【異能】黄昏の学園39【異端】

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1 ◆ONICNlGmhA
舞台はとある学園、人ならぬ『力』を得た少年少女たちの物語である。
彼らはその力の存在に惑い悩みつつも、同じような『力』を持つものたちと、時には敵として、
時には味方として対峙しながら 力を合わせて様々な奇怪な事件に挑み、その闇を暴いていく。

【ルール】
・煽り、荒らしは華麗にスルー。
・異能が認知されていない普通の現代日本設定なので、民間人やその他能力を持たないキャラハンの参加も可能です。
・スレの性質上、強姦や特殊プレイも可ですが、きちんと相手の了承を得ましょう。
・いくら戦闘モノだからとはいえ、険悪な展開はやめましょう。(過度の確定、相手を無視するロールなど)
・最強設定は勘弁してくださいお願いします。
・能力は使い魔、サーヴァント、念、核金、魔術、法術、変身など基本的になんでもありです。(強力すぎなければ)
・名無しさんも一発キャラでどんどんご参加ください。
・本校は幼等部から大学部まで有しており、留学生との交流も盛んです。
・同時進行、ロール割り込み、自作自演はマナー違反です
 マナー違反をしても明確なペナルティが架せられることはありませんが、
 繰り返していると見えないものを失っていくという自覚を持ちましょう。

テンプレ
【名前】(読みも)
【年齢】
【性別】
【身長】
【3サイズ】
【容貌】
【能力】
【希望】
【NG】
【弱点】
【備考】

前スレ
【異能】黄昏の学園38【異端】
http://pele.bbspink.com/test/read.cgi/erochara2/1306517754/

【異能】黄昏の学園避難所91【異端】
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/otaku/5556/1310386364/
2奏 永久 ◆ONICNlGmhA :2011/07/19(火) 20:58:03.04 ID:frIExmyg
【名前】奏 永久(かなで とわ)
【年齢】 16
【性別】 女
【身長】 162cm
【3サイズ】 B94(68)W58H86
【容貌】
艶やかで癖のない漆黒の髪(長さは膝裏まで達するほど)。右目黒、左目茶(カラーコンタクト着用で黒)。奏鬼眼発動時、睫毛のみ銀色、瞳が金色に。
奏鬼眼発動中、感情が極端に昂ぶると髪も銀髪になる。ゆったりとした服装を好む。
【能力】
奏鬼眼:第五十二代奏鬼眼継承者≪奏宗家当主≫の証である額に一つ、両目に各一つづつ顕現する金色の眼。
     立ち上るオーラが鬼の角のように見える。≪奏≫の人間が鬼と呼ばれる理由の一つ。
     傷や毒など異常を「癒す」効果を体液に付加させる。 効果を出す際に霊力で刺激する必要がある。
     
その他:身体能力こそ常人並だが、柔系の体術、霊術などを扱い受けることに特化している。

【武器】
柳鬼:「りゅうき」。手の甲と拳を覆うような手甲と浅葱色の飾り布で構成された、利き手とは逆に装着する手甲。
    飾り布は霊力を受けると形状等を変化させる性質を持つ。(元の面積は超えない)
    弾薬の補充などが難しくなったためこれと短刀を一本持っている。
               
【希望】気分次第ですがまぁ、主に雑談戦闘などを望みましょう。
【NG】排泄物を強調したスカトロは勘弁してもらいたいです。損傷は治っちゃうこと前提なら。
   相談なしのエロール。
【弱点】    
・奏鬼眼(攻撃されると威力に比例して思考に霞が掛かる。)  ・吸血など体液を奪う攻撃方法 
・まったくの無機物 ・左側からの攻撃 ・物理的攻撃力が低い  ・遠距離

【備考】
人と異形の共存を望む≪奏宗家≫の当主。
なんかいろいろ吹っ切れた。
とりあえずできることをやることにして、望むものを望んでみることにした。
高い行動力と、傍若無人な性格を合わせ持つ。押し付けがましい性格が災いして「働き者の無能」を地で行くこともしばしば

現在異能、異形の保護を主な目的とし、≪人非≫へ霊的技術の一部譲渡を約束した。


【プロフ投下でアリマス。待機していきます。】
3龍岬 壱耶 ◆4waHkiVfl2 :2011/07/19(火) 21:19:32.99 ID:i/JkdlaH
【名前】 龍岬 壱耶(りゅうざき いちか)
【年齢】21歳(大学二年)
【性別】 男
【身長】 170cm 65kg
【性格】 好奇心旺盛で祭り事大好き。また結構な世話焼きでもある。座右の銘は「弱肉強食」。
【容貌】
全体的に長めの黒髪。(後ろは背中が隠れるくらいで纏めている)。
瞳の色は黒。鼻に傷有。右肩から腕にかけて「黄龍」の刺青。
普段の服装はラフ・カジュアル系を好むが、
「仕事」の時は黒のスラックスにサスペンダー、黒のカラーシャツにロングトレンチコート、黒の帽子という出で立ち。

【能力】
我流の格闘術(足技主体)と気功術の達人(マスター/「外功」と「内功」)。
また「気の流れ」で気配を読み取る事が可能。(気配を消された場合はこの限りではない)
・「外功」…主に身体強化。10m位の高さから落下しても骨折等はしないし軽機関銃程度までの弾丸なら弾く事も可能。…が痛いものは痛い。
・「内功」…主に治癒力強化。体内に入り込んだ毒物の浄化や外傷の回復促進。他人に施す事も可能。また怪我の程度により治癒期間は左右される。
練り上げた「気」を使うことによって物体の硬度を一時的に引き上げる事ができる。(「内功/外功」の応用)
尚、「外功」は長くても一時間しか維持できない(「内功」も同時使用すると40分が限界)。その場合は極度の疲労に襲われ、最悪三日間寝込む事も。
(普段は「両方」使ってもおよそ5〜10分で解決してきている為)
・「内功」奥義《断空》…いわゆる「発頸」だがその威力は内臓器官を一時的に機能停止できる程。ただし放つ際にはほぼ0距離からでないと無効。

【武器】
「銃手甲(ガントレット)」…特殊な製法と仕込みを施された炭素製鉄の手甲(右腕専用装備)。
インパクトの瞬間に拳部分から純銀製の弾丸(1発が50口径マグナム弾と同等)×4発同時に放たれる。
装弾数は4発×3回で12発相当。尚、当然ながら昼間は外している(夜間限定装備)

【弱点】 「気功術」を用いた長時間戦闘からくる疲労
【希望】 雑談、日常、戦闘、エロール(要相談)
【NG】 排泄、衆道、後々影響が出てくる恐れがあるロール(要相談)

【設定】
祖父の影響で幼い頃より徒手空拳(この頃は主に気術)に興味を持ち三歳の頃に祖父と共に中国(武林の一門)へ修行に。
その後修行に励み頭角を現し、次期当主候補にまでなるが祖父が死(異形に殺された事)をきっかけに18歳の時日本へ帰国。
現在は祖父の知り合いの「華僑」の人達の「中華街」で世話になりながら大学に通う傍ら、活動中(異形狩)。
また「黒社会(白龍:パイロン)」でも顔が効く為、荒事の仲介や用心棒まがいな事を時々「バイト」(この時ばかりは飛龍(フェイロン)」)としてやっている。
両親は現在海外(フランス)在住で父親は豪華客船の船長、母親は有名ファッションデザイナー。
この為普段はメールでの連絡がメインなのだが、一家団欒と称して集合がかかるのは年1回(不定期)の約束事となっている。

【新スレ立てオツカレであります、プロフ投下させてイタダキマス】
【そしてこんばんわ。 もしよろしければ、お相手として立候補してみたいのですが…如何でしょうか?】
4龍岬 壱耶 ◆4waHkiVfl2 :2011/07/19(火) 22:04:06.14 ID:i/JkdlaH
【?どうやらいないのかな…またの機会にしましょうかね…。】
【それではお邪魔しました…撤収】
5名無しさん@ピンキー:2011/07/19(火) 22:49:46.77 ID:gR9HRmKw
寝落ちですか奏さん
6名無しさん@ピンキー:2011/07/19(火) 23:54:47.30 ID:iFQMkTAz
謝罪しろ
7名無しさん@ピンキー:2011/07/20(水) 20:27:15.75 ID:sKKObPUh
脱いで詫びろ
8名無しさん@ピンキー:2011/07/20(水) 21:06:25.40 ID:+A0rdmo5
【名前】赤城 朱音(あかぎ あかね)
【年齢】17
【性別】女
【身長】171cm
【3サイズ】88/65/92
【容貌】切れ長の黒目に腰辺りまで伸びた長い黒髪
服飾は一切身に付けておらず髪も結っていない
女子のたしなみ程度に化粧をするくらい
老成して見えるが老けてはいない
【能力】ESP(超能力)

・状況把握
物事の状態、状況、特性、内面等を瞬時に把握する能力
第六感を任意に発動させられると考えても良い
テレパシーと似た力だが、相違点は『知る』のではなく『理解』するという点と、
意思を持たない非生物に対しても使用可能な点

・念動力
目に見えない触手を伸ばす力
物を持ち上げたり打撃を加えたりできる他、気を高めることで高温にする事も可能
出力は当人の地力に左右されるので、
ぶん殴る以上の衝撃を発生させたり朱音のキャパシティを越えた重量を支える事はできない
射程は約五メートル

・縮地
空間の座標と座標を捩じ曲げ結び付け移動距離を短縮する
移動を行う為には様々な制約が存在する
所謂テレポート

・心裏読解
脳へ直接念力を送り込み会話をする事が可能
相手もESP能力者でなければ会話は一方通行になる
所謂テレパシー

【希望】事前に相談があれば基本何でも
【NG】極度のグロスカ
【弱点】・身体能力はごく平均的な女子高生のそれと同じ
・元一般人なので長時間の能力行使に脳が耐えられず使い過ぎると自滅する
・ESPに目覚めたばかりなので射程も短い
・『状況把握』以外の能力行使には『溜め』が必要
・性格上チームプレーを嫌う
【備考】無感動、無関心、無干渉がモットー
常に敬語で礼儀正しく振る舞うが酷い毒舌家
異能者の動向を探るため、とある人物の命令で学園に潜入する
鋼のような精神力を持つが、表情も鉄面皮
仏頂面で心象が良くないので明らかに人選ミス

【スレ立てお疲れ様です】
【プロフだけ投下させていただきましょう、それではまたいずれ】
9兵部 晶 ◆oWbpNIMs9M :2011/07/20(水) 23:33:41.86 ID:PPsTWDPw
【前スレ642より】


…優しいな、君は。
そう言われてしまうと、もう冷たい事はできないじゃないか。

(恥ずかしそうに、それでも嬉しそうに視線を逸らす晶)
(端から見れば、まるで相思相愛のカップルのような雰囲気を醸し出しながら)
(傍らで、照れ隠しなのか奇怪なダンスを見せる少女を、実に微笑ましそうに眺めている)

(そして急に詰め寄られ、晶は思わず上体を逸らした)
(好きになったとストレートに訊かれ、途切れ途切れに言葉を出しながら、口をもごもごと動かしている)

…ま、まだ会ったばかりだし、そこまでは分からない。
けど、少しずつ気になりかけているのは確か、かな。
そこから先は、これから知っていけばいいだろ?

(最後ににこりと満面の笑みを見せると、晶は立ち上がった)
(か細い力でリャナンシーの手を引っ張り、行こうと促す)

ダメだ、この街には君よりもっと危険な化け物が溢れているんだ。
そんな危険な場所に君を置いてはいけない。さ、行こうか。

(ふと、首を傾げ)

…と、やはり名前がないとやりにくいかな。
君には、何か名乗りたい名前とかはないのか?



【前スレから引き続き、お借りしますね】
10 ◆Juli/dituo :2011/07/20(水) 23:51:15.21 ID:Sl6nagWs
そっか。
少しずつ………
(再び定位置に戻り、ブーツの爪先で足元の砂を小さく蹴る。)
(それでもまだ、嬉しそうなにやにや笑いは止まらずにいた。)
(だって、手を繋いでる。話しかけてくれてる。笑いかけてくれてる。)
(もうそれだけで胸の中が満たされて、このまま飢え死にしてもいいような気持ちになってしまう。)

うん、でも解かるわ。
人間の恋愛は、私達と違って色々と手順を踏むもんだって、姉さま達が言ってたから。
だから、私みたいにいきなり姿を作って出て行くなんて、言語道断だって。
本来なら、あの住処の周りの森で、少しずつ力を付けていってね……あ。
(兵部が立ち上がるのを見て、繋いだ手が解けないようにと、少女も立ち上がる。)

化け物?
妖精相手なら『協定』があるから、平気だけれど……他にも色んなの出るの?
(ぱちぱちと瞬きをして、首をかしげる。)

………ナマエ?
晶、みたいな?
私なんでもいい。
(言いつつ、きょろきょろと辺りを見渡して、街灯にたかる茶色の蛾を見つけ指差す。)
あれは?あのナマエは?
あれにしようよ、ひらひらしてる動きが可愛いわ。
あっ、でもやっぱり………私あなたに付けて欲しい。
11兵部 晶 ◆oWbpNIMs9M :2011/07/21(木) 00:08:48.15 ID:ozJ0lrS8
ふぅん、君達は住処の周りだと、何か力が得られるのか?

(『妖精の住処』というのは伊達ではなかったようだ。
 あの辺りには、妖精らが何か結界のような物でも張っているのだろうか)

ああ、それは勿論。
凶暴な犬のようなものから、人型の生き物まで。特殊な能力を持つ奴らもある。
僕は、そいつらから人間を守る事を仕事としているんだ。
妖精協定…なんだか可愛らしいね。
妖精同士では争いはしてはいけない、みたいな?

(くすり、と指で口元を押さえながら訊ねる。この子はともかく、
 妖精という種族自体は、知能は高いようだ。少なくともコミュニケーション能力はあるらしい)

…蛾。moth。
やめよう、君には似合わないよ。夜の蛾より、昼の蝶の方がまだいい。
そうそう、あまり虫に容易く触れてはいけないよ。

(目を細め、飛んで光に群がる夏の蛾を見つめる。何というか、
 異形ならではの感性なのだろうか。普通の女の子なら、触れる事すら嫌がるだろうに)
(これから人間の姿を取って生きていくなら、それなりに
 日常生活を送らせるため、人間としての常識も教える必要があるだろう)

(名前を付けて、と言われ、困ったように眉を寄せる)
(そんな重大な事を人に任せるなんて、と言いかけたが、
 また蛾みたいなものの名前を望まれては困るので、うーんと少し考え始めた)

(やがて、ちょっと照れくさそうに、その名前を口に出す)

…そうだな。
じゃあ、『メリル』なんてどうだろうか?
12 ◆Juli/dituo :2011/07/21(木) 00:30:42.57 ID:VuiZiD/I
うん。
あそこに居れば、お腹が空いても死ぬことはないわ。
それに、あそこの草木は、私達にとって特別な力を持つ物ばかりなの。
妖精王様がくれた、人間界での私達の居場所よ。
そういうポイントは他に幾つもあるけれど、私はあそこ出身だから、特にあそこの力には敏感なの。
(あまり物を知らない少女だからこそ、自分が知っていることを問われると)
(得意げに胸を張って話しだす。)

え…怖い。
(異形の説明をされて、思わず兵部へぴと、とくっつく。)
(ぷるんと震えると、怯えたような表情で兵部を見つめた。)
じゃあ、任務っていうのはそのお仕事なのね。
(そっと繋いでいないほうの指で、兵部の頬に触れる。)
(渇いた血が、ぽろぽろと少しだけ零れ落ちた。)
可愛らしいの?
妖精は、欲望に忠実なのが多いからね。
ちゃんと協定を作っておかないと、たちまち戦争になってしまうのよ。
(口元を押さえ笑っている理由は、よく解からなかったけれど)
(兵部が笑うと、それだけで嬉しくなってしまう少女は、にっこりと笑い返した。)

が…もす?
(繋げると、少し名前っぽく感じなくもないが)
(少なくとも少女の姿に付ける名前ではない。)
昼のちょう…って、あれと同じひらひらの?
私、住処でたくさん見たわ。
………いけないの?
なんでかな……でも、あなたがそう言うのなら、もう触らないわ。
あなたの言う事なら、なんでもきくの。
あの、ゆりかって娘も殺さない。
虫も触らない。
(けっして同列に並べるような事項ではないのだが、少女にとっては同じ事だった。)
(好きな人からの言いつけは、自分の命に関わらない限り、守る。)

(考えている様子の兵部を、わくわくとした表情で見つめる。)
(やがて告げられた名前に、嬉しそうに笑って)
メリル……可愛い。
嬉しい。
(繋いだ手が離れて、とととっと走り出す。)
(少し行った先で、くるりと兵部の方を振り返り、嬉しそうに何度も回ってみせる。)
13兵部 晶 ◆oWbpNIMs9M :2011/07/21(木) 00:57:42.28 ID:ozJ0lrS8
…やはり、君達は異界の住人なんだな。
この世界は、正直君達が住むには割と汚れているだろう。
どうしてこちらに来ようと思ったんだ?

(色々と妖精に関する情報を、知識として蓄えていく。本音を言えば
 こちらにはあまり関心はないのだが、いずれは何らかの役には立つかもしれない)

ああ、すまないな。
だから、夜間も家を空ける事が多いんだけれど…一人でお留守番、できる?
…そういえば、君は自分の意志で他人にはなれたりするのか?

(こびり付いた血を払ってくれたリャナンシーの少女に礼を言い、
 ふと訊ねてみる。あまり独りにさせ過ぎると、やはりワガママを言うだろうから)

欲望に忠実、か。可愛らしい外見に似合わず、意外と素直なんだな。
でも、僕はそんな所も嫌いじゃないけれど。

(自分が接触した妖精は彼女だけだが、欲望に忠実と言うよりは、
 善悪の判断が付かず、ストッパーのない子供のようである)
(―――だからこそ、この場合はいい)

…そうか、君はとてもいい子だね。
ふふ、やっぱり君の事、なんだか好きになってきそうだ。

っと…こら、夜道でそんな事をしてはいけないよ。もし転んだら怪我をしてしまうだろ?

(心底嬉しそうに笑うリャナンシーの少女、メリルに
 満足そうな表情を見せ、言葉だけたしなめる。―――不意に、
 ズキリと心が痛んだ気がしたが、気のせいだと無視する事にした)
(偽善はもういいだろう。元より手段を選ばないのが、自分のやり方だったはずだ)
(だから――――)

喜んでくれて何よりだよ、メリル。――――。

(無邪気に回る少女へと近寄り、微笑みかける。そして、目があった瞬間)
(そっとその細い肩に手を置くと、不意に唇を重ねた)
14 ◆Juli/dituo :2011/07/21(木) 01:15:41.65 ID:VuiZiD/I
(兵部の問いに、驚いた表情を見せる。)
(なんでって、そんなのは愚問だ。)
だって、好きな人がいるからよ。
どんなに汚れた場所でも、どんなにお腹が空く場所でも、かえられないわ。

おるすばんて?
一人で待ってるってこと?
(こくん、と頷くと、金色の髪がゆらりと揺れる。)
出来る。
だって、待っていればあなたに会えるんでしょう?
あなたが強く思い浮かべてくれたら、それとほんの少しの精気と。
今の姿は、まだ生まれたばかりだし、人間の精気は摂った事無いから、少し時間かかったけれど。
あなたが手伝ってくれるのなら、そんなのすぐだわ。
それと、私が私本来の姿に戻ると、あなた以外に私の姿は見えないわ。

………!
(嫌いじゃないと言われて、少女の心は最早有頂天を通り越し)
(いったいどこまで上り詰めるのか解からないほどに、高く高くへと舞い上がる。)

好き?嫌いじゃないって、好き?
好きになってきそうだ、って、好き?
(嬉しさのあまり、若干日本語になっていない。)
(ぎゅっと両腕で自身の身体を抱きしめるような仕草をして、再びくるんと一回転。)
……あ、回るのもやらない。
(ぴたりと止まり、大人しく兵部が近づいてくるのをじっと見つめて待つ。)

(微笑まれ、肩に触れられて、恥かしそうに見つめ返す。)

――――っ

(柔らかな感触に、びっくりして目を見張る。)
(少女の身体から、強い月下香と蜂蜜が混ざったような甘ったるい香りが漂う。)
(コクリと小さく喉を鳴らし、目許を赤く染め上げながら、嬉しそうに笑う。)

……おいしい。
15兵部 晶 ◆oWbpNIMs9M :2011/07/21(木) 01:50:12.06 ID:ozJ0lrS8
―――――っ。

(グラリ、と視界が揺らぐ。踏鞴を踏むも、何とかその場に
 崩れ落ちる事は防げた。前もって予想していたおかげか)
(精気の摂取方法は、粘膜接触。面倒な手段は必要ないのはいい。
 些か盛り上げ過ぎただろうか?だが彼女の反応を見るに、代償を払った価値はあるようだ)

………はあ…はぁっ…。

(しかし、思った以上に体力を消耗している。これはリャナンシーの
 少女のせい―――では、ないだろう。既に先程から疲労感はあったのだから)

(もう理由は、薄々感づいている。自分の意志が弱かったせいだ。
 久遠ゆりかに愛される事は諦めたと言っていたのに。
 彼女の姿をしたこの異形により、またも心を乱され甘い誘惑に乗りかけてしまったから)

(それにより耐えられていた、度重なる戦闘や雑務の苦痛が、
 一気に襲ってきたのだ。元より晶は脆弱な体に対し、
 異常とも言える負荷を与えている。それを彼ならではの、
 常に一方行へだけに傾き過ぎた心によって、無視しているだけだ)
(故に精神が揺らげば、肉体への負担も大きくなる。
 そして今はゆりかの体を治す手段探しを始め、瑞谷愛華を狙う組織の
 手掛かり、魔神・藤姫と戦う為の打ち合わせや訓練など、
 あたかもゆりかへの想いを忘れようとせんばかりに、激務に自分を追い込んでいたから)

(だから、勝手な話だろうが、少なくともその分は彼女に補ってもらうとしよう)

…気に入ってくれたようで、何よりだ。
そうだね、なるべく早く帰るようにするから、良い子にしているんだよ。
ああ、そうなんだ…それなら、学校でも一緒にいられるかもね。
と、学校なんてまだ君は知らないかな。

それと、やはり同じ人間が別の場所に居るのを見られると
マズいから。家に帰るまで、ひとまず元の姿に戻れるかな?

(呼吸を整え、やや危なげながらも姿勢を正す)
(自分以外の人間に感知する事はできない。これは良い情報だ。
 感知タイプの異能者は分からないが、それなら大抵の場所に侵入できるだろう)
(それだけでない、姿を偽ることも出来る。やはり容易く切り捨てる事はなかった)



【すみません、お待たせしています。この後特に先輩が
 されたい事がないようでしたら、そろそろ〆にしましょうか?】
16 ◆Juli/dituo :2011/07/21(木) 02:06:37.41 ID:VuiZiD/I
……あっ
(息があがり、少しふらつく兵部を見て、メリルは慌てて彼の肩を支えるようにして触れる。)
ごめんなさいっ
私、取り過ぎたの?
は…初めてで……加減が…ほんの少しだと思ったのに……ごめんなさいっ
今度から、気をつける。
大丈夫?ごめんね…ごめんなさい。
(不安いっぱいといった表情で、兵部を覗き込む。)
早く、どこかで休もう?

がっこう?
一緒にいられるのなら、私どこだっていいの。
あなたのいう事をよく聞いて、大人しく出来るわ。
……元の姿。
(少し戸惑った表情を浮かべて、そしてすぐ兵部を見て、小さく頷く。)
(やはり、元の姿を好きな人に見られるのは、少し躊躇われた。)
(好きな人の心の中にある、一番の姿でいたかったから)
(でも……その人が、そう言うのなら――――)

――――
(ふるりと首を左右に揺らすと、金色のウェーブがかった髪の毛は、おでこの真ん中でわけられた)
(腰に届く長いストレートになって、少女が身動ぎするたびに、銀色から薄紫へと、まるで蝶の羽のように変化する。)
(瞳は大きく、蜂蜜色と桃のジャム。唇は、血のように赤く、肌はペンキで塗られたような純白。)
(小さく首をかしげると、月下香の匂いとともに、蒼く光る鱗粉が髪から零れ、地面に落ちる前に幻のように消えた。)
(身長はゆりかよりもう少し小さいくらいで)
(確実に違う箇所は、生まれたばかり…と言うには、やや豊かな胸元が、黒いシャツを押し上げていた。)

これで…いいの?
変じゃない?嫌いって、思わない?
あなたが、いいって言うのなら……この姿でいる。
ねぇ、顔色悪いわ。
ほんとに、ごめんね……


【いえ、大丈夫ですわ。その辺は、お互い様ですもの。】
【それでは、わたしは次くらいで〆で】
17兵部 晶 ◆oWbpNIMs9M :2011/07/21(木) 02:44:49.64 ID:ozJ0lrS8
…大丈夫だよ、君のせいじゃない。最近は少し無理をし過ぎたみたいだ。
ありがとう、家に着いたら横になるから。

(支えられ少し楽になる。その少女の表情を伺うと、
 本当に心配そうに、こちらの事を気遣っている)
(今更だが、思う。この子は想いの余り許されざる行動も取るが、
 それさえなければ、人の言葉も聞けるし人の事を思いやれる、いい子だ)

……………。
だが、それがどうした。

(一人、口内に止まる程度の言葉を呟く。無意識の内に、彼女に触れていない方の手を握り締めた晶)
(生かすか、殺すか。それに少年が出した答えは、折衷案のようで
 その実エゴにまみれた、自分勝手なものだった)

(即ち、『道具』として利用する。彼女は戦闘能力こそ期待できない
 だろうが、それを差し引いても、自分への愛情がある)
(これがどれほど強大な原動力になるかは、誰よりも
 晶は良く分かっていた。そんな人間が自分の思うがままに
 手足として使えるなら、非常に便利だろうと判断したのだ)
(妖精ならではの特殊能力も備えている上に、ゆりかの力に関する
 知識もある。どちらもあの少女を救う上では役に立つし、
 もし余裕があれば、組織の任務でも働いてもらおう)
(――――引き換えにこの程度の体力消耗と、コンビニで買える程度の愛なら、安いものだ)

――は。

(乾いた笑い。我ながら見下げ果てた外道だ。だがどんなに堕ちようとも、
 ゆりかは必ず救って見せる。彼女にどれほど嫌われ蔑まれても)

(そんな暗い決意を固め、自嘲するように歪んだ笑みを見せていた少年の前で、リャナンシーの少女が変貌していく)
(黙ってその様子を眺める晶。美しい蝶を連想させる、長い髪。
 先程彼女を傷つけた時に見せた、甘い色の瞳。キラキラと
 夜の闇に輝く鱗粉、ゆりかとは違う、女性らしい乳房)
(仮に並べて見たら、自分の感情的には久遠ゆりかの容姿を好むはずだ。
 だがそれでも、先程のリャナンシーによるゆりかの姿より、何故かこの姿の方が―――)

―――美しい。……っ!

(ハッと気付き、俯いてしまった晶のその一言も、果たして作り物だったのだろうか)
(再び顔を上げた晶は、やはり非の打ち所のない微笑みで)

彼女の姿も可愛らしいけど、その姿も綺麗だね。
…それじゃあ行こうか、メリル。
そう、僕の家には一匹の子猫がいるんだけど、傷付けてはいけないよ。
そしたら君を嫌いになるからね――。
18兵部 晶 ◆oWbpNIMs9M :2011/07/21(木) 02:46:47.97 ID:ozJ0lrS8
【大変お待たせしました、ゆりか先輩。それでは僕は、これで〆にしようかと思います】
【先輩の最後のレスを見届けさせて頂いてから、落ちさせて頂きますね】
19 ◆Juli/dituo :2011/07/21(木) 03:00:05.03 ID:VuiZiD/I
………っ
(一瞬―― 一瞬だけ、目の前のいとしい人の周りの空気が、黒く歪んで見えた。)
(妖精の心臓に当たる部分が、とくんとくんと、警戒音を鳴らす。)
(まるで、最初に招待を見破られたときの、恐ろしさと同じものを感じた。)

(けれど、今は、手に入れた幸せを手放したくなくて)
(警戒音は聞こえなかった事にする、無視する事にする。)
(ただ目の前の、好きな人がくれる笑顔だけを信じる事にする。)

(そして聞こえた、美しいという言葉。)
(俯く姿に、恥かしそうに笑いかける。)
……本当に?嬉しいわ。
あのね、私、あなたに会いに来られるようになるのに、精一杯で。
でも、あなたが求めてくれるのなら、時間を貰えたら、ちゃんと大人の姿に成長するから。
姉さま達みたいに、もっと綺麗になるね。

子猫……?
(どんな生き物だろう。)
(彼が一緒に住むくらい可愛がっているのだから、どんなに怖い生き物でも、頑張って仲良くなろう。)
(なによりも、嫌われたくない。)
(そう心に決めて、メリルはこくんと頷く。)
(そうだ、その子猫とやらに妖精の守護をあげよう。)
(もっと力を付けたら、大切なこの人にあげてから、その次に子猫にあげよう。)
(兵部の言う『異形』は、まだ見たことが無いけれど、妖精の守護さえあれば、他の妖精は彼に手出しできないはず。)

〜♪
(歩きながら、鼻歌程度の小さな鈴の声で、不思議なメロディーを紡ぐ。)
(少し想像と違ったけれど、でも、自分は好きな人と一緒にいられることになった。)
(リャナンシーとして生まれて、それは一番幸せな事。きっと、そうに違いない。)
(初めて感じた幸せを噛み締めながら、手に伝わる暖かさを感じながら、夜道を歌いながら歩いた。)


【それでは、わたしはこんな感じで〆かな。】
20 ◆Juli/dituo :2011/07/21(木) 03:03:02.38 ID:VuiZiD/I
【っと、りろみす。】

【それでは、2日間にわたりお付き合い頂きまして、ありがとうございます。】
【なかなか新鮮でしたわ。同性だと、わたしのしゃべり方って抜けないんだなぁ…っと、痛感ですわね。】
【とても、楽しかったですわ。】
【この子は、晶くんの都合の良いように使っていただいて大丈夫ですわ。】
【晶くんに影響されて、そのまま育っていくと思いますので。たまご○ちみたいなものですわね。】

【また、遊んでくださいませね。】
【それでは、おやすみなさいませ。晶くんに良い夢を…】
21兵部 晶 ◆oWbpNIMs9M :2011/07/21(木) 03:08:13.73 ID:ozJ0lrS8
【はい、確認させて頂きました。綺麗な〆を頂き、ありがとうございます】
【当初の予想とは大分異なった流れに行きましたが、それが故に
 とても楽しませて頂きました。新しいネタもまた一つ頂きましたし】
【二日間に渡るロール、ありがとうございました。また先輩と
 ロールできる日を心待ちにしていますね。お疲れ様でした】
【それではお休みなさい、ゆりか先輩、メリル。ノシ】
22名無しさん@ピンキー:2011/07/21(木) 16:55:21.47 ID:M8zld9YF
22
23日輪 橙子 ◆chL0Gd0AHaUy :2011/07/21(木) 23:39:51.07 ID:1nqzwUab
【名前】日輪 橙子(ひのわ とうこ)
【年齢】16
【性別】女
【身長】151cm
【3サイズ】87/61/80
【容貌】赤みがかった茶色の長髪、ちょっと釣り目気味の瞳。
    ちょっとだけ丈を詰めたスカートに袖余りの服がお気に入り。
【能力】
・熱あるいはエネルギーを操る
通常の攻撃に熱によるダメージを付与する、またはエネルギーの塊を発射し攻撃するなど
自分自身の身体をエネルギー体に変換し、物理的な干渉をスルーすることも可能
ただしこの場合、体の一部分を元のまま残しておかなければ元に戻れなくなる。
【特徴】
・味覚の欠如
ものの味がわからない。その他の感覚は正常。
そのためもっぱら食事は単なる栄養補給で、サプリメントなどで済ませることも多い。
食欲というものが満たせない分、他の欲求が強まっている面も。

・耐熱
熱を操るため、熱による攻撃に対しては耐性が高い。

【希望】日常、戦闘、エロールも○
【NG】生死に関わる行為、スカ
【弱点】
物理攻撃に対する耐性の低さ、エネルギー体時も残った生身の部分を攻撃されると
エネルギー体を維持することが出来なくなる。
身体能力は常人以上化け物以下、身体能力的な遅れを取ることもしばしば
また膨大なエネルギーを消費するため、体力の消費が激しく継戦能力が乏しい
【備考】
フリーで化け物退治の依頼を受ける女子高生
能力自体はいつの間にやら目覚めていたらしく、化け物退治はお小遣い稼ぎ感覚。
本人曰く、援助交際よりはいいバイトでしょう、とのこと。
家族はみな一般人で、夜遊びを繰り返す娘に無関心な親という
典型的な家庭崩壊の様相を呈しているが、本人はあまり気にしていない。
ただもともと料理好きだったので、味覚の喪失については結構堪えているようだ


新参者の登場ですよ、っと。
とりあえず今日はこれだけね、ちょっと待機してる時間はないから。
また後日来させてもらうさ。その時にはよろしくしてほしいね。
それじゃっ♪
24日輪 橙子 ◆chL0Gd0AHaUy :2011/07/22(金) 15:52:53.68 ID:psrd3ZsY
やれやれ、と妙な時間に暇んなっちまった。
仕方ないからしばらくお邪魔させてもらうよ。何をするかは応相談ってことで。
25日輪 橙子 ◆chL0Gd0AHaUy :2011/07/22(金) 16:55:46.41 ID:psrd3ZsY
流石に時間が悪かったかな、今日のところは撤退っと。
また会いましょう、縁があったら。
26名無しさん@ピンキー:2011/07/22(金) 21:54:28.79 ID:uXO7ljBF
わっち
27名無しさん@ピンキー:2011/07/23(土) 08:23:17.95 ID:u/NCVJF2
うん
28アンジェラ ◆rdAV3DcvpI :2011/07/23(土) 21:18:52.77 ID:F7OaR//0
【名前】アンジェラ・『ウィーク』・トルーマン
【二つ名】「ミス・ウィーク」「英国の焼肉提督」
【年齢】17歳
【性別】女性
【身長】165cm
【3サイズ】88:60:82
【容貌】肩までまっすぐ伸びる黒髪。肌はやや白め。
    細い眉と大きめの黒い瞳が少しきつそうな印象を与える。
    やや筋肉質で、運動の得意そうな体型。
【能力】魔法
    分厚い『呪文書』を手に持ちページを開くことでそこに書かれた魔法を使うことができる。
    紆余曲折の後に曜日による制限は無くなり、いつでも多種多様な魔法が使えるようになったが魔力量による制限は健在。
    ・魔力量
     それぞれの魔法にはLV0〜3が存在し、彼女のその日の魔力量で使えるLVが左右される。
     (LV0=その魔法は使用できないという状態)
     未熟な魔女であるため、自身で十分な魔力を捻出できず、生物の体液や肉を摂取して捻出する。
    ・『魔女』
     呪文書を通じて、自身のオリジナルである『魔女』とつながっている。
     『魔女』は呪文書無しで多彩な魔法を使えるが、一度に複数の魔法を使えないのは同じ。
     魔女とはもともとは別人格であったが、根源が同じであるため容易に乗っ取られる。
     次第に魔女の人格(=オリジナルの人格)と融合しつつあるが、当人はその事に特に抵抗はない。
【希望】会話、戦闘等
【NG】グロ、スカ、リセットが必要となるもの(要相談)
【弱点】多彩な魔法が使えるが
    ・どの魔法もそれほど強力ではなく、LV3でも生粋の「炎使い」や「超身体能力者」には劣る。
    ・呪文書を開かなければ使えない。
    ・一度に一つの魔法しか使うことができない(例:回復魔法使用中に身体能力強化魔法を使えない、時間魔法使用中に攻撃魔法を使えないetc)
    ・魔力量には限りがあり、無理な使い方をすればすぐに身体に影響が出る。
    ・魔法は決められた術式に基づいて発動されるものであるため、融通があまり利かない。
【備考】イギリスからの留学生。
    英国営機関で作られた、魔女の髪の毛から作られた魔女のクローン。情報集の為にこの学園に送られてきた。
    オリジナルは強力な魔女だったが、彼女はそれほど大きな力はなくすぐに魔力切れを起こしてしまう。
    機関の他の実験体に比べて冷静で精神は安定しているが、異能者としては最低レベルとされ扱う魔法とかけて「ウィーク」と呼ばれる。
    本人もそのことを認めているが、冷静である以上に責任感が強いため、危機に陥ることも。
    また、人道を外れるのを拒み、肉(牛や豚など)を食べることで微量ながら魔力補給している。
    そのためかバーベキューや焼き肉には異常な拘りがあり、
    焼き肉パーティーなどが行われた場合、留学先に強烈な印象を与えている。

【お久しぶりですが、待機させていただきましょう】
29瑞谷 愛華 ◆kO59iqwB7g :2011/07/23(土) 21:30:12.59 ID:IVjaq2/z
【名前】瑞谷 愛華(みずたに あいか)
【年齢】13 中等部1年C組
【性別】女
【身長】144cm
【3サイズ】71-54-77
【容貌】青みのかかったショートカット
【能力】〜水流操作〜
    空気中の水分を集合させ、それを自在に変化させて使用する
    現在:鞭状・球状・壁状・糸状
    
【希望】NGを除いて基本的に何でも
【NG】排泄や切断など、他にグロいことはダメです
【弱点】流行(特にファッション)・電気系統の攻撃
【備考】家族を初等部卒業前に事故で亡くして現在ペットのむーちゃん(椋鳥)と新聞配達のバイト生活
    ちなみに親権はアパートの大家さんで何かと世話になりがち
    住居は生活に困らない程度の小さなアパート 料理・裁縫など、家庭的なことが得意
    
    貧乏生活なので、専ら制服やジャージ姿でいることが多い(私服は稀に着る程度)
    能力発覚後は戸惑いながらもそれを受け入れ、「夜」の世界を生きていくためにその能力を使いこなすべく、
    日々体力トレーニングや能力を使いこなすための特訓を行っている
    最近大家さんの指示で携帯を持つようになったが使い方に悪戦苦闘している様だ
    
    程なくして未来の自分が自らを亡き者にしようと現代へと飛んできた
    しかし、どこかへと行方を眩ましている

【こんばんわですー♪】
【わたしで宜しければ立候補させて頂きたいと思うのですがー】
30アンジェラ ◆rdAV3DcvpI :2011/07/23(土) 21:38:43.21 ID:F7OaR//0
【こんばんは、お久しぶりです。是非よろしくお願いします、と言いたかったところですが】
【早い段階で中断しなければならなくなる恐れが出てきましたので、今回は申し訳ありませんが撤収させていただきます】
【またの機会に、是非よろしくお願いします。それでがは失礼します】
31名無しさん@ピンキー:2011/07/23(土) 21:41:20.35 ID:rURI860E
なんとまあ露骨な…
32瑞谷 愛華 ◆kO59iqwB7g :2011/07/23(土) 21:41:42.36 ID:IVjaq2/z
【了解ですー】
【残念ですがまたよろしくお願いしますねー】

【わたしは後しばらく待機させていただきますー】
33名無しさん@ピンキー:2011/07/23(土) 22:06:38.37 ID:Ho8cthjH
33
34瑞谷 愛華 ◆kO59iqwB7g :2011/07/23(土) 22:33:19.93 ID:IVjaq2/z
【それではそろそろ失礼させていただきますねー】
35伊達 三月 ◆.xhaLHc2Qg :2011/07/24(日) 11:57:56.88 ID:jhYynM4H
【名前】伊達 三月(だて みつき)
【年齢】15(高等部/一年C組)
【性別】女
【身長】167cm (147cm)
【体型】82/58/82(77/57/78)
【容貌】太めの眉、大きめの瞳
    肩に届く髪を首根で軽くまとめている
【能力】伸縮自在:触れた物の大きさを2割変化
    「梵天丸」を通して使用可能、巨大化した物質の質量は増加
    能力は重複せず、放置すれば5分で元に戻る
【希望】日常、戦闘ロール、などなど
【相談】スカ、グロ、エロール、重度の肉体損傷
【弱点】武器頼りの格闘術
【備考】普段は体を「伸縮自在」で大きくしている
    薙刀部所属の幽霊部員で薙刀袋に「梵天丸」を入れて持ち歩く
    お守りと称する三角形の皮袋には「鬼切り」が納めてある
    商店街の外れの伊達骨董品店の一人娘

    梵天丸:元骨董品で150cmの金属製の棍
    鬼切り:梵天丸に装着可能な霊力を帯びた正三角形の退魔の刃

【プロフの投下落ちです】
36媛名 葵 ◆YJKujNK4t6 :2011/07/24(日) 14:30:36.82 ID:A1zmmfGX
【名前】 媛名 葵(ひめな あおい)
【年齢】 18歳 / 3年 ※三年時編入
【性別】 女
【体型】 身長170cm 全体的にすっとした体型、胸もちいさめ
【容貌】 腰下まで伸びるストレートな黒髪に漆黒の瞳。普段はあまり表情豊かではない。
【能力】 ≪ 受 容 (レセプター) ≫
        強い力を自分に同調させて受け止める能力。霊媒体質に近い。
        他者の能力については相手側から移譲許可された場合のみ、一時的に受容できる。
【武器】 ・ 弐 式 (にしき)
        深凪伝来の霊体武器/刀型。真名は 『弐ノ完式 夜乃刀(ニノカンシキ ヤノト)』
        それ自体が意思/人格をもち使用者を選ぶのだが、現在行方不明。葵の手にない。
        普段は無形だが、現在は何か物及び人に憑依している可能性もある。
      ・ 暗 器 各 種
        糸、各種ダガー、針、圏、チャクラムなどの各種暗器/時に特殊破魔加工(ただし弱い)
【希望】 NG以外、相談次第 
【NG】 ハードスカ 妊娠 (※和姦と欠損などは要相談)
【弱点】 憑依/暗示/洗脳等の精神干渉を過度受容 魔術耐性が低い 実体のないもの/霊体

【備考】 異形/危険な異能者の狩りを主業とする非合法組織≪深凪(みなぎ)≫に所属。
      糸などの暗器多種と霊刀を得物とする事から、彼女の識別名は≪剣糸(けんし/ソードストリング)≫
      外見や丁寧げな口調とは裏腹に、真顔で冗談や人を喰ったような発言をする。
      幼い頃から組織で育ったので当主に心酔しており、微妙に世間知らず。たまに日本語がおかしい。
      だが、身体能力と戦闘経験値は常人以上。組織の建前上、能力は完全特異体質扱い。

【現状】  ≪深凪≫は、兵部晶の組織と協力関係にあり召喚士/モンスターハウスとは不戦協定を結んでいる。
      現在、訳あって≪弐式≫を手放してしまい、それ以降≪弐式≫が行方不明。それゆえ深凪八席の地位を剥奪された。
      何処かへと行方不明になった「弐式(=夜乃刀)」を探して夜は徘徊をしている。


【プロフィール投下落ち、です】
37名無しさん@ピンキー:2011/07/24(日) 14:34:47.89 ID:TmQOdB7K
ご苦労
38伊田満 ◆JOEATxYv1A :2011/07/24(日) 15:21:30.20 ID:QKbyKL0G
【名前】カタナシ
【本名】伊田 満 (イダ ミツル)
【年齢】17歳
【性別】男?
【体長】1〜200cm(175cm)
【容貌】
妖魔形態:もはや人としての原型を留めていない、もはや肉体のほぼ全てが黒いヘドロ状の物体。
     何処から拾ってきたのか、常に白地の仮面を被る。
人間形態:ヘアスタイルなど特に考慮していないようなボサボサの黒髪を持つ通行人A。
     以前とは違いちょっとパンダ目気味なのが気になるご様子。
【能力】名称『ジョーズ』
自身の体と、それに直接触れた固体・液体に対して『口』を憑ける能力。
本体が『口』を操作できるものの、その『口』が何処に繋がっているかは謎。
無機質に憑けた場合射程距離は半径20b程、
ただし、生命体に憑いた場合は対象のエネルギーを吸収して活動する為その限りではない。
裂傷等の外傷に対しては、傷口を『口』と化す事によってダメージを軽減する事が可能。

妖魔としての特徴として、そのヘドロ状の肉体により人間離れした行動が可能。
また、新鮮な屍に入り込み、その肉体のみを生かし動かす事を覚えたようだ。

【希望】戦闘
【NG】薔薇
【弱点】破魔・氷結・電撃に弱い。雨。
【備考】
人を信じる事が出来なかった、ある能力者の成れの果て。
人間と妖魔、二つの顔を併せ持ってはいるもののその本質は妖魔である。
顔に被る仮面の意向から妖魔時には退魔師に対して悪逆非道を尽くすものの、
人間時は生前?のまま、植物より平穏なボンクラ学園生活を送っている。

【伊達 三月 ◆.xhaLHc2Qgさんとのロールにお借りします。】
【書き出し、少々お待ちくださいませ。】
39伊達 三月 ◆.xhaLHc2Qg :2011/07/24(日) 15:27:12.24 ID:jhYynM4H
【伊田先輩、よろしくお願いします】
【ごゆっくりどうぞ〜】
40伊田満 ◆JOEATxYv1A :2011/07/24(日) 15:47:02.50 ID:QKbyKL0G
(某月某日、天気は今日も雲一つない快晴。)
(時期で言えば梅雨も空け、学園が丁度夏休みに入った頃。)

(場所は某所遊園地。決して有名ではないものの、学園からは最寄の大型レジャー施設だろう。)
(2枚のチケットを財布から覗かせながら、入口傍の日陰で佇みパタパタと手で顔を仰ぐ。)
(たまたまチケットを余らせていた級友に頼み込み、何とか二人分譲って貰ったものだが、)
(土産の一つや二つでも買っていかなければならないだろう、少しばかり財布の中身が心配になる。)
(前であれば休みであろうと遊園地など歯牙にもかけず、家でのんびりしていたものだが)
(今は怠惰に休みを貪れない理由があった。)

…ん、来た来た。
みつきー、ここここー!
(家族連れの群の彼方、遠くに見える人影を目ざとく見つけ、)
(分かりやすいようにと声をあげ、大きく腕を振った。)
(視線の先に居るのは、今自分が此処に居る理由の少女、伊達三月。)
(今日は彼女とのデートの日だった。)

【おまたせしました。】
【それではよろしくお願いしますね〜。】
41伊達 三月 ◆.xhaLHc2Qg :2011/07/24(日) 15:55:15.71 ID:jhYynM4H
ん…、やっぱり落ち着かないなあ…。
(肩が軽いのはいいけど、そのせいで妙に落ち着かない)
…置いてくるんじゃなかった。
(はあっと、溜息をついても後の祭り)
(大切な相棒、梵天丸は部屋でお留守番中だったり)

伊田先輩、何処かな?
(乱れてはいないかと、頻繁に髪に手が伸びてしまう)
(いつもは簡素な髪留めも、蝶を模した少し可愛いめのもので)

(服装もキャミソールの上に腿辺りまでのワンピース)
(半袖で前ボタン式のクリーム色の物で…)
(その下にレギンスと、ハイソックスと)
(女の子らしい服装をチョイスしたつもりだったり)

(靴だけは用意がなかったので、スポーツシューズだけど)

あ…、伊田先輩〜!
(声のした方向を見れば、間違いなく伊田先輩がいて)
(そちらに向かって、腕を振り返すと小走りに駆け寄っていく)
伊田先輩、おはようございます。
それとも、もうこんにちはの時間なのかな?
(右手の腕時計の時間を横目に冗談めかして)

【こちらこそ〜】
42伊田満 ◆JOEATxYv1A :2011/07/24(日) 16:20:57.12 ID:QKbyKL0G
…んん?
(近づいてくると、三月の格好が普段とは違う事に気がついて、少しばかり動揺した。)
(普段は動きやすい事を重視した格好をしている三月が、精一杯女の子らしい格好して笑いかけてくる)
(対して自分は前と同じ、工夫もないジーンズと柄すらない単色のTシャツで。)
(自分とのデートにそこまで気合が入っていると、嬉しいと同時に何だか悪い気がしてしまう。)
(もう少し、自分も格好に気を使ったほうがいいだろうか。)

えーっと、おはよう…かな?微妙な時間だけれど。
はは、何だか今日は普段と違うから、びっくりしちゃったよ。
…その髪留め、似合ってるね。やっぱり、お店にもそういうのが沢山あるのかい?
(上がった心拍数を誤魔化すように、少しばかり上ずった声で矢継ぎ早に話しかけると)
(少女の髪留めに軽く触れて、眩しいほどの笑みに弱弱しくも笑って答えた)

えと、梵天丸はどうしたの?みつき。
…まさか、壊れた、とか?
(学園に居る時は決して手放さず、前回のデートの時にも傍らにあった鉄棍)
(三月にとっては正に相棒とも呼べるソレが見当たらない事に、少し戸惑って)
43伊達 三月 ◆.xhaLHc2Qg :2011/07/24(日) 16:30:28.62 ID:jhYynM4H
そんなに違いますか?
(伊田先輩に普段との違いを指摘されると)
(嬉しいような、恥ずかしいような)
うんまあ、努力はしたわけなんですけど。
どこも、おかしくはないですよね?
(髪留めに触れる伊田先輩を、不安気に見上げて)

…梵天丸は、いらないかなと。
何かあっても伊田先輩が守ってくれるから、とか…。
(頼りなさそうにも見える伊田先輩をじっと見つめると)
(冗談めかして、にっこりと微笑み)

伊田先輩、何処から回りましょうか?
(そうして、お互いの手を繋ごうと手を伸ばす)
44伊田満 ◆JOEATxYv1A :2011/07/24(日) 16:53:46.16 ID:QKbyKL0G
や、ホラ、普段は制服だからねー、俺たち。
意外と言えば意外だったけど…でも、嬉しいよ?俺は。
むしろ俺の方がもーちょい格好に気をつけないとねー…今度、一緒に服を選びに行ってもらっていいかな。
(許されるならば、この想い人の少女を今すぐ抱きしめたい)
(不安げに見上げられると、その健気さに愛おしさが増していく)
(髪留めに触れる手を、そのまま少女の後ろに回すその欲求を抑えて)
(可愛いよ、と小さく呟いて、手を放した。)

なはは…梵天丸と比べられるとは、こりゃ責任は重大だね。
…まー、負けないように頑張るよ、うん。
(三月の笑顔に、やはり弱弱しい笑顔で返す)
(相棒すら不要になるほど、三月の自分の存在は大きくなってしまっているのだろうか。)
(この先、自分の正体が露見した時の事を考えると、背筋が薄ら寒くなった。)

そうだねー、俺は…最初に見えたやつでいいかなぁ。
…みつきは、何か乗りたいものはあるの?
(そっと三月の右手に左手を重ね、指を絡めた。掌に感じる少女の感触は、とても温かくて)
(空いた手でチケットを取り出して、係員のいるゲートを潜る)
(入ってすぐに目に付いたのは、園内を縦横無尽に巡るジェットコースター、)
(高く聳える観覧車は、家族連れや恋人達を乗せてのんきな風車のように悠々と回り)
(奥の方にはコーヒーカップやメリーゴーランド、お化け屋敷が街のように並んでいた。)

…つーことは…
…とりあえず、ジェットコースターでいいかな?みつき。
(入口のすぐ傍、高台にある乗り場を指差して、確認する。)
(普段妖魔と渡り合っているのだから、大丈夫だとは思ったけれど…)
45伊達 三月 ◆.xhaLHc2Qg :2011/07/24(日) 17:10:14.42 ID:jhYynM4H
ん〜、確かに制服は多いですけど。
初めて会った時も、この前会った時も私服だったのになあ…。
(後半は伊田先輩には聞こえないよう口の中で小さく呟く)

服を買いに行くのはいいですけど。
三月さん、あんまりセンスよくありませんよ?
(髪留めから手が離れると、寂しいような)
(ようやく落ち着いたような、そんな不思議な気持ちで)

比べようはないですよ…?
あくまでも、一番大事なのは梵天丸ですし。
今はちょっとお邪魔になるから、置いてきただけで。
(挑発するように、意地悪く微笑むと)
(繋がった手を握り締める力を強くさせて)

乗りたいもの、一杯ありますよ〜。
フリーフォールのとか。
絶叫系のは絶対乗りたいかな。
(そびえたつ、魅力的な建造物をそれぞれ眺めると)

異論なし、です!
(興奮を抑えきれず、ジェットコースターの乗り場に小走りで移動する)
(ぐいぐいと伊田先輩の手を引っ張るようにして)
46伊田満 ◆JOEATxYv1A :2011/07/24(日) 17:26:13.86 ID:QKbyKL0G
…う、まぁ、そんなものかぁ。
(比べようはない、と小悪魔のような笑みを浮かべる三月)
(先ほどの思案はやはりまだ杞憂だったのかなと)
(聞かれないように小さく呟いた。)

ぜ、絶叫系が好きなの?
おととっ…ち、ちょっと待って三月っ。
(瞳をキラキラと輝かせてぐいぐいと腕を引っ張る三月に)
(手を強く握りしめられて、引き摺られるようにしてついていく)
(絶叫系アトラクションは、今まで乗ったことがなかったけれど)
(意味もなく大丈夫だろうという予感はする。妖魔だし。)

「安全のため、しっかりと体を固定してくださーい。」
…やっぱり、少し恐いね。
(やはり、人気のアトラクションらしく乗客を整理する係員の声が響く。)
(ジェットコースターの先頭付近、二人並んで乗り込み体を固定すると、)
(また手を重ね合わせた。)

(出発のベルがなり、カタカタと音を立ててゆっくりと機体が動いていく)
(ゆっくり、ゆっくりと高台に進み、回りの建物を追い越した辺りで、頂点まで到着して―――)
47伊達 三月 ◆.xhaLHc2Qg :2011/07/24(日) 17:38:32.50 ID:jhYynM4H
そんなものです。
(楽しそうに微笑んで、手をぎゅっと強く握る)
(本当の意味でなら伊田先輩も梵天丸も大事な物で…)
(どちらが大事かと問われれば、簡単には答えられそうもなくて)

ホラー物とか、大好きです。
こう何というか、落ちる感覚というか?
口で説明するのは、難しいんですけど…。
あとで、お化け屋敷にも行きましょうね、伊田先輩。
(ジェットコースターの乗り場につくと、絡めあった手を離して)

怖いですか?
三月さんは別の意味でドキドキしますけど。
(体がしっかりと固定されてるか、何気なく確認をすると)
(手を重ねさせる伊田先輩を、余裕ありげに見つめて)

いよいよですね〜。
(頂上付近まで来ると、さすがに心臓がドキドキと)
(緊張で力強く拍動するのが感じられる)
48伊達 三月 ◆.xhaLHc2Qg :2011/07/24(日) 18:01:44.82 ID:jhYynM4H
【すみません、次レス少し遅れます】
49伊田満 ◆JOEATxYv1A :2011/07/24(日) 18:06:23.11 ID:QKbyKL0G
そういえば、映画館でもホラー映画を見たよねー…。
ジェットコースターは、今日乗るのが初めてだから分からないや。
楽しいといいなぁ。
(ホラー物が空きという三月の話に相槌を打つ。)
(だから、普通の人間では出来ない妖魔退治もやっていたのだろうか。)
(…自分との邂逅の事といい、少しばかり、心配になった。)

そ、そうだね、そろそろだねぇ。
(余裕綽々の三月の横顔、何故だか凄く嫌な予感がする。)
(カタカタという音が途切れた瞬間、体がガクンと落ち







(―――気がつけば、元の乗り場だった。)
(こう、よく覚えていないけれど、ミギャーとかヌワーとか叫び声が聞こえた気がする。)
(世界がグルグル回っている、いや回っているのは俺の三半規管の中身だろう。)

…は、はは、楽しかったね。
み、みつきは大丈夫?酔ったりとかしてない?
(秋まで生き延びてしまった夏の蟲のようにフラフラとしながらも、なんとか乗り場から降りると)
(街灯によりかかって、大きくゆっくりと息を吐く。)
(多分、急な運動で中身が攪拌されたのだろう。まったく、思いもよらないところで弱点が発覚した…。)

つ、次は何処に行こうか…。
だ、大丈夫、なんだって俺は構わないよ?
50伊田満 ◆JOEATxYv1A :2011/07/24(日) 18:07:11.09 ID:QKbyKL0G
【自分もかなり遅いので、お気になさらず】
【ご飯を食べる時には、一声賭けてくださいね〜。】
51伊達 三月 ◆.xhaLHc2Qg :2011/07/24(日) 18:18:30.81 ID:jhYynM4H
【戻りました〜、今からレスを書きます】
【ご飯につきましては了解です】

【しばし、お待ちください!?】
52伊達 三月 ◆.xhaLHc2Qg :2011/07/24(日) 18:23:57.50 ID:jhYynM4H
>>49
あ、平気です!?
伊田先輩こそ、大丈夫ですか?
(少し頭がくらくらするけど、あれだけ大口を叩いた手前)
(変な姿は見せられないなと、できるだけ平静を装って)

…よかったら何か飲み物とか買ってきましょうか?
休憩時間を取る的な意味でも。
(肩から下げた小さな白いポーチからお財布を取り出し)
(小銭が入っていることを確認すると)

お楽しみはそのまた後で、ということで!?
(次に行くつもりのお化け屋敷のことを考えて)
(ついつい、表情を緩ませてしまう)
53伊田満 ◆JOEATxYv1A :2011/07/24(日) 18:45:05.09 ID:QKbyKL0G

大丈夫大丈夫、ちょっと頭がグラグラしているだけだから…。
…いやー、中々刺激的だったよ、はは…。
(絶叫マシーンが好きという三月の手前、乗れないなどという事はいう事が出来ず)
(出来る限り普段通りを装って、返事をした。)

んー…俺も一緒に行くよ。
…飲物、何があるのか気になるしさ。
……どうせなら、もう軽く昼食もとっちゃおうか?
(三月に釣られるようにポケットから財布を取り出し、中身を確認する)
(どうせなら、このまま食事に行ってしまってもいいかもしれないと)
(軽食が売っている近くの店を指差した。)

楽しみは後に取っておくものだからね、
それじゃ、少し休憩しようか…。
(お楽しみ…また、絶叫マシーンなのだろうか)
(けれど、みつきが楽しんでくれるのであればそれは仕方のない事)
(表情を緩める三月に、また笑顔で答えた。)

(少し混雑した店内で忙しそうに動き回る店員達、)
(狭い店内は既に満員で、座れそうな席は店先にならんだ外席が多少空いている程度)
(「ご注文お決まりでしょうか?」と定型文を並べる店員に、適当に注文する。)
…えっと、俺はハンバーガーとコーラで。
みつきは何にする?遠慮しなくても、大丈夫だよ。
54伊達 三月 ◆.xhaLHc2Qg :2011/07/24(日) 18:55:28.47 ID:jhYynM4H
はい、刺激的でした!
んでも、絶叫系は控えた方がいいのかなあ。
(頭がぐらぐらしたという、伊田先輩を気遣って)
(実際、初めての時は自分も結構辛かったなあと、ふと思い返し)

そうですね。
もう、お昼時だし、食べちゃった方がいいのかな?
(伊田先輩の指差すお店を視線で追いかけ)
(特に不満があったわけでもないので、うんうんと頷く)

…あ、ちなみに、次は絶叫系ではないですので。
どうぞ、ご安心ください〜。
(映画の時は、あれだったので今度はきっと大丈夫だろうなと)
(なんとなく、そんなことを考えながら)

あ、じゃあ、三月さんはチーズバーガーとコーラと…。
それから、フライドポテトで!?
(いつもなら、追加でバーガーも頼むんだけど)
(伊田先輩の手前、それはぐっと堪え)
遠慮というか、三月さんも払いますよ?
自分が食べる分ぐらいの持ち合わせはちゃんとありますから!
55伊田満 ◆JOEATxYv1A :2011/07/24(日) 19:18:37.40 ID:QKbyKL0G
ん?折角遊園地まで来たんだから、楽しまないと。
俺の事なら、全然大丈夫だからさ。
(自分の事を気遣っているのだろうか、絶叫系は控えると言う健気さに)
(少しばかり悪い気がした。楽しみにしていたはずなのに。)

んー?…そうかい…?
了解、んじゃー出てきたら持っていくからさ、
みつきは先に席を取っておいてくれると嬉しいな。
……ハンバーガー、一個追加で。
(代金を払い終え、横にずれると席を取るように三月に頼んだあと)
(こっそりと追加で注文をする。前の映画の時も微妙に物足りなさそうな顔をしていたし)
(自分と一緒に居る時にも、ちゃんと満足はして欲しいから)

お待たせ〜。
やっぱり足りないからハンバーガー一個注文したんだけどさ、
1人じゃ食べられないだろうから、半分こしない?
(少したってから、トレイに注文した物を載せて三月の座る席へと運ぶ)
(外の空気はやはり若干暑いけれど、風があるぶんそれほど感じずに)
(まるで、ピクニックにでも来たような気分だった。)
56伊達 三月 ◆.xhaLHc2Qg :2011/07/24(日) 19:33:08.64 ID:jhYynM4H
三月さん一人が楽しんでも、しょうがないというか。
やっぱり、二人一緒に楽しみたいです。
(絶叫系の頻度が減るのは少し残念だけど)
(口にしたのは紛れもない本音で)
それに、楽しめるのは絶叫系だけでもないですしね。
(こちらに気を遣う伊田先輩に、にっこりと笑って)

席取り、了解です!
(伊田先輩に頼まれると、辺りを見渡し)
(隅の方の席の空いてる場所を目ざとく見つけて
それじゃあ、あっちで待ってますね。
(くいっと服を軽く引っ張ると)
(指で確保予定の席を指差し、移動を開始する)

(軽く椅子を払ってから席に座ると)
(ぼんやりとレジ待ちをしている伊田先輩を待ち)

ん〜、伊田先輩、意外と小食?
(三月さんの方が食べすぎなのかな?)
(そんな考えが思い浮かんだものの、頭を振って振り払い)
どうせだから、フライドポテトも半分こします?
(ひょいと摘んだポテトの一本を伊田先輩の口元へと差し出す)
57伊田満 ◆JOEATxYv1A :2011/07/24(日) 19:58:29.92 ID:QKbyKL0G
うんにゃ、今は食欲が余りないだけー。
コースター酔いかな?多分後でまた何か食べるよ。
(そう答えると、口元をケチャップで汚しながらハンバーガーに齧り付く。)
(何故だか頭を振った三月を、不思議そうに眺めながらコーラでハンバーガーを流し込んだ。)

いやいや、三月の分だから俺は…
…でも一本だけ貰っちゃおうかな。
(口元に出されたポテトにパクッと喰らい付き、飲み込むと)
(満足げに唇を舐め、ありがとう、と呟いた。)

あ、ハンバーガーは先に食べちゃっていいからね?
残った分だけくれれば、それでいいから〜。
…あ、足りないようなら言ってね?
(コーラのボトルに刺さったストローを銜えながら、ポテトのお返しとばかりに)
(追加注文分の、まだ包み紙を被ったハンバーガーを三月の側に寄せた。)

…みつき、今日は楽しいかい?
(単純な問いを、呟くようにして言う。)
(正体が露見した時、この想い出は一体三月にとってどのようなものになるのだろうか)
(自らを陵辱した男と、共に過ごした日々は、一体三月の中でどう残るのだろうか)
(先の事は分からない、けれど、三月にとって今は楽しいものなのだろうか。知りたかった。)
58伊達 三月 ◆.xhaLHc2Qg :2011/07/24(日) 20:11:59.29 ID:jhYynM4H
一本と言わず何本でも?
伊田先輩だってバーガー分けてくれましたし。
(雛に餌をやる親鳥の気持ちが、分かる気がする)
(何というか、楽しいというか…)
(もう一本ポテトを摘むと今度は自分の口に運んで)
(ぱくりと一口でポテトを口の中に収めてしまう)

んっと、それじゃ、バーガーから貰います。
(包みを開くと、バーガーを2つに割ると)
(何となく大きそうな方を包みの上に戻して)
…いただきま〜す。
(美味しそうなそれを、淵から食べ始める)

んっ…、楽しいですよ?
(口の中のバーガーを、ごくんと飲み込んでから)
伊田先輩と一緒なら、これからだってきっと楽しいです。
(幸せな一時を噛み締めるかのように)
(これからも、こういう日々が過ごせたらいいなと漠然と考えて)

伊田先輩は、楽しいですか?
絶叫系がいやだったら、はっきり言ってくださいね。
我慢したって、良いことなんてないんですから。
59伊田満 ◆JOEATxYv1A :2011/07/24(日) 20:33:12.41 ID:QKbyKL0G
んー、どーぞー。
(三月がハンバーガーを二つに割るのと同時に、手に持っていた最後の一欠けを口の中へ放り込み)
(左手でコーラを持ち啜りながら、右手で包み紙の上に残った半分のソレを取った。)

…そっか、ならよかった。
(当然、といったような答えに思わず表情がゆるんだ。)
俺も、みつきと一緒なら、きっとずっと楽しいんだろうなぁ…。
(願わくば、このまま「伊田満」として、ずっと三月の傍に居たい。)
(この幸せが、ずっとずっと続けばいいのに。)

うっ…ごめんなさい先程俺は気絶しておりました…。
あ、でもでもでも!みつきと一緒に居るのは楽しいよ?
絶叫系だって、慣れればきっと楽しくなるだろうし。
(本当に俺の事を想ってくれている、その健気な少女から)
(はっきり言ってくださいと言われ、思わず先程気絶した事を白状する。)

だ、だから全然絶叫系でも大丈夫だからね?うん。
…と、んじゃー食べ終わった事だし、そろそろ行こうか。
(最後に、三月と分け合ったハンバーガーをペロリと平らげると)
(空になったトレイの上に、ゴミを乗せるとゴミ箱にまとめて滑り捨てて)

…えと、次はお化け屋敷だっけ?
この間はアレだったけど…今は大丈夫?
60伊達 三月 ◆.xhaLHc2Qg :2011/07/24(日) 20:45:30.57 ID:jhYynM4H
あれ、気絶してたんですか?
全然気がつかなかったですけど。
(半分のバーガーを食べ終えると)
(ようやくチーズバーガーに手を伸ばして)

でも、気絶するほどスリルを楽しめるんだと考えれば…。
それはそれで、美味しいんじゃないかなあ。
(笑いながら、ぱくりとチーズバーガーにかじりつく)
ちょ、ちょっと待ってください!?
(そろそろ行こうかと言われると、慌ててバーガーを口に頬張り)

伊田先輩、食べるの早すぎです。
(手もつけてなかった、コーラでごくりと流し込み)
ごちそうさまでした、っと!
(ハンカチで手を拭うと軽く手を合わせる)

今は全然、平気です。
むしろ、伊田先輩的には前の時みたいな方が嬉しいんじゃ?
(席を立つと、伊田先輩の横に並んで)
(右腕を伊田先輩の左腕に腕を絡めさせる)
61伊達 三月 ◆.xhaLHc2Qg :2011/07/24(日) 21:01:42.52 ID:jhYynM4H
【すみません、20分ほどご飯休憩とります!?】
【スレは空けた方がいいのかな?】

【避難所で待ち合わせでもいいですか?】
【とりあえず、行ってきます】
62伊田満 ◆JOEATxYv1A :2011/07/24(日) 21:05:24.26 ID:QKbyKL0G
あ、ごめんごめん!
もっとゆっくりしていた方がよかったか、あー、また失敗したなぁ…。
(自分の言葉に急いでバーガーに齧り付く三月を見て)
(前もこんな事があったなぁ、と少しばかり反省した。)

ハンバーガー1.5個だけだったからねー。
俺ももうちょい多く食べれば、丁度よかったのだろうけど。
あ、そんなに急がなくてもいいー…あ、終わっちゃった。
(気まずそうに頭を軽く掻くと、ごめんね、とまた小さく謝って)
(それじゃ行こうかと三月の方を見ながら、ゆっくりと歩き出す)

ならいいけれど……や、えと、えーと決してそんな事はないと思うよ?
そりゃーこう、三月を抱きしめられたのは嬉しかったけれど…
…って、み、みつきさん?
(自分の右腕に絡められた少女の左腕に、若干上昇していく心拍数。)
(何故だか理由は分からないけど、今日の三月は大胆な気がする。)
(…それはそれで、嬉しいけれど)


(家族連れや恋人で溢れかえる遊園地にも関わらず、閑散とした一角にそれはあった。)
(塗装が剥げかけた看板には「お化け屋敷」と掻かれているのだろうか、所々文字は剥がれている。)
(一応開いてはいるのだろう、俯いた係員が入口で暇そうに佇んでいた。)

…ここ、だよなぁ…。
……やってはいるんだろうけれど、入る?
63伊田満 ◆JOEATxYv1A :2011/07/24(日) 21:07:12.65 ID:QKbyKL0G
【おっとと、リロードリロード…】
【了解しました、短時間ですが一旦此処で凍結という事にしましょうか。】
【避難所の方に戻っておりますね〜。】
【それでは、スレをお返しします。】
64伊達 三月 ◆.xhaLHc2Qg :2011/07/24(日) 21:39:29.31 ID:jhYynM4H
【伊田先輩と、再び利用させていただきます!】
【次レス投下まで、しばしお待ちください〜】
65伊達 三月 ◆.xhaLHc2Qg :2011/07/24(日) 21:40:38.16 ID:jhYynM4H
ふーん、嬉しかったんだ〜?
(腕を絡めたまま、意味深な表情で伊田先輩を見上げ)
んとまあ、三月さんも嬉しかったわけなんですけど。
押し潰されそうな心を守ってくれたというか…。
(あの時のことを思い出すと、自然と腕に力が篭り)
(より強く、伊田先輩の腕に抱きつく感じで)

…人気ないのかなあ。
今時、お化け屋敷なんて流行らないんでしょうか。
むしろ、三月さんはこういう雰囲気、大歓迎ですけれども!?
(寂れたお化け屋敷には物悲しい雰囲気がある)
(人に利用されないというのは、やっぱり悲しいことで)

せっかくあるのに、利用しないのは勿体無いです。
伊田先輩、行きましょうか。
(腕を絡めたまま、先導するように足を進める)
係員さん、二人分よろしくお願いします!?
(元気よく、俯いた係員さんに声を掛け)
66伊田満 ◆JOEATxYv1A :2011/07/24(日) 21:59:12.90 ID:QKbyKL0G
そりゃ、頼ってきてくれた事は嬉しいというか…。
(こちらを見上げる意味深な視線に、思わずそっぽを向いて)
ん、みつきの事は大事だし…当然、俺に出来る限りは守るよ。
う…ただ、余り危険な場所に言ったりしちゃ駄目だからねっ?
(組まれた腕に段々と力が込められるにつれ、右腕に感じる少女の感触)
(そして「押し潰されそう」になった原因が自分にあるという板ばさみに、微妙な表情を浮かべた)

…さぁ?確かに今時は流行らないのかも知れないけど…。
でも、人がごった返しているお化け屋敷っていうのも、それはそれでイヤだよね。
うん、俺もみつきと同意見だよ。
(ただ、目の前のお化け屋敷は、ただ閑散としているというのとは違う気がする)
(まるで、周りの人間が存在に気がついていないような…いや、そんな事はあるまい。)

ん、ああ、そうだね。
とっとと、そんなに引っ張られると転んじゃうよ…。
(三月に引き摺られるように歩みを進める)

「…どうぞ。…楽しんできてくださいね。」
(これもお化け屋敷としてのパフォーマンスなのだろうか)
(俯いたまま、呟くような声で答え…古臭いドアーが開く)

…は、はは、けっけけけ結構恐いんだねぇ…。
みみ、みつきはこういうの慣れてたりするのかな?
(中は自分で進んでいくタイプらしい、おどろおどろしい模様が壁に描かれ)
(機械式なのだろうか、カタカタと時折音が響く。…正直、妖魔だけど恐い。)
67伊達 三月 ◆.xhaLHc2Qg :2011/07/24(日) 22:12:29.98 ID:jhYynM4H
身に余るお言葉、ありがとうございます。
(周りを少し見回して、人目がないことを確認すると)
(そっぽを向いた伊田先輩の頬に軽く口付ける)
でもでも、それってどういう意味なのかなあ?
(身に覚えがありすぎるだけに、少しドキリとしてしまう)
(それを誤魔化すように、しっかりと抱きついて)

人がごった返してるお化け屋敷も、賑やかでいいかも。
前の人の叫び声が聞こえたりとか。
はーい。
(伊田先輩に窘められると歩調を緩め)

ホラー映画とか好きだって言いませんでしたっけ?
あの時は、確かに不覚を取りましたけど。
本当は平気なんですよ?
…本当ですよ?
(念押しするように言葉を繰り返す)

今時レトロで珍しい感じですね〜。
お化けも、実は人がやってたり、とか。
学園祭とかで、よくやるお化け屋敷みたいに。
でもでも、それは遊園地だとコストパフォーマンスが悪いですね。
(何が出のるかなと、楽しそうに周囲を見回しながら)
68伊田満 ◆JOEATxYv1A :2011/07/24(日) 22:31:41.85 ID:QKbyKL0G
…っ!?みみっみみみつきさん?
(頬に感じた柔らかな感触に、体温が2℃ほど上昇した気がする)
(現在進行形で感じる腕の感触といい、今日の三月は、本当に大胆な気がする。)

ああ、お、俺もねー、好きは好きなんだけど、大抵恐くて眠れなくなっちゃったりするんだよねー…。
はは、は、そ、それじゃー此処はそういう事にしておこうか…。
(何度も念押しするように繰り返され、少しばかり苦い笑いを返す。)
(…やっぱり、みつきはかわいい。)

…ああ、でも機械よりも人間の方が生々しい動きが出来るからね。
恐さで言うなら、後者の方が恐いのかもしれない…確かに、人件費が掛かりそうだね…うどわっ!?
(話し終えた直後、ガタン!と音を立てて傍らに老婆の生首が浮かび)
(思わず、三月の体にしがみつくように引き寄せ、抱き付いた。)

っ!?…とと、ご、ごめん。
あ、あんまりびっくりしたものだから…。
69伊達 三月 ◆.xhaLHc2Qg :2011/07/24(日) 22:42:50.88 ID:jhYynM4H
それは何となく共感できるかも…。
三月さんも、子供の頃はだめだったんですけど。
今は全然、平気というか。
これって成長したって言えるのかなあ?
(ふにふにと苦笑いを浮かべる伊田先輩の頬をつつく)
(緊張を解すという意味があるような、ないような)

機械はアドリブできませんから。
人間はその点、臨機応変に行動できますしね。

…わっ…と!?
(突然、浮かび上がった生首に少しびっくりした)
(それよりも、抱き寄せられた事の方が衝撃が大きくて)
……っ…。
(バクバクと高鳴る鼓動を抑えようと、俯いて気持ちを静めようと)
70伊田満 ◆JOEATxYv1A :2011/07/24(日) 23:06:25.90 ID:QKbyKL0G
時間が経つにつれて、心も体も鈍感になっていくからねー。
生きる上では必要な事だとは思うけど…うん、成長なんじゃないかな、一応。
(ふにふにと頬を突かれながら、若干緊張が解けたのか口調がいつもどおりになっていく)
(…しかし、意外とみつきも子供っぽいところがあるようだ、かわいいけど。)

そうだねぇ、機械は一度体験してしまうと2度目がないし…
やっぱりこういうのは人間がやるのが一番なのかもね。


……きゅ、急にごめん…。
えと…その…大丈夫…?
(口では謝りつつも、三月を抱きしめる腕は緩む事無く)
(抱き寄せた感触、胸の内の少女のぬくもりは、理性をほころびさせるのに十分で)
(ドクドクと、服越しに三月の心臓が脈打つのを感じる)

……みつ、き…。
(周りには、誰も居ない。)
(その事が、少し自分をおかしくしているのかも知れない。)
(抱きしめた腕を緩め、俯いた三月の顎にまわしゆっくりと持ち上げると)
(…そのまま、唇に唇を重ね合わせた。)
71伊達 三月 ◆.xhaLHc2Qg :2011/07/24(日) 23:19:36.83 ID:jhYynM4H
時間が経つにつれて鈍感に…?
それはそれでいやだなあ。
強くはありたいけど、新鮮さを忘れない人間でいたい。
…大分、余裕でてきたみたいですね。
(いつものらしさを取り戻すと、にっこりと笑い)

やるなら、お化け役がいいなあ。
驚いた顔を見るのとか、すごく楽しそうです。

だっ、大丈夫ですけど〜。
(爆発しそうな心臓を必死に抑える)
(顎に指がかかると、ドキリとして)
…伊田先輩?
(顔を上向かされ、伊田先輩の顔が視界に入ると)
(耳までが、かあっと一瞬で熱くなるのが感じられて)

あっ…、んっ…!?
(吸い込むように重ねられた唇)
(完全に虚を突かれた形で、受け入れてしまう)
んんっ…、伊田先輩っ…。
(はっと、意識を取り戻すと、掌で伊田先輩の胸を押し)
(お互いの体を離れさせようと緩く力を込める)
72伊田満 ◆JOEATxYv1A :2011/07/24(日) 23:37:22.00 ID:QKbyKL0G
ん…みつ……き……っ…!
……っ…!
(胸の中で欲望が叫ぶ、みつきを、今抱きしめているこの少女を自分のモノにしてしまいたいと)
(それでも、少女に対して犯した罪に胸に感じる掌の感触に、綻びた理性がなんとか欲望を押さえ込んで)
(抱きしめる腕を緩め、フラフラと少女から離れた)

…また…俺は……!
ごめん…みつき、恐がらせちゃったよね。
はやく、出ようか…。本当に、ごめん。
(心中に湧きあがる罪悪感、かつて少女を穢した時と同一のソレ。)
(少女の事をいくら想ったとしても、それを一瞬にして壊してしまう自身の欲望に、)
(自分自身で幻滅した。)
73伊達 三月 ◆.xhaLHc2Qg :2011/07/24(日) 23:54:55.21 ID:jhYynM4H
はあっ…、先輩っ…。
(伊田先輩が離れてくれると、少しホッとして)
(だけれど、同時に寂しさを感じてしまっていたりもする)

(先輩の唇が触れた場所、甘い痺れを感じるその場所に)
(どうしようもなく、緩く指先をなぞらせると)

そんなことはない、ですけど…。
場所が場所だから…。
(いくら人気のないお化け屋敷といえど)
(いつ人が来るかも、わからない場所なわけで)

別の場所でなら、よかった…、とか?
なっ、何言ってるんだろ…、私。
(キスのせいか、頭に血が昇っているせいか)
(頭が全然、回っている気がしない)
74伊田満 ◆JOEATxYv1A :2011/07/25(月) 00:21:16.86 ID:ET6rALSb
(ゆっくりと周りを見渡す。おどろおどろしい模様の一角に見える四角い切れ込み)
(恐らくは機械室のドアーだろうか、半ば手探りでノブに触るとあっさりと開く。)
(いや、鍵が開いていなかったとしても無理矢理開けていただろうが…ゴクリと、唾を飲み込んだのが、自分でも分かった。)
(ポッカリと闇に浮かぶ、更なる闇。ここなら、誰にも見られない。)

………みつき…っ。
(少女の腕を掴み、若干強引に胸元に引き寄せると、)
(そのまま、闇に向かって滑り込み、ドアーを閉める。)
(辺りを照らすのは少し離れた場所にある常夜灯のかすかな灯り。)
(二人の息遣いだけが、闇の中で響いていた。)

ここなら、誰も来ない。声さえ出さなければ、誰にも見られない。
…これ以上は、もう、押さえが利かないから最初に聞くよ?
………続きをしても、いい、かな。
(闇の中、目で見えぬ分胸に感じる少女の感覚はその存在を増していて)
(綻びた理性は、すでに限界を迎えていた。)
75伊達 三月 ◆.xhaLHc2Qg :2011/07/25(月) 00:40:55.47 ID:AN9tko1K
えっ…!?
(予想もしなかったお化け屋敷の隠された一室)
(運営的にも、そんな場所が通常路の中にあるのはどうかと思える)

いっ、伊田先輩っ…。
(誰もいない密室に二人だけという現実)
(微かに漏れる光が背徳感を余計に煽っている気がして)

続きって…、えっと…。
(どう答えを返すべきなんだろう)
(こんな場所でという気持ちはまだある)
(けれども、伊田先輩を拒絶する理由はないわけで)
素直に、はいとは言い辛いですよ…。

(もしも、伊田先輩が強引に迫ってくるなら)
(流されてしまっても構わないかな)
(とか、考えてしまっていたり)


【挑発しすぎちゃいました?】
【このまま続けるなら凍結お願いしてもいいですか?】
【切り上げなら、置きレスとかで〆る感じでお願いしたいかなと】
76伊田満 ◆JOEATxYv1A :2011/07/25(月) 00:48:59.02 ID:ET6rALSb
【一回は堪えたはずだったのですが…面目無い。】
【それでは凍結でお願いしてよろしいでしょうか。】
【此処で何もないにせよ、観覧車には乗ってみたいなぁ…と。】
【えっと、解凍可能な時期は避難所に置いておいてくれると幸いです。】
77伊達 三月 ◆.xhaLHc2Qg :2011/07/25(月) 00:56:32.83 ID:AN9tko1K
【えーっと、火曜日の21時ぐらいからなら大丈夫かなと】
【また、大丈夫そうな日は避難所に書いておきます】
【もうちょっと弄ってみたかったかなあとか】
【うん、たぶん冗談です】

【久しぶりのロールなのに、長々と申し訳ありません〜】
【本日はどうもありがとうございました!?】
【また後日、よろしくお願いします】

【そういうわけで、スレをお返しします!】
78名無しさん@ピンキー:2011/07/25(月) 17:44:51.36 ID:40UQ6FAi
今夜か
79風間 凪 ◆gfIZ/tYPITMG :2011/07/25(月) 22:31:28.77 ID:cZUG6BGq
【名前】風間 凪(かざま なぎ) / 鴉(やみよにきらめくしっこくのせんこう・からす)
【年齢】16
【性別】女
【身長】165cm
【3サイズ】80-60-80 くらい
【容貌】黒髪ロングと丸メガネ。気の強そうな顔立ち。
    / 漆黒の甲冑をイメージしたニンジャスーツ。仮面とたなびくマフラーがトレードマーク
【能力】「風迅」。風よりも身軽に飛び回り、鋭く柔靭に動くことができる。
    それそのものを攻撃に使用することは出来ないため二刀一対の忍刀や忍具などで戦う。
【希望】雑談やバトル エロルは可能ですがいきなりは無理
【NG】排泄系痛い系、無理な設定や状況の押し付け
【弱点】打たれ弱い 明るい場所だとこの上なく目立つ
【備考】
 高校二年生。生真面目で融通の効かないキツい感じの風紀委員。
 部活には所属しておらず、真面目に仕事をこなした後は自宅で勉学に勤しんでいるという――

 その正体は、いまは滅びし闇の大組織が創り上げた異能者戦闘集団、
 「N.I.N.J.A(正式名称不明)」の最後の生き残り。
 どこか勘違いした正義に目覚めた彼女は、自らの独善のままに
 かつてのコスチュームを身に纏って「鴉」を名乗り、夜毎異形や悪人「天誅」を下して回っている。
 趣味は技名を考えること。ちなみに忍者を自称しているが能力はどちらかというと魔術。
80風間 凪 ◆gfIZ/tYPITMG :2011/07/25(月) 22:31:47.85 ID:cZUG6BGq
【プロフ投下がてら待機します。】
81風間 凪 ◆gfIZ/tYPITMG :2011/07/25(月) 23:09:39.33 ID:cZUG6BGq
【ここで失礼致します。】
82媛名 葵 ◆YJKujNK4t6 :2011/07/26(火) 00:39:52.18 ID:W9K6zSEG
【龍岬さんとのロールに、場所をお借りいたします】
83龍岬 壱耶 ◆4waHkiVfl2 :2011/07/26(火) 01:05:15.51 ID:1YCsLmCd
【媛名 葵 ◆YJKujNK4t6嬢とのロールで場所をお借りします】
【それでは…改めて宜しくお願いします!】

(それは唐突に掛かって来た一通の電話が始まりだった)
(その主は中華街―華僑―を取り仕切っている「白龍」の若頭であり兄弟子でもある男―「黄 筍潤(ファン ジュンユン)」からであった)
はぁ?何いってんの??今から付き合えって…そんな無茶苦茶な??
「いいから来い、それと…正装でな。あと時間厳守だから一分一秒たりとも遅れる事は許さん!」
…あー、一応聞いてみるけど…拒否権は……「ない!」…あ、そう…
(そんなやり取りがあった後、迎えの車がやって来て有無を言わさず乗せられ)
(隣には黄がいたので詳細を確認してみる事にした)
(何でもこの街の怪異についての専門の組織がある事を知ったのでそこに挨拶に行くとの事)
(その挨拶に黄自身が行くはずだったのだが台湾から呼び出しがあったので本日中に戻らねばならず)
(そこで「白龍」の中でそういった怪異に携わってきていた俺に白羽の矢を立てたらしい…迷惑な事だ)
(そして…有名な高級ホテル前で下されて車はそのまま黄を送りに成田に向かうらしく…走り去っていった)
(降りる際に一枚のメモ用紙が渡されたので確認すると―階数と部屋のNOが書かれいた)
(正装―といってもラフなのだが―黒の上下に青いシャツをエレベーターの中で整えて)
(階数に到着すると目的の部屋の前に着いて…大きく深呼吸してから―呼び鈴を鳴らす)
…「白龍(パイロン)」の頭目、黄 筍潤代理の者だが…。
(緊張した面持ちで相手の応対を待っている)
……さて、鬼がでるのか蛇が出るのか……。

【お待たせしました!】
84媛名 葵 ◆YJKujNK4t6 :2011/07/26(火) 01:14:32.78 ID:W9K6zSEG
>>83
(詳細を知らされないのはいつものこと、とはいえ、毎度毎度まったくうちの仕事はこんなものが多い。
 まあ、≪弐式≫を失くした身だ。実践以外の仕事が回ってくるのは自分の不徳の致すところ――というわけである)

(今宵ここに現れるのは、『白龍』という組織の者だという)
(何でも、裏組織の彼らがこの街の怪異に足を踏み入れ始めたのだとか。
 そもそも怪異や異形専門のたぐいの深凪ではあるが、――その範疇はこの街のだけにとどまらない。
 ゆえに、一番この街に詳しいであろう「担当者」である自分がここにいるのだろうが、それにしても話が急だ)

(学校帰りにそのまま拉致られてこの有様である)


――、どうぞ、お入りください。

(宛がわれたのは高級ホテルの一室。いわゆるスイートというレベルなのであろう。
 なるほど、≪深凪≫の諜報長である朱羽(あげは)という女が、「白龍」をどうみているかはそれで測れる。
 豪奢な内装。柔らかいベッド――、用意されたお酒の類)

(黒のスーツに身をつつんだまま椅子に座り、相手に声をかける)
(その声が「男」のものだと分かると、彼女の右手は無意識に、しっかりとまとめていた髪をほどいた。
 黒髪がふわりと、もとにもどる。長い髪を無造作に指で梳いて、相手を待った)


【こちらこそ、お待たせいたしました】
【この時間ですので、眠気がきたら遠慮なく――私も、そのときはえんりょなく申させていただきますっ】 
85龍岬 壱耶 ◆4waHkiVfl2 :2011/07/26(火) 01:34:51.89 ID:ELeobdAW
>>84
(中から聞こえてきたのは女の声、黄のヤツ…んな事一言も言ってなかったじゃねえか!)
(と心の中で悪態をつきながらも取っ手に手を掛けゆっくりとノブを回す)
(カチャリ、と音が鳴るのを確認するとゆっくりと扉を押し開いていく…)

(視界に飛び込むは豪華と言って差し支えない室内)
(そういえばずいぶん前にもこんな部屋で交渉事があったっけ…最もあの時は護衛としてだったが)
(そんな回想をしながら室内を見回していくと…黒髪を梳いている女性が目に映って)
(後ろ手で扉を閉めるとカチャリと音が聞こえる―どうやらオートロックのようだ)
(ゆっくりと女性に歩いて近づくと胸の前で拳と掌を合わせ“包拳”の体勢を取って)
…お初にお目にかかります、「白龍」の頭目、 黄 筍潤の代理人、龍岬 壱耶 といいます。
以後、宜しくお見知りおきを。
(そして…彼女の目を見ながら挨拶をしていく)
86媛名 葵 ◆YJKujNK4t6 :2011/07/26(火) 01:42:33.76 ID:W9K6zSEG
>>85
(男の姿が見えれば、こちらも腰をあげる)
(長めの黒髪に精悍そうな顔立ち。僅かに顔に傷が見えるのは「それらしい」といえばそれらしいのであろうか。
 ――想定より若い、というのはこちらの先入観のせいか、そんなことを考えながら、頭をさげた)

そちらのご挨拶には疎いゆえ、非礼があれば申し訳ありません、と先にお詫びを。
初めまして。
(黒髪を揺らしながら状態を起こすと、漆黒の瞳で真っすぐに男を見た)
――今宵貴方のお相手をつかまつります、深凪の≪剣糸(ソードストリング)≫、媛名葵、と申します。
コードネームでも日常用の名でも、今は好きにお呼びください。
(最も、街中で前者で呼ばれると流石に困りますけれど、と小首を傾げた。
 「≪深凪≫八席」の名乗りができないのは、いまはその地位を剥奪されているがゆえ、である)

≪深凪≫当主に代わりまして、今宵は私がお話しをきくようにと、
そして、精一杯のおもてなしをさせていただくように、と命をうけております。
……どうぞ、楽になさってください。

お酒でも色事でも、私でおあいてできる分には精一杯お持て成しさせていただきます。

(髪かきあげながら言った言葉は、真顔のままに)
87龍岬 壱耶 ◆4waHkiVfl2 :2011/07/26(火) 02:01:58.71 ID:ELeobdAW
>>86
(包拳の姿勢のまま相手の挨拶を聞いていると、ふと思い出したように)
ああ、そういえば俺も「飛龍(フェイロン)」と呼ばれたりしますので…そちらもお好きに呼んで下さって結構ですよ。
それに…堅苦しいのはどうも苦手なものでして…その言葉が聞けてホッとしましたよ。
(さっきとはうって変って本当にホッとした表情を浮かべながら手近なソファーに座り込んで)

しかし…驚きましたよ、あなたの様な若い方がまさか窓口になっているなんて…ね。
アイツ、俺に何にも言わずにココに寄越したんですよ…酷いと思いません?
といってもあなたも困るだけですよねえ…。

(精一杯のおもてなし、ねえ…これはいよいよもってキナ臭い事にならなけりゃいいんだが…と思いつつ彼女の言葉を続けて聞いている)
それじゃあ…取り敢えず…軽く烏龍茶を頂けるかな?
大事な交渉事の前にアルコールを摂取するのはちょと拙いんでね。
(そう言いながら着ていた上着を脱いでソファーに掛けると)
コイツも…外して置いた方がいいか…交渉にはいらないだろうし。
(右手に装着されている鈍く黒光りしている「銃手甲(ガントレット)」を外して、傍らに置く)
さてと…それじゃ、そちらの準備が良ければ、そろそろ「仕事」に入りたいトコなんだが…。
88媛名 葵 ◆YJKujNK4t6 :2011/07/26(火) 02:07:10.25 ID:W9K6zSEG
【と、ここで、凍結をお願いしてもだいじょうぶでしょうか?】
【明日のというか――今日になるのでしょうか。26日火曜日の20時以降、再開可能ですっ】
89龍岬 壱耶 ◆4waHkiVfl2 :2011/07/26(火) 02:12:49.68 ID:ELeobdAW
【了解です!今日ですよね(笑】
【それじゃ避難所に20:00に待っていますので…焦らずに来てくださいね】
【この先の展開にヒジョーにワクワクしてますよ!(色事おっけーなのか…ウムム)】
【それじゃ…18時間後にまた会いましょう!!】

【遅くまでお付き合いありがとうございました!ではお先に失礼しますね…お休みなさいませ、良き夢見を!!】
90媛名 葵 ◆YJKujNK4t6 :2011/07/26(火) 02:16:42.46 ID:W9K6zSEG
【色事については……、まあ、私の立場としては、一応口にしたというだけであって】
【しなければならないとか、そういうこともないので構えないでください。ふふ】

【はい、私もどうやっていこうか楽しみです】
【ありがとうございました。おやすみなさい、良い夢を】

【スレッド、お返しいたします】
91名無しさん@ピンキー:2011/07/26(火) 07:58:25.70 ID:ntcyW5cS
郡かわいそう
エロはやめてやれよ
あんなのでも彼氏だろ
92名無しさん@ピンキー:2011/07/26(火) 09:40:25.03 ID:dfXZTet1
名無し相手の時は何も言わない癖に
93名無しさん@ピンキー:2011/07/26(火) 10:20:59.18 ID:BX9b4+Ev
うーん
94赤城 朱音 ◆f6nmNDHvaw :2011/07/26(火) 18:54:06.59 ID:/d1I+PZf
【今晩は、少々時間が出来ましたので待機させて頂きます】
【プロフは>>8の辺りに】
95赤城 朱音 ◆f6nmNDHvaw :2011/07/26(火) 21:08:42.76 ID:/d1I+PZf
【これにて撤退をば……スペースありがとうございました】
96伊達 三月 ◆.xhaLHc2Qg :2011/07/26(火) 21:21:30.10 ID:cWgslGSJ
【伊田先輩とのロールにお借りします】
97伊田満 ◆JOEATxYv1A :2011/07/26(火) 21:30:23.01 ID:fGc1SaQs
っ…んっ…ちゅ……ふ……っ
(それ以上言葉は要らないと強く抱きしめると、戸惑う少女の唇を奪った。)
(そのまま、荒々しい交合のように舌先をねじ込み、少女の口内を陵辱する。)
(時折苦しげに漏れる悩ましげな吐息に、意識は甘く痺れていって)

んっ……ここじゃ、嫌かい?…いいよ。何処でも、みつきの好きなところで。
何処であろうと、俺はみつきを俺のモノにするだけだから。
(少女を抱いたまま右手を下に這わせると、レギンスの上からゆっくりと臀部をなぞっていって)
(柔らかな膨らみを軽く揉みながら、指先でゆっくりと柔らかくも張りがある水密のような少女の肉体を堪能する。)
(たった一枚の、薄いドアを経た暗闇。背徳感が良識を溶かし、溶けかけた良識は興奮を更に加速させた。)
(体全体で感じる少女は、見えない分だけとても、愛おしくて愛おしくて―――)

【とりあえず、ここで先に話した選択肢でしょうか。】
【ネタバレもアレですから、行為を続けるか、続けないかあたりで適当に決めて下されば幸いです。】
98伊達 三月 ◆.xhaLHc2Qg :2011/07/26(火) 21:48:05.10 ID:cWgslGSJ
はっ…、んぅっ…!?
(再び重ねられた唇に、意識が遠のくような)
(そんな、曖昧な思考の中、伊田先輩を求めるように)
(自分からも舌を、先輩のそれへと絡ませていく)

嫌っていうか、ちょっと不安?
それほど嫌っていうわけじゃないんですけど…。
(一応は隔離された空間ではあることだし)
(人が来たらどうしようという気持ちはあるのだけれど)

(それ以上に、伊田先輩を落胆させてしまうのが嫌だった)

あ…、一つだけ…。
前の約束、覚えてますか…?

(お尻を滑る手の動きに、びくりと体が震えてしまう)
(時間をかけて、身体を解していくような)
(そんな動作に心臓がますます早鐘を打って)
(声が漏れそうになるのを必死に抑え、伊田先輩の服を握り締める)

【とりあえず、続行ということで…】
【こっちも、選択肢を用意してみたり?】
99伊田満 ◆JOEATxYv1A :2011/07/26(火) 22:29:48.77 ID:fGc1SaQs
(自分の服を掴みながら声を押し殺し、なすがまま愛撫を受ける想い人。)
(最悪の裏切り者である自分の身勝手な愛を受け入れ、そして返してくれる健気さに)
(罪悪感と共に膨れ上がる独占欲。それは、本当に身勝手なエゴだという事も分かっている。)

…ふふ。可愛いなぁ、みつきは。
(愛撫するたびにかすかに震える少女の姿に、嗜虐心が刺激されて)
(布越しの愛撫では物足りなくなったのか、レギンスの隙間に手を滑らせ指を汗ばんだ皮膚の上を…

…やくそく?
(前回の事を思い出す…あの時も、結局俺の理性が限界を超えて、三月を…)
(記憶にあるのは、三月の過去や、異能の告白そして…………ゴム?)

………………っ!ごっごごごめんっ!
す、すっかり忘れてた……う、うう…持ってないや…ゴム…。
(「次からは、ちゃんとゴムつけてくださいね。」…あくる日の三月の言葉が頭に響く)
(ピシッという精神的擬音と共に必要以上に発汗しながら硬直する肉体。)
(いやだってしょうがないじゃない、そうする事するつもりは今日なかったしっ!)

……う……俺、本当駄目だなぁ…。
(肝心な時に肝心なモノを忘れ、泣きそうになりながら柔らかな感触から手を放す。)
(そもそもが自分の理性の脆弱さから来た事。少女の体から腕を放し、体を退けると)
(本当にごめん、と、小さな声で呟いた。)
100伊田満 ◆JOEATxYv1A :2011/07/26(火) 22:31:35.37 ID:fGc1SaQs
【とと、書き忘れた…。】
【必死で思い出したのですが、約束がゴムぐらいしか思い浮かばなかったという…。】
【シリアスな約束でしたら、本当にごめんなさい…。】
101伊達 三月 ◆.xhaLHc2Qg :2011/07/26(火) 22:45:49.79 ID:cWgslGSJ
んんっ…!?
(肌に直接触れる手の感触)
(その熱さと可愛いという言葉に、頭の中が痺れるみたいで)
やっ…、伊田先輩っ…。
(身体が、頬が、かあっと熱を持つのがわかる)

はあっ…。
(手が離れて、ほっと安堵の息が漏れる)
ほんと、だめだめです。
(それが残念だと思えたのは、勘違いだということにしておいて)

先輩は、我慢できるんですか?
(くすりと笑って、身体を離した伊田先輩に対し逆に距離を詰める)
(手は伊田先輩の股間へと何気なく滑らせ)

さすがに、入れるのは無理ですけど…。
三月さんが気持ちよくしてあげるって言ったらどうします?
(暗がりの中、伊田先輩を上目遣いに見上げ)
(ゆったりと、その場所を撫で上げさせる)
102伊達 三月 ◆.xhaLHc2Qg :2011/07/26(火) 22:49:31.77 ID:cWgslGSJ
>>100
【それで大正解です】
【他の約束はしてないはずですし】
【とりあえずは、好きにさせてもらっちゃいますね】

【やっと、三月さんの番が来たということで!?】
103伊田満 ◆JOEATxYv1A :2011/07/26(火) 23:02:47.03 ID:fGc1SaQs
…うん、返す言葉もないよ…。
……少し、時間をおかないと、外にも出られそうにないし。
(半ば呆れたように言われて、少しばかりうなだれ落ち込む。)
(頭では駄目だと分かっていても、そういう面では分身はやっぱり正直で)
(…服の上からでも分かるし、少しばかり時間が経たないと外にも出られそうにない。)

っ!?…えと、その、我慢は出来る限りするけれどっ
その、もー少しだけ離れてくれると嬉しいんだ、そうしないと何時まで経っても出られな…
(暗がりの中、近づいてくるシルエット。またもや理性が吹き飛びそうな展開に、動揺し、硬直する。)
(三月の考えている事が、よくわからない。ここは早く落ち着かないといけないんじゃ―――?)

…え…?みつき…いや、みつき、さん。
それって…もしかして…。
(ついこの間まで男を知らなかった筈の少女。その淫靡な視線に、背中にゾクゾクと快楽にもにた衝撃が走って)
(そこに感じる少女の手の感触に、段々と呼吸が荒くなり、次第に卑猥な期待が膨れ上がっていく。)
(ゴクリ、と生唾を飲む音が聞こえた。)

あ……本当、に…?
…そりゃ、もちろん…っ。
(最後の肯定の小さな小さな呟きは、闇と溶け合い交じり合って、消えた。)
104伊達 三月 ◆.xhaLHc2Qg :2011/07/26(火) 23:13:49.24 ID:cWgslGSJ
今までは三月さんばっかり気持ちよくしてもらってたから…。
今日はそのお返し。
(ジジジッと、ジッパーを下げる音が密室に響く)
(下げているのは勿論、伊田先輩のジーンズのそれ)

んっと…、したらいいことはわかるんだけど。
どうしたらいいかは、教えてほしいなあ?
(甘えたような口調で尋ね、下着越しに膨らみを撫でる)
(掌を押し当て、円を描くようにゆったりと)

ね、伊田先輩、気持ちいい?
(楽しげな笑みを浮かべ、股間を弄ぶ)
105伊田満 ◆JOEATxYv1A :2011/07/26(火) 23:31:49.17 ID:fGc1SaQs
あの、みつき…さん?
ほ、本当に冗談じゃなくて…っ?
(あの、子供のような眩しい笑顔をしている三月が)
(あの、さっきまで必死に声を押し殺していた三月が)
(今、ジッパーを下げ、自分のソコを玩んで楽しげに笑っている。)

え…?あの、だね…。
……その、おれの…を、直接、触ってほs…
(何をして欲しいのか問いかける、その姿はまるで純粋な淫魔のようで。)
(小悪魔の笑みを浮かべる少女に、羞恥からその哀願の最後の方は掻き消えた。)

き、気持ちいい、けど…外に出してくれると…
このままだと、下着の中に出そ…っ
(与えられ続ける快楽に答えるように、拘束具の様にギチギチになった下着を押し上げる肉棒、)
(下手をすれば、このまま中に出してしまう事もありうるかも知れない)
(傍から見れば後輩にモノを弄くられ、達してしまいそうな自分。本来なら羞恥さえ感じるこの状況)
(不思議と何故か、快楽さえ感じ始めていた。)
106伊達 三月 ◆.xhaLHc2Qg :2011/07/26(火) 23:44:29.93 ID:cWgslGSJ
これが、冗談に見えます?
(緩くそれを包み込み、上下に揺らす)
(身体は少しずつ伊田先輩へと密着させるように)
伊田先輩は〜…。
ここを直接、触ってほしいんですか?
(伊田先輩の無防備な首筋に軽く口付け)
(意地悪く、股間の頂を掌ですりすりと撫でさせる)

三月さん的には出してくれちゃってもいいんですけど。
さすがにそれは困りますよね。
(愛撫の手を緩め、下着から強張りを引っ張り出そうするけれども)
(慣れない行為のせいか、思うようには行かなくて)
107伊田満 ◆JOEATxYv1A :2011/07/27(水) 00:06:37.36 ID:pTh8jWRB
ご、ごめんなさ…ぁ…っ
(下着越しに感じる三月の掌の感触、自分でするのとは違うその感覚に蕩けてしまって)
(後輩である三月のなすがままに快楽を受け入れ、息を荒げる)
は…いぃ…っ!?…そう、です…っ
直接こすって…出させて…っ…そうじゃないと…俺…!
(唐突に首筋に感じた唇の感触に、思わず情けない声をあげてしまって)
(段々と、三月の体の感触が強まっている気がするも、もはやソレさえも快楽を感じる一因でしかなく)
(すりすりと焦らされると涙のように、先走りが下着からにじみ、穢した。)

そんな…っ…!?
そんな事されたら、外にでられなく、なるよ…!
(なれない行為を見かねたのか、それとも、快楽を欲するゆえか)
(張り詰めきった剛直は、もはや自分でも手に余るものの、ベルトを緩め、何とか外へと引っ張り出す。)
(心臓が鼓動するたびにピクッピクッと動き、先からはすでに透明な液体が滲んでいた。)

はっ……はぁっ……!
(剛直を開放し、獣になりそうなのを必死に堪え、息を荒げる)
(早く射精したい、この欲望を突っ込んで吐き出したいと)
108伊達 三月 ◆.xhaLHc2Qg :2011/07/27(水) 00:20:17.11 ID:zTaqULL3
直接こすって出してほしいんだ…。
(思わず素が出てしまったことを隠すように)
伊田先輩って、結構されたがりな人なんでしょうか?
(慌てて、意地悪な口調と態度で)

三月さんも、お漏らししちゃった。
…みたいな人と、一緒に歩くのはちょっと。

伊田先輩、どうしてほしいですか?
(剥き出しになった強張りを両手でそっと包み込む)
(優しすぎるぐらいに上下に緩くそれを扱き)

答えてくれないと、このまま触り続けちゃいますよ?
(熱い吐息を伊田先輩の喉に吹き掛け、舌をちろりと這わせる)
(とりあえずは、熱く硬いそれを刺激し続けて)
109伊田満 ◆JOEATxYv1A :2011/07/27(水) 00:35:49.74 ID:pTh8jWRB
違うよ…みつき、だから…
みつきが俺の為にしてくれてる…から…っ…。
(どんなに意地悪な態度であろうと想い人が自分に尽くしてくれる、それだけで胸が一杯で)
(小さくありがとう、と呟くと、微笑んで愛する人の頬を撫ぜた。)

う…でも…。それ…は…。
(よく考えればこのまま出せば、三月の服が汚れてしまう)
(自分の快楽と、想い人への迷惑の板ばさみに混乱して)

どうして…欲し…?
え…?あぁ……!
(ちろりと覗いた舌を見て、一瞬「咥えてほしい」と淫靡な妄想が頭を過ぎった。)
(けれど、それは、本当にいいのだろうか。三月は嫌がったりしないだろうか。)
(優しすぎる、真綿で首を絞めるような快感に、すでに思考能力は蕩けきっていて)

(その余りに魅力的な妄想に、想像を絶するであろう快楽に簡単に心は折れた。)

咥えて…欲しい…。
お願いします…っ…みつきの、口の中で、
精液を空になるまで精液、出させて下さ…い…っ…!
110伊達 三月 ◆.xhaLHc2Qg :2011/07/27(水) 00:50:48.68 ID:zTaqULL3
くっ、口で…?
(知識としては、そういうことをするのは知ってる)
(知っているけれども、知っているのとするのとでは大違いだ)

んっ…、じっとしててくださいね?
(するりと、強張りを撫で上げ、首筋にちゅっと唇を押し付けると)
(片手でそれを支え、邪魔な髪をかき上げつつ、顔を近づけていく)

(躊躇いがちに唇を開き、その先端をちろりと舌先で舐め上げる)
(決意を固めると、優しくそれにキスをして)
(先端をゆっくりと唇に咥え込んでいく)

はっ…、あむっ…、んんっ…。
(アイスキャンディーを舐めるように、舌を這わせて)
111伊達 三月 ◆.xhaLHc2Qg :2011/07/27(水) 00:54:14.78 ID:zTaqULL3
【あのあの、時間大丈夫ですか?】
【思いっきり、予定の時間過ぎてる気がするんですけど!?】

【一応、今日も21時ぐらいから平気なんですけど】
【伊田先輩が辛いようなら後日でも】
【その場合は多分、土曜日の夜とか…】
【あるいは日曜日の日中から夜にかけてになっちゃうかなと】

【とりあえず、日曜日は空いてますよということで】
112伊田満 ◆JOEATxYv1A :2011/07/27(水) 00:58:09.80 ID:pTh8jWRB
【おどわっ!?予想外の展開にワクワクしていたら、もうこんな時間!?】
【…むー、楽しい時間はあっというまに過ぎてしまいますね。】
【今日はちょっと無理そうなので、土日で解凍しましょうか、そちらの方が長く出来そうですし。】
【や、こんな夜中まで付き合っていただいて本当に有難う御座います、土日もよろしくお願いしますね!】

【それでは、スレッドをお返しします。】
113媛名 葵 ◆YJKujNK4t6 :2011/07/28(木) 07:55:02.27 ID:jxBmaAkX
>>http://pele.bbspink.com/test/read.cgi/erochara2/1303984705/394

からの続き「義理」ほど厄介で面倒な繋がりはないと、私の知人なら申すでしょう。
それは「忠誠」に似て異なり、利害関係での繋がりよりも何よりも、面倒くさい、のだとか
(前に他の組織の人間に真っ向から言われたことを思い出す)
(主の命だと最後までしぶとく喰らいついたときに、吐き捨てるように言われたのだ、確か)

……睦言を前にした男の言葉など、どうして信じられましょうや。
ベッドの上の言葉くらい信憑性がありません。
まあ、的確な言質をとれれば、こちらも心裡留保なんて検討しませんから良いのですけれど。
(読むことを放棄したように、軽く片手をあげる)
(罠ならかかってやればいい、そうでないなら「仕事」をすればいいだけ。
 そもそも自分の『技術』は殺すことを前提とした交わりなのだけれど、彼はそれを知っているのだろうか)
――そういうのを、試してみたいって、いうのですよ?
年下相手の経験がないから、そこにいるのですませてしまおう、試してみよう。って。
男の人ってそういう機微、おわかりにならないのですから。本当に。

(『自由に』と言われた――その言葉を耳に残したまま、男の背中を見送った)

……自由にって、私、本当に自由にして宜しいのでしょうか。
(命令じゃなければ、目の前のガントレットをひろってとんずらする。自由にと言われたのだから。
 だが――、それでは『仕事』として成り立たないのも分かっている)

(かちゃり、とテーブルの上のそれに触りながら、きゅ、とネクタイをゆるめる)
(よくも、ここまで髪以外は女に見えない格好をした女を抱こうと思うものだ、なんて客観的に考えながら)


【置きレスに、1レスお借りいたしました】
114伊織津綺子 ◆IorinFNlA2 :2011/07/28(木) 21:37:11.36 ID:iuHeCFBX
【ロールにお借りします】
【迫水直先輩をお待ちしています】
115迫水 直 ◆mkbuDdznjc :2011/07/28(木) 21:40:22.08 ID:zq0KDb3H
【ロールにお借りします】
http://pele.bbspink.com/test/read.cgi/erochara2/1302935160/79 の続き】

ん……そうなんだ……
(なぜだろう、恋人が自分以外の男の事を話すのが、とても不愉快に感じる)
(それも生き生きと嬉しそうに、となればその思いは一層強くなる)
(自然と相づちの声も硬く、冷たく、自分でも自分の声でないような、そんな声)

……こんな夜中に、知らない男の部屋に上がるなんて、少し、軽率なんじゃない?
それに、あの人には…その…、裸も、見られてるんだろ?
なにかあったら、どうするんだ?
(自分の中では冷静になろうと懸命に口調を押さえるが)
(かえって抑揚のない声となって、心中穏やかでないことを明らかにする)
(注意を促すつもりで言った一言が、逆に自覚せざる嫉妬心をチクチクと刺激して)
(体ごと向き直って津綺子を見つめる目からジワリと暗い炎が溢れ出す)

【短めだけど、こんな感じでいかがかな?】
【ではでは、今夜もよろしくお願いします】
116伊織津綺子 ◆IorinFNlA2 :2011/07/28(木) 21:51:33.13 ID:iuHeCFBX
ええ、今まで私たちが遭遇したことのないタイプの異能者が……
(恋人の相槌が聞こえれば、尚更勢いづいて語り)
(こちらの言葉を待たずに彼が語りだしたところで、その声の固さにまた胸が騒ぐ)

は、裸…を……それは……妖魔と戦って……
(発情した妖魔に服を切り裂かれて、止むなく借りたコート)
(それは捨てるに捨てられず、まだこの部屋にある)
(直がそのコートの持ち主の事を語った時に、余りの意外さに言葉を失った)

何か…って……直さんは、龍岬先輩の事を警戒なさっているんですか?
(ようやくひねり出したのはそんな質問だった)
だって、私が危ないところを救ってくださった方なんですよ?
今日も様々な情報を教えてくださって……なぜ、そんな方を、警戒する必要があるのです?
(所詮、人が良すぎるだけなのだが)
(それを言うなら目の前の青年も、人を信じ、どちらかと言えば性善説に従っていた)
(それだけに、彼が龍岬を疑っているらしいことが信じられない)

【短め歓迎ですー】
【こちらも少しはサクサクいけるでしょうかっ】
【というわけで、こちらもこんな感じで】
【今夜もどうぞよろしくお願いします】
117迫水 直 ◆mkbuDdznjc :2011/07/28(木) 22:21:10.36 ID:zq0KDb3H
違う…俺が言いたいのは、そんな異能者とか情報をくれるだとか、そんなことじゃない
分からないかな?彼は男で、津綺子、君が女の子だってことだよ
(どうしてこんなに単純な図式が分からないのだろう)
(自分の事を棚にあげ、恋人のお人好し加減に呆れる)
(なんてことはない、ただ恋人に対する独占欲と嫉妬心に突き動かされて言い放つ)

津綺子が異能者だからじゃなく、女の子だからって理由で襲われる可能性だってあるだろう?
いや、襲われるまでいかなくても、恋愛感情とか持たれちゃったら、どうするの?
(誤解を解こうとするような津綺子の台詞も、龍岬を庇っているようにも聞こえ)
(感情にまかせて怒鳴るようなことはないが、言葉のひとつひとつに嫉妬と言うトゲが生える)
118伊織津綺子 ◆IorinFNlA2 :2011/07/28(木) 22:34:20.25 ID:iuHeCFBX
……
(切れ長な目を見張り、しばらく二の句も告げずにじっと恋人を見つめる)
(彼は今まで、こちらが痴漢にあうことを心配したことは一度もない)
(人間の犯罪者なら簡単に追い払えるのを知っているからだ)
(そして自分が学内で、ちょっと知られた人間であるために)
(ファンだと名乗ったり付き合いたいと言ってくる生徒がいることも心配していなかった)
(自分がそうした者たちを、どうあしらうか知っているのだから)

れんあい、かんじょう、を、ですか?
龍岬先輩が?
(余りにも意外なことを聞いて、ただ口うつしに同じことを問い返し)
(それから少し悲しくなって)
……もし、龍岬先輩だけでなく、他のどなたかが私に、そんな気持ちを抱いてくださったら…
直さんは、どうするんですか?
いえ…直さんは、私がどうするとお思いなんですか?
119伊織津綺子 ◆IorinFNlA2 :2011/07/28(木) 23:06:04.20 ID:iuHeCFBX
【も、もしかして面倒なことを言ってしまったでしょうか?!】
【お答えできないようなことや、思っていた流れと違ったことを言っていたら】
【どうぞ、ぱこーんと蹴っ飛ばしてくださいませ…!】
120迫水 直 ◆mkbuDdznjc :2011/07/28(木) 23:06:28.36 ID:zq0KDb3H
(パートナーの自分に寄せる思いの深さは、この上ないものだと信じている---否、分かっている)
(その場面を見たことはないが、言い寄る男達は軒並玉砕しているのだろう)
(だから、たとえ龍岬が特別な感情を抱こうと、そちらへなびくようなことはないのも、知っている)
(だが、その事を知っていたとしても、さらに言えばそんな仮定をすることすら、今の自分には不愉快だった)
(極端な話、最愛の恋人でありパートナーの隣に、自分以外の異性が立っている場面を見ることが面白くないのだ)

………
(満点の星空の下にある湖面のような恋人の瞳に、小さなさざ波が揺れるのが見える)
(その悲しそうな、寂しそうな瞳に、心の中に吹き荒れていた嵐が静められていく)
俺は、津綺子のことを信用している
そんな時、津綺子がどうするのか、分かっている

(恋人の細い肩に抱き寄せて、フローリングの床へ一緒に倒れこむ)
でも、もし津綺子に力が残っていなくて
疲れたまま、あの人の部屋に誘われ…こんな風に押し倒されたら…?
121伊織津綺子 ◆IorinFNlA2 :2011/07/28(木) 23:14:22.00 ID:iuHeCFBX
(苦渋に満ちた恋人の声)
(苦しそうに語る、“信頼”……)
(それを聞く自分の苦しさは、想像以上だった)
(身体中全部で、私を信じてと叫びたい)

…っ!
(叔父の薫陶を受けたすさまじい速さでこちらの体を捉え、そのまま押し倒される)
(愛しい者の厚い胸に抱きすくめられ、動きを封じられているのに)
(彼はその事実に陶酔させてくれない)
……そんなこと、あの方がなさるはずがありません!
それならとっくに、そうするチャンスはいくらでもあったのですもの!

(大好きな唇に、今すぐキスしたい。してほしい)
(それなのに、彼の心が離れて行ってしまいそうなのを、必死で手繰り寄せようとするだけで)
(こんなに近くに居ても、どうしたらいいのか分からず、パニックを起こしそうだ)

直さん、お願い、私を見て……私を信じて!
そんなことはなかったし……そんな心配は御無用なんです…!
122迫水 直 ◆mkbuDdznjc :2011/07/28(木) 23:41:28.30 ID:zq0KDb3H
ほとんど初対面の人を、どうしてそこまで信頼できるのかな?
今回が大丈夫でも、次はどうだか分からないんだよ?
(龍岬を擁護する津綺子の言葉に、一旦は静まった感情が再び燃え上がる)
(悲痛なほどの恋人の訴えも、耳には届くが、心には到達しない)

抵抗、できないだろ?
こうなれば、もうどんなことをされるかは、分かるよね
(床に組伏せた体勢のままに、津綺子の細い両手首を片手で捉え、頭上にあげさせ)
(バンザイにも似た格好に拘束した恋人の胸元へ残る手を伸ばし、ブラウスを持ち上げる膨らみを手の平で包む)
(強引な行動とは裏腹に、膨らみを刺激する指は愛を確かめ合う時と同じように動き)
(その動きは、心もまた恋人とともにあることをしめす)
123伊織津綺子 ◆IorinFNlA2 :2011/07/28(木) 23:52:12.99 ID:iuHeCFBX
直さん、落ち着いて、どうか…お願いですから……!
(自分の軽率さで恋人の信頼を失ってしまうと思うと、焦りに焦る)
(自分が軽々しい、ふしだらな女だと思われてしまうなら、どうしたらそれを覆せるのかと……)

(そして……彼が嫉妬しているのだ、という事実は、まったく考えてもいない)
(あれほど自分はくだらないヤキモチを妬くと言うのに)
(何故か、嫉妬などという陰湿な感情とは、直は無縁なのだと思い込んでいた)

こ、こんなこと、他のひとには…できません…っ
わたしにだって……武道の心得はあるのですよ…?
(片手で易々とこちらの両手を捉え、床の上に縫い付けてしまう)
(こんな芸当は、人並み外れた膂力と、鍛え上げたスピードを併せ持つ直にしかできない)
(そして彼の熱い掌が……待ちかねた感触が、乳房の上を訪れる)

あ…ただし…さん……
(身をすくめようにも身動きがとれず、顔を紅潮させて目許を潤ませ、じっと恋人を見上げる)
124迫水 直 ◆mkbuDdznjc :2011/07/29(金) 00:16:46.24 ID:/u2wgfhc
あの人が、津綺子や俺以上の使い手だったら?
俺よりも弱いって保証はどこにもないんだから
(津綺子に語りかける言葉は、状況に似つかわしくないほどに落ち着いて)
(その落ち着きゆえに、普段語る甘い響きや優しさが姿を隠す)

ほら、もう抵抗できないみたいだね
(見上げる津綺子の瞳を見つめ返しながら、柔い胸に指を食い込ませる)
(指のリズム、力加減---すべてが恋人から快感を引き出すためにカスタマイズされている)
(これこそが他人に真似のできない、技なのかもしれない)
(二人で育んだ愛こそが、恋人の動きを封じているのだとは気づかない)
125伊織津綺子 ◆IorinFNlA2 :2011/07/29(金) 00:27:20.40 ID:r9Qyz1nY
そんな…直さんは、いつだって私を助けに来て下さるでしょう?
ね、もう…そんな意地悪、おっしゃらないでください…!
(愛しい声に、優しさがもたらす熱は一切なく)
(そのことが、気も狂わんばかりに辛い)

抵抗できないのは…直さんだから…ですっ…!
お願い…こんな意地悪は、嫌…!
(声色にも表情にも、どこにも優しさのかけらもなく)
(冷たい疑心を向けられている)
(ただ乳房をまさぐる手にだけは熱を宿して)
(そこから与えられる快感と、愛撫の優しさとを貪るように集中する)

直さん…直さん、私は、全部……直さんのもの、です…
直さんが思うようなことは…何もないんです…!
(潤む瞳にから、きらめく滴が一粒、頬を伝い落ちる)
(彼の心を失ってしまったら、生きていくこともできない)
(だから一層、彼の愛撫に応える膨らみが、張りを増してしまって)
126迫水 直 ◆mkbuDdznjc :2011/07/29(金) 00:47:41.93 ID:/u2wgfhc
こんなことをされちゃっていたかもしれないんだよ?
抵抗できないまま、好き勝手にね
(指の動きが大胆さを増していく)
(膨らみの弾力を確かめるように揉みほぐし)
(ブラウスの下、下着の厚い布地ごと絞り上げ、まだ見えない頂点を指先で探して)

ん…分かってる…
津綺子は俺だけのもの、俺の大切な宝物…
津綺子に何かあったら、俺はたぶん、ヒトではいられなくなる
だから、不用心に、他の男の部屋になんてついて行ったらダメだよ?
(言葉の最後が子供に語りかけるような、優しさの成分を含む)
(恋人の瞳に溢れる雫が心の底に閉じこもった感情をゆさぶる)
127伊織津綺子 ◆IorinFNlA2 :2011/07/29(金) 01:06:01.98 ID:r9Qyz1nY
そんな、こと、は……直さんだけが……
ふぁ……ん…っ……
(こちらの手首を封じたまま、乳房を探る手だけが熱を帯びて行く)
(もしも、これが別の男の手だったら)
(つい先日、この胸を這いまわった異形の舌の感触を思い出す)
や…嫌ですっ…!
直さんでなかったら……他の、人、なんかに…っ!

(ほとんど泣きだしそうになる寸前、不意に恋人の声に優しさが戻る)
…直…さん……?

(睫毛の先にいくつも滴を宿して、愛しい青年を見上げる)
(彼は……自分ではなく、龍岬へ怒りを向けていたのかと、ようやく気付く)
(独占していたものに、不用意に触れたものへの怒り)
(それは余りにもなじみ深い感情だった)

直さん……もしかして、妬いていらっしゃるんですか…?
(そう気付いたら、胸の奥が急に熱くなって……嬉しくなってしまうのは)
(余りにも恋人に申し訳ないのだけれど)
128迫水 直 ◆mkbuDdznjc :2011/07/29(金) 01:30:28.83 ID:/u2wgfhc
妬いて…いる?あぁ、そうか……そうなんだ…
そうだね、うん…
今日、津綺子を迎えに行って…津綺子が嬉しそうに話すのを聴いて…
津綺子の裸を見たのが俺以外にもいるって分かって…
全部が全部、面白くなくって…
そうか、その通りだ…
(恋人に指摘され初めて、自分の感情に気づく)
(正体不明の感情のザワつきがなんであるか判明したのだ)

俺は、妬いていた
でも、津綺子がいけないんだぞ?
簡単に知らない男についていったりするから…
(感情の正体が分かったとしても、その感情が消えてなくなる訳ではない)
(それでも、恋人を責める声は、からかうような、甘く叱るような)
だから……悪い津綺子にお仕置きするよ



129伊織津綺子 ◆IorinFNlA2 :2011/07/29(金) 01:31:52.73 ID:r9Qyz1nY
【とってもとってもいいところなんですが…凍結お願いしてよろしいでしょうか】
【今のところ30日以外の夜は大丈夫ですので、ご都合に合わせます】
130迫水 直 ◆mkbuDdznjc :2011/07/29(金) 01:41:40.38 ID:/u2wgfhc
【】省略
ようやくここまでこぎ着けた感じ?
もしかしたら、ここからが本番だったりするけれど
なので、もうしばらくお付き合い下さいな

では、もしつらくなければ今日でお願いできるかな?
明日はお目こぼしはなさそうなので、22時半から23時になってしまうけど
131伊織津綺子 ◆IorinFNlA2 :2011/07/29(金) 01:44:38.92 ID:r9Qyz1nY
こちらも【】なしで

直さんはヤキモチ妬くと言い聞かせちゃうタイプなんですね
あと二十数時間後に、続き、ですね。
レス用意して、のんびりお待ちしております

今日は思いがけず早くお会いできて、嬉しかったです
お疲れで無いといいのですけれど。
では29日の22時30分以降に。

お疲れさまでした。おやすみなさい。
132迫水 直 ◆mkbuDdznjc :2011/07/29(金) 01:52:46.90 ID:/u2wgfhc
ではまた、今日の夜に
おやすみなさい
133媛名 葵 ◆YJKujNK4t6 :2011/07/29(金) 20:45:30.04 ID:0RY2CoKL
http://pele.bbspink.com/test/read.cgi/erochara2/1303984705/415

……これは、私の商売道具でありますから。
喜んでいただけましたなら、恐悦至極――『黄龍』、ですか……、こちらにもご挨拶は必要で?
(軽口に対しては、むしろ軽度を増した軽々しい言葉で応戦する)
そうですね、「何」といわれれば、
まず存じておきたいのは、貴方がたの主のことで、ありましょうか――、っ、ん……う、…。

(唇が重なり、舌先がそのきゅっと引き締められた唇の間を割ろうとすれば、
 最初のうちはそれにすぐに応えはしなかったものの、
 頂をきゅっと摘まれると、唇がゆるみ、その隙に口内にぬるりとした感触のそれが入り込む)
ん、あっ……ふっ……ッ、んっ。
(一度入り込めばそれを受け入れて、軽く撫ぜるように相手の舌に自分の舌をからめた)
(指先でつまみあげられるその頂は、徐々に硬さを増して。
 白い肌の上で薄赤く色づきながら、敏感に体はその快楽を受けて跳ねた)


【置きレスにお借りいたしました】
134龍岬 壱耶 ◆4waHkiVfl2 :2011/07/29(金) 22:03:31.73 ID:8uaTkw+S
【媛名 葵 ◆YJKujNK4t6 嬢への置きレスで一レスお借りします】
>>133
成程、それでか…。あ、いや…手慣れたというよりは…熟達した「業」というモノを感じたからな。
無論、それなりに研磨したんだろうとは思うが。
ああ、出来るなら…そうしてやって欲しい。コイツは…俺の「分身」みたいなモノだから…な。
(少し物憂げというか儚げな表情を一瞬だが浮かべてしまう――それを見られたかどうかは定かではないが――)

…ふッ…む……ん……むぅ……
(滑り込ませた舌先は葵の舌先に絡め取られ…されるがままに翻弄されてしまう)
(だが両手の――指先の一つ一つがゆるりと交互に葵嬢の胸を蹂躙していき)
(頂の膨らみを摘まんでいた指先は更に硬くなるよう促すようにコリコリと弄り嬲って)
(跳ねる葵嬢の身体を抑え込むように下半身に自身の体重を乗せて半固定状態にしようと試みる)
(お互いの舌が口内を押し押されての往復を何回か重ねてから唇を離すと銀色の糸がツゥーッと繋がり…切れて)

「白龍」頭首 “黄 筍潤(ファン ジュンユン)”か。 
アイツは俺と同門で「兄弟子」にあたるんだが…人心掌握術と人材運用に関していえば組織内じゃダントツだな。
最もそうでなければ組織の「アタマ」にはなれないんだろうが…。
大胆不敵にして冷静沈着。敵に容赦なく、身内には親身になれる。そんなヤツさ。
銃の腕も侮れないな…。因みに愛銃は「S&W M500 ハンターリボルバー」 そして…「オーラバレット」という技があるらしい。
俺もそれがどんなモノか、詳しくは知らないが…な。
で…アイツが今抱えてる問題が、さっき話した「怪異」な訳だ。
まあ、その「怪異」事態、アイツも半信半疑だったんだが…俺が4回も遭遇したからな、過去に起きた怪しい事件を調べて辿りついた結果…
その手の荒事に慣れている組織――即ち「深凪」という組織にあたった、という事らしい。
俺から話せるのはココまでだな…後は…本人に聞いてくれ。

(話が一区切りした所で今度は首筋にキスを落とし、少し強めに吸い付いてから離し…葵嬢の顔をジッと見つめ)
自分でいうのもなんだが、俺に関して言えば…深凪の方でもある程度はわかっていたんじゃないのか?
こういう「会見」がある前提で相手組織の構成や拠点等ある程度は調べついていたと思うのだが??
そういった意味合いでは…こちらは完全に後手に回ってしまっているのが現状な訳だ…残念ながらな。
(左手ではやわやわと撫でるような弄るような掌の動きは相変わらずだが)
(右手は葵のまだ肌蹴ていない下腹部へと這わせ…服の上から指の腹で撫で擦りげて…)

【一レスお借りしました…失礼します。】
135紅裂拓兎 ◆QiSi/P5T2Q :2011/07/29(金) 22:27:35.32 ID:Xa8nAZY4
【名前】紅裂 拓兎(べにさき たくと)
【年齢】十七歳
【性別】 男
【身長】 183p 83kg
【容貌】 半端な長さの赤茶色の髪・右耳にリングピアス(10mm)
      紅いコートを好んで着る。 特に冬場。 
【能力】
・珪素の支配…珪素を生成して支配する能力。能力の用途は多岐に渡る。
・体術…あらゆる格闘技の技を節操無く使う。 
・魔術・・・『Timewalk』自分自身の時間の流れを加速させる。
      『Lunatic』相手の運動神経を一時的に混乱させる。有効射程は6メートル程度。
【武器】 トンファー・小型拳銃
【希望】戦闘・交流・その他
【NG】 猟奇・排泄
【弱点】
エネルギー切れ(魔力切れ)
・魔術と異能の同時使用ができない。
・『Timewalk』は一度の戦闘に二度までしか使用できない。
 無理に使用すれば行動不能になる。また使用後に反動があるので反撃が確定する。
・『Lunatic』は同じ相手に一度しか通用しない。二度目はどんな相手にでも無効化される。

【備考】
元魔王の契約者。芯が無いのでその場の勢いで行動する気分屋。
人間・異形で差別はしないが区別も容赦もしない。人の顔と名前を覚えない悪癖がある。
生きる意味と価値を探して善行も悪行も区別なく重ねている。

【スレ立て乙】
【プロフのみ投下】
136迫水 直 ◆mkbuDdznjc :2011/07/29(金) 23:00:19.40 ID:sc160ULx
【ロールにお借りします】
137伊織津綺子 ◆IorinFNlA2 :2011/07/29(金) 23:03:07.77 ID:uZWA0OC0
【ロールにお借りします】

>>128
(頭の上に両手を縫いとめられ、下半身をガッチリと絡め取られ)
(片方の乳房にだけ、丁寧過ぎるほど丁寧な愛撫を与えられて)
(力と快楽で体の自由を完全に奪われている)

直さん…私は、そんな……
(目の前の愛しい顔が、切なげに歪み、自分の気持ちを吐きだし始めて)
(これほど真っすぐな青年が、嫉妬していると告白するのを全身がふるえるほどの思いで聞く)
(彼を苦しませたことでの自責と、それほどまでに愛されているのだという喜びとで……)
いけないこと、なんて、何も……

(そして「お仕置き」と告げる声の含む甘さに、彼の手に弄ばれる乳房の下で、心臓が跳ね上がる)
ごめんなさい、あなたがそんな風に思われるなんて
全然考えていなくて…だから、許して…お願いです…!

【改めましてこんばんは】
【こちらはこのように続けさせていただきました】
【こちらにしてほしいことなどありましたら、いつでもおっしゃってくださいね】
【今夜もどうぞ、よろしくお願いいたします】
138迫水 直 ◆mkbuDdznjc :2011/07/29(金) 23:31:38.05 ID:sc160ULx
俺も、津綺子に言われるまでこの気持ちが嫉妬だなんて思いもしなかったよ
津綺子はキチンとした女の子だし…
それに、そんじょそこらの男じゃ歯も立たないくらいに強い女の子だって、知っているから、心配ないと思ってたんだけど…
(丹念に揉みほぐしていた胸から手を離し、組伏せた体に覆い被さるようにして、恋人を見下ろすと)
(目に、嫉妬と嗜虐の色を浮かべ、眼下のしなやかな肢体を眺める)

ダメ…許さない
どんなことがあっても、俺から離れられないように、ちゃんと覚えておいてもらわないと、いけないからね
(そう口に出して言ってはいるが、恋人の想いに疑いを持ったことは一度もない)
(それに津綺子は許しを乞うているが、「行為」に及ぶことそれ事態が許しているも同前で)

お仕置きだからね…まずは抵抗できないようにしないとね
(津綺子を拘束する手とは反対の手で、脇のベッドからシーツを引き寄せ)
(端を口にくわえると、一気に引き裂いて、幾本かの紐を作ると、それを恋人に見せつける)
これ、どうするか分かる?
139伊織津綺子 ◆IorinFNlA2 :2011/07/29(金) 23:43:33.86 ID:uZWA0OC0
でも…でも、もう誤解だってわかって下さったでしょう?
龍岬先輩は私に夜を往く人間としての興味しかお持ちじゃないんです
裸…だって、見られているかどうか……
(胸から恋人の手が離れれば、丹念に揉みほぐされた乳腺がジンジンと疼く)
(こちらを見つめる恋人の表情は、逆光に翳っていて、一層大人びて見えて)

離れません…あなたから離れるなんて、あり得ない……
(誓約の言葉はまた、従属の証でもあって)
(全身から雄の独占欲を立ちのぼらせているかのような恋人に)
(何もかも、すべてを捧げていると訴える)

…っ…!
(急に激しい動作でシーツを引き裂くのに、思わず全身をビクッと震わせた)
直さん、直さん…お願いですから……乱暴は……
(恋人が本当の意味での乱暴を自分に働いたりすることはない)
(手荒なまねをするぞ、というほのめかしは、脅しというよりも甘やかすのに近い)

(これから、存分に独占して愛してくれるという……)
140伊織津綺子 ◆IorinFNlA2 :2011/07/30(土) 00:26:02.84 ID:h6pkP4uJ
【大丈夫ですか?お疲れでしたら、ご無理なさらずに……】
141迫水 直 ◆mkbuDdznjc :2011/07/30(土) 00:26:36.59 ID:vPmvhaDR
それは、どうかな……
可愛い女の子が、何の警戒もしないで自分の部屋についてきたら
変な気を起こしてもおかしくないんじゃない?
今日はたまたま、何も起こらなかっただけかも知れない
だから心配なんだよ
(本来なら警戒すべき相手の招きに応じる。恋人がそこまで心を許したことが妬ましい)
(少女の心は自分一人のものだったはずなのに…)

知ってる…津綺子は俺のもの…津綺子は俺から離れられない
今日は、それをもう一度分からせてあげる
(従属の誓約に頷き、それでもなお、己の独占欲を満たそうと)

乱暴なんて、するわけないだろ
これはね…こう使うんだよ
(怯えた表情の津綺子を安心させるように微笑みかけておいて)
(そんな優しげな顔とは逆に、束ねて捉えていた恋人の両手首にくるくると布紐を巻きつけ縛り上げてしまう)
(そうしておいて更にもう一本の紐でもって、束ねた手首をベットの足にくくりつける)

キツくないよね…?
さあ、これで、思う存分お仕置きができるね
(縛り上げた手首に負担がかかってないことを確認すると)
(満足げに頷いて、満面に嗜虐的な笑みを浮かべる)

【と、まぁ、こんなことをしてしまってますが…】
【今日の服装はどんな感じを想定しているかな?】
142迫水 直 ◆mkbuDdznjc :2011/07/30(土) 00:30:44.91 ID:vPmvhaDR
【と、ちょっと時間をかけすぎてしまったようで申し訳ない】
【こちらはまだ大丈夫】
【なるべく伝わりやすいようにと考えてしまって】
【かなり確定してしまってるけど…ご容赦を】
143伊織津綺子 ◆IorinFNlA2 :2011/07/30(土) 00:41:59.60 ID:h6pkP4uJ
龍岬先輩はお怪我をされていたんです
危険な異能者と戦って、やっとのがれていらしたところでした
私はあなたに会いたくて、あちこち探し回っていて
龍岬先輩にお会いしたんです
(今夜の状況を事細かに話し始めるが、ある意味、言い訳にしかなっておらず)
(それどころか服には龍岬の血の痕跡まで残っている)
(紺のシャツブラウスでは、すぐにはシミは見つからないが)
(近づけば、あるいは血の臭いがするかも知れず)

あ、直さんっ…!
(細い布切れと化したシーツで手首をくくられ、それをベッドの足に縛り付けられて)
(これが敵のしたことなら、電流を流して焼き切ることもできるだろうが)
(恋人が自分を拘束するためにした優しい罰なら、甘んじて受けようと)
(膝丈のシンプルなカーゴスカートから、伸びる両足の膝をすり合わせて)

お願い…許して……
(その懇願は、むしろお仕置きの開始を促す熱い依頼となる)

【考えてみたら、龍岬先輩のところから帰って来たので】
【その時の服装ですよね(汗】
【紺色の半そでシャツブラウスと、水色のストレートな膝丈スカートでお願いします】
【生足かハイソックスかは、お好みで】
144迫水 直 ◆mkbuDdznjc :2011/07/30(土) 01:17:13.44 ID:vPmvhaDR
大人しくしていれば、何も怖くないからね
すぐ気持ちよくなるから…
(まるで犯罪者が語るような台詞を言って聞かせながら、半袖のシャツから伸びた二の腕辺りをなで)
(脇をくすぐるように手を這い回らせると、指先を首筋へと滑らせる)

この服、邪魔だから脱いじゃおうね…
(恋人のキメ細かな肌の感触を味わってから、シャツの胸元に手をかけて)
(そのまま左右に広げ、止まったままだったボタンを弾き飛ばすと)
(肌蹴たシャツに隠されていた膨らみを手の平で包みこむ)

ん…柔らかくて、暖かい…
(指先を食い込ませて膨らみの形をゆがめ)
(持ち上げるように下から支えてふるふると振るわせたり)
(左右の丘を擦りあわせるように両脇から寄せ、元々深い谷間をより強調させる)

【服、破いちゃったけど、もし不味ければボタンを外したことにしておいて】
145伊織津綺子 ◆IorinFNlA2 :2011/07/30(土) 01:28:44.19 ID:h6pkP4uJ
はぅ……うぅ…っ…
(二の腕の内側を撫でられると、くすぐったさと快感が)
(さざ波のように全身に広がる)
(首筋に近づく指先には、期待さえ込めて待ち受けて)
きゃあっ……

(シャツのボタンを弾き飛ばされれば、小さく悲鳴を上げる)
(それは本当に危険を告げる大声ではなく、急な動作に驚いたため)
(そして、恋人の嗜虐心を煽るため……)
(彼の内なる獣に呼びかける声)

ん、は…ぁ…っ……直さん……やめてください……
(可愛らしいレースに縁取られたブラに、こぼれおちそうな乳房を振るわせて、気弱げな声を出す)
(その日に限って日頃のシンプルなフルカップではなく、ハーフカップのランジェリー)
(やっと頂点を覆っているラインから、薄赤い乳輪の縁が覗きそうで)

【帰りに服貸してください(笑】
146迫水 直 ◆mkbuDdznjc :2011/07/30(土) 01:50:10.45 ID:vPmvhaDR
(短い悲鳴にゾクッと背中を震わせる)
(本気ではないが、嗜虐心を刺激するには十分で)

今日は、随分可愛いのを着けているんだね
よく似合ってるよ
(ランジェリーのサイド、肩紐、そしてカップの上端へと指先を滑らせていく)
(辛うじて隠されている頂点の色濃い辺りで止めた指を、くいっと引っ掻けて下にほんのすこしずらして)
(レースの端から顔を出した薄紅色の蕾をキュッとつまみ上げる)

147伊織津綺子 ◆IorinFNlA2 :2011/07/30(土) 02:01:30.97 ID:h6pkP4uJ
ふ…ぅ……んんっ…
(青年の熱い指先が、ランジェリーと素肌の境目をなぞっていく)
(頬を紅潮させて、余りにもかすかな快感に、吐息をもらしながら耐える)
んは…!
(ぱつん、と張り詰めた膨らみの頂点で、繊細なタッチが止まって)
(もうぷっくりと充血し始めた乳輪を剥きだされる)

んぁ…っ、直さん、だめぇ……っ
(乳輪ごとしごきあげられるように、恋人の指先に捉えられる乳首)
(ぷっくりと血の色を透かす膨らみの中心が、固い芯を持って持ち上がってきて)
(男の愛撫に応えて、コリコリと熟し始め、淫らな女の形に突き出してくる)
はぅん、あ、ダメ、ですぅ…っ……
(触れられていない方まで乳首が疼きはじめて)
(すり合わせる内股の付け根にも、熱い疼きが)
148迫水 直 ◆mkbuDdznjc :2011/07/30(土) 02:06:17.33 ID:vPmvhaDR
【さてこれから、といったところで、今日は俺が限界】
【凍結をお願いできるかな】
【今日(土曜)は確か駄目だったよね?日曜はどう?】
149伊織津綺子 ◆IorinFNlA2 :2011/07/30(土) 02:09:10.46 ID:h6pkP4uJ
【】はずしますね

お疲れさまでした。
土曜の夜は日付変わります…ので、日曜31日の夜でお願いします
21時ぐらいから行けます
150迫水 直 ◆mkbuDdznjc :2011/07/30(土) 02:18:00.47 ID:vPmvhaDR
俺も【【】省いて…
では日曜の21時半からでお願いしようかな
レスを用意して避難所に顔を出すよ

では、今日はこのくらいで
お疲れさま&お付き合いありがとう
先に失礼させてもらうね
おやすみなさい
151伊織津綺子 ◆IorinFNlA2 :2011/07/30(土) 02:18:54.93 ID:h6pkP4uJ
はい、ではまた20時間後に。

今日も楽しかったです。
ありがとうございました。おやすみなさい

【スレをお返しします】
152媛名 葵 ◆YJKujNK4t6 :2011/07/30(土) 10:18:02.02 ID:ZxBmgWfa
>>134
(分身という言葉、物憂げな表情をどちらも情報として脳内にインプットしながらも
 絡めあう舌の動きは決して攻勢を緩めない。ぴちゃぴちゃという生々しい水音を響かせながらも)
んっ……ッ、ぁふっ、……ッ、はぁっ、あっ……。
(逞しい大の男にかかれば、自分の体などいとも簡単に押さえつけられてしまう)
(身を上手くよじれぬままに唇を離せば銀色の糸――切れた残りを舌で絡め取って、不意に笑って見せた)

――なるほど。
貴方のいう『怪異』、我々のいう『異形』については、若干初心者ということで、ありましょうか。
ご本人とお会いできるのでありますれば、そうしておきましたところですけれど……、それは是非
一度お会いしてみたいものにございます。
(行為の合間に情報をひきだしているのか、情報を引き出しているあいまに行為を行っているのか。
 そんなことを考えていたらおかしくなって、首筋への口づけのくすぐったさも相まって、わずかに甘く笑う)

さあ、どうでしょうか。
ある程度は、といえばある程度やもしれません。それでも、相手当人から出た情報と
他から得た情報では色々と特典が違って参ります、か、ら……はぁ、あん……、ッ……
(小ぶりな胸を撫でまわす指先。頂は硬く尖り、小さいながらも確かにある膨らみは相手の手に僅かな柔らかさを伝える)
(しっかりとしたスーツパンツの上からそこを擦られると
 どこか切なそうな声をあげて、押さえつけて動けない下半身をばたばたさせようと身じろぐ)

そんなこと、どうでもいいではありませんか。
もっと、貴方のこと、教えてください……、あっ、……ん、ちゅ……、ふっ……
(頬に手を置いて、今度は自分から唇を重ねにいく)
(その唇を啄ばみながら、唾液の絡んだねっとりとしたキス。唇を離せば、僅かに糸が繋がり、切れるほどで)
――……もっと、もっと、欲しい。くださいませんか?
(熱に浮かされたような甘ったるい声で、行為をねだるかのように)



【置きレスにお借りいたしました】
153杜 凛子 ◆PVxfIC45I. :2011/07/30(土) 10:59:19.04 ID:fzIisGeY
【名前】杜 凛子(もり りんこ)
【年齢】15歳/高等部一年
【性別】♀
【身長】152cm
【3サイズ】B83/W62/H84
【容貌】肩くらいのお下げ髪、渦が巻いてそうな分厚い眼鏡の下に目つきの悪い三白眼
    色白で両目に泣きぼくろ、手首に数珠、いつもジャージか体操着を着てる
【能力】自己流"乙護法"(おとごほう)
    自筆の落書きに霊力を注いで立体化し、分身として操ることができる。
    見え方はちゃちい3D画像のようなイメージ。
    大きさや数は任意、性能や強さは落書きのデザインによる。
    なお、霊視の力も持っているが眼鏡を外して裸眼で視る必要がある。
【希望】日常や戦闘、いろいろ
【NG】グロ、相談なしのエロール
【弱点】凜子自身は格闘技とかの戦闘力はない、能力使用後は極度に腹が減る
【備考】だらだらと気ままにご近所の平和を守る女子高生。
    将来はさまよえる霊を成仏させられるような霊能者になりたいなんて思いつつも、
    マイペースでゆるい性格なので修行的なことはサボり気味。
    家はごく普通のお寺で両親も普通の人、ただ娘に力があるのは知っている。
    普段からメモ帳やらを携帯していて、何か思いついては落書きしている。

>>1乙で〜す】
【プロフ投下落ち〜っ】
154杜 凛子 ◆PVxfIC45I. :2011/07/30(土) 14:35:08.16 ID:fzIisGeY
【色々片付いたから待機〜っ】
【プロフは一個上の>>153ね】
155杜 凛子 ◆PVxfIC45I. :2011/07/30(土) 15:35:19.32 ID:fzIisGeY
【落ちっ】
156水鏡恭弥 ◆kyo/P7P7mo :2011/07/30(土) 15:41:14.98 ID:r2YaWeRZ
【名前】水鏡 恭弥(みかがみ きょうや)
【年齢】17歳/二年次
【性別】♂
【身長】T180/W59(ライト級)
【容貌】髪はやや長め、癖毛が多少収まり悪く裾は跳ねて気味
 瞳は薄い茶色、体形はかなりのひょろ長、少し面長

【能力】戦装束「不知火」:左手の人差し指で唇をなぞることにより、
 全身に揺らめく炎または人魂のような呪術的紋様が浮かび上がる
 「不知火」時限定能力:「ハレ」と「ケ」
  「ケ」の右手から放つ波動で物質・エネルギーを腐食・減衰させ、破壊する
  「ハレ」の左手は逆に物質・エネルギーを活性化・賦活することができる
 「不知火」時は霊的・物理的防御力が大幅にアップ、運動能力も常人を超えたものになる
 気配や異形の臭いには敏感で、霊体や幽体を感じ、会話することも可能
 発動時ほどではないが、不知火を纏っていなくても異形や妖魔、人の「匂い」を嗅ぎ分けることが出来る

【希望】 NG以外
【NG】理不尽な死

【弱点】「不知火」持続時間は少しずつリミット増大中ではあるが制限もある
 能力全開なら10分程度、全く「ハレ」も「ケ」も使わなくても1時間程で霊的スタミナ切れを起こす
 スタミナ切れ後は強制的に刺青状の文様は解除され、立っているのがやっとなほどに消耗する
 また、連続使用も不可能、最低24時間は霊的スタミナを回復させないかぎり、再度「不知火」を纏うこともできない
 遠距離・中距離攻撃の手段は皆無、接近戦オンリーに特化している
 常態では平均的高校生男子よりは運動能力がやや上な程度
 動体視力は発達していて、攻撃をかわす・いなすのだけは得意    

【備考】アマチュアボクシング部所属(現在自主休部中)、普段の性格は温厚で、誰にでも丁寧な言葉を使う
 若干手足は長く、体重もあいまってガリガリ、筋肉はボクサーらしくそれなりに締まってついている
 両親とは物心がつく前に死別、兄弟姉妹なし、現在は寮生活

 不知火発動時は完全に別人格となり、恭弥自身の意思で言動をコントロールすることはほぼ不可能
 近接戦闘技術・体術に長けた「オレ様」キャラになる。人を勝手に愛称をつけて呼ぶ癖がある

 現在、紫一久から借り受けたオートマティックハンドガンcz75(後期型)を所持。
 以前の事件の影響から「右手」の破壊力は増大、人程度の大きさまでなら「破壊」することが可能に
 ただし「右手」の能力を発動すると硬直の隙が出来るのは相変わらず

【タッチの差か…少し待機してみます】
157名無しさん@ピンキー:2011/07/30(土) 15:57:18.39 ID:z58Rwfhq
絡みたくない奴が落ちた瞬間喜び勇んで待機するんだから性格が悪いw
158名無しさん@ピンキー:2011/07/30(土) 15:58:59.43 ID:regnCxsn
このタイミングだから戻って来ることも想定内だろ
159水鏡恭弥 ◆kyo/P7P7mo :2011/07/30(土) 16:37:38.89 ID:r2YaWeRZ
【お邪魔しました。スレッドをお返しします】
160龍岬 壱耶 ◆4waHkiVfl2 :2011/07/30(土) 19:43:38.17 ID:7HNAicvh
【媛名 葵 ◆YJKujNK4t6嬢への置きレスです】

>>152
若干、どころかずぶの素人だと思ってくれてまず間違いない。
だからまずは…共通認識として「異形」または「異能」という呼称をこちらが合わせる所からだな。
それなら、機会があれば俺が紹介する事もあるかもしれないから…まぁ、その時はひとつ宜しく頼む。
(首筋にキスをしてから舌先を蛞蝓の様に這わせて鎖骨まで舐めて)

それもそうか。自分自身の目で確かめられれば、これ程正確な事はないか。
まさに…「百聞は一見にしかず」というヤツだな。
(左手は相変わらず擦り、撫で上げる動きだが、柔らかな感触は確かに伝わって)
(プックリ尖り出した頂きには指先で捏ねるような転がすような…それでいて優しく丁寧に弄り)
(右手はその大腿部に容赦なく滑り込ませては身じろぎ悶えている葵を操る様で)
俺なんて…大した事ないぞ……ん…むぅ…む……んん…。
(言い終わらない内に言葉尻を消されるように唇を塞がれ)
(ねぶられるようなキスはある意味情熱的であり)
(耳に響く水音と葵の体温を肌で感じながらキスに応えるよう舌先を絡め、嬲って)
(離れると先程と同じように銀の糸が繋がり切れると)
(今度は龍岬がその切れた糸を舌で舐め取って葵を黒い瞳でジッと見つめ)
――……葵がそう、望むなら…俺も…その望みに応えよう――
(まさぐっていた右手をスーツパンツの淵に掛けて…器用に動かして脱がしていく…)
――ここから先は…「龍岬 壱耶」個人としての情報として扱ってくれて構わない。
(――と葵を跨ぐような形で膝立ちになって、脱がせ安い姿勢になり)
(葵の黒い瞳にその意図を汲んだ眼差しを送って…)

【お借りしました…失礼します】
161伊田満 ◆JOEATxYv1A :2011/07/30(土) 20:59:13.98 ID:wTuNXd5a
【伊達 三月 ◆.xhaLHc2Qgさんとのロールにスレをお借りします。】
>>110
あ、ああ…分かったよ。
(チュ…と小さくキスを受けると、これから行われる事の期待に、そのままじっと立ちすくんで)
(暗闇の中段々と怒張に近づく少女の口元、)
(膨張しきったソコは吐息が触れるたびピクピクと反応した。)

は…うぅ…っ…!
(先端に舌が触れた瞬間に、ゾクゾクと背中に快感が走る。)
(そのまま、温かく、ヌルヌルとした口内に咥え込まれると)
(快感に身を戦慄かせ、歯を食いしばり声を堪える事しか出来ない)

はぁ…ッ……く…ぅ…ッ…舌…凄ッ…!
…みつき…ぃ…ッ…!
(舌が這い回る度、快感を堪えきれず小さく声が漏れる)
(もっとこの快楽を味わいたい、早くこの中に欲望を吐き出してしまいたい)
(この身に滾る欲望に、自らの怒張を咥える少女の頭に手を添えて…)
(…衝動をグッと堪え、恋人の髪を愛おしむように、優しく撫でた。)

【それでは、今晩もよろしくお願いしますね。】
162伊達 三月 ◆.xhaLHc2Qg :2011/07/30(土) 21:12:27.70 ID:G3VlwAAC
んっ…、はふっ…。
(少し舌を這わすだけで、声を漏らす伊田先輩)
(そんな伊田先輩の反応に、とくんと胸が高鳴ってしまう)
伊田先輩…。
(先輩を、もっと気持ちよくさせてあげたい)
(そんな思いから、舌での愛撫に自然と熱が篭る)

んんっ…。
(頭に添えられた手が髪を撫でる)

(そんな何気ない動作一つで)
(不思議なくらい胸が満たされる気がして)

はっ…、んっ…。
(舌で舐め上げるようにして、怒張から顔を離すと)
伊田先輩、どうしたらいい?
(すがるような瞳で、伊田先輩を見上げる)

【こちらこそ、よろしくお願いします!】
163伊田満 ◆JOEATxYv1A :2011/07/30(土) 21:56:04.54 ID:wTuNXd5a

ん…ぐ……ッ…!
…ぁ……みつき…?
(突然止まった愛撫に、思わず情けない声をあげた。)
(ジンジンと、怒張には快楽の残滓がこびり付いていて、)
(焦らしているのだろうか、そう思うだけで顔は泣きそうに歪んでいく)

どうしたらいい…?
(暗闇の中自分を見上げる、すがるような、潤んだ瞳。)
(自分を頼る恋人の、普段ならば愛らしいその姿も今の自分には拷問にも等しくて)
(快楽を貪る事は簡単だ、少女の頭に添えた手にほんの少しばかり力を込めて)
(そのまま喉の奥にまで怒張を突き立て、欲望をブチ撒けてしまえばいい。)
(無論、それはない。…三月を苦しめてまで、快楽を得たいとは思えない。)
(それは、あの夜三月を陵辱した自分への戒めであり、今の自分を、「三月を愛する」という存在を否定する事だ。)

ん…みつきのしたいようにシてくれれば、俺はそれでいいけれど…。
…口をどうやって使えばいいのか、聞きたいのかな…?それとも…もっと、他の事を期待してる、とか?
(実際、今のままもう少し舌責めを受けていれば、自分の欲望は満たせただろう。)
(けれど、先程からの焦らすような三月の言動、此方を向いたすがるような瞳が語るのは…)
(頭に添えた手に少し力を込めて、みつきに問いた。)
164伊達 三月 ◆.xhaLHc2Qg :2011/07/30(土) 22:10:54.96 ID:G3VlwAAC
どうしたら、伊田先輩がもっと気持ちよくなれるのか。
教えて欲しいなあって…。
(伊田先輩を見つめたまま、怒張に添えた手をゆったりと上下に)
(どれぐらい力を篭めていいのか、わからなくて)
(緩く緩く上下に硬くなったそこを扱かせる)

…他の事って?
(特に思いつくこともなく、きょとんとした表情で)
うーっ…。
それがわからないから、聞いてるのに〜。

(伊田先輩に助言を受けるのは諦めて)
(舌での不器用な愛撫を再開させる)

こんなのでいいの…?
(手で竿を愛撫しつつ、ちろちろと舌で傘の部分を舐め上げる)
(自信を持てない愛撫は、弱く伊田先輩自身を刺激させる)
165伊田満 ◆JOEATxYv1A :2011/07/30(土) 22:35:07.67 ID:wTuNXd5a
…えと、自分で言うのは気恥ずかしいというか、なんというか…。
……ほ、本当に、言わなくちゃ、駄目?
(本当に分からないのか、キョトンとした表情を浮かべる三月。なんだかコッチが恥ずかしい。)
(先程までの大胆さとは一転して普段の顔を覗かせる少女に、少し気まずそうに視線を外し、呟くようにして言う。)
(…思わず襲いたくなっちゃったのは、忘れる事にしよう。)

わ、わかったよ…言うよ…。
ん…そう…先を口に含んで…ん…ッ…傘の裏を重点的に…舐めて…
も、もっと強くやっても…いい…かな…。
(何だか失望した様子の三月を取り繕うように、慌てた様子で話し出す。)
(自分自身で感じる方法を言わなければならない天然の羞恥プレイに、耳の先まで熱くなるのを感じる。)
(未だ慣れないたどたどしい愛撫は、微弱な電流のような快感を断続的に与えてきて)

う…少し、吸い上げるようにすると…いい…かも…っ…。
…無理そうなら、いいんだけど……っ…
慣れてきたら…もう少し奥まで咥えてくれると、嬉しい…かな…。
(快楽に漏れる声を必死で堪えて、羞恥に満ちた自身の快感の説明を続けて)
(最後に小さく、まだ言わなくちゃ駄目…?と呟いた。)
166伊達 三月 ◆.xhaLHc2Qg :2011/07/30(土) 22:52:08.63 ID:G3VlwAAC
…はい、言わないとだめです。
(気弱な先輩に対して強気な態度で)
(そう冗談めかして、くすりと笑う)

(内心はそんなに余裕があるわけでもなかったり)
(胸もドキドキしっぱなしだし…)

ここ、舐めるのがいいんだ…。
(伊田先輩の指示に従って舌を這わせる)
(始めこそ弱かった愛撫も、慣れもあるのか次第に力強さを増し)
んっ…、伊田先輩っ…。
(愛しい人のそこにキスをすると、舌先を這わせ)

吸い上げるって、こんな感じで…?
(全体を吸い上げるのか、傘の裏の部分を吸い上げるのか)
(よく分からなかったので、とりあえずは傘の部分に唇を押し当て)
んっ…、奥、まで…。
(続く言葉に、ようやく真意を理解して)
(ちらりと先輩を見上げると、伊田先輩のを口に含む)

はむっ…、んうっ…。
(浅く咥えた先端を舌で緩く刺激しながら)
(少しずつ口の奥へと飲み込んでいく)
167伊田満 ◆JOEATxYv1A :2011/07/30(土) 23:18:44.77 ID:wTuNXd5a
…う…結構、恥ずかしいんだよ…?
(少しばかり悔しそうに、強気な恋人に対して呟いた。)
(実際は、公共の場の片隅で、想い人に自らのモノを咥えさせるという背徳感と支配感)
(そのアブノーマルな状況に心臓が早鐘のように打っているのを感じいて)

そ、そう…そこが一番感じる、かな…。
(愛撫の力強さが増すにつれ、ソレが与える快楽も比例して大きくなって)
(何度も、何度も自分の名前を呼び尽くしてくれる恋人に)
ん、気持ちいいよ…みつき…。
(愛おしさと、何も此方から出来ない切なさが増していく)

(自分の言葉を誤解したのか、傘の裏の部分に唇を当ててくる少女)
(淫靡な中に混じる純粋な一面も、勿論自分しか知らない訳で)
ん…そうじゃなくt…ひぅ…ッ!?
(訂正しようと思った矢先に咥え込まれ、予期せぬ刺激に思わず少し大きな声をあげてしまった)

…ッ!!…はっ…無理しなくて、いいよ…?
余り強くされると、出ちゃいそ…だからッ…
(段々と深く飲み込まれていく自身の分身、舌先で先端を弄くられるその刺激に)
(思わず暴発してしまいそうになり、少し腰が引けてしまう)
168伊達 三月 ◆.xhaLHc2Qg :2011/07/30(土) 23:34:25.83 ID:G3VlwAAC
少しは三月さんの気持ち、わかってくれたかなあ?
(恥ずかしいという伊田先輩に、にっこりと笑顔で語りかける)
(伊田先輩の反応が嬉しくて、思わず手に力が篭るのがわかる)

んっ…、ふっ…。
(ぎゅうっと両手で竿を握り締め)
(伊田先輩の感じるという場所に丹念に舌を這わせる)
はあっ…、我慢しなくていいのに…
(口を離すと、酸素を求めて大きく息を吸い込む)

いいよ、出しちゃっても…。
(再びそれを口に含み、口で上下に先端を扱く)
(腰が引けると、舌をねっとりと絡ませ)
(伊田先輩をイかせようと、愛撫に意識を集中する)
169伊田満 ◆JOEATxYv1A :2011/07/31(日) 00:09:04.73 ID:OgbjN0qx
そんな事…言われたっ…て…!
あ…も…我慢できな…ッ!!
(本当に、自分に満足して欲しいのだろう、スパートであろうストロークの度、暗い室内に淫靡な水音が微かに響く)
(先程のたどたどしい動きとは全く違う、濃厚に絡み付いてくる舌が与えてくる快楽に耐え切れずに)
(最後の最後、思わず三月の頭を抑え、口を離せないように固定すると)

みつき、ィ…出す、よ…っ!
―――――――ッ!!
(愛されているという感覚、至福の中、歯を食いしばり声無き叫びをあげた)
(ビュクッ…ビュクッと断続的に、熱い牡汁を三月の咥内へと吐き出していく)

…は……は…ぁ……。
…みつき…とても、良かったよ…。
(数秒ほどの射精の後、全てを出し切ったかのように脱力して)
(感謝の言葉を言うと、恋人の頭を優しく、とても優しく、撫でた。)

………………。
(数秒の、忘我。)

……あ、ゴ、ゴゴゴゴメンッ!ほ、ほらティッシュあるから、ペッてして、ペッて!
(次の瞬間、最後に自分が三月の頭を抑えていた事を思い出した。)
(とりあえず、今言えることは。ゴミと同じく出した物は処理しなくてはならない訳で。)
(自分が出したものを処理すべく、慌ててポケットからティッシュを取り出した。)
170伊達 三月 ◆.xhaLHc2Qg :2011/07/31(日) 00:34:28.52 ID:W+1o2Q9G
んっ…、んんんっ…!?
(頭を抑え付けられると、一瞬戸惑ってしまう)
(だけど、伊田先輩の行為には抗わず)

…うっ…んんっ…!
(言葉と共に、口内に勢いよく何かが注ぎ込まれる)
(注ぎ込まれたそれを口で全て受け止め)

〜〜〜っ…。
(先輩の手が離れると精液をこぼさないよう)
(口を手で押さえて顔を起こす)

(口内を満たす伊田先輩の…)
(熱くて変な感触のそれは、どう考えても)
(絶対に、食べ物や飲み物といった類の物ではない)

(…本の情報を信じるなら、飲んだ方が喜んでくれるんだよね?)
(ぎゅっと目を瞑り決意を固めると、ごくりとそれを飲み下す)
(何度か飲み込むことで、ようやく口内から消し去り)

う〜っ…。
(微妙な後味の悪さに思わず眉が寄ってしまう)
171伊達 三月 ◆.xhaLHc2Qg :2011/07/31(日) 00:40:15.50 ID:W+1o2Q9G
【伊田先輩、ちょっと眠気がきついです】
【続きはまた今日のお昼とか、夜とかでも大丈夫ですか?】
172伊田満 ◆JOEATxYv1A :2011/07/31(日) 01:06:55.63 ID:OgbjN0qx
みつき? いや飲まなくても。 ホラティッシュあるから。 早くペッて…
…あーあーあー…
(白濁を飲み込む度、吐き出すように勧めるも、三月は結局最後まで飲んでしまって)
(慌てて出したポケットティッシュは行き場を失い、またポケットへと捻りこまれた。)

…もう、美味しくないだろ。
先輩の言う事は、素直に聞くものだよ?
(予想通り微妙な顔をする三月に、少し呆れたように注意する)
(自分の為に、そこまでやってくれる事は嬉しいけれど、でも、やっぱり無理はして欲しくない。)

(眉を寄せる恋人の唇を不意に奪い、舌を絡めた。)
ん…ちゅ………口直し。あと、御礼。
……それとも、キスだけじゃ足りないかな。
(挑発するように軽く笑い、今度になるけど、と付け足した)

(…そういえば、自分が妖魔になったのは、妖魔の体液を摂取したからだったっけ。)
(最初の内は、高揚感と一時的な身体能力の向上だったけど…)
(まさか、三月まで妖魔になってしまう…なんて事はないと信じたい。)
(…うん、やっぱりゴムは常備しておく事にしよう。)

【実は自分ももう中々頭が働いてなかったり。】
【それでは、今日の夜当たりでいいでしょうか?】
【時間は、土曜日と同じ程度で。…もうすぐ〆になりそうですしね。】
【返事が遅れてしまったのでとりあえず、スレをお返ししますね。】
173白河 沙耶 ◆PF4Z/85Uas :2011/07/31(日) 20:36:18.66 ID:YKOD3luG
【名前】白河 沙耶(しらかわ さや)
【年齢】18
【性別】女(メイドだと主張)
【身長】168cm
【3サイズ】B91W60H89
【容貌】
亜麻色の腰に届く髪、普段はほぼ、纏めているかキャップのなか。
よく言えば大人っぽく、悪く言えば老け込んでいる顔。Fカップ
【能力】
対象から属性や怨念といったものを抜き、より良い媒体を作り出す「純化」
及び退魔効果を付加する技術を持つ。
【希望】炊事洗濯掃除に戦闘何でもござれ。
【NG】グロテスク、排泄。
【弱点】
メイド服を着ていないと身体能力が低下するため、体育など薄着を強要される状況下では
本来の運動能力が発揮できない。
何故かフリルなどの装飾の多いメイド服では著しく平衡感覚が狂わされる。
あくまで一般扱いなので、武器が貧弱。

【備考】
天宮(あまみや)コネクションという大規模な財団を有する天宮家に代々仕える
従者の家系、白河家の長女として生まれ、天宮に仕える為の様々な訓練を受ける。
身の回りにあるものを武器とし、どんな状況下においても主君に奉仕する
白河流奉仕術の使い手。

天宮が金持ちの道楽的に対魔稼業に手を出し始めた。主な装備はケプラー(防刃繊維)で編まれたワンピースに防弾エプロン。キャップは普通。
天宮に仕えることを至上としており、何においても天宮を優先するため若干頑固で融通が利かない。
……が、そのおかげで本来の突拍子もない変人じみた性格が抑えられている節もある。
登校時は制服の下にメイド服を着込んで身体能力の低下を防いでいる。
天宮で次元種(DimensionSeed) 通称DSと呼称された異形を利用し、物質転送システムを開発している。

【>1乙だ。少しばかり待機させてもらうよ。】
174白河 沙耶 ◆PF4Z/85Uas :2011/07/31(日) 21:19:55.02 ID:YKOD3luG
【それでは待機解除とさせていただく。以下空きだ。】
175伊達 三月 ◆.xhaLHc2Qg :2011/07/31(日) 21:30:59.51 ID:ks0F6t3/
【白河先輩、すみませんでした】
【伊田先輩とのロールにスレをお借りします】
176伊達 三月 ◆.xhaLHc2Qg :2011/07/31(日) 21:31:38.20 ID:ks0F6t3/
>>172
でっ、でも〜…。
伊田先輩、嬉しくなかったですか?
(呆れ顔の伊田先輩に不安そうに尋ねる)

(もし、喜んでもらえなかったのなら)
(ただの骨折り損のくたびれ儲けなわけで…)
(精神的ダメージがすごいことになってしまう気が!?)

あっ…!? んんっ…。
(不意に重ねられた伊田先輩の唇)
(口内に滑り込んでくる舌を、力なく受け入れて)

キスだけじゃ足りないって…。
そういうこと言わせるのはずるいです。
(恥ずかしさに顔を俯かせて、感触の残る唇を指でなぞる)
(ぽんやりとした、そんな幸せな気分で)

お化け屋敷って気分じゃなくなっちゃったなあ…。
(ぽつりと小さく呟く)

伊田先輩、とりあえずここ出ましょうか。
誰か来ちゃうと、いろいろとマズイ気がしますし。
(気持ちを切り替え、頭を勢いよく上げると)
(いつものように元気よく、伊田先輩に声を掛ける)
177伊田満 ◆JOEATxYv1A :2011/07/31(日) 22:06:07.75 ID:OgbjN0qx
ん、やっぱり、二人一緒に気持ちよくなりたいから、さ。
…今度は、ゆっくり何処かで…ね?
(いとおしそうに微笑みながら、俯いた少女の髪を軽く撫でて)
(愛されている、その喜びの余韻に浸る。)

……………。
(小さく聞こえたみつきの呟きに、思わず苦笑いを浮かべた。)
(結局今回も、欲望に負けて三月を手篭めに…しかけた訳だけれど)
(段々と三月が大胆になって来ているのは、やっぱり俺の、妖魔の体液の所為だったりするのだろうか…少し恐い。)

あ、ああ、そうだね。
早く出ないと、係員の人も心配するだろうし…。
(急に普段の元気印に戻った三月に、先程までの淫靡な姿は幻であったのかと錯覚させられる)
(とりあえず、場所が場所、行った行為が行為だけに、早々に出なければ怪しまれる)
(手探りでドアの取っ手を探し出すと、気付かれぬようゆっくりと空けて―――)

……うん、誰も居ない。
(少しだけ隙間を空けて、辺りの様子を窺うと)
(みつきの手を取りそそくさと、また元の、おどろおどろしい模様が描かれた順路へと戻る。)
(次は何処に行こうか、はやり観覧車なんていいのかな。)



(そんな、他愛の無い事を考えながら奥へと進む。)
(非常等の微かな灯りが、静かな館内を薄緑へと染めていた。)

……………。
(そう、先程まではずっと機械の動作音が響いていた筈なのに。)
(きっと、自分の横にある人形も、近づけば動き出すはずなのに。)
(―――とても、館内は静かだった。)

【ええと、妖魔は此方で用意した方がよろしいのでしょうか?】
【一応、どちらでも対応できるようにはしたつもりですが…。】
178伊達 三月 ◆.xhaLHc2Qg :2011/07/31(日) 22:25:15.71 ID:ks0F6t3/
……。
(伊田先輩の問いかけに、無言でこくんと頷く)
(髪を撫でる優しい手の動きに、どことなくぼんやりと)
(もっと、撫でてほしいなと思いながら)

は〜っ、よかった…。
(誰もいないという言葉に、ほっとして大きく溜めた息を吐きだす)
…やっぱり、出口から出る方がいいんでしょうか?
(仕組みからすれば、入り口に戻るというのは不自然で)
(出口に向かうしかないことは、明白だったりする)

(気持ちの切れた今はそれが少し辛い)

(次はもうちょっと純粋に、こういうのを楽しみたいな…)
(そんなことを考え、伊田先輩と繋ぎ合う手を軽く握り締める)

(薄暗い通路を歩きながら、さっきの出来事をぼんやりと思い返し)
(伊田先輩にとって、あれはどうだったのかなと)
(変なことが気になってしまったり)

【相談した流れだと伊田先輩は傍観者になっちゃうのかな?】
【そうなら、伊田先輩に用意して貰う方がいいかと】
【たっぷりと楽しませてもらうつもりなので…】
【もう、何でもありですよ!?】
179伊田満 ◆JOEATxYv1A :2011/07/31(日) 23:06:22.31 ID:OgbjN0qx
…みつき、もう少し前においで。
……此処は暗いから、出来る限り近づいたほうがいい。
(繋いだ手を軽く引き寄せると、そのまま腰に手を回し、並ぶようにして歩く。)
(腕を引き寄せた時、三月に気取られぬように、ゆっくりと横目で背後を確認した光景。)
(そこには、何も無かった。                今しがた通った通路さえも。)

ああ、順路通りに出口に行くしかないだろうね。
(悟られぬよう、出来る限り平静を装い、答えた。…戻ろうとしても、戻るべき入口は壁に変わり既に無い。)
(一体何時からだ?日常と非日常の境、何時からこの怪異に巻き込まれていた?)
(俯いた係員、他に誰一人居ない客、静か過ぎる館内。)

(導き出される単純明快な結論は…このお化け屋敷自体が、既に罠。)

(  ガ  タ  ン  !  )
(考察中唐突に、何か大きなモノが目の前に落下し、ブラ下がった。)
(縦に長い麻袋のようなソレ、暗くて良く分からないが上に若干の凹凸があるのだろう)
(上の方で鎖が撒きついて上へと吊り下げられている。)

「ゆぅらり、ゆぅらり、ゆぅらりら〜…♪」
(同時に通路に響く、気味の悪い歌声。調子を合わせるかのように目の前のモノもゆっくりと揺れ、鎖の擦れる音が響く)
(…どうやら、場所が場所だけにまずは獲物を怯えさせるのが好みらしい。)
(……さて、三月には、どうやって誤魔化すべきか。)

【自分が用意すると、逆に三月が傍観者になってしまうようなっ!?】
【む、むー…そういう事であれば、自分が用意した方がよいのでしょうね。】
【という訳で勝手にやらせていただいちゃいましたっ。】
180伊達 三月 ◆.xhaLHc2Qg :2011/07/31(日) 23:23:24.32 ID:ks0F6t3/
はーい。
(手を力強く引き寄せ腰に回される手)
(そんな積極的な伊田先輩の行為が少し嬉しかったり)
(遠慮がちに、伊田先輩の腰に手を回し服をきゅっと握りめる)

伊田先輩、どうかしたんですか?
(いつものおどおどとした様子がない)
(逆にその平静な姿に違和感を感じてしまう)

……っ!?
(突然、目の前に姿を現した物体)
(驚声が漏れてしまいそうになるのを何とか堪え)

ちょっと、びっくりした…。
(空いた左手を胸に手を当て)
(バクバクと早鐘を打つ心臓を静めようと)

こういうのって、頭でわかってても…。
結構、怖いものですよね〜。
(嫌な音を立てて、左右に揺れるそれを、呑気に眺めながら)

【そんな、ハードですか!?】
【素手じゃ戦闘力皆無なわけなんですけど】
【一応、リミットは1時ぐらいということでお願いします】
181伊田満 ◆JOEATxYv1A :2011/07/31(日) 23:49:59.30 ID:OgbjN0qx
…大丈夫かい?三月。
(先程までのおどおどとした様子とはうってかわって、不思議と心が落ち着いてくる。)
(やはり、これも自身の中身が妖魔である事の証明なのだろうか。)

「ゆぅらり、ゆぅらり、ゆぅらりら〜…♪
 黄泉の坂から風が吹きゃ、オイラの鎖はジャラジャラ鳴るぜ
 つぅられ、つりられ、つりられら〜…♪
 地獄の釜の蓋が開きゃ、オイラの腕はキィキィ鳴るぜ」
ああ、どうしたってビックリするのは避けられないからね。
…それにしても、よく出来たものだ。
(呑気に鎖を揺らして歌う妖魔と、同じく呑気にそれを眺める三月)
(とりあえず調子は合わせたが、状況が状況ならば、とても微笑ましい光景なのだろう)
(…っていうか歌長いなオイ。)

「はかり、はかられ、はかをほりゃ〜…♪
 ハカリだらけの哀れな憂き世、オイラにハカれぬモノは無し」
(歌い終え、ひとまずは満足したらしい。揺れと共に耳障りな鎖の音もひとまず止まって)
「…アンタら、ココを通りたいのかい?
 だったらオイラに一つハカらせてくれれば通してやるよ。」

「もんだ〜いっ!……恋人が、バケモノに襲われています。
 貴方が囮になれば恋人は助かりますが、アナタは絶対バケモノからは逃げられません。」
(ガチャガチャと鎖の音をたてながら、返事を待たずに言葉を並べる妖魔。)
(どうやら、こちらの話を聞くつもりは髪の毛一本ないらしい。…まぁ、そちらの方が好都合ではあるけれど。)

「…さぁ、どうする?」
(妖魔の問いに「囮になるさ」と軽く答え…みつきの解答を待った。)

【…うーん、このペースだと再度凍結でしょうか、申し訳ない。】
182伊達 三月 ◆.xhaLHc2Qg :2011/08/01(月) 00:03:57.36 ID:AN7WnV+G
ここまで冗長だと、怖いというよりは面白いって感じですよね。
これって、そういう趣向なのかなあ。
(大きな声で、そういうことを言うのはさすがに憚られて)
(伊田先輩の耳に顔を寄せ、ひそひそと囁く)

当然、囮になります!
逃げられなくても、倒すという選択肢だってありますし。
(お化け屋敷のアトラクション、だとはわかりきっているんだけど)
(こうなんというか、答えざるを得ない的な!?)

……ん〜?
これって、ルート分岐とか。
そういう感じのアレなんでしょうか?
(よくわからない質問内容に、ちらりと伊田先輩を見る)
(そういうのも楽しそうだとか思ってしまったり)


【いえいえ、三月さんの望んだ道ですので】
183伊田満 ◆JOEATxYv1A :2011/08/01(月) 00:25:20.07 ID:bnQhnzgZ
…だからこの人の入りなんだろうさ。
(ヒソヒソと話しかけてくるみつきに、同じく小さな声で答えた。)
(みつきにはアトラクションと信じ込ませなければならないとはいえ、どうにも調子が狂わされる)

「なるほど、なるほど、分かったよ。
 そいじゃー先に進むといい。………逃げ切れたらな。」
(当然、といったみつきの解答に、妖魔は出てきた時と同じように唐突に上へと上がり、視界から消えて)

―――三月、走るぞ!
(同時に、背後に膨れ上がる何かの気配と…見ずとも分かる、激しい殺意。)
(妖魔である自身の経験と本能が、決して振り向いてはいけない、とサイレンを鳴らす。)
(もはや誤魔化す事も出来ない、三月を半ば無理矢理前へと押し出し、叫んだ。)

(みつきが傍に居る今、自身の異能である『ジョーズ』は堂々とは使えない)
(みつきの方も、愛用の得物である『梵天丸』が無い今、戦闘力はほぼ無いに等しい)
(今は少しでも時間を稼ぎ、チャンスの到来を待つしかなかった)
184伊達 三月 ◆.xhaLHc2Qg :2011/08/01(月) 00:36:18.63 ID:AN7WnV+G
えっ…?
(伊田先輩のただならぬ声)
(強く背中を押され、ようやく状況を把握する)
(後ろから、何かが迫っているんだろう)

(いまだ、これがアトラクションであるという気持ちは抜け切らない)
(それでも、お化け屋敷の薄暗い通路を走り出す)

いっ、伊田先輩、これって…。
「本物」なんですか?
(耳で伊田先輩の足音が着いてきているのを確認し)
(後ろにいるであろう、伊田先輩へと語りかける)
185伊田満 ◆JOEATxYv1A :2011/08/01(月) 01:04:09.02 ID:bnQhnzgZ
(背後から聞こえるのは、ハァ、ハァと、人のような、獣のような息遣い)
(ペタペタと硬い廊下をはだしで走るような足音、ずるずると体を引き摺るような音が響いて)

アトラクションではない事は確かだよ、
アイツの言ってた「ハカる」って事は、こういうことなんだろうさ!
(三月が履いてきた靴が、スポーツシューズだった事が幸いした)
(通路は薄暗いが、これならば何とか後ろのモノからも逃げ切れるはず)
(最悪、俺が腕一本でも差し出して気を引けば、三月は無事に逃げ切れるだろう)
(…この先に、出口があれば、の話だが。)

(―――。)

(予想通り、しばらく走っても、それでも出口は見えず薄暗い通路が続くばかり)
(おそらく本体は、最初に現れたあの麻袋だろうが、当然のごとく姿は見えず)
(つまり、これがあの妖魔の愉しみなのだろう。)
(遊園地・お化け屋敷に入るカップルの愛を問いかけ、それを壊し、餌食にする。それは、つまり。)

…どちらかが囮にならなけりゃ、逃げられないって事か。
(前を走る三月に聞こえないよう、小さく呟いた。)
(ならば、取る手段は一つだけしかない。)

…三月、一つ約束してくれないか。
これから、俺がいいと言うまで絶対に、後ろを振り向かないでくれ。

【とと、そろそろ時間ですから、ここらで凍結という事でよろしいでしょうか?】
186伊達 三月 ◆.xhaLHc2Qg :2011/08/01(月) 01:08:55.92 ID:AN7WnV+G
【凍結、了解です】
【先に予定をお話しておきますけど】
【火曜の夜とか、金曜夜が余裕あるかなと】

【伊田先輩の予定は、どうなんでしょうか?】
【避難所でゆっくりご報告ということでも構いませんけど】
187伊田満 ◆JOEATxYv1A :2011/08/01(月) 01:15:20.95 ID:bnQhnzgZ
【多分夜であればどちらも余裕があるとは思います】
【何かあったら避難所の方に報告しておきますね】
【本日も遅くまでお付き合い頂いて、本当に有難う御座います】
【それでは、スレをお返ししますね】
188伊達 三月 ◆.xhaLHc2Qg :2011/08/01(月) 01:17:53.93 ID:AN7WnV+G
【こちらこそ、ありがとうございました!】
【改めて、スレをお返しします】
189アンジェラ ◆rdAV3DcvpI :2011/08/01(月) 20:52:28.94 ID:QQ90UgpI
【待機させていただきます。プロフィールは>>28です】
【リミットは23時過ぎになりますが、それまでは確実にロールする事が出来ます。凍結も可です】
190アンジェラ ◆rdAV3DcvpI :2011/08/01(月) 21:34:45.30 ID:QQ90UgpI
【待機を終了します。スレをお返しします】
191名無しさん@ピンキー:2011/08/02(火) 17:02:53.60 ID:lexnxm4h
さいなら
192伊達 三月 ◆.xhaLHc2Qg :2011/08/02(火) 20:57:35.45 ID:wGrHgxkd
【伊田先輩とのロールにスレをお借りします】
【前レスへの返答、少々お待ちください〜】
193伊達 三月 ◆.xhaLHc2Qg :2011/08/02(火) 21:05:44.03 ID:wGrHgxkd
>>185
そんな約束できると思いますか?
囮には三月さんがなります。
(歩調を緩め、伊田先輩の隣に並ぶと)
伊田先輩にはまだ言ってなかったと思いますけど。
こういうの慣れっこなんですよ?
(ぐっと膨らみもしない力瘤を作って見せる)

何の心得もない伊田先輩が残るより…。
三月さんが残る方が生存確率が高くなるわけで。
(歩調を更に緩め、伊田先輩の背後へと)
必ず、必ず生きて戻りますから。
伊田先輩は先に行って、三月さんの無事を祈っててください。
(最後に足を止めて、伊田先輩の背中)
(それを掌で、ぐっと強く押し出す)


【死亡フラグ満載のような!?】
【んー、でもこういうシーンも好きです】
194伊田満 ◆JOEATxYv1A :2011/08/02(火) 22:02:24.54 ID:so7I7Yqv
…みつき、今なんて…っ!?
(―――耳を疑った。)
(得物がない以上、みつきの戦闘能力は平均的な少女のソレと大差ない)
(意味が分からない、何故、そんな、俺の代わりに?)

俺は、そんな事をしてもらえるような人間じゃないんだ!
駄目だ三月っ!…俺…俺は…っ!
(膨らみもしない力瘤は、少女の非力さ、無謀さ…そして、自分への愛をを如実に表していて。)
(横に並んだ少女に叫ぶ。自分にはそんな価値はない、そんな事はしないでくれと。)
(その無価値さを、ここで俺が正体を、自分こそが彼女の敵であり、『口の妖魔』であると明かしてしまえばきっと―――)

…………………ッ!!
(―――言えなかった。)
(仮にそれで助かった時、助かったとしても。)
(その時に、自分が妖魔であると分かった時に、少女の愛を失うのが堪らなく恐ろしい。)
(それならば、それならばいっそ!…どこまでもエゴイストで、臆病である事は分かっていても。)

…分かった。必ず生きて戻るんだよ。
……俺は、先に行っているからね。
(みつきに背中を押し出され、決意を固めると、一度も背後を振り向かずに走り行く)
(数秒もしない内に、その背中は闇の中へと霞んで消えた。)

(ペタッ、ペタッと、湿ったような足音が響く)
(背後で蠢く異形のモノどもの群…闇の中から最初に見えたのは白く、滑らかな…美しいといってもいい、手。)
(何本も、何本も、質量すら感じさせる闇の中からとても長く美しいソレが生え出てくる。)
(床に手を付き、壁に指を掻け、腕の後にぬらりと這い出たのは…拘束着に包まれた人間のようなモノ)
(否、それは人間とは言えないだろう。その美しい腕どもは、彼等の頭の部分から生えていたのだから。)

(頭の部分から、左右四本総計八本の腕を生やした蜘蛛のような異形。)
(胴体と思しき拘束着を纏った人型のソレを引き摺りながら、ペタペタと少女に這いずり近づくと)
(少女の体を絡めとろうと、その長く滑らかな腕を伸ばした。)
195伊達 三月 ◆.xhaLHc2Qg :2011/08/02(火) 22:22:11.39 ID:wGrHgxkd
伊田先輩、必ず…。
(こくんと頷き、伊田先輩の背中を見送る)
(泣きそうだ、生きて帰れる保障なんて何処にもないのに…)

(散々、調子のいいことを言ってしまった)
(武器なしだと、一般的な女子とほとんど差はない)

(だけども、他に手がないでもない)
(倒せなくとも、足止めして逃げられれば、それで十分)
(すーっと深く息を吸い、静かに息を吐き出す)
(身体が沈むにつれ、本当に身体が小さく縮んでいく)

(全身の大きさを維持する伸縮自在の解除)
(三月さんが異能を全力で引き出す為にはどうしても必要で)

……っ!
(捕まったらおしまいだ)
(バックステップで、手を何とかやりすごす)
(じりじりと間合いを計り、少しずつ後退していく)
(どの程度の射程、移動速度があるのかを測るつもりで)


【お化け屋敷の床って、木製なんでしょうか?】
【それとも、コンクリート製?】
196伊田満 ◆JOEATxYv1A :2011/08/02(火) 22:53:54.69 ID:so7I7Yqv
「―――ッ」
(金属質な鳴き声をあげ、少女に向かって伸ばされる腕)
(異形の腕が振るわれる度、軽やかな動きに微かに掠り空を切る)
(少女の体が小さくなっている所為でもあるのだろう、苛立たしげに動きも大振りになってきていて)
(その場で腕を踏ん張ると、その細さに似合わぬ胴体を少女に向かって豪快にスウィングする)

(時間が経つほどに異形の、そして捕らえようとする腕の数は増えていく)
(何も手が無いままでは、捕まるのも時間の問題だろう)

「―――…。」
(少女に向かい来る異形の群、その中の数匹が一対の腕を忙しなく、何かを編むように動かしている)
(薄暗い館内では分かりづらくも、少女の周りには細い、細い、糸のような結界が張り巡らされ)
(気付かぬうちに段々と、服や、肌にへばりつき積み重なっていた)

(何度も何度も繰り返される、少女と妖魔の攻防)
(数が多くなっていく腕も、結局少女を掠めるも捕まえるには至らずに)
(攻撃を紙一重で避ける度に、糸は重なり、絡まりあっていく)
(既にこの施設自体が妖魔の罠。焦る必要など何処にも無かった。)

【コンクリート製を考えていましたが、特に決めていた訳でもないので…。】
【何かやりたい事があるのでしたら、好きな方を決めていただければ幸いです。】
197伊達 三月 ◆.xhaLHc2Qg :2011/08/02(火) 23:15:46.19 ID:wGrHgxkd
うー、まずいなあ…。
(かわすだけならさほど難しくはない)
(それも最初の内だけの話で、段々と異形の腕が増えていく)

(どういう原理なのかわからないけど)
(気持ち悪いこと、この上ない)

……っ、おまけにこれっ…。
(身体に纏わりつく何かが身体の自由を奪っていく)
どうしよう、一匹だけならまだしも…。
(複数が相手だと少しどころじゃなく厳しい)

どちらにせよ、身体が動く今の内にっ…!
(異形の手を避け、その懐へと身体を丸めて転がり込む)
(そのまま、コンクリートに手を添え、力を爆発させる)

針・千・本…ッ!
(伸縮自在の力でコンクリートが針のように隆起し)
(異形の身体を次々と串刺しにしていく)
(範囲的には目の前の一体を縫い止めるのが精一杯)

(おまけに、ごっそりと身体から力が抜ける)
(一回使っただけで、この疲労)
(他の異形を何とかするだけの余力あるかどうか…)

【えっと、どちらでもいいんですけど】
【とりあえず、コンクリートということにさせてもらいます】
198伊田満 ◆JOEATxYv1A :2011/08/02(火) 23:59:22.98 ID:so7I7Yqv
「―――ッ!?」
(不意に懐に潜り込まれ、一瞬戸惑い動きを止める異形。その一瞬が命取りだった)
(突き刺さる度に床に紅い華を描いていく、妖魔の胴体を貫く何本もの石針)
(強靭な生命力を持つ妖魔とて致命的であろうその傷に、腕を激しくバタつかせ―――拘束着がバラリと剥がれる。)
(薄汚れたクリーム色の服の下から現れたのは醜い妖魔でも、汚らわしい異形でもない。ただの、人間の姿)
(人としての顔も、命も、魂さえも奪われて、与えられたのは使い魔としての使命のみ)

(唐突な仲間の死、少女がただの獲物ではない事を悟ったのか)
(次の攻撃を警戒し、意外なほど素早く後ろにステップを踏む)

「―――…。」
(焦る必要は無い、かといって傍に寄り過ぎると致死の攻撃を受ける)
(様子を窺うように、少し遠巻きに少女を取り囲み―――)
(――― 一斉に、全ての異形が、全ての対の腕で空を編み始めた)

(先程までのものとは違い、明らかに絡みつき動きを制限する結界糸)
(積極的に襲ってきていた今までとは逆に、視線が向かうだけで異形は素早く後ろへと退き)
(付かず離れず、少女の攻撃の間合いを測り糸を獲物に絡ませていく)
199伊達 三月 ◆.xhaLHc2Qg :2011/08/03(水) 00:18:42.72 ID:G8gFwoHA
うっ…そ…。
(拘束着の下から現れた物に思わず口を覆う)
(生きてた、それとも最初から死んでた?)
(気分が悪くなる、胸がむかつく)

(人かもしれない物を攻撃することの恐怖)
はっ…、はあっ…!
(ぎゅうっと服の胸元を掴み、乱れる呼吸を整える)
(他の異形は、距離が離れすぎてて狙えない)

…どう考えても打つ手なし…か。
(逃げるのが懸命だ)
(問題は簡単に逃がしてくれるかどうか)

針千本っ!
(絡みつく糸をコンクリートの針山で振り払う)
(針山は同時に異形の足止めにもなるはずで)
(異形に背を向けて、全力で走り出す)

【逃げれても面白くないなあと思う反面】
【逃げれないと、どうしようもない状況だったり】
【すみませんけど、今日も1時まででお願いします】
【あとあと、先日の予定間違ってて…】
【金曜夜じゃなくて、木曜夜の勘違いでした!?】
200伊田満 ◆JOEATxYv1A :2011/08/03(水) 00:24:33.63 ID:lmgourHP
【う…確かに。もう少しアクティブに攻めたほうが愉しいのかな?】
【了解しましたっていうかすいません、こちらもそろそろ頭が働かなくなってきました…】
【本当に申し訳ないのですが、本日はここらで凍結という事でお願いしていいでしょうか。】
【曜日の件、了解しました。それでは木曜日の夜に…。】
【何だか長々と夜遅くまでつき合わせてしまって申し訳ない&有難う御座います…。】
201伊達 三月 ◆.xhaLHc2Qg :2011/08/03(水) 00:29:10.97 ID:G8gFwoHA
【いざとなれば口の異形さんが助けに…!?】
【凍結了解です〜】
【いえいえ、楽しんでるのは楽しんでるんですよ】
【やりたいこともできましたし】
【伊田先輩、本日もありがとうございました】
【ゆっくり休んでくださいね】

【それでは、スレをお返しします】
202迫水 直 ◆mkbuDdznjc :2011/08/03(水) 21:37:03.97 ID:4D1Tn7TX
【ロールにお借りします】
http://pele.bbspink.com/test/read.cgi/erochara2/1302935160/114 の続き】

(恋人の痴態を前にして股間はすでに痛いほどに硬く張り詰めている)
(快感に翻弄されている津綺子は気づけないかも知れないが、すぐにでも繋がりたいのグッとを我慢して)
(その欲望を少しでも解消しようと、一層の責めを津綺子にくわえる)

一回イったから、敏感になっているね
おマンコのお肉も震えっぱなしで、すぐにでもイっちゃいそう…
(一度達して感度のあがった肉芽と膣壁に絶え間なく刺激を与えて続けて)
(最初の絶頂の波が引ききらない恋人を責め立てる)
このまま、何回もイかせるよ
クリだけじゃなくて、おマンコも、あたまの中も、ドロドロになるまで、イかせちゃうからね

【では、続きはこんなところで】
【今夜もよろしくお願いします】
203伊織津綺子 ◆IorinFNlA2 :2011/08/03(水) 21:48:05.80 ID:1WwT/OyX
許して、もう、お願い…っ!ああ…あ…っ…いや、…ぁ……っ
(甘くかすれる声を上げ、身悶えして)
(一人で絶頂を極めた後も、まだ満たされない身体をあられもなく開いたまま)
そんなに……されたら……ぁ、もう……ダメぇっ……!

(引いた波がまた押し寄せるように、再び小さな肉芽が快感を極める)
(ふにゃっ、と全身の緊張を解いて身体を投げ出し)
(涙を流しながら荒い呼吸に胸を波打たせて)

もう……私を受け入れては下さらないの……?
私が…直さん以外のひとに、見せてはいけないものを見せてしまったから……
もう、直さんと一つになれないのですか…?
(息も絶え絶えに問いかけるのは、恋人が欲しいと言う、ただその一つの問い)
(すぐそこにある、熱い肉体)
(固く引き締まった筋肉も、滑らかな肌も、手が届くようで届かない)
(乾ききっているのに、目の前にある水に手が届かないように)

【こちらもこんな感じで…】
【泣きごと言ってますが、展開はお好みに合わせますので】
【どうぞよろしくお願いいたします】
204名無しさん@ピンキー:2011/08/03(水) 22:16:07.51 ID:3K7xJl/9
205迫水 直 ◆mkbuDdznjc :2011/08/03(水) 22:19:17.09 ID:4D1Tn7TX
津綺子、それは違うよ
津綺子は俺だけのもの、だから、簡単に他の男の部屋に上がり込んだりしたらダメなんだよ
その事を津綺子はちゃんと分かってないみたいだし…しっかりと体に染み込ませておかないとね
津綺子は俺のもの…津綺子を気持ちよくできるのは俺だけ…ちゃんと覚えておいてね
(嫉妬心から由来する独占欲)
(いつか、恋人の嫉妬深さに苦笑いしたこともあったが、自分も決して人を笑える立場にはない)
(ただし、嫉妬と愛情は表裏一体、好きだからこそ嫉妬をするもので)

津綺子は俺のもので、俺は津綺子のもの、津綺子が欲しいものは、何だってあげる
ただ、今はまだ、もうちょっとだけ、津綺子が一人でイくところを見せて
津綺子を気持ちよくできるのは俺だけなんだって、確認させて
(涙ながらに訴える恋人の額に一つだけキスを落として)
(ブラシは突起を転がすような動きに変化して)
(内部に埋めた指は、他人は知らない自身で発見した、津綺子だけの快感のポイントを刺激する)

【では、もうちょっとだけ縛られてて下さいませ】
【ただ、そろそろ別の展開を…とお望みなら、遠慮なくそう言って下さい】
206伊織津綺子 ◆IorinFNlA2 :2011/08/03(水) 22:32:46.57 ID:1WwT/OyX
ごめんなさい……んあっ…わ、私……ぁ…んっ……
軽率でした、直さんと言う人がありながら……
あ、そんな、そこは……っ!
(焦りと欲求に急かされて、謝罪の言葉を次から次へと吐き出し)
(一刻も早く許しを得たい、すぐにでも恋人と繋がりたいと)
(もう頭の中がそればかりで、いっぱいになって)

はぅっ、あ、あぁっ……そこは、ダメ…っ…
指でいじくっちゃ、だめ、あぁっ……
(乳首を転がされながら、同時に細かい振動が伝わって)
(それだけでイッてしまいそうなほど、新たな快感が乳房を疼かせる)
(乳房から伝わる快感は子宮を絞りあげるようで)
(そこへ巧みな指先が探り出す、胎内のポイント……)

やぁっ…おまんこ、おマンコ弄っちゃだめぇっ…!
指でされたら、あ、あぁ、あ、ソコ、おマンコに指入れちゃだめっ……
ゆびで、気持よく、なっ…て……
(M字に広げた足を踏ん張るようにして、自分から腰をつきだし)
(差し入れられた指にツブツブと充血する内膜を、こすりつけるように動かす)

【ではでは、楽しみに縛られておりまする】
207迫水 直 ◆mkbuDdznjc :2011/08/03(水) 22:59:11.39 ID:4D1Tn7TX
そんなに腰を動かして…そんなにここが気持ちいいの?
じゃあ、もっと気持ちよくしてあげないとね…
(淫らな運動をはじめた恋人の腰にあわせて、押し付けてきたときに、こちらからも押し込んで、グッと強く抉るように)
(膣内で指を軽く曲げ、ポイントに加わる圧力を強める)

津綺子、分かった?
津綺子を愛してあげれるのは、俺だけ
津綺子を気持ちよくできるのは、俺だけ
津綺子の体は、俺が愛してあげなきゃイけない…そうだよね?
(震えるブラシの先端が、紅色の頂点を左右に倒し、上から押し潰し)に
(挿入した指が、溢れる蜜をかき出すように、内膜の襞をめくりあげ、かき回し)
(淫水が飛沫となって、グチュブチュと卑猥な音を立てて飛び散る)

津綺子、イって
いやらくイけたら、今度は指じゃなくて、もっとイイモノで気持ちよくイかせてあげる
だから、俺にだけ見せる、エッチな津綺子を見せて…!
208伊織津綺子 ◆IorinFNlA2 :2011/08/03(水) 23:15:43.24 ID:1WwT/OyX
ぁ…イイの、ソコ、すごくイイの、もっと…もっとして…ぁあっ……
ゆび、気持い…い…あぁんっ…もっといじくって、もっと…ヤラシイこと、して……
(ねっとりと蕩け始める内膜をまさぐる恋人の指に、もっと刺激がほしくて)
(淫乱そのものの動きで全身をくねらせる)

私は…直さんの、もの…ですぅ……ぁっ…ちくび……
乳首、キスして……直さんのお口で、おっぱいしゃぶってください…んあ、ぁ……
直さんに、してほしい、全部……からだ中、全部、直さんの…だから……
(ブラシの感触だけでも乳首が何度もイってしまって)
(張り詰めて疼く乳腺に振動まで加われば、それは内臓をも震わせる悦楽となって)
(恋人の指を伝って、熱い愛液をたっぷりと滴らせる)

はぅん、あ、あぅ……んっ…もう……ダメ、イっちゃう……っ
おまんこ、指でいじくられただけで、アクメしてしまいますぅっ……!
歯ブラシで発情してしまった、淫乱おまんこ、イカせて下さい!
(ピーン、と勃起したクリトリスの下で、ふっくらした肉マン全体が大きく波打って)
(たった二本の指を締めつけようと、充血してはみ出すラヴィアごと、膣肉が締まる)
あ、あぁ、あああぁ…っ…!!

(不意に全身を緊張させ、すべての動作が止まる)
(涙でいっぱいの目を見開き、その眼には何も映っておらず)
(反らせた喉の奥を、ひゅうっと呼吸音が鳴って)

い…く……ぅっ……!
(びくん、びくんと大きく二度、全身を痙攣させると)
(指を差し入れた肉のハザマから、びゅっと熱いしぶきを吹き出し)
(かくん、と顔を横に向けて全身を弛緩させる)

はぁ……はぁ……はぁ……
(うつろな眼差しのまま、緩んだ唇の間から、つーっと涎が垂れ落ちる)
209迫水 直 ◆mkbuDdznjc :2011/08/03(水) 23:37:34.93 ID:4D1Tn7TX
(絶頂してもなお締め付ける膣襞から指を引き抜けば)
(噴き出した淫蜜がヌチャッと粘った音を立てていく筋も糸を引いてついてくる)
(たっぷりと濡れた掌で、虚脱したイき顔を見せる恋人を起こすと、その頬もまた、淫水で汚れて)

津綺子…
(脱力した恋人に覆い被さり、口端から垂れ落ちた涎を舌を伸ばして舐めとり)
(そのまま開いたままの唇に舌を差し入れ、自身の唇で隙間を埋める)

ん、ふ……ちゅ……
(意識があるのか定かでない恋人の口内を遠慮なくなめ回し、唾液を流し込み)
(無理矢理絡めとった津綺子の舌と自分の舌で流し入れた唾液を泡立てるようにすりつぶして)
(濃厚なディープキスを交わしながら、恋人の腕を拘束する布切れをとりのぞく)
210伊織津綺子 ◆IorinFNlA2 :2011/08/03(水) 23:46:32.99 ID:1WwT/OyX
う……ぁ……
(全身から力が抜けてしまったようで、なのにお腹の中だけが溶鉱炉のように熱い)
(恋人の指が引き抜かれれば、未練がましく内膜がまとわりついて)
(やがてヌチャ、とはしたない音を立てて粘液までもが追いかける)

あ…た、だ…し……さ……
(恋人の熱い肉体が覆いかぶさってくる)
(汗ばんだ肌を包みこみ、弛緩した口元へ、唇を寄せて)
(答えようとするのにこわばる舌ごと、塞いで、奪って)

ん……んふ…ぅ……ん……
(舌を絡め取られ、もう言葉は言葉にならず)
(上あごの敏感な部分を舐めあげられ、また熱い愛液をあふれさせてしまう)
(手首の戒めを解かれたことにも気付かないほど、キスに夢中になって)
(次第にこちらからも積極的に恋人の舌を求め、唇を押しつける)

(緩んだ膝を立て、恋人の腰を足で挟み込むように)
(そこに触れるのは、熱くいきり立った彼自身……)
211迫水 直 ◆mkbuDdznjc :2011/08/04(木) 00:09:39.06 ID:H3Rl0JSH
ん…ぅ…は、ぁ……
(ひとしきり恋人の口内を蹂躙したあと)
(答えるように動き出した津綺子の舌に主導権をゆだねると)

(拘束から解かれた恋人の手をとり、そのまま密着した互いの股間へと導く)
(その部分は熱く硬くスラックスを盛り上げていて、恋人の手のひらを迎えて嬉しそうにピクンとはねる)


212伊織津綺子 ◆IorinFNlA2 :2011/08/04(木) 00:19:23.89 ID:M4OgdAR8
ん……あ!
(夢中で愛しい唇を貪り、舌を探り、唾液を交換して)
(恋人の手がこちらの手を取った瞬間、自由になっていることに気づく)
(その手はぴたりと密着した腰の間へと差し入れられて……)

んふっっ……んっ……んう…ぅ…
(こちらの手が触れるように、少し腰を浮かせてくれれば)
(手の平には、熱く固く膨らんだ彼自身の形が伝わる)
(びくん、と跳ねるように蠢くそれを、スラックスの上から固く握りしめ)
(ぎゅ、とキツくこすりあげる)

【えと……口で食べちゃいますか?】
【それとも、もう、本番…?】
213迫水 直 ◆mkbuDdznjc :2011/08/04(木) 00:41:25.05 ID:H3Rl0JSH
んっ、ふ……津綺子…
(ズボンの厚い布越しでも恋人の掌に柔らかさが伝わって、握られれば腰が震え、声が漏れる)
(津綺子を責めていた間放置されていたソコは、強ばり、期待に震え、熱い血の温度を蓄えていて)

はぁ…待って…脱ぐから…
(片手で津綺子の頭を抱えてキスに興じたまま)
(残る片手で器用にスラックスを脱ぎ去り、そのまま残る下着もズラして)
(パツンと跳ね返った肉棒が、恋人の手をたたく)

津綺子…どうしたい…?
(まずは口で奉仕をしてもらえるのか)
(それともすぐにでも、挿入を望むのか)
(好き勝手に責めたぶん、今度は選択肢を与えて)

【では、そちらに選択権を】
214伊織津綺子 ◆IorinFNlA2 :2011/08/04(木) 00:53:10.88 ID:M4OgdAR8
んは…っ……
(ようやく唇が離れ、呼吸を接ぐ間、切羽詰まったように恋人が告げる間)
(その声だけで、ドキンと心臓が跳ねて)

直さ…んっ……ちゅっ…ちゅ…ぅ…ん
(恋人の名を呼ぶ間もなく、唇を重ねながら、彼は器用に下半身をむき出しにして)
(いきなり、手を叩かれるように跳ねかえってきたソレに、また全身をビクッとさせて)

あ…う……すぐには…無理、だから……
(全身の力が抜けてしまって、今繋がってもどうすることもできそうにない)
(震える両手で、バストを両脇から寄せて)
おっぱいを、犯してください……他の人の目に触れてしまった
はしたないおっぱいを、直さんの精液で、真っ白にして……

【というわけで、パイズリでお願いします…】
215迫水 直 ◆mkbuDdznjc :2011/08/04(木) 01:19:59.91 ID:H3Rl0JSH
ん…ちゅ……、分かったよ、津綺子のおっぱい、犯してあげる
そのままでいて…
(胸での奉仕を要求する恋人に頷き、寄せていた顔を離す直前に、極軽いキスを交わして)
(津綺子の両脇に膝をつくようにして跨がると)
(恋人の目の前に天井を向いて反り返る男性器をさらす)

じゃあ、いくよ…
(恋人がソコをタップリと鑑賞できるだけの時間をとってから)
(先走りのにじむ先端を、寄せあげられて出来た深い谷間へむけ)
(肉のはざまへと、埋め込んでいく)

【非常に楽しいところなんだけど、今回はこの辺で凍結をお願いできるかな?】
216伊織津綺子 ◆IorinFNlA2 :2011/08/04(木) 01:24:35.10 ID:M4OgdAR8
【】省略します

凍結了解です。楽しいことはついつい長引かせたくなってしまうのですが
直さんは、あまり長引くと大変でしょうから
締めたいときはいつでもおっしゃってくださいね?

こちらは週末も夜は大丈夫です。
来週も今のところは空いてます。
217迫水 直 ◆mkbuDdznjc :2011/08/04(木) 01:38:33.12 ID:H3Rl0JSH
こちらも【】を省略
長引くのは全然構わないのです
なんと言っても楽しいから
と、まぁ、そう言うわけで、遠慮せずに「アレしたい、コレして欲しい」と言って下さいませ

こちらも今のところ、金土日と夜は空いてるのだけど…
ご承知のようにその日の夕方にはコロッと変わってしまう状況なので
もしよければ、予定を確定させてから
今日(木)の夕方から夜までに連絡したいと思うのだけど…いいかな?
218伊織津綺子 ◆IorinFNlA2 :2011/08/04(木) 01:42:57.86 ID:M4OgdAR8
そんなこと言ってしまうと、また願望が出尽くすまで
拘束してしまうのですよ…?

ではでは、改めてお知らせいただければ対応いたします。
こちらは昼の予定は決まってますから
夜に突発的に用事が入ることもないかと。

それでは早ければ金曜の晩、お時間の指定をいただいて
レスを作成しておきますね。
今日も楽しいお時間をありがとうございました。
お先に失礼します。
おやすみなさい。
219迫水 直 ◆mkbuDdznjc :2011/08/04(木) 02:08:02.19 ID:H3Rl0JSH
ロールは楽しいので、拘束とは考えないよ
なので、ほんとに遠慮なくどうぞ

では、木曜までに連絡するのでよろしく
今日もありがとう
お疲れさまでした!おやすみなさいませ

【スレをお返しします】
220伊達 三月 ◆.xhaLHc2Qg :2011/08/04(木) 21:18:14.54 ID:G9DahZbo
【伊田先輩とのロールにスレをお借りします】
【ちょっぴり避難所の補足】
【早く終わらせたいのは、伊田先輩を解放してあげたいからで】
【ロールを続けたくないという意味ではありませんので!?】
221伊田満 ◆JOEATxYv1A :2011/08/04(木) 21:27:31.94 ID:BOV+pIJ1
「―――ッ!?」「―――!」「―――ッ!!」
(仲間を串刺しにした針山の出現に警戒し、蜘蛛にも似た俊敏さで大きく飛び退く妖魔共)
(行く手を阻む針山に、しばらくの間何も出来ずにいたが)

「―――z____ッ!!!」
(一匹の弱った妖魔が他の者に持ち上げられ、針山へと投げられた)
(響く声にならぬ断末魔、腕を痛みに戦慄かせながらもがく仲間を踏み台に)
(後から後から湧き出るように妖魔の群は少女の追跡を再開する)

(再開される先ほどと変わらぬ鬼ごっこ、その唯一の違いは男の姿は既に無くということだけ。)
(出口も見えない、果ても分からぬ逃避行。その先には絶望しかないように思えた。)

(ズッ…ズッ…!、ぺたっぺたっ、闇の中で行われている事を知らせるのはその音のみ)
(少し遅れて少女を追う異形共の群、這いずる音の響く冷たい床に『口』が開いて―――)
(―――直後、少女の背後の闇の中から、幾重にも重なった異形の断末魔が響いた。)


(闇が延々と続いていた通路。絶望しか見る事の出来なかった館内)
(ココに来て少女の走る先に、四角く区切られた光の線が見えた。)
(隙間から光が漏れる鋼鉄のドアは、鬼ごっこの終幕をただ静かに告げていた。)

【了解しました。自分の事でしたら全然気にしなくても大丈夫ですよ?】
【ただ、ちょっと今日はリミットが早いかな…11:30分程度まででしょうか…。】
【それでは、今日もよろしくお願いしますね】
222伊達 三月 ◆.xhaLHc2Qg :2011/08/04(木) 21:42:14.64 ID:G9DahZbo
はっ…、はあっ…!
(力の限り、通路を走り続ける)
(奇妙な悲鳴が聞こえて、後ろが静かになったけど)
(それが足を止めていい理由にはならない)

(でっ…出口…!?)
(光の漏れる重そうな扉は、希望の扉に思えた)
(それが、出口ではない可能性だってあるわけだけど)

(神話か何かだとここで振り返ると石になっちゃうんだっけ?)
(変なことを考えつつも、退けない以上は前に進むしかないわけで)

(冷たい鋼鉄のドアに手を触れると)
(精一杯の力でそのドアを開かせようと力を込める)
(開いて、開いて、開いてっ!)
(自分の力だけで、この重そうな扉が開くことを祈って)


【リミット了解です】
【それでは、本日もよろしくお願いします!】
223伊田満 ◆JOEATxYv1A :2011/08/04(木) 22:24:24.64 ID:BOV+pIJ1
(扉は余りにもあっけなく、その見た目からは考えられないほどあっさり開いた)

(一歩中に足を踏み入れてまず感じるのは下から吹き上げる熱気)
(鋼材が細かく網目状に張り巡らされた床の遥か下には、轟々と烈火が燃え盛っていて、熱気が常時吹き上がってくる)
(上を見ても果ての無い闇、来た扉以外に道は無く周りの赤錆びた壁にも登れるような場所はない)
(何個もの、丁度人が入っているかのような形をした麻袋が、鎖に繋がれぶら下がり、キィ、キィ、と音を立てる。)
(どうみてもお化け屋敷、いや、現世の光景とは思えなかった。)

「ゆぅらり、ゆぅらり、ゆぅらりら〜……おやおや、来たのはアンタかい。
 と、いう事は男の方は逃げ遅れたのか、それとも囮になったのか。」
(何処からとも無く、先ほどの声が響き)

(ゆっくりと降りてくる、奇妙な装飾を施された巨大な吊り下げ式の天秤。)
(両端の皿からは五本の指が、吊り下げ部分には人の顔を模したのだろうか白地の仮面に黒丸が二点書き込まれていて)
(吊り下げなくても使えるように、真ん中の吊り下げ部分の下には太く鋭い鋼鉄の棘が一本伸びていた。)
「随分ハカり終えるまでが短かったねぇ、普通はもう少し粘るものだけど。
 …ま、いい。大切なのは『他人の命より自分の命』その理さえ確認させてくれれば、どーでもいい。
 人間ってのはそこら辺分かり易くて、オイラを安心させてくれるよねぇ…。」

(動く度に小さく金音をたてながら、しみじみと、感慨深げに両端の皿を上下させて呟く)

「…アナタの恋人は、バケモノに捕まり殺されてしまいました。
 アナタは彼を助ける事が出来ませんでした、それが正解。それが答えさ。
 出口は左だよ、さっさとそのまま去るといい。」

(ゆらゆらと揺れながら、左皿に付いた指を壁に指すと、そこに扉が現れて)
(つらつらと言葉を並べたあと、動きを止めピタリと少女の方に体を向け、続ける)
(それでももし、アナタがこの答えを否定し、恋人と戻る事を望むなら―――)

「―――第二問に挑戦するかい?」
224伊達 三月 ◆.xhaLHc2Qg :2011/08/04(木) 22:50:44.97 ID:G9DahZbo
何、ここ…?
(一種異様な雰囲気の部屋に圧倒される)
(足元も気になるけど、何より問題なのはこの熱気だ)
(疲労しきった体に、この熱さはきつい)

(道は一本じゃなかった…?)
(この案内人がそれを知っていないとも思えない)
(それとも、本当に知らないだけ?)
(どう考えても、判断を下すには材料が少なすぎる)

……。
(案内人が何を言ってるのか、理解できない)
(一つ言えるのは、こいつが悪趣味で…)
(すごく嫌なヤツだっていうことだけ)

(壁に綴られた文字を読み、問い掛けに即答する)

伊田先輩が生きてるなら、挑戦する。
もし、伊田先輩に何かしてたら、絶対に許さないから。

(案内人を睨みつける)
(はったりもいいところだ)
(針千本はこの地形じゃ使えない)

(くやしいけど、手も足も出ないのが実情だ)
(ここは、相手の話に乗るしかない)

…それで、第二問は?
(気持ちが表に出ないよう、案内人に問い掛け)
225伊達 三月 ◆.xhaLHc2Qg :2011/08/04(木) 23:48:56.21 ID:G9DahZbo
【伊田先輩、時間過ぎてるけど大丈夫ですか?】
【今日は伊田先輩のレスで終了か】
【ここで凍結になっちゃうのかな】

【とりあえず、伊田先輩のレス待ちです】
226伊達 三月 ◆.xhaLHc2Qg :2011/08/05(金) 00:10:46.72 ID:IWGdzf9F
【トラブル発生かなあ?】
【疲れて寝ちゃったという線もあるわけですけど】
【伊田先輩、また土曜の夜か、日曜日にでも続きをお願いします】
【本日も、どうもありがとうございました〜】

【それでは、スレをお返しします】
227名無しさん@ピンキー:2011/08/05(金) 17:51:48.77 ID:VX3eU65J
寝落ち
228伊織津綺子 ◆IorinFNlA2 :2011/08/05(金) 21:39:53.93 ID:/o+6nkFN
【ロールにお借りします】

>>215
(ちゅっ、と軽く唇が合わさると、それだけで胸がきゅうっと締めつけられるように愛しくなる)
(顔が離れる代わり、恋人の膝がすぐ身体の両脇へとまたがり、目の前に引き締まった腰が迫る)

………。
(思わず喉を鳴らして見入ってしまう、厚い胸、割れた腹筋、その下に黒々と茂る下生え)
(そこから勃ち上がる、グロテスクなほどに逞しい男根)
(こちらに裏筋を晒して反りかえり、赤黒く膨れ上がった亀頭をテラテラと光らせ)
(ゴツゴツと血管をまとわりつかせる幹も、ビクビクと脈打っていて)
(恋人が自分の手でソレをこちらに傾けると、鈴口の先端は、まるでこちらを見つめる目のようで)
(不意にその「目」から、透明な潤みがあふれ、糸をひいて乳房の上に滴り落ちる)
んあ…っ…

(まるで酸を滴らせたように、ぶるっと全身を震わせてしまう)
(両側から寄せた膨らみの間に、熱い先端が埋め込まれると、そのまま背を反らせ)
あぁ……ん……熱い……っ
直さんの……すごく、熱いのが……当たって……
(震える手でさらに強く挟み込めば、もうビンビンに勃起した乳首がさらに高く突きだす)

【ほとんどそちらのレスのなぞり返しですが…っ(汗】
【こんなところから、よろしくお願いします】
229迫水 直 ◆mkbuDdznjc :2011/08/05(金) 22:05:45.54 ID:6n1gYjVT
んん…津綺子、動くよ
(豊かな柔肉に挟まれると、股間から発生した快感が背筋をはい登り震わせる)
(この夜になってはじめて己の欲望に与えられた刺激にわずかながら唇から呻きを漏らして)
(眼下に横たわる恋人の頭上に手をついて、腕立て伏せにも似た格好で腰を前後に揺らす)

ふ…ん、く…んんっ…
はぁ…津綺子のおっぱい、あたたかくて柔らかい…気持ちいいよ…
(硬く張り出したエラが谷間を掻き分けて押しひろげながら)
(血管を浮かべた茎が谷間の周辺を擦りあげ)
(腰を前に出すたびに、根本から下がった袋が恋人の下乳をペタンペタンと叩く)
(滲ませた先走りが潤滑剤となって、次第に動きが滑らかになっていく)

【ではでは、こちらからはこんな感じでいかがでしょうか】
【今夜もよろしくお願いします】
230伊織津綺子 ◆IorinFNlA2 :2011/08/05(金) 22:13:37.65 ID:/o+6nkFN
直さんの、すごく…固い……おっぱい、ゴリゴリって…こすれて……
(押し込まれるときに谷間から覗く鈴口は、まさに砲身のように見え)
(そこから吹き出す熱いエキスが、素肌を焼く瞬間を待ち望んで)
(両側から押し付ける乳房を、片方ずつ上下にこすり合わせて)
(いきり立った男性に、側面から刺激を与える)

はぁ、はぁ、おっぱい…気持い…い……はぁ……
乳首まで、ジンジン響きます…っ……あ、あぁ、はぁ……
はしたないおっぱい、直さんだけのものにしてください
直さんの、熱い精液で、マーキングして、汚して……
んんっ…!
(思いきり首を曲げ、飛び出す亀頭にキスをする)
(そこはもう、男汁にまみれ、雄の臭いを撒き散らしていて……)
(青年の唇から洩れる呻きと相まって、脳髄までしびれるほど)
231迫水 直 ◆mkbuDdznjc :2011/08/05(金) 22:46:20.70 ID:6n1gYjVT
あっ、く…それ、気持ちいい…おっぱいでこすられるの、いい…
もっと、して…津綺子のおっぱい、真っ白になるまで汚してあげるから…
(はまり込んだ茎が左右から優しい圧力で包まれ擦られて)
(耐えきれない喘ぎが口からこぼれ快感を要求しながら)
(浅ましいほどに腰を蠢かせて、赤黒く腫れたグロテスクな得物で恋人の白い胸を凌辱する)

ん、あぁっ…そんな、先っぽにキスしたら、もう我慢できなくなっちゃう
(敏感な先端に恋人の唇が触れれば、新たな刺激に震える肉棒がトプッと粘液を吐き出し)
(少女の顎先や喉元、胸の谷間までまんべんなく汚して)
(快感を追い求め上体を起こすと、自らの乳房を支える津綺子の手に己の手を重ね、より強い圧力で幹を挟み込む)

おっぱい犯すよ、津綺子のおっぱいとセックスするからね
(そう言って、長いストロークで腰を振り立てると)
(吐き出した粘液が摩擦され、ニチャニチャと粘着質な音を立てる)
津綺子も気持ちよくなって…
(恋人の乳房と手を包み込んだ状態で、先ほどより高く成長した乳首を親指で弾き転がす)


232伊織津綺子 ◆IorinFNlA2 :2011/08/05(金) 22:57:14.59 ID:/o+6nkFN
んちゅっ……はぁ、あ、んっ……ちゅ…っ
(先端に唇が届くのは突きいれられたタイミングだけで)
(青年が腰を引けば、それは唇を離れて乳肉のはざまに埋まりこんでしまう)
(それでも先端が、とぷっ、と音を立てるほどに透明な粘液を吐き出して)
(素肌を雄の欲望で汚して行く)

んあっ…あ、ああっっ、直さん、すごい
ガチガチのおちんちん、すごい、こすってる、おっぱいこすって…あぁっ……
おっぱいでセックスしてます、直さんのおちんちんで、おっぱい犯されて…
(うわ言のように自分のしていることをあからさまに語り)
(その言葉で、なおさら煽られて)
(コリコリと充血する卑猥な乳首を、熱い指先が転がせば)
(嬌声はいっそう、高く甘くなる)

ひあ…ぁっ……乳首イく、ちくび、コリコリしないで、あ、イク……
乳首気持ちいい、おっぱい犯されて、乳首コリコリされて…あぁ、あ、あぁぁ……っ
(クリトリスとも子宮とも違う、新たな刺激と快感が、乳首から全身に伝わっていく)
精液ください、えっちなおっぱいにぶっかけてください、
直さん以外のひとには……できないこと……して……!
233伊織津綺子 ◆IorinFNlA2 :2011/08/05(金) 23:36:09.68 ID:/o+6nkFN
【大丈夫ですかー?】
【ご無理でしたら、お早めにおっしゃってくださいねー】
234迫水 直 ◆mkbuDdznjc :2011/08/05(金) 23:36:57.11 ID:6n1gYjVT
はぁ、はぁ…んん…津綺子
津綺子のおっぱいにぶっかけるよ
(恋人が吐き出す卑語により強く快楽を刺激され)
(上気した桜色の肌と自分の一物もの色のコントラストが淫らがましくて)

は、んく、いい…津綺子、いくよ、津綺子のおっぱいマーキングするよ
(我慢の限界にからだごと震わせて、切羽詰まった声をあげる)
(盛り上がった乳房を下腹部で叩いて)

は、んく…あ…イくよ、津綺子のおっぱいに出すよ
あっ、あぁぁぁぁっ!
(腰を前にグッと突き出して、首をそらせ、全身を硬直させると)
(乳房の上端から飛び出た先端から、白濁を大量に噴出する)
(一直線に飛び出した粘液は恋人の顎を飛び越えて、顔に降りかかり)
(額や前髪、鼻筋や頬、至るところが白く染まって)

あ、まだ出る…ん、くっ…
(腰を浮かせ谷間から抜き出した肉棒が立て続けに頂点に達して)
(一度目の勢いを保ったままの二度目の噴出を、乳房に浴びせかける)

235迫水 直 ◆mkbuDdznjc :2011/08/05(金) 23:44:54.18 ID:6n1gYjVT
【っと、お待たせして申し訳ない】
【楽しくてつい時間を忘れてしまった】
【次からはもう少しサクサクとできるように努力します】
236伊織津綺子 ◆IorinFNlA2 :2011/08/05(金) 23:46:14.35 ID:/o+6nkFN
直さん、ただしさん…いっぱい、ください……
私を直さんので、たくさん汚して、直さんだけのものにして
…んあっ…!
(呪文を唱えるように淫語を吐き散らし、乳房を揉みしだいて)
(乳首をいじくられて子宮まで熱を持つほどに感じてしまっていた時)

きゃ…っ!
(青臭い匂いが吹き出した、と思った瞬間)
(びゅく、と顎先に熱い物が吹き出される)
あ…せーえき…いっぱい……んああぁ……ん…

(鼻にかかった甘え声で、精液を全身に塗りたくる)
(その胸元に、さらに熱く濃い噴出が吹きつけられて)
すごい、もう、全身直さん色……
(うっとりしながら熱い精液を肌にぬりこめて)
(その刺激にまた、うっとりしながら)

直さん……私の中に、直さんをください……
お腹の中までまっしろにされたい……です
237伊織津綺子 ◆IorinFNlA2 :2011/08/05(金) 23:48:16.78 ID:/o+6nkFN
【お辛くないならよかったです。本当にご無理はなさらないでくださいね?
238迫水 直 ◆mkbuDdznjc :2011/08/06(土) 00:11:59.97 ID:3/UhK4Ic
(二度の吐精を経てまだ勢いの衰えない先端を恋人の胸の頂点に押し付けて)
(その紅色の蕾を転がしながら、滲み出る名残を塗りたくる)

津綺子、キレイになったね…
(恍惚の表情を浮かべて浴びせられた白濁を肌に塗り込める恋人の淫猥な姿を満足げにながめながら)
(体を下方へとずらし、しどけなく投げ出されたままの足の間に場所を定めると)
(膝裏に手を添えてグイっと左右に、M字を描く大胆な角度に広げさせる)

津綺子…どこに欲しいのか、教えて
俺によく見えるように、拡げてみせて
(その視線の先にはすっかりとさらけ出された女芯)
(そこを更に開帳してくれと要求する)

【ご心配かけて申し訳ない】
【本格的にダメそうな時は遠慮なく言わせてもらうよ、ありがとう】
239伊織津綺子 ◆IorinFNlA2 :2011/08/06(土) 00:23:29.58 ID:O+ZVJlks
あふ…ぅん……
(立て続けに二度、たっぷりと濃いエキスを放ったと言うのに)
(恋人はまだ固く、熱く勃起している)
(その先端を、これもまたカチカチに勃起している乳首へ押しあてられて)
(なまめかしい声を上げて身悶えする)

あ、直さん?!
(脱力してなげだされた両足を、思いきり広げられ)
(その中心をまたむき出しにされて)
(そこがまだ、熱く潤っているの見せつけて)
や…ぁ……っ 

そんなこと、言えない…言わせないで………
(充血して爆ぜる果肉を覆うために両手を伸ばして)
見ないで、直さん…っ!
(手の甲にまで、焼きつけるような視線を浴び、指先が震える)
(いつしかその動作は、自分の肉ヒダをかき分けるようになって)

お願い…見ないで……私のえっちなおマンコ……
直さんが欲しくて、ぐっちょり濡れてしまう……はしたない…メス肉を…
240迫水 直 ◆mkbuDdznjc :2011/08/06(土) 00:39:35.54 ID:3/UhK4Ic
津綺子、見えてるよ…津綺子のいやらしいおマンコ、丸見えだ
勃起してるクリも、グチュグチュなってるおマンコ穴も…おしりの穴まで見えてるよ
(熟れた果実がはじけたような、肉色の襞を蠢かせる中心に熱い視線を注ぐと)
(腰を近付けて、その物欲しそうにヒクついている破れ目に、己の剛直を擦り付け)
(そこから溢れる愛液を、先端から幹の根本までタップリと絡みつかせる)

どうして欲しいのかハッキリと言わないと分からないよ
津綺子はおマンコをどうして欲しいのかな?
241伊織津綺子 ◆IorinFNlA2 :2011/08/06(土) 00:47:31.40 ID:O+ZVJlks
(恋人の熱く男らしい声が、こちらの状態を淫らに語るのが聞こえる)
(次々と紡ぎだされる卑猥な単語に、びくっ、びくっと震えながら全身で答えてしまって)

ひゃあぁんっ!ダメぇ…っ!
(じく、と愛液をかき分けるようにして、いきり立った肉棒がこすりつけられる)
(身体の方はもう、それが欲しくて欲しくてたまらない)
あぁんっ、こすらないでぇ……っ!おちんちんで割れ目こすっちゃダメぇt……

(指をゼリーのような肉ヒダの間に差し入れて大きく広げて)
直さんの……固くて大きいおちんちん、を……
私のぐっちょり濡れてしまった……恥ずかしいおマンコに…入れてください……
生のおチンポをハメて……セックス、したいです……
242迫水 直 ◆mkbuDdznjc :2011/08/06(土) 01:01:11.07 ID:3/UhK4Ic
【えーと、ちょっと早めではあるけど今日はこれくらいで凍結をお願いできるかな?

【で、今日の夜には解凍可能だけど…どうする?】
243伊織津綺子 ◆IorinFNlA2 :2011/08/06(土) 01:05:08.79 ID:O+ZVJlks
【】外します

凍結了解…ですけど、連日で大丈夫ですか?!
私は嬉しいくらいなので、今夜もぜひぜひお願いしたいのですけれど…
244迫水 直 ◆mkbuDdznjc :2011/08/06(土) 01:13:21.07 ID:3/UhK4Ic
【】無しで

日中に休ませてもらうからだいじょうぶだよ
で、時間だけども、きょうとおなじくらいでいいかな?
245伊織津綺子 ◆IorinFNlA2 :2011/08/06(土) 01:17:20.82 ID:O+ZVJlks
ではでは、お言葉に甘えて今夜も、21時30分からで。
……ちょっとギリギリなんですけど、22時には余裕で間にあうはずなので
少しお待たせしてしまうかも知れませんが…。
246伊織津綺子 ◆IorinFNlA2 :2011/08/06(土) 01:33:32.62 ID:O+ZVJlks
ごめんなさい、こちらが落ちそうなので…お先に失礼します
また今日ぐらいの時間、というアバウトなお約束でお願いします。

今日も楽しかったです…おやすみなさい

【スレをお返しします】
247名無しさん@ピンキー:2011/08/06(土) 06:09:31.49 ID:rwtIn6ZI
お疲れ
248名無しさん@ピンキー:2011/08/06(土) 21:01:12.19 ID:rwtIn6ZI
GGGG
249伊達 三月 ◆.xhaLHc2Qg :2011/08/06(土) 21:27:19.02 ID:goxSlCcF
【伊田先輩とのロールにお借りします】
【ちなみにですけど、明日のお昼からとか可能でしょうか?】
【もちろん、無理は言いませんので】
【夜にちょこちょこという形でも大丈夫です】
250ハカリの妖魔 ◆JOEATxYv1A :2011/08/06(土) 21:41:03.95 ID:8YZgX35t
「そいつは保障出来ないけれど、一つハッキリ分かっているのは
 ここでアンタが出口を通れば、相方の命はないって事さ。
 おお、恐い恐い。 …普通はここで出口から素直に出るんだけどねぇ。」

(睨みつけられ、おどける様に軽く左右に揺れて)
(妖魔の目から見て…見捨てて逃げたにせよ、助けられなかったにせよ)
(目の前の小娘一人には、どう考えても勝ち目など無い。)

「…どーでもいい話なんだけどさ。
 他人の命は金で換算できるんだよ。一般的なサラリーマンの生涯賃金が2億ぐらいだったかね、
 ま、保険会社やら医者やら何やら見りゃー分かる事なんだがね。」

(余裕からか、第二問を問う事無くベラベラとお喋りを続ける妖魔)
(二問目を問う少女、アレだけの目にあったのに恋人を助けようとするその姿に)
(その久方ぶりの存在に、胸がざわめいた。)

「一方、命あってのモノダネとも言うじゃない?
 自分の命があってこそ、金は価値を持つってアレさ。
 だから、故に、他者の命は自分の命以上の価値を持つ事はありえない、それが『理』。」

(ピタリ、とゆらゆらと揺れていた妖魔の動きが止まる)
(口調が変わった、明らかに苛立たしげに、憤怒した口調に)

「一問目も、そしてこれから問う二問目も、その『理』をハカるモノ。
 アンタは、あの追って来る妖魔共からも逃げてきたようだけどさぁ…

 …まさか、二問目を答えた後に自分が生きていると思っちゃいねーよなぁ?」

【…そういえば伊田が居ないのに、名前欄変えるの忘れてたっと…。】
【明日の昼ー…はちょっと予定が分かりませんが、上手くすれば昼から午後5時くらいまでいけるかも知れません】
【ただ、夜の方が無理そうなので…多分ギリギリになってしまいますが、避難所に書置きしておきましょうか?】

251伊達 三月 ◆.xhaLHc2Qg :2011/08/06(土) 21:55:30.49 ID:goxSlCcF
…普通じゃない人もいたんじゃないですか?
(ぎゅうっと掌を強く握り締め)
三月さんだって、できるならここから逃げたいです。
(弱気になってしまいそうなのを堪える)

確かに命はお金に換算できるかもしれません。
だけど、その価値は絶対にお金になんか換算できないです。
(ピタリと動きを止め、苛立たしげに語る案内人)
(それは逆にチャンスに思えて)

それじゃあ、約束してください。
二問目に答える代償として伊田先輩を助けると。
そうであればこそ、質問に答える価値があると思いますけど?
(案内人を挑発するように余裕ありげに笑い)
(何とか約束を取り付けようと)
252伊達 三月 ◆.xhaLHc2Qg :2011/08/06(土) 22:02:29.63 ID:goxSlCcF
>>250
【それでも大丈夫です】
【こちらは一日空いてますので〜】

【書置き、伝言じゃなくてでしょうか?】
【できたらリアルタイムで進めて行きたいなと思うんですけど】
【そういう意味じゃなかったら、ごめんなさい】

【我侭なしでなら、どんな形でも伊田先輩に合わせます】
253ハカリの妖魔 ◆JOEATxYv1A :2011/08/06(土) 22:25:33.67 ID:8YZgX35t
「逃げたければ、逃げればいいのに。…つくづく、つくづく癪に障る。
 『愛』、『正義』、『ハカ』れないモノなんて本当はありはしないのに。」
(何が少女をここまでさせるのだろう?)
(残ったところで勝ち目など万に一つもありはしないのに。)

「ク、ククククッ…!アンタって人間は、ねぇ…!……断る。…アンタの答えはさして重要じゃない。
 アンタが恐怖に負けて逃げ出すか、それとも自分の『答え』を貫き通す程の強さを持つのか、重要なのはそれだけさ。
 それに、仮にここでイエスと答えたとして、アンタにそれを確認する術はないよ。
 オイラが嘘を吐くかも知れないし、そんなのでいいならいくらでも言ってやるけどさ。」
(恋人が大事なのだあろう少女の提案に呆れたように、首を振るように半回転を繰り返して)
(想いの程は察せられるが、助けられるかどうかも分からない、それでも命を賭けられるかどうか)
(それこそが、『ハカ』る事の肝であるのに。)

「だがな。逃げる事しか出来ない弱者が。
 そして、手前の命さえ賭けられない臆病者が。
 そんな大切なモノを守れると思うのか?
 …長くなったな、問題は簡潔に済ませるとしよう。」
(恋人がそんなに大事なモノならば、志をそんなに守りたいものならば)
(自身が強者である事が絶対条件、結局、勝った者が、勝ったものこそが『理』となるのだから)

(突如、上空にぶら下がっていた麻袋が、ジャラジャラと鎖の音をたて一斉に降りてくる)
(少し床から浮き上がった場所で全ての袋が止まり、落下の衝撃でユラユラと揺れて)
(等間隔で並ぶサンドバッグのような物体、そこはまるで精肉所のようで)

「第二問。オイラを斃せば恋人は助かる。
 …オイラを斃すしか、他に助ける方法は無い。さぁ、どうする?」

【了解、とりあえずお昼前には避難所に伝言を置いておきますね】
【ああ、誤解をさせてしまったかな。解凍時間の伝言ですね。】
【やるとすればリアルタイムで行いますので、ご安心を。】
254伊達 三月 ◆.xhaLHc2Qg :2011/08/06(土) 22:50:22.13 ID:goxSlCcF
(自分の馬鹿正直さに少し呆れてしまった)
(約束さえすれば、大丈夫だと思い込んでしまっていた)
(そういう意味では案外、親切なのかもしれない)
(それもハカるのに必要なことなのかな?)

逃げて稼げる物だってあります。
例えば、時間とか…?
(伊田先輩がお化け屋敷を脱出することができる)
(それが前提になってしまうけど)

囮になった時点で、みんな命は賭けてるはずで。
その人達を臆病者呼ばわりする資格は貴方にはないっ!
(案内人の言い草が頭にきて、思わず叫んでしまっていた)

(熱くなりすぎてる、冷静に、冷静に…)
(逆上せ上がった頭を深呼吸でコントロール)

…そんなにお望みなら、倒してみせますよ?
(そう言うと、ちらりと掌に見て)
(武器は針千本一つ、おまけにこの足場では利用できない)
(…外壁を利用すればあるいは?)

(策も何もないけど、とにかくやるしかない)
(このむかつく案内人に絶対一矢報いてやる…!)


【伊田先輩、ありがとうございます】
【ところで状況が絶望的なんですけど!?】
255名無しさん@ピンキー:2011/08/06(土) 23:19:37.67 ID:Zeb68jA7
256謀理 ◆JOEATxYv1A :2011/08/06(土) 23:30:49.66 ID:8YZgX35t
「ならば示せ、アンタの『理』。オイラに勝って、貫き通して見せろッ!
 我が名は『謀理』、『理』を『量』り、真を『謀』る天秤なり!」
(少女の叫びに答えるように、負けじと自らの『理』を叫ぶ。)
(正義の対は別の正義、どちらも退けない『理』故に、残された道は一つ。)

「出口がそばにあるのに、恋人の為に生き急ぐか。…アンタの答えは承知した。
 ならば、ここまで『理』を貫いたアンタに敬意を表して、オイラも最初から本気でやってやる。」
(「斃してみせる」と嘯く少女に、正直、少々驚嘆した。)
(絶望的なこの状況でも、まだ希望を失わない、諦めないその姿)
(だからこそ、その『理』を打ち破る事に価値がある。)


「…重さを『謀』る。」
(ひた、と手近な麻袋に、手の代わりの計量皿を触れて呟く)
(心なしか、ミシ…と小さく鎖が軋み、袋が下に下がった気がした)

「…さっさと、ブッ潰れちまえッ!!」
(直後、触れていた袋から手を放し、少し離れるように回転すると…そのまま、少女に向かってに殴打した。)
(少女に向かう直線上、同じような重さであろう袋をまるで木っ端か何かのように軽々と横に吹飛ばしながら)
(上にレーンでも付いているのだろうか、速度を全く緩ませもせず、一直線に少女に向かう!)
257伊達 三月 ◆.xhaLHc2Qg :2011/08/06(土) 23:45:42.12 ID:goxSlCcF
(まさか、異能…?)
(言葉を信じるなら、重さの操作)

……っ!
(案内人に殴り飛ばされた袋)
(事前動作の大きな攻撃を避けるのは難しくはない)
(軌道が変わったりしないことを祈り、横っ飛びに回避する)

(格子状の網の上を転がり、一番近くの壁面を目指す)
(一先ずの目標は、あの壁まで辿り付く事)
(瞬発力を生かし、全力で駆け出す)

(ゴールに手を伸ばすように、赤錆びた壁に手を届かせる)
258謀理 ◆JOEATxYv1A :2011/08/07(日) 00:07:31.34 ID:0BNusdZ9
「ッ!チョコマカと、逃げる事ばかりしていても無駄無駄ァ!」
(手当たり次第に、近くにある麻袋を引き寄せ、殴打し、少女へと吹飛ばす)
(その度に回避する少女の後ろで響く、袋が壁に激突する鈍い音)
(挟まれば即死、質量から考えて掠るだけでも危ういだろう)

「…………。」
(攻撃途中、少女の動きを見る分に、どうにもおかしい。壁に自ら寄っては逃げる場所が減るばかり)
(何かを狙っているのだろうか、まず負ける事などありえはしないが、念には念を入れておいたほうが良いだろう)
(計量皿を少し揺らし、ペタ、と更に生えた指で自分自身の体に触れて重量を軽くすると)
(直後、先程まで自身が飛ばしていた袋、それと負けず劣らず素早く、少女に向かって突進し)

(少女を捕まえんと、体に向かって重量の軽くなったその腕を振り下ろした)

【とと、ここで眠気がキツくなってきました…とりあえず、凍結していただいてよろしいでしょうか。】
【えーと、明日の日曜日は一時から五時まで大丈夫そうです。】
【いつも深夜までお付き合い頂いて、本当に有難う御座います、そして…うん、そろそろ伊田を出さないと。】
259伊達 三月 ◆.xhaLHc2Qg :2011/08/07(日) 00:12:08.20 ID:TeeJZT/M
【凍結了解です】
【実はこっちもちょこっとキツかったり】
【それじゃあ、一時からお願いしちゃいます】
【伊田先輩、本日もありがとうございました〜!】

【それでは、スレをお返しします】
260伊達 三月 ◆.xhaLHc2Qg :2011/08/07(日) 13:27:07.32 ID:TeeJZT/M
【伊田先輩とのロールにスレをお借りします】
【前レスの続きを投下しますので、しばしお待ちください〜】
261伊達 三月 ◆.xhaLHc2Qg :2011/08/07(日) 13:30:48.88 ID:TeeJZT/M
>>258
(相手の動きを横目で確認しながら)
(次々と繰り出される麻袋をなんとか回避していく)
(壁に激突した袋が、鈍い嫌な音を響かせる)
(当たったらただじゃすまない、背筋を冷たい汗が伝うのがわかる)

……えっ!?
(本体が直接突っ込んでくるという予想外の行動に一瞬焦る)
(だけど、もう壁面には辿りついてる)
…伸縮自在っ!
(手を上へと伸ばし、触れた壁面を斜め上へと押し出す)
(同時に地面を蹴り、体を押し上げる推力を利用して)
(今作り出した足場の上に体を捻って着地する)

(直接、本体を狙うこともできたけど…)
(力の強い相手にカウンターを狙うのはリスクが大きい)

(膝立ち状態で体を壁に預けるようにして)
(両手をしっかりと壁面に触れさせる)
針千本っ!
(針の山が交差するように相手に向かって放たれる)
(このまま相手を仕留められればよし)
(悪くても交差した針山で相手の動きを封じられるはずっ…)
262謀理 ◆JOEATxYv1A :2011/08/07(日) 13:53:49.59 ID:0BNusdZ9
(何を考えていたのだろう、自ら壁面へと近寄り逃場を狭めた愚かな獲物をこのまま捕まえれば勝利は確定的)
(こんな小娘一人に何が出来る、一体何が―――)
「―――-避けッ…!?」
(錆びた壁面に突如として現れた足場、通常ではありえない不可解な現象)
(更に、足場が飛び出る勢いを利用し、華麗に妖魔の攻撃を避けた少女に、初めてここで警戒心を抱いた)
(―――この小娘、異能者か!)

(気がつき、回避行動を取ろうとした時には時には時は既に遅く)
(少女は既に次の攻撃の構えに入っていた)

「こ…の、小娘ェェェッ?!」
(壁面から伸びる赤い針山、回避する事など出来ずにそのまままともに喰らってしまって)
(鋼鉄の体を串刺しにするには至らずも、金具の隙間に針が食い込み、動きがほとんど封じられた)
(必死で、キィキィと金具を軋ませながら脱出しようともがくも、同じ鋼鉄で出来た針には全くの無意味で)

「―――『謀』れ『謀』れ『謀』れぇぇぇぇッ!!!」
(激昂し、無意味とも思える抵抗を繰り返す。手の代わりの計量皿は激しく揺れて)
(ミシ…と小さく体が歪んだ。段々と妖魔を串刺しにしていた針は下向きに歪んで)
(自らの体の重さを『謀』り、損傷する事を承知で過大に重くし脱出を図る)
(それでも妖魔の体は、少しずつ下へ下へとしかズリ落ちていかなくて)

「こんな、こんな小娘なんぞにぃぃぃぃッ!」


【それでは、よろしくお願いしますね。】
【…伊田が出てこなくても、解決しそうな雰囲気?】
263伊達 三月 ◆.xhaLHc2Qg :2011/08/07(日) 14:09:18.19 ID:TeeJZT/M
はっ…、はあっ…。
(全身から力が抜ける、きっついなあ…)
(少しでも気を抜いたら、足場から落ちてしまいそうで)

ねえ、根性比べ、してみる?
(自分に発破をかける為にも相手を挑発する)
(上から、見下ろすように、にっこりと笑い)

針・千・本…ッ。
(次々と壁から針が打ち出される)
(相手を逃がすまいと、新しい針が相手の体を縫い止める)

(もう少し、もう少しだけ…!)
(本当の狙いは、足手の足元の格子状の網)
(ある程度傷が入れば、自重で底が抜けるのは自明の理)

(力の限り、針を相手の足元に向けて打ち出し続ける)


【そこは伊田先輩の匙加減一つかなあ?】
【こちらこそ、よろしくお願いします】
264伊達 三月 ◆.xhaLHc2Qg :2011/08/07(日) 14:20:59.59 ID:TeeJZT/M
>>263
【11行目、本当の狙いはのとこ、「足手」じゃなくて「相手」です】
【しっかりと、書き直したつもりだったのに〜】

【細かな文章ミス多いなあ…】
265伊田満 ◆JOEATxYv1A :2011/08/07(日) 14:45:15.77 ID:0BNusdZ9
「このクソガキ…ッ!!」
(ニコリと笑いかける少女、その挑発にに火に油を注がれて)
(罠とも知らず更に自らの重量を『謀』り、その数値を高めていく)

「グッ…!またこの針か!鬱陶…しいッ!」
(鉄針が次々と打ち出され、動きを止めようと金具の隙間に絡み入る)
(徐々に落下するスピードは遅くなるも、完全に止める事は出来ず)
(メキメキと音をたて体が歪み、悲鳴をあげる)

(とうとう妖魔の重量に耐え切れず鋼鉄の針が折れ、そのまま落下し)
(勢い付いた鋼鉄の塊、その非常な質量の塊となった妖魔は、格子状になった床へと激突した)
(腕はひしゃげ、計量皿を吊り下げる鎖も何本か切れたボロボロの姿)
(しかし、未だ動く余力はあるようで、ゆっくりと頭部の鎖を巻き上げ、起き上がる)

「ィギ…痛……あの…小娘、絶対に許さな…ッ!?」
(激突の衝撃、そして過度な重量に、床を止めていた金具が次々と破断し、ゆっくりと傾くと)
(怪物の断末魔のような轟音と共に、下の業火へと落ち、消えて行く)

「…危なかった…。正直に言うよ、今のは本当にギリギリだった。
 アンタも中々頑張ったが…これで、終いだな。」
(ゆっくりと、高度を少女に合わせながら語りかける)
(千切れそうな鎖、それでも何とか直前に自重を『謀』り直し軽くする事で)
(さながら蜘蛛の糸のようなソレをもたせて、落下に至らずに済んだ)

(だが本当にこれで終わり)
(床の無い今、少女は狭い足場から逃げる事すらできない)

「…最後だ、業火に落ちて焼かれちまえ。」
(言葉が終わると共に、突如下方から強風が吹き荒び少女を襲う)
(この場の空気そのものの重さを変えた事による気圧の変化)
(普段であればダメージも何もない技だが…人一人をよろめかせるには、十分な威力だった。)

【了解しました。】
【とは言え自分も文章ミスが多いため、解読は慣れている…と思いますので】
【気にしなくても大丈夫ですよ。】
266伊達 三月 ◆.xhaLHc2Qg :2011/08/07(日) 15:05:18.71 ID:TeeJZT/M
(ああ、だめだった…)
(くたびれきった体からは疲労感しか感じない)

(この距離じゃ、針千本も届かない)

(突風に体が煽られる)
(もともと無理に小さな足場で踏ん張っていた為に尚更に)

一人で焼かれたくはないなあ…。
(バランスを維持できない、体は確実に傾いていく)
伸縮自在っ!
(最後の力を振り絞って壁を押し出し)
(バランスを崩したまま、相手に向かって勢いよく飛び出す)
(届く、届かないじゃなくて、届かせるっ)

わざわざ、高さを合わせて喋りに来たのが運の尽き、ってね?
(一人で落ちるぐらいなら、せめて…!)
(相打ち狙いで相手にしがみつこうと、手を伸ばす)


【すみません〜】
【気楽に楽しんでいきたいと思います】
267名無しさん@ピンキー:2011/08/07(日) 15:42:03.13 ID:t+pjoeMc
警戒
268伊田満 ◆JOEATxYv1A :2011/08/07(日) 15:49:43.10 ID:0BNusdZ9
「最期の悪足掻きか…無駄、無駄。」
(どうやら道連れにしようという魂胆だろう。最後の最後まで、恋人の為に命を張るとは)
(―――本当に、癪に障る小娘だった。)
(届く直前で、ス…と後ろに下がり…少女の指が体を掠め、そのまま届く事無く落下していく。)

「ハハッ…ハハハハッ、ハッーハハハハハ…ハ!?
(業火に向けて落ちていく少女、もはや、救いなど何処にもない)
(最初から素直に恋人を見捨てて逃げていればこんな事にはならなかったのに)
(そんな事を考えた、矢先の事だった。)

(少し落ちたところで急激にその速度が衰え、そのまま落ちる事無くフワ…少女の体が宙に浮かぶ。)
(否、目を凝らせば薄く光る糸が所狭しと張り巡られていて、蜘蛛の巣に絡め取られた獲物のように少女の体を受け止めていた)

(頭上の暗闇に潜み張り付くは、先程少女を追い回した数多の腕。)
(しかし異形の群の殆どは傷付き、腕の欠けた個体すら見受けられる。)
(全てに共通しているのは、その傷口からは体液の代わりに黒いドロリとした泥濘が垂れているという事のみ)

………………。
(異形に支えられ、同じく闇の中で少女を見詰める青年。)
(本当に危ういようならば、『口の妖魔』として助けに行こうとも考えていたのだが)
(予想以上の三月の活躍に、安心したような、少し寂しいような心持で…。)

(思い出したように視線をあげる。)
(先にあるのはキィキィと揺れる『謀理』の繋がれた鎖、それにも黒い泥濘が付着していて)
(発生した『口』は、静かにその命綱を噛み切った。)

(響く異形の断末魔、けれどもはや興味などなく視線を向けようともしない)
(叫びが響き、その最後の余韻まで消えた瞬間。異形も業火が燃え盛る竪穴も、全てが何もかも消えうせて)
(いつ間にやら少女と二人、閉鎖されたお化け屋敷の中にいた。)
269伊達 三月 ◆.xhaLHc2Qg :2011/08/07(日) 16:08:20.60 ID:TeeJZT/M
あっ…!?
(手が身を引いた相手の体を掠める)
(集中した指先には痛いばかりにその感触が伝わったのに)
(肝心の手は、相手には届かなかった…)

……っ!
(異形を見上げる目から、涙が零れる)
(落ちている為に、異形との距離が段々と開いていき)

えっ……?
(ふんわりと、体が何かで優しく受け止められる)
(落下の衝撃も、見事に何もなかったかのように吸収されて)

(予想もしない不可解な出来事に頭がついてこない)

(ぼんやりと事の成り行きを見守っている内に)
(ハカリの異形は、業火の中に真っ逆さまに落ちていく)

(それを眺めている内に、いつのまにか視界は変化していて)

あ…れ…?
(床に半身を捻るようにして覗き込んでいたのはお化け屋敷の床)
(そのすぐ傍らには伊田先輩が当たり前のように立っていて)
…夢、でも見てたのかな?
(全身を包む疲労感に、行儀悪く、ごろんと仰向けに寝そべり)
(安堵の気持ちから、瞳にたまった涙を腕で拭う)
270伊田満 ◆JOEATxYv1A :2011/08/07(日) 16:23:05.60 ID:0BNusdZ9
…???
(何が起きたのか理解出来ない、といった表情でその場に立ち竦んで)
(床に倒れるみつきと、周りの光景を見比べて首を捻る)

夢、か…アトラクション…だったのかなぁ?
それにしちゃやけにリアルだったような。
(先ほどまでの緊張感は何処へやら、何とも間の抜けた事をのたまうと)
(みつきの横に腰を下ろして、ぽんぽん、と体を軽く撫ぜた)

?み、みつきさん?…大丈夫?
…やっぱり、あの後俺が一緒に居たほうが…?
(ぐでーっと寝転ぶ、普段の元気っぷりからは考えられないほどのみつきの様子)
(そして、瞳に溜まった涙を見て動揺し、心配する素振りを見せて)

…んー…も少し、休もうか。
(みつきの横に、自分もごろんと仰向けに寝そべった。)
271伊達 三月 ◆.xhaLHc2Qg :2011/08/07(日) 16:35:49.70 ID:TeeJZT/M
三月さんは、大丈夫ですけど…。
(腕で顔は隠したまま、嘘をつく)
(伸縮自在の使いすぎで、体力の消耗が激しい)

…伊田先輩こそ、大丈夫でしたか?
何か怖い目にあったりとか、してない…?
(伊田先輩が心配している様子は声だけでも感じ取れて)
(こちらも、心配そうに伊田先輩に尋ねてみる)

えーっと、ありがとうございます。
(自分の横に寝そべる伊田先輩をちらりと横目に)
(伊田先輩の言葉は本当にありがたくて)

伊田先輩…。
ちょっとだけ、手を繋いで欲しいな…。
(小さく甘えるように呟くと)
(手を繋ごうと、伊田先輩へと手を伸ばす)
272伊田満 ◆JOEATxYv1A :2011/08/07(日) 16:49:21.90 ID:0BNusdZ9
俺の方は、逃げるので精一杯だったよ…。
…うん、みつきがあのまま戻って来ない気がして、それが恐かったかな。
(本当は、あの時『口』に隠れて、みつきが通過した後異形共を始末するつもりだった)
(…あの時、必死で食い止めようとしていたみつきも、本当は知っている訳で)
(その事で御礼を言いたいのに言えないのが、非常にもどかしい)

お互い疲れただろうからね…。
…それに、此処なんだか閉鎖されてるみたいだし。ゆっくりしようか。
(寝そべりながら周りを見る…脇の方に見える化け物の人形には埃が被っていて)
(床に薄く積もった塵にも、足跡は残っていない。人が来る事もないだろう)

…ん。…別に、ちょっとだけじゃなくてもいいけれど。
(甘えるような声が可愛らしい。)
(伸ばされた手に自分の手を重ねて、軽く絡めた)

…おいで、みつき。
(そのまま繋いだ手を軽く引っ張ると、優しく恋人を引き寄せ、胸の中に抱擁する)
(自身を命を賭けて守ろうとした、愛おしい、愛おしい恋人。)
(今は、こうして傍に居られるだけで、それだけで幸せだった。)
273伊達 三月 ◆.xhaLHc2Qg :2011/08/07(日) 17:02:15.29 ID:TeeJZT/M
三月さん、信用ないですね。
(顔から腕を離すと、ころんと伊田先輩の方に転がり)
こうやって、ちゃんと会えたじゃないですか。
(心の底から嬉しさが込み上げ、伊田先輩に笑顔で笑う)
(本当は半ば諦めてた部分もあるけど)
(それはさすがに、伊田先輩には言えなくて)

閉鎖されてたんだ…。
使われないお化け屋敷の見せた一時の夢とか?
(床に塵が積もってることは、すっごく気になるけれど)
(それ以上に疲れているということが大きくて)
(すぐに立ち上がろうという気になれない)

んっ…、伊田先輩…。
(小さくなった体を更に丸めて)
(伊田先輩にぴったりとくっつくように)
伊田先輩の胸、すごく安心する…。
(心の底から安心しきった声で、伊田先輩に抱きつき)

【あっ、そろそろ〆でしょうか】
【それとも、もうちょっと続けてから…?】
274伊達 三月 ◆.xhaLHc2Qg :2011/08/07(日) 17:06:20.02 ID:TeeJZT/M
【どちらにせよ、時間的には中断になっちゃいそうですけど】
【本当にいろいろ楽しませていただきました】
【最後は、格好いいところも見せて貰っちゃいましたし】
【〆まであと少しだけお付き合いくださいませ!?】
275伊田満 ◆JOEATxYv1A :2011/08/07(日) 17:11:40.77 ID:0BNusdZ9
【とと、もうこんな時間でしたか、愉しい時間は過ぎるのが早い…】
【すいません、とりあえず時間になってしまったので凍結をお願いしてよろしいでしょうか?】
【〆まであと少しだというのに、本当に申し訳ない。】
276伊達 三月 ◆.xhaLHc2Qg :2011/08/07(日) 17:14:22.79 ID:TeeJZT/M
【はい、了解です!】
【伊田先輩を、ごゆっくりお待ちしております】

【それではスレをお返しします】
277迫水 直 ◆mkbuDdznjc :2011/08/07(日) 21:49:54.72 ID:XENm/gp9
【ロールにお借りします】
http://pele.bbspink.com/test/read.cgi/erochara2/1302777352/490 の続き】

(情交を終え、いきり立ったモノが熱を失っていくのと逆に理性が勢いを取り戻す)
(欲望の最後の欠片が、津綺子の柔らかな---脱力してより柔らかい---肢体を離したがらないので)
(腰に手を回し、頭を撫でていた手を後頭部に添えて、床に寝ている津綺子をゆっくりと抱き起こす)

津綺子、シャワー使っておいで
そのあとで、今夜の話を、ちゃんと聞かせて
(あぐらをかいた自分の腰に跨がる形---対面座位---になった津綺子に、理性が勝った声で語りかける)
(それでも欲望の名残が、頬、額、首筋、そして唇にキスを落とさせる)
(胸に当たる豊かな膨らみに触れたい想いを必死に押さえ、脇に手を回して津綺子に立つよう促して)

(最初は嫉妬心からちゃんと聞かなかったが、落ち着いた理性で考えれば津綺子のもたらす情報は夜を往く上で重要なものとなる)
(自分たちのように組織に属さない異能者は、出会う者のうち誰に注意すべきか、その知識は自分で得るしかなく)
(津綺子が出会った龍岬と言う人物についてを、自分も知っておかなければならない)
(…知った上で、やはり嫉妬心を抱くかも知れないけれど…)

【今回はこんな感じで】
【シャワーについては、二人で使っても、サッと流してピロートーク(床上ではなく)の続きでも、お望みのままに】
278伊織津綺子 ◆IorinFNlA2 :2011/08/07(日) 22:05:28.46 ID:Ovv737m1
(ふわ、っと身体を持ち上げられ、向かい合わせに座った時には、もう)
(恋人の声は、日頃の力強い明るさを取り戻している)
(そうなると、体液にまみれ、行為の跡をいたるところに残している自分が気恥ずかしく)
(シャワーを使うように促されれば、うつむいて頷いて)
ええ、それではお先…に……

(ちょっといたたまれない気分で、ためらいがちに答えれば)
(恋人は優しい口づけをいくつも与え、最後に唇を重ねてくれる)
(脇を支えられて立ち上がると、ふらつきながら浴室へ)

ふう……
(シャワーを浴び、全身を清めるとやっぱり気分が落ち着く)
(先日、ここへやって来た時は妖魔の粘液にまみれ、それを洗い流して)
(それから恋人に抱かれたのだっけ、と思いだしたりなどしつつ)

【こちらもこんな感じで…シャワーはさらっと流しました】
【乱入したければ、いらしていただいてもいいですし】
【その後のお話でしたら、彼シャツでお伺いします】

【では今夜もどうぞ、よろしくお願いします】
279迫水 直 ◆mkbuDdznjc :2011/08/07(日) 22:29:46.80 ID:XENm/gp9
………
(半裸の恋人の姿が見えなくなると、今まで触れあっていた肌が薄寒く感じる)
(普段は気にならないのに、こんな時だけは部屋がヤケに広く感じられたりして)
(ただ座って待つことができず、津綺子が脱いでいったブラウス(ボタン無し)をハンガーにかけたり)
(下半身を晒していた自分の身支度---部屋着の短パンを履く程度だが---整えたり)

………
(いよいよやることがなくなってしまい、ベッド脇に腰を下ろすが、すぐに立ち上がり)
(恋人のために置いた衣装ケースから、部屋着に使っているオーバーサイズのTシャツを取り出して、バスルームへと足を向ける)

津綺子、着替えおいとくよ
(シャワーを使う水音が聞こえる脱衣所から、浴室にいる恋人に声をかける)
(二つの小部屋を隔てるのはすりガラスの扉、恋人の姿がおぼろげに見えるそこで、ささやかな用事を終えた後も)
(中から誘いがかからないかな、などと都合のいい期待をかすかに抱きつつ立ち尽くす)

【さて、どうしようかと思い悩みつつ、こんな感じで】
280伊織津綺子 ◆IorinFNlA2 :2011/08/07(日) 22:38:22.55 ID:Ovv737m1
(ちょうど身体中にボディーソープの泡を広げたところで)
(脱衣所から部屋の主の声がかかる)

あ、直さん?!
(あわてて浴室の戸をあけると、そこには恋人が立ちつくしていて)
(先ほどのシャツに新たな短パン姿)
(こちらは泡だらけのまま、しばし視線を交わす)

ごめんなさい、あのすぐに済みます…から……
(彼も早くシャワーを浴びたいだろう、と思い、すぐにでも浴室を空けようと考えて)
……お背中、流しますか……?
(といつもの合い言葉?を口にしてしまう)

【結局、ご一緒させていただきますー】
281迫水 直 ◆mkbuDdznjc :2011/08/07(日) 23:03:16.91 ID:XENm/gp9
………っ!
(扉が開かれ表れたのはソープの泡を纏った恋人)
(そのしなやかな肢体を惜しげもなく晒す姿は、用をなさない下着を絡みつかせた半裸以上に艶かしく)
(見慣れているはずなのに、その魅力的なボディラインに目を奪われる)

…うん、お願い、しようかな…
(期待していたのに、浴室へと誘う二人の合い言葉を口にされると一瞬だけ躊躇う)
(二人で浴室に入れば、そこが情を交わす場所となる可能性は否定できない)
(だが、目の前の少女は嫉妬からくる責めと欲望を受け止めて消耗しているはずだ)
(それに、あれだけ欲情の証を吐き出してなお足りないというのは、あまりにも過ぎるといった思いがある)

(それでも誘いにのり、恋人が見つめる前で服を脱ぎ、二人一緒では少し手狭な浴室へ、肌を触れあわせながら入り)
(洗い場にある椅子に腰をおろし、恋人の奉仕を待ち受ける体勢となって)
282伊織津綺子 ◆IorinFNlA2 :2011/08/07(日) 23:14:35.31 ID:Ovv737m1
……。
(恋人のためらいなどは露知らず、お願いしようかな、と言われれば嬉しそうに頷いて)
(手早く服を脱ぐのを紅潮した笑顔で見守る)
(彼が浴室に向かえばこちらは身を引いて迎え入れ)
(大柄な青年に触れずに立ち回るのは難しく、少しでも接触すると、ちょっとドキンとして)

今夜は迎えに来てくださってありがとう……
(改めて急な呼び出しに応じてくれた礼をいい、その背に湯を浴びせる)
(背中から話しかけていると、視線が合わない分、緊張せずに話せる)
(向かいあって話せれば嬉しいのだけれど、どこかで照れがあったり恥ずかしかったりもする)
(面倒なオトメゴコロ?を、今はリラックスさせて)
(大好きな背中に、スポンジで泡を広げていく)
283迫水 直 ◆mkbuDdznjc :2011/08/07(日) 23:33:25.35 ID:XENm/gp9
(誘いに応じた時に見せた輝くような笑顔)
(その後も続く、明るく弾んだ声)
(背に泡を塗りつける手つきにも緊張は感じられない)

ん……気にすることはないよ
大事な津綺子のためだもの、お迎えくらいいつだってOKだよ
(奉仕されていることを省いても、体の汚れが流されるのは心地いい)
(魅惑の裸体が視界にないのは惜しいが、その分だけ体から余計な力が抜けて)
(迎え=龍岬の図式も頭から消し去り、肩から力を抜いて)

あの人と、どんな話をしたか教えてくれる?
(リラックスした中にも、ある種の緊張をこめて)
(嫉妬心からの緊張ではなく、夜を往く者としての真剣さ)
284伊織津綺子 ◆IorinFNlA2 :2011/08/07(日) 23:41:21.51 ID:Ovv737m1
(大事な、と言われると、もうニマニマと笑み負けて)
(彼には見えていない、と思うと、だらしないニヤケ顔を取り繕おうともしない)
(浴室には鏡があるのだから、油断はできないはずなのだけれど)

新手の異能者に会ったと言う話を聞きました。
結界のような、異次元空間みたいなものをつくりだすことができて
龍岬先輩は気付かずにそこへ入り込んでしまわれたと……
(丁寧に背中からわき腹、首筋などをこすり、腕まで泡を伸ばしながらも)
(こちらの声も少し改まっているだろう)

龍岬先輩はお怪我をなさっていて…強敵だと思います。
特に、異空間を作り出せて外部と遮断できるというのが、大変に面倒な相手かと。
(ざ、と湯をかけ、こちらを向いてくれと肩に手をかけて促して)
285迫水 直 ◆mkbuDdznjc :2011/08/08(月) 00:14:15.76 ID:k6EfB4Px
(背中の隅々、脇腹や腕、丹念に洗われる)
(端から見れば、これから艶っぽいシーンになりそうだと思われるかも知れないが)
(交わす言葉も内容も、色気からは遠く離れている)

結界を操る異能か…
(結界と聞いて思い出すのは、とある神社に展開された妖魔封じの結界だが)
(それとは毛色の違う新手。しかも聞く限り無差別に結界に閉じ込め攻撃を仕掛けるとなれば)
(能力者の心はすでに闇に落ちている可能性が高い)
(容姿も含めて、脳内に刻みつけておく)

怪我をした…?
(軽く首をかしげて記憶を探る)
(津綺子を玄関ホールまで送った彼の動きには怪我をしている様子はなかった)

その龍岬…先輩自身は、異能を持っているの?
それに、どこかの組織の人間なのかどうか、その辺りの話は聞いてない?
(促されるままに椅子の上でクルリとまわり、体の前面を恋人に晒す)
(わずかに開いた足の間には、男根が力を失って頭を垂れている)
286伊織津綺子 ◆IorinFNlA2 :2011/08/08(月) 00:26:42.27 ID:8dWzlrhZ
(こちらを向いた恋人の表情は昼に見るのと変わりなく)
(その表情が素敵だと、いつも心のどこかで感じていて)
(リラックスしながらも集中している今の心理状態でさえ、やはり同じ思いにとらわれる)
昨夜お会いした時、龍岬先輩はお怪我をなさっていたので、
お宅までお送りしたんです。
もっとも、龍岬先輩がご自身で車を手配されたのですけれど……

(こちらの身体の泡は湯気と汗とでかなり流れてしまっている)
(なるべく彼の視線からそんな自分を遮ろうと、近づいて首のあたりにスポンジを当てる)
(自然と青年は上を向く姿勢になるだろうか)

ええ、かなり大規模で強力な背景を持った組織の一員です。
人間社会の闇の部分に大きく関わっているような……
異能や異形についてどれ程関わっているのかはわかりませんが
龍岬先輩ご自身は、気功の達人でいらして…そうですね
もう、異能、と言ってもいいレベルだと思います。
(そういう言い方が正しいのかどうかは心もとないにせよ)
(自分が感じたことを語り、その間も青年の上半身をくまなく泡だらけにし)
(太ももや脛までこすりあげた後、スポンジを置いて手に泡を乗せ)
失礼します……
(柔らかく枝垂れている部分へと)
287迫水 直 ◆mkbuDdznjc :2011/08/08(月) 00:58:46.76 ID:k6EfB4Px
(喉元にスポンジを当てられて、自然と上を向く形となり)
(わずかな泡を身につけた恋人の裸体が視界から外れると、ちょっとだけ残念な気になる)
(だがそれも少しの間だけで、体を磨く手が胸に降りていけば、首の角度はもとに戻る)
(二人の距離が近いために、見えるのは豊かな谷間と、夜を歩く側に精神を シフトさせた恋人の顔)

裏社会…マフィアとかヤクザとか、そんな類いの組織なのかな?
だとしたら、それほど異形異能に関わっているって感じじゃ無さそうだけど
それに気功の達人…
(ヤクザマフィアといえども、異形に関わる組織もあるにはある)
(夜を歩くうち、極まれにそう言った類いの人種と鉢合わせになった経験もある)
何にしても、龍岬先輩自身が信用できても、組織の一員である以上敵対する可能性もある訳だ
完全に信頼するってことはできそうにないね
(組織の命に従う人間であれば、一時的に結んだ信用などは砂上の楼閣に等しい)
(そう言っているうちに、恋人は太ももから脛に泡を塗りつけていく)
(うつむく姿勢の津綺子がこちらに背中を見せている)
(その津綺子がスッと背を伸ばし、持っていたスポンジからタップリと泡を絞り出して)

っ、ん……ふぅ……
(だらりとうつむいた枝がふわふわとした泡に包まれ、先端から根本までが泡だらけにされる)
(ソッと行われてはいるものの、かすかな快感が産まれるのは避けられない)
(快感に導かれ、少しずつ血流が集まりはじめる)
288伊織津綺子 ◆IorinFNlA2 :2011/08/08(月) 01:07:14.16 ID:8dWzlrhZ
ええ、チャイニーズマフィアの一組織であることは間違いないでしょう。
そういう人たちにあまり詳しいわけじゃないのですけれど……
(パートナーの言葉に相槌をうち、そこで言葉を切って恋人の顔から視線をはずし)
…犯罪者、なのでしょうね……
(言いたくなかったことを口にする)

その龍岬先輩に怪我をさせた異能者は…なんというか
殺人快楽症、とでもいうのか……人を殺すことそのものが快楽になるような
そんな人物だと言うことでした
(うつむいたまま、淡々とそう告げて)
(ゆっくりと泡を恋人の中心に塗りつける)

その組織が異能を敵視するようだと困りますけれど
……何があっても、私は最後まで直さんの味方です
(根元からふにゃりとした組織を撫であげ、その後ろに下がっている袋にまで手を伸ばし)
(ひんやりとした二個の胡桃の感触を楽しみつつ、丁寧に泡を塗りたくる)
289迫水 直 ◆mkbuDdznjc :2011/08/08(月) 01:29:54.79 ID:k6EfB4Px
チャイニーズ…ってことは中華街の辺りが縄張りなのかな
(この街にも中華街が存在する。そこを裏側から支配している組織の一員)
(であれば、表の顔はどうであれ、手を汚すこともあるだろう)
(ただ、それは自分たちも同じことで、必要であればヒトを手にかけることもあるだろう)
(そう言った意味では自分たちもまた、犯罪者であることにはかわりなく)
(言ってしまえば、その殺人快楽者との間に明確な柵はない)
(そう考えてしまうと恋人の気分を晴らす言葉が見つからない)

ん、く…ありがとう…
俺も…例え世界の敵にはなったとしても、俺だけは津綺子の味方でいるからね
あっ、んふ…く、…
(竿だけでなくその下の袋にまで手がはいりこめば)
(最早はっきりとした快感の波が立ち上り、唇から喘ぎがもれる)
290伊織津綺子 ◆IorinFNlA2 :2011/08/08(月) 01:33:15.34 ID:8dWzlrhZ
【】はずさせていただいて……

今夜はここで凍結をお願いできますか?
今のところ、夜はずっと空いてます
291迫水 直 ◆mkbuDdznjc :2011/08/08(月) 01:42:41.61 ID:k6EfB4Px
【】無しで
おっと、リロミスった
凍結了解です
俺も一応今週の夜は空いてる予定…まぁ、予定は未定を地でいってる俺なのだが
ここのところ連日でお付き合いしてもらってるし、一日あけて火曜の夜でどうだろう
292伊織津綺子 ◆IorinFNlA2 :2011/08/08(月) 01:46:20.08 ID:8dWzlrhZ
そろそろ世間も夏休み…でしょうか
お忙しい直さんも一息つけそうならよかったです

では火曜日の夜21時半、ということでお願いできますか?
お会いできるなら連日でもお会いしたいのですけれど
やっぱりちゃんと寝る日も必要ですものね。
293迫水 直 ◆mkbuDdznjc :2011/08/08(月) 01:52:36.05 ID:k6EfB4Px
夏休み?ソレオイシイ?

俺も、本当は今日って言いたいんだけどね
あまり無理してまた寝落ちなんてしたくないから

では火曜のその時間で
今日もお相手ありがとう&お疲れさまでした
先に失礼させてもらうね
じゃあ、おやすみなさいま

294伊織津綺子 ◆IorinFNlA2 :2011/08/08(月) 01:53:43.74 ID:8dWzlrhZ
ふふふ。
明後日を楽しみに、レスを用意させていただきます

では私もこれにて
おやすみなさいませ

【スレをお返しいたします】
295名無しさん@ピンキー:2011/08/08(月) 12:41:55.19 ID:4TJvKLu3
楽しみにな
296郡 太一朗 ◆gphCpRvXtQ :2011/08/09(火) 05:46:38.39 ID:Ypx800tT
【名前】 郡 太一朗 (こおり たいちろう)
【年齢】 16歳
【性別】 男
【身長】 168センチ
【容貌】 はねっけのある癖の強い髪型。少々垂れ目。
     髪・瞳とも黒。中肉中背。青と黒のチェック柄のバンダナを額に巻いていたが、現在は外している。
     代わりに銀のリングを通したネックレスを首に掛けている
【能力】 ・無呼吸の瞬き −ゼロ・ブレス−
      集中力を高めて、感覚を鋭敏に研ぎ澄ませる。神経の反応も過敏になり、一時的に運動能力が上昇する。
      そのことにより、相手の攻撃を見極めたり、(他者から見れば)高速の連撃を与える。
      発動している間は文字通り「呼吸するのも忘れるほど」過度に集中するため、無呼吸になる。
      連続して使用する場合、制限時間は3〜5秒ほど。
      瞬間的・部分的に神経を鋭敏化することも可能。連続使用に比べ効果が短時間または薄くなる。

     ・不可避の直感
      能力というより、体質。自身にとっての災いが降りかかりそうになる時に限って働く直感。
      殆どの場合において、ほぼ100%的中し、微弱な未来予測と呼んでも良いほど。
      ただし、直感は直感に過ぎず、とても曖昧なもので具体的な事象が分かるでもなく、
      事前に回避することも出来ないので、役立たず。故に、不可避。       
【武器】 切姫(きりひめ)
       :無呼吸の瞬きの要領で、集中力を注ぐことで能力を引き出し、霊的なエネルギーを裂くことが出来る小太刀。
        また、かなり不安定だが他者の傷を癒す能力もある。
     夜逆(やさか)
       :無銘の無骨な短剣。ただしひたすらに頑丈。不思議なことに刃こぼれひとつしない。
        家の倉庫から出てきた物。名前は自身で考えたもの。
     ナイフ:普通のナイフ。投げたり、夜逆と組み合わせて使用したり。
【希望】 基本的には何でも。
【NG】 同性同士
【弱点】 能力発動時は無呼吸になるため、酸素濃度の低い場所では制限時間が更に短くなり、
     あるいは、能力自体が発動できなかったりする。
     また、能力発動後は酸素を取り込むため、隙が大きくなる。
【備考】 高等部所属。図書委員。性格はテンプレ的な熱血漢。ただし、変なところで悩みやすく、結構打たれ弱い面も。
     無力なのに理不尽な不幸に逆らう。 ただし、その為の手段に関しては非常に現実的な部分と、
     理想的な部分とが混在している部分がある。
     短剣(小太刀)と蹴りを主体とした戦闘スタイルで、スピードで勝負するタイプ。

     ある可能性のひとつとして、10年後、異形とそれを討つ機関の排除を目的とした
     ≪三千世界≫と名乗る武装集団を結成する。その組織の人間は皆、現代に時間跳躍している。

【プロフ投下のみっ】
297名無しさん@ピンキー:2011/08/09(火) 09:29:34.11 ID:f+by4ZsP
明日かな
298奏 永久 ◆ONICNlGmhA :2011/08/09(火) 19:58:19.22 ID:P+iTQbnK
【>2がプロフでたいきであります〜】
299奏 永久 ◆ONICNlGmhA :2011/08/09(火) 20:48:10.44 ID:P+iTQbnK
【落ちます、お借りしました〜。】
300伊達 三月 ◆.xhaLHc2Qg :2011/08/09(火) 21:15:35.65 ID:Hn5Pqkdm
【伊田先輩とのロールにスレをお借りします】
【それでは、続きをお待ちしてます!?】
301伊田満 ◆JOEATxYv1A :2011/08/09(火) 21:16:52.30 ID:KRJTJR3C
>>273
…正直、悪夢だったけどね。
お化け屋敷としては、そう言われるのは本望なのかな?
(死にかけたとは思えない暢気な少女の考えに)
(天井をぼーっと眺めめながら、同じように暢気な答えを返す。)

(胸の中で子猫のように丸くなり、ぴたりとくっ付き甘える恋人)
(その姿には、先ほどまで妖魔と戦っていた異能者の面影は全く無く)
(自分に抱きついてくる柔らかな感触、答えるかのように此方からも軽く背中を撫ぜた)
…ねぇ、みつき。
…前にも聞いた気がするけどさ…
(ゆっくりと少女の体を撫ぜて、子供を寝付かせるような静かな口調で語りかける)
(自分の為に命さえ賭けた恋人への、単純な問いかけ。ハカリの妖魔が最後まで理解出来なかったその『理』。)

…みつきは、何で俺にそこまでしてくれるの?
……俺の、一体何処が、そんなに好きなの…?

【伊達 三月 ◆.xhaLHc2Qgさんとのロールにお借りします】
【それでは、最後までよろしくお願いしますね。】
302伊達 三月 ◆.xhaLHc2Qg :2011/08/09(火) 21:27:52.57 ID:Hn5Pqkdm
そんなこと三月さんに聞かれても、わかりませんよ〜。
好きな者は好き、としか言い様がないですし。
(伊田先輩の胸の中で思いっきり甘えるように)
(頭をぐりぐりと伊田先輩の胸に押しつけ)

少し頼りなさそうな所が好きなのかな?
やっぱり、よくわかんないです。
(意地悪を言いながら伊田先輩を見上げ)
(楽しそうに顔を緩ませながら)

それじゃ、お返ししちゃいますけど。
伊田先輩は三月さんの何処が好きなんですか?
(質問すると興味津々で伊田先輩の顔を覗き込む)

【よろしくお願いします!】
303伊田満 ◆JOEATxYv1A :2011/08/09(火) 21:46:49.96 ID:KRJTJR3C
…かなわないなぁ、みつきには。
(自らの命を賭けてまで通した『理』。少女は、「分からない」と笑って答えた。)
(胸の中で頭をぐりぐり押し付けられながら、少しばかり苦笑いを浮かべて)
(はっきりとしないその答えに、むしろほっとしたような安堵すら感じた。)

た、頼りないかなぁ、俺…。
…う、確かに、否定は出来ないけど、さぁ…。
(愛しい者を陵辱し、数多の命を奪った妖魔『カタナシ』。)
(吐き気を及ぼすようなその醜悪な部分も、間違いなく自分自身で、)
(はっきりとしない『理』に、一抹の希望を抱く一方で、「そんな訳なかろう」とそんな自分を嘲笑う)
(少女の笑顔に胸が刺す様に痛むのは、まだ人間としての罪悪感が残っているからなのだろうか。)

好きなところ…?
んー、可愛いところや、元気なところ。ぱたぱた揺れるまとめた髪も好きだし、
甘えん坊なところや、頑固なところ、ちょっぴり意地悪なところも…
ああ、でも何より一番好きなのは…
(興味深げに顔を覗き込んでくる少女。コツン、と額と額を軽く当てると)
(嬉しそうに。本当に嬉しそうに微笑んで。)

…俺の事を、大好きって言ってくれるところ。
304伊達 三月 ◆.xhaLHc2Qg :2011/08/09(火) 22:02:39.34 ID:Hn5Pqkdm
えっ…?
(頭の中で聞き逃しそうになった、伊田先輩の言葉を思い返す)
(俺の事を、大好きって言ってくれるところ)
(大好きって言ってくれるところ…?)

あっ…、えっと…。
(気恥ずかしさから、顔を俯かせる)
(今更ながらに、頬がどんどんと熱くなって)

(でも、すっごい良い顔だった…)
(さっきの表情を思い返すだけで、つい頬が緩んでしまう)
(ぜーったい、こんな顔は見せられない)
(顔を隠すように、伊田先輩に強く抱きついて)
305伊田満 ◆JOEATxYv1A :2011/08/09(火) 22:44:37.20 ID:KRJTJR3C
…??み、みつきさん?
……どしたの?
(興味津々の様子から一転、突然俯いてしまった恋人に動揺する)
(―――そんな変な事を、言っちゃったかな…。)
(妖魔であろうが人間であろうが、肝心なところは鈍いところは変わっておらずに)
(そんな見当違いな事を考え、みつきの顔を覗き込もうと―――)

!?みつき…っ!?!?
ゲ…ッ……こ、こきうが……っ!こきうがぁ………ッ!
(問題。異形と戦い鉄棍を軽々と振り回す少女の腕力はどれぐらい強いでしょう?)
(答え。照れ隠しで妖魔一匹を簡単に締め落とせるぐらい。)
(骨がキシキシと今にも折れそうに軋む、肺の中から空気が全て搾り出される)
(これは新手の拷問とかそういうのだろうか、意識が段々と薄らいで―――)

【…色々考えたのですが、やはり伊田は最後は幸せになってはいけないと思うのです。ギャグ的な意味で。】
【と、いう訳でこのまま〆るなり、気絶したところを小さくして連れ帰るなり、その他諸々をするなりで】
【〆ていただければと…中途半端に感じたのでしたら、申し訳ない。】
306伊達 三月 ◆.xhaLHc2Qg :2011/08/09(火) 22:57:22.21 ID:Hn5Pqkdm
あ、あれ…?
(ふと気が付くと、ぐったりとした伊田先輩の姿が)
伊田先輩っ、伊田先輩っ!?
(慌てて手を離したものの、とっくに気を失っていたようで)

(結局、伊田先輩が起きるまで傍にいることになったり)

(完全に伊田先輩のペースだったなあ)
(熱くなった頬を誤魔化すように指の先でこね回し)

(嫌じゃないんだけど、プライドが邪魔をするというか…)
(次は三月さんのペースで勝負ということで!?)

(気絶した伊田先輩にキスをすると)
(伊田先輩が目覚めるのを、じっと待つのでありました)


【そっ、そういうものですか!?】
【それでは、こんな〆にさせていただきました】
【帰りは夕暮れで結局、あんまり遊べなかったね〜、みたいな!?】
【伊田先輩、お相手どうもありがとうございました】

【それでは、スレをお返しします】
307伊田満 ◆JOEATxYv1A :2011/08/09(火) 23:14:05.64 ID:KRJTJR3C
【〆のレス、見届けました。】
【や、観覧車で夕日を見ながら〜だとか、そういうのも考えてはいたのですが】
【そんな綺麗な〆など伊田には存在いたしません、と。】
【ここまでお付き合い頂いて&愉しいロールを本当に有難う御座いました】

【それでは、改めてスレをお返ししますね。】
308名無しさん@ピンキー:2011/08/10(水) 10:56:40.77 ID:yFGyKfHw
309奏 永久 ◆ONICNlGmhA :2011/08/10(水) 21:03:46.81 ID:r3QtGjGI
【今日も今日とて待機でありますっ!>>2がぷろふ〜】
310奏 永久 ◆ONICNlGmhA :2011/08/10(水) 22:00:46.18 ID:r3QtGjGI
【落ちます、お借りしました。】
311名無しさん@ピンキー:2011/08/11(木) 07:13:35.69 ID:zmJYK4+l
誰からも相手されなくなったな
キャラハンとして終わった
312名無しさん@ピンキー:2011/08/11(木) 15:23:15.84 ID:pni6ySp+
終了
313日輪 橙子 ◆chL0Gd0AHaUy :2011/08/11(木) 20:43:43.53 ID:BFCdlHzf
ようやく私がこっちにとうじょーう。
ってなわけで、しばらく待機させてもらうね。
プロフは>>23ってことで一つヨロシク。
314日輪 橙子 ◆chL0Gd0AHaUy :2011/08/11(木) 21:32:47.18 ID:BFCdlHzf
そろそろ撤退だよーう。
315名無しさん@ピンキー:2011/08/11(木) 23:19:22.99 ID:pni6ySp+
日輪
316踊月 あかり ◆OC3ab.WyTs :2011/08/12(金) 12:04:38.74 ID:dG2/L9fe
【名前】踊月 あかり(ゆつき―)
【年齢】16
【性別】♀
【身長】156cm
【3サイズ】B92W59H89
【容貌】全体的にパーツが丸い。
フェイスラインを隠すようにシャギーがはいったショートカット。
【能力】無貌の行使
・彼の異名を呼ぶことにより無貌の一部を操る能力。

◯ヴェールを剥ぎ取る者――ほぼ全身を覆う闇色のヴェールを纏い
同化率をあげ、無貌の力を行使しやすくする。
○デ・マリニィの時計――闇色の大鎌を召喚。

【希望】
細かいところには突っ込まないで欲しいです。
【NG】
コレといって無し
【弱点】
・光、特に日光。日中は大幅にパワーダウン。
・同化率を上げすぎると発狂する。最終的には無貌そのものになる。
・クトゥグア
【備考】
幼少の頃、異形の神の一端に触れたことによりその力を行使できるようになった。
高等部一年生。両親は健在だが主に古書などを扱う美術商として
世界中を飛び回っているため、実質独り暮らし。
同類と見られているのか、異形などによく″呼ばれる″。
いつ発狂するかわからない自分を鼓舞する意味合いもあり、強気な姿勢をとる。

【プロフィールは以上よ。】
【これよりよろしくおねがいします。】
【待機です。】
317踊月 あかり ◆OC3ab.WyTs :2011/08/12(金) 13:05:02.20 ID:dG2/L9fe
【それでは待機解除するわ。】
318郡 太一朗 ◆gphCpRvXtQ :2011/08/12(金) 21:16:04.54 ID:H/jJ9t05
【突然に、>>296で待機ッ!気軽にどーぞっ】
319郡 太一朗 ◆gphCpRvXtQ :2011/08/12(金) 22:05:44.43 ID:H/jJ9t05
【んー、それじゃ撤退!】
320踊月 あかり ◆OC3ab.WyTs :2011/08/13(土) 14:33:36.76 ID:nz9G43k/
【待機するわ、>316がプロフです。】
321紅裂拓兎 ◆QiSi/P5T2Q :2011/08/13(土) 14:52:42.64 ID:jUM44aV+

【名前】紅裂 拓兎(べにさき たくと)
【年齢】17歳
【性別】 男
【身長】 183p 83kg
【容貌】 半端な長さの赤茶色の髪・右耳にリングピアス(10mm)
      紅いコートを好んで着る。 特に冬場。 
【能力】
・珪素の支配…珪素を生成して支配する能力。能力の用途は多岐に渡る。
・体術…あらゆる格闘技の技を節操無く使う。 
・魔術・・・『Timewalk』自分自身の時間の流れを加速させる。
      『Lunatic』相手の運動神経を一時的に混乱させる。有効射程は6メートル程度。
【武器】 トンファー・小型拳銃
【希望】戦闘・交流・その他
【NG】 猟奇・排泄
【弱点】
エネルギー切れ(魔力切れ)
・魔術と異能の同時使用ができない。
・『Timewalk』は一度の戦闘に二度までしか使用できない。
 無理に使用すれば行動不能になる。また使用後に反動があるので反撃が確定する。
・『Lunatic』は同じ相手に一度しか通用しない。二度目はどんな相手にでも無効化される。

【備考】
元魔王の契約者。芯が無いのでその場の勢いで行動する気分屋。
人間・異形で差別はしないが区別も容赦もしない。人の顔と名前を覚えない悪癖がある。
生きる意味と価値を探して善行も悪行も区別なく重ねている。

【見かけたので声をかけてみました】
【初めまして。プロフはこちらに】
【一度中断を挟むけど、それでよければロール相手に立候補させてほしいな】
322踊月 あかり ◆OC3ab.WyTs :2011/08/13(土) 14:56:36.48 ID:nz9G43k/
【はじめまして、立候補ありがとうございます。】
【中断は構いません。】
【なにか希望などありますか?】
323紅裂拓兎 ◆QiSi/P5T2Q :2011/08/13(土) 15:00:16.11 ID:jUM44aV+
【そちらのやりやすいようなシチュがあれば、戦闘でも会話でも】
【戦闘の場合、最低限度死ななければいいかな、くらい】
【旧支配者の眷属や奉仕種族がどかどか出てくる感じでも】
324踊月 あかり ◆OC3ab.WyTs :2011/08/13(土) 15:06:35.76 ID:nz9G43k/
【じゃあ、無難に複数体の異形と私が戦ってる感じで。】
【私を助けるか、ただ単純にそちらも標的になったか】
【それとも沸いてる理由が私にあると見なすか】
【同じ場所にとどまる理由は任せます。】

【こんなのでよければ書き出しますけれど?】
325紅裂拓兎 ◆QiSi/P5T2Q :2011/08/13(土) 15:08:47.96 ID:jUM44aV+
【過不足なしだな、そのシチュでよろしく】
【何かあったら随時【】で相談するってことで】
【それでは書き出しをお願いするよ】
326踊月 あかり ◆OC3ab.WyTs :2011/08/13(土) 15:11:11.76 ID:nz9G43k/
【それでは少々お待ちください。よろしくお願いします。】
327踊月 あかり ◆OC3ab.WyTs :2011/08/13(土) 15:35:00.07 ID:nz9G43k/
(――マンションかなにかを建築する予定でもあるのか、建築資材や砕石などが積み重なる開けた土地。
 人気も灯りもないそこに踊月あかりは居た。)

………私を呼んだのはアナタ達?

(見据える先はこれと言ってなんのヘンテツもない闇。)
(そのなんのヘンテツもなかったはずの闇の中に変化が訪れる。)

『――■■■■■■■■』

…………はぁ、斬り裂け《デ・マリニィの時計》

(いつものアレが人間の域を出ない自分には聞き取ることのできない、理解することができない
言語をもってして語りかけてくる。
きっと、彼らにとってそれは意味のある言葉で、あの汚泥が盛り上がったかのような
姿も実はなにかの意味があるのだろう。
――それも自分にとって無関係ではない形で。ため息混じりに足元の影を伸ばす。
やがてそれは身の丈を越えるほど長さ、三日月のような鋭利な刃の大鎌となって
あかりの手の中に収まる…………一閃。不定形な闇色のなにかをその大鎌で薙ぎ払うと
それと同じものが周囲から湧き出てくる……やっぱりか。)

いつまで付きまとうのかしら?
しつこいわ…………

(汚泥のような異形を薙ぎ払った大鎌を握り直すと
 新たに出現、増殖していくそれらに向け、睨み付けた。)

【それではこんな感じで。】
【よろしくお願いします。】
328紅裂拓兎 ◆QiSi/P5T2Q :2011/08/13(土) 15:56:06.38 ID:jUM44aV+
(混沌を切り裂く様に、紅く染められた鋼鉄の馬―――大排気量の単車が割り込んできた)
(沸き上がる異形と大鎌の持ち主の間に割り込んだのは、紅い髪の男だった)

妙にイライラすると思ったら、妙な匂いがする。
此処じゃない何処かの世界の匂いだ。お前らか?それとも、お前か?
何にしろ、俺を苛立たせるなら始末するだけだがな。
(単車に跨ったまま、紅い髪の男がぽつりと言う)
(嗅覚とは原始的な器官である。それだけに本能的な部分と関わっていると言われている)
(その本能が言っている。此処ではない何処かの世界から来たモノの匂いの元はここだと)

『■■■■■■■■■■■■』
(闇の塊は、人間では発音不可能な音の羅列を歌うように奏でている)
(どう考えても意志の疎通は不可能だろう。だから即座に決定した)

よし、お前は死ね。お前はどうする?
(煌めく粒子が男の周囲に星空のごとく広がる。珪素の粒子だった)
(鋭い眼が、大鎌の持ち主に注がれる。静かな殺意は両者に対して等分に注がれている)
(それでも問いかけたのは、意志の疎通が可能に見えたからに過ぎない)


【それじゃあ、こちらこそよろしく】
329踊月 あかり ◆OC3ab.WyTs :2011/08/13(土) 16:27:55.44 ID:nz9G43k/
(絶えず語りかけてる声に苛立ちながら、腰だめに大鎌を構え
 ……飛び出そうとしたところで割り込んでくるバイクのものと思われる排気音。
 そして紅い車体、それを駆る人物も紅。紅、赤、あかだ。)
(そのやたらと赤に包まれた人物はいきなりこちらに殺意を向けてくる。
 当然と言えば当然だ。この意味不明な音を羅列する闇色の異形と
 あかりが扱う《無貌の力》は同種の存在だからだ。それはわかるわかるが……)

お好きにどうぞ。
ただ、私は死ぬつもりはありませんので。

(鋭い視線は彼が幾多の死線を潜ってきたことを語り
 周囲で煌めく粒子は、その美麗な様相とは裏腹に、向けられた殺意を
 顕現させるには十分なものだと予想させる。)
(襲いかかってくる汚泥を振り向き様に大鎌で薙ぐ。
 殺意をあえて背中で受け、肩越しに鋭い視線に応じる。)
(例え相手が自分よりも格上だったとしても、自ら下手に出るようなことはしない。
 弱味を見せることになれば、あっという間にあかりにまとわりつく無貌は
あかりを喰らいつくし、正気を奪っていくだろう。)
ああ、邪魔をしないと言うなら見逃して上げるわ。

(鼻を鳴らしながら再び大鎌を振るう。
 媚びるつもりはない、かと言って敵対していいことなんてあるわけがない。
 挑発的な物言いになってしまっているが、ここが最低の妥協ラインだとあかりは感じた。)
330紅裂拓兎 ◆QiSi/P5T2Q :2011/08/13(土) 16:48:49.84 ID:jUM44aV+
くふ。
(返事は、強気なそれだった。それに対して笑う)
(断じて下手に出るものかという意志が強く滲んでいる)
(操作一発で単車を急旋回させ襲い掛かってくる汚泥から単車ごと逃れる)
くはは。随分と大きく出たもんだ。
お前、その匂い、クトゥルフ神話系統とかだろ。
どうして戦ってるのかまでは知らないがな。
(見逃してやる、なとど随分と大きく出たものだが、鼻先で笑って済ませる)
(彼女の態度が強気ならば、彼の態度は傲慢なそれだった)
(――それにしても妙な状況だった。似たような匂いのするモノが二つ)
(闇色の塊も、闇色の鎌を振る女も、おそらくは「同じモノ」なのだと、確信できた)
(以前にも、似たような存在と交戦した記憶があるから、出自まで推察できた)

剣――千陣。
抉り、そして穿て。
(珪素を押し固め、先端の尖った水晶の剣を生み出す)
(それが都合20本。流星のように駆け抜けて闇の塊に突き刺さって抉ってゆく)
(ただ打ち出すだけではなく、魔力を込めて操作しドリルのように回転させて抉ってゆく)
これだけじゃ足りないだろ。爆ぜろっ!
(そして一度潜り込んだそれが内側で爆発し、細かい破片となって傷を抉る)
331踊月 あかり ◆OC3ab.WyTs :2011/08/13(土) 17:19:04.67 ID:nz9G43k/
最低ね、女性の体臭をとやかく言うなん、てっ!

(軽口で応じるも、彼の態度には若干驚かされた。
一つ、あかりの力の出処をこの僅かなやり取りで見抜いたこと。
一つ、あかりのこの態度が背伸びした子供程度にしか思われていないこと。
一つ、周囲の粒子が軽く見積もっても十は超える数の武器となったこと。
 その中でも彼がこちらの出自を見抜いたこと。これは大きな意味を持つ。)

――――彼のモノの時を奪え《デ・マリニィの時計》!!

(数十本の水晶の剣が複数体の闇の塊を絶命させていく。
 それに遅れを取るわけにもいかず、無貌にさらなる侵食を許す。
 手の中の大鎌がさらに巨大化し、広範囲の闇の汚泥を消し飛ばしていく。)
(その場所に静寂が訪れるまでそう時間はかからなかった。)


――ふぅ、ねぇアナタ。
さっき、私の力をクトゥルフ系統だと言ったわね……どうして?

(静寂を取り戻したその場で、結果的に協力関係になったか男に
 言葉を投げながらゆっくりと近づいていく。
 あのやり取りの中で最も意味のある部分。彼があかり以外とのあかりと同種の存在
 もしくは力に触れた経験がある疑いを確かめるため言葉をかける。)
332紅裂拓兎 ◆QiSi/P5T2Q :2011/08/13(土) 17:41:46.42 ID:jUM44aV+
(女から発散される気配が更に増大するや否や、手にした鎌も巨大化した)
(その鎌で次々と汚泥を薙ぎ払う。本気を出したらしい)
(本気を出せば出すほど、異界の匂いが強くなる)
(周囲から闇の塊が駆逐されるのは、そう長い時間必要ではなかった)

当てずっぽう…いや、直観だな。
似たようなモノと戦ったことは何度かある。
(今になって単車から降りて、正直に話す。それは直感ではなく、直観)
(知識と経験に裏打ちされた直観が瞬時にして「クトゥルフ神話」のことを思い出させた)
(これは考えるというプロセスを省略しているので、傍からは当てずっぽうにも思える)
クトゥルフ神話……それそのものはラヴ・クラフトの創作に過ぎない。
――が、恐らく彼は幻視者だったのだろう。それに近しい存在を予見したのだろうな。
時々向こう側からやって来るやつらを。それを裏付けているのがアイツラで、お前ってわけだ。
(トントンと靴のつま先で地面を叩き、靴を履き直す。蹴りを繰り出す為の準備だ)
それで、アイツラと何で戦ってたんだ。お前、人間にも思えるが。
それにしては雰囲気がな。
(歯に衣を着せず、ズバズバと言いたいように言って、聞きたいことを聞く)
(腹芸や駆け引きを知らないではないが、不得手であり、何より苦手なのだ)


【少し早いのだが、中断してもいいかな】
【20時までには再開できると思うんだけど】
333踊月 あかり ◆OC3ab.WyTs :2011/08/13(土) 17:47:48.00 ID:nz9G43k/
【わかったわ。】
【それじゃ、20時に避難所でいいかしら?】
334紅裂拓兎 ◆QiSi/P5T2Q :2011/08/13(土) 17:48:44.43 ID:jUM44aV+
【ああ、その時間までには避難所に顔を出す】
【じゃあ、また後で】
【またよろしくな】
335踊月 あかり ◆OC3ab.WyTs :2011/08/13(土) 17:53:12.19 ID:nz9G43k/
【はい、お疲れ様でした。】
【またその時間に。】

【以下空きです。】
336媛名 葵 ◆YJKujNK4t6 :2011/08/13(土) 19:39:27.53 ID:UGYiCemw
【置きレスにお借りいたします】

>>http://pele.bbspink.com/test/read.cgi/erochara2/1303984705/463

……私自身が気持ちよくなる、ですか?
(そんなことされては敵わない。相手は仕事だということを分かってそういっているのなら
 まったくの策士である。いや、それを分かってやっているのであろうか――だったら、"敵わない")
っ……、くっ、あんっ……!!
(より強く硬く雄々しいそれが突きこまれると、奥に先端がめりこむ
 それに体は敏感に応え、弧をえがくように体がしなり、びくんっと震えて快楽の程を示していた)

(いやらしい音。熱いからだ。すべての快楽を持て余しておかしくなりそうになりながらも、必死に堪える)

んっ、くっ……。
(唇をぎゅっと閉じることもできずに、力なく唇を許し、舌の侵入に甘んじる)
(割り込まれた舌がすぐさま自分の舌をとらえたのを感じれば、わずかに逃げの姿勢をとるが、
 それも恐らく、すぐに捕まえられてしまうのであろう)

っ――っ、あっ、あ………。
(あげる声も、その表情も段々と切なげに、そして甘くなっていくのが壱耶にも見えるはずである。
 このままでと耳元で囁かれれば、本当は拒否してしまいたいところなのに、
 快楽と自分の現状とがそれを阻む。ふるふると弱く首を振ることでしか抵抗を示せず、膣内はしっかりと相手をしめ上げ始めていた)


【置きレスにお借りいたしました】
337踊月 あかり ◆OC3ab.WyTs :2011/08/13(土) 20:02:43.33 ID:nz9G43k/
>332
直観…………ね
(つまりはそれだけの事象と遭遇し、生き残ってきていると言うわけだ。
 その経験からくる直観、考察には説得力がある。
 恐らく、単車から降りたのも、爪先で地面を叩いているのも似たようなものだろう。)

何であいつらと戦ってたかって?
アイツラは私をこんなところに呼び出した上に、同類だ何て言うのよ。
けど、私は人間でいたいの。しつこいオトコには平手で応じるのがイイオンナっやつでしょ?

(幾らか警戒をしている彼に対して、大鎌をしまい、無防備に接近する。
 「お前なんか警戒するに値しない」と告げる代わりだ。
 もし、彼に攻撃の意志があるとするのならば確実に先制はとられる。
 その時のことを想定して自画自賛の言葉とともに自身の身体の中で
 最も自信のある胸を強調するポーズをとるとともに、地面を叩く脚の側に
 微細な隙を作り、攻撃を誘い、対応をしやすくする。)

それで、アナタは右の頬を打たれたら左の頬を差し出してくる
しつこいオトコを振るための方法を知ってる?
若しくはそういうのに詳しいヤツって知ってるかしら?

(要約すれば、クトゥルフ神話を出自にした他の存在の情報が欲しい、と言ったところだが
 頼み方はあくまで強気に、この現象に不安を覚えているなど悟られてはならない。)


【ロールにお借りします。】
338紅裂拓兎 ◆QiSi/P5T2Q :2011/08/13(土) 20:24:55.04 ID:jUM44aV+
へぇ、なるほどなるほど。
しかしアレだな。本当のいい女ってのは平手を使わずとも
しつこい男を手玉にとって煙に巻くもんだぜ。
(人間でいたいと、彼女は言った。その言葉が本当であればあらゆるモノと)
(敵対するには十分な理由かも知れない。無防備を装って近寄ってくる彼女の)
(足取りに虚を感じ取るが、作られた虚は誘いでしかない。乗れば返されるだろう)
(大きく盛り上がった胸を強調するポーズもまた、罠だ)
(グリグリと地面を踏んで、ポケットに両手を突っ込んで隠す)
(気取られた攻撃などするだけ無意味なので、流れに身を任せる)

生憎と知らないな。邪神専門の研究機関が海の向こうにはあるって話だが
この国でそれをやってる組織があるかどうか。
異形――いや、妖魔の生態の研究だのをやってるところならあるんだろうがツテもコネもない。
(紅裂拓兎の返答は、簡潔な物だった。無い袖は振れない)
(退魔や異形の研究をしている組織とも関わりがない)
(この男自身、精々文献で調べられる程度の知識しかなく、専門家とも言えない)

ま、どうしてもって言うなら…そうだな、少しくらいは調べておくがな。
キミ、名前はなんていうんだ?俺は紅裂拓兎っていうんだ。
(殺意をぶつけ、警戒していたのが嘘みたいに軽い口調で問う)
(この男、紅裂拓兎はこういう男である)
(彼女の態度はともあれ、現状に不満があり、不安も抱えているのはわかる)
(何の不安もないなら、もっと堂々としているし強がったりもしない)
(過ぎた強がりは虚勢であり、虚勢の裏にあるのは不安や怯えなのだ)

【それじゃあ、よろしく】
339踊月 あかり ◆OC3ab.WyTs :2011/08/13(土) 20:53:59.96 ID:nz9G43k/
手厳しいわね………
(地面を踏む脚にこちらの意図が悟られたことを知る。
 胸の下辺りで腕を組んでため息、これ見よがしに落胆したように見せる。
 どうにも目の前の男には色々なものがバレている気がする。
 これもあかり自身の未熟さゆえか。)

そう…………

(十分な経験を持つ男が呟いた言葉は簡潔、そしてあかりにとって
 身にならない答えだった。
勝手ながら期待を抱いていただけに、思わず寂しげに目を伏せ呟きを漏らす。)

踊月 あかり。「踊」る「月」にひらがなで「あかり」。
拓兎君………ね。アナタみたいな美形ならデートのお誘いも大歓迎よ。

(気を取り直しての軽口、前向きに考えて相手を納得させられるだけのものを出せた。
 しかし、自分のとった態度がどういうものか自覚がないわけではない。
 故に協力に関しての返事は先送りにする判断を下す。)

それじゃ、これは連絡先ね。

(そう言って連絡先の交換を試みる。
 紅裂拓兎という存在を読みきることはできないが、それ以上のメリットが
 彼にあると踏んだからだ。)
340紅裂拓兎 ◆QiSi/P5T2Q :2011/08/13(土) 21:14:16.29 ID:jUM44aV+
色んな男と付き合ってあしらい方を覚えればいいだけさ。
本当のいい女ってのは、男を惚れさせて利用したりするもんだ。
女につまらない幻想を抱いてる男はただの馬鹿だ。
(大げさな仕草で落胆の様子を見せる女に、役に立つんだか立たないんだか)
(かなり微妙なアドバイスを送る。経験を積むのが大事なのは間違いないはずだが)

……踊月あかり。
へえ、いい名前だな。詩的で素敵。
(その名前を聞いて、屈託なく笑う。踊る月、あかり。皮肉でも何でもなく)
(本当にいい名前だと思った。美形だのデート云々の軽口はスルーしたけれど)
でも、できれば俺の事は名字で呼んで欲しいもんだ。
この間振った女が拓兎拓兎と連呼する、頭の痛い女だったんでね。
その呼び方は好きじゃないんだ。
(眉宇を寄せて、そこだけは訂正を要求する。元より名前で呼ばれるのは抵抗があったのだが)
(奏永久に呼ばれるようになってますます抵抗を感じるようになった。本当に始末に困る女だった)

あいよ、これは俺の連絡先ね。
寂しくなったらメールしてくれてもオッケーだよ。
(お互いの連絡先を交換する。こうやって誰かとの繋がりを求めるようになって随分になる)
(それでもまだ、わからない。楽しいとは思うし、有難いとも思うけれど)
(けれど、それ以上の意味や価値は見いだせない)
341踊月 あかり ◆OC3ab.WyTs :2011/08/13(土) 21:41:21.80 ID:nz9G43k/
(こっちとしてはつまらない幻想でも抱いてくれてた方が
 幾分かやり易いのだが、そんなことを口にすればなおのこと経験が足りない
 女に見えることだろう。)

確かに、アナタみたいな人が利用されてくれるなら美味しいんだけどね。

(くすり、と笑いをこぼしながら励ましの言葉をもらう程度に
 様になってなかったことに演技ではなく割りと本気で
 肩を落としそうになる。)

ありがとう、つけてくれた親に代わって礼を言うわ。
(同じように笑って応じる。
 ただし、紅裂拓兎という人間を読みきれてないあかりはその屈託のない笑みにある
 あるはずのない裏を探ろうとしているのだが……)
へぇ…………わかったわ、紅裂君。

(確かに言葉をうわべ通りに聞くなら優しい人間だと思うし
 見た目からしても良い方だと思う。
 無論、出会い頭に殺意を向けられた自分からすればその限りではないが。)
(ともあれ、人並みに色気のある話があって、それで苦手になったことがあるようだ。
 ちょっとした悪戯をするときは利用させてもらうとしよう。)

ええ、そうさせてもらうわ。
連絡したときは優しく対応してね。

(最後に甘ったるい声音で軽口を叩いておく。
 相手の言葉に自分のこれと似たような中身のなさを感じたが
 同時にそれとは違う違和感のようなものも感じて…………)

【そろそろ〆でしょうか?】
342紅裂拓兎 ◆QiSi/P5T2Q :2011/08/13(土) 22:11:59.68 ID:jUM44aV+
うーん、そうだな。キミになら、騙されてもいいってくらい
イイ女になったら、喜んで利用されてあげよう。
(果たしてそれはどのくらい先のなることか)
(この踊月なる少女、どうにも背伸びしている感じが否めない)
(全体的に女性らしい丸みを帯びた体型と、その態度が一致しないのだ)
(最も、紅裂拓兎のような矛盾や破綻は見受けられないが)

くふふ。
こちらこそ、よろしくね、あかりちゃん。
(踊月ちゃんと呼ぼうか一瞬悩んだが、呼びやすい方を採用した)
(中身のないやり取りではあるが、これも通過すべき儀式で中身はいずれ育めばいいと思う)
(一体どんなものが育つか本人にもわからないが、最初から存在する愛情や友情はない)
(あるとすれば、単なる執着だけ。いい加減、彼にもそのことがわかった)

やーさーしー、く? ああ、いいよ。
契約書に自発的にサインさせる悪魔くらいの優しさで。
(かつて魔王と契約した男が言うと洒落にならないのだが、そんなこと初対面の踊月に)
(わかるはずもない。この男としては裏も駆け引きもなく、ただ意図的に会話を拗らせて)
(楽しんでいるだけである。正真正銘、やりたいようにやっているだけなのだ)

んじゃ、そろそろ帰ろうか。
あかりちゃんも、気をつけて帰るんだよ。
(アイドリング状態だった単車に跨って、タイヤをスライドさせてターンする)
(舗装されていない地面に轍が刻まれ、排気ガスを残して紅い単車が発進した)


【そうだな、今日のところはこれくらいで十分かな】
【次はもっと色々話せると嬉しいな】
【俺の方はこれで〆ということで。初ロールお疲れ様】
343名無しさん@ピンキー:2011/08/13(土) 22:16:03.94 ID:ZeyN9kTL
うむ
344踊月 あかり ◆OC3ab.WyTs :2011/08/13(土) 22:44:35.28 ID:nz9G43k/
悪魔よりも送り狼になってほしかったり…………なんて、お疲れさま。
忠告、感謝するわ。

(無遠慮に、油断なく殺意を向け、こちらの手の内をほぼすべて見透かして見せた一面か
それとも帰り際の軽く、自由奔放な会話を組み立てた一面か。
共通する点はどちらも油断ならなく、各能力が高い点か。)
(頬のラインの丸みを隠すように入れたシャギーを軽く指で払い
 舗装されていない地面にシワを刻んでいったテールランプを見送る。)

はぁ、眩しいわね………

(欠けた月を見上げながらポツリと呟く。
 こんな中途半端な光でさえ不快に感じるようになった。
 そんな自分に妙に馴れ馴れしい呼び方をする男は何をもたらすのか。)

あかり「ちゃん」か…………

(不満げに呟いて、視線を前に向ける。
 当然、既にテールランプは見えない)
(ゆっくりと家路に向けて歩き出す。それでも闇の中泥に脚をとられながら
 進まなくてはならないような以前よりは幾らかマシになった気がした。)

【はい、同じくこちらも〆です。】
【そうですね、このまま見透かされ続ければ開き直って色々しゃべることになるかも
 しれないですね。初ロール、拙さが隠しきれなくて恥ずかしいですね。
 それは別として、お付き合いいただきありがとうございました。
 お陰さまで此方のキャラを出すことができました。】

【紅裂君にも楽しんでいただけたら幸いです。私は十分に楽しめました。
 それではこれで失礼します。お疲れさまでした。】
345紅裂拓兎 ◆QiSi/P5T2Q :2011/08/13(土) 22:48:37.77 ID:jUM44aV+
【見届けた。こちらは久しぶりのロールだったんだけど】
【上手くやれたかどうか。そちらが楽しんでくれたなら】
【それに越したことはないけどな】
【ともあれ、お疲れ様。またよろしく】

346媛名 葵 ◆YJKujNK4t6 :2011/08/14(日) 20:09:00.05 ID:BxubuKPj
【ロールに場所をお借りいたします】
347龍岬 壱耶 ◆4waHkiVfl2 :2011/08/14(日) 20:11:03.33 ID:0MqTwMnX
【媛名 葵 ◆YJKujNK4t6 嬢とのロールでスレをお借りします】
【それでは今日も改めて宜しくお願いします】
【何かありましたら遠慮なく【】にて仰ってくださいな】

>>336
……そうなるかもしれないし、そうならないかもしれない……それは…葵自身の気の持ちようだと思うが…な。
(挑発とも取れるような言い回しをしながら腰の動きも段々と激しくなっていく――葵嬢の感度も増しているようで)
(そのままグイっと抱き起こし対面座位の恰好で支えれば肉棒の挿入角度により膣内の突き当たる位置も変わり)
(更には彼女自身の加重もあって、先端は子宮口を押し上げる勢いでより深く突き込まれていく)
(壱耶の腕の中で悶え、痴態を見せている彼女への更なる刺激と快感は送り込んでいる「気」によってより過敏になっているようだ)

(葵嬢の身体を支える様に腕を腰に廻ししっかりと抱き寄せ、その温もりを人肌越しに感じ取りながら)
(落ち着き払った目でその顔を見つめながら深く一息吸って…吐いて)
ク…ハァァァァァァァァッ!!!!!
(深い呼吸と同時に一際深く強い突き込みを繰り出すと同時に…葵嬢の身体を勢いよく落とし込んで)
(そのまましっかりと腰をホールドし結合部をより深く密着させた瞬間に…硬く熱く反り返っていた肉棒がピクピクと痙攣し)
(亀頭が子宮口を押し上げた途端に少し入り込んだのだろう…その状態でその先端から熱く濃縮された滾りと「気」が放出され)
(放たれた熱い精の塊は行くべき場所を目指して葵嬢の胎内を駆け巡っていった――)
ン…クッ…ハァッ…フッ……ング…ンムゥ……ン…ング……ン……
(同時に壱耶の唇は葵嬢の唇を塞ぎしっかりと舌を絡め取り…それは射精が終わるまで口内をピチャぺチャと嬲り続け)
(二人の身体からはその情交の激しさを物語っているかのように汗が滴り流れ落ち、結合部からも淫液が溢れ流れていた)

……ン…プハァ…ァ……フゥ……
(やがて落ち着くと唇を離し――唾液の糸が連なり切れ落ち――少し疲労の色が見えるのか、彼女の身体を上に乗せたまま仰向けに倒れ込み)
(先程とは逆に自身が下、葵嬢が上になって倒れた状態で指を絡めたまま言葉をかけようと―――)
348媛名 葵 ◆YJKujNK4t6 :2011/08/14(日) 20:22:19.34 ID:BxubuKPj
>>347
(奥にそれがめりこんだ瞬間、脳天まで突き刺さるかのような刺激に襲われる)
(全身をびくん、と痙攣させながらもはや頭の中は真っ白にそめあげられる。
 抗いようの無い快楽は、受容の効果も相まって自分ではどうしようもないほどで、制御できない快楽におぼれるだけ)

(そんな中で、ぼんやりと考えた)
(なるほど――自分をここに寄こした朱羽の考えが、なんとなく分かった気がしたのだ)

……っ、あっ、はぁっ、あんっ………。
(唇が触れ合う時も終わり、相手の体の上で体を激しく息を乱しながらうつろな目で宙をみる)
(絡み合う指。あの人以外のそれを嫌だと思う気持ちがあっても
 それをさりげなく降りほどけるほどの気力も、仕事だから受け入れなければという考えも浮かばないほど)
(胎内に注ぎ込まれたそれが熱いのは、それこそ相手の能力の所為なのであろうか)

(仕事だというのに、まともに頭がまわらない)
(唾液で甘く色づいた唇を薄く開いたまま、ただただ浅い呼吸を繰り返すだけだった)


【それでは、あと少しだけ宜しくお願い致します】
349龍岬 壱耶 ◆4waHkiVfl2 :2011/08/14(日) 20:43:19.31 ID:0MqTwMnX
(――と思ったのだが――彼女の呼吸が落ち着くまで暫く見守る事に)

(胎内の肉棒は今だ衰えず硬いまま主張をしていたのではあるが――)
(そして――落ち着いてきた所に声を掛ける)
……大丈夫か?――と俺が聞くのもおかしな事なのだがな。
(そして暫く何か考えた後、葵嬢の顔を見ながら)
「気をやる」とは旨い事をいったものだ…さっきキミの身体に俺の「気」を少し送り込んだ…。
何、個人差はあれどほんの1−2ヶ月しか効果はないと思う。
(そう、最後に精を放った瞬間に壱耶自身の内功の一部――気の付与と毒物の無効化――を
流し込んだのだ)
最も、再び情交を重ねれば効果は持続するんだが…そんな事は望まないだろう?
(それまの緊張感が嘘のように砕けた表情を浮かべながら話しかけ)

これで――俺の人となりが解ったかな――ま、全部ではないと思うが。
もし、今の段階でキミ自身が白龍―いや、俺自身が「深凪」や葵個人に害を及ぼすと思うのなら…今、この場で始末すればいい。
最も、俺もそれなりの抵抗はさせてもらうが…。
「龍」は――何者にも呑まれる訳にはいかないからな。
(さあ、あとはお好きにどうぞ、といわんばかりに両手を拡げて葵嬢の瞳を射抜く様に見つめる)
350媛名 葵 ◆YJKujNK4t6 :2011/08/14(日) 21:04:40.86 ID:BxubuKPj
>>349
……ベッドの上での睦事だけで、いったいどれだけのことがはかれましょうか。
(ようやくいきが落ち着いてくれば、最後に大きく息を吐き出して、そんな言葉を返す)
(じっとりと汗ばんだ肌。
 指先で自分の額の汗と、はりついた髪をぬぐいながら、どこか
 ――とはいえ、知り合いに分かる程度ほんの少しだけ――不機嫌そうに溜息をついた。相手には疲れの吐息にみえただろうか)

この場ではまだわかりませぬ。故に「探る」のです。……互いに。
(ゆっくりと状態を起こして、わずか呆れたような視線を両手をひろげた相手に送る)
(そっと自分の中に入っているものをぬけば、そこからは情事の証がとろとろっと零れ落ちる。
 シーツに零れ、残りは内股をつたって――わずかに彼女が力を入れれば、とぷりとまた再びでてきて)

……こちらは十分にもてなしていただきました。
そちらは、いかがでしたでしょうか?楽しんでいただけましたか。
(僅かに薄く笑って小首を傾げる)
まだ足りぬと仰られますのでありませば、精一杯に頑張りますけれども。
351龍岬 壱耶 ◆4waHkiVfl2 :2011/08/14(日) 21:19:09.13 ID:0MqTwMnX
…いや、「もてなし」としてはもう十分に。
まぁ…後は…「上」の話し合いになるんじゃないかと。
俺としては…今夜あった出来事を「黄」に伝えるだけだからな。
(ふと、壁時計を見る。もう夜中の2時を回っていた――成程、今夜はココで宿泊する事になる、か。)

なら…もう少しお互い「探り合う」必要があると思うのだが…どうだろう?
おそらく、これから先…白龍の窓口は俺になるだろうし。
(半ば諦め顔をしながら溜息を吐いて)
葵自身も「深凪」にとって『白龍』と俺がどうあるのか、見極める事が必要だと思うが?
それとも…今夜の『仕事』はもう終わりという事で…いいのかな??
(横に拡げていた手を葵嬢に差し出して様子を伺う)
352媛名 葵 ◆YJKujNK4t6 :2011/08/14(日) 21:37:59.97 ID:BxubuKPj
>>351
――それはお好きになさってください。
貴方が望むままに、今宵お相手をさせていただきますのが、この私の役目にございます。
どうぞ、あなたがのぞむままに。私を躍らせてくださいますれば幸い、と申し上げるのみにございます。
(差し出した手の上に軽く手をおいて、わずかに捕食者の色を宿した目で笑って)

……選ぶのは貴方次第にございます。
吉と出るか、凶とでるかは、どうかご自分で見極めを。

(しかし、その仕草だけは小首をかしげて、どこかネコ科を思い浮かばせるようなしなやかな動き)
(すりよるように距離をつめて、あいての返答を待っている)


(――帰ったら絶対に、あの女を問い詰めよう)
(この相手の能力を多少なりともわかっていて、自分をこの場においたのだったら絶対に一発殴る)

(そんな気持ちを心の底に溜めこんだまま、一瞬とてそれを表にださずに、彼女はぎしりとスプリングをきしませた)


【と、そろそろ〆でしょうか?すみません。悩んでいたら、遅くなってしまいました】

353龍岬 壱耶 ◆4waHkiVfl2 :2011/08/14(日) 21:53:04.49 ID:PeEAGOpR
……お互い長い付き合いになりそうだし…これから一つ、宜しくな。
(置かれた手を軽く握るとそのまま引き寄せ…身体ごと抱き止め)
(その首筋に唇を落とし、滑らせていくと打ち震えている葵嬢の身体をゆっくりと押し倒し――)

(―――微睡みの中目が覚める。ふと窓を見ると夜が空け始めているようで)
(カーテンの隙間から流れ込む朝日が眩しく見え――ふと昨夜…もとい今朝の事を思い出す)
(あの後――お互いの組織の事や個人的な事、怪異の関わり方等話せる範囲と聞ける範囲で確認したのだが)
(なにせ情交の合間の事だ、どれが実でどれが虚なのか…)
(最終的にはお互いの「上」同士のやり取りもある程度は必要だろうという事で落ち着いたのだが…)
(その後は…まぁ、言うに及ばず)
(そういえば――葵嬢はどうしたのかと思い、広いベッドの隣を見てみると――)

【そうですね、こちらは次かその次辺りで〆ようかと思います。】
【悩ませるような無茶振りをしてしまい、申し訳ない(汗】
354媛名 葵 ◆YJKujNK4t6 :2011/08/14(日) 22:14:14.08 ID:BxubuKPj
【すみません。では、こちらはいなかった、ということで〆でよろしいでしょうか?】
【補足があれば、その分をもう一レスおいてもらえてば、十分です】

【ごめんなさい。実はちょっと急に仕事の用事がはいってしまって、ここでお暇しなければなりません】
【ばたばたして申し訳ありません。ありがとうございました……本当にお相手感謝いたします】
355龍岬 壱耶 ◆4waHkiVfl2 :2011/08/14(日) 22:17:11.77 ID:PeEAGOpR
>>354
【了解しました、それではこちらは次で〆にしておきますので】
【またお時間のある時に確認して頂けレば幸いです。】
【また長期に渡るロールのお相手に感謝です…ありがとうございました】
【機会があればまた是非お願い致します…ありがとうございました】
356龍岬 壱耶 ◆4waHkiVfl2 :2011/08/14(日) 22:29:12.71 ID:PeEAGOpR
>>353 の補足】

(――彼女の姿はそこには在らず――)
(この邂逅が吉と出るか凶と出るかは…正に神のみぞ知る、というヤツだ…最も神というものがいるのであるならば、だが。)
(あとは…「黄」に任せる事にしよう――そう思い携帯で連絡を入れておく事に)
(『深凪』との接触は――手応えはあった。後は…お前次第だと)

(取り敢えず…身なりを整えてから…部屋を後にし――)
(帰ったら…ゆっくり休む事にしよう――心身共に――と。)

【と、こちらはこんな感じで〆させてもらいます、長期に渡るお相手ありがとうございました】
【重ねてお礼と感謝を!ではまた…再見!!】

【スレをお返しいたします…ありがとうございました。】
357名無しさん@ピンキー:2011/08/15(月) 02:29:53.41 ID:KxqbTdqH
358踊月 あかり ◆OC3ab.WyTs :2011/08/15(月) 12:12:00.31 ID:W9dfmw9b
>>316がプロフでお邪魔します。】
359踊月 あかり ◆OC3ab.WyTs :2011/08/15(月) 12:59:03.76 ID:W9dfmw9b
【それじゃ、待機解除です。】
360媛名 葵 ◆YJKujNK4t6 :2011/08/15(月) 19:33:34.18 ID:VVyip6yw
>>356
(あの部屋に残した痕といえば、残り香とシャワールームを使った痕跡くらいであろうか)
(くしゃくしゃになったスーツは着られるものではなく、もちろん適当にクリーニングゆき。
 部屋のクローゼットに用意されていた自分用の学生服を身にまとい、目指す先は某学園)

(――まったく、『ああいう仕事』のあとの夏期講座ほど、辛いものはない。国語の補習なんてなければいいのに)
(と、そこで携帯が鳴った。折り返しの電話だ)

……朱羽(あげは)。
(クーラーのきいた車内。用意してもらっていた学校までの送迎車の中で、携帯に話しかける。
 『あらぁ、麗しい朝にゴキゲンいかがぁ、剣糸ちゃん』
 同性でもくらくらしそうなあの甘い声。≪深凪≫の諜報長は電話越しに笑っていた)
貴方の読み通りの「力」の持ち主でした。気とでも言えばいいのでしょうか。
確かめられたので、満足でしょう。私を実験台になさるとは、いい度胸です――ぶっころされたいの?
(足を組み換え、溜息をつく)
あの武器のデータも送っておいたでしょう。すきゃにんぐ?でしたでしょうか。ちがう?
ちゃんとできていましたか?あまり私にハイテクなものを使わせないでください。もう。
ですが、――やはり、あちらの「根源」の方までは辿りつくのは厄介そうです。
あの男の『奥』には何かありましょう。これ以上の仕事は貴女の仕事……私の技量が追いつく場ではありません。

……はい。
その通りですよ。私は所詮は戦い屋です――貴女を小手先でまねても、本物には及ばぬのですよ。
(ぷち、と通話を切って、もう一度溜息)
(組んでいた足を戻し、しっかりと座る。もう少しで学園が見えてくるころだ)
(――あの学園の大学にいるのだったか。
 今後の窓口。さて、どうやって関わっていったものか……彼女は学園につくまでぼんやりとそれを考えた)



【遅くなりましたが、こちらも補足?〆です】
【蛇足になってしまったかもしれませんが――改めて、ありがとうございました。
 昨夜は、最後の最後で申し訳ありません。お付き合いに感謝をこめて……誠に、ありがとうございました】

【置きレスにお借りいたしました。ありがとうございます】
361龍岬 壱耶 ◆4waHkiVfl2 :2011/08/15(月) 19:59:49.08 ID:iPwVh6sb
>>360
【綺麗な〆確認致しました】
【わざわざご丁寧にありがとうございました】
【こちらこそ、長い間楽しませて頂き…感謝です。】
【また機会あれば是非、お相手をお願いしたく存じます…それではまた、再見!!】

【一言落ちです】
362迫水 直 ◆mkbuDdznjc :2011/08/15(月) 20:57:58.21 ID:BhErJ2t6
【名前】迫水 直(さこみず ただし)
【年齢】19/3年生(2回目)
【性別】♂
【身長】188cm/80kg
ほとんど脂肪のない筋肉質な体躯。着痩せするタイプ
【容貌】短く刈り込んだ黒髪、日に焼けた肌、わずかにタレ目
【能力】妖魔寄生体宿主
体内に寄生する妖魔の力により身体能力が向上している
・増幅された新陳代謝による異常なまでの回復力
・常人を遥かに上回る筋力と瞬発力、持久力
・能力発現時は視覚、嗅覚等の五感も向上する
・皮膚・骨格・筋肉が変質して西洋甲胄に似た姿(220cm/150kg)に変身、更に能力が増幅される(身体の一部だけを異形化させることも可能)
・以上の能力にはエネルギーとして膨大な量の食料を必要とする(普通の食事よりも妖魔の血肉の方が補給効率が高い)
・また、妖気(霊力、魔力)の類いをおぼろげに察知することができる

イラストを書いて貰いました
http://www.100gazou.com/sinzou/bbs.cgi?check_img=465&type=jpg

【希望】NGに抵触しなければ大概のことは
【NG】後遺症の残る身体的・精神的ダメージ、衆道
【弱点】
・退魔(破邪、霊気)に対する脆弱性
防御できない上、見た目の傷より大きなダメージを受け、回復も遅い
【備考】
・3年次に妖魔感染の影響で留年した元野球部のエース。現在2回目の3年生
・穏やかな性格だが、己の信条に合わない事を拒む頑固で狭量な部分を持つ
・恋人である伊織津綺子とともに、夜毎妖魔狩りを行っている
・対妖魔戦闘の経験はある程度積んでいるものの、基本は勘頼り&荒削りな戦闘スタイル
・闘争に喜びを感じる寄生体の感情を受け入れたことで同化がわずかに進行
制御しやすくなった反面、常に微弱な妖気を発する程度に半妖魔化している

【プロフ投下】
363迫水 直 ◆mkbuDdznjc :2011/08/15(月) 20:59:05.11 ID:BhErJ2t6
【ついでに待機。プロフは直上】
【リミットは0時頃まで、中断の場合でも凍結可能】
364龍岬 壱耶 ◆4waHkiVfl2 :2011/08/15(月) 21:19:25.88 ID:LGxfDdaf
【ジーッ |w・】

【もし、良ければお相手願いたいのだが如何だろうか?】
【プロフは>>3を参照してもらえれば。】
365迫水 直 ◆mkbuDdznjc :2011/08/15(月) 21:34:19.91 ID:BhErJ2t6
>>避難所のさーや
必ず殺すと書いて「ひっさつ」…俺が殺されちゃうよ…
不思議な電波で殺されるのは嫌だなぁ

>>364 龍岬先輩
…見ているな…!などと某ジョジョ的な事をほざきつつ…
こんばんは、それはもう喜んで
と言う訳で、そんなところにいないで、どうぞこちらへ

さて、先輩がお相手だとすると、これはもうコートをネタにするしかないでしょう、と思うのですがいかがでしょう?
もちろん、別のネタでも構いませんが
366龍岬 壱耶 ◆4waHkiVfl2 :2011/08/15(月) 21:42:20.71 ID:LGxfDdaf
>>365 迫水氏
クッ!ナゼわかったのだ!!ワシの『紫の隠者』が!!…なんて冗談はさておき。
じゃあ、遠慮なくお邪魔させて頂こうか。(と真ん中に)

まー…それしかないでしょうなあ…というか昨日の今日だから余計に(←

とまあ、方針がほぼ固まったとして…昼間の邂逅にしようか夜の邂逅にしようか悩む所ではあるのだが。
迫水クンとしてはどちらがやりやすいってのはあるのかな?
367迫水 直 ◆mkbuDdznjc :2011/08/15(月) 21:52:34.01 ID:BhErJ2t6
そうですね…ネタを基本にモウソウ竹の林を探索していたのですが…

1 事前連絡なしで先輩を訪ねる
a 中華街で「龍岬」を訪ね回る→先輩の耳に入る→どこかの店に案内される
b 津綺子の名前でメール→中華街のどこかの店で顔合わせ
2 事前に連絡→中華街の(以下略

と、こんな具合で…これなら時間帯は昼夜どちらでもいけると思います
ただ、バトル(共闘、戦闘)の要素はありませんので、先輩が戦いたい気分の場合は別のネタを採りにいかなければなりません
368龍岬 壱耶 ◆4waHkiVfl2 :2011/08/15(月) 22:01:27.76 ID:LGxfDdaf
>>367 迫水氏
うーん…巻いた種が見事に息吹いたねえ…。
なら昼間の呼び出しを受けたとして、どうせ伊織嬢からだいたいの事は聞いてるだろうから
学園内のどこかでも問題ないんじゃないかと。昼間は大学で勉学に勤しんでますし(?)

中華街は二人のデートまで取っといておくのも手ですよ?(←
どうしても中華街のおいしいものを食べたい!というのならそれでもおk!

そうなると…書き出しをお願いする形になるけど大丈夫かな?
369迫水 直 ◆mkbuDdznjc :2011/08/15(月) 22:11:22.20 ID:BhErJ2t6
……美味しい中華を食べたいです、先輩の奢りで(←
というのも、先輩に太っ腹というか、マフィアの顔役(?)的な部分も見せてもらいたいというのがありまして

もしよければ、1-aで書き出しをさせてもらおうかと思いますが
時間は、そうですね…夕方から夜---黄昏時な感じでいかがでしょう
370龍岬 壱耶 ◆4waHkiVfl2 :2011/08/15(月) 22:17:40.25 ID:LGxfDdaf
>>369 迫水氏
かわいい後輩の頼みとあっちゃあしょうがないなあw
とりあえずフカヒレラーメンでいいか?(←

時間、場所共に了解した!…んじゃその路線で頑張って進めてみるよ。
それじゃあ、まったりと待っておりますので書き出しの方、是非宜しくお願いしまする。
371迫水 直 ◆mkbuDdznjc :2011/08/15(月) 22:21:17.16 ID:BhErJ2t6
…言葉が足りませんでした、訂正します
美味しい中華を「お腹一杯」食べたいです(←常人の倍は喰います

ではでは、書き出してみます、少々お待ちを
372龍岬 壱耶 ◆4waHkiVfl2 :2011/08/15(月) 22:26:06.62 ID:LGxfDdaf
>>371 迫水氏
うーん…たそがくっ子は大食漢が多いのだろうか?(指折り数え中)

じゃあ、焦らずゆっくりでいいから…待ってるよー。
今夜は一つ、お手柔らかに宜しくお願いしまする。
373迫水 直 ◆mkbuDdznjc :2011/08/15(月) 22:40:55.26 ID:BhErJ2t6
(夏休み、今頃パートナーは部活に励んでいるか、もう練習は終わったか)
(夕方時、日中の日差しも流石にこの時間になれば多少は勢いが衰えて)
(街を吹き抜ける風は火照った体を心地よく冷ましてくれる)
(ただ、日本でありながら異国にいるように錯覚をおこしそうなほどに、ここの風は違う)

(中華街、道に並ぶ店々で「龍岬壱耶」を訪ねて歩く)
(ある者は首を振り、ある者は指差して別の店を口にして)
(もう小一時間はそうしたことを繰り返している)

ーーーーーーーーーーーーー

(中華街、某所)
『あ、飛龍の兄ぃ、なんか兄ぃのこと探してる奴がいるんですが』
『年は兄ぃと同じか少し下ぐらいですかね、やたらにガタイのいい奴でして…』
『どうしますか?このままほっぽっといてもよさそうですけど』
(壱耶の携帯にそう電話する一人のチンピラがいた)

【お待たせしました】
【チキンピラフさん、略してチンピラさんが勝手に登場しちゃってますが、問題あれば無視しちゃって下さい】
【今夜はよろしくお願いします】
374龍岬 壱耶 ◆4waHkiVfl2 :2011/08/15(月) 23:06:51.91 ID:LGxfDdaf
>>373
やれやれ…まだ黄の奴は帰ってこないのか…
(黄が上海に飛んでから早一週間。旅立つ際に一仕事押し付けられたのが『深凪』という組織との交渉)
(なんでも異形とか呼ばれるモノの専門とかいう事で俺に白羽の矢を立てた事は記憶に新しい)
(交渉自体が上手くいったのかどうかすら怪しい…というのも先方から何の音沙汰もまだないからで)
(こんな状況で帰ってきやがったら…まず、間違いなくあざ笑うんだろうな…それが無性に腹立たしいと思ってるのはココだけの話)

(そんなある日の夕方、『白龍』の事務所―表向きは人材派遣会社―から俺を探しているという連絡が届いた)
(さすが華僑の情報は正確で早い…といつもながら思う。)

んー…実害はなさそうなんだろ?だったらほっといてもいいんじゃないか?。
俺より年下だっていうなら尚の事、そんな少年に大の大人が構えてたら黄に笑われんぞ?
それに…ヤッコさんが俺を探しているって事は…俺に用があるんだろうし…。
ま、いいや。どうせ俺もソッチに用があったからな…ついでに探してみるよ…。
わざわざサンキューな…それと…黄から連絡あったら教えてくれよ…それじゃあ。
(ピ!と携帯を切って懐に入れると足早に駅へと向かう)

――そして15分後――
さて、と…それじゃあ、誰が探してるのか…探してみるか…。
(そして足取りを追うように龍岬 壱耶 を探していたという男の風貌をそれとなく聞き込んで)
(そして――それらしい男を見つけると――肉まんを食べながらさりげなくすれ違う様に正面から歩いていく)

【お待たせしました――それじゃあこちらこそ、宜しくお願いします】
【ちょいと早めに(確定気味に)見つけたけど今暫く探したいっていう場合は】
【下の一行は脳内削除しちゃってください】

375迫水 直 ◆mkbuDdznjc :2011/08/15(月) 23:29:00.99 ID:BhErJ2t6
まいったな…やっぱり素直に連絡すれば良かった…
(交差点の角、電信柱に寄りかかって空を仰ぐ)
(かれこれ一時間以上、たらい回しにされてるんじゃないかと疑いすら持ちたくなってきた気分)
(携帯を取り出して、パートナーから聞いた壱耶の連絡先を表示させる)
(文面を考えつつも、相手に抱いた感情がメールの作成を躊躇わせて)
(パタンと携帯を閉じて青信号に変わった歩道を渡ろうと目を上げたらその先に)
(目的の人物がこちらに向かって歩いてくるのを発見する)

(こちらに気づいているのかいないのか、呑気---に見える---に肉マンを頬張って)
よしんば気づいていたとしても、あの深夜にほんの数十秒顔を合わせただけだ、こちらは覚えているが、相手が覚えているとは限らない)

あ…あの、待ってください龍岬さんー龍岬壱耶さん
(案の定、こちらには気づかない様子ですれ違う)
(心の底に澱のようにわだかまる感情を押さえつけ、離れようとする壱耶に声をかける)



376龍岬 壱耶 ◆4waHkiVfl2 :2011/08/15(月) 23:40:08.06 ID:LGxfDdaf
>>375
(青に変わり歩道を歩き出す――件の人物で間違いないようだ)
(そう思えたのは――あの夜、俺を介抱してくれた伊織嬢を迎えに来た青年――の顔に覚えがあったからだ)
(すれ違い様に声を掛けられる――その声に反応しない程ヤボじゃない)

声を掛けてくれるのは嬉しいんだけどさ…早く渡らないと変わっちまうぜ、ほら。
(そう言ってから目線で青年に信号を見るように促すと――青から黄に変わったところで点滅して)
取り敢えず――渡ってから話を聞く事にするよ。
(そう言い放ってから歩道を渡ろうと歩き出して)

――あの夜、彼女を迎えに来たのはキミなんだろ?――
377迫水 直 ◆mkbuDdznjc :2011/08/16(火) 00:00:59.65 ID:F1w+w7nB
あ、はい……
(壱耶が言葉と目線で示すとおり、信号は今まさに赤へと変わる寸前で)
(急いで壱耶に追い付いて脇にならび、道路を横断しようとして)

……っ!……覚えていて貰えたんですね
(相手もこちらを覚えていた。予想外のことに驚き、足が止まりそうになるのを懸命に堪えて)
(壱耶の脇に並び、前を向いたまま直接問いには答えないが、言外に肯定して)

(顔を覚えているのにわざわざすれ違い、こちらから声をかけさせる)
(こうして出会えたのも、恐らく偶然ではないだろう)
(パートナーの情報では、脇に並ぶこの年上の青年はマフィアの構成員なはず)
(となれば、自分が探していることを、誰かが彼に伝えたのだろう)
(当然の事とは言え、情報伝達のスピードに感心せざるを得ない)

ちょっとした用事であなたを探していました
彼女から、中華街にいるらしいことを聞いていたので、それで…

【と、始まったばかりなのですが、そろそろリミットが近づいてしまいました】
【そちらのレスを頂いたら凍結をお願いできますか】
378龍岬 壱耶 ◆4waHkiVfl2 :2011/08/16(火) 00:06:12.35 ID:ieDBJUwb
【それならここで凍結にしてしまおうか。レス考えるとたぶん遅くなる…ごめんね】
【こちらの解凍日時だけど今の所は 火水金土→20:00 木→NG 日→いつでも!】
【という感じなのでこの中から都合の合いそうな日時を検討して頂ければ幸いです】
379迫水 直 ◆mkbuDdznjc :2011/08/16(火) 00:14:23.02 ID:F1w+w7nB
【ありがとうございます】
【では、連日になりますが火曜に続きをお願いします】
【時間は、20時だとちょっとムリなので、21時頃でどうでしょうか】
380龍岬 壱耶 ◆4waHkiVfl2 :2011/08/16(火) 00:18:03.02 ID:ieDBJUwb
【ほい、了解したよ】
【それじゃ火曜日つか今日か、避難所に21:00前後にグデーっとしてますね】
【今宵は遅くまでのお付き合いありがとうございました…また今夜宜しくお願いします!】
【それではお先に失礼します…おやすみなさい、良き夢見を!再見!!】

【スレをお返しします…ありがとうございました】
381迫水 直 ◆mkbuDdznjc :2011/08/16(火) 00:23:05.89 ID:F1w+w7nB
【いえいえ、こちらこそ、これからの展開にwktkしてます】
【今夜はこちらの募集に答えて頂きありがとうございました】
【暫しの間、お付き合いよろしくお願いします】
【おやすみなさい、お疲れさまでした】

【俺からもスレをお返しします】
382踊月 あかり ◆2CCbohaOkY :2011/08/16(火) 20:14:13.31 ID:GqAMZeSV
【待機します。>>316がプロフです。】
383踊月 あかり ◆OC3ab.WyTs :2011/08/16(火) 20:25:23.29 ID:GqAMZeSV
【あれ、トリが……こうかしら?】
384郡 太一朗 ◆gphCpRvXtQ :2011/08/16(火) 20:41:13.83 ID:WdwPpNIp
【俺で良ければ、お相手に立候補するぜー】
【プロフは>>296に。】
385踊月 あかり ◆OC3ab.WyTs :2011/08/16(火) 20:48:45.38 ID:GqAMZeSV
【どうも、わざわざありがとうございます。】
【プロフ確認しました。】

【学年が同じとのことなので、軽く雑談方向で案を出したいのですが。】
【――何かありますか?】
386郡 太一朗 ◆gphCpRvXtQ :2011/08/16(火) 20:52:57.85 ID:WdwPpNIp
【んー……同じクラスメイトだけど、直接話をすることは殆どなくて、
 偶然、何かのひょうしで話をすることになった……という感じかな?】
387踊月 あかり ◆OC3ab.WyTs :2011/08/16(火) 21:02:14.45 ID:GqAMZeSV
【その方向ですと、新学期あけてすぐに文化祭か体育祭のクラス委員になったとか?】
【後は、別に学年同じじゃなくてもできるんですけれど 図書室か何かで互いに調べものしてた時に遭遇とか。】

【えーと何か趣味とかそっち方面で何か生かせるようなものあるならなにかありません?】
388郡 太一朗 ◆gphCpRvXtQ :2011/08/16(火) 21:07:28.29 ID:WdwPpNIp
>>387
【そうだな、その中だと図書館で〜っていうのが一番やりやすいな。俺、図書委員だし】
【何もなければ軽く、その方向でやってみるか?】
389踊月 あかり ◆OC3ab.WyTs :2011/08/16(火) 21:12:38.35 ID:GqAMZeSV
【了解です。】
【それじゃ書き出ししてみようと思いますので少々お待ちください。】

【あ、リングってペアリング?よしんばそうだったとして、私がすぐ見つけられるようなものです?】

390郡 太一朗 ◆gphCpRvXtQ :2011/08/16(火) 21:19:16.79 ID:WdwPpNIp
>>389
【いや、普通のリング。んー、まあ学校内だし、あまり目立たないようにシャツの中に入れてるかもな】
【それじゃよろしく頼むぜっ】
391踊月 あかり ◆OC3ab.WyTs :2011/08/16(火) 21:23:13.28 ID:GqAMZeSV
(――ある日の昼休み。
 創作の中の存在だけだと思っていた存在に憑りつかれ、人としての性質を失いつつある日々。
 そんな日々から脱却を図るために、図書室で調べものをする。
 今日は目当ての本の閲覧申請が通る日だ。というわけで、図書室のカウンターにやってきた。)

すみません一年、■の踊月ですけれど。
今日来れば、申請してた本が閲覧できるというので――何か聞いてます?

(分厚い辞書を片手に持っている以外は、他にいる制服姿の女子と変わりがない。
 変わっているのは、申請した本。
 さすが乳児から成人まで面倒を見ることのできる学園と言うこともあって、かなり特殊な本が置いてある。
 とはいえ、特殊な本というだけあってそれを見るための手続きも特殊なのだが……)
(カウンターについた同学年の男子を見ながら、果てこの子バンダナつけてなかったっけ?などと少しだけ首を傾げた。)

【こんな感じでよろしくお願いします。】
392郡 太一朗 ◆gphCpRvXtQ :2011/08/16(火) 21:39:42.97 ID:WdwPpNIp
(昼休みの図書室。こんな時間に図書室を訪れる生徒はそう多くはなく、
 せいぜい、午後の授業の課題をしていなくて必死になってこなしている生徒か、
 逆に大学受験の為に精を出している三年生か――くらいだ。
 そう言えば、あの人は進路どうするんだろうと、ぼんやりと考えながらカウンターで受付業務を行っていた)

踊月…?ああ、ちょっと待ってくれ。調べてみる。
(そんな中、声を掛けてきた女生徒に視線を向ける。同じ学年…だったと思う。顔に見覚えがあるような気がする。
 だが、直接話したことはないし、顔を合わせたことだって、同学年での合同イベントで数回あるかないかぐらいだ)
(だいたい本を借りに来る生徒は放課後の方が多い。昼休みと言っても、一時間もあるわけではない。
 この時間に本を借りに来るのは、読書好きな生徒ぐらいだ。だが――、閲覧申請を通さなければならない本を
 読みたがる生徒など、その読書好きの生徒の中でも片手の指で足りるか足りないかぐらいの人数しかいない)
(珍しいな、と思いつつも閲覧の申請者のリストを確認し、許可が降りていることも確認する)
ん、それじゃ、ちょっと取ってくる。少し待っていてくれ。
(閲覧申請をしなければならない本は当然、別室に保管してある。カウンターから離れると、
 一冊の本を持ってきてカウンターにどさりと置く)
これで良かったのか?……しかし、珍しいな。申請する生徒なんて、年に一人いるかいないかぐらいだぜ?

【では、こんな感じでお願いするぜー】
393踊月 あかり ◆OC3ab.WyTs :2011/08/16(火) 21:59:08.54 ID:GqAMZeSV
ご苦労様。
(一言ねぎらうと、ぱらぱらとページをめくる。
 学園の授業では絶対に習わないような言語の羅列。それを翻訳するための辞書をちらっと見てから、本を閉じる。
 全て読み解くのに何日かかることやら……)
(そんな考えを払しょくしながらひとまずは目の前にいる男子へ笑みを向け)

ありがとう間違いないです。
その年に一人いるかいないかの申請をしなきゃならない事態に見舞われちゃってね。
そういう郡君もなにか夜中に出歩いてるって噂があるけど?

(カウンターの中にいる男子は図書委員ではあるが、どこか運動部には所属してたりとかはしないはずだ。
 そのはずなのに、時折怪我を負って登校してくることがある。
 喧嘩か、そういう趣味なのか………いずれにせよ、その所為でちょっとした噂が立つ。)
(カウンターの内側に入ると、すっかり居座る気満々で借りてきた本と辞書を広げて作業を開始する。
 無論、自分の能力『無貌』に関する記述の翻訳、そこから得たヒントで『無貌』との縁を切るためだ。
 最後に、パイプ椅子を取り出して腰を落ち着ける。)
394郡 太一朗 ◆gphCpRvXtQ :2011/08/16(火) 22:15:31.71 ID:WdwPpNIp
―――それが、俺らの仕事ですから。
(おどけた調子で話しながらも、不思議には感じていた。
 どのように考えても学業では必要とはしない本だ。それは表紙に書かれている文字からも分かる)

こんな本を必要とするような事態に、ねぇ……。
(訝しげにカウンターに置いた本を眺める。古書であるのは間違いない。
 それは古びた外見からしても分かる。……歴史関係だろうか。それにしたって、閲覧許可がいるような本を
 必要とするだろうか。無闇な詮索は相手に失礼だとは分かっていても、理解に苦しむ)

まあ、別に良いんだけどさ。そもそも、この本は何の本なんだよ?
(あまりにも古びた書物な為、教諭たちも詳細は知らないらしい。
 誰がどこで仕入れたのかは知らないが、よくこんなものを保管しようと思ったものだ。
 この書物を仕入れた人物の物好きに呆れながらも、彼女を眺めつつ)

……やれやれ。ここで閲覧するつもりかよ。
別に持ち出さなきゃ、この中で見てくれればいいのによ。
(業務の邪魔にならなければ、それでいいけど、と付け加えながらも、
 興味があるのか、あかりの横から顔を覗かせて、書物を眺める。――うん、理解不能だ。)
395郡 太一朗 ◆gphCpRvXtQ :2011/08/16(火) 22:21:35.05 ID:WdwPpNIp
>>393
【ごめん!数文抜けてた!】

さて、どこからそんな噂が流れているんだか。
安心してくれたまえ。バイトだよ、バイト。
自分の小遣いぐらいは、自分で稼いでおきたいからな。
(嘘はついていない。実際にバイトをしているのは事実だし、『掲示板』で依頼を解決して報酬を得ているのも事実だ。
 もっとも、それを口にするほど迂闊でもなかったが)
396踊月 あかり ◆OC3ab.WyTs :2011/08/16(火) 22:35:21.69 ID:GqAMZeSV
んー、オーガスト・ダーレスのクトゥルフ神話のやつかな。
翻訳版は読んだんだけど………いまいちでね。

(翻訳という行為は、それが正しくされていようと全く別の言語になってしまう場合もある。
 朦朧法と呼ばれる怪奇文学の表現技法を用いているこの本ならばなおさら
 そして表現方法が多い日本語ならばなおさら、途中で意味が変わってくることもある。
 それでも、力の正体と制御方法の目途がついたのは収穫だったが…………)
(と、ノートに翻訳した文字を少しづつ書き込み、手を留め、辞書を数回めくり、翻訳前の文脈を書いて
 何度か翻訳、意味のある文章ができたら次、それを繰り返したらページをめくる。
 そんなことを繰り返し、「無貌の神」に関する文章をまとめていく。)

残ってる席は日当たり良い席ばかりで困ってたところなのよ。
快く、受け入れてくれて感謝するわ。
…………なに、興味あるの?もしかして手伝ってくれるとかそんな男気全開なこといってくれるのかしら?

(こうして苦手な日光から逃げることに成功し、
 快くしたあかりは、郡の視線にそんなことをおどけていってみる。意地悪そうに目を細め口の端を釣り上げた。)
397踊月 あかり ◆OC3ab.WyTs :2011/08/16(火) 22:36:03.75 ID:GqAMZeSV
【ごめん、リロミスっ ちょっとおまちをっ】
398踊月 あかり ◆OC3ab.WyTs :2011/08/16(火) 22:41:47.80 ID:GqAMZeSV
>>395
出所は私の信用にかかわるから言えないわ。
けど、バイトね………ドがつくほどSな彼女に躾けてもらってるとかじゃ無くて安心したわ。
バイトもいいけれど、あんまり怪我するようなことしない方がいいんじゃないかな。
ファンが泣くぞ…………ってね?

(くすくすと冗談めかした笑みをこぼすと、脚を組み替え指先でペンを回した。)


【ああ、お待ちを……とは言ったけれど。切ってくれても全然かまいませんので。】
399郡 太一朗 ◆gphCpRvXtQ :2011/08/16(火) 22:48:49.47 ID:WdwPpNIp
>>396
クトゥルフ神話?……聞いたことがあるような。
(神話の名前だけは聞いたことがある。北欧神話やギリシャ神話よりはマイナーかもしれないが、
 それでも名前だけは知っている人間もいるのではないだろうか)
聞いた話だと、なんかこう、怖い話なんだろ?
(具体的な話は殆ど知らず、ダゴンがどーのこーのという固有名詞までは知らなかった。
 しかし、神話について知らなければならないとは、それこそ学業には全く関係ない話だ。
 夏休みの自由研究にすらならない。――しかし、文書を必死で調べるあかりの表情は真剣で、
 興味本位で調べているというわけではなさそうだ)

さて、そんな夢みたいな話が現実なら、叶えて貰いたいもんだけどね。
(苦笑を浮かべ肩を竦める。もっとも、時折彼女が恋しくなるのは事実なのだが)
ファンなんて、いないだろ。まぁ、怪我をするなと言われても、そういう仕事なんでね。
そりゃ無理な相談っていう話だ。

……だからって、こんなところで調べなくてもいいだろうに。
はぁ……別に快く受け入れてるわけではないんだけどな。
(マイペースな彼女に、ひとつ溜息をつきながら、彼女の表情を眺めて)
…興味本位で他人の事情に首を突っ込むと、痛い目に遭うっていうのは、身に染みて分かってるんでな。
(ひらりと手を振って、軽く首を左右に振る。苦笑を浮かべて)
ただ、まあ、お前が困ってるっていうなら、手伝ってもいいさ。もちろん、俺が手伝える範囲で、だけどな。

400踊月 あかり ◆OC3ab.WyTs :2011/08/16(火) 23:19:04.52 ID:GqAMZeSV
そうね、怖い話よ。
(自嘲気味に吐き捨て、ペンを走らせる。
 日光は不快だ、痛いくらいに眩しいし肌が焦げるようだ。
 でも暗闇には恐怖を覚える――たとえば今いるカウンターの下から。ペンケースの中から奴らが出てくるかもわからない。
 そんなことを考えたあかりの指先は小さく震える。――いけない、学園の中とはいえこんなことじゃだめだ。)
(ただ単に疲労しただけというように、目を伏せ手首を振る。)

え…………彼女いるの郡君。
(これは初耳だった。
 さらに自分が言ったことにまんざらでもない反応を示す辺り、どうにも
 この男の子の性癖を連想してしまう。二重の意味で驚いた。)
イメチェンしたと思ったら、そんなわけがあったとはね………
ま、私は心配してないから別にいいんだけど、言うことは言ったわよ?

(苦笑に否定的な言葉、まぁそんなものだ。
 あかりがどうしてこんなことを調べているか、どうして日光を避けなければならないのか。
 そんなことを知らずに、他人はこういう。そしてこれが他人として正しい反応だ。)

……早死にするタイプね、郡君は。

(けれども、そんな他人も稀にこんな言葉をくれるときがある。
 「困っているなら」と。そんな優しい言葉に皮肉でしか返せないことにあかりは苦笑を浮かべる。)

さて、そろそろ時間だからこれ戻しておいてよ。
まだ全然読んでないから、また見に来るわ………見れないと困るから協力して。
なんてね。

(言いながらスカートを払い、荷物をまとめ
 借りた本を委員に渡すという決められたルールにのっとった行動をとる。
 ――しばらくして昼休みの終わりを告げるチャイムが鳴るのだった。)

【それじゃ、私はこれで〆にさせてもらいます。】
401郡 太一朗 ◆gphCpRvXtQ :2011/08/16(火) 23:34:04.17 ID:WdwPpNIp
>>400
………。
(含みのあるようなあかりの言葉に、違和感を覚えたが、
 追求するのは躊躇われた。その表情はどこか引きつっているようにも見えて)
……ま、何でそいつが必要なのかは、詳しくは聞かないよ。
無闇に人の事情に踏み込んだら痛い目に遭う…って言うのも経験済みだしな。
(おどけたように、肩を竦ませて)

いや、今は、いない。
(“恋人”だなんて、おこがましい。ただ、彼女を大切にしたいという想いには変わらないが)
…っていうか、何でそうなるんだよ。別にイメチェンなんかしてねーし。
(バンダナがないだけで、そう思われるのかと苦笑を浮かべながら、癖の強い髪を撫でて)
へいへい。そう言うのは耳にタコが出来るくらいに、よく言われてるんでね。
無茶はするけど、無理はしないんでな。そこは安心しとけ。

ははっ、いや、俺もそう思ってる。
でも、早死になんかしないさ。俺の夢は、素敵なおじいちゃんになることです…ってな。
(昔読んだ物語に、そんなセリフがあったな、と軽く笑いながらひらひらと手を振って)
けど、他人の不幸を見て見ぬ振りするよりはよっぽどマシだ。
はいはい、分かったよ―――、それじゃまたな。
(書物を返却するあかりに小さく頷いて、その背中を見送る。
 ――この書物にどれだけの価値があるのか。彼女にとってどんな意味を齎すのか。
 少しばかり興味を持ち始めた。じっとその書物を眺めると、元の場所に戻すために、保管庫へ)

【ああ、それじゃこちらはこれで締めっと!今日はどうも付き合ってくれてありがとうな!】
402踊月 あかり ◆OC3ab.WyTs :2011/08/16(火) 23:38:42.99 ID:GqAMZeSV
【此方こそ、わざわざ避難所からきてくれて、ありがとうございました。】
【こっちは充分楽しませていただけました。また機会があればよろしくお願いします。】

【それではお先に失礼します。お疲れ様でした。】
403郡 太一朗 ◆gphCpRvXtQ :2011/08/16(火) 23:42:42.29 ID:WdwPpNIp
【ああ、こちらこそありがとうな!また機会があればよろしく頼むぜ!】
【それじゃお疲れ様っ、おやすみー】
404名無しさん@ピンキー:2011/08/17(水) 14:43:12.74 ID:Qef1Vc1X
*
405迫水 直 ◆mkbuDdznjc :2011/08/17(水) 17:47:05.19 ID:/UbmCUE4
http://pele.bbspink.com/test/read.cgi/erochara2/1303984705/597 の続き】

(人外の異形を相手にするのが基本なため、「向こう側」の意識でヒトと相対するのに慣れていない)
(先に雰囲気を押さえた壱耶に対して、意識のシフトチェンジが追いつかず)
(問いかけに無愛想な頷きを返すだけになってしまう)

確かに緊張はしてますね
こんな格好で入れるような店じゃないでしょうし…
それに、マフィアの幹部とサシで食事するのに、緊張しない高校生はいませんよ
(できるだけ気張らずに、それでいて油断しすぎないように)
(少なくとも畏縮していると見られないように、おどけた演技で肩をすくめて見せて)

そうですね、お聞きしたいことはたくさんありますが、とりあえずは一応の目的を先に…
(そういうと、紙袋をテーブルの回転板にのせ、半周回して壱耶の手元へ送る)
『先日はありがとうございました』
『お借りしていたものをお返しします』
…津綺子からのメッセージです

(一瞬パートナーをどう呼ぼうか迷ったが)
(壱耶は津綺子が自分の事を下の名で読んでいたことを知っているのだから、隠しても無駄だろうと思い)
(結局下の名で呼びあうような仲であると教えてしまう)

【置きレスにお借りしました】
406龍岬 壱耶 ◆4waHkiVfl2 :2011/08/18(木) 12:13:26.50 ID:WBe2dEIz
>>405

いや、そんな事はないんだが……。まァ、気にするな、一々構えていたら…身がもたないぜ。
……?……
(マフィアの幹部と思われていた事に面を喰らって一瞬目が丸くなる――やがて首を横に軽く振りながら両腕を拡げ)
オイオイオイ、誰がマフィアの幹部だって?冗談はやめてくれよ。
ま…確かに「ごく身近な知り合い」にそういうのがいるのは間違いないが…俺自身は健全な大学生だぞ。
(ヤレヤレとボヤキながら目を瞑って頭を軽く掻く――そこへ先にドリンクだけが運ばれてくる)
(迫水氏の前には烏龍茶が、壱耶の前には烏龍杯が置かれる――と同時に料理の方を軽く頼むとウェイターはそのまま退出する)

(迫水氏の言葉と共に回して送られてくる紙袋――手元に来るとソレを受け取ると中身の確認をしてから顔をあげる)
(中身は――伊織 津綺子という少女――に羽織らせた見覚えのある黒のトレンチコート)
ああ、あの時彼女にあげたヤツね…あの日は大変な目に合ってたからな…。
(あの場所で俺もまさか人に会うとは思わなかったからな、と付け加えて)
そのまま返さなくていいからそちらで処分しても構わないぞ、とは言ったんだがな…ま、これはありがたく受け取らせてもらうよ。
(紙袋を机から足元に置き直すとグラスを片手で持って)
野郎相手で申し訳ないんだが、取り敢えず…乾杯といかないか?華がいないのは…許してくれよ??
(そうして乾杯しようとした所でタイミングよく料理が運ばれてくる)
(運ばれて来たのは――燕とフカヒレのスープ、大皿で麻婆豆腐(ちょい辛目)、焼き餃子に水餃子、焼売、エビチリ、回鍋肉、酢豚――等)

それじゃあ…いい具合に小腹も減ったし…改めて乾杯しようか?
(と改めて――グラスを片手に持ち上げて迫水氏を見ている)

【置きレスでお借りしました】
407杜 凛子 ◆PVxfIC45I. :2011/08/18(木) 20:39:48.24 ID:3kJSdp2R
【ひさびさに待機〜ッ】
【プロフは>>153だよ】
408杜 凛子 ◆PVxfIC45I. :2011/08/18(木) 21:47:46.57 ID:3kJSdp2R
【落ちるよ〜】
409迫水 直 ◆mkbuDdznjc :2011/08/19(金) 20:20:56.19 ID:XbccDziK
>>406
健全な大学生…ですか…
(我ながらあからさまに疑っている声で答えてしまう)
(先ほどこちらに向けた雰囲気といい、この店の件といい、「普通の」健全な大学生には不可能に思える)
(本人が自覚ないだけで、彼の言う「ごく近しい身内」からかなりの影響を受けているのではないか)
(壱耶の言葉に疑いつつもこれ以上の詮索を避ける)
(壱耶は本心で言っているように見えるし、こちらを騙すメリットもないだろう)

その辺のことはキチンとしてますからね
いくら「処分していい」と言われても「ハイそうですか」とはできない性格ですよ
(烏龍茶のグラスを掌の中で弄びながら)
(ちょっと自慢げに、パートナーの性格を語り)
(ふと、思いついたように顔をあげて)
あぁ、それと、そのコートの夜の件、俺からもお礼を言わせて下さい
大変な目にあいかけていた処を助けていただいたそうで…ありがとうございます
(その際に壱耶はパートナーの半裸を目撃しただろう)
(その推測から沸き上がる感情をグッと堪え、なるべく平静に礼を述べる)

華は、なくていいです
まぁ、そうですね…とりあえずは、何に乾杯しましょうか?
(なんて事を言っている間に、数々の料理が運ばれてくる)
(あっという間に二人の間が彩り豊かなそれらに占領され)
(部屋に満ちる芳しい香りに誘発されて、腹の虫が小さい音をたてる)

…じゃあ、改めて…
(乾杯、とグラスを目の高さに掲げてから口をつける)
(夕方とは言え、夏場に数時間も外にいて乾ききっていた体に、冷えた液体が染み込んでいく)
(一息に飲み干したグラスをテーブルに戻すと、小皿とレンゲを手にとって料理を取り分け)

遠慮なく、頂きます
(そう言って壱耶の顔から自分の手元の料理へと視線をうつして)
(普段の食事と同様、一定のペースで口に運び始める)
(出された料理は二人前を越えるだろうが、壱耶が食べる分を除けば、自分にとっては決して多い量ではない)

これ、ウマいですね…おかわりもらっていいですか?
(空になった皿のひとつを指して、そう壱耶に尋ねる)

【置きレスにお借りしました】
410名無しさん@ピンキー:2011/08/20(土) 02:25:36.37 ID:26pm/SJu
置きレススレでやれ
411踊月 あかり ◆OC3ab.WyTs :2011/08/20(土) 20:33:07.85 ID:Pbf15OvJ
【待機します。>>316がプロフです。】
412踊月 あかり ◆OC3ab.WyTs :2011/08/20(土) 20:53:33.64 ID:Pbf15OvJ
【落ちです】
413迫水 直 ◆mkbuDdznjc :2011/08/20(土) 21:01:13.28 ID:WSqx5g7A
【ロールにお借りします】
414龍岬 壱耶 ◆4waHkiVfl2 :2011/08/20(土) 21:04:00.31 ID:wVZgcWiE
【迫水 直 ◆mkbuDdznjc 氏とのロールでお借りします】

>>409

そうそう…至って普通の、な。…と言う事にしておいてくれると非常に助かるんだが。
最も、キミ達はそうは思っていないんだろう?……その疑問は最もだと思うが。
(ニヤっと意地悪そうな笑みを浮かべて迫水氏の顔を見て)

成程、よく出来た彼女自慢ってトコか?いいねぇ、若いってのは元気があって有り余ってさ…羨ましい限りだ。
あ、いや。あれは俺が既にいた所へ彼女が後から来たようなモンだったからな。かえって巻き込んでしまったみたいで…すまなかった。
むしろ、俺の方こそお礼を言わないといけなかったからな。キミが迎えにきたあの日、家まで送ってくれた挙句介抱までしてくれたのだからな。
そのおかげで…今俺はこうやってキミと話せてる訳なんだからな。

んー…そうだな、なら俺達がこうやって知り会う事が出来たキッカケを創ってくれた―伊織 津綺子 嬢―に乾杯ってのはどうだ?
(料理が運ばれてからお互いグラスを合わせ――チンと甲高い音が室内に響く)
(彼―迫水氏が一気に飲み干すのを見ながら自分も一口二口と飲んで)

あぁ、どうぞ…足りなかったら遠慮なく言ってくれ。追加を持ってこさせるから。
(そう言うと目の前の少年が小皿に料理を取り分けるのを見ながら自分も手を動かしていく)
(料理を次から次へと平らげていく彼の速さは若さ故なのか、見ていて気持ちイイもので「ほぅ」と小さく感心した)

そういって貰えると嬉しいよ…ココを紹介した甲斐があるってもんだ。今新しいのを持ってこさせよう。
(そういって立ち上がり内線で再び注文を頼み、席に戻る)
少し時間かかるようだ…今暫く待ってくれ。それと…ソレは同じものでよかったかな?
同じものを頼んでしまったが…違うものが良ければまた言ってくれ。
(と言いながら烏龍茶が入っていたグラスに指を差して確認を取る)

それじゃあ、食べながらで構わないが…そろそろ話の本題に入ろうか?
先程キミは俺に用があると言っていたが…コレだけじゃないんだろ??
(と床に置いた――つい今しがた渡された――紙袋を目線で差してから迫水氏に戻して)
何かを知ろうとするならそれに見合った「代価」を払う事になる…その覚悟がないうちは――辞めておいた方がいい。
(同時に「殺気」に近い「威圧感」を醸し出し――正面にいる青年を見据え――その様子を伺う)
だが…その覚悟があるというのなら……俺からはもう何も言うことはないさ。
その事を踏まえた上で――俺の答えられる範囲でならば――キミ達が知りたい事を教えても構わない。
415迫水 直 ◆mkbuDdznjc :2011/08/20(土) 21:39:39.71 ID:WSqx5g7A
(食事の手を止めて、こちらを見つめる壱耶と視線を合わせる)
(本能のみで行動する異形を相手にすることが基本である自分にとって、
壱耶の発する「明確な意思を持つ殺気」は慣れたものではなく)
(なんとか表情に出さずにすんでいるものの、背中は氷にでも触れたように冷える)

代価、ですか…正当な商取引、若しくは等価交換は世の理(ことわり)、という訳ですね
当然その覚悟はできてます…と言いたいところですけどね
俺は…俺達は、この街に存在する「組織」には属していません
なので、それほど「持ち合わせ」はないんですよ
(あっさりと手の中のカードを全て開けて見せる)
(こういった席において馬鹿正直に過ぎるかもしれないが、払いきれない「負債」を抱え込むよりかはマシで)
(背中に嫌な汗が流れるのを感じながら、壱耶の反応を探る)

【前半部分、惜しいですけどバッサリ蹴らせてもらいました】
416龍岬 壱耶 ◆4waHkiVfl2 :2011/08/20(土) 21:55:26.10 ID:wVZgcWiE
随分と正直なんだな…ま、予想通りの回答ではあったけどな。
実を言うと…俺自身もそんな手持ちは無い。
簡単に言ってしまえば…この中華街に住んでいる人達は俺の身内であり家族のようなモノなのさ。
家族見返りは必要ないだろ?だからこそ皆が俺達に協力してくれるし、俺達もその期待に添えるよう努力してるワケだ。
(そう話す壱耶の表情はどこかしら誇らしげに見えて)

ま、そういう訳だから…もう少し気楽にしても構わないぞ?
(迫水氏の正直さと素直さに感心したのだろう、張り詰めていた気配を崩して)
それにしても…たいしたモノだな、その若さでそれ程の「気」を持っているとはな…。
俺以外の人間だったら間違いなく怯んでいただろうな。

…さて、じゃあ……何から知りたいのか?聞きたい事が色々あるのだろう??

【問題ないです。ここから先も適宜バッサリとして下さって大丈夫です!】
【それと挨拶が遅れて申し訳ない…今夜も宜しく!!】
417迫水 直 ◆mkbuDdznjc :2011/08/20(土) 22:18:20.97 ID:WSqx5g7A
見栄をはったところで、どうしようもないですからね
こういったときは、正直になるのが一番だと思い込んでいるだけです

(威圧感が弱まり、張っていた気が抜け落ちる)
(ふぅ、と大きくため息を吐き出し、凝りをほぐすように首を回して)
いえ、内心はビビりまくりですよ
ヒトから殺気を向けられるのには慣れていないもので
もっとも、真っ当に生活していれば、ヒトから殺気を浴びせられることなどないんでしょうけど
(自嘲気味に苦笑いすると二杯目の烏龍茶に口をつけ、何から質問しようかと思考しながら小皿を空にして)
(そこへ再び料理を取り分けると、壱耶に目を向けて)

先ほど「裏」には慣れているが「闇」は不馴れだと言っていましたよね
あれは、どういった意味ですか?
(言葉の意味は大体伝わってきたが、念のために確実なところを壱耶に聞こうと)

【こちらも挨拶を忘れてました】
【改めて今夜もよろしくお願いします】
418龍岬 壱耶 ◆4waHkiVfl2 :2011/08/20(土) 22:39:20.37 ID:wVZgcWiE
それはそうだ。だが…世の中は「正直」だけじゃ通じない時もある、それを覚えておくといい。
場合によっては……ハッタリも必要だって事だな。

ははは、キミは本当に素直だな。そういう人間は嫌いじゃないぜ。
(グラスの烏龍杯をクイっと飲むと小皿に盛った料理に箸をつけてから)
その言い回しだと真っ当な生活を送っていないように聞こえるぞ?
あまり彼女さんに心配をかけさせるなよ…男ならな。
(からかうような口調で冗談っぽくそう注意を促す)

深い意味はないさ。こういった街には必ず表と裏があるのはキミも薄々感じていただろ?
そう、いわゆる「裏社会」の水には慣れてはいるが……
世の理(ことわり)の奥にある「闇の世界」には不慣れ…て事だな。
これでも一応…現実主義なものなんでね。オカルトチックなモノは……な。
(ふぅ…と小さく溜息を一つ吐くと――先程追加した料理と烏龍茶が運ばれ、すぐにテーブルに置かれていく
(配膳が終わるとウェイターは「どうぞ、ごゆっくり」という言葉を残して退出していった)
419迫水 直 ◆mkbuDdznjc :2011/08/20(土) 23:10:08.99 ID:WSqx5g7A
もちろん、その辺り…「正直者がバカをみる」的なことは心得ているつもりです
ただ、俺がこう言った話をする相手は、たいてい俺の「手持ち」が少ないことを知ってるんですよ
その手の相手にはハッタリも通用しませんから
(ハッタリも必要と言う壱耶に、ハッタリも何もなく、正直に答えながら)
(話の合間合間で料理を口に運び、グラスを傾ける)
(話ながらにも関わらず、箸を動かすペースは変わらず、ひとつまたひとつとテーブルの大皿が空になっていく)
(その量は既に若さ故の大食いと言ったレベルを越えはじめ、それでもなおおかわりを頼んで)

俺も、津綺子も真っ当な生活を送っているとは思いませんよ
そうじゃなきゃ、こうして会うことももなかったでしょうしね
(からかいを気にした風もなく軽く受け流して)

逆に俺は「裏」には不馴れですよ
ただ、これだけは言えます。この街で「夜」を歩くなら、どこかで「闇」に行きあうでしょう
街の噂話や都市伝説、そう言ったモノの幾つかには「闇」が関わっています
オカルトが苦手だと言って目をそらせてばかりもいれませんよ
先輩も、実際に「闇」とであっている訳ですし…
中華街の「裏」は、「闇」にどう対処するつもりなのですか?
420龍岬 壱耶 ◆4waHkiVfl2 :2011/08/20(土) 23:24:49.25 ID:wVZgcWiE
それなら…心配する必要もなかったか。これは…余計なお節介だったな。
(それにしても…よく食べるなあ、と感心を通り超し半ば呆れ気味に)
ああ、わかった。それも頼んでおこう…。

それもそうだな…だからと言って、肝心の勉強を疎かにするなよ?
学生の本分なんだからな、一応は…だろ?

……さすがに痛い所を突いて来たな…そうだな。
事実既に4件程遭遇してるし…そのうちの一件に到っては「人ならざる人」だったからな。
それが…キミがウチに来たあの日の事さ。
それに関してはな…ウチだけではさすがに対処出来ないんでな。
その道の専門組織に話を持ちかけている所さ…これ以上はちょっと…な。
(言葉尻を濁しながら料理を平らげていく)

それよりも…キミ達の方こそどうなんだ?二人だけじゃ対処しきれない事もあるんじゃないのか?

421迫水 直 ◆mkbuDdznjc :2011/08/20(土) 23:51:42.95 ID:WSqx5g7A
(壱耶の呆れた様子などどこ吹く風とばかりに、料理を平らげていく)
(空いた皿は新しい料理と入れ替わりに下げられていくが、そうでなかったら一山くらいは形成されているだろう)

学業は……まぁ、それなりに、呼び出しを喰らわない程度にはこなしているつもりです
毎日毎日「夜歩き」している訳でもないですしね
(そう言って、軽く肩を竦めながら真面目な風を装ったりして)

「人ならざる人」…結界みたいなものを操るんでしたね
専門組織に…と言うことは、先輩のところは「闇」に、少なくとも積極的に関わるつもりはないと?
(食事の手が思わず止まる。実のところその点こそが聞きたいポイントであった)
(強力な異能を持つパートナー、異形と紙一重の妖魔憑きの自分…二人とも対異形組織と対立し易い立ち位置であるために)
(壱耶の組織の「闇」への対応は今後に影響しかねない)

…そうですね…たとえば、ある強力な化物がいたとして俺たちだけで対応できない時は、他に被害がでないことを祈りながら、逃げます
もっと何か大きなことが起きる時は、大抵専門組織が俺たちなんかより先に動いてますから

422龍岬 壱耶 ◆4waHkiVfl2 :2011/08/21(日) 00:03:45.93 ID:/5y4d2Iy
まあ…ソレに関しては俺は……頑張ってくれ、としか言えないからな。
俺も昔通った道だからな…気持ちはわかるさ。

ああ、そういう事になるらしいな。非常に面倒臭いというか厄介というか…。
出来れば二度と会いたくないタイプだな…相性が悪すぎるのさ…俺とはな。

…だがそうも言ってられない場合もあるだろうからな。
降りかかる火の粉は払わなきゃならんだろうし…それが「家族」に及ぶというのなら尚更な。
ただ…こちらから積極的に撃って出る真似はしないだろうが。
まぁ…正しい判断ではあるな。だが…それも限界があるのではないか?
(丁度そこでまた品が運ばれてくる…どうやらデザート類のようだ)

【時間は大丈夫ですか?俺はまだ大丈夫だけど…無理しないでな】
423迫水 直 ◆mkbuDdznjc :2011/08/21(日) 00:27:57.09 ID:Y5OKXV1u
好むと好まざるとに関わりなく、一度「闇」に触れると「闇」は迫りつづけてきます
ご存じだとは思いますが、この街には幾つかの専門組織があります
その組織が対応しきれないほどに、「闇」は濃くて、厚くて……広がり続けているようにも思えます
そんな「闇」対して専守防衛に徹するか、攻勢防御にでるか…俺が口出しする問題ではありませんが…

対処しきれなかった時は…俺か津綺子か、あるいは二人とも命を落とすでしょうね
そんなことは「夜の闇」に関わったときから覚悟しています

【そうですね、もう少しは大丈夫でしょうけど】
【限界ギリギリまでやると色々と弊害が出そうなんで、今夜はここらで凍結をお願いできますか】
424龍岬 壱耶 ◆4waHkiVfl2 :2011/08/21(日) 00:31:11.82 ID:/5y4d2Iy
【よし、じゃあ今宵はここで凍結にしよう】
【こちらの予定は明日一日どこでもか】
【来週になると月火金土のいずれかなのだが…どうだろう?】
425迫水 直 ◆mkbuDdznjc :2011/08/21(日) 00:37:19.90 ID:Y5OKXV1u
【ありがとうございます、と同時に申し訳ないのですが】
【日月火と、どうにもNGっぽい雰囲気がありまして】
【またもやですが、来週金曜まで置きレスでつなげさせていただけませんか?】
426龍岬 壱耶 ◆4waHkiVfl2 :2011/08/21(日) 00:40:36.86 ID:/5y4d2Iy
【了解したよー…でもこのままでいけば置きレスで終われそうな気も…】
【ま、その時はその時で…。今夜も遅くまでお付き合い感謝です】
【それではお先に…お疲れ様でした、おやすみなさい…良き夢見を!再見!!】

【スレをお返しします…ありがとうございました】
427迫水 直 ◆mkbuDdznjc :2011/08/21(日) 00:44:37.06 ID:Y5OKXV1u
【置きで終われるようなら、それはそれでよしとしましょう】
【こちらこそお付き合いありがとうございました。もうしばらくよろしくお願いします】
【お疲れさまです。おやすみなさい】

【俺からもスレをお返しします】
428龍岬 壱耶 ◆4waHkiVfl2 :2011/08/21(日) 13:15:10.02 ID:Sl8iroME
【迫水 直 ◆mkbuDdznjc 氏への置きレスです】

>>423
その根源は人の心が生み出している…とも考えられないか?
嫉妬、恨み、妬み、憎悪、…それら「負の心」が闇を創りだしているんじゃないか?…ってな。
それに俺の通ってる学園の高等部には「異能」と呼ばれる者達が多数いるとも聞いた。
彼らを餌にあえて呼び寄せているんじゃないか?とも思えるんだがな…ま、これはあくまで俺の予想だがな。
(そう言いながら来たデザートの杏仁豆腐に手を付けて)
俺個人的には…そうだな、「家族」に危害を加えようとする輩には容赦はしない…例えそれが知己の間柄であったとしても…だ。
「白龍」がどう動くかは…これからの出来事次第といったところだろうな…。

成程な…キミ達の覚悟のほどはわかったよ。だが…俺に言わせれば短絡的でもあるな。
対処しきれないという前に…対処出来るかのかどうかを先に考えられるんじゃないのか?
それで手に余るようなら…専門機関に委ねればいい……これで生き延びる選択肢が出てきたな?
(ニヤリと不敵な笑みを浮かべ)
言っちゃ悪いがキミ達はまだ若い…自分達で解決出来なくなるならもっとと周りの大人を頼ればいい。
…少なくとも俺ならば…差し伸べてきた手を無碍に振り払う真似はしないぜ。

【置きレスにお借りしました】
429杜 凛子 ◆PVxfIC45I. :2011/08/21(日) 20:57:28.50 ID:FzCZrjSC
【待機たよん、プロフは>>153ね〜】
430杜 凛子 ◆PVxfIC45I. :2011/08/21(日) 21:46:53.40 ID:FzCZrjSC
【むわぁ〜、落ち〜】
431踊月 あかり ◆OC3ab.WyTs :2011/08/21(日) 22:09:24.45 ID:icffwmyV
【く、出遅れたわ……それはそうと>316がプロフで待機するわ。】
432踊月 あかり ◆OC3ab.WyTs :2011/08/21(日) 22:44:14.04 ID:icffwmyV
【おじゃましました〜】
433迫水 直 ◆mkbuDdznjc :2011/08/21(日) 23:20:35.32 ID:Y5OKXV1u
>>428
ヒトの持つ負の感情が異形を…「闇」を作り出している…ですか
だとしたら、俺達のやっていることは、終わりなんてないことになりますね…
(手元に引き寄せた杏仁豆腐をスプーンでつつきながら)
(フルフルと揺れる表面を、暗く浮かない表情で見つめて)
「闇」を引き寄せるために、俺達が餌に使われている……?
何者かの意思で、その手の平の上で踊らされているって言うのは、あまり面白い予想ではありませんね
俺も津綺子も、自分の意思で「闇」に立ち向かおうと決めたんです
そこに誰かしらの誘導があったなど、あり得ませんよ
(パートナーはその記憶の一部を閉じ込めなければならないほど、心に深い傷を負った)
(それでもなお「闇」に対抗しようとする気持ちに、何者かの意図など入り込む余地はない)
(壱耶の考えを否定する口調こそ静かなものの、己の尊厳の対面の青年を睨みつける)

相手がヒトであれば、あるいはそう言った手段が取れるかもしれません
例えば、何かの試合であれば、相手を研究することもできるでしょう
ですが、相手は人ならざる異形です
俺達が対抗し得るかどうか判断する情報すら手に入れることが難しい
専門組織にしたって、相手が何者であるか分かって行動することは稀じゃないかと思います
それに…何かを他人に求めるとき相応の「代価」を必要とすると言ってましたよね
「組織」は「組織」の利益を優先します
そこに利を見いだせなければ、委ねたところで動いてくれるとは限りません
それに、他人に危険を委ねておいて、自分はのほほんとしている、なんてことはできませんよ
(実際には、自分達が「組織」に隔意を持たざるを得ない事情があるのだが、それは壱耶には関係のないことで)
それが「組織」としではなく先輩個人の考えなら、お気持ちありがたく頂きます
何かあったら、頼らせてもらいますよ

【置きレスにお借りしました】
434龍岬 壱耶 ◆4waHkiVfl2 :2011/08/22(月) 00:26:59.88 ID:dqyIjtVA
【迫水 直 ◆mkbuDdznjc 氏への置きレスです】

>>433
あくまで…俺の推論だがな……。だが忘れないで欲しいのは人の欲望程恐ろしいモノはないって事だ。
その執着心は下手したらどんな魔物よりも手が付けられないからな。
(一口、二口杏仁豆腐を口に運んでその味を噛み締めながら)
一つの可能性としてそうとも考えられるって事だ。逆に聞くがこれだけの怪異―いや異形だったか―が引き起こしている事件が
この街にだけ集中しすぎているのはおかしいと思ったことはないのか?
それに…彼女、伊織嬢も何らかの力があるのだろう?そして…キミ自身にもな。
それがどんな力なのか…まぁ今は聞かないでおくよ。
しかし…どんな思惑があれ、掌の上で踊らされるってのは確かに面白くはないな。
(本当にこの街の闇ってのは…奥が深そうだな…と考え、暫く思考の海に浸って)

それもそうか…殊更「闇」に関してはキミ達の方が先輩だからな。その言葉は肝に銘じておく事にするさ。
確かに普通の組織であれば「利」を第一に考えるだろうな…だが。
(ふぅ…と一息吐いてから迫水氏をジッと見やると)
俺達…「白龍」は「利」よりも「恩義」を優先するのさ……青臭い事だと言われるかもしれないがな。
ましてや…大事な家族を守るのに何の理由がある?キミが彼女の身を案じるのと同じ事さ。

それじゃ…その時は遠慮なく頼ればいいさ。俺個人で出来る事ならば手助けもしよう……最も余計なお世話かもしれないがな。
それに「情報」ってのは時には強力な武器にもなる…それを知ってるのでは天と地程も違うしな。
(懐から一枚の封筒を取り出し机の上に置くと―迫水氏の前に送り回す)
今夜は色々と話せて楽しかったよ、それは今夜のお礼だ…今度は彼女と一緒に来るといい。
(封筒の中身はこの店の無期限招待のペアチケット)
ま…その時は「中華街」も堪能してくれると俺的には嬉しいがな。
(そう語る壱耶はこれ以上ない満面の笑みを浮かべながら嬉しさと同時に誇らしさを滲ませたの表情を見せる)

【置きレスにお借りしました】
435アンジェラ ◆rdAV3DcvpI :2011/08/22(月) 20:57:25.37 ID:7aPLBTCQ
【待機させていただきます。プロフィールは>>28にあります】
436踊月 あかり ◆OC3ab.WyTs :2011/08/22(月) 21:11:36.73 ID:8LzDKcgR
【お相手してもらってもいいでしょうか?ちなみにプロフは>316です。】
437アンジェラ ◆rdAV3DcvpI :2011/08/22(月) 21:16:09.38 ID:7aPLBTCQ
【こんばんは。はじめまして、ですね】
【それではどうかよろしくお願いします。シチュエーションは如何しましょうか】
【こちらは何でも大丈夫ですよ。何かお望みのシチュエーションはありますか?】
438踊月 あかり ◆OC3ab.WyTs :2011/08/22(月) 21:21:27.88 ID:8LzDKcgR
【はい、ありがとうございます。
 改めまして、はじめましてよろしくお願いします。】

【なんでも……ですか。
 んーと、じゃあ夜の学校で出くわして後は行き当たりばったりとか。
 私の戦闘中に出くわすでも可ですけれども。
 違いは戦闘中か、そうでないかくらいです。】
439アンジェラ ◆rdAV3DcvpI :2011/08/22(月) 21:25:23.29 ID:7aPLBTCQ
【では、戦闘中に遭遇するという形でお願いしたいです】
【書き出しをお願いしてもよろしいでしょうか?】

【それと、申し訳ありませんが私の方の今日のリミットは12時です】
【それ以降は後日解凍するということにしていただいてよろしいでしょうか?】
440踊月 あかり ◆OC3ab.WyTs :2011/08/22(月) 21:27:12.85 ID:8LzDKcgR
【リミット含めて、了解しました。
 書き出しますので少々お待ちください。】
441踊月 あかり ◆OC3ab.WyTs :2011/08/22(月) 21:41:53.30 ID:8LzDKcgR
(夜の学園……それは、昼とはまったく違う顔を持つ、不思議な場所。
 学業や部活に励む生徒や、それらを指導する教師が活気を溢れさせている昼間とは打って変わって
 静けさを持ち、不気味な雰囲気すらかもし出している。)

『■■■■■……』

(そんな中に人には発音できない、声とは到底呼べない声に導かれて
 踊月あかりはそこにいた。
 高等部の中庭、月光が作る影で蠢くそれは、汚泥のようにうねり、声のようなものを出している。)
(ため息を一つ吐いてから、後ろ髪を払う。)

夜の学校っていいわよね、静かで、暗くて、涼しくて……
もちろん……

(汚泥はあかりに伸びる。
 暗い闇色の泥は、あかりの細い方を捕らえようと伸び、絡み付こうとして――根元から断ち切られ消えていった。)

断ち切り食らえ、デ・マリニィの時計――あんたたち見たいのがいなければもっといいのに!

(汚泥を断ち切ったのは大鎌、それもソレとよく似た闇色の。
 否、色だけでなく雰囲気も似たようなモノだった。似たような雰囲気を纏った二つの存在は
 夜の学園という場所で非日常を演出し始め……)

【それではこんな感じでよろしくお願いします。】
442アンジェラ ◆rdAV3DcvpI :2011/08/22(月) 22:11:54.86 ID:7aPLBTCQ
>>441
(今夜もまた、『魔女』は夜の街を歩く)
(夜の街に現れる異形は、個体は変われど数はそれほど変化せず)
(『魔女』は噂や目撃情報を頼りに発見し、撃破し、報告文書を機関へ提出する)
(全ては己の望みをかなえる為に。己が──人類を救済する為に)

(低級に分類される異形を二体撃破した後、ふと夜の学園へ立ち寄る)
(ここに纏わる奇妙な噂は多いし、何より学園生の異能者も良く居る)
(学び舎という物には、色々な物を引き寄せる力があるのだろうか)

……。
(そんな事を考えながら足を踏み入れれば、視線の先では黒い汚泥の様な物が動いている)
(目を凝らさねば気づかない程闇になじんでいるのに、妙な違和感と存在感のせいで目を離す事が出来ない)
(呪文書を左手で開きながら臨戦態勢へと移るが、どうにも様子がおかしい)
(その汚泥たちは仲間割れをしている──)

Lightningray,Level2
(──否、そんなことはない。しっかりと瞳を開いて視れば、少女と汚泥の異形が戦っているようにしか見えない)
(闇色の釜を振るう少女を襲う無数の手たちに向かって放つは熱量を持った閃光)
(かざした右手から発せられたそれは、汚泥の腕を貫こうと数十メートルの距離を一直線に駆け抜ける)

私は、異形を駆除しているものです。
助太刀して、よろしいでしょうか?
(少女に敵意を向けられないようにと言葉を発したのは、既に魔術を行使した後)
(順序が逆であった事に気が付くが、後悔が無意味であると考えれば思考を中止)
(返事を待たぬまま、駆け足で少女の方へと近づいていく)

【お待たせしました。では、よろしくお願いします】




443踊月 あかり ◆OC3ab.WyTs :2011/08/22(月) 22:36:14.86 ID:8LzDKcgR
(大鎌をさらに振るい、周りの汚泥をなぎ倒そうとした時だった。
 目の前に閃光が迸る。
 光り輝くそれは普通の人にとってはそれほど眩しいものではないのだろう。
 だがあかりにとっては違う。『無貌』に関わって以来、ほんの少しの光を見るだけでも不快に思うようになってしまった。
 その体にこの光量…………)

ッッ!!

(悲鳴だけは噛み殺すことはできた。
 両腕を交叉して、即座に後退――――闇色の大鎌はその時のショックで消滅してしまう。
 眼に突き刺さるような光が横切り、何度か目をしばたいていると声が降りかかる。)
(声がしたと思われる方向に眼をやる――が、閃光にくらんだ眼ではその姿が認識できない。
 言葉のイントネーションからして日本人ではないことはわかる。
 けれども、周りには相変わらずの黒い闇、影………)

なに、誰なのアナタ…………?
どこに――――ッッ!!

(違う、こうじゃない焦るな。
 もっと余裕を持った行動と言動を心がけろ、これでは弱点が悟られる。
 敵にしろ味方にしろ、こういう時にでてくる存在に弱みを見せてもいいものじゃな――?!)
(思考をまとめている間に足音、あかりに向かって真っすぐにかけてくるその音を聞く。
 先ほどの声の主が敵だとは限らない。だが反射的にあかりがとった行動は足音の主を正面に捕えてのバックステップ。)

あぐっ?!

(さらに運悪く、あかりと同じくアンジェラの放った閃光に怯んでいた汚泥がバックステップをした先に潜んでいた。
 それは荒れ狂う波のように大きくうねったかと思うと、あかりにの腕に、足にと絡みついていき
 四肢を拘束、あっという間に身動きを封じてしまう。)
(さらに何を狙っているのか、アンジェラの脇に居た汚泥たちもこぞってうねり、あかりへと殺到していき――)
444アンジェラ ◆rdAV3DcvpI :2011/08/22(月) 23:02:39.09 ID:7aPLBTCQ

……っ!?
(己の放った閃光は目測通りの軌道を辿った。鎌を振るう少女には掠りもしていないはず)
(けれども少女は後退し、鎌は消失しているどうして──)

私は魔女。人類の味方ですっ!
(少女の問いに叫んで答えれば全力で駆けだす)
(閃光の影響を受けた少女は汚泥達に拘束されて身動きが取れない状態にされている)
(それでも足りずに、自身の周りにいる汚泥まで殺到しているということはどういうことか)

(光に目が眩んだわけではなく、光に彼女は弱い)
(発見した時のイメージ)
(まるで彼女を取り込もうとしているかのような汚泥達の動き)
(色々なことが推測されるが、それらはまだ確定事項ではない)

(新たに魔法を行使しようとするが、最善手どころか次善の手すら解らずに思考を巡らし続ける)
(何しろ、自身の攻撃魔法のほとんどは光を発する物。汚泥どころか少女までも駆除してしまうだろう)
(時間魔法を使用すれば、その間は自身は他の魔法を使用する事が出来ない)
(スポーツ選手以下の身体能力で、異形と戦う事などできはしない)

(──否)
(そうだ。異形を倒すことが優先事項ではない)

──Timewalk,Level2!

(唱えるのは自身の時間の流れを加速して、動きを加速する呪文)
(武器も魔法もない状態では頑強な異形には成すすべがないが、汚泥の腕ならば別かもしれない)
(何倍にも加速された動きで真っ直ぐに少女へと向かえば、汚泥の手を素手で払いながら)
(我武者羅に少女を汚泥から引きずり出そうとする)


445名無しさん@ピンキー:2011/08/22(月) 23:27:09.41 ID:Ff9FNhxz
446踊月 あかり ◆OC3ab.WyTs :2011/08/22(月) 23:28:34.36 ID:8LzDKcgR
(――まずい、まずいまずいまずいまずい!
 やっと取り戻した視界が黒い泥で覆われていく。両腕を振り上げようにもびくともせず、強制的にぴったり閉じられた両足は
 ばたつかせることもままならない。)

『■■■■■■■■■■■■――――』

(耳元に断続的に雑音が聞こえて……否、雑音が雑音で無くなってくる。
 人にあらざる者の発する不快な音が言語として認識されていく――――)

げっ、ぶ………ぁ…………ッッ!!

(嫌悪する。体に纏わりつく汚泥と同類になっていくようなこの状況にわき目もふらず叫び声をあげる。
 しかしそれは声になる前に喉に入り込んだ汚泥にふさがれる。
 くぐもった声しか出ず、汚泥でふさがれた目を見開きすぐそこまで来ている結末が現実味を帯びていく様を見る)
(いやだ、嫌だ………いやだ、話しかけるな、私を■■■■■■■■■■■■■■■と呼ぶな!助けて、だれかたすけてよ……パパ!、ママ!)
(――いよいよ、ダメかと思ったその時手が引かれる。
 何倍にも加速された時の中を奔る手が自分の手に触れる。汚泥の気持ち悪い感触がそこだけしないとわかると縋りつくように全力で握りしめ
 握った手に爪が食い込むほど強く力を込める。)

………はぁっ、はぁっ、はぁっ――ゲホッ、うぐ………

(闇の汚泥はあかりを拘束できる程度の力をもっているものの
 時間加速にはまったく対応できず、捕えた獲物であるああkりをアンジェラに奪われてしまう。
 獲物奪われた汚泥たちは、その場で蠢き様子を探る相手は自分とあかりの弱点である光を扱うもの。
 下手に手出しはできない、かといってあかりを逃がしたくない――)
(ほぼ無意識なのだろう、あかりはアンジェラの手を握り締めたまま四つん這いでうずくまり嗚咽している。)

447アンジェラ ◆rdAV3DcvpI :2011/08/22(月) 23:56:19.96 ID:7aPLBTCQ

(時間魔法で消費される魔力は大きい。故に、あまり長い時間は使用したくない)
(魔力不足から指先が徐々に老化を始めるが、一心不乱に汚泥を振り払う)
(手を力いっぱい掴まれれば、尚更気力は上がり)
(無理やりに少女を汚泥から引きずり出すことに成功した)

……立って、ください。
異形から、離れないと……
(そこでTimewalkは終了し、動きが元に戻る)
(荒い息を吐き出しながら、老婆のようになった手で少女をひっぱって逃げようとするも)
(力が足りず、嗚咽する少女に寄り添いながらただその場に居続けるだけだった)

(二人の周囲に汚泥は居るが、まだ襲いかかってはこない)
(こちらを警戒しているからだろうが、残念ながらもはや有効な手段はほぼ失われている)
(攻撃魔法は少女に悪影響を及ぼす可能性が高いし、)
(時間魔法をもう一度行使すれば命にかかわる可能性がある)
(肉体強化魔法も、この状態ではどれだけの効果があるか解らない)
(どうするべきか。相手が諦めるのを待つか。日が昇るのを待つか)

(──どちらも、あまりにも現実味の無い未来に思えた)

【本日はここで凍結していただきたいと思います。本日のお相手ありがとうございました】
【こちらは今週の水曜と金曜と日曜の21時からならば再開できますが、どうでしょうか】
448踊月 あかり ◆OC3ab.WyTs :2011/08/22(月) 23:59:25.12 ID:8LzDKcgR
【こちらこそ、お付き合いありがとうございます。
 その中でしたら水曜日の21時を希望します。その時間で避難所で待ち合わせでよろしいでしょうか?】
449アンジェラ ◆rdAV3DcvpI :2011/08/23(火) 00:01:06.16 ID:7aPLBTCQ
【了解しました。それでは水曜の21時に避難所でまたお会いしましょう】
【お疲れ様でした。お先に失礼します。お相手ありがとうございました】
450踊月 あかり ◆OC3ab.WyTs :2011/08/23(火) 00:02:40.63 ID:8LzDKcgR
【はい、お疲れ様でした。
 一レス置かせてもらってから私も失礼しますね。】
451踊月 あかり ◆OC3ab.WyTs :2011/08/23(火) 00:32:15.52 ID:HqxIq4+9
……――っっ

(握り締めた手の感触が、枯れ木のようにカサカサだ。
 さっき握り締めた時は普通の手だったのになぜ、と思う――理屈はいい。
 唯分かっていることはこの現象は自分の所為で起きているということだ。)

ハァ……っ、ぅ…………
離れる………そうね、アナタは離れるべきね。

(感じるのは自身への怒り。初対面の同性へここまでの弱みを曝すなんてありえない。
 この無様はアンジェラの目の前で挽回しなければならない。
 胸元を抑えていた手を地面に置く――息はまだ整わない、だがやらなくてはならない。あんな姿が自分の
 常の姿だと思われたくない。)
(握り締めた手を小指からゆっくり離していく――関節が固まって動かし辛い。こんなになるまで縋りついたから
 奴らは調子に乗っているんだ。すべて自分の所為で――――)

はっ……纏え、ヴェールを剥ぎ取る者――――!!

(頭上から闇色の薄い膜が広がる。それこそヴェールのように……
 そして濃く強くなる汚泥と同種の気配。汚泥よりもはるかに上回る濃い気配を纏うあかりの姿は
 ほとんど闇色の汚泥と変わらないかもしれない。ただ一点、目のあった位置に赤い眼のような模様が浮かび上がっている以外は。)

ゼェ……ハッ………さぁ、これが私の実力よ!
斬り伏せ喰らえ、デ・マリニィの時計!!

(『無貌』との同化により、その一部を行使する力を強化――そして再び召喚した大鎌で汚泥を切り払う。
 過剰なまでに巨大化した牙のような鎌が汚泥に振り下ろされる。
 肉潰したような音を響かせ、血を啜るような鳴らしながら汚泥の気配を刈り取っていく――アンジェラに見せつけるように。
 これが真実の自分だというように………)

【それではこれで。
 まずいロールにお付き合いいただきありがとうございました。
 おやすみなさい。】
452 忍法帖【Lv=9,xxxP】 :2011/08/23(火) 11:18:20.89 ID:HWnaaj1m
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453迫水 直 ◆mkbuDdznjc :2011/08/23(火) 22:21:23.96 ID:2rgQB2DR
>>434
欲望に執着心、ですか…
(壱耶の言うことが自身のことのようにズシンと心に響く)
(身に宿す妖魔の膨大な破壊衝動、パートナーへの執着)
(これらの果てには「闇」が大きな口を開けて待っているのが、容易に想像できる)
「闇」は、ソレを知った者を飲み込もうと狙っています
自ら近付かなくても、向こうから迫ってくる
また、「闇」を知っている者は、自然と「闇」を知る者に出会うことが多くなる
これらが、この街でのみ起こっているのか、それとも別の街でも起こっているのか…それは俺には分かりませんが…
(この街に「闇」を引き寄せる何かがあるのだろうか)
(ソレが分かれば、明日も知れぬ現状を打破できるのだろうか…)
(壱耶が思考の海を目指すのと、時同じくして自分の内側に意識を埋没させて)

青臭いだなんて、全然思いませんよ
先輩の言う通り、津綺子のためなら、俺はなんだってやります
俺の命だって、捨てることができますよ
(こちらを見つめる壱耶の視線を正面から受け止めておいて、パートナーに対する想いを、照れもなく宣言すると)
(表情を和らげて、空になったデザートの器を指差し)
……まぁ、さしあたっては、コレ、お土産に持ってかえってやりたいんですけど…お願いできますか?

…いいえ、頼れる人がいるのは心強いです
俺達のような「個人経営」の者にとっては、特に
(邂逅当所の緊張も幾分かほぐれ、自然に浮かんだ笑顔が)
(回ってきた封筒の中身を確認すると、驚いた表情に)
……こんなの頂いていいんですか?
今日だって随分ご迷惑おかけしてるのに…

(一旦は断ろうとしたものの、誇らしさと嬉しさを混ぜ合わせた笑顔を見ると、断るに断れなくなって)
(手に持った封筒を丁寧に財布の中にしまう)
…ありがたく、頂いておきます

【置きレスにお借りしました】
454龍岬 壱耶 ◆4waHkiVfl2 :2011/08/23(火) 23:42:13.98 ID:1hdeOyzF
【迫水 直 ◆mkbuDdznjc 氏への置きです】

>>453
ああ、でもな…そう悲観的になることもないさ。なんていったって人間には他の動物と違って「理性」というブレーキがあるからな。
……だからといって「理性」であまり押さえつけても溜まるばかりだからな、適度に発散しないと暴走しちまうから…
その辺りは適当にしないとな。
(目で「彼女に対しても同じだぞ」と語ったのだが…果たして気づくのかな?と悪戯っ子的な笑みを浮かべる)

まさに「そこ」だな…好む好まざるに関わらず一方的に巻き込まれるのだけってのはこちらとしては面白くない。
ならばどうすればいいか――陳腐かもしれないが「闇」を知っている者に「協力」を取り付けるしかないだろう?
そうは――思わないか?
(そう質問を投げかけ、迫水氏の返事を待つ事数分……そして彼から紡ぎだされた答えに――)
……フッフフッ…ハハハ……いやあ、悪い悪い…まさかそんな答えが返ってくるとは思わなくてな…
ああ、すぐに用意させよう…ちょっと失礼。
(席を立つと壁にある内線でまた話をすると迫水氏の方を向きながら)
キミが帰る頃には渡せるようだが…いくつ欲しいんだい?遠慮しないでな。
(その数を聞いて確認をするとその旨を伝えてると席に戻り着席する)

それはこちらも同じだよ、「闇」に対してのノウハウは少なくともキミ達の方が「先輩」なんだからな。
今更何を言ってるんだ?それに、だ。…「弟」ってのは「兄」に迷惑かけてナンボなんだぜ??

そうそう、どうせなら彼女にチャイナ服の一着でもプレゼントしてはどうだ?
キミなら彼女のサイズも知り尽くしているんだろう??
(迫水氏の様子をみながらニヤニヤした笑顔を浮かべからかうように)

【置きレスにお借りしました】
455アンジェラ ◆rdAV3DcvpI :2011/08/24(水) 21:14:44.88 ID:cLGGvio8
【ロール解凍にお借ります。レス完成まで少々お待ちください。】
456踊月 あかり ◆OC3ab.WyTs :2011/08/24(水) 21:15:41.71 ID:acguQmEY
【同じく移動してきました。ごゆっくり〜】
457アンジェラ ◆rdAV3DcvpI :2011/08/24(水) 21:33:43.18 ID:cLGGvio8
>>451

(不意に少女から帰ってきたのは、思いのほか強気の言葉)
そういうわけにもいきません。
首を突っ込んだ以上は、ある程度のところまではお付き合いします。
(苦笑を浮かべながら、周囲の汚泥達を眺め続ける)
(助けようとした相手に死なれてしまうのは寝覚めが悪いが、自身がここで死ぬわけにもいかない)
(最悪の場合は、『他の多数の人間を助ける為に少女を見捨てる』選択肢をを取らなければいけない可能性もあったが)
(少女の態度から察するに、まだ何か彼女の武器はは残っているらしい)

(少女が発したのは呪文か、掛け声か)
(詳しくは理解できなかったが、少女の様子が変わり汚泥達を一掃できるほどの力を発揮しているのは解る)
(先程の絶体絶命の場面が嘘だったかのように汚泥達を切り捨てていく姿はどこか異様だが)
(そのようなタイプの異能者や異形は、この街には多く存在している)
(少女が汚泥達を相手しているのを冷静に眺めながら、じっと魔力の回復を待つ)

(──それよりも気にかかるのは、彼女の発した言葉)
(『ヴェールを剥ぎ取る者』『デ・マリニィの時計』)
(なんだっただろうか。そんな言葉の登場する都市伝説や怪奇談を目に通した事があるような──)

(思考を巡らせている間にも汚泥達は急速に数を減らしていく)
(けれども、得体が知れない大群との戦いは、なるべく早く終わらせたい)
(長続きして物量に押されてしまうという結末だけは何とか避けたいのだ)

Timewalk,Level1
(時間加速の魔法を、異形の姿となった少女にかける。先ほどよりも弱い魔法だが、動きの速さは3倍ほどにはなるだろうか)
(もともとこの魔法は、自力での戦闘が得意な物が使用した方が効果を発揮する)
(下手に自身で攻撃するよりも、少女に任せた方が良いと判断して、彼女を援護するよう思考を切り替える)

【大変お待たせしました。それでは、よろしくお願いします】
458踊月 あかり ◆OC3ab.WyTs :2011/08/24(水) 22:01:00.49 ID:acguQmEY
(泥のような体躯を有しながら、大鎌がめり込む感触は肉のそれ。
 引き、ふり回せば生々しい感触と音を立ててそれらは地面に散る。
 血生臭い匂いや色こそしていないが、引きちぎられ動きを止めるそれらの雰囲気はそれらに酷似していた。)

――ある程度、ね…………

(呟きを漏らして一振りで十人は巻き込めそうなほど巨大化した大鎌を振るう。
 大きく盛り上がった胸元が揺れ、漆黒のベールが舞い上がる。癖のついた髪が頬にかかり、張り付く。
 そこで自分が泣いていたことを悟り乱暴に顔を拭う。
 生々しい音を立てて汚泥たちが倒れていく中で声が、誰がと問うまでもない――――)

あんた…………ぇああああああああああぁぁぁぁぁぁぁッッッ!!

(あの手を握った感触、自分の手引こうとしたときの声――あんな状態になっても尚、それでも自分を助ける気なのか。
 叫び声をあげ、鎌を振るう。再び突き立てた闇色の鋭牙が同じ色の汚泥を飲み込んでいく。
 そこまで自分は不甲斐ないのか、安心して立ち去ることも、見ていることもできないほどに。)
(敵である汚泥の動きが止まって見える。否、むしろ遅れて反応しても間に合うといったところか。
 呟いたあの言葉は閃光が走ったあの時と似たような発音だった。つまり、彼女が力を使った、それが何らかの理由で自分に
 作用している………)

(自身への怒りに叫びながら巨大な鎌を振るう。時折ヴェールの中からひびく気持ちの悪い音。
 恐怖を駆り立て狂いそうになる呼び声。
 それらを振り払い、萎縮しそうになる心を振るい立たせながら、背後のアンジェラへ注意を払いながら汚泥を薙ぎ払う。
 彼女の助けの所為か、思ったよりも早くそれらの掃討は済んだ。)

ふぅ………こんばんは、悪いわね。手間かけさせたみたいで。
無様なところも見せたわ…………踊月あかり、ここの高等部一年の生徒で、さっきの奴らに狙われてる者よ。
アナタは?

(胸の下で腕を組み、若干睨むように丸い眼を細め名乗る。
 自身への怒りは収まらない、「借り」を作ったままではいられない。
 そう思いながら先ほど握り、枯れ木のようだった手を見て、次にアンジェラの顔色を窺った。)

【此方こそよろしくお願いします。
 リミットはこの前と同じでよろしいでしょうか?】
459アンジェラ ◆rdAV3DcvpI :2011/08/24(水) 22:31:32.08 ID:cLGGvio8
(己の手助けなど初めからいらなかったのかもしれない)
(そう思えるほどの圧倒的な強さと気迫で汚泥達を薙ぎ払っていく少女を見る)
(色々と精神的に不安定な部分もあるようだが、とりあえず今宵は大丈夫のようだ)

お疲れ様です。失礼。
(汚泥が駆逐されたのを確認すれば、俯いたまま腰を下ろす)
(両腕、両足に回していた魔力も頭部と胴に回して)
(思考の鋭敏化と魔力の早期回復を試みるも、そうすぐには効果などでない)
(ただ単に、目の前の少女と話す間はこうした方が良いと判断しただけの事)
(急に襲いかかられることは──おそらくは無いだろうと)

私は、アンジェラ・トルーマン。
この学園の二年生です。どうぞ、よろしくお願いします。
(廊下が表に出つつあった顔面を強引に魔力で活性化し、普段の顔に戻せば軽く微笑む)
手間など、とんでもない。
私が勝手に首を突っ込んだのですから、私を存分に利用すれば良いのです。
それに私の最初の魔法が貴女に害を与えたようですし、そう上手くはいかないものです。

(こちらを睨む少女から感じ取れるのは、敵意に似て非なる物)
(怒りか、不快感か。詳細を聞いてみたいところだが、それをしたらさらに睨まれるだろうか)

【申し訳ありませんが、本日は私はここまでとさせていただきたいと思います】
【次回の解凍は今週の金曜か日曜の21時からを希望しますが、如何でしょうか】
460踊月 あかり ◆OC3ab.WyTs :2011/08/24(水) 22:34:51.14 ID:acguQmEY
【じゃあ、日曜のほうで。21時からお願いします。】
461アンジェラ ◆rdAV3DcvpI :2011/08/24(水) 22:37:04.02 ID:cLGGvio8
【了解しました。本日のお相手、ありがとうございました】
【それではまた日曜に。お先に失礼いたします】
462踊月 あかり ◆OC3ab.WyTs :2011/08/24(水) 22:39:34.09 ID:acguQmEY
【此方こそ、ありがとうございました。
 お疲れ様です。一レス置かせてもらってからこちらも失礼しますね。】
463踊月 あかり ◆OC3ab.WyTs :2011/08/24(水) 23:01:48.80 ID:acguQmEY
>459
(――思わず間の抜けた声を出しかけた。
 「はい?」と小首を傾げて、目を丸くしそうになるところだった。
 一言とともにアンジェラが腰を下ろしたのだ。それがあかりにはまるで跪いたかのように見えて、焦る。)
(睨みすぎたのだろうか?いやそうではない、そうではないはずだ。
 だって目の前の人物も私みたいなのは初めてじゃないはずだ。だからちょっと目に力入れたくらいで
 こんなことになるはずがないのだ、うんきっと違う。)
(そんな内心を押し隠して、かなり低い位置に目線の移ったアンジェラを睨みつけるようにする。
 一瞬目元がピクリと動いてしまったが、それはそれ。
 相手が目線を下げたくらいで、それに合わせるなどということをしないように目線だけを下に向ける。)

先輩か、よろしく。

(向けられた表情は笑み。
 おそらく名前からしても外国人。そういえばいつだったか留学生が来てた気がした
 それはそうと若干上目気味の英国人の笑った顔ってこんな綺麗なのかなどと思ってみたりもする。
 そのあと、眉間に指を添え軽く首を横に振る。ちがう、そうじゃないだろ、と……)

見くびらないで、あんなの何ともないわ。
っそれに、利用なんて…………そんな過ぎたことはどうでもいいの。
そんなことよりも、あなた確か手……おかしくなってたわよね?見せてもらえるかしら?

(実のところはアンジェラに怒りも不快感も感じていない。
 それでも睨むような表情を作ってしまうのは、自分の不甲斐なさへの怒り。そして異能者同士の接触において
 無様な姿を見せた。その過去を払しょくさせるようにと、さらに表情に力を込めているに過ぎない。
 あかり本人はこれで相手が睨まれていると思っているなどと、自分が睨んでいるなどと思っていないのだ。)
(そう言いながら近寄ると、先ほど掴んでいたアンジェラの手をとろうと手を伸ばし――――)

【それでは私もこれで失礼します。
 また日曜日によろしくお願いします。お疲れ様でした。】
464迫水 直 ◆mkbuDdznjc :2011/08/26(金) 07:12:48.19 ID:F2gACj3w
>>454
その辺は、まぁ、適当にやってますよ
どう発散してるかは、ご想像にお任せしますが…
(壱耶の、こちらを見透かしたような一瞥を、やんわりとした微笑みで受け流す)
(図星をつかれて背中は冷や汗だらけだが…)
(壱耶が笑みの裏に隠した想像通りに発散させることもあるが)
(夜毎の闘争ので暴力を振るう快感を覚え、そちらへ傾倒することで)
(日頃理性で押さえつけている諸々を解放している面もあり)

俺にできることなら、微力ながら協力させてもらいますよ
もっとも、その口ぶりだと、もう既に大きなところの協力を取りつけているみたいですが…?
(指を3本立てて「3つ、お願いします」と示しながら)
(言葉尻をとらえて協力者を聞き出そうとしてみたりするのはご愛敬と言ったところだ)

確かに今更ですけど…
(遠慮なく腹におさめた料理の代金はいくらになるだろうか)
(頭の片隅で食事前にチラリと見たメニューの金額を思い出しながら)
(一方で壱耶の言葉をどの程度の言葉の気持ちで発せられたものかを考える)
(単なる社交辞令的なものなのか、それとも「家族」として見ているのか)

不出来な「弟」ですが、よろしくおねがいします
なるべく
(思案顔を悟られないように軽い口調で応じてみるが、自分でもうまくごまかせたとは言えない)

そうですね、そのうちに
どこかいいお店を教えてもらえますか?
(サイズ云々を言外に肯定しつつ、落ち着いて対応する)
(パートナーのチャイナ姿を想像---妄想---しようとして、意識を別世界に飛ばしかけたのは秘密だ)

ーーっと、失礼…
(携帯が着信の電子音を鳴らす。パートナーからのメールだ)
(どうやら思った以上に時間が経過していたらしい)
(内容は確認せずに、壱耶に顔を向けて)
随分と長い時間お邪魔しました、そろそろ失礼します
色々と話が出来てよかったです、ありがとうございました

【置きレスにお借りしました】
465龍岬 壱耶 ◆4waHkiVfl2 :2011/08/26(金) 09:38:35.52 ID:JKOicHaE
【迫水 直 ◆mkbuDdznjc 氏への置きです】

>>464
そうか…ま、それ以上は聞かないさ。発散出来ているならそれでいいさ。
色々と腹に抱え込みすぎると風船みたく「破裂」しちまうからな。
……でも程々にしておけよ?
(冗談交じりに軽く笑う)

それは想像に任せるさ…想像するだけなら別に何の問題もないしな。
だがその想像は…当らずも遠からず、とだけ言っておくさ、今はまだな。
だが…そのうちキミ達にも話す事になるだろう…おそらくな。

(席を立つと迫水氏に近づき…彼の首に腕を廻してグイと寄せ)
ホントにそうだぜ…いいか、異能を持っていようがなんだろうが、俺からみたら
お前達はまだ「学生」なんだからな…その事を忘れるなよ。
それに…今のうちだけだからな。「学生生活」を謳歌できるのはよ?

ああ、こちらこそよろしくな――直。
俺の事は「壱兄ィ」と呼んでも構わないからな?
(ケラケラと笑いながら迫水氏の顔を見やる)
それならこの店を出てすぐ近くに専門の「仕立て屋」があるから帰りに寄ってみるといい。
俺からも連絡は入れておこう。
(迫水がメールを確認している様子を伺い見ている)
(そういえば、彼とこの店で話出して大分時間も立っている…か。)
俺の方も今宵はキミと話せて楽しかったよ。
折角だから…店の出口まで見送らせてもらえるかな?
(そう話しているとウェイターが先程の土産品を持って入ってくる)
(それを壱耶が受け取ると迫水氏に目で合図を送って)
さて、それじゃ…あまり遅くなると彼女も心配するだろうし…そろそろ出ようか?
土産の方も用意出来たからな??
(そう言いながら包まれた土産を見せながら迫水氏と一緒に店内の出口まで歩いていく)

【置きレスにお借りしました】
466迫水 直 ◆mkbuDdznjc :2011/08/26(金) 21:27:22.38 ID:F2gACj3w
>>465
卒業してしまうと、そんなに変わりますか?
(首元を軽く拘束されたまま尋ねてみる)
(いまだ「学生」の身分としては実感できないが、壱耶には何か思うところがあるらしい)
それと、名前で呼び会うのはもう少しお互いのことを知ってからにしましょう
俺もまだ見せてない部分がありますし、見せてもらっていないところもありますから
(胃袋を懐柔され、壱耶個人は信用できそうだと判断してはいるものの、「兄弟」となるのは一足飛びにすぎる)
(それとは別に、自分を呼び捨てにできるのは津綺子だけが持つ特権にしておきたかった、なんて理由もあるが)

何から何までありがとうございます
じゃあ、帰りにでもチラっと見ていきます
(まさか仕立て屋を紹介されるとは思ってもいなかったが)
(まぁ、予算の関係もあるし様子をみるだけでもいいか…などと、もはやチャイナ服購入は決定事項となりつつあり)

お見送りまでしていただいてありがとうございました、では失礼します
ご馳走さまでした
(店の入口で土産の袋を受け取り、姿勢を正して礼を述べる)
(外はすっかりと暗くなり、夕方とはまた違う風景を作っている)
(異国情緒漂うその町並みへ足を踏み出したところで振り返ると)

そうだ、俺の連絡先、あとで送っておきます
何かあったら連絡ください
(手の中の携帯を掲げて見せると、改めて家路へと)
(「夜」でもなく「裏」でもない、暗い「闇」の縁。それに立ち向かうためのパートナーの元へと…)

【置きレスにお借りしました】
【このレスでこちらは〆になります】
467龍岬 壱耶 ◆4waHkiVfl2 :2011/08/26(金) 21:57:13.84 ID:iW+s3cKN
【迫水 直 ◆mkbuDdznjc 氏への置きです】

>>466
ああ、大分変わるな…中でも「責任」という部分で…な。
それこそ学生のは親なり学校なりがそれなりに肩代わりしてくれてるが…
卒業して社会人になったら全部「自分」に来るからな…慣れるまでは大変だぜ。…ま、誰もが避け通れない道ではあるんだがな。
(それは―表でこそ「大学生」ではあるが、一度(ひとたび)裏の顔になれば一組織の幹部(扱い)でもある壱耶にとっての経験談でもあり)
なかなか手厳しい「弟」だな…これは一本とられたぜ…。
(組んでいた腕を外して頭を軽く掻いてその場の雰囲気をごまかそうと試みる)
ま、何はともあれ…これからヨロシクな。

気にするな…今夜楽しませてもらった細やかな「お礼」だと思ってくれれば…それでいいさ。
それでもし予算の事とかで悩んだら俺に連絡してくれれば――よけいなお世話だったかな。
(はははと軽く笑いながら見送って)
それじゃ…また会えるのを楽しみにしてるよ。

ああ、わかった。そっちも何かあれば遠慮なく連絡してしてくれ。
さっきも言ったが…俺達に出来る事なら…喜んで協力させてもらうからな。
(そうして彼、迫水 直の後ろ姿を見送る…その姿が人込みの中に消え去っていくまで……)

さて…と、「店長」に挨拶とお礼を言っておかなきゃな。
(そうして――壱耶もまた、店内へ「後片付け」の為店内に戻っていくのであった――)
468龍岬 壱耶 ◆4waHkiVfl2 :2011/08/26(金) 21:58:03.17 ID:iW+s3cKN
【こちらはこれで〆になります。長い間お付き合いありがとうございました】
【機会があればまたよろしくお願いいたします…それでは再見!】
469杜 凛子 ◆PVxfIC45I. :2011/08/27(土) 13:17:39.32 ID:4vKvgPPq
【三度目の正直になるかにゃぁ?】
【待機〜、プロフは>>153をみてね〜】
470水鏡恭弥 ◆kyo/P7P7mo :2011/08/27(土) 14:29:43.49 ID:6IbkCsH5
>>469 杜さん
【はじめまして、水鏡恭弥と申します。プロフは>>156です。
 全くのノープランですがロールのお相手に立候補です。
 初対面ですし、まずは軽く共闘なんかがいいかな、なんて思いました。
 そちらでして見たいことがあれば遠慮なくどうぞ、まずは打ち合わせからいたしましょう。】
471杜 凛子 ◆PVxfIC45I. :2011/08/27(土) 14:41:13.64 ID:4vKvgPPq
>>470
【ちゃお〜、はじめましてだね、ちょっと反応遅れてごめんね】
【共闘OKだよ、してみたいこと、んー、まずロールしたいなぁ、だからコレと言っては特に】
【フツーに戦ってお話しできればいいかなぁ】

【あ、今日のリミットは5時くらいなんだ】
472水鏡恭弥 ◆kyo/P7P7mo :2011/08/27(土) 14:46:37.86 ID:6IbkCsH5
>>471 杜さん
【フツーに戦ってもまあ、不知火的にはアレなんだけど、それはロールでのお楽しみということで。
 実体のない怨霊系よりは獣人とかそのへんの肉体のあるタイプの方がこちら的には得意だけど、
 さまえる霊でも(不知火の時は)闘えないことはないから、どちらでもお好きなほうでOK。
 あと、杜さんから裸眼で不知火をみたら、この世に未練を残した魂が紋様一つ一つに染み付いてるのが見えるかも。
 リミットも了解です。お互い自己紹介みたいな感じでロールできればと思っています】
473杜 凛子 ◆PVxfIC45I. :2011/08/27(土) 14:57:22.25 ID:4vKvgPPq
>>472
【いま思いついたネタは、不法廃棄されたお化け屋敷の大道具に邪霊みたいのが乗り移って悪さしてる】
【なんてのだけど、憑依してる道具を壊しちゃえば悪さできないくらいのちゃちい奴】
【戦闘中は必要がないとメガネはずさないだろうし、不知火ちゃんのタイムオーバー前に外す余裕があればだね】
【こんなネタでいいかなぁ? よければアタシから書いた方がいいのかな?】
474水鏡恭弥 ◆kyo/P7P7mo :2011/08/27(土) 15:00:26.66 ID:6IbkCsH5
>>473 杜さん
【面白そうですね、途中遊んじゃうかもしれませんが、最終的にはぶん殴ってしまいそうですが、そのネタに乗らせてもらいます。
 眼鏡を外す・外さないはお任せしますね、それでは書き出しをよろしくお願いします。
 お待ちしていますので、ごゆっくりどうぞ、です。】
475杜 凛子 ◆PVxfIC45I. :2011/08/27(土) 15:02:29.13 ID:4vKvgPPq
>>474
【はーい、じゃ、ちょっと待っててね】
476杜 凛子 ◆PVxfIC45I. :2011/08/27(土) 15:17:08.97 ID:4vKvgPPq
(夏、夏と言えば、お化け屋敷や肝試しの季節)
(本物がいるこの街でも、他と同じく種も仕掛けもあるこの手のイベントが行われている)
(地元自治体が主催するようなのは7月からお盆のころに行われることが多いけど)
(子供達が好き勝手にやるときは時期を選ばず、まだ暑いから夏休みが終わりそうだから)
(なんて理由の思いつきでその日の夜に決行、なんてことも多い)
(凛子も小学生の頃は面白くてよく参加してたし、それで帰りが遅くなって怒られたことも多々あって)

んー、この辺だよなぁ?
あんまりヘンな気配は感じないし、ガキたちの勘違い、アタシの思い過ごしかなぁ?

(近所の子供達が裏山近くのススキ野原で肝試しをして、本物が出たと大騒ぎをしたのが数時間前)
(気になって家を抜け出してきたものの、メガネを外してもそれらしきものは見えなかった)
(虫除けスプレーはしてきたものの、パチモンなでしこジャパンユニフォームからでる手足は虫に刺され)
(かゆいからもう帰ろうかなぁ、と思いつつもなんとか気を入れ直して)

ま、視界も悪いしなぁ、ちょっち見てきてね〜。

(手元のスケッチブックを開き、家を出る前に描いてきたポップ調のコウモリの絵に手を当てる)
(すると絵と同じデザインのコウモリが何体も出てきてススキ野原の上空を舞い始める)

【お化けは次のレスで出すからねー】
477水鏡恭弥 ◆kyo/P7P7mo :2011/08/27(土) 15:25:56.44 ID:6IbkCsH5
>>476
(夏休みももうすぐ終わりでも、やることは相変わらず。
 部活がない分、バイトをして、自主トレをして、夜は夜とていつもように、特にあてもなく街をふらふらと彷徨って――
 特に何を感じた訳でもないが、今日は街外れの裏山のほうを歩いてみる。
 さすがに夜ともなれば、昼間の熱気も抜けて、このあたりには熱を溜め込むコンクリートの建物のもないから、
 Tシャツにジャージのハーフパンツ、いつものスポーツバッグをからげた姿には風が気持ちいい。
 ふと、芒野原の上にコウモリが舞っているのを目に留めて)
もう秋も近いのかな…って?

(コウモリに見えたがどうもおかしい。よくよく目を凝らしてみれば、縫いぐるみか何かのように、
 まるで落書きでもしたような可愛らしくデフォルメされたものが)
飛んでるよ…何だ?
(また異能か怪現象か…ある意味慣れっこになってはいたが、興味がつきることもなく、
 ひらひらと舞うコウモリに注意を引かれ、次は何が起こるかとあたりの気配をさぐりつつ、自分も野原に分け入ってみる)

【では改めて、よろしくお願いいたします】
478杜 凛子 ◆PVxfIC45I. :2011/08/27(土) 15:43:34.00 ID:4vKvgPPq
>>477

いなきゃいないでいいんだけど、そろそろ引き上げるかなぁ。

(凛子の呼び出す乙護法と凛子は感覚を共有していない)
(だから乙護法が何か見つけても、戻ってきて凛子に伝えないとわからなかったりする)
(そろそろ忍耐も切れかけた頃、コウモリが一匹戻ってきて)

お、戻ってきた、何か見つけたかな?
って、ひとぉ!?
やだなぁ、痴漢か変質者かなぁ?

(真夜中にこんなとこへ来るのは、余程の理由があっても変な奴だ、もちろん凛子も含めて)
(危ない人にからまれるくらいならここで帰っちゃうかな、とか思っていたら後ろの方からガサゴソと音がして)
(振り返ると、残りのコウモリと一緒に現れたのは……)

「う〜ら〜め〜し〜やぁ〜」

(ひゅ〜るるるぅ〜どろんどろん〜ひゅるる〜、なんて効果音を背負いながら出てきたのは)
(落ち武者の怨霊、ちょうちんお化け、額に三角の布を巻いた幽霊、青白い火の玉、などなど)
(定番のお化けや幽霊の類が一セット、遊園地のお化け屋敷が十分にできるくらいの数だ)
(暗いのを考慮に入れても本物に見える、作り物の人形の見間違いには思えないリアル感)

あ、これかあぁ、これは気の弱い子がちびっちゃってもしかたないなぁ〜。

(本物に間違いはない、けど、どーしよ、人がこっちに近寄ってくる)
(コウモリは探索用で戦うには向いてない、お化けを迎え撃つには他のを出す必要があるけど)
(それを見られたら何て思われるか……)

んー、しゃーない、じゃ、これでっ

(凛子が選んだのは、唐傘小僧、ぬっぺらぼう、ろくろ首、などなど)
(お化けにはお化けを、ちょっとデザインがファンシーだけど、同士討ちに見せられれば凛子は怪しまれないだろう、と)

【こちらこそよろしく〜!】
【乙護法を呼び出すとこ、目撃するかどうかはご自由にね〜】
479水鏡恭弥 ◆kyo/P7P7mo :2011/08/27(土) 15:53:43.38 ID:6IbkCsH5
>>478
(誰か、もしくは何かいる、不確かな気配を感じて、そちらのほうに歩いていく。
 一応の用心であまりがざがさと茂みはかき分けないよう努力するものの、完全に気配を断つのは不可能で、
 ひらひらとデフォルメコウモリが一匹、どこか目指していく方向が気配と一致するのを確かめると、
 より慎重に近づいて――目撃したのは、どこぞのお化け屋敷から出てきたのか、
 ありがちでありすぎな定番の幽霊達で…そして、薄暗い中に人影も見つける。
 さて、どうしようと咄嗟には判断がつかずただ見守っていると――)

墓場じゃないけど、お化けの運動会ってところかな。
(正直どっちが妖しいのか、判断に困る。
 人影が手元で何かした、と思ったらもうワンセット、新しいお化けが出てきたわけで、こりゃだめだ、と判断停止。
 そういうときは真正面からぶつかっちゃえ、と姿を現すことにして、その人影に声を掛ける)

信用してもらえないかもだけど、怪しい者じゃないよ。
ていうか、君何してるところ?どうやら片方には害意がありそうだから、
何も出来ないなら逃げたほうがいい。
僕ならまあ、なんとかするから。
(まだ銃は出さない、というより銃で追い払える相手かどうか、ま、後で試してみることにする。
 部活はしていないけれど、学園のエンブレムの入ったTシャツを着て、どうやら女の子らしい…と、
 ユニフォーム姿の人影に距離を置いて近づきながら、落ち着いた声を出す。
 ま、おかしな現象は慣れっこだし、とこんなときに落ち着いてるのはどうか、と自分でも思いながら、
 妖怪大戦争になりかけた異常な状況にも動じることなく、とりあえずはそんな声を掛けてみる)

【夕暮れ時かほとんど夜で、暗くて何をしてるかまではよく見えなかったことにしておきますね】
480杜 凛子 ◆PVxfIC45I. :2011/08/27(土) 16:16:26.00 ID:4vKvgPPq
>>479

「がぉぉっ!」
「ぐぎゃっ!」
「けぇぇっ!」

(本物?のお化け達と、凛子の乙護法の妖怪的大乱闘が始まる)
(単純に蹴る殴る引っ掻くから、噛みつく、絡みつく、締め上げる、斬りつける、叩き付ける、などなど)
(多種多様、凛子に分かるのも押してるか押されてるかくらいで、一歩下がって見てるしかない)
(いざとなったら逃げるか追加を投入するか、それくらいは考えながら見張っていたところ――話しかけられた)

(きた、変質者が来た! どーしよ、話しかけてきた!)

(新たな第三者をはっきり確かめている余裕はないから、失礼だけど凛子的には変質者扱いだった)
(怪しい者じゃない、なんてお約束過ぎて、もうちょっと余裕があったら突っ込みたいくらいだ)
(しかも、なんとかするとか言ってるし)

って、なんとかするつもりなの!?
いくら腕に自信があったって、しょーきのサタじゃないよ、アレは。

(チンピラ同士の大喧嘩に割ってはいるようなものだ)
(本当によほどの実力者なのか、それともちょっと勘違いな人なのか)
(後者なら、目の前で巻き添え喰らって大怪我でもしたらと思うと気が気でない)

そんなこと言ってないでさー、一緒に逃げよーよ。

(お化けを取り逃がしても、この変人(仮)を引きはがす方が優先だと判断して、凛子は彼に近づく)
481水鏡恭弥@不知火 ◆kyo/P7P7mo :2011/08/27(土) 16:30:10.59 ID:6IbkCsH5
>>480
(ひどい有様だな…と冷静に取っ組み合いのほうを見やる。
 正直どちらが元からいたほうで、どちらが新しく出てきたほうなのか、まったく見分けはつかない。
 それに“今”の自分では、怪しいほうの気配を嗅ぎ取り分けるのも無理な話で――
 そしてまるっきり信用してももらえなかったらしい。
 高校生か中学生ぐらいの女の子だが、こういった現場は初めてではないらしく、パニックにもなっていないし、口調も冷静なようだ。
 そこまで見定めると――)

ちょっと下がって、間違えて君を撃ちたくないから。
(Tシャツの腰の後ろ、バックサイドホルスターからハンドガン・cz75を抜き出す)
とりえずはまあ、こんな感じで。
(確か最初からいたよな?とおぼろげな記憶を辿りながら、ざんばら髪の落ち武者に向けて発砲する。
 体はぐらついたが、大したダメージはないようだ、それも冷静に見定めてから)
正気の沙汰じゃないけど、ま、こっちも正気かどうか、僕にも「変わって」しまうとよくわからなかったり。
できればこっちにけしかけるのはカンベンしてほしいな。
大口叩いた以上、ま、なんとかしてみるよ。下がって。
(そういうと、いつもの「変わる」仕草をして――)

夜は墓場で運動会、ってか。
そこのチビ、あぶねーからお家に帰っておしっこして寝てていいぞ。
あとオレ様が何とかしてやっから。
(スポーツバッグをかなぐり捨て、大乱闘にむしろ嬉々とした表情でこきり、こきりと指を握って間接を鳴らす。
 その顔にもむき出しの腕にも脚にも、Tシャツを透かして全身がぼんやりと、
 揺らめく炎のような、人魂のような紋様が浮かび上がり、ゆらゆらと肌の上で踊っている。
 見た目までちょー怪しくなった上に言動もアレなまま、乱闘の中につっこんでいって――)

おら、オレ様もまぜろって。イイコトしよーぜ?
(突っ込んでいって、暴れまくる。少女が実体化したと思しきお化けも、はじめからいた妖怪(?)も関係なし、
 当たるを幸い派手な回し蹴りの連撃、アクロバティックにバック転しながらの蹴り、
 そしてバックハンドブローと、やりたい放題でぶちのめしていく。)
で、おチビちゃんとこの妖怪大戦争の関係は?
返答次第によっちゃタダじゃすまさねーぞ?
(そんな乱闘もしながら問いかける。くるっと体を半身に塗り壁のぶちかましを避けると、背中を蹴っ飛ばして転がして、
 体のど真ん中を思い切り踏みにじり、少女にニヤリ、と笑いかける)
482水鏡恭弥 ◆kyo/P7P7mo :2011/08/27(土) 16:33:01.10 ID:6IbkCsH5
【と、楽しんでたらもうすぐリミット、そちらのレスで凍結になりますでしょうか。
 いつごろが都合がいいかわかれば今、分からなければ後ほど避難所にて連絡していただければ幸いです】
483杜 凛子 ◆PVxfIC45I. :2011/08/27(土) 17:03:59.36 ID:4vKvgPPq
>>481
ん……エアガン?

(若い男が取り出した拳銃らしきもの、暗いし、見えたって種類とか本物なのかとか分からないけど)
(あれが玩具で、それでどうにかしようとか考えてるなら、本当に危ない人だ)
(玩具でも撃たれたら痛そうだなぁ、とか思ってたら――大きな音が鳴って、落ち武者の体が半分壊れた)

きゃっ……って、ほんもの!?

(ヤクザ、ヤクザ者!? それはそれでヤッカイだなぁ)
(あんまり効いてないから本職には思えないし、銀の弾丸とかもってないのかなぁ?)

(あいかわらず失礼なことを考えつつ、はっきり言って対応に困って、ピンチにならなければほっておこっか)
(と行動指針を決めたところ――ぶわっ、と首の後ろが総毛立った)
(自然と、妖しい姿に変わる男を見る目が険しくなり、元々悪い目付きがさらに睨みつけるようになって)

どーみても、こっちの方がアブナイよーに見えるんだけど、メガネが曇ってるんのかなぁ。
メガネ、拭いたほーがいいのかもしんないけど、いまはあんまし外したくないかも。

(見たらちょっと後悔しそう)

(裸眼で視てみたい気持ちは正直あるけど、見なかった方がよさそうな感じもすごく強くて)
(それに乱闘だと物理的に何か飛んできたら、凛子の裸眼視力ではちゃんと見えなくて危険だ)

それにしても、拳銃より素手の方がつよいんだ、カンフー映画みたい。
って、あー、あいつ、アタシの乙護法も一緒にぶっ壊した!

(見た目で区別なんか難しいから仕方ないし、やられても凜子自身がダメージを受けることもないが)
(だからと言って、気分がいいわけでもなく、こうなったらと、凛子は乙護法をまとめて全部解除した)
(ぱっとお化け達の半分が煙のように消えて、乱闘の最初に比べれば数は四分の一)

いま消したのはアタシの乙護法よ。
乙護法がなんなのか説明すると長いけど、とりあえず守護霊みたいなもの。
残りは、つくもがみか何かかな?
その辺にころがってるの、作り物の残骸みたいだし。

(乙護法をひっこめて気が付いたが、乱闘の場にはお化けの部品と思われる木片や布きれが散乱していた)

【いまはここまで、夜は来られるか分からないから、確実なのは明日の昼間になっちゃうけど、大丈夫?】
484水鏡恭弥 ◆kyo/P7P7mo :2011/08/27(土) 17:06:50.31 ID:6IbkCsH5
>>483
【明日の昼間、OKです。午前は10時過ぎくらいからなら。午後はひょっとしたら予定が入るかもですが、
 今のところ大丈夫なはずですので。そちらの都合のつく時間に再開しましょう。】
485杜 凛子 ◆PVxfIC45I. :2011/08/27(土) 17:07:04.54 ID:4vKvgPPq
【んー、レスがながったらしい、つーか、遅いなぁ】
【返事を待ってられなさそうだから、ごめんね、先に落ちちゃいます】
【避難所の方に返事して貰えたらうれしいな】
【今日は声かけてくれてありがとー!】
486杜 凛子 ◆PVxfIC45I. :2011/08/27(土) 17:09:33.40 ID:4vKvgPPq
>>484
【でもどり、午前はでかけてるので厳しいかも】
【午後、ダメだったら連絡ください、じゃーねっ】
487水鏡恭弥 ◆kyo/P7P7mo :2011/08/27(土) 17:10:31.50 ID:6IbkCsH5
>>485
【では>>484を参照してもらうことにして、予定変更や都合なりなんなりは避難所のほうに伝言をお願いします。
 好き勝手やらせてもらって楽しませてもらってますので、レスのスピードに関してはお気になさらずに。
 明日の午後を予定しておきます、今日はお相手ありがとうございました】

【これにてスレッドをお返しします】
488龍岬 壱耶 ◆4waHkiVfl2 :2011/08/27(土) 21:26:22.62 ID:DnCCeNoh
【折角の土曜日の夜という事で暫く待機します】
【プロフは>>3を参照して頂ければ。】
489紅裂拓兎 ◆QiSi/P5T2Q :2011/08/27(土) 21:40:09.67 ID:mWsF+QVu
【降臨!】
【というわけで手合せ願いたし】
【プロフは>>321に】
【ネタは以前話した中華街ぶっちぎり爆裂乱闘編〜食べ物は大切に〜な感じか】
490龍岬 壱耶 ◆4waHkiVfl2 :2011/08/27(土) 21:51:31.76 ID:DnCCeNoh
【紅い人キターッ!!】
【こちらこそよろしくお手柔らかにお願いしまする】

【じゃあそれで逝きますか…パターンとしては】
A,お昼時に食べに来た店内の乱闘に巻き込まれる(←ヤクザ風)
B,お昼時に食べに来た店先で銃撃戦に巻き込まれる(←ロシアンなマフィア風)
という怪電波を受けマシタ…

【紅裂氏の方で何か別案もしくは補足などありましたら遠慮なくどうぞ。】
491紅裂拓兎 ◆QiSi/P5T2Q :2011/08/27(土) 21:56:42.68 ID:mWsF+QVu
【大差はないんだけどAの方でお願いされたい】
【昼は暑くて死んでるので夜の方がいいかと思っております】
【補足としては、中華街に来た時に乱暴な調査をして黒社会の人を死なない程度に】
【ノシている。なので外見の情報などは龍岬氏に伝聞で伝わっている。そんな感じで】
492龍岬 壱耶 ◆4waHkiVfl2 :2011/08/27(土) 22:03:00.14 ID:DnCCeNoh
【じゃあ お約束的な展開が期待されるAで逝きましょう】
【という事は…晩飯でやってきたというカンジですかね?】
【そのノシた黒社会的な人が白龍の敵対組織の人物かそうじゃないかで対応が変わってくるので】
【ぶっちゃけた話どっち「丁重」に扱った事にします?】
493紅裂拓兎 ◆QiSi/P5T2Q :2011/08/27(土) 22:07:28.64 ID:mWsF+QVu
【ここは贅沢に全方面ノシたとかどうだろうか?】
【怪しいのは区別せず幅広く「調査した」ので多分含まれていると思うので】
【対応に関してはもうハードにやってくれても、ええ、俺は気にしないので】
【飯屋に入る直前までの場面を書き出してみたいと思うけどどうだろう】
【どんな店なのかはそちらの都合のいいようにしてください】
494龍岬 壱耶 ◆4waHkiVfl2 :2011/08/27(土) 22:14:46.51 ID:DnCCeNoh
【いわゆる無差別というやつですね、了解です】
【じゃあ 割とよくある見かけ普通だけど味で勝負出来ている中華飯店的な店で】
【あ、店は人の良さそうな主と可愛い看板娘のSETにします?(←】

【それじゃあ書き出しの方はよろしくお願いしますね。】
495紅裂拓兎 ◆QiSi/P5T2Q :2011/08/27(土) 22:24:20.92 ID:mWsF+QVu
(――中華街。馴染みも縁もない街に来ていた。この街はまるでつい最近出来上がったか)
(のような新しさと、ずっと前からそこにあったかのような古めかしさの両方の顔を持っていた)
(そんな中華街だが『この街の存在を今まで知らなかった』のが彼の疑問なのだ)

あー、くそが。腹ぁ減った。
(調査を開始して二時間は経過したか。怪しい者を片っ端から叩きのめして、呼び寄せられた増援を)
(更に返り討ちにして、しかし殺すことなく生かして帰した。街のチンピラでも叩いて潰していれば「上」が出てくる)
(はずだと考えた。しかし、叩いても潰しても、出てくるのはチャイニーズマフィアばかり)
(これでは『闇に通じてそうな人間と話をする』という計算は瓦解してしまう)
(必要なのは「黒社会」ではなくもっと深い「闇世界の住人」なのだ)

…良さげな店だが、どの系統の料理かな。
(ふらふら歩いていると、とある飯店が目に入った。中国料理は主に四川、北京、広東、上海などと)
(言われている。言われているものの、詳しい区別は知らない。ただ、パッと見てピンときた店に入っただけだ)
ほふぅ。
(可愛い看板娘の案内に従って席につく。見かけは地味な店だが、店内に漂う匂いは食欲を増進させた)
(これは当たりの予感。などと考えつつ、紅い髪の男がメニューを開く)

【では、遠慮なくその店に入ったことにします】
【それではよろしくお願いしまーす】
496 ◆4waHkiVfl2 :2011/08/27(土) 22:38:43.97 ID:DnCCeNoh
「父さーん、お客さんよー」
(どうやら看板娘はこの店の実の娘らしく、入ってきた青年を席に案内する)
(案内された席は入口近くにある、中華街の雰囲気が満喫できそうな窓際の席)
「ウチの父さんが創る料理は本当においしいんだから!遠慮なくたくさん食べていってね!」
(メニューと水を持ってきた娘は青年にそう言うと厨房のカウンターへと向かう)

(テーブルにはおしぼりとコップに注がれた水とメニューが置かれていた)
(メニューの内容といえば――いわゆる中華創作料理らしい)
(店内は質素な造りだ…青年の腹を満たすには程良い匂いで満たされているようだ)

【それじゃ序盤はこんな感じですが…改めて宜しくお願いします】
【何かありましたらまた言ってくださいな】
497紅裂拓兎 ◆QiSi/P5T2Q :2011/08/27(土) 22:50:30.81 ID:mWsF+QVu
(ウェイターの娘に礼を述べメニューを熟読する)
(ここは奇を衒わず王道で行こう。八宝菜、蒸しガニ、小籠包、ワンタン……)
(それらは上海料理と呼ばれる系統の料理であり、しかし彼はそのことを知らない)

すみません。
(注文を終えて、窓の外の景色に意識を向ける)
(人、人。この街に住む人が歩いている。この店の匂いと、この光景を見ていると)
(一風見慣れなくても、この街にはこの街の生活があり、それを侵す理由などないはずだと……)
ちっ、なんだかな。夏も終わるってのにさ。
(水を飲んで喉を潤す。異形と怪異の街に住んでいるからか、『何もない光景が異常』などと捉えてしまう)
(この街を『知らなかった』のだって紅裂拓兎が単にボケていて可能性も否定できないのだ)
(しかし、可能性の話だけをするなら、この街が『悪魔が五分前に作り上げて人間の記憶に植え付けた』)
(可能性だってある。そんなバカげたことをしでかしそうな相手と普段から戦っていると、疑い深くなる)


【ではもうどんどん乱闘までやってしまいましょう】
【一気に龍岬氏が登場してくれても構いません】
498 ◆4waHkiVfl2 :2011/08/27(土) 23:10:46.73 ID:DnCCeNoh
「はーい、もう決まりましたか?」
(満面の笑みを浮かべながら青年の注文を次々と伝票に書き込んでいく」
「それではご注文を繰り返しますね――では少々待って下さいね」
(注文を確認するとすぐにカウンターへと向かいオーダーをかける)

(厨房から聞こえてくる中華鍋を激しく振う音)
(香ばしく漂ってくる油の匂い)
(そのどれもが青年の食欲を増進させるには十分な程で)
(そうして暫く待つ事十数分…厨房から注文した料理が運ばれてくる)

「お待たせしましたー、――どうぞゆっくり食べて下さいね」
(テーブルに並べられた八宝菜、蒸しガニ、小龍包、ワンタン…そのどれもが青年の鼻をくすぐる)
(と…その時店内へと荒々しく入ってくる4人の男達)

「あ…あの…きゃぁ!」
(娘が案内しようとするワザとぶつかり、さも何事もなかったように手近な席に座ると)
(一人の男がタバコに火をつけ…堂々と喫煙しはじめ)
(他の三人はニヤニヤとイヤらしい笑みを浮かべ――その笑みは青年を不快にさせる程には十分ではあるが―)

【じゃあさっそくチンピラーズを出してみたので…煮るなり焼くなりお好きに】
【MOBとして適当にあしらってもらっても一向に構いません!】
499紅裂拓兎 ◆QiSi/P5T2Q :2011/08/27(土) 23:24:27.48 ID:mWsF+QVu
(これからどうするか決めるには十分な時間が流れた)
(注文した料理が届く頃になると、態度の悪い客が四人入ってきた)
(非常識な態度と行いを強さの証明だと勘違いしている輩だった)
……。
(料理に伸ばしかけた箸が止まる。これでは折角の料理も楽しめない)
(かと言っていきなりバイオレンスなことをして何も食えない状態になるのも…)
(なんて悩んだのは一瞬だけだった)
(手元を見ると空になったガラスのコップ。それを何気なく足元に転がす)
(それは、まるで意志があるかのように煙草を吸っている男の足元に転がって…パンと弾けた)

抉れ。
(小さく呟く。その声と共に弾けた硝子の破片が男の足に深く食い込む)
(ブチブチとアキレス腱を抉ってゆく。突然の怪奇現象に男は煙草を落として転がる)
(転がった背中にもガラスの破片があり得ない鋭さで食い込んでゆく)
(そしてとうとうあり得ないことにガラスの破片が男の右目を抉って水晶体を損傷させる)
(突然の事態に男たちも看板娘も、何もできない。布地を破って食い込むガラスの破片で男が)
(血にまみれるのにそこまで時間は必要ではなかった。その間にはふはふと料理を片手間に掻きこんでゆく)

500 ◆4waHkiVfl2 :2011/08/27(土) 23:44:50.57 ID:DnCCeNoh
「!!!!!!!!」
(タバコを堪能していた男は声を上げる間もなく床に転がり、のた打ち回ながら足首を抑え)
(ようやく声にならない叫び声をあげた途端右目も負傷し――何が起きたかもわからないまま)
『アニキッッ!大丈夫ですか!?』
『おいッ!医者を呼べッ大至急!!いやッ…救急車だ!!』
(娘は何が起こったのかわからないままその場にうずくまり震えており)
(一人の男が周りを見ると――何事もなかったかのように食事を堪能している青年を見つけると)
(ズカズカと青年の傍に立ちながら机に蹴りを入れると――何品かが床に零れ――)

『お前…何余裕ブっこいてんだよ?ああ??アニキがエライ目になってるのに飯なんかくってんじゃねえよ!』
(もはや完全な言いがかりである)
(そう言いながら男はテーブルを蹴り返そうと――)

(店の親父は店内のゴタゴタに気づいたのか、厨房から慌てながら携帯で連絡をとっている様子が青年からは見えて)
(早口ではあるが…どうやら「日本語」ではないようだ)
501紅裂拓兎 ◆QiSi/P5T2Q :2011/08/27(土) 23:59:59.61 ID:mWsF+QVu
あ。
(店内は混乱していた。それに我関せずと――実は元凶なのだが――無心に食事を)
(続けていると罰当たりにも料理の乗った机にチンピラが蹴りを入れた)
(それだけなら未だしも、まだ手を付けていない皿が床に零れ落ちた)
(――あの時点では、まだこの男に暴れる意志はなかった)
(しかし、食事を邪魔された時点で、もう収まりがつかなくなった)
(彼のとった行動は単純。男の腕を取り、捻り、床に投げ飛ばした)
(合気道の小手返し。運の悪いことに投げ飛ばされた場所にもガラス片が落ちていた)
(更に運の悪いことに、それが首の後ろに突き刺さった)

俺の食事を邪魔した奴ぁ死ね。
(静かな殺意を孕んだ声で宣言し、机の間を滑るように移動する)
(掴んで、投げて、転がして。転がったそこに『運悪くガラス片が転がっていて』それが突き刺さる)
(最後の一人も同じ要領で血塗れにした。ああ、食事が台無しだと悲しげに転がった皿を見つめる)

すみません、お勘定。
(名残惜しげにそれを見つめて、しかし断ち切るように告げる)
(この街とは相性が悪いのかも知れないなんて、根拠もなくそう思った)
502 ◆4waHkiVfl2 :2011/08/28(日) 00:25:44.67 ID:qIWAemuP
『ぐぎゃ!』
(間の抜けた男の声――それが彼の最後に発した声だった)
『え?』
『何が!?』
(青年が起こした行動に反応する間もなく――いや、何が起こったのか気づく間もなく)
(男達は全員ピクリとも動かなくなった…そう、全員「運悪く」だ)
(そうして店内は――水を打ったような静寂が訪れた)
(その静寂を破ったのもまた青年の声なのだが――)

「ぁ…あの、……」
(娘は何か言いたい様子を見せるが――今起きた「現実」を直視できていないようで)
「お勘定ですか……いま…ちょっと…まって頂けませんか?」
(店の親父はなんとか青年を引き留めようとするのが目に見えている)

(するとそこへ一人の青年――黒い長髪の背中で纏めた、鼻頭に傷のある精悍な男――が店内へと入ってくる)
「ああ、待っていたよ、壱耶さん!ちょっと面倒事が起こっちまったんだよ!!」
(壱耶と呼ばれた男は店内の様子(惨状)を目の当たりにして溜息をつくと)
一体何があったんだ?まるで台風でも襲ったような酷い有様なんだが…??
……取り敢えず。親父さんはココに連絡して事後処理をしてもらって。
後の事は「白龍」に任せれば『黄』のヤツがなんとかするだろう。
(親父と娘さんを交互に見やってから青年の方に気づいて)
ところで…アンタは…お客さんかい?

【ちょっと強引なカンジですがココで登場してみました】
【もし、「店内を出る」という選択をされる場合は最後の二行は脳内削除してください】
503紅裂拓兎 ◆QiSi/P5T2Q :2011/08/28(日) 00:37:42.65 ID:atIFd5Cy
警察は困るんだがな。
(引き留めようとしているのはわかっているが、それに付き合うわけにもいかない)
(やはり放っておくべきだったか。後悔したが後の祭り)
(紅裂拓兎の人生は割と後悔の連続だったりする。余り反省はしないが)

(そこで一人の男が店に入ってくる)
(この街で叩きのめしてきた男たちとは根本的に異なる雰囲気を纏った男)
(居立ち振る舞いに隙がなく、背筋が伸びている)
(恐らくは、武術を長い間きっちりと学んできた人間の纏う雰囲気だ)
(そして何より、日本人だった)

おー、私日本語わからなーいとか言って帰ってもいい?
飯ぃ食いに来たんだけど、妙なことになってしまって。
ところであんた誰だ?カタギじゃないのはわかってるんだが。
俺に質疑応答の義務があるんだかないんだかそこはわからない。
(へらりと笑って、冷徹に男たちをノシていた時とは正逆の笑顔で饒舌に問いかける)
(この店の用心棒か?それともチンピラたちの元締めか?)
(笑顔の裏で幾つもの可能性を浮かべては消す)

【問題ないです】
【ところで時間平気ですか?】
504龍岬 壱耶 ◆4waHkiVfl2 :2011/08/28(日) 00:50:45.72 ID:0NaOmOrj
(店の親父は娘を奥に連れて行き…どうやら壱耶の助言に従い―連絡を取っているようだ)
(その様子を確認してから――今度は青年の話に耳を傾けている)

成程な…つまりは客として来たはいいが…気づいたら「巻き込まれていた」と…。
ま…この界隈じゃよくある話ではあるんだがな…。
(はぁ…と小さく溜息を吐いてから右の掌を額に軽く当てて下を向いてしまう)

…俺か?俺はココで偶にバイトとして働かさせてもらっているしがない大学生だが?
そうだな、本音を言えば――俺個人としては気にしないんだが……。
だが…「家族」が巻き込まれたとあっては放置するワケにもいかないんでね。
少し話を聞きたいんだが…構わないか?

【お気づかいありがとうです。時間はまだ大丈夫ですが…そちらは如何ですか?】
505紅裂拓兎 ◆QiSi/P5T2Q :2011/08/28(日) 01:04:28.02 ID:atIFd5Cy
巻き込まれていたっていうか……
ああ、そうだな。けど、なんだな。こいつらは運が悪かったんだ。
ほら、ガラスのコップが割れた上で転がったわけだし。
(最初から回想するに、巻き込まれたということ自体は本当だ)
(しかし、そこから先は自分の意志で障害を排除した)
(この場合、完全に被害者とは言えず、過剰防衛と言われても仕方ない)

お前みたいな大学生がいるか。
一子相伝の暗殺拳法継承してそうな面ぁしやがって。
(自称・しがない大学生にツッコミを入れる。大学生が暇な授業の片手間に格闘技を)
(やっているという線もあるが、その可能性は低い。その道に通じた人間は多数見てきたので)
(何となくわかるのだ。近くにある椅子を引き寄せて座り、脚を組む)

用事があるから、手短にお願いしてくれよ。
で?何が聞きたいんだ?俺の名前とか歳とか趣味とか聞きいたわけじゃないだろ。
(相手が何者であれ年上であれ、この紅い男が敬意を払うことない)
(インタビュアーに応じる大物芸能人より更に上から目線の態度だった)


【そろそろキツイので、凍結をお願いしたいです】
【解凍は月曜日の21時くらいになりそうです】
【明日は多分、置きレス程度くらいならできる余裕はあります】
506龍岬 壱耶 ◆4waHkiVfl2 :2011/08/28(日) 01:09:37.52 ID:0NaOmOrj
【じゃあここで凍結にしましょうか】
【月曜日ならこちらも大丈夫です――なら避難所に21:00頃で如何でしょうか?】
507紅裂拓兎 ◆QiSi/P5T2Q :2011/08/28(日) 01:11:39.60 ID:atIFd5Cy
【わかりました。その時間に避難所集合ということで】
【これからが本番なわけですが、楽しみにしてます】
【今夜はお相手感謝します。お疲れ様でした】
508龍岬 壱耶 ◆4waHkiVfl2 :2011/08/28(日) 01:16:09.26 ID:0NaOmOrj
【こちらこそ、これからの展開が非常に!】
【それでは今夜は遅くまでのお付き合いありがとうございました】
【ではまた月曜日に…おやすみなさい、良き夢見を…再見!】

【スレをお返しします…ありがとうございました】
509杜 凛子 ◆PVxfIC45I. :2011/08/28(日) 17:20:38.89 ID:uyd4BM/Q
>>http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/otaku/5556/1312465330/618

変な奴だけど、強いのはホントなんだろうなぁ。

(口が悪い、態度がでかい、おおっぴらにセクハラ発言する、そうゆう男子はクラスにいないってことはない)
(ケンカを生で見たり、テレビで格闘技の中継を見たりはあまりないけど)
(危なげなく余裕で戦っているように見えるのは本当に実力があるからだと凛子は思う、それよりも――)

(未来って、もっと大きくなる芽があるってコト? たしかに高校あがって大きくなったけど……)

(なんて、目の前で乱闘してるのに、思わず自分の胸を見下ろしちゃったりして)
(身長は中学に上がったくらいでぱったり止まった分、最終的にでるとこ出ればいっかと思ってる)
(無頓着に見掛けなんて気にしてなさそうな格好してても、思うところはそれなりにあるのだ)


似たようなモノだけど、式神いうと怒る人もいるからね〜。
つーか、知ってるんだ、物知りだねぇ。

(式神に比べるとマイナーだし、乙護法という言い方もマイナーで)
(退魔士とかそうゆう感じにはきっぱり見えないが、知識も実力も凛子より格上なのだろう)
(だからと言って、単純に尊敬したりはしないのは、凛子側の問題よりも相手側の問題だと凛子は思う)

シラヌイくんにミカガミくん?
アタシは凛子だよ、杜凛子、ヨロシク〜。

(たぶん年上だろうと分かってるけど、君呼びなのはあんまり目上な感じがしないから)


スゴイすご〜い、あっという間に片付けちゃった。
あとは残り一匹……って、アタシィ?
ケチッ、ちゃんと最後まで食べないのはいけないんだぞ〜。

(バカなことをいいつつパラパラとスケッチブックをめくり、とあるページで止めて手を当てる)
(ぶくぶくぶくと、泡のように凛子の足下へたくさんでてきたのは――小さな平家蟹、もどき)
(ハサミの部分は人の使うはさみで、甲羅の顔はスマイルフェイスだったりする)

よ〜しっ、いっけぇ〜っ!

(カニもどきはたくさん泡のように湧き出ては足のない幽霊の方へ向かい)
(重なり合って山のようになり、幽霊に取り憑いて、覆い尽くし、少しずつ布切れやらが地面に落ちていって)
(最後は全部ゴミクズとなって、凛子の足下まで線をつくった――その間数分)

ま、こんなもんかな、後片付けが大変だけど。

(最後の方はちゃっかり不知火の後ろに隠れた凛子がわざとらしく額の汗を拭う)

【水鏡さんへの置きレスだよ】
510踊月 あかり ◆OC3ab.WyTs :2011/08/28(日) 21:57:05.68 ID:tZuQ78ZE
【ロール再開にお借りします】
511アンジェラ ◆rdAV3DcvpI :2011/08/28(日) 22:09:51.96 ID:m44znI9u
>>463

本当に何ともない、のであれば良いです。
(己より年下の少女の、ちょっとした戸惑いを表す動作を微笑のまま見れば)
(こちらも少し気持ちは落ち着いて、身体の力を抜き楽な姿勢を取る)

けれども、異形や異能に関して何かトラブルを抱えているようであれば、教えてください。
程度は解りませんが、きっと手助けは出来ると思います。
(踊月の先程の戦闘を思い返しながら、優しく伝える)
(彼女は、彼女自身と似て非なる者と戦闘していた)
(あの汚泥達が取り込もうとするほど彼女に執着しているのであれば、)
(常日ごろから、戦いを繰り返している可能性は高いと考える)

手、ですか。
ふふっ。
あまり見られたくはなかったのですが……仕方ありません。
(己の手の事を追及されれば一瞬戸惑うも、軽く苦笑した後に承諾して)
(疲労感が溜まっている身体を無理やり動かせば、伸ばされた踊月の手に己の右手を重ねる)
しばらく時間が経てば治りますから大丈夫です。
今夜は少し、張り切りすぎたようです。
(己が弱っている事を感じさせないようにと、自然な明るい声と表情で付け加える)
(無駄に心配させてしまうのも、漬け込む隙を与えるのも良くないと思っての対応である)

【大変お待たせしました。それではよろしくお願いします】
512踊月 あかり ◆OC3ab.WyTs :2011/08/28(日) 22:22:39.83 ID:tZuQ78ZE
(あかりの手にアンジェラの手が重ねられる。その動きに若干の不自然さを感じる。
 その緩慢な動きに相応しく、その手の見た目、手触り………どれも不自然なものだった。
 それを彼女は時間がたてば治るという。)

………なんでこんなことになってるの?
暫く経てば治るっていうのは、しばらく経っても治らないことがあるってこと?

(前かがみになりながらアンジェラの手を、続いて表情を窺う。
 声音も表情も明るく見える………が、それでは困る。
 なにせ、この状態には自分が原因でなっているのだ。そして………)

アナタは私のためにこんなことになったんでしょ?

(自分の所為でこのような状態になったのにも関わらず、自分のトラブルについて
 心配するようなことを言ってくる…………これはまずい。非常に気に喰わない。
 それに、彼女の言葉や行動に何か違和感を感じる――――)

【だから待ってないって言ってるじゃない!!(うがー)
 ………と、まぁそれはそうとよろしくお願いします。】
513アンジェラ ◆rdAV3DcvpI :2011/08/28(日) 22:51:11.35 ID:m44znI9u

治らないことはありませんから、ご心配無く。
異様な光景に見えるかもしれませんが、私にとってはそれほど珍しい事ではありませんから。
(踊月はこちらを心配しているのだろうと判断)
(見下ろす形となっている彼女の顔は闇に隠れて良く見えないが、)
(どうも彼女の心中は穏やかではないらしい)

貴女の為に、というのは違います。
私の為です。私は、この力で人間を救いたいだけです。
リスクも代償も全て理解しているうえでの行動ですから、この程度の消耗は「何ともない」ですよ。
(問いかける少女を真っ直ぐに見返せば、少しだけ表情を引き締めて応える)
(月明かりに映る踊月のシルエットから、可憐ながらもどこか物悲しさを感じれば)
(もう一度優しく微笑んで、はっきりとした言葉を発する)

貴女に貴女の目的がある様に、私にも私の目的があるだけです。
今日はそれに向かう道がたまたま重なって、障害を排除できたのです。
お互い、ほぼ無傷に近いのです。素直に喜んでおくべきだと、私は考えますよ?


514踊月 あかり ◆OC3ab.WyTs :2011/08/28(日) 23:09:14.90 ID:tZuQ78ZE
――私の為じゃない、ね…………。
じゃ、尚更だわ。これが厚意で行われたならそれを受けとるのも礼儀かなってかんがえてたけれど
そんなんじゃ、受け取れない。

(やっと言葉に感じる違和感の正体がわかった。
 要するにこの目の前の女性はあかりを救ったわけではないのだ。
 ただ、人類が死に瀕していたから助けた。あかりではなく人類が――)

あんたがそうやって「人間」とやらのために身を削ってるのに
あんたのおかげで今みたいなのが自分のところに来ずに済んでるっていうのにそれを当たり前だって
ふんぞり返ってる連中がいる。それどころか事情を知りながらあんたが死にかけてるのが当たり前だって
そう思ってる連中だっているのよ?

(いくらか引き締まった表情で、一点も曇りも迷いもない声を聴けば
 身を起こし、胸の下で腕を組む。下手になんか出てやるものか、という思いと子の狩りをどうにかしよう
 という考えをもって見下ろす。)
(アンジェラはあかりを人間としか見ていない。
 いうなれば路上の石ころをどけたらあかりがけがをしなかった程度の考えであかりにを助けたことになる。)

今、あんたが言った言葉はそいつらと私を同列に扱うってこと。
私は、そんなの許さない――――だから、張り切りすぎたあんたの力を回復させるようなこと
もしくはあんたの方こそ何か困っていることがあるなら私に言いなさい。
じゃなきゃ、私の方は全然無傷じゃないわ。

(優しい微笑とは対照的に静かだが厳しい目つきをして
 この借りを早めに返すことを考えて――――)
515アンジェラ ◆rdAV3DcvpI :2011/08/28(日) 23:38:16.88 ID:m44znI9u

……なる、ほど。
そのような反応をされたのは初めてです。
(しばらく踊月の瞳をじっと見つめ、彼女の言葉にウソ偽りがない事を感じれば)
(軽く眼を閉じて、ゆっくりと思考を開始する)

(別に、人類が自分の事をどう思おうとも良いと思っている)
(ただ、自分の価値を確かめたくて。自分が生まれた意味を証明したくて、一人で勝手に戦っている)
(リスクもコストも、そんなに重要なことではない。結果さえ残していけば良いのだ──)
(──ああ、そう言えば。そうか。そうだ)
(あの紅裂も、こういう考え方を否定していたのかも知れない)

いえ、初めてではなかったかもしれません。
(両目を開き、再び踊月を見る)
(睨むような目つきはこちらへの負の感情による者ではないのだろう)
(彼女はただひたすらに誇り高く、真面目なのだと感じる)
今のところは、私の方に問題はありません。
私の力を急速に回復させる方法はありますが、
あまり軽々しく使える方法ではありませんので、それは急を要する時にお伝えします。

貴女のお気持ちに、すぐに応えることは残念ながらできません。
けれども、貴女の気持ちは私によく伝わりました。
ふふっ、私は素敵だと思いますよ。貴女の事。
(軽く笑えば、ゆっくりと身体に力を入れる)
(もう少しすれば歩けそうだ。ひんやりとした地面の温度を感じながら、静かにその時を待つ)
516踊月 あかり ◆OC3ab.WyTs :2011/08/28(日) 23:54:08.15 ID:tZuQ78ZE
………?
(軽々しく行えるようなものじゃない――どういうことだ?
 回復手段である以上さほど危険があるとは思えない。生か死か、なんて手段でもあるのだろうか。
 いや、何か違う気がする。)

……軽々しく使えるかどうかは私が判断するわ。
やり方教えなさい、それ成功させてすっきりするから――じゃなきゃしばらく付きまとうわ。

(鼻をひとつ鳴らすとほほをくすぐる髪をひと撫でして、体重を移動させる。踏鳴らされた地面がわずかに音を立てて)

どうも、ありがとう。
けどそんな言葉だけで納得するほど簡単じゃないの。
馬鹿にされたまま引っ込めるほど大人でもないしね
――それに、あんただって私がいなきゃ死んでたかもしれないでしょ?
あんたが自分の目的とやらを果たす前にさ。素直に教えておいたほうがお互いのためだと思うけれど?
517アンジェラ ◆rdAV3DcvpI :2011/08/29(月) 00:10:48.64 ID:QqBegC3V

(月明かりの下、踊月の言葉をただ黙って聞いていた)
(彼女の主張と気持ちはよく理解できた)

(「解りました。教えます。けれども今夜は実行しません。私がしたくないからです」)
(そんな風に言えたのならば、どれだけ楽だっただろうか)
(けれども、その言葉がどれだけ彼女を憤慨させるかは容易に想像ができる)
(思い起こされるのは、苦いファーストキスの記憶。どうして、あんなに拒絶されてしまったのか──)
(そしてもいう一つ。踊月の異形の姿。明らかに他の異能者や異形と違う存在)
(彼女があの汚泥達と同じような存在であった場合、自身にどんな影響があるか解らない──)
(けれども、踊月のこの気持ちを踏みにじる事など、どうしてもしたくないと思えた)

……異形及び生物の肉や体液を摂取する事で、私は回復します。
(悩んだ末に、口から発するのは客観的な事実)
(踊月から目を逸らせば奥歯を噛みしめながら、自分自身への憤りを殺す)
(もし自分にもっと力があれば、踊月にこんな思いをさせずに済んだのに、と)
518踊月 あかり ◆OC3ab.WyTs :2011/08/29(月) 00:36:17.14 ID:t3zrwrFE
(前髪をかき上げるしぐさを取りながら目を伏せ
 いくらか考えをまとめる。アンジェラの言う言葉の意味……体液といったからには唾液か血液とかか。
 まぁ排泄物とかその辺りもあるだろうけど、そのあたりは除外。
 キスか献血か、といったところか。なるほど、言いがたいわけだ、が……前者の肉にすればいいんじゃなかろうかと同時に思う。)

……ふぅん、生物の肉や体液ね。
簡単じゃない、今からでも開いてるお店なんて結構あるし……もったいぶってるからもっと面倒な手順や
手に入れなきゃならないアイテムでもあるかと思ったわ。
ファミレスでいいかしら?もちろん奢るわ。だめなら貴方の好きなところでいいけれど……生のほうがいいなら飲み屋のほうがいいかしらね?

(視線をアンジェラに戻すと、その苦悩を他所に単純に物事を捉え肉を取れる場所を思案する。
 ふとなにやら先ほどまでこちらを見つめていた視線がそれていること、何かかみ殺しているのが目に付いて。)

それともキスの方がよかったりする?
……なんか私のこと見てくれてる気がするわ。

(=キスのほうを望んでいるという考えはちょっとした冗談ではあるが。
 先ほどまでの「人間」をというくくりではなくこんどこそ「あかり」をという感じがする。
 抱いている感情は手放しで歓迎できるものではなさそうだが……)


()
519踊月 あかり ◆OC3ab.WyTs :2011/08/29(月) 02:04:28.50 ID:t3zrwrFE
【よし……リミットですね。
 寝落ちのようでしたら、あまり無茶はしないでくださいね。
 外野が何か言ってるようですけど全部無視しちゃってそっちの都合でやってくれていいですから。
 後はこれからの展開ですけど、もちろん断っちゃてもいいですし、ブラフを用意してアンジェラさんが負い目を背負うのもありかと。
 負い目に感じるかどうかは別としてですけれど。】

【次にこちらの都合がつく日は8/29月曜と30火曜日の21時以降となります。続けてくれれば幸いです。
 こちらは置きレスというスタイルも取れます。モチベーションに問題がなければぜひ御一考を。
 それでは今回もロールのお付き合いありがとうございました。お先に失礼します。
 体調を崩されてないといいのですが………】
520アンジェラ ◆rdAV3DcvpI :2011/08/29(月) 02:04:42.24 ID:QqBegC3V
【大変申し訳ありません。今の今まで、意識を手放しておりました】
【そして、今週の予定は不透明な為しばし置きレスで進めさせていただきたいと思うのですが如何でしょうか】
【とりあえずは今日中に次のレスはお返しできると思います】
521アンジェラ ◆rdAV3DcvpI :2011/08/29(月) 02:06:46.24 ID:QqBegC3V
>>519
【了解、しました。詳しい日程等は、置きレスの際に追記したいと思います】
【本当に申し訳ございませんでした。そして、本日もお相手本当にありがとうございました】
522踊月 あかり ◆OC3ab.WyTs :2011/08/29(月) 02:08:06.79 ID:t3zrwrFE
【リロードしてよかった。】


【置きレスOKです。
 予定が立つようでしたら、避難所にご一報くれれば問題ないです。
 それでは今度こそ失礼します。】
523紅裂拓兎 ◆QiSi/P5T2Q :2011/08/29(月) 21:03:57.87 ID:luWUCtFU
【ロールの解凍に借ります】
【龍岬 壱耶 ◆4waHkiVfl2 さんのレス待ち】
524龍岬 壱耶 ◆4waHkiVfl2 :2011/08/29(月) 21:07:52.10 ID:tZ+OJndz
【紅裂拓兎 ◆QiSi/P5T2Q 氏とのロールでスレをお借りします】
【それでは今夜もよろしくお願いします】

>>505
運が悪かった。……ねぇ……
(そう呟くと今だ転がっている男達の成れの果てを観察して――最初に犠牲となった男の足首を気にするが――)
まァ、そうだな……そういう事にしておくさ。その方が何かと都合がいいだろうからな。

おいおい、初対面の人間に対してそんな言い草はないだろう?せめて最低限の礼儀として挨拶だけでもキチンとな。
それが出来ない人間にはロクな輩しかいない――どこの世界でもな
それに――どこぞの漫画の主人公程強くもなければ立派な人格者でもないぞ、俺はよ。
(生意気な態度で応対するのはおそらく彼本来の性格なのだろう…それが不思議と板について不自然さを感じさせない)
(と…彼から感じ取った「気」は明らかに異質……人が鍛え練り上げ会得したとしても、だ)

だな…俺も回りくどいのも嫌いなんでな、単刀直入に聞かせてもらうか。
(青年が座っている真正面に此方も椅子を引き寄せて座り、様子を伺う)
それじゃ、早速話を聞かせてもらうが…その間に――お前さん……タダ者じゃないだろ?
かといって俺が知る限りだが――黒社会じゃ見かけないタイプだからな…そう、「裏」というよりは――もっと深い「何か」にな。
(そう言い放つと物静かな瞳だが――鋭い視線で青年を射抜くように見ている)
525紅裂拓兎 ◆QiSi/P5T2Q :2011/08/29(月) 21:26:30.13 ID:luWUCtFU
くはは。堅苦しいのは苦手なんだ。
性分ってやつなんで勘弁してくれると嬉しい。
礼儀がなってないのは悪かったよ。すまん。
(ニコニコというより、ニヤニヤと笑う。言葉だけは気さくに思えるが、それは間違った見解)
(その表情は牙を剥きだしている獣と大差はない。そしてこの獣は極めて凶暴だった)

ふぅん、黒社会ねえ。やっぱり堅気じゃなかったか。
ああ、その見解は正しい。俺が保証しよう。
(対面に座った男の鋭い視線は、相対する人間に相当以上の重圧となって襲い掛かる)
(通常ならば視線だけで相手を委縮させ、会話のペースを掴めるだろう)
(しかし、その重圧を凪のように受け流して笑っている)
(目の前の男とは、潜った修羅場の質が根本的に異なる)
俺からもひとつ聞いていいかな。この街、いつ頃からあるんだ?
俺の記憶が正しければ、この場所に中華街なんてなかったはずなんだが。
(それがこの紅い男がこの街に脚を運んだ理由である。ないはずの街が、当然のようにそこにある現実)
(狂っているのは世界か、紅裂拓兎の認識か。多分、後者だとは思ったが、それでも確認はしたい)

【こちらこそよろしく】
526龍岬 壱耶 ◆4waHkiVfl2 :2011/08/29(月) 21:57:43.71 ID:tZ+OJndz
その気持ちはわかるがな…それでも、だ。
お前さんだって、初対面の人間に慣れ慣れしい口を利かれたら…あまり面白くないだろ?
(自分がやられて面白くない事は――他人はそれ以上面白くないだろうからな、とも付け加える)

あー…誤解の無いように言っておくが…俺は普通の大学生だからな、カタギだ…一応な。
まあ――知り合いに「そういうヤツ」はいるがな。
……やっぱりそうか――だからと言ってどうこうする気もサラサラないし、出来るとも思ってないからな。
確認の意味で一応聞いただけだ――ま、あまり気にしないでくれ。
(思った通りだったか…彼から感じた「気」は――人としてはあまりにも「異質」だったのだ)
(それに―対話の前に叩き付けた「気」をも平然と受け流しているように見える事からも)
(かの青年は一筋縄でいかないようだ)

ああ、構わないが…何を聞きたいんだ?
ここか?実質稼働したのはホンの2,3か月前だが…3年位前から下準備は進めてたらしい。
土地買収やら資金(スポンサー)集めやら企業誘致やら何やらで。
俺がコッチに帰ってきた時はまだ開発中だったしな。

そういえば、お前さん晩飯はもう終わらせたのかい?
もしまだなら…一緒にどうだ?コッチはまだ済ませてなくてな。

(そんな話をしていると「清掃業者」らしき人間が4−5人入ってくる)
(店長が彼らに話し掛けるとすぐに「作業」に取り掛かったようだ)
527紅裂拓兎 ◆QiSi/P5T2Q :2011/08/29(月) 22:17:10.79 ID:luWUCtFU
好きにすればいいと思うよ。
俺が好き勝手やってその皺寄せの不都合が来ても、俺の請負分だし。
(だからアナタも勝手にしてくださいとばかりに、普通の笑みを浮かべる)
(相手の態度について、とやかく言うつもりはない。不遜な態度のリスクなど最初から)
(覚悟の上だ。それが怖くてこの地雷だらけの世界を生きていられるわけがない)

じゃあチャイニーズマフィアの予備軍か。
つまり人間の屑予備軍ね。了解了解。
(さらりと屑呼ばわりする。もともと人間に対してはさっさと滅びろくらいにしか考えていないが)
(ヤクザなどに対してはもっと低く見積もっているのがこの男だった)
(眼前の男に関しては単なるマフィアでなければ、ただの大学生であるとも思っていないが…)
くはは。安心してくれ。
この街をどうこうするつもりはないよ。今は。
(つまり裏を返せば、何かあればこの街ごとどうにかするつもり満々である)

二、三か月前……か。
なら単に俺の勘違い、ということになるんだが…はて、困ったな。
(これは実に判断に困る。どうとでも解釈できる現状だからだ)
(準備自体は三年前から、というのもややこしい。笑みを消して、眉間に皺を寄せる)
食欲無くなったから遠慮しておく。
ちょっと考えることあるし。どうにも行き詰ったなぁ……
(店に入ってきた清掃業者に視線を移し、対面の青年に視線を戻しその誘いを断る)
あんたさ、自分の記憶や認識と周囲の現状が食い違ってたらどっち信じる?
悪魔が五分前にこの世界を作って記憶を捏造して植え付けた可能性は否定できると思う?
(そして口から出てきた問い掛けは、中二病を拗らせた痛々しい内容であった)
(しかし、彼自身は限りなく本気の眼差しをしていた)
528龍岬 壱耶 ◆4waHkiVfl2 :2011/08/29(月) 22:44:29.02 ID:tZ+OJndz
随分と偏ったものの見方をするんだな、まぁ…俺の知るトコじゃないか。
にしても…一応それなりの覚悟はしているんだな、まぁ…その分敵も多くいそうだな。

予備軍ねえ…あながち間違っちゃいないがな。
(認めたくないのだろう、溜息を軽く一つ吐いて頭を掻いている)

これは…面白い冗談を吹くものだ。
(クックックと愉快そうに声を殺して含み笑う)
この街をどうこう出来るっていうのは少なくともお前さんじゃないし、その資格すらない。
それが出来るのはこの街で日々生活し、住んでいる人間達だ。
それに……そんな事を「龍」が許すとも思えないしな。

そうか…それは残念だ。この店の料理は結構ウマイんだがな。
(清掃業者が血溜りを綺麗に「清掃」し終わると店の裏口から静かに男達を連れて出ていく)
(店内はようやく落ち着いたようだ―親父は娘が心配なのか、閉店の看板をだして奥に引っ込んでしまった)
そうだな――仮にそんな状況に陥ったとしても、取り敢えずは目の前で起こっている「現実」にしか興味はないさ。
それが例え創られた記憶だったとしても――な。
「俺」という個がそこにある以上――それは否定できない「現実」なんだからな。
(その強固な意思の籠った眼差しで青年の目を逸らさずに射抜くように見つめ)

そうでもなきゃ――あの街の「怪異」なんざに付き合ってられんよ。
529紅裂拓兎 ◆QiSi/P5T2Q :2011/08/29(月) 23:09:28.60 ID:luWUCtFU
ああ、それもそうだな。この街は生きている。真っ当すぎるくらいだ。
道行く人の顔も明るいし、馴染んでいる。何より、匂いが違う。
俺の住んでる街からすれば、異世界レベルの天国みたいなもんだ。
(背徳と混沌の街。硝煙と死臭の坩堝。怪異と奇跡が当たり前のあの街)
(この街を歩いてみて感じた。やはりあの街が異常なのだと)
(ならばこそ、あの街こそが全ての鍵なのかも知れない)

この店の小籠包は絶品だった。
日本でこのレベルの小籠包は滅多にないかもな。
そもそも、小籠包の正しい作り方知ってる料理人って日本に少ないだろ。
やはり本場の料理は本場の人間に任せるに限る。
日本で作ればどんな料理も日本風になるしな。
(周囲の状況がどうなっても変わらぬ態度のまま、料理について饒舌に語る)
(彼の食に対する情熱は人間に対する情熱を遥かに上回っていた)

模範的な解答をありがとう。
なら俺もこの五感を通じて得られた現実とやらと向き合うか。
あー…そう言えば名前聞いてないや。あんた名前は?
俺は紅裂拓兎ってんだ。あんたの言った、××って街から来たんだがよ。
(彼――そう言えば名前も聞いていないこの男は――実に清冽な意思を宿した瞳で)
(こちらを見据えていた。確固たる「芯」のある人間だけが出来る眼だった)
(だから言葉の上ではともかく、馬鹿にしてはいない。敬意を示すわけでもないが)
(少なくとも人間の屑扱いは取りやめて、名前を聞くことにした)
530龍岬 壱耶 ◆4waHkiVfl2 :2011/08/29(月) 23:29:17.94 ID:tZ+OJndz
そう言ってもらえると光栄だよ――ありがとうな。
だからこそ…護ってやらなきゃならないんだよ。
なんといっても…彼らは俺の大事な「家族」なんだからな。
(そう断言する壱耶の顔には誇りと自信が浮かび――嬉しそうに微笑んで)

そうだろうな…あの親父さんは本場で修行して、料理長までになった程の腕前だからな。
なんでも店を持つのが夢だったみたいで…どうせなら異国の地でとか言ってたし。
おかげで俺も――ちょくちょく通わせてもらってるんだがな。
今でも「日本人好み」の中華料理ってのを研究してるらしい。
(彼の料理に対する情熱に応えるようこの店を推すような話にもって言って)

――一番最後に何を信じられるかといったら――今まで積み上げてきた本人の実績に勝るものはないだろ?
周囲が変化しようとも――確固たる自信があればそう簡単には揺るがないさ。
紅裂 拓兎ね…俺は龍岬 壱耶(りゅうざき いちか)だ。OO学園に通う大学2年だが…ひとつ宜しくな。
因みにココと××街の間くらいに住んでいたりする――そのうち遊びにくるか?なんてな。
こうしてお互いあったのも何かの縁だし…折角だから連絡先でも交換しておかないか?
(懐から携帯を取り出して彼――紅裂氏に向けて彼の反応を伺い見る)

【この分だとこちらは次で〆にできそうですが…何かやり残し等ありますか?】
【なければ紅裂氏のレス次第ですが…このレスか次辺りで〆にしようかと思います】

531紅裂拓兎 ◆QiSi/P5T2Q :2011/08/29(月) 23:56:26.02 ID:luWUCtFU
「家族」を護ること。それが――あんたの「芯」ってわけか。
ふん……家族のいない俺には実感のわかないことだが……
理解はできる。少なくとも概念くらいは、な。
(その笑顔の眩しさに、眼を細めるような表情を作る)
(威圧された時すら逸らさなかった眼を、この時になって逸らす)
(この街の住人を「家族」と呼び、守るべき者だと誇らしげに笑う青年は)
(正直、眩しすぎる。長く闇の中にいた人間は、時に強すぎる光を厭うのだ)
(だから、その眩しさに焼かれぬ様に眼を逸らす)

日本人である俺の舌にも合ったよ。
もっとも、日本に居ながらにして本場の味を堪能できるほど贅沢なことはない。
どうせなら、「本場」と「日本人向け」の味を両方作れれば天下無双だな。
一度くらい、中国に行きたいもんだが生憎と母国語を勉強するのに忙しくてな。
(なるほど、と頷きつつ、自分なりの見解を示す)
(この場面だけ見れば意気投合しているようにも見えるから不思議だった)

もっともな意見だが、あの街の怪異と向かい合うなら、その実績とやらは出来れば
思い出さないことだ。固定された常識に足を掬われることだってある。
考えてもみな。人間の手から火が出たりするわけない。だがあの街ではそれがある。
(すっと手を差し出して、意識を集中する。煌めく鱗粉が舞い、掌の中で踊る)
(瞬く間に水晶で出来た可憐な花が出来上がる。それをテーブルの上に置く)
(この青年の言葉を否定するつもりはないが、それだけでは足りない)
(常識だけで異形や異能者と相対すれば、常識を覆す光景に意識を奪われ命取りとなる)

ミスタードラゴンね。ありゃ?それうちの大学部じゃねえか。
悪いが男とメル友になるつもりはないんだな、これが。
十年前のあんたなら考えたんだが……美少年っていいよねー。
(さらりと妙な方向性の嗜好を暴露しつつ、頭の中身が疑われそうなことを呟く)
(テーブルの上に一万円札を放置プレイして席を立ちあがる)

騒がせちまったな。悪い。また来るとしよう。
勘定ここに置いておく。お釣りはいらねえよ。じゃあな。
(今夜は頃合いと判断し、これ以上突っ込まれないうちに撤退を決め込む)
(――この街についてはもう少し探る必要がある、と心の片隅に留めながら……)


【じゃあ、一気に〆までやってみた】
【俺の方はこれで〆だな。ありがとう。そちらのレスがあるなら見届けるよ】
532龍岬 壱耶 ◆4waHkiVfl2 :2011/08/30(火) 00:23:12.42 ID:EmOtWD3i
ま。それは…アレだ。お前さんも「家族」を持てばイヤっていう位解るんじゃないかな?
(彼―紅裂氏が顔を逸らしたのは単なる照れなのだろう、と違う勝手な解釈をして軽く頷く)

それは何よりだ…。
そういう「店」もあるにはあるんだがな…ちょいとばかり値が張るんだが…それでも構わないっていうなら
気が向いたら今度また探してみるといい。直ぐに見つかるはずだ。
モチロン、味は保障するぞ。

成程…それは一理あるな。肝に命じておこう。
(青年が差し出す手に注目している――そこから「気」とは違う「何か」を感じ取り)
(するとー水晶らしきもので出来た花に目を細め――軽く口笛を吹いて驚嘆する)
――これはまた――参ったな……。また頭が痛くなってきたぜ……。
(呆れたように首を軽く横に振りながら溜息を吐く)

…そう呼んだのはキミが初めてだぜ……悪くはないがな。
(とは思うが――「悪友」の耳に入れば腹抱えて笑われるだろうな、と少し不機嫌そうな表情を浮かべる)
……やっぱりやめてくれないか?その呼ばれ方は……ちょっとな……。
悪いが俺にはその趣味はない、すまんな。
(テーブルの上に置かれる一万円札を見てから立ち上がる青年を見て)
いや…かまわんさ。お前さんがいなかったらもっと酷い事になってたかもしれない――。
俺からは感謝の念しかないさ――ありがとうな、お陰で親父さん達も助かったからな。

ああ、縁があれば――また会えるだろうし…な。
(そう言いながら店を出ていく青年の背中を見送る――その姿が夜の街に消えるまで――。)

【それではこちらはコレで〆という事で】
【遅くまでお付き合い…ありがとうございました(礼】
【機会があればまたよろしくお願いします】
533踊月 あかり ◆OC3ab.WyTs :2011/08/30(火) 06:26:42.18 ID:WgBurLhH
>>ttp://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/otaku/5556/1312465330/652

(つまりは獣のような捕食を嫌うといったところか。
 家畜を育て、その肉を調理して食べる。それが人として当たり前のことであり人として当然のことだ。
 異形の肉を獣のように喰らうのも、同族を生きるために喰らうのも人とはかけ離れた行為であり
 人であろうとするあかりにはその言葉はひどく共感できるものだった。)
(無意識にあかりの表情が緩んでいく。軽く呼吸をすれば、肩の力が抜け、組んだ腕からも余分な力が抜ける――)

ま、そうよね。
安心したわ、思ったよりも自分のこと考えてるみたいで。

(――が、それを自覚すると同時に柔和な表情、姿勢を緩やかに変化させる。
 高慢に言葉を紡ぎ、体重を片足に傾けて、自信を持つ胸を強調するように背中を反らせる。
 妖しく誘うような視線で姿勢と表情を彩り、持ちそうになった仲間意識のようなそれを押し隠す)

(そのストレートな物言いに、少しだけ思考が固まった。
 あかりとしては常に表情に力を入れていたつもりだし、舐められないように言葉を選んできたつもりだった。
 それらに他人から好かれるような要素があるとは考えていなかったため、戸惑いを覚える。
 そもそも普段から意識して強気な選択を選んでいるのだ。そこには他人から好かれるようなものの方が少ない。)

好きなら名前で呼んだら?
それに、そんな心配されるほど子供のつもりはないんだけど……
ん。

(アンジェラのしぐさや表情に裏がないことはわかる。
 それゆえに戸惑いを覚え、背中から腰のあたりがこそばゆくなってきて、小さくみじろきする。
 何か言わなければ、と思えば思うほど言葉は出なくなって、その要求に短く声を出して従ってしまう。
 まぁ、下手に食い下がってもしょうがないことではあるのでこれでいいんだろうけど。)

(10cm近く身長差のあるアンジェラの横に立ち、肩を貸そうと腕を取り、腰に手を回す。
 英国人というだけあってかなりスタイルはいいさらに、特有の端正な顔がこちらを見つめ
 沈黙している。)

なに、顔に何かついてるの?
まぁ、私に見惚れるのは仕方がないことかもしれないわね…………

(鼻を鳴らして軽く髪を払う。
 そして言葉の後に何よりも信用に足る表情が向けられれば――――)

いただくわ。

(それに写メを撮るための電子音とフラッシュで応える。
 きっとこんなに自然に笑う留学生の写メなど、そうそう撮れるものはおるまい。
 目を伏せ、ながら取り出した携帯をしれっとしまう。)

それじゃ、行きましょうか。ゆっくりでいいわよ――――アンジェラ。

【置きレスにお借りしました。】
534杜 凛子 ◆PVxfIC45I. :2011/08/30(火) 20:57:52.70 ID:sZBaPeRp
>>【異能】黄昏の学園避難所 92【異端】
>>http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/otaku/5556/1312465330/643

頼りたいときに頼れないよーなヒト、アテになんかしないって。
そのうちホントに四六時中いつでも頼られたくなるよーなオンナになったげる。

(薄れていく紋様を見て、裸眼で視てみようかとメガネに手をかけるけど、気が変わって頭を振りつつ手を離す)
(自分で見なくても聞けばいいことだし、教えてくれなきゃ縁がなかったこと、あればいつか見るだろう)
(まだ目の前にいて立ち去るのでもない相手に手を振るのも変だけど、かるく手を振り返して)

目立ちたがりでタチの悪い守護霊に乗っ取られちゃってるとか、そーゆう感じ?
ま〜、口は悪いけどさ、わきまえてるトコはわきまえてるみたいだし、いーんじゃないの、元気で。

(わきまえている、という表現はおかしいかもしれないが、やっつけるお化けをいたわっているとこは気に入った)
(アレはアレで基準とかがあって、それにそってアレなりに礼儀正しく行動してるのだろうし)

だからさ、そんな間違って胸触っちゃいました〜、みたいに謝んなくたってい〜よ〜。
けど、ホントに触ったら殴るけどね〜。

(凛子も腰を折って、頭を下げている水鏡恭弥に自分の顔を近づけてじっくりと気落ちしてる感じの彼の顔を見る)
(直前に殴る言ってるだけに、ギロッとした三白眼は睨みつけてるようにも見えるが、凛子が確かめてるのは紋様の有る無しだ)

えーと、水鏡君? 水鏡さん? どっちがいい? アタシはどっちでもいいけど。
あの派手な模様はもうないみたいだね、なんかすっごいアブナイ感じがしてたけど、あっちの方、あの世のだったりするの?

(聞く権利はあるよね、とまっすぐ水鏡恭弥の瞳を見すえる)

【今夜もヨロシクね〜♪】
535水鏡恭弥 ◆kyo/P7P7mo :2011/08/30(火) 21:13:13.38 ID:9X8cOXI+
>>534
まあ、当たらずとも遠からずっていうか…
(顔を近づけて来たのを感じて面を上げると意外に近くに顔があって、ちょっと驚いてしまう。
 さりげなく後ずさりして、まるでマンガみたいな眼鏡だな…なんて思いながら、
 収まりの悪い感じに半端に伸びた髪をがりがり掻いて、頭を上げる)
弁えないときが多すぎるから困ってたりするわけだけど。
不知火の時にしか、あの紋様は浮かないんだ。
(こっちを凝視してるのは、そのあたりが理由なんだろうと見当をつけて)
間違っても間違ってなくても、胸を触るような真似したら遠慮なく後ろからドツいていいから。
(そこは苦笑いで誤魔化して、自分にもダメージがくることはとりあえず、言わないでおくことに)

えっと、多分同じ学校かな、高校生?中学生?
(胸のTシャツの学園のエンブレムを指してみせて)
僕は高等部2年、好きなように呼んでくれていいよ、杜さん。
(特に逃げるつもりもないので、あんまり目つきがよくないのはやっぱり視力が悪いからだろうか、と、
 腰をまっすぐに伸ばして立つと結構下の方にある凛子の顔を見返して)

半分ぐらいはあの世に足を突っ込んでるのかそうでないのか、僕にもよく分からないんだ。
あいつの時は、見ての通り身体能力がアップするほか、いろいろあるけど、
そんなに長い時間使える力じゃないからね。
そういう君も、なんだか不思議な力があるようだけど…
(レプリカユニフォーム姿の少女からは特に変わった雰囲気も感じられないが、それはまあお互い様というやつだろう)
この街じゃ夜は危ないから、あんまりうろうろしないほうがいいよ?
今日は大分ラクだったけど、もっとヤバいのが平気でうろついてるからね。
(放り出したバッグを拾い、銃のセイフティを掛けて腰の後ろのホルスターにしまい込みながら、相手を観察する)

【こちらこそ、よろしくお願いします】
536杜 凛子 ◆PVxfIC45I. :2011/08/30(火) 21:52:13.25 ID:sZBaPeRp
>>535
まったくナニもない悪鬼じゃないぶんマシなんじゃない。
ふーん、そりゃそーだよね、普段からあんなだったら悪目立ちしすぎだし。

(口をにごしてる感じ、まっすぐ聞いても答えてくれなさそうで)
(覚えていたら、あの紋様に感じたことを聞いてみようと心に留める)

高校生だよ、高一、同じ学校の後輩だね。
それじゃぁ……恭弥ちゃん、てのは冗談だけど、いまの印象だと恭弥くんかなぁ?
年下のクセに生意気だけど、同じ部活とかでもないし、TPOは考えるから心配しないで。

(頭一個以上の身長差、見上げてると首が疲れるので一歩下がって)

恭弥クン自身はよくわからないんだ……ちょっと気になったから聞いたんだけど、ま、いいや。
どうせ、恭弥クンはソレをどうこうするつもりもないし、使いたいから使える中で使ってるんでしょ?

(普段の生活じゃ使えないだろう不知火の力、お化け退治くらいにしか使えなさそうだし)
(こんな時間、こんな場所にくるなんて、きっとそのつもりだったんだろう、と)

ふふふ、アタシのは便利そうでしょ?
でも実を言うと、まだまだ修行がたりなくて、ホントはもっとすごいんだけどね〜。
口だけならナンとでも言えるけど……って、不知火クンは知ってたけど、恭弥クンはわかってるの?

(不知火は乙護法、護法童子のような存在について知識があるようだったけど)
(それがどちらの知識なのか疑問に思って聞いてみる)

アタシだって危ないことはしたくないんだけど、近所のガキどもが出たって言うからさぁ〜。
心配だし、奴らに近づくなって言っても他の子たちみんなに注意はできないもんね。
あ、忘れてた……。

(水鏡恭弥が見ている前で彼に背を向けて、お化け達の残り滓の方へ数珠を持って手を合わせる)
(小さくお経らしき声が聞こえてくるが――ぐぎゅるぎゅるるぎょぎゅぅ――とお腹の音がかき消してしまった)
537水鏡恭弥 ◆kyo/P7P7mo :2011/08/30(火) 22:07:27.16 ID:9X8cOXI+
>>536
恭弥クン、ね…
(それはちょっと、と思いつつも自分で「好きなように呼んでくれ」と言った手前、文句をつけるわけにもいかず、
 またしても苦笑いをしながら)
使いたいから、じゃないけど、他に使い道がないからてのは、当たってるかな。
見ての通り、血の気が有り余ってるから、ほとんど毎日、夜の街をうろうろしてるようなものだと思ってくれれば。
戦闘向き、じゃなくてそれしか出来ない性格なのもご覧のとおり、ってところ。

便利そうですごい力だとは思うけど、僕にはさっぱり。
それにアイツもオトゴホウ?なんて詳しいことまで知ってるのかどうか、怪しいもんだと思うよ。
口から出任せ、得意だからね。
アイツに変わっても、アイツ自身の知識が僕のものになるわけじゃないから。
時々妙なことに詳しかったりするけど、それを僕にいちいち解説してくれるほど、親切じゃないし、ね。
(ひょいっと肩をすくめて見せる。二人で一つの体でも、こちらからは全て制御できるわけなじゃない、と明かしてしまって)

そうか…
(子供たちにせがまれて、のあたりでかなり凛子に対する評価を改める)
そんなわけで毎日僕、ふらふらしてるから、ヤバそうなときは連絡して…
(と、携帯を取り出しかけたところでなにやら拝み始めて、口を閉じて見守っていると、
 特に聞こうと思ったわけではないが、まあ、耳に届いてしまうわけで)
ま、僕らの年代じゃすぐおなかはすくよね。
この時間だと…少し歩くようだけど、ファミレスかファーストフード、営業時間に間に合えば、角の定食屋かな?
(ある意味デリカシーゼロなセリフを吐く。根は体育会系な水鏡は、その手の店には詳しかったり)
よければ大体安全なルートとお店ぐらい、教えてもいいけど?
(お年頃の少女にまっすぐ言うのはどうか、と遅まきに思ったが勢いで、のほほんと問いかけてみる)
538杜 凛子 ◆PVxfIC45I. :2011/08/30(火) 22:37:12.12 ID:sZBaPeRp
>>537
(やっぱり聞けば聞くほど使いどころが少なくて不便な力だなぁ、と思う)
(凛子の乙護法だって人前では使えないが、見られなければ掃除に洗濯と大活躍だ)
(性能は凛子の性格にもよるのであんまし自慢はできないけど)

乙護法、乙女の乙、護国寺の護、法律の法、それで乙護法。
漫画やラノベにでてくる陰陽師が操る式神みたいなの、っていうとアタシのは近いかな。
ホントの本物はぜんぜん違うけどね。
仏法者、徳の高いお坊さんを守るために顕現された明王や天ら仏法の守護者、それが乙護法。

ん〜、むずかし〜こと言うと口が疲れるなぁ。
アタシは修行が足りないからさ〜、ホントは法力100%なはずがほんのちょっと、これくらい、なの。

(にゃはは、と笑いながら、ほんのちょっと指を広げて見せる)
(自慢とか見せびらかすとかではないけど、こちらから色々聞いたからおかえし的な意味で説明した)

……くっ、一生のうちの一夜の不覚っ。
あ〜〜っ、もぉ、お腹空いたぁ〜っ!

(しばらく固まって肩をプルプル震わせていたものの、諦めてがくっと地面にへたり込んで叫ぶ)

安くてボリューム満点でおいし〜とこ、全部みたさなくちゃヤだ。
先に買っておくと邪魔だし、家に帰って食べると見つかって怒られるからヤなの。
う〜、お腹空いて死にそ〜、歩きたくないけど食べられるならガマンするから早く教えて〜……。

(駄々をこねるちびっ子のような態度で、座り込んだまま水鏡恭弥を見上げる)
(お腹を押さえてるけど、だからと言って空腹がみたされることもなく、音が止まることもなく)
(すでに乙女心とかを色々通り過ぎてしまって、男の子の前とかそうゆう意識は胡散霧散だった)
539水鏡恭弥 ◆kyo/P7P7mo :2011/08/30(火) 22:50:40.47 ID:9X8cOXI+
>>538
(ふむふむ、と字を思い浮かべながら聞き入って)
すごいね、修行で得る力なんだ。
僕のは生まれつきっていうか、気づいたら一緒にいたっていうか…
(そのあたりは口を濁すことにして、望んで得た力ではないことに、いつもように暗くなりかけたけれど、
 おどけて見せる仕草に少しすくわれた思いで、ふと口元が緩んでしまって、半端な笑顔を返す)

(そして正直に空腹を告白、というよりはかなり子供っぽい仕草に、失礼とは思ったけど大笑いしてしまって)
いや、ごめん、乙護法を使うとお腹が空いたりするの?
(へたりこんだ凛子に手を差し伸べて、よっと起こしてあげると)
それじゃとりあえず、一番近いところから。
本当は…
(場所を詳しく口にしつつ、芒野原を抜ける道を先導して)
そのお肉屋さんのコロッケ、絶品なんだよ。
暑くても熱くても、はふはふ言いながら、何もつけないで食べても、また食べたくなるし。
(基本は揚げ物、グルメスポットを解説し、ある意味空腹を煽りに煽ってしまいながら)
おじさんもサービスしてくれるからね、学生なら10円引いてくれるし。
ただし売り切れも早いから、学校帰り、早めのほうがいいよ?

(先導しながらふい、と真顔で振り返って)
僕みたいな力、てか、異能の力を持ってる人は、他にも沢山いる。
その人たちがみんなイイヒトだとは限らないから、それは気をつけてね。
ま、アイツもダメなほうの筆頭な僕が言うことじゃないかもしれないけど、さ。
(自分では決して「不知火」とは言わないあたり、どうしてもこだわってしまうが)
さっき失礼なこと言ったお詫びも兼ねて、僕が今日はおごっておくよ。
で、よかったら連絡先も交換しておこうか?
あんなんだけど、ボコり合いの殴り合いなら役に立つからね。
どうせほとんど毎晩、夜はふらふらしてるから、思い出したら連絡してくれればいいから。
(どう?と携帯を取り出してみせたりして、とりあえずの空腹を満たすために店への道を急いで…)

【てな感じで、実際どうしたかはダイジェストか省略にしてしまってそろそろ〆でどうかな?】
540杜 凛子 ◆PVxfIC45I. :2011/08/30(火) 23:32:12.04 ID:sZBaPeRp
>>539
アレと二人っきりでどんなお話しするのか分かんないけど、昔からじゃたいへんそーだね。

(凛子の力もほとんど生まれ持っての才能だから、アタシは恵まれてるんだな、と思う)
(凛子版不知火とか、想像しかけて無理矢理頭から追い払う)
(すぐにイラストとして頭の中にイメージできて指が動きかけてしまうのが――自分ながらうとましい)

コロッケ! いいねぇ〜コロッケ、あ〜ホクホクしておいしいんだろうなぁ〜、はぅぅ〜。
ちょっと無駄に乙護法を使ってお腹空かして、ダッシュして買い食いしちゃう? しちゃう?

(お腹の空き過ぎに妄想かきたてる話を聞かされてかなりドリームに入りかけて)
(今さらながらの言い訳を言い始める)

あ、そうそう、アタシはいつも腹ぺこキャラじゃないんだから、そこは勘違いしないでね。
力を使わなきゃ、ふつーの女子高生で食べすぎは厳禁なんだから。
……そこを逆手にとって無駄に力使ってるのはヒテーしないけど。

(でも言い訳になってなかった)

それはアタシだって小さい子供じゃないんだし、力に溺れた破戒僧の話とか知ってるよ。
ちっちゃい時に、アタシを担ぎ上げようって人もいたしねぇ。
なんて聞いちゃうと、危なっかしいなんて思っちゃうでしょ?

(そう見られることは多いので慣れっこだから、ウザいとは思わないけど、ついチャチャくらいは入れてしまう)

えー、いいって、おごってもらうよーなコトじゃないもん。
こんなのでおごってたら、一生骨の髄までかじられちゃうよ?

(普通の女子高生のお腹モードならともかく、腹ぺこモードではそれなりの理由がないとおごってもらうのは忍びない)
(携帯を出してアドレス交換の設定をしながら、なるべく頑張ってお断りをいれようとしてみたり)

どうせならボコり合い以外で頑張ってくれた方がうれしいなぁ〜。
ボコッで解決するよーな楽はしちゃダメだと思うんだ、うん、理想はそーだよねっ。

(自分に言い聞かせるように、お腹を押さえながらトボトボと水鏡恭弥の後を付いていく)

【うまくカッコイー〆が書けないけど、凛子はこれで〆でいいかなぁって】










541水鏡恭弥 ◆kyo/P7P7mo :2011/08/30(火) 23:38:49.06 ID:9X8cOXI+
【人見知り、じゃないけど初対面の人に、愛想はいいけど打ち解けた話はあんまり、な、
 うじうじ君な僕は調子を合わせながら他愛もない話をしました、って感じかな、その後は。
 充分うまく締まってると思うので、そちらのレスで今回は〆にしておくことにしよう】

【無事に自己紹介ロールもできたことだし、また次回ロールできるのを楽しみにしておきます。
 今回は凍結含めてお付き合い、どうもありがとう。】
542杜 凛子 ◆PVxfIC45I. :2011/08/30(火) 23:44:02.63 ID:sZBaPeRp
>>541
【うぎゃぁぁ〜、最後にムダな改行がorz】

【はーい、時間もちょうどいいしね】
【ついつい書いて消し書いて消しをしちゃって、遅くてゴメンでした】
【こりずにまたロールしてくれたら嬉しいな、それじゃ、ありがと〜ノシ】
543水鏡恭弥 ◆kyo/P7P7mo :2011/08/30(火) 23:46:04.60 ID:9X8cOXI+
>>542
【こちらこそ、お相手ありがとうござました。是非またお相手をお願いしますね。おやすみなさい】

【これにてスレッドをお返しします】
544龍岬 壱耶 ◆4waHkiVfl2 :2011/08/31(水) 20:38:17.82 ID:6ERnO4sg
【久遠ゆりか ◆Juli/dituo 嬢とのロールでスレをお借りします】
【今宵もよろしくお願いします―何かありましたら遠慮せずに【】で言って下さいな】

http://pele.bbspink.com/test/read.cgi/erochara2/1313437286/120 からの続き

まァそれは…ゆりかちゃんが気にするような事じゃないさ。俺自身の事だしな。
それに今日はさ、ここ――中華街を満喫しないとさ、時間は限られているんだし…もったいないぜ。
そうそう、その通り。笑顔で楽しんでいかないと損しちまうぜ。
(そう…「あんな事」に巻き込む訳にはいかない――彼女には純粋に「今日」という日を堪能してもらわないと――と思う)

ははは、冗談だよ冗談。
しかし…その慌て振りを見ると…本当にやりそうなんだな。
でもまァ、それはある意味仕方ないのかもな。
仮りに、さ。…例えば俺に…ゆりかちゃんみたいなカワイイ妹がいたとしよう。
その妹が知り会って間もない男と二人で出掛けるとなれば…やっぱ気になるし心配もするさ。
だからさ、あまり責めないでやってくれよ?純粋に心配しているんだけなんだろうし。
(最も本当に尾行していたのなら気配でわかりそうなモノなのだが――そういえば軍関係者とか言ってたな、と思い出す)
(それが本当ならもしかしたら「察知」するのに手こずるかもしれないな――そんな事を考えてはすぐに首を横に振る)
それに…どうしても「話」をつけるんだ!って言いだしたら止められないだろ?……ま、そうなったらそうなったでどうにかなるもんさ。

(ゆりか嬢が店内の品々を興味深々に見回っている間、壱耶は奥にいる老夫婦と話込んでいた)
(その顔は傍から見ていると実に楽しそうで、世間話をしながらも時折真面目な表情になっていたりするのだが)
(そんな会話の遣り取りが丁度一段落した頃と、ゆりか嬢が翡翠の簪を持ってくるのは――ほぼ同じタイミングで)
(ゆりか嬢を見ながら次に壱耶をみた老人は「ハァ」と溜息を吐きながら話だした)
『龍ちゃん、…女の子には贈る事はあっても買わせたらダメだよ。』
「そうですよ、ましてこんな可愛らしい御嬢さんだったら猶更ですよ」
え…?あ、いや…これは……そーゆーんじゃなくてさァ……
(老夫婦はニコニコと優しい視線で二人を見ている――その視線に押されたのか、軽く頭を掻きながら「参ったな」と呟いて)
(ゆりか嬢が見ていた簪を指で指し示してから老夫婦へと顔を上げて)
……じゃあ…コレを包んでもらえます?あと、支払いの方は「いつもの」でお願いします
『そうそう、男子たるものそうでないとな!』
(老人がカッカッカと笑いながら伝票らしき紙を壱耶に渡す間に、老婆が丁寧に包んだ簪をニコニコ微笑ながらゆりか嬢へ手渡そうと)
「……ハイ、どうぞ。さぞかしお似合いになる事間違いないですよ。」

(その後…店自慢の絹製の生地や刺繍用の飾り糸やデザイン等を見せられながらの老夫婦との会話も弾んだ様で)
(結果、ゆりか嬢プロデュースのチャイナ服制作という事になったらしく、そのおおまかな打ち合わせは終了した)
(ついでにゆりかちゃんのも創ったら?という壱耶の提案もあり、『どうせ一着創るも二着創るも一緒じゃよ』という親父の話があったとかなかったとか)
(そうして出来上がり期日の確認と受け取りは郵送という事で話はまとまり――代金は壱耶の方で「一括で」という事に)
(なんでも壱耶の方でもココで購入した品があるらしくどうせなら――という話になったようだ。)

(時間は瞬く間に過ぎ、店を出る頃にはすっかり暗くなり、独特のイルミネーションが――夕刻とはまた違った雰囲気を醸し出していた)
(食事をするには頃合いの丁度良い時間で)
そういえばさ、ゆりかちゃんは食べものの好みって何かあったりする?

【ちょーっと長くなってしまいましたので適当にバッサリと切って下さって結構です】
【店内云々は軽い描写にとどめました。細かい装飾やデザイン等はゆりか嬢に一任しますのでお好きに仕上げて頂ければ―と。】
【もしまだ店内でやりたい事などありましたら下部の3行は脳内削除しちゃって構わないです。】
545久遠ゆりか ◆Juli/dituo :2011/08/31(水) 21:01:35.27 ID:TqTShDsd
(きょとんとして、首をかしげ)
(そして数秒のちに、「あっ」と小さく声を上げて)
(そうだ。よく考えたら、これは知り合って間もない男性と二人で食事に出かけているのではないのか?)
(頭の中で、龍岬が言った台詞を、阿呆のようにそのまま思考として繰り返す。)
……そっか、そうですわね。
あ、でもいいっこ訂正ですわ。
わたし、家族にとってそんなに「カワイイ」存在じゃないのですわよ。

(差し出して見せたかんざし、続いて老紳士と視線が合い、そして龍岬のほうを見て……溜息。)
(な、なんだろう?もしかして、勝手に触っちゃダメだったのだろうか?)
(この街の作法を知らないこんな小娘を連れてきた龍岬を、この老夫婦は責めているのだろうか?)
えっ…あっ……あ、勝手にもってきてごめんなさ……
…………?
(謝りかけた表情が「?」となる。)

……えっ!?あれっ?
え、そんな…ちょっ……
(わたわたとしているうちに、高価そうな翡翠のかんざしは、にこにことした老紳士の視線に見守られながら老婦人の手で丁寧に包まれ)
(もしかしたら、この老夫婦は龍岬と自分が「ごく親しい間柄」だと勘違いしているのだろうか)
(だとしたら、流れでこんな高価そうなものを購入させてしまい、本当に申し訳ない。)
(生地を幾つか出してもらっている間に、背伸びをして、こっそりと龍岬に耳打ちをする。)
あの…わたし、今日は……っていうかいつも、そんなに現金を持っていなくて……
でも必ずあとで埋め合わせはいたしますわ。

(ゆりかとしては、一世一代の不覚とばかりに微妙な顔をしつつ、それでも老夫婦にはにっこりと笑顔で御礼をして)
(結局、翡翠のかんざしが入った袋と、男性用チャイナの上着ときっちりと採寸してもらったチャイナドレスのオーダー票を握り締め)
(その全ての支払いをさせてしまった龍岬の姿を、中華街ならではの照明が彩る夜の街並み背景に、申し訳なさそうな表情で見上げた。)

…………あ…なんか、ごめんなさい。
わたし、こんな…今度こそ弟に叱られてしまいますわ。
(龍岬に返済するには現金を用意しなければならない。)
(これだけの金額を領収書なしに現金でとなったら、いくら弟でも不審に思うだろう。)
(そもそも、なぜ自分はカードしか持っていないのだ…やっぱり、弟は少し心配性すぎる。)
あの…お食事だけでも、おごらせてください。
って言うか!このまえのお礼にお食事をってお話でしたのに……!
ぅあああぁぁ……
(恥かしさに、少しだけのたうちまわった。)
た…食べ物の好みは、甘いものが好きですわ。
でも、美味しいものならなんでも。
あまり酸っぱすぎるものと辛いものは、苦手ですの。
(それでも自分の食べ物の好みを堂々と言ってしまうあたりは、この女の根っこの部分は、かなり図々しい。)

【それでは、今夜もよろしくお願いいたしますわね。】
546龍岬 壱耶 ◆4waHkiVfl2 :2011/08/31(水) 21:31:12.89 ID:6ERnO4sg
んー…そんな事はないと思うがな…。
可愛くあろうとなかろうと「家族」は「家族」さ、それ以上でも以下でもない。
例え世界中が敵になったとしても最後まで信じてくれるのも「家族」だと俺は思うけどな。
(何気なく言った言葉だが――その意味は重い。まして「華僑」に関わりを持っている壱耶なら尚の事)

まー俺も支払いがあったし…それにそんなに高価なものでもなかったし。
とりあえず、ゆりかちゃんはあまり気にしなくても大丈夫だから。
それに…俺がそうしたかった――ていう理由じゃ不満だったかな?

それじゃあ、遠慮なくご馳走になるかな―なら創作料理のおいしい店があるんだけどソコにしようか。
(イルミネーションに彩られた夜の中華街はまた昼間と違う顔を見せて)
(二人はその光景を観ながら歩く事数分――その「店」に到着する)
(店内は程よい大きさのフロアで窓際のテーブルに案内される)
(宮廷創作料理と謳っているが値段はリーズナブルだがそれよりも目を引いたのが)
(メニューの一頁を埋めていたデザートの種類)
(杏仁豆腐/ミルク春巻 黒糖風味/タピオカ入りの山桃プリン/もちっとチョコ揚餃子/ゴールデンオロブロンコとフカヒレの美しき出会い)
(杏仁豆腐とゴーヤのジュレ/芋の飴だき/りんご釜のチーズ焼き/ジャスミン茶のなめらかプリン/マンゴーのアイスクリーム)
(以上の10品がこの店のベスト10らしいとの事だった)

俺はもう頼んだけど…ゆりかちゃんは決まったかい?

【創作料理と謳っていますがモチロンオーソドックスな品もあるのでご安心を】
【ちなみに壱耶は烏龍杯に回鍋肉と水餃子にタピオカ入りの山桃プリンを頼んでいたりします】
547久遠ゆりか ◆Juli/dituo :2011/08/31(水) 22:01:05.94 ID:TqTShDsd
家族……
(ぽつりと呟いて、少しだけ俯く。)
(一生離れないと、ずっと一緒だと言ってくれた弟。)
(それは、ひとりぼっちなるのも同じだと言った、もう一人の弟。)
(少しだけ時間を置いた今なら、もうちょこっと深く考えることが出来る。)
(たぶん、そのどちらも愛情があるからこそ――――)
そうですわね、家族って大事ですわよね。
(顔をあげたときにはもう、にこっと笑顔になっていて、龍岬を見上げて頷いた。)
龍岬さんには、大切な家族っていらっしゃるの?

……でも…
(片手を口元に持ってきて、爪を噛みそうになるのを堪える。)
龍岬さんが、そうしたかったから……って。
(もしかして、これが世に言う「おんなったらし」というもの、なのだろうか?)
(蓮玉は彫りが美しい本翡翠だったし、氷翡翠がかなり高価なものであるというのは、自分でもよく知っている。)
(いやいやいや。でも仮に龍岬がおんなったらしだとしても、だ。)
(こんなチンケな小娘に貢いで、なんの得があるのだろうか……ここはやはり、世間知らずのボンボンと言ったほうが正解かもしれない。)
(そうか……ボンボンなのか。)
(先日の桃まんの件と言い、この街に顔が利くみたいだし、きっとお金持ちな華僑のボンボンに違いない。)
(世間知らず選手権があったとしたら、かなりいいところを狙える自分を、さらりと棚に上げて)
(むくむくと沸き立つ姉根性で、龍岬を心配するような視線で見つめてしまった。)

……あまり、女の子に軽々しくプレゼントをするものではないですわよ?
でも……うれしい、ありがとう。
(少しだけ嗜めるように言った後、素直に笑顔になって、ぺこりとお辞儀をした。)

(異国の匂いが濃くなった、夜の中華街の景色を堪能しつつ、龍岬に案内されてたどり着いたのは)
(そんなに小さくもないが、広すぎもなく、それでいてちゃんとこの街に似合ったインテリアと香りに満ちていた。)
(ボーイにバッグを預かりましょうかと問われたが、食後の薬が入っているからと、笑顔でそれを断る。)
(バッグの中には、替えのマガジンが入っている。さすがにそれを預けるわけにはいかないので、いつもの断り文句だった。)
(メニューを受け取り、ひとあたり眺めて)
(ゆりかの顔が、一気に紅潮し青い瞳がきらきらと輝かんばかりに見開かれる。)
や…なんてこったい
なにこのメニュー、すごく美味しそう!
わたし山桃大好き…なにこの、グレフルとフカヒレが美しく出会っちゃったの!?
ジャスミン茶のプリンって、なにそれわたし得?
ゴーヤって、ゴーヤって苦いのよね、でも気になるー!
もちっとしててチョコで揚げられてるなんて…なんて……なんて………
(はっとして、メニューから顔をあげる。つい、夢中になってしまった………笑われていなかっただろうか。)
(こほん、と小さく咳払いをして)
(菊とジャスミンの工芸茶、前菜には酔っ払いエビの蒸し物、メインに真鯛の中華あんかけ)
(デザートは悩みに悩みぬいて、美しき出会いとなめらかプリン少なめずつ出来ます?と訊ね、それを注文することにした。)

素敵なお店ですわね。
もしかして、ココも龍岬さんのお知り合いですの?
548龍岬 壱耶 ◆4waHkiVfl2 :2011/08/31(水) 22:35:51.18 ID:6ERnO4sg
んーいるにはいるけど…両親と最後に会ったのは2,3年前かなあ。
メールでのやりとりは一応あるけどさ。
(そう切り出すと、今はフランスにいる船長の父親とファッションデザイナーの母親の事をサラっと話し流す)
前にも話したと思うけど…今じゃこの街に住んでいる華僑のみんなが俺の大事な「家族」ってのは―間違いないさ。

それに…ここだけの話、あの「親父」さんには何かと世話になっていてね…下手に逆らえないんだよ。
(そう話す壱耶の表情はまさに不貞腐れた少年のそれで)
なんかここでも注意さられてるし……今日は厄日か?全く……なんてな。
(などと冗談を零すその顔は悪戯に成功した少年のようだった)
いいえ、どういたしまして。俺から「妹」への細やかなプレゼントだと思ってくれれば…な。

(メニューのとあるページでゆりか嬢の動きが止まった)
(その顔付は新しい玩具を見つけた純粋な子供そのものに見えて)
(夢中になってメニューを閲覧している彼女の様子を微笑ましく見ていた――小さな咳払いをするまでの間)

俺というよりも……俺の「悪友」のね――ちょくちょく利用はさせてもらっているけどね。
ソイツ今は商用で香港の方に出かけていてね―もう暫くかかるらしい。
いっそ帰ってこなくていいのにな…なんて。
そんな事いってたら今すぐにでも帰って来そうだから…これ以上は言わないでおくよ
(ニコやかに晴々しく嫌味を話す様子から本当に信頼できる仲なのだろう)

(そうこう話が弾んでいる間に――料理が運ばれてくる)
(乾杯の合図とともに料理を口に運び――そのどれもが満足な味であり)
(そして…いよいよデザートが運ばれ――テーブルに置かれる)
(壱耶の前にはタピオカ入りの山桃プリンが)
(ゆりか嬢の前にはジャスミン茶のなめらかプリンとゴールデンオロブロンコとフカヒレの美しき出会いのハーフが)
(それぞれの前に置かれたのであった)
549久遠ゆりか ◆Juli/dituo :2011/08/31(水) 22:56:30.62 ID:TqTShDsd
(不意に見せた少年のような表情に、くすっと笑ってしまう。)
(自分から見たら随分大人の龍岬も、まわりの「大人たち」から見れば、まだまだ若造なのだろう。)
(あの優しそうな老紳士を前に子供のような笑顔を見せる龍岬を想像して、また小さく笑ってしまった。)
(どうやらご両親は遠く離れた場所に住んでいるみたいだが、これだけの「家族」がいる。)
(きっと、守っているし、守られている――――すこし、うらやましい。)

帰ってこなくていい、なんて、そんなこと言っちゃダメなのですわ。
(ふるふるっと首を横に振ると、金色の髪と一緒に、白いレースのリボンもゆらゆらと揺れる。)
だって、お友達なのでしょう?
そりゃあ…・・・弟のことを考えると、気持ちは解かりますけれど。
(ぷぷっと笑って、龍岬を見つめ首をかしげる。)
(自分に友達は居ないから、解からないけれど)
(でも、遠慮なく悪態がつける、そういう存在が親友というものなのだろう。)
その方と、仲がよろしいんですのね。
うらやましいですわ。

(運ばれてきた料理は、どれも料理人の心意気が見て取れるほどの、素晴らしく作りこまれたもので)
(目でも味でも存分に楽しませてくれるのは、アレンジされているとはいえ流石宮廷料理といったところか。)
(やがてデザートが運ばれてきて、わくわくとした気持ちでスプーンを手に取った。)
(ジャスミン茶のプリンは以前他の店で食べたことがあったが、そこでもすごく美味しいと思ったのに、さらに滑らかな食感で)
(ほんのりと甘くひろがるジャスミンの香りと微かに感じるほろ苦さが、食後の胃袋をさらに満たしてくれる。)
(隣の黄金色の果実を掬い、口に運べば、極上の甘さのグレープフルーツの果汁がはじけて)
(ぷるんとしたゼリーが体温でとろけていくと、続いてフカヒレが舌を楽しませてくれる。)
………はぅ…おいしい………
(スプーンを片手に持ったまま、うっとりと目を閉じて頬を手で押さえた。)
わたし、このお店に住みたいくらいですわ。
550龍岬 壱耶 ◆4waHkiVfl2 :2011/08/31(水) 23:24:46.17 ID:6ERnO4sg
友達だったらもう少し俺の事を労わって欲しいモンだけどな。
人使いが荒いから余計に、ね…。
―まぁ…安心して背中を任せられるのは間違いない――そういう意味では…な。

本当においしそうに食べるんだな…見ているだけでコッチもお腹が膨れてきたよ。
ゆりかちゃんも満足しているようで……俺も嬉しいよ。
ここの店のシェフも本場で修行してからコッチで店を構えたみたいだし…
デザート担当は確か――フランスと上海で修行したパティシエが担当だとか。
店に住むって…えーと……
(まさかそんな発想が出てくるとわ思わなかったのだろう―少し引き攣った笑顔を会間見せ)
(そんな楽しい一時も時間は止まらずに――無情にも過ぎていく)
(テーブルに並べられたデザートも大分なくなって)
そろそろいい時間だけど――もうお腹は大丈夫かい?
俺はもう十分満足出来たし――どうもご馳走になります。
(そう言うとゆりか嬢に対して軽く会釈をして感謝の意を示す)

【この後どうします?共闘の流れに持っていくのなら一応の展開も考えていますが】
【夜の公園で軽く会話して終わりというのもアリだとは思うのですが…?】
【俺はどちらでも大丈夫なので――ゆりか嬢のお好みに任せます!】
551久遠ゆりか ◆Juli/dituo :2011/08/31(水) 23:37:58.26 ID:TqTShDsd
安心して背中を任せられる、だなんて。
まるで、なにかと戦うような仰りよう。
(スプーンをくるりと回し、再びプリンの海に突っ込みながら、視線を龍岬に向ける。)
ま、安心して背中を任せられると、お友達さんも思っていらっしゃるからこそ
結果、人使いが荒くなるのでは?と、わたしは思いますわよ。
わたしみたいな小娘の感想、ですので…間違っているかもですけれど。
でも、素敵な関係で、うらやましいことですわ。
(喋り終わり、ぱくりとプリンを一口。………………蕩ける。)

龍の彫刻の朱塗りの寝台……あぁ、あえてシンプルな黒檀のベッドもいいですわね。
つやつやのシルクのシーツで、寝起きするんですの。
で、いつでも美味しいデザート……
(よく考えたら店内に豪奢な寝台を設えて寝起きしているロリィタ娘など、シュール以外のなにものでもないが)
(それくらいとっぴなことを思い立ってしまうほどに、ここの料理は全てが素晴らしかった。)

そんな……頂いたぶんの10分の一にもなっていないですわ。
(会釈をする龍岬を困った目で見つめてから、ボーイを呼んでチェックを頼みカードを渡す。)
それに、こんな素敵なお店に案内していただけて、ますます借りが増えたって感じですわよ。
こんな素晴らしい時間を、ありがとうございますわ。
もっとわたしが素敵な美女なら、龍岬さんも楽しめたでしょうに…ごめんなさいね?
(戻ってきたカードと領収書を受け取りつつ、くすくすと笑って見せた。)

【出来たら共闘でいきたいところですが、そうなると時間もかかりますし】
【その辺は流岬さんのご都合あわせで】
【わたしのほうは、今夜凍結すると解凍は明後日以降になりますわ。】
552龍岬 壱耶 ◆4waHkiVfl2 :2011/08/31(水) 23:42:44.57 ID:6ERnO4sg
【それならシーンのキリもいいので、今夜はここで凍結にしてしまって】
【次回解凍で共闘という形で如何でしょうか?】
【こちらは週末であれば土曜日だと21:00〜、日曜日であれば15:00頃〜時間は取れます】
553久遠ゆりか ◆Juli/dituo :2011/08/31(水) 23:46:56.71 ID:TqTShDsd
【承知いたしました。】
【では、ひとまずは土曜日予定でお願いできます?】
【少し先になりますので、またなにかお互いに予定が入れば、避難所に伝言ということで】

【それでは、おやすみなさいませ、ですわ。】
【今宵もお付き合いいただきまして、感謝なのですわ。】
【龍岬さんに、よい夢を】
554龍岬 壱耶 ◆4waHkiVfl2 :2011/08/31(水) 23:51:23.47 ID:6ERnO4sg
【了解です、では土曜日21:00に避難所でまたお会いしましょう】
【こちらこそ、今宵も遅くまでのお付き合いありがとうございました】
【それでは…お休みなさいませ、良き夢見を…再見!】

【それではスレをお返しします…ありがとうございました】
555名無しさん@ピンキー:2011/09/03(土) 02:52:00.07 ID:jUSbv/Pl
555
556媛名 葵 ◆YJKujNK4t6 :2011/09/03(土) 19:15:30.11 ID:x0AeRRqt
>>http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/otaku/5556/1312465330/750

――――。
(その少女はもはや、ぴくりとも動かなかった)
(その体は限界に達していたのだろう。
 深い眠りについているかのように、胸は呼吸する度に上下して――そして、安らかとは言い難い寝息をたてる)
(傷もところどころにあり、いくつかは深かった)

(足も腕も、なにもかもボロボロになって力尽きたように眠る少女をこのまま放っておけば
 最悪死にいたるのは、死を見てきたものであれば分かるはずのことである)
(服ももはや布切れと化してしまっており、潮風にふかれて無様にはためいていた)


【スレッドをお借りいたします】
【じょ、状況描写だけになってしまって、本当に申し訳ない、です……宜しくお願いします】
557郡 太一朗 ◆gphCpRvXtQ :2011/09/03(土) 19:29:41.27 ID:RTQUfhj4
>>556

……………。

(一体、彼女が何をそこまで突き動かしていたのだろうか。
 戦闘能力自体は、そこまで突出したものではない。だが、彼女の背負う気迫は、
 異形や異能者などでは感じさせない他の何かがあった)

(兎に角、このまま放っておくわけにもいかない。
 ―――小太刀をしっかりと握り締めると、刃先を女性へと向けて精神を集中させる。
 無呼吸の瞬きと同じ要領で集中すれば、刃がぼんやりと青白く光り、刃先から光の珠となって零れ落ちる)

(果たしてうまく行くだろうか。いや―――、上手く行かせてみせる。
 たとえ彼女が誰だろうと、死なせるわけにはいかない。目の前で、誰かが死に至るなどゴメンだ)
(うっすらと額に汗が浮かぶ。深く吐息を吐き出すと、もう一度精神を集中させる。
 まるで人工呼吸のように繰り返し、繰り返し、彼女の命を吹き返そうと集中させる)

(―――頼む、切姫。)

(心の中で繰り返しながら、彼女の命を救おうとする。
 彼女を殺させたくはない。彼女を救いたいなどとは言わない。
 けれど、せめて。せめて、彼女が異形の血を求めないで済むようにはしたい。
 それが、たとえ、彼女にとって迷惑であっても。たとえ、それが偽善だろうと)

【それではよろしくお願いしまっす!リミットは0時頃でお願いしますっ】
558 ◆YJKujNK4t6 :2011/09/03(土) 19:42:20.41 ID:x0AeRRqt

(――徐々に安らいでいく呼吸)

(いちばん深い傷はじわりじわりと浅くなり、まるで逆再生のように傷がふさがっていく。
 もちろん全ての傷ではないとはいえ、目の前の少女の血の気は徐々にヒトらしく戻っていって。
 このままでも大丈夫、とまでは言えないものの、それでも随分と危ない状況からは遠のいたであろう)


『ふん。また――汝(うぬ)か、小童』


(声が聞こえたのは、そんなときだった)
(あの時と同じ声。
 その声は呆れたような響きを伴ったまま、直接相手の脳内に響く――葵の体内にあった、あの弐の式の……)


(しかし、事態が急変したのは次の一呼吸後)

(港の倉庫の上から、それは“降ってきた”)
(青白い燐光をまとった武器を片手に、長身で体のしっかりした男性は飛び降りるように
 例えるならば獲物をみつけた猛禽類のように、まっすぐにその少女に向かって急降下していく)

(闇の夜を裂き、きらめくのは槍先)
(確実にその少女の頭を狙って、その男は槍を突き立てようとしていた――)


【リミットも了解、ですっ】
559郡 太一朗 ◆gphCpRvXtQ :2011/09/03(土) 19:52:16.06 ID:RTQUfhj4
(呼吸が落ち着き始めて、こちらも安堵の吐息を漏らした―――その瞬間、声が響く。
 聞き覚えのある声。咄嗟に振り向くと、長身の男性が少女を眺めていた)

(ヤバい、と危機感を覚えたのは、彼が女から目線を外さなかったからか、
 あるいは、これまでの経験が教えたのか――咄嗟に彼と女の間に身を割り込ませる)
(小太刀と短剣をクロスさせ、その間で槍の軌道を阻ませる。
 ギギギギ、と嫌な音を立てて刃が削られそうにもなるが、片膝を立てて地面を踏みしめて堪える)

………痛っ。また、とは随分なご挨拶じゃないか。
こっちは、お前さんを探して、あちこち歩き回ったっていうのによ。
他人(ヒト)の気も知らずに、よくそんなことを言ってくれるぜ。

(槍の穂先が肩口を裂く。ぱっくりと傷が開き、ぬら、と鮮やかな血が溢れて流れ落ちる。
 痛みに顔を顰めさせながらも、男から視線を外すことなく、女の盾になっていた)

………で、この状況を説明して貰えたら助かるんだけどな。

(正直な話、何も分からない。なぜ彼がここに現れたのか。
 そもそも彼女はなぜここまで執拗に異形の血を求めていたのか。復讐だとしても、気迫が違いすぎる。
 疑問を視線に乗せて、彼にぶつけて)

560 ◆YJKujNK4t6 :2011/09/03(土) 20:00:48.98 ID:x0AeRRqt
「――――」

(金属同士が擦れあう、嫌な音が響く)
(男はほんの一瞬だけ意外そうな表情をみせてから、穂先を戻すと
 そのガタイからは想像できない身軽さで体を躍らせた。宙をくるりと舞い、軽やかに地面に着地する)

(鮮やかな血を、槍を振ることで払うと、不思議そうに首を傾げる)


「……俺を探していた?」


(それは、あの時の、そして今さっき彼の脳内に響いた声とは違う)
(あまり抑揚のない低い静かな声。
 切れ目の男は軽々しくその槍をまわしながら、また新たに構える。狙っているのは彼の後ろの少女だ)


「……説明する必要は、不要」
「渡せ。渡さないのであれば。お前ごと殲滅するのみ」


(如何にする、といわんばかりに首を傾げる)
(その視線にのせられている疑問も分からないようだ。
 ――なぜなら、違うのだ。この男は、先ほど少年を「小童」と呼んだ方ではない)

「――≪式≫は、深凪のモノ。
 ……例え持ち主の手を離れる事故が起ころうとも。変わらない」
561郡 太一朗 ◆gphCpRvXtQ :2011/09/03(土) 20:15:42.25 ID:RTQUfhj4
>>560

………?

(会話が噛み合わない?先ほどの声は彼の物ではないと言うのか。
 しかし、どちらにしろ、会話を交わしている余裕はないようだ。)

………?

(<<式>>と呼んだ。深凪とも。………一体どういうことだ?
 ただでさえ、訳の分からない状況がより理解できなくなってしまった。
 ―――兎に角、今やるべきことはただ一つ)

物騒な話だ。……成程、深凪ってのは、一癖も二癖もある奴らばかりだな。
いや、アンタが何者でもアンタのやろうとしてることは、させない。
――少なくとも、俺の目の前で、殺させはしない。

(やられてたまるものか、と睨み付ける。
 傷の痛みに、眉を顰めつつ男の一挙一動を見守る。
 あの槍撃を御せるほどではないにしろ、一瞬の反射速度では負けるつもりは―――ない)
562 ◆YJKujNK4t6 :2011/09/03(土) 20:24:02.84 ID:x0AeRRqt
>>561

「……ならば、お前のいない場所で殺す」


(そのいない状況が、彼の死を指すのか、それとも本当に物理的ないみでその場にいないことを指すのか)
(鋭い瞳の少年に対し、切れ目の男は相変らず表情を変えないまま、槍を構える。
 闇夜にふわりと燐光がゆらめく。
 それは、葵が弐式を持っている様に似ていた。否――、おそらく、本質は同じものなのであろう)


「……参る」


(槍撃は、直線)


(男が駆けだし、相手の目の前に至るのはそれこそ一瞬だった)
(その足は並はずれた瞬発力で、その一瞬にして相手の目の前まで距離をつめたのだ。
 燐光の通ったあとが、光の帯となって残っているのが見えたかもしれない――それほどの、速度)

(打ち込むのは、真っすぐすぎる一撃)
(スピードにのせられたそれは、本人同士の距離を保ってはいながらも武器のリーチで中距離から襲いかかる)
563郡 太一朗 ◆gphCpRvXtQ :2011/09/03(土) 20:38:02.48 ID:RTQUfhj4
>>562

ここで、アンタの戦意を挫けばいい話だ。

(大言も良いところだ。その言葉を現実に出来るかどうか分かりもしないというのに。
 だが、それぐらいの見栄を切らなければ、女に説教を垂れた自分が情けない)

――まあ、どちらにしろ、詳しい話は聞かせて貰いたいからな。
此処で、退く訳にはいかないんだよ。

来いよ―――、止めてやる。


(宣戦布告。―――、来る。殺意を纏った「それ」が)

(予備動作から、攻撃の軌跡を推測してその穿たれる「点」を避ける。
 ―――そうでもなければ、身体が反応しきれないからだ。)
(少しでも判断が遅れれば、あの槍で串刺しにされてしまうのは目に見えている。
 加えて、武器のリーチから、こちらは尚更立場は不利だ。どうにかして、反撃の糸口を見つけなければ)
(「点」の位置を予測しながら後ろへ飛び退ける。さて、どうしたものか。
 こちらもせめて、リーチがあれば、槍撃もなんとか凌げるのだろうが―――、あるいは、それを上回る「速度」か)

……くっ………!

(肩の痛みが、スピードを遅らせる。なら、尚のこと、集中しなければ。
 そうだ、集中するんだ。無呼吸の瞬きの要領で。そう、“切姫”の力を使う時と同じように。
 ―――自分の武器は短剣でも小太刀でもない。「集中力」だ)
(男から目を離すことなく、真っ直ぐ見据えたまま、コンクリートの地面を蹴り飛ばし、前方へ飛び出す!)
564 ◆YJKujNK4t6 :2011/09/03(土) 20:45:11.01 ID:x0AeRRqt
>>563

(後ろに跳びのかれるのであれば、彼のすることは変わらない。
 槍撃は、――直線。
 長いリーチを生かして、ただただ前にそれを突き刺せば良いだけだ。そして、彼ならそれが距離を縮めずとも可能なのだ)

(素早く、そして的確な反応をした少年)
(痛みに呻きながらも果敢に前に進んでくるその少年に対して、男は槍を突きだす。
 長い槍でもまだ届かない距離――だがしかし、その距離を埋めるようにして、槍の穂先が……迫る)
(それは、決して男がそれ以上のスピードで距離をつめたからではない)

「――、抉れ」

(男に早さはあれど、それ以上に速い速度で彼は動けない)
(変化したのは槍だ。燐光をともなったそれは、まるで粘土か何かのように形を変え、その長さを伸ばしたのだ)


(銀の穂先が真っすぐに、相手に迫る――!)
565郡 太一朗 ◆gphCpRvXtQ :2011/09/03(土) 20:57:53.20 ID:RTQUfhj4
>>564
(再度、攻撃を仕掛けようとする男。―――だが、その距離に違和感を覚える。
 槍の心得がない自分でさえも、その攻撃は届かないと分かる距離だ。
 ああ、そうか。失念していた。彼の“槍”はあの人の“刀”と同じ雰囲気を感じさせていた。
 それを忘れるなどと、よほど、自分には余裕がなかったのだろう)

(それを思い出すと同時に、穂先が蛇の牙のように襲い掛かってくる…!)

―――ぐっ、ぁああああああっ…!!!

(それを忘れていた代償に、脇腹を持って行かれた。
 咄嗟に身体を逸らしたお陰で致命傷には至らなかったが、伸びた穂先は抉るように身体を襲った)
(だが―――、ここで歩みを止めてはそれこそ微かな勝機を失う。
 ―――止まるな。止まれば、そこが死が口を開けて待ち構えている。)

うぉ、ぉぉおおおおっっっ!!!
(激痛に顔をくしゃくしゃにしながらも、吼える。更に地面を蹴り飛ばし、男の懐まで飛び込む。
 リーチの長い武器のデメリットは、小回りが利かないという点だ。
 はたして、彼の持つ武器にもそのデメリットが効くかどうかは分からないが、勝機を掴める可能性があるとするなら、
 ―――ここを付く以外に他はない)

お、おおぉおおおおおっっ!!

(握りつぶそうとばかりに、男の腕を掴もうとする。そしてその反対側の手には短剣がしっかりと握られており、
 その刃を首元へと狙いをすませていた)
566 ◆YJKujNK4t6 :2011/09/03(土) 21:12:45.42 ID:x0AeRRqt
(脇腹を抉ったそれは、無様に伸び続けてそのまま近くの地面に突き刺さった)
(まるで棒高跳びの棒のようにしなって突き刺さったそれを片手に、男が目の当たりにしたのは
 獣のように吠え、手負いの体で疾駆してくる青年だ――なるほど、まるで鋭い牙をもった番犬のようだと男は思った)

「……疾駆し、牙をむくだけでは――」

(鋭く、真っすぐに掴みかかってくる青年)
(牙も度胸も備わっている。犬と言わず、もっと気高い獣に例えるべきだろうか
 否、だが気高いものに負けるようでは≪深凪≫の式守は務まらない。自分は地面を這って泥だらけで生きてきた。
 ≪深凪≫の面々はそんなものばかりだ。こんなに真っすぐに、綺麗な理想を抱いて、その信念で駆けることはしない)

「――守る者とは、いえない」

(刹那、男が跳躍した。素早く、真上に)

(それは、それこそ宙に舞うように)
(棒高跳び――それとまったく同じ原理だった。
 地面に刺さってしなった槍に体を預けて、ひゅんと体を上空へ飛ばす。棒高跳びと違うのは長さが自在に変えられるところか)
(男の重みも相まって、その速度は十全だった)
(前方へ飛んだ男の体は、少年の体を飛び越えて獲物のところへ向かう)

「……――」

(そして黒い瞳を獲物に向けると、ひと思いにその背に穂先を突き刺した)
567郡 太一朗 ◆gphCpRvXtQ :2011/09/03(土) 21:24:35.19 ID:RTQUfhj4

―――その不足分は、気合と根性で補う!

(高等な技術など、自分にはない。あるのは、今まで戦ってきた経験と直感。
 あるいは、―――覚悟。)
(難しい理論なんて要らない。というよりも、用いることが出来ない。
 ―――なら、後は、精神力の問題だ。精神論者というわけではないが、
 技術が不足しているのなら、そこでカバーするしか他ないのだ)

(―――間に合うか!?)

(深手を負い、距離もある。失敗すれば、女どころか、自分も致命傷に至る。
 だが、ここで何もしないで後悔するよりは―――。
 考えるよりも先に、呼吸を止めて、地面を蹴り飛ばす。深手を負っているせいか、
 集中力もさほど持たないだろう。この小数点以下の時間を2、3秒に伸ばしたところでどこまで出来るか分からない)

(―――彼女の身体に覆いかぶさるように飛び込んだ)
568 ◆YJKujNK4t6 :2011/09/03(土) 21:38:26.04 ID:x0AeRRqt

(初めに貫いたのは、片腕だった)
(右の二の腕。骨を避けるようにしていたせいか、その刃はしっかりと相手の肉を貫いた。
 だが、狙った獲物のそれではない。
 そのとき、初めて男の顔に表情らしい表情がやどった――驚嘆じみたもの。驚きの色だ)

「……面白い」

(だが、男はそのまま力を緩めることはしなかった)
(どうせその肉の先には獲物の肉があるのだから。
 ならば刺せばいい――槍撃は直線だ。男は躊躇わずに、そのまま刃を深く深く真下に突きおろした)

「……悪いが、その容れ物は壊させてもらう」

(肉の裂ける音)
(吹きだす血。
 男は、またその顔にどんな色をうつすこともせずに、淡々と強く力をこめて、獲物を絶命に追い込むだけだ)
(少女の内臓めがけて、――)
569郡 太一朗 ◆gphCpRvXtQ :2011/09/03(土) 21:48:48.35 ID:RTQUfhj4

う、ぐぁぁぁぁぁぁぁっっ!!!

(激痛に眩暈を覚えた。何とか一撃は防ぐことが出来たが、かといって相手に傷を負わせたわけではない)
(―――肉をさらに抉られ、その下の女へと槍は浸食し、貫いて行く)

う、ぐ…………!

(今自分に出来ることは何もない。
 貫かれていない腕を動かし、指を震わせながら、少しでも浸食をさせまいと、槍を掴む。
 だが―――、力が入らない。そもそも正確に槍を掴めているかどうかも分からない。)

………いれ、もの…?
な、くっ………!

(ダメだ。失敗した―――。槍を掴む力も弱くなり――――)
570 ◆YJKujNK4t6 :2011/09/03(土) 22:03:38.15 ID:x0AeRRqt
(激痛にさらされてもなお、その少年は諦めようとしなかった)
(負けなど目に見えているのに、どうして諦めないのか。男はそれが不思議でならなかった。
 まさか、この男はこの女が好きなのだろうか。恋愛感情なら効率で処理しても合点がいく―――)
(――そうであればこの男には申し訳ないことをする。だが、致し方ない、これが自分の仕事だ)

(男はやはり、一瞬も力を緩めなかった)


「……弐式がばらまいた種の容れ物」


(霊力を吸い尽くされて、捨てられる使い捨てだ)
(そして男はその手に地面の感触を感じると、一旦槍を引き抜いた。そして少年の脇腹を足先でゆっくりと蹴る。
 退け、という態度での意思表示。
 少年をどかしてから、男は再び穂先をつきたてた。肉が裂け、血がにじむ。そして、吹きだす。
 ――噴水のように、血は吹きだした。命が零れ出るかのように、少女の体からそれは零れていった)

「――これも、本体ではないか」

(ふわりと、少女だったもののからだが光る)
(そしてその光が胸元に集中したかと思うと、青白い光の玉となってまるでそれは少女の魂のように浮遊した)
(少女の体から淡い光の玉が浮き上がるのを見て、男はほんのわずかに残念そうにつぶやいた)

(光はゆっくりと漂っていたが――やがて、どこかに消えるように淡く弾けた)
571郡 太一朗 ◆gphCpRvXtQ :2011/09/03(土) 22:12:16.34 ID:RTQUfhj4

――――っ!

(もはや、力は残っていない。足先で蹴り飛ばされ、女の上から退けられると
 呆然とそれを見守ることしか出来なかった)
(荒く呼吸しながらも、霞む視界で、それを眺めていた。
 せめて、自分の力量が足りなかったその結果をこの目に焼き付けておかねば。
 それがせめてもの、守れなかった彼女に対する贖罪だ)

…………な……?

(血が噴き出した。あの量では、命は絶望的だろう。
 だが、次の瞬間、彼女の肉体からは淡い光が抜け出て、四散してしまった)
(あれは、何なのか。そう問いたいのは山々だったが、痛みでまともに口が利ける状態でもない)

……はぁ、はぁ、はぁ………。ぁ…………。

(弐式、容れ物、本体。―――その単語単語は聞き取れたが、頭の中でつなげるだけの
 集中力も、頭の回転もなかった。ただ、無念そうに、女の身体を見つめて)
572 ◆YJKujNK4t6 :2011/09/03(土) 22:20:34.64 ID:x0AeRRqt
「――…救急車は、いるか」


(それは少年に問いかけた言葉であろう)
(それとも自分で帰りつくのか、誰かほかに呼ぶ相手がいるのか、それともここで死ぬ気か。
 この先どうするかを問うてから、男はその手から槍を消した。淡い光が弾けて、槍と共に消える)

(携帯を取り出したのは、救急車を呼ぶためではないのだろう)


「……対象を破壊。本体ではない。種だ。
 合計は――今回をいれて、四体か。……分かった、引き続き捜索を続ける」


(電話越しの相手に報告して、男はゆっくりと息を吐いた)


「お前が動いても昨日の二の舞だ。あまり無様に動かない方が良い、――“剣糸”」


(そして、電話をきる)
(目をゆっくりと動かし、また切れ目の瞳で太一朗を見た)
573郡 太一朗 ◆gphCpRvXtQ :2011/09/03(土) 22:34:05.40 ID:RTQUfhj4
………誰か呼ぶとするさ。

(致命傷ではないものの、下手に動けない。
 ……とはいえ、携帯は持ってきている。連絡を取れば、誰か来てくれるだろうが)

アンタは……なぜ、こんなことを、するんだ……?

(痛みに耐えながら、尋ねる。
 深凪という単語が出てきたからには関係者なのだろう。
 目的もなく、あんなことをするとは思わなかった。だが、同時に納得できないのも事実で)

“剣糸”……先輩、か………。

(深凪の関係者なら、彼女を知っていても不思議ではないだろう。
 しかし、全く状況が見えてこない。彼らは一体何をしようとしているのか。
 ……少なくとも弐式に関係することは合っていそうだが。)
574 ◆YJKujNK4t6 :2011/09/03(土) 22:39:06.16 ID:x0AeRRqt
「……お前、剣糸の知り合いか」

(静かに抑揚のない声を発して、男は再び尋ねた)
(ふむ、と僅かに考えこむような仕草をしてしばらく思考していたが、諦めたようにそれを止める)

「……何故。
 そんなものは必要だからに決まっている」

「我々の大事なものがいなくなった」
「それを捕まえるためだ――奴も“餌”を喰わねば力をつけられない。人間と、同じだ」
「だから種を植える。適当な餌に種を植えて、力を吸いとって、それが死んだら自分に蓄える」


「こうして種を狩っていれば。どこかに本体が現れる。それだけのことだ」
575郡 太一朗 ◆gphCpRvXtQ :2011/09/03(土) 22:53:06.81 ID:RTQUfhj4
ああ。

(短く答える。どうせ隠したところで、すぐに分かることだろう。
 むしろ、知っていて戦っていたと思ったのだが、どうやら違うようだ)

……だから、その必要な理由を聞いてるんだよ。
種……か………。

……よく分からないけど、そのいなくなったっていうのは“弐式”のことか?
だとして……その餌であり、種を植えられているのは、人間なのか?
(もし、“餌”が人間ではなく、“奴”の力が生み出した幻想なのだとしたら、自分のしたことは徒労に終わるが、
 それはそれで、安心できる。誰かが死ぬという心配もしなくていい。)
(だが、もし仮に、何も知らない人間なのだとしたら。……・どちらにしろ、殺される運命は変わらないということだ。
 それが“奴”に喰われるか、目の前の彼のように奪われるか、で)

…………どうしたらいいんだ。

(誰に言うでもなく、ぽつりとつぶやく。)
(“奴”というのは弐式――夜乃刀なのだろうか。しかし、自分と彼女を助けてくれた時、
 そんな真似をするようなヤツには見えなかった。果たしてどういうことなのだろうか)
576 ◆YJKujNK4t6 :2011/09/03(土) 23:05:27.14 ID:x0AeRRqt
「……ああ。人間だ」

(少年の内心の葛藤など知らず、男は相変らずに抑揚のない声で答えた)
(静謐な黒をたたえた瞳は、飾り気はないもののそれだけ真っすぐであった。
 全ての服を黒で覆った男。彼は事実説明をする機械のように、淡々と言葉をならべていく)

(その姿は昔の葵に似ていた)
(あれから遊び心を差し引いたらこのようになるのだろう。
 とはいえ、男には葵のような盲目的でどこかヒステリックなまでの忠誠観は滲んでいなかったけれど)

「……弐式も知っているのか」

「……ああ。分かった。お前があの「全てを無に帰すもの(オールゼロ)」――、
 いや。『調整者』だったか。お前が。息子か」

(男は一人で納得して頷く)

「式は霊体。霊力を豊富に持つ奴に取りつく」
「だが。……奴は本人の許諾がないと種は植えられない。
 だから奴は隙に漬け込む。あいつはそれを『人助け』と言うだろうが……」
「あれの末路は自己責任。種の容れ物になったものは人間を捨てている」

(くい、と首で死体を示す)

「それが自分で選んだ道。お前がどうする話ではない」
577郡 太一朗 ◆gphCpRvXtQ :2011/09/03(土) 23:19:05.08 ID:RTQUfhj4
………。

(やはり。唇を噛み締めて、表情を険しくさせる。
 ああ――、やっぱり。現実は残酷だとはよく言うけれど、全くその通りだ。
 どうしてこうも、物事は辛い方向ばかりに向いてしまうのか)

……俺は、郡太一朗だ。

(関係ない、俺は俺だ。そう言うつもりで、代わりに名乗った。
 ――今俺のことはいい。今は、弐式のことについて知りたかった。
 もっとも、自分より情報に詳しいはずの深凪の関係者が、いまだに捉えられていないのだ。
 それ以上の収穫はないのかもしれないが、聞けるだけ聞いておかなければ)

―――そうだとしても、俺は助けたかった。
いや、違うな。………、誰かが目の前で死ぬのが嫌なだけなんだ。

(今日初めて遭った人間だ。赤の他人。けれど、「死」というものがそれだけ安っぽいものではない。
 「死」はその人間の全てを終わらせる。未来はもちろん、過去も、今も、そして周りの人間との関係もすべて。
 たとえ、修羅の道を選んだとしても、その人間が死ねばいいという理由にはならない)

………………何でもない。忘れてくれ。

(呼吸を荒くしながら、ハンカチで腹部を抑える。少しでも出血を抑えておくべきだろう)

どうするんだ、これから?

(本体を見つける目星はついているのか、と尋ねて)
578 ◆YJKujNK4t6 :2011/09/03(土) 23:34:32.28 ID:x0AeRRqt
(郡太一朗、と聞いてようやく完全に男の記憶に目の前の少年が合致したようだ。
 その名前を口の中で転がすように一度だけ呟いてから、うん、と頷いてみせる)

「……お前は、“剣糸”に懸想していると聞いた」
「≪弐式≫を取り戻さなければ、困るのはあの娘だ。
 誰かが死ぬのが嫌ならば、この件にはもう関わるな。観測できない事象は。ないものと同じだ」

「……見なければいい」
(さも当然だと、そういうように男は告げた)
(男にとって「死」とは仕方ないものであり、万物の終着点だった)

「……人は死ぬもの。違いは早いか遅いかだけだ」
「幸、不幸は。その速さに関係ない。生きていた時間の質で決まる。死に際の満足感。それで決まるものだろう」
「死は決して、不幸のみではない」
「力を得ることが願いなら。弐式を受け入れたことはそのものにとっての幸福だ」

(さも当然だと、そういうように男は再び告げた)

「……俺はこれから、休息をとって再び捜索に戻る」
「剣糸が足をやられた。明日明後日には完治する怪我だが、今のあいつは無力すぎる」

「……しばらく、俺が捜索と補佐にまわる。
 ―――俺は、≪深凪≫四席、『式』を守るもの……槍月(ソウゲツ)。≪深凪≫の。式の守人」

(そして男はポケットから小瓶を取り出すと、その中の錠剤をひとつつまんだ。
 膝をおり、指先でそれを差し出す)

「……口にいれて。噛め。血が足りなくなる分を。補う」
「……調整者の息子を殺すと。面倒くさい」
579郡 太一朗 ◆gphCpRvXtQ :2011/09/03(土) 23:45:00.90 ID:RTQUfhj4

――それでも、観測しなきゃいけないんだよ。俺は。
箱の中の猫を見殺しにするぐらいなら、せめて箱を開けて生死の確認ぐらいはする。
……出来ることなら、助けたい。

(種を植えられる前に、出来るだけ早く見つけ出してみせる。
 被害が及ぶ前に。たとえ、それが本人の望んだ道だとしても、みすみす見殺しにするわけにはいかない)

死は決して不幸のみではない、か。確かにそうかもしれない。
そうだとしても、それが「最後」であることには違いない。
生きていた時間の質で決まるというのなら、その時間が長ければ、その質が良くなる可能性だってある。
(もちろん、それよりも悪くなる可能性もあるが―――だが)

……そうか。槍月さん、ね。覚えておくよ。
ああ―――、助かる。
(がり、と錠剤を噛む。……種のことにしろ、葵のことにしろ、弐式のことは早く捉えなければならない。
 出来ることなら、自分の手で。自分も傷が癒えたら、捜索を再開することにしよう)
580媛名 葵 ◆YJKujNK4t6 :2011/09/03(土) 23:47:52.56 ID:x0AeRRqt
【と、そろそろリミットですね】
【返信していると時間になってしまいそうですので、ここで凍結をお願いできるでしょうか?】

【今後の展開にご希望がないようなら、このまま〆というか、置きレスで〆たいと考えております】
【もしもまだ、こんな風にしてみたいとか、ここで双子ちゃん登場とか(←)何かあれば全力でお聞きしたいので
 遠慮なく教えていただけたら、嬉しいです】
581郡 太一朗 ◆gphCpRvXtQ :2011/09/04(日) 00:07:14.27 ID:nD3CaAyt
【了解。じゃあ、取り敢えずは、凍結で、流れ次第で締めにしようか】
【双子登場、頂きました。そうしよう。うん。】
【取り敢えず台風の影響で明日明後日の予定が分からなくなったので、
 また明日予定を確認次第、夜にでも避難所の方に連絡入れておきまっす】
【俺としては、先輩とロールが出来ただけで満足なので。
 まあ、この後先輩に電話を入れる、というぐらいのロールはさせて貰うかもしれないけどっ】

【今日はどうもありがとうございましたっ】
582媛名 葵 ◆YJKujNK4t6 :2011/09/04(日) 00:09:56.52 ID:E/AZYV1M
【了解いたしました。それでは、また後日に再開。可能なら置きレスをしておきます。あとは流れ次第で】
【台風、影響があるようならどうかお気を付け下さい。やはり、なかなかに大きいようですから】

【電話の件につきましても、了解です】
【こちらこそ、色々とお付き合い頂いて誠に有り難い限りです。ありがとうございます】
【では、もうしばしどうかお付き合いのほどを――今宵はありがとうございました。お休みなさい、後輩さん】
583郡 太一朗 ◆gphCpRvXtQ :2011/09/04(日) 00:14:50.66 ID:nD3CaAyt
【…ありがとうございます。それでは、また後日にということで。】
【こちらは何とか過ぎたので、大丈夫。そちらも、気を付けて】

【どうもこちらこそ付き合ってくれてありがとうございました。
 おやすみなさい、先輩。またそれでは後日――。】

【スレをお返しします】
584龍岬 壱耶 ◆4waHkiVfl2 :2011/09/04(日) 14:02:31.15 ID:lErwpXDs
【久遠ゆりか ◆Juli/dituo 嬢とのロール解凍でスレをお借りします】
【本日も宜しくお願いします】
585久遠ゆりか ◆Juli/dituo :2011/09/04(日) 14:03:21.80 ID:I3qWypo5
【龍岬 壱耶 ◆4waHkiVfl2さんとのロールの解凍にお借りいたします。】
【本日も、よろしくお願いいたします。】

(龍岬が、なにか喋っている。)
(耳に入ってくる音声は、頭の中で結合しない。)
(それよりも、目の前の敵の動き、様子、匂い、全てを感じるのに手一杯で)

―――ッ
(バケモノライオンが、目の前の龍岬に飛び掛る。)
(身体能力が高いのか、龍岬は後ろに飛び退いて、大きな難は逃れた様子だ。)
(それとも、彼も夜の―――)
(余計なことを考えている余裕はない。)

(ライオンの後姿に、何発もの銃弾を撃ち込む。)
こっちを向けーーーぇッ!!!
(こちらを向いたら、お前のそのばかでかい脳天に、食らわせてやる。)
(がしょっと音を立てマガジンを地面に落し、素早く替えのものをバッグから取り出して装着。)

(白いジャケットの背中中央部に、淡く血が滲んで、背中が、ずきずきと痛み始める。)
586龍岬 壱耶 ◆4waHkiVfl2 :2011/09/04(日) 14:30:44.21 ID:lErwpXDs
(メガライオンの一撃を受けつつも咄嗟に後方ヘ跳躍し威力は殺したが)
(それでも激突した資材の衝撃が背中に響く)
グハッ!――「内功」使ってもコレかよ……
(肺から空気が血反吐と共に口の中に溜り…地面へ吐き捨て)
ハァァァァァァ……
(立ち上がり呼吸を整え――「内功」を練り身体を活性化させ「外功」を纏う)

(メガライオンは壱耶にトドメの一撃を繰り出そうと飛びかかる体勢を取るが――背後から浴びせられる銃弾の雨を喰らい)
(一瞬グラつくも、ゆりか嬢の叫び声を聞き――振り返り再び飛びかかろうと――)
(飛来してきた最後の銃弾が額に当り途中で勢いが殺され、その加速が止まる)

(――危険だ――)
(「内功」を脚に集中させ爆発的な加速力を瞬間的に発動させる――「内功」の応用“軽身”)
(その速度はメガライオンに追いつき――追い越し――ゆりか嬢の隣に立ち並ぶ)
事情はお互いに後で…な。今は、この場を切り抜けないとな……協力してくれるか?
587久遠ゆりか ◆Juli/dituo :2011/09/04(日) 14:44:24.88 ID:I3qWypo5
(振り向いたライオンの脳天めがけ、引き金を絞ろうとすると、ありえないほどの素早さで龍岬が動く。)
(自分の動体視力ではそれを追うことが出来ないと判断し、一旦指の力を抜くと)
(予想以上に早く、いつの間にか隣に並ぶ龍岬に視線を合わさないまま、こくりと頷く。)
(どうやら彼は、こちらの関係者らしい。スピード系の異能者?……だが、それは今考えることではない。)

協力?
わたし一人でも、なんとかなった。
(買い物をしながら、食事をしながら、今日の夕方から龍岬と一緒に居たときとは、まるで違う様子の声音を出す。)
(恥かしそうな顔も、人懐こそうな笑顔も消えて、今はただ無表情で)
(心のどこか隅の方で、そんな自分を嫌悪する自分が居る。)
(だけど、もうとめることが出来ない。)

まぁ、いいわ。
アレを倒すのに、あなたならこれからどう出る?
588龍岬 壱耶 ◆4waHkiVfl2 :2011/09/04(日) 15:00:16.20 ID:lErwpXDs
それは…悪い事をしたな。
(彼女の様子がさっきとは雰囲気が違うようだ――が、それは此方も同じか)
(此方とヤツの様子を注意深く観察し――導き出される答え、それは――)

今ヤツは右前足と――右目と後ろ右足にダメージを負っている、なら…ソレを利用しない手はない。
ヤツの死角へ回り込みながらの攻撃――それも囮で注意を引ければベストなんだが…どう思う?
(メガライオンは漸く起き上がり、こちらを睨みつけながら攻撃の機会を伺っているようだ)
俺が囮になって惹き付ける――トドメは任せたぜ。
(ゆりか嬢の答えを待つ間もなく一歩前に踏み出し――メガライオンへと向かっていく)
(メガライオンも威嚇の吠え声を上げながら壱耶へと飛びかかって)
589久遠ゆりか ◆Juli/dituo :2011/09/04(日) 15:20:45.23 ID:I3qWypo5
あっ…ちょ……っ
そんな危険なこと、ダメ……っ
(彼の異能(?)がスピード系ならば、囮にはふさわしいかもしれないが)
(だけど、どんな場合でも生身の人間を囮にするなんてこと、危険極まりない行為だ。)

(制止の声は間に合わず、龍岬の身体がライオンの前に出る。)
(獣臭い巨体が、好機とばかりにその身体の大きさを更に見せ付けるように立ち上がり)
(鋭い爪、牙で龍岬に飛びかからんとして)

―――дава?ть

(欲しいのは、的確な貫通力。)
(あれだけのホローポイントを喰らって、まだ立っていられるライオンは、よほど組織が硬いのかもしれない。)
(マガジンの中にある銃弾3発を、通常のものと同じように変化させる。)
(急激な能力の流れに、目が霞み、頭が少しふらついた。)
(―――でも、当てるしかない。)

(龍岬の背中越し、喉笛に1発、残った左目に向け1発、続けざまに放つ。)
590龍岬 壱耶 ◆4waHkiVfl2 :2011/09/04(日) 15:44:31.95 ID:lErwpXDs
(ゆりか嬢の返事を聴かずにメガライオンの眼前へと走り出し――メガライオンも壱耶を捉えようと左前足から爪を繰り出す)
(その爪の軌道を予測、あえて右に回り込み――首元に「外功」で気を纏わせた右脚で踵落としを繰り出す)
(その動きに釣られたメガライオンは壱耶の予想道理左に動き、死角となっている無防備な右側をゆりか嬢に晒すが)
(ゆりか嬢が放った弾丸が同時に左目と喉元に命中し――弾丸は深々と突き刺さる)
(少し遅れたタイミングで踵落としが首元に決まり――「ゴキリ」と鈍い音が闇夜に響く)

――ガッフッガフッフフッ――
(出血と呼吸困難なのであろう…苦しみ悶えその場でのたうち回るメガライオン)
(最後の力を振り絞り立ち上がろうとするが――ゆっくりと地面に堕ちて)
(その巨体は――二度と立ち上がる事はなかった。)

…ふう、お疲れさん――ケガはなかったかい?
(ゆりか嬢のもとへ近づき安否を気遣う――その顔は先程一緒に過ごし“龍岬 壱耶”のモノであった)
591久遠ゆりか ◆Juli/dituo :2011/09/04(日) 15:54:18.56 ID:I3qWypo5
(何か硬いものが折れる鈍い音が聞こえた。)
(唇をきゅっと噛むと、P7をホルスターに戻し)
(白いリボンの端を引っ張って、血が滲んだ背中を隠すためふわりと髪を下ろす。)
(何度か馴染ませるように、うなじから手櫛で髪を掬い上げ、ふるふると首を左右に振る。)
(数歩向こうに落ちていた空のマガジンを拾い上げ、龍岬に応えながら、落ちた薬莢を数えつつ)

ありがとう。
でも、わたしは大丈夫ですわ。
龍岬さんこそ、お怪我はなくて?
(にこり、と笑いかけるが、その笑顔は作られた張り付いたような笑顔で)
(こんな自分が、普通の日常なんて楽しんだから、これはきっと報いだと。)
(優しい龍岬の幸せを願ったばかりなのに、こんなことって―――)
(その、願った幸せも、ゆりかのわがままで自分勝手なエゴに過ぎなかったけれど。)

(崩れたブロックを蹴飛ばして、携帯のライトを当てる。)
(最後の薬莢を拾い上げ、龍岬のほうを見て、小さく首をかしげた。)
592龍岬 壱耶 ◆4waHkiVfl2 :2011/09/04(日) 16:05:26.76 ID:lErwpXDs
ああ、こっちは大丈夫だ…しかし…。
(ゆりか嬢の方を見てからメガライオンの方を見ると)
(その死体から白いモヤっぽいものが立ち上がり――死骸はドンドンと萎み)
(その場には――何か動物の毛らしきものと白い型紙があり、ソレを手にする)
(そこには「飛龍喰」と書かれており――壱耶は溜息を一つ吐いて)

……すまなかったな、どうやら「俺達」がキミを巻き込んでしまったようだ…。
(その紙をジッと見ながらそうゆりか嬢に話しかける)
しかし驚いたな、ゆりかちゃんが銃の使い手だったなんて…しかもいい腕だし。
(暫くゆりか嬢を見ているが――やがて頭を軽く掻いて)
ま、いいさ。お互いこうして無事だったんだしな。
(そう言うと額からタラっと血が流れ――どうやら吹き飛ばされた時に流血したようだ)
593久遠ゆりか ◆Juli/dituo :2011/09/04(日) 16:13:48.95 ID:I3qWypo5
おれたち……?
龍岬さんたち、が?
(死骸が消え、白い紙切れのようなものを拾う龍岬を見つめる。)
(大きなものだっただけに、始末はどうしようかと少し悩んでいたところだったが、これなら問題ないだろう。)
そう…別に、龍岬さんが謝ることはないですわ。
そういうのって、お互い様だし。
それに、龍岬さんが好きでわたしを巻き込んだわけじゃないんでしょう?
じゃあ、龍岬さんのせい、とは言えないですわね。
たまたま、わたしが勝手にそこに居ただけの話よ。

(見つめられ、ぷいっと視線をそらす。)
別に……使い手とか、そういうわけじゃない。
ただ、得意なだけ。
(言い訳を考えようとしたが、墓穴になるだけだと解かっていたので、そう答えるに留めて)
(ふたたび龍岬に視線を戻すと、その額から赤い筋がつぅっと落ちてきた。)

―――っ
ちょ…どこか怪我……っ
(思わず駆け寄り、バッグから白いレースで縁取られた淡いグリーンのハンカチを取り出し)
(背伸びして、龍岬の額に押し当てる。)
病院とか……あ、救急車でも呼びますか?
594龍岬 壱耶 ◆4waHkiVfl2 :2011/09/04(日) 16:36:02.83 ID:lErwpXDs
ま…そうなる、かな。
あの街の利益を狙って俺達を疎んじてる輩がいる、そんなトコだ。
そんなどこかの組織が差し向けた一種の「式神」だな、あれは。
それはそうなんだが……結果としてはゆりかちゃんを巻き込んだ、これは変えようのない事実だ。
俺と知り合わなければこんな目にあう事もなかったんだし。
それに俺と知り合いだなんて連中に知れたら今度はゆりかちゃんまで狙われる事になる…。
(そう言うとすまなさそうな表情を浮かべながらゆりか嬢をみつめる)

(額を腕で拭うとベットリと血が付くのを確認すると同時にゆりか嬢が駆け寄って)
(ハンカチを押し当てやすいようにしゃがみ込むと――ゆりか嬢の顔が近くにあり少女特有の匂いが鼻孔をくすぐる)
ぁ・・・いや、それには及ばないさ。俺には…
(言葉を止めると目を瞑り意識を集中させながら呼吸を深くゆっくりとすると)
(段々と流血が収まっていき――傷口は血が固まり瘡蓋になっていく)
「内功」っていう業(ワザ)があるんでね。
あの一瞬一時的に脚が早くなったのもコレの賜物さ。
しかし……こんな形で会ってしまうなんてな…これも何かの縁なのかもな。
(そう言うと「ヤレヤレ」とかぶりながらゆりか嬢の顔をじっと見つめてしまう)
595久遠ゆりか ◆Juli/dituo :2011/09/04(日) 16:47:01.76 ID:I3qWypo5
どこかの組織……
ってことは、龍岬さんもその対抗する組織に属していらっしゃるって、こと?
(組織の人間――だとしたら、過去に自分の父親が接触しているかもしれない。)
(10年ほど前だと、さすがに龍岬もまだ子供だっただろうけれど)
(龍岬に上手く取り入れば、組織の人間に話を聞きださせることも出来るだろう。)
(……聞き出させる…?いつから自分は、そんな考え方をするようになったのだろうか。)

わたしまで狙われるように…そんなの、願ったりだわ。
わたしはもっと、色んな組織の人間と、接触したいと考えていますもの。
理由は………まだ…竜岬さんには、言えないですけれど。

………っ?
(ハンカチを外してみると、溢れる血が徐々に止まり、あっというまに固まって)
ないこ………?
(聞き慣れない単語に首を傾げつつ、血で汚れたハンカチをバッグに仕舞う。)
それが、あなたの能力ってこと?
縁、ね。
ありがたいような、ありがたくないような、ってとこですけれど……っと。
(後ろによろめくように数歩下がり、バランスを整える。)
(にっこりと微笑みかえし)

こういうの始末するのでしたら、わたしはそこそこ得意ですわ。
もしなにか、手伝って欲しいことがあれば、いつでもご連絡くださいませ。
わたしも個人的に、色々ツテが欲しいところですし。
596龍岬 壱耶 ◆4waHkiVfl2 :2011/09/04(日) 17:09:14.44 ID:lErwpXDs
中華街に住んでいる「華僑」が組織している自警団――それが「白龍(パイロン)」
そこの頭目である「黄(ファン)」と俺が個人的な知り合いでね……相互協力というか。

そうか…キミも色々と複雑な事情を抱え込んでいるんだな。
それなら……困った時があれば連絡くれればいい――俺で出来る事なら力になるさ。
ああ、「内功」っていうのは気功術の一種でね…といっても難しかったか?
簡単にいえば――人が誰しも持ちうる可能性の力、といったトコロかな。
最も個人差によって資質の度合いは変わってくるが。

確かにそうだな…でも、俺はこんな形でもゆりかちゃんと出会えてよかったと思ってる。
その時は是非。それじゃあ…改めて。
(立ち上がりながらゆりか嬢に右手を差し出す)
OO学園大学部2年 龍崎 壱耶だ、これから宜しく。
(月明かりのもと、ニコリと微笑みながらゆりか嬢の青い瞳を真っ直ぐに見つめて)

【雰囲気的にそろそろ〆でしょうかね?何かやり残し等ありますか??】
【もしあれば言ってくださいね】
597久遠ゆりか ◆Juli/dituo :2011/09/04(日) 17:17:03.45 ID:I3qWypo5
白龍……
(龍岬のいった言葉を忘れないように、口の中で繰り返す。)
(中華街の自警団、マフィアみたいなものか。)
(あまり自分にとって欲しい情報は得られそうにないけれど、ツテは多いほうがいいだろう。)

可能性の、力……
(いまいちピンとこない顔をして、首をかたむける。)
(よくは解からないけれど、身体能力が上がり治癒能力も有する、とだけ解かっていれば充分。)
(ひとまずは素直にこくりと頷き、覚えたことを表した。)

わたしと出会っても、なんの得にもなりませんわよ?
多少の戦闘力を得たとでも思っていただけるのなら、得になるかもですけれど。
………
(差し出された手を見て、それにちょっとだけ触れ、指先を握る。)
(なんとなくだが、最近男性の大きな手が、怖く感じるときがある。)
(見つめられ、困ったような顔をして、じっと見上げ、そして視線を地面に向けた。)

わたしも…同じ学校ですわ。
高等部1年、久遠ゆりか………


【そうですわね。じゃあ、わたしはこれかその次で〆かな。】
598龍岬 壱耶 ◆4waHkiVfl2 :2011/09/04(日) 17:33:15.75 ID:lErwpXDs
!…そうだったのか……成程、な。
(少し驚いた顔をしながらゆりか嬢を見ている)
(この娘もなのか…成程…以前葵嬢から聞いた通り、おかしい程に集中しているな、と思う)

人の出会いは損得勘定で割り切れるモノじゃないさ。
だからこそ、「一期一会」が大事なんだろうし…といっても少し難しかったかな?
(はははと軽く笑って場を和ませる)

それじゃ…今度こそ、近場まで送らせてもらって構わないかな?
その方がまた何かあった場合――対処も早いだろう??
(月明かりの下、そう微笑みながらゆりか嬢に同意を求めるのであった)

【それじゃあこちらはコレで〆にします】
【三日間に渡る長いロールにお付き合いくださってありがとうございました(礼】

599久遠ゆりか ◆Juli/dituo :2011/09/04(日) 17:39:32.06 ID:I3qWypo5
(少しだけ子供っぽく唇を尖らせ、龍岬を見る。)
(その様子は、すっかりとまでは言えないが、夕刻頃の雰囲気に戻っていて)
難しいだなんて、わたしそんなに子供じゃないですわ。
ただ…損するよりかは得するほうが、より嬉しいんじゃなくて?

……
(近場まで送らせての言葉に、黙り込み、じっと考える。)
(こくりと頷き、とことこと歩き出す。)
じゃあ、駅前のタクシー乗り場まで。
いくら一緒に居るからって、一晩で、こんなこと何度も起こったらたまりませんけれど。


【こちらはこれで〆】
【こちらこそ、お付き合いいただきましてありがとうございます。】
【また、遊んでくださいませね。】
【それでは、よい夜を。ノシ】
600龍岬 壱耶 ◆4waHkiVfl2 :2011/09/04(日) 17:42:51.94 ID:lErwpXDs
【〆レス見届けました。また機会があれば宜しくお願いします】
【本日はお疲れ様でした…それではまた、再見!】

【スレをお返しします…ありがとうございました】
601名無しさん@ピンキー:2011/09/04(日) 21:05:50.39 ID:vPTch07i
次スレ
【異能】黄昏の学園 40【異端】
http://pele.bbspink.com/test/read.cgi/erochara2/1315137689/
602名無しさん@ピンキー:2011/09/04(日) 21:07:35.06 ID:C+cn02TK
603郡 太一朗 ◆gphCpRvXtQ :2011/09/05(月) 13:06:59.93 ID:3USmpaDQ
>>601 改めてお疲れ様!ありがとうなっ】


【さて、先輩とのロールに借りるぜっ】
604槍月 ◆YJKujNK4t6 :2011/09/05(月) 13:10:59.71 ID:AwB+ROze
【601さん、スレ立てありがとうございました】
【後輩さんとのロールに場所をお借りいたします】


……お前は。自身に無理に義務を課しているだけ。
だれもそれを強制してなど。いない。

――お前のエゴを押し付けられて。相手は困るだけの場合もある。
(また逆に救われる場合もあるのかもしれない)
(しかし、それでは全てを救えないだろうにとこの男は思った。
 しかし恐らくではあるが、目の前の少年とてそれを分かって自分の手に掬えるだけを掴もうとしているのだろうとも思った)
「最後」は、終着点。
……人間は――果てに何かの終着点を求めて生きる物体(モノ)。
(だからお前が気に病む必要などないと、この男は言いたいのかもしれない)
(しかし、言葉少なに発されるだけの言霊はただただ相手の言葉を否定して終わってしまう。口下手といえばいいのか)


――…俺は、そろそろ行く。
(何かの気配でも感じ取ったのだろうか)
(闇のほうへ視線をむけると、片手に淡い光を集中させる――)
(一瞬にしてその手に生成されたのは、緑の柄に白い飾りのついた槍。青白い光を纏うそれをくるりと回す)
605郡 太一朗 ◆gphCpRvXtQ :2011/09/05(月) 13:36:48.85 ID:3USmpaDQ
―――分かってる。分かってるさ。
だから、“自己満足”なんだよ。俺の“正義”は―――。

(この先、それを理解できるのは、自分ただ一人なのかもしれない。
 あるいは、自分自身でさえ、それを見失うこともあるかもしれない。
 だが、その“自己満足”こそが、彼をこの場に立たせている最大の元凶なのだ)

………終着点か。
俺は、まだ、“終着点”のことなんか考えられないよ。
十数年生きてきた中で、まだ終わりのことなんて考えられない。……だからこそ、生きたいと思うんだ。
生きる先に見えるものを、みたいから。願わくば、他の人たちにもそれぞれの生きる先を見て貰いたい。
(きっとそれは未熟な考え方なのかもしれない。けれど、今の自分には、その考え方・生き方しかできない)

あばよ………。

(不思議な男だった。深凪の人間の中でも、ある意味一番純粋な人間なのかもしれない。
 迷いなく、真っ直ぐ自分の使命に従って生きるその姿は)

(そして彼が立ち去ってから数分後。双子の姉妹が、姿を現した)
「あーあ、派手にやられちゃってる。ハッ、無様だね。夜中に呼び出される僕らのことも考えてよ」
「そうですよ。どうせまた無茶をして怪我をしてしまったのでしょう?」
(呆れたように倒れる彼を見下ろす姉妹。そんなふたりを見上げながら、苦痛で眉根を顰めさせる)
(双子は手際よく彼の傷口を応急手当していく。ふたりきりで今まで生き抜いてきた中で身に付けた技術なのだろう。
 驚くほどに素早く処置して、得意げな顔で双子は笑う)
「ま、僕たちの手に掛かればこんなものだね。さ、帰ろう」
「ええ。早くしないと、お姉さまに怒られてしまいます」
(急かす二人に、軽く手を払い、先に帰っておけと合図を送る。しかし、それでも、ふたりは離れず呆れたように見咎める)
分かった、分かった。もう無茶はしないから(今日は)。先に歩いて行けよ。
(納得のいかない様子のふたりだったが、先導するように先を歩き、彼はその後をゆっくりと歩きながら追う)

(そして、携帯電話を取りだし、何度も打ち慣れた電話番号を打ち、彼女へと電話を掛けた)

夜分に、ゴメン、先輩。―――先輩の声が聴きたくなった。

(双子が耳を立てながら聞いていることには気づかず、電話先の相手にそうまず言葉を切り出して)

【それじゃよろしくお願いしますっ】
606媛名 葵 ◆YJKujNK4t6 :2011/09/05(月) 13:45:12.74 ID:AwB+ROze
(深凪四席――久々に聞く声だった。
 あの『外嫌い』の男をひっぱりだす羽目になったのは自分の不徳の致すところに他ならない。
 動くなと言われていたはずだ、とあの男に真っすぐな目で見られてしまうと、本当に悪いことをした気分になる――)

……いたい。

(ざっくりと斬られた足は明日には動くようになるだろう。否、無理やりにでも動かさねばならない)
(種の数はいざしれないが
 できるだけ早めに回収してしまわなければ、後々厄介な事になる。
 可能ならば、あの“夜乃刀”が力を完全回復させるまえに御してしまうのが好ましい――それは、分かっているのだから)

――――。
(着信音)
(また槍月かと思って携帯をとれば、ディスプレイが表示したのは別の名前だった。
 指先をボタンに伸ばしてから、しばしの逡巡。押そうか押すまいか迷ってから、彼女は通話ボタンを押した)

……ご無沙汰しております。
(相変わらずの声を、出せたと思う)
用件はそれだけですか?……私の声程度なら、起きているうちはいくらでもお聞かせ致しますけれど。


【こちらこそ宜しくお願い致します】
607郡 太一朗 ◆gphCpRvXtQ :2011/09/05(月) 14:02:04.15 ID:3USmpaDQ
最大限の用件はそれ。…ただ、もう一つ二つ、おまけがついてる。
(嘘ではない。彼女の声が聴きたいというのは本音だったし、出来ることなら電話越しではなく、
 直接彼女の声が聴きたかったのだが、それは我慢するとしよう)

さっき、“種”と遭遇した。
あと、槍月さん……だっけ?あの人とやり合った。

(経緯を掻い摘んで話す。刀を持った女に襲われたこと。それを槍月が狙い、自分と戦いあったこと。
 そして、それが弐式の種を植えられた人間だということ)

……まあ、槍月さんと、二、三、話をしたから、大まかには理解したつもりだけど、
まだ、そちらでも、弐式の本体の行方は掴めないのか?
(槍月は種を狩っていれば、時期に姿を現すとは言っていたが、
 何かそれ以外に情報を持っていないのだろうか)
(弐式の喪失には、やはり自分が関わっているだけに、気になっている様子で、彼女にそう尋ねた)
608媛名 葵 ◆YJKujNK4t6 :2011/09/05(月) 14:16:09.82 ID:AwB+ROze
>>607
―――…。
(ということは、なるほど)
(電話越しの少年はあの場にいたのだ。状況を理解して、思わずため息をついてしまった)

こちらでも、本体の行方は分かっていません。
≪深凪≫の式の存在を詳しく知るものは、他組織には多くはいませんので――、
あれが暴れたとしてもそれが我々≪深凪≫の責任だとされるわけでもなく、むしろ我らが狩っているので
新手の異形だと思われているやもしれません。それが、客観的状況でしょうか。

……基本的に、「種」は契約をしないと植えつけることはできません。
力と引き換えの契約です。
力を与える代わりに、苗床にされる――それを許容できなければ、種をうえつけることができない。
霊体武器ゆえのデメリットでしょうか。まあ、そんなデメリットなど、あの性悪にかかればメリットにもなるのですけれど。
609郡 太一朗 ◆gphCpRvXtQ :2011/09/05(月) 14:27:32.93 ID:3USmpaDQ
>>608
………そっか。
でも、それってひょんなことから、弐式を奪われるっていうことにはならないのか?
いくら、弐式についての情報が部外秘だとしても、“種”ってのはひとつやふたつなんかじゃないんだろう?
…つまり、“弐式”だとは分からなくても、それが他の異形とは違う力を持っている……ってのは、
そのうち、分かってくるんじゃないか?
(それがのちのち、弐式の力の解明につながり、それを狙う組織も増えてくるのではないか、と。
 弐式は人間を選ぶと言うが、選ばれる人間が深凪の中にいるとは限らない)

……成程な。
無差別に“種”を植えられることはないけど、“種”を植えられた時は―――
(あまり考えたくない想像だった。だが、そこでふと疑問に感じる)
……けど、弐式はあの時、俺や先輩のことを助けてくれた。
それはなぜなんだ?……先輩と剥がれることを承知してでも、助けてくれた。
俺は、そこがよく分からないんだよな……。
(このような真似をするような“声”には思えなかった。それに、あの時“声”が自分に語ってくれた内容は――)
610媛名 葵 ◆YJKujNK4t6 :2011/09/05(月) 14:40:21.07 ID:AwB+ROze
>>609
……だから、急いでいるのでしょう。
(僅かに苛立ちの残った声で、そう返答した)

別にあれは、貴方や私のことを助けたわけではないのでしょう。
今の状況は≪弐式≫にとっては好ましい状況です。なにしろ、あれはいま完全に自由なのですから。
貴方が≪弐式≫の何をみて、何を思ったかは存じ上げませんけれど、
あれはただ、自分のしたいことをするだけのモノです。縛られるのは、好いていません。
ただ……それだけのお話であります。
(あの時の会話など、彼女は聞いていない)
(聞いていたとしても同じ返答を返しただろう。
 そして事実そうであった。≪弐式≫は自分の身を犠牲にして二人を助けたのではないのだから)

(あれは分かっていたのだ)
(自分の身が自由になるのだ、ということを)
611郡 太一朗 ◆gphCpRvXtQ :2011/09/05(月) 14:48:22.27 ID:3USmpaDQ
>>610
分かってるよ。―――。
(双子の手当で幾分かはマシになっているが、それでも肩と脇腹の痛みは消えず、一瞬顔をしかめる)
―――ま、俺は俺の方でまた探してみるし、何かが分かれば連絡するよ。
(少なくともそれが自分の彼女に対する贖罪のひとつだ)

(よく分からないな、と内心呟く。これ以上考えたところで、推測の域は出ない。
 弐式については、また色々と調べないと、把握できないところが多い。
 さて、どうしたものか。今のところ、深凪の掴んでいる情報以上のモノは出てこない)

弐式については、これ以上考えても仕方がないか。
あとは“種”を追うしかないな。
(残念なことだが、それが糸口だと言うのなら、引き寄せてでも情報を掴むしかない。一息切ると、少し真剣味を帯びた声で)
それで、槍月さんとの会話を横で聞いてたんだけど、怪我をしたんだって?
大丈夫なのかよ?……無茶するのは分かるけど、もう少し自分を大事にしろよ。
(尤も自分のことは言えないのだが、それでも彼女がけがをしたと聞くと、いてもたってもいられず、思わず苦言を呈す)
612媛名 葵 ◆YJKujNK4t6 :2011/09/05(月) 14:54:06.58 ID:AwB+ROze
>>611
貴方に――、もうこれ以上関わる必要性はありません。
……相手の足取りはつかめました。これ以上のことは、もはや我々の仕事の範疇です。
(一瞬だけ黙った相手。その黙った理由が何かを察せないほどに、日向にい続けた女ではない)

貴方こそ。
あの男と獲物をとりあって、無事でいられるわけがありません。
――無茶するのは分かりますが、もう少し自分を大事にしていただけますか?
そうでなければ、助力などお願いすることはできません。これ以上、あれに関わらないようになさってください。
あれが逃げたのは、所詮貴方の責任ではないのです。
貴方が責を追うには、あれは重すぎます。それに――、私の問題です。勝手にもっていかないでください。
(辛辣な言葉を、怪我をしているであろう相手に容赦なく吐き出して)
……それで。
大丈夫なのですか。怪我の手当ては?
613郡 太一朗 ◆gphCpRvXtQ :2011/09/05(月) 15:15:29.44 ID:3USmpaDQ
>>612
―――――嫌だ。
(今までになく、ハッキリとした言葉で断言して)

これは、先輩や深凪の問題なのかもしれない。でも、俺の問題でもあるんだ。
重すぎるというのなら、俺は“種”を植えられた人を助けられなかった。
人の命を――、軽々しく奪う“種”を俺は許せない。そして、その原因のひとつを作った俺自身も。
だから、これは俺の問題でもあるんだ。
(ぐ、と唇を噛み締める。そうだ、弐式を追えば追う程、より惨めな思いをすることになる。
 諦めてしまえば、それでいいのに。彼女だって、関わるなと言っているんだ。だが―――)
……間接的にとはいえ、俺が誰かの命を奪ったのには変わりないんだ。
たとえ、それがその人たちの自業自得だとしても。

…そりゃ、葵さんたちには迷惑をかけるかもしれない。
でも、俺が俺自身を許せないんだ。絶対に弐式を掴まえてみせる。
―――自分勝手だというかもしれないけど、俺は、……………。
俺は、いつか、先輩に俺のことを分かってほしい。俺がどんな思いで、どういう考え方をしているのかを。
そして、許して欲しいんだ。
(ずきりと痛む、脇腹を抑えながら、眉根を寄せて)
……大丈夫。俺の家の居候にさせた。今、家に帰るところ。

「居候とは何だよ。まったく、やっぱり放置しておけばよかった…!」
「まったくです。そのまま野垂れ死んでおけばよかったんです」

(前方から耳を立てていた双子がそんな文句を言いつつ)
614媛名 葵 ◆YJKujNK4t6 :2011/09/05(月) 15:26:17.14 ID:AwB+ROze
>>613
貴方は、いつも勝手に自分のものでもないものまで背負いこんで、それを自分の重みになさってしまう。
……間接的に、誰かの命を奪った?
それを奪ったと称されるなら、極論は世界の裏側で死んでいる者の死も貴方の責です。
自惚れないでください。貴方にそんな力はない。
責任追及もされない責任を勝手に背負い込むのは、ただの悲劇のヒーローでありましょうや。
(自分にも突き刺さる言葉なのに、相手に吐き出す時はどうしてこうも平然と吐き出せるものなのだろう)
(斬られた足が、痛む。熱を持って、自分の無力さを伝えてくる)

それは、――貴方のものではないと、そう申しているでしょう。
その通りです、自分勝手です。
……貴方は自分のことを私に分かってほしいと仰られますが、貴方はまず私のことをお分かりになられていない。
許すことで必要のない危険につっこもうとしないのであれば
いくらでも許しましょう。
望めば愛してさしあげましょう。……そうすれば、夜歩きをやめるのですか?
(どうせ否と答えるのに、そんないい方をするのはズルイと咎めるように)
――貴方が不要に傷つく必要は、ないのに。どうして心配をかけるのですか。
(葵さんも一緒だろと彼は言うかもしれないけれど、それは違うのだ)
(自分のこれは仕事だ。長年してきた仕事。彼が息をするように、彼女はこれを行ってきた。
 一生をかけて返さなければならない、恩義。返すことは契約に似ていて、もちろん自分の意思のあること)
(逆に言えば彼女は、不必要な危険には首を突っ込まない)

―――。
……放置されない程度に、その居候さんは大事にしたほうが良いかと思われます。

615郡 太一朗 ◆gphCpRvXtQ
>>614
分かってる、分かってるんだ。
―――でも、やっぱり、人が目の前で死ぬのはごめんなんだ。
そして、俺は知った。知ってしまった。“種”というものを。
(もし、今日、“種”というものを知らなければ、こんなことは言わなかっただろう。
 いや、弐式を追っていれば、そのうち知ったのかもしれない。……しかし、どちらにしろ、知ってしまった)
たとえ、責任を追及されなくたって、俺が俺を許せないんだ。………俺が。

それは、お互い様だろ。
……それに、それで、俺が歩くのを止めないのは、先輩も知っているだろ。
首を突っ込まなくていい危険に首を突っ込むのは、きっと、そこに被害に遭う人たちがいるから。
俺の手の届くところだけでいい。俺は、その手の先にいる人たちを少しでも守りたいんだ。
―――知っているだろ、俺が一番嫌いなもの。
(ふぅ、と大きく吐息を吐き出して、空を見上げる。空は雲に覆われていて、月どころか星すら見ることが出来ず)

なら、約束する。
俺は、絶対に、死なない。俺は、別に自分の命を投げ出してまで、他人を救おうとしてるんじゃない。
せめて、手の届くところだけでも、救いたいだけなんだ。たとえ、それが自己満足の押し付けだとしても。
だから、死なない。このリングを、葵さんに返すまでは。
(一度は彼女に贈った銀のリング。鎖に通して首にかけているそれを指先で弄りながら呟いて)
―――知ってるか?俺の夢のひとつは、葵さんと結婚することなんだぜ?
(なんてな、と呟く。)
だから、死なないよ。俺の限界内で、留める。“死”んだら、そこまでだしな。

……分かってるよ。
その辺りも、ちゃんと分かってる。……俺の大事な“家族”だしな。
(小さく頷いて、まだからかってくる“居候”に苦笑いを浮かべて)