99 :
c-ありあ:
なんかこのままここでしたいとか言われて。
でも、ボクは冬雪の言うコト聞かなきゃいけないから……。
「えいっ!」
「…ひゃっ……!?」
いきなり、後ろからズボンと下着をずり下ろされた。下半身が空気に晒される……! 怖い。人が来たらどうしよう……。
屋上で下半身すっぽんぽん。ヘンタイだよ、こんなのぉ。
冬雪はそのままボクに四つん這いの姿勢を取る様に言った。言うコトを聞くボク。冬雪に丸出しのお尻を向けるボク。
あぅ、恥ずかしい。こんな格好。やだぁ。
「……っ!……ぁ…」
お尻の山を左右に割り開かれた……!
普段は空気の触れない所が晒されてる。冬雪にお尻の穴まで見られてる。
「……んぅ…!?」
ツプっとなんか細いのを差し込まれた。冬雪は更にそれをお尻の穴に押し込んでくる。
うぅ、変だよぉ。お尻の穴からなにか入れるなんて、絶対変だよぉ。なんか背筋がぞくぞくして気持ち悪い……!
「柊、これ見て」
冬雪はボクのお尻の穴から繋がってる赤い『管』を振ってボクに見せ付ける。
んぅ……。冬雪が管を振る度に、お尻の穴が左右に刺激されて変な感じがする。
「ほら良く見るの」
「……ん…」
冬雪が握ってる部分は丸く膨らんでいて、その先からはまた管が続いている。いつの間に準備してたのか知らないけど、1.5リットルのペットボトルに先っちょは浸けられていた。
冬雪の握ってる部分はまるでポンプみたいだった。
「…………」
それって……。
「柊、やるわよ?」
「……う、嘘? や、やだっっ。こんなところで!」
信じられない。
まだ誰か校舎に残ってるのかもしれないのに。
でも、冬雪はボクの言い分なんか聞いてくれずにポンプを握り潰した。
「……んっ…」
ぐーっとおなかの中になんか入ってきた。なに今の? 液体じゃない?
今の……空気だ。あ、まだポンプにぺットボトルの液体が吸われてなかったんだ。でも今ので、液体は吸い上げられたみたい。次は……。
冬雪がまたポンプを握った。
「――――ぁ?」
お尻の穴にヒヤっとした冷たい感覚と一緒に、ちゅるちゅるっと液体が入ってきた。
さ、されちゃった……。
こんなトコで。やだ。
冬雪はボクの見てる中、何度も何度もポンプを握り締める。
「―――んぅ?―――あぅ――――」
お尻の穴からいっぱい入って来る。変な気持ちだよぉ、こんなの。
ちゅるちゅるって水みたいなのが入って来るの。なんか……コレされる度に、お尻の穴がその……変なの……。
「…ぁぅ……!?」
やだぁ……。おなかが痛くなってきた。トイレいきたくなってきた……。
「……ま、待って冬雪……!」
「〜♪」
冬雪は待ってくれない。鼻歌唄いながらポンプを握り続ける。
うぅ……。おなかの中にすっごい圧迫感があるよ。お尻の穴もじんじんとして、漏れちゃいそうだよ。
「…………」
わかってるもん。冬雪は絶対にボクをトイレなんかに行かせてくれない。絶対目の前でさせるんだ。もう、それがわかってるから、今我慢してるボクがすごくバカみたい。
でも、そう分かってても、今、自分から漏らすこともできない。自分から人前で漏らすなんてコトしたら、後戻りできなくなっちゃう。
「――――うぁ!?」
おなかが鈍く鳴ったと同時、ボクの意志とは無関係に出ちゃいそうになった。全身から冷汗が滲み出る。
やだっ。やだぁっ。
何度も見られてるけど、やっぱり絶対に見られたくないよぉっ。こんなの。非道いよっ。
「……お、お願いっ、冬雪…………もうやだ……こんなの………許してよぉ………」
目が熱いと思ったら、ボク、また泣いてた……。
「どうしたの、柊? 泣いちゃって。さっきも泣いてたよね?」
「……ほ、ほっといてよ………くぅっっ……!………あ!? だ、だめっ!?」
お尻からぴゅっと少し漏れた。
「柊ぃっ。汚いでしょっ。漏らしたらダメっ!! やーね、ちょっとにおうじゃないっっ!!」
また、冬雪は言葉でボクを苛める。苛められてるだけだって分かってても、そんなコト言われたらものすごく恥ずかしい。
「………ぅぅ〜……!」
出る……。もう我慢なんてできないっ。おなかいたい……!
「柊、勃ってるわよ……」
「…ぁ……!?」
冬雪の冷たい手が、ボクのあそこに触れた。
ボク、勃ってるの……? 嘘……?
「浣腸されて感じるようになったんだ……?」
「……ち、違うぅっ……!」
「あたしにお漏らしするところを想像して、勃っちゃったんだ?」
ボクは必至に首を横に振った。分かってるよ、冬雪はボクを言葉で苛めて喜んでるんだ。
管が抜かれた。
でも、ボクが漏らすよりも先に、冬雪はなにかをお尻に差し込んできた。
「―――い、痛ぁっ!?」
お尻の穴にそれは入ってくるけど、どんどん太くなってくる。さ、裂けちゃうっっ……!
「――――ぁ?」
不意にそれはちゅぽんっと、お尻の穴に吸い込まれるみたいに入った。もう痛くない……?
ううん、入ったわけじゃない。今もお尻の穴には細いなにかが引っ掛かっている。なにこれ……?
「それ、ストッパーっていうの。栓のこと」
せ、栓って………そんな……。
ボクは半分漏らすのも覚悟の上で、お尻の穴に力を入れてみた。
「……っ」
ホントに出ない。
ボク、お尻に栓されちゃったの……? ボク、本当に冬雪の玩具みたいになっちゃったの……?
冬雪はボクの下着とズボンを戻して言った。
「ちょっと遊びにいくわよ」
ゲームセンター連れていかれて。(おなかがいたくて1時間経過)
商店街連れていかれて。(おなかがいたくて2時間経過)
それから、今はハンバーガーショップにいる。(もう気分が悪くて吐きそう)
うぅ。胃の中まで気持ち悪くなってきた。さっきから目眩もするし。だめ。死んじゃう……。
「……冬雪ぃ………もう許して………死んじゃう………!」
「あんた、さっきからずっとそれ言ってるじゃない。まだ余裕あるんじゃないの?」
冬雪は呑気にハンバーガーを頬張りながらそんな事を言う。非道いよぉ。
おなかはドコドコといった感じでずっと鈍く痛む。椅子に座ってるから、ちょっと身を捩っただけでも、お尻の穴に入れられた栓が動いて気持ち悪い……。
それからどこに連れていかれたんだろう?
もう何時間経ったのかもよくわかんない。
すごい貧血みたいな状態がずっと続いてる。おなかも痛い。病気になった時みたいに身体が重い。
「―――ぁ」
倒れかけたボクは、冬雪に受け止められた。
「大丈夫?」
全然……。
冬雪はボクを鉄棒の方に連れていった。あ、公園だったんだ……。夜だし。誰もいない。
「またがって」
「えぇ……?」
「またがるの!」
冬雪に半ば押されて、ボクは鉄棒にまたがされた。
「……ぅぅ…」
ちょっと高くて、足が届かない。体重が全部股下に掛かって痛い。ボクは両手も棒につけて、何とか体重を分散した。
「もうおなかも限界とっくに通り越してるでしょ?」
「……うん」
「出したいでしょ?」
「…うん………んぁ!?」
いきなり冬雪がボクの肩に手を掛けて、体重を乗せてきた。
「―――――ぃ、痛っ!!」
や、やめて……! 股が痛いぃ……!
あぁ。おなかも力がかかって苦しいよぉ。
冬雪は何度もジャンプして、ボクに体重を掛け続ける。
その度にボクはおなかに力が入って死にそうになる。あぅ。
「せーのぉっ……ていっ!!」
「―――!?」
冬雪がボクに飛び乗ってきた。乗ったまま。降りてくれないっっ。
「〜〜〜〜!!」
あんまりおなかに力入れたら、硬い何かがお尻から飛び出した。
熱いものがお尻の穴から外に広がってく。お尻の山のところに熱いのが広がっていく。
漏らしてるっ。ボク、こんなトコで漏らしてるよ。
すっごい恥ずかしい音立てて、こんなとこで、冬雪の見てる前で、ズボンの中にお漏らししてるんだっっ……! 生温かいよぉ。
うぅ。止まらないよぉ。いっぱい出るよぉ。お尻に生温かいのがぬるぬるして気持ち悪い……!!
やだ、においもあるよぉっ。
自分でもこんなにおいするんだから、冬雪にはどんなにおいがしてるのか考えただけでボクは涙がぽろぽろ溢れた。
それでも、ボクはおなかの中のを出し続けた。
気持ち悪い……。
双子のふゆき・ひいらぎ(4)白昼編
おしまい。
ちょと今回はひいらぎ視点にしてみたですが、どーでしょうか?