です、フォー様…。」
かすかに残る理性が、幻のフォーに抵抗する。誰が見ても、更なる快楽をねだっているようにしか見えない、乱れた姿態で。
しかし「フォー」は、攻撃の手を緩めなかった。言葉とは裏腹の、浅ましく淫らな願いを叶えるために。ミレイを完全に、快楽に溺れさせるために。
『最後の理性らしきものは、秘所に潜り込んだ指先が弾き飛ばした。薄い茂みと、麗しき花弁をかき分け、指が激しく躍る。彼女の声も一緒に踊りだした』
「……! んあぁ、はああっ……! 」
936882 その7:04/09/14 20:35:43 ID:sU/ji7jr
体中に激しい快感が駆け巡った。恥ずかしいくらいぬるぬるとぬめる秘所を、指は動いた。喘ぐ声と水音の二重奏が部屋に響き渡る。
「はふ、は、は…うぅん、んん、や、ぁあ、あ…!!! んあっ!!!」
指が滑って、偶然小さな突起に指が当たったときは腰が抜けるかと思った。痛さにも似た激しい快感の波が静まってから、こんどはそっと触れてみる。
「んんんっ、くうんっ、はあ、ああっ、…フォー様…」
気持ち良さが止まらない。妄想の中のフォーの指は、敏感な突起を執拗に指で攻め立てていた。人差し指と中指で挟んで擦り、目覚めたての快感をしっかりと覚醒させる。すぐ下の泉からは、とめどなく快感の証しが流れている。
その液体を指ですくい、風変わりな形の真珠にたっぷりすり込む。真珠は赤みを増し、また泉が湧き出す。胸の頂点にしていたように、指先でぎゅっとつまむ。あまりの気持ち良さに、ミレイの瞳からは大粒の涙がこぼれていた。
「くは、ふ、うんん、そんなに、いじ、られ、たら、……いやぁあ……」
『−赤い真珠への刺激が激しすぎたのか、彼女は泣きだした。その涙に口付けて、彼は目標を変更した。歓喜の涙を流し続ける場所に。』
少しの逡巡の後、指をこわごわ中へ導く。そっと入り口の辺りを触ろうとしたが、そのまま指は奥深くまで入り込む。
『つぷり、というほんの少しの抵抗感があっただけで、難なく中指が快楽の泉へ収まった。そのままゆっくりと抜き差しする。空いている親指で、ぴんと尖った突起もついでに触ってみる』
「!!! あんっ!! 」
同時に2箇所ー胸も入れれば3個所ーに攻撃が加わる。ミレイの脳裏は白く染まり、「何か」がくる予感に体が大きく震える。
「これ、なに、どうして、止まらない…っ! いや、いや、いやあっ!! 」
『彼女の全身は歓びに震えていた。よがり狂う声は甘さと淫らさの極致に達し、いやらしい水音は止まることがない。両方が、彼女を極みへと押し上げる手助けになった』

937882 その8:04/09/14 20:37:10 ID:sU/ji7jr
「だめ、です、わたし…おか、しく、なりそう、なの…! お願いです、フォー様、もう、やめて…!」
 唇から紡がれる言葉とは裏腹に、指の動きは複雑に、かつ素早いものへと変化してゆく。気が付けば、膣内を蠢く指は二本になっていた。
きつい体内を激しく前後する二本の指先。膣内の感覚が急速に覚醒してゆく。指先は湧き出続ける蜜にまみれ、妖しい輝きを放つ。
『一際激しく指を出し入れし、赤い真珠を親指で押し潰すように強く捏ね回した。それがきっかけとなり、喉から一際大きな嬌声が生み出される。』
体中を駆け巡る快感、それらが股間の指先に収束してゆく。熱に浮かされたように、愛する人の名をミレイは叫びつづける。そしてー
「…さま、フォー様、フォーさま、フォーさまぁ! いやあ、いやあああああ、あああああああああああああっ!! 」
快感は収束し、ミレイの体に初めての絶頂をもたらした。
「…フォー、さま…」
『愛する男の名を呼びつつ、彼女は果てた。』

 乱れた体と心をを風呂で落ち着かせてから、再びミレイは図書室に赴いた。
「こんにちは…あれ?」
図書室の主は、相変わらず本に目を落としていた。ものすごい集中力だ。音を立てないようにそっと近づき、肩を叩く。
「ターニャさん、ターニャさん」
「!!!…なんだ、ミレイさんでしたの。」
「あ、あの…本、返そうと思って…」
内容を知ってしまった今では、返却するのがかなり恥ずかしかったがそうもいっていられない。
「あら、もういいんですの?内容は実践されました?」
「じ、実践ですか?!…ちょっと、今のわたしには無理です…」
「あら、そうでしたか。アメリアさんもグレッチェンさんも、実践してみたらとてもよかったと…」
938882 その9:04/09/14 20:40:08 ID:sU/ji7jr
「ええええええええ?! そ、そうなんですか…。」
艶やかな女剣士と、中性的な美貌の女剣士の二人の顔が反射的に浮かぶ。前者はなんとなく分からないでもないが、後者に関してはいくらなんでも意外すぎる。
「…?そんなに驚くようなことですか?他にも、ジーンさんやカタリナさん、そうそうリタさんやノアさんも…。」
「は、はあ…。みなさん、結構進んでるんですね…。お相手は誰なのかしら…」
その言葉に、今度はターニャが驚く。
「…相手? 何のことです?」
「だって、この本を…その、『実践』したのでしたら…」
手元の赤い本をターニャに渡す。受け取り、背表紙をまじまじと見たターニャの顔面が蒼白に、次の瞬間火が出そうなほど真っ赤になる。
「あ、あの…わたくし、この本を、ミレイさんに…?」
「ええ、どうぞ、とおっしゃられましたから…」
返事を待たず、ターニャは書架を確認しだした。そして、一冊の本を抜き出す。
「…よく確認しなかった、わたくしが悪かったのですわ。こちらの本かと思いまして…」
その本は、『青き海の恋歌』と厚さも表紙の色も良く似ていた。ほんの少しだけ、ターニャの手元にある本は縦長だが。
ミレイは引っ手繰るようにしてその本のタイトルを確認した。
『一人でもできるヨーガ・美容体操〜初心者向け〜』
「…………………………」
「…………………………」
「…あの、ミレイさん」
「…何でしょうか、ターニャさん…」
「是非、このことはご内密に…」
「……ええ。もちろんです…」
 ターニャの図書館には、貴重な本だけでなく、秘密もいっぱい詰まっている。
おわり
939名無しさん@ピンキー:04/09/14 20:40:54 ID:DgK5U2pr
GJ!!
ミレイイイっす
940882:04/09/14 20:44:25 ID:sU/ji7jr
…以上、ミレイのSSでございます。非常に緊張しました。
皆様のお目汚しにならねばいいな、と思いつつ名無しに戻らせていただきます。
それでは失礼いたしました。
941名無しさん@ピンキー:04/09/14 21:23:43 ID:+B1gj44V
萌え
本番編もぜひ…!
942名無しさん@ピンキー:04/09/14 22:53:25 ID:6gbpEw/b
グッジョブ!4主に抱いてあげて欲しくなったよ……ミレイたん!
943名無しさん@ピンキー:04/09/15 00:14:47 ID:genI0prr
882さん…正直に言わせてもらうと今回の貴方の作品・……凄くイイ!!!!!!!!!
944名無しさん@ピンキー:04/09/15 02:34:25 ID:dyx/2gv3
初めての本格的な4小説、おめでとう。
今度は主キカを希望。
945834(2-262):04/09/15 03:41:16 ID:KOMLdqkb
ポーラ×ジュエルです。
随分久しぶりに書いたので、ちょっと切れ味鈍いところもあるでしょうが、ご勘弁を。
喜んでいただけたのなら幸いです。
946834(2-262):04/09/15 03:44:18 ID:KOMLdqkb
 ここに彼女たち以外の人がいないと分かってから、数日が経つ。
 団長殺しの嫌疑を掛けられた友達の無罪を晴らすため、彼が乗せられる小船に隠れる覚
悟は思ったよりも簡単だった。同じ気持ちだった友達も居たから。どこにいるのかも分か
らないオールをこぐだけの毎日も乗り合わせたチープーのおかげで暗い気持ちにはならな
かった。クールークの哨戒船のことは、忌々しい出来事だけど、今思えば、そのあとの嵐
に比べればなんでも無い様な気さえする。
 ポーラには無人島の自然の美しさすら恨めしく映る。ふう、と小さなため息をついて、
焚き火に薪をくべる。
「どうしたのよ? ポーラ」
「あ・・・ ジュエル、起こしてしまいましたか? 」
「眠れなかっただけだから、気にしないでいいよ。でも・・・ まさかポーラ、弱気にな
ってたりしないよね」
「・・・まさか」
「あ〜! 今、間があったよ〜」
 ポーラはくすり、と小さく笑った。ジュエルの優しさが嬉しかった。心の中で少し弱気
になっていたことを彼女と寝息を立てている彼とチープーに謝る。
947834(2-262):04/09/15 03:44:53 ID:KOMLdqkb
「・・・ポーラがさ、これを言い出した時は嬉しかったんだから。彼と一緒に行こう。彼
の無実を晴らそうって。タルとケネスはさ、信じられないって塞ぎ込むばっかりで
さ。 ・・・スノウは妙に落ち着いてるし。なんか・・・ こう、胸の奥がはっきりしな
いって言うかさ、その・・・ 」
「ありがとう、ジュエル」
 そう言うと、ジュエルはまたポーラのほうにくるりと背を向けてしまう。
「なによ・・・ 改まったりしてさ。ホントにもう・・・ そりゃ、彼を信じるって事は
さ、スノウを疑うわけでしょ? 当然、辛いわよ。アタシにとってスノウはさ、身分も高
くて、才能もあって、何て言うんだっけ? 」
「白馬の王子様? 」
「そう、そんなようなものだったのよ・・・。ああもう! なんでアタシばっか喋ってる
のよ! 」
 そう言ってから、ジュエルの言葉が途切れると、急に波音が大きく聞こえて、世界が静
まり返っていくのを2人は感じた。日が沈んだあとのこの島は急に涼しくなって風が寒い
くらいに感じる時さえある。ポーラはこの澄んだ風の感触が嫌いじゃなかった。不安も喜
びも全部等しく撫でて、心を自然に帰してくれる。
「私は・・・ ジュエルが一緒に来てくれるとは思ってなかったの・・・ 」
「随分じゃないの」
「だって、ジュエルはスノウに好意を持っているのは分かったから。彼に肩入れするよう
なことを言い出したら私まで漂流させられるかもしれない。もっとも、この計画を決心し
た時点で、そんなことは怖くもなんとも無かったけど・・・ 」
948834(2-262):04/09/15 03:45:17 ID:KOMLdqkb

「じゃあ、なんでアタシに声をかけたのよ」
 凪が訪れたような気がした。夜は重く沈む。
「・・・あなたに一緒に来て欲しかった、から・・・ 」
 びゅうっと強い風が吹く。焚き火の炎が揺れ、運ばれた小さな砂粒が頬に当たる。パチ
パチと薪が弾ける音だけがその場の空気を震わせていた。もしかしたらそれは一瞬のこと
だったのかもしれないが、2人は長い長い沈黙に支配される。ジュエルは何とかポーラの
言葉を流そう何度も試みたけれど、なにひとつ言葉を見つけることができなくて焦った。
ポーラが込めた意思の力は中途半端な言葉で流すにはあまりに重い。堂々巡りする思考回
路、回想と推測のイメージがくるくると回って、うまく気持ちを落ち着けられない。船乗
りとして失格だ。ジュエルがはっきりと悟ることが出来たのはそれだけだ。その混乱のせ
いでジュエルは、ポーラの存在に自分のすぐ後ろに来るまで気付かなかった。
「ジュエル、わたしは、あなたの、ことが、すき」
 目の前にあるポーラの端正な顔。ジュエルは小さな唇からその言葉が紡がれるのをどこ
か遠い世界の出来事のように感じた。そして、その唇が今度は自分の唇へと近づいている
ことも。吹きかかるかすかに暖かい、吐息。
「あ・・・・・・ 」
 小さな言葉の破片がこぼれたあと、また、沈黙。やわらかい、やわらかい感触。唇が離
れて、また感じるお互いの吐息。
「ジュエル・・・ わたしは、おかしい、ですか・・・? 」
「アタシ・・・ 好きとか、そういうの、あんまり、慣れてないから、よく、分かんない
んだけど、ポーラのその気持ちは、とっても、嬉しい、よ・・・ 」
 ジュエルは、なんとかそこまで言い終えてから、もう一度キスしよっか、と言った。両
の手をお互いの背中に回す。抱き合ったまま、初めてのときよりも少しだけ器用に重ね合
う。自分のものとは違う唾液が流れるのが分かる。ポーラの舌が滑り込んでくる。迎え入
れて、求めようとして、倒れたままもつれ合う。深いくちづけを交わしたまま、ポーラは
ジュエルのベルトを外して、ノースリーヴのシャツの裾に手を掛けると、それを少し強引
にたくしあげる。
949834(2-262):04/09/15 03:45:39 ID:KOMLdqkb

「やぁ・・・ そんな・・・ 」
 ジュエルが生まれたままの姿になるまでそれほど手間はかからなかった。褐色の美しい
肌をゆっくり眺めては、確かめるように唇をあて、そのかたちを舌でなぞる。ジュエルは
そのたびに甘い声を漏らして、しなやかな身体をくねらせる。
「ずるいよ・・・ ポーラばっかり・・・ 」
 うずくまるようにしてポーラのくちづけをかわして、草色の衣服を繋ぎとめているボタ
ンを外す。真っ白な肌が月の光に照らされる。天に向けて突起した乳首を舌先で遊ぶ。ポ
ーラの呼吸が熱を帯びて行く。
「ジュエル・・・ そんな・・・ 」
「ポーラかわいい・・・ 白くて、綺麗な肌・・・ いいな・・・ 」
 胸の周りを丁寧に愛撫する。弾力を確かめるように、何度も、何度も。そして、大きな
葉をモチーフにしたスカートに手をかける。
「・・・あれ? あれ? 」
「・・・後ろにある金具を、ふたつ外して・・・ 」
 少し腰を浮かせる。その透き間から手をのばして、スカートの上に手を這わせ、金具を
探す。
「・・・はあっ・・・! 」
 ポーラは少し身を強張らせる。ようやくジュエルは金具を探り当てて、それを外す。け
れどそのまま、手を這わせるのを止めない。
「ポーラ・・・ ここ、弱いんでしょ? 分かっちゃった・・・ 」
 いたずらっぽく、彼女は笑う。ジュエルの指先の動きが、今度は布を介することなく直
接、ポーラの感覚を痺れさせる。ジュエルの指はそのまま、ポーラの脚のつけ根へとのび
る。生暖かい液体に触れる。
「ジュエル・・・ あなたとくちづけを交わすと、自分が自分でなくなっているような・・・ 
そんな、気が、するの・・・ 」
950834(2-262):04/09/15 03:46:01 ID:KOMLdqkb

「アタシも・・・ ポーラの胸も、お尻も、肌の暖かさも、全部、全部、愛しいよ・・・ 」
「もっと・・・ 私を・・・ 」
 そういってポーラはジュエルにしがみつくようにして、彼女の身体に巻きついて、押し
当てるように唇を、深くまで舌を差し込む。呼吸を奪い合い、苦しくなった瞬間の空気を
吸う音の美しい響きを耳元で愉しみながら、ポーラは自分の下腹部で探るように動いてい
た細い指が、確かに目標を定めて、奥へと入り込もうとしているのを感じていた。同時に
ポーラも自らの指をジュエルの下腹部へと運ぶ。内股から這わせ、溢れた愛液をすくいと
るように。
 ふたりはほとんど同じタイミングで、ふたりのなかへ入っていく。ピチャ。
「あ・・・ や、やぁっ・・・! 」
 初めに声を出したのはジュエルだった。入り込んでくる異物への違和感、でもそれは不
思議なくらい嫌じゃなかった。だから彼女は余計に困惑した。自分の膣内でうごめくポー
ラの指先は激しさを次第に増し、その度に、困惑は悦楽へと書き換えられた。思考はます
ます溶けていく。気付くと、ジュエルもポーラのなかで本能が赴くままに暴れていた。
「ポーラ・・・ そんな・・・ あ・・・ ぁん」
「ジュエル・・・ ジュエル・・・ 私の、なかを・・・ もっと、感じて・・・ 」
 ポーラのせつない表情、上気した桜色の肌、かすれたアルトの声が、何度も愛するひと
の名前を呼ぶ。快楽で張り裂けた羞恥心を唇が拭い去る。波の音が近づいてくるような錯
覚。もっと激しく、して! だらしなく垂れ落ちていく愛液、同期する欲望。
クチュリ。
「も・・・ もう・・・ 」
 ダメ。と言ったのはもうどっちだったのか分からない。アタマは真っ白になったまま。
ポーラは糸の切れた人形のように砂の上に崩れ、ジュエルはしなやかな身体を弓なりにそ
らせて、ポーラの胸のなかへと倒れこむ。
951834(2-262):04/09/15 03:46:21 ID:KOMLdqkb
「アタシのなか・・・ まだ、ポーラが残ってる・・・ 」
「私も、です・・・ ジュエル・・・ 」
 寝転んだまま、火照ったお互いの身体を優しく抱きしめあう。小さなキス。
「アタシ・・・ やっぱりまだ、好きとか、よく分かんないんだけど・・・ 」
 少し強い風。ふたりの髪を撫でていく。気付くと月が高く昇っている。
「アタシの中・・・ どこもかしこも、ポーラでいっぱいになっちゃったよ・・・ 」
「私の中はずっと前から、ジュエルでいっぱいですよ」
「もう・・・ 」
 微笑みながら、ジュエルは風が乱したポーラの髪を整える。
「・・・あん」
「ふふ・・・ 感じちゃった? 」
「・・・ジュエルが撫でてくれるのなら、私は・・・ どこでも感じてしまいます・・・ 」
「ずるぅい! ポーラっ! 」
 月の蒼い光が、ふたりのからだを浮かび上がらせる。不思議な夜は、まだ始まったばか
り。
952834(2-262):04/09/15 03:48:55 ID:KOMLdqkb
以上です。ありがとうございました。
「1行が長すぎます」とエラーが出たので短くしてみたら、随分読みにくくなってしまいました・・・。

ではまた。
953名無しさん@ピンキー:04/09/15 05:39:12 ID:F6VzyNJQ
GJ!! おにゃのこ同士独特の雰囲気がイイっす!
954名無しさん@ピンキー:04/09/15 06:58:22 ID:DXdpFM0O
乙カレー
ところでポーラと主人公の話なんて駄目?
955名無しさん@ピンキー:04/09/15 07:04:44 ID:F6VzyNJQ
オールおけーっすよ!
当方ケネス×ポーラをただ今執筆中なので、タイミングによってはポーラ祭りの予感。
956851:04/09/15 07:56:01 ID:TgkaJge0
 なぁなぁ、ここってキス止まり、ってNG?
ジュエル→スノウ書いてみたいと思うんだが……。

 あと、次スレどうするよ?
957名無しさん@ピンキー:04/09/15 08:25:24 ID:F6VzyNJQ
倉庫に、キスどまりの作品もあった気がする。
むりくり入れてしまって、作品が破綻するよりは…というのが自分の意見です。
あと、次スレは970〜980あたりでよいのでは。
958名無しさん@ピンキー:04/09/15 08:39:35 ID:AZx9hwQR
見込みあと三作位続けて来そうなので
後一作来たら次に移って即死回避というのはどうだろう。
959名無しさん@ピンキー:04/09/15 10:30:02 ID:150ogDV9
漏れは密かにここにもあの埋め立て神が来てくれることを祈っている
960名無しさん@ピンキー:04/09/15 17:22:20 ID:aJ7DcZ2F
>955
ケネスとポーラ大好きなので超期待しております。
執筆作業がんがってください。
961名無しさん@ピンキー:04/09/15 18:08:52 ID:pnWeucmG
>>834
GJ!
4のキャラは魅力ないと散々だがラズリルメンバーは違う。
俺の中じゃ4のオアシス的存在なんだよね。
地味だけどそれがいいんだよね。
962名無しさん@ピンキー:04/09/15 20:38:57 ID:RWDRecFM
>>882,>>834
GJ!

グレッチェンたんのもみたい(;´Д`)ハァハァ
とか思ってたらそのおちかorz
963882
期待さしてスマソ。>>962
ぐれこさんかぁ…意外に乙女、みたいな方向にもってってみるとか。