あなたの文章真面目に酷評しますPart59

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1名無し物書き@推敲中?
立ててやったぜクズども
冒頭からのカットバックは禁止だ

前スレ あなたの文章真面目に酷評しますPart58
http://love6.2ch.net/test/read.cgi/bun/1204802226/l50

まとめwiki:ttp://www6.atwiki.jp/kata/
過去ログなどはこちら。

テンプレは>>2-3あたりです。投稿・批評する前に必ず読んでください。

文字数が多いスレは、1000に行く前に容量オーバーで落ちることがたまにあります。
ブラウザで表示したとき、書き込み欄の上の表示が480KBを超えたら投稿を控えて次スレを立ててください。
2名無し物書き@推敲中?:2008/03/24(月) 01:19:06
■投稿する人へ
・あなたが書いた文章を真面目に読み、感想・添削・批評を行ないます。基本的な投稿は
小説ですが、論説文やエッセイなどもOKです。掲示板にコピー&ペーストするのが一番
よいですが、自分のサイトの直アドレスやまたり文庫・アリの穴などの投稿サイトをさらすのもあり。
酷評スレまとめwiki(http://www6.atwiki.jp/kata/)でも投稿できます。
このような場合は、各サイトのトップページではなく、直接「作品の」アドレスを貼ってください。

・創作文芸板は最大改行32行、最大文字数は1024文字です。改行の少ない作品なら
1レスあたり原稿用紙2枚と少しくらい。3レス(原稿用紙7枚以上、もしくは100行以上)を
超える量の文章は、外部に晒してリンクを貼ったほうがいいでしょう。

※※ 時々いたずら目的で本人を騙ってHPアドレスを載せる輩がいます。
HP掲載の文章の批評を希望する人はそのページ、もしくは自BBSに<2ちゃんにて批評依頼中>
と入れてください。クリックして見られる『隠し』でもかまいません。 無い場合は高確率でスルーされます。
スレに直接貼る場合も、一言書いておいたほうがスルーされにくいです。

※※ また、いたずら目的で投稿者を騙って、レスをする輩もいます。
なるべく投稿者はハンドルにトリップをつけて投稿してください。使い捨てのハンドルで構いません。

・投稿する前に読みかえしましょう。痛い間違いは投稿後に修正できません。

・もしも文章を無視されてしまったら、もう一度批評をもらえるように頼んでみましょう。
目についたものから批評していくので、見落としもあります。

・辛辣なことを言われても落ち込みすぎないように。批評をした人とあなたの傾向の相性が
悪かったのかもしれません。でも、あなたの作品をそういうふうに受け取る人もいるという
ことを心にとめておいてください。

■批評する人へ
・批評への参加は自由です。
・当スレは投稿者を育てるのが目的なので、良い所と悪い所を具体的に挙げて、できるだけ
投稿者が納得する形で批評してあげてください。
3名無し物書き@推敲中?:2008/03/24(月) 01:20:09
※原稿入力時の約束事と諸注意

○段落の行頭は一字下げる
○……三点リーダーは基本的に2個で1セット。なお「・」(中黒)は使用不可
○読点は「、」 句点は「。」を使用
○セリフをくくるカギカッコの最初の 「 は行頭一字下げない
○「 」カギカッコ内最後の句点は省略する
○空改行は最小限に。改行すべてを1行あける等はやめましょう。
○投稿が複数レスにわたる場合は、1/2 2/2 などのように、全体レス数がわかるようにしましょう。
○投稿には「酷評お願いします」等、投稿であることがはっきりわかるように書き添えましょう。
  本文だけを投稿しても雑談と間違われる場合もあります。
○荒らしはスルーしましょう。酷評のかたちをした荒らしには返レスは不要です。
○返レスがあまりに早すぎると、そのあとの酷評が貰いづらくなります。
  返レスは24時間以上あけて、酷評が出揃ったところでするようにしましょう。

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関連スレ

あなたの文章真面目に酷評します 別館 Part3
http://love6.2ch.net/test/read.cgi/bun/1195132172/l50
議論になりそうになったらここへ誘導ヨロ。

あなたの文章真面目にリライトします。第二稿。
http://love6.2ch.net/test/read.cgi/bun/1144223299/

あなたの文章、無理して誉めます
http://love6.2ch.net/test/read.cgi/bun/1112778027/

あなたの構成・主題を真面目に酷評します
http://love6.2ch.net/test/read.cgi/bun/1162625917/
4名無し物書き@推敲中?:2008/03/24(月) 01:21:13
【警告】
・出典を明記せずに引用した場合は著作権法違反となり、刑事罰に処せられます。
・自作でない文章を自作のものと偽った場合も同罪です。
・一部の語句の修正を行った場合も同罪です。この場合は無断改竄により更に悪質
 であると判断され、刑が重くなります。
・2chへの匿名投稿でも、投稿者は特定されます。過去に多くの逮捕者が発生しています。
5名無し物書き@推敲中?:2008/03/24(月) 01:22:34
【警告】
・このスレッドで上から目線で酷評している人たちは、
プロの文章と素人の文章の見分けがつきません。
コメントを鵜呑みにするかどうかは、投稿したあなた次第。
予めご了承下さい。
6名無し物書き@推敲中?:2008/03/24(月) 02:27:34
>○セリフをくくるカギカッコの最初の 「 は行頭一字下げない
>○「 」カギカッコ内最後の句点は省略する

意味不明なルールは廃止するべきです。
何の整合性もありません。
7名無し物書き@推敲中?:2008/03/24(月) 02:29:33
段落の始まりを、行頭に1文字分の字下げをすることで表現し、
括弧書きが段落の始まりになった場合には字下げを行なわないという文章表記の仕様があります。
この場合、直前の行が、折り返し文字数ピッタリだと、次の行の括弧書きが
段落の始まりであるか否かを区別できなくなる可能性があります。
現在、小説などの出版書籍において、この仕様が標準となっているようですが、
何故このような欠陥のある仕様を使い続けるのでしょうか?
8名無し物書き@推敲中?:2008/03/24(月) 02:44:00
閉じ括弧直前の句点の省略は、活版印刷時代に句点の数を節約するために用いられた一時的な慣例です。
現在では意味を持ちません。省略せずに句点を付けてください。

また、引用符内の句点は文末を表す記号としての意味を為しません。
ですから、

× 彼は言った、「やあ、おはよう。今日も元気だね。」

これはシンタクスエラーとなります。文が終わっていません。

○ 彼は言った、「やあ、おはよう。今日も元気だね。」。
○ 彼は、「やあ、おはよう。今日も元気だね。」と言った。

このように表記してください。

引用表記単体で用いる場合には、{}で囲うことで台詞表現とすることができます。

{「やあ、おはよう。今日も元気だね。」}
この場合には文末の句点は必要ありません。
9名無し物書き@推敲中?:2008/03/24(月) 02:46:46
見た目を重視するから。
鉤括弧のまえに一字ぶんスペースをおくと締まりが悪い。とくに小説などのように会話が多い場合はそれが顕著に表れる。慣れれば気にならないが。

それに、文中で使用され行頭に来る場合の鉤括弧は、段落の始まりの鉤括弧より上につく。印刷されるときには区別がつくようになっている。

私は、小説の仕様より禁則仕様を変えることを提言する。つまり行頭に鉤括弧はこないように設定する。句読点が行頭に来ないのと同じように。実際自分がプリントアウトするときはそうしている。

私は、セリフの場合の最後にも句点を使用するよう提言したい。これは、セリフか強調の意味の鉤括弧なのかの区別がつくようにである。

>>6
意味不明ではない。それが主流。小説の書式として統一感がほしい。だから理想としてはみながそれに合わせ、従った方がいい。それは読者のために、である。
個人的にはどちらでもいいと思っている。
10名無し物書き@推敲中?:2008/03/24(月) 02:48:15
>>8
>○ 彼は言った、「やあ、おはよう。今日も元気だね。」。
>○ 彼は、「やあ、おはよう。今日も元気だね。」と言った。
>
>このように表記してください。

しません。
理由 見た目、センスが悪いから。
11名無し物書き@推敲中?:2008/03/24(月) 02:52:14
引用 「」
強調 【】
台詞 {}
黙思 ()
使い分ければ OK.
12名無し物書き@推敲中?:2008/03/24(月) 02:54:51
さっさとスレ開始しろよ;
13名無し物書き@推敲中?:2008/03/24(月) 13:37:58
>>10
同意。見苦しいだけ。

閉じ括弧と句点の重複、括弧での一字下げも素人くさくて、文章の格が一段下がる。
14名無し物書き@推敲中?:2008/03/24(月) 19:13:37
死にたいと思ったことはあるか。俺は昨日の今日までこれっぽも思ったことが
なかったことが自慢だった。『自殺するやつぁ何がかなしうて』それが俺の
新聞ニュースを眺めてのいつもの感想だった。しかし今俺の胸は死にたいよう
死にたいようと泣き言のオンパレード。それを抑えているのはしたっぱら、
おそらくは肝である。2chできわめてシリアスな口論をし、相手の矛盾発言を
引き出した処でそれを指摘せずにフェードアウト。聞いたことが無いが、その
手加減行為が、相手の孤独乃至世界への呪詛、それを受け取ってしまった感じだ。

そんなことがあるのか?しかしまさしくその時からこの焦燥がスタートしている。

さすがに冗談にしづらい。

マオメソッド、「相手を追い込み過ぎてはいけない」それに俺の個人的な人生指針を
加味したやり方で切り上げたつもりだったが、よかったのかわるかったのかただしかったのか。

願わくば相手のあの罵倒野郎が俺みたいなちゃんちゃらおかPおんどちやんに変貌していることお。
15 ◆Yb85L9cX0U :2008/03/24(月) 20:36:28
前スレ>>873-876です。酷評くださった皆様、ありがとうございました。

前スレ>>882さん
なんだか流れ的にこんがらがってしまったようですいません。冒頭の切り出しみたいな
ものなので、オチといえるほどのものはありませんでした。掴みが弱いのは確かです。

前スレ>>898さん
詳しいご指摘ありがとうございました。人物は確かにわかりにくいですね。あらためて
読み返してみると、モブが全然書けていないうえ、皆のっぺらぼうな感じですね。
視点主の感想のタイミングについてはもう少し研究します。

前スレ>>920さん
「貧乏くさい」に関して仰るとおりです。品数は多いがろくなものがない、という意味で
使ったのですが、確かにどうとでも取れる表現になってしまいました。迂闊でした。

前スレ>>946さん
最初に四人という塊で人数を提示するのはまずいですね。気がつきませんでした。
官憲は実は数人です。広場の周囲が建物で囲まれていて、そこを抑えられている
イメージだったんですが、これは完全にフィールドの描写不足です。
「少年」の頻度についてのご意見も参考になりました。ありがとうございました。

16名無し物書き@推敲中?:2008/03/24(月) 21:35:21
>>14
何か、あったのか。
17名無し物書き@推敲中?:2008/03/24(月) 21:42:16
>>16
そっとしといてあげなよ。
「勝ったぞー!」と快哉を叫ぶだけなら「なんだとのび太!」とジャイアンが飛んでくることはない。
「ジャイアンに勝ったぞー!」と言えない事情を察してやるのが優しさってもんだ。
183/1:2008/03/24(月) 21:49:28
前スレでお世話になりました者です。
第一稿と第二稿に赤を入れてくださった方々ありがとうございました。
「永遠に眠る乙女の物語」の冒頭の第三稿です。
また、ご指摘・ご感想、宜しかったらお願いします<(_ _)>

ああ、見えるわ……
私たちの街、ポレリス
階級社会だけど、緑豊かな私たちの故郷
そして、私とあなたが出会った思い出の場所
私は鮮明に覚えているのよ
あなたと舞踏会で踊った時のことを……
あの時、あなたは下賤の私に声をかけてくれたね
あなたが私に名前を尋ねた時に、私が慌てふためいて、身分をわけまえないで答えた時も、そのことを笑って流してくれたね
あなたは皇太子だった
許婚もいた
でも私のことを気にかけてくれたね
そのことは私は一生忘れないよ
たとえ、あなたが居なくなってしまった今も――

193/2:2008/03/24(月) 21:50:13
私はポレリスの平民として産まれました。名前はティーアと言います。
ちょっと説明するけど、ポレリスという街は本当に素敵な所だったのよ。
街の至る所に緑と水があり、人々がゴンドラに乗って往き来していた。
ただいびつな社会構造になっていたけどね……。
でも、どんなに環境がよくても、家庭に不和があると台無しになるように私の両親はいつも争っていたわ。
お父さんがお母さんに暴力をふるうの。
私と妹は家庭でいつも縮こまって生活していたわ。
時には、お父さんの暴力は私たち姉妹にもやってきて、私と妹は顔が変形する位殴られたわ。
でもお父さんを私は責めていない……。
何故なら、お父さんにも家庭に不満をぶつけないと済まない位の理由があったから……。
お父さんはいつもポレリスの宮廷で、貴族や王族から蔑まれて仕えていたの。
貴族や王族は平民であるお父さんを馬車馬のようにこき使ったわ。
だから、お父さんは酒の量も増え、私が17歳の時にはもう暴力も出来ないほど衰弱していた……。
そして、私が18歳の時にこの世を去った。
お母さんはいい気味だと思っていたみたいだけど、私は思わない。
お父さんはポラリスの階級社会の犠牲者だと思っている。
そして、曲がりなりにも、私と妹をここまで育ててくれたことを感謝している。
私は何故か分からないけど、宮廷で働くことを決めたわ。
お父さんがいかに酷い目に合ったか分かっていたけど、それしか私たち家族に生きる術はなかった。平民の売春宿など嫌だったしね。
それに平民は本当に上から虐げられていたの。それは奴隷と一緒の生活のようだったわ。


203/3:2008/03/24(月) 21:52:39
僕は都市国家ポラリスの王族に生まれた。
名前はディーダだが、王位継承権一位であるため、人は私のことを皇太子と言う。
私にはヒルアという隣国の第一皇女である許婚がいるが、僕は彼女が好きではない。
彼女は確かに美しいが、高慢さに満々ている。
噂では気に入らない侍女を折檻でなぶり殺したとも聞いている。
実際何回か、彼女に会ったが、僕には媚を売る癖に、侍女には非常に冷たく振舞う。
僕は彼女がどうしても好きになれない。
僕には夢がある。このポラリスの市民を皆平等にするという夢だ。
僕には、どうしても貴族や王族が平民をいたぶる姿が気になるのだ。
政治的な意味でも、このままの貴族主義を続けていたら、人口の三分の二を占める平民の暴動があるかもしれない。
僕は、自分の身分を捨ててでも、王になった暁には改革を断行しようと思う。
その為に僕自身が人身御供になろうとも……。

●リアルで読んでくださった方が居たのですが、一人称の方が良いと言われ、
思い切って主人公らの独白にしてましたが、いかがだったでしょうか?
21名無し物書き@推敲中?:2008/03/24(月) 22:54:32
>>18-20
人物設定の説明だけで小説の形になってない。
誰の視点で書くのか、まず視点を固定することだね。
その人物がどこにいて、何をやっているのか。
人物の目で何が見えるのか。
そういう部分を意識しながら書かないと小説にならない。

読書が足りないと思うので、もっと本を読んだほうがいい。
22名無し物書き@推敲中?:2008/03/24(月) 23:10:53
>>20
ちゃんと読んでないけど、それでもいろいろと違和感があった。
全体的に説明口調すぎる上、軽く見直せばわかる誤字レベルの変なところも多い。
書いたらみせる。書いたらみせる。ってだけではなく、書いたあとは自分で何回か見直すことも重要。


とりあえず二、三箇所だけ指摘すると

>私は何故か分からないけど、宮廷で働くことを決めたわ。
>お父さんがいかに酷い目に合ったか分かっていたけど、それしか私たち家族に生きる術はなかった。平民の売春宿など嫌だったしね。

「それしかなかった」「平民の売春宿よりマシ」
こんな説明がついているのに、なぜかわからない。とはいかに。

>名前はディーダだが、王位継承権一位であるため、人は私のことを皇太子と言う。

「だが」ってなってるけど、名前がディーダであることと皇太子でないことになにか関係あるの?
それとここでは「私」だけど、ほかでは「僕」になっている。
一人称は統一するのが基本。
23名無し物書き@推敲中?:2008/03/25(火) 00:32:18
>>18-20
改稿するたびに悪化しているような。

>思い切って主人公らの独白にしてましたが、いかがだったでしょうか?

完全に失敗です。
24名無し物書き@推敲中?:2008/03/25(火) 02:01:10
2稿をベースにしたほうがいいんじゃないかな。
つーか、毎回の変わり様が潔すぎてスカッとするな。
25名無し物書き@推敲中?:2008/03/25(火) 03:19:27
>>17
お前は 呑気だな。
26名無し物書き@推敲中?:2008/03/25(火) 03:26:56
ちなみにそれはそいつの「お前の根拠の無い決めつけも お前が思ってるより強力だと言うことを意識しろよ」という、
俺のその直前のレスを剽窃したものになっていた。つまり、そいつは

デマが有効

という世界観の持ち主だったことになる。



論争の契機は、俺の「統一教会=法輪功」という指摘だった。そいつの噛みつき方は尋常ではなかった。

チベット争乱が自作自演と見抜かれない為に。チベットっ子純情。
27名無し物書き@推敲中?:2008/03/25(火) 03:28:44
くるかなじゃいあん

ええ、もう死にたいとあんま思ってナインヨネ てへっ ちぺこのおぱーい、ぴんくのこつぶ。
28名無し物書き@推敲中?:2008/03/25(火) 03:31:22
というかだな。俺こそがジャイアン+出来杉の筈なんだが。あ、体躯はちゃうな。下半身だけは鍛えに鍛えてしまったが。
ちんこのことでなく。
29名無し物書き@推敲中?:2008/03/25(火) 03:51:21
618 名前: 名無しさん@八周年 投稿日: 2008/03/25(火) 03:41:05 ID:EnmW3AeS0
やっぱこの2兆6000億円はトンネルを通過して韓国に廻るの?おせーてエラいひと。←

【社会】自宅隣のベランダに侵入して逮捕された警官(31)、「隣家の夫人と交際したかった」と供述 略式起訴へ…福岡
57 :名無しさん@八周年 :2008/03/25(火) 03:43:16 ID:EnmW3AeS0
「交際」が「セックス」という非婉曲表現になりますように☆ミ
30名無し物書き@推敲中?:2008/03/25(火) 04:02:27
お前がもう死にたくなくなったのがすごく伝わってきた。
31名無し物書き@推敲中?:2008/03/25(火) 04:02:46
ありがとう。いや、あがとりい。
32ミンカンひじきごはん:2008/03/25(火) 04:08:33
621 名前: 名無しさん@八周年 投稿日: 2008/03/25(火) 04:00:53 ID:Tz07Zi2k0
>>45
この記者が世耕を引き合いにだすのは空恐ろしく感じるなwww自分と同類だろwww

>235 :ブルーベリーうどんφ ★ :05/01/13 00:06:51 ID:???
>NHK関係者からの内部情報が入りました。 下記の通りです。
>内部告発した職員は、昨年既に日放労(組合)へ相談し、
>また内部告発通報窓口とNHKが指定していた東京丸の内法律事務所に届けていたそうだ。
>しかし、その窓口となっている同法律事務所は、この番組をめぐり女性団体と係争している
>訴訟のNHK側代理人となっていた。
>いつまでたっても法律事務所から返事はなく、朝日新聞のスクープに至った。
>
>(報告・ブルーベリーうどん記者)
安倍と中川を嵌めようとした朝日vsNHKのサヨクによる弾劾裁判番組の女性国際戦犯法廷問題。
サヨク民衆裁判w
ttp://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%A5%B3%E6%80%A7%E5%9B%BD%E9%9A%9B%E6%88%A6%E7%8A%AF%E6%B3%95%E5%BB%B7
>2000年には「裕仁は有罪、日本政府には国家責任がある」と判断し、2001年には「最終判決」を公表した。
その一連のいざこざのNHKサヨク職員から内部情報をもらえるニートで主婦らしい記者さんwww
工作員怖すぎる。

622 名前: 名無しさん@八周年 投稿日: 2008/03/25(火) 04:04:46 ID:EnmW3AeS0
がんばれNHKの記者から内部情報をもらえるニートで主婦らしい記者さん!!!

もしダンナと俺の彼女が許してくれたらこづくりしようね!!ぽりっといっぱつ!!!

623 名前: 名無しさん@八周年 [sage] 投稿日: 2008/03/25(火) 04:05:05 ID:4cyapsUy0
痴呆症の老人を愛でるスレはここですか?w

新着レス 2008/03/25(火) 04:06
624 名前: 名無しさん@八周年 投稿日: 2008/03/25(火) 04:05:58 ID:EnmW3AeS0
>>623
愛でられたいの?
33名無し物書き@推敲中?:2008/03/25(火) 04:08:51
あっ

ヤッタワネ ちくしょう。
34名無し物書き@推敲中?:2008/03/25(火) 10:24:12
35名無し物書き@推敲中?:2008/03/25(火) 11:21:42
ディープリバー
3618-20:2008/03/25(火) 15:43:11
どうも、皆さん、ご指摘ありがとうございました。
簡単ではありますが、コメントを返させていただきますね。

>>21
もっと、小説を精読して、仰られた「視点の固定」というのを勉強してみようと思います。

>>22
まさに「書いたあとは自分で何回か見直すことも重要」だと思いました。
人前に晒す前にそういう作業を怠っていた自分が恥ずかしくなりました。
指摘してくださった点はその通りだと思いますので、また今後に活かしたいと思います。

>>23
改稿するたびに悪化しているというご指摘は真摯に受け止めようと思います。

>>24
第二稿目はそのリアルに読んでくれた知人からは【単調】で【説明的】と言われたのですが、第二稿をベースにリベンジを図りたいと思います。

皆さん、重ね重ねですが、ご指摘ありがとうございました。

37名無し物書き@推敲中?:2008/03/25(火) 20:33:08
>>18
>一人称の方が良いと言われ、思い切って主人公らの独白にしてましたが、いかがだったでしょうか?
初心者に一人称を勧めるのは、自分の見たもの、感じたことだけを描写すればいいので、
三人称と比べると書きやすいからだ。
独白=説明ではない。読者は説明が続くと飽きるので描写しよう。

>それしか私たち家族に生きる術はなかった
一般的に宮廷で働けるのは、選ばれたエリートだ。

>僕は都市国家ポラリスの王族に生まれた
いきなり視点を変えずに、ティーアの視点で皇太子を描写してはどうか。
38名無し物書き@推敲中?:2008/03/25(火) 20:51:20
なんか慇懃怒気が伝わってくる。

言葉って不思議である。怒気怒気である。慇懃無礼怒気まであと一寸!
39名無し物書き@推敲中?:2008/03/25(火) 21:00:06
バニラ・ハーモニー!
バニラ・ハーモニー!
バニラ・ハーモニー!
バニラ・ハーモニー!
40名無し物書き@推敲中?:2008/03/25(火) 21:10:43
バニラときたらアボラスだろ。

あいつがバニラで俺がアボラスだろうなあ。恋とはたたかいーと 知らされたからは。アレッ逆だ。でもいいの。
41名無し物書き@推敲中?:2008/03/25(火) 21:18:34
バニラってレッドキング系でアボラスはのちのバキシムじゃん。俺デザインてきに絶対後者だかんね。幾ら柔軟性の
塊になったよーな今でも、この好みだけは死ぬまで変わらないだろう。

あと、日本の車デザイナーにキモいやつらがしのびこんでいることに注意しろ。いささかグローバルにも展開している。
やつらはどんな車も

ナメクジの様に変えてしまう。

喫緊の例だと、bBがキモくなった。また、折角の21世紀の良心、VWゴルフもキモくなったようである。共通するキモい
曲線が連想させるのはナメクジ、そして俺これ確認しとらんのだが、ナメクジも両性具有、ふたなりなのじゃないか?

エスカルゴ、かたつむりと同じで。

日産エスカルゴは逆に(日産の癖に無理してホンダセンスを採り入れようとして見事に採り入れられなかった例、Be-1と
同様、と俺は当時考えていたがそんな生易しい背景があったのではなく)単純な丸と直線だった、つまり、そのデザイナーは。

何かを伝えたかったのではなかったかと今の俺は考えている。というか、数年前から考えていたけどほらちょっとさ、
まだみんなこの国で何が起きているのかわからんちんわけわからんちんな頃だったから、教えても無駄だったんだよね。
42名無し物書き@推敲中?:2008/03/25(火) 21:26:40
ちなみに俺は これネットで二三回書いたけど モップスの鈴木ヒロミツさん(故人 がBe-1に乗ってお堀の近くの道路を
運転してらしたのを十数年前、東京を徘徊しまくってた頃みかけている。ヘンなとこだと、武蔵小山だったかな、その辺り
まったく縁もゆかりもないが出かけて、確かメタルスレイダーグローリーを購入した筈だ。中古だったが定価よりちょっと
上か下だったな。まだ目玉の飛び出るプレミアがつくまえ。あれパンチラあるから

持ってるやつ逮捕されたりして!俺寮で誰かにもってかれてよかったなあ!ロッピー版はあるけど。
43名無し物書き@推敲中?:2008/03/25(火) 23:33:34
亀レスと思うが、18−20を見せてもらって思ったんだが、ヒロインと思われるティーアに皇太子が惚れる要素って言うのはなんなんだろう?
あのキャラ設定では好かれるのではなくて同情されるキャラに思う。現実の世界でも言える事だけど、愛と同情は錯覚しやすいものがあるから気をつけたほうがいいと思う、って俺の大学のOBが言ってた。

>名前はディーダだが、王位継承権一位であるため、人は私のことを皇太子と言う。
王位継承権一位だから皇太子といわれるんじゃなくて、王の第一王子だから皇太子って言われるんじゃないのかな?
ここは俺がミスってるかも知らんから、自分で考えてみたほうがいいと思うけど。

44名無し物書き@推敲中?:2008/03/25(火) 23:45:42
そんなの、そこのルール次第じゃん。
45名無し物書き@推敲中?:2008/03/26(水) 04:53:37
>>34
きみがそれを書いた本人ならばそれとわかる識別方法を用意すべき(>>4)だし、
そうでないならきみは己の行為を恥じろ。

引用元が直接ネットに本文を晒しているにも関わらず、再掲の仕方がアップローダ上の
生のテキストファイルであるというやり方は、率直に言って検索の目を逃れるための
卑しい努力としか見えない。本人ならばそもそもごはんにリンクを張れば済む。

この板にいる以上きみもワナビかそれに準じる人間なんだろうが、盗作を恐れない
品性劣等はきみ自身にとっても危険だとしか言いようがないな。
46名無し物書き@推敲中?:2008/03/26(水) 05:22:06
俺よりまともな方がいらしてとまどっておりまする
47名無し物書き@推敲中?:2008/03/26(水) 05:30:19
なんだ!?

三時からいきなし五時にわあぷしてしまっていました キャッ時間よ

ネカヘからさやうなら。有り金限界まで居てピラと甲斐ちゃんとまいぶー
眺めてようかしらん。
48名無し物書き@推敲中?:2008/03/26(水) 05:39:16
…と云う俺のスタンスを最も嫌う存在が宇宙存在するので一寸真面目に
なってみる。

俺と其の方との意見の異なりは、細かい話にはなるが

・作者に怒られないパクり方は存在する。

「それを判ってくれるのか。」と思っていただけるパクりというものは
あるのである。「てめええええ楽しやがってえええええ」というのが、
そのさかしまの最たるものである。それがくりえいたというものだと
俺は考えている。refer情報が変ですをちょーひさぶりに見た。これ、
此処のねかへでもでうるとはちょーいがいであったる。
49名無し物書き@推敲中?:2008/03/26(水) 05:42:08
まあ唯 俺のパクちゃんは左様なうつくしかおもわりかたばしとらんとは
おもうるけどもなっではばいちゃ!
50名無し物書き@推敲中?:2008/03/26(水) 06:04:56
>>18-20
なんというか、まっくらな舞台に落ちたスポットライトの下で、衣装さんが選んだ時代物の
服を着た女が延々と独白している、って感じだね。説明の仕方が戯曲風になっている。
たしかにこういう文体はあるけども、十分な計算の上でこういう書き方を選んだとは思えないな。
ほかの方の指摘にもあるとおり、第二稿に戻ってそこから書き直したほうがいいんじゃないか。

作品世界に固有の名詞とか直喩とかはね、とくに長編ではそうなんだけど、序盤に全て説明しきって
しまうのは実際結構難しいよね。だからキーワードだけ提示しておいて、あとから内容を埋めていく
という方法をとることがある。ただしその場合でもプレースホルダとして簡単なイメージを与えることは
必要だし、未説明部分はできるだけ早く回収しなくてはならない。
読者を一時的に宙吊りにすることはできるけど、管理には細心の注意がいるってことね。

あとはディテールに関して。たとえば「階級社会の犠牲者」とかそういう表現を使うためには、
それなりの教育とか社会思想的な背景が必要だよね。そういった点をきちんと考慮して人物を造形して
いるだろうか。前スレの>>781さんとかもそうだったけど、読んでいてこの人物はそんなことを言って
いいのか? という疑問が湧いてしまうんだ。ほかにも、階級社会と下賤を強調しているのに
いきなり主人公が舞踏会に参加するのも突飛に映る。国民の第一人者としての王であるとか、
実は人口僅少な村レベルの国家とかならわかるけど、多分そうじゃないよね。
むろん作者はそれでいいのだ、そういう世界なんだと押し切ることもできるけど、引き換えに
何を失うのかという点はきちんと計算したほうがいい。
51名無し物書き@推敲中?:2008/03/26(水) 07:59:29
パクりって朴りだったんですね。ニダダニと云い、先人さりげなし。
52名無し物書き@推敲中?:2008/03/26(水) 08:04:44
ちなみにことここに至って

南京大虐殺とは「ねえ中国さまそんな奴隷だかけだものだかよくわからないモノに興味をお示しになるなんて酷い
酷いワマアこれだけゆっても判ってくださらないのジャアイイワこの奴隷だかけだものだかよくわからないモノの
本性を思い知らせてあげるわなんて憎いヒト。」という心性も関与しておることが著しく判明したのである。

うかつに国と国を親子関係兄弟関係なんぞになぞらえるもんでナイスナ。そう考える。ちなみに上記が女の心性と
とらえるのは即断に過ぎる。
53名無し物書き@推敲中?:2008/03/26(水) 08:08:15
もちろん 韓国人の中にもそんなんでないのは居るらしい。だが、もうおわかりだろうが、韓国人は韓国人、

韓国は韓国なのである。其処だよ。
54名無し物書き@推敲中?:2008/03/26(水) 10:01:10
>>45
なるほど、「作家でごはん」の投稿文をわざわざアップローダーにアップしたのか。
たしかにクズだな。
55名無し物書き@推敲中? :2008/03/26(水) 14:17:09
初参加です。とりあえず第一稿目を投稿したいんですが、、
何か雑談のような雰囲気になっているんですが投下してもいいのですか?
56名無し物書き@推敲中?:2008/03/26(水) 14:19:34
>>55
好きにしろ。
57名無し物書き@推敲中?:2008/03/26(水) 14:19:50
いつでも OK.
58名無し物書き@推敲中?:2008/03/26(水) 15:08:21
まだか。
59名無し物書き@推敲中?:2008/03/26(水) 15:47:36
真面目に酷評されて、文うまくなったヤツいるのか
60名無し物書き@推敲中? :2008/03/26(水) 15:47:39
じゃあ不肖ながら投稿させていただきます。




午後から夕刻にかけて東京を濡らした大粒の雨は、午後十時を周った頃には小降りに転じた。
顔を打ちつける雨粒が細かな霧雨に変わり、冷たい湿気の塊が低く滞留し始めると、
それまで地面にへばりついていた悪臭が解けて流れ出し、東京周辺一帯を覆うようになる。
汗で蒸れた体臭にアルコール臭や残飯を含んだ生ゴミ、腐乱したダンボールや排泄物の臭いが
ない交ぜになって醸し出される悪臭は、都市が毎夜に吐露する嘆息の臭い。
盛りを過ぎ、精気を失ってしまった者の饐えた口臭だ。
新宿や池袋でも同じような臭いが漂うが、この浅草を包む臭いはそれとは少し異なる。
四ヶ月と数日、その半分以上の夜を路上で過ごしてきた男には、その微妙な差異を嗅ぎ分けることができた。
歌舞伎町辺りでは、何百とある店舗から吐き出された残飯が腐り、酸味を帯びた生臭さが悪臭の芯になるが、浅草にはそれがない。あるのはダンボールに包まって眠る無数の人の体臭で、
アルコールとアンモニア、垢まみれの衣服が渾然一体となってでる臭いはどこか枯れており、
もの悲しささえ感じさせた。
61名無し物書き@推敲中? :2008/03/26(水) 16:16:56
すいません。>>60の続きです。

手の平についた冷たい露をズボンで拭い、吸い慣れない、指の間で燃え尽きそうなタバコを
腐臭漂う路上に捨てる。いつもの感慨をタバコと共に消そうと、男は小さな残り火を
宿し燻っているの悄然と見下ろした。
それを念入りに踏み消したのは過去の恥辱と終わっていない状況の再確認のため。
ふと視界に鈍い光沢を放つ物が落ちていることに気付き、それに歩み寄る。
厚紙に貼られた透明パッケージの表面に薄く水の幕が張っている物は、出店で売られている玩具のようだった。
おそらく店を引き上げる際にうっかり落としていったのだろう。
夜の早い浅草は、十時を過ぎればほとんど店舗がシャッターを下ろす。
パッケージの中には卵型の携帯ゲーム機が入っており、デフォルメされた妙なひよこのようなキャラが
描かれた表紙に『たまごっち』の商品名があった。
以前行動を共にしていた女が拾ってきた雑誌で『たまごっち』の記事を読んだ女に
『欲しい!』としつこくせがまれたのを思い出す。
少し傷がついているが、あれば喜ぶかもしれない。腰を落とし、パッケージに手を
伸ばしかけた男は、その途端、不意に覆いかぶさってきた抗い様の無い徒労感に襲われて、路上に手をつきそうになった。
一年近い間、そばにいた彼女が自分のミスで連れ去られてしまった、喪失感。
かけがえの無いものをたくさんもらったのに、他愛ない玩具すら与えられなかった、無力感。
そういった思いが一斉にこみ上げてきて、たとえ彼女を取り戻せたとしても先の保障は何一つも無い
現実と併せて、長い逃亡生活の疲労を溜め込んだ体を震えさせ、ぐらつかせたのだった。
62名無し物書き@推敲中?:2008/03/26(水) 16:22:05
終わりなら終わりと明記しないとわからんぞ
続き貼るのに30分とか、紙か何かからPCに書き起こしてんじゃないだろうな
>>3
>○投稿が複数レスにわたる場合は、1/2 2/2 などのように、全体レス数がわかるようにしましょう。
63名無し物書き@推敲中? :2008/03/26(水) 17:01:55
ここで絶望に呑まれれば、二度と立ち上がれなくなってしまう。
男は深く息を吸い、吐いて、中断していた状況の再確認をする。
国際通り、馬道通り、雷門通り、言問い通り。浅草寺を中心とした計四つの通りにわざと痕跡を残し、
寺の近傍を走る六区通りでも根城にしているホームレス達の印象に残るよう吸った事の無いタバコをふかしながら
ゆっくり歩いてきた。追手の目が浅草寺に集まるのは時間の問題と考えた男は、
彼らが寺に到達する時間と自分の目的地に辿り着くまでの時間を計算しつつ、今自分が持っているものを確かめる。
まだしばらく動ける体力、腰に挿した純製のガバメント一丁、予備弾倉が二、M26A1破片手榴弾が三個、やり遂げなければならない任務。
そう、任務だ。他の全てを失ったとしても、それだけは残り続ける、まだやれる。俺はまだ戦えると内心に叫び、男は立ち上がった。
「必ず助ける。命を捨ててでも・・・必ず。そう 必ずだ。」
さほど傷付いてないように見えるパッケージを懐にしまう。
浅草寺の境内に入ると、固いコンクリートを踏む自分の足音は聞こえなくなり、
代わり複数の足音と砂利を踏み散らかす音が男の耳朶を打った。

「思ったより早かったな・・・・。」
              
そう独り呟いた男は、それを最後に思考を止めた。
濡れた地面を蹴り、あらかじめ決めておいた経路を一気に駆け抜けた。





一応、これで終わりです。厨ニ病たっぷりの文章ですが、
どうか容赦の無い酷評をどうかよろしくお願いします。
長文失礼しましたm(_ _)m
64名無し物書き@推敲中? :2008/03/26(水) 17:06:46
>>62
すいません。
あらかじめ書置きしていたんですが、諸事情で一から書き直しせざるを得なかったので。
次から注意します。迷惑を掛けすいません。
65名無し物書き@推敲中?:2008/03/26(水) 17:12:17
まずエディタなりなんなりで文章を作ってきちんと推敲してから、間が開かないように
投下したほうがいい。ほかの人が遠慮して書き込めなくなってしまう。

あと最初の投稿から一時間以上経っているが、まさか今ディスプレイの前で
書き下ろしたわけじゃないよな? 推敲で処理できるミスを残したまま人に見せるのは
言語道断、読み手に失礼だぞ。酷評者はエラーチェッカではない。
だが「水の幕」とか「言問い」(「い」は送らない)なんかが残っているところを見ると、
真面目に時間を掛けて推敲したようには見えないな。
66名無し物書き@推敲中?:2008/03/26(水) 17:21:03
>厚紙に貼られた透明パッケージの表面に薄く水の幕が張っている物は、出店で売られている玩具のようだった。

回りくどいというか、解りづらい。
たまごっち、と直接に商品名が出てこなければ
どんなものか理解できなかった。

>さほど傷付いてないように見えるパッケージを懐にしまう。

さっきの、とか付け足さないと曖昧。
流れで解るといえば解るが、少々不親切。

あと、たまごっちを実際に拾い上げたという描写が無い。
67名無し物書き@推敲中?:2008/03/26(水) 17:44:02
文章云々以前の書き手としての姿勢を見直すべきだが。

内容的にも色々取って付けたような印象が拭えない。浅草と新宿の違いはまあ主観も
入るだろうけど、あまり深夜や早朝の浅草を観察して書いているようには見えないな。
大規模店が密集していないだけでやはり腐臭は強いし、浮浪者臭でも新宿には到底
及ばない。シャッター前の浮浪者は目立つけど、そもそも浅草周辺の浮浪者の
ほとんどは隅田川沿いで寝起きしているから、臭いの構成といってもうーん? と
思わざるを得ない。
浅草は確かに没落した繁華街だけど、それは消費生活のハレの側面についてであって、
飲食や性の部分はまだ比較的生き残っているよ。浅草を舞台にするなら、そういう方面を
強調したほうがいいんじゃないか。

また浅草寺境内を戦場にするってのもどうかと。あそこは参道は長いが境内はそんなに
広くない。浅草寺病院とかに直接面してるし、夜間でも通り抜けに使われている(勧めないが)。
夜中に無茶できるスポットかというと微妙かな。むしろ隅田公園だろうが、川向こうになるし
絵的にも貧相になるから難しいな。まあ舞台の使い方とかもうちょっと練れと。

あとは小物の使い方。パッケージに入ったままのたまごっちに傷がついているのは
いかがなものか。また意外に思うかもしれないが、たまごっちは今でも新製品が出ている
現役の商品。ここで表現しようとしている(と想像される)気分を描くには適さないんじゃ
ないだろうか。
68名無し物書き@推敲中?:2008/03/26(水) 17:47:56
まあ、現実の地名を使えば現実と比べられるのは仕方ないな。
俺は気にしないが。
69名無し物書き@推敲中?:2008/03/26(水) 18:15:15
>>60-63
文章はまだまだで、足りない部分はあるんだけど筋はよさそう。
練習すると上手くなるタイプ。

まず主人公から見た風景を意識して描写することだね。
例えば冒頭は、匂いの描写に行く前に、まずその場の風景を描写する必要あり。
70名無し物書き@推敲中?:2008/03/26(水) 18:25:42
普通によく書けてると俺は思ったけど。
それなりにこの調子で書けてれば、完成品で判断できるくらいだと思うよ。
すくなくともこの部分だけで、駄作と思えるようなひどい文章ではない。

ただ2つ目まで読んでて、固めの社会派っぽい純文かと思いきや、最後に装備品とか出てきてずっこけたw
71名無し物書き@推敲中?:2008/03/26(水) 18:34:14
>>69の批評は切り捨てて良い。
匂いの描写ではじまる小説が、風景の描写ではじまる小説より劣っているなんてことはあり得ない。
あまりにも馬鹿げた批評に久しぶりに辟易した。
721/3:2008/03/26(水) 19:08:12
前々スレあたりに投稿したものを書き直してきました。
酷評よろしくお願いします。



 仕事が終わり家に帰ると、いつも僕はすぐにリビングへと足を運ぶ。リビングと廊下を隔
てるドアを開けると、夕食をテーブルに並べている妻が「おかえり!」と笑顔で迎えてくれ
るのだ。僕は妻のその表情を見るたびに幸福で心を満たされる。夕食の匂いを嗅ぐたびに安
心を得る。二人で夕食を食べながら、妻はその日にあった出来事などを僕に話してくれる。
妻はいわゆる江戸っ子のような男勝りな性格をしていて、話をしている時は、その内容に呼
応するように感情が激しく起伏する。普段口数の少ない僕とは正反対によく喋る。そのせい
か、どんなにくだらない話でも面白く感じる。僕はそんな妻の話を聞くのが好きだった。
732/3:2008/03/26(水) 19:08:58
 ある日の帰宅後、僕はいつも通りリビングへと足を運んだ。今日はどんな話を聞かせてく
れるのか楽しみにしながらリビングのドアを開ける。僕はいつも通りの妻の声と表情を期待
したが、僕の目に映ったのはとても苦しそうな表情をしてうずくまっている妻の姿だった。
両膝を床につき、片手で下腹部を押さえている。僕の肌は一瞬にして逆立った。
 僕は手に持っていた鞄を放り出し、妻に寄り添って声をかける。
「大丈夫か」
「なん……とか」
 妻は呼吸が荒く、声を出すのも精一杯といった様子である。
「病院へ行こう。車まで歩けるか?」
「……ん」
 病院は車で十分とかからない場所にある。救急車を呼ぶよりも、自分で病院へ向かった方
が早いと判断した。僕は妻の肩を抱くようにして、そのままゆっくりと立ち上がらせる。携
帯電話で病院に連絡を取りながら、妻に付き添って車の置いてある駐車場へと向かった。
 病院に到着すると、数人の看護師とキャスター付きの担架が建物の入口付近ですでに待ち
構えていた。妻は担架に乗せられ、看護師と共に病院内へと入っていく。僕は車を病院の駐
車場に移動させた後、病院内へ駆け入った。
 僕は、妻が運び込まれた病室の前に設置されているソファーに腰をかけて待っていた。ソ
ファーに腰を落ち着けてから三十分程経った頃、病室から白衣を着た医師と数人の看護師が
出てきた。僕は立ち上がり、医師に問う。
「妻は大丈夫でしょうか」
「ええ、今は落ち着いています」
 医師は淡々とした様子で答えた。
「旦那さんは一旦家に帰って休んでください。状況が変わったら、こちらから連絡いたしま
す。ただ、いつ状況が変わるのかはわかりません。数時間後かもしれませんし、数日後にな
るかもしれません」
「……わかりました」
 僕は平静を保つのが精一杯だった。
 医師は最後に、妻は眠っているので起こさない為に病室には入らないほうがいい、と忠告
した。僕はその忠告に従って病室には入らずに帰宅した。
 家に到着すると、僕はリビングに向かった。リビングのドアを開ける。テーブルには僕と
妻が愛用している箸だけが置かれていた。そして、僕を迎えてくれたのはキッチンから漂う
夕食の冷え切った匂いだけだった。
743/3:2008/03/26(水) 19:09:32
 妻が入院してから二日後の午前二時、病院から連絡が来た。妻の状況が変わったらしい。
僕はすぐに車で病院へと向かった。途中、信号に引っかかる。他の車や通行人の気配がまっ
たく存在しない深夜の交差点。停止を意味する赤い信号灯が僕の不安と焦りを煽った。
 病院に到着した時、妻はすでに処置室に運ばれていた。これから数時間、妻は処置室から
出てくることはないだろう。僕は処置室の前にあるソファーに腰を落ち着け、処置室が使用
中であることを示す赤いランプをじっと見つめた。
 病院から連絡を受けてから九時間が経過していた。僕は病院の敷地内にある喫煙所にいた。
新しい煙草に火を点けながら、少し昔のことを思い出していた。
 妻と出合った時、僕が一目惚れをしたこと。付き合いはじめてから三ヶ月間、手をつなぐ
ことも出来なかったこと。プロポーズした時、妻に本気でプロポーズが冗談だと思われたこ
と。結婚してからは、僕のことを「旦那」と呼ぶようになったこと。
 吸っていた煙草の火を揉み消し、また新しい煙草に火を点けようとした。その時、一人の
看護師が僕に近づいてきて妻の処置が終了したことを告げた。僕は処置室へと駆け出した。
 防菌の為の帽子やマスクなどを身に着けると、処置室へ立ち入ることを許可された。処置
室に入ると、僕はすぐに妻のそばへ駆け寄った。
「大丈夫だったか」
「ん、ちゃんと産めた……」
 妻の腕には新しい命が抱かれていた。女の子だった。
 僕は安心と喜びによって泣いてしまった。妻は少し驚いたようだった。妻は僕達の子供と
僕を交互に見ながら言った。
「旦那の泣いてるとこ、初めて見たな。ふふ、この子にそっくりだ」
「はは、それならこの子は美人になるな」
「何言ってんだ。旦那のくせに」
 妻は笑っていた。
 僕は妻に抱かれている僕達の子供を見た。少しだけ、笑っているような気がした。
75名無し物書き@推敲中?:2008/03/26(水) 19:16:10
>>67
傷ついてたのはたまごっちじゃなくてたまごっちのパッケージ

>>71
おれは69ではないが誰も匂いの描写ではじまる小説が、風景の描写ではじまる小説より劣ってるなんて言ってない

76名無し物書き@推敲中?:2008/03/26(水) 19:20:22
>>72>>73>>74
これは妻が急病で入院したと思ったら実は出産だったってオチでいいの?
77名無し物書き@推敲中?:2008/03/26(水) 19:29:58
叙述トリックってやつだ。
78名無し物書き@推敲中?:2008/03/26(水) 19:44:48
>>72-74
でね、叙述トリックなのは、これは別に良いんだけど、
今のままだと、「単に説明が遅いだけ」になっちゃうんだよね。
読者を誤誘導する記述がないとね。
回想部分がそれにあたるとも言えるんだろうけど、ちと弱い。
ぶっちゃけ、お腹押さえてうずくまったってとこで判っちゃったしね。
もう少し早い段階で、不安を煽る要素なんかを入れとくと良い感じになるだろうね。
79名無し物書き@推敲中? :2008/03/26(水) 19:58:12
>>60-63の者ですが酷評どうも有難うございました。

>推敲で処理できるミスを残したまま人に見せるのは
     言語道断、読み手に失礼だぞ。酷評者はエラーチェッカではない。


>文章云々以前の書き手としての姿勢を見直すべきだが。


書き手として最低限の気構えが無かったのを自覚しました。
次回はこのようなことが無いよう心掛けます 

>浅草は確かに没落した繁華街だけど、それは消費生活のハレの側面についてであって、
飲食や性の部分はまだ比較的生き残っているよ。浅草を舞台にするなら、そういう方面を
強調したほうがいいんじゃないか。

実地見分が不十分でしたね 
次からは無理せずに実際に住み慣れた場所を舞台にします

>ただ2つ目まで読んでて、固めの社会派っぽい純文かと思いきや、最後に装備品とか出てきてずっこけたw

すいませんww やはりあれ厨臭いかったですね 


また次回投稿した時もどうぞよろしくお願いします
容赦の無い酷評をどうもありがとうございましたm(_ _)m
8067:2008/03/26(水) 20:19:19
>>75
ああなるほど>パッケージ
失礼しました。
81名無し物書き@推敲中?:2008/03/26(水) 20:59:06
雑談。
8218-20:2008/03/26(水) 22:32:00
亀レスすみません。
いろいろな方が僕の拙い文章を多角的に見てくださって本当に感謝しています。
また短いレスですが、お礼と代えさせていただきますね。

>>37
僕の文章が説明調だということは、繰り返しいろいろな方から指摘されていることなので、注意したいと思います。
世事に疎い為がご指摘の矛盾点などが出てきてお恥ずかしい限りです。
>>43
「同情」=「愛情」ではないとのご指摘ですが、書いた本人がそこまで考えて文章を構築していなかったりします(汗)
物語の根幹に関わることなのですが、本当に、指摘されるまで気付きませんでした。
物語というのは、きちんと骨組みを考えないといけないということを思い知らされました。
ご指摘ありがとうございました。
>>50
長文にわたるご指摘ありがとうございました。
内容や物語の構造に踏み込んだご指摘感謝しています。
一つ思ったことは、最初のネタでなら、思いつきで書いてもいいが、いざ推敲するとなれば、多角的に自分の書いたストーリーを見つめなおす必要があるということでした。
ただの思いつきの文章のアラをご指摘してくださったように思います。
仰られたように、第二稿を推敲して、また発表したいと思います。

重ね重ねですが、批評してくださった皆さん、ありがとうございました<(_ _)>
83名無し物書き@推敲中?:2008/03/26(水) 22:38:06
ちょい、どうでもいい質問なんだが、
71の「久しぶりに辟易した」って日本語おかしいよな?
俺の辟易の定義が間違ってんのかな?
84名無し物書き@推敲中?:2008/03/26(水) 22:50:04
へきえき【辟易】〔相手を恐れて道を開ける意〕
@相手の勢いに圧倒されて、自分のしようと思ったことが出来なくなること。
A困ること。閉口。〔Aは俗用〕
【新明解国語辞典】(第五版)

Aの使い方と思われ
85名無し物書き@推敲中?:2008/03/27(木) 00:08:50
>>18
亀レスだけど平民と皇太子の恋は大正天皇の例を参考にしたらどうかな。
貞子姫は出自は華族だけど、幼い時に農家に里子に出された。
華やかに着飾った女性の中で、ただ一人農作業で真っ黒に日焼けした貞子に
健康美を感じた若き日の大正天皇は一目ぼれ。
だが山県有朋を筆頭として周囲は大反対。
とうとう「みんなが反対するなら、一生結婚しない」と宣言したからさあ大変。
明治憲法の中心だった天皇制崩壊のカウントダウンが始まった。
周りが折れてめでたく結婚した大正天皇は、天皇の側室制度を廃止した。

側室制度を廃止するなんてなんてバカなことをと感じるが、本当に馬鹿だったの?
86名無し物書き@推敲中?:2008/03/27(木) 00:10:54
>>84
>と思われ

この語尾が気持ち悪い。2ちゃんねら気持ち悪い。
87名無し物書き@推敲中?:2008/03/27(木) 00:11:56
困ってるようにも、閉口しているようにも見えんのだが……。
たしかうんざりするって意味もあった気がするが、それだと「久しぶりに」
ってのに違和感がある。
これ以上はスレ違いなのでやめときます。すいません。
88名無し物書き@推敲中?:2008/03/27(木) 00:12:34
↑おまえがいちばんキモウザー
89名無し物書き@推敲中?:2008/03/27(木) 00:13:13
>>87
失礼した
おまえはキモウザーじゃない
90名無し物書き@推敲中?:2008/03/27(木) 00:29:56
>>83
文法的、意味的に変というわけではないが、使い方はおかしいな。
辟易は頻繁にしたり、定期的にしたりする性質のものじゃないから、「久しぶり」って言葉に
合わない。
91名無し物書き@推敲中?:2008/03/27(木) 00:58:39
へきえき 0 【▼辟易】
(名)スル
〔「辟」は避ける、「易」は変える。避けて路を変える意〕
(1)閉口すること。うんざりすること。
「あまりのおしゃべりとうるささに―する」
(2)相手の勢いに押されて、しりごみすること。


久々にうんざりしたってことだろ
92名無し物書き@推敲中?:2008/03/27(木) 01:03:15
おかしくないけど、おかしいと思う人がいるのは、言葉遣いって経験だからいままで聞いたことがないとおかしく感じるんだろう。当然その経験がおかしい場合もある。
93名無し物書き@推敲中?:2008/03/27(木) 01:06:11
>>91
「久しぶり」って言葉には「定期的に実行されているけど、間隔が開いている」ってニュアンスが
あるからさ。その意味で、辟易は定期的にするもんじゃないから、つなげるのが変なんだよ。
94名無し物書き@推敲中?:2008/03/27(木) 01:43:41
>>93
それ本気で言ってるんだとしたら哀れとしか言いようがないんだけど。
因みにどこの三流大学出て、どんな底辺人生送るとそういうことをしゃあしゃあと言うようになるのか興味があるよ。
教えてくれない?
95名無し物書き@推敲中?:2008/03/27(木) 01:53:14
>>94
おまえも似たようなもんじゃねえか。
同族嫌悪か。あまり調子こいているとしばきたおすぞ。ネット番長さんよ。
96名無し物書き@推敲中?:2008/03/27(木) 02:04:41
「辟易する」は「何に対して」を必ず伴うのに、この例では「久しぶり」によって
過去に辟易した不明な対象に言及しているからだろ。
英語で例えると目的語の欠落した他動詞になってるわけ。
97名無し物書き@推敲中?:2008/03/27(木) 02:10:41
>>93
べつに定期的にってニュアンスはないんじゃない?

なんか小難しいこと言ってるけど、俺は「久しぶりに辟易した」って表現に
別におかしさを感じないけどな。
98名無し物書き@推敲中?:2008/03/27(木) 07:37:22
「久しぶりに激怒した」
「久しぶりに感動した」
「久しぶりに会った」
が良くて
「久しぶりに辟易した」
が駄目なはずがないと思う。>>92の言うように「辟易」って言葉になじみがないだけだろう。
ていうか「辟易」を普通に「うんざり」って読んでたよw
99名無し物書き@推敲中?:2008/03/27(木) 07:43:31
"久しぶりに辟易"の検索結果 8 件中 1 - 8 件目
"久々に辟易"の検索結果 7 件中 1 - 7 件目

あんまし頭のいい用法ではないってことだな。
100名無し物書き@推敲中?:2008/03/27(木) 08:24:41
100get?
101名無し物書き@推敲中?:2008/03/27(木) 08:41:04
側室制度を廃止するなんて傑出天皇だと俺は考えている。そのためにわ状で遠眼鏡もおつくりになり。

甘き意図、糸色望。

大正デモクラシー、薔薇、新青年、エノケン。鏡地獄。暗殺、昭和初年。他意背負ってんの。
102名無し物書き@推敲中?:2008/03/27(木) 08:42:30
>>99
お前はぐーぐるで最もヒット件数の多い用法が最も頭のいい用法だと考えていることになる。

おまえは たいそう あたまが よい。
103名無し物書き@推敲中?:2008/03/27(木) 08:44:29
>>18-20
あの駄文で何度顔を出すのか愉しみにしておる。期待を裏切ってはならない。
104名無し物書き@推敲中?:2008/03/27(木) 08:55:07
ねえなんでおまいらいきなし皮肉の通ずる状態に陥ったの?不思議宇宙。
105名無し物書き@推敲中?:2008/03/27(木) 08:57:24
>>89
たぶんクラウザー。
106名無し物書き@推敲中?:2008/03/27(木) 08:58:04
おまいらやれよ、ストIV。
107名無し物書き@推敲中?:2008/03/27(木) 09:23:23
最後にきみを褒めたのは誰だった?
それはいつで、なにについてだったのかな?
108名無し物書き@推敲中?:2008/03/27(木) 09:34:03
その情報料は 高いぜ。
109名無し物書き@推敲中?:2008/03/27(木) 12:15:15
>>102
最もヒットの多い用法が最も頭のいい用法だなんてひとこともいってない。勝手に拡大解釈するなよ。
ごく少数しか用例がないから、大多数の標準的な日本語能力を持つ人間は使用を避けてると考えられるという意味で出しただけだよ。
おれの頭がいいという意見には謹んで賛同しとく。
110名無し物書き@推敲中?:2008/03/27(木) 12:47:39
だいたい辟易ってのは日を置かず何度も何度も発生するからうざいめんどいわけで。
久しぶりに辟易ってのは形容矛盾だ。
111名無し物書き@推敲中?:2008/03/27(木) 13:06:10
112名無し物書き@推敲中?:2008/03/27(木) 14:07:27
まだ一人で辟易にこだわってる馬鹿がいるのか
よっぽど悔しい思いしたんだなw
113名無し物書き@推敲中?:2008/03/27(木) 14:08:07
普通に読めましたが何か?
114名無し物書き@推敲中?:2008/03/27(木) 14:52:22
>>109
日本の大多数の人がネットやっててその上ネット上に文章書いてるなんて思ってるやつはもうどっか行ってください
115名無し物書き@推敲中?:2008/03/27(木) 15:12:03
vipとかでネタでやってるようなグーグル検索もいつの間にか日本語チェッカーに早がわりw
116名無し物書き@推敲中?:2008/03/27(木) 20:26:21
「それなら、あなたがやればいいじゃないか」

そう言うと、ケンジは靴箱から出したスニーカーを乱雑に放り投げ、
踵を押し込むや否や立ち去っていった。

ケンジが部長と同僚の意見の間で右往左往しているのを冷やかに
見ていたくせに、決して手を差し伸べることがなかったのは私なのに。

ケンジは、本当にあのプロジェクトから手を引くのだろうか。
入社して3年。
やっと任された企画なのに。

そして、もしケンジがやらないなら、誰が引き継ぐのだろうか。


既に彼の後姿は見えなくなっていた。
去年悩みに悩んだ末買ったロードバイクに乗って。
革靴を脱いで、スニーカーに履き替えたのもその頃だ。

白いスニーカーは、いつしか土に汚れ、そして乱雑に放り投げられたのだ。
いや、汚して踏んで、床に叩きつけたのは私たちのほうなのだ。
117116:2008/03/27(木) 20:27:44
酷評おねがいします
118名無し物書き@推敲中?:2008/03/27(木) 20:46:53
>>116
>「それなら、あなたがやればいいじゃないか」
>そう言うと、ケンジは靴箱から出したスニーカーを乱雑に放り投げ、

言ったのは誰なのかな?
後の文脈から推察させるような書き方は不親切。

私がそう言うと、ケンジは靴箱から出したスニーカーを〜
ケンジはそう言うと、靴箱から出したスニーカーを〜
みたいにして、明確にしてください。


119名無し物書き@推敲中?:2008/03/27(木) 20:48:30
>「それなら、あなたがやればいいじゃないか」
職場でいってはいけないセリフNo.1です。こんなこというのは職業人としては失格なわけで
物語はその点を明確にしないと説得力に欠ける。その意味で、正当性がケンジ側にあるような描き方に
なってるのは減点ポイント。
120名無し物書き@推敲中?:2008/03/27(木) 20:48:56
おまいはなにを言っているんだ
121名無し物書き@推敲中?:2008/03/27(木) 20:49:42
というか、それ以外の部分も曖昧すぎます。
これでは、ポエムです。
122名無し物書き@推敲中?:2008/03/27(木) 20:54:59
>そう言うと、ケンジは靴箱から出したスニーカーを乱雑に放り投げ、
>踵を押し込むや否や立ち去っていった。

そのスニーカーを履いたのか、別の靴を履いたのか、
あるいは靴を履いたわけではないのか。


>既に彼の後姿は見えなくなっていた。
>去年悩みに悩んだ末買ったロードバイクに乗って。
誰の買ったロードバイクですか? 彼ですか? 私ですか?

>革靴を脱いで、スニーカーに履き替えたのもその頃だ。

誰がですか?
123名無し物書き@推敲中?:2008/03/27(木) 21:03:02
アスペルガーって行間を読むのが苦手なんだってね
1243/1:2008/03/27(木) 21:31:41
●「永遠に眠る乙女の物語」の第四稿目です。
第二稿目を書き直しました。
またご批評・ご感想を頂けると幸いです。
内容的な面やストーリーの基本的な構造でのご指摘なども大歓迎です。

周囲を堅固な城壁に囲まれた、中世からずっと息づいている都市ポレリス。
当時、近代に入り、人々は「戦争」という名目でお互い争うようになり、このような堅固な都市が必要になったのだった。
この都市には古代からの伝統を引き継いだ遺跡と、近代的な町並みが同居している。
そして、その古代からの遺跡で、街の中央に黒々と聳える一つの塔があった。
町の人々はその塔を畏怖を込めて「暗黒の塔」と呼んでいる。
その塔には言い伝えがあった。
『この塔に入る者には、末代まで呪われるであろう、魔女の力で』と。
敬虔豊かで信仰深い町の人々はその言い伝えを素直に信じていた。
だから、入ることもしなかった。
しかし、一人の不遜な青年がいた。彼は「魔女の呪いなどない」と周りの人間に豪語していた。
だから、人通りの絶えた深夜遅く、塔の入り口の錠を破り、入って行った。
塔はらせん状の階段で上まで続いていた。青年はカンテラを片手に、その階段を一歩一歩登って行った。
やがて、上の階まで青年は上がった。そこには人魚のレリーフをかたどった大きな石の扉があった。
青年は開けようとしたがびくともしない。その時、ふと青年は扉の壁に刻まれた文字を発見した。青年はここまで来たことの証にその文字を書き写した。不思議な象形文字だった。
塔を降りた青年はその文字を人々に見せびらかして、自分が塔に登ったことを自慢した。
しかし、青年は思ったことである。
この文字には何が書かれているのだろう、と。


1253/2:2008/03/27(木) 21:32:32
『デルダ、私は眠りについたよ。
貴方が復活するその時まで、私は貴方を待つ為に、今ひと時、目を閉じる……。
それがいつになるかは分からない。
でも、私は貴方を待つ……。
たとえ、それが無駄な行為だと分かってても、少しの希望があればそれに賭ける。
だから、待っていて。
ティーアより』

1263/3:2008/03/27(木) 21:33:07
それは、ポレリスがまだ城塞都市だった大昔前のことである。
ポレリスの周囲にはなだらかな丘があり、草原が広がっていた。そして、城壁もなかった。
古代の人々は今とは違い、戦乱とは無縁の平穏な生活を送っていた。
そして、近代人が忘れ去ってしまった高度な技術を持っていたのだった。
ティーアという少女がいた。白銀色の肩までかかった髪、真紅の他者を引き込むような瞳。そして何よりも自由闊達に振舞うその大らかさ、明るさ。
彼女は多くの大らかな人々から好かれていた。男性も女性も問わなかった。
民衆が平穏な生活を送っているとは言え、ポレリスにも為政者がいた。
ティーアの生きていた時代、今の野蛮な近代人の原型とも言える別な民族が台頭してきていた。
その為にリーダーである為政者は必要だった。
その為政者の側にデルダという王族の皇太子が居た。
彼は、容姿端麗。金髪の長髪と、他人に優しい印象を与える青色の切れ長の瞳を持つ好青年だった。
しかし、彼はポレリスに対する危機意識を持つ、時代に敏感な青年でもあった。

●基本的な描写ができてない。
この指摘を踏まえ、描写を入れました。
●ディーダの方は名前を変えるか(以下略)
「ディーダ」→「デルダ」に変更しました。
127124-126:2008/03/27(木) 21:44:36
>>85
いろいろな方にヒロインと皇太子の恋愛の件を指摘されて、自分の矛盾点を思い知らされました。
参考になるエピソードありがとうございました。
>>103
この第四稿は夕べ、深夜、頭の冴えた状態で書きました。
「いい加減、消えろ!」と思うかと思うのですが、宜しくお願いします<(_ _)>
128名無し物書き@推敲中?:2008/03/27(木) 21:47:56
>116
前の方々も書かれていますが、

・文中で視点が入れ替わる。
・主体になる時間軸がはっきりしないため、過去の事柄が現在の事柄のように感じられる。

この二点が読み手を大きく混乱させる原因だと思います。
効果を考えてわざと書いているのかもしれませんが、
「〜くせに〜のは〜なのに」など、一文中で前述を翻す表現が重複するなど
多用しすぎているため、逆効果になっている気がします。
129128:2008/03/27(木) 21:51:19
×前の方々も書かれていますが
○121、122でも書かれていますが

すみません。
130名無し物書き@推敲中?:2008/03/27(木) 21:52:26
>>124-126
主人公不在でくどくどと設定を連ねられても、
話が動いていないから読んでいて退屈。
塔に入った青年が主人公かと思いきや肩透かし、これもいただけない。

どうしても設定の説明が必要なら、
とりあえずは物語を始めて、説明は後回しにする、
という手もある。これが冒頭かどうかは知らないが。
131名無し物書き@推敲中?:2008/03/27(木) 22:28:25
>>124-126
うーん、なんというかね、厳しい言い方になるんだけど、まだ対症療法的に悪い点を
ピックアップして論じても仕方がないレベルにあると思う。日本語に対して非常に鈍感なまま、
とにかく筆だけ走っていますという感じで、率直に言っていま量を書くことで文体が改善して
いくかといわれたら疑問だな。
ここはよくない、こうしたほうがいいという意見はなんぼでも言えるけど、それを聞いたとして、
きみがこの続きを書くときに同じようなミスをしないようになれるかどうか。なれないんじゃないか。
酷評を血肉とするだけの基本的な力がまだないんじゃないか。

だからきみが永遠に駄目だというわけじゃないよ。まず実作を志す前に、基礎力をつける
努力をすればいいんだ。月並みな言い方になるが、まず読むこと。できれば翻訳ものでは
なく、しっかりした日本文学作品をじっくり読む。読書量と文章力は比例するかというと
必ずしもそうではないけれども、少なくとも読書量が少ないうちは読めば読むほど力がつく。

あとはね、「日本語で書くこと」関連の本を読む。いわゆる文章読本というやつね。
そういったものを馬鹿にする人もいるけども、真理を書いてある本ではなく、実作者個々の
意見をまとめた本と思って読めばなかなか為になるものだよ。有名どころでは三島、谷崎、
川端、丸谷、井上、外山、岩淵、里見とか、多分細かいものまで入れれば何十とあると思う。
網羅する必要はないけども、書店や図書館に行っていくつか手に取ってみるといい。
きっと感得するものがあるよ。
132名無し物書き@推敲中?:2008/03/27(木) 22:33:51
>>124-126
131が言ってる文章読本だけど、個人的には保坂和志さんの書きあぐねている人の小説入門や
小説の自由などを進めたい
なんかここではアンチが多いみたいだけど、いまあの人ほど小説について考えてる人はたぶんいない
それにストーリーや文章についていろいろ考えさせてくれる
あとは高橋源一郎
この人もアンチ多いなww
133名無し物書き@推敲中?:2008/03/27(木) 22:36:54
>>124-126

この部分だけで言うなら、塔をあばく不遜な青年の行動の動機や塔内でのスリル、
「ここまで来た記念に」と言わせるほどの冒険的なエピソードがあれば
もっと読み応えがあったのでは?
さらっと終わってしまいすぎて導入としても物足りない感じです。
バトルが欲しいというわけではなくて、青年の心理面での山や谷があるといいと思うんですが。

細かいことですが、言い伝えが倒置法なのは何か必要性があるんでしょうか。
それと「危機意識」はわりと最近の言葉なので、
古典風(?)のファンタジーにはそぐわない感じがします。

また、「敬虔豊か」とは言いません。というか、自分としては言いたくありません。
「敬虔」はこの一語で「信仰が深い」という意味なので「豊か」は意味的に重複しますし、
信仰は(町の人という集団にかかってはいても)個人的なものなので
広がりを持つイメージのある「豊か」をつけるのは語感が合わないと思います。
信仰に関連する語には「深める」「極める」を使いたいところです。
この文章だと、単に「敬虔な町の人々」か「信仰深い町の人々」のほうが
すっきりするかと思うんですが、どうでしょうか。
134名無し物書き@推敲中?:2008/03/27(木) 22:44:42
"敬虔豊か"の検索結果 6 件中 1 - 6 件目
135名無し物書き@推敲中?:2008/03/27(木) 22:53:38
>>124-126
設定の「説明」をするだけでは小説にならないんだよね。
ラノベを書きたい初心者は「設定」だけで小説が出来上がるような錯覚をする
場合があるんだけど、小説として大切なのは「風景」なんだ。

主人公(語り手)を登場させて、
何が見えるのか。
何を考え、どのように行動するのか。
こういう部分を描くようにしないと上達しない。
(予選も通過できない)

そして初心者は「神視点」はやらないほうがいい。
神視点で、あれはこれで、人物はこうこうで、とやってるとまず小説にならないから。
誰か一人に視点を固定して、その人物の見聞の範囲でストーリーをまとめるように
考えること。
1360/4  ◆Mclain.ggg :2008/03/27(木) 22:55:47
一度某所で投下しましたが酷評お願いします。

137名無し物書き@推敲中?:2008/03/27(木) 22:58:33
>>124
あー、なんつうかな。
努力は非常に買うんだけど。 まぁ、一度シーン設計をしてみな。
その時点でダメなら、まず、ダメだ。
例えばな。

冒頭:「暗黒の塔」で「魔女の呪い」が解かれるシーン。
・ボラリス中央にある「暗黒の塔」の前に一人の青年が立っている。背は高い。顔に不遜な表情を浮かべている。
 (ここに塔の描写を入れる:まだ、考えてない)
・塔の扉は重い鉄製。表面に藤の蔓のレリーフ。表面の一部に錆が浮かんでいる。
・扉の中央に古代文字が浮き彫りにされている。
 内容は「この塔に入る者には、末代まで呪われるであろう、魔女の力で」
・青年がその警告を読んで鼻で笑う。青年が塔に手をかける。塔は動かない。青年が体重をかける。電流のような
 ものが青年の身体を流れる。青年が思わず扉から手を離す。
・青年が腰の袋から反防御魔法の石(←こまかい描写を考える)を取り出す。

とかな。てきとーだが。
普通は頭の中でやるんだろうが、頭の中でできないんなら、文にしてまとめてみるのも悪くはない。


138 ◆Mclain.ggg :2008/03/27(木) 22:59:44
アク禁?
139名無し物書き@推敲中?:2008/03/27(木) 23:01:15
一行目の空行を消してみ?
1401/4  ◆Mclain.ggg :2008/03/27(木) 23:01:51
お盆近くになっていく祖母の家だとか、仲がよかったんだけど卒業してあんまり連絡を取らなくなった友人だとか、
すごく大切に思ってるんだけどなかなか使わないお気に入りの洋服だとか。別にいらなくなったとか大事で
なくなったとかそういうことではなく、なんとなくあまり普段は気にかけないもの。だけどふとした時に遭遇してしまうもの。
僕にとって鳴海さんというのはそういう人だった。
 鳴海さん、と呼ぶのは少しおかしいかもしれない。そもそも僕は鳴海さんの名前を知らないんだ。鳴海というのは
お店の名前であって人の名前ではない。うちの近所にある駄菓子屋さんの名前であって、その甘い匂いのする店内で
黙々と本を読んでいるあの人は多分もっとありきたりな名前なんだと思う。いつだって店には客の姿なんかなくて、
くわえ煙草の燃えていく音と灰を落とす音、時折ページをめくる音くらいしかしない。それでも僕が鳴海さんに会いに行くのは、
あの人をとりまく不思議に関してだと思う。

「ああ、なんだ君か」
「お久しぶりです」
「確かに久しい。前に来たのはいつだったか」
 紫煙を上げる煙草が揺れる。
「三ヶ月くらい前じゃないですかね、まだ肌寒かったから」
 僕は鳴海さんが座る番台の横に座った。
「今日はあの子はいないの?」
「まだ来てない」
 そうか、またあれを見に来たのかと少し残念そうに言ってまたページに目を落とした。
僕と鳴海さんは特に何も話さなかった。外から入ってくるやわらかな光が客の来ない店の中を照らしている。
鳴海さんは本を読み、僕はぼんやりとしていた。奥の部屋から猫が出てきたので僕は猫の背を撫でてやった。
猫はそのまま丸くなり、僕のなすがままだ。調子に乗って前足を持ち上げ無理やり伸ばしてみる。
二足歩行できるように足は床に付けてあげたけど前に進むことはなく、尻尾で手をはたかれた。ふと見ると
鳴海さんが怪訝な顔で僕を見ていた。
「ササミをいじめてはいけない」
 僕はおとなしくササミと呼ばれる不憫な猫を開放してやる。ササミのほかにもキャタツという名の猫が
いるが、鳴海さんのネーミングセンスはちょっとどうかしている。
 ササミの鼻先をつついていると店の立て付けの悪い引き戸が動いた。
「こんにちわぁ」
1412/4  ◆Mclain.ggg :2008/03/27(木) 23:02:52
 幼い子供独特の高い声が店の中に響いた。
「いらっしゃい」
 僕が来たときと全然違う言い方で鳴海さんが応える。僕も入ってきた女の子に言った。
「こんにちわ」
 女の子はすでに駄菓子に夢中で聞こえてないみたいだ。ササミが女の子を見て少し鳴き、鳴海さんを
見上げてきれいに座った。女の子は白地に水色のドットのワンピースを着ていた。カルピスの包み紙
みたいなワンピースだ。頭の上にのっている麦藁帽子には茶色のリボンが一周している。何かの歌を
口ずさみながらいろいろなものを手にとっては戻し、きょろきょろと何かを探しているようだった。
 僕は猫を捕まえて膝の上におき、鳴海さんは読んでいた本を横に置いてレジ代わりにしているお菓子
の缶に頬杖をついた。猫が僕の膝の上で僕を見上げる。
「これください」
 女の子が鳴海さんの前に差し出したのは小さなグミがいくつかとピンク色の飴だった。鳴海さんは
慣れた手つきでそれらを小さな袋に入れ、百五十円ですと言った。女の子は首から提げたかえるの
ポーチから二百円出して鳴海さんに渡し、鳴海さんは缶の中から十円玉を五枚渡した。
「ありがとぉ」
 女の子はそう言って強い日差しの中に消えていった。
 猫がくしゃみをした。鳴海さんが缶の中に百円玉を二枚入れた。僕はゆっくりと息を吐いた。
「来たねぇ」
 ああ、と鳴海さんが言って缶の蓋を閉めた。僕は立ち上がり店の外を覗いてみる。夏の光に焼かれた
アスファルトが不満げに揺れていた。
「やっぱり誰もいない」
 店の前は一本道になっている。最近になってたくさんの家が建ちはじめたとはいえ、いまだこの店が
田んぼのはさまれた所にあるのは変わりない。近くに小学校があり、その通学路になっているから客が
来るが、あまりに見通しのよいところにあるせいで寄り道と買い食いを発見される子供が後を絶たない。
「君が来ると必ず彼女が来るんだ。まったく、君が連れて行きてるようなもんじゃないか」
「まさか。鳴海さんが一人にときでも来るんでしょう?」
「来るけれどこういうものを置いていくのは君が来たときだけだ」
 そう言って鳴海さんは缶の中を見せてくれた。小銭が大量に敷き詰められた中、小さな小さな白熱灯と
メダルのついたネックレスが入っていた。
1423/4  ◆Mclain.ggg :2008/03/27(木) 23:03:29
新しいコレクションができましたね」
「まったく、蓋を閉めるまでは普通なんだけどなぁ」
 そう言って白熱灯とネックレスを取り出す。ササミが興味深げにネックレスの先を嗅いでいた。
「いやぁ、面白いなぁ」
「面白さを売っている店ではないんだけどね」
 鳴海さんはいぶかしい顔をして僕を見る。僕は足に擦り寄ってきた猫を撫でて言う。
「それじゃあ、また来ますね。いつ来れるかわからないけれど」
 好きにしたらいい。そう言って鳴海さんは置いてあった本を広げる。 
 僕はササミにさよならと言って店を出た。

 僕は歩きながら考える。あの女の子はどこから来てるのか、そしてどこに行くのか。
 僕は考えながら振り返る。そこにはいつもと変わらない町の喧騒がある。今僕が歩いていた道はなく
なって、小さなコンビニと自転車屋が建っている。あの少し古ぼけた駄菓子屋も、畑の道も田んぼも
どこにもない。そりゃそうだ、この町にはもう田んぼなんてないんだから。
でも気がつくとコンビニと自転車屋の間に道があって、その道の先には鳴海さんの店があるのだ。
煙草の匂いがして、変な名前の猫が二匹いて、妙なものを置いていく女の子が買い物に来る店が。
「ああしまった、またなんか買ってこようと思ってたのに忘れてた」
 僕は服についていた猫の毛を払いながら、いつもの道を歩いていく。いつも僕が暮らしている町に。

143 ◆Mclain.ggg :2008/03/27(木) 23:04:36
すみません書き込めました。
3つでおさまったので数字がおかしいです……。
一番最初の一段あけがコピペで消失。
もう色々すみません。
144131:2008/03/27(木) 23:12:17
>>132
あー小説論系の本はまた別枠にしたいな。俺も保坂の本は言われるほど悪くはないと
思うし、あの人の小説に向き合う態度というのは参考にしていいと思うけど、>>124-126
必要なのはもっと基礎的な本じゃないかと思うんだよ。上で挙げた中では岩淵悦太郎の
「悪文」とか。

「悪文」は小説の文体に関する本ではないけども、読み手がつまづく文中の起伏を
非常に鋭く指摘した本なんだ。岩淵の解をそのまま用いれば、平明で味気ない、極端に
わかりやすさを追求した文体に行き着く。小説家志望はそれじゃだめなんだが、そういう
文章の起伏、いいかえれば勘所、に注意を向けた経験が少ない人が読めば、それなりに
役に立つ視座を手に入れることができると思う。>>131で述べた、書かれていることを
真理ではなく意見として捉える、とはそういうことね。

むろんほかにも同じような本はあるだろうけど、一例としてあげてみました。
145名無し物書き@推敲中?:2008/03/27(木) 23:24:01
それなら、藤沢晃治の「分かりやすい文章の技術」をお薦めするよ。
ISBN:4062574438
146名無し物書き@推敲中?:2008/03/27(木) 23:28:20
>「こんにちわ」
>「こんにちわ」
>「こんにちわ」
147名無し物書き@推敲中?:2008/03/28(金) 02:07:17
>>140
全体に読みづらい。
冒頭の段落などもそうだが、肝腎なことが書かれていなくて、無駄なことが書かれているので、
読んだだけ無駄だったのかという気にさせられて、読み進むほどに読む気が削がれてゆく。

>くわえ煙草の燃えていく音と灰を落とす音、
そんなに大そうな音量かね? 「くわえ煙草」で「灰を落とす音」というのもおかしくて、「灰が
落ちる音」ならまだ意味は通じる。

>鳴海というのはお店の名前であって人の名前ではない。
といっておきながら、
>「まさか。鳴海さんが一人にときでも来るんでしょう?」
と呼びかけるのはおかしくないか?

>調子に乗って前足を持ち上げ無理やり伸ばしてみる。
>二足歩行できるように足は床に付けてあげたけど前に進むことはなく、尻尾で手をはたかれた。
どんな猫なんだ? 前足を持っている手をはたける尻尾って?

>小銭が大量に敷き詰められた中、小さな小さな白熱灯とメダルのついたネックレスが入っていた。
ここは話の肝となるところだろうに、「小さな小さな白熱灯」だけでは描写不足。ありえないものを
登場させているのだから、描写で読者を納得させるべき。

セリフがすべてこなれていないのは意図的なものかもしれないが、それにしても固すぎ。
148名無し物書き@推敲中?:2008/03/28(金) 03:33:49
>>140-142
なんつーか、全体的な情景描写ができていなから読みにくい。
例えばそこが舞台なんだから、駄菓子屋というだけでは不足で、もう少し店の
雰囲気を書かないと。

鳴海さんと僕が、それぞれどういう態勢なのか。
カウンターみたいなものがあるのか。椅子があるのか。
奥の部屋と僕との位置関係はどうなのか。
猫はどこで丸くなったのか。
この辺りが???の状態で、女の子ものっぺらボーだし、「来たねぇ」というセリフも唐突。
もう少し情報を開示しながら書かないとオチが生きない
149名無し物書き@推敲中?:2008/03/28(金) 12:22:35
>>140
丁寧に書いているから好感は持てるのだが、
それはあくまで「姿勢」の問題であって、中味のことではない。
細かいところはいちいち指摘しないが、
冒頭。いくつか列挙してある喩えは同列ではないから、
ここで読み手は
祖母のようなのか、友人のようなのか、
めったに着ない気に入りの洋服のようなのか、
一体どっちなんだ、と苛立ってしまう。
さらに僕にとってそれほど印象深い「鳴海さん」が実際はどういう人物なのか、
冒頭にそういうふうな文章を置いたのならば、
今度は早めに具体的な特徴を書かないと、
比喩と同じように曖昧模糊な人物(よい意味での曖昧模糊というのではない)
として、書き手が書きたかったであろう人物像の焦点がとりとめなく拡散してしまう。
冒頭の一例をあげると、
>お盆近くになっていく祖母の家
というのは人によって違う。
僕を可愛がってくれたおばあちゃんというような一般論的なイメージに寄りかかっているだけではなくて、
僕にとっての(良き)祖母という具象的なイメージがないと、生きた文章にはならないよ。
さらに単純なことを言えば、
>お盆近くになっていく祖母の家
というのも何とも稚拙な文章だし、
お盆に帰省する祖母の家であっても
「毎年(のように)」というのと
「四年に一度」というのとでは全然違う。
一歩目からじっくりと歯ぎしりしながら書くといいよ。
一字一句吟味しながら。
このままでは作文で終わってしまう。
150124-126:2008/03/28(金) 12:35:27
最初に皆さん、本当に僕の拙文を細かく砕いて指摘してくださってありがとうございました。
総じて、基本的な文章の能力が、自分が無いことを痛感しました。
短いコメントではありますが、皆さんへのお礼と代えさせていただきますね。
>>130
主人公不在の指摘は、実際僕の文章を生で読んでくれた知人も指摘したことであります。
ただ、その指摘を真摯に受け止めずに、この第四稿でも同じ過ちを冒してしまった僕自身が恥ずかしいです。
>>131
>酷評を血肉とするだけの基本的な力がまだないんじゃないか。
ご指摘ごもっとです。文章を書く為の基礎力をまずつけないといけないのではないかと感じました。
夏目漱石や森鴎外やその紹介してくださった文章読本を読んでみますね。
>>132
>保坂和志
この本は図書館で見かけたような気がするので探してみますね。
151124-126:2008/03/28(金) 12:50:31
>>133
「敬虔豊か」を含め、序盤の波の無さのご指摘ありがとうございます。
ただ、>>131の方が仰っていたように、文章の基礎力の勉強が足りないと思いますので、
その細部の指摘は僕自身の心の内に留めておきますね。
>>134
検索ありがとうございます。
>>135
>小説として大切なのは「風景」なんだ。
何か指摘されて、電撃文庫の高野和の「七姫物語」の文章を思い出しました。
あの文章のように、文章で視覚的に訴えるように努力したいと思いました。
>>137
>まぁ、一度シーン設計をしてみな。
これは、一場面、一場面ごとに、その光景をイメージしてみろ、ということですね。
具体例も挙げたご指摘ありがとうございました。
>>144-145
>岩淵悦太郎の「悪文」
>藤沢晃治の「分かりやすい文章の技術」
本屋等で見かけたら購入しようと思います。参考文献ありがとうございました。

152名無し物書き@推敲中?:2008/03/28(金) 13:12:10
>>72-74を書いた者です。
もっと批評を下さい。お願いします。

>>76
そういうつもりで書きました。
>>78
批評ありがとうございます。参考になります。
153名無し物書き@推敲中?:2008/03/28(金) 15:03:25
>>72-74
悪くはない。描写の基礎はできていて、「読める」って感じ。
だが、臨場感がない。(回想形式で臨場感などいらん!というなら書き方が間違っている)
理由は、とりあえず二つ。
「ある日の帰宅後、」「といった様子である」などの表現から、描写している主人公の視点からの距離を感じる。
「今日も仕事を終えて」とか「妻は、荒い呼吸のなかでなんとか声を出した」とか目の前で起きてる感じの描写にしないと変。

もうひとつは、「停止を意味する赤い信号灯が僕の不安と焦りを煽った」「僕は安心と喜びによって泣いてしまった」
などの心理描写が下手すぎる。大切な感情なので、もっと表現工夫すべき。
154名無し物書き@推敲中?:2008/03/28(金) 15:32:01
>>72
何か書こうか、と思わせるような出だしだったが、
>両膝を床につき、片手で下腹部を押さえている。
というところでオチはわかってやめた。
そこが問題点。
そう読み手にそう思わせておいて、
展開の仕方によって、
おやもしかしたら違うのか、と考えさせるヒネリが欲しい。
この手のものはあざとくてもいい。
できれば別な結末が望ましいのだが。
一次攻撃だけでは読み手は驚かない。
155名無し物書き@推敲中?:2008/03/28(金) 16:05:22
ミステリーでもサスペンスでもないのに、なぜそんなに欺く必要があるんだ?
単に、主人公の妻に対する愛情と、子供が生まれるときの焦燥が書きたいんじゃないのか?
156名無し物書き@推敲中?:2008/03/28(金) 16:09:59
仮にそうであるならば、
妻が妊娠していることは先に記述しておくべき。
157名無し物書き@推敲中?:2008/03/28(金) 16:35:37
72がオチやヒネリを書きたいのか、深い心理描写を書きたいのか、もっかい確認する必要があるな。
前者なら、読者に何が起きたんだろうと考えさせるように書けばいいし、
後者なら、妊娠を先に記述すればいい。それは賛同。
だが、154は前者と決め打ちしているように見えたから、それでは72が混乱してしまう可能性があるということをいいたかった。
158名無し物書き@推敲中?:2008/03/28(金) 16:48:05
妊婦であること隠してたんだから騙したかった(ミスリード)のは明白だ。
>>157は一行目から意味不明。議論をややこしくさせる恐れがあるので
何か言いたいことあるなら別館でやろうぜ。
159名無し物書き@推敲中?:2008/03/28(金) 17:35:44
俺には>>72はオチ狙いと心理描写を両方狙っているように思える。で中途半端に混ぜ合わせた結果、
一兎も得ずって感じかな。

>>155-156のいうように、心理描写をしたいなら妊婦であることは先に述べておくべきで、そこで読者を
騙しても逆効果だ。
逆に叙述トリックを使いたいなら、もっと話全体をコントロールすべき。こういうタイプのトリックは
ひっくり返すタイミングが難しくて、読者が小説の世界を確定してからそれをやると、読み手は無意味に
騙された気分になる。

読者が作者を信用するのは作者にその資格があるからではなくて、小説という制度がそれを要請する
からに過ぎないんだ。
だからそれを逆手に取ることは本来慎むべきで、あえてするなら十分に気が利いていなくてはならない。
160名無し物書き@推敲中?:2008/03/28(金) 19:29:35
評論家気取りのド素人wwwwwwwwwww 笑えるwwwwwwwwwwwwwwwwwww
161名無し物書き@推敲中?:2008/03/28(金) 21:17:33
>>140-142
三回精読したがオチが分からなかった俺は、馬鹿なのだろうか?
馬鹿なりに思ったことを書くと、

>なんとなくあまり普段は気にかけないもの。だけどふとした時に遭遇してしまうもの。
この一節はいいと思った。『鳴海さん』というキャラに惹かれている自分がいた。
文章の掴みはいいと思う。少なくとも俺には表現出来ない例えだ。

>小さな小さな白熱灯
ここだ。ここが俺には意味が理解出来なかった。このオチが分かっている>>147を尊敬する。
ここが分からなかったために以下の文章の流れが分からなかった。

全体的に不可思議な世界を創ろうとしている意気込みは非常に買うし、自分には真似できない才能だと思う。
ただ、他の皆が指摘しているように、主幹となる文章と、枝葉の文章が同列に置かれている為に、物語の筋を追い辛くなっているのだと思う。
162名無し物書き@推敲中?:2008/03/28(金) 22:19:36
>>72-74を書いた者です。
自分としてはミスリードを狙って書きました。
ただ、ミスリードを誘えていないみたいですね……。

みなさんの批評、とても参考になります。精進します。


まだまだ批評待ってます。
163名無し物書き@推敲中?:2008/03/28(金) 22:59:01
もう出尽くしてるんじゃね? 内容的にそんな豊富ってわけでもないし。
164147:2008/03/28(金) 23:12:32
>>161
>このオチが分かっている>>147を尊敬する。

いや、オチとはとらえていないし、意味などはわかっていません。
ここは豚の貯金箱でも鉛筆削りでもなんでもいいのだとおもう(ありえないくらいのミニサイズの)。

あなたのいうとおりに「不可思議な世界を創ろうとしている」のが投稿者の
狙いだろうし。

ただ「白熱灯」というのがどうかなと。白熱電球(白熱球、電球)のことならばそう
書くほうがいいし、たとえば「卵のようなまるみの先の金具がにぶく光っている」とか、
具体的な描写を入れたほうがよいとおもった次第。
「白熱灯」だけだと豆球みたいのもあるし、人によってイメージされるものがぶれるから。

165名無し物書き@推敲中?:2008/03/28(金) 23:58:23
>>140-142
俺も置いてった小物にそんな深い意味があるとは思わなかった。「ねじ式」系統の
不条理幻想話なんじゃないかなと。気になった点は>>147の指摘と同じところ、名前を
知らないはずの店の主人に鳴海さんと呼びかけているとこくらいかな。

ディテールについても過不足は感じなかった。夢の世界みたいなものだろうから、極端な話、
右を向いて左を向いてもっかい右を向いたときに同じ景色が見える必要もないわけで、
これ以上具体的に描き込むとむしろまずいんじゃないかと思った。あくまでいち読者が
そういう風に解釈した、というだけだから、作者さんの意図がどうかはわからないけど。

文章にも目立った問題はない……といいたいところなんだけど、ちょっと保坂の文体に
似すぎている気がするんだよね。もし全然違ったら俺がアホなだけだからごめん。
この、ひとつのセンテンスを飴みたいに引き延ばして、接続助詞の「て」でのらりくらりと繋いでいく、
ってのはわりと独特だから、どうしても既視感が先に立ってしまう。
もし実際に影響を受けているなら、もうちょいオリジナリティを出す研究をしたほうが
いいんじゃなかろうか。
166内容主義者 ◆aBV29DJ2H2 :2008/03/29(土) 00:55:52
>>140-142
 ごめん、文体がお気に入りなのでひとこと言わせて。すごく惜しい感じなので。

ひとつめ。
 ファンタジーは現実を書くよりももっとイメージを厳密に組み立てるのだよ。
 少女がメダルと白熱灯を置いていったなら、しかも主人公に対する好意のかけ
らとして置いていったものならば、
「これが水玉色の少女を現す品だ!」とあなたが考案した最良のアイテムを出して
ほしい。俺には「白熱灯」と「少女」との意味のつながりがニュートラルに思えた。
 もちろんつながりと言っても「少女に花輪」みたいなステレオタイプな連想ではない、
しかしぴったりのもので。
 宮沢賢治の作品が参考になるんじゃないかな。都会の転校生と風、尊大な将軍と
バナナ、広場の顔役に山猫……とかね。
 ちなみにメダルと白熱灯は(缶も含めて)電気を通すアイテムだったので、俺はなに
かの幻灯仕掛けかと思ってしまった。見え方でコインが増殖でもするのか? と勘違い。

ふたつめ。
 起承転結をより強く意識してみたらどうか。
起:鳴海さん登場  承:猫とのやりとり  転:少女の買い物  結:本当に不思議な鳴海さん
と、必ずしも鳴海さんについて書かれていない各パーツを、結論に導けるように鳴海
さんを軸にして書いてみる、とか。

みっつめ。
 不思議ものといっても、もうちょっと事件に起伏を持たせてもいいんじゃないかな。
勘違いした投稿みたいにウンコや変態を出せって言っているんじゃないよ?
 ほんわかした雰囲気にも合った事件があるはず。参考文献を俺も挙げてみる。

物語の作り方 ガルシア=マルケスのシナリオ教室 ISBN 4-00-025291-7
167名無し物書き@推敲中?:2008/03/29(土) 03:01:06
>>140
いいね。少女の存在がすごく光ってるよ。夏の感じも出てるし、静けさも伝わってきた。
読みにくいこととか差し引いても俺は好印象。
168名無し物書き@推敲中?:2008/03/29(土) 04:01:41
148 :名無し物書き@推敲中?:2008/03/28(金) 03:33:49
>>140-142
なんつーか、全体的な情景描写ができていなから読みにくい。
例えばそこが舞台なんだから、駄菓子屋というだけでは不足で、もう少し店の
雰囲気を書かないと。

鳴海さんと僕が、それぞれどういう態勢なのか。
カウンターみたいなものがあるのか。椅子があるのか。
奥の部屋と僕との位置関係はどうなのか。
猫はどこで丸くなったのか。
この辺りが???の状態で、女の子ものっぺらボーだし、「来たねぇ」というセリフも唐突。
もう少し情報を開示しながら書かないとオチが生きない
169名無し物書き@推敲中?:2008/03/29(土) 11:05:42
冒頭で多少もたつく感じはありますが、
全体に自然なリズムがあり、雰囲気も良く、読みやすい文章だと思います。

作中の小道具はもう少し整理した方が良いかもしれません。
・鳴海さんの不思議さ
・猫の名前
・女の子の衣装
・女の子が置いて行ったもの
が目につきますが、物語の焦点や描写の分量を整理すれば
もっと効果的に配置できると思います。
個々の道具立てから与えられる印象が制御されていないところが
読みづらさに繋がっているのではないでしょうか。


蛇足ですが、マルケスなら小説のほうを薦めたいです(既読かもしれませんが)
140さんは、文章の持つムードを壊さずに物語を整理する技術が必要かなと思ったので。
シナリオ教室のほうは、アイディアを出して取捨選択していく過程が私には参考になりました。
170名無し物書き@推敲中?:2008/03/29(土) 16:03:20
誰か、また自信作を投稿することを望む。
俺の感想とも批評ともつかない駄文で良ければという話だけどな。
「酷評スレ」とは言え、出来れば「褒めろ」所がある文章を投稿してくれ。
文章の罵倒は誰でも出来るが、いい部分を伸ばした方がその人の為になると思うしね。
171名無し物書き@推敲中?:2008/03/29(土) 17:00:44
ここでは、まず上手い文章を書くためには、
翻訳小説よりも、日本人作家の小説を読めと言われてますが、
翻訳小説と日本人作家の小説の差はなんですか?
読んでいる感じだと、差は感じません。
志賀直哉も角田光代も、翻訳小説と変わりないように見えます。
172名無し物書き@推敲中?:2008/03/29(土) 17:08:29
ほかはともかく志賀直哉と翻訳小説の差がわかんないのはきついぞ
翻訳小説で志賀直哉みたいな文章書いてると、まず編集者から直しが入るはずだ
173名無し物書き@推敲中?:2008/03/29(土) 17:19:55
上手いというのは、つまり、読みやすいってこと。
だから、読みやすく書かれているものを参考にするのが一番良い。
作家が元々エロゲライターだったりすると、その技術は高い傾向にあるね。
エロゲの少ない文字制限での工夫を繰り返してきたわけだからね。
あとは、ラノベ作家にも上手い人が多い。
これは対象読者に若い層も含まれてるから、
その層に読ませるために相当気を使って書かなきゃならないから。

個人的に上手い(読み易い)作家だと思うのは、
阿智太郎、ヤマグチノボル、桜庭一樹、辺りかな。
174名無し物書き@推敲中?:2008/03/29(土) 17:24:42
>>173
エロゲやラノベの文章は上手いんじゃなくて中身がない
文章の上っ面をなぞればいいだけだから当然わかりやすい
でも深みがないから読んでいて関心しない
175名無し物書き@推敲中?:2008/03/29(土) 17:26:09
>>173
こういう絶望的に知性と感性の鈍化している人はどうするべきなんでしょう?
哀れでしかないんだけれど、本人は自信を持って真っ当な意見を述べていると思っているのでしょうから、
始末が悪いです。
結局こういう頭の悪い人が多いから、度し難い作品が世の中に横行するようになってしまうと思うのです。
教育の見直しが本当に必要だと思います。
176名無し物書き@推敲中?:2008/03/29(土) 17:32:16
口語体で書いてるような奴の言えた義理じゃないけどな。
177名無し物書き@推敲中?:2008/03/29(土) 17:35:03
純文厨をつっ突くなよ。また暴れだすだろ。
178名無し物書き@推敲中?:2008/03/29(土) 17:39:36
あー俺いまくっだらない議論してるなー、って自覚ができてる人はこちらへ

あなたの文章真面目に酷評します 別館 Part3
http://love6.2ch.net/test/read.cgi/bun/1195132172/

できてない人はここでそのままどうぞ
179名無し物書き@推敲中?:2008/03/29(土) 17:40:55
翻訳小説で志賀直哉みたいな文章書いてると、まず編集者から直しが入るはずだ

↑なぜですか? 理由が知りたいです
180名無し物書き@推敲中?:2008/03/29(土) 17:58:43
まあ確かにラノベやエロゲを憧憬してるような低学歴には小説分野にしゃしゃり出て来て欲しくないなw
181名無し物書き@推敲中?:2008/03/29(土) 18:00:23
個性が強すぎる。翻訳に個性はじゃま。
182名無し物書き@推敲中?:2008/03/29(土) 18:44:05
純文学www
芸術性wwwww
いたたたた……
痛プラスwww
183名無し物書き@推敲中?:2008/03/29(土) 19:06:29
上手いというのは、つまり、読みやすいってこと。
だから、読みやすく書かれているものを参考にするのが一番良い。
そういう意味でいちばん上手いのは漫画家。
文章なんかでくどくど書かずに絵で表現してくれる。
子供にもわかることを第一に考えているから、難しいことなんて題材にしない。

駄目なのは評論家とか学者とかいう人。
絵で伝えるなんてはなから考えてもいない。
字だけで伝えようとするし、それどころか小学生には読めないような漢字を
使ったりする。
読みやすくない。つまり下手だということ。
こういうものは参考にしてはいけない。
漫画だけを読みなさい。
184名無し物書き@推敲中?:2008/03/29(土) 19:13:22
初めて投稿してみます。
酷評をお待ちしています。
読むに値しなかったら、「くそ作品」とだけでも言ってください。

めんどくさいのでブログから

http://0sebastian0.blog53.fc2.com/blog-entry-418.html#more


185名無し物書き@推敲中?:2008/03/29(土) 19:29:01
>>184
ちょっと見たところテンプレの

>※※ 時々いたずら目的で本人を騙ってHPアドレスを載せる輩がいます。
>HP掲載の文章の批評を希望する人はそのページ、もしくは自BBSに<2ちゃんにて批評依頼中>

この項目をクリアする表記が見当たらなかったんだけど、どこかにある?
1861/3:2008/03/29(土) 20:32:23
酷評お願いいたします。
 

 昨日から涙がとまらない。
 目を開けていても、閉じていても、唾液が開けっ放しの唇を伝うように、涙がこぼれ落ちる。
 何があったわけでもない。感情がこぼす涙ではない、と思う。
 ただただ大量の涙が、目尻からあふれ、頬を流れ、頤に凝り、重力に耐え切れなくなると雫となって床に滴る。
 生活に支障が出ないよう、私は眼鏡をかけ、マスクをつけ、コットンを眼鏡と顔の隙間に詰め込む。
 一時間もすれば、コットンの小さな塊は水分をいっぱいに含み、用をなさなくなってしまう。
 でも私は、眠っている間に、ぐっしょり濡れてしまった枕をベランダに干し、流れている涙など関係がないようにいつもの生活を始めなければならない。
 顔を洗えば、涙は洗顔フォームの泡立ちを邪魔した。すかすかとした貧弱な手触りでしか顔を洗えない。
 化粧水は涙と混じりあい、用をなさない。しかたなく、涙の流れる道筋を避けて、コットンで化粧水をはたく。
 眼鏡とマスクのおかげで、化粧はほどこさなくてもいいだろう。
 どのみち、化粧などしなくてもいいのだ、とも思う。
 一人の朝食は簡単にトーストとハムとコーヒーとヨーグルトで済んでしまう。コーヒーをゆっくりと啜ると、濡れて重くなったコットンが眼鏡の隙間からずり落ち、カップの中に落ちた。
 白かったコットンはみるみる茶色に染まり、カップの中へと沈んでいく。
 コットンを失った左目からは直に涙が流れ出す。ポツン、ポツンと、コーヒーの表面が波立つ。
 やけになって、涙の混じったコーヒーを飲む。とくに、変わった味はしなかった。
 新しいコットンをつけて、朝食の後片付けをすませた。
 午前中の仕事を片付けて、それでも涙が止まらなければ、医者に行こうと思い立つ。
 この近所の眼科にはかかったことがないので、電話帳であたりをつけておこうと考えた。
 細かい字を見るのに邪魔で、眼鏡にはさんだコットンを取り除くと、堰を切られて遠慮なく涙は滴り、薄い再生紙のページは裏面が透けてしまって、読めなくなった。
1872/3:2008/03/29(土) 20:33:17
閉じられなくなった電話帳を、リビングのテーブルの上に放置したまま、私は仕事部屋に移動した。もちろん、コットンの箱を右手に、ティッシュの箱を左手に。
 私の仕事は、<パターンを描くこと>だ。昔は、ロットリングや雲形定規、その他さまざまな道具を使っていた。
 現在、私の作業は、パソコンとソフトウェアと入力機器があれば事足りる。
 すべての仕事は、フルオーダーだ。注文主の要望に合わせて、私は<パターン>を、画面一杯に描く。今日の注文は、「夜更けに独り目覚めてしまった人間がふたたび眠りにつくとき、穏やかな気持ちになれる」パターンだった。
 私はそれを<パターン>と呼んでいるが、正式に名称があるかどうかは知らない。
 絵描きだった頃の私は、それは抽象画だと信じていた。駆け出しの私が画廊に並べたそれらは、何故だかすべて売れ、そして噂が静かに、けれど素早く広がった。コーヒーに落ちた涙のように。
 私の絵は、ある種の人々の精神面に、定量的に、しかも規則正しく働きかけるらしい。
 信じられないほどお金を持っている人は、この世界にこんなにたくさんいるのだと、その頃に私は初めて知った。
 私の絵の効果を体感した人々は、次々と私に絵を依頼した。やがて、それは絵画である必要はないのだと、私は気付いた。
 それ以来、私は、注文主が望む気持ちになれるような<パターン>を描いて、生業にしている。
1883/3:2008/03/29(土) 20:35:35
作業は順調に進んだが、やはり涙は止まらない。コットンは定期的に重くなり、吸い取りきれなかった涙はじっとりと頬を濡らす。
 一息ついた私は、眼鏡をはずし、鬱陶しいコットンもマスクも取り去り、涙が流れるままにまかせた。
 ソファに身を預け、肘掛によりかかると、重力にしたがって涙は落ちてゆく。
 電話が鳴った。
「はい」「僕だ」
 どこの僕だったろう、と私は思い巡らす。
「その後、どう?」
 どこの僕だって、かまやしないわ、だって誰にだって答えは一緒だもの。
「ええ。まあまあよ」
「仕事中だったかな」
「平気よ。ちょうど一息ついたとこ。でなきゃ出ないわ。で? 今日は何か?」
 受話器の向こうで、少しためらう気配がした。
「……元気なら、いいんだ」
「元気……じゃないかもしれない」
「どうしたんだ」
「涙がとまらないの」
「やっぱり、そっちに行こうか」
 下手なことを言ってしまったかもしれない。どこの僕かを確かめないといけなくなってしまった。
「いいわよ。別に泣いてるんじゃないから。あのね、悲しいわけではないのよ」
 ただ涙がとまらないだけ、と言うと、相手の僕は黙ってしまった。
「涙腺がどうにかなっちゃったのよ。午後には医者に行く」
「……ほんとうに」「え?」
「ほんとうに、君の<パターン>は素晴らしいね」
 どこかの僕は、そのまま電話を切ってしまった。
 私は、少しだけ、嫌だな、と思った。
 私は、自分のために初めて<パターン>を描いたのだ。
 穏やかな、いつもと変わらぬ気持ちでいられるように。
 現実に起きたことは、とるにたりないささいなことだ、と思えるように。

 何があったわけではない。ただ、涙がとまらないだけだ。
189名無し物書き@推敲中?:2008/03/29(土) 20:37:44
これは良い作品だ。
190名無し物書き@推敲中?:2008/03/29(土) 20:43:11
すごくいいんだけど、括弧書きの配置だけちょっと気になったかな。

「○○○」「○○○」 ←こういうやつね

こういう、配置や空行などを使って時間効果を表そうとするのは邪道。
地の文で補足するなりして表すべき。
191名無し物書き@推敲中?:2008/03/29(土) 20:47:04
>>186
何も感じないね。話の中に何のつながりも見つけられないし驚くべきところもない。
部分的にでも何かを狙って書いたところはあるの?
涙とか不思議な仕事とか訳知り顔をしている"ふう"な者との会話とか、そういうの並べれば
それだけできれいな物語になると思ったら大間違いだよ。
192名無し物書き@推敲中?:2008/03/29(土) 21:09:41
>>190
どれにレスしてるの?
そんな時間効果を狙ってる文章は見当たらないよ?
193名無し物書き@推敲中?:2008/03/29(土) 21:19:40
オチはわかるがそれで何を言いたいのかがさっぱり理解できない。
何を書こうと思ったんだ?

「○○○」「○○○」 は単に改行をミスったとしか思えん。
194名無し物書き@推敲中?:2008/03/29(土) 21:25:12
これ以上付け加えたら蛇足だろjk.
195名無し物書き@推敲中?:2008/03/29(土) 21:26:29
書きたいものを書くしかないからねえ。
そんなに泣くのに結構ご飯食べるんだなと思った。
196名無し物書き@推敲中?:2008/03/29(土) 21:30:35
ごめん。ご飯はあれくらい食べないと死んでしまうもんな。
不幸に浸っているように見える。世の中にはもうとんでもない不幸な
人もいるので、生半可な不幸を露出されると引く。
それでも搾り出したいものから搾り出していって、
いつか開けたものが書けるようになればそれでいいんかなと思う。
197名無し物書き@推敲中?:2008/03/29(土) 21:49:44
>>186-188
異物の第1として「涙がとまらない」が語られる。
異物の第2として「<パターン>」が語られる。

第1の異物と第2の異物との連関はまだない。

ここでいう異物とは読者がおや? と感じるものくらいの意。
奇妙なものや出来事や考え方とかね。

そして「電話が鳴る」。
奇妙な会話がはじまる。いわば第3の異物。

ならば、この第3の異物が第1の異物と第2の異物に作用するものでなければならないが、
さて、それは成功しているのかどうか。

1と2と3が融合して一体のものとなるか。
3が1と2を結びつけるのか。
あるいは1と2を消滅させるのか。
なんにせよ、なにかの作用が働かないのであれば、1と2と3は無関係なまま異物として転がって
いるだけであるので、ムード作文の域を出ない。

そういう意味で、結末が物足りない。成功していないとおもうが如何か。
198名無し物書き@推敲中?:2008/03/29(土) 21:57:19
>>186
全体に、無駄に飾りすぎ。
特に最初の方なんか、紫色の陣羽織に金箔を装飾としてちりばめたようなゴテゴテしさを感じた。
それと、なんか言葉と言葉が呼応してない印象。
“感情がこぼす”とか“堰を切られて〜滴り”とか。
そこら辺が安っぽさを醸し出してる気がする。
199名無し物書き@推敲中?:2008/03/29(土) 22:13:35
>>186-188
好みもあるんだろうけど、小説としてではなくショートストーリーとしては
まあいいんじゃないかな。
200名無し物書き@推敲中?:2008/03/29(土) 22:20:35
短いからそんなに時間を浪費しなくてもすむしね
201名無し物書き@推敲中?:2008/03/30(日) 06:00:40
>>186
>私の絵は、ある種の人々の精神面に、定量的に、しかも規則正しく働きかけるらしい。

これじゃあ抽象的すぎるかもね。
もう少しパターンを購入した人がどうなるのかを、わかりやすくほのめかした方が、
自分の為にパターンを描いたことtと、涙の理由が繋がりやすいかも。
これ以上説明するのは蛇足だという意見もあるだろうけど。

あとは会話シーンが何を表しているのかわからない。
涙の描写とパターンの説明に、オチを付け足すだけで話は成り立ってると思う。
自分には説明後いきなりオチに行くと突然な感じになるから時間稼ぎで会話を挿入しているように思えた。
202名無し物書き@推敲中?:2008/03/30(日) 06:46:30
>>186-188
かなりいい感じに思えるんだが、気になる点もやっぱりある。まずは細かい点から。

>>198さんも指摘してるけど、俺も「堰を切られて」はちょっといただけないと思った。
定型的すぎるってのもあるけど、普通これは「堰を切ったように」って直喩で使うよね。
直喩は対象と表現の間にかなりの溝があっても読者を納得させる強さがあるんだけど、
隠喩になるとそのマージンが少し小さくなる。コットンは涙を吸っていたもの、いうなれば
堰の上流の水たまりであって堰堤そのものではないから、コットンを取り除いたことを
もって堰を切られた、と表現するのは違和感がある。気にしない人もいると思うけどね。

>>197さんともかぶるけど、やっぱこれだけの短さの中に、「涙」と「パターン」という
不可思議なものを二つも入れてしまうのはどうかと思う。小説は虚構だから何をしても
いいっちゃいいんだけど、こういうものを使うときには必ず読者の常識に譲歩を迫って
いるわけで、そこんとこもう少し意識した方がいいんじゃないか。
全編を幻想小説として畳みかけるなら不思議づくしでも構わないんだけどね。

あとは観察力かな。涙を吸ったコットンとはいえ、繊維の隙間は空気だらけだから、
コーヒーに落としても沈むことはないでしょう。またそもそも涙が延々と出ている状態で、
眼鏡の間に挟める程度のコットンに一時間もそれを吸わせるのは無理じゃないか。
ここはなんだか止血のイメージを転用してるんじゃないかと思うんだけど、血は圧迫すれば
止められるし凝固もするものだから、涙とは事情がちょっと違う。
タオルくらいにしておいたほうがいいんじゃなかろうか。
あとはそんだけ涙が出ていれば鼻もジュルジュルで大変なことになってると思うけど、
マスクだけで片付けるのはどうなんだろう。あえて書かない文化もあるのかな?w

最後に文体。落ち着いた感じはいいんだが、なんというか無難すぎて勿体ない。
もっと起伏の多い話を書くと変わるのかもしれないけど、このままだとモデル作者A、
みたいになりそうな気がする。色々模索してみたらどうだろう。
203名無し物書き@推敲中?:2008/03/30(日) 12:41:51
「師弟考」

諸君は師匠と云うものヲだふ考えるカ。むつかしひむつかしひと諸氏ゆうておられる。そこでわたくしかんがえましたね。
基本から考えましたね。

『三歩下がって師の影踏まず』
コレ 明治流やね。一見、わるかない。ところがだ。これは 調子に乗る師匠 という生物自然欲求を故意に無視してゐる。

つまし 「ししょーのゆーことわ絶対」⇒「でしのおんなもおれのもの」

とゆー くゎんたんなことデある。そして月日は流れ
『師匠のおくさま弟子のもの』(たいしょうじだい)
『師匠を殺して奥寝盗る』(しょうわせんぜんせんちゅう)
『ししょー!ししょー!わははは足、おそいっすねー!!』(せんごみんしゅしゅぎ)
『師匠って 何』(へいせいじだい)

を下手わけだがわたくしここデ提唱したい。

『二歩下がって師の影踏まず』

「何が違うんだよ!五十歩百歩だろ!!」諸君はそう思うだろう、バカだから。ポイントは

・人間の一歩は1m弱である
・人間の右腕のリーチも1m弱である

此処にある。

*ゆとり世代のために*
師「ナンカ後ろがものさわがしいような気がするが…気のせいか?」⇒振り返る⇒  ⇒
204名無し物書き@推敲中?:2008/03/30(日) 15:13:24
>厭よ
くそ作品ではない。しかぁし

オチを先人でさくぅとおわらしたとこは 安易なる。「人間は万物の尺度(たぶんセネカ」つーのもある。
205名無し物書き@推敲中?:2008/03/30(日) 15:15:53
編集に切られる文章の為に2chがある。お前らに必要な概念は

「ひょっとして編集が馬鹿だったらどうしよう」
206名無し物書き@推敲中?:2008/03/30(日) 15:17:30
もちろん 馬鹿 を 邪悪 に変換してもいいのだが

それはお前らの手に余るし 荷が重いし 役不足(本意)。

もしそう思わないのなら 闘わずに 左遷へもちこめ。
207名無し物書き@推敲中?:2008/03/30(日) 15:43:14
役不足(プ
208名無し物書き@推敲中?:2008/03/30(日) 15:43:52
人類にまだ正義は残っている。
http://www.nicovideo.jp/watch/sm930541
209名無し物書き@推敲中?:2008/03/30(日) 15:47:26
>>207
やっちゃったね。

お前がだよ?よく考えてみろ。
210名無し物書き@推敲中?:2008/03/30(日) 15:54:47
>>208
普通である。
211名無し物書き@推敲中?:2008/03/30(日) 16:16:40
>>209
ププ
212名無し物書き@推敲中?:2008/03/30(日) 16:18:11
>>211
しつこいね。

「役に不足」
「役が不足」
「役に不満」
213名無し物書き@推敲中?:2008/03/30(日) 16:26:47
ちなみにみなさん普段どれぐらいの読書をしてるんですか?
自分は去年頑張って、さ、三十冊ぐらい…
214名無し物書き@推敲中?:2008/03/30(日) 16:27:27
俺去年…10冊くらいかな。雑誌除けば。
215名無し物書き@推敲中?:2008/03/30(日) 16:31:32
>>212
プ……プププ
216名無し物書き@推敲中?:2008/03/30(日) 16:34:33
>>215
んーと。

ああ、観客優位性。おっけい。お前は観客のみってことで。
217名無し物書き@推敲中?:2008/03/30(日) 16:45:24
>>216
www腹筋壊れそうwww
218名無し物書き@推敲中?:2008/03/30(日) 16:46:04
>>217
いや、いいよ。どうぞ。
219名無し物書き@推敲中?:2008/03/30(日) 16:52:33
>>218
おまwwwこれ以上笑わせんなwww
220名無し物書き@推敲中?:2008/03/30(日) 16:53:13
病院代は出しませんよ。
221名無し物書き@推敲中?:2008/03/30(日) 16:54:55
このスレを見ている人はこんなスレも見ています。(ver 0.20)
おまいら休みの日は何してんのYO?1575日目 [独身男性]


寂しい奴ばかりかw
222名無し物書き@推敲中?:2008/03/30(日) 16:55:48
さすが

金の話になると。
223名無し物書き@推敲中?:2008/03/30(日) 16:59:34
仁王剣
224名無し物書き@推敲中?:2008/03/30(日) 17:00:58
背筋腱
225名無し物書き@推敲中?:2008/03/30(日) 17:01:08
あなたの文章不真面目に酷評します。

結果、このようなスレになってしもうた。
226名無し物書き@推敲中?:2008/03/30(日) 17:01:58
ん〜

韓国人の空気読みなんてそんなもんでしょう。
227名無し物書き@推敲中?:2008/03/30(日) 17:07:18
だからニンニク臭さで遠のいた。

朝からニンニクじゃ酷評どころか
一度付くと中々取れないからな。
228名無し物書き@推敲中?:2008/03/30(日) 17:08:05
なめんな!
俺は唐辛子で頭がイカレてんだよ!
229名無し物書き@推敲中?:2008/03/30(日) 17:08:16
なかなかは仲々推奨である。

IMEの狗じゃないんだから。
230名無し物書き@推敲中?:2008/03/30(日) 17:09:07
俺も唐辛子大好きですよ。南米のお食べ物はたいてい好みである。
231名無し物書き@推敲中?:2008/03/30(日) 21:10:25
正直な話、自作の投稿頼むよ。
今でこそ、雑談の流れになっているが、
俺は自信作読むの楽しみにしているんだ。
自分の勉強にもなるしね。
232名無し物書き@推敲中?:2008/03/30(日) 21:12:11
何を言っているんだ、君は。
233名無し物書き@推敲中?:2008/03/30(日) 21:37:49
雨が振っていた。
そのせいか寒さも増した春先のこと、僕は憤慨した。
寒い、寒い! みんな消えろ!


評価お願いします。

234名無し物書き@推敲中?:2008/03/30(日) 22:24:15
>>233
ネタとしても捻りが足らん。0点。
235名無し物書き@推敲中?:2008/03/30(日) 22:25:42
233みたいな内容で長ければ、ある意味笑える。
236名無し物書き@推敲中?:2008/03/31(月) 01:16:49
>>233
なんか好き 
全体的にいい
60点
237名無し物書き@推敲中?:2008/03/31(月) 03:07:40
小説の書き方をまともに勉強したことないのでそこらの辺りもお願いします。


(1/2)

 目が覚めた。目を瞑ったと思ったら、もう朝だった。起き上がって、伸び
をする。少々物足りない感があるが、ぐっすり寝られたのだろう、と、自分
を納得させる。
 カーテンを開けると、白い太陽が、目にしみた。ついでとばかりに、窓も
開いて、朝の屋外の空気を肺いっぱいに吸い込んだ。冷たく、心地いい、だ
が少しばかり、体に悪そうな味。
 そのまま眺望を堪能する。朝は、昼よりも、夜よりも、視界が広がったよ
うな感じがする。

 朝、世界は、膨張している!

 高校時代の先輩の言を思い出し、口元が自然と弧を描いた。そうなのかも
しれない。冷たい大気は体積を減らすというのに、視界は遠くまで見渡すこ
とができるのだもの。
 寝起きの低い体温でも、温まった床から、足を離すと、ひんやり。冷たい
のも、いいな。と、冬の足の冷たさを思い出して、なんとも懐かしい心持に
なる。
238名無し物書き@推敲中?:2008/03/31(月) 03:08:36
(2/2)

 ここには、季節が、ないのだ。
 理想に形作られた世界。このまま、ロマンチックに、緩やかなカーブを描
く階段を下りる。白を基調としたスタイリッシュなキッチンがある。コーヒ
ーがほろ苦く香る。トーストがチンと焼き上がる。窓の外では世界が起きだ
してくる。それを眺める。トーストをかじる。
 理想は人それぞれ、違う。日の出とともに起きたい、昼過ぎまで寝ていた
い。一人暮らし、幸せな家庭。朝食に、トースト、米、ベーグル。コーヒー
派、ミルク派、紅茶派、緑茶派。
 そんなのが、みんな介在する。そうすると、どうしてかこの世界は、ぴっ
たりと形を成す。需要と供給のバランスが、見事にとれている。
 この世界丸ごとが、理想ぴったりに組みかえられている、という可能性も
捨て切れない。それでも、どうせ世界は均衡で、釣り合っているのだから、
正直、どっちでもいい。
 ここの、季節感のない空気は、どうしようもなく静かで、均一だった。味
気なく感じる空気――そして、世界。この世界には、色がなかった。理想に
塗り固められ、ほんとうに、色がなかった。
 白い太陽。ホコリ一つないフローリング。クイーンサイズのベッド。清潔
感に白いキッチン。淵の茶色いコーヒー。狐色のトースト。
 世間のイメージの踊らされる世界。理想の目覚め。理想の仕事。理想の生
活。理想の趣味。理想のデート。理想のセックス。理想の食事。理想の就寝。理想だらけ。突発的な事故も、先が読める展開。理想の解決。理想の終幕。つまりは、理想の事故。

 本当に、つまらない。

 こんな世界が、どうして理想なのか、当事者である自分には、さっぱりわ
からなかった。
239名無し物書き@推敲中?:2008/03/31(月) 03:32:56
>>237
何のことやらわかりません。
お話を考えるのが面倒なら散文をやめて詩歌でも書いたらどうですか?
240名無し物書き@推敲中?:2008/03/31(月) 04:06:19
>>237
初心者がやる典型的なミスをしているかな。要するに、読者の不在。
小説というものはただ書けばいいというものではなくて、たとえ純文だろうが
一般文芸だろうが、他人にとって何らかの価値がなければ成立しないんだ。
他人に読まれる必要がないものならば、それは日記にでも書けばいい。

よほどの天才でもない限り、ただサラサラと書いただけのものが人に興味を
持ってもらえるほど豊かだということはありえない。物書きは自意識の強い人が
多いから、そこを勘違いしやすいんだけどね。
まずは居住まいを正して、ディスプレイの向こうにいるだあろう誰かに向かって
一礼するんだ。そして自信を持って言う。「拝聴願います」とね。
それができそうになければ、書かんとする内容を見直したほうがいい。
241名無し物書き@推敲中?:2008/03/31(月) 04:10:56
え?拝聴願います?
242240:2008/03/31(月) 04:13:07
確かに誤用だw 吊ってくるゼ
243名無し物書き@推敲中?:2008/03/31(月) 04:15:35
 こんな誤用する人も初心者と変わりないと思うのですが。
244240:2008/03/31(月) 04:24:18
言い訳はしない。殺せ。
245名無し物書き@推敲中?:2008/03/31(月) 04:27:45
>>237-238
小説というにはちょっと厳しいかな。
単語の連呼というのは、ある程度はつかってもいいんだけど、やりすぎは禁物。
視点主が何を見ているのかを意識して、前後の文章の意味をつながるようにすると
小説らしくなると思う。
246186-188:2008/03/31(月) 08:23:31
ご批評、ありがとうございました。>>186-188 で投稿したものです。
独りよがりで書いていた部分がよくわかり、とても勉強になりました。

>>189>>190
すみません、アンカーがないので私宛てかどうかわからないのですが、
私宛てだとしたら、ありがとうございます。
そうでなかったら、あつかましくてすみません。
会話の改行がないのは、「改行が多すぎます」エラーが出たので、
あわてて差し支えなさそうな部分を削った結果です。

>>191>>193>>197
ご批評ありがとうございます。
書きたかったことは、「身体は正直だ」ということです。
涙は不随意に出てきますが、感情が昂ぶった結果であったり、物理的な
異物を排除するためだったりします。
感情を押さえ込んでしまったとき、身体はどう反応するのだろうか、
もしかしたら、感情を超えて、反応するかもしれない、という話です。
恥を忍んで、わかりにくいストーリーを時系列に沿って説明しますと、

1)「私」は<パターン>を描いて生活している。<パターン>には感情をコントロールする力がある。
2)「私」に、すごく悲しい出来事が起きる(パートナーとの死別を想定)
3)「私」は、自分のために<パターン>を描き、感情をコントロールした
4)しかし、涙はとまらない
5)「僕」は、「私」に近しい人物で、「私」を心配して電話してきた
6)「僕」の電話で、ぼんやりと悲しい感情を思い出しそうな「私」

これを、4)1)5)6)3)2)の順で書いたつもりでした。
筆力が足りなくて、わかりにくくなってしまい、すみませんでした。
247186-188:2008/03/31(月) 08:25:30
>>194
ご批評ありがとうございます。
説明的にならないよう、改善するところがたくさんあると思いますので、
その方向で書き直してみます。

>>195>>196
ご批評ありがとうございます。
ごはん食べないと死んでしまいますよね。
悲しいことがあったときは、泣いたほうが食欲が出るとどこかで読みました。
不幸に浸っているわけでなく、どうにかしたいと努力しているけれど、
身体が反応している、という話を書いたつもりでした。
上手くお伝えすることができなくて、すみませんでした。

>>198
ご批評ありがとうございます。
文体については、>>202さんにもご指摘いただきました。
自分では、無駄を排除して、と考えて書いていますが、時々色気を出して、
失敗するようです。

>>199>>200
ご批評ありがとうございます。
小説は自分には敷居が高いので、これくらいの文を書くのが好きです。
ショートストーリーというほどいいものではなく、ある種の「おかんアート」みたいなものです。

>>201
ご批評ありがとうございます。
<パターン>に関する描写、たしかにさらっと流しすぎで不足だと思います。
ご指摘ありがとうございました。
「僕」からの電話は、上で書いた2)を暗示するために入れました。
無駄に思われてしまったのは、ひとえに私の筆力のなさです。
248186-188:2008/03/31(月) 08:26:26
>>202
ご批評ありがとうございます。
「堰を切られて」は、ちょっと普通と違う使い方をしてみたくて書きました。
違和感を持たれてしまって、あまりいい結果ではありませんでした。
表現に必然性があるかどうか、よく考えて書いていきます。
<パターン>に関しては、もっとしっかり書くべきだったと思います。
コットンについては、実際に濡らしたコットンをコーヒーに投入してみました。
コーヒーに染まる間もなく、石のように沈んでいきました。
一口飲んでみると、気のせいかもしれませんが「コットン臭っ!」と感じられました。
鼻水に関してもそうなんですが、「上手い嘘」をつかないといけないときもあるかなと
思いました。
文体については、実力がないので、文法的に間違っていないか、が先に気になります。
書いていく中で、個性がついてくれれば、と思っているのですが……。
意識しての模索もしてみます、ありがとうございました。

拙文を読んでくださった上、批評をくださった皆様、ほんとうにありがとうございました。
249名無し物書き@推敲中?:2008/03/31(月) 15:38:51
240みたいなのはアホ。

このスレは文章の上手さや、欠点などに対して批評する場所。
読者の存在や、起承転結などは、別問題。
250名無し物書き@推敲中?:2008/03/31(月) 15:44:33
240じゃねぇけど。

>>249=>>237か?
どっちにしろ、読者の存在と文章のあり方を別問題にしてる時点でたかがしれるな。

上手い、下手ってそもそもどういう概念よ?
そこら辺から考えてみな。
251名無し物書き@推敲中?:2008/03/31(月) 15:47:30
>>237
目を瞑ったと思ったら、もう朝だった。
252名無し物書き@推敲中?:2008/03/31(月) 15:47:45
>>250
249は昔酷評されたショックで「アホ」しか言えなくなった、
失語症のDQNだから、相手にしないほうがいいよ。
253251:2008/03/31(月) 15:52:39
書きかけで投下してしまったスマン

目を瞑ったと思ったら、もう朝だった。
トーストがチンと焼き上がる。

あたりの描写が気になった。意味は分かるけど、少し読みにくい印象を受けた。
全体的に意味不明ってわけでもないのだが、推敲不足な感じがする。

あとは既に指摘されているが、初心者の体言止めの乱用は控えたほうがいいと思う。
254名無し物書き@推敲中?:2008/03/31(月) 20:57:47
>>250
お前はアホ?
文章の上手さの中に、「話のおもしろさなどのストーリー」が入っていれば、
志賀直哉も川端康成も文章が下手だな。

>>252
お前も一緒。
分裂症かも。
255名無し物書き@推敲中?:2008/03/31(月) 21:04:24
>>254
日本語でおk

まさか創作文芸板でこのフレーズを使うとは思わなんだ。
256名無し物書き@推敲中?:2008/03/31(月) 21:56:42
>>254
お前ほどの馬鹿に出逢ったのは38年間で初めてだ。
257名無し物書き@推敲中?:2008/03/31(月) 22:00:31
「おもしろさ」というのは何もワハハウヘヘと笑いを誘うばかりを
指すのではない。

むしろ、「先人の過ちを後人がわだちせぬ為にはどうするか」に心砕いた
文学、それこそが 本来の 文学であろう。

「でもそんなの関係ねー」

という言辞は、そも発端は本来の文学を踏み躙る一派の巧緻ロジックに
向けてのものだった。過去形だが…現在形に戻れるかい、よしお。
258名無し物書き@推敲中?:2008/03/31(月) 22:07:06
>>255
どこの日本語がおかしい?
説明どうぞ。

>>256
どこが馬鹿か説明どうぞ。

間違いを指摘されてそう言い返すのは、子供っぽいから説明を付けなければいけないよ。
259名無し物書き@推敲中?:2008/03/31(月) 22:08:35
>>257

「おもしろさ」というのは何もワハハウヘヘと笑いを誘うばかりを
指すのではない。
↑こんなの当たり前だろ。アホか。
志賀や川端のどこに
むしろ、「先人の過ちを後人がわだちせぬ為にはどうするか」に心砕いた
文学、それこそが 本来の 文学であろう。
があるんだよ。
260名無し物書き@推敲中?:2008/03/31(月) 22:10:00
>どこの日本語がおかしい?
この時点でオカシイって気付け
261名無し物書き@推敲中?:2008/03/31(月) 22:10:45
志賀は「カインの末裔」を書いている。

「ガンガン弟殺しましょう」という主題か?俺は未読である。

川端さんは説教する方ではない。ただ少女性を守りたかったのみ。

「援助交際いたしなさい」と主張すると思うか。
262名無し物書き@推敲中?:2008/03/31(月) 22:21:01
>>252
同意。
263名無し物書き@推敲中?:2008/03/31(月) 23:51:39
264名無し物書き@推敲中?:2008/04/01(火) 13:51:08
258に対して論理的に批判できず、
ただ悪く言うだけで逃げようとしてる人がいますね。
よほど悔しかったのかな?w
265名無し物書き@推敲中?:2008/04/01(火) 13:53:41
>どこの日本語がおかしい?
266名無し物書き@推敲中?:2008/04/01(火) 14:49:39
>>265
それのどこに欠点が?

どこの どの どの部分の
何か問題でも?
267名無し物書き@推敲中?:2008/04/01(火) 15:02:21
>>266
……オマエ、本気で自覚してないのか?
リア厨?
てっきり釣りだと思ったんだが。

まー、説明してやっても屁理屈こねて論理だこーだとか言い返してくるのは目に見えてるけど。
「論理」は銀の弾丸じゃないのよ。坊や。

>どこの どの どの部分の
まさか、
「どこの日本語」
「どの日本語」
「どの部分の日本語」
全部同じ意味だとか思ってんじゃないだろうな?
だとしたら救いようが無いんだが。

そもそも「日本語」って言葉自体が明らかなミスマッチなんだがな。
「どの箇所がおかしい」「どの部分がおかしい」などが正解だ。
268名無し物書き@推敲中?:2008/04/01(火) 15:04:38
あ。

今日はエイプリルフールか。そうか。
うっかりしてたorz
269名無し物書き@推敲中?:2008/04/01(火) 16:30:55
>>267
日本語の使い方がおかしい、という意味で
「どこの日本語がおかしい?」と訊くのは普通。
これが駄目なら、日本中で使われてる日本語の使い方はおかしなものばかり。
では、254のどこにおかしな箇所が?と言われるとどう答える?
そもそも、それが原因なわけだ。
270名無し物書き@推敲中?:2008/04/01(火) 16:32:44
文章の上手さの中に、「話のおもしろさなどのストーリー」が入っていれば、
志賀直哉も川端康成も文章が下手だな。

↑文章の上手さの中に、とは「基準を指すもの」ってことを理解できなかった?
文章の上手さという基準の中に、文章の上手さの判断要因の中に、という意味くらい、
普通に生活していて、人と話をしていればわかるわけだが。
271名無し物書き@推敲中?:2008/04/01(火) 17:53:52
なんたる低レベルな論争……。
お前らのようなバカを見て、「こんなやつらに批評させてもしょうがねぇわ」
と、投稿する側も思ってるんだろうな。
272名無し物書き@推敲中?:2008/04/01(火) 18:02:37
>>261
>志賀は「カインの末裔」を書いている。

へえ。俺は有島武郎が書いた「カインの末裔」しか知らなかったよ。
273名無し物書き@推敲中?:2008/04/01(火) 18:05:29
>>271
馬鹿なのは270ではない。
なぜなら、270はもともと
「ここは文章力の質に対して批評する場であって、話(ストーリー)の内容が読者を意識したものか、
なんてものは別次元」と言ってる。
270は自分だけど。
274名無し物書き@推敲中?:2008/04/01(火) 19:13:36
よくこんな下らないことでムキになれるな
おじさんちょっと関心したよ
275名無し物書き@推敲中?:2008/04/01(火) 19:23:29
読んでないけど、
若者の会話が老人には喧嘩のように聞こえるってやつじゃね?
276名無し物書き@推敲中?:2008/04/01(火) 19:40:21
そんな揶揄を「馬鹿が偉そうに」と見ている俺は高学歴のイケメン。
277名無し物書き@推敲中?:2008/04/01(火) 19:54:36
             何時もと変わらぬ朝が始まった。太陽の陽射しが頬に熱を与える。
 今日は休日。昨日も休日。いや、一ヵ月前も休日だった。
 終わりや始まりを経験したから休んでいる訳ではない。
只、単に人生に飽きてしまったのだろう。
 だとすれば人生終わりにしてしまえば良いのだろうけど、
私には、終わりにする勇気が無かった。
 布団の中で一日を迎え、布団の中で一日を終える。そんな生活が続いている。 不意に妙な感情の波が沸き上がってきた。悲しいような辛いような、それに似た感情だった。
 それから心臓が衝動で揺れ動き、私は布団から逃げ出した。
 行く場所はアパートの屋上だ。気付けば柵を跨ぎ、空高くジャンプしている。
 其の滑稽に落ちる姿は、まるで飛べない鶏のようだった。
 私は、地面にぶつかる。
その瞬間に「痛い」と声が漏れた。生きていた。切り傷一つしていない。
 二階建のアパートからの飛び降りは失敗した。
 私は、諦めて家に帰る。
太陽の明かりが今日も降り注いでいる休日は明日も、明後日も一ヵ月後も続いた。
 結局、永遠の休日である。                       批評お願い致します。
278名無し物書き@推敲中?:2008/04/01(火) 20:02:42
あ……改行
279名無し物書き@推敲中?:2008/04/01(火) 20:12:38
>>276
>そんな揶揄を「馬鹿が偉そうに」と見ている俺は高学歴のイケメン。

↑こいつ、豚ヅラのデブだろうな。100%
280名無し物書き@推敲中?:2008/04/01(火) 20:20:42
>>237-238
君の文章の一節を川端康成の「伊豆の踊子」の一節と比較してみよう:
君の文だ。
『理想に形作られた世界。このまま、ロマンチックに、緩やかなカーブを描
く階段を下りる。白を基調としたスタイリッシュなキッチンがある。コーヒ
ーがほろ苦く香る。トーストがチンと焼き上がる。窓の外では世界が起きだ
してくる。それを眺める。トーストをかじる。』
主人公の目に入って来る光景を描写している。
では、「伊豆の踊子」の一節を引用してみる。【「伊豆の踊子」(川端康成)新潮文庫・19ページ】
『雨戸を閉じて床にはいっても胸が苦しかった。また湯に入った。湯を荒々しく掻き廻した。
雨が上って、月が出た。雨に洗われた秋の夜が冴え冴えと明るんだ。
跣で湯殿を抜け出して行ったって、どうとも出来ないのだと思った。二時を過ぎていた。』
(このシーンを解説すると、ほのかに踊子に恋心をいだいた大学生の「私」が、
踊子が別な客のお座敷に呼ばれて深夜まで騒いでいるのを聞いてやきもちを焼いているシーンだ)
例えば、君の『ロマンチックに』の言葉にはどれだけの叙情が込められているだろうか?
川端康成の引用の「『荒々しく』掻き廻した」の『荒々しく』という形容詞には、
「私」の、踊子のことが気になっている心情がストレートに伝わって来る。
もっとも君の文章は『本当に、つまらない』という一文に収束される極めて現代的な、
人々の生活に対する倦怠感を表していると思うので、昭和元年発表の「伊豆の踊子」との比較は
一概に出来ないと思うのだが、君の文章は先ほどの形容詞での比較でも言えるように、
「心情」言い換えれば「気持ち」というのが平板的にしか使っていないように思える。
その点を注意して、もっと心情に訴える文章を書いた方が他人の気持ちを打つと信じる。
281名無し物書き@推敲中?:2008/04/01(火) 20:55:32
なんだ、川端もたいしたことないんだな。
282名無し物書き@推敲中?:2008/04/01(火) 21:00:44
>>281
「伊豆の踊子」は短編だからすぐ読めるよ。
>>280の引用したシーンが冴えないだけで、きっとお前さんが読み終えたら、何か残ると思うよ。
たいしたことない、とか言わず、読んでみることを薦める。
283名無し物書き@推敲中?:2008/04/01(火) 21:07:15
>>277
小説なのかな?
具体性がまったくなく、描写らしい描写もなく、何を描きたいのかよくわからない文章。
284名無し物書き@推敲中?:2008/04/01(火) 21:10:51
あっそうだった。ごめんごめん。オレ は 誤りを正せるいい男。さておき

志賀直哉つーたら 小僧の神様じゃないかね←慎重になつた

あれ、おもろいと思うがなー。なんつーか「おもしろくない!」と言ったもん勝ちなのは
どうなのよ。俺がルールブックだとか 昭和懐古趣味かいな。
と おもうものである。
285名無し物書き@推敲中?:2008/04/01(火) 21:14:38
もっとも俺もラノベおもろないおもろない言い続けたが…

「そうそう人生そんなものたいしたことないのじんわりした切ない
哀しさが漂うものなの」は そうだな 世情に適切過ぎてむかついた。

そういうことである。不快は自分で分析して提示しやがれ。語句を
分解して至る説明のみではなく 文学としての分析を名。社会性ゼロの
文学は 独りのみが知る物語。
286名無し物書き@推敲中?:2008/04/01(火) 21:18:45
小僧の神様はいい作品だな。話もよくできてるし何より読んでいて楽しい。
ついでにセネカも訂正しとき。
287名無し物書き@推敲中?:2008/04/01(火) 21:18:59
キケロ?
288名無し物書き@推敲中?:2008/04/01(火) 21:19:24
>>285
まさに君の書き込みが社会性ゼロの独り善がりだよ。
まず文章が下手くそすぎる。
もう少しまともに書きなよ。
馬鹿だと思われるよ。
289名無し物書き@推敲中?:2008/04/01(火) 21:20:01
>>288
まーた語句を分解してるな。進歩のないやっちゃ。
290名無し物書き@推敲中?:2008/04/01(火) 21:21:44
>>287
プロタゴラス。
291名無し物書き@推敲中?:2008/04/01(火) 21:22:05
人間は万物の尺度…まさか…そくらてすせんせいかなあ…。

ソークラテース。
292名無し物書き@推敲中?:2008/04/01(火) 21:23:27
ソークラテースせんせいえらいね!ギリシャ時代インターネットって無かったんだよ!
293名無し物書き@推敲中?:2008/04/01(火) 21:26:14
この…書き込んでみて、「やっぱひょとしたらインターネットもいくばくかの
ソークラテースせんせいのお蔭様」とおもつてしまつた処が

生尾舞らかんどうてきなよるであるなこよいわである。
おいおまい
294名無し物書き@推敲中?:2008/04/01(火) 21:28:23
267の負けか
295名無し物書き@推敲中?:2008/04/01(火) 21:31:33
国際問題は困る。

俺の理想の国家統合増:
「やあロン、国をひとつにしないかい?」「もちろんだともヤス!この余波ハッピーゴーラキーだぜベイビイhahahahaha!」
296名無し物書き@推敲中?:2008/04/01(火) 22:35:55
湯を荒々しく掻き廻した。

↑これだけで叙情が込められるのかよw
川端はアホかw
297名無し物書き@推敲中?:2008/04/01(火) 23:45:09
そんなことより>>277の批評をしようぜ
298内容主義者 ◆aBV29DJ2H2 :2008/04/02(水) 00:02:07
>>277
 どうしてニートが自虐するネタや、オタクが馬鹿にされるネタが多いんだろう。
ちょっとスレを見返せば、題材の時点でありがちだって分かるのに。
「2ちゃんねるの住人相手なら、こんなのでいいだろ」って思っていないか?
299名無し物書き@推敲中?:2008/04/02(水) 00:14:27
>>299
いや、そんなこと思ってないよ。
ただお前相手ならこれで十分だろうとは思ってた。
そして、今も思ってる。
300名無し物書き@推敲中?:2008/04/02(水) 00:14:57
上の>>299でなく>>298で。
301名無し物書き@推敲中?:2008/04/02(水) 00:16:33
>>299
では、次は渾身の作を見せてくれない?
本気で読みたい。
オレの本気は君からすれば「たかが知れた程度」かもしれないけどさ。
302名無し物書き@推敲中?:2008/04/02(水) 01:28:54
>>277
>太陽の陽射しが

細かいことだが、重ね言葉になってるよね
303名無し物書き@推敲中?:2008/04/02(水) 03:55:49
>>277
主人公がどんな人物で、どんなことをやっていたのかがわからない。
だから「主人公の悩み」みたいなものが読み手にはまったく伝わらない。

単純に言うと、「死にたい」だけではダメで、「なぜ死にたいのか」を描くのが小説。
なぜ? という部分をエピソードを積み重ねて、心理描写を重ねて、読者に感情移入
してもらうように心がけると、もう少し長くなると思う。
304名無し物書き@推敲中?:2008/04/02(水) 12:49:08
267が叩かれたせいで大人しくなったなw
305名無し物書き@推敲中?:2008/04/02(水) 15:29:43
どうも>>277です。
ロクな文章書けてないのに態々見て頂いて有難うございました。

一回目の投稿を携帯でしていしまい「あら、お久し振り」になってしまいました。
二回目の投稿をクリアボタンで消去してしまったので
これは、三回目の投稿でした。ですので疲れてしまって雑になってしまい、
本当に申し訳ございました…。
携帯からでしたので改行が可笑しいのは、ごめんなさい。

>>283さん。
自分で書いていると何が何だか理解できず、自己満足のようなものになってしまいます。
これでいいか、と甘くなってしまったりして……
ですので、分からない箇所を突かれた気がして、成る程…と言った感じです。
態々、見て頂いて有難うございました。

>>298さん。
いえ、そんな事は、全く思っていないです。
只、日常的なものを書きたかった訳で…ニートとかオタクとかは考えてませんでした。
私は現在、高校生でして、日記のようになってしまいました。
読み返せば良かった。そうですね…パソコンから接続したので読み直します。
有難うございました。感謝してます。
306名無し物書き@推敲中?:2008/04/02(水) 15:30:36

>>302さん。
見逃してました…。有難うございます!
太陽の陽射し、この表現は、日差しとすればいいのですか?
読んで頂き有難うございました。

>>303さん。
あまり長くすると怒られそうだったので短くしたら変になりました…。
なぜ、するのか〜というのが小説。ですか。
もっと沢山、色々なものに触れて勉強してゆきたいと思います。
有難うございました!

力量不足だという事が身に染みて理解しました。(´;ω;`)

307名無し物書き@推敲中?:2008/04/02(水) 15:54:42
>306
陽射しだろうが日差しだろうが太陽以外の何者でもないだろ。
二重表現の意味わかる?
308名無し物書き@推敲中?:2008/04/02(水) 16:17:35
私が思っているので正しければ正しいと思います。
辞典で調べましたが、合っているようです。

では、ひざしと書いただけでも伝わりますか?
309名無し物書き@推敲中?:2008/04/02(水) 16:22:49
横槍だが、
「太陽の陽射し」じゃなくて「真夏の陽射し」にでもしとけ。
陽射しは太陽に決まっているからな。あほっぽいだろ。
310名無し物書き@推敲中?:2008/04/02(水) 16:31:59
あほっぽいというかあほだろ。
指摘の内容がまるでわかってない。
二重表現がわからなけばググれ。
311名無し物書き@推敲中?:2008/04/02(水) 17:02:23
いえ、二十表現の意味は分かります。

違うんです。

陽射しが眩しい。←だけでも通じますか?と訊きたかったんです…。
312237-238:2008/04/02(水) 17:50:49

当事者置いてけぼりでヒートアップ・・・ありがとうございます

>>239
説明不足でしょうか、
うん、今見たら一貫性がなく自分でもよくわかんないことになってましたどうも
詩歌も考えてみます。ありがとうございましたっ

>>240
うわ、ほ、ほんとですね読者なんか意識したことなかった・・・
はい、そうですね、ちょっと根本からどうにかしてきます
ありがとうございました・・・!

>>245
あわわ、酷評スレなのに皆さんが優しい・・
小説らしく、ですか。
小説らしい、がわからない自分おわた
・・・勉強してきます。
313237-238:2008/04/02(水) 17:51:42
>>253
読みにくいですか、ええっとこれはやっぱり読みやすく直したほうがいいのかな、
推敲不足は>>240さんにも指摘されてる、のか?
いや、ほんとに推敲殆どしてませんでしたふざけんなって感じですね、ほんとうにもう
体言止めはだめですか・・・はい、加減します。

>>280
川端康成の伊豆の踊子も読んだには読んだんですが・・・もう記憶が無くなってました。
ああこんな文章あったなあ・・・もう一度読んでみます。やっぱすごいなあ
ロマンチックはこう、皮肉った感じを出したかったんですが、失敗かな
なんにせよ語彙の少なさを痛感しています
心情、意識してみます。ありがとうございました!


中途半端な心意気で投稿したことを後悔しておりまする
し、進歩して出直してくるのでよろしければ次回も評価お願いします。
最後に、あんなオナニー文を読んで頂いたこと、その上こんな初心者に優しくアドバイス・・・
本当に、ありがとうございました。
314名無し物書き@推敲中?:2008/04/02(水) 18:22:37
リライトしたよ。

 いつもと変わらぬ朝が始まる。カーテン越しに陽射しが頬に当たる。じっとしているとやがて熱を帯びる。
 今日は休日。いや、昨日も休日だった。そのまえも、そのまえも……そう、一ヵ月前からずっと私は休日の朝を迎えている。もう、なんの感慨もない。気力もわかない。私は人生に厭いてしまったのだろうか。だとすれば人生終わりにしてしまえばいい。
 布団の中で一日が始まり、布団の中で一日が終わる。そんな生活が続いている。
 不意に妙な感情の波が押し寄せる。悲しいような辛いような。それから心臓の鼓動が激しくなり、私は逃げ出すように布団の中から飛び出した。行く先はアパートの屋上。気づけば柵を跨ぎ、空高くジャンプし、空中でもがいている――。
 その滑稽な姿はまるで飛べない鶏が放り出されたようだったろう。
 私の体は大地に叩きつけられ撥ねた。「痛い、痛い」と声を漏らしながら私は転げ回る。まだ生きている。生きている。死んでいない。死んでない。死ねない。死ねない。死ねない。死にたい。死にたい、死にたい、もう死んでしまいたい……。
 私は二階建のアパートを見上げた。本当に死ぬつもりだったのか。本当に死ぬつもりで私は飛び降りたのだろうか、本当に、本当に、死ぬつもりだったのか……!
 今日も相変わらずに陽光が私のうえに降り注いでいる。私の休日は、明日も明後日も、果てしなく、永遠に続く。
315名無し物書き@推敲中?:2008/04/02(水) 18:34:16
>>314
リライトしたときは、どこをどういう理由で修正したのかを
書くようにしねーか?
単に「原文よりいいだろ」ってスタンスで文だけだしても、
あまり説得力ないしな。
316名無し物書き@推敲中?:2008/04/02(水) 18:53:32
>>314
なんかイタイ小説だな
原文のせいもあるが
317名無し物書き@推敲中?:2008/04/02(水) 19:06:47
>>314
これ中二病臭が増して余計にひどくなってる。
こんなレベルの馬鹿が進んでリライトするなんて図々しいにもほどがある。
318316:2008/04/02(水) 19:11:41
>>314
なんでいたいのかと思ったら西尾維新みたいだからだ
319名無し物書き@推敲中?:2008/04/02(水) 21:06:10
痛いとかどうとかは、内容に対する批評であって、文章表現に対する批評じゃなくね。
まぁ、俺も痛いと思うけどさ、みんながみんな「痛い」「中二」とか吠えてても意味ないだろ。

で、俺の意見としては、ひとつひとつ突っ込んで訂正するレベルでもないので、
金原ひとみのAMEBICでも読めばいいんじゃね……とか思った。
同じラリってる感じの小説なので。
320名無し物書き@推敲中?:2008/04/02(水) 22:12:07
文章自体がひどい中二病だと言ってるんだよ
>>314はひどすぎる
そもそもこんなものを平気で晒せる神経に問題がある
321名無し物書き@推敲中?:2008/04/02(水) 22:15:17
314はプロだな。
皆がこれだけ嫉妬しているところをみると、三島の再来か?
322名無し物書き@推敲中?:2008/04/02(水) 22:24:36
>>319
あくまでおれの意見だが、こういうのは一人称で淡々と描写したほうが不気味
323名無し物書き@推敲中?:2008/04/02(水) 22:55:12
女は死の床にあつた。しもべはかたわらに、女は死の床に。
「の、 おぬれよ」
「は」
「わらをもやしてたもれ」
「 」
「わらわよみがえりとうぞない」
「 」
「それほどの こしかたでおうた」
「 」
「ふたたびよみがえらぬことをこころよりねがおうぞ」
「 」
「よいか、なにひとつ のこらぬまでに もよすのでおうぞ」
「 」
「あのものらに しらせてはならぬぞ そして たのむ お たもれぞ」
しもべに言葉は無い。ただ 泣き真似をするのみであった。それは史上初の
うそなきであったが、しもべはそのことを知らない。ただ、腹の底から
こみ上げる黒い闇色の笑いを こらえねばならぬと思ったのだ。それは
別段 女が死ぬことで何か金銀財宝が得られるから とは関係なかった。それは わかっていた。

「神武天皇!!」
しもべはこときれたむくろへ嘆きの声を哭く。火葬のはじまりである。
324名無し物書き@推敲中?:2008/04/02(水) 23:05:31
一人称小説の語り手が、リアルタイムで自分が遭遇した事故その他の突発的な惨事を
詳細に解説してたり、やたら冷静に自己観察してる描写を読むと白けるのは俺だけか?
そんな場合じゃねーだろと突っ込みたくなる
>>314だったら地面に落ちてもがき苦しんでるにもかかわらずなんかわけわからん内省はじめちゃってるし。ねーよwwって感じになるんだが
中村なんたらの芥川賞とったやつとかそんな感じの描写ばっかで失笑しまくった記憶があるわ
好みの問題てことでいいの?

325名無し物書き@推敲中?:2008/04/02(水) 23:08:00
パニックの時って確かに常態な状態ではないね、普通。
326名無し物書き@推敲中?:2008/04/02(水) 23:17:38
まじで?
リアルタイムに見せている(表現している)だけで、リアルタイムなわけないだろwwww
どんだけ小説が読めないんだよ
まじでこわいわこのこたち
327名無し物書き@推敲中?:2008/04/02(水) 23:18:22
あるねそういう小説
お前はどういう状況で誰に向かって何のために語らってたんだというような
328名無し物書き@推敲中?:2008/04/02(水) 23:23:17
三人称小説だとどうなるんだ?
おまえ誰? 語ってないで、見てるんなら助けてやれ、危なくなったら教えてやれ、
みたいになるのか?
329名無し物書き@推敲中?:2008/04/02(水) 23:25:16
ミツルは臨場感という概念を知らぬようだ。臨終感がある。
330内容主義者 ◆aBV29DJ2H2 :2008/04/02(水) 23:26:42
>>305
 う……、すまん、はずしたorz 馬鹿な批評だった
だとすれば、>>277が今回発見したことは
>  不意に妙な感情の波が沸き上がってきた。悲しいような辛いような、それに似た感情だった。

 これかな? 書き直して投稿とのことなので、あらためて考えてみて、この感情にふさわしい
シチュエーションにはほかにどんなのがあるか、この感情が頂点に達したときせずにはいられ
ないことはなにか、つきつめたらもういちど見せてほしい。

>>324
俗に言う走馬燈というやつだっけ? どのくらいリアルな表現なんだろう、あれ。俺は知らない。
331名無し物書き@推敲中?:2008/04/02(水) 23:33:15
おいおい

走馬灯の概念図もしらねえ奴が矢鱈偉そうなのもかんがえもんである
332名無し物書き@推敲中?:2008/04/02(水) 23:42:02
ぼ〜く〜かんがえもん。
333名無し物書き@推敲中?:2008/04/02(水) 23:48:10
>>328
語り手が神ならどんな書き方をしても別にどうってことないが、作中人物なら
読者が>>324みたいな疑問を持つことは予想して、それなりの処理をするよ。
334名無し物書き@推敲中?:2008/04/03(木) 02:06:02
>>314
句読点を行頭に付けるなアホ
335名無し物書き@推敲中?:2008/04/03(木) 02:17:39
>>334
つけていないと思うが。
あんたのブラウザの設定のせいじゃないの?
336名無し物書き@推敲中?:2008/04/03(木) 02:23:37
携帯だろ。句読点が行頭にくるのは。
337名無し物書き@推敲中?:2008/04/03(木) 02:26:20
【「伊豆の踊子」(川端康成)新潮文庫・19ページ】
『雨戸を閉じて床にはいっても胸が苦しかった。また湯に入った。湯を荒々しく掻き廻した。
雨が上って、月が出た。雨に洗われた秋の夜が冴え冴えと明るんだ。
跣で湯殿を抜け出して行ったって、どうとも出来ないのだと思った。二時を過ぎていた。』

↑これって、ここで言われてる「小説になっていない説明」だよね。
川端でもそれなのに、ここの批評家様はよく偉そうに・・・w
338名無し物書き@推敲中?:2008/04/03(木) 02:30:58
ちなみに川端康成は文章は巧いとされていない。
339名無し物書き@推敲中?:2008/04/03(木) 02:37:18
描写厨になにを言われたか知らないが、
あんまり気にするねい。
340名無し物書き@推敲中?:2008/04/03(木) 03:03:23
>>337
文章がぶつ切りというならその通りだが、それはどっかのバカが言っただけ
描写はきっちりできていると思うぞ
341名無し物書き@推敲中?:2008/04/03(木) 03:17:22
>>337
そこはつなぎのシーンで、行動を描写するのが目的じゃないんだよね。
主人公の心情を表現するのが目的だから、その程度でもおかしくないの。
純文学だから。
342名無し物書き@推敲中?:2008/04/03(木) 03:41:55
純文って存在価値ないよなw
343名無し物書き@推敲中?:2008/04/03(木) 10:18:37
>>337
>↑これって、ここで言われてる「小説になっていない説明」だよね。

違います。
「説明」ではなく「描写」です。
344名無し物書き@推敲中?:2008/04/03(木) 12:37:06
338 :名無し物書き@推敲中?:2008/04/03(木) 02:30:58
ちなみに川端康成は文章は巧いとされていない。

↑これは本気?
綿矢りさでも文章が上手いと言われてるのに、川端は上手くないの?
345名無し物書き:2008/04/03(木) 12:42:20
どうせならもっといい文章を挙げればよかったのに。
346名無し物書き:2008/04/03(木) 12:52:22
>>344こそ本気か…?
347名無し物書き@推敲中?:2008/04/03(木) 14:16:49
もう、川端のネタを挙げる辺り、酷評のネタも尽きてきたんじゃないか?
誰か、自信作を投稿してくれ。
348名無し物書き@推敲中?:2008/04/03(木) 14:23:14
そもそも小説の一部分を取ってきてうまい下手論じても意味がないだろ
全体でいっこの小説なんだから
349名無し物書き@推敲中?:2008/04/03(木) 14:28:14
今日、駅ビル広場であなたをちらりとお見かけしました。あなたは私のことをお気づきになりませんでしたが……。
私はあなたを追って、あなたが市電乗り場で電車を待っている時も、こっそりあなたの様子を建物の陰から見ていました。
あなたには新しい彼女が出来たみたいですね。
ポニーテールの目鼻立ちの整った素敵な若い彼女でした。ミニスカートをはいて、胸元も開いた上着で、いかにもあなたに媚を売っているという感じでした。
あなたはその彼女に夢中で、いやらしげな目で胸元を追っていましたね。
私はあなたが誠実な方だと思っていました。
黒縁メガネの、落ち着いた雰囲気が好きでした。
しかし、それは嘘だったのですね。
私は短い期間でしたが、あなたに尽くしました。
バレンタイン・デーの時にはチョコをあなたに渡し、あなたは非常に喜んでくださっていましたよね。
あなたは三十代の私のどこが好きだったのですか?
私が優しいベットインを望むと、あなたはすぐ用事があると言って、私を一人部屋に残して、去って行きましたね。
そのころから様子があなたはおかしかったのですが、私は気付きませんでした。
あなたが肉体関係を望まず、プラトニックな関係を望んでいるものとばかり思っていました。
しかし、それは今思えば、欺瞞だったのですね。
つくづく、今もあなたのことを愛している自分自身が憎くなります。
実際はあなたがすべての不幸の元凶なのに、あなたの今の彼女が憎いのです。
私は捻じ曲がった女ですね。でも、あなたに愛されたいと今でも思っているのです。
そして、こうしてお手紙しています。
だから、どうかあなたとまたお付き合いさせてください。
それが叶わない願いであっても私は諦めません……。決して……。

◆批評し辛い文章かと思うのですが、酷評何とぞ宜しくお願いしますm(__)m
350名無し物書き@推敲中?:2008/04/03(木) 14:48:58
女は13まで。
年増に一切の価値無し。
351名無し物書き@推敲中?:2008/04/03(木) 19:15:04
>>346
綿矢も上手い部類だよ。
あなたは誰が上手いと思ってるの?
352名無し物書き@推敲中?:2008/04/03(木) 19:32:11
>>349
とりあえず文章で気になった点を二つ
>バレンタイン・デーの時にはチョコをあなたに渡し、あなたは非常に喜んでくださっていましたよね。

バレンタイン・デーに渡したチョコレートを、あなたはとても喜んで(受け取って)くださいましたよね。

>そのころから様子があなたはおかしかったのですが、私は気付きませんでした。

振り返ればそのころからあなたの様子はおかしかったのでしょうが、当時の私には気付くことができませんでした。

主観的印象だけど三十女が手紙の文中で「チョコ」なんて略語使うのはちょっとな〜……て思う。
あと「非常に」は女性の一人称の語りにそぐわないかなー。
二つ目のはちょっとぎこちない感じがした。まあそんな気にするほどでもないかもしれないけど。

内容は、嫌いじゃないよ。こういう情念やら愛憎やらがドロドロしたかんじ。
ただ、女が見苦しくすがるだけのものは見たくないから、孤独な女の哀感も交えてくれるなら続きを読んでみたい。
これから女が男にどう関係しようとするのかが気になるよ。
353名無し物書き@推敲中?:2008/04/03(木) 19:40:48
>>349
文章が上手く整理されていなくて読み辛い。
登場人物が生きてない。

もっと1つ1つを練って書いた方がいいかも。推敲ももっとしっかりよろすく
354名無し物書き@推敲中?:2008/04/03(木) 21:21:22
>>348
いい小説は一部分だけ読んでもおもしろい。
逆に、凡庸な文章が延々連なるだけの小説がはたしておもしろいのかどうか。
355名無し物書き@推敲中?:2008/04/03(木) 21:36:49
> いい小説は一部分だけ読んでもおもしろい。

そういうものもあるだろうが、一般化してしまうのは流石に
強弁のしすぎってもんだろう。
356名無し物書き@推敲中?:2008/04/03(木) 21:39:11
海水が塩辛いのを確かめるのに海を全部飲み干す必要はないってことだよ
357名無し物書き@推敲中?:2008/04/03(木) 21:46:44
海水を飲むのが目的ならな。
おまえは根本が間違っている。
以上。
358名無し物書き@推敲中?:2008/04/03(木) 21:47:15
うわ・・・ありがちな表現
359名無し物書き@推敲中?:2008/04/03(木) 21:53:01
うげ、キモ・・・超ありがちレス
360名無し物書き@推敲中?:2008/04/03(木) 23:06:18
>>349
手紙なのか、モノローグ形式の小説なのかよくわからないのでなんとも
評価のしようがない。
361名無し物書き@推敲中?:2008/04/03(木) 23:13:46
微妙に楽しそうな流れに乗りたい気持ちを抑えてマジレスしたいんだけど、
>>351へのレスは別館でしたほうがいいのかな?
自分は346です。
362名無し物書き@推敲中?:2008/04/03(木) 23:27:35
>>361
ここでOKですよ。
ここにいる人が、どうした基準で文章の上手さを捉えているかを知るためにも、
ここでお願い
363名無し物書き@推敲中?:2008/04/03(木) 23:39:58
>>351
俺の感覚では文章としてかなり読みづらい。
 あなたには新しい彼女が出来たみたいですね。
 ポニーテールの目鼻立ちの整った素敵な若い彼女でした。ミニスカートをはいて、胸元も開いた上着で、いかにもあなたに媚を売っているという感じでした。
一回推量でいって、いきなり断定になるとことか。
あと「嘘」とか「欺瞞」とかの言葉も安い。
俺がいままで読んできた小説の手紙引用と比べると確実に下手。
3641/2:2008/04/03(木) 23:55:08
>>362
自分は最近このスレ知ったばかりなので、
他の人たちがどんな基準を持っているかは過去スレ読んでくださいとしか…


とりあえずいいと思う描写。
現代の作家の文章だけど、比較的長めの文章から短い文章の連なりへ移る
部分をひいてみた。
まだ>>237が見ているなら、文章の長短でメリハリをつけた表現の参考になるかと思う。


【津原泰水「ケルベロス」】

 小太郎の甲高い声を聞きつけてそちらを向くと、巨犬の軀(からだ)が、橋上に暴れ

こんだ激流によって跳ねあげられ、下流域に落下していくところだった。同じ橋の上

でありながらおれたちがしがみついているあたりはまた、それほどまでの流れには呑

まれていない。のちの伯爵の解説によれば、水は、まず結界の端を狙ったのである。
 結界が崩れた。水が襲ってきた。おれは打たれ、揉まれ、揺さぶられた。ワイアロ

ープに掛けた腕が命綱だった。おれは耐えた。ほんの数秒の試練だったのに違いない

が、おれには何分にも感じられた。水は不意に去り、おれはその場に尻餅をついた。
3652/2:2008/04/03(木) 23:57:35
ついでに同作から、心理描写というか、
主人公と脚の悪い少女とのロマンスっぽいシーン。


「すみません」細い手が俺の肩に乗る。葉子は立ちあがった。ところがなかなか歩き
だしてくれない。最初の一歩が一苦労のようだ。鶴のそれすら連想させる二本の脚が、
体重に耐えかねて小刻みに震えている。鶴のようにじっと佇んでいることも彼女には
叶わないのだ
「腰が悪いの。花代から聞いてるかもしれないけど、一度骨がばらばらに砕けちゃっ
て。とろくてすみません。苛立つ?」
「苛立った」おれは彼女の背に腕を廻して、その杖を後ろからつかんだ。腰を落とし
て彼女を抱え上げた。「鋤焼どこ?」
 彼女は息を呑み、怯えたように目を見張ったが、かといってむずがりもしなかった。
蒼白い顔が幽かに赤らんだ。「台所」

280が引いた「伊豆の踊り子」の『荒々し』さとは逆の表現だけど、
『鶴』のイメージを巧く使っていると思う。
「伊豆の踊り子」ほど著名な作品ではないだろうから、
文脈の理解が少しでも得られるように、少し長めに引いてみた。
見直ししたけど激しく眠いのでタイプミスがあったらすみません。

>>351=344?
作品全体の質や魅力とは別にして(小説は文章だけで創られるものではないから)、
そこだけを抜き出した川端の文章は、普通に良いという程度だろう。
他人の文章を評する引き合いに出して「参考にせよ」と言うほどの名文ではないと思う。

尚、綿谷りさは未読なのでどんな文章かはわからない。
346は川端についてのレスだったんだけど、あれだけでは通じないね。失礼しました。
でも、 ○○でさえ上手いと言われる=××は上手い という理論は成り立たないと思うよ。
366364-365:2008/04/03(木) 23:59:11
改行が変になった…申し訳ない。
367名無し物書き@推敲中?:2008/04/03(木) 23:59:26
>>356
どんな名作からとってこようが、しょせん一文じゃその小説を理解できないんだよ
詩じゃないんだから
川端だって、まさか一箇所をぬきだされてうんぬん言われるとは思わなかっただろうな
小説をかいたつもりだったんだから
368名無し物書き@推敲中?:2008/04/04(金) 00:06:48
>>356
>海水が塩辛いのを確かめるのに海を全部飲み干す必要はないってことだよ
微妙に喩えがずれてる気がする。
369名無し物書き@推敲中?:2008/04/04(金) 00:13:06
女は0歳から。
1970年12月21日生まれの女のみに価値がある。
370名無し物書き@推敲中?:2008/04/04(金) 00:16:43
>>356
それからおまえの例えはおかしい
村上春樹チルドレンじゃないんだから
下手な比喩のたようはひかえたほうがいいぞ
371356:2008/04/04(金) 00:20:07
おれ人気だなあ そんなにうまいこといったつもりはないんだがww
372名無し物書き@推敲中?:2008/04/04(金) 00:21:46
つーか、おまえ、袋叩きにされてんじゃん。
カワイソス。
373名無し物書き@推敲中?:2008/04/04(金) 02:23:09
365のは心理描写とは関係ないのでは?
364と365の引用文は確かに上手いと思う。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%B4%A5%E5%8E%9F%E6%B3%B0%E6%B0%B4
でも、ケルベロスなんて作品はないね?
374373:2008/04/04(金) 02:32:47
>>364
ケルベロス発見、短篇集だった
あなたが引用した部分を気に入ったので、読んでみる。
375名無し物書き@推敲中?:2008/04/04(金) 03:24:10
津原は川端を越えた!
376名無し物書き@推敲 中?:2008/04/04(金) 07:18:43
>>373
いや、これ一人称だし、人物の描写で使用された言葉の選択が「おれ」の心理描写にもなってるわけ。
「鶴のそれ」「鶴のように」って部分は、少女の脚がやせ細って痛々しいと思う一方で、
少女に可憐さや美しさを「おれ」が感じていることを暗示している。
で、少女を抱き上げた時に、相手がそれを嫌がっていないことを詳細に確認している。
ここは自分の強引な行動を嫌がらない=相手も好意を持っている? という期待が高まる部分。
全体を読めばもっとよくわかると思うんだけど、心理描写としても重要な部分なんだよ。
377名無し物書き@推敲中?:2008/04/04(金) 07:26:50
>>376
この人は構成が並だとおもふ
378名無し物書き@推敲中?:2008/04/04(金) 10:14:54
凡庸な文章が延々と続いてて

「読んでよかった!」と思わせたらそりゃたしかにすごいよね。

今の文壇のことか。だが違う貌様はアリウル。
379356:2008/04/04(金) 12:25:18
>>372  フフフ ひがむなひがむなww
適切なタイミングに適切な比喩。だれにでもできることじゃない。
380名無し物書き@推敲中?:2008/04/04(金) 12:49:10
356 :名無し物書き@推敲中?:2008/04/03(木) 21:39:11
海水が塩辛いのを確かめるのに海を全部飲み干す必要はないってことだよ

↑この人の欠点。海水の全体像を確かめるには、少し飲めば良いかもしれない。
しかし、小説は断片で全体像は見えず、断片の集合によって一つができあがる。
的外れの比喩を使っておいて、この自信はありえない。
381380:2008/04/04(金) 12:52:07
海水はどこまで行っても海水だが、
小説の内容は、ごの場所に「どのような展開」を用意しているかわからない。
さらに見方を変えるなら、
海水の中でも「ある限定の養分」を指定されると、さまざまな場所の海水を飲む必要がある。
つまり、356は間違っている。
382名無し物書き@推敲中?:2008/04/04(金) 13:06:54
356涙目w
383名無し物書き@推敲中?:2008/04/04(金) 13:12:05
>適切なタイミングに適切な比喩。
ネタだろw
384名無し物書き@推敲中?:2008/04/04(金) 13:46:22
天然だろ
上杉じゃね?
385349:2008/04/04(金) 16:33:15
◆どうも、皆さん、酷評ありがとうございます。
やはり自分の気持ちが整理されていない状態で、文章を書くと粗が目立つということを自覚しました。

>>352
好意的な評ありがとうございます。
ご指摘の文章の箇所は自分では自覚出来ていなかったです。
続きが読みたいとのお言葉ありがとうございました。
>>353
確かに勢いで書いてしまって、ろくに推敲も致しませんでした。
ご指摘の言葉、真摯に受け止めようと思います。
>>360
確かに、評価出来ないですよね……。送ろうと思った手紙ですから……。
>>363
私の推敲不足だと思います。
思いが先んじて、表現が後回しでした。
また、気持ちを整理して、もっと論理的な文章を心がけようと思います。
386356:2008/04/04(金) 18:23:37
ある限定の養分てw 日本語でおkww

展開とか関係ない。小説は文章の質で決まる。文章さえよければ朝起きて歯を磨くだけの小説だって
成立する。うんこで家はつくれない。家はレンガでつくるのだ。あ、またいいこといっちゃった。
われながら碎啄の機さながらの才能が恐ろしい。
387名無し物書き@推敲中?:2008/04/04(金) 18:28:11
よく吠えるなぁ。
388名無し物書き@推敲中?:2008/04/04(金) 18:33:12
うんこを売ってレンガ造りの家を建てるのが売文屋だろw
389名無し物書き@推敲中?:2008/04/04(金) 20:48:33
実際糞壁の家は中近東にある。
390名無し物書き@推敲中?:2008/04/04(金) 21:07:15
ある限定の養分てw

↑日本語   まさか、特定の養分でなければ日本語にならないとでも?

レスを見る感じだと、ネットの釣りスタイルらしいね。
オリジナリティが無い。特に最後のセリフ。
391名無し物書き@推敲中?:2008/04/04(金) 21:12:10
>>390
356は初めてネットで反響があって、
憧れの釣り師になれると期待する厨だから放っておけば?
ありきたりの発言しかしてないんだから、相手にしなくてもいいよ。
392名無し物書き@推敲中?:2008/04/04(金) 21:13:20
碎啄の機ってなあに?
韓国語?
393356:2008/04/04(金) 21:29:41
>>390
それをいうなら「特定の成分」だろ。なんだよ限定の養分て。こういうひとが小説とは云々とか片腹痛いわ
だいたい塩辛いかどうかという話をしてるんだから微量の「養分」とかどうでもいいんだよ。

いい文章が書ける=頭がいい=質の高い小説である可能性が高いという類推をしてるだけだ。
逆に「ある限定の養分」=頭が悪い=質の低い小説であるという類推も可能になる。
1ページ目で「ある限定の養分」が出たら読むのやめるねおれは。たぶん賞の下読みもそうするだろう。
394名無し物書き@推敲中?:2008/04/04(金) 21:38:11
>>393
塩辛いかどうかってのは、お前の比喩表現の問題だろ。
じゃぁ、
「文章の断片について」話してたんだから、海水なんてどうでもいいんだよ。
と言われて、お前の負け。
395名無し物書き@推敲中?:2008/04/04(金) 21:39:12
>>392
絶好の機会のこと。
ここでは、適切なタイミングで適切な指導の出来る才能が、自分でも恐ろしいということ。>>379の「適切なタイミングに適切な比喩。だれにでもできることじゃない。」を受けての発言。
by google
396名無し物書き@推敲中?:2008/04/04(金) 21:40:07
356は比喩表現の無能さを指摘され、
言葉の使い方の揚げ足取りに徹するようになりました。
見守ってあげましょう。
397名無し物書き@推敲中?:2008/04/04(金) 21:43:19
356 :名無し物書き@推敲中?:2008/04/03(木) 21:39:11
海水が塩辛いのを確かめるのに海を全部飲み干す必要はないってことだよ

↑この理論だと、小説の中の「アホの会話の一部分」を読んで、
これはアホの小説だ、と認定できるわけか。
それなら、障害を持った人間を登場させて話をさせると、
すべてアホの小説になるな。
さて、どこが適切な比喩か説明してもらいましょうか。
小学生の作文に出てきそうな比喩について、話してくださいよ。
398名無し物書き@推敲中?:2008/04/04(金) 21:44:00
>>348
>>354
>>355
>>356
>>357

このへんもう一度読んでも>>356は自分の比喩がいかに的外れか理解できないのか?
399356:2008/04/04(金) 21:44:52
アスペルガーはことわざや比喩を理解するのが苦手なんだってね。文字通りにしか理解できないから皮肉が通じない。
行間を読めないから小説を読んでも作者の意図を理解できない場合が多いらしい。
400名無し物書き@推敲中?:2008/04/04(金) 21:51:34
間違った比喩表現を使っておいて皮肉とは驚いたw
そろそろきつくなってきてるなw
401名無し物書き@推敲中?:2008/04/04(金) 21:52:57
またハイか・・
402356:2008/04/04(金) 21:54:46
こないだ角の電柱に「バカ」って張り紙したんだよ。
そしたら「あんだとゴラァ」って張り紙にガンつけてるやつがいてびっくりw
403名無し物書き@推敲中?:2008/04/04(金) 21:55:50
韓国では電柱に張り紙とかしていいのか。
404名無し物書き@推敲中?:2008/04/04(金) 21:57:34
何でもアスペルガーとか言ってんじゃないよ。まったく。

>>348は「一部分だけでは小説の上手下手は判断できない」と言っている。そして
>>354(=>>356)は>>354に反論して「いい小説は部分だけみても良い」と言う。
>>355はそれに反論し、「>>354の言うような小説があるのは認めるが、いい小説の全てが
そうなのではない」と言っている。

それに返す反論として、>>356の「海は一部分でも塩辛い」は的外れだろう。
これは>>354の繰り返しにすぎず、なんの反論にもなっていない。

だから>>357は「そもそも海ではない」と指摘しているわけだろう。
非常にシンプルだと思うがな。
405名無し物書き@推敲中?:2008/04/04(金) 22:00:45
何回も言うけど、このスレの規定が曖昧だからこういうことになるんだよね。
この板の人に小説とか無理だと思うよ。
わけもわからず文章を書いているだけ。
406名無し物書き@推敲中?:2008/04/04(金) 22:03:34
読んでないけど、
常人のふりをしたハイが袋叩きに遭っているのか?
407356:2008/04/04(金) 22:04:44
小説は海じゃないし文章は海水じゃない。
そんなことすらいわれないとわからないひとは知性に重大な欠陥があるに違いない。

>>404
そもそもおれは>>355に反論なんかしてない。持論を主張してるだけだよ。無理に論争にもってくのは何か意図があるのか?
408名無し物書き@推敲中?:2008/04/04(金) 22:06:53
337 :名無し物書き@推敲中?:2008/04/03(木) 02:26:20
【「伊豆の踊子」(川端康成)新潮文庫・19ページ】
『雨戸を閉じて床にはいっても胸が苦しかった。また湯に入った。湯を荒々しく掻き廻した。
雨が上って、月が出た。雨に洗われた秋の夜が冴え冴えと明るんだ。
跣で湯殿を抜け出して行ったって、どうとも出来ないのだと思った。二時を過ぎていた。』

↑これって、ここで言われてる「小説になっていない説明」だよね。
川端でもそれなのに、ここの批評家様はよく偉そうに・・・w



小説を描写や説明というくだらない用語で分析するような人間に
小説は書けないんだよね。
409名無し物書き@推敲中?:2008/04/04(金) 22:08:01
>>407
お前の釣りスタイルで、
今さら論争がどうたら言っても、お前の幼稚さのせいでこうなった事実は変わらないw
410名無し物書き@推敲中?:2008/04/04(金) 22:10:03
>>407
>小説は海じゃないし文章は海水じゃない。
>そんなことすらいわれないとわからないひとは知性に重大な欠陥があるに違いない。

違うだろ。
比喩が適切だ、という話じゃねーの。
おまえさん、読解力のないアホかね?
411名無し物書き@推敲中?:2008/04/04(金) 22:11:01
ここはこんな議論をするスレじゃないし、
356は所詮釣りだし、放置しておこうよ。
412名無し物書き@推敲中?:2008/04/04(金) 22:11:05
ごめんごめん。「不」が抜けたw

>>407
>小説は海じゃないし文章は海水じゃない。
>そんなことすらいわれないとわからないひとは知性に重大な欠陥があるに違いない。

違うだろ。
比喩が不適切だ、という話じゃねーの。
おまえさん、読解力のないアホかね?
413名無し物書き@推敲中?:2008/04/04(金) 22:12:07
違うだろ。
比喩が適切だ、という話じゃねーの。

↑この文章では、何を言いたいのかがはっきりしない。
自分ではわかっているんだろうが、相手に理解させるための文章になっていない
414名無し物書き@推敲中?:2008/04/04(金) 22:13:16
不を入れても伝わらない

じゃねーの、が何を意図しているのかがはっきりしない。
意味の取りようが多すぎる
415356:2008/04/04(金) 22:13:53
みんな海は嫌いか。
じゃあ羊羹にしよう。羊羹が甘いかどうか知るのにまるごと一本食べる必要はない。第一健康に悪い。
416名無し物書き@推敲中?:2008/04/04(金) 22:14:36
「適切じゃない」と書こうとしていて、
「不適切」としたほうがいいな、と書き直したときに、たぶん不を入れ忘れたんだよ。
417名無し物書き@推敲中?:2008/04/04(金) 22:18:37
>>415
もうやめとけw
お前は負けてるw
418名無し物書き@推敲中?:2008/04/04(金) 22:20:24
>>415
>みんな海は嫌いか。
>じゃあ羊羹にしよう。羊羹が甘いかどうか知るのにまるごと一本食べる必要はない。第一健康に悪い。

じゃあな、絵画にしてみろよ。
写真の一部分を切り取っても、写真とわかるだろう。上手いとわかるな。
しかし、小説は抽象絵画だ。
抽象絵画の一部分を切り取ってもわけがわからないだろうな。

おまえの思うところの小説が、単純に文章力だけを判断するものならおまえの比喩もいいだろう。
しかし、小説はそんなもんじゃない。おまえはラノベしか読んでないんじゃないのか?

これでわかっただろう? おまえは底が浅いんだよ。底が。
419356:2008/04/04(金) 22:23:06
>写真の一部分を切り取っても、写真とわかるだろう。上手いとわかるな。
>しかし、小説は抽象絵画だ。

だれか解説してくれ。
420名無し物書き@推敲中?:2008/04/04(金) 22:23:21
補足すると、
これはあくまでも高次元の話だ。
ヘタクソはヘタクソとすぐわかる。それは問題外。
421名無し物書き@推敲中?:2008/04/04(金) 22:24:31
>>419
ママに解説してもらえよ。
422名無し物書き@推敲中?:2008/04/04(金) 22:25:24
356
おまえ、上杉か?
423名無し物書き@推敲中?:2008/04/04(金) 22:26:07
>じゃあな、絵画にしてみろよ。
>写真の一部分を切り取っても、写真とわかるだろう。上手いとわかるな。
>しかし、小説は抽象絵画だ。
>抽象絵画の一部分を切り取ってもわけがわからないだろうな。

おれも解説して欲しい。

424356:2008/04/04(金) 22:26:14
聞いてみたけど「どういう意味かしらね〜○○(妹)に聞いてみたら?」っていってた
425名無し物書き@推敲中?:2008/04/04(金) 22:31:15
正直言って418の例えもまた不適切
ただ356もバカ
なんでもかんでもたとえれば言いと思ってる二人ともバカ
426名無し物書き@推敲中?:2008/04/04(金) 22:33:48
>>418>>356よりはよほどわかりやすい比喩だと思うが。
一部分から全体の特性が推測できる例と、できない例の比較だろ。
まあ、「上手いとわかるな」は不要だと思うけど。

>>356=>>415は、自分の比喩の意味が理解されてないと思ってるの?
みんな理解した上で、それじゃ自説を補強することにならないよと
教えてやってるだけだ。

Aである。
いやBである。
Aだもん!(>>356) Aだもん!(>>415)

これじゃどうしようもない。
427名無し物書き@推敲中?:2008/04/04(金) 22:34:12
しかも間違ったたとえw
428名無し物書き@推敲中?:2008/04/04(金) 22:35:18
>Aである。
>いやBである。
>Aだもん!(>>356) Aだもん!(>>415)

>これじゃどうしようもない。


解説頼む。
429名無し物書き@推敲中?:2008/04/04(金) 22:36:51
>>418の比喩はきわめてわかりやすいぞ。これがわからないやつは馬鹿だな。
430名無し物書き@推敲中?:2008/04/04(金) 22:37:01
写真を上手いかどうか語るときって
構図くらいしかないとおもうけどね。
はっきり言って一部分のボケとかシャープさだけで
上手いかどうかなんて言えないって。
431名無し物書き@推敲中?:2008/04/04(金) 22:38:35
>Aである。
>いやBである。

この部分が特に意味不明。
432名無し物書き@推敲中?:2008/04/04(金) 22:39:16
>>429
いやあ、ありがとう。
ま、そうだろう、そうだろう。
433名無し物書き@推敲中?:2008/04/04(金) 22:40:20
この板の奴らって本当に雰囲気で会話するよな。
356もお前らも同レベルだって。
434356:2008/04/04(金) 22:42:06
>>418はマジでわかんないぞ。わかるひとはどういうことなのか説明してください。
少なくとも海と羊羹はだれにでもわかる比喩だったのにこれは反則だろw
435名無し物書き@推敲中?:2008/04/04(金) 22:42:34
356は明らかに下だと思う
436名無し物書き@推敲中?:2008/04/04(金) 22:42:53
>>430
>写真を上手いかどうか語るときって
>構図くらいしかないとおもうけどね。
>はっきり言って一部分のボケとかシャープさだけで
>上手いかどうかなんて言えないって。

写真を出したのは「正確な伝達の文章」の比喩。
小説の文章は「正確な伝達」ではない。
もしそうならどの作家もほとんど変わり映えしない同じ文体になるだろ?
437名無し物書き@推敲中?:2008/04/04(金) 22:43:41
おいおい、都合の悪いレスはスルーかお前ら。

自演もたいがいにしろよ。

写真を上手いかどうか語るときに
一部分で語るなんてことはあり得ない。

普通に考えればわかるだろう。
お前らには前提がないんだよ。
すべてに。
438名無し物書き@推敲中?:2008/04/04(金) 22:44:44
>>437
だれよw
439名無し物書き@推敲中?:2008/04/04(金) 22:46:01
じゃあな、絵画にしてみろよ。
写真の一部分を切り取っても、写真とわかるだろう。上手いとわかるな。
しかし、小説は抽象絵画だ。
抽象絵画の一部分を切り取ってもわけがわからないだろうな。
440名無し物書き@推敲中?:2008/04/04(金) 22:50:28
たぶん418は写術主義の絵を言いたかったんだろうね
それにしたって絵でたとえること自体大間違いなんだけど
441名無し物書き@推敲中?:2008/04/04(金) 22:50:31
具体的にいうと、主語を入れた文章。

ぼくは〜、ぼくは〜、ぼくは〜

とすると、こいつ、文章が下手だな、と判断するよな?
しかし、朴訥とした人間を表現しているんだと理解できたら、
「ぼくは〜」のリズムが生きてくるんだよ。

これでもわからないか?
442名無し物書き@推敲中?:2008/04/04(金) 22:54:38
多分喩えるからよくわからないんだぜ。
小説の一部だけを見て、良し悪しを決めるのは難しい。少なくとも正確な判断を下すのは出来ないように思える。一部だけで小説の価値が決められるなら、評論家は小説を全部読む必要はない。

大まかに善いか悪いかの見当は付けられると思う。これは文学賞で下読みが行われていることから分かる。
しかしこれは、小説ではなくて文章を見ているのだと思う。小説のプロットや構成を、一部から推測するのは難しい。だからこそ、あらすじを添付しなければいけない文学賞があるんだろう。

結論:文章の良し悪しは、一部を見ただけでも判断できる。小説全体の評価は一部だけでは厳しい。
443名無し物書き@推敲中?:2008/04/04(金) 22:58:11
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おまえら終わってるなwww
444356:2008/04/04(金) 22:59:31
写術ってなんだよもー

>>441
写真と抽象絵画はもう終わりか。いい判断だ。
小説の地の文で木訥さを表現する必要はないだろう。単にこの作者ばかなんだなと思われるだけだ。よく考えて書け。
445名無し物書き@推敲中?:2008/04/04(金) 23:00:43
>>444
おまえはもっと本を読め。底が浅い。
446名無し物書き@推敲中?:2008/04/04(金) 23:02:43
356は創作文芸板を荒らしまくっているハイに似ている。
別人なら同じ道をたどらないことを願うよ。
447356:2008/04/04(金) 23:02:55
>>445
最近読んで感動した本は?
448名無し物書き@推敲中?:2008/04/04(金) 23:04:14
>>447
知るかボケぇ!
449名無し物書き@推敲中?:2008/04/04(金) 23:05:04
>>442
内容についてはそれでいいと思うが、実際には一作品の中でも文章の質が均質じゃないことが
ザラだからね。そういう意味でも、部分から全体を判断するのは無理なんだ。

例えば中島敦の「山月記」とか冒頭は力強いしキレもあるが、中盤から後半にかけてはそうでもない。
まあ、無茶な総括はアホを晒すってことだな。
450356:2008/04/04(金) 23:06:23
>>448
おまえはもっと本を読め。底が浅い。グランド・フィナーレおもしろかったぞ。ロリコンにはぴったりだ。
451名無し物書き@推敲中?:2008/04/04(金) 23:08:24
>>443
>おまえら終わってるなwww

おまえ、アホだろ?
2ちゃんねるやってるやつは専ブラ使っている。
専ブラ使っているやつ履歴はそこに入ってねーよ。
それは一見さんや通りすがりのやつのデータだよ。
452名無し物書き@推敲中?:2008/04/04(金) 23:12:34
>>451
なんで2ちゃんやってるやつは専ブラ使ってるって言いきるんだよwww
みんながみんなおまえとは違うの
金つかって2ちゃんとか何考えてるんだwww
453356:2008/04/04(金) 23:13:28
●と専ブラの区別がついてないひとがいるな
454名無し物書き@推敲中?:2008/04/04(金) 23:13:47
>>450
おまえは、ロリコンと呼ばれることに恥ずかしさを感じる程度のやつか。
それじゃまだ小説は書けないな。
器がちいせーよ。つーか、おまえ、包茎だな?
455名無し物書き@推敲中?:2008/04/04(金) 23:15:33
>>452
専ブラに金なんていらねーよ!
便利だからおまえもつかっとけ。
456名無し物書き@推敲中?:2008/04/04(金) 23:21:05
>>455
マジレスするとみんがみんな専ブラを使ってるわけではない

>>454
興奮して文章めちゃくちゃだぞw
457名無し物書き@推敲中?:2008/04/04(金) 23:25:27
みんな、落ち着いて聞いてくれ。
ここは文章をめった切りにする所で、意見と人格をめった切りにする所は別のスレだった気がする。
確かな事は言えないが、どうもそんな気がする。

>>356
黙れ下種
458名無し物書き@推敲中?:2008/04/04(金) 23:26:50
>>456
めちゃくちゃじゃねーよ。
人間としての器が小さい→チンポが小さい、へ移行する至高のギャグだらがqつyp’じゃいらおらjrf;あf;あじょいfw!
459名無し物書き@推敲中?:2008/04/04(金) 23:29:15
>>457
し・・・下種?
460名無し物書き@推敲中?:2008/04/04(金) 23:33:57
黙れ下衆
461名無し物書き@推敲中?:2008/04/04(金) 23:36:04
げすのさかうらみ【下種の逆恨(さかうら)み】
下種は自ら省みることなく、かえって注意・訓戒してくれた者を恨む意。
                            広辞苑 第五版
462名無し物書き@推敲中?:2008/04/04(金) 23:46:17
>>460
げっ・・・下衆?
463名無し物書き@推敲中?:2008/04/04(金) 23:50:04
黙れ下司
464名無し物書き@推敲中?:2008/04/04(金) 23:56:55
古いとか浅いとかゲスとか 彼なりに流行り廃りがあるんだな
465名無し物書き@推敲中?:2008/04/04(金) 23:58:48
下主までいかなくてよかった。下司で既に怪しいし。
466名無し物書き@推敲中?:2008/04/05(土) 00:06:22
>>465
          ↓こいつ?
げ‐す【下種・下衆・下司】
(1)身分の低い者。使用人。源氏物語(玉鬘)「筑紫の国に二十年ばかり経にける―の身を」⇔上種(じようず)。
(2)心のいやしいこと。また、その者。「―な根性」
                              広辞苑 第五版
467名無し物書き@推敲中?:2008/04/05(土) 00:08:25
おまいら、議論なげーよ。
別館いくか、別スレ立てるか、アリスレでやるかどれかにしろって。
468名無し物書き@推敲中?:2008/04/05(土) 00:17:56
だれも議論なんかしてないよ
469酷評おねがいします 1/2:2008/04/05(土) 00:35:09
 中学校は町はずれの高台にあって、校舎の窓からは町全体を見下ろすことができた。
三方を山に囲まれた小さな町だ。火の見櫓があり、変電所があり、脳病院が見える。山
の上には仏舎利塔が建っていて、西日を受けると丸い屋根が銀色に光る。赤い電車が山
あいを走ってゆく。駅前のスーパーマーケットが町で一番大きな建物で、屋上看板の黄
色がひときわ目立つ。雑巾を持ったままぼんやりとそんな風景を眺めていると「急げよ」
と誰かが言った。これから講堂で合奏の練習があるのだ。
 教室の清掃を終らせて、ぼくたち男子は講堂に向った。古くて薄暗い講堂はいつも湿っ
たようなにおいがする。文化祭で発表する合奏の練習で、いまは放課後毎日のように練
習をしている。ぼくの担当は木琴だ。演台に楽器を並べて準備をする。呼吸を整える。
音楽教師が指揮棒を振った。『血と栄光』の第二楽章、合唱が入る部分だ。
 兵士たちの屍に蛆ぞ湧く/黒犬は血を求め/禿鷲は肉を求め/死産の子らが乳を求めん
 死にゆく者どもに杯を/血で溢れたる杯を/血で大地を染めよ/血で空を覆え/おお美
 しき大地/おお美しき大空
 最後のおお美しき大地、おお美しき大空のところは演奏の手をとめて全員で合唱をする。
声変りをしたばかりのぼくらの声が講堂に響きわたる。
 練習は一時間ほど行われた。
「よおし、上出来だ」音楽教師が両腕を大きく拡げた。「本番までもう少しだ。頑張ろう」
「頑張ってる?」
 昇降口でカナリアが声を掛けてきた。
「豆が出来た」
「ほんとだ」ぼくの手を覗き込んだ。「あたしは足。爪がはがれそう」
「はがしちゃえば?」
「やだあ」
 カナリアたち女子は舞踊の発表をする。『纏足』のなかの『足だけの踊り』の場だ。
470酷評おねがいします 2/2:2008/04/05(土) 00:37:58
「ほんとの纏足って知ってる?」
 校門を出て、歩きながらぼくは言った。道沿いの欅の葉が黄色に染まりはじめている。
「ものすごく小さいんでしょ」
「小さいんだけど、小さいっていうより捩れている。小指と薬指は内側にぎゅうっと曲っ
ていてね、足の裏にひっついているんだ。手の指を曲げると手の平にくっつくだろ? で、
そのまま押し潰して固めた感じ。中指と人差し指は伸びるのを抑え付けられて小さいまま
で指に見えない。疣みたい。親指だけが大きく見えるけどその親指も真ん中に寄せられて
いるから上から見ると足の指が一本だけに見える。それで足の裏を見ると小指と薬指が押
し潰れてひっついている」
「見たことある?」
「前世の記憶かな」
「そうなんだ」
 カナリアは前世は風の一族の戦士だったという。でもぼくにはもちろん前世の記憶なんか
はない。纏足は写真で見たことがあるだけだ。
「そんなだからさ、あれじゃ歩けないよ。小さいからじゃなくて捩れているから歩けない。
お付きの人に支えられてようやっと歩く」
「そういうのって見た目が変とか思わなかったのかな」
「布で巻いていたから普段は思わなかったのかもね」
 脳病院のまえでカナリアと別れた。脳病院はコンクリート造りで壁は蔦で覆われている。
窓には鉄格子が嵌められていて高い塀には矢じりが植えられ天を刺している。奇妙な声が
外にまで洩れてくる。正門の鉄扉は人の背丈の倍くらいあって、その巨大な鉄扉はいつも閉
ざされている。全体を錆が覆い、錠前の部分も赤く錆びている。鴉が脳病院を囲むように舞
い、鴉の叫び声と奇妙な声が混じり合う。そこから五分ほど歩いて家に着いた。

以上、小説の冒頭部分です。
471名無し物書き@推敲中?:2008/04/05(土) 00:45:11
>>124-126
お前の小説は登場人物の名前が変わってもストーリーに支障は無いのか?
って煽りは置いといて
>当時、近代に入り、(素でおかしさを感じて無いだろ?)
>「戦争」という名目でお互い争うようになり(二重表現とは言わないが…)
>伝統を引き継いだ遺跡(伝統が切れたから遺跡だ)
>だから、入ること『も』しなかった。(良くある間違い)
>不思議な象形文字(不思議なのに文字って判る訳ねーだろ)
>大昔前(二重表現)
>ポレリスがまだ『城塞』都市だった大昔・・・城壁もなかった。 (矛盾)
>戦乱とは無縁の平穏な生活を送っていた。(のに城塞都市があるのかよ!)
>男性も女性も『問わなかった』。(主語と述語が繋がっていない)
>近代人の原型(人間は物じゃ無い)
たぶん、他にも有ると思うぞ

>>277
>太『陽』の『陽』射し
二重表現の意味を勘違いしているようなので『』でくくった
つまり「 頭『痛』が『痛』い 」だ
472名無し物書き@推敲中?:2008/04/05(土) 01:12:41
>>469
悪くはないと思うが、前段と後段の話題に断絶があるな。
なんか、青春明るめの冒頭から、纏足・前世の話題にシフトされると、どういう作品だか読んでてとまどう。
ま、これは内容面なんで、このくらいしとくが。

文章面からは、極端な瑕疵は見えないが。

>中学校は町はずれの高台にあって、校舎の窓からは町全体を見下ろすことができた。
>三方を山に囲まれた小さな町だ。火の見櫓があり、変電所があり、脳病院が見える。山
>の上には仏舎利塔が建っていて、西日を受けると丸い屋根が銀色に光る。赤い電車が山
>あいを走ってゆく。駅前のスーパーマーケットが町で一番大きな建物で、屋上看板の黄
>色がひときわ目立つ。雑巾を持ったままぼんやりとそんな風景を眺めていると「急げよ」
>と誰かが言った。これから講堂で合奏の練習があるのだ。

この文章は、視点が曖昧だな。
冒頭、中学校の窓から町を見下ろしている想定なんだろ?
だったら、次の「三方を山に囲まれた小さな町だ。」って空から見たような描写にするのは
よくない。「町を山が囲んでいる。」 というように、自分を中心として同心円を描くような描写に
していかないと、風景が広がらない。その次の、「火の見櫓」「変電所」「脳病院」「山」「山の
上の仏舎利塔」と続くが、位置関係がわからないから、同じく風景として頭に浮かばない。

また、シーン転換が下手だな。例えば冒頭なら、
> 雑巾を持ったままぼんやりとそんな風景を眺めていると「急げよ」 と誰かが言った。
でシーンが変化しているのを自覚している?
ここで、改行入れるだけでも結構違うんだが、そういうシーン転換に敏感にならないと、文章
が読みづらく(というか、メリハリがなく)なるよ。

まぁ、こんなところ。

473名無し物書き@推敲中?:2008/04/05(土) 01:50:17
纏足に関してだけど、あれ足指を折ってたのは知ってる?
骨折させて無理矢理曲げた上で、布で硬く巻いてたんで、
足の骨自体が変形してる。だもんで成人しても痛みがあるらしい。
(ついでにいうと、幼児期にそういう処置をするもんで、
感染症その他で死んじゃう子もいたらしい)
そういう纏足の事実とは関係なく、創作世界の中での
「纏足」だ、というなら、それはそれでいいけど。
474名無し物書き@推敲中?:2008/04/05(土) 02:48:17
ナボコフのロリータを読んだ俺にはグランドフィナーレはくだらなさすぎた。
あんなの小説にすらなってないw
475名無し物書き@推敲中?:2008/04/05(土) 04:22:51
>>469-470
すでに指摘されている部分は置いといて、
シーンの切り替えが下手で、切り替え後の描写が足りない。

>教室の清掃を終らせて、ぼくたち男子は講堂に向った。古くて薄暗い講堂はいつも湿っ
>たようなにおいがする。
この後に、視覚的な描写があったほうがいい。
何人くらい集まってるのか。楽器の配置とか、人の配置とかいろいろあるはず。

>練習は一時間ほど行われた。
>「よおし、上出来だ」音楽教師が両腕を大きく拡げた。「本番までもう少しだ。頑張ろう」
>「頑張ってる?」
>昇降口でカナリアが声を掛けてきた。
ここは場面が変わったように読めない。
音楽教師の表情などの描写をして、その場にいた生徒の反応。
しらけたのか、盛り上がったのか、
その後に、講堂を出て、昇降口に行ったんだろうから、この辺の行動を説明しないと
ワープしたみたいで気持ち悪い。

カナリアという新しい人物が出てきたらどんな人物なのか描写する。

>校門を出て、歩きながらぼくは言った。道沿いの欅の葉が黄色に染まりはじめている
描写の入る順番がおかしいな。
「言った」なら次はセリフにつなげないとダメ。
476名無し物書き@推敲中?:2008/04/05(土) 05:47:56
アルジャーノンに花束を、の前半部分はかなりひどい文章だが、
その部分だけで評価したらどうなるか解るよな?
4771/3 ◆lVNA39xutg :2008/04/05(土) 06:52:26
お願いします

 夕焼け色に染まる空に、紺と紅の鮮やかなグラデーションを有した雲が数個浮かんでいる。
ある雲は大きく分厚く、少し灰色がかりながら空に浮かび、またある雲は今にも消えてし
まいそうなほどに、端からほどけ、空へと溶け始めていた。
 そんな雲を、僕はひとり廊下の窓から見上げている。聞こえてくる運動部の掛け声と、
響く吹奏楽の音色。開いた窓からは時折強く風が吹き込んでくるというのに、見上げた雲は
まるで時の流れに忘れられた彫刻のように、いつまでも変わらず、ずっしりとそこに漂っていた。
 一体、どれくらい雲を見つめていたのだろう。僕は急に屋上に行きたくなった。別に雲を
見るのが目的なわけじゃない。際立って理由はないのだけれど、とにかく屋上に行かない
といけない気がしたのだ。
 もしかしたらそれは淡く響くグラウンドからの掛け声や楽器の音色のせいなのかもしれない。
4782/3 ◆lVNA39xutg :2008/04/05(土) 06:53:06
または、ひっそりと、声は廊下にはこぼれてこないけれど確かにどこかの教室には存在し
ているのであろう人たちの存在感のせいなのかもしれない。あるいは、ひしひしと込み上
げる哀愁が孤独を誘い、僕を急き立てているのかもしれない。
 原因はよく分からない。でも、とにかく僕は屋上に行きたくなった。行かねばならなかった。
 僕は側に置いておいたショルダーバックを肩に掛け、その場を後にする。足取りは次第に
早くなりながら、僕は屋上を目指す。一階の廊下から四階分の階段を掛け上がり目指した
扉を前にした時、僕の息は少し上がっていた。
 そのままの勢いでドアノブを掴む。同時に、なぜか心臓が強く脈打った。僕はそのまま、
動きを止めてしまう。どうしたんだろう。何が起きたんだろう。左手を胸に当てながら、
頭の中はぐるぐるし始める。
 僕はドアノブから手を離した。そしてひとつ深呼吸をする。微量ながらも夜の空気を含
み始めていた空気は少しひんやりとしていて、熱を持った僕の気持ちを落ち着かせてくれたみたいだった。
4793/3 ◆lVNA39xutg :2008/04/05(土) 06:54:14
 心の中で頷いて、僕は再びドアノブに手を掛ける。
 重いスチールの扉は、ぎいぎいと耳障りな音を立てながら開いた。冷たい空気が吹き込んで、
僕の隣を通り抜けていく。僕は背の高いフェンスに囲まれた、茜色が降り注ぐコンクリートの
地面へと踏み出した。
 屋上には何もなく、また誰もいなかった。フェンスの向こうには、少し疲れたような街並み
が続いている。少し歩いて空を見上げた。雲は変わらずそこにある。僕はそれを確認する。
空は少し深みを増したようだった。
 突然風が吹いた。身体を揺さぶるような、強烈な突風だ。僕は思わず目を閉じる。暗闇
の中で、背後の扉が盛大な音を立てて閉まったのを聞いた。その音の大きさにかなり驚い
てしまう。風は吹き始めと同じく、また唐突に治まり、僕はゆっくりと目を開けた。屋上
に僕以外の人物が現れていた。



(以上です)
480名無し物書き@推敲中?:2008/04/05(土) 07:50:21
今年の桜は大いに咲いて、そして雄大に散った。
高校生活の始まりに僕は気持ちが浮いていた。僕が通うことになった高校は新設校で校舎からは海が見える景観の美しい場所にある
この学校は小さな山に乗っかる形で、のどかな町がその学校を中心に佇んでいる。 町の北には春に騒ぐ山々が列なって見える。
のんびりと走る電車は僕がそう感じるだけでもちろんのんびりと走ってはいない。
駅に着くと改札口に向かうまでに友達を見つけた。 彼とは試験の日にあることがきっかけで仲良くなった呼び掛けると彼は振り向き寝ぼけた顔で低く返事を返した。
だが急に彼の背筋が伸びさっきまでの寝ぼけ顔から一変、満開の笑顔になると目が一点を見つめる。
僕は彼の視線を追いその理由に至った。
二人の女子高生が話しながら歩いてくる。
彼の視線は二人の内、スラリとした長身と長い黒髪が目立つ女の子にくぎづけになっている。
かくいう自分も彼女の歩く姿を目で追っかけていた。
481巫呪:2008/04/05(土) 08:05:46
遠乗りに出かけた兄が花を摘んで戻りました。
略奪もこの頃ではすっかり形骸化していて、相手方に事前に対価を支払い、騎獣に輿を置くといった具合なのですが、兄は文字通り目についた花を無造作に手折ったのでした。
それは廿をいくつかすぎた巫で、まだ十二分に美しいのですが、まったく口をきかず、また満足に歩くこともしませんでした。
のどを焼かれ、足の腱を断たれていたのです。
私はどんな罪人を掠めてきたのかと詰め寄りましたが、兄は神殿で見かけたのだと言うばかり、花を着飾らせて楽器など奏でさせるのでした。
女巫であれば私も目くじらを立てたでしょうがが、花は二重に機能を失った男巫であったので、忙しさもあり放っておきました。
神殿からは巫を返せと幾度も使者を寄越しましたが、兄は充分な対価を置いてきたのだからと譲りません。
今、私は昼日中から花と戯れる兄に代わって執務をこなしています。
花はあと数年保つでしょう。
その間に、私はゆっくりと兄王を追い落とせばいいのです。
満願成就の暁には花の目を潰して神殿へ返しましょう。
巫の呪力とは、そうして強まっていくものなのです。
4821/2:2008/04/05(土) 08:31:55
よろしくお願いします。

 その小さな村は盆地にあり、周りの高地は、まるで外部の人間を寄せ付
けないようにしている様に存在していた。
 その村に大きな屋敷があり、その廊下を意味もなくぼくは歩いていた。横
をメイドが通り過ぎる。眼鏡の奥に清楚な目が見え、小鼻に小さな唇。乳白
色の肌。しかし黒いおかっぱ頭は、必要以上に飾り気のないように配慮され
た格好に思えた。「こんにちわ」と僕は言った。
 だけども彼女は顔を伏せて、足早に通り過ぎた。挨拶に、挨拶で返してくれ
たのは、この屋敷に来て三日目ほどの前のことである。礼子がぼくのわるい
噂をながしているのである。彼女なりの、ぼくが礼子以外の女性と関係を持た
ないようにする為の処置だった。
 その癖礼子自身は都会によく遊びにいく。きっとそこで男漁りをして遊んで
いるのであろうと勘ぐる。しかし文句は言えなかった。彼女の父は、ぼくの親
父が働く会社の社長だった。何か問題を起こせば、まっさきに親父の立場が
悪くなる。親父が定年退職をするまで、これを我慢しなければいけなかった。
 礼子と結婚し、高山家になるまで、これらのことを全く想像していなかった
わけでもない。ある程度、彼女の考え方に縛られることは予期していた。ぼ
くには、その代わり労働から解放されることが魅力的に見えたのだ。働かな
くてもこの家には備蓄が十分にあった。
 この屋敷の書斎に入る。普通のマンションの、リビングルーム数個分の広さ
4832/2:2008/04/05(土) 08:32:21
である。本棚が何列にも置かれており、まるで小さな図書館だ。そこで、本を
何の研究目的もなしに読み漁ることが日課となっていた。しかし今日に限って、
天井の蛍光灯の調子が悪い、じじじと音をたてた後、点滅して、灯りが消えた。
これでは本が読めない。メイドにこのことを伝えなければいけないが、近づいて
嫌がられるのも不愉快なので、放っておくことにした。
 廊下に出ると、庭に鳥のカゴがあるのが目についた。ぼくはサンダルを穿き、
近づいた。青い小鳥だ。小鳥はカゴの中で小さくしか飛べない。でもそれで満
足するということはとても安全なことなんだ。もしもカゴから出て見ろ。サバイバ
ルが待っている。カゴの中で小さく羽ばたいて、それが観察者の肴になる。そ
うして生きていくんだ。まるでぼくのようだ。ぼくは少し考えて、カゴの扉を開け
てみた。青い小鳥は精一杯羽を羽ばたかせて隣の塀の向こうに姿を消した。
少しして、小鳥の甲高い声が聞こえた。ぼくは猫に咥えられたのを想像した。
やっぱり無謀は行けない。書斎の電気を直してもらう為、メイドを探すことにした。
長い時を過ごす為に。
484穴ル・マン24:2008/04/05(土) 09:58:03
>>483
>しかし今日に限って、
>天井の蛍光灯の調子が悪い、じじじと音をたてた後、点滅して、灯りが消えた。
>書斎の電気を直してもらう為、

書斎の蛍光灯はどうして調子が悪いんだ? 安定器の不調ならそう書いたほうがいいぞ。
だが、貴方の文章は「じじじと音をたてた後」と書いても違和感がないので、それでいいとは思うが、
その一文をいれると浮いてしまう文体があるので、照明器具の不調が後々重要な意味を持って内容に
絡んでくるのでなければ最初からハッキリさせておいたほうがいい。
それから、メイドが着用するパンティーの色・柄・デザイン・ニオイなどをもっと丹念に描写しなさい。そうすれば星二つ。
485名無し物書き@推敲中?:2008/04/05(土) 10:04:52
>>477-483
ぜんぶヘタ
486穴ル・マン24:2008/04/05(土) 10:10:28
美文調を意識してるのか知らないが、
最近は蕎麦みたいな文章ばかりだな。
ブツブツ切れて腰がないというか。
つなぎが重要だ。
487名無し物書き@推敲 中?:2008/04/05(土) 11:30:42
>>469-470
文章はいいと思いますが、冒頭部の段落分けが大雑把に感じます。
それから脳病院での「奇妙な声」がどんな声なのかが不明。一言だけでも説明が入ると臨場感が増すと思います。

あとは他の方々に同意。
488名無し物書き@推敲 中?:2008/04/05(土) 11:48:41
>>477-479
丁寧に書いていると思いますが、文章全体の流れに起伏がありません。
起伏のない中で「僕」の行動や心理的な動きが起こると、唐突に感じられます。
読者に何を伝えたいのかを考えて、整理することが必要だと思います。
なんとなく、宮部みゆきの「ブレイブ・ストーリー」を思い出しました。
489名無し物書き@推敲中?:2008/04/05(土) 12:01:12
恥の多い生涯を送って来ました。
自分には、現実と虚構の区別というものが、見当つかないのです。
自分は北陸の田舎に生まれましたので、アニメをはじめて見たのは、よほど大きくなってからでした。
自分はアニメに登場するキャラクターの声が、人間によって充てられているという事には全然気づかず、
ただそれはキャラクター自身が発しているものだとばかり思っていました。
しかも、かなり永い間そう思っていたのです。
喫茶店の稚拙な女給、・・・・・・用も無さそうなのに、ご自分の家の門を出たりはいったりする陰気な女学生、
・・・・・・留守中の家に忍び込み、お手製の人形を置いていく淫売婦、・・・・・・ポンポン蒸気のなかで化粧をする未亡人、
・・・・・・自分の周囲のこんな女どもより、はるかに見栄えのする娘たちの、可愛いくてたまらないような声や仕草を
真夜中に独りで楽しむのは、自分にはむしろ、ずいぶん垢抜けのした遊戯で、
それは放送局のサーヴィスの中でも、最も気のきいたサーヴィスの一つだと思っていたのですが、
のちにそれはただ、往々にして器量のわるい女性が、首を振り振り、いかにも上手みたいに声色を操りながら
キャラクターを演じているに過ぎないのを「特典映像」という所謂「おまけの附録」で発見して、にわかに興が覚めました。
490名無し物書き@推敲中?:2008/04/05(土) 12:17:58
>>489
続きは?
491名無し物書き@推敲中?:2008/04/05(土) 12:20:44
>>489
パロディとしては並の出来。ヘタではないがたいしておもしろくもない。
492名無し物書き@推敲中?:2008/04/05(土) 12:21:37
>>489に文章が上手い件について
493名無し物書き@推敲 中?:2008/04/05(土) 12:28:27
>>482-483
以下の記述部分が大きくひっかかります。

・寄せ付けないようにしている様に
・その廊下を意味もなくぼくは歩いていた。 (←書斎に行くためではない?)
・必要以上に飾り気のないように配慮された格好
・礼子と結婚し、高山家になるまで、 (←高山「姓」の間違い?)
・働かなくてもこの家には備蓄が十分に
・でもそれで満足するということはとても安全なこと
・カゴの中で小さく羽ばたいて、それが観察者の肴になる。

それから後半の部分。

1.青い鳥を見て、カゴの中を安全だと考える
2.自分のようだと感じる
3.カゴの扉を開ける
4.鳥が猫に咥えられたのを想像する
5.無謀はいけないと思う
6.電球を直してもらおうとする

1〜6の行動がそれぞれぶつ切れで、関連性がないように感じます。
なぜ「ぼく」は鳥と自分を重ねるのか、その理由を文中で暗示なり明言なりすることが必要です。
無謀はいけないと思うことが、なぜメイドに電球を直してもらうことにつながるのかも同様。
多分そうなんだろうという推測は読み手の側からも可能ですが、
推測しなければ語り手の心理を読み取れないような書き方は、
余程の必要性がない限り、するべきではないと思います。

また、メイドが主人(主人の娘の夫?)からかけられた挨拶を無視して通り過ぎるというのは
妻がどれだけ悪い噂を流していたとしても、異常なことではないでしょうか。
494名無し物書き@推敲中?:2008/04/05(土) 13:09:19
474 :名無し物書き@推敲中?:2008/04/05(土) 02:48:17
ナボコフのロリータを読んだ俺にはグランドフィナーレはくだらなさすぎた。
あんなの小説にすらなってないw
495名無し物書き@推敲中?:2008/04/05(土) 13:51:04
>>492
ベースが太宰だから。
496名無し物書き@推敲中?:2008/04/05(土) 14:03:04
>>469-470
続きが読みたい。
魅力のある文章だと思う。
497名無し物書き@推敲中?:2008/04/05(土) 14:08:04
>>489
これはなかなかのアイデアで、この調子で真面目に一篇を仕上げれば、

「真正面から書けば“また引きこもりの話か”と一蹴されるであろう陳腐な題材を、
太宰をベースとすることで、おかしみのある作品へと相変異させている。
 ふざけているようだが、実は真摯に書かれていることに私たちは驚くのである」

とかの選評を貰えそう。
498名無し物書き@推敲中?:2008/04/05(土) 14:10:18
 草太は焦っていた。
 ――早く何か言い返さないと。

そう思えば思うほど、まるで喉の粘膜が隙間もなく張り付きあったように息が出来なくなっていく。
心臓から一時に脳まで血が駆け上ったと思うと、その勢いは次第に減退し、瞳の奥で燻ぶるだけだった。

 河合は、ここが感染症の治療棟であることを忘れたかのように何も身を守る道具を持たず
(例えばマスクやガウン、手袋などが病室の周りに置いてあるのだが)ただ、攻撃的な意思を持って草太の元まで歩いてきた。

「そうして、そこに病人として横になっていることは、卑怯ではないのか。
お前が志していた大意の為に皆が犠牲になったのに、般若のまじないを唱えて、それで迎えが来ると思っているのか。
お前など、下品下性だ。蓮になど乗せるものか!
償うことを完全に放棄して、そしてお前は死を選ぶのか!」

河合正一郎は、そうして草太に向かって怒鳴ると、ポケットから藍染紙を出すと右手で力いっぱい握りしめ、
草太の寝ているベッドに押し付けた。
それは、連判状だった。
昭和22年。
農民一揆でもあるまいに、と笑いながら、だが志だけは最上に据え、皆で記した血連判だった。
河合がわざとそうしたのかは分からない。
が、彼の拳は、布団の上からでも間違うことなく、草太の心臓を押さえつけた。

 草太は焦っていた。
 ――早く何か言い返さないと。

が、河合の気に圧迫されたまま、とうとう反論らしき言葉を返すことが出来なかった。
意図せずとも、彼の血を吐くような心の叫びを訴えを、沈黙のみで押し返す結果になってしまった。

そして、この出来事が正に下品下生である草太の生き様を、如実に表していたのである。
499489:2008/04/05(土) 14:10:55
酷評よろしく願います
500名無し物書き@推敲中?:2008/04/05(土) 14:19:28
太宰の文章を酷評とか正気の沙汰じゃないわ
501489:2008/04/05(土) 14:23:09
>>500
それはほめ言葉ととっていいのでしょうか?
自作です。酷評願います
502名無し物書き@推敲中?:2008/04/05(土) 14:28:09
489じゃなく498だろ間抜け
503名無し物書き@推敲中?:2008/04/05(土) 14:51:55
>>469

細かな点は別にして、なかなか丁寧に書かれているのだが、小説の冒頭とはいえ、
一体書き手は何を書きたかった、あるいは書こうとしているのかがわからない。

>纏足
のことを導入部、伏線にして何かを書きたいのならば、
>>469

>>470
は順序が逆になる。
そういう効果というものを考えて書かないと、
ただの作文に終わってしまう。
504名無し物書き@推敲中?:2008/04/05(土) 15:11:25
>497
そんなふうに評価されたいものです。
書いた後、何度も読み返して、くすくす笑ってたんです。
自分では面白いと思ってます。
続きを書いたら、また見ていただいてもよろしいですか?
505名無し物書き@推敲中?:2008/04/05(土) 15:19:09
>>504
出オチ的な文章なんだから長く続けてもしかたないだろう
オタク的あるあるネタに終始するのは目に見えてる
506名無し物書き@推敲中?:2008/04/05(土) 15:22:49
>>498
小説以前のデキで状況が全然わからない。
舞台として明示されているのが
>感染症の治療棟
だけ。どんな場所なのか具体的に描写をしないと。
草太も河合もどんな人物なのか描写がない。
年齢モ職業も関係もまったく示されていないので、何がなんだか。

>草太の寝ているベッドに押し付けた。
>それは、連判状だった。
>昭和22年。
>農民一揆でもあるまいに、と笑いながら、だが志だけは最上に据え、皆で記した血連判だった。

この辺も下手。
昭和22年というのは、現在のこと? それとも連判状を作った過去のこと?
現在の時間が示されていないに、過去の年代を持ち出すのはNG
使うなら、何年前とかいれないと。
さらに連判状の内容がわからないのに、「農民一揆でもあるまい」というのもNG

>そして、この出来事が正に下品下生である草太の生き様を、如実に表していたのである。
で、あらゆることが不明のまま、このシーンが終わると。
予選落ち確実なレベル。
507名無し物書き@推敲中?:2008/04/05(土) 15:29:32
こいつのいうとおりに書き直したら状況説明だけで3レスは必要になるなw
508名無し物書き@推敲中?:2008/04/05(土) 15:33:17
>>477-479
内容はひとまずおいといて、小説の形にはなっている。
行動描写もそんなもんじゃないかな。
登場人物一人のこういうシーンは簡単なので、新しく人物を登場させ
先を進めることをオススメする。

内容について一言言わせて貰うと、
理由がないことに対する心理描写が不自然でウザイ。

>際立って理由はないのだけれど、とにかく屋上に行かない といけない気がしたのだ。
>もしかしたらそれは淡く響くグラウンドからの掛け声や楽器の音色のせいなのかもしれない。
ここまでで十分だと思う。
509名無し物書き@推敲中?:2008/04/05(土) 15:42:33
>>480
説明の羅列。描写もできていない。
一人称なんだから、主人公が、現在目に見えるものをリアルタイムで書くように。
具体的には、主人公が通学しているなら、その「光景」をきちんと書く。
例えば、通学路に桜の樹があって、その花が散ってしまった光景を描写してから
>今年の桜は大いに咲いて、そして雄大に散った。
と書くようにする。
脈絡のないことは書かない。

ここもそう。
>僕が通うことになった高校は新設校で校舎からは海が見える景観の美しい場所にある
どうせ学校にいくんだから、主人公が学校付近についてからリアルタイムで描写すればいい。

>友達を見つけた。 彼とは試験の日にあることがきっかけで仲良くなった
名前知ってるんなら、名前で書いては?
情報は隠さないこと。
どういう人物なのか、描写をきちんとすること。
510名無し物書き@推敲中?:2008/04/05(土) 15:47:45
>>481
モノローグらしいけど、何がなんだかさっぱりわからない。
ファンタージーの場合、時代背景も設定も読者はわからないんだから、
(どんな神殿なのか、巫女も兄も主人公については読者は情報がない)
冒頭からモノローグで語るのは無理。
511名無し物書き@推敲中?:2008/04/05(土) 15:48:08
>>480
ワロタ
新聞のコラム風に書いたのか
たまにこういう傑作があるから
いいんだよなここ
512名無し物書き@推敲中?:2008/04/05(土) 16:03:19
>>482
文章が下手だな。
>その小さな村は盆地にあり、周りの高地は、まるで外部の人間を寄せ付
>けないようにしている様に存在していた。
>その村に大きな屋敷があり、その廊下を意味もなくぼくは歩いていた。

そのそのそのがウザイ。
盆地ってのは都市が一つ入るくらい広いイメージなので、違和感あるな。
簡単にリライトすると
『その小さな村は山間の窪地にあり、周りの山々は、まるで外部の人間を拒絶する
かのように存在していた。村の中心部には大き屋敷があり〜』
という感じになると思う。

>廊下に出ると、庭に鳥のカゴがあるのが目についた。
どんな庭よ? 鳥かごは地面置き? 吊るされている?
きちんと描写をしましょう。

全体的に時間が捩じれているのと、描写不足で読みにくい。
屋敷に来たのが三日前なら、そっから始めたらいいんじゃない?
513名無し物書き@推敲中?:2008/04/05(土) 16:04:48
498
「志だけは最上に据え」って良い表現だね。
最近のプロの作家でもこういう表現ができないよね
514名無し物書き@推敲中?:2008/04/05(土) 16:12:01
>>506
その部分だけで、前の展開をある程度予測できるし、
そこを始まりにして、そのあとに、流れに沿って状況を記すこともできる。
文章、比喩表現、かなりできてると思う。
498は上手いよ。
515穴ル・マン24:2008/04/05(土) 16:30:44
>>497
>とかの選評を貰えそう。

チンピラ選者にね。
文芸評論なんてしょせんは吹いたモン勝ちだしね。
516489:2008/04/05(土) 16:31:29
評価ありがとうございます。
提出用のものの一場面です。(内容は少し変えてありますが)
もう少し推敲してみます。
517名無し物書き@推敲中?:2008/04/05(土) 16:45:57
リライトしたよ。


 桜が咲き、万斛(ばんこく)の花びらが風に舞いながら散っている。高校生活の始まりに僕の気持ちもそわそわとしている。
 改札を出て上り坂をいく。見上げると新設の真新しい校舎が眼に映えた。こうべをめぐらすと海が見える。のどかな町並みが高台の学舎(まなびや)を取り囲むようにして、やさしく包んでいる。春の山々も舞踏している。
 顔馴染みを見つけた。彼の寝惚け眼も僕を見つけて、彼は軽く手を挙げた。が、すぐに破顔一笑、その顔はにわかに輝きはじめた。
 すぐに僕はその原因を突きとめる。なんてことはない、僕の後方から歓喜する女子生徒の笑い声。彼の視線を辿れば彼女らの姿が見えてくる。スラリとした体躯に長い黒髪。僕は彼女の後ろ姿に恋をした。
518名無し物書き@推敲中?:2008/04/05(土) 16:48:01
リライトしたよ。


 桜が咲き、万斛(ばんこく)の花びらが風に舞いながら散っている。高校生活の始まりに僕の気持ちもそわそわとしている。
 改札を出て上り坂をいく。見上げると新設の真新しい校舎が眼に映えた。こうべをめぐらすと海が見える。のどかな町並みが高台の学舎(まなびや)を取り囲むようにして、やさしく包んでいる。春の山々も舞踏している。
 顔馴染みを見つけた。彼の寝惚け眼も僕を見つけて、彼は軽く手を挙げた。が、破顔一笑、その顔はにわかに輝きはじめた。
 すぐに僕はその原因を突きとめる。なんてことはない、僕の後方から歓喜する女子生徒の笑い声。彼の視線を辿れば彼女らの姿が見えてくる。スラリとした体躯に長い黒髪。僕は彼女の後ろ姿に恋をした。
519名無し物書き@推敲中?:2008/04/05(土) 16:48:08
万斛なんて難しい単語は知りません
520名無し物書き@推敲中?:2008/04/05(土) 16:51:02
彼の寝惚け眼と春だということを結びつけるのは強引だと思います
521名無し物書き@推敲中?:2008/04/05(土) 16:56:23
浮いてます浮いてます彼の寝惚け眼は小道具に使われた
女子生徒を魅力的にみせるためだけに使われた使われた
522名無し物書き@推敲中?:2008/04/05(土) 16:56:44
ひどい文章なんて見慣れたつもりでいたけど>>517-518はひさびさに目が覚めるような悪文だ。
まじめに書いてるとしたら救いようがない。知ってる慣用句を全部使うつもりなんだろうか。
523名無し物書き@推敲中?:2008/04/05(土) 17:35:02
 うとうととして目が覚めると女はいつの間にか、鼻くそをほじっている。
この女はたしかに前の前の駅から乗ったいなか者である。発車まぎわに頓狂な声を出して駆け込んで来て、
いきなり肌をぬいだと思ったら背中に大きな竜の刺青があったので、三四郎の記憶に残っている。
女が汗をふいて、肌を入れて、隣に腰をかけたまでよく注意して見ていたくらいである。
 三四郎は思い出したように前の停車場(ステーション)で買った弁当を食いだした。
例の女はすうと立って三四郎の横を通り越して車室の外へ出て行った。
三四郎は鮎(あゆ)の煮びたしの頭をくわえたまま女の後姿を見送っていた。
便所に行ったんだなと思いながらしきりに食っている。
 女はやがて帰って来た。今度は正面が見えた。
この時三四郎はまだいくらか残っている弁当の折(おり)を力いっぱいに女に向かってほうり投げた。
なげた折の蓋(ふた)が白く舞い上がったように見えた時、三四郎はとんだことをしたのかと気がついて、ふと女の顔を見た。
顔はあいにく汚れていた。けれども、女は静かに汚れを払って更紗(さらさ)のハンケチで額のところを丁寧にふき始めた。
三四郎はともかくもあやまるほうが安全だと考えた。
「ごめんなさい」と言った。
 女は「死ね」と答えた。まだ顔をふいている。三四郎はしかたなしに黙ってしまった。女も黙ってしまった。
そうして三四郎の首を掴んだ。口をきいている者はだれもない。汽車だけがすさまじい音をたてて行く。三四郎は目を眠った。
 しばらくすると「天国はもうじきでしょうか」と言う女の声がした。それからしばらくして、三四郎は眠くなって寝てしまったのである。

『三四郎』夏目漱石作
524名無し物書き@推敲中?:2008/04/05(土) 17:35:39
しかし、それは罠だった。
525名無し物書き@推敲中?:2008/04/05(土) 17:52:34
自分がバカにされないことに意識を集中する。 これが劣等意識がもたらす「引き下げの心理」なのです。
 部下の行動、妻の言動、何かのコラムに批評することで 「自分の方が偉いんだ!凄いんだ!」と
自分で確認しなければ、気がおさまらない。  だから、良いところより、批判することにのみ、すぐに意識が向く。
 演劇や舞台の批評文ばかりを見て、あの舞台はキャスティングミスさ、 台本の流れが問題さと、
退屈と苛立ちにアグラをかいて、人を批判するより、 一生懸命作っている演出家や出演者の方が人生を楽しんでいるし、
心からの友達も多いはず。 何もしない人ほど批判精神ばかりを育てて、
人生を孤独にする傾向があるのです。 批判ばかりがクセになると、自分の小さな行動に対しても「くだらない」「意味がない」
と自分にも批判精神は向いてしまい、自分の前向きなエネルギーまでもが枯渇します
526名無し物書き@推敲中?:2008/04/05(土) 17:58:09
酷評スレで酷評すること自体を批判するとはいい度胸だ

それはともかく句読点の使い方が不自然なところはあるが、まあまあうまい。
527名無し物書き@推敲中?:2008/04/05(土) 23:22:32
598は文章が上手い上に、
比喩がすごい。これからどうなるのか気になる。
新人賞受賞作品でもここまでは無理だよ。
528名無し物書き@推敲中?:2008/04/05(土) 23:43:16
529名無し物書き@推敲中?:2008/04/06(日) 02:20:08
>>528
スレ違いだが、さすがにワロタ。
530名無し物書き@推敲中?:2008/04/06(日) 03:04:12
これ、本当にわざとじゃないの?
531名無し物書き@推敲中?:2008/04/06(日) 04:20:15
 ズドォーーーン!!!!!
 オレの剣が†魔王ギルジシアノス†の剣をでっかく吹き飛ばした。魔王は信じられないと謂った顔をしてた。
「フッその程度か御前は」
 オレはオレの体よりでっかい剣を振り回してから鞘に直した。
「†勇者グランド=エイシェインツ=ナイツ†よ、手加減をしてたのに気付かなかったノカ?我は本気を出しておらぬ」
 魔王の爪が延びて剣のようになった。
「ちっ油断してたぜ」
 もう一回剣を取り出して魔王が繰り出した爪の強力な一撃を弾いた。
「オレは・・・・・!!!負けるわけにはいかないんだ!!!!!」
 オレが魂の叫びをあげて剣を衝くと魔王の胸にざっくり刺さった。
「天撃衝波!」
 オレがもう一回魂の叫びをあげると剣《エクスカリバー》は碧白く輝き魔王を粉砕した。
「くっ我がやられるだと!!」
 ズバーン!!魔王の体が分解した。
 オレは囚われの姫を見つけて城に戻り金持ちになった

 〜fine end〜


>>528リスペクト
反省はしてない
532名無し物書き@推敲中?:2008/04/06(日) 06:34:02
>>485
書いてくれよ。
上手い文章。
それから具体的にどこが下手なのか指摘してくれ。
533名無し物書き@推敲中?:2008/04/06(日) 06:40:35
>>517
なんかわかりにくい。
破顔一笑とか急にそれまでの文章のリズムが崩れてる。
高校生というより神視点に変わってる。
534名無し物書き@推敲中?:2008/04/06(日) 09:02:21
>>532
全体にヘタすぎていちいち指摘してたらきりがない。無理して誉めるスレならまだなんとかしようがあるがな。

これが上手いと思ってるならこんなところに出してないで出版社の新人賞でもなんでも出してみればいいじゃないか。
文学のプロが絶賛してくれるよ? 
535名無し物書き@推敲中:2008/04/06(日) 10:16:55
>>527
早く598を読みたいものだ。
536名無し物書き@推敲中?:2008/04/06(日) 11:47:29
>>534
結局プロに評価してもらえ?
自分の批評に自信がないなら他人の文章をけなすな。
お前には誉める資格もない。
537名無し物書き@推敲中?:2008/04/06(日) 11:54:49
こちとらボランティアでやってんだよ
メシのタネを必死で探してる出版社とはわけがちがうの
まったく見込みがない奴、酷評の余地がないレベルが高い奴は無視だよ無視
538名無し物書き@推敲中?:2008/04/06(日) 11:59:04
おまえに無視されても痛くもかゆくもねー。つうか、おまえがスルー対象に入ってんのに気づけよばか。
539名無し物書き@推敲中?:2008/04/06(日) 12:10:16
>>532にもスルーしてほしかったよ
540名無し物書き@推敲中?:2008/04/06(日) 12:15:03
498は文章が上手い上に、
比喩がすごい。これからどうなるのか気になる。
新人賞受賞作品でもここまでは無理だよ。
541名無し物書き@推敲中?:2008/04/06(日) 13:43:39
>>517
改札を出て上り坂をいく。見上げると新設の真新しい校舎が眼に映えた。こうべをめぐらすと海が見える。のどかな町並みが高台の学舎(まなびや)を取り囲むようにして、やさしく包んでいる。春の山々も舞踏している。

視点移動

顔馴染みを見つけた。

丁寧な解説をしたいが時間がないから、ここまで。
542名無し物書き@推敲中?:2008/04/06(日) 13:48:07
>>541
ヒント:思考と視点
543名無し物書き@推敲中?:2008/04/06(日) 13:51:06
時々湧いて出てくる視点厨には懇切丁寧におまえの勘違いを正してやりたいが、
こいつら次々に湧いて出てくるのできりがない。
544名無し物書き@推敲中?:2008/04/06(日) 14:07:42
>>541
丁寧に解説したからといって作者の**になる場合とならない場合がある。
おうおうにして解説者の自己満足だったりする。
545469:2008/04/06(日) 14:46:26
批評をしていただき、ありがとうございました。

>>472
冒頭部分はなんど書き直してもすっきりせず、納得できていなかった
のですが、なるほどと得心できました。
>>473
骨を折ることは知りませんでした。これを加えるとより一層効果が
あがると思います。感謝します。
>>475
>ワープしたみたいで気持ち悪い。
瞬時の切替が狙いでもあるので、「ワープしたみたい」と受け取られた
ことは狙い通りであります。が、その結果が「気持ち悪い」のであれば
再考の余地ありですね。効果もないのであれば普通に書いたほうがいい
でしょうし。
>描写の入る順番がおかしいな。
その通りですね。実は「道沿いの欅の葉」の一文は推敲のときにあとか
ら加えたのですが、気がつきませんでした。
>>487
練り直します。お褒めいただき嬉しいです。
>>496
ありがとうございます。実は60枚くらいで行き詰まって中断していたの
ですが、ファイトが湧いてきました。
>>503
書き進めることで見えてきたものもありますので、再度全体を練り直し
て、作り直します。
546名無し物書き@推敲中?:2008/04/06(日) 16:33:46
散歩の記録とダニエル
http://19810623.blog37.fc2.com/blog-entry-15.html

酷評よろしくです。
547名無し物書き@推敲中?:2008/04/06(日) 18:06:26
ある朝起きるとポストに手紙が届いていた。
僕はその手紙を読んで、おどろいた。
――この世界は悪の魔王によって支配されようとしています。勇者よ、目覚めなさい!
僕の手が、がくがく震えてきた、よ。
――勇者とは、あなたのことなのです!
僕はその手紙を握りしめ部屋に走って戻った。僕の本当のことをこの手紙の人は、分っていたのだ!
僕は、学校に休みますとの電話をかけた。(みんなを心配させては、いけないから、な)
僕は必要な物をすべてリュックに詰めて、魔王の城をめざし、困難な道の旅に出た。
たくさんの敵が僕を襲ってきたけど、最初はレベル的に弱かったけど、次々に、倒していった!
教会でのお祈り、そして宿屋さんでの回復――。
僕は強くなってきたのが、自分でも、わかる。最初はちょっとしかダメージを与えらなかった敵が、すぐに、やっつけられた!すぐに!
武器屋さんと防具屋さんで強い買い物もお金を貯めてした。ブーメランも、買った。
仲間には僕の次に強くて高いのを買ってあげた。(お金の関係で・・・)
やがて魔王の城は、近くにある。
「魔王、ぜったいに倒すぞ!」
僕の体には勇気があふれ出ている。世界は、僕の力にかかっているんだ!
僕は自分が死んだとしても、自分が世界に平和を取りもどす使命があるから勇敢に城に入る。
魔王は僕が倒す、んだよ!
548ぴょん ◆1q5QsBd1lA :2008/04/06(日) 18:11:46
いちおうトリもつけます
・・・
549名無し物書き@推敲中?:2008/04/06(日) 18:21:50
>>547
大雑把すぎる。
流れはわかるんだが、その部分部分が投げ遣りになっている。

評価:書き直して再提出
550名無し物書き@推敲中?:2008/04/06(日) 20:15:57
視点については、541の指摘が正しいな。
>改札を出て上り坂をいく。見上げると新設の真新しい校舎が眼に映えた。
>こうべをめぐらすと海が見える。
>のどかな町並みが高台の学舎(まなびや)を取り囲むようにして、
>やさしく包んでいる。春の山々も舞踏している

上段二行が主人公視点。
後段二行はおそらく神視点だと思う。
一連の流れの中での視点変更は「視点の狂い」と言っていい。
551名無し物書き@推敲中?:2008/04/06(日) 20:19:58
ちがうな。
後段二行は視点ではなく人物の感慨に移行したんだな。小説にはありがちの表現。
これを神視点という奴は小説というものが根本的にわかってない気がする。
552名無し物書き@推敲中?:2008/04/06(日) 20:23:57
トンネルと抜けると雪国だった、というような小説もあったはずだが、
あれも一人称じゃなかったかな。
550の神視点論に当てはめると、あれも「視点の狂い」となる。全くばかげた話だ。
553名無し物書き@推敲中?:2008/04/06(日) 21:07:11
初です。酷評お願いしますm(_ _)m

 すぅすぅと規則正しい寝息を立てる恋人の隣りで、ミーコもまた横になりながら、回りの遅くなった頭でこんなことを考えた。
「あーこんなことするんじゃなかったなぁ。こんなことなら家でプリン食べてたほうがずっとよかった。冷蔵庫のプリン、ミキが食べちゃったかな。」
ぼーっと天井を見つめ続ける。薄暗い天井と円くて大きな蛍光灯が、視界の中で混ざり合っていく。
恋人が寝返りを打ってこちらを向いたので、ミーコも視線を恋人の顔に移す。
「しかし、何て幸福そうな寝顔だろう。あたしとセックスができて幸せだったろうか。
痛くしないって言ってたのに、しっかり痛かった。あたしのこと想って痛くしないって言ってくれたんだろうか。でも、こんなのなら同じ時間かけて2人でプリン食べるほうが、よっぽど楽しい。冷蔵庫のとろける牛乳プリン、まだあるかな」
恋人は、相変わらず規則正しい寝息と幸福そうな顔で眠っている。
ミーコは再び視線を天井に戻し、その寝息に聞き入りながら、疲労感に押されて眠りへ落ちた。


「お姉ちゃん、まだエッチしたことないの。子どもじゃん、清いねー。」
妹で、女子高生をしているミキは、日常的にこんなことを言ってくる。今度のことを話すと、
「おめでとう。大人になったじゃん。どう、気持ち良かったでしょ」
などと嬉しそうに言い、「あんたは子どもだ」とミーコは思う。
 あの日以来、恋人は何度か言い寄ってきて、ミーコはその度に何かと理由をつけて断った。けれどある時ミーコが、
「ねぇ、そんなつまらないことしないで一緒に牛乳プリン食べようよ」
と言うと、恋人は意外そうな顔をして、
「えっ、まぁ、いいけど。それよりミーコ、セックスつまんなかったって、でも女の子は初めはそういうこともあるみたいだから。なっ、もう一回だけ試してみようぜ」
と、大好きな恋人がそう言うので、ミーコもそうなのかなと思って承知した。
554名無し物書き@推敲中?:2008/04/06(日) 21:25:21
>>553続き

前と同じように、恋人がミーコの身体を優しく撫でながら服を脱がしていく。前と同じ、キスをする。
前と同じ、ミーコの胸が形を変えられる。前と同じ、恋人が腰を振り、そして。
 しかし、ミーコは前と違う感じを覚えた。恋人が動くにつれ、下腹部が何とも変な具合になり、こんな感じなんだ、ああ気持ちいいと、熱くなった頭が思った。そして。

 前と同じ、恋人の寝息を横に聴きながら、冷えてきた頭でミーコは考えた。
「あー、あたしいけないことしたんだ。こんなの、あたしのせいじゃない、恋人のせいだなんていっても、もう駄目だ。
普通は、どう思うんだろ。恋人は男だからやっぱり考えること違うのかな。何だかミキがうらやましいなぁ」
蛍光灯の紐はずっと見つめていると動き出しそうな気がする。動いてくれないかなとミーコは思う。
動け、動け。無心に念じていると、恋人が寝返りを打ちこちらを向いた。ふっと我に返ったミーコは、しかし紐を見つめたままでいる。
 その内に、ミーコの目には、たくさんのプリンが浮かんだ。
「もう、前みたいには食べられないんだ。とろける牛乳プリンも、嘘っぱちなプッチンプリンも、ミキが作るカラメルたっぷりのおいしいプリンも。前みたいには。」
恋人の幸福な寝息は相変わらず聞こえた。そしてミーコは、静かに泣いた。
555名無し物書き@推敲中?:2008/04/06(日) 21:32:37
」の前に。はいらない。

文章は素直で読みやすい。「胸が形を変えられる」はおもしろい表現。
ひさびさに読んでよかったとおもった。
556名無し物書き@推敲中?:2008/04/06(日) 21:35:09
自分のこと名前で呼ぶ奴って頭悪そうだよな。
557名無し物書き@推敲中?:2008/04/06(日) 21:37:52
>>546
描写ができてないので、何がなんだかさっぱり。
それと、表現に凝ると下手さが倍ぐらいに強調されるからやめたほうがいい。
どんな雰囲気の場所で、どういう雰囲気の人物が、何をやっているのか。
それを過不足なく描写できるようになることが先。

>春一番が抜けた町は、砂塵で悉皆(しっかい)陽気な日を浴びた
>秘密の浦曲(うらみ)のように眩しく、とびとびに干潮(ひきしお)の
>波打ち際よろしく半端な足跡が標(しる)されていた。
こういうのは書いてはいけない文章の見本みたいなもので、特別な時代背景で
はないのだから、普通の表現で書かないと、まず読んでももらえない。
558名無し物書き@推敲中?:2008/04/06(日) 21:44:59
>>556
ちょっと頭がとろくて妹にもばかにされてる主人公が、もういままでのようにプリンだけでうれしい自分じゃいられなくなって
泣く、ってところがいいんじゃないか。主人公がばかなのと作者がばかなのは全然別だぞ。
559名無し物書き@推敲中?:2008/04/06(日) 22:06:55
台詞表記の中で一人称が「あたし」になってる部分がある。誤記?
560名無し物書き@推敲中?:2008/04/06(日) 22:10:44
つーかふつーに三人称じゃん。「彼女は」の替わりに「ミーコは」て書いてるだけだろ。
561名無し物書き@推敲中?:2008/04/06(日) 22:14:49
>>553-554
完結してるのかな?
小説としてはまだまだだけど、ショートストーリならこんなものかも。

SSをいくら描いても小説は上達しないので、小説を書きたいならば
少し長いものを書くようにしたほうがいいよ。
562名無し物書き@推敲中?:2008/04/06(日) 22:20:55
>>551
>後段二行は視点ではなく人物の感慨に移行したんだな。
客観描写をしている途中に人物の内面に移動する場合は、それと分かるように
書かないとダメよ。風景描写でそれをやると視点が捩じれてるということになる。

要するに、視点主から「見えないはず」のものを「見える」と書いたら不味いってこと。
563名無し物書き@推敲中?:2008/04/06(日) 22:24:25
553・554です。

560 さんの言うように3人称です。でも、つまり、間違えられるってことですね。了解しました。

>>561
これで完結です。どうも、長文はやはり難しいですね。推敲とかも余程時間掛かりそうだし。いつか根性出してやってみたいと思います。
564名無し物書き@推敲中?:2008/04/06(日) 22:33:51
>>563
あんたの話おもしろいわ。ほかにサイトで読めるのあったら教えて。
565名無し物書き@推敲中?:2008/04/06(日) 23:07:17
>>547
ドラクエ?
4?
566 ◆lVNA39xutg :2008/04/07(月) 00:22:37
>>477-479です

>>488
文に起伏を、ですか。難しそうですね。でも、気にして書いてみたいです。

>>508
この後ひとり登場人物が増えます。人数を増やしても混乱しないようにしたいです。
理由がない心理描写が多すぎる文でした。考えてみます。


ありがとうございました。
567名無し物書き@推敲中?:2008/04/07(月) 00:33:16
>>562
>要するに、視点主から「見えないはず」のものを「見える」と書いたら不味いってこと。

後段二段に「見える」とはないな。あんたが何を言っているのかわからん。
ま、論破されて話をそらしたんだろうけど、それはないぞ。

それから、視点主から「見えないはず」のものでも書ける。
なぜ書けるかは宿題。本をたくさん読んで自分で発見した方がいいぞ。
568名無し物書き@推敲中?:2008/04/07(月) 00:41:14
>>564
ホントですか!?すごく嬉しいです。でも基本的に自己満足なんで、サイトに載せたりはしてないです。嬉しい言葉ですが。

調子に乗ってもう一つ。これは少し長めなんで冒頭だけです。ちょっと前志賀直也に触発されて書きました。今読むと少し笑える。お願いしますm(_ _)m



“狐の嫁入り”

 自動車の屋根に打ちつける雨音に、僕はふと外を見た。四角の窓からは、徐々に量を増す雨粒と負けじと輝く太陽の両方が見えた。
「狐の嫁入りか」
その現象は、僕に幼い記憶を思い起こさせた。

 開拓の村に越して来たのは僕が五つの年であったと聞いている。父が官庁の役人で、監督として派遣されたのであった。
したがって家は中中大きく、それまでのよりも広くなったなぁと子どもながらに思ったものだ。
しかし、それまでの家がどのようなのであったのかは、今はほとんど覚えておらぬ。
とにかく、その家への感想が村に来ての初めての記憶となった。
 最初の晩は遅くまで寝付けなかった。リンリン鳴く虫どもの声が、都会の、人々のうるささとは違って、どうも嫌だったのだ。
眠れずに泣いて、母を困らせた。隣りで、三つの妹、一つの弟はすやすやと眠っていたようである。それがまた、兄の気分を害した。
いよいよ激しく泣くと、その内泣き疲れて眠ってしまったらしい。次の晩からはすやすやと寝た。
 子どもは随分とたくさんいた。開拓の地だったので、若い夫婦が多かったのだろう。元来シャイな方だが、その年頃だったので直ぐに仲間に入った。
 田舎の遊びをいろいろとした。虫捕り、魚釣り、川遊びなどはいくらでもやった。地元の子らに穴場を教えてもらい、日増しに上手く遊ぶようになった。
 都会からの子どもは、面子やベーゴマなどを幾つかコレクションしており、地元の子どもは羨ましがった。そして、それらの遊びは次第に広まっていった。


志賀直也に失礼ですね。笑って突っ込んでください;
569名無し物書き@推敲中?:2008/04/07(月) 00:43:34
そもそも、現在の「小説」の表記システムなんて欠陥だらけなんだから、
どうやったって不備は出る。
だから、そこを根本から改革していきたいよね。
570名無し物書き@推敲中?:2008/04/07(月) 04:07:17
>>568
これはダメだな。日本語としておかしい部分がいくつもある。
>父が官庁の役人で、監督として派遣されたのであった
なんの監督?

>したがって家は中中大きく、それまでのよりも広くなったなぁと子どもながらに思ったものだ。
>しかし、それまでの家がどのようなのであったのかは、今はほとんど覚えておらぬ。
>とにかく、その家への感想が村に来ての初めての記憶となった。
「中々大きく」と「広くなった」は重複。
二行目、前の家と比較して広いと感じているのに、前の家を覚えていないというのは変。
こういうのは書かなくてもいい。
三行目の「とにかく」も意味がない接続。

>眠れずに泣いて、母を困らせた。隣りで、三つの妹、一つの弟はすやすやと眠っていたようで
>ある。それがまた、兄の気分を害した。
>いよいよ激しく泣くと、その内泣き疲れて眠ってしまったらしい。
>次の晩からはすやすやと寝た。
「兄の気分を害した」の兄は、自分のことだよね? 
『兄であるオレの気分を害した』とかになるはず。
三行目の前後のつながりがおかしい。

>元来シャイな方だが、その年頃だったので直ぐに仲間に入った。
どんな年頃?

>地元の子らに穴場を教えてもらい、日増しに上手く遊ぶようになった。
日増しに上手く【遊べるように】なった。

>都会からの子どもは、面子やベーゴマなどを幾つかコレクションしており、地元の子どもは
>羨ましがった。そして、それらの遊びは次第に広まっていった。
メンコやベーゴマという「遊び」はあったんじゃないか?
遊びとして存在すらしなかったのか?
571名無し物書き@推敲中?:2008/04/07(月) 04:17:21
文章と表現のおかしい部分だけを修正するとこんな感じ。
------
開拓の村に越して来たのは僕が五つの年であった。
父が官庁の役人で、開拓団の監督として派遣されたのだ。
新しい家は中々大きく、その感想が村に来ての初めての記憶となった。

最初の晩は遅くまで寝付けなかった。リンリン鳴く虫どもの声が、都会の、
人々のうるささとは違って、どうも【耳障り】だったのだ。
眠れずに泣いて、母を困らせた。隣りで、三つの妹、一つの弟はすやすやと
眠っていた。それがまた、僕の気分を害した。 その内泣き疲れて眠ってしまった。
次の晩からはすやすやと眠ることができた。

子どもは随分とたくさんいた。開拓の地だったので、若い夫婦が多かった【せい】だろう
内気な性格だったが、同年代の子供同士、直ぐに仲良くなれた。
田舎の遊びをいろいろとした。虫捕り、魚釣り、川遊びなどはいくらでもやった。
地元の子らに穴場を教えてもらい、日増しに上手く【遊べる】ようになった。
都会から【来た】子どもは、面子やベーゴマなどを【たくさん】コレクションしており、
【それを見て】地元の子どもは羨ましがった
572名無し物書き@推敲中?:2008/04/07(月) 05:57:45
>>570
>地元の子らに穴場を教えてもらい、日増しに上手く遊ぶようになった。
日増しに上手く【遊べるように】なった。

これは元の方がいい。味わいがある。
添削して悪くしてしまうのは本当にみっともないこと。
絶望的に感性の鈍い>>570さんには心から恥じてほしい。

>>571
このリライトは全然駄目。ひどい。
どうしようもなく無機質で、深みや味わいがまったくない。
文法的に間違いの無い文章が小説というわけではない。
>>571さんには、見苦しく出しゃばってしまったことを切実に悔いてほしい。
573名無し物書き@推敲中?:2008/04/07(月) 08:20:18
>>568
人称を統一して欲しいかな。
あとは>>561さんと同意見。長い文も頑張ってね。
>>571
「た」が多すぎて単調になってるよ。
語尾に気を使って。
574名無し物書き@推敲中?:2008/04/07(月) 08:32:07
>>557
承知しました
575名無し物書き@推敲中?:2008/04/07(月) 10:43:34
>>562
わけわからん
576名無し物書き@推敲中?:2008/04/07(月) 11:11:45
……どうでしょうか。

瀬戸内の矢文坂は、全長にして千二百メートルの長さである。
戦国の時代に安芸の毛利元就が、陶氏との決戦に際して、家臣団を鼓舞するため自ら華をきり、単騎、駆け下りたことから「元就の一騎駆け坂」と呼ばれ、中国地方ではよく知られている。
坂の上に矢文神社、坂の下に瀬戸内の海、頂上から下って行くと、二度、右に大きく曲がり、やはり道幅は狭く、下れば下るほど、民家が軒を連ねる。
一九九六年の夏のある日、戸川明雄は矢文神社までの急勾配な坂道を、自転車をおして上がり、頂上に着くと休む間もなく自転車にまたがって、矢文坂を下った。
最初のカーブに差し掛かったとき、明雄はブレーキをかけなかった。もしも自動車が坂道をのぼって来ていたら、避けられなかったかもしれない。けれども明雄は、スピードを落とさずに、前だけを見て走り抜けた。
カーブの先には直線が続く。五百メートルはあるだろう。ここまで来ると矢文坂のおよそ半分を一気に下ったことになる。頂上付近では広かった家々の間隔が、だいぶ狭くなった。坂道を下って、カーブをくぐり抜け、猛スピードで走る明雄の視界に良之の家が入った。
577名無し物書き@推敲中?:2008/04/07(月) 11:14:35
続きです。

明雄と良之は、中学校の野球部の仲間であり、ライバルであり、幼なじみだった。
部活を終えると、二人して自転車をおしながら、矢文坂をのぼった。大抵、くだらないことを話して、時々、たいせつなことを話して、いつも矢文坂を二人でのぼった。
だが明雄は昨日、良之を振り切るようにして部室を飛び出し、一人、自転車をおしていた。良之は部室から、明雄待てよ、と叫んだが、明雄は振り返らなかった。
昨日の練習後、中学最後の大会のベンチ入りメンバーが発表された。良之は念願だったレギュラーに昇格し、明雄は選ばれなかった。一人で矢文坂をのぼる帰り道、ついに一度も公式戦のグランドに立てないまま中学生活を終えるのかと思ったら、熱い涙が出てきた。
疾走しながら、昨日のことを思い出した。けれども、夢ならいいのになんて、もう思わなかった。明雄を乗せた自転車は加速しつづける。
二度目のカーブが近づいて来た。最初のカーブよりも鋭角に曲がっている。いまのスピードで曲がり切れるかは、明雄にもわからない。しかし、このカーブの先には、真夏の太陽を浴びた瀬戸内の海があることを明雄は知っていた。
578名無し物書き@推敲中?:2008/04/07(月) 13:04:28
>>553
まぁ、文章はこれはこれでいいんじゃねーか。
正直、読みたいとは思わんが。
579名無し物書き@推敲中?:2008/04/07(月) 13:29:13
>>570-573

丁寧な酷評、ありがとうございますm(_ _)m なるほどと感じるところは、是非直したいと思います。語尾の単調さは気になるのですが、けっこう難しいですね。

めげずに失礼して、もう一つ短編の冒頭をお願いします。
580名無し物書き@推敲中?:2008/04/07(月) 13:33:16
 石はひゅうと飛び、宙に弧を描いた。ぽちゃん。続いてもう一つ、ひゅうー、ぽちゃん。二つの波紋が衝突し、湖面には無造作な模様が、浮かび、消えていく。
「すげぇなサキ、肩いいな」
僕はちょっと驚いてサキを見た。小春日和の午後3時、彼女は気怠い太陽の下で、つまらなさそうに笑って見せた。
「うん。昔野球とかよく遊んでたから」
そう言うと、もう一つ石を拾い、湖に向かって大きく腕を振る。ひゅうー、ぽちゃん。さっきよりも遠くに、新しい波紋がつくられる。
向こう岸で木々がざわめき、ざわめきは湖面をさざめかせ、さざめきはサキの短めに整った髪を滑って背後の森に吸われていった。
「へぇ。じゃあ昔から髪短くしてたの」
そう思って、聞いてみた。
「えっ、うん、まぁ」
少し不満げな声に聞こえ、僕はいけないと思った。彼女はこれで、けっこう「女の子」なのだ。
 僕は水切りをしようと思い、しゃがんで平たい石を探した。この岸辺には石があまりない。短い雑草を手で除けながら探ると、何とか使えそうなのが幾つか見つけられた。
「サキ、見てて」
その内の一つを右手の人差し指と中指と親指で上手く挟み、右腕を大きく後方に引き、そして低く湖面と水平になるように、投げる。
ピッピッ、ぽちゃ。
しかし石は空中で揺れてしまい、イメージとは程遠い結果となった。
「あれっ、失敗。次こそ」
僕がそう言うと、サキは微笑んでいる。僕は1番良い石を選んで、イメージを更に鮮明に、投げる。
581名無し物書き@推敲中?:2008/04/07(月) 13:35:19
<続き>

ピッピッピッピッピッピッピピピピピピちゃんっ。
「やった。どう」
手柄を報告すると、サキはうふふと笑い、
「へぇ、面白いね。わたしにもやらせてよ」
と、機嫌を直してくれたようだった。
「うん、むずいよ。こう、指で挟んでさ」
サキに石を渡し、僕は水切りを伝授する。
「えっ、こう」
「そう、そしたら腕をぎりぎりと後ろに引いて、湖と水平になるように、投げる」
僕が投げた石は、そこそこ上手に跳ねた。
「ぎりぎりと後ろに引いて、湖と水平になるように、投げる」
サキもならって復唱し、投げる。
ぽちゃんっ。
「駄目じゃない。跳ねないよ」
惨憺たる結果に、サキは不服みたいだった。
「うん。道は厳しいのだ。石の上にも3年って言うでしょ。頑張れ」
僕はよく解らないことを言ってサキを励ます。
582名無し物書き@推敲中?:2008/04/07(月) 14:05:48
語尾が単調なのは別にいいんじゃね?
583名無し物書き@推敲中?:2008/04/07(月) 15:21:01
>>576-573
神視点なんだよね。
初心者が神視点をつかうと、まず小説にならないから人物視点で、人物の目に写る
景色や、人物が感じるものリアルタイムで書くようにしたほうがいい。
例えば冒頭、神視点で「矢文坂」の説明がされているけど、こういうのは観光案内。
人物の視点で、何か見えるのかを描写しないと小説にならない。

>一九九六年の夏のある日、戸川明雄は矢文神社までの急勾配な坂道を、自転車を
>おして上がり、頂上に着くと休む間もなく自転車にまたがって、矢文坂を下った。
これも報告書みたいで、説明だよね。
周囲の景色はどうなってるのか。明雄はどういう服装なのか、どんな自転車なのか。
その時の心理などを含めて描写していく。

後段は、脈絡なく回想に入って、時間軸もねじれて、何がなんだか。
まず、神視点を使わない、冒頭の回想は使わない。
この二点を押さえて書き直してみるといいよ。
584名無し物書き@推敲中?:2008/04/07(月) 15:24:43
小説になってない、ってフレーズはよく聞くが、じゃあ小説って何?
小説になってないものとなってるもので、どこが違うわけ?
585名無し物書き@推敲中?:2008/04/07(月) 15:38:28
>>580-581
ショートストーリ的に、あらすじを追うだけならそれでもいいのかもしれないが、
「小説」ということになると、描写がないと成り立たない。
周囲の風景、人物の様子、そういうものを上手く(違和感なく)表現できるように
ならないと、小説を書く事は難しい。

ちなみに、「短いものをいくら書いても上達しない」というのは、短くまとめて
描写をしない癖がつくから。
586名無し物書き@推敲中?:2008/04/07(月) 15:41:34
>>584
自分の思う小説の形に合致してないと認められないんじゃない?
違いというより、認める認めないの気がする。
587名無し物書き@推敲中?:2008/04/07(月) 15:49:01
>自分の思う小説の形
各人の読書遍歴、個人差があるだろうよ。
588名無し物書き@推敲中?:2008/04/07(月) 16:50:48
>>576-577
 文章はとてもいい。展開をいじってみた。入れ替えただけで一字一句変えていない。どうだろう。
---------------
 最初のカーブに差し掛かったとき、明雄はブレーキをかけなかった。もしも自動車が坂道をのぼって来ていたら、避けられなかったかもしれない。けれども明雄は、スピードを落とさずに、前だけを見て走り抜けた。
 カーブの先には直線が続く。五百メートルはあるだろう。瀬戸内の矢文坂は、全長にして千二百メートルの長さである。
 ここまで来ると矢文坂のおよそ半分を一気に下ったことになる。坂の上に矢文神社、坂の下に瀬戸内の海、頂上から下って行くと、二度、右に大きく曲がり、やはり道幅は狭く、下れば下るほど、民家が軒を連ねる。 頂上付近では広かった家々の間隔が、だいぶ狭くなった。
 坂道を下って、カーブをくぐり抜け、猛スピードで走る明雄の視界に良之の家が入った。

 明雄と良之は、中学校の野球部の仲間であり、ライバルであり、幼なじみだった。
 部活を終えると、二人して自転車をおしながら、矢文坂をのぼった。大抵、くだらないことを話して、時々、たいせつなことを話して、いつも矢文坂を二人でのぼった。
 昨日の練習後、中学最後の大会のベンチ入りメンバーが発表された。良之は念願だったレギュラーに昇格し、明雄は選ばれなかった。

 疾走しながら、昨日のことを思い出した。明雄を乗せた自転車は加速しつづける。

 良之は部室から、明雄待てよ、と叫んだが、明雄は振り返らなかった。
 一人で矢文坂をのぼる帰り道、ついに一度も公式戦のグランドに立てないまま中学生活を終えるのかと思ったら、熱い涙が出てきた。

 二度目のカーブが近づいて来た。最初のカーブよりも鋭角に曲がっている。
 いまのスピードで曲がり切れるかは、明雄にもわからない。
 しかし、このカーブの先には、真夏の太陽を浴びた瀬戸内の海があることを明雄は知っていた。
589名無し物書き@推敲中?:2008/04/07(月) 17:03:38
>>584
基本的には、描写の有無と情報の出し方だな。

例えば、新聞記事や週刊誌の記事を読んで「小説らしい」と思う人はいないない。
なぜなら描写がないから。
ポエムを読んで「小説らしい」と思う人も少ない。
なぜならば、情報に具体性がなく観念的だから。
基本的にはこんな感じ。

どこで、誰が、何をやっているのか。を説明するのが「シナリオ」。
どういう雰囲気の場所で、どういう雰囲気の人間が、何をやって
何を思っているのかを文章で表現するのが「小説」。

あとは視点の狂いとか、時間軸の狂いとか細かい部分はいろいろあるけど
基本的な「小説の技術」あるいは「書き方」というのはある程度固まっているわけで
それができていないようなら、小説になっていない(小説の書き方から外れている)
ということになるわけ。
590名無し物書き@推敲中?:2008/04/07(月) 17:13:42
でまあ、
>>576-577 の原文と
>>588 の人のリライトを比較すると、568のほうが「小説らしく」なってるのがわかると思う。

小説の書き方のルールに従って、不要な部分を切って、文章を入れ替えるだけでもかなり
違うことがわかると思う。
具体的には主人公(明雄)に視点を固定して、明雄の行動を順番に追っていく。
これだけのことで、行動の間に短い回想が入って自然に見えるわけ。

だから「ルールを知る」ということが上達の早道になんだよ。
591名無し物書き@推敲中?:2008/04/07(月) 17:16:58
と、HOW TO本に書いてありました。
592名無し物書き@推敲中?:2008/04/07(月) 17:40:40
>>590
原文の方がだいぶいいし、さらには、小説の文章らしいぞ。

おまえさん、主人公の視点に立って時系列に並べるのはいいが、
書くべきことの優先順位やシーンがそのものの目的を理解でき
てないよ。

>「カーブの先には直線が続く。五百メートルはあるだろう。瀬
>戸内の矢文坂は、全長にして千二百メートルの長さである」

ブレーキかけないで坂を自転車で下っているのに、「全長にして
千二百メートル」なんて悠長な説明入れて、スピード感殺して
どうすんだ?
原文はそこらへんを冒頭に突っ込んで(それがいいかどうかはは
わからんが)義務果たしたって感じで先に進んでいるだろうに。



593名無し物書き@推敲中?:2008/04/07(月) 17:58:14
>>592
>>588のリライトをするにあたって、文章をいじらないという縛りを自ら課したので、そのあたり大目に見てくれ。
「瀬戸内の矢文坂」の情報を入れたかった。語尾の「である」は変えたほうが当然良い。
要は、冒頭からスピード感を前面に押し出したかった。
で、前半をカットして疾走シーンからスタートさせた。
594名無し物書き@推敲中?:2008/04/07(月) 18:13:55
>>593
?
595名無し物書き@推敲中?:2008/04/07(月) 18:17:11
>>594
!
つか、>>593=>>588だ。
596名無し物書き@推敲中?:2008/04/07(月) 18:18:41
だよなw
597名無し物書き@推敲中?:2008/04/07(月) 18:23:20
>>593
前半カットもなにも、疾走シーンで坂の全長の説明なんぞ入れるなって
言ってるんだが。しかも、他にもダラダラ描写ぶち込んで、のんびりした
サイクリングになっちまうわな。
例えば、第4コーナーを回って馬を追い込んでいる騎手が「あと100」
って言い出すんなら、シーンの目的に会っているが、「あと100。全長が
1600だから、もう90%は過ぎた」なんて言いだしたらどうなる?
同じことだぞ。
説明足らずになるが入れないってんならまだしも、なんでここに入れる?

598名無し物書き@推敲中?:2008/04/07(月) 18:26:13
>「瀬戸内の矢文坂」の情報を入れたかった。
>文章をいじらないという縛りを自ら課したので、そのあたり大目に見てくれ。
599名無し物書き@推敲中?:2008/04/07(月) 18:29:24
>>592
文章はそのままでしょ。
順番が入れ替わっただけで。

本気で原文のほうが小説らしいと思うならかなり重症だと思う。
小説らしらがわからないなら、このスレでのアドバイスも理解できない罠。
600名無し物書き@推敲中?:2008/04/07(月) 18:40:52
俺は、588との比較には興味がないので、576だけを批評する。
・前だけを見て走り抜けた。(猛スピードで)
・頂上付近では広かった家々の間隔が、だいぶ狭くなった。
・良之についての回想
3つの描写がお互いを殺しあっていて、はっきりいって駄文。
猛スピードで走っている感じがしないし、レギュラーに選ばれなかった悲しみも伝わらない。
601名無し物書き@推敲中?:2008/04/07(月) 18:44:24
588のリライトは、原文よりもレベル低い。
ルール?
読みにくくするルールなんてものがあるのかw
602名無し物書き@推敲中?:2008/04/07(月) 18:46:20
>>600
じゅうぶん伝わってくる。
それで伝わらないなら、他のプロの作品でも伝わらない
お前は、自分の未熟さ、理解力を人のせいにしているだけ。
漫画でも読んどけ
603名無し物書き@推敲中?:2008/04/07(月) 19:11:59
以後、批評に絡むアホはスルーでお願いします。
604名無し物書き@推敲中?:2008/04/07(月) 19:44:10
批評の批評に絡むのがアホだろ。
批評の批評が出てくることにも意味がある。
605名無し物書き@推敲中?:2008/04/07(月) 19:56:29
そうだよね。
批評だけで終われば、意味がない。
なぜなら、批評のレベルも上がらなければ無意味だから。
606名無し物書き@推敲中?:2008/04/07(月) 19:59:21
原文があって、それに対して
上手いね
下手だね
こうしたらいんじゃない?
というのは内容がどうあれ益がある。

批評に絡むのは単なるオナニー。
無駄にスレがつぶれるだけで利点はなし。
607名無し物書き@推敲中?:2008/04/07(月) 20:00:09
悲しいけど、レベル云々は一過性なんだよね。
608名無し物書き@推敲中?:2008/04/07(月) 20:02:34
>>605
レベルの高い批評をしたければ、自分が原文を批評すればいい。
他人の批評にケチをつける必然性はなし。
609名無し物書き@推敲中?:2008/04/07(月) 20:03:02
>>605
605と投稿者がスレに5年も住みつけば成り立つw
610ぴょん ◆1q5QsBd1lA :2008/04/07(月) 20:23:43
>>549さん、レスありがとうございますm(_ _)m
だけど大雑把の意味がよくわかりません(´・ω・`)
具体的な感じでくわしく教えていただけると幸いです!!
611名無し物書き@推敲中?:2008/04/07(月) 20:26:17
>>608
>他人の批評にケチをつける必然性はなし。

ある。
悪質な批評をのさばらないようにする必要性がある。
調子に乗るのが人の常。勘違いな批評していい気になる輩も出てくる。
ある程度は許されるが、やはり「歯止め」は必要である。
心して批評すべし。
612名無し物書き@推敲中?:2008/04/07(月) 20:27:48
>>611
同意
613名無し物書き@推敲中?:2008/04/07(月) 20:41:26
他人の感性を理解するよりも
一人で孤独に執筆している方が楽しいね。
614名無し物書き@推敲中?:2008/04/07(月) 20:45:53
>>611
>悪質な批評をのさばらないようにする必要性がある。
悪質な批評ってのは具体的にどれ?
それと君のすばらしい批評はどこ?
レス番を指定してみてくれ。
悪質な批評は見当たらないと思うが。

君自身が批評の実力を示したいならば、君自身が原文を分析して批評するべきでは?
君がここの批評者よりも実力があるという証明ができないだろ?
615名無し物書き@推敲中?:2008/04/07(月) 20:48:38
他人の認証のないものしか書きたくないっていう人にとっては
こういうスレも有意義だろうけど、
孤独な執筆者には正直理解しかねるね。
616名無し物書き@推敲中?:2008/04/07(月) 20:52:18
>>611
よりけりだな。悪質な批評で傷ついて奮起する奴もいるしな。
どう作用するかは神のみぞしるだな。
あなたはその**のみぞ知る領域をも制御したがっているのかもな。
617名無し物書き@推敲中?:2008/04/07(月) 20:54:21
また観念論だね。
いつ覗いても観念論のオンパレードさ
618名無し物書き@推敲中?:2008/04/07(月) 20:55:18
>>614
>悪質な批評ってのは具体的にどれ?

おまえの批評すべて。

>それと君のすばらしい批評はどこ?

おまえがすばらしいと思ったのがそうだ。

>レス番を指定してみてくれ。

甘えるな。自分で探せ。

>悪質な批評は見当たらないと思うが。

おまえの顔が悪質なんだろう。

>君自身が批評の実力を示したいならば、君自身が原文を分析して批評するべきでは?

知るか、ボケ。

>君がここの批評者よりも実力があるという証明ができないだろ?

するか、ボケ。
619名無し物書き@推敲中?:2008/04/07(月) 20:58:54
>>610
その文章には展開の流れしか書いてないからね。
このままでは、あらすじとかプロットとか、そういう段階に過ぎない。
だから、これを膨らませて面白く書いてくれってこと。

例えば、

>たくさんの敵が僕を襲ってきたけど、最初はレベル的に弱かったけど、次々に、倒していった!

じゃあそれを書いてくれよ。一番盛り上がるトコじゃないか?
どんな敵が襲ってきたのか、どうやって倒したのか、
そういうのを格好良く書いてくれよ。
620名無し物書き@推敲中?:2008/04/07(月) 20:59:07
>>611
>悪質な批評をのさばらないようにする必要性がある。

これには同意。
しかし現状の「批評の批評」は酷評された阿呆が意趣返しに噛みついている
だけなので、荒らしと変らん。
「リライトよりも原文のほうがいい」といっているのはたいがいそういうレベル。
見苦しいだけだ。
621名無し物書き@推敲中?:2008/04/07(月) 21:06:34
観念論ばっかだな。
お前。
622名無し物書き@推敲中?:2008/04/07(月) 21:13:59
>>585

確かに、風景とか状況とかの描写は大分下手ですね。心理描写の短編なら、まだ読めなくはないってとこですかね?

また書くことがあったら思い出したいと思います。ありがとうございました!
623名無し物書き@推敲中?:2008/04/07(月) 21:54:57
>>622
心理描写ってのは主観表現だから簡単なんだ。
どういう風に書いてもOKだから。

一方の客観描写(情景描写、人物描写)ってのは、他人にわかるように書かなきゃいけない。
客観描写を意識するようになって初めて、表現力とか語彙の貧弱さに気が付く人が多い。
そうなってからの読書は身に付くよ。

心理描写も、直接的に心の動きを書くだけではなく、風景描写を通じて表現できるように
なるとかなり幅も広がるし、書いていて楽しくなると思う。
6241/2:2008/04/07(月) 21:59:30
小説で反論してみよう。

 こんばんは、俺はコカイン。アルビノハツカネズミのコカインだ。みんなコークって呼んでる。
きみもよろしく。優しくクチをすぼめて、そう、コォオークちゃん、って呼んでね。名前の由来?
もちろん白いからさ。当たり前だろ?
 ところでね、俺はある家の屋根裏部屋に棲んでるんだ。仲間も一杯、素敵に大家族。あいつは
兄貴で名前はチュー。こいつは姪でやっぱりチューだ。叔父チュー。叔母チュー。弟チュー。妹で
娘の義兄のいとこの嫁のあいつもチューだ。ネズミってのはあっという間に増えるから、名前は
全部自分でつけるんだ。いちいち子供の名前まで考えてられないだろ? でも賢いネズミは俺だけ
だから、みんなチューしかいえなのよ。だからみんな同じ名前、スペシャルなのは俺だけ。白いのも
俺だけ。カッコイイだろ? さてそんな俺もネズミだから、ミニミニサイズのキュートな体でどんな
隙間にも入っちゃうんだぜ。そら、屋根裏から下の天井板に落ちてみようか。ここから。そーっと。
ヘビはいないね? OK。ぽとりとな。毀れたテンジョの隙間から、下を覗いてみなしゃんせ。ほら、
いますいますよ人間が。どこの国の様式なのか、やたらと低い床まではパッと見で百ネズミー、
そのまま落ちたら危ない高さ。ひい、ふう、みい、三匹。ソファに差し向かいで若いメスともうちょい
上のオス、窓際でもう一匹のオスが煙を出す棒を咥えてる。よろしい、会話を聞いてみよう。
――要するにね、きみの小説には描写が足りないんだ、はあ、登場人物の容貌とか部屋の調度とか
ね、へえ、服とか気温とか座り方とかさ、ほお、ソファの間にテーブルがあるのかとか、ふう、洋間
なら絨毯の色はなにとか、ひい。

(続く)
6252/2:2008/04/07(月) 22:01:23
 訂正しよう。最後のひいはひい! だった。悲鳴です。何が起こったのでしょうか。そら、窓際の
男が凄い形相でソファの男の後ろに迫っているぞ。手にはガラスの灰皿だ。アメリカのマーダラー社
の製品だよ。ああっ! これは! 何をするっ! やめて! 殺す気か! ああー……あーあ、やっ
ちゃった。人間ってどうしてこういうことをするんだろう。謎ですね。永遠の謎です。
――何も殺さなくても、いやずっとこんなこと喋らせていても毒だから、毒? この部屋の毒さ、毒で
すか、むしろドクサ、でも困っちゃいました、何が? あたし酷評もらいにここに来たんです、それなら
俺がリライトしてあげ――
 ここで俺様が颯爽と登場! ひらり、ぽとん。ヨツアシのヨツユビをキレイに開いて、見事着陸10.0!
やあ! 俺はコカイン、コークって呼んでくれ! みんな呆気にとられているの? ネズミが喋れば
みんなそうさ! ミッフィーマウスくらい図々しけりゃ子供部屋のドア蹴破って躍り込んでも誰も
文句言わないんだけどね! さて、俺がここで君の小説について意見を述べよう。あれ? 何その
顔。俺に矛盾? どこに? 落ちても死ななかったこと? だってほら、俺はスペシャルだから。
――いらないわいらないよ、だってだって、君以外君のほかはチューとしかチューってしか言えない
のに鳴けないのに、なんでどうしてみんなみんな君のことを君のことコークってコークなんて呼べるの
言えるの?
 しまった。
                                                      (了)
626名無し物書き@推敲中?:2008/04/07(月) 22:12:28
今日もジロさんは、携帯ラジオから伸びたイヤホンマイクを左耳に差し込み、キョウテキ橋のたもとに立っている。
僕を見つけると、だらしなく片手を上げニヤッと笑う。
白髪混じりの坊主頭、黒のジャージセット、素足に茶色のサンダル、目がぎょろりと大きく前歯が出ている。
僕は学生鞄を握りしめ、頭を下げて彼の傍らを通る。
ジロさんは片手を上げたまま頭だけ回して、行き過ぎる僕を見つめている。
視線を合わさなくてもわかる。
毎朝の事だ。
キョウテキ橋に入り、雑草の茂る河原を見下ろしながら歩いていると、スナック菓子の空き袋、ジュースの空き缶、空の段ボール箱などが、草に覆われながら、あちらこちらから顔を覗かせている。
からっぽな僕はからっぽな目のジロさんが怖い。
ジロさんは若い頃に精神を病んで、ずっと精神病院で暮らしていて、もう死ぬまでそこに居るはずだったのに、行政側の指導とかで家に戻って、年老いたお母さんと弟夫婦の四人で暮らしているのだそうだ。
ジロさんはいつも外にいる。
雨の日は傘をさして、キョウテキ橋のたもとや、カゴサカ神社の鳥居の前や、スクラップ工場の廃車置場の空き地に立っている。
627名無し物書き@推敲中?:2008/04/07(月) 22:39:42
>>626
ジロさんの説明は前後に分割せずにまとめたほうがいいんじゃないかな。

するとおかしな部分に気が付くと思う。
冒頭だけど、
今日【も】ジロさんは〜【キョウテキバシのたもと】に立っている。
と言ってるのに、後段ではいろんな場所で立っていることになってる。
ここは改善の必要アリ。
それと夜中も外にいると言う意味で無い限り「いつも外にいる」というのも、表現として難あり。
「毎日出会う」とか、「この時間はいつも」という感じになるはず。
628名無し物書き@推敲中?:2008/04/07(月) 22:43:08
まあそもそも神視点は初心者がやると小説にならないって言ってるやつがいる時点でダメだな
初心者がやると難しいから練習になるんだし
「小説にならない」←この言葉がどれほど曖昧で疑わしいのかも知らないんだから
629名無し物書き@推敲中?:2008/04/07(月) 22:46:57
>>624-625
それで50枚とか100枚になるなら芸になるかもね。
主人公の独白による、語りかけ系というジャンルもあるんだけど、
これは破綻し難い代わりに、複雑な状況を説明したり、量を書くのが難しい。

この手のものでデビューするとか、賞を狙うというのは難しいんじゃないかな。
630名無し物書き@推敲中?:2008/04/07(月) 23:04:26
酷評お願い

確かに彼女からは清潔感がした。
それは果実のようでもあり、あるいは誰も知らない森の奥にある泉のようでもあった。
「ハーヴィングさんのことを、覚えておいでですか?」と彼女は言った。
「葉巻の吸いすぎでくたばったやつですね?」
ぼくは水割りの入ったグラスを揺らしながら答えた。
「それは、ウォルコットさんです。ハーヴィングさんは、ええと……」彼女は言いよどみ、ぼくの足元に視線をむけた。まるで彼がそこにいるかのように。
「労働組合とストを起こし、工場をクビになったやつでしょ?」
ぼくは助け舟をだす。本当は死んだやつのことなんてどうだっていいのだ。
バーテンが、ぼくをちらと見た。

J・K・デイヴィット
「日曜日の記憶」
631名無し物書き@推敲中?:2008/04/07(月) 23:25:43
>>628
>「小説にならない」←この言葉がどれほど曖昧で疑わしいのかも知らないんだから

これにつづく説明が重要で、それがきちんと書かれていれば説得力をもつ。
でも書かない。書けない。
ただの言い放し。
だからさげすまれる。
632名無し物書き@推敲中?:2008/04/07(月) 23:29:01
>>623

つまり“雪国と恋空”だったら、自分のは恋空寄りってことですね(笑)

まぁ大層いろんな小説があるのでしょうが、気が向いた時には少し難しく読書をしてみたいと思います。
参考になるコメント、ありがとうございましたm(_ _)m
633名無し物書き@推敲中?:2008/04/07(月) 23:31:50
その日俺は彼女を連れて実家のマンションへ戻った。住んでいたのだから帰ったなのかもしれないが、今その言葉が
ふさわしくないとおもうる。親父とお袋と弟はみな 当惑の入り混じった可笑しな態度で 空気が何か浮ついていた。そうだ、
はなやぐというよりは、うわついていた。けれども、はなやぎが含まれていたからこそ、そうだったのかもしれない。

なぜか突然、そこへ今まで来たことがなかった(筈だ 中学の旧友が我が家を訪れた。俺にウルトラマンシリーズの
斜に構えた愉しみを教えてくれたやや ほんのやや 太めの朗らかな男だ。事態はますます当惑と喧騒の度を 上昇させた。

ひとだんらくついて、俺は彼女を自室に呼んだ。

おい。なんか恥ずかしくなってきたな。今までは平気でいくらでも開陳していたのに。じゃあ ゼットン星人はケムール人の
つかいまわし とだけ書いておこう。

…と 思ったけど。

俺はひっきーの字がautomaticと呼んだそれがなんのことか知ってる。それは、無言だった。
634名無し物書き@推敲中?:2008/04/08(火) 00:14:09
ハングルみたいな分かち書きをやめろ。
読みづらいんだよ。
635名無し物書き@推敲中?:2008/04/08(火) 00:16:32
やめろっとおいわれってえもぉ!
636名無し物書き@推敲中?:2008/04/08(火) 00:18:13
>>627
言われてみればなるほどです。
確かにジロさんの描写は最初に一つにまとめておいた方がすっきりするし、読者の興味も引けそうな気がします。
ジロさんの戸外での様子はひとりよがりでしたね。
言われるまで気がつきませんでした。
どうもありがとうございました。

627さんの評はとても為になりました。
他の方も気付いた事があれば>>626の評をお願いします。
637名無し物書き@推敲中?:2008/04/08(火) 00:20:50
>>630
全体的に映画っぽい不思議な雰囲気が演出されている。
(もしかしたらハリウッド的白人へのコンプレックスからそう思うのかもしれないが)
まるでリアリティが無い(良い意味で)ところが文章の特徴であろうか。

文章として見る限り、スラりと読めないひっかかりが二つ。

清潔感がした。→清潔感は名詞です。動詞もしくは形容動詞ではない。

ぼくの足元に視線をむけた。まるで彼がそこにいるかのように。
→日常で人の足元に人がいる状況は極めて特殊な状況で、
まるで〜のように、と比喩的に演出するにはあまりにも不自然。

あと、前後の状況が不明なので一概には言えないが、

>本当は死んだやつのことなんてどうだっていいのだ。
と、出すにはハーヴィングさんが死んでいるという状況が示されていないといけないのだが
実際には話のダシにうかわれているウォルコットさんしか死の結果を明確にされていない。

雰囲気で書きたい気持も分らんではないが、小説というのは、あまりに普段使う理路整然とした前後状況、もしくは言葉の関連性とはかけ放してはいけないのだよ。
あくまでも読者は日常生活を営む一般市民が大半なのだから。
638名無し物書き@推敲中?:2008/04/08(火) 00:23:50
>>630
短いので何を評価してもらいたいのかよくわからないが、
その部分だけだと、いつの時代なのかも、どんな場所なのかもわからない。
主人公が何者なのか、女がどういう人物なのかもわからない。
ということになるね。

この後に設定が語られることになるなら、そこまで見ないとなんとも言えない。
639名無し物書き@推敲中?:2008/04/08(火) 00:25:05
そうだな。では精神病棟に入った時のことでもいくばくか語ろう。

俺はとある国立大学の学生寮が廃寮攻勢にさらされていたので、『大学の自治』を守るという内的名目で・
中退一年目であるにも関わらず、『出来る限り寮測に触れないよう』 足立区の友人(在学中 の家に居候しつつ
寮とをいったりきたりしていた。

これが徒歩でね。

則やね。

まー 書ききれないほどさまざまのこともあり いささかげふんげふんなぶぶむも当然あるわけで 連れてかれた時の
ことでも書こう哉。

やっぱ書かない。ひとつ書くとしたら…お袋は俺を拘束する手伝いをさせた寮の後輩に、十万円くらい札束を握らせたと
いう点。時が下って、お袋はそれを一回も認めていないのである。
640名無し物書き@推敲中?:2008/04/08(火) 00:33:44
>>623
【心理描写も、直接的に心の動きを書くだけではなく、風景描写を通じて表現できるように
なるとかなり幅も広がるし、書いていて楽しくなると思う。】
これよくわかるんだが、なんで《客観描写(情景描写、人物描写)》を《風景描写》
に置き換えたんだ?そもそも上の2段落と辻褄が合わない。
だって描写というのは、それが風光であれ人物であれ捉える段階では《主観》が優位だろ。
だから、或る普段から見慣れた男が睫前にいる。が、自分の気持ちが優れてないときには
客観的に間違った人相に見えるのは現実にあり得るし、また作家の方も技術的に意図的に
(つまり作中の人物のその時の気分を客観的に)描写するということもある。
其処にはもう主客の分別はない。
そうなると【客観描写(情景描写、人物描写)ってのは、他人にわかるように書かなきゃいけない。】の
他人は読者として、《わかる》って何?皮相的な事?教えて。

641名無し物書き@推敲中?:2008/04/08(火) 00:44:11


およそ二人のことはほぼ書きつくしたと思うんだが…何か他に あったかなあったかしら

う〜ん。なんかあんまし書いてほしくないとあいつも思っておるよーなきもする。なんでも書いていいとは思って
おらんようだ。それが伝わってくるところが オソロシイネ!!

「ねえ、この瀬戸物、どれがいい?」
「ん?…そうだな…これ。」
「やっぱり!」

いっぺん つきあいだしてすぐの頃「別れよう」って泣かれたなあ。あ、これは書いちゃダメ。わかるますたる。
642名無し物書き@推敲中?:2008/04/08(火) 01:00:33
>>602
いい小説にめぐり合ったことがないんだな。つかプロの作品読んだことないだろ。
576のレベルじゃ新人賞も取れないだろうし、下読みにも苦痛だろう。
そんな弁護したいなら無理やり褒めるスレでもいけばいいんじゃねぇの?
643名無し物書き@推敲中?:2008/04/08(火) 01:02:20
んじゃーまー他人事のよーに書くが

「俺の思い出の場所」をあいつに教えてあいつが感心したことが これが無いのだよ。

思い出の川岸、火事で焼けた家の跡。今同じとこに家建って住んでるけどもさ。んだから

おまいらのかのじょーが なんですかあ つー顔してもそーゆーもんだとおもったら ええんでないの。
644名無し物書き@推敲中?:2008/04/08(火) 01:12:17
つまりつまるところ

「男は未来指向」ってのは片…一方的で、「男は過去指向」でもある。

そして、女は現実的なのではなく、現在的なのだろう。

このことは正しいと思えるが、何を言ってるのかわからない。だが、それでいいとも思えるのである。
645名無し物書き@推敲中?:2008/04/08(火) 12:45:54
>>640
日本語でおk。
理解できる部分まで実践すればいいんじゃない?
646名無し物書き@推敲中?:2008/04/08(火) 12:47:41
>>642
こちらは、優れた文学しか読んでませんw
漱石、川端、志賀、
ドストエフスキー、トルストイなど。
それでも、心情は似たような描写です。
次にする、君の批判の内容はわかってるから、もう言わなくても良いよw
647名無し物書き@推敲中?:2008/04/08(火) 12:59:59
>>646
「率直なご意見を伺いたいとか、きびしくご批評下さいと言いながら、
内心ではただ称讃のことばだけを待っている。
…率直に批評した者が、それによって憎まれなくとも、
より多く愛されることは、まずありますまい。」
ハイネ「シュタイン宛書簡」

これもおまけにつけてやろう「猫に小判 豚に真珠」
648名無し物書き@推敲中?:2008/04/08(火) 13:14:26
wって。
649名無し物書き@推敲中?:2008/04/08(火) 14:01:40
>>645
?
650名無し物書き@推敲中?:2008/04/08(火) 15:16:06
レベルの低い批評ばかりだなw
論破されすぎw
651:2008/04/08(火) 15:23:40
昨年プロデビューした俺が批評してやろうか?
652名無し物書き@推敲中?:2008/04/08(火) 16:05:45
いや、むしろ文章を投下しろ。
俺が酷評してやるから。
653名無し物書き@推敲中?:2008/04/08(火) 16:22:51
>>652
こういう時は、何故か頼もしく感じるわww
654よろしくお願いします。:2008/04/08(火) 17:05:26
薄暗い大空の中に ひとすじの光がみえる

光は必然ではなしに偶然によって導かれる

その輪の中に 世界という名の舞台が広がっている

その広がりを感じる時 暗闇から 光が現れる

それはまるで 雲と雲のあいだを法則によって

導かれる様に 必然においてことを成している

感じる人 感じない人 観客 ためし人

様々な人々の輪の中で 一つの真実といえる様な

規律を発しながら 罪に対するつぐないへと

昇華していき またカオスへともどっていく
655名無し物書き@推敲中?:2008/04/08(火) 17:19:10
ポエムはポエム板でやれよ。
656名無し物書き@推敲中?:2008/04/08(火) 18:20:09
罰は罪に先行する  
657名無し物書き@推敲中?:2008/04/08(火) 18:46:58
>>656

深いな。
つまり、どういう意味なのでしょうか?
658名無し物書き@推敲中?:2008/04/08(火) 18:50:55
アダムとキリストと魔女と東京裁判。



659名無し物書き@推敲中?:2008/04/08(火) 18:56:45
つまり、他人に罰を与えたいという人間の欲望を満たすために、
罪がつくられるという意味だよ。

腹が立ち、誰かに八つ当たりしたい。
目の前に我が子がいた。お仕置きをする。

腹が立ち、誰かに八つ当たりしたい。
容疑者に自白を強要する。お仕置きがしたいがため。

腹が立ち、誰かに八つ当たりしたい。
2ちゃんねるで生意気なやつがいた。お仕置きができるうれちー。月に代わってお仕置きよ〜♪ あーあほくさ。
660名無し物書き@推敲中?:2008/04/08(火) 18:58:37
強調表現の目的で引用括弧を使う馬鹿が後を絶たないのは何故?
661名無し物書き@推敲中?:2008/04/08(火) 19:02:34
傍点を使うべきなのにな。
アホには何を言っても無駄なんだろうな。
662名無し物書き@推敲中?:2008/04/08(火) 19:07:06
はい
663名無し物書き@推敲中?:2008/04/08(火) 19:09:37
はい
664名無し物書き@推敲中?:2008/04/08(火) 19:12:24
あるある探検隊!
665名無し物書き@推敲中?:2008/04/08(火) 19:13:04
つか、それ、国際標準
666名無し物書き@推敲中?:2008/04/08(火) 19:20:37
日教組
667名無し物書き@推敲中?:2008/04/08(火) 20:37:57
>>658・659

なるほど、そりゃ罪なことですね。
668名無し物書き@推敲中?:2008/04/08(火) 21:33:42
660の言う引用括弧とはどれのことですか?
669名無し物書き@推敲中?:2008/04/08(火) 21:47:43
鉤括弧だろ。
これ→ 「」または『』
670名無し物書き@推敲中?:2008/04/08(火) 21:54:27
確か、ハリポタで特殊な名を「」で括ってたな
671名無し物書き@推敲中?:2008/04/08(火) 22:10:47
なぜ「」や『』が駄目なの?
普通でしょ。
多くの小説でも見かける
672名無し物書き@推敲中?:2008/04/08(火) 22:20:17
引用括弧は、中身をいじってない、という意味。
だから台詞表現なんかにも用いられる。
強調のつもりで使うと要らぬ誤解を受けることがある。

673名無し物書き@推敲中?:2008/04/08(火) 22:23:05
なんだ、その珍説w
674名無し物書き@推敲中?:2008/04/08(火) 22:29:15
そもそも鉤括弧は英語のクォーテーションの代わりだからね。
縦書きでクォーテーションは難読ゆえに鉤括弧を用いるようになった。
だから基本的な使い方はクォーテーションに準ずる。
675名無し物書き@推敲中?:2008/04/08(火) 22:47:34
おまえらぐだぐだいってないで共同通信社の『記者ハンドブック -新聞用字用語集 第10版』を読め。
用字用語・約物に関する疑問の回答がすべて載ってる。
文章書く人間なら必携の一冊だぞ。
676名無し物書き@推敲中?:2008/04/08(火) 22:53:58
(-。-)y-゚゚゚<そんなもん読んでるからバカだと言われるんだよこのバカ
677駄文 ◆eUrNLRHVq6 :2008/04/08(火) 22:56:29
酷評お願い致します。

 アニエスはこの空虚な作業にうんざりして
いた。世界中の面倒事が単なる数値となって
一気に流れ込んできては、それをただルーチ
ンワークで右から左へと処理していく。それ
らは世界にとっては大変重要な作業で、滞り
なく正確に行う必要のある事であったが、彼
女の思慮や葛藤がまったく働く余地はない。
ただ一定の法則に従って、機械的に結果を返
すだけなのだ。この結果の返却がアニエスの
やるべき作業であり、存在意義であり、つま
りは彼女の全てだった。だが彼女はこの作業
に何ら意味を見出してなかった。それはこの
作業が退屈極まりないものであるという以前
に、彼女が送りつけられてくる様々なデータ
から、ある確信を抱いていたからだった。彼
女はこの作業に嫌気が差して手を止めたく
なる度に、心中でこう呟くのだった。
「だってこの世界は既に壊れてるんだもの」
678名無し物書き@推敲中?:2008/04/08(火) 22:57:11
やっぱりHOW TO本か・・・。
そりゃ、色々読むのもいいけどさ。
679名無し物書き@推敲中?:2008/04/08(火) 23:07:39
漱石、川端、志賀、 ドストエフスキー、トルストイ
小学生でも知ってる小説家の名前しか挙げられない文盲消えろよ。
680名無し物書き@推敲中?:2008/04/08(火) 23:15:03
三島由紀夫
中島敦
阿智太郎
平坂読

この辺りは読んどけよな。
681名無し物書き@推敲中?:2008/04/08(火) 23:19:59
>>678
記者ハンドブックがハウツー本とかw しょうもないレスつける前にどういう本か調べたらどうだ
商業出版に携わる物書きなら最低限知っておかなければいけない ル ー ル ブ ッ ク だよ
682名無し物書き@推敲中?:2008/04/08(火) 23:19:59
>>677
途中で段落をもう一つか二つは切ったほうがいい。
ちょっと詰まりすぎてる。
で、多分斜め読みされるだろうから、斜め読み耐性も高めとくといい。
683名無し物書き@推敲中?:2008/04/08(火) 23:22:30
>>679
684名無し物書き@推敲中?:2008/04/08(火) 23:24:15
ル ー ル ブ ッ クか・・・。
そりゃ、色々読むのもいいけどさ。
685名無し物書き@推敲中?:2008/04/08(火) 23:26:48
>>677
訂正。
いや、つーか普通に良いな。
段落はもう少し切るべきだけど、内容は特に問題はないな。
まあ、省略できる部分は省略しても良いかもしれんが、
そこは好みの問題もあるから一概には言えない。
折り返しの 20 文字に台詞がピッタリ収まってるのは特に秀逸。
686名無し物書き@推敲中?:2008/04/08(火) 23:29:58
>>681
ちょw この板でそれはまずいんじゃねw
687名無し物書き@推敲中?:2008/04/08(火) 23:30:10
(-。-)y-゚゚゚<作法は大事だが「ルールブック」に従うような小説書きは無能だよ
688名無し物書き@推敲中?:2008/04/08(火) 23:38:29
新聞用字用語なんて文学の対極にあるものだろうが。

ロックを志す者に唱歌を学べといっているようなものだ。
689名無し物書き@推敲中?:2008/04/08(火) 23:43:56
amazonの書評読んだか? ロックや唱歌を志す者に楽典を教える本だよ
690名無し物書き@推敲中?:2008/04/08(火) 23:48:58
タオル投げろ
691名無し物書き@推敲中?:2008/04/08(火) 23:49:08
>>677
味がある文章で、好きな文体だ。

気になったところは、

>それはこの作業が退屈極まりないものであるという以前に、“彼女が”送りつ
>けられてくる様々なデータから、ある確信を抱いていたからだった。

この「彼女が」の位置が疑問。削除したほうがいい。
692駄文 ◆eUrNLRHVq6 :2008/04/09(水) 00:02:15
酷評ありがとうございます。
段落に関してはいつもどこで切るか迷ってしまいます。
切るためのコツみたいなのはあるのでしょうか?

>>682
>で、多分斜め読みされるだろうから、斜め読み耐性も高めとくといい。
これはどういう意味なのかちょっと分かりませんでした。
読者の興味を引きにくいという意味でしょうか?

>>685
>いや、つーか普通に良いな。
>段落はもう少し切るべきだけど、内容は特に問題はないな。
ありがとうございます、励みになります。

>折り返しの 20 文字に台詞がピッタリ収まってるのは特に秀逸。
最初中途半端にだったので修正したのですが、その甲斐がありました。

>>691
>味がある文章で、好きな文体だ。
ありがとうございます。
おそらく好きな作家の影響を多分に受けてるとは思いますが。

>この「彼女が」の位置が疑問。削除したほうがいい。
確かに変な感じになっていますね。
ちょっと修正してみます。
693名無し物書き@推敲中?:2008/04/09(水) 00:30:40
酷評お願いします。

 レストランで夕食を済ますと、私と美鈴は彼女の部屋に行くことにした。新宿駅で西武
線に乗り美鈴の住む街まで移動する。降りた先の駅の側には細い川が走っていた。その川
沿いを十分ほど遡行した場所に彼女の暮らすマンションがあるらしい。
 川の両脇には舗装されたばかりと思しき遊歩道が敷かれていて、歩道上には街灯と、円
錐形の街路樹が間隔をおいて交互に並列している。私たちはそこを通って美鈴のマンショ
ンへ向かっていた。暗いので距離がうまく掴めないが、遠くに小さな黄色い光が素早く明
滅しているのが見えた。あれはなんだろうかと尋ねると、川の改修工事現場の回転灯だと
美鈴は言った。
「普段は浅いんだけど、強い雨が降るとすぐ氾濫しそうになるの、この川」
 と彼女は立ち止まり、右方を流れる川に顔を向ける。私もつられて川に目をやると、水
面は街灯の余光を反射して、背面を濡らした大きな黒蛇が這っているように見えた。
 目を上げると私は対岸の歩道に人影を認めた。人影は街灯の光に差しかかり、それがぼ
ろぼろの服をまとった浮浪者だと分かる。足が悪いのか、やや前傾姿勢で、何か重たいも
のを引きずるようにして歩いている。光を抜けると
694名無し物書き@推敲中?:2008/04/09(水) 00:33:41
街路樹に隠れ、また現れる。ふと気付
くと、美鈴もその浮浪者を眺めていた。
「あのホームレスの人、最近この辺でよく見かけるの。この前すれ違ったんだけど、もの
すごいにおいがして。鼻が曲がるってああいうことを言うのね」
 困ったように言った。私は何も答えない。
「でも、いいよね、ああいう生き方も。自由で。私なんて仕事、仕事で、ゆっくりできる
時間なんてほとんどないし。裕太だって、そうよね」
 いかにも羨ましそうに目を細め、ため息混じりで美鈴は呟く。私にはその仕草が演技め
いて見えた。本当は「ああいう生き方」を、ほんの少しも望んでなどいないのだ。
「うん。そうかもしれないね」
 私は浮浪者の後ろ姿を見つめながら答えた。家畜以下の生活に自由なんてあるものか。
浮浪者の覚束ない足取りは、私にそう思わせた。
「さ、もう行こ。マンション、すぐそこだから」
 美鈴が右手を私の腕に絡ませる。それが私には、どうしようもない束縛と倦怠をもって
感じられた。
695名無し物書き@推敲中?:2008/04/09(水) 00:35:37
>>693-694
すいません、ちょっと手違いで変なとこでスレがきれちゃいました。
酷評お願いします
696名無し物書き@推敲中?:2008/04/09(水) 01:42:10
「うぎゃああああああ!」
「どうした?だいじょうぶか!?」
「た、隊長・・・
697名無し物書き@推敲中?:2008/04/09(水) 02:05:12
・・・01:42:10であります」
698名無し物書き@推敲中?:2008/04/09(水) 05:11:06
>>693-694
文章がこなれてない感じ。
「部屋に行くことにした」
「マンションがあるらしい」「マンションに向かった」
「川が走っていた」「その川沿いを」
という風に、短いなかでの繰り返しや重複表現が多い。
冒頭をどこから始めるかという問題もあるが、冒頭三行は整理する必要アリ。
駅を降りたあたりから始めたほうが上手くまとまるんじゃないかな。

四行目からは、まずまずだけど、美鈴の描写が必要。

>私は何も答えない。
この表現を使うのであれば、次に答えない理由を書く必要がある。
『私は何も答えない。○○だったからだ』という感じ。
そうでなければ、『わたしは返事をしなかった』とか『答えなかった』。
もしくは『答える気にならなかった』とかになるはず
699名無し物書き@推敲中?:2008/04/09(水) 12:06:44
酷評お願いしますm(_ _)m

<1/2>
 わたしは蛇。御覧の通り、背は1間にも満たない普通の白蛇です。時が経るのは早いもの。
わたしがこの世に生を受けましてから――えっ、蛇が喋っている。旅人さん、世の中を余りに知らないようで、蛇は口が達者なものなんですよ。ええ、どうかそんなに怖がらずに、噛付いたりは致しませんから。
 さて、天下に出会った何かの縁、今宵は昔話をお聞かせしましょう。では居を正しまして。
むかしむかし―あれ、旅人さん、逃げないでくださいな。えっ、恐ろしい。そんなことおっしゃったら、本当に、噛付きましょうか。
いえ、お待ちになってください、この寂しい老爺を慰めると思って、どうか一席お耳を拝借願います。こんな古びた家では、中中人も寄らないもので。ええ、ええ、どうか一席。はい、ありがとうございます。では、そちらの座布団にお座りになって、楽にお聞きください。
 それでは居を正しまして。今宵出会った何かの縁。とっておきのお客様にはとっておきの御話を。
これはわたしが昔居た家で見た、本当にあった御話です―――

 ―――その住家も、今のものと同じ様に、燐家が半里も離れたような土地に建つ小さな一軒屋だった。東、南、西の三方を山に囲まれた谷間の、真に気が知れない場所に、ポツンと静かにあった。
したがって家は、昼間でもほとんどの時間は薄暗く陰気な雰囲気で、蛇にとっては良い家だったが、人間にとってはどうだろうかとは、およそ察しが付くようだった。
北から西面に位置する庭は広いが、離れに厠と、柿の木が二本それぞれぽつぽつとあるのみで、雑草は生え放題だから、どこからが土地なのかは見て分からぬ状態である。
700名無し物書き@推敲中?:2008/04/09(水) 12:10:13
<2/2>

家の中は北向きの戸口から入って両側に四畳ほどの座敷が二つ、廊下を右奥に寝床六畳、左奥に炊事場六畳という、いたって簡素な造りであった。
どの部屋も畳は痛み、襖は破けて、人などが住むのだろうかと思わせる様相をしていた。
実際、わたしが春にそこへ住み着いた時には、人は住んでいなかった。
だから、こんな所に人家があるのはやはりどうも不思議だったが、さしずめ大きめな山小屋なのかなと合点しておいた。
 家の様子に変化があったのは、わたしがそこへ来てから半年程、つまり同じ年の秋頃だった。
その日は明方から小雨が降っていて、紅く染まった山々も霧で霞んでしまっていた。空気は冷たく身を湿らせ、家は普段よりも一層頼りなさげに、それでも相変わらずに建っていた。
その一組の老夫婦がやって来たのは、昼の時分であったろう。夫を前にして、東の山道を、黙々と、ぬかった地面をしっかりと踏み締めながら降りて来た。
701名無し物書き@推敲中?:2008/04/09(水) 12:26:41
途中から三人称になるなら、その切り替えをもう少し工夫して欲しい。
喋る白蛇には魅力を感じたから、その一人称で最後まで通してくれても良いけど。
702名無し物書き@推敲中?:2008/04/09(水) 14:09:47
あと、やたらと長い文があるな。
瀬戸内寂聴みたいだ。
読点で区切れば良いというものでもない。
長くなれば長くなるほど読みづらくなるからな。
意図的なものでないなら、分割するなり纏めるなりすべき。
703名無し物書き@推敲中?:2008/04/09(水) 14:32:09
酷評お願いします

「実を云うとね」
二郎の血走った2つの目玉は、まさに狂人のそれであった。私には久しぶりに会うこの男が、怖くて仕方がない。
否、この男は、目の前に対座している二郎と云う名の男は、私の知る二郎とは姿や声こそ同一であるが、その実、名前と肉体が同じだけで、中身は全くの別物な人間なのだとさえ思った。
それ程に二郎の眼は尋常ではなかった。
私にはこの赤い眼が、射る様な視線が、どうしても耐えられない。
 彼とは大学を出てからは一切会っていないし、そもそも連絡すら全くとっていなかった。年賀状のやり取りもなく、大学の卒業を契機に二人の縁は切れた。
それが昨日になって、三年振りに突然の手紙である。手紙には、大学時代によく通った喫茶店でで久し振りに会いたいとの旨が書いてあった。断る理由は無かった。
 人間はこれ程変われるものなのであろうか。
久し振りとはいえ、たかだか三年である。否、確かに三年と云う時間は短くも、歳月が過ぎている事には変わりがないはずである。そうした時間の変化は、人間の外面や内面を変化させるには十分なのかもしれぬ。内面を変化させるには十分なのかもしれぬ。
しかし、目前の男は――、
やはりどこか狂っている、と思わざるをえなかった。
「僕は」
人を殺めた事があるのだ、と二郎は云った。
私はまるで酒飲みの与太話でも聞いているかのごとく、その話に全く興味が無い風を装いつつも、記憶にある温厚だったはずの二郎の顔とは全く異なる、狂気とも云うべき鬼気迫る表情に、只只戦慄するほかなかった。
私をからかっているのか、判断のつかぬまま、しかし背中は脂汗でぐっしょりと濡れている。
「バンドエイド、絆創膏とも云うがね。その真ん中にガーゼがあるだろう?傷口を覆う、あれにね、こう」
――毒を塗るのだ。
704名無し物書き@推敲中?:2008/04/09(水) 14:40:44
>>703
1 行目の、「『実を云うとね』」の意味が解らない。
タイトルか?
まあ、中盤で出てくる「『僕は』」を考慮すると台詞なんだろうが、
なんだってこんな間を空けて配置したんだ?
「『僕は』」の後につづく部分を地の文で書いてしまってるのも気になる。
何か意図があってやってるのか。
705名無し物書き@推敲中?:2008/04/09(水) 14:49:58
「云う」は昔の作家が間違って使っているぶんにはいいが、
現代人が使うのはアホすぎる。
706名無し物書き@推敲中?:2008/04/09(水) 14:52:27
時代性を出すことには使える。
といっても用途はごく限られてるだろうけど。
707名無し物書き@推敲中?:2008/04/09(水) 14:54:34
>>704
ありがとうございます

「実をいうとね」
これは台詞です。

よくわからんお題で次の人がSSを書くスレ
http://love6.2ch.net/test/read.cgi/bun/1140421498/

元ネタは上のなんですが、肉付けして作品にしようと書いているうちに台詞と台詞の間が離れてしまいました
もう一度構成を見直したいと思います


地の文は最近京極を読んでいるので真似してみようかなと思いました。深い意味はないです
708名無し物書き@推敲中?:2008/04/09(水) 14:55:13
基本的に、純文作品は参考にしないほうがいい。
純文ってのは、大したことない奴らが書きたいこと書き散らしてるだけだからね。
709名無し物書き@推敲中?:2008/04/09(水) 14:58:43
京極は純文じゃなくてラノベだから大丈夫。
710名無し物書き@推敲中?:2008/04/09(水) 16:42:29
なんで純文学っていつも馬鹿にされてるの?
711名無し物書き@推敲中?:2008/04/09(水) 17:01:50
バカにしてやろうという輩が多いだけの話。
純文学には「権威」があるから。
712名無し物書き@推敲中?:2008/04/09(水) 17:26:56
>>710
売れないから。
商業ベースに乗らない同人作家と同じレベルなのに権威を振りかざすから嫌われる。
713名無し物書き@推敲中?:2008/04/09(水) 17:35:21
権威を振りかざしているように「見える」んだろうな。
そんな権威を感じるのは劣等感をもっているやつだけ。
実際、権威なんてものはないし、くだらないものは売れないだけ。
そんだけの話。
純文学に関しては、想像で物を言うやつが多いな。
714名無し物書き@推敲中?:2008/04/09(水) 17:43:16
そうそう、純文学を書く才能の無い奴の僻みw
715名無し物書き@推敲中?:2008/04/09(水) 18:03:44
酷評してみてください。


 かれはある町の裏に年下のかの女と鬼ごっこをしていた。まだあたりは明るいものの、
ちょうど町角の街灯には瓦斯(ガス)のともる時分だった。
「ここまで来い」
 かれは楽々と逃げながら、鬼になって来るかの女を振り返った。かの女はかれを見つめ
たまま、一生懸命に追いかけてきた。かれはその顔を眺めたとき、みょうに真剣な顔をし
ているなと思った。
 その顔はかなり長い間、かれの心に残っていた。が、年月の流れるのにつれ、いつかす
っかり消えてしまった。
 それから二十年ばかり経ったのち、かれは雪国の汽車の中にぐうぜん、かの女とめぐり
合った。窓の外が暗くなるのにつれ、湿った靴や外套の匂いが急に身に沁みる時分だった。
「しばらくでしたね」
 かれは巻煙草を銜えながら(それはかれが同志といっしょに刑務所を出た三日目だった)、
ふとかの女の顔へ目を注いだ。近ごろ夫を失ったかの女は熱心にかの女の両親や兄弟のこ
とを話していた。かれはその顔を眺めたとき、みょうに真剣な顔をしているなと思った。
と同時にいつの間にか十二歳の少年の心になっていた。
 かれらはいまは結婚してある郊外に家を持っている。が、かれはその時以来、みょうに
真剣なかの女の顔を一度も目の当たりに見たことはなかった。

716名無し物書き@推敲中?:2008/04/09(水) 20:09:03
(01)

残る残像。

「あ、何だ……あれ?」
 二本の手が下から伸びてきたと思ったら、
あっという間に全身が現われた。
 三階に住む私の部屋のベランダに人間が攀じ登ってきたのだ。
 真っ昼間に現われた其の姿は、あまりにも怪しく奇妙なものだった。
 まさか泥棒だろうか? 否な予感を背に、私は、ベランダからは死角に入る棚の後ろに隠れる。

717名無し物書き@推敲中?:2008/04/09(水) 20:11:03
(02)
 恐怖で乱れた呼吸を必死で整えながら、心の中である事を決め付けた。
 ジャンパーのポケットの中にあれ携帯で警察に連絡する事。
そして非常用の為にも、棚に立て掛けてある木製バット
を近くに常備しておく事、である。
 それから、しばらくすると案の定、足音が近くで響いた。
 しかし不思議な事に、ガラスが割られた音がしなかった。
 部屋中に、静寂と緊迫感が張り巡らされる。
718名無し物書き@推敲中?:2008/04/09(水) 20:12:24
(02)
 私の身体には、形のない恐怖心が押し寄せてきた。
 同時に、指先の力が抜け、片手の携帯が滑り落ちる。
床に大きく跳ねる音が私を奈落の底に突き落とした。
 これで気付かれれば、殺されるに違いない。
 人間の足音が止まった。
「誰か居るのか……?」
 私は必死で、こちらに来ない事を祈り続けたが、
虚しくも相手は、私の目の前に立ちはだかった。
 すうっ、と背筋を伝って冷や汗が流れるのが分かる。
「すみません。すみません。私を、殺さないでくだ……」
「あぁ、何だこれ?」
719名無し物書き@推敲中?:2008/04/09(水) 20:13:08
(04)
 上から、すらりとした手が携帯に向けて伸びてきた。
 その声から先程の人間は、男だったのか、と気付く。
俯きながら聞いたので、顔は見れなかった。
 すると彼は不自然な事を言い放った。
「ああっ! こんな所に俺の携帯があったのか」  「え?」
私は、ゆっくりと視線を彼に向ける。
 その光景に驚愕した。
「……俺?!」
目の前には、私が立っていたのだ。
「あ、もしもし? あのさ家の鍵、そう、無くしちゃってさー。
さっき、窓から泥棒みたいに入ってきたんだよね」
 携帯越しに、そんな会話をする私の姿は、一分前のものだった。
 驚きで口に手を当てようとすると、手の平が透けとおってきている。
 手の中に私の姿が映り込んだ時、へらへらと腰が抜けた。
 向こう側にいる私が電話を切り、携帯をジャンパーのポケットに忍び込ませた。
 私の姿がとうとう消え掛けた頃。もう一人の私がベランダを見つめながら言った。
「あ、何だ……あれ?」
横顔が恐怖に歪み、透けとおった私の影と合体した。
(完)
長々と申し訳ないです。批評お願いいたします。
720名無し物書き@推敲中?:2008/04/09(水) 20:21:07
>>716-719
おもしろい。
721名無し物書き@推敲中?:2008/04/09(水) 21:34:27
>>623
漫画のネーム(設計図)かける奴ってマジ凄いと最近思う
読むほうはバカだけど
722名無し物書き@推敲中?:2008/04/09(水) 21:54:32
>>716-719です。
携帯からの投稿で見逃してた点が多いので編集してみました。
批評お願い致します。

「あ、何だ……あれ?」
 
 二本の手が下から伸びてきたと思ったら、
あっという間に、その手の主と思われる全身が現われた。
 三階に住む私の部屋のベランダに人間が攀じ登ってきたのだ。
真っ昼間に現われた其の姿は、あまりにも怪しく奇妙なものだった。
 まさか泥棒だろうか? そんな否な予感を背に、
私は、ベランダからは死角に入る棚の後ろに隠れた。
 恐怖で乱れた呼吸を必死で整えながら、心の中である事を決め付けた。
 もしも人間が部屋に侵入してきたら、ジャンパーのポケットの中にある携帯で警察に連絡する事。
そして非常用の為にも、棚に立て掛けてある木製バット を近くに常備しておく事、である。
もしかすれば、その内、ガラス戸を割って入ってくるかもしれない。
いや、必ずガラス戸を割ってくる。
何故ならば、部屋に入る為には、あのガラスを割らない限り、入れないからだ。
 
723名無し物書き@推敲中?:2008/04/09(水) 21:56:05
 それから、しばらくすると案の定、足音が近くで響いた。
しかし不思議な事に、ガラスが割られた音がしなかった。 部屋中に、静寂と緊迫感が張り巡らす。
 私の身体には、形のない恐怖心が押し寄せてきた。
 同時に、指先の力が抜け、片手の携帯が滑り落ちる。
床に大きく跳ねる音が私を奈落の底に突き落とした。 これで気付かれれば、殺されるに違いない。
 響く足音が止まった。

「誰か居るのか……?」
 
私は必死で、こちらに来ない事を祈り続けたが、
虚しくも相手は、私の目の前に立ちはだかった。
 すうっ、と背筋を伝って冷や汗が流れるのが分かる。
「すみません。すみません。私を、殺さないでくだ……」
「あぁ、何だこれ?」
 上から、すらりとした手が携帯に向けて伸びてきた。
 その声から先程の人間は、男だったのか、と気付く。
俯きながら聞いたので、顔は見れなかった。
 すると彼は不自然な事を言い放った。
「ああっ! こんな所に俺の携帯があったのか」  
「え?」
私は、ゆっくりと視線を彼に向ける。 その光景に驚愕した。
「……俺?!」
そう目の前には、私が立っていたのだ。
「あ、もしもし? あのさ家の鍵、そう、無くしちゃってさーさっき、
窓から泥棒みたいに入ってきたんだよね」

724名無し物書き@推敲中?:2008/04/09(水) 21:56:52
 携帯越しに、そんな会話をする姿は僅か一分前の私だった。
驚きで口に手を当てようとすると、手の平が透けとおってきている。
手の中に私の姿が映り込んだ時、神経が途切れ、へらへらと腰が抜けた。
向こう側にいる私が電話を切り、携帯をジャンパーのポケットに入れ込んだ。
 私の姿がとうとう消え掛けた頃。もう一人の私がベランダを見つめながら言った。

「あ、何だ……あれ?」

その横顔は一瞬にして、恐怖に歪み、透けとおった私の影と重なっていった。
(完)
725名無し物書き@推敲中?:2008/04/09(水) 22:25:18
>>722

>恐怖で乱れた呼吸を必死で整えながら、心の中である事を決め付けた。
>もしも人間が部屋に侵入してきたら、ジャンパーのポケットの中にある携帯で警察に連絡する事。

上記を一例であげさせてもらいましたが、全体的に切迫感が欠けている気がします。
切迫感や恐怖感は文章にスピードを必要とするのではないでしょうか。

下記、キーワードとして置いておきます。
心臓が口から飛びだしそう。
棚の後ろに隠れながら、侵入者に自分の心臓音がきこえてしまうのではないか。
ポケットに手を突っ込む。携帯を指先で確かめた。

てか、こういう話は好きだけどね。アイデアもいいし。
726名無し物書き@推敲中?:2008/04/09(水) 22:53:24
>>720さん。
態々有難うございます。
これからも頑張ります。

>>725さん。
なるほど、小説にもテンポが必要なのですね。
考えてみたら、切迫感が欠けてる気がします。
自己満足で仕上げるのではなく、ちゃんと読者を連れて行かないといけませんね。
まだまだ表現するのが拙く巧く行きませんが、頑張っていきます。
キーワード、とても参考になります。口に出してみたらテンポよかったです!
アイデアが良いと言っていただけると心から嬉しいです。
これからも沢山、ここで勉強させてもらいます。
727名無し物書き@推敲中?:2008/04/10(木) 00:42:41
こういうのは、どういった評価をされるのでしょうか。酷評お願いします。

☆ねぇ、愛してるって言って。★え、何突然。☆いいから、君のこと愛してるって言って。★何だそれ、あんまし言いたくねぇなあ。☆仏の顔も三度までよ、さぁ。
★何だよ。分かったよ、言います。君のこと、愛してるよ。何か笑っちまうな。☆笑っちまうは余計よ。はい、いち。★わかったわかった。君のこと愛してるよ、すごく。
☆ふむ、まぁ合格。じゃあどれくらい愛してるの。すごくってどれくらい。★えっ、これって心理テストか何かなの。その愛情の程度は、あなたの潜在的なんたらです、とか。
☆違うわよ、多分。さぁ、言うの言わないの。★多分って。いや、言ってもいいけどさぁ、そういう軽々しくってのも、なんかなぁ。☆じゃあ重々しく言ってよ。今が大切な時よ。
★うーん、でもどうしたのさ急に。☆あのね、大切な時が急に来ないとは限らないのよ。あなた森の中でクマに出合っちゃったらそんな悠長にしてらんないわよ。★つまり、君はクマさんか。
☆そうよ、違うわよ。あなたがクマよ。森の中でお嬢さんに出会っちゃったらあなた悠長にしてらんないでしょ。★いや、クマじゃないから分かんないけど。多分してられるんじゃない。
☆もう焦れったい人ね。わかった、わたしはクマよ。さぁ、どうするのお嬢さん。★わかったわかった、言いますよ。えー、君のことを、すごく、1000トンくらいも愛してる。
☆何よそれ、つまんない。★あれ、ごめん。じゃあ、君のことを、天の川がもう1コできそうなくらい愛してる。
☆ホント、うれしいわ。でもわたしは、それよりももっとあなたを愛してるわ。
728名無し物書き@推敲中?:2008/04/10(木) 01:29:01
改行しろ。
あと、☆と★で分けるな。
形が同じだから識別しづらい。
☆と◇とかにしろ。
729名無し物書き@推敲中?:2008/04/10(木) 01:31:15
ルールブックに書いてなーいって奴が湧くから、むしろ推奨。
730名無し物書き@推敲中?:2008/04/10(木) 01:34:58
識別しづらいのは“狙い”じゃないの?
731名無し物書き@推敲中?:2008/04/10(木) 01:39:56
どういう?
732名無し物書き@推敲中?:2008/04/10(木) 01:40:01
>>727
こういう書き方をすることに人を納得させられるだけの積極的な理由があるんなら、
俺は別に構わんと思うよ。逆に表面的に奇を衒っただけだったり、こういう書式を
選択した意図を読み手にうまく伝えられないなら、駄作。

この例についていえば、単にシナリオの人物名を星マークに置き換えて、改行を省きまくった
だけにしか見えない。あるいは新聞コラムを二人用にしただけにしか見えない。内容的に
特にこのように書かなければいけない理由は読み取れないから、この部分だけを提示して
「新しい小説でござい!」といってもまず受け入れて貰えないはず。

ただこれと全く同じ文面でも、どこか引用部分の外側で読み手が納得できるような仕掛けを
提示してあったり、あるいは別な媒体、例えば広告とか、フリーペーパーとか、そういった
場所に載せる掌編として使うなら、通用することもあるだろうね。
733名無し物書き@推敲中?:2008/04/10(木) 01:51:37
>>728-732

全く恥ずかしながら☆★は改行を減らすタメのみのものでございます。原文はかぎ括弧で改行ありです。
穴があったら入りたい。どうか読み飛ばしてくださいまし(T_T)
734名無し物書き@推敲中?:2008/04/10(木) 01:59:43
とりあえず俺にあやまれw
735名無し物書き@推敲中?:2008/04/10(木) 02:04:38
>>734

どうかまたの機会の投稿を御許しくださいOTL
736名無し物書き@推敲中?:2008/04/10(木) 03:04:26
砂の中の美人靴、たよみなく、善導し、廃墟のアリンコ屈して背負うのはあまりに怠惰な皇帝車。
わたしは叫びながら鋼鉄をかみちぎり、太陽にマッサージした。
737名無し物書き@推敲中?:2008/04/10(木) 03:06:33
727はノルウェーの森のぱくり
738名無し物書き@推敲中?:2008/04/10(木) 03:52:50
鉤括弧だけってのは不親切だよな。
そしてそれを標準としてるのは小説システムの致命的な欠陥だよな。
例えるなら漫画のフキダシに角が付いてないようなものだ。
文脈、口調のみを指針に誰が発言かをいちいち推測しなければならない。
いつまでこんな欠陥システムを使い続けるの?
739名無し物書き@推敲中?:2008/04/10(木) 04:04:33
おい、はげ。欠陥はおまえの頭のほうだろ。
740名無し物書き@推敲中?:2008/04/10(木) 09:03:03
>>738

確かに、書いてるときチラチラ緑とワタナベが浮かびました。
言われてみりゃまんまですね。もう、どんだけ駄目なのかと。
741名無し物書き@推敲中?:2008/04/10(木) 09:15:04
失礼。↑は>>737です
742名無し物書き@推敲中?:2008/04/10(木) 11:19:18
743名無し物書き@推敲中?:2008/04/10(木) 11:29:54
>>738
鉤括弧以前に、もともとは句読点さえなかった。
しかし教養のない者(馬鹿)にも読めるようにと句読点が用いられるようになった。

だから句読点をつけることは、本来相手を見下した失礼な行為である。
現在でも、賞状などの文言には句読点をつけないのはこの名残りだ。

鉤括弧だけでは云々って、どんだけ教養ないんだよという話にもなる。

>文脈、口調のみを指針に誰が発言かをいちいち推測しなければならない。
それが文章を読むという行為。

>いつまでこんな欠陥システムを使い続けるの?
欠陥があるのは読み手の知的水準。
馬鹿に合わせつづけると際限なく下降してゆく。
文化の自滅をまねく。
744名無し物書き@推敲中?:2008/04/10(木) 11:36:18
そう、こういう発想で書いて、
結果誰にも読んでもらえなくなっちゃってるのが
いわゆる純文学(笑)
745名無し物書き@推敲中?:2008/04/10(木) 11:57:26
>>743

そんな歴史があるんだ。でもある意味進化とも捕れると思うな。少なくとも読み易くなっ
てるのは確かなわけだろう。両方の文章を読むのに熟達したとしても、そういうアイテム
がある文章のほうが、やはり理解しやすく感じる(と思う)。そりゃ文化の消滅っていっ
たらそうだけど、文化と文明として見たら文化は遺すもの、文明は変わるものってことなんじゃない?
746名無し物書き@推敲中?:2008/04/10(木) 12:18:42
何が文化だよw
単なる英文学のパクリじゃねーかw
747名無し物書き@推敲中?:2008/04/10(木) 12:20:49
子曰投下文章早
748名無し物書き@推敲中?:2008/04/10(木) 14:29:51
現代人は文字を処理する量が昔と違って格段に増えてるからな。
文章の方もそれにあわせて変化していってる。
もともと、今の活字の表現方法ってのは活版印刷の制限からきた
ものがかなり多いんであって、それが、スタンダードになってる
しな。
ラノベなんかでは強調する部分のフォントをでかくするとか普通
になりつつあるから、ある意味変化してるんだろうけどな。
少なくとも、小説の文章がより視覚に訴える方向に動いているの
は間違いないだろうね。改行の使い方なんかは、以前からかなり
進んではいたけど。「読みやすい」って要素の中に「見やすい」
が入り込んできている。

そのうち、フォント多用でカラーを使った小説が主流になるかも
しれんぞ。原稿書くときは、それを全部指定するとか、場面の雰
囲気に併せたフォントを自作しないといかんとかな。
749名無し物書き@推敲中?:2008/04/10(木) 14:46:01
どうせなら絵も使おうぜ。
風景等の描写も絵で描けば一目瞭然だしな。

なるほど、漫画は小説の進化形だったのか。
750名無し物書き@推敲中?:2008/04/10(木) 14:57:57
小説をなんだと思ってるんだ?
漫画とはちがうんだよ漫画とは。
751名無し物書き@推敲中?:2008/04/10(木) 15:03:02
>>750
でも、トータル評価ではザク>>グフだぞ。
752名無し物書き@推敲中?:2008/04/10(木) 15:06:54
>>748
それも否定しないが、むしろシンプルに洗練されてきたのがこれまでの流れ
ともおもう。

明治大正のころの文章では記号を多用していてウザいものが多い。
傍点も「傍点(現在と同じ)」「傍黒丸 ・」「傍白丸 ○」「傍二重丸 ◎」とたくさんあって、
それをひとつの文章のなかで使いまくるから、読みにくいことおびただしい。

活字の大きさを変えるとかも大正末期頃からさんざん行われたしね。
まあ、だれでも一度はやってみたくなるのだろうが。

たとえば実用書ではフォントや色を変えたりするのは昔から普通のこと。
それはそのほうが「実用的」だから。
でも小説ではそれが普通でないのは、小説の文章は「実用」のものではないからだとおもう。
753名無し物書き@推敲中?:2008/04/10(木) 15:33:47
>>693-694
>降りた先の駅の側には細い川が走っていた。
意味がつかめない。「降りた先の駅」ってなに? 「降りた駅」とどうちがうんだ?

>遡行した場所に
意味はわかるが、固すぎる。ぎこちない。

>舗装されたばかりと思しき遊歩道が
同様。「思しき」はないだろ。

>交互に並列している。
これもね。

>暗いので距離がうまく掴めないが、遠くに小さな黄色い光が素早く明滅しているのが見えた。
「距離がうまく掴めないが」「遠くに」――遠いとわかっているのなら「距離が」云々は余計。
「明滅」もねえ。ふつうに「点滅」じゃ駄目かね。

>いかにも羨ましそうに目を細め、ため息混じりで美鈴は呟く。私にはその仕草が演技め
>いて見えた。
「演技め いて見えた」のなら、(「私」には)「いかにも羨ましそうに」は見えていないのでは?

全体に文章の調子がぎこちなく、内容にも引っかかりが多いので、読みづらかった。
754名無し物書き@推敲中?:2008/04/10(木) 15:35:39
絵が描けりゃ漫画を描くけど、
絵が描けないから仕方なく小説で書いてる奴が大半。
で、絵が描けない劣等感から漫画を否定する。
それが純文厨なのです。
755名無し物書き@推敲中?:2008/04/10(木) 15:45:53
それは漫画脳。
おまえには理解できないよ。一生。
756名無し物書き@推敲中?:2008/04/10(木) 15:48:28
断言しておく。
漫画と小説の違いがわからないやつが、作家なることはない。
運良くなれてもラノベ餓鬼。
757名無し物書き@推敲中?:2008/04/10(木) 16:00:35
断言しておく。
漫画と小説の違いを説明できないやつの意見が、説得力を持つことはない。
運良く騙せても純文餓鬼相手くらい。
758名無し物書き@推敲中?:2008/04/10(木) 16:02:00
もともと新聞でも雑誌でも小説は挿絵とセットだった。

絵物語というジャンルもあり、こちらはスペース的には絵が主で文章が従。
文:山田一郎 絵:田中和夫 みたいなかんじで二人の共作ね。

そこに四コマ漫画等の駒割りが取り入れられて、現在の漫画に進化していった。
文章は絵とセリフにとりこまれて、直接読者の目に触れることはなくなり、
原作:山田一郎 作画:田中和夫 という現在のスタイルになった。

だから漫画は小説から派生したものであって、目の敵にすることもない。
つーか漫画を否定している純文学作家なんていないとおもうが。

アニメは漫画から派生しているが、もちろん実写映画からの影響も受けている。
演劇からの影響もある。小説とも無縁ではない。
つまりジャンルの垣根なんて低いのだから、こだわると損をするだけ。
どんどん学び、吸収すればいいとおもうよ。
759名無し物書き@推敲中?:2008/04/10(木) 16:39:43
まぁ、見た目ってのも結構重要だからな。
小説でも、文章読む以前に見た目で読みにくいとかってのがあるし。
さすがに商業出版のはお目にかかれないが、素人のWeb小説なんかだと
あるんだよなぁ。
センタリングされた小説とか、軽い殺意覚えるしな。
760624:2008/04/10(木) 18:41:04
>>629
ありがとう。まあ、これで長いものを書く気はないよ。
一度やると自分の弱点探しとかには役に立つけど。

しかし「小説になっていない」屋はどっかいっちまったのか。
あきらかに「小説にならない」ようにしてみたんだけどねぇ。
761名無し物書き@推敲中?:2008/04/10(木) 19:10:50
おまえら雑談はいいから投下しろ。
俺に酷評をさせろよ。
762名無し物書き@推敲中?:2008/04/10(木) 20:08:50
>>701-702

ありがとうございます。確かに不自然でしたね。冗長で分かり辛い文も避けたいと思います。参考にさせて頂きますm(_ _)m
763名無し物書き@推敲中?:2008/04/10(木) 21:13:54
Japan's government has been relatively quiet
about the violence in Tibet and, out of deference to Beijing,
does not deal officially with the Dalai Lama.
764名無し物書き@推敲中?:2008/04/10(木) 22:09:49
>>761

 マルチのAAを探したんだ。
 でもどこにもなかった。

 グーグルに「マルチ」と打ち込んでもで、出てきたのは、マルチのエッチなCGばかりだった。
 言語の設定を英語にして、検索オプションを「No filtering」にすれば、お望みの画像が手に入ると、
ν速のホッカルさんが言ってたのだ。
 酷評スレの別館にマルチするようなやつには、2GetAAのマルチでプギャーしてやろうと思ったのだが、
出てきたのは全く別のものだった。
 そして、自分が最初の目的にもう一度気がついたのは、3時間ほどマルチの○○○や×××や☆★
◎を堪能した後だった。
 もう、私の中では>>761の存在など、どうでもよくなっていた。
 それだけ、私はすっきり、爽快な気分だったのだ。
 

  というわけで、酷評はいりません。
  そのかわり、マルチのAAを貼ってください。
765名無し物書き@推敲中?:2008/04/10(木) 22:39:49
ゝ^。^)
766名無し物書き@推敲中?:2008/04/11(金) 00:33:46
>>756 >>757
じゃあ違いを説明してみろと。
どうせできないと思うが。
767名無し物書き@推敲中?:2008/04/11(金) 00:50:00
>>766
一言で言えば絵の有無。
言葉を尽くせば、漫画は地の文が省けるのでテンポが出る。
それに対して、小説は地の文を使った心理描写が強み。
また、レトリックが使える。
こんなとこか?
768名無し物書き@推敲中?:2008/04/11(金) 01:04:28
あほか。
769名無し物書き@推敲中?:2008/04/11(金) 01:20:34
>>766
馬鹿ですか?

本屋で手に取って、それが漫画か小説かもわからないの?
770名無し物書き@推敲中?:2008/04/11(金) 01:21:23
>>760
相手にされなかったんだろ。
771名無し物書き@推敲中?:2008/04/11(金) 01:24:06
「少女」
少女は言った
「私ご主人様に飼われてるの。」
それは意外でもなんでもない言葉だった。
朝の挨拶よりもありふれた言葉だったろう
「そんな事は判っていたさ」
僕は答える。
そう、わかっていた。
いや理解していたと、言うべきだろうか?

少女からはしつけられた雌犬のような、どこまでも
鼻腔をくすぐる火薬のような匂いが放たれていた。
だが、気になることはある
「そのご主人様は誰なんだい?」
僕は問う。

少女は急に顔を引きつらせ、泣き出した

「何故そんな事を聞くの?」
少女はそう僕に訴える
「ただ、気になったから・・・」
ばつの悪そうに顔をそむけながら僕が答える。

「ご主人様・・・?」
確かにそう少女は言った。
772名無し物書き@推敲中?:2008/04/11(金) 01:25:07
ショートショートですが、お願いします
773名無し物書き@推敲中?:2008/04/11(金) 01:29:08
最初の「少女」とはなんだ? タイトルか?
774名無し物書き@推敲中?:2008/04/11(金) 01:30:43
タイトルです、判り難くてスイマセン・・
775名無し物書き@推敲中?:2008/04/11(金) 01:34:25
>>774
だから、文章の見た目にも気をつかえよ。

作品名を離して分かりやすくするなんて、作文以前だぞ。
776名無し物書き@推敲中?:2008/04/11(金) 01:48:56
777名無し物書き@推敲中?:2008/04/11(金) 02:02:50
>>776
まず、全部読んでないんで、内容批評はしない。
ただ、一点理解しておいて欲しいが、ちょうど話題(というか、俺が振ったんだが)の
見た目の問題なんだが。

ブラウザは、幅を変えると一行の文字数が変化する。
すると、見た目で作者が考えている一行の文字数で、読者が読んでくれるとは限らない。
ここらへん気にするようにしたほうがいい。
Webで作品出すときにいちいち行の文字数を固定しろとまでは言わないが、見た目が
違うと読んでて印象も微妙にちがって来るってことは知っておいたほうがいい。
(まぁ、こういうのはゲラチェック言われてるが。京極はゲラ作成を他人にやらせず、
自分でやるらしいな。こだわる人はこだわる)
778名無し物書き@推敲中?:2008/04/11(金) 14:52:16
>>776-777
主人公が今現在いる場所、登場人物、それぞれが記号として提示されてる
だけで、それぞれの描写ができていない。
一人称で、内容をわかってるのは作者だけ、というパターン。

一人称の場合は意識して
客観描写(主人公が現在見ているもの、感じているもの)
を入れるようにしないと、読み手は内容を理解しにくい。
779名無し物書き@推敲中?:2008/04/11(金) 18:32:31
甲州石班沢 (こうしゅうかじかざわ)
http://19810623.blog37.fc2.com/blog-entry-17.html(元ネタ画像とwiki解説あり)
 
 岸の端(はな)はもう川だ。 
 草鞋を懐手にして足場を決めた。
 朝ぼらけの富士はただちに水面(みなも)に展けて(ひらけて)、
嵩は豊かになり、波が浦に寄せて返ると残さず濁った。
 澪つくし(みおつくし)に鷺(さぎ)が飛びそうにいる。 
 漁り(すなどり)の豊穣なのを報せる瑞(しるし)だ。翁は時めいた。
 四尋半(よんひろはん)の網を投げる。 
 木綿糸はずっと重くなり、力が入ると襟首の汚れた皮に筋の繰り返しが
縒って、口の端には海塩(しお)が出た。 
 鷺が飛んだ。
 嘴(くちばし)に鮎(あゆ)が大きい。
 投網を繰り寄せる。どうして口惜しかった。
 と、すぐ立って支度をはじめた坊の黒が勝った目を翁は打ち見た。
 もういっぱいにたたえられていた。

 批評よろしくどうぞ。
780名無し物書き@推敲中?:2008/04/11(金) 20:24:19
781名無し物書き@推敲中?:2008/04/11(金) 20:40:34
>>779
に、これ<2ちゃんにて批評依頼中>付けた。
782名無し物書き@推敲中?:2008/04/11(金) 21:36:12
酷評お願いします。

その頃は何、とも思わぬものの今振り返ってみると不思議な気がする。子供の頃夜中に目をさますと、
土間へ続く障子に必ず小さな顔のようなものが浮かび上がっている。それは子供のコブシほどの大きさで、
マス目はいつも決まっていた。朝になると跡形もなく、年の暮れに紙を貼り替えてもまた同じようにあらわれ、
そうして何年も過ぎて行き、ぞっとするほどのことは何もない。

ある夜、ふとたわむれを思い付き、顔の上を墨でなぞった。翌日そのマス目は切り取られ、新しい紙が貼られた。
なぜだろうか、その日以来顔は消えてしまった。
783名無し物書き@推敲中?:2008/04/11(金) 21:41:05
そうですか、としか言いようがない。
784名無し物書き@推敲中?:2008/04/11(金) 22:07:24
>>779
ルビを多様しなければならないような文章は、誰も読まないよ。
785名無し物書き@推敲中?:2008/04/11(金) 22:12:16
そうですか、としか言いようがない。(拝借)
786名無し物書き@推敲中?:2008/04/11(金) 22:15:41
お元気ですか、私は元気です。(拝啓)
787名無し物書き@推敲中?:2008/04/11(金) 22:18:19
>>779
>批評よろしくどうぞ。

うーん。人の時間を借りて読んで貰うって意識が希薄なんじゃないですか。
見た感じ相当な自信家なのだと思いますが、ここでは自分の文章を批評できる
ような人間はいまいと高を括って、自らが孔雀の羽根と信じる自分の力を
ひけらかしに来たようにも思えてしまいます。どうでしょう。

この手の文章は気分である程度書けてしまうものです。勿論ある程度の訓練は
必要ですが、存分な当て字や、相当に主語の省略が許されるという意味では、
それなりに古典に親しめば書くこと自体は難しくないんです。問題はそういった
曖昧さに知らず知らずのうちに依ってしまって、手抜きをしてしまいがちになること。
「それらしく」書けた時点で満足してしまいやすい。そのあたり身に覚えは
ありませんか? 自問してみてください。

前半から順に。お寺に上がるわけでもなし、漁をするのに草履を懐手というのは
ちょっと納得しかねます。私なら魚籠にでも掛けますが、これはいいとしましょう。
問題なのは「時めいた」。これは漢字で書くと、恐らくあなたの意図と意味が違ってきますよ。
「海塩」これは気取りすぎでは。人の吹く泡をシオということはできるでしょうが、
「うしほ」まで行くと意味が変わりすぎます。私の知らない用法だったら申し訳ないですが。

最後の三行はちょっと分かりにくい。書き出しが早朝の川に至るという形でしたから、
ここでいきなり座った男の子が現れるとさすがに驚きます。「たたえられて」もどうか。
目に湛えるなら涙でしょうが、仕掛網ならまだしも打ち網の漁で一投貧しかった
くらいで泣くものでしょうか。それとも「口惜しい」は不漁を指さず、網に湛えるほど魚が
かかったのに、鷺の餌ほどのものがなかったから口惜しい?

日本文学の曖昧さは、裏を返すと強弁のシステムです。筆の流れるままに書くのでなく、
もうすこし吟味が欲しい。書くだけで満足なら読み手は要らないのです。こんな批評でどうですか。
788名無し物書き@推敲中?:2008/04/11(金) 22:23:02
>>779
読みにくい
脈絡がない
キザすぎる
789名無し物書き@推敲中?:2008/04/11(金) 22:24:14
つーか、Mr.時代遅れ
790名無し物書き@推敲中?:2008/04/11(金) 22:28:29
>>779
すべてがわかりづらい。
791名無し物書き@推敲中?:2008/04/11(金) 22:30:13
そんなわけで私の文章をぶった斬ってほしいです。

 青山は薄く笑みを浮かべていた。14年を経てようやく計画の中枢となる機体
が完成したのだ。
 「長かった。実に長かった・・・いまや人類は内輪もめしている場合ではないのだよ。
宇宙からの侵略者に備える必要がある。私は人類を、地球を愛しているからこそ一度、旧体制を破壊しようと思うのさ。」
 彼は側近である将校に語った。二人の前にあるこの機体こそが、人類を守るための最後の盾、【ガルヴァイズ】である。
792名無し物書き@推敲中?:2008/04/11(金) 22:47:25
ビアン・ゾルダーク
793名無し物書き@推敲中?:2008/04/11(金) 23:01:17
おそらく狙いがあってのことでしょうが、
読み手に意味の通じない箇所が多いのが残念です。

> 岸の端(はな)はもう川だ。

岸の先端が川、という表現が先頭に来ていますが、
比喩も飛躍しすぎると、ついていくのは困難です。
この後の文章を理解しようとする意欲も削がれかねません。

> 草鞋を懐手にして足場を決めた。

草履ではなく、手を懐に入れることを「懐手」と言う、
というのが一般の認識だと思います。

> 朝ぼらけの富士はただちに水面(みなも)に展けて(ひらけて)、
嵩は豊かになり、波が浦に寄せて返ると残さず濁った。

この文の主語は「富士」ですが、「嵩が豊かになり〜」から以降は
おそらく「水面」や「川」といった文中では伏せられた語句が主語になっており、
これも読み手を混乱させます。
これは相当書き慣れた文筆家でなければ難しい技法だと思います。

文語調の文章は、書き手にも読み手にも、漢文の素養を要求します。
現代では、読み手側の大多数は文語にも漢文にも親しんでいないのが実情でしょう。
今後もこのスタイルで執筆され、多くの人に読んでもらおうとするのであれば
余程の修練が必要かと思います。
794名無し物書き@推敲中?:2008/04/11(金) 23:02:39
すみません793は>>779へのレスです。
795名無し物書き@推敲中?:2008/04/11(金) 23:06:46
>>793
修行します。
796名無し物書き@推敲中?:2008/04/11(金) 23:07:50
>>793
「水面」は文中にあるな…
前センテンスの意味を受ける形で途中から主語が変わっているのか。
どっちにしてもわかりづらい。
797名無し物書き@推敲中?:2008/04/11(金) 23:08:19
>>791
青山って人の立場が何なのかが不明。
もう少し説明を加えるべきだな。

>「長かった。実に長かった・・・いまや人類は内輪もめしている場合ではないのだよ。

ここに繋がりがないから二つに分割したほうがいいな。

>私は人類を、地球を愛しているからこそ一度、旧体制を破壊しようと思うのさ。」

「こそ」は要らないな。
「思うのさ」の語尾も統一感が無い。
思うのだ、等にした方が良い。

>彼は側近である将校に語った。

この人も突然現れてる。
最初から出しておくか、ある程度の説明を加えるべき。

>二人の前にあるこの機体こそが、人類を守るための最後の盾、【ガルヴァイズ】である。

この「ガルヴァイズ」とやらが何なのかが全く不明。
巨大ロボか戦闘機か。
「この機体」じゃワカランよ。
これが物語の重要なキー要素なんだろうから、
特徴なんかを詳しく、カッコ良く書け。
798名無し物書き@推敲中?:2008/04/11(金) 23:09:55
>>797
わかった 少しリラってくる
799名無し物書き@推敲中?:2008/04/11(金) 23:11:03
《お寺に上がるわけでもなし、漁をするのに草履を懐手というのは
ちょっと納得しかねます。》
だから《岸の端(はな)はもう川だ》岩場は滑りやすい……。
《「海塩」これは気取りすぎでは。》うーん。
《書き出しが早朝の川に至るという形でしたから、
ここでいきなり座った男の子が現れるとさすがに驚きます。》
???
《「たたえられて」もどうか。》
1)称える2)湛える
どちらでもいいですよ。
《仕掛網ならまだしも打ち網の漁で一投貧しかった
……口惜しい?》
……『どうして』口惜しかった。
800名無し物書き@推敲中?:2008/04/11(金) 23:27:23
西暦2025年、青山は側近である黒谷中佐、すなわちこの私を富士山麓基地に存在する極秘の地下室に呼びつけた。
 「長かった。実に長かった・・・この日をどれだけ待ち望んだだろうか。
22年前、地球に異星人の遺跡と思しき物体が落下してから、人類は大幅に技術を進歩させた。
反重力エンジンをはじめとしたこれまでの常識を覆す数多くの発見の数々。」
 青山は一瞬話を止めると、黒谷を見て微笑を浮かべた。

 「しかし、人々はこの技術を平和に使おうとは思わなかった。力を得た大国たちは周辺国を次々と従え、生き残ったそれらは泥沼の争いを始めた・・・この日本も例外ではない。そうだろう、黒谷君。」
 先ほどとは打って変わって、青山は実に悲しそうな表情で語る。芝居がかった話し方だが、本人はひたすらに真面目に語っているつもりだ。私は相槌を打った。
801名無し物書き@推敲中?:2008/04/11(金) 23:29:11
>>800
早いな。
でも>>791のほうが良かった。荒削り過ぎるけど面白味は上。
802名無し物書き@推敲中?:2008/04/11(金) 23:33:20
面白みっつーか単なるビアンゾルダークだし。
803名無し物書き@推敲中?:2008/04/11(金) 23:35:08
>>801
そうか 出直してくる
>>802
俺を倒してみろとは言わないぞwwもっと自分がやってやる気味の人に設定して、
最終的に宇宙人と戦わせる予定。
804名無し物書き@推敲中?:2008/04/11(金) 23:36:42
必要な説明と不要な説明をしっかり認識すべきだな。
前者が足りないと意味不明になるし、後者が多いと読む気がなくなる。
「飾り」も必要だが、虚飾にはならないように注意な。
805名無し物書き@推敲中?:2008/04/11(金) 23:45:19
うん
806名無し物書き@推敲中?:2008/04/11(金) 23:53:56
ぶっちやけ、構成力や文章力に総合的に優れている小説って何なんだろう。
プロットの積み上げの技術が欲しい。
807名無し物書き@推敲中?:2008/04/12(土) 00:05:29
>>799
>岩場は滑りやすい
あたりまえ。そんなことではなく、草履を懐に入れたまま網なんて投げられないと
いうこと。綱を使った作業とか経験なし? 胸元が怪しければ、懐の草履なんて
川に落としますよ。

>1)称える2)湛える
>どちらでもいいですよ。
どちらでもいいとは?
808名無し物書き@推敲中?:2008/04/12(土) 00:08:07
>>806
ぶっちゃけ、短篇だよ。
川端康成文学賞作品を読むといい。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%B7%9D%E7%AB%AF%E5%BA%B7%E6%88%90%E6%96%87%E5%AD%A6%E8%B3%9E
809名無し物書き@推敲中?:2008/04/12(土) 00:08:11
>>806
三島由紀夫と阿智太郎を読んどきゃ OK.
810名無し物書き@推敲中?:2008/04/12(土) 00:14:10
>>779

546 名前: 名無し物書き@推敲中? 投稿日: 2008/04/06(日) 16:33:46
散歩の記録とダニエル
http://19810623.blog37.fc2.com/blog-entry-15.html

と、

256 名前: 名無し物書き@推敲中? 投稿日: 2008/03/11(火) 03:52:16
http://19810623.blog37.fc2.com/blog-entry-8.html

の人ですね。

前二作と同じ感想しかありません。
811名無し物書き@推敲中?:2008/04/12(土) 00:14:53
>>807
《綱を使った作業とか経験なし?》
ないよw
《どちらでもいいとは?》
なんで仮名を使ったのか……どちらの解釈でもokってこと。
《口惜しかった》も同上
812名無し物書き@推敲中?:2008/04/12(土) 00:20:14
>>810
あなたは誰w
813名無し物書き@推敲中?:2008/04/12(土) 00:32:49
「あなたは完全な世界を望むの。」
「いやべつに。」
「ならどうして完全無欠な生き方を選ぼうとするの。」
「それはあることの回避から来ている。消極的消去法でたどりついた答えが途方もないものだったというだけだ。」
「どうしてそんな断言をするの。」
「エッ ダッテ こんな口調だと説得力無いデショ。」
「…あんまし変わらないでくらさい。」
「エッ おまえいまさら なにをゆうてますの…」
「そのくらいがええれす。」
「そうなのかなあ。」
「そうなのだ。」
「ではおっぱいを。いそいそ。」
「ワンパターンなのだ。」
「何を言うか。二つあるから四通り…だめだ。俺からポエジーが抜けきっている。ファージョンせんせいもめいふでクワッと
紅い唇をさかだてておるだらう。」
「困難が来るとして ぽえじいでも困ります。ばりばり働いてネ。」
「来るのかね。星難。」
「止められるのでしょう。」
「どうなのかね。自信にみなぎるより自らを疑い続けることで来たこれ迄だから。この生業がそう激変することはない。」
「いつまでもくよくよさんもこまるのです。」
「嗚呼 いやらしいことがたんとしたひ。」
「だめ。おあずけ。」
「お前はいつもそう言うね。」
「とっけんらんよう。維持者と呼んで欲しいのだ。」
「永遠のにんじんむすめ奴。」
「ねえ。」
「なんだい」
「88年から遥か彼方に来たね
。」
814名無し物書き@推敲中?:2008/04/12(土) 01:37:09
〈本のタイトルだけで内容を推察してみるスレ〉で書いたやつを広げてみました。
酷評、御批判よろしくお願いしますm(_ _)m

「人のセックスを笑うな(改)」<1/3>


ああおかしい、良子さんに報告しなくっちゃ。この時間なら家の前を掃いてるはずね。あらいたいた、良子さーん。
「こんにちは、良子さん。ちょっと休んでお話しましょ。」
「あら光子さん、こんにちは。また面白いことでもあったの」
「ええ、それがあたしね、見ちゃったのよ。何をってさ、大きな声じゃ言えないんだけどさ、家の奥さんと旦那さんのあれよ、あれ」
「あれって、もしかして、あれ」
「そうよ、全く良子さんったら察しがいいわ」
「やあね、あなたがそんな言い方するからでしょ。それよりどうだったの、お宅のご主人と奥様のあれは」
「そう、それがね、壮絶。もうあれは思い出してもおかしくってしょうがないわ。第一こんな昼間からよ。全く元気ねぇ」
「ねーぇ」
おほほほほほっ。
「で、どんなだったのよ、壮絶って」
「それがすごいのよ。もう道具なんてあんなのとかこんなのとかいっぱい使っちゃってね、とにかくすごいの。
奥さんが強かったわね。写真撮ったから今度見せるわよ」
「あら光子さんやるわねぇ、さっそく家の主人と奥さんに報告するわね。全く、笑っちゃうわ」
ねーえ。おほほほほほほっ。ああおかしい。あら、奥さんが強かったわね。写真撮ったから今度見せるわよ」
「あら光子さんやるわねぇ、さっそく家の主人と奥さんに報告するわね。全く、笑っちゃうわ」
ねーえ。おほほほほほほっ。ああおかしい。あら、あれ中山さんのご主人じゃない。
「良子さん、お宅のご主人帰って来たわよ。さっ、掃除掃除」
「あら大変、掃除しなくっちゃ。さっさっさー」
全く良子さんったら現金ね。おほほ。
815名無し物書き@推敲中?:2008/04/12(土) 01:39:24
<2/3>
「あら、どうも旦那様。お散歩ですか。今日はいい日和でございますね」
「うん、ちょっとブラッとね。ああこんにちは、光子さん。」
「こんにちは。あたしちょっと通り掛かったものですから。」
「いえ、いいんですよ。デカい声じゃ言えませんが、いつも面白い噂をありがとう」
「あら、全く旦那様ったら」
あははははは、おほほほほほ。
「それじゃあ良子さん、庭掃除しっかりお願いしますね。では光子さん、また」
「どうもー」
…ガチャッ、バタンっ。……
「ですって、良子さん。こちらこそよ」
ねーえ。おほほほほほ。
816名無し物書き@推敲中?:2008/04/12(土) 01:41:46
「じゃあ良子さんも面白いもの見たらまた報告して頂戴ね。家のご主人と奥さんったら全く噂好きでやんなっちゃうわ。」
「あら、家の方もすごいわよ。まるで餌を欲しがる豚みたいよ」
「あら良子さん巧いこと言うわねえ。浅ましいったらありゃしないわね」
「本当に」
ねーえ。おほほほほほ。
「家の旦那さんと奥さん、きっと中山さんのことすっごく変な人たちだと思ってるわよ」
「あら、そんなの家の旦那様と奥様だって一緒よ。こないだなんて、『山中さんの宅ではぬか味噌漬けてるんですって』って言っただけで笑い転げてたわよ」
「全く野蛮ね。きっと何処の家も似たようなもんよ。恥ずかしいったらありゃしないわ」
ねーえ。おほほ。
「あたしお使い行かなきゃだから、そろそろ行くわね。良子さんも雇主みたいにだけはなっちゃ駄目よ。あたしたちは、シャンとしてなきゃ」
「分かってるわ、光子さん。今日は言い話が聞けて良かったわ。きっと旦那様と奥様は笑い転げるわね。じゃ、お使い行ってらっしゃいね」
じゃあね。

 きひひっ。ああおかしい、良子さんホントに信じちゃったわ。あんなこと、するわけないじゃない。ひひっ。あたしゃきっと騙されたりなんかしないんだからね。おほほほほほほ。
817名無し物書き@推敲中?:2008/04/12(土) 01:43:36
>>814
誰の発言なのかが読みにくくて仕方ない。
地の文が一人称だからそれもまた難読化の一因。
括弧書きを並べるのは、勢いは出るが読みにくくもなることを理解すべき。
818名無し物書き@推敲中?:2008/04/12(土) 04:15:09
酷評おねがいします。
残り四つとなったカップ麺を前にあと何日しのげるか思案しているときに玄関のチャイムが鳴った。恐る恐る覗き窓から来訪者を見ると隣の雪子ちゃんだった。
「お母さんが道場に行ったきりかえってこないの」言い終わる前に雪子は泣き出してしまった。
北京で行われているオリンピックでまた欧州の選手が競技中に狙撃された、こんどはドイツのハードル選手だ。そんなニュースを部屋の中からテレビがやかましく伝えていたけど、今はそれどころじゃない。
「いつから」俺がきくと、三日前、と雪子は答えた。
春菜、それが雪子の母の名前だ。
春菜は三十半ばで顔はぽっちゃりしているわりに体はやけに痩せていて、貧乳だった。どうして貧乳なのを知っているのかといえば、今その話をしている暇はない。
雪子は小学五年で母親と同じく枯木のような体をしていたが、こちらは顔もほっそりとしている。母子ともに睫毛が黒々として瞳がいつも憂いをおびて見えるところは一緒だった。
俺はこの母子とアパートの隣人として本当の家族のように親密な付き合いをしていた。だから、春菜が道場に行ったきり三日も帰ってこないというのは人ごとではない。
俺は雪子を部屋にいれ、雪子の体を布団でぐるぐるまきにして紐できつく縛り上げた。作業が終了すると、雪子はチクワに似た姿になった。
「歩いてみて」
俺がいうと雪子はチョコチョコと歩きだし、すぐにすてんと転んだ。
きゃははは、と雪子は笑い転げているが、遊んでいるのではない。これから外に出ようというのだ。
「これで奴らに噛まれてもとりあえずはしのげるだろう」俺はいった。
「兄ちゃんは?」
町に狼が現れたのはいつだったか、あれはもう二月以上前のことか。
あの、おかしな一つ目の仮面をかぶった集団が、役場の駐車場にプレハブの建物−−道場を建ててからというもの、俺の周りで理解不能な出来事がつぎつぎとおこっている。
狙撃されたドイツのハードル選手は右目をきれいに撃ち抜かれていた、テレビのニュースが何度も繰り返していた。
819名無し物書き@推敲中?:2008/04/12(土) 04:25:08
>>818

話の内容自体はなんか面白そうだ。
文章も、悪く言えば平易だけど読みやすい。

しかし、全体的に説明というか描写が少なすぎる。
そのため、話の骨子は分かっても雰囲気が伝わってこない。

「本当の家族のように親密な付き合いをしていた」ということは
分かっても、それ以上の記述がないのでリアルに伝わってこない。

雪子の体を布団でぐるぐるまきにするあたりからは
「急にどうした!?」って感じがした。
母親が帰ってこないことを心配して、隣人まで訪ねてくる子供が
急にぐるぐるまきにされて「きゃははは」と笑い出すだろうか?

もう少しリアルに状況を思い描いてみて、読者にそれが伝わる
ように書けば、なかなか面白いものに仕上がりそうな気がする。
がんばれ!
820名無し物書き@推敲中?:2008/04/12(土) 12:05:38
>>818
読みやすくておもしろい。もっと読みたいと思わせるパワーがある。書き慣れてるな。
821名無し物書き@推敲中?:2008/04/12(土) 12:36:17
きゃはは、はダメだろ。
そこで笑うか?
822名無し物書き@推敲中?:2008/04/12(土) 13:25:43
814 コピペミスしました。ちなみにスレタイも<推察>→<推理>でした。

>>817
そうですね。会話のみの話って、やっぱり特別な技術やらが必要なんでしょうね。同じテ
ーマで、どの書き方が最もいいかなんて考えるのも、実際本当に難しいと感じました。作家は大変だ。

どうもありがとうございました。
823名無し物書き@推敲中?:2008/04/12(土) 14:23:41
「ねえ」
「ん。」
「『揉んでない状態を0』『揉んでる状態を1』としたのでしょう?」
「ああ。その話まだ続いていたのか」
「あなたは00でもおっぱいという状態が励起した場合が含まれる世界で生きていることになるけれど。」
「ああ…ふむ。お前はやはし抜けているね」
「なぜ?」
「おっぱいは常に励起している。」
「…。…えっち。」
「だが00でもおっぱいと伴にある世界観というものはなんというか すばらしいものだと考える。2010年のキア・デュリア的に…ええっと…
そんな眼でみないでくれる。」
824名無し物書き@推敲中?:2008/04/12(土) 15:13:39
「ねえ。」
「ん」
「人間は指の数から十進法を発想したって教えてくれたわよね。」
「ああ。」
「二進法をコンピュータに採用したのはフォンノイマンだってとも。」
「ああ。」
「フォンノイマンも、あなたみたいなひとだったのかしら?」
「なんだと。ああなるほど。」
825名無し物書き@推敲中?:2008/04/12(土) 15:24:13
3年ぶりぐらいに創作文芸板に来たがレベル落ちたな。
826名無し物書き@推敲中?:2008/04/12(土) 15:26:36
おまえ、ずっと居付いてたやんけ
8271/2:2008/04/12(土) 15:30:05
酷評お願いします

 九月も終わりに近づいた日の朝、私は事故にあった。自動車を運転していると突然側面
から強烈な衝撃を受けた。間髪おかず再び強い衝撃に襲われ、気づくとそれまでの進路と
は反対方向を向いていた。かなり困惑したが状況はすぐに飲み込めた。追突されたのであ
る。丁字路を侵入しようとした車が、直進していた私の車を横から弾き飛ばしたのだ。そ
れから私の車はガードレールに激突し、その反動で百八十度反転したのだった。
 自分の車を見るより先に、数メートル前方に停止していた相手方の車を見ることで追突
の激しさは推測できた。相手は赤い軽自動車だったが、フロントは潰れたケーキのように
ひしゃげていた。ぶつけられたのは助手席側だったが、もし運転席側だったらと思うと背
筋が冷たくなった。私はともかくも一端車外に出ようとしたが、右足に激痛が走り、立ち
上がることができなかった。
 軽自動車から降りてきた相手の運転者は細い体つきをした若い女だった。のろのろと私
のもとに近寄ってきたその女は(私が動けないでいるのに彼女が歩行できているのは腹立
たしかった)見るからに狼狽していたが、「警察と救急車を呼べ」と私が言うと機械的に
実行した。
 私は右足を骨折していた。入院は免れたものの、それなりに長い期間治療に服しなけれ
ばならなくなった。女は軽傷ですんだらしい。私の命に別状なかったのはまさに不幸中の
幸いだったが、彼女になんら際立った傷害を与えなかったのは極めて理不尽であると思わ
れた。
828名無し物書き@推敲中?:2008/04/12(土) 15:31:16
指の数から十進法って理屈はおかしいよな。
十進法では 0 から 9 までの十種類の数字を使うが、
10 本の指で表せる数は 0 から 10 までの 11 種類だ。
十進法を決めた奴の指は 9 本だったに違いない。
たぶんヤクザだな。
8292/2:2008/04/12(土) 15:31:46
 女は矢島麻衣子という名で、聞けば私が教えている大学の学生だという。私には記憶が
ないが、私の講義を受けたこともあるらしい。矢島は神経質なほどに腰の低い女で、何度
も私の研究室に謝罪に訪れた。ややウェーブのかかった長い髪を真ん中で分け、横半分を
前髪におおわれた目はいつも陰気に沈んでいた。三度目ほどに彼女が来たとき、私は賠償
については保険会社との間で話をつけているので、これ以上の謝罪は不要であると告げた
が、それでもなお彼女は私のもとにやって来るのだった。
「先生はもういいとおっしゃいますが、私は私がもうゆるされたとは思っていません」と、
まるでなにか重大な禁忌でもおかしたかのような大げさな物言いをする。実際のところ、私
は彼女の精神を疑っていた。矢島の行動や雰囲気にはどこか病的なものがあった。なにかを
懇願するかのように私に頭を下げる彼女を見ては、事故にあったことではなく、この女と関
わりを持ってしまったことこそが災難だったと、私は思っていた。そしてその想定は、日を
おうごとに重く私の上にのしかかってきたのである。
830名無し物書き@推敲中?:2008/04/12(土) 15:32:37
3年ぶりくらいに創作文芸板に来たやつがせんころもいたが、同じ事をゆうていた。

だが笑わせるつもりでもなさそうである。状況によって捉えられ方はへんげする。
831名無し物書き@推敲中?:2008/04/12(土) 15:33:25
>>828
その理屈だとインドにヤクザが居たことになる。
832名無し物書き@推敲中?:2008/04/12(土) 15:33:25
>>826
居ついてねえよ、3年ぶりだよ。
創作文芸板のレベルが落ちたってんだよ。
833名無し物書き@推敲中?:2008/04/12(土) 15:34:28
>>832
おまえごのみじゃなくなっただけである。ちなみにお前の好みは醜悪。
834名無し物書き@推敲中?:2008/04/12(土) 15:37:56
腐臭と、それを隠すための冷徹な鉄面皮そして繰り出される慇懃無礼。それがお前のお好みである。
835名無し物書き@推敲中?:2008/04/12(土) 15:43:38
>>827
ええ、ちょっと待ってくださいね。
あなたは追突されたと言いましたが、T字路から、横から出てきた車に追突されることは可能なのでしょうか?
それから、あなたが直進しようとしていたところに横からぶつけられた、と。
これはおかしいですね。
この損傷具合との整合性がとれません。
横道から飛び出したという彼女の車はどれほどスピードを出していたと言うのでしょう?
とりあえず結論から言いますよ。
ぶつけたのは、本当はあなたですね?
836名無し物書き@推敲中?:2008/04/12(土) 15:48:40
>>833
いいや、お前に俺の好みなんかわからねえよ。
創作文芸板は3年前も素人レベルだったが、今は素人以前の問題だ。
特に会話をひたすら羅列している奴はなんだ?
視界や心情を描写しろよ。
837名無し物書き@推敲中?:2008/04/12(土) 15:50:14
雑談は別館でやれ。
そのための別館だ。
838名無し物書き@推敲中?:2008/04/12(土) 15:50:30
描写さんが再臨したぞ。
839名無し物書き@推敲中?:2008/04/12(土) 15:56:32
ん?描写を軽視してんのか?
ああ、そうかここはケータイ小説家志望者に乗っ取られてたのか。
まあせいぜい頑張んな。
840名無し物書き@推敲中?:2008/04/12(土) 15:59:13
交通事故調査員がいるぞw
841名無し物書き@推敲中?:2008/04/12(土) 16:41:02
>>827-829
語り手が存在する時間軸が曖昧。
全体的に説明調で、部分的に現在から過去を語っているように読める。

例えば冒頭
> 九月も終わりに近づいた日の朝、私は事故にあった。
これは過去を語る書き方。
事故直後ならこんな風には思わないはず。
事故の様子も、車内にいるにしては詳細にわかりすぎで
過去を語っているのか、神視点で見ている感じ。

>私は右足を骨折していた。入院は免れたものの、
ここで唐突に主人公が行方不明になる。
主人公が存在する時間も、場所もわからない。
よって、この辺も過去を語っているように読める。

語り手となる主人公がどの時間軸に存在しているのかを意識しながら
書き直してみるといいよ。
リアルタイムで現在を書くならば、場面転換で場所を移動したことを
きちんと書く必要アリ。
842名無し物書き@推敲中?:2008/04/12(土) 19:56:00
>>836
一言だけ言っておく
作者が意図的に描写をなくし、会話だけで成立させようとしてる場合もあるってことを覚えておこうな
843名無し物書き@推敲中?:2008/04/13(日) 09:31:25
>>836
悪い。お前が馬鹿存在だとは知らずに本気になった俺が恥ずかしい。

ぃゃぁんあたしバカみたい…キャッキャッ///

お前にはこれくらいがふさわしい。
844名無し物書き@推敲中?:2008/04/13(日) 10:43:53
えとねーんとねーぼくねー びょうしゃよりも くちょうのたさいせいをヴぁらえてぃしたほうがねー

いまおもしろいとおもったのー だからこうしてるのー

畢竟明治起源の小説文脈は勢い人物像の類型化に陥り易い。それは「そんな言葉遣いをするんじゃないッ!!」の亀甲縛り渦中に
あるからである。言葉遣い如何が発言者の階層を決定付け、その相互関与が 公的に 消滅した世界が 貴族の理想社会である。

しかしもちろんそんな世界はありえない。私的世界とは腐りきった手籠めと幼女嗜虐の温床でもある。だからプライバシーは守られる。

「光があれば闇もある ぐじゅー」という高野豆腐根性を消す。高野豆腐に悪いよーなきもしていたが 仏教の胡散臭さが
当世はなをつんつんし杉なので 悪くないよーなきもしてきたのである。高野豆腐よりはふつうのとうふのほうがうまい。
845スー:2008/04/13(日) 11:24:02
846名無し物書き@推敲中?:2008/04/13(日) 11:31:21
>>845
書きたいこととあんたの腕に乖離があることが文章に現れている。書き続ければ乖離は埋まる。
847名無し物書き@推敲中?:2008/04/13(日) 11:45:22
>>845
なにがなんだかさっぱりわからない。
書き手のオナニーで終わってる。
他人に読んでもらうという意識が無いと小説は難しいと思う。
848名無し物書き@推敲中?:2008/04/13(日) 11:47:22
>>847
後続は先遣よかマシなことを書くのが義務である。
849名無し物書き@推敲中?:2008/04/13(日) 11:57:29
スーこと小はいい加減しつこいぞ。
850名無し物書き@推敲中?:2008/04/13(日) 12:18:09
しつこい男は嫌われるが、しつこすぎると確変するから

よのなかおちょろしいのであるただ

自宅で張らないことはゆっておくのである。
851スー:2008/04/13(日) 12:57:42
852 ◆NEGI2J35rE :2008/04/13(日) 13:00:34
>>851
(-。-)y-゚゚゚<もうやめてくれ
853名無し物書き@推敲中?:2008/04/13(日) 13:17:50
>>851
基本的な描写ができていないから小説としては厳しいかなあ。

まず冒頭から主人公の悩みを直接モノローグで書くのは幼稚に見えるからやめたほうがいい。
それだけでゴミ箱に行ってもおかしくないから。
作品の中で主人公を動かして、いろいろ経験させて、その上でモノローグで苦悩を表現する
ならいいんだけど、なんの情報もなしに苦悩されても読むほうは理解できないから。

あとは描写だね。
どんな雰囲気の場所なのか、どういう雰囲気の人物なのか。
そういう部分を書けるように練習するといいよ。
854スー:2008/04/13(日) 13:32:00
ありがとうございます。勉強になります。


http://ana.vis.ne.jp/ali/antho.cgi?action=article&key=20071028000140&keyword=%8E%D4%90l
855名無し物書き@推敲中?:2008/04/13(日) 13:37:34
スーこと小はアリに出禁になればいいのにな
アリ管にメールしてみ>ネギ
あいつはこうやって何人もコテを潰してきてるんだよ
856名無し物書き@推敲中?:2008/04/13(日) 13:43:22
テキスポはすでに出入り禁止の模様

431 :この名無しがすごい!:2008/04/11(金) 23:11:40 ID:t/KGKQrE
荒らしてる人間はいつも一緒
ネギさんその他に私怨を抱いてる人間
ネギさんはむしろ「被害者」
そろそろ運営に言って手を打って貰うべきか
857スー:2008/04/13(日) 14:00:27
>855
違います。

>854の批評お願いします。
858名無し物書き@推敲中?:2008/04/13(日) 14:01:36
それは今から23年前のことだ。俺は青春18きっぷで月一回の上京から帰る列車の中だった。汽車という言葉はまだ
生きていて それは気動車を指すと考えればさほど常識的に逸脱していたわけでもない。

福島の阿武隈盆地あたりだろうか、安達太良の山々に列車がさしかかった。俺はまさしく999そのものの車両に
載っている。その頃はまだ東北本線を走っていた。

運行中、デッキに出てみると、閉め切ってない手動の開閉ドアがばたんばたんと音を立てている。とびおりてタダ乗りなど
さほど難しくない。だが、そんなことはしない。そういうものだったからだ。

その日、夕刻、進行方向に正の向きに座っていた俺がみたものは、琥珀色の光が茶と翠の車内に斜めに射し込み





…と まったくの静寂に包まれた時空間であった。それは1分も続かなかったろう。その時の感覚を俺は幾度か他人に
伝えようと試みたことがあるが、未だ果たせていない。俺はその後、典型を侮らなくなった。
859名無し物書き@推敲中?:2008/04/13(日) 18:55:04
投稿しました。
さらっと読めると思います。酷評お願い致しますm(-_-)m

http://ana.vis.ne.jp/ali/antho.cgi?action=article&key=20080413000049
860名無し物書き@推敲中?:2008/04/13(日) 18:55:31
>>841
確かに時間軸が曖昧ですね。なるほど。参考になります。
ありがとうございました。
861スー:2008/04/13(日) 19:44:53
862名無し物書き@推敲中?:2008/04/13(日) 20:05:07
自作小説の冒頭部分を投稿します。
宜しくお願い致します。 

 どん、と派手な音を響かせて、空に舞う金色。
 光りの粒が暗闇に溶けていく。それが消え終わるのを待ちきれない様子で、次の花火がひゅるひゅると夜空を上って行くのが見えた。
 その小さな光の球が弾ける度、青に、赤に、オレンジに、空が色を変えていく。
 祭り会場から結構離れているのに、それでも花火の音は、ドンドンと心地良い重さで身体に響いてくる。合間を縫うように、麦茶のグラスから、かしゃんと氷のぶつかる音が聞こえた。
 「ただいまー」
 声の方向を振り返ると、浴衣姿の妹が小走りでやって来た。
 その手が握り締めているビニールの巾着袋を目にした瞬間、私はグラスを取り落とした。足元に麦茶の海が広がっていく。
 「お姉ちゃん、どうしたの・・・・・・?」
 心配そうに眉をしかめた妹の声が、どこか遠くに聞こえる。冷たい汗が背中を滑り落ち、体温が下がるのが自分でも判った。
 さっきまで響いていた祭りの喧騒さえもが、不快な心臓の音に掻き消された。
 「いや・・・・・・」
 必死に拒絶の形に口を動かしけれど、声になったかどうかすら判らない。
 視界の端に、少し強張った顔の両親が駆け込んできたのが見えたと同時に、私は力の限りに叫んでいた。
 「いやああ、金魚、こわいいいい!」
 ぐらついた体に誰かの温度が触れる。母が、倒れた私を受け止めてくれた事を確認できたところで、意識のスイッチがパチンと切れた。
863名無し物書き@推敲中?:2008/04/13(日) 20:22:05
叫ぶほどなのに妙に冷静なのな。
864名無し物書き@推敲中?:2008/04/13(日) 20:27:27
三人称の思考で一人称やっちゃった?
865名無し物書き@推敲中?:2008/04/13(日) 20:38:33
情報の後だしって好きじゃないな。
つーか、うざいだけだよな。
866818:2008/04/13(日) 20:42:31
>>819
>>820
ありがとうございます。読みやすいといってもらえたのがなによりうれしいです。自分で何度も読んでると判断できなくなってしまうので。。819さま、いろいろとアドバイスどうもです。大変参考になりました。がんばります。
>>821
そうですね、ちょっと年齢設定が高すぎたかも。ご指摘感謝です。
867名無し物書き@推敲中?:2008/04/13(日) 20:44:26
>光りの粒が暗闇に溶けていく。
光りは誤字だな。光でいい。
>私はグラスを取り落とした。足元に麦茶の海が広がっていく。
グラスを落とした。でいいんじゃない?
グラスに入ってる麦茶じゃ海って表現は大袈裟すぎないか?
868名無し物書き@推敲中?:2008/04/13(日) 20:50:00
>>862
ビニールの巾着袋にかち割り氷いれろよ。
卒倒した姉に空のビニールの巾着袋を握らせろよ。
そこで、
>麦茶のグラスから、かしゃんと氷のぶつかる音が聞こえた。
締めは水槽でゆらゆら泳ぐ金魚の描写だろw まじで。
869名無し物書き@推敲中?:2008/04/13(日) 20:56:19
いいわすれ。
締めの金魚は花火を連想させるようになw 水が夜空ね。
870内容主義者 ◆aBV29DJ2H2 :2008/04/13(日) 21:13:43
>>862
展開の構成ミス。おだやかな夏祭りの場面になじむ間もなく「金魚怖い」の場面に移る
ので、読者は状況を理解している暇がない。

起:ゆったりとした気持ちで花火を眺める夏祭り
承:? ←これがない
転:ところが妹の持っている物を見て気分が悪くなる
結:主人公は金魚を怖がっていたのだ。

承にはふつーなら、妹とのなにげないやりとりが入るかな? なにか思いついたら書き
加えてみてほしい。
871名無し物書き@推敲中?:2008/04/13(日) 21:14:54
>>868
くだらない事を連レスすんな、ヴォケ
872名無し物書き@推敲中?:2008/04/13(日) 21:20:48
また起承転結厨かよ。
それは絶対ルールじゃないんだぞ。
873名無し物書き@推敲中?:2008/04/13(日) 21:23:59
>>872が大物にはなれないと思うのは俺だけか?
874名無し物書き@推敲中?:2008/04/13(日) 21:36:34
おまえだけ。
875名無し物書き@推敲中?:2008/04/13(日) 21:41:17
>>867
>光りは誤字だな。光でいい。

おれも光と書くが、光りと書く人もいる。大江健三郎先生など。
誤字とまではいえない。
読書量が少ないから、自分の知らないものを誤りと断じてしまう。
876名無し物書き@推敲中?:2008/04/13(日) 21:41:20
いや俺も
877名無し物書き@推敲中?:2008/04/13(日) 22:03:33
>>875
そうなのか。そりゃ、すまなかった。サンクス
878名無し物書き@推敲中?:2008/04/13(日) 22:25:50
>>862
初心者にありがちな情報隠しで失敗した例。
あと視点もおかしいかな。

まず主人公のいる場所が曖昧。
描写を見る限りは、野外で花火を見ている風にしか読めないので
家の中いるなら、窓から見える〜とかなんとかそういう情報を提示するべき。
また、金魚で驚いたなら、最初からそのように書いたほうがはるかに効果的。

視点については
>私はグラスを取り落とした。足元に麦茶の海が広がっていく。
足元を見ているのは誰? と言う話なんだけど、ここだけ外部視点になってるね。
足元に〜はなくても通じるのでカットしたほうがいい。

>ぐらついた体に誰かの温度が触れる。母が、倒れた私を受け止めてくれた
この辺も不自然だな。
母が近くまできてたなら分かるでしょう。
素直に、駆け寄ってきた母が〜とかでいいはず。
879名無し物書き@推敲中?:2008/04/13(日) 22:31:08
>>875
今の文の中では、光りは名詞として使われているから、光とした方がいいんじゃないの?
光りだと連用形に思えるんだけど。
880名無し物書き@推敲中?:2008/04/13(日) 22:35:26
>>878
縁側を想像したけどな
アニメみたくきっちり絵を固定させなくも
881名無し物書き@推敲中?:2008/04/13(日) 22:57:27
>>862
もうちょっと、わかりやすく書こうな。
情報隠しって、上の人が言ってたが、情報隠すというより重要な単語を後に持ってくる
悪い癖があるようにみえる。
例えば、冒頭。

>「どん、と派手な音を響かせて、空に舞う金色。」

体言止めもちょっと鼻につくんで。
「どん、と派手な音を響かせて、金色の花火が空に舞った。」
な。そうすれば、後の文を読者は花火の描写だと思って読んでくれる。

>声の方向を振り返ると、浴衣姿の妹が小走りでやって来た。
>その手が握り締めているビニールの巾着袋を目にした瞬間、

ここもそうでな。
「声の方向を振り返ると、浴衣姿の妹が小走りでやって来た。
 その手が握り締めているビニールに入った金魚目にした瞬間、…」
とすれば、金魚を見て倒れたんだとわかる。

もったいぶるのも手法の一つだが、もったいぶるなら、ちゃんとその後に前振りよか印象的
にメインの言葉を持ってこないといけない。

なんつうか、ちょっと慣れてきた書き手の悪い癖に陥っているな。 
882名無し物書き@推敲中?:2008/04/13(日) 23:12:47
レスがいくつもつく投稿と、あまりつかない投稿との違いは何よ?
883名無し物書き@推敲中?:2008/04/13(日) 23:16:28
極端に酷くなければ、あとは好みの問題が大きいからな。
884名無し物書き@推敲中?:2008/04/13(日) 23:16:32
板人口。時間帯。
885名無し物書き@推敲中?:2008/04/13(日) 23:21:56
なるほど
>>827なんだけど、俺についた酷評1個しかなくて泣いたww
886名無し物書き@推敲中?:2008/04/13(日) 23:23:20
あ、でも>>841の酷評はかなり的確だと思ったんで感謝してます
887名無し物書き@推敲中?:2008/04/13(日) 23:32:51
>>885
3年ぶりの中の人が口論してるときに投入してるじゃんw 
昼の激込みのコンビニレジにならんで1000円札を百円玉に両替してくださいって言ってるようなもんじゃんw
888名無し物書き@推敲中?:2008/04/13(日) 23:35:58
酷評の数が幾つ付いたかで勝負するならば俺の圧勝w
889名無し物書き@推敲中?:2008/04/13(日) 23:35:59
こういうところの表示形式で読んでもらいやすいものとはどんなものかと考えてみるのもひとつの手だな。
とにかく1行目だけで興味をそそれるようにするとか、
スクロールしながらでも目につく短い会話文などにひねりをきかせておくとか。
ここでしか通用しないテクニックなので、労力ついやす価値があるかどうかは微妙なところだが。
890名無し物書き@推敲中?:2008/04/13(日) 23:39:25
レスがほしければこのスレだけでいいからどの投稿にどんなレスがついたか調べてみればいいじゃないか
それくらいの傾向と対策くらいできるだろ
891名無し物書き@推敲中?:2008/04/13(日) 23:44:06
ここに投下するなら、
インデントスタイルでなくブロックスタイルを推奨するよ。
892名無し物書き@推敲中?:2008/04/13(日) 23:45:38
>>887
上手いこと言うなww

このスレ専用の文章がうまくなってもなあ……
まあまた改めて投稿するわ
893名無し物書き@推敲中?:2008/04/13(日) 23:46:15
祝7レス
894名無し物書き@推敲中?:2008/04/13(日) 23:49:37
>>891

>インデントスタイルでなくブロックスタイルを推奨するよ。

ぺーぺーの俺にkwsk
895名無し物書き@推敲中?:2008/04/14(月) 00:09:02
 段落の開始に行頭を1文字分落とすのが
インデントスタイル。横書きの場合は1文
字分右にずらす。
 そもそも一段落とすから「段落」という。

段落と段落の間に空行を入れるのがブロックスタイル。

行頭に空白は入れない。
改行は自由。読み易く書いて下さい。

896名無し物書き@推敲中?:2008/04/14(月) 00:20:14
ま、ぶっちゃけ
どっちでも良いけどな。
意味もなく空行だらけになっててもうざいしな。
897名無し物書き@推敲中?:2008/04/14(月) 00:26:13
>>895
サンクス
でも文頭は一文字あけるのがここのルールじゃなかったの?そんな厳密に守んなくてもいいってことか?

ま、とりあえずは変に小難しかったり奇をてらっただけの文章でなければある程度は読んでもらえるっぽいな。
898名無し物書き@推敲中?:2008/04/14(月) 00:33:05
>>897
ルールを声高に叫ぶ人とそんなんどうでもいいよ俺は自分の読みたいもの読んで批評するよって人の2種類いる
899名無し物書き@推敲中?:2008/04/14(月) 00:38:43
酷評等のレスが殆ど付かなかった場合は、
「構文的には特に問題ないけど、内容が面白くも何ともない」、
という評価だと解釈するといいよ。
900名無し物書き@推敲中?:2008/04/14(月) 00:47:12
>>841,>>882
じゃあちょっとレスしてみる。つか>>835もお前についた評価じゃねえかよw

まあ俺も>>841さんの意見に近い。字面だけ追うと回想のはずなのに、読んでる印象と微妙に
ずれるんだな。理由はおもに二つ。

まず改行には「送り」の効果があるから、5〜6行目、10〜11行目のところで場面が分かれて、
時間が小刻みに進んでいるように感じられるんだ。これは話者(私)と聞き手(匿名の誰か)との
関係の中では間違いではないんだが、作者(≠私)と読み手(読者)との関係たるテキストの
レベルでは不自然。この違いは普段から意識したほうがいい。
しかし単純に全部繋げるともっさりするだろ。そこで例えば一行目の「事故にあった。」の
次に一個改行を入れてみ。明らかに時間送りの効果がない改行を一つ入れておくだけで、
読んだ印象が変わってくるはずだ。受け手の頭の状態をコントロールするんだよ。

ただそれでもまだ弱い。やはり早い段階で「これは所謂回想だぞ」ってのを明示的に告げて、
主人公の「現在」を留保状態から救っておくことを勧める。明示的に告げるといっても、
例えば「足がまだ痛む」とか、「私」にとっての「現在」がこれから語られるエピソードよりも
後ろにあることをちょろっと窺わせるだけでOk。

どちらも正解は一意ではないけど、普段からそういうことに留意して書こう。

あとは事故の描き方。「追突」も変だし、右ハンドル(だよな?)で助手席側からぶつけられて
ガードレールまで跳ねたんなら極端な低速衝突ではないだろうから、停止状態で二台の
距離が数メートルってのもどうよ。
運転手が右足骨折ってのもどうか。この場合運転席周りが相当壊れてるはずだが、
読んでるとそういう印象はなくて、足だけ唐突にポキッと折れたような不自然さを感じる。
むろん興奮状態で色々見落としていたって言い方はできるけど、なんかプロット上の理由で
足を折ること、女の出現、女が私に負い目を負うことだけが予め決まっていて、あとは
全部適当に作っただけって感じがしてしまうぞよよ。
901名無し物書き@推敲中?:2008/04/14(月) 00:48:10
>>899
一番きつい酷評だな
902名無し物書き@推敲中?:2008/04/14(月) 00:49:25
>>897
お前さんが書いた文章を2chだけに書き込むってんなら、どっちでもいいよ。
ただ、まぁ、このスレに書いているってことは、世間一般に文章発信することを
目的としているんではないかと思うんだけどね。
その場合、文頭に一文字空けるってのが出来てないんじゃ「なにこれ?」って
思われるだろうね。
そういう最終目標を考えれば、文頭は一文字空けるとか、一行の行数を40字
程度にするとか、そういうのは自然にやるようにはなるんだけどね。
903名無し物書き@推敲中?:2008/04/14(月) 00:57:52
いや、そもそもT字路の脇道から猛スピードで飛び出してくるってどうよ?
直進車に衝突しなくても、どっちみち向かいの壁に突撃するだろ。
904名無し物書き@推敲中?:2008/04/14(月) 00:58:16
>>900
うおすごい詳細な酷評。有り難くて泣いた。>>835は酷評なのか?それならお礼します。ありがとうございました。
事故描写は確かによく検証せずに書いちゃったなー。丁字路で助手席側からぶつけられたらすぐ横がガードレールだから、
百八十度反転するほど勢いつきそうにないし。俺免許ないからよくわかんなかったや。
確かに女と出会わせるためにとってつけたようなものだ。勉強します。ありがとうございました。
905名無し物書き@推敲中?:2008/04/14(月) 01:01:04
>>902
インデントスタイルは 2ch 等の掲示板では不適切だってば。
よそに上げてリンクを張るならそれでも良いけどな。
906名無し物書き@推敲中?:2008/04/14(月) 01:02:35
>>903
俺の兄貴がT字路でぶつけられたんだ。猛スピードの車に。運転席側からな。車体酷いことになってた。
相手は免許取り立ての未成年だったけど。
そのエピソードだけ借りて後は頭の中だけで組み立てた。で惨敗ww
907名無し物書き@推敲中?:2008/04/14(月) 01:21:40
酷評お願いします。

「いい人」
<1/2>
 ネオンに映し出された桜並木に、コツコツと鳴る靴音が響く。桜の季節にしては寒い夜
で、靴音の主はコートに首をすぼめ、左の手をポケットに入れながら、ややうつむき加減
に歩いている。首の上にはコートに隠れて見え辛い顔と、ジェルで固められた白髪の多い
頭がある。履いた靴も着ているコートもブランド物の良い品だが、足を運ぶ度に見え隠れ
するその顔は、それでも何か思い悩んでいるような様子がはっきりと見て取れた。
 その男はある建設会社の社員で、所謂重役の地位についている。年齢は50を少し過ぎた
頃だろう、四角めの端整なその顔には、無数の深い皺によって難解な相が浮かんでいる。
30年間。長い年月である。彼は仕事に生きたその年月を、複雑な思いと共に頭に蘇らせていた。
 彼が今勤める会社に入社したのは、ちょうど30年前のこの季節だった。経済の成長が著
しく、道路や高層ビルなどが次々と建てられる時代、彼は社会に対する非常に純粋な貢献
心を持って幾つかの建設会社の面接を受けた。幸いにも一番行きたかった今の会社に採用
され東京での本社勤務が決まった春は、その30年後の春よりも暖かかったと彼は思う。新
入社員でも、仕事の量は多かった。彼が配属されたのは受注を受け持つ部署だった。顧客
のニーズに応えられるように、社会のニーズに応えられるように、先輩に叱咤されながら
彼は懸命に勉強した。鉄筋や土木の生きた匂いを知るために現場にも数え切れぬほど行き、
その空気をインプットした。楽しかった。社会に貢献し、人のために生きることが純粋に楽しかった。
 突然びゅうっとビル風が吹き、彼は寒さに身を縮める。
 そう、楽しかった。彼がそのプロジェクト参加した、100メートルを越すガラス張りのビ
ルディング。彼は、その最上階から見下ろせる都市の景色や人々の営みを、真の幸福が描
かれた絵のように見つめていた日を思い出す。
908名無し物書き@推敲中?:2008/04/14(月) 01:24:24
<2/2>
『ああ、人はいつだって良く生きられない。良く生きようとしても、やっぱりそれが、良
くないのだ。建設、栄華、衰退……科学でさえ、この掟を破ることは出来ないのだろうか』
彼はそう考え、眉を顰めた。
『だが』
続けて思う。
『だが、わたしはやはり人類に貢献したい。新しい、新しい貢献。』
彼は自分の新しい仕事について、想いを回らす。急に回転を速めた頭が、自然と上を向い
た。彼の眼には、ネオンが照らす八分に開いた桜の花と、その向こうにそびえる巨大な灰
色の姿が映った。
『ちっとも悪くないじゃないか』
心から、そう思った。
909名無し物書き@推敲中?:2008/04/14(月) 01:34:13
>>907
>年齢は50を少し過ぎた頃だろう

話者は勤務30年とかこの人物に詳しいのに、何で年齢情報だけ知らないのか。
910名無し物書き@推敲中?:2008/04/14(月) 01:40:31
鋭いツッコミw
911名無し物書き@推敲中?:2008/04/14(月) 01:53:46
全体にしつこい気がするな。
コート 靴 桜 年月 30年 季節……
それから、《鳴る靴音が響く》《首をすぼめ、、ややうつむき加減》
他にも稚拙なところがあるが、《、、、。楽しかった。》《その30年後の春よりも暖かかった》
これはいいんじゃないかなー。 
912名無し物書き@推敲中?:2008/04/14(月) 01:56:38
>>909
あっ確かに。

ってかコピペミスった。3時間も掛かったんで、罵倒をもろともせずに再投↓。
913名無し物書き@推敲中?:2008/04/14(月) 01:59:39
>>909
あっ確かに。

ってかコピペミスった。3時間も掛かったんで、罵倒をもろともせずに再投↓。
914名無し物書き@推敲中?:2008/04/14(月) 02:02:09
申し訳無い。酷評お願いします。

「いい人<改>」
<1/2>
 ネオンに映し出された桜並木に、コツコツと鳴る靴音が響く。桜の季節にしては寒い夜
で、靴音の主はコートに首をすぼめ、左の手をポケットに入れながら、ややうつむき加減
に歩いている。首の上にはコートに隠れて見え辛い顔と、ジェルで固められた白髪の多い
頭がある。履いた靴も着ているコートもブランド物の良い品だが、足を運ぶ度に見え隠れ
するその顔は、それでも何かに疲れているような様子がはっきりと見て取れた。
 その男はある建設会社の社員で、所謂重役の地位についている。年齢は50を少し過ぎた
程である。四角めの端整なその顔には、無数の深い皺によって難解な相が浮かんでいる。
30年間。長い年月である。彼は仕事に生きたその年月を、複雑な思いと共に頭に蘇らせていた。
 彼が今勤める会社に入社したのは、ちょうど30年前のこの季節だった。経済の成長が著
しく、道路や高層ビルなどが次々と建てられる時代、彼は社会に対する非常に純粋な貢献
心を持って幾つかの建設会社の面接を受けた。幸いにも一番行きたかった今の会社に採用
され東京での本社勤務が決まった春は、その30年後の春よりも暖かかったと彼は思う。新
入社員でも、仕事の量は多かった。彼が配属されたのは受注を受け持つ部署だった。顧客
のニーズに応えられるように、社会のニーズに応えられるように、先輩に叱咤されながら
彼は懸命に勉強した。鉄筋や土木の生きた匂いを知るために、現場にも数え切れぬほど行き
その空気をインプットした。楽しかった。社会に貢献し、人のために生きることが純粋に楽しかった。
 突然びゅうっとビル風が吹き、彼は寒さに身を縮める。
 そう、楽しかった。彼がそのプロジェクトに参加した、100メートルを越すガラス張りの
ビルディング。彼は、その最上階から見下ろせる都市の景色や人々の営みを、真の幸福を
描いた絵のように見つめていた日を思い出す。
915名無し物書き@推敲中?:2008/04/14(月) 02:03:56
<2/2>
 しかし。彼はしばし思い出の光景で遊んだ後、思考のスイッチを切り替える。しかし無
限に続くかと思われた文明の幸福は、今非常に難しい問題に直面している。果たして、道
路は整備され高層ビルが立ち並び、人口は増え物は豊かになった。それ自体には、彼も全
く満足していた。だが、あるパワーを出すには必ず何処かに負荷がかかるものである。
 彼はじっと視線を下に固定しながら歩調を速める。彼はいつからか、桜の季節に空を見
上げることが少なくなっていた。
 この都市の空気、更には世界の空気の、劣悪化。「環境問題」、彼は文明によって創り
出されたこの言葉を、苦虫を噛み潰す気持ちで思い浮かべる。彼は世界を良くし、人々の
幸せを造る気持ちで建設の仕事に従事してきた。彼は、ある意味では理想に近いくらいの
仕事をやってこられたと考える。しかし、その仕事が、そのまま人々を苦しめる、大袈裟
ではなく人類の危機をつくり出しているという事実が、彼を酷く嫌がらせた。もちろん、
自分がいなかったとしてもこの悪循環は生まれたし、どんな風に生きようともその弊害は
付き物なのだとは、彼も良く承知をしている。
『ああ、人はいつだって良く生きられない。良く生きようとしても、やっぱりそれが、良
くないのだ。建設、栄華、衰退……科学でさえ、この掟を破ることは出来ないのだろうか』
彼はそう考え、眉を顰めた。
『だが』
続けて思う。
『だが、わたしはやはり人類に貢献したい。新しい、新しい貢献。』
彼は自分の新しい仕事について、想いを回らす。急に回転を速めた頭が、自然と上を向い
た。彼の眼には、ネオンが照らす八分に開いた桜の花と、その向こうにそびえる巨大な灰
色の姿が映った。
『ちっとも悪くないじゃないか』
心から、そう思った。
916名無し物書き@推敲中?:2008/04/14(月) 02:05:51
>>911
有り難い言葉です。
何だかテンパってる。
917名無し物書き@推敲中?:2008/04/14(月) 02:08:24
最後がよく解らない。
俺の理解力が足りないのだろうけど。
918名無し物書き@推敲中?:2008/04/14(月) 02:19:27
>907
勝手に推敲してみた。

「いい人」

 ネオンに映し出された桜並木に、コツコツと足音が鳴り響く。桜の季節にしては寒い夜だ。足音の主はコートに首をすぼめ、左手をポケットに入れたまま、すこしうつむき加減に歩いている。
コートの襟に隠れて見え辛い顔と、ジェルで固めた白髪の多い頭。靴もコートも良い品だが、足を運ぶ度に見え隠れするその顔には、何かを思い悩んでいるような様子がはっきりと見て取れた。

 その男はある建設会社の社員で重役の地位についている。年齢は50を少し越えた頃だろう。角ばった端正な顔には、無数の深いシワによって難解な相が浮かんでいる。

 30年。長い年月である。彼は仕事に生きたその年月を複雑な思いで頭に蘇らせていた。

 彼が会社に入ったのは、ちょうど30年前のこの季節だった。経済の成長が著しく、道路や高層ビルが次々と建設された時代。彼は社会に対する純粋な貢献を胸に持ち、幾つかの建設会社の面接を受けた。
幸い一番行きたかった会社に採用され、東京での本社勤務が決まったその年の春は、今年の春よりも暖かかったと彼は思う。新入社員ながらも仕事の量は多かった。彼が配属されたのは受注を受け持つ部署だった。
顧客や社会のニーズに応えられるように、先輩に叱咤されながら彼は懸命に勉強した。鉄筋や土木の匂いを知るために現場に数え切れないほど行き、その空気をインプットした。楽しかった。社会に貢献し、人のために生きることが純粋に楽しかった。

 突然びゅうっとビル風が吹き、その冷たさに彼は身を縮める。

 そう。楽しかった。彼がプロジェクトに参加した、100メートルを越えるガラス張りのビルディング。彼はその最上階から見下ろせる都市の景色や人々の営みを真の幸福が描かれた絵画のように見つめていた日々を思い出す。
919名無し物書き@推敲中?:2008/04/14(月) 02:49:06
>>918
桜の季節にしては寒い夜だ。足音の主はコートに首をすぼめ

↑細かく区切ることで読みやすさを出そうとしていることはわかるけど、
区切らずに流れた方が読みやすい。
意図はわかるけど、流れのままスムーズに読める文章なら、区切りは少なくて良い。
920名無し物書き@推敲中?:2008/04/14(月) 02:51:11
彼はその最上階から見下ろせる都市の景色や人々の営みを真の幸福が描かれた絵画のように見つめていた日々を思い出す。

↑これは「営みを、真の」で区切るべきだね。
こうやって指摘したい点は他にもあるけどね。
921名無し物書き@推敲中?:2008/04/14(月) 07:47:58
>>905
投稿文はインデントスタイル。
それ以外はブロックスタイル。

言いかえれば、投稿文だけは「2ch 等の掲示板」では異質なスタイルを
採っているわけで、作品として投稿しているのだから、これでいいとおもう。
見やすいし、脳内でモードが変わるから。
922名無し物書き@推敲中?:2008/04/14(月) 09:12:50
もろともせずw
923名無し物書き@推敲中?:2008/04/14(月) 19:43:22
>>914-915
神視点の説明調で、この手のものを書いているうちは上達しない。
短くまとめる為に、省略して説明する癖がつくので、あらすじにしかならないから。

人生をこの枚数で表現するのはそもそも無理なので、SSとして短くまとめたいなら
エピソードを整理して、現在の主人公を描写するときれいにまとまる。
具体的にはガラスのビルだけでも十分だと思う。
924名無し物書き@推敲中?:2008/04/14(月) 21:07:56
>>911>>918>>923
>911
再度ですが、ありがとうございます。語彙が少ないせいで書くのが難しい部分さえありま
す。書ける人は、どう表現するかで悩むのでしょうね。

>918
ありがとうございます。同じ内容が違う文で書かれると、自分の拙い部分がよく見えるよ
うです。参考にします。

>923
ありがとうございます。どうにか上達したいですね。書けば書くほど難しいと感じます。
確かに短いと重みを与え辛いですよね。長いのも書きたいと思うのですが、中中。

参考になります。ありがとうございました。
925名無し物書き@推敲中?:2008/04/14(月) 21:10:22
>>911>>918>>923
>911
再度ですが、ありがとうございます。語彙が少ないせいで書くのが難しい部分さえありま
す。書ける人は、どう表現するかで悩むのでしょうね。

>918
ありがとうございます。同じ内容が違う文で書かれると、自分の拙い部分がよく見えるよ
うです。参考にします。

>923
ありがとうございます。どうにか上達したいですね。書けば書くほど難しいと感じます。
確かに短いと重みを与え辛いですよね。長いのも書きたいと思うのですが、中中。

参考になります。ありがとうございました。
926名無し物書き@推敲中?:2008/04/14(月) 21:19:35
またやっちまったOTL

ちなみに、最後は、新しい仕事(多分起業?)をしようと考え、そうすることで過去の仕事
を全く肯定したというようなところです。八分咲きはまだ開き切っていないというメタフ
ァーです。つまらない冗談を説明してる気分です。ありがとうございました。
927名無し物書き@推敲中?:2008/04/14(月) 21:49:14
日本海の海は暗いと人は言うが、私は必ずしもそう思わない。私は秋田のから抜けた
空と海を独り砂浜で眺めながらそう思う。街からまったく遠くない沿岸道路は永く
直線を沿って走り、それは春のことだった。

私はこういう折に小石を投げたりはしない。

「ひらたい石を選ぶんだぜ」と、誰もが教えてくれた。私はその通りにしたんだ。いつもだ。
そういうわけである。

『海では普通やらないだろ?』と気づいた貴方は注意深い。私は今気づいた。私にはこういう処がある。

というわけで、海に小石を投げるのは構わないのだな、と私は結論した。そして、阿部寛の様におもむろに
幾分陰鬱な貌で傍らに偶々転がっていた小石を拾い上げ、ぽおん と秋田の春の海へ向かって投げた。私はこの
純文学的状況に非常に満足してゐる。いい感じだ。
928名無し物書き@推敲中?:2008/04/14(月) 21:57:10
ざばあん と 遠目に大き目の波音がしたようだ。私はさほどなんとも思わなかった。
だがそれが ざばざばざばざば と 連続音になると私もやはりなんだろうと思う。
誰でもそうだろう。ここで異論を唱えたくなるのは 当事者意識というものを…

ざばざばざばざばざばざば

なんということだろうか。巨大なホタテが迫ってきている。しかもこの…遠目では巨大で
あることがいまひとつピンと来なかった処に私は グエムル〜漢江の怪物〜を思い出し
続いて思い出すべきではなかったのにブラックジャックのアコヤ貝の回を思い出して
しまっていた。少し慌てるべきだろうか。だが相手はホタテである。ホオジロザメでは
ないのだ。男として、後々今日を省みた折に赤面することは避けたい。私にはそのことを
考える余裕があった。
929名無し物書き@推敲中?:2008/04/14(月) 22:08:04
私はこういう折にテレビ局やら新聞社に慌てて携帯するタイプではない。
知人にもしない。なぜかというと、携帯電話を持っていないからである。
以前は、ソフトバンクのプリペイド携帯を持っていた。だが壊れてしまった。
私はインテルネッツという文明のインフラを活用する趣味があるので、922SH…

宇和あああああぁあぁあぁあぁあああああぁぁああ

こ こんんあにでかかったのか!!!!! かなりでかい。だが貴方がこの文章から
予想したほどにはでかくないだろう。だが俺が思ってたよりでかかった。しかも
いつのまにか砂浜に上陸している。不気味なホタテだ。私は近くに掘っ立て小屋があるか
どうか確かめた。無かった。良かった。私は何時でも通りに停めたスクーターYAMAHAJOG
Nextzoneに戻れる様にスタンバりつつ、事態を見守る。と、

そろそろ限界だと思ったのか、ぱっかんとホタテの二枚貝は開き、中から
「秋田のびぃなす!!」
と女の声がした。ハハア…
930名無し物書き@推敲中?:2008/04/14(月) 22:18:37
「おま、なにやってんのこんなとこでそんなかっこで。」
「え。びぃなすのたんじょう。」
「…」
「っくしっ。…今年の春はさむいね」
「…えーっと、つまり、それは、俺を吃驚仰天させたかったということでいいのだろうか。」
「えっ うっ うん。吃驚したでしょ。」
「…お前ひとりでできることでは ないなぁ。」
「それは内緒。ズズ。」
「お前 俺だって今日はギリギリの防寒具で来てるんだぞ…それにスクーター原付だし…」
「ん いいの。うん。そういう反応かなって思ってた。うん。」
「お前、金もってないの。」
「びぃなすがお金もってるわけないでしょ。」
「お前、金もってないの。」
「…ちょっと、ある。」びぃなすは貝へ戻ってなにかごそごそやって戻ってきた。

そこで俺はスクーターちえこごうをなるべく安全な処へ移動した後コートを着せたびぃなすと
伴にタクシーで俺らの街へと戻ったのである。びぃなすはすっかり風邪をひいてしまった。

私とびぃなすが私の家に着いてタクシーを降りようとすると、ゴツンと音がしてドアが
途中で止まってしまい 私はどうしたのだろうと思うなり野太い男の声がして
「ホタテを なめるなよ」
ニヤリと笑われた。

それが私と妻のなれそめである。
931美咲雫:2008/04/14(月) 22:25:13
932名無し物書き@推敲中?:2008/04/14(月) 22:37:24
>>930
この部分だけだと、ちょっと意味がわからないかな。
それはさておき、「私とびぃなすが〜」は一文が長過ぎてしまりがない。
二文に分けるだけでだいぶ変わる。
933名無し物書き@推敲中?:2008/04/14(月) 22:55:25
>>932
了解しましたる。
934932:2008/04/14(月) 23:00:08
>>927-930の作品だったんだね。
>>この部分だけだと、ちょっと意味がわからないかな。
これは忘れて。
恥ずかしい//
935名無し物書き@推敲中?:2008/04/14(月) 23:02:06
>>934
了解しましたる。///
936ののの ◆aBV29DJ2H2 :2008/04/14(月) 23:22:54
>>931
ttp://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%88%E3%83%AC%E3%83%BC%E3%83%A9%E3%83%BC%E3%83%8F%E3%82%A6%E3%82%B9

ttp://www.tabisuchou.com/column/tailerhouse/trailerhouse.htm

トレーラーハウス暮らしは有名な文化で、それを題材にした作品も多いと思うので、
いろいろ資料にあたってから書いてみよう。より実感のあるエピソードがわいてくるかも。
937名無し物書き@推敲中?:2008/04/15(火) 01:35:02
>>931
削るとこを間違ってるせいで話が繋がってない&人物に厚みが無い。
一度書いた部分を削るなら、それが影響する部分はきちんと考えて。
削る=短くなるってことじゃない。場合によっちゃ一シーン無いだけで後の展開がごっそり変わることもある。

あと、無駄に回りくどい文章表現が多いと感じた。
あなたの文体は洗練した三人称のが向いてるんじゃないかなぁと思う。あくまで個人的意見だけど。

話自体は結構好きになれそうだったので、勿体ないなぁというのが感想かな。
938白鷺 ◆iTA97S/ZPo :2008/04/15(火) 22:10:56
アリの穴に投稿した作品でもいいでしょうか。
私の作品に魅力がないだけかもしれませんが、簡素がつかない・・・
939名無し物書き@推敲中?:2008/04/15(火) 22:29:32
>>938
おk
940名無し物書き@推敲中?:2008/04/16(水) 01:19:48

シートン動物記をもとに登場人物(?)の一部を獣人に変えたオマージュ作品です。
以下は、作品の書き始めに当たる部分なのですが、もしよろしければ酷評お願い致します。

 中世末期十五世紀、国王シャルル七世の統治下でフランスは苦悶に喘いでいた。
 長引くイギリスとの戦争で国土は荒廃し、相次ぐ疫病と戦乱で国民は疲れ果てていた。
 この時、森の奥深くより雷雲の如く荒れ狂う一群の獣が現れた。
 彼らは人狼(ワーウルフ)、かつて人間たちに故郷を追われた古き森の民。
 国王と側近らは何度も兵を派遣して、人狼の反乱を鎮めようとした。
 だが、強大な王クルトーに率いられた人狼たちは遊撃戦術で人間の軍勢を尽く返り討ちにする。
 フランス中部はクルトー王の爪の下にひれ伏し、人狼の勝ち鬨は三年間止む事はなかった。
 狼王は凍ったセーヌ河を渡って、ついにイギリス軍もできなかったパリ侵略を果たす。
 最初の犠牲者となったノートルダム大聖堂は聖職者の悲鳴と獣の雄叫びの中に墜ちた。
 クルトー王は祭壇には聖職者の頭蓋骨をうずたかく積み、人間とその神を嘲笑う。

 この非常事態に、フランス国王は名高き魔狩人にして武人であるポワスリエをパリ警備隊長に抜擢した。
 異例の昇進を果たしたポワスリエは多大な犠牲を払いながらも、ついにクルトー王とその一党をノートルダムの廃墟に追い詰める事に成功する。
 しかし、クルトー王は抵抗を止めず、ノートルダム大聖堂を要塞に改造して立て篭もった。
 業を煮やした人間たちは最後の手段に打って出る。
 『獣たちの相手は獣にさせよ』
 地下闘犬場の誇る犬闘士(ワードッグ)たちがクルトー王に対する刺客として集められた。
 そして、その中に闘犬場の王座を十年間守りつづけた『闘王』コンモデの姿があった……。



941名無し物書き@推敲中?:2008/04/16(水) 03:24:46
>>940
これは、あらすじとか設定の類で小説にはなってないなあ。
まず人物を登場させて、どんな世界観なのかはその人物を通じて表現するように
したほうがいい。

基本的に神視点はやめたほうがいい。
なれないうちは説明調になるから。
942名無し物書き@推敲中?:2008/04/16(水) 03:52:50
でも、このスレって、
「あなたの『文章』真面目に酷評します」だろ。
小説じゃなくても文章なら良いだろ。
943名無し物書き@推敲中?:2008/04/16(水) 04:42:25
でも投稿者は「小説」としての評価を求めてるんじゃない?
944名無し物書き@推敲中?:2008/04/16(水) 05:36:46

ご批評ありがとうございます。
私は、小説の書き出しの文章について評価を求めたのですが、
『小説』としての批評も歓迎いたします。

>>941

今回投稿したのは書き始めの部分だけで、
この後から書く登場人物の行動から彼らの性格や背景について説明していく予定でした。
世界観の説明を省いたのは、フランスが舞台なのと人狼がポピュラーな種族だと思ったからです。
ただ、仰るとおり、小説の書き出しとしては少々味気ない内容だったと思います。
この部分は実際の執筆で直していく予定です。

もし、よろしければ神視点と言うのはどんなものか教えていただけないでしょうか?
また、他の方の批評も歓迎足します。
945名無し物書き@推敲中?:2008/04/16(水) 10:35:59
>>944
「歓迎」なぞしてもらわなくて結構。
どんだけ上から目線なんだよ。
946名無し物書き@推敲中?:2008/04/16(水) 11:15:53
いままで上から目線で酷評してた俺涙目
947名無し物書き@推敲中?:2008/04/16(水) 11:31:55
「他の方の批評も歓迎」読み直したらむかついた
948名無し物書き@推敲中?:2008/04/16(水) 14:27:06
>>944
視点というのは、要するに「カメラはどこにあるんですか?」ということ。
作品の中に登場する人物(キャラ)がカメラを抱えていれば、人物視点。
人物(キャラ)以外の視点で、語られるなら神視点。

ちなみに小説の書き出しの文章としては0点で、即ゴミバコにいくレベル。
批評する価値もないので、この次にキャラが登場するなら、そこから投稿した
ほうが話が早い。
949名無し物書き@推敲中?:2008/04/16(水) 15:11:24
これはひどい……
これはせいぜいが書き手自身の覚え書き・プロットだろ。
「小説」の体をなしてない。
948じゃないが、ただの創作メモを批評せよとかあり得ない。
本人はこれが小説のつもりのようだが
ある程度の実力がないと自分のレベルすらわかんないんだな。
950名無し物書き@推敲中?:2008/04/16(水) 15:14:25
>>948
>作品の中に登場する人物(キャラ)がカメラを抱えていれば、人物視点。

デタラメを教えるな。
つーか、視点で小説を語るな。
これが勘違いの元。

>人物(キャラ)以外の視点で、語られるなら神視点。

これもデタラメ。どんだけ小説読んでないんだよ、こいつ。
951名無し物書き@推敲中?:2008/04/16(水) 15:42:31
自分のサイトに小説をアップしているのなら、管理人として「歓迎」もありだが、
このような場で「歓迎」はないわな。ふつうは「お願いします」だろ。

投稿文にも同じ傾向がいえて、読者に読んでもらうという心構えが欠落して
いる。
冒頭から味も素っ気もない文章をならべておいて、もう少しすれば面白くなり
ますなどといっても、だれが相手にするか。
本屋で手に取ったら、数行読んで、棚に戻される。
ましてやお金を払って買ってもらえるわけがない。
952名無し物書き@推敲中?:2008/04/16(水) 16:02:19
はぁ?
歓迎でもおk。
あほか。
一般的に酷評など誰も歓迎せん。それをあえて歓迎するという表現。ふつうだ。

調子こいて講釈する奴にかぎって何かが「欠落」しているよ。ほんと。
953名無し物書き@推敲中?:2008/04/16(水) 16:12:29
我慢が試されますw
954名無し物書き@推敲中?:2008/04/16(水) 16:31:49
950と952はかわいそうなこだからスルー
944に関しては、住人側は944=940を歓迎しない
よって批評は完了とす、でいいんじゃない
955名無し物書き@推敲中?:2008/04/16(水) 17:00:11
「歓迎」を辞書で引いてみろよw
956名無し物書き@推敲中?:2008/04/16(水) 17:05:56
ほとんどのレスが真面目に酷評していないと言うのはどうだろ?
944は少々失礼だが、目くじらを立てる程の事じゃないのでは?
>>940
>>941が書いているように設定を詰め込み過ぎてる。
そのくせに、キャラクターの描写が足りなさ過ぎる。
だから、文章全体に魅力が無い。小説として批評の仕様が無い。
小説の書き出しというのなら、舞台の説明は簡潔に留めろ。
キャラクターの相互関係などは行動やさり気ない描写で伝えたほうが良い。
具体的には狼男のリーダーが警備隊長に閉じ込められたところで一旦切って、次の段落からキャラクターの行動や会話に重点を置いた書き方が良いんじゃないのか?

957名無し物書き@推敲中?:2008/04/16(水) 19:26:46
>>954
>950と952はかわいそうなこだからスルー
>944に関しては、住人側は944=940を歓迎しない
>よって批評は完了とす、でいいんじゃない

おまえが皆からかわいそうな子と言われてそうだなw
958名無し物書き@推敲中?:2008/04/16(水) 19:35:46
>>940
「歓迎」はちょっとアレだなw そういう物言いはせめて読者の益になるものを
書けるようになってから言おうや。

で本文なんだけど、小説の書き出しとしてはかなり悪い。ただ情報を並べているだけ。
漫画のコマの隅っこにつらつら書く説明文にこういうものがあるけど、あれは絵で読者を
引っ張るから読んで貰えるのであって、小説ではそうはいかないよ。
959名無し物書き@推敲中?:2008/04/16(水) 21:29:46
題:桜色のラブレター

僕には仲のよかった、桜という女の子がいた、彼女と僕は恋人同士ではないけれど
いつも一緒に並んで、学校から家までの道のりを歩いた

いつもどおり彼女の家の前まで一緒に歩いて、僕は彼女と別れた、でも彼女は僕を呼び止め
僕に言う「好きだよ」

けれど僕はその告白に対して「ごめん」と言った、でも、その声は僕の声じゃないような気がした
僕は彼女に対して普通の友達という存在としか思っていなかった
いや、ただその時は気づいていなかっただけだ

その夜、彼女について考えた、彼女がいたから僕は他の女の子には興味が無かった
好きな女の子もいなかった
それはつまり、彼女しか僕には見えていないと言う事だ

だから僕は彼女の事が好きなんだと言う事に気がつく

次の日いつも待ち合わせをしている所で彼女を待ったけれど、彼女は現れなかった、次の日も、一週間たっても彼女は現れない
僕は彼女のクラスに行って彼女と話しをしようと思った
でも彼女の教室には彼女の姿は無い
たまたま教室に入ろうとしている生徒に彼女の事を聞くと
彼女はあの日の翌日から学校には着ていないと言う

彼女の家にも行ってみた、彼女は高校生にしては珍しく一人暮らしで
アパートで暮らしている、ドアの前に立ちドアをノックした、でも返事は無い
何度彼女の名を呼んでも彼女は出てこなかった

諦め自分の家に帰り、自分の部屋に入ると机の上に封筒が置いてあった
その封筒には手紙が一枚入っているだけで、他には何も手をつけられていないただの封筒だった
手紙は、桜からの手紙で最初に僕の名前が書いてあった
その手紙の内容は彼女は病院のようだけど研究室のような所にいると言う内容だった
960名無し物書き@推敲中?:2008/04/16(水) 21:30:21
それから毎日、僕が家に帰ると机の上には手紙が置いてあった
すべて彼女からの手紙で、今日こんな事があったとか、こんな薬を飲まされたとか
そんな内容だった

彼女が何処にいるのかわからないから僕から手紙を出すことは出来ない
だから毎日家に帰ると僕の机の上に彼女からの手紙が乗っているだけという状態が一年以上続いた
そしてその手紙にはいつも最後に「好きだよ」と書いてある

僕も彼女にそう言いたい、でも僕は彼女の声は聞けても僕の声は彼女には届かない
それがたまらなく腹が立った

僕も高校を卒業し上京する事になり、新しい部屋に移り住んだ
もう彼女からの手紙はこないと思ったが
次の日部屋に帰ると彼女からの手紙はやはり机の上に置いてあった
静かに揺れながら落ちた羽のようにそこにあった
961名無し物書き@推敲中?:2008/04/16(水) 21:31:22
その日からの彼女からの手紙は僕にすごく合いたいと言う事を強く訴えていた
僕は「僕も君が好きだし、君に会いたい」と言う内容の手紙を彼女からの手紙の中に入れ
机の中に入れた、そうすれば少しは彼女に僕の気持ちを伝える事が出来ると思ったからだ

それから月日がたち桜の花びらが舞う頃、桜の花びらと供に桜色の封筒がいつもの場所に置いてあった

 こんにちは
 あなたに会えなくなってもう何年たったのかな?
 私はそれすらわからなくなってきました
 あなたにはずっと黙っていたけど、私はもう死んでいます
 最初の手紙にも書いたけれど、私はあなたに告白した次の日どこかの研究所にいました
 そこにいる人たちは、私にいろんな薬や注射を何度も何度も私に投与しました
 手術も何度もしました、私の体はボロボロになり私は静かに息を止めました 
 それでも私は今でもあなたが好きだしあなたに会いたいです、それはずっと昔から今も変わっていません
 そして最近あなたからの手紙が届きました
 あなたに好きと言ってもらえて私はとても嬉しいです
 でも、私はもうこの世にはいない心だけの存在です
 だからもうあなたにも会えないし、あなたも私に会うことは出来ません
 
 それでも私の事が好きですか?
 ずっと私だけを思っていてくれますか? 
 その答えを私は桜の木の隣で、いつまでも待っています

 好きだよ
                            桜

僕はその手紙を何度も読み返した、彼女がすでに死んでいたことはすごくショックだったけど
彼女の心はまだ生きている、僕は彼女に会いに出掛けた

僕はこれから何処に行けばいいのかわかっているかのように
彼女と僕の生まれ故郷に向かっていた
僕と彼女が待ち合わせに使っていた桜の木の下へ・・・
962名無し物書き@推敲中?:2008/04/16(水) 21:31:43
かつて僕が通っていた学校に着き桜の気の下へ行く
時間はちょうど学校が終わって僕が彼女を待っていた時間と同じだった
僕はそこで彼女に手紙を書いた

 桜へ
 僕は君を愛しているし、君を忘れる事は無い
 ずっと君を愛し続ける

という手紙を書き、桜色の封筒に入れそれを桜の木の下へ置いた

その場を立ち去ろうとした時、声が聞こえた
とても懐かしく、桜の花びらのような美しい声、彼女の声だ

振り向くその先には、まだ17歳だった頃の彼女がいた
僕も17歳だった頃の体に戻ってる

僕達はあの日のように並んで歩き彼女の家まで歩いた
気づけば建物もこの町の匂いも雲や夕日も何もかもあの日に戻っていた

彼女の家の前に着き、僕達は黙って見つめ合った
そして彼女が言う「好きだよ」

僕は彼女を抱きしめずっと言葉にしたかったことを言う
「僕も君が好きだ、もう君を失いたくない」
963名無し物書き@推敲中?:2008/04/16(水) 21:32:11
以上です 文章と言うよりストーリーを語るだけになってしまった(´・ω・`)
964名無し物書き@推敲中?:2008/04/16(水) 21:49:03
彼女は死んだんじゃなかったの?
965名無し物書き@推敲中?:2008/04/16(水) 22:09:47
落ちてない、というか終わってない感じだな。
手紙置いたの結局誰だよ?
「ゴン、お前だったのか」みたいなオチか?
966名無し物書き@推敲中?:2008/04/16(水) 22:45:46
>>959-963
これも「あらすじ」だわな。
神視点とか回想形式で書くと、描写をせずに情報を羅列してしまいこういう感じになりやすい。

学校はどういう雰囲気なのか、帰り道はどんな景色なのか。
家や生活の様子。彼女の顔立ちや服装。どんな会話をしたのか。どんな表情をしたのか。
主人公の見えるもの、感じるものを一つ一つ描写していくように心がけるといいよ。

例えば
>いつもどおり彼女の家の前まで一緒に歩いて、僕は彼女と別れた、でも彼女は
>僕を呼び止め僕に言う「好きだよ」

まず学校の様子を描写して、彼女の外見の描写。
学校を出ると待ちの風景があるはずで、会話もあるでしょう。
その中で主人公や彼女の性格や趣味みたいなものを提示して、キャラを立てて、
彼女の家の前に場面が移る。
どういう場所にあるどんな家なのか。
そして、「好きだよ」というセリフ。
彼女の表情や、周囲の状況。その言葉を聞いて主人公はどう思ったのか。
こんな感じできちんと書き込んでいくと、原稿用紙で5枚くらいにはなるんじゃないかな。
967名無し物書き@推敲中?:2008/04/17(木) 00:27:27
酷評スレが親身スレになってるw
投稿者のレベルに合わせたら、酷評しようがないもんな
968名無し物書き@推敲中?:2008/04/17(木) 01:00:28
>>940の投稿をしたものです。
まず、私が>>944で行った不注意な投稿についてお詫びをしたいと思います。
悪意はなかったとはいえ、私のせいで不愉快な思いをさせてしまった皆さん。
大変すみませんでした。。

そして、私の投稿に関して真摯なアドバイスを送ってくださった皆さん。
真にありがとうございました。
これから、皆さんの助言を胸に刻んで、
『あらすじ』に過ぎなかった作品を小説に昇華させるよう努力していきたいと思います。

最後にもう一度、
スレッドの空気を乱してしまったことについて重ねてお詫びをしたいと思います。
本当に申し訳ありませんでした。
969名無し物書き@推敲中?:2008/04/17(木) 02:53:40
気にしすぎです
  所詮2chです
   ハハ ハハ
   (゚ω゚)゚ω゚)
  /  \  \
((⊂ )  ノ\つノ\つ)
   (_⌒ヽ ⌒ヽ
   丶 ヘ | ヘ |
εニ三 ノノ Jノ J
970名無し物書き@推敲中?:2008/04/17(木) 03:40:04
こんな時間に。酷評お願いします。

<1/2>
こんな道があったかな。僕はふと足を止め、ビーチサンダルの裏
で土の感触を楽しむ。空は濃い緑の葉に覆われて、その隙間できら
きらと真夏の陽射しが踊っている。さわさわと樹々が鳴り、心地よ
い風が僕の横を通り抜ける。昔来たことがあったかな。僕はそう思った。
 ミーーーンミンミンミンミン。止んでいた蝉の声が再び鳴りだし、
僕に夏を思い出させる。汗ばんだ体を少し冷ましてから、僕はその
道を後にした。


 ざぶざぶざぶざぶ、ささーーーーー。小さな波が寄せては返り、
無邪気に砂浜と戯れている。太陽はきらりきらり反射して、僕を海
へと誘っている。僕はビーチサンダルを脱いで湿った砂に裸足で立
った。さくりと爪先が沈む感触が楽しい。ざぶざぶざぶざぶ。寄せ
てきた波がふくらはぎの辺りまでを濡らす。思ったよりも冷たく、
汗ばんだ体がひやりとする。ささーーーーー。そして再び、ざぶざ
ぶざぶざぶ、ささーーーーー……。二度と同じ形を見られないそれ
は、ずっと見ていても飽き足りない。僕も少しの間、小さな波と戯れた。
 そうして夏に紛れていると、右手の方に誰かが来た。顔をそちら
に向けて見てみると、少女らしいと分かった。細身の身体を包んで
いる水色のワンピースが夏らしい。どこかで、見たことがある気が
するな。少女は視線に気付き、そして近付いて来た。
971名無し物書き@推敲中?:2008/04/17(木) 04:14:17
<1/2> となったまま投稿が途絶えているが、まさか書きながら投稿してないよな。
小説は書いたら一晩ほど時間を置き、三回は見直すのが基本だぞ。

とりあえず、セミの鳴き声や波の音をそのまま書いている段階で論外。
表現として、うまく使えている。というレベルでもないしな。
9721/3 ◆Yb85L9cX0U :2008/04/17(木) 10:28:32
 やっぱり夜のシフトは肌に悪いわ――。涼子がそういうことを特に意識するようになって、もう一年ばかり
になるだろうか。四月とはいえ、朝の空気は荒れ気味の素肌には十分冷たかった。二十五は諸々の曲がり
角だとか、学生時代は特に意識しなかったCMのコピーが、今は暴力的に耳に響く。看護婦も悪くないけど、
やはりずっと続けるのは辛い仕事だ。浩一がしっかりしてくれれば、いつでも辞めてやるんだけど――。
そう思いながら涼子は、それが夜勤明けの興奮状態からくる一時的な感情であることを意識していた。
いつものことだ。早く帰って寝てしまえ。そうすればまた元気も出る。
――二番ホームに印西牧の原行き八両編成がまいります、白線の内側に下がってお待ちください。アナウンスが
流れて、ホームを歩くまばらな人影が僅かに震えた。通勤ラッシュとは逆方向のために、比較的楽に乗れる
のが僅かな救いだ。とそのとき、涼子の背中に一筋の悪寒が走った。急に冷たい汗が吹き出して、ワンピースの
下の皮膚を流れるのが感じられる。痴漢でもいる? 振り返ってみたが、そこまで近い人影はない。ただ逆側の
線路の向こう、土手の緑を手前に借りて、涼子の勤める病院が朝日に輝いているのが目に入った。それだけだ。
 電車が来る。向き直ると急に気配が消えた。疲れで体が冷えたのだろう。徹夜明けにはよくあることだ。ぷしゅう
という音とともにドアが開き、涼子は空いた席に身を沈めた。きょうは昼過ぎまでは寝よう――。

 夕方、引き継ぎのためにナースセンターを訪れると、後輩の由美が泣き腫らしていた。同僚にわけを聞くと、朝方
院内で自殺があって、偶然その瞬間を見てしまったのだという。亡くなったのは涼子も担当している小林さんだった。
小林さんは五十過ぎの落ち着いた男性で、末期癌のために余命は僅かに二ヶ月、すでに告知も済んでいた。
普段の飄々としたさまは驚くほどだったのに、感情の変化があったのか、あるいは別の理由があったのか。
「由美、気持ちはわかるけど院内ではあることよ。その場に居合わせたってのはご愁傷様だけど――」
「ちがうの。あたし見たのよ。窓の外に背広を着た男が立っていて、小林さんの手を引いたの。本当なのよ」
9732/3 ◆Yb85L9cX0U :2008/04/17(木) 10:30:56
「え?」
「隣の病室からナースコールがあって、なにかがんがん叩く音がするって。それで小林さんの病室にいってみたら、
 パイプ椅子で窓を割って飛び降りるところだったの。そのときいたのよ、窓の外に」
 さすがにこれには少し参った。ここは七階で、窓の外に人のいるはずはない。動転しているにせよ、すでに
半日が経っている。今日は仕事にならなかったに違いない。婦長もほかの同僚もみな言葉少なで、交代が来て
由美を帰せるのを心待ちにしていた様子だった。
「わかったわ。今日はもう帰りなさい。なにか気晴らしでもして忘れるに限るわ。ね」
 由美は不満げだったが、結局シフトが終わる別の看護婦に付き添われて帰っていった。しかし、縊死ではなく
飛び降りとは。個室だから不可能ではないが、普段窓は半分しか開かないようになっているし、よほどのことだ。

 小林さんにはちょっと変わった趣味があった。病室から双眼鏡で街を眺めるのだ。あまり感心できたことではないが、
理由を聞いて誰もが少し同情し、それを咎めだてするものはいなかった。いつか涼子もその話を聞いた。
――あと二ヶ月の命っていわれるとね、さすがに落ち込みます。でもよく考えると、誰にだってそういう時期はあるんです。
気づかないだけでね。君にも、僕にも。人間の命って九十歳まで生きてもせいぜい三万日でしょう。六十日ならその
五百分の一だ。そう考えて街の人混みを見ると落ち着くんです。この中に私より先に死ぬ人が何人もいる。まだ私の
番じゃない。たとえばあの駅、一日に何千人降りるか知りませんが、五千人ならその人達を含めて私は十番手。
死神がその十人を回り終えるまで、私のところには来ないんです。だから私は人を眺めるんですよ。沢山、たくさん。
 また別の日にはこうもいった。僕には死神が見える。あんなに忙しそうにして、ちょっと同情したくなるね、などと。
みな冗談だと思っていたが、そういうときの小林さんの目は妙に冷めていて、もしかしたらその頃には既におかしく
なっていたのかもしれない。
9743/3 ◆Yb85L9cX0U :2008/04/17(木) 10:34:50
 翌日、涼子の使っている駅で線路突き落としの殺人事件があった。犯人は三十絡みの男で、供述によると相手は
誰でもよく、幾日か前から同じ場所で機会を窺っていたとのことだった。ナースセンターは一日その話題で持ちきりになった。
午後から業者がやってきて、一時間とかからずに割れた窓を直して帰っていった。涼子が掃除機をかけに病室に入ると、
そこにはベッドの開いた部屋に独特の、もうずっと前に慣れてしまった、あのなんともいえない寂寥感だけがあった。
涼子は窓から夕日の街を眺めた。ビル群がある、家並みがある、工場がある。小林さんの見ていた風景だ。そしてその
一切を横切って、乗り慣れた線路が右から左に伸びていた。駅。目を細めると、ホームに居並ぶ人々の長い影が何とか
見分けられた。今朝、あそこに死神が立ったのかな――。

 その意味に気づくのに二年かかった。家庭に入り看護婦をやめた今も、涼子は毎年小林さんの墓に花を供えに行く。

 (終)

酷評よろしくお願いいたします。「――」の使いすぎかなという点、説明を絞りすぎかという点が特に気になります。
975名無し物書き@推敲中?:2008/04/17(木) 10:46:13
>>971

すいません、連投の間に携帯の電池が切れて力尽きました;
今までで一番のアドバイスです。見直しはするけどその日に投稿し
てましたね。なるほど。
音の方は、表現力の乏しさを感じます。巧い人の音は本当に効果的
なんですけどね。

失礼して、↓に<2/2> を投稿します。
976名無し物書き@推敲中?:2008/04/17(木) 10:53:14
<2/2>
「ケーンタ」
ケンタ。誰だったろうか。僕はその名前を良く知っている気がした。
「ケンタ、どうしたの、遊びに来たの」
そうだ、ケンタは僕のことじゃないか。そして、
「ああ、ユミか。そうだよ、ユミこそどうしたの」
少女の名前は、自然と口から出た。
「わたしもよ。海が見たくなっちゃってさ」
あははと笑う。彼女は昔から海が好きだった。小さな頃、クラゲに刺されて泣いた彼女の姿を思い出す。
「クラゲがいるかもしれないよ」
僕は忠告する。
「あら、あたしクラゲなんて恐くないわ。せっかくだから、2人で遊ぼうよ」
あれ、僕の思い違いだったかな。彼女は平気で海へ入って行く。どんどん海へ入って行く
。ワンピースが濡れ、腰まで水が来ているのに、構わない。僕もじゃぶじゃぶと追いかけながら言う。
「おい、ユミ、あんまり深いとこまで行くなよ、クラゲがいるぞ」
彼女は笑いながら答える。
「平気よ、クラゲくらい。あなたも早く来てよ」
僕は懸命に後を追う。ばしゃばしゃと音を立てながら、それでもユミが遠ざかって行く。
そして腹まで海水が浸かり、そこから一歩を踏み出した時不意に、どぼん。急に深くなっ
た砂を踏み外し、僕は頭まで浸水してしまう。驚きに、大きな泡を吐いてしまう。焦って
手足をばたつかせるが、一瞬顔を海面に出せるだけで、上手く浮かべない。そうだ、僕は
泳げないんだ、なんて馬鹿なのだろう。苦しくなってきた頭で、そんなことを考える。
「何してるのよケンタ、苦しくなんかないでしょ」
ユミの声が聞こえ、僕ははっとする。そうだった、苦しくないな。手足をばたつかせるの
を止め、身体を楽にする。そうして沈むと、目にはユミと白い泡と透明なクラゲが見えた。ユミは大分遠くまで行っている。
「ユミ、待ってくれよ。僕はそんなに速く泳げないんだ」
僕はユミに頼む。
「あなた、ヒレの使い方も忘れたの。それじゃあ生きてけないわよ。こうやって手を動か
すようにして、こうしてお尻を振って。背中のまでは知らないわ」
ユミに言われた通りに動かすと、すいすいと楽に泳げた。そうだった、僕は魚だったっけ。(未完です――)
977名無し物書き@推敲中?:2008/04/17(木) 11:45:19
>>972-974

自分は投稿する側ですが、やっべ面白い。何度か読んでやっと分かりました。多分。
巧みですね。もしかしたら解釈違いかもしれない。宜しかったら後日種明かしお願いします。
978名無し物書き@推敲中?:2008/04/17(木) 16:09:35
>>972-974
短い作品なのに時間軸がわかりにくい。
冒頭が朝の電車。夜勤明けの帰宅という状態で、一行開けだけで
>夕方、引き継ぎのためにナースセンターを訪れると〜
とつなげると、夜勤前の回想のようにも読める。
ここは端折らずにきちんと埋めたほうがいい。

それと小林さんのくだりがわかりにくい。
>小林さんにはちょっと変わった趣味があった。病室から双眼鏡で街を眺めるのだ。
>あまり感心できたことではないが、 【理由】を聞いて誰もが少し同情し、それを咎め
>だてするものはいなかった。いつか涼子も【その話】を聞いた。
この文章だと、涼子が、誰から何の話を聞いたのかが曖昧となる。
そもそも双眼鏡で街を眺めるのはさほど変わった趣味ではないし、とがめだてする
ような理由もないと思う。
ここは普通に、涼子が双眼鏡をのぞく小林さんに話しかける感じにしたほうが
臨場感が出てわかりやすいはず。
死神のくだりも別の日を持ちだす必要はないので、一つのえぴソーっドにまとめたほうがいい。

翌日のことが回想形式になっているのでリアルタイムで書く。
病院にいながらどういう状況で、殺人事件のことを知ったのか。
どこの窓を修理したのか主語をはぶかない。

オチは自分だけが理解しているようではダメ。
書くならしっかり書くこと。
おそらく身代わりになったとかそういう意味だと思うが、情報不足なので
そのオチまではたどり着けない。
979名無し物書き@推敲中?:2008/04/17(木) 16:56:47
>>977
これって>>972-974面白いか? いや、最後まで読めたから面白いけどさ。
オチに導くまでのぼかし型をコントロールしているだけだぞ。
逆にいうと、ここまでぼかしたら二度、三度とスクロールして読解すると知ってて書いてるんだぞ。
980名無し物書き@推敲中?:2008/04/17(木) 17:21:30
age
981ののの ◆aBV29DJ2H2 :2008/04/17(木) 21:03:47
>>972-974

> 小林さんにはちょっと変わった趣味があった。病室から双眼鏡で街を眺めるのだ。あまり
> 感心できたことではないが、理由を聞いて誰もが少し同情し、それを咎めだてするものは
> いなかった。いつか涼子もその話を聞いた。
982ののの ◆aBV29DJ2H2 :2008/04/17(木) 21:27:48
 すまん、コピペをミスった。

> 小林さんにはちょっと変わった趣味があった。病室から双眼鏡で街を眺めるのだ。あまり
> 感心できたことではないが、理由を聞いて誰もが少し同情し、それを咎めだてするものは
> いなかった。いつか涼子もその話を聞いた。

 この三行で損をしている。>>978も似たことを書いているが、行動が咎められる非常識度は

町を双眼鏡で眺める<自分の死期が近いからといって他の誰かが先に死ぬのを望む

なのだ。もちろん「奇妙だったけれど実は命の恩人だった小林さん」が人の死ぬ順番を数えていても構わないのだが、それを聞いた看護婦たち、ひいては涼子が同情してはいけない。
同情したら看護婦たちも同レベルの非常識人になってしまうのだ。
 もしこのままの内容で書くなら、先に同情しないで
 死神の順番を数えていると聞いて、頭がおかしいのかと思う
→死期が迫っているのだから、悪い考えを起こしてもしかたがないかと同情する
→実は命の恩人だった。
という順番で提示するのはどうだろう。

 あとは、この短い作品で関係ない恋人「浩一」の名前まで出さなくていいかも。
登場人物を実質二人(涼子、小林+見えない死神)まで絞ってみないか。
 最後に、これは私個人の希望なのだけれど、
 原文には、二十五歳の女性は黙っていても男性に命を助けてもらえるという思想が見え隠れしている。
 もしも仮に涼子が八十歳のお掃除おばさんで、ふだん小林さんと「あたしとあんたのどっちが先に死ぬかな?」などと
憎まれ口をたたき合う関係だったならば、私はきっと感動していた。
983名無し物書き@推敲中?
>>979
日本語で OK.