1 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん :
02/10/03 00:46 バブル崩壊以後不況が長引いている。 長引く不況の原因をバブル崩壊による資産効果に求める者が多い。 不況対策が後手後手に回っている事が原因とするものも多い。 私はそれだけでは無いと考える。 景気対策として、リフレ、インフレターゲット、減税、大規模な公共事業 などを掲げる者もいる。構造改革派やサプライサイド派は根本的に 誤りであるから良いが、金融・財政政策を通じた伝統的なマクロ経済 政策だけでも回復できないと考える。何故なら、これらの政策は対症 療法に過ぎないからだ。 今現在の不況の原因は、金融面の問題にある。銀行の貸し出しが増え ないのは何故か?不良債権が原因なのか?否、BIS規制である。 今、すべきはBIS規制を無視できる銀行の創設である。国際業務を行う 都市銀行はまだしも、何故に地方の地銀・第二地銀・信金までもが、 BIS規制に縛られなければならないのか? そして、銀行の保有株式を売却させる法案の廃案も提案する。こんな 不景気な状況で銀行の保有株式を全て市場に吐き出したら、株価が 徐々に下がっていくのは当たり前である。そういう事は景気が良い時に 行うものである。 全て順番が狂っている。対症療法も必要だが、今なすべきは、対症療法 の効果を遥かに凌駕する金融面からの緊縮圧力の緩和だ。その為には 金融制度の見直しを行い、市場に資金が円滑に回るようにすべきである。 このスレはその問題点を議論するためのものだ。 語れ!
2 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん :02/10/03 00:48
白石美帆たんハァハァ(*´Д`)
3 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん :02/10/03 00:55
小規模金融、企業は淘汰して資本力と信用を高めるが 「公共の利益」です、公序良俗違反の書き込みは警察に 通報します。
4 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん :02/10/03 00:56
6 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん :02/10/03 00:59
頭悪いスレだね、今更って感じだし。
頭が悪かろうが良かろうが関係ありません。 ほら、反論してみろよ(藁
8 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん :02/10/03 01:04
なんだ?反論できるやつはいねーのか? 屑ばっかりだな。ここは。
>>1 賛成だがスレが伸びるかな。
反論なさそうだし。
>>10 ありがとう。
このスレを建てるに至った理由は単純です。
経済板ではあまりにインタゲに議論が偏りすぎている気がするのです。
でも、金融がシュリンクしている理由は速水の金融政策だけでは無い
のです。順番が逆になっていて、制約条件を取らずに対策ばかりに
なっているように感じるのです。
まるで、前戯なしにいきなり突っ込んで、痛いだけのような。
インタゲも大事だと思うし、漏れは公共事業もやらんとダメだと思って
いますが、そういうマクロ政策がきちんと効くような制度的な枠組みが
必要だと思うのです。
今の金融制度のままでいくなら、信用乗数の理論の重要度が下がって
金融はデフレ圧力しか生まないものに成り下がって、今のマクロ経済学
のモデルが役立たずになって、新しい別の経済政策の枠組みが必要
になります。というか、そんなもん思いもよりませんが。
という訳で、まずはBIS規制の撤廃または迂回方法を国策として考える
のが一番の重大事だと考えております。
皆さん語りましょう。
そういやBIS規制って何の目的で導入されたんだ? なんか意味あるの? 房な質問でスマソ。
13 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん :02/10/03 02:20
元気良すぎで脅威と考えられたジャパンマネーとかザ生保とかを とっちめるために、BISの政治屋連中がひねり出した足枷だろ? 他に理由なんてあるのか?
14 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん :02/10/03 05:46
15 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん :02/10/03 14:59
>>14 社債発行しているところは既に格付けあるけど、
これからは中小企業も含めて全企業が格付け
取得が必要になるのかな?
金融ビッグバンという流行語があった。 あれは政府が主導で行った金融制度改革だ。 その結果が今の惨状だ。 語れ!
産業の空洞化による資金需要の不足が問題 BIS規制だけの問題ではない。
>>17 資金需要はたっぷりあるので、貸し渋り、貸し剥がしという言葉
が生まれているのですが、何か?
んじゃ 健全な資金需要がない。 日本の産業構造が利益を産み出す力が落ちているという事。 国際競争力のある産業の創出がこのどうどう巡り議論の救世主だ。
本当にアホだな。
>>20 それを言ったらアメの産業構造もたいした利益を生みだしてないだろ。
最近の株価の下落がそれを証明している。
>>19 それが産業構造の問題ではなく、金融面からのデフレ圧力の
問題だと主張しているのですが、何か?
個々の企業はみな国際競争力がバリバリにあるのですよ。
例えば青木工務店なんて典型でしょ。世界に誇る技術を持って
いてもあっさりこける。
日本企業は競争力じゃなくて、資金力に問題が生じていて、
身動きがとれなくなっているのですよ。
ちなみに、私は中国からの輸入なんて大した問題じゃないという
立場です。
何か類似スレが立っちゃったみたい。 本家はこれだからね。 語れ!
後立ちスレに負けている。 がんばるべし。 皆語れ!
誰も語ってくれないので、自慰的に漏れの考える景気回復策を書いときます。 (金融機能の再構築) 1)銀行法を改正して、国際業務を行う銀行と、そうでない銀行を区別する 2)都市銀行の国際金融部門を切り出して、別法人化する 3)金融庁のバーゼル合意(BIS規制)に関する監督業務を国際業務を行う銀行に限定する 4)金融庁マニュアルの改訂を加速して、中小企業の評価基準を緩める これで自己資本比率の呪縛から逃れます。 資金が街金から地銀・信金と、都銀の残り部分に向かい、企業向け貸し出しが増えます。 5)株式の持ち合いを禁じた法案の対象を、1)の分類に従い、国際業務を行う銀行に限定します。 これで株価の下落が止まります。というか、反発します。 (積極的な財政・金融政策) 6)とりあえず中央リニアと整備新幹線、第二東名の建設を前倒しします。 7)日銀法を改正して、インフレターゲット政策を義務付けます。 デフレ解消のためにリフレ策が必要になって、日銀は買いオペじゃんじゃん やらないといけなくなります。国債暴落も回避できて一石二鳥。 為替はどうなるかわからん。あんなのこっくりさんと同じだ。 8)それでも国債が下がり始めたら、時限立法で日銀に直接引き受けさせます。 この辺で景気が明らかに回復しはじめます。 9)最後に、多額の債務を抱えている破綻懸念先をアボーンして経営者に経営責任を問います。 後は構造改革でも何でも、景気の邪魔にならない程度に進めてもらえばよろしい。
改革厨にまで見捨てられ、一人寂しく空を眺める。 (´・ω・`)ショボーン (∩ ∩)
28 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん :02/10/05 22:29
>8)それでも国債が下がり始めたら、時限立法で日銀に直接引き受けさせます。 この時点でハイパーインフレになっているのでは?
>>28 ハイパーインフレという言葉を使うのはやめてください。
人によって想定するインフレ率が違いすぎます。
年率5%程度のインフレになっていると思いますよ。
30 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん :02/10/05 22:41
>>1 BIS規制ってそんなに重大なことなのでしょうか?
レスが伸びないのは、BIS規制の影響がそれほど多いことだとはみんなが考えていない
からではないでしょうか?1さんがBIS規制の何が問題なのかを解説してくれることキ
ボンヌ!
31 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん :02/10/05 22:43
メガバンクは2行に集約するってのは、完了の十数年来の彼岸と 聞いたが。(諫早湾みたいなもんか・・・)
今は木村祭りで不良債権の方に人気があるからな、 改革房が現れないと盛り上がらないね。
これまで銀行の貸出額の総額は、法定準備率にのみ縛られていました。 預金を預かると法定準備率に該当する金額だけ残して、残りを全部貸し出します。 その結果、銀行→(貸出)→企業→(支払)→企業→(預金)→銀行というルートで お金が流れて、市中のお金の総量(マネーサプライ)は、日銀が供給するベース マネーの約12〜13倍(M2+CDベース、通貨乗数)に増えていました。これが信用 創造です。 1988年にBIS規制が導入されます。 自己資本には含み益の45%が参入できますので、当時バブル期にあった邦銀は まだ余裕がありました。その後、バブルが崩壊し、含み益が含み損になると状況が 一変します。つまり、自己資本比率が満たせなくなるために、貸出に消極的になり はじめたのです。通貨乗数は1996年に11、1998年に10と下がり続け、2002年は およそ7.8です。 日銀の行う、マクロの金融政策は、教科書的には、 ・売りオペ、買いオペによりベースマネーの増減によるマネーサプライを増減する ・法定準備率を操作して通貨乗数の増減によりマネーサプライを増減する の2種類ですが、BIS規制が事実上の法定準備率の引き上げと同様に通貨乗数の 引き下げの効果を持ちます。さらに資産デフレで含み損が増えると、更に自己資本 比率の制約が働いて通貨乗数が下がります。日銀がこれ以上のペースでベース マネーを増やさない事にはマネーサプライが増えません。 これがBIS規制の功罪その1です。 資産デフレが始まると、自己資本比率の悪化により更に
その2は、地方の中小金融機関にまでBIS規制を守らせている事です。 これは、かつてバブル期に日本の銀行が軒並み海外進出し、中小金融 機関まで海外業務を行っていた事から、規制の網が広げられた事です。 さて、今年3月に静岡の中部銀行という銀行が破綻しました。この銀行は 負債を全部返却しても、まだ資産の方が多い状況で、別に破綻しなくても 良かった銀行です。が、自己資本比率を満たす事ができなかったのです。 金融庁の特別検査で自己資本比率未達が指摘され、銀行法第26条の 早期是正措置勧告が行われましたが、新規資本の調達が不首尾で、 このままでは同条の業務停止命令を受けざるを得なくなり、自ら破綻申請 をしました。
BIS規制問題は、ちょっとぐぐるだけで色んな情報が入ります。
http://www.tanutanu.net/economy/econ065.html このため当時は自己資本比率の向上こそ万能と考えたようです。
しかし本当は海外進出が著しい日本金融機関の封じ込めの狙いが
ありました。1988年当時のロンドンでは邦銀の貸出シェアが25%を
上回っていたと云います。また邦銀による海外金融機関の買収も盛ん
でした。当時の邦銀は預金獲得競争が一服し、政府の規制金利のもと
で調達した低金利預金を海外企業へ融資したことが背景にあります。
海外金融機関に比べて低金利で融資すればシェアが伸びるのは
道理で、薄利多売融資に邁進していたものです。危機感を持った欧米
金融機関は、それにブレーキを掛けるために、日本の低自己資本比率
に目を着けたのです。当時の都銀の自己資本比率は3%を下回って
おり、BIS規制が導入されれば融資を抑制するか増資をするかを選択
させられるわけです。
http://www.asahi-net.or.jp/~vb7y-td/kak1/120618.htm R YSさんのおっしゃるのは「含み益」を8%の中に入れるよう要求し、
それが結果的に認められ、そしてそれが後に日本経済に打撃を与
える事となったという事ですよね。確かにその通りなのですが、
問題は、BIS規制を設けた理由がどこにあるか、8%という数字が
アメリカ・イギリスよりも日本に厳しい内容であった。そしてこ
の2国間の合意が意外にもスムーズであった。それにより、日本
は同意せざるをえない状況になった。日本の銀行の力が落ち込ん
でから、最近アメリカでBIS規制撤廃論が上がった。という事を
考えると、やはりBIS規制自体は極めて「政治的」に映ります。
証明するのは難しいでしょうが。
YS アメリカがイギリスと協調して根拠なき8%なる設定をしたこと
について、日本がメインターゲットであったことは、まぎれもな
い事実だと思います。 従って、その戦略に負けたことも含めて、
日本政治の失態だったと思っています。国際政治の場にあって
「知らなかった」とか「予測できなかった」 などいくらなんで
も通用しないでしょう。 やはり厳しすぎますか?
38 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん :02/10/05 23:35
改革厨はBIS規制などよく知らないで銀行批判してるので いまいちスレの趣旨が分からないのです。 もうちょっと、子供にでも伝わるようなスレタイにしたら良かったのです 【鬼畜】BIS規制はアメリカのレイプ
>>38 でも、もう一つのスレ沈んじゃった。
このスレはジサクジエンしてでも維持するぞ!
ちなみに、
>>33 であげた通貨乗数は日銀のHPで入手したM2+CDとマネタリー
ベース残高の時系列データを元に計算しました。法定準備率は1991年に
思いっきり引き下げられていますが、屁の役にも立たなかった事を見ると、
バーゼル合意が一国の金融政策に大幅に介入したものであると言わざるを
得ません。
42 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん :02/10/05 23:47
BIS規制どうのこうの以前に、日本の銀行の財務はやばいよ。
おお、そうだ。 国際会計基準の導入も先延ばしして、一時撤収した方が良いな。 時価会計やめて簿価にもどして、退職給与引当金などなくせば 一気に黒字化する企業が多いだろ。 これなら、紙切れの数字を書き直すだけだ。
44 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん :02/10/05 23:53
>>26 ぶっちゃけて1〜4を
ビ ス 規 制 な ん て な か っ た 事 に す る 。
のほうがわかり易くていい。
9を削除
あぼーんは市場原理に一任しる。
経営失敗したからって大衆の見世物にするのは嫌い。
>>44 BIS規制無かった事にするのは、国内だけではできない話なんで、
こういう面倒なやり方になっちゃいますた。BISから脱退するって手
もあるが。
9)に関しては、正直やるんでもやらんでも構わないが、サプライ馬鹿
が来た時に、物事の順番を教えてあげるために入れてます(藁
46 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん :02/10/06 00:13
>>45 じゃ、脱退しちゃえ。
よくわからないけど、なんか悪影響あるの?
どうせもうすぐなくなるんでしょ>BIS規制
金融再生に向けた日本の強い意志が示せるんじゃない?
47 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん :02/10/06 00:14
>>43 そこまで言うとデンパ扱いでしかないだろう。
別に時価評価マンセー主義者じゃないが、マジメに世界から冷たい目で見られる。
あっても一部債権に限った特例措置までだと思う。
貸付は回収できるかどうかの問題だろうが 担保を取って、粗利から返済していって、何年で返済できるかきっちり計算して それでもリスクの部分は残るんだよ 貸し倒れそうになった場合にどうするか、 要するに回収能力が無いんだよな、今の銀行員には。 そのくせ自分が日本経済を担ってるような勘違い野郎が多すぎる。 回収の見積もりも立てられないような銀行員はさっさと転職してほしい。
49 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん :02/10/06 00:14
債権→債券ですた。
>>46 無くなるんじゃなくて改定されます。
分母のリスク資産の計算方法が変わるの。
事業所向け貸出がオール100%リスクだったのを20〜150%
にわけるようになります。が、おそらく、金融庁がこの分類の
基準をマニュアル化して、またぞろ特別検査の口実ができると。
>国際会計基準の導入も先延ばしして、一時撤収した方が良いな。 >時価会計やめて簿価にもどして、 >そこまで言うとデンパ扱いでしかないだろう。 >別に時価評価マンセー主義者じゃないが、マジメに世界から冷たい目で見られる。 まあ、余談になるけど〜。アメリカも自国経済に時価会計主義がクリティカルな 事態となったら、躊躇無く簿価主義に戻るでしょうけどね(藁)。そういう国なの ですよ〜。振り回されるのは、常に日本。というか、そういう事が起こり得るという 発想自体がナッシング。 >銀行の貸し出しが増えないのは何故か? 日本国債をリスクアセットに数えるようにしたら、BIS規制に引っかかって 少しは貸し出しも増えるさ〜(藁)。
>>51 アメリカはそういう国だと思う。
というか、日本は机の上で教科書んで覚えるみたいな仕事の
仕方をしている人が多いから、その狭い視野の判断で、世界中
がやってるから俺達もという事を安易にやりがち。
例えば、日本の金融制度は諸外国とかなり違う。これは江戸
時代の金融先進国だった時代から続く日本独自の商慣行。
欧米とは別の進化の道を進んできており、こういう所にこそ、
真の日本型資本主義が存在する。制度的には企業にとって
かなり至れりつくせりの便利なものになっていた。
悪いものでも無いのに、人と違うからやり方を他の人にあわせ
ましょうという安直な発想がグローバルスタンダード。その上で
移行期に起きる問題点とか何も考えないで導入しちゃって、
「金融ビッグバンだから頑張れ」「時価会計だ、責任をしっかり
とれよ」では、経済がおかしくなって当たり前。
さて、漏れはスレタイにBIS規制をいれずに「金融制度の問題」
と書いたが、それはこういう事も問題点としてとらえているからだ。
語れ
おーい、経済屋さーん。 竹中や木村が何やるかなんて今更騒いでも遅いぞ。 それこそ政治板の工作員にザマーミロと煽られて終わりだ。 今は、そんな馬鹿連中ほっといて、本当になすべき経済 政策について議論をまとめようではないか。 それが、私がこのスレに課した使命だ。 語れ
54 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん :02/10/06 02:41
ルールを守る立場じゃなくルールを作る立場にならなければ一流とは言えない。 その点アメリカは勝手にルールを作る一流の国。
放置辛い(涙
反論が無いのはわかった。 せめて賛同の意を表示する事で 語れ
57 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん :02/10/07 15:15
BISはバブル時代に日本が自己資本に関係なく欧米の不動産等を買い捲ったのを 規制させる為にできたものと解釈している。
>>57 正解。
その際、導入の交換条件として、自己資本側に含み益を入れさせた
のが日本サイドの交換条件。
ところが、総量規制で一気にバブルが崩壊して、簿価割れ続出で
自己資本比率に思いっきり下落圧力がかかって、貸し出しができなく
なっている。
含み益を自己資本に組み入れた事で、金融が糞詰まった時に、企業
業績悪化→株価下落→自己資本比率の危機→貸し出し縮小→企業
業績更に悪化という連鎖が生まれた。
これは、ビルトインスタビライザー的な、収束に向かう過程ではなく、
発散に向かうような仕組み。人為的な仕組みの問題で、収束過程が
働かなくなっている。
BIS規制にはこういう問題もある。
語れ。
日本発という構図になってしまったが、アメリカのダウも暴落中だ。 今なら、自己資本比率の計算式の分子から、株式含み損益を外す という提案が通りやすい時期なのではないかな。 状況次第では、BIS規制の改正案が前倒しで実施される可能性が 高いと思う。分子から含み損益外すのと同時に自己資本比率規制 を4%に引き下げというのもありじゃないかと。 日銀・金融庁の人たちは、今こそ正念場じゃないかと思う。
60 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん :02/10/08 11:44
めんどい 給料出るし。(公務員)
>>52 日本の金融制度が諸外国と異なる独自のものであるのは同意するが
これが江戸時代の金融先進国だった時代から続く商慣行かどうかは疑問.
本題からずれるのでsage
>>61 まあ、江戸時代から云々は比喩だから、疑問を呈されたら
あっさり引くよ。
それでも手形取引と掛売りという風習は、江戸時代から続い
ている風習じゃないかと思う。
63 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん :02/10/08 12:02
財政政策も金融政策も効き目がないことが不況の原因! 現在は経済学の教科書に載っているような経済状態ではないので、量 的緩和をしても効果はゼロに近い。 インフレターゲットもまあ、(多分効果ないと思うけど)やってみれ ば程度のもの。 (理由) すべての始まりは田中角栄の「日本列島改造」。 これから、公共事業拡大・年金制度の創設 ⇒短期・長期国債の増発 ⇒国債・社債・ユーロ債市場の発達 ⇒預金・貸出金利統制の崩壊(=金利の自由化) ⇒外為規制の崩壊(=内外資本移動の自由化) ⇒銀行などの護送船団行政の崩壊(=金融ビッグバン) ⇒公定歩合等による従来型の金融政策の崩壊 財政赤字拡大による財政政策の崩壊(乗数も減少) (注)上記のような金利自由化によって教科書に載っているような従来型 の金融政策から日銀は変更をしている。現在日銀が採用している金融政策 の手段は主に「日銀当座預金の目標残高」によっているが、現実にはマネ ーサプライとハイパードマネーの乗数は落ちており、この手段は既にダメ ということが判明しているが、新たな金融政策手段がないためこれを採用 しているのが現状。
29 名前:金持ち名無しさん、貧乏名無しさん 投稿日:02/10/08 12:04
【不景気】金融制度の問題を云々するスレ【撲滅】
http://money.2ch.net/test/read.cgi/eco/1033573569/ 通貨乗数が落ちた理由。
さすがに角栄は関係ないと思う。
31 名前:金持ち名無しさん、貧乏名無しさん 投稿日:02/10/08 12:10
>>29 あるんだよ。
角栄からの国債等の市場の発達が金融政策を無効にし、国債増発
による財政赤字と経済の成熟による乗数の低下が財政政策を無効
にしたから。
32 名前:金持ち名無しさん、貧乏名無しさん 投稿日:02/10/08 12:18
>>31 通貨乗数のピークは1993年くらいですが何か?
1970年代から1990年代にかけて一貫して増加基調でしたが何か?
国債の売り買いが主な金融政策の手段でしたが何か?
65 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん :02/10/08 13:32
>>26 なるほど、
1)〜4)はいいアイディアだと思うけど、国際金融部門を
別法人化することはできるの?イメージあったら教えて。
33 名前:金持ち名無しさん、貧乏名無しさん 投稿日:02/10/08 12:22
>>32 コールの金利誘導はもうやめている!
日銀のホームページをみて理由を考えて勉強しよう!
34 名前:金持ち名無しさん、貧乏名無しさん 投稿日:02/10/08 12:24
>>31 通貨乗数が高いのはバブルだったからで
問題は「不景気に金融政策が効果あるか否か」だよ!
35 名前:金持ち名無しさん、貧乏名無しさん 投稿日:02/10/08 12:25
34の
>>31 は
>>32 の間違い
38 名前:金持ち名無しさん、貧乏名無しさん 投稿日:02/10/08 12:42
>>28 日銀の政策目標となる数字が、「日銀当座預金の残高」なのは
その通りだが、その当座預金残高を調節している実際の手段は
手形割引と売りオペ買いオペってのは変わっていないのでは?
昔はなんとなく、景気不景気で緩和だ引き締めだしていたのの
目標数字を当座預金算残高にしたってだけで、それはCPIをター
ゲットにするインタゲとかと比較されるべきものではないの?
40 名前:金持ち名無しさん、貧乏名無しさん 投稿日:02/10/08 12:43
>>33 そりゃ、コール市場が壊滅しちゃったからだろ。
国債に流れているってのは、所詮結果だ。
その前に大きな原因がある事に気が付かないから、
解決策が出てこない、ただの悲観論になっちゃうんだ。
42 名前:金持ち名無しさん、貧乏名無しさん 投稿日:02/10/08 13:07
>>38 実態としての手段はオペだが、好況のときはまだしも、
不況のときは貨幣需要がないのだから、目標を何にし
ても効果はないのでは?(CPIをターゲットにしても)
44 名前:金持ち名無しさん、貧乏名無しさん 投稿日:02/10/08 13:11
>>42 そこに関しては論点同じだよ。
漏れもインタゲの効果は限定的というか、とてつもない緩和を
しないといけなくなるので、それこそポテトやケチャップまで買う
という喩え話どおりだと思っている。
違いは原因系ね。BIS規制の運用だ。金融庁の銀行行政。
原因をクリアすればインタゲにも効果が出てくると思う。
45 名前:金持ち名無しさん、貧乏名無しさん 投稿日:02/10/08 13:12
>>43 法定準備率もなー。
BIS規制サイドで引き締め圧力掛かりっぱなしだから、
ここをクリアしないと緩和しても、通貨乗数が下がるだけ。
47 名前:金持ち名無しさん、貧乏名無しさん 投稿日:02/10/08 13:18
>>44 >>45 頭いいね!(話せる!)
分かったらすごいけど、どうすれば貨幣需要を拡大できると思う?
49 名前:金持ち名無しさん、貧乏名無しさん 投稿日:02/10/08 13:20
>>47 http://money.2ch.net/test/read.cgi/eco/1033573569/26 に対する批評をお待ちしています。
50 名前:金持ち名無しさん、貧乏名無しさん 投稿日:02/10/08 13:21
>>45 BIS規制は米国等の戦略だから、はずすのは難しいので、
他の方法で、どうすれば貨幣需要を拡大できると思う?
52 名前:金持ち名無しさん、貧乏名無しさん 投稿日:02/10/08 13:24
>>50 スレ違いなんで続きは
>>49 のスレで
70 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん :02/10/08 13:37
>>26 なるほど、
1)〜4)はいいアイディアだと思うけど、国際金融部門を
別法人化することはできるの?イメージあったら教えて。
信用創造機構を公的に確立するしかない。 銀行は慣習的な制度だろ。学者の均衡モデルとかでも吟行なんかでてこねーだろ? 違う? 借りたい人はいつでも借りれるのが学者の世界。しかもリスクは全て事前に把握可能。 問題が起きる分けねーやんけ。ばーなんけ。
72 :
だな〜 ◆hBCVuhDAVI :02/10/08 13:57
銀行に頼らずに手形振出で信用を創造することも可能だな〜。 そういったミクロ領域でお上に頼るくせは止めるべきだな〜。 マクロ領域に関して政府を批判すべきなのは当然だけどな〜。
>>70 ありがと。
「別法人化する」というのが、BIS規制下で日本の銀行監督行政の
とるべき道だと考えているので、どうやるのかは考えていません。
当然、銀行サイドは猛反発でしょう。
この辺、むしろバブル期に偉そうな事を言って、役所から独立しよう
とした銀行を、わざとにっちもさっちも行かない状態にして二度と勝手
な事をしないようにしようという金融庁(旧大蔵)のお仕置きが含まれ
ているのではないかと、邪推していますが、それ言っちゃうとデムパ
なので言わない(藁
破綻大手銀行の国有化とかの後に、事業所向け金融の方を分社
独立させていくのかなーと思って見ています。さすがに、預金・貸し
出し業務を国有化したままだと長信銀時代となんらかわらんから。
国際金融業務だけ、対外的な信用維持のために国営でやるってん
なら少しは理解できる。
でも、できれば大手銀行破綻させる前にやってほしい。
>>72 今は手形決済はモーレツな勢いで減ってます。
与信の面で物凄く不安なので、新規取引で手形なんて
認める企業ないし、手形は嫌々でしか受け取りません。
だって、手形が落ちないという理由で銀行がお金を貸し
てくれる保証が全くなくなりましたから。
それとね。BIS規制はミクロ領域の問題が、思いっきり
マクロに影響しちゃっている現象なんですよ。手形など
別の手段で信用創造なんて言って自然に任せるなんて
話になったら、それこそ日本全体が商工ローン・街金の
草刈場になっちゃうよ。
75 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん :02/10/08 17:24
うちも、最近とある顧客から手形で受け取るのを拒否して、月末〆の 銀行振込にしてもらった。もしかしたら取引を切られる恐れもあったけど、 敢えて試してみたら、結果オーライですた。手形は、財務リスクを 感染させる効果が絶大な悪性ウィルスのようなものだから、 できるだけ早く絶滅するほうがよいと個人的に思っておるです。
>>74 同じように、ミクロ領域の規制がマクロに影響しちゃうもの
といえば、バブル撲滅に絶大な効果を発揮した、総量規制、
キャピタルゲイン課税なんかもその口。
所得税制だって最近はミクロの配分論で論じられているから
ミクロ領域の規制の一部だな。これもマクロに大影響。
これから1週間、国外逃亡してきますが、返ってきてスレが残っているか不安…
国外からカキコできますた。 とりあえず保守age
>>今は手形決済はモーレツな勢いで減ってます。 すごい健全になってるんですね。。
しかし自分は長い手形を出して、もらった手形はすぐに割って使い込んで 先の事を考えずに借金も増やして使い込まないと、金回りはさびしいですね。
本日も国外からカキコ。ホテルの電話なんで手短に。 ミクロの話はあんまりしたくないので手形の話は割愛。 BIS規制の最大の癌は、銀行の信用創造プロセスを債権という実物に 結び付けてしまった事。これにより、金本位制に復帰した時のような 猛烈なデフレ圧力が発生している。 また、自己資本に含み損益を組み入れているために、好況やバブル 等で含み益が増加している間は良いが、一旦含みが消え始めると、 貸し出し減少→資産価格下落→自己資本比率悪化→貸し出し減少→… という負のスパイラルに陥る。 日本での通貨乗数は、1988年にBIS規制が導入後1992年までは 通貨乗数自身は増えている。しかし、バブル崩壊後は一転して乗数が 下落する傾向にあり、特に一昨年くらいから猛烈な勢いで下がっている。 これが、自己資本比率悪化のスパイラル。 アメリカもITバブルが崩壊して、ついにこの連鎖に入り込む事になった。 緑爺の金融政策にも限界がある旨の発言は、これを指した言葉では ないか。 正直、実物貨幣の呪縛は、直接金融型だろうが間接金融型だろうが 関係ない。日本の金融機関が非効率だからとか、もっと直接金融にとか 言ってる暇があったら、アメリカに言って緑爺と結託してBIS規制の緩和 を訴えてくるのが世界恐慌回避の道。今のままだと、本当にヤバイ。 おっと、ずいぶん長くなってしまった。
もう一つ書いとこう。 インフレターゲット政策が万能なように思われているが、今の不況は BIS規制による金融シュリンクが原因。ベースマネーを操作しても、 通貨乗数が縮んでしまっては、効果が現れない。つまり、公共事業 の乗数効果に該当するようなプロセスが無くなって、金融政策の効果 は公共事業における乗数効果減少どころではない状態になっている。 今の制度のまま金融緩和をしていっても、日銀が民間銀行に貸し出す のではなく、預金するといった裏技を使わない限り、自己資本比率の 改善にはつながらず、銀行は貸し出しスタンスを変えない。結果、リスク ウェイト0の国債だけが大人気という事になる。 これなら日銀直受けで国債発行して、国がバンバン使った方がまだ 非金融部門への金回りが良くなるだけマシ。もっとも、公共事業の 乗数が本当に下がっているのなら、その原因もやっぱりBIS規制による 金融デフレ圧力にある。 今やるべきは、信用創造プロセスを自己資本の呪縛から解き放つ事。 それ以外の方法は効果が少ない。
83 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん :02/10/11 00:04
っていうかさ、この際だからね。もう政府は1年間税金全部半分にしますって キャンペーンしたらえんちゃう。結局国民みんながガンガン働いて、ガンガン金使えば いいのはわかってるんだから。税金払わなくっていいんだったらこの1年の間はとりあえず ちょっとでも多めに働こうってなるじゃない。来年じゃだめだ、今すぐに!って。 んでそういう雰囲気になってるし、「減税セール」なんてやったら消費も増えるに 決まってる。みんな金が手元にあるんだから。その1年だけ公共事業はなし!ODAも 出さない!役人の給料もスエオキ!どうせ破綻するんだったら祭をやったるくらいの しゃれっけが必要なんだよ多分 俺が平蔵だったら絶対そうするね
84 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん :02/10/11 00:09
祭だよなあ?みんなそう思うでしょ?不況と財政破綻を逆手にとった大減税祭。 最高じゃろ?結局政府が何やろうとしたって税金とってる間は無理なのよ。 絶対やって欲しいなあ こういう国民がやって欲しいって思ってる事やらないとw
85 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん :02/10/11 00:11
>>82 銀が民間銀行に貸し出す
のではなく、預金するといった裏技を使わない限り、自己資本比率の
改善にはつながらず
馬鹿丸出しだな。
日銀が預金すると、なんで自己資本率が改善するんだ?
銀行が、日銀から資金調達してるとおもってるのか?
86 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん :02/10/11 00:13
大減税祭に賛成の人手ぇ上げて
87 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん :02/10/11 00:15
げーんぜっ げーんぜっ
>>85 すまん。他スレで聞きかじった事を吟味せずに書いてしまった。
銀行における、預金は負債項目だったな。アホな事書いてすまん。
裏技が必要と言いたいのが本当の所で、手段をみんなで考え
ようではないか。
それと減税マンセー君が乱入してきたようだが、減税も公共事業も
金融緩和も、BIS規制から来るデフレ圧力の下では効果が相当に
限定されるというのがこのスレの主旨。わかって欲しい。
89 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん :02/10/11 00:43
アメちゃんは自分の所には影響無いと思ってたのかな
90 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん :02/10/11 00:58
>>89 売国奴を上手く操作して、不良債権とやらを安く買いたたければ、
「肉を切らせて骨を断つ」となるな。
91 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん :02/10/11 05:44
せんだってのパソコン減税みたく、経費の原価償却分に即時償却を認める。 消費が伸びること請け合い。
92 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん :02/10/11 07:38
日本の金融機関の資本減少の原因はドイツに同調せず大蔵省が BIS基準に賛成し、8%の枠をかけられた。 日本金融機関の封じ込めの罠にかかりルール変更させられた。 これを機会に、禿げたかファンド投資家の売り圧力によって株価下落に、 銀行所有の持ち株の資産減少となり公的資金注入する羽目に、蟻地獄に はまり、政府やメディアが日本経済の諸悪の原因と非難、もはや不良債権 処理も出来ないのに、何故不良債権処理しないのだと発言する。 10年も前から予測され、日経新聞などで大変な事になると言われていたのに、 バブル破裂後も主要先進国G7会議でBIS基準4%位へ変更すべき努力すら しなかった財務省や金融庁の行政の責任と思う。 金融閣僚(税調も含む)の金融政策のミスマッチがデフレ経済から脱却出来な かった。実践経済の知らぬ理論経済学者に、政策の丸投げが原因。 日本経済を破綻から救うには超党派で内閣不信任案を提出すべきでしよう。
93 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん :02/10/11 10:35
>>91 即時償却するだけの現金がなくて普通に減価償却してた企業もいっぱいある。
体力がないところには、あんまり効果はなかった。
94 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん :02/10/11 10:40
ああすまんな ここのスレのほうが先にあったのか
95 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん :02/10/11 11:29
小泉総理や竹中経済大臣が、ペイオフ解禁すれば 銀行を健全化出来ると言えますが、 皆さんは健全化出来ると 思いますか? 私の考えでは、限度額保証は銀行の絶対的な必要不可欠な条件 と考えるからです。でないと取り付け騒動、破綻が必致です。
96 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん :02/10/11 13:09
97 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん :02/10/11 13:40
>>1 アンタ何者だ?滅茶苦茶詳しいようだが
おれもBIS規制が不況の元凶だと思っている
98 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん :02/10/11 13:41
99 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん :02/10/11 22:29
>>95 つーかペイオフ解禁したら、健全なトコしか残れなくなる。
健全なところではなく、大きな所。
そもそも決算報告書等の資料がまったく信頼されてないという、 日本の金融界の今までの所業が悪すぎる。 BIS規制も、銀行等保有株式制限法も悪法です。 んが、海外取引相手にしてみれば、 安直単純すぎたとしてもこれらの規制で見張ってないと、 日本の金融とは危なっかしくて取引出来ないってのは、 ある意味当然と思います。 仮にBIS規制無視するとして、 海外の不安を取り除いてジャパンプレミアムを押さえる方策、 なんかアイディアあります?>1
>>100 そうとはいえんだろ。
みずほが取り付け騒ぎを起こす可能性はあるが、
津信用金庫でおこる可能性はまずないといっていい。
いまは大小は関係ない。
財務体質と顧客信頼性しだいだよ。
>>92 個人的には、経済学者に○投げという責任論については
私は実際の現場を知らないので責任ある評価はできません。
政治屋の調整主義が失敗の原因ではないかと思っているけど。
>>97 ただの経済板住人です。経済学部を卒業したのが10年前。
それいらい、昨年末の小泉ショックまで経済学を離れていましたし、
金融の現場も知りません。それゆえ、BIS規制についてガイシュツと
言われた時は、何故ガイシュツなら経済板で大きく取り上げないのか
と疑問を持った次第。
調べれば調べるほど、BIS規制がデフレ不況の原因だと確信を
深めているところです。
>>101 海外の不安は海外との取引で生じたものなので、
日本国内の政策で、国際業務を一部銀行にのみ許可
するという方法でBIS規制をすりぬkる事が可能と考え
ている事は、以前のスレで書きました。
そういった対応をせずに、地方の細かい銀行を一時期
潰しまくったのは、金融庁の見せしめ行政ではないかと
邪推せざるを得ません。つまり、言い古された言葉です
が省益の確保。
>>106 それだと、実際の手続きとして竹中路線と変わらん気がします。
どこを国際業務行として残すか。
くじ引きで決めるわけには行きませんから、
各行がグーのねもでないような徹底した財務基盤の洗い出しをして順位付け、
「おまえとおまえ、国際業務から撤退」と宣告する必要があります。
この洗い出しの時点で、
まちがいなくRCCによる国家ぐるみの飛ばしなり、資本注入なりが必要になり、
銀行株の減資となれば、確実にいくつかの生保が破綻します。
ハードランディングとなるのでは?
P.-S.
あと、国際業務の収支がどうなってるでしょう?
黒字ならば、黒字部門を切り捨てることによって収益が悪化。
それで将来赤字になるようなら、
今自己資本扱いしてる「繰り延べ税金資産」が自己資本から外れますから、
国際業務撤退を指示した時点で、その銀行が飛ぶ可能性があります。
実際には国際業務をやってることによって維持している取引関係もあるでしょうから、
その辺の業務監査も厳格に行う必要がありますね。
108 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん :02/10/12 10:41
このすれに希望を見出している あげ
109 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん :02/10/12 12:11
ペイオフ完全に解禁されるとローカル金融機関が 破綻して、郵便局のみとなります。 金融機関を健全化するどころか? 個人預貯金者の借り入れや 決済機能銀行がなくなり、困った事になります。 小泉内閣もこの位、知っていると思うがどうでしようか?
>>109 少なくとも小泉自身はなにもしらないでしょ。
それどころか、資本主義が何たるかも理解してない。
>>109 破綻しても吸収合併等で他行に業務移譲されます。
その地域から、地銀以下の金融機関がなくなるわけではありません。
112 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん :02/10/13 15:48
.
>>111 地方銀行以下が無くなるとは、銀行の国有化でしょう。
その銀行の株主責任を問われて株価ゼロ円、紙くずに
なりますね?
これは社会問題、政府はこんな政策とると思いませんが…
113 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん :02/10/13 15:51
日本人ってホントバカだな・・ BIS規制が不況の元凶なわけないじゃん・・・
114 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん :02/10/13 15:55
>>113 何にも分かっていない、もっと経済を勉強しろ・
115 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん :02/10/13 15:58
BIS規制の理由のひとつにはユーロダラー(←通貨ユーロとは無関係)の 異常増殖と怪しい信用創造をどうにかする、というのもあったわけですが。
116 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん :02/10/13 15:59
>>114 少なくともおまえの数倍詳しいな(w
日本人ってホントバカだな・・
BIS規制が不況の元凶なわけないじゃん・・・
117 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん :02/10/13 16:01
>>115 いい加減にしろよ、どうにかするってなんや?
118 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん :02/10/13 16:01
通貨供給量 最近の経済学者の中には、通貨供給量が多くなれば景気が良くなると主張する人が 増えてきた。最近はこうしたエコノミストのことを「マネタリスト」と呼んだりす るらしい(但し、従来の経済学では違う意味でマネタリストという言葉が使われていた) しかし、こうしたエコノミストの存在が人々に大きな錯覚を引き起こしているようでも ある。なぜならば、通貨の量そのものは、景気に何の影響もないものだからだ。
119 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん :02/10/13 16:04
有る程度の能力持って経済学学んだ人は歯止めの効かない 通貨供給量増加を望むはずがない。
120 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん :02/10/13 16:06
今やっていることは、信金、地銀の整理合併でしょう。 都銀が頂点に立って、全国にネットワークを張り巡らせる。 行内では縄張りの奪い合いですよ。 掴み取りで多く取れば取るほど出世が早くなるんですから。 郵貯に負けるかってなもんです。
121 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん :02/10/13 16:06
>>117 115じゃないけど、
当時は、自己資本比率ほとんどゼロで信用創造している銀行が
欧州やオフショアのあちらこちらにあったので、万一のとき
すごく危ないことになりそうだった。だから、とりあえず手広く
商売してる銀行についてだけは、それを危なくない程度の水準に
規制しよう、ということだった。ように記憶している。
122 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん :02/10/13 16:26
>>115 所有株式の含み益経営する銀行を辞めさせるために
規制がBIS基準です。世界業務する際、8%以上にしなさいと言う
規制です。この規制が正しかったのか未だ解明されておりません。
123 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん :02/10/13 16:29
株式の含み益を参入できるように要請したのは邦銀だったんだけどね。 自分で掘った穴に落ちているところが笑える。
124 :
bloom :02/10/13 16:30
125 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん :02/10/13 16:47
>116 BIS規制が貸し渋り、貸しはがしの原因でないとでも???
126 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん :02/10/13 16:50
>>125 そういうところはね。
例え景気が良くなっても貸してもらえないよ。
国債発行30兆円枠墨守の愚行を継続すること莫れ!
経済音痴の小泉総理は論外として、マクロ経済学を理解出来ない竹中平蔵
金融・経財相が、ミクロ経済学の従来の手法で、消費を抑制して需要を低
減させるが如き構造改革を強行すればする程、デフレスパイラルが益々加
速して、日本経済は破滅する事必定である。生産性向上、競争力強化ばか
り強調して、消費促進の政策手段の検討が置き去りにされてはいけない。
誤った赤字国債亡国論や過剰なインフレ罪悪論を払拭して、経済成長、失
業率抑止の政策を優先させるべきである。
家計や企業は貨幣の発行権がないので、借金が増えると破産するが、政府
は国民の信託に基づいて、必要なだけ貨幣を発行することが出来る。管理
通貨制度下においては、国民の勤勉性や技術力に基づく国家の実力が担保
されている限り、国債の発行高が増加しても国家財政が破綻する心配は皆
無である。
国債とは、形を変えた貨幣の発行高であり、子孫に負担を残すものではな
い。国債は日銀の通貨発券高とするように財政法・日銀法を改正するか若
しくは特別法を立法すれば、国債は借金ではなくなる。
ここに、小泉政権が「財政赤字は国を破壊するので、歳出を歳入に合わせ
る健全財政主義を執るべきである。過大な国債発行は子孫に負担を残すも
のである。」との愚論を墨守して改めようとしないのは、マクロ経済学の
勉強不足の証左である。
http://www2.tba.t-com.ne.jp/ino-shi/index.htm http://www2u.biglobe.ne.jp/~matuoka/
128 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん :02/10/13 17:35
>>127 >国債とは、形を変えた貨幣の発行高であり、子孫に負担を残すものではな
>い。
この言い切り型論調が全体の信頼性を著しく下げますね。
129 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん :02/10/13 17:39
BIS規制が現況といっているのは、ダメ銀行を残すことを前提に 言っているからでしょう。 ダメ銀行をつぶしたあとで、ペイオフを解禁すれば デフレから脱却するのでは?
130 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん :02/10/13 17:44
だいたいここまで法律で規制してるんだから 銀行は国営でいいんだよ。
>>107 レスが1日置きですみません。何せ、今は上海におりますので。
回線のノイズが酷いのか24kでしかつながらない。遅い。
で、国際銀行として残す銀行は、いわゆる都市銀行だけで良い
と思います。または、別途国営かなにかで銀行を創設して、他行
の業務を全部引き受けるか。
家の会社、地元の地銀を使って為替予約やったりしてみました
けど、支店長とか何にも知らないし、予約関連の商品もろくなの
が無い。やっぱり都銀の方が良い。地銀はやるだけ無駄だと
思っています。それでもって、自己資本比率規制なんてもう
馬鹿かとアホかと思う事がしばしばあります。
株式保有制限の法案がスパッと通って実施に向けて動いて
いるくらいですし、金融ビッグバンだ規制緩和だってのは、
わりとあっさり動いていましたので、別に業務の規制だって
難しい事はないでしょう。この辺になると、漏れはただの外野
ですので信憑性はなくなりますが。
>>118 通貨供給量が実物経済に影響を与えている事例は枚挙に暇がありません。
歴史的に見ても、成熟した王朝などが経済不安に陥りがちだったのは、
通貨供給量を金などの実物貨幣に依存していたことから、経済発展に
見合った通貨供給がなされなかったためです。
>>118 さんは古典派の貨幣ベール説をとられているのでしょうか?
さて、今日銀は金融緩和をしていますが、日銀の緩和よりもBIS規制
による引き締め効果の方が強いため、通貨供給が増えていない、景気を
回復させるためには、BIS規制を迂回して日銀の金融政策が働くように
するのが大事だというのがこのスレの主旨です。ケインズの時代は、流動
性の罠が金融緩和が効かない理由と感がられていましたし、今も流動性
の罠が発生していないわけではないと思います。まずは、金融面の問題
点を改善する事。その上でなければ、これまで使ってきたマクロ経済政策
は大きな効果を持たないと考えるわけです。
江戸時代の贅沢禁止令による、豪商取り潰しなどは、さしずめ今で言う
所の「大きすぎるからと言って潰せない銀行はない」という某氏の発言
と同じでしょう。江戸時代の歴史に詳しい方は、その後、経済がどうなった
のか、あるいは不況に陥る直前に、どういう豪商が取り潰されたのか、
支配階級による、新興勢力への反動が経済にどういう悪影響を与えた
かという視点で、もう一度歴史を再構築されると面白いと思います。
>>119 今は、戦後観測された、高インフレ時代とは違う状況です。
ですから、そういう類推型の発想は、役に立ちません。
何故、歯止めの無い通貨供給量の増加を嫌ったのかを
はっきりさせないと、その処方箋が正しいのか間違います。
それが、デフレ時代には、当てはまらない処方箋だという
事はインタゲのスレなどで何度も反論されているはずです。
>>122 漏れの立場は、信用創造の過程は、実物の縛りを加えては
ならないという立場です。ので、漏れ的には「間違い」という
評価が下ってます。
みなさんはどうお考えですか?
>>129 そういう、「潰せ」論、「厳しくしろ」論に、まともな理屈がついた事は
一度もありません。経験則なのか、いきなり結論に飛躍しています。
あなたのカキコもそうです。
ペイオフや、不良債権処理は、打ち出の小槌ではありません。
むしろパンドラの箱です。
ついでに、もういっちょ。 現物が手元に無いので、間違えていたらすみません。 堺屋太一の「傾ぶき加減の男の肖像」という小説があります。 江戸時代の不況時代を生きた男の物語です。この中で、確か 豪商取り潰しによる、信用収縮の過程が語られていたと思い ます。もしかしたら別の本かも。 豪商の取り潰しや、借金棒引きは、大名貸しと呼ばれる、豪商 から、大名への貸付金の棒引きが目的でした。その結果、貨幣 経済に大きなダメージが加えられ、大飢饉と呼ばれるデフレが 発生しました。 これらは、権力者による新興経済人に対する、反動的政策が 原因でした。それが、大衆煽動により、支配階級への恨みで はなく、新興経済人への恨みに捻じ曲げられて発現したのが 打ちこわしなどです。今の日本の政治的情勢に、かなり似通っ ている事に危惧を覚えます。
137 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん :02/10/13 19:02
>>136 結局なにがいいたいんだ???
BIS規制は正義なんだよ、変な屁理屈言うと最後のあんたがいう
振興経済人に対する恨みにねじ曲げられるよ。
138 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん :02/10/13 19:05
137みたいな長文読ませて中身無い香具師が一番腹立つ!!!!! 氏ね!
139 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん :02/10/13 19:16
137×136○ BIS規制自体は必要だ、そうで無ければ不良債権処理を目的と した目的税を取る必要性がでてくるだろう、信用の低い中小企業への 貸し金の一部から税を取る必要がある。公平な租税負担を 目差しましょう!
140 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん :02/10/13 19:26
BIS規制があるから貸し出しが増えないという 根拠がまったくない。 事業法人全体では、資金余剰主体であり、借入金を返している。 前向きの資金需要がないのが実態であり、 BIS 規制は関係ない。
141 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん :02/10/13 20:06
BIS規制の効果(長所)として 貸し倒れ損失の減少 不良債権の縮小 過当競争防止 デフレ防止 社会の安定 産業創世 短所は?
142 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん :02/10/13 20:13
1の書き込みは凄まじい偏向ぶりだな。。
143 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん :02/10/13 20:16
1みたいに頭の悪い香具師でも日本語だけは使えると いうのが驚きだ。。
144 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん :02/10/13 20:44
>142,3 1はきっとどこが偏向で頭悪いのか論破してほしいのだと思う。 論拠も無く頭悪いとか言ってもあおりでしょ。
145 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん :02/10/13 21:03
1さんには具体的に手短にBIS規制の 短所を説明してもらいましょう!
146 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん :02/10/13 21:19
147 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん :02/10/13 21:22
>>146 勘弁してよ、何処の馬の骨かわからん文よめってか?
纏めて下さい。
148 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん :02/10/13 21:25
じゃ読むな。おまえとBIS規制の話は2度としない。
149 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん :02/10/13 21:25
>145 1じゃないけど、、 規制の精神は評価するけど、今の自己資本比率の計算式には問題があるでしょ。 現に見直ししてるけど、適用は2006年目標だし。 だから、漏れ的には、国際業務しない銀行には、現在行われている見直しを先取りするような形で自己資本比率計算させてやるのも一つの手だと思うのだが。 すなわち民間企業にも一律100%でなく返済のリスクに応じてリスクウエイトをかけてやるとか。 まぢめに返済してる企業には金を貸しやすくなるし、不良債権処理も進むのでは。
150 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん :02/10/13 21:28
確かにな、法律一辺倒で全て仕切るのは問題あるかも 少し自由度を持たせたほうがいいかもしれん。
151 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん :02/10/13 21:41
信用があって、成長が見込まれる企業には多少無理しても 融資続けるべきなんだよな、それが寄生市場とダブらない 企業であれば尚更いいんだよ。 それにしても、どうやったら金が安全に 市場に流れるシステムが作れるんだろう・・・
このスレ自体は面白いと思うが、
>>140 氏の「事業法人全体では資金余剰主体」と言う事実に
>>1 氏はどう答えるのかに興味がある。
事業法人が債務返済にいそしめばBIS規制に関係なく貸し出しは増えないわけだが。
153 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん :02/10/13 22:29
154 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん :02/10/13 22:37
単純に額面価値維持の株式(非公開)銀行は募集できないの? というかその株式を国債で発行し,国民に均等に分割できない? 結果,事実上国民全てが銀行の所有者になる。 この場合国民が債権者側につくか,債務者側につくか興味深い。 結局双方の利益のためには、景気をよくするしかないと気づくだろう。 で,景気をよくするためには、何がよいか?信用リスクを減らすのが一番。
155 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん :02/10/13 23:21
>152 全体としては資金余剰でも、借りたくて借りられない法人があれば貸し出しは増えるのでは? ちゃんと借金返済してるところでも貸しはがされてるとこは多いよ
156 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん :02/10/14 00:12
BIS規制の効果(長所)として 日本の銀行の勢力をそぎ数多くの銀行を破綻させる。 預金を集めても自己資本制限させられて貸せないようにする。 日本の銀行は地価、株価が下がると貸金を回収して貸手を破綻させる。 日本の力をそぎたい欧米の銀行にとっての非常に効果的なルールだ。 オリンピックのジャンプの日本人に不利なルールの変更と同じだ。 欧米銀行が日本の銀行に与えた軛だ。 だが世界恐慌の危機として彼らにもはねかえりつつある。
157 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん :02/10/14 00:21
いまいち
>>140 根拠は今検討中ですが、あなたは日銀の準備率操作による
マネーサプライの増減の理屈はおわかりですか?
BIS規制に同等な効果があると直感的に理解できませんか?
わからなければ良いです。別にあなただけが理解できなくても
構いませんし。
>>141 貸し倒れ損失の減少
これは金融庁マニュアルの問題ですね。自己資本比率の算定上は、民間
企業は全てリスクウェイト100%ですので、貸し出しそのものを減少する
効果はありますが、貸し倒れ損失を現象させる効果はありません。
不良債権の縮小
これも、同様です。
過当競争防止
過当競争の防止というのは、どういう市場での過当競争の防止ですか?
国際金融市場でしたら納得行きます。普通の国内市場で、非金融事業
主体の過当競争でしたら、公正取引委員会の仕事です。BISは関係ありません。
>>141 デフレ防止
何度もこのスレで書いているように、金融面からのデフレの原因です。
デフレの防止には、金融緩和が一番効きますが、それを妨げている
のがBIS規制です。
社会の安定
銀行のBSを見てビビル事が無いように規制しました、というのがBIS規制
ですから、金融システムの安定という意味では一面の真実がありますが、
マクロ的に見ると合成の誤謬とも言える現象を引き起こして、デフレによって
全体が悪化することで、金融システムの安定性を損ねています。
それ以外の社会の安定というのは、どういうものか理解しかねます。
産業創世
全く逆ですね。ただの煽りでしたか。
>>144 その通りです。
もし、漏れが間違えているのなら、きちんと論破してください。
漏れは、別に経済政策にも責任を持ちません。ただの一市民です。
漏れ程度がわかる事が、政治家や国家公務員の人たちにわからない
はずがありません。
そうこうする家に、論拠だけはどんどん溜まっています。
頭から否定するだけなら、アサヒ新聞の記者や、朝鮮総連の幹部にも
できる事です。
>>149 日本の銀行法だと、どうも地銀・信金とかと都市銀行とかには
区別が無いらしい。あくまで便宜上の区別ね。そのため、国際
業務がやれる銀行は、全て金融庁の監督のもとBIS規制の
調査対象になっているのではないかと思う。
この辺は、これから調べる。
現実問題として、家の近所の某地銀は、前のスレにも書いた
ように、国際業務をやっている。ただ、金融庁の対応ぶりを
見ていると、杓子定規すぎて、法律の条文上の対応という
印象を強く受けている。
漏れも調べるが、知っている人がいたら、教えて欲しい。
>>152 そこは、鶏と卵になってしまう。
資金供給があるから、需要がおきるという面もあると思っている。
例えば、翌年のGDP伸び率や物価上昇率に対する「期待」と
言っても良いかも知れない。
ケインズの言う、アニマルスピリットというのは、そういうものだと思う。
言い訳めいた理屈付けは色々できるが、敢えてそれはしない。
アニマルスピリットという言葉に全ての意味を込めたい。
164 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん :02/10/14 03:30
BIS規制使って鬼畜英米が日本の金融機関に足枷て経済混乱を起こしたと いうなら、報復は日本が世界恐慌の引き金を引くのが妥当である。
>131 そもそも国内業務に特化したとしても、 銀行は生保経由で海外の再保険とつながり、金利スワップで為替と海外生成の金融デリバティブとつながり、米国債経由でアメリカ&世界の景気とつながっています。 >121氏も書かれてますが、戦争・気象異常等の資産が劣化する可能性は常にあり、それらが一時に重なって発生しても持ちこたえられるよう、それなりの自己資本比率を維持するよう求められるのは当然です。 > 国際銀行として残す銀行は、いわゆる都市銀行だけで良い > と思います。 イメージとしてはだいたいおっしゃるとおりだと思いますが、各行事情があります。九州、沖縄の地銀は台湾、韓国経済と密接なつながりがあり、国際業務は有力なコンテンツと聞いています。 また、体力のある(と思われる)横浜銀行などはどうでしょう? 民間企業なんです。体力があり、やりたいところはやれるべきであり、規制すべきではありません。 どうしても規制するなら、それに見合った正当な理由が必要です。この場合の正当な理由とは、査定の厳格化による財務体質の洗い出し以外にありえません。 BIS規制は杓子定規な既定ですが、脱退するにしろ、国際業務行を絞るにしろ、国際的に説得力のある方法でなされなければなりません。 でなければ、BIS規制逃れのために査定もせずに業務行を絞ると、国ぐるみの隠蔽体質ととられて当然で、ジャパンプレミアムは感受せねばならなくなります。このプレミアムは輸出産業の足を引っ張り、国内金融をさらに停滞させ、零細企業やベンチャー育成の重しになります。 近視眼的に金融機関と既存企業を守れるというメリットより、将来にわたり新規起業などに与えるデメリットのほうが大きいと思います。 BIS規制を適当に見直すにしろ、平行して資産査定は必須です。 財務体質の悪い地方行がBIS規制を遵守するのは、資産査定の厳格化よりも、その方が隠蔽に都合がいいからです。 脱退するにしても、それでは別の基準で資産の健全性を証明する必要があり、資産査定を避けるためのBIS脱退は、本末転倒と考えます。
>112 国が資本を入れるとしても、国有化(無償減資)は影響が大きいですから、新株主( 国)に対価を払う「有償減資」なり、優先株なり、RCCへの不良債権の切り離しといっ た落とし所を探ることになると思います。 >120 責任の所在と査定がしっかりしてれば、つかみ取りやっててもいいと思います。 地方行の面倒が見れて生き残ってくれれば言うことないし、行内出世目論んでクソを 溜め込み、ゴミ箱銀行としてあぼーんしてくれれば、担当者在任中で生きてるし。 役についたばかりの都銀トップに責任取らせるよりは、まだ仕事が楽だと思います。 >154 > 単純に額面価値維持の株式(非公開)銀行は募集できないの? 優先株と似てますね。 > というかその株式を国債で発行し,国民に均等に分割できない? 国の債務増となり、財務省が反対します。 国債価値の下落にもなります。 > 結果,事実上国民全てが銀行の所有者になる。 国が株式を保有してるのと同義ですが、実物を渡すと意識は変わるかもしれませんね。 ただ偽造防止措置を施した株券の発行費用、個人間の移譲を認めるかどうか、株主管 理の事務手数料など考えると、地域振興権を思い起こさせますね。シンガポールで似た ようなことが行われましたが、アレはどういう評価になってるんでしょう? ご存知の方います?
167 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん :02/10/14 04:35
>>151 そういうところは、外資系の銀行が貸してるだろう。
日本の銀行には土地担保しか頭にないのさ。
やっと日本に帰ってきました。が、明日からまた出張三昧です。
>>165 なかなか冷静で事情もご存知のようで、助かります。
そもそも国内業務に特化したとしても、
銀行は生保経由で海外の再保険とつながり、金利スワップで
為替と海外生成の金融デリバティブとつながり、米国債経由で
アメリカ&世界の景気とつながっています。
その通りです。ですから、本質的には国際業務と国内業務を区別する
事に意味があるとは思っていません。あくまで、BIS規制の裏を抜ける
事が可能かという意味での提案です。
それに、BIS規制と直接かかわりの無いデリバティブやアメリカの景気
などは、8%枠に関わり無く襲ってくる問題です。それらの問題が起きた
時に資産を保全するのが目的というのは、そもそも論としておかしいと
思いませんか?
金融派生商品の問題は、金融派生商品の監視・監督で行われるべきもの
ですよね?まずは、問題の発生を抑止する方法を考えるべきですよね?
それをBS全体で枠をはめて処理しようとするから、合成の誤謬が生じて
しまうと考えているのです。
そして、BIS規制自身にデフレアクセラレータ的な効果がある(
>>81 に
書いた負の連鎖)ので、アメリカ経済の失速といった外生要因に対し、
その振幅をより大きく、デフレ圧力を巨大なものにしてしまうという悪
影響もあります。
>>165 イメージとしてはだいたいおっしゃるとおりだと思いますが、各行事情が
あります。九州、沖縄の地銀は台湾、韓国経済と密接なつながりがあり、
国際業務は有力なコンテンツと聞いています。
また、体力のある(と思われる)横浜銀行などはどうでしょう?
こういった事情は知りませんでした。こういう所に穴は埋めないといけま
せんね。杓子定規に都銀だけとか、国有化して県庁所在地のみ支店を
設けるなんてやり方はアウトですね。
ただ、これらは、デフレ不況(あるいは恐慌)からの立ち直りのための、
手段として解決すべき問題であって、こういった市場介入措置にしり込み
したからといって、本来の目的をあきらめて良いような大きな問題とは
考えません。
民間企業なんです。体力があり、やりたいところはやれるべきであり、
規制すべきではありません。
どうしても規制するなら、それに見合った正当な理由が必要です。この
場合の正当な理由とは、査定の厳格化による財務体質の洗い出し以外
にありえません。
BIS規制という外圧に対して、有効な手が打てないのなら、前段に書いた
通り、選択肢としてあり得ると思います。逆に、本質的な問題としては、
BIS規制が世界経済(特にG-10諸国)に対しても深刻な影響をもたらすと
考えておりますので、個人的にはBIS規制を大幅に見直し、内容を後退
させるべきだと考えます。
BIS規制は杓子定規な既定ですが、脱退するにしろ、国際業務行を 絞るにしろ、国際的に説得力のある方法でなされなければなりません。 でなければ、BIS規制逃れのために査定もせずに業務行を絞ると、 国ぐるみの隠蔽体質ととられて当然で、ジャパンプレミアムは感受せね ばならなくなります。このプレミアムは輸出産業の足を引っ張り、国内 金融をさらに停滞させ、零細企業やベンチャー育成の重しになります。 近視眼的に金融機関と既存企業を守れるというメリットより、将来にわたり 新規起業などに与えるデメリットのほうが大きいと思います。 この辺は正直わかりませんが、通貨乗数の大幅な下落を見るにつけ、 BIS規制遵守のメリット&デメリットを、冷静に客観的に判断すべきだと 思います。 海外から資金調達する際の金利が高くても、資金が回る方が良いのか、 それとも海外からの資金調達が楽に行えても、その資金が民間に回らなく でも良いのかという事です。 私のレベルの視野では、後者にも十分メリットがあるように映りますが どうでしょうか?
171 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん :02/10/14 23:24
>>1 BIS規制は、日本特化したしたものではないでしょう。
対象は欧米にも関わることだと思うのですが、
そのあたりは、諸外国は切り抜けているのですか?
172 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん :02/10/14 23:40
下らない1の屁理屈に付き合うのは止めよう。 正直、行政側が彼のこんなあほな不満聞いても 取り合ってくれないよ、もう少し論理的考え方 を学びなさい。
>>172 そう思うならこのスレに来なければ良い。
174 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん :02/10/14 23:51
しっかりした事書いてBISの批判しれや。
不満をきいてもらうために書いているわけじゃないよ。 というか、不満を書いているように読まれちゃったのかな。
>168 > それに、BIS規制と直接かかわりの無いデリバティブやアメリカの景気 > などは、8%枠に関わり無く襲ってくる問題です。それらの問題が起きた > 時に資産を保全するのが目的というのは、そもそも論としておかしいと > 思いませんか? 8%や4%が適当かどうかは置くとしても、金融機関にそれなりの自己資本比率が求めれ るのは当然と考えます。 例えば、金融派生商品について書きますと、 自己資本比率=自己資本/(信用リスク+市場リスク+オペレーションリスク) ですから、信用リスク、市場リスク、オペレーションリスクをコントロールするために 使われる金融派生商品(デリバティブ)は、BIS規制との関係は、ありです。 例えば、 ●為替オプションを購入してる輸入食品会社や、 ●万が一雪が降らなかった時に備えて天候デリバティブ商品を購入するスキー場 ↑ ↑ ↑ に、融資してる中堅商工リース ↑ ↑ ↑ の、劣後債を抱えてる生命保険会社 ↑ ↑ ↑ と株式と債権の持ち合いをしてる国内専業の地方銀行なんてのは容易に想像できますし、 ロシアのデフォルトでアメリカのLTCMが飛んだように、デリバティブが必ず権利行使で きるとは限りません。 これは金融派生商品に限った話ですが、資産の健全性を問われる信用リスクについて も同じことが言えます。
これらの資金連鎖の中ににエンロンみたいな粉飾決済会社が混じっている可能性は捨 てきれません。これらの取引はデリバティブ等を使いいくらでも複雑にすることができ、 隠す気になれば、破綻か内部告発がない限りまずバレません。そして、破綻すれば金融 システムに多大な影響を与える可能性があります。 エンロンと取引があった銀行の資産査定がいいかげんだったら、エンロン疑惑はエン ロンだけで止まらず不安が不安を呼び、金融危機・金融恐慌が起こった可能性がありま す。 どー考えても不良資産に見えるゴルフ場をしこたま抱えてる土建屋と取引がある銀行 の資産査定がいいかげんと見られたら、やっぱり不安が不安を呼び、金融危機に発展す る可能性があります。 8%や4%が適当かどうかは置くとしても、金融機関にそれなりの自己資本比率が求めれるのは当然と考えます。 > 金融派生商品の問題は、金融派生商品の監視・監督で行われるべきもの > ですよね? モルガン銀行には一年に必ず2週間の連続休暇を取るという規則があるそうです。 理由は、2週間連続で休ませれば、社員が隠してる簿外債務や不正経理も発見できるから。 逆にいえば、デリバティブ等で隠されると、2週間連続で休まない限り内部監査でも見逃す可能性があるということです。 金融派生商品は、外部から監視・監督しきれるものではありません。 2つの銀行と2つの先物会社に内通者がいれば、130万円から株式取引を始めて4年目の個人投資家である僕でも、1週間で500億円ぐらいのポジションは作れます。 自己資本比率のくびきがなければ、信用金庫一つで金融恐慌は起こりえます。
> ただ、これらは、デフレ不況(あるいは恐慌)からの立ち直りのための、 > 手段として解決すべき問題であって、こういった市場介入措置にしり込み > したからといって、本来の目的をあきらめて良いような大きな問題とは > 考えません。 欧米勢にしてみれば、まずは日本発の金融恐慌が怖いのであって、日本のデフレ不況は 二の次だと思います。無論、以前世界第二位の経済大国の景気回復が、世界経済に資す ること、大、ではありますが。「まず、その原爆をなんとかしろ。みんなが吹っ飛ぶじ ゃないか。話はそれからだ」ってとこでは。 > BIS規制遵守のメリット&デメリットを、冷静に客観的に判断すべきだと > 思います。 これには異論ありません。
> 海外から資金調達する際の金利が高くても、資金が回る方が良いのか、 > それとも海外からの資金調達が楽に行えても、その資金が民間に回らなく > でも良いのかという事です。 BIS規制による圧力でなくてもいいですが、直接金融を担う銀行等の金融機関が整理縮小されないということは、日本の金融システム・産業システムは現状を維持するということです。 株式市場が育てば、優良なベンチャー企業が株式公開しやすくなります。 優良なベンチャーが株式公開しやすくなれば、それで大もうけ出来たベンチャーキャピタルが、次の優良なベンチャーの卵にさらに投資します。 こういった循環が起これば、産業構造の転換は容易になります。 しかし今の金融システムを維持することは、低リスクマネーの供給を主業務とする銀行がこれからも1400兆円の資産運用を一手に担うことになります。これでは産業転換に必要なハイリスクハイリターンの貸し出しは増えません。 バブル崩壊で日本原産のハゲタカが減少しました。 破綻企業の資産の投売りを買ってくれた彼らの不在は、バブル助長の原因の一つです。 大型企業の破綻処理ともなれば、手を上げられたのは球団持ってるリース会社とネットバブルの雄を除けば、海外産のハゲタカだけでした。 海外産のハゲタカが日本まで飛んでこれたのは、原産地の債券市場・株式市場が発達していて、そこで大もうけできたからです。 産業転換にはリスクマネーが必要で、これは、優秀なハゲタカが大きく育てるほどの豊かな間接金融市場が必要です。 > 私のレベルの視野では、後者にも十分メリットがあるように映りますが > どうでしょうか? 直接金融主体の今の日本の金融システムが温存されるようでは、現状の比率のまま企業が温存されることになり、目先だけ民間に資金が回っても無意味だと思います。
>171 日本の直接金融主体の金融システムは「常に経済成長する」ことを前提に成り立っています。 この線で、大企業はつぶさず、系列による株式の持ち合いやメーンバンク制度を推奨してきましたので、海外の金融機関に比べて、負債が金融機関にたまりやすい構造になっています。海外勢に比べて、バランスシートがいたみやすいのです。 日本が一番BIS規制がコタエルのは、このためです。
一気に書いたら、思いっきり間違えてますね 上の書き込み、間接金融と直接金融ひっくり返してください
182 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん :02/10/15 04:13
>>1 BIS規制の抜け穴として、オフバランスもあると思いますが、
外資と手を組んで一層のオフバランス化・債権の流動化を進めるという方策
はどうでしょう。最近はバルクセールも低調のように聞きますが。
183 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん :02/10/15 06:34
役員に借金させろとでも言うのか??? 机上の空論とはこのことだ、相手(金融庁、アメリカ)は専門家だ ど素人が不十分な知識で難癖付けてくるのが一番行政側の負担なんだよ。 強いては国民負担だよ、基礎知識で対抗出来るようになって文句言いなさい。 漏れはこういう屁理屈バカが一番嫌い!
>>101 ではメインバンクではなく大企業が銀行を経営した方がよいってことかな?
トヨタやソニーのように金をストックする系列会社の存在が必要なのですか。
ソフトバンクも多角経営でそのような系列会社がありますが、
確かに887億の赤字なのに潰れる企業リストに載っていなかった。
BIS規制に関しては現在は重くのしかかる足かせだと思うのですが、
日本に特化していないのであれば、平等であり体質改善で乗り切れると思うのですが。
特にヨーロッパなどは日本より厳しい状況の国があるように思えるのですが・・・・
185 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん :02/10/15 08:00
頼むから根拠の無い話しやめよ。
まだよくわかってない奴がいるようだな 例えば100億融資して焦げ付きかかったとしようか そのうち、60億円を引当てたが、現状を考えれば70-80億引当てが妥当だと いうのが現政権の意見だな それで最終処理した場合、20億のキャッシュを得られたとする(当然最終的な銀行の貸し倒れは80億)。 これではじめて20億という使えるカネが生まれるのだよ 今までは60億引当ててじっと待っていたのだ 何も使えるカネは生まれない。 その結果が中小企業への貸しはがしだな 回収し易いところから回収するという極めて安易なやり方だ これはいわば、前の例からいえば銀行は貸し倒れ80億を避けたいが ために、中小企業の貸しはがしを実行していったともいえるのだ 問題の根源は大企業への不良債権ということなんだな
>>184 > ではメインバンクではなく大企業が銀行を経営した方がよいってことかな?
銀行業界が縮小して、証券業界に資金が移行した方がいいと思ってます。
> トヨタやソニーのように金をストックする系列会社の存在が必要なのですか。
リスクマネーの供給側になってくれればそれでもいいですが、
寡占化が進みますので、独立系の投資家が望ましいです。
> BIS規制に関しては現在は重くのしかかる足かせだと思うのですが、
> 日本に特化していないのであれば、平等であり体質改善で乗り切れると思うのですが。
体質改善すれば、BIS規制をクリアすることは可能ではありますが、
それで国の経済が減退してしまっては損のほうが大きいじゃん?
という問いかけが本スレの主旨と理解しております。
> 特にヨーロッパなどは日本より厳しい状況の国があるように思えるのですが・・・・
不況対策と、金融システムの安全性と健全性を高めるためにあるBIS規制は、相反す
るものであり、どちらを優先すべきかはその国の置かれた状況によって、個別に考える
べきだと思います。
>>186 リスク許容度の低い銀行に使える金が増えても無意味だと思います。
銀行が金融システムの中で高い比率を占めたままでは、現状の産業構造は温存されま
す。これでは高付加価値産業の育成が遅れ、それでは中国等の安価な生産拠点や、将来
の高齢化社会に対応できないと考えます
この例でいえば、100億円の融資先を個別に最終処理するより、融資に失敗した比率
で金融機関に序列をつけ、金融機関自体を下から順に整理統合すべきというのが、僕の意
見です。
つーかスレ違いですね、このテーマは。
>>188 それはそうだが、そのためには投資家、というより日本人そのものがリスク資産に対して
理解を深めないといけないでしょうね
銀行がリスク許容度低いといっても、なら誰がその代わりにリスク許容度の高い投資を行うか現時点では
全くわからないというより期待薄じゃないか?
190 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん :02/10/15 14:09
日本人そのものがリスク資産に対して 理解を深めないといけないでしょうね むかしあめりかもそうだった。で始まったのがジャンク債。 だから最初はいい考えだったが徐々に投機が投機をよんで、最終的には ジャンク債自体が詐欺のような扱いになってしまった。 誰かが,銀行はリスクを虎なさ過ぎるといってジャンク債を始めるときがきた。 で,動くか,又程々でやめられるかは別問題。
191 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん :02/10/15 20:48
>186 だとリスクアセット計算する時のリスクウエイトを内部評価で20−150%に段階的にできるようにしようという 現在検討中のBIS規制見直しを2006年といわず日銀が他国をリードして(無理?)さっさと導入するようにしていけば、 不良債権処理も進むしまじめな中小企業もお金借りやすくなるのでは? そもそも何で2002年度に方向性を示して導入が2006年度からなんだか。 自己資本比率の高くてもつぶれ、債務超過でもないのに自己資本比率が低いから銀行がつぶされているようでは 現在の自己資本比率が健全性を示す指標だとはいえないと思うし。
今日はなんかどたばたしてて結局こんな時間になってしまった。
>>176 金融機関にはもともと法定準備率という縛りがあります。
これより厳しいポジションを求める自己資本比率規制は、
金融政策の有効性を損なっているというのも、このスレで
指摘したい事の一つです。
むしろ、規制すべきは大きなリスクを生み出す金融派生
商品ではないでしょうか。
それから、自己資本比率規制という外部要因で引き締め
圧力が掛かっているなら、今までの延長線上の考え方で
日銀のベースマネーのポジションを決めるのは大きな間違い
で、その規制を相殺するような大きな緩和というジャンプが
必要という事も言えます。
しかしながら、BIS規制下の銀行を用いては、市場に流れる
マネーサプライの量をコントロールしようにも、微動だにしない
状況に陥りつつあります。
昨今は財政政策より金融政策を重視したマクロ経済政策
運営がされています。その金融政策を無効にしてまで、
つまりBIS規制を導入してまで、金融派生商品を許容する
価値があるのでしょうか?
ちょっと素朴な疑問になってしまいました。金融派生商品
にも、単純で役に立つもの(オプション、先物など)がある
事は知っております。そういった、ものだけに制限してしま
う事の方が、マトモに見えてしまうのは、漏れがシロート
だからでしょうか。
>>177 エンロンはかなり逝っちゃった事例なので、この際は考えない方が
よろしいかと思います。そもそもは、監査法人の問題でもあります。
不良債権ゴルフ場も同様。このためにBIS規制が導入された訳でも
ないでしょう。あくまで、国内のミクロの問題です。もともとゴルフ場
は会計がいい加減ですから、そちらからアプローチすべき問題です。
ゴルフ場なんかは特に、無知な会員の保護という論調が一般的な
感を受けますが、会員に責任を負わせるに足る情報開示という方向
に進まないといけないと思います。
そもそも、
>>101 さんは、直接金融型にシフトした方が良いとのお考え
のようですが、現状は会計制度のディスクロージャーだけが極端に
進んでいる一方、大半の投資は「無知な投資家保護」というスタンス
のままであります。
漏れも、いずれは直接金融が主体に「なった」方が良いと思っています
が、バブル崩壊の危機の中で、敢えて間接金融システムを破壊して
直接金融型にシフトさせようとするかのような、現状のやり方では上手く
いかないと思います。
それと、なんというか、BIS規制は、羹に懲りて膾を吹くようなところが
あります。ミクロ的な問題を解決しないで、マクロ的に広く規制をかけ
ちゃうものだから、副作用が強く出すぎているという感があります。
ミクロ的に規制をかけつつ、マクロでマイナス要因を補完するに足る
緩和を行うのが筋じゃないかと思う次第です。
>>178 ナイスな表現ですね。
諸外国の反応は、確かにそんな感じがします。
この問題に関して言及している人は、産業人ではなく金融畑の人
が多いですから、景気良くして輸入を増やせなどとは言いません。
IMFやFRBなら金融システムの保護が最優先でしょうね。マスコミ
の取材対象選択時点で既に意図せざるフィルターが掛かっている
と漏れは思っています。
>>179 先ほども書きましたが、そういう姿を理想に掲げる人が現状で多い
のは認めます。ただ、金融というもの自体、必要不可欠なものとして
自主的に発生してきたものです。そうそう制度をいじくって、はい明日
からこうなりますというものでは無いと思います。特にバブル崩壊
直後のような時期には。
産業構造はこれまでも何度か変わってきています。
鉄鋼は既に斜陽産業です。石油化学もとっくに成熟しちゃってます。
ちょっと前まで家電系がNo1でしたが、その後は銀行が一番でした。
卑近な例ですが、有名大学の就職希望企業ランキングを見れば
わかると思います。ほっといても自然に変わっているのです。
無理やり、理想だと信じる姿に変えようとするのは、市場への介入では
ありませんか?規制緩和を掲げる人に限って、産業構造が変わらない
のは規制のせいだと言って、構造改革を支持しますが、構造改革という
のは、思いっきり政府が市場に介入する事ではありませんか?
景気さえ良ければ、資金が潤沢に回ってさえいれば、ここの企業は
勝手に儲かる事業に投資をして、勝手に自分の姿を変えていくし、
新たな企業が起こりやすくなるのではありませんか?それに、大きすぎ
る不良企業を倒産させた時の悪影響も小さくて済みませんか?
なんか、大分スレ違いになってしまいました。
こういう見方もあるとお考え下さい。101さんのような意見があまりに
敷衍しているので、気持ち悪くなっているシロートです。
という訳で、BIS規制が、間接金融を否定して、直接金融を求める制度だ
というのはわかります。が、そんな本質的な経済制度をそうそう簡単に変え
れるものじゃないし、そんな事やって緊急恐慌が起きてからじゃ、誰も責任
を取れないよと、漏れは思うわけです。
>>187 不況対策と、金融システムの安全性と健全性を高めるためにあるBIS規制は、相反す
るものであり、どちらを優先すべきかはその国の置かれた状況によって、個別に考える
べきだと思います。
その通りだと思います。
間接金融型の日本の金融体制でリスクプレミアムが生まれるなら、その
リスクプレミアムを発生させた上で、市場が金利差を加味した判断を行い
各企業主体の自然な判断で直接金融型に移行できるのではないかと思
います。それが市場に任せたやり方というものです。
今のやり方は、やはり規制主義、役人主導主義に見えます。その主義
自体が良いか悪いかは別として、今の金融制度改革の流れは、少なくとも
既に失敗の兆候があちこちに現れている、というかもう赤点決定だと思い
ます。「失敗を恐れずに構造改革を進める」という考え方事態が、失敗
を隠蔽するものに思えてなりません。
>>191 実は、現状でも、一部の中小企業はお金を借りやすいのですよ。
そういう企業を見つけると、銀行は融資を押し付けてくる状況なんです。
そういう実例を知っています、というか幸いなことに漏れは押し付けられ
る側の当事者であります。しかし、使い道がありませんので断らざるを
得ません。
リスクウェイトの評価も必要だと思いますが、どれほどのインパクトが
あるのか想像できません。そりょり8%の方をなんとかした方が良いの
ではないかと思います。後、恥を忍んで含み損益を自己資本比率の
査定から外すのも一つの手です。株価下落と自己資本比率悪化の
連鎖プロセスがある以上、早急にやるべきだと思います。
http://www.numtech.co.jp/documents/20020710/ NUMERICAL TECHNOLOGIES
「バーゼル委、新BIS規制に関し合意」
2002年7月10日
(抜粋1)
いろいろと見方はありますが、BIS規制はもともと政治色が強く、高尚な議論よりもその時々の
有力各国の国内事情に即した思惑を反映する傾向があります。リスク管理モデルの技術的側面
が向上したとか、金融工学の成果が寄与したとか外からは言われますが、規制に関する限りそれ
らは背後で行われているディベートを隠蔽するオブラートであって本質ではありません。新BIS規制
は市場リスクに関する見直しから前回市中協議案(第2次案)までを支配した市場万能の楽観論から
の修正過程にあります。第2次案の取り纏め時点では米国景気の好調が続いており、著名監査法人
や政界関係者、ビジネススクールの学長まで絡んだ粉飾会計処理問題が明らかになる前でした。
一連の事件の後ではなかなか信じられないことですが、「銀行規制は(先進的な米国風の)市場原理
に沿うことにしよう、それは公正な外部格付け、高度な数値モデル、優秀な人材によって裏付けられる」
といった無邪気な雰囲気が当時はあったのです。第2次案には色濃くその種の楽観論が織り込まれて
いました。ところが、そうした論調も株価下落とともに懐疑論に変わり、格好のよい楽観論を唱えた
コンサルタントや監査法人、格付け会社あるいは投資銀行の人々が職や信頼またはその両方を失う
などして、今では先鋭的な意見はトーンダウンしているというのが現況です。
(抜粋2)
(注7) 「景気が低迷すれば企業格付けは低下する、格付けが下がればBIS規制遵守のために融資を削減
しなければならない、融資が削減されればさらに景気が悪化する」という悪循環への懸念のこと。いわゆる
貸し渋り問題。最近は海外でも懸念する声が高まっています。
http://www.numtech.co.jp/documents/19990621/ NUMERICAL TECHNOLOGIES
特集 BIS規制見直しの論点
「新BIS規制対応と内部モデル(上)」
一握りの国際基準行とその他の貯蓄銀行型への分化が進む
週刊金融財政事情 1999年6月21日号 掲載
かなり古いですので、新BIS案も最初の頃のものを対象にしていて
かなり手厳しく書かれていますが、色々と示唆に富んでいると思い
ます。
ついでなので200ゲットしておきます(藁
201 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん :02/10/16 00:08
ちょっと金融検査マニュアル読んでみました。 8%の規制を受ける銀行・・・国際業務銀行(海外に支店がある)は現在28行のようでした。 これらの銀行は国際公約なので守らねばならんでしょう。 他の銀行についてはBIS規制の適用を本来は受けないはずなのですから、 一定の歯止めはかける必要はあるでしょうが(法定準備金ではだめでしょう。 バブルの乱脈融資の時だって一応適合してたんでしょうから) 柔軟な対応をしてやってもよいかも知れませんね。 余談なのれすが、 土曜の夜教育テレビである地銀の話をやっていて、 中小企業で経営苦しいとことかを、利率軽減してやって立て直し支援していった事例なんかが紹介されてた。 ただ、これ(利率の軽減)をやるとマニュアル上不良債権の分類が上がるので、銀行が余計に引当積まないといけないので、銀行にとっては頭がいたいと言っていた。 杓子定規に運用するのもなーとかは思うのだが、 融通利かせたら不良債権隠しの温床になりそう。難しいところだす、
202 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん :02/10/16 00:46
>>1 「不況の原因が不良債権が原因でなくBIS規制である。」と言う意見に同感です。
ただ、TVなどで評論家、エコノミスト等でこの意見を表明している人はほとんどありません。
たまたまつけたBSジャパンの「ほねほねホンネ」という番組であまり見たことのない
評論家が小泉首相がBIS規制を改定するように主張していました。
BIS規制のもとで1400兆円の預金を企業に流し込むには直接金融すなわち株式市場、
債券市場を通じてです。
そのためにはかってあった預金のマル優以上のインセンティヴが必要です。
株式、債券の配当、譲渡益の無税化です。
その前に金融、企業の持合い株の処理も必要です。 そのために田中角栄がやった
日銀融資の共同証券方式の数10兆円以上の株の市場からの買い入れです。
角栄のときは力のあった金融、企業にはめ込んだといわれますが、
今は力のある個人に売るのです。
大蔵省が解体された結果国全体のことを総合的に考えることができてません。
証券税制を個人の参加をしたくないように改悪までしようとしてます。
そのため買う人のない株があふれ暴落しました。
ブッシュのことをよく聞く経済オンチの首相のもとデフレが進んでます。
その上、竹中、木村の金融機関整理派のもとで厳格な査定と整理のための
BIS規制適用がなされようとしています。 そして株暴落で銀行、企業危機だ。
経済の分かる首相が欲しい。
>>201 ありがとうございます。28行しかないのですか。
結局のところ101さんが指摘したように、デリバティブを通じて
全ての金融機関がリスクをしょっています。現行のBIS規制の
下でも対処できない損失を与える可能性があります。こういう
ものを放置したまま、リスクだけを評価していったら、自己資本
比率がいくらあっても足りません。バブルの乱脈融資だって同
じです。
逆にどういうリスクをカバーするために、どれくらいの自己資本
比率が必要というのもなさそうです。つまり8%という数字にどう
いう根拠があるのかも正直わからんのです。
後半の話は、建て直し支援して立ち直ったら立派なものですね。
新BISでの格付けは、銀行の内部格付けが利用できるそうです。
その代わり相当調べられるようですが。そうなった時に、中小企業
も公平にリスク算定できると良いですね。
ただし、BIS規制は会計屋さんが作る規制ですので、きっと技術力
とかのれんといった数字にならない評価は無視されるんじゃないか
という気がします。現状では担保も無視されているようなので、
悲観的に見てしまいます。
>>202 テレビに出ているエコノミストは、出たがりの門外漢の場合がほとんど
なのが痛いですね。公共経済学や経営学が専門の癖にマクロ経済政策
を語って失笑を買われる方とか。サプライサイド系もかなり痛いですが。
しかしgoogleで検索してみると、BIS規制に疑問を投げかけている論文、
研究発表などが見つかります。統計的な分析をしている方もいるようです。
ただ、全般的には、経済学者は制度面の問題にまで首を突っ込まず
に制度を所与として、伝統的なマクロ経済政策で対策を採るべきという
方針の方が多いようですね。以前より制度面の提言にまで首を突っ込む
のは、それなりの地位を築いた研究者が一線を退いてからという風潮が
あるように感じます。非常に消極的です。
ま、そういう漏れも2chで口出したがりのシロートと見られているんだろうな(藁
206 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん :02/10/17 10:28
そんなことはない。205さんが官僚になってほしいくらい。 BIS規制スレッドのほうは煽りが基本だがこのスレはよい。
>>207 すまん忘れてた。
1.不良債権処理を語る際に個別案件の収支のプラマイだけ見ると合成の誤謬に陥る
不良債権処理で損失を確定して、企業を倒産させ、銀行は担保設定などで優先的に
使えるお金が20億増えることになるとは思わないが、その企業に売掛金を持っている
企業は、数%の配当率に甘んじなければならず、そこでは思いっきりお金が消える事に
なる。
また、本業黒字の企業が、不良債権処理で倒産する事によって、その企業と取引を
している企業の売上が、向こう何年間か分消えてしまう事になる。この点については、
どこかが事業を継承してくれれば、悪影響は緩和される事になるが、取引先の選別・
見直しなどが行われる事が多く、短期的には景気に悪影響を及ぼす。長期的には、
穴は埋まると思うがね。今の時点で無理やり倒産させる事によるデメリットは、取引
先企業の与信を弱める結果となり、更に不良債権を拡大させることになる。
2.20億の使える金
80億が妥当と思うなら80億引き当てを積めば良い。その時点で既に使えるお金は
現金化されてはいないが帳簿上20億ある。銀行は帳簿ベースでお金を管理している。
「貸出金−引当金」と損失処理後の金額が同一なら、その金額が持つ意味は同じ
であって、損失確定させなければ利用できないお金なんてのは存在しない。
という訳で、不良債権は原因ではなく結果。無理やり不良債権を処理しようとすれば
更に不良債権を生むという「結果」が生じる。
というどこかのコピペと同じだと思っています。
こんなところでよろしいですか?
186は家庭内借金問題で1が言っているのは家庭外借金問題 1300兆円の世界最大の借金国のアメリカよBIS規制の罠で日本の資産を もってくなとゆうこと。
>>208 >その企業に売掛金を持っている企業は、数%の配当率に甘んじなければならず、
>そこでは思いっきりお金が消える事になる
だからさ取引先の信用度を図るのは経営者の基本だね
これを問題にしないで救済してらどうなると思うかね?
多少財務に問題抱えていても大企業なら政府はつぶさないということを
内外に示すようなものだな
>今の時点で無理やり倒産させる事によるデメリットは、取引
>先企業の与信を弱める結果となり、更に不良債権を拡大させることになる。
貸付先企業の取引先に問題企業がどれだけあり売上に占めているかなどを
把握していれば、新たに不良債権が生じることはない。万一あるとすれば、
査定が甘かっただけのことだな
>80億が妥当と思うなら80億引き当てを積めば良い。
だからこれまで積んでこなかったでしょうがw
損失出して経営責任取りたくないだけのことにこだわってね
211 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん :02/10/17 11:14
韓国の銀行の株70%が外資のものに、なったそうです。
212 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん :02/10/17 11:16
207よお前の目は、青いのか?
>>212 どういう意味ですかな?
ちみなに日本人ですぞ
214 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん :02/10/17 11:24
それでは空売りさんですか?
215 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん :02/10/17 11:30
日本の銀行の株70%が欧米外資ににぎられたら ゲームセット。日本の金で日本を売ることもできる。 株も自由自在、世界最大の借金国がやりほうだい。 金融は資本主義の最終兵器です。
216 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん :02/10/17 11:42
というかよほどの特典がつかないと今の銀行株なんか外資も誰も手を 出さないぞ。自分がある程度の大きな金を動かせると仮定して、粉飾 しまくりの実態の全く見えない日本の銀行の株なんかに手を出すか?
217 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん :02/10/17 16:53
8%に根拠ないというなら8%が根拠が無いという理由を出して いってみれや〜 この低知能が!文章書けばいいってもんじゃねーぞ、このタコ!! おまえら大学出てないだろ?中立性の欠いた意見は読む価値ないん だよ、この低学歴屁理屈おやじ!!! BISが全面的に正しいとはいわん、しかし否定派に学問的中立性を 持った論理性の微塵も感じさせない以上申し出は却下だよ、この低脳!! そんな調子で政府に陳情とかすんじゃねーぞ、この穀潰しが!!!
218 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん :02/10/17 16:55
まぁ低知能に「論理性」「中立性」が何か解らせるのは難しいけどな。。。
219 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん :02/10/17 18:41
BIS規制が本来は政治色が濃かったこと(
>>198 )、8%の8の数字の決め方
に特に根拠がないこと(10%でも7%でも良かったわけです)は方々で指摘
されているようです。実際ここ数年で国際業務から撤退している銀行も多い
ですね。ただ、これ(国際業務を手がけるかどうか)は最終的にはそれぞれの
銀行が決めることであって、政府の不況対策には難しいと思います。
極端な例を挙げれば、BIS基準を満たしていて国際業務を継続したいと言って
いる銀行に「オメエは地銀だから撤退しろ。日本経済救済のためだ」という
ことを政府が言えるのか、というようなことです。
220 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん :02/10/17 18:50
「公共の福祉」「公共の利益」の教育が十分に成されていない 戦後教育の弊害が随所に出てるな・・・ BIS規制は「公共の利益」の為必要なんだよ・・・ 左翼は死んでくれ・・・・
221 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん :02/10/17 18:58
民主主義は1のような特に根拠のない市民の不平を聞き 政府は国家転覆を狙う実力行使に対してノミ防衛手段を 取り、国民一人一人の顔の見えない政治を実行してきた GNPや株価という国民一人一人の生活と乖離した数字を 根拠に経済政策が打たれ続けている・・・ 何か間違っていると思うよ。
222 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん :02/10/17 19:05
自己の権利、利害、自由を絶対と捉える思想。 自分の置かれた立場により政策を豹変させ絶対的価値観の 無い民主主義バカ共死ね!
223 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん :02/10/17 19:44
>>222 絶対的価値観が好きな人は将軍様のいるあの国に逝って下さい。
224 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん :02/10/17 19:47
>220 どうしてBIS規制が公共の利益になるのさ? ついでにちと規制見直しのページ見てきたが、G10においては 「見直しはG10のうち9カ国で法改正、日本で政令の改正を必要とする」 と書いてあった。 8%は国会承認を経ていないのか? 他の9カ国が法に組み込んでいるところから見ても、これだけのことを国会通さずにやったならかなり問題だと思うのだが。
>>210 与信管理は大変重要ですが、言葉を返えさせてもらうと、
あなたの意見には実感がありません。私の父親はそれなり
の規模の会社を営んでおります。与信は重要ですが、腹を
括ってやる仕事が日本型社会では多々あります。
つまり、長年の継続取引関係といったものです。長年の取引
が培ってきた信用を、重視するのか無視するのかの善悪の
判断は、そんなに簡単な事ではありません。私の短い経験です
が、長年の取引関係を無視した行動をとった会社は、むしろ
早々に市場から退出しております。
それと、現に仕事をしている会社があるという事は、当然の事ながら
取引企業があるという事です。また信用不安が発生して問題が大き
くなっていく過程で、どこで取引を停止するのかも、結構判断が
難しい問題です。信用不安が増大した結果、誰から見てもアウト
と判断できるようになったところで、「何を馬鹿な事を」というのは
簡単です。難しいのは、段々と問題が大きくなっていく過程で、
復活できるのか、そのまま逝ってしまうのか、決断を下すタイミング
という事になります。
また、好況下で、一部の企業が退出するという状況なら、与信管理
の責任云々は正しいと思いますが、明らかな経済政策の失敗で優良
企業までもが信用不安を起こさざるを得ない状況では責任論を云々
してもむなしい面があります。
>>210 貸付先企業の取引先に問題企業がどれだけあり売上に占めているかなどを
把握していれば、新たに不良債権が生じることはない。万一あるとすれば、
査定が甘かっただけのことだな
あなたのその言い方だと、ダイエーは潰さない方が良いという事でしょうか?
また、僕は銀行員ではありませんので、どれくらい難しい話かはわかりません
が査定が甘かったの一言で済む問題なのでしょうか?
>80億が妥当と思うなら80億引き当てを積めば良い。
だからこれまで積んでこなかったでしょうがw
あなたは、ご自身が
>>186 で書いた、損失確定と引当金との違いが誤りであると
認めたのでしょうか。わかっていただいたようで光栄です。
それと、わざわざ新しい話題を振っていただいてありがとうございます。
>>217 私の出身大学の先輩方が、最近世の中を騒がせているようですみません。
竹中氏も石原氏も石氏も先輩あるいは恩師になります。
「ない」事を証明するのは難しいので、8%の根拠があるようでしたら、
教えていただけませんでしょうか?何故8%なのか、僕も知りたいの
です。
228 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん :02/10/17 19:51
>>219 >>201 さんが指摘してくれましたが、国際業務を行う銀行が28行という
話に、正直驚きを感じています。
そうなると、国際業務を行わないその他多数の銀行までが、BISの8%
規制を受けているのは、何故なのか。金融庁の横並び行政の問題なの
か、という疑問が再度浮上してきますね。
そういう事情ならば、無理やり国際業務を行う銀行を1つに集めなくても
監督行政だけの問題になる気がするのですが。
この辺、何故なのかわかる方いらっしゃいますか?
何か別の理由があるのでしょうか。
>>228 先進国が横並びで8%を採用した理由が知りたいのです。
231 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん :02/10/17 19:59
始めからそういえよ、回りくどい御託並べないで・・・
232 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん :02/10/17 20:00
私は、私達の祖先が、遠大な理想のもとに、道義国家の実現をめざして、日本の国を おはじめになったものと信じます。そして、国民は忠孝両全の道を全うして、全国民が 心を合わせて努力した結果、今日に至るまで、見事な成果をあげて参りましたことは、 もとより日本のすぐれた国柄の賜物といわねばなりませんが、私は教育の根本もまた、 道義立国の達成にあると信じます。 国民の皆さんは、子は親に孝養を尽くし、兄弟・姉妹は互いに力を合わせて助け合い、 夫婦は仲睦まじく解け合い、友人は胸襟を開いて信じ合い、そして自分の言動を慎み、 全ての人々に愛の手を差し伸べ、学問を怠らず、職業に専念し、知識を養い、人格を磨き、 さらに進んで、社会公共のために貢献し、また、法律や,秩序を守ることは勿論のこと、 非常事態の発生の場合は、真心を捧げて、国の平和と安全に奉仕しなければなりません。 そして、これらのことは、善良な国民としての当然の努めであるばかりでなく、また、 私達の祖先が、今日まで身をもって示し残された伝統的美風を、さらにいっそう明らかに することでもあります。 このような国民の歩むべき道は、祖先の教訓として、私達子孫の守らなければならないところ であると共に、この教えは、昔も今も変わらぬ正しい道であり、また日本ばかりでなく、 外国で行っても、間違いのない道でありますから、私もまた国民の皆さんと共に、 祖父の教えを胸に抱いて、立派な日本人となるように、心から念願するものであります。
233 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん :02/10/17 20:11
そんな事、国会で承認するかよ、行政行為の範疇だよ・・・ おまえの屁理屈をそのまま採用するなら、もっと立法権 を国会に委任すべき法律が沢山あるよ、このターコ!! 誰が自己資本比率を8%か9%が妥当か解るっていうんだ・・・ 金融庁の広い裁量権に委ねるのが極極極自然だよ・・・ 驚く事あるか??? だから8%じゃない明確な理由示せ言ってるんだ、低学歴・・・
234 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん :02/10/17 20:32
教育勅語が制定された意味が何となく解ってきたような 気がした、自由と権利を放置しると、行政機能がマヒ しるもんな・・・教育勅語の運用の仕方に問題が有った。 運用しる人間が賢く無かった、解釈意味を取り違え、手法 手続きが問題だったのであって趣旨は尊重すべき。 「公共の利益」「公共の福祉」が法の最高規範なのだ。
国会承認につきましては、私が指摘した事ではございませんので、 横においておいて、8%が妥当でない根拠をあげるのならば、1つ には通貨乗数が大幅に下がっていて、中央銀行の金融政策の裁量 が効かなくなっているという点あげられます。この点は、このスレの 上の方で指摘済みです。 国内において、デフレ不況が深刻化し、経済政策運営の選択肢が ほとんどないという状況で、8%を堅持する事のデメリットが非常に 大きいと考えております。 私は、このスレで何度か書きましたが、現状では金融緩和の成果が 非常に限定されるので、リフレ政策にも限界があるという立場です。 最終的にはリフレ政策が必要と考えていますが、その前段階として BIS規制の緩和・解除・迂回などが無ければ、効果が非常に限定され ると考えております。 これは、8%が妥当ではない根拠だと思いますが。 これでよろしいですか?
236 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん :02/10/17 20:52
そうですか、まだまだ不十分ですが。 私にはあなたのような人が政府、国会議員に対して 陳情に逝き国政を迷走させているような気がして なりませんでしたもので・・・
自己資本比率 じこしほんひりつ 使用総資本に対する自己資本(株主資本)の割合。企業の財源は、 資本主自身から調達される自己資本=純資産と、債権者など第三者から調達される 他人資本=負債とからなる。企業の財務的安全性をみるとき、自己資本の構成 比率の高いほうが、健全で耐久力が強いといえる。 近年、日本の事業会社は自己資本比率が高まる傾向にあるのに対し、銀行の自己資本 比率の低さが国際的に問題となり、大蔵省は比率向上を指導、そのため1989年末までの 株高局面ではエクイティファイナンスを利用した銀行の増資ラッシュが続いた。 90年以降バブルが崩壊してからは不良融資の縮小がはかられているが、株価低迷で 自己資本に組み込める含み益が減少している。国際決済銀行(BIS)では、国際業務を 行う銀行には8%以上、国内業務銀行には4%以上を求めている(BIS規制)。
238 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん :02/10/17 20:59
>237 このスレの住人にはそんな説明はわかっていると思うし、 その説明ではここの論点の説明にはまったくならないよ
242 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん :02/10/17 21:30
243 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん :02/10/17 21:42
>>242 流石に専門家が作っただけあって
論点が整理され整合性を持ちしっかり出来てますよ。
目的は1さんと同じでしょうが。
1さんのは屁理屈ぽく聞こえるのです。
これを内閣、金融庁がどう判断するか・・・
漏れも拙い知識で評価してみよっと。
244 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん :02/10/17 21:47
8%の根拠なんてまるで無いよ。 最初にBIS規制の枠組みを決めるときに、 6%とする案や10%とする案も出たんだけど、 6%じゃなんか不安だし、10%じゃちょっと過剰だな、 じゃ間を取って8%にしよう! ・・・程度の議論で8%が決まったんですわ、これホント。
245 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん :02/10/17 22:02
246 :
245 もうひとつ :02/10/17 22:26
247 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん :02/10/17 22:43
この人たちが自ら自分達と正反対の見解を示してその批判に 答えているなら少しはまともに意見聞いてもいいんだけどね。 過当競争防止とかさ・・・
248 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん :02/10/17 22:55
245はまあまあ、246はみてません。
249 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん :02/10/17 23:13
>というかよほどの特典がつかないと今の銀行株なんか外資も誰も手を >出さないぞ。自分がある程度の大きな金を動かせると仮定して、粉飾 >しまくりの実態の全く見えない日本の銀行の株なんかに手を出すか? だから竹中に金融庁や財務省を使ってきれいにさせてから安く手を入れる。 新生銀行でやったやり方だ。 メガバンク2つも手に入れれば日本企業を意のまま動かせるし、 1400兆円の預金の多くを自由に動かせる。 やられる前に米国金利安、円安で利の乗った 米国債を売ってしまえ。 度胸があるなら!! 頭取さん。
>>236 陳情なんかした事はないんですがねぇ。
陳情している連中は、BIS規制なんて知らないでしょ。
と思うよ。
>>240 16000円と15000円ですか。
今作るとこの表はどうなっちゃうんでしょうね。
>>243 すみません。屁理屈っぽいのは良く言われます。
屁理屈にならないように注意はしているのですが、
どうしても揚げ足取りっぽい書き方になっちゃう時
があります。注意します。
文章から受ける印象だけで判断を下さない方の
ようで大変感謝します。
貸しつけの総領規制みたいなものなんでしょうか。銀行はつぶれなくてすみますね!
254 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん :02/10/18 09:19
銀行自身が国債80兆円も買って、金を株から引き上げて 株価がさがったら、銀行自身があぶなくなってきたと あほかと、ばかかと、まじでBIS規制の罠に気づいてないのか?
255 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん :02/10/18 14:14
この方法はどうだろう?1の意見を求む。 国債をそのまま土地と株だけの通貨とする。あるいは日銀が担保として金を貸し 日銀がこの保障をする。個人の同意を得たら保証金で株を買う。 国債で買うのではなく、その日銀から金を借りて個人が買う。 BIS規制に引っかからないようにして、株に金を回す。どう?
>>255 細かな話でいくと、特定のものとの引換えに使用されるものは
商品券ですね。地域振興券みたいな感じで、株式引換券みたい
なの発行しちゃうって事になるのかな。
証券会社が受け取ったら、その代金を日銀からもらうのか。
政府からもらったら財政支出になっちゃうので、別途また増税
圧力なり国債発行が必要になったりしちゃうでしょうね。
これは、BIS規制回避ではなくて、単なる日銀によるPKOですが
日銀の銀行保有株の直接買い取りと違い、株主の権利がどうたら
という問題が無くなり、また広く市民が投資家になる事で、直接
金融への転換の引き金になりそうですね。株価が上がれば銀行
も貸し出し態度が緩む可能性ありますし、公開企業がこれを見越
して新株発行の増資をして、資金調達できるかも知れませんし。
有効期限をつきでね。
なかなか、面白いと思います。
でも、相当な金額がいるでしょう。一人1万円程度じゃ株式投資
できないし。その辺のつめが必要かも知れませんね。日銀も首を
縦には振らない可能性高いけど、これなら法案通れば国会から
強制できるし。お一人様100万円分くらいをパーっと配ることが
できたら、総額で100億円くらいになるので、かなりな経済効果が
出るかも。
土地だと、もっと金額が必要だけど、そんなことになったら、全国民
が土地購入に殺到したら、土地が足らなくなって、地価が極端に
上昇しちゃうかも知れないので、土地に関しては消極的です。
>>226 >あなたのその言い方だと、ダイエーは潰さない方が良いという事でしょうか?
いや逆です
つぶすべきでしょうな
ドキュソ企業が淘汰され過当競争が緩和され健全な経済となる
>査定が甘かったの一言で済む問題なのでしょうか?
それが銀行の重要な能力の一つですね
それが問題なわけなのですね
というか理解はしているのですね彼らは。
問題はわかっていて処理しないで、処理し易い中小企業から資金回収を図っている
ところですな
これがある限りダメでしょうな
国債にいったお金をどうやって銀行に回すか? それも自己資本比率を下げないで。もっと方法がありそうです。 国が本当に民間に金を使わせたいのか疑問です。 個人にまで国債買わせて金集めしようとしているし。 信用供与のBIS規制縛りもうまく潜り抜ける方法があると思います。 いろいろ考えてみたいと思います。
アメリカの信用供与は野放しで日本は縛られる。 アメリカは借金国で日本は債権国なのに その野放しのドルに日本が買われる。 詐欺師だと思う。
赤字会社の社債で黒字会社の資産を買いあさる。 確かに黒字会社の社員の中には、馬鹿もいる。 しかし救うのが筋だろう。
261 :
銀行員だよ 馬鹿野蝋は :02/10/18 21:13
無駄な金 貸付け 土地が下がると 取り立てもしない。 天下りが癌だ。
262 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん :02/10/18 21:32
>>261 一千万円借りたら銀行の奴隷
十億円借りたら銀行が奴隷
これ定説
263 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん :02/10/18 22:52
>>261 ,262
モラルハザードだ。
そんな銀行の株は売れ、取引はやめろ、預金は引き出せ。
そんな企業の株は売れ、取引はやめろ、商品は買うな。
モラルに反する行為を批判せよ。 個人も出来ることをやろう。
雪印食品をつぶしたではないか。
大銀行が恐いか、大企業が恐いか。
住宅ローンで買った不動産が暴落しても債務免除しないのに大企業に債務免除を
するのか。 まともな銀行もある? なければ作れ。 ソニー銀行、アイワイ銀行
・・・・ もっと作れ。
ダイエーでは買いません。 預金は信用金庫に移しました。
問題ゼネコンの株を売った二束三文だ。
>>257 お言葉を返すようですが、ダイエーをこれまで潰せずに放置して
きた理由というのは、
貸付先企業の取引先に問題企業がどれだけあり売上に占めているかなどを
把握していれば、新たに不良債権が生じることはない。
という判断の結果、新たに発生する不良債権の量が許容できない
と判断した経緯があるからではないのですか?
だとしたら、あなたの
>>210 の理屈ではダイエーは潰せないという
判断が下された結果潰れなかったという事になるのではないですか?
揚げ足取りな書き方になりますが、要するに論理的整合性がない
ように私には思えますが。
>>257 後半に関しては、銀行の査定能力の問題なのか、そもそも中小企業
は査定の結果も弱い立場なのかという問題もありますね。マクロ的
な見地からは、今はとにかく一回助けを入れないとヤバイのではない
かと思っておりますが、長期的な視野に立てば、構造上の問題は色々
とあると思います。不景気の時に一気にやる事は無いが、景気回復
させてから、デメリット緩和策をとりつつメリットを求める姿勢が必要だ
と思うのです。
ですので、ここからは金融制度の問題からちょっと離れて、中小企業
の問題点を書きます。今すぐ直すと問題が大有りですが、先々やらな
ければならないと思う事です。
(つづき) そもそも論として中小企業は規模が小さいですね。社員が10人位だと 経理周りに人をかけられない結果、経理は税理士にお任せのかなりずさん な経営になっているところが多いです。税理士は税務の申告に対してのみ 責任を持ちます。実際問題、社員が200人でも1000人でもIPOをする 気が無ければ、経理なんて税理士任せで何とでもなります。税理士の方 は大変だと思うけど。 税理士は税務の申告のお手伝いが仕事です。その為、利益を出さない事が 重視されます。脱税ではなく、節税の面で。経営者から節税のプレッシャー は相当にあると思います。が、なんらかの理由で経営者が利益を出したく なった場合は、税金さえ余分に納めれば税務署に文句を言われないので、 粉飾が大変しやすい環境になっていると思います。実際、中小企業のM&Aで、 家の会社は何度か痛い目にあいました。財務諸表が粉飾されていて、買収後 に大幅な損失が発覚した事が何度かあります。逆に同じ規模の中小企業でも 上場企業の子会社を買収した際には、相手方に監査法人が入っているので、 そういう問題はほとんどおこりませんでした。 こんな状態では、銀行もリスクプレミアムを乗っけた判断をせざるを得ない と思うのです。 会計士と税理士が分離しているのは、日本固有の制度です。国際的には、 会計士が会計士の資格で粉飾がないようにチェックした上で、その利益を ベースに税務の申告の手伝いをしています。日本では、税金を沢山取りたい という意識からか、会計士とは別の資格で、会計の基準から見たら粉飾した 財務諸表を作らせて、それをベースに課税をしているのです。まあ、会計の 基準と税務の基準とどちらが正しいのか、私にはわかりませんが、家の会社 がこうむった損害を考えると、やはり会計士のチェックが欲しいというのが 実情です。銀行も同じ問題を抱えているのではないでしょうか?
銀行の査定能力云々という話がありますが、実際のところ、大手行は それなりの内部基準を既に確立していると思います。 取引先企業の与信管理をどうしようかと思っていた矢先に、某都市銀行 が、3期のPLから簡単な査定ができるソフトを売りに来た事があります。 そのソフトで赤点を取った企業が必ず倒産するという訳ではないけれど、 倒産した企業の9割以上は、そのソフトで赤点になっているとの説明でした。 正直、欲しかったのですが、3期のP/Lが欲しいと言っても、現実問題と してお客さんがくれないので、導入を断念しました。 よって、銀行とて何にもしていないわけではないと僕は判断しました。 銀行の査定の問題というよりは、やはりグロスとして貸し出しにまわせる お金がどんどんシュリンクしているという、BIS規制の貸し出し抑制効果に、 株価下落による自己資本比率悪化連鎖が効いてしまっているマクロ的な 要因が、この不況の原因だと思います。
>>257 それから、僕も不良企業が倒産して、新しい企業が生まれたり、
優良企業が不良企業の資産を買い取る事自体は、経済活性化
のために必要だと思っております。
実際、九州では、幾つもの小売業が倒産しましたが、その結果
周囲の小売店の売上が増加したり、倒産企業の店舗を生かして
新しく事業を始めて成功を収めている事例などを聞き及んでおり
ます。あまりに遠いので自分の目で見たわけではありませんが。
こういう、正常は倒産→新規開業の流れを、スムーズに生み出す
ためには、マクロ的な面で景気を安定しているという前提条件が
必要だと思うわけです。
不況下では、1企業の倒産リスクが大きくなりすぎて、ダイエーや
某銀行のように潰すに潰せないという状況に陥っているのではない
ですか?それゆえに改革・改革と叫んでも改革が進まないのでは
ないですか?
BIS規制による金融の引き締め効果が、景気の安定を損ねている
ために、政府が強健を発動して企業を救済したり、あるいはなかなか
改革が進まないと豪を煮やして無理やり企業を破綻させたくなったり
して、市場に介入する機会が多くなるのではないですか?
僕はそのように思っています。
>>268 ついでに書いておくと、竹中が「大きくて潰せない銀行は無い」と
言った時の世間一般の反応を見てもらえれば、実際に潰れた時
のインパクトがどれほど大きいと、皆が判断しているか、わかるか
と思います。
大きすぎて潰せないというのも真理ですが、もっと大きな問題は、
今の景気情勢では潰せないという事だと思います。
>>264 >という判断の結果、新たに発生する不良債権の量が許容できない
>と判断した経緯があるからではないのですか?
だから査定が甘かったからだということじゃないですかね
「新たに発生する」わけでしょ。
でもそれは会計処理でのこと。銀行内部ではとっくにその分のことを
知っている。だからつぶせない。
つぶすとあなたがいうように自己資本比率などを維持できないあるいは
銀行経営陣が責任を取らねばならなくなるからの両方でしょうね。
>こんな状態では、銀行もリスクプレミアムを乗っけた判断をせざるを得ない
>と思うのです。
これでは単に貸し出しの利率が上場企業よりもあくまで「上乗せ」ということであり、
貸し剥がし、資金回収の理由にはなりえませんね。
>九州では、幾つもの小売業が倒産しましたが、その結果 >周囲の小売店の売上が増加したり、倒産企業の店舗を生かして >新しく事業を始めて成功を収めている事例などを聞き及んでおり >ます。 今週の火曜か水曜の日経新聞にそのような記事が出ていましたよ。 西日本地域のスーパーが東日本地域と比較して業績が底固いのは まさに倒産企業が出たのが原因の一つと言う分析記事が出てました。 >不況下では、1企業の倒産リスクが大きくなりすぎて、ダイエーや >某銀行のように潰すに潰せないという状況に陥っているのではない >ですか? これがおかしいことなのですよ。 不良大企業がつぶせないのは周辺に与える影響が大きすぎ、失業率が はねあがるという指摘が多いようですが、本当にそうでしょうか つぶせずに中小企業の貸し剥がし行為が横行しているほうがよほど 失業問題を生んでいるわけです。 しかも健全なのにつぶされそこの従業員は失業に追い込まれているのですね。 たとえつぶされてなくても、銀行から資金回収を要求されている時点でそこ の従業員は消費を抑制することは間違いありません。
ゆえに大きすぎてつぶさない結果、他の膨大な中小企業の貸し剥がしが 行なわれ、デフレが進行することになっていると思いますね。 どうして現政権が貸し剥がし行為に対するホットラインを設置したかわかりますか? それだけ実体経済の大きな問題となっているからですね。 あとBIS規制うんぬんについては、もはや銀行の大部分は対外業務から撤退して 自己資本比率4%をターゲットすればいいだけのことでは? でもそれをするためには銀行の経営陣が経営責任をとるという当たり前の判断が 求められますね。でもそれを拒否しつづけているのですよ。現実は。 だから頭ごなしにBIS規制を問題視しても現実として何も問題を解決しません。
竹中養護 さんは問題点がずれとる。 たとえば、あなたの会社が世界1の資産会社なのにその手形の発行は資産の 10分の一の現金にもとづく(BIS)とされ、ほかの会社が1300兆円の負債が あるのに、手形はいくらでも乱発してもいい割引もできる。 その手形を使って、あなたの資産を掠め取ろうとしている。 あなたの会社の中には、確かにほかの社員から金を借りてるのもいるし 役員が経費を使い込んでるのもいる。それは給料でなんとでもできる。 役員や借金社員(銀行、ダイエー)は配置換えや給料削減でなんとでもできる。 それなのに、役員や社員の借金をあなたに支払わせ、その資産だけを 引き取ろうとしている。(新生銀行) おかしいと思いませんか?
>>273 つまり何を言いたいのか簡潔に述べてくれないか?
あなた養護だったのね。
>>275 で、つまり273は何を言いたいの?
説明できない?
1さんへ やはり土地や株の消えた資産は税金回収ではなく、国債をそのまま 土地株専用の通貨とするのが、一番いいとおもいます。 ペイオフさせて、個人に責任を押し付けるのもだめだし、 マターリインフレがいいとおもいます。
ん〜〜〜〜 ん〜〜〜〜、すいません、説明できません。
>その手形を使って、あなたの資産を掠め取ろうとしている。 ははん、銀行の国有化のことか 銀行の経営陣が経営責任を自ら取らないからそうなるだけのことだがね そうすれば別にBIS規制の8%にこだわる必要もなくなるんだがね >おかしいと思いませんか? 思わないよw まず銀行が経営責任を取ることがまず先決だな
>>278 あとなBIS規制に文句つけても何も物事は始まらないんだがね
そのこと気づいているかw
トヨタの会社員がいくら社長に借金があるからといってトヨタの 会社員の土地や株を二束三文でダイエーの手形で ダイエー社員が買おうとしたら、おかしいでしょ? トヨタが日本ダイエーがアメリカ。 これでわかってもらえるかな?養護さん
なぜ281のようなことになるのか? BIS規制が問題なの それは自分で考えてほすい。
1さんへ 消えたバブルにはバブル国債がお似合い。 間違っても税金やペイオフで帳尻あわせしたら 暴動がおきると思いませんか?
>>281 社員に無限責任ということはないけど
例えになってないんじゃないかw
>>282 だからさBIS規制に文句つけても仕方ないだろw
で、8%にこだわる必要もないでしょうね国内業務をするためにはな。
それをしないのは銀行が経営責任を取りたがらないだけのこと。
BIS規制にこだわるあなたのほうがよほど問題点がずれてます
286 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん :02/10/19 11:16
竹中は不況を脱出させれなかった。 おまけにBIS規制を道具にしてメガバンクを新生銀行化しようとしている。 こんな大臣辞めさせろ。
287 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん :02/10/19 12:43
つまり、BIS規制を煙幕にして、銀行の経営者の責任問題をごまか そうということかな?
288 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん :02/10/19 12:47
銀行より、失政続きの外しまくり竹中の責任問題をごまかすためだろ・・・
金融庁は18日、UFJホールディングスとあさひ銀行に、02年3月期の中小企業向けの貸出が 前年度に比べ大幅に減少し、貸出拡大の努力も認められない、として業務改善命令を出した。両社は 11月15日までに、着実に増加させる方策を盛り込んだ改善計画を金融庁に提出する。99年3月 に公的資金の投入を受けた銀行は、中小企業向けの貸出増を義務付けられ、昨年10月には新生銀行 が同様の命令を受けている。 UFJは02年3月期に前期比500億円増の計画だったが、実際は2兆5247億円減、あさひ も100億円増の計画に対して、実績は1兆4354億円減だった。大手行の中では、みずほフィナ ンシャルグループと住友信託銀行が貸出を増加させた以外は、すべて減だったが、「UFJとあさひ の減少額が突出していた」(金融庁)という。さらに、他の減少行は計画達成に向け、専門部署や奨 励制度を設けるなどの策を講じていたが、2社は「努力が不十分」と判断された。 政府が不良債権処理の加速策を検討している中、中小企業などは大手行による貸し渋りを懸念し、 自民党など与党も「一段の貸し渋り対策が必要」との声が出ていた。ただ、景気低迷で企業の資金需 要が落ち込んでいる中、焦げ付くリスクの大きい中小企業向けの貸出を無理に増やせば、不良債権 が膨らむことにもなりかねない要素もはらんでいる。(毎日新聞) [10月18日19時2分更新]
290 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん :02/10/19 13:37
>>289 不良債権処理するとこうやって貸し出し増やせって言われるのは
訳わからんな。
>> UFJは02年3月期に前期比500億円増の計画だったが、実際は2兆5247億円減、 あさひも100億円増の計画に対して、実績は1兆4354億円減だった。大手行の中では みずほフィナンシャルグループと住友信託銀行が貸出を増加させた以外は、すべて減だったが 「UFJとあさひの減少額が突出していた」(金融庁)という。 どうしてなんでしょうか???
292 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん :02/10/19 13:43
新生銀行並みになろうと努力したからでわ?
>>270 「だから査定が甘かった」の「だから」つながりが理解できません。
>>210 のカキコでは査定が甘かったら倒産させる事ができると言う
ように書いているように読み取れたのですが。違いますか?
で、潰すと自己資本比率を維持できないというのは事実ですね。
維持できないと銀行は金融庁の監督行政によって業務停止食ら
いますよね。まあ、ほとんどの場合破綻するでしょう。その結果
経営者は株主に対する責任が生じますよね。
銀行の経営陣が負っている責任というのは、他の企業と同様に
株主利益が、まず第一なのではないですか?企業活動の最大
の目的は、「企業を存続する」事にあります。だから、銀行破たん
という結果を生まないように、努力する事は個々の銀行にとっては
正しい行動ではないですか?責任を取らないように行動する事と
いうのは、つまり義務を果たしているという事ではないのですか?
責任論を振りかざす人が多くいますが、5W1Hもなく、単に責任を
連呼しているように見えて気持ち悪いです。あーあ、こんなこと書く
と、また屁理屈っぽいとか言われちゃうんだろうな。
ま、いずれにしても、漏れはBIS規制による金融縛りが不景気の
原因で、その為に、マトモな企業も破綻懸念先になっちゃったり
していると思っています。そして、個々の企業の業績は個々の経営
者の責任だけど、一国の経済の好況・不況は、国の経済政策の
失敗だと思っています。
(つづき) 別に、産業構造の転換を求めること自体は間違っているとは思って いませんが、不況じゃなきゃ産業構造は変えられないとか、不況に なっているのは、企業の責任だという見方に反対なだけです。 日本の企業の大多数が、一気に競争力を無くしたのは、8割もの企業 がアホだったからですか?逆に言うと、バブルの頃に8割もの企業が 競争力を持っていたのは、その経営者が優秀だったからですか? バブル期の好業績だけ、マクロ経済のおかげとして、その後の悪業績 を経営責任というのは、おかしくないですか? まあ、もう大分スレ違いになってますね。スマソ。
>>270 これでは単に貸し出しの利率が上場企業よりもあくまで「上乗せ」ということであり、
貸し剥がし、資金回収の理由にはなりえませんね。
はい、スレ違いを覚悟の上で書いた、中小企業も問題点ですので、
貸し剥がしの理由にするつもりはありません。あくまで、中小企業に
対する与信管理・査定の限界という意味で書いております。漏れは
貸し剥がしの原因はBIS規制だと思っていますので。
ただ、財務状況が信用できて、なおかつ良い企業は、たとえ中小
企業であっても、今の時代でも「借りて下さい」という銀行の引き合い
が多数来ているのは事実です。
>>271 九州は、何故良いのですかね。北海道で良いという話は残念ながら
まだ聞いていません。大量破綻という意味では北海道の方が先だった
はずですが。
その違いが明確になれば、破綻〜再生の流れももっとスムーズにできる
と思いますよ。
ただし、私が聞き及んでいる九州の事例の1つに、破綻企業の店舗を、
安く買い叩いいて新たに起業・開店しているハゲタカチックな企業があるよう
で、破綻企業が今後も続く事を想定して、ハゲタカ行為で拡大する事を前提
にした資金繰りをされているようで、どこかで行き詰るのではないかなと思っ
ていたりもします。
後半は、漏れはBIS規制が問題だと言っているのであって、BIS規制の縛り
が無ければ、金融政策によるマクロ的な支援が効いて、破綻させる事も
もっと容易だったのではないかという立場です。
竹中擁護さんは、ダイエーを倒産させる事ができない理由を「責任を取りたく
ない経営者の責任だ」と捉えているようですが、そういう発想だと、そこで
原因究明が止まってしまって、責任論を振りかざすだけで終わってしまいま
せんか?
破綻させる事が容易でない経済情勢という所に、目を向けてみませんか?
多分、再生の過程に対するイメージは竹中擁護さんと一緒だと思うのです
よ。でも、再生の過程に進めない理由の捉え方が違うんじゃないかと。そう
感じました。
>>272 自己資本比率のターゲットは本当に4%で良いのですか?
漏れの知っている事例では、中部銀行が破綻したのは、
8%を求められたからだったと思います。中部銀行は海外
に支店なんて持っていなかったような。というか、海外支店
引っ込めれば破綻しなくて済むんなら、破綻しなかったよう
な。
それと、BIS規制の問題という言葉には、BIS規制自身の
問題と、日本の監督行政のBIS規制運用の、二つの問題
が含まれています。単にBIS規制ヤメレというものではあり
ませんよ。
まあ、それでもBIS規制自身が、中央銀行の金融政策裁量を
狭めているのは、G10各国で同じです。アメリカの緑爺が、
いずれどういう発言をするのか。その時、BIS規制がどういう
ように変わっていくのか、そこには注目していきたいと思います。
>>293 >「だから査定が甘かった」の「だから」つながりが理解できません。
ん?
あなたはこう書いている
>で、潰すと自己資本比率を維持できないというのは事実ですね。
査定が甘かったからこうなるんでしょ?
それに潰せば自己資本比率を維持できないのは正当な引当がなされて
ないわけですね。ごまかして企業を存続させているのはおかしい話ですね。
>銀行の経営陣が負っている責任というのは、他の企業と同様に
>株主利益が、まず第一なのではないですか?
実態がどんどん悪化していき会計処理をごまかし度合いを増やしていく
ことがですか?それではますます国有化あるいは公的資金注入する
必要額が多くなり、「余計に株主利益を減らす」ことになりますがね
それなら早めに公的資金を注入してもらい、減資の割合を少しでも
防ぐというのが経営陣の現株主に対する務めでしょうな
>>294 >不況じゃなきゃ産業構造は変えられないとか、不況に
>なっているのは、企業の責任だという見方に反対なだけです。
唯一の原因ではないと言うだけですね
バブル景気に踊った経営者がいたことは確かですからね
その責任は問われるのは当然のことです
>バブル期の好業績だけ、マクロ経済のおかげとして、その後の悪業績
>を経営責任というのは、おかしくないですか?
これもおかしいですね。
好業績でそれなりの報酬を受け取っているのに、悪業績で経営責任を
取らないことこそがおかしいですね。
>>295 >漏れは貸し剥がしの原因はBIS規制だと思っていますので。
そうかもしれないしそうじゃないかもしれません。
まあ私は不良大企業の整理をせず、貸し付けをそのままにしておいて
リスク資産を減らすことを中小企業からの資金回収を図っていると
いう意見ですから。
最も大きいウエイトを占める問題大企業の貸し付けを処理しないで
何が不良債権処理なんですかね。BIS規制うんぬん以前の問題でしょうね。
>ただ、財務状況が信用できて、なおかつ良い企業は、たとえ中小
>企業であっても、今の時代でも「借りて下さい」という銀行の引き合い
>が多数来ているのは事実です。
それはそうでしょうね。でも負債が多くて業績がよく利払いも順調な中小企業からの
貸し剥がしは行なわれていますね。
それが問題なわけです
>>296 >破綻させる事が容易でない経済情勢という所に、目を向けてみませんか?
容易でないようにしているのは大失業が始まると言う恐怖でしょうね
でもね失業問題については271に書いたようにおおげさに報道されていると
思いますね。よほど健全な中小企業の従業員の失業問題が以前から始まって
それがずーーっと続いていることのほうが問題ですね。
大失業はすでに始まっているのですよ。しかも業績悪じゃない中小企業のね。
ただ図体が大きいドキュソ企業ほど生き残っているわけですな
その理由が銀行経営者が責任を取らないことに起因しているんですね。
302 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん :02/10/19 16:41
>>竹中擁護 大企業の整理→銀行の損失発生→BIS規制守るために貸し出し圧縮 →貸し剥がし いい加減なことを言わないように。
303 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん :02/10/19 16:42
>>301 デフレで実質金利が高すぎることに気づかない馬鹿。
304 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん :02/10/19 16:44
>>ALL 竹中養護の正体はザモデルだって知ってた?
>>297 4%もあやしかったと違いますか
中部銀行、資金ショート破綻
−大ブロシキのPRが逆にアダに…
【静岡】三月八日、静岡の第二地銀、中部銀行(頭取・栂井尚志氏)は、預金流出に
よる資金繰りの悪化により、金融庁に預保法に基づく破綻処理を申請した。
資金繰り難で破綻に追い込まれた例は、平成十一年破綻の新潟中央銀行以来。
同行では、昨年十一月の金融庁検査で、昨年九月末の自己資本比率が単体で
三・〇五%、連結で二・六三%に悪化。昨年末、金融庁から早期是正措置が発動され、
以来、信用不安が広がり、急速に預金流出が進行した。 このため同行では、明けて一月、
地元紙一面に全面広告を掲載し、「増資後の自己資本比率は一〇%以上に」とPRし、
信用不安をかき消そうとした。 だがこれが「根拠の薄い見込み」と、逆に金融庁から
業務改善命令を食うことになり、預金流出が加速。 結局、早期是正措置発動からわ
ずか二ヵ月間に預金量の一割以上の四百四十五億円が流出するという事態に至り、
ついに事業継続を断念したもの。
http://kintai.pos.to/020325.html
>>302 そういうならどこがどう違うか言うべきでしょうな
>>303 デフレで実質金利が?
景気の分析ですか?
アホか
>>302 貸し剥がしが余計にひどくなるということね
でもね、大企業の整理をして損失を出した時点で自己資本比率が8%割れるね。
そうなるとどうなると思うかい?
海外業務からの撤退か、公的資金の注入を受けて自己資本比率を維持するかだね。
いずれにしても経営責任を取る必要が出てくるね。
海外業務からの撤退であれば自己資本比率8%にこだわる必要がなくなるので
ムリヤリな貸し剥がしはなくなりね。きちんと利払いはしているんだからね。むしろ
期間収益を上げるには欠かせない存在となるね。
あと、公的資金を注入すれば株主が国が入る。中小への貸し剥がし行為はなくなるね。
308 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん :02/10/19 18:13
金融庁のさじ加減でBIS規制に引っ掛けられ風評被害で取付けに追い込めるわけだ。 郵政民営化を言っている小泉が銀行国営化か、しゃれにもならない。 国営化の後新生銀行の道をたどるのか。 ところで竹中は公的資金をいくら用意しているのだろうか? 不況対策予算もないのに突っ込めば大不況で失業者、自殺者があふれる。
309 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん :02/10/19 18:21
とりつけがおこったらどんな銀行でも潰れるっていうか、 国家権力が民間企業を潰すことは簡単。 実体的民主的手続きによらなければ、それはいわゆる粛清
310 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん :02/10/19 18:38
>>307 公的資金注入したり、海外から撤退すれば
貸し剥がしの心配はなくなるというわけですか。
でも、景気回復してからやったほうがいいんじゃないんですか。
やっぱり、問題企業を潰したて経済を活性化するなら、景気いいときのほうが
新規の企業も増えると思うのですが。
直感的には今は景気回復に全力投入の方がいいと思うのです。
わざわざ逆噴射しなくてもいいんじゃないかなと。
不良債権処理はどの程度悪影響あるのかなと不安なのです。
311 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん :02/10/19 19:00
最近お客様から感謝されたことってありますか?
景気が回復しないから、不良債権処理をするんじゃないんですか?
>>298 勘違いされているようです。
それに潰せば自己資本比率を維持できないのは正当な引当がなされて
ないわけですね。ごまかして企業を存続させているのはおかしい話ですね。
自己資本比率は、引き当てとは無関係です。
企業への貸し出しは全て、100%のリスクウェートがかけられていますから、
最初から、自己資本比率の世界ではいわば全て引き当て済み状態です。
BSの話をしているのではないという事に気づいてください。また、BIS規制の
自己資本比率というのは、世間一般に言われている、純資産÷総資産とも
違うものです。
自己資本比率が悪化する要因は、株価が一気に0円になってしまうという事
から、分子の株式評価損益が大きくマイナスになる事(正確には、倒産したら
株式評価損益ではなく、資本を食いつぶす事になりますが)です。
どちらにしても、まだ「だから」がつながっていません。
>>298 実態がどんどん悪化していき会計処理をごまかし度合いを増やしていく
ことがですか?
うーん、何か勘違いされていませんか?
会計処理を誤魔化したりしているのなら、とっくに証券取引所が、
上場廃止にしているはずですが、現状倒産していない企業で
会計処理を誤魔化している実例があるのですか?
あなたの思い込みではないですか?
その思い込みが前提にあるので、責任論にこだわってしまうの
ではないですか?
>>299 バブル景気に踊った経営者で、今も経営者をしている人は
どれくらいいますか?ほとんどが既に退任しているのでは
無いですか?
思い込みが激しくないですか?
>>300 日銀はそれなりに金融緩和の買いオペなどで緩和の努力をしてます。
でも、通貨乗数はどんどん減ってる。その原因は、法定準備率の引き
上げと同等の効果がBIS規制にあって、そちらの要因で引き締め圧力が
あるからと、私は説明しています。
この点に異存はありますか?
あなたの言う、不良債権処理は、金融面にどのような影響を与えるか
説明できますか?不良債権処理により、BIS規制の分子が縮小する
事で、更に自己資本比率が低下しますよね?その結果、更に通貨乗数
が下落する。すなわち、金融引き締め圧力がかかって、銀行の貸し出し
が減り、あるいは貸し剥がしが行われるのではありませんか?
僕が言いたいのは、不良債権処理を進めたいにも関わらず、BIS規制
のおかげで袋小路に入っているのではないかという事です。その為に
不良債権処理が滞ってしまっているのではないですか?と聞いている
のですよ。
僕は、BIS規制のおかげで、不良債権処理うんぬん以前の問題になって
いると考えているのですよ。
>>301 ただ図体が大きいドキュソ企業ほど生き残っているという
根拠を示してもらえませんか?その辺から思い込みが
激しいように感じられます。
というかドキュソ企業の定義を示して欲しい。凄く主観が
混じっている気がするんだけど、あなたの主観で企業を
裁いて良いのですか?
あなたが裁いて欲しい企業とは具体的に、どの会社ですか?
>>305 おお。すまんかった。4%割ってたとは知らなかった。
10%の数字だけ記憶していたようです。
以後中部銀行は取り上げません。
319 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん :02/10/19 22:35
>「国際金融関係者の間では、『JPモルガンは危ない』ということが共通認識となりつつあります。 >マーケットでは、JPモルガンの経営不振は決算が出る前から明らかになっていました。 >JPモルガンの経営内容は、場合によっては、邦銀のそれよりも事態は深刻だと言えるでしょう」 (米系大手証券首脳) 米国も日本のあとを追ってバブルがはじけた。 銀行の危機がやって来たようだ。 BIS適用を厳格に適用するか見ものだ。
320 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん :02/10/19 22:39
>>317 有利子負債が数千億なんて会社がDQNでなくてなんなんだ?
年間の営業利益の数十倍の借金を抱えた企業なんか潰すべきだろうが。
321 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん :02/10/19 22:41
同意。
>>310 >でも、景気回復してからやったほうがいいんじゃないんですか。
景気が低迷している根本が不良債権を本腰で処理せずに中小企業からの貸し剥がし
による失業、ならびに貸し剥がしに伴う中小企業従業員の消費抑制によるものです。
324 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん :02/10/20 06:52
違う 景気回復しない原因はけち臭いサラリーマンのせい
>>313 >自己資本比率は、引き当てとは無関係です。
ご指摘のように分母のリスク資産についてはおっしゃられる通りです
でも、分子側すなわち自己資本は引当により減るはずですよね?
いずれにせよ問題大企業を破綻させずにリスク資産圧縮を中小企業からの
貸し剥がしにより行なわれていることに変わりありません。
>>314 >会計処理を誤魔化したりしているのなら、
引当不足を言っているだけです
>>315 >ほとんどが既に退任しているのでは無いですか?
ダイエーの代表権を持つ会長様は最近引退を決められたようですね。
>>316 >不良債権処理により、BIS規制の分子が縮小する
>事で、更に自己資本比率が低下しますよね?
処理したことにより分子が圧縮すると言うことは「引当不足」だった
ことになりますね。
>>317 >ただ図体が大きいドキュソ企業ほど生き残っているという
>根拠を示してもらえませんか?
債権放棄してもらい延命させてもらっている企業は多数ありますが?
326 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん :02/10/20 06:57
財政赤字が膨らんでいるのに景気対策もリストラもせず、 増税、国民負担増で生き残ろうとしているドキュソ行政法人のせいだろ。 年間の税収の数十倍の借金を抱えた政府なんか潰すべきだろうが。(W
327 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん :02/10/20 10:17
BIS規制がなければ8%、4%に合わせようとする貸しはがしはなく。中部銀行のような倒産もおこらない。 BIS規制貸しはがし、BIS規制失業、BIS規制倒産だ。 BIS規制をそのまま受け入れたのは外交上の大失敗だ。 当時の担当者は責任を問われるべきだ。
だからといってBIS規制を無視しても何も始まらないがね 現実はね
329 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん :02/10/20 11:39
>>327 だから達成できない金融機関は、海外市場から退場して、国内の業務
だけに専念すればいいだけの話でしょ。なんか無限に話がループして
いるな(w
ですな 銀行経営者の責任感のなさにはあきれかえりますな
>>322 そこに見解の相違があるね。話を元に戻しましょう。
さしずめ、不良債権は結果なのか原因なのかという点。
不良債権処理をすると、銀行が使える資金が増えるという
>>186 の
カキコが否定されたままの現在、竹中擁護氏が言う不良債権処理は
責任の明確化だけの意味しかないのでは?景気回復効果はあるの?
不良債権処理して、損失確定しちゃったら、余計貸し剥がしが増え
る結果になるのではないですか?
>>325 BIS規制のペーパー見直しました。確かに引当金として積んだものは
自己資本から外すべきという記載がありました。
しかしながら、引き当て不足というのは、金融庁の特別査察を経た今
では、金融庁の査定が甘かったという事ですか?
処理したことにより分子が圧縮すると言うことは「引当不足」だった
ことになりますね。
なりません。それは言いすぎです。竹中擁護さんの頭には、全ての企業
は倒産するものだから、最初から100%引き当て積む必要があるという
考えがあるようです。まるで、全ての人は死ぬ運命だから、生まれた瞬間
に葬式の費用を互助会に100%積み立てしておかなければならないと
言っているようなものです。そして、不慮の事故で若い内に死んでしまって、
積み立てが不足したのは、判断が甘いといっているようです。
引当金というのは、ある確立の元で一定期間の損失の期待値だけ積んで
あれば良いのではないですか?その為、通常は貸し出し残高の100%積
むことは無いはずです。
あなたの言い分は、引当金と貸付金をのものを否定しているのと同じです。
>>325 >ただ図体が大きいドキュソ企業ほど生き残っているという
>根拠を示してもらえませんか?
債権放棄してもらい延命させてもらっている企業は多数ありますが?
多数というのは、どれくらいですか?
金融機関を除いてどれくらいありますか?
寡聞にして片手か両手くらいの数しか知りません。
取引先に協力金求めるなんて類の債権放棄要請なら、家の会社も
そこそこやられて、結構むかついていますが。
もう一度、話を戻しましょう。竹中擁護さんの土俵になりすぎています。 色々と僕も状況認識が変わっていますので、一旦整理してみます。 1.BIS規制には、金融引き締め効果がある 2.BISには株式下落→自己資本比率悪化→株式下落の自己連鎖過程がある。 3.その為、日銀の金融政策に限界が生じ、不況が不況を呼ぶ連鎖が生じている 4.で、企業倒産にビビらざるを得ず、不良企業の転換が進まない 5.アメリカもそのうちこの連鎖にはまり込むよ という事です。 竹中擁護さんは、この状況認識についてはどう思いますか? BIS規制は不況には関係ないと思いますか? それとも、BIS規制は不況に関係あるが、受け入れちゃった以上 仕方が無いので、そこを問題にしても無駄だと言う事ですか?
335 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん :02/10/20 19:29
BIS規制がなければ8%、4%に合わせようとする自己資本の毀損になる損失の 発生を気にせず不良債権処理が行える。 BIS規制による不良債権処理の妨害だ。 今は非常時だ一時的にBIS規制の停止を宣言すべきだ。 米国ならやるだろう。 将来BIS規制復帰するにしても。
336 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん :02/10/20 19:42
>1
http://www.iptp.go.jp/reserch/monthly/2000/145-h12.10/topics1.pdf お読みになればおわかりいただけると思いますが、現在の銀行の自己資本のほとんどは公的資金、劣後債、繰り延べ税金資産であり、株の含み益はもうほとんどありません(涙)
よってこれ以上の株価の下落は自己資本比率の計算上は影響はあまりありません。(含み損は算入しません)
ちなみに、公的資金等除いた本来の意味での自己資本比率は大手銀行でも2%前後と言われています。
>処理したことにより分子が圧縮すると言うことは「引当不足」だった
>ことになりますね。
>なりません。それは言いすぎです。竹中擁護さんの頭には、全ての企業
>は倒産するものだから、最初から100%引き当て積む必要があるという
>考えがあるようです。
これはおかしいでしょう。さらに自己資本から新たに引当積んだということは、引当不足としか言えないでしょう。
1の論理が通って不慮の事故などと言えるのは、今日トヨタなりソニーに引当なしで金貸して明日相当な災害にでもみまわれて倒産した時くらいでしょう。
現在の状況は引当を甘く見ているとしかいえません。
また金融庁の検査ですが、長銀の2.6兆もの債務超過を3400億とみていた金融庁の検査を1が信用なさるのかどうかから聞きたい。
>290
公的資金注入の時、中小企業への融資増強が条件だったからです。
>335
8%はともかく、4%は日本で勝手にやってることなので、やる気になれば明日からでもできます。
ちなみに漏れは、リスクウエイトの変更派です。
337 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん :02/10/20 22:24
このスレの1氏は、会計の基本をご存知じゃないのかな。債権に対して 3%程度の引当金を積むのは、まともな経営をしている企業ならあたり まえの会計処理なんだが。
>>331 >不良債権処理をすると、銀行が使える資金が増えるという
>>186 の
>カキコが否定されたままの現在
最終処理しなければ現実にどれだけのキャッシュが残るか推定できても
確定しませんね。どんどん不良債権が増えていく中で、銀行内部が
萎縮してしまい過少に貸出している可能性は十分にあるでしょうな
>景気回復効果はあるの?
>不良債権処理して、損失確定しちゃったら、余計貸し剥がしが増え
>る結果になるのではないですか?
後で説明しますが損失確定して、貸し剥がしが増えるのは引当が
十分でないからです
貸し剥がしがなくなれば景気は回復に向かうでしょうね
>最初から100%引き当て積む必要があるという考えがあるようです。
倒産した企業への引当が100%でなければ見通しが甘いか引当が甘かったか
の銀行の「判断ミス」としかいいようがないでしょうね
>金融機関を除いてどれくらいありますか?
金融機関の繰り延べ税資産の膨大な額をみれば数多いとしか言いようがありません
少なくとも少ないということはありえません
>>334 >それとも、BIS規制は不況に関係あるが、受け入れちゃった以上
>仕方が無いので、そこを問題にしても無駄だと言う事ですか?
その通りですね
>1.BIS規制には、金融引き締め効果がある
それはそうだが銀行の貸し過ぎに対する意味もあるのでは?
>2.BISには株式下落→自己資本比率悪化→株式下落の自己連鎖過程がある。
そりゃそうだが株式市場が求めるモノ(政府や金融機関に対する)がきちんと行なわれていれば
株式市場は冷静に判断しますよ
>3.その為、日銀の金融政策に限界が生じ、不況が不況を呼ぶ連鎖が生じている
それはこれまでの政府や金融機関が期待はずれだったこともある
>4.で、企業倒産にビビらざるを得ず、不良企業の転換が進まない
ますますこれまでの政府や金融機関のやり方が批判されるべきでしょうね
>5.アメリカもそのうちこの連鎖にはまり込むよ
米国の金融機関は株式への依存度が日本とは違いすぎるよ
>>336 また一つ勉強になりました。ありがとうです。
株式の含み益が無くなったという事は、これ以上いくら株価が
下がっても関係ないという事でしょうか。喜んで良いのか、
悲しんで良いのか。
>>338 引当金が十分に積んであれば、損失確定後にキャッシュが多めに
残る可能性があるという事ですか。わかりましたが、うーん。
ずーっと引っかかっているのが、破綻したらという仮定の話と、
実際に破綻させた時の話が混ざっているように思える事です。
特に「倒産した企業への引当が100%でなければ」という部分。
それから既に破綻してておかしくない企業が、仮に50数社あって、
それらの企業に対して責任を負わせるという事は、破綻させる事
なのでしょうか?他の手は無いのでしょうか?例えば、支払い延期
させて、利益は優先的に返済にあてるとか。経営責任は、経営
者(当時)を牢屋にぶち込むなりなんなりすれば良いと思います。
確か、過去に大掛かりな環境問題を起こした企業は、賠償金を
払い続けるために事業存続させられています。
個人的には、企業破綻は責任の回避手法に思えてならないです。
>>339 1.
銀行の貸しすぎという指摘ですが、法定準備制度で十分ではない
のですか?
2.4.
不良債権処理をアナウンスした結果株価は大幅下落しましたが。
3.
日銀を擁護するつもりはありませんが、金融政策の余地が
BIS規制により大幅に減じられているのではありませんか?
あなたは、どういう政策を求めていたのですか?
5.
アメリカにも連邦準備銀行があり、金融政策を行っている以上、
貸し出し抑制効果は、十分に効果があると思います。
企業の株式依存度は高いでしょうが、それは企業がお金を入手
する最後の段階にすぎません。その手前に、金融機関が関与し
ているのではないかと想像しています。詳しいことはわかりませ
んが。もしかしたら、日本より株価に影響が出るのが早いかも
知れませんね。
BIS規制の問題点は銀行が国債に金を集める。 国債は国民が最後は負担を負うのだし 技術や人に金がいかない。逆に中小企業は貸し剥がされる。 国債はなにも生産性がなく技術も何も生まれない。 ただ利子を刷るだけ。
>>341 >特に「倒産した企業への引当が100%でなければ」という部分。
貸付先は別に突如として潰れるわけじゃないでしょう
ましてや銀行だからある程度は把握しているわけですから
もしそれができないという銀行は能力なしということですね
>それらの企業に対して責任を負わせるという事は、破綻させる事
>なのでしょうか?他の手は無いのでしょうか?
状況により再生の余地があれば再生させることもあるでしょうね
でも、潰れるべきところが多いのでしょうな
>個人的には、企業破綻は責任の回避手法に思えてならないです。
逆です。責任を回避させたいから破綻させなかっただけのことですね。
342についてはBIS規制そのものの議論であり、今回のハードランディングとは
直接的な関係はありませんので遠慮させていただきます
整理 1 BIS規制による不良債権 2 バブルによる不良債権 3 銀行の役割変化と自己資本比率と株 4 産業空洞化とマネーゲーム やっぱ1が大問題ですな。
>>344 >個人的には、企業破綻は責任の回避手法に思えてならないです。
逆です。責任を回避させたいから破綻させなかっただけのことですね。
いや、ちょっと過激になりますが、企業はあるがままで
潰れるなら潰れる、生きるなら生きるで、影響が大きい
ようならデフォルトなどでできるだけ債権を保全した上で、
経営者(当時)に責任を負わせる形の方がスマートでは
ありませんか?
それができないから、今まで掛かったというのなら、無理
やり倒産させるという道も、やはりこれから5年くらいは、
かかってしまうのではないですか?
342についてはBIS規制そのものの議論であり、今回のハードランディングとは
直接的な関係はありませんので遠慮させていただきます
>>342 は今回のハードランディングと関係ないという立場
は、どういう意味でしょうか?まずハードランディングありき
で考えているという事でしょうか?
原因なんてどーでも良くて、早くハードランディングさせたい
という意思表示でしょうか?竹中氏自身もそんな感じが多分
に見受けられますね。
>1 BIS規制による不良債権 そんなもんありませんがw
>>346 >やはりこれから5年くらいは、かかってしまうのではないですか?
ドキュソ企業を破綻させるのに時間はかかりませんな
それに破綻させて最も大きい利点は中小企業に対する貸しはがし行為が
なくなっていくことですな
これがもっとも景気回復にとって重要なことなのですね
あと、ドキュソ企業の破綻後のことは各自でやっていけばいいことです
それに5年とかかかろうが別にいいんじゃないですかね
>原因なんてどーでも良くて、早くハードランディングさせたい
>という意思表示でしょうか?
原因は銀行がみずから責任を取らず、不良債権処理して損を確定させ
中小企業に対する貸しはがしを行ったからですね
BIS規制うんぬんは原因自体の中では順位は低いですよ
なぜなら8%にこだわらずに4%でいいわけでしたからね
それをしないのは銀行が経営責任を取りたくないからですな
349 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん :02/10/21 12:39
>>348 お前目的は煽りだよな。
本当に木村に洗脳されてるとしたら救いがないぞ。
お前の言ってることは全く現実感がない。
机上の空論そのもの。
中小の経営者になんか会ったことないんだろうけど
機会が万が一あったら聞いてみな。不良債権の早期処理
に賛成してる奴などまずいないから。
>不良債権の早期処理に賛成してる奴などまずいないから。 そりゃこれだけ不良債権処理イコール不況の悪化とイメージづけられていれば 当然だろw それより具体的に指摘してほしいものだね どこに問題があるかね できないなら黙ってなさい
351 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん :02/10/21 13:45
>>350 イメージづけじゃねえよ。
資産価格が下がり続ける限り
銀行が貸し剥がしを止めないって
現実を分かってるからだよ。
中小企業は資産価格の下落にみんな怯えてる。
>>351 >資産価格が下がり続ける限り
>銀行が貸し剥がしを止めないって
それは自己資本比率8%にこだわっているからだな
問題債権を処理してみろ、問答無用で8%割れるぞ
国内業務なら4%で十分だな
そして急いで貸しはがす必要もなくなる
素朴な疑問なんだが、貸し剥がしで100%回収するのと、 破綻させて10%程度しか回収されないのでは、どちらが より、銀行の貸し出し余力を増やすんだ?
354 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん :02/10/21 14:04
>>352 資産価格が下落を続ける限り
いずれ貸し剥がしじゃん。
その間景気よくなるの?
>>353 同じことでしょうな
でも、現状において貸しはがししているのは自己資本比率の維持に汲々としているので
別に貸出余力が増えるわけじゃない
むしろ破綻させて自己資本比率の維持をあきらめたほうがよほど貸出余力が生まれますね
>>354 不良債権処理をきちんとして景気を上向かせれば資本市場は評価してくれるでしょう
>>355 なんだか、結局BIS規制を無視しろという事になって、
BIS規制の悪影響を認めているし、BIS規制があるん
だから仕方が無いという立場からどんどん離れて
いるように見えるのですが。もしかして、偽者さん?
竹中擁護というくらいだから、同じくらい意見が変節
するのでしょうか。
357 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん :02/10/21 14:45
本物だよw BIS規制の8%にこだわっている銀行が問題だとしているんだが 別にBIS規制問題は別に考えたほうがいいぞ
359 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん :02/10/21 18:22
BIS規制がなければ8%、4%に合わせようとする自己資本の毀損になる損失の 発生を気にせず不良債権処理が行える。 BIS規制のもとで一度に不良債権処理をやらせようとするから公的資金の注入が 必要となる。 公的資金とは税金だ。 こんな銀行に税金を入れるのは反対だ。 不良債権処理は銀行の自己責任でやらせろ。 BIS規制のもとでは自己資本 8%、4%の範囲でしか処理できない。 大きな不良債権処理はできない。 だから処理は長時間かかる。 税金はこんなとこに使うのは反対だ。 BIS規制の停止を宣言すべきだ。
360 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん :02/10/21 18:57
8%って、何か根拠がある数字なんでしょうか
361 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん :02/10/21 19:09
今、米国は不良債権処理の加速を言ってきている。 BIS規制の停止を条件にせよ。 日本に外交というものがあるなら交渉ぐらいしたらどうだ。 北朝鮮の外交をみならえ。 英語と言い訳のうまい竹中さん。
自己資本って銀行の預金等資産や銀行の株や土地なんかも入ってるんでしょうか?? それで8%しか貸しつけに対してないんでしょうか?あとは預金者のお金で貸し金業務を やっているんでしょうか??
363 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん :02/10/21 21:11
364 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん :02/10/21 22:50
>1 不良債権処理しない限り、繰り延べ税金資産が死に金になってしまいます。
365 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん :02/10/21 22:56
また今週のエコノミストだったと思いますが、面白い記事が出ていました 熊谷組に対して、メインバンクの三井住友は「要管理先」として債権1000億の20%を、 東京三菱は「破綻懸念先」として債権50億の70%の35億を引当ています。 「大きすぎてつぶせない」証明にはなりませんが、「大きいところにはつぶれてほしくない」という気持ちが読み取れます。
366 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん :02/10/21 22:59
ついでにダイエーに対して新生銀行は債務の7割の即時返済を求め、 UFJとみずほが肩代わりしたそうだ。 ほんとあの銀行はどうにかならんのか。 これからは決して害死に銀行を売るべきではない
367 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん :02/10/21 22:59
>>365 1000億あって20%じゃあヤバいんじゃない?
東京三菱はコイツらと一緒にするなと必死で訴えてるな。
小さいところは、つぶれてもいいんですか。
369 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん :02/10/21 23:02
引き当てなんて銀行の箪笥預金みたいなもんだろ・・・
>>債務の7割の即時返済を求め、 いったん貸しつけたワクは、むやみに減らさないようにしていただかないと。
371 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん :02/10/21 23:05
>>366 これが本来の金融業の姿です。
ダイエー潰さず(ここまで貸し込み)、優良な中小をなりふりなく切る
メガは金融業とはいえん。
372 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん :02/10/21 23:07
>>371 BIS規制を17%で余裕でクリアしている新生銀行が
貸し剥がししてるのを見ると、なんか間違っているよ。
373 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん :02/10/21 23:09
>>371 しかも貸し込んだ理由がトップが興銀OBだったというだけに近い。
金持ちの友人みたいなもんか?W
374 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん :02/10/21 23:15
>日米財界人会議で米側が不良債権処理促した。 日本の銀行も言ってやれ。 不良債権処理の加速のため米国債を売らざるを得ないと。
関係ないのですが、、 ワクいっぱい借りている企業は、それ以上は借りられない はずなのに、どうして倒産しないんでしょうか??
376 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん :02/10/21 23:27
>375 倒産させたくないから返済の見込み薄くても銀行が金貸すからだYO
377 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん :02/10/21 23:36
>372 BIS規制を17%で余裕でクリアしている新生銀行はつぶれられてもかまわないが 8%ぎりぎりのUFJ、みずほは大き過ぎてつぶれられては困るのです。 これもBIS規制があるためです。 つぶしやすい大きさに徐々に債務免除してからつぶすのでしょう。
378 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん :02/10/21 23:53
>377 ちがうよ 新生は瑕疵担保条項があるから潰しても損にならないからだYO
379 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん :02/10/21 23:57
新生のエグさこそキンユウギョウの正体。 メガの田舎者たちは立ち尽くしたままKO
380 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん :02/10/22 00:00
サラ金より折れらは偉いと思ってた銀行員が間抜け。 むしろ教えを乞え。
>>359 >BIS規制がなければ8%、4%に合わせようとする自己資本の毀損になる損失の
>発生を気にせず不良債権処理が行える。
8%にこだわらなければ、気にせずに不良債権処理が行なえる選択肢があるのに
しない大手行が問題ありますね
BIS規制に問題があるのは事実だが、それ以上に問題なのは銀行本体なのですね。
>>372 >BIS規制を17%で余裕でクリアしている新生銀行が
>貸し剥がししてるのを見ると、なんか間違っているよ。
事実は違うね。新生銀行は中小企業向け貸出は増えています。
むしろ今回、貸し剥がしが問題になっているのは今回行政処分されたUFJやあさひ、
あるいはみじほなど大手行だな
UFJとあさひで合計で4兆円もの中小企業向け貸出が減少しているのだからな
みずほも増加目標に達してない。
つまり問題は大手行そのものなわけですな
382 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん :02/10/22 09:48
デフレが続く限り不良債権は増えるだけだわ。 現実そうなんだし。
そして不良大企業を延命させて過当競争が続きデフレもまた続く
384 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん :02/10/22 11:06
そして経済政策に失敗した竹中と金融政策を縛るBIS規制を止めさせない限り デフレは続き不況も続き失業者も増え、自殺者も増え、公的資金注入という 税金投入も増え、そして注入したメガバンクを新生銀行化しアメリカに差し上げ、 日本は衰退する。
385 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん :02/10/22 11:56
もし今アメリカで金利が3%上昇したら借金漬けの国民の消費は激減する。 一方日本の国民には830兆円に対して3%、すなわち約25兆円の不労所得が 入り消費は激増する。学者の竹中大臣が「日本の経済再生に消費拡大が 最も重要である」ことを知らないはずがない。 何故ゼロ金利政策を強調するのか。
>>384 >金融政策を縛るBIS規制
4%の自己資本比率なら縛られません
あとは銀行のやる気次第ということ
>新生銀行化しアメリカに差し上げ、
新生銀行は中小企業向け貸出を増やしてます。
よほど大手行のほうが「貸し剥がし」をしてますね。
ちなみにUFJとあさひだけで合計4兆円を越える中小企業向け
貸出を圧縮し、行政処分を受けましたね。
387 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん :02/10/22 12:01
>>385 誰も借りないのに誰が利息を払ってくれるというのだ?
388 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん :02/10/22 13:00
失業者は中小企業だけから出るのではありません。 新生銀行はがしのチャンピオンです。 中小企業への貸し出しについても 前回UFJとあさひ同様の行政指導を受けました。 さらにまともな企業にたいして 会社更生法を申請して訴訟になりました。 数多くの企業から多くの貸しはがしをやり 多くの失業者を生み出しました。 また瑕疵担保契約という特権までもった とんでもない銀行です。 こんな銀行をアメリカのために作ろうとする 竹中は辞めさせるべきです。 海外業務をやめるということは海外企業に対する貸しはがしです。 大企業、中小企業を問わず健全な企業からの貸しはがしはやってはいけません。 したがって8%、4%を問わずBIS規制を停止させるべきです。 竹中は経済政策に失敗しましたし、今度ももっとひどい目に日本国民をあわせようとしています。
389 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん :02/10/22 13:01
ハゲタカファンドって言うけど、現実は異なるのかね。(→386) どうも、議論のベースになる情報が、あいまいな気がするんだけど。
>>388 >失業者は中小企業だけから出るのではありません。
潰れるべき企業は潰れて構わない。問題は潰れるべきでないのに潰される中小企業
が存在するということだな。
>さらにまともな企業にたいして会社更生法を申請して訴訟になりました。
まとも?そんな企業ないぞ
>したがって8%、4%を問わずBIS規制を停止させるべきです。
問題はあるのでしょうな
でもすぐに停止させることはできない相談ですな
391 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん :02/10/22 13:16
BIS基準を廃したとたん その銀行は資金調達が非常に困難になるのでは? ジャパンプレミアムはどうなると思いますか?
392 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん :02/10/22 14:08
BIS基準を廃したとたん日銀が融資するのです。 ドルが不足するかもしれませんが円安は日本のいま望むとこです。 それで足りなければありあまる米国債を売りましょう。
393 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん :02/10/22 14:36
>>390 資産価格が下落すれば4%だって危うくなる。
あんたBIS規制8%と関係ない地方の銀行や信金が
中小企業に貸し剥がしや担保追加求めてる現実が見えてねえの?
日経4000トライ再度開始。 日本は今最悪の危機が始まっているのだ! 日銀の不良債権引き当て後の金融緩和は日本破綻の引き金! 日銀の詭弁にだまされるな!! デフレ対策も 財政出動できないし、残る手立ては 金融量的緩和でジワリ資産インフレ→不良債権問題の 解決→銀行体力のUP→景気回復だな。 この過程で円安は進むだろう。 最低7年は金融量的緩和を維持する必要がある。 これからの財政出動は実質的に、カネを経済に流すのではなく 国債費と税収不足を補うためのものになり経済効果はほとんど ないだろう。 日本は恐慌の瀬戸際に今、立っているのだ。 日銀の金融緩和スタンス・不良債権解決の方法論(資産インフレ OR銀行引き当て積み増しか)で奈落に落ちるか、一歩前進するか 決まるだろう。 問題は銀行が不良資産引き当てを増やしたところで 公的資金注入で銀行体力を増強したところで銀行が リスクTAKEするか? 人は学習し銀行体力を増したところでリスクは採らない。 日本経済危し!である。
395 :
首都圏、沖縄本島滑走路を望む :02/10/22 14:47
ペイオフの完全導入や郵便貯金の廃止が両方とも実施されるまではBIS基準を 守る必要はないと思います。これが中小企業の倒産を加速されているのです。 また、不良債権を外資系だけに買わせ国民は税金負担で我慢せよというのはおかしいと思います。 アメリカは効率よい社会と考える前に日本国民から意見を受け入れる必要があります。 特に学校の授業日数に上限を設け、国民一人一人が工夫できる社会をつくり、経済の 活性化を促す必要があると思います。外資系でなく国内の大手航空会社の子会社とし、 再生することが重要ではないかと思います。簡易保険の保養所も将来、国内大手航空会社の 子会社で運営すればよいと思います。また、銀行の異業種参入を自由化すべきです。
>>393 >あんたBIS規制8%と関係ない地方の銀行や信金が
>中小企業に貸し剥がしや担保追加求めてる現実が見えてねえの?
そりゃそうでしょうな責任回避に大銀行も小銀行も、信金も信連も関係ありませんからな
397 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん :02/10/22 16:18
> したがって8%、4%を問わずBIS規制を停止させるべきです。 外交関係を何だと思っているんだろう・・・
横レス。規制停止は置いといて、 外交なんて国益をかけた駆け引き、日本の国益で動けば良い。
399 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん :02/10/22 16:33
いくら日本の国益と言っても、現時点で国際業務を行う銀行は、BI S規制をクリアしないと参加できない。世界の市場で資金を調達でき ないじゃん。
400 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん :02/10/22 16:36
日本の銀行全部が国際業務しなくても良いじゃん。
401 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん :02/10/22 16:58
でも一部にどうしてもさせたい方々がいるようなので(w
402 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん :02/10/22 17:40
外交もせずに外交関係か。 ブッシュの犬、米財務省のパシリは辞めさせろ。
403 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん :02/10/22 18:03
アメリカの銀行と同じように、銀行が特殊持ち株会社を作って 不良債権を飛ばせば済む話。 やらないのは、財務省と金融庁の怠慢。 整理回収機構は、財務省、金融庁の権限拡大と、国民負担の増大 以外何ももたらさない。 この不況化で、不良債権処理をするのは狂気以外の何物でもない。
404 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん :02/10/22 20:25
国際業務行ってのは海外に支店がある銀行のことだよ 海外の支店閉鎖すればよろし
405 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん :02/10/22 20:29
406 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん :02/10/22 21:14
でも一部に国際業務をどうしてもさせたい方々がいるようなので合併させた銀行を 国内業務専門銀行と国際業務専門銀行に分割すればどうでしょう。 国際業務専門銀行には良好資産を付ける。 国内業務銀行には不良債権、 不良資産をつける、そして4%をはずし、8%に満たない場合は将来8%以上になるように 再建計画を出させリストラを実行させることを条件に日銀が融資する。 こうして銀行の貸し出し制限の枠を外し資金を市場に流す。
4%を切ったら、金融庁が業務停止命令だすんですが。 前例主義の国ですので。 中部銀行も、破綻して責任おっぽりだしてしまったなぁ。 一応、まだ業務は続けているよ。預金とか保護しないと いけないからね。多分、破綻して責任をおっぽり投げ ちゃったら、業務が続けられるって事なんだよ。
もはや欧米からの日本企業完全撤退しかないだろう。そして中国を 中心とするアジア経済に目を向けるしかない。国際業務もなんのその。 日本は商社を中心とした物流の拠点と変わるしかない。
409 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん :02/10/23 00:12
UFJの中小向け貸出残増の目標に対する未達は約25000億円もある 大企業向けのそれは約10000億円しかない 中小企業向け貸出は全体の4割ぐらいしかないので、いかに中小企業中心に資金回収してきたかを 示すものだ いかに大手行が大企業の不良債権処理を遅らせ、中小企業からの資金回収をはかり自己資本比率を 維持させようとしてきたかが明確だ
411 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん :02/10/24 09:12
竹中はBIS規制を利用して銀行を国有化しようとしている。 税効果会計で対象は大手行すべてだ。 国有化されたくなかったら8%対策を急げ。
>国有化されたくなかったら8%対策を急げ。 すでに割れているので遅すぎですぞ
うーん、竹中PTチームへの援護射撃で、日銀が方針転換しそうだね。 漏れ的には、日銀がパーっと緩和してくれて、資金面の余裕ができ たら、貸し渋り・貸し剥がしも問題なくなるし、破綻企業の資産を買い 取りたい連中も、沢山出てくるだろうから、その後は、好きに不良債権 処理やればいいじゃんというスタンス。 BIS規制をクリアするのに、マネーサプライの大幅増額という手もある のでね。ただ、どれくらいの緩和が必要かというと、通貨乗数見る限り、 今の1.5倍が最低ラインなんじゃないかと思っていたりする。 という訳で、日銀の動向を注視しつつ、しばらく様子見。
>資金面の余裕ができたら、貸し渋り・貸し剥がしも問題なくなるし 今も余裕があるのです。にも関らず貸し剥がしがあるのです
ゆえに日銀の金融緩和は役にたちません
416 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん :02/10/25 06:05
銀行(というか経営陣)を延命すればするほど 中小企業をはじめとする多くの企業に損失が拡散されるだけ。 銀行はまず自分を救うために動く。 金融政策の効果が現れるのは、銀行がすっかり立ち直ったあと。 しかし立ち直れない。それを続けてるとどんどん不況になるから。 従って、経営陣を切って国有化してから金融政策しないと無意味。
417 :
こぴーあんどぺーすと :02/10/25 11:42
709 :金持ち名無しさん、貧乏名無しさん :02/10/25 08:59
本性を現した竹中平蔵大臣! 増田俊男
http://www.luvnet.com/~sunraworld2/jiji-chokugen/jiji_021024.htm ---------------------------------------------
さてアメリカの日本叩き戦略は、日本の銀行が衰退し、アメリカの金融機関が世界を席巻
したことで終わったわけではない。日本の銀行が1980年代に飛躍出来たのは、バックに世界一
の金持ちである日本の国民が存在していたからである。世界の主要先進国の国民預金総額の60%
にも及ぶ日本の現金預金が「支え」だったのである。アメリカの真の目的は、この超大預金を
持つ日本の銀行を潰し、バーゲンセールで買い取ることにある。それはただ同然で830兆円を
我が物(アメリカのもの)にすることを意味する。
アメリカの国民は借金漬けであるから、アメリカには日本のように現金はなく、アメリカ経済
を維持するためには常に世界から資金をアメリカに還流しなくてはならない宿命がある。
このことは、クリントン政権時に金融戦略を駆使して世界中から資金をアメリカに一極集中
して繁栄を築いたのを見れば分かる。もうそのようなリスクのある政策はやめ、830兆円を
持っている日本の銀行を手中に収めるのが、1980年代に立案、実行された戦略の最後の仕上
げである。
今回の竹中案を見れば、強引に銀行の国営化を狙っていることが分かる。それは銀行や
銀行の株主の意志ではなく、竹中大臣の意志で、アメリカのハゲタカファンドに日本の銀行
のバーゲンセールをするためである。アメリカが竹中大臣と竹中案を諸手を挙げて支援する
のは「竹中平蔵氏が、ただ同然で830兆円の財布をアメリカに渡そうとしているから」である。
私が言うまでもなく、竹中案の一件ごとが、プラザ合意以降の所期の目的(日本の銀行撃退
を達成し、いよいよ最後の目的(アメリカが日本国民の預金をコントロールする)を達成する
ためであることは誰にでも分かるはずだ。
418 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん :02/10/25 11:45
419 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん :02/10/25 11:47
大手行アホか! 国を相手に訴訟なんぞするな!国賊の分際で!
420 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん :02/10/25 21:52
みずほの前田、 「自己資本比率厳しく査定するならかしはがすしかない」だって ペイオフ実施してから全部つぶしてしまえ
421 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん :02/10/25 21:59
>417,418 竹中は売国奴に認定
422 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん :02/10/25 22:30
みずほの前田、 「自己資本比率厳しく査定するならかしはがすしかない」 これもすごいセリフだよなぁ。あれだけのへまをやって、いまだに現 職にとどまり、このセリフはすごいね。
>>420 前後の文脈キボン
P.-S.
久しぶりに来たら、盛り上がってますね
424 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん :02/10/25 23:12
文脈も何も、竹中のヒアリングで、繰り延べ税金資産制限の話が出た時、 「ルールを勝手に変えて自己資本比率が悪くなるような政策が取られるなら、 貸しはがしをして自己資本比率を維持するしかない」と言ったそうだ 場合によっては訴訟も検討するんだと
425 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん :02/10/25 23:14
みずほ銀行を訴えたい連中の方がはるかに多いと思うのだが・・・。
426 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん :02/10/25 23:33
不良債権は極道が銀行にお金を貸しているのです 銀行は極道に借金を支払うために皆さんのお金を 集めて勝負事をしています。株式の売り買いが乏 しいためなかなか利益が上がらず儲けも出ない 極道の金利は高いので先送りにしたところで借金は
>>424 そういう流れなら、前田氏の言い分は正しいと思う。
『資産査定の厳格化』というから竹中氏にエールを送ってきたけど、
『資産査定もせずに、適用ルールだけ急に厳格化しよう』とするなら、反発されて当然。
美人局じゃあるまいし、過去の政策で税効果会計を誘っておいて、
食いついてきたところで身包みはぐのは無茶苦茶。
BIS規制の脱退もそう。
資産査定の厳格化をした上で、
金融システムの脆弱度や貸し渋りに対する影響をある程度見極め、
その結果脱退なり適用延期というならともかく、
『再査定は困る、でもルールきついから抜けたい』では、市場から信任されなくて当然。
なぜ8%がきついのか、8%守るとどうなるのか、
以前受け入れたルールを反故にすることをどう思っているのか。
資産適応のルール変更などの政策転換するときは、
データを挙げ、過去の判断が間違っているとするなら謝罪も交え、
説明する義務と必要がある。
428 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん :02/10/26 07:24
日銀は、自己の金融政策の誤りにより80年代にバブルを作り、 銀行の不良債権を急増させてしまったうえ、90年代には十分な 金融緩和をしなかったためデフレを招き、不良債権をさらに膨張 させてしまった。その結果、金融政策も効きにくくなっている。
>>427 そうかなあ、これまでも銀行は国に政策によりずいぶんと助けられてきた
と思うけどね
公的資金もそうだし、「会計」的にもね
でルールが甘くなることの恩恵を思いっきり受けてきて、厳しくなった時だけ
文句言う姿勢は基本的に間違っていると思うがね
「不良債権処理」と「貸し剥がし」は、ちがうんですね?? 民業だから、不良債権処理しろと言っても、貸し剥がしの方をやる 権利もあるんでしょうか。
もちろん違うよ 不良債権処理は不良企業への貸し付けの問題 貸し剥がしは相手企業が不良たろうが健全だろうが関係がないから悪質だ もし将来性ある企業が潰されたらこれは日本経済には多大な損失となる >貸し剥がしの方をやる権利もあるんでしょうか 問題はやるべき不良債権処理をせずに、取り易いところから貸し剥がしを している大手銀行にある。経済の効率性が中長期的に損なわれることは間違いない。 それをやめさせるための「最初に公的資金注入ありきの政策」なわけですね。 当然、銀行は猛反発しているわけです。でも当たり前の政策と思いますよ
432 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん :02/10/26 08:32
>>417 またでたな被害妄想野郎
ハゲタカに買われたら、また買い戻せばいいだろうに、
外人コンプレックスか〜
このまま、黙って、沈没したら、頭取、議員等一部の思うが侭
そして、韓国、中国にも、無抵抗に買われていくだろう
そして、あんたのようなヤシは、黙って、指くわえて見てるだけ
リストラされようがいい様に扱われるだろう
433 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん :02/10/26 09:16
>>433 それは銀行の自己資本比率を10%にするためにリスク資産を圧縮すればそうなるという
机上の空論です
435 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん :02/10/26 09:48
>>434 銀行系シンクタンクの日本総合研究所が言うということは
銀行の意思ということではないでしょうか。
貸し剥がしをして倒産したら、資産がへって自己資本の率が上がると いうよりも、直接に損失が出て自己資本がへるのではないのでしょうか?
貸し剥がしをしても、つぶれないところを、貸し剥がししているん ですか?
>>435 そうですね
>>436-437 健全な企業からの貸し剥がしであれば、損失は発生せずにリスク資産を減らすこと
ができます
>貸し剥がしをしても、つぶれないところを、貸し剥がししているんですか?
後はどうなろうと知ったことじゃないんでしょうな銀行は
>>429 >でルールが甘くなることの恩恵を思いっきり受けてきて、厳しくなった時だけ
>文句言う姿勢は基本的に間違っていると思うがね
何も間違ってません。法治国家ですから。
5年分認めておいて、翌年から1年に切り替えるのは、
後から作った法律で、過去にさかのぼって罰することになります。
>>430 >貸し剥がしの方をやる権利もあるんでしょうか。
銀行経営の観点から、貸し剥がす権利はあります。
んが、銀行は私企業であると同時に国策企業でもあるので、扱いとしては特定法
に基づいて運営されるNTTと同じです。
政治的・国家的観点から問題があるとみなされれば、監督官庁より行政指導が下されます。
>>439 >5年分認めておいて、翌年から1年に切り替えるのは、
>後から作った法律で、過去にさかのぼって罰することになります。
罰する?
罰しませんがw
より自己資本の評価を保守的かつ健全なものにするだけですが何か?
>>440 この場合、最悪金融庁によって廃業に追い込まれる可能性が出てきます。
企業を廃業に追い込むほど力のある行政指導が罰でないなら、なんと表現すればいいのでしょう?
行政指導が無力って事になると、官庁による規制の多くは存在しないことになり、規制緩和する必要もないってことになります。
BIS規制を銀行が独自の判断で無視しても、営業を続けられることにもなります。
監督官庁による行政指導適用につながるルールの、突然の厳格化は十分罰に値すると考えます。
>より自己資本の評価を保守的かつ健全なものにするだけですが何か?
目的が正しくても、手続きが間違っていては政策はとおりません。
自己資本の評価をいうなら、再査定すればいいのであって、唐突なルールの変更で強制注入に持っていこうとするのは、ただの手抜きです。
問題の多い銀行業に、まっとうな反対理由を与えてしまうのはうまいやり方ではありません。
竹中氏は金融庁以下の官僚を押さえられていないから、厳格な再査定がとても難しいことを理解し、予想していると思われます。
だから実際のデータを調べ上げるよりもルール変更で押し切ろうとしているのでしょう。
んが、金融庁・財務省を押さえていないし、よって福田が押さえてる官邸の全面的なバックアップが得られるはずもない。
小泉が、規制推進派の高木金融庁長官の首を飛ばし、福田を挿げ替え、塩爺を説得できるなら別ですが。
これは政治マターであり、実現性の面で見ても、これが通るとは到底思えませんね。
政治家は実働部隊をもてなければ有効な政策は打てません。
小泉は党内で孤立し、自民党の部会も実務部隊として使えないし、私設シンクタンクもない。
官僚も押さえ込めていないから、基本方針はあっても実際の政策は秘書官経由で財務省に丸投げするしかなく、結果財務省の言いなりとなっています。
竹中氏はその轍を踏むまいと、実務部隊なしでも出来るルール変更で強行突破を図ってますが、金融庁を押さえ込むか、言うことを聞かない官僚の首を飛ばせるほどのバックアップを官邸から得ない限り、僕は頓挫すると見てます。
442 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん :02/10/26 19:15
>>439 >銀行経営の観点から、貸し剥がす権利はあります。
銀行の役割を放棄するなら、その銀行は速やかに撤退すべきでは?
公的資金を入れる意味がない。
443 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん :02/10/26 19:25
繰り延べ税金資産とは: 不良債権処理等で引当を積んだ場合、その金は将来パァ〜になる可能性が高いので税金はかからないはず。 不良債権処理を加速化するため、銀行は引当積んだ時に非課税にするように言った。 大蔵省は、「この分を繰り延べ税金資産として自己資本に(支払ってる法人税額5年分までの量を)組み入れても良いと言った。 このルールに従い、銀行は不良債権を処理して行った。 そしたら繰り延べ税金資産が自己資本の半分以上を占めるようになってきた。 マスコミがインチキだと騒ぎ出した。 ヒラゾーが「繰り延べ税金資産は1年分まで!!しかも不良債権処理は加速しる!!」と言った。 これは無茶だろう。
>>441 >金融庁によって廃業に追い込まれる可能性が出てきます。
いえ、公的資金を注入するので廃業にはなりませんがね
>BIS規制を銀行が独自の判断で無視しても、営業を続けられることにもなります。
じゃ無視したら?いずれにせよ国際業務はできないと思うけどw
>僕は頓挫すると見てます。
頓挫しません
なぜなら米国は竹中チームのやり方を支持していますし、最後に首相が指導力を発揮して
話はつきます。
>>442 当然ですな
>>443 処理を意図的に怠り、税繰延資産をひたすらため続けてきておいて何を言っているの?
446 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん :02/10/26 19:39
日銀は、相手行の経営状況が悪いからといって、「その銀行からは株は買わない」 ということは出来ないだろう。むしろ、逆に経営状況が芳しくない銀行から多め に購入するという可能性すらある。これは、一種の経営不振行の救済策である。 その場合、金融システム不安の火種は、かえって温存されてしまう。
447 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん :02/10/26 22:04
公が株に手を出すと言うことは審判がバッターボックスに 入るようなもんだ.
>>428 バブルの原因は、レーガノミクスの失敗を手助けするためだと思うよ。
ドル防衛のための協調介入やら、低金利政策やら、内需拡大策やら
で外圧でもたらされたもの。
>>438 つまり、BIS規制が問題の本質という事になるのでしょう。
この認識は一緒ですね。
しばらく出張してました。
出張帰りにタクシーの運ちゃんと経済談義をしていたら、その運ちゃんは
この板を読んでいるんじゃないかというくらい見方が一緒でびっくり。
で、触発されて新幹線の中で頭を整理して別スレにまとめて書いてみました。
http://money.2ch.net/test/read.cgi/eco/1033593364/804 僕はBIS規制は撤廃した方が良いという主張ですが、実際に撤廃できる
かどうかはわかりません。が、問題の経緯を理解しないと、今後に生かせ
ないと考えています。
この不況は、政治的・外交的な要因で発生したものです。アメリカだって
間違えるのです。間違いの代償を、当時アメリカは払いましたし、復活を
手助けした我々が今続きの代償を支払わされています。大変にずるいと
思うのですが、起きてしまった事は仕方がありません。同様に、BIS規制
撤廃の実現可能性も重要ですが、再発防止策も重要です。二度と同じ過ち
を繰り返さないために、ことの経緯を時系列的に捉えることも重要だと思います。
「アメリカが支持している」から実現できるとか、単純かつ現時点の政治的
要因だけを考慮した判断を安易に下さない方が良いと思います。>竹中擁護氏。
451 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん :02/10/27 00:07
ところで公的資金で国有化し不良債権処理に必要な金は韓国流ハードランディングするとすれば 最低150兆円いるといわれているが、30社、50社リスト以上に誰も買わない 不良債権を抱える日本政府が都合できるのであろうか? 出来ないとすれば絵に描いた餅だし、そこまで考えず実行するなら国民は悲惨な 目にあうだろう。 竹中からは処理資金については聞いたことがない。
452 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん :02/10/27 00:10
> BIS規制撤廃 どういう理屈で世界の主要国を説得するの?世界の国が納得できるだ けの大義を掲げないと話も聞いてもらえないと思うけど。
453 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん :02/10/27 00:21
税効果会計を100年分にすれば事実上のBIS撤廃が出来て 銀行融資はどんどん増えてデフレ克服、万々歳。 ちなみにバカの竹中がやろうとしてるのはこの正反対なんだから、 あきれかえるが...
454 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん :02/10/27 00:22
ヘギョンで抜きたいので画像うPお長居します。
>>452 それがわからんから、逃げ手を上の方で議論しているし、
そのうちアメリカも自分が苦しくなったらルール変えるだろ
という希望的観測をしていたりする。
実際、現状で正面切って撤廃というのは無理だと思うよ。
でも、その時のために功罪を整理しておくのは大事では
ないのかな。忘れっぽい国民だから、功罪を整理しても
無駄だとか言われちゃうと返す言葉無いけどさ。
それに、原因がわかっていれば竹中のような、正反対の
事を間違えてやる事も減る。
>453 それをやるには先に100年分の法人税払わなければならんのだが・・・・
>>444 コピペに一行の省エネレスするときは、せめて勝手に前提条件省いて曲解しないようにしてはどーでしょうかかか
>>446 時価買取ですから、銀行の救済にはなりません。
市場に対する下げ圧力が減るだけです。
>>453 >税効果会計を100年分にすれば事実上のBIS撤廃が出来て
>銀行融資はどんどん増えてデフレ克服、万々歳。
都銀で100年バランスシートに不良債権と引当金が詰まれては、
民間に資金は流れません。
不良債権処理の拙速は悪影響が大きくまずいですが、
出来るうるだけ早く解消の道筋を示すべきなのは確かです。
>>455 >それに、原因がわかっていれば竹中のような、正反対の
>事を間違えてやる事も減る。
いきなりの断言で具体的にナニを指しておっしゃってるのか判りませんが、
僕は竹中氏のやり方がまずいだけで、方向性自体は間違ってないと思いますよ。
この辺は、貸し渋りが不況の原因と見るか、
産業構造に不況の原因があって、貸し渋りがなくても不況になったと見るかの違いなんでしょう。
>445 本来不良債権処理が進んで、損失自体が確定すれば、繰り延べ資産が消えて税が還付され、中核自己資本に算入されるはず。 繰り延べ税金資産が増大してるのは、不良債権を処理せずに塩漬けみたいにしているから・・という認識で良いのでしょうか? 報道とか見てると、繰延資産が幽霊資産であるという見方でしか物を見れなかったので、、
米が日本にやらせたこと。 公共事業をやらせ,大量に国債を発行させた。 BIS規制縛りで銀行に国債を買わせた。 通貨が株土地から国債にシフトし金融は資産をどんどん減らし 自己資本も減り、その挙句、増えた不良債権をすぐ処理しろと言う。 銀行を国有化し税金をつぎ込み,米外資に売れと言い出すんだろう。
金に信用創造を合わせないで信用創造に金を合わせるべきだろう。 金の量に合わせて,ピラミッドが出来るわけが無い。
>>457 それじゃわからんよw
何がどう曲解しているか示して欲しいものだな
示さないなら議論したくないということだ
>この辺は、貸し渋りが不況の原因と見るか、
>産業構造に不況の原因があって、貸し渋りがなくても不況になったと見るかの違いなんでしょう。
どちらがかというのは無意味。貸し渋り・貸し剥がしが原因の一つなら解決すべき
>>458 >不良債権を処理せずに塩漬けみたいにしているから・・という認識で良いのでしょうか?
たしかにそれはそうだね
462 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん :02/10/27 12:14
463 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん :02/10/27 14:43
>>458 >繰り延べ税金資産が増大してるのは、
>不良債権を処理せずに塩漬けみたいにしているから・・という認識で良いのでしょうか?
実際の導入経緯は逆です。
銀行の自己資本に余裕がないから、
不良債権を先に有税処理して、翌年以降還付されるのを待つだけの体力がなかった。
そこで繰り延べ税金資産を認めることで、やっと処理が動き出したというのが実情。
抜本的な処理を財務省が迫りながら、国税が無税償却を認めなかったためです。
繰り延べ税金資産が増大したから、不良債権の処理は(これでも)進んでいます。
認めなかったら、さらに停滞してます。
もちろん竹中チームはこれをわかった上で、
5年分の即時無税償却を引き出そうとしているようですが、うまくいくかどうか。
>462 今までの例では、米銀が傾きかけても、強制監査、資本注入、解体されます。 金融機関から買い取った債権や担保不動産をすぐに民間市場に転売、 不良債権の証券化なども活用し、できるだけ早く不良債権を処分するはず。 その間一時的にBIS規制の適応免除することはあるかもしれませんが、 米国の銀行が不良債権を積み上げることは、株式市場・株主が許しませんのでまずありえません。
>461 >貸し渋り・貸し剥がしが原因の一つなら解決すべき 貸し渋りが不況の根源でなく、不況が生んだ社会現象の一つなら、 それを先に解決しても問題がよそに転移するだけで効果が出ません。 今有力なのは以下の説。 『以前は、銀行が国内資金をかき集め、アメリカを真似て産業に集中的に融資すれば成長できた。 今は、資金量に見合うだけの成長が期待できる融資先が国内にない』 これが事実なら、貸し渋りが止まっても供給過剰でデフレ不況は続きます。 貸出資本の供給過剰という意味でも、資産デフレは続きます。 この場合、中小企業も含めた産業構造の淘汰と間接金融業(銀行等)の縮小が処方箋となります。
>>466 >中小企業も含めた産業構造の淘汰と間接金融業(銀行等)の縮小が処方箋となります
何を言ってるの?
不良債権の加速があなたのいう処方箋そのものだろうが
468 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん :02/10/27 20:07
>>467 だから、
>>466 はそう書いてるんじゃないの?
反論してんのか確認してんのかどっちやねん
オレ的には、企業淘汰しか解決の道がないっつう
>>466 の意見は暗すぎて嫌だが、
事実そうなら、感情でごねててもしょうがあるまい。なるようにしかならんべ。
>>468 467は不良債権処理の加速を否定してますが何か?
問題の本質はBIS規制による、通貨供給の縮小。 不良債権処理なんてのは、通貨供給を元に戻してからやれば良い。 景気が回復した時点で残っている不良債権だけをね。 不良再建は小泉の経済失政の結果増えたもの。 今のままだと不良債権は処理しても処理してもどんどん増える。 この問題を語らずに、処理すればOKとか言っても意味が無い。
>>470 もういいぞ
BIS規制が問題うんぬん言い出したら時間がかかって仕方ないからな
>>471 そういう話なら他所でやったっていいだろ。
ここはBIS規制を中心に金融制度の問題を云々するスレだ。
竹中の良し悪しなんて関係ない。
そういう話は議員板あたりでやってくれれば良い。
473 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん :02/10/27 20:27
>>469 それは知らんかったw
つーか
>>466 は金融収縮させて企業淘汰せいつってんだろ。
その過程で不良債権の処理は当然進むんじゃないの?
>>470 意見の交換抜きに、主張だけ並べてたらクソスレ一直線だよ
話を元に戻してるだけだ。
>>472 それならわれわれの事を無視して話を戻してくれ
>>475 つーか、「竹中の政策を云々するスレ」とか自分で立てて出て行ってくれ。
今の議論は、ニュー速+とか議員板レベルと大差ない。
>>473 >金融収縮させて企業淘汰せいつってんだろ。
>その過程で不良債権の処理は当然進むんじゃないの?
そうでもないみたいだよ101は
478 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん :02/10/27 20:34
チャットならよそでやれ。 つーか、1=クソ中養護か?
479 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん :02/10/27 20:36
竹中擁護は、他所のスレでも似たようなカキコして叩かれているんだからさ、 そっち行って反論してきた方がいくないか?
>>476 >今の議論は、ニュー速+とか議員板レベルと大差ない。
何を言っているの?
ここでゴチャゴチャとBIS規制だけという非現実的な議論しているだけなのに、
他のスレのレベルを見下げるようなこといえるわけなんだw
481 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん :02/10/27 20:36
>>476 おまえ自分の意見麦価でやり取りしてね-ジャン。
あと竹中の政策は金融制度に絡んだもんだろ?
BIS規制が問題っておもいこみがつよすぎんじゃねーの?
>>479 ここの101と私のやり取りを1にとやかく言われる筋合いはないんだね
>>483 竹中擁護=101のジサクジエンって事?
盛り上がってまいりますた。。。
さあ寝ようか
488 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん :02/10/27 20:42
491 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん :02/10/27 21:56
竹中擁護ではなく養護は的外れな意見で馬鹿丸出し。 他のすれでもずれてる.まー煽りの一種だな。 あまり突っ込まないように。
492 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん :02/10/27 21:56
>問題の本質はBIS規制による、通貨供給の縮小。 その影響は国際信用の収縮に現れます。 なぜなら8%を切ってきたら国際業務を撤退するからです。 欧米銀行は資金の引き上げはドライです。 引上げられた国はその結果貸しはがしの 連鎖倒産が起こります。 不良債権の増加です。 他の銀行にも不良債権が多く なり信用の収縮の連鎖です。 米銀も8%を切ってきたら整理される前に国際業務を やめ資金を引き上げるでしょう。 外資に頼る弱い国から破綻するでしょう。 アルゼンチン、ウルグアイ、ブラジル等に影響が出ているのではないでしょうか。 日本で国際業務をやめる所が出てくるとアジアに影響が出るでしょう。 不良債権処理を急ぐとそれこそ世界恐慌の引き金を引くことです。 GHQである米財務省が日本のメガバンクをねらっての国有化を果たす手段の 不良債権処理の加速は止めるべきでしょう。 はやく気付いてくれる事を祈るのみです。 おまけにBIS規制のもとでは日本で見たとおり金融政策は効きません。 米国でもおそらく同じでしょう。 緑爺でもデフレスパラルに落ちいるでしょう。 BIS規制撤廃しかありません。
今日になって急にこの展開
というか
>>1 よ、今まで良く我慢していたな(藁
>>491 といいつつなんら具体的な指摘すらできないでいる491
497 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん :02/10/27 23:31
この低金利はいつまで続きますか?
政策の順番が間違っているの指摘を無視して、自説の主張だけを 繰り返して、相手を疲れさせる戦法で勝ったと思って悦に入っている 竹中擁護はどこにいても周囲の迷惑って事だな。 早く淘汰されてください。
BIS以前の不良債権の処理は終わってるんじゃないのか? 国民の税金と利子をだいぶつぎこんだぞ。銀行も減ったし。 債権放棄もしたし,今の不良債権はBISによる債権なんじゃないのか?
よって,不良債権ではなくて,新信用収縮債権なのだ。 信用が復活すれば問題無い。そのためには制度を元に戻す。 銀行による株取得を認める.自己資本比率も元に戻す。 これでフカーツ。どうだ?
さらに、国債をどんどんお金に替えて,国民に戻す。
農地も山林も国有地も税金を多く払うものに 使用権を認める.証券化して持ち主にもおすそわけ。
504 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん :02/10/28 10:19
逆デノミで今の1円を十円とする.ただし借金はそのまま。 株価も十倍。どうよ?
505 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん :02/10/28 10:32
逆デノミ徳政令.江戸時代みたい.和良
>>498 >政策の順番が間違っているの指摘を無視して
その間違っているという指摘が間違っているんだがな
おまえマジで養護と擁護まちがえてるだろ。
間違えてないぞ あくまで養護する側という教えるような立場ということですな
おまえ髑髏仮面か?
>>508 つまり、お前はユダヤの手先という事か?
511 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん :02/10/28 11:36
徳政令ときたらやはりこれがないと寂しい , -─-- 、 〆 ヽ, | 8(ノ从从リ)8 | |ii(|l i i |l|ii / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ | | li.ヽ ワノl l| < 日本の恐慌にはゑ~~ち~ゃなゐか! | | li^.、ヽ/ヽi | | \_____________ |./ヽ `/ / \| __/ヽ. / / ./ヽ ∧∧ ∧∧ ゑ~~ち~ゃなゐか!! ./ヽ `!二二二!' `ヽ、 (゚д゚ )、___( _) . ( ァ'~.| |.‐――‐| |~z') _ /■\ _ \ _ ∩/■\ !. / | | | / ((/___\))___ \)) ヾ(. ゚д゚) ゑ~~ち~ゃなゐか l.,/ t | l/ | |!!! !!!| | |!!! !!! !!!| |  ̄ / ⊃ )) . \ ./| | / | |:::: ::::| | |:::: :::: ::::| | O 〈 ゑ~~ち~ゃなゐか . \ _/. | |'t/ .| |;;;; ;;;;| | |;;;; ;;;; ;;;;| |  ̄`J | ∧∧. | /■二ロ二/■\二/■\二二二二/■\二/■\二l | (,,゚д゚) | ∩ ´ー`) ∩, ´∀`)( ・∀・)∩ ∩ ´д`) ( ´∀`)∩ |@( ).| ヽ, ,つ ヽ, ,つ(つ ,ノ ヽ, ,つ(つ ,ノ |____.| ( ヽノ ヽ (⌒ノ 乂 ((⌒) .)) ( ヽノ 乂 ((⌒) )) . ヽ, _Y), _Y) し(_) (_)U (__) し(_) (__)
>>510 違いますな
常に日本経済のことを考えてますぞ
>>473 >金融収縮させて企業淘汰せいつってんだろ。
>その過程で不良債権の処理は当然進むんじゃないの?
いわば究極の不良債権処理ですね。
悪手ですが、最近その考えに傾きつつあります。
>>514 いいえ、今のままのほうがよほど金融収縮でハードランディングなんですよ
その状況からの脱却を竹中チームは懸念しているのですね
516 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん :02/10/29 07:00
簡易かつ時限的な税制優遇策として、来年1年だけ株買った分だけ 所得控除するってのはどおだ!買った時点で優遇措置を先取りするので 売却時点では普通の税制でよく、変な記録は残さなくていいぞ!
517 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん :02/10/29 09:55
いくらかはあまり重要でないんだな 我々が発言権を持つことにより貸し剥がし行為を止めさせることが目的だ
519 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん :02/10/29 12:06
>>518 税金を払う立場としては重要なことですけど。
おたくは日本で税金を払わない人? 外資の関係者?
>>519 それはそうだが、公的資金を入れるという事実が大切だ
銀行を監視しなければ彼らに経済を潰される
521 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん :02/10/29 13:30
>>520 税金を払う立場としては時間がかかっても税金を使って欲しくないです。
銀行はやっていけるといっているのだからやらしてみたら。
途中でつぶれたたらしかたがありませんが市場に任せたらどうでしょうか。
私たち日本人は預金金利の高い土、日、夜でもあいている便利な銀行がほしいです。
すぐ安い金利で貸してくれ銀行がほしいです。
外資さんもいい銀行を作って参入して競争してください。
自由化のほうが監視するよりいいと思います。
上から監視される社会主義はいやです。
522 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん :02/10/29 15:59
>>515 じゃあやっぱりおまえ誤読してたんじゃん。
繰り延べ税金資産の認識も間違ってるし。
↓
>
>>461 >
>>458 >>不良債権を処理せずに塩漬けみたいにしているから・・という認識で良いのでしょうか?
>たしかにそれはそうだね
おまえの税効果会計の解釈と、>443や>464は違ってるけど、
反論できるもんならしてみな。
524 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん :02/10/29 16:34
>>523 税効果会計があったから、これでも不良債権処理は進んだの。
なかったらいまよりもっと進んでないの。
わかった? 違う、つーんならはんろんしてみなw
>>524 で、これまでの処理が十分とはいえませんが何か?
つうか何を言いたいのですかな?
526 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん :02/10/29 16:48
>>525 そこでさらに税効果会計を5→1年にしたら、さらに処理が減るの
528 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん :02/10/29 17:03
だが竹中に与えられた時間は、半年しかない。本決算が集中する来年3月までに成果を出さないと、
日本経済は新たな危機に見舞われ、竹中はポストを追われる。
柔和な顔の竹中に、日本経済の荒療治は荷が重いと思われるかもしれない。しかし今度こそは、
本当に生き残りを賭けた改革が始まる可能性がある。隣国・韓国との経済的な力のバランスが
逆転しつつあるからだ。日本の将来が暗くなればなるほど、韓国の輝きは増している。今の韓国
は内需が好調で、外貨準備は急増しているし、貿易収支も堅調に推移。今年の経済成長率は6%と
見込まれ、中国に次ぐ水準だ。経済からサッカーまで、世界で自信と団結力を強める韓国を、
日本は羨望のまなざしで見つめるしかない。
日本は、80年代末にバブルが崩壊して以降も変化を拒んできた。政府は、大規模な公共事業の
連発で景気回復をねらうばかり。銀行は古くからつき合いのある取引先を切り捨てようとせず、
赤字の企業は無能な経営幹部を切ろうとしない。(中略)
金大中大統領は、ぬるま湯につかっていた財閥と銀行の関係を即座に断ち切った。6大銀行を
すべて国有化し、多くの銀行を破綻させ、銀行業界の人員を40%減らし、生き残った銀行には
1300億ドルの公的資金を注入した。30あった財閥のうち、3番手の大宇を含む14を解体した。
財閥は「大きすぎてつぶせないと誰もが思っていた」と、大統領特別補佐官の李起浩は言う。
「しかし私たちは、その神話を打ち破った」
つい最近も、ある政府高官が「個人的には、不良債権処理を急ぐ必要はないと思っている」と
語っている。日本経済はドイツやアメリカよりも健全であり、日本はもっと公共投資を増やせ
ばいい、ということらしい。それは、過去10年間の日本がむなしく繰り返してきた政策そのも
のなのだが。「(銀行側は)裁判に訴えるだろうし、竹中は負けるだろう」と、この高官は語
った。法廷闘争は、改革を阻止したい勢力が「よくやる脅しの一つ」だと、JPモルガンの菅野
は言う。※以上記事引用しました。全文はリンク先参照して下さい
http://ssl.tbsb.co.jp/nwj/article/win_banner2.cfm?file= http://www.nwj.ne.jp/public/toppage/20021023articles/JP_aec.html
>>527 そうか
でも自己資本比率を下げるのが目的なんでいいんです
何を解決しなければいけないかを理解したほうがいいね
530 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん :02/10/29 18:33
>>529 銀行は5年分繰延資産を使えることを前提に経営してきたの。
だから、政府が急にルールを変えて損失が出ると、
その分賠償請求できるの。
ルール変更で銀行が政府を訴え、
賠償金ふんだくったら、銀行の自己資本は確かに充実する。
裁判で負けるの判っててルール変えて、
銀行に賠償金払うのが、竹中流資本注入なのかw
>>530 だからやっぱ、ルール変更で資本注入しようとすんじゃなくて、
再査定して入れればいいんだよ。
そのためには、金融庁の現場を掌握して、再査定しなけりゃならんけど。
竹中に出来るのか?
>>532 税効果会計なんて、金融制度そのモンだろが。
あれよりBISのが重要と思ってる根拠はナニ?
>>533 おお、税効果会計については、ここでいいですよ。
竹中不良債権処理の可否なんて話を他所でして欲しいだけです。
>>530 >だから、政府が急にルールを変えて損失が出ると、
>その分賠償請求できるの。
損失?
税効果会計で損失が出るの?
税発生のバランスを取るだけのはずのものなのに損失とは?
教えてくださいねw
536 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん :02/10/30 07:36
報道によれば、邦銀大手14行の2001年9月末中核的な自己資本(Tier1)は 19兆4000億円。税効果に基づく自己資本は7兆4000億円で全体の38%。 過去2回の公的資金注入で補強された資本が6兆円にとどまっているのを考えると 税効果会計の影響は大きい。 米国にも同様な制度があるが、自己資本として認められるのは、中核的な自己資本 の10%または課税所得の1年分という上限のルールがある。米国基準に引き直せ ば、邦銀は7兆4000億円のうち5兆5000億円の自己資本が失われる計算だ、 としている。
537 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん :02/10/30 07:39
そもそも、銀行の巨額な繰延税金資産について言及したのは 日銀総裁らしい。 【2002年3月13日付け日本経済新聞】
538 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん :02/10/30 07:41
>>535 ぱっと考えただけで、
資本金が減るんだから、
借り入れはスプレッドが広がるし、貸し借り勘定の調整で違約金も要る。
ヘッジも組みなおすから、オプション代もかさむ。
そんなことも知らないの?
>>536 その代わりあっちは無税償却できる。
日本も国税が無税償却を認めるべき。
540 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん :02/10/30 07:53
東京地裁で、旧長銀の過少引当の件について、経営陣に懲役刑 (執行猶予付)の判決が出たそうじゃん。 この判決が今後の司法判断の基準になるなら、年度の利益の範囲内で ちまちま少しずつ不良債権処理(引当)をしているような銀行の 経営陣は、皆のきなみ懲役刑になってしまうわけだが、どうなんだろうか。
541 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん :02/10/30 07:54
>>540 あれは不良債権の隠蔽を図ったから。
系列破たんノンバンクを一律要注意先にしてた。
仮にも今の銀行は金融庁の査定でお墨付きをもらってる。
長銀並に罪を問うなら、
再査定して『不良債権を』『隠蔽してた』証拠をつかむ必要がある。
けど、個別案件はもうそれなりに引当されてるからなぁ。
全体としてみればまだ銀行のBSはやばいと思うが、個別ネタではミスは見つからんと思う。
>>538 ありがとな
それが数千億円規模のものなのかな
544 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん :02/10/30 11:09
先延ばしできるのも今年まで。 2003年から地獄。
545 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん :02/10/30 12:41
先延ばし、先延ばしって今のジジイ連中に食い逃げされるだけジャン
>>542 たとえば系列の会社を使って不動産担保を甘く評価している
なんてのはどうでしょう?
547 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん :02/10/30 18:46
>>543 あまりに今さらだが念のため書くと。。。
銀行は信用創造が仕事。
だから、自己資本を10倍以上に膨らませて、貸し出したりしてる。
そのぐらいの金額は行くんじゃない?
>536の数字を借りると、5兆5000億円の自己資本が消えるとある。
BIS規制と同じ8%の与信・リスクをとっていたとしたら、
5兆5000億円/8%=68兆7500億円
これだけの金額に手当てが必要になる。
これらの手当てが3%のコストですんだとしても、2兆円強の経費が発生する。
もちろん、そうならないために資本の強制注入するんだけどな。
>>報道によれば、邦銀大手14行の2001年9月末中核的な自己資本(Tier1)は 19兆4000億円。税効果に基づく自己資本は7兆4000億円で全体の38%。 過去2回の公的資金注入で補強された資本が6兆円にとどまっているのを考えると 税効果会計の影響は大きい。 それだと、公的資金も、引当金もなければ、のこり6兆円。 6兆円に公的資金6兆円で、12兆円なのに、不良債権の引当金が7兆4000億円で 引当金というのは、担保や保証人をのぞいた返済不能分?なんでしょうか。 それとも、返済不能分のうちの、何%か、なんでしょうか。 7兆4000億もの不良債権引当金があるということは、ばくだいな不良債権が あるということなんでしょうか?不良債権なんでもあり、になっているんでしょうか。
>548 > 引当金というのは、担保や保証人をのぞいた返済不能分?なんでしょうか。 > それとも、返済不能分のうちの、何%か、なんでしょうか。 両方正しい(といえる)。 タメネンで頭からざっくり書くと、銀行は金を貸した相手を区分けしてる。 で、区分けに応じて引当率(ドンぐらい踏み倒されて返って来ないかの予想)を決めてる(いわゆる自己査定) 例えば、 ・正常債権 0.2% ・要管理先債権 4.8% ・破たん懸念先 60% ・(実質)破たん先 100% つまり、 ・正常先に貸した金(正常先債権)はほぼ100%返ってくると思ってるし、 ・破綻先債権は1円も返ってこないと思ってる。 で、それぞれの区分ごとに、 (貸した金−担保や保証)X引当率 を計算し、その合計分は損失が出る(返ってこないだろ〜な〜)と思われるから、 お金を別に用意してる。これが貸倒引当金。 >7兆4000億もの不良債権引当金があるということは、ばくだいな不良債権が >あるということなんでしょうか?不良債権なんでもあり、になっているんでしょうか。 だから、銀行の(返ってこないだろ〜な〜)予想がズバリあたってれば、 不良債権が莫大にあっても、何の問題もない。 何割かの破たん懸念先企業が倒産しても、 1)その倒産率が予想どおりで 2)担保や保証が予想どおり回収できれば、 3)足りない分は別にとっておいた貸倒れ引当金で、 ぴったりプラスマイナス0になるはずだから 問題は、倒産率(何割ぐらいの会社がつぶれるかの予想)や担保土地の売却予想額がまるっきり信用されてないってことだね。
>>546 十分ありえるけど、担保土地評価額だとシンプルで、そうごまかしはないと思う。
ごまかそうとしたごまかしよりも、時間が経つほど地価が下がってる現実のほうが、
ダメージでかいと思われ。
それより、つぶれるか続くかぎりぎりの線上のゴルフ場とか、
結局土地がらみなんだけど、ワンクッション入ってて、
実際つぶれて見ないとわからない物件のが問題だと思う。
これだと、誰のせいにも出来ない。
金融全体としてみればやばいんだけど、個別を見ると、ミスとは言い切れない。
柳沢のジレンマもこのへんにあったはず。
551 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん :02/10/31 14:21
なぜBIS規制でしたみたいな具合で悪循環になるってのは なんとなくわかったけど、どうして日本だけなの米英でも 同じではないの?ほかのなにかの仕組みが違うとか。 株価下がる ↓ 銀行の自己資本率下がる(株の含み益を自己資本に組み入れているので) ↓ 貸し渋り ↓ 会社業績悪化orつぶれる ↓ 最初に戻る
552 :
名無しさん@あたっかー :02/10/31 14:43
553 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん :02/10/31 16:05
554 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん :02/10/31 16:27
>>551 日本は金貸しが主体、欧米は証券・保険・不動産等投資業務や信託業務が主体
555 :
エリート都銀マン :02/10/31 16:36
556 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん :02/10/31 16:51
557 :
エリート都銀マン :02/10/31 16:57
日本の都銀・地銀の構造が 欧米のインベストメントバンク・リージョナルバンクの 構造とは違うんじゃないかな。 産業構造の違いだと思うよ。
558 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん :02/10/31 16:57
デフレ脱出にはやっぱ調整インフレ政策でしょう。 これしかないねどう考えても。
559 :
エリート都銀マン :02/10/31 16:59
インフレーション・ターゲッティングと 財政支出に一票!
560 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん :02/10/31 17:00
10兆円規模の雇用セーフティーネット待望論。
561 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん :02/10/31 17:01
>>557 俺スイスのあるプライベートバンクの奴と会ったことあるんだけど、
自己資本比率が40%超だって。
貸金業務もやりますって言ってたよ。
勿論客は選ぶだろうけど
562 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん :02/10/31 17:02
今回は延命できたけど、銀行はサラ金業務でも何でもやって収益を 上げられる体質にならないと持たないよ。
563 :
エリート都銀マン :02/10/31 17:03
プライベートバンクなんて 金持ちがやる金持ちの金庫番みたいなもんじゃないの? 金貸しの金利は高いよ。
564 :
エリート都銀マン :02/10/31 17:05
>>562 信用が大事だからねぇ。
出資ぐらいでしかサラ金業務はできんのですよ。
565 :
bloom :02/10/31 17:05
566 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん :02/10/31 17:09
外資の銀行真似ればいいじゃん。
567 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん :02/10/31 17:14
俺アメリカ(NY)に3年住んでたけど金貸業は馬鹿にされてたな〜 エリート金融マンは証券・保険・不動産をやる奴だって
568 :
エリート都銀マン :02/10/31 17:14
>>566 外資の投資銀を真似しろってことかな。
中小企業無視って事ですかい?
御金持ちじゃない人の預金には金を取って預かるって事かい?
利益の上がらない融資は貸し剥せって事かい?
それとね、真似ても国際市場じゃ勝てませんでした。
569 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん :02/10/31 17:15
570 :
エリート都銀マン :02/10/31 17:16
>>567 消費者金融がバカにされてるって事?
それは日本でも同じだよ。
571 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん :02/10/31 17:17
投資をやるかサラ金やるか、どっちか早く選択したほうがイイ
572 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん :02/10/31 17:18
573 :
エリート都銀マン :02/10/31 17:20
>>569 たしかに消費者金融の利益率が羨ましかった事はあるんだよね。
でも銀行の収益率ってのはデフレ不況化では赤字だけど、
景気転換したら元々儲かる商売なんだから誰も収益率が悪いなんて
言い出さなくなるんだよ。
今は苦しいけどね。←それじゃだめだって?
574 :
エリート都銀マン :02/10/31 17:23
>>572 一応言っておきますと、俺は融資業務担当じゃないので
個人的には金貸しではありません。
融資業務主体の仕事がバカにされてるって事ならば
バンカメなんか誹謗の対象ですか??
できれば、日本と海外の銀行業の構造の違いについて、 もっと教えてほしい。イメージ的にはなんとなくわかるん だけど。 BIS規制が日本狙い撃ちと言われる所以でもあり、日本 だけ突出してこれだけ大きな問題になっている理由でも あると思う。
576 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん :02/10/31 17:29
>>568 その国際市場で勝てないってのが、問題なんだよ。
これだけの経済大国で、それを支える金融が、そんなに貧弱だから
いかんのだよ。
なんで他の民間企業は、世界で活躍しているのに、金融機関だけ揃いも揃っ
てヘタレなんだよ。かといって国内で活躍しているかと思えば、こちらもフ
ラフラだし(w
だから罵倒されるんだよ。
経済大国の金融に携わるという特殊な環境でなければ、ダニのごと
く処分される存在でしかないことに早く気づけ!まあ気づいている
から開き直って、堂々と高給とっているんだろうけどな。
>>574 もう少し詳しく言うと、例えば大規模開発絡みのプロジェクト融資については別に馬鹿にされたりはしない。
個人の住宅ローンや中小企業への融資業務のこと。
578 :
エリート都銀マン :02/10/31 17:32
ウエルズ・ファーゴやフレディ・マックなんかも馬鹿にされるわけですか? モルガンやサックスなどが賛美されるんですね。 日本みたいだね。
>>578 まさにその通り。経営陣管理職まで馬鹿にされてたわけじゃないよ。
580 :
エリート都銀マン :02/10/31 17:38
>>576 経済大国で国内の景気がフラフラだから
銀行がフラフラになるわけです。
不良債権が全部優良債権になってみなよ。
(そんな事は有り得ないけど)
世界の銀行トップ10の半数を日本の銀行が占めるよ。
581 :
エリート都銀マン :02/10/31 17:39
>>575 ちょっと今は他のレスへ一生懸命なので、
あとででいいかな?
582 :
エリート都銀マン :02/10/31 17:43
>>579 何がいいたいのかわからなくなってきた。
要するにホールセールは○でリテールは×だと。
なんだか就職活動の大手企業至上主義と似てるね。
583 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん :02/10/31 17:46
米国はモーゲージ債等の債券市場が発達してる。 どうせ最終的には、そっちに流すんだから、 個別の細かい案件かき集めてくる融資業務が、 単なる窓口業務として軽視されるのは当然といえる
584 :
エリート都銀マン :02/10/31 17:47
でも住宅ローンや中小企業への融資は儲かるんだよ。
585 :
エリート都銀マン :02/10/31 17:48
日本のホールセール市場は枯渇してきてるしさ。
586 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん :02/10/31 17:52
>>580 詭弁だな。
ただの融資の失敗だろ。本業で商売失敗しただけだ。
これを言うと大蔵省のせいにするけどな。
自分でも言っているだろ、海外で勝てないって。
そもそもが能力が劣るんだよ、実力不足。
景気がフラフラだから?つまり自分の能力でなく、高度経済成長でなにやっ
ても、ずぼらな状態で儲かっていただけじゃない。真の商売のあり方を問わ
れたときに、商売がデタラメだった、どんぶり勘定、金融業の商売の根幹、
肝心要のリスク管理が、まるで話にならなかった。それだけだ。
景気が良かろうが悪かろうが、債権が優良であるのは当然の話だ。
それでメシ食っているわけだろ、なにでメシ食っているんだよ。
銀行は本業そのものじゃないか。
でなかったら破綻だろ、不良債権抱えて存在できるのは稀有な状態なんだよ。
どれだけ、周りが支えているのか、まだわからないのか。
>>584 儲かるけど装置産業だからな
担当者個人の能力差があまり収益に響かない。
カリスマ担当者wとかいても、他人の何倍も儲けられるわけじゃないから。
単に仕事量(案件)増やせば別だけど。
588 :
エリート都銀マン :02/10/31 17:54
>>575 日本の都銀は地銀を大規模にした感じ。
邦銀ってのは融資業務が根幹にあって、
都銀は規模がでかいので融資以外にも手を出す余裕がある。
故に投資銀行業務にも手を出せる。
どこの銀行でもリテール(これは中心!)をやってて、
都銀は大企業への融資や、プロジェクト融資、国際業務なんかを手掛ける。
ココら辺が邦銀の特徴なんじゃないかな。
>>586 おいおい、不良債権抱えるのも仕事のうちだぞ。
融資してれば付き物。
問題は業界全体で過大に膨らんだことだけ。それがでかいんだがな。
いっぱい書いてても、何も批判できてないよ、あんた。
590 :
エリート都銀マン :02/10/31 18:02
>>586 バブル時代の話を出されると銀行は反論できないよね。
何を言っても詭弁になるから。
でもバブルと俺は関係ないからそんな事を言われてもどうしようもない。
ただ、不良債権の7割は小泉政権になってから新たに発生したもので、
今まで90兆もの不良債権を処理してきたわけだ。
それこそ銀行サイドから言わせてもらえば、こちらが不良債権処理に
取り組んでいるのに、景気は回復せずに膨らんできた。
この責任が銀行のみにあると言うのはちょっと酷なんじゃない?
海外で勝てないのは日本の銀行業務が海外向けでないことだよ。
証券業務や不動産業務、これらを銀行が一括してビジネスすれば
海外でも勝機は十分あるよ。
極端に言うと、證券会社とメガバンクと信託銀行が一つの銀行として機能すれば
勝てるって話。
銀行としての機能が外銀とは違い過ぎて、勝負できないって事が言いたい。
591 :
エリート都銀マン :02/10/31 18:05
>>587 その装置作業が銀行の存在価値なんじゃないの?
592 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん :02/10/31 18:07
>>589 不良債権抱えないのが仕事とか、抱えてはいけないと書いてないだろ。
それが仕事とも書いたつもりだよ。文が至らなくてすみませんね。
銀行はリスクを取って商売している、不良債権があるのは当然だ。
それを商売にしているわけだ。
問題は、企業の存続に及んではいけないという話だ。リスクを上回る
リターンがなければいけないという話だよ。リターンをえられない不
良債権は、リスクをとっているとは言わない。商売でもない。
果たして今の不良債権は、リターンを得られるのか?
そもそもがリターンをえるため仕事として不良債権も抱えたろう。
高いリスクをとった、そこにはリターンがあるからだ。
だがリスク管理に失敗し損失が発生したんではないのか。損失を確定する
こともせず、さらに抱え込み続けることにより、その損失額は増えている
のではないか?
593 :
エリート都銀マン :02/10/31 18:14
>>592 高いリスクじゃないんだよ。
元々銀行なんてのはリスクを犯す事が大ッ嫌いだから、
それに融資事業ってのはリスクができるだけ少ない案件に融資するんだ。
だからリスクを取って商売するのは銀行業務じゃないんだよ。
リスクを上回るリターン云々の話はベンチャーキャピタルにでも
してやったほうがいいよ。
もとはと言えば、リスクだと思われていなかった土地を担保に取っていたのが、
バブル崩壊とともに地価の値下がりによって不良債権化したんだから、
その論旨そのものが的外れじゃないかな。
594 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん :02/10/31 18:16
日本国債はリスクではないと...?
>>581 ゆっくりで構いません。漏れも時間ないし。
よろしこおながいします。
どちらかというと、学者チックに原因究明とか現状のサーベイ
に重点をおきたいです。最終的には、色々対案考えたいですが。
現政権の政策評価みたいな話は抜きにしたいと思います。
これやると煽り嵐になってしまいますし、他所スレで一杯あり
やっていますので。煽りは無視の方向で。
>>591 だったらはやく引当じゃなく償却して、存在価値に邁進してくれよw
「銀行自ら上下分離して意地を示したらどうか」みたいな記事が
日経金融に載ってたけど、そういう話ってないの?
>>593 でも外銀に負けてるのは、
リスクをとって、リスク部分だけ切り離して売り飛ばし、
業務拡大する点がかけてるからじゃないの?
国内では市場がないのが大きいだろけど。
>>588 邦銀の話はだいたいわかりましたというか、わかっています。
他所の国の銀行産業の構造がわからないんです。
社名がいくつか出ていますが、何やっているのかわからない
のでイメージもわきません。すません。
>>596 いきなり、結論に入らないで、もう少し銀行業務の違いに
ついて知りたいのですが、
>>583 の説明は断片的すぎて
イメージがわかない…
599 :
エリート都銀マン :02/10/31 18:34
>>596 そうすると国際業務なんて話ではなくなる。
日本も外銀みたいに、インベスト担当とリージョナル担当に分ければいいんだけどね。
所詮ホールディングスやフィナンシャルグループなんてものは
財閥や企業グループからできた発想なんだし、
以前UFJの頭取がリテールに専念するって話したんだけど、
行内で波紋が起きたらしく、急いで撤回してた。
リテールもホールセールも、証券も国債も不動産も、全て賄うのが
理想であって、現状を見る限りではフレームは作ってるんだけどねぇ。
リスクを取る外銀ってのは投資銀行の事だね。
それも日本の銀行が投資銀行になるなる気はないって事だろうね。
あくまでも邦銀はメガバンク(すべての機能を備えた巨大銀行)志向だから。
600 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん :02/10/31 18:35
0...
601 :
エリート都銀マン :02/10/31 18:42
>>597 普通の人が聞いた事ある名前の外銀は
恐らく投資銀行って奴だよ。
日本に進出してくる銀行ははっきり言って、
日本を食いものにしようとする奴らしかいない。
だから日本に来るのは投資銀行ばっかで、
外銀=投資銀行みたいな間違った認識が多い。
投資銀行についての業務内容はわかる??
>>590 >でもバブルと俺は関係ないからそんな事を言われてもどうしようもない。
この一行意外は、納得。
エリート都銀マンと名乗っているし、仮に銀行に勤めているとしたら、
それは当事者。でもこんなところで、それを責めるいわれもない。
文の内容からみても、揚げ足取るようなことはいらない。
小泉政権で膨らんだ分は、本当にそう思う。
銀行の責任はあるが、政策運営に携わったものの責任は問われるべきだと
思う。はっきり言ってこれだけ民間企業に介入している罪は、銀行経営陣
の罪より、大きくなっていると思う。
明らかな失政の場合、退陣で済むような問題でないと思う。
ただ、原因を作った銀行の責任は消えない。これを利用しようとする政治が
あるのが乱文の原因であるとも気付いた。政治家は本当に腹立たしい。
質問だが、銀行は行政を相手にするのは不可能なのか。
原因を作り解消できないままでいるとしても、ここまで、翻弄(愚弄か)さ
れ続けていいのか?
>>592 のリスクの話は、リスクは、大嫌いとは思う、なるべく安全に、当然。
それは、儲けるためだ、当たり前。リスクだけとる馬鹿はいない。
ただ、、後ろの文、リスクだと思われていなかった土地を担保に取っていたのが、
バブル崩壊とともに莫大なリスクが潜んでいた為に途方もない不良債権化した
というのが正しい。そのリスクに気が付かず長年商売できていただけだ。
603 :
エリート都銀マン :02/10/31 18:51
で、さっき言ったバンカメ(バンクオブアメリカ)や ウエルズ・ファーゴって言うのは リージョナルバンクと呼ばれるアメリカの銀行。 簡単に言うと地銀のアメリカ版って感じ。 日本で地銀って言うと都銀の下で規模も小さく、 地域毎にぱっとした印象がまったくない。 だから地銀って言うと誤解するかもしれないけど、 規模はものすごくデカイ。 バンカメなんかは世界の大企業トップ10にはいる規模だし、優良だ。 ウエルズ・ファーゴなんかも世界のトップ50に入る規模。 これは銀行の規模じゃなくて、世界企業全体の規模ね。 で、これらのリージョナルバンクは投資銀行とは違って、 リスクを取って稼ぎを狙うんじゃなくて、いわゆる本当の銀行業って奴。 日本で言うとメガバンクじゃなくて、りそなHDなんかが目指してる形態ね。 中小〜大企業まで融資して、プロジェクトの融資して、住宅ローン組んで。 日本の銀行と何が違うかって言うと、金利が高いんだよ。 それでリスク回避を計っているわけ。 土地担保じゃなくて、高い金利をとって引当金に当ててるから、 常に優良な経営ができるってロジック。
>>603 日本も実質金利は高いよ。
ただ同然の資金で、いくら金利で稼いでいるのさ。
605 :
エリート都銀マン :02/10/31 19:01
>>604 だって土地が担保に取れなくなったんだもん。
>>603 >土地担保じゃなくて、高い金利をとって引当金に当ててるから、
>常に優良な経営ができるってロジック。
借り換えされて、今は厳しそうだなぁ。
もちろん、中途解約の違約金は取ってるんだろうけど。
>>601 微妙に不安なので、投資銀行についてきっちり教えてください。
お願いします。
で、アメリカにも、日本の地銀みたいな銀行があるという事ですよね?
時々聞くのが、向こうは小切手が主流で銀行振込みたいな制度が
無いとか、小切手で給料をもらって銀行で現金化しているなどと
聞きます。本当でしょうか?
だとしたら、アメリカの銀行って、それほど預貯金を持っていない
か、預金の流動性が少ないんじゃないかと思うのですが、如何な
ものでしょう。
608 :
エリート都銀マン :02/10/31 19:07
>>602 当事者でもないのにバブルバブル言われて
銀行が悪い悪い言われるとさすがに、俺は知らねえよって気持ちになるよ。
まあ一個人だからこんな事言えるんだけどね。
で、後半の文なんだけど、
俺は土地担保制は世界一の金融システムだと思ってる。
勿論それにリスクが潜んでいるのは覚悟しなければならないけどね。
それまで下がる事がなかった地価が下落するなんて誰が予想できただろう?
>>607 要求が、レポート書けって行ってるに等しいぐらい過大だと思うぞ。
せめて、「参考図書orウェブサイトを教えて下さい」ぐらいにしとけ。
つーか、参考図書教えろや>1
おながいします
610 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん :02/10/31 19:17
>>608 それは多くの日本人だけが予想できなかった。
しかし、日本の土地だけ値上がり続けるという、世界では珍しい土地では
なかった。しっかり値下がる同じ物だった。
例え上記の理由でなく、どんな理由でも、それを仕事とした以上、知らな
かった、予想できませんでしたは、理由にならないよ。金とって商売して
いるわけだ。
飲食業を経営してさ、大量の食中毒患者が出てしまった、周りの店もだ。
突然、こんなに大量に食中毒が出るなんて、誰が予想できただろう?
なんて、反則だろ。
まあ、土地担保制は世界一の金融システムだと思う。
でも銀行にとってな。反対立つものには世界一極悪な金融システムだとも思う。
611 :
エリート都銀マン :02/10/31 19:22
>>607 俺も全部わかってるわけじゃないけど、
有名な業務で言うと、M&Aとか金融商品とか
社債・株式の発行で資金調達とか(当たり前か)
債権業務、デリバティブや証券化商品を提供したり、
トレーディングやリサーチやリスク管理やマネージメントしたり、
財務コンサルしたり、
あとは不動産でしょ、ファンドの取り扱いでしょ。
ふう、こんなところかな?
誰か他に補足ありますか?
つまり法人・企業向けの市場のビジネスチャンスを狙ってるってコトね。
612 :
エリート都銀マン :02/10/31 19:34
>>607 >後半。
そんな事はないよ。
小切手は確かに多いけど、給料の振り込みは行われてるよ。
ただ、預貯金は日本の概念から言ったら少ないね。
個人資産を預金だけではなくて、株式・社債等に回すから。
ただ、小切手の振り込みって事は当座預金があるって事でしょ?
つまり銀行の預金は十分に蓄えられているんだよ。
それと預金の流動性ってどう言う事??
銀行の運用が少ないって事かい?
613 :
255独り言 :02/10/31 20:00
土地バブルもあったけど、金融官僚銀行保険ら天下り組みによる 持ち合い株バブルもあったとゆうことかな?perがたか過ぎたとゆうこと? 土地本位制に戻れないし,株本位制のアメリカもうそ臭いし でも資産になるものと言ったら,株かな.米ドルも軍票みたいなもんだし 日本国債も最後は国民責任だし、資産ってなに?
614 :
エリート都銀マン :02/10/31 20:06
<資産> 企業が所有する金銭・物品および債権を総称して資産と呼ぶ。
615 :
255独り言 :02/10/31 20:09
金刷りすぎてマネーゲームやってるやつらの多いこと多いこと 日本人も1000兆円もの資産で食っていこうと 誰も金使わんものな.金が金を生む。まさにマトリックス。 現実はついていけん罠。
616 :
255独り言 :02/10/31 20:11
614 さんどうもありがとさん。 ゆっくり考えてみます。
617 :
255独り言 :02/10/31 20:17
アメリカはしっかりと世界の株握ってるんだろうな。 日本ときた日にゃ〜〜日本国民債務券ってか〜
618 :
255独り言 :02/10/31 20:20
おれの資産は六波羅蜜だよ〜ん
619 :
エリート都銀マン :02/10/31 20:23
日本もアメ債握ってるよ。
>>619 でも、アメリカは軍事力等を背景に借金棒引きを要求できる。
いま逆プラザ合意なんて絶対無理だもんな・・・
円安にさえ出来ればなぁ。
やっぱ政治家だよな。 自民党が社会党と組んだ時点で 志 無しつう感じ 権力のためには・・・・略 宗男だのファイヤーだの.あ やっぱ国民が選んだんだ。 自業自得.自暴自棄,日本はどこへ行く?なにやってんだろ?
>>608 >俺は土地担保制は世界一の金融システムだと思ってる。
倒産確率じゃなく、割引現在価値(DCF)方式の査定に替えた場合の、
長所・短所ってどう思う?
将来の予想収益があてにならんとか、手間が大変とか、それぐらい?
>>621 嘆くなとは言わんから、
もちっとポイントを絞って嘆いてくれ。
宮沢・橋本内閣の時は資本注入自体に反対して、
自分で自分たちの首をしめた国民だけど、
とりあえず今回の世論は資本注入自体には賛成っぽい
(実情は、自分たちの嫌いな銀行が嫌がってるから、やれ!やれ!って程度だろけど)
喰えなくなれば、さすがに代わるだろ。
もうちょっと不況になれば、
八つ当たりで政治家や官僚、アッパーサラリーマンが殺される事件が頻発して、
あっちもかわると思うし。
>>610 つーか世界中で土地が下がった国なんて他にあるのか?
国民はいいかげんだな その御機嫌鳥をしているテレビに出ている政治家もいいかげん。
>>610 それについては、予測できていたけどなすすべが無かったが
正解ではないでしょうか。何せ、市場に介入して政府が強引
に引き下げましたので、いきなりルール変えられちゃったよう
なものでしょう。
もちろん、土地高騰によって持ち家が持てないという不満が
当時蔓延していたのは事実です。そして、土地取引を舞台
に相当胡散臭い事が行われていた事も、おそらく確実な事
です。が、当時持ち家を持った人も結構いたんですよね。
「マンガ日本経済入門」という本を覚えています。
当時、結構売れていた書籍ですので、30台後半より上の人は
覚えている人が結構いるでしょう。そして、土地担保をベースに
した金融制度を改めなければならないという内容だったと思い
ます。
未だに金融制度が、土地担保重視の姿から脱却できずに
ついてこれていない事から生じた資産デフレも、現在の不況
の原因の一つですよね。
ここでまた疑問がわきました。土地担保重視から銀行が貸し出し
態度を変えられないのは何故でしょう。ここにも、何かスムーズ
な移行の邪魔をしているものがあるのではないでしょうか。
>>611 ありがとうございます。
>>612 預金の流動性というのは、造語です。すみません。
日本の場合、決済の大部分を銀行に頼っているので、
常にどこかの銀行に残高が置いてあるという状態になる
のではないでしょうか。そのため、銀行が苦しくなったとき
の代替手段が無いと。対して欧米では、預貯金する人が
貯金部分と投資部分を明確にわけて、投資にまわしている
という事ですか。
そして、日本は預貯金を大量に持った銀行が、個人の
かわりに投資家となって貸出先を探して奔走するという
構図でしょうか。
それが、日本がBIS規制の影響をモロに被った理由で
はないかと思いました。代替手段の不足と。
こんな理解でよろしいでしょうか?
628 :
エリート都銀マン :02/10/31 21:32
>>622 俺は詳しくないけど、知り合いの不動産鑑定士の奴や実務家が、
「DCF法は、前提さえ間違えなければ正しい答えが出る」と言うのは聞くよ。
逆に言えばその「前提」をどう設定するかが腕の見せ所なんだろうね、
将来の予想収益は専門家に任せとけば問題ないとして、
コストがどれくらいかかるか?だよね。
>>620 ちょっと横道にそれるけど、アルゼンチンは軍事力も
ろくにないのに、外貨建ての自国債を棒引きにしたよね。
でも一回でもそれをやっちゃうと、世界の市場での信用がボロボロに なるよ。
631 :
エリート都銀マン :02/10/31 21:49
>>626 626さんは30台後半?
全然俺より年輩じゃないの。
経済には関係のない職業?
土地担保制からなんで移行できないか?ってのは
土地担保制が最高のシステムだからじゃないかな。
少なく手も俺はそう思ってる。
土地を担保にする事で資金が潤沢で無くても、
借り手(例えば中小企業)への融資も行う事ができる。
土地が担保にあるので、金利は安く設定できるという事になるのね。
つまり土地の値段さえ下がらなければ土地は担保として考えられ、
リスクを回避でき、銀行は融資をスムーズに行う事が出来る。
これが日本の中小企業が発展してきた背景であって、
日本経済の急成長を支えてきたシステムなんだ。
逆に言うと、土地を担保に取ることができなければ、
金利を高く設定するしかないわけよ。(知的財産権云々は置いといて)
銀行がリスクを回避する為に金利を高く設定して
引当金を積む。←米銀と同じだね。
極端に言えば消費者金融と同じになるとしよう。
そうすると借りる方も借り難いし、金利も高いので返済にも苦しむ。
それは産業の成長を止める事になるんだよね。
632 :
エリート都銀マン :02/10/31 21:58
続きだけど、 何もバブルでなくても、デフレが止まって地価が下がらなければ この最強の間接金融システムを復活させる事ができるんだよね。 外銀の様に審査をして、リスクのある所には高い金利で貸す、 と言うよりも焦げ付いた時のために常時高い金利を設定するようになれば 中小企業を守って行く事ができなくなるんだよね。 それと、デフォルトを日本が履行した場合は、袋叩きにされます。
>>632 ロシアの叩かれ度合いはどうだったの?>デフォルト履行時
経済だけに存在意義のある日本と、
経済以外に存在感のあるロシアとは違うだろけど。
>>631 職業的には経済と全くないですよ。
昔経済学部にいたってだけです。
知り合いはたくさん都銀やらなくなっちゃった銀行に行ったけどね。
それとネットじゃ年齢なんて関係ないでしょ(藁
で、土地担保性から移行しなければならないとうわごとの様に繰り
返すブームが、バブル末期にはあったんですよ。覚えている人いる
とうれしいな。結局、見る見る内に地価が下落していったのに土地
担保制から脱出できなかったっすよね。
つまり土地の値段さえ下がらなければ土地は担保として考えられ、
リスクを回避でき、銀行は融資をスムーズに行う事が出来る。
これが日本の中小企業が発展してきた背景であって、
日本経済の急成長を支えてきたシステムなんだ。
これについては、全くもって賛同します。
銀行がリスクを回避する為に金利を高く設定して 引当金を積む。←米銀と同じだね。 極端に言えば消費者金融と同じになるとしよう。 そうすると借りる方も借り難いし、金利も高いので返済にも苦しむ。 それは産業の成長を止める事になるんだよね。 ただ、ここに関しては、土地担保方と引当金型と2種類存在していても 良かったんじゃないかと思う。現状は土地無しの人は、大した事業が できないという問題も抱えていると思う。担保の無い人には、高利で 貸し出す手段があれば、土地下落の影響も、ある程度緩和できていた んじゃないかと。それに過度に土地に対して投資が集中するバブル 現象ももっと緩やかになっていたんじゃないかと思います。 だからどうだと言われても、今更な話にしかならないのですが。
>>632 おっと、
>>635 と同じ事カキコしてますね。
タイミングずれですまんです。
で、焦げ付いた時のために常時高い金利を設定するように
ならなかった理由が知りたいのです。土地持っていない企業
だってお金を借りにくるわけじゃないですか。
>>636 基本的に、リスクマネー供給を銀行に求めるのが間違いだと思う。
護送船団の規制の下だったから、真の意味でリスクをとったことがないし、
規制下で業務を限定されてて、枠にはめられてた。
で、収益率より、業界内でのシェア拡大(与えられた枠の中でいかに大きくなるか)が
最大の目標だった。
よって、担保融資の単一規格で肥大化してしまった。
639 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん :02/10/31 23:13
都銀マン氏に質問。 たすきがけ人事ってまだあります?
640 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん :02/10/31 23:21
∧∧ ∧∧ ∧∧ / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ (,,゚∀゚) (,,゚∀゚) (゚∀゚,,) | 予想通りに〜 ⊂ つ | つつ ⊂⊂ .| < 投げ売りされて〜 | | 〜 | | |〜 | 日本あぼ〜ん、 し`J し`J し`J | 確定よ〜〜〜ぉ!! \_____ ♪ .∧∧ ∧∧ .∧∧ / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ (,,゚∀゚) (゚∀゚,,) (゚∀゚,,) | あ、そぉれ! ⊂ つ⊂ つ⊂ つ < ゑ~ぢゃなゐか、ゑ~ぢゃなゐか!! | 0 | 0~ | 0~ | ゑ~ぢゃなゐかゑ~ぢゃなゐかよい×4!! し´ し´ .し´ \________________
641 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん :02/10/31 23:21
銀行は土地担保でしか、しっかりしたリスク管理のノウハウがないんじゃないかな。 土地を担保で取っていれば、確実に回収できる。その前提は土地の値段が下がらない こと、これだけ。下げ止まれば、リスクなんてないに等しい。 消費者金融なんて、担保がない香具師が借りに来る、その中で最初から踏み倒すこと しか考えてない香具師も紛れ込んでくる。そういう香具師は銀行よりも割合は格段多 いと思う。ここで貸す貸さないのノウハウは金利が高くても、しっかりやらないと致 命的だ。そっくりトンズラではいくら金利を高くしても商売にならない。この審査能 力は銀行にないと思う。
642 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん :02/10/31 23:23
>>641 素人でもできるなら存在価値がないと思いますが?
>>641 そもそも銀行法かなんかで、無担保ローンは制限されてたはず>銀行
644 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん :02/10/31 23:45
>>642 その通り。財務省一家の銀行組は無能。
黒幕の自民も無能。それを支持する国民
選挙に行かない有権者、みんな無能。
銀行は何で、面と向かって国に文句をいわないんだろうな。 バブル崩壊にしても、今度の不良債権激増にしても、銀行の経営だけの問題 ではない。政策等が深く関わっている。 さすがに、竹中に対しては、沈黙せず語った。 それなら何で、もっとはっきり正々堂々と言わないんだ? 銀行のリスクを高め損失の原因を作っているのは、政府、行政だろ。 取らなくていい、リスクまで取らせてもいる。 一方で、甘い、甘い、大玉のアメをくれるからなのか?
>>643 そうなん?ちょっと調べてみます。
p.s.
煽りスレは無視の方向ですので、よろしこ。
ところで、繰り延べ税金資産についても結局は自己資本比率が原因なわけです。 貸しはがしにしても、BISの規制にぶち当たるわけです。 もちろん過大な貸し出しを抑えようとする基本理念は理解できますが、規制の方法が現状、特に今の日本の現状に見合っていないような気がします。 BISの規制は、海外で業務を行う銀行(日本では28行)に対し8%の維持を求めるというものです。 これは悪法とはいえ国際合意ですから守らねばなりません。 ただ、これを金融庁マニュアルみたく国内業務行にも適用する理由は全くないわけです。そこで次のような不良債権処理策はどうでしょうか 1 とりあえず金融庁検査マニュアルからBIS規制にかかわる部分を凍結 2 債権の査定の厳格化、十分な引き当て 不良債権のRCCへの分離(時価で買取) →繰り延べ税金資産問題も解決します 3 債務超過行(過少資本行も可)に対して公的資金を注入 また結果として、海外業務行がBIS規制8%を維持できなくなった場合、希望により公的資金注入 (希望しなければ、海外の支店を閉めれば良いだけ) 4 国内業務行に対し、現行の自己資本比率に変わる新たな経営の指標を作成する
2で繰り延べ資産が帰ってくるのは、RCCに不良債権売却して引当の損失分の税金が帰ってくるからです。 一応説明
>>647 ホントに厳格な査定→資本注入が出来るなら、
過大リスク一掃で8%は軽くクリアできる。
つまり、過剰リスクがBSに載ってるのが問題であって、
BIS規制は関係ない。
銀行の無担保ローンがらみはわかりませんでした。 というか、銀行法わけわからん。法律用語は謎が多すぎる。 で、銀行の産業構造をBIS規制の観点から見てみたいと思います。 1.銀行の貸出先の違い 邦銀は企業向け融資が主流? 外銀は他の金融機関向け貸出と住宅ローンが主流? 他の金融機関というのは、投資銀行とか、信託みたいなところとか? この差が、リスクウェイトに現れているのかな? (※あくまで邦銀が不利なルールという前提から逆推論ですから、 間違いの可能性の方が高いです。推論は推論という事で。) 他の金融機関 リスクウェイト20% 住宅ローン リスクウェイト50% 民間企業貸出 リスクウェイト100% 2.担保の取り扱い 住宅ローンのリスクウェイト50%というのは、担保価値を勘案してのこと? だとしたら、中小企業みたいに、土地・建物・さらには経営者の個人資産 まで担保にしている場合は、リスクウェイト100%はおかしい? この辺の事情をエリート銀行員さんに聞いて見たい。
>>649 リスクは状況により、変化するからリスクなのではないでしょうか。
つまり、「厳格な査定」をした結果、マクロ的な合成の誤謬効果が
働いてリスク自体が変わってしまって、しばらくすると査定した時点
よりも、リスクが増えている事になりませんか?
で、「いつまでたっても厳格な査定なんてできない」という事になる
のかなと。つまり、「ホントに厳格な査定」というのは幻想であると。
まるで、量子論で、「観測する事自体が、観測対象に影響を与えて
しまうために、速度と位置を同時に計測することはできない」と言う
がごとくのような気がします。
652 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん :02/11/02 02:46
>>649 注入資金捻出と注入行為自体がリスク要因だよ・・・
>>653 原資はどこから出るの?
結局、国債発行&日銀による引き受けに頼るから、
率直に、財政拡大するのと原資的にはかわらん気が
するがねぇ。乗数効果もなさそうだし。
で、注入して国有化しても、結局BIS規制と貸し剥がし
のハザマでジレンマに陥って、改善が進まず、責任を
問われて外資に安価で売却逃げという気がするが。
655 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん :02/11/02 03:47
656 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん :02/11/02 04:01
>>654 えっと、原資の違いで財政政策を語る意味って何?
原資的にはかわらん気がするも何も、
国の財政行為の原資は、国債か増税か国有財産の売却以外にない。
つーか、あんたの言い分を借りると、
赤字国債を原資に、
米国債買い捲って円安に持ってくのも、公共事業大幅拡大するのも、
おなじ原資の財政拡大だぜ。
>結局BIS規制と貸し剥がしのハザマでジレンマに陥って、
方向一緒じゃない?
>改善が進まず、責任を問われて外資に安価で売却逃げという気がするが。
誰が行う何の改善? 何の責任を問われるの?
銀行の自主再建なのか、国が買い取ったあとの要管理先の経営改善なのか、
それによって意味合いがぜんぜんかわるぜ。
はなしがあいまいでよくわからん。
>>656 あ、スマソ。つい反応してしまった。
他所のスレでやりましょう。
>>657 よさげなスレあったら教えて。
エリート都銀マン氏、もうこないのかなぁ。
聞きたいこといっぱいあるのに。。。
>>658 スレタイに竹中・平蔵・木村の3つの名前のどれかがついている
スレは、概ねこの話題を扱っている模様。
661 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん :02/11/02 05:05
ちょっと問題がみえにくいので書き込みました。 非常に根本的なことですが、経済というのは、市場の求めるものを生産していく 活動のことです。経済が発展するのにもっとも必要とされるのは簡単に言えば やる気です。生産した分に見合った富を配分することが資本主義であり、経済の 発展、やる気の拡大をもたらす、優れたシステムであると思われます。 では、ここで問題とされている金融制度ですが、もっとも「あいつばかりが得しやがって」 とやる気を減少させない制度はどうすればいいのでしょう。 現在、国が銀行をひいきしてるように見られていますが、預金者を保護する という側面から国が銀行の競争力を奪ったのは確かです。よって、銀行に公的資金を 注入するのはそこまで問題にするべきではないと思われます。 しかし、助けてもらってからも経営努力をしない銀行はつぶしてしまったほうが 日本にとって、いいと思われます。他にもパチンコ屋や製薬会社、ゼネコンなど 市場からみればおかしな商売がたくさんあります。金融制度の問題、とくに銀行に 限っていえば、これからは甘えられないよ、ということでいいのでは。
662 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん :02/11/02 05:12
>>660 規制の本文読んでなくてもいいじゃん。それなりに議論になってるし。
663 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん :02/11/02 05:25
詳しくは
http://money.2ch.net/test/read.cgi/eco/1034260813/354-367 を見てもらいたいが、BIS規制にも穴らしきものがある。
そこで、金融庁の連中は諸外国に対する体面上ルールの穴抜けをする
旗振りをするわけにはいかないから、議員立法で穴抜け(つまり
誰かが現実に住んでれば事業用不動産でも「住居」だ、っていう
ことにする法律を作り、そういう不動産で担保されたローンは
たとえ事業資金でもリスクウェイト50%が相当だ、という
強弁ができるようにすること。)を推進してはどうかと思う。
漏れは、これやってくれる議員と政党には票入れてあげるがね。
664 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん :02/11/02 05:35
>>663 なるほど、議員立法ね。まかりなりにも国会は国権の最高機関だという
ことになってるから、金融庁の役人も諸外国に申し開きができるしね。
アメリカだって、議員立法でWTO協定の解釈をねじ曲げてるし、日本でも
やっていいんじゃないの、それ。
665 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん :02/11/02 05:36
>>663 政治家ってカネと票しか頭ないから。それをいうと終了してしまうので
どうせ政治的解決をめざすなら、もっと踏み込んでBIS規制から脱退
して海外業務の撤退をやってほしいね。世界中で資金回収しまくって、
世界恐慌をやってほしいね。世界一の債権国が資金回収しまくったら、
どうなるか。こりゃ世紀の見ものだ。
>>661 富の配分を考えるのはミクロ経済学の領域の問題であります。
そして、富の配分方法について意思決定を下すのは経済学者
ではなく、政治の領域です。経済学的には、最大多数の最大
幸福を満たす制度が最大効用をもたらす事になっており、これが
民主主義体制の優越性の理論的バックボーンになっております。
しかしながら、ミクロ経済学的な配分論には合成の誤謬という
あるいは市場の失敗と呼ばれる現象がある事が世界恐慌を
通じて明らかになりました。ミクロ的な視野で、富の配分を考え
た結果、全体として富の縮小を起こす事があるという意味です。
これでは意味がありません。
マクロ経済的な見地から、全体としての富の縮小を避ける事が富の
配分の前段階として必要となっています。これがケインズの問題
意識ではないかと思います。マクロ面で完全雇用が達成できた時
のみ、効率的な資源配分を正しく論じる事ができるのです。
その完全雇用を妨害する制度は、やはり悪い制度といわざるを得ない
と思います。私の問題意識はそこにあります。
経済体制に、正しい誤りはありません。結果的に完全雇用をもたらして
住人に富の増大をもたらす事ができる制度がより優れている制度だと
考えます。そういう体制を理論的に導き出して社会に当てはめようとする
事は、人知を超えていると思います。自然の成り行きで発生してきた
社会制度の変革を、評価するのが経済学の仕事だと考えています。
そして、このスレでは金融制度上に発生している、完全雇用を阻害して
いる要因を、吟味しようとしているわけです。時には、穴抜け方法の検討
のような脱線もしますが、基本スタンスは問題点を明確化する事にあります。
667 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん :02/11/02 07:00
>>1 完全雇用はインフレを加速させるのは間違いないみたいだよ。 いまみたいな時だといいかもしれんけど、あまりいいもんじゃないね。 また、普通に考えれば、「ちょっとこの人就職できんだろーな」と言う人が40人 にひとりくらいいるよ。 完全雇用を実現するのが目的だとおかしなことにならんかな。 そもそも、完全雇用って発想も経済学から理論的にでてきたことで、それを現実に あてはめるのも人知を超えてるんじやないかな。
669 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん :02/11/02 08:43
>>663 >誰かが現実に住んでれば事業用不動産でも「住居」だ、っていうことにする
それいいね。工場に小部屋を作ったり更地にプレハブ小屋を建てたりして、
その中にホームレスを入れれば「住居」になるからね。ホームレス対策にも
なるしね。
仕上げに「賃貸借契約書」を作っておけば完璧だろうね。
670 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん :02/11/02 09:43
>>669 その方法って、占有屋の手口とほとんど変わらないんですけど。
違うのは、債務者が倒産していない、ってことだけ。
671 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん :02/11/02 11:54
揚げとくよ
>>668 それでは、自然失業率を考慮した完全雇用でどう?
概念的なもので、推測でしかないけど、少なくとも統計屋さんは一生
懸命デフレギャップとか潜在GDP成長率を計測しようとしているよ。
また、自然失業率を求めるのは難しいのでインフレ率をターゲットに
金融政策を行うようになってきているよね。で、財政政策はむしろ個々
の資源配分問題の解消に特化している。
完全雇用の実現は、むしろ選挙を経ないで選出される中央銀行の仕事
になっている。インタゲ導入している国のターゲットインフレ率は、許容され
る失業率の裏返しだと思うよ。フィリップス曲線でインフレ率と失業率には
きちんと相関関係が出ているからね。アメリカでも緑爺があれだけ注目され
ているのは、インタゲやらないまでも雇用関連は金融政策が責任を持って
いるからだと思う。そういうコンセンサスが、諸外国ではもうできているんだ
と思うよ。一方、日本は許容可能なインフレ率を決めるのは、まだ政治の
世界の問題で、コンセンサスができていないんだよね。構造改革なくして
景気回復なしとかいうスローガンは、まさにそういう事だよ。
で、ここでは景気対策に重要な金融政策が日本では効かなくなっている
原因を調べたいなと思っているわけ。BIS規制が日本の産業構造を前提
にした場合、どういう悪影響を及ぼし、どうやって信用創造プロセスを破壊
しているのかを明らかにしたいのです。
これは漏れの問題意識で、この問題意識を前提に、このスレがあるわけ
だから、前提に対する疑問はここではやらずに、インタゲ関連のスレで
やる方が良いと思う。
補足しておくと、許容可能なインフレ率の議論は、ここでするより、
専用のスレを建てた方が良いと思います。
>>668 さんの言おうと
している事は、まさに、許容可能なインフレ率の設定は可能か否
かという問題だと思う。
まさ、インタゲを実施すべきか否かという問題と一致するんだけど、
インタゲスレは、インタゲの名前出したとたん脊髄反射で荒らしに
来る連中が跋扈している。悲しいよね。
674 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん :02/11/02 17:32
>>674 違うし、該当すれなさそうなので、スレ建てた方が良いよ。
>1 とりあえず、貸し出しに直接結びつかなくても、BISが不良債権処理の足を引っ張っているのは確かなようですね
>>676 へっ? いつからそんな定説ができたの?
このスレの1氏の当初からの仮説だけど、そんな合意はこのスレ内でも出来てないぞ。
なんでそう思ったの?
678 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん :02/11/03 11:54
>>677 1)BISの基準を満たすには、銀行は自己資本の増強が必要
2)自己資本を増強するには、リスクの高い資産は減らさざるを得ない
3)企業向け貸出は無担保か(担保があっても)担保割れになっているから
リスクウェイトが高くならざるを得ない
4)よって、企業向けの貸出を減らす
というロジックを通じて企業にカネが回らない原因になってると思います。
その結果として、
1)企業倒産、失業が増加する
2)消費も減退する
3)不動産価格も下落する
4)担保割れ貸出がさらに増加する
5)企業向け貸出をさらに減らす
という悪循環に陥るから、不良債権もどんどん増えるんだろうと思います。
そういうわけで、不良債権処理の足を引っ張るという仮説に合意します。
679 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん :02/11/04 09:43
>>678 1)を取っ払って、2)を少し変更しても通じるんじゃない?
つまり、
2)日本の金融機関は自己資本が脆弱で、リスクの高い資産は減らさざるを得ない
3)企業向け貸出は無担保か(担保があっても)担保割れになっているから
リスクウェイトが高くならざるを得ない
4)よって、企業向けの貸出を減らす
企業に金が回らない理由は、上に書いた改変版でも十分と言える。
あなたのロジックに、BIS規制が入ってるのはなぜ?
680 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん :02/11/04 09:50
日本の貸出は土地担保制がメインだったが、時価の下落でこれが機能しなくなった。 担保が不確かな分、金利を上乗せせざるを得ず、 貸出条件が厳しくなったので、結果的に貸し剥がしになっている。 BIS規制抜きでまとめなおすとこんな感じかな?
>680 企業向けの貸し出し債権のリスクウエイトが一律100%なので、 1億の不良債権を処理した場合と1億の貸しはがしをした場合の自己資本比率が同じになる、 という点からはどうですか?
682 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん :02/11/04 10:19
なんかこのスレ読んで、日本の銀行って、質屋がでかくなっただけみたいだよな。 スレには堅苦しい言葉が並んでいるが、それだけ、土地担保なんてまさにそれ、 ただの質草じゃない。 ヘロヘロになるわけだ。
684 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん :02/11/04 11:44
>>682 確かにそうだけど、そういうこと言うと変なプライドのかたまりの銀
行員が荒れだすよ(w
>>678-679 1)自己資本を増強する事、
2)自己資本を増強するには
この辺が必要になった理由はBISの自己資本規制だよね。
だから、BIS規制が主役という事は間違いない。
3)企業向け貸出は無担保か(担保があっても)担保割れになっているから
リスクウェイトが高くならざるを得ない
これは、大間違い。
BISの自己資本規制は、そういう問題は考慮していない。
住宅ローンは、土地建物が担保なので、リスクウェイトを50%と認めている。
商業貸出は、担保があろうが無かろうが、リスクウェイトを100%としている。
この辺は
>>660 のリンク先を見てほしい。
むしろ、貸し剥がし自体は、
3)中小企業は担保物権を持っているので、貸し剥がしの結果倒産しても、
債権目減りのリスクが小さい。
4)よって、担保物権を持っている企業ほど貸し剥がされる
という事になるんじゃないかと思う。
686 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん :02/11/04 15:40
>>682 そうか?
銀行が人の預金を使って博打始めて、預金が目減りさせられ
そうな事に腹立てている人多いんじゃないのか?
俺はむしろ銀行の質屋化をキボンするぞ。
で、博打系投資機関が日本に育たなかったのは、小金持ちキボン
という国民の性質が原因だと思うよ。あと、相続税制の関係で
資産家がいないってのもな。
1970年代から80年代にかけて日本が世界経済の先導役になった
時に、まともな投資系機関が無かったので、銀行が代わりに博打を
打つ立場になってしまったんだと思うがな。ま、リスク分散を図らず
に、横並びでやりたがった銀行も悪いんだけどね。
687 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん :02/11/05 07:33
>>685 そうでしょうか?
BIS規制では、リスクウェイト50%の資産として
50%
(a) 債務者が現在または将来居住するか、もしくは賃貸されている
住宅に対し設定された抵当権により完全に保全された貸付(loans
fully secured by mortgage on residential property that is or will
be occupied by the borrower or that is rented)
と規定してあります。確かに、事業用不動産で担保されている貸付については
リスクウェイト100%になるのでしょうが、住宅で担保されていれば
リスクウェイト50%になるような気がします。
尤も、住宅で担保された商業貸付なんてのは、ほとんど無いんでしょうけどね。
ところで、1さんのBIS規制の理解にも誤りがあります。
BISの規定によると、住宅ローンは債務者が居住している住宅
又は賃貸されている住宅によって担保されている貸付であるから
リスクウェイト50%になるのであって、単に土地・建物によって
担保されているからリスクウェイト50%になるのではありません。
688 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん :02/11/05 07:43
所詮金貸しは金貸し。 金融全部金貸しの変形、約束だけで食ってる。 価値が高くなるか、安くなるかだけ。約束の約束、そのマタ約束。 保険もヘッジもオプションも株も、国債も全部約束。 借金で首回らないやつ、約束ってけんかと同じで、両方責任だから ひらきなおれ。無理な約束は両成敗でしょ。 1両が1円になったらかえせるでしょ。 金融関係者、役人の悪いほう。徴税権や徴金利権の特権や金を刷れるからって 民間に寄生してるだけだから。わすれたらいかんざき。 民間があってこそだからな。
>>687 BIS規制の条文上は、住宅ローンを表現するために、「債務者が
居住するか、賃貸されている住宅に設定した抵当権により完全に
保全された貸付」という言葉を使っているだけだと思います。住宅
ローンという言葉がどの国でも通用するわけではないでしょう。
ただ、住宅ローンが免責されている理由は、紛れもなく不動産の
担保があるからです。逆に商業貸し出しの部分で、担保価値を
考慮していないのは、他の参加国ではほとんど見られない形態
であり(この辺は推察)、格付けによるリスクウェイトの変更を同時
に導入しないで、不動産担保だけを先んじてリスク軽減要因として
認めてしまうと、日本だけ有利になるという判断がされたのでは
ないかと思う次第です。
それが、この1文ににじみ出ているのです。
(注4) 1つのメンバー国は、国内不動産に関する抵当権により保全されたその他の貸出についても、
厳格な法的評価基準に基づいて算定された不動産価格の60%を越えない範囲で、より低いウェ
イトが適用されるべきであると強く感じている。
>>687 で、細かいBS規制の条文解釈上の問題はこれくらいにして、
BIS規制上考慮されなかった不動産担保で付保されている
貸し出しは、返済を強いる時に回収が容易という意味で
逆選択されて優先的に回収されているのではないかという
疑いは、どう思われますか?
この部分が重要だと考えています。
691 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん :02/11/05 09:23
>>685 > 1)自己資本を増強する事、
> 2)自己資本を増強するには
>この辺が必要になった理由はBISの自己資本規制だよね。
違うと思う。
自己資本の増強が必要になったのは、
そうしないと投資家に見放されるからってのが一番大きいでしょ。
長銀等の破たんで空気は完全に変わったし、
去年のあさひ銀行株下落で、経営陣は骨身にしみてるはす。
きっかけが何であれ、
市場で株式が急落した時、
現状のバランスシートでは、買いささえてくれる投資家がいませんから。
BIS規制は関係ないよ。
692 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん :02/11/05 09:53
日本でもイギリス型プライベートバンキングや投資銀行がやってるような 業務をできるように規制緩和することが急務だと思うが・・・ そもそもBIS導入の時点でそうすべきだった・・・
>>681 現状でも、業績健全で確実な担保があれば、金融機関は新規貸付に積極的です。
1氏も>197で書いてるるけど。
そこから読み取れるのは、
企業向けの貸出債権のリスクウエイトは一律100%だからといって、
闇雲に減らしたい訳ではないらしいって事。
この辺も、BIS規制原因説に否定的な理由です。
>>691 ペイオフ解禁が部分実施され(定期預金)ました。このニュースを、
政府が銀行破綻を容認した上で、債権保証をしないと意志表明
したと捉えている方が多いと思います。どうでしょうか。
通常ペイオフ解禁は、破綻懸念が無くなった事を示すためのニュース
として使用されるそうですが、逆をやったという事です。
長銀の破綻の際は、預金保護がされていましたが、今は一部とは
いえ、保護が無くなっています。それゆえ、銀行の経営指標に対して
当時以上に厳しい目が銀行の経営指標に向けられていると思います。
その点は認めます。が、果たしてそれがトータルで見て良い事かは
わかりません。が、現状起きている問題を説明できるのであれば
それでも良いでしょう。
このスレでは、BIS規制とならんで金融庁の監督行政の不手際や、
銀行の産業構造に起因する利点・欠点についても話あって良いと
思います。そして、BIS規制が関係なくても、銀行がBISの自己資本
比率を一つの指標として健全性をアピールせざるを得ない限りに
おいて、BIS規制の影響は大きいと思います。
個人的には、絶対に停電しない電力会社が、高コストとはいえ、
日本の産業の発展に大きく寄与したと思っています。社会インフラ
としてです。同様に、絶対に預金が保証される銀行も、中短期的には
資金運用コストを引き下げてきたと思います。現在破綻しかかって
いるわけですから、長期的に成り立たないという見方もできますが、
個人的にはバブル期(崩壊前)からの銀行監督行政のミスによって
これまで築いてきた社会インフラが壊れつつあるという事だと思って
います。
(続き)
>>694 さんに対するレスではありません。
企業家として考えるなら、そういった社会構造の変化を捉えて
対策を実施し、生き残る術を考える事が最優先だと思います。
銀行経営者もそうしていますし、貸し剥がしを受けておかしく
なった企業は、そういう変化に対応できなかったんだと思います。
経営を考えた場合の正解は、変わりつつある社会に義憤にから
れて棹差すのではなく、上手く流れに乗ることです。
が、ここは経済板であり、経済屋として分析をする限りにおいて
は、合成の誤謬による国民トータルの効用の現象が観察される
ならば、それを訴えていく事が経済屋の使命だと思います。また、
それが、人為的な制度によってもたらされたものなら、その点を
きちんと指摘してより良い制度について考えるという、青臭い議論
が必要だと思うのです。
>>693 その当時は、8%に目が言っていました。その後、このスレ・板・
その他諸々で勉強した結果、リスクウェイトも重要だと感じるよう
になってきています。
むしろ、中小企業の貸しはがしの原因という問題を投げかけられ
て、
>>690 という答えを出しましたという事です。自己満足かも知れ
ませんが理屈は通っていると思います。
あとは、現状そういう行動を本当に銀行がとっているかという事です。
とっていれば、この説明が正しい可能性が相当高くなり、とっていな
ければ別の理由を探さないといけないと思います。つまり、噂先行で
実態が見えないのですが、担保がある中小企業からの貸し剥がしが
本当に起きているならば、この説明は答えの一つとして資格ありという
事です。他に説明があればそれも候補になります。
現状、銀行は上から収益のための貸し出し、下から自己資本比率の
ための貸し剥がしという2つの制約を食らって、銀行は貸すのか返して
もらうの一線を以前よりかなり明確にしてきていると考えます。そして
貸付をしたい企業が、ごく一部に限定されてきています。この一線が
銀行の経営状況の悪化(というより、日経平均の下落やデフレによる
破綻の増加)によってどんどん厳しい方に動いているのではないでしょうか。
それで、担保がしっかりとしていながらも現状で将来性が見込めない
会社は、自己資本比率向上のための貸し出し金の回収要員に銀行内
で分類されて、将来性がある企業の将来性の度合いによって、投資
先要員になって、貸し出し要請が殺到するという事なのではないかと
思います。
>>696 補足すると、マクロ的なデフレの要員には8%という数字が効いていて、
ミクロ的な貸出先選択では、一律なリスクウェイトが効いているという事
です。
そして、ミクロ的な貸出先選択が、中小企業の逼塞を招いて、マクロ
問題に悪影響をフィードバックしているのかなと思います。
698 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん :02/11/05 11:57
>>696 >それで、担保がしっかりとしていながらも現状で将来性が見込めない
>会社は、自己資本比率向上のための貸し出し金の回収要員に銀行内
>で分類されて、将来性がある企業の将来性の度合いによって、投資
>先要員になって、貸し出し要請が殺到するという事なのではないかと
>思います。
おそらくそうなると思いますが、銀行が貸出をしたいと思う相手は
利益を出すために負債を圧縮していますので、なかなか借りてくれ
ません。しかし、銀行は預金者からおカネを預かって運用していま
すから、あまったカネをどこかで運用して、利益を出さなければな
りません。
それでは、ここから先が問題ですが、これからは銀行は何処でカネを
運用していくのでしょうか?まさか、不動産や株式ってことは無いと
思いますが。
>>698 現状では、国債で運用しているのは明らかだと思いますが。
対金融機関向けの貸し出しのリスクウェイト20%というのが
具体的にどういう事例を指しているのかわかりません。
どういう金融機関がリスクウェイト20%なのかわかる人が
いたら教えてほしいと思います。
700 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん :02/11/05 12:03
>>693 漏れも、健全で確実な担保があれば、闇金から借りようが、違法だろうが
いくらでも貸すぞ!
701 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん :02/11/05 12:20
>>698 > それでは、ここから先が問題ですが、これからは銀行は何処でカネを
> 運用していくのでしょうか?
理想では、銀行が運用する資金自体が減るべきです。
米国の産業を真似て、
製造業に集中的に積極投資すれば成長できる時代は終わりました。
『ココに投資すれば成長できる』という分野は、日本にはありません。
バイオ、ナノテク、エコロジーは研究開発段階であり、
投資しても、当たるか外れるかはバクチの世界、
ローリスク・ローリターンの銀行融資の対象には不向きです。
日本の製造業、ソニー、トヨタが、
資金需要を銀行融資から、社債や増資で満たすようになった時に、
金融業も淘汰されるべきでした。
702 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん :02/11/05 12:34
貸し剥がししか出来ない銀行の存在自体が無意味なんですね。
>>701 そこで知りたいのだが、銀行が運用しようがしまいが、
預貯金が積みあがる一方なんだけど、どうすればいいのだ?
銀行が貸し出す先は、預貯金がある限り、どこかに必要という
事ではないのか?
704 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん :02/11/05 14:43
>>703 日本にだけ投資を限定するからだろ。
土地担保したいからか、それしか出来ないからなのか、どうか知らんがね。
また国のせいなのか、どうかも知らんけどな。
705 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん :02/11/05 14:59
>>704 円高で評価損が膨らんだからね。および腰だろうな。
あと、銀行は円を外貨に替えて海外投資するんではなく、
海外投資するときは、投資先の国で、
直接外貨を調達(貸してもらう)するのが一般的だったはず。
(法律で決められてるのか、コスト上の問題かは知らん)
いま、海外市場で邦銀が資金調達するのは足元見られるだろうね。
707 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん :02/11/05 19:27
>1 対金融機関向け貸し出しと言うのは、重に金融機関の発行した債券を購入した場合だったと思います。 一般に貸し出しという言葉で片付けていますが、債券や株も含まれます あと、現在の合意見直し過程で、担保がある場合のリスクウエイト軽減の話が出て、 「ある一国」が不動産担保もリスクウエイト軽減の対象にするよう主張したが認められなかった模様。 世界的に見て、土地担保というのはまじみにくいようですね。
>>707 ありがとうです。
つまり、投資信託みたいなので運用するという事でしょうか。
株は株で含み益は資産勘定に入れるんだよね。
あら?銀行の株式保有ってあと3年くらいで禁止されるんじゃなかったか?
なんか、謎が謎を呼ぶ展開。
あと、現在の合意見直し過程で、担保がある場合のリスクウエイト軽減の話が出て、
「ある一国」が不動産担保もリスクウエイト軽減の対象にするよう主張したが認められなかった模様。
ウツダシノウ
というか、それなら何故住宅ローンはリスクウェイト50%なのかと小一時間。
世界的に見て、土地担保というのはまじみにくいようですね。
で、もしかしてREITみたいなのは、リスクウェイト20%なのか?
もうアホかと馬鹿かと。
酔っ払っているのでちょっと乱れ気味(涙
709 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん :02/11/06 10:46
>>708 土地担保に金借りても、
その金を事業にまわすのは、
バクチと同じで激減する可能性が高くなる。
借りた金で住宅ローンを払うのなら、
土地の値下がりリスクだけですむけど。
711 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん :02/11/09 13:17
あげ
712 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん :02/11/10 12:54
713 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん :02/11/10 21:14
正式に告発受理されますた。
わっぱは用意したかな?
http://www.yomiuri.co.jp/00/20021105i507.htm 債権回収めぐる中坊氏らへの告発を東京地検が受理
整理回収機構(RCC)の中坊公平・前社長ら4人が、他の債権者に
必要な情報を伏せたまま債権回収を進めたとして、債務者のマンション
建設販売「朝日住建」(大阪市)の関連会社元社長から、詐欺などの疑
いで告発された問題で、東京地検特捜部は5日までに、告発状を正式に
受理した。
告発状によると、RCCは1998年1月、担保の大阪府堺市の土地
を売却しようとした際、他の債権者の明治生命保険と横浜銀行の2社に、
当初の売却額43億円を知らせずに抵当権を抹消させるなどした。元社
長側は、こうした行為が詐欺などに当たると指摘している。
(11月5日15:06)
クーが言ってるバランスシート不況ってのは、民間企業の行動も あるけど、一種のBIS規制効果ではないのかな。株価下落・不良 債権増大、貸し出し縮小。 というか、アメリカの中小ってどこから金集めているんだ?
715 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん :02/11/11 16:44
>>715 住宅担保やら個人保証やらでカネを借りてる場合もあるよ。
未公開株市場が充実していて、結構直接金融が機能してる
という点は日本と違うけどね。
>>715 直接金融にセーフティネットがあるという違いはわかるんだが
株の下落から始まった不況に対しては、日本と似たような状況
に陥るんじゃないのかな。
直接金融市場で資金が調達できなかったら、間接金融に行く
しかないでしょ。でも、そうしたらBIS規制が効いてくると。
そうなると、BIS規制の引き締めフィードバック過程は、日本と
同じように働くんじゃないのかな。
この辺が、最近わからない。
アメリカも早々にBIS規制を放棄する事になるんじゃないかと。
717 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん :02/11/11 16:50
日本の株式会社は、配当が安いのに資本金が多い。なんだか意味不明。
718 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん :02/11/11 16:56
>>717 資本金が多いのは、株の持ち合いで実体以上に
膨れ上がってただけなんだよ。
今公定歩合っていくつ?
720 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん :02/11/11 17:23
>>720 そう?
1年以上変わってないんだね。
0.1%の割には銀行金利は0.001%なんだけどなー
まっだからこそ
外貨普通預金>>>>>円定期預金>円普通預金
722 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん :02/11/12 00:29
>>716 >直接金融市場で資金が調達できなかったら、間接金融に行く
>しかないでしょ。
直接金融市場って株だけと思ってない?
債券市場も直接金融だよ。
社債もコマーシャルペーパーもFRBの利下げの恩恵受けてるはず。
債券市場が発達していて、利下げの恩恵を中小企業も受けられるのが、
米国の強み。
723 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん :02/11/13 16:41
通貨供給は、日銀の発行するベースマネーが乗数効果的な信用創造 を通じて生み出される。 ところが、BIS規制では銀行の貸し出しを自己資本の8%に制限している。 大変大雑把な議論となるが、日本の銀行の資本金や資本準備金など、 BSの資本の部の項目の合計を計算して、それを8%で割ったものが、 BIS規制下でのマネーサプライとなる。これが、これをBIS通貨供給と 名づけよう。 通貨供給<BIS通貨供給なら問題はない。ところが、通貨供給>BIS通貨供給 になると、実際の通貨供給はBIS規制の制約を受けることになり、日銀の金融 緩和を無効にしてしまう。日銀がベースマネーを増やしても通貨乗数が落ちて マネーサプライはBIS通貨供給に貼り付いてしまうのだ。 つまり、銀行のBSが毀損すればするほど、マネーサプライが減って行くという これまでのマクロ経済学では考えられなかった事態が生じているのだ。 銀行が供給過剰だから淘汰すれば良いというような単純な議論は危険である。 BIS通貨供給の効果を考えれば、銀行の倒産は日本全体として銀行の資本金 の減額を意味し、すなわち全体としての通貨供給量を減らしてしまう。 今なすべきは、銀行の資本金(BIS規制上は劣後債でも構わない)を、なんとか して増額する事である。日銀が通貨供給量をコントロールするためには、例えば 銀行が発行する劣後債の買いオペを実施するというという類の政策が必要になる。 しかし、これを突き詰めていくと、民間銀行が徐々に国有化されていくという事。 BIS規制自体がそもそも間違っていると言える。
724 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん :02/11/14 00:31
国有化されないため銀行の今なすべきはBIS規制の足枷から逃れることである。 日本個人投資家協会・理事 木村喜由がいってたように国際部門と国内部門を 2つの別な銀行にすることである。 もうひとつなすべきことはモラルハザードになる行動を止めることである。 藤和不動産に対する度重なる2300億円の債務免除や株価1000円のフーズネットに対する わずか1000万円の運転資金を断って倒産させたことである。 こんなことをすれば 投資家や預金者は逃げる。 そしてUFJ銀行は1株132000円の株価になった。 50円額面132円だ。 完全に見放された。 経営陣は議員に頼るより能がないのか。 こんなことでは国有化の道を一直線だ。
銀行部門の自己資本が不足している経済において、BIS規制でが マネーサプライの上限を決める事を確信しました。 小渕時代に景気回復の腰が弱かったあるいは、財政支出の乗数 効果が少なかった原因も説明できます。不良債権処理を進めると 景気が悪化する事も導けました。株価下落がマネーサプライを減 じる効果も導けました。 やはり、BIS規制が景気回復を遠のけています。この不況を生み 出すための条件として非常に重要な役割を担っています。
BIS規制の悪影響を一時的に遠ざける方法を考えました。 銀行に増資を求める事。これに尽きます。 但し、現在の株式市場の動きを見れば、不可能です。 そこで、次の2つの手段を提案します。 1.銀行の増資分を国が引き受ける 2.銀行の増資分を日銀が引き受ける おおよそ増資額の12.5倍のマネーサプライが創設されます。 アバウトな話になりますが、マネーサプライはおおよそ前年比 3.5〜4%程度で増えるトレンドにありましたので、このトレンド を当てはめると、マネーサプライは15〜30兆不足していると 算出できます。これを12.5で割った1.2〜2.4兆円の資本を 積み増しする必要がありそうです。
727 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん :02/11/15 23:37
>1.銀行の増資分を国が引き受ける >2.銀行の増資分を日銀が引き受ける いずれにしても国有化だな。 竹中の思うつぼだ。
更に、現状のマネーサプライを維持するためには、この金額が 必要という事にしか過ぎず、今後の経済成長のためには、数年 かに1度づつ銀行の自己資本の積み増しをし続けなければ、 ならなくなります。 つまり、日本の銀行の資本金が幾らくらいあるのか、わかりませ んが、国有化を覚悟して自己資本の積み増しをし続けるか、とに かく恐ろしいほどにベースマネーを増やして、乗数効果の下落を 相殺していくしかありません。 現に日銀は2001年9月以後、年率30%に近いペースでベース マネーを増やしています。 長期的には、BIS規制を撤廃する必要が出てくると思います。
>>727 BIS規制がそういう制度なんだなぁという事がやっと理解できました。
ただ、竹中の進め方は大嫌いですね。政策に好きも嫌いも無い
ですが。
というか、国有化後に転売されると、大変困った事態になりますね。 それの点の保障が無い限り、やっぱり竹中は支持できないなぁ。
731 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん :02/11/15 23:49
>>726 有税償却で払わされた税金を利子つけて即刻かえしてもらって、
自己資本に組み入れられるようにすれば、それで終わるんでないの?
自己資本増えても貸す先がないよ つーか、1はBIS悪玉説に取り付かれてて、 反論来ても、最近は無視で、 しばらくたったらまたアジを繰り返してる。 最初のころの姿勢はどこいったの?
>>731 お、それも言えてる(藁
そういえば言われて気が付いた事が一つあった。
利益準備金が安定して年3.5%づつ増え続ければ、
マネーサプライには影響が出ないんだよね。
不良債権の無理やり処理を止めれば十分達成でき
そうな気もする。
>>732 ごめん、一時期忙しかったので離れてた。
反論レス探してくる。
反論ってこれかな?
>>722 銀行以外は信用創造を行わないと、どこかで読んだ気が。
債券市場であっても株式市場であっても、銀行の口座を
経由しなければ、決済されないよね。つまり、実物を購入
するのと同じでしょ?債務を負った企業の口座にお金が
入って、どこかに支払われて、また口座に入って。で、そこ
で銀行が貸し出しに回さなければ、信用創造はされない
よね。
あ、信託とか他の金融機関に金貸せば、一応リスクウェイト
20%換算で銀行貸出を経由した信用創造になるのかな。
うーん、この辺になるとわからん。
736 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん :02/11/16 00:15
小泉、竹中は絶対やらないだろうし、やれないデフレ対策がある。 力のある経済感覚のある政治家だけがやれるだろう。 簡単に言えば紙幣を刷ってばら撒けばよい。 やり方はいろいろ提案されている。 たとえばその金で田中角栄のように共同証券をつくって市場から株を買うことだ。 株価が上がれば銀行の自己資本は増えるし処分するすべき持合株で不良債権も 処理できる。 しかし、銀行を国有化したい竹中、小泉は絶対やらない。
>>735 決済性預金が増えても貸し出しは増えないよ。
いつ引き出されるか判らない短期資金だから、
無担保コール翌日物など、短期のディーリングの担保になるだけ。
個人金融資産1400兆円に対して、もとの現金は60兆円も流通 してないんだから、BIS規制に従った信用創造なんてはじめっから 理論的に不可能。
>>735 俺が思ってたのは、これ。>691の以下の部分
> 自己資本の増強が必要になったのは、
> そうしないと投資家に見放されるからってのが一番大きいでしょ。
> 長銀等の破たんで空気は完全に変わったし、
> 去年のあさひ銀行株下落で、経営陣は骨身にしみてるはす。
>
> きっかけが何であれ、
> 市場で株式が急落した時、
> 現状のバランスシートでは、買いささえてくれる投資家がいませんから。
>
> BIS規制は関係ないよ。
いま、BIS規制や資本注入されても、貸し出しに回るとは思えないんだよね。
>>737 ってことは教科書にのってる信用創造の理屈は間違っているの?
>>739 ありがとうです。忘れてたなぁ。
まず、投資家に見放されるのは銀行自身の株式だよね。
BIS規制で重要なのは銀行が保有している株の含み益
だよね?メガバンク銀行同士が株式持合いしているわけ
ではないでしょ?
だから何が言いたいのか、よくわからないのです。l
銀行の株が落ちるのは経営の安定性が損なわれるという
意味で大事だと思うんだけど、マネーサプライ不況には
関係ないのではないかと思う。
資本注入されて貸出に回るのかどうかはわからないです。
それこそ経営者の判断ですから。
742 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん :02/11/16 09:45
金を刷って現実に合わせるか、現実にあわせて金を集めるか?
>>740 教科書的にはあってても、
実務的には、間違ってる。
思いっきり単純に書くと、銀行は短期の預金分だけ、短期で運用し、
長期の預金分、長期で運用する。
>>741 > 資本注入されて貸出に回るのかどうかはわからないです。
> それこそ経営者の判断ですから。
おいおい、それって、BIS規制がなくなっても
貸し出しに回るかどうかは判らないって言ってるのと同じじゃん。
じゃあ、何のためにBIS規制の撤廃を訴えてるの?
>>744 BIS規制厳格運用下で資本注入されたら、先行き同じ轍を
踏まないように貸出を控えるのが合理的判断という意味。
BIS規制は、貸出を増やす事事態がモラルハザードだと言
わんばかりの規制だからね。
BIS規制が撤廃されたら、先行き同じ轍を踏んでも平気に
なるから利益確保のために貸出が増える可能性は高い。
言葉足らずでスマンです。
>>743 となると企業融資の減資は、大雑把に言って定期預金の分だけ
という事になるのですか?
747 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん :02/11/17 16:20
>>746 そのとおり。
国債等の保有期間を短縮したりすれば、
企業向けの長期貸付を増やすことも出来るけど、
企業向けと国債保有の比率の変更は、色々な指標を見て決めるから、
この比率が変わらない限り、
定期預金が減った分だけ、企業向け長期投資は減るといえる。
>>747 という事は、昨年からの通貨乗数の下落は、定期預金のペイオフ
解禁が主な原因という事になるの?
750 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん :02/11/18 13:31
こういう投稿があった。
http://money.2ch.net/test/read.cgi/eco/1033695909/394 394 名前:金持ち名無しさん、貧乏名無しさん[] 投稿日:02/11/18 22:01
銀行の自己資本規制が、景気の変動を増大させる効果を
pro-cyclicalityといって、最近海外で多くの研究が出ている。
yahoo.comあたりで[pro-cyclicality]を検索すると良い。
外人はしたたかだよね。ルールを作って、都合が悪くなったときの
ために既にルールを壊す準備をしている。
外人どうこうはどうでも良いが、日本の研究者でこういう研究を
している人はいないの?
あげとく
753 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん :
02/11/23 20:06 あがってなかった(藁