連れ込み旅館「淫水荘」11階

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79伊織津綺子 ◆IorinFNlA2
(恋人がイラつく様子に不安を覚えながらも)
(なぜ彼がこんなに落ち着きを失っているのかが分からずに)
(ただ問われたことに、ゆっくりと答える)

はい、あのう、この前妖魔と戦った時に協力してくださった方で…
あのコートを貸してくださった方なの。
新しい異能者に会ったそうだから、そのお話を伺うのに、お部屋にお邪魔して。
龍岬壱耶さんとおっしゃるのですって。
中国からいらして、そちらの世界にとても詳しい方なんです
(新たに会った男の事を、急に生き生きと語り出す)
(それは恋人がこちらに感心を向けてくれたのが嬉しかったから、なのだが)

【では、まだとっかかりですけど、ここで凍結をお願いしてもいいでしょうか?】