1 :
名無しの笛の踊り:
何度聞いても好きになれない曲を何とか好きになろうとするスレです。
私はドヴォルザークのチェロ協奏曲の良さが全然わからないんですが
誰かこの曲を好きな人この曲の魅力を教えてください…
2 :
名無しの笛の踊り:2006/03/27(月) 15:05:16 ID:ZG1JnmIv
考えるんじゃない、感じるんだ
3 :
名無しの笛の踊り:2006/03/27(月) 15:07:22 ID:K5Yyauk4
>>1 スラヴ民族的なモチーフを生かした音型や
独奏楽器の主張の強さ、伴奏の親しみやすい旋律などがあげられます
チェロという力強くヴァイオリンより発音がしっかりした利点などを
生かし、伴奏の厚い響きに負けないバランスを保っている
この曲を過剰なまでに評価していたカザルス盤を聴いてみて下さい
カザルス・セル指揮チェコフィル
という俺もこの曲たいしていいとは思わないけどね
スラヴまがいの奴は古典を疎かにしてる感がいなめない チャイコとか
4 :
1:2006/03/27(月) 15:30:20 ID:GOmvRA8m
早速のご意見ありがとうございます。
このチェロ協奏曲は確かに旋律などの美しさはわかるんですが
彼の素晴らしい交響曲達に比べると構成が散漫な感じがするんですよね…
その辺は考えるな、感じろ、と言う事かもしれませんが。
とりあえずカザルス盤チェックしてみます。
5 :
名無しの笛の踊り:2006/03/27(月) 17:11:41 ID:8cUZEbBr
良スレかもしれない
厨房を寄せ付けないためあえて sage
6 :
名無しの笛の踊り:2006/03/27(月) 18:57:52 ID:nJsxpey+
7 :
名無しの笛の踊り:2006/03/28(火) 00:03:37 ID:0duvpPnj
>>4 チェロは奏者と聴衆が相対するので映像でみるのもいいかも。
力強い音、すすりなくようなメロディーはこうして出しているのかと納得できます。
8 :
名無しの笛の踊り:2006/03/29(水) 13:22:50 ID:xMU+QE6+
マーラー5番がいまだに好きになれない。誰か魅力語ってみそ
9 :
名無しの笛の踊り:2006/03/30(木) 21:07:11 ID:lPg8n8gn
マラ5が駄目なら交響曲自体が駄目なんじゃね?JPOPでも聴いてろデブ。
んなヴァカなw
11 :
名無しの笛の踊り:2006/03/31(金) 13:04:09 ID:KuXr3cZr
1>>
そういやあるヴァイオリンの先輩がドヴォルザークのチェロコン2楽章冒頭のチェロのソロを
聴きながら夕暮れのセーヌ川を恋人と散歩してみるのが夢だっていってたな。
先輩、状況設定に無茶があるよ・・・orz
8>>
マラ5は覚えてしまう間では単なる喧しくウザく永い曲でした。
そんな私も今ではどう見ても立派なマラ中毒です。
本当にありがとうございました。
12 :
名無しの笛の踊り:2006/03/31(金) 15:19:18 ID:0oBsMu+O
ベートーヴェンの第九が好きになれません。
13 :
名無しの笛の踊り:2006/03/31(金) 15:26:39 ID:gCL9YceG
14 :
名無しの笛の踊り:2006/03/31(金) 15:33:57 ID:SB3dpFTV
シュトラウスの「ツァラトゥストラ」の良さがまったくわかりません。
ついでに「アルプス」も「英雄の障害」も何が良いのやら、まったく・・・
ニーチェは大好きなんだけど。
15 :
名無しの笛の踊り:2006/03/31(金) 17:04:19 ID:f3ZpYsCJ
ブラームスの楽曲すべて。
なにが良いのか分からないね。
>>12 ベートーヴェンの音楽ははっきり言うとモーツァルトほど人に心地よさを与える天才性はないです
ではなにが優れているのかというと、心地よさを越えたドラマが音楽にあるからです
第9はそういったベートーヴェンの持つドラマツルギーを執拗な程追い求めた曲です
有名な第4楽章の歓喜の歌を聴いてみて下さい
・フルトヴェングラー指揮 バイロイト祝祭管弦楽団
・クレンペラー指揮 フィルハーモニア管弦楽団(Testament)
この2枚は第9でも定評のある盤ですが、オケの厚い響きと力強い合唱を感じることが出来ます
ベートーヴェンの音楽は音楽的に解剖してもおもしろくありません
マーラーなどは分析的な演奏も楽しめますが、ベートーヴェンの場合、
音楽的な響きや和声進行を解析して聴かせても良いと感じることはないでしょう
マーラーは複雑なポリフォニーを聴いてそれにうっとりすることが出来かもしれませんが
ベートーヴェンはその簡素で深みのある響きをさらっと提示されたら面白くもなんともないです
「聴く」より「観る」といった感じでしょうか
>>14 リヒャルト・シュトラウスは徹底した娯楽音楽です
精神性とかとは無縁で、音の快楽がそこにあります
興味深いのはリヒャルト・シュトラウスをいろいろな演奏で聴いても
ベートーヴェンやショスタコーヴィチの作品の演奏の様に大きな演奏家の差を感じません
感じるのは飛び道具的な音の使い方や器用な音楽性だけです
昨今のハリウッド映画の様な派手な効果がちりばめらていてそれをすごいなあ、と思うのが聴き方だと思ってます
それに違和感を感じる人はきっと楽しむことはできないでしょう
煩悩の塊の様な音楽なので、理性を捨てて楽しむのが吉です
18 :
名無しの笛の踊り:2006/03/31(金) 20:18:19 ID:LWWfzNYr
>>15 本当にすべて聴いたのなら、あなたには合わないのかもね。
ブラームスの魅力というと、計算された濃厚さかな。
テレビ番組のやらせのような安っぽさではなく、ここがこうでこうだから濃厚になる、
みたいな緻密な計算がされている。
知性でも感性でも聴けるように仕組まれている。
まあもっとブラームスの魅力はあるんだろうけど、俺はこういう聴き方してる。
19 :
名無しの笛の踊り:2006/03/31(金) 21:32:43 ID:4cn3nIOd
>>14 ためしにプレヴィン・ウィーンフィルを聞いてみそ
美音の洪水
R・シュトラウスが分からなくてもこのサウンドが嫌いな人間がいるとは思われない。
そのうちR・シュトラウスが分かって来るかも。
こういう入り方もありかもよ。
20 :
名無しの笛の踊り:2006/03/31(金) 21:42:18 ID:vL1oSkyi
ブルックナーの大半の交響曲、どこが良いのかさっぱりわからない。
睡眠誘導音楽としての用途しか思い浮かばない。
信者が多いらしき朝比奈やヴァントの盤でも、眠気を抑えられない。
フルトヴェングラー盤も聴いたが、これはやたらにせかせかして
いるだけ。
何を聴いても時間を浪費している感触しか残らない。
21 :
名無しの笛の踊り:2006/03/31(金) 21:52:19 ID:4cn3nIOd
というか、9番の聞き方というか、心構えを教えて欲しい。
3楽章が終わった後、「ザッザザッザザッザ・・」みたいな、8番の4楽章
見たいな物が胸の中で鳴り始めてしまう。
みんな本当に完成品として聴けてるの?
22 :
名無しの笛の踊り:2006/03/31(金) 21:57:08 ID:NUxyMvi2
>>20 大半というからには、これはいいと思うのがあるわけだね。
まずはそれを聴けばいい。
スケルツォ楽章から入るというのも手。
ブルックナーは今流れている瞬間だけを追っかけて聴いていると退屈する。
全体の構造があって、そのパーツとして今があるという把握をした方がいい。
だから、長いスパンで曲を聴けるようになるとよさがわかってくるんじゃないかな。
23 :
名無しの笛の踊り:2006/03/31(金) 22:03:01 ID:NUxyMvi2
>>21 インバル/フランクフルトの4楽章付きでも聴いてみては?
25 :
名無しの笛の踊り:2006/03/31(金) 22:20:11 ID:24j4VNX/
>>21
テ・デウムを聴いてください。
作曲者も、フィナーレが完成しなかったらテ・デウムで代用せよ
と言っていたらしい。
>>21 第9番は未完成交響曲だよ。
第3楽章までしか完成しなかったことは惜しまれるけれど、
残された音楽はブルックナーの白眉。
だからこそ第3楽章までしかなくても楽しむことができる。
この曲については「第3楽章までで完結している」という伝統的見解もあるけれど、
第3楽章の終わりはあくまで「一区切り」ついたに過ぎないと思う。
第4楽章の補筆版を聴いてみるなら、
よりヴァージョンアップされた楽譜を使用しているヴィルトナー(Naxos)を。
未完の草稿はアーノンクール(RCA/BMG)で。
作曲者が「第4楽章が完成しなかったらテ・デウムを代用」と述べた理由の一端が聴いて取れる。
27 :
名無しの笛の踊り:2006/03/31(金) 23:00:12 ID:CM9Z1Spq
メンデルスゾーンの管弦楽曲すべて
28 :
名無しの笛の踊り:2006/03/31(金) 23:40:19 ID:4cn3nIOd
いや、だから、3楽章まで十分鳥肌立って聞いているんだが、それだけに
4楽章の喪失感がたまらない。どんなにすごいフィナーレだったろうと思うと。
シューベルトの8番にそれは感じない、むしろ4楽章あったら胸焼けしそう。
しかしブル9が「十分完成されている」というのがわかんよ。
今もシューリヒトの1961年盤を聴きながら書いてる。(ああ8番のポール・ベイリー版が欲しくなってきた)
そういうことはチラシの裏にでも書いといたら?
あ。なんだこの日付w
>>27 革新性とか圧倒的な独創性はないけど、モーツァルトの様な優美な音楽が魅力
早世したのが惜しまれる 器用貧乏の感はあるが、もしかすると大化けしたかもしれない
最後の交響曲3番スコットランドではその才能の片鱗を見せている
(メンデルスゾーンの交響曲は5曲あるが、出版順に番号がついているため実際は3番が最後の作品)
ドイツ的な伝統を踏襲した弦の厚い響きに、素晴らしい構成力
そして上滑り気味だった器用さは定着して高い音楽性を見せている
・クレンペラー指揮 バイエルン放送響
他の曲の様なメンデルスゾーン的ともいえる軽やかさや華やかさはこの曲にはいらない
重いドイツのオケの響きが適しているし、クレンペラーはライブということで驚異的に燃焼した演奏
これの音楽に達するための華やかな音楽だと思えばどの曲も気軽に楽しめる気がする
34 :
名無しの笛の踊り:2006/03/32(土) 14:43:14 ID:8LqU8GRN
良スレ
35 :
名無しの笛の踊り:2006/03/32(土) 14:45:23 ID:o1LG7QMI
>>27 その中にばよりん協奏曲も含まれているのか?
ばよりん協奏曲は単純に美しいと思うが。
マーラーの傑作と言われる大地の歌と第9が楽しめません。
どうすりゃいいの?
>>36 どちらも深刻な曲。死だとか孤独だとか重いテーマ。
だから、楽しみたいと思っているお気楽な感覚では楽しめないだろう。
禅のような話になるが、「楽しめないことを楽しむ」くらいの味わい方をしてみてはいかがか。
そのうち悟りが開けたりね。
どんなところが苦手なのか書いてあるほうがアドヴァイスしやすいですね。
39 :
名無しの笛の踊り:2006/03/32(土) 20:48:16 ID:zLTSPMu3
ドビュッシーの管弦楽曲。とにかく退屈。
ピアノ曲は楽しんでいるのだが。
>>39 牧神〜を使ったバレエの映像を見てみてはいかがでしょう
42 :
名無しの笛の踊り:2006/03/32(土) 21:16:51 ID:CC6Ov53e
チャイコフスキーの悲愴
3楽章で盛り上がるだけ盛り上がっておいて4が微妙なテンションってのが。
ごめんなさい、私もマーラー5番の良さがわかりません。
上の方で同じ人がいますけど、きちんとした説明はなく…。
お願いです。誰か教えてください。
訳ありで、好きになる必要があるんです。
>>42 悲愴は両端楽章に訴えたい内容があって、2と3は余興(?)と考えた上で、
終楽章の「燃え尽きてなおも慈愛のまなざしを注ぐ情熱」という風に味わってみては。
それもまた風流、程度にとらえておけば。
>>43 マーラーの5番は、フーガが見事な5楽章から入るとよいと思います。
そして、なぜこのフィナーレになるのかを考えながら、順を追って逆に進んでいくのが吉。
1、2楽章は重々しくて聴いていてつらくなりやすいものの、分裂症的な起伏の激しさこそが魅力。
チャイコのP協1番。特に1楽章。
普段は陰気で冴えないオヤジが、何の啓示を受けたのか、突如、奇妙な笑みを浮かべ
ながら陳腐な妄言を連発して、周囲を唖然とさせているようなシチュエーションを想起
させられて、こっちが恥ずかしさを覚えてしまう。
Vn協は華やかさを素直に楽しめるんだけど。
46 :
名無しの笛の踊り:2006/04/02(日) 02:08:53 ID:29b6l5vY
47 :
名無しの笛の踊り:2006/04/02(日) 02:23:16 ID:PrfxJKgN
新世界より
旋律がダサすぎて聴くにたえません。これのせいでドボルザークは聴かず嫌い王です。
>>43 自分も5楽章から入ったよ。最後のコラール主題に向かってく辺りなんか好きだった。
スコア見てみても、面白いかも。いろんな声部が動いてるのが分かるし。
1楽章から5楽章へ明るくなっていく構造みたいだし、終楽章が好きになったらそこまでのプロセスとして聴いたらわかりやすいんじゃないかな。
49 :
名無しの笛の踊り:2006/04/02(日) 20:43:02 ID:JgN0+qEI
>>47 ダサいというのが田舎臭いという意味だったら、まあそうだね。
でもその田園的であるというのが魅力。
とりあえず9はダメでも7か8を聴いてみては?
9はくだらんけどこっちはいいっていう人も多いし。
9を聴くのはそれからだと思う。
50 :
名無しの笛の踊り:2006/04/02(日) 21:12:50 ID:CVbJEToK
>>45 オイラもチャイコの一番は第一楽章序奏と第三楽章以外は聴かない。
この部分だけならイッチャテル系のピアニスト(ホロヴィッツとかアルゲリッチとか)
のライヴではこれが「協奏曲」ではなく「競争曲」だということが良く分かる。
自分はマーラー5番の1,2楽章が大好きなのに
4,5楽章は全然覚えなかった・・・(3楽章は普通)
だから「アダージェット」がブームになった時は
「5番にそんなのあったの?」と本気で驚いた
改めて聞いてみて確かに綺麗だとは思ったけど、
よりによって5番の一部だとは今でも信じられないorz
ついでに7番も5楽章だけが苦手
本当に「朝だ朝だ起きろ〜」と耳元でティンパニ叩かれてるようでw
52 :
名無しの笛の踊り:2006/04/03(月) 21:34:20 ID:GHImFGNC
ラフマニノフの交響曲。
盛り上がったときにここでピアノがカツンと入ると気持ちいいのだが・・・
と思ってなんか靴の上から足を掻いているような感じになってしまう。
ラフマニノフと言えばP協、という世代の悩みか?
>>36 マーラーの9番
「ボーボッンッボー」を毎日唱えよう。「ンッ」に喜びを感じるようになれば合格だ。
2楽章以降は、おまけだ。
>>43 マーラーの5番
あれは、管楽器のソロを楽しむ曲だ。冒頭のtp,3楽章のhrなど、聴き所満載。
>>52 それは、世代なのか?
ラフマニノフの交響曲は、クライマックスでピアノが入ることが逆に裏目に出る感じがしなくもない。
鍵盤をカンカン叩く音が聴こえると逆に不粋になってしまうのでは。
ただメロメロドロドロに歌に埋もれていくという聴き方をするとよろしかろう。
ピアノという楽器は所詮「点」しか打てない。
もちろんそれを線に錯覚させることはできるが。
でもそれなら、最初から線を奏することができるオケが役割を担える。
線の音楽として聴くと変わってくるのではないだろうか。うん。
55 :
名無しの笛の踊り:2006/04/03(月) 22:21:25 ID:x4CSJ5X7
リヒャルトシュトラウスの管弦楽曲。
深みがないし、うるさいし、何がいいのかひとつも理解できない。
歌全般。歌曲、オペラ、マーラーやショスタコの一部など。
やっぱり歌詞の理解は必須ですか?
ドイツ語なんて分からね。イタリア語もロシア語もサッパリ。
対訳を見ながら、「こういう意味のことを今歌ってるのね」と思って聴くの?
>>57 日本語訳で唄われていたら楽しめるかい?
まあ訳されたら本物ではない、ということになってしまうわけだが。
というわけで、外国語がわからなくても、その言語の特徴のようなものを
なんとなくつかむことができると楽しめる。
つまり、その言語の音韻も、音楽を形作る要素ということだね。
もちろんどんな内容のことを唄っているかわかっていた方がいいが、
必ずしも必須ではない。
>>49 まさに自分
9番はたまに4楽章きくぐらい2楽章とか飽きる
でも7と8はすごい好きです。8からはまった。好きな作曲家は?と聞かれるとドボとこたえるけど新世界!と言われてその後目が泳ぐことがしばしば。
8番4楽章とか田舎臭なさめ。
>>57 フランス語は分かるという事でOK?
つ【フォーレ・ラヴェル・ロパルツ】デュレも悪くない。
旋律が印象的な曲を中心に聴くのもいい。大御所シューベルトで言えば
「ズライカ」「水の上で歌う」「春のおもい」「僕のリュートに」などなど。
>>57 イギリス歌曲を聴きましょう!
英語なのでおそらく外国語の中では最も馴染みがあるはず。
フィンジ、クィルター、バターワース、ヴォーン・ウィリアムズ、ブリテンetc...
いずれもイギリスの名詩人(ワーズワース、ハーディ、もちろんシェークスピアも)の詩が使われていて味わい深いものが多いよ。
まあ、雰囲気だけでもいいとは思うよ。
ショスタコの「死者の歌」なんて歌詞の意味がわからなくても不気味だし。
62 :
名無しの笛の踊り:2006/04/04(火) 01:42:41 ID:XhOrFCc+
>>57 例えばこういった曲は、器楽用に編曲されて演奏されることが多い。
すなわち歌詞を抜きにしても曲として成り立っている。
こういうのを器楽と歌とで聴き比べるところから始めるとか。
フォーレ:「夢のあとに」
ドビュッシー:「美しい夕暮れ」
ファリャ:7つのスペイン民謡
ラヴェル:ハバネラ形式のヴォカリーズ
ラフマニノフ:ヴォカリーズ
プロコフィエフ:5つの歌曲
もっとも、後半の3作品はもともと歌詞のない歌曲なんだが。
ちなみにラヴェルの作品は、器楽演奏の場合には「ハバネラ形式の小品」と呼ばれている。
プロコフィエフのはop.35のことだが、作曲者自身がヴァイオリンとピアノのために
編曲している(5つのメロディー op.35bis)。
64 :
名無しの笛の踊り:2006/04/04(火) 04:29:42 ID:6Uu0mGrF
>>8 >>43 マーラー5番!すばらしい曲ですよ!!
この曲の魅力は楽章1つずつよりも交響曲全体の構成にあり、
その解釈はさまざまですが、自分なりのストーリーをつけてみてはどうでしょう?
私は長い曲はよくそういうことをします。邪道ではあると思いますが。
マラ5ですが、中心に巨大なスケルツォをはさんだ3部構成となっています。
その前に絶望を感じさせる2つの楽章、後ろに長調の2つの楽章です。
私がかつて描いたストーリー設定です。
第一部<主人公の内面の激情>
1:運命のリズムが悲劇的な何か大きな力を連れて来る
2:その力は抗えば抗うほどに(自分の中で)強大になってゆく
第二部<主人公(オブリガート・ホルン)の戦い>
3:主人公は運命を肯定的に受け入れ、幸せを探す
第三部<主人公の幸福(愛と音楽)>
4:愛する女性と彼女への思い
5:そして私には音楽がある
陳腐な言葉しか思い浮かびませんが・・・
65 :
名無しの笛の踊り:2006/04/04(火) 17:40:15 ID:9ktKtWhY
>>57 まずドイツ語の詩を口に出して読んでみる。
短いので良いので意味を味わいながら覚えるくらい朗読。
その後で初めて音楽を聴く。
これができないとリートは本当意味で楽しむ事はできません。
66 :
名無しの笛の踊り:2006/04/04(火) 18:24:03 ID:dAO7sYQ+
自分で歌ってみること、まずはこれに尽きる。
ラフマニノフのシンフォニックダンスとか。
68 :
名無しの笛の踊り:2006/04/05(水) 21:32:01 ID:nykC3IA2
ブラームスの交響曲の 緩徐楽章 メロディも退屈だし、構成は稠密だからこそうっとうしいし、だめだあ。
必ず飛ばす。
シベリウスの交響曲2番。
聴いた後、何の印象も残らない。
無味無臭で蒸留水を飲んでるみたい。
70 :
名無しの笛の踊り:2006/04/06(木) 01:40:59 ID:cbykrMnP
そりゃちょっとわからんな。
俺なんか臭すぎて駄目って思ってた時期があるよ(w
71 :
>>8:2006/04/07(金) 17:04:07 ID:TqDQJ7qK
前向きなレス付けてくれた方、どうもありがとうございます。
自分はマーラーの交響曲はほとんど皆好きなんですが5番だけは好きになれないもんで。お勧めの演奏とかありませんか?
72 :
名無しの笛の踊り:2006/04/07(金) 17:32:57 ID:fY63iBEQ
>>42 苦しいことばかりの人生に絶望する一楽章
厳しい現実から逃避するため妄想に浸る二楽章
そうこうしてるとちょっといいことがあってやっぱ人生捨てたもんじゃないな三楽章
でもやっぱり嫌なことのほうが多いことに気づいて諦める四楽章
73 :
名無しの笛の踊り:2006/04/07(金) 18:14:25 ID:F24l/lBM
>>71 今までどんなものを聴いたのかを教えてほしい。まずはそれからだ。
74 :
>>8:2006/04/07(金) 18:34:22 ID:TqDQJ7qK
DG録音のアバド(ライヴ
カラヤン
クーベリック(audite
バルシャイ(ブリリアントクラシックス
以上。
>>71 異なるタイプの演奏として、
テンシュテット&ロンドンフィルの1988年12月ライヴ、をお薦めします。
EMIの決定盤1300シリーズですぐ手に入ります。いかがでしょうか。
76 :
名無しの笛の踊り:2006/04/07(金) 20:47:32 ID:oCSEV1Ac
とりあえず、あんまり観念的なので聴いてないようだね。
テンシュテットのライヴ、バーンスタイン/VPOを薦めておく。
あとは方向性は違うけど、金管楽器の鳴りを楽しむならショルティ/シカゴ。
最初のラッパのモチーフを死が近づいてくる恐怖と解釈すると、結構2番や6番とも通じるものがあるはず。
ラフマニノフのPf協奏曲第2番。
美しい曲だとは思うんだけど、いまいち楽しめない。
78 :
名無しの笛の踊り:2006/04/08(土) 00:20:23 ID:DpCTKec+
>>77 3番は平気?
2番はね、ズブズブと沈み込むような内面の感情吐露が魅力。
だから、腰のあたりに巻いた布がひらひらしてるような見えそうで見えない
エロティシズムで、じらしを味わう。
もう最初のピアノ独奏でかなり決まる。ツンデレのツンから入ると期待できる。
>>78 シャイーはともかくシェルヘンは裏街道でしょ。
80 :
名無しの笛の踊り:2006/04/08(土) 02:21:34 ID:O9c2Ye7O
メンデルスゾーンのSym−2、これはなに?
第一楽章第一主題は「いなかのじーさん屁をたれてー、そーれでばーさんクソ
たれたー」としか聴こえない。それにこの節は日本の歌になんかあったような。
ナンダッタっけ?
モーツァルトのジュピター。
何度か聴いてみたけどどうも好きになれない・・・。
プロコフィエフが頭が混乱してきて最後まで聴けません
最後はフランソワのピアコン3番?でした
以降聴かず嫌い…
>>42 悲愴の3楽章については、許さんが「百万人の嘲笑」なんてうまい表現をしていた。
あれはイライラと暴力と自暴自棄の音楽なんだと思う。
84 :
名無しの笛の踊り:2006/04/08(土) 10:51:43 ID:O9c2Ye7O
>>82 >プロコフィエフ ピアコン3番
現代的な音造りとロシア的叙情の融合がこの曲の特徴。プロコフィエフが
ロシアから西欧に移住した直後の作品で、都会的なセンスの中にロシアへの望
郷の念を聴き取るのが吉。何度も聴いてプロコの世界に入り込んでしまうと
クセになる。(そのかわり脳内自動演奏が始まってしまうと大変)
ところでフランソワはこの曲の演奏中、異色の部類に入る。アルゲリッチ
(1回目録音)が評価高い。全集だとブロンフマンかポリーニがスタンダード
で廉価盤も出てる。
>>82 3番はカペルやカッチェンなどのアメリカ組みたいに
スマートでカッコいい演奏で聞くとわかりやすいかも。
他の曲なら割と美メロの宝庫なロメオとジュリエットや
普通にカッコいいピアノソナタ2、3番がおすすめ
87 :
名無しの笛の踊り:2006/04/09(日) 00:43:15 ID:3Y0hFrjh
ジョン・ケージの4分33秒とかいう曲は一体どこが聴きどころなんですか?
88 :
名無しの笛の踊り:2006/04/09(日) 01:19:44 ID:je6lWmhS
>>87 釣りの気がするが。。。
実演で聴くのが一番わかりやすい
ノイズみたいなもんだよ
ホールの聴衆が演奏に参加するようなものだ
はっきり教えても面白くないから自分で考えてみて下さい
89 :
名無しの笛の踊り:2006/04/09(日) 03:36:58 ID:Igp1QW1i
>>57 >歌曲…ショスタコの一部など。やっぱり歌詞の理解は必須ですか?
亀レスだが。他もそうかも知れんが、ショスタコの場合とくに歌詞の意味と
音符が対応しているので、歌詞の意味を理解するのは必須。しかも対訳だと
ロシア語歌詞と英語や日本語の訳の語順が違ってたりしているので、本来のロ
シア語を踏まえて曲を理解するのが最善。だけどそんなこと言っていては聴く
人いなくなるから、テキトーに訳を見ておくだけでもまあいいんじゃない?
個人的には、英語はなんとなく喜劇的イメージなので英語訳は好きじゃない。
90 :
名無しの笛の踊り:2006/04/09(日) 08:27:16 ID:w4HqAfun
ブラームスの交響曲全部。
>80
まず、スコアを読め。
一定以上の読譜力があるなら、声楽付き交響曲(という極めて狭い分野)だけでなく、
オーケストラに声楽、それにコーラスを交えた編成で書かれた作品における、
歴史上の最高傑作であるという事実が認識できる。
器楽のみの前半、声楽を交えた後半とも、ベートーヴェンやマーラーなどが、
足下にも及ばないだけの内容が含まれている。
比肩するものがあるなら、バッハの一連の作品とベルリオーズの作品だけだ。
問題は、入手可能な録音は、どれも作品の魅力を伝え切れていないこと。
真価はスコアの中にある。
>87
演奏終了直後の、聴衆全体による一体感。
この部分には、他の現代作品ではまったく味わえない、独特の魅力がある。
まず、優れた生演奏に接することが必要だ。
>90
スコアを読む限り、「魅力を感じられない作品」のではなく、「そもそも
魅力など存在しない作品」と断定したい。
歴史上の名盤(などと評価を受けているモノ)の数々は、「この曲でなければ」と
いう必然性など、どれからも感じられない。
鳴らないTutti、効果など皆無な管の重ね方、自己満足にすぎない弦の掛け
合い、奏者の事情を完全に無視した打楽器の使用法。
そもそも、資本に寄生していた引きこもりに、社会人の苦悩を語られても、
何一つ共感するところがない。
21世紀の現代に、聞く価値など皆無であるのに加え、演奏会にまで取り上げる
神経が全く理解できない。
他はともかく、ブラームスのくだりは釣りだと思うが・・・
単なる無理解かも。「理解できない」と言ってるし(w
95 :
名無しの笛の踊り:2006/04/09(日) 14:04:23 ID:Igp1QW1i
>>91 >資本に寄生していた引きこもり…
という言い方に香ばしいブサヨク・イデオロギーを感じるな。
ブラを語るのにマルクス主義持ち出した香具師初めて見た。
96 :
名無しの笛の踊り:2006/04/09(日) 14:12:29 ID:n+HUgBIQ
釣りをはるかに超えて、痛い香具師。
ブラームスが「社会人の苦悩」を語ったのか。そりゃよござんしたね、と言いたい。
あたしゃそうは思いませんがね。
「社会人の苦悩」を語ったクラシックの作曲家なんて、ほとんどいないでしょ。
自分の社会人としての苦悩と引き比べて鑑賞するタイプの人なんだろうな。
痛いのではなく、社会で苦労されているお気の毒な方なのだ。
叩くのはやめてあげようではないか。
>>91 とりあえず、ここは「魅力を語ってくれるスレ」だからそういうのはブラームススレに。
99 :
名無しの笛の踊り:2006/04/09(日) 19:09:17 ID:AHWkrbNR
質問の方も、「全部」といきなり括っているけど、どういうところが苦手なのか語ってくれないと困る。
次スレのテンプレには入れた方がよさそうだ。
>>90 とりあえず、ブラームスのオーケストレーションに慣れることだ。
交響曲がダメなら、悲劇的序曲あたりから入るとよろしかろう。
(ハイバリや大祝は洗練とまではいかないから)
ブラームスの魅力は、「渋さ、深さ、濃厚さ」の3本です。
>>68 交響曲の緩徐楽章か。
メロディ退屈というけど、とりあえずそういう人は、メロディを唄ってみるといい。
>>92-98 ダウト。
「ラヴェルの交響曲第7番」、「ヨハン・シュトラウスII世のオンド
マルトノ協奏曲」、「バッハ自身によるマタイ受難曲自作自演盤」などと
同様、「"ブラームスの交響曲"の魅力」など、存在していない。
単なるブームや疑似科学と同様、商魂たくましい方々にクラオタが踊らされ続けた
産物にすぎないからだ。
「UFO」や「超能力」、昨今では「"マイナスイオン"による科学的な効果」など、
存在するかどうかの議論だけで、金儲けのネタになる分野と同様である。
従って、本来はこのスレの対象ではない。
が、確かに、そういった存在しないモノをネタにした議論が楽しく、夢中に
なれることは認める。
しかし、あまりに滑稽であり、みっともない。
いい年のオトナが議論する対象などでは、決してありえないモノだ。
それ言ったらあんたがメンデルスゾーンの賛歌を「歴史上の最高傑作」と言ったりしてんのも、
思い込みの垂れ流しじゃん。
>鳴らないTutti、効果など皆無な管の重ね方、自己満足にすぎない弦の掛け
合い、奏者の事情を完全に無視した打楽器の使用法。
その個性的な表現だからこそ独特の魅力が出るという風にも言えるはずだ。
楽譜を見てダメと即断するけれども、それをどう音にするかというのを楽しむというのも手だし。
あんた、窮屈だね。
>>100 うざい。本当にうざい。自説を語りたいならチラシの裏にたっぷり書け。
スレ違いなんだよ。消えろ。
103 :
>>8:2006/04/09(日) 20:45:45 ID:+7KNbTHL
>>75 >>78 とりあえず勧められたのを全て聴いてみる事にします。どうもありがとうございます。
>>101 「超一流」と「二流未満」の区別がつかない、「実力のなさ」と「個性」の
区別もつかない。そのような者と関わると、こちらにも馬鹿が感染りそうだ。
>>102 うざい。本当にうざい。自説を語りたいならチラシの裏にたっぷり書け。
スレ違いなんだよ。消えろ。
... などという自説は、チラシの裏に書くべきだったのではないのですかね??
ああ、アホラシ。
105 :
名無しの笛の踊り:2006/04/09(日) 20:52:10 ID:gwK5e7Wf
武満のオケ曲すべて。
NAXOSの器楽曲とか、小編成のものは聞けるんだけど、
ノベンバー等のオケ曲がどーにもワケワカラン。
<チラシの裏>
音楽の魅力ってのは客観的にあるなしで判別できるものではないと思うけどな…
</チラシの裏>
<チラシの裏>
>>106 魅力というのはあると言えばあるしないと言えばないものだからね。
</チラシの裏>
>100
精神病院から抜け出しちゃ駄目だよ、ヴォルフさん。
109 :
名無しの笛の踊り:2006/04/09(日) 22:15:49 ID:Zfl2pocg
ヴォルフの歌曲。ピアノパートはまぁ面白いと思うけれど、
肝心の歌のパートに魅力を感じることができない。
特にミニョンやガニュメードなど、シューベルトが既に作曲している詩につけたものには拒絶反応が…
>>108 フーゴー・ヴォルフ(Hugo Wolf, 1860 - 1903)
オンド・マルトノの発明 1928年
重箱の隅スマソ
111 :
名無しの笛の踊り:2006/04/09(日) 22:35:19 ID:Igp1QW1i
>>109 ヴォルフの魅力を語ってくれ、誰かヨロ
>>105 >武満のオケ曲
草木のそよぎなどの自然音のオケ化…西洋人に無い右脳音感?
…とか言いながら漏れも好きになれない。これじゃ答えにならんか。
113 :
105:2006/04/09(日) 23:06:08 ID:gwK5e7Wf
弦レクは好き。
木管や金管が入ると途端によーわからん……。
114 :
名無しの笛の踊り:2006/04/09(日) 23:33:19 ID:WmaXVQ61
幻想交響曲の魅力を教えて
>>114 超一流の作曲家による超一流の作品であること。
それがこの曲の最大の魅力であり,唯一の難点でもある。
加えて,天才の若書きでもある。
このため,その音響や構成だけでなく,物語性や各楽器奏者の名人芸,
楽章間の場面転換など,ありとあらゆる見所が満載の作品だ。
つまり,どの見所から理解を開始するか,その整理が必要だ。
あらゆる見所を一気に理解しようとすると,単に混乱するだけだからだ。
この曲の初心者は,まず圧倒的な音響を堪能することから,理解作業を
開始することだろう。
コリン・デイヴィス/コンセルトヘボウの盤を入手し,第4第5楽章を
繰り返し聴くことを,初心者各位にお勧めする。
ただし,この曲にも難点がある。
スコアを読み返すたびに新たな魅力が見つかるからか,超一流の指揮者の
何人かが,レパートリーに加えることを断念したことだ。
もちろん,この曲の真の意味での名盤が,CDの売り上げ枚数やメーカーの
宣伝文句とは別な位置に存在することは,特にコメントするまでもない。
>>114 第2楽章のワルツが優雅で心地よい
終楽章で鐘が鳴るのが面白い
自分はここから入ってだんだん曲自体が面白くなった。
117 :
名無しの笛の踊り:2006/04/10(月) 01:34:02 ID:uiCzNUaO
>>109 とりあえずドイツ語は分かりますか?
シューベルトとは言葉の扱い方がちょっと違うのでゲーテ歌曲ではなくアイヒェンドルフ歌曲とかから始めてみたら?
118 :
109:2006/04/10(月) 01:38:53 ID:ipeyWhuK
>>117 dです。辞書を引けば何とか読める程度…orz
まずはディースカウのアイヒェンドルフから始めてみます。
119 :
名無しの笛の踊り:2006/04/10(月) 01:55:43 ID:9RNdt56S
ラヴェルの「ダフニスとクロエ」がわからない、というより怖い…
あの合唱を怖がらずにきけるようになりたい
ちなみにラ・ヴァルス、ピアノ協奏曲、ピアノ独奏曲の半分くらい(夜のギャスパールや
なんかの有名どころ)はめちゃくちゃ好き。
120 :
名無しの笛の踊り:2006/04/10(月) 02:55:08 ID:P1mih/xp
マーラーやらブラームスの交響曲曲大好きなピアノ弾きですが、どーしてもショスタコがイミフです。何番から聞けばおkでつか?
121 :
名無しの笛の踊り:2006/04/10(月) 03:46:49 ID:0DfGrp7C
>>120 つ【13番】マーラー好きで声楽曲に抵抗が無ければはまるはず。
>>115 言ってることはマトモだが、冒頭がいつも通り救いようがないな。
見所を具体的に後から列挙した分は評価する。
しかし、苦手だと言っている人に、これは超一流なんだ、といきなり言い放つことは、
つまりお前はこんな超一流もわからん愚か者だ、という侮蔑の表現にとれる。
苦手な人にさらにアレルギー反応を出させるつもりか。
こうこうこうだから超一流です、というような語順の感覚が欠落している。
>>114 この曲は、
>>115の言う通り、完結していないことが魅力です。
演奏されるたびに毎回違う鳴り響き方をしてしまうのです。
いろいろな解釈を受け入れる懐の深さ、自由度の高さを魅力と言いましょう。
芸術に正解はないから、これでいいんです。
そういう意味で、もっとも前衛的で芸術的な作品と言ってよいでしょう。
私自身は、これで標題交響曲じゃなければよりよかったんじゃないかなと思いますが。
前にマーラーの5番を楽章順を逆にして聴け、ということを言っていた人がいましたが、
この曲も逆に聴くのもアリかもしれません。
ドラマとして聴くなら。
>>120 ショスタコーヴィチはベートーヴェンを理解しているとわかりやすい
マーラーの影響も強いが、まずベートーヴェンをしっかり聞き込んでから接すると理解しやすい
ショスタコーヴィチはベートーヴェン(そしてその祖ともいえるバッハ)の形式主義を無意識的にも重んじているからだ
人気のある5番はロマン的・世俗的でショスタコーヴィチの個性とは言い難い
10番、4番がわかりやすいので、これを聴くのをすすめます
10番はショスタコーヴィチの作品の中で屈指の完成度を誇る
2楽章のアレグロの殺人的な響きはきっと虜になるはず
・ザンデルリンク指揮 ベルリン放送響 (ベルリンクラシックス)
ドイツ的なきっちりとした造形が良い 情念に流されない演奏 曲の良さを非常に実感できる
・ ムラヴィンスキー指揮 レニングラードフィル (ビクター)
ベストに推す人が多い名演 この曲のラディカルさやスリルを全て引き出した演奏
4番はショスタコーヴィチの若々しさやアイディアがふんだんに詰まった傑作
後の作品の原型を垣間見る事が出来る
・ラトル指揮 バーミンガム市響 (EMI)
冒頭からして圧巻 ラトルの録音のベストか
凶悪なフォルテは本場ロシアの指揮者よりキツイが、理性的なラトルの良さも有り、大変楽しめる演奏
・コンドラシン指揮 モスクワフィル (VENEZIA)
この曲の曰く付きの初演者 ベストに挙げる人が多い ロシア的なデフォルメや金管の鳴りが特徴
ショスタコーヴィチの曲は一般にドイツ的演奏、ロシア的演奏の2つのスタンスがある
私はドイツ的な演奏が好きだけれど、2ちゃんねるとかだとロシア的な方が人気がある
どちらも一長一短といったところ それが面白い
>>120 マーラー好きなら6番、8番はわりといけそうな気がするけど。
5番については下記。
>>123 完全同意はしないが、5番はある意味分かりやすすぎて他の曲を聴く
準備にはあまりならない、ってのはあるな。
>>120 ブリリアントから出てるバルシャイ/ケルン放送響の全集ボックスを買ってみれば?11枚組で\4,000弱。
演奏精度も高いので入門編としては安心。これで気に入った曲があったら他の演奏を漁りに行くといいよ。
ブラームスの交響曲が鳴らないなんて話が出てるのね。
俺はブラームスのオーケストレーションは水墨画みたいなもんだと思う。
ラヴェルやR.コルサコフのように虹色に輝くわけではないけど味わい深い。
つまり微妙な墨の濃淡を堪能するような聞き方ができなければ
只のモノクロのくだらない絵に見えてしまうわな。
>>120 ブラームスやマーラーの時代は、まだ平和だった。
軍事的、そして政治的にも不安な時代を生きたのがショスタコーヴィチ。
マーラーが使うラッパなんかは哨兵のような呑気なものが多いが、ショスタコ
の頃には事態は緊迫している。
そういう時代の差に対する感覚が薄いと、イミフになりやすいかもしれない。
曲全体の統一性を考えると、古典的で明解な5番はさておくとして、他の人も勧めて
いる8番、13番はよいと思う。(4番はとっつきにくいがマーラー的)
そして、他に挙げるなら、12番。割と聴きやすく、かっこいい。
あんまりかっこいいかで測るものではないと思うけど。
聴きやすいっていえば11番なのかと思っていたのだが。
>>114 この曲は完結しています。
第一楽章の最初の音から,最終楽章の最終和音までで,独立した世界を
確立しています。
作曲者は,別途「続編」を書き残していますが,この曲ほどには価値のある
作品でないことが,この曲の独立性の証明となってしまっています。
楽譜には,極めて緻密な指定があり,それほどの自由度はありません。
たとえば,バッハが「フーガの技法」で実現しているような,楽器選択の
自由度など皆無であるといえます。
イージーリスニングへのアレンジや,それこそロックアーティストが
この曲をカバーするといった実績が皆無であることからも,この曲に
必要な楽譜への忠実度を伺い知ることができます。
解釈についても,「ベルリオーズ自身の芸術感に忠実である」という,
極めて厳格な規律が求められています。
その意味では,もっとも古典的かつ通俗的な名曲であると断言できます。
しかしこの曲は,「表題交響曲」という新しい分野を切り開いた作品で
あり,そのこと自体に,極めて独創的な価値が存在しています。
表題付きの楽曲であり,しかも古典的な価値観が共存しているという,
独特な価値を持っている以上,一部の楽章を抜粋することは(この曲の理解には)
極めて有益ですが,楽章を並び替えて聴くなど,以ての外であるといえます。
「楽曲の演奏」という再現芸術は,「作曲者の意志の再現」という正解があるから
こそ,独自の価値を持ちます。
その事実を正確に把握することが,この曲をより正しく理解するために,最低限
必要なことです。
130 :
名無しの笛の踊り:2006/04/10(月) 22:23:48 ID:yvIgIPTm
うわぁ、またおバカな発言してるよ。
「作曲家の意志の再現」だってさ。
作曲家の意志を再現するのは、実際の演奏では不可能だよ。
随分と古風な美学感をしてる人だね。
ま、せいぜいスコアでも眺めてうっとりしてなさいってこった。
叩くだけのレスってなんか頭悪そうだよね
俺とか
ブラームス派対ワーグナー派の対決みたいだなw
ま、標題音楽は文学性に片足突っ込んだから、純粋に音楽で完結するものじゃあないね。
言葉が邪魔になる。
標題要らなくね?、と言ってる
>>122の気持ちもわからなくはない。
標題がなくてもその音楽の価値は変わらないだろう。
そのへんのところは標題を取り下げたりしたマーラーとか、かなり悩んでると思う。
幻想交響曲は古典落語の「死神」のような異色の作品だからな。
演じ手の素質にかなり左右される作品であることは確かだ。
作品そのもので完結してたら、台本棒読みだけでも面白いはず。
だがそうはならない。やはり演じられてなんぼ。
にもかかわらず、それを演じる素質のある人が少ないというのは事実。
133 :
名無しの笛の踊り:2006/04/11(火) 13:14:36 ID:/ODPRQsD
すまん俺が悪かった。
134 :
名無しの笛の踊り:2006/04/13(木) 13:59:35 ID:bi2z/Ojt
いや俺が悪いんだ
135 :
名無しの笛の踊り:2006/04/13(木) 17:40:49 ID:tgJ/UeLF
ニールセンの不滅が苦手です。
「不滅」という標題に惑わされてるのかもしれないけど。
3番は好きなんですが。
魅力を教えて下さい。
136 :
名無しの笛の踊り:2006/04/13(木) 17:54:36 ID:mexONR0f
確かにこの曲はニールセンの6曲の中では最つまらない曲かも知れない。
簡単な方法では無いが全部の曲を聴いてから改めて4番の交響曲として捉らえればすんなり聴けると思うよ。
それから、不滅は誰の演奏聴いてるの?
137 :
名無しの笛の踊り:2006/04/13(木) 18:25:35 ID:wKEotFnf
ニルセンは2番がよい。
第4楽章のお祭り騒ぎはことに印象的だ。
第1楽章もカッコイイ!の一言に尽きる。
不滅は第3楽章の弦楽器の疾風を聴くと興奮する。
ところでマルティノンの演奏があるのをご存知かな。
138 :
名無しの笛の踊り:2006/04/13(木) 20:47:29 ID:mexONR0f
ニールセンは、5 3 6 1 2 4の順に聴きづらくなって行くような気がする。
139 :
135:2006/04/13(木) 22:15:18 ID:bM6N+piA
>>136 とりあえず交響曲全部をブロムシュテット/デンマーク(EMI)で揃えてます。
貧乏人丸出しですが。
あと、バルビローリ/ハレも持っています。
>>137 マルティノンですか。探してみます。
マルチンポ>>>>>ブロムシュテット
141 :
名無しの笛の踊り:2006/04/13(木) 23:14:58 ID:mexONR0f
私はサロネンをお勧めしておきます。
バルトークの弦楽四重奏曲。
ただ音が鳴ってるようにしか聞こえない…
そりゃそうだ。音楽は音だ。
145 :
名無しの笛の踊り:2006/04/15(土) 01:07:08 ID:ZaR38u8l
>>143 弦楽四重奏曲の第一番の終楽章冒頭の
「チャカチャカチャカチャカ」は、ミニマルぽくて好き。
仕事の能率が上がりそうな予感。
いや、なかなか弾けそうで弾けない。
>>143 2番の第2楽章、4番の第2楽章、めちゃめちゃ格好いいじゃん。
ベートーヴェンのVn協奏曲
何度聴いてもすぐに飽きると言うか退屈で最後まで集中して聴けません。
聴く機会が多いだけに少しでも好きになりたいんでお願いします。
>>147 ダサくてカワいい、ダサカワが魅力ってとこかな。
仰々しく始まった割に、ジャーージャッジャッジャッ、ってヘンテコなトゥッティ。
まずここで脱力ですよ。
その後も脱力ポイントはいくらかあり。
最後はどうでもよくなってわいわいやっちゃえで終わるという、ほほえましさ。
深刻に苦悩するベートーヴェンの姿ではないような気がしますね。
………案外ショスタコとつながるものがあるかも。
>>148 つまりあなたは、この曲に魅力など皆無。
そもそも、二流程度の作曲家には、この程度の曲しか書けない。
しかも、オケとビョリンという、音量のバランスも表現力も、そもそも音質の
深みも全く異なるモノを組み合わせて一定の効果を期待するなど、ムリにムリを
重ねた、それこそ二流未満の作品であると主張したいのですね!??
アナタの書く稚拙な文章、思考や推論に関する深みのなさ、そして何より、
クラシック板というオトナの集まりの中、自身の愚かさ加減を露骨に披露して
恥ずかしいとも思わないような育ちの悪さ。
これらからは、まるで「ベートーヴェンのVn協奏曲」に匹敵するほどの
浅ハカさを感じます。
ちなみに、あなたの主張には、すべて同意します。
この曲が持つ価値は、
>>143-144 のやりとりに、すべてが集約されて
いるのですから。
君が代のオーケストレーションは何でドイツ風なのか。
>>147 全音のスコア買う。
諸井三郎のアナリーゼを読む。
スコア本体に適宜メモを入れ、それを見ながら聴く
・・・ってのもありかも。
>>149 「馬鹿な子ほどかわいい」というような魅力を「ダサカワ」という俗語表現で
言ってのけた
>>148の主張を「魅力皆無」と誤読してはいけないでしょう。
それはいくらなんでも自分の主張にすりかえすぎだと思います。
確かに
>>148の文章は見るからに稚拙でありながら、かえって勘繰らせるものがあります。
この曲を無理褒めしようとしてわざとこうした表現を使っているのではないでしょうか。
(そういう意味ではかなり二枚舌な批評なので、深く読む必要がありそうです)
しかし、そうではなくて、曲の欠点を知った上でそれでもよいではないか、という立場なのなら、
この人の発想は「どんな曲にも魅力はある」という前提にあることになります。
だとするならば、ベートーヴェンのVn協奏曲に匹敵する浅ハカさ、などというのも、
ひょっとするとこの人にとっては褒め言葉にしかならないかもしれません。
最後にあなたには慎んで申し上げます。
ここは「皆がその魅力を語ってくれるスレ」だから、魅力がないと思う作品については、
語らなくていいと思いますよ。
154 :
名無しの笛の踊り:2006/04/16(日) 00:05:03 ID:w1hlp71A
そもそも「苦手な曲を書くと皆がその魅力を語ってくれるスレ」なんだから
苦手な理由(悪口含む)と、答える人の「魅力の理由」の落差を楽しもうじゃ
無いですか。従って次のようなカキコはスレタイの趣旨に反するのでは。
*苦手な理由を語った人を非難する。特にクラ知識のレベルとか文章力を
批判するのはアンフェア。
*答える人が逆に曲の悪口を言う。たまには面白いけど。
155 :
152:2006/04/16(日) 02:11:24 ID:vqBTmFax
少々補足。
個人的な経験で、単に十分細かく聴けていなかったために
退屈だと思っていた曲もあるので、そういう場合にはこんな
手もありそう、ということで書いてみた。
自分はベトでは「田園」がそうだった (^^;)。
>>153-154 これらのカキコみを見て、言葉狩り、思想統制、あるいは行き過ぎた平等主義と
いったことを連想させるのは、いったいなぜだろう??
どのような主張も受け入れた上で議論できることが、オープンな世界、匿名
掲示板が持つ、意義の一つであるはずだ。
この基本思想を理解できないなら、そのカキコみは全てノイズと見なされる
べきではないか??
スレ違いは、ある種マナーや人格以前の問題であり、誰も相手にはしたくない
はずだからだ。
閑話休題、ここより本題。
ガチガチの思想統制の世界で、独自の主張を貫いた「"昭和"の鬼才(!?)」
ショスタコーヴィッチ。その本音の部分が、いまだに理解できない。
... というか、その作品群にまつわる「謎掛け」を相手にすること自体が
苦手だ。
たとえば、交響曲の5番や7番の終結部が、本当に「強制された歓喜」なのか、
それとも何か別なモノを象徴するのか。
最後の交響曲の終結部は、本当に「浄化」なのかどうか。
その答えとは言わないが、ヒントを得るための聴き方について、ご教示を
受けたい。
キチガイがこのスレに居ついちゃったみたいだね。
本当だ。
>157 がいる。
そうしましょう。
バカは放置に限る。
>>156 答にもヒントにもならないが、一旦そういう「曲にまつわる物語」(史実であれ
作り話であれ技術的な話であれ)を捨象して「曲そのもの」に注意を集中する
ようにしている(もちろんそんなことが完璧にできるものでもないが、そういう
指向性で聴くということだ)。
そのうち自分なりの答が出せるかもしれないし、物語なしではツマンネ曲なら
縁がなかったってことで…
宣伝乙。
>>163 たとえ匿名掲示板とはいえ、他人からそんなに嫌われてて気分いいの?
166 :
名無しの笛の踊り:2006/04/16(日) 11:40:10 ID:w1hlp71A
168 :
名無しの笛の踊り:2006/04/16(日) 12:53:16 ID:jcmi6Z79
ショパンのバラード4番
リストのロ短調ソナタ
>>168 バラ4:一種の変奏曲です
リストソナタ:主題変容です
どっちも主題をいろいろ変奏したり変化させる妙を味わう曲です。なので
「よくわかんないけど聴いて気持ちいい」という曲ではありません。ある程度
理解することが楽しむ前提になってしまいます。そういう意味で、この2曲は
敷居が高いと思います。
バラ4は単音の主題に次々音が加わって発展するタイプ、リストのソナタは
主題のリズムや音型をもとに自由に変化させるタイプです。バラ4の方が
わかりやすいかな。リストのソナタはマクロ的には巨大な1楽章ソナタ形式ですが
これを聴いて理解するのはかなり大変なので、楽譜が読めるのであれば楽譜を
見ながら聴いた方がいいです。(「ここに主題が」「こんなところにも主題の変化形が!」
みたいな発見をするには楽譜があったほうが良いです)
でも楽譜を読めなくても、何度か聴いているうちにわかってくると思います。
>>156 秩序に反発しながら自分の秩序を押し付ける左翼ナルシストには、
ショスタコーヴィチの魅力などわからないだろう。
明か暗かという二元論を超越した読み方をしないと、ショスタコはわからん。
イデオロギーを持っている人は、わかりっこないから、諦めた方がいい。
>>170 なるほど。
「『[イデオロギーを持っている人は、わかりっこないから、諦めた方がいい。]
というイデオロギー』を持っている人にも、わかりっこない」ということですね!?
同意します。
相変わらずの誤読君だが、放置しておこう。
反論する隙が皆無だったということだね。
それならこちらも放置する。
ならば訂正してあげよう。
(あなたのような)イデオロギーを持っている人は、わかりっこないから、諦めた方がいい。
ねこふんじゃった
ならばバカに付き合おう。
古今東西、ありとあらゆるイデオロギーの種類をすべてリストし、
「(あなたのような)イデオロギー」に該当するかどうか、その全件を
類別せよ。
本日中に完了し、このスレ全員の承認が得られない場合には、やはり
カキコんだ者がバカであったと断定する。
177 :
名無しの笛の踊り:2006/04/16(日) 15:45:30 ID:h7urXk5r
こういうスレだから仕方ない。
178 :
名無しの笛の踊り:2006/04/16(日) 15:50:40 ID:nQQpuQib
俺現代音楽は好きだけどどうしてもブーレーズのルマルトーだけは好きなれない。
どうしてだろ。
それとエリオットカーター全般。
クラシックではウェーバーはだめ。
ショパンも曲によってはだめなのもある。
革命とか10-4とか何が良いのかわからない(弾く気がおきない)
逆に10-1,10-2,10-6などは名曲だと思うんだけどね。
それとシューマンもわからない。
嫌いってほどじゃないけど、なんだか聴いてて鬱になる。
良さがわかる人、アドヴァイスお願い。
>このスレ全員の承認
>>176のもくろみ。
「このスレ全員の中に自分も含まれる。
自分が反対すればこのスレ全員にはならない。
よって書き込んだ者はバカと断定できる。」
自分に都合のいい暴論ふりかざしても、相手にされないよ。
まずそれを断定してよいかどうか、このスレ全員の承認を得るんだな。
>このスレ全員の承認を得るんだな
>>179のもくろみ。
「このスレ全員の中に自分も含まれる。
自分が反対すればこのスレ全員にはならない。
よって承認した者は全員でないと断定できる。」
自分に都合のいい暴論ふりかざしても、相手にされないよ。
まずそれを断定してよいかどうか、だれか1人でも承認を得るんだな。
181 :
名無しの笛の踊り:2006/04/16(日) 17:56:29 ID:w1hlp71A
>>176は論理学の教科書読みかじっただけの教科書厨だからほっとけ。
182 :
名無しの笛の踊り:2006/04/16(日) 17:57:45 ID:kq7eVG/9
リゲティの悪魔の階段やブーレーズのソナタの良さを教えてくれーー
>>170は、せいぜい「音楽にそういったイデオロギーを持ち出そうとしている人には、わかりっこない」ぐらいにしておけばよかったのに。
話が
>>156自身への批判に及んでしまった。そこが敗因だ。
敗因?
こんなところで勝ち負け言っても・・・・・・
>>174 あと3時間あまりしか、時間がありませんよ。
宿題を終わらせる意志がないなら、あなたはバカであると確定しますよ。
バカであると確定してしまったら、親や兄弟から離縁されますよ。
あなたは二度と、俗世間に復帰できませんよ。
>>178 マルトー分かりやすくね? どんな曲と比べてか知らんけど。
まあ下手に分かりやすいのはヤダって香具師もいるかもな(w
カーターは確かに厳しい。俺は全くの勘で「こいつは本物」と思って
食いついてるが・・・
ウェーバーは俺も駄目、ショパンもトップには来ないがシューマンは結構好き
(ヲタまでは行かないが)。でも理由を説明するのは困難だな。
「霊感を受けた楽想」というものがあるなら、その最良のサンプルがシューベルト
とシューマンにある、と主観的には思ってるが。
(正直のところ「心の細かいひだまで表現」とかいう巷間に流布している解説は
ぴんとこない。クララとの恋愛話なんかも気にせず聴いてる)
187 :
名無しの笛の踊り:2006/04/16(日) 21:59:25 ID:jWZoM/kB
レスピーギのローマ三部作、特に松
ところどころで黒板かガラスに爪を立てて
引っ掻いた時のような感覚がする
188 :
178:2006/04/16(日) 22:37:34 ID:N/+bhljT
>>186 レスども。
うーん。マルトーはよくわかりやすいと言われているけど、俺にはさっぱりわからない。
ちょっと音色がきれいなだけって感じちゃう。
クセナキスとかシェルシとかはかなり心に来るんだがね。
なんというか、繊細過ぎるのかなあ。
シューマンとかラヴェルが苦手なのと基本的には近い感覚かも。
カーターはやっぱ難しいのかな?
俺には安直な音楽にしか聞こえないんだが。
例えて言うならマクドナルド味の現代音楽かな。
シューマンは、なんだか耽美小説みたいで好きくない。
恋愛物のドラマとか映画とかが嫌いな俺にとってはわからない世界なのかもしれない。
スクリャービンも苦手だし。
同じロマン派でもブラームスなんかは好きなんだけどなあ。
まあちょいとまじめ過ぎて時々苦しくなるけどね。
でも同じまじめさでもシューマンのはほんとによくわからないんだよなぁ。
>>187 >>17 「リヒャルト・シュトラウス」を「レスピーギ」に変えて読んでください。
私にはその比喩はよく判らないけども(いや、黒板やガラスを引っ掻いたときのは嫌ですよ)。
作曲者のコメント(普通の解説にはある)を読みながら、「あー奴隷が食べられちゃったよー」と気楽にお楽しみください。
190 :
名無しの笛の踊り:2006/04/16(日) 23:41:11 ID:jWZoM/kB
>>189 かなり感覚的な例えなので分かりにくて申し訳ない
音響的にあまりに派手すぎて肌に合わないって感じなんだけど
17を読む限り結構ハードル高そう…
とりあえず地味そうな部分から再挑戦してみます
サンクス
Rシュトラウスが苦手なんだけど、
>>17を読んだ感じでは、どうも好きになれない気がする。
もうちょっと違う角度からの解説ありませんか?
>>17の聴き方が妥当だと思うよ つうかいろいろ求めても答えてくれる音楽じゃないと思うし
>>190-191 とりあえず、地味目な作品から入ってみるというのもひとつの手です。
レスピーギならリュートのための古風な舞曲とアリアとか、(録音少ないけど)室内楽とか、歌曲など。
リヒャルトならオーボエ協奏曲、デュエット・コンチェルティーノ、13管楽器のためのセレナードと組曲など。
この辺りなら、あまり暑苦しさを感じずに聴くことができるでしょう。
それから代表作を聴いていくと、豪華な装飾の裏に隠された本質(あるとすれば)が見えてくるかもしれません。
日付変わりましたね。
194 :
191:2006/04/17(月) 00:32:37 ID:PlWz2Pn5
>>192,193
レスサンクス
>リヒャルトならオーボエ協奏曲、デュエット・コンチェルティーノ、13管楽器のためのセレナードと組曲など。
とりあえずこのへん聴いてみる。
195 :
186:2006/04/17(月) 02:51:19 ID:Fm8ivpVs
>>188 あんまりやりとりを重ねるスレではないかもしれないが・・・
ブーレーズとラヴェルは確かに親近性があるかも。
音色(だけでもないが)を磨き上げた感じとか。
(俺もラヴェルは苦手だけど)
カーターが安直ってのはよくわからんな。安直といえば
新ロマン主義やミニマルなんかはそう思えてあまり聴く気がしない。
シューマンは特にOp.20くらいまでのピアノ曲は発想がきわめて独特
だから、波長が合わないとだめなところはあると思う。
交響曲や室内楽はどうでつか?
モーツァルトの交響曲40番が苦手です。
あの冒頭のタララン、タララン、タララン、 リン♪
もう、苦手です。
なにが、疾走する悲しみですか?!怒!
キモイです。
疾走する悲しみがヤなら「とぼとぼ歩く倦怠」とでも考えとけば (w
ってのは冗談だが、交響曲を冒頭で嫌うのは勿体ない。
少なくとも第1楽章の全体、望ましくは全曲で判断してくれい。
198 :
名無しの笛の踊り:2006/04/17(月) 21:05:58 ID:s4hOvidX
>>197 やはり、一楽章全体が、タララン、タララン、タララン、 リン♪の
ふいんきになっていると思う。
200 :
名無しの笛の踊り:2006/04/17(月) 22:49:10 ID:3YG8uth+
201 :
名無しの笛の踊り:2006/04/18(火) 00:46:24 ID:F+dDOvux
>>198 もうお腹いっぱいだが、強いて魅力を挙げるとすれば、その昔母乳を十分
もらえなかった香具師の欠乏感を満たすというその社会福祉的役割にあると
いえよう。
202 :
名無しの笛の踊り:2006/04/18(火) 23:07:36 ID:dMrn2oGf
ある曲を生でききたくてコンサートにいきます。
カップリング演目がチャイコの「冬の日の幻想」。
予習のつもりでカラヤンのCDを買ったのですが良さがわかりません。
この曲の勘所を教えてください。
203 :
名無しの笛の踊り:2006/04/18(火) 23:10:08 ID:oPdYcK/6
寂しくて女々しくて文弱なところ。
204 :
名無しの笛の踊り:2006/04/18(火) 23:13:28 ID:gcbIVe/J
ナクソス島のアリアドネ
全編喚いているだけ?
205 :
名無しの笛の踊り:2006/04/19(水) 01:10:20 ID:pml+l62x
206 :
名無しの笛の踊り:2006/04/19(水) 01:23:17 ID:I2lXd8xi
>>202 北国でヒッキーやったらあんな感じだろうなという妄想を
どんなにしたくなくても出来ることかな。
カラヤンでもいいのだろうが、その場合大抵オケがこの曲の
理解に苦しんでいるので、純スラブ的な指揮者+ロシアオケがいいでしょう。
207 :
名無しの笛の踊り:2006/04/19(水) 01:33:41 ID:Uzk4Gw0t
バルトークのオケコン。
結局何が言いたいのかがよくわからない・・・。
というか、メロがイマイチつかめない・・・・。
弦楽ディヴェルティメントとか他の作品は好きなんだけど。
208 :
名無しの笛の踊り:2006/04/19(水) 01:35:25 ID:pml+l62x
>>207 「はい、お待たせ。頼まれた作品なんとか死ぬ前に仕上がったよ。」
ということが言いたかった作品です。
>>207 「パクリイクナイ」
「チチンヴイヴイ」
ということが言いたかった作品です。
ブラームスのピアノ協奏曲2番
うすっぺらく感じてしまう。しかし、1番は大好きだ。
薄っぺらさに魅力を感じてください。
212 :
名無しの笛の踊り:2006/04/19(水) 09:35:06 ID:Yl8vzqGk
>>207 メロしか聞けないヤシは銀むつでも食っとけ。
213 :
名無しの笛の踊り:2006/04/19(水) 10:04:03 ID:pml+l62x
>>207 大相撲のやぐら太鼓を味わうための曲です
>>207 あれは、当時アメリカで隆盛を誇っていたジャズのビッグ・バンドを意識した曲。
こういうのがアメリカ人には受けると考えたのかも。
ノリとソロ楽器のかっこよさを味わうべし。
黛敏郎の「涅槃交響曲」がわかりません。
お経のような合唱が延々と続いて眠くなりました。
その「延々」こそこの曲のキモ。
その中でゆっくり進む高潮、あるいは突然それを断ち切るようなイベント
などにご注目あれ。
>>209 でもオケコンはシュールホフの交響曲をパクったって話
同じネタでも大家が扱うとこれだけ違う!って曲です
219 :
名無しの笛の踊り:2006/04/22(土) 20:04:44 ID:JnbVvrkk
じゃあ、ひとつお願いします。
ブラームス 交響曲第2番
彼の交響曲は、2番を除く3曲はどれも好きです。
特に好きなのは第3番、第3楽章から4楽章の流れが気に入っています。
第1番も印象的な冒頭部分、有名な終楽章と全体を通して気に入っています。
第4番のもつ、諦めの極致のような雰囲気も好きで良く聴きます。
そのため、ブラームスの作品自体が合わないわけではないと思われるのです。
それにもかかわらず、4曲の交響曲のうち2番だけが苦手です。
のんびりした盛り上がりのない曲を、ただまったりとやってるだけにしか思えません。
クライマックスがなく退屈で、聴き通すだけで苦痛です。
ブラームスの交響曲全集20種類は所有してるんで、良い演奏に恵まれていないというわけでもないと思うんですが。
だれか克服方法教えてください、楽しく聴けるポイントとか。この曲の聴きドコロとか。
220 :
名無しの笛の踊り:2006/04/22(土) 21:18:11 ID:UfqT3n9g
プッチーニのオペラの伴奏を弾くとき、至福のひとときを感じている私は
伴奏ピアニストをしてます。
モーツァルトの「フィガロの結婚」は好きなのですが なぜか「魔笛」が好きになれません。
物語にあまり魅力を感じないからでしょうか、曲も「パパゲーノのアリア」
くらいしか 私にはピンときません。というか苦手な曲の一つになりそうです。
>>219 俺も一時そんなもんだったが、今考えると十分集中して聴いてなかったのも一因
のような気がする。スコア見ながら聴くとかして曲にぴったりついていけば盛り上
がりもちゃんとあることも分かってくる。
もっとも、どうしても相性が悪い曲ってのもあるので、いくら聴いても駄目
である可能性は排除できないが。
>>220 魔笛は理解が難しいので(曲も物語も)、あんまり考えず一種の絶対音楽のように
とらえてしまった方がいいかも。
対位法がどうとか、合唱のコラールがバッハっぽいとか、純粋に音楽学的に
見ていくと非常に面白いですよ。
>>219 ブラ2は他の3曲(特に第4番)とは性格に違いがあると思うし、
>>221の言うように、決定的に相性が悪いケースもあると思う。
ただ、それがこの曲独特の魅力なんだろう。
自分はブラ2に対して、
「柔らかな陽光、穏やかな風、自然の中で心に満ちていく幸福感」
というイメージを持っている。
第1楽章の冒頭からコーダへアーチを描くような流れに心地良さを感じるし、
また、第4楽章の沸き立つような喜びは第1番や第3番の第4楽章にも共通していると感じる。
個人的には、両端楽章に十分な盛り上がりがあると思っている。
自分はブラームスの交響曲のうち第3番以外をアマオケで演奏したことがあり、
その経験が曲に対する感じ方に影響しているかもしれないけれどね。
自分はブラ2はミュンシュ/フランス国立のライブのが最初だった
からか、盛り上がる曲ってイメージで擦り込まれてるなあ。
最終楽章、終了10秒くらい前から大拍手。
225 :
名無しの笛の踊り:2006/04/23(日) 10:43:33 ID:LimkMLP7
>>222 「魔笛」の物語が難しい、というの何となくわかります。
フリーメーソンがどうのこうの、と聞きました。
ありがとうございました。
マスネ タイスの瞑想曲
魔笛のキーワードは「3」。トリニティ。三位一体。
冒頭の3つの和音からそうなのね。
3組のカップル、3人の小姓、などなど。
フリーメーソン=新興宗教団体に感化されていろんなことやっちゃった困った
カップルと、人間らしさを大切にしたカップル(パパゲーノ&パパゲーナ)、
夫婦喧嘩するカップル(夜の女王&ザラストロ)。
フリーメーソン関係は確かに理解できん。
228 :
名無しの笛の踊り:2006/04/23(日) 11:29:28 ID:LimkMLP7
>>227 うわぁ、さらに目から鱗...
ありがとうございました。
>>227 新興宗教ワラタ
(実はリアルでは笑えない状況があるんですが…それだけに)
ヒンデミットの交響曲『世界の調和』
これだけは受け付けない。
231 :
名無しの笛の踊り:2006/04/23(日) 13:34:15 ID:WNYzNnRQ
>>226 単純に、メロディーとそれを支える和声の美しさに浸ってくだされ。
いちど、Vnリサイタルやホームコンサート等、小さな場所でピアノか
ハープの伴奏で、生で聴くのが良いかも。
上手い弾き手による演奏を間近で聴くと、涙するほどに美しいぞ。
232 :
名無しの笛の踊り:2006/04/23(日) 21:05:04 ID:IDPy6r7F
>>226, 231
うん、生で聴かなきゃ駄目。
ヴァイオリンの音色そのものを堪能できる曲。
G線、D線、A線、E線それぞれの音色を。
現代オルガン音楽の手のひら全体つかって弾く突拍子もない曲全般。
Jean Guillouの作品など。
なにやら高尚な作品なのかもしれんけど、俺にはまったく理解できません
むしろ適当に鍵盤叩いてるようにすら聞こえます。
誰か魅力語りをお願いします。
234 :
名無しの笛の踊り:2006/04/26(水) 09:45:19 ID:lNn3zi8/
私もマーラー5番の良さがわからない。
でも4楽章のアダージェットだけは美しいと思う。
他の楽章はただうるさいだけで聴いていてまいってしまう。
楽しめない。
だれかこの曲の良さや、お勧めの録音を教えて。
235 :
名無しの笛の踊り:2006/04/26(水) 09:55:04 ID:esgFGmix
>>234 ルドルフ・バルシャイ/ユンゲ・ドイチェ・フィルで決まり!
236 :
名無しの笛の踊り:2006/04/26(水) 11:06:26 ID:x07Z09gG
俺はバロック含む古楽全般ダメだなぁ
似たようなフレーズの繰り返しに飽きてくる。
オルガンの「トッカータ」とか「前奏曲」とか言われるジャンルはまだいいけど。
でもスカルラッティとかその辺の人の音楽の旋律美は正直すごいと思う
でもやっぱ聞き続けるのはムリw
238 :
名無しの笛の踊り:2006/04/30(日) 21:25:46 ID:vZDyhBc6
トッカータBWV915
JSバッハスレでたたかれてました
阿波踊りだなんだと
>>237 たぶんポリフォニックな音楽が理解しにくい、ってことなんだろうけど、
楽譜が読めるなら楽譜を見ながら聞くのをすすめます。
同じようなフレーズがいろいろ形を変えて登場するんですが、「最初にここで登場!」
「5度上で登場」「ひっくり返して登場」「二倍の長さで低音部にこっそり登場」
「合いの手にバトンタッチ!」…みたいなのって、演奏を聴きながら楽譜をキョロキョロ見て
た方が楽しいし、わかりやすい。
ちなみに目をキョロキョロさせるのは簡単ですが、耳だけでキョロキョロするのは難しいんです。
(楽譜見ないで各フレーズの始まりを特定するのは容易ではない)
あと、上手い演奏を聞くのは必須。下手な人が演奏するバロック音楽は非常にわかりにくいです。
バロック音楽はある程度頭で理解してわからないと、面白く感じられません。
自分がそうでした。
誰がどの曲を上手く演奏しているかは、おすすめの演奏スレに行けば教えて
もらえるでしょうw
240 :
名無しの笛の踊り:2006/05/01(月) 10:25:49 ID:J6n8ho9k
241 :
名無しの笛の踊り:2006/05/01(月) 10:33:58 ID:PGLvA7Hn
>238
>BWV915
血の滾りを感じる勇壮な名曲だと思いますが何か
242 :
名無しの笛の踊り:2006/05/07(日) 12:03:28 ID:tgiDDfjQ
age
243 :
名無しの笛の踊り:2006/05/07(日) 18:38:55 ID:uzkIBIBu
ブラームスの交響曲2〜4
ブラームスは1番が最もらしくないと思うのだが・・・
もう少し歳をとったら聞き直してみな。
1番らしくないから聴けるんだろ
ブラームスはとにかくフレーズの息の長さがあって、なかなかハーモニーが解決してくれない。
言ってしまえばつまりはじらしまくり。
その中でも、まだ1はそこまでじらさないから聴きやすいのかもしれない。
じらしにエロティックな魅力を感じられるようになったら、多分慣れると思う。
個人的には4番の1楽章なんかがたまらなくエロだなと思う。
248 :
243です:2006/05/08(月) 08:34:53 ID:5gL1fh12
なるほどね〜じらしか…まだじらしがあんまり分からないですね。
もうちょっと大人になってから聞いてみた方がいいのか。
今18歳の女子ですのでねぇ。
因みに私が今まで聞いたのは
指揮:オイゲン・ヨッフム
オケ:ロンドンフィル
の演奏です。ブラームス全曲のやつです。
自分も18歳頃はブラは1番だけ状態だった。
4番がその次に来て、2番3番が好きになったのはずっと後のこと。
音楽って奥が深いとオモタ
まだまだ先が長いのだから諦めずに時々聴いてやってください (^^)
250 :
名無しの笛の踊り:2006/05/08(月) 11:06:52 ID:Nrn4h5Fi
ブラ1(徹底的に重厚)、ブラ2(徹底的に明るい)、ブラ4(徹底的に暗い)は、
性格は異なれど何れも外向的でとても解りやすい音楽だと思うよ。
俺はこの3曲は工房の頃から大好きだったなぁ。
比して、ブラ3は何処か内向的で、どこか掴みづらいところがある。
好きになったのも、俺は大人になってからだった。
251 :
名無しの笛の踊り:2006/05/08(月) 11:41:40 ID:I7kHc37J
シベ2のよさがわかりません。
ガラグリーはなかなかよかったのだが、それ以外はさっぱりです
252 :
247:2006/05/08(月) 11:43:16 ID:WD+YjNAB
>248
18歳女子じゃあねえ。
まずもってその年頃の若い男が「我慢できない」タイプが多いから、
オトナの渋い恋愛をしてブラームスに目覚めていくとよいと思います。
あるいはくすぶるような片思いもそれに準じるかもしれません。
告白したいけどなかなか勇気が出ない、といったような感情ですね。
一応じらしの美学というのはこういったところです。
官能的ブラームスでおすすめというと…………クライバーの4番?
>>249 俺とは一緒になるとブラームスの良さわかるよ(^o^)
連絡待ってます
4番はチェリビダッケ/シュトゥットガルド放送響がおすすめ
>>251はシベリウスの他の曲についてはどう感じているのだろう。
後期の作品が好きなら、初期の華やかな装いに抵抗を感じたりするのだろうけれど。
>>248 2番:第2楽章と第3楽章を聴き込む
3番:第4楽章を聴き込む
4番:第3楽章以外を聴き込む:特に第4楽章のタンホイザー→冒頭主題回帰に注目
この辺りはブラームスにしては直接的で「じらし」も少ない。
でも室内楽、特に初期のピアノ四重奏曲・後期のクラリネットものから入った方が
交響曲にも入り易いかも。ピアノ小品や11のコラール前奏曲もお薦め
>>251 シベリウス2番も「じらし」の音楽だね。第2楽章など特に。
とりあえず第4楽章は華があって率直だから楽しめると思う。シベリウスのワーグナー好きを意識しつつ聴くのも良いかも。
>>248 オイラがブラームスに目覚めたのは17歳のころバルビローリ/VPOの4番を聴いたときだった。
第1楽章のうねるようなVPOの弦が妙にエロティックでツボにはまった。
それ以来ブラームスはVPOと相性がいいと思っている。
>>251 単発では手に入れにくいかもしれないけど、バーンスタイン/NYPなんかは元気が良くて
とっつきやすいのでは。(後年のVPOとのではない。)
>>251 シベリウスの田園交響曲という解釈をしてみた。
第1、2楽章はのどかに自然を愛する。
第3楽章に落雷、嵐、そして台風の目のような凪ぎ。
そして第4楽章は神話的になり、自然讃歌を歌いあげ、祖国愛という文脈へ。
258 :
248:2006/05/09(火) 06:45:52 ID:yDC76qDR
ブラームスの交響曲について聞いた者です。
皆様、本当に色々なご意見ありがとうございました。
これでブラームスを好きになれそうです。
もっともっと聞き込んで、自分なりに良いところを見つけようと思います。
259 :
名無しの笛の踊り:2006/05/09(火) 08:42:54 ID:H+3ILb3/
シューマンのピアノ協奏曲、
急速楽章はロマン溢れる感じがすきなのだが
二楽章だけは苦手だ。いまいち前後の楽章との関連性も掴めない。
>>259 ええと、シューマンの協奏曲は楽章間の動機関連性は非常に高いですよw
第一楽章=C-H-A、第二・三楽章=A-H-Cis、3音動機です。
あと第二楽章も十分すぎるほどロマンが溢れています。オケとピアノの対話は
ロベルトのクララの対話そのものだと思いませんか?
第一楽章でクララへのやや一方的な想いを切なく描き、第二楽章では二人で親密に語らい、
そして充足を得た第三楽章は愛と喜びが外へ外へと拡散する。すばらしい作品だと思います。
261 :
名無しの笛の踊り:2006/05/10(水) 04:51:51 ID:ygpakY0y
ああ
音ヲタ専用曲なのね
262 :
名無しの笛の踊り:2006/05/11(木) 14:03:08 ID:ygGP6her
最近、ロマン派の規模の大きな管弦楽の交響曲が全部苦手になりました。
聞いてると鬱になります。 フランス六人組あたりはなんとか耐えられますが、
新古典派までほとんどトンネルします。
>>262 気持ちは分かる。
そういう時は音符の少ない新ウィーン楽派(特に寡黙なウェーベルン)あたりを聞いていると
そのうち懐かしくなってくるよ。(オイラはそうだった。)
264 :
名無しの笛の踊り:2006/05/11(木) 21:55:26 ID:6nx0KWJt
ピアノ協奏曲全てが好きになれない。
なんかピアノはピアノでなんでもできる癖にオケまで乗っかって、
何がしたいのかよくわからない。
265 :
名無しの笛の踊り:2006/05/11(木) 23:28:50 ID:GzLuSwiu
>>264 ピアノには管弦楽の音色は出せないわけで、ピアノ万能なわけではない。
しかし協奏曲というジャンルが独奏楽器の技巧ばかりに気をとられるような
傾向があるので、オケの存在意義が問われるような作品も結構多い。
そこから抜け出た作品を聞いてみるとよいかも。
ということで、一押しはラヴェルのト長調のコンチェルト。
やはり木管楽器の使い方がうまい。
↑左手のためのコンチェルトも挙げとかないと片手落ちといえよう。
267 :
265:2006/05/12(金) 09:06:31 ID:+hIjCD5v
左手の方は一般的なコンチェルトに慣れていくためには単楽章であるのが珠に瑕であるといえよう。
268 :
名無しの笛の踊り:2006/05/12(金) 15:22:44 ID:GFygEvgc
>>264 単純に、ラフマニノフのコンチェルト(含パガニーニ狂詩曲)を全部聴けば?
オケがピアノの伴奏をし、ピアノがオケの伴奏をする。その掛け合いの面白さ。
むしろ、独奏が超技巧的でない部分を聴き込むべし。
269 :
名無しの笛の踊り:2006/05/12(金) 15:42:06 ID:NK+3H6xe
ラフマニノフが苦手な場合はどうすれば・・・
そりゃモツ、ベトの協奏曲で決まりだ。
271 :
名無しの笛の踊り:2006/05/12(金) 17:34:35 ID:8TFJhmDQ
>>264 >なんかピアノはピアノでなんでもできる癖に…
うむ。そもそも、その先入観というか偏見を捨てることからだな。
たとい音色を完全に度外視しても、例えば管・弦楽器の持続音は、
ピアノでは真似できないわけで。
272 :
名無しの笛の踊り:2006/05/12(金) 18:47:56 ID:FQyhAw75
ブラームスのドイツレクイエムはしんどすぎる。
ベルリオーズのレクイエムはまだ我慢できる。
273 :
名無しの笛の踊り:2006/05/12(金) 18:49:03 ID:qTxPhi3A
>>272 ブラームスのモテットとかは聴いたことありますか?
274 :
名無しの笛の踊り:2006/05/12(金) 19:00:28 ID:6K9/I1l6
シベ2ってなんか水野晴男みたいだよな
275 :
名無しの笛の踊り:2006/05/12(金) 19:07:27 ID:FQyhAw75
>>273 ないですね。
交響曲と主な室内楽とオーケストラ歌曲はだいたい聴いてるけど。
バッハのは別にしてモテットというジャンル自体縁遠い。
バッハみたいだと聞いてみたいけど、ブラームスのモテットってどうなんかな?
276 :
名無しの笛の踊り:2006/05/12(金) 19:10:45 ID:d5Hg/ip8
278 :
名無しの笛の踊り:2006/05/12(金) 19:31:05 ID:qTxPhi3A
>>275 宗教曲のジャンルだとブラームス、メンデルスゾーンのモテットは名曲揃いなのでそちらから入るといいかも。
パレストリーナ辺りのわりと古典的な感じが、ロマン派の和声付けで楽しめます。
279 :
名無しの笛の踊り:2006/05/12(金) 20:48:50 ID:CA5WHSg9
しべ8以降がシベ超になります
280 :
名無しの笛の踊り:2006/05/12(金) 21:05:47 ID:KP3RByjQ
公共の電波に乗せるときは「片落ち」と言わんと・・・
煽り煽られのクソスレだと思っていたら、意外な良スレなので驚いた。
回答者にいい人が多いんだな。
一流二流とか芸術的価値とかの決めつけから入るレスがなくなってから名誉回復した感がある。
284 :
名無しの笛の踊り:2006/05/14(日) 00:25:35 ID:qs0l180B
結局最初からずっとみんな
自分がいかにバカかって頑張って書いてるよな。
>>123とか、
ま、俺もだけど。
べつに123普通じゃね?
あれで馬鹿とかいわれんじゃ書き込みできないな
強いて言えば、いい意味でのバカだな。
バカであるからこそ魅力が語れるとも言える、そんなバカ。
さ、お次の依頼どうぞ。
↓↓↓
トリスタンとイゾルデ頼む。
リングやタンホイザー、オランダ人など他のオペラは聴けるんだが。
トリスタンとイゾルデ苦手。
288 :
名無しの笛の踊り:2006/05/15(月) 08:55:08 ID:4rioZN2R
答えられないのでageとくけど、筋的な問題? 音楽的な問題?
289 :
名無しの笛の踊り:2006/05/15(月) 09:55:00 ID:tYZEUsPX
チャイコの5番。何度も演奏したが、回数を重ねる程、イヤになる。嘘偽りで塗り堅めたようにしか思えない。
パルジファルが駄目だ。録画した奴見てたけど一分ごとに睡魔が襲う。
美しいところもあるんだが・・・・
シベリウス大好き人間なのだが、何故か交響曲4番だけ
ちょっと苦手。
ブルックナーのロマンチック
終楽章が野球の応援みたいに聞こえるから
293 :
名無しの笛の踊り:2006/05/15(月) 18:25:20 ID:AWjvgy/K
野球の応援といえば、リストの詩的で宗教的な調べの葬送行進曲も途中そう聴こえる
そういや俺にはタコ5のフィナーレの出だしが西部劇に聞こえるぞ
295 :
名無しの笛の踊り:2006/05/15(月) 20:46:38 ID:xJOwhlEg
あたし、ベルクのヴァイオリン協奏曲がダメなのよねー
o(*≧□≦)o
297 :
名無しの笛の踊り:2006/05/15(月) 21:25:50 ID:lxSphIYx
298 :
名無しの笛の踊り:2006/05/15(月) 21:41:14 ID:BvTMrbYC
ベートーヴェン トリプルコンチェルト
これは、煮ても焼いても。。。
>>291 5番第1楽章の前半あたりには共感できますか?
冒頭のホルンは改訂後に付加されたもので、あれがノンビリした雰囲気を
かもし出しているせいか見過ごされがちですが、第1楽章前半は
4番の暗い影を引きずっていて、かなり深刻で切羽詰った音楽です。
冒頭から数分後に出てくるファゴットのソロなどは4番のチェロのソロや
4番第3楽章冒頭の雰囲気に通じるものがあると思いますが、
「あれはクライマックスをより盛り上げるための演出」と捉えるのではなく、
あの場面自体にシビれるような感動を味わえるのが重度のシベヲタですw
>>298 トリコンがなぜ悪く言われるのかマジでよくわからない。
(貴君だけでなく世上一般に)
そりゃ同時期のP協4番とかV協と同レベルとまでは言わないが
そんなにつまんない曲か?
>>289 作曲家本人がそう言っているくらいだしねえ。
大衆受けしたのは、水戸黄門のような筋だったからだろう。
「暗から明へ」というドラマ作りはそろそろ限界だ、ということを知らしめる
貴重な交響曲と考えてみると、少し興味が湧いてきて……くれるといいが。
ちなみにショスタコーヴィチの5番は逆手にとってわざとやっていると見る。
303 :
名無しの笛の踊り:2006/05/17(水) 23:03:13 ID:YtPVLnX/
>>289 最後まで気力が続くなら、あなたはプロになれるでしょう。
私には無理でしたが。
304 :
名無しの笛の踊り:2006/05/17(水) 23:06:17 ID:YtPVLnX/
>>301 まあ、師弟関係とか友人ならいいのだけど、三人がばらばらってのが多そうだ。
演奏者が仲悪いと最悪というか、無理やり仲良しにされているって感じ。
しいて言えば、ジャイアンとのびたとスネオの取り合わせ。。。
305 :
301:2006/05/17(水) 23:15:35 ID:FqTI336F
れすさんくす。
俺はオイストラフ+ロストロ+リヒテル+カラヤンで満足してるんだが・・・
なんだかスレッドの趣旨と反対の問答になっちゃったな (^^;)
306 :
名無しの笛の踊り:2006/05/17(水) 23:22:02 ID:FIAqzPot
>>290 私も同じです。
前にBSで録画したけど、何度見てもすぐ寝てしまう…。
307 :
名無しの笛の踊り:2006/05/17(水) 23:46:05 ID:s1i/50cG
ワーグナーのオペラ
音楽的には所々聴き所があるんだけど、ストーリーが難解でいまいち楽しめない。
>>307 ワグナーの楽劇にストーリーなんてない!
と思えば聴けるんじゃね?
309 :
名無しの笛の踊り:2006/05/18(木) 00:07:43 ID:PFOFmoUF
ブルックナー交響曲全般がどうしても苦手です。
正直言ってイライラしてしまうのです。
私は他の作曲家の同曲異演でもテンポが速くて
活きの良い演奏スタイルを好む傾向にあり、
それがブルックナーの良さと相容れないのか
などと考えてしまいます。
311 :
名無しの笛の踊り:2006/05/18(木) 00:21:06 ID:l/onlT1a
ヴォーン・ウィリアムズの「イギリス組曲」は大好きなんですが
交響曲の良さがよく分かりません。退屈してしまう…。
お好きな方、ご教示のほどを…
312 :
311:2006/05/18(木) 00:22:26 ID:l/onlT1a
すみません「イギリス民謡組曲」でした。
>>310 今後はブルックナーでもそういうタイプの演奏が
増えてくるかもしれないけど、尺の長さ自体は如何とも
しがたいし、実際、時間感覚の違いはあるかもしれない。
田舎のバス停で、少しずつ色合いが変わっていく風景を
眺めながら2時間先のバスを待つような気分で聴いて
みるのもいいかも。もちろん、そんなヒマなこと
やってられっか、と言われればごもっともなんだが。
314 :
名無しの笛の踊り:2006/05/18(木) 08:40:08 ID:tQ7LndYA
>>311 交響曲って言っても、2や3が苦手なのかな?
1はちょっと毛色が違うし
5以降とかは理解不能だったとしても、あきることはないと思う。
315 :
名無しの笛の踊り:2006/05/18(木) 08:43:45 ID:VurEeH2U
一輪の花を愛でる余裕すらないワーカホリックな人間にブルックナーは理解出来ない!。
・・・と無職の俺が言ってみる。
>>311 RVWの交響曲は全部が全く性質が異なるからねぇ。
第9番は比較的難解だと思うよ。マラやタコや
ブル聴ける人間だったら、そんな難しくもないのだが。
まぁ、人によるけど彼の作品は良く言えば牧歌的。
悪く言えば退屈なのもあるかも知れない。
表題つきの交響曲は聴きやすいと思うけどね。
第1番「海」から聴き始めるのはちょっと苦しい
人がいるかもね。
てか、作曲された時代を考えると、理解しやすい部類に
入ると思うよ。
317 :
310:2006/05/18(木) 23:34:27 ID:ejf/Hl0q
>>313,314,316
懇切丁寧なご教示、痛みいります。
改めて聴き直してみようと思います。
ショスタコーヴィチは好きです。
318 :
名無しの笛の踊り:2006/05/18(木) 23:37:10 ID:ejf/Hl0q
319 :
名無しの笛の踊り:2006/05/19(金) 16:35:53 ID:eyTRQxzB
>>313 長距離ドライブしてると、風景が変わらないか、同じような丘、
同じような入り江、同じようなトンネルが繰り返し現れる。
2〜3時間走ってもそういう感じの場所が、日本ですらある。
ましてドイツやオーストリアでは。
それに比べたら、ブルックナーの交響曲は、普通の人間が
耐えられる長さには縮めてあると思いねえ。
320 :
名無しの笛の踊り:2006/05/21(日) 22:44:34 ID:kVaTqGWU
ヴェルディの良さがどうしても分かりません。
ズンチャカチャッチャなリズム、やたらシャンシャン鳴るシンバルが特に苦手です。
普段はプッチーニ、R.シュトラウスあたりのオペラを聴くのですが
「ヴェルディなら公演も多いし、いい歌手がいっぱい録音残してるよ」と友人に言われ
それもそうだと思って、初心者にオススメらしい『椿姫』あたり頑張ってみました。
でも駄目でした。とにかくズンチャカが耳について全曲聞き通すことができません。
アリア集を聴く限りでは "Qui Radames verra" とか "Parigi, o cara" とか
単発で好きな歌は結構あるのですが・・・
>320
ファルスタッフを聴くか観るのが良いと思われ
322 :
名無しの笛の踊り:2006/05/23(火) 13:57:47 ID:nt2lGpSh
ドニゼッティあたりからあーなんだよ。イタリアものは。
こっぱずかしくて。
323 :
名無しの笛の踊り:2006/05/23(火) 15:13:45 ID:8L8CTOzQ
ここって、弾けず嫌い・吹けず嫌いな曲を書いたら練習方法でも教えてくれませんかね?
325 :
320:2006/05/23(火) 21:31:09 ID:VCjI1U5Z
>321
お薦めありがとうございます。ハイライトあたりから頑張って聴いてみます。
>322
そうなんですか。そういえばドニゼッティも真面目に聴いた覚えがない・・・
>>325 325はオペラを歌手のアリア中心ではなく、音楽の流れで聴くタイプなのでは?
だとすればヴェルディじゃなくてワーグナーの方がいいんじゃないかな。
>326
うーんそうかもしれません。
ただ初めて見たオペラは「パルジファル」だったのですが(筋も知らずに連れて行かれた)、
それ以来ワーグナーは忍耐力の欠如により未開拓の地となっており、
定年過ぎの趣味に取っておこうかなと勝手に思っています。
328 :
名無しの笛の踊り:2006/05/24(水) 11:59:47 ID:TH2KdqyC
ベトヴェンの後期弦楽四重奏
キャッチ-でもないし、なんだかよくわからない
中期の曲で格別キャッチーでないもの、たとえば「テレーゼ・ソナタ」とか
四重奏なら「ハープ」とかに馴染むとまた違うかも。
330 :
名無しの笛の踊り:2006/05/25(木) 15:21:54 ID:yVbZYKhq
>>328 年取って、胃腸の病気とか長患いをすると、あのジクジクした感じに共感が。
331 :
名無しの笛の踊り:2006/05/25(木) 20:49:02 ID:SfJ3Hq8g
ブラームス/シェーンベルクのカルテットの魅力を教えてください
>>327 始めて行ったワーグナーでパルジファルに連れて行かれたんでは
ちょっと不幸かも。
オランダ人とかタンホイザーとかローエングリンとかを
聞いてみたらよいと思います。
>>320 ヴェルディの中期以前のイタオペは、
21世紀に生きる日本人には
良さが分からなくて当然。
クラシックの中でも趣味性の強い
世界で、好きな人にはたまらないが
分からない人にはただのズンチャカ。
それを言ったらすべてがそうだ。
320=327です。久しぶりに来てみたらいっぱいレスが。ありがとうございます。
>332
やっぱり最初がパルジファルでは難しすぎたんですね。
お薦めいただいた中から短そうなのをボチボチかじってみます。
>333
そうですねー。できればそれを分かるようになればいいなと
このスレで相談してみたんですが、
ちょっとワーグナーに寄り道してみるので、ゴールは遠そうです。。。
ストラヴィンスキーの春祭が何度聞いても好きになれません。
火の鳥、プルチネルラ、ぺトルーシュカは好きなんですが。。
これだけはどうも、よさを教えて下さいまし。
337 :
名無しの笛の踊り:2006/05/30(火) 01:41:57 ID:ZblI6oz5
>>336 @春祭ジサクジエンCDと、スコアを買ってきます。
Aまず一般人の楽典知識と能力ではすんなり読めないので
頭をかしげながら、CDを聞きます。
Bついで指揮棒もつと、イーゴルの気持ちになれます。
C練習番号ごとに止めて指揮まねの練習をしましょう。
D11拍子や7拍子の振り方を研究しましょう。
そのうち好きになるかもしれません。
ならなくても、詳しくなれます。
338 :
名無しの笛の踊り:2006/06/03(土) 12:46:28 ID:S9SRMuyy
>>336 おいらの意見では最初縦 (和音) を聴かずに横 (メロ) を聴く。
そうすると意外に古典的なので、結構聴ける。
段々不協和音にはまってきて好きになってくる。
339 :
名無しの笛の踊り:2006/06/03(土) 14:11:02 ID:JH9aPZG4
>>336 いちど、春祭はオーケストラの音色カタログだと思って徹底的に聴いてみたら?
スコアを開くことも賛成。
プロコフィエフが好きだったのですが、
最近聴くのにうんざりするようになりました。
どうしたらいいでしょうか?
>>340 楽器数の少ない室内楽曲を振り返ってみるとか。
プロコの神髄は、室内楽にあり。
342 :
名無しの笛の踊り:2006/06/03(土) 15:59:44 ID:6IZt8kF1
>>341 そう。ピアノとヴァイオリンのためのソナタの1,2は
作曲者の本音が漏れてて良い感じです。
343 :
336:2006/06/03(土) 21:53:52 ID:mCI2kbPj
>>337-
>>339 実は最近聞けるようになりました。
最近買ったCDの中にブレーズとヴェーベルンの曲が入っており
その後に春祭聞くとなかなか良かったです。
スコアはまだ買ってないのですが買ったらじっくり検証してみます。
お答え有難うございます。
344 :
名無しの笛の踊り:2006/06/03(土) 21:58:34 ID:y36amtZB
マーラーとブルックナーの魅力がわからない
マーラーは唯一交響曲一番だけ理解できる
この二人の曲って矢代秋雄風に言えば「弱い所」が多くて途中で飽きてしまう
どなたか御意見下さいませ
>>344 俺も同じだ。
それでもブルックナーは最近は聞けるようになってきたが
それでも「なげーよ」と思ってしまう。
マーラーに至っては全く理解不能。どこが良いのかサッパリわからん。
346 :
名無しの笛の踊り:2006/06/03(土) 23:03:56 ID:rPKcrlPa
メタメタ同意マーラー長すぎ半分に汁!って思うよ。
347 :
344:2006/06/03(土) 23:06:43 ID:y36amtZB
あら、日本人=マラヲタ、ブルヲタばかりだと思ってたらアンチは俺だけじゃ無いんだな
でも今年アーノンクールがブルックナー振るって言うんだから困ったもんだ
アーノンクール大好きなのに
348 :
名無しの笛の踊り:2006/06/03(土) 23:07:21 ID:Cwh0/iwS
マーラー苦手な人は6番なんかどうでしょう。
6番ならいけるマーラー嫌い数人知っているので。
349 :
名無しの笛の踊り:2006/06/03(土) 23:11:04 ID:lpxUI+CJ
ブルとマラは金管奏者になって吹き倒すと楽しさが解るみたいでつ。
350 :
名無しの笛の踊り:2006/06/03(土) 23:12:24 ID:JH9aPZG4
>>344-346 全楽章いっきに聴く必要はない。
自分が聴きやすいと思える楽章だけ聴くことから入るとか。
例えば、マーラー5番の第4楽章「アダージエット」あたりはどうよ。
超ゆっくりな曲ではあるが、長すぎるとは感じないかも。
あと、マーラー2番の第4楽章(短い)や第5楽章(部分部分に分かれて
区切りがある)も、声楽が好きならば比較的聴きやすいと思うよ。
351 :
名無しの笛の踊り:2006/06/03(土) 23:14:23 ID:Tl3/6gtA
シューマンのクライスレリアーナの、どこが良いのかわからん。
何がそんな最高傑作なの?
352 :
344:2006/06/03(土) 23:19:28 ID:y36amtZB
>>348-350 マーラーの曲には部分部分好きな所が沢山あるな
例えば8番の神秘の合唱
多分マーラーは長いことを意識してるから駄目なのかもしれない
聞いてるうちに他の事が気になって仕方がなくなってくる
ブルックナーは西洋のジョークが日本人には理解できないような感じがあるな
なぜここで次の主題に入るんだ?とか
ここで金管爆発かよ!とか
353 :
名無しの笛の踊り:2006/06/03(土) 23:25:25 ID:JH9aPZG4
>>352 >マーラーの曲には部分部分好きな所が沢山あるな
>例えば8番の神秘の合唱
なるほど、それだったら、8番フィナーレの最後5分くらいの間に、
いかに全曲からの「ライトモチーフ」的な動機が多数凝縮されているかとか、
分析的に聴いてみるのも一手かも。スコアを眺めるのも良いか。
354 :
名無しの笛の踊り:2006/06/03(土) 23:34:31 ID:lsgK62CK
オレもブルックナー全然ダメだったけど、ミスターSのおかげで、2、6番が聴けるようになった。
355 :
名無しの笛の踊り:2006/06/03(土) 23:37:53 ID:y36amtZB
>>353 なるほど。それは面白そう
スレ違いで申し訳ないが最後に名演を教えてください
ショルティ+シカゴ、バンスタ+ウィーンフィルは持ってるんだけどいまいちなもんで
356 :
名無しの笛の踊り:2006/06/03(土) 23:43:37 ID:JH9aPZG4
357 :
名無しの笛の踊り:2006/06/03(土) 23:45:16 ID:y36amtZB
>>356 おお、ありがとう
マラヲタ目指して頑張る
>>351 ・シューマンの考える幻想性やロマンティシズムが隅々まで反映されている
一般的な幻想・ロマンとはかなり違っているのが問題点で、ここでシンクロできないと
聴くのがつらい曲になると思います。
・動機展開の作りこみ方
・楽想の移り変わりの面白さ(くるくる表情が変わる)
特に穏やかで夢想的な部分と脅迫観念にとらわれた部分の対比
・コンセプトの多層性
いろいろ分析されたりシューマン自身が語ってます。要は「クララ萌え」。
これを軸にシューマンの持ついろいろな要素がドドドっと集約されてます(だから名曲)。
・冗長でなく、まとまりがよい
初期の曲としては無駄な部分が少なく、まとまりがよいです。
問題点
・シューマン本人の性格を反映して多面性のある曲集なので、演奏表現がむずかしい。
・同じような動機が延々繰り返される曲があり、そこに何らかの意味を見いだすことが
できないとすごくつまらない。
演奏家による特徴
(1)クララに対する想いを美しく表現するタイプ
ペライア、キーシンなど。詩的な表現をするピアニストは大抵このタイプ
(2)クララに対する想いを狂おしく表現するタイプ
アルゲリッチ、ホロヴィッツ、内田光子など。
アルゲリッチはほとんどヒステリー(w。ホロヴィッツと内田はシューマン=基地害
という観点で弾いてます。基地害だけど天才、みたいな感じ。
「同じような動機が延々繰り返される」
これがシューマンの大きな特徴です。精神的に追い込まれてるわけですが
もっと単純に「クララクララクララクララクララ」「氏ね氏ね氏ね氏ね氏ね」
「鬱鬱鬱鬱鬱鬱鬱鬱」「アヒャヒャヒャヒャヒャヒャヒャ」と考えてもよいと思います。
繰り返しは速いとき(陽性症状?)と遅いとき(鬱?)があって、遅い方が
ドロドロして怖いです。あと、細かいフレーズの後ろで低音が流れを作る
パターンが多く、対位法などと呼べばカッコいいですが、あまりに不気味なので
人格乖離という説もあります。
クライスレリアーナはクララに対する感情をマイナス方向に発展させてる面が
強いです(好き→やらせろ、親父の妨害→殺せ、会えない→ストーカー)。謝肉祭は
プラス方向に発展させてる雰囲気で、もっと言うとアヒャってます。
>>360 横レスだが、お前さんの説明面白いわw
丁度アルゲリッチのクライスレリアーナ購入したばかりなんで
これから聴いてみる。
362 :
名無しの笛の踊り:2006/06/04(日) 12:45:36 ID:xHFpkdO8
♪クララ クララ クララ〜
クララをたべると〜
あたま あたま あたま〜
あたまが狂っちゃう〜
失礼しましたぁ m(_ _)m
山田君、
>>362さんの座布団…………あ、ねえものは取れねえや。
364 :
名無しの笛の踊り:2006/06/04(日) 20:33:04 ID:5/6onjz+
>>360 交響曲第2番の三楽章とか、4つの交響曲の緩徐楽章の中で最も暗いね。
美しい旋律がでてくると、低音で打ち消す。
>>364 あれはもうショスタコーヴィチに通ずる音楽だす
366 :
名無しの笛の踊り:2006/06/05(月) 09:21:47 ID:ALjpphMs
>>360 おもわずシューマンを聴いてみたくなったよ。
369 :
名無しの笛の踊り:2006/06/06(火) 23:20:39 ID:0ihtTDG8
既出だが回答がないのでもう一度聞いてみる
シベリウス交響曲2番。
さっぱり良さがわからない
感じなさい
>>369 チャイコフスキー聞いてうんざりしてから聞いてみる。
372 :
名無しの笛の踊り:2006/06/07(水) 00:21:38 ID:Oqbwk5kQ
>>369 歌をつけるコントラバス引きがいました。
「シベ2だよシベ2シベ2」
終いには、
「こーれーがーシーベー2ーなんだよー! だーかーらーなんなのー」
と歌う。
>>369 フィンランドを愛する曲。
フィナーレで弦楽器の短音階に誘われて出てくる憂いを帯びた旋律が美しい。
日本では愛国というとついつい「国家を愛する」と考えてしまいがちだが、
この場合は郷土という地理的自然的な側面を愛するもの。
徹頭徹尾自然讃歌と考えれば、そこにカタルシスを見つけられるかもしれない。
ふ〜ん、シベリウスの中では最も北欧的でない曲、っていうのがテーセツじゃなかったの?
>>372 その歌、頭に張り付いて離れん。シベ2を聴くたびに戻って来そうで怖い。
どうしてくれるんだっ!
>>373 そそ。フィンランドの郷土を舞台にした映画のテーマ音楽だと思い込んで
聴くのが吉。上記の歌は忘れること。w
>>374 様式は古典(ベト5など)を踏襲してるけど、内容は北欧的。
というかこの曲があるからこそ、国民楽派扱いされるくらいに思うよ。
377 :
名無しの笛の踊り:2006/06/07(水) 01:12:10 ID:Yl/Ekc0T
そういったロマン主義的・国民楽派的な交響曲として聴くのも良いが、
20世紀に入ってから書かれたということもあるし、近代性に注目する
という聴き方もある。第2楽章や第3楽章の唐突な楽想の転換とか。
>>377 >20世紀に入ってから書かれたということもあるし、
うむ。改めてそれを思うと、シベ2って、ほとんど時代錯誤な音楽だとも言えるね。
むしろその時代錯語性を楽しむのもアリかと…
379 :
名無しの笛の踊り:2006/06/08(木) 01:21:20 ID:Wkcb22yM
今年の秋、当方のアマオケでやる事になってしまった、ビゼエの組曲アルルの女の良さがどうしてもわかりません。
うちのオケで密かに思いを寄せている、トロンボーンパートの超爆乳の女子高生(噂ではJカップだとか…)が、
選曲会議の時に推していたので、なんとかこの曲を好きになろうと努力しているのですが、どうしても好きになれません。
因みに、私のパートは1stヴァイオリンです。
3曲目のメヌエットは有名な曲でしょうが、何か偽善的で非常に嫌な感じがします。
4曲目のファランドールは、これ本当に白人の作曲? 言葉は悪いですがブラジルかどっかの文化レベルも知能レベルも極めて低い
小汚いクロンボのノリの様な感じでとても嫌な感じです。
380 :
名無しの笛の踊り:2006/06/08(木) 01:26:59 ID:Sx6wtBjQ
>>379 そういう貴方は、ぜひ本場ブラジルはリオのサンバの音楽を聴くことをお勧めします。
ホンモノのブラジルサンバ音楽は、とてもじゃないがファランドールみたいな上品なものじゃないよ。
パワー炸裂、せきたてるようなリズムの嵐、強烈な反復。
それに対して、ビゼーの音楽ほど優美なものはありません。
決して、アルルの女がクロンボのノリなんかじゃありませんぞ。
381 :
名無しの笛の踊り:2006/06/08(木) 01:39:48 ID:Y7HIZdaC
>>379 上手い人は、食わず嫌いでもあります。
レベルを上げましょう。
383 :
名無しの笛の踊り:2006/06/08(木) 06:53:52 ID:3HHgD5v3
スレの趣旨とずれてるかも知れんが。
ドヴォの9番がクラシックにはまったきっかけだったこともあって、むかしすっごい好きだったのに
けど最近全然聞けなくなっちゃったんだ・・・
ドヴォの曲は8番と7番はちょくちょく聞くんだが、9番はもう通して聴こうとすると苦痛に感じる。
思い入れがあって好きな曲のはずなのに。
倦怠期みたいなもんなんかな。でも別れたくない・・・
標題音楽全てが好きになれません。
音楽の背景を想像しなければいけないようで疲れます。
純粋に音楽だけを楽しみたいのですが。
>>384 楽譜買って交響曲みたいにアナリーゼしる
動機の転回や組み合わせを追っかけていけば結構面白い曲もあるんじゃ?
387 :
↑:2006/06/08(木) 09:24:37 ID:MXJbz62J
×転回 ○展開 スマソ
388 :
名無しの笛の踊り:2006/06/08(木) 10:22:38 ID:4ICADpGA
>>384 曲名だしてくれたらフォローいれやすいかも
389 :
名無しの笛の踊り:2006/06/08(木) 11:13:06 ID:Y7HIZdaC
悲愴とか、「標題交響曲」ってのはさびしい親爺の曲だろうか。
390 :
名無しの笛の踊り:2006/06/08(木) 11:25:34 ID:z12Stkce
>>379 そのJカップ娘が、1st笛吹きかハープ弾きだったら良かったのにねぇ。
その子のやるメヌエットのためと思えば、全曲好きになれたかも知れない。
アルルジェンヌのメヌエットは、クラシック全レパートリの中でも最も優美な
旋律のひとつだと思うけどなぁ。全曲にわたって、オーケストレーションや
曲の展開が比較的シンプルなところも却って好感が持てるし。
>>379 サンバには悲しみが必要。
偏見持たずに感じてみそ。
マラ8。
なんかよくわからん。最初はすごいおめでたいのにオペラかよ!という謎展開。
誰か納得できる聞き方を教えて下さい。
歌詞とかとりあえず無視、第2楽章をアダージョ+スケルツォ+終曲として
全体を普通の交響曲のつもりで聴く。
歌無視かw
よし、がんがって聴いてみる!
もしくはファウストを2部まで読破した上で聴く。
ファウストは読んだよ。だから余計に違和感が…
397 :
名無しの笛の踊り:2006/06/13(火) 09:16:34 ID:y3OhUOAf
シラーの『歓喜に寄す』を熟読して、ベト第九に納得行かない人がいるのだから同じだ。
398 :
名無しの笛の踊り:2006/06/13(火) 12:08:12 ID:JkIlXSNo
>>392 マラ8は、特にライトモチーフ的な動機展開書法が目立つ。全曲にちりばめられた
動機群を拾いながら聴いて行くと全く飽きが来ない。例えば、第一部冒頭の変拍子、
僅か数小節のあいだにも、4つか5つの動機が矢継ぎ早に提示される。それらの動機が、
その後全曲に渡って、どこでどのパートにどんな形で現れるか(自明な例としては、
冒頭2小節目からのEs-B-Asの動機が、第二部の最後の最後になって、七度跳躍形から
輝かしい九度跳躍に昇華した形でバンダに現れる等)。その辺に注目して千人を聴くと、
マーラーの物凄さが分かるよ。
399 :
名無しの笛の踊り:2006/06/13(火) 12:28:23 ID:D4spmyvS
ヘンデル・モーツアルト・ウェーバー・メンデルスゾーン・ヨハンシュトラウス
がまったく受け付けません。
J-POPではゆずを聞くと吐き気がします。
ゆずをいいと思ってる人がいるとは信じられません。芯で欲しいです。
400 :
名無しの笛の踊り:2006/06/13(火) 12:53:13 ID:l+pRP/gw
>ヘンデル・モーツアルト・ウェーバー・メンデルスゾーン・ヨハンシュトラウス
>がまったく受け付けません。
ギョーム・ド・マショーを勧めましょう
>J-POPではゆずを聞くと吐き気がします。
>ゆずをいいと思ってる人がいるとは信じられません。芯で欲しいです。
m-floあたりがいいっすよぉ〜
拒否反応示す曲を無理に聴いても体に毒ですよー
401 :
名無しの笛の踊り:2006/06/13(火) 22:45:39 ID:y3OhUOAf
>>400 m-floは三連符が多いので苦手。
シューマン・ブラームスも。
402 :
名無しの笛の踊り:2006/06/13(火) 23:04:20 ID:ShLYjPHd
>398
了解。もう一度聴いてみる。
嫌いじゃないんだけど、意味がさっぱり分からなくて苦手なんだ。
ファウストは好き。第二楽章もらしくていいが、なんで??と思ってしまっていました。
403 :
名無しの笛の踊り:2006/06/14(水) 02:05:49 ID:U0js8X8g
>>400 そんなあなたに大江光
魂の耳掃除ができるぽ
404 :
名無しの笛の踊り:2006/06/14(水) 02:58:55 ID:oF28w9sX
ベートーヴェンのトリプルコンチェルト。
ピアノ協、バイオリン協などは好きなのによさがわからないです。
405 :
名無しの笛の踊り:2006/06/14(水) 03:07:02 ID:U0js8X8g
比べてはいけません
まずトリプルコンチェルトの存在価値を認めてあげましょう
第九が好きでも戦争交響曲の良さが分かる人はごく稀です
407 :
名無しの笛の踊り:2006/06/14(水) 12:49:37 ID:kjcot8CB
つんくの音楽が嫌いって言ったら、
周りの人みんなに、お前は音楽センスがゼロだ、と言われました。
408 :
名無しの笛の踊り:2006/06/14(水) 13:24:11 ID:xfwLkpVs
そんなセンスしかないやつとは付き合うべからず
409 :
名無しの笛の踊り:2006/06/14(水) 13:39:03 ID:J6vMJCSK
人生は百歳に満たず。
その残り少ない時間を、生活音以下の雑音を聴き取ることに浪費する必要はない。
>>407 「ORANGE RANGEの音楽は好きだけど、つんくのは嫌い」って言ったとかじゃなくて?
つんくが音楽に関わっていたとは意外だが
なんにせよファンの前で嫌いとは言わないほうがいい。
412 :
名無しの笛の踊り:2006/06/15(木) 00:09:03 ID:R+PckZkQ
↑この方は、つんくが何を生業としていると思っていらっしゃるのだろう?
413 :
名無しの笛の踊り:2006/06/15(木) 00:22:30 ID:IEYuwSrn
そういやつんくプロデュースのクラシックってどうなったの?
クラシック娘。とか言うユニット結成したらしいけど。
このスレ的にはどうでもいいということに気づけ
416 :
名無しの笛の踊り:2006/06/15(木) 00:39:18 ID:oH0T6OCC
↓気を取り直して書き込みドゾー
クラシック娘は知らなかったw 正確には、つんく♂って書くのね。
それにしても偏屈な人がいるもんだねww
418 :
名無しの笛の踊り:2006/06/15(木) 00:41:50 ID:oH0T6OCC
↓まともな話題を提供しる!
狭量とか偏屈とかいう言葉が好きな御仁がいるようだが
頭のネジが緩んでいるんだな。
↓
あ〜りゃりゃん、こ〜りゃりゃん、おっつむ〜のね〜じがっ
こりゃまったバッチリゆ〜るん〜でる〜
#この詞に旋律を付けて下さい.
422 :
名無しの笛の踊り:2006/06/15(木) 18:50:45 ID:Z6WWwpJ2
ぴゅんぴゅん丸のOP
唄 愛川欽也
ブルックナーの交響曲全部が苦手
長い、ワンパターンで眠くなってくる。
424 :
名無しの笛の踊り:2006/06/15(木) 19:02:37 ID:Z6WWwpJ2
>長い、ワンパターンで眠くなってくる。
同じクラヲタでもブル厨は人種が違うと思う漏れは古楽中毒
>>423 3番の第2楽章を聴いてさらに心地よく眠りましょう。
というのはネタで、スケルツォから入るのがお薦め。特に1、7、8番。
ミサやモテットなどの宗教曲から入るのも良いかも。
>>423 自分はブル大好きだが、どこに惹かれているのか正直わからなかったりする。
初めて耳にしたときは?だったのが、オケで一曲演奏したら一気にはまった。
シベリウスの交響曲の良さが分かりません
>>427 惜しい、ラッパでしたw
まあ、自分の楽器がおいしいかどうかで曲の好き嫌いを判断するわけではないけどね。
ワーグナーやR.シュトラウスよりモーツァルトやベートーヴェン、ブラームスの方が好き。
>>423 ブルックナーは自分の集中力を測る試金石。
いざ鍛えようと覚悟して聴くうちに克服できるかも。
ということを言いながら、わたくしも得意ではないですハイ。
>>428 交響曲と考えるか、大きな交響詩と考えるかで随分変わるんではないでしょうか。
432 :
427:2006/06/15(木) 19:44:03 ID:y5tvT+rT
>>430 外れた…欝出し能
自分もブルックナーが最愛の作曲家というわけではないので
あまり立派なことは言えない。大風呂敷広げてスマソ。
>>428 つ4番 シベリウスの中でも特に暗い曲な分、印象に残ると思う。
433 :
428:2006/06/15(木) 20:05:46 ID:/8LciC2t
6番の4楽章の最初のメロディーは物凄い印象に残ったんだけどなー
>>422 >>434 はい、モトネタはそれです。(財津一郎だと思ったけど..キビシーッだもんね)
>>421 のような意見を求めておりました。ブラ3で歌えるかな?
436 :
名無しの笛の踊り:2006/06/16(金) 00:08:21 ID:GVui61sE
>>435 >ブラ3で歌えるかな?
うん、たしかに歌えるw
ロゼッティ・ジョルノヴィッキ・ロイプケ・ゲルンシャイム・ヴィエルヌ
が苦手なんですけど、どうですか?
保守
440 :
名無しの笛の踊り:2006/06/22(木) 17:21:58 ID:3gbcvgJw
ブラームスの弦楽6重奏曲第2番
なんか妖艶すぎて苦手。
1番は好きだ。2番の良いところを教えて下さい。
441 :
名無しの笛の踊り:2006/06/22(木) 18:45:16 ID:A3zwGy6Z
>>440 アガーテ嬢に未練たらたらで書いた曲なので仕方ない。
第2楽章を聴きこんでみるのはどうだろうか。
442 :
名無しの笛の踊り:2006/06/22(木) 21:41:02 ID:3gbcvgJw
>>441 レスありがとう。
そうか…成る程ね。なんか2楽章が一番苦手だけど聞き込んでみるよ。
>>440 バルトークSQ他の演奏聴いたら目からウロコだったよ。
2楽章最後の変奏なんて驚異的な美しさ。
メシアンの鳥のカタログが理解が難しくて分かりません
教えてください
>>444 理解しようとしてはいけません。感じるのです。
どうしても理解したかったら楽譜と「わが音楽語法」を買ってアナリーゼしましょう。
鳥のカタログを聴いていてなぜかパイロットウイングス64の世界にいるような感覚になりました
それであってますか?
447 :
名無しの笛の踊り:2006/06/29(木) 19:32:55 ID:+dl6Tz47
ルネッサンス音楽の良さが分かりません。パレストリーナしか持ってないけど。
それは明らかにいろいろ聴いていないがためでしょ。
>>448 多少とも興味があるのなら、デュファイ、オケゲム、ジョスカンを聴いてみてください。
同じ曲でも演奏団体が違うとまるで別の曲みたいになることもあるが、そのへんは
自分も詳しくないので別途情報収集をお薦め。たしか専門サイトもあったと思う。
>>448 イザークやフィンク,ブリュメルなどもお薦め。
イザークについてはヴェーベルンが愛聴し,論文を書くなど
後世の音楽家とも関わりが深く,楽しめるのではないでしょうか。
452 :
448:2006/06/30(金) 17:24:04 ID:/gEW2Nku
全然知らない作曲家だ…
とりあえずナクソスで出てる奴を買います…
453 :
名無しの笛の踊り:2006/06/30(金) 18:46:03 ID:pINddZYG
R.シュトラウスが何故か今一好きになれません。
ばらの騎士とか聴いたらすごく美しいし素晴らしいとは思ったんですが・・・
何かお薦めを教えていただけないでしょうか。
454 :
名無しの笛の踊り:2006/06/30(金) 18:51:09 ID:XR9Ku9LJ
>>453 R・シュトラウスは結構好き嫌いが出るよね。
オイラはR・シュトラウスに関してはアルプス交響曲以外好んでは聴かない。
なんか全部嘘っぽいんだよね、音楽が。
ただ、音響を楽しむだけなら打ってつけの作曲家だよね。
>>453 「ばらの騎士」を受け付けるのならば、オペラの方を目指したらどうか?
オペラOKだが、交響詩の方は苦手というR.Straussファンも多い。
お薦めに関しては、「R.Straussのオペラ」スレへ。
457 :
453:2006/06/30(金) 22:27:44 ID:66Ei+UHV
>>454、455
レスありがとうございます。
自分はオペラの方が専門なので「ばらの騎士」を聴いたんです。
あとは「ナクソス島のアリアドネ」と「影のない女」に挑戦中です。
オペラスレ行ってきます。
因みにこのスレに書き込んだの初めてで17さんとは関係ないですw
なんだか日本語が大変なことになってるしorz
460 :
名無しの笛の踊り:2006/06/30(金) 23:32:22 ID:JAQxfghO
中田飛騨
461 :
名無しの笛の踊り:2006/07/01(土) 00:21:30 ID:XVH3Lcv2
>>458 ああ、ごめんなさい。そうだとも思いました。すいません456さんww
462 :
名無しの笛の踊り:2006/07/01(土) 20:34:55 ID:T4ioK6um
レスピーギ、マーラーなどが好きでモーツァルトが苦手です弦楽器ばっかりだから…なんかいい曲ないですか?
463 :
名無しの笛の踊り:2006/07/01(土) 20:42:34 ID:9P0PWEkK
>>462 つピアノ作品,ハ短調やすずめなどのミサもの
カノンもお薦め
464 :
名無しの笛の踊り:2006/07/01(土) 20:47:40 ID:YFyz9Go7
>>462 ピアノと管楽器のための五重奏曲変ホ長調K.452
セレナード第10番変ロ長調K361(370a)「グラン・パルティータ」(12管楽器+コントラバスorコントラファゴット)
セレナード第11番変ホ長調K375(管楽八重奏)
セレナード第12番ハ短調K388(384a)「ナハトムジーク」(管楽八重奏)
ディヴェルティメント第12番変ホ長調K.252(240a)、第13番ヘ長調K.253、第14番変ロ長調K.270(管楽六重奏)
あとは歌曲を聴けば良い
465 :
名無しの笛の踊り:2006/07/01(土) 22:09:49 ID:3jR5X2f5
ショパンのノクターンは8番以外全部嫌い。
グダグダ感が嫌!
466 :
名無しの笛の踊り:2006/07/01(土) 23:57:16 ID:y0l0I/aZ
バッハのマタイ受難曲なんですが今一曲のよさが理解できません
ロ短調ミサなんかは非常に好きなんですが・・・
聴くべきポイントなどを教えてください
467 :
名無しの笛の踊り:2006/07/02(日) 00:16:12 ID:D4nHEpSG
>>466 マタイが分からんか・・・。
もうクラ聴くのやめれ。
>>466 ロ短調ミサがお好きという事であれば、合唱に注目して聴き込むのが
よろしいのではないでしょうか。
導入の「来たれ、シオンの娘たち」や終曲の「我らは涙を流しつつ跪き」辺りが
王道でしょうが、バラバの下りの群衆の合唱も印象深くお薦めです。
裏道として、受難曲の雛形といえる体裁を持つカンタータを聴いてから
マタイを聴くというのもあり。
>>462 あとバイオリンとビオラの為の協奏交響曲とかいいんじゃね?
フィガロの序曲も超メジャーだけどおすすめ。てかオペラの序曲聴け。
>>467 ここは回答者のレベルが高いから、バカレスは恥かくぞ
>>466 音楽とはちとずれるがマタイを聴くにはイエスがいかにしてユダヤの王となり
いかにして処刑されるに至ったかを知らなければならない。
そうすれば情景が音楽によりどのように描かれ、また音楽が何を伝えようとしているのか
が分かるようになる。
これなくしてマタイで何かを感じるの無理。
既にそういった知識をお持ちの場合は・・・・ 他の人よろ。
>>466 とにかく歌詞を覚える。
はじめはエヴァンゲリストの部分だけでも良いから暗誦できるくらいに歌詞を読み込む。
出てくる語彙なんて限られているし、聖書の記事そのままなんで
事前の知識もあるだろうから思ったほどは難しくない。
他の曲を聴くときよりもちょっとだけ手間はかかるが、得られる感動と喜びは度外れて大きい。
>>465 グダグダと取るか情緒と取るかだよなぁ。嫌いなら仕方ない。
>>466 「マタイ」には描写音楽の側面があると放送大学でやっていたなぁ。
2人の偽証人のフーガが音を外していて不規則だったりするとか。
細部に小ネタが仕込まれているということらしい。
まあ、近道は前2つのレスの「ストーリーと歌詞」を押さえて、それから音符だろう。
474 :
名無しの笛の踊り:2006/07/02(日) 11:51:10 ID:2a5/U48I
タコビッチのバビ・ヤアル。
タコオタ一押しの名曲なんだそうだけど、聴いていてもどこが面白いのか解らない。
歌詞を読んでもさっぱり良さが解らない。
マタイ、俺には長すぎる (^^;)
バビヤールもイマイチ感だが、そのうちひょんなことで開眼するやもしれぬ
と思っている。
スレの趣旨に合わずスマソ
476 :
名無しの笛の踊り:2006/07/02(日) 15:41:34 ID:TvbO8fzO
>>471 > ...イエスがいかにしてユダヤの王となり
。。。。。
>>476 イエスは「ユダヤの王」と自称している、との濡れ衣を着せられ
そして処刑される。
お前はマタイを聞いたこともなければ、聖書も読んだことがないのか・・・
478 :
名無しの笛の踊り:2006/07/02(日) 17:03:30 ID:TvbO8fzO
>>477 いや、きみと全く同じ意味のツッコミをしただけなんだが w
「ユダヤの王となり」は、明らかに誤り。
479 :
名無しの笛の踊り:2006/07/02(日) 17:16:33 ID:+VkhAmVW
ショスタコ五番
ショパンの曲のよさがイマイチわかりません。
なんでみんなそんなにショパンが好きなのか、
ショパンがプログラムに入ってると客が入るのか、
ショパン=適当な印象派の絵、みたいな偏見まで持ってしまいました。
こんなダメな俺にショパンのよさを教えてくれ。
471です。「ユダヤの王となり」の部分は処刑につながる意味合いをこめて書いたつもりだったけど、
自分でも書きながらどうかなーと思ってて、やっぱり不適切でした。すんません。
482 :
名無しの笛の踊り:2006/07/03(月) 09:28:01 ID:Rhlkk/r4
>>466 「ロ短調ミサなんか」というのが具体的にどういう作品群を指してるのかわからないけれど、
カンタータとかから聴いたら?
483 :
名無しの笛の踊り:2006/07/03(月) 17:04:48 ID:kX1aO54q
>>474 第1楽章の「インターナショナルを轟かせよ、地上最後の反ユダヤ主義者が…」から終わりまで、
第4楽章の「われらは吹雪の中の建設を、砲弾の中の突進を恐れはしなかった…」から
「自分をうんと持ち上げる恐怖」の下りまで聴いてみてください。
あとは第1楽章の主題が第2楽章に登場したり,第3楽章と第4楽章で同一のテーマが扱われるなど,
楽章ごとの関連が深いので,そのあたりに注目して聴くのもお薦めです。
484 :
名無しの笛の踊り:2006/07/03(月) 20:02:39 ID:aXWSkzqi
ドビュッシーの「遊戯」が苦手です。
何かとりとめがないような、形式があるような、ないような・・・・。
485 :
名無しの笛の踊り:2006/07/03(月) 20:06:32 ID:3MaZx2P5
>>484 >何かとりとめがないような、形式があるような、ないような・・・・。
君は既にこの曲の良さが分かっている。
ショスタコ5番が嫌いな人は何の曲なら
好きなのか逆に尋ねたい
487 :
名無しの笛の踊り:2006/07/06(木) 08:00:45 ID:yX2M3pyy
良スレが馬鹿レスによって止められているのであげ救済
488 :
名無しの笛の踊り:2006/07/10(月) 20:57:24 ID:B7morhj6
>>480 古典的とも言われるが、やはり曲が独創的(いちがいには言えないけど)でかついい旋律が多いからではないでしょうか。
489 :
名無しの笛の踊り:2006/07/10(月) 21:10:55 ID:YaFd7c3I
シューマンの序奏とアレグロアパッショナ ートの良さを教えてください
ブルックナーの交響曲の良さが分からん。どんなところが良いのか説明してくれい
>>490 主題が3つくらいあるので、2つじゃ物足りない人にお勧め。
複雑さも1.5倍くらいはあるし、交響曲としての演奏時間も1.5倍くらいになる。
牛丼大盛りで足りない人のための特盛みたいなものだと思ってよ。
>>490 俺もよくわからんが、友人に昔聞いたところ、「アレは生できかないとダメ」らしい。
教会で聴かないとオルガンの良さが分からないのと同じ理屈だとか
>>490 疑問に思う人は多いようなので過去レス参照。
494 :
名無しの笛の踊り:2006/07/11(火) 21:35:42 ID:+/whH9v0
プロコフィエフの俗に言う戦争ソナタ3部作。
不協和音だらけで聞きづらい。
495 :
名無しの笛の踊り:2006/07/11(火) 23:06:49 ID:6RPXKTVx
「交響曲」全般。この板の住人からフクロにされそうだけど。
どーーしても聴く気持ちになれない。厨房のころにラフマニとチャイコのピ協を聴いてはいたけど、
(ピアノやってたからかな)「交響曲」となるとすぐ眠気が…。ベト第九(フルトベングラー)、父が大好きで
年末になると爆音で聴きたがるので仕方なく再生してあげるも
私は五分でリタイアです。そんな私ですが、最近ベトの「田園」を聴いてみたくなりました。
がやはり、誰のどこのがいいのか全く分かりません。
クラシックでは主に時代にかかわらず、独奏&室内楽系を聴くのが多いです。というよりクラシックは
時間に余裕があるときにしか聴きません。
交響曲、あるいはベト「田園」の良さを、誰か語って下さい。
496 :
名無しの笛の踊り:2006/07/11(火) 23:13:44 ID:KDJpQcCT
>>495 田園でも何でも良いから、いちど、生で聴きに行ってみたら。すぐに飽きて
しまいそうなら、コラール席など、オケの間近で聴くと良いかも知れない。
>>495 バルトークの協奏曲やベルクのヴァイオリン協奏曲のように、
管弦楽パートが充実した協奏曲を聴き込んでから交響曲に挑戦されてみては。
主にソリストの妙技を引き立てる事を目的とする協奏曲と異なり(勿論例外多数),
交響曲は作曲家が表現したいことを管弦楽を用いて表す曲ですので,
その作曲家と馬が合わないと,好きになれないという事もあるでしょう。
そのような場合は,その作曲家のものはひとまず置いて、
別の作曲家を聴くと言うのもありです。
とりあえず ハイドン&メンデルスゾーンのような軽口であっさり目のものをどうぞ。
>>494 確かに戦争ソナタは難しい。初期のソナタ(1・2番)でプロコフィエフの
語法になれた方が良いと思います。
でも、まず7番フィナーレだけ聴くのはいかが。アンコールピースとしてよく演奏されます。
確かに不協和音の連打ですが、それが最後に解決してハ長調→変ロ長調で爆発的に終わるときの
カタルシスは半端じゃないです。「すげー!」と思ったらしめたもの。冷静になってもう一度
7番フィナーレを聴くと、不協和音連打の中に旋律の断片がいろいろ出ているのがわかるはずです。
これが1楽章・2楽章の主題で、そのあたりが気になったら全楽章聴いてみてください。
おすすめの録音はイエフィム・ブロンフマン。全集が出てます。安い&名演です。
>>495 ピアノ編曲盤を聞いてみることを
お薦めします。
カツァリス盤なんかは如何でしょうか?
>>495 差し支えがなければ、誰の交響曲を耳にしたかについて
書いていただけると対応し易い。
501 :
名無しの笛の踊り:2006/07/12(水) 01:19:39 ID:bRpILArB
>>494 察するところプロコにあまり慣れていないと思われます。まずピアノソナタ全
集を入手して2番、3番あたりから聴いてください。2番は可憐さやグロテス
クな要素を併せ持った初期プロコらしい傑作です。次に9番でリラックス
したあと「戦争ソナタ」3部作に6,7,8の順に再度トライされてはいか
がでしょうか。6番はクラでそこまでやるか?!と思われるほどノリノリの部分
があるし、7番は一音のムダもない研ぎ澄まされた曲。言われる"不協和音"
も必然性のある理解可能な和音ですから、何度も聴いてください。基本的に
無調ですが、無調でもこんなに有機的で理解可能な音楽が書けるということ
を証明した稀有な傑作です。ただし6,7,8番で通称される「戦争ソナタ」
とは戦時中に書かれたという意味だけと理解し、戦争そのものの表題音楽とは
考えないでください。残り8,5,4はプロコファンでも相当入り込んだ人で
ないと(いろんな意味で)理解が難しい曲なので後回しでも良いでしょう。
7番で「基本的に無調」と言えるのは第1楽章だけだと思うが・・・
本筋でない茶々スマソ
>>495 ベートーヴェンの中期のソナタや四重奏曲は好きですか?
交響曲は大勢の聴衆を想定した一種の舞台イベントだから芝居気が多い
傾向があり、それがヤならご縁がなかったってことで。
しかしベト中期はある意味すべての曲種が交響曲化してるので、それに
抵抗がないのであれば交響曲も聴けるようになる可能性があると思われ。
ベトなら4番5番を試してみるも良し、
>>497案に従うも良し。
>494じゃないけどプロコおもしろそうなので聞いてみることにしよう。
505 :
名無しの笛の踊り:2006/07/12(水) 11:52:54 ID:6EkE2Xx3
>>495さんは、交響曲に限らず、オーケストラ曲全般に馴染めないのかもね。
オーケストラを、多人数からなる巨大なひとつの「楽器」と見ないで、個々の
奏者の集合として聴いたらいいんじゃないか。少なくとも管楽器群には、
それなりにソロの瞬間芸が出てくるし、一人々々の奏者の奏でる音の集まり
としてオケ曲を聴けば、飽きも来ないし、また違った見方が出来るかも。
>>495さんは、主役がいないところが馴染めないのではないでしょうか。
交響曲の主役は、指揮者。指揮者の醍醐味を味わうなら、指揮真似ですよ。
「田園」なら、まずは第4楽章の「嵐」ですね。
大音量にしてスピーカーの前に立って(台の上に乗るのもおすすめです)、
フォルテの場面で、思いっきり指揮棒(箸で構いません)を振りかざしてみましょう。
恥ずかしがらず「フンッ」とか「トリャ」とか声が出てしまうぐらい気合いを入れましょう。
オケが自分の指示通り鳴ってくれる快感に気づけばしめたものです。
おそらくお父さんはお得意だと思うので、一度見本をみせてもらってもいいでしょう。
507 :
名無しの笛の踊り:2006/07/12(水) 13:42:10 ID:EOH2TKrz
>>495じゃないが、チャイコの交響曲があまり好きになれない。特に5番。
508 :
494:2006/07/12(水) 14:22:13 ID:1lFf2vrr
509 :
名無しの笛の踊り:2006/07/12(水) 14:40:58 ID:nei/8YOr
ブラームスのヴァイオリン協奏曲。
二重協奏曲は大好きなんだが、こっちは何回聴いてもわからない。
510 :
名無しの笛の踊り:2006/07/12(水) 15:12:13 ID:Df6CA3sS
ダンテの良さを教えてください
>>506 君、クライバーのスレで人気者になってた人?
デビューを心待ちにしてるんだがスケジュール決まりましたか?
512 :
名無しの笛の踊り:2006/07/13(木) 21:23:18 ID:CRJw+PAJ
age
513 :
名無しの笛の踊り:2006/07/13(木) 22:37:38 ID:FWtemujl
ブルッフのヴァイオリン協奏曲のよさがわかりません。
ボロディンの交響曲、どうも好きになれね
ボロ2の1楽章、あのモットー風動機の執拗な繰り返しのせいで
「何度試みても離陸できない飛行機」を連想してしまう(w
516 :
名無しの笛の踊り:2006/07/14(金) 21:04:20 ID:sG0NVCLc
離陸を何度も試みるなんて有り得ないし
レニーのマーラーのどの辺りが良いの?
>>516 飛行機つーとジャンボジェット位しか連想できないとか?
519 :
名無しの笛の踊り:2006/07/15(土) 22:14:50 ID:Wh1j2TuA
いまネットラジオ(スウェーデンSRP2)で聴いている
シベリウスのヴァイオリン協奏曲が昔からどうにも好きになれません。
・・・というよりシベリウスの曲全般特に交響曲が
どうして最近人気が高いのか理解できません。
例外的にフィンランディアは気分が高揚するのですが。
ヴァイオリン協奏曲や交響曲全般の魅力を教えてください。
>>519 2番に関しては
>>369-378あたりの展開をご参照に
もっとも、他の交響曲などについても言える事かも知れません。
合唱作品や室内楽を除き、茫洋としてつかみどころがない傾向にあるので、
それに慣れるのが一番でしょう。
ヴァイオリン協奏曲に関しては、例えばロジェストヴェンスキーの演奏など
“それらしくない”演奏に触れるのもありかと。
521 :
名無しの笛の踊り:2006/07/15(土) 22:39:07 ID:o1RDovpb
>>519 ピアノ曲も聴いたか?
交響曲などが分からなければ一旦それは置いといて、
他のジャンルを聴いてみるべし。
その後改めて交響曲を聴いてみるとまた違って聞こえるよ。
522 :
495:2006/07/15(土) 23:14:29 ID:of69TV77
皆様熱いレス有難うございました。交響曲、一度生で聴きに行って見たいです。
が、やはり寝てしまわないかどうか心配です。。。
協奏曲や、メンデルスゾーンなどの軽口なものから入る実験、早速してみたいと思いますよ。
田園って、ピアノ編曲版があるのですね、知りませんでした。カツァリス盤ってなんでしょう。ググってみます。
耳にしたことある交響曲っていえば、モーツアルトの有名系統やドビュッシー「海」くらいでしょうか。でも
やっぱり途中からどうしても眠気が。。。いけないなぁ。ベトのような、重力感のあるどっしりしたゲルマン系が
苦手なのかもしれません。とはいえ、ベトの中期ピアノソナタ、嫌いじゃありません。弾くのはイヤダけど^^;聴くのは好きです。
>>505さん、オケは嫌いじゃないですよ。映画音楽は死ぬほど好きで、厨房の頃からバカみたいに聴きまくっていました。
ただ、交響曲って、管弦楽曲ともちょっと違う感じなんですよね。。。なんだろう、この感じ。前頭葉にズッシリ来る感じ。
5分も聴いてるとオデコを抑えたくなってきちゃうんですよね。激しく眉間にシワ寄ったベトの肖像画が目に浮かんできちゃうような。
指揮真似については。。。なはは。想像しただけでもうダメぽw
アイコンタクトでもってアンサンブルしたり、独奏などはしょっちゅうしています。
1人〜多くて10人くらいの音の集まりでもうおなかイパーイになりがちなんですね。
”主役いない音楽慣れないのでは”・・・なるほど。そう言われてみればそうでした。
元々jazzライブを聴きに行くのが趣味なので、そういうところは確かに思い当たります。
みなさんのレスを思い出しつつ、今年は交響曲を是非生で聴きにいきたいと決意しました!ガンバリマス。
長文スマソです。
>>522 ヴォーン=ウィリアムズやルーセルの交響曲を薦めてみる
524 :
名無しの笛の踊り:2006/07/16(日) 05:18:56 ID:zpTTkQxG
モーツァルトのオペラの良さが分からん。
あと所謂オペレッタというやつも。
なんかどうしようもない稚拙な脚本に適当に明るい音楽付けただけのように聞こえる。
楽しそう・・・それは分かる。でも幼稚じゃね?。
舐められてる気がするよ。
>>494 不協和音≠不快和音
プロコが使うような不協和音(という言葉自体嫌いなのだけど)ならば
ちゃんと弾けば三和音よりよっぽど美しいのです
聴いたピアニストが悪かったのでは
モーツァルトの交響曲全般が好きになれない。
なんだか完璧に計画された作りっていう感じで
次に何が起こるんだろうという緊張感が無いのが
本当につまらん。
527 :
名無しの笛の踊り:2006/07/17(月) 09:17:27 ID:bzTuw6CY
528 :
名無しの笛の踊り:2006/07/17(月) 10:23:11 ID:Vyc1g4iv
趣旨に沿ったレスが返せない奴に限って難癖つけたがる
529 :
518:2006/07/17(月) 10:47:43 ID:xMSZblsh
>>527に一言したいがスレの趣旨から離れるのでやめとく(w
530 :
名無しの笛の踊り:2006/07/17(月) 11:05:53 ID:J937M5Yu
「ハンマークラビア」
後期の作品はだいたい好きだが、これは何度か聴いたが
よさが分からない。(バツクハウス、ブレンデル)
531 :
名無しの笛の踊り:2006/07/17(月) 12:16:32 ID:/vSh3CEA
苦手というわけではないけれど、シューベルト全般
聴いているとなんか恐怖感というか、虚無感を感じる。
あーそれは何となくわかるな。俺も似たような感じを持ってた時期がある。
いつのまにか消失してしまったので対策は語れないが (^^;)
ベートーヴェンのディアベッリ変奏曲をお願いします。
ゴルトベルク変奏曲はかなり好きなのですが・・・。
>>530 私もこの曲で本当に良いのは3楽章だけだと思うので、わからなくてもさほど問題は
ないと思いますが、爽快に弾ききっているポリーニなんかはどうでしょう?
>>533 リズム的な遊び(変奏)が多いからリズム変化に重点を置いて聴くと面白いです。
あと演奏の良し悪しで差が出ると思います。つまらない人は本当につまらない。
ブレンデル、ブッフビンダーあたりを聴くと楽しいかと。
ソコロフ
>>531 あなたは既にシューベルトの良さを理解しています。
何しろ、友人に向かって「君は楽しい音楽を知っているのかい?」と言ってのけたり,
現代の中学生くらいの年齢で『父親殺し』という歌をつくるような人です。
ただ,シューベルトの曲全てが虚しさや絶望感で覆い尽くされているとは言い切れないと自分は思う。
例えば初期の『ミサ曲第1番 D105』や『第2番 D167』(好きな女の子の為に書かれたという説有力),
後期の歌ものでは『婚礼の焼肉 D930』などは比較的虚無感は少ない…はず。
537 :
名無しの笛の踊り:2006/07/17(月) 18:11:23 ID:J937M5Yu
>>534 >私もこの曲で本当に良いのは3楽章だけだと思うので
残念ながらポリーニはもっていませんので聞けませんが、
3楽章を中心に聴いてみます。サンキュー。
>>531 子供の時の純粋さ そしてそのありのままに表現された残酷さを味わってください
大人になることなく死んだ者の虚無感を味わってください
そして聴いた後はそれらを忘れてください
そしてシューベルトなら歌曲を聴いてもらいたい
「水車小屋の娘」「冬の旅」の歌曲集も
自分の意思よりも「そこにあるもの」を表現しようと考えた人なのだと思う
その自我の弱さのようなものが虚無感を感じさせるのだと思う
540 :
531:2006/07/17(月) 21:40:51 ID:IqVpShgb
>>532,536,538,539
レスありがとう。
今日ちょうど図書館でDGから出ている8枚組の歌曲集を借りてきたところなので
寝る前にじっくり聴いてみようと思う。
>自分の意思よりも「そこにあるもの」を表現しようと考えた人なのだと思う
>その自我の弱さのようなものが虚無感を感じさせるのだと思う
この感覚が自分の感じたものにすごく近い感じがする。
もちろん曲自体はとても美しいと思ってるんだけど
それがどういったところから感じるのが分からない
って感じの恐怖感だったり虚無感だったりしたので。
ハイドン、モーツァルトの作曲には好きな曲が一曲もない。
古典音楽のくせにしみじみとした趣がない。
まるでポップス。ファッション音楽。
その手前の時代はヴィヴァルディ、バッハ、ヘンデル等
音を拾っていくだけでも美しさを感じられる作曲が多いので
音楽史を習ったとき「退化」という言葉が頭をよぎった。
542 :
名無しの笛の踊り:2006/07/17(月) 22:54:30 ID:te4f9G/I
>>533 >>534さんが的確なレスをつけていてくれます。
基本的に「あまり面白くない主題を使って自分はこれだけいろいろ変奏できますよ」という
曲なので、そんなものか…と思って聞き流すのも良いかと。
>>509 ていうかVnコンとドッペルは全然違う世界。
交響曲で言うと4番と2番くらい違う。
544 :
名無しの笛の踊り:2006/07/18(火) 06:51:13 ID:AaphaDRu
>>540 シューベルトの歌曲から、マーラーまでは、バスで5分くらいの近さだネ。
おっと、途中のバス停でフーゴー・ヴォルフを忘れてしまったよ。
545 :
名無しの笛の踊り:2006/07/18(火) 06:55:09 ID:j2zC9WMF
ベートーヴェンの告別の良さを教えてください
「中央アジアの草原にて」が大好きです。
メンデルスゾーンの弦楽四重奏曲全曲 を買って聴いてみたのですがなじめません。
真夏の夜の夢が聞きやすく好きだったので、そういうイメージで買ったのですが、
弦楽四重奏曲っていったいどこが良いのですか?
心落ち着くとかそういう感じの曲では無いように感じました。
ドイツレクイエムさっぱり分かりません。
そんな自分にがっかりです。
550 :
名無しの笛の踊り:2006/07/22(土) 04:35:22 ID:oEmq0wYB
【 靖国神社とは … ”靖 国 機 関 説” 】
-----------------------------------------------------------------------------------
戦 前 : 官僚が天皇の名を騙り、国民を騙す戦争推進機関として設立。神を捏造。不遜、極まりない。
戦 後 : 官僚の敗戦責任を、国民の戦没者哀悼の念・祖先尊崇の伝統・家族愛等と話をすり替え、
数多の戦没者の中に、敗戦の責任を埋没・隠蔽させる官僚のための官僚スキーム。
個人情報保護法が、国家経済破綻の責任者を隠す為の、隠蔽スキームであるのと同じ汚い手口!
-----------------------------------------------------------------------------------
影 響 : 戦後外交の足かせ。中国、朝鮮に付け入られる原因となった。尖閣しかり、竹島しかり!
今 後 : 古臭い靖国モデルは、21世紀日本にとって百害あって一利なし。破壊すべし。
-----------------------------------------------------------------------------------
天皇陛下も国民とともに、官僚とその手先自民党と闘われていた事が判明!
【昭和天皇、A級戦犯合祀に反撃 …宮内庁長官メモ】(読売)
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20060720it06.htm 「親の心、子知らずとはこの事…」
【「増税して下さいと謝るまで削れ」、「年金払うな」、「病院・幼稚園つぶせ」、小泉首相、諮問会議で指示】
http://www.asahi.com/politics/update/0627/014.html 【米 狂牛病(BSE)調査 打ち切り を 通告 … 日本は『靖国』で忙しいなのでw】
http://www.nikkei.co.jp/news/keizai/20060721AT3S2002120072006.html
>>550 ありがとうごzぁいます。
ここはひとつ、ドイツ人になってみようと思います。
553 :
名無しの笛の踊り:2006/07/22(土) 13:52:35 ID:2wBB+RNJ
>>541に同意。どうも「死ぬほど好きだ」と思えるものが
ほとんどない。作曲能力はすばらしいと思うけど。まあ単なる個人趣味なんだけど
民族音楽的な、血が騒ぎ、肉踊る感じがなく、血さらさら、ミネラルウォーターのような
イメージ。ショパンのポロネーズとか、ジャンル違うけどハワイアンとか、フラメンコとか、沖縄民謡とか
津軽三味線…もろもろ、「民族の血が騒ぐ」て感じの音楽が好きな人には
モツなどの純粋過ぎる音楽が苦手になりがちなのでは?という希ガス。
モツに比べるとバッハには宗教音楽的な響きが強く、いかにも車発明したりするような合理的ゲルマン人の血を
感じるのでモツよりは聴けます。モツは純粋音楽中の純粋ミネラル音楽なのだなあといつも思う。
554 :
名無しの笛の踊り:2006/07/22(土) 14:07:36 ID:39nRcW3c
ハイドンは置いといて、モーツアルトに関しては……
モツの凄さは、長調の曲ほど何故かもの悲しく、短調の曲ほど激しいこと。
数小節の一瞬の音のきらめきに、涙が出るような箇所がしばしばある。
それは緩徐曲の方が良く分かる。クラリネット協奏曲の第2楽章とか、
フルート四重奏曲ニ長調 K285 の第2楽章あたりに新発見を求めてくれ。
555 :
名無しの笛の踊り:2006/07/22(土) 21:59:37 ID:gVnuYVsm
シューマンの交響曲のよさがわかりません。
フランクの交響曲のよさもわかりません。
両方とも最初の5分でイヤになりました。録音しか聴いたことがないので、
実演を聴くとまた変わるかもしれませんが。
ちなみに、好きな作曲家はブラームスです。
>>555 フランクの交響曲を15枚以上ある私が来ましたよと。
フランクの交響曲は典型的な暗から明の交響曲で
ブラームスの一番と同じような構造です。ただスケルツォが
ありません。
ブルックナーに似ている所もありますので、ブルックナー苦手だと
受け入れられないかも。
第3楽章だけ聴いてみて、それから全曲聴くのもいいかも。
>>557 普通のお薦めなら
マルティノン/フランス国立管
ジュリーニ/VPO
シューベルトの「未完成」
途中な作品を世に晒しちゃいかんだろ。
と、聴く度に思う。
あの尻切れトンボな終わりはストレスが溜まる。
最近コンサートでみかけなくなったな。
フランクの交響曲を無駄に長くするとブルックナになる。まずはブルックナを聞くような感じで我慢して聴く。
個人的には第三楽章で第二楽章の主題がでてくるあたりがおもしろい
561 :
名無しの笛の踊り:2006/07/23(日) 09:00:22 ID:ot855We1
チャイ4 やってておそろしくつまらないんだが
>>561 あなたは既に曲を正しく理解しています。
その苦行に耐えているうちにマゾヒスティックな喜びが生まれます。
>>561 5番をやった時に4番は良かったなと思えるようになるさ
564 :
名無しの笛の踊り:2006/07/23(日) 21:44:37 ID:Z57wfXmT
555です。
556,557,558 560ありがとう。
ブルックナーが苦手だとフランクの交響曲ダメなの?じゃあ、だめだあ!
しかも私が持っている唯一の録音がマルティノンのやつだし・・・。
それ聴いてもダメなんだから、やっぱり無理かあ。
実はフランクのヴァイオリンソナタが凄く好きなんだ。
一番好きなクラシック音楽といってもいいくらいなんだけど。
なぜシンフォニーにだと嫌なのか自分でも疑問。
>561
楽器は何ですか。弦?管の人はこれがつまらないとは思わないと
思うのだけど。
565 :
541:2006/07/24(月) 00:28:57 ID:JMzyxRuA
553>
貴兄の予想は大当たり。
当方Vn弾きですが、バロックの全般の他は
協奏曲ならシベ、チャイコ
小品ならハンガリア舞曲17、ワルツスケルツォ、
妖精の踊り(これはまともに弾けない)、中国の太鼓
等が大好き。音を拾うだけで乗れる。
モーツアルトイヤーだかなんだかで今年はモーツアルト曲をレッスンしてもらってるけど
「これだ!」という手ごたえがない。まさに水っすよ、言いえて妙。
>554
クラ5重奏は典雅な曲だと思うし周囲にも好きな人が多い上
この場で544氏が薦めるということは、やはり名曲なんだな……
あと30年経てば良さがわかるかもしれないので
のんびり待つことにします。
thx
566 :
561:2006/07/25(火) 00:52:59 ID:F8KYIs/v
>>562 なんとなくサディスティックな気分で作曲したんじゃないかと思ってた
>>563 聴いただけでは5番は好きなんだけど
>>564 ファゴットをやっております
ドイツ古典わからんやつは民族まがいもちゃんと弾けるわけがない
なぜなら、チャイコだろうが、バルトークだろうが、スカルソープだろうが「クラシック」だから
スラヴ系作曲家がもてはやされていても、似非「民族音楽」であるのは変わりない
本当の民族音楽聴いてみればわかる 距離が遠い
たとえば、バルトークやコダーイの採取したハンガリーの民謡を聴いてみれば、
いかにその要素を薄めて、彼らが自作に還元しているかがわかる
別にそれを批判したいわけではない むしろあたりまえなのだ
クラシックは古典音楽で、歴史上に立脚しているという呪縛は逃れ得ない
クラシックとしてプレイするとはそういうことだと思う これは西洋人的な歴史観で美術界でも批判されている
が、仕方のない事実でもある みんなバッハやベートーヴェンに少なからず影響をうけているのだから
古典を忌避した音楽はロックやフリージャズ、前衛とくくられてしまうのが現状だといえる
あなたがクラシックの演奏家であるなら、このことは忘れてはならないと思う
568 :
名無しの笛の踊り:2006/07/25(火) 06:56:33 ID:suGh4Dbl
>>567 乙。んで、これ誰に向けてどういう理由で書いてるの?
よし、抜き打ちで国語のテストだ。
>>567 の言いたいことを30字以内でまとめよ。
>>569 演奏の際クラシックは古典音楽だということを忘れてはならない。(30字)
ソープでスラヴ系作曲家がプレイするとくくられてしまうのが現状だ(30字)
>>569 ドイツの音楽は世界一イィィィ!(15字)
>>569 ドイツのマイスターを侮ってはいけない(18字)
民族ものと言えば、イギリスのそっち系の作曲家がよくわからん。
RVWとかディーリアスとか、
皆綺麗だけどどこかうそ寒い雰囲気があって…
そっち系の作曲家は皆綺麗だ。雰囲気があって… (22字)
>>569 クラシックは古典音楽で、歴史上に立脚しているという呪縛は逃れ得ない 。
577 :
名無しの笛の踊り:2006/07/26(水) 19:07:16 ID:dp/Wp2Gp
ちょっwwwお前らwww
良スレw
>>574 聴き手を意識しすぎた結果なので、諦めるが先決かと思います。(29字)
>>569 ドイツ古典わからんやつは民族まがいもちゃんと弾けるわけがない(30字)
582 :
名無しの笛の踊り:2006/08/02(水) 23:17:02 ID:5FCAnbHe
良スレage
マーラーの 二番の良さを 語ってよ(5・7・5)
584 :
名無しの笛の踊り:2006/08/03(木) 00:31:30 ID:vO+B67wv
合唱が ずーっと待って 最後だけ (5・7・5)
最初のバス チェロと共に、 曲作る 曲の真価は そこだけにあり
やっぱ俺センスねーなー
展覧会の絵がどうしても好きになれない・・
なんか怖くないか?あの曲
588 :
名無しの笛の踊り:2006/08/03(木) 12:07:36 ID:rltrzXLz
>>587 いくら作曲者がキモメンだからといって・・・シクシク
589 :
名無しの笛の踊り:2006/08/03(木) 14:22:01 ID:y5uQfD/I
ベートーベン:ピアノソナタ第31番第1楽章。他の楽章は良いのだが、この楽章だけは安っぽく感じられる。いい曲には違いないが、一般的な評価ほどではない。実際弾いてみるとよくわかる。モーツァルト:ピアノソナタ第10番も同様。
590 :
名無しの笛の踊り:2006/08/04(金) 00:13:21 ID:zf41r62m
ベートベンのバイオリン協奏曲。
バイオリン協奏曲なのに地味。おもしろくない。
>>587 あなたも既にこの曲の良さを理解しています。
592 :
通行人:2006/08/04(金) 00:41:50 ID:2vJOY8nm
シューマンは何でも好きなののに、ピアノ・コンチェルトは何処が良いのか、丸で分らない。
何処がピアニスティックなのか(この形容詞の意味も教へて下さい)、伴奏が地味過ぎるのか
或はピアノが弾けたり、実演で聞くと良さの分る曲なのかも知れませんが。
>>583 原光と アントニウスが 効果的(5・7・5)
>>592 便乗させてもらうと確かにそうね。
そんなに言うほど名曲?って昔から思ってたのよ実は。
595 :
名無しの笛の踊り:2006/08/04(金) 07:10:10 ID:02PyD21u
>>594 あの曲は、下手なオーケストラが混乱するのがいいのよ。
特にフィナーレのヘミオレは異常。
596 :
名無しの笛の踊り:2006/08/04(金) 09:15:02 ID:7ZFSWZbO
>>589 モーツァルトのピアノソナタを番号で呼ぶなよ。
597 :
名無しの笛の踊り:2006/08/04(金) 09:58:17 ID:PruMxTv3
別に番号で書いてもおかしくないでしょう。一般的に第10番と書いた方がわかりやすくないですか。K330なんて書いてもピンとこない人もいるでしょうが!
598 :
名無しの笛の踊り:2006/08/04(金) 10:05:30 ID:Yzq4bxtE
>>597 煽りに反応している暇があったら携帯からの改行を覚えようね
>K330なんて書いてもピンとこない人
それなんて都市伝説?
599 :
名無しの笛の踊り:2006/08/04(金) 10:12:13 ID:PruMxTv3
わかりました。K330=第10番 がわからない人がいるようなので、今後はKで表記します。
600 :
名無しの笛の踊り:2006/08/04(金) 10:27:41 ID:K9xI+HZN
いきなり糞スレと化したなw
>>590 その地味さを楽しみましょう。
モーツァルトだとK475・457の幻想曲とソナタ。
何かベートーヴェンの出来損ないみたいだ。
602 :
名無しの笛の踊り:2006/08/04(金) 17:48:05 ID:ODaEmIAe
苦手な曲を克服してその魅力を見いださんというよりは、
この曲は趣味に合わない,苦手だ嫌いだ…と嘆く書き込みが多いように見受けます。
好きではない作曲家を書くスレが落ちたので、居場所を失ったのかな?
603 :
名無しの笛の踊り:2006/08/04(金) 18:12:20 ID:n3KJm4Sk
プロコフィエフの第五のよさがさっぱり…
喧しいだけのような。
プロコフィエフの五番をはじめて聞いたときは
不協和音がこうも美しく響く事に感動したものよ。
ハンガリー舞曲はオケ版でも、ピアノ版でもどれ聴いても後半でダレる。
第1番とか第4番とかネ申と思うけど、第12番とかそれ以降は猛イラネって感じ。
何とかこの状態を改善できんもんですかねえ?
>>603 ちょっと日和り始めた時期の作品だからねぇ
それでも1楽章は楽しめると思うけどどうよ
ピアノコンチェルトの方が名作が多いとは思うけどね
>>604 つーか20世紀最高のメロディストと言っても過言ではないような希ガス
>>605 1番と4番が「神」ってのも偏ってるよ思うけれどねぇ
全部同じようなもんじゃないの?
んで同じような物ばかり聞けばそりゃダレるよね
ということで通して聴くのを禁止する 2回に分けてください
>>601 緩徐楽章のメロディをはじめ、
ベートーヴェンの悲愴ソナタは多分にK457の影響があるから、
聞き比べてみると面白いかも。
608 :
名無しの笛の踊り:2006/08/07(月) 06:01:49 ID:HJ9byjwX
>>606 >ということで通して聴くのを禁止する 2回に分けてください
うん。俺だったらもっと厳しく、ワンセッションで1曲、せいぜい2曲までに制限するな。
だって、あの手の曲は、所詮ショーピース・アンコールピースだもの。
はなっから、通しで聴くようになんて作られてない。
609 :
名無しの笛の踊り:2006/08/07(月) 20:45:08 ID:01ff5gDb
ベートーヴェンのピアノソナタはだいたい好きなんですが、
ハンマークラヴィーアの第3楽章のよさがわかりません。
ダラダラととりとめもなく続く感じがして、
スキップしてしまうことが多いです(第4楽章は好きなので)。
この楽章の魅力はどういったところでしょうか。
610 :
605:2006/08/07(月) 20:47:23 ID:fDSYQ+aO
>>606,608
どうもありがとうございます。
曲の性質・形式に合わせたそれ相応の聴き方をする、ということですね!
参考になります。
611 :
名無しの笛の踊り:2006/08/08(火) 10:11:50 ID:976r41K5
>>609 いいですよね。op111 なんかよりも惹かれますね。自分は第3楽章が一番好きですが、説明するのはなかなか難しいですね。簡単にいえば旋律の美しさです(ズンチャッチャー以降の部分)。あと、転調した後のズンチャッチャー以降の天国的美しさ。
613 :
名無しの笛の踊り:2006/08/08(火) 12:55:27 ID:976r41K5
>>592 普通に旋律とか美しいし、聴いていて楽しいが。
614 :
名無しの笛の踊り:2006/08/08(火) 12:56:52 ID:avCF4e09
>614
観ればわかる。
616 :
名無しの笛の踊り:2006/08/08(火) 13:10:22 ID:PovAWkaG
アンヌナツカシス>ウルトラセブン最終回
617 :
名無しの笛の踊り:2006/08/08(火) 13:18:33 ID:iNieupal
YouTubeで拾えないでつか?
>>1 >>4 の続きを書いてみる。
ドヴォコンの素晴らしさを構成面から述べよ、というならば、まず
言っておかねばならないのが、この曲は浪漫派の協奏曲であっても
メンコン(Vn,Pfとも)やチャイコン(Vn,Pfとも)などと違って、
ソロ楽器対オケのいわゆる協奏曲なのではなく、ある種の「合奏協奏曲」と
して捉えた方がわかりやすいだろうということ。
コレルリやヘンデルあるいはブランデンブルグみたいな
コンチェルト・グロッソですな。
チェロって、突っ込まれ易い楽器なんですよ多分。
ドヴォコンの3楽章のVnソロとの絡みを聞いてごらんなさい。
あれが、Vn協奏曲だったらちっとも面白くないでしょう。
チェロがソロで、Vnが絡んでくるから面白いんです。
同様に、この曲の中ではフルートやホルンなどの管楽器に
突っ込まれまくっています。
チェロ協奏曲のすべてが、こういう「突っ込まれ系」の曲だというわけではない。
シューマンのチェロ協奏曲は「モノローグ」です。オケが鳴っていても、
ある気分を盛り上げるために背景を描いているにすぎないような感じ。
同じく有名なラロのチェロ協奏曲は、「独演会」です。演説をしている。
ソロパートだけ弾いているんだったら、ラロの方がドヴォルザークよりも
弾いていて気持ちいいです。ラロのオケは「俺はこう思う!」「そうだ!そうだ!」
の「そうだ!」の部分ですから。
ドヴォコンの場合は、一通り語らせてはくれるんだけど、もっと御芝居を
している感じ。一つのフレーズを独奏チェロと、オケの中のソロ楽器とが
協同作業で作り上げている部分が大杉なんです。だから難しいし、感動も大きい。
この種の音楽って、チェロ協奏曲以外にはほとんど無い。
かなり近い思想で書かれているのがRシュトラウスの「ドン・キホーテ」。
あとは、バルトークの「オケ・コン」になる。
そういえば、ベートーヴェンやブラームスの協奏曲も「独奏つきの
交響曲」といわれるが、これとの違いは「本質的に協奏的か交響的か」との
違いだと思う。難しく言おうとしすぎた。この2人の協奏曲の
木管のソロパートは、ドヴォコンほど面白いかということを検討してみたらいい。
ドヴォコンは、ソロつきの交響曲ではなく、合奏協奏曲なんです、多分。
>>590 地味じゃなくて滋味。いい演奏に当たってない可能性はある。
自分はクライスラーのソロと、クレンペラーのオケで開眼した。
この両者を脳内で合成すると最高なんだよなあ・・・
主題の扱いから考えてみると、確かにドヴォルザークは(成功しているときの)
ベートーヴェンやブラームス、シューマンなどと比べると構成的ではない。
けど、まずドヴォコンの主題「HC#DH」が第一楽章の主たるモチーフであり、
三楽章も「(F#)HC#D(C#)H」同じモチーフだということは、是非おさえておきたい。
そしてこのモチーフは、シューベルトの未完成やチャイコフスキーの悲愴と
同じ「運命」のモチーフ。シンプルであるがゆえに汎用的、本質的なのだ。
第一楽章第二主題も同じモチーフの裏返しであることや、
展開部どころか終結部などもこのモチーフに溢れていることを考えると、
これほど濃密に、このモチーフを集中的にいじくった曲もないと思われるくらい
密度が高い構成だともいえよう。
協奏曲を、単なる協奏曲から合奏協奏曲的なものへと塗り替えた革新性
(20世紀になったバルトークだけでなくシュニトケやバーバーなど
一般ン的となる)、交響曲並みの確固たる主題操作、ことなどを考えるに、
第9交響曲と並んで間違いなく彼の作曲人生を代表する大作なわけだ。
人生を代表する大作を「なぜ協奏曲で?」行ったか、について答えるのは
合奏協奏曲説を考慮しても不思議なのだが、音色などをはじめとする
チェロの可能性がそうさせたとしか思えない。
普通は、人生を賭けた大作を協奏曲で行うのは、ヴィルトゥオーゾ系の作曲家だ。
その代表として、ヴィニャフスキの第一番と、ラフマニノフの第二番を挙げて
おけば十分だ。しかし両者ともに、10代あるいは20代の若い頃の必死の作品だ。
ドヴォルザークだけが50代のおっさんなのに、代表作をチェロの作品として
仕上げようとしたのだ。それだけでも、漏れがドヴォルザークに人生を
捧げたくなるくらいな気持ちになる根拠となる。
もちろん、彼はヴィオラ奏者として人生をスタートさせている。
若書きの未完成チェロ協奏曲やチェロソナタもある。
弦楽器に通暁していたのは間違いない。
第一楽章の第二主題のあとのアルペジオなどは、親指のポジションを仮定
しなければ弾けないので、Vnにはないチェロの技巧として独創的であり、
第二楽章の左手のピッチカートなども同様の技術がパガニーニのVn曲にあるが
Vnより豊かな胴の反響を活かしている点で、十分技巧的といえよう。
第一楽章再現部の手前の低いポジションから親指を活かした重音の
パッセージもVnにはないチェロの利点を活かしており、
ダヴィドフなど本業のチェリストの書いた協奏曲よりも、Vnの模倣ではない、
チェロ独自の技法を追及しているともいえる。
では、人生の集大成としてチェロの技法を進化させたかったのか?
それにしては、舞台装置が大げさだ。
有名な話として、義姉の死のショックのため第三楽章に長いコーダを
追加したという事実がある。この姉ちゃんに惚れていたという説もあり、
ともかく、きわめて個人的な体験を大作に反映させているという点でも
この曲のミステリーは多い。この解釈については、ヨーヨー・マの
新しい方の録音にいろいろ書いてあったり述べてあったりするので、
お勧めの盤としてはマをどうぞ。
チラシの裏すまそ
チラシ何枚使ったよ・・・
626 :
名無しの笛の踊り:2006/08/08(火) 16:39:30 ID:vELZjh+G
ショスタコーヴィチの、5番以外の交響曲がまったく分かりません。
>>626 第5は最もショスタコーヴィチ「らしくない」作品です。だから聴けるという人が多い。
では、ショスタコーヴィチらしい作品はというと、
4番、8番、10番、15番 が挙げられます。
13番と14番もファンでは評価が高いですが声楽部が独特につき、
まずはこの4曲を聴いてみるのがいいと思います。(特に10番)
もう一つ重要なのが、ショスタコーヴィチは演奏家(オケ)によって響きが大きく変わることです。
ロシアの演奏家は、ロシアのピアニストがそうする様に、独特の濃密なロマンが漂う演奏をします。
つまり、強奏がけたたましく鳴ってコントラストを生んだり、テンポが伸張したりとする演奏です。
コンドラシン、ロジェストヴェンスキー、ロストロポーヴィチなどがそれです。
「ご当地物」などと呼ばれていてファンは多いです。
純粋音楽的とも言えるタイプの演奏もあります。
私はこちらの方を聴いてショスタコーヴィチの良さを知りました。
曲の構造や響きの美しさなどに主眼を置いた演奏です。
乱暴な言い方をすれば、ショスタコーヴィチをドイツ音楽の様に演奏するタイプです。
ザンデルリンク、ハイティンク、スクロヴァチェフスキに代表されます。
コンドラシンの様なロマンはないですが、そのロマンに隠れてしまう様な面にも光をあてていると言えます。
ムラヴィンスキーは両方の特徴を兼ね備えた演奏をすると言われています。
一人の演奏家で判断を下さずに、いろいろ聴いて見るとわかるかもしれません。
また国語のテスト再開か?
上数レスを30字以内に纏めてみよう。
彼らしさを大事にした曲を聴いて判断し、演奏の性質も考慮せよ。(30字)
十番あたりを演奏者いろいろ変えて聴いてみたらいいんじゃない。(30字)
631 :
名無しの笛の踊り:2006/08/08(火) 23:59:05 ID:WLFZP8XZ
ドボルザークのチェロコンは、ロマン派の合奏協奏曲として聴け。
>>603に対して「5番はプロコ「らしくない」作品」という主旨のレスを
つけようとしてうまく書けず諦めた
ってことを
>>627読んで思い出した (^^)
>>628 ショスタコにもいろいろある。(14字)
635 :
名無しの笛の踊り:2006/08/15(火) 17:13:41 ID:f7TR6ouJ
メシアン、トゥーランガリア買いました。まぁぎりぎり音楽は受容できましたが。はたしてどんなときにこれを聞きたくなるのかわたしにはさっぱりわかりません。消化したら聞かなくなりそうです。
636 :
名無しの笛の踊り:2006/08/15(火) 17:24:08 ID:HojjOhnt
ジュアン・アランのオルガン全集・・・・・買わなきゃよかった
シェーンベルク
モーゼとアーロン。
大作だとは思われるんだけど・・・
オペラ全般。レチタティーヴォだっけか、チェンバロがじゃららんとかやって、
適当にしゃべって。音楽が聴きたいのに。
>>638 レチタティーヴォは、最後の「ちゃん、ちゃん(V-I)」が最終目的で、
それまでどこまで引っ張れるかが、利き所。
もっとも、意表をついて、「ちゃん、ちゃん」を中途半端で省略して
次に突き進む曲もあるが、そこで感動してしまってもよい。
だめかな。
>>638 ワーグナーかR.シュトラウスを聞くべし。
ワーグナー、シュトラウスは
ある意味全部レティタティーヴォだべ
○レチタティーヴォ
打ちまちがいだべ
>>642 とりあえず、チェンバロがジャラランとか
セリフはないぞよ。
チェンバロジャラランのレチタティーヴォは、
オペラよりカンタータやミサに多くないか?
レチタティーヴォは意図的に
言葉>音楽に作ってあるから無理に楽しまなくても…。
時代とともにアリアとの境界線はあいまいになっていくけどね。
647 :
名無しの笛の踊り:2006/08/19(土) 18:39:08 ID:cjj+FMcB
バルトークの中国の不思議な役人どうしても好きになれない
音楽or内容?
オケコンの聴き所ってどこなんだろー?といつも思う。
各パートそれぞれにってのもなんかバラバラな印象。
オケコンは駄作でいいではないか
651 :
名無しの笛の踊り:2006/08/21(月) 10:40:47 ID:uLhMp+5m
ワーグナーの音楽になかなか馴染めません。音楽が暗いというか、だらだらと長い感じがして。それだけ深遠な音楽なんでしょうけど。R.シュトラウスやブルックナーは大好きなんですけど。ワーグナーを聴く上でのポイントを教えてください。
653 :
名無しの笛の踊り:2006/08/22(火) 01:07:48 ID:LuAo488e
ラヴェル「亡き王女のためのパヴァーヌ」ってあまり面白いと思わない。「水の戯れ」や「夜のガスパール」のような名曲と同等かそれ以上に認知されていますよね。もしかしてこの曲の良さがわかってないだけなのかなぁ。
>>651 >音楽が暗いというか、だらだらと長い感じがして。
あれが楽しくなるまで聞くしかないです。
>>653 桶版なら、冒頭ホルンのぎこちなさが許せないと、曲全部が許せなくなりがちなので、
それを許せるようになりましょう。JAROからのお願いです。
>>651 ワーグナーは合わない奴にはトコトン合わない。
>>652の言うとおり、抜粋盤か管弦楽曲集を聴くのが良いと思う。
>>653 オルゴールで聴くと物悲しくていい感じ。
>>653 単純にロマンチックでウケがいいだけだろ
ピアノ版だろうが管弦楽版だろうがちっともいいとは思わない
むしろラヴェル的な徹底が無い、情に流された駄作だとすら思う
ラヴェルの良さは、ロマンチックに見せかけて、実はギチギチしてるところ
ドビュッシーとの違いはそこだろう
ドビュッシーの場合は奏者の解釈にかかるところが大きいが、ラヴェルはそんなことはない
水の戯れや夜のガスパールの方が、ラヴェルならではの堅牢な構成が映えているのは自明
658 :
名無しの笛の踊り:2006/08/24(木) 23:20:19 ID:8b6CPUmK
シューベルトの未完成がどうも好きになれません…
暗く単調な雰囲気が、聞いててしんどくなる。
あの曲の魅力は何ですか?
>653
確かラヴェル本人もちょっと甘ったるすぎて気に入らんみたいなことを言ってたと思ふ
>>658 美しい旋律を、転調に転調を重ねて披露した上で惜しげもなく崩壊させるところ
>暗く単調な雰囲気
未完成は確かに暗い上、第一楽章・第二楽章共に一種の雰囲気に
支配されているので、変化が少なく単調に聴こえるのかも。
好きな人は堪えられない、苦手な人は耐えがたい、その手の曲でしょう。
>>658 ナカーマヽ(´Д`)人(´Д`) ノナカーマ
最後の尻切れトンボぶりがなんとも…。
あそこまで聴いてあれってどーよ?
誰か適当に作ってくれてかまわない。
俺が許す。
ストラヴィンスキー「春の祭典」
好きだったのにこの前渋滞中に聞いてたら
非常にむかついてきました。
どうか、直してくださいorz
悪いのは曲じゃなくて渋滞じゃね?
バッハ「ブランデンブルグ協奏曲」
ハイドン全部
R.シュトラウス「ドンキホーテ」
シェーンベルク「ペレアスとメリザンド」
ドビュッシー「春」
>>664 ブランデンブルク
苦手な藻前が悪い。好きになるまで聞け。
というか、何がどう苦手なのか書いてくれんと、フォローのしようもない
いいとこついてくるなあ
どれもほかに優れた作品書いてる作曲家だから、それら苦手なのはわかる
実際おれもそれ聴くくらいなら他の聴くし
シェーンベルクだったら弦楽三重奏の方がずっとおもしろいしなあ
いやブランデンブルクグはたいした作品じゃないだろ
フーガの技法に比べるとクズだし、苦手なのはわかる
ハイドンは鼻くそほじりながらくらいの気持ちで聴くと良さがわかる
668 :
名無しの笛の踊り:2006/08/28(月) 18:34:50 ID:A9Hkcr+T
>>664 >ハイドン
せめてピアノ三重奏曲やミサ曲を聴いてから書きたまえ。
交響曲のみで判断されてもしょうもないので。
>>664 ハイドンは交響曲と弦楽四重奏曲の先駆者だからなぁ。
彼がいなかったらモーツァルトやベートーヴェン以降の
同作品は絶対に生まれていない。これらを聴いても首を捻るのなら
音楽的に合わないか、まだ優れた指揮者や楽団に出会えていないか、
どっちかだろう。
オラトリオ『天地創造』とか『四季』とかも良いよ。
先駆者は重要だけど、それを好むかは人次第
クラシックは古典音楽だから、「理解」するにはハイドンも知る必要がある
だけれど、学ぶ必要と好き嫌いを同一と見なすのはいかがなものかと
おれは「軍隊」でハイドンのユーモアの触れて好きになったけどな 2楽章
671 :
665:2006/08/28(月) 19:21:14 ID:WKrwSb/8
>667
ブランデンブルクは編成がヴァイオリンとかチェンバロ協奏曲みたいに、
独奏楽器と合奏群の明確な対比に欠けるからわかりにくいが、
各楽器感の掛け合いが非常に面白い、音楽の楽しさに満ちた名曲だと思うよ。
まあ、バッハはどうしても鍵盤曲とか無伴奏とかの楽器の少ない曲の方がメジャーだからな。
(vlnとcembのソナタなんか無伴奏の陰に隠れて不当に評価されてないし)
音楽の楽しさは伝わってくるんだけど、バッハには厳しい音楽性を求めがちなんだよね
サディスティックに課題を課して、作曲する人だから、そこに惹かれる
ブランデンブルクは娯楽音楽としては上出来だけれど、サディズムに欠けるから個人的にはのめり込めない
673 :
669:2006/08/28(月) 19:27:08 ID:LTj9tvrU
>>670 彼の作品に、先駆者と言われる所以が内在されていると言いたいだけで、
別に好き嫌いと学ぶ必要性を同一視なんてしてないんだがなぁ。
日本語がまずかったのかも知らん。とりあえず誤解を解いておいた。
ヨーゼフ・ハイドンを全曲制覇した猛者
>>664がいると聞いて飛んできますた
バリトン以外の器楽曲はともかく、カノンやコンサートアリアを聴いたとは…
ひたすらに裏山鹿…('A`)
>>651 金持ちになり経済的勝ち組になってから聴く
>>653 美しい小品として楽しむ
中間部繰り返し最後の部分を楽しみに聴く
ここに書いてもシカトされる曲はほんとに致命的な気がする
まあ、自分は好きでも他人にその魅力を説明しにくい、という人もいるだろうな。
どこが良いと問われると答えられないが何だか好き、という。
そう、俺は好悪いずれにせよ、いくら確実に感じているつもりでも
他人には全く説明できん
680 :
名無しの笛の踊り:2006/08/30(水) 03:40:40 ID:UgZ5O91G
メシアン大好きなのに、「世の終わりのための」の終楽章、
愛してるがこれでいいのか?メシアンは、本物なのか、偽者なのか、
最近わからん。あ、トゥーランガリーラは愛してる。
トゥーランガリラ第10楽章
だってだって彼ったら、すぐ私のことぶつの。
ハイドンの弦楽四重奏ラルゴ
お願い、誰か教えて…
684 :
名無しの笛の踊り:2006/08/31(木) 01:10:19 ID:Aw+XL6OD
ラヴェル、ドビュッシーのほぼ全音楽。
駄目。どうしても吐き気、寒気。
治らないかなあ。
>>684 ドビュッシーは楽譜見ながら聞くと凄く面白いよ。
あのぱっと聞いた感じが凄く感覚的な音楽が
実はおそろしく理詰で書かれてる
686 :
名無しの笛の踊り:2006/09/02(土) 00:06:06 ID:qHYbw9+l
禿山の一夜。
ゴジラ登場ぽくて怖い。一発屋ぽい微妙さも苦手です。
どうすれば楽しく聴ける?
687 :
名無しの笛の踊り:2006/09/02(土) 02:24:15 ID:jXrq79C/
モーツァルトは基本的に好きだし
フィガロやコジ、魔笛は大傑作だと思うのだが、
ドン=ジョヴァンニがよくわからない
「B級」ねらいでつくっているのだろうかと考えたこともあるが、
実際のところ、作曲家自身この作品をどう位置づけていたのだろう?
688 :
名無しの笛の踊り:2006/09/02(土) 07:33:27 ID:ylNS9N+x
>>686 まあ深みのある音楽ではないよな。自分も苦手ですが、嫌いな人多いんじゃないですかねぇ。同じような通俗的な有名曲でも「モルダウ」なんかは聴いていて楽しいですけどね。
689 :
名無しの笛の踊り:2006/09/02(土) 08:29:26 ID:Wyr2Lq//
シューベルトがどうしてもわからない。
周囲の教養ある友人(大学教授の息子で本人も文学研究者)二人が
シューベルトファンなので、自分に教養がないだけなのだろうと思ってるが。
>>687 フィガロ以前のメロディーと「間」を重視する作風から、
より構成的(あるいはポリフォニック)になろうとしている時期の作品なので、
親しみやすいメロディーがあまりないのがそう思われる原因でしょうね。
個々の歌手を聞き込めば、精密な心理表現がなされているので、
そういう面から理解するのが賢明だと思います。
691 :
名無しの笛の踊り:2006/09/02(土) 09:39:17 ID:JDIR1mg4
フォーレの弦楽四重奏
ホントに訳わからん。
一応調性はあるんだけど。
これよりシェーンベルクやベルクのほうがわかりやすい。
>>690 レスthx
このオペラは結構聴き込んでいるんですが、
どうもいろんな意味で「観念的」な感じを受ける、というのはつまり
対位法的というのもそうですが、音楽が「冷たく」感じられてしまうのです。
たとえば、第1幕のドンナ=アンナとドン=オッターヴィオの二重唱にしても
まがまがしい情念が謳われ、とても表現的な楽曲なわけですが、
少なくとも僕の場合、あまり心に響いてはこない。
うまくいえませんが、表現されるもろもろの感情が
「そのようなもの」として客体化されて提示されているような印象を受けます。
そうすると、どの感情がこの音楽劇の「地」なのだろうか、と。
ただし、劇全体を通じてそれらをまとめあげるような「ドライブ」がありますし、
それに素直に身を委ねればいいのかもしれませんね。
心理描写ということでいえば、ドンナ=エルヴィーラ(隠れた主役?)がらみの
重唱はどれも素晴らしいと思います。
まぁだから結局、生の舞台でちゃんと観なきゃならないわけですねw
>>691 まあまあ好きな曲ではあるが、俺には「魅力を語る」能力はない。
しかし貴君のように感じるのは分からんでもない。自分も一時そうだった。
(この曲に限らずフォーレはほとんど無視していた)
「何かありそう」と思って、なるべく注意を集中して何度か聴いているうちに
好きになった。
自分の場合、最初からどーんと来ない曲で今好きなのは大抵このパターン。
694 :
名無しの笛の踊り:2006/09/02(土) 16:40:56 ID:kUECzxPK
>>692 まだロマン派にはなっていない時代の人であるモーツァルト
の曲には、そういう感じの表現が多いんじゃないかな。
つまり、感情を表現するとしても作曲者本人がそのように
感じてるというわけでは必ずしもなく、人間にはそのような感情が
あるんだよと、ある種客観的な立場からの言い方とでも
いえばいいのかな?いずれにしても本人がその感情に「泥酔」
してしまっているわけではないという感じ。逆に、だからこそ
一つの作品の中で多様な感情を場面ごとに入れ込めるのかもしれない。
ドン・ジョヴァンニは大好きだけど、このあたりはよくわからないけどね。
695 :
名無しの笛の踊り:2006/09/02(土) 20:25:18 ID:nYefu6yt
メシアンのトゥーランガリラ交響曲と書こうとして念のため
久しぶりに聴いてみたら
め っ ち ゃ 良 い
このスレのおかげで何年も良さが分からなかった曲に開眼しました
有難う!
おめでと
うわ、じゃあ俺がトゥーランガリラって書いちゃおうかなあ
どうもあのオンドマルトノの音がダメなんだよね…ひゅろろろ〜ってさ。
無理に使わなくてもいいんじゃ?って思ってしまう。
ドンナ・エルビーラに人間的な感情の共感を覚え、ドンナ・アンナやドン・オクタービオには音楽的優れたアリアや二重昌に感情移入できないあなた
それはある意味正こと
なぜならそれは、魔笛のパミーナとタミーノと同様に、まだ人間的な自由への解放がなされていない高貴な二人にモーツァルトが与えた音楽性だから
でも、そんな二人にも聴くべきもの、感じるべきものはあるので、楽しんでほしい
>>689 教養で音楽、ましてシューベルトを聴くようになったらお終いですよ…
とりあえず一度人生に絶望してから冬の旅を聴いてみれ
【苦手な曲を書くとその魅力を知っている皆がブチギレるスレ】
はここですか
701 :
名無しの笛の踊り:2006/09/05(火) 00:30:18 ID:aJgJ+uMm
へ?
釣りにしては浅薄ですね
>>694 >>698 レスthx
このオペラはオケの弾きっぷりでだいぶ印象が変わってきますね
そのうち実演で確かめたい、というか気長につきあっていきたいと思います
704 :
名無しの笛の踊り:2006/09/05(火) 01:06:04 ID:u7hUsM2K
>>697 非常にエッチな曲だから、エッチな音の楽器を使ってるんですよ。
705 :
名無しの笛の踊り:2006/09/05(火) 01:22:39 ID:0piDLf6o
プロコフィエフのロメオとジュリエット
特に何かと耳にする機会の多いモンタギュー家とキャプレット家
音楽性のかけらも感じないしキワモノとしてのインパクトも中途半端
ぶちきれるぞ(笑)
ロメオとジュリエットは悪くないけどプロコフィエフの最高傑作とは思わないな
とりあえず何回も聴かないと良くなってこないかも
あと上手い演奏じゃないと良く聴こえないかも
708 :
名無しの笛の踊り:2006/09/06(水) 08:55:21 ID:pvbu8zlr
>>699 オレだってここの住人だからそれくらい分かってるよ。
個人的には人生論を持ち込むのも大して変わらないと思うが。
ただ、シューベルトはあまりにも面白さが理解できないから、
こういう禁断のキーワードを持ち出したくなる...
709 :
名無しの笛の踊り:2006/09/06(水) 09:09:28 ID:Il+P6Am9
泣き崩れる寸前、というような絶妙な歌心を持つのがシューベルト。
徳光さんのような泣き芸を見せるラフマニノフより、素直に哀しく感じられる。
こういうようなさじ加減の感覚は人によって違うだろうけど。
泣き芸かぁ・・・実は俺も同じ理由でシューベルト嫌いだった時期が長かった
(グレートのみ例外)
後期のピアノソナタや室内楽をいろいろ聴いているうちにそれは違うと思うように
なった。言葉で説明するのは難しいが、広大な空間の感覚みたいなものが魅力
の一つだと思う。
もっとも俺はシューベルトに限らず歌ものは聴かないので、依然として偏ってる
と言えば偏ってるんだが。
歌ものに関してはクラシックの発声の問題があるから仕方ないだろうね。
よく言われる、言葉がどうこうの問題よりそちらの方が重大なのだと思う。
リートでも室内楽でも何でもそうだけれど、
シューベルトに関しては転調を楽しむのが手っ取り早いと思われ
言われるほどには泣きの音楽でもないしね…
713 :
名無しの笛の踊り:2006/09/10(日) 01:25:05 ID:J80MDQi9
シベリウス交響曲第1番
誰かお願いします…
とりあえず、シューベルトは
白井光子&ヘルの「冬の旅」を聴いてくれ。
話はそれからだ。
715 :
名無しの笛の踊り:2006/09/15(金) 13:05:35 ID:vYPzVQWY
あげ
716 :
名無しの笛の踊り:2006/09/15(金) 22:51:07 ID:tc/ISyq1
武満が苦手
717 :
名無しの笛の踊り:2006/09/15(金) 23:10:56 ID:nFpyHnE9
マーラーやブルックナーといった長大な交響曲が苦手です・・・
何かいい聴き方はないもんでしょうか?
>717
好きな楽章だけ聴けばよいではないか
720 :
名無しの笛の踊り:2006/09/15(金) 23:32:07 ID:G4WcP8Ht
ドン・ジョバンニ
どなたかも言ってたが、人物にたいする客体化。
安易な共感がなく、アイロニィに満ちている。
役立たずオッタービオのアリアは典型的ですね。
お手を…の音楽的アイロニィは、シュトラウス《薔薇の…オックスのワルツに通じるような気がします。
>>717 短い曲から入って慣らしていくのも手ではあるな。
ブルなら第1番、第2番(第2稿)、第3番(第3稿)。
マラなら第1番「巨人」、第4番。
なお、ブルは形式面についてはかなり明確なので、
各主題・各部分を押さえることができれば理解しやすいように思う。
722 :
名無しの笛の踊り:2006/09/16(土) 06:04:51 ID:EOfuk4BW
>>720 >どなたかも言ってたが、人物にたいする客体化。
>安易な共感がなく、アイロニィに満ちている。
そのたぶん元のレスをした者ですが、同意します。
同じモーツァルトでいうと、コジにつながるような感じもします
(コジに違和感はまったくありませんが)。
そういえば、コジの創作の経緯ってどうなってるのだろう?
>>722 ひょっとして勘違いでは? マーラー5番で有名なのは第4楽章(アダージェット)。
少なくとも俺にとっては第3楽章は一番難しかった。長いし。
>716
武満に関しては魅力うんぬんではないような。知性に惚れる感じだろうか。
響きひとつひとつをじっくり聞くと訴えかけてくるようにできている。
でも、響きひとつひとつをまともに聞くと疲れる、というジレンマもあるが。
つかみどころのないお化けのような音楽という人もいるけれども、その玄妙さが魅力とも言えると思う。
726 :
名無しの笛の踊り:2006/09/16(土) 11:29:26 ID:oA4a71Lq
>>717 自分も初めはこの2人が苦手だった。
まだマーラーもブルックナーもブームなるものが到来する前だったからなおさらだった。
あるとき、マーラーは人が夜見る夢のコラージュみたいな感じ、ブルックナーは雄大な
自然を朝から晩まで同じ場所に座って眺めてる感じ、みたいなイメージを思いついて
そのイメージで聴いているうちに楽に聴けるようになった。
取っ掛かりとしては悪い方法ではなかったと今でも思っている。
もちろんイメージは自分なりのものが良いし、またそうあるべきだよ。
>>717 正直、マーラーもブルックナーも音楽の実質的な内容に比して、曲が長すぎると思う。
え?大した展開もないし変奏もしないのにまだやるの?みたいに思うことがしばしば。
ただ、どちらも、何とも言えず美しいところがあるのも本当。
後期ロマン派特有の引き裂かれた憧憬のような、感傷的な美しいメロディーがある。
なので、自分はおいしいところだけ聞くことにしてます。
(ファンが読むと多分ものすごく気を悪くしそうなレスでスマンが)
ブルックナーは聴けるがマーラーは聴けません。
あの肥大した自我の観念というか、とにかく自己主張が嫌い。
>>728 ここはそういうことを言うためのスレではないよ
じゃあ、「マーラーの交響曲全部。」
731 :
名無しの笛の踊り:2006/09/16(土) 23:44:38 ID:eQo78aBh
>あの肥大した自我の観念というか、とにかく自己主張が嫌い。
聴く自分がそういう人間なんだから仕方ないよ
グチはとりあえずピアノ四重奏曲か亡き子でも聴いてから言ってね
>>730 ちゃんと全曲聴いた?それでだめなら縁が無かったと言うことで。
733 :
名無しの笛の踊り:2006/09/17(日) 00:12:00 ID:pca/QrNy
ID:IaMVCmF6
過疎スレをつかまえて自己主張きんもー☆
>>728 精神のドラマとして聞くからそうなる。
意味の無いサウンドの饗宴だと割り切りなさい。
735 :
名無しの笛の踊り:2006/09/17(日) 00:48:37 ID:jBSRNRrG
ワーグナー。ブラームス派の私にはなんとなく受け入れ難いです…あとブルックナー…
オレもシューベルトはダメだなあ。音楽聞いて鬱になんかなりたくない。
冬の旅?30年近く前に実演を聞いたけどもう二度と聞くかと思ったよ。
(ちなみに好きなのはバロック、古典派、ドビュッシー以降)
737 :
名無しの笛の踊り:2006/09/17(日) 02:17:39 ID:/zt+wEL9
ブルックナーってどちらかと言えばブラームス派に近いと思うけどなあ。
形式ははっきりしてるし。
738 :
名無しの笛の踊り:2006/09/17(日) 02:46:21 ID:x6jpjrzK
739 :
名無しの笛の踊り:2006/09/17(日) 02:53:15 ID:kmYF4hfu
シベリウス交響曲2番。
俺もバロック、古典派、ドビュッシー以降が好みだが
シューベルトで好きな曲も多くあるなあ。
小品とか、単品だとキャッチーな曲がたくさんあると思うんだけど。
小学校で聞かされるような、ます、魔王、楽興の時、菩提樹とかどうよ。
むしろハイドンが鬼門。
全く耳にのこらん。
ハイドンは耳に残るとかそういうのじゃないな
洒落っ気やユーモアをあじわう感じ
742 :
名無しの笛の踊り:2006/09/17(日) 03:21:43 ID:ePP+ZU8v
743 :
名無しの笛の踊り:2006/09/17(日) 09:05:29 ID:ITe/c2NR
ブルックナーで良いと思う交響曲は4番と9番だけ。
5番と8番なんかはさっぱり良さがわからない。
744 :
名無しの笛の踊り:2006/09/17(日) 09:40:31 ID:wQyHOPyI
>>740 いちどクレンペラーの『時計』聴いてみ。
745 :
名無しの笛の踊り:2006/09/17(日) 09:48:41 ID:sqqhnw2m
>>740 トランペット協奏曲なんていけるかもしれん。
>>727 ブルもマラも展開変奏ありまくりだよ。
嘘だと思ったら一度楽譜見ながら聴いてみ。
まあ、その展開や変奏が退屈に聞こえることはあるかもしらんけど。
748 :
名無しの笛の踊り:2006/09/17(日) 19:54:43 ID:y4CMXBJ4
>>740 やっぱオラトリオでしょう。
「天地創造」より「四季」が好き。
749 :
名無しの笛の踊り:2006/09/17(日) 19:57:40 ID:OStZeI6L
ベートーヴェンの「皇帝」はどうでしょうか?
第4番はあんなに素敵なのに・・・
750 :
740:2006/09/18(月) 00:38:05 ID:JXFccz+2
弦楽四重奏曲&ピアノ三重奏曲
時計(クレンペラー版)
トランペット協奏曲
四季
試してみるぜ。
オススメの版はある?
>>750 クレンペラーは「軍隊」の方がいいと思う
2楽章がいいんだよなあ
752 :
名無しの笛の踊り:2006/09/20(水) 01:51:19 ID:2qPwI/uD
メシアン トゥーランガリア。20回位聴いて受容はなんとかできるようにはなった。いったいどんなとき聴きたくなるんだ?この曲
753 :
名無しの笛の踊り:2006/09/20(水) 02:41:04 ID:9lBHtPPb
ベートーヴェンの交響曲3,4,8番が如何しても苦手です。
ブラームスの1番
通説では“ベートーヴェンの9大交響曲に畏敬し10年も創作年月をかけた”そうですが
10年もかかってあの程度の曲しか書けないのでしょうか?
まぁ、仮に創作に10年丁度かかったとしたら、各楽章の制作期間は、
第一楽章に8年、第二楽章に1年10ヶ月、第三楽章に30日と23時間30分、第四楽章に30分
ですかね?
754 :
名無しの笛の踊り:2006/09/20(水) 02:45:52 ID:4nSHk9lY
>>753 ここはそういうことを言うためのスレではないよ
チャイコフスキーのヴァイオリン協奏曲
756 :
名無しの笛の踊り:2006/09/20(水) 23:27:40 ID:txhdtvZW
「法悦の詩」、なんすかね?あれは?
同じエロス系でも「浄夜」や「トリスタンとイゾルテ」前奏曲は
好きなんですけどね
>753
ブラームス1番でどーしても理解できないのが
2楽章の終わりになって突然そこだけバイオリンソロが出てくること。
私は浄夜が飽きてちゃんと聴けない
いつのまにか寝てる
ある意味目的を達してないか?w
じゃあいったいこのスレは何を書くためのスレなんだ
曲名を書くだけ?
まあそう言われても仕方ないか・・・
苦手だという人に向かって魅力を説くのはマジに考えたら絶望的に難しい
俺も多少はずしたようなレスしか書けない
ただ 「苦手だ」 ではなくて、「魅力を知りたい」 人が聞いてくるんだから
可能性はあるんじゃない?
763 :
名無しの笛の踊り:2006/09/21(木) 11:44:45 ID:25Ww5pT0
>>753 ベートーベンの3番は9番に次ぐ傑作でしょう。どこが苦手なのかなあ。スコアを見ながら聴くとかすればいいじゃないか。
>>753 エロイカはテンポの速いのと遅いのとがあるので、
波長の合う演奏を選んでは?(答えになってないか)
遅いヤツでもインテンポもあれば
フルトヴェングラーみたいに細かくテンポをいじるのもあるわけで
ブラームスの1番は、ブラームス好きな俺にも苦手
というかブラームス好きで1番が嫌いって人は結構いると思う
なにも10年をまるまる1番のために費やしたわけじゃなく
その間にドイツ・レクイエムみたいな大傑作も書いてるので
勘弁してあげてくださいw
交響曲に関しては2〜4番、とくに4番が彼の真骨頂なのでは
ブラ1は重いけどそこがいい。
第2楽章のVnソロは「これがあるからブラ1やめられない」って位
好きなんだけどなー
新国立劇場、こけら落としの「タケル」。
二度と聴く事はないと思うのだが、あの6時間は苦痛だった。
767 :
749:2006/09/22(金) 23:14:06 ID:vpyMijFI
華麗にスルーされちゃったけど、しつこくてごめんなさい。
ベートーヴェンの「皇帝」の取っ掛かりを教えてください。
最初のカデンツァではオオッっと期待させられるのに、
その後の注意力が続きません。第4番は最高なのに・・・
スコア見ながら聴いて注意力を厭でも音楽に縛りつけておくがよろし。
おいしい所に気づけることを祈る。
769 :
名無しの笛の踊り:2006/09/22(金) 23:43:20 ID:85C14kX+
お前らのことが大嫌いなんだけど、なんか魅力あんの?
うまいこと言ったつもりか?
>>767 皇帝は有名曲だが誰も名曲だなんて思ってないから安心汁。
そんな曲の良さをわかろうとするひまがあったらもっといろんな曲を聴くが吉。
・「旋律線を追いかけるのをやめる。」
これだけでも曲の新たな魅力に気付くことは多い。
裏でどんな楽器が何をやってるのか。どんな和声をつけているのか。
どの曲に対する答えってわけじゃないけど。
773 :
749:2006/09/23(土) 11:37:25 ID:iL2YbuBs
774 :
名無しの笛の踊り:2006/09/23(土) 12:13:07 ID:pqeEzU/1
>>771 >誰も名曲だなんて思ってないから安心汁。
ブルやマラの交響曲も同様ですよね?
それなら俺も安心^^
775 :
名無しの笛の踊り:2006/09/23(土) 12:15:27 ID:pqeEzU/1
776 :
名無しの笛の踊り:2006/09/23(土) 12:33:01 ID:Jq3+1WYW
漏れは、ブルックナーの交響曲なんて名曲だとは思わない。
この調子でクラ全滅の悪寒(^^)
778 :
名無しの笛の踊り:2006/09/23(土) 14:49:05 ID:tkdAugXW
なぁに、かえって免疫力がつく
ショー損「支局」
>>779 小一時間考えてやっとわかった (^o^)
コダーイが何度聴いてもあまりピンと来ないんですが、
聴き所と言うか、魅力的な部分を教えてください。
コダーイの何さ。
とりあえず通俗的に有名なハーリ・ヤーノシュの民族性から入るとよいかと。
もちろん曲の形式もかなり考え抜かれていて面白い作曲家だ。
784 :
名無しの笛の踊り:2006/09/28(木) 11:47:44 ID:D3Lhcg8j
>>782 音楽的源泉(民謡)という点でも音使いにしてもバルトークに非常に近い作曲家なので
バルトークをある程度聴きこむことによってある時、ふとコダーイが「わかる」瞬間が
くるのではないだろうか。
それから、
「コダーイが何度聴いても」と書いているのでおそらくハーリ・ヤーノシュやガランタ舞曲
などの主要な作品はすでに耳にしていると思われるので、ここでは合唱曲を勧めたい。
オケ伴奏のものから無伴奏のものまで非常に多くの作品があり、それらはそれぞれに
独特な美しさを持っている。日本の合唱コンクールでもよくとりあげられ、人気も高い。
785 :
名無しの笛の踊り:2006/09/28(木) 11:57:17 ID:NJ9n2XZp
>>782 つチェロソナタor無伴奏チェロソナタ
コダーイの魅力の一つには骨太さが挙げられると思います。
チェロものの場合、特にそれが良く活かされていて(・∀・)イイヨイイヨ
>>755 1楽章冒頭の主題はとても良いメロディーなのでそこだけ聴く
あとは聞き流す
787 :
782:2006/09/28(木) 20:59:02 ID:Kf2ZxXBD
>>783-785 レスありがとうございます。
最初に図書館で、ドラティの管弦楽曲全集を借りて来て聴いていたのですが、
どれもどうもピンと来ない感じだったもので。
バルトークは大好きなんですけどね。
とりあえず合唱曲とチェロソナタあたりから行ってみます。
何かのきっかけで好きになれそうな気はするんですけどね。
788 :
名無しの笛の踊り:2006/09/28(木) 21:22:09 ID:5AFF8+ja
バーンスタインのマラ9とテンシュテットのマラ9。どっちも良い演奏って聞いたけどどう違うの?
それぞれの良さを教えて。
791 :
名無しの笛の踊り:2006/10/05(木) 22:48:16 ID:vosWWsMg
「ツァラトゥストラはかく語りき」
有名な冒頭以外はつまらない。
792 :
福島のカラヤン:2006/10/06(金) 16:15:18 ID:K08DZ//S
>>20 同感。この人の最大の魅力は、イメージとして壮大な教会音楽が聞けるという事
Nr.8がきっかけだったが、有る時Nr.7を聞き全然面白くなかったが、前者を100回くらい聞き込んで後者を聞いたとき(福島県では滅多に聞けないライヴでしたが)、俺の中でこの人の地位が決定した。それ以来、この人のありとあらゆる曲を聞きまくった
793 :
1−3 5−7はOK:2006/10/06(金) 16:55:51 ID:8DT4fyBl
シベリウスが「全く」わからないというのは少数派のはずで、
4番がわからないというのが多数はです(ほぼ断言)。
僕も4番だけわからない派。
で、教えて♪
794 :
名無しの笛の踊り:2006/10/06(金) 18:26:44 ID:VWf2sBjQ
下げると答えてもらえるかも♪
シベ4は聴けるけど、6だけはつまらん……な、少数派の意見です。
この4番は、それが書かれた時の状況などを考えて「心の冬」の交響曲だと思ってください。
「心の冬」を愛する人は、心広き人。
苦悩を受け止める度量が案外必要になってくると思います。
適当なことを言うけど、5番の冒頭なんて、雪解けのような感じで「春」。
とすると3番が秋で2番が夏で1番が春だという風に無理に逆算してみる。
(そんな偏見があるから6番がつまらんわけだ、納得)
>>793-794 シベリウスの4番は心に苦しみを抱いている人や心に孤独を有している人であれば
容易に理解することができる。孤高な精神を持っている人も同様。またこの曲は
完璧な絶対音楽であるから極めて優れた音楽的素養を持つ人であればやはり容易に
理解できるはず。しかし人により場合により完全な理解にいたるまでには年月を必要
とすることが多い。何のアドバイスにもなっていないがこの曲に関しては仕方がない。
799 :
名無しの笛の踊り:2006/10/07(土) 23:20:23 ID:po5T1HE0
800 :
793:2006/10/07(土) 23:48:50 ID:rspkKNEH
>>797 レス感謝します。
1.心に苦しみを抱いている人や心に孤独を有している人
2.孤高な精神を持っている人
3.極めて優れた音楽的素養を持つ人
のいずれにも該当しないのが、私なのか。
さて、気になって仕方がなかったので、図書を物色。
以下、「シベリウス生涯と作品/菅野浩和/音楽之友社」
より長引き勘弁。
…この作品は、今ではセシル・グレイの言った「ベートー
ヴェン以降のもっとも優れた交響曲の一つ」という評に当
てはまるのにふさわしい充実した作品だが、四月三日(一
九一一年)のヘルシンキ初演のときの聴衆の反応は、新作
に敬意を表しながらも、明らかに懐疑的だったし、批評も
それまでの多くの作品で見られたような、賛辞に満ちたも
のとは異なった、あいまいなものであった。とにかくはな
はだ斬新な作品に聞こえたらしく、〈未来派的〉と評され
もした。…
(ここまで引用)
その時から95年も経ってるんですね。と独り言を。
シベリウスの4番を愛好するものですが、この曲は
空虚さ、あるいは、どことなしの物足りなさ
を味わってください。
おそらく「心に苦しみを抱く人」はそこにすっぽり何かはまるものを感じるのだと思います(自分のことはわかりません)。
いかに音楽を鳴らしてもその向こうに欠落感を感じるカラヤン盤
逆に殺ぎ落とされたものの厳しさを感じるケーゲル盤
この両極端を試してみるのもいいかと。
802 :
名無しの笛の踊り:2006/10/08(日) 04:06:36 ID:kvdSAPg0
ここは曲の魅力を語るスレです
演奏云々を言う不毛なスレではありません
803 :
名無しの笛の踊り:2006/10/08(日) 05:43:12 ID:ac47cQta
>>774 安心しないでくださいw
ブルックナーの良さが解らないなんて大損もいいところ!
ってことでまずは7番1楽章から入ってみてほしい。
何かを得ようなどと考えず、読書やネットでもしながら繰り返し繰り返し聴く。
ながら聴き(=BGMとしてかけておく)
繰り返し聴く
この二つが重要。
演奏はカラヤンが聴き易いと思う。
深刻さと凄絶な音響ならば9番。
8番は3楽章のアダージョが絶品。
長くて退屈に感じる中にも弦の美しい旋律が見え隠れする。
標題付の4番「ロマンティック」から入ることを勧める書籍などが多いけど、こっちは
解りにくい(唐突な出だしと休止、ヘンな旋律とか)ところが多いように思うので、後期
作品(7、8、9番)がお勧めです。
804 :
803:2006/10/08(日) 05:49:30 ID:ac47cQta
追記
突然ある日、解るようになるのがブルックナーの交響曲の特長
ブルックナーファンになった今でも解らない曲がいくつもあるけど、それも
解る日が突然来るだろうと信じて気長に聴いてます
10年来のブルックナーファンでもこんな感じなんですw
だから嫌いな人は余計焦らずに聴いて僥倖を待って欲しいよ
マーラーの2番がわからない。
第1楽章が凄すぎて第2楽章以降が蛇足に聴こえます。
作曲者は本当に構成のようなものを考えて作ったのかな、と。
ブルックナーを初心者に薦める時に7番から、と言うのはブルックナー愛好家の悪い癖かと思います。
7番はむしろ愛好家向きで、経験の少ない初心者には普通に9番が素直に聞けそう。
ブルックナーはスケルツォが楽しいけれども、9番はリズム面でも耳に残るインパクトがあります。
4番もわりと素直に耳に入ってきそうなきれいな響きが随所に。ホルンも耳に残りそう。
全曲ではなく、スケルツォから入るという変則もありかもと思ったりしますね。
ちなみに私の場合、初心者の頃、普通に9番を聴いて感動して好きになったクチ。
まあ、人それぞれと言ってしまうと、こういう話は終わってしまうけれども。
>>805 第1楽章は確かにすごい。しかし休憩をはさむよう指示がある。
作曲者本人も第2楽章からは別の曲という風に意識していたらしい。
そういう構成として考えて作ったのです。
録音ではそういう休憩が当然ないので、続けて聴いてしまうと蛇足に思えるでしょう。
とりあえず、フィナーレだけ抜粋で聴いてみるように。こちらも凄すぎる音楽です。
>>806 俺の場合最初4番を聴いたんだけど(一応入門にはいいとされてたので)
何がいいのかわからなかった。でも9番でこれはすごいと思った。
>>806,808
普通の人=4番、7番あたりから入る
初心者だがブルオタの素質を潜在的に持っている人=9番5番あたりから感化
と思う。
いきなり9番5番あたりを聴いて「いい」と思う人は
ブルックナーを好きになれる人。
>>804 4番いいと思うけどね
2楽章の例のメロディーは素晴らしいなと思ってそこで好きになった
それで3楽章のスケルツォがつまんなくてダレた
>>805 マーラーから蛇足を取ったらどうなるよ?
歌曲とかの方が短くまとまっててエッセンスは感じられるかもね
811 :
805:2006/10/08(日) 15:12:25 ID:SKqnIahh
>>807 ご教示ありがとうございます。
なるほど、第1楽章で一旦区切りをつけて聴くものだったんですね。
フィナーレだけ聴いてみることにします。
>>807 確かにマーラーは長大な作品が多いですね。
歌曲で何かお薦めはありますか?
>>811 「さすらう若人の歌」「子供の不思議な角笛」「亡き子を偲ぶ歌」
1つめは感傷的 残り2つは重く暗い
交響曲を聴いたことがあれば「あれ?」と思う部分も多いと思う
813 :
名無しの笛の踊り:2006/10/11(水) 09:28:50 ID:68Zd6sJn
>>791 いや、むしろ冒頭部分のほうが退屈する。冒頭以降は名旋律の数々で楽しめる。
814 :
名無しの笛の踊り:2006/10/11(水) 12:08:44 ID:JYPSZj9R
リムスキー=コルサコフの『シェエラザード』は何度聴いてもどこが良いのか、さっぱりわからんのです。
何方か解説お願いします。
A・異国情緒纏綿たる旋律美
B・物語の筋を想像させる描写性
C・説得力のある楽器使いをする管弦楽法の職人芸
D・リズムや強弱を効果的に使った作曲技法の卓抜性
さあ、どれ。
プロコの交響曲は4番だけよくわからない
一体何が言いたかったのか。改訂版とか原点版とかあるし
なんで改定しちゃったんだよ。もう頭がパニックです
817 :
名無しの笛の踊り:2006/10/12(木) 18:15:10 ID:hIHPvXOa
マーラーの交響曲のよさが全然わからない。
全部訊きたいところだけれど、交響曲5番だけ。
10回くらい「聞いた」けど、はっきり言って冒頭のパパパパーしか印象に残ってない。
この曲の聴き所を、具体的に教えてください。
>>817 冒頭のパパパパーに全てが集約されています。
819 :
817:2006/10/12(木) 18:25:03 ID:hIHPvXOa
>>818 いやいや、そういぢわるせずに、ちゃんと教えて下さいよぉ。
じゃあ、最後のホルンによる てんててててーんててん♪
821 :
名無しの笛の踊り:2006/10/12(木) 18:42:40 ID:20W7BL07
と言ったところで俺も質問。
基本的に激しい曲・盛り上のある曲、が好きなのですが
その反対の曲は、退屈することが多いのです。
交響曲なんか聴いていても、早く第4楽章いかないかなぁと思っちゃう性で…
結局、まともに聴くことなく飛ばしちゃうこともしばしば
スピード社会に汚染された若輩には、緩徐楽章は退屈だろう。
慣れの問題だな。とにかく辛抱して聴くべし。
(東京都・25才)
>>821 カラヤン・アダージョでも繰り返し聴けば?
とにかく慣れることだ。
>>822-824 豚酌酢。
確かに、苦手だからっといって積極的に聴かなかったのはまずかったか…
何かおもしろい部分を見つけたりしてみようかな。
>>825 有名曲から試してみたらどう?
ベートーヴェンの交響曲第9番第3楽章とか、皇帝第2楽章とか。
ラフマニノフのピアノ協奏曲第2番第2楽章、第3番第2楽章なんかも聴きやすいし。
>>825 聴き所のはっきりしてる曲から試してみては?独奏バリバリの協奏曲とか。
んで、あの曲のあの箇所が好きってのを増やしていけば、
だんだんそういうのを感じ取る感受性が高まるというか、その姿勢になるというか
そうすれば前はいまいちだったのでも、おおっていう発見が出来るのでは。
>>825 別に好きなところだけつまみ聴きするのだっていいと思うけど。
でも、その好きな箇所いくまで、じりじりするわけでしょ。
じりじり感があるから、爆発もあるんだよね。
その、じりじり感にあえて堪えながら聴いてみる、ってのも勧めたい。
美味しいものは後にとっておく、ってふうに。
で、そんな過程で、実は、そのじりじり部分の美味しさが見えてくることもあるのだよね。
…マゾになれと…?
溜めを理解しろということでは?
831 :
名無しの笛の踊り:2006/10/15(日) 18:06:45 ID:EXzG3Gn7
ブルを聴いた初心者
4番次9番
「徐々に盛り上がり、ストンと落ちる」
他もその繰り返しですか?もしかして
人生(自然、宇宙その他いろんな概念
が妥当しそう)そのものを表現していそ
うで堪らないですね、はまりそう。
10マソ年後も鳴っていそう。
マタイ受難曲。
カール・リヒターのCDを全集を買ったんだが理解できんorz
やっぱりシナリオを知らないと楽しめないんですか?
音楽は最初のほうは良いと思うんですけどね。飽きる。
>>832 文化圏も時代も全く違う我々があの長大な作品にいきなり
入り込むのはかなり難しいでしょう、実際。
とりあえず訳詞を見ながら聞くのは必須かと。
でないとレチタティーヴォとか飽きずに聞くのは普通無理でしょう。
あと、リヒターは間違いなく名演ですが、ソリストの歌唱スタイルが
すでにかなり時代遅れの感が否めない。
だから誰のを聞けばいいかと言うとこれまた難しいのだが。
聞く側がある程度努力して近づいて行く必要はあるかと思いますが、
偉大な作品なのでその価値はあると思います。
(ま、それぞれの好みはあるのでダメならダメでそう思うしかないけど)
>>833 >あと、リヒターは間違いなく名演ですが、ソリストの歌唱スタイルが すでにかなり時代遅れの感が否めない。
これは古楽唱法に毒された考え方としか言いようが無い。
すくなくともD.F-Dはバッハ演奏上史上最高の歌手。時代遅れなんて死んでも言えない。
>>834 同意。F・ディースカウに限らず、ヘフリガーの福音史家、テッパーのアルト
エンゲンのイエスなんかもう最高ですよね。
むしろリヒターの解釈、オケと合唱の水準に関しては時代遅れと言うべきでしょう。
もちろんすぐれたよい演奏とは認めた上での話ですよ。
このリヒター盤が仮に不朽の名盤であるとしたら、偉大なバッハ歌手たち、
中でもF・ディースカウのバスアリアが聴けるから、としか言いようがありません。
少なくとも自分が生きてる間にこれを越える歌唱にぶつかるとは到底思えないです。
つまり
>>832はリヒターのマタイを100回聞け、というのが答えらしい。
>>834 >古楽唱法に毒された考え方
とか言われてもなー・・・
19世紀も後半から普及したスタイルでバッハを演るのを正当視する方が
よほど毒されてると思うんだが。
リヒター盤の二重アリアとかビブラートが激しすぎてハモってんだかなんだか
さっぱりわけわかんないし。
まあ834に反論するためにスレを使うのは筋が違うので、あくまで832への
アドバイスとしては、アリア、レチタティーヴォに関して
(つまり多分なれてない人が一番飽きやすいあたり)は、
リヒター以後の古楽研究の成果に乗っ取った演奏で聞いた方が聞きやすいし
解りやすいのではと思ったのであのように書きました。言葉は足りなかった鴨。
ま、フィシャーディスカウは素晴らしいのは否定しませんよ。
つか大好きなんだけどね。
相変わらずリヒターマンセーがうじゃうじゃとw
832が引いちゃうからやめなさいってば
841 :
840:2006/10/17(火) 18:51:40 ID:aDtWSf08
誤爆スマソorz
どう見ても苦手な曲の魅力を語るのではなく
曲の魅力がワカラン奴を叩くクソスレです。
本当にありがとうございました。
まあそう言うなや
まともな回答もあるだろ
スレの主旨を理解出来ない
うざいマンセー連中は無視するに限る
ところで、マタイのことで思うんだが、あれって
最初から最後まで集中して聞く必要って実際あるのだろうか?
バロック時代の教会音楽に対する聴衆のメンタリティーがどういうものだったか
よく知らないので、以下、素人の感想にすぎないんだけど、
少なくともオペラとかは当時の聴衆はかなり適当に観ていて、
作品を鑑賞するということよりもその場自体を楽しむことが
目的になっていた部分も大きかったので、ひょっとすると
マタイとかも、当時の聴衆も共感出来る部分だけ真剣に聞いて、
あとは結構適当に聞き流していたのではないかと想像したりするので。
あと、宗教的な儀式に関係する上演って、たいてい奉納の意味合いが
あるので、その場を共有することが重要であって、別に最初から最後まで
全部真面目に聞く必要ってなかったのかもと思ったりもする。
(なので、要するに>832は別に途中で飽きてもいいのではないかと)
誰か、こういうの詳しい方がいたらよろしく
(このスレで長々やる話題でもないが)
>>832 バッハの大きな作品との付き合い方は、
折に触れて何度も聴いてみるのが一番良いと思うよ。
一度(一時期)に魅力のすべてを把握できるような代物ではないので。
当時の聴衆のレベルは今よりも数段高かったという説もあるがな。
別にそれてないと思うけどな。>832の質問にみんな答えてるんじゃないか。
つまらん揚げ足取りは別にして。
オレがまとめちゃうと
1.初心者は訳詞が必要。物語の把握なしにマタイの根本的理解は難しいよ
2.せっかくいいマタイを買ったんだから、繰り返し聴くべし
3.全部は長いのでとりあえずアリアからはじめてはどうか。ソリストの充実した録音だし。
絶賛されてるフィッシャーディスカウのバスは確かに絶品だし、アルトのアリアは
マタイ入門の定番だ。テノール、ソプラノアリアもどうぞ。
ってことになるんじゃないの。>846への答えにも重なると思う。
まぁ根本的にキリスト教について全然知らない人が聴いてもワケワカメだろう
だが, マタイをきっかけとして
キリスト教について学ぶということもあるわけだから。
>>846 聴き方は自由。
好きなところだけつまみ食いするのも良いと思う。
だけど、バッハはこの長大な曲を「最初から最後まで集中して」書いている。
一瞬たりとも緩むところがないのはさすがとしか言いようがない。
そして、良い演奏はバッハの意図が十全に再現されるように、
これまた「最初から最後まで集中して」演奏している。
たとえば、第2曲レチタティーヴォのイエスの最初の言葉。
出だしは伸びやかに自由に歌う演奏が多いけど、
良い演奏は7小節目のアウフタクトからきっちりとリズムを刻み正確なテンポをとるはず。
あるいは3曲目の最初のコラール。
演奏者がどの語にどのような思いを込めているのか、
特にverbrochen, Urteil, Schuldなどの重要な語に注意を払って聴くと興味は尽きない。
とにかくこの作品でのバッハの「言葉」の扱い方はまさにネ申。
「全部真面目に聞く必要」があるとは言わないが、最初の退屈さを乗り越えて
「全部真面目に聴いてみると」超弩級の面白さがあるということは間違いない。
付き合えば付き合うほどに魅力を増す真に偉大な作品だよな。
一生付き合って損は無い。
俺仏教徒だからだめだぁ
とりあえずカンタータあたりから慣す手もあるな
それと、リヒターリヒターディスカウディスカウと
マンセーを繰り返してるが、832が飽きたと言ってる時点で
そもそも好みに合ってない可能性があるのをあまり考慮してないよな
わからないお前が悪いと言い切ってしまえるほど定評のある名演だから
しようがないのかもしれんが、ちょっと押し付けがましいとおれは感じる
ヘフリガーもフィッシャーディスカウもすごいとは思うが
好みではない人だっているだろうし
曲に関しても演奏に関してもマンセーするのは簡単だし
気持ちも解らんでもないが、それは曲の魅力を語っているのとは
全く違うとおれは思うのだが
スレ汚してスマンが
それならいっそ
メンゲルベルクを聴いたらどうかと
横から余計な一言を。
あ〜あ。バッハオタにのっとられちゃいましたね。
かくいう私も
>>840が貼ったリンクでバッハスレから飛んできたんですが。
>>832 個人的な体験だからすべての人に当てはまるとは限らないが、
俺もリヒターのマタイを持っていたがずっと馴染めなかった。
10年以上手元にあったが、いつも途中で飽きてしまって全曲聴き通したことは1度もなかった。
2000年のバッハイヤーにほんの気の迷いでヘレヴェッヘのCDを買った。
一発でハマった。
いまじゃ30種以上CD持ってるしリヒターの凄さもよく分かる。
全く違う傾向の演奏で聴いてみると目からうろこが落ちることもあると思う。
この曲だと、リヒターの対極にある名演はヘレヴェッヘかヘルマン・マックスかな。
F-Dほどレガートを守りながら言葉のニュアンスを一つ一つはっきりつけることのできた歌い手はいない。
それ故に時々「説明臭い」といわれる事はあるが、バッハ演奏史上最も偉大でユニークな歌い手。
もちろん技術的にも音楽的にも完璧な存在。
P.コーイなんかと比べると恐ろしいほどの差があるのは明らか。
まぁ最初はF-Dの歌うソロ・カンタータでも聴くと良いさ〜
>>859 ほんとウザイなお前、
いい加減空気読んでくれよ
そもそも
>>832があえて「リヒター」と名指しした上で「マタイ」が分からない、飽きる
と書いてるのだから、それに対してリヒター盤の魅力なりその出演歌手のよさなり
を書くのはある意味当然だと思う。また、リヒターとは違う別の演奏をあげたり
「マタイ」という曲そのもののおすすめポイントを書くというのもよく分かる。
切り口は異なってもそれぞれに
>>832にきちんと「魅力を語って」いるんじゃないか。
どの書き込みも興味深く読ませて貰ったよ。
で、
>>832はそれに対してどう思うの?
(大量に吊れた、と内心ほくそ笑んでたりして・・・w それはそれである意味スゴイかもな)
モーツァルトのアイネクライネに変なイメージがあって(替え歌とか)まともに聞けません。誰か助けて下さい
替え歌?
「えへん虫」か
865 :
名無しの笛の踊り:2006/10/19(木) 18:24:04 ID:g1aJc4rP
モツのアイナハか
ありゃえー曲でんな
ワルター/ヴィーンの骨董録音を聴いて、やっとアイネクライネの良さがわかった私は国賊でしょうか
マーラーのアダージェットよりも、未完成よりも、ヴァルキューレ一幕よりも耽美的なモーツアルト
今、ピリオド派を聴いて良いと思える自信は無い
868 :
名無しの笛の踊り:2006/10/19(木) 19:09:58 ID:Yp2qM5My
シュトックハウゼンの黄道十二宮
いかにもシュトックハウ然としていて苦手だ
>>862 オレはこの曲を聴くと「みんなのコーラスです」とかいう女性のナレーションが……
>>868 お前、シュトックハウ然と書きたかっただけだろ。
なんだこの流れ
古楽オタが空気読めないことだけはわかった
>>859 >レガートを守りながら言葉のニュアンスを一つ一つはっきりつける
リートみたいな感覚だよな
874 :
名無しの笛の踊り:2006/10/20(金) 16:35:55 ID:lB+muUBc
シェーンベルク 月に憑かれたピエロがわかりません。ディスクは三枚も買ったのに。無駄にしたくない。
>>874 ワーグナーとかマーラー、Rシュトラウスとかをうなされるくらい
聞いてからもう一度聞いてみよう。
ドラマという物がこんなにも簡潔に、そして鮮烈に表現出来るという
ことに驚き、開眼出来る(かも知れない)
シェーンベルク 月に憑かれたピエロがわかりません
あんなのを有難がるのはスノッブだと思います
「ピエロ」がスノッブの支持で100年生きのびてきたんなら
スノッブもまた偉大なるかな
キーン先生も、自分の分野に関しては…現代文学に関しては寛容なんだよね
文章が美しくない小説は受け付けないとか
ストーリーが明確で感動できる作品でなきゃ駄目とか
大江健三郎を有難がるのはスノッブだなんて事は言わない
>>797 自分は精神的にかなり辛かった時にシベリウス4番を好きになった。
881 :
名無しの笛の踊り:2006/10/21(土) 22:55:23 ID:6RQL377J
キーンはオペラの歌手についてしか語れない人だから、
音楽についてピンボケな事を言うのは仕方ないかもね
ピエロはきらきらした音色を楽しみましょう。
883 :
名無しの笛の踊り:2006/10/22(日) 07:48:49 ID:y3KV+ZaL
ピエロはたくさん聞いているので魅力がよく分かります。
簡単に言うと、第1部は夜の世界へのいざない。
第2部は血の幻想の百花繚乱。
第3部はだんだん朝になって、懐かしいあたたかい世界に帰って行く様子。
それぞれの曲のアンサンブルを楽しみます。
語り手によっても表現が凄く違うよ。
曲によっては生演奏で聴かないと魅力が分かりにくいものもある。
シェーンベルクは全般にオーディオ装置の質が大切です。
変わった楽器の使い方をする人だから。
生で聞くとけっして耳障りではない。
よい装置で聴いて欲しいですね。
個人的にピエロでポイントなのは6曲目の「マドンナ」。
この曲が盛り上がるかどうかが全体の成否を決めます。
シェーンベルクらしい激しい音の爆発が苦手な人も多いと思いますが、
爆発の後には必ず、脱力、内省、後悔、和みを感じさせる部分が来るのが
シェーンベルクの特徴で、そういった部分は他の作曲家の曲にはあまりない
独特の癒しがありますよ。
シェーンベルクは室内アンサンブル用の編曲を色々書いてますね
ウィンナワルツとか、独特の音色になっていて面白いし
「ピエロ」への導入に良いかもしれない
浄夜の聴き所ってどこでしょうか?
不浄なところです
887 :
名無しの笛の踊り:2006/10/24(火) 22:33:52 ID:+JhiJUu8
べと便の交響曲第2番。聴いてて気持ち悪くなった。どこが良いの?
888 :
名無しの笛の踊り:2006/10/24(火) 22:34:56 ID:6gNyxwhj
ぶるっくなー!
わけ・わか・らん
CDやレコードが手軽に買えるようになったのがよくないんだ。
昔はレコードは高かったから買ったら好きになるまで繰り返し聴いた。
それにとくにクラシックは教養主義みたいのが強かったから
「名曲なんだからよいはずだ,楽しめないのは自分のせいだ」と思ったものだ。
豊かで自由なのが幸福とは限らん。
そういう面も確かにあるが、一方では偉いさんの趣味に引きずられて
結局無駄になった時間も莫迦にならない希ガス
891 :
名無しの笛の踊り:2006/11/03(金) 08:31:28 ID:E3s04Gdc
シベリウスの交響曲第7番の魅力を教えてください。
1、2、5番は大好きなのですが・・・
>>887 とりあえずフィナーレを聴いてみよう。
ハーリ・ヤーノシュを先取りするくしゃみの音楽だ。「へくし、ぶるるるへくすん」
恥ずかしながら幻想ポロネーズが理解不能です><
オペラ全部。なんであんな陳腐な筋書きに感動できるの?
極論すれば筋書きなんざどうでもいいんです。
>>895 同意。
ドニゼッティのオペラなんか、内容はさっぱりだが
アリアは驚くほどいい。
>>894 は
とりあえずアリアとか序曲だけ聴くべし。
そのうち内容も好きになるかも知れん。
ならなくても可。
897 :
名無しの笛の踊り:2006/11/03(金) 13:19:18 ID:LJqEzXDZ
愛の妙薬なんかはストーリーとか考えずに聞けるぜ。もちろん考えても楽しいけど
898 :
名無しの笛の踊り:2006/11/03(金) 13:56:08 ID:jsk5F8gS
ベルリオーズ幻想交響曲の良さがわからん
ベートーベンとほぼ同時代(第九の6年後)に
ここまでトチ狂った曲を聴かされた聴衆の阿鼻叫喚を想像しながら聞くと吉
>>893 感情の起伏を求めず、ひたすらダウナーな「気分」を味わいましょう
これがクリアできれば、次はシューマンの晩年の曲の数々を…
J.S.バッハの『イギリス組曲』。
グールドで全曲、ケンプの第3番しか聴いたことないけど、
どことなく散漫に感じられて全然印象に残らないです。
「口からクソたれる前にコレを聴け!」とかあれば
そちらも御教授給わりたいですが、スレ違い?
902 :
名無しの笛の踊り:2006/11/05(日) 00:41:49 ID:kHLT/GNO
バルトークのsq
タコ、ドヴォ、ヤナ、ボロ(順不同)この辺りはわかる、という
か止められない。
がバルだけは、どうも掴み所がわからない。
強いて言えば、5番かな、メロディアスだよね。
他の5つがだめだめ。
>>891 1、2、5番を飽きるほど聴き倒す。
1、2、5番に飽きて、チャイコフスキーやラフマニノフにウンザリした頃、
6、7番の素晴らしさが自ずから分かる。
>>902 聴きやすいメロディだけ追うのではバルトークは効率悪い
リズムの推進力、ポリフォニーの広がり、不協和音にこめられたエネルギー等々
様々な次元を感じ取れるようになると良い
>>902 バルトークの四重奏は曲が終わったあとの安堵感を
得るために聞くものだみたいなことを五味康祐が書いてたな。
>>903 どうでもいいけど、7番てあるのか?
聴いてみたい。
907だ
スマソ
バルトークの弦楽四重奏曲かと重た
シベリウスの事だったのね
シベといえば、いまやヴァンスカ祭だね。
909 :
名無しの笛の踊り:2006/11/22(水) 23:45:10 ID:UjDGRF79
あげ
910 :
名無しの笛の踊り:2006/11/23(木) 00:02:06 ID:KPI0Kpa3
ブルックナーのよさがわかりません。
みなさん、初めて聴いてすぐ「こりゃあ名曲だっ」って感じになったのでしょうか。
>>910 すぐにいいと思ったが、しばらくして、その低質さに気付き
すぐ捨てた。
912 :
名無しの笛の踊り:2006/11/23(木) 00:07:20 ID:NlrRaSp+
テ・デウムや詩篇は聴いたそばから(;∀;)になったけれど、交響曲は時間がかかった。
何回か聴き流すうちに良さに目覚めるから、慌てず楽しみにしる>ブルックナー
慣れてきたら実演で聴いて衝撃を受けるのもお薦め
>>910 >みなさん、初めて聴いてすぐ「こりゃあ名曲だっ」って感じになったのでしょうか。
なりませんでした
その後、3〜4ヶ月に1回くらいかけるが、未だにならない
そういう人間もいるので心配するな
だめだというのではなく、好みに合わないだけ
それはそれで仕方ないから
914 :
名無しの笛の踊り:2006/11/23(木) 00:12:01 ID:r8qOJqYO
詩篇って、聖書の詩篇に曲をつけたのがあるのですか。
じゃ聴いてみます。
前に朝比奈さんが亡くなった時NHKで追悼としてブルックナーの交響曲
をやっていて、聴いてみたが、わけわからなくて途中で寝た。
そうか、流しているうちにわかってくるのか。
「聞き流すだけ!」とかいう英語のCDみたいだね。
やってみる。
915 :
名無しの笛の踊り:2006/11/23(木) 00:20:05 ID:r8qOJqYO
おお、913もレスありがとう。
913になるか912になるか、聴きながしてやってみる。
>>911です 魅力を語るんだったな、失礼。
8、9番あたりから聴くといいんじゃない。それで、俺はいきなり好きになっ
たよ。
旋律も美しいところがあるし。
今でもたまーにヴァントの残響長いやつ聴くな。銭湯気分が味わえる。
ブルは形式を守っていながら長大で、美しい素材がちりばめられてる感じなので
逆に冗長と考える人がいてもおかしくないですよね。
俺は9→8→4→7で聴くといいと思います。
5と6はクセがあるし、3以前はまた違うので…
918 :
名無しの笛の踊り:2006/11/23(木) 00:51:44 ID:r8qOJqYO
911,
917ありがとう。
CD聴いて銭湯気分って可笑しいね。
8、9が聴きやすいってことですね。じゃ、「ながら」で試しましょう。
7−9−8−3−5−6−4−後はなんでも
7がいいよ。最初は。絶対。第一楽章でなみだでるもん。
そうそう。そして4番は言われているほどわかりやすくないと思うよ。
>>920 うん、そうだな。
マタチッチとかで聞くといいと思う。
冒頭はすごく美しいと思う
あとは飽きずに聞き続けられるかだな。
自らに苦行を強いる必要なし。
短くてもっといい作曲家が
いるって。
7番なんて、アクビか屁しか
でねえぞ。
交響曲より宗教曲の方が入りやすい人もいるだろうな。
晩年のテ・デウムや詩篇第150篇はわりと交響曲の響きに近いが、
ミサ曲やモテットでまた違った側面が見える。
925 :
名無しの笛の踊り:2006/11/23(木) 01:12:12 ID:r8qOJqYO
910だす。
みんなありがとう。
「最初に聴け」は、7派と9派にわかれているみたいだね。
今密林に行きましたが。いろんなのがあって迷う迷う。
自分がすごく好きな指揮者は、
クライバー(息子)とクレンペラーなんです。
割りにすきなのがヤンソンス(息子)です。
こんな人間は誰のを聴けばいいのでしょう。
お風呂みたいなヴァント?
ブルは特別好きではないが4番の2楽章はいい
原典版を聴いた時はあまりのカオスっぷりに驚いたが
まとまってない状態の頭の中を聴くのも悪くないなと思った
うーん、くれそぺらのぶるくなはなぁ・・・(ry
>>925 スマソが好きなの買ってくれとしか今はいえん。
929 :
名無しの笛の踊り:2006/11/23(木) 01:33:26 ID:r8qOJqYO
>>928 sodane.
クレンペラーの9番と、ヨッフムのテ・デウムと詩篇150を
買うことにしてぽちっとしてきます。
書き込んでくれた人ありがとう。
ボレロの魅力がさっぱりわかりません
ただのやっつけ仕事だったから。
>>930 バレエ見ながら聴くものだろ
敢えて言えばピッコロがぶつけてハモってるのを楽しみに聴くくらい
ぶっちゃけラヴェルなら他に聴くものがいくらでもある
933 :
名無しの笛の踊り:2006/11/23(木) 08:11:29 ID:r8qOJqYO
>>930 1)自分が桶で演ってみる。
それが無理なら、
2)良い桶で実演を聴く
ただ、もともと舞踏系の曲が好きでないなら、どっちにしても無理かも。
ベートヴェンの交響曲3番
第一楽章がすばらしすぎです。
それに比べて、第三楽章、第四楽章がショボすぎてつまらないです。
第一楽章で大風呂敷を広げているように感じます。
どうすれば全部聞けますか?
俺はむしろ2楽章が苦手だな。
だいたい2楽章とばして聴いてる。
>>910 亀だけど、宗教曲に抵抗がないのならミサ曲第3番ヘ短調を是非お薦めする。
ベートーヴェンのミサソレと並ぶこのジャンルの超名曲であり、
ロマン派のシンフォニック・ミサの頂点に位置する作品なので。
>>910 ミサなら編成の制約された第二番も凛とした美しい曲だよ。
モオツァルト
あげ
941 :
名無しの笛の踊り:2006/12/09(土) 00:52:47 ID:c49w5J15
こんな良スレがあったとは!
自分の考えに及ばない他人の貴重な意見が聞けるいいスレだなあ。
ということで、ガーシュインの魅力がまったくわかりません。
あとショパン好きだけど英雄ポロネーズの魅力がわかりません。
ショパンの良さが出ていない曲とか思ってしまう。わかる人おしえて
942 :
名無しの笛の踊り:2006/12/09(土) 00:54:22 ID:c49w5J15
訂正
自分の考えに及ばない他人の貴重な意見→自分の考えの中にない、貴重な意見
という意味で使いたかった。単語の使い方おかしかった。
コシ・ファン・トゥッテ
長いばかりで疲れる。
半分にしてもいいんじゃまいか?
944 :
名無しの笛の踊り:2006/12/09(土) 01:40:52 ID:WYQfXvkV
>>941 ガーシュインかぁ・・・俺も苦手だなぁ
なんというかジャズ風味のオケ曲を楽しめれば良いのかもしれない
あとはBGMみたいなものだろうか それほど邪魔にならないかな
ショパンは全般的にダメだorz
ところどころいい所があるが全曲聞く気には全くならない
全く力になれなかったなw
945 :
名無しの笛の踊り:2006/12/10(日) 01:39:48 ID:ymh4a8JW
>>943 DVDで半分にして聞いた方がいいな。
どうでもいい話だがコシファンの最後の台詞はモツオペの中で一番好きだな。
946 :
名無しの笛の踊り:2006/12/11(月) 14:08:35 ID:JtprYO8U
マーラーが苦手、というかよさがわかりません。
バーンスタインの全集を聞いてるのですが、もしかしたらあの特有の粘っこさがダメなのかもしれないと思いました。
すっきりまとまって聞きやすい演奏はありませんか?
トスカニーニとかセルが好きなのですが。
よろしくお願いします。
つノイマンorインバル
948 :
名無しの笛の踊り:2006/12/11(月) 16:03:15 ID:wzafiSg5
ぶるっくな
949 :
名無しの笛の踊り:2006/12/11(月) 16:13:34 ID:N39iN++U
>>946 ベルティーニ/ケルン響の全集良いよ。
俺もバーンスタイン駄目だったけど、これは結構いけた。
>>943 コシの全曲聞くくらいならヘンデルの「ゼルゼ」とかヒンデミットの「画家マチス」
とか全曲聞く方がはるかに楽だな。
951 :
名無しの笛の踊り:2006/12/11(月) 16:34:18 ID:4t8gMs5N
ゼルゼ→セルセ
ドイツ語じゃないんだからさ…
>>900 なるほd
ピンクフロイドのエコーズのようなものか
953 :
名無しの笛の踊り:2006/12/11(月) 18:06:19 ID:ZP97mhn9
ボロディンの2番の良さがわからん
>>946 交響曲より歌入りの物を聴くといいと思う
曲が短いから耐えられるしマーラーの良さもそちらの方が出てると思う
>>946 トスカニーニやセル、というとスタジオ録音では峻厳な音楽で、ライヴではかなり熱い、というタイプでしょうか。
それならばまずは、ラファエル・クーベリックをお薦めします。スタジオ盤もライヴ盤(4抜)も両方あります。
あとは、素朴で誠実だがしっかりした音楽づくりのヴァーツラフ・ノイマン、なども一応お薦めです。
さらにはより新しい演奏として、リッカルド・シャイー、エド・デ・ワールトなども良いかもしれませんね。
>>946 マーラーは結構聴くがバーンスタインはやはり合う人と合わない人が多いよ
ベルティーニもわりとベタっとしてると思う
上の人もすすめてるシャイーとノイマンはおれも気に入っている
アバドは貶す人も多いが、バーンスタインの対極だといえるので聴いてみては?
クレンペラーは不感症みたいな演奏で情感の入り込む余地もない
7番だけならラトルもいい
聴く曲も大切だと思う
9番が一番わかりやすいく内容がある、次は6番、4番
好きになってきたら7番がすばらしいことに気付く
>>946 上にもあるが、ノイマンの9番はあまりべたっとしていない。
クレンペラーの「大地の歌」は、わたしは凄く好き。これもべたっとして
おらず、峻険な感じが良い。
ブリテン…。
若い頃はハンサムだったのに…。
恋人のテノールとの話には萌えたが曲には萌えられません。
どうしたらいいでしょうか?
>>953 俺もわからん。1番や3番に比べるとなんかなぁ…って感じ。
960 :
946:2006/12/12(火) 19:24:35 ID:xJLPZYn7
みなさん、ご親切にありがとうございました。
ベルティーニという人はまったく知りませんでした。
ベートーヴェンでもバンスタはだらしない感じがしてダメなので、マーラーも好きになれたらよいのですが。
ヴィスコンティのベニスの映画は大好きなんだけどな。
おすすめの演奏を試聴などしてみて選ぼうと思います。
それとハイティンクの名前がなかったのですがどのような演奏なのでしょうか?
この人だったらいいかな、などと以前ちらっと思ったものですから。
>>960 ぶっちゃけマーラーは無理に聴かなくていい
あんまり他人に勧めるような音楽でもないし
「さすらう若人の歌」などが歌付きで短く聴きやすいよ
指揮者は結局のところ好みだから意見を求めても・・・
>>957 20世紀の作曲家ではかなり聴きやすい部類に入ると思うけど。
自作自演のやつならどれも名盤だと思う。
ショパンのスケルツォ第3番
特に延々と繰り返される第2主題が耐えられない...
俺マラやRVW、エルガー、シベリウスなど、長めの交響曲はきけるのだが、ショスタコがぜんぜんだめ
965 :
名無しの笛の踊り:2006/12/13(水) 04:29:29 ID:4f8AnV8N
エルガーの威風堂々の2楽章以降がまったくもってダメ。
同じ繰り返しばっかですげえイライラする。。
はっきり言うけど、エルガーの威風堂々って、第一曲も、素材はいいけど
構成に関しては微妙じゃない?
エルガー好きな俺でもそう思うw
967 :
名無しの笛の踊り:2006/12/13(水) 07:42:12 ID:gXTfCdf2
ショパンの子犬のワルツが…弾いてる時に良い気分になれないのはなぜだ?
ヘタだからでしょうね。
>>967 ルイサダのワルツ集を聴け
きっと弾きたくなる
970 :
名無しの笛の踊り:2006/12/13(水) 15:03:24 ID:GcXKxgLP
まず「青少年の管弦楽入門」を聴いてみる。で,とっつき易いパーセルの主題を
いきなり全然関係ない形(音楽的には何らかのつながりはあるのかもしれないが)で
各パートに変奏させるブリテンの変奏手法を感じておく。ブリテンの作風の基本は
変奏曲とパッサカリアなので,これでかなりの曲が理解できる。
後半のフーガは特に最後の部分でパーセルの主題がカブってくるところの快感を
味わうことができるようになれば,戦争レクイエム,春の交響曲のフィナーレと
共通するものがあるので理解しやすい。(ところで,この2曲は慣れないうちは
最初の部分はスキップして,次の曲(ディエスイレ,陽気なカッコウ)から
聴き始めた方が良いと思う(レクイエムでは邪道だが,特に春の交響曲の
1曲目はとっつきにくいのでそれが効果的))。あとブリテンの歌モノは
歌詞カードを見て英語の脚韻を意識しながら聴くと良い。
ピアノ協奏曲&左手のためのディヴァージョンズは聴きやすい曲なのでお奨め。
特にディヴァージョンズはブリテンの作風の典型。例の依頼者の
ヴィットゲンシュタインはこの曲が結構気に入っていたと言われている。
オペラは「アルバート・へリング」か「ピーターグライムズ」から
聴き始めるのが良い。
合唱(オケなし)についてはCDは集めているが,正直漏れもまだ開拓していない。
ブリテンスレでは作品番号順にコメントが進んでいるので参考まで
(現在はちょっと頓挫しているが)。
http://music6.2ch.net/test/read.cgi/classical/1129530105/l50
971 :
名無しの笛の踊り:2006/12/13(水) 15:05:38 ID:GcXKxgLP
972 :
名無しの笛の踊り:2006/12/13(水) 19:22:14 ID:4f8AnV8N
>>966 そうなんですか。まだ初心者なもので…
同CDのエニグマは好きだったんですけど。
エルガーだったらやっぱり交響曲第1番がお勧めですか?
>>972 交響曲は3曲とも面白いけど、長大なのでとっつきづらいかも。
弦楽セレナードやチェロ協奏曲などどうかな。
974 :
名無しの笛の踊り:2006/12/14(木) 19:01:13 ID:HZ7+hc9W
>>973 アドバイスありがとうございます。
CDさがしてみます!
あいねくらいねなはとむじーく
名曲って嘘だろ。
覚えやすさゆえの名曲だと思う。
だから入門としては有効だけれども、クラ道を踏み進んでいった強者は初心を忘れて安易であると軽蔑する。
つまり、初心を取り戻せばこの曲の魅力はわかるかもしれない。
小学生の砌に聴いて大興奮した曲だ。初めてまともに聴いたクラシック。今でも好きだ。
覚えやすさだけではない、よく出来た曲だ。
>>975 いっぺんジョージ・セル/クリーヴランド聴いてみそ
>>975 クレンペラー/POも機会があったら聴いてみてくれ。
スイトナーもいいよ
結構人気あるなw
その割りにだれも魅力を語らないのはなぜ?
983 :
名無しの笛の踊り:2006/12/15(金) 22:59:58 ID:IfoWhteh
乙&埋め
埋め
987 :
名無しの笛の踊り:
シベリウスの4番