あたしがもう一度部屋に入った時、柊は眠ってた。なんにも気付かずに、すーすーと眠ってる。てゆーか、すごく苦しそう。眠ってるというよりは、くたばってるってカンジ。
あたしは柊のベッドの隣に高い棒を立てた。上の方に2リットルのガラスの容器を引っ掛ける。その先からはチューブみたいなのが伸びてた。
イルリガートル……っていうんだったかな? このチューブの先をお尻の穴に入れたら、後は勝手に浣腸してってくれるやつ。容器の中はもう浣腸液で満タンにしてある。
チューブの先端を片手に、あたしは柊の布団の中に上半身から潜り込んだ。
布団の中、あったかい……。これ全部、柊の身体が発した温かさなんだ。ふぁ、なんか柊の『匂い』が感じられる。
あたしは柊の腰の辺りに手を掛けると、一気にパジャマのズボンとパンツを膝の辺りまで脱がせた。無理やり。ズルっと脱がせた。
「――ふぁ…?」
びくっと震える柊。さすがに起きちゃったかな?
でも抵抗する気はないみたい。
病人だもんね。それにいきなりだから、今自分がなにされてるかも分かってないんじゃないかな?
チューブの先を口に含んで、唾液で濡らしておいた。濡れた先端を手探りで柊のお尻の辺りまで伸ばす。
ちょっとだけ柊に膝を立たさせて、お尻をまさぐった。あたしの手は柊のお尻の割れ目に触れた。
お尻の山を左右に割り開いて、その谷間を手で探ってみる。
あ、ここだ♪ お尻の穴みっけ♪
チューブの先端をぴとっとそこに当てた。
「――――ぁ?―――や、やだ?…………ふ、ふゆき?……ちょっとなにしてるの?………あ、やだっ。ちょっと!」
さすがに柊身悶えし始めたけど、もう遅いよ。
「――んぅっっ!?」
ぐっと力入れて押したら、チューブはつぷっとお尻の穴に入り込んだ。
つぷってカンジで♪ あぁ、いいな、今の感触♪ 柊も喘いで、びくっと身体が反応したし。
さて、準備おっけぇ。あたしは柊の布団から出て、柊の顔を覗き込んだ。柊、顔いっぱいに不安を表わしてる。
「……な、なに差したの……?」
かわいいなぁ、もう。
あたしはそっとチューブのコックを開いた。
「…あ……」
柊の身体がぶるっと震えた。
「……え?………こ、これ………なんで……?」
あ、柊もやっとなにされてるかわかったみたい。
顔を真っ赤にして。可愛く喘いだ。
でも熱出して、しんどいからかな? 全然、抵抗するカンジはない。
「…やだ…ぁ………」
成す術もなく浣腸されてる柊。今こうしてる間も、ベッドの中に入り込んでるチューブは、柊のお尻の穴に薬液を注ぎ続けてる。うぁ、なんかすっごく加虐な気分でモエてきた。
〜♪ 実はチューブは柊のお尻の穴からちょっとしか入れてないんだよね。こうしておくと、柊、浣腸されてる間ずっとその刺激を感じるコトになるもんね。
「とりあえず、解熱用の坐薬があるけどね。でも、その前におなかの中のをキレイにしとかなきゃ、効果がないかもしれないからね。も少し我慢しててよ」
「……ふぁ………」
また、柊ぶるっと身体を震わせた。
〜♪ もう浣腸効いてきたのかな?
どれくらい経ったかな? 容器の中の薬も4分の1くらい減った。2000ミリリットルだから、500入ったんだよね。残りは1500。
「…んぅっっ!?」
柊のおなかが突然、きゅーっと鳴った。
効いてる、効いてる♪ 柊、さっきから身体を硬くして震えてる。浣腸されておなか痛くなってきたんだ。もう出したいんだよね……?
「……ふゆき………漏れちゃうよぉ……」
もう半泣きになってる柊。まあ、今までの経験上トイレに行かせてもらえないのは分かってるみたい。
「ここで漏らす?」
柊は首を横に振る。
「やだ……。ベッド……汚れちゃう………」
「ベッド汚れちゃうって………ベッドじゃなかったらいいの?」
「〜〜〜〜!!」
〜♪ 柊、顔真っ赤になった♪
「もうちょっと我慢しなさいよー」
「ふぁ!?」
あたしは柊の掛け布団を剥ぎ取った。
ベッドの上で身悶えしてる柊の身体が露になった。さっきチューブ入れた時、パンツとか降ろしたままだったから、柊のあそこ丸出しのまんま。
なんか、病気で寝込んでるせいかもしれないけど、柊ってすっごい儚く見える。華奢。細い。あたしより細いんじゃないかな?
「あ♪」
柊、勃ってる。浣腸されて勃ってる。ちっこいアレが真上に向いてぴんっと勃ってる。
「ねえ気持ちいいんでしょ?」
「…………」
柊はまた顔を真っ赤にして、あたしから目を逸らした。
「ちゃんと答えなさいよ?」
あたしは柊の下腹に右手の平をぺたんと当てて、ぐーっと体重を掛けてみた。
「……んーっっ!?」
柊のうめき声と一緒に、お尻の方からぶちゅーっとか鳴った。
ちょっと漏らしたのかな?
あたしは柊の脚を持ち上げて、お尻の辺りを見てみた。
うぁー、けっこう出てる。
まだ『具』は出てないみたいだけど、お尻とかベッドとか、茶色い水でべちゃべちゃになってた。においもけっこうある。
一緒にチューブも出ちゃったみたい。チューブの先端からベッドにとめどなく浣腸液が零れていく。
あたしはそれを手に取って、柊のお尻の山を左右に割って、もう一度穴に差し込んだ。
「―――ふぁ……?」
はい、浣腸再開。
あたしはさっき零した分とか、漏らした分、容器に浣腸液を追加してしばらくなにもせずに待ってた。
退屈。
あ。気付いたら容器の中も空っぽになってた。これで、大体2000浣腸したのよね。けっこう入るもんなんだ、腸って。
「――――うぅっっ」
また柊のおなかが鳴った。よく考えてみたら、2リットルも浣腸するのは初めてなのよね?
柊、身体をぷるぷる震わせてる。そうとう便意がキてるみたい。
「…………」
そうだ。一度アレやってみよ。柊、アレでいけるかな?
あたしもパジャマを脱いだ。下着も脱ぐ。ちょっと恥ずかしいけど、下半身裸。なんもなし。うぁ、すーすーして寒くて、変なカンジ。
で、まあこんなコトもあろうかと、柊のベッドの下に入れてあった………なんだっけ? ペニスバンド……だっけ? よく覚えてけど、『腰に装着する男の人のアレの模型』を取り出した。
本格的なやつは装着部分を、女の子のあそこに挿入するように出来てるみたいだけど、あたしのは腰に装着するだけ。だって、まだ処女だし。こんなので散らしたくないもん……。
あたしはそれを自分のあそこに当てて、そのまま固定した状態で腰にベルトを回した。
でも、それだけだと全然不安定。『棒』の下からはもう1本、紐が垂れてる。あたしはそれを股に通して、お尻の谷間に通して、ベルトの後ろの部分に引っ掛けた。
うぁ。紐がお尻に食い込んで変なカンジ。なんだか『ふんどし』みたいでやだなぁ。
まぁ、これで準備おっけー。
あたしはローションを『棒』の先っちょに垂らして、よく濡らしておいた。
んー。どうせなら、柊に舐めさせた方が良かったかな? ま、いいや。
あたしもベッドに乗って、さっきから震えっぱなしの柊の両脚を開いて、その間にぺたんっと座った。んー、なんかこう股を開かせるってのもモエなのよねー。
「―――――ぁ―――な、なにするの?」
あたしは柊の両脚を抱える。丁度、あたしの肩に柊の足首が引っ掛かるくらいだった。柊の脚、震えてる。浣腸されて我慢してるんだもんね。
左右に開かれたお尻の割れ目の中央の穴に、あたしから生えた『棒』をぐっと押し当てた。
さすがに柊もなにするか気付いたみたい。血相変えて叫んだ。
「――――ち、ちょっと待ってっっ………う、うそっっ!?……だめっ……そんなのダメっっ……」
「たまにはいいでしょ?」
「んーっっ!?」
強引に腰を推し進めると、棒はゆっくりだけど柊のお尻の中に入り出した。
「いっ!! 痛っっ! 痛いっっ!? ああああっっ!? だ、だめぇっ! 痛いぃっっ! ぬ、抜いてえぇっ!」
あたしが抱えてる両脚をもぴんっと伸ばして、柊は泣き叫んだ。
ホントに泣いてる。そんなに痛いのかな?
よく分かんないけど、あたしは更に腰を押し進めた。ぐーっと根元まで『棒』を押し込んだ。
「んぁぁっっ!?」
うぁ、柊ぽろぽろと涙を流し始めた。
まあ浣腸したままだしね。さっきから、ずっとおなか鳴りっぱなしだし。
柊のおなかに手の平を当ててぐいっと体重を掛けてみた。
「ああっ!?」
柊が叫ぶと同時、あたしが根元まで押し込んだ『棒』がにゅるっとちょっと押し返された。おもしろーい。その間も柊の脚はぶるぶると震えてて、あたしはその脚を抱えてるわけだから、こっちにまでその奮えが伝わってくる。
ホントにおもしろい、これ……。
なんか、犯してるってカンジでいいよ、これ。
あたしはまた腰を押し進めた。
「んうーー!? だ、だめぇっ! 抜いてぇっっ! 痛いぃっ」
「抜いて欲しいの?」
柊は顔を涙で濡らしてこくこくと頷く。
あたしはちょっとずつ腰を引いた。
「……は…ぁ………」
ずるずると『棒』が抜ける度に柊は甘い声を漏らした。浣腸して栓してやって、ずっと排泄を我慢させてるんだもん。出る時は気持ちいいんだよね?
でも、また不意打ち適にいきなり『棒』を押し込んだ。
「んぅっっ!?」
押し込む時、両腕に抱えた柊の脚がびくんと反応するから、すごくやりがいがある。
あたしは脚を抱えたまま、柊のおなかをぐにぐにと揉んでみた。
「あんっっ!?」
おなかがぐーっと低く鳴って、あたしの腰ごと『棒』を押し返そうとする。それでも、あたしは強引に『棒』を柊のお尻の穴の奥までに押し込んだ。
「はぅっっ………」
柊は大きく息を吐いた。
感じてる♪ 柊のあそこ、出したり抜いたりする度にぴくんぴくんって反応してる。お尻で感じてるんだ?
ずるっと『棒』をお尻から引き抜く。ゆっくりゆっくり。
抜いてる間、柊ぶるぶるって震えてた。
あたしは何度も差して、抜いて、を繰り返した。
たまにぶぴゅっとか鳴って、柊のお尻の穴から茶色いのが漏れたりする。柊のおなかはごろごろ鳴りっぱなし。
それでも構わずに何度も抜き差しを繰り返した。
「―――ふぁっ……」
さっきから柊、荒い息をしてばっか。
このまま、『棒』をお尻の穴に差したりしてるだけでイけるのかな?
抜き差しのペースを更に上げてみた。
「―――――んぅっ!?」
また、ブビュっとか鳴って、柊漏らした。
あたしは抱えてた柊の脚の足首を掴んで、思いっきり左右に開いてみた。
「―――んぁっ!?」
ふふ♪ こうやると股裂きになるんだよね。柊、身体硬いなぁ。これは苛め甲斐がありそう♪
あたしはちょっと体重をかけて、柊の両脚をもっと左右に割り開いてみた。
「――い、痛っ……!」
ちょっと股裂きされただけで、すぐに音を上げる柊。でも、あたしは容赦しないもんね。あたしはもっと柊の股を割り開いて、それから忘れずに柊のお尻の穴へのピストン運動を再開した。
「はぁ……」
お尻の穴に『棒』抜いたり差したりする度に、柊のあそこはぴくぴく震える。先っちょからは透明の粘液が垂れてるし。もうイきそうなのかな?
「ねえ、柊? 浣腸されて、そのまま栓されながらお尻を犯されて、股裂きされながらイっちゃうの? ヘンタイじゃん?」
そう聞いても、柊は顔を真っ赤にしてうぅーっと唸るだけ。もう、そうとうキてるみたい。
あたしは一回腰を引いて、『棒』がお尻の穴から抜けるギリギリまで引っ張った。
それから、思いっきり『棒』を差し込んだ。
「あぁーーーっ!?」
柊が腰を跳ねさせて叫んだ。
柊のあそこがびくんっと真上に勃って、そこからドピュっと真っ白な精液が吹いた。
ぴゅっ、ぴゅっと断続的に精液が吹く。出た精液は全部真上に上がって、ひいらぎの身体にぼたぼたと落ちた。
イっちゃった。柊、お尻でイっちゃった。
柊がイってからも、あたしはお尻に差し込んだ『棒』は抜かなかった。
おなかを両手の平で強く揉み続けてる。
「ふぁっ………!? や、やめて………もうダメ……出させてよぉ……」
ひっくひっくと嗚咽を漏らして、柊はあたしにそう哀願する。2リットルも浣腸してるんだもんね。随分時間経ってるし。
あたしは両手で摘まむように、柊のおなかを刺激し続けた。こうやってると、柊のおなかが鳴った時、その煽動があたしの手にまでよく響いてくる。
「……だめ……もう……死んじゃう………」
死んだりはしないと思うけど、一応柊は病人だからなぁ。朝はこんなもんで許してあげますか。
あたしはゆっくりと、柊のお尻の穴から『棒』を引き抜いた。
「…あ……ああっっ…………」
ずるっと『棒』が抜け切ると、すぐに柊のお尻の穴からは茶色い便液が溢れた。
水みたい。てゆーか水よね、これ。茶色い水。でもやっぱりにおいもある。たまにぶびゅっとか音が鳴ってる。これはおなら…かな?
あたしは柊のおなかをぐーっと押した。
「…ふぁ……」
柊が喘ぐ。お尻の穴からは更に勢いつけて水と空気が噴き出してくる。空気が出る時はやっぱりすごい音が鳴った。
あ、ちょっとドロドロしたのが出てきた。
「ね、柊? ずっと我慢してたのを出すのは気持ちいい?」
「……そんなコト……ないもん…」
柊、顔真っ赤になって必至に否定してる。否定しながらも、柊はおなかの中のを出し続けた。かわいい!
で、もうなにも出なくなった柊のお尻の穴。
便とかで汚れちゃってるけど、ちゃんと最初の目的は果たさなきゃ。
お尻の山を左右に割って、穴の部分に坐薬を押し当てた。
「はい♪」
「――――んっ!?」
ぐっと押すと、薬はつるんっと入った。
念のため、人差し指をお尻の穴に根元まで差し込んで、坐薬を奥まで押し込んでおいた。
その間、柊の両手はシーツをぐっと握っていた。
やっぱり『前』の方もひくひくしてる。
お尻ってそんなに感じるのかな?
双子の姉弟ふゆき・ひいらぎ(7) 悠久の始まり
おしまい
始まりなのにおしまい。