それはさておき、日銀HPいって 総裁定例記者会見(9月17日)要旨 を読んでよ。
結構おもしろいやりとりしてるよ。
世の中、なにもかもが茶番劇ってことはないと思います。
949 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:2009/09/22(火) 07:04:15
亀井ってちょっと昔と比べると憑き物落ちたかのように穏やかな顔になってるよね
でもなんか顔がパンパンなってるような気がして大丈夫か?と思ったりする(病気とか)
まあ、だからと言って全面的に信頼する気はないけどちょっと期待してる
全面的に信頼できる政治家なんて、まあいないさ。
期待できる部分を持つ政治家数人になんとか期待するよ。
このスレだと、亀井さん人気なの?
静香って名前は美人そうだけど。
955 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:2009/09/23(水) 02:20:03
問題は銀行が貸し渋りしていることなのに、マスコミは銀行と日銀の態度を一切問わずに亀井批判で忙しい。
利益集団の目標はモラトリアム法を潰し、返す刀で中小企業向け融資に政府保証をつけさせることでしょう。
分のない戦いをしている。
トリクルダウン理論、
「金持ちを儲けさせれば貧乏人もおこぼれに与れる」
「私悪は公益」
なんと富める者にとって都合のよい理論だろう。
しかも現実はもっと厳しい。
貧乏人から巻き上げた税金で金持ちを儲けさせたが、あるはずのおこぼれは無く、
貧富の格差が広がっただけだった。
今日のサンプロは見応えがありました。
案の定、亀井氏がサンドバック状態でしたが、リチャード・クー氏が向こう側で亀井氏の意見に頷いてる。
これはと思って眺めていたら援護射撃を送ってけっこう雰囲気を変えました。
クー氏が知的整合性から亀井氏を援護したのは特に不思議ではないです。
しかしこういう僥倖は二度と期待できないから亀井モラトリアムはやっぱり厳しいですね。
誰か強力なコメンテーターが味方につかないと。
ところでクー氏は信用創造の論点で語っているので言っていることは良く分かるのですが、
軸足が財政拡大にあるので増債論者に利用される危険性を感じます。
「増税より増債」あるいは「減債より減税」という主張は両刃の剣です。
国家の負債によって富を築いている利益集団に利用されそうな気がします。
とうとう為替も90円を割込んだ。ところが藤井財務相は為替介入を行わない方針である。
これでは円が投機の対象になる。
また選挙前に自民党でさえ第二次補正予算を検討し始めていたくらいである。
しかし民主党連立政権は、八ッ場ダムなどの混乱でとても次の景気対策どころではない。
このままでは年末・年始あたりの日本経済がどうなるか不安である。
亀井さんはこのあたりを分っているのではないかと思われる。
> 「私の発言で株価が下がるような弱い銀行は経営する資格が無い」
いやいや、それ言っちゃダメだって(笑)
>>962 甘くないですね。
円を買って輸出関連株を売るという小馬鹿にした投機行動を藤井発言が助長してしまった。
そういう舐めた奴らは容赦なく撃墜するという気概を見せなきゃ徹底的にやられる気がします。
円の信用創造が膨らんでるのに円高が進むなら容認も分かるけれど、
投機行動もしくはドル・円の創造量の乖離から来る円高・ドル安なんだから介入すべきだと思う。
>>963 亀井発言は軽率すぎです。
心情的には味方したいのですが、誰かが書いたように負け役を担っているかのようです。
>>959 増債を否定するなら財源は何ですか?
増税ですか?
>>959 >国家の負債によって富を築いている利益集団に利用されそうな気がします。
具体的には誰のことでしょうか。
民間の金融機関ですか?
それなら間接的には、預金者や保険の加入者ということになりますね。
>>965 なんの財源ですか?
景気対策なら金融対策でやるべきだと思います。
あと亀井氏も(気合過剰で空回り気味だけど)頑張っている貸し渋り対策ですね。
貸し渋りり対策に協力した銀行が資本不足に陥った場合の備えとしては
予算を組み替えて10兆円程度確保しておけばいいでしょう。
銀行の資本が傷んでいるときに増債してもデフレを誘発するだけなので止めた方がいいと思います。
日銀がファイナンスするというなら話は180度かわって是非やるべきです。
国債発行するより法律をかえて日銀に頭を下げて融資してもらった方が良いです。
>>966 金融機関が国債で運用したとしても預金者が搾取者にはなっていないので心配不要です。
自分と子孫が将来支払う税金を金融機関と分け合っているだけでまったく割にあってません。
相当な金持ちなら別ですが、そういう人は当然直接国債を買います。
仮に貯金のかわりに直接国債が買われる構図になれば、
国家負債は貧乏人のポケットから金持ちのポケットにお金を運ぶ道具だということが一目了然です。
そうなったら、きっとみんな国債廃止を叫ぶでしょう。
ちなみに銀行紙幣と国債の歴史は表裏一体です。
> 景気対策なら金融対策でやるべきだと思います。
老婆心ながら、この言葉は誤解を招くよ〜。
このスレでならまあ大丈夫かもだけど。
> 銀行紙幣と国債の歴史は表裏一体です。
ワンセットだよね。
新政権は大手術に取り組んでいて、それ自体は良いことだと思うんですが
リスクは手術中に輸血を止められることです。
そうすれば日本は死に体になり、日本の資産はバーゲンセールになります。
株価暴落という意味と銀行がバルクセールをやるはめになるという両面で。
金融・財政のキーマンが悪辣な人間には見えませんが、白川氏も行天氏もG30に属しています。
足元を見て政策決定するのではなくG30で話し合われる国際金融???の枠組みで動いてしまうんじゃないでしょうか?
白川が足下を見たことなど一度もないだろうな
972 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:2009/10/01(木) 01:21:20
>>936 『円の王権』読んでみましたよ。
日銀創設から現代まで、戦前のプリンスについて書かれているのでこのスレ的には必読ですね。
直接ヴェルナーにも会ったらしいですよ。
>>972 そうですか。買わなくっちゃ。
9月短観より抜粋
[資金繰り判断DI(全産業)](「楽である」−「苦しい」・%ポイント)
全規模合計 - 9(中小企業 -18)
[金融機関の貸出態度判断DI(全産業)](「緩い」−「厳しい」・%ポイント)
全規模合計 - 9(中小企業 -12)
アメリカはすっかり強いドルを目指さなくなりました。
第二プラザ合意が出来ている?
それとも積極的にドル危機を目指している?
FRB、米ドルの国際的地位に懸念を示す
ttp://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20091002-00000037-scn-bus_all 米国連邦準備制度理事会のバーナンキ議長は1日、
「新しいスーパー通貨が現れれば米ドルの地位は損なわれる。
しかしそれでも短期間は米ドルの地位は保持できるだろう」と述べた。
中国国際放送局が伝えた。
また、世界銀行のロバート・ブルース・ゼーリック総裁はこのほど、
「米ドルが世界の備蓄通貨であることが当たり前だと考えるなら、それは誤りである。
将来は選択できる備蓄通貨がより多くなる。米ドルの地位は米国がいかに巨額の債務を
処理するかに関わっている」との考えを示した。
これに対し、バーナンキ議長は
「世界銀行総裁の意見に賛同する。米国がマクロ経済問題を効果的に処理できず、
財政の長期的安定を保障できなければ、米ドルの地位は危険になるだろう」と指摘した。
(編集担当:村山健二)
>>976 バーナンキ、FRB議長なのにそんなこと言っちゃっていいのか(笑)
>>978 なんか、最近おかしいんですよ。
このおっさんの発言。
もっとも陰謀論の観点ではドル基軸体制をやめるわけで、そろそろ始めるのが自然なんですけどね。
新ブレトンウッズ体制と呼ばれたG20もすっかり定着して枠組みは用意出来たし、
新通貨をやるんだったらオバマ政権の前半、来年の2月までには発表したいだろうし。
×来年の2月
○再来年の2月
政府通貨発行して、
ベーシックインカム導入のチャンス!
984 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:2009/10/03(土) 23:19:24
>>984 おもしろそうですね。
とりあえず南海バブルのところを読みました。
国債の歴史の表の話では、
三大特権会社(イングランド会社、東インド会社、南海会社)が占有していた時代があって、
それが南海バブル崩壊をきっかけに占有が崩れ海外投資家の拡大にうつったことになっています。
しかし、そもそも南海会社とそのバブルと崩壊は債務圧縮の為の詐欺行為なんですな。
ペーパーカンパニーを創って株で資金を集めて国債を買い取らせ、いくばくかの利払いで消却させてしまうか。
なるほど、いい事を知った。
真面目な本にも価値はある(他人に話す時に説得力がある)のですが、
そういう肝心な話が抜けていれば歴史の理解にはつながりません。
>>984 私と同じく不動産業(といってもこの人は鑑定士だけど)でマネーの話好きということで親近感が
国債と銀行券(広くは銀行システム)は表裏一体で、これによって政治と金融が結びつきます。
決して金融だけが食い物にしているわけではありません。
政治家や公的機関だって一味です。
議会は立法と予算成立を司るから、政治家の権力は歳入の多寡に比例する。
金融は国債で資金調達してくれれば金利収入が得られる。
それだけではなく発言力も得られ、少なくともいざとなった時に便宜をはかってもらえる。
公的機関は予算として投入された税金で国債を買うことでバランスシートを拡大する。
国債残高を抑制するインセンティブは政治にも金融にも公的機関にも乏しく、国民が言い続けなければいけません。
1965年以前に戻して国債は禁止して経済政策は日銀ファイナンスでやればいいんです。
膨れ上がった国債を急には消せないし、現実それで食っていけなくなる集団を無視するわけにもいかないので、
借換債のみはいまのままにすればよいです。それでも巨額、巨大な流通市場が残ります。
新規国債は原則禁止、やるんだったら議会承認のうえ、日銀直受けにすべきだと思います。
インフレ期待が出来て日銀が売りオペしない限り国債の流通玉は増えない、これが合理的だと思います。
>>987 途中までは「え、ちょっと待って。吸収手段としての意義は?」と思ったけど、
最後まで読んだら、なるほどね。
直受けが基本、吸収手段は日銀が直受けしていた分を売りオペ、と。
確かにこれなら現在のシステムより確実にベターな気がしますね。
この場合、日銀と政府と国民の関係をもう一度見直すことが大前提になりますか。まあどちらにしろそれは必要ですけど。
いや待てよ?
日本みたいな異常状態な国だからベターと思ってしまうけど、
普通の国でそうした場合、結局売りオペが増加して同じことになるような?
>>989 おっしゃるとおりで、
(1)直受け→売りオペ
(2)市中消化→買いオペ
は、最終的には同じことになるのです。
まさに1965年にどっちでいくか議論されてるんです。
日銀の主張が勝って(2)になりました。
当時はインフレ対策しか考えていないから仕方ないです。
国債大量発行を市中消化した結果デフレになった時に
もしも日銀が買いオペを十分に増やさなかったら、ということまで想定しなかったでしょう。
財政政策をやらなければいけない時の生殺与奪権は日銀が持ちます。
政府が信じられなくて日銀は信用できるというなら(2)でいいんです。
愚かな国民が選ぶ愚かな政府など信じるに値しないという思想がその根底にあります。
もし政府の方が日銀より信じられるというならば(1)を選ぶべきです。
どちらも信じられない場合は、、、、諦めましょう。
> 当時はインフレ対策しか考えていないから仕方ないです。
んー、なるほど。
>>990 ほれぼれするような素敵なコメントだな。最後の4行。
この前まで財務相やってた人が死因不明で急逝。
早々に事件性はないと断じるマスコミ。
真相は分からないがこういう報道のされ方自体が恐怖。
亀井氏も動揺するだろう。
サンプロで谷垣氏を「破産管財人」と揶揄した渡辺氏。
強烈な皮肉だと感じた。
自民党は沢山の借金を某銀行に負っているはずなのだ。
数年前にすっぱ抜かれた記事によれば。
政治献金という形で清算していくはずが批判にさらされて銀行は献金出来なかった。
モラトリアムしてもらってたのだろう?