1 :
名無し物書き@推敲中?:
2 :
名無し物書き@推敲中?:2008/04/18(金) 19:33:12
■投稿する人へ
・あなたが書いた文章を真面目に読み、感想・添削・批評を行ないます。基本的な投稿は
小説ですが、論説文やエッセイなどもOKです。掲示板にコピー&ペーストするのが一番
よいですが、自分のサイトの直アドレスやまたり文庫・アリの穴などの投稿サイトをさらすのもあり。
酷評スレまとめwiki(
http://www6.atwiki.jp/kata/)でも投稿できます。
このような場合は、各サイトのトップページではなく、直接「作品の」アドレスを貼ってください。
・創作文芸板は最大改行32行、最大文字数は1024文字です。改行の少ない作品なら
1レスあたり原稿用紙2枚と少しくらい。3レス(原稿用紙7枚以上、もしくは100行以上)を
超える量の文章は、外部に晒してリンクを貼ったほうがいいでしょう。
※※ 時々いたずら目的で本人を騙ってHPアドレスを載せる輩がいます。
HP掲載の文章の批評を希望する人はそのページ、もしくは自BBSに<2ちゃんにて批評依頼中>
と入れてください。クリックして見られる『隠し』でもかまいません。 無い場合は高確率でスルーされます。
スレに直接貼る場合も、一言書いておいたほうがスルーされにくいです。
※※ また、いたずら目的で投稿者を騙って、レスをする輩もいます。
なるべく投稿者はハンドルにトリップをつけて投稿してください。使い捨てのハンドルで構いません。
・投稿する前に読みかえしましょう。痛い間違いは投稿後に修正できません。
・もしも文章を無視されてしまったら、もう一度批評をもらえるように頼んでみましょう。
目についたものから批評していくので、見落としもあります。
・辛辣なことを言われても落ち込みすぎないように。批評をした人とあなたの傾向の相性が
悪かったのかもしれません。でも、あなたの作品をそういうふうに受け取る人もいるという
ことを心にとめておいてください。
■批評する人へ
・批評への参加は自由です。
・当スレは投稿者を育てるのが目的なので、良い所と悪い所を具体的に挙げて、できるだけ
投稿者が納得する形で批評してあげてください。
3 :
名無し物書き@推敲中?:2008/04/18(金) 19:33:50
4 :
名無し物書き@推敲中?:2008/04/18(金) 19:34:25
【警告】
・出典を明記せずに引用した場合は著作権法違反となり、刑事罰に処せられます。
・自作でない文章を自作のものと偽った場合も同罪です。
・一部の語句の修正を行った場合も同罪です。この場合は無断改竄により更に悪質
であると判断され、刑が重くなります。
・2chへの匿名投稿でも、投稿者は特定されます。過去に多くの逮捕者が発生しています。
・このスレッドで上から目線で酷評している人たちは、プロの文章と素人の文章の見分けが
つきません。予めご了承下さい。
>>3 >○「 」カギカッコ内最後の句点は省略する
ということは、鉤括弧外の句点は省略しないわけですね?
6 :
名無し物書き@推敲中?:2008/04/18(金) 19:56:17
いちおつ
>>5 それはどっちでもいいんじゃない?あんまし読み易くはないけど
1乙。
うざい読み手もいるだろうが、そこをあえて書くというなら
鉤括弧の句点も含めて、書き手の判断でいいと思う。
9 :
1/2:2008/04/19(土) 01:15:10
途中までですが酷評お願いします
私が悠子の顔をキッチンのフロアにねじこんでいると、背後にいた健介が「義兄さん、
もうやめてくれよ」と哀願するように言った。私の暴力を予感した悠子が先んじて呼んだ
ようだが、彼は私にとってなんの手かせともならなかった。
「姉さん、何度も謝ったじゃないか。そんなに強く押し付けてると、鼻が潰れちゃうよ」
私は悠子の後頭部を押さえていた手を放したが、悠子は土下座の姿勢でぬかづいたまま
体を細かく震わせている。私が立ち上がって振り向くと健介は目を細め、怯えているのか
責めているのか、曖昧な眼差しを私に向けていた。
「うるさいな。人の家まで来て、余計な口を挟むなよ」
「余計って……ちょっと知り合いの男と喋ったってだけで、ひどい、そんな、そこまで、
殴ったり、暴力ふるったり、することなんかないだろ?」
緊張しているのか、健介はうわずった声で話す。暴力が自分の身にも及ぶことを怖れて
いるのだろうか。私は健介をにらみつけ、にじり寄って胸を強く突いた。健介は後ろ
に体勢を崩し倒れそうになったが、慌ててそばにあった戸棚の側面に手を掛けて体を支え
た。
「はは。危なかったな。な、健介、お前は見てなかったからそんなこと言えるんだよ。あ
の男、なにか美味い食い物でも見るような目つきでこいつを見てたんだ。それなのにこい
つはのんきに笑い呆けてた」
「た、ただの会社の同僚っていうだけだろう」
「会社の同僚なら性欲が間引かれるのか? 初耳だな。さすが心理学科卒はよく知ってる」
「冗談は……」
「だまれよ」
私は低い声ですごみ、健介の言葉を遮った。健介は一瞬顔をひきつらせわずかに体をそ
らせた。私は黙ったまま健介を見据えていたが、少し間を置いてわざと深いため息をつき、
「ああ、もうわかったよ」と観念したそぶりをした。
10 :
2/2:2008/04/19(土) 01:17:03
「もう殴らないよ。悪かったな。ちょっと苛ついてたんだ。確かに俺の思い過ごしだったか
もしれない」
私がそう言うと健介はいぶかし気な顔をして「本当に?」と言った。
「ああ」
「もう暴力をふるわない?」
「ふるわない。だけどあんまりお前がしつこいと、また俺の機嫌が悪くなるかもしれないよ」
健介は首筋を二、三度素早く痙攣させた。口をわずかに開けて、なにか言葉を継ごうとし
ているように見えるが、唇はまごつくばかりで一言も発しようとはしなかった。
翌朝、ベッドの上で目を覚ますと私は頭に鈍い痛みと、胸に重いものが詰まっているかの
ような不快感を覚えた。二日酔いの苦味である。身をもたげ横に視線を落とすと隣に並んだ
だ枕は空だった。私はぐらぐらと揺れる頭の中を固定して、昨夜の記憶を思い起こそうとし
た。
健介が帰った後、無論私は悠子を殴り続けた。当然健介は私がそうすることを予想してい
たはずだ。あの状況ですんなり私の言葉を信じたとすれば、それはよほどの馬鹿である。つ
まり私は悠子に暴力を加えることについて、義弟の承認を得たことになる。悠子の視点に立
てば、彼女は実弟に見棄てられたのである。
11 :
3/3:2008/04/19(土) 01:17:53
悠子の小さな鼻孔の縁は血によってくまどられていた。私はそれを親指で拭い、悠子の前
歯に塗りつけた。固まりつつあった、粘りけのある血は悠子の白い歯にこびりつき、赤黒く
染めた。その滑稽な表情を見て私は腹を抱えて笑った。それからウォッカを数杯あおり、酔
いがまわったころに悠子を引きずるようしてに寝室へ連れていき、ベッド上で衣服を剥いた。
力なく私に翻弄されるままの悠子の身体はむしろ物質的な重さを際立たせた。全身を舌で撫
で尽くし、ゆっくりと私は性器を彼女の性器にうずめた。そのあたりで私の記憶は途切れる。
オーガズムを覚えていないことが不愉快である。
横の壁面の向こうの、リビングの方から人の話声が小さく聞こえる。テレビの音のようだ。
私はベッドから立ち上がり寝室を出た。リビングでは悠子が、膝を抱えて丸まった恰好でソフ
ァに座り、対面のテレビに体を向けていた。私は向かいにまわって悠子の顔を見たが、腫れた瞼の裏の目は、無機質な視線を中
空に投げだしていた。
「仕事は?」
「行けない」
「どうして?」
「こんな顔だと、無理よ」
私と悠子は共に淡々と応答した。
すいません番号間違えちゃいました
投稿は
>>9-11 です
酷評よろしくお願いします。
13 :
名無し物書き@推敲中?:2008/04/19(土) 01:51:10
ちゃんちゃちゃん
ちゃんちゃちゃんちゃちゃん
↑読んだ感想。本当はチラっと単語を拾い読みした感想。それも1、2語。
14 :
名無し物書き@推敲中?:2008/04/19(土) 02:13:44
ドルカスタブ地方は今日も雨だった。紅と紫紺の旗は城壁の上に本来ならへんぽんと翻ってしかるべき処を
所作なげに濃くうなだれている。
「お父様が帰ってらしたの?」
金髪の巻き毛がふわと揺れて部屋を乱した。少女はただ身の丈を躍らせて椅子から立ち上がっただけなのだが、
それはその静寂の光景を激変させるに充分であった。少女は王妃と呼ばれている。このことから判るとおり、
ドルカスタブ地方の領主バルテスタ家は現在 極めて通常と異なる状態に措かれている。摂政たる王が否前王が
いささか地道に過ぎる着衣といくばくの金装飾、そして扱いの理尽くした中庸刀をわきざしにまといつ 入室した。その
足取りは少女を一層不安にさせるものであったが、当然のように少女はそれを隠した。摂政は濡れている。
15 :
名無し物書き@推敲中?:2008/04/19(土) 02:22:22
>>9-11 > 私が悠子の顔をキッチンのフロアにねじこんでいると、背後にいた健介が
>「義兄さん、 もうやめてくれよ」と哀願するように言った。私の暴力を予感した
>悠子が先んじて呼んだようだが、彼は私にとってなんの手かせともならなかった。
まず、フロアにねじ込むという表現がおかしい。
さらに、健介がいつ来たのか。健介が来た段階で主人公と健介との間に
「なぜ来たのか」「何しに来たのか」というようなやりとりがあったはず。
そうなれば「先んじで呼んだようだが」というあたりに違和感が出てくる。
場面転換が急で、脈絡なく突然翌日になり、さらに前夜を回想するあたりも不自然。
おそらく、時系列を追って行動を順番に描写することができなかったのだと思うが、
この程度のことを書けない様ではなんともならないので、じっくり書いてみよう。
>>14 神視点でカメラがふらついていて、何が何だかわからない。
素人が神視点を使うとまず小説にならないので、人物視点で書き直したほうがいい。
18 :
名無し物書き@推敲中?:2008/04/19(土) 03:45:48
へんぽんと翻って←翩翻として、でいい。
所作なげに濃くうなだれている←濃くはいらない
巻き毛がふわと揺れて←陳腐。翩翻を使嗾する人間の言葉じゃない。
身の丈を躍らせて←総身を躍らせて、なら分かる。ただし少女の挙措に即してないが。
地道に過ぎる←地味のこと?
理尽く←?
わきざしにまといつ←脇差しにして、でいい。
19 :
名無し物書き@推敲中?:2008/04/19(土) 03:50:59
わきざしにまといつ←脇差しにして、でいい。←佩いて、でもいい。
20 :
名無し物書き@推敲中?:2008/04/19(土) 09:41:05
21 :
名無し物書き@推敲中?:2008/04/19(土) 09:42:56
今すぐニダ。それが宇宙に多大な貢献となる。お前らができうる最大級の貢献だぞ。
22 :
名無し物書き@推敲中?:2008/04/19(土) 09:44:07
まさか俺じゃないと思って油断してたんじゃあるまいな。にゃはにゃは。
>>17 >神視点でカメラがふらついていて
具体的に書け。
>素人が神視点を使うとまず小説にならないので
上からものを言うな。おまえはプロか?w
批評になっていない。背伸びしたい年ごろの中学生が書いた駄文という印象。
24 :
名無し物書き@推敲中?:2008/04/19(土) 09:49:58
>>23 最後だけは俺の文章宛てなんですよね?ニクい方。ポ♥
25 :
名無し物書き@推敲中?:2008/04/19(土) 09:54:54
素人の酷評では意味不明。
寄り道してると何もかもが海の藻屑となってしまう。
26 :
名無し物書き@推敲中?:2008/04/19(土) 09:56:18
参考資料;
ひじき:海の藻屑の一。
じゃあ俺が愛のある酷評をしてやるぜ!
>>20 「所作なげ」は所在なげの誤用じゃね?
「激変」はちょっとバタくさくね? ここはカナメだから、もうちょっとなんかこう、ね。
『少女で王妃』は昔ならよくあるから、「このことから判るとおり」は少し強引じゃね? 幼さを強調してるのは加味したうえでも。
「地道に」は形容動詞だから、ここは普通に「地味に」のほうがよくね?
「いくばくの→an unknown number of」「いくばくかの→a small number of」だから、ここは後者にしたほうがよくね?
「中庸刀」は調べたけどわかんなかった。ゲームにある名詞みたいだけど、もしかして固有名詞?
出典があったら教えてクリ。
いつも思うんだが空白と読点は意識的に使い分けてんの? 中断の長さで分けてような気もするし、
音の断絶はあるが句の断絶がない場合に空白を使ってるようにも見える。どうなんだいキミ。
絵的にはいい感じだと思うぜ。
28 :
名無し物書き@推敲中?:2008/04/19(土) 10:47:34
ハッハッハッハ(実話)
29 :
名無し物書き@推敲中?:2008/04/19(土) 10:50:42
ひとつだけ。
いくばくのを選んだ理由は、『摂政は本来そっただのどうでもえいんだどもしかあたなあく装飾している』ことを
わかるやつにはわかっていただきたいため。
自分も実は「神視点」というのがわからない。
つまり自分が書いてる文章が神視点なのか
そうではない三人称なのかがわからないです。
ていうかもう、「視点」というのがわからない…
他スレに晒した文章こっちに持ってきて
お尋ねしてもいいですか?
>>29 そういう文脈なのはオラにもわかるけんども
でもそうするとねunknown for whomのところでいちだんかいかたりのれべるが
かわつてきてきまうのではないかとおもうのですよ
いやべつにうえの→のとこをいつたいいちとしてるのではなくてねたとえば
いくばくもあらじとかいたときのじ
このじはだれにとってのじなのかと
きみのかくいくばくのはだれにとつてのいくばくのなのかと
そこでちとういちやう
っをいつこつかつてしまつた
はつかち
33 :
名無し物書き@推敲中?:2008/04/19(土) 12:25:09
>>31 わらくひはOUT-lawにしたがつておりまつる。
かいてもいいけどうつくしくなくちゃだめだヨ!!
>>30 視点がわからないって…
そんな基本中の基本がわからないと言っているうちは、
人から聞いても身にならないだろう。
しっかりした文章で書かれてる本を読んだほうがいい。
ラノベでも純文でもエッセーでも何でもいいから
とにかく自分がいいと思う文章を探せよ。
読むことを惜しんでいる奴にまともな文章は書けないと思うぞ。
つか、三人称(完全三人称)=神視点、
その中で、語り手キャラを設定したら、そのキャラ寄りの三人称ってことだろ。
主人公キャラの一人称で書いたあと、その文章を三人称にしてみろ。
それがそのキャラ寄りの三人称だ。
神視点は歴史小説に多い。
なんつーか、説明していて悲しくなった。
俺はこんなにおせっかい野郎だったのか。
35 :
名無し物書き@推敲中?:2008/04/19(土) 12:31:22
解析ももりあがってくると自分的に楽しいからはまっちゃうんだよね。
大切、見切りりょく。
36 :
名無し物書き@推敲中?:2008/04/19(土) 12:35:35
いくばくもあらず だと、本人が確信してることになりまする。
いくばくもあらじ だと、「たぶん俺ァ いくらでもないだろうなアと思うんだが…天皇せんせいのご意見は異なるかもオ田各
てきなことでわないかしら。やまとことばのもとじめわすめらぎ。
「王様、ロトの勇者が世界の半分の領有を宣言して裏切りましたぞ!」
「なんと! 腐れ小僧めが! 20ゴールドとたいまつの恩を忘れたか!」
「そんだけかよ」
「お父様、実はわたくしあのお方の」
「お前は黙っておれ! して、奴はどこに」
「わかりません。しかし城の防備は万全です。どこからも侵入はできないはずです」
「よし頼んだぞ。おお勇者よ、死んでしまうとは情けない……ってあれ?」
「勇者さま! お会いしたかった!」
「やあ、ラルス16世よ……世界は俺と竜王で折半することになった。お前は死ね」
「ちょw 待w ぐふっ」
「ああっ! 王様!」
「働いた分は払う。それを怠った罪だ。行こうローラ」
「すみませんお父様。私のお腹にはラルス17世が既に……。お家存続のために、わたしは鬼になります」
「うう、こいつら、マジで鬼じゃの……ゴホゴホ、衛兵、衛兵!」
「王様、血が……どどどどうしたら」
「安心せい。わしは死なん、何度でも蘇るさ。そのために、メモを頼む」
「メモ? 何のです?」
「ぺむぽ らにひ ぽずなに えれけ めそず のにぺご ぽれさ」
「はあ?」
「復活の呪文じゃ。これさえあれば何度でも」
「もう一度お願いします」
「れせに あそけ にはれさ めごず げげら りせなろ けしん」
「さっきと違うじゃないですか!」
「そういうもんじゃ。た、頼んだぞ……がくっ」
「ってえええ!? 参ったな、書いてないよ……この王国は一体どうなってしまうんだろう」
「実効支配地域が皆無なんだから、あんま変わらないだろう……」
「だ、誰だお前は!」
「トトの勇者さ。この絶望的状況から、一発逆転を狙ってみないか」
「ど、どうすればいいんだ?」
「今日のジェフユナイテッド千葉 10−0 名古屋グランパス に王国の全財産を賭けろ」
「……確かにあんた勇者だよ」
(了)
雑談は別館で存分にやってくれ。
ここは投稿と酷評をするところだから。
39 :
名無し物書き@推敲中?:2008/04/19(土) 12:43:35
>>38 おまえ…おれ は
>>37で死ぬほどワロトるのに(14スレからこんなに長時間笑わされたのはハヅメテ)
あれなの?ドラクエきらいなの?え?8だけきらい?7もちょっときらい?なんだ、仲間じゃあないか。いけ、ホイミン!
ゆとりと厨だらけ
41 :
名無し物書き@推敲中?:2008/04/19(土) 12:47:09
>>40 お前はそういうところを直すともうちょっとだけリッチマンになれる。
俺が保証しよう。
かまってちゃんを一々相手にするなよ
43 :
名無し物書き@推敲中?:2008/04/19(土) 12:58:18
43 名前: 名無し物書き@推敲中? 投稿日: 2008/04/19(土) 13:43:35
>>42 だな。
44 名前: 名無し物書き@推敲中? [sage] 投稿日: 2008/04/19(土) 13:45:54
>>43 お前、自分のしたことわかってんのか?このKY野郎が。
45 名前: 名無し物書き@推敲中? 投稿日: 2008/04/19(土) 12:47:09
>>44 >>42のこころざしを無に帰したことだろ?わかってる。俺は
>>42よりもこのスレッドが大事だ。
メッタメタやのう
45 :
名無し物書き@推敲中?:2008/04/19(土) 13:02:15
そういうわれると俺もメロスっぽい心情が甦る。
後ろから撃ったらおこっちゃうよ。
46 :
名無し物書き@推敲中?:2008/04/19(土) 13:04:48
!
(ウルトラマン)メロスがなじぇかっこええかつーたら
メロスの地球人の姿は 寺山修司。
ン ほんとかな。太宰治とどっちだろう。でも太宰治がウルトラマンに変身したらと思うと。…
円谷せんせい!ニッチって
のこってますね!!!!!
47 :
名無し物書き@推敲中?:2008/04/19(土) 13:09:24
アムロもシンちゃんも太宰成分が加味されてたんやね。これは未解析だったわ。
48 :
名無し物書き@推敲中?:2008/04/19(土) 13:10:57
となると
「走れメロス」になるときがドム12機撃墜&初号機暴走なのやな。
>34
語り手キャラがいるなら、それは「語り手視点の一人称」ではないのですか?例えば
旅の空で情を交わした女が俺の子を産んだと知らせてきたのはついこの間だ。
子供はもとより、その女のことも誰にも話したことはない。
三月ばかりを一緒に過ごしたが、俺には帰る場所があり、女は生まれ在所が離れがたかった。
だから別れた。遙か北方での話だ。
ここより数千里も離れた場所での出来事を、彼らが知っていようとは……
「子供といわれても、会ったこともなければ触れたこともない。実感がない……」
↑これは一人称男視点。上の「俺」を「男」に置き換えて
旅の空で情を交わした女が、男の子を産んだと知らせてきたのはついこの間だ。
子供はもとよりその女のことも、男は誰にも話したことはない。
男は三月ばかりをこの女と一緒に過ごしたが、彼には帰る場所があり、女は生まれ在所が離れがたかった。
だから別れた。遙か北方での話だ。
ここより数千里も離れた場所での出来事を、彼らが知っていようとは……
「子供といわれても、会ったこともなければ触れたこともない。実感がない……」
↑これで三人称男視点?
旅の空で情を交わした女が、その男に子を産んだと知らせてきたのはついこの間のことである。
子供はもとよりその女のことも、男は誰にも話したことはなかった。
かつて男は三月ばかりをこの女と一緒に過ごしたが、彼には帰る場所があり、女は生まれ在所が離れがたかった。
ふたりは別れた。遙か北方での話だ。
ここより数千里も離れた場所での出来事を、彼らが知っていようとは……
「子供といわれても、会ったこともなければ触れたこともない。実感がない……」
↑これで三人称神視点?
やはり三人称の視点がよくわからない……
今書いている文章(上の例文とは違います)は多分「神視点」と呼ばれるものだと思うけど、
時々キャラの内面が一人称で描かれます。例文の
>ここより数千里も離れた場所での出来事を、彼らが知っていようとは……
がそうですが、よくいわれる「ぶれ」とはこれのこと?
50 :
名無し物書き@推敲中?:2008/04/19(土) 13:15:21
俺も交わしたいなア。でも死にたくないし。
51 :
名無し物書き@推敲中?:2008/04/19(土) 13:18:35
太宰はむしろ
妻を想って情死したのかも。ひどく悔いていた、『家庭が男をダメにする』という誤解を信じてしまったことを。
で、情婦を誤解させたまま決着させれる手段が吉祥寺にあったと・
52 :
名無し物書き@推敲中?:2008/04/19(土) 13:21:07
チナミニボク
太宰読んだことたしかナイネ。
明確なルールは無いよ。
自分が良いと思うように書けば良い。
でも、ちゃんと読者の立場に立って読み返してくれ。
それで問題が無ければ良いんだよ。
既存の表現と違っても構わないよ。
>>30 神視点とはただの作者視点のことで別に頭を混乱させるようもんじゃないが
作者視点って表現が初心者を混乱させるんじゃないか?
書いている自分の考え方や感情まで文章内に取り入れるのが三人称で神視点だと思ってる奴がいそうだ。
文章を客観視できない作者がキャラの行動や感情を全部ごたまぜにして書くと
視点混乱しまくりの小説ができる。
ええ、私もそう理解しています。
>神視点とは作者視点のこと
ただ、三人称であれば全て「神視点」、という訳では
ないらしいということに混乱しています。
くり返しになりますが、三人称で視点がぶれる、というのが
どういう文章を指しているのかわからないのです。
我ながら49の例は適切でなかったように思います。
三人称で書かれながら、特定のひとり以外の内面は描かないのが
三人称キャラ視点、
三人称で、かつ全てのキャラの内面も描かれる(可能性がある)のが
神視点、という理解でいいですか?
>>30 簡単に言うと、作品中の「登場人物ではない語り手」が出てくるのが「神視点」
ラノベなんかでよくみられるが、歴史とか地理とか人物の関係などをナレーション的に
説明するのがそう。
カメラの持ち手が神なので、シーンの切り替えに制約がない。
映画的、漫画的な手法の為、初心者がやるとシーンの切り替えが頻繁かつ雑になりやすい。
(ほんの数行で場面転換が繰り返されるとか)
三人称の場合は、語り手の横あたりにカメラがあると思えばいい。
外部から語り手の容姿や行動を描写することができるが、カメラは語り手と共に移動する
という制約がある。
三人称の外部視点は人格を持たず、登場人物が知りえない情報を提示してはいけない。
(客観描写はいいけど、ナレーションを入れてはいけない)
初心者が神視点をやるとなぜ小説にならないのかというと、
1)視点の意識が無い為に、客観描写が雑になる。
2)頻繁にシーンが変わり、描写がないのでどういう場所なのかわからない。
3)描写せずに、ナレーションでの説明に頼る。
という悪い特徴が強く出るから。
例えば
>>14の例だと、
冒頭、どこにカメラがあるのかわからない。
人物視点の場合だと、人物がどこにいて、何がどういう風に見えるのか
(あるいは見えないのか)を考えなら描写するんだけど、神視点なのでカメラの位置を考えずに
(視点の意識がなく)単に言葉を羅列してしまうことになる。
そして描写もなく、二行で場面転換。
どこにカメラが切り替わったのか何の説明もなく、少女のセリフ。
どんな部屋なのか、少女がどういう人物なのかの客観描写がなく、ナレーションで処理。
という感じ。
人物視点でカメラの動きに制約をつけると、頻繁な場面転換はできなるなるし、ナレーションを
使うこともなくなる。その制約の中で書けるようになるのが、脱初心者の第一歩。
>>56 三人称での視点のブレというのは、
カメラの持ち手(視点主)から見えないはずのものが描かれたり、視点主が
知りえない情報が提示された場合をいう。
例えば
『太郎は花子に別れの言葉を告げ、家を出た。
満開の桜が出迎えてくれた。
家の中で花子は、涙を流しながら仏壇に手を合わせ、太郎の無事を祈っていた。』
これまで太郎の単一視点で進めていたならば、家の中の様子を書く事はできないので
視点の狂いとなる。
太郎と花子の視点、両方で書きたい場合(三人称の複数視点)の場合は
場面転換で一行開けるとかの処理で違和感なく読めるはず。
ただ、花子視点に切り替わったら、しばらくは花子の視点で枚数を書くことになる。
60 :
名無し物書き@推敲中?:2008/04/19(土) 16:03:53
今更ですが、前スレの862(金魚嫌いの話を投稿した者)です。
批評をお寄せ下さった皆様、有難うございました。
冒頭はインパクト勝負と思っていた節があり、皆様の指摘を受けて、己の描写力の無さを反省しました。
抽象的にならず、状況の伝わりやすい文章を目指して頑張ります。
また改めて、別作品を投稿致します。
その時は、宜しくお願いします。
61 :
名無し物書き@推敲中?:2008/04/19(土) 16:04:06
まああれだろ。
「創造性ある文章を成している 作者 の 神 属性」から作者視点を神視点と杜撰することが喜ばれる。
「大衆的である」。
ただ、そういうのは所詮は慣例にすぎないから、
画期的な表現方法を思い付いたなら
とりあえずやってみるのも良いかもしれないよ。
批判を怖れすぎるのも良くない。
>>58はまったくでたらめだね。信じないほうがいい。
この人はわかってないよ。神視点も、小説というものさえも、まったくわかってない。
64 :
名無し物書き@推敲中?:2008/04/19(土) 16:24:52
俺がかまってちゃんだからかまってくれないのですね。わかります。
神視点とか考えずに書けばいいだろ
そんなの考えるのは批評家か似非批評家でいいんだよ
普通に芥川賞とかになってるやつとか昔の小説読んでればだいたいのことはわかるだろ
66 :
名無し物書き@推敲中?:2008/04/19(土) 17:12:02
分析皆無でとくに長編に挑むとまずしくじる。
だが分析で人生終えてもという話でもある。
視点を固定した文章しか書けないから、神視点はよくわからんが。
主観視点と客観視点、っていうか、主観視点と俯瞰視点とでもいうか。
そういう形じゃないのかとは思うが。
視点を固定すると、基本的に視点提供者の主観から外れると変になる。
逆に俯瞰視点にすると、主観に属する内容を書くと違和感が出る。
まぁ、混ぜると危険みたいなもんだが。
「だから、小説の書き方を教えて欲しいんです」
「ふうん」土下座でもしそうな勢いの山口の真剣な表情を眺めながら俺は中ジョッキをぐいとあけた「あ、中生一つ。それからこの焼き鳥盛り合わせ」
「はーい」
元気よく返事すると店員は厨房へと消えていく。
料理が運ばれてくるまでの間、俺はわざと山口のほうは見ずに手元のおしぼりを鶴の形に折って遊んでみた。
「……」
無視された悔しさか。露骨に山口が眉をしかめる。
(そう。それくらい、自己中でいいんだ)
鶴を3羽作ったところでビールと焼き鳥が運ばれてくる。
「山口」
「はい」
しゃちほこばって背筋を伸ばす山口の眼前に俺は焼き鳥の串を差し出した。
「な、何を……」
「さっきの質問の答えだ」
途端に山口の表情が引き締まる。
「この串を見て、何を連想する?」
「は?」
予想外の問いだったのだろう。山口があたふたと視線を彷徨わせた。
「何も浮かばないのか?」
「……は」
仕方ないな。俺はほんの少し優越感を交えた苦笑を浮かべて串を振り立てた。
「例えば、恋人を連れてきて美味しいものを食べたいと思えばラブストーリーを書けばいい。この串で誰か憎いヤツを刺し殺したいと思えば推理小説を。この串が中国産で上司が謎の死を遂げたならば産業スパイ小説を」
「分かった、分かりました」山口は勢いよく立ち上がった「失礼します」
言うなり、外に駆け出す。
荒い息をつきながら山口は携帯を取り出した。
「すみません、やっぱり俺は小説家は無理です」
電話の向こうで、一瞬沈黙が訪れる。
「……何故だ」
ごくりと息をのむと山口は意を決して告げた。
「もう、発想からして何かが違います。学生時代から国語が得意な俺なら真似すればなんとかなると思ってました。でも、それは甘かったです。はっきり言って俺には無理です」
視点の話は別館でやれよ
酷評しようぜ
>>68 おまえはもっと自分自身に真剣になれ。
遊んでんじゃねえぞボケ。
鉤括弧の前の文章の句点はあったほうがよい。
71 :
68:2008/04/19(土) 23:27:41
>>70 すまん
68だが真剣に意味が分からん
遊ぶなとは、文章に対する酷評ではなく、俺の姿勢に対する評価か?
>>71 そうだな。
>>68みたいなものはいくら書いても糞の役にもたたん。
小説は全篇を通してみると、密度の濃い部分、薄い部分がある。
おまえが書いているのは密度の薄い部分。「流れ」で書ける部分だ。
楽して書ける文章を晒して酷評してくださいだと? 甘ったれるな。
以上。
73 :
68:2008/04/19(土) 23:47:33
「文章」を酷評するスレだと思ったのだが。
いつから「内容」や「姿勢」を酷評するスレになったんだ。
しかも密度だと?
全編逐一晒せってか。
アホ。
「それは小説で食おうなんて不遜なことを考えるからだ」
「……というと」
「身の丈にあったものを書け。それしかない。書いたものが読むに値するなら誰かが読むだろう。最初から欲を出しすぎるな」
「それじゃ書けないことと変わりないのでは」
「違う。よいものを書くためには努力がいる。学んで身の丈を伸ばしつつ、一心に書くのだ」
「なるほど」
「誰も結果は保証しないがな。まあ、健闘を祈る」
通話が切れた。気づけば夜気は思いのほか冷たく、山口は薄いワイシャツの前をかき寄せる。すると後ろから福岡の声が呼んだ。
「おい、勘定を俺になすりつけてトンズラかよ。困った奴だな。ところで話の続きだ」
「……ええ」
「
>>68は文章として特に問題はない。まあ釣りなんだろうが、折角だから少し分析してみよう」一息ついて、
「空行までは『俺』つまり福岡……勝手に名前をつけてスマン、の視点で書かれている。これは分かるな。空行のあとはお前の
視点になっている。それは『電話の向こうで〜』の行と、『意を決して』のところから判断できる。もし後者のところで引っかかるなら、
『山口は意を決した』と判断する主体が誰か、という点に注意してみろ」
「なるほど。でもそれっていわゆる酷評とは違うんじゃないですか」
「違うよ。このレスも遊びなんだ。あと手前味噌で恐縮だが、このレス(
>>74)になってから急に俺を『福岡』と三人称で書いているが、
通して読むとちょっと不自然に思うだろう」
「そうですね」
「これが人称を切り替えるときの注意点だ。三人称間での切り替えはわりと楽だが、異なる人称間でやるときは確乎とした区切りがないと
読者が混乱する。何が確乎かについては各論になってしまうが、『白鯨』とかそういう書き方をしている小説はいくらでもあるから、
適当に読むといい。あともう気づいてると思うが、視点変更と人称変更は全然別の問題な」
「はい。ところで」
「何だ?」
「メタフィクションは感心しませんね。あと居酒屋にいたのが二人なのに、お絞りが3つあるのは指摘しないんです?」
「備え付けの不織布のやつだろ。でも資源は大切にね♪」
75 :
68:2008/04/20(日) 00:10:12
>>74 ここまで親身にレスしてくれて本当に嬉しい
ありがとう
ただ、何で釣りだと判断したのか教えて欲しい
実は過去何回かこのスレに投稿したことがあるが、釣り扱いされる確率が高い
もし良かったら何が原因なのか教えてくれ
>>73 >「文章」を酷評するスレだと思ったのだが。
>いつから「内容」や「姿勢」を酷評するスレになったんだ。
>しかも密度だと?
>全編逐一晒せってか。
>アホ。
文章から滲み出るものがある。
おれくらいのレベルになるとそれを感じることができる。
文章は書き手の性根が腐っていると悪臭を放つ。
おれはそれを嗅ぎとることもできる。
信じなくてもいいが、いずれおまえは
77 :
名無し物書き@推敲中?:2008/04/20(日) 11:29:12
いっぽう其の頃岩手は
「祝って岩手!」と腕にかかえきれないほどふんだんのオヤジギャグを連発しながら
音を記したら東北以外フルバーンの笑い声で 煙草談笑していた。
78 :
名無し物書き@推敲中?:2008/04/20(日) 11:32:45
岩手ってほんとうに最低だネ!ボク東京都港区うまれ。ほんとだヨ。
いわてさいてー。
謎を港区皆トーク。さんはい!
ある意味たいしたもんだ
80 :
名無し物書き@推敲中?:2008/04/20(日) 13:28:53
らゆ で
が挿入る向きへむかつてがんがりまする
81 :
名無し物書き@推敲中?:2008/04/20(日) 13:31:58
現状分析;
神道のワル(伊勢コピー系「ねえパパどうしよう(おろおろ」
仏教のワル「お前じゃ駄目だ、俺に貸せ!」
貸せってどうやら 世間様とか そういうものらしいですよ。ふざけてますよねえ。である。
82 :
名無し物書き@推敲中?:2008/04/20(日) 13:36:00
え?みこみこナースはどうしたかって?それはあとまわし。おまいらビビラシスギタラほんまつてんとうである。
83 :
名無し物書き@推敲中?:2008/04/20(日) 16:19:54
iyaa
またもや深淵をのぞきこみかけた。こりねえなあおれ。である。
私【わたくし】は右手の中指に鈍痛を覚え、バイクを推す腕を休めそのわけが単なる誤感覚かどうかを確かめようと思った。
「ああ。矢張ささくれか。」私はそう思った。位置からするとそういうこともありうると考えてはいた。そして思うのは、確かに今
私の心はささくれているのだろうということであった。予期せぬ出来事はその次に続いて起きた。
自然と、血が滲んできたのである。私の生涯中、ささくれをひきはがそうとしないで血が滲んだのは初めてであった。
チョットマッテネ 今ましゃはるがいいおうたおうたつておる
サテ
仏陀がワルなのでブッダダイテいたらだネ ホレ 俺自身のだね エロ目線がなんかどうもこの うしなわれてゆき加減
なのだよ。えっ それはこまります。仏陀がエロ親父なのは薄々わかっていたが、そういうおなのこをエロい目線で愛でるのすら
彼に起因とゆうかお礼ゆわなきゃだわ加減とはサシガノオレモ そりゃそうじゃね えかな とおもわざるおえないのである。ン。
しかしびびったね。俺が集めたぎりぎり清楚エロ画像をこの俺様が不潔感を覚えたのだぞ。どの感受性がどなたによつて
大衆化されたのやら油断も隙もござんせんな!まあただだからとゆって俺のぶったたき属性が弱まるわけはなく
おなのこがにっこらすにっこらすしながらフレアミニワンピ(白 で黄色いお声でおおやけのそのでおあそびになるその日まで
がんがりまする。お前ら考えてみろよ。黒衣の女が可愛らしく公園で少女同士のおしゃべりや明るい笑い声をあげていたとしたら。
俺ならかなりぎょっとする。黒衣ってのはそういうもんだよんさむ。ただ ソウデスカとおまいらが総じて白をお召しになったら俺が
何を着るか、もーさすがののうたりんなつむだつぬも わかってきてる。
これぞおれのさいきょういくである。てっていしてたネ!てきとうさが!
である。
85 :
名無し物書き@推敲中?:2008/04/20(日) 16:46:08
…
ましゃはる、おまえ。
まさか
ぷろぴあーじゃねえべなあ。である。
86 :
名無し物書き@推敲中?:2008/04/21(月) 04:47:41
批評のほうではコメント無し、リライトしました。
[sage] 幾つか嵐が通り過ぎ、その度に空気から湿り気が剥がされて、澄んだ空気が天を高く押し上げた。日は天井に高く吊られて、和らいだ日差しに山野は色めいて観るものを悦に誘え。
美しい季節である。
しかし秋景色の愉しめるのは昼間だけではない。日が沈み夜の帳が垂れ山陵は昼の華やかな衣装から黒一色の単衣に着替えた。
夜天に細い月がかかり満天を星々が飾っている。
貴族も平民も秋の風雅に酔いしれその夜長を愛でる。だが都からは遠く離れた山間(やまあい)の散村に一人奇妙な女(むすめ)がいる。
続く
『Rewright〜リライト〜』 2008年4月19日追加詳細発表
制作
VisualArt's/Key/GONZO/スクウェア・エニックス/ウォルト・ディズニー・テレビジョン・インターナショナルジャパン
監督
麻枝准
助監督・アシスタント
庵野秀明/北野武/宮崎駿/クエンティン・タランティーノ
企画原案・シナリオ・構成
麻枝准/田中ロミオ/竜騎士07/都乃河勇人/中澤工/るーすぼーい
虚淵玄/L・M・ビジョルド/奈須きのこ/丸戸史明/村上春樹/久弥直樹/涼元悠一
ガルシア=マルケス/テッド・チャン/宮部みゆき/みさくらなんこつ/桐野夏生
原画・CG
樋上いたる/Na-Ga/天野喜孝/ロバート・リン・ネルソン/くすくす
七尾奈留/宮崎吾朗/中央東口/べっかんこう/いとうのいぢ
Tony/草間彌生/simo/佐野俊英/杉菜水姫/たかみち/鳥山明
背景
鳥の(監督)/スタジオジブリ(地上)/新海誠(空)
音楽
麻枝准/菅野よう子/ZUN/坂本龍一/植松伸夫/I’ve/サラ・ブライトマン
ルチアーノ・パヴァロッティ/東京フィルハーモニー交響楽団の皆さん
キャスト
広橋涼/一色ヒカル/青山ゆかり
他出演が予定されている声優
若本規夫/田代まさし/立花隆/ドナルド・サザーランド/ジョニー・デップ/イチロー
お願いします
1/2
さほどひろくもない境内に古い社殿がひっそりと建ち、隅には能舞台がしつらえてあった。田舎臭い造りの舞台だな。
一尺は約三十センチと学校で習ったことを思い出す。目の前にある柱を見上げると演者が踊る板敷きのへりまで、ゆうに六尺をこえていた。
縁の下にあたる部分は礎石に載る柱と幾筋かの横柱のほかは何もなく、大人が立って歩けるほどで春風が素通りしている。その上に板敷きの舞台があり、瓦葺きの屋根がのっているという感じだ。
能というものは少し舞台から離れて見上げるようにしてみるものなのかと合点がいった。
東京から百キロも離れた地方都市のさらに奥まった山間部の村にいた。東京の喧噪に疲れた頭を温泉で休めるつもりで二輪を転がし遠出をしたのはいいが、どこでどう間違ったのか能舞台のある境内で地図をひろげるはめになってしまった。
2/2
独り静寂のなかで地図をひろげていると太鼓の音が聞こえてきた。辺りは依然、静寂に包まれている。微かに頭のなかで歓声がきこえた。しだいしだいに歓声は大きくなり熱気を帯びてくるのがわかった。
夜がみえた。辺りは依然、のどかな春の昼さがりなのに。頭のなかは夜の帳が幕を下ろす。
能舞台を照らすかがり火が風に触れぱちりぱちりと小さく爆ぜている。幾筋もの松明が夜風にゆらめき、ざわざわと観客の息遣いが聞こえた。ひとひらの舞いを期待していることがわかった。
ぴたりと水を打ったようにざわめきが止まる。ひとりの女性が舞台に立っていた。
どれほど時間が経ったのだろう。一瞬のようにも感じる。一時間のようにも感じる。
道順を頭に叩き込むと地図を閉じ神社をあとにした。温泉で二泊三日骨休みをとり僕は東京の我が家へと帰った。今でも時々思い出す。それは優美で力強い祈りのような舞いを。
>>88-89 なんというかパーツがバラバラに置かれている感じで
文章のつながりが悪い。
例えば、
>田舎臭い造りの舞台だな。
とあるけど、具体的にどこが田舎臭いのかが分からない。
装飾とか色使いとかそういう情報を提示してから「田舎臭い」という風に
順番に描写しないとここだけ浮いてしまう。
>一尺は約三十センチと学校で習ったことを思い出す。
これも次の文章とのつながりが悪い。
『一尺が約三十センチだから、六尺で二メートルほどになる』という感じになるはず。
展開的には、時系列にそって
>東京の喧噪に疲れた頭を温泉で休めるつもりで二輪を転がし遠出をした〜
から始めたほうが主人公の置かれた状況がわかりやすいはず。
全体的に書き込みが足らないので、バイクで迷い込んだ時の風景の移り変わりや
心理状態、あるいは、舞台のまぼろしを具体的に書き込んでいくと、
小説らしくなってくると思う。
>>88の シーンを、文章の順番を入れ替えてリライトするとこんな感じ。
これに天候や周囲の描写、主人公の置かれている状態を付け足すと、小説の冒頭シーン
としてはなかなか面白い感じになると思う。
特に説明はないが、二輪を転がしを先頭にもってきたことにより、主人公がバイクに跨って
いることが連想できると思う。
---------
東京の喧噪に疲れた頭を温泉で休めるつもりで二輪を転がし遠出をしたのはいいが、どこでどう
間違ったのか、古びた神社に迷い込んでしまった。
さほどひろくもない境内に古い社殿がひっそりと建ち、隅には能舞台がしつらえてある。
目の前にある柱を見上げると、演者が踊る板敷きのへりまでは二メートルほどだろうか。一尺は
約三十センチというから、昔風に言えば六尺あまりだろう。 縁の下にあたる部分は、礎石に載る柱と
幾筋かの横柱のほかは何もなく、大人が立って歩けるほどで春風が素通りしていた。その上に
板敷きの舞台が乗っている。
近寄りすぎると舞台は見えない。
能というものは少し離れてみるものなのかと合点がいった。
「二輪」だけじゃ自転車なのかモーターサイクルなのかは特定できないだろ。
そこは車種を書けよ。
モーターサイクルに乗ってる奴なんて明らかにマニアなんだからその方が自然。
>>90 ありがとうございます。
おっしゃる通り、情報を提示してから田舎臭い造りの舞台だなと感想になるわけですから流れ的に浮いてしまいますね。とても参考になります。
メートル法と尺貫法を説明するはずが片手落ちになっていました。指摘されてはじめて気づきました。
>『一尺が約三十センチだから、六尺で二メートルほどになる』
今後は時系列にも気をつけられるようになりたいと思います。
丁寧なご指摘ありがとうございました。
>>91 見違えるほど印象がかわります。なんかスマートな印象です。
自分の文書が田舎臭くやぼったいことに気づきました。ありがとうございました。
>>92 それは気づきませんでした。バイクを乗らないどころか二輪免許ももっていませんので思いがけない指摘に目から鱗状態です。
鋭い指摘をありがとうございます。
96 :
名無し物書き@推敲中?:2008/04/21(月) 21:00:34
>>88-89 田舎臭い造りなんてわかるのか?
一尺が30pだと今思い出したように使うやつが?
ひとひらの舞を期待しては変だろ。
ひとひらの舞はそういう演目があるの?それとも美しい舞を期待してと言ってるの?
観客は舞を一回だけしか見たくないと期待してるの?
春風が素通り?
春風は立ち止まることがあるの?
前に酷評受けてなかったかな?
せめてリライトしてだそう。
>>88-89 全体が回想調なので、一行目の「だな」は不自然。ここだけ時制が違ってみえてしまう。
「一尺は〜六尺をこえていた」がちょっとバタバタしている。この話全体がごく表面的な印象を
繋げて情景を構成する形になってるのだから、一尺=三十センチのくだりは妙に詳しすぎて
引っかかってしまう。
演者が「踊る」は「舞う」だな。まあここは作者じゃなくて主人公の語彙だからこれでもいいけど。
そのあとの東京から百キロ〜東京の喧噪に、とか、地図を広げるはめに〜地図を広げていると、とかの
近接した繰り返しもちょっといただけない。
「二輪」はちょっと堅苦しい。個人的に行政の文書みたいな香りがするw
「転がし」だからバイクだってことはわかるけど、俺の周りではくだけていうときは「単車」、
それ以外だと単に「バイク」だったな。
能のシーンは読んでわかることはわかるんだが、もうちょっと練った方がいいんじゃないか。
全体的に漢字の開きには積極的な文だと思うんだけど、「独り」「辺り」をそのままにしているのは
俺の感覚からするとちょっと変に思える。しかもこれが文頭にあるので、ここを読むとき
それまでの文章にあわせて調節していた頭の状態とミスマッチが起こってざらつくんだ。
「ひとひらの舞い」の「ひとひら」は紙や花びらのようなものの一片のこと。つまりここはそういった
ものの隠喩になってるんだけど、これは意識してやってるのかな? 「一場の舞い」のつもりで
使ってるのではないかと一抹の不安あり。
「ぴたりと水を打ったように」は少々くどい。
あと舞台に立った「女性」だけど、女性が能舞台に立てるようになったのは戦後。幻の時代背景が
分からないから何とも言えないけど、もしかして気づかずに書いてたらと思って指摘しときます。
全体的に音やリズムを意識して詩的に書こうとしながら、それに成功していない印象を受ける。
小声で朗読してみるとかして、助詞の選択なんかに至るまでもうちょい検討した方がよいと思われ。
ちなみに、俺は描写不足だとは全然思わない。
98 :
名無し物書き@推敲中?:2008/04/21(月) 21:36:30
ロン毛ヒゲボウボウの三蔵(江口洋介 グラサンと咥えタバコ
悟空(岡村隆史
悟浄(やべっち
八戒(山本圭壱
カトちゃん(加藤浩次
・みせどころ
赤狗と青狗の化け物との死闘で三蔵「ほんとは俺が沙悟浄なのさ!おっしょさん、はやく逃げてくだせえ!!」とやる。
悟浄「こんなロン毛ヒゲの三蔵居たらおかしいやろ」とカツラぬいでつるっぱげに。逃げる悟浄。追う赤青。
だがカツラは二重。赤と青は嵌められて最期はいつもどおり肉饅頭(by悟空 cf.『西遊記』上下巻 呉承恩 福音館書店
八戒「もう俺おまえらと旅すんのやだよ。どうして俺にだけ教えてくれないんだよ」
悟空「(高見山の声で)じぶんで かんがえろ」
沙漠のかげろうに揺れながら二人の影。ポケットに手をつっこんでやってくるカトちゃんとFolder5のナツ。
99 :
名無し物書き@推敲中?:2008/04/21(月) 21:41:35
南海竜王(おヒョイさん でももうヨイヨイ
南海次期竜王(羽生竜王
100 :
名無し物書き@推敲中?:2008/04/21(月) 21:51:26
101 :
名無し物書き@推敲中?:2008/04/21(月) 21:53:38
東宝空想活劇映画『伊原剛志対寺脇康文』
・みどころ
復活東宝自衛隊メーサー光線砲車両(廃棄処分を引っ張り出してきた昭和版
「あれは怪物じゃない!人間なんだ!」
「彼等に東京を破壊して貰えれば未来都市新東京の図面が描けるのである。」
「えっ俺らじゃあどうすりゃいいの。」
光り輝く天啓を警察神と名乗る超意思から受ける薫夫妻
盛岡冷麺を片手に兄をねぎらう東貴久
102 :
名無し物書き@推敲中?:2008/04/21(月) 21:55:21
たかひさってだれだよ。なんだっけな。あずまっくす。
103 :
名無し物書き@推敲中?:2008/04/21(月) 22:05:00
赤狗(ハゲ
青狗(ブツブツ
104 :
名無し物書き@推敲中?:2008/04/21(月) 22:11:08
ネギがどれだけ小説かこうが無駄。
才能なんてないから早く諦めて工場で働け。
必死に書いても無駄。資源の無駄。電気の無駄。
下読みの苦労が増えるだけ。
工場勤務が嫌で作家を目指してるようだが無駄。
勉強しなかった自分のせい。大学行かなかったお前のせい。
105 :
名無し物書き@推敲中?:2008/04/21(月) 22:11:35
かげろうの中でいちゃつくカトちゃんとナツ。突然青天の霹靂雨霰
「な、なんなの!きゃあ!」
「ああ。かおり神ってのが居てな。」
「(腕をしっかり組んで 私たちのあいはそんなもんにまけませんよだべ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜(舌を出す」
「俺みたいになりたいのか!!!!!!!」大絶叫八戒。深くうなずく残り三名。
106 :
名無し物書き@推敲中?:2008/04/21(月) 22:19:07
おヒョイさん登場シーン;
一同「竜王は生きていた!!!」
107 :
名無し物書き@推敲中?:2008/04/21(月) 22:29:38
神部みゆきと高木梓とCXCOの真田(未確認 も出したいな。
108 :
名無し物書き@推敲中?:2008/04/21(月) 22:31:22
エンディング『ガタメキラ』太陽とシスコムーン
>>96 よく考えてみたら田舎臭い造りが感覚的にわかるのに、いまさら一尺、二尺と思い出すのは変ですよね。尺貫法を説明をするために矛盾を生んでいることに気づきました。
演目があるのかないのか知りません。
ひとひら。舞い。語呂がいいので使っただけです。浅はかでした。
縁の下二メートルの柱と横筋しかない空間を春風が素通りする様を書くことでスカスカな骨組み感が伝わるかなと。いたらない文章になりました。
酷評スレには別の文章で以前数回お世話になっていますが、
>>88-89の拙作については初めてこちらのスレにお願いしました。
矛盾点の指摘を含め大変参考になりました。ありがとうございます。
>>97 あらためて読み直してみたら近接した繰り返しでくどくなっていることに気づきました。
何かを書くたびに、この漢字をひらくかひらかないでおこうかと悩みます。ざらつきですか。実は文章のざらつきが自分の課題だったりするのです。
能についてあまり知らないのです。ですから、舞う場面を書けませんでした。ひとひら+舞いとすると語呂がいいかなと思って使いました。暗喩は意識しませんでした。
時代背景は特に意識していないです。自分の文章はイメージ先行で下調べがなっていないことをあらためて痛感します。
小声で朗読をしてみたところ有用性を認識しました。
丁寧なご指摘ありがとうございます。
111 :
名無し物書き@推敲中?:2008/04/21(月) 22:37:31
二輪が自転車だなんてどこの消滅国だよ。まあ尚貧乏になるだろうから仕方ないニダ。
112 :
名無し物書き@推敲中?:2008/04/21(月) 22:39:52
うろんな社会学者が言うならわかるが「株式会社」と一国の長が名乗るこの…なんつうのかねえ。小物というのか。滅亡そのものというのか。
113 :
名無し物書き@推敲中?:2008/04/21(月) 22:50:34
>>100 うーん何が書きたいのかわからんただの金持ちの酔狂?
殿様が町人の真似して遊んでるだけ。
114 :
◆NEGI2J35rE :2008/04/21(月) 23:59:39
>>113 (-。-)y-゚゚゚<さすがにそれは無茶苦茶w
つか勝手に晒すなよクソ
115 :
名無し物書き@推敲中?:2008/04/22(火) 00:08:26
>>100 文章がひどすぎる。
内容もよくある話で、頭で考えた感が強い。
人物も会話も魅力がなく、どこを見るべきなのか悩む。
内容自体も掴めない。
116 :
1/2:2008/04/22(火) 00:59:04
「私が死んだら、亡骸を食べてください。
その人ははっきりと言い、そっと目を閉じた。
赤みを差していた頬は次第に色と体温を失い、握り締めた手は私の手のぬくもりしか残さなかった。
葬式も火葬もせず、物言わぬ肉塊と一緒の布団に入る。
この人は、緩やかに腐敗を進める。
これ以上腐敗が進む前に、最期の願いを叶えなければ・・・
生前、舞い散る桜の花びらを捕まえようとした右手、私の左手をいつも握っていた右手。
その右手首にナイフを振り下ろす。
ゴツという音。骨で刃が止まる。切断面から血が溢れ出す。
死んでいるのにこんなに血が溢れるのか。
もう一度さっきより力をこめて、ナイフを振り下ろす。
何故この人は「死んだら食べてくれ」と私に願ったのか。
血が跳ねて私の頬に掛かる。洋服も、毎晩と一緒に寝ていた布団も血で染められている。
何度もナイフを振り下ろす。
目の前が滲む。
いつの間にか私は泣いていた。声も出さず泣いていた。
ゴトッ。鈍い音を立ててこの人の右手はこの人の右腕から離れた。
台所のシンクに水を張り、右手を沈める。切断面から血が溢れて水中に尾を引く。
私は静めた右手をそっと両手ですくい上げ、甲にキスをする。
そして手を裏返し、ぬれた手のひらに頬を当て、親指の付け根に齧り付いた。
骨は齧り取れなかったが、肉は、食べた。
何度も吐き気を催し、拭っても拭っても涙は流れ続けた。
何故私に自分の亡骸を食べてくれと頼んだのか。その答えはわからない。
だが、私は遺志を継いだ。
肉を咀嚼し、飲み込む。
私は右手を切り落としたナイフで、自分の、首を、突いた。
117 :
2/2-1:2008/04/22(火) 01:02:00
生前、ある人に頼んだことがある。
「私が死んだら亡骸を食べてほしい」と。
その人は一辺も表情を浮かべずに、ただひとつ頷いた。
瞳を閉じてフッと息を吐き、私は死んだ。
この人は私の願いを叶えてくれるのだろうか。
物言わぬ、ただ冷たいだけの肉塊に添い寝する彼。
何度も身体を重ね、互いの体温と体液を交換させたこの布団。
冷たい布団に、冷たい私。ただひとつ残るはこの人の体温で、私の身体は緩やかに腐敗を進める。
何度も何度も身体を重ねても、貪るように互いを求め合ってもひとつにはなれなかった。
身体を駆け巡るは、マーブル色の背徳感に彩られた一瞬の快楽だけで。
私を食べてくれたら、私はあなたの身体の一部に成れるでしょ?
ひとつに、なれるでしょ?
いくら思っていても、言えない思い。伝えられないこの思い。
右手首に鋭い衝撃が走った。
幾日も隣に寝ていた彼は、充血した目で私の右手首にナイフを振り下ろしていた。
髪の毛もボサボサで、無精髭顔したその人は、私の生前覚えていたその顔と全く違っていた。
この顔が見たかった。
私が何故こんな願いをしたのか、何日も何日も考えたに違いない。
正解なんて出ないはず。でも、この人はこの人自身の考えに辿り着いたに違いない。
私の右腕に、彼の体温がポツリポツリとしずくとなって降り落ちる。
私の血が彼に飛び散る。
私が口付けた頬に、私が舐めた眼球に、一緒に選んだ洋服に、布団に。
ゴトッ。鈍い音を立てて、私の手首は私の右腕から分離した。
分離した私の右手を、彼は恭しく両手で拾い上げ、水を張ったシンクに沈める。
赤い血液の尾を引きながら沈む、私の右手。
私の右手を見つめる、彼の目は優しい目をしていた。
118 :
2/2-2:2008/04/22(火) 01:03:01
彼は私を両手ですくい上げた。そして、手のひらに頬を寄せ、手の甲に口付けにして、
親指の付け根に齧りつく。
彼の口で咀嚼される私。口の端から私の血液が滲んでいる。
何度も襲いくる嘔吐感を堪えながら、私を咀嚼し、嚥下する彼。
生前感じた快楽より、何倍も何倍も強い快楽を感じた。
これで、一緒になれた。
彼は、私を食べてくれた。
ほっとした顔をした彼は、おもむろに私の右手を切断したナイフを手に取ると、
自分の首を突いた。
迸る彼の血液。
彼の血液で染められる私。
真っ赤だ。一面、真っ赤だ。
119 :
名無し物書き@推敲中?:2008/04/22(火) 01:03:02
>>86 続き
女は月が「恐ろしい」と いうのだ。
およそ人は月を畏ろしいと崇めるが、日と並びあるいはそれ以上に尊ばれる月を『恐ろしい』と思う女は一体月の何が恐ろしいというのか女の奇妙さはこれだけではない。
まず女の出自からして怪しい。山村の外れに竹細工を売って日々を暮らしている老夫婦がいた。ある日老爺が竹を取りに山中に入った所いつもの竹林に一本節の光る竹があるのを見つけ、恐る恐る近付き節を切ったすると中に三寸ほどの童女が座っていた。
この童女が女である。
女は成長しかぐやと名付けられた歳の頃はどうみても二十そこそこに見える。
しかし老爺が竹の節にちょこんと座っている童女を見つけたのは三年前であり、かぐやの歳がいくつなのかは誰にもわからない。
続く
おれはおまえの手口をすべて知っている
おまえは俺の反撃を予想できなかった
なあ馬鹿ネギ
おまえがまともにできるのは子供の虐待だけだって
小説なんか書けないよ
おまえにゃ
122 :
名無し物書き@推敲中?:2008/04/22(火) 01:22:38
>>116 >物言わぬ、ただ冷たいだけの肉塊に添い寝する彼。
>何度も身体を重ね、互いの体温と体液を交換させたこの布団。
>冷たい布団に、冷たい私。彼の口で咀嚼される私。
>何度も襲いくる嘔吐感を堪えながら、私を咀嚼し、嚥下する彼。
>迸る彼の血液。
>彼の血液で染められる私。
作用の無い式が多用されてるのが気になる。
述語の位置を換えてみたらどうか。
124 :
◆NEGI2J35rE :2008/04/22(火) 01:57:30
>>115 (-。-)y-゚゚゚<ありがとうございます
125 :
名無し物書き@推敲中?:2008/04/22(火) 02:05:26
ひょっとして俺残飯からネギに出世しました?まさかね。めいとうまさかね。
WE ARE THE GALAXIANS
MISSION: DESTROY ALIENS
127 :
名無し物書き@推敲中?:2008/04/22(火) 02:17:07
DESTROY ×
強制返還 ◎
128 :
名無し物書き@推敲中?:2008/04/22(火) 02:17:31
■「チベットを救う」日本人の気持ち■
http://www3.uploader.jp/user/bl_radio/images/bl_radio_uljp00017.jpg まだ子供の顔を残したチベットのお坊さんたちは、外国の取材陣を前にして
「チベットに自由はない」と叫んだ。
自分の命をかけて叫んだ。
もし、長野でおこなわれる聖火リレーが、中国の赤い旗で埋めつくされたとしたら、
普段ネットを見ていない日本人の人たちは、
このお坊さんたちの叫びを知ることもできないだろうし、
知っていたとしても、忘れてしまうだろう。
それでいいのだろうか?
われわれ日本人ひとりひとりが、チベットの人たちの辛さと無念を胸に刻むことで、
こんな酷いものごとを変えることはできないだろうか?
もちろん、中国政府に訴えても何かが変わるとは期待できないと思う。
しかし、日本人の多くが“変えよう”と決意すれば、
いつかは変えることができるかも知れないではないだろうか?
われわれは、信念を貫きとおす力を持っている。
4月26日、長野に行こう。
チベット国旗を振ってもいい。
身ひとつのまま「チベットに自由を」と叫ぶだけでもいい。
われわれ以上にチベットのことを考えてくれた善光寺に
お参りするだけでもいい。
日本人は、まともな人間だということを、日本人自身に対して証明しようではないか。
■4月26日(土曜日)、長野集結をお願いします■
129 :
名無し物書き@推敲中?:2008/04/22(火) 02:17:48
そうかんと正しく書くとあいつらそのお
かんちがいした てい にする。
130 :
名無し物書き@推敲中?:2008/04/22(火) 02:18:22
>>128 まづチベット人に喰われないようにしろよ。
131 :
名無し物書き@推敲中?:2008/04/22(火) 02:24:21
俺の生涯のゲームと言うとギャラガだ。もとい
俺様の生涯このおゲームとゆうたらばギャラガだ。あとは普通に。
親の眼を盗んでへちった小銭で 街の八幡町の駄菓子屋へ通いつめた中学一年生の頃。同じとこにNOVA2000もあった。
これは美しい美しいゲームだった。あまりに美しかったので駅前留学にその名を遺している。ああおお今、懐かしのマッピーの
BGMが脳内再生されたではないか。あのトランポリンで俺もはねたい気分だ。敵のネコの名前はニャース、ではなかったにゃ。
リブルラブルのBGMもよかった。だが現在忘れている。脳内再生できない。ただ思うのは
俺とアレがしていたことは結構
リブルラブルみたいなことだったのかもしれんということである。ブライダルシーンまであと何マイル。
132 :
名無し物書き@推敲中?:2008/04/22(火) 02:27:09
ちなみに今日25年ぶりにその店の位置を再確認してみようと思って
出前のついでに探してみたのだが 影も形もなかった。建物はあったようだが…どれかわからない。
俺はいずれギャラガの基盤とコンパネを買うだろう。メッセサンオー。
>>116-118 描写に難ありかな。そのせいでポエム調になっている。
まず冒頭、時代を表すキーワードがないので、古い時代を連想した。
似たような構造の話は結構あって、有名なとこだと今昔物語集に、平安中期の
寂照という僧侶が出家した話がある。
愛妾が亡くなったが葬儀をすることなく毎日添い寝をしていた。
ある日キスをしたら腐敗していてとんでもない異臭を感じ、うとましくなり葬儀を
行ったというもので、その後出家して高僧になったというもの。
江戸川乱歩の短編にも、女を殺して死体と添い寝して、腐敗に恐怖する男の話が
あったと思う。
そんなわけで、お話の時代背景や舞台がどんな場所なのか、冒頭で男が死んだ
場所の描写が必要だし、死んだ男の外見や表情の描写も必要。腐敗の様子もね。
それによって、後半のシーンの髪を振り乱した男との対比が生きてくるはず。
まだあらすじの段階なので、もう少しつめたほうがいいと思う。
134 :
名無し物書き@推敲中?:2008/04/22(火) 02:36:37
因みに
俺のギャラガの最高得点は42万点台(チート無し。
確かそうだと思ったが…北浦和の東口でも、小池栄子の実家の店でも通ってやったから、記録更新してたかも。
だがそれも最早覚えていない。俺、かっこいいのである。
135 :
名無し物書き@推敲中?:2008/04/22(火) 02:38:17
俺のかっこいい点は、情報公開を俺がかっこよく見える部分まででやめておくことにもある。
たとえば、最高傑作はPIII!と連呼するあたりからあやしくなってくる。そんなにわたしのはだかみたいの。
136 :
名無し物書き@推敲中?:2008/04/22(火) 02:46:06
東 ×
西 ◎
西口の吉野家で生まれてはじめて牛丼を食べた。当時大盛り一杯500円。女は超少なかった。というか居なかった。
その後、御茶ノ水の予備校に通ったときは毎日ほぼ毎日牛丼を食べた。なんでこんなにおいしいのかよ。牛丼一筋90年。
京都大学に進んだ友達(と呼べるのなら)は、「毎日だと飽きるやろ」というておったが 俺様にそれに面と向かって歯向かう
権利はなかったので 黙って独りで通った。そいつとは一年後ばったり渋谷駅で再会した。その時おれはUTMCのメンバーと
合宿に向かうところだった。メンバーの一人は岐阜の実家から長野だったか群馬だったか栃木のその場所まで
ママチャリで参上した。その合宿の徹マンで
役満が4回出た(ひとつツミコミの大三元。俺は四暗刻。…少し…むちゃくちゃな実話ですね。今冷静に考える。
そんなことよりおまいら聞いてくださいよ。
>>100 本人が登場したようなのこれも冒頭だけ。
>何人にも縛られないこの世界。俺の最後の財産であるワンボックスカーで、
>どこだかわからない道をただひたすら走っている。窓から入ってくる風がたまらなく
>気持ちいい。
>人の住む気配もない。山と草むらが広がっている。
>買ってからもう何年も経っていてボロボロになっているが、そんな事気にしなくていい。
>女の目を気にして、ムリにかっこいい車を走らせなくてもいい。
>俺は年をとったのかもしれない。
情報の出し方が不味いのと、やはり描写が弱い。
それと、「俺は年をとったのかもしれない」という表現が浮いている。
女の目を気にしなくなったから、年をとったと感じたなら「かもしれない」という
表現は不適当。
とりあえず文章の順番を変えて、ちょっとだけ修正するとこんな感じで疾走感が
出てくるのが分かると思う。
『人の住む気配もない。山と草むらが広がっている。
何人にも縛られないこの世界。どこだかわからない道をただひたすら走っている。
俺の最後の財産であるワンボックスカー。買ってからもう何年も経っていてボロボロに
なっているが、そんな事は気にならない。女の目を気にして、ムリにかっこいい車を
走らせなくてもいい。年をとるということは悪いことばかりじゃない。
窓から入ってくる風がたまらなく気持ちよかった。』
138 :
名無し物書き@推敲中?:2008/04/22(火) 02:52:04
今にして思えば
「自分語りUZEE」とかゆうちょったやつら
…ま、いっか。5日後がかわいそう。
139 :
名無し物書き@推敲中?:2008/04/22(火) 03:07:13
神田の三省堂書店には当時 レンタルビデオをそのままブースでみせてくれるコーナーがあった。一回500円でそんなに
高くなかったからいろいろみたのだけれどももっとも印象に残ってるのはキューブリック巨匠のバリーリンドンのラスト。
あれは尺が長いからたいへんだったというのもあるし、ほめるひとがあんまし居ないということも俺には既知だったから
なかば捨てで見た作品だったのだが(2001・オレンジ・博士・メタル・シャイ・ロリ・は既知。なんか漏れてる哉
あんまし内容が無い様に思えて ヘンデルのオラトリオ(かなんか の重厚なシンフォニーが流れるさまは圧巻だった。
そんなに難しくないカデンツァなので、今でも俺はピアノで再現できる(原曲はピアノ曲。楽譜探すのめんどいから耳コピ。
そして今ここにも2000年製のソニーのデジカメがあるのだがこれが
カールツァイスレンズをつこうておられる。F値2.0。定価10まんえんのとこを俺5000円足らずでこうたからね。日本まちがってますよ。現状最新機種のデジカメのF値は2.8が多い。
俺もF値0.8のレンズでおくちゃんのおぱーいお蝋燭の灯でさつえいしたきものなり。東芝さんよオ ほむとうに白熱電球生産中止したらオレキレンデ。
F値の話から敷延して俺は「ソウイエバ 深夜の満点の星空と暗く美しい樹々のシルエット の スーパーリアリズム」って
絵画のモチーフにされてんのみたことねえなあ と おもつたる。コレハ 印象派抽象画 じゃないほうがいいんじゃねえのかねえ。
この光景のトータル再現て いかな現在のスーパー技術でも難しいはず。なら人力舎だよな。である。
140 :
名無し物書き@推敲中?:2008/04/22(火) 03:21:32
…この流れの中で俺の好きなエンディング曲のカテゴリに「男と女はパピプペポ」「まほろdeマンボ」があると書き込むのは
かなり無理があるのは承知の上でねじこんでみよう。
どうかしら。である。
メロキュアくらいにしといたほうよかったかナ。
141 :
名無し物書き@推敲中?:2008/04/22(火) 03:24:29
で まあそのだね 現状俺はいまだ第一級の統合失調症の筈だが公的に
お前らはオツムの出来が悪い精神科医の知性がついてけないばーいとゆうものお考えたことはある金。ないわな。
まあいい面の皮とはこういうことである。ちなみに俺の記憶力は超落ちてきている。
142 :
名無し物書き@推敲中?:2008/04/22(火) 03:41:22
そろそろ時間なので
「はなをくんくん」狗どもは臭いに超敏感で、ファブリーズが生涯の伴なわけだけども 他人の臭いを嗅ぎまわる香具師が
まだ居たら
「お前、味覚だいじょぶ?」
と尋ねてみよう。なんか、関連性がある兆候がある。
143 :
名無し物書き@推敲中?:2008/04/22(火) 03:44:57
annex/
劇場版スシ王子の巨大寿司チェーンのモデルはおそらく かっぱ寿司。それの確認のためだけにみにゆく
とゆうたら過言だからしないけどもそれはでかい。
144 :
名無し物書き@推敲中?:2008/04/22(火) 04:39:31
>>86 >>119 さらに続き
かぐやが生まれた竹林からは金が採れるようになり富を得た老爺は村一番の屋敷を構え女を大事に育てた。成長した女はかぐやと名付けられた。
かぐやの美しさは神に仕える天女を思わせた、事実かぐやは人ではなく山から生まれたが一目みればその姿に神性を感じさせた。
その噂は都に伝わりついには御門の知る所となり御門が直々にかぐやの住む屋敷まで足を運んだほどである。
噂以上に美しいかぐやに驚嘆した御門はぜひ妻として迎えたいと召されたがかぐやは応じなかった。
その返事に御門も一旦は退いたがかぐやを忘れることができず御所からかぐやへ手紙を書きかぐやとの手紙やり取りを慰めとした。
かぐやはまだ老爺の屋敷にいる。
ここらへんまで
145 :
名無し物書き@推敲中?:2008/04/22(火) 04:49:31
>>143 お前女だろ
それとも統合失調症になった男は
女みたいになるのか
>>116-118です
>>123さん
淡白なイメージにしたくてあえて体言止めにしたのですが、かえって逆効果になってしまったのですね。
述語の位置ですか。確かに
>物言わぬ、ただ冷たいだけの肉塊に添い寝する彼 より
彼は、物言わぬただ冷たいだけの肉塊に添い寝して〜 の方が、文章が続きやすいですね。
貴重なご意見どうもありがとうございます。
>>133さん
場所や時代背景の描写ですね。そこまで考えられなかった自分がちょっと情けないです。
登場人物や背景など、頭で絵としてイメージされていたのですが、自己完結してしまっていました。
改めて読み返してみるとおっしゃるとおりあらすじ段階ですね。精進します。
冒頭で死んだ人間を、「男」と判ってくださってありがとうございました。
読んでいただき、評価してくださってどうもありがとうございました!!
147 :
名無し物書き@推敲中?:2008/04/22(火) 09:06:33
>>145 お前は ばかだろ。バカチョンって言葉 いい言葉である。復活確実。
148 :
名無し物書き@推敲中?:2008/04/22(火) 09:09:57
ギャラガで42万点を出し
女の超少なかった'88年に吉野家へほぼ毎日通い
PIIIでウヘヘと目尻を下げ鼻の下を伸ばし
以下略
ウン こんな女居たら俺惚れる罠。まあつましアレは
それに準じたをんなつことである。ナ。ウン。である。(晴天の霹靂防御姿勢)
149 :
名無し物書き@推敲中?:2008/04/22(火) 09:12:26
しかしかたやおまいらときたら
ナイフがどうした陰鬱な単語ばかしがんくびならべやがって…ほんに
まくらじゃのー。
150 :
名無し物書き@推敲中?:2008/04/22(火) 09:15:39
とりあえずオレ
>>146の文章が素でオモロクなるまではやんねとナ。である。がんばっちゃうよ。昭和フタケタ。
151 :
名無し物書き@推敲中?:2008/04/22(火) 09:24:30
「あっまっちゃんや」「まっちゃんさま!!」「さま要るか」
「だれがまっちゃんや。ほんまもんの三蔵さまやがな」「であんただれ。」
「ワシか。ワシはプーアルや。ぱんてぃおくれ。」「ということは…」
「そうです。ボクはウーロンです。」「なんかおかしいな。まあええか。 (咳き込むロン毛三蔵
「…まさか」一同、ハッとする。
あれを!
みらいののりものにブルマ姿でライディングポーズの森高千里と森下千里。悟空走ってって
「おまえはええねん」殴ろうとして凄まれキャッと言う。
>残飯さんは癌で急激に体重減少しているんだって。
自業自得かな。合掌・・・
153 :
名無し物書き@推敲中?:2008/04/22(火) 09:26:34
あれ。
降格された。
降格機動隊。
154 :
名無し物書き@推敲中?:2008/04/22(火) 09:28:53
ちなみに確かにオレの食欲は減っていて今日の明け方先ほども食欲があまりなかったので
マックカフェーでメガてりやき×2個とローストコーヒーMしめて860円。
おなかぽっこり。また千栄子と抱き合った折におなかとおなかのふれあいが。ええ以前(20年前
北上川のほとりでそうなりましてな。いったん戻ったがまた戻った。あいつも今そうだったらちょっと糸色。
155 :
名無し物書き@推敲中?:2008/04/22(火) 19:49:22
>>116 読んだことがあるな。
新井素子かな。
読みやすいけれど、良いとはおもわない。
>>156 新井素子「ひとめあなたに…」だと妻が自分から逃げようとする夫を殺して
愛情料理にして食い尽くそうとするな。
この頃の新井素子の作品は好きだった。
158 :
名無し物書き@推敲中?:2008/04/22(火) 21:30:57
「さかうらみのネメシス」から読めなくなったんだけども
不思議とふくやまけいこさんがそうなったのと同時期。
批評お願いします。ショート・ショートです。
オチにどのあたりで気がついたか。テーマを表現するのに、このような構成で適切かなども
評価していただけると幸いです。
敵討ち
農家の囲炉裏を囲んで老夫婦と男が夕食を共にしている。
「何もないけど家の畑で取れたもので良ければ、たくさん食べなさい」
「ありがとうございます」
男が礼を言って、老夫婦から勧められた雑炊を口に運ぶ。
「もう十年も敵を探して全国を回っているのか。大変だな」
「口論が元で殺された父の無念を晴らすため、幕府から敵討ちの許可をもらい、旅して
いますが、残念ながらいまだ敵を見つけられません。すでにわたしも二十五歳。無為の
日々が続いています」
「あの世でお父様も応援なさっているだろう」
「わたしの代わりに家を継いで守っている弟、それにこのように旅先で親切にしてくれる
皆さんのおかげです」
「寝床の用意もできているから今夜はゆっくりと体を休めるといい」
翌日、男は握り飯の弁当をもらって農家を後にした。
追っ手から逃れるためにどこに隠れるだろうかと男は敵の行動を想像する。
めったに人が訪れない田舎に隠れたと思うと、山の中の洞穴を覗いたり、無人島まで
船を出してもらった。人ごみに紛れるため、にぎやかなところにいると思えば、観光地や
祭りを訪れて観光客の中に敵がいないか探した。また逃亡生活が心細くて親族のいる
ところへ身を寄せると思うたびに、何度も敵の故郷へ足を運んだ。
しかし、敵の姿は一度も見つけられないまま、さらに二十年が過ぎ去った。
敵の故郷である村の入り口で、自分の実家よりも頻繁に訪れているな、と男は苦笑いを
した。
顔なじみになった村人に声をかける。
「畑仕事に精がでますね」
「う……ああ……いや……まあ」
村人の普段とは違う様子に男はピンときた。
「もしや、戻って来ましたか?」
自然と声が小さくなる。
「……ああ」
何度も夢に見た、父親の敵討ちの瞬間がきて、男の鼓動が高鳴る。
「どこにいます? 案内してください」
「……こっちだ」
村人に案内されて村はずれへ向かう。
「ここだ」
男は剣を握り締め、あたりをうかがう。誰もいない。
「どこですか?」
いぶかしげに男が尋ねると、村人は墓地の中の真新しい墓を指差した。敵の名が書かれて
いた。
「え……」
男の体から力が抜けて、ひざをつく。
「一月ほど前に、ひょっこり戻ってきたんだ。病を患っていて、最後に故郷を見たかった
のだろうな。村に戻って三日目に息を引き取ったよ」
村人は男の肩を叩いて慰めた。
「あんたにとっては残念な結果になったけれど、敵討ちもこれで終わりだな」
その夜、村人に宿を借りた男は一睡もできなかった。
翌朝、村人に礼を言い、男は村を離れた。しばらく歩くと分かれ道にさしかかった。
一方は男の実家へ通じる道。もう一方は敵を探しに進んだ道。男は実家とは反対の道へ
進んだ。
男はもう仕事から引退して隠居になってもおかしくない年齢になってしまっていた。今更、
敵討ち以外のことをして生きていく自信は男になかった。
こうして男は敵を探す旅を続けた。 (おしまい)
テーマ:夢を叶えた後も人生は続く
起 :男が十五歳のとき父親が殺され敵討の旅にでる
承 :探せども敵が見つからない
転 :四十五歳になって敵が死んだことを知る
結 :これからどうやって生きていこう
確認したいんだけど
これ「仇討ちをアレンジした現代劇」の話じゃなく
江戸時代あたりの仇討ちの話でいいんだよね?
農家とか観光客とかその他諸々の描写も
とうてい時代物には読めないんだけど。
そりゃ単なる先入観だろな。
別にこういうのでも構わないと思うよ。
というが、
>>159は なんのひねりも無いしな。
オチのキレを要求されるSSでオチが無いし、仇討ちの悲哀を描くにゃ、それこそ一からいろんなものが足りないし。
さらには、文体は時代小説でないから、そっちのファンにゃ鼻で笑われるだろうし。
じゃあ、現代ものの文体で書いたメリットがあるかっていうと、全然無いし。
正直、文章批評する気にならんレベルだが。
163は163でちょっと問題じゃないの。
世界観の表現に必要な文体ってあるものだよ。
>現代ものの文体で書いたメリットがあるかっていうと、全然無い
全く同意だ。
166 :
名無し物書き@推敲中?:2008/04/23(水) 00:43:43
酷評お願い致します。
<1/4>
実を言うと、わたしは幽霊です。えっ、そんなの嘘で
すって。どうして。ああ、幽霊はペンを持てないから。
あなた頭が良いですね。でもそれはね、人智を超えた何かで
す。だからどうか気にせず。
わたしは幽霊です。しかも、女の幽霊です。美人で、性格
良しで、しかもなんとなんと何に も着ていません。どうで
す、興味がでてきたでしょう。えっ、あなた女の人でした
か。いえっ、こりゃ失礼しま した。はいっ、わたし男です。
えっ、あなたホントのホントは男ですって。もう、今度は
嘘じゃないですよね。はいっ、わたし女です。えっ、ホン
トのホントのホントは……あれあれ、そんなことしている
内にお客さんが来ちゃいましたよ。
167 :
名無し物書き@推敲中?:2008/04/23(水) 00:44:54
<2/4>
「ケンジ、あたし怖いわ。絶対離れちゃ嫌よ」
「大丈夫、離れないよ。リカこそちゃんと手離すなよ」
どうやらカップルみたいですね。多いんですよねカップル。
全くリカに妬いちゃうわ。闇に目を凝らしますと――えっ、
幽霊なのに目を凝らすのかですって。そりゃ表現です
よ。じゃあわかりました、闇に目を凝らす振りをします
と、いましたケンジ君とリカちゃん。んっ、いや違いまし
た、ケンジちゃんとリカ君だったみたいです。今日日の
名前は様々ですからね。声も言葉も男か女かわかりゃし
ない。つまり、わたしはケンジに妬いちゃうわってこと
です。些か複雑な心境です。ケンジは髪がさらっと伸び
た、けっこうきれいな人ですね。リカも少し長めの髪が
良く似合って、中々もてそうな顔をしています。うんっ、
コントのようですが、見たところ仲の良さそうなカップ
ルですよ。大柄なケンジ(女)が小柄なリカ(男)をリ
ードしています。えいっ、もう面倒くさいからどちらで
もいいです。とにかくカップルがこちらに向かって歩いてきます。
168 :
名無し物書き@推敲中?:2008/04/23(水) 00:49:18
「ケンジ、ここら辺何か出そうよ」
確かに何か出そうです。お化けでも出そうな雰囲気ですよ。リカは中々鋭いですね。
「平気だって、あっ、あれ」
ケンジは何も無いところを指差して声を挙げます。
んー、ええ、風で木の葉が揺れてるだけですね。
「きゃっ、何かいるの」
リカがケンジに抱きつきます。
「あっ、何もいない、あははは」
ケンジ、策士ですね。リカが怖がること知ってて
やりましたよ。全く妬いちゃいます。
「もー止してよ。あたし先に行くわよ」
「えっ、ごめんリカ、待ってよ」
おっ、これは珍しい、パターンG-2ですね。えっ、
パターンって何かですか。ここね、中々人気のス
ポットみたいで、人がわんさか来るんですよ。だ
からね、パターンを作って一番良いのを選ぶわけ
です。つまり、一番良いおどかしかたをするんですよ。
さぁ、リカがこちらに歩いてきます。G-2は簡単なやつ
ですね。リカだけに姿を見せて、精一杯おどかすだけで
す。ではタイミングを見計らって……どろどろどろどろおどろおど。
「きゃーーー」
「リカっ、どうした」
「そっ、そこに」
リカはケンジの胸に抱かれて震えます。
「どこ、何もいないよ」
「えっ、ほ、ホントに」
リカはケンジに抱かれながらこちらを見ますが、
もうわたしはリカにも見えないようになっています。
「あれっいない。ほ、ホントにさっきはいたのよ」
リカの声はまだ震えたままです。わたしも彼女の言葉には賛成ですね。
「怖がりだな、リカは。ほら、おれがついてるから」
全く嫉妬しちゃいますね。ここでまた出てやろうかって思っちゃうんですよね。
169 :
名無し物書き@推敲中?:2008/04/23(水) 00:49:46
<4/4>
「うん、もう絶対離れないわ」
ですって。ラヴですよ。見てて恥ずかしくなっちゃいま
す。
「おう、さぁ行こう」
こうして2人は仲良く幸せに暮らしましたとさ、めでた
しめでたし。
幸せな2人を見るのはいいもんですね。でもわたしね、
近頃ちょっと飽きて来ちゃいまして、別の所に行こうか
と思うんですよ。えっ、いえどうか止めないでください
な。あら、あなたも恋人と結ばれたいんですか。ええっ、
じゃあ新しい所でお待ちしますよ。さぁ、今日は良い仕
事をしました。思い立ったが吉日ですからね、今夜お引
越ししちゃいましょうか。幽霊は気楽で身軽です。それ、
ふわりふわりふわり――。ああ、久しぶりのお空です。
ひんやりとして気持ちがいいですね。おや、今夜は満月
ですか。丸くてきれいで、一緒にお酒でも飲みたくなり
ますね。ああ、下は明るくて楽しそうです。観覧車やメ
リーゴーランド、わたしも生きてた頃にはよく遊びまし
た。あらあら、さっきのお2人さんまだ抱き合っていま
すよ。どうかお幸せにね。
幽霊も、中々悪くないものですよ。では名残惜しいけ
ど、そろそろお別れです。ああ本当にいいお月さん、さ
ぁ東西南北、風の吹くまま、暢気な夜旅へ、ぴゅーーー
ーさよーーならーーーー――。
>>159 幕府から仇討ちの許可を貰っていたり
仇が討ててないのに弟が家を継いでたり
親の仇がどうやら村人だったり…………
159は時代小説はおろか、多分時代劇も見たことないんだろう。
このSSを書くに当たって、ほんの少しでも
ネタ(仇討ち)について調べてみたのか?
自分ひとりで愉しむためならいざ知らず
他人にも読ませるつもりでこれを書いたのなら
あまりにお粗末すぎると思う。ものを書く姿勢が。
>>166 面白かった。文章上手いな。
奇天烈なカップルはちょっと違和感あったが
幽霊のキャラが立ってるから、まあおいらも
カップルは
>どちらでもいいです。
ラストが何か、とても美しく感じた。
ちょっと心がしんみりした。
そう感じたのも、この短い文章でこの幽霊に
親しみを感じたからだと思う。
まずい、全然酷評できない。
ただの読者になっちゃった。
159と166
どちらもなんということのない一文なのに、
読後感は全然違う。
>>159 オチがどうこうとかテーマがどうしたとかいう以前の出来。
そういうことを気にする段階ではない。
書く練習をするレベルでもない。
まずは上質の文章をもっと読むこと。
こういう話を書きたいのならば、森鴎外の「寒山拾得」「高瀬舟」「阿部一族」あたりをお薦めしておく。
>>159 なにげなく読んだけどさぁ、単に仇討ち失敗よりも
「仇討ちのため仇の故郷を何十年も繰り返し訪れて、そのせいで村人と顔なじみ
になって、そのうえ村人には仇討ちのことを知られていて、失敗したらなぐさめられる」
のほうがネタになる気がするんだが。
冷静に考えたらとんでもないシチュエーションだよね?
作者はそういう題材には興味がないか?
時代考証なんて関係ない。
書かれていること = 事実
なんだよ。
構文エラー・論理エラーさえしてなけりゃ
何が書かれてたって問題はない。
面白いかどうかは別問題だがな。
175 :
名無し物書き@推敲中?:2008/04/23(水) 02:36:19
なんだか集団オナニーみたいになってきた。
本人ここまで物議を醸すとは思ってもいなかったろうな。
しかも本人が聞きたかったことと全然違う部分で。
アンチの数だけ脈がある。ぴょん。
178 :
名無し物書き@推敲中?:2008/04/23(水) 19:07:32
平野スレにて、
平野の文章を添削する勝負が行なわれているw
179 :
名無し物書き@推敲中?:2008/04/23(水) 19:08:52
180 :
名無し物書き@推敲中?:2008/04/23(水) 20:54:50
>>170 166です。げって感じです。ありがとうございます。設定や状況が伝わり辛そうなのと、
締めが甘いのが、まずは難点かなって自分では思います。ケンジとリカは不自然だけど、
自分は気に入りました。
上手い人なら、同じ題材でもずっと面白く書けるのでしょうね。精進ですな。
もったいない酷評ありがとうございました。
181 :
名無し物書き@推敲中?:2008/04/23(水) 23:06:34
批評ありがとうございました。
スタート地点に立ってもいないということで、反省しきりです。
>>162 現代では敵討ちは禁止されているので、敵討ちが許される江戸時代でいいやと軽く決めた
のが間違いでした。
>>164 オチをオチと認められるよう、がんばります。
>>170 ご指摘の通り敵討ちについて調査不足です。
敵討ちに何十年も費やしたとき、どんな生活になってしまうのかは興味があって調べて
みました。一生掛かっても敵を見つかられなかった場合もあったり大変だったようです。
>>171 良い作品をたくさん読みます。
>>172 長い敵探しの生活でなじみの人が増えていくという状況ですと、私の場合テーマが
「本人はやる気がないのに、回りがお膳立てをする」になりそうです。
起 : 父親が殺され、その気もないのに慣習で敵討ちをすることになる
承 : 敵探しの名目で物見遊山をする
転 : こんな生活も悪くないじゃないか
結 : 物見遊山でなじみになった人たちが敵を探し出してしまう
183 :
名無し物書き@推敲中?:2008/04/23(水) 23:18:40
>>182 181も参考にしよう。同じベースで3パターンあるから面白いよ。
平野スレわらた。
平野より279のほうが凄いw
必死に誘導したがってる奴がいるな
平野啓一郎って誰?
有名な作家?
>>182 文章は下手で、アイデアもイマイチな上、下調べも杜撰だったが、評価を受けた後の姿勢が見事。
正直に好感が持てるよ。
これから頑張ってくださいね。
3 パターン言い換えてみても意味不明な文章には変わりないけどな。
189 :
名無し物書き@推敲中?:2008/04/24(木) 00:17:58
>>188 ライトノベル好きには文章芸術は理解できないかと。
190 :
名無し物書き@推敲中?:2008/04/24(木) 00:44:02
「さ、いきましょう小林青年。」「えっオレ亀山…ああ、少年探偵団。じゃあオレ小林薫っすか。小林薫!!」
「彼もプライベートでオプ活動をしていたのですよ。砒素カレー事件が和歌山でありましたね。あれを
調査していたのです。」「嘘でしょ右京さん。そんな小説みたいな話」「事実は小説より奇なりと言いますからねえ。
いずれにせよ、ここ数年の詰め腹を、誰もが切らねばならない時のようですよ。」「えっえっオレまだ信じられないんスけど
ほんとにほんとなんですか。」
「そのようですねえ。週刊新潮の情報ですよ。」「ええ…。」
191 :
名無し物書き@推敲中?:2008/04/24(木) 00:44:21
註:週刊現代だったかもしれん
192 :
名無し物書き@推敲中?:2008/04/24(木) 00:54:35
181を見て何も思わないなら文章芸術は理解できないの?
それって全員に言えることではないんじゃない?
193 :
名無し物書き@推敲中?:2008/04/24(木) 01:01:51
>>192 抜書きは無意味。
長編で全文肩に力のこもった文章でかためられてみろ、胸やけじゃおさまらなくて吐瀉。
そういうのはポエムでやれよ。w
195 :
名無し物書き@推敲中?:2008/04/24(木) 01:07:31
古文の何かで才気ばしった女が唐文だったか、漢文調のしゃちほこばった文章ばかりつづるので影で笑われるくだりがある。
長編で全文全力投球の美文調で理論武装されてみろ、不快感で収拾せず吐瀉。
上手にかたくるしさは出なかったが、くらべると違うよな。
>>195 主人公礼矢は一人暮らしの平凡な学生。
両親の死別という出来事にも関わらず平穏に過ごしていたが
そこに、妹と名乗る3人の女の子が突然転がり込んでくる。
実は礼矢には本当の父母がいると妹たちは告げ、
さらに祖父が一大財閥の長であること、礼矢に遺産を残すために、
自分たちの一人を礼矢と結婚させるということを
決められてしまったらしいのだ。
戸惑う礼矢。
最初は妹たちをどう扱っていいか分からずに疎んでいたが、
可愛い妹たちの熱意にほだされ、
次第に打ち解けていく。
しかし、その過程で、驚くべき事実が発覚する。
妹達のスカートの中には
パオーン
が
生えていたのだった。
はたして礼矢は無事に結婚相手を選ぶことができるのだろうか……。
http://sylphys.ddo.jp/upld2nd/niji7/src/1208790444647.jpg
197 :
名無し物書き@推敲中?:2008/04/24(木) 01:14:59
何故日本文壇がこんなていたらくになったかというとだな。
選ぶ読み手がチョンだから。読みやすく美しい日本語文章を知らないやつらだった。
198 :
名無し物書き@推敲中?:2008/04/24(木) 01:17:52
>>196 およそ鍵葉派が受け容れそうにない内容だが?葉鍵か。なんか遠い眼になる。
田中ロミオという文筆家をご存知だろうか。
第二次世界大戦後、不審人物だった彼はシナリオの名手だった為に収容所に送られる事を免除され、
エロゲー親衛隊付けのライターとして若い親衛隊員を慰安し続けた。ある時、親衛隊員の中から
異常な数のロリコンが出始めた。酒場で酒を飲んでいて、突然ハアハアと外へ出て行って少女で自慰
するというのだ。
ソフ倫が調査した結果、何とロミオが『幼い恥部乳首』を描写し続け、対人接触行為と性交に
まだ慣れ切っていない若い兵士の感受性に揺さぶりをかけていた事が判明したのである。ロミオは
即座去勢を宣告された。彼は最後に「エロゲこそがロリの悦びだと知るがいい。君たちの命の素は
僕の指先だけで操られたという事を忘れるな」という言葉を残し、この事件の書記とロミオのサインは
熱海秘宝館に現存している。
彼は優れたライターであり、意図的に他人をエロゲで洗脳したという史上唯一の堕とし屋だったのである。
200 :
名無し物書き@推敲中?:2008/04/24(木) 01:41:55
ロリータは早熟な文学少女でそれ故主人公である小説家に熱烈なる思慕を寄せられる。そこにあるのは単純な肉欲と
いうより自然に叛逆するイレギュラーな存在と興じたい、異物好きな子供の好奇心が勝っている。小説家に限らず
表現者は総じてその種の感受性を保持している。むしろ、肉欲への道のりが単純でない点が彼らをいっそう悦ばせる。
挿入へ至るやりとり、それが困難で難解でシーツ端を噛み引きちぎって尚読み通せないあだら焦燥を呼び込めば呼び込むほど
よい。なぜならば
それこそがグノーシスを裏切った天使、ソフィアの血をひく少女の証だからである。そして翻弄される哀れな存在が
その覚悟ありとは限らない。ソフィアをフィロした最初の男、フィロソフィアたるソクラテス、彼こそが最初のロリータコンプレッサーであり
クサンチッペがソフィアであり
アフロディテであり
アテナだったというわけだ。
ソクラテスは戦争に加担している。ひとりでおとなには ならないでね 貴男。
ポエムはポエム板で、あるいは別館でやってくれ。
202 :
名無し物書き@推敲中?:2008/04/24(木) 01:54:30
歴史をポエム。
お前の頭がポエム。
> クサンチッペがソフィアであり
(;´Д`) < これは嫌ん
204 :
名無し物書き@推敲中?:2008/04/24(木) 01:56:10
181を見れば、279は確かに凄いかもしれないけど、
279が自分で宣伝してるのか?
205 :
名無し物書き@推敲中?:2008/04/24(木) 01:56:12
>>203 現実世界を見給え。なんと説得力のあることか。
206 :
名無し物書き@推敲中?:2008/04/24(木) 02:05:34
しかしてみると
マスオさんはひとりでおとなになってしまったのだな。お相手はイクラちゃんの田各
ありそうな話ではある。
ハイの文書を披露していい?
208 :
名無し物書き@推敲中?:2008/04/24(木) 02:14:26
209 :
名無し物書き@推敲中?:2008/04/24(木) 02:16:41
210 :
名無し物書き@推敲中?:2008/04/24(木) 02:20:32
俺が言いたいのは
心のかたちを素直に出すことが他人の心をうつ と思えることだ。どれだけそのままに言葉をつむげるか、
それにかかっている。
心が腐って悪い臭いを放ちまくりなのにそれを覆い隠そうとうすっぺらい美しい言葉だけ唯連ねると(削除)みたくなる。
211 :
名無し物書き@推敲中?:2008/04/24(木) 02:23:34
こういう残酷な例もある。
ウルルンだったと思うが、あるかわいこちゃんタレントがアフリカの某所へでかけて土地の絵描きと交流した。
どう考えてもまがまがしい、だが暖色系の花を絵描きは描いた。「わ〜かわいい!!」とおりいっぺんの反応を
かわいこちゃんはした。
「批評されやがったな。表現者こわいね。」俺は吐き捨てるように居間で言い放ち、両親は黙った。
212 :
名無し物書き@推敲中?:2008/04/24(木) 02:24:32
213 :
名無し物書き@推敲中?:2008/04/24(木) 02:25:08
214 :
名無し物書き@推敲中?:2008/04/24(木) 02:26:09
>>279の内容が「実際に心の中に起こったこと」を言葉にしようとしたのなら認める。
が。
216 :
名無し物書き@推敲中?:2008/04/24(木) 02:27:17
>>215 絵描きはかわいこちゃんを描いたのさ。花にたとえて。
217 :
名無し物書き@推敲中?:2008/04/24(木) 02:31:15
ロリータをコンプレッサーしてはならないといまきづきましたる
212の文章は凄いな。
プロでもいないかもしれないレベル
純文学として見ればかなりの才能
219 :
名無し物書き@推敲中?:2008/04/24(木) 02:33:01
まあ好きにせよ。うつとり水仙は我が家にも咲いてゐる。
だが、中身は覚えておいてもらえる哉。
純文学ってポエムだったのか。
221 :
名無し物書き@推敲中?:2008/04/24(木) 02:39:34
お前に理解できなければポエムだというのならば
結構イッパイぽえむダネ
単なる意味不明な怪文じゃないか。
223 :
名無し物書き@推敲中?:2008/04/24(木) 02:40:20
>>220 お前はライトノベルの説明文章に酔ってろw
わからないなら黙ってろw
224 :
名無し物書き@推敲中?:2008/04/24(木) 02:40:41
というかなんだ
ポエムとは基本愛の囁きだろうから
お前のプライバシーもド開陳じゃのう。
>>222 自殺する瞬間と、自殺後の描写だよ。それも心境、意識の描写が主だね。
轟音は電車の音
その前の文では、電車が迫ってくる描写がある。
226 :
名無し物書き@推敲中?:2008/04/24(木) 02:42:40
俺ポエジーな文章、アレの為には書けなくなつてきてゐるから
とっくに得恋してんのカモネ。もつろんゆだんはしませんガネ。
じゃあ最初っからそう書けよw
228 :
名無し物書き@推敲中?:2008/04/24(木) 02:43:52
自殺する瞬間?
あっ
229 :
名無し物書き@推敲中?:2008/04/24(木) 02:52:18
そこまで持ち上げるほどか?
つーか、
>そして炸裂した火の印象に煽られたあと、崇には静けさだけが張り付いた。
これは
1: そして炸裂した(火の印象)に煽られたあと、
2: そして(炸裂した火)の印象に煽られたあと、
どっちなんだ?
2 なら「炸裂する火の印象」って書くから 1 だろうな。
2だよ きっと
でも正確には
(炸裂した火の印象)かな
どちらにせよ
プロにも稀なレベルだわ
群像やすばるや文学界を読んでてもこんな文章は無いw
売れてるとこ見たことない雑誌群だな。
文学レベルを重視して
子供には難しい雑誌だからな
比喩としては凄いね
才能あるよ
でも読者が限られるのは事実でしょう
言葉の意味を確定せずにずらしながら紡いでいって、イメージを輻湊させることで
作品内容を構成してるだけだろ。レトリックに偏った文章なんかと同じで、はるか昔に
廃れた文体だから珍しく見えるだけ。
平野は文体復古以上の目的をもって意識的にそういう書き方を採用しているから
評価されるんだよ。単なる表現手段としての一作品の高々数行を適当にリライトできた
ところで、よってもって吾人の秀れた書き手なる、とか言われてもな。
238 :
名無し物書き@推敲中?:2008/04/24(木) 03:30:52
比喩?
煽られたって所が?
手足って付ければ。
239 :
名無し物書き@推敲中?:2008/04/24(木) 03:39:12
煽られるはおかしい。
手足を煽るんだから。
残念。
口語で書いてる時点で。
言い訳をはじめたか
実際に他の人は書けないレベルなのも事実か
使い古された簡単なレトリックなら
ためしに自分がやってみれば?
243 :
名無し物書き@推敲中?:2008/04/24(木) 03:51:06
意識を煽られるんだろ。
自分の意識のすべてに火が絡み、その印象が強烈になる。ってことだろ。
何が残念だか
244 :
名無し物書き@推敲中?:2008/04/24(木) 03:52:21
245 :
名無し物書き@推敲中?:2008/04/24(木) 04:29:24
プロの作家だと誰が↑より上かな
その人は自演さえしなければ認めてくれる人も多いのに
もちろん純文学の中でだけど
247 :
名無し物書き@推敲中?:2008/04/24(木) 06:28:58
>>244 轟音の最中に自身の沈黙。
下手くそ。
可哀相だな、文才ないって
じゃあ もっと上手いプロの作家を挙げて説明してあげれば?
できないの〜?
悔しいの〜?
森見でも京極でも舞城でも誰でも、書いてくださいっつったら
この程度のものはすぐ書くだろw
こんな文体で勝負しようって珍獣が少ないだけだよ。
自分の文章を酷評してもらいたくてこのスレに初めて来たんだがひどい流れだな
ID出ない板ってのはこんなもんか 醜い、醜いよ
249はアホ
そいつらはエンタメ作家
純文学作家ですら書いた実績が無いのに
エンタメ作家が書けるか?
エンタメしか読んでないから
文章の内容が すごい か 中学生の背伸び かの区別がつかないらしい
252 :
名無し物書き@推敲中?:2008/04/24(木) 11:59:13
花村が「純文学は頭を使えば書ける」と豪語して
浅田に「書けていない」と指摘されたよな
京極あたりはそれをわかってるから徹底したエンタメ作家なわけ
253 :
名無し物書き@推敲中?:2008/04/24(木) 12:12:30
確かに森見や京極なら
「崇は、両の眼に溢れんばかりの涙を浮かべ、静謐と共にそれを見詰めた。
轟音の渦中に無言の沈黙が冴えて、肉体の奥処に犇めく、意識のあらゆる地表に、
凄絶なる火花が木魂した。」
っていう勘違いした書き方をするかもなw
249はそういうことをわかってないと思う。
プロになれるかどうか挑戦してよ
それで判断しようよ
255 :
名無し物書き@推敲中?:2008/04/24(木) 14:05:54
何回も引用して……
そんなに宣伝する程巧くはないだろ。
該当スレの279は自意識過剰だな
256 :
名無し物書き@推敲中?:2008/04/24(木) 14:38:58
またお前か
258 :
名無し物書き@推敲中?:2008/04/24(木) 14:49:22
また俺だ
260 :
名無し物書き@推敲中?:2008/04/24(木) 14:53:20
……困ったな
261 :
名無し物書き@推敲中?:2008/04/24(木) 14:57:31
売れる見込みのない字の字の書いて読んでご苦労さん。
長生きするネ。
262 :
名無し物書き@推敲中?:2008/04/24(木) 16:16:11
>>255 でも、279以上の現役プロ作家とその説明をして、
と言われても誰も答えられず、「ダメ、下手、才能無い」としか言わないw
263 :
名無し物書き@推敲中?:2008/04/24(木) 16:39:07
>>256 ダメな奴は何をやってもダメっていう見本だな。
264 :
名無し物書き@推敲中?:2008/04/24(木) 16:44:53
256のどこがダメなの?
文章のバランスは良いと思うよ。
これといった欠点は無さそうだよ。
話が面白いかどうかは別にして
>>262 一部抜粋じゃなんだが判らんが、279を読んでもいいとは思わんな。
比喩が判りにくいし。
俺がエンタメ系のせいかしらんが、京極の方がいいわ。
(つうか、279って文章の音に対する感性を感じない)
>>264 だらだらだらだらだらだらだら、焦点も合わず、目的も見えない文章が
ずらずらずらずらずらずらずら、続いているのがダメ。
内容が面白いかどうかを考える以前に、文章追ってるだけで眠くなる。
267 :
名無し物書き@推敲中?:2008/04/24(木) 16:50:28
>>265 エンタメの読者にはわからないと思うよ。
一回捻る京極はエンタメの中ではレベル高いけど279は捻ってないからね。
捻らずに文章を作った比喩だから凄いんだよ。
比喩がわかりにくいのは、比喩を通して文章を読む味わいの経験の足りなさじゃないかな?
君を批判するつもりはないけど、エンタメの読者には優れた文章はわからないと思う。
>>267 まぁ、エンタメ屋から見ると、純文屋さんはたこつぼの中に入って
オナニーしているようにしか見えんが。
269 :
名無し物書き@推敲中?:2008/04/24(木) 17:05:08
>>268 エンタメ作家は尊敬されないけど、純文学作家は尊敬される、と瀬戸内や、
直木賞作家の車谷も言っているわけだがw
売れないけど、尊敬されるとね。
オナニーして尊敬されるかねぇ?w
270 :
名無し物書き@推敲中?:2008/04/24(木) 17:07:03
エンタメ作家は、じゅうぶん生活する金を稼いでる純文学作家を羨むんだってさ。
自分は金は多く稼げるけど、尊敬されないわけだから。
一部のエンタメ読者には低い価値観で尊敬されるだろうけど。
結局のところ、一部の人間にしか理解できない文章表現を「高尚」だと
考えている時点でアレなんだがな。まぁ、どっちかっていうと、書き手
よりも読み手の問題っぽいが。
たこつぼオナニーは、性癖であって、善し悪しじゃないんでな。自分が
気持ちいいからといって、他人より優越していると考えちゃいかんわな。
272 :
名無し物書き@推敲中?:2008/04/24(木) 17:22:16
273 :
名無し物書き@推敲中?:2008/04/24(木) 17:26:25
残念ながら、エンタメ作家が純文学作家に嫉妬している場面を何度も見てきた、と
瀬戸内がエッセイで言っているわけだがw
売れてるけど尊敬されないって、金に困らなくなってからだと問題らしいぞw
それと、高尚だから認められているわけw
浅田次郎が我々は純文学作家のような文章芸術は書けないと言い、
花村は「頭を使えば書ける」と言って、書けなかったことを浅田に指摘された。
残念だねw
274 :
名無し物書き@推敲中?:2008/04/24(木) 17:27:54
>>272 笑えるよね。
プロの作家でそれ以上の人がいないわけだ。
2ちゃんねるにそんな天才がいるんだから笑うしかないw
実際にプロの作家を挙げれないんだよw説明できないんだよw
229の文章は凄すぎ
275 :
名無し物書き@推敲中?:2008/04/24(木) 17:29:39
271の意見
「国語の教科書に載るような文章はオナニー。純文学作家はオナニー
エンタメ作家の文章こそ高尚」
可哀相wwwww
276 :
名無し物書き@推敲中?:2008/04/24(木) 17:40:27
wばっかで、とても高尚な文章だ。
純文厨のひとりとして言わせて貰うと
比喩だの文体だのそんなツマランことはどうでもいい
中身のない表現だけ取り上げて俺って凄いとか言われてもクシャミが止まらんでござるよ
材料も借りもんだしな
空っぽのマッチ箱では少女は食えぬ
しかも借り元が死ぬ瞬間の描写ってアンタ
勝手表現なんでもごじゃれでおじゃりませぬか
古来真っ赤な嘘をつく腹を括った作家だけが飛び込めるシーンなのですよ
飛び込むちゅうのはアンナ・カレーニナ的意味においてデスよ
デスはdeathですよ
その決断を平野に投げたまま何書いたって無駄
>>274 俺は福井や大沢の文章の方がいいと思うけどね。
福井誰だよ
大沢誰だよ
下の名前書かないのは面倒くさいからかよ
それともその名字の作家を一人ずつしか知らないからかよ
280 :
名無し物書き@推敲中?:2008/04/24(木) 17:44:31
>>277 例の279の文章は、内容があるわけだが。
文章のセンス、効果、それらが平野の書いた文よりも高く表れている。
お前の言う内容が、物語だというなら、お前はエンタメ読者だろう。
文章のセンスというものを理解していない。
281 :
名無し物書き@推敲中?:2008/04/24(木) 17:45:12
>>278 そいつらの文章を少し例に出して説明できる?
要するに、純文厨ってのは IOCCC みたいなのを高尚って思ってるわけだな。
一昔前の組み込み系カリカリチューンみたいなのなら、まだ意味はあったんだけどな。
283 :
名無し物書き@推敲中?:2008/04/24(木) 17:48:15
282みたいな人間は、絶対に尊敬されないだろうなw
組み込み系カリカリチューンの意味がわからないと思うに一票。
文章のセンスてw
その何とかスレの279ちゃんのセンスの安っぽさに感動したw
286 :
名無し物書き@推敲中?:2008/04/24(木) 17:55:24
>>285 では、それよりも高い文章を書く作家と説明をしてくれw
できるよな?w
>>281 説明はできんけど、読んでていいと思うのだからしょうがない。
まぁ、断片だけだされてもこっちわからんのも事実だが。
福井の「亡国のイージス」の水平線をゆく軍艦の描写とかよかったな。
福井・大沢・真保あたりは、淡々とした描写を重く積み上げてゆく。
こういう書き方は好みだ。(まぁ、プロットが痩せていると力を失うが)
印象にあるというと、もう死んでしまったが、司馬遼太郎の「国盗り
物語」の冒頭の「落ちついている。声がである」なんて忘れられん。
文章の音の使い方だと、京極がいいな。頭の中でリフレインさせた時の
タメの使い方がなんともいえん。
288 :
名無し物書き@推敲中?:2008/04/24(木) 18:01:54
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【春香】平野啓一郎 part 13【春香】 [文学]
こっちでやれよ
289 :
名無し物書き@推敲中?:2008/04/24(木) 18:10:01
287は、文章芸術としての判断はしていないね。
浅田が「我々では書けない」と言っているのはそこなんだよ。
わかりやすい文章はエンタメ作家の得意分野だけどね。
>>289 別に小説は物語であって、芸術だと思ってないし。
というか、芸術ならなおさら個人の嗜好の問題でしょうに。
好きな奴が評価すればいい世界で、小説の文章全体に当てはめられてもな。
そういうのに価値を見いだすのはポエムの世界だろ。
凄い必死さで常駐してるのう。
漏れは
>>249=
>>277=
>>285だけどね、今時のエンタメ作家でも
その程度の文章は書こうと思や書くでしょっちゅうことよw
その程度のレベルってこと。
修辞頼みの文章が廃れた意味と、平野がそれを踏まえた上で敢えて復古調で
書いている理由を考えてみようねw
平野以外の人間が、平野の真似だけしてもあかんの。
ちなみに
>>277はわざと無意味な隠喩を使ってるよw
チミの文章並みに無意味なね……。
文章芸術ってのはね、シニフィアンの盆踊りではないのよ。わかる?
しかし、文章の内容を論じるのにセンス云々とは恐れ入る。
しかもその次に出てくるのがイキナリ『物語』ってあーた……。
まんま通俗小説の理解じゃないか……。
いや俺はエンタメを否定しないけどさ。小説の幅は広くあるべきだし。
とりあえずチミは作品の字面だけ追って読んだ気分になるのは卒業したほうがいいよ。
まだ内容を理解する、ってことが理解できてないっぽい。
293 :
名無し物書き@推敲中?:2008/04/24(木) 18:24:50
>>292 それでは、例の297の文章の具体的な批判と、
それより優れている作家の文章の例と説明をしたら?
294 :
名無し物書き@推敲中?:2008/04/24(木) 18:25:49
>>290 個人の趣味だと読者は言うが、
金に困らなくなった作家は「純文学作家の能力」に嫉妬するのよw
これは瀬戸内、浅田が言っているんだからw
295 :
名無し物書き@推敲中?:2008/04/24(木) 18:26:42
>>292 エンタメ作家としては文章力を評価されている花村でも書けなかったのに、
それくらいの文章を書こうと思えば書けるって?w
アホ?
293をスルーしないようにねw
296 :
272:2008/04/24(木) 18:34:31
なんでここってIDないの?俺には誰が誰なのかわかんないw
たまたまこのスレを読んでみただけなんだけど、
平野の書いた文章をリライトして、『俺の文章すごいとか』
もうわらちゃったよ
平野にその文章見せてアドバイスでもしてくればw
おそらく彼にしたらそんなことどうでもいいことだと思うよw
297 :
名無し物書き@推敲中?:2008/04/24(木) 18:36:09
>>296 残念ながら、平野の文をリライトしているのは前半で、
途中からはオリジナルの表現を創作しているのよw
ここはID欲しいなと昔から思うね
299 :
名無し物書き@推敲中?:2008/04/24(木) 18:39:57
IDがあっても、例の279の優れた文章はそのままw
IDが無ければ、どうせ自演をせずに
「オレの文章は凄い」と言って騒ぐんだから同じこと
>>294 まぁ、仕事でやっている連中は芸術家にあこがれるからねぇ。
漫画家やイラストレーターが画家にあこがれるようなもんだ。
302 :
名無し物書き@推敲中?:2008/04/24(木) 18:54:06
実際、金に困っていない純文学作家は凄いからねw
実際? 脳内の?
304 :
名無し物書き@推敲中?:2008/04/24(木) 19:05:49
エンタメ好きなんだったら、子供の価値観でエンタメを読みなさいw
305 :
名無し物書き@推敲中?:2008/04/24(木) 19:07:52
例の279は平野スレでトルストイの引用よりも評価が高いw
自演だろうけどw
それでもトルストイより優れているかもしれないからおもしろいw
アンチの数だけ脈がある。てか、これだけ騒がれてるからには……
「平野」ネタは熱狂な信者のしわざ。
2ちゃんねる各所で荒らしまくっているよ。
いやトルストイ→平野→279の順に
焼き直しただけだろうと思って投下してきただけw
309 :
名無し物書き@推敲中?:2008/04/24(木) 19:22:15
妬きなおした279がトルストイや平野よりも上ってのはどういうこと?
普通はトルストイが一番で、どんどん劣化するはずじゃないの?
310 :
名無し物書き@推敲中?:2008/04/24(木) 19:22:41
焼き直した
279にトルストイと同等の思想があればトルストイに勝てる
しかし 文章のセンスだけだと勝ちとは言えない
それに翻訳だしな
312 :
名無し物書き@推敲中?:2008/04/24(木) 19:35:04
それでもトルストイと比べられる279のレベルは凄いわけだがw
313 :
名無し物書き@推敲中?:2008/04/24(木) 19:43:01
279は即物性がないから逼迫感が弱い。
崇は濡れた気持ちで一過を待った。
来た。
意外な静かさだった。
三行で十分
濡れた気持ちってのが意味不明。
科学的に解説してくれ。
315 :
名無し物書き@推敲中?:2008/04/24(木) 20:07:05
科学?
316 :
名無し物書き@推敲中?:2008/04/24(木) 20:14:10
乱入。
純文学とエンタメの違いを初心者の僕に分かりやすく諭してくれ。
「我輩は猫」は純文?「坊ちゃん」は?
「地下室の手記」は純文?中島敦の「名人伝」はどっち?
村上春樹や村上龍は純文って聞くけど…。恩田陸や東野圭吾や、北杜夫や井上靖とかは?
純文家ってのは読者に諂わない人たちのことなのかな?もしそうなら、昔の芸術なんかは
諂いの下にあったらしいから、純文学=芸術とはならないよね。
やはり、ドストだって夏目だって中島敦だって、読者からのプレッシャーが少しも無かっ
たとは思えないのだけど…。
自分は、多くの文章はエンタメであり純文でもあると思うのだけど、文章家が違うと言う
なら違うのでしょう。純文度、エンタメ度、それがどう傾いてるのかってことなのかしら?
誰か、イージーに頼む。
317 :
名無し物書き@推敲中?:2008/04/24(木) 20:31:31
>>313 そんな文章を読んでも、誰も感心しないが、
279は純文学という点では需要があるわけだが。
318 :
名無し物書き@推敲中?:2008/04/24(木) 20:32:39
>>316 わからない人に説明するのは無理かもね。
天才じゃない人は天才になれないでしょ?
言葉でどうこうってレベルじゃないかもね。
凄いとおもうよ。279
これ以上荒らし続けると通報してIP晒させてやるぞ。
321 :
名無し物書き@推敲中?:2008/04/24(木) 20:36:25
科学とか需要とかw
279をどう縦読みしたら……。
322 :
名無し物書き@推敲中?:2008/04/24(木) 20:46:15
279の文章がすごい?
轟音の最中に自身の沈黙なんて間違いしてるやつが。
火の印象なんて意味不明に静けさなんて後から付け足しやつが。
323 :
名無し物書き@推敲中?:2008/04/24(木) 20:48:02
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>>323 面白い議論ワロタw
ここでエンタメがどうの純文がどうの言ってるやつらよりセンスあるな
325 :
名無し物書き@推敲中?:2008/04/24(木) 21:19:37
>>318 でも凡人は思想を解釈するぞ。純文学を分かる人は皆才能溢れる人かよ?
説明出来ないなら、本当には分かってないんじゃない?難しくでもいいから、講釈願います。
精神的―しかも所謂水準の高い、知的―なのが純文学かしら?志賀直也や芥川なんかは純
文学ですよね。坂口安吾もそうですかね。俗っぽくない、マニアックな、真実を突き詰め
ようという姿勢が純文学ってことですか?
しかし、所謂エンタメでも、或る真実を捕らえている作品はたくさんあるように思うので
すが…。例えば「恋空」などにあってもです。
深い深い苦悩や葛藤や、綿密な思考の上に成り立つ真実―けれど普遍的とは限らない―が
現われていなければ純文学とは成り得ないのかな?境界線はその深さってこと?純文学っ
てのは、相対的で、名詞じゃなくて形容詞みたいなものなんですかね?
それと、だから大衆が理解できる純文学ってのは有り得ないのでしょうか?
わからねー。読書数が少ないんで悪いのですが、どなたか難しくてもいいので明確な講釈
をお願いします。
326 :
名無し物書き@推敲中?:2008/04/24(木) 21:32:03
困ったことになった。
「バカチョン」という言葉の有用性をネットで指摘しまくった処
俺のイラストスキルが怒濤の自由落下をはじめだしたのである。理由はなんとなくわかる。
ヲタ界の重鎮のかなりの数のネ申 と呼ばれる方々が 朝鮮系なのだ。そんなオカルト解釈だと?
残念なことに、アニメ界はオカルト解釈を内在させつつ一応日常生活に困らない態度姿勢も維持できる者の能力を求める。
いや、つくづく、ほんとうに、こころのそこから、残念だ。だが。
さよなら絶望先生の「宇宙の法則の図」のとおり、朝鮮人は95年、防人たるオウムが統一協会・創価学会のタッグによって
撃墜されると、怒濤の不法入国韓国人を招来召喚し、適所適所に不当国籍住民票を売国公務員の手引きでとらせた。
そして彼らの忠実なるしもべたる、おそらくは近親相姦によって思いのままの子息子女らは相当数の子供たち、それも
日本を指導するスキルを将来得るだろう優秀な者を選び抜いて いじめ抜き、ひきこもりか自殺へ追いやった。
それを看過し、両天秤にかけてなかったとエクスキューズはするのだろうか。俺は小沢健二の苦悩を思うと、哀しみという
次元で語れない真情になるほかはない。それはもちろん、コーネリアスたる小山田圭吾とも同じだと思うのだが。彼の
具体的な活動からは、オザケンほどには切迫感はまだない。69/96はあるけど…オザケンは相当だぜ。女性週刊誌を
今週読んでそう思った。彼ら二人は、89年〜91年ころに、すでにそのいやらしい策動の片鱗に触れていたのである。
小山田圭吾の自動車事故。俺はその頃、くだんのオカルト解釈による啓から、「アミューズ、アミューズ、アミューズ」と、
「トータルリコールで」「リコール、リコール、リコール」とシュワちゃんに向かってCMソングを歌う肉体労働仲間の節で
脳内歌唱していたものだ。アミューズのイコンは自由の女神であり、サザンやましゃはるが所属している。
327 :
名無し物書き@推敲中?:2008/04/24(木) 21:32:27
俺は薔薇なら紅い薔薇を選ぶ。血の色の紅い薔薇。それはかつて俺の女がめちゃんこ欲しがった花だからでございます。
mixiで再会した折に、俺の女は花言葉でトークを求めたのだがその中に薔薇は無かった。疑念と焦燥しかくれん馬鹿女なのだが
やはしハードラックレイディやらふぁむふぁたあるとか呼ぶしかなかんべな。そう考える。
>>325 純文は芸術としての文学だと思う。
音楽が音の芸術で、美術が造形の芸術であるように、言語の芸術がそれに対応するんじゃない?
そういう意味で、新しい表現を切り開こうとしているかどうかが分かれ目だと思う。
ただ最近じゃ純文雑誌に掲載されたものは全部純文的な扱いが多い気がするが。
>盗作騒ぎで愛情乞食なんて考えたねwww
比較的新しい手口だから自信があるのかもしれない
盗作する、されるような文章だと言いたいんだろうな
5000年ローン完済 FMからアファーネタと同じで
ぶははは!
330 :
名無し物書き@推敲中?:2008/04/24(木) 21:58:06
↑
331 :
名無し物書き@推敲中?:2008/04/24(木) 21:59:02
まあそれでも俺はイラストを描き続けるだろう。だってたのしいからね。
332 :
名無し物書き@推敲中?:2008/04/24(木) 22:01:24
「再獲得」が想像もつかない人生初の艱難、茨の道を呈することは大いにありうる。だがそれでもゆきますぞ。アニメ漫画
なかりせば俺の今は無い。過言とかそういうレベルじゃねえぞ。
333 :
名無し物書き@推敲中?:2008/04/24(木) 22:06:08
>>322 轟音の〜ってのはプロ作家の平野の文。
最後の一行が主に創作。
つまり、お前はプロの作家の文を馬鹿にしてるの。
なんつうか、二行三行の文章を上手いとか下手とか言ってる時点でダメダメ。
>こんどは同時多発自損行為でごまかしに出たねwww
あんなもんだろう
本人が満足していればいいんじゃないかな
誰も読まないド過疎スレッドだし
336 :
名無し物書き@推敲中?:2008/04/24(木) 22:14:17
>>333 今プロやってるやつぁ「おれはわたしは大馬鹿の利己主義者でどうのこうの」というレベルのやつ。
そうじゃなくても、そういう表現物しか卸のバカチョン編集者がおろさない。流通に。
337 :
名無し物書き@推敲中?:2008/04/24(木) 22:16:46
>>328 ありがとうございます。
つまり、オリジナリティーや、「表現」が重要ってこと…ですかね?
解ったような…解らないような…。
音楽で喩えれば、(また余り知らないのですが、)前衛派のドビュッシーやラヴェルなん
かは、より純文学的ってことですかね?ピカソなんかもすごく純文学的なのかな……?
駄目だ、理解できないです;俺知を超した世界ですわ。まぁ、芸術の定義がはっきりしな
いように、純文学ってのも曖昧なものらしいですね。雰囲気はなんなとなく掴めるので自
分はそれで満ち足りときます。ありがとうございました。
338 :
名無し物書き@推敲中?:2008/04/24(木) 22:30:51
>>336 純文学なら、まだ雑誌に連載して単行本化は可能だけどね
エンタメ雑誌の編集者から見れば駄目なんだろうけど
>>337 あくまで自分なりの考えなのですが。
たとえばドビュッシーなんかの音楽は今では古典ですが、作曲当時には
午後の牧神たちなんかのぼやけた表現は、衝撃的だったはずですし
それまでにはなかったものです。
ベートーヴェンにしても、今では分かりにくいですが、彼の作品は当時としては
規格外のものでした。
かれらのような前衛が切り開いていった道を我々は古典としてとらえているわけです。
文学も同じように、今までになかったものを作り出すことが重要だと思います。
そしてそれが芸術としての文学だと自分は思っています。
ちなみに自分は個人的に文学ほど前衛の遅れている芸術はないと思います。
というか現在でも作家を含めて多くの人は、文学を芸術というよりも
単なるお話程度にとらえているんじゃないでしょうか?
340 :
名無し物書き@推敲中?:2008/04/24(木) 22:41:40
>>338 断っておくが
「日本文学史」の観点からは蹴りたいだの蛇だのシベリアン歯スキーだのの存在価値理由はマイナス∞。
「日本商業史」としては絶大にウケている、まあその…バブル文学だな。泡と消える。
341 :
名無し物書き@推敲中?:2008/04/24(木) 22:43:30
>>339 残念ながらね。誰もやったことがなければ価値があるってもんでもないのだよ。
70年代に、「観客に理解できない演劇」がゲキばやりしたことがあったが、継承されていない。今やってもそりゃ
構わんが、まあ 苦痛だぞ。
342 :
名無し物書き@推敲中?:2008/04/24(木) 22:45:42
まあただアングラの中でも「白虎社」とかは結構広範に支持されたりはしたが。死人は出たな。
343 :
名無し物書き@推敲中?:2008/04/24(木) 22:49:07
それに、現代音楽の美からの逃避加減を知りながらそれを書いたのなら犯罪すれすれか落下中。
俺は以前ここで「現代音楽は核物理学の秘密伝達を目的とした暗号」と仮説したことがあったが
誰か解析してみた?俺まだ。ドイツの作曲家が狙い目だぞ。
344 :
名無し物書き@推敲中?:2008/04/24(木) 22:52:30
ピカソは
「どんだけ楽に大金をせしめることができっかな」
という言葉を用いて眺めると、本質に迫る。つまりスペインの矢沢永吉。これがポルシェになるんだよ。
345 :
名無し物書き@推敲中?:2008/04/24(木) 22:56:25
ピカソはもちろん知られている青の時代の頃は真面目に朴訥に描いてたのだろうが
そうだな、おそらくドル紙幣印刷工場の見学でもしたのだろう、馬鹿々々しくてやってられなくなったのだな。それでああなった。
俺ゲルニカは好きだよ。あれはチョイ描きでない。グレースケールを平均的に塗るのもトータルで美しく構成するのも難しい。
346 :
名無し物書き@推敲中?:2008/04/24(木) 22:58:40
いうまでもなく俺の芸術へのこの斜に構えた皮肉内包解釈は
村上隆人生観察にも大いに依拠している。
>>341 もちろん単に新しいだけでは駄目です。それに実質的な内容が備わっている必要はありますが。
新しい表現が、大衆に理解できないものに繋がることはないと思いますが。。
文学で言うと、少し古いですが、カフカのやったような表現主義的な描き方は現在でも
継承されていると思いますし、理解できないような代物でもないです。
というかかなりスレチなので、ここらへんで止めときます。スレ汚してすみません。
348 :
名無し物書き@推敲中?:2008/04/24(木) 23:25:54
>>347 シュールレアリスムってのはさ。
今回の微温侵略行為を暗喩したりするのに有効だと思うから。とおりいっぺんの権威の「理解」をうのみにしたって
それで終わりではまったく無いと言えるだろう。
349 :
名無し物書き@推敲中?:2008/04/24(木) 23:29:59
まあどっちかってと俺の頭に今あったのはカミュ異邦人だけども。
カフカ変身はそのものずばり、今現実に起きてるおそらくポールシフトで、「進化が起きるかどーか」
を、超現実的直感で数十年前見抜いたのだな。超現実的直感は、単に科学解析守秘義務必要情報を普通に知っただけ
ということもありうる。
地学が最初にポールシフトを不安予言したからね。確信が無いから、不案内法文学になる。今、現実に徐々になってんべ。
春に北海道で一日気温高低差30℃。
350 :
名無し物書き@推敲中?:2008/04/24(木) 23:41:27
今アメトーークみてんけど
俺今FFXIでドーベルマン殺せなくて止まっちゃった頃とかこいでたくさんのスパロボαアンソロ漫画てきな心情にもどっとる。
351 :
名無し物書き@推敲中?:2008/04/24(木) 23:42:50
今のあやなみのシーンなんか
シンジ「ペロ…甘い!これは…血糊!!」とかね。
352 :
名無し物書き@推敲中?:2008/04/24(木) 23:44:24
でも破に大期待。
民主政権になったら大々的に暴れるのでしょ庵せんせい?
妨害韜晦すんでヤマトってみたり、タイヘンっスね。
353 :
名無し物書き@推敲中?:2008/04/24(木) 23:47:20
>>341 価値の有る無しはどうやって測るのか解らないけど、それは純演劇とも言えそうな気がす
る。若しくは演劇以外のカテゴリーの芸術と言うべきかも知れないけど。表現をする側に
とってのみの芸術、それは芸術とは呼ぶことは出来ないかな。芸術に似た単なる自慰かな。
自己の本当に根底を何とか表現できたとしたら、きっと意識できる自分では、それが一体
何なのかがよく解らなくなると思うな。キャパが足りずにハードウェアが爆発しそう。
深い深い精神の具現化を文字でするのが純文学かもしれない。大衆芸術という言葉もある
ので、言ってみりゃ純文学は(エンタメと比べて)よりピントを絞った、高度な精神活動
を促す、又それを楽しむ文学と言えるのかもしれない、という自慰。汚してすいません。
354 :
名無し物書き@推敲中?:2008/04/24(木) 23:51:41
>>353 表現には連綿とした「神性追求衝動」と「神性忌避行為」の葛藤が歴史。
355 :
名無し物書き@推敲中?:2008/04/24(木) 23:58:13
たとえるならば
積み木でピラミッドを作る⇒「もーこれ以上積めないべ頂点まで来たから」「いや!一個ずつでも積む!」⇒「もー
無理だべ」「いやまだだ!」⇒「これ精神的なものだから、お前はお前の精神で一個ずつ積むの勝手だけどおれら
いっぺんちゃらにして土台からはじめっから」「(積むのに夢中で聞いてない)」←イマココ(主にテレビ界
356 :
名無し物書き@推敲中?:2008/04/25(金) 00:02:14
まぁ、簡単に言えば、「俺は芸術的な油絵よか萌え絵の方が好きだ」って
意見に対して、「油絵の良さがわからんなんて低レベルな」という議論な
わけだわな。
ぶっちゃけ、最終的には好き嫌いの話なのだが。
357 :
名無し物書き@推敲中?:2008/04/25(金) 00:06:00
俺は一応リアリズムとらくがきの二足のわらじできたんだが…
どうなっかわかんねえな。浩紀タンの「郵便的」に触発されてメディウム役を自任してきたけども。あらゆるジャンルで。
358 :
名無し物書き@推敲中?:2008/04/25(金) 00:13:24
俺のライフワークになってしまいそうな範疇に「冤罪回避」があるんだが
それがこれからシリアスに連続する。それを解決しながら私的表現をかなえることができるかどうかは非常に不確定、
残念だが当然のことである。
359 :
名無し物書き@推敲中?:2008/04/25(金) 00:49:32
微妙な時期だ。
あるいは時節。
「ガイアの紋章」にたとえると
「あっぱく」。NCSオールドファンは泣いてよろこんで。
まあ
かもるのは得意さ。とりわけ女を大事にできなかったやつをね。
遺伝子の形状から、理学的解析を試みてみた。
もっと構造説得説明できると思っていたのに、現状文学的である。だが書いてみる。
女はXXで男がXYなのはよく知られている、あるいは知られていなければならない。
だが、実はY遺伝子は小文字のvかu遺伝子と呼んだほうがいい形状をしていることは、あまり知られていないと思う。
俺はこの形状が招来される理由を考えてみて、それは「鏡像不在」に拠るものではないかと考えたのだ。
文学的にたとえるとこういうことになる。を見てほしい。
女が二度鏡をみなければならない頻度のところを、男は一度でいい。
つまり、男は女よりも「客観的にどう見られてるのカナー」という疑念を半分で抑えなければならないのだ。
女より は 2倍主観的でなければならない。男に。
鏡像構造は素粒子構造をたどるおり避けて通れないジャンル。
ご冗談でしょうなファインマンのオッサン(この方も相当物理界をミスリーディングする方向へひっかきまわして逝って
くださった方と俺思ってるものだが、宇宙の回転方向に比して左回りか右回りかというのは重要であると俺が考えるに
至ったのはこの方のおかげさま。である。
360 :
スーパーサイヤ人:2008/04/25(金) 00:50:20
世界の上っ面だけを視覚的に補足しただけの、
夢の様な世界を描写しただけで、新人賞って
取れるものでしょうか?
それとも、個人的な体験を、デッサンの様に
忠実に表現した方がいいのでしょうか?
幅広く読書している訳じゃないので、自分の進む方面に
既に、先人がいるのかどうか分からないのです。
361 :
名無し物書き@推敲中?:2008/04/25(金) 00:54:05
更なる;
ンート あれだ。
磁力にモノポール、すなわち単極子は無い。少なくとも未発見。つまり、常に双極であり、鏡像対を求める。
おそらくはX遺伝子は磁力的なのだ。電力にモノポールはある。もうわかりますね俺の仮説。
de 俺の以前の仮説によればたしか
「男は宇宙構造に反抗的に生じた生命だから 反物質的なはずだよね」となる。
反物質が構成するのは磁力なのですよ。たしかそう書いた筈 だが 今回の仮説を導入すると異なる解釈が可能である。
「生命が 宇宙に反抗的な反物質 的 存在であり」
「男は 生命に反抗的で 宇宙に素直な部分を持っている(Y遺伝子;正物質的)ところが女と異なる」ということになる。
人間集団が女性化すると、生命の元来性、すなわち宇宙に反抗的反物質性が露呈し、集団が⇒
ツーワキヤネ。わかった女性諸君。少なくとも男が女の真似すんの眺めて黄色い嬌声あげてるばーいじゃネイ。
この項〆;
占い(八卦;磁力
占い(占星;光力
呪い(まじない;電力
仮説しとくのである。
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んっ (Unknown) 2008-04-24 23:23:19
女;客観性+客観性
男;客観性+主観性
ということか?なら2倍じゃねえな、ずさん。である。ただ
X遺伝子
Y遺伝子
単独じゃなかったとこも考察余地アルネ。
362 :
名無し物書き@推敲中?:2008/04/25(金) 00:54:26
! ! ! ! ! !!!! (Unknown)
2008-04-25 00:40:09
と、いうことは!!!!!!!
現在、八卦は誤りまくりの筈だ!!!!!!!!
なぜならば、
ポールシフト(磁極移動 が起きてるから!!!!!!!!!!!!
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363 :
名無し物書き@推敲中?:2008/04/25(金) 00:59:53
ブログには書かないこと;
XX遺伝子
XY遺伝子
子供期機能対子;男女共通X
大人期機能対子;男女別Y,Xカモナ。
364 :
名無し物書き@推敲中?:2008/04/25(金) 01:03:54
その2;
韓国は八卦の国。
四つしか無えじゃんwww
366 :
名無し物書き@推敲中?:2008/04/25(金) 06:39:12
>>345 お前ピカソの映画見た?
フランスの国宝になってるやつ。
あれ見たらチョイ描きなんて言って恥ずかしくなるよ。
ピカソの天才はやばい。
村上なんちゃらなんて滓。まあそんなこといったらほとんど滓だけど。
残飯は人間のカス
368 :
名無し物書き@推敲中?:2008/04/25(金) 09:52:27
369 :
名無し物書き@推敲中?:2008/04/25(金) 10:18:52
>>366 「アビニョンの女たち」は寝ながら描いたとしかおもえへん。
370 :
名無し物書き@推敲中?:2008/04/25(金) 10:20:31
>>365 あのイコンが自己紹介なわけだが
俺はあの四つを選んだ理由を知るほど卦にくわしゅうなるつもりなっしんである。
適当らしいよ。
372 :
名無し物書き@推敲中?:2008/04/25(金) 10:23:12
つけくわえ;
世の中には「素直な人種」というのが居て。
『あたしもアビニョンの女たちみたしな体型になりたいワ!ぴかそさまの
おこのみの女性体型なのだから!美!』
とおもわれちゃってじっこうされる害毒の著しさを御世。
373 :
名無し物書き@推敲中?:2008/04/25(金) 10:24:57
それはミロのビーナスにもゆえる。
おなのこはさもトラ家のニケの体型をもとめてほしいなる。
もちろん売春婦をモデルに彫像した芸術家が多いのは知ってるよね。
売春婦は堕胎していることが当然多いのである。
374 :
名無し物書き@推敲中?:2008/04/25(金) 10:25:58
>>371 なんでそんなにくわしいの w←
あと俺は「素直な人種じゃない」。
375 :
名無し物書き@推敲中?:2008/04/25(金) 10:29:51
エマといえばエマ・リドレー。
あるいはアナ・トレント。かちゅうのくりのやうにはぜるロリコンだましい。
>売春婦は堕胎していることが当然多いのである。
まるで残飯のママだなwww
377 :
名無し物書き@推敲中?:2008/04/25(金) 10:30:44
>>376 おまえってあれだよね。
フルメタルジャケットにでればよかった精神性。
378 :
名無し物書き@推敲中?:2008/04/25(金) 10:33:29
母ちゃんたちには内緒だぞ。
おまえのママの最大の失敗はおまえを堕胎しなかったことだって言ってたな
ずぁむぴゃん
380 :
名無し物書き@推敲中?:2008/04/25(金) 10:37:04
いやほんとにけっこう
それに近いことをゆっていた。まあよくあることだが。
あぶなくなったらスタコラ逃げろ。いくぜ百万台。
わかって逃げられない ア ス ペ ル ガ ー wwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww
382 :
名無し物書き@推敲中?:2008/04/25(金) 10:40:52
かわかむり姫
じゃなかった川上未映子ちゃんにはちょっとゴメンネしなきゃかも。なんか
ゴッホを引き合いに出したブログ文章があったからなあ。ちなみに
陰核にも包皮があるってんだけど 俺まだ確認したことないんだよね。
そこまで詳しく調査するゆとりがなかった。機会時。
383 :
名無し物書き@推敲中?:2008/04/25(金) 10:41:41
世も末だだな。
気が狂うっても仕方が無い夢見る結末とは・・・
ホームレス。
384 :
名無し物書き@推敲中?:2008/04/25(金) 10:43:20
「クリトリスにバターを」とバター犬と「恋とマシンガン」リリック中某所の親和性。
385 :
名無し物書き@推敲中?:2008/04/25(金) 10:46:37
村上龍やオザケンが谷岡ヤスジをよろこんで読んでる筈が無い
つーのがサリンジャーがスーパーマン同様
という盲点。ひっかけ。予想外。常人根性ド根性。
386 :
名無し物書き@推敲中?:2008/04/25(金) 10:50:05
あっ俺俗人としなかった優しいな!!
だがつまり風流人俗が好きという話だからいいのかな。
低俗大好き風流人、ともできる。
影で幼女ほふるよか正直であるし健康的でもある。
387 :
名無し物書き@推敲中?:2008/04/25(金) 10:53:20
ただまあ谷岡さんは低俗なんかじゃないが。
低俗に見るやつは多いだろうとは言える。ミーンミーン
ジジジジジジジ
「ワーセミだセミだー!!…ン。ねえおじちゃんたち何やってんの。」
「ねえ。」
「ねえ何してんの。おじちゃん。」
「あっちいってろクソガキャー!!!!」
388 :
名無し物書き@推敲中?:2008/04/25(金) 13:57:43
登場人物が焼き殺される時
普通に書くと
「彼は炎に包まれ、苦しむ。
そして、必死にもがいたあと、死んでしまった。」
文章芸術として書くと
「意識は炎に干渉され、支配される。
そして、しばらく火の印象に煽られたあと、彼には静けさだけが張り付いた。」
例の279の文章が凄いことがまた証明された。
389 :
名無し物書き@推敲中?:2008/04/25(金) 14:04:44
こんな理屈を並べるから出版界は不況から脱却できない。
世代交代に目覚める為にも・・・・
390 :
名無し物書き@推敲中?:2008/04/25(金) 14:23:52
定年退職の読者はあまり求めてない。
世間の風潮はどのように流れてるでしょか。
街角インタービューでもしてみると時代は確実に変わってる。
読者は新鮮な作家を求めているのは否めない。
392 :
名無し物書き@推敲中?:2008/04/25(金) 15:04:57
>>391 388みたいな作家は今いないよ。
昔にもいない。
自分の趣味に合わなければ時代遅れだとでも思ってるの?
393 :
名無し物書き@推敲中?:2008/04/25(金) 15:08:44
>>391 あんたが言っているような時代に迎合する作家は溢れているw
勘違いも良い所だw
388みたいな確かな才能が出れば、普通に売れるよ。
平野の日食でさえも40万部以上売れてる。
つまり、「天才」という肩書きを付けて一度大量に売り。
そのあとで実力があれば売れ続けるって感じだな。
日食で40万部だよ、本屋に行って日食を読めば?
あんたの考えでは1万部ですら売れたのがおかしいと思うよw
「意識は炎に干渉され、支配される。
そして、しばらく火の印象に煽られたあと、彼には静けさだけが張り付いた。」
昨日の夕方、初めてこの文章を目にしたが、頭から離れん。読むんじゃなかった。
作家の3〜4人だけが成功して
その他はバイトでかろうじて生活してる現状は知ってるはずだ。
これを知らずに何を言っても君の理論はマクロ的で物書きを煽ってるようだ。
現実は総簡単に部数はでない。
出版社に笑われるのが落ち。
残飯は万年一次落ち
397 :
名無し物書き@推敲中?:2008/04/25(金) 16:40:04
>>394 馬鹿にしてるのか?w
>>395 才能がある作家が生き残り、
才能が無ければ消える、ってことを言ってるだけじゃない?
才能があれば、純文学として売れるってことでしょう。
まだ質の良い文章を求めている作家は多いけど、
質の良い文章を書く作家がいないせいで、純文学は落ちぶれてるだけでしょう。
だから平野が「三島の再来」と言われたとき、期待して多くの人が買った。
ネタとしてももう完全に旬を過ぎたのに
あんま引っ張ると惨めになるだけだぞ。
愛情乞食はネタを引きずる
400 :
名無し物書き@推敲中?:2008/04/25(金) 17:09:19
明らかにネタのはずなのに、実力があるから困った。
401 :
名無し物書き@推敲中?:2008/04/25(金) 17:09:42
■ おすすめ2ちゃんねる 開発中。。。 by FOX ★
このスレを見ている人はこんなスレも見ています。(ver 0.20)
【春香】平野啓一郎 part 13【春香】 [文学]
こっちでやればいいと思うよ
残飯は実力無いのに顔がネタwww
403 :
名無し物書き@推敲中?:2008/04/25(金) 17:20:14
現実を知らない人は可哀想。
404 :
名無し物書き@推敲中?:2008/04/25(金) 17:32:01
>>397 君が言う「才能」とはどいうことだ。
才能がありながら淘汰されてた人は5万といるぞ。
簡単才能という言語は如何なものか。
文学うんぬん言ってるそのもが危機なんだ。
世代交代の文学を目指す人へは助言は簡潔にはできない。
「売れる文学」とは何か。
今、読者が求めようとするものは何かを追求しなければならない。
警察は残飯を追求しているwww
406 :
名無し物書き@推敲中?:2008/04/25(金) 17:55:23
>>404 才能があるのに淘汰された人は誰?
なんでそんな人が五万といるのを知ってるの?
残飯は才能無い
408 :
名無し物書き@推敲中?:2008/04/25(金) 18:50:08
>>406 勉強不足ですね。
当たり前の話を訊くなんてナンセンス。
それで「酷評」あんまりでしょう。
肝心要なところを見落としていますね。
淘汰って言葉を「粗悪だから捨てる」って意味だと勘違いしてる人がいるね。
淘汰には「良いもの悪いものをより分ける」って意味しかないのを知らないみたい。
無理せず小学校で習っただけの身の丈に合う言葉を使ってればいいのに。
とうた【×淘×汰】名・ス他
不用・不適のものを排除すること。「―法」。
生存競争によって環境に適応しない種(しゆ)が死滅し適応するものだけが残るということ。
「自然―」「人為―」
411 :
名無し物書き@推敲中?:2008/04/25(金) 19:59:39
才能ある人間が五万といて、そいつらが淘汰されてるなんて、
そのほうが驚きの発言だw
たとえば、どういう人間のことを、才能あるのに淘汰された人間というのか、
説明してくれw
こんな話、説明無しでは誰も認めてくれないよ?w
412 :
名無し物書き@推敲中?:2008/04/25(金) 20:03:20
>>410 「○△が淘汰される」って言い方で「○△」自体に劣性を示すニュアンスが
含まれてるなら確かに「捨てる」って意味になるよ。
淘汰は「悪いものは捨てる。良いものは残す」って意味だから。
つまり「弱者が淘汰される」って言い方なら「弱者が捨てられる」って意味になるが、
「強者が淘汰される」って言い方だと「強者が生き残る」って意味になる。
そして優性劣性いずれのニュアンスも持たない言葉ならば「より分ける」という意味にしかならない。
「生物が淘汰される」ならば「生物が強いもの弱いものにより分けられる」という意味にしかならない。
「生物が捨てられる」って意味にならない。
「強きものが淘汰される」「才能あるものが淘汰される」なんて言い方だと、つまり「才能あるものが残る」という
意味と取るほうが自然。解釈に幅はあれどせいぜい「才能あるものが試される」まで。
414 :
名無し物書き@推敲中?:2008/04/25(金) 22:32:30
>>413 >才能がありながら淘汰されてた人は5万といるぞ。
の意味は?
それを教えてくれ。
あんたが自分で言ったことの説明が知りたい。
>身の丈に合う言葉
だから残飯はオナニー肛門ネタ。コビトに合わせてwww
>>414 『あんたが自分で言った』って、どれのことを言ってんだ?
俺は
>>409,413しか言ってないんだが
417 :
名無し物書き@推敲中?:2008/04/25(金) 22:56:20
>>416 もし、あんたが404ではないのなら、
404はどういう意味だろう?
406の私は404に対して言ったので、淘汰の意味がどうこう言われても困るんだが。
418 :
名無し物書き@推敲中?:2008/04/26(土) 00:18:31
416は自演だなw
普通、そのレスを見逃すはずがないw
420 :
名無し物書き@推敲中?:2008/04/26(土) 02:43:13
とうたとうたとうるさいために
しーぽんと小唄おおもいだしましたる
今からちょいっと15キロ遠征して100\キャンペンれんたうしてこよっかなあ。
まあただ…あのはつきっしゅはあじけなか。ごめん佐藤かんとく。
佐藤かんとくもうずっと大杉。おれゎくわわれるか。ああそうか俺監督職ヘイトなの
わしれてた。演出呼称鴻上継承。
250レス分くらいまともな投稿が止まってるな。
>>420 お前もさあ、ツブヤキやりたいならそれ専のスレ池よ。
俺もお前がスレの趣旨に添った投稿したときはきちんとレスしたぞ。
ホタテはおもろかったし金髪の巻き毛もキラリとするもんはあった。
だがスレの主旨と関係ないことでブツブツやるのはよせ。
サハラみたいに死んだスレ使って見たい奴だけが見るんならまだしも、
ここはまだ目的あってやってくる人間がいる。そういう奴らの事情を
借りて、否応なしに人目につこうとする計算は醜悪だぞ。お前が自分を
天才だと思うなら、独立したところで勝負しろよ。
何某の決意をもって投稿した酷評希望者の文章が、お前の自意識を
支えるために流されていくのは見るに忍びん。
ちなみに制度的エリート主義から脱却できないお前さんはどうしても
東大に拘りたいらしいから言っておくが、まさにその制度的意味において
君の経歴を屁とも思わない人間がどこにでもいる。忘れるな。
422 :
名無し物書き@推敲中?:2008/04/26(土) 10:07:05
お前らは能書きばかり並べるから客観的に聞き流すことができない。
そいうことしてるからいつまでも先へ進めず足踏み状態。
食いつくのもいいがそのことが文体に現われ嫌われる。
批評しながらユニーク交わすテクニックを覚えることこそ成功の道。
423 :
名無し物書き@推敲中?:2008/04/26(土) 10:34:36
>>421 残念乍ら
その屁どもはだね
東大生が築き上げた各所各所の御権威御後光御託宣を根拠に屁なのだよ。
ワカルウ。まあわかんないだろう。この
幸せもの!!にこにこ。
424 :
名無し物書き@推敲中?:2008/04/26(土) 10:37:49
ちなみに
「東大生を屁とも思わない仕掛けを社会に流した」のも
東大生。残念乍ら
俺にもチョー覚えがある。それは、「誤情報を公言しているのを看過する」類のことで
成立する。
425 :
名無し物書き@推敲中?:2008/04/26(土) 10:39:56
俺はこの発言をするタイミングを十数年はみはからってたが
やっとそこを衝いてかみついてくるモニョモニョがあらわれた。
あんまり
またせんなよな。である。
なにこのスレ潰されかかってんの?
>>426 大丈夫。
去年、粘着荒らしのせいで数ヶ月停止したことがあったが、それでも復活した。
「なんどでも蘇るさ」
それが酷評クオリティ。
428 :
WISDOM:2008/04/26(土) 19:44:20
429 :
名無し物書き@推敲中?:2008/04/26(土) 20:02:18
>>428 冒頭がセリフなんだけど、すぐに風景描写に入るので誰のセリフなのかわからない。
要するに、誰の視点で語られていくのかがわからない。
風景描写がポエム調で観念的。
さらに描写の対象というか、焦点があちこちに飛んで(ふらついて)いて、何を言いたいのか
表現したいのかがわからない。
登場人物の「彼」が何者なのか、どういう人物なのかも描写がないのでわからない。
景観は伝わっていないので、客観的に見える風景を具体的に、どんな感じの場所なのか、
川があるならどんな感じの川なのか。そういう具体的な部分をある程度描写していかないと
読み手にイメージを伝えられない。客観描写の練習が必要だと思う。
>>428 文章が正確ではないので、すんなりとは頭に入らず、読みにくい。
たとえば、冒頭の文章。
>静かな、せせらぎの音。森はその身を振るい、時折ざわざわと自然の喧騒を作り出す。その喧
>騒は、じわりと心に暗雲を落とし込んだ。
この構造では、一番目の「その」は、直前の「静かな、せせらぎの音」を受けたものであるならば自然
な文章だが、そうではなくて、森自身を指しているわけで、まずはここでひっかかる。
それで二番目の「その」はというと、これは直前の文章を素直に受けているので、どっちやねんと言い
たくなる。
最初に「静かな」という言葉を使っておいて「喧騒」というのもどっちなんだか。
>初夏の空気が煩わしかった。
>静寂が、そっと空気を満たしていく。
これも同様で、連続する文章で「空気」という言葉をつづけて使っておきながら、かたや「煩わしい」で、
かたや「満たしていく」。不満なのか満足なのか、イメージが統一されていない。前者は心理描写で後
者は情景描写だというのはこの場合理由にはならない。
情景描写は風景を報告するだけのものではなくて、登場人物の心理を象徴的にあらわすものでもある
からね。
空改行(1行あけ)は最小限にすべきで、2行あけ3行あけなぞは論外。
432 :
名無し物書き@推敲中?:2008/04/27(日) 11:06:01
俺は 甦る ほうが好きだが
やっぱアレか。祖国愛か。本国でやってなかったから潰れる。余計なことはしないものである。深夜煙草自販機販売華麗なる復活。
甦る。
バカはキョドりながら喫煙厨にだらしなく変身する。
空気読みのみじめさ。
433 :
名無し物書き@推敲中?:2008/04/27(日) 11:11:30
ああはやく
他PCへの侵入が
ばっしばっし取り締まられるほど
警察復活しないかなあ。北海道と長野とどっかが激ヤバと聞いたが
埼玉がヤバいことはあまりにもヤバ過ぎるせいかマスゴすら報道しない。
ここの公共PCは 俺が着席するなり侵入サイン警告ウィンドウを連発。
書き込みの内容に応じて出るけれども
↑ここで出た。あわててひっこんだのは 俺が録画してんじゃねえかとでも
思ったのかな。である。
434 :
名無し物書き@推敲中?:2008/04/27(日) 11:16:15
日本聖火リレー18キロメートル完走は
「自由経済主義国圏」としては(今来ました出ました 律儀だね勤勉だね
稀有・僥倖だったのではないだろうか。アメリカよか上だわな。である。
でもその点を誇れないマスゴ。かわいい。
435 :
名無し物書き@推敲中?:2008/04/27(日) 11:18:35
律儀勤勉と評されたことが嬉しかったらしく
また出た。新たな飼い主でも探してるんかな。ちなみに俺の年収はひゃく…
おっと
折角よりが戻りそうなのにうかつなことはかけんぞお。
436 :
名無し物書き@推敲中?:2008/04/27(日) 11:20:19
ちなみに
やつらはあの高慢ちきな態度を維持しながらこの国でのさばって生きてゆこうと
試みているので
フルボッコにしてさしあげましょう。精神的にか制度的にか物理的にかは任せる。
437 :
名無し物書き@推敲中?:2008/04/27(日) 12:27:42
438 :
名無し物書き@推敲中?:2008/04/27(日) 12:36:13
80年代流行語:「愛してるなら態度で示して!」
10年代流行語:「愛してもいいけど態度で示す場合は手加減して!あと実入りができるだけチョクで反映するように…」「ながくね?」
レス乞食はほっとけよ
440 :
名無し物書き@推敲中?:2008/04/27(日) 23:43:34
441 :
名無し物書き@推敲中?:2008/04/28(月) 00:25:58
442 :
名無し物書き@推敲中?:2008/04/28(月) 02:30:44
>>441 他人に読ませるということがわかってない文章。
自己満足。
>>441 何回もここに持ってきてると思うけど進歩がないよね。
アドバイスを聞く気持ちがないなら無駄だと思うよ。
>>441 気取ってるのは分かるんだが、多少書ける人間なら初心者のうちに
一度はかかるハシカみたいな文章を書いちゃってるんだよ。
慎重さと正確さ、達意ということを捨てて気取りをとってるうちは
碌なものが書けないぞ。
445 :
441:2008/04/28(月) 03:37:48
貰ったアドバイスは俺の意図と違うところだし、
俺の思想や文章芸術が全員に理解できるとは思ってない。
難しい文章を読んで、444のように思い込むのもわからないでもないが。
自分が理解できないからと言って、難しい文章を批判するのは問題だと思う。
446 :
名無し物書き@推敲中?:2008/04/28(月) 04:00:13
あれ?
このスレに書き込めない。
なんでだ?
447 :
名無し物書き@推敲中?:2008/04/28(月) 04:02:40
なぜだか、酷評お願いのURLを載せると書き込めない。
すいません。
URLを入力するとなぜだか書き込んでも反映されないので、本文を書き込みます。
2000字ほどあります。すみません。
殺してやる。
男は心の中で、そうつぶやいた。今しがたすれ違ったカップルが、
彼のことを笑ったのである。
彼にとって、すれ違う者に容姿を笑われるのは今日だけですでに
4度目のことだった。3度目の、制服を着崩した高校生のグループに
彼が笑われたとき、次笑った奴がいたら殺す。そう、心に決めたのだった。
そして、遠からずその機会がやってきてしまったのである。
カップルとすれ違い六歩ほど歩いてから、男は、くるりと方向を変えた。
そして、カップルの後を歩き出した。
男の体からは、独特の臭気が立ち上っていた。汗のすえた臭いとも違う、
生乾きの衣服の臭いとも違う、どこか、科学的で、動物的でないような、
掃除をしていない理科室を思わせる臭いだった。
男はカップルを追った。カップル達は、住宅地の方へと歩いていく。
駅から離れ、幹線道路から折れた細い道に入るにつれ、周りから人影が
少なくなっていった。男は、人通りに反比例するように、カップルとの距離を
広げながら尾行を続けていた。
男は汗をかいていた。普段から多汗症の男は、いつも以上に汗をかいていた。
男の着ていた黒っぽいシャツが、汗で背中にじっとりと貼りつき、濃い汗染みを浮かべていた。
カップルが家に到着した。3階建ての、ワンルームマンションの202号室。
男はマンションの外から、202と書かれた青いドアの中に、滑り込んでいくカップルを見上げていた。
場所はわかった。
絶対に殺してやる。
そう誓うように心の中でつぶやいた男は、彼らを殺すための凶器を購入しようと、
再び駅へ戻ろうと方向を変えた。
いや、まさにそこだよ。
評価して貰えないことを相手が愚かだからと断じてるうちは進歩しない。
むろん評者は様々だから的外れのものもあるだろう。しかし世の中は広い。
君が知らないこと、君がまだ気づかない視点から君の文章を眺めている人間も
いるんだよ。俺がそうだなんておこがましいことは言わないけども。
君自身そういう人間に会えるかもという期待がなければ、そもそもここに
来ることはないはずだろう? それとも……?
サイトにある君の他の文章も読んだけど、哲学の小説への導入の仕方とか、
古い文体の導入の仕方とか、すべて書生的で「勉強はしたんですね」という
段階でしかないんだ。それは君自身気づいているだろう?
君にそういう教養があるのを認めないわけじゃないよ。しかし、そっちの方面から
小説に入る人が罹りやすい最初の「ハシカ」的なものによって、君の文章は
成長を止めてしまっている。一度謙虚になることを勧めるよ。
その時、カップルが滑り込んでいった202号室のドアを、分厚いメガネの奥から
睨んでいる、ヒョロヒョロの、なで肩の男が目に入った。
メガネ男からは、男と同じ臭気が漂っていた。
男はメガネ男を見て直感した。彼も同類に違いない。
「もし……」
男は、メガネ男に声をかけた。202号室のドアを凝視するのに
一生懸命だったメガネ男は、声をかけられビクリと体を振るわせた。
「はははははははいぃ。なんでしょう?」
酷くあわてて返事をするメガネ男をみて、男は確信を強めた。
「今貴方、あの部屋の人を殺そうとしてるでしょう?」
ドキリ。そう音が聞こえそうなほど、メガネ男は厚いレンズの奥の目を
見開いて驚いた。それからキョロキョロとあたりをうかがった。
二人の周りには誰もいなかった。
「どどどどどどうしてそれを?」
メガネ男が体をガクガクと震わせながらこう訊ねた。
男は彼を安心させるため、わざとゆっくりした口調でこう答えた。
「実は僕も、殺そうとここまで来たんです」
メガネ男は、初めて見る生物に対峙しているかのように、
ポカンと口を空けて男を見ていた。
「話しませんか?」
男はメガネ男を、駅前のファーストフード店に誘った。
店内は、下校途中の高校生や、彼らと同い年くらいのフリーターの少年達に
埋め尽くされていた。男とメガネ男は、比較的空いている、窓側の禁煙席に腰をおろした。
男は自己紹介代わりに、今日だけで4回も、すれ違いざまに人から笑われたこと。
3回目に、次笑う奴がいたら殺してやろうと決めたこと。そして、
202号室のカップルがその4回目に笑ったことを語った。
店内は、偽悪的に振舞うことになれた若者達でうるさかった。彼らの、
マジウゼー、マジコロシテー、の声のおかげで、彼らの会話が、
特別注目される心配はなかった。
「なるほど、なるほど」
男の説明を聴き、メガネ男が少し安心したように言った。それから、
彼の唯一のオーダーメニューであるコーラを、チューっとストローで飲んだ。
「わたしは、あのバカップルの隣の、203号室の住人です」
メガネ男が、それが彼の話すときの癖のように、肘をつき、
両手の指をモジャモジャと絡ませながらこう言った。
それから、彼がアニメのDVDを観ているとき、隣室に音が漏れてしまい、
大声で笑われたこと。それ以来、理由もなく壁をたたかれるようになったこと。
「オタクキメーンだよ!」と部屋の中で絶叫されたこと。度々ドアを蹴られるようになったこと。
そして、そんな生活が半年以上続き、彼らを殺すことを決意したことを語った。
男は、ポテトを間断なく口に運びながら、真剣にメガネ男の話に聞き入っていた。
「それは酷い」
男は、目を伏せながら、メガネ男の不幸を呪うように言った。そして「同情するよ」と付け加えた。
ジャ、ジィィィィィィ
メガネ男が、彼の椅子の横に置いてあったリュックのチャックを開ける。
そして中から白いビニール袋を取り出しテーブルの上に置いた。
ガチャリ
と、ビニール袋はその見た目に似つかわしくない金属音を立てた。
男は、それが包丁かナイフの類であろうと直感した。
「今日買ってきたんだ」
メガネ男はそれだけいうと、押し黙った。
ガラス張りの窓の外を、駅へと向かう下校中の女子校生たちの集団が歩いていた。
彼女達の短すぎるスカートのしたの、白い太もも部分を、男とメガネ男は、チラチラと眺めた。
「やめませんか」
窓の外を見たまま、男がこういった。
「僕も今、そう思っていたんだ」
メガネ男もまた、窓の外に視線を向けたまま、そう答えた。
455 :
448:2008/04/28(月) 04:26:58
>>452 いえいえ、こちらこそすみません。
みなさま酷評お願いたします。
>>445 「難しい」と皆が言ってるのは別におたくの思想が深遠だって意味じゃないぞ。わかってると思うけど。
単に言葉の選び方がぎこちなくて読みにくい、って意味(だと俺は思う)。
難読語それ自体が悪い、ということでもない。ただ作中舞台とマッチしてないから読んでる側は内容をイメージしづらいてこと。
「語彙力に乏しいだけだ」なんて読者をなめた見方をするなよ。もし本当に魅力的な文章なら知らない語は辞書で調べるくらいの労力は喜んで払う。
blogの掲示作品、上二つを拝見させてもらったけど「せむし」その他、今ではもう滅多にお目にかかれない骨董品的な言葉が
「空港」「iPod」「看護士」「Dカップ」「井上陽水」みたいな現代の語句とごろごろとごちゃ混ぜに並べられてるのを見ると、正直辟易した。
おたくだって、もし源氏物語の文体で現代高校生の青春恋愛物語なんか読まされたら勘弁してよって思うでしょ?皆が言ってるのそういうことなんじゃないかな。
おたくの書きたい事と、おたくの使いたい文体がほんとに調和してるのかどうか。再考してみたら?文章書けないわけじゃないんだからさ。
今のおたくの文章は、書き手が自分の文章に酔ってるな、っていう印象がすごくにおってくる。
まあ「そんなことはない」とおたくは思うだろうけどさ。
457 :
名無し物書き@推敲中?:2008/04/28(月) 10:30:44
>>439 山口おめでとう。
5月1日には是非えいぐゎかんにゆきたまえ。
458 :
名無し物書き@推敲中?:2008/04/28(月) 10:32:48
チナミニボク
「誰が味方か」にほっとんど興味ナス。
「誰を潰すか」。これである。
459 :
名無し物書き@推敲中?:2008/04/28(月) 10:34:41
潰す相手が善人面のうんめえことこのうえなしデアレバアルホド
俺のヨロコビハタカマル。さふいふことである。
>>445 それだけ自信あるなら
どこか新人賞に出してみればいいんじゃない?
間違いなく一次も通過しないから。
>>441 またおまえか。
まずは、毎日近所をジョギングしろ。出会う人たちに明るく挨拶をしろ。
ゴミが落ちていたら拾え。
それができるようになれば、人の意見を聞くこともできるようになる。
文章を書くのはそれからだ。
462 :
441:2008/04/28(月) 12:08:58
作者の意図を読み取ろうとはしましたか?
自分に理解できないことは駄文ですか?
新人賞の審査員はもっと見る目があると思います。
物語りも豊潤で人間の本質を突いてるので、文学を理解している人には理解できる。
こいつも偽物じゃないのか?
464 :
名無し物書き@推敲中?:2008/04/28(月) 12:22:59
441は無職のアホです。
毎日2ちゃんねるで自演して荒らしてます。
>>449-454 小説としてはまだまだかな。
神視点での説明が続いている段階。
例えば冒頭だけど
まず場所がわからない、カップルの様子もわからない、時間も季節もわからない。
初心者が神視点で書くと、こういうことになりやすいので、神視点はやめたほうがいい。
人物視点を使えるようになってからでないと、神視点は上手く使えないから。
他のシーンもほぼ同様で、マンションの辺りも、もう一人の男が登場するあたりも
描写がなく、とってつけたような感じ。
ファーストフード店は一応描写があるので、各シーンのバランスが悪い。
>遠からずその機会がやってきてしまったのである。
これは日本語としておかしい。
遠からずというのは、「近いうちに」という予想の意味だから、こういう形では使えない。
466 :
名無し物書き@推敲中?:2008/04/28(月) 13:57:33
441が他板で残した発言
187 :名無し物書き@推敲中?:2008/04/28(月) 13:51:58
>>185 能書き言う前に自費でもいいから本出してから言ってみろ。
何! 金がない。
それなら言う資格は無い。
本を出してから批評しましょう。
467 :
名無し物書き@推敲中?:2008/04/28(月) 14:42:13
残飯は真性
469 :
名無し物書き@推敲中?:2008/04/28(月) 17:15:05
470 :
469:2008/04/28(月) 17:19:46
《
>>441のな“本人”だけどな。》
リンク先という意味ね。
君が思ってるほど周りは君に興味ないから……
472 :
名無し物書き@推敲中?:2008/04/28(月) 18:07:38
>>471 投稿サイトのコメント。
殺気だったのがきてますがねw
473 :
名無し物書き@推敲中?:2008/04/28(月) 20:27:06
474 :
名無し物書き@推敲中?:2008/04/28(月) 20:28:38
クズはHi
別名クズハイ
475 :
名無し物書き@推敲中?:2008/04/28(月) 20:28:40
ハイさんの顔よりもか?
ククク
怯えているか
可哀想に
477 :
名無し物書き@推敲中?:2008/04/28(月) 20:30:06
↑
大混乱のマヌケチビ
↑さくらんぱんちゃん
479 :
名無し物書き@推敲中?:2008/04/28(月) 20:32:13
叩けば飛び出る沖縄蠅
モグラ叩きゲームだなw
もーなにがなんだかわからないだろぱんすけ
481 :
名無し物書き@推敲中?:2008/04/28(月) 20:33:08
↑
大混乱の糞蠅
ああそれそれっsざんぱんどんどにけ
483 :
名無し物書き@推敲中?:2008/04/28(月) 20:34:18
ほいほい、ハイハイ
>>449 汗の描写だけ浮いている。もっと先まで読むとオタクを描写したかったのだな
と分かるけど、最初は違和感がある。
マンションまでの描写が何も起こらないので無駄。いきなりカップルがマンションの部屋へ
入るところから始めていいのでは。
カップルが部屋へ入るのをメガネ男が眺めているのが不自然だ。何か理由があるなら
描写をしよう。また汗男がいきなり声をかけるのも不自然に感じる。メガネ男がカップルに
襲い掛かろうとしたところを汗男が止めたなどの方が自然になるのでは。
>両手の指をモジャモジャと絡ませながら
もじゃもじゃは乱雑にたくさん生えているさまなので意味が違うのでは。
オチだと思うけど、女の子の太ももを見たら、殺すのをやめるのはなぜ?
顔真っ赤か?アスペルぱんすけ
486 :
名無し物書き@推敲中?:2008/04/28(月) 20:38:33
それでいい。踊れ沖縄のチビおやじ
腹真っ黒か
ざんぱん
488 :
名無し物書き@推敲中?:2008/04/28(月) 20:41:31
踊れハエ
パンツまっちゃか?lクソパン
490 :
名無し物書き@推敲中?:2008/04/28(月) 20:43:10
豚面の戦争孤児、それでいい泣きわめけ
491 :
名無し物書き@推敲中?:2008/04/28(月) 21:05:16
種蒔きと刈り取り という言葉を知っているだろうか。もちろん知ってるよ!!
諸君はいのせんとなことこのうえないから容易にそう応える。だが待ってほしい。
それはあらゆるジャンルで行われうるワリカシきたならしいタトエなのである。
俺が鮮烈にこれを意識したのは、コンピューター業界、そしてそれから派生した
コンピューターゲーム業界の変遷に於いてであった。
コンピューター、およびそのゲームの世界の黎明期は供に、言葉ではいいあらわせぬほどに
美しく 優しく おもすろく 爆笑に満ちた そひあもにつこりにこにこな
杜撰でいいかげんな生き方に満ち満ちた ユルいパラダイスだった。何より、
正義と愛が成立する。大人は烈火のごとく罵る。マア 当然である。
ンート デ 今はあのとおり。コンピュータ業界もコンピュータゲーム
業界も 刈り取られて産業構造の中にばっちし組み込まれてしもただ。
民主が政権をとったらいきなしその腐敗構造がふっとぶとは限らんが…
ラッキーにも半島が統一した場合、ふっとぶことは充分ありうる。まあ某国は
カンス(名古屋弁)だったわけだ。島国四州その他にとって。
ンデ 俺はその種蒔きと刈り入れ刈り取りにヒントを得て 日本国の知性について
それを試みてみた。ンデ まあなんか 裾野はひろがったようだ。自信も過剰に
ついている。ンデなにがゆいたいかとゆうと 俺は刈り入れ刈り取りをしないことに
決めた。
勝手にやろうぜ。
かうぃそうおになあ
おまえなにしているか自分で分かっているか? ぱんたろう
493 :
名無し物書き@推敲中?:2008/04/28(月) 21:11:57
お穴に追うsoy(大豆)うか。
買うか。誤字すんな。あと、ソイジョイはまずそうだ。ナベアツじゃなかった
トヨエツとれなたんにトバシのしごとをやらせるお前らのざんこくさ。
まあお前らでいいようん。俺がなにしているかおわかりなのだから。トヨエツには
十万円勝手につこうてしまう男のほうがにあっとるとおもわんのか。おもわんのよな。
だからきさまはダメなのだ。
494 :
名無し物書き@推敲中?:2008/04/28(月) 21:14:03
お前…お穴に追うsoyは 買うなよ。
かわいそうだから大豆の先物取引のグラフは貼らないでおいてやる。
495 :
名無し物書き@推敲中?:2008/04/28(月) 21:35:12
黒人の群れは大挙し 王を先頭として
厄災の源元たる双子のしらこをがんじがらめにし 大きな大きな重りをつけて
今まさに権翠べぬりとぬめった沼へと沈めようとしていた。もがきにもがくが
どうしようもない。誰もが頭頂部をきゅうぴいのように尖らせていた。
さるぐつわは然りと嬌声を抑え込み機能を如何なく発揮していた。王は最大限の
能力を顔面に集中させ その命を命じた。
誰もが安堵の表情を浮かべ きゅうぴいの頭頂部はキンカン頭のように元に戻ってゆく。
三々五々、キンカンたちは幸せな家路に就く。ところがだ。
おかしなこともあるもんですねえ。沼にはこっそり、いつのまにか大石小石が投げ込まれており
その上にささやかな木の台がこさえてあったのだ。双子はその上に落ちており。
496 :
名無し物書き@推敲中?:2008/04/28(月) 21:38:46
>>449-454 文章はうまくない、というか幼い感じがしたけど、まあ読めなくはないよ。
>>465さんの言うように、状況がわかりづらいけど。
ラストが唐突だったけど、これは女子高生の健康的な足を見て、男たちはふと自分達の企てに白けてしまった、ってこと?
僕個人の感想ではメガネ男の登場はいらなかったかな、と思う。
色々と鬱屈したものをもってそうな男の内面が、メガネ男が出てきたせいでピンぼけしちゃった感じがする。
企てを決行する前に昂る気持ちを一端落ち着かせるつもりで、一人でファストフード店に立ち寄って、
そこで男による内省という形で男の内面性を掘り下げて、緊張感を高めた上で、
男は自分と全く対照的な女子高生の足を見ることで決意が一気に瓦解させられてしまう、
という形の方が良かったんじゃないかな、と思うんだけど、どうだろう?
それだと投稿者さんの意図と違ってきちゃうのかな?
女の足で殺意がなくなるか?っていう意見があったけど、僕は別に構わないと思う。
ふとしたきっかけで重大な決意が一息に挫けてしまうこともあると思うしね。
497 :
名無し物書き@推敲中?:2008/04/28(月) 21:40:49
背広は
ありすこんぷれきさーの精液の結晶。
498 :
名無し物書き@推敲中?:2008/04/28(月) 21:44:24
アリスとロリータの違いは
前者はかまとと。
ざんぱんとお釜の違いは?
残飯は異常者
500 :
名無し物書き@推敲中?:2008/04/28(月) 21:48:19
何を知っていて何を知らないかを語るのがロリータ。
よって
非処女のロリータはありえない。逆に言えば、ロリータ性は年齢に依拠しない。
501 :
名無し物書き@推敲中?:2008/04/28(月) 21:53:50
つまり
叙述物に存在する女の中では ロリータがもっともソフィアに近づいた女
だったことになる。だがまあどういう結末になったかは キューブリック版
ロリータを観れば判る。ソ連邦もだいしつぱいの巻である。ワハハ。
502 :
名無し物書き@推敲中?:2008/04/28(月) 21:57:44
でだねしょくん
地球にはソフィア性著しいおなごありと策定しては
撃墜にはせさんじる組織めいたもんがあるとは おもわんよな!!!
お前らはそれでいいのである。
503 :
名無し物書き@推敲中?:2008/04/28(月) 22:04:02
…トイウコトダヨ、
>>499。お前はそのお前に似合った生き方を貫けばいいのである。
504 :
名無し物書き@推敲中?:2008/04/28(月) 22:09:24
ジャケットが何故ジャケットと呼ばれるか。
ウテウテ。
フルメタルジャケット。
ヤリはジャケットをまとう。
さ〜あどんどんいこー!!
ここは・・・ひとり言を書くスレ?
ん〜と。
バカを判別するスレ、かな。
なぜって
今世間の誰もがバカじゃなく見えてるだろ?
やはりそれは不自然なのだよ。
509 :
1/2:2008/04/28(月) 22:19:47
家臣たちも眠りについた。孤独な王様がうとうとと眠りにつこうとした時、薄いレースの仕切りのむこうに朧
な人影を発見した。
「誰じゃ」
落ち着いた声とは裏腹に、王様はすばやく枕もとへ手を滑らせると小さな拳銃を握った。危害を加えよう
ものならいつでも撃ちこもうという構えだ。
「どこから入った。おまえの行いは見張りの目にもとまらなかったとでもいうのか?」
今や人影は寝台のすぐ傍まできた。王様が冷たい拳銃の引金に指をかけると影はひざまずいた。
「ここまでは簡単でございました」
「なに、人を呼ぶぞ」
「しー・・・ 何とぞ声を荒げずに」
この人物の落ち着いた態度に関して、逆に危険を感じさせるものではないのではと王様は耳をすませた。
「王様、かつてこの地方は痩せた土壌で誰も欲するところのものではございませんでした」
小さな声だったが王様の耳にはこの言葉が腹立たしくもとどいた。が、この男の真摯な話しぶりには何か真
実が隠されていると思ったりもした。
「それがどうした」
510 :
2/2:2008/04/28(月) 22:21:53
「・・・これまでこの国は王様のおかげというよりは偶然の産物で護られてきたものでありました。しかし、今で
は噂が広がりました。国の秘密を各国が狙っております。私は異国を放浪してまいりました。その私がこの
素晴らしい国に落ち着いたというのも何よりここの平和につきます。しかし、今ではそれも犯されようとしてお
るのです。私の知りあいの旅商人に聞いたところによると、噂では、既に隣国の密偵が忍び込んでいるとい
うのです」
「秘密とは?」
「地下の書物にございます」
「書物?」
「王様は、民衆に隠し事のように書物を独り占めしていると」
「それは民衆が書物など読んでも何の役にもたたんし、理解もできぬためじゃ」
「そもそもあなたは民衆から学問という機会さえもおとりあげになった。隣国はその秘密が地下にあるというの
です。隣国は民主主義国家で自由な言論を許されておりますが・・・」
「すこし待て、我が国にも言論の自由はあるぞ」
「あなたは言論の機会をはたでは認め、また奪ってもいるのです。民衆は言論という言葉さえ与えられてい
ない。そう隣国は考えております」
「鼻で笑うわ、お前の話はすべて噂で占められている。真実にたどり着くにはどれほどか」
「王様、ではすでに密偵が地下の秘密へたどり着いたともいわれておりますが・・・」
「もうよい。お前は私の命を狙うのではないのだな?ならば、この場は放免してやる。が、このまま私が何もい
わずともここから逃れられる可能性は毛頭ない。既にお前は数少ない可能性をこえてここまでたどり着いた。
残る可能性はいかほどかを知れ。立ち去れ!」
影は消えた。しかし王様は寝つけなかった。そしてしばらくすると地下へと降りていった。k
『序』 判別を。
書物!!
俺のヴァーチャル密偵作業に依れば
それは書物でなくて 三つの固形物。
…ソイヤ
西側の三つの固形物は
ドコニアニャロヤロネ。
俺の密偵作業に依れば
カスパーの捧げものは日本にある確度が高く
メルキオルの捧げものはバチカンに
ロサの捧げもの、か。バルタザールはうまいこと奪えたのかなあ。
バルタザールはベルゼブブと非常に名前がちかしいのだが(ローマ字で書いてみろ
彼が蠅にたとえられるのは 肉食だからだ。肉ならなんでも喰う。
あああああっと
バチカンじゃねえや。まあでも書かないのである。
ヒントはだな。
カスパーの捧げものがある国では太鼓のうりょくがあがり
メルキオルなら合唱
ロサはなんやねん。
わからんなー。ロサの楽器…。
セロ!!!!!
きゃあ。
はなぢがでそうですね。でませんけど。
どーりでバキじゃなくてキバの楽器がばいおりんぬなはずじゃて。
おいおまいら ロサちゃんは褐色の美少女でローティーンでひとり南アメリカ大陸から
いえるされむまではせさんじ、しかもバイオリンの名手だったのだぞ。
えーっと。
萌え〜
でおまいら
SMAPのめんめんに東三西三のこけいぶつおもたしるつーたらば
誰に何がふさわしかと思う金。まあこたえんでもよろしかばってんろぼまる。
まあ 東:だべ ちょ おーと
西:ちょ ていう めんばー
だろな。
めんばー ロサ
ていう かすぱー
ちょ メルキオル?
最後はまらんな。じゃあ残念ながらおーとがメルキオルかあ。
ちょ ヤルネ!!
とととマテ
アマテラスつくよみスノサオをあてはめるにゃあ
けんのんなめんつがそろったな。まあしかたなかである。
おっと。
24年前とおんなじあなぐらむをやっちまったが
案外こっちのほうが正しいのかもしれんな。素の竿。
坂井泉水がまあ…今CSでうとうとるが
慶大のていたらくがこれまた俺の回収欲求を著しく刺激したことは書いておく。
任せておけんとな。
>>509-510 SSってわけでもなさそうだけど。
神視点で書いてるので描写が弱いよなあ。
冒頭だけど
>家臣たちも眠りについた。孤独な王様がうとうとと眠りにつこうとした時、
>薄いレースの仕切りのむこうに朧な人影を発見した。
これは説明というか、ナレーション的なト書きだよね。
小話的なSSならこれでもいいんだけど、中短編の小説としては描写をしないと厳しい。
家臣が眠りについたとか、孤独だとか、そういう部分を神視点で「説明」するのは
簡単なんだけど、直接的に説明しないで、
王様の視点で、心理描写や行動描写を通じて状況をわからせるように
すると小説らしくなってくると思う。
例えば心理描写として、布団に入った王様が何を思っているのか。
悩み事とかあると思うんだよね。そこで世界観を伝えられると思う。
うとうとし始めた時、具体的にどういう光景が目に入ったのか。
不審者を見かけたとき、どういうことを考えたのか。
命を狙われる覚えがあるのか、ないのか。
警護の兵を呼ぼうとか思わないのか。あるいは、呼んでもこないだろうと思ったのか。
こういうことを詰めていくと2行では終わらないと思うんだよね。
何度も書くけど、神視点だとあらすじ的に説明で終わってしまうので、初心者のうちは
極力神視点を使わないようにしたほうがいい。
順当に
だべ ちょ ちょ で。
ちょには悪い?のか?まあ…俺はスサノオのルックスが好きだからよ。いいんじゃねえの。な。である。
ブフッ
ゲゲェ
く さ な ぎ ! ! ヒィィィィ
ひえええ…
ひとはみかけによらんつのは
ホントナンデスネ。
だべ ちょ、 ちょ で。
マア
どれをどいつにわたすかは俺が書くまでもないのである。
devil's beat という歌がマア難はあるけども懐かしい感じの歌なんでふーんと
思ってたのだが
devilsとsilverが近いのはたまたま金。俺は金が嫌いでなあ。俺に金はにあわん。
devilとdaemonの違いもそのうち精査せなならんな。ろんをまたぬのである。
仏教徒は万民に平等に 善悪を成す。善行だけじゃねえんだな。ここがみそである。
んだもんで嫌われて 仏陀よばわりされている。やつぁゴータマシッダルタと呼ばれたいのだろ。
仏教徒は高位になればなるほど 高位の善行と 高位の悪行が積める。
んだもんで 高位になればなるほど 黙ってることが多くなる。
doraemon。
まあ勝手な戯言とこれは思ってくれて構わんのだが
藤子せんせいがたにはイギリス関与のふしがあってな。まあ…よくもわるくも
働いてるから今は措くのである。
ただもちろん のび太ルックスは絶滅させる。
アサッテの人でも読んだか
537 :
名無し物書き@推敲中?:2008/04/29(火) 03:01:05
>>465 >>484 >>496 レスありがとうございます。
指摘され、描写不足を感じました。
書いている方は書いてない内容も知ってるから、
ちゃんと書けてなくても脳内補正で情報が足りてるように感じてしまうんですよね。
まだまだ自分の文章を、他人の目で見る能力の欠如を感じます。精進します。
すこし書かれたので補足すると、男とメガネ男が凶行をあきらめたのは、
女子校生のふとももが直接の原因ではなくて、同じ思いを共有する人物と
そのことを話せて楽になれたから、です。その時たまたまふとももが見えていたと。
まぁふとももの影響力もないとはいいきれませんが。
ん。
近頃ヲタ文化はTBS日曜5:00〜のみ。これで納得してもらえると助かる。
ちなみに
藤子先生らに差込が入る隙があったとしたら
干されて復帰した折。
540 :
名無し物書き@推敲中?:2008/04/29(火) 03:46:37
>>509-510 まあ一つだけ「落ち着いた声とは裏腹に」じゃなくてうろたえた声とは裏腹にほうがいいんじゃない。
541 :
1/2:2008/04/29(火) 07:12:19
ファンタジーの冒頭部分になります。
批評をお願いします。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
降り注ぐ雨粒が、途切れぬ音を響かせている。厚い壁、大きな
ガラス窓を通しても、それは鮮明で容赦がない。
部屋の明かりは燭台に灯る三本の蝋燭だけ。小さな炎は揺らめき
ながら、薄闇を不気味に蠢かせている。部屋に備えられた机や椅子、
美しい絵画に輝く鎧、天蓋つきのベッドの影を、のたうつように、
おぞましさを感じさせながら。
豪奢なはずの室内は、巨獣の臓を思わせていた。
「ヒっ!?」
老人を襲う不気味な妄念は、時折の閃光に深さを増した。天の暗雲は
渦を巻き、雷光の唸りを吐き出し続けている。
まるで、怒れる竜のように。
「ヒイっ!?」
稲光に続いて響いた轟音に、老人は震える身体をさらに縮めていた。
小さな呟きを繰り返し、枯れた両手で頭を抱えながら。
「……アレが、アレが見つけられれば私はお終いだ……。地位も、名誉も、
財も、全てが失われてしまう……」
「大変ですねぇ」
だが、悲観に満ちたその言葉を、対面に座した青年はほがらかな声で
受け流していた。古風ながらも立派な椅子にゆったりと座り、
手の中で小竜を撫で遊びながら。優雅に揺れる長い紫髪のその奥には、
細められたスミレ色の瞳が見える。
そして、口元には薄い笑みが浮かんでいた。無邪気とすらいえそうな笑みが。
あまりに他人事なその様に、老人は目を剥き吠えかかっていた。
「す、全ては貴様の企てによる結果ではないかっ。なにを暢気に構えているっ」
前にしたテーブルに激昂の拳を叩きつけて。老人の地位も、名誉も、
財産も、そして今迎えているこの窮地も、全ては目の前にいる青年が
持ちかけてきた話に乗った結果であったからだ。
出会った数十年の以前から、全く変わらぬ紫の魔術師が……。
542 :
2/2:2008/04/29(火) 07:13:56
向けられた怒りに気分を害した様子もなく、青年は笑みをたたえ続けていた。
「アレのことは聞いていませんでしたからね。なかなか面白そうな
素材じゃありませんか。なぜ私に教えておいてくれなかったのですか?
知っていれば考慮しましたものを」
「それは……」
柔らかなその問いかけに、老人は声を詰まらせていた。
叫び、叩きつけたい想いを必死でこらえて。
それは切り札だったのだ。目の前に座る、得体の知れぬモノに対しての。
言葉の消えた部屋の中、嵐の音だけが低く響く。だが、叩きつけるような
雨音も天に轟く竜の咆哮も、老人の耳には聞こえていなかった。
前に座る男の威圧に、それだけに心を強く押し潰されて。
広がる沈黙を意にも介さず、青年は静かに手中の小竜を撫でていた。
そして老人を萎縮から、ただの一言で開放する。
「まぁいいでしょう。お助けしますよ」
「な、なに? 本当、か……?」
「もちろん。私が貴方に嘘をついたことがありましたか?」
まさかと訝しむ老人に対し、青年は変わらぬ笑みを浮かべ続けていた。
いつでも変わらぬその表情から、確かに偽りが語られたことはない。
しかし、老人は知っていた。それが悪魔の誘惑であることも、
先には確実な破滅しかないことも。
だが、それでも。
「……頼む」
老人は頭を下げていた。もはや彼には縋ることしかできなかったから。
すでに魂は売り渡している。いまさら逃れることなどできはしない。
前にある、無邪気な笑みからは。
「お任せください。後は万事、私に、ね」
天から落ちた雷光が、瞬間世界を光で埋める。
本能的に瞼を下ろし、それでも見上げた老人の目に、
いつまでも変わらぬ青年の姿は、紫色の霞に見えていた。
>>509 >この人物の落ち着いた態度に関して、逆に危険を感じさせるものではないのではと王様は
>耳をすませた
落ち着いた態度だから、危険を感じさせなかったのなら、逆には変ではないかな。
>小さな声だったが王様の耳にはこの言葉が腹立たしくもとどいた
声が届くと腹立たしいの?
この国の秘密が民衆から書物を取り上げることというのが分からない。民衆から書物を
取り上げるだけなら、他の国が狙うようなこともないだろう。何か特別な力のある書物を
所有していて、それのおかげで国が豊かというのなら分かるのだが。
>>541 >厚い壁、大きなガラス窓を通しても、それは鮮明で容赦がない
厚い壁はともかく、ガラス窓にも防音を期待しているみたいな文章になっている。
>薄闇を不気味に蠢かせている
薄闇は暗さの程度を表すので、蠢かすのは適当ではないかと。蠢くのは影だよね。
青年の外見の描写に対して、老人の外見の描写が足りないのでバランスが悪い。
アレがどう老人をピンチにしているか謎のままで、アレは切り札という謎を出すのは
混乱の元ではないか。
545 :
名無し物書き@推敲中?:2008/04/29(火) 09:44:06
えーと。
ひょっとして老人の思惑どおりだったりしち。
>>541-542 全体的に書けそうな雰囲気はある。描写もまずまずできるのだと思うが、
シーンの見せ方(カメラの振り方)や文章の組み立てが下手。
神視点で部屋の描写をしているのだから、老人のほかに青年がいるのことを
書かないのは不自然。竜をもっていることも同じ。
こういう情報隠しをすると、内容が理解し難くなり、とてつもなく文章が下手に見える。
倒置の使いすぎも同じ。
視点を意識して、カメラから何が見えるのかを考えながら書くようにすると
よくなると思うが、基本的に「老人」「男」の連続で読ませるのは無理なので
主要人物の名前は隠さずに出したほうがいい。
それと非常に読みにくいので、三人称の老人視点で書きなおしたほうがうまく
まとまるはず。まだ神視点を使うレベルじゃないと思う。
548 :
541:2008/04/29(火) 13:56:26
>>544 ガラス窓や闇に関しては雰囲気優先でしたね。
青年と老人の描写量の差は、青年側を強調したいために
あえてというところはあります。ただ、後々を考えると、
確かに老人ももう少し描写したほうがバランスとれそうです。
アレに関してはこの時点では謎なものということだけ
伝わっていればいいかな、と考えました。謎の重ねすぎは
確かに読み手の障害になるかもしれませんね。
>>545 老人は描写どおりの人間ですね。もっとテンパってる感じが
伝わるようにした方がよいでしょうかね。
549 :
541:2008/04/29(火) 13:56:52
>>547 的確な文章観ですね。ありがたいです。
書き手の意図としては青年や小竜の存在は隠していたつもりはなく、
単に順序の問題だったのですが、547さん的には、冒頭で登場人物の
位置関係が把握できた方がよかった、ということですかね?
極端な書き方をすれば、「部屋に老人と、小竜を抱いた青年がいた。」と
のっけから示すような。
俺の場合、物事の一つ一つをある程度まとめて描くクセみたいなものが
あるようです。この機会に流れの構成は色々と試してみます。
倒置も、自分的には強調のつもりではないんですよね。
文章・段落の前の方に基軸となる人物と行動をもってくると、
自然と装飾関係の言葉は後ろに来てしまうだけで。
ある程度加減はしているつもりなのですが、
やはり装飾過多に感じられるでしょうか?
あと、読みにくいと思われた具体的な箇所とかを教えていただけると
ありがたいです。自分で書き、自分で読んでいる分にはどうしても
わからないところなので。
個人的には、まず話の筋だけは伝わるようにと
心がけているつもりなのですが、それすらも伝わっていないと大問題なので。
これが正解、というものがないのはわかっているので、
なるたけたくさんの方の批評を伺いたいです。
ここの文章がわかりにくい、この描写の意味がわからん、
とかそういうのでもよいので、ご意見くださいませ。
>>549 >極端な書き方をすれば、「部屋に老人と、小竜を抱いた青年がいた。」と
>のっけから示すような。
神視点(映画とか漫画のような視点)の場合は、必然的にそういう書き方になる。
そのほうが読む側にはわかりやすいし。
逆に人物視点の場合は、人物の視点に入らないものは書いてはいけないので
その場の状況を伝えるのが難しい場合がある。
この違いがわからないと神視点をうまく使えない。
>やはり装飾過多に感じられるでしょうか?
倒置と体言止めは多すぎだね。
これが数行おきに出てくるととてつもなく文章が下手に見える。
幼稚といったほうがいいかな。
きちんと文章をつなぐ癖をつけたほうがいい。
どこがダメと言われれば、ほぼ全部かなあ。
情報がぶつぎれなので、話の筋も伝わり難いと思う。
何度も言うけど人物視点でリライトしてみるといいいよ。
人物視点で書けないようなら、神視点で書くのは無理だから。
>>541-542 「青年」や「アレ」が謎めいてすごいんだってことを気負いこんで書いたために
起こった悲劇だと思う。老人は自分の人生を嘆いているのではなく「アレ」や「青年」
のすごさを口で説明する仕事に必死だし、青年は不必要に思わせぶりなことしか
言っていない。
残念なことに昔のファンタジーやゲームがそういう表現をしまくったために、思わせ
ぶりな手法は陳腐になってしまっている。
(和製ファンタジーが好きだったら漫画『魔法陣グルグル』の「タテジワネズミ」につ
いてをぜひ読んでほしい)
「アレ」や「青年」がすごいことを表現したければ、実際にどうすごいかを実演するのは
どうだろう。老人が「悪魔の誘惑だ」と説明するよりも、実際にオレオレ詐欺かなにか
で手玉に取られてくれたほうが説得力がある。
べつに俺の案はただの例だけれど、小竜を使ったオレオレ詐欺テクニックを考える
だけで楽しくならないだろうか。
>>541 >小さな炎は揺らめきながら、薄闇を不気味に蠢かせている。
たとえば、この文章。
主人公視点ならばこれでいい。「不気味」と感じたのは主人公だから。
不気味と思おうが、神秘的と思おうが、自由だ。
しかし神視点となると、だれが「不気味」と感じたのかという問題が出てくるわ
けで、ここでは作者(=語り手)が感じたというしかない。
が、ここから先が難しいところで、読者もまた不気味と感じなければ(作者に
共感できなければ)この文章は成立しない。作者が説明しているだけの文章
となってしまう。
では読者もまた不気味と感じるだけの描写がされているかというとどうだろうか。
さらにいえば、読者もまた不気味と感じるだけの描写がされているのであれば、
「不気味」などと説明する必要はないのだ。
ということで、この文章は
「小さな炎は揺らめきながら、薄闇を蠢かせている」とすべきであって、それで
不気味さを伝えられていないのであれば、描写にもうひと工夫をすべきである。
念のためにいうが、不気味と説明することは描写ではないよ。
「神視点は難しい」「描写が不足している」とこのスレでたびたび言われるのは
以上の理由でもある。
>老人を襲う不気味な妄念は、時折の閃光に深さを増した。天の暗雲は
>渦を巻き、雷光の唸りを吐き出し続けている。
「天の暗雲は」で、カメラが室内から外へワープしている。ために読みづらい。
これも神視点が難しい理由のひとつ。
書庫はぼんやりと見わたせた。
王様の目にとまった一冊の書物にはKの文字をかたどった紋章が皮の表面に刻まれていた。
「そんなお姿で寒くはないのですか?」
「おまえか・・・」
振り向いた王様はだらんと腕をたらし、焦点の定まらない眼差しで家臣の一人を見た。
「こんな夜中にどうなされました」
「なんでもない」
家臣は眉間に皺をよせ王様の顔をうかがった。
「なんでもないのであれば、寝室のほうへ戻りましょう」
それでなくとも無音な空間でこの何気ない家臣の言葉は王様の沈黙によってあっという間にかき消された。
「・・・よ。この書庫にはたくさんの本があるが、お前はこれらをすべて管理しているか」
「私はあなた様の生まれる前からこの国に使えてきた者でございます。すべて承知しております」
「ならばこの棚の所・・・」王様は一つの棚の一箇所を示した。「ここだけがどうしてたえず書物の出入りをし
ているかのようではないか」
書棚はいずれも少なからずほこりをかぶっていたのだが、その一箇所のスペースだけが書物の出入りを思わ
せるようにほこりが掃われているのだった。
「ここに所蔵された数えきれぬほどの書物、私はそのすべてを管理し、内容をすべて把握しているものです。
しかし、ただの一冊の書物だけは私にもわかりかねます。なぜなら、それはたえず編さんを繰り返されておる
もので、一冊の書物でありながら実は読んだ次からはまるで違ったものに変化してしまったといった具合であ
りまして、そうしますとところでそういったものが実は書物ではないといった説もかつては存在しましたが、しかし
ながら今ではそういった説も覆され実はやはり立派な書物であるといわれておるわけであります。こういった
実際的な書物のあり様、および様々な諸説によって隔てられた私にはまるで把握しているということを拒絶
されているのでございます。また申しあげますと、この書物は見たところでは何回の編さんを重ねたかは不明
なのでございますが、いくら上塗りの繰り返しをされようともそのもの自体の厚さに何ら変化はございませぬ。
だからこそ、王様のご覧のとおりそのようなきっちりした形のほこりの跡をこの書棚に残しているといったありさま
なのです」
王様は実に説明的で下らないたわごとと思った。
「お前はすべてを管理、把握しているといい、また一冊についてはわからぬとぬかしたな」
「すべては言葉のままに。ここに収められた書物はこの国すべてをたった一冊のまことに空虚な変化によって
事実として包括しておるのです」
「たしかにお前はこの国一番の物知りだ。かつての我が父である前王よりもそう聞いておる。しかし時に、俺
はお前こそわかりかねる」
家臣は王様の言葉をありのまま受け止めるような笑みを浮かべ何もいわなかった。王様もこのようなやり取
りはたえず子供の頃から繰り返し行われてきた恒例の行事のようなものであり、いつものようにそれと扱うし
かなかった。
「では今ここの一冊が抜けておるのは編さん中ということか」
「お読みになられますか?」
「いや、ただ盗まれたということはないか?」
「なぜゆえに、盗まれたと?なぜこのようなものを盗もうという奴がいるものですか?で、この国のいずこに。
しかし仮に盗まれたものだとしても、いっこうにかまいませぬ。あれはいずれかの者の目にとまったとしても、
次の誰が理解したといえるものかしれませぬ」
王様はじっと家臣を見、それ以上たずねることはしなかった。
「ところで王様、先ほど宮廷に侵入したものがおりました・・・」家臣はいよいよ本題といった話しぶりだった。
「・・・すると、盗人ではなかったというのだな」
「そのようで。侵入者は寝台で女にうつつをぬかしている最中に衛兵に発見され、たちまち背中からずどんと
撃ちぬかれたということです」
「我が方に犠牲は?」
「下女がいっしょに」
556 :
541:2008/04/29(火) 20:55:47
>>551 むしろ「青年」や「アレ」に注意を向けてもらえたなら、
自分的にはここの部分はある意味成功です。
伝えたいのはまさにそれで、老人の人生そのものではないので。
小説一本分という長さの中では、強調するものと省くものは
ある程度明確にした方が理解はしてもらえやすいと考えています。
『魔法陣グルグル』は知らなかったので読んでみます。
目的の部分は何巻目ぐらいですかね?
>>550 文章の前後はつながりを意識したつもりだったんですが。
もっと精進しますわ。
557 :
541:2008/04/29(火) 20:56:29
>>550 >>552 三人称は三人称なのですが、地の文に関しては、
この場合は老人の感性を基本にもってきているつもりなんですよね。
天候に関しては窓から見えるし、影の印象にしても老人を追いつめている
状況の比喩的なイメージを意識して書きました。
こういうやり方は一般的だと思うのですが、そうでもないんでしょうかね?
というのも、描写から読者にイメージを喚起させる、という書き方では、
雰囲気を伝えるためばかりに字数を費やす事になってしまい、
肝心のストーリーが印象薄くなると思うからです。
ページ制限のある中ではどうしても物語の比率が高くなるわけで。
それならば、状況の説明は「不気味」とか「神々しい」というふうに、
地の文で示すことによって読み手にその印象を連想してもらった方が、
長々と書くよりは速やかに情景を理解してもらえるのではないかと思うのです。
今回の場合は基本を老人に当て、その心境からの描写としたのですが、
そういう雰囲気が伝わらなかったのなら、伝わるように精進しようと思うのですが。
それに、神視点をつきつめていくと、比喩表現がまったく使えなくなりませんか?
多分別のスレでも長年議論されているんでしょうが、簡潔な答えは見たことないような。
批評自体はとてもありがたいです。どんどん頂きたい。
ただ、疑問は疑問として色々と意見を交わさせてください。
多分書き手としてのスタイルの違いにもなってくるんだと思いますが、
人様の方向性を知るのもよい勉強になると思うので。
>>509-510 >>554-555 セリフばかりが先行している感じですね。
王様が主体であるなら、その見ているもの、感じていること、
考えている内容なりも地の文で描かないと、小説としての体裁が整わないと思います。
影が男と判別できたのなら、その時点で身形なり雰囲気なりを描くべきでしょうし、
地下に行こうと考えるに至った思考も追った方がいいでしょうし、
どうやらキーマンとなりそうな臣下の容貌も描くべきでしょう。
基本的に地の文の力が足りないと思います。
自分的にはこれはプロット段階です。
>>557 >というのも、描写から読者にイメージを喚起させる、という書き方では、
>雰囲気を伝えるためばかりに字数を費やす事になってしまい、
>肝心のストーリーが印象薄くなると思うからです。
根本的に勘違いしてるんじゃないかな。
雰囲気をちゃんと伝えないと、読み手はストーリーに入り込めない。
感情移入ができなければ読む気にもならないわけで、はっきり言うとそういうレベル。
理屈こねるならとりあえず一本仕上げることだね。
描写ができないと一本仕上げるのも大変なはずだから。
神視点で書きなぐってるうちは「視点」を理解できないので、いくら書いても上達しない。
ラノベとか海外ものが好きな人で、何本書いても一次も通過しないというのは
神視点で書きなぐってる人が多いよ。
560 :
名無し物書き@推敲中?:2008/04/29(火) 23:01:46
>>559 >神視点で書きなぐってるうちは「視点」を理解できないので、いくら書いても上達しない。
↑このバカ、誰かなんとかしろ。こいつ、自分が理解できてないのに気づいてねえ。一生、作家志望だな。アホが。
居据ってでたらめまき散らし、初心者に悪い影響を与えないか心配だよ、ったく。
561 :
名無し物書き@推敲中?:2008/04/29(火) 23:04:55
おい、559。
まじでおまえもっと本を読んで勉強してこい。
おまえはアホ。
嘘じゃねえぞ。真性のアホだ。気づいてないんだからな。
小説のハウツー本でもいい。読みまくれ。
それまで知ったかぶるのはやめとけ。迷惑だ。
562 :
名無し物書き@推敲中?:2008/04/29(火) 23:12:44
>>557 おまえの感覚や疑問は正しい。
その感覚で、答えは自分で出したほうがいいな。
おまえならいずれ自分自身で正しい解答を導き出せる。
他人の意見を参考にするのもいいが、参考にとどめておけよ。
2ちゃんねるには結果も出せてないくせしやがって、
偉そうにでたらめな能書き垂れるやつがいるからな。
小説を書いてみます
米海軍中将から暑中見舞いが届いた。急いで返事を書こうと
したがなぜかエプロンを編んでいた。スペースシャトルの中は
人を変えてしまうのを実感した。そのとき脳裏に北緯38度線
ともいえるヘブライの子守歌がかすめた。
「あれがお月様けんあたい興奮しちゃやーけ。ちくわ食う?」
宇宙弁護士のニネウ=ケエウが呟いた。彼女はイギリス軍に
5年、ロシア軍に3年、スイス銀行の女将までつとめている。
ドアの取っ手に縄を引っ掛けクイッと引くと
「やらしいっとなもう、留守中やのこっち」
と、慣れた水弾きが返ってくる。彼女の落札価格に
風車台を設けた年金師もいたぐらいだ。無線連絡が
はいり、その場しのぎに累計ミルクがピッチになる。
侵入者がいたらそれこそ国際問題であり大会も招かれない。
とは言ってもほとんどが理論記念にされてしまうが
情報もかなり分析されて展開している。
拷問炯々と首輪をはめ込んでさあこれからと
いうところでニネウと操縦室へと潜り込んだ。
勿論NASAの了解済みである。このことに
政府が絡んでいるとも知らずに。
カメラワークだの神視点だの電波飛ばしてるアホウがいる
※このスレには別館もあるから、使いやすい方を使ってくださいね。
酷評希望の方は、別館に投稿しても大丈夫ですよ。
このスレでは下記の指摘以外はローカルルール違反です。
・描写が足りない
・視点がおかしい
・誤字、脱字
ルールを守って楽しく批評しましょう。
>>559 雰囲気は大事だとは思います。そこにある程度の文量がかさむのも必要でしょう。
ただ、神視点だからと印象表現を排斥するほどの必要性は俺は感じません。
「不気味」「清々しい」だのといった表現だけで伝えられるものを、
わざわざそれを排斥することに腐心するぐらいなら、ストーリーやそれに関する
内容に凝ることで、より詳細な雰囲気を伝えたいなと考えています。
まあそれこそスタイルの問題で、正誤を語れることではないと思いますが。
>>562 ありがとう。
創作活動なんてのはけっきょく一人でやるしかないもんだからね。
意見は意見として自分の方向性は自分で決めますよ。
ただまあ、せっかくこういう場があるから晒してみて、
どんな反応がもらえるのかを期待しているので、
よければ批評してやってくださいな。
>>556 視点で言うと
>>541-542は老人寄り三人称視点(カメラが老人からちょっと離れ
たところにある)として書けている(青年には寄っていないし第三者過ぎもしない)
ので、
>>557は理屈としては合っている。
ただせっかく老人寄り視点なのに、作者が「老人がどう感じているか」に興味が
ないため、ウソ表現になっていると言えよう。
人生について老人に思い出話を語らせろって言っているんじゃないよ?
髪や目の色、ペットをなでながら座っている様子が、不要なイメージの描写なんだよ。
「髪が紫色だなんて、ミステリアスで大物っぽくてステキー」
と読者が感じると思うか? 老人の眼を通して読者に青年のすごさを追体験させ
るなら、まさにその「老人がすごいと思っていること」を具体的に書かなきゃ。
あなたが思わせぶりなせいで、物語や肝心のストーリーについてはまだ一行も
書かれてない。「アレ」や「青年」の注目してほしい部分についても、なにも書いていない。
いや、もうこの場でもいいので、作者さんが「アレ」や「青年」のどこがすごいと思
っているのかを教えてほしい。
あなたは次に「ネタバレになるので秘密です」と言うっ!
『魔法陣グルグル』は新装版が出ているかと思ったがまだみたいだね、手に入り
にくいかもしれないが、1巻のp81、5巻のp9だよ。
>>560以下はいつもの馬鹿です。
批評に難くせをつけますが、論拠を示すことができません。
馬鹿阿呆をくりかえすだけです。
投稿者を持ち上げて仲間に引き入れようとするのもいつもの手です。
褒めはしますが、これも論拠を示せません。
良い正しいというだけです。
視点厨。
ちょっと言い過ぎた。だから勉強するためのヒントをやる。
サリンジャーのライ麦畑。あれをおまえの視点論で分析してみろ。
あれは一人称だ。視点は誰だ? 一人称の「僕」か?
しかしそうすると「僕」には読者「きみ」が見えるのか? おかしいな。ちょっと違うな。
海外物だからおかしいのか。いや芥川賞獲ったモブ・ノリオも叫んでいたような気がするな。
答えは自分で見つけてくれ。
>>557 >というのも、〜肝心のストーリーが印象薄くなると思うからです。
>ページ制限のある中ではどうしても物語の比率が高くなるわけで。
この伝でゆくと「あらすじ」だけになっちゃうよ。
>それに、神視点をつきつめていくと、比喩表現がまったく使えなくなりませんか?
「不気味」とか「神々しい」は比喩表現ではないが。
なにを指して比喩表現と言っているの?
で、たとえば、
「メグミは妖しげな雰囲気を漂わせた美少女だった」とだけ書かれてさ、それでメグミ
に感情移入できる?
おれはできない。
>>567 >ただ、神視点だからと印象表現を排斥するほどの必要性は俺は感じません。
そういうアドバイスはしてないと思うが。
ほかの人も指摘していると思うが、神視点をうまく使えるレベルではない、
ということね。カメラの振りやら表現について、読む側は違和感を覚えるということ。
人物視点で書くと、いろいろ勉強になるから、人物視点でリライトしてみたら?
とアドバイスしているわけ。
>不気味」「清々しい」だのといった表現だけで伝えられるものを、
>わざわざそれを排斥することに腐心するぐらいなら、ストーリーやそれに関する
>内容に凝ることで、より詳細な雰囲気を伝えたいなと考えています。
小説というのは、どういう風に不気味なのか、どういう風に清清しいのかを
文字で表現しなければならない。
これを描写という。
小説はシナリオではないので、基本的な描写ができて初めて、ストーリーとか
設定が評価の対象になる。
描写ができていなく、視点や文章がおかしいものは評価の対象にもならない。
これは客観的な現実なので、いろいろ理屈をこねてもしょうがないと思うよ。
沖の霞が遠い船の姿を幽玄に見せる。それでも沖はきのうのよりも澄み、
伊豆半島の山々の稜線も辿られる。五月の海はなめらかである。日は強く、
雲はかすか、空は青い。
きわめて低い波も、岸辺では砕ける。砕ける寸前のあの鶯いろの波の腹の
色には、あらゆる海藻が持っているいやらしさと似たいやらしさがある。
乳海攪拌のインド神話を、毎日毎日、ごく日常的にくりかえしている海の
攪拌作用。たぶん世界はじっとさせておいてはいけないのだろう。じっとしてい
ることには、自然の悪をよびさます何かがあるのだろう。
五月の海のふくらみは、しかしたえずいらいらと光りの点描を移しており、
繊細な突起に充たされている。
三羽の鳥が空の高みを、ずっと近づき合ったかと思うと、また不規則に隔たって
飛んでゆく。その接近と離隔には、なにがしかの神秘がある。相手の羽風を感じる
ほどに近づきながら、又、その一羽だけついと遠ざかるときの青い距離は、何を意
味するのか。三羽の鳥がそうするように、われわれの心の中に時たま現れる似た
ような三つの思念も?
>幽玄に
どういう風に幽玄なのかを文字で表現しなければなりません。描写になっていません。
>に見せる。
誰に見せるのかがわかりません。
>辿られる。
たから誰が辿るんですか(怒)
>あらゆる海藻が持っているいやらしさと似たいやらしさがある。
あらゆると断言してるからには全て確認したんですよね。
いやらしさと似たいやらしさって何ですか。
>乳海攪拌のインド神話
意味がわかりません。
>ごく日常的にくりかえしている海の攪拌作用。
体言止めは文章を下手に見せます。
それに海の攪拌作用が非日常的だったら困るんですけど。
>たぶん世界はじっとさせておいてはいけないのだろう。
だぶん〜だろうって何ですか。誰がそう思っているのかが書いてないと読者は混乱します。
>自然の悪をよびさます何かがあるのだろう。
だから。メッ!
>なにがしかの神秘がある。
なにがしかの神秘をちゃんと描写して文字で表現してください。
>われわれの心の中に時たま現れる似たような三つの思念も?
われわれって誰ですか?それに誰に訊いてるんですか?
似たような、も不要ですね。全体的に過剰修飾が見られます。
>沖の霞が遠い船の姿を幽玄に見せる。
たとえば、この文章。
主人公視点ならばこれでいい。「幽玄」と感じたのは主人公だから。
幽玄と思おうが、妙ちきりんと思おうが、自由だ。
しかし神視点となると、だれが「幽玄」と感じたのかという問題が出てくるわ
けで、ここでは作者(=語り手)が感じたというしかない。
が、ここから先が難しいところで、読者もまた幽玄と感じなければ(作者に
共感できなければ)この文章は成立しない。作者が説明しているだけの文章
となってしまう。
では読者もまた幽玄と感じるだけの描写がされているかというとどうだろうか。
さらにいえば、読者もまた幽玄と感じるだけの描写がされているのであれば、
「幽玄」などと説明する必要はないのだ。
ということで、この文章は
「霞がかった沖に船が浮かんでいる」とすべきであって、それで
幽玄さを伝えられていないのであれば、描写にもうひと工夫をすべきである。
念のためにいうが、幽玄と説明することは描写ではないよ。
「神視点は難しい」「描写が不足している」とこのスレでたびたび言われるのは
以上の理由でもある。
>が、ここから先が難しいところで、読者もまた幽玄と感じなければ
ここから先の議論は漫画。
>>568 まさしくネタバレになるので書けませんね。考えてないと思われてる?w
今回のこの部分は導入というよりは背景の一部であり、展開する
ストーリーには直接関係してこないので、ここの内容が読み手の印象に
深く残ってしまわないように、密度的には薄くしてあります。
ただ、ここだけを見た場合には確かに老人の言動・思考が足りなく感じそうですね。
意識しておこうと思います。
グルグルの情報はありがとうです。探してみます。
>>572 >>557でも示しているように、今回の文章は老人を基軸においた三人称です。
神視点の老人より、とでも言えばいいんですかね。地の文で使われている
印象・比喩は老人の心象表現としても意識しているわけですが、
そういう書き方は
>>572的には不許可ですか?
人物視点を意識した書き方は今後でより意識していこうとは思います。
俺的にはここで言われている「描写」だけで書かれたようなものは
目にしたことがないのですが、参考とするならどういった本がオススメですか?
>>571 >この伝でゆくと「あらすじ」だけになっちゃうよ。
さすがにそこまで極端なことを言うつもりはありません。
ようするに程度の問題です。
>なにを指して比喩表現と言っているの?
例えば人物を評するのに使う「白魚のような指」だとか
「白磁器を思わせる肌」だとかですね。
対象を相手が知っていることが前提となる表現ですが、
実際に相手がそう思うかはわからない、といった点で
「不気味」やら「神々しい」と変わらないでしょう。
>「メグミは妖しげな雰囲気を漂わせた美少女だった」
俺は悪くないと思います。容姿容貌はわからないけど、
少なくとも「妖しげ」という印象だけは読み手にしっかり伝わるでしょう。
「妖しげ」という言葉だけで確実に認識させられる印象を、
わざわざ多大な文量を費やして、雰囲気という人によってはまったく捉え方の
異なるものを描写する必要はあまりないと思います。
まったく描写が必要ない、と言っているわけではありません。
感情移入できるかどうかは、一時の描写ではなく、
ストーリー内での言動や思考によって行われるものだと思いますので。
横だがそれでいいと思うよ
それはそうと、議論するならトリップかなんかつけた方がいいと思う
>>578 まぁ、いつもの描写論と視点論内でループしているんだが。
描写っていっても、書けばいいってもんでもないからな。
下手に描写を足してダメになることも多いし。
その意味では、578の言ってることもわかるけどな。
描写無しで読者に伝わるんなら、それは、そういう言葉の方が強いのは事実
なんだが、なかなか伝わらん場合が多いからな。
描写を省いたはいいが、描写があった方がいいだろうという状況になってし
まっていては、省いた意味がないし。
541がそれに成功していれば特に何も言われんのだが、出来てないからな。
(というか、俺からみると本線に直結しない変に凝った描写ばっかで嫌気が
さすが)
>>577 >今回の文章は老人を基軸においた三人称です。
>神視点の老人より、とでも言えばいいんですかね。
神視点を使う必然性がないので、老人視点の三人称にリライトしてみては?
というアドバイスをしているわけ。
>地の文で使われている印象・比喩は老人の心象表現としても意識しているわけですが、
>そういう書き方は
>>572的には不許可ですか?
書き方が下手だから、やめたほうがいいよと、アドバイスしてるわけ。
神の心理と、老人の心理の書き分けができていないから。
人物視点で書けるようにならないと、こういう部分は理解できない。
神視点というのは、作品中の視点の一つであって、場面によっては人物視点に切り替わる。
だから人物視点できちんと書けるようにならないと、小説を書く事はできない。
初心者は神視点から人物視点の切り替えがうまくできないから、神視点でいくら書いても
上達しない。
携帯小説はあらすじを追うだけだけど、一般の書籍はちゃんと描写があるよ。
君の手元にある小説だって、風景や人物の描写がされているはず。
文章の中に違和感なく溶け込んで、すっと頭に入るから描写と気がつかない
だけじゃないかな。
>>578 視点もどうでもいい、描写も適当でいいと思ってるなら
さっさと仕上げて投稿したほうが早いよ。
現状では箸にも棒にもかからないレベルだけど、それが正しいと思って
アドバイスを聞く気がないなら無駄でしょ?
>>573-575 三島の客観描写が下手なのは定説。
『天人五衰』の冒頭もそうだし、『潮騒』もそうなのだが、芝居の書き割りのようだと
酷評されている。
三島の美点は三島美学といわれる感性にある。
引用されているような、お粗末な文章も書いてはいるが、にもかかわらず、読者を
ひきつける美学があった。
美学のないものが下手なところだけを真似したら目もあてられないよ。
584 :
名無し物書き@推敲中?:2008/04/30(水) 13:17:28
そんな立場じゃないので、どうか感想として。
まず、倒置の多さは確かに気になりました。文字の表現だとそ
ういうアニメ的な描写は難しいのでは無いでしょうか?僭越なが
ら一部リライト・・・しようとしたけど、全体的に流れが出来て
しまっているので、僕の技量じゃ無理でしたOTL
ただ、漫画や映像などでも不自然なコマ割があるように、文章の
構成にも不自然だなと感じることはあるものです。541さんの場合、
流れが都度都度止められてしまうとでも言うのでしょうか。それは
、きっともう少し難しい言葉を使った時には、悪い意味で難読な
文体となってしまうと思うのです。
それと言葉の使い方が気になりました。
>……天蓋付きのベッドの影を、のたうつように、おぞましさを
感じさせながら。
また視点うんぬんの話になりそうですが、この感じるってのは
正に主観的なもので、客観的に状況を描写する場合だと、僕は少
し違和感を覚えます。その下の思わせていたも、同様。それとも
老人に対して感じさせていたのでしょうか?
>まさかと訝しむ老人に対し、……
この老人は何を不審に思ったのでしょうか?これから青年が嘘
を言うかもしれないことですか?老人は、青年が嘘をついたこと
が無いのを知っているので、何を訝ったのかが解らない。恐らく
言葉の間違いです。か、自分の無知です。
それと、自分的・俺的ってのは若気の至りでしょうか。それと
も創造でしょうか。時代でしょうか。
映像は鮮明に浮かびました。何だかわくわくするような印象も
持ちました。同じ映像をもっと流れるように描けるのならすごい
ですね。
間違ったことを言うので、良かったら消化してやってくださいね。
585 :
名無し物書き@推敲中?:2008/04/30(水) 13:27:41
>>570 「語りかけ」だろ。視点とは関係ない。珍しくもない手法だ。
サリンジャーとモブ・ノリオしか知らないとは読書量が少なすぎる。
だからピント外れな恥をさらすんだな。
倉橋由美子『密告』、柴田翔『ロクタル管の話』、他にもいくらでもあるから読んでみ。
>>586 あほ。視点が大いに関係ある。
例はみなが既読の書を選んでいる。そんなこともわからないおまえはバカだろ。
レベルが違いすぎた。話にならん。氏ね。
588 :
名無し物書き@推敲中?:2008/04/30(水) 13:47:03
「妖しさ」は「不気味さ」よりも具体的な抽象語なんじゃない?し
かもそれらの度合いだって場合に依る。
541の「不気味に」は特には違和感覚えないな。きっと結局は使い様。
「森の中にひっそりと建つその教会は、静かで神秘的な美しさがあるが、
一方では不気味とも言えるような様相を見せている」
とかは、変ですかね?酷評お願い!
>>573 >>575 肝腎なところを引用しないのは故意犯ですね。
馬鹿ゆえではなく、悪意によるもののようです。
――安永透は倍率三十倍の望遠鏡から目を離した。
つまり、一連の描写は安永透の目を通した主人公視点なのです。
だから、
>主人公視点ならばこれでいい。
と言っているとおりです。何の問題もありません。
>>586 ま、氏ね、はあれだな。
それじゃ、もう一つヒントだ。
「語りかけ」なら視点のブレは発生しないのか? それとも視点はブレているけれども「珍しくない手法」だからブレてないと感じるのか?
さあ考えろ。
残飯はツラがブレているw
>>590 >「語りかけ」なら視点のブレは発生しないのか?
>視点とは関係ない。
と言っているだろうが。どアホ!
せんずりかきすぎて頭カラッポか?
>>592 ほう?
では「語りかけ」たときは視点がなくなるのか?
関係ないってことは、そのときは
視点がおまえの脳内から喪失しているってことだよな?
いったいどうなってんの? 頭ん中、真っ白?
>>592 やっぱ答えなくていいや。
おまえなんかに教えてやるのがもったいなくなった。
好きに生きろ。
それで結果を残せれば誰からも文句はいわれん。
以上。
>>589 この十六歳の少年は、自分がまるごとこの世には属していないことを確信していた。この世には半身
しか属していない。あとの半身は、あの幽暗な、濃藍の領域に属していた。従ってこの世で自分を規制
しうるどんな法律も規則もない。ただ自分はこの世の法律に縛られているふりをしていれば、それで十
分だ。天使を縛る法律がどこの国にあるだろう。
(中略)
入り口の燈下に、桃いろのカーディガンを着た絹江がが立っている。髪には大きな白い山梔子の花を
一輪挿している。
「おはいり」
と大人びて透は言った。
絹江はいかにも別嬪のするような、多少不本意な微笑をうかべて入って来た。二階へ上ると、透の机の
上にチョコレートの箱を置いた。
三島由紀夫 天人五衰より引用
三章からの引用ですが、ここも安永透の目を通した主人公視点ですか、そうですか。
596 :
541:2008/04/30(水) 18:20:50
>>580 書いている本人からすると全ての描写に意味があるんですがね、
読み手にはその全てを伝えられないのがもどかしい。
それが伝えられるように描写すべきなんでしょうが、難しいですな。
精進しますわ。
>>581 なるほど、そうだったのですか。まったくわかりませんでした。
地の文は神視点で感情を込めずに書け、と言われているものだとばかり
思ってしまいました。今後は意識して書いてみます。
参考にしたいので具体的な良作を一本紹介していただけませんか?
>>582 >視点もどうでもいい、描写も適当でいいと思ってるなら
いや、まったく思っていませんよ? そんな風に感じましたか。
書きたいストーリーがある以上、必要を超える印象を残す描写は
しない方がいいとは思いますが。
意見はあくまで参考にしかしません。それは誰だってそうだと思います。
投稿も投稿で勝手にやっております。
597 :
541:2008/04/30(水) 18:21:54
>>584 やはり倒置が多く感じられますか。一文をなるたけ短く、
簡単に理解できるようにと思ったのですが、むしろ逆効果でしたかね。
確かに文章自体の自然さがなくなっている気がします。加減の問題かな。
>天蓋付きのベッドの影を、のたうつように、おぞましさを感じさせながら。
これに関しては確かにおかしいですね。何度か読み直して
自分でも思いました。以後気をつけます。
自分的・俺的ってのは自分のクセみたいなものです。
あまり気にしないでくださいw
>>588 >森の中にひっそりと建つその教会は、静かで神秘的な美しさがあるが、
>一方では不気味とも言えるような様相を見せている
自分としてはそう違和感感じません。
ただ、どのような教会であるかは完全に読み手のイメージで組みあがってしまうので、
その構造や状態が話の筋に関係してくるのなら、教会自体の描写は
必要になると思います。
>>596 意味がない描写を書くやつは、さすがに少ないよ。
(そういうのは、正直読めたもんではない)
多いのは、ストーリーやメインテーマに向かってゆかない描写の方。
意味を込めれば込めるほど、読んでいる方の注意ぶれてあっちにふら
ふら、こっちにふらふら、読んでてわからん作品となる。
例えば、老人の描写を増やせとか言われてたが、あれだって、主人公
に集束してゆく描写が出来でなくって、変に老人にスポット当てたよ
うな書き方するから指摘されるんであって。
これは、描写の量の問題じゃあないわけでね。
ストーリーの主線が何かをはっきりさせて、それに向かっていかない
描写を整理する方法を覚えたほうがいいとは思うがな。
まぁ、一つの方法論でしかないから、自分のやり方で行くのもいいか。
599 :
名無し物書き@推敲中?:2008/04/30(水) 19:06:01
>>597 そうですね、きっと後に細かい描写が入るのでしょう。
まぁ、不気味の用例としてです。結局、不気味なや妖しいや美しいや天使のようなや甘いや鋭いやら、
何だって使い方次第なのでしょうね
>>596 >地の文は神視点で感情を込めずに書け、と言われているものだとばかり
>思ってしまいました。今後は意識して書いてみます。
ここね、要注意なんだけど
三人称の人物視点の場合は、地の文に作者の主観が出たらダメ。
視点主である人物の主観が出るのは構わないが、客観と主観を分けて
(例えば、主観的な心理をカッコで囲うとか、棒線で表現するとか)書く場合は
地の文に感情を入れないほうがいい。
神視点の場合は、地の文が誰の主観なのかわかるように書かないとダメ。
神(作者)の主観なのか、人物の主観なのか。
この書き分けが難しい。
なぜなら、神視点の場合、語り手の「神」に相当する主語が使えない場合が多いから。
こういう視点についての良作と言われても困るんだけど、手元にある小説(ラノベ以外)を
読んで、地の文が誰の視点で書かれているのか、ということを考えながら読むといいよ。
神視点の場合でも、人物と神の書き分けができているはずだから。
いや、三人称人物視点の場合でも作者の主観が入ってもいいよ。
そういう小説はあるしね。
それに神視点と一口に言ってもいろんなタイプがある。
神視点というと、主語が使えないとかおかしな妄想をしている人がいるけど、使えるよ。
神視点とは神になるという意味ではなくて、全体を見通せる立場(視点)にいる、ということだから、ここをお間違えないように。
>こういう視点についての良作と言われても困るんだけど
一次通過作品は視点の問題はクリアしてるんじゃないのwwwww
良作じゃないプロ作品もあるんだwwwww
あっ、三島かwwwwww
>>602 実際、三島は酷評スレではかなり引用されるが、読みにくいからな。
文体に迫力があるんでわかるが、基礎技術無視してんじゃねーかと思うことがある。
エンタメだと、菊池秀行がそうでな。もう、視点がぶっとんで、読んでてよく作品を見失うんだが、
それでも面白いから不思議だな。司馬遼太郎もそうだったな。平気で作者が作品に首出して、
それが変じゃないんだからして。
小説をちゃんと読めないやつはいるよ。
たいがい自分が読めてない読者だという自覚がない。
そんで視点がメチャクチャだとか言い始める。
厚顔無恥にもプロ批判も平気やる。
小説を読めない香具師はラノベで小説を読む訓練をすりゃいいんだけど、
そういうやつにかぎってラノベをバカにして読まないんだな。
>>558 コメントありがとうございます。貴重な時間をさいていただいて。
しかし、楽しいですね。ここでの皆さんのやり取り。だから、たまたまその楽しいやり取りを拝見させて頂いた
自分のイメージをちょこっと文章にうつしたつもりでしたがw では、無言のままどろんしますw
視点なんて修辞・技法の単なる一要素に過ぎないわけだが。
それをことさらに重要視して珍説を繰り広げる視点厨。
無視したほうがいいよ。ラノベしか読んだことないみたいだから。
酷評スレってすごいんだな。
三島に向かって視点がどうとか言っちゃうんだ。
当時も三島の原稿読んだ編集者が
「三人称の人物視点の場合は、地の文に作者の主観が出たらダメです」
「神視点の場合は、地の文が誰の主観なのかわかるように書かないとダメです」
とか言ってダメ出ししてたのかなぁ。笑える。
>>607 プロの文章でも変なのはあるからな。
そこら辺が見れないようじゃ、ワナビとしても下っ端だわな。
司馬遼太郎なんて、何度文法がおかしいと突っ込んだかしれん。
まぁ、「三島の文章」なんて言いながら権威にすがっている段階じゃあ、自分の
文体なんぞまず作れんだろう。
川端康成の雪国も視点厨にはぜひ読んでもらいたい。
腰抜かすんじゃないかな。
しょうじき、
>>541さんってまさにいつもの視点上達さんのアドバイスを最も
必要としている人なんだよなぁ。でもそう言う人に限って言葉が伝わらなくて、
描写に不安を持っている人に流れ弾が当たる、と。
俺なんか優しくって「いちばん好きなことを書いていいよ」って言っているのに
返事が
>>577だもんなぁ。まさに「一本書き上げられないよ」って言われちゃう。
>>541さんには
>>598が最後の答えだと思う。
>>595 透ってこの時点で失明していたっけ? あとで読んでみる。
別館のカメラくだらないさんの方法論で、三島の視点テクニックが分かるん
じゃないかな。
>>607-609 0か1かの判断法は見落としのもとだよ
>>609 雪国も読んだことのないやつがいるのか?
勝手に腰抜かしていろ。チンカス。
>>610 >541さんってまさにいつもの視点上達さんのアドバイスを最も必要としている人なんだよなぁ。
そりゃ違う。
つーか、おまえもいろんなもんを見落としているよな。
>>611 またおまえか。
おれはおまえの正体を知ってるよ。バレてないとでも?
614 :
名無し物書き@推敲中?:2008/05/01(木) 09:56:24
あらいやだ。みなさまけんかをやめて。わたしのためにあらそわないで。もう
ま、いいか。さておき。
江戸川乱歩公君はこれっぽもひけらかさないのに
歴史にちょー踏み込みちょー詳しかったようだ。
明智小五郎の名は 真の逆賊を討った男等の名を組み合わせている。しかし、
その逆賊らは国の誉れである。ゆえに、こうなっている。そして、俺個人もその
逆賊らをいまだ憧れの眼で
ええっと あれだ。カットインが侵入ったからやめよう。みなさん俺のルックスをながめて
「アアこのかた民主党支持者だったのね(以下様々」と 誤解してくださりホッと胸を
なでおろされているらしい。さで、もっどゆぎますぞ。
>>613 おやおや、私の愛読者さまでしたか。それは失礼。
新刊もよろしくね。
616 :
名無し物書き@推敲中?:2008/05/01(木) 12:42:58
昭和一桁、浪曲愛好読書スレとは知りませんでした。
※別館は正常に機能しています。
酷評希望の方はどうぞご利用ください。
>>595 さて、原文を調べてきた。足がないやつがいるぞと言われたからどんなジオングが
いるかと思ったらパーフェクトジオングに出会った気分だ。
完璧に視点が統一されているじゃん。正確に言うと、安永透の背後霊の位置に浮い
ているカメラで、ときおり透自身の姿が映る視点だ。
「透の目」視点と「透の背後霊」視点をごっちゃにして使う作品もあるけれど、三島は
明確に分けて使っている。(
>>600の言うとおり)
> この十六歳の少年は、自分がまるごとこの世には属していないことを確信していた。この世には半身
しか属していない。
の部分を作者視点だと思うかもしれないが、そんなことはない、作者を出さずに透をす
こしだけ(透と背後霊との距離分だけ)客観視したのである。どうして分かるかというと、
この引用文の数行あとに鏡が出てくるからだ。
> 海を見ることに飽きると、机の抽斗から小さい手鏡を取り出して、自分の顔を眺めた。
鏡だよ、鏡! 自分を客観視するときの超古典的手法じゃん! 気づいてたよね?
数ページ前には同じ役割をするアイテムとして煙草も出てくる。視点が微妙に動いた
ことすら(透の目視点か背後霊視点か)丁寧に目印を置いて示してあるんだもの。
三島が下手なわけがない。
三島を描写ができていないと言っているやつは「天人五衰」の二段、本多が海岸から
畑へと向かい、港湾事務所を見つけるまでのくだりを読んでみればいい。
これをカメラワークというのだ。
評価をお願いします。
***
蒼い空に浮かぶ細い月が、古びた墓の列を照らしていた。
長く風雨に晒されたそれは、苔生し半ば崩れている。
荒れた地は所々窪み、墓石をますます傾けていた。
溜まった雨は澱み、腐り、相応の臭気を周囲に振り撒いている。
周囲に動いているものは、弱い風に揺れる古木だけ。
枯れた枝は鳴らす葉も持たず、乾いた音を響かせているばかり。
それを聞いている者はいなかった。土の中に眠る死者達は
もちろんのこと、場に佇むただ一人の生者もまた同じ。
その少女はナイフを握る小さな手と右の頬を血に濡らしたまま、
ただ静かに微笑んでいた。
***
これだけ?
これは解説だよね。
情景を説明しただけの解説文。
これだけじゃ良いも悪いもないよ。
最後の段落の「その少女」の前に接続詞を付けたほうがいいよ。
>>619 折角だから、細かく行ってみるか。
>蒼い空に浮かぶ細い月が、古びた墓の列を照らしていた。
>長く風雨に晒されたそれは、苔生し半ば崩れている。
「蒼い空」でバツひとつ。ひと昔まえの文学趣味。
「長く風雨に晒されたそれは」駄目。これっぽちの文章で「それ」を使うようでは地力
の無さを露呈。
文章を練り上げずに、頭に浮かんだ情景をただ順番に書いているレベルの人間が
書く文章にこの手の「それ」が頻出する。
「古びた」と「苔生し半ば崩れている」もかぶっている。
>荒れた地は所々窪み、墓石をますます傾けていた。
不正確。この表現では進行中の様子のよう。「荒れた地」が主語となっているのも感
心しない。
>周囲に動いているものは、弱い風に揺れる古木だけ。
「だけ」で終るのは文章のぶつ切り。体言止めと同じく、文章を完結させる力の無さの
証左だ。つづく文章の「ばかり」も同様。「また同じ」も同様。
「だ」「である」「だった」等々のどれで締めるのか、工夫する努力を放棄しているから
こうなる。また、「だ」「である」等を連続させたくないのであれば、文章の構成から練り
直す努力をする。たとえば、
>乾いた音を響かせているばかり。
→乾いた音を響かせているばかりだ。
→乾いた音だけが響いていた。
どうしようか? と考えるのが文章を書くという行為だ。
>その少女は
この手の、事前情報のない「その」も、ムード作文レベルの人間がよく書くもので、さら
にいえば「少女」も中高生あたりが好んで使う言葉。「少年」もそうだけどね。
使われすぎて汚れてしまった言葉だから、NGワードにしたほうがいいよ。
稚拙とか陳腐は時代性も含むからな。
一時的にブームとなって流行った表現は、
そのブームを通り越してしまうと途端に陳腐に見えてくるからな。
なるほど勉強になります。
>>619 これだけではなんとも評価のしようがないが、神視点なんだよな。
神視点の必然性が感じられないので、少女視点で書き直したらよくなると思うよ。
少女の目線を通して、墓地の様子や匂いを表現するほうが小説らしくなると思う。
>>619 >蒼い空に浮かぶ細い月が、古びた墓の列を照らしていた。
これは夜中ではないよな。
しかも「か細い」わけで、「照らす」ほどの光量はないだろ。
627 :
1/2:2008/05/02(金) 17:06:06
酷評お願いします
赤、黄、青、それからピンクにオレンジと、とりどりの雨着を羽織って、何人もの園児
たちが、若い保育士たちに率いられて道の向こうの歩道を歩いている。灰色の空と灰色の
建物たちを背景にして、まるで突然遊園地が現れたかのように、彼らの一角だけが場違い
に騒がしい。
雨は少し前にあがったばかりだ。蒸し暑く、ジャケットの下のシャツが背中に張り付い
て不愉快である。あの子たちの雨着の下も、きっと汗に湿っているだろう。それなのにあ
あも無邪気に笑っていられるのは、彼らが内省を知らないからだ。意識の針が常に外側を
向いている。それが幼児のもっとも顕著な特徴だと、僕は思う。そしてそれが羨ましくも
あり、苛だたしくもある。あの群れに飛び込んで、君たちはいったい何者なのかと、一人
一人に問い詰めたくなる。
「可愛いね」
隣の詩織が言った。膨らんだ腹に右手を添えて、その内部にいるものを重ねるかのよう
に、うっとりとした目付きで彼らを眺めている。だが詩織の言葉は、独りでに口をついて
出た感慨のようでいてその実、僕を測っているのである。子の父親として、母親の夫とし
てふさわしいかどうか。その打算を、彼女自身が意識しているのかどうかはわからないが。
「可愛い子もいれば、そうでない子もいるね」と僕は答えた。
「ひどいなあ」と詩織は苦笑する。
「ひどいもなにも、実際にそうなんだから仕方ない。見た目の良し悪しは子どもにだってあるよ」
「私が言ってるのは見た目の事じゃなくて」
「どんな意味でも同じことだよ。可愛いか可愛くないかは、子どもによるよ」
そしてそれを認める者による。
628 :
2/2:2008/05/02(金) 17:07:54
僕からつきはなされたと思ったのか、それきり詩織は口をつぐんでしまった。ついさっ
きまでほころんでいた眼差しは不安げに沈み、去って行く園児たちを、身売りされた子で
も見るかのように、怯えたような表情で見送っていた。僕はその顔に美しさを認めない。
鋭角的な顔の輪郭や細長い目の形は、前は芯の強さを表象していたのに、今はむしろ保護
を要する犬猫の脆弱さをうかがわせる。もちろん詩織の顔の作りに際立った変化などない
のだから、これは僕の主観のせいだ。僕は僕の主観の変化を生じさせたものに視線を注い
だ。そして胸の中で、どうしてお前は生まれてくるのだと問い掛けた。胎教の代わりに呪
いの言葉を掛け続けたなら、生まれてくるのをやめてくれるかもしれない。ふいにそんな妄想が脳裏に浮かんだ。馬鹿馬鹿
しい。そう思いながらも、すでに僕は、試す価値はあるかもしれないと思いはじめている。
「どうしたの?」といぶかしげに呼ぶ詩織の声で、僕の意識は妄想から釣り上げられた。
「いや、別になんでもないよ……。ねえ、お腹、触ってもいいかな?」
僕が訊ねると詩織は静かにほほえんで、「いいよ」と答えた。
詩織にげてー
>>627-628 終わりかよ!
最後にこの主人公がろくでなしであることを納得させるどんでん返しがあるものと期待したのに。
これじゃ単なる駄作だよ。下の下。
中盤で主人公が披露する理屈が低次元で退屈でネガティブで攻撃的なのが致命的だ。
お前は根暗高校生かと言いたくなる。
>>627-628 上手い。読ませる力がある。
いささか生硬な語り口なのだが、それが主人公の、ある意味幼稚な思考に合っていて、
上手に雰囲気を醸し出している。
あえてアラを探すと、
>鋭角的な顔の輪郭や細長い目の形は、前は芯の強さを表象していたのに、今はむしろ保護
>を要する犬猫の脆弱さをうかがわせる。
「鋭角的な顔の輪郭や細長い目の形」と「保護を要する犬猫の脆弱さ」が私のなかでは結びつ
かないのだが、まあそれは受け手次第だろう。
ラストもこれでよい。
もちろん他にもアイデアとしては出るところで、たとえば堕胎について口走ってしまうとかも面白
いかとは思うし、以前にも同様の想いにとらわれて別な女の子供を殺めたことがあるとか、実は
「私」はそのようにして殺された子供の霊だったとか、いろいろ考えられるところだが、それはそ
れで別の作品になるということだろう。
>>627-628 ちょっと内向的な感じかな。
主人公たちが、どこで何をしているのかがよくわからない。
さっきまで雨が降っていたので園児はカッパを着ている。
主人公達が歩いていたなら傘を持っているんだろうけど、そういう描写がない。
どこに立っているのかもわからないし、歩いているのか、どこかに座っているのか
ただ立ち止まっているのか、そういう部分もわからない。
街の様子、道路の様子も何がなんだか。
あまりにも情報が足りない。
一人称の場合はどうしても内向的になるので、意識して客観描写を入れたり、
現在の状況を入れるようにして、情報を伝えるようにしたほうがいい。
>>629 ワロタww
>>630 お叱りのお言葉、胸に刻みつけます……
>>631 ありがとうございます!やる気がでます!
>>632 なるほど客観描写というやつですね?少し改変してみました。これくらいだとどうでしょう?
634 :
1/2:2008/05/02(金) 23:56:31
再掲します
道路に面したガラス張りのカフェで詩織と休んでいると、道の向こうの歩道に幼稚園児
の列が見えた。赤、黄、青、それからピンクにオレンジと、とりどりの雨着を羽織って、
何人もの園児たちが、若い保育士たちに率いられて歩いている。皆カラフルな傘を手に提
げ、あるいは頭上に広げてくるくると回転させて遊んでいる。灰色にくすんだコンクリー
トのビル群を背景にして、まるで突然サーカスのパレードが現れたかのように、彼らの一
角だけが場違い
に色づいている。
雨は少し前にあがったばかりだった。外は蒸し暑かった。涼むためにカフェに入ったの
だが、店内はさほど冷房は効いておらず、ジャケットの下のシャツはまだ背中に張り付い
ていて不愉快である。あの子たちの雨着の下も、きっと汗に湿っているだろう。それなの
にああも無邪気に笑っていられるのは、彼らが内省を知らないからだ。意識の針が常に外
側を向いている。それが幼児のもっとも顕著な特徴だと、僕は思う。そしてそれが羨まし
くもあり、苛だたしくもある。あの群れに飛び込んで、君たちはいったい何者なのかと、
一人一人に問い詰めたくなる。
「可愛いね」
詩織が言った。膨らんだ腹に右手を添えて、その内部にいるものを重ねるかのように、
うっとりとした目付きで園児たちを眺めている。だが彼女の言葉は、独りでに口をついて
出た感慨のようでいてその実、僕を測っているのではないか。子の父親として、母親の夫
としてふさわしいかどうか。その打算を、彼女自身が意識しているのかどうかはわからないが。
635 :
2/2:2008/05/02(金) 23:57:12
「可愛い子もいれば、そうでない子もいるね」と僕は答えた。
「ひどいなあ」と詩織は苦笑する。
「ひどいもなにも、実際にそうなんだから仕方ない。見た目の良し悪しは子どもにだって
あるよ」
「私が言ってるのは見た目の事じゃなくて」
「どんな意味でも同じことだよ。可愛いか可愛くないかは、子どもによるよ」
そしてそれを認める者による。
僕からつきはなされたと思ったのか、それきり詩織は口をつぐんでしまった。ついさっ
きまでほころんでいた眼差しは沈みがちに、去って行く園児たちを、身売りされた子でも
見るかのように、不安げな表情で見送っていた。僕はその顔に美しさを認めない。鋭角的
な顔の輪郭や細長い目の形は、前は芯の強さを表象しているように見えていたのに、今は
むしろ保護を要する痩せ犬の脆弱さをうかがわせる。もちろん詩織の顔の作りに際立った
変化などないのだから、これは僕の主観のせいだ。僕は僕の主観の変化を生じさせたもの
に視線を注いだ。そして胸の中で、どうしてお前は生まれてくるのだと問い掛けた。胎教
の代わりに呪いの言葉を聞かせ続けたなら、生まれてくるのをやめてくれるかもしれない。
ふいにそんな妄想が脳裏に浮かんだ。馬鹿馬鹿しい。そう思いながらも、すでに僕は、試す
価値はあるかもしれないと思いはじめている。
「どうしたの?」といぶかしげに呼ぶ詩織の声で、僕の意識は妄想から覚まされた。
「いや、別になんでもないよ。……ねえ、お腹、触ってもいいかな?」
僕が訊ねると詩織は静かにほほえんで、「いいよ」と答えた。
>>634-635 >道路に面したガラス張りのカフェで詩織と休んでいると
この冒頭がちょっと固い感じがするけど、書き方としては概ねいいんじゃないかな。
ぐっと小説らしくなったと思う。
細かい表現の好き好きはあると思うけど、冒頭としては合格点。
某スレにて書いたものに加筆したものです。お願いします。
猫のポチの姿が今朝から見当たらない。腹が減った腹が減ったと、腹を出しながら寝る
私の口と鼻を、器用に肉球で押さえることによって起こしていた毎朝が、今朝は訪れなかった。
その代わりに、私は毎朝のように生死の狭間から苦しみあえぎ目を覚ますという、拷問
のような寝覚めを体験せずに済んだのだが、いかせんそれは毎日続いていたことだったの
で、朝食を一人済ませ、歯を磨き、昨晩の内に予約しておいた洗濯物を干し、部屋の掃除
を終えて、優雅にコーヒーを飲んでいる最中に、私はポチのことを少し心配した。
一体、どこへ行ってしまったのだろう。私は漬物石の如く椅子に座り込んでいた重い重
ーい腰を持ち上げて、部屋の中を探すことにした。
三分後、めぼしい場所にいなかったので、捜索は打ち切った。まあ、その内に帰ってく
るだろう。私は一時間後に迫った正午調度に食べられるよう、昼食の準備をすることにした。
空になったコーヒーカップを片手にキッチンへと移動する途中、ふと、ポチの器に貼り
紙を見つけた。しゃがんで見てみると、そこには丁寧な猫語で、何やら書いてあった。
その文末に、ポチの足形。文とその足形に、ポチが決めた何かしらの覚悟を汲み取った
私は、シンクにコーヒーカップを置くと、冷蔵庫からもやしを取り出し煮ることにした。
今日のお昼の一品目。もやしのナムル。
沸騰したお湯の中にもやしを投入した私は、まな板の上で鶏肉を捌いていた。そしたら、
小さく鳴き声が聞こえた。
どうやらそれは外かららしい。私は目の前にある出窓を開けて、外の様子を眺めてみた。
気持ちのいい青空が広がっていた。陽射しは穏やかで、絶好の散歩日和のような気がした。
よし、明日は一日中部屋で寝て過ごそう。私はそう決心した。
と、また、小さく鳴き声が聞こえた。先程よりも大きい。当たり前か。窓を開けたのだから。
鳴き声は、どうやら私の家の庭の上にたなびくこいのぼりから聞こえているらしい。
私はぼんやりとこいのぼりを見上げた。吊り上げられた三体のこいのぼりはとても、気持ち
よさそうに空を泳いでいた。
きっと、彼らなら今すぐにでも龍に成れるだろう。力強く輝く瞳と、風に立ち向かう
強靭な肉体が、私にそう確信させた。
さて、私も頑張りますか。
気持ちを切り替えて、私はまな板に向かう。おいしい昼食のために、私は頑張らねばならないのだ。
三度小さく鳴き声が聞こえる。そう言えばこいのぼりの背中に、猫のような陰を見た気
がしたが、多分気のせいだと思う。いくら食意地がはった猫だとしても、こいのぼりには
食い付きはしないだろう。多分。
鍋を見る。もやしがいい感じに茹で上がっている。猫の泣き声が空から降ってきた気がした。
(終わり)
>>637-639 修辞に脈絡が無さすぎる。へんな言い回し、言葉遣いがしたいなら、ちゃんと考えて使え。
いっぺん飾り無しで事実のみを伝えるように書いてみて、ここに書いたそれとどっちが良く見えるか比べてみるといい。
それから言葉遣いがどうこうという以前に明らかに未熟な部分もある。
『文とその足形に』なんて書いてるが「文」はないだろ。文面とか手紙とか適切な言葉を使え。
あと『寝覚めを体験せずに』も「体験」はおかしい。日常的な行為は「体験する」とは言わない。
体験てのは何かを経験すること。何かを「やったことがある」ようになること。
布団で普通に就寝することを睡眠の体験とは言わないし、ありふれた朝食を食ってもその日の朝食を体験したとは言わない。
641 :
名無し物書き@推敲中?:2008/05/03(土) 12:51:26
>>634-635 自分も正しい書き方に自信がないが、厨二筆者の皮膚感覚をである語尾で幼稚園児に対する推論をだ語尾で書くのが違和感。推論をだろうで書かないのは園児への蔑視ということだろうが、自分の気持ち悪さより近い感覚の訳がない。
ペドフィリア
>>637-639 普通に書けばそこそこいけそうな雰囲気はあるが、投稿文については
変に気取っていて、それが失敗の原因になっている。
普通の表現で書きなおせば欲成人思う。
>猫のポチの姿が今朝から見当たらない。腹が減った腹が減ったと
冒頭の主語は猫のポチなので、この書き方だと腹が減ったのもポチという
流れになる。主語が変わる場合は、文章の冒頭で主語を明示したほうが
わかりやすい。
>生死の狭間から苦しみあえぎ目を覚ますという、拷問 のような寝覚
表現がおおげさ。
>私は漬物石の如く椅子に座り込んでいた重い重ーい腰を持ち上げて
自分の行動を表現するにしては違和感あり。
>三分後、めぼしい場所にいなかったので、捜索は打ち切った。
三分くらいなら何箇所も探せないので、ソファーの下とか、箪笥の上とか
具体的に書いたほうがいい。
>ポチの器に貼り紙を見つけた。しゃがんで見てみると、そこには丁寧な
>猫語で、何やら書いてあった
オチを考えればこのくだりは不要。
おいおい、腹が減ったのはポチだぞ。
>>643 私が「腹が減った腹が減ったと腹出して寝てる」と読んだのか
どういう眠り方だよw
訃報が知らされた時、俺は何がなんだかわからなかった。目の前の事実がただ信じられず、
病室に入るのに躊躇していた。すると、中から低い怒鳴り声が聞こえた。内容までは聞き取
れなかったが、すぐに中から男が出てきて走り去った。自分と同じ年ぐらいのその男を、
目で追ってから、改めて開いた扉を見つめる。「浅木梨津」というプレートが張ってあった。
俺は事実を確認したくなくて、なかなか中に入れない。梨津の死体なんて見たくない。
俺がずっと探していた親友の死が、今日もたらされたのだった。
俺は病室にそっと入り、恐る恐るベッドを覗き込む。
まるで眠っているようだった。笑っている顔。今にも起き出しそうな梨津の姿に、
本当に死んでるのか疑ってしまう。
「おい、梨津。何で」
最後まで言葉にできず、俺はベッドの横に倒れ込むように膝を着いた。閉じられた瞼は
永久に開かない。口に出してしまったら、梨津の死を認めてしまうようで言えなかった。
まだ、死んだなんて認めたくない気持ちが蓋をしていた。
「ショックだと思うが、私たちも今知らされたばかりでね。ご両親に挨拶しなさい」
俺は伯父さんの言葉が何も耳に入っていなかった。
「由紀枝!」
伯父さんに呼ばれてやっと我に返る。これ以上ここにいたくなかった。梨津の死に顔なんか
見たくなかった。どうして死んでいくのに笑っていられたのかなんて、理解したくない。
「すみません。俺……」
俺は突然気分が悪くなって病室を飛び出た。
わからない。頭が混乱している。明日は通夜で明後日に告別式。そんな言葉も頭に入っていなかった。
どうしてもっと早く探し当てて、生きているうちに会えなかったんだろう。死ぬまでの間に
どこにいたか知らないけど、そりゃあんまりだろ。
そうだ! 俺はさっき出て行った男がいた事を思い出した。もしかしたらここ一年の梨津
の事を知っているかもしれない。俺は急ぎ足で病院を出た。病院の周辺を探したが、どこにも
見当たらなかった。くそう。梨津の事を聞きたかったのに。
俺はしばらく病院の前で立ち尽くしたが、明日通夜で会えるかもしれないと思い立った。
俺といない間に梨津は何をしていたのか。それをつきとめる事しか梨津が死んだ後の俺に
できる事はなかった。
もう少し推敲したほうが良いね。
ちょっと読みづらい。
流れも唐突すぎるし、各要素に纏まりが足りないな。
>>646-647 描写がないので、何がなんだかさっぱりわからない。
まず冒頭
>訃報が知らされた時、俺は何がなんだかわからなかった。目の前の事実がただ
>信じられず、病室に入るのに躊躇していた。すると、中から低い怒鳴り声が聞こえた
主人公はどこで訃報を聞いたのか。
この書き方だと、病院で聞いたように読めるけどそんなわけないしな。
病院なら病院らしい描写が必要だし、訃報を持ち出すなら、どこで聞いてどんな風に
駆けつけたのかという辺りまで書かないと、読む側は理解できない。
その過程で、主人公の性別や職業、年齢などが浮かんでくるはず。
>自分と同じ年ぐらいのその男を、 目で追ってから、改めて開いた扉を見つめる。
主人公の年齢がわからないのに、「同じ年くらい」と言われても読むほうはわからない。
病室内も描写必要だし、他の人物がいるならその描写も必要。
>俺はさっき出て行った男がいた事を思い出した。もしかしたらここ一年の梨津
>の事を知っているかもしれない。
このあたりは突飛すぎないか?
初対面の男で、男に対する情報がないのに、なぜそういう「知っている」と思ったのか。
主人公とその他人物の相関関係もまったくわからないので、もうすこし丁寧に書きましょう。
病室の前ではなく、訃報を聞くシーンから始めると上手くまとまると思う。
>>646-647 >訃報が知らされた時
「報」にはしらせるという意味があるから、「馬から落馬」式間違い。
>俺は何がなんだかわからなかった。
語り手に冒頭から「何がなんだかわからない」と言わせるのはやめたほうがいい。
ほんとになにがなんだかわからないのならば、叙述自体ができないはずだ。
>目の前の事実がただ信じられず、病室に入るのに躊躇していた。
>俺は事実を確認したくなくて、なかなか中に入れない。
無駄なくりかえし。反復による効果はない。同じことしか書けないのかと侮られる。
以下、ずるずると親友の死に対する「俺」の様子が語られるが、ステレオタイプ
で見るべきものもなく、くどいだけ。書くに値する目新しさもないのならば、一行で
済ませるべき。
>「ショックだと思うが、私たちも今知らされたばかりでね。ご両親に挨拶しなさい」
セリフが下手。ほんとにこんなふうに話すやつはいない。説明的で素人芝居のよう。
>「由紀枝!」
>伯父さんに呼ばれてやっと我に返る。
「俺」の名前が「由紀枝」なの?
652 :
648:2008/05/03(土) 15:30:12
>>649 確かに内容にまとまりがないやもしれぬ。
文章は推敲したのだが、やはりいまいちだのう。
>>650 下地がうすいといわれたが、まさにその通りのご指摘ですな。
最初にどこまで情報を提示するべきかという問題もあるが、
全くわからないのは話にならないな。
改稿の余地を感じた。礼を申す。
>>651 主人公は一応男なのだが、名前が女のようだと一掃混乱を招きかねない
描写になっているやもしれぬ。
くどい文章は気をつけようと思う。
セリフも主要人物以外があまりにも稚拙だと思われる。
実のあるご指摘ありがとう。
653 :
名無し物書き@推敲中?:2008/05/03(土) 16:33:49
酷評お願いします。
<1/3>
むかしむかしある所にたくさんの鬼がおったそうじゃ。鬼はいつでも腹を空かせていて、
よく人間を取って喰うていたそうじゃ。鬼は化けるのが得意じゃて、ちょっと見ただけで
は人間と変わらん姿をしておったそうじゃ。そうと知らずに話し掛けて、そのまま喰われ
てしまう者も少なくなかったそうじゃ。その内に人々は鬼の見分け方を見つけたそうじゃ。
鬼はどいつもこいつも長い髪の毛をしていて、体は丸めで、大抵背は小さめだったそうじ
ゃ。そして良く見れば、胸の辺りがぽっくり2つ膨らんでいたそうじゃ。何でも、取って
喰った人間の魂が入れられていたそうじゃ。膨らみが大きな鬼程恐れられていたそうじゃ。
国のお殿様が何度も退治しようとなさったけれど、いつもいつも失敗に終わったそうじゃ。
それからどうなったのか分からんが、鬼がいなくなったとはわしはまだ聞いておらん。き
っと今でも何処かに住んでいるのじゃろう。わしはいつでも気をつけておる。みんなもき
っと気をつけんといかん。わしの話はこれでお終いじゃ。
パチパチパチと水を叩くような拍手が幾つか鳴る。うちのママだ。うちもよ。あっ、先
生もだ。園児達はぽっかり口を開け、話を終えた老人を見つめる。中には泣き出してしま
う子もいた。わたしはこのご老人の真意を測ろうとしたが、仙人の如く微笑むご老人から
は光のどけき春の気配しか読み取れなかった。後光すら射しているようだった。その後光
の回りを2人の天使が飛んでいた。いやっ、飛んでいるように見えたのは実はワイヤーに
よるものだった。プップクプップー。天使達は手に持ったラッパを鳴らした。それも玩具
の安そうなやつだった。
654 :
名無し物書き@推敲中?:2008/05/03(土) 16:34:32
<2/3>
ラッパの音と共に何処からか蛇が現われた。そいつは2メートル
もあるハブだった。ハブに続いてマングースも出てきた。今日こそ決着をつけてやるぜ、
マングース。ハブがそう言った。えーハブの声なんて初めて聞いたわーとわたしが驚く前
で、2匹は早速睨み合いを始めた。バチバチバチ。余りに激しい睨み合いに、辺りには火
花が飛び散る。さぁ見合って見合って。はっけよーい、のこった、のこったーのこったの
こったー。あらやっぱりお相撲さんって間近で見るとすごいもんねぇ。それ、のこったの
こった。のこったお蜜柑どうしましょう、あなた頂かない?はいっ、いつもすみません。
わたしはぺこりと頭を下げる。あら、いいのよ旅は道連れ世は情けでしょ。それって人生
は旅みたいなものという意味ですかお隣りの奥さん、とはもちろん口に出さずに有り難く
お蜜柑を頂く。あらおいしそう、一つだけ食べちゃおっと。橙色の皮をむくと中からは小
さな男の子が出てきた。あら可愛い、一寸法師と名付けましょう。そして一緒に暮らすこ
とになった。一寸法師はある日旅に出たいと言った。旅に出てどうするのと聞いたら、鬼
を退治するということだった。あら駄目よ一寸法師、鬼だって悪いやつばかりじゃないん
だから。わたしは驚いて説得する。けれどそれじゃあ物語と違います。説得の甲斐なく一
寸法師は出て行ってしまった。遅くなる前に帰って来るのよー。遠くで僕を見送る声がし
た。全く、鬼退治を軽く見ているな。僕は腰に針を挿し、夕陽を背負って颯爽と歩いた。
遠くでカラスが鳴いている。カァカァカァ。おやっ、もう帰りたくなっってきたぞ。全く
心が折れそうだ。カラスの鳴く度帰りたくなりながら、僕は必死に歩いた。目指すは鬼の
巣窟キャバレー。そこには五万と鬼がいるそうだ。まさか五万は嘘だよな。
655 :
名無し物書き@推敲中?:2008/05/03(土) 16:36:49
そうして5里も来たろうかと思って後ろを向くと、何とまだ家がそこに見える。おかしい
なと思ってみたら、そうだお椀が足りないのだ。ああ何と馬鹿なことをしたと嘆いていた
ら、折よくお椀が落ちている。やっぱり僕は主人公だと、物語の元気を取り戻す。重いお
椀も何のその、何故なら僕は主人公。休み休みにお椀を転がし、五里も進んでようやく川
に辿り着いた。さぁ乗り込むぞ。えいっ、目指すは鬼の巣窟キャバレーだ。お椀はすすっ
と岸を離れていった。そしてまた五里も来たろうかと思う頃に、ぷくぷくぷくぷく音がす
る。おやっと思って見てみると、足が水に浸かっている。あれれと思って考えていると、
水は脛まで上ってきた。まずい、主人公にあってはいけない最期になるぞ。だーれかー。
すると襟の辺りがひょいっと持ち上がって僕の体は宙に浮いた。下には沈んでいくお椀。
危機一髪、良かったやっぱり僕は主人公の器なのだ。これは旨そうな一寸法師だ。あれっ、
この声は、あっ鬼婆。長い髪の毛に丸めの体、そして魂の入れられた2つの膨らみ。あれ
ー喰わないでー。あーん、パクリ。結局僕は喰われてしまった。
656 :
名無し物書き@推敲中?:2008/05/03(土) 16:38:23
けれどもそこは主人公、
鬼は僕を噛まずに呑んだ。物語と少し違うけど、僕はこうして鬼の腹へと入り込んだ。こ
れから腹の中を嫌という程突っ突いてやるんだ。やぁやぁ僕はすごい速度で落ちていく。
ドドンパなんか眼じゃない速さだ。周りは真っ暗で何にも見えない。そして十里も来た頃
に、ようやく速度が落ちてきた。終点、トーキョー、終点です。お忘れ物をなさいません
ようにお確かめください。ああ折角鬼の腹まで入れたのに、アナウンスに邪魔をされてし
まった。しょうがない、電車を降りようか。改札を抜けようとすると、僕を呼び止める声
がした。もし、もし。何ですか、主人公の助けが必要ですか?違いますよ一寸法師さん、
ちょっと切符を拝見。何だって。無理矢理僕をトーキョーに連れて来て、しかも切符が必
要なのか。そいつは全くふざけた話だ。わたしはご老人に抗議する。子どもたちに悪影響
ですよ。びっくりしたご老人から後光が消えた。わたしはまだ口を開けたままの園児達に
新しい話を始めた。
むかしむかしある所に……。プップクプー。安っぽいラッパの音は鳴り止まず、ハブと
マングースは睨み合いを続けている――。
真にすみません、4になってしまいました。
>>653-656 せめて最後ぐらいは面白いものが用意してあるのかと期待して頑張って読破したが報われなかった。
嫌がらせですか。
658 :
名無し物書き@推敲中?:2008/05/03(土) 18:05:08
がっくりOTL
時間もらってすいませんでした。
659 :
名無し物書き@推敲中?:2008/05/03(土) 19:13:58
653です。スレ汚しすみませんでした。もう1つ、小説の冒頭を張ります。
どうか、こちらをよろしくお願いします。
あー暑いな。左手に開いている窓から、真っ青な空と、その下にずんぐりそびえる濃緑
の山々と、手前に干上がったドブ川が見える。ミンミンうるさい蝉たちの声は、そんな
風景と正にピッタリなBGMだ。一体どこにこんなたくさんの蝉がいるのよ。あんな小さ
な体でよくまぁ鳴くわね。こんなに暑いのに、全く尊敬するわ。わたしは偉大な蝉たち
について少し想像を広げた。
「はいっ、ここはしっかり押さえといてねー。この図もちゃんと描けるようにしとくこ
とー。はいっ、じゃあお終い」
妙に明るい女教師の声で、想像が中断される。
「起立、きをつけーれい」
日直の間延びした号令によって、世にも退屈な数学の時間が終わった。その反動による解
放感から、教室はにわかに騒がしくなる。
「はぁー」
黒板に描かれたヘンテコな図形を急いでノートに写すと、わたしの口からはため息がもれた。
「あー、あちー。ってか、やべーな超むずい」
「ああ今日のは凄まじかったなー」
列の前の方から無闇に大きな男子の声が聞こえ、わたしは内心でうんうんと頷く。ノート
を見つめるのを止め、くううとひとつ伸びをしてから、ノートと教科書を教室の後ろにあ
るロッカーへしまいにいく。そして席に戻り、机に掛かった茶色いリュックサックから弁
当箱を取り出す。
660 :
名無し物書き@推敲中?:2008/05/03(土) 19:14:36
「優子ーお疲れ」
弁当箱を手に持った果菜が、解放を喜ぶ様子でわたしの席にやって来る。彼女は、肩の上
で整った髪の毛と半袖のワイシャツが良く似合う、わたしの言葉で言えば、ぽっちゃり女
子高生プリティウーマンだ。だから、もちろんぽっちゃりもしている。果菜は前の席のイ
スを借り、わたしと向かい合わせに座った。わたしたちは机の上に弁当箱を開き、はしをとる。
「いやー今日のはいつもよりもっと長かったね」
果菜が先程の授業の感想を述べる。
「うん、やべーな超むずい」
わたしは真面目な顔をしながら言う。
「えっ、あははは。さっき木村君が言ってたやつよね。うんホント、今日のは凄まじかった」
わたしと果菜はうふふと笑い合う。
「全くやんなっちゃうわね、来年受験よわたしたち。受験さん、数学さん、どうか無くなれ」
タコウインナーを頬張りながら大袈裟にそんなセリフを言う果菜を見て、わたしはまた笑
ってしまう。でも、受験かぁ。もうそんなこと考える時期なのかしら。
「果菜はやっぱり受験するのよね」
かく言うわたしは、受験をするかどうかもしっかりとは決めていない。果菜はなかなか勉
強ができるから、きっと受験なんだろうな。
「うん、する。優子はのんびりだからね、まだ何にも決まって無いと見た」
両方、図星だ。
「図星よ。でも、のんびりって言ってもまだ夏じゃない。今から決めちゃったら来年退屈しち
ゃうわよ」
わたしはちょっと不安を覚えて、負け惜しみともつかないようなことを言う。
「何よそれ、一番望むところじゃない。まぁ、まだ考える時間はあるけどね。善は急げよ。」
全く正論だ。
661 :
名無し物書き@推敲中?:2008/05/03(土) 19:15:18
「ええ、そのことについては後でじっくり考えとくわ。それより果菜、昨日の『世界
丸わかり』見た」
わたしは巧みに話題を変える。
「あははっ、暢気ね優子は。昨日のねっ、見たわよ。ミツバチ人間、凄かったよね」
「うん、本当。ブンブン鳴ってたよね。世界にはいろんな人がいるもんだわ」
「世界は広しね。わたしも何か目指そうかなー。人造人間とか」
「何それ、全然意味が違うじゃない。わたしはあれね、ナマケモノ人間。全力で、命を懸
けて怠けるのよ」
「やだ優子、わたしもそれにする。でも、それってあんまり珍しくもないわよ。けっこう
そこらに居るじゃない。ほら、モーちゃんなんてその一人じゃないの」
果菜はそう言って廊下側に面した列の最後尾の席を見やる。わたしも見る。そこには既に
弁当を食べ終わって、ぺたんと上体を机に伏した男子の姿があった。こちら側に向いてい
る顔は、昼食後のひと時の睡眠を全力で、いや、やっぱり自然とそうしてるとしか見えな
いな。完璧に幸せそうだ。そのニックネームはもちろん例の3人組の一人からとったもの
だが、或いはその愛称の上をいっているのかもしれない。
「うん、怠けるのも才能ね。やっぱり世界は広しよ」
わたしはナマケモノ人間を諦めた。そうしてわたしたちは弁当を食べながら、他愛のない
会話を続ける。お昼の意味無いおしゃべりは何よりも楽しい。
> ○投稿が複数レスにわたる場合は、1/2 2/2 などのように、全体レス数がわかるようにしましょう。
>>659-661 一言で言うと退屈かなあ。
こういうのはつなぎのシーンで、冒頭にもってくる意味が無いと思うが。
描写もできてないし、セリフも一人よがりで内容がよくわからない。
一人語りの小説の一部です、酷評ください。
「許してほしいんだ、全部、一切合財。ぼくはいい道化師だったろう?
こんなにも君たちを笑わせたじゃないか。こんなにもおどけてみせた、
こんなにも。やりたくないことだってやった、ぼくだって道化師なんかやりたくなかったんだ!
でもぼくはみんなの前でおどけてみせた、散々笑いものにされた、間抜けなことだって
いっぱいやったし、こんなことやるべきじゃないって解っていても、ぼくはやったよ。
だってぼくは道化師だから。馬鹿みたいな帽子をかぶって、馬鹿みたいな笑みを浮かべて。
愚か者と呼ばれることを恐れているんじゃない、ただ許してほしいんだ。
だって、だってコレは君たちに言われてやったことじゃないか!
なんて酷い仕打ちだろう。お願いだ、頼むから、この哀れな道化師を檻からだしてやってくれ。
ねえ、ぼくを見て、ちゃんと見て。こんなにやつれて、ほら、ペイントが涙で滲んでる。
ステッキはへし折った。ハットは燃やした。鈴の着いた靴は、鈴を全部引きちぎって海に捨てた。赤と青、それから黄色の服は黒に染めたよ、どんな黒よりも濃く、深い黒に。
許してほしいんだ、全部、一切合財を。ぼくはいい道化師だったろう?
こんな風に足掻いているぼくでさえ、君たちには滑稽な道化師にみえるんだろうね」
665 :
名無し物書き@推敲中?:2008/05/04(日) 00:58:01
>>663 ありがとうございます。
確かにおっしゃる通りですね。描写はたくさん書けば伸びるかも知
れないけど、文章の性質とかはもっぱらセンスによるんですかね?
退屈じゃない文章書ける人が果てしなく羨ましい
>>664 これだけではなんとも。
感動的な語りとなるのか、感情過多のウザい喋りになるのかは、小説全体のなかに置いて
みないと、わからんとおもう。
気になったのは、この道化師はやっていることはピエロのようだけど、キャラクターはクラウン
みたいなんだよね。どっちの設定なんだろうか。
>>666 悪魔の数字ですねwなんか地味に感動
クラウンと読んで道化師、ピエロと読んで道化師。
コメディア・デラルテのキャラがピエロで、それを継承するものはピエロ。
サーカスなどで跳ねまわってアクロバットもしちゃうのはクラウン、、、でいいんでしたっけ。
ある二つの役割に耐え切れなくなったオトコの物語ですので。
そこは仕様です。。。どうもです。
>>659-661 だらだらした文章でだらだらしたやりとりを読まされてもなあ……って感じ。
これのどこを楽しめばいいのかさっぱりわからん。
669 :
名無し物書き@推敲中?:2008/05/04(日) 01:35:04
>>668 はぁ……。近頃幾つか書いてみて、毎度のつまらなさに枕を濡らしております。
またいつか酷評をお願いします。
俺の文章を読んだ女たちは
みんな股を濡らすぜ。
瞼濡らすような文章書けよ
>>665 そのシーンを「描く目的」をはっきりさせたほうがいいと思う。
要するに必然性ということなんだけど、授業中から始めるなら、
そこから始めなければならない理由みたいなものがあるはず。
学校が特殊であることを描きたいのか、クラスメートが特殊であることを描きたいのか
あるいは主人公が特殊であることを描きたいのか。
そういうものがなく、ただ日常的に、授業がだるいとか、どうでもいい会話とか、
弁当を食ったりと言う程度ではドラマ性を感じさせることはできない。
ドラマ性がないから退屈なんだと思う。
>>664 セリフなんだよね?
基本的にセリフはなんでもありで完全に自由なので、セリフだけでは評価のしようがない。
全体の中の位置取りによるという意見に同意。
674 :
名無し物書き@推敲中?:2008/05/04(日) 07:13:54
別に長すぎるとは思わないが。まあpart1が立ってから六年だし、
携帯から見るユーザーが増えたから重いと思うのかもしれないけど。
しかしテンプレ短くしても読まん奴は読まんよ。
676 :
名無し物書き@推敲中?:2008/05/04(日) 09:27:51
お願いします。
<1/2>
あれには僕も驚いたね。
あれってのは2年程前のある朝のことなんだけどさ。僕はいつも
通りに6時30分のアラームで眼を覚ましたんだ。それでいつも通
りもう少し寝ようと思って、アラームを止めるために手を伸ばした。
そしたら指の先が何かふわふわしたものに触ったんだよ。僕は反射
的に指先に目をやった。そしてそいつを見た時に僕は冗談じゃなく
チビったね。えっ、ああ確かにチビったよ、それは認める。でも実
は驚きはそこじゃあ無いんだ。何とそこには1匹のタヌキがいたん
だよ。あれっ、君はあんまり驚かなかったかな?いやっ、チビった
はもう忘れてくれ、僕が話したいのはそこじゃあ無いんだ。うん、
パンツは直ぐに洗ったよ。いや僕がチビった話はもういいから、と
にかく僕は驚いたんだ。タヌキは僕の枕元にちょこんと行儀良く座
っていた。そしてだぜ、唖然としている僕に向かって何と日本語で
話し掛けてきたんだ。「おはようございます。僕はポン太、タヌキ
のポン太です」だったかな。僕はそこで再びチビったね。そして考
えたんだ。僕はきっと化かされているのだと。でもそれはやっぱり
ちょっとおかしいよね。だってタヌキはそこにいるんだもの。
677 :
名無し物書き@推敲中?:2008/05/04(日) 09:30:59
<2/2>
それで僕はまた考えたんだ。僕はこのポン太とかいうタヌキに馬鹿
にされているのだと。そう思うと僕はひどく腹が立って来たよ。だ
って僕はタヌキのポン太から二度寝の楽しみを奪われる筋合いなん
て少しも持っていないはずだからね。僕はその朝まではずっとタヌ
キに優しい男だったんだぜ。嘘じゃない。小さな頃にカチカチ山を
聞かされた時だって全く憤慨したもんさ。ウサギだって同じくらい
酷いじゃないっかてね。それぐらいだから、僕は確かにタヌキに優
しい男であったと断言できるね。少なくともウサギに対してよりは
優しかったはずさ。でも僕はその朝にはこりゃあ見方を変えなきゃ
いけないと思ったよ。僕は憤慨しながら言った。「てめぇタヌキ汁
にするぞ!」ってさ。それを聞いたポン太は意外にもきょとんとし
ていたね。後で知ったのだけど、ポン太はまだほんの子どものタヌ
キだったのさ。だからタヌキ汁イコールタヌキの汁イコールカチカ
チ山の定理を知らなかったらしいね。だもんで僕の導いたタヌキ汁
にするぞイコールタヌキは恐怖するの方程式もあいつには通用しな
かった。それで僕はそれ以上何も言えなくなっちゃってさ。しばら
く僕たちは眼をぱちくりさせて見合っていたんだ。
未完です。多分涙物。
>>676-677 あんまり恥ずかしいのは投稿しないでください。
考えなしに本気も出さずにだらだらっと書いたものだから恥ずかしくないもんね、とでも
思いながら投稿したもののように見受けられますが、ちょっとでも書ける人ならば
だらだらしたってこんなもの書きません。
こんなの書いててよくもテンション上がるものですね。
酷評お願いします
五月の頭、ゴールデンウイークの只中とは思えないほど暑い夜。
少年は母校の中学の隣にある、一ノ割公園のベンチの一つに深々と体を預けて、頭上に茂った枝葉を眺めていた。一ヶ月前に
咲いていた日本人の大好きな薄桃色の花は、今は生命力あふれる緑の葉にとって変わられている。
黒のジャージ上下に身を包んだ、茶髪を肩に垂らした目のぱっちりした現代風の高校生、石海翔太は、ポケットの
中のタバコを取り出し火をつけると、正面に見える武里中学校の体育館に視線を投げた。窓から暖かい橙色の光が漏れている。
(さっさと終わんねーかな)
舌打ちをしながら、無人の公園に煙を吐く。連休中も厳しい部活動にささげる年下のセックスフレンドに、翔太は軽い苛立ちを覚えた。
基本的には生真面目で扱いやすいのだが、時々融通が利かなくなるのが彼女の難点だった。
(部活ねえ)
特にスポーツ好きではないが、オタクくさい文化部に入るのだけは避けたかった中学生時分の翔太が入部したのは、野球部だった。
弱小なので適度にぬるく、その割に対外イメージがいい。その戦略が功を奏し、三回女子に言い寄られた戦績もある。今思えば、
自分は昔から打算で動く癖があった。夜道の護衛をこうして快く引き受けているのも、ついでに一発くらいやらせてくれるだろうという
期待を持っているからだ。
しかし、関東大会出場経験を持つバレー部の練習は相当ハードなはずだ。彼女はうずうずしてるこの一物をくわえ込んでくれるのだろうか。
場所なんてどこでも、それこそこの公園でも構いはしないが、そもそも行為を拒否されたらどうにもならない。
翔太はストラップがいくつもぶら下がった携帯電話を取り出すと、保険のために別の女とのアポイントメントを取り付け始めた。
>>676-677 まだ導入部みたいだから面白いとも面白くないとも言えないけど、続きは気になった。とりあえず最後まで書いてみたら?
チビったとこにこだわった部分はちょっと笑った。こちらからは見えない、作中の聞き手のそらとぼけた様子が思い浮かんだ。
文章はちょっとまわりくどいかな。おしゃべり男を表現したいのかもしれないけど。
681 :
名無し物書き@推敲中?:2008/05/04(日) 11:45:01
>>672 そうですね、確かにドラマ性が無い!
実はこの後にキーパーソンの友人が出て来て、3人で仲良く家出を
するっていう有り触れた展開になるんですが、ちょい冗長過ぎますかね?
自分の文章って自分で読んでても引き込まれないんですよね……
物書く人ってすご過ぎ
682 :
名無し物書き@推敲中?:2008/05/04(日) 13:34:46
「ほんと男子ってバカなんだから。」
「それは聞き捨てならんな。」「なんですってえ!?」
「確かに男はバカだ、それは認める。しかし、女は『びっくりするほど』バカだ。だがそれを隠すのもまた『びっくりするほど』うまく、巧みだ。」
「…。そんなこと、ないもん。」
二人のファーストキスは、その約二十秒後に訪れた。お前ら小学3年生だろませてんな。
>>679 神視点の悪い例だね。
初心者が神視点を使うとナレーションのように説明の羅列で終わってしまう。
少年と石井は同一人物なんだよね?
なら最初から固有名詞で書くべき。
客観描写がないので夜だというのに夜らしく見えない。
まず必然性がないなら神視点を止めることだね。
書きたいシーンがあって、それが人物視点では書けない場合にのみ神視点を
選ぶくらいで丁度いい。
少年は〜とか男が〜と始まるとそれだけで初心者っぽく見えるから
>>681 冗長というか、投稿したシーンになんの意味もないってこと。
家出するのに、数学の授業とか弁当を食うとかはストーリーに関係しない
いわば不要なシーンで、登場人物も凡庸で誰が誰だかわからない。
つまりキャラが立っていないということ。
登場人物の特徴的な部分、特殊能力みたいなものを紹介する為に
学校から始めるならば、授業中に喧嘩を始めるとか、
部活でなにか能力を発揮しているとか、昼休みに演説を始めるとか
料理オタクで弁当を自分でつくってきて、その解説を始めるとか
なにかあるはず。
そういう部分もなく、特徴のないどこにでもいそうなキャラを集めても
ドラマにはならない。
687 :
名無し物書き@推敲中?:2008/05/04(日) 17:45:21
>>686 ありがとうございます。そうですね、彼女たちの特徴を書こうとす
るなら「普通の」で間に合っちゃいそうですからね。そういう、巧
く日常の退屈さを表現するのにも、何か「ドラマティックな普通さ」
がなければつまらないのかな、とは1人合点ですが。
引込まれるような文章をたくさん読みたいと、強く思います。
>>686,
>>687 横だが、
そういう点でいうと、綿矢りさの『蹴りたい背中』の冒頭は好例だよ。
同じく授業中の風景を描いているが、描写のかさなりとともに、「私」と「にな川」の
人物像、ポジションが、くっきりと浮かびあがってくる。
689 :
名無し物書き@推敲中?:2008/05/04(日) 21:17:52
>>678 すいません。読み直したら己は劇団ひとりかと思いました。
>>680 ありがとうございます。多分小説としては楽しめるものにならなさ
そうなんで、脳内で楽しんでおきます。失礼しました
690 :
名無し物書き@推敲中?:2008/05/04(日) 21:21:05
しねあやそんなにおれらがほかのおんなとくっつくのがいやなのか
691 :
名無し物書き@推敲中?:2008/05/04(日) 22:41:25
>>688 綿矢リサですか。インストールは一応読んだのですが、印象強かったですね。実を言うと
上の文章もインストールのようなノリで書いていこうとしたのです
が……。蹴りたい背中は未読なので、その内には読みたいと思います。
それと下にもう1つ冒頭のみを貼ります。ストーリーにはほぼ触れ
ませんが、冒頭として無しでは無いかを批評して頂けたら有難いです。
692 :
名無し物書き@推敲中?:2008/05/04(日) 22:45:34
お願いします。
ガムシロップの陽炎が、柔らかなアスファルトから立ち上ぼる。
ガードレールや走る車や早足に歩く人々は、無抵抗にその形を歪め
られ、ゆらりゆらりと灰色の上を漂う。高層ビルを形成する何百枚
ものガラスは、そこに施された加工にも勝ってかなりの光量を反射
させている。今日はまたいつに無く暑くなったな。僕は歩みを止め、
ハンケチで顔の汗を拭きながら都市の真夏を眺めた。その様子は見
ているだけで朦朧としてくるようだ。営業の仕事も一段落ついたし
そこらの公園で一休みしようか。僕はそう思い、近くの公園へと足
を運んだ。
広葉樹の多く植えられた公園には、僕と同じ外回りのサラリーマ
ンや、若いカップルや、カードゲームで遊ぶ小学生やらの姿がちら
ほらと見られた。ただ騒がしいだけの蝉たちの声は、僕が木陰に入
った途端に夏の一興へと音色を変えた。僕はまだ塗装の新しいベン
チに腰を下ろし、ふうと息をつく。さわっと風が通り過ぎ、スーツ
やワイシャツの下でじとりと汗ばんだ肌に心地よい。公園の中央で
勢い良く噴水が上がり、僕は惚けた気持ちでそれを眺めた。噴水は
しばらくの間きらめき続け、やがて徐々に勢いを弱めて元の孔へと
消えていった。僕はぼうっとした頭のまま樹の影に視線を落とした。
影は外界との境界を色濃く引き、僕を守ってくれている。影の中で
は、涼やかな匂いと蝉たちの声が夏特有の静寂を意識させる。僕は、
この静けさをとても良く知っている。その凝縮された夏に喚起され、
僕は年々色あせていく幼い記憶を、少しの間紐解いてみることにした。
>>692 文章が下手だなあ。
初心者ほど独りよがりの表現に凝る癖があって、それが続くととてつもなく
下手に見えるから。
例えば冒頭だけど
>ガムシロップの陽炎が、柔らかなアスファルトから立ち上ぼる。
>ガードレールや走る車や早足に歩く人々は、無抵抗にその形を歪め
>られ、ゆらりゆらりと灰色の上を漂う。
これって、
『アイスティーに落としたガムシロップのように、陽炎が立ちのぼっている』
という意味だよね?
真夏だから、アスファルトも熱せられて柔らかくなっている。
陽炎ごしに、街の風景が揺らめいて見えた、ということだと思うんだけど、
原文だと、視点が曖昧で何がなんだかわからないよ。
人物視点の場合は、風景描写も人物の心理を投影しているので、その人物が
使わないような、語彙や比喩は使わないこと。
そういう部分に凝るよりは、例えば「公園の描写」を具体的に詰めていくべき。
記号として並べるのではなく、もう少し具体的にね。
サラリーマンの服装や、それに対する主人公の感想とか。
公園と言ってもいろいろあるから、読者に分かるようにかかないと。
>>692 これは駄目な見本のようだわな。
比喩とか修辞は、それをすることにより、よりわかりやすく伝えるためにする。
しかし投稿文では、わかりにくくさせている効果しかなく、つまりはしないほうが
よい。
描写もそうで、伝える(表現する)ために描写をするのだから、ぐだぐだと書い
て印象不鮮明になるのならばしないほうがよい。
冒頭の段落は、つまりは「暑い」ということしか言っていないのだから、これな
らばいっそこと「うだるように暑かった」のひと言で済ませたほうがなんぼかま
しだ。
さらにいえば「営業の人間が公園でひと休みをする」というのは、あまりにステ
ロタイプにすぎて、つまりはTVドラマやコントなどで安易に使われる設定だから、
こういうふうに話をもってこられると、作者は営業の仕事の経験なんかないん
じゃないかと勘繰りたくもなる。
頭の中でこねくって作っただけの代物のように見えるということなんだけどね。
もうすこし、自分の目で見た(感じた)ものを素直にスケッチするつもりで書いた
らいいんじゃないか。
695 :
1/3:2008/05/05(月) 02:51:41
酷評よろしくお願いします
自分の軽率な行動をこれほど後悔したことはない。ちょっとした好奇心
で踏み込んだその場所は、明らかに外界のそれとは異なった空気を漂わせ
ていた。そこは派手な色の装飾で飾られた文庫本よりふた周りほど大きな
薄いプラスチックのケースと、そのケースが並べられた地味な色の棚が3
列ほどあり、壁にはこれまた派手な色のポスターが隙間無く張られている。
天井の真新しい蛍光灯の光がプラスチックのケースに当たり、鈍く光を反射
して汚いタイルの床を艶めかしく照らす。
その上を、数人の男たちが何かを品定めするようにウロウロと動き回って
いた。
俺はその異様な光景を見て、今すぐその場から逃げ出したい衝動に駆ら
れた。だが引き返すことはできないことを本能が悟る。そこに足を踏み入
れた瞬間から、目には見えずとも既に戦いは始まっていたのだ。
696 :
名無し物書き@推敲中?:2008/05/05(月) 03:01:00
目が合うことはなくても、互いが互いを意識し合い、指先一つの動きでさ
え気取られ、1oの油断でさえ死に繋がるのがわかる。そのプレッシャー
がこの場所に満ち、黒く汚い底無し沼ようになってここに来たものを捕ら
えて離さなかった。俺はきびすを返して元来た道を帰ろうとしたが帰ろう
とすればするほど、ズルズルと深みへはまっていくのがわかった。戻れど
死、進めど死の底無し沼。だが戻れば死だけでは済まない。それは死より
も屈辱的な敗北、戦わずして逃げたことは俺の雄としてのプライドの崩壊
を意味している。俺は震える手を握りしめ、進むことにした。 一歩進む度に空の胃が裏返るような感覚に何度か襲われ、その度に胃液
が喉の辺りまで逆流したのか、口の中が少し酸っぱく感じる。俺は自分の
予想以上の脆弱さに情けなくなり、自虐的な笑顔がこぼれるのを止めるこ
とができなかった。
(やめろ…落ち着け…笑顔をすぐやめるんだ)
心の中で何度も自分に言い聞かす。こんな場所でニヤニヤ笑っているのを
他の奴らに見られると気味悪がられてしまう。
697 :
名無し物書き@推敲中?:2008/05/05(月) 03:05:39
必要以上に警戒されるのは良いことではない。あくまで風景の一部のよう
に、印象に残るかのこらないかのギリギリのラインを保ちながら移動しな
ければいけない。
そこでふと、ひとつのプラスチックケースに目を奪われた。これこそ俺
が長年探し続けていた物だった。すぐにプラスチックケースを手に取りま
じまじと眺める。その時、俺の傍らを音もなく影のように、1人の男が通
り抜けた。
(しまった…)
目当ての物が見つかって浮かれていた、周囲の警戒を怠っていた。体の中
から沸き上がる後悔と自分への怒り、そして諦め。
(もしかしたら俺の趣味がバレたかもしれない…)
もしそうだとしたらもうここにはいられない。俺は敗北を受け入れ逃げ出
した。
「ありがとーございましたー」
店員の無機質な声が俺をあざ笑うように店内に響いた。
店の外へ出ると、もうすでに辺りは暗くなっていた。ゆっくりと深呼吸
をし、呼吸を整える。
「やっぱりAV買うの恥ずかしいよ…」
足下には店内からの明かりでぼんやりと情けない影が作られていた。
>>692はそれほど酷くは無いと思うよ。
確かにおかしなところは多いけど。
692はただ、
>ガムシロップの陽炎が〜
の部分が物凄く拙くって、これで強烈に下手な印象を残しているだけに過ぎないと思う。
まぁそれだけ冒頭、特に出だしの部分は重要って事なんだろうけど、今のところはこれさえ直せば、「ちょっと下手な人」という評価で良いと思う。
699 :
名無し物書き@推敲中?:2008/05/05(月) 03:08:45
やっぱり段落の行頭一文字空けれてない…
俺の携帯じゃ空けれないみたいです。すいません
半角じゃなくて全角のスペースは書けないの?
半角スペースだと消されるよ。
まあ、どうしてもアレなら_とか ̄で代用する手もあるよ。
702 :
名無し物書き@推敲中?:2008/05/05(月) 03:33:54
>>695-697 初心者にありがちな情報隠し、設定隠しで失敗した例。
AV屋ということをオチにする為に、舞台となる場所の描写ができずに
意味のない心理描写で埋めている感じ。オチとしても弱いしね。
これなら最初からAV屋であることを全面に出して、店の様子や
客の様子、商品を選ぶ主人公の心理を描写していったほうが、何倍も
おもしろくなると思う。
>>703に同意だな
良くわからな過ぎて引き込まれない
まぁ、文量見て短かったから最後まで読んだけどさ
705 :
名無し物書き@推敲中?:2008/05/05(月) 07:39:57
>>693>>694>>698 丁寧な批評ありがとうございます。
>693
確かに(とは言われて思うのですが)、あ
んまり拙い表現ばかりですね。下手さが露呈するばかりのようです。赤面しております。
>>694 「ガムシロップのような」なら、読取れないですかね?「ねっとり
と纏りつくような」のほうがまだしも良いかな?
ステレオタイプは言われた通りです。安易過ぎましたね。きっと使
われ始めた当時は画期的だったのでしょうね。自分は営業をしたこ
とは無いというのもその通りです。もっと観察や、自分自身の日常
体験などを深めていかないと絶対に改善しないと実感しました。
>>698 やったーちょっと下手になった!!いえすいません、読んで頂きありがとうございました。
ここ2、3日で自分の文章の酷さを実感できました。すごく勉強に
なりました。レス数伸ばしまくまってすいませんでした。そして本
当にありがとうございましたm(_ _)m
708 :
>>695-697:2008/05/05(月) 11:03:07
酷評ありがとうございました
みんなの意見を生かして次は頑張るぜあ
709 :
名無し物書き@推敲中?:2008/05/05(月) 13:26:06
ご臨終です。
チン! 金一つ。
俺ね、今体鍛えてるわけ。ボディービルダーに憧れてるんだ。でさ、当然筋肉の発達を促すためにプロテインも飲んでるんだけど
屁が尋常じゃないほど臭くなったんだよね。卵が腐ったようなにおいがするんだ。
プロテイン飲んで筋トレしてる奴なら分かると思うけどマジで劇臭なわけ。
で、ある日通勤列車で急に屁をこきたくなってそっとすかしたら案の定ものすごい臭いがたちこめたわけよ。
俺ばれないようになにくわぬ顔で目ぇ瞑ってたのね、そしたら後ろの人が「硫化水素だ!!硫化水素の臭いがする!テロだ!!」って騒ぎ出して満員電車の中もう大パニック。
電車が急停止して自動ドアが開いてみんな大慌てで電車から出て行くわけ。
そんな事態になってもう「あ、それ俺の屁です」とか言えないじゃん?みんなパニックになってるし俺ももうパニックになっちゃってその場で具合が悪くなって倒れるふりしたわけ。
そしたら正義感が強そうな兄ちゃんが「大丈夫ですか!!?」とかよってくるわけ。命知らずな奴もいたもんだ、皆が自分のことしか考えてない中で兄ちゃんは必死で倒れたフリをしてる俺を介抱してくれた。
俺言ったんだ。「馬鹿やろう!何で逃げないんだ…俺のことは構わず早く逃げ…グフゥ…!」
そしたら兄ちゃんが言ったんだ「人には自分の命に代えてでもやらなきゃいけないときがあるんです!!」
俺ははっとしたね。
自分が死ぬかもしれないのに人を助けようとする勇気、今の時代に一番欠けている物だと思う。それをあの兄ちゃんは見せてくれた。
この世の中もまだまだ捨てたもんじゃないな、なんて思った。
「俺の屁でこんなんなっちゃったんです」なんて死んでもいえなかった。
712 :
名無し物書き@推敲中?:2008/05/05(月) 16:10:13
>>710 これどっかのコピペ?
悔しいけど笑ってしまった
>>695 ラノベに多い特徴だけど指示語多いよね
外界の「それ」とか今すぐ「その場」からとか
もっと指示語を使わないよう意識したら?
特に最初の「外界のそれとは〜」って部分
明らかに「外界とは〜」でもいいでしょ
個性なのか知らんがムダに文章を長くするなよ
>>710 起承転結もあって上手くまとまってると思う。
流れもいい。
>>711 神視点の説明調で描写がない。
舞台となっている場所・時代も雰囲気もわからないし、部屋の様子もわからない。
人物の固有名詞を出すのが遅く、読むほうはキャラを区別できない。
その後に、神視点で人物の説明がずるずる続く展開は苦しい。
そういうのは、人物を描写することでわからせるべきで、安易に説明するのはどうかと。
神視点でかきちらしても上達は見込めないので、人物視点で書けるように
努力したほうがいいよ。
717 :
1/3:2008/05/05(月) 19:03:37
お願いします。
自称夢の案内人であるらしい、しゃべる三毛猫の犬山さんから、世界を変えるスイッチ
を受け取った目覚めの朝、ぼくの右手は四角いスイッチの箱を握っていた。
机にスイッチを置き、対峙することはや十分。四角い箱の上にまあるい円のボタンがあ
るスイッチは、その真っ黒な姿を射し込む陽射しに反射させている。
犬山さんは、夢の中「このスイッチには世界を変える力があるんだ。押したら最後、
君の周りの世界は様変わりしてしまうよ。にゃー」と言った。
何と無責任な発言なのだろう。目覚めてまだ十分ほどしかたっていないのに、ぼくは心
底腹が立った。そんな言い方をされたら、押したくなるのが心情ってものだ。
でも、このスイッチには世界を変える力があるらしい。犬山さんの言葉はどこまで本当か
は分からないけれど、その一言が、ぼくからボタンを押す勇気を確実に奪っていたのだった。
718 :
2/3:2008/05/05(月) 19:04:18
押すべきか、押さざるベきか。悩み続けること更に二十分。ぼくは覚悟を決めた。
押す。押すのだ。押して世界を変えてやる。
思えば、何も取り柄もないぼくにとって、この世界は単調過ぎたような気がする。変わ
らない毎日。同じような朝。ぼくは変化がほしいのに。今までに何度も世界はぼくの想い
を無視してきたのだ。
もっと刺激を! 変化をもたらす事件を!
ぼくは願いを込めて、震える指先、真っ黒なスイッチのボタンを押した。
と、突然世界が揺れ始めた。椅子に座っていたぼくは、激しい揺れに簡単に宙ヘと投げ
出されてしまった。
奇声と共に、床に激突する。顎が非常に痛い。何とか痛みに堪えながら机の下に潜り込
んだぼくだったけれど、揺れはなかなか収まらなかった。
そんな世界を見つめながら、ぼくは内側から込み上げる期待に震えていた。
719 :
3/3:2008/05/05(月) 19:04:58
世界が変わる。ぼくが変える。変えている。その絶対的な力を行使しているという事実
は、ぼくを強く酔わせていたのだ。
ほどなくして揺れが収まる。世界が再び停滞する。ぼくは震える膝を叩いて何とか立ち
上がると、部屋の中央に向かい、そこに立ち止まった。
瞬間、部屋を囲む四方の壁がぼくの反対側に倒れた。天井は高く、どこか遠くに吹き飛
んで行ってしまった。辺りには、暗い、いつもの夢の空間が広がっていた。
「やあ、また世界は変わったみたいだね。にゃー」
その暗闇の中に一人佇む犬山さんがいつものように話しかけてきた。ぼくは恥ずかしな
がら、もう何度目かの礼をした。
(おわり)
次の方ドーゾ
721 :
1/3:2008/05/05(月) 20:58:40
お願いします
目覚めるとへそから、赤い糸が出ていた。俺は煙草を咥えて、
百円ライターで火をつけた。紫煙で澱んだ視界に煙草のパッケージが映る。
七つの星が鈍く輝いていた。
このへその赤い糸はいわゆる『運命の赤い糸』というやつなのだろうか。
おれのへそから出た赤い糸はやにで黄ばんだ俺の部屋を出て
ほこりの積もった階段を下におり、表札の傾いた玄関から外に出ていた。
この糸を辿っていけば運命の恋人に巡り会えるかもしれない。
腹が減ったのでこんがりと焼けたトーストにマヨネーズを塗りハムを載せ、
レタスを載せ、その更に上に目玉焼きを載せたものを齧り付きながら、
挽きたてのコーヒーを飲んだ。
腹の膨れた俺は二度寢しようとリビングを出て、階段に足を踏みかけたが
スエットから出ている赤い糸に気が付いた。大事なことを忘れる所だった。
俺と相性がぴったりの女性が待っているのだ。
722 :
2/3:2008/05/05(月) 21:01:24
俺は玄関を出て、赤い糸を手繰り寄せながら歩いていった。
住んでいる町の中心部の団地から二時間ほど歩いただろうか。
俺は両脇を柿畑に挟まれた道を歩いていた。山の木々の緑や柿の
オレンジが視界を突き刺し、俺は少し顔を歪める。
普段デジタルの画面をスクロールしている俺にとって、
天然の色彩は圧倒的でどこか威圧的だ。
牛の鳴き声がし糞尿の匂いが鼻につくので、前方右手を眺めると
民家の手前に牛舎があり、たくさんの牛が口を蠢かしている。
赤い糸は民家の方へ向かっている。俺は少し興奮しながら民家を目指す。
たどり着くと「どうしたんや。その赤い糸」と作業していたおっさんが
話しかけてくる。俺は事の経緯を説明し、年頃の女性はいないか尋ねる。
「それにしては格好がフランクやな」おっさんは糞で汚れた顔をしかめる。
確かに俺は上下にスウェット、しかも下のズボンには
目玉焼きのシミまで付いている。髪だって寝癖だらけだ。
723 :
3/3:2008/05/05(月) 21:02:51
俺は謝罪をしつつも、赤い糸を引っ張る。確かな手ごたえを感じ、
視線を向けるとその先には年頃の女性などどこにもいなく、
一番はしたなく口を動かしている乳牛の乳首に赤い糸は
念入りに巻きつけられていた。
おっさんは「ふんっ」と鼻を鳴らし、持っていた鋏で赤い糸を
ちょん切りながら「プロポーズの時にはスーツに花束やろが。
常識のない奴にうちの花子はやれん」とのたまった。
釈然としないままとぼとぼ自分の家にたどり着いた俺は、
空腹を感じたので料理を作ることにした。今日の昼飯は牛丼にするか。
724 :
名無し物書き@推敲中?:2008/05/05(月) 23:10:30
それはそれでいいんだけどもさ
俺のひたいの千昌夫ぶぶんから白髪がぴろんと生えてきやがってな。
べつだん何処にもつながっとらんが…まーこのー。単なる娯楽であってほしいね。おんなへんに呉か。
誤といい、呉も呉でなにくれ←やのうワハハ。ベイドッグ。
725 :
名無し物書き@推敲中?:2008/05/05(月) 23:13:14
単にベイドックの誤術であって
ワンコロとゆいたいわけでもない
726 :
名無し物書き@推敲中?:2008/05/05(月) 23:18:07
俺は女の家に赴いた。バカオヤジが泣き喚いているが無視して軽く小指で吹っ飛ばす。「いくぞ。」「はい。」
家から出るなり、俺は女に膝カックンをされた。怒った俺は、みずしませんせいのなんだったかのよーに
片肩に女をのっけてのっしのっしと歩き出したのである。なで肩、169&158cm、37歳なのに紅いリボンふたつ等など、
無理がありまくりなのだが無理でしか構成されてないと何故かそれでいいよーなきになってしまう日本人のかなしさ
あさはかさ。なので俺らはうけいれられざるおえなかつたのであった。さかしまに、くゎんこくじんゎくゎんこくにかへつていつた。
どんと晴れ。ぃゃ…DONEと晴れ。
727 :
名無し物書き@推敲中?:2008/05/05(月) 23:19:08
ちなみにやまだたろー&さちこでゎない。あぶさんのどなたかだな。
728 :
名無し物書き@推敲中?:2008/05/05(月) 23:27:00
ム。誤述。今宵の残徹権はひとあじちがうぞ。
729 :
名無し物書き@推敲中?:2008/05/05(月) 23:29:29
たとえばだな。
ルパン三世は高倉健の台頭と同時期なんだが…まあ おまえらにはもちろん両者を結びつける想像力は無い。
参考までに、素顔の健さんは お喋り。髪型のうんちくトリビアは知ってるやつがいまんとこおおかろうからしょうりゃく。
>>721-723 こまった。これはうまい。無駄なようでいて無駄な描写がひとつもない。
よいショートショートだ。
731 :
名無し物書き@推敲中?:2008/05/05(月) 23:32:20
732 :
名無し物書き@推敲中?:2008/05/05(月) 23:33:02
秋田大学と九州大学に配慮してMZにしました。
733 :
名無し物書き@推敲中?:2008/05/05(月) 23:40:45
大日本帝国軍の腐臭々々にジャジジュジェジョパニーズがうじゃうじゃ顔を出してたら
何かが吹っ飛ぶよな。ちなみにマオ先生がアメ公に「まずねえ。8割の力を出した航空機を作れ。んでもって
日本が全力を出したなと判断したら10割のを作れ。それから、エンジンの造りは出来る限り雑に作れ。」
と、教唆した確度が生じている。なぜ雑に作るか。これヒント抜きでわかったら既に経営者のセンスあんわ。だが
今日は教えないのである。
734 :
名無し物書き@推敲中?:2008/05/05(月) 23:54:43
エドガー・スノー、ロバート”オッピー”オッペンハイマー、中国乃至共産主義に魅せられたアメ公は昔も今も少なくない。
マリリンモンローなんざ魅せられたどころか、華麗なるハニートリッパー。籠絡プレジデント。それはさておいてだ。
エドちゃんがマオせんせいとアメ中枢を連絡し(アメの部分的には秘密裏に
その返礼としてオッピーが原子爆弾の機密おアカの国のかたがたにおおくりする
仁義ある冷戦構造。CIA立協賛共産国家キューバ。
735 :
名無し物書き@推敲中?:2008/05/05(月) 23:57:03
それほどまでに「神国」つー大看板はさまざまなくににカッティーンとハマちゃんさしたんだわな。だから頭はたかれんねん。
736 :
名無し物書き@推敲中?:2008/05/05(月) 23:58:17
だから諸君もヘルメットを被ってから神の国を名乗ることである。俺は結構そうしている。
かつ、アカである。いえい。である。
737 :
名無し物書き@推敲中?:2008/05/06(火) 00:07:53
お。日付が変わった。ではヒントを。
「日本では対照的に、『求道的に技を極めた職人気質の師匠とその弟子による徒弟制度』で技術を伝承するのが
伝統であり好みであった。または、心の根っこに於いては、ある。おやっさん。しかし、それはマスプロダクツに
そぐわない。」
…ええっと。何を書こうと思ったんだっけ。ああそう。
ひょっとしたら南京大虐殺すら演出してくださったマオせんせいだが、おいさらばえての江青女史はいかんかったな。
ミニ江青女史は今でも日本にかなり居る。ミニと言い乍らミニスカートが大の嫌い。まあ髪が短い女が居たら
「あ。文化大革命。」と思っておけ。心の中でだぞ。約束だぞ。そして約束はそこそこ守るためにある。
>>721-723 1レス目の721良いねぇ。雰囲気出てる。でも家の中から表札の説明するもんだから俺はどう移動してるのか混乱した。
赤い糸はへその緒とかけた何かなんかなとか考えたが、牛か。
もうちょっと気の利いたオチにしてくれるか、さもなくば2レス目をもうちょっと頑張って欲しかった。
柿の色がどうとか牛舎や民家がどことかのあたりが手抜きにみえる。このへんぎこちないせいで
ちょっと冷めてしまった。雰囲気楽しめてたらオチにいくらか不満あっても読後感は良かったはずだった。
739 :
名無し物書き@推敲中?:2008/05/06(火) 00:27:28
まあなあ。
俺もう安心しきってるから
あんまし恋物語にほんきになれへんねん。こうして倦怠期の扉が開くのだな。そうそう、そういえば、こないだn速+で
「妻だと思うから相克する。愛人だと思い込め〜詠み人知らず〜」っつーのがあったな。誰だか知らんがうまいこと
書くよなア。誰だか知らんが。
彼女がグラジオラスを胸につけてきた。
俺はその花言葉を調べない。
色々あるからだ。それで翻弄されては堪らない。そういうことである。ただ、その色と形を楽しむ。そほつといたつら
しようと思って触ろうとしたら「ぺしん。」とはたかれた。
ご機嫌は芳しくないようである。「どうしたんだい。」『どったの。』とも、『〜、仔猫ちゃん。』ともしない処でこちらの
スタンスを表明。これで彼女のトランスフォームがまた変化する。
面倒臭い、だと?
あのなお前。
女は、かあちゃんじゃ、ないよ。
『一寸待て。ってことは何かい、不採用だった二つだと激怒に着火するから回避したってことは、結局は、
あんた女の手の平ってことなのかい。』
おお鋭いねあんた。流石世の中は広い、俺以外にも女と付き合ったことがある男が居るようである。だが
安心しろ。
その為に、理学がある。
理学を開拓する能力だけは、女に無い。理系に女が居るだろうって?DNAの貢献者に女が居るだろうって?
まあなあ。不思議と、科学者の女にゃ、美人が居る。
あ。
処女は別だよんさま。
たぶん。だが、科学と結婚するだなんて、そこまで宇宙に逆らわなくてもいいよーなきもするだな俺は。
かつ、
処女でも別じゃないばあいも十二分にありえまする。まあ
史家が詐欺師なのか、詐欺師が史家なのか。女が田各。情念の書き手はともかく、ロジックを操るアガサクリスティ
以来の女作家は 総じてギワクノマナグで眺めとけ。どっかで必ず チートをかましてる。
「あんまり女のひみつを世間にばらさないで。」
「学研に『女のひみつ』ってあったら 凄かったのにな。」
「今からでもちゃんすはあります。」
「あ、…はい。だそうです、学習研究社さん。」
「話を戻します。ばらしちゃだめあるよ。」
「なぜだ。」
「世界が変わってしまうから。」
「あー。それは、つまり、あれだな。ダチョウ倶楽部というわけだ。」
「それにはこたえれません」
「あーはいはい。すべてみなりょうかい。ではしゅくしゅくと。」
「ばかもの。おおばかもの。」
「はいはい。」
いっておくけど。ものすごいかずのひとびとをまきこむことをわすれないで。
そう言ってかききえた女の幻を追って ミャンマーのサイクロン犠牲者数一万人の報が流れた。
2008年。いよいよポールシフト本格胎動である。
744 :
名無し物書き@推敲中?:2008/05/06(火) 01:08:08
裏はとれてない未確認情報だが
ミャンマーで秒速190mの風が吹いたと報告があった。
諸君、覚悟はいいかね。これは、まさにいまの 地球で起きていることだ。俺は、備える。
悪い。190km/hだった。およそ50m/s。
正直に書くが
原爆の開発に携わった科学者の中には、原爆実験機「トリニティ」の爆発を見て「なんだ、こんなもんか。」との
感想を漏らしたやつも居る。確かテラーという名前だったと記憶してるが最近シラードばかり頭にあったからな。
二文字に棒だ。そいつは大気の酸素が全部燃えるという誤予測を立てていた。
だがそういうオッサンが、「集団の動揺を抑える効能も有する」こと も 忘れ
ま、これについては俺がどうこう言える立場に無い。ともあれ、まあなんだその、しっかりしろよ、俺含め。うん。
出来る限り日常を維持しようとする姿勢こそが、非日常を切り抜ける手段だと考える。
こんなもんで懊悩は解消加減っすよね、宮台先生!。
スーツに花束が常識って意味不明。
>>717-719 一言で言うと独りよがり。
>自称夢の案内人であるらしい、しゃべる三毛猫の犬山さんから、
冒頭から???が並ぶわけだけど、「夢の案内人」とは何なのかまったくわからないし、
「あるらしい」という件も意味不明。
日本語としては、真実かどうかはわからないが『○○と自称するなになにさん』という風になるはず。
ストーリー上、しゃべる猫である必然性がないし、猫なのに「犬山」と言う名前の付け方も
おもしろくもないし、特別な効果も出ていないと思う。むしろ「タマ」「ミケ」という猫らしい名前のほうが
イメージがわきやすいはず。
ストーリー的にもよくわからないし、描写もできていないし、もう少し当たり前の光景を
当たり前に書けるように努力したほうがいいと思う。
>>721-723 状況が分かり難い部分があるので、要推敲かな。
普通は布団とか被って寝ているはずで、パジャマか肌着を着ていることが多いので
目覚めてすぐに、へそからの赤い糸に気がつくというのは唐突。
この辺はもう少し丁寧に状況を説明する必要アリ。
>おれのへそから出た赤い糸はやにで黄ばんだ俺の部屋を出て
>ほこりの積もった階段を下におり、表札の傾いた玄関から外に出ていた。
>この糸を辿っていけば運命の恋人に巡り会えるかもしれない。
>腹が減ったのでこんがりと焼けたトーストにマヨネーズを塗りハムを載せ、
ここもそうだね。
朝食のシーンが唐突に始まる。
糸を追いかけていくと、部屋の外につながっていて、建物の外側に出ていたという
ことだと思うので、その後に朝食のシーンにつなげたいなら、部屋に戻るアクションを
入れないとおかしい。
ネタ的にはアリだと思う。
感動するわけでもない。
泣ける話でもない。
笑えもしない。
ほのぼのでもない。
癒されない。
かわいい話でもない。
せつない想いとも無縁。
萌えの要素はない。
カッコいいというのともちがう。
ドキドキ・ハラハラはしない。
怖くもない。
おしゃれでもない。
スゴくはない。
ためになるわけでもない。
だから、つまらない。
よろしくお願いします。
ヨーグルト野郎がやってくる。俺の部屋を蹴破るようにノックして、
けたたましい声でまくし立てる。
「お袋の誕生日のプレゼントはなにがいい?」飢えた野生動物のような
ぎらぎらした目で俺を見つめ、相談を持ちかける。
死を悟った老人のようなすべてをあきらめた眼差しはもはやかなたに消えた。「兄貴の好きにしたらいい」そう答えると嬉しそうにうなずき、重力に逆らうように肩をいからせて、書斎に戻ってゆく。
ヨーグルト野郎はずっと昔、牛乳野郎だった。
大学を出て、商社に勤めた牛乳野郎は仕事と遊びに人生をささげ、
気が付けば神経がやられていた。
「俺はお前よりカウンセリングがうまい」とほざいてカウンセラーを怒らせ、
そのまま病院にぶち込まれた。病院で薬漬けにされて戻ってきた
牛乳野郎は以前の奴じゃなかった。毎日のように遊びほうけていたのに、
まるで部屋に檻があるかのようにそこから出ようとしなかった。
俺たちが餌を置くと空になった皿を部屋の前に出していたところをみると、
食事は取っていたのだろう。1/3
檻にこもった牛乳野郎は電脳世界の住人になった。
朝から晩までネットを見つめ、現実世界との接触を絶った。
一度伯父に注意されてからというもの、結婚式にも葬式にも参加せず、
代わりに自らの葬式を出し続けた。
そう、牛乳野郎は静かに死んでいったのだ。
暴力的に周囲を巻き込んでいた笑顔は引っ込み、
虫眼鏡で探さないと発見できない微かな自虐の笑みを浮かべた。
電波を受信するアンテナのようにあちこちに尖っていた髪も
道端に落ちたガムのようなふけが付着した。
ピエロみたいに人を笑わせることが好きだったのに、
「周りの奴らに笑われている。俺を見るな」なんて言い出した。
まるで自意識過剰の中学生だ。
2/3
檻に閉じこもって三年、腐りきっていた牛乳野郎に
乳酸菌や酵母菌を与えたのは母親が差し入れた一冊の公募雑誌だった。
ある小説大賞の要項に奴の目はまるでそこに
ビキニ姿の美女でもいるかのように釘点けになった。
三年間の電脳生活で得た情報と文章能力と妄想をぶち込んで、
小説を書き上げ応募した。
腐りかけた牛乳野郎は小説という酵母菌を得て発酵し
ヨーグルト野郎になる。
ヨーグルト野郎がやってくる。奴の体からは甘くて酸っぱい匂いがする。
そう。喜びと希望に満ち溢れているからである。
3/3
休日の朝、寝坊をしていると母親に起こされ、猫が死んだと教えられた。
階段を降りてゆくと、ちょうど父が段ボール箱をビニールテープで封をしている
ところだった。
「まだ、挨拶していないじゃないの」
少し怒りながら母が言うと、父はビニールテープを剥がし始めた。
箱が空けられると、新聞紙の下に昨日まで生きていたシロがいた。目の回りがど
んよりと黒くなり、死んでいることが分かった。
「これから、焼いてもらってくる」
母が言った。私はシロの軽く頭をなぜる。
「死んだのはいつ?」
「昨晩みたい。お客さんが来ていたんで気がつかなかったけど」
少し意外だった。死んだのは今朝ではないかと思っていた。微かに温もりを感じた
気がしたからだった。もしかしたら、父が陽に当ててやっていたのかもしれないと
思った。
「でも、ずいぶんと頑張ったな。いつ死んでもおかしく無かったけど」
「十年、よく和ませてくれたわ」
ここ二、三年は酷く痩せたり太ったりを繰り返していた。その都度、死ぬかと思っ
ていたが、意外と回復した。だが、十日ほど前から力の無い声で鳴くようになってい
た。病に逆らうという感じが無く、傍目にも先が長くないないのは分かっていた。
「じゃあ、行ってくるから」
母親が段ボールをもって玄関から出て行った。
今日、家から猫が消えた。
>>752-754 牛乳野郎とか自らの葬式を出すとか暴力的に巻き込む笑顔とか、
ことばばっかり先行してて実感がわいてこないな。
内容も単なる兄貴観察日記に終始してるせいですこし物足りない。
最後にそれとなく兄貴と俺との位置関係をほのめかすとかして、もう一味欲しいと感じた。
>>752 自然にヘイト系を書いちゃう場合ってどうしたらいいんだろう。
前も言ったけど、俺は本気でなんとかしたいと思っているんだよ。
まずは伝えたい思いがあることを周囲が認めることだろうか。
「そんな大声で叫ばなくても聞こえているよ」ということを伝えて、
叫びを歌に導くことができたら、と思う。
>>757 見知らぬ人に自分を語るなw
別館向きだろ
>>752-754 描写がなく説明だけなんだよね。
まだまだあらすじの段階。
個々のシーンの情景や行動、エピソードを丁寧に書きこむように努力してみましょう。
>>755 ちょっと淡白だよね。
描写も薄くてこのシーンで何を描きたいのか、読者に何を伝えたいのかがわからない。
人物の様子も位置関係もわからないし、猫が死んで悲しいなら、そういう心理描写が
必要だろうし、何のためのシーンなのかを考えて書くようにしたほうがいいよ。
>>752-754 >まるで自意識過剰の中学生だ。
が作品に対する印象の全て。
>>755 嫌いじゃない。淡白な雰囲気がかえって哀しい。
でももうちょい主人公の心理描写を掘り下げてほしかったなー
>>758 にしたって筆者のキモオタに対する嫌悪感(もしくは自己嫌悪感?)をなんとかしないこと
にはどれだけ上手に書いたって一般大衆には嫌われるだけじゃん。
一般大衆は耳にあまーい砂糖菓子みたいなメッセージしかほしくないんだよ。
嫌悪感が先に立ったなら、なにをどう書いたって受け入れられるはずがない。
スレの皆様は華麗にスルーすることに慣れているけれど、もしかしたら筆者は一生このまま
じゃないかと思うと、私は内容のほうが気になるのだ。
>>749 ありがとうございました。
ひとりよがり、狙いすぎた文章でした。
精進します。ありがとうございました。
>>762 ええ?逆だろ
『キモオタ』ってヨーグルト野郎のことでしょ?
>>752はヨーグルト野郎をかっこよく描こうとしてるようにしか見えなかったぞ
腐った牛乳野郎が道を与えられてヨーグルトになるってのは、
「本日をもってお前らはウジ虫を卒業する!」的な、地べたから這い上がる者を描く演出だろう
人によって受け取り方がブレるのかもしれないが、筆者の狙い自体はそうであったろうと断言できる
俺=
>>758,756
>>721 なかなかいい。
読ませるものになっている。
しかし、
>牛舎
あたりで結末がわかってしまう。
さらに捻りが欲しいところだ。
文章についてはやや中途半端かな、という感がいなめない。
酷評すればだが。
もっと大仰にするか、もっとくだけた感じにするか、
スタイルというものをもうちょっと考えて工夫すると、
さらに良くなるはず。
>>764 ええと、続けていいかな。そこに問題があるんだよ。
少女漫画にたとえるならば、ブスであることをコンプレックスに思っている少女は
本当にブスに描かれていたら救いようがなくって、実は眼鏡を外したら美人である。
あるいは性格が美人とか、なにか取り柄があるわけ。
ドラマを例に言うと、武田鉄矢や渥美清が女性にふられる話はドラマになるけれど、
本当に不快な人間が女性に振られる話はテレビで放映してもらえないんだね。
>>752-754には本当に兄貴が嫌悪される特徴が並べ立てられているため、読者が同情できるところがないのだ。
とくに牛乳、小説大賞、腐った牛乳、ヨーグルトの流れや
> 道端に落ちたガムのようなふけが付着した。
がやばい。生理的な嫌悪感は理屈を組み立てても覆しにくいんだ。
簡単な対処法は、
> 商社に勤めた牛乳野郎は仕事と遊びに人生をささげ、気が付けば神経がやられていた。
ここのところで悪い上司に騙されたとか、不景気の波にのまれたとか、なにかエクスキューズ(いいわけ)を織り込んでおく。
それじゃ落ちぶれてもしかたがないよね、とどこかで読者の心を安心させるんだ。
あるいは
>>756さん自身も書いているとおり、兄貴と俺との位置関係をほのめかす。
俺だけが兄貴の味方であることを示す、とかね。
でもそういう表面的な話じゃなくても、作者自身にキャラに対する愛があればなんとかなる。
愛がなければ、作品内にヘイトがにじみでてしまうんだ。
おいおいそれは単にお前の趣味だろ
ロリータでも時計仕掛けのオレンジでも読んでこいよ
ヘイト高くても意味のある小説はあるんだぜ
>>752-754 兄が弟の部屋に来た。母親の誕生日のプレゼントの件を相談した。書斎に戻っていった。
この小説の現在時で語られている内容はこれだけ。
なので、論外。
ラストシーンを最初に持ってきて、そこまでの経緯を描写していく構成じゃないの?
母親にプレゼントを買う金を稼ぎ、自分の部屋とは別に書斎を持ったのだから
小説家として成功したんだろう。
他スレにも投稿したのですが、こちらの方々にも見ていただきたいと思い、投稿させていただきます。
少々長めですが、酷評お願いします。
>>767 「時計仕掛けのオレンジ」を読んでいるなら話が早い。あれがうまくいっている例だ。
主人公がどれだけ悪いことをやっても、キモく書くこととキモくなく書くことができるんだ。
「オレンジ」の主人公はピカレスクで「こいつ、天罰が当たればいいのに」と思わされるけど、
キモくはないだろ?
772 :
1/5:2008/05/06(火) 22:13:23
受付で名を告げるとすぐに応接室に通された。黒皮の二人がけソファが二つ向き合った間に、こげ茶色の木製
テーブルが据えられただけのごく簡素な部屋である。私を案内した若い女性職員は、ここで少々お待ちください
と言い置いて部屋を去った。ソファに腰をおろして待っていると、数分後、湯飲みを二つのせたトレイを持った
先の女性職員が、紺色のスーツを着た、総白髪の男を連れて戻って来た。男は私の対面に腰をおろす。顔のあち
こちに深いしわが走っている。私と同年代くらいだろうか。女性職員は湯飲みを私と男の前に置くと、失礼しま
す、と会釈して出て行った。
「はじめまして、松永先生。施設長の奥平です。お忙しい中、ようこそいらしてくれました」
懐から取り出した名刺を差し出しながら奥平は言った。名刺には『社会福祉法人のぞみ会理事 知的障害者養
護施設あららぎ園施設長 奥平洋平』とある。
「そちらの病院の方がうちにこられるのは初めてですね。それにしても院長先生自らがおこしいただけるとは思
いませんでした。なんにせよ、ありがたいことです。病院関係者との連携はとても重要なことですから」
奥平は愛想のよい微笑を浮かべる。低くしゃがれた、穏やかな声色である。丁寧な態度ではあるが、しかしど
こか横柄にも見えるのは、彼らに対する私の偏見のせいだろうか。
「私が担当することになるわけですから、私が来るのは当然のことです。ではさっそくですが、入所者の構成を
おうかがいしたいのですが」
「はい。当施設には現在全部で四十三名の入所者がおります。下は十八歳、上は四十九歳です。男女は半々、障
害の程度は軽度から重度、自閉症を併有している者が九名、他の障害や合併症等を持っている者はおりません。
身体的には、みな健常者と比べてなんら遜色ありませんよ」
なれた調子で、奥平は要点のみをコンパクトに説明する。私はやはりその態度に嫌悪感を抱いていた。しかし
結局は私も彼と同類なのである。
「二十二、三歳ほどの男性はいますか?」
「はい、二名おります」
「会いたいのですが、できますか?」
「ええ、もちろん。すぐにご案内します。でもその前に、どうぞお茶をお飲みになってください」
773 :
2/5:2008/05/06(火) 22:16:29
奥平のすすめに従って茶を飲み干した私は、彼に連れられて作業所へと向かった。施設の利用者たちは日中、
敷地内の数箇所にある作業所でめいめいの作業に従事しているそうである。大抵は内職のような簡単な手作業で
あるが、私の目的とする利用者は二名とも、『工房』と呼ばれる作業所で絵を描いたり、彫刻を作ったりしてい
るらしい。
「彫刻といっても、手のひらサイズの小さなものですがね。しかし絵の方は中々のものです。公募にでも出品す
れば、何かしらの賞には引っかかるかもしれません。もっとも、知的障害者にも与えてくれるならば、の話です
が」
そうですか、と淡白に相づちをうちながら、私は奥平の話を聞いていた。知的障害者の中には、かなり高度な
芸術的才能を持つ者もいるとは知っていたが、実際にその作品を目にしたことはなかった。しかしこれから私が
鑑賞しなければならないのは、作品ではなく、その製作者自身の方である。私は彼らを買いに来たのだ。
このあららぎ園という施設は、障害者施設を装った人身売買機関である。みよりのない知的障害者たちを集め、
それを私のような病院関係者に高値で売る。売られた障害者は、暗々裏に安楽死させられ、移植用に臓器を摘出
される。無論、彼らの臓器はどこかの金持ちの体内に収められることになる。買った障害者を死なせなければな
らないのは、ほぼ全ての臓器を摘出することになるからだ。つまり彼らは他の誰かの犠牲となって死ぬのである。
今日私がここに来たのは、金持ちに売る臓器を探すためではない。孫の心臓を得るためである。五日前に孫の
達志が事故にあった。複数の臓器を傷つけたが、特に心臓に強い損傷をおってしまった。今はまだ辛うじて息を
保っているものの、心停止を免れることはできないだろう。そうなる前に、新しい心臓を達志に与えねばならな
いのだ。急なことだったので、当然ドナーを見つけることなどできない。そもそも心臓は脳死者からのみ摘出可
能なので、ドナーの発見は非常に困難を極めるのだ。そこで私は、以前噂に聞いたことのあったこの施設に、す
がる思いでやってきたのだった。
「ここですよ」
774 :
3/5:2008/05/06(火) 22:18:04
と奥平が示したのは、施設の本館から離れた、敷地の右隅に位置している小さな木組みの小屋である。扉の上
には、『あららぎ工房』と墨で書かれた板が掲げられていた。中に入ると、中心に置かれた長方形の作業台を間
に挟んで、二人の青年が紙に絵を描いていた。
一人は肩ほどに髪を伸ばし、もう一人は短髪で、非常に華奢な体つきをしている。後者は私の入室と同時に腰
掛けていた椅子から立ち上がって「こんにちは!」と威勢よく挨拶をしたが、前者は画用紙にすがりつくように
して絵を描き続けていた。彼は奥平に促されると顔を上げ、焦点の定まらない視線を投げながら、「こ、ぉん、
にち、わ」と呻くように言った。どうやら発話が苦手のようだ。
私が挨拶に応じると、彼らは再び作業に取り掛かった。
「髪の短い方が吉永君で、長い方が小松原君です。どうですか、彼らの作品は」
と、室内を見渡しながら奥平が言った。四方の壁面には、彼らの作品と思しき絵画がところ狭しと掲示され、
奥に置かれた棚には粘土作り、あるいは木彫りの彫像が無造作に並べてあった。絵柄は全体的に立体感に乏し
いが、変わった構図と色使いをしており、言い表しようのない独特の迫力があった。彫刻の方も、非常に細か
い意匠が凝らされた、夢の中の生き物のように奇妙な形体をしたものばかりだった。
「すばらしいと思います」
私は素直に感想を伝えた。
「そうでしょう」
奥平は自分がほめられたかのように満足そうに微笑む。
「しかし……気が引けますね。才能を一つ潰すことになるなんて」
私のその言葉を、奥平はかぶりを振って「いいえ」と否定した。
「たしかに彼らには才能がありますが、結局それは世に出ることのない才能です。それに彼ら自身にも、名誉欲
などのようなものはありません。彼らが作品を作るのは、単なる習慣以上のなにものでもないのです。誰かに見
てもらおうとも、褒めてもらおうとも思っていない。こうしてこんな狭い場所で不毛な行為を続けているよりは、
誰かの血や肉となって社会の役に立つほうが、彼らにとっても幸せなことではありませんか? 私はそう思いま
す」
775 :
4/5:2008/05/06(火) 22:21:00
奥平の言葉には演技めいたものが見えた。私はあえて皮肉をこめて「そんなに慌てなくても、買うのを止める
なんて言いませんよ」と言った。
「そんな、買うだなんて……」と奥平は非難がましく呟いたが、私はそれを無視して、「彼らと話してもいいで
すか?」と訊 私は短髪の方、吉永に近寄って「何を描いてるんだい」と声をかけた。しかし吉永は何も答えず、黙々と、や
けに輪郭の刺々しい、よくわからないが何か四足獣のようなものを書き続けていた。私は先の挨拶の様子から、
彼はコミュニケーションが容易だろうとふんだのだが、あれは単なる反射的行為のようなものだったのかもしれ
ない。次に私は小松原の画用紙を覗いた。やはりなんだかわからない、ススキのような細長い線がたくさん伸び
たものが描かれている。彼にも同じ質問を向けると、うつぶせた姿勢から首のみを持ち上げて、「ご、おう、お
う」と答えた。
「鳳凰ですよ」
奥平が横から口を挟む。鳳凰といえば永遠の命を持った霊鳥のことであるが、小松原はどこからそんな大層な
主題を見つけてきたのだろうか。そんな私の疑問を見透かしたかのように、奥平が「小松原君は手塚治虫の漫画
が好きなんですよ」と言った。
「ああ、『火の鳥』、ですか」
「そう。彼は特に『火の鳥』が好きなんです。彼の描くのは全部鳳凰なんですよ」
それを聞いて私は壁面を見回したが、どれが鳳凰なのかまるでわからない。ただよく見ると、絵は大まかに塊
状のものと、細長い線を基調としたものとに分類できるようである。後者が鳳凰なのだろう。
「どうですか、先生。小松原君の方にされてみては」
「なぜですか?」
「鳳凰とは、確か、死と再生の象徴です。生まれ変わるために死に、また生きる。私たちのやっていることと似
ているじゃありませんか。この施設の利用者たちは一度は死んでしまいますが、しかしすぐに他の誰かの体の一
部となってここよりずっと広い世界に再生するのです。小松原君が鳳凰ばかり描くのも、無意識にそれを望んで
いるからだと解釈することはできませんか?」
私は思わず「馬鹿馬鹿しい!」と声を荒げてしまった。
いた。奥平はどうぞ、と頷く。
奥平の言葉には演技めいたものが見えた。私はあえて皮肉をこめて「そんなに慌てなくても、買うのを止める
なんて言いませんよ」と言った。
「そんな、買うだなんて……」と奥平は非難がましく呟いたが、私はそれを無視して、「彼らと話してもいいで
すか?」と訊 私は短髪の方、吉永に近寄って「何を描いてるんだい」と声をかけた。しかし吉永は何も答えず、黙々と、や
けに輪郭の刺々しい、よくわからないが何か四足獣のようなものを書き続けていた。私は先の挨拶の様子から、
彼はコミュニケーションが容易だろうとふんだのだが、あれは単なる反射的行為のようなものだったのかもしれ
ない。次に私は小松原の画用紙を覗いた。やはりなんだかわからない、ススキのような細長い線がたくさん伸び
たものが描かれている。彼にも同じ質問を向けると、うつぶせた姿勢から首のみを持ち上げて、「ご、おう、お
う」と答えた。
「鳳凰ですよ」
奥平が横から口を挟む。鳳凰といえば永遠の命を持った霊鳥のことであるが、小松原はどこからそんな大層な
主題を見つけてきたのだろうか。そんな私の疑問を見透かしたかのように、奥平が「小松原君は手塚治虫の漫画
が好きなんですよ」と言った。
「ああ、『火の鳥』、ですか」
「そう。彼は特に『火の鳥』が好きなんです。彼の描くのは全部鳳凰なんですよ」
それを聞いて私は壁面を見回したが、どれが鳳凰なのかまるでわからない。ただよく見ると、絵は大まかに塊
状のものと、細長い線を基調としたものとに分類できるようである。後者が鳳凰なのだろう。
「どうですか、先生。小松原君の方にされてみては」
「なぜですか?」
「鳳凰とは、確か、死と再生の象徴です。生まれ変わるために死に、また生きる。私たちのやっていることと似
ているじゃありませんか。この施設の利用者たちは一度は死んでしまいますが、しかしすぐに他の誰かの体の一
部となってここよりずっと広い世界に再生するのです。小松原君が鳳凰ばかり描くのも、無意識にそれを望んで
いるからだと解釈することはできませんか?」
私は思わず「馬鹿馬鹿しい!」と声を荒げてしまった。
いた。奥平はどうぞ、と頷く。
「パーツはあくまでパーツであって、人格そのものではありません。一端死んだ人間は、決して生まれ変わるこ
となんかない。誰かの体の一部になって生まれ変わるなんて、全くナンセンスだ」
私がせきたてるようにそう言うと、奥平は困ったような表情を浮かべ、「どうしてそんなに怒っているのです
か?」と言った。
「私の言葉が気に障りましたか? それなら謝ります。まあ、言葉の綾のようなものですよ。それに、別に吉永
君の方を選ばれても構わないのです」
急に強い不快感が私をとらえた。
「あなたは下衆だ」
思いがけずそんな言葉が私の口をついて出た。直後に私は、私自身もその下衆の一端であることを悟り、屈辱
に似た思いを覚えた。
「そうですね、下衆です。私も、先生もね。みんなそうですよ。彼らがこうして、こんな窮屈な場所に押し込め
られなければならないのは、誰もが下衆だからです。誰もがみな高潔な心を持っていたら、こうして彼らはここ
にはいない。彼らはピンボールの玉のようにいろんな所で弾かれながら、とうとうここに落ちてきたのです。誰
も彼らを救いなどしなかった。彼らは人々が都合よく生きるための生け贄としてここに来たのです。私や先生は
下衆の中でも特に下衆な方でしょうが、それでも彼らに救いを与えることもできる。その人生に意味を与えてや
ることができる。私は本気でそう思っています。まあ、もちろん見返りはもらいますがね」
決して崩さなかった愛想の下から、ニヒリスティックな表情が現われた。私は奥平に反論することができなか
った。すでに私の人買いの心は動揺している。しかし私が彼らを買うのを止めたところで、結局は他の誰かの手
に落ちてしまうことになるだろう。それに、彼らを諦めれば、同時に達志をも諦めることになる。やはり私もま
た下衆であった。自らの幸福のために、彼らを犠牲にするのである。
私は吉原と小松原に向かって、「絵を描くのは楽しいですか?」と問いかけた。彼らはそれぞれの言葉で、私
の問いを肯定した。
「さあ、それじゃあそろそろ戻りましょうか。手続や契約についてもご説明したいので。応接室に戻るまでに、
どちらを選ぶかを決めておいてください」
無言のまま二人を見つめていた私に、元の愛想を取りもどした奥平が声をかけた。私は身を引き剥がすように
して、奥平に続いて工房を後にした。
応接室へ続く廊下で、奥平が言った。
「『あららぎ園』という名を考えたのは私なんです。先生、あららぎとは何かご存知ですか?」
「植物の名称でしょう」
「その通り。でもあららぎにはもう一つ、『命』という意味もあるんですよ」
「……ナンセンスだ」
私が呟くと、奥平は、あはは、と声をあげて笑った。
あああ……編集に失敗してしまった……
すいません、
>>775以下は一端なしにしてください
本当にすみません
ごめんなさい
780 :
4/5:2008/05/06(火) 22:35:14
奥平の言葉には演技めいたものが見えた。私はあえて皮肉をこめて「そんなに慌てなくても、買うのを止める
なんて言いませんよ」と言った。
「そんな、買うだなんて……」と奥平は非難がましく呟いたが、私はそれを無視して、「彼らと話してもいいで
すか?」と訊いた。奥平はどうぞ、と頷く。
私は短髪の方、吉永に近寄って「何を描いてるんだい」と声をかけた。しかし吉永は何も答えず、黙々と、や
けに輪郭の刺々しい、よくわからないが何か四足獣のようなものを書き続けていた。私は先の挨拶の様子から、
彼はコミュニケーションが容易だろうとふんだのだが、あれは単なる反射的行為のようなものだったのかもしれ
ない。次に私は小松原の画用紙を覗いた。やはりなんだかわからない、ススキのような細長い線がたくさん伸び
たものが描かれている。彼にも同じ質問を向けると、うつぶせた姿勢から首のみを持ち上げて、「ご、おう、お
う」と答えた。
「鳳凰ですよ」
奥平が横から口を挟む。鳳凰といえば永遠の命を持った霊鳥のことであるが、小松原はどこからそんな大層な
主題を見つけてきたのだろうか。そんな私の疑問を見透かしたかのように、奥平が「小松原君は手塚治虫の漫画
が好きなんですよ」と言った。
「ああ、『火の鳥』、ですか」
「そう。彼は特に『火の鳥』が好きなんです。彼の描くのは全部鳳凰なんですよ」
それを聞いて私は壁面を見回したが、どれが鳳凰なのかまるでわからない。ただよく見ると、絵は大まかに塊
状のものと、細長い線を基調としたものとに分類できるようである。後者が鳳凰なのだろう。
「どうですか、先生。小松原君の方にされてみては」
「なぜですか?」
「鳳凰とは、確か、死と再生の象徴です。生まれ変わるために死に、また生きる。私たちのやっていることと似
ているじゃありませんか。この施設の利用者たちは一度は死んでしまいますが、しかしすぐに他の誰かの体の一
部となってここよりずっと広い世界に再生するのです。小松原君が鳳凰ばかり描くのも、無意識にそれを望んで
いるからだと解釈することはできませんか?」
私は思わず「馬鹿馬鹿しい!」と声を荒げてしまった。
781 :
5/5-1:2008/05/06(火) 22:37:22
「パーツはあくまでパーツであって、人格そのものではありません。一端死んだ人間は、決して生まれ変わるこ
となんかない。誰かの体の一部になって生まれ変わるなんて、全くナンセンスだ」
私がせきたてるようにそう言うと、奥平は困ったような表情を浮かべ、「どうしてそんなに怒っているのです
か?」と言った。
「私の言葉が気に障りましたか? それなら謝ります。まあ、言葉の綾のようなものですよ。それに、別に吉永
君の方を選ばれても構わないのです」
急に強い不快感が私をとらえた。
「あなたは下衆だ」
思いがけずそんな言葉が私の口をついて出た。直後に私は、私自身もその下衆の一端であることを悟り、屈辱
に似た思いを覚えた。
「そうですね、下衆です。私も、先生もね。みんなそうですよ。彼らがこうして、こんな窮屈な場所に押し込め
られなければならないのは、誰もが下衆だからです。誰もがみな高潔な心を持っていたら、こうして彼らはここ
にはいない。彼らはピンボールの玉のようにいろんな所で弾かれながら、とうとうここに落ちてきたのです。誰
も彼らを救いなどしなかった。彼らは人々が都合よく生きるための生け贄としてここに来たのです。私や先生は
下衆の中でも特に下衆な方でしょうが、それでも彼らに救いを与えることもできる。その人生に意味を与えてや
ることができる。私は本気でそう思っています。まあ、もちろん見返りはもらいますがね」
782 :
5/5-2:2008/05/06(火) 22:38:46
決して崩さなかった愛想の下から、ニヒリスティックな表情が現われた。私は奥平に反論することができなか
った。すでに私の人買いの心は動揺している。しかし私が彼らを買うのを止めたところで、結局は他の誰かの手
に落ちてしまうことになるだろう。それに、彼らを諦めれば、同時に達志をも諦めることになる。やはり私もま
た下衆であった。自らの幸福のために、彼らを犠牲にするのである。
私は吉原と小松原に向かって、「絵を描くのは楽しいですか?」と問いかけた。彼らはそれぞれの言葉で、私
の問いを肯定した。
「さあ、それじゃあそろそろ戻りましょうか。手続や契約についてもご説明したいので。応接室に戻るまでに、
どちらを選ぶかを決めておいてください」
無言のまま二人を見つめていた私に、元の愛想を取りもどした奥平が声をかけた。私は身を引き剥がすように
して、奥平に続いて工房を後にした。
応接室へ続く廊下で、奥平が言った。
「『あららぎ園』という名を考えたのは私なんです。先生、あららぎとは何かご存知ですか?」
「植物の名称でしょう」
「その通り。でもあららぎにはもう一つ、『命』という意味もあるんですよ」
「……ナンセンスだ」
私が呟くと、奥平は、あはは、と声をあげて笑った。
以上です……
本当にすみません
なんか長時間スレを占有しちゃったみたいで……
一応
>>772-774 >>780-782 の順に読んでいただければと……
ののの、さん、話に割り込んでしまってすいませんでした
>>772 面白いね。スリリングで、悲しくて。
でも、オチがちょっと弱いかな。これで終わりじゃないにしても切り方が弱い。
あと、「私」の心境の流れもいまひとつ掴めない。
二人の会話がメインなんだから、その流れと変化にメリハリを持たせた方がいい。
ちょっと大げさに感じるくらいで良いんじゃないかな。
>>772 設定自体はなかなかのものだとおもうが、その先への進め方が浅いというか中途半端
なような。
A 「奥平」と「私」の二人をもっと非情な人非人にして、狂気に近い世界を作る。
B 「私」をもっと常識人にして、人として悩み苦しむ姿を掘り下げる。
AでもBでもいいし、ほかの方向もあるだろうが、もっと深く、もっと突っこむ余地がある
とおもう。
細かい点を挙げておくと、
冒頭の応接室の描写はややくどすぎ。あまり意味のない場面なのだから、もうすこし簡
略にしたほうがよい。
>このあららぎ園という施設は、
以下の種明かしというか説明はいささか急ぎすぎ、まとめて出しすぎの感もある。
もうすこし小出しにしたほうがいいかと。
構成としては、後半がやや物足りない。もうひとつくらいエピソード(去り際に青年たちと
具体的に会話するとか)が欲しい。
でも、面白く読めました。
>>772 少し練習すればいけそうな感じ。
大きな問題はなさそうだが、客観描写がまだ弱いので、視覚的情報を意識する
ようにすると上達すると思う。
文章組み立ての基本としては、読者に伝えたいこと(例えば主語)を前に
もってくること。
例えばこのシーン。
>ソファに腰をおろして待っていると、数分後、湯飲みを二つのせたトレイを持った
>先の女性職員が、紺色のスーツを着た、総白髪の男を連れて戻って来た。
>男は私の対面に腰をおろす。顔のあちこちに深いしわが走っている。
この場面で読者に伝えなければならないのは、「白髪の男」の様子なはずだが
その語群が文章の一番後ろに回っているので印象が弱い。
(逆にエキストラの女子職員が主語となっているので印象が強くなっている)
細かいことを言うと、初対面のアポ相手が入室してきたら、立ち上がって挨拶する
のが普通で、名刺交換は立って行うのがマナー。
交換の後にホスト側が、「どうぞおかけになって下さい」といって着席。
その辺を意識して書き直すとよくなると思う。
作業所の説明がどこで行われているのか曖昧。
移動の途中なら場面転換しているので情景描写が必要だが、場面転換の必然性が
ないならば、応接室のシーンでまとめたほうがすっきりする。
787 :
陸上:2008/05/07(水) 02:31:39
「諦めるの? 」
痛烈な視線で。
痛烈な調子で。
痛烈な言葉を。
放ったのは、一人の少女だった。
「諦めるって……」
あまりに突然のことだったから。
詰まって。
大きく間を置いて。
僕は答えた。
「諦めるんでしょ、今日の大会」
何も答えられず、僕は立ち尽くす。
諦めるも何も、もう、どうしようもないじゃないか。
これ以上、僕に、どうしろって言うんだ。
もう、十分じゃないか。
十分、頑張ったじゃないか。
何も答えられずにいる僕に嫌気が差したのか。
しばらく、僕を戒めるように見つめていたその少女は、
駆け出していってしまった。
びっくりした。
はじめてだったから。
顔も知らない人に、いきなりそんなことを言われるだなんて。
>>787 ケータイ小説風?
とりあえず、句点と読点の使い分けをキッチリした方がいいよ。
あと、断片的すぎて小説というよりはポエム寄りだね。
そういう効果をわざと狙ってるならそれで良いけど、
こういう手法には表現性に限界があるから、あまり慣れすぎてしまうのは将来的には不利だよ。
起き抜けの一言で、会場は戦慄した。
こいつの破天荒さ加減は前から知っていたけれど。
まさか、ここまでやらかすとは……
「ふあ、私、なんかまずいこと言った? 」
本人は、全く自覚していないらしい。
やれやれ、どうして俺は、こんなヤツの保護者兼相棒なんだ。
「コホン、大変、失礼しました」
俺の一言で、会場が少し静まった。
「彼女は、その、育ちが悪くって」
会場が、俺に耳を傾け始める。
「しかし、彼女の言うことは、最もですが」
会場は、再び戦慄した。
>>788 評価ありがとう。
台詞を写実的にやろうとするのも良いけど、さじ加減を間違えると、うざいだけになるよ。
791 :
名無し:2008/05/07(水) 04:49:06
よろしく その1
コツッコツッ
コンクリートを打つ高いヒールの音が、辺りの静寂と互いに際立たせている。当夜は月が無く、ぽつぽつとある街灯の明かりが地面に落ちて、それが光のしるべを作っていた。
女は急に足を止め耳を澄ませた。途端に静寂だけが際立つ。寒気を感じた、が風は吹いていない。
女は歩き出した。
ヒールのコンクリートを打つ音が速くなった。
女は早く帰ろうと近道を選んだことに、少しだけ後悔した。
女が会社を出た時は深夜0時を既に廻っていた。
何故か今日に限って仕事が終わらず、結局、遅くまでかかってしまった。
家から会社まで歩いて通勤しているがこの夜はタクシーで帰ろうとした。
だがタクシーは中々捕まらずもう歩いて帰ろうと考え直した。家まで普通に歩いて30分ほど掛かる、しかし会社と家の前には大きな公園があり、普段帰り道は暗い公園を迂回している。
女は公園を突っ切ることに決めた。
792 :
名無し:2008/05/07(水) 04:49:32
その2
朝の公園をジョギングする中年の男が、不機嫌にぶつぶつと呟いている。
「ハア、ハア、ちくしょう毎日頑張って働いて来たってのにこれか」
二週間ほど前、男は医者に太り過ぎを指摘され、運動をするように勧められた。妻から犬の散歩を兼ねて毎朝、公園をジョギングしたらと言われるままに始めた。が長年運動という運動をしていなかったので直ぐに息が切れた。
途中、疲れて犬の綱を離してしまい、犬は主人の遅いペースから開放され自らの思うままに、靄の中に消えてしまっていた。
「マルケス、どこだマルケス」主人の声に反応もしないのかとまた悪態をついた。男がもう一度犬を呼ぼうと空気を肺にためた、その時犬の影が靄の中に現れた。
「マルケス」。男が呼び影は男に近付いた。犬の姿がはっきりしてきたマルケスだった、同時に男はマルケスが口に何かを喫えていることに気が付いた。
「全く、どこまで行ってたんだ」もしかしたら怪我でもしたのかと心配していた男は安心した声を出した。そのままマルケスは尻尾を振りながら嬉しそうに男の前まで来て、口に喫えているものを男の足元に置いた。
男はマルケスが持って来たものが何なのかすぐに分からず腰を屈めた、すると瞬く間に男の顔から血の気が一気に引いた。
それは人の手であった。
手首からは血が地面を紅く染め始めている。
(一体・・・何故、どうして?)男はこちらをじっと見つめるマルケスを見た。
マルケスの口からは真っ赤な血が滴り落ちていた。
793 :
名無し:2008/05/07(水) 04:50:16
ロンドンは霧の街と言われる。一日のほとんどを街は霧に包まれ、灰色の空と灰色の石畳が、外から来て初めて街に住む者を憂鬱とさせる。
ロンドン市オールトン署の刑事、スチュアート・アドラーにとって、このロンドンの街は、別な感慨が彼を憂鬱にする。
この日彼はオールトン署の給湯室で今日初めての紅茶を飲んでいた。
「警部、やっぱりここにいましたか」背後から、新人刑事のスティーブ・ベントが話し掛けた。するとアドラーは、「何だ?」と、俺はティータイム中だと言わんばかりの顔で言った。
「今朝、アークライト記念公園で死体が出ました」ベントの報告にも別段驚かず不愉快そうに「殺しか?」と聞き返した。
ベントは多少興奮しながら「はい、ガイシャは女で、遺体がバラバラの状態で発見されました。」
アドラーはすぐに緊張して、「バラバラ?何でそれを早く言わん」と言うと持っていたカップを流しに投げ置き、署を出て、現場に向かった。
その3
794 :
名無し:2008/05/07(水) 04:51:48
アドラーとベントが公園に着くと既に公園の入口にはマスコミと野次馬の集団ができ、その規制に制服姿の警官が追われていた。
「全くマスコミってのは何処から嗅ぎ付けてくるんだか」ベントが呆れ顔で呟いているとアドラー警部はもう集団の中に入っていた。
慌ててベントが後ろからついて集団を掻き分けていく。規制の境界線まで来た時、顔見知りの警官が気付き、アドラー達を現場まで案内した。
遺体現場は公園の歩道から外れ、常緑樹が周りに林立して中々人目には付きにくい場所にあった。
「今朝方、散歩中の男性が遺体の一部を発見し、その通報を受けて駆け付けた警官がここに遺体を見つけたました」案内した警官の説明にも遺体の凄まじい惨状から二人の刑事は返す言葉を失くしていた。
遺体の首はあるべき場所には無く腹の上にあり、右足は付け根から切断されて遺体から二、三歩離れた所に無造作にあった。
両腕の内、右腕はあることはあるが肘から有り得ない方向に折れ曲がっている。左腕は手首から先が無い。口元を手で押さえベントが木陰に向かった。
アドラーはこれまでないほどの不気味な、得体の知れない悪意を感じていた。(これはとんでもないことになるぞ。)
アドラーの目は遺体の側にある木にくぎづけられている。木の幹には文字が刻み付けられていた。
『誰も彼もが等しくその門の前に立つのだ』
以上です。
なんか山田っぽい文体だね。
796 :
名無し物書き@推敲中?:2008/05/07(水) 05:14:05
お願いしますも言えない奴の文は面倒だから読まない。
798 :
名無し物書き@推敲中?:2008/05/07(水) 05:16:52
>>772 丁寧の書いているのはわかるが、
問題はそこにある。
すべてを律儀に書けばいいというものではない。
くどすぎて先を読もうとする興味を半減させる。
ポイントは何か、そこに焦点を合わせていないから(書き手はそのつもりでも)
そうなる。
こちらもくどくなるから、冒頭の
>応接室
の部分のみ触れる。
>黒皮の二人がけソファが二つ向き合った間に、こげ茶色の木製
テーブルが据えられただけの……
こんな説明が必要か。
ソファーとテーブルがあるだけの
>簡素な部屋
で十分ではないのか。
その後に続く文章も同じ。
ある程度説明を済ませたら、早く現場へ主人公を連れて行くこと。
特に小説の場合、何もかも細かく説明するのは逆効果。
全体を通して言えることだが、文章が説明的で長たらしい。
もっと削ってもっと簡潔に。
>>772 結末が消化不良だったものの、1〜2/5あたりが上手いもんだからスムーズに最後まで読まされてしまったよ。
特に1/5で、余計なものごとすっとばしていきなり入所者の説明を施設長が始めたところで、一気に引き込まれた。
人身売買施設であると明かすタイミングも良かった。
それだけに、引き込まれたときに抱かされた期待が要求となり、結末への不満の近因となってしまった。
「いったい何が起こってどうなるのだろう」という期待の、「何が起こって」は、「主人公は障害者たちと
どのような体験をするのだろう」であって、「どうなるのだろう」は、「主人公はどんな決断をするのだろう。
それともそれ以外の何かが起こってしまうのだろうか」であった。
だが実際に作品から差し出されたものは、「主人公は施設長と『悪人は誰か』というような観念的な口論をする。
その結果、主人公の心に何かしらしこりのようなものが生まれるが、はっきりと明かされぬままに終わりをむかえる」
というものだ。
結末まで読みきって初めて俺は、筆者が描きたかったのは施設長との対話で生じる主人公の葛藤という、文学的な
たぐいの物語であったのかと気付いた。これは全くの予想外だった。物語の核としてフォーカスを当てられるで
あろうものは「主人公の障害者に対する思い」であって、「施設長との間に起こる何か」だとは考えもしなかったからだ。
意識は完全に主人公と障害者に向いていた。
それに気付いて再度読み返してみると、たしかに1/5の早い段階で主人公が施設長に対していくばくかの不快感を
抱いているところなどに、作品のベクトルを示そうとする意図が見受けられるのだが、実際に読み手の自分の目に
ついたものは、最初に書いたとおり障害者を主人公が買い受けるというショッキングな部分だった。初見時には、
主人公の不快描写は単に雰囲気を醸成するためだけのパーツにしか見えなかったのだ。これは主人公の目を通した
施設長の不快らしさが実感をともなって伝わってこなかったせいだと思われる。「障害者施設と医者」という設定の
インパクトに押しつぶされた格好だ。
容量制限が近いので話をまとめようと思ったのだが、大体言い切ってしまった。
あ、部分的なことだけどピンボールの比喩はニヤリとさせられたよ。久しぶりにいっぱい書いt
>>791-794 小説にはなってないな。
神視点で各シーンが細切れ。
初心者が神視点を使うと、シーンが細切れになり、描写がなく説明で終わる。
どんな場所なのか、どんな人物なのか描写がないのでわからない。
いきなりロンドンが出てきて???という感じ。
被害者も発見者も白人なのか黒人なのかわからないしね。
身の丈にあった内容で、人物視点で書くようにしたほうがいい。
例えば、ロンドン市内の描写を具体的にできる?
描写できない場所を舞台に選んではいけない。
知らない場所を無理矢理書いてしまうのも面白いよ。
外人が日本を知らずに、東京タワーの向こうに富士の山が見えるとか映像化してたの面白かったし。
わざとかもしれんが。
どんどん投下してくれ。
人買いの話を書いた者です。
感想ありがとうございます!
>>784-785 主人公の心の動きは書ききれてなかったですね。投稿文は5レスでしたが、100枚以上に仕上げるつもりでいます。
心の動きも丹念に綴りたいと思っています。奥平もただの人非人ではなく、彼なりの信念に支えられた陰影のある人物にしたいですね。
ラストは個人的にはまあまあ気に入っているのですが、そこに至るまでの過程が次第で納得ゆくものになるでしょうか?
消化不良にならないように仕上げます。
>>785 ああ、また言われちゃった……、客観描写不足。
「人物、場所、動作を統一された視点で書くことと」解しているのですが、これでいいのでしょうか?
気をつけてるつもりなんですが、なかなかうまくいきませんね……。練習します。
文の組み立て方はなるほどと思いました。
>>799 くどかったですか?
冒頭は、最初の場面が曖昧だと読み手さんが小説世界に引き込まれないかと思って詳しめにしたんですが、
具体性を崩さない程度に文をシェイプアップしろ、ということですね?了解しました。
>>800 丁寧な読解ありがとうございます。大変参考になりました。なるほどと感心しながら読みました。
それに、再読していただけるなんて、光栄です。
主題としましては、二者択一の、どちらの選択肢を選んでも前途には悲劇しかない状況での葛藤、と言ったところでした。
自分で読み返してみると、奥平との口論は確かに観念的に思えました。
何かしらの事実に支えられていれば論に説得力もでるのでしょうが、投稿文中では、奥平は単に自己正当化の方便を吐いているとしか映りませんでした。
舞台設定を率直に明かしたのは、主人公の葛藤にはっきりと焦点をあてたかったからでしたが、
なるほど「主人公―障害者」の方向にも読めてしまいますね……。絞ったつもりがまだまだでした。
ピンボールの比喩はよかったですか?ありがとうございます。
大げさな表現が嫌いなので、率直かつ鮮明にイメージを伝えられるような文体を目指しています。
酷評人の方々ありがとうございました。
>>804 やはり冒頭がくどすぎる、か。
いきなり長文並べられても、食べきれんぜ。
文はうまい、ピンボール表現も良かった。
余計なことかもしれんが、こういう描写はどうか?
無言のまま二人を見つめていた私に、元の愛想を取りもどした奥平が声をかけた。私は身を引き剥がすように
して、彼に続いて工房を後にした。
応接室へ続く廊下で、奥平が口を開く。
「『あららぎ園』という名を考えたのは私なんです。先生、あららぎとは何かご存知ですか?」
「植物の名称でしょう」
私の答えに、奥平が若干頬を緩め、一息置く。
「その通り。でもあららぎにはもう一つ、『命』という意味もあるんですよ」
「……ナンセンスだ」
私が抑揚無く呟くと、奥平は、あはは、と声をあげて笑った。
>>804 客観描写というのは視覚的な情報ね。
例えば冒頭だけど、
>黒皮の二人がけソファが二つ向き合った間に、こげ茶色の木製
>テーブルが据えられただけのごく簡素な部屋である。
表現がこなれていないのはひとまず置いといて、
シーンによってはこの程度での描写でもいいんだけど
冒頭ならば、障害者施設の応接室であることを客観的に「視覚的」に伝えるように
すると上手く見えるわけ。
具体的には、壁に何枚か抽象画のような絵が貼られているとか
そういう描写をちょっと入れて、主人公の心理を描写で、「障害児が書いたものか〜」
とかやると、障害者施設であることを自然に伝えることができると思う。
他にも政治家と一緒に写った写真とか、何かのイベントの写真とか、賞状とか、
歴代の施設長の顔写真とか、応接室には何かしらそういうものが飾ってあるのが
普通なんだ。
で、冒頭シーンというのは、なんらかの理由があってそこから始めたはずなんで、
情景描写はきっちりやる必要がある。新人賞に応募しても冒頭くらいは読んでもらえるので、
冒頭で筆力を見せておくと予選通過の確率がぐっとあがる。
そこで書くべき描写がない、描写がウザイと思うなら、そのシーンから始めるべきでは
ないとも言える。この辺は構成しだいだけど、一般的には冒頭は少し視覚情報を盛り込んだ
ほうが上手く見えるものなんだ。
807 :
名無し物書き@推敲中?:2008/05/08(木) 02:00:06
自演?
808 :
名無し物書き@推敲中?:2008/05/08(木) 02:02:25
リライト
コツッコツッとコンクリートを打つヒールの高い音が、辺りの静寂を互いに際立たせている。
静寂には靄がかかり、月の光すら分散して、暗い夜道を照らすのはぽつぽつとある街灯だけで、その街灯の光が地面に落ちて光のしるべのようになっている。
人気のない公園をスーツ姿の女が一人で歩いている。女は肩から下げたバッグの紐を白い手が赤くなるほどに固く握りしめ、周囲の僅かな物音にも過敏に反応した。女はこの状況を選んだことを後悔し始めていれ
女が残業を終え、会社を出た時には深夜0時を回り、家まで普段、帰り道は暗く人のいない公園を迂回しているのだがこの日は早く帰りたいと気持ちが恐怖感に勝り、公園の中を通って帰ろうと決めた。
女の後悔はその決断と僅かのお金を払ってタクシーを使えばこんな不安な思いをしなくて済んだはずという自分の倹約心を憾んだ。
公園は広く、女が入口から歩き始めて10分程になるがやっと半分という所で、急に足を止めた。
女は街灯の下に立ち、首を振り辺りの闇を睨んだが別に何かあるわけではなくやはり夜の色に沈む木々の形だけがあるだけだった。
首筋に寒気を感じた、が風は吹いていない。
腕を体にピッタリと付け、一つ息を吐いた後、女はまた歩き始めた。
ヒールの地面を打つ音が霧の中に消えていった。
描写細かくしました。
>>808 公園を通り抜けるところの描写をしたいの?
夜霧が舞う、人気の無い公園を、スーツ姿の女が一人で歩いていた。
コツッ、コツッ、とコンクリートを打つヒールの高い音が、闇夜を貫き反響し、辺りの静寂を尚際立たせている。
空から差す月の光はあるが、霧で薄く、暗中に分散してしまっていた。
進む夜道には、ぽつぽつと立つ街灯の照らす光が、おぼろげに続き、まるで死者が招くしるべのようになっている。
彼女は肩から下げたバッグの紐を、白い手が赤くなるほどに固く握りしめ、気を張り、周囲の僅かな物音にも過敏に反応した。
表情に心細さを浮かべ、この道を選んだことに後悔を沸き立たせる。
彼女が残業を終え、会社を出た時には深夜〇時を回っていた。
自宅までは普段、暗く人のいない公園を迂回している。
しかし、この日は早く帰りたいという気持ちが念頭に立ち、恐怖感に勝り、彼女は公園の中を通り抜けることを選んだ。
おそるおそる歩きながら、僅かのお金を払ってタクシーを使えば、こんな不安な思いをしなくて済んだはず、と思い、自分の倹約心を憾んでいた。
公園は広く、彼女が入口から歩き始めて十分程になる。
出口までやっと半分、という所で――彼女は急に足を止めた。
彼女は街灯の下に駆け寄り、訝しげに見回して、辺りの闇を睨みつけるが、特に何かあるわけではなく、誰か潜んでいるわけでもなく、やはり夜の色に沈む木々の異形な影が、ぼうっと浮かび上がるだけだった。
その情景に、彼女は首筋に妙な寒気を覚える。
彼女は腕を体にピッタリと付け、自身を抱き、震えた息を一つ吐いた後、また歩き始めた。
ヒールが速いテンポで打ち鳴らす音が、黒い霧の中に吸い込まれ、消えていった。
鮨詰め過ぎて読みづらかった。こんなとこかなぁ。
あと、英数字か漢数字か統一すること。 (1人、0時、10分)or(一人、〇時、零時、一〇分、十分)
行頭は空白一個空けた方が良いかも。
一行の中で、同じ単語をなるべく使わないこと。(街灯、公園など)
怖い霧の情景を書きたいなら、サイレントヒルをやるといいよ。夜も昼も霧霧霧。
全角英数使うな( 1 人、0 時、10 分)
日本語の基本は全角です。
偏った趣味を押しつけないでください。
全角使えと口うるさいやつはよく見かけるが半角使えと言うやつは珍しいなw
キーワードなら、半角使うけどねぇ。
「……『Absolute Terror』?」
僕は、ゲームパッケージの英文を呟いた。
傍らの父が笑う。
「ホラーゲームか、それ? 『絶対的恐怖』だってさ」
――あの時、ソフトを棚に戻しておけば良かったんだ。
そうすれば、世間を賑わす凄惨な事件を、回避出来たのに。
You are supposed to use only ASCII characters.
We are the Galaxians.
816 :
名無し物書き@推敲中?:2008/05/08(木) 18:14:11
>>809 あのー結局『公園』も『街灯』も同じだけ使ってる見たいですが?
それとなんか描写が意味不明になってます。
念頭にとか使い方間違ってせん?別に念頭は順序は関係ありませんが。
恐怖感をうわまったので恐怖感は残ってることを描写したかったんです。
その残っている恐怖感がじわじわと大きくなってきたというような感じで書いたんですが。
817 :
さとうしお ◆4O/eRnQCso :2008/05/08(木) 19:16:26
素敵なスレですね。Thanks for your precious information.
>>2-3を、よく読まず書き込んで、申し訳ない。
できれば普段、詩とか読まない人の意見が聞きたくてここへきました。
酷評は、こちらでも、あちらでも構いません。意見をくれると嬉しいです。
なにしろ詩板は過疎で、思うほどの反応も得られません。
>>819 全部は読んでないけど玉石混淆っぽい感じ
情感かもすタイプよりも、かき氷で渇きを癒すやつみたいな、風刺的なもののほうがいい
>>819 問題外だな。
改行を多くしても
文章の内容は変わらない
改行が文学的に見えるなら
文章表現というものを理解していないのだと
思う。
>>819 せめてどれを読んで欲しいのかぐらい書け。
はじめの方のどれかなのか、あとの方のなのか、全部でひとつなのか、
これは良いけどこれ悪いと採点していくのか。
どれ批評するかこっちで勝手に決めて、気合入れて読み込んで、真剣に駄目だししたあげくに
「あ、それは自分でも失敗作だと思ってましたので」とか言われた日にはキレるぞ俺は。
ちなみに「書いてあるの全部読んで」と言われても断るぞ俺は。
どの詩でも構いません。
全体的な総評でもオッケー。
>>816 それだけ君の原文がおかしいんじゃないの?
自分が正しいんだ、と思うなら貫けばいいし、スレで役立つ表現などがあれば盗んで行けばいい。
俺はもう読めん。粉交じりの蕎麦食わされた感じ。
825 :
名無し物書き@推敲中?:2008/05/08(木) 23:52:45
エッ
十割りそばしかくわないの?つうすぐる。
>>823 指定しろっつったんだよボケ。テンプレにも作品単位でURL貼れって書いてあるだろうが。
61でキレるところまでざっと読んできた。
わりと面白かったよ。ブタのと天国のが上位のふたつってとこかね。
短いやつはほとんどが一発ギャグの域を出てないな。
くだらないネタだから短い詩にするってんなら書くな。中には笑えるもんもあったが、
んなもん書いてたら「僕の底は浅いとみてください」と頼んでるようなものだ。
お前がもっと好感のもてる馬鹿だったら、どこがいいのわるいのと一所懸命コメントしたいと
思えたもんなんだがな。性格は直らなさそうだな。さいなら。
827 :
名無し物書き@推敲中?:2008/05/09(金) 00:01:42
>>824 いやリライトされてたんで指摘された所を参考にしようと読んでいたら、どうも変わってなかったものですから、もしかしたら別に多くないのかなと思いまして。あの、一応リライトされて自分で納得されたんですよね?
普通リライトしたら自分がおかしい所は書きませんよね?特に指摘するべき所は。
リライトの文章は変でしたよ。修辞を間違って使ってる時点できちんと自分の中で知った表現を消化できてないんじゃないでしょうか?
>>808 コレは本人のリライトなのね。
何回も言うが、初心者のうちは神視点は使わないほうがいい。
視点の意識を身に着けないと、まともなものは書けないから。
まず冒頭
>静寂には靄がかかり、月の光すら分散して、暗い夜道を照らすのはぽつぽつとある
>街灯だけで、その街灯の光が地面に落ちて光のしるべのようになっている。
>人気のない公園をスーツ姿の女が一人で歩いている。
冒頭二行がどこの情景を描写しているのかが曖昧なんだけど
街の描写をしてから、公園の中にカメラが移動した雰囲気だよね。
すると最初のシーンが二行で終わってることになる。
場面が変ったことを書き手自身も意識してないと思うけど、初心者が神視点を使うと
こういう風に細切れになりがち。
そもそも街の様子は意味がないし、最初から公園の描写として入れたほうがいい。
また公園の具体的な描写もないし、どういう人物なのかもわからない。
神視点なんだから固有名詞を出して問題ないと思うが、なぜか「女」のまま。
>女は肩から下げたバッグの紐を白い手が赤くなるほどに固く握りしめ、
>周囲の僅かな物音にも過敏に反応した。
夜で霧がかかってるのに、手が赤くなってるとか見えるの?
具体的にどういう物音がして、どういう風に反応したの?
立ち止まって、目をこらしたりするんじゃないの?
そういう描写がなくて説明で終わってる。
神視点だと描写をせずに説明しがちなので神視点はやめたほういい。
829 :
名無し物書き@推敲中?:2008/05/09(金) 00:36:48
>>828 最初の二行が街の描写か公園の描写かは関係ありません。
女の足音が響いていることだけ書きました。
その後公園という単語を出したので前の二行が霧のかかる公園を歩く女の足音だとわかります。
それから二番目の白い手が赤くなったのが見えたのかは意味不明です。
その前に街灯という単語を出しているのだから女の赤くなった手はどこかで見えています。
うん、だから、
それが正しいと思うなら、それで投稿なり、公開なりすればおkでは?
まず何、褒めてもらわなきゃ先に進めないタイプかね。
いや、829のような反論もおkだよ。
828みたいな頓珍漢な酷評がのさばったら大変じゃん。
神視点だと描写でなく説明だってさ。
すげんげえ珍説。呆れた。
832 :
名無し物書き@推敲中?:2008/05/09(金) 01:14:48
お願いします。
1/2
ある夜に、僕は彼女の夢の中に居た。明るい薄靄が何もかもを優
しく包み、ふわふわと心地良く、今にも眠ってしまいそうな所だっ
た。マシュマロのような感触を足に、僕は彼女を探した。彼女は静
かな湖のほとりで佇んでいた。湖の他には何もない所だった。湖は、
よく磨きあげられた鏡のように、どこまでも平らかに水を湛えてい
た。そして、彼女の隣りには僕が居た。湖に向かって、彼女の右側
にぼうっと立っていた。僕は僕と彼女を少し離れた場所で見た。彼
女が僕に何か話し掛けた。
「あたしね、あなたのことが嫌いよ。大っ嫌い」
そう言うと、彼女は僕の左肩を強く押し、真っ平らな水面へと落と
した。瞬間がスローモーションになって僕に見えた。僕は抵抗せず
に、棒立ちのまま湖へと落ちて行く。頭と右肩が傾き、左足が地面
から離れ、直ぐに右足も離れ、そして全身で落ちて行く。初めにぶ
らんとした手が水面について鏡を揺らめかせた。そして腕、頭、胴
とが引きずり込まれて行く。想像した音はたたずに、水飛沫だけが
辺りへ飛び散った。飛沫は彼女にも及んだ。水柱が一番高くなった
程に、僕の全身は湖に飲み込まれてしまった。後にはただ、揺れる
水面と、湖を見つめる彼女だけがあった。彼女は無表情に立ってい
た。僕は、何だか恐くてその場を去った。
833 :
名無し物書き@推敲中?:2008/05/09(金) 01:19:46
2/2
その次の日のことだ。彼女が僕に告白をした。それは所謂恋の告白だった。映画館にデ
ートに誘われ、その帰り道の告白だった。苦しそうに想いを口にした。僕はひどく迷った。
僕を見る彼女の顔には真剣な表情があった。僕は迷った。
その日の夜も、僕は彼女の夢の中に居た。彼女はやっぱり湖に居た。今度は一人で湖を
見ていた。前の日とは違って鏡は初めから揺れていた。そして水面の揺らめきを見つめる
彼女は泣いていた。僕は近付いて聞いてみた。
「君はどうして泣いているの」
彼女は俯いたまま涙を手で拭きながら答えた。
「わたしの大事な人が湖の中に」
「どうしてそんなことになったの」
「それは、それは、わたしが押して落としちゃったんです」
「何でそんなことをしたの」
「それは、それは、」
彼女は1度大きくしゃくりあげて、それから言った。
「それは、あなたのことが好きでしょうがなかったからよ!」
突然顔を上げた彼女が、僕の身体を湖の方に引っ張る。咄嗟のことに、僕は身を躱すこと
が出来なかった。そして、昨夜の夢のように落ちて行く。湖に吸い込まれるようで、身体
に力が入らない。視界には狂気の悲しみに、眼を真っ赤に腫らした彼女が見える。ああ、
どうして彼女の夢に来たのかがわかった気がする。スローモーションの瞬間に様々な思考
が頭を巡る。そして、後頭部から、静かに揺れる湖に……
そこでアラームが僕の目を覚ました。全身にべとべとする汗を掻いている。特に後頭部
がひどく濡れている。僕は、きっと彼女の告白を受けようと思った。
何書いてるんだかよく分かんなくなりました。けど過疎中なので。
834 :
名無し物書き@推敲中?:2008/05/09(金) 01:24:12
>>828 周囲の音の説明は入らないはずです。
僅かな物音。
ここにはいろいろな音が入ります。
貴方のいうように具体的に音の描写を入れると無駄な描写でリズムを失います。
反応は歩きながら首を音の方向に向けたということです。
不穏な音、例えば他の足音や獣の鳴き声でもないかぎり暗い夜道で立ち止まったりしませんし、寧ろ早く公園を抜けたいと思うでしょう。
女が立ち止まったのは寒気を感じたからです。
周囲を気にしたのは女の勘というやつです。
無意識的に周りを把握しようとするのは動物なら当たり前です。
余分なことは書かなくて良い。
それなりに面白いよ。
ブラッシュアップすれば、かなり良い線までいくんじゃないかな。
酷評おねがいします
-------------
頭上からチリンという音がした。
見上げてみれば、木造二階建てのベランダに風鈴が見える。
まだ夏にはほど遠い、4月の末。5月の蒸し暑さが時々感じられる。
そんな時期の昼下がりの事だった。
子供の笑い声が脇を僕の駆け抜け、近くの木々が、風に揺らぎ葉音を立てる。
そんな中を、赤い単車がエンジン音を立て走っていくのが見える。
まわりにはたくさんの住宅街。
僕はスーツの赤い格子柄ネクタイを少し緩め、夏には少し早いんじゃないかなと、
風鈴を見て思う。
右手に握っている、A4用紙をもう一度見てみる。
そこには社長宅への地図が書かれている。どうも、あの風鈴がある家がそうみたいだ。
新人なのに、社長宅になんか行ってどうするんだろう、と思う。
まったく、昨日のオリエンテーションに遅れなかったら一人で行く羽目にならなかったのにと
何かしら込み上げてくるものがある。
何で社長宅へなど行くはめになったかといえば、何とか入社できた
零細企業の新人オリエンテーションに遅れてしまったのが始まりだった。
昨日は寝起きから調子が悪かった。
ただでさえ癖のつきやすい髪の毛が、まるで逆さ釣りにでもなったように
空に向かってぐしゃぐしゃになっていたし、両親が風邪を引いていて
朝ご飯を自分が作る事になり、ひげそりは充電されていないし、
車のカギは全然見つからなかった。
車で30分ぐらいの距離にある会社なのに、
会社に唯一つながっている橋は交通事故の渋滞で60分もかかった。
おかげで、見事にオリエンテーションに1時間遅れた。
きわめつけは、遅れる事を連絡したのにそれが上長に伝わっていなかった
というプレゼントまであった。
ただでさえ気が合わない、40代のでっぷりとした禿げおやじの上長に、
新人うんぬんを語りまくられ、開放されたのは昼過ぎ。
何とか喫煙室に逃げ込みため息をついていたところ、
軽く肩を叩かれ振り返ると、そこに社長がいた。
ごま塩頭なのにやけに若作りで一見すると30代ぐらいに見える。
でも、60代だそうだ。
「君か、今日遅れたのは」といわれた。その口調は何か軽い笑いを含み、親近感を感じさせた。
しかも「今年も遅れる人間がでたから心配したよ」と続ける。
何だか奇妙な気がして、去年も居たのかと聞いてみた。
毎年そうだと社長は話し、どうやって遅れたのかと聞かれた。
ばつが悪かったが、相手が社長だし、ちょっと気まずそうになぜ遅れる羽目になったのかを話をした。
話はそこで終わり、午後のオリエンテーションに参加をした。
昨日の帰り際、でっぷりしたあの禿げ上長に、
ニタニタされながら、明日社長の家に行くようにといわれた。
遅れるんじゃないぞという嫌みを付けられて。
おかげで、今社長宅の前にいる。
まだはき慣れない、真新しい黒い靴に足が痛い。
用件もいわれないまま社長宅にいけなど、むちゃくちゃな気がする。
このまま首にでもされるのだろうか。だったら手の込んだいたずらな気もする。
微かにため息をつきながら、その家の玄関の呼出機の前にずるずると歩く。
呼出機の白いボタンを押す。
-----
以上です。
839 :
名無し物書き@推敲中?:2008/05/09(金) 01:36:00
>>830 酷評というよりただの言い掛かりでしょう。
貴方は文章を読んで疑問のようなものを感じずただ阿呆な顔で見ているだけのようです。
普通は女が一人、夜中の公園を歩いているのはおかしいと思うはずです。
この疑問の理由を答え、女の現在の状態に戻る。
シーンは切れ切れではありません。
大まかにたった二回のシーンの変化ですがそれすらわからないなら貴方に人の作品を批評する力はありません。
VIPにスレ立ててきてやるよ
841 :
名無し物書き@推敲中?:2008/05/09(金) 01:51:08
>>835 すいません、 833の最後の言い訳はカットで。
>>835 >ブラッシュアップすれば、かなり良い線までいくんじゃないかな。
つまり、現状では駄目ということですね。
ブラッシュアップなどと生意気なこと言ってみたかっただけじゃね?w
>>832 おお、うまい。いい感じに読めたし、内容が良かった。
(強いて言えば2/2の冒頭の、現実世界についての記述がちょっと短い?)
んで、これは俺自身動作をスローモーション的に書くときに困っていることな
んだが、右肩左肩、右足左足と、左右を表す言葉が多くなる気がするのだ。
かえってどんな姿勢か分かりにくくなる可能性はないか?
ずっと前にこのスレで、満員電車の場面で手足の位置を詳細に面白く描いていた
投稿があったから、身体の描写で左右を書いちゃだめなわけではないと思うのだが。
>>842 面白いからブラッシュアップする価値があると言う意味だよ。
俺は酷評されてもいいんだが? 1/2
俺はソルを使い手なんだが相手が残念な事にカイを使ってきたので「お前それで良いのか?」と言うと「何いきなり話かけて来てるわけ?」と言われた。
俺の弟がカイの熟練者なのだがおれはいつも勝つから相手が気の毒になったので聞いただけなんだがむかついたので「お前ハイスラでボコるわ・・」と
言って開始直後に力を溜めて前ハイスラしたら多分リアルでビビったんだろうな、、ガード固めてたからキャンセルしてカカッっとダッシュしながらハイスラしたらかなり青ざめてた
おれは一気に空中にとんだんだけどカイが硬直してておれの動きを見失ったのか動いてなかったからコマンド投げでガードを崩した上についげきのグランドヴァイパでさらにダメージは加速した。
わざと距離をとり「俺はこのままタイムアップでもいいんだが?」というとようやく必死な顔してなんか剣のはしっこから氷出してきた。
おれはしゃがみダストで回避、これは一歩間違えるとカウンターで大ダメージを受ける隠し技なので後ろのギャラリーが拍手し出した。
俺は「うるさい、気が散る。一瞬の油断が命取り」というとギャラリーは黙った
カイは必死にやってくるが、時既に時間切れ、下段ガードを固めた俺にスキはなかった
たまに来る下段ガードでは防げない攻撃もキックで撃退、終わる頃にはズタズタにされた金髪の雑魚がいた
俺は酷評されてもいいんだが?2/2
「いつでもハイスラでトドメは刺せた、あの時氷だそうとしたときにも実はズタズタに出来た、」とかいった
そしたら「いや今のハメでしょ?俺のシマじゃ今のノーカンだから」とかいったので俺がヒト睨みするとまた俺から視線を外した、2戦目は俺のハイスラを先読みしてたみたいでいきなりバックステッポで回避された
「ほう、経験が生きたな」と少し誉めるとジュースをおごってくれると言う約束をしたので空中でダストを当てて一気にかけよりダストと足払いの二択を迫り
5回くらい足払いしたら死を感じたのかガードしようとしたので近づいてハイスラ投げをお見舞いしてやった、絶望でダウンしているところにギロチンのハイスラがダブルで入れた。
「今のがリアルでなくて良かったな、リアルだったらお前はもう死んでるぞ」というと想像して圧倒されたのか動きが鈍くなったのでガンフレで動きをコントロールしさらに時間までコントロールしていることにも気付かせずにタイムアップさせた。
そしたら「まただよ(笑)」とか負けたくせに言いワケ言ってたから「限られたルールの中で勝利条件を満たしただけ」といったら顔真っ赤にして3戦目はけっこう攻撃的だったけど挑発に軽々と乗ってくる馬鹿には確実な死が待っていた。
ハイスラの恐怖が完全に摺り込まれている為思うように近づけないでいるようで空中来たらキックでけん制し飛び込んできたら前ハイスラでいつの間にかガードゲージは光っていたから「グランドヴァイパでトドメさすよ」と言うとカイは必死にガードしたから
狙い通り3段目くらいをロマキャンすると予想通り青ざめてガードしてたから投げで強打したのちハイスラでトドメ。
あとはタイムアップまで粘った。俺の下段ガードは固く、隙を見せなかった。カイも下段ガードできない攻撃してきたけど反撃もここまで。残念ながら前半の遅れを取り戻す事が出来なかった。
ギルティギアは面白くないクソゲ。
相手不在のコンボオナニーゲー。
バッタゲー以下。
>>848 なんだおまえら?ズタズタに引き裂いてやってもいいんだぞ
あまり調子こくとリアルで痛い目を見て病院で栄養食を食べる事になる
さすがはDQN御用達の駄目格ゲーだな。
そんなのより、ちゃんと対戦できる格ゲーの方が面白いよ?ww
>>849 なんなのかなこれ(ワラ)
もっとちゃんもっとちゃんと書いてお願いしますゴラァー!
これやつ修正早くお願いしますなんなのかな包茎
ネタで書かれたものなのか、それとも真性なのか
そんなのも読んでわからないようじゃ他人を釣り上げることはできんぜ
わざとヘタクソに書いたネタ長文なんぞをよくも飽きずにいじってられるもんだ
>>850 ウザイなおまえケンカ売ってるのか?ドラクエとか言ってる時点で相手にならないことは証明されたな
本当につよいやつは強さを口で説明したりはしないからな
口で説明するくらいならおれは牙をむくだろうな
おれソルで10連勝とか普通に出すし
なかなか食い付きいい様だがw
オリジナルを書いた本人はわざとでもネタでもなくマジで書いていたところが凄いところ
>>852 まともに討論してるところにゴミが現れたか
ソルハイスラでバラバラに引き裂いてやろうか?
858 :
名無し物書き@推敲中?:2008/05/09(金) 02:38:42
唯>ヤミ>春菜>ルン>>>>>>>>ララ>その他
( ゚∀゚)o彡゚ おっぱい!おっぱい!
859 :
名無し物書き@推敲中?:2008/05/09(金) 02:39:22
/\___/\
/ ノ' 'ヽ、 ::\
| (●), 、 (●)、 :::|
| ,,ノ(、_, )ヽ、, :| お゙ わ゙ ら゙ な゙ ー い゙ ゆ゙ べ を゙ 〜♪
| / r=‐、 ヾ ::|
| l| |,r- r-| |l :::| む゙ ね゙ に゙ ー か か え゙ ーでぇ゙ ー ♪
\. ヽ`ニニ´ノノ.::::/
./`ー‐--‐‐一''´\
寝よう
861 :
名無し物書き@推敲中?:2008/05/09(金) 02:43:13
//
/ .人 あ、ぽこたんインできないお!
/ (__) パカ
/ ∩(____) このスレッドは1000を超えたお。。。
/ .|( ・∀・)_ もう書けないので、新しいスレッドにインするお!
// | ヽ/
" ̄ ̄ ̄"∪
862 :
名無し物書き@推敲中?:2008/05/09(金) 02:45:25
, ‐ 、 - ― 、_ .-―、.、 蹴鯖のちるまんが2ゲットしましたよっと!
/: /: : :/:/: : :\::::::ヽヽ
/ : /:_:_:ィ :.|/: :i : : : ヽ::::/: :i
>>1い加減その勃起力何とかしてよってかんじ・・・
|: : /:/-`i :/|: : i!: :.i : : :|i : .|
>>3じかくて子宮に届かない場合が多々ありましたっと
|: :|/fイi.}:/ .!: /-ヽ:.|: : :/:|iii.i
>>4コシコと粗チンをしごいてるのがお似合いですねっと
|/i ゞ-' |fイハ/: :/: : }
>>5っくんして欲しかったらちゃんと勃起してくださいねっと
|∧'' r-┐ ゞ-',, ': :/: :/
>>6ーターは、やっぱり乱交じゃいらない子ですなあ。
V:ヽ、{ _ノ ∠/: : /
>>7にこの租チンは・・・嘘だと言ってよ
_ヽ:_>i - イ-ヾ:i/
>>8あー?不特定多数相手に乱交してますし
/iヾ// i,ー',// ̄'''へ
>>9リトリスはチルハの性感帯・・・
i⌒i(_゚/.//i  ̄'i:|_。 /ヽ,
>>10リチンどもはさっさと私に精子ぶっかけなさいよ・・・
i´~`ヽV;/ :i .v /i i \/。 丿
| 二 i{': : :{./_/:i i Yヽ、丶-'
ヽ_ノゝ、__:{、: : : i i丿、iヽ へ
ゝ.`ー-.‐'´ヾ ::i (_)~ ̄丶
>>1000貢献度No1はあたしですし
ヌーブラヤッホー!
864 :
名無し物書き@推敲中?:2008/05/09(金) 03:02:06
ヌーブラヤッホ-!
>>836-838 文章の流れが悪くて読みづらい。まるで箇条書きのようだ。
今後は文章のまとまりというものを意識して書くようにすると良いだろう。
>>829 >>834 そういう言い訳をしているうちは上達しないよ。
公園の中に「街灯」はないからね。
街灯とある以上は風景描写にしか見えないし、それもどんな街なのかもわからず
ただ「暗い夜道」と「地面に落ちて」の二つだけで、時代もわからないし、どんな街
なのかもわからない。
次のシーンは「人気のない公園」だけで、どういう「公園」なのか、広さも設備も
わからない。もちろん公園の中に照明があるという描写もないので
>バッグの紐を白い手が赤くなるほどに固く握りしめ
という描写はおかしいんだ。
見えないものを、見えるように描写したらダメなのな。
これをやるなら、照明に照らされた周囲の風景を描写して、その明かりの下を
通る女の姿として描写するという手があるが、それでも視覚情報として、夜間の照明程度で、
手が赤くなっているかどうかはわからないと思うので、この描写そのものが不自然といえる。
あとこれね。
>貴方のいうように具体的に音の描写を入れると無駄な描写でリズムを失います
君の場合はそういうレベルじゃないから。
はっきりいうと、冒頭数行を読んだ段階でゴミバコに直行するレベルなんで
それを指摘されても理解できないなら、お好きにやりなさい、ってこと。
>>832-833 夢の中のシーンということで、なんでもアリなんだろうけど
>湖の他には何もない所だった。
これはいらない。
湖があって彼女がいることがわかればいいので、周囲に何も無いなら
(夢の中なので)特別な説明は必要ないと思う。
もしくは暗闇の中に、湖と彼女しか見えないとかそんな感じでいいんじゃないかな。
あとここね。
>彼女の隣りには僕が居た
彼女を探していたのに、当たり前のように彼女が横にいたらやっぱマズイわけよ。
夢の中と言ってもね。
やるなら、「いつの間にか僕は〜」とか入れないと不自然。
で、2/2の冒頭が少しこなれてない。
>次の日のことだ。彼女が僕に告白をした。それは所謂恋の告白だった。映画館にデ
>ートに誘われ、その帰り道の告白だった。苦しそうに想いを口にした。僕はひどく迷った。
>僕を見る彼女の顔には真剣な表情があった。僕は迷った。
字数制限があるわけじゃないので、SSといってももう少しちゃんと書いたほうがいい。
目を覚まして、大学?にいくと彼女がいて、映画に誘われた。
その帰り道でも、喫茶店でもいいんだけど、彼女から告白された。そのシーンは「肝」に
なるはずだから、きちんと書いたほうがいい。
その方が、オチに登場する彼女との対比にもなり伏線になるはず。
>>836-838 シーンの書き方と、時間軸がガチャガチャで読みにくい。
流れ的には、オリエンテーションに遅れる状況から書いたほうがおもしろいと思うけど
面倒だから回想で処理したという風にしか見えない。
朝起きてからオリエンテーションに遅れるまでのシーンから書き直してみては?
>>836 最初の数行。
風鈴はチリンとは鳴らないと思う(文章的な意味で)
頭上から音がしたという表現も何か違和感がある
社長の家なのに木造なのは何かの伏線でしょうか?そうでなければ違和感がある(あえて貧乏くさいイメージにしてるのかな)
見上げるというのも、後で「あの風鈴がある家」という表現と距離感が合わない
「この風鈴がある家」に直すか、見上げるでなく見わたすにするかどっちかがいい
どうも家の前に着いたところのようだから「この」に直すほうが良いかな
赤い格子柄であることをアッピルする必要は?
全体的に科学論文のような物理的説明がくどい。
ありきたりな修正をしてみた↓
涼しげな金属音に僕は足を止めた。見上げると、ベランダで風鈴が揺れているのが見える。今は
4月の末だというのに。時々蒸し暑さを感じる時期とはいえ、まだ夏には少し早いんじゃないか。気の
せいか少し暑くなったような気がして、僕はネクタイを少し緩めた。
右手の地図をもう一度確認する。社長宅への地図だ。どうやらこの風鈴の家がそうらしい。新人の
僕が社長宅を訪ねてどうするのだろう?昨日のオリエンテーションにさえ遅れなければこんな面倒な
ことにはならなかったのに……。
木造建築は高価だぞ。
>>869 意味不明な批評。句点もないから、文章になっていない。
勝手にリライトしているが、中学生レベルの駄文。
>>869 説明がくどいのは確かにそうだが、科学論文のようなとか文句つけながら
>「涼しげな金属音
>右手の地図をもう一度確認する。社長宅への地図だ。
とか言い換えてどうするよ。
風鈴の音は原文のままでいい。社長宅なら鋳鉄製でチーンと気持ちよく鳴りそうなもんだが、
そこをちりんと書くことで薄手の金属かな、陶器のやつかなという安っぽいイメージを
匂わせてるだろ。これは社長宅なのに貧相という舞台設定と合っている。
しかし距離感の件とかは同意。
全体的に
>>836-839は人に読ませるレベルにない。推敲すらしてないのが見え見えだ。
「脇を僕の駆け抜け」とかなめてるのか。人に読んで貰いたいならもう少し襟を正して書けや。
書き手のいい加減な姿勢が読者に伝わると、当然読みも違ってくるんだよ。例えばきちんと
書く作者だったら、読み手が「いくら暑いとはいえ、訪問宅前でネクタイを緩めるのは非常識な」と
思っても、「主人公に極端に常識がないだけかもしれない」と留保がつく。これはひとつの書き方だ。
しかし作者に信用がないと、単に「暑い→ネクタイを緩める」という連想からそういう書き方を
しているだけで、それが不自然なことに作者自身気づいてないんじゃないかと思われてしまう。
これ以上はめんどくさいから指摘しない。
>>872 そうか?
チリンはありえないと思ったわ(子供が書いたか、あるいは子供向けに書いたように見える)
チーンもありえない
プロがうまく使えば擬音も味が出るけど素人にはオススメできない
適切な風鈴の音を擬音で思いつかなかったからとりあえず一般的な風鈴の音を書くときに一番使い古されてる書きかたにしただけ
科学論文のようなというのは、「頭上から」「右手に握っている」「A4用紙」などのこと
そんなに詳しく書かずに伝えるのが論文と小説の決定的な違いであり腕の見せ所だ
特に最初の「頭上からチリンと音がした」があまりにも酷いから指摘したくなった
読んだ瞬間「うげぇ」となったから
追加指摘すると、「羽目になる」の多様がかなりウザイ
何が変なのか少し考えた
「風鈴がちりんと鳴った」
これだと前後にもよるが概ね違和感無い(ひらがなのせいで昭和っぽい書き方のニュアンスが出るが)
「チリンという音がした」
これだともうくどいくどすぎるもうダメ
「ちりんという音がした」
これでも平仮名が6文字続いてしまうから見づらいし根本的な違和感は消えてない
たぶん、「という音がした」の7文字が長すぎて「チリン」から時間が経ち過ぎてしまうのではないか?
もともと「チリン」のような擬音があるとその時点で読み手はかなり強烈に音を脳内で鳴らしてしまう
だからそのあとに「鳴った」「音がした」など動詞をつける場合はできるだけ早くしないと時間差が生まれてしまうのでは?
>>875-876 >>2 > ※※ 時々いたずら目的で本人を騙ってHPアドレスを載せる輩がいます。
> HP掲載の文章の批評を希望する人はそのページ、もしくは自BBSに<2ちゃんにて批評依頼中>
> と入れてください。クリックして見られる『隠し』でもかまいません。 無い場合は高確率でスルーされます。
> スレに直接貼る場合も、一言書いておいたほうがスルーされにくいです。
>>836 脇の甘さが目立つ。
ネクタイをゆるめるのもそうだが、
>ただでさえ気が合わない、40代のでっぷりとした禿げおやじの上長に、
「新人オリエンテーションに遅れてしまった」というのだから、この上長とはそれまで
ほとんど接触がないのでは? せいぜい数日顔を合わせたくらいのはずで、それで
「ただでさえ」などと言われても説得力がない。
「ただでさえ癖のつきやすい髪の毛が」と、直前で使った言葉をくりかえすのも感心しない。
>このまま首にでもされるのだろうか。だったら手の込んだいたずらな気もする。
これもおかしい。
クビにするのならわざわざ自宅に呼び出さないだろう。会社で言いわたす。
で、なんで?
なんで「手の込んだいたずらな気もする」の?
そもそも「手の込んだ」というのは、どのへんが「手の込んだ」なの?
等々と読みながら疑問ばかりが出てくるので、脇が甘いと思った次第。
>>876 これはまたものすごいね。
>陽の光が海の彼方にとけ朝が始まった。
「海の彼方にとけ」たのなら、日が沈んだ描写ではないのか?
>ロイは学校に出かけた。(学校、)妖精を学ぶ為にとても珍しい学校で名前はファイル校。
「妖精を学ぶ」意味不明。「為に」も間違いで「為の」だろう。「とても珍しい」なにを基準にして
「とても」なんだか。こういう副詞は出し惜しみをしてこそ効果が出る。「珍しい」だけでよい。
>ロイは通い始めて早二年、学校に慣れて親しみ出している頃合にある。
「早二年」で「慣れて親しみ出している頃合」っておかしいでしょ。
「もう二年」または「すでに二年」。慣れた云々の話は内容を変える。
>魔法使いの母を持っていて、ドワーフの父を持つこの世界では多く見かける家庭である。
「母を持ち」「父を持って」いるのならば、「家庭」ではなく「子供である」と受けなければだめ。
「母を(父を)持つ」のは家庭ではないでしょ。
>学校にも多くの人がこのロイと同じ家を待ち同じ学校へ慎ましやかに通っている。
「待ち」は「持ち」の間違いだとして、この文の幹を取り出してみると、
「学校にも多くの人がこのロイと同じ学校へ通っている」――おかしいよね?
>妖精の証を取るため、妖精の種類や、妖精の生態の研究、妖精の使う魔法の来訪した先生
>からの講義など、様々な事を授業により習っている。
これまたなんとも。
「妖精の証を取るため、妖精の種類や生態の研究など、いろいろなことを授業で学んでいる。外
部からの先生の魔法に関する講義を受けることもあった」くらいかな。
>妖精の証を得る為、試験の前の試験、生徒に試験を受ける資格があるのかを見ていた。
「試験の前の試験」――もうすこし考えて書こうや。
>>876 神視点で描写がなく、設定の説明がつづく。
小説の形になってないので、とりあえず人物視点で何か書いて見ること。
神視点でかきちらしているうちは何が悪いのかも判断できないので
上達は見込めない
まーた、おまえか。
「神視点」は関係ない。
883 :
名無し:2008/05/09(金) 16:50:46
>>866 あのね公園内だろうと街灯とも使うんだよ。もちろん外灯でもいいし。
街路。
わかる?それから時代やどんな街かは後から書けるだろ。馬鹿か?小説よんだことあるの?
公園の広さは分かるだろ?公園の施設?だから文章のリズムが崩れるだろ。
細かく何百坪とか書くのかお前は?
夜間の照明うんぬんは関係ないの。わかる?女は強く握ってるんだよ、手が赤くなるほどわかる?
視覚だけで情報だしてないの、女の動作も合わせて手が赤くなるほどと出してるんだよ。
自分で指摘したことをリライトでそのまま書くお前よりマシ。
>>809「公園」や「街灯」多用しすぎとかいってお前自分でコッチのほうがいいだろみたく書いておいて
同じ数、公園や街灯を使うアホさ加減。もうお前の批評なんて適当なことは分かってるんだから書くな。
大した事ないんだから、お前の文章センスなんて。
もし本気で自分の文章が上手いと思ってるなら、冒頭書いてみろ、もちろん数行でいいから。
小説作法本に「神視点」が悪いと書かれてあったのだろうが、誤読だ。
李寧が鈍い痛みに目覚めるとすでに睾丸が無くなっていた。
枕元に桐の小箱が置かれ、蓋に李寧の名が墨書されたいた。
李寧が目覚めたのに気がついた典医が近づいてきた。医者は李寧と同じように
筋骨隆々とし、太く濃い鬚が医者とは思えない。
「金創の薬だ。朝晩に飲むがよい」
そう言って医者は李寧に金と銀の小さな巾着を渡した。
沸々と湧き上がる怒りが股間の鈍痛を忘れさせた。
「帝へのご奉公は七日後からだ。それまでに傷を治すんだな」
言葉に侮蔑を込めて医者が李寧を見下ろしている。思わず腰に手がいった。だが、
いつも吊っていた剣はすでにそこにはない。
「俺はお前なんか目じゃねえ! 捕まえられるもんなら捕まえてみな!」
猿が言った。可愛い奴である。私がにっこり微笑むと、猿のやつ私を見くびってか、
得意気に金斗雲を呼び出してそれに乗り、顔の周りを三周ばかりしてどこかへと飛び去った。
私は「いいとも」と「いただきます」を見て時間を潰した。
頃合いを見て雲の中に手を突っ込むと、こつんという感触があった。摘んで取り出せば
孫悟空である。猿はもうしゅんとしている。
仏視点の例な。
目の前の男が叫んだ。
「お前、何様のつもりだよ!」
俺様視点ね。
888 :
名無し物書き@推敲中?:2008/05/09(金) 20:23:14
>>885 もう少し書いてもらえないかな。
ちょっと短いよね。
あの軽くリライトしたらもっと良くなると思うけど。
何とも言えない。
889 :
名無し物書き@推敲中?:2008/05/09(金) 20:30:37
890 :
名無し物書き@推敲中?:2008/05/09(金) 20:56:43
司馬遷の話だろ
>>883 批評の批評は別館で。
反論にしてもレベルが低すぎ。
おまえのレベルよりもか?
893 :
名無し物書き@推敲中?:2008/05/09(金) 22:28:09
文章のリズムが崩れるから描写しないとか、公園の広さを何百坪と書くのかとか
さすがにこれはねーよw
いや、
酷評と反論のバトルが面白い。
続けてくれ。
895 :
名無し物書き@推敲中?:2008/05/09(金) 22:57:34
>>891 おいおい勘弁してくれよ。
お前の批評のレベルの低さには敵わないよ。
自分のリライトよく見ろ。指摘してる所がそのままお前のリライトに表れてる。
>>809 何なの?
お前の批評って中身がまるでない。
批評すんな。
>>895 「公園の広さとか様子を具体的に描写しましょう」
「広さは五百坪です!」
「……それは神視点での説明ですね。登場人物の立場で考えましょう」
「(ポカーン)」
「例えば、公園を抜けるまで何分くらい?」
「え〜と、五分くらい?」
「すると結構大きい公園ですね。公園の中はどんな感じになってます?」
「(ポカーン)」
「見通しのいい芝生の公園とか、湖があって遊歩道があるとか、森のように
樹木が植えられているとか、競技場になってるとか、何か施設があるとか」
「ああ、まあそんな感じで適当に」
「……描写しないと読者には伝わらないので、登場人物の立場になってどんな
ものが見えるのか、暗いのか、明るいのか、どんな音が聞こえたのか。
客観的に見えるものに、人物の心理をまじえていくと雰囲気が出ますよ」
「でも、いろいろ書くと文章のリズムが崩れるし」
「それは話が逆じゃないかな。いろいろ書きながら文章のリズムを考えていく
ようにしないと何もかけないよ」
897 :
名無し物書き@推敲中?:2008/05/09(金) 23:02:15
>>893 あなたも頭おかしいね。
『これはねーよ』?
じゃあこれはあるやつ書いてください。
書かずに、これは違う、ってのが1番レベルが低いんだけどね。
底辺君。
898 :
名無し物書き@推敲中?:2008/05/09(金) 23:09:05
>>896 だから書いてください。
夜の公園を一人ぼっちで歩く恐怖に襲われる女の話を書いてください。
貴方のリライトにはそれが全く表れていませんよ。
『公園』『街灯』と多用しすぎ、貴方のリライトも同じ数使ってます。
公園の施設の描写。
貴方のリライトにもありません。
899 :
名無し物書き@推敲中?:2008/05/09(金) 23:11:32
>>896 だから何坪とか使わずに公園の広さを書いてください。
もちろんこれがあってあれがあってという公園の描写もね。
900 :
名無し物書き@推敲中?:2008/05/09(金) 23:15:13
>>896 公園を抜けるまで何分くらい?
あのー実際書いてください。
あと5分くらいで公園を抜ける。
馬鹿?
距離だろ普通。
あ、これが見えてきた後少しだ。とか何分くらいなんてものはダッシュしなさい。
馬鹿。
リライトしたのは別の人。
902 :
名無し物書き@推敲中?:2008/05/09(金) 23:16:47
903 :
名無し物書き@推敲中?:2008/05/09(金) 23:25:28
>>901 とにかく貴方の中身のない批評はやめろ。
書いて証明しろ。
上手く公園の施設を使って恐怖でも表してください。
銅像だとか建物だとか、夜中の姿を見て登場人物が不安になるとか驚くとか。
そんだけ見えたら読者はつまらないけどね。
904 :
名無し物書き@推敲中?:2008/05/09(金) 23:34:32
例えば、死者が招くしるべのようとか。
何これ?
出来の悪いホラー?
905 :
名無し物書き@推敲中?:2008/05/09(金) 23:35:57
>>903 なら君自身が中身のある批評をやればいいんじゃない?
おい、"底辺"同士で喧嘩すな。
ブス同士の喧嘩みたいじゃないか。
酷評されて逆切れといういつものパターンだが、
そんだけ自身があるならさっさと仕上げて投稿すればいいだけでね。
無料で素人の文章を読んでくれて、視点やら描写などについてアドバイスをくれる
批評人に感謝の気持ちがないならこのスレに来る意味がないだろ。
てか、視点や描写の考え方が半世紀古いぜよ。
あれじゃ誰もついてこんわ。
909 :
名無し物書き@推敲中?:2008/05/09(金) 23:52:34
例えばね公園の中の街灯ってのがあるわけ、すると大きな公園てのがわかるんだ。
だって街灯だと幅の広い道を想像するだろ。
街灯と使われる公園は大きな公園というイメージ。
まだ一人相撲してんのかw
ID出ないと、こうまで強気になるんだな。
ちょっとマジでVIPに立ててくるわ。酷い。
そこで評価もらえりゃ、納得するでしょう。
つーか、コテろ。
どっちがどっちに言っているのかわからんわ。
912 :
名無し物書き@推敲中?:2008/05/10(土) 00:06:12
>>907 なんでそんなに上から目線なんだよ。
批評したいんだろ?
じゃなきゃ何、ボランティアで批評してやってると思ってんの?
あのな常識はずれもいい加減にしろ。普通他人の作品を批評するってのは、批評する人が作家なら作家生命だったり、文化人ならその良識をかけて批評するんだよ。
お前は適当な事言って、それが間違いでも、また懲りずに他の作品を批評するんだろうが、そんなやつがせっかく批評してやってんのにとか言ってんじゃねー。
反論認めないって、どこかの独裁者かお前は。
投稿者が酷評人に反論するのも蟻だと思うけど、「じゃあテメェ俺より巧い文章書いてみろよ!」ってのはアホだと思うわ。
文章を作る才能と文章を点検する才能は同じじゃねーだろ。
名選手必ずしも名監督ならず、と同じく、名監督必ずしも名選手ならず、ってのも真実だろうよ。
自作の文章が(文学的には)うまくなくても、他人の文章チェックはそれなり卓越してる場合もあるだろ。
まあ少なくとも批評眼のあるやつは文法的にはまともな文章書けるだろうけどな。
あ、俺は初投稿ね。この論戦では。
どーでもいいけど、
酷評と反論の対決は盛り上がるから
この調子でやってくれよ。
915 :
名無し物書き@推敲中?:2008/05/10(土) 00:22:46
>>910 こいつAV見てるだけで満足出来るやつだな。
別にお前のスレじゃないんだけどなんか壊されたくないらしい。
別に投稿来てないんだからいいじゃん。
ID無いのが何でそんなに悔しいの?
お前の批評がおかしいだけだろ。何で納得出来るような批評出来ないんだろう。
ていうかお前何て批評したの?リライトしたのお前だろ『公園』多用しすぎとかってお前のリライトと同じ数だけ使ってんだよ。
>>809
916 :
名無し物書き@推敲中?:2008/05/10(土) 00:28:41
>>912 なら君自身が正しい批評をすればいいだけだろ。
他人の批評に噛み付くだけじゃ意味ない罠
時間を割いて、ちゃんと評価してくれた人がいたぞ。
12 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/10(土) 00:32:05.91 ID:V9fQPvIV0
全体的に稚拙
ところどころ日本語でおkと言いたくなるな
エピソードも描写もただベタなだけで新鮮さも王道ならではの魅力もない
22 :青チンコ ◆AOCHINC0AA :2008/05/10(土) 00:47:52.52 ID:Syjj7e5w0
この三行だけ読む
コツッコツッ
コンクリートを打つ高いヒールの音が、辺りの静寂と互いに際立たせている。当夜は月が無く、ぽつぽつとある街灯の明かりが地面に落ちて、それが光のしるべを作っていた。
擬音を使うこと自体がまず稚拙だし、なんでありきたりに「コツ」なのか。自動化(文芸用語、意味はウィキでも見れ)されてるとしか言いようがない。
すらすらと読めてしまう文章。ひっかかりが欲しい。
なぜまたありきたりにコンクリート?ヒール?
辺りの静寂「と」互い「に」:てにおはに疑問を感じる。が、かえって味として評価すべきかもしれない。
「ぽつぽつ」擬態語。稚拙にして陳腐。
光のしるべ。いったいなんの「しるべ」なんだか。言葉尻に書き手がながされてしまっている。
総評
全体的に稚拙です。もっと小説を読みましょう。
また文学理論書などをかじってみるのもいいかもしれません。
918 :
名無し物書き@推敲中?:2008/05/10(土) 00:55:06
>>916 いや正しい批評も何も
>>809を見て下さい。
指摘した部分を。
そして彼のリライトも見て下さい。
いくつ『公園』『街灯』という単語が使われているか。なんと本文と同じ数。
いい加減な指摘でしょ。
リライトしたってことは、これなら納得出来るってことでしょ、なにより指摘した部分は直ってなきゃおかしいはずなんですが、直してません。
919 :
名無し物書き@推敲中?:2008/05/10(土) 00:56:05
>>916 公園の街灯はおかしいという指摘もありました。
24 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/10(土) 00:52:31.91 ID:2WVxF0UmO
コンクリートかよ。アスファルトか石畳だろ。
25 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/10(土) 00:53:44.59 ID:GkCs84ZT0
もう少し思考の単純化を避けてみろとしか言えないな
922 :
名無し物書き@推敲中?:2008/05/10(土) 01:33:32
>>917 これは納得出来る所がありました。
確かに『光のしるべ』は、道の標と書くべきか悩みました。
ただ『光の標』だとおっしゃる通り何の標だよとなるんですが、『しるべ』と平仮名で書くことで意味の幅を広げ、光が道の在りかを知る術とかけて、あえてそう書きました。
駄洒落みたいなものですが、いやー光のしるべは変じゃないかと気付いてもらっただけで満足しました。
コツという擬音については別に悪くはないと思います。
擬音が入った部分はあそこだけですから、寧ろ文章の幅を広げると思います。
ただヒールの音が響いているだけ書くと固い感じがして、入りをリズム良くできれば最後まで持つだろうという考えで擬音を使いました。
自動語と言われても、うーん例えば、カツン、カツンとかあるいは、ヒールの高い音が夜の静寂を切っては、辺りを包む靄がまた繋げるとかかな。
とにかくちゃんと気付くもしくは見ている所がしっかりしてるから納得できます。
公園に敷かれてあるのはコンクリートだろ。
なんて表現したらいいんだ? だれか詳しい人いる?
デザインコンクリートというのは聞いたことがあるが、あれは家の周りのことだったし……
924 :
名無し物書き@推敲中?:2008/05/10(土) 01:38:16
そこまで自信満々とはどんな文章なのかと思いきや、
>>808 これかい?
とにかく、つまらん。
TVドラマや三流映画でさんざんに使い古された情景を、下手くそな文章で不正確になぞって
書いているだけじゃねえか。
女が夜の公園を不安げに歩いていた。
ぐだぐだとのたくっているが、内容はたったそれだけ。
こんなものをだれが有り難がって読むんだよ。バツゲームか。
>>918 >いくつ『公園』『街灯』という単語が使われているか。なんと本文と同じ数。
呆れた。
>>809をちゃんと読め。
>一行の中で、同じ単語をなるべく使わないこと。(街灯、公園など)
「一行の中で」と言われているんじゃねえかよ。
>静寂には靄がかかり、月の光すら分散して、暗い夜道を照らすのはぽつぽつとある【街灯】だけで、
>その【街灯】の光が地面に落ちて光のしるべのようになっている。
>女が残業を終え、会社を出た時には深夜0時を回り、家まで普段、帰り道は暗く人のいない【公園】を
>迂回しているのだがこの日は早く帰りたいと気持ちが恐怖感に勝り、【公園】の中を通って帰ろうと決めた。
↑これがドヘタだと指摘されているんだろうが。
>>809では「一行の中で」は重複していない。そんなことも読み取れんのか。
数だけ数えてどうするんだよ!
コンクリと書かれてるんだからその公園はコンクリなんだよ。
自分の洞狭い見識と比べるな。
927 :
名無し物書き@推敲中?:2008/05/10(土) 01:42:34
アスファルトを公園に?
うーん見たことない。
ただ石畳は確かにそちらのほうがいいかとも思いました。
まあでかい公園だし、コンクリートでもいいか。
静寂と互いに際立たせる。これは別にいいでしょ。
ぽつぽつとはリズムがいいでしょ。あ、擬態語二つあった。
928 :
名無し物書き@推敲中?:2008/05/10(土) 01:48:24
>>925 いやいやただ一行にならないように切ってるだけだろ。
別の言葉に直せなかったんだよね。
街灯とか公園とか。
公園は何とかしたかった。
>>928 お前VIPの方見てないだろ
1文が長すぎるから同じ単語を繰り返し使わなきゃならなくなるんじゃないか?
もう飽きたわ。スレ用意してくれたんだろ?
頼む、そっち行けよ。
931 :
名無し物書き@推敲中?:2008/05/10(土) 01:52:37
>>925 やっぱりおかしくないな。変える必要なし。
もし他の言葉に変えることが出来るなら書いてみてくれ。
VIP板ってどんどんスレが立つのか?
コンクリが敷かれてる公園は人気ないだろうな
評者は一人だけじゃないんだから、
色々いた方が参考になって良いだろ。
描写厨、視点厨、純文厨、poet、多方向からの評はありがたいよ。
>>926 普通コンクリは冷たい印象を与えるから石畳だとおもうだな
たしかにコンクリでも公園という形式は成り立つだろうが
そういう細かい部分の配慮をしろと
別にいいだろコンクリでもアスファルトでも
石畳だろうが玉砂利だろうが探せば何だってあるだろ
そもそもアスファルト舗装だってアスファルトコンクリートだしな
普通の人はコンクリ鋪装とアスファルト舗装をあんまし区別してないだろ
937 :
名無し物書き@推敲中?:2008/05/10(土) 03:20:21
ゴミみたいな文章書いて逆切れしてるんだから、視点とか描写とか教えても無理だわな。
どこがおかしいのかもわかってないんだから。
938 :
名無し物書き@推敲中?:2008/05/10(土) 03:33:24
向こうで黙らせてきたぞ
教えてる積もりのほうも目を覆いたくなるような視点論、
描写論だけどなw
アドブァイスって感じ
940 :
名無し物書き@推敲中?:2008/05/10(土) 03:35:01
>>939 そうなんだ。
勉強したいのでどこがおかしいのか具体的に指摘してくれ。
941 :
名無し物書き@推敲中?:2008/05/10(土) 03:35:39
942 :
名無し物書き@推敲中?:2008/05/10(土) 03:38:51
>>941 具体的にこれはどこが間違った指摘?
896 :名無し物書き@推敲中?:2008/05/09(金) 23:01:31
>>895 「公園の広さとか様子を具体的に描写しましょう」
「広さは五百坪です!」
「……それは神視点での説明ですね。登場人物の立場で考えましょう」
「(ポカーン)」
「例えば、公園を抜けるまで何分くらい?」
「え〜と、五分くらい?」
「すると結構大きい公園ですね。公園の中はどんな感じになってます?」
「(ポカーン)」
「見通しのいい芝生の公園とか、湖があって遊歩道があるとか、森のように
樹木が植えられているとか、競技場になってるとか、何か施設があるとか」
「ああ、まあそんな感じで適当に」
「……描写しないと読者には伝わらないので、登場人物の立場になってどんな
ものが見えるのか、暗いのか、明るいのか、どんな音が聞こえたのか。
客観的に見えるものに、人物の心理をまじえていくと雰囲気が出ますよ」
「でも、いろいろ書くと文章のリズムが崩れるし」
「それは話が逆じゃないかな
>>942 なんで文法って言ってんのにそのレス持ってくるんだよw
>……それは神視点での説明ですね。登場人物の立場で考えましょう
ここ
神の視点と登場人物の視点って三人称の場合そんなにはっきり分けられるもんじゃないし
有名な小説家でも案外その辺適当だったりするからあんまり「視点の統一」とか気にする必要はない
944 :
名無し物書き@推敲中?:2008/05/10(土) 03:55:44
>>943 >「視点の統一」とか気にする必要はない
へえ。
そうなんだ。
つまり、小説の書き方を解説した本はすべて間違っているという意見だね。
馬鹿を擁護する人間がどんな程度のものなのか、すごく参考になるよ。
945 :
名無し物書き@推敲中?:2008/05/10(土) 03:58:37
>>943 まだ途中なんだけどさ、その後の描写の仕方の説明はどうなの?
間違ってるなら正しい説明をよろしく。
> 「……描写しないと読者には伝わらないので、登場人物の立場になってどんな
> ものが見えるのか、暗いのか、明るいのか、どんな音が聞こえたのか。
> 客観的に見えるものに、人物の心理をまじえていくと雰囲気が出ますよ」
俺はここに鼻を摘むな。お前ずっとこれの一つ覚えだろ。
あらゆる文章をこの方向に持っていくように誘導する。明らかに狙いが違うものでもね。
> 「でも、いろいろ書くと文章のリズムが崩れるし」
これが完全なナンセンスに見えてる時点でオワットル。
小説世界の進行において、描写にはブレーキの効果もあるんだよ。プロットの綾取りを
重視するような作品ではクドクド書かんこともある。
しかしお前はそういう作品個々の条件を無視していつも一様に「描写を増やせ」と
断じてるだろ? 「描写を増やさないと上達しない」ともね。その上達した結果が
これかよ! と言いたくもなるわ。
たとえ現時点でその作品が糞でも、描写を増やしたところで薬にもならんものと
そうでないものの区別くらいつけたらどうよ。そういう区別があることすら知らんのかも
知れないが。
947 :
名無し物書き@推敲中?:2008/05/10(土) 04:02:41
>>944 >あんまり
都合の良いように切り取るなよ
「まったく気にする必要はない」とは言ってないだろうが
>>945 おおざっぱすぎ
そのレスの説明も
そのレスだけ取り上げて全部説明させようとするお前も
948 :
名無し物書き@推敲中?:2008/05/10(土) 04:03:32
949 :
名無し物書き@推敲中?:2008/05/10(土) 04:06:13
>>947 大抵の本には、視点を統一することと書いてあるし、新人賞の選評でも視点の統一に
ついて触れられることがある。
視点の統一が適当でいいという話は聞いたことがないけど。
どこで「視点の統一」は気にしなくてもいいって勉強したの?
もしかして脳内ソース?
950 :
名無し物書き@推敲中?:2008/05/10(土) 04:10:42
>>949 忘れた
何年か前にどっかのエッセイでそんな文章を見たことがある気がする……って感じだ
ひょっとすると脳内ででっち上げたかも知れん
すまん
951 :
名無し物書き@推敲中?:2008/05/10(土) 04:12:49
俺も見たよ
「視点の統一」はした方が書きやすいが、しなくてはいけないものではないっつう話は
常識だと思ってたが
952 :
名無し物書き@推敲中?:2008/05/10(土) 04:17:34
>>950 そうなんだ。
これは角川の編集の座談会なんだけど
http://www.kadokawa.co.jp/sp/200310-02/zadankai03.html 視点の統一と、描写について触れられてる。
猿 最後に描写、文章表現です。小説を初めて書く人っていうのは視点のぶれがよく
出てきますね。例えば一人称であればその視点で物語の世界を見ているんで、彼が
見てるはずのないものは書いちゃいけない。 だから、三人称は便利なんですが、
それでも基本的に視点はひとつにしたほうがわかりやすい。三人称多視点にする場合、
それをだれが見て、だれが思うのかっていうのを間違えないようにしないといけない。
特に文章の途中で間違えないようにしてください。
犬 映画でいうと、カメラ位置をちゃんと決めましょうっていうことかな。
猿 説明してる小説は面白くない。
犬 描写、説明ではなくて描写をしたほうが読んでいて面白いことが多い。説明と描写の差異を言うと――
猿 例えばここにコーヒーがあります。青い缶のコーヒーで、重さ何gでっていうことを書くんでは
なくて……すごい細かいことを言ってるな(笑)。このコーヒーに対してどう感じたのか、どうしたいのか
という話を書いていかなきゃいけない、小説では。あるいは本体を描かずに、周囲を描く。
953 :
名無し物書き@推敲中?:2008/05/10(土) 04:18:17
あとな
小説の書き方を解説した本読むくらいなら文法書なりいわゆる名作文学読んだ方がよっぽど有益
>>952 >だから、三人称は便利なんですが、
>それでも基本的に視点はひとつにしたほうがわかりやすい。三人称多視点にする場合、
>それをだれが見て、だれが思うのかっていうのを間違えないようにしないといけない。
>特に文章の途中で間違えないようにしてください。
これ「絶対に視点を統一しなきゃ行けない」とは書いてなくね?
むしろ三人称多視点にするときのコツを教えてる
視点はな、読者が分かれば何でもいいんだよ。逆に統一してあろうがなかろうが
読み手が不自然に感じたらアウト。狂った視点を排除するために統一が語られることは
あるが、それは要するに文学的足切りなんだよ。糞みたいな小説講釈本はアホに売らんと
意味がないから、とりあえず体裁だけは繕える最低ラインを目指す。その先には何もないがな。
しかし自分で何某のものを書く、あるいは読むだけでもいいわ、そういう経験があっても
同じことが言えるとしたらどんだけ不勉強なんだとしか言えん。
読み手の頭ってのはそれなりに柔らかくて、機械的な描写論に従わない作品でも
結構読めるものなんだよ。だから戯曲的な小説とか映画的な小説とかが存在しうる。
「ゴドー」読んでわかるだろ? だがあれにくどい描写があるか? 「イリアス」読んで
わかるだろ? しかしあれに客観描写がどんだけある。視点だって一様でない。
試しに落語の本でも買ってきて読んでみろ。普通に小説として読める作品が大半の
はずだ。でもってお前は多分言うだろうね。これは全部「三人称神視点」だとか何とか。
だが一度モノホンを見ればそうは思えなくなるはずだ。あれは発語のたびに視点が変わる。
しかしそれを知っても依然として「読んでも、わかる」はずだ。そういう書き方が
なされているからだ。
まあそこまでせんでも「クレーヴの奥方」とかそのくらいは読んでおけや。
それでも「とにかく周辺の様子がわかるように描写しろ」とか言うようなら、ある意味尊敬するわ。
956 :
名無し物書き@推敲中?:2008/05/10(土) 04:31:25
>>954 視点の統一というのは、一人の視点で書くと言うことじゃないから
三人称の多数視点でもいいんだけど、その中で視点がぶれたらまずいよね、
という説明になってる。
以下引用
猿 ちょっと細かい文法の話になるんだけど、日本語っていうのは主語を省略するわけですよ。
だから、逆に術語で主語を推測する文章なのね。そこが書いてるうちに混乱しがちなんですよ。
実は有名な小説でもそういう例はいっぱいある。
犬 ちょっと具体的に例を挙げてもらえますか。
編 例えば、小説が猿の視点で書かれているとしてみようか。今猿が煙草を吸っている。
俺はその前に座っている。そこで、彼(猿)は煙草に火をつけた、から始まってずっと文章を
書いていくと、つい猿の視点のはずなのに、俺が煙いと思っていることを「煙い」って書いて
しまいがちなのね。それは例えば「編集長は顔をしかめた、煙いらしい」と書かなければ
いけない。すごく初歩的なんだけど、結構やってしまいがちなことだよね。
957 :
名無し物書き@推敲中?:2008/05/10(土) 04:34:46
>>956 そこまで視点の統一にこだわる理由が分からん
世の中には意図的に誰の視点だか分からなくした小説ってのもあるんだけどそういうのも否定するのか?
>>957 そういうことじゃなくて、視点の統一が必要というのは初歩的な常識という
ことになってるんです。
それができていない小説もあるんだけれども、新人賞を狙うなら、それくらいは
きちんとやって下さいね、というのが角川の編集の意見で、いわば選ぶ側の意見。
視点についての考え方が違うのは仕方ありませんが、
初歩的な常識について、間違ってるとか、古臭い視点論とか、否定しても始まらない。
960 :
名無し物書き@推敲中?:2008/05/10(土) 05:08:32
>>959 うん、だからそこが分からない
小説っていわば戯曲だの詩だのっていう形式を否定したなんでもアリの表現ジャンルな訳だろ?
その小説で作法とか常識にまた囚われてどうするの
一応補足しとくか
選ばれる人間になりたいんならどうして選ぶ側の人間に見せに行かないの?
アマチュアとして書き続けていくんなら
作品の良し悪しさえ自分で分かるような努力を続けてれば好きなようにして良いんじゃないの?
ああ、でもそうするとここに晒す意義もなくなるのか
まあ俺は晒さないから良いけど
>作品の良し悪しさえ自分で分かるような努力を続けてれば
ここはなしだな
アマチュアとして書き続けていくんなら好きなようにして良いんじゃないの?
正確にはこうだ
すまん
>>880 >陽の光が海の彼方にとけ朝が始まった。
朝日が海に混じり重なっていく様子を表現したかったのですが、もう少し考えて書いてみます。
>ロイは学校に出かけた。(学校、)妖精を学ぶ為にとても珍しい学校で名前はファイル校。
ああ、お茶を濁らすように駄文を隠してたのに見つかりましたね。駄文すぎて考える事を放棄し、他のところを目立たせておりました。
>珍しい
だけにするって良いですね。「為に」を「為の」に変えます。
参考にします。
>ロイは通い始めて早二年、学校に慣れて親しみ出している頃合にある。
これまた後で話が出てくるんです。文自体は変だと思いますけど、わざとそう書いています。
>魔法使いの母を持っていて、ドワーフの父を持つこの世界では多く見かける家庭である。
「母を持ち」「父を持って」いるのならば、「家庭」ではなく「子供である」と受けなければだめ。
「母を(父を)持つ」のは家庭ではないでしょ。
そう書き直します。
>学校にも多くの人がこのロイと同じ家を待ち同じ学校へ慎ましやかに通っている。
「待ち」は「持ち」の間違いだとして、この文の幹を取り出してみると、
「学校にも多くの人がこのロイと同じ学校へ通っている」――おかしいよね?
この話については母や父が一緒にくらすわけではなく、子供は皆孤独に生活することがごく当たり前でして、
この世界(私達の世界)では、不幸な子供や家庭でもその話の中の世界では皆それが普通なんです。
という上の設定ので
>学校に行く人の多くの人がこのロイと同じ家を持っていて慎ましやかに通っている。
音の関係で「同じ家を持って」に「いて」をつけて変更しました。
>妖精の証を取るため、妖精の種類や、妖精の生態の研究、妖精の使う魔法の来訪した先生
>からの講義など、様々な事を授業により習っている。
これまたなんとも。
「妖精の証を取るため、妖精の種類や生態の研究など、いろいろなことを授業で学んでいる。外
部からの先生の魔法に関する講義を受けることもあった」くらいかな。
>妖精の証を得る為、試験の前の試験、生徒に試験を受ける資格があるのかを見ていた。
「試験の前の試験」――もうすこし考えて書こうや。
文全然だめですね。考えて新しい文に書き直しておきます。
あと駄文に評価ありがとうございました。
>>881 多分書き方変えます。書き方はシナリオ風に加えて短めの文にします。
966 :
名無し物書き@推敲中?:2008/05/10(土) 14:12:10
遅レスになりました。
>>845 ありがとうございます。初め違うものを書こうとしてたはずなのですが、
いつのまにか変な風にまとまってしまいました。面白いと思っていただ
けたら幸いです。
>>844 ありがとうございます。
スローモーションのシーンは難しいですね。特別に意味は無いので、本当
なら何かもっと洒落たものに差し替えられたらいいのですが……怠けてま
すね。後付けですが、彼女の心情という解釈も出来るかな?修正せずに。
現実シーンは、そうですね。
>>867 ありがとうございます。
夢のシーンは描き易いですね。少し修正してみます。「彼女の隣に『僕』が
いた」の『僕』は、彼女が見ている夢の中の僕です。多分少ししっかりと読
めば解ると思うのですが、変ですかね?取り敢えずは修正入れずに。
現実のシーンは、お2人様の言うとおりだと思いました。大学と喫茶店の設
定パクります。
因みにバッドエンドって解りましたかね?ちょっとどちらか判別しづらいか
ったかもしれないです。もう少し解りやすく書きます。
↓リライト。よかったら読んで下さい。
967 :
名無し物書き@推敲中?:2008/05/10(土) 14:13:08
>>832-833リライトしました。よろしくお願いします。
「彼女の夢」
<1/2>
ある夜に、僕は彼女の夢の中に居た。明るい薄靄が辺り一面を優しく包み、ふわふわと
心地良く、今にも眠ってしまいそうな所だった。見えるものは明るい靄と、マシュマロみ
たいな乳白色の地面だけで、近くには何も無いようだった。柔らかな感触を足下に、僕は
靄の向こうへと歩いてみることにした。一点を目指して行くと、やがて1つの湖が見えた。
湖はよく磨きあげられた鏡のように、どこまでも平らかに水を湛えていた。向こう岸は靄に
隠れて見えなかった。彼女は、その湖のほとりに佇んでいた。そして、彼女の隣りには僕が
居た。湖に向かって、彼女の右側にぼうっと立っていた。僕は、僕と彼女を少し離れた場所
で見た。彼女が僕に何か話し掛けた。
「あたしね、あなたのことが嫌いよ。大っ嫌い」
そう言うと、彼女は僕の左肩を強く押し、真っ平らな水面へと落とした。瞬間がスローモ
ーションになって僕に見えた。僕は抵抗せずに、棒立ちのまま湖へと落ちて行く。頭と右
肩が傾き、左足が地面から離れ、直ぐに右足も離れ、そして全身で落ちて行く。初めにぶ
らんとした手が水面について鏡を揺らめかせた。そして腕、頭、胴とが引きずり込まれて
行く。想像した音はたたずに、水飛沫だけが辺りへ飛び散った。飛沫は彼女にも及んだ。
水柱が一番高くなった程に、僕の全身は湖に飲み込まれてしまった。後にはただ、揺れる
水面と、湖を見つめる彼女だけがあった。彼女は無表情に立っていた。僕は、何だか恐く
てその場を去った。
968 :
名無し物書き@推敲中?:2008/05/10(土) 14:13:51
<2/2>
その次の日のことだ。彼女が僕に告白をした。所謂恋の告白だった。大学の帰りに、彼
女は僕を映画に誘った。僕は昨夜の夢を思い出したけど、余り気にせずに行くことにした。
映画は派手目な学生同士の、ありふれた恋愛物だった。彼女が見入っているので、僕も欠
伸をせずに最後まで観た。映画の後、僕たちは喫茶店でお茶を飲むことにした。僕はさっ
きの映画のストーリーや、大学の面白い講義などについての話をした。昨夜見た夢のこと
は話さなかった。彼女は始終そわそわとして落ち着かないように見えた。そしてその帰り
道、彼女が僕に告白をした。苦しそうに、想いを口にした。僕はひどく迷った。僕を見る
彼女の顔には真剣な表情があった。僕は迷った。
その日の夜も、僕は彼女の夢の中に居た。彼女はやっぱり湖に居た。今度は一人で湖を
見ていた。前の日とは違って鏡は初めから揺れていた。そして水面の揺らめきを見つめる
彼女は泣いていた。僕は近付いて聞いてみた。
「君はどうして泣いているの」
彼女は俯いたまま涙を手で拭きながら答えた。
「わたしの大事な人が湖の中に」
「どうしてそんなことになったの」
「それは、それは、わたしが押して落としちゃったんです」
「何でそんなことをしたの」
「それは、それは、」
彼女は1度大きくしゃくりあげて、それから言った。
「それは、あなたのことが好きでしょうがなかったからよ!」
突然顔を上げた彼女が、僕の身体を湖の方にどんと押した。咄嗟のことに、僕は身を躱す
ことが出来なかった。そして、昨夜の夢のように落ちて行く。湖に吸い込まれるようで、
身体に力が入らない。視界には狂気の悲しみに、眼を真っ赤に腫らした彼女が見える。あ
あ、どうして僕が彼女の夢に来たのかがわかった気がする。スローモーションの瞬間に様
々な思考が頭を巡る。そして、後頭部くから、静かに揺れる湖に……
そこでアラームが僕の目を覚ました。左の胸は早く打ち、全身に気持ちの悪い汗を掻い
ている。後頭部は、特にぐっしょりと濡れている。僕は天井を視界に確認しながら、冴え
た頭で、きっと彼女の告白を受けなければと思った。
視点の統一の話が出たがいいことを教えてやろう
出来るのにしないのと
出来ないのにしないのは大きく違う
有名作家はできるのにしてないんだと思う
970 :
名無し物書き@推敲中?:2008/05/10(土) 14:31:01
>>963 面白い!こういうの大好きです。新宿のやつとか、反って浮世離れなよう
なんだけど、実際よりリアルなようにも思えてしまう。解り辛い感想ですが。
上手ですね。もっともっといろんな題材で書いて欲しいと思いました。
> 出来ないのにしない
……
973 :
名無し物書き@推敲中?:2008/05/10(土) 15:19:45
>>963 970だけど、ごめん、褒めすぎた。ただ新宿のやつの最後や、霧のやつの泣き出すシーン
など、部分的に良いと思うのがたくさんあった。
それと、出来ればセリフのある物も書いてほしい。
>>974 あまり言ってやるな
馬鹿だから間違える人と
馬鹿なのに間違える人がいるんだ
969は前者だから仕方ないし、すじも通ってる
前提ですが、この欄でネタバレ云々は問題にしないで下さいね。
>>963 ああーあ。やっちゃった。
死別した両親との再会ですか。そりゃ嬉しいでしょうね、誰でも「納得」できる展開ですわ。
別に立ちふさがっていたものが霧だろうが壁だろうが山だろうが海だろうが、
両親に会えたんだから良かった良かった、のオチですね。
でも前半と後半って、内容的に関係ないでしょ?
もっと言えば、両親との再会が書きたくて書いた作品じゃないですよね、これ?
> いなくなってしまった二人を恨んだ夜もあった。
> 仕方がないと自らに言い聞かせながらも、心細くて叫びだしたいこともたくさんあったのだ。
このへんのエピソードを中心に書く方法もあったはずですもん。
単なるオチとして両親との再会みたいなのを使うことを、私自身は厳に慎んでおります。
だって、感動をあざとく狙われたみたいでかえって腹が立つもん。
>>973を先に読んで、この「霧」自身が泣きだす話だったら良かっただろうなぁ、と思っちゃった。
また投稿してみてください。
>>963 客観描写のない内向的な一人称で読むのが辛い。
例えば冒頭だけど
>真っ白な壁があるのだと思った。そして、何故だか分からないけれど、
>私は知らないうちにその壁すれすれに立たされてしまったのだと。
どういう状態の物体?が見えたのか客観描写を入れてから、心理描写に入ると
うまくまとまるはず。
全体的に行動や心理の動きがちぐはぐで、ご都合主義。
戸惑っているのか冷静なのかも曖昧で、
例えば、「立たされた」とすれば、「誰に立たされた」のかについて語らなければならないし
「知らないうちに」という表現とは矛盾する。
全体的に上手くはないので、現実世界の風景や行動を描写して、ご都合主義ではなく
ある程度論理的にキャラを動かすことができるように勉強したほうがいい。
>>967-968 まず「彼女の夢の中にいた」というカットバック風の冒頭に難がある。
なぜ彼女の夢の中と判断できたのか読者にわかるように書いたほうがいい。
文章も書きなれていない感じで、
>見えるものは明るい靄と、マシュマロみたいな乳白色の地面だけで、
>近くには何も無いようだった。
見えるものを客観描写しているのだら、地面だけしか見えないなら「近くには何もない」
と断言していい。
>一点を目指して行くと、やがて1つの湖が見えた。
かすみかかった平地で目標物がないなら一点を目指すという表現にはなじまないし
視界に入る湖を一つ、二つとは数えない。
>向こう岸は靄に隠れて見えなかった。彼女は、その湖のほとりに佇んでいた。
>そして、彼女の隣りには僕が居た。湖に向かって、彼女の右側にぼうっと立っていた。
>僕は、僕と彼女を少し離れた場所で見た。彼女が僕に何か話し掛けた。
ガチャガチャでわけがわからない。
カメラを意識すると、向こう岸よりも先に「彼女」が見えるはず。
そしてその横に「男」がいるとすれば、二人が立っている情景が先に見えるんじゃないかな。
そこはきっちりと描写しないと読むほうはわからない。
さらにこのシーンから、彼女の夢の住人である「僕」と語り手の「僕」がごっちゃになって
視点が混乱する。分けて書いたほうがいい。
2/2はカットバックになり、数行後の説明と重複しているので
>その次の日のことだ。彼女が僕に告白をした。所謂恋の告白だった。
ここはカットして、大学のシーンから始めたほうがいい。
980 :
名無し物書き@推敲中?:2008/05/11(日) 02:51:19
過疎った?
まあそうなる。
>>973 嬉しいお言葉の数々、ありがとうございました。
これからもいろいろとチャレンジしてみます。
ところで、新宿のやつってなんでしょうか?
分からなかったんですが……
>>977 > もっと言えば、両親との再会が書きたくて書いた作品じゃないですよね、これ?
>> いなくなってしまった二人を恨んだ夜もあった。
>> 仕方がないと自らに言い聞かせながらも、心細くて叫びだしたいこともたくさんあったのだ。
> このへんのエピソードを中心に書く方法もあったはずですもん。
おっしゃるとおりです。この辺りをもっと書き込めばよかったですね。
言い訳になってしまいますが、構想段階では後半部を大切にしようと思っていました。
ただ、始めから、突然身の周りに現れた白い靄を霧と分かってしまうのはどうかなと思い、書き込む内に長くなってしまったんですね。
あと、両親には声を出さないようにしてもらったので、そういった話相手二人との交流を書き切ることも出来ませんでした。
まだまだ力不足なので、また投稿してみたいと思います。
そうですね、「霧」自身が泣きだす話って面白そうなので考えてみたいです。
>>978 冒頭はインパクトを重視しようと思い、周りの情景からではなく心境を書いてみました。
うまくいかなかったみたいですね。あと、もうちょっと自己の状態を含め詳細を書き込めるといいのかなあと反省しました。
すみません。お礼を書くのを忘れていました。
酷評してくださった皆さん、読んでくださった皆さん、どうもありがとうございました。
また投稿してみようと思うので、よろしくお願いします。
983 :
名無し物書き@推敲中?:2008/05/11(日) 09:00:17
>>981 ごめん、不馴れで。あそこに貼られてるのは全部あなたの作品かと思いました。
霧のやつは色々と面白い展開が書けそうですね。霧が泣くなんて、
中中独創的な小説になりそう。
984 :
名無し物書き@推敲中?:2008/05/11(日) 17:28:41
>>979 丁寧な批評ありがとうございます。リライトしたら荒が目立ってしまったみたいですね。
冒頭は自分も気になりました。もっと短い物だったら、もしくは理由無しでも読めただ
ろうなと思います。他をごちゃごちゃ書いたせいで余計に不自然になってしまったみたいです。
>断言していい。
納得しました。
>一点を……
納得しました。少し修正の仕方を考えてみます。
>視界に入る湖を一つ、二つと数えない
これは「a lake」のように、その或る湖を限定する為に「1つの湖」と書いたのだろうと
思うのですが、状況や日本語としておかしいですかね?霞に隠れて全体が見えないから1
つとは数えないだろうということですか?宜しかったら解りやすい説明をお願いします。
>ガチャガチャでわけがわからない。……
本当にそうです。全く自分の文章が稚拙なせいです。2人を先に出すと、「僕」の出現に
インパクトが無くなってしまうのでどうしようかと思いました。そこは全体としての欠陥の表れだと思います↓
>さらにこのシーンから、……
そうですね。安易に僕と「僕」とかでも書き分けた方がいいかも知れないと思いました。
>2/2はカットバックになり、……
くどいだけですかね?この書き方は書きやすいので癖になってるみたいです。少し考えてみます。
大変参考になります。ありがとうございました。
985 :
名無し物書き@推敲中?:2008/05/11(日) 17:58:16
まだ480KBを超えないようなので、こちらでよろしいでしょうか?
酷評お願いいたします。
――今日もいらっしゃる。
女学生は黒髪のボブに包まれた頭部を、自らの背よりも高い鉄筋の欄干の間に押し込んだ。灰色のリフィ河の上に揺れる、
白い破片を散らしたような陽光が、少女の目を射た。カレッジからの帰りに、半ペニー橋の上で足を止めて河面を眺めるのが、
女学生の日課であった。
老人はいつもそこに小舟を浮かべていた。小さなカンバスと一緒に乗り込んで、午後いっぱい絵を描いているのだ。女学生
はその人をこっそり「先生」と呼んでいた。画家なのか、そうでないのか、少女は知らない。「先生」が自分に気付いている
のかどうかさえ、少女にはわからない。ただ、空が青鼠色になり、河添いに点々と首飾りのような灯りがともる時刻まで、そ
の人を見つめているが好きなのだった。
ある日のことだが、その午後はダブリンの空に重たい雲が立ちこめていた。霧のような雨が降り、濡れた石畳の上を行き交
う人は少なかった。リフィは「黒い水溜り」の名に似つかわしい、沈んだ色をしていた。
――雨だもの。
女学生はほおと息を吐いた。果たして小舟は浮かんでおらず、河の上に老人の姿はなかった。傘を持たない少女は、緑の
ベレーを深く被り直して、半ペニー橋を後にした。
テンプル・バーの辺りを散歩して帰ろうと思ったのは、別段深い思案があったわけでもない。だから、人気のない角を
曲がってその人を見つけた時、女学生は思わず叫んでしまったのである。
「先生」
老人はパブの軒先で、パイプに火をつけようとしているところだった。顔を上げた「先生」と視線を交しながら、この雨で
火がつくのかしら、とぼんやり少女は思う。それから、さっと頬を染めた。「先生」と間近でこうして会うのが初めてで
あったことに、女学生はようやく思い至ったのである。
短い黒い髪が濡れるのも構わず、女学生は緑のベレーを取った。胸のあたりでそれを弄りながら、少女が言葉を探している間、
老人は皺だらけで表情の判別しがたい顔を、少女に向けていた。
やがて少女は老人をじっと見つめて、「先生」と呼びかけた。
「私の絵を描いていただきたいのです」
と女学生は言った。
ペニーはペニサーを経て、ペニセスト!
女学生を下から勢い良く貫いた!
>>984 空中撮影とか高台から見下ろす状況なら、「二つの湖が見えてきた」というような
使い方もあるが、人間の目線を考えると、二つの湖とか、一つの湖という認識は難しいはず。
(湖は水溜りじゃないんで)
日本語的には、大きな湖が見えてきた〜とか、森に囲まれた小さな湖が〜という感じに
なるんじゃないかな。
もう一人の僕が登場するシーンは、湖を背景に、遠景で二人の人物が見える。
近づいて、どんな人物なのか髪型や服装を描写して、一人は同期生の「彼女」だ。
横にいる人物の描写をして、それは「僕だった」。
という感じにするとおもしろくなるんじゃないかな。
設定によるけど、もう一人の自分を発見すると、戸惑ったり考えたりすると思うので
その辺りの心理描写をつめていくと、小説らしくなってくると思う。
>>985 神視点なんだよね。
毎度同じ指摘になるが、初心者が神視点を使うと描写が少なくなり、「神」があれはこうで、
それはこうで、という説明をすることになる。そして数行で細切れの場面転換と
まず小説の形にならない。
神視点を使うのは人物視点で書けるようになってから。
人物視点で書けないシーンがあるから、「神視点」を使うという風に考えながらやらないと
いくらかいても上達しない。
それと人物も基本的には「名前」で書くべき。
名前で時代とか国とかある程度は想像がつく部分もあるので、男とか少女という書き方は
しないほうがいい。
神視点の場合は、俯瞰するような視点になるので状況描写の能力が必要とされるが、
投稿文は一人称的で、ほぼ情景描写がなくわかりにくい。
神視点の必要性がないと思うので、少女視点でリライトしてみるといいよ。
神視点をあれこれいうのは、毎度おなじ指摘をするわけだが、小説というものがわかっていない馬鹿のいうこと。聞く必要はない。
おい、
>>988 文章批評にくだらない持論は持ち込むな。おまえのそれ、間違ってるって。毎度毎度、懲りないやつだな。
991 :
名無し物書き@推敲中?:2008/05/11(日) 22:18:35
>>987 うおっ有り難い。
「1つの湖」については自分の中でどうも納得がいかないです。すいません。
でも別な書き方で書けるようにしなきゃならないと思いました。
後のアドバイスは本当に有り難いです。言われてみればああ納得なのですが、言われてみ
なければ気付かないままなんですよね……。
度々ありがとうございます。是非参考にさせて頂きます。
>>988 自分もあなたの言ってることがよく分からない。
試しに少女視点でリライトしてみてくれないかな?
>>988の貧相な小説観に涙が止まりません
もう偏執狂だな
994 :
名無し物書き@推敲中?:2008/05/11(日) 22:45:21
>>988 批評が出来ないからって、下らない自論を振りかざして貶すのはよくない。
あんたの意見には根拠がない。そういうのを感情論っていうんだよ。
読者視点でリライトしてみるといいよ。
995 :
◆a994QfydFw :2008/05/11(日) 22:52:23
酷評お願いします。
あるところにダイヤモンドのトイレがあった。それは険しいトイレ山の頂上にあった。そのふもとの村に、ある一人の男が訪れていた。
名をホゼッポと言い、腕の立つ冒険家であると同時に、盗賊だった。髪は、赤毛で、目が茶色で、眼鏡をかけている。一見優男のようだが、目が邪悪だ。つりあがった目はいかにも意地悪そうで、笑うと皺とあいまって醜悪な顔つきになる。
手には酒を持っていた。酔剣の使い手で、酔っ払いながら剣で攻撃する戦法が得意だった。
ホゼッポは村長の家へ行って、妻を人質に取り、脅迫した。
「こらぁ、村長、宝のありかを教えな。この村にあることは分かっているんだ」
「ひ、ひぃ宝はや、山の上にあるんだ。どうか命ばかりはお助けをー」
「ふん、本当だろうなぁ!」
ホゼッポは妻の首にナイフを突きつけながら言った。
「ひ、ひぃ本当だ。どうか、どうか命ばかりは」
「よおし、信じてやろう」
ホゼッポは妻を乱暴に投げ出し、家を出た。村長はそれを見送ると、
「ふっ、馬鹿が……せいぜい山でのたれ死ぬがいい」
ドアを睨みつけながらそう言った。
ホゼッポは山へ行った。登り道を歩いていると、いつの間にか崖の上にいた。
「なんじゃこりゃ〜」
崖が崩れた。ホゼッポは崖に何とかつかまったが、そこへ村長が現れた。
「死ね!」
と言ってホゼッポの手を踏みつけた。
「うわあああ」
と叫びながら、ホゼッポは崖の下に墜落し、体中の骨が粉々になって死んだ。
「ふっ、これで宝は私のもの。誰にも渡しはせんわ」
次スレに投下した方がいいと思うよ
997 :
名無し物書き@推敲中?:2008/05/11(日) 23:01:11
>>992 神視点の弊害についてはかなり丁寧に説明してあると思うが、それで理解できないなら
あきらめたほうがいいんじゃないかな。
解説が理解できないなら、リライトしたものを読んでも理解できないだろうから。
そもそも批判の方向として、
「神視点だから上手く言ってない。人物視点でリライト」という意見に対する批判なら
「神視点がはまってる。上手くかけている」という方向になるはず。
そういう意見の違いならともかく、ただ単に言いがかりをつけたいだけならアラシと同じ。
集中攻撃をうけてちょっと988がかわいそうだな。
おい、
>>988 フローベールの『ボヴァリー夫人』を読め。これは作家志望なら読んでおかなければならない一冊だ。おれが決めたわけじゃないぞ。よく言われていることだ。
ちなみにこの小説、一人称で始まりいつのまにか三人称になっている。が、そんなことは気にすることはない。なんでも、描写が素晴らしい、らしい。
1000 :
名無し物書き@推敲中?:2008/05/11(日) 23:05:04
1001 :
1001:
このスレッドは1000を超えました。
もう書けないので、新しいスレッドを立ててくださいです。。。