1 :
名無しさん@ピンキー:
http://yomi.bbspink.com/test/read.cgi/erochara2/1281377555/603より 分かりました、っていうか…
恥ずかしながら、あんまり僕射撃、上手くないんで…
それなりに経験は積んだつもりですけど、やっぱり戦闘になるとアイツに頼りっぱなしっていうか…
(部を辞めた、の話にはぴくっと肩を反応させてしまって)
辞めたわけじゃなくて、一応休部ってことになってます。
そりゃ、ディフェンスとかある程度の身のこなしは出来るつもりですけど…
(ある程度ではお話にもならないのは、身に染みてしっている、つもりでいる。
一々動揺する自分を忌々しく思いながら、もう一度意識を「獲物」に集中させようとして深く息を吸い、吐き出して)
そう、伊織さん…
(と、なおも話を続けようとした時には、こちらもひそやかに近づく気配に気づく。
一体どれだけの数の死体を…ぎりっと奥歯を噛み締めてグリップを握りなおしながら、
紫のプランに聞き入って)
わかりました、うまくいったらまた後で。
さっさと片付けて加勢してくれると嬉しいですけど、そのあたりはお互い様で。
…お気をつけて。
(自分が言うセリフではないと思ったが、言葉通りに正面を蹴散らして陽動か敵をひきつけるためか、
脇に踏み入っていく紫の背中に声を掛けると、薄気味悪く近づいてくる死体に、
ほんの少しだけ痛ましげな視線を向けて)
額の石か、動きを止めるか、どちらか…
(口の中で呟いて確認すると、適当に右端の相手にするすると近づき、額の石を撃ち抜く――
恭弥の腕前では相当接近するしかなく、なおも迫ってくるのを見て、ホルスターに銃をしまい)
「変わった」僕が、容赦をすると思うなよ…ごめん。
(死体が相手とはいえ、人を撃つのはどうにも手が震えて仕方ない。
こうなれば、といつもの「変わる」仕草をして――)
ったく、しんきくせー所に呼び出しやがって。
面倒だから一発で――
(襲い来る死体の攻撃をひらひらと無造作にかわしざま、両手を鋭く振り、
それこそボクシングのパンチの要領で額の石をむしり取る)
っと、バラ撒くなって言われてたっけ。
(ポケットに石をしまいこみながら、本当に適当にあしらい、前蹴りで膝関節を破壊し、
間合いを出入りしては額を打ち抜き、次々と無力化して)
んで、ボスはどこだっけ?ザコになんの意味もねーのは見ててわかんだろ?
オレ様が始末してやっから、ちゃっちゃと出てこいや。
(くいくい、と手で招いて不適に挑発して)
【えーっと、こちらも冗長になってしまったので適度にカットしてください】
……ま、だろうな。
(結局銃をまともに使えず、仕舞いこんでしまった恭弥を横目で確かめる)
(人は未だ……それが死んでいても、敵でいても撃てないか)
フン…ッ!
(不知火に変わったのを認めると、振り切るように歩みを進め、次々と死体の動きを止めて行く)
(恭弥の言う通り、適当に片付けて早めに合流した方がよさそうだ)
(不知火の手により、次々と死体は無力化されていく)
(それでも動く死体たちは、群れず絶えず、次々と迫り、素手ながらも思い思いに攻撃を繰り出す)
(……が、それらが不知火の体に届く事は、一度もない)
「…やれやれ」
「やはり人間というのは頼りにならないものだね。頼むよ、ローズマリー」
(ふと、どこからともなく落ち着き払った男の声が響く)
(……どこからともなくとは言え、鋭い感覚の持ち主であれば、それがほぼ、不知火の真上から発生した事に気付くだろう)
(そしてそれと同時に、不知火の前後5mほどを塞ぐように、脇の木立が、死体を巻き添いにしながらもメキメキと音を立てて倒れ)
「処刑を」
(次の瞬間、倒れた木の幹から無数の鋭い枝が生え、不知火を突き刺さん勢いで伸びて来る)
(無論、死体たちを巻き添えにしながら、だ)
(死体を操れるとはいっても、それほど込み入った動きが出来るわけでもないようだ)
ふん、見え見えなんだよ。
(単調な攻撃に思い切り油断していたのもあったのだろう。
真上から声がするまで、気配に全く気づかなかった)
なんだと…?!
(倒木に倒されるような無様な真似こそしなかったが、無数の棘がこちらに向って伸びてくる――
死体を貫き、それでも勢いの衰えることなく、次々と伸びてくる棘に)
ちっ…一体なんだってんだ、よ!
(あるものは蹴りで払い、地を転がり避けきれなかった枝に軽く体のあちこちを裂かれながら、
なんとか距離を取って公園の中ほど、広いスペースに逃れて、上を見やる)
そういうてめーも人間じゃねーのか?
オレ様はちょっと違うが、説明すっとめんどくせーから省くな。
大体今から殺そうってやつのことなんか知ったって意味がねーだろ?
(無残に貫かれた死体には目もくれず、新手が来るのかどうか、周囲の気配を探って)
「…耐えたか」
(先ほどとは違い、少々刺を含んだ語調で呟く)
(紫の言った通りの外見…スーツの痩せた中年男が、空中に立っていた)
(もっとも、夜の僅かな光の反射が、その男が決して浮遊能力を持っている訳ではないと教えてくれる)
(男の足元には、透明な宝石が幾つも集い固まり、宙に浮き足場を形成していた)
「やれやれ、私も長らく追われ、追い詰められているんだ」
「あまり疲れる真似はさせないでくれたまえ。なあ、ローズマリー?」
(片手に赤い宝石を持ち、それに話しかけるように語りながら、恭弥の頭上を揺れるように漂う)
「何を意図して、番号持ちの彼が君を一人にしたかは分からないが
見るに、走って殴る程度の能しかないようだ」
「しかしながら、その身には喜ばしい"気"が宿っている」
「……スペルマで力を奪い、その器を活かせれば一挙両得である」
「では行こう、ローズマリー」
(そう言うと同時、男――<<愛好者>>はゆっくりと旋回しながら恭弥の前方に着地した)
「威勢の良い少年」
「我が愛しき宝石の糧にして差し上げるぞ」
(そう言うと同時に、手にした宝石が不気味に光り)
(先程倒れた木がぐずぐずと腐り消え、刺し潰された死体が不気味に蠢き、一つにまとまり、大きな人の形を為して)
「――ゴレムである! 潰せ!」
(血臭を撒き散らす、5メートルほどにもなった人形が立ち上がると、恭弥に向けて木のような拳を振り下ろす)
(良く見れば、人形の頭部の奥から、薄い赤い光りが漏れているのに気付けるかもしれない)
ろおずまりい?
(見えにくいがどうやら石の力で空中に浮いているらしい。
今回のターゲットの男を睨み上げて)
石マニアだって聞いてたが名前までつけてるとはな…とんだオタクだぜ。
つか、おめーさんの言ってることの半分ぐらいしか理解できねーんだが。
(それでもどうやらこちらを狙っているのは理解したが)
いいのかよ?走って殴るしか出来なくたって、地べたに下りてきたらやべーんじゃねーの?
オレ様の手の届く範囲に…ってホント人の話をきかねーやつだな。
(それでもうかつに近づくような真似はしない。
先ほど見せた力だけではない可能性もある、相手の手の内が読めない以上、
接近戦を挑むしかないこちらとしては慎重になろうというもの)
へ、フレッシュゴーレムってやつか…
(どこか痛ましげに、死体が集まって一つの巨人を形成するのを佇んで見守り)
わりーが、今までの分のツケは…とてもてめえ一人の命じゃ釣合いそうもねーが
(肉人形の振り下ろした拳を大きく跳び退って避けると、殺気のこもった目で、男を見据えて)
今夜がお前の最後の夜だ。地獄の底までオレ様がきっちり叩き落としてやる。
石の力、ね…
(力は圧倒的に向こうが強い。地をえぐり、凄まじい風圧で拳を振り下ろしてくるゴーレムの動きを観察し)
小ざかしいマネしてんじゃねーよ。走って殴るしかできねーかどうか、
(じわり、と握った右の拳に破壊の力を溜めると、振り下ろしてくるゴーレムの足元に逆に突っ込んでいき、
拳をかいくぐると相手の膝を腹を腕を蹴って軽やかに跳躍し、肩に両足を置いて相手を見下ろして)
とくとご覧あれってやつ、だ!
(頭の奥の薄い光目掛けてためらないなく拳を振り下ろす。
何か手の中に当たったモノを握り潰しざまに「右手」の力を解放し――)
待ってろ、次はおめーだ、<<愛好者>>
(ニヤリ、と男に笑いかけて)
【と、このあたりで一度凍結をお願いいたします。そろそろ私的リミットのようです。
ていうか、さっくりヤってしまって不味ければ書き直しますので】
【うんにゃ、サックリやってしまって問題ない】
【凍結もそうだな。俺もそろそろだと思っていた所だ】
【解凍はどうする? 夜十時以降であれば、こちらは暫くは大丈夫だと思うが】
【間が空くようであれば適当に置きレスしても良いし】
【明日金曜日は大丈夫です。日曜月曜と夜は用事があります。
土曜日は今のところ未定、なので紫さんさえよければとりあえず金曜22時再開予定でいかがでしょう?
僕は多分今日と同じぐらいの時間、少し早めからでも大丈夫です】
【了解だ。ならば……ちょいと気を入れて、金曜夜九時半としようか】
【今夜のところはありがとう。また明日もよろしく頼む】
【以下、空いている】
【ピュアウエディングとスレを借りるぜ!】
【返事は今書いているからな】
【軍造さんとの解凍にスレをお借りします】
【はい、お待ちしています】
なんだ、こんな程度もまともに受け止められないのか?
ちょっと拍子抜けだぜ……負け知らずで人々を守るピュアウエディング…
どれだけ強い力をしているのかと思っていたんだがなぁ。
そんな思いっきり飛んで怪我なんてされたら、俺が楽しむときつまらなくなっちまうぜ。
出来るだけ綺麗なピュアウエディングを犯したいからよ。
(叩きつけられた拳から巨大な衝撃波がピュアウエディングを覆い尽くす程に襲い掛かり)
(防御の為に生み出された障壁すら、軽々と粉々に砕いて余波でピュアウエディングの身体を吹き飛ばす)
(悠然と歩いてピュアウエディングを見下しながら、その美しい姿が地に塗れて汚れている姿に軽い興奮を覚える)
見ろよ……
お前の悩ましい姿で俺はもうおとっくの昔にビンビンになっちまってるぜ。
お前のオマンコを突き犯して、俺の物にしたいってよ。
その名の通り純粋な花嫁として、俺の物になって貰う為にな!
ちっ、人の言ってる事は最後まで聞くもんだぜ、こんな返事はいらねぇよ。
(ピュアウエディングに自らの下卑た欲望をぶつけながら、全裸の股間を見せつけ)
(その巨根が隆々と天を睨むように突き上げている様を、初々しい若妻ヒロインに見せつけ)
(この逞しい物の暴力的なまでの生命力を形にしたような勃起巨根は、そのまま光の槍と正面からぶつかり)
(そして、雄のシンボルを全くゆるがせられないまま、光の槍は消滅してしまう)
どうした、俺の身体どころかチンポすら消し飛ばせないのか?
それくらい、俺がお前を欲しがっているってことなのが、ようやく分かったか?
さて、今度はこっちの番だな、もうややこしいことはオシマイだ!
(軍造は巨体を跳躍させて一気にピュアウエディングとの距離をつめると)
(首筋に手刀を落とし、抵抗を封じるとその男好きがする身体を抱きかかえて、空へ舞う
(そのまま、呆然と見守るしかない町の住人の見送りを背に受けて、学校へと連れ込み……)
(屋上へとやってくると、ピュアウエディングの身体を撫でながら、その魅惑のラインを手で楽しみ始める)
【お待たせしたな、ちょっと展開どうするか悩んでかなり待たせちまったな】
【どんな風に犯されるのが好みだ?俺はすぐ挿入というよりは、じっくり舐るように身体を愛撫してから落としたいんだが】
そ、そんなもの……見せないでください…ッ!!
私は絶対にあなたのものになんてなりません!!
その光の槍があなたを……ぁ…そ、そんな……簡単に……
(光の槍を形成しながらも睨むような鋭い視線を送るが、そこには余裕のままに裸体を見せつける魔物)
(人間離れしている、まさに凶器とも言える肉棒が目に入ってしまうと、恥ずかしいモノを見せられて頬を赤く染めて)
(旦那様だけを愛する自分を奪おうという言葉に怒り、光の槍を投げつけるが……)
(それは差し出された肉棒にぶつかると、何事も無かったかのように光槍が掻き消され、あまりの実力の違いに声が震える)
……ま、まだです……ほ、ホーリー…あぐっ!?
(必殺の一撃が傷一つつけられないことに絶望を覚えながらも、正義のヒロインとして、人々の前で諦められないと)
(再び攻撃をしようとするが、軍造の姿が目の前から消えた。そして声に反応できたかと思えば、首筋に鋭い衝撃を受けて)
(ピュアウェディングの意識が一瞬で真っ黒に染め上げられていく)
(戦闘というには余りにも一方的。まるで大人と赤子の戯れとも見える中で、聖天使は敗北し、魔物に抱き抱えられ)
(呆然とする人々の前から姿を消した。そして魔物の向かう先は……学校)
……ぁ……ん…ッ! こ、ここは……!?
あなたは……ま、まだ勝負は終わってません。ほ、ホーリー……!!
(真っ黒に染まっていた意識が、段々と覚醒し始めると、コスチュームに包まれた体を撫でられるような感覚に、悩ましげな声を上げながら目をさまし)
(魔物の存在を確認すれば、頭が働いていないせいか、満足に動かない体を鞭打って手を掲げる)
(あまりにも微弱な抵抗ではあるが、薬指に嵌められた指輪が光り、今まさに浄化の光を発しようとしていて)
【荒々しく犯されるのも好きですけど……その、ねちっこく触られて、旦那様がいるのに感じてしまうのも……好きです】
【旦那様がいるのに感じてしまう私を……馬鹿にしたり、罵ってくれると…嬉しいかもしれません】
なんだ……まだやんのか?
ピュアウエディングよ…お前の攻撃が今の俺に通じるわけ無いの、身に染みて分かっただろうが?
俺はお前を犯したくて、、この涎が出そうな程いい身体をメチャクチャにしたくて…
魔物になっちまったんだぜ?
お前を見て以来、その身体と可愛さに毎日毎日、報われずにチンポ扱いてザーメン搾り出す毎日だ。
その、欲望の強さが、俺のパワーの源のようだな。
この欲望が満足したら……俺のこの強さも消えていくのかもそれないぜ?
(背後から抱きしめて、肉感的に抱き心地の良い身体を楽しみつつその巨体で全身包み込むようにしながら、コスチュームの上から胸を揉み立てる)
(ピュアウエディングが、その身を誰かに捧げている証である指輪を光らせて反撃に出ようとする)
(そんな様子も全く気にせず、この男の巨体でようやく包み込めるような規格外の巨乳を揉み回し)
(背後から囁きながら、自分の力を弱める方法を呟く)
(魔物の欲望を満足させれば、攻撃力も防御力も弱まり、ピュアウエディングの攻撃も通じるようになるかもしれない)
(そんな期待を持たせるような言葉をうっかり口に出したようなそぶりを見せて)
ピュアウエディング……一目ぼれしちまったんだ…
この可愛い衣装、凄いスタイル…
何よりもメチャクチャ可愛いお前自身…誰かの女ならそれでもいい。
どっちが雄として、お前を最高に愛してやれるか、それを見せ付けて、俺の物に強引に奪ってやる。
(その魔物化する程の淫欲を炎のように燃え上がらせ、コスチュームの胸元がもうぐしゃぐしゃに皺で捩れるほどに揉みたてるが)
(見かけのように荒々しいだけではなく、どこかねちっこさというか、中年らしい卑猥さと執着心が滲み出るような淫らさを伴って揉み上げる)
(軍造は、これまでの思いを発散するように、ピュアウエディングの首筋に吸い付き)
(大きなキスマークをつけると、顔を横に向かせて唇を奪った)
ほら…口を開け、でないと強引に舌を捻じ込んでかき回してやるぞ?
(唇を舌で舐め回し、舌先にプリプリと、弾む生命力の若々しさを凝縮したような張りを楽しみ)
(ピンクの唇を涎塗れにしながらも、胸をじっくり揉み続ける事は忘れず)
(そのうち、男の舌は、うねうねと長く伸び、人間のものではない長さになってピュアウエディングの口内を犯そうと潜り込む)
(コスチュームの上から乳首を探り出すように指を使うと、違和感のあるしこりを指で撫で回し屹立させるように刺激を送り込み続け)
【じゃ、いっぱい身体を味わって、気持ちよくさせてから奪ってみようか】
【快楽に抗えない淫らな聖天使様を、苛めながらな】
あん、はぁ、ふぅんっ! お、おっぱいを、そんな揉んじゃ……ッ!!
んあぁ…そんな、わ、私が…原因…? あぁぅ…だ、ダメ……こんなこと、許しませんっ…
……よ、欲望を、消せば? で、でもこんなこと……私の、体は…ふぅ、ひゃぅぅ……!
(ホーリーライト……その言葉を発せば、魔物と化した軍造へと浄化の光が放たれる筈だった)
(しかし、コスチュームに包まれたせいで、むしろその存在を強調している大き過ぎる肉果実が狙われ)
(大き過ぎる掌がたっぷりとした肉を包み込み、旦那様以上の力で捏ね回されて、聖天使は堪らずに声を上げて)
(勝利の可能性が聞こえ、方法はそれしかないとわかったとしても、この体は愛する旦那様のモノ)
(それと同時に、正義のヒロインたる自分が、魔物に体を好きにされるなんて、簡単には許せるはずがなかった)
あああぁぁっ! お、おっぱい……潰れちゃいますっ……!
はぁ……い、今は、好きにできても……あふぅっ! あん、あ、あっ! い、いずれは、私が必ず……浄化して…
…あ、あなたが、何をしようと……ひぁっ! わ、私は…絶対に、屈したりはしません……!
んんぅ! はぁぁ、そんな…ところぉ……んんん!?
(柔らかな乳房が、まるでその柔らかさを試されるかのように強く、荒々しく魔物の掌に揉み込まれ)
(初めての刺激に思わず悲鳴のような声を上げる聖天使。そのまま欲望を吐き出すかのように形を歪めさせられていき)
(旦那様だけの体なのに……魔物相手なのに……日頃の優しいだけの愛撫から、激しさを求めてしまい始めた体は反応し始め)
(まだ若い夫の持たない、いやらしくも巧みな指使いによって、ピュアウェディングの体を淫熱が炙り始めた)
(そう、正義のヒロインとしても、旦那様の妻としても、この魔物の淫らな行為に屈する訳にはいかない)
(硬く決意をした瞬間だった。無理矢理に顔を横にされれば、軍造の巨大とも言える唇によって、新妻天使の小さな唇が奪われ、目を見開く)
んぷぁっ…き、キスなんへ……んむっ!
ん、んむぅ! ん……あっ、ひゅむぅ!! ん、んぶ、んむぅぅ!
(旦那様とするのは軽い口付けだけで、今のように唇を舌で舐めるといった卑猥な行為はしたことはない)
(愛する夫だけに捧げた唇が、容易く魔物に奪われた悲しみにつぅっと涙を垂らしながら、何とか離れようと抵抗する)
(しかしそれも無駄で、未だにむにむにゅと強く揉まれる刺激に喘ぎ、口が開いてしまい隙を晒した)
(苦しげな声を上げながらも、口腔に入り込んだ舌の動きに、気持ち悪さすら感じる)
(あまりにも無力な新妻天使の乳房、その先端の乳首が狙われ、コスチューム越しに撫でられればピクっと反応し)
(勃起させる為の軍造の行為に、精神は逆らいたくても、体は逆らうことが出来ずに、ゆっくりと、外側からでもわかるようにツンと立ち始めて)
【はい……もう感じちゃってる、いやらしい聖天使ですけど……お願いします】
大丈夫大丈夫、大事なピュアウエディングの胸、潰したりはしねぇさ……
しかしもう感じてるみたいに見えるがなぁ?
浄化ねぇ…それじゃ俺のこの溜まりきった欲望を全てお前さんの身体で受け入れてもらわないと無理だな。
頑張ってくれよ…そしたら俺も人間に戻れるかもしれないからな……
澄乃……愛ちゃんよ。
(声は上ずり、逞しい腕で抱きしめられて、胸を揉みしだかれるだけで簡単に陥落する淫乱な身体)
(その震える控えめな声が、嗜虐心を大きく揺さぶり、よりその柔らかさを楽しもうと、様々な揉み方をこの胸に試してみる)
(掬い上げたり、鷲掴みにしたり、根元から揉み込んだり……)
(ピンクのレオタードがくしゃくしゃになるまで揉み上げられたそれはピュアウエディングの意思とは関係なく熟れさせられる)
(優しく理想的な旦那とは真逆の非道でしかし巧みで力強い愛撫が、肉感的で淫らさを秘めた身体を喜ばせ始める)
(そして、軍造はピュアウェディングの唇を奪うと、その唇を美味しそうに味わっていた)
(彼女にとってはショックを受けるであろう、正体の名前を囁かれて)
んん?もう口が開いたか?
なんだ…新妻天使、貞淑そうに見えて相当淫乱な身体してるみたいだな。
ブチュッ!!チュグチュ……ンプチュッ!!クチャクチャチュプチュッ!!!
美味しい…唇だ…
どんどんのめり込んでしまいそうだぜ……
乳首も早速カチカチに勃起して、ツンツン突き立ってるの分かってるか?
(軍造の長い舌は魔物と化した異形を生かして、ピュアウェディングの口内をあちこちとまさぐって)
(敏感な口内粘膜をくすぐるように舐め回し、男くさい匂いの唾液をなすりつけ)
(お前の口は俺のものだとでも言うように、縄張りじみたマーキングをしていく)
(とろとろと唾液を流し込みながら、たっぷり潤った口の中を舌が本格的に暴れ回り)
(胸をまさぐる手が、勃起した乳首を捉えると、早速そこを摘み、きゅきゅっと強く指で扱きながら軽く引っ張り)
ンッ!チュグッ!ンンッ!ンヂュゥゥッ……クチャクチュヂュルルッ…
もっと、もっとだ……ピュアウェディング…澄乃愛!
お前を俺が愛してやる…ふぅっ!!
はぁ…もう我慢出来ないぜ…
(力強い手がびりりりぃっとレオタードを引き破り、大きなバストをたぷんとむき出しにさせて)
(キスで口内はおろか、舌すらも絡みつかせながら、濃厚なディープキスの味を教え込み)
(痺れるような心地よさを何度も与え続けながら、とうとう生の乳房すらも魔物と化した用務員の軍造に弄ばれる)
【一杯感じてくれよな、どんどん興奮してくる…】
【いやらしい聖天使様、大好きだぜ】
か、感じてなんて……ひゃぅっ! こ、こんなの、嘘、です……あん、はぁぁ……
よ、欲望……? いや、そんなの…いやぁ……あん、ひあぁっ!
おっぱい…メチャクチャに、しないでくださいぃ……あん、あ、あぁ…ッ!!
んんむぅ! んぶ、んんっ……んんんんん!?
(言葉ではどれだけ嘘だと否定したとしても、紅潮し始めた頬に、胸を揉まれることで簡単に出る甘い声)
(それが非常な現実であり、ピュアウェディング自身も理解していることではあるが、認めることなんて出来ない)
(旦那様の優しいタッチを瞬間で消し去るかのような、軍造の欲望に塗れた手つき)
(そのどれもが初めての経験であり、痛みと共に鋭い快感を植え付けられていき、喘ぎ声が止まらない)
(強がりを言う余裕も無いのか、正義のヒロインらしからぬ弱々しい姿を見せるも、その口は塞がれてしまい)
(途中、魔物が口に出した名前……澄乃愛という、誰にも知られていない筈の名前を聞き、驚愕に目を見開き)
んぶ、んむぅぅ! んちゅ、ちゅぶっ……んぐ、んんんんっ! んぐ、んぐ、んくぅ…ッ!!
……んじゅるっ…んん! ん、ん、んん、んんぅぅっ!!
(何故知っているのかと問いたいのに、口は塞がれて、口腔が軍造の長い舌によって占領されていく)
(旦那様とのキスとは違う。まるで口の中を犯すかのような、いやらしくねちっこり舌の動き)
(もう二度と、この魔物の臭いが取れないのではと思えるような、そんな不安を感じさせる淫らな口付け)
(流し込まれる唾液を吐き出したかったが、無理矢理に喉に送られれば飲まざるをえずに、ゆっくりと喉を鳴らして飲み込んで)
(与えられる快感に反応した乳首が発見され責められれば、喘ぐように声を漏らし、体を快感で震わせる)
んんむうぅぅぅ!! んじゅ、ぬちゅ、くちゅ、んんん……ッ!!
…んむ、じゅるっ…んん、んぐじゅ……!! んん、んんぅっ!!
(聖天使の防御を容易く破る軍造の力。レオタードが引き裂かれ、学校の屋上にピュアウェディングの大きな肉果実がたぷんと跳ねた)
(しっとりと汗で光る肌に、激しく捏ね回され、刺激を送られ反応し硬くなったピンク色の乳首が現れ、聖天使は屈辱と無力さに涙を流す)
(しかし相変わらず、いやさっき以上に口内をぐちゃぐちゃに掻き回され、文句も悲鳴も、何一つ出すことが出来ないまま)
(少しずつこの濃すぎるキスが体に染み込み始め、強引に愛される感覚に頭がぽーっとし始める)
(その間にも生乳が軍造の掌に収まれば、生の感覚による更なる刺激に悶え、ゆっくりとレオタードの股間部に染みが出来始めていて)
【私も…乱暴な軍造さんに……その、興奮してしまいます】
フンッ!チュチュゥゥゥゥッッ〜〜〜ヂュルルッ!
ピチュクチュクチャクチュ……
ンッフ!グチュチュチュ…ンン〜ピジュルルルゥゥ!!
(もはやピュアウェディングの言葉にも応えず、ひたすら舌を犯し尽くす事に集中する)
(身体を密着させながらも逞しい胸板で抱きしめ、前に回した手は乳房をどこまでもしつこく揉み尽くし)
(口内の狭い空間は全て魔物の汚らわしい舌で侵略しつくされた、どこを取ってみても軍造の匂いがこびり付き、マーキングを完了させられる)
(その後は舌をまるでブラッシングするような、そんな擦りっぷりで巻きつかせながら)
(単に舌を絡みつかせるといった軽いものではなく、文字通り長い舌で巻きついて、搾るように締め付け唾液を滲み出させる)
(滲み出た涎を音を立てて啜りながら、代わりに自分の唾液を飲ませ)
(そんな濃厚なディープキス、いや口内セックスを繰り広げながら、摘んだ乳首を痛々しい程に勃起させて)
ンンプハァッ!!ゴクッ……レロロロロレオロエロ……
クチャクチャピチュルルルルッ!!
(自分の濃厚な愛を強引にピュアウェディングに押し付け、しかしその乱暴さも控えめな性格の愛にとっては受け入れるしかなく)
(そこに付け込みながらも、今までおままごとのようなセックスしかしらないピュアウェディングに雄の、獣の激しいセックスを刻み付けるべく)
(まずは口内を完全に支配して、ピュアウェディングに口内セックスの快感を教えながら)
(その心地よさをまずはたっぷり感じさせ、次いで、むき出しになった美味しそうな生乳を根元から絞り上げ)
(大きな手であくまでも優しく搾乳し、ぐっちゃぐっちゃと卑猥な音を掻き混ぜながら生で揉まれる凄さを、直接体験させるとようやく舌を抜いて)
ぬはぁ……
美味しかったぞピュアウェディング、旦那はちゃんとこうやって愛してくれてんのか?
俺は、ようやく思いの一つを叶えられて幸せだぜ…
澄乃愛…お前を始めて見た時から、変身するところを覗いてから。
ずっと頭の中はお前の事ばっかりだ、まさか結婚までしてたとはな…
だが、俺が奪ってやる…
(手を濡れたレオタードに進め、股間を指先でぐりぐりと抉るように責めて)
(乳房を持ち上げるように揉みながら、指先を股間から潜らせて濡れた陰唇をクチャクチャと弄りつつ…)
(熱い邪な思いを込めて、耳にしゃぶりつき、涎たっぷりの舌で耳の穴を掻き混ぜる)
濡れてるじゃねぇか……
お前も喜んでくれてるんだな、旦那より気持ちいいこと…内緒でしようぜ。
なぁに黙ってれば分からないって…
【興奮でちょっと落ち着かないとレス出来ないから待たせてる、すまないな】
【でもピュアウェディング、最高だぜ】
んぐっ、じゅちゅ、ちゅるぅ! んんんん、ひやっ…んじゅむ、ちゅぐ、んじゅ…ッ!!
……んん、んっ! んん、んぐ、んくぅ……ちゅるぅ、じゅるぅぅ!!
(背後から抱き締められ、乳房は荒々しく捏ね回されたまま、顔を横にして強制的な口付け)
(心の内で旦那様へと謝りながらも、口内を跳ねまわる軍造の舌に抵抗することも出来ず)
(軍造の唾液によって、新妻天使の清らかな口はねっとりと汚れ、軍造専用の口へと変化していくようで)
(長さの違いから、舌が簡単に長い舌に巻きつかれ、軍造の舌の感触と唾液の味を覚え込まされる)
(聖天使の口からこぼれそうになる唾液は魔物に吸われ、今まで聞いたこともないような淫らな音が響き)
(あまりの羞恥に顔を真っ赤にして涙をぽろぽろと流すも、硬くなってしまっている乳首を摘まれれば、体は嫌でも反応してしまって)
んぶ、ぷはぁっ…はぁ……ぁむぅ!? れろ、れろぉ、んじゅ、んぐ、んんんっ!!
んんむぅ! んちゅ、ひゅむぅ!! んっ、んんん、んむぐぅ!!
(一瞬だけ口が離れ、新鮮な空気を取り込もうと息を吸うが、それもすぐに塞がれ、再び口内セックスが開始された)
(いつまでも続いていくかのような錯覚を覚えながらも、キスだけで恐ろしい程の激しさを教え込まれ)
(今までの旦那様とのキスが子供の遊びのように感じられ、これが本当に愛し合う者のキスなのではと思ってしまう程)
(だが相手は魔物。愛する夫を裏切り、倒すべき魔物に心を奪われるなんてあってはならないこと)
(そう思いながらも、破られたコスチュームから現れた乳房を、軍造流の愛し方で搾乳されれば、初めての刺激に喘ぐしか出来ず)
ぷはぁっ……はぁ、げほっ、ごほっ!!
こ、こんなのが…あ、愛な訳、ありません……好き勝手に、弄ぶだけで……!
そ、それにあなたは……ひゃあぅん! そ、そこは、ダメです……いや、やめてください…ッ!!
…だ、旦那様だけ、の……あ、あ、あぁっ! ひゃあぁっ……み、耳の中、舐めないでぇ……
(ようやく口内セックスが終わり、ようやく自由になった聖天使は激しく咳き込む)
(旦那様の愛を否定するような言葉に、まだまだ屈することのない心は反応し、あなたのはただの強引なだけのモノだと主張する)
(しかしその頬は興奮に紅潮していて、口からは残る唾液が垂れ落ちて、どこかいやらしさを持っていた)
(この魔物の正体を確かめようと口を開くが、しっとりと濡れ始めた股間が太い指で、苛められるようにぐりぐりと押し込まれ、悲鳴が上がった)
(未だ止むことの無い乳責めに体を震わせながらも、旦那様だけの場所を好きに弄ばれ始めることに恐怖し)
(耳の穴を舐められるという変態的な行為が続き、ピュアウェディングはただされるがままになるだけ)
……こ、これは…あなたがいやらしいこと、するからで……
よ、悦んでなんて、いません…ッ! わ、私の体は、旦那様だけのモノです!!
あ、あなたのような、最低な悪魔の好きになんて……絶対に、なりません!!
(濡れてしまっている事実は隠せずに、言い訳のように悪魔のせいにしながらも)
(旦那様以外にこの体は、大切な場所は好きにはさせないと、何の抵抗も出来ない状況で強がる)
【あ、はい……その、興奮してくださるのは…とても、嬉しいです】
【最初ということで、まだまだ…抵抗しちゃいますけど……そこは、強引にいってしまって、いいので】
愛は愛さ、どんな形でもな、愛の上にどんな字がつくか。
それだけの事だろう、俺の場合さしずめ略奪愛って所だな。
ピュアウェディングとのキス、甘くて美味しくて、最高だったぞ。
もう離れたくなくなっちまう位に夢中になっちまった、お前の旦那はどうだ、こんなにお前の夢中になってくれてんのかよ?
この乳も、唇も…オマンコだって、お前は旦那に満足させてもらってるのか?
ちなみに気付いてるか知らないが……
お前、俺に浚われてから一度も抵抗して無いんだぜ……
(耳元でずっと歪んだ愛を囁き続ける、それは一方的なものではあるが確かに強い欲望ではあり、愛を心から求めてはいる)
(身体や顔が目当てでも、それを持つ愛自身だって自分のものにしたいという欲望は強い、涎に塗れた唇、ピンクの唇をじろっと見つめると、舌なめずりをし、また貪りたくなって)
(たっぷんたっぷんと手の中で瑞々しく揺れる膨らみは、指がめり込む程に柔らかく仕上がり)
(この魔物に存分に熟成させられた事を示し、こりっこりっ!と摘む指は硬く、そして乳首もかなり卑猥な形にせり出しているようで、軍造もさらに淫らな乳首にしようと指使いをねちっこくさせ)
(秘所は既にじゅっくり濡れていて、指先が熱いヌルヌルを纏わりつかせながらピュアウェディングの膣内を奥へ奥へとしゃかりきに進んで)
(なかでぐにぐにと指をのたくらせながら、愛液を掻き混ぜる)
(そんな苛烈な愛撫を仕掛けながら、ピュアウェディングには酷な事実を告げ)
一度キスするときに横向かせただけでよ……
後は首を振れば簡単に振り切れるはずなのに、好きに口を楽しませてくれてるよな。
オマンコやオッパイもそうだ。
お前はなんだかんだ言って、エロいことが大好きな淫乱の素質が眠ってるんだよ!
なぁ…ここもいい音立ててるの分かってんだろ…?
(指で激しく容赦なく膣内を掻き混ぜて、その音を聞かせ心を追い詰める)
(いよいよレオタードを完璧に破り、ピュアウェディングの身体を全裸にひんむくとそのままのしかかり)
(四つんばいにさせておいて、軍造はその尻を掴むとぐいっと左右に広げて、恥ずかしい穴を二つとも自分の目で犯す)
前も…他の魔物に犯されそうになったり悪戯されてたろ。
俺は覗いてたから知ってるんだぜ…気持ち良さそうに喘いでた。
俺は隠れながら、悔しい思いをしながらチンポ扱いて5発は出したぜ…
今度は俺が、あの時みたいにお前を…犯されそうになってオマンコ濡らす、淫乱のピュアウェディングを犯すのさ!
(広げた谷間の奥に顔を押し込んで、愛液の零れ落ちる秘所をジュルジュルグチュグチュと舐め啜る)
(むっちりした肉付きのいい下半身を全て支配し、舌を使って敏感で淫乱な秘所を美味しそうに音を立てて舐め続ける)
【強引に犯しちゃってもいいのか……堕ちちゃってもいいぜ…】
【エロ可愛いピュアウェディング凄い興奮するんだ】
そ、そんなもので……私と旦那様の愛は……奪わせません!
……だ、旦那様は、こんな風にしなくても……あ、あぁん! わ、私のことを、愛してくれています!
んあぁっ! あ、んふぅ、やぁぁ……ま、満足……ひゃぅっ…し、しています……!
ああぁん! ち、乳首、そんなに、しちゃぁ……あひぃ! そ、そこは…だ、旦那様だけ、のぉ…ぐりぐり、しないでぇ!!
やあぁぁ……あぁ、あ、あ、あぁぁん!! ……ぇ…ぁ……う、嘘…
(愛し合う二人の間に入り、あまつさえその愛を奪おうとは最悪な魔物だと嫌悪を露にする)
(しかし、例え心でそう思ったとしても、好きにされる体は敏感なまでに反応して、口からは甘い喘ぎが続いた)
(この濃すぎる責めは、旦那様の愛撫を忘れさせるような激しさで、満足という言葉を聞くと、一瞬だが口が止まる)
(だがすぐに満足していると答えたが、それは真実だろうか。軍造の荒々しいまでの手つきは、旦那様を超える快感を与えてくれる)
(指がめり込む程の強さで揉まれ、硬く尖った乳首も強く摘まれ、濡れた秘所を激しく動く指。その全てが旦那様以上の快楽を聖天使に刻んでいた)
(とろとろと蜜を分泌しながらも、強すぎる刺激に耐えられずに足が震え、尻を突き出すような格好になってしまう)
(そして告げられる事実に、頭が真っ白になったかのように呆然として)
そ、そんな……私、旦那様が、いるのに……あひゃぁん!!
あん、あ、あ、あ、あっ!! だ、だめっ! そこ、激しく、しちゃぁ!!
きゃあああああぁぁぁぁッ!! ああぁっ……い、いや…見ないで、ください……
(そういえば、唇を奪われた後に強制されるような力は無かった)
(体も好きにされたが、その気になれば引き剥がせたかもしれない。ただ、力で勝てないと思っていただけで)
(……でも、もしかしたら、こうやって乱暴にされるのを、悦んでいたのかもしれない)
(ぐちゅぐちゅと掻き混ぜられる膣内。旦那様とでは味わうことの出来なかった、強すぎる快感に頭が痺れ、愛液が飛び散る)
(レオタードは完全に破られ、グローブとブーツだけが残り、余計に凌辱される正義のヒロインを強調するようで)
(四つん這いにされ、強引に尻肉を左右に拡げられれば、濡れそぼった秘裂と、まだ使われていない尻穴がひくひくと動き)
(ピュアウェディングは、逃げようと必死になるが、軍造の手はがっちりと掴んでいて、身動き一つ出来ない)
……ひっ…ああぁ、んあ、あふぅん! わ、私、淫乱じゃ……あん、あ、やぁ、やぁぁん!
(旦那様だけの場所が、倒すべき魔物に好きにされ始め、聖天使は惨めに喘ぐ)
(こんな獣のような恰好もしたことが無く、荒々しい舌使いによって膣壁が舐め、擦られることに体は容易く反応し)
(蜜を溢れさせ続ける膣は、いつでも肉棒を迎え入れる準備が整っているようにも見える)
【はい……でも旦那様よりも大きいので…突き刺されたところでがいいかなって思って】
【なるほどな、それも楽しみだ】
【でもちょっと俺の方が限界になったようだな、今夜はここまでにさせてくれ】
【次回でオマンコをチンポで埋め尽くし、ピュアウェディングを…】
【後々になれば……このくらいで堕ちちゃいますけど、最初はやっぱり違いを教え込まれて陥落がいいかなって】
【はい……いやらしく、ねちっこく、荒々しく責めてくださってありがとうございます】
【凄く、興奮させていただきました。このまま一気に……その、おまんこを突いて…私を、奪ってください】
【次回ですけど、いつが空いてますか?】
【そうだな……そのほうが良さそうだ】
【気に入ってくれたか?俺もピュアウェディングのイヤラシイ喘ぎにもうたまらなかったぜ】
【あぁ、バックから思い切り犯してやるから、何度も、おかしくなるまで】
【ピュアウェディングがもうその淫乱さを思い切り解放するまで、俺は犯すのを止めないぜ】
【ピュアウェディング、月曜は空いてるか?一日俺は空けられるが…】
【とても……気に入りました。やっぱり、こういうのが……私、大好きみたいです】
【獣みたいに、バックから激しく突いてください。はい……おかしくなるまで】
【月曜日は、ごめんなさい。私が一日空いてない日なので……】
【来週の夜になりますと、多分また金曜日になってしまいそうです】
【俺もこういうシチュが一番燃えるんだな……】
【ピュアウェディングのそのマゾっぽい所、俺とピッタリだ】
【もう一発目から旦那の事を忘れて、おかしくなるまで悶えて感じてイキまくってくれ】
【俺はそれを詰って、責めて、そしてそんなお前さんを思い切り愛してやるから】
【金曜が俺空いてないんだ…困ったな…となると土曜の昼とか日曜とかになるな】
【多分、そうなってしまうと思います……旦那様のことも忘れて、あなたのモノに夢中になってしまうと】
【土日のお昼は私が空いてなくて……夜でしたら空いてるんですけど、日曜日の夜はどうですか?】
【早くそんなピュアウェディングが見たいものだなぁ…】
【なんか、悉く時間が合わないな……】
【日曜の夜はあんまり遊べない、俺らのペースだと3往復が精一杯じゃねぇかな…それでもいいなら】
【夜も今日より早く1時くらいで限界になっちまうけど】
【ごめんなさい……私も早く解凍したいですけど、中々時間が取れなくて……】
【もうちょっと早くかければいいんですけど、私だとこのスピードが精いっぱいで……】
【お相手出来れば短くても、むしろ軍造さんがよければそれで】
【時間は22時からでいいでしょうか?】
【俺も似たような感じだしさ、そこはいいさ】
【ただ、こうなるとかなり長い間ピュアウェディングを俺の物にしてしまうのが申し訳なくてな……】
【気にしてるのはそこだけなんだけど、じゃぁ日曜日にするか】
【早い分には何時でもいいが、22時が最速?】
【前回から大分時間も経ってしまいましたし…多分、あまり私のことを覚えている人もいませんから】
【今は軍造さんだけの私ですから……その、気にしないでください】
【そうですね…日曜日の22時からでお願いしたいです】
【可愛いこと言いやがって……そんな事言われたらずっと…】
【ずっと犯し続けて、寝取り続けたくなるじゃないか、このままずーっと】
【では22時待ち合わせにしよう、あまり出来なくて本当に済まない、じゃお休み】
【スレを返すぞ】
【嬉しいですけど、寝取り続けるっていうのも……変な話ですね】
【はい、22時に待ち合わせで。私の方こそ、あまりできなくてごめんなさい】
【今日もありがとうございました。おやすみなさい】
【スレをお返しします。ありがとうございました】
34 :
名無しさん@ピンキー:2010/10/09(土) 03:58:11 ID:fq36E5qX
いらっしゃーい!!
【場所をお借りします】
>>36 あと、一つ確認ですがこちらは冷酷な感じでしょうか
それともやや暴力的な感じでしょうか?
他に特になければ、名前や簡単な容姿を書いてはじめたいと思います
>>37 普段は温厚だけど一度火がつくと冷酷でドSに…といった感じでしょうか
他には特にこだわりなどは無いので、そちらにおまかせしますね
お気に召さなかったでしょうか?
40 :
名無しさん@ピンキー:2010/10/09(土) 15:10:37 ID:fq36E5qX
ダセェw
すみません、そろそろスレをお返しします
【ロールに場所をお借りいたします】
【ロールにスレをお借りします】
俺は、葵さんから色々と教えて貰ったし、貰ったものもある。
―――それは言葉に出来ないものかもしれないけど。
けど、少なくともそれは俺にとっては大切なものなんだ。
(だから、俺は、もっと葵さんから色んなものを教えて貰いたいんだ、と目を細めて)
(彼女の髪の束を手に取り、唇を寄せてちらりと彼女の表情を窺った後、ふと笑みを零し)
性欲に走らせてるのは、葵さんなんだぜ?
葵さんが、可愛いからついつい、悪戯をしたくなるんだ。葵さんに惚れてなかったら、
その俺は、また違う別人になってただろうさ。
もちろん、それだけじゃ括れないこともあるだろうけどさ、
それだけで―――、俺はもっと葵さんのことをもっと知りたくなるんだ。
現金だと思われるかもしれないけど、もっと、葵さんと一緒にいろんなことを経験してみたいんだ。
(彼女の言葉に軽く驚いた表情を浮かべるが、すぐにおかしそうに笑って、彼女の髪を撫でる)
……じゃあ、全部教えていくには、時間がかかるな。
少しずつ、教えていくよ。だから、葵さんも、もっといろんなことを教えてくれよ。
―――少しずつ、さ。
(彼女を抱きしめたまま、ふぅと大きく吐息をつく。彼女の身体は柔らかく、こうして触れているだけでも胸が高鳴る)
(何度も触れてきたその身体だが、触れれば触れるほど、もっと彼女の身体を触れたくなる)
(色欲と言えば、そうなのだろう。実際彼女の身体は媚薬のようだとも思える)
(けれど、それだけじゃない。彼女という存在を掴まえておきたい、守っていきたい。そんな気持ちが強く溢れてくる)
【それじゃよろしくおねがいしますっ、何かあれば、遠慮なく言ってくださいなっ】
>>43 (髪を攫われながら、くすぐったそうに瞳を細める)
(こうして髪を触られるのは、なんとなく好きだ。もちろんいつも触れられていては別だろうけれど、
こうしてたまにしてもらえると、甘やかされているような構ってもらっているような
子供じみた喜びといえばそうなのかもしれない――、ただどうしてか、心が和らぐ)
……なれば、また違う貴方というものを見せて頂きたいものです。
昔は、こうしているだけで赤面してくださるぐらいにからかい甲斐がありましたのに、
まったく、私としては寂しくて仕方ない限りです。 少々、耐性をつけさせすぎましたでしょうか。
(彼の胸の上に腕を置き、その上に顎を乗せるようにして彼の顔を見つめる。
黒色の瞳を猫のようにほそめ、からかうような表情をみせる――、僅かに首はかしげられていて)
じゃあ、色々なことを一緒に経験させてください、それで、色々と私に教えてください。
(こうして肌を触れ合わせていると、暖かさも何もかもが伝わってくる気がする)
(その胸に耳をあてれば心音が聞こえるのだろうと思うと、
彼が此処にいることを実感ができる気がする。
まだこの部屋に、ベッドに、シーツに染みついて残っている情事の残り香も、同じだ。
生々しいがゆえに、それがリアルであると実感できるとでもいえばいいのだろうか―――)
……ヒト、という存在は無尽蔵です。
さすがに、全てを知ることはできないかもしれませんが、それでも、出来るだけ多くを。
わたしの、こと――で、ありますか?
何が、知りたいのでしょう。……教えて面白いことは、あまり、思いつかないのですけれど。
(彼の肌に直接触れていたくて、指先にシーツをひっかけて少しずつそっとはぐようにしていく。
露わになっていく肌を見つめながら、――傷がどれだけあるかを確認するように、指を這わせた)
【こちらこそ宜しくお願い致します。後輩さんこそ、何かあれば遠慮なく】
>>44 よく言うよ……俺だっていっぱいいっぱいなんだぜ?
葵さんに惹かれるからこそ、こうして触れられるんだ。
………ま、シラフなら、慌てふためくだろーけどな。
こういう時ぐらいは、男らしく、葵さんをリードしたいし…ま、そこは下らない男のプライドってとこだよ。
(彼女の言葉に照れくさそうに視線を逸らしながら、がりがりと髪をひっかき乱して)
ああ、そうだな―――。
時間のある限り、ゆっくりと葵さんに色々と教えていきたいし、教えて貰いたいと思う。
俺だって教えられることは、そんなに多くはないし、そんな大層なもんでもない。
でも、こうして、葵さんと一緒にいられる時まで、ずっと一緒にいたいと思うんだ。
(彼女と一緒に居続けることの難しさは、分かっているつもりだ)
(夜の世界のことだけじゃない。<<深凪>>のこともある、将来のこともある)
(きっとそれは、異形を狩ることよりもずっとずっと難しいこと。けれども、それでも、彼女と一緒にいたいと思う)
(そうと決めたら、うんと大きく一人で頷いて見せて)
……俺さ、大学進学しようかと思うんだ。
いや、具体的なことはまだ決めてないんだけど……何となく、教師になりたいなって思ってるんだ。
まあ、現代文ぐらいしか取り柄がないから、そういう教科ぐらいしか教えられないだろうけど、
大学でもっと勉強すれば、なんとかなる…と思うしっ。
(ぐっと拳を胸の前で握り、意気揚々と意気込んで)
将来なんて、まだまだどうなるか分からないけど、もしいつか俺がいろんな意味で一人前になったら―――。
(と、そこで顔を真っ赤にさせてぶんぶんと首を横に振る)
あー、いや、何でもない。忘れてくれ。あ、そうそう“先輩”に進路相談しようかと思っただけだから!
具体的にまだ何も決めてないからなっ。今はまず勉強、勉強!
ん………。
(微かに残る青痣や擦り傷をなぞられて、ぴくりと指先を震わせる)
……傷跡、か?まあ、生傷は絶えないけどな。
葵さん…だって、そういう傷跡とか、あるんじゃないのか?
…あの、傷薬とか塗ってたりしてるのか?
(いつかプレゼントされた薬のことを思い出し、確かあれなら、よく効くなと効果を思い出して)
>>45 男のプライドですか――、かようなこと仰られると、
思わずそのプライドとやらを、ぐずぐずにしてさしあげたくなってきてしまうではありませんか。
……冗談、であります。 少なくとも、貴方に対してはそのようなことを致しません。
(照れくさそうに視線をそらす様が愛しくて、またからかいを重ねるようにそうして笑う。
そして、一緒にいたいと思ってくれる、そうしてそれを真っすぐに告げてくれる彼の頬に
もう片方の手をそっと添えて――、ありがとうと告げる代わりに、好きと言う代わりに、唇をふさいだ)
ん――……。
(唇を離したあとに、彼から告げられた言葉)
(近しい距離でその言葉を聞きながら、ゆっくりと彼の言葉を理解していった。
大学に進学するということは、――つまり、そういうこと。自分にはあまり想像できないけれど
彼は高校だけでなく更に上を目指すのだ。将来というもの、その夢の為に、さらに勉強を重ねるのだ。
自分も、所属は一応高等部三年。もちろん、進路の話もある、何も知らないわけではない)
大学にいって、国語の先生に、なるのでありますか?
(ただ、実感があるかといえば、別だ。
でも、彼が自分の前で口にしたことにより、それがなんだか現実的な色を帯びて目の前に現れた)
そう、ですか……――、貴方には、そのような夢があるのですか。
(頬に手をあてて、僅かに目を笑わせる。
手を添えた頬が赤くなり、ぶんぶんと首を振られると不思議そうに首を傾げてから)
私に、進路相談をなさっても、何かといえば、そうですね――、
進路相談の先生に、ついでにご相談してみるとか……数学ならば、手伝えますけれど、
現代文の先生ですか――、私のような生徒に苦労することもあるかと、存じますよ?
(勉強だと意気込んでいる様子の彼をみて、微笑ましそうに、そして何だか楽しそうに笑って)
んー……まあ、別のですけれど、それなりに薬を塗るなどの手当ては致します。
あれは、その――特別製、ですから。
ちゃんと貴方こそそれを塗って傷の手当て、しておられますか?
(少しでも残っている痣や、擦り傷のあとを、確かめるように――もしくは数えるように指で触り、
全体のシーツをはぎながら、その身体に大きな傷がないかを確認している)
>>46 …葵さんになら、されてもいいけどな?
ま、そう思えてしまうほど、俺は葵さんに溺れているのかもしれないけど―――んっ…。
(気が付けば唇を塞がれて、頬を赤くさせる。自分がする分には照れないというのに、
不意打ち気味にされた彼女のキスには、何だか恥ずかしいものがあった)
まあ、教員になるのって難しいらしいし、夢は夢で終わるかもしれないけど。
なれないかもしれないけど、取りあえず目標かな。
俺って子どもが好きだからさ。まぁ、なるといってなれるほど甘い職業でもないんだろうけどな。
そりゃ、異形を狩ることを生業としてもいいかもしれないけど……。
(だが、自分のその姿はイメージできなかった。なにより、目の前の彼女がそれを許すだろうか)
(ただでさえ、夜の世界に首を突っ込んでいることにあまり感心されていないというのに)
ま、少なくともそれに向けて努力はするつもりさ。
そうだな、葵さんにも色々と勉強教えて貰わないと、な。
葵さんのような生徒か……そりゃ、別の意味で大変かもな。
ずけずけと教師に向かっても、「ここ、違いますよ?」とか言いそうじゃないか?
(からかうように笑いながら、彼女の表情をじっと眺めて)
特別製?今更だけど、そんな貴重なもん、貰ってもいいのか?
こりゃ、迂闊には使えないなぁ………まあ、遠慮なく使わせて貰ってるけどさ。
って、ちょ、ちょっと!……改めて、こう、見られると恥ずかしいものがあるんだけど。
(先ほどは気にしていなかったが、こうもまじまじと眺められると、どこかむず痒さを覚えて)
>>47 私は、相応に男をプライドを持ち合わせている方のほうが、好きであります。
簡単にぐずぐずにされるプライドなんて、ぐずぐずにしても楽しくないではありませんか。
……でも、そういう風な事を仰る貴方は、らしいし、可愛いから、いいのですけれど。
(重ねたあとの彼の唇に指を置いて、まるで可愛いものを見るような目で見つめる)
教員になるのでしたら、生徒になめられないように、尚のことでありましょう。
ですけれど――、一度、こうと決めたら、突き進むお方であると認識いたしておりますから、
甘くなくとも、決めたら進むのでしょう? 苦難もありましょうが、……貴方なら大丈夫。
「先生」と呼ばれる、貴方を見てみたいです。
―――ええ、とても……見てみたい、です。
(一拍置いて繰り返したのは、きっと想像をしたからだろう)
(彼が教鞭をとる姿、というものを――、想像して、彼女は、少しだけ寂しそうに笑った)
……「ここ、違いますよ?」と言えるのは得意教科のみにおいてであります。
現代文の場合は「そもそも何でこうなるのですか」という質問の方が多いです。
(からかうような彼の笑みに対し、とても真剣に真面目に、首を左右に振って見せた。
先ほどの寂しそうな笑みは欠片も残さず、むう、というように軽く頬を膨らませてから)
いいのです。何の為に、差し上げたと思っているのですか。
薬と言うものは使わなければ意味がないのです。ただでさえ、貴方は生傷堪えないのですから。
傷ついたらすぐに使って下さい。……その為の、薬ですよ。
(シーツをはがした手で、めっ、というように人差し指をたてて)
……恥ずかしいなどと、今さらでありましょう。
ああいうことになると、――前後不覚になる、と申しましょうか。
こうして、貴方の体の傷やら何やらを確かめることもできないほどに、乱されてしまうので、今のうちに。
傷は正直です。口で無理をしていないといっても、身体は語るものです。
(自分は全力の棚上げな気もしたが、まあいい。胸のあたり、腹部、そして足のつけ根へと指を沿わせた)
>>48 …それも変わった性癖だな。やれやれ、葵さんも難儀するな?
(苦笑を浮かべながら、小さく肩を動かして呆れたように軽く彼女の頭をはたいて)
まあ、教師としての在り方としてより、俺は基礎的な学力の方を心配した方がいいかな…。
成績がお世辞にも良いとは言えないし、もっと勉強しないと本当に夢で終わってしまうし。
ま、葵さんがそう応援してくれるなら、嬉しい。
……葵さん?
(ふと彼女の表情に違和感を覚えたが、敢えて触れずにおいた)
(それを聞いたところで、曖昧に笑って誤魔化すだろうし、おそらくは彼女が言っていた「離れないといけない時」に
ついて関わることなのかもしれない。今更その話題になって、繰り返すのも仕方がない)
(だから、それを尋ねる代わりに、今度はこちらから彼女の唇に口づけて)
見せてみせるさ。きっと、必ずな。
…やれやれ。傷薬が必要なのは、俺よりも葵さんなんじゃないのか?
まあ、お陰様で大けがまで至らないし、無駄に学校を休まなくて済むけどな。
効き目抜群だし、言うことなしだ。
(人差し指を立てる彼女の仕草が面白くて、思わず吹き出してしまう)
(自分の姉とは違うが、彼女には時折年上の女性らしい一面がみられる。
そんな優しい彼女が、やはり自分は好きなのだろう)
ぐっ………、いつもなら、恥ずかしがるのはそっちなのにっ。
まあ、前後不覚になるのは俺も同じだよ。……正直、時間の感覚がマヒするぐらいにな。
(それだけ、そんな感覚が要らなくなるほど、彼女との触れ合いに溺れているのだが)
……や、ちょっと待ってくれ。それはおかしくないか?
そ、そんなところは傷なんて負ってないって!負ってたら、一大事だろっ!?
つーか、朝だから、俺のそこは、ひじょーにヤバいことになってるんですがっ!
(慌ててシーツを引っ張ろうとするが、手の届かないところまで剥がれており、まさにまな板の上のなんとやらだ)
そうとなれば、みっちりと数学を扱かせていただきましょう。
……教える為には、問題を解くための二倍の勉強をしなければならない、など申します。
大丈夫、です。
大事な夢なのですから、諦めるようなことがないように、私も――……ん…ぅ。
(言葉の途中で唇をふさがれて、離れた彼の唇が決意表明を放つ)
(すると、何を言おうとしたかも忘れたのか、もう言う必要がないと思ったのであろうか。
そしてきっと、彼が考えたことが何となくわかったのだろう。自分のことを気遣ってくれている、と
だから、嬉しそうにわらって、こうとだけ返した)
――はい。絶対に見せてください、楽しみにしていますから。
私は私用に持ち合わせているから、良いのです。
しかし、良かったです。きちんと効いているなら、……プレゼントした甲斐もありました。
と――、何故笑っているのですか、まったくと。
(吹きだした彼を怪訝そうに見ながらも、付け根の方へ張った指はとどまることを知らないままだ)
……あら、おかしくありません。
負ってたら一大事ですから、きちんと調べているのでしょう?
ひじょー、にやばいことになっているのは、それなりに知識として存じ上げております。
慌てふためく貴方もみられるうえに、傷の確認もできるこの状況というのは、まさに一石二鳥です。
(ベッドのわきの小さなナイトテーブルの引き出しから、チューブの軟膏薬を取り出して)
別に、私が調べたいのはそこでなくて、足とか、太腿とか、あとで背中とか、腕とかですもの。
(にっこり笑って首を傾げる。からかって、遊んでいるのは明白だ。
だからこそ、ぺろりと腹部にあった傷を舐めるだなんて意地悪な悪戯をしてみせるのだ)
>>50 あ、あー……まぁ、お手柔らかに頼むぜ?
できることなら、数学なんて学問がこの世から消えてしまえばいいと思ってるんだし、俺。
(うげ、と顔を苦渋に歪ませながら、小さく嘆息した後、軽くかぶりを振って)
ま…そういうことも言ってられないけどな。
また頼むぜ。せんせい?
(にっと悪戯っぽく笑うと、手を伸ばして彼女の首筋に触れて、そこへ今度は唇を落として)
いいや、葵さんもお茶目な一面があったんだなぁって再認識しただけだって。
(実に可愛らしい。と言えば、彼女は否定するだろう。だから、その言葉は呑み込んだのだが、
―――さらに、言葉を失ってしまう。彼女の細い指が滑るように肌を伝っていく。敏感でもない場所なのだが、
彼女に触れられていると思うと、それだけで意識はそちらへと向いてしまう)
存じ上げているのなら、勘弁してもらえませんかっ…!?
ただでさえ、その、葵さんとこんなに体を密着させてるんだから………!
(言ってしまって、しまったと思った。徐々に慣れてきたその状況も、やはり再認識してしまい今更ながら体が硬直してしまう)
じゃあ、指を離して貰えませんかねっ!?
……や、太ももも怪我してないから大丈夫。腹はもう見ただろ!?
(取りあえず、危険そうなところを予防線を張り、彼女の攻め手を回避しようとする)
(…だが、それでも本気で抵抗しないのは、若干そういう期待があるということだろう)
うう…我ながら、情けない……!ひゃっ!ちょ、ちょっと、どこを舐めてるんだよっ!
怪我を見るなら、舐める必要はないと思うんですがっ!?
(傷跡を舐められると、びくんと全身を一瞬震わせて、ぶるぶると顔を横に振って)
それは、数学と言う学問を発見した昔の方に仰ってください。
私としては現代文の問題に小説を使うという発想がこの世から消えればいい、とは思います。
……ん。了解です。
私も数学を教えますから、貴方も私に現代文を教えてください、先生…、ん…っ、や。
(くすぐったい、というように声を漏らして、ふるりと震える)
(首筋にかかる息も、その唇の感触も、甘くてくすぐったい。背筋をぴりっと電流がかけるように)
あら。私なんて常日頃、おちゃめではありませんか。
(どうせ、何か良くないことでも考えたのでしょう?というように、不服そうながらもそんな言葉を返す。
だが、それこそ指先は“お茶目に”彼の体を這いまわり、薄い傷も新しい生傷も、痣のあとも、確認していく)
お腹はみましたけれど――でしたら、次は足を見せて頂きましょう。
ん……、ほら。
ここらへんとか比較的新しい感じが致します。昨夜のものでありますか?
(本当に小さな擦り傷をみつけたのか、それとも口からでまかせであろうか、
彼女はちゅ、と軽く彼の右太もものあたりに吸いついたりして、楽しそうにその反応を伺う)
ほら、舌で舐めておけば治る、など申しますでしょう?
まあ、……本当は、やはり薬を塗るのが一番なのですけれど――、貴方が可愛らしいもので。
舐める必要性はないですけれど、舐めていけないわけではないのでしょう……、くすぐったい?
(すっと指先を内股にすべらせて、にんまりと楽しそうに笑う)
(日頃はそんなに表情を浮かべないくせに、こういうときに限って――特に相手が彼だと、その表情は豊かだ)
(長い髪が彼の足元をくすぐる。性的というよりは――実際、くすぐったいような刺激を与えることだろう)
………むぅっ。
数学って閃かなきゃ、問題が解けないのが苦手なんだよなぁ。
(やれやれとため息をつくと、1学期の自身の成績を思い出して、憂鬱そうに呟いて)
うっ……いや、あ、現代文って、でも漢字とか四字熟語とかそういう問題も出るから、
葵さんはそういうのは得意なんじゃないか?ほ、ほら、色々知ってるしっ!
(不意に聞こえてきた、色っぽい声に赤面して、慌てて話題を逸らそうとして)
…いや、いつものアレはお茶目っていうレベルを超えて、意地悪っていうレベルだと思うんだけど!
というか、今この時点で、もうなんか意地悪なレベルなんですけどっ!
(ある種嬲られているような錯覚さえ覚えて、そのむず痒さに体を揺らして、逃れようとする)
っ……そ、それくらい、どっかで引っ掛けたりしたんだろ?
俺だって傷ついたことに気づいてなかったし……!
(やけに、その存在を意識させる彼女の唇に触れられ、ぴくっと身体を微動させ反応させる)
いや、それ、自分自身じゃ絶対にしないだろ!
くすぐったい……のはくすぐったい、んだけど……これって、弄られ方がちょっと卑怯だって!
(彼女は分かっててやってるんだろうか。
直接的な刺激も当然だが、視覚的な刺激がどれだけ自分にとって、微妙な刺激になっているのか)
………だ、だから、太ももは怪我してないんだってっ……!
(長い髪が足元をくすぐる。そのむず痒さに、足を動かしてしまう。
なんだか、罠に追い込まれていくネズミのような感覚さえ覚える。ああ、どうしてそんなに楽しそうな顔をしているんだか)
…ちょ、ちょっと待って!これって、かなり生殺しのような気がするんですけどっ!
これなら、まだ朱羽さんの言葉責めの方が楽だっ!いや、されたくはないけどっ!
まあ、確かに……閃き、のようなところはあると思います。
図形問題ですとか、応用問題になりますと、特に――式の展開とかについても。
(膝のあたりをこしょり、と指先でくすぐったりしながらも、その会話は続けていく)
……そういうのはまだ、解けるのですけれど。小説です、問題なのは――…。
(片足を両手でもって、ふくらはぎのあたりも確かに確かめたりしながら。
時折、本当に傷をみつけると難しそうな顔をしたりして、舌を這わせたり、口づけたりを繰り返す)
愛のあるお茶目な意地悪であります。
あらあら、この程度意地悪にはなりません。まだまだお茶目であります。
昨夜、貴方が私になさった“意地悪”に比べれば――、まあ、いじわるのベクトルは違いますけれど。
(ふふん、とどこか勝ち誇ったそうなそれでいて満足そうな息をつく。
彼の体が僅かに震えて反応をしめせば、……目を細めて、ふー、とその箇所に息を吹きかけたり)
まあ、自分自身では致しませんよ?
というよりも、できないではありませんか、こんなこと――さて、足は終了です。
次は腕……貴方は小太刀やナイフを使うこともありますから、こちらの傷も多そうです。
(今の表情はそこまで豊かに感情を宿してはいなかたけれど、
そんな顔でも、鼻歌でも歌いそうなほどに楽しそうな雰囲気は感じられるかもしれない)
太腿は怪我をしていない、ということなので、腕にゆくのであります……まったく、動かないでください。
(長い髪が足元から離れると、彼女は彼のお腹を跨いで、その腕を掴んだ。そしてまじまじと見つめる。
だが、楽しそうにそうしていたのも――「朱羽」の名前が出るまで)
――私の名前で、朱羽の名前を出すとはいい度胸です。
しかも、言葉責めだなんて、いやらしい……まったく、貴方はもっと私に生殺されたいご様子。
そのお願い、叶えてさしあげますよ? ……ほら、指先とか、ちょっぴり怪我をなさっているのでは?
(見てもいないくせに、彼の腕を引き寄せると、指一本を咥えて、しゃぶって――にこり)
【最後のまとまりの一行目、「私の前で」、もしくは「私の名前でなく」と脳内変換をしてくだされば、とっ】
>>54 だ、から……俺は、そういうのが、苦手なんだよっ……。
ちょ、と……ん、でも、本、とか、読んでたら、自然と問題解けてこないか…っ?
(擽られて、その擽ったさに、言葉を詰まらせながら、何とか会話を続けていく)
……んっ…ふ……、いや、まぁ…そんなに、舐められると……変な気分になってくる…っ
(ぬるりと彼女の唾液の感覚に徐々に、ぞくりと心が刺激されて)
意地悪だって…!どこがお茶目だよっ。
これでお茶目なら、葵さんの言う“意地悪”ってどれくらいなんだ!?
これじゃ、本当に………いや、これなら、俺の方がまだ可愛いぐらいだって…!
(緩急体を舐めとっていく彼女の舌の愛撫に、ぶるりと震えて、どうしたものかと手を彷徨わせる)
(彷徨わせた末に、ゆっくりと彼女の背中に這わせて、おそるおそる撫でる)
………っていうか、なんでそんなに機嫌いいんだよっ!?
傷は、だからっ、薬を貰ってから随分減ったんだよっ。
……ううっ。下手に薬の話なんてするんじゃなかった……ちょ、まっ……・・え?
ちょっと待ってください。本気で。
なんで、そんなとても言葉の温度が下がってるんですか?
比喩表現だよっ!あの人の言葉が辛辣なのは、葵さんの方が知ってるだろ?
あの人のせいで、どれだけ困らせたことか………いやいや、生殺ししないでください!
……っっ………!や、これは、これで、すごく、……んっ、ぁっ…すごく、ぞくぞくする…っ。
(指先をしゃぶられりと、それだけで、敏感に彼女の唇と唾液のそれを感じ取って、ぴくっと指先をうごめかせる)
【ああいや、誤字なんて、葵さんなら今更な話じゃないk】
【……いや、俺も表現とか文法とかそのほか諸々ミスってるし、気にせずにっ。】
>>56 自然に解けてきたら、私は現代文の補習というものに喘ぐこともございません。
まった、く……んむ、……。
(ちゅぷ、と指をしゃぶり、指先を舌でくすぐる。
蠢く指先に舌を絡ませるようにしながら、指先全体に唾液を塗るようにして)
こんなの、お茶目であります。
意地悪、……ですか? あら、そんな質問をなさるだなんて、難儀なお方です。
好奇心は猫を殺すと申しますでしょう? ……太一朗さんのが可愛い、なんて嘘です。十全と。
(唾液の糸をたらしながら、口から彼の指を抜く)
(――恐らく、と言わず、彼なら分かるだろうがこの仕草はさすがにわざとに違いない。
その証拠に彼の反応をうかがうように、黒い瞳が楽しそうに彼をみつめているのだから)
(この女、本気で生殺す気に違いない)
機嫌がいいのは、好きな人と好きな事をしているからです。
――恋人、というのは、いいものです。
(感慨深そうに呟いて見せたが、好きな事=弄り生殺すことなのだから、性格の悪さが分かるはず。
手首のあたりを舐めたりしながら、一応確かに傷がないかを確認してはいるのだろう。
視線は腕の上の方に走り、そして指先も確認するように彼の腕を這ってゆく)
……あら、言葉に温度なんて存在するわけないではないですか。
(彼の言葉ににっこりわらって、つつー、と二の腕あたりに指先を這わせた)
辛辣なのもなにも、存じておりますけれど――それは、それ、これはこれであります。
ぞくぞくする、だなんていやらしい方です……私は、ただ、貴方の傷を確認しただけですのに。
ああ、そうです。……朝食、何に致しますか?
(生殺ししないで、の言葉にはあえて何も返さず、彼の指に自分の指を絡めて握ると、
彼の肩に顔を埋める。もちろん、本人いわく「傷を探している」のだろう――唇を這わせながら、だが)
【早めに気づいたのでたまには訂正しようと思っt】
【……否、たぶんまだいっぱいしているのでしょうけれどっ。き、気にせずに、了解、です。感謝を】
【それと、貴方もお時間や眠気がありましたら、遠慮なく】
>>58 ……っ、ふ……本当に意地悪だなっ……!
お蔭で、これはこれで、癖になりそうなんだけど………ふっ、ぁ、く…。
(彼女の舌と唇で弄ばれれば弄ばれるほど、そのもどかしさは降り積もっていく一方で)
(指を引き抜かれれば引き抜かれたで、どこか物寂しさを覚えてしまう)
(…冗談抜きに、骨抜きにされてしまうかもしれない)
ああ、それが嘘ならどれだけいいことか……とても楽しそうなんですけどっ!?
(妖艶ささえ覚える黒い瞳に、びくっと肩を震わせながらも、その瞳から視線を外すことはなく、見つめて)
…恋人という言葉を、自分の良いように使ってませんかね?!
ああ、もうっ……、これでまた変な性癖に目覚めたら、今度こそ葵さんのせいだからなっ!
(目覚めるつもりは毛頭ないのだが、ここまで焦らされ、弄られるとそんな錯覚を抱いてもおかしくはなかった)
じゃあ、葵さんの方から言ってくれよ!朱羽さんに、からかうなっって!
(もっともその本人からしてみれば、このやりとり自体を面白がって、それをネタに更に自分を弄るのだろうが)
(予想がありありと分かるぐらいに、想像して、大きく溜息をつく)
こ、これだけ焦らしておいていやらしいとは、ひどいってっ!
……こ、んな、傷の確認の仕方があるかっ……、つぁっ、あ、朝飯……!?
(ふいに掛けられた言葉に、一瞬不意を突かれるが、しばらく逡巡したあと、顔を真っ赤にさせて)
……葵さんを、食べたいです。
(結局彼女に負けてしまうのは、普段もこういう状況も変わらないのだろう)
(彼女は「こういうこと」を仕事ではあまりしないと前に言っていたが、こんなことをされたら、
いくらでも情報を吐き出してしまうだろう。少なくとも自分は、現にこうして彼女に屈服してしまっているのだから)
【と…随分付き合わせてるからなー。この後いちゃつきました、って感じで締めてくれてもいいし、
もしくはこのままさらに付き合って貰ってもいいぜー?】
【葵さんも、無理しないでなーっ】
>>59 おや。恋人という言葉というものは、このように使い勝手がいいものだと存じておりました。
(律儀にツッコミを入れてくれる彼の反応が可愛くて愛しい)
(くすり、と思わず無意識に笑みをこぼしてしまいながら、肩から顔をあげて、指先で首をなぞる。
首筋、鎖骨のあたりにつつ、と指を這わせながら、鎖骨のくぼみのあたりを突いて)
ここの骨は砕かれると厄介ですから、お気を付け下さいませ。
……ほら、ちゃんとこういう指南だってするのですから、ためになりますでしょう?
(鎖骨を折られると大変なくらい誰でも知っている。というか、骨はどこが折れても大変だが)
―――私から朱羽に言えだのと、
まったく、そんなことになろうものなら……ああ、その溜息からして御想像がつきましたか?
(大きくため息をついた彼の仕草に、自分が言わなくても
そんなことを言えば朱羽がヒートアップするということくらい分かったのだろう、と首を傾げた)
(彼の上に覆いかぶさるようにしながら、黒髪をたらし、上から彼を見つめる。
何時の間にやら両手は彼の横の前におかれて、のしかかる獣のごとき体勢であった)
私流の傷の確認の仕方ですのに……、何か御不満でもございますか?
朝ごはんです。和食がいいのか、それともご飯と目玉焼きがいいの、か――……
(パンもありますけれど、と続けようとしたところで次の言葉に思わず言葉を失う)
そ、そういうことを、聞いたのではありません。
食べさせてあげたら、生殺しにならなくなるではありませんか……まったく。
(想定外の直球に目をぱちくり、とさせてから気恥ずかしそうに咳払いする)
(こんな風に顔を真っ赤にしてそんなことを言われたら、
このまま「それでは朝食をつくるのでお風呂に入ってきてください」と言って離れようと思っていたのに、
離れがたくなってしまうではないか。まったく、この男は狙っているのか、狙っていないのか)
……私だってお腹がすくのですから、私は何を食べればよろしいのですか?
(わずかにシーツによって隠されていた彼のそこ。ちらり、と視線をやってから、次に彼の瞳を覗き込む)
【本当は生殺して〆るつもりだったなんてそんなこといえn】
【そうですね。うん、か、軽く……多分、おそらく、軽めに、また付きあっていただければ。
太一朗さんが良ければ、ですけれど。そちらも無理なしで】
【それじゃ、申し訳ないんだけど、此処で凍結させてもらおうっ!】
【あああ、本当にずるずる長くなってしまってごめんっ!でも自重しない】
【眠気が急に来たんで、凍結させてもらえれば。空いている日はこの間言った通り、
月曜や水曜なんで、また予定がきまれば、避難所の方に連絡を頂いたらとおもいますっ】
【了解です。たぶん、おそらく月曜日で大丈夫、だと思う、のですけれど―――、
大丈夫だったら19時〜20時前後からになると。当日の朝方には連絡ができると思います。
すみません、こちらこそどうにも予定がうにゃうにゃしてしまって……まったくと】
【おかしい、生殺しにするつもりだt】
【それでは、今日のお付き合いにも改めて感謝を。レス不要、ですからお休みください。
今日も引き続き、楽しかったです。……おやすみなさい、太一朗さん。どうぞ、佳い夢を】
【ありがとうございました。スレッド、お返しいたします】
【了解。それじゃお疲れ様でしたっ、おやすみなさいっ…!】
【スレをお返ししますっ】
64 :
名無しさん@ピンキー:2010/10/10(日) 16:00:02 ID:h+8BZNl8
無視
【ロールにお借りします】
【天羽都さんをお待ちしています】
>>
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/otaku/5556/1282667098/860 大阪夏の陣って、もう400年以上前のことじゃない。
そんな昔からあるなんて、すごい古い家なんだ。
(そんな家だったら重要文化財とかになっててもおかしくないし、掃除するからいいと言われても)
(廊下を外用の車椅子で入ってしまったのは冷や汗が出てきてしまう)
倉庫なんだ、もしかしたら……
(鞘の反応は明らかに普通じゃなく、どう見ても目的の妖刀がそこにあって今すぐ駆けつけたいと暴れてるようだった)
(紅雲に確認してもらえば確実だろうけど、伊織翔が目の前にいてはちょっと難しい)
ここの中にわたしが捜してる日本刀があるかも。
(と、そこに聞き覚えのある声が聞こえてきて、振り返ってみればタイミング良く伊織津綺子の姿があった)
あ、伊織先輩っ!?
(ふと気をとられた隙に指が緩んでしまったのか、手の中から鞘が飛び出し、蔵の壁に突き刺さるようにぶつかると地面に落ちた)
……ぇぃっ!
(慌てて蔵の方へ両手を突き出す都)
(無茶苦茶不自然だし、津綺子からは明らかに鞘が飛び出すのより都の手の方が後だと分かるけれど)
(都の後ろにいる翔からはびっくりした都が放り投げたように見えないか、と苦し紛れの演技)
【では、今夜もよろしくお願いします】
あ、この建物はもっと新しいよ。
道場と一緒に幕末に下賜されたのを、大正時代に建て替えてるから。
あっちの洋館もその時に建てたんだって。
節税対策で市の文化財指定を受けちゃったもんで、うっかり改装もできないって
伯父さん…津綺子さんのお父さんがブツブツ言ってる。
(少年は他人事のようにクスクス笑う)
(声をかけてきた従姉に向かいあうよう、車椅子を回したとたん、鞘が少女の手を離れて飛んで行った)
……?……
(少女は、鞘の手を離しただけなのに、鞘はいきなり蔵の前まで一直線に飛んで行って、そこで落ちる)
(落ちただけでなく、そこでブルブル振動しているように見えるのは気のせいなのか)
「あ、翔くん、ありがとう。お客様は私がお相手するわ、あなたはお稽古へ……」
(津綺子があわててこちらへ駆け寄ってきた)
そう?それじゃ。
(全く納得していない顔で車椅子を離れ、道場ではなく蔵の方へと歩いて行く)
(従姉の顔色が変わった)
(これ見よがしにゆっくりとした動作で落ちた鞘を拾い、余裕ありげな足取りで戻ってくると)
はい。大事な鞘なんでしょ?
(と車椅子の少女へ渡す)
(それから二人の顔をじろじろと眺め、道場の方へと歩み去る)
「……はあ……」
(津綺子がいかにも安堵したと言わんばかりのため息をついた)
【改めましてこんばんは】
【こちらもこんな感じでよろしくお願いいたします】
>>67 やっぱり文化財になってるんだ。
でも節税対策なんて、実際はそんなものなんだね。
(維持するための費用を捻出できるようにとの減税なのだろうけど、実際住んでいる人から見れば節税対策で)
(俗にまみれてるとまでは思わないけど、現実を知ると少し失望感があったりした)
ありがとう……えっと、翔くん。
(名前は聞いていなかったけど、先輩がそう呼んでいたから都もそう呼んで鞘を受け取る)
なんか手が滑っちゃって。
これも大事だけど、蔵も文化財なんだろうし、傷がつかなくてよかった。
(改装もできないんだから、ヒビをいれちゃったとかになったら大事で、そっちの方で胸を撫で下ろし)
案内してくれてありがとうございました。
(道場の方へ向かう少年に小さく手を振った)
うーん、怪しまれちゃったかな?
先輩には飛んでいったとこが見えてただろうから分かると思うけど、これ、普通のモノじゃないんです。
(たまにカタカタと震える鞘を少し持ち上げて見せて)
これは伊織先輩の腕を切った日本刀の鞘です。
あの刀の暴走を本来抑えていたはずのモノ。
(これが刀と離ればなれになっていなければ、伊織先輩も迫水先輩も、他の人たちも傷付くことがなく)
いってらっしゃい
(平静を装うのは得意だが、それにしても今、この状況で落ちついていること自体が不自然だ)
(そう思うと、平然としている自分の姿が余りにも滑稽に思え)
(少年が遠ざかるのを確認すると、大きくため息が漏れた)
…はあ……
彼には怪しむ根拠がないんですもの、気にすることないわ。
この世に本当に意思を持った武器がある、なんて思ってもいないでしょう。
(鞘を持ち上げて見せる都に、落ちついた声音のまま、そう言った)
(現代人は怪異に接しても、それは現実的に説明のつく現象であるはずだと思い込んでいる)
(翔はそういう意味では、非常に現代的かつ現実的な少年だ)
やっぱり、あの刀の鞘……
(そう言いながら、目線を鞘にあてたまま、ポケットに手を入れる)
(取り出した時に手に握っていたのは、一つの鍵)
(それを持ってつかつかと蔵に歩み寄り、錠前を開ける)
……っ……
(刀に呼ばれている)
(自分の体の主導権を明け渡さないように歯を食いしばりながら、刀の導きに従って電子錠に暗証番号を打ち込む)
(解錠され、重い扉を開けた───)
>>69 ならいいんですけど。
そうゆうのに興味が出たり、そこから先輩が夜にしてることに気が付いたりしないかなって。
(人のことは言えないけど、やはり本来はこうゆうことに関わらない方がいいはずだ)
(関わるに都にはしても、少なくとも単なる興味本位以外の理由が必要だと思う)
この蔵の中にあの日本刀があるんですね。
迫水先輩が持ち帰って、どうにかすると言ってたけど、まさか伊織先輩の家にあるとは思いませんでした。
(これだけ大きな家で、しっかりした鍵もある蔵もあって、他の日本刀もたくさんあり)
(ここなら安置しておくには適した場所だと思う)
「伊織先輩、これを持って行ってください」
「これを持っていれば刀の支配を受けませんから」
(都が鍵を開けている津綺子の後ろに近寄って鞘を津綺子の腕にそっとあて、紅雲が都の声と口調で説明する)
(すると、蔵の中から伝わってくる強く重い重圧がふわっと軽くなり、そよ風とまではいかないが気にならない程度になる)
「もしも何かしようとしたら、ううん、何もしなくても、今までご迷惑をかけただろうから」
「思いっきり鞘でばしっと折檻しちゃってください、とその鞘が言ってます」
(都には聞こえていないが、鞘には紅雲に分かる程度の知能があるらしく、都の口経由で鞘の意志を津綺子に伝える)
(そして刀の方は、相変わらず津綺子を呼び寄せようとしているが、鞘に阻まれているのは気が付いていない様子だった)
まさか、そんなこと
(笑おうとして笑えなかった)
(自分の従弟なら闇の存在に気づくこと、夜の領域へ関心を寄せることがないとは言えない)
(兄は安易に夜の世界へ足を踏み入れて命を落とし)
(祖父も叔父も迫水直が人間を超えた存在であることを知っている)
(翔はその叔父の息子なのだ)
迫水先輩のお家で、ちょっとした事故があって……うちでお預かりすることにしたの
(迫水直はこの刀によって一度ふさがった傷が血を吹くという重傷を負っている)
(今、自分も時折刀に取りつかれていることを思えば、ここもまた決して安全な場所ではないのだが)
(現に今、刀の欲求に従って蔵を開けてしまった──)
……!……
(暗証番号を入力するために刀の支配を受け入れながら、すべてを奪われないために集中していたので)
(都の呼び掛けに一瞬遅れた)
え、何……?
(自分の意識を手放さないように気を引き締めながら振り向けば、都が鞘を差し出している)
(脳を鷲掴みにされるような圧力が、ふと弱まった)
鞘が刀を制御していたの…?
(薄暗い蔵の中へ入る)
(件の刀は抜き身のまま、綿の入った敷物の上に置かれていた)
(何かに包んですらいないのは、津綺子が時折使っているからだ)
………。
(息を詰めて刀の柄を握る)
…っ……!
(強烈に伝わってくる刀の意思)
(だが今は、それに乗っ取られることもない)
(鞘を切っ先にあて、両手の拳を近づけるようにして鞘の中へ刃を納めて行く)
(ぱちり、と鯉口が鳴って鞘にぴたりと刃が収まった)
……ふう……っ…
(緊張が急に緩み、刀を掴んだままその場に座り込んでしまう)
>>71 異能がなければ異形退治をしようなんて思わないかもだけど、旧校舎で肝試しをする人はそれなりにいるみたいだし、
こうゆうことから興味をもっちゃったりする可能性だってあるのかなって。
(そうゆう人たちから都は両親の幽霊の噂を知ったから、交通事故くらいには気をつけるべきじゃないかと)
あ、心配させるようなことを言ってすみません。
(が、津綺子の様子で深刻に捉えているように見えたので、ちょこんと頭を下げた)
そうですか、事故が……あれに取り憑かれた人を迫水先輩が引きはがすのも大変だったし、やっぱり何か起きたんですね。
(入院するような大怪我とかであれば何らかの連絡があったろうし、だからそこまでのものじゃなかったろうけど)
(そんな事があったのなら、もう少し早くこの鞘が見つかっていれば、と思わなくもなくて)
(薄暗い蔵の中へ入っていく津綺子を都は見守る)
(中の様子は気になるけど、都も中に入ったら万が一の時に足手まといになってしまうから我慢する)
…………よしっ。
(見つめていると緊張から握りしめた手のひらが汗ばんできて、そうこうするうちに刀が鞘の中に収まる)
(すると完全に津綺子を支配しようとする重圧は消えてしまい、何らかの目がある者でなければ普通の刀としか見えない程度になった)
「伊織先輩、もう大丈夫ですよ。その刀は完全に鞘のお尻に敷かれちゃってますから」
(紅雲の言葉から、都もことが済んで安全になったと知って胸を撫で下ろした)
「あとは念のため紐で縛って箱にしまっておくのがいいかも」
いいえ……
(すみません、と頭を下げる都に、こちらも軽く頭を振って)
異能があるのだから、周りの人を巻き込まないように気を付けるのは当然のことだもの
気をつけて気をつけすぎることはないわ。
(自戒。その自戒の念をもすりぬけて、運命というものは思いがけない時に間近に迫ってくるものなのだけれど)
この刀には、どうしても異能の血を浴びたいと言うものすごい欲求がある。
命に別条はなくても、一度この刃で傷つけられたら
刀の方は血の味を忘れないみたいなの。
私も迫水先輩も、この刀で怪我をしたから……
(思わず腕の傷痕を袖の上から押さえつけた)
そうね、ちゃんと箱を誂えて納めておかないとね…
(なぜか妙に老練したニュアンスを都の口調に感じながらも)
(そのことには特に疑問を抱かない)
箱に納めて、二度と……取り出せないようにしないと。
(強調しながら、心の中ではそうしたくないと葛藤が渦巻く)
(しげしげと手の中の刀に見入り、この一振りを振るう時の感触を思い出して)
天羽さん、これがどこからどうやって現れたのか、訊いてもいい?
(ふと顔を上げ、少女に尋ねた)
>>73 異形を倒すだけじゃなく、異能の血も?
(血の味を忘れないというのは、異能者も襲うかもしれないってこと?)
「たぶん鞘と離れてる間に悪い癖でもついたんじゃないのかな?」
「それか、血の中に異形の匂いを嗅ぎ取った、とか……」
…………。
(確かに迫水直は異形に取り憑かれているが、伊織津綺子は都が知る限りそうじゃない)
(紅雲が何をもってそう言ったのか都には分からず、それが何だか無性に怖い)
(刀を見入る津綺子を見て、何か悪いことでも起きているのではと心配になってしまうが)
……あ、えーと、その、聞いても怒らないでくださいね?
冗談とか法螺話じゃなくて、実話なんです、これは。
(口ごもりながら、念には念をと注意を入れて鞘を入手した経緯を話す)
その鞘、学校帰りに近所の柿の木から頭の上に落ちてきたんです。
ほら、ここにたんこぶができちゃってるでしょ?
(頭のてっぺんから少し後ろ当たりを指でさする)
(見た目ではわからない程度だけど、そこには実際にたんこぶができていて)
この鞘は少しくらいは自分で動けるみたいで、刀の気配を追ってあちこちを這い回って、
偶然通りすがったわたしから気配を感じて頭の上に落ちてきた、と。
(直接触っていないけど、二度目撃した程度でも何らかの気配というものが残っていたらしい)
人ならぬ者を斬りたい、と、そればかりをひたすら求めている。
ヒトから離れた存在であればある程、求める気持は強い
(あたかも自分が刀そのものになってしまったかのように語り)
(そのことに気付いた瞬間、口をつぐむ)
……そもそも最初に私に斬りかかってきたこと自体、
刀が異能を求めていた証拠じゃない?
(あわててそうつけたし、刀に感じるシンパシーを内心で否定する)
柿の木から…?
そんな話で怒ったりしないわ。痛かったでしょう、大丈夫?
(頭にこぶができたと言う都に、その時は本当に同情する)
鞘の方は、人に取りついて動かしたりしないで、自分で動けるのね。
どこで刀が抜かれたにしろ、学校からそんなに遠くないでしょうから
あなたの近くに現れたことだって、そんなに偶然とは言えないと思う。
現にこうして、ちゃんと刀を納めることができたのだし。
(それからいかにも名残惜しげに、鞘に収まった刀を元の敷物の上に横たえた)
一体だれがこんなものを…。
(都へ尋ねるでもなく、独り言のように呟き、刀から離れがたくその場に立ち尽くす)
>>75 ……?
(津綺子が何を言っているのか分からなかった都だったが)
それは違います、狙われたのは伊織先輩じゃなくて霧原さん。
霧原さんが先輩に憑いていなければ、先輩は狙われなかった、から……。
(そのせいで霧原朱音が強く傷付いたことを思い返し、口が重くなる)
(なんにしろ、そう言ったのは紅雲ではあるけど、都は紅雲の言ったことを信じている)
あははっ、ゲンコツよりは痛かったかも。
でも大きなたんこぶじゃないし、目まいとかもないから大丈夫だと思います。
(ゲンコツで怒られたことなんてないから想像だけど、目から星が出たかも、なんて思うくらいは痛かった)
先輩には前に話したことがあったかな?
もしかしたら話した人は別の人かもだけど、クラスの友達でこんなことがあったんです。
遺産で日本刀をもらったんだけど、夜な夜な怪現象が起きて、そのうち折れた刀を残して鞘が行方不明になって。
それがこの鞘で、封が解けたのを幸いに相方じゃない刀を捨てて刀探しの旅に出たみたい。
(ここへ来る途中に紅雲が鞘から聞き取ったことで、鞘的には違う刀を納めているのは嫌だったらしい)
たぶん、遺産相続のドタバタとかで刀と鞘が別なのと入れ替わっちゃったのかなってことなのかな、と。
(そこまでは鞘自身には分からず、都と紅雲との間で想像したことだけど、たぶんあっていると思う)
それ、作られたのは幕末の京都みたいです。
その頃の京都は血生臭いことも多くて、そのせいで異形や怪異がたくさんあって、その対抗だとか。
(稲荷伏見神社は京都にあり、当時の京都ががかなり大変だったのは紅雲が教えてくれた)
いまのこの街も幕末の京都とは違う形ですごいみたいだから、そうゆうのもあるのかなって。
(違う形とは、異形があふれている理由が違うと言うこと、現代の日本では当時のような戦争は起きてないから)
「先輩も、幕末にその刀を振るった志士のように、退魔の妖刀を振るいたいんですか?」
(都の言葉に続けるように、紅雲が津綺子に質問を放つ)
……。
(都の口から霧原朱音の名が出るに及んで、目だけを動かして都の方を見る)
あの方は、異形でも妖魔でもないわ。
亡くなられた時点で、おそらくヒトの中でも類稀なほどに強い異能者でいらした。
亡くなられた後は…もう、血も肉も持たない霊体。
斬って斬れる存在ではないものを……
(そこまで言って、また視線を刀へ戻す)
斬れるかどうか、そんなことまでこの刀が考える…いえ、感知しないことはありうるのね
ただ、人外の存在を感じとったから、それを斬りたいと欲するだけ……
(また半ば独り言のように思ったことを語り)
(それから都の「もうひとつの刀」の話に、こんどはそちらへ振り向いて)
それは、前に私が預けるように勧めた刀のこと?
(薄暗い蔵の中から、明るい屋外へと歩み出る)
(光の中へ…光に似つかわしい存在の前へ)
鞘は刀に合わせて誂えるのよ。
刀自体、機械で大量生産するようなものではないから、ぴったり同じ形にはならないの。
鞘にも意思があるのなら、合わない刀を納めているのは嫌だっただろうと思うわ。
(またしても、刀の意思を代弁しそうになって唇を噛む)
(そして次の質問に、跳ね上げるように顔を上げて、じっと車椅子の少女を凝視した)
勤皇の志士が、倒幕の願いを込めてこの刀を振るったと言うなら
なぜ魔の血を求めるような刀になったの?
この刀に宿るものは、そんな……人の世の、時代を求める思いではないわ!
稀代の退魔師…それも血に飢えた、惨劇を求める思いに駆られた者の差料だったはず……
【大丈夫でしょうか?】
【面倒な展開になっていたら、適当に蹴っていただいても結構ですけど…】
【本日はここでいったん落ちますね】
【後日のご都合はまた、避難所へ落としていただければ】
【これでスレをお返しします】
>>77 「斬れないモノを斬るが故の妖刀、じゃないのかな?」
(紅雲も他にそのような刀の存在を知ってるのか、ぼそっと津綺子の言葉に反論し)
わたしは生前の霧原さんを知らないけど、不幸にも刀に退治すべきモノと見られてしまった。
とても激しい人で、わたしに希望となることも言ってくれたけど、でも、悪いこともしてたんですよね……。
(罪と罰、この悲劇は霧原朱音への罰なのかもしれないし、単に運が悪かっただけかもしれない)
(霧原朱音が自分を悪人だと言っていた以上、起きたことからやはり悪い人だったのかなと思ってしまう)
そう、そうです、その刀です。
折れた刀はどこかの大きなお寺で供養してもらったみたい。
でも結局は刀じゃなくて鞘の方に問題があったんですけどね。
(紅雲も見ていないから定かではないが、折れてしまった刀はたぶん単なる刀だったろうと)
(蔵から出ようとする津綺子が話すことは初耳なことばかりで、道場がある家の出だから詳しいのかなと思う)
夫婦とか恋人みたいなものなのかな、パートナーみたいな感じの。
間違われた相手を折っちゃうなんてすごく激しいけど。
先輩?
(津綺子の激しい反論に戸惑う都、質問したのが紅雲なだけに都に返す言葉がないが)
「先輩の言う魔の血ってなんですか?」
「悪を持って悪を断つ、異形に対抗する力を持つ刀と、それを人の手で制御する術となる鞘」
「国を憂う人が、人々を苦しめる異形を妖刀を用いて退治する、そんなにおかしなことじゃないと思うけど」
(なんかムキになっているかんじのする津綺子と、津綺子の気を逆撫でるようなことをいう紅雲)
(二人?の間に挟まれて困惑する都で、紅雲がなんで物言いをするのかが分からず、さらに追い打ちをかけるように)
「先輩は、この刀で何かあったんですか?」
「もしかして、この刀を使った、とか?」
【うぅぅ、まだ眠くはないんですが、レスがすっごく遅くなっちゃって、凍結した方がいいかも、です】
>>79 【ごめんなさい、書きたいレスがうまく言葉にならなくて……】
【スレをお返しします】
82 :
名無しさん@ピンキー:2010/10/11(月) 18:02:22 ID:f5tTuQOJ
浮上
>
ttp://yomi.bbspink.com/test/read.cgi/erochara2/1286468068/105 (御木本が誘導するように体の位置をずらすと、その誘導に従うように右へと狙いを定める。
背中側へ回られるような形ではあるが、左を見ようと体を回転させるよりは
はるかに少ない手間でそちらを見ることができる。
右から左へと振るわれる爪をトンファーで捌く――追撃、を決めようと捌いた手とは逆のほうの手でトンファーを振るうも
その一撃は、体毛に覆われた細長い鞭のようなもの………尾により軌道を反らされ、交わされる)
………っく、まず1つ――です!
平気です、体重差のある相手と戦えるような型の武術、ですからっ
ただ――この一撃でしとめられなかった場合、は……口か眼を狙えるような状況を、お願いしますっ!!
それも叶わないようならば、みきさんの策に乗らせてください!
(提示してもらった作戦を理解したことを示す代わりに、初撃を捌いたと宣言。
そして優しく、心強い戦略を立てる声にこたえてトンファーを振るい、摺り足で地面の上を滑るように
体をさばく――)
「――ガァウッ!」
(体制を整えた獣が、左から攻撃を始める――死角からの攻撃に背筋にいやな汗が流れる。
しかし、ソレは獲物をしとめるための一撃ではない。
左からなら傷をつけることに成功したという経験に基づいた、フェイク――読まれていたとしても体勢くらいは崩せるのではないか
という思考から来る、フェイク。)
(とっさに上げた左腕に受けたその衝撃は先ほどよりもずっと軽い、が崩しの一手としては十分な効果を発揮して)
まず………
(……いと思った瞬間、体は動く。トンファーブレードを展開させて、体制を崩したところに右側から振るわれる爪を刃の上を滑らせるようにして受け流す。
ギャリィッ!と金属を鋭いものが引っかく嫌な音が鳴り、永久は思わず顔をしかめた。
音はその理由の一つ、もうひとつは今の一撃でできてしまった姿勢。完全に重心を崩されて尻餅をつく一歩手前といった風の姿勢。)
(獣はソレに追撃するように上からくる――予定よりも早い、違う信じろ。御木本 正太郎という青年が「三回耐えろ」といったからには三回目が来る。
そのハズなんだ。ガードを頭の上に上げるな、この体制から右からの攻撃をさばくことを考えろ――
そう自分に言い聞かせて崩れかけた姿勢を………さらに崩した。)
(上からかぶりつくように大口を開ける獣は、そこから軌道を変えて、右から永久の肩口を狙う――体制を崩した永久のソレを捉える。牙に感触を与える。
衣服を裂き皮膚を掠め――凪の中漂う羽毛のような軽い、清流の上を滑る木の葉のような緩やかな感触を。
崩れ、倒れ酔うとすることに逆らわず体をさばき、被害を衣服と薄皮一枚で留めた永久が、三度目の攻撃を捌ききり、距離を保つ感触。)
三回………右からの攻撃、さばきましたよ。
吐普加身依身多女(とふかみえみため)…………寒言神尊利根陀見(かんごんしんそんりこんたけん)!
(あの言葉を信じるのならば――と祝詞を紡ぎ、意識を集中、そしてブレード部分を畳んだ銃器をゆっくりと上げて
術式を刻んでいく――思い起こすは距離感に関するあの言葉。
大丈夫、信じろ……言うとおりにやったおかげで、ここまで無傷でいられたじゃないか。)
波羅伊玉意(はらいたまひ)!
(黒い銃の赤い文様が煌き、燐光をともす。)
(白い銃の青い文様が煌き、燐光をともす。)
(永久の両の手から撃つという意思が、力がこめられて――)
(――獣は次の手を打つ。獲物をとるために、食欲という純粋な殺意を満たすために。)
【同じく、御木本先輩とお借りしますねぇ……。本日もよろしくお願いしますっ】
口か眼かー、そりゃーまずいねー。
獰猛な獣に見つめられよーものなら並の人間は怯えちゃうとも。
体が竦んだら力が出せなくなるし、捌ききれなくなっちゃう。
目なんか向けられてほんとーにいいのー?
(第一声はのんびりと奏さんへ語り、残りは獣へ教えるかのように声のトーンを変え吠えた)
(戦略通り動いているところから見て、敵は人語を完璧に理解してるわけではないようだ)
(ならば、相手の耳を常にこちらへ向けさせればトリックがバレてしまうことはないはずだ)
("平気です"という言葉で攻撃パターンを変えられないように、次から次へ言の葉を紡ぐ)
(これで、ネコ科特有の大きな両の眼を銃口へと向けてくれるだろう)
……やーっぱり左からじゃー崩せなかったか。右も、三回も防がれた。
しかも、あんだけ転びそうになってた獲物を仕留められないなんてねえ。
こりゃー平面の動きだけじゃーお腹を満たせないだろーにゃ。
やっぱり相手を睨んでびびらせて、その後大口開けてのしかかるう?
(左からのフェイクに思わず声が上擦りそうになり、歯を食いしばって無様な声を殺した)
(生きとし生きるもの、ガードの薄い目を友好的でない相手の的になんてしたくないものだ)
(それをさせるには必要性を作らない。精神的優位に"まだ立っていない"から目を使う)
(その言葉に説得力を持たせるにはあの少女を心配する素振りなど、見せてはいけない)
(傷は治ったじゃないか、牙を捌ききったじゃないか。応えていないんだと思わせないと)
目を逸らさないことだよー。
食うか食われるかの世界じゃ、先に逸らしたほーが負けだからねん。
百獣の王の親戚みたいな恰好してるんだ、そんな失態は許されない。
殺意をばっちり示さないとーだ。
(異形だろうと自然界だろうと、行動原理の一切合財が違うわけではあるまい)
(攻撃と逃亡。激しい行動と無言の威圧。それらをバランスを保って使い分ける)
(御木本の実力では、相手の中に新たな選択肢を創造することはできない)
(が、その天秤を狂わせるのなら慣れた戦法だ。睨みつけるならとことん睨む)
(例え銃口に狙われていても、石像のように動くことなく)
ばーん。
(燐光が放たれると同時に、脱力する。自身の油断ではなく、獣の力を連動して奪うためだ)
(銃を放つならば……まさか硝煙は出ないだろうが、閃光なり霊気なり反動なりが出るだろう)
(そのタイミングで飛びかかられては困る、と発砲する瞬間に獣の緊張を緩めてやった)
12秒だ。飛びかかってくるとしたら、発砲の15秒以後。
口を開けてくるだろーから、牙に気をつけてねん?
――仕留められれば、それで問題なしっと。
(頼もしい前衛さんに助言する時間を差し引いて、タイムラグを伝える)
(はじめは全く目で追えなかった戦闘も、彼女の感覚を補助するうち少し見えてきた)
(まだ何かあるというなら、リアルタイムで口と幻術を出すこともできるかもしれない)
【こちらこそ、よろしくお願いしますー。いよいよ決着が近い、かにゃ?】
嫌なこと、ばかり………いわないでください…………
ずっと………考えないように、してるんですから
(グリップを握る手に力をこめる。
意図を汲み取り、若干おびえたような声を作り、キリッ…と奥歯をかみ締める音を鳴らす。
なんとなくだが彼が何をしているのか見えた。
簡単なことだ、自分のためにできることをしている。さらにソレは永久のためにもなることだった。)
(ソレを邪魔しないように最低限のことはする――)
喜餘目出玉(きよめいたまう)…………ッ!!
(脱力した声の後、祝詞が紡がれる――獣が飛び込んでく
御木本の幻術によって補助された感覚で、同じく幻術に誘導されたそれにタイミングを合わせるべく引き金を引く。
燐光が爆ぜ、マズルフラッシュのおようなものをたく。空薬莢が排出される――繰り返す。
鳴り響く音はさほど大きくなく、おもちゃにしても地味な音だった。)
(緊張の緩んだ獣を冷機の奔流が襲う――左目が捕らえるのは獣が霊力を乱され、ソレが生命に害を及ぼす様。
溜まらず獣は大口を開けて、永久に牙を剥き、飛び掛る。
………予定通り、言われたとおり牙に気を配り、拳銃とは思えないほど長い砲身を獣の口に突っ込む。)
ご心配、ありがとうございます…………
(背中の青年に向けて、礼の言葉を述べるともう一度、術を行使するために組んだ式を弾丸にこめて
二丁同時に撃つ意思をこめる。
何発も何発も銃弾を叩き込めたからこそ、乱れたその生命の流れと霊力の流れへの干渉。
――誰かがこうやってチャンスを作ってくれなければここまですんなりといかない
故に漏れた礼の言葉。)
(先ほどよりいくらか大きな閃光が獣の口から漏れ、そしてそこで獣は崩れ落ちた――。)
嫌な事かー、そりゃ申し訳ない。
ほら、完っ璧に奏さんにばかり味方したら"耳"を塞がれちゃうからさ。
(脅威が脅威でなくなった、と確信すると初めて戦線へと近寄り肩を竦める)
(失礼にならない程度に傷口が塞がった事を確かめ、ほっと一安心して)
ごめんね、いっぱいこき使っちゃって。もー痛みはないかいー?
しばらくなら感覚を誤魔化すことだってできるよ。
治療が必要なとこまで無痛になっちゃうから、多用はできないけど。
(治癒の使える能力者さん相手に言っても無用になる可能性は高いが)
(あの鋭い爪に裂かれた現場を目にしているだけに、つい構ってしまう)
(やがてその矛盾に気付き、また苦笑いを浮かべて後頭部をかき)
僕のほーこそ、ありがとう。
奏さんが一歩も退かないでいて……退くフリはしてくれたものだから、とってもやりやすかった。
(共闘した仲同士。頭を下げることはない代わりに、努めて誠実に目を見て礼を言う)
(瞑っていると間違われることすらある糸目はまだ不真面目に映るかもしれないが)
(背中を預けてもらった者として、それくらいの努力はしたかった)
"探し物"
――これで片付いたかなん?
ええ、ですから。その言葉に少しでも信憑性がでればな、と思って。
ちょっと不安な顔をしてみました。御木本さんの話術があるなら余計かもしれませんでしたね。
(あはは、と苦笑をこぼして頬をかき。)
痛みのほうは大丈夫です、気脈も霊脈ももんだいなく……私よりも御木本さんのほうこそ
お怪我とか無かったですか?
(後ろへ獣を通してはいないが、一応、聞いておく。
巻き込んでしまったことと、ここまで自分のするべきことに付き合ってくれた礼もかねて、だ。)
――眼、見えてるんですよね。失礼かもしれませんけれど…………細いですよね。
(そんなことをいいながら顔を近づける。
先ほどまでと同じく、金色に染まった眼。ソレを縁取る睫は銀――
そんな眼で御木本を見つめて、その意思をうかがう。)
私の"探し物"は見つかりました………処理も、後で行われるでしょう。
それで、少しお話させていただいても良いでしょうか?
(逃がさないようにぐっと身を寄せる――逃がさないためもあるが、先ほどの牙の一撃で露出した胸元を
視界の外に追いやるのもかねているのは内緒にしたいところだ。)
御木本さんは、どうしてこんなところに?
あの判断力と、手馴れた動作を見せておいてここがどれだけ危険かわからないだなんて
言わせませんよ?
うん、あの子が事切れてると確信できるまではと思ってね。
もっとも、戦ってる間に何にも気遣えなかったのは本当だから。
それも含めて、謝っておきたくてさー。
(圧倒的に危険の大きい前へ出てくれたというのに、補助してくれる)
(その優しさが嬉しくて、思わず明るい声と共に笑みが大きくなった)
気脈に霊脈……んっと、さっき操ってた力のことかな?
ありがとう、こっちはおかげでかすり傷一つないよん。
(とぱたぱたと手を振って、初めてソレに気付く)
あっとっとう、かっこ悪いところを。
(そう、"傷"こそ一つもないが手に汗握る代わりに木の皮を握りしめていたらしく)
(鍛えた跡の見られないその掌にはくっきりと背後の立ち木と同じ模様ができていた)
(目の前の少女など、肩を斬り裂かれても綺麗な擦り足で戦っていたというのに)
(まだまだアマチュアだなーと反省しつつ、どこか危ない魅力をたたえた瞳を覗く)
(6センチしかない身長差のおかげで奏永久の作戦は成功し、衣服は視界から外れた)
(代わりに経験のない青少年の頬が赤く染まったのは、闇夜に隠してもらいたいところだ)
うんー、人と比べたら視界が狭いかもしれないけどもう慣れちゃった。
とゆーわけで、月夜のお散歩だって問題なくできるよん?
(疲労しているところで別の異形と遭遇しても厄介だ、とすっかり下山する気分)
(引き留められれば不思議そうにして、歩きながらするつもりでいた話を始める)
いやねー、友だちを探してくれるんだ……ここにいるとは限らないけど。
あの子もその――こーいった世界の住人だから。さ。
(と、そこまで言ってsurvive.exeに容量をとられていた頭が回転し始める)
(奏家に奏永久さん、異能の家系に異能の女の子。これはもしや)
そーいえば、奏さんの名前を聞いたことがあるんだ。
異形の退治も保護もやってるおうちの人って。
もしかして、これもその一環なのかなん?
男の人ってそんなことばかりですよねぇ、なんというか……
私も男の人だったら前に出ても心配されなったんでしょうかねぇ。
(ふと、自分の能力の関係上前に出たとしても危険はさほど無い。その事実があるのにも関わらず
周りは前に行く自分の心配をするものが多い、と考える。
もっとも、自分も修行中の身だし、経験自体もそこまで積んでいるわけでもない。当たり前といえば当たり前なのだが。)
ちょっと……謝られると恐縮しちゃいます。私は私のできることをしただけですので。
(明るい声、好感の持てる声に笑みを浮かべることで応じて)
はいな、ちょっとした霊術と気孔術です。へんな使い方すると乱れちゃうんですけれど……
そういうのはご存じなかったりします?
(と目の前で振られる手を見て、そんなになりながら甘えさせてくれたんだなぁ。と
感動に近いものを感じる自分がいた。)
………て、顔、赤いですけれど?
何か、熱か何か出すようなものでも出してたんでしょうか……私、治癒能力あるからその辺りのことわからなくって。
えっと、御木本さん?変なところとかありませんか?
手足が痺れるとか、みょうに熱っぽいとか………その私、体液に癒しの効果を付加させてるんですよ。
ですから、調子が悪い場合は何らかの形で私の体液を摂取していただくと――
(ずずいっと身を寄せて御木本の身体状況を見つめる。どこか異常は無いか、妙なところはないか
注意深く見つめて、見逃さないためにさらに顔を近づけた。)
友達を………って、あ、私のこと――というか私の家のことを知っているのですか?
ええ、そうですね≪奏≫の仕事です。
今回、彼の場合、人の世界を乱しすぎて……それで処分しなければならないような者として処分が決められてました、から……
(改めて自分のやったことを省みる。
そうすると人の命について語っていたあの人のことが思い描かれて――
その人が語った価値観が、ソレが生み出す答えが思い描かれて、少しだけ表情に影が落ちる。)
…………あ、えっとすみません。ちょっとぼーっとしてました。
(時間にしてわずか数秒、けれどその数秒が割りと長いものに感じたらしく何のために距離をつめたか忘れて身を離して
わたわたと手を横に振る。)
御木本さんは、お友達をさがしているといいましたね?もしかして、私が――≪奏≫が手伝えるようなことなのでしょうか?
【えっと、眠気がきましたので凍結お願いできますでしょうかっ】
【解凍などは前回話したとおりで……】
【とーごめんごめん、最終行を見逃してお返事書いてたよ】
【わかった、それじゃ予定通り置きレスを挟みつつ水曜日にまた会う?】
【避難所に適宜伝言を残しておくからさー】
【ははは、あんまり初心で純粋な正ちゃんをからかわないでくれたまへ(←)】
【あー……もしかして疲れがピークに達しちゃったでしょうか】
【眠い中長時間待たせちゃって、申し訳ない限りです】
【場所を返しておくねん。なにかあったら避難所にお願いします】
【今夜も楽しい時間をありがとうございました!】
【スレッドをお返ししますー】
93 :
名無しさん@ピンキー:2010/10/12(火) 13:30:55 ID:qsdtSLxV
組
94 :
名無しさん@ピンキー:2010/10/13(水) 14:08:20 ID:njPc4nyr
櫛
(ぐずぐずと元の死体に崩れ行くオレムと呼ばれたモノ――
飛び退り地に降り立つ前に、軽く会釈をして、トンボを切って再び男と対峙すると、その言葉に聞き入る)
ひとつに、相愛、ね。くだらないかどうかは、実際してみねーとわからねーんじゃねえの?
一つに、残念ながらそんなセリフはもう一万回以上聞いたんで耳にタコが出来てる。
オレ様の最後の夜ってどんなだろうな、ちっとも想像できなくてよー。
(それでも警戒しているのか、間合いを詰めようとはせず、じっと宝石の瞬きに目を凝らして)
…確かに一味違うみてーだな。
こんなことならさっさと終わらしておくんだったよ。
(なるほど、石の力か、地面との相性はとてもいいようだ。
こちらのとの距離を保つように、間合いを測るように移動を続ける男には手を出さずに、
反撃の機会を窺っていると――)
…っちい!
(舌打ちして咄嗟に回避する。
狙いは――ポケットの中の先ほどの石か、針が飛ぶ先からそう推測すると)
要はおめーさんはそのローズマリーやらあの額に埋め込まれた石の力を、
自分の力だと勘違いしてる痛いヤツってことか、よーくわかった。
(なにしろ足捌きもなにもなく、異能で移動しているので相手の動きが読みきれない。
なんとか回避はしていたものの、このままでは埒が明かないと決断して)
そんなに欲しけりゃ――くれてやるよ!
(ポケットの中の石を隠し持つと、礫撃ちの要領で顔面目掛けて投げつける――
と同時に自分も男目掛けて猛然と地を蹴って間合いを詰める。
狙いは男が手にとっている赤い宝石、ローズマリー。
こちらのハンドスピードであわよくば奪い取れればと、投げつけた石をオトリに正面から突っ込んでいく)
【多少の痛い目は折込済みなので今回の試みを完全に迎撃してもらっても構いません。
それでは本日もよろしくお願いいたします】
「フフフ、いや、いや、奇妙な事を言う?」
(攻撃を放ちながら、悠然と笑う。手足を少しも動かさずに滑るように動く様は、滑稽でも不気味でもあった)
「他の力を、吾で使えれば、即ち吾の力ではないかね?」
「繋がり、コネクト。人は皆独りでは生きていけないのだ」
「そしてその、力を活かすコネクトこそ、人の力だと。言えないのかね? フフフ」
「まあ、私は、人ではなく宝石とコネクトする事を選んだのだが…」
「……んッ!」
(豪速で飛来する白い宝石…スペルマ。死者を動かすそれ)
(咄嗟の攻撃に対して先程までより俊敏、かつ、直線的に回避し)
「…速いが!」
(猛然と突っ込んでくる不知火のの足元が、突如としてせり上がり、その進路を阻む)
「地球の自転速度はおよそ秒速500mなので地球の方が速い! まだまだであった!」
(赤い針のような光をローズマリーから発射し、牽制しつつ、再び滑るように移動し、距離を取る)
(移動した先は、投げられたスペルマの元。それを拾い上げ、溜息をつく)
「力は……足りぬか」
「もう少しそれを投げるか、いっそバラ撒くかしてはくれないかね、君」
(眉根を下げ、心底困ったように<<愛好者>>が呟くと、再び赤い宝石を掲げ)
「次は本気だ。どうせここは背水陣なのであるからして!」
(先程までより強く宝石が光ると、赤い光条が発射される)
(一直線に発射されるそれの狙いは、不知火の胴体。大胆な狙いは、回避される所まで計算しての事)
(高熱を帯びたその光条に少しでも掠れば、直撃せずとも、服――狙うポケットに穴を開けるくらいはできようと)
【操作ミスってプチパニクってた…申し訳ない】
【こちらこそ、よろしく頼む】
のわっ!
(流石に今まさに踏みしめようとしていた地面そのものを動かされてはどうにもならない。
最後の一歩、飛び掛る寸前で下ろした足が盛り上がった地に阻まれ、バランスを崩して失敗を悟り、
とっさに後ろに跳び退って)
一人で生きていけないから、他の命を大事にしなさいって習わなかったか?
そして――そういうことをするやつは「自分の命も粗末に扱われようと文句は言いません」ってことだ。
(こちらの投げつけた石を嘆息して拾い上げる男にkと場を投げつけて)
ようやく本気かよ…でもまあ、なんとなくわかったかな?
要は――っ!
(赤い光の狙いは飽くまでポケットのようだ。
回避しきれないと悟って、体へのダメージを最小限にするため、
ウィンドブレーカーを投げ捨てて光条に貫かせて――ばっと石が舞い散る。
今度はそれをフェイクに、力を溜めて宙に身を躍らせてくるりと一度背中を向けて――
回転胴回し蹴り、プラス踵落としでローズマリーを持つ男の肩を粉砕しようと、
地面に触れずに相手に攻撃する手段を取って――)
「フフフ、フフフフ。それは義憤か? 憎悪なのか?」
「別に、私は、他の命を必要とはしていない。私にはローズマリー、以下美しき者たちがある故に」
「命、命など言ってみれば、私がそれらを強く輝かせるための研磨剤に過ぎない――なあっ?」
「おお、スペルマ…ッ!」
(赤い光が衣服を引き裂き、白い石が飛び散る。その光景に目を奪われ)
「……は!」
(不知火の動きに気づいた時は、既にその足は<<愛好者>>の肩に届かんとしていた)
(回避もままならぬまま、不知火の足は一直線にその肩に至り――しかし、微動だにしない)
(不知火の足に伝わった感触は、人の骨の砕けるものではなく、硬い石を打ったかのような反動)
「離れろ!」
(流石に焦った様子で、赤い宝石から光の針を乱れ撃ちつつ、飛び散った白い石の元に滑り行く)
(今回の防御…咄嗟の身体硬化は、<<愛好者>>にとって強力であると同時に高負担の技でもある)
(どれほどの負担かと言えば、もう一、二度も使えるか怪しい程度ではあった)
「ン……フフフ。さすがに少し驚いた。飲み込みが良いな、君?」
(力も徐々に限界が近づき、追い詰められてはいるものの、そんな事はおくびにも出さず、言葉を繋ぐ)
「しかし、しかし言ったはずだ。地に足の着いた私は強い、と。速度だけが強さだとは言えまいさ?」
「そして、そして…今度こそ君の力を頂かなければである!」
(先程までとは違い、どこか興奮した様子で叫ぶと、散らばった白い石がゆっくりと地面に沈んで行き)
「ラストチャンス!」
(赤い宝石が輝くと、辺りの地面がぐらつき始め)
(同時に、沈む地面の至る所から、肉でできた触腕のようなものが次々と生え始める)
(恐らく、先程の屍肉でできているであろうそれは、それぞれの先端に白い石の光を宿して)
「君をここで喰らい尽くす!」
(<<愛好者>>の言葉を号令にしたかのように、無数の触腕が一斉に不知火に殺到する)
(それらに直接の殺害能力はなく、それらが狙うのは不知火の捕縛だけではあるが)
(砕いた…と思った踵が異様な感触を伝える。
それこそ岩にでも打ちつけたような…相手がわめくまでもなく、次弾の攻撃が来る前に再び距離を取って)
自分で言ったんだろ?価値は人それぞれだってな。
オレ様にだってゆるせねーことの一つや二つはあるってことだよ。
例えば…
(無数の屍肉の腕が何かを求めるように、恨むように虚空を掴んではにじり寄ってくる。
ぼうっと光る白い石に、すっと目を細めて――)
どうやら言葉が通じてもオレら永遠にわかりあえねーみてーだから、
(低く、何かを溜めるような声で呟いて)
徹底的に体に分からせてやるしかなさそーだな。
待ってろ、今――
(最後の言葉は、男に掛けたものではない。
死してのちも安らぎを与えられず、石の力に従わされて怨嗟の声を上げる想念が、不知火にははっきりと感じられて)
ラクにしてやるから。
(ウィンドブレーカーを脱ぎ捨てた下はTシャツで、全身に揺らめく炎のような、人魂のような紋様が浮き上がり、
それらが力を込めて光を放つと―― 何の制限もなく「右手」の力を解放し、
鋭くジャブを放ち、男が屍肉を操る力の源である石自体を、完全に粉砕していく。
足を掴まれれば力ずくで引きずりだして右手で握って石を砕き、
こちらの肉をついばまれようがお構いなしに、全ての石をことごとく打ち砕いて――)
さてと、次はなんだ?
(ゆっくりと、たとえ地面が持ち上がって来てもすぐに対処できるように男に近づいていく。
完全に攻撃を回避するに至らず、体のあちこちを腕で手でむしられて血を流しながらも、
ぞっとするような殺気を込めた笑みを浮かべたままで、男に近づいていって――)
「ほう、おお……」
(感嘆と、畏怖と、それと驚愕とが入り交じった、溜息)
(触腕の石が眼前で為す術も無く砕かれて行くのを見、憎々しげに不知火を睨み)
「それが…それが君の力か」
「やはり、やはり単なるエネルギーではなかったのか。いわば、そう、生死を内包した……そうか」
(張り付けた笑顔に、緩やかで確かな歩調。<<愛好者>>は怯んだように一歩、後退る)
「やはり、只人では……いや、相応しくない。やはり君は、人ではないのか」
「異能とも違う………どちらと言えば、我が愛しき宝石に…力と霊の狭間、その光に近いような」
「しかし、やはり、ああ、惜しい――」
(頭の中に湧いたことばを、そのまま吐くかのようにしゃべり続ける)
(しかしその瞳は、勝機を見出そうと、不知火を凝視していて)
「……………次か」
(ふと漏れた声には、どこか諦めたような色が宿っていた)
「いや、いやいや。ここまでして、最早小細工は通用しないであろう、とそう感じる」
「しかし、先程も言ったように、あれが私のラストチャンスだったのだ」
「長期の戦いによって私の宝石コレクションズは底を尽き、愛するローズマリーも最早限界である」
「そして残念ながら、私は、命乞いをできるほどにプライドの低い人ではないのだ」
(話しながら、ずっと手にしていた宝石…ローズマリーを、地面に落とす)
「還りたまえ」
(<<愛好者>>の言葉に応えるように、ローズマリーはゆっくりと地面に沈んで行った)
「……さあ、君よ! 最後まで名も分からなかった君よ」
「義憤か、憎悪か、悲嘆か、何でも良いが、さあ」
(どこか、自分に酔いしれたような、高い声を上げ、何であろうと受け入れんと、両腕を広げ)
「私を終わらせ給え」
「せめて前を向いたまま死ぬのが、私なりのちっぽけなプライドだ」
さあね、オレ様はオレ様だよ。
ヒトじゃねーのかどうかはそれこそそっちが判断することだ。
あんまり的外れな推測でもねーけど、どこまであってるかはナイショな。
(ふと顔を上げる。辺りの気配も落ち着いて静かになったようだ。
前にもこんなのあったような、と思いつつ)
いるんだろ、出て来いよ、カズ。
(適当に声を掛けて、いわば立会人を呼んで)
そんなら望みどおり…ん?なんだって?
(「恭弥」の声に聞き入るように内なる声に耳を傾けて、紫に向き直ると)
すこしやってみてーことがあるんだけど、任せてもらってかまわねーか?
その後コイツをどうしてもらっても知ったことじゃねーから。
つか、任せてもらうぜ。
(そう言ってゆっくりと男に近づくと、足払いをくらわしてまずは地に転がして)
【完全に力を失ってる、と思っていいですか?】
……いるにはいるが。
言っておくが、別に出てくるタイミングを見計らってた訳じゃない。マジでたった今到着した所だ。
(ぶつぶつと不服げに呟きつつ、少し離れた茂みから姿を現す)
(その服や肌には無数の生傷が走っているが、深いダメージを負っている様子はなかった)
やってみたい事、というのが何かは知らんが。
あまり隙を晒し過ぎるなよ。腐ってもアレは異能者だ。
(不知火の提案は、気乗りしないながらも止めずに、ただ銃の照準を<<愛好者>>へと向けた)
「んぐっ……」
(不知火にされるまま、地面にみっともなく転び)
「フフ…君は酷い奴だな。覚悟を決めた人間を転ばさせるなど」
「いや、もう君ではなくなるのか? ……全く、死に際にこれほど興味深い力に遭うというのも、悪戯な運命だ」
(不自然なくらいに喋くり続けつつも、やはり抵抗するような素振りは見せない)
【力を失っているというか……】
【もともと<<愛好者>>の能力は特別な宝石の力を操る事だけで、彼自身に殆ど力はないのだ】
【で、いつも仲良しこよしだったローズマリーに、力の殆どが蓄積されている】
【<<愛好者>>はプログラムで、ローズマリーがバッテリー兼アンテナという認識が適当だと思う】
そんじゃちょっくら…研磨剤にされたほうの気分でも味わってもらおうかな。まずはっと…
(自分のスポーツバッグからタオルを取り出すと無理矢理男の口に押し込む。
そして男の手を取り、指の先、爪をぎちりと自分の指で挟みこみ)
何回か間違ってやっちまったことあるんだけど、生爪剥がすのってすんげえ痛えんだよなー
(世間話でもするように言ってから、人差し指の爪を一気に剥ぐ)
さすがに5本全部やったことなくてさ、どんな感じかオレ様に教えてくんね?
(しゃべれないのは承知の上で、右手の爪を引き抜いては)
あ、ごめん、加減を間違って途中で爪、折れちまった。
(にこやかに話掛け、今度は左手を手にとって、抵抗するのを力でねじ伏せて)
あれー、反対側も爪って5枚あったんだっけ。
どうせなら両方ないほうがお揃いでいいよなー。
(無造作にぶちぶちぶちっと、左手の生爪を全て剥ぎ取る)
それとさ、指って神経がいっぱい通ってるから痛みに敏感なんだってな。
ちょいとした骨折とかでもすんごい痛むもんな。
(右手の人差し指の関節を一つひとつ、逆方向に捻じ曲げて丁寧に折っていく)
おーすげー、手の甲を指、反対側に曲げて触れるじゃん。ま、折れてるだけだんだけど。
びっくり人間ショーに出られるぞ、よかったなー。
(ゆっくりと一本一本、両手の指の骨を全て、関節ひとつに至るまで破壊して)
あー、わりーわりー、オレ様ちょっとやりすぎちまったみたいだ。
適当に直す、そん時にものすごく痛むかもしんねーけど勘弁な。
(「左手」の力で男の爪と指を治療していく。
再生する際にはこの上ない激痛が走るはずで――
痛みに失神すれば活を入れて、気絶することも許さない)
あれー、また爪も指もそろっちゃったなー、まいったなー。
(にこにこと男に話掛けながら、再び爪を剥がし指をへし折り、また治療して――)
ごめんごめん、別にオレ様、いたぶられる側の恐怖を思い知ってもらおうなんて、これっぽっちも思ってねーから。
【1/2です。ちょっと考えてたこと、はこれでした。】
(何度もくり返し手を痛めつけると最後は無残に指の骨が折れ爪がはがれたまま放置して立ち上がって)
あ、わりぃ、急に立ったから間違えて踏んじまった。
(両足の膝を踏み砕き、足首の骨を粉砕し、大たい骨をへし折り)
こんだけ複雑骨折すっともう元通り歩くのは無理かもなー、わりぃわりぃ。
(今度は手首、肘、肩と足を振り上げては踏みにじり、完膚なきまでに骨を破壊する)
あらら?こんだけやったらもう腕もうごかねーかも。ホンットわざとじゃねーんだよ?
これだけじゃナンだから、おまけな。
(サッカーボールでも蹴るように腰骨をがつがつと蹴り砕き)
またまたちょいっと躓いて腰骨砕いちまった、ごめんごめーん。
もう一生体を起こせなくなるぐらいだから心配すんなって。
(しゃがみこむと右手に微妙な力を集め、男の顎から延髄をさぐって)
んっと、この神経かな?ま、違ってもいいや。
(ぶつりと神経を断ち切って)
すまんすまん、これで舌を噛み切ることも言葉を話すこともできなくなっちまったかもしれねー。
だが安心していいぜ。
(飛び切りの笑顔で)
オレ様、おめーさんを殺したりはしねーから。
(立ち上がると笑いを顔に張り付かせたまま、紫に)
で、カズ、こいつを連れて帰って可能な限りの延命処置をしてやって欲しいんだけどいいかな?
内臓とか脳とかは痛めつけてねーから簡単だろ?
口もきけなければ手足もうごかせねーけど、命が助かったんだからありがたいよなー。
ホント、オレ様って詰めが甘いわ。
それと人体実験の被検体とかに使っちゃだめだぞ?絶対駄目だからな?
生死は問わないって言われてるのに生かして返してやる…
もとい、死んでないで返してやるオレ様って超やさしーだろ?
(涙も鼻水もヨダレも垂れ流し、失禁までしている男のほうをもう見ようともせず)
あと言っとくけどこれ、僕様ちゃんのリクエストな。
「出来る限りの苦しみを与えてくれ」って僕様ちゃんに強く言われたんで、
ホントーはこんなことしたくなかったんだけど、やむなくこういう仕儀になったわけだ。
そこんとこ勘違いすんなよ?
(肩を竦めてみせて)
【2/2です。そろそろ締めに向かいます?紫さんのほうで何かあれば延長凍結もOKです】
(<<愛好者>>が、彼の言う通りに"前を向いて"いられたのは、ものの一分か、その程度だった)
(痛苦の声を上げる事も叶わないまま、悍ましい拷問に晒され、失神と覚醒を何度となく繰り返し)
(身体の一切を、一切に動かせなくなる頃には、顔も身体もグズグズに濡れ汚れ、肌は赤黒に滲み、冗談のような痙攣を起こしていた)
………
(紫は眉を顰め、口許を押さえながらその様子をつぶさに見守っていたが)
(不知火の言葉を聞き、ようやく口を開く)
…………臭ぇ。
加減を知れ。
(この男、拷問耐性はばっちりである)
その事に関しては、まあ……掛け合ってみる。難しいとは思うが。
脳が生きてさえいればどうにでもなるだろう。
(口許…というか鼻孔を覆いつつ、不知火の言葉に応える)
………しかし、恭弥。良いのか?
出来る限りの苦しみを与えろって事は、お前もこいつが憎いんだろう。
パンチか銃弾の一発くらい、叩き込んでやったらどうだ。
(連絡だろうか、ぽちぽちと携帯を操作しながら、さりげない風を装って恭弥を唆す)
【うむ…もう少しだけ話がしたい】
【いやまあ、再凍結するほどでもないとは思う。〆に向かうスピードを少々緩やかにしてくれれば大丈夫だろう】
こればっかりはしかたねーだろ?
生理的な反応ってやつだもん。
大体オレ様的辛口度でいったらお子様向け激甘コースにしてやったんだぜ?これでも。
(しれっと言い放ち、確かに匂うのか不知火も地に倒れ伏す男の側を離れると)
あとは僕様ちゃんに聞いてくれや、そんじゃな、カズ。
(ひらひらと手を振って、別れの挨拶をして)
(携帯をいじる紫からは目をそらして)
むしろ生きてる、というか、死なないだけのほうが残酷なんじゃないでしょうか。
あんな狂った頭じゃ後悔なんてしないかもしれませんが、
それでも…あっさり殺してラクにするよりは余程いいでしょう?
紫さんに任せれば、今後力に近づくこともないでしょうし…
「力」を得ただけで、人間あれだけ傲慢になれるもんなんでしょうか?
僕にはよく分からない…こんな力、欲しいと思ったことは一度もないのに。
(かぶりを振って)
紫さんなら、分かりますか?
………ふん。
(連絡を終えたのか、携帯電話を懐に仕舞い)
そうだな。残酷か否か、と言えば、確かに生きている方が残酷だろう。
ここまで何もできなくなると……という前提ではあるが。
(目を細め、哀れみにも蔑みにも取れる視線を<<愛好者>>へと向ける)
傲慢になれるかどうか?
………ハハ、ハハハ。面白い事を言うな、お前。
(肩を揺らして小さく笑うと、強い勢いで恭弥の肩を掴む)
――今のお前は傲慢そのものだ。
(低く重い声も、恭弥の顔を間近から射貫くような視線も、かつてないくらいに脅迫的で)
過程はどうあれ、戦意を失い武装を放棄した人間に、有らん限りの拷問を尽くした。
しかも、お前の願望に基づいて、お前が手を下すでなく、不知火という「力」でもって。
これを傲慢と言わずに何を傲慢と言えば良いんだ。教えてくれ。
……力を手にして傲慢になるのは、生物的本能とも言える。
(姿勢はそのままに、少しだけ声や視線は和らがせ、言葉を続ける)
以前できなかった事ができる。困難が安易になる。誰だって傲慢になるだろう。
俺もそうだ。鍛錬し、訓練し、強くなる度、きっと傲慢になっている。
だが、傲慢は悪ではない。傲慢に基づいた行為が悪になる事はあるだろうけどな。
(ちらりと視線を<<愛好者>>へと向ける。行為が悪になった、最たる例だ)
………お前は一体何を思い悩んでいるんだ。
何を思って部活を休んでいる? …どうせ、お前のまだ潔白な部分が何かウジウジと思い悩んでいるんだろう?
話してみろよ、傲慢な水鏡恭弥。
(肩を掴まれ、残酷な言葉を投げつけられて――その言葉が全く正しいことを認めざるを得ない)
だからといって、僕はあの人のしてきたことを許そうとも思わないし、
今でも不知火が――僕がしたことを後悔してません。
(これ以上ない傲慢だ、とは思ったけれど、言葉にはうそはない。
なだめるように、言い聞かせるようにこちらに語る紫の言葉を噛み締めるようにして――)
少し、思い上がってるかもしれません。
部を休んでるのは…僕の都合です。
深凪の仕事を手伝った時に、人を殺して――
だから、そんな僕が普通に部活をやるわけにもいかないって、自分なりのけじめですよ。
本城研究所、前に火事で全焼して行方不明者が出たでしょう?
本城冴子、僕が銃で、撃ち殺しました。
だから今回も別に銃を使ってもよかったんですけど――
殺すよりよかったと思った、てのはもう言いましたね。
(感情を消して淡々と、何があったかを述べる。
まだ完全に自分の中で整理がついたわけではないが、
この手のことを冷静に話して批判も忠告もしてくるような存在は他に思いつかず――
事実そのものを、紫に告げる)
【もう少し…というところで恐縮ですが、そろそろ眠気が限界に近づいてきました。
再びの凍結をお願いしたく…明日でしたら同じ時間で大丈夫です】
………深凪か。
ふん、つまり、何だ。人を殺した人間が、他の人間と肩を並べて鍛錬するのが悪い事だ、と、お前は思っている訳か。
自意識過剰も極まれるな。
(恭弥の肩から手を離すと、木立に背を預ける)
お前も…お前に限った事ではないが、どいつもこいつも、殺人を特別視し過ぎだ。
人を殺したら、何が変わるんだ? 手から血の汚れが消えなくなるのか?
勿論、一般的に忌避されている事は分かっている。倫理的にも、法的にも。
……しかし、殺人のけじめで普通に部活をやる訳にはいかない、というのはどういう事だ?
(不機嫌そうに、こつこつと踵を鳴らす)
そんな事言ったら、俺はもう何人も殺してるぞ。俺は普通に生活したらマズいのか?
誰に迷惑かけるでもなし、普通に生活する限り、何か悪い事をするでもなし。
どんな問題があるんだよ?
結局お前は、罪悪感と向きあうのを避け、これが僕のけじめだ、と言って逃げ回ってるだけだ。
逃げる事を絶対に悪いと決め付けるつもりはないが、そんなんで夜の世界を彷徨くんじゃない。
二人目が殺せなくなる。二人目を殺せなくても、いずれ殺さなくてはいけない誰かを殺せなくなる。
それはお前が死ぬということだ。
(木から背を離し、立ち直す。視線の先には、<<十三天梯>>と思しき人間が複数)
………今すぐ答えろ、と言いたい所だが、俺にそんな権利はない。
だが、いつまでも悩んで中途半端な所でバランスを取っているのは止めろ。
部活を辞め、何なら学校も辞めて、こっち側の世界で十割生きるか。
その銃を俺に返して、もう二度とこっち側に関わらないよう密やかに生きるか。
…全部元通りにして、今まで通り、上手に生きるか。
決めないとお前が死ぬだけだ。そして俺は、知り合いが死んだりするのは基本的に嫌だ。
早く蹴りをつける事だ。
【んむ。確かにそろそろ頃合いだな】
【あと数レスになると思うし、置きでも良いぜ。勿論、明日の同じ時間でも】
【なんか、結局再凍結になってしまって申し訳ない】
【眠けりゃ返事せずばたりと寝てくれて結構。適当に閉めとく】
【もう数レスは同意ですが、置きだと一緒になりそうなので紫さんがよければ明日、
というか本日木曜日同じ時間でお願いできますか?金曜以降になる場合は避難所にて伝言してください。
それでは今日もお相手ありがとうございました。おやすみなさい、です。】
【スレッドをお返しします】
113 :
名無しさん@ピンキー:2010/10/14(木) 20:47:13 ID:KJU/VxLu
浮上
【伊織先輩とのロールでお借りします】
【同じく、天羽さんとのロールにお借りします】
>>
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/otaku/5556/1286390105/766 シンクロ?
(それはどうゆう意味なのか聞く前に絶句するようなことを聞いてしまう)
(霧原さんがいってしまった)
(それは、伊織津綺子の体から霧原朱音が解き放たれたと言うこと)
(紅雲は縁が切れれば抜け出ることができると言っていたことを思い返す)
(霧原朱音と伊織津綺子の縁が切れたということは、自分とも縁が切れてしまったのだろうか?)
(あの病室で友達になったことを思うと、無性に寂しく感じ、手を握りしめる)
……、そっか。
(ほんとなら喜ぶべきことなのだろうが、喜びよりやるせなさの方が強く感じる)
(これで、少しでも霧原さんの胸の痛みが和らぎますように……)
(この場にいない人のことを思う都に鋭い刃が突きつけられた)
先輩に刀が……それでシンクロ。
(学校へ行くのに刀は手放していたのでそんなことはないと思っていたけど、事態はもっと複雑なようだ)
(ちょっと間違えれば突きつけられた刃は都の顔に突き刺さるだろう)
(それは嫌だしとても困るけれど、では都はどうするればいいのか?)
「先輩はどうしたいの?」
「その鞘があればずっと手放すこともできるし、これ以上飲まれないように使い続けられると思うけど」
(都の言葉を代弁するように紅雲が問う)
(都の出来る事はすくないけれど、まずは津綺子の望む中で何ができるかだ)
【では今夜もよろしくお願いします(ぺこり】
お姉さまは自分だけでは存在できないほど弱っていらしたの
だから私の中へ入って来ざるを得なかった。
あの方が私の中にいてくださるのが、本当に嬉しかったし……心配でもあった。
(鬼女のような表情が緩む)
(霧原朱音の事を語る間、夢見るように虚空を見つめて)
あの方のお力となれるなら、妖魔を喰らうことも厭わないつもりだった。
(やるせなさげな都の表情を見て、こちらも胸がふさがる)
(太陽のようなこの少女の、眼差しを曇らせてしまった…自分はいつもそうだ)
私が迫水先輩の力を借りようと言って、お姉さまはそれを拒んだ。
そんなこと、出来るはずもなかったのだけれど。
あんなにも弱っていらしたあの方を、私の中に居られないようにしてしまった……
(都の口をかりて紅雲が問いかけてくる)
どうしたいのか……私は……このまま無事にあなたをお返ししたい!
あなたを待っている人たちのところへ、あなたを…必要とする人たちがいる……
でも……
(刀を握りしめる手に白く腱が浮く)
この、刀は、あなたの……異能者の血を欲しがっている。
(最後の一言は冷たく低く言い切る)
(般若の業を、その面に浮かび上がらせて)
【こちらもこんな感じで】
【今夜もどうぞよろしくお願いします】
>>117 霧原さんは、迫水先輩を殺して、伊織先輩から憎まれれば出られるとまで思い詰めてました。
自分がいるから、先輩に色々な危険が及ぶからって。
(病室で聞いた悲痛な言葉が胸を締め付ける)
先輩と霧原さん、二人とも望むものが違うから、二つの思いを叶えるのは無理だったんです。
少なくとも、霧原さんは自分が憑いてることが原因で先輩が襲われたりしなくなったから、ほっとしてるんじゃないかな……。
(近くにいると傷付けてしまうから、遠くから見守る、そうゆう思いもあるんじゃないだろうか)
(都には多少傷付いたとしても、霧原朱音の心が安らいだのだと願うばかりだった)
「その刀は、わたしを狙わず、霧原さんの憑いている伊織先輩を襲った」
「その刀は、わたしを狙わず、迫水先輩を襲った」
「先輩よりも強く支配できてたのに、もっと簡単に襲えるわたしを狙わなかった」
(紅雲の見立てでは刀が狙うのは邪な異形だった)
(単に人ならざる存在が対象なら、紅雲の憑依する都も対象になっていたはずだ)
「……変わった?」
(刀の見た目なんか分からないけれど、今突きつけられている刀があの妖刀なのは間違いないはず)
(異形のみならず異能者も襲うのなら、なにか刀の性質をかえるようなことがあったのだろうか?)
その一、防犯ベルを鳴らす。
(鳴らせたとしても、そのままざっくりされる可能性が強い)
その二、あえてわたしが触って力が弱まるのを期待する。
(逆に強大になって、隙屋量子のように鉄塔を粉々にするくらいに化けてしまうかも)
その三、鞘でも何でも使って先輩に頑張ってもらう。
(考えてもちょっと残念な方法しか思い浮かばない)
(本当に他の方法はないのだろうか?)
かつてあの方は世界を望んで、それを果たせなかった。
蘇っていらした後は、ご自分が再び戻ってきた意味を求めて……
(視線を落として小さく頭を振る)
(この体を出て後の霧原朱音の消息は、一切知らなかった)
(組織に利用されていたことも、自分を憎んでいることも)
この刀は、この街に現れてから、余りにも多くの人の血を吸ってしまったわ
それでもなお、より強く魔を帯びた者を求めずにいられない。
迫水先輩のおそばに置いておくことはできなかったの。
一度でもあの方の血を知ったこの刀は、あの方の中から妖魔を引きずり出してしまいかねなかった。
(都に向けた刃が震えているのは、内心の葛藤そのままだった)
(刀になぞ、支配されたくない、ましてや支配されて人を斬るなどとは……)
天羽都……あなたの中に、何がいるの?
(それは日頃の声色とは明らかに違う、人ならぬ欲求に憑かれた声)
>>119 「もう、元の鞘には戻らないってこと?」
(元々は鞘に押さえつけられて、使い手に害を与えずに異形を退治していたはず)
(一度離れてしまった鞘では、もう刀を抑えきれないと言うことか)
(けれど、完全に刀は伊織津綺子を支配したのではない)
(切るつもりならとっくに切られるはずだし、この手の類に図太い都は怖がらせて楽しむには向いてないだろうし)
伊織先輩、伊織先輩の意識はまだ残ってるんですよね?
今わたしが話してるのは先輩なんです…よ……っ!?
(都が問うた時、伊織津綺子の口からこぼれいでる変わる)
(もう、間に合わない?)
「我が名は紅雲、小一位稲荷大明神の使いである」
(都の声も変わった、幼い童子のもののような甲高い声)
(それと童子に、津綺子の周囲にいくつもの青白い人魂が浮かび、くるくると回り始める)
(狐火――触れても熱くも痛くもないが、それは視線を奪い、目をくらませ、隙を作らせる)
(無闇に斬れば二つに分かれ、飛び火し、さらに惑わせる)
(都を逃がすためにいまの紅雲にできる数少ない技)
私は私よ。刀に人格はないもの。
(苦悶する般若の表情で、声を抑えて答える)
私は…この刀で迫水先輩を斬ろうとさえしたのよ!
その時も、ずっと私は私のままだった。迫水先輩を…大切に思って…でも……
(刀を掴む右手に鞘を掴んだまま左手を添える)
(あたかも右手の傷を押さえるような手つきで)
この刀は飢えているわ
飢えを満たすためならば、最上級を求める必要はないのよ
強く猛々しい妖魔が近くにいないのなら、それに代わるものを求める
あなたや…私のような。
私の体に傷を残したことで、この刀は私に対する影響力を持った。
(制服の袖をめくり、長々と刀傷の残る腕を見せる)
(その傷は、赤みを帯びてウネウネと脈打っていた)
痛くてたまらないわ!
早くこの痛みを鎮めたいの!
(その時、周囲に青白い発光体がいくつも現れる)
……!……
(思わずたじろぎ、切っ先を下げた)
何、これは……いったい……
(刀が狐火の発する妖力に反応してビクビク震える)
(震える刀を掴んで、おびえる獣のように目を見開き、せわしなく左右を見回す)
>>121 っ!?
(そんな、迫水先輩も斬ろうとしたなんて、重症だ! もう呪いみたいなものじゃない!)
(早く先輩を刀から引きはがして、治せる人のところに連れて行かないと)
(けど、その前に今をどうにかしなくっちゃっ!)
(狐火は付かず離れず、一定の間隔をもって津綺子の周囲を巡って牽制する)
(術に目を奪われた妖刀は都の眼前から離れ、都が動けるだけの隙間が生ずる)
(いまだ!)
(その間隙をぬって車椅子を反転させ、庭の中を走らせる)
(来た方向は建物を通ってきたから自分だけで通り抜けることはできない)
(だから反対側、都を迎えた少年が向かった道場の方)
(そしてエプロンのポケットにある防犯ベルの紐も引っ張った)
お願い、誰か、誰か来て!
(これだけ大きな建物にある道場だから道場生とかもたくさんいるはず)
(津綺子を取り押さえるには人でが必要だし、騒ぎになってもこの敷地内でおさまる、はずと)
待って!待ちなさい!
(こちらに背を向けてその場を走り去る車椅子に叫ぶ)
(白昼堂々と異能を晒して逃げる少女に、こちらは我に返った)
(…というよりも、自身の危機感が刀の支配を上回ったというべきか)
(刀を反転させ、鞘も見ずぴしりと納める)
(そのまま、都を追って一二歩走り出したとたん)
〜〜〜〜ッッ!!!!
(すさまじい音量の警報が鳴り響く)
(耳を押さえてその場にうずくまり、これでもう、万事休すだと脳内で声がする)
(現実にはあり得ない怪異が多くの人の目に晒されるだろう)
(その先は……)
「間違いじゃ!戻りなさい」
(警報に交じって、いつの間にか庭に出て来ていた祖父の声がした)
「ああ、間違いじゃというに!」
(こちらへ来ようとする人々を追いかえしているらしい)
お…祖父さ…ま……
(耳を押さえたまま祖父に呼びかける)
(どう見ても老人だが、弱弱しげなところは一つもない老人がそこにいた)
「これ、早くその音を止めなさい」
(都にか、孫娘にか、伊織家の家長がそう命じた)
>>123 待てません!
(逃げながら言い返す)
(都は津綺子に捕まって殺されるわけにはいかない)
(運良く怪我で済んだとしても、大事になるのは間違いない)
(自分にとっても、津綺子の身になっても、都は逃げ切らなくちゃ鳴らない)
(警報音に驚いて建物から大人の人たちがでてくる)
(少なくとも伊織家に関わる人達だろうから、悪いようにはしないはず)
(それに日本刀を持つ人を取り押さえる術も知っているだろうし)
あの、先輩が!
(出てきた人達に叫びかけようとすると、それを遮る声が警報音を縫うようにして聞こえてきた)
(気が付けば津綺子は刀をしまっていて、威厳のある老人が姿を現していた)
(とりあえず、思っていたのとは違うけれど、どうにかなったらしい)
(ホッとした都は車椅子を止め、防犯ベルも止めてから出てきた老人に会釈をした)
(祖父は道着と稽古袴を着けて、竹刀を持っている)
(裸足で庭の上へ出て来ていた。道場からそのままやってきたのだろうか)
(津綺子は、まるで時代劇の町人のように、その場に平伏した)
(祖父は何を考えているかわからない顔で、しばし都をじっと見た)
「そのようなものを、悪戯してはならん」
(子どもが持ってはいけないものを、悪戯で持ち歩いているとでもおもっているのだろうか)
(大正生まれの祖父から見れば、10代の娘などは誰も小娘だ)
(それ以上都に何か言うことはなく、平伏する津綺子の前に立つと)
(片手で竹刀を振りあげ、思いきり孫娘の背を打った)
…うぅっ…!
(バシっ、と激しい音がして背中に激痛が走る。うめき声を上げて、草を掴んだ)
(痛みをこらえ、大きく息をついて)
も…申し訳、ございません……でした……
(顔も上げずに尚も地面に額をこすりつける)
(その目の前に、祖父がしゃがみこみ、刀を取りあげた)
「このようなものを、なぜお前が持ち歩いているのじゃ」
(静かに問う祖父に、竹刀で打たれた時よりも激しくビクっと体を震わせる)
(祖父はそのまま孫娘の答えを待たずに立ち上がり、刀を都に示して言った
「これは、そなたのものか」
>>125 …………。
(老人と津綺子の姿を見て、随分と厳しい家なのだなと思う)
(古く歴史のある建物からすれば似つかわしいのだろうが)
(女子寮の中で育てられた都からするとまるでドラマのようだった)
っ!
(竹刀で強く打ち付けるあたり、都も思わず体をすくませてしまうくらいの迫力で)
(刀を突きつけられたのとどっちが怖かったかというと、ちょっと悩んでしまうくらいだ)
(そして、その老人の詰問が都へも向かう)
わたしは、XX学園中等部の天羽都と言います。
(もう一度頭を下げてから名乗り、老人の質問へ回答する)
それはわたしのではありませんが、由来と預けるべき人は知っています。
少なくとも、伊織先輩の手にあるべきじゃありません。
(ここはきっぱりと二人に言い切る)
(好きな人を斬ろうとしてしまうようなモノは持っていちゃいけない)
(それがどんなに異形退治に役立つとしても、振り回されずに使える人じゃなくちゃ使っちゃ駄目)
(使いこなせる人がいないなら、それは使っちゃいけないものだと思う)
(都が名乗るのを聞くと、目の鋭さが少しなごんだように見える)
(大きくうなずき、それから都が語り終えるまで、口を挟まなかったが)
(都の言葉を聞き終えたときには、再び鋭い目をしていた)
(さらに一呼吸、二呼吸ほども間を開けて)
(それから建物の方へ向かって声を張り上げる)
これ、誰かしょうぎを!
(しょうぎというのは盤上ゲームのことではなく、折りたたみの椅子のようなもので)
(野戦や狩りの際に持っていくための腰掛けである)
(草の上に正座…要するに土下座したままの津綺子がそろそろと頭を上げた)
(お手伝いさんがしょうぎを持って来たときには、傷む背筋を伸ばしている)
(嘉衛門がしょうぎに座り、再び都に顔を向けた)
由来とな。
由来があるなら言うてみなさい。
>>127 (合戦の陣中で大将が座るような椅子が出てきた)
(時代劇でしか見たことがないような代物だけど、あるとこには普通にあって使われてるらしい)
(義母が見たら結構喜びそうで、寮に帰って話したらうらやましがるかもしれない)
(それはともかく、と都は話し始める)
その刀は、幕末の頃に当時の京都を脅かしていた妖怪を退治するのに作られた物です。
(異形というよりは妖怪と言った方が分かりやすいだろうと言い換え)
妖怪を退治できるくらいとても強い刀で、素人でも達人並みに剣が使えるようになるそうです。
それはわたしも目にしたので、事実だと思います。
最初にそれを使ったのは長州藩の藩士で、それ以降も尊王攘夷派の人が使ったとのことです。
(だいぶ突飛な話だけれど、ついてこれるだろうか、と気になるが、話はしなければならない)
明治に入ってからは使う人もあまりいなかったようで、十年くらい前には刀と鞘がバラバラに別れちゃうくらいでした。
あ、話し忘れましたが、刀が入っている鞘も特別な物です。
刀は毒気が強くて、鞘はその毒気を抑える力を込められて作られた物です。
なので、鞘がない状態の刀を使ってしまった伊織先輩は刀の毒に毒されてしまっています。
だから早く先輩を刀と引き離して、毒を抜かなくちゃいけません。
(後半の話は由来からはそれているけれど、どうにかしたいと思う気持ちが早まらせて話してしまう)
(都が語る間、じっと語り手の少女の顔に目を当てている)
(不躾と言えば不躾なのだろうが、それ以上に妙な迫力がある目つき)
(それが都の言葉に合わせ、時折頷いたりなどしている)
(津綺子は気が気でない)
(祖父は迫水直を通して異形の存在を薄々知っているとは言え)
(どれほど闇の世界を理解しているか、心もとなかった)
(都の話を本当にちゃんと理解できているだろうか)
津綺子が刀に毒されていると申すか。
(刀を取りあげ、それを見たのちにまた都に視線を戻す)
(もう孫娘の存在などは、そこにないとでも思っているかのようだ)
(やがてゆっくりと口を開き、また重々しく問う)
ではそなたのいう、刀を預けるべき人とは誰じゃ。
その者がそなたの言う刀の毒にあてられないのは、なぜじゃ?
>>129 はい、先輩自身も自覚されていますし、まだ間に合います、間に合うはずです。
(刀を突きつけられたと言ったらもっと大事になりそうだから黙っておく)
(もしも先輩が駄々をこねるようであれば話さないといけないかも、だが)
毒にあてられない……それは何とも言えませんが、二人ともそうゆうことの専門家なのでわたしは信頼しています。
一人は媛名葵先輩、もう一人は水鏡恭弥先輩です。
(正確には水鏡ではなく不知火の方だけど、そちらの名前は出さないでおく)
お二人にはわたしも助けられたことがあって、とても信頼しています。
刀を封印するなり壊すなりできる人達です。
(もう一人、刀の毒も飲み込んで使いこなしそうな紫一久の顔が思い浮かんだが、名前は出さないでおく)
(気軽に出すなと言われてるし、渡したら悪いことにも使いそうだし)
(自覚されている、と都が言えば、その時ようやく孫娘に視線を向ける)
(津綺子は決して祖父の方を見ない)
(やがてまたゆっくりと都の方へ顔を戻した)
ほう……二人も知っておるのか
(愉快そうに表情がゆるんだ)
そのような身の上では、人の助けは多かろう。
他ならぬ、その二人なら、なぜ任せられると思うのじゃ?
(そう言いながら、今度はごくすばやく孫娘に視線を送った)
(二人の名を聞いた時に、津綺子は表情を変えたようである)
(媛名葵の名には怖れを、水鏡恭弥の名には憤りを)
(そこまで孫娘の顔色を読んで、すい、と立ち上がる)
なるほど。およその事は相わかった。
(立ち上がりざま、竹刀を津綺子の方へ突き出し、スタスタと歩きだす)
(津綺子は竹刀を受け取って草の上に横たえ、焦燥に近い表情を浮かべる)
(だが祖父はそんな孫娘に目もくれない)
では、その二人のどちらでも、あるいは二人ともでもよい
そなたが刀を預けたいと思う者に、刀を預かってほしいと言いなさい。
その刀は伊織の家にあると。
家長の嘉衛門から、それを受け取るようにと、伝えなさい。
(ゆっくりと、淡々と、用向きを告げる)
(それから孫娘へ向き直った時には、その顔は目立って険しさを増した)
津綺子、玄同が戻ったらどんなに遅くてもよい、本家へ顔を出すように言いなさい。
……蔵の鍵を変えねばならん。
(玄同というのが嘉衛門の長男にして津綺子の父である)
「…はい」
(小さく返事をして再び平伏する津綺子と、都をその場に残し)
(刀を持って嘉衛門は家の方へと戻って行った)
>>131 媛名先輩については、信頼できる方から妖怪に対する実力を伺っています。
(その相手とは紅雲だけれど、信頼できるからこそ信頼する、そして)
水鏡先輩は、実際に妖怪に襲われたところを助けられたこともあるし、
先輩の力は単純な力じゃなくて霊的な力もお持ちだからです。
(表現があっているかは別にして、超能力的なものじゃなく霊力的な力があると思うから)
分かりました。
早急に二人へ連絡してお願いをします。
(どちらか先に連絡がついた方、もちろん向こうの都合もあるけれど、先に都合がつく方に)
たぶん、先に連絡して一緒にここへ来ればこんな騒ぎは起きなかったかも。
すみませんでした。
(去っていく嘉衛門に対して頭を下げる、そして)
文句は聞きますけど、謝りませんから。
ちゃんと先輩があの刀と縁切りできるまでちょっかい出しますからね。
あんなの、危ないクスリなんかと一緒じゃないですか!
頑張りましょう、負けないって気持ちがなくちゃ断ち切れないですよ
こんな状態だったら、きっと霧原さんも心配しちゃいますって!
(津綺子を傷付けまいとして離れようとしていた霧原朱音)
(こんなんじゃ断腸の思いで離れたはずの朱音が浮かばれないから)
【だ、だいぶきついですけど、あともう少し?】
【これから一応締めの方向へレスします】
【このレスか、あるいは次のレスぐらいで…】
【ですが、なにぶんにもタイピングに時間がかかるので】
【お辛いようでしたら、レスを待たずに落ちて下さい】
【その後は避難所で連絡を取り合いながら、置きレスで進めると言うことで】
【一応こちらは、土曜夜は空いてますが、日曜日は置きレスがせいぜいだと思います】
>>133 【なんか終わりを意識したらすっごく強い眠気が、、、】
【すみません、お言葉に甘えて先におやすみなさいです】
135 :
名無しさん@ピンキー:2010/10/16(土) 03:04:01 ID:w7qcyRXJ
寝る
(顔をあげ、まだ草の上に手をついたままの姿勢で祖父を見送る)
(それから体を起こし、正座をしたまま、ふう、とため息をついた)
文句を言うなんて…あなたが鞘を持ってきてくれたからこそ、
祖父も何事もなく、ああして刀を持ち歩けるのよ。
(傍らの竹刀を取りあげ、両足をそろえて立ち上がって、草を払う)
危ないクスリ……確かに。
(そういって、小さく笑った)
最初よりも二度目、二度目より三度目と、どんどん侵食される度合いが深くなる。
でもね、薬と違うのは、あの刀には自分の意思があるということ
そして……
(服の上から傷痕を押さえる。今では疼くこともなく、赤く腫れることもない)
あの刀の主人は、私なの。
刀に憑かれていても、操作されることがないように支配を断ち切ってくれた人がいる
クラスメートなのよ。とても、複雑な異能を持っている人。
(御木本正太郎。彼の名を、今ここでは出さずに)
あなたの言うとおり、媛名先輩に刀をお渡しするのが一番いいかも知れないわ。
(水鏡恭弥には一言も触れさえしなかった。彼には、いささか行きがかりがある)
霧原さんが……浮かばれているといいのだけれど
(成仏してしまうということが、彼女にとって良いことなのかどうかはわからなかったが)
(その魂の平穏なることを願うのは、至極当然のことでもある)
今日は鞘を届けて下さって、本当にありがとう
(足をそろえてまっすぐに立ち、姿勢をただすと都に深く最敬礼した)
【ではこちらはこのレスか、あるいはそちらのレスによってはもう一レスで〆ます】
【今日は長い時間、本当にありがとうございました】
【お疲れさまでした。おやすみなさい】
【スレをお借りしました。ありがとうございました】
137 :
名無しさん@ピンキー:2010/10/17(日) 13:58:30 ID:6zJPFBQE
二時
移動完了です。
グラッド ◆H4CIFm8KmQさんとのロールにお借りします〜
プリンセスシュガーちゃんとの解凍にスレを借りるよ。
もう少しで書き終わるから、待っていてくれるかな?
ククク……最初は痛みを訴えていた口が、随分と甘い声を出すようになったな
どうだ、幼いながらに乳首を摘まれ、胸を好きにされている感想は?
俺は随分と気持ちがいいぞ
(可愛らしく尖る乳首を両手で摘み、くりくりと捏ね回しながら苛めていく)
(最初は優しかったタッチも、プリンセスシュガーに強い刺激を与える為に、押し潰すように力を入れ)
(ピンっと、伸ばすようにつまみ上げた)
この小さなおっぱいも、いずれは大きくなる時が来るか?
まぁどちらにせよ、俺は可愛がってやるがな
(グラッドの両掌に簡単に収まる、魔法天使の小さな乳房)
(まだまだ年齢的に小さいのを指摘しながらも、続いて出た言葉は、プリンセスシュガーの永遠の隷属を意味していた)
(もうこの小さな魔法天使は自分の物だというように、丹念に揉み解し続けていく)
さて、口を犯し、胸もたっぷりと揉んでやった
残る場所はどこだか……わかっているな?
(プリンセスシュガーが快楽によって堕落してから、上から舌へと再び凌辱の手を進めていた)
(つまり、残るは一度犯したマンコとアナル。そこを完全に埋め尽くし、魔法天使を快楽の渦から逃れられなくしようというのだ)
貴様は俺のチンポに負け、大切な友人であろう栞を裏切った
つまりは、俺のチンポは栞以上に大切なものという訳だ
友人を裏切るような無様で最低な魔法天使には勿体ないが、貴様のようなチンポ狂いの変態こそ、俺のペットに相応しい
(魔法天使の穴という穴を何度も犯し、射精を繰り返したグラッドの肉棒は、未だその大きさを失わぬまま)
(愛液や精液に濡れたそれを、プリンセスシュガーの、汚液に濡れた髪に巻き付け、何度も臭いを染み込ませるように擦りつけて、離す)
(そして、小さな体を無遠慮に持ち上げれば、魔法天使と向き合うように抱き抱えて)
貴様のザーメ濡れの臭い顔が良く見えるぞ
ククク……やはり可愛らしい顔をしている
その顔が快楽に歪み、情けなく喘ぐ姿を、今一度見せて貰おうか
(尻を両手でつかむことで魔法天使の華奢な体を支え)
(グラッドは、散々に精液を降りかけたその顔を見て笑みを浮かべる)
(肉棒の先端を秘裂に押し当てて、グリグリと挿入を焦らして遊んでいると)
(ゆっくりとだが、その真っ黒の体に異変が起き、ムクムクと二本目の肉棒が生まれ、プリンセスシュガーのアナルにも押し当てた)
一本であれだけ善がっていたが、二本ならどうなるかな?
さぁ、貴様の大好きなチンポを、その変態穴にくれてやる! 存分に楽しむがいい!!
(魔法天使の二つの小さな穴を、グラッドの肉棒がゆっくりと、ズブズブと音を立てるようにしてゆっくりと埋まっていき)
(三分の一程挿入した時だろうか、それまでのゆっくりとした挿入を止め、一気に奥底まで突き刺した)
(幼い魔法天使の二穴挿入での圧迫感に心地よい笑みを浮かべ、腰を上下に動かしてプリンセスシュガーを改めて犯し始める)
【お待たせ。今夜もよろしくお願いするよ】
【ちなみに、今日は何時まで大丈夫?】
>>140 あひぃぃぃ…ふぁ、くぅぅ…ん♪
ふは、ひぃ…きもち、いい…のぉ♪凄く、きもち、いいのぉ…♪
(乳首を摘まれ弄ばれる度にシュガーの口から甘い声が流れ出て)
(ソフトタッチな攻めからハードな攻め立てに変化する中でも痛みを感じないのか)
(ただ只管に声を上げ続けてはだらしない表情を浮かべ只管に弄ばれて)
あんっ、ひゃぁぁう!んっ、い、いずれは…大きくなる……あ、へぇ…♪
はぁはぁはぁはぁはぁ………
(頭からつま先までグラッドの精液まみれになったシュガーは膝立ちの状態で荒い呼吸をしていて)
(残る場所をと告げられればびくんっと身体を震わせる。それは恐怖から来る物か、それとも身体が歓喜しているのか…)
ぁぅ…私は、グラッド…さんのおチンポに負けて…栞ちゃんの期待を…裏切った…
グラッドさんの…おチンポは、栞ちゃん以上に…友達以上に…たい、せつ?
わた、しは…チンポ狂いの、変…態……グラッドさんの…ペットに相応しい……
(グラッドの一言一言が妙に心地よく聞こえて。完全に魔法天使としての自信を喪失し)
(こうも一方的な敗北を喫してしまったシュガーの心にグラッドの言葉は染み渡り黒く染め上げていく)
(美しかったブロンドの髪にチンポが絡みつくも、瞳は虚空を見つめ、何事も無いかのように受け入れて)
ぅ、ぁ♪ま、たぁ……おちんぽ、が…なか、にぃぃ♪
(無抵抗のままにその大きな手に再び尻を掴まれ、秘裂に肉棒が押しあてられると喘ぎ声をだして)
はうんっ♪そん、にゃ…お、尻の方にも、だなん…てぇぇぇ♪
いぁ、キツイ、よぅ…♪こんなの、はい、らな…あぎぁぁぁぁ〜〜!!
(開発に開発された尻穴と、先ほど破瓜を散らした秘所。その二箇所を同時に貫かれれば)
(華奢な体躯に不釣合いな程におなかが膨れあがり、内部を圧迫していく)
あんっ、ひぐっ…ぁ、あぁぁぁ………
(ジュプジュプと何度も激しく出入りする度、グラッドの腹の上でシュガーは踊り狂わされていく)
【此方こそ宜しくお願いします】
【今日は…う〜ん…3時くらい、でしょうか?またその辺りにおつたえします】
>>141 キツイのがいいんだろう? そぅら、しっかりと入ったようだ
全く、その体で俺のチンポを完全に受け入れるとは、魔法天使になっていてよかったな
もしも普通の人間だったなら、壊れていたかもしれんのだぞ?
(みっちりと魔法天使の二つの穴を埋める、凶悪な大きさと形の肉棒)
(腰を上下させる度に、プリンセスシュガーの小さな体を跳ねさせて、幼い子宮口と直腸を突き上げる)
(魔法天使の力のお陰で犯されることが出来るのだと、お前のその力は、悪魔に犯される為にあるのだと刻みこむように)
(ぱんぱんっと、腰を叩きつけてプリンセスシュガーの中を掻き混ぜていく)
……グラッドさん……ではないな。俺を呼ぶのなら、グラッド様かご主人様だ
ペットが俺と対等に会話など、出来よう筈もないだろう?
変態で淫乱のくせに、正義の味方ぶった雑魚天使が!!
(最早二つの穴による挿入で、魔法天使の体は完全に支えられている)
(片手で尻肉を揉みながら、もう片方の手はプリンセスシュガーの尻を叩き始めた)
(そう、それは罰。悪魔にいいように弄ばれて喘ぐ変態の癖に、口のきき方を教えてやろうという、尻叩きの罰だ)
(ピストン運動の音に合わせて、魔法天使の尻肉を叩く乾いた音が、暗闇の中で響き渡る)
これから毎日のように、貴様は俺によって犯されていくのだ
魔法天使の体を持ちながら、悪魔のペット奴隷となって犯されていく
楽しみだろう? なぁ、正義の魔法天使プリンセスシュガー?
(そして尻叩きもある程度済ませば、今度は本格的に魔法天使の穴を犯す時)
(ぎゅっと、柔らかな尻を鷲掴みにし、自らの腰の動きを更に早める)
(人間に不可能とも思える勢いでグチュグチャとプリンセスシュガーの膣内と腸内を犯しながら)
(あえて正義の魔法天使としての名前を言い、その崩れゆく心を更に弄んで)
では先ずは一発目だ
改めて、貴様のマンコとアナルに、主人たる俺のザーメンをくれてやろう
受け取れ! そして孕め! プリンセスシュガーよ、悪魔の子を宿すのだ!!
(完全に限界が来たわけではない。だが、先ずはその小さな体に再び悪魔の精液を注ぎ込み、刻み付けようというのだ)
(肉棒を奥深くまで打ち付けると、まるで濁流のような勢いで精液が溢れ出す)
(それは簡単に魔法天使の中を征服していき、人間相手では到底味わえない熱さと粘り気を、まだまだ小さなプリンセスシュガーの身に教え込む)
(あえて腰を止めて、数分間は収まることなく精液を噴出させ続けていった)
ククク……どうだった。俺のザーメンの味は?
これ程の量と濃さは人間では不可能だ。この味を知った貴様は、もう人間相手では満足できないだろうな
(人間をゆうに超える大きさを持つグラッドの肉棒の全てを刻み込み、プリンセスシュガーをそのチンポの虜にしようと)
(この快楽は自分だけしか与えられないと、自分以外では、もう満足させることも出来ないと)
(まだまだ性的な知識も少ない、幼い魔法天使の耳元で囁く)
さてプリンセスシュガー。一旦俺は貴様を犯すことを止めようと思う
飽きた訳ではない。今も貴様の穴という穴を犯し尽くしてやりたいと思うが、貴様の意志があまりにも強いのでな、少々放っておくことにした
そうだな、もしも俺のチンポを忘れられず、欲しいと思うのなら
大きな声で叫ぶといい。自分が悪魔に無様に負け、犯されて善がり、チンポの大好きなペット奴隷であるとな
そして、今まで悪魔を滅ぼしてきたことを償いながら、俺を呼ぶといい。惨めで、無様な声でな
(そういうと、グラッドは肉棒を引き抜いてプリンセスシュガーを地に落とす)
(同時に魔法天使に降りかけるのは、肉棒に残った精液と、様々な触手が出す白濁で)
(その可愛らしい体全てを精液の臭いに包ませていき、グラッドにとってはただのお遊びを開始する)
(媚薬を注ぎ込み、あれだけの快楽に満たされた魔法天使が、一体どうするのかを、影の中から見つめていて)
【わかった。出来ればそこを目安にして頑張ってみるよ】
【それと、結構誘導的だけど、こんな感じで苛めさせてもらうよ】
>>142 がぁぁ………ぁ、ぅ、……ぁ、ぁへぇ…♪
(ガクガクと身体を振るわせ続け、時折思い出したかの様に声をだして)
(グラッドの言う通りに魔法天使でなければ確実に身体は崩壊していただろう。)
(しかしありえない程の質量を体内に無理矢理捻じ込まれ何度もイキ狂わされたシュガーの精神の方はすでにボロボロで)
(魔法天使であるが為にこうして犯されているのだと気づかされれば自身の運命さえ呪い初めて)
ぁ、ぅ…ご、ごめん…なさい、グラッド…さん…ひぁぁうっ!?
あんっ、はひぃ!ご、ごめん、なさ…あああっもう、しわけ、ありません…ご、主人様…グラッド、様ぁぁ…!!
(尻打ちは思いのほかにシュガーに肉体的に、精神的にダメージを与えていく)
(叩かれるたび真っ赤に腫れ上がり、闇の中に乾いた音を立てて)
(自分は悪魔に敗北し、罵られ犯されている変態天使。奴隷天使なのだと強く認識させる為の罰なのだと
教え込まれるようにして何度も打たれていく内に被虐心が芽生えていく)
あんっ…!ひぐぅ♪これから毎日……こう、して…犯されていく…
あ、あぁぁ♪わた、しは…魔法天使…なのに、グラッド、様のペット奴隷として…おか、される…
ひぅぅ…♪は、ひぃ……たの、しみ……れ、すぅ…♪
(最早呂律も回っていないのか、アヘ顔を浮かべながら応えて)
(尻叩きが終わり、唐突にピストン運動が早まればシュガーはまるで人形の様にガクガクと身体を震わせか細く声を出し始めて)
ひ、ぁ…ぁぁ…♪く、るぅ…また、あの…濃いのが、
私の、中に…ああああああっぁああああーーーーーーー!!!!
うっ…!?ぁ、うぼぉぉぇぇぇ……!!!
(シュガーがイクと同時に体内の肉棒が一気に膨れ上がり、欲望が吐き出されていく)
(濁流の如き勢いのソレは当然の様にシュガーの体内に収まる事はなく逆流し、遂に口や鼻からも溢れ出して)
…………ぁ、………ぅ…………
(数分後には見るも無残なシュガーの姿。身体を痙攣させて)
(まだ意識があるのは幸いなのか不幸なのか…グラッドに耳元で辛い現実囁かれれば)
(辛うじて身体を震わせ反応する程度で)
……や、め……る……?
(意識が戻ったのか、辛うじて返事を返して)
ぁ……ぁ、ぅ…ちん、ぽ……
(強引に地に落とされればシュガーはその場で倒れこんでしまう)
(直後全身にありえないほどの精液や白濁液を振り掛けられて)
(瞬く間に全身が真っ白になると同時にグラッドの姿が掻き消えていく…)
うぁ、……い、ぁ……こん…な、あ、ぁぁ…
(異様な質量を持った白濁液はまるでシュガーの新しい衣であると言わんばかりにまとわり着く)
(どれだけ自分が抗おうともグラッドには最早勝てはしない。こうして何度も惨めに犯されるのだ。)
(自分は変態。自分はペット…そう何度もグラッドに言われ続け、そして栞にも見捨てられてしまった)
(こんな自分が魔法天使等と言っているのはおこがましい行為だ。そんな考えが脳裏に浮かんでは消えて)
(そしてどれ程に時間が経過しただろうか…ついにシュガーはその言葉を言い放ってしまう)
……わ、たし、は…悪魔、グラッド…さま…にまけて…犯されて善がりくるう…チンポが大好きな、
ペット奴隷…です。
ぁ…ぅ…今まで、悪魔を…滅ぼして…もう、しわけありま、せん…でした…おね、がい…します。
もうっ…悪魔を、滅ぼそう等と…かん、がえません…だ、から…私を、おか、してぇぇ♪
もう、こんなの嫌、なのぉ…!お願い、だから私を、犯して、この生き地獄から開放してぇぇーー!!
【お返事がかなりおくれましたorz】
ククククク……クハハハハハハ!!
ようやく自分がどのような存在であるかを理解できたか
そう、貴様はもう悪魔を滅ぼす神聖な存在ではない……悪魔に犯されて悦ぶ、ただの変態だ
(プリンセスシュガーの、完全な堕落を示す言葉が放たれてすぐに、グラッドは姿を現した)
(元々、この暗闇の中で身を潜めていただけで、魔法天使の身悶える姿を見て楽しんでいたのだから当然とも言える)
(高笑いと共にプリンセスシュガーへと近づき、倒れる体を再び四つん這いにしてパチンと尻を叩いた)
(それは人間相手というよりは、ペットを躾ける為にするかのような行為で、アナルに指を突き刺してグチュグチュと掻き回す)
ではお望み通りに犯してやろう。格好は勿論、負け犬の変態ペット奴隷に相応しいこの格好でだ
ククク……さぁ、貴様のマンコとアナルを、再び俺のチンポで満たしてやろう!
(ガッチリと腰を掴むと、未だそそり立つ二つの肉棒を、一気に魔法天使の穴へと突き刺した)
(そこに遠慮や労りは無く、ただただ自らの快楽を満たすための獣のようなセックス)
(一突き一突きが凄まじい威力で魔法天使の穴を穿ち、ボコォっと腹を膨らませる)
素直になった褒美だ。淫乱魔法天使の貴様に相応しい、快楽責めをしてやろう
そぅら、影共も貴様の可愛らしい体に悦んでいるようだ
(パンパンと激しく腰を叩きつけながら、グラッドは周囲の影を操作して)
(プリンセスシュガーの肢体に次々と纏わりつかせて、本来ならば気持ち悪いであろう刺激を与えていく)
(あの麗しいブロンドの髪。今は精液に塗れて異臭を放つ髪にもいくつもの影が纏わりつき、その体を擦りつけて)
気持ちいいか!? 悪魔のチンポに犯されて、気持ちいいのか!?
貴様はもう俺専用のペット。肉便器。精液奴隷だ
永遠にこのチンポをくれてやるから、安心するがいい!
(何度も何度も叩きつけていた腰を一旦休ませると、今度は円をかくような動きで穴の中を掻き回そうとする)
(凶悪な肉棒が中でグチュグチュと動きまわり、膣壁や腸壁を強く激しく擦っていく)
(同時に、影は魔法天使の胸へと延びて、ブラシ状の先端で乳首を擦り始め、もう一つの大きな影が、乳房を包むようにして覆いかぶさり、吸い上げていく)
(それは正に、一番最初にした乳房責めと同じで、今はどんな反応をするかという細やかな楽しみも含まれていて)
ククク……イクぞ。今度はザーメンを中に注ぎ込みながら、止まってやるなんてことはしない
何度も何度もザーメンを注ぎ込み、そしてその中を掻き回してやろう
さぁ受け取れ! 悪魔のチンポに狂った、愚かな魔法天使よ!!
(何回腰を打ち付けたかわからなくなった頃に、グラッドはプリンセスシュガーへと射精を告げ)
(今まで以上に荒々しく腰を叩きつけながら、一切動きを止めることなく一気に精液を吐き出した)
(マグマのような熱さの精液を、魔法天使の中へと注ぎ込みながらも、その腰の動きは休まることもなく)
(この凌辱劇が終わる気配など感じさせず、暗闇の中に魔法天使の尻にグラッドの腰が打ち付けられる音が響く)
【いやいや、その分凄く濃厚な描写をしてくれてるし、こっちは大満足だよ】
【一応、後2回くらいで終わらせようと思ってるけど、ギリギリかな?】
>>144 は、ひぃ♪理解、いたしましたぁ…♪
私は、悪魔を滅ぼす、神聖な存在ではなく…悪魔に犯され喜ぶ変態、ですぅ♪
(グラッドの姿を確認すると反復するようにそう応えて)
あんっ…ふぁいぃ…♪おか、してくださいませ…グラッド様ぁ♪
この負け犬変態ペット奴隷の、シュガーを、犯して、くださぃませぇ…
(四つんばいにされ尻を叩かれるとアヘ顔を浮かべてそう呟く)
(数時間前からでは考えられないくらいにまで堕落してしまったシュガー。)
(今では怨敵でもあるグラッドに尻を差し出し自ら強請り求める様になっていて。)
(一気に差し込まれれば喘ぎ声をあげてしまう)
は、ひぃ…♪淫乱、魔法天使な私に…快楽を、お与えくだ、さいませぇ♪
あんっ、この、影しゅごい、のぉ…♪んっきもち、いい…
(トロンとした表情で影が身体に纏わりつくのを眺めて)
(最初は嫌悪感さえ抱き悲鳴をあげていたシュガーも完全に堕ちた今では心地よく思っていて)
ひやぁぁぁうっ、こ、れ、はぁぁぁ♪あんっ、そんなっ…乳首が、擦れてぇぇぇ!!
んっ、や、らめぇ…そんなにっお胸に吸い付いちゃ…あぁぁぁ♪
(乳首がブラシにより擦り上げられ乳房を強引に吸い出されて)
(一番最初にうけた恥辱は、今では気持ちのよい快楽でしかなくて)
(擦られるたび、吸われる度に喘ぎ声をあげては更に快楽を求めて)
あぅっ、ひぃぁぁ…♪グラッド、様ぁ…もっと、もっと…快……楽が、ほしいのぉ♪
あんっ、は、ひぃ…何度も何度も、そそい、でくだひゃいませ…
熱いざー、めんを…グラッド様の熱いざーめんを、変態ペットのシュガーにたくさんくださいませぇぇ♪
(そう応えるのと同時に先ほど以上の勢いで精液が吐き出されていく。)
(その間も影による陵辱劇が止む事はなく、暗闇の中延々にシュガーは精液を被り、喘ぎ声をあげては絶頂を繰返していく)
(瞳は完全に虚ろになっており、綺麗な髪も、グローブもブーツも…その全てが白濁にそまり、微塵も神聖さ等感じさせなくて)
(そしてこの瞬間、シュガーの中から完全に魔法天使としての力が消滅するのだった…)
【そうですね…無理に終わらなくてもいいかな、とも思いますのでその辺りはおまかせします。】
ククク……何度犯しても飽きないな。幼いながらに、何という素晴らしい体だ
にしても、ザーメンを注ぎ過ぎたせいで、貴様の腹は妊婦のように膨らんでしまっているな
まぁそれも、淫乱変態な貴様には相応しい姿ではあるが
(プリンセスシュガーの喘ぎと、きつく締め付ける二つの穴をグラッドは気に入り)
(何度も何度も射精を繰り返しては、衰えることの知らない肉棒で突き続けていた)
(突き上げる度に浮かぶ肉棒の形も、精液によって膨らんだ腹が隠すようになっていて)
(それでも尚、グラッドは魔法天使を犯すことを止めずに肉棒をさし続けていた)
ふぅ……これで貴様も、俺のチンポの形を覚えたことだろう
……ん? 何だ……プリンセスシュガーの体から、魔力が……
(肉棒を抜くと、プリンセスシュガーの足をM字に開かせたまま抱き上げて)
(膨らみきった腹をググっと押し込んで、溜まりきった精液を幼い割れ目から噴出させようとする)
(びちゃびちゃと白濁が飛び散るその光景は、まるで少女が小便をしているかのようにも見えてしまう)
(そして全てを出させた時に感じた違和感。あれだけ強力な魔力を持っていた魔法天使の体から、それが消えたのだ)
ふむ……貴様の持っていた魔法天使としての力が消えたのか?
やはり元々はただの人間か。しかし、そうなれば今後俺のペットとして相応しいかどうか
(力を失った少女を抱えながら、グラッドは思考する)
(今までは魔法天使としての力のお陰で、この凶器とも言える代物を咥えても壊れることは無かった)
(だが、今のプリンセスシュガーにはうけきることが出来るだろうか。下手をすれば、完全に壊れてしまいかねない)
(性処理用のペット奴隷としてしか見ていなかった為に、ここでそれが不可能となれば話は変わってくる)
……そうだな。魔法天使としての力を得ることが出来たのなら、同様に悪魔の力を受け入れることも出来るだろう
それに、あの程度の魔法天使と違い、俺の力ならば、更に面白いことになるかもしれんな
(少女の二つの穴を影でクチュクチュと掻き回しながら、グラッドは思考を進める)
(ただの人間。真っ白なキャンパスに魔法天使としての色を塗れば、その力を行使できるようになった)
(ならば、自分の力を分け与えれば、同じように力を得ることが出来るのだろうか)
(いや、どうせ無理ならば捨てるだけだ。やるだけやってみようと、まるで玩具を相手にするかのような結論を立てた)
全く、魔法天使としての力も消えるとはな……どれだけ無様な姿を晒せば気が済むんだ、プリンセスシュガーよ
この俺が最後のチャンスを与えてやろう。悪魔の力を貴様にくれてやる
そうすれば貴様は、悪魔のペットとして相応しい力を得ることとなる。なに、ペットと言っても俺の力を与えるのだ……今までのクズのような魔法天使の力と違い、更に強くなれるぞ
(うつ伏せにしたままのプリンセスシュガーの尻肉を踏みつけ、わざと不機嫌な態度を取る)
(そして、魔法天使であった少女に、その敵である悪魔の力を与えると言い放ち)
(返事を聞こうともせずに頭を掴むと持ち上げて、漆黒に渦巻く悪魔の力を注ぎ込んでいく)
終わったぞ……これから貴様は、魔法天使プリンセスシュガーなどという名前ではない
悪魔の、俺の性奴隷……ダークネスシュガーとでも名乗るがいい
そら、これに見覚えがあるだろう? これからはペットとしてだけでなく、戦闘も手伝って貰おうか
……さて、では俺のチンポが入っても壊れないか試す必要があるな
俺はここで座っている。自分から穴を広げて、自分が今どんな存在かを宣言しながら自ら入れてみろ
(悪魔の力を注ぎ込み終え、最早天使ともプリンセスとも名乗ることもおこがましい少女へと新たな名を与え)
(かつて少女が愛用していたものとよく似ている、魔導書とステッキを見せた)
(そして、本来の目的である。性処理用のペットとして、ちゃんと出来るのかを確かめる為に)
(グラッドは座り、肉棒を垂直に勃起させたまま、肉便器である少女がどう動くかを見ていて)
【ありがとう。でもこの流れならいけそうかな。後は後日談的なので締められそうだし】
【それと、結構勝手にシュガーちゃんのこと変えてしまった】
【衣装とか悪堕ち用のとかがあるなら、それを着てくれると嬉しいかな】
147 :
名無しさん@ピンキー:2010/10/18(月) 02:25:50 ID:cipX/yFu
寝落ち
【っと、時間的に無理をさせちゃったかな】
【今日で終わらせられなくてごめん】
【次こそは終われると思うけど、そこはシュガーちゃんに任せるよ】
【もしも最後まで続けてくれるなら、楽屋スレに連絡を入れてほしい】
【日にちも指定してくれれば、出来る限り合わせるようにはしたいと思ってる】
【続けるにしても終わりにするにしても、何かしらの一言をくれると嬉しい】
【ではこっちもこれで。今日も遅くまでありがとう、お疲れ様】
【スレを返すよ。ありがとう】
149 :
名無しさん@ピンキー:2010/10/18(月) 17:36:47 ID:cipX/yFu
ワロタ
スレをお借りします
打ち合わせに借ります。
◆wXqUBG8dtsさん、何か責め方とか展開についてご希望はないですか?
そうですね、最初はいきなり挿入とかせずに
じっくり体を舐められたりしてから入れられたいなと思ってます
>>152 なるほど、いいですね。
大勢のオークに舌責めされている自キャラを見るうちにプレイヤーも
エッチな気持ちになってきて自分で触ってしまうという流れですね。
>>153 そうですね、最初からすこしシンクロしている感じで
舐められて、ドキドキしながらも離れられなくて…という感じでやりたいです
>>154 はい、とてもいいですね。そそられます。
淫魔の正体は何かリクエストありますか?
ちょっと今夜はプロフを詰めたり、ロールまでする時間はないのですが
次に会えるのはいつくらいになりそうですか?
>>155 正体は特に希望はないです
好きな正体にしてもらったらいいとおもいます
次ですか、次…木曜日か金曜日になると思います
もしかしたら、もう少し先になるかも…ちょっとわからないですけど
>>155 分かりました。考えておきますね。
そうですか、私は金曜はダメなので…。
木曜日にできるかどうか分かったら、楽屋スレに伝言してもらっていいでしょうか?
>>157 わかりました
今日はこれでおしまいになるんでしょうか?
>>158 1時ごろまでは私も大丈夫です。
もし良ければお互いのプロフでも考えますか?
もしくは他に確認事項などあればそちらでも。
時間が厳しければここで解散にしましょう。
>>159 お互いのプロフですか…
わかりました、簡単でよければすぐに書きます
時間はこちらは全然大丈夫です
あ、ありがとうございます。
ではこちらも考えてみます。
【PC】
名前;アリス
種族;ミスラ
大きさ;一番小さい
ジョブ:シーフ
詳細:ただの初心者
【リアル】
名前;西村 綾
職業;高校生
趣味:スポーツ
服装;長袖のシャツにロングスカート
体型:細めで胸やお尻の発育は遅れ気味
ちょっと多く書くと時間かかるので短くまとめました
オークたち
○洞窟(初期ダンジョン)に住む雑魚モンスター。
○豚のような頭部と、屈強な肉体を持ち、ほぼ全裸。
○知能は低いが言葉をしゃべることはできる。
○ヒューマンやミスラなど雌なら何でも犯して種付け家畜にしようとする。
淫魔
○青い肌の少年。薄絹を纏っている。
○身体の大きさなどは自由自在だが普段は小柄。
○腕やペニスを複数生やすこともできる。
んー、安直ですがこちらはこんなものでしょうか…。
>>162 ありがとうございます。
素敵ですね。
これはやはり…キャラ、プレイヤーとも処女だったりしますか?
>>163 そうですね、一応処女にしようと思っています
ミスラも好奇心旺盛な感じで、にゃーにゃー言いながら進もうと思っています
>>164 了解です。
可愛いですね(笑)
最後は二人まとめて淫魔のペットにしちゃうEDはどうでしょう。
>>165 大丈夫です、ということはPCと操作してる人は別々の人格がある感じになるんでしょうか?
PC側にも意思があって、動いているという感じ?
>>166 そうですね。
PLとPCが別々にいる間は、お互いのことは分からない
(PLは、PCはあくまでゲームキャラだと思う。PCは、PLの存在を知らない)
淫魔によってPLがゲーム内に引きずり込まれて初めてお互いを認識する、
というイメージでしたが分かりにくくないでしょうか?
>>167 えっと、つまりはプレイヤーはゲームをやっているのだけれど
ゲームの中のPC(プレイヤーキャラ)にも人格があって
PCは操作されているとは知らずに、思うように冒険をしていて
プレイヤーは思うようにPCを動かして遊んでいる。
その二人が異次元に引きずり込まれて、初めてお互いの存在を確認しあって
犯されながら淫魔のペットにされてしまう、ということでいいのでしょうか?
>>168 はい、その通りです。
面倒な設定で申し訳ないですが…。
最初はPLは全身を舐められたり犯されるPCを見て、
ゲームと思いながらも興奮し(実際は淫魔の術などもかけられ発情して)、オナニーを
始めちゃったりとかエロ妄想を口走ったりとかして。
PCと同じように犯されたい!などと快楽に堕ちたところで引きずり込まれて…という展開を
考えていました。
>>169 わかりました、設定の方は大丈夫です
アリスと綾は容姿は瓜二つでアリスは猫耳と尻尾があるという感じがいいかなと思います
じゃあ今日はこれでおしまい、でしょうか?
>>170 ありがとうございます。
そうですね。ばっちりです。
では今夜はこれまでで…。
時間のとれる日が分かったら楽屋スレに伝言お願いします。
こちらは金曜日以外なら、22時過ぎからこれますので。
一応木曜日を予定してみています
もし早く来れるようだった場合も連絡するようにします
それでは、おやすみなさい
よろしくお願いします。
では落ちます。おやすみなさい。
174 :
名無しさん@ピンキー:2010/10/19(火) 02:38:31 ID:jRc7zMPM
。
175 :
名無しさん@ピンキー:2010/10/20(水) 17:05:46 ID:M87Dee0r
寒い
スレをお借りします
書き出す前に確認したいのですが凍結は可能でしょうか?
また、するならどの程度の期間でロールしますか?
(こちらは週1程度しか時間が取れないのですが)
どの程度の文章量がいいのかわかりかねるので…
>>176 遅くなってすいません
凍結は大丈夫です、週1間隔でも結構です
やっぱり奴隷に堕ちるところまでですかね……
文章量は多少少なくても構いませんよ
>>177 そうですか。
ある程度の期間でロールするなら、是非互いのキャラ設定を決めておきたいのですが…。
やっぱり、姿や人となりが想像できるのとできないのとではこう、やる気が違ってきますので。
今日一日とか数日以内という話だったら気にしなかったのですが。
あまり長文はお好みでないということでしょうか?
まぁ、そちらに合わせた文章量を心がけるようにします。
>>178 それでは決めておきましょうか
洗脳とはいえプライド高いんで完全に屈服するのに時間かかりそうですし
それから私自身夜に弱くて11時半ぐらいには思います、すいません
名前:リーゼロッテ
年齢:19
身長:165
体型:それなりに筋肉はついている、貧乳でもサラシで押しつぶした巨乳でも
髪型:青髪のポニーテール
服装:捕虜になったばかりで、まだアンダーウェアのタンクトップとスパッツは着ている
とかこんな感じでどうでしょうか
長文が好みじゃないというよりも、長考してお待たせしたくはないなあと
>>179 屈服しかけが一番おいしい時期だと思っているので大丈夫です。
時間の許す限り趣向を凝らしてみましょう。
早めに終わるのは構いませんよ。
そうですね…幼い感じが好きなので貧乳でお願いしていいでしょうか?
それと、せっかくの男装騎士の設定なので騎士服でお願いしたいのですが…。
とりあえず簡単なたたき台をこちらも。
何か変えたい項目がありましたらお気軽にどうぞ。
名前:ミロスラフ
種族:魔族。地上に侵略したモンスター軍団を統べる存在らしい。
(魔王ではない。)
魔族は人間とは比較にならないほど長寿である
外見:ヤギのような角、鱗の生えた羽と尻尾、黒い肌を除けばほぼ人間と同一。
黒いレザーを着ているが、これは使役する蝙蝠が変化したもの。
それなりに引き締まった体をしているが、見た目以上の力を持っている。
能力:目を合わせるだけで他者を意のままにする魔眼を持っている。
(ただし、一人にしか効果はない)
>>180 では貧乳で、騎士服もそのまんまで行きます
紺色のコートに甲冑で、色は青に金や銀の縁取りがしてあるイメージですね
そちらの設定もそんな感じで大丈夫です
【では名前とトリをつけよう】
【それと口調も変えさせてもらうぞ】
【では書き出すとしよう。しばし待っていろ】
【心得た。私もそれに倣わせてもらおう】
(そこは洞窟の中、岩肌で囲まれた暗い空間だった)
(岩肌に取り付けられた燭台を除いて、光源は存在していない)
(その空間に、椅子に座る一匹の魔族と横たわる一人の騎士が存在していた)
フッ…起きよ。魔族に従わぬ愚かなる騎士よ。
(魔族の男の瞳が妖しく煌めく…)
(彼女を気絶させた魔眼が、彼女に新たな命令を与えて)
さて、目覚めの調子はどうだね?
最悪だろうと予想しているのだが…。
(それはそうだろう。何しろ彼女にとっては、戦場で敵の大将と相対した瞬間意識を失い)
(次の瞬間には暗闇の洞穴の中だ)
(混乱の極みに陥ることは容易に想像できた)
>>184 ……ッ……う、ぅ……
(酷く、頭が痛んだ。喉が渇く。どこか思考が抜け落ちたようで、意識がハッキリしない。
何とか身体を起こし……実際には魔眼で起こされたのだが……軽く頭を振り額を押える)
ここ、は………………ッ!?
(瞬間、目が大きく見開かれた。
自分は戦場にいたはずだ。しかし今目覚めたここは、何処とも解らない、真っ暗闇の中だった)
な……これは、一体……!? ……ッ、貴様! ここは一体どこだ! 一体私をどこに連れてきた!!
(瞬間、目の前にいた敵の大将に気づいた。間違いなく最後に見たのはやつの顔だった。
ならば奴が何かをしたと考えるのが、筋が通っていた)
>>185 フン、目覚めて早々騒がしいヤツだ。
(不機嫌そうな物言いの割に、魔族の口元は歪み笑みを作る)
(…魔眼の制御下にある人間…その喚きなど肴に他ならない)
ここがどこかだと?
…考えるまでもないだろうよ。
貴様は敵の前で人事不省に陥った…ならば答えは一つだろう?
(敵に捕らえられ、捕虜になった…そんな簡単な結論などわざわざ教えない)
(気づかせた方がその反応も楽しめるというものだ)
…あぁ、ひとつ言っておくぞ。
「俺に逆らおうとしても無駄だ。大人しくしていろ」
(燭台からの光のせいか、彼女から見る魔族の瞳は複雑に煌めいていて)
>>186 いいから答え――
(と怒鳴ろうとするが、相手の言葉に、さあっと顔色が青ざめていく)
まさか……ッ、ウソだ、私が、私がこんな……捕虜になど……!
ッふざけるな! 私の仲間は何処だ! 速くここから解ほ……!
(そう言って相手に飛びかかろうとした瞬間。相手の目線が、全身に絡みつくような悪寒を感じた。
その瞬間、きゅうにぺたん、と座り込む体。相手の言葉どおりに、大人しくなってしまった)
…………ッ……!?
(突然言うことを聞かなくなった体に、更に目を白黒させて)
>>187 貴様の仲間か?
さて、こうして貴様を丁重に扱っているわれらのこと。
そう不安がらなくてもよいのではないかね?
まぁ、貴様ら人間が―――いや、貴様が我らに対して相応しき態度をしている限り、問題なかろうよ。
(魔族―――いや、悪魔と呼ぶに相応しき笑みでくつくつと笑って)
(魔眼で彼女の抵抗を抑えつけているのにも拘らず、言葉で心まで押さえつけようと)
うん?今なにかしようとしたかね?
まさか抵抗しようとしたんじゃあるまいな?
(そんな話の流れで抵抗したことを肯定すれば、彼女の仲間はどうなるか…)
……まぁ、今の貴様の態度は及第点だ。
貴様ら人間は、そのように我ら魔族に膝まづき、首を垂れるのが相応しいぞ。
―――特に、それが女ならばなおさらだ。
(座り込んだ彼女を膝まづいたと表現して)
(さらに、目の前の騎士が女だと知っていることを明らかにした)
>>188 何処が丁重だ……!
(こうして己が岩肌ばかりの真っ暗な空間に閉じ込められていては、説得力など皆無だった)
……ッ。ダレが、抵抗、……など……!
(更に自分が大人しくしなければ、仲間も酷い目に会わされる、と言葉なく脅迫されれば、
相手を射殺さんばかりの目つきで睨みつける事しか出来なかった)
……ふざ、けるな…………貴様達、なんかに……!
(ぎりぎりと奥歯を噛み締め相手の言葉に堪えていたが)
――ッ!?
(女。そう聴いた瞬間、先ほどより、更に大きく目を見開いた)
な――き、さま、何故、それ、を……!
(自然と、声と体が、震えた。相手の言葉が、鼓膜に張り付いて、離れない)
ちが……私、は……女、などでは、ない……!!
(気丈に相手を睨もうとするが、ふらふらと揺れる瞳では、先ほどの覇気などまるで感じられなかった)
>>189 はて…手枷もない。足枷もない。暴力もない。
虫ケラである貴様ら人間を虫ケラに相応しい暗がりにブチ込んでやってるんだ。
これが丁重な扱いでなくてなんというのかね?
(その人間からすれば狂気にしか聞こえない言葉は―――魔族の共通認識だった)
(種族の差とは外見や寿命、能力だけではなく思考にまで及んでいる)
だが…人間にも愛でるべき存在はある。
上等な女は虫ケラから家畜に昇格させて、飼ってやってもいい。
……喜べよ、お前は俺の眼鏡に適った。
(つまり―――彼女は魔族の家畜となるべく、この男と向かい合っているということ―――)
クク…俺はお前の女を評価してやっているんだ。
「女として認められることは嬉しいだろう?」
(男の深淵の瞳は、女騎士を貫き続けていて)
>>190 何が虫ケラだ……!
(その虫ケラを潰して遊ぶ貴様らは虫ケラ以下だ、という言葉を、歯軋りごと無理矢理胸の奥に押し込んで)
……人間を虫ケラだの家畜だの……よくそんな酷い扱いが……!!
…………なん、……だって?
(相手のあまりにも此方を下に見下した言動に苛立ちを隠せない様子だったが、
相手の言葉に、カッと頭に血が上った。
男として剣を振るってきた彼女に、剣士として生きてきた彼女に、その言葉は、尤も烈火の炎を滾らせる言葉だった)
ふざけ――ッ
(何度目かの怒声を上げようとした瞬間。相手の眼が、こちらをしっかりと見た。
次の瞬間。本人も気づかないうちに、火は消え失せた。
此方の尊厳を傷つけられた怒りも、相手の態度への苛立ちも、一瞬で、まるでろうそくに吐息を吹きかけたように、あっさりと消えた)
…………い、いや……そんな、事は……
(代わりに起こったのは、喜びの感情だった。相手に女性として――虫ケラではなく、愛でるべき家畜として評価された事に対する、
素直な喜びの感情だった)
…………お前は、私の事を、女として見てくれるのか……?
(少し恥ずかしげに逸らされた眼は、すっかり柔和なものに代わっていた)
>>191 そうだ。人間を虫ケラや家畜として扱える。
それだけ我ら魔族は優秀な種族であり、絶対的な存在だ。
貴様ら虫ケラはそれに気が付かずうじゃうじゃと数をそろえて我らに抵抗する…。
叩き潰されないだけ、感謝してほしいものだな。
(魔族を絶対視する発言…それを彼女へ聞かせることには魔眼を使わない)
(魔眼を使えば容易くそう信じさせることができるのに…)
(その理由は、魔族の優秀さは人間の心から理解させなければならないと考えているためだ)
お前は種族も性別もか弱い人間の女として生まれ落ち…それを乗り越えようと男として生き魔族に抗った。
魔族に逆らった罪は許しがたいが、生まれを乗り越えた貴様の誇り高き行動を、俺は高く評価している。
まぁその分プライドが高くなってしまったのは仕方がないか。
(彼の知る限りもっとも誇り高き人間―――彼女こそ魔族の優秀さを理解させる相手にふさわしい)
あぁ、お前は美しい女だ。「近くに来い。その顔をよく見せろ。」
【クッ…レス遅れ気味ですまない】
【次回までには改めてしっかり流れを考えてこよう】
>>192 (魔眼によって産まれた喜びの感情も、相手の言葉ですぐに燃え尽きた)
人間は虫ケラではない。貴様らごときに虫ケラ呼ばわりされたくはない……!
我等人間は、貴様らなぞに決して屈する事など……!!
…………ああ……そう、か……
(しかし、女であることを讃えられれば、その怒りも容易く喜びに変わる。
誇り高いと言われて悪い気はしないのか、歳相応の女らしい笑みを少しだけ見せた。
当然、その急激で異常な心境の変化に、全く気づいていない)
ああ。……わかった。
(相手の魔眼に操られながら、しかし当人は操られていると全く気づかないまま、相手に歩み寄った。
そして、男というにはやや幼く、しかし女であるなら美しいと評価されるであろう顔を、相手に良く見せた)
【ソレは構わない。大丈夫だ、ありがとう】
【しかし私の眠気が限界なので、今日は凍結させていただきたい】
【すまないが次に都合が合う日や時間帯は、また連絡用のスレッドに書いてほしい】
【スレッドのURLをここに書いてもらえば、明日起き次第見に行くから】
【それでは、一方的になってしまったが……おやすみなさい】
195 :
名無しさん@ピンキー:2010/10/22(金) 00:19:12 ID:yLiEXx/h
お腹痛い
【ロールの為スレを借ります】
本スレ
>>338 紅裂については、私も面識が有ります。
能力や性格についての認識は、貴方とそう変わりません。
(行き成り出されたのは自分と因縁の深い、あの男の名)
(思わず顔をしかめてしまったが、軽く咳払いをして平静を保とうとする)
貴方の腕を破壊したというのも、納得できます。
彼は多くの罪を犯していますし、これからも犯すでしょう。
何れは逮捕、捕縛、あるいは殺害や封印などをする必要があるかもしれませんが、
今はその時ではないと考えています。
(あの男をかばうつもりは毛頭ない)
(ただ、まだ彼を生かしておく必要がある事を知っているだけだ)
(それなのに、紫が彼に明確な敵意を向ける事に、少なからず焦りを感じていた)
(その理由が何なのか、明確にするのをアンジェラは止めた)
というのも、彼がある強力な異能グループ「虎影会」と敵対しているからです。
彼はかつてそこに属していた為、そのグループの事を良く知っています。
もちろん彼らへの対処法や、構成なども。
(異常な力を持つ異能者の集団「虎影会」)
(その力と形は未だに掴み切れてはいない)
先日、彼らの中の主だったメンバーの一人と交戦しました。
ビル一つと多数の人間を瞬く間に破壊した彼を
私と彼が総力を持って迎い撃ち、運と相性と紅裂の知識をフル活用して
ようやくそれを撃破、殺害する事に成功しました。
(回想してみれば、本当に恐ろしい相手だったと戦慄する)
(気がつけば指先は小さく震え、掌には汗が溜まっていた)
「虎影会」は恐るべき組織です。
かといって、この街の有力な異能者をそれに集中させるわけにもいきません。
ですから、今のところは紅裂を抑止力として泳がせておくことを提案します。
(この言葉に迷いも嘘も一切ない)
(ただ、深く掘り下げれば確かに別の意図も存在しているのだが)
異形についてですが……なるほど。
私も最近は、特殊な攻撃方法を持つ異形と良く出会っていましたから、
突然変異だという話は肯けます。
(その辺りの把握は、さすがに一歩先を行かれているようだ)
(いくら調べていても、アンジェラ一人では接触に限界がある)
異形の操作、ですか。
それは始めて聞きましたし、私はまだ思い当たる相手と接触したことはありません。
気をつけておきましょう。
(それが確かならば憂慮すべき事だ)
(ただ、「操作」というのがどうにも腑に落ちない)
(奏家や深凪、その他の異能者たちがそんな軽率な事をするだろうか)
(あえて警察関係から探れば、情報は見つかるかも──)
私の能力は、魔法を使う能力です。
様々な種類を扱えますが、無限には使えません。
と、初対面ですからこの程度で了承していただきたいですね。
それで、貴方の能力を伺いたいのですが?
(手元に魔術書を再び表せば、紫の瞳を見て問う)
【お待たせしました。それではよろしくお願いします】
>>196 フン……虚影会か。
(存在だけは知っているが、その実情はあまり良く知っていない)
(魔王がどうだとか、そういう観念的な話ばかりだ)
お前の言っている事は分かる。
なるほど、大局的に見れば、それが正しいのかもしれないな。
(アンジェラの様子を見るに、その言葉に偽りはないだろう)
だがしかし、だ。
大局的にどうか? …そんな事はどうでも良い。情勢は後からついてくる。
機会があれば、俺はアレを必ず捕縛、始末してやろう。
その虚影会の情報も、まあもののついでに吐かせてやれば良い。
できなかった所で、俺が死ぬという訳でもないしな。
(暗い瞳で地面を睨んだまま、嘲るように鼻で笑い)
例えば、紅裂がいなくなる事によって虚影会が調子に乗り、この街、この一帯が灰になるとしても。
俺は迷わずアレを始末する。
数式や正論で語れる理性の問題ではないんだ、アレだけはな。
俺は俺から、俺の物を奪った者を決して許さない。
だから、まあ……死にたくないのなら、紅裂の動向には気を配っておけ。
アレが消えたら、おとなしくこの街から逃げると良いさ。
(命が惜しいのならな、と付け加え、瞼を閉じた)
ああ、あと召喚師の一族……一族というより、派閥か。
そういう類いのもこの街には潜んでるらしいな。
で、その召喚師が召喚したもののコントロールをロストして…というパターンも、ありなんという事だ。
(迷惑な、と思うべきか、有り難い、と思うべきか)
生徒会長がその召喚師だ。興味があったら接触してみたらどうだ。
なるほど、バリエーション型か。主だって使っていたのは電撃型か?
…なら俺も、似ていると言えば似ているかもしれない。
(夜の空に、明るく光る街灯を見上げる。以前、紫が能力を見せるために壊したものだ)
(人気のない公園とは言え、公共の場所である以上、ちゃんとそういう働きをする人間もいる)
………よし。
(生身の左手で街灯を掴み、電流を流す)
(程なくして、音を立てて街灯はショートし、明かりは消えた)
電流発生。義腕もこれで動かしている。
出力も適当に調整可能。絶好調で全開なら、象くらいなら仕留められる……と、思う。
試した事がないから分からんが、数値上は可能だったはずだ。
…教えられるのはこのくらいだ。悪いな、不器用で。
【ではこちらこそ、よろしく頼む】
【また何かあれば、遠慮せずに言ってくれ】
198 :
名無しさん@ピンキー:2010/10/23(土) 22:00:22 ID:DjK3IUxq
優勝キタ━━━━(゜∀゜)━━━━!!
>>197 そう、ですか。
(彼の決意──あるいは執念は想像以上の物だった)
(それが彼の言動を、ここまで「高校生」からかけ離れたものにしてしまうのか)
彼をこの手で始末したいのであれば、先に彼らを始末した方が都合がよいかとも思っていたのですが
不要な提案だったようですね。
ではこの件は、各々の判断で対処するという事で。
(理性の問題ではない、と彼が言った以上はこれ以上の説得はもはや無意味だと判断する)
(このような結果になることは予想外だったわけではない)
(これならばこれで、自分自身の手で魔王も紅裂も葬る手を考えればいいだけだ)
(目前で暗い眼をする男よりも、先に──)
召喚の一族も初耳です。
それも、あの学園の生徒会長だとは。
(さっそく機会があれば接触するべきだろう)
(何かしらの手掛かり、そうでなくても欲している情報が手に入る可能性は高い)
ああ、そういえば。
私も、異形を扱う少女と接触した事があります。
異形を変質させ、自分の僕とする力を持っていました。
どこかでかかわっている可能性もありますね。
(ふと思い出したのは「卯月ひのわ」の事)
(最近その姿と情報を見かけていないのは、ひょっとしたら事件に巻き込まれているかもしれないと考え)
(その情報を得る為に、あえて彼女の情報を提示する)
ええ、先程使ったのはそうです。
他の系統は、機会があればお目にかかる事もありそうです。
(これ以上の情報は出さないことをぼかしながら、今度は紫の言動に注目する)
(彼が掴んだ街灯は、数瞬の内に破壊され、あたりはさらに暗くなる)
なるほど。納得がいきました。
(電流を操れなければ、その義手を使うことは出来ないという事)
(この義手を扱えそうな人物がもう一人いる事を思い出すが)
(とりあえずは口にしないことにする)
単純ですが融通が利き、それなりの力技も可能と。
良い異能だと思いますよ。
(確かに、「霧原」が扱って見せた電撃よりは規模が小さそうだが──)
ああ、そういえば。
貴方の個人名を教えていただいていませんでした。
学園や役所で調べればわかるのですが、せっかくですから貴方の口から聞きたいです。
よろしければ、夜の街での名前も。
>>199 直接始末できれば確かに嬉しいが、ま、どんな形であれ死んでくれれば問題なしだ。
(語りが続くにつれ、捕縛、という体面が次第に薄れて行く)
虚影会がどんな物だったか分からんが、アレとて軽視できる物じゃない。
状況に応じて、まあ適当に扱う事だ。
(……どこか、どこかアンジェラの語りに妙な違和感…不信感? のような物が湧き始めた)
異形、変質……ああ、多分俺も知っている。卯月、だな。
そういえば最近見かけていないが…まあ、色々事情があるんじゃないか。
(街灯に再び背を預ける。落ち着く格好だ)
あれは家庭でも色々あるらしいからな。
なるほど。
他の「系統」もあるのか。……いよいよ魔女らしいな。
紫色のスープに満ちた鍋にカエルとイモリを放り込んでグツグツ煮込むのもありか?
(くく、と笑いながら静かに肩を揺らす)
力押しができるかと言われると、正直微妙な所だ。
義腕の駆動はなかなか馬鹿にならなくてな。あまり長時間戦うと腕が重くなって堪らん。
(こんこん、と義腕を指で叩き、確かめるように肩をぐるりと回す)
個人名。
――個人名?
(思わぬ問いに、咄嗟に頭の中を思考が巡る)
(…いやいや、相手は初対面。それほどの真意はないはずだ)
………名前は、さっき言った通り。紫 一久。
学園や役所を見てもこの名前だ。ま、別の名前もなくはないが。
コードネームは、<<剣守の篭手(ヴァンブレイス)>>…ま、これもそんなに使う機会はないと思うぞ。
殆ど組織内部だけでの呼び方だしな。……ああ、俺の事をこそこそと調べる時には便利かもな?
(くつくつと冗談めかして笑って見せる)
…これは俺の勘だが。
お前、紅裂 拓兎と何か、個人的な関係が存在するんじゃないか。
(ここで、先程抱いた違和感を本人にぶつけてみる)
気のせいかも知れないがな。お前の語る言葉は、単なる敵に向ける物ではないように思える。
……アレはどうやら女と仲良くなれる特性があるらようだからな。念の為聞いておく。
俺は、お前と、不信感ナシの付き合いを築きたいと思っているぜ?
>>200 あら、ご存知でしたか。
家庭の事情……
(確かに、あんな時間に外出するなど普通は親が許可しない)
(とはいえ、どのような事情があるともまだ解らない)
儀式的な物はそれほど特異ではありません。
貴方にある程度の代償を覚悟できるのであれば、
貴方に力を与えるぐらいの事は出来ます、が。
(どこか小馬鹿にするように感じられた言動に少しむきになって返す)
(細かい事情は言う必要はないが、少しぐらいで出来ることを示そうと思ったのだが)
なるほど、あまり燃費は良くないと。
技術と駆け引きで、貴方なら補えそうですが。
(ここまでのところ、彼は冷静に合理的に行動をしそうな男に見える)
(最も、紅裂に関すること以外で、だが)
……失礼。伺っていましたね。
(いつの間にやらすっぽりと抜けていたモノ)
(おそらくはただの勘違い。「紫一久」という名を頭に刻む)
そして、<<剣守の篭手(ヴァンブレイス)>>と。
何やら意味深ですが、何れその意味が解る時を待つとしましょうか。
私は、「魔女」といえば通じるかと。
こそこそ調べるのに使ってくださって結構ですよ?
(妙にとげのある紫の言葉につられるように、どこかこちらも挑発的になっていた)
個人的な関係、ですか。
先程伝えたように面識がありますし、共闘もしました。
虚影会の事も含めて、私を悩ませる種ですが──
(どう答えたものか。こんな事で問題を作りたくはないが)
(正直に言うのは、少し憚れる)
そうですね──
(過激な言葉を使わないままに、自分の拘っている敵だという事を伝えようとしたが)
(『女と仲良くなれる特性があるらしい』)
(この言葉がアンジェラの理性と思考を弾き飛ばした)
──っ!
あんな男と仲良くなる女など、ただの間抜けか世間知らず、あるいはbi○chです。
私にも、あの男には深い深い恨みがあるのです。
私もこの手で、彼を殺したいと思っています。
ただ、貴方のこだわりを聞いたら言わない方が良いと思って黙っていただけですし、
何より、私があんな男にこだわっているという事そのものが、紅恥ですから隠していただけです。
以上!
(思いっきりベンチを殴りつけ、返答を終わる)
(言い終わった後で心の中で奏さんに謝っていた事は、誰にも秘密だ)
【お待たせしました】
【さて、次あたりで今回は〆ようと思っているのですがいかがでしょうか】
>>201 ふむ。他人に力を与える程度の事はできる、と。
覚えておこう。もしかしたら、何か依頼するかも知れん。
(力に対しては、割と貪欲だ)
(未知で不安定な物に手を出すつもりはないが、覚えておくくらいの価値はあるだろう)
まあ、な。
少なくとも、俺以外の人間が俺と同じ能力を手に入れた所で、俺以上に動ける事はまずないだろう。
この身体の事は誰よりも、神よりも熟知している。
(過言のつもりはない。それくらいの力はあると、自負している)
悩ませる種、か。本当にその程度か?
まだもっと、何か――
(その口ぶりに、まだ何かあると確信し、追求しようとした途端)
(それまでの落ち着いた様相が一転し、苛烈で過激な、上品さに欠ける言葉が飛び出してくる)
(それはそう、まるで、他人というより、自分に向けて、遠慮無く怒りをぶちまけているような――)
…………お、おう。
そうか。分かった。
何か済まん。
(薮蛇とはこの事か、冷静な様子とのギャップにより加速的に強まった迫力に押され、なんか謝ってしまう)
………うむ。
(で、惚れたのか? キスか? 寝たか? …ヴァージンでも取られたか?)
(個人的、いや野次馬的、いやいや下衆的興味は石油の如く湧き続け尽きなかったが)
(逞しく鍛えられた生存本能が喉に迫るそれらを次々と撃ち抜き、滅ぼしていった)
…おっと。
(気まずくなって携帯電話を取り出すのは若者の防衛本能と聞いた)
(そんな本能に従って液晶を見ると、なかなかに良い時間である)
結構話し込んでしまったな。
……魔女様はどうだか分からんが、腕が鉄なだけで後は凡人であるところの俺は、日々ある程度の睡眠を取らねばならんのだ。
学校で目立つのも嫌だしな。
(軽く肩を竦め、背を街灯から離し)
なかなか有意義な夜だった。
何か興味深い事…アレに関してとか、それ以外のでも……があれば、まあ、教えてくれ。
(そう言って、携帯電話の番号を書いた紙片と、ボールペンを手渡す)
(電話番号よこせ、という意味だ)
【ああ、そろそろ適当だろうな】
【そちらの次か、その次で〆としよう】
>>202 こちらにも事情がありますので、時と場合が限られるますけれど、
それなりの効果を発揮できるものだとは自負しています。
(絶対値の増大も、手数の増加も可能であるはず)
(もちろん、それなりの報酬を期待しての言葉だが)
なるほど。
また共闘する事があればある程度は期待させていただきますよ、紫さん。
(この男もまた、異能以外の部分の強さを感じる)
(紅裂のそれとは、また違った方向で不安定そうだが)
……ごほん。
いえ、こちらこそ取り乱してしまい申し訳ありません。
(一度せき込むと気持ちを平常に戻し、笑顔を紫に向ける)
(それが優しげなものだったか、威嚇するようなものだったのか)
(彼女自身は判断できなかったが、さて)
そうですね、大分経ってしまいましたか。
(つられるようにして自身も携帯電話を取り出しながら立ち上がる)
(本来はもう少し有意義な話をしたかったが、)
(自分の無様な取り乱し様のせいで、これ以上会話を続けるのが難しいことを察する)
私も寝ますよ。身体の構造自体は人間と大差ありません。
まあ、他に必要な事があればまたにでも。
貴方の組織にとって重要そうな案件があれば、それもお伝えしようかとは思いますし。
(差し出された紙の端に自身の番号を記せば、その部分だけ切り取って紫へ渡す)
それでは、紫さん。
またよろしくお願いしますね。
(笑顔で軽く会釈をすれば、夜の闇の中へと消えていった)
【こちらはこれで〆とします】
【ふむ、では区切りも良いしここで〆としようか】
【楽しかったぜ。楽しかったし、有意義だった。お付き合いありがとうだ】
【また機会があれば、よろしく頼む】
【了解しました。それではこれで】
【長らくお付き合い、ありがとうございました。またの機会にもよろしくお願いします】
【ではスレをお返しします】
【リーゼロッテ ◆Vyd5mjYpJとのロールの解凍にお借りする】
【今参ったぞ。今回はそなたからか】
【ちなみに今日は都合上11時半ほどまでしか出来ぬ……すまない】
>>193 ならば聞くが、なぜ人間は単純な力や魔力では魔族に適わないのだ?
なぜ人間は、たかだか百年程度で逃れえぬ死を迎えるのだ?
なぜ人間は、いや、人間の女は――お前のように、魔族に支配されることを望むのだ?
(唇の端を楽しそうに吊り上げて、彼女が支配を望んでいると言う)
(その言葉はもちろん現状を表したものではなく…これから支配を望ませるという宣言だった)
ふむ…お前の生き様を認めて連れてきたが…顔だちも悪くはないな…。
(椅子に腰かけたまま、リーゼロッテの頬に手を添えて撫でながら覗き込んで)
(その手つきは恋人と戯れるようにも、猫と戯れるようでもあり)
(リーゼロッテの顔を覗き込む彼の瞳は、宝石のように美しく輝いている)
(それは魔眼という異能の力を携えた、魔性の瞳だった…)
よし、改めて気に入ったぞ。
では口付けを許そう。
「立ち上がり女としての唇を、俺の唇にささげるのだ」
(彼女も騎士ならば、手の甲に敬意の表すキスをしたことがあるかもしれないが…)
(だが、もちろんこの男が望むのは、騎士ではない、乙女のキスに他ならなかった)
>>207 【制限時間の件、了解した】
【ではその時間までともに楽しむとしよう】
【今宵もよろしく頼むぞ】
>>208 ッ、私は、……支配を、望んでなど……!!
……私は、……わたし、は……
(どんなに抗っても。憎んでも。その魔眼の前では、全ての嫌悪が消えうせていく。
代わりに産まれるのは、彼に支配されたい、女として認められたい、そうなればとても嬉しい……
そんな、相手にとって都合の良い感情ばかりだった)
んッ……わか、った……
(素直に褒められ、猫のように撫でられれば、こちらの気持ちも素直になっていくようだった。
その素直さが、相手が操った結果による、偽りのものでも。
ゆっくりと立ち上がると、まるで今まで自分が騎士だったことを忘れたように)
…………ん……っ……
(乙女……それも初心な生娘の口付けを、相手に贈った)
>>209 今のうちに聞いておこう。
(支配を望む心と、これまで人間として騎士として誇り高くあった日々)
(彼女の中でどれだけの葛藤があるのだろうか…)
「貴様ら人間にとって、魔族とはなんだ?」
「偽ることなくその心を答えよ」
(戯れでしかないが、いずれ堕とす彼女に今の魔族に対する考えを吐かせたかった)
フッ…お前の唇は柔らかいな…。
女らしく…甘く…気持ちの良い唇だ…。
(両腕を彼女の腰に回し、自らの膝の上に招き入れる)
(甲冑で彼女の肌の感触は伝わらなかったが、それでも二人の体は服越しにくっついていた)
「だが足りん。深く口付けよ。オレの唾液を求めて舌を差し入れるのだ」
(予想以上に、女らしかった彼女の唇を、さらに楽しむよう魔眼の力を行使した)
>>210 (瞬間、目が、騎士のそれに変わった。体はしかし委ねたまま、しっかりと相手を見据え)
倒すべき、相手だ。民の平和を侵すならば、排除すべき存在だ。
魔族がいる限り、民の平和は、あり得ない。
(ならば、殺すまで。それが、騎士として生きてきた、彼女の間違いない信念であった)
(しかし。そんな思いを持っていても。
容易に心は書き換えられ、今や体を預け、唇を捧げている。
その矛盾に、彼女は気づいていない。
するりとあっさり膝の上に乗ると)
……わかった……ん……んん、……っ……ちゅ……
(深く口付け舌を伸ばし、相手の唇を押し割った。言葉どおり相手の唾液を求め、舌を蠢かせる)
>>211 くくっ…貴様たち人間の作った王政において、民など奴隷を言い換えたモノだろうに…。
我ら魔族は違うぞ。民には自由を与えよう。殺し殺され、相手と命を競い合う自由だ。
我らが自由と一緒に暗闇にブチ込んでやるのと、死ぬまでの労働を強いられるのと、どちらが幸せなのだろうな?
(魔族の社会を生きよいと感じられるのは強者のみだろう、弱き人間が幸せに暮らせるのは王政の方だろう)
(だが、魔族の男にはそれが理解できないし――理解したとしてもこの言動をやめないだろう)
(魔族と人間の抗争―――その一端に文明の衝突の姿をのぞかせていた)
ふむっ…んっ……、くちゅっ…。
(論を交わしながら、二人の唇は男女そのものとして交わって)
(こちらの唇を押し割って侵入した舌に、自らも舌を絡ませて)
(そのまま彼女の舌を撫でるようにして、こちらも彼女の唇に侵入して―――)
まだ、まだ足りんぞ……。
このくらい、情熱を持ってやってもらわねばな…!
ちゅぅぅっ…!じゅぶっ…!じゅるるるっ…!
(彼女の口内を舌で激しく掻き回し、勢いよく唾液を吸いたてて…)
(それは、彼女に魔族流のキスを教えているようでもあった)
>>212 そんな自由など……! 確かに民や国同士での争いは絶えぬし、血で血を洗う事もある……
しかし、それは、我々の話だ。貴様ら魔族が首を突っ込む問題ではない!
少なくとも貴様に支配されるよりも幸せだ!!
(それは、心の底からの言葉だった。そして決して相容れない言葉だった。
生きる文化が違うから、戦い続ける。たとえ相手が魔族であれ、人間であれ――)
ん……んんっ、む、うぅ、っ!
(ずるりと相手の舌が入り込んでくる感触。
いくら自分からキスをするように魔眼で命じられていても、入れられるほうは想定外であり、初体験であった)
む、むぅ、ん、うぅっ、む、むぅっ!
(余りにも情熱的な口付けに翻弄されながら、目を白黒させた)
>>213 ハ、言ったな、俺に支配されるよりも幸せだと…。
―――楽しみができたぞ。
(このやり取りを、いつか彼女が堕ちた時に聞かせてやろう)
(その時彼女は恥じ入るだろうか、泣いて許しを請うだろうか、それとも…?)
…俺に支配される喜びは、お前の体によくわからせてやる。
(想像するだけで楽しい。魔族の男は邪悪な笑みを顔に浮かべていた)
ぷふぅっ……はぁっ…。
(それからどれくらい時間がたったのだろう。散々彼女の口内を犯しつくして、翻弄しつくして)
(ようやく唇を開放すれば、二人の唇の周りはどちらのモノともつかない唾液がまとわりついていて)
これが魔族の…いや、男と女のキスというものだ。
では、次は実践編だ。
「さぁ、もう一度唇を捧げよ」
(唇を開放されたばかりの彼女に、休む間もなく命令を与えて)
>>214 そんなもの解らないし、解りたくもない! 貴様如きに屈してたまるか!!
(しかし現在進行形で神経を蝕まれている事に、彼女は未だに気づいていない)
おとこと、おんなの……キス……
(弱冠酸欠気味になりながら、くらくらする頭で天を仰ぎながら、呆然と呟いた。
しかし魔眼の力はそんな状態でも、しっかりと彼女を掴んで離さなかった)
……ん……ちゅ……ちゅる……
(再び頭を垂れると、相手にそっと口付けた)
>>215 フンっ
(そっと重ねられた柔らかな唇…それを拒否するように彼女から体を離して)
…今、オレが何を教えてやったと思っている?
俺が求めているのは、お前が俺の唇を熱く求める姿だ。
なぜ教えてやったようにできない?
(体を離すと煌めく瞳で彼女の瞳を貫いて)
(魔性の瞳が発動し、彼女の心から不安という感情を呼び起こそうと)
いいか…俺はそれほど気の長いほうじゃない。
もう一度だけチャンスをやる…今度は俺の機嫌を損ねぬよう唇を捧げよ。
(その命令に魔眼の力は乗せなかった)
(魔眼はただ不安を煽り、女としての喜びを掘り起こしているだけだ)
(…彼女は自主的に唇を捧げられるか…捧げられたらどのようなものになるのか…)
>>216 (相手の目に見据えられた瞬間、まるで心の臓に直接爪を立てられ、じわじわと握られるような心地がした。
従わなければ、どうされるかわからない――そんな本能めいた不安が、心に滲んだ)
――ッ。わ、……解った……
(その不安は、騎士の矜持で乗り越えられるものではなく。
結果、彼女は再び、今度は紛れもない自分の意思で、唇を捧げた。
不安や怯えから産まれる行為は、彼女本来の技量もあり、酷く拙いものであったが――)
【そして申し訳ないが、私はここで眠る事にする】
【次の逢瀬の約束は、また件のスレに書いていただけれはありがたい】
【今日は本当にありがとう。おやすみ】
>>217 【了解した。ではこちらもこれで落ちよう】
【こちらこそありがとうな。それでは、お休み】
219 :
名無しさん@ピンキー:2010/10/25(月) 00:40:04 ID:c3qf/mfd
ふむ
220 :
名無しさん@ピンキー:2010/10/25(月) 14:00:46 ID:c3qf/mfd
踏む
【ロールにお借りします】
(伊織道場にはアスレチックジムが併設されている)
(世間の目にはスポーツクラブの一メニューとして伊織流の稽古場があるように見えるだろうが)
(あくまで伊織道場があり、あとからジム施設とシャワールームやロッカー施設がつくられた)
(どの施設も朝から晩まで、常に人が居る)
……ふん……
(道着姿の老人は道場への行き来にジムの脇を通る)
(夕方のその時間は小中学生たちのためのクラスがいくつも催されているが)
(フリー利用のマシントレーニングルームは一番人が少ない時間である)
(主婦やリタイア後の中高年が帰ってしまい、勤め人がやってくるにはまだ早い)
(ランニングマシンに二人ほど乗っている他は)
(筋力トレーニングに勤しむ青年が一人いるだけだった)
…ふむ、ふむ……
(口の中で小さく唸るように頷きながら、珍しくジムへ足を踏み入れる)
(途方もない重さの負荷をかけてローイングマシンを漕いでいる青年に近づいた)
迫水よ、津綺子が来るまでに少し訊きたい事がある
道場へ来なさい
(そう声をかけると、彼が了承しようがすまいが気にせず背を向けてしまう)
津綺子が刀を持ち出していたことを、そなた、知っておったな?
(背を向ける刹那、そう言い捨ててそのままジムを出ると、道場へ向かった)
【改めましてこんばんは】
【勝手にトレーニング中にしてしまいましたので】
【例によって、不都合であれば変えてしまってください】
【今夜もよろしくお願いします】
【同じくスレをお借りします】
ふ…くっ…
(人のまばらなジムの片隅で黙々とマシンを操る)
(見る人が見れば、目を剥くであろう負荷量であっても、そのリズムは崩れることなく、一定のスピードで機械のオールを漕いでいると)
(不意に背後から声をかけられ驚いて振り向くと、そこに老人の姿を見つけて)
先生…
俺、いえ、私に話、ですか…?
(恋人である伊織津綺子の祖父にして、伊織道場の師範。正式な弟子ではないが、彼のことは「先生」と呼ぶことにしていた)
(急いで立ち上がるが、その声をかけた本人に、姿勢を正して挨拶する間すら与えられずに用件だけを告げられ)
(マシンに引っ掻けてあったタオルを手に取ると、僅かに滲んだ汗を拭いながら、道着姿の背中を追いかける)
……っ!!何故、先生がその事を…?
(告げられた言葉に追いかける足が止まる)
(刀を持ち出していた件は、津綺子と自分と、二人だけしか知らないはずで)
(遠ざかる背中を改めて追いかけながら、その事が先を行く老人の知るところとなった経緯に思考を巡らせる)
【すまない、遅くなった。これからはもっと早く返せるようにするよ】
【ともあれ、よろしく】
(背後から青年の声が聞こえるが、しばらくは何も言わずに歩いた)
(ジムをとおりすぎ、日本家屋への渡り廊下に差し掛かったところで、おもむろに口を開く)
まだ暑い時分のことだったが、師範代が鞘のない刀を持って来た。
「事情があって預かることになった」そうだ。
そなた、それがうちへ来ることになった経緯を知っておるのではないか
(老人らしくゆっくりした口調で話しながら、足は止めない)
(小中学生たちが剣術や体術に勤しむ部屋をとおりすぎ、使われていない小間に入る)
(学園の同級生にとり憑いて津綺子を斬った妖刀)
(それは再び病院の駐車場で女子学生にとり憑き、それを直が持ちかえることになった)
(直の部屋で津綺子がその刀にとりつかれ、結局、津綺子はそれを叔父──嘉衛門の言う「師範代」に預けたのだった)
そうじゃな、まずは、あの車椅子の娘は何者なのじゃ?
(小間に入って障子をたてきると、くるりと青年の方へ向き直って、いきなりそう訊いた)
(天羽都がここへ来た事を、直が知っていると決めてかかっている)
【面倒な出だしで本当に申し訳なく……】
【こちらもこの後はサクサクっと】
【あと、名前を変えてませんでした(汗】
【申し訳ありません……】
……はい、知っています
(老人--嘉衛門の後ろに付き従って廊下を歩く)
(こちらを見ないままに問いかけてくる声に責める色は感じられないが、どことなく居心地の悪い気分を味わいながら言葉少なく返答する)
………………
(たどり着いたのは、普段使われない--正式に入門していない自分が稽古をする以外は--畳敷の小部屋)
(入り口に立つ嘉衛門の脇を通り抜け一足先に部屋へ。部屋の中央付近で立ったまま振り返り、障子をピタリと閉じるのを見守る)
先生はみゃこ、いえ、天羽都とお会いになったのですか?
あの子は何故ここに来たのですか?
(車椅子の少女、すなわち天羽都。自分と津綺子と妖刀、それらの共通項からその少女を導き出すのは容易いことだが)
(何の事情も分からない不意の質問に対して質問で返し、嘉衛門の思惑が外れていることを明らかにする)
なぜここに来たのかは知らん。
(後ろ手を組み、のし、のし、とゆったりした足取りで部屋を横切る)
(入ってきたのとは反対側の障子を開けると、そちらは庭であった)
(手入れの行き届いた植え込みがあり、その向こうには母屋の屋根が見える)
その娘、刀の鞘を持って津綺子を訪ねてきたらしいが、とんだひと騒動を起こしおったわ。
それは、まあよい。
(しばらく庭を眺める様子だったが、庭の風景を背負って青年の方へと振り返る)
この刀を引き渡すべき相手が二人いる、と言いおった。
一人は、媛名葵、もう一人は水鏡恭弥、と申したな。
この者どもは、何者なのじゃ?
(夕暮れの日差しを背負い、老人の表情は逆光に陰る)
(秋の夕暮れに、なお日ざしに向かう、青年の眼差しへ視線を当てつつ)
(部屋を横切る嘉衛門を追ってまずは視線が、次いで体が入り口の反対に向き直る)
(障子を開け放い庭を臨む老人の背に視線を固定したまま)
…………
(「知らない」ととりつく島もなく切って捨てられ、「まぁいい」とそれ以上の追及を封じられ)
(刀の鞘、ひと騒動。気になるキーワードだらけの台詞に、問いたいことが山ほど生まれるが、今は飲み込むしかなくて)
(逆行に隠された嘉衛門の瞳からは、いかなる意志も読み取れない)
ちょっと、待ってください
何が何やら俺にはさっぱりで、もう少し事情を説明して頂けませんか?
(更に嘉衛門の口から飛び出した人物の名前に混乱は最高に達し)
(付け焼き刃の礼法が吹き飛び、素の口調で目上の人物に説明を求める)
わしの方が、そなたに説明を求めておるのじゃ
(答える声は落ちつきはらっていて、怒りやいらだちはない)
(むしろ、焦り始めた青年の様子を観察する風である)
突然持ち込まれた抜き身の一振り
それをいつの間にやら持ち出していた孫娘
わしにその事情を説明する者はおらなんだ。
孫の友達だと言う小娘がその鞘を持って参ったところが
孫はその子を抜き身を持って追いかけておったわ
(そこで言葉を区切り、じっと青年を見つめる)
(道場からは小中学生たちの威勢のいい掛け声が聞こえる)
(いーち、にーい、さーん、とその掛け声を5つまで聞いたところで)
(ようやく再び口を開いた)
その二人の名に覚えはないか。
車椅子の娘を信用するなら、そのどちらかがわしを訪ねて参った時に
刀を渡すことになる。
そなた、それに異存はないか?
…………
(冷静な--冷たくはないがこちらを居竦めるような視線が、逆に混乱から回復する手助けとなる)
(わざと--そんなつもりはないのだろうが--大幅に割愛された事情説明にもかかわらず、数瞬前のような混乱は見せずにすんだ)
(聞こえてくる掛け声に合わせ軽く深呼吸、五つを数えるときには、完全に冷静さを取り戻して)
お見苦しいところをお見せして申し訳ありませんでした
(頭を垂れ、醜態を晒したことに謝罪すると、再び嘉衛門へと目を向けて)
媛名葵、水鏡恭弥…その二名、確かに知っています
察するに、天羽都はその二人を信用している様子ですが、私はどうにも信用できません
とは言え、先生がその刀を、もうここには置いておけないと仰るのなら、反対は致しません
ただ、どちらかと言えば、媛名葵の方が適任でしょう
彼女自身はどうであれ、彼女の知り合いに「その手の物品」を扱うプロが、恐らくは、いるはずです
(自分を監視する退魔組織に退魔刀を渡すリスクは避けたいけども、完全フリーの水鏡よりはマシだろうと判断する)
ほおう、信用ならんとな
(老人の表情が、そこで初めて動いた)
(愉快そうな声で、青年の言葉に念を押す)
なにゆえじゃ?
まず、その二人が何者なのか、わしに説明しておらんな。
水鏡とか申す者よりも、媛名と申す者の方がまだしもまし……
その根拠が、媛名とか申す者のそのまた知り合いなら信用できるから、ということか。
(笑みを含んだ声でそこまでいい、実際、ふふ、と含み笑いまでしながら)
(後ろ手のまま部屋の中まで戻ってくる)
蔵の鍵は変えた。今はわししか持っておらん。
津綺子はあれを持ち出そうにも持ち出せん。
このまま我が家へ置いておくことに何ら異存はないが、我が家の物ではない。
正当な持ち主がおろう。
その二人のどちらがより、元の持ち主に近いのか?
(青年の目の前まで歩み寄り、訝しげに目を細めてその顔を見上げる)
(孫娘の癖とおなじだ)
道具はなんでも、一度作られたら持ち主を転々としながら時を永らえる。
それもやがては朽ちようが、それを作った人よりもはるかに長い命であろうよ
あの刀もまた、遥かに昔より人の手から手へと渡ってきたはずじゃ
この後もまた……流転するのにふさわしいものか。
ここで、塵に返すべきものか。
(これ以上、誰かの手に渡してはいけないものではないのかと)
(静かに青年に問いかけて)
…はい、信用できません
まずは水鏡恭弥。彼については、信用できる、と言えるところまで、彼を知らないからなのですが…
媛名葵。彼女は「組織」に従う者です。恐らくは人倫よりも、「組織」の命令を優先する者です
媛名葵を推すのは、「組織」の人間であるが故、です。信用云々は関係ありません
彼女の「組織」なら、「厄介な物品 」の扱いに長けた者もいるだろうと思うからです
ちなみにその「組織」ですが、私は彼女以外の者を知りません
(笑いを含む嘉衛門の追及に、表情を消して返答する)
(目の前の老人がどこまで深く事情を知っているか分からないが、夜の世界についてを隠しつつ)
(それでも偽りなく、話せる部分すべてを説明する)
そう…ですか…
いえ、正当な持ち主、等と言うことも考えていません
繰り返しになりますが「その手」のプロに任せた方がいい、といっているだけです
(おそらくあの刀は、持ち主という持ち主をしゃぶりつくしながら、その間に数多の妖魔を切ってきた)
(そして身も心も食いつくした持ち主を捨て、新たな振るい手の手へと渡ってきたのだろう)
(正当な所有者など、既にいない)
その刀は多くの人手を渡り力を蓄えた、言ってしまえば妖刀のようなもの
下手に素人が扱えば、どのような災いが降りかかるか分かりません
このまま、倉に閉じ込め封印するか、若しくは正しい知識を持つ者に預けるか
どちらかだと、思います
【再びお待たせしてしまって申し訳ない】
【いえいえ、今日は面倒な展開になってしまってごめんなさい】
【このあたりで凍結をお願いできますか?】
【今のところ平日夜なら融通が利きますが】
【あと…何かやりにくかったら軌道修正しますので、なんなりと!】
【こういう方向へ行きたい、とか、もっと動け!とかでも…】
【あー…やりにくいのかな…?などと思わせてしまったなら申し訳ない】
【こちらが時間を忘れて書かせてもらってるだけなのです。自分の作文スピードを考慮してないのがイケナイのです】
【ともあれ、凍結了解。解凍は…明日(火曜)か明後日(水曜)か】
【そちらの体調次第で決めてもらえれば。連日でもOKならば火曜、辛いなら水曜、と言ってくださいな】
【どちらにしても時間は今日と同じくらい、2130から2200の間くらいで】
【楽しんでいただけているなら嬉しいのですけれど!】
【こちらは家族キャラまで出して好きな事を言ってますので】
【わからなかったりしたら、どんどんおっしゃってくださいませ】
【では連日でお疲れでしょうが、明日の21:00〜22:00ぐらいの間に待ち合わせで】
【そちらもお疲れでしたら、遠慮なくおっしゃってくださいね】
【ではこちらはこれにて失礼します】
【次回もノリノリでお願いしますね!】
【おやすみなさい。ちう!】
【楽しんでいるかなどと問われるのなら、それはもう文句なしに楽しませてもらっているよ、と答えよう】
【家族出してーとお願いしたのはこちらなので、そちらは遠慮なく好きな風にやっちゃってもらえれば】
【では、火曜のその時間に避難所で】
【そちらこそ、無理はしないようにね】
【じゃあ、俺も休ませてもらおうかな】
【次回もよろしく!】
【おやすみなさい。ちぅ返し!)
【申し訳ありません。書き忘れです】
スレをお返しします
【昨夜に引き続き、スレをお借りします】
>>231 (媛名葵と水鏡恭弥。直がその二人の人物を語るのを聞く)
(信用できないと言いながら、媛名葵の背後組織であれば、刀を正しく扱うことができるであろうという推測)
(それは天羽都の話とも概ね一致した)
ふうむ……
(直が語り終える)
(頷くでもなく、返事をするでもなく、のそりと青年の正面から体を外した)
(今しがた開けた障子の方へ半分体をむけ、視線を庭へ向ける)
(そのまま分単位で間をおいて)
津綺子は
(と孫娘の名を口にしながら、また視線を青年に戻した)
媛名葵を恐れておるな。
そして水鏡恭弥には、なにか言いたいことでもあるようじゃ。
そなたは媛名葵を認めておるが、それは津綺子がその者を恐れておるのと同じ理由であろう。
(ふいにくくっ、と笑いを洩らす)
水鏡のことは信用ならぬというよりも、嫌いなのではないか?
(道場から縁側に出る。庭に向かって──直に背を向けてそこへ胡坐をかいた)
葵下坂という刀は、かの村正作であると言われるが、
一度抜いたら血を吸わずには鞘におさまらなかったそうじゃ
村正の作にはそう伝わる妖刀が多いの。
血曇りも残らぬほどに磨き上げられた刀身が、あたかも血を吸いこんでしまったかのように見えたからだそうな。
それほどに危険なものであるならば、もう誰も手にせぬようにするがよかろう。
そなたの力をもってすれば、へし折ることも造作もないのではないか?
(青年に背を向けたまま、淡々とそう語る)
【改めまして、こんばんは】
【今夜もよろしくお願いいたしますね】
【長いので面倒だったら切ってしまっても】
【他のキャラを呼んでも(!)結構ですので】
(言うだけのことは言い終えた。後は嘉衛門の反応を待つ)
(だが、その当人はこちらの言葉に目立った反応を見せず、庭の方を向いてしまった)
……………………
(肩すかしを食らったような気分で、無言のままに次のアクションを待つ)
(道場の方からは相変わらず少年達の元気のいい掛け声が聞こえてくる)
(それとは別世界のように、二人の間を静かに時が流れること数分)
(刀の処分の件とは全く別件の話題を振りかけられる)
…俺も、媛名葵を恐れています。彼女は「組織」の忠実な猟犬です
いつ何時、こちらに牙を向けてくるか分かりません。そして、強い
負けるとは言いませんが、相当に痛手を被るでしょう
水鏡恭弥は…どうでしょうか。先ほども言いましたが、よく知らないので…
ただ、初対面では、好意を抱く理由があまりなかったことも事実ですが
(人が悪そうに喉の奥で笑う嘉衛門に、憮然としながら首肯すると)
(縁側に胡座をかいた老人の後ろ、敷居を挟んだ室内に正座して)
持ち主に不幸をもたらす妖刀の話はよくありますね
あれも村正でしたでしょうか?
(うろ覚えの知識をひっくり返しながら、嘉衛門の話に付き合うが)
…物理的には可能でしょう。粉々に、とまではいかないでしょうが、へし折るくらいならば容易いことです
ですが、あれは、あの刀は、ただの刀ではありません
その事は先生も十分にご承知のはずではありませんか?
何らかの処置…どんな処置が必要なのか私には見当もつきませんが…をとらなければ、どんなしっぺ返しを食らうことになるか…
【最初からお待たせしております】
【次からは適当にカットして、早く返せるようにしたいなあ、と思いますので…】
【今夜もよろしくおつきあいくださいませ】
負ける……痛手を被ると申すか。
(相変わらず話し相手に背を向け、声色には変化もない)
その者と、なぜそのような争いをせねばならぬのか。
(またしばし、沈黙の時が流れる)
(道場で稽古に励んでいた子どもたちが一斉にロッカールームへ向かう声がする)
(中学生や高校生たちのクラスが稽古を始め、腹の底に響くような掛け声が聞こえてくる)
(唐突に老人がまた話始めた)
津綺子に兄が居たことは知っておろう。
陽太郎という、四歳違いの兄であった。
あれもまた、そなたらのように人の力を超えたものへと立ち向かい、そして……死んだ。
(ひやりとした秋の風がかすかに部屋の空気を震わせる)
(つるべ落としに日は短くなり、夕暮れの色が空を赤く染める)
嘆かわしい事じゃ
陽太郎も、津綺子も、あの車椅子の娘も、そなたも……
そのような争いを、来る日も来る日も続けねばならぬのか
あのような妖刀などに関わらねばならぬのか
(老人が手をついて体を背後に向けた)
(こちらを向いている青年と、向かいあう)
あの刀、あれを封じることができるというなら、その媛名とやらに預けよう。
だが──おそらくは、あの刀によって傷を負ったそなたと、津綺子とは
もはやあの刀との因縁は切れぬのではないか。
(老人の声には、重く険しいものがにじみ始める)
【お待ちするのは大丈夫ですよー】
【楽しんで書いてくださるなら、こちらも楽しみに待ちますが】
【無理にたくさん書かなくちゃ、なんて思わないでくださいね?】
【気持いい程度にレスしてくださいませ】
(先程の沈黙よりも深く、長い静寂)
(少年達が引き揚げ、そして幾らか年嵩の青年達の気合いの声が聞こえてくる)
(沈黙を破った嘉衛門の声に変化はない。が僅かに感傷めいた響きを感じるのは話題のせいだろうか)
(己の知らぬところで、己の家族が傷つき、一人は命を落とすまでの、争いを繰り広げていることへの悲観…)
それは…私が、人を越える力を持っているためです
初めてお会いしたときに先生が仰った言葉、覚えておられますか?
私を「鬼」と…正しくその通りです
私は体に「鬼」を住まわせています。それ故に人外の力を得て、またそれ故に「鬼」を狩る「組織」に狙われています
…今は、まぁ、休戦状態ですが
陽太郎さんのことなら、津綺子から幾度も聞いています。剣を扱うことにかけては天才だったとか…
しかし、天才故に、夜の世界で生き延び、更に深く深く、のめり込んでしまい…
(ここまでで言葉を切り、ゆっくりと首を左右に振る)
(起こってしまったことを改めて振り返っても、目の前の老人の傷に触れるだけだと気づいたから)
(この話はここまででだと打ち切って)
人を越える力を持っていると、日常では見えなかった夜の闇に気づいてしまいます
気づいてしまったら、そこから逃げることは不可能です
こちらから踏み込むか、向こうに追い付かれるか
例え本人が望まぬ形で力を手に入れたのだとしても、変わりはありません
(こちらに向き直り、険しい表情で見つめる嘉衛門に、姿勢を正して相対する)
それは…分かりません
津綺子の腕には、あの刀で斬られた傷が残っています。俺もまた、あの刀に斬られています
それによって、何らかの縁(えにし)が結ばれたのか
媛名葵が適切な処置をしたとして、その縁が断ち切れるのか
私には、分かりません
(分からないが、恐れはしない)
(そんな表情で、嘉衛門の視線を受け止める)
狩人と獣とが同じ檻におるのか
(そういって、老人は不意に肩を揺らす)
(続いて、ふ、く、くくく、と漏れる、聞きようによっては苦しげな声)
(やがて大きく肩を揺らし、ぱんぱん、と自分の膝を手で打って、あからさまな笑い声を上げた)
あは…はははは……これは……なんという茶番じゃ。
狩ると言いながら、狙いをつけて手を出さぬ、
狩られると知りながら、逃げも返り討ちもせぬ、とな
そのようにぬるいものか、そのようなぬるい世界の中で
陽太郎は死んだと申すかッ……
(膝を打っていた手が止まり、仰向いて笑い声を上げていた老人はうつむいて黙り込む)
……いや、済まぬ。
ぬるうて結構。津綺子には何としても生き延びてもらわねばならぬ。
(再び顔を上げた老人は、もう最前と変わらぬ表情で、淡々と語る)
媛名か水鏡か、いずれが刀を受け取りにくるものやら、今は知れぬ。
それまでは、この伊織嘉衛門が間違いなく預かっておこうぞ。
そなた……迫水よ。
そなたが真に鬼と化し、津綺子に仇なしたとあったら、わしがあの刀を持って、そなたを成敗してくれよう
(秋の陽が落ち、急激に空は青みを増して暗くなる)
(道場にも母屋にも、灯りがともった)
【そろそろ締めますか?】
【他にまだ何かありましたら、遠慮なくどうぞー】
(媛名葵は決してぬるくはない。こちらに手出しをしないのは、自分に伊織津綺子と言うストッパーがあるから)
(同様の理由で伊織津綺子にもてを出さない。わざわざ厄介な異形を増やす理由がないから)
(そして、相手が自分を狙う狩人であろうと、人の血で手を汚すのに躊躇いを感じざるを得ないのも事実)
(嘉衛門に言わせればそれが「ぬるい」のであろうが)
………………
(感情を爆発させる嘉衛門を黙って見据える)
(様々な感情の入り乱れた笑いが途絶え、口調が普段の色を取り戻すと、畳に手をつき平伏する)
私が媛名葵に連絡をします。クラスは違いますが同学年ですので、時間はかからないでしょう
それまで、ご迷惑をお掛けしますが、宜しくお願いします
(脅しめいた警告。恐らくこの老人は本当に件の刀で立ち向かってくるだろう)
(ただし、そのような事態になれば、の仮定でしかなく)
先生のお手を煩わすようなことにはなりません
もし私が鬼と化したなら、津綺子が私を打ち倒してくれます
私も喜んで津綺子に討たれるつもりです
…それが、私と津綺子で交わした約束です
(迫る闇を払うような鋭い目で、嘉衛門を見つめる)
【では、俺はこのレスか、そちらのレスによっては、その次で〆に】
津綺子がそなたを討てると思うのか
(決然と語る青年に、相変わらず淡々と──むしろ気弱げな声で語る)
考えても見よ。
そなたは津綺子が鬼となったとて、津綺子を討つことができようか?
それどころか喜んで津綺子に屠られるのではあるまいか。
まして津綺子は女子ぞ。
そなたがヒトで亡くなったらそなたと刺し違えると、そのように約束はしておろうが
いざその場にては、二手も三手も遅れをとろう。
津綺子には───そなたを討てぬ。
さりとて今さら、津綺子を置いていずこへも去れまい。
また津綺子とても、己からそなたと別れるとは言うまいよ。
あとは少しでも長く、そなたがヒトたる事を祈るばかりじゃ。
(老人はゆっくりと立ち上がる)
よいか、あの刀がわしの手のうちに有る間はわしが
媛名の組織の者に渡って後は、媛名の組織の者が
人で無くなったそなたを討ち取ろう。
そのことを心して、津綺子のそばにおるがよい。
(もはや闇の中に、シルエットとなった老人の姿は、そこからさらに闇へ)
(入ってきたのと同じところから出て行く)
(ほとんど入れ替わるようにして、同じところから津綺子が現れる)
「直さん、祖父と何のお話を……?」
(恋人を認めた瞳の輝きもそのまま、寄りそい語りかける声には、どこか不安がにじむ)
(だが、それも二人で語り合ううちには、すぐに溶けて消えてしまうだろう)
(夜の時間が訪れる──)
【ではこちらはこれで】
【そちらのレスをお待ちしますね】
討たせます
私が私である最後の一滴で、津綺子のために時間を稼ぎます
津綺子もまた、自分の手で私を討つことを望むでしょう…他の誰でもない自分の手で…私を殺すことを…
私も津綺子も、先生が思うほど、甘くはないつもりです
もうとっくに、覚悟を決めています
もちろん、そんな事態を望んでいる訳ではありません
私の望みは、常に津綺子の側にたっていること、常に津綺子とともにあること…です
(立ち上がり闇に溶けるように部屋を出る老人に平伏しつつ)
(自らの望みを、覚悟を、決意を、宣言する)
(そうして顔を上げた時、そこに立っているのは最愛のパートナー)
(こちらを見つめる瞳は不安げに揺れてなお、心を弾ませるきらめきを見せる)
…………
(「何でもない」と言葉に出さず首を左右に揺らし、寄り添ってくる体を引き付ける)
【では、こちらはこのような感じで〆にしよう】
【非常に遅いレスに付き合ってくれてありがとうz】
【また何かの機会に、宜しくお願いします】
【締めのレスを確認いたしました】
【今回はこちらも非常に時間がかかってしまって…】
【それだけに、じっくり語り合うドラマができて、満足です!】
【次へとつなぎのネタも一杯しこめました。ありがとうございました】
【また、気楽にサクサクっとやれるシチュも、そのうちおつきあいくださいませ】
【本日はお疲れさまでした】
【おやすみなさい】
【普段よりもかなり多弁な迫水君でありました】
【重めではあったけど、とても楽しかったよ、ありがとう】
【では、お疲れ様&おやすみなさい】
スレをお返しします
【津田先輩とのロールにお借りしますねー】
http://yomi.bbspink.com/test/read.cgi/erochara2/1286468068/396 からの続き
んー、どうなんでしょう。
最近の世の中、中学生でも凄い人とか居ますからねぇ……。
実は居たり、するのかもしれませんよ、研究者。
……あ、ここはエスカレーター式ですよ。
一応、学校の節目で出ていく人が居ないわけではないですけど。
(そんなことを述べつつ、どんどん先へと歩いていく)
んーと、ここが教室なんですけど……。
(そう言うと、1年○組の掲示がずっと続く廊下へ来た。
いざ教室へ来てみると、何組なのかがわからないと、どの教室が津田先輩の教室なのかがわからなかった。
そして、後で、と言われると、首を捻らざるを得ない)
……ま、聞いた方が早いでしょうねぇ……。
……んぁ、そうそう、先輩、生年月日いつですか?
(唐突に、一つ質問をぶつけてみる。
先ほど疑問に思ったことで、どういう答えが返ってくるかと、ちょっとカマをかけてみたりして)
【今日も宜しくお願いしますー】
>>247 なるほど。
どんな中学生がいるか分からないしね。
(異形や異能が集まりやすい土地と聞いていた。)
(どんな者がいてもおかしくはないのだろうと考える。)
ありがと。
エスカレーターなんて便利だね。
ここだね。
教室は後で先生にきくよ。
ありがとね。
(ふむふむと頷きながら道を確認する。)
ん?
占いでもしてくれるの?
○年の3月17日だけど。
(全く無警戒にそのまま誕生日を答える。)
(言った直後にしまった、とも思わず)
>>248 【ごめんなさい、その○年は、俺の生年から計算すると、何年空いてるんでしょうか?】
>>249 【おっとすみません、18歳として普通に答えたと解釈してください】
【時間も空いてしまってもうしわけないです】
>>248 そうですよ、人の人生、何があるかわからないですからねぇ。
ま、俺の知らないところでも、何かあったりするんじゃないでしょうか。
(あはは、と笑ってみせる。
自分も何か能力を持っているのだが、大っぴらにする気はない馨は、そのまま、深い意味まで突っ込まずに黙っている)
そうですねぇ、エスカレーターは便利ですよ。
なので、俺みたいな勉強しない生徒でも、そのまま行けたりするんですけどね。
(続けて微笑みつつ、首を回してごきごきと鳴らす)
ま、教室がわかっても、机がわからんので机は後で調べてみるといいと思います。
んー……ま、そんなところです。
先輩のこれからの運命は……ま、お楽しみ、ってところでしょうか。
(そう言うと、先ほどの先輩の青年から、自分との歳の差を考えてみる。
明らかに、一つではなかった)
さて、先輩……先輩、先ほど16歳って言いましたよね……?
なんで……俺と、生まれた年がもっと離れているんでしょう、ねぇ……?
(早速取れた言質を元に、小さく突いてみる)
>>250 【了解しやしたー】
>>251 本当に、全くそうだね。
本当に何があるのかわからない。
(半妖のゆえ再生が進んではいるが一度喪失した手足を考えしみじみとつぶやく)
前の学校にはなかったからなんだか新鮮だなあ。
面白いね。
運命だなんて大げさだね。
(軽く笑って興味津々といった様子で教室を覗き込む。)
うん……?
(何を言われているか分からずしばらくキョトンとして)
【途中で送信してしまいました続きをかきます】
>>252の続き
(しばらく意味を考えて黙り込み、)
……あ。
(理解に至ると同時に掌を叩いた。)
(だらだらと冷や汗が背を伝い、顔が仄かに紅潮する。)
うーん。
アハハ、自分の生まれ歳間違えちゃった、ゴメンネ!
(ごまかすように手をひらひらと舞わせて目を逸らし、教室をのぞくふりをする。)
>>252-254 【とりあえず前半部分ほとんど意味なくなったので、ぶった切ります】
いいえ、案外、面白いところで運命は繋がっていたり、します。
(むふふ、と小さくほくそ笑んだ)
自分の生まれ年を間違えた……へぇ。
じゃあ……今、俺が持っている二つの疑問を、納得できる答えで返してください。
一つ、先ほど自己紹介した時、何故自分の歳を言ったのか……学生であれば、十中八九、学年で年齢がわかるはずです。
だから、言う必要はないのに、何故年齢を言ったのか……。
二つ、何故自分の生まれ年を間違えたのか……。
暗証番号は、よく生年月日とかに使われたりします。
俺、インターネットでたまに会員制のサイトとか行きますけど、わかりやすいように生年月日にしていますよ?
自分のアイデンティティの一つである生年月日を、どうして間違えるんでしょう、ねぇ……?
(そっと、冷静に事実と推測を並べたてる。
どうにも、この謎が解けないと、信用できないになりそう、ということもあったのだが。
心にこびり付いた疑問を、とことん追求したいという欲求も、あった)
>>255 そういうもん?
妙に悟ってるのね。
ヤダな、なんかかしこまっちゃって。
生まれ年ちょっと間違えちゃっただけなんだしさ、ホラ。
(冷や汗をながしながら)
っていうかアレだよ?
サイト登録誕生日は一番やっちゃだめってどこにでも書いてあるよ?
私の暗証番号、適当な数字だしさ。
(ヒッシに言い訳をしながら何とか誤魔化そうとし……)
(そして高速回転する頭がいい殺し文句を思いついた。神妙な顔になる。)
いい?
ひとつ。女の子に年齢を聞いちゃいけません。
ひとつ。女には秘密が多いの。
わかった?
(いっそ胸を張って堂々と開き直る事にした)
>>256 ま、中学生で研究者をしている人も居れば、こんな悟った中学生もいる、ってことですよ。
(あはは、と笑って流した)
ふーん、生まれ年を間違っただけ……本当ですかねぇ。
確かに、サイトに登録するのに、誕生日じゃいけない、っていうのはあります。
そんな時は、生年月日を逆にするとか、他に番号を用意するでしょうね。
しかし、いざ生年月日にしてみると、すんなり通ることもあり……あんまり気にしている人はいないでしょうね。
それに……やらないですか、たまーに、アンケートとか、学校の書類で生年月日を書く奴。
あれで、自分で生年月日を書けない人が居るとは、俺には思えませんよ。
(しかし、神妙な顔をされたことで一瞬、驚いた表情になった。
そして、黙って反論を聞き……)
……年齢なんて、ほとんど気にしている人はいませんよ。
それに、秘密だといっても……学校で年齢を秘密にすることほど、一番怪しまれて仕方ないことはありません。
わざわざ隠す理由もわからない。
それと、別にどうでもいいならいいのですが……。
…………俺が、先輩を信じられなくなります。
なんなら、今すぐに職員室に不審者として突き出してもいいんですよ。
(最後に、半分脅しの入った文句を突き立て……やや、嫌悪感を露わにした)
【次レスでまた30分かかるようでしたら、そのレスで一度凍結をお願いしたいのですが、いかがでしょう?】
【こちらの予定としては……来週の水曜日なら、早い時間で、それ以外の日だったら、また22時半からになるのですが、どうでしょう?】
>>257 ふーん、そういうもんなのね。
(くすりと笑う)
まあまあ、別にたった今間違えただけだし、
そこまで突っ込まなくてもいいんじゃないの?
ほら、気にしない気にしない、ネ?
別に隠してないじゃない?
○○年3月17日日生まれ B型
スリーサイズ……はいわなくていいか。
津田菘。
それにどうせこれから職員室に行くんだから。
逃げも隠れもいたしません。ね?
(苦笑いをしつつ最後に手を広げて笑ってみせ)
(身体を翻して職員室のほうへ歩き出した)
【遅れてすみません】
【凍結は控えたいので最悪破棄でもかまいません】
【失礼いたしました】
>>258 ……たった今、間違えただけでも、それが意味あるものならば……疑いたくもなりますよ。
……ま、いいでしょう。
「今は」これ以上深く突っ込みません。
ですが……後々、何かあるかもしれないことは、覚悟してくださいね。
(そう言うと、そのまま馨も、先ほどと同じように津田先輩を先導しながら、職員室へと歩いていった。
心の中に、拭えない汚れが、一つついたままだけれど)
【そしたら、これでこのまま〆、ってことで】
【うーん、なかなか時間取れずに済みませんでした……】
【明日また早いので、今日のところはここまでで失礼しますね】
【お相手ありがとうございました、失礼します】
>>259 【付け足すのも蛇足なきがしますのでこちらもも
>>258で〆で】
【途中お待たせしてしまって申し訳ありませんでした】
【お付き合いいただきありがとうございました】
【以下空室です】
【失礼します。ロールの再開に、場所をお借りいたします(一礼)】
【
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/otaku/5556/1272463105/757より】
(先輩がシャワーを使っている音がする間に、自分も着替えることにする。
リビングの奥、階段を上がると軽く濡れたウィンドブレーカーの上下を脱ぎ捨てて――
たいして私服を持ち込んでいるわけでもないから、選択の余地はあまりない。
ブラックジーンズにグレーの長袖Tシャツ、白とグレーのチェックのカッターシャツに着替える。
首元にかすかにハートのブローチを下げた銀のチェーンが見え隠れしていて)
(リビングに戻ると、シャワーの音も止んでいる。
先輩のコーヒーと自分のマグも新しく、熱々のを注ぎ直してテーブルにおいて勧めて)
雨の時なんかは助かるんで、ここを使わせてもらってますから。
日持ちがしないものは置いておかないんで、というか元から使わないんでミルクはありません。
お砂糖が必要なら出しますけど、僕コーヒーは基本ブラックなんで。
(上着はそちらにどうぞ、と壁のハンガーとフックを示してみせる。
エアコンが効いたこの部屋なら、帰りまでには多少乾くだろう)
靴も乾かしておきましょうか?
足先が冷えると特に女性じゃ大変なんじゃありません?
なんか家電集めが趣味みたいで、靴用の乾燥機もあるんですよ。
(更夜はくるりと、ソファの上で丸まってなんでもない、と尻尾だけ不精に振って見せて)
(キュロットスカートから伸びる生脚から少し目をそらして)
それと…もう怪我は大丈夫ですか?
特にかばうような動きもしてなかったから平気なんだと思いますが――
余計なお世話だと思いますけど、きょうだいでそういう関係ってどうかって思いますよ。
まして先輩にはれっきとした王子様もいるわけですし…
(本当はもう少しシリアスに話に入るはずが、前回会った当主の別れ際の言葉を真に受けて、
妙に顔を赤くして、目線を逸らしながら最後はもごもごとどもる。
ちゅーして添い寝してもらって回復したのだろうか、当主の言葉を完全に誤解したまま、
軽口にしようとして果たせず、中途半端な表情のまま、あいまいな言葉を口にして)
【それでは今夜もよろしくお願いいたします】
>>262 ありがとうございます。いただきます。
(視線をあげれば、私服姿の彼がいた)
(そういえば、そういう服装は見たことがなかったかもしれないと記憶をさぐると同時に、
首元でちらちらと見えるそれを見つければ、そのようなものをつけるタイプなのかと少し意外に思った)
(それか、もしかすれば大事なものなのか、だ)
……いいえ、私もコーヒーはブラックで飲むので。砂糖も、不要です。
(勧められたハンガーに上着をかけさせてもらってから、テーブルに戻る。
そのままガラステーブルの前に正座すると、両手をマグに伸ばした)
わざわざ、注ぎ直してくださったのですね。ありがとうございます、あったかいです。
(両手に持ったマグの中身にふー、と息を吹きかけて冷ましながら、思わずひと息ついてしまう。
寒いのが苦手な自分にとって、やはりこの温かみは良いものだった)
靴――は、大丈夫です。少し、その靴の乾燥機というのも気になりますけれど
せっかく貴方も、落ち付いたところなのですから……。
(また立たせるのも忍びない、と首を振ってからマグに口をつけようとしたところで―――)
………怪我は、大丈夫ですが、―――きょうだい、で、……?おうじさ、ま……?
(マグを両手でもったままに、きょとんとした表情で水鏡を見る)
(口をつけようとした一歩手前でとまっており、上目に彼の顔を見上げて、首を傾げる様は
少し滑稽といえば滑稽だったかもしれない。不思議そうな、少し間の抜けたことになっており)
なにを、仰っておられるのですか?
……ぜったいに、なにか、――ヘンな誤解をしておられます、水鏡さん。どうして、そこで顔を赤くするのですか?
(す、と目を細めて不思議そうに首をかしげたまま、赤くなった彼の顔をじっと見つめる)
【こちらこそ。今宵もどうぞ、宜しくお願い致します】
>>263 いえいえいえ、折角ですから。帰りも濡れた靴じゃ冷たいでしょうし。
(視線を避けるように、玄関脇のクローゼットを開いて靴乾燥機を取り出す。
突き出た突起に靴をはめ込むようにして、スイッチをいれておく。
こんなもの見たことはなかったが、この場合には便利だよな、と努めて冷静になろうとしつつ)
そ、その、当主さんが(キョウ、とは呼びにくくてなんと言ったものか、中途半端な呼称になってしまい)
自分が一緒にあんなことやこんなことをすれば先輩はすぐに回復するようなことを言ってたものですから…
(ソファにどうぞ、とリビングに戻りつつ、落ち着つけ、自分、と言い聞かせて)
王子様のほうは、ほら、後輩さんがいるじゃないですか。
いいひとがいるのに、おにいさんとそういうのってちょっとどうかと…
(それでも全然冷静にはなれず、ついそんなことを口走る)
(更夜は助け舟を出そうともせず、面白そうな表情をくりっとした目に浮かべて、
二人の顔を見比べてソファに寝転がったままで)
まあ、僕の口出しすることじゃないですけど。
(自分のマグを取って、ソファの対面に座ると鼻先をつっこんで、コーヒーを啜る)
あれが本当の≪弐式≫なんですね。
この間は無茶してすいません。
(そこは座ったままだったが頭を下げて)
なるべく穏便に済ますつもりだったのに、つい朱羽さんに乗せられちゃって…
っていうのも言い訳です。あんなことになるとは思ってなくて…
(当主のプライベートに踏み込むつもりも、先輩に狼藉を加えるつもりも自分としてはなかった。
それが免罪符になるとは思っていなかったけれど、自分なりの事情を説明しようと試みて、
やっぱりうまくいかなくて、困って頭をガリガリ掻いてから、もう一度深く頭を下げて)
>>264 (ありがとうございます、と礼を述べてから扉の先に見える靴乾燥機を興味津々に見つめる)
(その間にコーヒーを一口飲めばほどよい苦みと香ばしい香りがふわっとひろがってきた)
……一緒に、あんなことや、こんなこと―――?
後輩さんが、いるから、当主とそのような………、ん――、ああ、なるほど、そういうことですか。
(そこまできいてようやく彼女の中で納得がいったのか、ふっと僅かに笑みを浮かべる)
(それから逆に首を傾げて、じぃと見つめて)
いいえ。口出しすることじゃない、だなんて。
……それで、当主からは具体的にどのようなことをすれば、私が回復するのだと
教えられたのですか?ほら、もし機密にひっかかっていたら――貴方にきちんと誰にも言わないように
お願いしたいものですから。それに……、その、どこまで知られているのか、と。
(急にそっと目をそらす)
(表情はあまり変わらなかったものの、――まるでてれているかのような素振り。
だが、彼女はもちろん分かっている。当主が、おそらく、彼をからかったのだろう、ということが)
≪弐式≫について――お話し、していませんでしたから、ね。驚かせてしまったかと思います。
無茶については、怪我……させてしまったであろうこと、こちらが謝らなければいけません。
そして貴方は別に私に謝る必要は、ないと思いますけれど。
あなたはただ、貴方の目的があってそうしただけで、私も私の目的があってああしただけです。
…………間違ったことなんて、していないのでしょう?
(目をそらしたまま、ではなかったが彼を見てもいなかった)
(視線はガラステーブルの方におとしたまま、淡々と言葉を吐きだしていく)
>>265 (思わずコーヒーをむせそうになる。
恥じらい?を見せる先輩の姿に、こちらのほうが慌ててしまって)
こ、この話はここまでにしておきましょうか。
そ、添い寝をすれば一発で元気にとか…
(それでもついあらぬことを口走って、余計な口を聞かないようにぐいとマグを傾けて、
喉を通る熱さに思わず顔を顰めて)
それじゃ、お互い様ということで、いいっこなしにしましょうか。
怪我は僕、いつものことですし、もう治りましたから。
(いつものように淡々と語る言葉の意味も、今は少し分かる気がする。
「自分で選んだことだから」と、本当に危ない場面になるまでは、夾はでしゃばったりはしなかった。
それでもなお自分のせいだと思い込むのは、ただの驕りだから)
間違ってるかどうかは、今のところもう一つはっきりしないんですが…
あそこで、ちょっと素敵な女性にもお会いできましたし、色々当主さんともお話できましたし…
(今更深入りするな云々もないだろう、とそのあたりは素直な感想を述べる)
(更夜は起き上がると、ちょこちょこと葵の足元に歩み寄って、
すりすりと素足にまとわりつき始める。ふかふかの首筋を押しつけていって)
(その様子を見ながら、ベージュの濃淡のついたカーテンを見やって)
少し本降りになってきたみたいですね…お腹が空いてれば何か用意しますし、
まだしばらくは雨宿り、してましょうか。
(マグをガラステーブルにおくと)
明日も昼間はバイトがあるだけで別に部活があるわけじゃないですし、僕のほうはゆっくりしても構いませんが先輩は?
(紫に会ったときに詰問されるように休部のことを言われたのもあって、
今回は自分で先手を打ったつもりで、それも正直に言うことにして)
>>266 添い寝――ですか?
(そんなこと、できるものならしてもらいたい。
そんな風に一瞬思ってしまった自分を心の中で殴っておいた。ボコボコにである、ボコボコ。
自制が大事であるのも分かっていたからここでにやけるわけにもいかないし、夢見てにやけるのもむなしい)
……兄妹で添い寝をすることは、だめなことでしょうか。
それに、例え好きな人がいて、義兄さんと添い寝くらいなら許されないのですか?
(だから、もちょっと水鏡の反応をみることにしてみた)
はい。貴方が私を許してくださるのなら、そのようにしていただけると幸いです。
実際、迷惑の面で申し上げるのなら、朱羽を含めて私の方が、……ですから。
むしろ、巻き込んでしまったことに対しての謝罪をこちらがするべき、でありましょう。
(こちらもコーヒーを慎重に一口飲みながら、ふう、と一息つく。
喉を通りすぎてお腹にあったかいものがたまるこの心地、そして美味しさに思わず、のひと息)
(けれどすみません、とは言わなかった。言ったらきっと、彼もまた「すみません」と言ってくれるからだ)
――素敵な、女性?
当主とは大変面白いお話をなさっては、おられたようですけれど。
(からかわれたらしいことを「楽しいお話」と表現したが、腑に落ちないのは素敵な女性だ。
朱羽のことを表現する皮肉だろうかとも考えて、首を傾げたりして)
(足元にきた更夜の首をとりあえず撫でて、わしゃわしゃとする)
(本当は抱きあげたいのだが、やり方がわからない。
まして、基本何故か動物に懐かれない彼女は、抱きあげて嫌われたらどうしようとかいう懸念もあった)
―――本当に。
これでは、しばらく止みそうにありません、ね……。
貴方がいいというのであれば、もうしばらくここにいさせていただけると、幸いです。
私の方も、特に明日の昼間は大したことは何もありませんから、……大丈夫、だと思います。
それにしても、――部活、土日もあるのかと思っておりました。いつも、熱心に部活にうちこんでいらっしゃるから。
(小首を傾げて)
>>267 (一瞬揺らいだ表情の後、こちらを追い込むようなセリフを投げつけられて)
それは…その…お兄さんとはいえ義理だし、こう、僕らぐらいの年齢になるとあの、
男女の差というかですね、同衾はちょっとどうかと思いますけど、それぞれの事情というやつもあり…
(好きな人がいて、の言葉にちょっと微笑ましくなりながら、無理矢理それを押し込めたために余計に微妙な表情になり、
顔をひくひくさせながら、しどろもどろに誤魔化すに留めておいて、
最後は結局なにも言えなくなって、マグにまた鼻先を突っ込んで)
(ぴょん、と膝元に更夜は何の遠慮もなく飛び乗る。
撫でてくれた指を短い舌でちろっと舐めると、ひざの上で丸くなって、脚をふみふみして、
すっかりくつろぎモードに。目で「もっと触ってもらって構わない」と訴えて、
ほかほかの小さな体を抱え込むように、膝の上で丸くなって)
穏やかな表情をした、巫女装束の女性です。
先輩みたいな長い黒髪で――なんでもお義兄さんのかつて親しかった人だとか。
何か聞いてませんか?それとまだお替わりはありますから、よかったらコーヒーをもう一杯、どうです?
(自分としては本題に入る前に、疑問に思っていることを問いかけてみることにして)
部活は…ちょっと僕の事情で、今はお休みしてますから。
ここの家賃を払うのにバイトの時間もできるんで、それはそれで都合がいいんですけど、ね。
気持ちの整理がついてから、また部のほうには顔を出そうと思ってます。
(もう自分では辞めたつもり、と言うのは止めにした)
この間の研究所の件、紫さんにちょっと話してしまって。
(終わったことでもある、データも自分が押さえているこれ以外は流出のしようがない。
軽く胸元のブローチを握るように抑えて)
色々諭されて、説教みたいなのもされちゃって。
それ以来、部活は自粛してるんですけど…いつかまた、みんなと一緒に体を動かしたいなって。
(今はまだ、無理でも。いつか。そんな風には考えられるようにはなった。
迷いは残してはいるものの、目は逸らさずに先輩の方を見て)
(マグを鼻先につっこむ様子をじっと見ては内心でにやにやするという非常に趣味の悪いことをしながらも
表情はほとんど変えないまま、軽く肩を竦めてから)
別に、唇を重ねるわけでもなければ、情を交わすわけでもありません。
(尻尾があったら、相手をこうして弄っていることに満悦でこの女の尻尾はゆらゆら揺れていることだろう)
(膝に飛び乗ってくる更夜に少し驚いたものの、
まるでこちらを許すような仕草や視線に目を細めて、丸くなった彼の頭を撫でる。
こうして動物と戯れるのは、ほぼ初めてに等しい。
――彼が特別だからだろうか。きっとこの子は誰にだってこのように懐いてくれるのだろう)
……巫女、装束。
(だが、そこで更夜を撫でていた手がピタリと止まった)
なるほど――、ああ、不知火の力、ですか……ようやく、納得がゆきました。
それゆえに、朱羽はあなたを……なるほど。――私も、その方は存じ上げております。
(また、ガラステーブルの方に視線をやってから、
次にゆっくりとマグを差し出して、是非にお願いします、とおかわりを催促した)
(本当は、「辞めるつもりで辞めると言ったのだが、部活側の行為で休部になっていること」も知っている。
自分が小さくなったあのお祭りの夜に、聞いた話だ。
風のうわさできいたのだがと、真実を問い詰めることも考えたが――今は、やめた)
そうですか。
……そうでしたか。
(こちらにむけてくる視線に返すように自分もまっすぐと見つめ返す)
研究所の件を紫さんに話したというのは、……個人的には聞かなかったことにしておきましょう。
それにしても、……諭されて、説教された、ですか。
大方ではありますけれど、どのようなことを言われたのかは想像がつきます。
(少し残念そうに見えたのは気のせいだろうか?
それでもその言葉にほっとして、ようやく肩の力を抜く。
更夜を撫でる先輩の表情は落ち着いて、穏やかに見えて――
知っている人だと聞いて、眉が跳ね上がって、マグを受け取ると自分のも持ってキッチンへ。
お替りを注ぎながら考え込んで)
失礼な質問だったら答えなくて構いませんから。
当主さんの生涯の伴侶未満だったあの人は、どういう人なんですか?
(慎重な表情を浮かべて、マグを差し出してからソファに腰掛ける)
まあ、うじうじするなって、一言で言えばそんな感じです。
あれで紫さん、けっこう親身になってくれることもあるんですよ。
言い方はすごいきついですけどね。
(撫でられて更夜は気持ちよさそうに目を細めて閉じて、
じっと大人しく膝の上で、ぬくぬくする体、触り心地のいい毛並みを丸めていて)
夜乃刀、先輩が完全に従えてるわけじゃないんですね…
一度壊れてから乱用しないようにしてるのは、そのためですか?
(大方の事情は察することが出来る、というよりこの身をもって知っている。
それでも本人に確認が取りたくて、目でも問いかけて)
別に失礼な質問と言うわけではないのですけれど、
――それは、私がお答えできる質問ではありません。生涯の伴侶未満。
そのままです。そうして、見てお分かりになったかと思いますが、巫女さんです。
(ありがとうございます、とマグを両手で受け取ってから二杯目に口をつける)
(その間、黒の瞳は一度も水鏡を見なかった)
……言い方がきついのも、まあ、そうですね。
しかし、貴方にはお優しいようです。あの御方――私には全くと優しくないのに。
(改めて撫でる手を動かしながら、ふう、と仰々しく息をついてみせた)
ですけれど、その様子であれば――そのお説教とやら、も、貴方の心に響いたと見えます。
……私は、組織の人間ですから、
私には、貴方が思い悩んでいる感情というのは、正直によく分かりませんけれど、
それでも、あまりふざぎこんでいるというか、うじうじしている姿は見ていてきついものがありますから。
(良かったです。そうつけくわえて、また一口)
――そうですね。その件に関しましては、その通りです。
私は、“正当適合者”ではありませんから……嫌われるのも、致し方ないことです。
ああでも、このお話はどうぞ内密にお願いたします。
(目で問いかけられれば、目でも応える)
(だが、その瞳はどこか冷たい色を宿していた。
どこか脅しをかけるような、そんな色だ――言外に、「決して誰にも話すな、さもなくば」と)
お約束、していただけますか?
(そうしたが、そのあと急に、ふっと目を伏せて)
……特に、太一朗さんには、言わないでください。
(黙って自分のマグに口をつけて、言葉を吟味する。
分かりました、の返事の替わりにあとはもう、聞かないことにして)
よっぽど僕、情けない顔してるんでしょうか。
(思わず自分の顔を撫でてみたりして)
都ちゃんにも久遠さんにも、あやうく説教されるとこでしたよ。
(「うじうじしてる姿は」と言われて流石に堪えて、それでもなんとか表情をとりつくろって)
(続く言葉にはマグを置いて、冷えた目線を正面から受け止めて)
多分僕、今話題に上がった紫さんのこと、朱羽さんあたりが聞いたら喜びそうな情報も知ってます。
でも、それは紫さんが僕を信用してくれて話してくれたことですから、僕だけのものです。
(みんなそれぞれに、吹聴してほしくない事情もある。
≪深凪≫だってそれは同じことだろう。そこは分かるから)
誰にも口外しないと約束します。
(目を伏せた先輩から、こちらも一度目を逸らす。
当主の気持ちが少しだけ、分かった気がする。
心を配ることと、過保護にすることは違う。先輩の選んだ道なら――)
もしまた、先輩がああなってしまっても、次はもっと上手く止めて見せますから。
なるべくならああいう無茶がないように、僕も気をつけます。
(うつむいた先輩の髪に少し見とれて、それでもしっかりと見つめながら)
これでも少しは役に立つんじゃないかってうぬぼれてますから。
(最後は冗談めかして、ハッタリをきかせて大きく出て見せる)
それと一つだけ、できれば朱羽さんに頼むから寮に押しかけるのだけは二度と勘弁してくださいって伝えてくれます?
僕が直接言うと、なんだかんだ弄られそうで…言いにくいんですよ。
【ごめんなさい。眠気がどばっと大量に押し寄せてきて、睡魔の大群に呑まれそう、で】
【申し訳ないのですけれど――さ、再度凍結、お願いできますか?】
【了解しました。次回で締めまでもっていけるんじゃないかと僕の方では算段しています】
【土曜日とか日曜は先輩の予定はどうなっていますでしょうか?本当にキツければ後で避難所に伝言でも置いていただければ確認します】
【土日は恐らく、夜からなら空けられると思います】
【水鏡さんが20時以降に都合のよい時間があれば、教えて頂ければ、幸いです】
【算段についても同じく了解です】
【それでは、すみません……お待たせしてしまいましたのに、先に睡魔に負けてしまって】
【今日も、とっても楽しかったです。お休みなさい、水鏡さん】
【それでは土曜日20:30を目安に再開でお願いいたしたく】
【今宵もお付き合いいただいてありがとうございました、腹の探りあいもとても面白かったです】
【お疲れ様でした、おやすみなさい、媛先輩】
【これにてスレッドをお返しします】
>
ttp://yomi.bbspink.com/test/read.cgi/erochara2/1286468068/453より (乱暴に頭をなでられて長い黒髪がくしゃくしゃになる。くしゃくしゃになったのが
髪だけじゃないところがたまらなく悔しかった。
拓兎のいうとおり、この言葉をくれるのも別に優しくしているつもりではないとする。)
(――なら、なおさら嬉しいじゃないか。冷静に判断して、気を遣っているわけでもなく
こんな言葉をくれる……すごく、安心できた。それがたまらなく、悔しい。)
…………それ、質問の答えになってない。
(拗ねたようにいう、わかってる。そもそも他人に聞くことじゃない彼のいうとおり価値を見出している場所が違う。
――やっぱりわからないものは確かにあった。)
(じゃりっと踏みしめた土が音を立てる。)
あの…………ソレだと台所周りに拓兎のすべてが隠されてることになるんだけど?
――――むぅ……馬鹿かも知れないけど、そこまでじゃないもん
(そう簡単に何もかもが変わるわけじゃない。拳を交えて何かをやり取りしても、拓兎が自分の好意に感じてることを
話してくれたとしても。
褒められて、撫でられればどんなに乱暴でも嬉しいし、目の前のこの男のことをもっと知りたくなる。
自分の好意が本物だと信じてもらえるまで。だから――)
ていっ
(赤いそれが見えると同時に拓兎の顔向けて拳を突き出した。加減はそれなりぽかすか殴られたお返しだ。)
そこは周辺地図を当たってみないとなんとも。
取り扱ってるものを詳しく見たわけではありませんから、なんともいえませんけれど……
確か骨董品にかかわってるところだった気がします………と、了解いたしました。
(何事もなかったかのようにシートに腰を落ち着ける。スカートではないから翻る心配はせずに済むが
この季節、この格好でバイクに乗るのは寒そうだと思った。)
(――――そしてそこに着いたわけだが。失念していたことがあったことを自室のドアの前に立って始めて気づく。
ぎぎっと油の切れた人形のような動作で拓兎のほうを振り向き、それから自室のドアノブに手をかける。)
――すみませんが。ちょっとだけ待っていってください
(それだけ言うとわずかに扉を開け、ひとまず自分だけ中に入る。
自室の中で見たもの――それは散乱した書類だったり、脱ぎ散らかした衣服だったり。ただそれでも台所だけはこぎれいにしてあって
――というのもただ単に食事は全て外で取っていたので使う場面がなかっただけなのだが。)
(ココのところ忙しかったとはいくらなんでも女の子としてこれはダメすぎる取り急ぎ、部屋の掃除を始めて――
しばらく別に施錠したわけでもないのに散乱した衣服やら、散乱しているなりに中途半端にまとめてある書類などを手早く整理して
ひとまずクローゼットの中に突っ込んでおく。)
(PCは使うからつけておいて、それから飲み物――冷蔵庫の中にペットボトルしかないんだが?牛乳を買い置きしてたらえらいことになってたかもだけど。)
(とかなんとかやってから拓兎を迎えに玄関へ――――)
【ロールの解凍にお借りします。】
【本日もよろしくお願いしますねぇ】
(確かに、これは質問の答えとしては不十分だろう)
(直接的にそんな問いに答えを出せるほど達観はしていないのだ)
(だからいつだって、はぐらかすし、適当なことを言う)
(言いたいことがあれば言うけれど、言いたくないなら黙っておくしかないのだから)
俺の秘密は108式まであるのだぶぉっ!?
いて、いてて。やめろ馬鹿。
(引き続き適当なことを言っていると鉄拳制裁された)
(相互理解とは難しい。本当の事ばかり言っても駄目だし、かと言って冗談ばかり言って)
(いると言葉が軽くなる。その匙加減が未だによくわからない。本当の事を言えば結局)
(断絶するしかないということが、薄々わかっているからだ。ならこれは単なる引き延ばしか?)
(単車を駆って夜の街を疾走する。切り裂いてゆく風か冷たくて心地よい)
(彼女の愛を受け入れて、けれど結局わかりあえなくて、互いに傷ついて終わる結末を描きながら)
(つい先日まで住んでいたアパートを見ると、柄にもなく感傷に浸ってしまった)
(勝手知ったる足取りで一階にある彼女の借りている部屋の前まで来て―――)
………。
(たぶん、急いで掃除しているんだろうなと漠然と察しつつ、時間の流れに身を任せる)
(さて、どれくらい経過したことか。ちょっと追い詰められた感のある永久が出てきたので)
(慣れた足取りで部屋に上がる。間取りは以前住んでいた部屋と変わらないが、家具が違うので)
(雰囲気も多少違っている。特に何かを指摘したりつっこんだりはしない。その程度の思いやりはある)
話の続きだが、そうだな。虚影会の目的……いや、目的はもうわかってるんだったな。
具体的に何をしているのかについて話そう。世界を滅ぼす為に、この街で何をしているのかを。
この街で奴らは、穴を開こうとしている。地獄とか虚数空間とか、そんな風に言われている世界への穴を。
(居間に通されて、腰を落ち着けて話を再開する)
(それにしても、改めて世界の破滅だのなんだの口にすると、本当に荒唐無稽だった)
【ロールにお借りします】
【ああ、今夜もよろしく】
(――――気づいている。拓兎の視線を見てそう思った。だって仕方ないじゃないですかといいたい。
語るに落ちるのでこのまま何もいわれないことを祈ろう。ついでに見落としがないことも祈ろう。
とりあえず視線がそれたのでクッションを渡しておく。)
(白の生地に黒い斑点模様……所謂牛柄のソレを拓兎のほうへ。
やわらかさといい、デザインといい、丁度いい大きさといいお気に入りの一品だ。)
――なんだか大昔の≪奏≫みたいなことやってるんですね。
異界だなんて………
(力を、それもより強大な力を求めるもののやることは同じということか。
もしかしたらこの町がこんなにも異形や異能が集まるのもそういうもの達が集まった結果
力を求め続けた結果かもしれない。)
高次元への門ならば私の額や両目にありますねぇ、あははは。
(笑いながらそんなことをいう。≪奏鬼眼≫こそ大昔、それこそ数え切れぬほどの以前に
力を求めた結果としてたどり着いた、異界の力を利用する方法なのだ。)
(≪界門≫――高次元への門であり、高次元から取り入れたエネルギーをこの次元で活用するための機関であり能力。
それを宿し、様々な効果を発揮するのが≪奏鬼眼≫だ。)
――…………で、あの工場跡――鬼が出てきたあの場所ですけれど、私たちが出会った場所です。
あそこに拓兎がいたのも≪虚影会≫の動向を探るためだったんですか?
(そのこと自体はいまはどうでもいい。この話をするのは――)
………ああいうことが起こる場所が≪虚影会≫の手が入ってる、もしくは狙ってる場所と思ってもいいでしょうか?
自然発生する穴じゃあ、向こう側から妙なのが偶にくる程度だがな。
…ふむ、つまりここじゃない何処からか力を引き出す為に自己改造やら
近親間での結婚を繰り返して、その≪眼≫を手に入れたわけか?
あ、いやすまない。話が逸れたな。
(不意に出たその話はとても興味を惹くものだったが……)
(のんびりと世間話するのはまた今度でいいだろう)
(渡された牛柄クッションを尻に敷いて、あの時のことを回想する)
あの工場の近くには、小さな穴があってな。そこを俺が封印を解いて穴を拡張したってわけだ。
鬼が湧いて出たのは、それが原因なんだ。
結構前なんだが……駅近くの公園で十何人か死んでたって事件があっただろ。
アレも俺がそこの記念碑に封印されてた鬼だかなんだかの怨霊を解放したからなんだ。
(それについては弁明も何もない。単なる事実。あの頃の自分はそれを進んでやっていたのだ)
(破壊と殺戮の日々を回想しながら、一欠けら程度の罪悪感を感じるが、それも空腹に掻き消される)
大方の連中は「大量に人間を殺す為」にそんなことをしたのだろうって考えているが
それは副次的なものだ。派手に暴れながら建物を壊したり、地脈の楔を破壊して流れを変えたりして
この街の霊的エントロピーを臨界まで到達させて、その力と十三人の契約者の力を合わせて
巨大な穴を開くつもりだったんだ。この世界を、奈落に落すためのな。
(自然発生することもある異世界への穴とは比べ物にならない巨大な穴を人為的に)
(発生させて、この世界の境界を崩壊させる。それが起これば少なくともこの星の法則は一変して)
(地球から知的生命体と呼べる存在はいなくなると言われていた。それがプランAだと説明する)
……腹減ったな。晩飯食べてないし。
何か食わせてくれ。
(空腹に耐えかねて、そんなことを言い出す)
(身体を動かした後なので、グーグー景気良く腹の虫が鳴っている)
≪奏≫のご先祖様から言わせればとても神聖な行為をして手に入れた力だそうですが……
そうですね、こちらの話は今みたいに似たような方法で≪虚影会≫が動いている
そんな気がしたときに小出しにする程度にしておきます。
(話の打ち切りに同意すると、拓兎の話に耳を傾けて――)
穴から合わせ鏡………へ、怨霊や、鬼を利用して――いえ、誘導装置にして世界そのものを?
ふむ……となりますと、いくつかこの町に存在しているはずの門が狙われてるはずですね。
それそのものといわずとも、そこを利用して…………
(唸り声を上げる――≪深凪の式≫や≪瑞谷の水龍≫なんかもそれを引き起こすものに当たるのだろうかと
考える。≪アンジェラ・トルーマンの魔女として一部≫は――ダメだ候補が多すぎる
それもその多くはあの学園に結びついてしまう。)
(――そして、自分の罪を話している様を冷静に観察してみたところ。
ある結論が浮かんでしまった……あくまで自分の価値観だが。)
なるほど、そうやって拓兎は逃げてるってことなのかな…………?
(自分の罪をどうするべきかわからない弱さから、姉を殺してしまった自分から
認めているつもりで、認めて欠片ほどの罪を感じているくせにそれが大きくなるのを恐れているのか。)
(その考えを口にして、胃が収縮する音がソレをかき消す。
――次にでてきた要求は当然のものであるが、それにある答えは「ミネラルウォーターとお茶どっちがいいですか?」であり
もう破れかぶれで肩をずらして「今晩の夜食はわ・た・し・♥」とかやるべきなのか。)
(っていうかいい加減道着を着替えよう自分。と妙にずらしやすい衣服をみて思った。)
今、何もなくて…………買いに行ってきますのでリクエストがあるのならばどうぞ。
その前に着替えたいので、トイレか脱衣所に篭ってもらえますか?
(普通は逆だが着替えを取り出すためには、クローゼットを開けなければならないわけで。
そんなことをすればあれとかあれとかそれとかが雪崩れるに決まっているわけで。)
狙われている、だろうが。今はわからないな。俺が抜けて、火炎魔人が死んで……
プランBに切り替えたかも知れないし、俺の知らないプランを立てたのかもしれない。
どの道を通ろうが、最終目標が達成できれば同じことだからな。
(世界の破滅という大きな目標を達成する為の手段も道もひとつではない)
(だから漫画やアニメのようにひとつの計画を潰してハッピーエンドとはならないのだ)
(結局、向こうが目標を達成する前に虚影会ごと計画を壊滅させねばならない)
さあ、な。誰を殺そうと、誰を助けようと、俺は俺が納得できればそれでいい。
それが破滅だろうが、生存だろうが。俺は俺を納得させたいだけなんだ。
(そんな単純なことのひとつが、どれだけ足掻いてもできなくて)
(それでも生きているのは、やっぱり自分を納得させる何かを掴みたいからなのだ)
俺が悪いと思うことがあるとすれば、今まで重ねてきた屍の山が無駄になったってことか。
(浅ましいとは思うが、これが紅裂拓兎という人間なのだ)
(だから、これからも戦い続けて、屍を生み出し続けるのだろうと確信している)
……。
(部屋の構造からすると、居間の隣の閉ざされている部屋は寝室兼書斎だろう)
(ちなみに自分はそうだった。そこに男性を招き入れるのは流石に躊躇われたのだろう)
コンビニで何か買って来るから、それまで着替えて茶を入れておけ。
あー、くそ。引っ越しなんてするもんじゃないな。
(適当に悪態をついてから腰を上げて、一度部屋を出る)
(徒歩でも三十分もあれば近所のコンビニエンスストアに辿りつく)
そりゃ……今の拓兎じゃ無理だと思います。納得するのに一番重要なものが抜けてますもの。
私がどれだけ貴方のことを愛していても、貴方のお姉さんが貴方をちゃんと愛していても……結局それがないと
納得なんてできるはずないですから。
(けれどもその反面、そうしても仕方ない闇をいくつも抱えている。
指摘したところで意味なんて感じない、刃を突きつけて何もできないでただ痛みを感じているさまを眺めていることくらいか。
なにか掴んだところでソレをつかんだのが自分ならば、と納得はしないんじゃないか?)
拓兎って………何よりも自分のこと嫌いじゃない?
前に言いましたよね、「誰からの愛があればいい」って――私は「私からじゃダメなのか」とか言いかけました。
いわなかった理由がちょっとわかりました。多分、拓兎に一番必要なのは自分自身からの愛だと思う。
じゃないと、納得なんてできないよ………私がそうだもん。
(≪奏宗家当主第五十二代奏鬼眼継承者≫その肩書きを得た自分はその自分自身に納得がいってない。
鬼の体を持たず、誰かによりかからなければ何一つ為しえず、ソレをよいことだと割り切れない。
ため息が漏れた、一度部屋を出た拓兎は………「一度部屋を出た」になるのだろうか?)
(それとも「価値観が違うな」と見当外れを指摘しに戻ってくるのだろうか………)
(拓兎がコンビニにいくのを申し訳なく思いながら、これ幸いとクローゼットをあけ中を軽く整理。
さらにシャワーで軽く汗を流し、Uネックのシャツに着替え、寒くなったのでその上からトレーナーを着込む。
下はホットパンツというラフな格好で髪を乾かし)
(外は寒いだろうからお湯を温めて、かろうじてあったほうじ茶を入れることにした。
拓兎は戻ってくるのだろうか?などと考える、一度逃げられてるわけだし。と苦笑が浮かんだ――)
……確かにそうだけどな、どうしろって話だよ。
俺は自己愛すらない人間なのか?困ったものだ。
(白い月が見下ろしている帰る途中の夜道で、独白する)
(自分を納得させたいが為に色んなことをして。けれど、何一つ確かなものなど)
(掴めなくて。それは自分自身への愛の欠如が原因なのだと指摘された)
……どうでもいいけどな、今は。
(冷たい表情で一応の結論を出す。今はまだその結論しか出せない)
(違う結論を出すには、違う結論を出す為の材料が必要だが今はまだそれはない)
戻ったぞ。
この時間だと大したものは残ってないな。茶は用意してあるのか?
(コンビニ袋からおにぎり、サンドイッチ、ソーセージ、ポテトチップス、まだ熱い肉まんや)
(フライドチキンを取り出してテーブルの上に並べてゆく。弁当はいい物が残っていなかったで諦めた)
で、話の続きだが……
プランBは、堕天使に欠損因子を食わせて天使に昇華させて、天界への門を開かせるって話だ。
最終審判を早めて、この世界を終わらせるつもりらしい。今の人類に天界の光を浴びて肉体を保てる
可能性は、敬遠なる教徒も含めて零だそうだ。つーか、一神教徒の伝承にある天界とは違うらしいな。
(天界の門を開いて出て来るのは「神と呼ばれることもある超越的なナニカ」であって、それは決して)
(人類を祝福する為の存在ではないのだそうだ。最も、神様には興味が無いので話半分に聞き流していたが)
それで、だ。今あの連中がプランBに取り掛かっているかと言えば……多分違う。
そうでなきゃわざわざ俺に牽制攻撃なんてしてる暇はないはずだ。
俺に構ってる暇はあるけれど、それほど忙しくない程度の計画に変更したのかもって思ってな。
(最早魔王と契約者たちが何を考えているかなど五里霧中だ。けれど、何かをせずにいるほど呑気なわけではない)
(ポケットから折り畳んだ地図を取り出してバッと広げる。この街の地図であり、あちこちに○や書き込みがしてある)
この地図には俺がいた時に壊した塚だの古墳だのの位置をチェックしてある。
記憶が曖昧だから、正確さには自信がないが、この辺から調べていけば何かあるのかも知れないって思ってな。
奏家なら人海戦術も使えるだろう。何もないならそれでいいが、もしあったなら知らせてほしい。
俺自身も最近足使って調べているが、何かあっても下手に触れないでほしい。
【ふと思ったけど、居間にテーブルとかはあるのだろうか?】
【特に描写がなかったので、あることにしたけど】
(拓兎を迎えるは少しだけ暖かい空気。
少しだけ早いとは思ったものの、寒い中外にでてくれるというのだからこれくらいはしておこうと
暖房のスイッチを押しておいたのだ。)
お帰りなさい、ほうじ茶で大丈夫だった?
他のとなるとペットボトルのお茶になるけれど…………あ、コレでいいなら熱いから気をつけてね。
(中々タイミングのいいときに戻ってくるな、と思う。もどってきたんだな……と感じる。
手早くすこし熱めのお茶を湯飲みに注ぐと拓兎に差し出して)
ふむり……?
ああ、拓兎もこのおにぎり好きなんですか?中々いいですよねぇ
(と袋から広げられたおにぎりを指してそんなことをいって、それから話の続きを聞き入る。)
………ふむ、ということは、です。
プランAにしろBにしろ、どちらを行っているか≪虚影会≫に動きができればわかるということですね。
どちらも現実的には程遠い話ではありますけれど……
では何か動きがあれば拓兎の耳に入れようと思いますので、どちらかを行っている可能性がある場合はすぐに折り返してください。
それで、今後の行動方針を決めるべき、ですね。
(目下にあるのは拓兎が調べた所謂≪遺跡≫の位置。さらに自分の調べた骨董屋――拓兎が出かけている間に調べた――の位置を書き記す。
そして近くの画廊、もしくは絵画に関係する場所などを書き記して――)
第一に、やはり≪虚影会≫がなにをしようとしているか、その全容を明らかにするべきですね。
端的な情報しかないにせよ、0じゃありません。拓兎の記憶の中にあるものがどれほどのものか、わかりませんけれど
それも頼りになりますし、時宮さんも一度こちらを襲撃してきています。
言動から察しますと、少なくとも彼女が離反したとかで計画が変わったようではないみたいですけれど………。
拓兎に構う明確な理由があると楽………なんですけれど。
(そんなことを呟きながらペンを回し、小器用に片手でおにぎりの封を破る。)
【と、書き忘れですすみません。】
【問題なしでありますっ!どっちかというと私が忘れてただけなので、助かりましたっ。】
んぐんぐ……コンビニで売ってるおにぎりって妙に美味いよな。
パリパリしたノリの触感が食欲を増進させていると思うんだが。
(むしゃむしゃとおにぎりを齧りつつ、夜道での真剣で冷たい表情の余韻など)
(億尾にも出さず、むむむっと眉を寄せた。別に不味かったわけではない)
程遠い?その認識は甘いな。現に、最近妙に妖魔が増えてるのは穴が開きつつある
影響だしな。全部が≪虚影会≫が原因とも言えないが、遠因のひとつではあるだろうし。
何より、だ。奴らは本気でやるぞ。その為に必要なら、な。
(何せ、ついこの間まで所属していた己自身が言うのだから、これだけは確実だ)
(フライドチキンに齧りついて、唇をギトギトした油で光らせる)
んふ……契約者は見つけ次第抹殺の方向で間違いないだろう。
計画の内容はともあれ、やつらも自分の足を使わないとならないのは間違いないしな。
まー、向こうには空間使いがいるから、追跡するのは困難だろうが。
(あの空間使いの少女の顔を思い出す。何かと縁の深い相手だったが……)
(結局、同じ立場に居る彼女とすら相互理解は不可能だったのだと実感した)
あの引き籠りが俺に構う理由は、単に気に入らなかったから、じゃないか?
あと、この地図コピーしておけ。手分けしないとならないからな。
(あの女のことなど理解などできないが、それでも思いつく理由はそれくらいしかない)
(これでこの件について共有すべき情報は、ひとまず打ち止め。あとは動きながら考えよう)
んで?どうする?さっきの話の続きでもするか?
俺はもう帰って明日に備えてもいいんだけどな。
キミが納得するまで付き合うのも、悪くはないが。
(どうでもよさそうに言って湯呑に唇をつけほうじ茶を啜る。口の中に残った油を流しこむ)
(永久が納得する答えなど出せないことは、理解しているけれど。向けられた誠意と愛情の)
(分くらいは、彼女と向き合わないとならない。魚肉ソーセージをパクっと食べる)
韓国海苔とかいろいろありますよねぇ、私はしっとりしたのも好きですけど。
あと俵型とか形もいろいろありますよねぇ。
(むぐむぐ、とおにぎりを咀嚼、飲み込んで、喋るを繰り返しつつ。)
んー………甘く見ているつもりはないんです。むしろ大規模なことを身近なところでやっているわけですから
好き勝手やらせてはいけない人たちだという認識はあります。
ただ…………そんな根気のいることができるなら――と思わないでもないです。
変なところで力はいってるな、って。
(世界を破壊するために必要なAとBのプラン……それを可能とするにはかなり個人個人での努力が必要なはずだ。
それを実現させる気があるなら、もう一度世界と向き合うことも全然可能なんじゃないかと思う。
目の前の人はそうしているわけだし。)
拓兎はそっちの方向でかまいませんよ、私は助ける方向で動きますけれど。
ふむふむ追跡は困難、と…………”透見”でも無理ですかね?
念写みたいなものなんですけれど――――
いや、うん………拓兎だね。
(料理を教えたり、一番身近だった異性がそれだけで動くと思っているのかと思うと少しだけ同情したかもしれない。
気に食わないというのは本当かもしれない。けれど“単に”ではないだろう
どちらかというと“同じ立場にいるはずの違う道を行く拓兎が”気に食わないならまだ納得できる。
自分に食って掛かってきたわけも。一応説明がつく)
それじゃ、一度この地図お借りしますね………明日辺り、学園で変えそうかと思います。
(そういえば、最近、学園いってなかったなーとハルたちの顔を思いつつ
サンドウィッチに手を伸ばしパクパクと食べ始める。意外と野菜がしゃきしゃきしているから侮れない。
意外との領域は出ないのだが。)
いや、ちょっと拓兎に言って気づいちゃったもので………私自分のことあんまり好きじゃないなーって。
多分、拓兎になにされても納得しない気がする、私。
けど………ん〜
(顎に手を当てて考える。自分がなんで足りないかを、足りないままでいたくないのはわかっている
けれど………と考えこむ。)
けど、拓兎のことは好き。納得はしないけれど、今のところはなにされてもいいってくらい。
【すみません、大幅に遅れましたっ】
魔王という後ろ盾があるからだな。
あの方について行けば大丈夫だと、思えてしまうんだろう。
(きっと、やり場のない憎悪や悲しみに方向性とそれを成す力を与えてくれた存在に)
(対して陶酔し傾倒しているのだろうと確信する。まさしく自分もそうだったから)
最初に言っておくが、助けるのは無理だぞ。
……ジョセフ・ジョースターが三部の頃にやってた念写か。
ん……試すだけ試せばいいさ。
(魔王の加護を持つ契約者を念写した場合どうなるのか、予想できない)
(発散する強力な魔力が追跡を容易にするのか、妨害するのか、それすらわからない)
……なんだろうな。極論するなら自分の最終的な味方は自分しかいないのに。
どうして嫌ってしまうんだろうな。嫌いだからって捨てることもできないのに。
(そう言えば、自分が名前を捨てたのは……やはりそういうことだったのか)
(赤村拓巳は自分を憎んで紅裂拓兎になって、けれど紅裂拓兎は自分のことを好きではなくて…)
(すっと、目が半眼になるのを感じる。瞼が急に重くなってしまった)
そうか。俺もキミのことは好きだな。人を見る目が無いって点を除けば、だが。
……けど、なんだな。結局キミは、俺にどうして欲しいんだ?
愛を向けて欲しい?心も身体も繋がりたい?束縛したい?独占したい?
(なにをもって愛の証とするのか。それがわからない)
(人が人を求めるのは寂しさを埋めるためだが、それは何処までいけば埋まるのか?)
【気にしなくていいよ。眠いならまた凍結するか】
【置きレスで〆るか、どっちでも構わないよ】
(何とかならないか、とか。何とかしたいな、とか
そんなことばかりを考える………自分の力は「癒し」それしかできないのだから
魔王以上の癒しになることはできないのだろうかと考える。)
無理でも何でもやってみる。それが私ですから………
三部以降は大活躍でしたよねぇ、隠者の紫。(しみじみ)
……やっぱり未知数か、そうですねなんでもやって自分が納得できる方向を目指します。
(その前に関連する画を手に入れなければ透見できないのだが。)
多分、自分の一番の味方なのに自分の一番の敵だからだと思う。
最終的な問題として立ちはだかるのはいつだって自分で、その自分はいつだってその問題に対して無力だから。
無力でいたくない自分が反発しちゃうんだと思う。
(ため息混じりに言葉を出す。「自分が嫌いだ」という言葉を紡ぐたび、何かおかしなことになっていく気がする。
そして拓兎の眼が細くなった――――)
眠い?
…………愛を向けて欲しいよ。心が繋がったらとても嬉しいし、体が繋がったらがんばろうって思える。
拓兎の気持ちを独占して、私に縛り付けられたら――なんて考えないわけじゃない。
でも一番して欲しいのはそれを拓兎自身が決めて欲しいってこと。
(膝を抱えて腰の辺りを軸に前後に体を揺らす。それで………ぼーっと考える。)
……わかんないことだらけだね。けど、うん………わがまま聞いてくれる?
えっとね、何もしないでいいの。ただ………今夜は帰らないで。今夜だけでもいいから。
一緒に寝てくれると…………嬉しい。
(言葉に出してから不安が押し寄せてくる、右だけの視界でその姿を捉える。
左で、その生命力を捕らえる――)
【眠くはないですっ、ちょっとしたミスがありまして………申し訳ないっ】
【えっとそれでは〆の方向にむかいませうっ】
……それでも人は時に分不相応なことに手を出してしまう。
戦わないとならない。抗わないとならない。
無力であるってことは、何の言い訳にもならないから……
まーあ、俺の場合は、いつだってやってること、空回ってるけどな。
(口に出すのはいつだって取り留めのないくだらない言葉ばかりだ)
(人はいつだって無力で、無力でいることを自分に許してしまう)
(けれど、最大の敵も確かに自分自身だから、無力でも戦わないとならない)
……なんか色々面倒になっただけだ。
(この世界は憂鬱なことが多い。できる事など何もない)
(それでもやらないとならないことがあるから、戦っている)
(それが何の役にも立たないどころか、自分の為にすらなっていない行為でも、だ)
(だから、途方もない徒労を感じてしまった。まだ投げだすつもりはないけれど)
キミの思うような愛情が、俺の中になかったとしても?
(人を愛する事は、多分できるだろうと思う。けれど、奏永久が望んでいるような愛情の)
(示し方や繋がり方は、多分できない。やっても、ただの他人の真似でしかないから)
…何もしないし、何もできない。
猿真似でよければ、なんでもしてやるけどな。
好きにしたらいいさ。寝室はあっちか?
(腰を上げて、彼女の腕を取る。異性に対する愛情の示し方なんて知識でしか知らないが)
(行き場を無くした子供のようになってしまった彼女を、放ってはおけない)
(眼の前の子供を見捨てられないのは、自分が見捨てられた子供だからだろう)
【じゃあ、もう少しだけ頑張ってみよう】
それで、時々疲れちゃうんだよね………それもものすごく。
あのさ、多分迷惑だと思うけど――それでも疲れちゃったりとかしたときは、私を頼って欲しい。
こんな私が一番貴方の戸惑わせて傷つけてるんだと思うけど………
それでも、私………貴方の役に立ちたいから………
(理解したいから、心を繋ぎたくて――だから)
うん、今私の望みどおりにいって………一番納得しないのは多分私。
拓兎のため何もできていない…………私。
何でも…………
(寝室にの声でコクリと頷く、導かれるままにそこへ足を踏み入れる――
自分の部屋なのに見知らぬ場所にいるような感覚。
その中で腕をとってくれたその手だけが、その手の暖かさだけが愛おしく、とても安心できた。)
拓兎………
(名前を呼ぶ、そしてから彼の体に腕をからませてぎゅっと力をこめる。
キス以上には及ばない表現ではあるけれど、自分がしてもいいと思える精一杯の愛情表現。
だから抱きしめる腕に力をこめて、「好きだという気持ち」をこめた。)
(寝室に入れば二人で使うにはちいさなベッド、その上に淡い色のシーツが買った布団が乗っかっている。
こんなことなら干しておく時間くらい作るんだった、と拓兎の手をとったまま布団のなかに身をいれ
拓兎を上目で見つめる――少しの羞恥心が頬を赤く染めるが、照明の少ない寝室でそれがわかるかは定かではない。)
……すごく、迷惑です。
(そろそろ発言に捻りがなくなってきたなと思いつつ二人で寝室に入る)
(普通なら、マトモなら――胸躍る一大イベントなのだろうが、今の自分には)
(観客もいないのに道化芝居を演じている錯覚しかない)
理屈捏ねてもどうにもならないな。
やっぱり恋愛は感性か。
(或いは、本能か。それらの部分にずっとストッパーが掛かっているのは、理解している)
(それを外す鍵を握っているのは、誰なのか。自分自身なのか。それすらわからない)
(見捨てられた子供が、世界の片隅で二人寄りそっている)
(ぼんやりとした脳味噌が、そんなことを考えている)
(いつまで子供でいればいいのか。いつまで子供でいるつもりだろうか)
(見捨てられた子供は、大人になる前に死んでしまうのか)
………。
(紅いコートを脱いで、少女の横に滑り込むようにして入る)
(頭の下に腕を入れてやって、抱きしめるような体勢になる)
(少女の甘い体臭に包まれて、それでもざらついた奇妙な感覚が安らぎをに)
(包まれる事を認めない。脳裏を横切る炎の幻影が、安らぎに浸ることを許さない)
(――結局、夜が明けるまでずっと眠らずに過ごした)
【そして俺は眠い!俺の方はこれで〆ということで】
【一足先におやすみ】
【ありがとう。ゆっくり休んでくれ】
(大人は面倒だ……ふとそんなことを考える。面倒な嘘や手順にそって動かなければならない
それに振り回されるだけの子供でいることのなんとも楽なことか。
頭の下に敷かれた拓兎の腕は筋肉がついて逞しく、奇妙な硬さを感じさせる。
その胸板に額を擦り付けて、眼を閉じる――右目にしか宿らなかった光が完全に閉ざされる。)
(視界が闇に閉ざされたぶん、額に擦りつけた胸板の感触が、耳の下にある腕にめぐる血流の脈動が確かに感じられる。
近くから感じる拓兎のにおいは、そこに拓兎がいることが感じられてすごく安心する。)
(まともじゃない彼を愛するということの難しさ、何をすればいいのか、なにを認めさせればいいのか。
その後で自分の元から離れていく彼を自分は見送れるのか――
ネガティブなことも考えれば彼を理解することができて彼に理解してもらえるなんて甘ったるい、ポジティブなことも考える。)
(そんな先にある結果を考えることをやめてこの安心感に身を委ねるのは直ぐで――)
(――その安心感を与えてくれる拓兎が眠らなかったなどと考えることなんてできなかった。)
【ハイ、こちらも〆でありますっ。】
【眠いなかのお付き合いありがとうございました。】
【お休みなさいませ、よい夢を〜】
【コレにてスレをお返しします。お疲れ様でした。】
【以下空室です。】
【ロールのため、お借りします】
【葛森利香さんとのロールにお借りします】
【避難所の答えなんだけど、書き出しお願いしてもいいかな?】
【妹さんのキャラが少しでも掴めたほうがお互い書きやすいかと】
【昨日の時点で頼んどくべきだったのに、ごめんね?】
(人気のあまりない昼の裏山)
(人の溢れている繁華街とは異なり、そこには人がいるはずもない)
(無論、山の入り口も例外ではなく、そこに歩いている少女の姿)
(手には買い物袋と自分のバッグだが、服装が巫女の衣装であるためその姿は少しだけずれてる)
はぁ……やっぱり人のいないところはいいな。
わたしのこと、変な目で見る人がいないし。
(衣装を除けばごく普通の買い物帰りの女の子だ。見た目だけは)
それに……
(そう言って、周りを見渡すと目をつぶって耳を澄ますように周りの声を聞く)
(彼女の大好きな自然の声がする)
この辺は自然が一杯であの子たちも嬉しそうだし。
(そう良いながら、楽しそうに歩く)
【という訳で、こんなカンジでお願いします】
【とりあえず、基本は姉が絡んでなければ普通の女の子です】
(人工的な意図のない、それでいて調和のとれた自然の声が少女の耳に届く)
(葉を染めた木々のざわめきに、冬へ備えて蓄えをちょこちょこ運ぶ小動物の足音)
(少し寒さの混じるものの穏やかな風が優しく髪を撫で、陽光が巫女を照らしていた)
……ーい
おーいっ
(と、その愛おしい世界とは異質な声が背後から迫ってくる)
(ばたばたと大きくなる靴音に動物たちは驚いた様子でそちらを見たが)
(普段から顔を見ているせいか、覇気のなさに無害と感じ取ったか)
(逃げる様子はなく、ぷいと顔をそむけてそれぞれの日常へ戻った)
やーやー、君の買い物袋から落ちたのが見えてさー。
君歩くの速いのだねん、正ちゃんびっくりだ。
(以前、彼女の荷物持ちをしたことのある痩せ身の青年が丸い果物を差し出す)
(すぐに声をかければ良いものを発売間近のギャルゲの列に並んでいたとか)
(手間取った末に抜けだしたら少女の歩みに遅れをとり見失ってしまっただとか)
(巫女服の女の子はどちらへ行きましたと尋ねて白い目で見られたといった)
(痛々しい情報を隠蔽しつつ、御木本正太郎は糸目を曲げてへらりと笑った)
お久しぶり、かな。
(追っている間は巫女服から推測する程度だったが、顔を見て確信する)
(間違いない。彼女こそ葛森利香の妹さん、ずっと気にしていた相手だ)
【承知しました、よろしくお願いします】
ふえっ?
(後ろから自分を呼ぶような声が聞こえる)
虫の声じゃないよね?
(そう感じて後ろを振り向くと、そこには一人の少年が走ってくる)
(以前に見かけたことのある少年)
え? えっ? 買い物袋から落ちた?
(そう言って自分の買い物袋を確認する。確かに果物が一つ足りない)
(少年が持っている果物が)
あ、えっと、ありがとうございます。
(そう良いながら受け取る。何処で落としたのかを考えながら)
へっ? あっ……
(久しぶりという言葉を聴いて誰だったかを思い出した)
そういえば、以前にあったことがありました。
荷物を持ってくれた方ですよね。
(もう一つ、思い出すことは風説の流布に「利用」した少年だ)
お久しぶりですね。そう考えると。
あの時に限らず、今回もなんて……二度もご迷惑をかけてすみません。
いやいや、迷惑ってわけじゃないよー。
果物に感謝しないといけないくらいだ。
前に会った時も、こんな感じだったよねん。
(ぱたぱた手を振って受け流すと、照れくさそうに頭をかいて軽口を)
(なにせこれから、もっと手間のかかった顛末を話すつもりなのだ)
(これくらいで恐縮されていては話が進まなくなってしまう)
せっかくだから、また荷物持とーか?
山道で二つも提げてたら重いでしょー。
僕も散歩は好きなんで、歩きたくて。
(そう、彼女の風説から転じて知った姉妹喧嘩のことだ)
(和やかに会話しつつ、歩きながらでも妹さんに確認しないと)
(こうやって一緒に散歩しながら友好的な雰囲気の中で……)
(一緒に散歩、だと?)
いやなにー、この前僕に忠告してくれたよね。幽霊が出るって。
そのお礼と言ったらなんだけど、面白い噂話を仕入れたんだ。
ぜひ君にも聞いてほしいなと思って。
(ゲームの中では数々のヒロインを射止めた御木本であったが)
(現実世界では彼女いない歴=年齢の典型的なオタクである)
(意識すまい意識すまいと念じつつ微妙に視線を泳がせながら)
(どうにかこうにか言葉を絞り出し、可愛らしい巫女さんに問いかける)
いえいえ、このくらいだったら大丈夫です。
何度も荷物持ちをさせるのは、いけないと死んだ姉も言っていましたし。
(そういうと、よっこいしょっと鞄を持って)
それに、山道で合流する「お友達」も手伝ってくれますので。
(ちなみに「お友達」とはただのお友達ではないのだが)
(が、この状況では特に関係はないだろう)
ええ、幽霊というかなんというか、所謂「化け物」の類かと。
まぁ、都市伝説かもしれませんが。
(あくまで目の前の少年が一般人であると考え話を進める)
(「幽霊」はあくまで風説。だが、風説が広まれば他の組織が動くと踏んだのだ)
へ、へぇ、それは興味深いですね。
(少しだけ表情がにごる)
(何か嫌な予感がしたのかもしれない)
聞かせていただけませんか?
少し興味があります。
(もしかしたら、姉がまたやらかして、自分の首を絞めたのかもしれない)
(そう思うと、少しだけ興味があった)
そう言うのが気になる中学生ですし。わたしは。
(どうみても、中学生の体つきや身長ではないが)
お姉さんは賢明だー。
荷物持ちを装ったナンパなんてものもあるからね。
ああ、僕は違うよ! 信じてね!?
(このとーり無害ですからと節度を保ち、人一人分隙間を空けて歩く)
(おかげでずるりっと昨夜の雨で濡れた葉で滑ることになったのだが)
(転ばなかったのは見栄と根性、はたまた日頃の散歩のおかげだろうか)
ええ、中学生だったの!?
君も僕と同じくらいかなーと思ってたんだ。
……て、そーいえばお互い名前も知らないのだよね。
そこの学校の高等部2年、御木本正太郎って言うんだ。
(写真を見せられた時から違和感を持ったが、やはり彼女は大人びて見える)
(中等部と間違ってひんしゅくを買った姉とは正反対だ、養分を吸われたのだろうか)
(――あまり言うと毒蟲が飛んできそうだ、彼女相手にプライバシーなどないに等しい)
ああ、それで噂話だったね。
ちょっと突飛なものだから信憑性はないんだけれど。
実は……君が教えてくれたお姉さんの幽霊。
そこらで見かけたって噂が立ち始めてね。
(気付かれないようほんの少しずつ、歩幅を小さくしながら小声で話し始める)
(隠匿すべきと考えている、恐ろしい事態に遭遇した一般市民のような語り口)
(早足のままだと万一の時にイニシアチブを取られる。のんびりのんびり歩いて)
僕も、会ったんだ。お姉さんの幽霊。
お化けだってゆーのに――銃まで構えてたんだよ、ね。
(緩急を突けるように話相手の少女の斜め前へと足を伸ばすと、振り返って小首を傾げた)
あはは、意外としっかり者でしたから。
他人には気をつけなさいってよく言われましたよ。
(ちなみに、次女ではなくて長女のことである)
(次女の利香が言うはずもないので)
皆に言われます。高校生じゃないかって。
(体つきは高校生ぐらいだろう。身長もそれなりにある)
(まぁ、彼女は彼女でこの体つきでいやな目で見られるのが嫌いなのだが)
あ、そういえば、わたしは葛森って言います。
(あえて、姉妹共通の癖なのか、名前のほうは名乗らない)
へぇ、そうですか。「化け物」の噂話にが立ち始めるなんて。
まぁ、この辺は不穏な噂が多いですからね、きっとお坊さんとかが退治してくれますよ。
(その言い方には棘を含ませる)
(あえて、その噂の対象を「化け物」と呼ぶ。彼女にとっては「化け物」だから)
そうすれば、わたしも心が休まるんですけど、今のままじゃ夜に買い物へ行くのも大変ですから。
……えっ?
(その瞬間に足が止まる)
……け、拳銃を持つ幽霊なんて珍しいですね。
そう言う幽霊には本当に困ります。早く退治する人がいないとお話になりませんからね。
わたしも、幽霊は怖いですし。
やーやー、最近物騒な事が多いからねー。
でも、君自身は他人を強く拒絶できるか心配だにゃ。
ちょっと話しただけでお節介かもしれないけれどー。
それだけで、優しいし気配りできる人って感じたから。
(そんな彼女が姉の存在自体を拒んでいるという事実に胸を痛めつつ)
(話題に出ていた姉は葛森利香ではなく、写真のもう一人の事かと推し量る)
(口ぶりも表情も、それほど憎悪する相手の事を語る人間のそれではない)
("しっかりした"姉がいてなおこれほどまで仲が引き裂かれるとは――)
うん……やっぱりそーなんだ。
"お姉さんの姿を借りた"お化けも、葛森って名乗ってたよ。
もっとも、化け物とゆーよりは小さくて可愛い姿をしてたけどねん。
銃だけじゃなく蟲まで従えてて、ほんとーに怖かったよ。
(現れ出た負の感情の端に少し反論しつつ、大袈裟に頷いて同意もした)
(姉側に立っているわけではないが、全面的に君へ追従するわけでもない)
(そんな意思表示をして、立ち止まった近くにあった切り株へ腰を下ろした)
それで、ここからはもっと突拍子もない話なんだけれど。
まあ面白半分で聞いてくれないかな?
僕は、お坊さんじゃないけれど霊やら妖やらにちょっと縁があってね。
(切り株も雨を吸っていたのか少し湿っているが、腰を上げることはしない)
ところがそのお姉さんたら、自分が死んだとも認めないのだよね。
姉妹喧嘩の途中だから死んでも死にきれない、なんて言って。
どーして喧嘩するんだいって尋ねたら、台座で殴られて立ち去られちゃった。
(目線を低くし、すぐには動けない姿勢で妹さんを威圧することのないよう話す)
(責めたいわけではない、たんこぶにすらならなかった傷より確かめたい事がある)
ね、葛森さん。あの噂は僕の同級生も耳にしてるんだ。
もし同じように"お姉さんの霊"に遭って、痛い目を見る人がいたら大変だ。
どういうことかちょっとだけ、教えてくれないかな?
まあ僕じゃ頼りないかもしれないけれど、霊に関してなら普通の人よりは力になれるかもしれない。
【度々遅くなって申し訳ない、先にタイムリミットを聞いておいていい?】
【のんびり書いてる間に眠くなった葛森さんを待たせていたら悪いから】
姿形で「化け物」を見分けるなら、普通の人は苦労しないでしょう。
可愛い姿はそれだけで人を油断させるのに役立ちますし。
都市伝説もきっと生まれてません。その前に警察が出張りますから。
(あくまで認める気はない。知っているその「正体」を)
実際にお姉ちゃんは死んでますし、生きていたらそれこそ姉の皮をかぶった「化け物」なんですよ。
(そして、次の言葉を吐き捨てる)
もし、そんなのがわたしの目の前に現れたら、絶対に殺してやる。
(先ほどとは違う口調で)
へ、へぇ。面白いですね。
もしかして、超能力者さんですか? それだったら興味があります。
姉の話は勘弁してください。そっちの方が面白そうですし。
(話題を逸らそうとするが、その言葉はぎこちない。利香とは違いストレートな物言いだ)
……
(話を聞いて押し黙る。正体が確実になる)
(姉だ。利香という名の)
何を教えろって言うんですか?
死んだ人間の事を引っ張りまわして楽しいんですか?
あの事でお姉ちゃん2人を失って! 一番苦しいのはわたしなんですよびっくり
(沸点が低いのか、彼女は目の前にいる少年を怒鳴りつける)
利香お姉ちゃんは死んだんです! 今、そっくりな人がいても、それは化け物です!
それ以上でもそれ以下でもありません。
(感情を出さない利香と異なり、彼女は怒りの感情を前面に押し出している)
【ふむ、1時半くらいがリミットかも】
ふふ、確かに容姿を差し引いても銃口を向けられた時は青ざめたね。
僕がやっつけた異形を面白半分で写真に収めたりしてさー。
それでいて、記事にするとか〆切を守るとかコミカルでびっくりだ。
(葛森さんは――葛森の末っ子さんは自らの強い恨みを)
(姉と正反対に隠すことなく、どこまでも純粋にぶちまけてくる)
(あまりの豹変ぶりに、異形の気配がないか疑ってしまったが)
(現れ方が違うだけで彼女の持つ素直な性質故かもしれない)
いやー、僕はあんまり楽しくないかな。
せっかく出会えた美少女さんに怒鳴られてむしろショックだよ。
そう、正ちゃんこう見えて超能力者だからね。
武勇伝をどどーんと自慢したいんだよーほんとは。
あはは、男ってバカだから女の子の前じゃすぐかっこつけたがるんだ。
(表現の仕方も反するなら、その度合いも見事に対照的)
(あまりに強い怒りをぶつけられ、肩が跳ねてしまったほどだ)
(とはいえ、無よりは強すぎるくらいのほうがとっかかりもある)
(大きかろうと、ベクトルが"ある"なら方向を変えられるかもしれない)
けど、葛森さん。
一つだけで良いから僕のお願いをきいてくれないかな。
銃で殴られたこの部分、見てほしいんだ。
(あまり被害者ぶりたくなかったが、こうなってしまっては仕方ない)
(ひょいと頭を下げると共に、御木本は"超能力"を披露することにした)
(殴られたというエピソードと彼女の持つ姉への悪いイメージを基に)
(ほぼ消えている傷を、髪の上からでも見える醜い物に映そうとする)
(上手くいかなくてもまあ小さな赤いしみくらいは見つけてもらえるだろう)
君がこのままで放置すれば、こんな傷がもっともっと増えて行くんだ。
葛森さんの流した噂が原因で遭遇した人を、葛森の霊が傷つける。
その道に長けている人ならともかく、ただ好奇心で近づいた一般人もね。
それは決して、放っておいて良いことじゃないはずなんだ。
君は、話題に出すことすら嫌がるくらいお姉さんを憎んでる。
一方でその噂を流し、誰かの害される可能性すら作っている。
……広めた側としてこの矛盾を説明してくれないかにゃ。
信じてほしい、君の力になりたいのは本当だから。
じゃなきゃ今頃びびっちゃって、お姉さんにも君にも近づいてないよ。
(我ながらわざとらしく恩着せがましい演説だ、が相手は怒りで我を忘れかけている)
(となれば決して正面からぶつからず、味方なんだと仰々しく説いたほうが良いだろう)
(茶碗を投げられれば綿で抱えよ……投げ返さず、別の方向へ逸らさないと)
【わかった、あと1レスか1往復くらいかな。度々待たせてごめんね】
コミカルだろうが何だろうが、わたしには化け物にしか見えません。
どんな仕草があっても、どんな状況でも……
(許せない。何が許せないのか?)
(姉の存在が。生きている存在が。そしてのうのうと生きている利香が)
へぇ、一体何を見せて……
(そうして、彼の「傷」を見る)
(もし、利香であれば反応は違っただろう。だが、彼女は……)
あ、ああ……うぷっ……
(何を見たのかは分からない、いきなり口を押さえてよろける)
(吐き気を催したように)
ち……違う……
(そして、「優しい」彼女は)
違う違う違う違う違う!
(頭を抱えて首を大げさに振り回す)
利香お姉ちゃんは死んだの! あいつは、あいつは化け物!
噂を流したわたしには関係ない! わたしは、わたしはあの化け物を殺すために!
(意図的に間違った情報を流したことを口走る)
(だが、その様子は確実に何かが壊れている。先ほどの彼女とはかけ離れた存在が居る)
そうです。わたしには関係ない。
だって、「あれ」は化け物なんだから。他の人がどうなろうと関係ない。
そう、利香お姉ちゃんも言ってたっけ。
(先ほどまでの彼女は居なくなる。居るのは「復讐のための存在」だ)
【それじゃ、この辺で凍結を】
【そろそろ利香が舞台そででいそいそと弾を込め始めてます】
【ひぃ、貴重な正ちゃんの寿命がごっそり削られるうううう!】
【た……退場しないように全力全開で頑張ることにするよ】
【凍結了解しました、解凍はいつぐらいが都合良いかなん】
【平日でもこのくらいの時間なら大丈夫、金土だともっと長くできると思う】
【今日は緊迫感のあるロールをありがとうだよー】
【ちょっとわかんないかも】
【多分金曜か土曜の夜あたりになると予想してます。明日とかは無理だし】
【詳細は水曜日か木曜日に避難所に書き込みますので】
【わかった、それならもう少し早い時間からできると思う】
【葛森さんの予定が合わなければ、逆に遅くてもおっけいだよ】
【それじゃ避難所を見てるよーにするね。のんびり待ってるから】
【とー、あまり引き留めても悪いか。それじゃ今日はこの辺で】
【ありがとうございました、次回もまたよろしくお願いします】
【スレをお返しするよー】
311 :
名無しさん@ピンキー:2010/11/02(火) 01:59:15 ID:sX/wq3nt
二時
【ロールの為スレをお借りします】
【レスはもう少々お待ちください】
【スレをお借りします】
本スレ
>>5 ありがとうございます。
何かイレギュラーが無ければ、その言葉に甘えさせていただこうと思います。
(出血はほぼ収まっているが全身は未だに血塗れ)
(体力と魔力の消費量は多く、身体に力が入らない状態が続いている)
ただ、一つ忠言させていただきますが──いえ、止めておきます。失礼しました。
(『正義の味方』に『暇』など無いのではないか)
(力を持つ私よりも、力を持たない物を助けに言った方が良いのではないか)
(そんな、好意をむげにする心無い正論染みた強がりを)
(うっかり言ってしまいそうになったのは、この身体とこころに沁みついている「魔女」のせいだと)
(そう思うことにして、飲み込んだ)
それ以外の事を知らない、ですか。
私はそういうわけではないと思ってはいるのですが……
(夜空を仰ぎみて言葉を切ると、少しに間考える)
もともと、生命には生まれた意味も目的も、到達点もありはしないのです。
けれども私には、解りやすい意味と目的と到達点があったので、それにすがりついてしまっている。
貴方の「先輩」も、そんな感じなのではないのでしょうか。
(肌寒い風が傷口にしみるが、反応すれば気を使わせてしまうだろう)
(痛みを許容して意識の外に追いやれば、気まずそうに言葉を続けた郡を見て)
(こちらもまた気まずそうに、言葉を返す)
……「先輩」について話したくないのなら良いですよ。
無遠慮に踏み入るつもりはありません、から。
私も、似たような言葉を言う人間は見た事があります。
けれども彼らはまだ若いし、『人間』です。
彼らは彼らの幸福を優先すべきだと、思います。
今の私、あるいは私の前世とも言える「魔女」は自身の幸福に価値を見いだせなくなっていますから。
(思い浮かべるのはこの街で出会った少年少女たち)
(彼らは、彼らの思った通りにまだ戦い続けられているのだろうか)
なるほど。それで良いのだと思います。
貴方にとって、貴方や「先輩」、その他知人が
顔の知らない他人と区別がつけられるのであれば、そのままで。
手の届く範囲を守る正義の味方で、いてください。
それが、貴方と貴方の周りに人を一番幸せにすると、
私と、私の前世たる「魔女」は言っています。
(時折薄れそうになる意識は、自身に浸食を強めてきている魔女の仕業)
(意識を乗っ取られないようにと、瞳に力を入れながら言う)
【お待たせしました。では、よろしくお願いします】
>>314 あぁ、甘えろ甘えろ。
人の厚意は素直に受け取っておくべきだぜ?
………ん?なんだよ、途中で言い止められると何だかむずむずするな。
(何か言いかけた彼女の言葉に、不思議に思いながらも歩みを続けた)
(逆に厚意を押し売りしてるのではないかと、自分自身少し不安を覚えたが、
特に嫌がる様子もなかったので、そのまま背負い続けた)
……そっか、そういうもんなのかな。
俺からしてみれば、そうやって自分自身が何者か、何をするべきなのか…
自覚している方が羨ましく思えるけどな。
(生まれてきた意義や目的…そんなものを考えたことなどなかった。故に、この十六年間、
生きる上で悩み迷い続けてきた。それはほかの同世代の人間たちも同じだろう)
ま…、それも価値観ってやつか。
(そっと溜息をつく。やはり、自分自身の答えは、自分自身が見つけるしかないのだろう、と)
いや…別に話したくないわけじゃないさ。
(小さく笑ってしまう。言い淀んだのは彼女が察した理由とは異なるからだ)
アンジェラさんに失礼なこと言っちまったかな、ってそう思っただけだよ。
俺は、その「魔女」とやらがどういう存在なのか、よく知らない。
ただ……幸福っていうものは、案外そこらに転がってるもんじゃないのかな。
それが見えてないないってだけでさ。
俺は今の自分がとても幸福だとは思わないけれど、それでも幸せだと感じるときはある。
きっと、俺の周りにもまだ見えていない幸福ってのはたくさんあると思うんだ。
……ありがと。
そう言って貰えると、俺は、俺のしていることが誰かの救いになれてるんだって実感できる。
俺のしていることは無意味なんかじゃないって、確認できる。
(誰かに認められたい、そういう気持ちで普段夜の世界を歩いているわけではないが、
こうして誰かにそれを肯定されれば、嬉しくないはずがない)
大丈夫か?……もしかして、眠たい、とか?
(時々、声の強さが不安定になる彼女のそれを聞いていて、ふと尋ねる)
もう少し歩けば、そろそろたどり着くはずだと思うんだけど……っと
(再び彼女を背負いなおしながら、目的地へと歩き続ける)
【ああ、よろしく頼むぜ】
>>315 いえ、御気になさらずに。
貴方のご厚意を素直に受け取る事にしましたから。
(思えば、負傷して運ばれるのもこの街で二度目)
(恥ずべき気持ちもあるが、小さな不思議な嬉しさが心の中にあった)
貴方達の異能や命は、誰かの意図があって持たされた物ではないのでしょう?
ならば、それを好きに使えばいいのですよ。
その時々によって考え方も、大切な物も変化するでしょうから。
(優しく笑いながら、人にものを教えるような口調で言う)
(妙に年相応な事を言った郡に、ふと可愛さを感じて)
(なんとなく、媛名の事を「先輩」と呼んでいる事に納得できた気がした)
貴方のしたいこと、欲しいものを判断し、それに向かって行動すれば良いのでは──
なんて、偉そうなことを言わせていただきます。一応私も先輩ですし。
あら、失礼しました。
あまり二人の関係を詮索してほしくないのかな、などと勘繰ってしまいましたが。
(小さく笑われば少し慌てて、彼の背に俯きながら謝る)
ところで私にとって失礼、というのは良く解りませんが。
『青い鳥』の理論ですか。
確かにそうなのですけれど、やはり幸福にも種類と質の差があります。
何気ない幸福は、私もいくつか受け取りました。
努力や犠牲の必要な物は、基本的には受け取らないことにしているのですが……
まあ、そんなことは良いのです。
私も貴方も学園生なのですから、あそこにいる時ぐらいは遠慮なく幸福になっていたいですねえ。
(後者のある方向へとなんとなく首を動かしながら呟いて)
なら良かったのですけれど。
それでも、無意味になる事をあまり恐れないでください。
無意味かどうかなんて、本当にそれが解るのはいつか解りませんし。
理にかなってさえいなくても、その行為にこそ美しさがあると私の──
(──宿敵)
──知人も言っていましたし。
大丈夫です。
ええと──その。
(自分が思っていたよりもずっと、今の自分は不安定な状態らしい)
(そう思えば、急に胸に寂寥感と恐怖感が溢れだす)
(──自分が、自分で無くなる──)
(目的を上手する為に受け入れると、ずっと前に決めたはずなのに、今はこんなに怖い)
(思わず郡の背を強目に抱きしめてしまえば、指先を軽く震わせながら問う)
よろしければ、そう。
そちらの事情と心情と、生理的に問題がなければ、なんですけれども……
(怖い。みっともない。恥ずかしい。未練がましい)
(けれども、今、言いたい事がある)
(ほんの少しだけでも、自分を理解し自分と重なる部分のあるこの人に──)
私と、お友達になってくれませんか。
その、異能や異形に関する事以外でも。
(言ってしまった直後に襲いかかるのは、言いようもない後悔と恥ずかしさ)
(どうしてこんな下手な言い方しかできないのかと、悶絶しながら返事を待つ)
>>316 …そりゃ、そうだ。
好きなように…か。そう言われるとそれはそれで困るんだよなぁ。
(うーんと唸って見せながら、小さく溜息を零しつつ)
まあ、そうだな。結局のところは今まで通り、自分のやれることをやるだけ…かな。
いつか、その生きる意味や到着点が、俺にも見えるようになればいいな―――。
(照れくさそうに笑いながら、頷きを返す。今はまだ答えもそこに至る方法も知らないし、見つけられていない)
(だが、それこそが今この時点での自分らしい手段だとも思ったのだ)
あはは、サンキュ。アンジェラさん。
いや、気にしないでくれ。
そういうつもりはないけど「あんたは不幸なヒトだ」って聞こえたら、悪かったなと思ってさ。
俺は別にそういうつもりで言ったわけじゃないから。
ただ、もっと幸せになってほしい……そう思ったんだ。
(苦笑をこぼす。どうも、自分はこういう言葉のチョイスのセンスが悪い。だが、まあ、伝えたいことは伝わっただろう)
そっか。
でもさ、誰かの為の努力や犠牲って、その人に幸せになってもらいたいっていう気持ちがあると思うんだ。
結果、その人が幸せになれば、自身も幸せになれる。
…そう考えるから、そういう行動を取るんじゃないか。人間ってやつはさ。
(ふ、と小さく吐息を漏らしながら笑みを浮かべて)
だから、俺は幸せだぜ。俺の毎日が幸福に包まれているというわけじゃないけど、
俺は、俺の納得できるだけの幸せは掴んでるつもりだぜ。…いや、それ以上かもな。
夜の世界に首を突っ込んで、危険な目に遭ったり悲しいこともあった。けど…、それだけじゃないんだ。
こうして、俺がアンジェラさんと出会えたように。いろんなヤツと出会えて、その結果、良いこともあった。
だから、案外、この世界は冷酷なだけじゃなくて、暖かい幸せも確かに存在するんだと思う。
――へ?
(改めて言い淀む彼女の口から出てきた言葉に、一瞬あっけにとられる)
………そんなこと?
(そんなことと言ってしまえば、改まった口調で申し出た彼女には失礼かもしれないが、思わず口に出してしまった)
いや、そりゃあ、もちろん良いに決まってるだろ?
―――変なアンジェラさんだな。もちろんだ。
(くすりと笑い、その言葉にうなずく。友達、か。
夜の世界に首を突っ込んでから、そういう暖かな人間関係を築けるとは思っていなかった)
(今まで出会ってきた人間たちは、少なくとも利害関係を考慮した上で接することがあった)
(無条件で友達に、という言葉は、彼女がはじめてだった)
………よろしく、アンジェラさん。
>>317 不幸、ですか。
いえ、そういう風には取れませんでしたし御気になさらずに。
幸せになってほしい、という言葉には、
ありがとうございます、と返させて頂きます。
(随分と優しい人なのだと感じる)
(ただ、それを素直に受け取る事が出来ずに回りくどい言葉で返してしまう)
……なる、ほど。
そう考えたことはありませんでしたね。
(不意を突かれたかのように数秒の間をおいて、納得の言葉を返す)
(あの男が言っていた非合理的な話も、)
(人間のこのような感情と価値観から来ているのかもしれない)
そう、ですね。
それもまた事実ですから、そう考えた方が良いのでしょう。
私も、この街に来て、学園へ通って、
貴方や他の異能者の方々に合えて本当によかったと思っています。
(「そんなこと」ではない)
(お互いに常識外の力を持っているのならば)
(いつ、何のきっかけで常識外のトラブルが発生するか解らない)
(ましてや郡は一般人に近い存在)
(そんな人間と個人的な交友関係を持つなど、郡に危険が及ぶ可能性を高めるのみ)
(──と心の中では思っていたが、言わない)
(こんな快く承諾してくれた彼に、そんな己の弱さゆえの悩みを伝えるなんて失礼)
ありがとうございます。
そして、よろしくお願いします、郡さん。
(彼の背中の上で嬉しそうにほほ笑んだ)
(そうしているうちに、自分の住んでいるアパートが見える)
では、そこのアパートの103号室です。
鍵がこれで──あっ──
(突然スムーズに動いた右手)
(「アンジェラ」の意思を無視してポケットから鍵を出せば郡の手に握らせる)
扉の前──いえ、ベッド──扉──ベッド──扉──
──とびらっ──とびらのまえにっ!
(あと少し。あと少しだけ我慢すれば良いだけなのに)
(魔力と体力の激しい消耗から、『魔女』の支配と欲が強まる)
(「郡太一郎から体液を貰え」と)
とびらの……前に、捨て置いてください。
今日は……ありがとうございました。
(それだけ何とか言い終えれば、意識を失った)
【大変お待たせしてしまい申し訳ありません】
【「扉の前に下ろす」のならば、次のそちらで〆にしようかと思います】
【その他のアクションがあれば、もう少し続けようかと思います】
>>318 …さて、と。ようやくたどり着いたな。
(流石に30分も女性を背負って歩いていれば、足にきており、大きく深々と吐息を漏らした)
103号室だな。ああ、分かった。
(彼女を背負ったまま、その部屋を探して歩く)
(しばらくすれば、その部屋に辿り着いて)
………ん?
(これが鍵か、と握らされた鍵を受け取ると、彼女の言動に首を傾げる)
(疲れが出たのか、とでも思ったが、それにしてはどうも不自然だ)
……捨て置くって言われてもなぁ。
(やれやれとため息をこぼす。いくら自室の前とはいえ、こんなところに彼女ひとりを残すのも気が引けた)
(女性の部屋に入るのは忍びないが、どこか休める場所に寝かせばいいだろう)
(意識を失った彼女を心配に思いながらも、鍵で部屋の扉を開いた)
【それじゃ、もう少しだけお付き合いをば】
>>319 (扉の向こうには水道と、三つの扉)
(向かって左側の二枚の扉はそれぞれシャワーとトイレのもので)
(真正面の扉を開ければ居住スペースである)
(部屋には小さなテレビと、机とベッドとタンスのみがある)
(机の引き出しには全て鍵がかかっており、中の異能に関する書類を守っている)
……
(音も立てずに瞼を開いた時、アンジェラは既に部屋の中にいた)
(身体の痛みと喉の渇きで思考は塗りつぶされている)
(クルシイ。タスケテ。コロシテ)
(もし、声を出す体力があったのならそんな風に喚いていたかも知れない)
(おとぎ話にある様に、魔女は人間を食べる)
(否、『魔女』曰く全てを食べる必要はない)
(『彼』の首筋の汗を舐めとれ)
(『彼』の首筋に歯を突き立て、少量の血液を貰え)
(『彼』と接吻しろ)
(あるいは『彼』と××××──)
うぁっ──
(唾棄すべき思考に反射的に身体を震わせて、声にならない声を出す)
(「床に捨てて、早く帰ってください」)
(声が出たならそう言っていただろうか)
【今日はここで凍結したいのですが、いかがでしょうか】
【私は、今週は21時からならばどの日でも大丈夫です】
【それじゃ、5日の21時からでどうでしょうか?】
【了解しました。では、それでお願いします】
【本日はありがとうございました。次回もまた、よろしくお願いします】
323 :
名無しさん@ピンキー:2010/11/04(木) 00:21:34 ID:8aU5W8NL
寒い
【それじゃ、お疲れ様でしたっと。おやすみー】
【スレをお返しします】
【ロール再開のためスレをお借りしますよ】
>>55 にゃはははー、格好はまあ…この際スルーしてくれると嬉しいかなー?
(思わず苦笑い、本人は気にいって着てるつもりだが……何度か指摘されたことはあるらしい)
………ほう、お兄さんじゃない、と、
心意気はまあ、良いみたいだね?
それに………以前より確実に成長してきているみたいだねぇ………
当主としてもいろいろと頑張ってきているみたいだし、
(そしてくるっと自宅へと体の向きを変え)
……知りたいなら、入っておいでよ
あの子と向き合う覚悟が、本当にあるのならね?
(当主を振り返ることなく、マイホームへと歩を進める)
(拒絶もせず、本人の意思を改めて確かめるためか、玄関の戸を閉めて)
【では、今夜も宜しくねー】
(明るい、良い意味で気の抜けた笑い声を聞くと
どうにも季節感がない格好もマッチしてしまう。思わず襟元に手をやってしまったのは
そのこともあるんだろう。)
そう言っていただき光栄です。
私はまだ、頑張って知らなきゃいけないことが、覚えなくてはいけないことがあります。
ですから――向き合わせてください。
(引き返す最後のタイミングを告げるように閉ざされた戸に手をかける。
みんな頑張ってる。友人のため、自身のため、愛する人のため――そのためにすることは
そういう人たちが報われるためにできることは、おこがましいかもしれないがあるはずだ。)
愛華ちゃんと…………その過去と。
(前に進む敷居を跨ぎ、退路をふさぐように戸を閉める。
そして、"大家"さんの姿を探し、視線を投げる。どこまでも向き合うと語るように力をこめて。)
【はい、こちらこそよろしくお願いします。】
>>326 (――来たね)
(玄関直ぐ、和室六畳間で"大家"は当主の来訪を確認する)
お茶は用意してあるよー、それとも、牛乳のほうが良かったかなー???
(襖を開き、こっちおいでと手招きして出迎える)
(お客を出迎えると態度としてはどうかと思うが、どこまでもマイペースな様で)
―――で、どこから話そうかな?
あの子の両親の事?彼女に眠っている龍の事?
何でも聞いて良いよー、時間の許す限りはね
(居間は座布団2枚とそれを挟むようにテーブルがある)
(上方に大家は着席し、当主に着席を促す)
(そのうち愛華が迎えに来るだろう、その間に聞きたいことは存分に聞いていって貰おうと)
そうですね、愛華ちゃんがきたとき、のんびりとしたいときに
牛乳はいただこうと思います。私の好みまで把握していてもらえるなんて……
("大家"の対面で膝を折、腰を落ち着けると背筋を伸ばし、黒の右目と茶の左眼で見つめる。
膝の上で拳を作り、背筋を伸ばして胸を張って――)
(うっすらと微笑、頷き。)
光栄です。
そうですね、一番聞きたいことは………愛華ちゃんにこれから訪れるであろう危険、です。
それが彼女に眠っている龍のことであるのならばそれを。
両親と、事故に関することでしたらそちらをお願いしたいところです。
(時間は限られている。愛華ちゃんに聞かせるのにはまだ早い話もあるだろう。
もし聞かれても良いように需要な話は先に聞いておくべきだ。
すなわち…………瑞谷愛華の「危険性」についてまずは把握しておくべきだと感じる。)
それと、"大家"さんは私と≪奏≫を信用するに値する存在だと思いますか?
(それともう一つ問いかけておく。イエスにしろノーにしろ重要なこと
少なくともこちらは"大家"さんの協力がなければ、水谷についてなにも知ることができない。
瑞谷愛華の母との誓いにもかかわる。)
(だから、せめてどういうつもりでこちらに話をしてくれるのか知っておく必要がある。)
>>328 (着席を確認して入れたての緑茶を差し出す)
ま、そう畏まらずに………
(自分の分も用意して準備は完了だ)
………それじゃ、まずはあの子に眠っている"龍"の事を話しておこうか
"あの事故"の事だったらまた別になっちゃうからねー、
(間延びした声で、見た目いつもと変わらない"大家"だが)
(サングラスをかけたままの奥の目は極めて真剣である)
………んん、それは今後、貴方自身がそれを証明してもらえると嬉しいね、
もしあの子にとって危険な存在となるんだったら………ね?
(もう一度、サングラス奥の目で見つめる)
(さっきよりも、さらに念を込めて)
基本的に…………あの子が信頼しているようだから、聞いてもらってもいい、
そう思っているんだけど?
(最終的には愛華自身が判断しそれを実行すること)
(そんな彼女が信頼を置いているのならば、話す理由はそれで十分なのだと)
【トラブルで遅れてしまったよ、申し訳ない】
【いえいえ、どうしても今日は無理そうでしたらお早めにいっておいてくださいねぇ。】
あら、大事な後輩の子のことですもの。
少しくらいは緊張させてください。重要なこと…………なんでしょう?
(当主として凛とした雰囲気を心がけつつも
薄く笑みを浮かべて、"大家"の気遣いに応じ)
一番、危険なのはそれを狙う誰かではなく、愛華ちゃんの内に眠る力自身。ですか……
(少なくとも奏永久は"大家"の言葉をそう取った。
ただでさえ水を操り、その流れを自在に扱う力である能力。その危険がどれほどのものか測りかねなかった身としては
正直話してくれるのはありがたいと思った。)
"龍"こちらの伝承にも残っている存在ですよね。水谷は代々それを奉っていたとか……
目の当たりにした私の意見からすると蛟龍と見受けますけれど。
(奏に伝わっている微かな伝承、そして実戦で見た瑞谷愛華の力を統合して言葉を選ぶ。
サングラスの黒に覆われた瞳をじっと見て居住まいを立て直す。)
理解しました。愛華ちゃんのことは絶対に裏切りません…………貴方と一緒、です。
(今の言葉で理解したことは、この"大家"が瑞谷愛華のことを大切に思っているということ。そして
その意思を尊重したいと思っていること。
――サングラスの奥でなにを考えているのかはわからないが共通の「愛華のため」という理由があるのならば
それでこちらには十分な答えと受けた。)
話の腰を折ってしまってすみません。続けてください。
>>331 あまり堅くなりすぎても、気負いすぎて誤解しちゃうこともあるかもよ?
(当主を見据えてくすっと笑う、いくら新米の当主と言えど)
(いや、新米の当主だからこそ、もっとリラックスして聞いてもらいたいと)
………そうとってもらって間違いはないよ
このまま放って置くとあの子はいずれ「龍に食われ」かねないわけだから………
(テーブル下から少し古い書物と、ファイリングされた研究資料らしきものをテーブルに置いて)
"優奈さん"からあの子は"龍"を受け継いでいる、「異能」の力を見た君ならそれは既に知っているはずだよね、
そう、今のところは水鞭として"子供のまま"あの子に従っているに過ぎない
うん、それじゃあ遠慮なく続けさせてもらおうか
(そして話は続けられる)
あら、誤解しないようにしてくれるために貴方がいるんじゃないんですか?
(そういって笑い合う。リラックスも緊張も程々がよい、と結論付けるかのように
肩を落として、優しき言葉に感謝しながらも当主となった故の責任感は忘れぬようにと。)
(瑞谷優奈……少し前に自分の夢枕に立ち、瑞谷愛華が危険にさらされていることを教えてくれた女性
愛華の母―――)
(話を聞きながら研究資料らしきファイルを手に取り表紙を確認、そこに書かれている文字を読み
順番に沿って読もうと試みる――開く前に"大家"のほうに視線をやり、見てもいいのかと視線で問いかける。)
はい、愛華ちゃんの中に居る"龍"は何度か………彼女の感情の昂ぶりに応じてその力を顕現しているみたいですね。
愛華ちゃんの未熟さなのか、それとも"龍"自身が完全じゃないのか図りかねますけれども
力の度合いにはムラがある……と見受けます。
(拍子の文字を確認するようになでてから、もう一度"大家"さんに視線をやり、背表紙に指を這わせる。)
>>333 そうだね、じゃあ僕もちゃんと説明しないとー
(あくまでマイペースだが、それも全てを聞き入れてもらうために)
(そして話は核心に入る)
(戸惑う当主の視線に、どうぞご自由にと目線を送る)
(そして口では話はまだまだと言わんばかりに説明は続けられて)
古いほうはあの子の祖先が祭った龍について、
そして、このファイルは今の「異能」について僕らが調べてまとめた物だよ
…この中の一つに、あの子の現状が書かれている
(この"大家"だけで調べられたわけじゃない、"奏家"の事情を多少なり知っていたのも)
(伝が方々にあったからこそのファイルである)
『水谷家』は代々龍を奉り、その加護を受け、守り守られてきた………これは承知だよね、
そして、『水谷家』の血筋を背負った女子は子供の龍を身に宿し、その子龍を"育てていく"
その龍がある程度成長して、十分使役できると認められて初めて子龍の親"神龍"と心を交わせるようになる
そうして代々『水谷家』は"蛟龍"を使役して、その土地の繁栄を担ってきたんだ
(そして一度口を止め、お茶をすする)
………あの子は今、成長しつつある"龍"に自分の主としてどうなのか、試されているというわけだね
上手く思いも通じないままに
(ファイルの中身に書かれていることを少しづつ読み取っていく。
龍は流、流れは凝し、固となり琉をも担う――といったところだろうか。
そこには愛華ちゃんの能力の可能性と将来性についてのことが書かれていたり
正しく使わねば非常に危険な代物であることが伺えた。)
(――そして瑞谷愛華の現状についての記述に合わせるように"大家"の口が開かれる。
水谷の水龍がどういうものか語られる、そして「思いも通じていない」のところで口を挟む。)
愛華ちゃんは知るべきことを知っていないということでいいでしょうか?
元来、心をまじわせる方法も"龍"と共に親から伝えられるはずで、それなのに"龍"だけ伝わってしまったと?
(試験が始まっているのにも気づかずに時間だけが過ぎて言っている状態といってもいいのだろうかこれは
などとうまいたとえ話を模索しつつ、固唾を飲み込む。)
>>335 そうだね、"優奈さん"は幼かったあの子にはまだ早いと思ったんだろう、
……でも結局、その方法を伝えられぬままに死んでしまった
それに、あわよくば………あの子が"普通の少女"である事を祈っていたんだろうね………
(そして、ふぅとため息をつく)
(その願いが叶わずに、血筋をそのまま受けついてしまった子を、死んだ今となったらどう思ったろうか)
優奈さんは以前、力を暴走させてしまったことがある………、
その時僕の先輩たちは、彼女を抑えるために必死で追い込んだと聞いたよ
………そして、たくさんの犠牲を払ってようやく彼女の"力"は止まった
壊された土地、何も知らぬ者の命………、
それを背負って彼女一人が生きていくのはどう考えても無理だと判断したんだろう、
"雅也さん"………当時の表の職業は教授だったっけ、まあ、彼が彼女の傍にいる事になった
その後は……正直、行き過ぎた関係になっちゃったみたいだけどー
(ここで一息、肩をすくめて苦笑いだ)
【ココで凍結をばお願いしたく!】
【私のほうは明日11/5の金曜日21時からいけるのであります。】
【大丈夫でしょうか?】
>>337 【了解だよー】
【じゃあ、避難所で"僕が"待っているからねん】
【何かあったら避難所にその旨かいてもらえると幸いだよ】
【はい、本日もお付き合いありがとうございました。】
【愛華ちゃんにもよろしくお願いしますねぇ。】
【それではお先に失礼します。私からはスレを返しますねぇ
お疲れ様でした。】
【今回もお付き合いありがとー】
【お疲れ様、よい夢を"当主"様ー】
【じゃあ僕もスレを返すよー】
341 :
名無しさん@ピンキー:2010/11/05(金) 18:04:47 ID:7XKf8Yj6
今夜か
【郡 太一朗 ◆gphCpRvXtQさんとのロールにスレをお借りします。】
>>320 それじゃ、お邪魔しますっと……。
(靴を脱いで、玄関を上がる。真正面の扉を開くと、ぐるりと辺りを見渡す)
(近くの壁に電気のスイッチがあることに気づき、真っ暗闇だった部屋の灯かりを点ける)
…へぇ、綺麗にしてるんだな。
(ぽつりと感想を漏らす。綺麗というよりは簡素と言うべきか。
シンプルな部屋の構図なのは、彼女が一人住まいだからだろうか。必要のないものがない)
さて、と……取りあえず、此処に寝かせるか。
(ベッドに彼女を横たわらせる。掛け布団を掛けて、自身は床に座り込んで、やれやれと溜息をつく)
(足に疲労感を感じ、自分で足を揉んでマッサージをする)
ふぅ……大丈夫か、アンジェラさん?
って、寝てるか……。
(彼女に振り向かないまま、ベッドの横側に背中を持たれながら、苦笑を零す)
……にしても、さっきの様子、おかしかったな。
(幾ら、異形との戦闘で怪我を負って意識が混濁していたとしても、あれは不自然だ)
(あれは怪我による意識の混濁、というよりは、悪霊に憑かれてしまったかのような―――)
(例えとしては陳腐だが、あれは、何かほかの意志が働いていたような気がする)
どうしたもんだか……。
(このまま立ち去ってもよかったが、何か嫌な予感がした。このまま彼女を寝かせておいたままでいいのか、と)
(全く持って遺憾だが、自分の悪い予感はいつもほぼ的中してしまう。それを警戒するのなら、もう少し様子を見た方がいいだろう)
【それじゃ、こんな感じでよろしくお願いしますっ!】
>>343 ──取引を提案します。
(ベッドに寝かされて数分後、おもむろに目を開ければ床に座る郡の方に首を向けて言葉を発する)
(身体の傷も消耗度も先程から変化してはいないが、先程までよりも声に力がある)
(抑揚は少ないが、決意と信念の籠ったその口調は、先程までのアンジェラとはどこか違う物)
実は私、まったくもって大丈夫ではありません。
明日の朝までに死ぬ可能性と、生き残り3か月ほど寝たきりになる可能性がfiftyfifty、いわゆる五分五分です。
正直なところ、この状況を打破したい気持ちで一杯です。
(血まみれでボロボロになった四肢の状態を、痛覚で再確認)
(魔力回路の状態確認。保持魔力量再計算)
(too,bad)
そういうわけで、私は貴方にkiss、mouth to mouth、
いわゆる接吻、あるいは「ディープキス」を要求します。
詳しい説明は省きますが、それで私の状態は大分回復します。
明日には、何事も無かったかのように登校できるぐらいには。
(眉一つ動かさずに、「アンジェラ」あるいは世間一般の青少年からすれば)
(過激で、大きな意味を持ちかねない事を口にすれば首を少し、前方へと動かす)
私の記憶が正しければ、貴方には大切な人がいる。
もし要求を飲んでいただけた場合、それを鑑みて私から一つ贈り物をしようと思います。
貴方の望む単一の魔法を、貴方が行使できるようにします。
貴方の戦闘スタイル、信念から鑑みて、回復魔法などお勧めです。
──いかがですか?
【け、消してしまいました。というわけで大変お待たせしました】
【今夜もよろしくお願いします】
>>344 うぉっ!?
…だ、大丈夫なのか、アンジェラさん?
(気を失っていたとばかり思っていた為か、急に声を掛けられ驚く)
(が、すぐに彼女の言葉に、眉を顰めさせる)
―――取引、だと?
(取引?何の?と疑問に思っていると、彼女が言葉を紡いでいく)
ちょ………マジかよ?
(彼女の言葉を黙って聞いていたが、そこまで切羽詰っているとは思っていなかった)
(彼女は「このまま捨て置いてください」と言ったくらいだ。傷口も回復していた。
だから、このまま寝ていれば、彼女も明日には元通りに元気な姿を見せてくれるだろう…と思っていたのだが、
その予測は甘かったようだ)
(―――もちろん、その言葉が真実であるならば、だが)
ちょ、ちょっと待て。
――アンタは、誰だ?
(アンジェラではない。それは確信めいた予感があった。先ほどと言葉の抑揚がまったく違う)
(口調も若干違和感を覚えた。自分でなくても、彼女が別人だということにはすぐ気づくだろう)
いいか?取引ってのは、平等だから「取引」って言うんだ。
お前が何者か分からないこの状況で取引を持ってこられたところで、俺はそれを信じられないし、
疑わざるを得ない。
(彼女が別人だと気付いた時、警戒しながらそう口にする)
けど、本当にアンタ…アンジェラさんが、窮地なら悠長にあんたについて問いただしている場合じゃない。
アンタが何者か、どうしてキスすることで大丈夫なのか。
それだけは伝えて貰おうか―――。
(いざとなれば、その取引とやらを跳ね除けて、≪切姫≫の力で回復させればいい)
(むろん、その手段の確実性についてはかなり低いし、行いたくはない)
(それに―――、自身の唇を抑えて躊躇する。)
>>345 マジです。trueです。
私の力の源、「魔力」は既に尽きかけています。
もともとこの身体自体が粗悪品であり、魔力なしでは維持できない物でしたので、
魔力が尽きたら、ミイラのようになって死ぬでしょう。おそらく。
肉体のどこに傷が無くとも、です。
(驚きを見せる郡に、特別な反応も見せぬまま言葉を続ける)
取引内容についても、マジです。
似たような取引により、既に私の与えた魔法を自在に使いこなしている者も居ます。
了解しました。一つずつお答えしましょう。
(郡が露わにする敵意にも似た疑念を感じれば、躊躇なく言葉にしていく)
私はアンジェラ・トルーマン──
の、元となった本物の魔女です。400年ほど前に火あぶりにされました。
が、私の契約していた悪魔と「アンジェラ」が契約した為、再び現世に戻ってくる事が出来ました。
もうしばらくすれば私たちの魂は統合され、協力して人類を幸福に導くはずです。
(「アンジェラ」が多くの異能者相手に隠し続けてきた事情を、いとも簡単に語る)
(まるで、自分の力と正当性を絶対に信じているかのような、自身のある声で)
で、実はキスでなくても良いのです。
この時代に残る伝承のように、魔女は人を食います。
血、肉、あるいは精液。このあたりが特に魔女の力の元になります。
ですが、まあ詳しい事情を離すのは拒否しますが、私にとっては唾液も良質の魔力元です。
特に接吻による、ダイレクトな物ならば儀式的要素により効果も絶大。
異常です。質問がなければ、お答えを頂きたいのですが?
(物の少ないアパートの一室に、「魔女」の声が響く)
>>346 ―――つまり、その「魔力」とやらは、アンジェラさんの力の源であると同時に、
命の源でもある、と。
別に俺は、魔術なんていらない。アンジェラさんが助かるか、助からないか、だ。
(確かに魔術があれば、自分の求める強さにひとつ近づくだろう)
(――だが、このような形で得る強さは、何かが違う。そう感じた)
成程…アンジェラさんのいう「魔女」とやらはアンタってことか。
少し前の俺なら、その話、滑稽過ぎて笑うしかなかったが……。
(≪力≫を手に入れてから、様々な経験をしてきた後では、彼女の話を鵜呑みにしないまでも、
ありえないと否定するには、いろんなことを経験しすぎていた)
……人類を幸福に導くだって?
ハッ!冗談も休め休め言えよ。アンタは何様だって言うんだ?
(まるで彼女の言い方は人の上に立つ存在のような、尊大な物言いだ)
…成程な。
俺もアンタに喰われたくはない。アンタがアンジェラさんの肉体で喋ってなければ、
逃げるか、戦うかしているところだ。
(彼女の話す内容が真実だとしても、どこか胡散臭い気配を感じる。少なくとも信頼するには、情報が少なすぎる)
……分かった。最後にひとつだけ質問だ。
此処で、あんたとキスしなかった場合、死ぬかもしれないんだな?
(ふと、『彼女』の顔を思い浮かべた。この唇は『彼女』のものだ)
(此処で断ったら『彼女』はどう思うだろうか。軽蔑するだろうか?それとも喜んでくれるだろうか?)
(―――間違いなく、前者だと思った)
分かったよ―――。その取引とやら、呑んでやる。
(幸いなのは、アンジェラ本人の意識がないことだろうか。彼女が初めてかどうかは知らないが、
意識もなければ、ノーカウントに出来るだろう。やはりこのようなことは、好きな人間とやるべきだ)
(目を細めると、小さく吐息を吐き、彼女の頭の後ろに手を添える)
>>347 ええ、私が『魔女』です。人類を幸福に導きます。
(明確な軽蔑の意と敵意を認識しながらも、その態度は変化しない)
(まるで、最初から目の前にいる相手を、自分と同等でない者──)
(対話するに値しない者としているかのような、尊大な態度を取り続けている)
魔術は、便利です。あらゆる願いを叶え、あらゆる悲劇を止める力を持ちます。
問題なのは、それを行使できるものが少なく、全ての人類を救うことは出来ない、ということですが
私のおかげで、少なくとも数thousandから数万人は幸福に出来るでしょう。
貴方の救おうとしている人数の、数百倍にはなる、ということですよ。
自称正義の味方さん。
逃げるはともかく、戦う必要はないはずですが。
我らの目的はそう違いはないはずですから。
(郡の言葉を理解できないといわんばかりに目を伏せれば、小さくため息をつく)
そう、申しました。
貴方はアンジェラの、そして私の「お友達」です。
嘘をつくつもりはありません。
おそらく、死にます。
(彼女が後頭部に手の感触を感じ、郡の吐息を間近で感じた時)
(「魔女」が口の端をほんの僅かに吊り上げ──)
「間に合いましたか」
(「魔女」でも郡の物でもない声が部屋に響いたと同時に、その声の主が二人の間に割って入る)
(郡を軽く後ろへ突き飛ばしながら、「魔女」を押し倒すと)
(無理やり口に唾液を流し込みながら、鳩尾へ数度打撃を打ち込む)
……残念、です
(苦痛にゆがんだ笑みを浮かべながら意識を失い、そのまま眠りにつく魔女)
(その魔女の眠るベッドと郡の間に立つのは、先程の声の主)
「質問、要望があれば、手短にお願いします。ぜった──失礼。郡太一郎さん」
(マントをはおったその身体には左腕はなく、他の部分もところどころ損傷している)
(砂埃と傷に汚されたその顔と、丁寧でありながら気の強さと不格好さのあるその口調は)
(「アンジェラ・トルーマン」に良く似ていた)
>>348 ………。
(彼女の言葉が本当だとするなら、結果として確かに幸福になれる人間は遥かに多いだろう)
(だが、その言葉に引っ掛かりを覚える)
……いつか、必ずアンタの尻尾を掴まえてみせる。
その不遜な態度、崩してやるからな。
(彼女の態度と言葉に反感を覚える。だが、今はそんなことを言い争っている場合ではなかった)
悪いな。女に関しては痛い目に遭っているんだ。
(――あの、朱羽のことを思い出しながら、苦笑を浮かべる)
警戒しておかなきゃ、後で困ることになっても、間抜けだからな。
分かったよ。今、この場に限ってはあんたを信頼す――――
(る、と言おうとしたところで軽い衝撃。身体は揺れて、ベッドの外へと退かされる)
……っ、誰だ?
アンジェラさんは、無事……なのか?
(一瞬の出来事に、目を白黒させながら現状を把握しようと周りを見渡す)
(そこには一人のマントを羽織った人物)
……………一体何が何だか、分からないんだが。
アンジェラさんは、無事なのか?それだけ、確認させろ。
(唾液が必要なんじゃなかったのか、と目で訴えながらそう尋ねる)
>>349 アンジェラは無事です。
私の唾液をねじ込んで置いたので、死ぬことはないでしょう。
どうしても心配なら、唾でもはきかけておけば良いと思いますが、近づくのはお勧めしません。
『魔女』は不意打ちと詭弁が得意ですから。
(部屋の中に土足で立ったまま、マントの人物が答える)
(躊躇も無く魔女の身体を殴り、毅然とした態度で郡に接する態度から)
(多くの異能の少年少女よりも、荒事や修羅場に慣れている様子が見て取れる)
そして、私は貴方の味方です。
ここで『魔女』の取引に応じた場合、貴方にとって良くない事態に発展する可能性が高いとみて
取引の成立を、力づくで阻止しに来ました。
貴方が『魔女』の言う魔法を手に入れたいのならば、私は去りますけれど。
(少し考えた後に、靴を脱いで手に持てば、郡に背を向けて玄関へ向かう)
他に何か質問はありますか?
無ければ私は帰りますから、貴方も帰った方が良いです。
あと、出来れば今日見聞きしたことは全て忘れていただけるとありがたいのですが。
──あ。
(出来るだけ郡の顔を見ないように、そして自分の顔を見せないようにしながら扉の前へ向かえば、)
(何か思い出したかのように間抜けな声を出す)
一つ訂正したい事があります。
「私と、お友達になってくれませんか」
アンジェラが言ったその言葉以外を、忘れていただけると助かります。
【こちら側はこれで〆にしようと思うのですが、いかがでしょうか】
>>350 …………。
(先ほどの『魔女』同様、胡散臭い。が、警戒するほどではないと、直感的に悟った)
……分かったよ。
アンジェラさんが無事なら、それでいい。
魔術、か。確かにあれば、俺の力になるけど……こうして手に入れるのは何かが違うと思うんだ。
それがたとえ、正しい取引だとしても。
(今になって緊張が解けたのか、そして今自分が何をしようとしていたのか思い出して、かぁっと赤くなる)
(ぼさぼさと頭を掻きながら、小さく溜息をついて)
俺は正直『魔女』がどういうものなのか、よく分からない。
けど…アンジェラさんは、俺の友達だ。なら、俺はあの人がピンチなら、力になる。
それがどれだけ、自分にとってどれだけのリスクを背負うことになろうとも。
(しばらく呆然としていたが、軽く首を振ると苦笑しながら、乱入者の背中を眺めて)
残念だな。悪いけど、忘れることは出来ない。
もちろん友達になってくれ、って言葉もだけど。
……アンジェラさんの命に係わることなんだろ。忘れることなんて、できやしない。
だから―――、アンジェラさんも素直に助けを求めてくれ。俺はあんたを助ける。
(まるで目の前の人物が、彼女であるかのように、そんな言葉を掛ける)
(なぜ、この時、自分がそんな風にしたのかは、自身でも分からないが、そうするべきだと感じた)
―――絶対に、だ。
(立ち去る背中に、言葉に力を籠めて、言った)
【それじゃ、こちらもこんな感じで締めってことでっ】
>>351 【見届けました。3回に渡るロールのお相手、本当にありがとうございました】
【色々と強引になってしまった部分が多々ありましたが、いかがだったでしょうか】
【重要な部分では、少しでも相談した方が良かったかもしれませんね。申し訳ないです】
>>352 【ああ、いや、此方は楽しめたぜ?サンキューな!】
【俺も色々と迷ったけど、全然遠慮しなくていいからなーっ】
【むしろ自重しなければならないのはこっちの方だと思うしっ】
【何はともあれ、ありがとうございました!お疲れ様でしたー】
>>353 【それならば良かったです。ありがとうございました】
【では、私はこれで失礼します。スレをお返しします】
【おやすみなさいっ】
【それではスレをお返しします】
356 :
名無しさん@ピンキー:2010/11/06(土) 14:32:41 ID:Ybj3THtH
花の都
357 :
名無しさん@ピンキー:2010/11/07(日) 22:57:44 ID:IHD2BVm2
千葉!!ロッテ!!マーリンズ!!
【◆J3rapiMDREさんとスレを使わせていただきます】
(夕食の時間も終わり徐々に夜が更けだすころ、屋根を伝って動く影がいる)
(隣の家の屋根に移ると、おもむろに窓を叩き始める)
ちょっとー、部屋にいるんでしょ?
開けてくれない?
(窓をノックしながら部屋の中に声を掛ける)
【◆.ON2mykrmxJoさんとお借りします】
【名前はまだ決めてないのでちょっと不自由ですけど…よろしくお願いしますね】
【とりあえずこんな感じで書き出してみました】
>>359 (ベッドでごろごろしていたところ、窓にノック音がした。
一体何が起きたのか、とカーテンをあけ、窓を開けると……幼馴染が居た)
居るよ……。
っていうか、毎日のように来るんじゃねぇよ……。
(とりあえず、ということで、来た者を拒む様子はなく、はい、と窓の外へ手を伸ばす。
そうした方が、部屋に上がりやすいからだろう、と)
【そうですね、仮の名前があった方があったかもしれませんが、お試しなので今回は決めないでおきましょう】
【とりあえず、宜しくお願いします】
>>360 よっと…ありがと。
だってあんた、ガッコ授業の前に貸した辞書返し忘れたでしょ?
宿題やるのに必要なんだから、取りに来るしかないでしょ。
(手を貸してもらって部屋に上がりこむ)
(窓から入ってくる事は特別おかしくは感じていない)
それにしても…相変わらずきったない部屋ねぇ。
こんなんじゃ彼女連れ込んだりできないよ?
(上がりこんだ部屋を見回して、無遠慮に言ってのける)
【はい、お願いしますー】
【何かありましたら【】で言ってくださいね】
>>361 うん……?
……あ。
(そう言われて、ぽんと手を叩いた。
確かに、今日は学校の授業で辞書を借りて、そのまま返し忘れていた。
しかも、その借りた辞書を鞄に入れたまま、忘れていたことも思い出した)
……うっさいなー、彼女連れ込む前ぐらいは片づけるっつーのに……。
(むすっとした顔をしつつ、もぞもぞと鞄の中を探すと、辞書を見つけることが出来た。
それを、ぶっきらぼうに押し付けつつ、ぐいぐいとベッドに押していく)
……お前の部屋も汚いじゃないか。
お前こそ、彼氏連れて来れないんじゃねーの?
(ふん、と鼻で笑いつつ、ベッドに座りこんだ)
【了解しましたー】
>>362 思い出した?
ま、そのまま鞄に入れちゃう気持ちはわかるけどね。
あった?ほい、確かに。
(押し付けられた辞書を確かに自分のものだと確認)
あんたが来る時がたまたま汚いだけよ。
それに、そういう時はあたしの部屋に呼ばないで彼氏の部屋に押し掛けるもんねー。
…ま、お互いそんな人間もいないのにこんな話してても空しくなるだけね。
わ…ちょっと、なによ…。
(ベッドの方に押されて訝しげに)
>>363 ちゃんと思い出したよ。
借りパクするつもりはなかったから、これで勘弁してくれ。
うっし。
(実は結構忘れていたのだが、何もなかったかのように辞書の話題を流してしまう)
たまたま?
それを言うなら俺も、たまたまお前が来る時だけ汚いだけだよ。
……俺も、彼女の部屋に押しかけようかな。
(ぼそり、とそんなことを呟いた)
……はぁ、確かにこんな話してても空しいよおな……。
……そういや、さ……。
(ベッドにごろんと寝ころんで、もどかしそうに頬を掻いた)
お前って……好きな人とか、いんの……?
>>364 返さなかったら明日ガッコでグーパンよ。
あー、もう…これから宿題やんないといけないのよね…めんどくさ。
(憂鬱そうな顔をしながら溜め息をついている)
そろそろ掃除しようと思ってる頃にあんたが来んのよ。
覗いてんじゃないでしょうね?
(かなりの言い掛かりだが、これぐらいは日常茶飯事らしい)
そうなの?あたし綺麗なあんたの部屋って見たこと無いんだけど。
はぁ?何よ。
(辞書を持ったままベッドに座る)
好きな人ぉ〜?
好きな人ねー…いたらいいわねー、そういうの。
(つまるところ、いないということらしい)
(目の前の幼馴染は、そういう枠にはまるのか自分でも分かっていない)
で、なんでそんなこと聞くわけ?
>>365 学校じゃなくても、明日学校へ行く時にグーパンだろうが……。
グーパンやるときは、時と場所を考えろよな?
(一方で、こちらはじろりと横目に視線を向けつつ、少しだけ文句を垂れてみる)
へー、奇遇だな。
俺も、そろそろ掃除しようと思っている頃にお前が来るんだよ。
お前の部屋を何で覗かなきゃいけないんだよ……。
お前こそ、俺の部屋を覗いているわけじゃないよな……?
(同じように文句を言いつつ、ふん、と少し虚勢を張った)
あるんだよ、綺麗な部屋である時間ぐらいは!
ああ、好きな人が居るか、って。
……そっか、そうなのか……。
(漠然とした不安と安心感を覚えつつ、ベッドに寝転がって様子を見る。
隣の家に住む幼馴染は、やや気になってはいるものの……どういう感情を抱いているのか、自分でもわかっていなかった)
なんで、って……あれだよ、彼氏と彼女が云々っていう話になったから、だよ!
そんな深い意味はないから。
>>366 朝合って張り手、ガッコでグーパンで授業までにあたしの宿題仕上げてもらうところね。
うっさいわねー…本当に殴ったことなんてないでしょ?
(言葉のじゃれ合いのようなものらしい)
こんな真夜中に掃除するつもりだったのねぇ。
近所迷惑になるからやめなさい、特にあたしの。
あんたにもそういう下心ぐらいあるんじゃないかと思って。
ま、見てないならいいわ。
(別に見られて困るようなものは無いものの、男の子に見られていたりするとそれはそれで恥ずかしい)
見てたらあんたの部屋が綺麗になった瞬間に来てるわよ。
なによー、何か文句でもあるわけ?
どーせ、あたしは年齢イコール族ですよー。
(唇を尖らせ、拗ねるように言った)
そーいうあんたはどうなのよ、そろそろあんたにもイイ話聞こえてこないとあたしまで不安になるわ。
(保護者のような視点で、同じ事を聞き返す)
【とりあえずこんな感じで進みましたけど、何か気になる点などはありますか?】
>>367 そこまで厳しいのかよ……!
少しぐらい手加減しろよなー。
(苦笑を浮かべつつ、肩を竦めた)
真夜中だからって、そんな五月蝿くしなければ迷惑にならないだろう。
それに、お前が寝ちゃえば迷惑にならないだろうし……。
……だが、お前も俺の部屋を覗くとは、あんまり感心できないな。
それと、ちゃんと言っておくけど俺は覗いてないからな。
ちゃんと否定しておく。
(強調するように言うと、どこか隠しているような感じがしてしまう。
しかし、実際見たり見ていなかったりなので、あんまり強くは言えないのだが)
……おいこら、綺麗になった時に来て居座ろうとしているんじゃねぇよ。
文句なんかねーよー?
どーせ、俺だって年齢イコール族だよ。
(はーあ、と大きなため息をつきつつ、ぐったりとベッドに寝転ぶ)
……ちょっと待てよ、何で俺がいい話ないと、お前が不安になるんだよ。
俺のことなんか、お前に関係ないだろ?
(けしかけられて少しカッとなったのか、手を取ってベッドに押し付ける。
そして、怒っている表情をして少し威圧しようとしているようだ)
【そうですね、どちらがきっかけをけしかけるか、というのを決め忘れていましたね】
【その点、ちょっと戸惑ったかもしれません】
【何かあるとしたらこのぐらいでしょうか】
>>368 ま、返してくれたんだからいいよ。
(とりあえずそこまでする理由は無くなったので話を切る)
周りのこと考えないで掃除機とかかけられたらたまんないからぇ。
あたしだって覗いてないよ!
金貰ってでもそんな事しないわ。
(調子を合わせるようにして強く言う)
そりゃ、汚い部屋より綺麗な部屋に来たいでしょうよ。
(何をしに来るのか、そんなことはこの時考えてもいないらしい)
あたしは何回か告られたけどねー。
あんたはそういうの無いの?
(少し自慢げに聞いた)
わっ…な、何すんのよ!
そりゃあ…あんたとは腐れ縁でずっと一緒にいるんだから、あんたにもイイことがあったらなって思っただけよ。
そういうのって、おかしい?
(つまるところ、幼馴染には幸せでいてほしい)
(一言で言えばそういうことなのだけど、わざと難しい言い回しをして)
(気圧されることなく、毅然と聞き返した)
【そうでしたね…とりあえず、こちらからいこうと思ってましたけど、伝え忘れていました、すみません】
【展開が苦しければ、この場は家に帰って後日また部屋にやってくるというシチュエーションもいいですね】
【とりあえず、このままロールは続行でよろしいですか?】
>>369 (掃除機の話を出されると、思わず黙ってしまう。
何せ、親にも掃除機を深夜に使い、いろいろ言われたことがあるからだ。
深夜に掃除をするのは危ないか、と心に刻み込む)
金貰ってでもしない……なら安心したよ。
汚い部屋よりも綺麗な部屋の方がいいだろうけど……しっくりきたりとか、そういう問題もあったりすんだよっ!
(言い争いをしているうちに無茶苦茶な答えをしてしまっているが、負けじと言い返す)
何回か告られた……?
……あっ、ああ、お、俺もそれ、されたことある、よ……?
(負けたくないという心理から、思わず虚勢を張ってしまう。
しかし、声が上ずってしまったので嘘くさくなってしまった)
腐れ縁だから……?
なぁ、お前、本当にそんなこと思っているのかよ……。
(ぐっ、と一度言葉を押し込めた上で、渋い顔になってしまう)
おかしくは、ないけどさ……。
俺ら、いつまでこうしてるんだろうな。
……いっそのこと、俺とお前で付き合ってみるとか?
なーんてな。
(そう言うと、手を離して解放する)
【あ、了解です】
【このままロール続行でいいと思いますよ】
【それと、最後のセリフの返答次第では前進する、って感じで、選択肢っぽいもの?を設けてみました】
>>370 しっくりもぽっくりも無いわよ、せめてベッド以外に寛げるスペースを作りなさい。
(部屋の中にあるものは極力触らないようにしている)
全部断ったけどね。
…何どもってんのよ。
別に無いなら無いで馬鹿にしたりしないわよ。
(見栄を張って言ったのではないかと露骨に疑う)
だって、腐れ縁でしょ?
家が隣でガッコーまでずっと一緒なんだから。
さーね、いつかはわからないけど、いつか変わる時は来るでしょ。
…はぁ…あんたとあたしが?
あははっ、そんな事考えた事も無かったわ…そーねー、それも悪くはないかもねぇ…。
ま、告られたと思って考えとくわ。
(てっきり冗談だと思って笑っている)
とりあえず、今のあたしにはもっと大事なことがあるのよ…宿題っていうね。
(捨て台詞を残してまた窓から出て行く)
ちょっとー、いるんでしょ?
ちょっと開けて。
(数日後、また同じような時間に窓をノックする)
【それでは、日を改めて返事をしにきたという形でこんな風に】
【上のパラグラフは長くなってしまったので、適当に切ってしまってもいいです】
【そろそろ簡単なプロフィールも考えますか?】
>>371 ……どもってなんかねぇよ。
あ、あるって言ってるだろう?
(だが、回数はさほどでもないので、思わず渋い顔になってしまう)
……おい待て、告ったわけじゃ……!
(窓から出ていった幼馴染に声をかけようとしたが、途中で意気消沈してしまった。
結果的に最後まで声が聞こえたかどうかわからないが……結局、告ったことになってしまうのだろうな、と噛みしめる。
しかし、言われたとおりに、悪くはないかも、という考えが頭に入っていた)
……うん?
(数日前に比べて部屋がある程度、片付いたところで声をかけられた。
またいつものように窓を開け、そして手を差し出す)
……おい、今日は辞書借りっぱなしじゃないぞ。
【わかりましたー】
【そして、上の文は適当に切ってスリム化させました】
【そうですね、そろそろ簡単なプロフを考えてもいいかもしれません】
【年齢はいくつにしますか?】
>>372 あっはは、無理してハッタリこかなくてもいいよ、悪い奴じゃないってのはあたしが知ってるから。
(いまいちはっきりしないので、嘘だと思って笑っている)
よいしょっ…ありがと。
あれ…前より綺麗になってんじゃない。
(上がりこんで開口一番にこれ)
わかってるわかってる、今日は辞書じゃなくて…暇潰し?
ついでにこの間の返事もしとこうと思ってね。
(そう言い、無遠慮にベッドに腰を下ろす)
【やっぱり17か18ぐらいが一番やりやすい、かな…?】
【とりあえず、名前・身長(体格)・簡単な性格くらいで考えてみますね】
>>373 ……綺麗にしたんだよ、少しは。
なんだかんだ言っても、全部が全部ぐちゃぐちゃだとやりづらいからな……。
……っていうか、暇つぶしって言ってもここはお前の部屋じゃないんだからさ。
(早速寛ごうとしている幼馴染をみて、多少咎めつつ、そのまま放置する。
しかし、返事、と言われて少し心臓がどきっと高鳴った)
……返事、って。
あれ、お前……マジだと思っていたのかよ……?
(明らかに動揺してはいたが、どんな答えが返ってくるか期待しつつ、少しそわそわしてしまう)
【18だと受験とかあるんで、17歳にしておきましょうよ】
【では、こちらも名前・身長・簡単な性格ぐらいで考えてみますね】
>>374 へぇー…言ってみるもんねぇ。
同い年の女の子が遊びに来てるんだから、もうちょっと嬉しそうな顔もしてほしいけど。
ま、いいわ。
そ、返事。
マジかとって…あんたが言い出したんじゃない、それに、考えとくって言ったでしょ。
(返事をしに来た自分がおかしいような物言いに、少し不満らしい)
ほら、そこに直りなさい。
えっと、簡単に言うとね…やっぱ付き合うとかってのはなんか違う気がする。
まぁ、あんたがどうしてもっていうなら付き合ってあげなくもないけど…。
仲良しな腐れ縁にはなってもいいっていうか…。
(さすがに言葉を選びながら、なんとも玉虫色な結論を言い渡す)
(伝えている方も緊張していて、歯切れが悪い)
【では、そういうことにしましょう】
【今考えていますので、少々お待ちくださいね】
>>375 ……言ってみるものか、って、自分のおかげのように言うんじゃねぇよ。
俺が気合い入れて掃除しただけなんだから・・…。
(ぶつくさと文句を垂れつつ、部屋の掃除の続きをしようとした、矢先……)
……えー?
まぁ……俺が言いだしたことだけどな。
考えておくとも、確かにお前が言っていたし……。
……わかったよ……。
(部屋の整理を放り出し、ベッドに座る。
そして、何を話しだすのかと待っていた、が)
……なんか違う?
仲良しな腐れ縁……って、今とおんなじじゃねぇか。
それだったら、俺ら相変わらず年齢イコール彼女いない歴、彼氏いない歴になるぞ。
そういうのも、俺らがつきあったらなくなるだろう……?
(だんだん話をしているうちに、自分も饒舌になっていき、そして決意も固まってくる)
……どうしても、付き合いたい。
だから、頼む。
(そう言うと、一度頭を下げた)
【とりあえずこんな感じで考えてみましたけどどうでしょう?】
[名前]永嶋 幸太
[体格]身長は175cmで中肉中背。
[性格]熱しやすい性格。しかし、やや優柔不断気味。
>>376 はいはい、そういう事にしといてあげるわよ。
あたしの言う事聞いて掃除したわけじゃないんだよね。
何勘違いしてんの、あんたとは別に仲良しじゃないでしょ!
だったけど…もう少し親しくなってもいいかもって思ったわけよ。
だから、あたしは別に年齢イコールでも構わないけど、あんたが言ったから仕方なくなのよ。
そんなのに拘ってるとモテないよ?
(あくまで自分優位の状況を崩したくない)
…マジ?
…まぁ…あたしが言い出したことだし仕方ないか…あぁ〜っ!
(まさか下手に出てまで言われると思っていなかったので、呆気に取られる)
まぁいいわ、そこまで言うなら付き合ってるって事にしてあげる。
ただし、あたしにイイ人ができたりしたらそれっきりだからね!
あんたも…それでいいから。
(あくまで自分優位で了承、という事らしい)
ほら、早く頭上げなさい。
こっち来て…キス、するよ。
(ベッドの上に招き、早速こんな事を言い始める)
【いいですねー、ただ、こちらが挑発的な物言いなどした時はもっと食ってかかる感じでいいですよ。】
【こちらも考えてみました、いかがですか?】
【名前】宮永 渚
【年齢】17
【身長】160cm
【3サイズ】86・61・88
【性格】幼馴染相手では非常にサバサバしているが、どちらかというと素直になれない事の裏返しらしい。
自分で決めると積極的に動き始める。
本音を言いづらい時はオブラートに包む。
>>377 仲良しじゃない……か?
(家が隣同士で、クラスが違えども学校で話をする機会はある。
今もこうして自分の家に居るわけだから、仲良しではないというのは間違っているように思えた。
だが、それは細かいことなので軽く流そうとした)
……まぁ、仕方なくでもなんでもいいよ。
とりあえず、付き合うってことが大事なんだから……。
……モテないとかいうな……。
(若干ショックを受けつつ、了承されたことにほっと一息ついた)
……ん。
キス、するのか……。
(ベッドに上がると、そっと顔を近づけ、キスしようと迫る。
チェリーである自分の卒業式が目の前に迫り、心臓がどきどきと鳴っている。
……だが、高飛車な物言いが少し頭に来たのか、いきなり、そして無理矢理にキスをした)
【了解です、言葉じゃなくて行動に出ることもありますが、そこはご了承ください】
【では、お互い決めたプロフで進めることにしましょうか?】
【それでよろしければ、次のレスで名前を入れますね】
>>378 何勘違いしてんのよ、たまたま家が隣だったから他の友達より何かと近いだけよ。
たまたまなんだからね。
(目の前の幼馴染に、そして自分にも言い聞かせるように)
(理屈になっているかはどうでもよかった)
…あんたさー、もう少しプライドってもんを持ちなさいよ。
仕方なくなんて言われたら、自分から反故にするぐらいの気迫が欲しいわ。
ヘタレた所見せたら何度でも言ってやるわ。
(ちょっと力の抜けた様子で言った)
そーよ、あんただって他の子と付き合う時キスも出来ないようじゃ困るでしょ?
そう…つまりあんたの為なのよ…。
(やはり、半分は自分に言い聞かせるように、小さな声で)
ん…んんっ……!
は…いきなり何すんのよ!
女の子の唇奪う時ぐらい、遠慮しなさいよ!
(いきなりなキスに激昂して、首根っこを押さえるようにしてベッドに押さえつける)
はぁ…初めてのキスぐらい、ロマンチックにいきたかったのに…。
…まぁいいわ。
…やり直し…。
(そういう乙女チックな所も垣間見せ、嘆き節)
(しかしすぐに気を取り直すと、体に乗っかり跨ったまま状態を倒してき、唇が触れ合う寸前で目を閉じて…)
【では、先に名前を入れますね】
【ロマンチストな根っこに皮を被せている子なので、優しくしてやってくださいね】
>>379 たまたまだろ、たまたま……。
……本当に、それがたまたまなのかは、俺らにはわからねーけどな。
……っていうか、近いって理由じゃ、こう頻繁に家に出入りしないだろう。
(少しだけ、細かいことをつつきつつ、苦笑を浮かべる)
プライド……?
そんな無駄なもん持っていても、面倒なこととかあるだろう。
……ま、本当に何かあった時はお前が何か言ってくれるから、大丈夫だろうよ。
(はは、と軽口を叩きつつ、砕けた様子を装う)
確かに困るけど……できれば、男としては文句ないんだよっ!
(無理矢理キスをして自由を奪いつつ、その間は息をずっと止めていた。
そして、無理矢理ひきはがされると、息を大きくついた)
遠慮しろって……そんなの面倒じゃないか。
……やり直し?
やり直すんなら……いいよ、お前に好きにやれば。
っていう、か……っ!
(身体を押し倒されて吃驚しつつ、そっと目を閉じてキスを待つ)
【はい、こちらも名前を入れました】
【優しくするのは了解です、ではでは本格的に宜しくお願いします】
【ちなみに、今日のリミットは何時でしょう?】
>>380 あたし達の家族がたまたま隣に住んでたからよ。
…あぁもう!うっさいなぁ!
とにかくたまたまなのよ!
(ちくちく突っつかれると逆に怒り出す)
何カッコつけてガラにもない哲学的な事言ってんのよ。
そんな事言ってもあたしには女に拝み倒して付き合ってもらうヘタレにしか見えないわよ。
そんなんだからモテないのよ。
(ここぞとばかりにガンガン突っつき倒す)
面倒も何もないわよ…ちょっとは女の子の気持ちも考えなさい!
そんなんじゃただのジコチュー野郎よ。
(自分の気持ちも分かって欲しい、けど、どうしても強く言ってしまう)
そ、やり直しよ。あんなのキスとは認めないわ。
いいわ…ん…。
(言われたとおり好きに、そっと幸太の唇にキスをして)
んふ…ん…!
(鼻から苦しそうに息を吐き出すと、そっと舌を唇の隙間に進ませる)
【それでは、引き続きよろしくお願いしますね】
【5時ぐらいになっちゃいます…凍結必至になっちゃいそうですね】
>>381 カッコつけてないし、柄にもないとか言うな。
(右手を出すと、おでこにぴしっとデコピンする)
……いや、確かに拝み倒して付き合ってもらってるけどさ。
俺はヘタレとかじゃないから。
(今度は防戦一方になるものの、多少の反論をして返す)
……ちゃんと教えてくれるなら、考えるよ。
どうせ、俺はまだ付き合ったことないんだから、女の気持ちがどうとかわからないんだし……。
……だけど、お前の気持ちだったら、いつも考えても……いいかな、って思ってる。
(少し恥ずかしいセリフを吐きつつ、そのまま無抵抗になって渚のなすがままに任せる。
そして、温かなキスを受けて思わず声を漏らし、楽しむ。
舌が探ってくると、吃驚して口の隙間を開け、それを受け入れようとする。
更に、自分も舌を出して舌を絡めようとする)
【5時ですとそうですね、凍結になっちゃいますね】
【次回ですと、いつぐらいに時間取れそうですか?】
>>382 いたっ!
なんであたしがデコピンされなきゃいけないのよ!
(デコピンをもらって怒り出す)
どっからどう見てもヘタレそのものよ。
ヘタレじゃないってならそういうところを見せて欲しいもんだわね。
いきなりあたしを押し倒すとかっていう意味じゃないわよ?
気迫の問題よ。
なんであたしが教えてあげなきゃなんないのよ…!
いい男の子ってのは、そういうのもちゃんと察してくれるもんよ。
…言うだけじゃなくて、行動で見せなさいよ、そういうのは。
男は背中で語るって、言うじゃない。
ちゅ…んん…。
う…ぷはぁっ…!
(舌を絡めた大人のキスをしたものの、息苦しくなってすぐに離れる)
こういうの、こういうのよ…あたしがやりたかったの…。
今みたいなのがいいの、分かった…?
(覚えておけ、とでも言わんばかりに)
(うつ伏せで密着して胸を押し付けているのは、意識の外らしい)
【とりあえず時間までは、お願いしますね】
【次は、月曜日の22時ごろはどうですか?】
>>383 そうそう何度もヘタレヘタレ言うなよ。
元々ない俺のプライドが更にズタボロになるだろうが。
(若干嫌な顔をしつつ、頬を軽く突いて返した)
気迫の問題、ねぇ……。
……俺からすると、お前の方が気合い入りすぎているようにも感じるけどな。
全部が全部察するのは難しいだろう……!
少しぐらい、ヒントとか言ってくれるとまだわかりやすいんだけどな。
……っていうか、行動で見せるのと背中で語るのは、別だと思うけど……。
(ええー、という顔をしつつ、気合いを入れた)
ぶはぁっ!
はぁ、はぁ……。
……なんでお前、キスの間、ずっと息止めていたんだよ……。
でも……なんとなくわかった。
そういうキスがいいんだ、って。
(こく、と小さく頷きつつ、先ほどの感触を思い出そうと、自分の唇に手を当てた。
そして思わず、顔がにまっと緩んでしまう)
……この先、ってさ、お前がしたいこと……あるの?
(更に進むとしても、もう残されたことは数少ない。
だが、自分には渚とだったら、その先に進みたいという気持ちがあった)
【わかりました、お願いします】
【月曜日、というと今日の22時頃ってことでしょうか?】
【それでしたら大丈夫です】
>>384 ヘタレにヘタレって言って何が悪いのよ。
それが嫌ならあたしにぐぅの音も出させないぐらいイイ男になんなさい。
(本心でもあるので、頬を突かれても真面目な表情は変えない)
あんたが腑抜け過ぎなのよ。
黙って俺について来い、ぐらい言える様になったら見直すんだけどねぇ。
そういうのが分かるようになって初めて一丁前なのよ。
分かってないわねー…ヒント出して分かるのは当たり前じゃない。
黙って気持ちを分かってもらえたらクラっと来ちゃうのよ。
とにかく、その脳味噌使ってもっと考えなさい!分かった?
(言葉の使い方には反応せずに発破を掛ける)
う、うっさいわね!
や、やろうとしても鼻から息できなかったのよ…。
(恥ずかしいのを隠すように、声を荒げる)
そーよ、あたしはね。
…何締まりの無い顔してんのよ…緩い顔が益々緩んでるわよ。
(呆れたような様子で言った)
そうね…それも考えなきゃね…。
あんたが女の子連れ込んであたふたしたら困るもんね…つまり、これもあんたの為を思ってなのよ。うん。
(自分を納得させる理由を作り、一人頷く)
とゆーわけで、さっさと服脱ぎなさい。モタモタしてたら帰るわよ。
(勝手に結論を出してベッドから降りると、早くと急かす)
【そうですね、今日の22時です】
【それなら、凍結後はその時間にお願いしますね】
>>385 言い方ってものがあるだろう。
そんな刺々しく言わなくても、もう少しオブラートに包んだ言い方があるだろう……。
あんまり包み過ぎてもわからないかもしれないけどな。
…………。
(結局のところ、自分がヘタレなのはわかってはいた。
だが、ここまでズバズバと言われると、やはり少しむっとしてしまう)
……わかったよ。
それは努力するようにするけど……時間かかるかもしれない。
それは勘弁してくれよ?
(勉強以外に、自分の頭の使い道が増えた、と少し気合いを入れた。
どうやら、発破は効果的になっているようだ)
お、俺も緊張して息できなかったけどさ……。
ま、息しないと大変なことになるっていうのがよくわかったけどな。
(小さくこくりと頷いて)
……緩い緩い言うな。
ちゃんとした顔だって俺もできるんだから。
……何、独り言言っているんだよ。
っていうか、ムードとか何もねぇじゃん……。
(先ほどの言葉に苦笑しつつ、服を脱ぎ始める。
さっさと服を脱ぐと、渚に倒れかかった。
実は、下着の下で既に準備はできており、小さなテントにもなっていた)
【わかりました、では凍結後はその時間に、待ち合わせスレでお会いしましょう】
>>386 オブラートねぇ…意気地なしとかそんな感じ?
こういう事はしっかり伝えてわからせないといけないと思うのよ。
あんたが自覚を持ってヘタレじゃなくなるまでね。
(成長して欲しい、という気持ちはあるらしい)
うん、努力しなさい。
時間が掛かるのはしょうがないけど…年寄りになってからじゃ困るわよ?
(ある程度許容する心もある)
(とりあえず見守ろう、という気持ちになる)
次はもうちょっとちゃんとできるようにするわ…。
(珍しく殊勝な様子で)
こういう時ぐらいシャンとした顔で通しなさいよ。
うっさいわね…手っ取り早い方がいい時もあるのよ。
脱いだらロマンチックにすればいいの。
(矛盾したことを言っているのは分かっていて、暴論で押し通す)
脱いだ?じゃあそこに…
ってうわ!何で倒れ掛かってくんの!
さっきみたいにそこで寝てなさい!
(まだ自分は服を着たまま幸太を弄り倒すつもりが、計画と変わって少し焦る)
(さっきと同じ体勢にしようと懸命に押し返す)
【はい、では時間になったら待ち合わせスレにということで】
【とりあえず、渚が主導権を握って先に進みたいですが…できればそのようにお願いしますね】
【それでは、レスを見届けたら今日は落ちますねー】
>>387 ……意気地無しって言われたところで、あんまりかわんねーよ。
でも、お前がそうしたいっていうならそれはそれでいいや。
お前が昔っからそうなのは知ってるからな。
(やれやれ、と小さく呟きながら首を振った)
……努力するけど、流石に年寄りになってからにする気はねぇよ。
っていうか、お前、さっきから言っていること違うぞ。
お前か俺が男か女を連れてくるまで、って言っていたら、年寄りになるまで一緒に居るかわかんねーだろ。
ま……俺は他に連れてくる気はないけど。
(ぽろっと本音を吐露しつつ、軽く流そうとする)
脱いだらロマンチック……。
(また難しい注文をするなぁと思いつつ、押し返されて再び下になった。
体勢が入れ替わると、尚更陰茎の勃起がよくわかるようになる。
だが、その意識を打ち消しつつ、どうしたらロマンチックになるか、を考えた。
その結果、出てきたセリフは……)
好きだよ、渚。
俺は渚の事を愛してる。
(小恥ずかしいセリフを言いつつ、そっと手を伸ばして身体を撫でた)
【それでは、今日はこれで凍結、ということで】
【お相手ありがとうございました、また夜の22時にお待ちしておりますね】
【また、レスは渚さん主導になるようにしました】
【では、おやすみなさいませ】
【見届けました、今日はお疲れ様でした】
【夜遅くまでお相手していただいてありがとうございます】
【また夜にお願いしますね、おやすみなさいませー】
390 :
名無しさん@ピンキー:2010/11/08(月) 05:15:45 ID:X0YZDwYh
ようやるわ
【昨日の続きでお借りします】
>>388 他にいい言葉が思いつかないのよ。
嫌ならあたしにそう言われないようなイイ男になんなさい。
う…うっさいわね!
あたしにイイ人ができなかったらあんたが滑り止めになるんだから、ちょっとはイイ男になってくれないと困るのよ!
(早口大声で捲くし立てて矛盾を押し流そうとする)
脱ぐまでがロマンもへったくれも無かったんだから、それぐらい夢見たっていいでしょ。
…あんた、さっきから下の方に当たってるんだけど…。
なんでそんなになってるわけ?
(そんなようなことは無かった、と感じて)
…っ!あ、ぁ…。
なっ…いきなりなんてこと言うの…!
(突然のセリフに絶句して、あからさまに対応に困っている)
うぅわ!あ、あたしの体なんか触ってないで全部脱ぎなさい…!
【フリーズしてしまって再起動してたら遅くなってしまいました…】
【引き続き、よろしくお願いしますね】
>>392 俺が滑り止め……。
大学受験じゃないんだから。
だが、ちょっとどころかかなりいい男になって、お前を見直してやるからな。
(冷静に突っ込みを入れつつ、ふふん、と胸を張って虚勢を張る)
わかったよ、それぐらいだったら夢見させてやるからさ……。
……いいじゃねぇか。
俺だって男だよ、そんな風になるさ……これからするってわかったらな。
ただ、好きでもねぇ女にこんなにはならないよ。
(そして渋々と下着を脱ぎ、裸になる。
すると、立派に勃起したペニスがそびえ立っていた)
ほら、脱いだぞ。
だけど、いきなりこうはなったりしないさ。
お前がここに居るから、こうなってるだけさ。
……ところで、ゴムとかしないのか?
そうじゃないと……できたりとか、するぞ……?
(ぴくぴくとペニスを震わせつつ、先走りを出して準備をした)
【いえいえ、大丈夫です】
【こちらこそ、宜しくお願いします】
>>393 ま、あんたに彼女でもできたらそうじゃなくなるけどね。
そういうのは、口じゃなくて結果で語りなさいよ。
あたしが捨てたら後悔するぐらいにね。
(虚勢もどこ吹く風といった感じ)
良くないわよ!
あーもうっ…つくづくムードってものとは無縁なのねあたしは…。
(頭を抱えて嘆いている)
…カッコつけたこと言ってんじゃないわよ…。
(好きといわれてどんな顔をすればいいのか、分からなくなる)
(ただ、すぐに好意を受け入れられるほど素直でもない)
…あたしがここに来る度にそんなにしてたんじゃないでしょうね。
それにしても…実際見てみるとなんかこう…感じるものがあるわね…。
(下半身の方を向いて幸太の体に跨り、ちょっと指で突付いてみる)
…え…。
あ、あたしがそんな物持ってるわけないでしょ!
あんた、持ってないの…?
(うろたえている様子が手に取るように分かる)
【この後の流れは、前戯を挟んでそのまま…といった感じでよろしいですか?】
>>394 ……ま、そんなこともあるかもしれないけどな。
……ぐ。
(結果で、と言われるとぐぅの音しか出なかった。
虚勢をずっと張っていると、結局最後は負けてしまうところがあった)
……わがまますぎるんだよ。
(再び冷静に突っ込みを入れつつ、少し呆れた表情を浮かべる。
だが、こうしているのも幸太としては楽しかった)
……そんなにかっこつけているわけじゃないから。
っていうか、細かいところ気にしすぎなんだよ。
だけど、お前が好きっていうのは俺の本心だから。
(そういって少し笑うと、自分の首を下げると、まじまじと見つめている渚を見る。
体勢を入れ替えると、目の前に渚の股間が来た)
いや、毎回そうしているわけじゃないよ。
だけど、たまに、って程回数が少ないわけじゃない。
(指でペニスを突かれると、軽くぷるんと震える)
……持ってないよ……。
まさか、そんなことになるとは思わないからさ。
……次の時には準備しておくから、今回は勘弁してくれ。
(そう言うと、渚の股間に吸いつき……ぺろぺろと舐め始めた)
>>394 【っと、流れとしては前戯を挟んで、そのまましていいと思います】
【お返事忘れてしまいました、ごめんなさい】
>>395 口だけ達者で変わらない奴ってのが一番ダサいんだからね?
肝に銘じときなさい。
あたしは贅沢なんて言ってるつもりはないわよ。
ただ、ちょっとは心ときめくようなのがあってもいいじゃない。
(聞こえるように大きな溜息をつく)
うっさいわねー!あんたがあたしに「好き」って言うなんてカッコつけ以外の何者でもないわ。
変な物でも食べたんじゃないでしょうね?
(あからさまに照れ隠しなのだが、必要以上に言葉に棘が混じってしまう)
……。
(新たな事実が発覚し、蔑みの視線に)
うわっ、動いた!
なんてーか、ゲテモノね…。
(初めて見た感想はそれらしい)
(興味津々で何度も突っついている)
妙に準備がいい時も時々あるからちょっとは期待したんだけど…無いか…。
つ、次って…調子に乗るな!う、ひゃあ!
(幸太の舌の動きに、悲鳴のような嬌声をあげた)
【では、その流れでお願いしますー】
【渚も脱いでるという設定になってるのかな…?】
【上だけ着たままというのもいいかなと思ったのですが…】
>>397 ……俺からするとかなり贅沢に感じられるのだがな……。
いや、気のせいかもしれないけど。
(小さく息をついて、そんな軽口を吐いてみたり)
俺がお前に好きって言うなっていうのか。
カッコつけってわけじゃなくて、本心なんだからさ、これが……。
(一瞬むすっとした顔をしつつ、逆に攻めに転じようと手を伸ばした)
……そりゃ動くさ。
これを使ってセックスするんだから……。
……いや、何度もつつくと、する前に出るぞ……?
(突かれて我慢しつつ、ぐっと耐えている)
いや、そこまで期待されても……ちょっと、困る。
だから、次のために準備しとくよ。
そんなに……調子に乗ってるつもりもないし。
……何度するか、わからないんだからさ。
(そう言うと、また唇を股間に吸いつけて何度も攻め立てる。
渚の嬌声を聞くと、ペニスがぴくぴくと動いた)
【えーと、描写がないのでわかりづらかったのですが、半脱ぎぐらいかな、と思っていました】
【もし下着を着ているようでしたら、下着を掻きわけて直接吸いついたと思ってください】
【ちなみに、上だけ着たままでも構いませんよ】
>>398 そういう星の元に生まれちゃったのかな…やだやだ。
あたしだってそれぐらいの夢見たいよ。
そ、そういうわけじゃなくて…。
あーっ、もう!わかんなくなってきた、この話終わり!
(考えるのが面倒になって話を切ろうとする)
何、あんたそんなに早いわけ?
いや、はじめに出しとけばゴム無くてもちょっと安心かも…。
な、なめたり、するんでしょ…?
いく、わよ……ん……。
(恐る恐る、ゆっくりと、舌先でちょんっと触った)
じゃ、じゃあ、他の女のために買いなさい、それならいいわ…。
(自分の為に用意すると言われると背中がむずがゆくなる)
う…あぁっ!な、なに断りも無しに…んっ…あぁぁっ…!
(びっくりしたのと、よく分からない感覚のせいでまともに言葉が出てこない)
(びくびくっと体に電気が走ったようになって)
【えっと、じゃあ下着も付けたまま、下は下着で上はスェットとかにしましょうか】
【他に何かありましたら遠慮なく言ってくださいね】
>>399 そんなに早いわけじゃねぇよ。
それに、始めに出しておけば後から精子が出ないわけじゃないし。
……量が増えても知らんぞ。
(嘘か本当か、自分でもよくわからないことを言いつつ、舌で触れられると……ペニスがまたぴくりと震える。
そうしている間に、ジワリと、ペニスの先から白濁液を出す)
他の女のために、ね……。
……わかったよ。
(いちいち素直じゃないな、と思いつつ、更に攻め立てる。
生まれて初めて見る大人の陰核にどきどきしつつ、何度も舐めていった)
……するんだよな、セックス……。
【了解です、では、そのままいきましょう】
【ちなみに、今日のリミットとしては1時半ぐらいになります、宜しくお願いします】
>>400 え、そうなの?
…空にしてからって手もあるわよね…。
(色々あの手この手を考えている)
ん…んわっ…!
もう…何か出てきてるわよ…やっぱ早いんじゃない…?
もっと耐えられるようになんなさい…。
(震える陰茎に驚きながらも、恐る恐るの舌遣いで溢れてきた液を舐め取って)
ちょっと、試させてもらうわよ…あたしの今後のために。
(おもむろにブラを外し、スエットを巻くって幸太のソレを胸の間に挟む)
ん…結構難しいもんね…。
(すぐにこぼれてしまったり、継続する事が出来ずに悪戦苦闘する)
(手の平の感触とふにょっとした感覚が幸太を包んで)
一応、あんたの今後の為を思ってやってんだからね。
そういうふうに思っときなさい。
ん…ひゃ…ちょっと、舐め過ぎっ…!
一々セックスとか口に出すんじゃないわよ…!
(恥ずかしい言葉に聞こえる、それでも、言葉に興奮を煽られてしまっているのも事実で)
(幸太の舌にも唾液とは違う潤いが伝わる)
あ、あんたは、もう…準備、できてるの…?
(緊張の面持ちで振り返り、恐る恐る聞いた)
【それでは、ちょっと早足でいきましょうか】
【改めてよろしくお願いしますね】
>>401 ……空にしてから、って何回やる気だよ。
そんなにしてたらもたねーぞ……?
(その思考に若干呆れつつ、必死に快楽に耐えている)
いや、早いわけじゃないよ。
……何度かしているうちに、慣れて長くなるだろう。
いいよ、渚のためなら、何度でも試してくれ。
(そう言うと、ペニスだけで感触を確かめる。
何度も擦りたてられているうちに、更に白濁液が零れてくる)
わかったよ、俺だって、あんたのためを思ってやっているんだから。
それに、舐め過ぎってことはないから。
(はん、と鼻を鳴らしつつ、ぺろぺろと割れ目を舐め続ける。
そのたびにぴくぴくとペニスを震わせ、渚の愛蜜を舐め取っていく)
ああ、とっくに準備出来ているさ。
今か今かと待ちわびていたところさ。
【大変申し訳ないです】
>>402 精根尽き果てた後ならゴム無くてもいいかもしんないでしょ。
あたしはもつからいいのよ。
(燃え尽きた後なら大丈夫かと思っている)
…もうちょっと気合入れなさいよね、下の方にも。
ありがと、ちょっとやってみたかったのよねー。
ふふ、けっこーあるでしょ?
(それなりにある胸で挟み、柔らかく刺激を与えて)
(自信も結構あるらしい)
じゃ、じゃあ…いくわよ…?
…あんまり見んじゃないわよ。
(身に付けている物を全て脱ぎ、生まれたままの姿になる)
(全裸を晒すのはそれなりに恥ずかしいらしく、片腕で胸を覆っている)
ん…こ、こうかな…ん…んっ……!
(改めて幸太に跨る姿勢になり、秘所と幸太の陰茎を擦り合わせる)
う、ぁ…どうして…無理、だめ…。
(後は腰を下ろすだけという段階で、急に怖くなってくる)
(今や不遜な態度は鳴りを潜め、不安そうな顔で小唄に助けを求めた)
【いえいえ、大丈夫ですよー】
【それじゃあ…後は幸太から優しくしてあげてください】
>>403 無茶言うな。
男だってすぐに子種はできるさ。
だから、ゴムしないからって油断していいわけじゃないぞ。
っていうか、燃え尽きたら勃たねぇから。
(何でも難癖をつけてくるなぁ、と思いつつも、それはいつものことなのでもうどうでも、ということになってきた。
これもいつもどおりか、と苦笑を浮かべる)
……気合い入ってるよ。
っていうか……渚、結構胸あるんだな……。
気持ちいいんだけど……。
(少し驚いた表情を浮かべつつ、ペニスはぴくりと動く)
……この姿勢なら見ちゃうだろ。
(は、と苦笑を浮かべつつ、まじまじと渚の身体を見る。
こうしてみると、プロポーションがいいので、かなりそそられてしまう)
……あんまり無理するなよ。
怖がってるじゃないか……。
(そっと身体を起こしあげてキスをすると、腰を出してペニスの先を秘裂に少しだけ、挿入する。
身体を抱えて体位を入れ替え、正常位になると……)
……いくぞ。
(キスをしつつ、ぐっと腰を押し出して……ぶつり、と処女を頂いた)
【……なんだか先走り過ぎてあまり優しくなってないような……重ね重ね申し訳ないです……】
>>404 ケッコー自信あるんだよ?
あんたにもあたしの事で知らない事ってたくさんあるのねぇ。
何気にジロジロ見たりしてるのかと思ってたわ。
(したり顔でそのまましばらく続け)
目ぇ瞑ってれば見えないでしょ。
ったく、男のそういう目ってのはどうしてそうヤラシーのかな…。
(半分諦めた様子で、隠す腕も下ろす)
しょ、しょうがないでしょ…あたしだってビビる時ぐらいあるわよ…。
初めてだし…。
ん…あ…。
(キスをもらうとちょっとだけ落ち着く)
(そのまま背中をベッドに預けて、深呼吸をして…)
うん…ゔっ…ぐぅ…あぁっ…!!
(シーツを握り締めて歯を食いしばり、なんとかその瞬間を耐えた)
うぅ…い、いたぁ…い…。
お…終わった…?
(どれくらい入っているかなど見る余裕は無く、涙目で幸太に聞く)
裂けるかと思った…う…。
(意味はあまり無くても、下腹部をこすって)
【大丈夫ですー、じゃあこのまま〆まで持っていっちゃいましょうか】
>>405 自信があるのはわかった。
……ま、知らないことがあったら追々知っていけばいいじゃないか。
っていうか、人を変態扱いみたいにするなよ……。
(はぁ、とちらりと溜息をついたりして)
見えなかったら意味ないだろ。
こういうのは、見えるからこその役得なんだよ。
(隠していた腕が取れると、まじまじと見つめてしまい……)
……すげぇじゃん。
そりゃ、初めてだもんな……。
……痛くても、少しは我慢してくれよ。
(処女を奪った後で、更に腰を進めると……一番奥に到達する。
かなり息を荒立てつつ、最後まで結合した)
……これで終わるわけないだろう。
セックスっていったら、まだまだこれからなんだから。
(そう言うと、再びキスをしつつ、腰を前後に動かしていく)
【そうですね、そろそろ時間も時間なので……〆までもっていきましょうか】
>>406 別にあんたを満足させるために見せてるわけじゃないよ。
…我慢よ、我慢。
(体を晒すのに慣れるのにも、時間が掛かるらしい)
あ、あんまりジロジロ見ないでよ…結構恥ずかしいんだから…。
(珍しく顔を赤らめて、唇をツンと尖らせた)
あーっ…避けられなかったとはいえ、こんなとこあんたに見られるのは屈辱だわ…。
結構、いたっ…痛いんだから…ちょっとは気使ってよね…。
(涙と荒れた息でぐしゃぐしゃの顔を腕で隠して)
(ちょっと動くだけでも痛みが走って体が強張ったりする)
全部入ったかって聞いたのよ…。
うぃっ…あ、ぅっ…!
ん…中に出しちゃ、だめだからね…。
んく…あ、ふっ…うぁっ…ん…もっと…。
(しっかり忠告しながら、もっとキスをねだって)
(押し殺した声が漏れ続けている)
【はい、お願いしますー】
>>407 ……我慢とか、わけわかんないし。
でも、こうして見られないと慣れないだろ?
だからその分、俺が見てるんじゃないか。
(役得、とか思いつつ、まじまじと見つめ続ける。
そして、拗ねた渚も可愛い、と思いつつ)
……わかったよ。
気を使うから……な?
(そう言うと、渚の前髪を掻きあげて額にキスをする。
身体が強張るたびに胸を揉み、腹を撫でたり、愛撫を繰り返した)
全部入ったよ。
……わかってる、中に出したら妊娠するかもしれないからな……。
(膣内へ射精しないように注意しつつ、何度も腰を動かし、そしてキスを繰り返す。
だが、長持ちさせようとキスに夢中になるあまり、下半身から意識を逸らしてしまっていた。
やがて、何度も動いていた腰が、深く結合した位置で止まると、小さなうめき声を上げつつ……身体を震わせる。
それと同時に、熱い液が膣内へ流れ始め――射精が、始まっていた)
あっ、中で……出しちまった……。
(セックスの余韻に浸った後で、後始末に入った二人。
しかし、中に出した失敗からか、口数が少なかった。
更に、股間が痛いと訴える渚を気遣い、しばらく幸太は渚をベッドで寝かせることにした)
……あのさ、その……。
……成り行きで、こんなんになっちまったけど……。
だけど、俺、本気で渚の事、愛しているから。
……それに関しては、渚は何か言わなくていいよ。
ただ……俺の気持ちを、受け止めてくれればいいから。
……おやすみ。
(そう言うと、幸太は自分の部屋に簡易ベッドを持ち出し、薄い布団にそっと、潜り込んでいった)
【こんな感じの〆ということで……いかがでしょう?】
>>408 わかったわよ!
あたしは大人しく見られてればいいのよ…慣れるためなんて言ったのもあたしだしね!
(分が悪くなると言葉を捲くし立てる悪い癖が出てくる)
そうよ、気付くのが遅いわよ…。
…ん…。
(そっと目を閉じてキスをもらう)
(ちょっと安心して、体から力が抜けていった)
あんた…どさくさに紛れて触ってる辺り結構エッチよね…。
(もう咎める気も無いのか、言うだけにとどめて)
ん…んぅっ…!
あっ…はぁっ、いっ…あぁ…。
ん…んんっ…!
(痛いのは相変わらず残っていても、ちょっとずつ艶かしい声が溢れて)
はぁ、あ、あぁっ…ん…!
え、ちょっと、まさか…
(急に動きが止まったと思ったら、案の定中に出されていた)
あ、あんたね〜…!
どおすんのよこれっ…せっかくちょっと見直してやったらこれ!?
(今にも殴りかからんばかりの勢いで興奮する)
(収まるまでに結構時間が掛かったとか)
なによ。
(あからさまに棘棘の態度不機嫌そうな返事)
はぁー…愛してるならちょっとは後先考えてほしいもんだわ…。
…ま、なるようになるわよね…。
…朝までに帰らないと殺されるわ…。
(しっかり目覚ましを掛けて、服をしっかり着て浅い眠りに就いた)
(それでなくても二人の両親にはお見通しだったようだが…)
【こちらもこれで〆としますねー】
【今回は募集に応じてお付き合いいただき、ありがとうございました】
【二日間お疲れ様でした、こちらは先に失礼させていただきますね】
【おやすみなさいませー】
【いえいえ、こちらこそ、お相手していただき、ありがとうございました】
【二日間楽しかったですよー】
【そして、こちらのリミットの都合で最後、駆け足になってしまい、申し訳なかったです】
【それでは、またお会いできることを願って……おやすみなさいませ】
【ロールにお借りします】
【迫水直先輩をお待ちしています】
【同じくロールにスレをお借りします】
『津綺子、怪我はない?』
(口元まで分厚い装甲に覆われている為にややくぐもった声でそばにいるパートナーへ問いかける)
(その落ち着いた口調は体内に寄生する妖魔が完全な制御下にあることを示している)
(街の中心部から少し外れた場所にある廃ビルの地下。元は駐車場として使用されていたであろうスペースは)
(今もやはり駐車場としてその役割を果たしている---停まっているのはもう動かない車ばかりだけれども)
(埃にまみれた車体が、決められた駐車スペースにキチンと、整然と廃棄されている光景はどことなく滑稽さをも感じさせる)
(そんな駐車場の通路に無惨な残骸を晒しているのは、この忘れられた地下空間の支配者)
(何時、何処で、誰が、何のために創り出したのか最早知る術の無い機械人形)
(強固な金属の表面はひび割れ、ひしゃげ、穿たれ)
(偽りの魂を与えられた精密な電子回路は強力な雷撃に焼き尽くされていた)
『意外とアッサリだったね…いや、相性が良かったのかな?
とにかく、津綺子のお陰で楽に闘えたよ。ありがとう、と、お疲れさま』
(心を妖魔に奪われる危険を顧みず、躊躇いなく異形へと姿を変えたのは、闘争への欲求のため)
(より強く、圧倒的な力で敵を蹂躙するため)
(だから戦いの後、パートナーへかけた労りの言葉には、ほんの僅かに欲求不満な、拗ねたような色が滲む)
【大部分が状況説明の為、拾える部分が極端に少ない…】
【遠慮なくバッサリ切ったり、足りないところを付け足したりしてくれて構わない】
【とにもかくにも、これからしばらくお相手のほど、宜しくお願いします】
大丈夫です。
(こちらを気遣う黒騎士に、やはり落ちついた声で答える)
(地下、それも大量に自動車があるようなところで放電するのには、相当な集中力が必要だった)
(出力を絞り、確実にターゲットへと電撃を飛ばさなければ、大惨事になってしまう)
(結果的に、機械人形の制御系統を狂わせる程度の攻撃しかできず)
(それを叩きつぶしたのは、異形の黒騎士──最も信頼するパートナーだった)
そんなに力を使いませんでしたから……
(黒々とした装甲を鈍く光らせる異形に近づく)
直さんも、お疲れさまでした。
(十分な余力を残しての終幕。ためらいもなく装甲に触れ、身を寄せる)
(その体に回した手の中で、か細い音を立てて装甲が砕け)
(きらめく粒子になって消えて行く)
直さんは、お疲れじゃありませんか?
(見上げる目に映るのは、愛しい青年の顔)
(鍛えられた体躯が地下の乏しい灯りに浮かび上がる)
【こちらもこんな感じで…】
【相変わらず確定で変身を解いてしまってますが(汗】
【まだ変身したままが良ければ、例によって蹴ってください……】
【今夜もどうぞよろしくお願いいたします】
そう、よかった
っと…いつまでもこんな格好じゃレディに申し訳がないね…俺のバッグは…?
(闘争に昂った精神が愛しいパートナーの声でゆっくりと冷まされていく)
(となると急に今の自分の姿---一糸纏わぬ裸---が気恥ずかしく感じる)
(幾度も体を重ね、全てをさらけ出しているのだから今さらな感もあるが)
(情欲に身を任せている時とはやはり違って、少し落ち着かない様子で、取って付けたような冗談を言いながら、辺りを見渡す)
(そんな時に地下の静寂を破って猛々しくエンジン音が空気を震わせる)
(間もなく視界にもチラリとヘッドライトらしき光が入ってきて)
……?……っ!まずい、人が来る
津綺子、どこかに隠れないと!
(残された残骸もさることながら、今の格好を他人に見られる訳にはいかない)
(それに、人から忘れられたようなこの空間を訪れる者が真っ当な訳がない)
(津綺子の手を引いてひとまずは並んだ車の蔭へ。身を屈めたままその場を離れるように蔭から蔭へ移動していく)
【問題なしだ】
早く服をお召しにならないと、体を冷やされたら……
(バッグはと聞かれて慌てて周囲を見回す)
(妖魔を宿す彼を、たとえ真冬に裸で水に放りこんでも体調を崩す心配はないが)
(寒さは感じるのだし、それは辛いことのはずだ)
あ、あそこに…
(短い闘争の間に、少し離れたところへ置きっぱなしになってしまったバッグを見つける)
(そちらへ歩き出したとたん、まぶしいライトが目に入った)
…!…まさか、こんなところへ……
(と言う間もなく手を引っ張られて車の陰へと)
(全裸のまま、こちらの手を引いて移動していく青年についていく)
(次第に闇に目が慣れて、彼の姿を見分けられるようになる)
(広い背中に時折水銀灯の灯りが届き、強いコントラストを描く)
(ヒトの姿に戻った彼の手は熱く、こちらの胸も騒ぎ始める)
こんなときに……
(こんなときでさえ、恋人の横顔は、じっと見とれてしまいそうなほどに素敵だと思う)
まさか人が来るなんて思ってもいなかった…
(声をひそめ、一人言のように呟きながらコソコソと移動する)
(時折そっと顔を出し乱入者の動きを確認する)
(逆光で見えにくいが相手はどうやら一人らしい。今はまだ、通路に残された残骸を検分している)
(おそらくは自分達と同じ夜の世界に身を置く人物)
(組織人かフリーかは分からないが、狩りの対象が被ったのだろう)
津綺子…ここに…
(ものは試しと手にかけた車のドア。意外にも鍵は掛かっておらず小さな音を立てて開く)
(侵入者の方を警戒しながら先にパートナーを、後に続いて後部座席へ入り込んで、再びドアを閉じる)
入り口は一つだけだし…とにかくここに隠れていよう
(運転席と後部座席の隙間に身を寄せあうようにして体を押し込む)
(大柄とも言える二人にとって少し…いや、かなり狭くて、否応なしに互いの体が密着する)
暴走族かなにか?
(しかし侵入者は一人だ)
(こちらが斃した機械人形を見ているらしい様子を見れば、心臓が跳ねあがる)
何をしているんでしょう?
あのロボットの正体に気づかれたらまずいです!
(焦りながら囁けば、恋人は一台の車のドアを開け、こちらの体を押しやる)
(慌てて車に乗り込み、パートナーがドアを閉めれば、その音は以外に大きく響いて)
…!……
(身体中に一気に汗が噴き出す)
(人物が体を起して周囲を見回す)
どうしよう、まずいです……
(夢中で恋人の体にすがりつく、体を押し付けて縮こまる)
(男性の熱い体に身を寄せて、緊張のあまり小刻みに震えはじめる)
大丈夫…絶対に大丈夫だから…
(不安からか小刻みに震えるパートナーをしっかりと抱き締め、子供をあやすように背中をさする)
(何の根拠も自信もないが「大丈夫」と、自分とパートナーに言い聞かせる)
(声こそ震えないが密着した恋人には早鐘のように跳ねる心臓の動きはバレバレだろう)
……っ!!!
(男は懐中電灯でも持っていたのだろうか。一条の光がフロントガラスから差し込み頭上を行き来する)
(コツコツとコンクリートを踏み鳴らす靴の音が徐々に近付いてくる)
(呼吸すら止め、腕の中のパートナーを体内に隠そうとするかのようにキツく抱き寄せて)
(実際には数分だが、主観時間では何倍もに引き伸ばされて、何時間にも感じられる時が流れて…)
(突然鳴り響く電子音。それはオーソドックスな携帯の着信音)
(自分のでもパートナーのでもない、もう一人の人物の持つそれが着信を知らせる)
(恐ろしいくらいに近くで男の声が応答するのが聞こえる)
(相手は上司なのかクライアントなのか。敬語で状況を伝えている様子が聞こえてくる)
…………………
(コツコツと足音が遠ざかっていく。話ながら男がこの場を離れようとしている)
(息をするのも忘れたまま、エンジン音が鳴り響き、車が出ていく音を今か今かと待ちわびる)
…っあ……!
(優しくこちらをあやしていた恋人に、急にキツく抱きしめられる)
(高まる青年の体臭に、くらっときて)
(そのまま彼の肌に鼻先を寄せ、じっと恋人の感触に浸る)
(周囲の音が、潮が引くように遠ざかり)
(恋人の存在だけが、全世界のすべてになってしまったかのように)
(足音も、こちらに向けられる灯りも、何もかもが突然どうでもよくなる)
(携帯の呼び出し音がなっているのだが)
(耳でそれを聞いていても頭が聞いていない)
(彼の心音に同調するように、こちらの心音も早くなって)
(恋人の匂い、体温、皮膚の感触……)
(足音が遠ざかるのを、心のどこかでは安心して)
(また別のどこかでは、惜しむような気持さえ湧いている)
……………
(やがて待ちわびた時が訪れる。入ってきた時と同じように猛々しくエンジン音を響かせ、コンクリートにタイヤの跡を刻みつけて去っていく)
(残響が消え去り、地下空間は再びほの暗さと静寂を取り戻して)
…………ふぅ……
(それでも極度の緊張から解放され、止めていた呼吸を再開するのには暫く時間がかかった)
(大きな大きな安堵のため息で肺がカラッポになってしまいそうなほど)
(そんなため息と共に全身の緊張が泡のように溶けていく)
大丈夫、だったね…ヤバかったけど…
津綺子、もう大丈夫だよ…
(再びあやすように、胸元に埋まった恋人の頭を撫でる)
(外側に向けられていた全身の神経が本来の機能へ戻る)
(そうすることで今まで感じていなかった感触が胸をくすぐっているのに気づく)
(それはパートナーの熱い熱い吐息)
あ……
(恋人の厚い胸が、大きく膨らんでしぼむ)
(その動きに、ようやく我に返って)
もう、大丈夫…ですか?
早く帰らないと。
私、お鞄とって来ますから、ここで待っていてください。
そうしたら服を着てすぐ……
(テキパキといつもの自分に戻って、するべき事を組み立てる)
(すぐにでも車を降りようとして)
(どきん、と心臓が大きく跳ねる)
(抱きしめられていた腕から身を離したとたん、彼の上半身が目に入って)
(たったいま、自分のすべてを預けていた、愛しい青年の一糸まとわぬ姿に)
(ごくりと何かを呑み込むような仕草をして、そのまま動作を止めてしまう)
あ、待って…
(熱く胸をくすぐる感触を離しがたくて、
体を起こして離れようとする恋人の手を思わず掴む)
………
(自分の体にに見とれている少女の熱視線が胸板を滑る)
(見つめるのに夢中になっているパートナーの隙をつくようにして、再び胸の上に引き戻すと…)
津綺子、ゴメン…
(聞こえるか聞こえないかの小さな小さな声で呟く)
(場所も状況も弁えず、体の一部がある兆候を示し始めたのに対しての謝罪)
直さん…?
(視線が合う。合ったと思うと、突然また引き戻され、抱きしめられ……)
え…あ!
(抱擁は熱っぽく、先ほどの危機感に満ちた緊張はない)
(小さく小さく囁く青年の声は、聞き間違いかと思うほど)
(一体なぜ、そんなことを、と思った瞬間に疑問は氷解した)
(固く引き締まった腹筋の下に……それがあるのが感じられる)
(動作を止めてしまった二人のなかで、彼の肉体だけが主の意思を裏切って変化する)
(熱く、固く、太く、大きく……)
直さん、早く…お着替えを……
(そんなことを言う声まで、熱を孕んで)
(恋人の腕を振りほどくことができない)
イヤだ…
(それは普段なら決して言わないような、我が儘)
(とりつく島も与えないような、断固とした拒否)
(恋人の細い体を座席の隙間に押し込むようにして、体の密着度を増すと)
(少女の固く引き締まった腹筋へ己自信 をグリグリと押し付けていく)
はぁ…はぁ…
(布目に裏側が擦られて鈍い快感が背筋を這い上がる)
(ゾクゾクと身を震わせながら、腰を蠢かす)
はぁ…ん…津綺子…
(快感に潤んだ瞳で恋人を見つめ)
(戸惑いの表情の浮かぶ顔へと己の顔を近付けていく)
直さん…!
(熱く、きっぱりとした拒絶)
(だが今はどう考えても、一刻も早くこの場を去るべきで)
(先ほどの人影が、もし増援を呼んでいたらと気が気でない)
だめ、ねえ、直さん、すぐに着替えて……
さっきの人が、戻ってきたら……!
(声を殺してかきくどくも、抱きしめる腕は緩みもしない)
(グリグリと押し付けられる勃起は、ますます固く太って行く)
直さん…だめ……ぇ……
人が来たら……大変、だか……ら……
(言葉は熱い唇に封じられて、そのまま長く深いキスへと変わってゆく)
【……というわけで、今夜はこのあたりで凍結をお願いしたいのですが…】
【】無しで失礼するよ
お願いされてしまっては仕方がない…と言うのは冗談で
うん、俺もそろそろ…と思っていたので丁度いいな
では次回なのだけど…おそらく金曜はさほど遅くならない時間に帰宅できそう
なので、少し間が空いてしまうけど金曜の22時からでどうだろう?
こちらも【】なしで
余り拘束しないように、などと言いつつ、
どうしても続きをお願いしたくなってしまうのでした
金曜日、ですね。22時で大丈夫です。
例によって、リアル優先で、お忙しい時やお疲れの時などは
どうぞ直前でも、お申し出いただければと。
拘束はお互い様なので気にしないように
ついでに、続きで展開等に希望があれば遠慮なく言って欲しい
では金曜に。レス用意しておこう
都合に急変があればそちらも無理はしないようにね
さて、ここら辺でお先に失礼させてもらおうかな
今日はありがとう&お疲れさま
おやすみなさい
ではまた流れについては、金曜日に改めて。
今日も楽しくお相手させていただきました。
お疲れさまでした。おやすみなさい
【スレをお返しします。ありがとうございました】
430 :
名無しさん@ピンキー:2010/11/12(金) 12:34:32 ID:Htxn8+Nt
テス
【ロールのためスレをお借りしますねー】
【書き出しはしばらくお待ちくださいませー】
【スレをお借りします】
(―――あれから10年、時が経てばその間に何かは起こる)
(それは自分も例外ではなく、その一件が今なお自分の心を深く傷つける)
………ふぅ、そろそろ……お茶にしよっかな、
(そう言って、誰もいない公園の片隅に自前のティーセットを広げる)
(6年前………私が高校に入ったばかりの事だった)
(私は当時"水龍"と心を通わせる事に成功して、やっぱり貧乏ながらも)
(生活そのものはとても充実しており、異形退治やアルバイトに精を出して頑張っていた)
(そんな人並みの生活を送れていた「異能者」の一人として日々を生きていた)
(けれど、"あの日"………私の力を欲しているものに捕まり、利用された………)
(―――過去の出来事を思い返し、胸を痛める)
私の「力」………、本当に必要とされて存在しているのか………もう、わからない
………でも……もう、あんな思いはしたくないの……、
(手にするカップに入った紅茶は波打ち、それは自身が震えていることを表す)
………あなたも、こんな「危ない力」を狙っている組織の方なのかしら?
良かったら………お茶でも飲みながらお話でもしない?
(と、誰もいないはずの木陰に声を掛ける)
(公園に来る前から……何かを感じていた、ここなら何か起きても…ごまかすことは出来る)
【改めて、今夜はよろしくお願いしますね?】
(しゅるりとスーツのネクタイを紐解く。昔の知人と出会う時に決めている自分なりのルールだ)
こんなところで、若い女性が一人佇んでいたら、襲われるぞ?
やれやれ……どうして、俺の周りの女性陣はこうも怖いもの知らずなんだか。
あるいは―――、君たち自身がその“怖いもの”なのかもしれないけど。
(苦笑を浮かべながら、木陰から姿を現す)
やあ、久しぶりだな。瑞谷。
見ないうちに美人になったもんだ。お互い変わったな、良い意味でも悪い意味でも。
(まるで昨日出会った友人に話しかけるように、笑いかけてくしゃりと自分の前髪を掻きあげる)
そうだな。
いや、俺たちのことを誰かが見ていたんでな。
仲間に追跡(つけ)させて貰った。結果、君がいたわけなんだが……驚いた。
今になって、昔の知人たちとこうも立て続けに出くわすとはな。
(やれやれとかぶりを振りながら、小さく溜息をこぼし)
さて、それじゃ本題だ。
―――瑞谷。別に俺たちは君の力自体には興味はない。
が、それを使われることが問題なんだ。特別な力同士がぶつかり合えば、その被害は
当事者だけに留まらない。何の罪もない人たちが巻き込まれる可能性がある。
――君の返答次第では、このまま見逃すわけにはいかない。
(静かにそう告げて、じっと彼女の動向を探る)
【それじゃお願いします、と】
>>434 ………あら、
(身なりからして、若年の男性…しかしそれ以前に私は彼を知っていた)
(丁度10年前の出来事だったろうか、あの日の共闘以来、多少なりとも交流はあった)
(けど………ある日を境に彼とはそれきりだった)
お久しぶりですね………先輩?
…別に、襲われるなんて日常茶飯事のことじゃありませんか、
それが異形なのか、人であるのか………それだけの事でしょう?
(そう言って紅茶を一口)
(相手が知人であるならそうそう事を荒立てる必要は無い、カップを置き、先輩の分を用意し始めて)
"怖いもの"………なんでしょうね、「異能者」という存在は………、
………お世辞を言っても、紅茶くらいしか出せませんよ?
(確かにあれから変わった………、でも、あの時の笑顔はもう…失われてしまった)
(髪を揺らして先輩の分の紅茶を淹れ終える、そして、すっと何も言わずに差し出して)
ええ………確かにあの日、私はあなた…方を見ていたわ、
あれきり、誰かがつけていたことも……気づいていたもの
……何もアクションが無かったから、今まで放って置いたんだけれど
(ふぅ、とため息をついて)
葵先輩だけじゃなくて、私にまで何かするつもりなの、変態先輩?
(ジト目で先輩を見つめる)
―――、
(本題…そう耳にして態度を変える、直ぐに臨戦態勢を整えて―――)
………もし、この力を使い続けるといったら、先輩は私の事を殺すのかしら?
私はまだ、死ぬつもりは無いわよ?
>>435 クッ、違いない。
それが、俺たちの―――“日常”なんだろう。
(彼女の言葉に、自嘲気味に笑みを浮かべる)
人だろうが、異形だろうが、関係ない。“力”は命を奪う。
そして、また悲劇は繰り返される―――、そんなループが、この世界では続けられている。
俺たちを含めて、“怖いもの”なんだろうさ。それは否定しようのない事実だと思う。
(スーツのポケットに手を突っ込み、樹の幹に背もたれて立つ。目は細められていて、その先は地面におとされていた)
こちらも、堂々とお天道様の下を歩けるようなことをやってるわけじゃないんでな。
まあ、一応マークしておく必要があったわけさ。気づいていようがいまいが、関係ない。
君の動きを抑制できれば、それで良かったんだからな。
こうして会いに来たのは、その付与効果ってところか。おまけみたいなもんさ。
(もともと彼女と接触を図るつもりはなかった。“力”さえ使われなければそれでいいのだから)
(だから、こうして今彼女と話をしているのは本当に偶々だったのだ)
――返答次第では、と言っただろう?
(彼女の軽口に、苦笑を漏らしじっと見据えたまま答える)
それとひとつ誤解を解いておこう。“そういう意味で”興味があるのは、今も昔も、あの人だけだ。
――殺しはしないかもしれない。
だが、その力を無効化するぐらいには、痛めつけさせて貰う。
女の子を殴るのは、好きじゃないんだけどな。そんな好き嫌いを言ってもいられないんだよ。
(軽く肩を竦ませて、腰のベルトに差した鞘から小太刀を抜く)
君はどうしたいんだ?ずっと“力”に悩み続けて、それで答えは出たのか?
>>436 そうね………、
("命を奪う"その言葉に顔を背け、目を閉じる)
例外を知ってはいるけど、それ以外は結局………人外の"力"、
どんなに傷つけまいと心がけても………、結局利用されたり、自身で悪用して………誰かの命を奪う、
この私も………そんな一人だったって事ね
………私の「力」を抑制してくれるのであれば、もっと早くお会いしたかったのだけど、
生憎……動きまで制限はされたくは無いわね、
(先輩に向き直り、ずっ……と紅茶を一口)
何か貴方にも………目的はあるのでしょうけど、私にも目的はあるわ
(紅茶のカップを持ったまま首を傾げて)
……それなら、良いんだけど?
浮気も一つの………男の性…っていうらしいじゃない?
(くすくす笑いながら冗談を言ってみる)
10年も経てば……変わるものね、……まあ、私もそうなんだろうけど
"今"貴方が私の力を封じるというのなら、……それなりに私も抵抗はさせてもらうわ、
まだ少しだけ、"この子(水龍)の力"は必要だもの
(そう語って右手を胸に置き)
………"目的"を達成できれば、"今"の私は自然と消えていなくなるわ
そして………6年前のあの時の事件の犠牲者も………ううん、その事件自体が無くなる
(右手を胸から放し、座ったまま小太刀を抜いた先輩を見据え)
その為に、今私の障害になるものは………殺させてもらうわ!
(言い終わるが早いか、瞬時に水鞭を作り出しそれで先輩を取り囲む)
………今貴方が、何を目的に、どう呼ばれているのか知らないけれど、
私は…ここでやられるわけにはいかないの
>>437 ―――例外なんてない。
そう、俺のこの“力”も誰かを傷つける道具にしかならないんだよ。
俺は“力”を狩る。異形も、人間も関係ない。
悪いがそういうわけにはいかない。
その力を封じて、これから先使わないと約束できるのなら、話は別だけどな。
……。なら、交渉決裂だな。
(やれやれと溜息を零して。あるいは、こうなることが分かっていたように、やっぱりかと言わんばかりに首を振る)
いちいちそういうところに拘るのは、女の子らしいけど、ね。
悪いけど、そういう話に興味はないんだ。今は。
(クッと笑うと、一歩、二歩、と確実に彼女へと歩みを進めて)
君が何を目的としているのかは分からない。どうせ話すつもりもないんだろう?
思わせぶりは良くないな。単純に、それは人を挑発させるだけに過ぎない。
―――殺(や)れるものなら、殺ってみな?
俺の名は“絶対領域”―――…既に此処は、俺の領域(テリトリー)内だ。
(言うが早く、ビデオを早送りしたような不自然な動きで、すべての水鞭を小太刀で打ち払う)
俺の目的?すでに君は知っていると思ってたんだがな。
改めて言っておこう。俺の目的は異形とそれを狩る機関の排除。
そして―――、10年前と今の“彼女”を殺すことだ。それ以上でも、それ以下でもない。
ましてや―――、それ以外の何物でも、ない。
(まるでフィルムのコマがところどころ切り取られたような不自然な動きで愛華へと肉薄する)
(小太刀を煌めかせて、躊躇なく心の臓を狙い澄ませ、切り払う)
【眠気とかそのほか諸々大丈夫かー?】
>>438 ………そうは、思わないけど?
(ならば"癒し"の類の力を持ったものは何であるというのか)
(先輩の言葉に少々苛立ちを覚えながらも、一言一言、噛み締めるように聞いて)
昔みたいに、はいわかりましたー……なんて、言うことは出来ないわ
それに………そんな今の先輩とは、分かり合えるはずが無いですもの
(水鞭で先輩を取り囲み筒はあるが、所詮は"水鞭"、こんなもので先輩を殺せるなどと思わず)
………興味が無いのなら、このまま帰ってもらいたい所ね
(立ち上がり、歩み寄る先輩を警戒しつつ次の手を考える)
………話してもどうせ、聞いてはもらえないわ、
理解もしてもらえないでしょうし………………だから、これでいいのよ…っ!
(水鞭で締め上げようとする、しかし、その水鞭は一瞬にして打ち払われ)
………くっ、
(左の手で水を凝固させ、盾を作り防御の体制に入る)
(水鞭を打ち払われた右の手で氷の刀を精製して、攻撃の態勢を整えようと木々の陰へと下がり)
【眠気は大丈夫ですよ】
【でも、することもありますし、2時半くらいを目安にしておきましょう】
>>439 君がそう思わなくても、そう思う誰かはいるということだ。
どんな“力”だろうと、それは争いの元になるだけだ。
それに例外は―――、ない。
言っただろう?
君の力には興味はないが、その使われ方には問題がある、と。
(苦笑。興味があるなしのレベルの話ではない。そんな言葉遊びが、まだ出来るのかと自分自身を笑い)
交渉決裂だ、と言ったはずだ。君が交渉に乗ってくれない限りは、退くわけにはいかない。
なら、その結果は目に見えているだろう?
(同じことだ、と呟きながら、彼女との距離感を図りつつ)
そうやって、自分の世界を作り上げて満足か?
自分で勝手に決めつけて、他者を拒絶して、自分の世界に浸る――それが君の選択なら、否定はしない。
だが、それで本当に満足なのか?
(その言葉はまるで、自分に問いかけているようでもあり)
まぁ、どちらにしろ俺には関係ないことだけどな。決めるのは瑞谷、君だ。
(突き放したような言い方をしながら、歩みを進める。進めない理由がない)
(目の前にいるのは知人だ。だが、今は敵でしかない。ならば、進む。進め。―――迷いを断ち切るように)
……そうだな。交渉条件を変えようか。
もし、君が悩んでいるそれを聞かせてくれるというのなら、此処は一旦見逃すというのは。
内容次第では俺も納得が出来るかもしれないし、な。
(最後の言葉は嘘だ。どんな“力”でも認められない。認めない)
(だが、思う。ここで彼女を泳がせれば何かしら情報が集まるかもしれない、と)
【それならいいけど】
【それじゃそれぐらいまでにはきりがいいところまで運べるようにするよ】
>>440 ………そうね、それなら…納得できるかも、
(木陰に潜み、先輩の言葉に答える)
(実際にこの場で戦い続けても勝ち目が無いのは明白ではあった)
交渉………ね、先に刃を向けておいて、
本当にその気があったのか、突っ込ませてもらいたいわ
(交渉以前に、私に対する選択肢は一つしか残されていなかった)
(それを拒否した結果がこれなのだから、それはそれで仕方は無い)
最初から、"「水の力」を持つ私を殺す"………それだけが目的だったのでしょう?
………自分の世界を、か、
(先輩の言葉にため息をつき、空を遮る木の葉を見上げて)
それも……そのまま言葉を返させてもらうわ、
決め付けて、拒絶して…………、この言葉は……一番貴方に似合っているんじゃないの?
(私もそうなのだろうが、一番この言葉が合っているのは先輩ではないのか)
(先輩と音信普通になってしばらく、葵先輩はどう思っていたか………)
……?
(と、ここで条件を提示される)
(一旦見逃す……とは言われたが、それを保障してくれる者などいない)
(けれど、話すことだけは厭わなかった………それが例え理解されなくとも)
私は………、"10年前の私を殺す"わ………、
その為なら………"今の貴方"を殺す事だって厭わない
そして、それを邪魔するというのであれば………、私は貴方を殺さなくてはいけない
………それだけ、よ、
(過去に舞い戻り、自分自身を亡き者にする)
(そうすれば、6年前の事件を筆頭に、もう自分の存在について悩む事も無くなる)
(成功すれば、"今の自分"は存在していなかったことになるのだから………)
貴方が、私を利用したいのであれば、協力もするわ………
でも………"目的"の邪魔になるのであれば………っ、
(いつからだろう………こう、平気で命を奪う発言が出来るようになったのは)
(木の葉がざわめく、そして先輩は―――)
>>441 交渉は交渉だ。
言っただろう?“力”を使わなければ、いいと。
俺がここまで拘るのは、君が“力”を使うかどうかその危険性があるからだ。
別に“力”があればあったでそれでいい。
問題なのは、それを使うことで、余計な被害者が出るかどうかということなんだ。
さてな。
けど、だからこそ、俺は十年前に渡ろうとしてるのかもしれない。
(―――彼女に殺される為に)
成程な。
―――そういうことなら、俺の“目的”とは相反しない。
念の為に言っておくが、それがどんな結果を齎すのか分かってるんだろうな?
バタフライ効果―――、というわけじゃないが、どんな些細なことでも多大な影響を及ぼすことがある…らしい。
(らしい、と言ったのは、実際自分が体験したわけではないから。結局は聞き伝手でしかないのだが)
なら――、ついてくるか?
どうせ、俺も十年前に跳ばなきゃいけない。それだけの理由がある。
だけど、君が十年前で起こす行動の結果に責任は俺たちは持たないぞ。
それでもいいのなら、ついてこい。“魔女”との約束も取り付けてある。
あとは―――十年前に跳ぶだけだ。
(小太刀を鞘に納めて、呟く。最早、迷いはないかのように)
【それじゃ次ぐらいで締めにするか?】
>>442 ………力を使わない……、
言ったわよね、その約束を守ることは出来ないって、
使わない"気ではいる"わ、でも………「力」がある限り、それは守られるとは限らない
("あの日"を思い返す………あれから自分がどんなに荒れた生活を送ったか)
(我に返り、誰かの命を奪ったのだと知ったとき、自暴自棄になった、自分で命を絶とうともした)
(けれど………、私は今ここにこうしている)
だから、最近は力を使わないで………これまで放浪してきたのだけれど、
(けれど、容赦なく異形は襲い掛かって来た、異形じゃなくても命は狙われた)
………いっそ、貴方に殺されるのであれば……どれだけ楽になれるかしら?
……そう、
(先輩が過去へ渡ろうとしている理由)
(理由は違えど、切欠があった10年前に飛ぼうとしているのは私だけではないようだ)
………私が殺されても、死ぬ人は死に逝くし、生きていく人は生きていく、
昔の私が殺されて、悲しむ人も……そうでない人もいるでしょう、
けど、"10年前"が一番………跡を引かなくてすむ、そう思ったの
(力を知り始めた"10年前"その頃の自分であれば、大きく影響はしなくてすむかもしれない)
(あまりに単調な考えではあるが、その期が一番良いと長いこと放浪して判断したから)
何も、貴方方に責任を負ってなんて言わないわよ、
"自分のすること"には"本人"がその責任を負うべき、でしょ?
(すっ……と、木陰から姿を現す)
………"魔女"?
(と、ここで自分がさまよってきた理由の一つを思い出して)
丁度………探していたところなの、
………通じてはいたのね、"絶対領域"さんとは
(やれやれだ、自分が思い立って彼女を探そうとしたときは苦労していたのだが)
(先輩と出会うことでこんなにアッサリと見つかろうとは)
(そして、装備を解く、氷で出来た盾と刀は蒸発するように消えていき)
アンジェラ先輩に会えるのであれば、私はなんでも………するわ
(これは彼に協力をするという意味にあたる)
(迷いはしたが、他に手段はなさそうで)
(協力したほうがどうやら、"目的"の近道になりそうだったから)
【そうですね、そろそろ…〆になりますね】
――あの人も、色々抱えてるんだ。
人は誰だってそうなのかもしれない。
(自分もふくめて。今、こうしてここにいる結果は、今までの自分の選んできた選択の積み重ねだ)
(それがいいかどうかはさておき、それは偶然ではない。必然の結果なのだ)
ああ、ただし変な真似をするようだったら、その時は、今の続きをさせて貰うとしよう。
一時休戦……と言ったところだな。
君がどういう行動を取るにせよ、俺たちにはそれを止める術はないし、
それを止める権利はないと思う。それを唯一止めることが出来るとしたら、それは…過去の君だけだ。
(やれやれと溜息をつきながら、軽く肩を竦ませて)
さて……それじゃ、そろそろ行くとしよう。
この後、“魔女”と出会う手筈になっている。そのあと…十年前に。
――さ、ついてこい。
(それだけ言うと、くるりと背を向けて、そのまま立ち去って行く)
(彼らが十年前に跳ぶ話は、また違う機会に。)
【それじゃあ、こっちはこれで締めにさせてもらうぜーっ】
>>444 何も抱えず、生きていければ………こんな思いはしなくてすんだのかしら?
そうであれば………どれだけ、幸せなことだったでしょうね………
(過去を変えることは出来ない、普通はそうだろう)
(これを"運命"という一言で片付けられるのであればどれだけ楽ですむだろうか)
………わかったわ、せいぜい…貴方の気に触れない様に、心がけるわ
(ため息気味に、頷いて)
昔の……私………か、
(あの頃の"自分"を思い出す、果たして、"昔の自分"は"今の自分"をどう思うだろうか)
(……いや、そんな事を考えている場合ではない)
(そんな"子供の自分"を戒め、亡き者とするために行くのだから)
ええ、お願いするわ………"絶対領域"さん
(そして、彼の後をついて行く、"今"の自分を………過去を………変えるために)
【遅くなりましたが、私もこれで〆にしますね?】
【ここまでお付き合いありがとうございました、先輩】
【またお相手していただければ幸いです】
【ある程度時間がたったのでこれで落ちますー】
【また機会があれば、よろしくお願いしますねー(礼っ)】
【改めてー、スレをお返ししますねっ♪】
【ロールにスレをお借りします】
【
http://yomi.bbspink.com/test/read.cgi/erochara2/1288452477/187の続きです】
あっ…
(全裸の恋人が手を掲げる。その指先は乏しい灯りにぬらりと濡れていて)
(こちらから視線を外さずに彼が濡れた指先を口へと運ぶのを見れば、全身がカっと火照る)
(彼の目には、そんな自分の顔色さえ、明らかに見えているはず)
(ダメ押しに、耳にするのさえ恥ずかしい卑語を囁かれて、ぴくん、と全身を震わせて)
そこ…は……直さんのだから…
そこをえっちなお汁でいっぱいにしたのは、直さんだから……
(どんな言いわけを重ねても、淫らな要求を了承してしまったことに変わりはなく)
(恋人の熱い手が、焦れて火照る下半身をさらけ出すのに、なすがままになる)
(一糸まとわぬ彼の姿は健康美にあふれていて、いっそ清々しい)
(それにくらべ、着衣を乱し、はしたない部分をさらけ出している自分の姿は、余りにも淫らで)
(恋人の目にさえ触れるのも申し訳ないほどに、恥ずかしい)
(だから、彼が一番はしたない部分を隠してくれたことに、安心と申し訳なさも感じていて……)
え…?
(開いて、という言葉が、何を命じているのか一瞬分からなかった)
(優しい声が命じているのは──自らメスの器官をさらけ出すようにと)
こ…ここは、ダメです……お見せするなんて……
(震える指先の下で、ぽってりとした肉の狭間から充血した肉ビラがはみ出し)
(たっぷりと淫液をまとって蠢いている)
【ではこんな感じで、今夜もよろしくお願いします】
見せて…
(優しく、けれど毅然と…拒否を許さない態度で羞恥に身を染める恋人に命令を下す)
(僅かな光も増幅し昼間と変わらぬ異形の視界は、津綺子のほっそりとした指先では隠しきれない部分
---スラリと引き締まった内股まで濡らす粘液の存在をとらえている)
(だから白魚のような指先の下がどのようになっているかは、容易く想像できた)
(それなのになお、その想像が正しいかどうかを確認するために)
そこは俺のモノ、なんだよね
だったら、俺が見たいって言えば、津綺子は見せなきゃダメなはず、だよね
ん…むしろ「見てください」 って、お願いされてもいいくらいかも…?
(取って付けたような理論---理論にもなってない屁理屈を弄して、説得を試みる)
(同時に頼りなく震え、やっとの事で自分の一番恥ずかしい部分を隠している指先へ、ふぅっ、とロウソクを吹き消すように息をかけ、伸ばした舌先で桜色の爪をチロリと舐める)
(そこが解放された後、どのような行為を行うかを予告するように、その行為が与える快感を思い出させるように)
【では、こちらからはこんな感じで】
【改めて、今夜もよろしく】
う……
(見せて、と重ねて命令された瞬間、背筋をゾクゾクっと震えが走る)
(今にも誰かがやってくるかわからないところで、と思う一方)
(そう言ってほしかったと、胸の奥で深い満足を感じている)
そんな……いじわる言わないで……お願い…
(哀れっぽい泣き声を出して懇願する)
(だらしなく着衣を乱して、はしたなく尖った乳首をむき出しにして)
(両足を持ち上げられ、ぱっくりと開いた性器をべったり濡らしている)
(そんな自分を心行くまで貪ってほしい)
はぁう…ぅぅ……っ
(吐息を感じれば、その息ではらはらと指先が飛び散ってしまいそうなほど)
(少しづつ、少しづつ開いてゆく両手、その先端へ温かい舌が触れる)
あ…ン……っ……
(とぷ、とあふれ出すものを止められず、指の間に雫があふれ出す)
み……見て……くださ、い……
ちくびをコリコリされて、どんなふうになっているか……見て……
(ようやくその谷間だけが見えるぐらいに、両手を開く)
(きらきらと淫液がわずかな明かりにきらめく)
よく見えないよ…もっと大きく開いて
コリコリになってるのは、乳首だけじゃないよね?
おっぱいよりエッチになれるところ…津綺子がいつも弄ってるところ
津綺子のおマンコにくっついてる、クリトリス…
(僅かに顔を覗かせたピンク色の部分の様子には言及しないまま、より大きく晒すように要求する)
(一部に事実とは異なるかも知れない事を交えて、羞恥を煽り)
(先ほど耳元に囁いた時より大きくハッキリとした声で、あからさまな淫語を口にする)
どうしたの…できないのかな…
こんなに小さな隙間じゃ、津綺子の大好きなことしてあげられないよ
それでもいいの?
(口では否定しつつも期待している---複雑な女の子の心境を察知しているように、その期待には答えないように、指の外側で震える内股へ舌を伸ばす)
(太股の半ばまで下がってから来た道を引き返し指先の寸前で止まったかと思えば、中心部分に触れないまま通りすぎて反対側の内股へ)
(それでも時折、忘れていないと告げるように手の間から見えるきらめく蜜をたたえた泉へ息を吹き掛け、むき出しになった粘膜が反応する様子を楽しむ)
(優しい、男らしい声が熱く潤う部分のすぐ上から聞こえる)
(たとえ何の意味もない事を言ったとしても、その声が聞こえるだけで、胸が震えるほど)
(その大好きな声が、聞くに堪えない淫語を羅列すれば、体が直接反応する)
こ、これ以上、広げる、のは……ここでは……
(びくびくっ、と粘膜が痙攣する)
(その奥では、もっと複雑な動きで快楽を与えてあげるとでもいうように)
い…いつも、なんて……
(じりっ、と目尻に涙の粒が盛り上がる)
(絶対に彼には知られたくない、浅ましい行為)
(とはいえ、とっくに知られているだけでなく、それを見せたことさえあるのだけれど…)
(それでも、改めて恋人の口からそれを聞くと、いたたまれないほど恥ずかしかった)
(そして、この体にとって羞恥は媚薬だ───)
ご…ごめん、なさい……いつも、直さんを思って……はしたないことを、して、ます……
(片方の手を少し上へずらし、指先をおずおずと恥丘の割れ目へさし入れる)
(そのまま指を開いてぽってりとした果肉を割り開くと)
(そこにはサンゴ色の肉珠が柔らかな膜をまとって、ぷっくりと膨らんでいる)
直さんに、会いたくて……直さんがしてくださることを、思い出してしまうと…固く、なって……
はぁうっ……
(ごくごくわずかに指先を動かすと、肉のベールがぷるん、と弾けて、中身が飛び出す)
(まるでみずみずしいブドウの粒を剥くように)
もう、こんなに……いけないクリになってしまいました……
(とろとろとあふれる雌蜜が、次第に粘度を失い、菊門までもうるおして)
あぁ…やっと見えた…俺の大好きな津綺子の、エッチなところ
ピンク色で、とてもキレイだ
(心待にちにしていた光景が目の前に広がると感嘆のため息を漏らす)
(こちらの命令に従って、自ら進んではしたない姿を見せつける恋人に、愛しさと同時に耐え切れないくらいの欲望を募らせて)
そこを弄っているんだ…津綺子はクリでオナニーするのが好きなんだね…
一人でするのは好き?それとも俺が弄ってあげる方がいい?
(吐き出した蜜で裏の穴まで濡らす光景が見えなくなるのを惜しむように、津綺子自身がむき出しにした真珠へ少しずつ顔を近づける)
(近づくほどに濃くなっていく甘く卑猥な香りが脳髄をとろかし、情欲が水位を増していって…)
いいよ…弄ってあげる
好きなだけ…エッチなクリでイカせてあげる
いい?舐めるよ?津綺子のおマンコとクリ、ペロペロしちゃうね…
(唇が触れる直前、最後の確認をしておいて、そのまま恋人の返事を待たず充血して膨らんだ肉芽をいきなり吸い上げ)
(ほんの少し口の位置をずらし、わざと派手な音を立てて溢れ出る愛液を啜ると、綻びた肉穴へ舌をねじり込む)
んんんっ……
(愛しい声が語る、淫らな自分の姿。賛辞までもが耳に入れば、ぎゅっと目を閉じて)
(まつ毛に溜まっていた涙が、つつっ…と頬を伝い落ちる)
(それは他の部分が分泌するのと同じ、恋人を求めるあまりあふれる分泌液に他ならず)
一人でするのなんて、嫌いです……寂しいんだもの……
すればするほど、直さんが欲しくなって……会いたくなってしまう……
(どんなにしても、そこで得られる快感は満足には程遠い)
(単なる刺激だけでなく、恋人の愛撫でなくては、もう満たされない)
(吐息がかかれば、待ち望んだ瞬間が近いと感じて、身体中がざわめく)
(それほどに、恋人を求めていて……)
あ、舐めて……はしたないお豆を、いっぱい食べて下さい……
(恋人の宣言に、もう矢も盾もたまらずに、狭い空間で可能な限り大きく足を広げ)
焦らしちゃいや…!
早く、お願い……もう……待てない……!
(唇が触れる直前の言葉に、本当に全身をくねらせて甘い悲鳴を上げる)
(卑猥な形に尖った乳首を乗せて、乳房までもがプルッ、プルッと震えて)
あぁぁんっ…! 吸っちゃだめえぇぇっ……
(つい今しがた、おねだりしたばかりだと言うのに、本当にそこへ強い刺激が加わると)
(大きく背を逸らして声を上げる)
(そこから脳天まで、電流が走るようで)
あ、あっ…そこへ、入れちゃだめ、あぁんっ、そこは…直さんの……んあっ……!
(敏感な肉芽を吸い上げたかと思うと、恋人の舌先はその下の花園へと滑りこんでいく)
(絶頂を求めて焦れる肉芽の下で、とても求める器官には足りない舌先だけを迎え入れて)
あふぅっ、あぁんっ、でちゃう、えっちなお汁、いっぱいでちゃいますぅ……っ!
ん…んんん…ちゅ…
…ふ…津綺子のおマンコ、おいし…ん…
(舌先で円を描いて穴の浅い部分を押し広げ、複雑に絡み合う襞をめくりあげて)
(そこを存分に味わうと口を離して一旦息を継ぐ)
(そうしたのもつかの間、続いて息絶え絶えといった様子の恋人が愛撫を要求する突起に口付ける)
津綺子、もっと出して…おマンコべとべとにしちゃっていいから…
エッチなお汁吹き出してイっちゃいな…
もたくさんイっていいよ、何回だってイカせてあげる
(こちらを求めるままに持ち上がった足を、膝裏辺りに手を添えてサポートしつつ)
(快楽を求めて浮き上がる少女の腰に答えて顔を押しつける)
(口に含んだ真珠の中身を絞るように吸い付き、表面を磨くように舌全面で摩擦する)
(硬く尖らせた舌先で根本からほじくりだすと、前歯を当てて上下から優しく潰す)
ふあ、あぁんっ…んんっ……
(内部で蠢く肉ヒダをも吸いだされそうな刺激に、一際高い声をあげ)
(そこが車内であるとはいえ、屋外だと言う事を思い出して唇を噛む)
んんっ、んうぅっ……っ…あ……んっ……
(ヨガリ声を押さえるのは先ほどよりも、ずっと難しくなっていて)
(唇を噛み、涙を浮かべてイヤイヤをするように頭を振り)
(乳房に振動が伝わると、乳首までビリビリと快感が走る)
あ、あぁ、直さん……クリ…が……あぁん、クリ気持いい…っ
もっと食べて、いっぱい味わって、あぁっ、あ、あぁ……んっ…
(腰を小刻みに揺すりながら、時おり跳ね上げる)
(恥骨をせり出すようにして淫らなダンスを踊り始め)
(尻穴までヒクヒクさせ始めて)
や、あぁんっ……直さん、気持いいですっ…!
イきそう……イっちゃうっ……直さんにぺろぺろされて
はしたないクリ、イっちゃいますぅぅっ…!
(のどをのけぞらせて車内にあられもない声を響かせ、一瞬動きを止める)
(ビクッ、ビクッとその部分全体が痙攣したかと思うと)
(びゅっと熱い粘液が噴き出して)
あぁっ……や……あ……見ないで……エッチなお汁が噴き出すの……見ないでぇ……
(最初の絶頂が全身を硬直させ、かすれる声が途切れたとき、ガクっと脱力する)
はぁ……あ、はぁ、はぁ……
(荒い息に上下する胸もまた、淡い桜色をうかべるほどに)
んっ…!
(噴き出した熱い飛沫に頬を打たれ、分かっていたとはいえその勢いに驚いて思わず顔を離すと)
(絶頂にひくつく襞の合わせ目から蜜液が飛び出す瞬間をすぐ目の前で目撃する)
(口元にまで飛び散る粘液を浴びながらその淫らさに目を奪われて、しばし我を忘れて凝視してしまう)
全部見ちゃった…津綺子がイくところ…おマンコからピュッてお汁飛ばしてイっちゃうところ…
(支えていた手を離して天井を向いていた足を下ろさせる)
(狭い車内の中、身をすり寄せるようにして何とか体を添わすと、汗で貼り付いた前髪をかきあげてやりながら、濡れた頬を拭い)
可愛いところを見せてくれたから、お礼にもう一回イカせてあげる
今度はこれで…
津綺子、これでるのされるの好きだよね?
(焦点が合いにくいほどに近づいた二人の顔の間に己の指を差し上げる)
(その指が、恋人の目の前でゆっくりと形を歪めていく)
(ゴツゴツと節くれだつ卑猥な道具のような、一見恋人を悦ばすのに向いていない---ある意味もっとも向いている、異形の指)
これで、今度はおマンコの穴を…
(首筋から肩、上腕を撫で肘まで滑り、そこからスッキリとした腹部をくすぐるように滑って)
(普段と変わらない体温をキメ細かな肌に伝えながら下へ下へと指が這い下りて)
(遂には足の間のささやかな繁みに到達すると、スルリと割れ目の表面をなでさする)
またお汁飛ばしながらイってくれる?
はあ、はあ……あ……ぁ……
(絶頂の後の気だるさと心地よさに、ぐったりと体を投げ出して)
(恋人の凝視が、メスそのものの反応を示す部分へ注がれているのに気づくと)
(震える指で顔を覆い、恥ずかしさといたたまれなさに身を固くする)
もう、言っちゃ嫌です…直さんの意地悪…!
(足を下ろされて体を伸ばすと、温かい重みが体全体にかかって、広い胸にぴったりと包み込まれる)
(指をかきのけ、前髪をかきあげてくれる優しい指先は、つい今しがた、この体を激しい快感へと押し上げた指)
(その指が目の前で不可解な変化を遂げるのを見る)
……っあ……それ…は……
(その形を目が認め、それを脳内が認識すると、お腹のなかがキュウっとよじれる)
(もう帰らなくては、直の部屋へ、一緒に行かなくてはと思っているのに)
(頭が全然動かない)
(肌を滑る恋人の指が心地よい)
(幸せな虚脱感に浸る肌を目覚めさせ、感じさせて)
直さん、指、入れちゃダメ……そこは直さんの……アノ……
(恋人と繋がりたい、一つになりたいと求めても、彼のゆびは淫らな肉穴へと)
(ダメ押しに甘く優しく問いかけられれば、もうなすすべもなくうなずいて)
はずかしいことは、言っちゃいけないんです……
(やっとそんな抵抗の言葉を口にするだけ)
恥ずかしい…?
じゃあ、もう言わない…その代わり、お汁一杯出させちゃうからね
どっちの方が恥ずかしいかな…?
(ほんのささやかな抵抗に、優しく優しく受け答えする)
(そんな声とは裏腹に、提示した取引は淫蕩そのもの)
(受諾しても拒否しても、先に待ち受けるのは肉欲への堕落)
ほら…入ってくよ…
(粘膜を隠す肉厚の花びらを割り広げ、現れた前庭を入り口を探るように上下にくすぐり)
(待ち焦がれていたようにひくついていたぬかるみに触れて、そこの状態を確かめる)
(絶頂に濡れそぼってはいるものの、まだ緩やかにほころびただけの中心に
ゆっくりと指を沈めていく)
(わずかな抵抗を苦もなく引き裂きながら狭い穴を押し開き、奥へと向かい)
(指に生じた節で中の襞をめくりながら、なれた様子であっという間に天井にある感触の違う部分を見つけ出す)
(優しく語りかける声が近い)
(その、思いがけない近さにさえ、胸をドキドキさせながら)
(恋人の熱い体に包み込まれる安心と快楽をむさぼる)
(だが優しくも貪欲な恋人は、そんなわずかの間でさえ安心を許してはくれず)
あ、ゆび……
(入ってくよ、とわざわざ確認されれば、心は羞恥に、体は期待に火照る)
あは…ん…そんな……やらしいこと、イっちゃ……ダメ、です……
(そう語る間も異形の肉体がズブリ、ズブリと体の中へ埋まりこめば背筋を震わせて)
あ、や、直さん……ソコ、ダメぇぇっ
(待ち構えた粘膜が音を立てて吸いつくかのように、異形の指先へ襲いかかる)
(その指先が、一際粒だってきた部分へ強く押し付けられて)
やぁ…んっ……だめ、こすらないで、おマンコの肉、そんなにこすったら……!
【というわけで、そろそろ自動書記状態になりつつあります…】
【今夜はここで凍結をおねがいできますか?】
定番の【】無しで
凍結了解だよ
今夜も限界近くまで付き合ってくれてありがとう
おかげさまでたくさん楽しませてもらったよ
某猟狗風に表現するなら、きゅんきゅん、といったところ
では次の予定だけど…日曜は無理なので月曜以降の夜になるかな
あ、眠気MAXなら無理しないで、明日にでも都合を連絡してもらえればいいからね
楽しんでいただけたなら嬉しいです
私もたくさん萌えレスをいただきました
ありがとうございます
人が来るのは、本番に入ってからか、
もしくはこちらからご奉仕している時に、と思っていますがいかがでしょう?
月曜の夜も空けておきます。
お時間など、また改めてご連絡いただければ、と。
それはまた…こう、美味しそうな、モウソウ竹の栄養になりそうなタイミングだねぇ…
なので十全とおっけー、なのです
どちらかは、お任せ、そちらの気分次第で来てもらっていいからね
じゃあ、月曜の22時ごろに避難所で、でいいかな?
もちろん、当日までにレスを作っておくよ
うふふふ…私も早くそこまで進むのが楽しみなのです
お時間他、委細了解いたしました
では本日もこれにて…お疲れさまでした。
お先に失礼します。
おやすみなさい
ではでは、俺もこの辺で
お疲れさま&おやすみなさい
スレをお返しします
466 :
名無しさん@ピンキー:2010/11/14(日) 02:39:55 ID:R2EJ7jEa
テス
【ロールのためにお借りします。】
【
http://yomi.bbspink.com/test/read.cgi/erochara2/1288452477/227 より解凍だ!】
【それでは今夜もよろしく頼むぜ】
(……最も愛した人を殺せる、ような?)
(自分の記憶の中に、紅裂に関する情報で、彼女の言葉に当て嵌るような事実はない)
(やはり、まだ、あるいは、最も深い何かが、その過去にはあるのだろうか)
…だから、何だ。
(その根源に何があろうと、今の紅裂は、疑いようもない罪人で、許されざる者である)
罪の有無だと? ……ハハ、思想的な命題だな。しかし、視野狭窄でもある。
罪、法、公共機関など、単なるひとつの物差しに過ぎない。
この場合の罪というものは、強者が弱者を裁くために与える烙印だ。
そして俺が、組織が、法が、警察が………強者たる多数が、紅裂 拓兎を、罪を犯した者として裁かんとしている!
分かるか? 為したこと、思ったこと、そんなものには何の意味もないんだ。
強者の障りになり得る者は、強者によって裁かれる。それがこの世界の法則だ!
(相手に呼応するように語調を荒げ、両手首を掴む力は更に強まる)
殺人という事実に基づき、法は動き、右腕を落とされたという事実に基づき、俺は動く!
アレの犯した愚行を過去の物とお前は言うが、死んだ人間は現在も戻らず、俺の右腕は現在も戻らん!
その愚行を過去と断言する事がまず誤りであり欺瞞と悟れ、このクソアマが!!
……ッ、全く、全く救いようのない。
愛とは御し難い物、理性に拠らぬ物だと、知ってはいるが。
(がり、と音を立てて奥歯を噛み締めると同時、左手で掴んだ手首に、全身が一瞬痙攣するような電流を流す)
(それと同時に腿を踏み蹴り、膠着を解くと同時に距離をおいて)
計測は十分だと判断した。
続けたいのなら、付き合うが?
罪だ罰だ、法だ、障りだ………そんなものに縋るものが強者なわけがないでしょう!
それこそ「強者」という言葉に逃げた弱者の欺瞞と知れ!!
(つかまれた手首がさらなる力に圧迫されて、甲に血管がくっきりと浮き上がる。)
私は、貴方の言葉に!価値を感じることなどできない!!
(紫が歯噛みすると同時、左手首から衝撃――それが電気と気づくのは、脳の処理が鈍くなってからで
遅れて腿に衝撃――――あとは本能で感情を昂ぶらせた。)
私は、救われるのを待つくらいなら!目の前の障害を打ち砕く――――――ッッ!!!
(黒は銀へ、茶と黒は金へと色を変え、体内を駆け巡る癒しが電撃の衝撃を相殺。
長く伸びた銀色の髪を翻らせて、距離を置いたと思われる紫に詰め寄り
その言葉を聞き入れる前に、腕を振るいその顔面向けて正拳を放った。)
【こちらこそよろしくお願いしますっ】
――!?
(確かに、電流は流した。距離を置き、反応できる射程へと逃れた)
(だが、認識された事実は思った物とはあまりにもかけ離れていて)
っが…
(その姿を大きく違えた奏 永久が、風の様に詰め寄り、その拳を顔面に叩き込んでくる)
(反応できない、と、悟る隙すらなく、強かに頬を撃ち抜かれ)
ぁ――ッッ!!
(痛みと同時、本能的、反射的に義腕の拳を握りこみ、返礼とばかりに相手の顔面へと放つ)
………ん、何か言いました?
(紫の顔面を打ち抜いた後に、首をかしげる。確か十分だとか何とか〜
とか考えているうちに顔面に向かって紫が感情を昂ぶらせる要因である義腕が飛んできていて。)
っ!!
(済んでのところで身を引いて、その軌道上から逃れる
距離を置いたところで、くら……とめまいがした。
避けたつもりがそれ以上のスピードで顎先をかすめていたらしい。奏鬼眼の効果の
おかげで大事には至らなかったが――)
ああ、すみません。何か言いました?
十分だとか、続けたいならーとか聞こえたんですけれど。全く聞いてなくて。
(実は戦闘を終わらせる機会だったとか?と今更ながら首をかしげて。
――それでも戦闘態勢を解くつもりはないらしく、奏鬼眼は開いたままなのだが。)
ッ……ったく!
(ぺ、と血混じりの唾を床に吐き、頬を拭う)
(油断していた自分も悪いが、大した一撃だ)
(加えて、外見の変化は…何だ。異能、なのか?)
…フン。
単なる霊力使いだと思ってた訳じゃないが。
それがお前の血か? 武家とは聞いていたが、そうか………
(気勢を削がれたようで、相手の顔を睨みながらも、こちらから向かおう、という姿勢を見せる事はなく)
全く聞いていないのか、一部聞いていたのか、はっきりしろ。このクソアマめ。
……強弱、というのは必ず存在するものだ。強があれば、弱がある。
そして、紅裂 拓兎は間違いなく、弱だ。アレは多くの罪を犯し、多くのものを敵に回し過ぎた。
人間は、孤高ではいられない。
…何かに属さずに生きる事は、現在となっては、不可能と言って良い。
(語りながら、己の首筋を撫でるように触れる)
それとも、何か。お前は、紅裂のために、自分の心のために、すべてを打ち砕くのか。
眼前にはだかるのは俺だけじゃない。アレを殺そうとする者は、無数に存在する。
形あるものばかりじゃない。法や社会まで、アレを許さず、抹殺する。
今、アレがまだ安穩にいられるのは、表沙汰になるかたちの罪を犯していないからだ。
………夜の法、夜の社会は、必ずアレを抹殺する。
そして、アレに関しては、俺もそれに加担する。それだけの話だ。故に我々は強となる。
簡単な足し算だ。分かるか?
さて。
(ひとつ息を吐き、目を閉じ)
もう一度言う。計測は十分だと判断した。
続けたいのなら、付き合おう。ただし、こちらも全開だ。
(義腕の肩部から、ケーブルのような物を引くと、首筋に現れた端子に繋ぐ)
俺もお前も、無事では済まんぞ。
そして最後に立つのは、俺だ。
いえいえ、まだまだです。経験とかその他いろいろなものが抜けてますので。
そういう紫先輩もなかなか大胆ですね。
戦術も大ざっぱかと思えば、かなり繊細ですし………。
(フゥ――といったん深く息を吐き、吸う。)
聞いてはいましたが空耳だったか確信が持てなくて。
今も私のことを「クソアマ」と呼ぶ空耳が聞こえてきましてね?
そうなんですよねぇ、人は一人で生きられるものじゃないんですよね、そのあたりには同意しましょう。
けれども、弱者が強者に縋ってるんじゃなくて、弱者同士が寄り添ってるだけに過ぎないですよ。
力が大きければ強いんじゃないんです。敵が多いから強くないんじゃないんですよ。
(首筋を撫でる動作が戦闘継続の意思ととると心を沈めて
霊銃の刃を展開、両手に持ったそれをトンファーブレードとして持ち、静かに身構える。)
それも、拓兎が弱いからじゃなくて、拓兎が簡単にさらなる罪を重ねる可能性がある強者とみてるから
弱者が寄り添ってるだけじゃないんですか?
――っていうか論点ずれまくってませんか?
(こうまで価値観が違う、いや、おそらく一般と自分の価値観がはかけ離れてるのだろうとは思うが。)
それじゃ、あと一合だけ。
(まるで飲み会の二次会のような気軽さで提案。
一切の気配を絶ち、暴風の中で凪ぐ風のような姿勢で紫を見据えて)
少なくとも私は無事でいますよ。
私はまだこの世界に立っていたいですから――
(トンファーブレードを引き、背中で交差させて居合のように構えると、腰を落とし金色の双眸で
目の前の“敵”に気迫をもってして応えた。)
個々の強弱なんてのは、些細な事だろう。それを言えば、俺だってある面では弱だ。
一人では腹を膨らませる事も出来ん。武器だって調達できない。
そんな事を考えるのは、無為だ。無意味、時間の無駄だ。
ただ、あるものとあるものを比較する場合のみ、強弱が生まれる。
(懐から、最後の武器…銀の短剣を取り出し、弄んで)
……アレを討つ理由は、それぞれだ。例えば法は、お前の言うとおりだろう。
アレが強である事も、認めよう。あくまで、かつて被害者となり、今後被害者となり得る者に比べれば、だが。
だが、俺は違う。正直、法なんて物は建前にすぎない。
しかし、建前であれ理念を同じにし、また目指す点も同じである以上、俺も法も、同じだ。
それがこの世の仕組みだ。人間は孤高ではいられない。
………いられないんだ、一人ではな。
(ほんの少しだけ視線を落とし、短剣を右手で持ち直し、逆手に構える)
そうか。
(短く告げると、これ以上の言葉は無用とばかり、口を噤み)
(静かに、起動する。デオニュソス、実戦で使うのはほぼ初めてだが)
(脳の中を圧伸した電流が駆け巡る。あらゆる生体反応を掻い潜り、ただ脳の演算能力のみを爆発的に増強されて)
(右手の短剣を胸の前に構え、歩き出す)
(その視線は一点の曇りも揺らぎもなく、永久を貫いて)
(一歩、また一歩。ごくごく無造作に、距離を詰める)
(それじゃ、この人は自分を鼓舞していた?
多数派が強であると、自分を正当化して、拓兎を否定して――
――――つまり、全部感情によるもの。ということか……。)
(自分が拓兎を肯定する理由と根本は同じ、けれども目的は180度ちがう。)
誰だって、一人は嫌なはずなんですよね…………
一人でしかいられない人の傍にいようとする馬鹿が一人くらいいてもいいとおもうんですよ、私。
(曇りない視線が一点を見据え、こちらを射抜く――負けてられない。
技術では及ばないかもしれない、体格や筋力の差、性別の差も埋められないかもしれない。
それでも自分には負けられない、負けたくない理由がある。)
――ッ
(心を沈めたまま一歩を踏み出す緩やかに、内で霊力と気迫をため込んだまま
ゆらりと幽鬼のごとく、されども彼に見せるべき実をまとった刃と意思を研ぎ澄ませて接近。
二刀ののトンファーブレードによる斬撃を紫に向けて抜き放つ。)
(高速演算の視界に対して、世界は、あまりに緩慢だった)
(特別速く動ける訳では、ないのだ。ただ、ただ、脳の歯車が高速に回転しているだけで)
(すべてが見える。空気中のチリの動き、風の揺らぎ)
(すべてが聞こえる。風の音、響く足音、古びた工場の壁が軋む音)
(…すべて、捉えている。眼前の少女の動きの、すべからく)
(先程まで、何とか追う事のできていた、靭やかで素早い動きも、冗談のように緩やかで)
(こちらが片手で、相手が両手であっても、まるで不利には思えず)
――
(斬撃が放たれるその瞬間、その刃を、逆手に構えた短剣の切っ先で、鋭く、押すように弾き)
(返す刃で、もう一方の刃に対して短剣の刃を叩きつけ、押しのけて)
――ッ
(主観では緩やかに、客観では迅速な動きで踏み込み、距離を詰め)
(逃しはしないとばかりに相手の足を踏みつけ、左手を握りこみ)
返す……!!
(自分が打たれたのと全く同じ場所目掛け、全力で拳を放った)
(交錯するべき刃が弾かれる――人としての限界を超えている素早い動作。
獲物の大きさが仇となった、弾かれた剣が大きく体勢を崩させる。
崩れた体制を、そのベクトルを一方にととのえ受け流――せない、つま先に痛み。)
ぐうぅっっ!!
(あきらめるか、このまま必殺の一撃を受けて気絶するだなんて無様だけは晒せない。
だから受け止める方向で踏ん張る。
拳の狙いは顔面――ならばと前頭部を差出し、そこをたたかせる。)
――――――ッッ!!!!
(弱点である奏鬼眼が具現化した前頭部を激しい衝撃が襲う。
あまりの鋭い攻撃に目の前が白黒する。
頭部で最も硬い部位を叩かせたものの、その衝撃に思考が一時停止してしまい。)
(そこから無意識だ。
無意識に意地で踏みとどまり、トンファーブレードを構えて次なる一撃に備える。
これが実戦ならば次の一撃に応じられなければ待っているのは、死。
静と動を交えた矛盾した状態を作り出すことができるからこそできる、意識を失いながら意識的におこす行動だった。)
(ヒット。狙った打点に直撃とは行かなかったが、十分の打撃)
(しかし、ダメージが思ったよりも大きいように見える。弱点なのか?)
(などと考えつつも、更なる打撃を与える点を、探す。時間は恐ろしい程にある)
(殆ど意識は、ないだろう。ただ生存本能にのみ従って再び構えられる一対の武器を)
――!
(片方は短剣を振り下ろしてたたき落とさんとし、片方は義腕の肘で下から打ち上げ)
(それと同時に、足を踏んでいるのと反対の足を振り上げる。狙いは、脇腹)
(不安定な身体を、足の上というただ一点で支えるなんて、曲芸じみた事ではあるが)
(平時ならば、とてもできないであろう動きも、可能となる)
(回転する歯車により打ち出される無限の二進数を、幾らか足に分けてやるだけだ)
(トンファーブレードに衝撃、叩き落とすには十分な打撃。短剣で叩かれた方は
苦も無く地面を打つ、しかし義腕で叩かれた方は何とか握りこむことに成功して
どうにか取りこぼさずに済んだ。)
――天津神国津神っ
(ここで霞がかった思考が回復。祝詞を呟き集中。
脇腹に衝撃。たぶん肋骨が何本かイカれただろうが問題ない、すぐに治る。
トンファーブレードを取りこぼし、空いた手でその足をつかむ。
かかる体重が引く打撃の瞬間を狙って踏まれた足を引き、つかんだ紫の脚をドラゴンスクリュー気味にひねる。)
八百萬の神達共に聞食せ――
(そのまま紫の脚を軸に頸椎あたり――先ほど端子を埋め込んだあたりを狙って蹴りを放つ。
バランスを崩して倒れるならばそれでよし、倒れないならば軸としてより強力な蹴りが生み出されるだけだ。)
(脇腹に叩き込んだ足を掴まれた。認知はできても、回避はできず)
(せめて少しでも制御を奪われないよう、捻られるのとは逆に足を捻るよう、心がけ)
――
(既に意識は回復したようだ。先程の、なんか、呪文みたいな物の効果だろうか)
(次なる狙いは、首…端子だろう。当然、これを攻撃される訳には行かない)
(刃を叩いた義腕を走らせ、迫る蹴りの脛にぶつける。ダメージを与え、打点を逸らし)
――!
(それと同時に、今まで遊ばせていた左手を、完全にノーガードとなったその首筋へと突き出す)
(掴む事ができれば、微弱だが着実に動きを鈍らせるよう電流を流し、そのまま地面へと押し倒してやる)
(そろそろ、安定して稼働できる時間の限界が近づきつつあるのだ)
(自分の認識が断然甘く、紫の反応速度と判断力が高いことがうかがえる防御
それと同時にこうなった時に狙うべき点ははっきりした。
脛の痛みは授業料としては断然安い、自分ならばなおさらだ。)
――ッ!
(続いてまたもや掴み掛ってくる。左手につかまれるのはまずい――まだ残っているトンファーブレードを地に突き立て
そこを軸に軽身功――曲芸のように身をひねり、そのまま紫の背後に向けて飛ぶ
ばきんっと音が鳴り、ブレード部分が折れる。ギミック武器ゆえに過負荷に耐えきれなかったようだ。
紫がつかめるとしたら軌道に沿って尾を引く銀色の長髪くらいだろう。)
………っふ
(息を吐く。このまま攻め抜こうと、長髪を掴もうとした自分を静かに諌めるように)
(髪を掴んだところで、背面に回られれば、無防備な背、股間を狙われる方が早い)
(ならば、ここは次の一手に備えよう)
(掴みかかろうとした勢いを殺さず、走りぬけつつ、義手を射出。狙いは、先ほど放り捨てた刀)
(刀を掴むと同時に巻き上げ、距離を空けつつ振り向き、構え直し)
――ッ、ッ、ッく……
(デオニュソスを止める。脳への負荷が危険領域に入らぬ内に)
…ふん。
どうだ、まだ遊び足りないか?
お前の玩具は随分疲れてるようだが。
(何阻まれることなく再び着地、掴まれても仕方がない銀髪を体にまとわりつかせて
再び左半身を引く構えで紫と向かい合う。
その紫はやはり的確な判断で武器を拾あげていた――なるほど。義腕のリーチが長い分
どこに武器を置いても伸ばしてとれるというわけか。)
いえ、一合だけといいましたので。ありがとうございました。
(手に持った武装を腰背部のホルスターに収めると
一礼、敵意がないことを示して見せる。
――とはいえ、攻撃をしてくるようならばもう一度戦闘態勢に戻れる程度に薄れさせただけではあるが。)
にしても、商品化したら売れそうな戦いかたしますね。
使いこなすのは大変そうです。
(笑みを浮かべながらスカートについた埃を払って
そんなことを呟き、手櫛で髪を整えながら――)
ふん。
(律儀な礼には何も返さず、刀を鞘に納める)
(こちらとしても、当初の目的は達成できた。あまり手の内を見せすぎるのは、マイナスになる)
(端子を引きぬき、義腕に収め、首を振って筋肉を解す)
商品化…またけったいな言い方だな。
これは恐らく、俺だけの物だ。俺以外に使う者が現れるのなら、そいつは偶然、俺と似過ぎていた。
そういう事になるな。
(話しながら、身なりを整え、義腕を撫でる)
一つ、聞かせろ。
奏家とか言ったな。お前の家の事だろう、が。
……お前のその戦い方も、身体も、家にまつわる物なのか?
(もっとも、ここで返答がなくとも、こちら側で調べるまでだが)
ですね、動力源の問題が出てきますし。
あ、炎使いとかですと別の動力でその義腕動かせそうな気がします。
(うんうん、と自分の体で受けた電気がおそらく動力源で、最後の一合の間
妙に鋭い反応を見せたのもそれが関係していると思っとけばいいのかな、などと思考する。
ついでに一応、あの力がどの程度体に悪影響を及ぼすのか奏鬼眼で見ておくことにして)
そうですね、力なんかは私の家特有のものですね。
戦い方は完全に私オリジナルですけれど…………
あとは貴方ならば調べられると思います。
(にっこりとほほ笑んで人差し指を立てる。)
私ができることはそうですねぇ………どこか、怪我してるところとかあるでしょうか?
……ふん。
(勘が鋭いというか、回転が速いというか)
(言っている事はその通りだが、認める事も癪だし、認める理由もないので、ぶっきらぼうな返事をするに留まった)
戦法はオリジナル、か。よくやる物だ。
(あれだけの動きを、オリジナルと言い張る。身体能力、センスは相当な物と見て良いだろう)
(ただ、彼女の言う『力』がどこからどこまでを指すのか)
(少なくとも、身体能力の強化くらいは行っているように思えたが、さて)
怪我?
……お前の目は節穴か。
(僅かに不機嫌そうにして、自身の頬を指差す)
お前に殴られた所だ。自分が殴った所くらい覚えておけ。
口の中も切れた。歯も少々欠けている。
あとは、頭が多少、全身軽い擦り傷……といった所だ。
まぁ、ちょっと家の武術から派生はしていますが………
(むしろ派生せざる得なかったが正しい。今の永久の体では≪奏≫の武術を操りきるに
ふさわしい鬼の体がないため、必然的に軽身功や凪など柔の武術と対さばきに頼る戦い方になる。
本来の≪奏≫の戦い方はもっと直線的で豪快な動きによるものだ。)
失礼な、せめてガラス玉と言ってください。きれいでしょ?
(そんなことを言いながら己の右目のあたりを指さして)
………冗談ですよ?
いえ、男性ですから。強がるくらいのことはさせてあげたいなと思いましてね?
少なくともあなたがアレアレ言ってたあの人はそうだったので。
……ですが、怪我があるというのならば仕方がありません。
(そういって一枚、霊符を取り出すと口元に近づけ――)
清き御心に宥恕し給て――
(祝詞を唱えながら自身の奏鬼眼能力である「癒し」を霊符に付加。ぼぅと薄く符が光を帯びて
その光を帯びた符を紫の頬貼ろうと近づけて――)
あ、口の中は無理です。できないことはないですけど口の中に舌突っ込まれたくはないですよね?
知ってるか? 冗談はその場の空気や、人間の精神を和らげる物だ。
つまりお前のそれは冗談ではない。
(半目で永久がする事を観察する)
(…また、呪文か。術式か、分からないが)
(何やら光る札のような物を近づけられ、一瞬怯むが、強がるように険しい表情になる)
…そうだな。
ロマンチストな俺は、ファーストキスの相手くらいは選びたいかも分からん。
(軽口を叩き、その札を受け入れる)
……体液による治癒、あるいは、再生の促進か。
それもお前の家の力か。
つまり私の目は綺麗だと…………いやですねぇ
そんなに褒めないで下さいよぅ。
(どこぞのおばさんのように手のひらを返すと、奇妙な笑い声をあげて)
まだだったんですか………。
ロマンチストという割には妙に現実的なことばかりおっしゃっていたようですけれど?
(薄く笑いながら、根っからのロマンチストは笑みを浮かべて。
ファーストキスもまだな紫先輩に視線をやる。もったいないなーと思わないでもなかった。)
完全に治癒です。再生の促進のように100を振り切って老化とか劣化とかさせることはできませんので
ご安心ください。完全に治療、元の状態に戻すことだけしかできません。
いろいろ面白いものを見せていただいたお礼はこんなものでいいですかね?
それとも擦り傷のほうも見てほしいですか?
(小首を傾げながら紫を見やり)
………
(一程度に達しないボケは相手しない主義である)
……ふん。
俺の知る人間にも、体液、のようなもので傷を治す奴がいるが。
ただ治すだけなら、よほど良心的だな。
(目を伏せ、やはりまだ、どこか不機嫌な様子で言いつつ、距離を取り)
要らん。不要だ。
……戦った後で無傷なんて、逆に気味が悪い。
言っておくが、礼も言わんぞ。お前につけられた傷だからな。
近く、お前の本家に邪魔をする事になるだろう。
俺個人ではなく、<<十三天梯>>の名義でだ。
お前が奏の家でどの程度の立場にあるか、検討もつかんが……
能力、立場、その他諸々に関して、相互の解釈を照合する必要があると判断した。
(組織として主眼に置かれるのは、恐らくその血のもたらす能力の事)
(だが、紅裂に関する話題も避けて通れないだろう、と、言外に述べつつ)
…その時は、武力の戦いは免れるだろうが。
こんな薄汚い廃工場の戦いより、よほど大きく状況が動く可能性もある。
心を決めておけよ。
(そこまで言うと、もう聞く事はないとばかりに、その場に背を向け、立ち去って行く)
【特になにもなければ、こちらは〆だ】
【まだ何か話したい事があるなら、もう少しなら付き合おう。それ以上は再凍結を視野に入れてくれ】
【ええと時間かかりそうなので先にこっちだけ。
私も次で〆ようと思いますので、よろしければ先にお休みしちゃってくださいな。】
【ここまで三日にわたってのお付き合い、感謝します。
佳い夢を、お疲れ様でした。とお先に言わせていただきます。】
………何か言ってくださいよ。ひどいじゃないですか
(ボケを殺されるとじとっと湿った視線を紫にやり)
ふむ………そんな人がいるのですか。私と似たような力ですが
私よりも使いこなしているのでしょうか。それとも全く別の能力なのでしょうか…………
(と顎に手を当てて考えて――)
いや、お礼代わりですし。逆にされると困ってしまいます。
でも治せる傷は治せるときに治しておいた方がいいなどと、ちょっと余計な進言をしてみるのです。
ああ、個人的にだったんですか今回のは。じゃあ、家に着たら驚きそうですねぇ
とりあえず、話は通しておきます。
こっちもこっちでそちらの動きには少々気になるところもありましたし……
(言外に語られる言葉に、彼の組織における立場がただの末端で
済まないような気配を感じて――いや、末端の構成員であれど多少発言が認められているのだろうか。
とりあえず、組織の長として他の組織の構成員と接触する時が近いことが伝わり、緊張が背筋をかけた。)
こちらはこちらで譲れないものもありますから。
その結果がどうであれ、受け止める覚悟は忘れないつもりです――できればあの町で抗争などという
結果は避けたいところではありますけれど。
お疲れさまでした、気を付けて〜
(妙に朗らかな声で紫の背中を見送ると、いろいろと回収するために歩みはじめ)
――・――・――・――・――
――困りました。
(手に持った携帯電話を片手に、何度か電源を入れてみること数回。
携帯のディスプレイはうんともすんとも言わずに、ただひたすら黒い画面を向けて。
電池パックを確認。そこには決して異常はなく――少なくとも素人目には何も問題がないように見える。)
はぁ………うぅー、ここはおのれ≪十三天梯≫ぃーーーとか叫んでおくところでしょうか。
と、とりあえず連絡が取れるようなところまで歩きますか。
(そういってとぼとぼと廃工場を後にする。連絡が遅れたことや、その際に≪十三天梯≫の構成員と
戦闘になったこと、それから接触があったことなどでどやされるのは
また別の話である。)
(奏永久は街灯の少ない道を一人行く――――)
【といったところで〆であります。】
【改めてお疲れ様でした。
いろいろと経験させていただき、「奏永久」としてもいろいろと進展をさせていただきありがとうございました。
それでもまだいろいろと考えるところがあるなぁと思いつつ。これにて失礼させていただきます。おやすみなさいませ】
【こちらからはスレを返させていただきます、ありがとうございました。】
493 :
名無しさん@ピンキー:2010/11/15(月) 20:06:45 ID:9wGTLJpm
寒い
494 :
名無しさん@ピンキー:2010/11/16(火) 22:18:18 ID:YQK3wwwy
あばばば
【お借りします】
【強制はしませんので、忙しいのならば今回縁がなかったということでも構いません】 【トラブルなら仕方ないとはおもいますが】
【スレをお借りします】
【いえ、もう大丈夫ですがこちらがご迷惑をおかけしたので、不信感を抱かれるのは仕方ないと思います】
【もしご無理をされてるならば遠慮なくおっしゃってください】
>>497 【言いたくはありませんが、この際折角の良い機会ですから言っておきます】
【憶測や推測などは勝手ですが、こちらは今日この募集の為に来ました】
【よくトラブルを理由にされている方などもいるようなので。同時や同時待機など、そういう行為は一切していませんのであしからず】
【正直、トラブルにせよ無言落ちなどされたなら普通怒らない方がおかしいと言わせていただきます】
【あと、数点言っておきますが募集されたそちらはどうかしりませんが、不愉快です】
【やる気がないのから最初から募集なんてしないでください】
【これだけ言われて続けたいですか?】
【こちらはそちらにその気があるのならと思っていますがいかがでしょう】
499 :
名無しさん@ピンキー:2010/11/19(金) 23:23:44 ID:+ZPv0dXn
…
>>498 【同時進行や同時待機など疑っておりません】
【こちらの行為で不快感を抱かれたのは最もだと思いますし、お怒りになるのも当然だと思います】
【それは甘んじてお受けします】
【ただやる気がないわけではありません】
【募集に答えていただいたそちらに少しでも楽しんでいただく様に努力したいと思っています】
【こちらはそれでも続けたいと思ってます】
>>500 【IDが出ようが出まいが、こちらが言っている事が本当だと分かる人には分かると思いますよ】
【まあ何を言っても信じてもらえないということは匿名板である以上、各人に委ねられたものだとも思いますが】
【募集に応じた以上、それはお互いがそうすべきだと思いますが?】
【もういいです、あなたがどういう人か分かりました】
【募集に応えた時点で無論義務が発生したのでこちらもやる気があるのなら】
【再募集でも何なりと構いませんよべつに】
【今後、このような目に遭う方が減少することを願うばかりですが】
>>501 【いえ、信じてますし疑ってすらいませんがお怒りはごもっともだと思います】
【大変ご迷惑をおかけし貴重な時間を浪費させてしまい申し訳ありませんでした】
【今回は募集に応じていただきありがとうございました】
【再募集はするつもりはありませんし、お相手していただいた事は誠に感謝します】
【よきお相手に巡り会えることを祈ってます】
>>502 【それでは失礼します】
【良い相手がみつかればいいですね、尤もな事しかいっていませんので】
【逆切れをして同じ愚行などなされないように。考えは人それぞれでしょうし、勝手にすればいいとおもいますよ?】
【返します】
>>503 【ありがとうございました】
【場所をお返しします】
【ドルフ ◆IVDYWBQ7c. 様とのロールで使わせてくださいっ…】
【エリスとスレを借りるぞ】
【では前回の続きだ、場所を探しながら前の続きを書いていたところだがもうすぐ書き終わる】
【少しだけ待っていてくれ】
【ドルフ様がスレ探してくれてる間に楽屋でひとりで転んだり突っ込んだりしてしまいました…;】
【エリスは素でドジっ子だということが身にしみて分かりました…あうううう;;;】
【……気を取り直して、コホン。】
【今日は司祭様にお願いがありますっ/////一レス目、スタートしてから書きますね♪】
【今日も…よろしくおねがいしますっ…/////いっぱい、いっぱい…犯してくださ…いっ…////】
偉大な訳等あるか……ワシは魔に負けた情けない大神官よ……
こうして封印に失敗し、エリスに辛い目をみせている……許せ、許せ…
ワシの中にあったお主への歳甲斐もない欲望が、全ての元凶なのだ…
うぅぅぅ……エリス…スケベなマンコだ!
チンポ汁でイキやがって、もっとだ!もっと犯させろ!お前の…この聖堂で一番のスケベな身体を隅から隅まで楽しませろ…
うっ、エリス!エリス!出るぞまだまだ出るぞ!
うおっ!!!これよ!この締まりよ…この快感をワシは求めていた!!
(飛沫をあげて粘液汁がドルフとエリスの繋がっている場所からほとばしる)
(今異形と化したドルフの肉棒が、その人間では与えられない特異な形状からの刺激でエリスを狂わせ)
(そして、人間の常識を外れた量の精液を惜しみなくエリスの体内に注入する)
(笠がキノコのように張り出したドルフのものが、精液と媚薬毒液を隅々まで塗り拡げ、エリスの肉襞全てに引っ掻きながらなすりつける)
(とうとう誰にも言い訳の出来ない位に明らかなアクメを極めたエリスに、種付けの興奮をみなぎらせながらひたすら腰を打ちつけ)
(長い絶頂の中身体を痙攣させるエリスの細身な身体をがっちりとした身体で受け止めて)
(時折、心の中の魔が表に出るような演技をしながらのセックスは終わりを告げる)
すまんな、ようやくエリスの力でワシの中の淫魔が眠りに付いた。
しかし、肉棒の猛りは抑えられぬ……もう少し付きあってもらうぞ…
すまんが、魔物に乗っ取られている間にも、エリスの身体の素晴らしさを思い切り感じてしまった。
ワシの雄の部分が、素に戻ってもお主を欲しいと思っておるのだ。
(異形の巨根は結局元には戻らない、正気を取り戻した風に演じていても、もはやその中は完全に淫魔を取り込み融合し、人間を捨てて魔に落ちた存在に成り下がっている)
(しかし、エリスを悩ませるその巨根は、エリスの膣内を激しく行き交いながら、腰も初老の男とは思えない程の激しさを見せる)
(腰をしゃくりあげるように突き上げ、子宮を突き上げ、先端で窪みを穿り、綻ばせて強いしまりを押し返す)
エリス…うう、素晴らしいぞ…エリス。
ワシは…ワシは…
構わぬ、神も許してくださるだろう、今ここでしている事は聖なる儀式なのだ。
むしろ声を出すのだ、大きな声を出せ、それが淫らであればあるほど、ワシの中の魔が満足し、抵抗が無くなるのだ。
さぁ…そらっ!そらっ!イクのだエリス!!
何度も何度頂点を極め、ワシにお前の淫らで淫乱な所をすべて晒すのだ!
【それもまた可愛げがあるというものだ】
【お願い…か?うむ、ワシに出来る事なら何でも言ってくるといい】
【一杯、だな……そんな事を言われると止まらないぞ?】
【では、よろしくな】
うあ、ああああああっ…やあ、ああああっ…
なかに、中にいっぱいっ…ぬるぬるの濃い精液入ってきちゃうううっ…
しみこんで、くるううっ
(おちんちんがびゅ、びゅっってぬるぬるみるく吐き出すたびにっ、つらすぎてお尻っ…びく、びくっ、てっ…
それにからだがっ 誰が見ても、エリスがいま、おなかの中に精液注射されてるっ、て分かるくらい、
出されるたびにっ…ふるえちゃうっ…のけぞっちゃうっ)
ドルフ…様っ……大丈夫、…大丈夫ですっ…ドルフ様はやっぱり、偉大な司祭様です…
(おなかの中に…精液、出され、てっ…ぴくん、ぴくん…ってふるえちゃいながら…)
(うるんだ目で、必死にドルフ様に安心していただこうと…声をだしますっ…)
あくうっ…!(ま、たっ…出てる、っ…)ドルフ様はっ…淫魔に…体を…のっとられそうなのにっ…
ひうう、うっ…や、あっ!!(く、食い込んじゃっ…うっ)え、エリスに…そうやって…優しいことば…
かけて下さるじゃないですかっ…
だいじょう、ぶ…このくらい…エリス、はっ…平気、ですっ…!!
くあ、あっ、やああっ…
(いっちゃったばかりのからだの奥に、しっかりと食い込んだままのおちんちんの先が食い込んで
…たまらないエッチな責め苦にからだが何度ものけぞっちゃうっ)
司祭…さまっ…大丈夫ですか…っ(ピンク色の上気したほっぺで、荒い息をつきながら…)
淫魔は…抑えられたのですね…(どうしてもえっちな表情になっちゃう…けど、無理に微笑んで)
はい…っ司祭さまがお望みでしたら…エリス、はっ…
(エリスが…すっかり、司祭様と男女の関係になってしまったことを意識して、ほっぺを赤くするまもなく)
…!!…っ、し、さい、さま…あああっ!くうう、う…だめ、えええっ は、恥ずかしいい、っ
ほんと、の司祭様にっ…セックス、されちゃうなんてっ、恥ずかしい、ですっ…ひあ、ああっ
(さっきよりずっと…感じちゃうっ…こんなところで、司祭様に…っ、おちんちん、入れられちゃって…っ)
【ちょうど…たぶん ちょうどいいタイミング、ですっ】
【生身の司祭様とのせっくす…エリスに、濃い精液注射するときっ…腕を…後ろからつかんで…拘束してくださいっ】
【司祭様の鍛えた太い腕で…絶対逃げられないようにエリスの手首を締め上げて…強姦するみたいにしてtっ…】
【逃がさないって…犯してやるって、言ってください、っ】
エリス!エリス!そのような淫らな顔をして……
それほどワシの魔羅がいいのか?魔に冒された醜いワシの逸物がお主を喜ばせておるのか?
それならば…この身体も捨てたものではないというものか。
エリスが感じて気持ちよくなっているのならな!
(聖堂一の美少女であるエリスが、雌の姿をあらわにしてセックスで感じている)
(そんな夢に見た光景を自分の手で演出し、そして、犯して感じさせる、この快感は体も心も満たし)
(射精しながら媚薬成分のたっぷり混じったまさに魔薬とでも言うような奔流が子宮を焼き)
(そして肉襞のピンク色を白に染めて、すぐさま肉棒でこすり付けて刷り込むように、馴染ませる)
(そんな事を何度も何度も繰り返し、エリスの膣内を淫らに作り変えるのだ)
うむ…ワシは、エリスが欲しい……
お前と夜が明けるまでまぐわりたい、この欲望が消え去るまでとことん犯し尽くしたいのだ。
セックスをしているのだぞ……
ワシとエリスとで、神の見ている御前で、激しくセックスしている所を見てもらっているのだ。
恥ずかしくてもいい、だがお前は今ワシの物だ…いや、これからずっと…
(最後の方は聞こえるか聞こえないかのかすかなものだったが)
(バックから激しく、もう和姦になってしまった濃厚なセックスを神に見てもらっていると囁き)
(神に仕える司祭は、同じく天使の力を顕現する美少女神官戦士と淫ら過ぎる卑猥な腰振りダンスを踊り)
(エリスの子宮口を貫くように、醜い肉棒が出たり入ったりを繰り返す)
ぐ…エリス……
もう、お前はワシの物だ……誰にも渡さぬ、ずっとずっと犯してやる。
エリス、エリス、エリスッ!エリスゥゥッ!!!!
ああぁっ!ワシのエリス!犯しつくしてやる!!!!!
(ぐっと力強い腕、幾百人もの異教徒を滅ぼし尽くし、鍛え上げられた太い腕でエリスの両腕を引き)
(逃がさないという言葉どおりに拘束して、腰をぶつけながらまるで獣のように神の前で神の使徒を犯しぬく)
(肉棒に浮かぶ肉突起からは媚薬魔液が絶えず迸り、複雑でデコボコでヌルヌルした膣内をコリコリ引っかき、エリスに今までのセックスよりももっと激しい快感を与えてやる)
【望みどおりにしてやるぞ、他には無いか、他に……】
【エリスのいやらしい望み、全てかなえてやる】
【ワシとのセックスから逃げられないようにな】
く、うううっ!…や、あああっ(おちんちん、の…えらのとこ、がっ…エリスの中でっ、ひっかかっ…ちゃうううう!)
だ、めええっ…こんな、あっ…えっちなの、だめ、ですうっ…く、ううう!あ、は、ああっ!!
(なか、でっ…辛いとこっ…ひっか、かれてえっ…お尻が…ぶるぶる、ふるえてる、のっ…!!)
だめ、びんかんになってるからあっ…エリスのなか、えっちな白い液でぬるぬるになっちゃってるからああっ…
それ以上、おちんちんのえらでぐりぐりっ…してえっ…くう、ううううっ…!!
ぬるぬるの、精子っ…しみこませちゃ、っ…いやあああああああッ!!
エリス、ドルフ様に…犯されてますっ…神様が見てるのにっ…天使様にもらった白い羽が…
汚されちゃったのにっ…犯されて、いっぱい精子、注射、っ、されちゃうのっ…!!
ドルフ様、っドルフ様のエッチいいいっ…エリスドルフ様に犯されちゃう、ドルフ様のおちんちんのえっちな
濃いクリーム、おなかにまたっ…!!出され、ちゃっ!!
(いやらしいおちんちんに中をぐちゅぐちゅかき回されちゃってっ、肩がふるえて、痙攣して声が出な、いのっ)
(出されちゃう、ドルフ様のえっちなぬるぬるクリームいっぱいエリスのおなかの中に出されちゃうううっ)
天使様のっ…白い羽え、っ…こんな、いやらしいセックスされてるのにっ…消えない、の…
これで、いいの…司祭様と…えっちなコトするのも…神様が、許してくださる…っ
(がくがく、ふるえながらっ…司祭様のおちんちんの、えっちな注射の瞬間っ…
やあ、ああああっ…だめええっ…(両腕、細い手首ねじり上げられて…陵辱されちゃうみたい、にっ…)
感じちゃう、かんじちゃううっ…犯しちゃいや、司祭様っ…許して、えええっ
(だめだめだめっふるえちゃってるっ…おちんちん締め付けちゃってるっ、
いやらしいエリスが感じちゃってるの、司祭様にもわかっちゃうううっ
ひあ、あ、あっ(し、さい様のおちんちん、のいぼで…なかっ…引っかかれて、えっ)
【いっぱい、出してっ…出しながらかき混ぜてください 】
【汚して、染み込ませてっ…】
【もし…またあとで触手が復活するのなら、お口にも射精されたいの…】
【いっぱい、ムリにエッチなクリーム飲まされながら…「おいしいいか」って首を触手でぬるぬるされたいっ…】
嬉しいぞ…もっと気持ち良さそうに喜んでくれ…それがワシの業を少しでも払ってくれる。
エリスの身体を使わせてもらってる以上は、少しでもお主を快楽の喜びに浸らせることが望み。
いいか…いいのか?
ワシのチンポで感じるのか、犯されて犯しつくされて、子種を種付けされて嬉しいのか!
何度でも出してやる!!夜明けまではまだまだ時間があるぞ…
そう、それがこのセックスが神に許されているという証、全ての偽りを捨てて悶え狂うのだ!
(そして盛大に放出されるドルフの精液は確実にエリスの子宮を冒して)
(交われば交わるほど、エリスの身体は淫魔の魔薬に浸され、膣内をはしたない穴に変えられる)
(それを疣だらけで、茸の張ったような太く毒々しい肉棒がエリスの快楽を無理矢理引き出すのだ)
(射精の瞬間は亀頭の先だけでなく、肉いぼの先端からも汁が飛び散って)
感じろ、もっと喘げ、エリスの声を聞かせてくれ!
ああエリス、愛しておるぞ!許せぬ、ワシをこんなに虜にしておいて。
もはや止めることなど出来ぬ!!!
ワシはもう魔が消え去るまで、エリスと交わらねばならんのだ、犯し続けなければならんのだ。
ワシとエリスはもう男と女の間柄よ!
(両手首を引き搾りながら、しっかりと掴む腕は、幾らエリスが身を捩ろうともビクともしない)
(膣内の細やかな震えやエリスの上ずった声からどれだけ感じているかは分かるが)
(この程度では満足できず、もはやゴーヤの表面のように細かい肉いぼびっしりの巨根でギシギシ揺さぶりながら膣内を抉り続けて)
どうだ、いやらしいセックスは好きか…
ワシとセックスするのは好きか…
中に熱い子種を出されて神の前でセックスを見せ付けるのは気持ちいいか!
正直に言うのだ、エリスそうすれば……分かるな?
(子宮の入り口がコリコリした感触になっているが、それがまた執拗な亀頭責めで軽く腫れているような錯覚を感じ)
(そこを押しつぶすようにして押し付け、腰を捻りながら刺激を与え)
(腕を引き寄せながら寄り深く交わりながらエリスをどんどん追い詰め、快楽に素直な淫らな聖騎士に調教し直す)
【触手の復活は展開的にその次の夜になるな、腹が膨れるまで飲み干させ】
【エリスの穴中の穴全てをワシのチンポ汁でヌルヌルにしてやる】
【えりすのオマンコもグチャドロにして掻き混ぜてやろうか…】
だめ、だめですっ…これ以上、うっ…エリスをエッチな拷問しないでええっ
(もう…司祭さまを興奮させようとしてるのか、エリス自身が虐められて気持ちよくなりたいから言っちゃうのか
それさえ、わからない…のっ…)
種付けなんてえっ…いやらしいコトいわないでえっ…司祭様あっ…
エリスいやらしい声出しちゃってるのっ…司祭様がっ…おちんちんでいじめるからあっ…
っあ!やあ、あああっ!!(口答えはゆるさない、って言うみたいにっ、中でぐりぐりっ、っって、えっ)
…!!あ!!(突然びっくりしたみたいに目を見開いて)
っああ!!だ、めええ!!(おちんちんの、表面がっ…硬い、つぶつぶがいっぱいっ…)
あっく…っ!!!(ごりごり、こすられちゃ…!!)ぐ、うう!!っや、ああああっ!!!
(ぬるぬる、ごりごりされちゃっ…!)だめだめだめ
びんかんなのにい、っ けずるみたいにしちゃいっ!! や…!! ああく、ううっ
(ブーツの足首までっ、電流が走ったみたいにっ…びくん、びくんしちゃっ…
いや、いやです…こんないやらしいセックス、神さまの、まえでえっ…
(そういいながらっ…もう、おしりの震えが…ドルフ様を受け入れたままの場所の
締め付けや痙攣が…エリスがいじめられて歓んでいることをはっきり伝えちゃっていて)
い、やっ…んっ!!突き、入れちゃっ、あ!!だめえ、えっ!!
(ドルフ様に突き上げられながらっ、がくがくふるえて、思いっきり言葉にえっちな響きを含ませちゃうのっ…)
そ、んなっ…深いとこ、おっ…!!やあ、んっ!!
(ドルフ様の硬い、おちんちんの先で…っ、手首をつかまれて拘束されたまま、子宮口を押し上げるみたいに突き上げられちゃうっ)
【えりす、すまん、予想以上に眠い…】
【今日の昼って続き出来るか?】
【えりすも犯してるって…突きさして、精子出してるって言って下さいっ】
【ドルフさんにとっても深く、いやらしくつらぬかれてると思うとおかしくなりそうっ 】
【ドルフさまっ かんじてっ ドルフさまのかたい、エッチなおちんちんがえりすのいちばん奥に、っ】
>>516 【ひあああっ…すみませんっ たぶんできるとおもいますっ】
【お時間は…ドルフ様にあわせます♪いつがよろしいですか?】
【おぉ、では14時からにさせてくれ】
【ワシもこの程度では足りないからなぜひとも頼む、少しお預けになってしまうがな】
>>519 【はいっ、了解です…眠れるかなあ…あふう…;】
【もしできたら…明日は触手で全身締め付けて、ねっとり粘着質に犯してくださいねっ?えへへっ////;】
【おやすみなさい、司祭様…ちゅ♪】
>>520 【すまんなぁ、待ってる間にいつの間にか眠ってしまってたので、こりゃまずいとおもってな】
【では改めて昼に会おう、お休み】
【スレをお借りした、感謝する】